【指導者】哲学入門者のための勉強会【歓迎】

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1考える名無しさん
このスレでは哲学入門者が其の日の読んだ本、勉強した事等を
書き込み、お互いに励ましあう場所です。また
それぞれが個人的な疑問等を書き込み、それに対して
暖かい眼差しで応える場所でもあります。
ですから肩肘張らず、自由に書き込んでください。
2考える名無しさん:03/12/22 22:48

★☆★☆哲学板総合案内所☆★☆★
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/989464446/
住めば都の哲板荘 良スレ発見でドッコイ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1066386273/
■スレッド立てるまでもない質問2@哲学板■
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1065938710/

入門者向け哲学書(思想書)第二巻
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1039972522/
初心者が読むべき哲学の本
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1060428575/
■哲学徒の書店事情@東京■
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1054960360/

学部生の為の希語・羅語の勉強部屋
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1071408320/
3考える名無しさん:03/12/22 23:16
>>2
サンクス
4考える名無しさん:03/12/22 23:46
         ,.. -──- ..,_
        /        \_
      /`'ー─-、-─'''二二__ヽ
     |´ _ニ-‐´ ̄ __   |
      |´  __ニ二..,,,,__ ̄ ̄}
ヽ`'ニ-、_レ' ̄   ‐、 /    ̄ヽ{_,.-‐'´/
 `l  `ヽ'‐'T'‐- _ |  _ -‐-、__/ /! /
  `l,  <.| l____・>‐<・___/ .//  /
   `l、 ヽ|   -‐´ |、`‐-  ./ | / 
    `l_|     lノ    /_,.‐'´
       l'、.  ´ ̄`   /´
      /\___ ,... /、`\
     / __     /´>  )
     (___)   / (_/
      |       /
      |  /\ \
      | /    )  )    
      ∪    (  \
            \_)
5考える名無しさん:03/12/22 23:54
      _、、-、 ,ィ,.
   ,-'゙'`      ^'ィ
   )          ζ
  }    _、-'"~~゙"'ハ. ζ
  j   ,ノ ,,,,,,,,,,j !,,,,,彳
   } /`ミ~(<・>Hく・))
   '} ヾ._    ̄ ,_| ̄|
    ヽ / |  ,-'''ニニ''!|  < なぜベストを尽さないのか?
  _, -‐}  ヽ;i! `二´/
  ⌒ \. `ー--r'ヽ
      ヽ   /
6考える名無しさん:03/12/22 23:58
>>1
乙。
7@文学:03/12/23 00:10
一応カキコしとこう。
20世紀の思想に興味あり、新書、入門書を時々読んでいます。
ニーチェ、ハイデガー、レヴィ=ストロース(っていっても橋爪のみ)、
ドゥルーズなんかを適当に。
それより昔のは、入門書で概観を知っているくらい。
本当に上っ面しか知らないです。
スレの進行によっては顔を出します。
8考える名無しさん:03/12/23 04:05
20世紀の思想の特徴を手っ取り早く学ぶには、
どういうコースが考えられるでしょうか?
9@文学:03/12/23 11:51
とりあえず僕は、ニーチェの新書を読みましたね(永井かな)。
あと、西研の「実存からの冒険」ってやつ。
で、竹田の「現代思想の冒険」とかをざっと読んでから、
木田のハイデガーとか、橋爪の「はじめての構造主義」を読んだ。
あと、浅田の「逃走論」とか、哲学のエッセンスのドゥルーズ。
あくまでも他板住人だから、全く深くないと思うけど(笑)。
でもそういうスレだからいいよね。
10@文学:03/12/23 11:53
読みやすいフロイトについての本って誰か知らないですか?
11考える名無しさん:03/12/23 11:57
フロイトではないけど『ラカンの精神分析』(新宮一成 講談社現代新書)は
読みやすかったよ。
12@文学:03/12/23 12:00
>>11
おお、即レスありがとうです。そうですか。
ある程度フロイトについてフォローして、ラカンを解説してくれて
いるのかな? ちょっと本屋であたってみます。
1311:03/12/23 12:03
>>9
「逃走論」の今村と浅田の対談読んだなら、次は『構造と力』は読んだ方が
いいよ。かなりわかり易くなってると思う。とくに4章なんか。
1411:03/12/23 12:05
>>12
フロイトの説明も結構ある。
15@文学:03/12/23 12:09
まさに読んでいる途中です(笑)。
というか、他の本も平行して読んでいて、浅田の文章に
いちいち引っかかりながら読んでしまっているので
(それなりに楽しんでですが)、なかなか進みません。
まだ一章の途中、更に具体的には75ページです……。
16@文学:03/12/23 12:11
>>14
そうですか。それはすばらしい。探してみます。
17考える名無しさん:03/12/23 12:13
わかりたいあなたのための現代思想・入門 宝島社文庫
小阪 修平 (著), 志賀 隆生 (著), 竹田 青嗣 (著)
って読んだ人いますか?なんかこれごちゃごちゃ
してて読みにくくないですか?

1811:03/12/23 12:13
>>15
それなら社会学板にちょうど『構造と力』スレたってるよ。
けっこう良スレ。
19考える名無しさん:03/12/23 12:16
>>17
かなり昔に読んだことある。色々な人について書いてあるから入門書
としてはいいと思う。その中の誰かに興味を持ったら新書あたり読んで
みたらいいと思う。


20@文学:03/12/23 12:20
>>17
持ってます(笑)。
この系統のやつって(あくまでも自分の場合ですが)、
流し読みする→個々の思想家についての本も読む→もう一度読んでみる
って感じでフィードバックしないと、いまいち網羅的すぎてピンとこない
んですよ。上記の本もそんな感じで、活用はしています。

>>18
見つけました。ありがとうございます。結構伸びてますね。
21考える名無しさん:03/12/23 12:38
社会学板でやろうよ。
22考える名無しさん:03/12/23 13:50
>>17
それ中島義道もイイって言ってる。
『哲学の教科書』の読書案内で
23考える名無しさん:03/12/23 13:51
>>17
それ欲しいんだけど売ってないんだよなー
24考える名無しさん:03/12/23 18:27
哲学初心者だったらブックオフに1000円持っていって、哲学系の100円の本を
10冊買ってとりあえず自分の読み易いものから読んでみるってのはどう?
たぶん新書とか文庫、ハードカバーで売れたやつとかだったら10冊買えると
思うんだけど。手元にたくさん本を置いておいたら暇な時とか結構読もうと
思ったりするし。たくさん売れた本ってやっぱりそれなりの価値があると思うし、
しかもたくさん売れてるから100円にもなり易いし。

哲学の本を読むようになって6、7年くらいになるけど、一冊の本だけ読んで
ほとんどその本の内容を理解するのってかなり難しい・・・。ある程度他の本も
読んでないと。あと一回読んでわからなくても時間が経ったあとで読んだらわかる
ってことも結構ある。本の書かれ方(文体)と自分の相性もあるし。
このスレで今まで出てきた本は全部読んだけど自分的には全部おすすめ。
2524:03/12/23 18:41
ごめん。もう一つだけかかせて。Googleで例えば、哲学入門・PDF、とかの
キーワードで検索したら色々大学の講義用に書かれたりしたものとか論文とかが
ダウンロードできるよ(たくさんある)。興味のある哲学者の名前とか、〜学(例えば現象学とか)
の後にPDFといれたら見つけることができる。画面見ながら読むのは疲れるから
プリンタ持ってたらいいんだけど。
26考える名無しさん:03/12/24 00:19
>>24
へえー、こんな方法あったんですねえ。
非常に参考になりました。
あと、これまでどんな本読んできましたか?
参考に聞かせていただければ。
27考える名無しさん:03/12/24 00:25
24さんの方法を早速実行してみたらこのような
サイトをみつけました。
ttp://lab.phsc.jp/
なかなかよさげではないでしょうか?
28:03/12/24 00:36
>>27
なんかすごそ〜だな。
英語が読めるならここはかなりおすすめ。カント、ウィトゲンシュタイン、
プラトン、ヒューム、マルクス等などがダウンロードできる。文学もあり。
ttp;//www.ibiblio.org/gutenberg/index.shtml
上のほうのFind an Ebookから入る。

俺も24の方法で論理学入門と現象学おとした。
29考える名無しさん:03/12/24 13:06
自分は、今道友信『西洋哲学史』講談社学術文庫、1987年
が初心者に読んだ頃の本として記憶に残ってる。
全く哲学に知識が無い頃は、まず教科書的な理解を目指した
ほうが良いと思う。早い時期に現代哲学に手をつけるとやけどすると思う。.
30考える名無しさん:03/12/24 15:24
>>早い時期に現代哲学に手をつけるとやけどすると思う。
何故ですか?
31考える名無しさん:03/12/24 15:36
>>30
基本がないのに応用をやってもしっかり理解できないということ。
例えばいきなりデリダとか読んでも、何が問題になってるか理解できないと思う。
それで哲学を分けわかんないって投げちゃう。
あるいは言葉だけ分った気になってかぶれちゃうこともある。
自分の経験だけで言うから優秀な人はその限りではないけどね。
32考える名無しさん:03/12/24 23:37
>>31
確かにそういう部分は大いにあると思うが、しかし哲学入門者に対し
いきなり西洋哲学史の様な硬い本を読ませたら
哲学に対する興味をすぐに失ってしまう。
だから最初は自分の読みたいものから読んでいくのが
一番だと思うね。それから理解出来ない物を理解するために
さらに高度な本を読んでいくとかね。
まあ、31さんの発言は言ってみれば子供に対して
いきなりスパルタ塾に行かせるお受験ママって感じだな。
33考える名無しさん:03/12/25 08:45
>>32
>しかし哲学入門者に対し
>いきなり西洋哲学史の様な硬い本を読ませたら
>哲学に対する興味をすぐに失ってしまう。
確かに。それ系の本はほとんど面白くないしね。
両方やるといいんじゃないかな?
34考える名無しさん:03/12/25 21:54
とりあえず気になったのから読むしかない
35@文学:03/12/25 22:20
このスレで思い出し、
「わかりたいあなたのための現代思想・入門」 宝島社文庫
を再読しています。
この本のパート2やパート4は、そのテーマの通史的な紹介をしてから、
個々の思想家の紹介、という流れになっていますね。
通史的な紹介については、とりあえずあまりこだわらずに読んで、
個々の思想家の紹介を読んだ後にもう一度立ち戻る、っていう読み方も
ありなんじゃないでしょうか。
36@文学:03/12/25 22:21
近いうちにラカンの新書、買おうかなと思っています。
37考える名無しさん:03/12/25 22:25
おい おまいら!!!
38考える名無しさん:03/12/25 22:26
つまりだね
今回のコミニケーション教育はだ
正しいセックスにおける精神状態のレクチャーだね
マグロじゃ駄目だからしっかりしばいたりしばかれたりしなさいと
なるほど・・・
近未来的性教育 恐るべし・・・・
39考える名無しさん:03/12/25 22:27
F。
40考える名無しさん:03/12/25 22:28
一言で言うとだ
哲学とはセックスである!!(ドーン!)
締めの言葉はこれでよろしいでしょうか
41考える名無しさん:03/12/25 22:32
セックスで考えるとだ
殺されなければならないという言葉から察するに
セックスする時には相手が死ぬ(失神)までセックスせよ!
なるほど・・・ 深い・・・
俺が浅はかだった・・・
セックスは殺すまでやれというテーゼだったのだ・・・・
42考える名無しさん:03/12/25 22:34
すっするどい!
43考える名無しさん:03/12/25 22:34
きっとネッチこいのやるんだろうなぁ・・・・
みんな本当に好きものだね
44考える名無しさん:03/12/25 22:35
やはりな・・・
良い勉強になった・・・
恐るべし・・・・哲学
でかい・・・
45考える名無しさん:03/12/25 22:36
入門書をいくつか挙げてみる。

竹田青嗣『自分を知るための 哲学入門』
小阪修平『イラスト西洋哲学史』
田中美知太郎『哲学談義とその逸脱』
谷川徹三『哲学入門』

こんなところが思い浮かんだ
46考える名無しさん:03/12/25 22:37
殺すぜ〜!
47考える名無しさん:03/12/25 22:37
なぜ?
48考える名無しさん:03/12/25 22:56
名付けるなら失神哲学!
49@文学:03/12/27 00:02
そういえば僕は、まともにマルクスを読んでいません。
「現代思想の冒険者たち00」現代思想の源流
マルクス ニーチェ フロイト フッサール、を読んだ人います?
50考える名無しさん:03/12/27 03:29
読んだよ。
51山岳部員:03/12/27 11:36
はじめまして。
僕は哲学科を目指す受験生なんですが、ここ半年すっかり自分に自信が無くなってしまい
(まあ以前が自意識過剰だったんですが)それに伴って、読書量、文章力、思考力の全てが
減退してしまいました。
 この状態を脱するのにはどのようにすればよいでしょうか。
52考える名無しさん:03/12/27 17:44
>>49
このシリーズ全体に言えることだけど、
被紹介者の簡便な見取り図を得るのには不向きと思われ。
紹介者(00ならば、今村・三島・鷲田・野家)
(がどんな読み方をしているのか)に関心のある人向きかな。

マルクスなら、先ずは『ドイデ』以後の作品をまず読んでみれば。
53考える名無しさん:03/12/29 22:05
>>52
でも、いきなり原書は無理そうなので
マルクスについての解説書を教えてもらいたいのですが
何がいいですか?
54@文学:04/01/04 21:17
>>52
うーん、まあ解説書なら、どうしたって紹介者の読みが混じることは
避けられないですよね。

そういえば一つ、是非先達に聞きたいと思っていたことがありました。
それは、いわゆる「名訳」です。
この本の、誰の訳はすばらしい、というものを、是非教えてください。

ちなみに、これは哲学書とはいえないかも知れませんが、
『悲しき熱帯』 川田順造 中公クラシック は、良い訳だと思っています。
55@文学:04/01/04 21:18
名解説書についても、もちろんお勧めあればカキコお願いします。
56考える名無しさん:04/01/04 21:30
岩波文庫だとプラトン、デカルトなんかは良訳っていわれてるね。
57Alice:04/01/05 10:27
キェルケゴールの死に至る病が理解できません!個人的に…;
58考える名無しさん:04/01/05 10:50
哲学なのか・・。
<塗仏の宴>、はお勧めですね。

すごい初歩かもしれませんが・・
59考える名無しさん:04/01/05 22:29
>>53
『思想読本A マルクス 今村仁司 編』なんてどうですか?
2000円だし。

60考える名無しさん:04/01/05 22:36
>>54
河野與一のライプニッツやベルクソンの翻訳(ともに岩波文庫)が良い。
もちろん注釈と解説も良いと思います。
でもライプニッツの方は今のところ品切れ&旧字体なのが残念。
61@文学:04/01/05 23:58
>>56
藤沢令夫さんって人が、プラトンの主な訳者みたいですね。

>>57
実は未読です。

>>58
京極夏彦ですか……。まだ読んだこと無いですね。

>>59
ttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4878933909.html
ですね、ちょっと探してみます。

>>60
『思想と動くもの』 ベルクソン著 河野与一訳 岩波文庫 \800
を、グーグルで見つけましたけど、この人でしょうか?
62考える名無しさん:04/01/06 00:11
>>61 ですね。与一 = 與一
6359及び60:04/01/06 00:34
>>61
そうです。同じ人です。『思想と動くもの』は最初たしか4分冊だったはずですが、
それらを1冊にまとめた上で、新字体に直し、解説は木田元氏が新たに書いたものです。
ご存知かもしれませんが、
訳者の河野与一のエッセイ集(『学問の曲り角』)も岩波文庫の緑で出てます。
64あげぞ:04/01/06 08:35
何はともあれ、最初はとりあえずプラトンだと思います。
プラトン抜きにギリシャ哲学は語れないし、
ギリシャ哲学抜きに西洋哲学は語れない。

プラトンの文章は比較的平易ですし、
普遍的なものへの哲学的傾向みたいなものを感じ取れると思います。
「〜とは何か?」っていう問いの形式そのもの、
哲学の基本的態度が分かるんじゃないかと。

一方で現代思想は、普遍に対するアンチテーゼみたいなものですから、
まずは先に普遍的なものを求めると、どんなことになるか、
ってことを経験するのが良いんじゃないかと思います。
65考える名無しさん:04/01/07 02:09
古代ギリシア哲学についての解説書なら、
斉藤忍随さんの本がおもしろいと思います。
66考える名無しさん:04/01/07 11:11
いきなり質問でスマソ。
いったい、ロゴス・ゼロって何なんでしょうか?
ググってみても分からんでした。
これが分からないとレポートも書けない…(´・ω・`)

ロゴス=神の言葉
ゼロ=無

…なのだろうか?
ロゴス・プルーラルについても知っていたら教えて下さい。
67考える名無しさん:04/01/07 11:15
ロゴス 言葉。また、言葉を媒介として表現される理性。また理性の
    働き。
    ギリシャ哲学で、宇宙の真理、理法。
 
    だって。(神の)は抜いたら?
68考える名無しさん:04/01/07 11:17
プルーラル
たぶんだけど、証明のことじゃないかな?間違ってたらスマソ。
69考える名無しさん:04/01/07 11:18
66の質問のしかたが悪すぎると思うね。
70考える名無しさん:04/01/07 11:20
>>67
gooで調べてみたら、そんな感じでした。
「神の」はググって調べたんですが、無くてもいいみたいですね。

>>68
なるほど。言葉の証明ってことですかね?ありがとうございます。

>>69
質問ベタでスマソ。
71考える名無しさん:04/01/07 11:24
人間の理性の証明じゃないかな?
72考える名無しさん:04/01/07 11:45
>>66
先生流の言い回しで、授業で出たんでは?
同じ授業に出席してる知人に聞いてみたら。
73考える名無しさん:04/01/07 11:46
ロゴスはもともと(議論や口論のような)言葉。
転じて、論理→理性や世界の法則。
74考える名無しさん:04/01/07 11:58
>>72
これだけ調べても無い、ということは
やはり先生流みたいですね…。この授業に知人はいないんで苦労しそうです(´▽`;

>>73
哲学、キリスト教などによって意味合いが違うみたいですね。
情報ありがd。
75考える名無しさん:04/01/07 18:09
>>66
何についての講義か、どんな文脈で出てきたか書いたほうが良いね。
76考える名無しさん:04/01/08 18:47
アゲ
77考える名無しさん:04/01/08 19:10
/ <先生!哲学ってなんですか?(既出1マソ回目ぐらい?)
78考える名無しさん:04/01/08 19:20
どなたか、ルネ・デカルト著「方法叙説」の内容を順を追って説明して
頂けませんか?
79考える名無しさん:04/01/08 19:57
>>78
何で?自分で買ったほうがいいと思うけど。
80考える名無しさん:04/01/08 19:58
>>78
なんのために?
81考える名無しさん:04/01/08 20:33
>>78
自分で読まなきゃ意味ないよ。
教えない。
82考える名無しさん:04/01/10 12:31
文化現象における美とは何を意味するのでしょうか?
文化の決定的な定義がわからないので悩んでます。
83考える名無しさん:04/01/10 13:37
>>82
決定的な定義ってどういう事?例えば何?
よくわからないよ
84考える名無しさん:04/01/10 14:32
>>78
デカルト自身の要約が序(岩波文庫ならP.7)に書いてある。。立ち読みせれ。
岩波文庫の訳は日本語は読みやすいが、訳語が不統一なので買うのはお勧めしない。
85考える名無しさん:04/01/10 15:07
>>78
そんなに分厚くないし、平易なことばで書かれているから、自分で元本を
読めば?
86考える名無しさん:04/01/10 15:11
キルケゴールの「現代の批判」ほ読みやすいな。岩波文庫でね。
でもさ、19世紀中ごろの著者が「現代」とよいんだものを
今の人はなんて呼んだらいいのかしらね。
フランス革命の時代と「現代」を比較して、情熱が許されなくて
反省のはびこる「現代」の水平化の事書いてるけど、
傑出物はそれゆえに認められない時代の精神のあり方はやっぱり難しいわね。
ニーチェのルサンチマンとも似てるわね。
でも、こういう思考が一つのパタ−ンとして完全に定着するまで1世紀か
1世紀半かかるのかしら。
とすると、21世紀の現代を射抜く本て、私たちにはちんぷんかんぷんのはずね。
87考える名無しさん:04/01/10 15:26
デカルトはめーせきだからちょーわかりやすーいみたいな?
88考える名無しさん:04/01/12 01:12
イデアの例で、よく三角形のイデアが出されるじゃないですか。
紙とかに書かれた三角形は三角形のイデアとは異なるって。
その考えでいくと、イデアって永遠に手に入らないもの、って事になっちゃいませんか?
こんな馬鹿な私に誰か救いの手を差し伸べてくださいまし・・・
89考える名無しさん:04/01/12 01:12
イデア=理念だぞ。手に入らないんじゃないの?
90考える名無しさん:04/01/12 01:22
>>88
実は既に手に入れてるんです。
手に入れてるから「紙に書いた三角形」を擬似的な三角形として扱えるんです。
パイドンやメノン参照。
9188:04/01/12 01:23
即レス感謝です!
手に入らない理念って事は、その理念に基づく行動をしてるつもりでも、
完全に忠実な行動は出来ないんですかね?
9288:04/01/12 01:26
91は>>89です。
>>90
なるほど。イデアを手に入れててもそれを表現する事は無理なのでしょうか?
93考える名無しさん:04/01/12 01:37
>>92
表現する、と言うのが何を意味しているのかわかりづらいけれども
対話法がプラトンの考えていた方法(と言うより、対話法からイデアと言うアイデアを思いついた)。
「××とは何か」の仮説を出す→問題点を探す→見つかって却下する→新しく仮説を出し直す。
これによって、イデアを思い出していくと言う方法。
国家、など参照。

具体的には分割法と言う方法を、使っていた可能性が高い。
例えば、人間であれば、動物+二足歩行みたいな単純概念の組み合わせで表現する。
テアイテトスやソピステスを参照。
9488:04/01/12 01:51
>>93
分かり難い愚問に答えていただいて大感謝です!
紹介された文献にチャレンジしてみます。
また分からないところがあった際に、教えていただけたら幸いです。
有難う御座いました。
95考える名無しさん:04/01/25 19:28
あげ
96あぼーん:あぼーん
あぼーん
97考える名無しさん:04/01/25 20:14
古今東西の哲学を最大公約数的に分析すると何か一貫した
シンプルな概念が得られるでしょうか。
98考える名無しさん:04/01/25 22:33
皆さん、最近何か読んでますか?
99考える名無しさん:04/01/25 22:36
ヤスパース『哲学の世界史序論』
100考える名無しさん:04/01/25 23:07
14歳からの哲学を読んでる。 今21歳だけど、14歳の頃はこんなことばかり考えてたことを思い出して、とても懐かしくなった。 最初のほうは分かりにくいけど、読み進めていくうちに
101考える名無しさん:04/01/26 09:36
>>97
シンプルな概念はない。ってことが解る。
有象無象の哲学者が、好き勝手に自分の考えを並べ立てて
大衆受けしたものが現代に受け継がれているわけ。
そもそも、哲学がいかなる学問かって事にかえってみたら?
哲学に定型的な、概念が生まれたら
それは、もはや哲学ではなくなるのですよ。
哲学に答えはない。したがって、哲学のレポートで落第点を
とることは、思考停止した長ったらしい文を書かない限り
あってはならない。
102考える名無しさん:04/01/26 15:37
>哲学に定型的な、概念が生まれたら
>それは、もはや哲学ではなくなるのですよ。
勝手に決めるな。
103考える名無しさん:04/01/28 23:02
最近哲学の本を読んでいて
本当に痛感させられるのは単語の重要性です。
いかに、哲学が日本語で書かれていると言っても
その哲「学」特有の単語を知らないことには
理解する事もままならないと思いました。
そこで哲学専門の辞書を買おうと思うのですが
何が良いでしょう?お勧めの物があったら
教えてください。ちなみに現在読んでいるのが
「存在論的、郵便的」です。なんか平易な文章で書かれているらしい
のですが、初心者の僕にとっては非常に難解に感じられます。
104考える名無しさん:04/01/28 23:21
>>103
初心者でいきなり『存在論的、郵便的』は辛いよ…
読み手側に、哲学史・現代思想(特に構造主義・ポスト構造主義あたり)あたりの知識は
当然持ってるものと想定して書かれてるから。
105考える名無しさん:04/01/28 23:22
>>103
俺は講談社現代新書の『現代哲学事典』(¥1,300)と『現代思想を読む事典』(¥1,800)を
手元に置いてる。金があったら岩波の『哲学・思想事典』(¥14,000)が欲しかった。
でかい本屋か図書館で色々見比べてみたら?
106考える名無しさん:04/01/28 23:28
>>103
それと哲学史の本も1冊は持っておきたい。
http://fondovo.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/up/img-box/img20031107010950.txt
この辺を参考に。

あとデリダの基礎知識としては
高橋哲哉『現代思想の冒険者たちSelect デリダ』(講談社)がおすすめ。
107103:04/01/28 23:41
皆さん、レス有難う御座います。
とりあえず初心者と書きましたが、
これまでに
寝ながら学べる構造主義
わかりたいあなたのための現代思想入門
構造と力 逃走論
等初心者向けの本を読んできました。
また哲学史関係の本では
今道氏のと岩崎氏を一応持っています。
>>104>>106
明日にでも本屋に行って覗いてみます。


108104:04/01/28 23:41
あ、構造主義・ポスト構造主義って言ったのはちょっと適切じゃないかも。
巻末の索引見たら、多かった人名は

ハイデガー、フッサール、フロイト、ラカン、ドゥルーズ=ガタリ、
柄谷行人、クリプキ、ゲーデル、ジジェク

あたりだった。
109103:04/01/29 21:38
昨日の続きで思ったんですが、
一概に哲学書といってもそれは専門書であって
独学する者にとってはやはり
入門書から入るのが好ましいわけですが、
一人で読んでいるとどういう順序で読んでいけば分かりやすいかとか、
これを読むためにはこの本を読んでおけば
ある程度の理解が得られるというのがよく分からないわけです。
これは独学する者にとって大きな枷になります。
こういうのはどうすれば良いでしょうか?
110考える名無しさん:04/01/29 21:46
>>109
んー、必ずしも入門書から入るのがいいとは限りませんよ。
結局のところ哲学ってのは原典の哲学書(邦訳でいいですが)にあたらなければどうしようもないわけで、
入門書ないしは参考書ってのはそれに向かううえでのガイドに過ぎないわけですし。

原典を読みつつ、困ったらその都度
関連スレで役に立つ参考書・研究書を訊けばいいんじゃないですかね?
http://fondovo.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/up/img-box/img20031107010950.txt
↑おもな本のリストはここにも挙がってますけど。
111103:04/01/29 21:57
>>110
うーん、そうは言っても良くわからない者を
良くわからないまま読んでいるってことが
多いんですよね。そうするとかなり時間を無駄にする事にもなるし
最初からフローチャートみたいのがあって
それにそって読んでいけば最低限分かるみたいのが
あると便利だなと思ったんです。なんか発想が
哲学的ではないんですけど。
112突破モニ。:04/01/29 22:02
賛成
113考える名無しさん:04/01/29 22:04
>>111の言うとおり。
入門書といえども、膨大な研究の蓄積の上にあるわけだからこれを
利用しない手はない。
いきなり読んだって挫折するか、救いようが無いDQN解釈するかで
しょ、大体は。
114突破モニ。:04/01/29 22:07
上滑りはなんとしても避けたいべ!
115考える名無しさん:04/01/29 22:14
>>111
でも>>107見る限り、『わかりたいあなたのための現代思想入門』とか
『構造と力』とか今道西洋哲学史とか、そういう哲学史的な本は読んでるじゃないですか。
あとは原典に向かうべきだと思いますけどねぇ。

最近は入手困難になってしまってますが、『世界の名著』(中央公論新社)で原典にあたるのはどうでしょう?
思想家別に単行本になってて、はじめにその思想家の生涯・思想の概要がまとめられてて、
そのあとにおもな原典が入ってます。
古本屋で手に入ることもありますし、新刊でも一部はまだ辛うじて手に入ります。
図書館に入ってることも多いので、試しに見てみては。

あと、講談社からも以前『人類の知的遺産』という『世界の名著』に似たシリーズを出してました。
(『世界の名著』が原典を一つ丸ごと収めてることが多いのに対し、こちらはいくつかの原典からの抄訳ですが)
そのうちいくつかが講談社学術文庫に再録されてるので、それを見てみるのも取っ掛かりとしてはいいのでは。
(プラトン、トマス=アクィナス、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ベルクソン、ウィトゲンシュタインなどが出てたはず)

あと現代思想への手引きならなら講談社の『現代思想の冒険者たち』が現代のおもな思想家を扱ってますが、
最近は入手しづらいかな。(著者によってかなり出来にバラつきがあるけど)
116考える名無しさん:04/01/29 22:25
>>115
講談社の『現代思想の冒険者たち』ってどれの出来が良くてどれが駄目だと思います?
本棚に 29冊分ありますが、確かに、ぱっとしないのもあった気が・・
117考える名無しさん:04/01/29 22:27
>>116
現代思想の冒険者たちしりーず
http://academy.2ch.net/philo/kako/1004/10044/1004457342.html
118突破モニ。:04/01/29 22:31
哲学辞典は何がいい?
私は、岩波『哲学小辞典』がコンパクトでいいと思う。
>>117
thx
120考える名無しさん:04/01/29 22:32
はじめまして
僕はズルズルと哲学の本を読んできちゃったですが、大森荘蔵氏の『流れとよどみ』は面白く読めてよかった
121考える名無しさん:04/01/29 22:55
>>111
>良くわからないまま読んでいる
一回読んで、全て理解できる人なんて、ごくごくわずかですよ。
何日も何週間もかけるつもりで、取組まれてはいかかでしょうか?
それでこそ、「独学」でしょう。
「すぐに理解できなければならない」などという強迫観念に取りつかれないように。
何年かけてでもいいやぐらいの気構えが大事でしょう。

上で述べられているように、プラトンそしてアリストテレスから入るべきだと思いますよ。
デカルトから入るべきではありません。あしからず。
122考える名無しさん:04/01/29 23:02
「哲学の競走で勝つ者は、一番ゆっくり走れる者、つまりゴールに一番最後に到達する者だ。」
(ウィトゲンシュタイン『反哲学的断章』より)
123考える名無しさん:04/01/29 23:31
>>121
言っている事には非常に賛成ですが僕の言っている事と多少ずれてます。
僕が言ってるのは、例えばいきなり中学生が純粋理性批判を読むなんて
無理な話で、やはり最初はもっと簡単な入門書から読み始め、
歴史や背景を知ってからそれから原典にあたれば、より
分かりやすく、それでも分からない部分は多々あるとしても
いきなり原点を読むよりは断然有益であるんではないか、と云う事です。
これは極論ですが、デリダについてあいまいな知識しかなく、
その背景もほとんどつかんでない人間が
いきなり存在論敵、郵便的を読むのと同じですね。
そういう時に最初から現代思想の冒険者達という本を読んでから
読むと分かりやすい、というのをはじめから知っていたら無駄に
時間を掛けずに読み進める事ができると思うんです。
それと、独学者というのは非常に不安なんですね。これを読めないのは
俺の頭が悪いからだ、とかホントに俺はこの本を読みきれるんだろうか、
とか。そういうときに大まかなフローチャートが
あれば安心して独習できると思うんです。
124考える名無しさん:04/01/29 23:40
>そういうときに大まかなフローチャートがあれば安心して独習できると思うんです。

そんなのがあったら、俺が教えてもらいたいくらいだ(w
125考える名無しさん:04/01/29 23:59
>>123
>無駄に時間を掛けずに読み進める事ができる
こういう発想にすごーーーく疑問を感じてしまうんだな。
哲学を「独学」で学ぶこと自体、無駄に時間を費やしているとも言えるわけだし。
いろんな試行錯誤を経て、自分なりの解釈に辿り着けるんじゃないかな。
結果的にそれは単なる独我論にすぎないかもしれないけど、そんな「リスク」は
独学なら背負って当然でしょう。
効率性や学問的な正当性なんかにこだわる必要ないと思うけど、独学ならば。
試験があるわけでもないんだから。

>独学者というのは非常に不安
独学に不安が付き纏うというのも変な話。

君の不安は「書物に対する恐怖心」に由来するんじゃないかな?
もし、そうならば、やはり「何回も読め」としか言いようが無い。。。
1回目読んだときにはわからなかったことが2回目にはわかるというように、
理解が進み、そうやって一人の哲学者の考え方がわかると、その次の哲学者
の理解がさらに早くなり・・・
注釈書や参考書片手に読むと、リズムが悪くなり、理解が悪くなるので、
わからないところはすっ飛ばして、全体を意識しながらとりあえず読み終えましょう。

はずしてたらゴメン。

126しろうと ◆AUSirOutoE :04/01/30 00:00
>>123
『存在論的、郵便的』なんですけど…むしろ逆にデリダのフローチャートになりますよ。
あの本を読んで問題意識を養ってからデリダを読むのは結構有益だと思います。
硬い本をじっくり読む習慣さえあればあの一冊だけである程度分かるようになってますよ。
127考える名無しさん:04/01/30 00:07
まあ歴史的コンテクストを全く無視して読むってわけにはいかないだろうけどね。
そういう意味では、『世界の名著』シリーズとかはうまく出来た本だと思う。
128考える名無しさん:04/01/30 00:57
>>121>>125に同意。

難しくて時間がかかったことも、
哲学書を読む上では、仕方がないことだと思う。
理由は単純、ほんとうに難しいんだから。
一度に全部理解できていたら、入門書も解説書も注釈書も、
何より研究者も生まれているわけない。
難しいものは、やっぱ、難しい。
みんな(プロでも)、読めずに投げてしまった本なんて
たくさんある。ご安心あれ。
(関心が合う/合わないってこともあるが)

確かに、歴史的-思想史的背景がないと意味不明な箇所が
多々あるのは事実だが、多くの本の場合、
訳注・解説が補足されていたりするし、
また、往々にして、そうした背景に依存する箇所ってのは、
分からんで読み飛ばしても、大きな影響はない。
もちろん、1〜2冊くらい入門書を読んでおくのも
決して悪いことではない。漏れも、それはやる。
でも、入門書をウン冊読んでも、原著を読んだことにはならないし。

というわけで、時間がかかっても、難しくても、
どれか読んでみたい本を一冊選んで、じっくり読んでみる
ことを漏れもお勧めする。がんがれ。
129考える名無しさん:04/01/30 01:43
というか、哲学において「入門書」と「専門書」の区別はとてつもなく曖昧なわけだが。
入門書って言うか、哲学者解説書ってことなら、原典を先に読んだ方が解説書がわかりやすかったりするような解説書も多い。
ってか、哲学者の解説という形で実は自分の哲学を語ってる本多すぎ。
130考える名無しさん:04/01/30 03:00
>>129
禿げしく同意
特に現象学関係のものは、「現象学入門」といった本よりも、フッサール自身の書いた
ものを読んだ方が分かりやすかったりする。
131あげぞ:04/01/30 06:59
私見ですが、哲学とは本質的に答えの出ていないものについて考えることですので、
他人の本を参考にしながら自力で頑張らないと意味がありません。
効率とか考えないほうがいいです。
余りにも整理・要約されたものは単に「情報」として入ってくるだけで、「知識」になることはありません。

ということで前にも書いたのですが王道はプラトンからだと思います。
プラトンの哲学には予備知識の必要な難しい概念は出てきません。
デカルトはスコラ哲学を経由してからのほうがマシです。
いきなり「延長」とか「動物精気」とか言われても「あぼーん」となるだけです。
デリダなどはもっての他。

ただし、プラトンを読んでも興味が湧かないということはあるでしょう。
つまり、哲学が「誰かが与えてくれるもの」だと思っている人にはプラトンは掠らないかもしれません。
哲学とは本来「潜在的に自分の中にすでに持っている問題意識」を扱うことなのですが、
そういう問題意識を持たない人にはチンプンカンプンだと思います。
で、じゃあどんな問題があるかというと適当に分類すると以下のようなカンジです。
132あげぞ:04/01/30 07:01
●哲学の根本問題1【世界観について】
「私とは何か?」「人間とは何か?」「宇宙自然世界とは何か?」「神とは何か?」

ロックの人格論、実存主義、ヒューマニズム一般、キリスト教神学による人間定義、
科学主義、客観主義、実証主義、スピノザあたりの汎神論、スコラ哲学あたりかと思いますが、
とりあえずを永井均のウィトゲンシュタイン入門とか、
あとは、普遍と個物の関係についてはネオプラトニズム関係、
井筒俊彦の『イスラーム思想史』もおもろいです。

●哲学の根本問題2【人間の世界への関わり方について】
物事が「存在する」とはどういうことか?
物事を「認識する」とはどういうことか?

ハイデガー、存在・実在・存在者の区別、デカルト、カント、ドイツ観念論、
現象学、論理実証主義、素朴実在論、独我論などですが、
とりあえず古東哲明の講談社メチエ新書とか岩崎武雄のカント本あたりでどうでしょうか?
133あげぞ:04/01/30 07:02
●哲学の根本問題3【これ以上分析・還元できない概念について】
「正義とは何か?」「善悪とは何か?」「一とは何か?」「無限とは何か?」
「価値とは何か?」「真理とは何か?」「美とは何か?」など

法哲学、倫理学、美学、神学などの領域にまたがりますが、
とりあえず黒田亘の『行為と規範』なんかがてっとり早いのではないかと思います。
興味があったらストア派とかボエティウスとか読んでみてはいかがでしょうか?

●哲学の根本問題4【人間の思考方法の限界について】
「固体性と連続性」「絶対化と相対化」「実在論と唯名論」
「言語論的制約」「論理学」「弁証法」「中心化と脱中心化」など

イデア論とベルクソン的持続の対立点、ヘーゲル、構造主義、現代思想など多数ありますけど、
とりあえずニーチェとか読まないで、
飯田隆の『言語哲学大全T』とか読んでみてはいかがでしょうか?
134あげぞ:04/01/30 07:04
ということで、適当に4つに分けてみましたけど、こんなのは私の便宜上の分類に過ぎないのであって、
結局は人それぞれが自分の問題に即して、哲学的問題を分類していくのだと思います。
近代哲学の分類はヴォルフあたりに由来しますが、
最初に分類分けしたのはアリストテレスですので、やはり凄い人で、
アリストテレスを全部読めばだいたいの哲学的問題は分かります。
凄い哲学者というのはあらゆる問題を関連させながら体系化してしまいます。
ライプニッツもそうですが、構築された哲学の美しさというものもときとして評価の対象になります。

ということで、まずは誰かの本を通読したり、哲学史の本を最初から最後まで読んで全体を見渡すよりは、
例えば「善いとは何か?」って問題を1つに絞って、それについていろんな哲学者がなんて言ってるのか、
自分で調べるのがベストだと思います。
で、自分なりの答えが出たら、全体に戻ります。
そういう部分と全体との言ったり来たりすること、これを「解釈学的循環」と言いますが、
これがとても重要です。
ともかく思考のプロセスが重要ですので、繰り返し言いますが他人に頼ることはやめましょう。
135考える名無しさん:04/02/03 00:51
良スレ上げ。
136考える名無しさん:04/02/09 01:05
4月に備えて。
137名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/09 01:12
読むべき本の膨大さに気付いて挫折しちゃいました。
138考える名無しさん:04/02/09 01:21
>>137
大哲学者の主著には大抵、哲学上の根本問題が扱われていると思いますので、
入門書を数冊読んだら、これと決めて精進するのが良いと思うんです。
139名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/09 02:21
>>137
入門書も、結構転がってるんですよ。
カント読むだけでも一生かかりそうなのに
ヘーゲル加えたら生まれ変わらなければならんですよ。
アリストテレスやプラトンも待機してるし
フッサールやハイデガー、ショーペンハウエルにニーチェ
ウィトゲンシュタイン、デリダにドゥルーズ
名前覚えるだけで頭パンクしちゃいます。
140 :04/02/09 02:26
哲学とは自分の経験を生かし
答えを出してこその哲学ではないでしょうか?
私は書を読んでるつもりで書に読まれることが
一番怖い。
141名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/09 02:29
>>140
本を読む目的に、自分と同じような考えが既出でないかを確認する
ってのもあるんじゃない。
142考える名無しさん:04/02/09 02:34
>>139
あまり気にしなくていいと思うよ。
読む前は、その膨大な量に圧倒されるけど、
読み始めたら自分の関心が絞れてくるから、
大した事ない。研究者でないならば。
一番まずいのは、読む前にあきらめること。
何でもいいから、とにかくページをめくってみたら?
143 :04/02/09 02:35
>>141
ええまぁそれはそうなんですけどね。
なんか本の内容を丸写ししたようなレスばかりが
目立ってるようなので、それもどうなのかな?と
思ってしまいまして。
本を読むことを否定してるつもりはなかったんですよ。
すみませんね変なレス付けちゃって。
144名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/09 02:36
>>142
無念にも、読み齧られた書籍の群れが部屋に転がっております。
145考える名無しさん:04/02/09 02:38
>>143
丸写しはないでしょ。
やってみたらわかるけど、ハイデガーやフッサールはレジュメ作るだけでも
大変なんだよ。それに、それ自体を最終目的にしてる人はいないと思う。
哲学的思考を養うためのひとつの手段のつもりなんじゃない?
146考える名無しさん:04/02/09 02:40
>>144
まあ、人と同じで出会いの時期ってのはあるよね。
それを待つしかないと思う。
大学とかで無理やり読ませられない限り。
147名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/09 02:43
>>143
いや、別に謝ることはないですぞ。
自分を含め凡人には、本の丸写しか、拙い自説を披露するしかないでな。
まあ、よく読み、咀嚼し、自分の言葉で語るのが一番だが
なかなかできない理想の姿だ。
148e1:04/02/09 03:17
この手の入門の議論は、過去にいくらでも出てきたけど、前のカキコにもあった
とおり、いわゆる現代思想と哲学とは切り離して扱ったほうがよいと思います。
いくつかの問題はあるにせよ、簡単に現代思想を脱形而上学・脱超越論の思想
と捉えて、哲学を形而上学・超越論とすれば、まずは、伝統的形而上学の体系
をしっかり理解することが重要になると思います。プラトンとアリストテレス
から始まって、トマスやスコトゥスまでのスコラの体系ですね。
この前提が正しいとすれば、入門書ではなく、伝統的形而上学については、カ
トリック教会公認の教科書が存在しているはずですから、これを「大まかなフロ
ーチャート」として活用することは可能でありますし、且つ大変有意義だと思います。
これには2つの理由があって、1.近代哲学はその出発の時点で、伝統的形而上
学を忘却してしまった。2.この反省にたって、中世哲学の再評価が現在進めら
れているためです。
近代哲学を含めた現代思想から出発することが、すでにアクチュアルであると
いうことではなく、逆に現代思想こそが批判されるべきであるというのもまた
極めてアクチュアルなテーマでもあるからです。
149名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/09 03:27
>>148
それ読むと、日本人が哲学に興味持つのは
欧米人が武士道や禅に興味持つのと同じに思えてきた。
150考える名無しさん:04/02/09 20:42
そうねぇ。哲学(形而上学)が西欧の伝統(特に宗教)に
深く根付いて成立しているものであるのなら、
「そういった伝統を持たない日本人が哲学をする意味は?」
っていう問いはどうしてもついてまわることになるのよな。
これは日本で哲学やっている人はみんな否応無く突き当たることなんだろうけど。
151考える名無しさん:04/02/09 20:50
>>139
とにかく一人でいいから波長の合いそうな哲学者を見つけて、
その人の著作を集中的に読むしかないでしょうね。
多くの思想家を広く浅く食い散らかすより、
ついていく哲学者をこれと決めて狭く深く取り組んだ方が到達点は深いと思いますし、
一人の哲学者とがっぷり取り組むことによって自分の中に思考の軸ができてくるでしょう。
152考える名無しさん:04/02/09 20:54
>>151
同意。
がんばれ哲学徒。
153e1:04/02/10 01:07
>150
「そういった伝統を持たない日本人が哲学をする意味は?」
伝統といった場合、なにか暗黙の前提として横たわっている何者かという印象がありますが、
西洋哲学のすごいところは、徹底的に言語によって語り尽くす意志に貫かれていることであり、
この限りにおいて私たち異なる伝統のうちに住むものであっても、対話可能なものとして開か
れていることです。カトリックとは普遍という意味を含みますが、これは異なる体系との無限
の対話の中から生まれ勝ち取られたものです。しかし、これもまた伝統なのだといういい方も
可能だと思いますが…。
>151
これと同時に必要なのは、やっぱり自分の興味のある分野について、それを体現しているかの
ような良き師匠をもつことでしょう。これは圧倒的です。

それと、存在と時間の序論くらいは暗誦できるまでしっかり記憶するというのはどうでしょうか?
半分以上本気ですが、何か一冊暗記しているというのは強みですよね。
154考える名無しさん:04/02/10 01:47
根のないところに花だけ移植しても、というのは文系学問全体の問題点かもね。
155考える名無しさん:04/02/10 04:23
というか、我々はすでに「西洋」の伝統のうちにあるってことを忘れるな。
156あげぞ:04/02/10 09:28
>>153さん
九鬼周造が「いきの構造」を形成する過程において、次第に、
日本の伝統というある種のナショナリズム的なものへ、
閉じて行ってしまったことをどう思いますか?

つまり、例えば「いき」というのは日本人にしか理解できないのでしょうか?
「エスプリ」はフランス人にしか理解できないのでしょうか?
これは「理解」の程度問題なのかもしれないですが、
コミュニケーションの可能性とか、翻訳の可能性とか、
ある種典型的な問題を抱えているような気がしますが。
157考える名無しさん:04/02/10 11:45
>>これと同時に必要なのは、やっぱり自分の興味のある分野について、それを体現しているかの
ような良き師匠をもつことでしょう。これは圧倒的です。
これは具体的に言ってどういう人の事を指すのでしょうか?
158名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/10 13:05
>>156
九鬼周造ってハイデガーと対談した人だっけ?
159考える名無しさん:04/02/10 18:38
>>158
天野貞佑のご親友です。
160考える名無しさん:04/02/10 20:59
なんでも哲学だからそんなに構えることはない。
161考える名無しさん:04/02/10 21:00
IQの低いおまえにはきいてない >160
162考える名無しさん:04/02/10 21:01
九鬼周造なんてもう化石w
163考える名無しさん:04/02/10 21:40
化石w
164名前 ◆xFh4EnDjPk :04/02/10 22:24
まあ、化石だとしても残るだけマシな訳だが。
165考える名無しさん:04/02/10 22:41
化石どころか、まだまだやっとこれからという状況なわけだが。>九鬼研究
166見廻り組:04/02/10 23:18
「初心者入門」固定スレとして実験させてもらいます。
167あげぞ:04/02/11 04:21
>>158さん
ハイデガーを最初に日本に持ち込んだのはおそらく田辺元です。
彼は1922年に留学して、フッサールに学ぶ傍らハイデガーと交際しています。
田辺はフランス系の哲学や思想を、西洋生活の悪い部分と考えていたようで、
「フランスはドイツの敵ではない」というようなことを言ったようです。
日本に戻って1924年に「現象学に於ける新しき転向」を著し、
ここでハイデガーを紹介しました。

九鬼周造はまずフランス哲学、特にベルクソンに大きな影響を受けました。
一方で次第に、現象学的方法を取り入れようとします。
しかし、フッサールの言う「本質直観」が、
いまいち抽象的すぎて対象を具体的に把握しきれないのに対して、
ハイデガーの解釈学的現象学は、対象をより具体的にありのままに語りうる、
という田辺元の報告を聞き、ハイデガー的手法に傾いて行きます。

一方で三木清がいます。
三木清も1922年にドイツに留学し、ハイデルベルグでリッケルトに師事しました。
(出資者は岩波茂雄で、岩波文庫のドイツ系哲学が比較的充実しているのは、
岩波茂雄と三木清の影響と想像できます)
1923年にマールブルグに移り、ハイデガーに師事します。
三木清は帰国後、「解釈学的現象学の基礎概念」という論文を残しています。
この論文で面白いのは、Daseinが「現実的存在、あるいは存在」と訳され、
Seinが「存在性」と訳され、Existenzが「概念的存在」と訳されているところです。

ともかくこの時期の人々は日本語と西欧語との意味のギャップに悩みながらも、
その意味をなんとか浮き彫りにしようとする敏感さが感じられます。
確かに化石と言われてしまえばそれまでですが、
現在の哲学用語に影響しているものが多く、
まさに化石としての面白さがあると思います。
168あげぞ:04/02/11 04:26
ちなみに「いきの構造」に関しては、最近、
講談社学術文庫で詳しい注釈版が出ましたので、是非一読をオススメします。
169e1:04/02/11 07:22
>156様
>九鬼周造が「いきの構造」を形成する過程において、次第に、日本の伝統というある種のナショナリズム的なものへ、
閉じて行ってしまったことをどう思いますか?

おっしゃられる通り、お考えになっているような問題もあると思います。ただし、この設問については2つのことが混同されている
懸念があります。
私たちが何者かを解釈しようとする場合、すでに暗黙の前提となっている自らの文化的諸基盤を念頭においており、そうする限り、
何者かについての解釈はすでに私たちの解釈という固有性をもってしまいます。したがって、より優れた解釈とは、自らの文化的諸
基盤について常に反省され、更新されつづけているか否かにかかっていると思います。
まず、そのような解釈の問題が1つ。
つぎに、いわゆる理解する・了解するという行為は、その何者かに即してそれを受け入れるという行為ですから、基本的には理解の
固有性はないことになります。これが2つめ。

逆にお伺いしますが、この区別をどのようにお考えになりますか。
ただし、このスレのメインのテーマから若干外れるような気はしますが…。
170あげぞ:04/02/12 09:03
>e1さん
トピズレのようなので↓のスレッドをお借りして返事を書きました。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1073550130/
171考える名無しさん:04/02/15 18:48
最近何読んでますか?
172考える名無しさん:04/02/15 18:54
殺気ナニョーン出ますか?
173考える名無しさん:04/02/21 10:20
age
174考える名無しさん:04/02/25 02:02
>>あげぞ氏
俺は貴方を師と仰ぎたいよ。

ただ今このスレを読了しました。
良スレです。
175考える名無しさん:04/03/09 14:40
とりあえず論理学から入ろうかと思うんですけどどうすかね?

論理学入門
http://www3.ocn.ne.jp/~eee/logictop.html

論理分析哲学 講談社学術文庫 G.H. フォン・ヴリグト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061594389/qid=1078810778/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/249-3460555-5019541
176考える名無しさん:04/03/09 23:49
age
177考える名無しさん:04/03/09 23:50
どうでもいいことだが、「ヴリグト」って凄い読み方だな。
178ムニョス斎藤:04/03/10 00:03
ムニョス斎藤の今日しいれた豆知識

「動物」という概念を持っていない心が「兎」という概念をもつうるか?

NO → 意味の全体論者

YES →意味の原子論者  



179考える名無しさん:04/03/10 00:29
本を読めばいいというもんじゃない。有名な哲学者でも頭が悪いやつは多い。むしろ自分で考えることの方がはるかに大事だ。
180考える名無しさん:04/03/10 01:24
>>175
やっぱり入門は野矢茂樹の『論理学』がいいよ。本当にわかりやすい。
1回それ以外の本とくらべてみたらいいよ。
181考える名無しさん:04/03/21 20:37
age
182考える名無しさん:04/03/22 02:58
最初に読むならポール・ストラザーンの「90分でわかる哲学者」シリーズだな
まず最初に哲学者の人格形成から語られるので、そのものの哲学の意義や視点が分かりやすい
何に魅せられ、どう結論を求めたのか、そんな哲学にある人間味を知る事が出来る
概要も書いてあるので、具体的な哲学論文なんてほとんど読む必要ないとも思えるよ
183考える名無しさん:04/03/22 14:34
>概要も書いてあるので、具体的な哲学論文なんてほとんど読む必要ないとも思えるよ

それはない
184考える名無しさん:04/03/22 14:41
>>182
>ポール・ストラザーンの「90分でわかる哲学者」

こんなもの読んでることこそ時間の無駄だな
185考える名無しさん:04/03/22 14:50
入門者スレで何やってんの?
186考える名無しさん:04/03/22 15:16
ポール・ストラザーンの著書は
お難くない哲学書としては普通にものがいいよ
何に反応してるのか知らないけど
187考える名無しさん:04/03/24 14:41
本人の著作を読む必要がない、なんて言っちゃったことに対してでしょ。
本人の著作読むつもりがないなら、哲学なんてやる必要ないよ、役に立つ
ものじゃないんだから。
まあ、しったか知識を振り回して尊敬を勝ち取ることだけが目的なら
かまわないけども。
幸い、そんなんで尊敬してくれる友達など持っていないので私には
そんな気持ちがわかりません。
188考える名無しさん:04/03/24 15:24
>まあ、しったか知識を振り回して尊敬を勝ち取ることだけが目的ならかまわないけども。
こういう着想は哲学から何も学んでないな
明らかに板違いなスレ・荒らし目的のスレや荒らし目的のコピペなどを見つけたら
自分からすすんで削除依頼しに行くようにしてください。
「私がやらなくても誰かがやるだろうから、別に構わないだろう」と思っていたのでは、
結局誰も削除依頼に行かず、荒らし・厨房を増長させるばかりで、
駄スレ・クソスレは減らないままです。
哲学板の環境改善のために、皆様の自発的な努力とご協力をお願いいたします。

削除整理
http://qb2.2ch.net/saku/
philo:哲学[スレッド削除]
http://qb2.2ch.net/test/read.cgi/saku/1029939409/
philo:哲学[レス削除]
http://qb2.2ch.net/test/read.cgi/saku/1032528011/


※その際、「2ちゃんねる削除ガイドライン」に沿った削除依頼理由で
 削除依頼を出すようお願いいたします。

  削除ガイドライン
  http://info.2ch.net/guide/adv.html#saku_guide  

 これを踏まえないで削除依頼をしても、削除人の人からは削除依頼と認めてもらえません。
190考える名無しさん:04/04/06 00:30
age
191考える名無しさん:04/04/21 14:16
  
192考える名無しさん:04/04/25 21:49
まずは入門者こいや!
まずは入門者こいや!
まずは入門者こいや!
まずは入門者こいや!
まずは入門者こいや!


193考える名無しさん:04/04/25 22:32
なんでも哲学の入門書をおしえてくれろ。
194考える名無しさん:04/04/25 23:10
>>193
家計簿をつけろ
195考える名無しさん:04/04/30 20:32
あの、哲学を勉強すると、どんなメリットがありますか?
わたしはナースなんですが、看護理論家で哲学の影響を受けた人がいて、
それでちょっと興味を持ったんです。本田元の「ハイデガー」を買ってみたんですけど、
よくわからなくて。わたしの努力が足りないせいでしょうか・・・
哲学っていう響きに心をときめかせたわたしが悪かったのかな・・・
愚問ですみません。
196考える名無しさん:04/04/30 20:36
俺もそれ(木田元のハイデガー)読んだけどほとんど理解
不能だった。ハイデガーなら講談社現代新書から出てる
「ハイデガー=存在神秘の哲学」古東哲郎 
のほうがわかりやすいよ。
197考える名無しさん:04/04/30 20:41
「反哲学史」とか入門書っぽいのが、いいんじゃないですか。
198考える名無しさん:04/04/30 20:41
>>195
統一教会にご注意を
199考える名無しさん:04/05/01 00:09
>>193 これしかない!
うそから出たまこと (常識より科学へ 3)
著者:庄司 和晃著 出版:国土社 発行年月:1980 本体価格: \1,165
# −: 102 p ; サイズ(cm): 21
# 出版社: 国土社 ; ISBN: 4337186034 ; (1973/01)
利用対象:小学5−6年生

>>195 思い当たるのは、
ナースという仕事だけから判断すると、生命関係がいいのかなあ。

岩波新書 生きるとは何か ISBN:4004120780
・島崎敏樹 岩波書店 1986/08出版 215p
[新書 判] NDC分類:113 販売価:\672(税込) (本体価:\640)
在庫が僅少です。品切れの場合お取り寄せとなります

たしか「生きがい」がどうたらという奴だったと思いますが、興味深かったです。
哲学ということで、中公文庫の「ベルクソンの科学論」澤潟久敬も思いついたけど
見たら、こちらは結構難しくて用語に不慣れな方には勧められないようです。
ちなみにハイデガーは、ぼくは読んでないので分かりません(入門・解説本を含め)が、
分からなくても特に困らないと思いますよぉ。たぶん。

※本屋で探すよりは、図書館で探した方が自分に合いそうないい本が見つかるかも知れません。
200考える名無しさん:04/05/01 03:00
ヴィクトール・フランクル「夜と霧」
201考える名無しさん:04/05/02 09:34
>>196
>>197
>>199
ありがとうございます!図書館に行って探してみます。
浜田正「図解 哲学のことが面白いほどわかる本」ていうのも買ってみました。
こちらはとっつきやすくてよかったです。

>>198
なじぇ?
202考える名無しさん:04/05/03 22:54
根拠のない考え方は嫌
203考える名無しさん:04/05/03 22:58
>>201
昔、『病院で死ぬということ』って本読んで泣きました。201以外の人も
よかったら読んで欲しいです。特におやじの手紙がほんと泣けました。
204考える名無しさん:04/05/04 01:29
カントの道徳論で『君の人格ならびにすべての他者の人格における人間性を、けっしてたんに手段として用いるのみならず、つねに同時に目的として用いるように行為せよ』って意味が理解できません。わかる方お願いします。
205Magus_im_Norden:04/05/04 02:56
>>204
どうわからないのですか?

自分で考えろ、なんて野暮なことは言いませんから、どこでこの言葉を見つけ
たのか、教えてもらえますか?

(1)カントの本あるいはカントを扱った入門書 の場合
  → 前後の文脈を見た上で、なお「わからない」ということでしょう
   から、「ここはこういう風に理解したけど、だとすると、ここが
   よくわからない」ということを書いてください。

(2)カントとは直接関係ない本で「引用」されてたから文脈がわからない
  → この場合、ほとんどカントの議論の前提から説明しなおさなきゃ
   ならないので、せめてどこの本でどんな感じで引用されてたのか、
   どういう関心があってこのことを知りたいと思ったのか、教えてくだ
   さい。
206考える名無しさん:04/05/04 03:13
えらく原則的だね。
207考える名無しさん:04/05/07 00:48
今年はがんばって哲学するよ。
208考える名無しさん:04/05/07 00:50
>>207
俺も。
209あげぞ:04/05/07 01:38
哲学っていうのは「本質とは何か?」という問いだと思います。

で、ソクラテスが「私の本質とは何か?」という問いを出したとして、
プラトンは「人間のイデア」「人間性」と抽象概念で答えたのに対して、
アリストテレスは「人間性」の他に「ソクラテス性」みたいなものもあるのでは?
と具体的な個物に即した疑問を提示して、
ライプニッツが「ソクラテスのモナド」が「ソクラテスのイデア」であると、
両者を統一的に理解しようとしました。
イスラム哲学で言うマーヒーヤとフーイーヤの違い、
スコラ哲学の「これであること」(英語で言えばthisness)と「本質」(essence)の違い、
なんかも問題意識的に近いモノあります。

>193さん
岩波文庫にあるシュヴェーグラーの『西洋哲学史』(上下巻)が良いと思います。
そもそも哲学自体を人間から切り離すことはできませんので、
哲学者の人物像も書かれている本をお薦めします。
伝記を読んで哲学者の生きた時代背景などを先に抑えておいてから、
実際の著作にあたるのがベターな理解の方法だと思います。

>195さん
ハイデガーが理解するにはそもそも
「存在ってなんだよ?」
という問題意識が生じていないと、ハイデガーについていけません。
ハイデガーがピンと来なくても特に問題ないはずです。
199さんが書いているように生命倫理関係が良いのではないでしょうか?
これは臓器移植法など具体的な法律を基本に据えながらイロイロ読むのが良いと思います。
生命倫理は現実社会との接点を失っては成立しない分野ですので、
とかく精神的にも社会的にも引きこもりがちな哲学愛好家には良い薬になります。
210あげぞ:04/05/07 01:39
>200さんに関連して
フランクルやエリ・ヴィーゼルとなると、かなり現代思想っぽいところがあります。
つまり、ナチズムという人類史の汚点を前にして、
人間理性に対する絶望と批判というのが中心テーマになります。
ユダヤ人の迫害の歴史もフィーチャーされて重くなります。

例えば素朴な疑問ですが、
ナチズムが理性的であるとはとても思えなかったりします。
理性批判をするのも結局は理性だったりします。
理性の限界や誤謬の可能性を知ることは必要ですが、
理性に対する希望を失う必要も無いと思います。
理性の問題と言うよりは品性の問題かと思います。

哲学者はとかく基礎付けを求めて答えを見いだせないモノですが、
道徳や倫理は「慣習的・習慣的にそうであるほうが望ましい」というものなので、
深追いしないほうが良いのではないかと思います。
ベルクソンなどは「人間が道徳的に振る舞うのはアタリマエのこと」と考えていたように思います。
211あげぞ:04/05/07 02:02
>204さん
カントの時代だと、まだ真理は客観的に存在している(神様に由来する)、
というような意見が主流でした。
そこでカントは神様とサヨウナラをして、理性や道徳を人間的に基礎付けようとします。
私は無理に基礎づけなくても良いと思うのですが、
キリスト教の「原罪」に由来する善悪・道徳観念に本気で対抗するには、
キリスト教に依存しない道徳の基礎付けが求められたからです。
このあたりの事情はちくま学芸文庫に入っているカッシラーの『啓蒙主義の哲学』が詳しいです。

で、カントは「道徳律=実践的法則」が単独で存在していると考えました。
カントは自分の自由意志による行為が、道徳律に一致していなければならないと考えます。
単純に道徳律的義務にかなっているだけではダメで、
道徳律的義務感が先にあって、義務感に突き動かされて自分の自由意志で行動せよと言います。

で、くだんの文章ですが、ごくごくおおざっぱに解釈して、
「人格や人間性」の目的とは、すなわち「幸福」のことです。
「他人と単に取引関係を結ぶのではなく、自分も他人も幸せになるような行為をしなさい」
で良いのではないかと思います。
それ以上深く突っ込んで厳密に考えようとしても、学者以外にとっては不毛かと思います。
212考える名無しさん:04/05/07 19:26
でたらめ書くなよ
それじゃ単なるヘドニズムじゃんか
213考える名無しさん:04/05/07 19:58
>>212 ヘドニズム:快楽主義
ググった結果、その使用は罵倒用法と判明。

参照元 「近代によみがえる快楽主義 市場と功利主義」
ttp://www.qmss.jp/interss/03/materials/felicity.htm
214考える名無しさん:04/05/07 22:09
念のため言っとくと
「ヘドニズム」てのは純粋に倫理学的に見れば
罵倒のためだけに使われる言葉じゃないよ
215考える名無しさん:04/05/28 17:45
 
216考える名無しさん:04/05/28 18:55
カントは結果的に神を証明させたかったんだよ
217考える名無しさん:04/05/28 20:49
>>216
カントは神の存在証明の不可能性を示したんだろ?
218考える名無しさん:04/06/09 23:22
単なる理性の限界内での宗教
219考える名無しさん:04/06/12 04:03
w
220考える名無しさん:04/06/30 21:09
活用しろ。ageるぞ。
>1 :考える名無しさん :03/12/22 22:41
>このスレでは哲学入門者が其の日の読んだ本、勉強した事等を
>書き込み、お互いに励ましあう場所です。また
>それぞれが個人的な疑問等を書き込み、それに対して
>暖かい眼差しで応える場所でもあります。
>ですから肩肘張らず、自由に書き込んでください。
221考える名無しさん:04/06/30 22:27
すいません、ラウンジから来たものです
普段はバカの巣窟のように思われているラウンジですが
実は地下では普通に素朴な疑問に対する議論も行われています
どうか哲学板の方々にも参加していただきたいと思っています

生きるということの意味
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1087832361/

↑どうかこのスレで少しだけでもいいので遊んでいってもらえないでしょうか
よろしくお願いします

このスレは哲学初心者も沢山いるので、どうかお手柔らかにw
222考える名無しさん:04/08/26 11:26
 
223考える名無しさん:04/08/30 14:10
test
224考える名無しさん:04/09/10 16:05:16
こんな親切なスレがあるとは・・・
これは罠か?
225考える名無しさん:04/09/12 10:58:30
いいえ、新入生獲得マニュアルの通りにやってるだけです。
226考える名無しさん:04/09/13 10:44:15

で、今までに何人釣れたのかな?
227考える名無しさん:04/10/28 18:32:02
228考える名無しさん:04/11/09 00:56:43
女釣ってんのかよ。
哲学で女かかる?
229考える名無しさん:04/11/24 21:19:32
がんばろう
230考える名無しさん:05/01/18 11:06:44
保守
231考える名無しさん:05/02/03 02:12:09
構造主義における、構造、の概念って・・・

なんだーーーーーー!!!あqwせdrftgyふじこlp;@:「」

文化人類学における構造の概念とか、もうわけわからん・・・助けて・・・
232考える名無しさん:05/02/05 23:04:11
古代人にとって星座は天空の点の関係づけ配置constellation
だった。それが地球と銀河や恒星との間のどのような位置関係に
基づくのかは知られていなかった。
しかし少なくとも周期的に表れる天空上の配置は認識されていた。
「構造」とは古代人の認識した星座のようなものさ。
(ヒント。言語におけるシンタックスとセマンティックス)
233考える名無しさん:05/02/05 23:14:30
二元論とはなんなのですか?
善と悪、男と女などの対称的なもののことでいいのですか?
また、その対称的なものについてどう語ることが二元論なんですか?
234考える名無しさん:05/02/05 23:25:22
]とその対立物という構図で考える態度を二元論というのでは?
「どう語るのか」といえば、対立関係や相互補完的関係を
通して語る、という答ではどうかな?
235考える名無しさん:05/02/05 23:34:07
難しいですね……
二元論についてレポートを書けと言われたのですが、何がなにやらさっぱり。
回答ありがとうございました。
236考える名無しさん:05/02/05 23:41:39
>>235
レポート?それなら、もう一言。さっきのは答えになっていないので。
人がものを考える出発点には、自他の区別があります。
自分と他人、自分と自分をとりまく世界、といった基本的な
対立の構図はすべてこの自他の区別に由来する。
この区別を出発点とする対立軸による認識のしかたを二元論と
言う。哲学史には、主観と客観、観念と実在、物質と精神などの
二元論が登場する。こんな感じで始めたらどうでしょうか?
237考える名無しさん:05/02/05 23:46:32
またまたありがとうございます。
そうですね、そんな感じで始めてみようと思います。
馬鹿にしたような言い方になってすみませんが、すごいですね。
私は考えれば考えるほど意味が解らなくなってしまいます。
本当にありがとうございました。
238考える名無しさん:05/02/06 02:40:58
度々すいません。
『哲学史上の二元論について』って項目があるのですが、
これは近代哲学の流れを書けばいいんですかね。
あと『二元論について大森の考えを書け』って項目もあります。
とりあえず「流れとよどみ」という本だけは持っているのですが……他の参考文献でおすすめありますでしょうか?
もしくはweb上にありませんでしょうか?

「宿題を手伝うスレじゃねぇぞゴルァ(゚Д゚)」
と自分でも思いますが、答えてくださる方がいたらお願いします。


239考える名無しさん:05/02/06 12:24:54
>>238
どういう授業だったんだ?
大学の授業か?高校の授業か?
西洋哲学の一般教養か?
専門科目の西洋哲学史か、ゼミのレポートか?
授業で大森の哲学についてやったのか?

>>236であがってる例のほかにもいろいろな二元論があるぞ。

出題の意図がわからないと、答えようがないぞ。
240考える名無しさん:05/02/06 12:30:54
>>239
短大の講義です。
講義内容は『流れとよどみ』を使ったものです。

レポートを書く内容は
二元論について、哲学史上、大森の考え、自分の考えを書けというものです。
241考える名無しさん:05/02/06 13:24:31
>>240
じゃあ、話は簡単だ。
『流れとよどみ』から、大森の考えの部分と大森が哲学史上の二元論と考えているものを抽出して書けばいい。

とりあえず、「光と像――二元論解毒」って章があるだろ。ここには、何が書いてある?
(俺は、この本持ってない。ので、内容の吟味ができない。誰か持ってる人、指導よろしく)
242考える名無しさん:05/02/11 16:49:25
二元論の視点からナショナリズムを考察しろ、というような課題があるのですが
どのようにやっていいのか指標がつかめません。
国民国家が普遍的な国民をつくりだそうとした点から掘り下げて
考察すれば、基本的にはいいのでしょうか?
243考える名無しさん:05/02/11 16:57:03
すいません 正確じゃありませんでした。
近代社会における二元性(物心二元論に代表されるような
から、19c−20cにおけるナショナリズムを考察 といった方が適当です。
244考える名無しさん:05/02/11 17:07:58
大森荘蔵って、二元論者だったの。あるがままに見ることを、主張しているわけだから、二元論者ではないと思うけどな。僕は、先にバークリーとかを読むと面白いと思います
245考える名無しさん:05/02/11 17:31:06
>>244
問題をよく読めよ。
*哲学史上の二元論
*大森の二元論についての考え
*自分の二元論についての考え
大森の考えは、当然否定的な見解になる罠

>>242は、>>240とは別人だよね。
これは、政治学の講義の課題か?
246242・243:05/02/11 17:58:28
>>245
240とは別人です まぎらわしくてすいません。

哲学系の基礎演習で、
デカルトを基点とした、近代的な概念についての講義です。
課題といった程のものではないのですが、考えてみたらいいと言われました。
自分では二元論から生じる普遍性にからめて、考えればいいんじゃないかと
おもってるんですが・・・板ちがいですか?
247考える名無しさん:05/02/11 19:55:19
age
248考える名無しさん:05/02/11 21:59:49
二元論のレポートか。
哲学用語辞典なんかがあると便利なんだろうけど、おすすめのやつ
ありますか?

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/wshosea.cgi?RECNO=1&HITCNT=020&W-NDC=103.3

軽く検索してみた
249考える名無しさん:05/02/11 22:38:08
逃げろん
250考える名無しさん:05/02/12 00:52:28
こういうスレが伸びないのは悲しい
251考える名無しさん:05/02/12 03:29:38
>>246
普通に考えると「19c−20cにおけるナショナリズム」とか「 国民国家が普遍的な国民」とかは、政治学の概念だよな。
問われていることがまさに『課題』だな。
「国家論」や「政治体制」に関して書かいた哲学者はいるだろうけど、直接二元論との関連でどうかと問われると、かなりむずかしいな。
出題した教師の著作に、そういった関連のものはないのか?
252考える名無しさん:05/02/12 23:00:43
>>251
多分なかったと思います。

相談してみたところ、国民国家の普遍性、(おそらくナショナリズムは普遍化の産物か?)、
を中心に考えていく方針(それが分かればいいらしい
でいいと言われました。
参考書籍として、ベネディクト・アンダーソン「想像の共同体」を読む事を
薦められました。
物心二元論→普遍主義→国家主義 の構造で
適度に具体化し肉ずけしようと思います。
253考える名無しさん:05/02/13 01:51:05
>>252
うまくまとまりそうだったら、レポートしてくれ
254考える名無しさん:05/02/14 21:50:52
age
255あげぞ:05/02/15 18:26:19
国家にナショナリズムは必要か不要か、という二元論ではいかがでしょうか?
ベネディクト・アンダーソンの著作は、国家がナショナリズムを用意して国民を束ねている姿を書いています。
一方で現在の日本にはナショナリズムと呼ばれる現象はまだアメリカに比べれば希薄。
代わりに緩やかな民族主義(オレ達みんな人種的日本人)という方法で束ねられている。

国家とか国民という概念が必要になった例として、19世紀のオランダを挙げてみてはどうでしょうか?
オランダはフランスに併合されたり、逆にベルギーを併合したり、
ベルギーが独立したり、ドイツ連邦に加わるか加わらないか迷ったり、
オランダのアイデンティティについてイロイロ議論がありましたが、
「何を持ってオランダ人とするか」という結論は「オランダ国籍を持つ者だ」ということになりました。

「民族主義による国家・国民の定立に対して、民族的統一性を持たない国家はナショナリズムが必要になる」
という二元論で語るのが基本線のように思うのですが良く分かりませんね。
256考える名無しさん:05/02/19 05:33:51
哲学のエッセンスシリーズってどうなんですかね?
257あげぞ:05/02/23 18:43:18
「プラトン」「ベルグソン」「ライプニッツ」などを読みましたがなんとも言えなかったです。
図書館に行けば大抵見つかる「世界の名著」とかで十分ではないかと思いました。

およそ哲学というのは思考の訓練だと思います。
哲学を学ぶ意味は哲学史の知識を得ることではなくて、
例えば「パソコンとは何か?」という問いに対して考える際に役立つものだと。
本質的には「CPU+メモリ+ハードディスク」だろうし、
機能的には「いろんなことができる便利ツール」だろうし、
そうやって分析的に考える習慣を身につけるためのトレーニングなのだと思っています。
自分にとってそういうトレーニングになったと思える本は良い本ですし、
「目から鱗」とならなければタイシタ本ではない、ということでしかないと思います。
258立て看板設置中:05/02/24 15:00:21
坐禅と見性 第十四章
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1108144172/
一粒の芥子、よく須弥山(しゅみせん)を隠す。
一掬(きく)の水の中に人魚たちが心ゆくまで踊る。
私は終日汝に相対していて、劫初以来会った事がない。
看よ、東山全嶺が水上を歩いている。
エックハルトの乞食の挨拶 「[朝な朝な好(よ)き朝です」。 雲門 「日々是好日」
扇を扇と呼ぶな、鋤(すき)を鋤と呼ぶな。
昨日は痛かったが、今日は痛くない。 さっきは泣きわめいたが、今は笑っている。
腹が減れば食い、疲れれば眠る。
雪がすべての山を白く覆うている時、なにゆえにあるひとつの山は覆われずにあるのか。
清浄の行者、涅槃に入らず、破戒の比丘、地獄に堕ちず。
我の知っている事を汝は知らず、汝の知っている事を我はことごとく知る。
大力の人がどうして彼の両脚を挙げることができないのか。
柱が毎日動き回っているのに、どうして私は動かないのか。
わたしは釈迦の出現以前からさとりの状態にある。 光あれと命ずる以前の神と共にあれ。
259考える名無しさん:05/03/12 17:19:59
良スレ保守
260考える名無しさん:05/03/12 19:25:44
831 名前:考える名無しさん :05/03/12 19:12:43
    /\___/ヽ
   //     \\
  . |((・),   、((・)、.:| +
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|    
.   |   `-=ニ=-) ' .:::::::| +要するに環境管理型権力であり動物化ということだわな
   \  `ニニ´  .:::::/     +
    /  ー--´  ヽ:::
    / ヽ    /  /:::
   / /へ ヘ/  /:::
   / \ ヾミ   /|:::
  (__/| \___ ノ/:::
     /     /
261考える名無しさん:05/03/12 20:04:35
突然、名著の簡略版を読めばいいんじゃないの。
262考える名無しさん:05/03/13 01:31:07
質問です。ロック、ヒューム、バークリー、ヘーゲルは『主観と客観の一致の問題』にそれぞれどのように答えると考えられますか?
263考える名無しさん:05/03/13 01:33:22
それぞれ一冊の著作を著して答える
264考える名無しさん:05/03/14 02:14:13
265考える名無しさん:05/03/14 02:24:12
今日は世界の名著のショーペンハウアーの前説の部分を読みますた
彼にとって確かなのはは現在だけなんですね もう寝よ もやすみ
266考える名無しさん:05/03/16 00:31:12
ナツメ社の「現代思想」っていうのは、なかなか良かったよ
267考える名無しさん:05/03/16 01:27:00
私は市井の哲学者たらんとやってまいりました。
しかし、人生がウツウツするばかりで一向にすっきりしません。
そこで、哲学をやめました。
読書も文学系はやめ、ノンフィクション、ノンフィクションっぽいフィクションとか、
エッセーみたいなものに切り替えました。

哲学は、ひょっとしたらやたらと重いエッセーかもしれん。
268考える名無しさん:2005/04/20(水) 00:57:21
それでいいんじゃない♪
269考える名無しさん:2005/05/08(日) 16:18:54
活用しろ。ageるぞ。
270考える名無しさん:2005/05/08(日) 16:25:29
>>266
確かに。
デカルト、ニーチェから現象学、構造主義、ポストモダンと
幅広くカバーしてますもんね
271考える名無しさん:2005/05/14(土) 21:06:12
定期ageしてみる
272考える名無しさん:2005/05/15(日) 01:40:48
死にスレを上げるなカス野郎
273考える名無しさん:2005/05/15(日) 01:43:10
>>272
上げておいていいスレだろーが
274考える名無しさん:2005/05/15(日) 01:45:25
死にスレを上げるなカス野郎
275考える名無しさん:2005/05/30(月) 13:06:03
良スレ保守
276考える名無しさん:2005/06/23(木) 20:01:27
保守
277考える名無しさん:2005/07/15(金) 00:58:26
ageて置きます。
278考える名無しさん:2005/07/15(金) 01:00:26
バーカ
279考える名無しさん:2005/07/15(金) 01:04:20
バカなんです。どなたかおしえてください。

止揚・アウフヘーベンについて、
なんとなくは分かるのですが感覚的にうまく飲み込めません。
超越ということとはちがうのでしょうか。
280考える名無しさん:2005/07/15(金) 01:47:46
要するに弁証法的な二元的な対立を乗り越えるということ。
281考える名無しさん:2005/07/15(金) 04:58:43
「的な」がふたつ出ましたよ
282考える名無しさん:2005/07/27(水) 04:30:57
>>279
超越ってのは、自分(主体)があって、或る問題に能動的に関わるとき、
その問題を解決して乗り越えるような感じ。
(主体→問題→→解決)

止揚は自分すらも客体化してしまう土俵において、
ふたつの相反する問題がその間で悶着おこして、その結果がポンと生まれてくる感じ。
自分が関わらなくても勝手にポンポンと新しい結果が生まれていくような。
(客観的立場において:問題A→←問題B⇒結果)

わたしはこんなイメージですが、どうざんしょ。
有識者のかた、批評お願いします。

283考える名無しさん:2005/07/27(水) 14:58:22
こんな感じ。ような。的な。
284考える名無しさん:2005/07/28(木) 17:23:01
だって専門用語並べたってそれが分からないんだから。
感覚的にまずつかんで、
あとは色んな本読んで自力で少しづつ修正してもらうしかないでしょ。
285あげぞ:2005/08/13(土) 00:28:58
最近知ったのですが、
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』(岩波ジュニア新書)
は素晴らしいです。
これから哲学を始めようと言う大学生には最良の1つに挙げられるのではないかと。
著者はソクラテスやレヴィナス研究で有名ですが、本質はブーバーではないかと。
岩田さんはどうしてブーバーに関する記述を避けるのか不思議なのですが。

常々思うのですが、哲学書は年寄りが書いた本のほうが味があることが多いです。
若い人が書いた本はどうも一面的で要約力に乏しく、
また独自色を出すために、どうしても専門の蛸壺的方向に行ってしまいます。

日本での西洋哲学の需要の歴史を考えてみると、
戦前はまだ新カント派が流行ったりして西洋哲学の全体像が見えていない印象があります。
かといってポストモダンが吹き荒れるニューアカ80年代以降は一面的で深くない。
昭和30〜40年代くらいに活躍した世代が、
西洋哲学のエッセンスを最も良く吸収できた幸福な世代ではないかと思います。
これから哲学を学ぼうという若い人には、そのあたりの人達の書籍をお薦めします。
286考える名無しさん:2005/08/29(月) 20:29:22
突然ですが、
「ソフィーの世界」
という本もオスススメですよ。
ストーリーもいいし、15歳ぐらいの方にお薄}KP・いJ
287(σ・∀・σ)島隆彦だよ:2005/09/28(水) 04:06:31
今のお金持ちの人はこの国がどうなってもいいのだろう。自分達の財産さえ残せれば。
構造改革とは国民に「他人を妬む心を植え付けること」 そして「他人を陥れることを推奨すること」 です。
経団連の奥田会長は「お金持ちの税金を安くし、消費税を18%にすればいい」などと発言している。
本来なら革命でも起こすべきですが、一般大衆は無知ですし、牙を抜かれてしまい
何の気力もない。豚に餌を与えるが如くか。政府認定御用学者はマスコミでヘチョなことばか言って
私どもアホな国民を誘導する始末。新生銀行の社外取締役にデヴィッドロックフェラーV世の名前が..この人こそ親玉ですかね。
少子高齢化はそれほど問題でないとの認識である。それより若者の能力の質が落ちてる方がよほど大問題なのだ。
昔の社長は自分の手取りを少なくして、社員の給料を上げてたそのため一般の人達は裕福になり、
中流階級が生まれました。上・下流の二極化が進んでいる、そして中流階級は崩壊し
金持ちは海外の高級ブランドを貧乏人は中国などの安い製品を買う。中流崩壊は自国の製品の客をなくすのだ。
アメリカがいい例だ。ゼネラルエレクトリックは金融業でなんとかもってる。かくして日本には中流階級がいなくなり、
少数のお金持ちはガツガツと強欲にお金を稼ぎ、大多数の国民は保険には入れず病気や怪我などした時の生活は相当きついはずである。
ニューオリンズ市を見よ。まともな教育も受けれず、避難することもできずに苦しむアメリカ市民を、あれが日本の10年後の姿かなぁ。
288宮川:2005/09/28(水) 05:08:46
哲学・思想に興味のある方。早大大学院ドロップアウト組と
一緒に語り合おう。

グループの説明: 人生ドロップアウトしちゃった世捨て人、
グレちゃったインテリさん、警察にお世話になりがちな危な
い奴、精神科に依存しちゃってるリスカちゃんにヒッキーく
ん、そんなイマイチ世の中に受け入れられない人たちの出会
いの場(どうもニーチェ好きの人が多いようです)。但し、
あんまり「癒し」はありません。

そんな外道MLでは哲学(古代ギリシアからフランス現代
思想)を始めとして、映画(黒澤明からタランティーノ)
や文学(夏目漱石から花村萬月)やマンガ(手塚治虫から
岡崎京子)や格闘技(空手からPRIDE)、はては仕事(公
務員から水商売)の話まで、どんな話題でも歓迎します。

個人的な日記やエッセイ、自分の旅行記や語学のお勉強。
井戸端会議から人生哲学、口喧嘩から深い(?)哲学談義
。アダルト(SM/風俗/AV)な話題も一向に構いません
。ひたすら自分の愚痴を書き綴ってくれてもOKです。毒
舌家、露悪趣味の方大歓迎。勿論、露骨な偽善者の方も大
歓迎。

とにかく、外道MLでは、「ノージャンル、ノールール」
がモットーです。ジャンルや固定観念に縛られず、自由に
どんどん勝手に投稿してください。

外道ML
http://groups.yahoo.co.jp/group/new-gedo/
289考える名無しさん:2005/09/28(水) 06:03:57
みなさんに質問です。
私これから半年ほど暇なんですが、おすすめの本ってありますか?
哲学に興味があるのですが、何から読み始めればよいかわかりません。
半年間でいっぱしの哲学徒になれるような素敵なおすすめ読書プランをたててください。おながいします。
290考える名無しさん:2005/09/28(水) 06:43:34
>>289
哲学の道は一生ものです。
半年でなれるようなそんな甘えは許されません。
291考える名無しさん:2005/09/28(水) 09:02:52
>>289
特定の哲学者のファンになって文学趣味的に哲学を楽しむ、
という立場と、哲学の最新の考え方を知りたい、というのとで
大きく方向性が異なると思われます。日本は哲学後進国だそう
で、ファンが多い哲学者が必ずしも最新の考えを述べている訳
でもない点がなやましいです。しかしここでは間を取って本を
お勧めしてみます。

ウィトゲンシュタインはこう考えた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061496751/qid=1127865731/sr=1-6/ref=sr_1_10_6/249-7616252-0199510
292考える名無しさん:2005/09/28(水) 23:37:37
>>289哲学史をばーっとやって、デカルトあたりから順に勉強汁
俺は今そうしてる
293考える名無しさん:2005/09/28(水) 23:49:02
そしてデカルトからリオタールまでが全否定されている現状に驚け!

哲学史は逆転、また逆転の連続で、それはそれで面白い。
294考える名無しさん:2005/09/29(木) 12:39:50
ギリシアも中世も勉強しろよ。
295考える名無しさん:2005/10/01(土) 21:44:12
>>294
まあ確かにその通りなんだけど、いきなりストア派とか読んだら
挫折するだろうしw プラトン、アリストテレス+簡単な哲学史を
さらっとやってから好きなものを読めばいいと思う。
というか、何を読めばいいか分からないって奴はそもそも
読む必要があるのか?
296考える名無しさん:2005/11/04(金) 01:51:29
うは
297考える名無しさん:2005/12/04(日) 16:43:37
298考える名無しさん:2005/12/06(火) 23:31:50
スピノザが気になっています。

私はニーチェだけしか読んだことがありません。
あとは入門書で、哲学を表面的に知っている程度です。

今は「エチカ」を読みたいのですが、いきなり読むのは不安です。
『スピノザ「エチカ」の研究−「エチカ」読解入門−』 という本が
あるらしいですが、これは初心者に分かり易いですか?
299考える名無しさん:2006/02/03(金) 14:39:17
こういうスレが伸びないのは悲しい
300考える名無しさん:2006/02/03(金) 16:26:39
スピノザの『エチカ』を読むためには、まず

『世界の名著 スピノザ・ライプニッツ』中央公論社の下村寅太郎による解説
上野修『スピノザの世界』講談社現代新書
工藤喜作『スピノザ』清水書院

などを読んで、『エチカ』の全体像を
大雑把でもよいので把握しておくとよいと思います。
301にゃんこ:2006/02/04(土) 06:27:40
頭の悪い女はかわいいです。
こちらにきてといえば、疑いもなく来ます。
子供によくにています。お菓子をだして
「たべたいこー」ってきくとおおきな声で「はあーイ」と返事をいいます。

頭のいい哲学者、おとこは 
その両方にも無言のままでした。答えるべきか喰うべきか
などと考えているようです。

あっというまにおいしいお菓子はなくなりました。
笑ってたべて、おなかがいっぱいになった子供はもうどこかにいってしまい
ましたが、おなかが減った頭のよい哲学者は何故に腹がへりなぜここに
いるのかと自問自答・・。無性にお菓子がたべたくなり何も考えず大量に
購入、一気に食べたため腹痛をおこしトイレにかけこむ。
何故に;・・・腹がいたむのだー。クスリを買おうと財布をみたが
お菓子で使いこみお金がなかった。何ゆえにーーーー。
そして、ようやく気がついた。哲学なんて無駄にすぎないということを。
302考える名無しさん:2006/02/04(土) 06:37:42
>>301
君のダウン・ワード・スパイラルは鏡像界だな。
もっと書いて苦しまないとお菓子がどっかにいっちまう。
303考える名無しさん:2006/02/04(土) 07:20:31
>>298

チンポ太郎がいまエチカの読書会やってるよ。
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1113453465/
304考える名無しさん:2006/02/04(土) 12:57:09
哲学を学ぼうとする奴がバカと交際しようなんて一体何のために哲学をやってるのかと。
305考える名無しさん:2006/03/10(金) 13:12:28
こういうスレが伸びないのは悲しい
306考える名無しさん:2006/03/10(金) 14:49:22
哲学の入門書を読まずに、
最初から大学の授業で
広松渉の「世界の共同主観的存立構造」と
市川浩の「精神としての身体」を読まされて、
全く分からなかった。

ちなみに、哲学科ではありません。
307考える名無しさん:2006/03/10(金) 15:30:38
>>306
変な講義を選んじゃったんだね。履修案内をよく読んでから履修を決めよう
308珍米:2006/03/10(金) 19:13:14

  / ̄ ̄ ̄ ̄\ 〜プゥン
 (  人珍米__)
  |ミ/  ー◎-◎-) 
 (6     (_ _) )
  |/ ∴ ノ  3 ノ  < これからも珍米を宜しく
  \_______ノ,,      お願いしますね!!(^v^)
ピュ.ー (     )
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎    
309考える名無しさん:2006/03/11(土) 11:52:15
俺の大学の哲学かじゃなぜか四年になっても他大の二年レベルの内容しかやらない。
放送大学のほうがまだレベルが高いんだもん。
310通行人:2006/04/16(日) 11:37:30
289>岩波文庫でもなんでも良いから、解らなくともやたらに沢山読むこと。
ヘーゲルの『小論理学』などは読み易い。シェリングの『人間的自由の本質』、フォイエルバッハの『キリスト教の本質』も。
サルトル『存在と無』、ショーペンハウアーの主著などは毎日少しづつ読めば面白くて必ず完読出来る。
311考える名無しさん:2006/04/16(日) 12:02:59
シェリングの他の著作はキリスト教を理解してないとまずムリだね〜(笑)
ニーチェとキリスト教の関係以上だよ。
312考える初心者の名無しさん:2006/04/16(日) 23:56:02
まじめな質問ですが・・・
認識論的転回について、判り易い説明をどなたか頂きたいと思っております。
色々検索しましたがどうにも判りません。
言語論的転回は何とか判りました。

あと、できれば存在論的転回も・・・。



313考える名無しさん:2006/04/17(月) 00:29:09
過去がないってことが感覚的にどうしても理解できないです
誰か分かりやすく教えてください
314考える名無しさん:2006/04/17(月) 02:28:28
ツァラトゥストラの上を読みました。
よく分からないけどテンション高いのがいいですね。
315考える名無しさん:2006/04/17(月) 02:47:07
よく分からないくせによくあんなもん一冊読めたな
精神的マゾか?
316あげぞ:2006/04/21(金) 04:44:39
カント的な文脈でよろしいのでしょうか?

普通はリンゴがあると思った瞬間に、
たいてい「あれは1つの赤い小さなリンゴだ」という認識が成立していますが、
よくよく考えてみると、
「1つの」とか「赤い」とか「小さな」とかいうのは人間の勝手な判断で、
リンゴを「あるがままに」捉えているわけではなくて、
分かり易いようにイロイロ手を加えることが「認識」っていうことだったりすると。

イロイロ勝手に情報操作して分かりやすくしてしまう心の働きを、悟性と呼んだのですね。
悟性Verstandは英語ではUnderstandingということで、「理解力」くらいに考えておきます。
ラテン語だとintellectusのことで、これはお馴染みの「知性」となります。

知性intellectusは歴史的には「神の知性」なので、かなり直観的なものです。
ですから、悟性の働きは瞬間的・直観的な把握力なのです。
悟性の「悟」という言葉も「悟る」から来ておりますので、そういうニュアンスだそうです。

一方の理性Vernunftは、直観的なモノではなくて、時間をかけて考えて行く心の働きです。

ということで認識論的転回とは、
「リンゴがあるから認識できるわけではなくて、認識しているからリンゴがあると分かる」
ということでどうでしょうか?
317あげぞ:2006/04/21(金) 04:55:10
ハイデッガーでよろしいのでしょうか?

こちらはすごく分かり易くて、
「古代ギリシャ哲学以降の哲学は、存在者ばかりを問題にして、存在を問題にしてこなかった」
というハイデッガーの主張です。

「〜とは何か?」という疑問文は、哲学の基本的なスタイルなのですが、
この「〜」の部分に、「リンゴ」とか「人間」とか、すでに存在しているものを入れてきたと。
「リンゴとは何か?」とか「人間とは何か?」とか、
そんなことばっかり考えてきたと。
たまにはパルメニデスにならって「存在とは何か?」と考えてみましょうよ。

かみ砕くと、リンゴも人間も「存在している」「ある」と共通して言われるけど、
この「ある」ってことは一体何なんでしょうね?
という疑問です。

たぶん答えはありませんので、神秘だとか言われます。
ウィトゲンシュタインは、

「語りえないものについては、沈黙しなければならない」

と言いましたが、これは2人の性格の違いですね。
318あげぞ:2006/04/21(金) 05:06:36
時間も、実は、カントの言葉で言えば、悟性Verstandが作り出すものですね。

つまり、人間にとって、時間というものがあったほうが、世の中が分かりやすくなります。
特に「モノの運動」「運動するモノ」を考えるときには、時間がないと困ります。

「感覚的に理解できない」というのは難しい注文ですが、
たいてい夜に寝て起きると朝になっていますが、
その間の時間ってどうなるのでしょうね?

それから音楽は刻一刻と変化していきますが、
音楽というものは一曲全体で判断・解釈するモノでしょうから、
実は時間感覚とは無縁な対象だったりしませんか?
まあ、カラオケで『ロード』とか『ラブリー』とか長い曲をやられると辟易しますが。

より根本的には、自己意識の問題で、
自分はどこからが過去でどこからが現在でどこからが未来ですか?
これは難しい。
通常、記憶になったものは過去だ、と考えがちですが、
反省してみないと記憶になったかどうか分かりませんし、
いずれにせよ、過去だとか現在だとか未来だとかということは、
結局「その人次第で、感覚的な問題だ」ということになるのではないでしょうか?

昨日の自分と意識がつながっていると思えれば、過去はないと考えられないでしょうか?

また
「世の中には、空間しか実在しない、時間は仮想存在である」
という考え方もあります。
319考える名無しさん:2006/06/21(水) 13:02:59
∩( ・ω・)∩ばんじゃーい
320考える名無しさん:2006/06/21(水) 15:28:37
物理の世界でも時間って考え方は無いそうですね。
モノとモノの反応があるだけだそうです。
1個人の一生も星の一生も、あるひとつの反応の結果というわけですね。
そうなると「有意義」とかいう概念もはなはだ道徳的で、人にしろ星にしろ
ホントはただ生まれて死んでゆくだけという事ですか。
321考える名無しさん:2006/06/21(水) 15:37:51
産まれてから死んでゆくだけ、という事はありません。
死は存在しません。死んだように見える動物は、
酸化し分解されているだけです。変化するだけです。
生も死もないのです。
322考える名無しさん:2006/06/21(水) 18:20:06
その変化された状態で、生と死を区別しているんじゃないかな。「生の状態」と「死の状態」みたいな。
323考える名無しさん:2006/07/21(金) 03:09:25
【撃破リスト】
コダック レックウザ ホウオウ アチャモ スターミー ヒトカゲ カモネギ ヒンバス ヌオー
ポケモン絵
ttp://hirosgame2town.hp.infoseek.co.jp/pa-z/pa-z.htm
http://no2.pic.bz/pokedex/aiueo.html
http://sousui.jp/~hosisirube/64.htm
http://nisyan19.hp.infoseek.co.jp/pokan/pokan.html
AAまとめ
ttp://dokoaa.com/poke/
324考える名無しさん:2006/07/21(金) 03:12:59
コダック
            /
         ヽ、 / /
           ヽl/_
       ,-'´ ̄ ̄_`ヽ-、
     /―、  /´.`l、 ヽ-、
     |、_・_ノ-、_`ー-'  (´´  `l
   /⌒ヽ,イ  l `ヽ-,    )   `l
  /  /      ノ−''l´    ノ
  (  ノ        ノ       /
   `ヽヽ、__,-'´      ―〈 /ヽ
    ヽ/             Y  /
     |          /ヽ/|_∠、
     \        /      /
     ,-'´ ̄`ー、__|    /
     ヽ、,_,、-'´   ヽ―´
レックウザ
        \`ヽ、_  ,、-=ニ二ニ>‐、 / /二ニノ 、`ヽ,、'ヽ,__ゝヽ,_
          ヽ,  l'´ー-、_ ,-―_>'´ /  ノ  `ヽl'   (____(  `ヽ-、 ,、'´7
           _,、ゝ、 l      _ノ´ _,,,、  ` /´    ノ、  イ   ノノ  ̄`ヽ、ノ( トイ
       ,'´,、-'´〉'ト,、、   / イ、/  , 〈 \   / ノ`‐'´l `l// 、    ノ-、`‐'>ー, -、
   /´´,ヨ /,、-'´( l,lノ `ー'´´ イ_U/ //   | ̄ヽ、'´/   | | |/ _`ヽ-、ト、_ノ、_>-‐'ー'
  <</´ l/   >、、   ,-‐―`´イ/   l、 | | |     | |ノ`ー<ヽ、//
  `フ'´⌒ヽ, /´_ノ ) lヽ-'´    _/ノ     \ `l、|`l   _ノ/     `\   `l、
  /     ノ´-/-'´´| |       | /l /⌒ヽ、 `ヽ、`ー-'´ /        \、'´`l、
  /    // ´     | |      「 ノノ      `7、 `ヽ,  ノノ          ト,、 ヽ,、
 |      |         \ヽ、_/彡ン      /  `‐-'´//          | | `l,   トヽ、
 |       l     ___ ヽ、_/´       /    /´ /           l |  `l  |_ヽ、
 |ニヽ   ヽ   /,-―−―‐-,`|     /´     |l/            || /l   |二-'
325考える名無しさん:2006/07/21(金) 03:35:29
ホウオウ
      / |_/⌒)          _ (⌒ヽ、 /⌒ヽ 「ヽ
   l´ヽ、|  l ヽ l´ 7         \ ヽ l´ヽ  |、/  `l
  l´ヽ   人 ノ  / /              'l  `y'  | ノ、  /`ヽ
,-‐|   ' l  ヽ |  |            |   |  |'´ ノ /  /、
|  ヽ、「ヽ    l''                 `l   / /-, /  )
,`ヽ  ヽ、 `ヽ   |             | l  /´ ノ   /‐,
(_`ヽ  l'´ヽ  l l             / l'   _/‐, ー'´  ノ
 _ヽ_ `l、_ `  `l `l           / ノ   _,-< -―‐<
(__,、-'´ヽ、    `l \     _   / /  -‐'´ ノ  __ノ
 / ヽ ヽ l>   `ヽ`ゝ‐'´´  `ヽ,、´ /   ―<    ヽ,
/⌒ヽ、`l、'l、`l,、'⌒ヽ‐,`´l  ,、 /  l'´  ヽ  ̄ヽl‐'  ヽ、_ノ
l  ∩ `ヽ  / ,‐-、 `l '| ,'´`     >、_ノ ̄ ヽ `ヽ ノ-、
 `-'´`ヽ- `lノ /⌒l`l ノ-'´`      -<   ヽ `ヽノ  ノ
      / , 人,Oノ ,イ ヽ   、'´ `ヽ `ヽl  ゝ-'´ /ヽ
    /  ,、-'´ヽゝ'イ   、'´     `Y /´ -ニ´ ―'´-'´`)
   l´   ,イ  ノ ノ´ `ヽ、     ,    l'´ -'´ -'´´ -―'´ ̄
   `ヽ'´  Y /     7`ヽ、  /  ,-、`lニ'´   ̄ ̄ ̄`フ
        `´,‐,-、   (  `ヽ__ゝ-┴、/‐'、-、ニ二、 ̄  ̄`ヽ,
        イ┴ `ヽ、_ノ`>-`ヽノ‐, ,‐, >-ゝ、    >-、_ノ
       <_ノヽ,'´ヽ‐- /´   '-,  ノ | ヽ、 `ヽ  ̄`ヽ
         `'´   L,l      `‐'´`'´`‐'´    `―'´
326考える名無しさん:2006/07/21(金) 03:36:57
アチャモ
                 / ヽ ,、-'´ ̄   /
                /  ,、ノ-′    /′
          _,-――-、_//-‐フ _,-‐′
         /´_       ′ _ニゝ   ̄`ー 、
      / ,'´、`)          ヽ、ー--‐―'´
       /   `-'´ 、-‐''ヽ、   ,l'ヽ,、 `l
      |      `‐-、_ゝ  ( `'´ノ  |
      `l、            `‐''  /
       `ヽ、             /-,
       ,-'´`ヽ        __, -'´ノ-,
   、-、 ,ゝ、_ノ    、  ´    、‐、
 _ `l、`l| `l|      `l、 , ,、 「´
ヽ、 `ヽ`l、`| | l       `'´`′'´)
  `-、ヽ|   |_ ゝ-、       /
    `ヽ、  |-―'`―-,‐,―ニ''´
      ヽ,  l      | |'´フ
        l_ノ     イ  /
              / , l |
             / / l l
             ヽ| ト、|
               `'' `


327考える名無しさん:2006/07/21(金) 03:38:03
スターミー
                /l`ヽ,     /フ1
      ,、-、_    / |  `l, / / |
     l, \_`ー‐,┼、_l、/ ,、-<   |  _,、-、
      'ヽ, `ヽ、 |  `ニ′  ノ  |`´,、-'´´,>
      `l-―-、//ヽニl、`ゝ,`ー┴<  /
  ,-―'ニ二`ヽ,、l |`l'´// `l ̄|  ,、-'´  (、_
 l、_    ノノ`-l'|ノヽ,―イ,フ´  (_    `―-、
    `ー,-< _  `ー┴--'´   ___)  _,、-‐'´
    ノ /`'´ `7  ― ヽ  <´  、―<
  //   _/、 ,、-―‐-、  `l  ヽ、 `ヽ,
  (/_,、-―'´l   / `l、  'l、ヽ-'´,、_ `ヽ、`l
          |  /  ノ、  |  l'´   `ー、_ノ
        l' / /   ヽ,  | ,l'
         Ll´ノ´    `l、'l /
328考える名無しさん:2006/07/21(金) 03:42:19
ヒトカゲ
      ,、-'´ ̄ ̄`-、
     /      , ,、'l、
    ト、l     ' ∩`l|
     ト|        ト'' | 'l
    ノ-'       └‐''  l
   〈−,、_・_  ・_,-、イ ,/           /ヽ,
    `-、`、_ ̄´   / ,/          ∧l;;;;;l
      ニ>`三、´  `−-、_       |iiiiiii ヽ
 _、,、-'´´ //  `ヽ,       `−'`-,   ノ ヽ;;;;; /、
  `ゝ ___/     `l、_,  ,_ゝ,、ゝ  ヽ,   ;;;;/
   '     |      `l、 `、 ̄´     ヽ,‐,-''
       |        |   `l,       / |
      ,、'´l、      ノ   `l、  _,、-'´,,イ
     /   ヽ、     /     l―'  /ノ´
    (     `ヽ、,_ l、     |_,、┴'´
    ,>、    i'´ ̄  ̄`ヽ,    l―'´
   -/-レニ`―'´        l、iヽ、,ヽ,ゝ
                  `―'´



329考える名無しさん:2006/07/21(金) 19:38:26
カモネギ
          「ヽ、  ,、(´`l, ,-、        / ̄フ
           '|  `iヽ,<、ヽl  >'´ノ、      /  /ヽ,
            'l   'lヽ、/ 、  , -''´ `l、  ,_/´  /'  ノ
           `l, ヽ /、ヽ/ ,iニヽ  |  /   /  /l、
           ゝ、 l、iヨ,-、,上i_ノ  `y'      / ノ
          (ニ、 ̄`イ   , )´   __  ,、-'イ
                 ̄Y   /┴―--‐'´_,,、-,ヽ, 、i-'´
               ヽ、_/`l, ̄`ー--<ヽ''_ノ┬'´
                  `l、      ̄ /
                    `lヽ‐,‐--┬-'´`ー、
                 ,、-'´´  <  `ー┴-‐'´
                 `イ 人、ヽ,
                   `´  `ー'
330考える名無しさん:2006/07/21(金) 19:39:12
ヒンバス
       l´`ー、_
       |  `l 'l
        '|  / ,l'
       ,イ __ |
     ,、-'´、 `ヽ, `ヽ、   ,、
    / 、ヽ'´ _ 'l、_ `l, / ノ、
   /、_ )  l|||||l、 |、 ) |、 / <
  `l,    |l' ''|ll| | ,-、 | ノ,
    |  ,,  | ・ |l| | `'´/ -'´
   /-ヽ<、 |lllllll'' ノ  ノ 、ゝ
 ノゝ二ニヽヽ,┌,ニ、_∠ヽ,ヽ''
ヽー, _,>、`-''/ ヽ、ヽ、_>'ヽ'
  `´  `ー--―'´ヽ''
331考える名無しさん:2006/07/21(金) 19:40:30
ヌオー
               _,、-―- 、_
             ,、-'´        `ヽ,
            /           `l,
           /      ・      |l)
          ( `′  __,      `l、
              `l, ̄ ̄´         | |lト,
            `l, ー - ‐´      `|llノ
            ノ|             `lヽ、
           /' |   ′  ,      ト,llllト,    ,,、iiiiiiヽ、
             l'  l'  ,  ,  /      l、`|ll(_,、iiillllllll-'´ ̄ヽ,
              l,  ノ l,/ (  /       ヽ、|、llllllll,-'´     |
            `|   `ー-'ー'         l `l' ̄      ノ
             |                /'      ,、-'´
            `l、              ノ-、__,、-'´
           ,、-'´`ー-、_       、-'′
           (___,-'/ /      ノ
                `'ー-'-−―‐''´
332考える名無しさん:2006/08/10(木) 22:40:35
今このスレには僕だけ
333おっさんの愛弟子キボンヌ ◆Fmd2B6wtag :2006/08/10(木) 22:45:06
    ∧ ∧___
   /(*゚ー゚) /\  たぶんね
 /| ̄∪∪ ̄|\/
   |        |/
     ̄ ̄ ̄ ̄
334考える名無しさん:2006/08/17(木) 01:31:28
                ,、-―‐-、            _,、-'´lヽ,
              ,i'´ ,、-‐、 _ノ       ,、-'´ ̄ |   ||
              ヽ、_(三'ニl′       、-'´ _,、-┴'´,__ソ
                _ノー┴‐--、_   /  ,i'´ ,、-―'´´
              ,、'´_,、-‐-、,    `ヽ、l   l' l'    ,、-' 1ヽ
  ,            ,l' ,i'´    `l、    |,   `-'―'´ ̄l   'l|
 /、`ー,- ,_     l' l'   .   'l    ヽ,、_   _,、┴‐'´_ソ
 l、`l、ヽ,   ̄`ヽ、_ |'  l,       ノ  _  |`ヽニ二_,、-―'´
  ヽ/ ̄ノー‐-、  ヽ|  `ヽ、_  ,、-'  ,l´i、_ヽ, l
    ̄ ̄ ̄``ヽ,ノ  l、_   ̄    l, `Y´ノ /
    /ヽ,`ヽ ̄   ノ_トっ`l       `ー''/
    `l、 ヽ,_`l、__ノ、`' ノ、        ,/'
     ヽ/_/_,、-'´ ̄  ``ー--―‐'´
        ̄ ̄
335考える名無しさん:2006/08/17(木) 01:32:15
                     ,、-'´ ̄ノ
           ,、_      _,、-'´´   ,-'´
、`ー-、_ ,、l'|´`ヽl | `ヽ、_  ,|   ,、-'´
 ヽ、   `、_`ヽ、_ ヽ,ヽ、 -'´  ,-ヽ''
   `ヽ,_ ,、ノノヽ、 ̄ヾ、`ヾ,ヾ _ヽ
     l´l'´  ノノゝ-−、、| | 、 'l `ヾヽ
      ,イ| //,l'´;;;;;;;;;/lヾ、 ヽ'´ _l__(__
      ヽ | l l l'`ゝ,;;;;;<' _ノ,l'ヽヽ 、  __,、)
   ,、-'1/ `l、l,`´、-i-i-, ヾノノ  ` -,'´ l
   `ーゝ,l、_ | |ヾ、;; ̄´;;;;ノ'ノ ヽ、、」 ,l'´
      `i 、ヽ,ヽ-、 ̄´´,'l|__ノ/ゝ′
       ヽゝ、l、 ̄ヽ,、ノ゜ノノ  i ヽ、
        /`ヽ,、-,  l'l'´   ノヽ, `ゝ
        ヽ-'´ ヽヽ'´ヽ,i_ノ´  `ー'
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1155745198/21
336考える名無しさん:2006/08/17(木) 01:37:58
          ,、-、_  __
    ,、-―、_,、'´    ̄  `ヽ,
   /       ・    .   l、
   l,       ヾニニつ    `ヽ、
    |                  `ヽ,
    ノ                  ノ
   /::::                 /
 /:::::::                ..::l、
/::::::::::::::::::......:::::::.       ............::::::::::`l,
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::......   ....:::::::::::::::::::::::::::::`l,
ヽ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
   ̄ ̄``ヽ、_:::::::::::::::::::::::,、-―´ ̄`ヽ、,、-'
         `ヽ―-―'´
337考える名無しさん:2006/08/17(木) 02:16:30
    lヽ  ,イ             /l
     l `ヽ' |            / 'l_,、-'´7
    ,、-   `ヽ、_    _,、-‐'´     /_
    `ー、 i、     ̄ ̄ ̄    ,,、 ,、-―'´
       | l ヽ、        ,、-'´ //´ ,、
        l 'l、 /ヽ、_   _,、-'´l  ,ノ´/ /l´ `lヽ、
       ,、-'´(´0,  ̄,'Oヽ `l、 /  `、   'l
       'ー--、`'´_- _`ー'´ __ヽ,   `ヽ,-,''
          ,、'´`ー, ̄-,―'´ヽ, ̄     ||
      ,‐-/   〈  ノ    l ,-、    //
      ヽ_,,1    l,、'´    ノヽ<_,、-',、'1
      ,-‐ゝ、__ノ、    ノ、,‐、`l―'´
       `-'´ |、 `―‐'´ ヽ‐´ |
           'l `ヽl   l'イヽ  |,
           l  ノ、  l / `l、  l
              'l / l  l/    l  ノ
            i_ノ  | |'    lノ
               `´
338考える名無しさん:2006/08/18(金) 22:37:55
                _  _,、-‐-、
_,、―-、_        ,、-'、_ヽ、, ,、-、`l
`ヽ、    `ヽ、_  ,、-'´o   ヽヽ´  _ゝ'―-、_
  'l,      ヽ'´O  O   `|、-'´     ,,、ゝ
   `l,     ,',,ヽ   ,,-‐-、 、-'´     ,l'´
    `l,     (lllノ  l, ● ,l ,l´        ,l'
     `ゝ-‐'´‐-、_  `ー''´ ,l'       ノ
     l' ,、-‐ゝ、 `l,     `l、_    /
      'l, '|lllll| ヽ, 'ヽ     7ー‐''´
       `l, '|lllll`l,_ |, |   /
       | |lllllllゝ' ノ_,、-'
       `ヽ二ニ-‐'´
339考える名無しさん:2006/08/18(金) 23:14:40
              l`ヽ,-−―-ヽ、__
           ,|         ,-`フ
    ,、-‐-、  |l       _    /
  /   ノ   'l,     /iiillヽ  l'             
 / ,、-‐'´     |    ヽー'‐'_ノ'           _,-'ニニ二,ヽ,
 l' /         `-、_,-i'´ ̄`ヽ、          /,-'´    `ヽ`l
  l |             |    、 `ヽ,      //          `l |
  `l'l、          ノ l     `ヽ'´ヽ、 /,'          //´
   ヽヽ          `´|         `ヾ´         /,'
    `ヾ、ー、       ト、   l,     `l       、-´/
       `ヾニニ====l, ヽ、  l、     ├−',ニニ'´-' ̄
                `ヽ,`ヽ,‐-ゝ-, /´
             ,、-'、´ ̄,、-'´  /  'l
          ,、-'_´   ノ,、-'´   /__  ノ
          `'´-‐''´      /´ ヽ,/
                    /   /
                       l/ ,/_ノ'
                     ̄
340考える名無しさん:2006/08/19(土) 12:29:50
341考える名無しさん:2006/08/21(月) 17:04:06
>>1が安価のポケモンをAAにしていき全ポケモンAA化を目指すスレです。

【つかまえた ポケモン】
コダック レックウザ ホウオウ アチャモ スターミー ヒトカゲ カモネギ ヒンバス ヌオー コイル
パルシェン メタモン エネコロロ ウツドン ミュウ

【ポケモン絵 】
ttp://hirosgame2town.hp.infoseek.co.jp/pa-z/pa-z.htm
ttp://no2.pic.bz/pokedex/aiueo.html
ttp://sousui.jp/~hosisirube/64.htm
ttp://www.charizardpage.com/home_file/Gallery/ken_sugimori_gallery/pokemon.htm
ココ以外にもいい感じの画像があったら貼っとくれ。
気に入ったら安価無視して作るとか作らないとか。

【誰も作らないので自分で作ったまとめサイト】
ttp://ameblo.jp/hi-tec-05/






342考える名無しさん:2006/09/24(日) 16:00:51
例の「ソフィーの世界」の評価はどうでしょうか?
343考える名無しさん:2006/10/01(日) 21:19:09
344考える名無しさん:2006/10/04(水) 19:44:31
全国への道はなかなかに厳しい
345考える名無しさん:2006/10/04(水) 23:36:32
3737 4147 7099
346考える名無しさん:2006/10/16(月) 03:02:18
>>342
高校の副読本レベル
347考える名無しさん:2006/10/30(月) 00:25:50

等角フォントの書き込み欄と
MSPゴシックの表示欄なん
だからズレが出るのは必然。

とAA職人が言ってみる。


┌─────────────┐
│等角フォントの書き込み欄と、  .|
│MSPゴシックの表示欄だから、 .│
│ズレが出るのは必然。     .│
└─────────────┘
348考える名無しさん:2006/10/30(月) 00:27:20
┌─────────────┐
│等角フォントの書き込み欄と、  .|
│MSPゴシックの表示欄だから、..│
│ズレが出るのは必然。      .│
└─────────────┘
とAA職人が言ってみる。
349考える名無しさん:2006/10/30(月) 00:28:40
┌─────────────┐
│等角フォントの書き込み欄と、  .|
│MSPゴシック10ptの表示だから│
│ズレが出るのは必然。      .│
└─────────────┘
とAA職人が言ってみる。
350考える名無しさん:2006/12/04(月) 14:20:10
∩( ・ω・)∩ばんじゃーい
351考える名無しさん:2006/12/18(月) 23:46:05
保守
352考える名無しさん:2007/03/04(日) 16:01:47
∩( ・ω・)∩ばんじゃーい
353考える名無しさん:2007/03/05(月) 00:29:57
J・W・ゲーテ『ファウスト』(P.111−114)柴田翔=訳 講談社 より引用

メフィスト 時間を無駄に逃さぬことだ 時の経つのは早いぞ
だが秩序立ててやれば余裕も生まれる。
だからお若い方よ 忠告しよう
まずは論理学を聴講したまえ。
君の精神は鍛え上げられ 痛めつけられ
三段論法 四面四角
帰納演繹 思慮分別
間違いなしの大道を おっかなびっくりそっと歩み
迷い鬼火めいたジグザグ道など
決してふらつかぬようになる。
今では恐るべき飲み食い同様
いとも気軽にやっていた日々の思案 考えも
大前提小前提 論理手順が不可欠と
年月費やして教えてくれる。
354考える名無しさん:2007/03/05(月) 00:30:33
続き

もちろん人間の思考は 織物にも似て
一歩踏めば千の糸が挙がり
ひが左へ右へと飛び交い
糸の流れは眼にも止まらず
ひと打ちで千の織目が出来上がるというものなのだが
さて哲学者先生が口を出すと
すべて必然のつながりを証明せずには済まさない。
第一にこうだから 第二にはこう
しかるが故に第三第四はこの通り
もし第一第二のあってなくせば
第三第四はなくてあらん
各地に散らばる弟子どもは賞賛尊敬を惜しまぬが
それで布を織れるようになったとはとんと聞かんわ。
いのち溢れる生の姿を知り 記そうという奴が
まず精神を追い出そうと懸命になる。
手元にはあちらの断片こちらの破片が残るのだが
残念ながら!それを結び合わせる精神がない。
化学で言うところの自然の結合力の問題だが
化学はそれで自らの至らなさを我知らず自嘲していることになる。
355考える名無しさん:2007/03/05(月) 00:31:56
続き

学生 どうもはっきりとは理解できぬところがございます。

メフィスト いやすぐに判るようになる。
すべてを抽象還元分解し
分類体系基準化できる技を習得しさえ すればよいのだ。

学生 お伺いすればするほど混乱し
頭の中を水車がごとごと廻っているような感じです。

メフィスト そのあとは何よりもまず
形而上学へと進まねばいかん!
人間の脳味噌では掴めぬことも
いとも深遠にとらえてみせようという学問だ。
人間の頭に向いたことにも向かぬことにも
ちゃんと立派な術語が用意されてある。
356考える名無しさん:2007/03/06(火) 09:32:16
久々にあがってると思ったら、なんだ?
357考える名無しさん:2007/04/07(土) 11:08:17
保守
358考える名無しさん:2007/04/07(土) 11:44:07
プラトンから始めようと、早速『世界の名著』プラトンT・Uを購入しました。
頑張ります。何かあれば書き込みます。
359考える名無しさん:2007/04/07(土) 22:30:52
高校理系普通科卒業の俺がニーチェの『この人を見よ』を図書館で借りてきた

ナンノ\(^O^)/コッタイ
360考える名無しさん:2007/04/08(日) 17:28:09
>>316->>318はセンスいいと思う。
こういう人にこそ哲学入門書を書いてもらいたい。
池田晶子さんとは大違いだ。
361考える名無しさん:2007/04/08(日) 18:23:07
>>359
それでいいのです。
理系のセンスがある人なら、ニーチェなんて哲学とは呼べない、という意味もいずれ理解できるでしょう。
362考える名無しさん:2007/05/12(土) 03:20:27 0
age
363考える名無しさん:2007/05/12(土) 05:23:09 0
えーっと、これは質問になってしまうんですが、自分が小学校の時に
思っていたの事なのですが、例えば「三角形を見てAさんは■に見えていて
Bさんには○に見えている、Cさんは△に見えている、同じものを
見ていて、同じものを認識していながら、実はそのものに対する
認識に差異がありながら、AさんがBさん・Cさん、BさんがAさん
・Cさん、CさんはAさん・Cさんの眼を使って見る事は不可能なので判り合う事は不可能である」みたいな事を言っている哲学者はいますか?変に判りづらい文で申し訳ありませんがレスをお願い致します
364考える名無しさん:2007/05/18(金) 17:15:53 0
>>363
大変わかりやすい良い文章だと思いますよ。
仰っていることは認識論といって哲学の大問題です。書ききれないほど多くの哲学者が問題として取り上げています。
>>363さんのようにAさんBさんCさんは判り合うことは不可能である、と結論づける向きもあれば、
AさんBさんCさんはわかりあうことができる、と結論づける向きもあります。
とりあえずラッセルの「哲学入門」を読んでみてはいかがでしょうか。
文庫で手に入りやすく、読みやすい名著です。
以上、哲学素人でした^^;
365考える名無しさん:2007/05/18(金) 17:18:01 0
ラッセルの「哲学入門」は原書で読むといいよ
英語の勉強になるし、薄くて平易ば文章だから読めるよ
366考える名無しさん:2007/05/18(金) 17:19:17 0
>365
✕平易ば
○平易な
367考える名無しさん:2007/06/19(火) 11:53:28 0
周りに自分のような考え方をする人がいなくて
自分の考え方がおかしいのかな、と思っていたのですが
最近ふとした事で哲学の入門書を読んで
ああ、なんだこれだったのかと少し嬉しくなりました。
今はまだ、誰と特定する事なく
初心者向けの解説書のようなものを読んでいる状態です。

そうしていると、こちらの本に引用されていたあの事を知りたい、
そしてその本を読んでいると、また別の引用が出てきてそちらへも興味が・・・
という感じなのですが、こういうのはどうなのかな、と思います。

誰か特定の人物に的を絞って読んだ方がいいのでしょうか。
それとも取り敢えず、色々なものを知る方が先なのでしょうか。
私は学問としてきちんと勉強しているわけではないので、
どっちでもいいじゃん、と言われてしまえばそれまでなのですが
一つの方法として教えてもらえれば有難いです。
368考える名無しさん:2007/06/19(火) 16:15:43 O
軽くでいいから、歴史からやった方がいいんじゃないかな?そしたら、その思想が生まれた時代やその時代はどうだったのか?とかわかっていいと思う。
369考える名無しさん:2007/06/19(火) 18:36:06 O
>>367
あるあるw
センスいいと思う

個人的には野矢茂樹あたりがいいと思う
ウィトゲンシュタインに絡めた、認識論の本があったと思う
現代の日本人が書いてて好感持ってるし

私的には、哲学史とかカントがわかる本!の類はおすすめしない
哲学と哲学研究との一線にこだわりたいんだ
決して否定はしないけど
370考える名無しさん:2007/06/19(火) 18:58:34 0
難しいな、>>367の質問は。
基本的な用語の定義さえ押さえておけば、本なんか読まなくても
「哲学する」ことはできると思う。実際哲学者の中にもほとんど
本は読まない、という人もいるんだから。
けれども>>368の書いていることも正しいんだよね。
時代背景を知らなければ、たとえば現象学において
どうしてそのような考え方をするのか、ピンと来ないと思う。

まあ、自分の頭で考えたいのか、それとも単なる物知りに
なりたいのかで、何を読むかも違ってくるんだろうね。
371367:2007/06/20(水) 17:17:29 0
レス有難うございます。
>>370にある
>自分の頭で考えたいのか、それとも単なる物知りになりたいのか
この指摘は、自分が考えていた部分でもあります。

これまで全く違う分野の勉強をし、仕事の役に立つわけでもない。
それでも初めて哲学という分野に触れた時、
自分がぼんやりと思い描いていた事を、はっきりと文章として突き付けられ
こやって形にすればよかったのか、と思ったわけです。
しかし、いざ自分から選んで本を読むとなると
自分は単なる「読み物」として、この本を消化しているのではないか?
という思いがよぎったんですね。

かなり生意気な事を言いますと、解説書を読んでいると、
その本を書いている著者の解釈を押し付けられてしまい
自分の考えが、その枠から出られなくなってしまうような気もします。
けれど、いきなり原典は難しい。
誰もがそこから自分の考えを発展させていくのでしょうか?
>>369にある「哲学と哲学研究の一線」って、この事ですかね?

すみません。皆さんのレスにすら初心者の動揺がw
>>368の仰る通り、歴史の方にも目を向けてみたいと思います。
正直なところ、何故歴史なのかいまいちピンときていません。
なんだかワケのわからない状態で書き込んでて申し訳ないです。
372考える名無しさん:2007/06/20(水) 19:33:45 0
>>367
解説者の手によらず、ということなら第一次情報源としての歴史が最重要。
歴史として書かれた考えを事実だと鵜呑みするのではないが
あくまで主体的に歴史を情報として手がかりにすることが、
その背景に存在した世界の現実を洞察する事に有益かつ(経験論的には)ほぼ唯一の方法だから。

もっと単純な意味でも、歴史は非常に有力な情報源になるよ。
解説書とかの同時代的なものは、単に「これはこういうもの」として
情報を観念的に切り分けて、平面上に再現しようとするものだから
もしここを見切っているのであればそれ以上に得る物は無いと思った方がいい。
歴史的な考え方っていうのは、ここに新しい軸を加えて
人物や事件、概念の前後関係、継承関係を観察することになる。

まず概観的な歴史物から入って、興味がある人の著作は邦訳でもいいから読んでみる。
ある哲学者の思想を勉強していて、何か疑問があれば
時間軸を辿って関連する人物や社会状況について調べることも出来るし、
膨大な種々の思想も、意味的な流れ・纏まりとして理解出来た方が頭にも入りやすい。

その過程で、疑問が生まれたり、新しい関連性に気づいたら
それを究明することが自分の仕事になるかもしれない。
ニーチェもそうだが、独創的な思想家には歴史を学んだ者・重視する者が少なくない。
「歴史」自体や歴史に対する考え方を考察したものは必学ですらある。
ヘーゲル、マルクス、フーコーとか。
373考える名無しさん:2007/06/20(水) 20:45:19 0
>>367
とにかく、多読だよ。読んで読んで読みまくる。
そうすれば、多様性の多様さがそこはかとなくわかってくる。
多様性が見えてくると、自分のイチが朧気ながら見えてくる。

こういうのがあるから、参考になるといいね。

「生きている内に読むべき1001冊」
http://en.wikipedia.org/wiki/1001_Books_You_Must_Read_Before_You_Die
374367:2007/06/21(木) 17:47:27 0
>>372
歴史を学ぶ方が、客観的な知識が増えるということですかね?
この場合の歴史って、「哲学史」という事に留まらず
「全般的な歴史の中での哲学の流れ(役割?)」という意味になるでしょうか?

確かに、本の中に例えばキリスト教に関する記述が出てくると
その当時の西洋におけるキリスト教が、
どういうスタンスで人々に浸透していたのかを理解していないと
「どうしてそんな事が問題になるんだろう?」となりますよね。
そういった事も予めクリアしておけますね。

>もしここを見切っているのであればそれ以上に得る物は無いと思った方がいい
今の私の段階で、そう思ってしまってもいいのでしょうか?
そういう事を頭に入れておいて解説書を読んだ方がいい、って感じですかね?

>>373
わざわざ有難うございます。
ざっと見た限りで、読んだ事のある本が一冊しかなかった。
1001冊もあるのに・・・
哲学書に限らず、色々読んでおかないと駄目ですね。
読書量ではいい気になっていたので、かなり反省してます。
375考える名無しさん:2007/06/21(木) 20:36:16 0
>>374
>「全般的な歴史の中での哲学の流れ(役割?)」という意味になるでしょうか?

うん。もちろん哲学に興味があるなら哲学史から入って問題ないけど
狭い史観にとらわれない様にこういう視点は大事だと思う。

>そういう事を頭に入れておいて解説書を読んだ方がいい、って感じですかね?

もちろん解説書も、手っ取り早く概要を掴んだりするのに有効だけど
そこに歴史的知識があるとないとでは得られる内容の発展性が違うと思う。
376367:2007/06/22(金) 16:50:18 0
>>375
成程。歴史は重要なんですね。
色々と口では言えますが、いざ実行できるかどうかが怪しい・・・
取り敢えず、自分で本を吟味するところから始めたいと思います。

皆さん、色々とご意見有難うございました。
とても参考になりました。
もしまた何かあったら、こちらで質問させてもらいます。
377考える名無しさん:2007/07/01(日) 15:42:40 O
質問です。
道徳と倫理の違いって何ですか?
この二つを対比させている文章を読んだのですが、
そもそも何故この二つが対比されるのかがよくわかりません。
文章内では

道徳→自分で自分に課す、飽くまで個人主体のルール
倫理→弱者に対する労り等の、自然発生的な心の領域

とありましたが、特に倫理の方がいまいちピンときません。
道徳も、個人と言うよりは、共通する価値観(例えば地域だとか民族だとか)
の間にのみ通用する、根底理念のようなものだと思っていたのですが…
378考える名無しさん:2007/07/01(日) 15:47:59 0
>>377
道徳と倫理との絶対的な定義などありません。
その論者は「〜と定義すると〜という違いが出る」と言いたかったのだと思います。
あなたが「そういう定義は不満だ」と思うならそれでいいでしょう。
379考える名無しさん:2007/07/01(日) 18:08:22 0
>>377

そういう使い分けは,寡聞にして知らないので,どういう書籍・blogでそういう使い分けがされているのか関心がある。タイトル・著者とかURLを紹介してもらえませんか。

一般論を応えておくと,>>378の言うとおり,「道徳」と「倫理」をどう定義・理解するか,人によって違うと言ってよいと思います。ですから,またそれぞれ別の意味に定義・理解するか,同じ意味に定義・理解するかも人によって違います。

ただ,西洋哲学の用語としての伝統では「道徳 morality」よりも「倫理 ethics」のほうが伝統が長い,古式ゆかしい用語ではないかと思います。

そのため,「道徳」と「倫理」を使い分ける場合は,(1)「倫理」のほうがよりアカデミックな伝統を踏まえた意味合い,「道徳 morality」のほうがより素朴な実感を反映させた意味合いで使い分けられるか,
(2)「倫理」のほうがより狭義の意味合い,「道徳 morality」のほうがより広義の意味合いで使われることが多いんじゃないないか,なんとなく思います。

参考:
http://rc.moralogy.jp/qa/2007_75.html
http://plaza.umin.ac.jp/~kodama/ethics/wordbook/morality.html
380377:2007/07/02(月) 12:33:52 0
>>378
>道徳と倫理との絶対的な定義などありません。

そうなんですか。だからなんとなく漠然とした感じなんですね。
「倫理」については今まで考えたことがなかったのですが
「道徳」という言葉は、割りと頻繁に目にするので
自分の中に曖昧なイメージしかないのは困ったな、と思っていたのですが。

>>379
>タイトル・著者とかURLを紹介してもらえませんか。

あああ・・・
あの、私が読んでいたのはお恥ずかしいくらいに
絵に書いたような入門書なんです・・・申し訳ありません・・・

面白いほどよくわかる 図解 世界の哲学・思想/小須田 健

この本の始めに「道徳と倫理の違いとはなんだろう」というタイトルで
見開き2ページ程で語られていました。

使い分け方については、(1)の方は感覚的にわかりやすいですね。
URL先も参考にしたいと思います。

どうも有難うございました。勉強になりました。
381考える名無しさん:2007/07/02(月) 13:31:11 0
自己流解釈

道徳は社会通念みたいなもん。
倫理はおのれの譲れない信念の根拠。
382考える名無しさん:2007/07/03(火) 21:34:19 O
>>381
倫理の方が、自己派生的な要素が強いという事ですかね?
383考える名無しさん:2007/07/03(火) 23:25:26 0
>>381
面白いな。その二つ、俺は全く逆のイメージだ。
384考える名無しさん:2007/07/04(水) 03:52:08 0
「809」 副島隆彦の「ミネルバの梟(ふくろう)は夜、飛び立つ」論。

私が原著は12年前に書いた本である「決然たる政治学への道」(弓立社=ゆだちしゃ=刊、2002年)の
P.174に、「本当は学問の体系はこのようになっているの表」で、私は、はっきりと、「フィロソフィー
(×哲学と訳すのは嫌いだ。知恵の学)と数学は、神学(セオロジー、テオロジー)の下女、はしためである」
そして、「サイエンス(ヨーロッパ近代学問)と、この神学が、大きく闘うのである」と書いた。
神学(セオロジー)は日本人には分からない。「神学論争」なる言葉は、日本語になっているが、その中身を
日本人で分かる者はいないだろう。そして、その下に、初級学問=下等学問としての、ヒューマニティーズ
(人文、じんぶん、人間の文字による記録、石碑、古文書の解読、文学部の世界)があるのだ、と書いている。 

「数学は、神学の下女」なのだ。これは、ヨーロッパの学問の体系の中では、はっきりしていることだ。
数学は、決して自然科学(しぜんかかく、ナチュラル・サイエンス)には、所属しないのだ。
ただ道具として多用される。私、副島隆彦がこのように書いて、まだ反論したり、何か異論を唱えることの
出来る、日本人は、誰でもいいから、名乗りを挙げて出来てください
385あげぞ:2007/08/07(火) 03:59:32 0
「倫理」も「道徳」もあくまで翻訳語なので、ethicsとmoralityで考えたほうが良いかと思います。
儒教道徳や、日常的に使われる文脈で考えるとこんがらがってしまうでしょう。
確かに>>379さんの書いてある通りなのですが、もう少し概説化することは可能かと思います。

「医療倫理」という言葉はありますが、「医療道徳」という言葉は聴きません。
倫理ehicsには「社会性」とか「公共性」とか「社会的慣習」というニュアンスが含まれます。
対して道徳moralityは、>>377さんが書いてある通り「個人の心の持ちよう」だったりします。
「どういうルールに従うか」「どういう(良い)価値観で生きるか」が道徳moralityかと。

かなり大胆に分かりやすくしますと、「自分が嫌がることは他人にしない」というのは倫理ethicsで、
それはなんとなく人間社会のルールです。

で、倫理に従うか否かは個人次第ですが、
「満員電車の中で騒がない」場合は、それはたいてい道徳的に良い、とされ、
「満員電車の中で騒ぐ」場合は、それはたいてい道徳的にいかん、となります。

例えばプロ野球で負けゲームになると、士気moraleが下がると言われます。
「どんなときも諦めないで勝とうとする」のがmoral的に良いハズです。

ということで、
「倫理ethics」は社会慣習的に判断されるもの、
「道徳moral」は個人の行動基準的に判断されるもの、
というところに蓋然性があると私は考えていますがなんとも言えないです。
386考える名無しさん:2007/08/30(木) 06:56:32 0
>>385
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について
「哲厨にとって、勢古氏の指摘は、ソーカル事件に匹敵する大事件だったのだろう
今まで自分が信じてきた世界観、価値観が足下からガラガラと
崩れ落ちる不安感。そして、自分が入れあげた哲学に騙されていたと
知った時の驚愕。そして失望。その後、時間差で襲ってきた憤怒と激怒」
が生じた、と言うのがセコ厨の懸命な主張だが、
その内実が「文体がくどいから納豆ネバネバ文体」というような、まさに、
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言であるので、それが、
「哲厨にとって、勢古氏の指摘は、ソーカル事件に匹敵する大事件だったのだろう
今まで自分が信じてきた世界観、価値観が足下からガラガラと
崩れ落ちる不安感。そして、自分が入れあげた哲学に騙されていたと
知った時の驚愕。そして失望。その後、時間差で襲ってきた憤怒と激怒。」
を生じさせたと考えるにはかなり無理があり、
そんなものに自分のル・サウンチマンを仮託してカタルシスを求める人間は、やはり、
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」を鵜呑みにして
のであり、その結果、哲学板でバカにされ、論理で立ち向かうことができないので、
自作自演、騙り、擬似ウォッチスレ立て、あるいは、2ちゃんのクリシェに逃げ、
挙句の果てには意味の無いコピペを板のスレッド中に貼り付け、迷惑を掛けまくるのも、
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」を鵜呑みにしている
当人自身知的ルサウンチマン(=ル・サウンチマン)に重篤に冒された人間の当然の成り行きである。
387考える名無しさん:2007/09/23(日) 13:39:47 O
>>367です。その節はお世話になりました。
遅まきながら、皆さんのアドバイスを参考に西洋哲学史の本を購入し
ようやく読み始めたところです。面白いです。

ところで、最近疑問に思っている事があります。
それは、西洋哲学の本や記述は数多くあるけれど、
東洋哲学についてはあまりないな、という事です。
これは何故なのでしょうか。

皆さんが哲学史を薦めてくれた理由が、歴史的な流れを知るというよりも
体系として哲学の全思想に触れる事のできる、一番いい方法なのだという事は
本を読み始めてやっと実感できてきました。
しかしだからこそ、何故東洋哲学があまり取り上げられないのか
という事が気になってきました。

私が今読んでいる本の序文に
「哲学史といえば西洋哲学史を意味する場合が多い」
「しかし我々はやがて、東洋哲学史にも触れなければならないだろう」
というような事が書かれています。

これは、単にこれが「西洋哲学史」の本だからなのでしょうか。
それとも、哲学において「東洋哲学」はサブカルチャー的な存在なのでしょうか。
西洋哲学と東洋哲学は、歴史的にも思想的にもあまり接点がないんですか?

東洋哲学について、某かの勉強をすればすぐにわかる事なのでしょうが
今それをすると絶対にとっちらかると思うので
こちらで教えていただければと思い、質問させていただきました。
怠け者ですみませんが、よろしければご意見ください。
388考える名無しさん:2007/09/23(日) 13:57:04 0
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    <知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
    |      |r┬-|    |      初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について…
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ              
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





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 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
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| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  < ルサウンチマンだっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      気の利いた洒落のつもりかよwwwwwwwwwwwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
389考える名無しさん:2007/09/23(日) 14:01:49 0
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       / \  /\ キリッ
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| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      名文のつもりかよwwwwwwwwwwwww
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390考える名無しさん:2007/09/23(日) 14:03:34 0
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     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
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<クスクス   /       \!??
      /  u   ノ  \
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ
391考える名無しさん:2007/09/23(日) 14:40:03 0
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
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   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +        
     〈_} )   |                                
        /    ! +    。     +    +     *         http://ex16.2ch.net/news4vip/
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
―――――――――――― 
VIPPER怒らすとひどい目にあうお(#^ω^)
ここはVIPが占拠するお
392考える名無しさん:2007/09/23(日) 14:57:56 0
>>388-390
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について
「哲厨にとって、勢古氏の指摘は、ソーカル事件に匹敵する大事件だったのだろう
今まで自分が信じてきた世界観、価値観が足下からガラガラと
崩れ落ちる不安感。そして、自分が入れあげた哲学に騙されていたと
知った時の驚愕。そして失望。その後、時間差で襲ってきた憤怒と激怒」
が生じた、と言うのがセコ厨の懸命な主張だが、
その内実が「文体がくどいから納豆ネバネバ文体」というような、まさに、
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言であるので、それが、
「哲厨にとって、勢古氏の指摘は、ソーカル事件に匹敵する大事件だったのだろう
今まで自分が信じてきた世界観、価値観が足下からガラガラと
崩れ落ちる不安感。そして、自分が入れあげた哲学に騙されていたと
知った時の驚愕。そして失望。その後、時間差で襲ってきた憤怒と激怒。」
を生じさせたと考えるにはかなり無理があり、
そんなものに自分のル・サウンチマンを仮託してカタルシスを求める人間は、やはり、
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」を鵜呑みにして
のであり、その結果、哲学板でバカにされ、論理で立ち向かうことができないので、
自作自演、騙り、擬似ウォッチスレ立て、あるいは、2ちゃんのクリシェに逃げ、
挙句の果てには意味の無いコピペを板のスレッド中に貼り付け、迷惑を掛けまくるのも、
知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」を鵜呑みにしている
当人自身知的ルサウンチマン(=ル・サウンチマン)に重篤に冒された人間の当然の成り行きである。
393考える名無しさん:2007/09/23(日) 15:44:33 0
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    <知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
    |      |r┬-|    |      初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について…
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  < ルサウンチマンだっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      気の利いた洒落のつもりかよwwwwwwwwwwwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
394考える名無しさん:2007/09/23(日) 15:46:37 0
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    <知的ルサウンチマンに苛まれている不貞腐れたバカボンパパみたいなルックスの
    |      |r┬-|    |      初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について…
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ              
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

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      /ノ  \   u. \ !?
    / (●)  (●)    \ 
    |   (__人__)    u.   | クスクス>
     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
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<クスクス   /       \!??
      /  u   ノ  \
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ
395考える名無しさん:2007/09/23(日) 15:49:05 0
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
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    |      |r┬-|    |      初老リーマンが書き殴った酔っぱらいの戯言のごとき「思想批判」について…
     \     `ー'´   /
    ノ            \
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





          ____
        /_ノ  ヽ、_\
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| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      名文のつもりかよwwwwwwwwwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
396考える名無しさん:2007/10/02(火) 09:49:22 0
せっかくの初学者スレを荒らしてやるなよwww
397考える名無しさん:2007/10/02(火) 10:09:30 0
上げるだけなのもなんなので、一個答えてみるか

>>387
歴史的・思想的な交流は現代になるまでほとんどなかったみたいだねえ。
おまけに東洋哲学という言葉自体、嘘というか、西洋哲学とは別物すぎる。
哲学史読んでるならわかると思うけど、西洋哲学は基本的にロゴス主義でしょ?
フロイト〜ソシュール〜レヴィストロースが出てくるまでは特に。
で、西洋哲学が非西洋的世界観に対する自分達の優位性に疑問を抱き始めたのが現代哲学。
それでもまだまだ西洋の思想哲学と東洋の思想宗教は交流があんまりない。
ユングの東洋好きなんかは有名だけど、あれは哲学じゃないしね。

で、おまいさんのイメージする東洋哲学ってのは、仏教系世界観か、
そうでなければ古代中国思想の流れになるんじゃないかな。
老荘に代表される道教、孔孟に代表される儒教(後に朱子学)、その他諸々(諸子百家)。
この辺は少し齧ればわかるけど、論法が全然磨かれてないというか、西洋でいえば古典哲学に近い。
論理的思考っぽいこともやるんだけど、結局『倫理』という枠内に収まっちゃう。
だから倫理の教科書には出てくるよね。宗教も含めて。

答えになったかい? 一言で言うと『東洋思想は論理的=哲学的じゃなくて倫理だから』になる。
398考える名無しさん:2007/10/02(火) 12:28:12 0
と、『ミリンダ王の問い』すら読んだことのないチンカスDQNが
申しております。
399考える名無しさん:2007/10/02(火) 12:48:02 0
>>389
反論になってねえプゲラw
400考える名無しさん:2007/10/02(火) 14:06:14 0
(「今日のぼやき」[2000.3.6]より引用)
宮台真司(みやだいしんじ)君や、その他のまだ、ポストモダンを 言っている人たちがいるようですが、残念ながら、
もう世界規模では捨てられた思想です。今の 37歳ぐらいから上の人間が、感染している病気です。
東なんとか君の本など、どうせ何をいいたいのか、なにを、かいているのか、わけがわかりませんから、ご心配なく。
はじめから、この人たちは「読者にわけが分かるようには」書きません。

「 大正デモクラシー」のころの(ロシア・ボルシェビキ革命の世界的、影響です)からの「新カント学派」の影響で、
とにかく訳(わけ)が分からないように書く。読者より自分の方が頭がよいように思わせるように書く。
これが、この手の人たちの本性です。愚劣きわまりない伝統であり、日本知識人の劣勢遺伝子のかたまりです。
室町・鎌倉期の五山(ござん)の僧侶たちも、こうだったのでしょう。 かれらは、仏教の坊主(僧)だったのに、
何と朱子学(南宋学、儒学)の本をよんで、分かった振りをしていた、おもしろい人たちでした。
これと、今のおフランス思想かぶれの残党たちは、よく似ています。
じつは、フランスでも一番頭のいいのは、ドゴール主義者(ゴーリスト)の政治知識人たちです。ゴーリストたちは、
フーコーらのような、人文(じんぶん)主義の衒学(げんがく)趣味ではなく、本気で「どうやったら自分たちは
アメリカの支配から脱出できるのか」を国家戦略研究所に集まって、研究しつづけているのです。

 日本人のような、東アジアのモンゴリアン・インディアンには、フーコーぐらいが、文化輸出するのに、丁度いい、と、
考えていたのです。フーコー自身が、来日したとき、「ク、ク、ク」とわらいながら、そういうことを、吐いています。
(引用おわり)
401考える名無しさん:2007/10/02(火) 20:20:23 O
>>397
うわよかった、叩かれてんのかと思って小さくなってました。
しつこく張り付いててよかったw有難うございます。

哲学史を読んでると言っても、先日やっと近代に入ったところです。
すみません、本当にペーペーなんです。

>で、西洋哲学が非西洋的世界観に対する自分達の優位性に疑問を抱き始めたのが現代哲学。

ここが面白いですね。如何にも哲学っぽい流れという感じがしました。

ご指摘通り、東洋哲学とは仏教的なもの、というイメージが強かったです。
私は思想として、仏教的なものに惹かれる事が多いので
東洋哲学というものがあるならば、自分は東洋人なのだし
やはりそっちの方が、すんなり入ってくるのかな?と思ったんですね。
西洋哲学におけるキリスト教のように
東洋哲学では仏教に踏み込んでいるのかな、と単純に考えてしまっていました。

極端な言い方をしてしまえば
「東洋哲学というものはない」と言ってしまっていいんでしょうか。
西洋「哲学」に対するような思考方法が、東洋にはないというわけですよね。
何故東洋では「哲学」じゃなく「倫理」になってしまったんですかねぇ。
そこが何だか不思議ですが、最初の疑問は納得できました。

丁寧に教えていただき、どうも有難うございました。
402考える名無しさん:2007/10/03(水) 00:13:42 0
>>401
んーと、東洋哲学という言葉は便宜的に用いられはするのだけれど、
西洋哲学と同じニュアンスで受け取ってはいけないということかの。
抽象概念を使った論理的思考ゲームという意味の哲学ではなく、
人生哲学という意味での、民族哲学なのよね。東洋哲学は基本的に。

なぜ東洋で哲学的〜論理的思考が発達しなかったのだろう?
という問いに対しては、必要(必然)がなかったから、になると思う。
どの本読んでるかわからんから一応教科書的な説明をすると、
それまでは神話という物語で世界説明ができていた人々であったが、
異文化交流が進むにつれ、個々の神話が相対化される事態が発生。
で、神話以外の、もっと誰でも納得できる世界説明が必要になった。
ってことだと思うお。少なくともタレスの登場の背景はそう言われている。

で、東洋も一部では(例えば日本・朝鮮・中国などで)世界観の違う民族の出会いはあったのだが、
仏教と中華思想(儒教〜朱子学)がそれぞれの民族文化に馴染む形で伝播しちゃった。
超ステロタイプな解釈しちゃうと、農耕民族(東洋)と狩猟民族(西洋)で「他者」の意味合いが違い、
知の在り方が母性的・父性的という差異を持つからじゃないかということになったりならなかったり。

正直、ここまで根源的な問いだと、俺よりもっとちゃんと答えられる奴がうじゃうじゃいる気がする。
403考える名無しさん:2007/10/03(水) 00:17:59 0
と、アヴェロエスすら読んだことのないマンカス老人が申しております
404考える名無しさん:2007/10/03(水) 09:57:29 0
>>403
反論になってねえプゲラw
405考える名無しさん:2007/10/04(木) 04:16:25 O
>>402
質問を重ねてしまってすみませんでした。

東洋では、他民族間でも感覚を共有できたから
論理的な説明が不要となり、「倫理」という方向へ行ったんですね。
面白いですねぇ。
東洋人の精神には、隣人を愛せとか明確に説かなくても
前提として既に備わっているのかな…

何度も有難うございました。
余裕ができたら、東洋哲学にもいってみようと思います。

>>398>>403
ミリンダ王とアヴェロエス、思わずググりました。
覚えておきます。有難うございました。
406考える名無しさん:2007/10/04(木) 10:35:49 0
中国がかなり早い段階で高度な文明をもって世界帝国を築いていた事は大きいんだろう
407考える名無しさん:2007/10/12(金) 00:13:10 O
>>406
亀ですが、確かに、言われてみればそうですよね。
哲学史についてだけ読み進めるのに夢中になっていて
歴史的に考えてみませんでした。有難うございます。

先日、「年表で読む哲学・思想小事典」なる本を見つけました。
帯に「西洋哲学にとどまらず、イスラム・インド・中国にも云々」とあり
今のを読み終えたら、確認の意味も含めてこちらも読んでみようと思います。
ミリンダ王やアヴェロエスの名前も出てますね。
いつになったら、個人的な著書に入っていける事やら…
色々と興味は湧いてきているのですが。

お答えくださった方々、どうも有難うございました。
408考える名無しさん:2007/11/07(水) 17:33:36 0
sage
409考える名無しさん:2007/12/05(水) 00:28:53 O
410考える名無しさん:2007/12/25(火) 23:54:10 O
来るべき次の自分の疑問の為に保守。
つーか、私しかいないのだろうか、このスレの利用者は…
411考える名無しさん:2008/01/17(木) 00:05:58 0
>>410
私もたまに利用していますよ。

唯識の思想(独我論の先駆)とか考える限り仏教は論理的だと思います。
生成消滅とか、死とか、根元的な存在とか非存在の考察は西洋哲学より伝統があるし上ではないでしょうか?

西洋哲学の特長や良さはその本質主義的なところにあると思います。
哲学そのものですけど「〜とは何か?」って定義と概念で攻める方法。
現代科学は西洋哲学的思考法から生まれたワケで、
仏教的思考からはパソコンもインターネットも出て来ないのでしょう。
おおざっぱですが、
東洋哲学(仏教)とは得手不得手が違うので使い分けると良いのではないかと思います。
412考える名無しさん:2008/01/22(火) 12:33:45 0
>>411
まさかレスを付けてもらえるとは思ってませんでした。
有難うございます。

成程、使い分けですか。
東洋哲学というか、仏教思想は
頭で考えなくてもすんなり入ってくる場合が多いですね。
一方西洋哲学はというと、ノートに書いたり傍線を引いたりして
頭をフル回転させながらでなければ、ついていくのが難しいです。
私の中では、仏教思想はより根本的な精神的レベルでの自分の確認、
西洋哲学は、後天的な自分の思考に整理をつける為の学問、といった感じです。
仰られている事よりかなり低い次元でですが
そういった部分での区別だけはあります。
・・・と書いていて、自分が情けなくなりました。
大体、東洋哲学の何たるかを質問した私がこんな事を言うとはね・・・

最近痛切に感じるのは、
私には哲学用語の知識が不足しているな、という事です。
哲学史の本を読んでいるだけなのに、ググったり他の本を開いたりと
読み進めるのに時間がかかります。どう考えても、かかり過ぎです。

皆さんは、敢えて用語の勉強をされたりしているのでしょうか?
それとも、自然と身に付けていくものなのでしょうか。
このスレでは、皆さんわかりやすく書き込んでくださるので
とても有難く思っています。
413考える名無しさん:2008/02/06(水) 21:04:43 0
age
414考える名無しさん:2008/02/06(水) 21:40:52 0
415考える名無しさん:2008/02/06(水) 22:26:45 0
東洋思想=非科学主義、宗教、文学、情緒、非哲学、ポモ、循環論法、即物的
西洋哲学=哲学的、論理的、科学的、抽象的且つ非循環的

従って西洋哲学的な東洋哲学と、vice verse.
416考える名無しさん:2008/02/06(水) 22:31:43 O
マルクスは哲学でも有名だよね?

でも、資本論は経済の問題だよね?哲学的ようそはどこにあるの?
417考える名無しさん:2008/02/06(水) 22:44:50 0
糞スレ上げてわざとらしい質問とかしてんじゃねえよ、ゴミが
418考える名無しさん:2008/02/07(木) 00:37:38 0
疎外論とかじゃないの?生の哲学として読む
419考える名無しさん:2008/02/07(木) 18:12:12 0
東洋哲学が誤解されているなあ。東洋といってもイスラム・インド・チベット・中国、と
広範囲に渡っていて一概に決めつけるのはほぼ不可能。仏教や六派哲学等のインドは極めて精緻な論理を使ってくる。
中国は仏教論理学を避けて禅に向かったし、常に現実的な政治思想が絡んでくる。老荘も道教とあまり関係がない。
仕方ないかな、西洋と東洋の哲学の両者に精通しようと思ったら50年以上かかりそうだからなあ。
420考える名無しさん:2008/02/10(日) 10:22:29 0
こんにちは。だいぶ前に図書館で本を借りたのですが・・・
哲学とはもっとなんというかいろんな意味で生きるのに役に立つかなと思って始めたんですが、
私にとってそんなのはもっとうん勉強して分かるようになってからの話みたいです。
まったく理解できなくて困っています。借りた本の中でも割とやさしめだと思われる
岩崎充胤の「弁証法と現代」(法律文化社)なんですが、3回読みましたがやっぱりよくわかりません。
自分で読み解けるようになった方がいいとは思うのですが、延滞しまくってるので
もう返さないと・・・焦っています!どなたか助けてください゜・(PД`q。)・゜・
421考える名無しさん:2008/02/10(日) 10:59:53 0
>>420
なんでもそうだけど、新分野に手を出すときはもっと軽い気持ちでいったほうがいいかと。
その本は著者とタイトルから推測して、30年から40年前に流行った典型的なマルキスト本
ではないでしょうか。悪くはなさそうだけど、今となっては解りやすいとは言い難い。
せっかく図書館を利用するなら、借りられるだけ借りて濫読、わかるものだけ
読んでいればいいと思います。
422考える名無しさん:2008/02/10(日) 12:12:08 0
大盛況だね、勉強会
423考える名無しさん:2008/02/10(日) 12:47:04 0
そろそろここらでスレ推奨の入門本まとめないか?
424考える名無しさん:2008/02/10(日) 12:52:27 0
お前がやれ
425考える名無しさん:2008/02/10(日) 14:40:50 0
>>420
とりあえずこれだけは言っておく。

哲学は生きるのに役立たない。
426考える名無しさん:2008/02/10(日) 16:06:20 0
>>420
一年か二年は興味を引かれた本を濫読しまくるといい。
そのあと一年か二年は固まってきた興味に従って本を買い、
その本にペンで書き込むとかノートに要約や感想を書くとかしたらいい。
そのあとはその分野の古典についてコアに精読をするといい。
というのが持論。
427考える名無しさん:2008/02/17(日) 23:14:52 0
偶然は存在しないということをわかりやすく教えてください。
なぜ宇宙は宇宙として存在するのか証明
できないのでしょう。それにたいするニーチェノ答えはなぜまちがいなのでしょう。
ほんとに知りたい荷でよろしくおねがいします。
428あげぞ:2008/03/22(土) 23:51:00 0
まず、偶然と必然の違いって何ですかね?

大抵の出来事は、起こってしまった過去については「起こるべくして起こった」という必然であり、
まだ見ぬ未来に関しては、「どうなるかまだ分からない」という意味で偶然です。
100円玉を放り投げて、表が出るか裏が出るか、それは偶然であり必然です。

「偶然が存在しない」という論法のスタンダードは、人間の意志すら否定して、
脳内電気信号的必然だと考えることです。
427さんがこのスレッドに書き込んだのも生化学的必然だった、ということです。
つまり人間が生まれて死ぬまでの全ての過程は決まっている、と。
ラプラスの悪魔とか、機会原因論とか、調べてみると良いかもしれません。
429あげぞ:2008/03/22(土) 23:51:40 0
ご質問にある「ニーチェの答えがなぜ間違いなのか」という部分は意味するところが良く分からないのですが、
独断と偏見で続けると、とりあえず決定論の文脈ではニーチェは運命論と言われ、
「汝の運命を愛せよ」ということに尽きます。
「なるようにしかならないから、それをすべて受け入れて肯定して楽になれ」
とニーチェは言っているように思います。
その理解には古代ギリシャ人の人生観が不可欠です。

「なぜ宇宙は宇宙として存在するのか証明できないのでしょう」の部分も真意を測りかねますが、
「ないものはない。あるしかないんだよ」と開き直ったパルメニデスを使えば、
「宇宙は宇宙として存在する」ということで一件落着のように思うのですが、
そもそも「証明」という言葉自体には限界があります。
整備された公理系、数学的な意味での「証明」は不可能でしょう。
というのは宇宙がどんなものなのかまだ正確に分かってないのですから、
証明できなくて当然と言えます。

「証明にこだわるのは人間的な限界だ」とニーチェなら言いそうですし、
自分の立ち位置によって発言内容はコロコロ変わりますから、
偶然は存在しないとも言えるし、世の中すべて偶然だとも言えます。
どちらかというと、427さんが世界をどのように見たいのかが肝腎かと思います。

上手く整理できなくてすみません。
430あげぞ:2008/03/23(日) 00:16:31 0
最近感じるのですが(ちなみに私は大学の哲学科を卒業して10年になりますが)、
万が一、「哲学が人生において役に立つ」と仮定すれば、
「自分と自分が直面している問題との距離を測りつつ、その問題へのアプローチ方法を考える」
際に役に立つのではないかと思います。
つまり、

自分が無職になったらニーチェ万歳!
自分が国家公務員になったらヘーゲル万歳!

というふうに、
問題に応じて使えそうな哲学者とその思考法を援用する、というスタンスです。

哲学は宗教の代わりであって、一種の精神的な気休め、解毒剤だと思います。
あまり難しく考えずに、
「自分がどういうポジションにいて、世界や人間や自分をどう考えたいか」
という客観的な現状分析と自分の欲求の分析を先に済ませて、
それに見合った哲学者に取り組むべきかと。

まあ、学生の場合にはニーチェにハマったりするわけですが、
それはそれで当然だと思います。
一方、社会人になると、ニーチェ的なエゴイズムはかなり役に立ちません。
発想は役に立つのですが、皆が皆ニーチェだと、世の中が上手く行かないようです。
431考える名無しさん:2008/03/23(日) 07:05:41 0
>>430 あげぞさま、お教えくださり心より感謝申しあげます。
   真の知者とはあなた様のことです。一ヶ月待ちました。
   今後とも宜しくお導きください。
   宜しくお願い申し上げます。
432考える名無しさん:2008/03/23(日) 08:05:17 O
>>430
一応、役割として…
違うよ。哲学は飽くまでも個の物です。
プラトンやカント、ヘーゲル達ががなんと言おうとどうでもいいんだ。
既存の思想に乗っかって行くというのは、何も考えてないのと違わないよ。
「考えない」のでは、それは「哲学」ではないよ。
433あげぞ:2008/03/23(日) 12:15:51 0
>>432
仰るとおり、哲学は個人に属します。
しかしながら、私が申し上げたかったのは、
「既存の思想に乗っかって行くというのは、何も考えてないのと違わないよ」
ということではなく、
「既存の思想を援用しながら、時には組合せながら、
現実の問題に取り組んでいく際の取捨選択において個性が発揮される。
そして、そのプロセスから新しい考え方も生じてくる」
ということを言いたかっただけです。

432さんの、
「プラトンやカント、ヘーゲル達ががなんと言おうとどうでもいいんだ。
既存の思想に乗っかって行くというのは、何も考えてないのと違わないよ。」
という二行を柱とする五行全体の主旨は、私はキルケゴール的だと思います。
大抵のモノゴトは、先人が既に考えていたことだったりしますので、
「キルケゴールと付き合いながら自分なりに考えれば良いのでは?」
ということを言いたかっただけです。
温故知新という言葉もありますが、純粋に自分だけで思考することは不可能でしょうし、
またそもそも言語はコミュニケーションを前提として作られていますから、
先人が考えたことを利用しないのは勿体ないと思うのです。
434考える名無しさん:2008/03/23(日) 19:03:39 O
でもね、既存の思想ありきだと答えが始めから決まってしまったり、物事をちゃんとみれなくなっちゃうんだよ。
今でいうなら捕鯨の問題なんかそうでしょ。
435考える名無しさん:2008/03/24(月) 19:05:14 0
ふむ
436考える名無しさん:2008/03/26(水) 05:58:31 0
 自分はどうして自分として存在するのでしょうか。
437考える名無しさん:2008/03/28(金) 07:23:25 0
二枚の紙に、一枚にA、もう一枚にBと書いた場合、
Aと書いた紙は「どうして私にAと書いたのだろう。Bでもいいのに」
と思うようなものです。
438考える名無しさん:2008/03/29(土) 01:32:10 0
>>437 すみません。よけいわかりません。
439考える名無しさん:2008/03/29(土) 23:27:08 0
ポール・リクールってどうなの?
440考える名無しさん:2008/03/30(日) 00:21:06 0
>>436
カルマの帰結です。
441考える名無しさん:2008/03/30(日) 00:42:05 0
ちょっと、お聞きしたいのですが
哲学科での勉強って哲学書読む事なの?
哲学の勉強って哲学書読む事なの?
最近の哲学って昇華させられてるの?(過去から)
終わりがあるのは哲学なの?
そもそも入門者じゃない上級?哲学者ってどんな人の事指すの?
とまあ疑問だらけで申し訳ないです。
どなたか教えて頂けたら幸いです。
442考える名無しさん:2008/03/30(日) 02:29:48 0
自分はどうして自分として存在するのですか?
443考える名無しさん:2008/03/30(日) 08:26:43 0
>自分として存在する

どういうこと?
昨日と今日の自分が同じ自分だと思えること?
持続性のことかな?
444考える名無しさん:2008/03/30(日) 08:49:19 0
>>441
君の質問の「哲学」の部分を「クラシック音楽」「ミステリー文学」「英会話」
などに置き換えてその手の板で訊けば色々と初心者用のクリシェが返ってくるかも知れぬ。
ここでもとりあえず、「哲学と哲学学とは違う」とかなんとか初心者に口当たりのいいことを
いうことも出来る。
しかし、ちょっと誠実に答えると「はたしてその質問は哲学に、哲学を学ぶことに寄与するか否か」
と問い返させていただくのがよろしいかと思う。
445考える名無しさん:2008/03/30(日) 11:07:54 0
>>444
ありがとうございます、
返答を読むと質問自体がまさに初心者らしいと感じてしまいました。

>>442
肉体持ってるからじゃないの?個を個として存在たらしめるために
欲と言う肉体が発する欲求を持つことによって、
自我を保ってると自分は考えるけどな、
もっともそれのみに生きるにあらずだけどね。
どなたかこんな風に「人間(生物)==欲」と考える哲学者ご存知ですか?
446考える名無しさん:2008/03/30(日) 13:07:51 0
哲学入門書ってどれも簡単すぎるんだけど。
永劫回帰とか。ルサンチマンとか。
理解するにはあまりに簡単すぎる。
例えばクラシック音楽の理論なんかを理解するには、結構な努力を要するが、
哲学ってこんなもんでいいの?幼稚すぎんぞ。
哲学とは考えることである、とかいうのじゃなくて、
いろんな哲学者の思想を理解するっていう意味で
447考える名無しさん:2008/03/30(日) 13:14:10 0
ニーチェの言うラクダの表現は、
重ければ重いほどラクダにとって価値がある。

でニーチェがラクダに曰く、
「なんだそれ。」
448考える名無しさん:2008/03/30(日) 13:29:26 0
ちょっと、お聞きしたいのですが
哲学科での勉強って哲学書読む事なの?
哲学の勉強って哲学書読む事なの?
最近の哲学って昇華させられてるの?(過去から)
終わりがあるのは哲学なの?
そもそも入門者じゃない上級?哲学者ってどんな人の事指すの?
とまあ疑問だらけで申し訳ないです。
どなたか教えて頂けたら幸いです。

質問に禅問答で返すなんて、中二病の厨房みたいなレスはお控えください。
449考える名無しさん:2008/03/30(日) 14:53:40 0
ケンカがしたいならよそでやってね、ボクちゃん♡
450考える名無しさん:2008/03/31(月) 00:28:01 0
>>448
大体ちゃんとした答えだと自分は思ったけど、
自分が聞きたかったのはつまり、
哲学を学ぶとはどのようなことを指すのかを知りたかったから
それに対して哲学を学ぶ(追求?)役に立ってれば
それ即ち、哲学を学ぶことって意味でしょ(多分)。
けど改めて整理すると確かに答えになってないような・・
質問自体の答えとは違うけど聞きたかった返答にはなってる。
本当はこの質問の4,5倍の量を書き込みたかったけど、
多すぎて書き込めなかったから思いっきり削って
要点だけに絞ったからめちゃくちゃな質問だったけど、
的外れじゃない、ちゃんとした返答だと思うけどな。
451考える名無しさん:2008/03/31(月) 09:40:12 0
>>445
質問しておきながら自分では哲学者ぶってやがるw
持論をぶつのは十年はやいんだよ。
452考える名無しさん:2008/03/31(月) 21:48:41 0
>>451
ごめんなさい
453考える名無しさん:2008/04/27(日) 16:57:39 0
追求じゃないよ。「おどろき」だよ。これが全て。
454考える名無しさん:2008/05/17(土) 20:02:39 0
初めて哲学板に来たのですが哲学って難しいですね・・・・・・
何が難しいって皆やたら難しい言い回しをするからそれを解読するのがorz

ところで今credo quia absurdumを読んでますが見開き5つくらいしか理解できません
哲学書というか、哲学した内容を詩にまとめたようなものに思えるのですがどんなもんでしょう
455考える名無しさん:2008/06/21(土) 17:56:07 0
>credo quia absurdum
ネットでチラッと文面見てみましたけど、面白そうですね!
確かに個人的な内観を描写した、詩のような印象です。
著者と完全に意識をシンクロさせる為に読むよりは、
語から受けるイメージを膨らませて楽しむ方が、
よさげな感じ。
私も読んでみます。
456考える名無しさん:2008/07/06(日) 16:17:12 0
大学の哲学科進学して、哲学やろうかなあと思ってます。
457sage:2008/07/06(日) 17:08:17 0
>>445
フロイト
458考える名無しさん:2008/07/07(月) 11:52:39 0
Gauß
459考える名無しさん:2008/09/08(月) 11:00:08 0
活用しよう!
460考える名無しさん:2008/09/23(火) 15:14:36 0
過疎ってるなあ
461考える名無しさん:2008/09/23(火) 15:51:25 O
せくすにおいて、イクとはなにか哲学しる

厨はお断り
462考える名無しさん:2008/09/23(火) 16:58:18 0
思考停止
463考える名無しさん:2008/09/23(火) 18:05:25 0
他者の死は、人にどうしようもなく人間の個別性を認識させるけれど、
逆にもともとひとつであったものへの切り込みという点でひとつながりの
世界、全体性を担保する
みたいな話を聞いたのですが、ハイデガーとかナンシーとかの名前と
パルタージュという用語が出ていたのは覚えているのだけど、
結局誰の話か忘れちゃったのでどなたか誰っぽいか教えてください。

464考える名無しさん:2008/09/23(火) 18:40:13 O
>>461
童貞と処女には理解できないので、仮に、普遍的な答えは出せても納得はしてもらえないところが哀しい
465考える名無しさん:2008/09/23(火) 18:46:40 0
じゃ普遍的じゃないじゃん
466考える名無しさん:2008/09/23(火) 19:57:55 O
>>645
そのとーり

童貞と処女にも理解できる普遍的な解答ってどんなだ?
467考える名無しさん:2008/09/24(水) 06:30:49 O
童貞↑
ワロス
468考える名無しさん:2008/09/25(木) 16:05:28 0
>>463
たぶんバタイユ
469考える名無しさん:2008/10/30(木) 10:25:50 0
果たしてそうかな?
470考える名無しさん:2009/01/11(日) 14:09:51 0
哲人政治というとプラトニックな本ですね
471考える名無しさん:2009/01/11(日) 14:57:37 0
このスレにあんまり書きもぎが少ないから、
だいぶ前にブックマークから外した。
まだあったんだ。
誰かなんか書いてよ。
472考える名無しさん:2009/02/02(月) 22:57:29 0
>>471




誰 
473考える名無しさん:2009/02/05(木) 23:36:18 0
もっと主婦的なやつないの?
家庭の哲学とかさぁ
474考える名無しさん:2009/02/06(金) 00:05:03 0
>>473
家庭→家政(オイコノミア)ならアリストテレス(『政治学』など)。

あるいはアリストテレスからインスパイアされたアレント(『人間の条件』など)。
475考える名無しさん:2009/02/06(金) 00:40:27 0
糞スレ上げんなカス
476考える名無しさん
>>17
これがマジで売ってない
助けて!