●○● Aquirax: 浅田彰 part11●○●
1 :
考える名無しさん:
part11です
2 :
考える名無しさん:03/07/29 15:53
3 :
考える名無しさん:03/07/29 15:53
4 :
Kurihara:03/07/29 17:33
12月に復活を遂げる批評空間には同人として僕も参加することが既に
内定しています。そこで法律学(星野英一)と文学(柄谷行人)を
トランスコーディングするので楽しみにしといて下さい。
6 :
考える名無しさん:03/07/29 21:01
こっちだっちゅーの
ああ、だから建築も詳しいのか。納得。
4 :Kurihara :03/07/29 17:33
12月に復活を遂げる批評空間には同人として僕も参加することが既に
内定しています。そこで法律学(星野英一)と文学(柄谷行人)を
トランスコーディングするので楽しみにしといて下さい。
相手してやれよ、誰か。
リヒテルは語る
>>法律学(星野英一)と文学(柄谷行人)をトランスコーディング
なぜ今、星野?どうせなら内田のほうがいいのでは。
多分同じ形でいけるとおまわれ。
akira
13 :
考える名無しさん:03/07/31 05:39
>>11 内田って内田樹の事? あわないんじゃない。
それよりも、批評空間 再出発のもとねたはどこからきてるの?
14 :
考える名無しさん:03/07/31 06:10
とっても便利あたりじゃない?
そいでもって、出版社もとっても便利出版局というのは
あたってるかな
15 :
Kurihara:03/07/31 07:42
正解です。
くりはらまだいたんだ。本物?
17 :
Kurihara:03/07/31 08:04
内田とは民法の内田貴さんのことでしょう。
18 :
考える名無しさん:03/07/31 08:33
ウッチーは『契約の再生』なんかの噂を聞くかぎりでは
コミュニタリアンぽいけど尊師とどうつながるんだろう?
19 :
Kurihara:03/07/31 09:31
僕もレム・コールハースと一戦やりたいです。
勝てる自信があるんです。
20 :
考える名無しさん:03/08/01 08:26
批評空間が復活するってホント?
21 :
考える名無しさん:03/08/01 09:24
復活に関する詳しい情報きぼんぬ。
22 :
考える名無しさん:03/08/01 16:23
坂本龍一との不仲は?
23 :
Kurihara:03/08/02 18:39
本当です。
坂本はアフォ!
山形のバロウズ本になにかコメントしないかな。
26 :
考える名無しさん:03/08/03 00:02
そんなもの相手はしてないだろ。
27 :
考える名無しさん:03/08/03 00:13
坂本龍一との不仲は? どういうこと?
28 :
考える名無しさん:03/08/03 00:29
>24
禿同。
浅田ってどこかでバロウズを屑扱いしてなかったっけ。
30 :
考える名無しさん:03/08/03 00:29
アサダ氏には、たまには自らドラマタイズしたものをセレブレイトしてほしいな。
>30
無理だよぉ〜〜彰は賢いもの〜
自ら評判を落とすような真似は、しない!
32 :
考える名無しさん:03/08/03 17:21
浅田彰の新刊予定はいつでしょうか
33 :
考える名無しさん:03/08/03 19:07
もっと、入試などで採られる文を書かないとダメでしょう。
『構造と力』でもあのふたつの教室とパノプチコンを比喩的に述べた
個所が参考書で使われているくらい。
柄谷氏や、あの竹田でももっと採られている。
34 :
考える名無しさん:03/08/03 20:12
i-cr20030715a
小林康夫と表象の批判/擁護
表象文化論という言葉が日本で流通し始めたのは、
東京大学教養学部に集まっていた渡辺守章や蓮實
重彦を中心とする錚々たるメンバー(前回取り上げ
た高橋康也も含む)がそういう名前の研究科をつくっ
てからのことだ。
彼らの後を継いで表象文化論の中核を担う立場にあ
る小林康夫が、まさしく『表象の光学』(未来社)と題さ
れた論文集を出した。
かつての『起源と根源』(未来社)が「デリダへのある
種の応答」だったとすれば、今度の本は主にフーコ
ーを参照しつつ表象のシステムの変遷をデカルトか
ら現代まで広い範囲にわたって跡付けるものであり、
またどの論文もきわめてシャープな切れ味を見せ
る。
35 :
考える名無しさん:03/08/03 20:13
そのことを十分に認めた上であえて言うのだが、私
としてはそこに一種の退行を見ずにはいられなかっ
た。たとえば、この本の前半では、フーコーが『言葉
と物』で分析したベラスケスの「ラス・メニナス(侍女
たち)」、そしてフーコーがマネに関する講演(不完全
な記録しか残っていない)で取り上げた「フォリー・ベ
ルジェールのバー」を、表象の歴史における二つのエ
ポック(クラシシスムとモデルニテ)のメタ現象として取
り上げる。
そして、フーコーが緻密な分析を展開している(特に
前者においては、奥の鏡に映った王と王妃について、
また、それに対応する不在の主体について)にもか
かわらず、もっとも目立つはずの像−−前者ではマ
ルガリータ王女の、後者ではバーメイドの像について
ほとんど語らないことを疑問視し、これらの女たちの
「輝かしいインファンスの身体」、つまり「言語という『
外』の暴力をいまだ知らない根源的なイマジネール
の身体」に改めて注目するのだ。
確かに、ベラスケスやマネを見るとき、われわれはま
ずマルガリータ王女やバーメイドの輝かしいイメージ
に眼を奪われる、だが、分析はあくまでその後から始
まるのであり、それを途中放棄して出発点に回帰す
るというのはいささか安易に過ぎるのではないか。
36 :
考える名無しさん:03/08/03 20:13
しかし、一見安易なその回帰はもっと根本的なモチ
ーフに基づいている。フーコーが「空間」「言語」「死」
について、また「眼差し」について語るのに対し、小林
康夫はそこに「身体」を付け加えようとするのである。
彼は、『起源と根源』、そして『表象の光学』後半で、「
(ハイデガーの)真理と本来性の存在論に対抗して、
イメージと物語をその二つの次元とする『表象』の哲
学を擁護しようとした」と述べているが、『表象の光学』
前半のこの絵画論にも同じ意図を見て取ることができ
るだろう。
いかにもリリカルなマニフェストではある。
だが、たとえばフーコーによるあれほど徹底した表象
の分析と批判の後で、それほど簡単に「イメージと物
語」に回帰していいのだろうか。
もう少し詳しく言うなら、著者は、フーコーの「外の思
考」を過度にハイデガーに引きつけてとらえる一方、「
言語という『外』の暴力をいまだ知らない根源的なイマ
ジネールの身体」に過度に性急に回帰しているのでは
ないか。
イマジナリーなもの(想像界)の彼方にあるシンボリック
なもの(象徴界)を、さらにその破れ目から垣間見られ
るリアルなもの(現実界)を強調するラカンなら、そのよ
うな回帰を退行と診断するだろう。
むろん、ラカンのパラダイムを絶対化するつもりはない。
だが、ラカンの−−あるいはハイデガーやフーコーの
パラダイムの脱構築と、「イメージと物語」への回帰とは
、まったく別の事柄なのではなかったか。
37 :
考える名無しさん:03/08/03 20:13
もはや『表象の光学』後半について触れる余裕はない。
とはいえ、たとえばリルケとツェランの詩を読むに先立っ
て、宇宙飛行士の語る神秘体験を引用し、ハイデガー
を戦慄させた「大地からの離脱」の瞬間に新たな「大地
への展開」が起こると論ずるところなどに、同じような兆
候を見て取ることができるだろう。
そもそも、宇宙飛行士たちの「ニュー・エイジ」風のメデ
ィテーションで事足りるのなら、詩などもはや必要ない
のではなかったろうか。
繰り返すが、『表象の光学』は、豊かにして鋭利、しかも
詩的と言っていいほど美しい本だ。
しかし、表象文化論が徹底した表象の批判を前提とする
限りにおいて、われわれはそのノスタルジックな輝きの中
にある種の不徹底を見ないわけにはいかないのである。
38 :
考える名無しさん:03/08/03 20:15
キター。
39 :
考える名無しさん:03/08/03 20:16
なんだ、ホメゴロシか。
ホロゴロシと言うよりも、オブラートに包んだ罵倒w
41 :
考える名無しさん:03/08/03 22:06
高橋康也についての文章もお願いします
三田佳子の息子だよね。
ヤクで捕まった。
>34-37 ありがとー。
44 :
考える名無しさん:03/08/04 03:18
>むろん、ラカンのパラダイムを絶対化するつもりはない。
だが、ラカンの−−あるいはハイデガーやフーコーの
パラダイムの脱構築と、「イメージと物語」への回帰とは
、まったく別の事柄なのではなかったか。
しかし、このまったく別の事柄であるふたつが
いっしょにされる、、、小林はフーコーの
パラダイムを脱構築したつもりで例のイメージと物語がそこにくる、
と論じたのだろうか…小林は本当に混同してしまったのだろうか。
もし混同をしたのであればいかにしてそうした混同が可能になったのだろうか。
これは小林だけの課題ではすまないのだろうか。
麻だの不か読みである可能性もある。しかし、もしそうでないとすれば、
いったい、、、いや、私は小林がそういう混同をしたのかわからずじまいなのだが、
むしろ時評として、たしかにこういう混同は各所でみられる、、、
あたかも南海を持ってなるパラダイムを脱構築してここへ到達しました
という顔つきで、物語といめーじゃりーなものがおしだされてくるのが。
パラダイムをのりこえたつもりでその実パラダイム以前になってしまったわけだ。
対案をだせと批判されたものらはいう。出せないなら黙れと。
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`)すいません、通りますよ・・・ 私はこの人知りません
| /
| /| |
// | |
U .U
46 :
考える名無しさん:03/08/04 06:50
47 :
考える名無しさん:03/08/04 11:49
卑の財津ネタにはもうウンザリだ
サヨはチョン国にかえれって
49 :
考える名無しさん:03/08/04 15:06
そんな事より聞いてくれよ、
>>1よ。あんまりスレと関係無いんだけどさ。
昨日、哲学板見たんです。哲学板。
そしたらなんかスレがめちゃくちゃいっぱいなんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「超越論的」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、超越論的ごときで普段来てない哲学板に来てんじゃねーよ、ボケが。
超越論的、超越論的。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で哲学か。おめでてーな。
よーしパパ現象学的還元しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、永井均の『「子ども」のための哲学』教えてやるから糞レス書くなと。
哲学板ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
力への意志を宣言した奴といつ論争が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、哲学できるかと思ったら、現前の形而上学だった、騙された!、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、脱構築、脱構築なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「現前の形而上学だった、騙された!」だ。
お前は本当にイデアがほしいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、「現前の形而上学だった、騙された!」って言いたいだけちゃうんかと。
哲学通の俺から言わせてもらえば今、哲学板の間での最新流行はやっぱり、
NAM、これだね。
NAM。これが通の哲学。
NAMってのはが地域活動が多めに入ってる。そん代わり資本主義的利潤が少なめ。これ。
で、それに「新庄なんか汁か」。これ最強。
しかしこれをやりすぎると次から『批評空間』が廃刊されるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、動物化 してなさいってこった。
50 :
考える名無しさん:03/08/04 16:59
49とNAMは一切何の関係も御座いません(藁
51 :
考える名無しさん:03/08/04 18:19
---pie-ru(W
52 :
Kurihara:03/08/05 14:29
「田中康夫と宅八郎」
「ジル・ドゥルーズ『無人島』」
54 :
考える名無しさん:03/08/05 14:46
>「ジル・ドゥルーズ『無人島』」
翻訳のほうにはなんていってた?上々?
55 :
考える名無しさん:03/08/05 17:32
56 :
考える名無しさん:03/08/05 17:32
坂本となんで不仲になったんだよう?
作曲家として駄目になったからでしょ。
以前はそうである限り人として駄目でも認め続ける
といってたから。
59 :
考える名無しさん:03/08/05 20:13
60 :
考える名無しさん:03/08/05 20:37
不仲ではないと思うが
61 :
考える名無しさん:03/08/05 21:39
不仲ってなんなの?
どこが出所なのさ?
べた褒めのLIFE以降がダメってこと?
LOLはいいと思ったがなー。
最近何出したんだ?
浅田さんが見放すきっかけになったCDは何?
昔は「ケッ何がYMOだ」みたいな感じだったが、他の二人同様
過去の栄光にすがるしかなくなってきたからな。
いまだに、その筋の雑誌ではYMO特集とかやってるし、それなり
に儲かる。
65 :
考える名無しさん:03/08/06 11:58
坂本が「comica」だしたときも浅田はべた褒めだったが、
あれは「LIFE」で坂本ファンが激減したのをおもんばかって
宣伝のためにやったものだからね。
基本的には浅田だけでなくとも見放してるんだから仕方ない
義理で褒められねばならないほどになったんだねぇ 彼
YMO特集なんて哀しい気がするが・・・
66 :
Kurihara:03/08/06 12:10
アイクリ更新。
「ウィリアム・フォークナーと中上健次」
「びわ湖ホールのダムタイプ」
卑の財津ネタにはもうウンザリだ
69 :
考える名無しさん:03/08/06 14:30
>「びわ湖ホールのダムタイプ」
前回の東京ICCでの舞台には辛口だったとおもうのですが
今回のものについてはどうでしたか?
前回はダムタイプがいうには彼らの自己イメージから脱皮しようとしたが
結果的に安易なものとなって空回りした、
あるいは退行したのではないかということでしたが、、、
70 :
Kurihara:03/08/06 14:40
>>69 前のよりはいいと浅田さんは言っております。
今回のは完成の道半ばまでようやく来た、と。
だけど、今回も成功作だとは思っていないといい、
前よりはいいという相対的評価に留まっております。
これからゆっくりとダムタイプのこれからを見守りたい、と。
71 :
考える名無しさん:03/08/06 14:54
偽Kuriharaにはもうウンザリだw
72 :
考える名無しさん:03/08/06 14:59
ほんとうですかあ?
いかにも浅田らしいふるまいがかかれていて
それらしくおもえども、くりちゃんつくるのうまいしなあ
ま、ありがと。
よく出て来るフマっていくのは犯罪者のことですよ
74 :
考える名無しさん:03/08/06 17:26
---pie-ru(W
76 :
考える名無しさん:03/08/06 21:31
彰の夏休み。川や海では裸になって泳いだのかな?ハァハァ
77 :
考える名無しさん:03/08/06 21:33
炎天下の清流で鮎を食べ自然に親しむ彰
78 :
(・∀・)なんでまだ生きてんの?:03/08/06 22:19
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
■■■■√ === │
■■■■√ 彡 ミ │
■■■√ ━ ━ \
■■■ ∵ (● ●)∴│
■■■ 丿■■■( │
■■■ ■ 3 ■ │
■■■■ ■■ ■■ ■ │
|||||||| (゚) (゚)|
.(6-------◯⌒つ| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _||||||||| | わしがフマの本体じゃ
\ / \_/ ./ \____________
\__∪/
79 :
考える名無しさん:03/08/06 22:21
80 :
考える名無しさん:03/08/07 14:01
浅田とドゥルーズどっちが頭いいの?
82 :
考える名無しさん:03/08/07 17:54
むりやりこたえるなら
浅田はたぶんエコールノルマルに合格してエリート街道
いくとおもえるので、ドゥルーズは不合格者だから、浅田のかち。
でも、ドゥルーズは不合格者としてふきこぼれてしまういい意味での
アマチュア性をもってテキストに立ち向かい体系化して見せる点で
浅田にはない力を持つ。浅田は構築的というよりも構築的なものに
突っ込みを入れるのがうまいでしょ、構築的なものを把握するのもうまいけど。
ついでに、からたにもいい意味でのアマチュア性でもって理論に立ち向かう
読者であり、記述者で、浅田よりは秀才じみてはいないが、浅田にはない
利企業がある転載です。
83 :
考える名無しさん:03/08/07 18:17
結局浅田クンはクリエイターじゃないってことでつね。
84 :
考える名無しさん:03/08/07 18:19
でもね、クリエータといえる単独の仕事はないが、
えにーシリーズでの磯崎とのからみがあるでしょ
あれはやはりクリエイティヴといえるとおもう。他にできる人以内。
あのつっこみは。
85 :
考える名無しさん:03/08/07 18:33
でもこのままだと「構力&逃走論」しか後世に残らんよ。
86 :
考える名無しさん:03/08/07 18:45
後世に残るだけでも凄い…。
2ちゃんに書いてるうち何人が(ry
87 :
考える名無しさん:03/08/07 19:08
それにしても東は期待はずれだったなぁ。
結局かれはアカデミシャンの域をでないのね。
どっちかというと、アマチュア的すぎて駄目になっちゃったって感じでない。
柄谷にだって、漱石とマルクスを読み込んだという経験があるのに、
東には何もないから。
89 :
考える名無しさん:03/08/07 19:27
いちおーデリダがあるじゃん。
90 :
考える名無しさん:03/08/07 19:37
やっぱ東
頭イイって最近思う
91 :
考える名無しさん:03/08/07 19:39
東幹久?
92 :
Kurihara:03/08/07 20:30
65 名前:吾輩は名無しである :03/08/07 20:21
熊野大のセミナーの大浴場で見たけど浅田のチンポってエビフライみたいだったということさ
結構でかいということ
93 :
考える名無しさん:03/08/07 20:35
一度抱かれてみたい。
95 :
考える名無しさん:03/08/07 20:41
嘘っぽいな。浅田が大浴場なんかでチンポ晒すか?
ここはひとつ浅田に抱かれた院生クン達の意見が聞きたいな(w
96 :
考える名無しさん:03/08/07 20:42
浅田的には大浴場でも海パンが原則
97 :
考える名無しさん:03/08/07 21:42
キモイ展開になってきたぞ
98 :
考える名無しさん:03/08/08 00:45
浅田くん見てる?
>>82 ドゥルーズって合格してたんじゃなかったっけ?
100 :
考える名無しさん:03/08/08 01:17
100ゲットしてガッツポーズの彰
101 :
考える名無しさん:03/08/08 01:26
浅田の授業うけますた。感激で夜も眠れませんですた。
102 :
考える名無しさん:03/08/08 01:49
103 :
考える名無しさん:03/08/08 05:09
「後世に残る」もなにも、かれは自分独自の意見をなにも語ってないだろ。
コピー人間にしか、見えん。
まあそういう言い方もできなくはないと思うけど・・
でも残るね
105 :
考える名無しさん:03/08/08 05:27
実際、世界に名だたる学芸員にして編集者でしょ。
残るよ。
>>103 コピーなんだけど、語れるジャンルの広さが半端じゃない。
この幅の広さは、もはや彼独特の物といって良いのでは。
このあたりが、事実上デリダしか語れない東との差なんだろうね。
蓮實と比べると遥かに下じゃない?
浅田がよくやる、20世紀におきた数学と言語学と経済学と映画
や文学における変化を平行して語る、みたいなのは蓮實には
出来ないんじゃないの。蓮實は数学は駄目だろうし、柄谷にしたところで
山形ヒロヲを言い負かすレベルにはないでしょ。
蓮實も浪人してるな。浅田は確かに秀才だとは思うんだが
蓮實における映画のような過剰さが感じられない。
浅田にとっての映画と蓮實にとっての映画はまったく違う。
教育者としても蓮實門下生の活躍のようなものは浅田にはない。
そもそも浅田は何を研究してるのかよくわからないところがある。
浅田はPh.D.取ってるの?
経済板で浅田スレが見当たらない。
岩井克人は「都市の変異」でメタ経済学者と評してる。
113 :
考える名無しさん:03/08/08 20:13
今週の週刊ダイヤモンドはどうだった?
114 :
考える名無しさん:03/08/08 20:26
115 :
考える名無しさん:03/08/08 20:29
浅田なんかとっくに終わってるだろ?
116 :
考える名無しさん:03/08/08 20:58
最近の小林秀雄についてのアイクリで「ルオーを評価するあたりは
近代美術に関する理解とセンスを疑う」みたいなことを書いてたけど、
ルオーって二流なの?モダニズムのハードコアなんかでも話題にも
出なかったし、やっぱだめなのかな。
>>116 だめだめだめ。中学生の落書き。美術部にまねっこイパーイいたよ。って俺
だよ。
今週のダイヤモンドは
民主党と自由党の合併
埼玉の土屋のこと
スーフリ事件と長崎の幼児殺人事件とそれに関する政治家の失言、
容疑者の少年に関する2ちゃんねるのカキコについて。
この数年の阪神タイガースの2軍は優勝するぐらい強く、
日本経済も阪神を見習って、人材を育てて立て直せ。
立ち読みのうる覚えでスマソ。
「うる覚え」ってどこかの方言なの?
>>119 関西在住でつ。
方言のつもりはなかったのですが、googleで検索したら驚きました。
正確には「うろ覚え」!?
うる覚えと書いたのはタイプミスでもなく、
標準語で正しく表記したつもりです。
>>116 浅田のベタな公式主義
もちろん小林秀雄の尻馬に乗るのは愚だが
ルオーの再解釈ぐらいやってほしい
浅田にオリジナルな仕事が無理な理由はこういうところ
122 :
考える名無しさん:03/08/09 01:28
いや、そうじゃなくて
結局のところオリジナルな仕事というのは
そもそも危ういわけよ。ナンセンスと紙一重。
マルクスやなにか王道の再解釈でいい。
二流の再解釈なんて
むしろそういうこともあえてやってしまうアマチュアぶり
ってのは笑いでしょ。
>>浅田なんかとっくに終わってるだろ?
彼の自己認識が末人だからね。
そういえば、i-critique更新されてましたね。
びわ湖ホールのダムタイプ
ウィリアム・フォークナーと中上健次
125 :
考える名無しさん:03/08/09 01:44
そう、末人でもまだまだやれるってところを
示すのはうまいね。
浅田に楯突いてもやっていけるなら
もう浅田は終わってるってことだろうな。
127 :
考える名無しさん:03/08/09 16:20
ところで
アイクリ先月の、クルーヴァーを再発見する、が
途中で終わってんだけど・・・
>>126 もともと浅田に楯突いてやっていけない時代なんてなかった
批判された人間が後衛的に見えるだけのこと
でももし全盛期なら小林康夫のことは瞬殺してただろうね
>>122 よしながふみを褒めまくるみたいな笑いがあるから
なんかもったいないんだよね
あんなやおい漫画
あんたからすれば当然二流だろ?
130 :
考える名無しさん:03/08/09 17:43
いや、当然一流ですよ。はやくも古典です
教科書に入るのも時間の問題です。
131 :
考える名無しさん:03/08/09 19:48
コピーだのなんだの言われてるしそれは事実だと思うけど、
ANYシリーズでの議論や海外での扱われ方を見る限り、
コピーだからダメとすますことはできない
おいおい、どーでもいいだろ、そんな話。
>>129 いいえ、二流です・・
というかそれ以前に、あれは浅田のギャグでしょ
まさか本気で評価していると?
いかにもちょこっと弁護士を目指してみて
案の定無理だった女の描きそうな漫画 だと思った
135 :
考える名無しさん:03/08/09 23:18
さきほどよしながふみは二流の漫画家だといいましたが、
Aquiraxの基準では一流というのは一世紀に十人ぐらいしかいないんで、
だから二流でもかなりのレベルにはあるんです。本当は(笑)
136 :
考える名無しさん:03/08/09 23:43
憂国呆談WEB更新
137 :
考える名無しさん:03/08/09 23:46
138 :
しろうと ◆AUSirOutoE :03/08/10 00:03
憂国呆談と言えば確かテレ朝の本パラで紹介されたと思うんですよ。
その時たまたま見てたんですけど…
浅田氏が田中氏はマッチョだとかなんとか言ってて
それはテレビ向きのくだけた発言なんだろうけど
スタジオのゲストは誰一人理解しなかった(難しいですね)のです。
発言に反対とかじゃなくて全く分からないのです。
「憂国」が実現してます。もうだめぽ(´・ω・`)
139 :
考える名無しさん:03/08/10 00:05
>>138 田中康夫は石原みたいなマッチョではなく「おばさん」みたいな人だ、
って言ってたと思うけど。
140 :
しろうと ◆AUSirOutoE :03/08/10 00:06
>>139 ああ間違ってました。スマソです。
マッチョに対しておばさんでしたね。
浅田がまずもっておばさん
142 :
考える名無しさん:03/08/10 00:46
664 名前:考える名無しさん 投稿日:03/06/10 13:38
>660
>661
マッチョじゃない男は、浅田彰と田中康夫と橋本治だけである。
って小倉千加子が昔いってたような。
田中康夫と違って、浅田にはおばちゃんてほどの生活臭はないな。
やっぱりおすピーに近い。
144 :
考える名無しさん:03/08/10 01:01
いや、まっちょとおばさんの対比でしょ。
たしかに、まっちょというのをいわばブルドーザーでがーっと
持論て持って展開して地ならししちゃう風情ではないんだな。
むしろ、そういうブルドーザーに対して細かな状況説明の確認
にはじまってつぎに突っ込みと質問をつぶやいてはなげる 果敢なおばちゃん
てところだよな二人とも。
今回の憂国だって自由をヒステリックに唱えるんじゃなくて
一般的な状況とそれに応ずるポリシーのありうべきパターンを
説明してからまあ、自分はこっちが好みだけどね、とじつにささやかな
もんだよ。おばちゃんだな。
田中は自分をおばちゃんに例えたときに、生活臭みたいな事をいってたよう
な気がするんだけど。
@@@@
(゜д゜@ <あらやだ!
[◎]⊂ ) (´´
[[[[|凵ノ (´⌒(´
◎UU◎ ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
(´⌒(´⌒;;
チリンチリン♪
┬──┬|
[] __ [].| あらやだ!
○ ○\ _____
ヾ V ||
ズンッ ムギュ ||
∧_ @@@@ ∧_∧
□ (・∀( (゜д゜@( )゚∀) <・・・・・。
⊂ ( ヽ ⊂||
ヽ (_つ(::::::::::::ノ⊂ノ||
し' U U し' ||
ノーベル文学賞は大江の次にとるなら村上春樹だろうって話はホンマかいな?
148 :
考える名無しさん:03/08/10 08:28
↑村上ファンの妄想だろ。
150 :
考える名無しさん:03/08/10 11:56
村上じゃなくてゆうみり
151 :
考える名無しさん:03/08/10 12:28
あ、ホントだ。クルーヴァー読めなくなってる。
池田犬作はノーベル平和賞あきらめて文学賞狙ってるそうな
153 :
考える名無しさん:03/08/10 13:44
三枝成彰と付き合ってる段階でダメなのはなんで?
憂国呆談WEBでいつも思うんだけど、もうちょっとましな写真を使えよ。
155 :
考える名無しさん:03/08/10 16:12
浅田の写真集でたらぜたーい買います。
156 :
考える名無しさん:03/08/10 16:13
ノーベル文学賞は大江の次にとるなら「村上」だろうって
オザワセイジが愛すべき努力家だとすると、坂本ちゃんは何ですか。
158 :
考える名無しさん:03/08/10 17:54
偉大なる放蕩息子…
159 :
考える名無しさん:03/08/11 00:26
坂本ちゃんはどちらかというとハリウッドやブロードウェイのような
ものだと思ってたんだけど、違うの?
161 :
考える名無しさん:03/08/11 00:51
今回の浅田はおもろいな。
田中と三枝は親友のはずだよ。
当然浅田にも利権体質はある
うまいことやってるからみえないけど
>>161 一緒に政治的なアピールとかしてたよね。
そういえば一緒にTVに出てたなあ。OLのやつ。
浅田って・・・なんで坂本はOKなの?
村上龍とも仲いいよね?
坂本も利権にありついてますよ
浅田だって身内に甘いに決まっている
169 :
考える名無しさん:03/08/11 03:59
身内に甘いというか、
甘くできるし、してるものが身内とよばれる。
彼に、そうした身内があるかね?
あるなら、甘くしてるのだkら、
どう高潔ぶってもやがて限界はある。
しかし、地味で微々たるものかもしれないね、比較してみれば。
それに比べれば政治家どもの甘さときたら、、、とかね。
わかんええけど。
170 :
考える名無しさん:03/08/11 06:15
あさだしょうって誰?
むかしのヒト
173 :
考える名無しさん:03/08/11 12:36
身内ってどういうこと?教えてください。
ちょうどそのとき遊びに来ていた浅田彰に「社交主義は英語ならなんやろ」と言ったら
「社交ダンスはソーシャル・ダンスやから、やっぱりソーシャリズムでええのんとちゃいますか」
とのこと。
176 :
考える名無しさん:03/08/11 18:47
浅田がいなくなったら日本の思想・哲学業界はどうなってしまふのか。
177 :
考える名無しさん:03/08/11 18:47
こちらはそれほど大きくはないですけれど
柔らかくて揉み心地のよさそうなオッパイの持ち主です。
上のお口と下のお口をフルに使っての4Pシーンは見所満載!
オマンコの奥深くに突き立てられていくチンチンが気持ちよさそうです。
無料ムービーはここから
http://www.exciteroom.com/
178 :
考える名無しさん:03/08/11 19:16
こちらはそれほど大きくはないですけれど
柔らかくて揉み心地のよさそうなオッパイの持ち主です。
上のお口と下のお口をフルに使っての4Pシーンは見所満載!
オマンコの奥深くに突き立てられていくチンチンが気持ちよさそうです。
Asada's lesson うけますた. た to which night cannot sleep by deep emotion, either
180 :
考える名無しさん:03/08/11 21:31
チョンは北にかえれ
フォークナーはクレオール作家の元祖になる。
183 :
考える名無しさん:03/08/11 23:00
>>182 朝日の夕刊読んだな
俺も
ところで「いとうせいこう」は右端?
浅田さんがものすごい勢いで伊勢丹(京都えき)の階段を上がって
いったんだけど上のほうで何かあったのか?
185 :
Kurihara:03/08/11 23:57
運動不足解消のためかと思われます。
>>179 ネタじゃなかったら個人を特定されるようなことは書かないほうが
まず舐めてっていわれますた.
おっきくて...ちょ
ユンソナのグリンプス
G-MENとサムソン
たしかAquiraxが舐めるはず
よって179はニセ者
文学業界も大変だけど思想業界はもっと大変だろうな。
今回の呆談でも、まず彰の頭にあったのは柄谷とNAMの事でしょう。
>>193 文学も外に出てアピールしなきゃ、みたいなところ。
思想業界の方が、もっと大変だろうから。
>>ユンソナのグリンプス
超ワラタ
196 :
考える名無しさん:03/08/13 20:56
藍栗の無人島評はどんな感じ?
錯覚していることがあるようだ。浅田は哲学者でない。だから、哲学板にスレは
作れないのである。
哲学の紹介者としては優秀だから良いんじゃないの。
経済でも、文学でも、社学でも一般書籍でも合わないだろうし。
199 :
考える名無しさん:03/08/14 02:04
ようするに、からたにには群像にかえってもらいたいわけでしょ。
批評空間で吠えるだけじゃなくて。
200 :
考える名無しさん:03/08/14 02:05
補足
ようするに、からたにには群像にかえってもらいたいわけでしょ。
批評空間で吠えるだけじゃなくて。
じっっさい、
群像もひどいことになってるわけだしね。
呆談の話、WEBのほうじゃなくて、本編の方のことを言ってるの?
具体的になんて言ってるのか、そこの部分だけでも引用してくれないだろうか。
もちろんWEBの方っす。田中康夫が政治に出るのも、村上龍が
サッカー解説をするのもそういうわけ、みたいなところ。
極端な大衆化が進んでて作家なんかもそれにあわせなきゃ、みたいな傾向があると。
浅田は現状認識としてそう言ってるだけで別に支持してないでしょ。
キモイ村上春樹をぶっ殺したいんだが
. ∧∧
(*゚ー゚)
/ ヽ
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(..(...)
ていうか、はっきりいって、理論的なものはすべて出尽くしてる。
それは「構造と力」の出来の悪い焼き直し(福田和也)がこれほど
でまわってる現在をみると明らか、少なくとも今理論的なものを
やる効用は20年前から逓減している。
じゃあ、ってことでNAMや康夫なんだろう。でもなんで宮台や東じゃ
ないんだろ。
207 :
考える名無しさん:03/08/15 14:27
宮台や東とはウマがあわんのはなぜでつかな
208 :
考える名無しさん:03/08/15 14:42
「J」にこだわるから
浅田は思い入れなし
そういや、この前の朝生を見て、宮台が保守寄りだといわれるのが良く分かった。
210 :
考える名無しさん:03/08/15 15:22
>>209 俺こそホンモノの右翼だ、とか言ってなかった?
M2で。
うん、とても一貫してる。西尾なんか、支離滅裂すぎて泣けてくるけど。
>>210 日本でほんとに右翼やろうとすれば文芸保守しかだめだろ
宮崎哲哉なんかに言わせると、今は、社会学優勢の時代らしいけど
字を間違えた
×哲哉
○哲弥
214 :
考える名無しさん:03/08/16 01:50
英語を習得したいんだけど
彰はどうやってマスターしたんだろう?
215 :
Kurihara:03/08/16 02:27
あげ
216 :
考える名無しさん:03/08/16 23:02
あきらは中学生くらいから洋書をよみこんでいたんじゃないの?
217 :
考える名無しさん:03/08/16 23:06
ともだちになることだよ。
僕はフランス語のメールくるもんね。
218 :
考える名無しさん:03/08/16 23:35
>宮台や東とはウマがあわんのはなぜでつかな
やつらは東大だから。
219 :
考える名無しさん:03/08/16 23:42
柄谷も佐和も東大じゃん
220 :
考える名無しさん:03/08/16 23:49
>>219 東大経済は許せるが、東大・文と教養は許せないのだろう。
221 :
考える名無しさん:03/08/17 00:35
ドイツ語は詩から入ったって。
223 :
考える名無しさん:03/08/17 11:26
エロ小説から入るのが王道
224 :
無料動画直リン:03/08/17 11:27
226 :
考える名無しさん:03/08/17 11:37
結局
日、英、仏、独語ができるんすか?
そういや四方田とのパゾリーニについての対談で伊語は片言とか言ってたな・・・
いーなー俺英語も怪しいよ
228 :
考える名無しさん:03/08/17 15:34
>>227 伊語が片言なのは確実。
島田雅彦との対談『天使が通る』でダンテの話の章で言ってたから。
229 :
考える名無しさん:03/08/17 18:20
あのさ、僕は高校生の頃、哲学者のなるのが夢でした。
デュラスっていいね。
230 :
考える名無しさん:03/08/17 19:36
片言といっても、どういう意味なのか、、、
あの人の場合。
それに、ずいぶんまえの対談でいってたわけだから
今やどうなっていることか、、、、
>>230 良く覚えてないけど、仏語が出来ればラテン系はだいたい分かるということらしい。
232 :
考える名無しさん:03/08/17 20:05
まあ、やはりあのひとの面目って
一を知ると百を理解してしまうところな
もちろん、理屈で分析的に把握してしまうということな。
233 :
考える名無しさん:03/08/18 16:32
d
234 :
考える名無しさん:03/08/18 16:33
批評空間復活というのは、結局ネタか。
235 :
考える名無しさん:03/08/18 16:46
編集がいないから
236 :
考える名無しさん:03/08/18 22:47
明日愛栗更新上げ
本人だけどさあ (嘘じゃないよ)
いい加減にしろよ!
浅田さんが現れた?
寝ろよお前ら
伊語はどれくらいできますか?
いい加減しないと
出るとこ でるぞ!!!
本物ならぜひ哲学談義をお願いします。
243 :
Kurihara:03/08/18 23:06
僕と漫才しましょうよ、浅田さん。
Kuriharaも久方振りに現れた。
245 :
Kurihara:03/08/19 17:39
「エドワード・サイードの新たな挑戦」
「Critical Space は何度でも甦る」
ネタは止めれw
母親の介護とかって彰がひとりでやってくことになってるのか?
248 :
Kurihara:03/08/19 20:14
金の力でどうにでもなるでしょう。
250 :
考える名無しさん:03/08/19 22:33
頼むから更新してくれ
251 :
推定少女ファン:03/08/19 23:53
夜でもあさだか
252 :
考える名無しさん :03/08/20 06:14
柄谷の場合はマルクスと漱石の間にドゥルーズという隠し玉がある
しかし宇野邦一のような人間まで"ドゥルーズ屋"に屈したことから
ドゥルーズの影響を前面に出して商売に乗る事はさすがの柄谷にも
出来なかった
では東の場合は?
デリダと書かれた薄皮をめくると、オフセット刷の同人誌があった
Q さて、これは東への皮肉として成立するか?
それは東スレを参照してほしいw
国連の爆発テロはアメリカの陰謀なのかな?
むしろ、彰の陰毛。
255 :
考える名無しさん:03/08/21 02:42
浅田彰は、期待は高いが、実質なにもやってないもんな。
256 :
考える名無しさん:03/08/21 10:01
あきら、愛栗行進してください
257 :
推定少女ファン:03/08/21 23:06
夜でも黒田アーサー
258 :
考える名無しさん:03/08/21 23:09
あると今何時=存在と時間
259 :
考える名無しさん:03/08/21 23:10
258間違い
ごめんね
彰って複雑系についてなにか批判とかしてないの?
してたような。
プリゴジンを肯定的に論じつつ
清水博路線を叩いていた
高校でベケットできる感じってすごいな
まーオレアホ高校だったし演劇のこともよくわからんけど
今だったらあれか、お笑いっぽい小劇場ブームらしいしそういうのなのだろうか
クドカンとか新幹線とかてんきゅう劇場?かなんかっぽいのかね
そうかなあ
別役実がベケット好きだったし
むしろ通俗的な高校生だと思うよ
265 :
浅田(超本物):03/08/23 06:56
しんじゃえくず
うんこ
266 :
考える名無しさん:03/08/23 08:54
267 :
考える名無しさん:03/08/23 13:31
清水博路線ってなんですか?どこで叩いていたんですか?
268 :
考える名無しさん:03/08/23 13:43
清水博路線って、日本的ポストモダンってことで叩いてたんじゃなかったかな。
フワフワ浮ついてる、西欧的な個人を経ていない、プレモダン直結型ポストモダン。
って感じで。
だいぶ昔のことだよ。15年以上前のはなし。
269 :
考える名無しさん:03/08/23 18:35
でも、以前、清水の「生命を捉えなおす」を
推奨してませんでしたか?
270 :
唐突ですが、:03/08/23 20:56
『「歴史の終わり」を越えて』を買ってパラパラと
読んでみたのだが、「その通りです」のオンパレード。浅田君は優秀だね。
271 :
考える名無しさん:03/08/23 21:06
浅田 ええ、その通りです。おっしゃりとおり、
ラカンからジジェクを経て空虚をもって主体となすライン、
いわば螺旋階段状をなす主体でありながら、螺旋階段を駆け上がり舞い落ちる臣下
でもある二重の主体ですね。他方には、マルクスから柄谷行人を経る、諸関係の総体
としての社会における突拍子もない個体がある、と。
構造の網目と網目上の点としての主体の二重化ではなく、
あくまでそうした二重はじつのところ、同時には見えないのだ、複眼視というのは
一方が明晰である場合には他方は盲目なのだ、という臨界点を忘れている、と。
忘れずに主体を論じるとすれば、あっちからこっちへ、こっちからあっちへという
往還しかありえないだろう。往還としての主体はあるだろう、と。
272 :
考える名無しさん:03/08/23 21:11
超越論的仮象としての主体ならいい、と。
273 :
考える名無しさん:03/08/23 21:16
浅田 ええ、その通りです。おっしゃりとおり。
ただしですよ、いわれる「超越論的仮象」というのを
あくまでも
事前にはそれであるところのものではなかったもの、
いいかえれば、それとは誰も自分も思わなかったところのものとして
行動セル主体としてのそれ、しかしこの場合の行動というのを
ジジェク的に認識内容にすでにつねに含まれてしまっているうごきを
ふくめつつ、他方でデモにいくなり自爆テロするなりといった行動も
もちろん含めているんですね。
怖い
275 :
考える名無しさん:03/08/23 21:20
それは仮象としての主体ということではなくて?
276 :
考える名無しさん:03/08/23 21:23
浅田 いいえ。強調すべきは、仮象であるということ、
ただし、認識の上での仮象、主観および視覚的意識の
上での仮象ということなんです。
277 :
考える名無しさん:03/08/23 21:24
それなら「含めている」って言っちゃまずいんじゃないの。
278 :
考える名無しさん:03/08/23 21:26
浅田 いいえ。仮象というときに大事なのは、含んでいる、
内包している、ただし、何を内包しているのかは知らないが、
という点だと思いますよ。
279 :
考える名無しさん:03/08/23 21:30
そうですね、事後的に見出されるばかりだと。
ただ、「何を内包しているのか」じゃなくて、
「何が内包しているのか」じゃない?
280 :
考える名無しさん:03/08/23 23:52
浅田先生の講演会やシンポが最近ないねえ。
俺が見落としているだけ?
281 :
考える名無しさん:03/08/24 00:05
↑確かに気になる。
282 :
考える名無しさん:03/08/24 02:20
浅田なんか連載しろよ
文学界のクラシック批評はもうやめたの?
284 :
考える名無しさん:03/08/24 18:20
最近だと熊野あったんじゃないの?
彰はエッセイスト!
今週のアイクリ
『満員電車 おならでそこどけ クラクション』
『あきらの似顔絵コンテスト』
『わらった俵孝太郎の写真記念館』
更新しました
『大江健三郎へのレクイエム』
『六本木ヒルズに未来はあるか』
です。
『レクイエム』きぼんぬ。
290 :
考える名無しさん:03/08/25 13:25
『六本木ヒルズに未来はあるか』
↑ぜんぜんおもんない
おもんないとかじゃなくて新作です
292 :
考える名無しさん:03/08/25 15:45
おもんないし、新作でもない
どうせうぷしないならタイトル挙げるな
ニセも大杉
>292
うそついて楽しい?
久米が止めてタカ派の古館(安部とべったり)になるけど大丈夫かな。
浅田は久米や筑紫をどう思ってるの?
浅田が筑紫の後任になればいい。
全然大丈夫じゃないでしょ
朝日は完全にタカ派に乗っ取られてる
久米も限界なんだろうね
298 :
Kurihara:03/08/26 10:30
「京都国立博物館の「スター・ウォーズ」展」
「クリムトとその周辺」
299 :
考える名無しさん:03/08/26 11:47
毎日古館のノリというのはかなりキツイ。
1年もたないな。
ねえ、浅田先生。
300 :
考える名無しさん:03/08/26 13:48
次のダイナモンドで触れてくれるだろうね>古館
ここ読んでるだろうし
301 :
考える名無しさん:03/08/26 15:03
久米は、正体は守旧保守だろが
もう今さら十数年も演じきってきた偽善の市民派ブリッコの仮面は剥げまい。
般若の面みたいなもんだな。
よって、出馬するとすれば、民主党からしかないだろが
それは、久米の生理としてはホンネでは苦しい。
60近くになってまで、なんで営業リベラルの偽善的仮面をかぶり続けにゃならんのだって
まあ、いわゆる一つの人間としての実存的悩みって奴が出てくるだろ。
もちろん、新民主党としては、そこをなんとか口説き落としたいわけだろうが
久米本人の資質としては、政治系ではなく、どっちかってば、芸能・芸術系だから
あんまし、気は進まんだろうが
まあ、もし出馬するとすれば、浮世のシガラミってヤツからだろな。
もちろん、久米落としに躍起になるのは、小沢で
OTOから攻めるんだろな、きっと。
302 :
考える名無しさん:03/08/26 15:06
蓮實は映画に過剰、東はおたくに過剰だとして、
浅田氏は何に過剰なんですか?
そこらへんがいまいちよくわからない
「美術でも映画でも何にでも幅広く過剰」ってことではないでしょうに
303 :
Kurihara:03/08/26 15:15
美少年に過剰。
304 :
考える名無しさん:03/08/26 15:19
「ギリギリモダニズム」みたいなのに過剰だね。
ポストモダン寸止めみたいなノリが好きだね、浅田は。
慎太郎みたいなアニキが好きだったりしてね
パラドクサを突きつけてやまぬこと・・・
なんでこれが可能性の中心なんだろうね?
京都人の俺とすれば、
京都は地方ながら結構美術館とか頑張ってきたのになー
ホントに残念だよ。
「国立」だよ「国立」・・・
国立の脱構築じゃないのか?
脱構築って便利な言葉だな(w
310 :
考える名無しさん:03/08/26 21:09
クリムトのアイクリアップきぼんぬ
311 :
考える名無しさん:03/08/26 21:32
栗原さんはデブだから相手にされませんね(w
313 :
考える名無しさん:03/08/28 15:15
栗トリ更新。
「直己ハゲチョビン」
「あくまで水星」
314 :
考える名無しさん:03/08/28 15:19
この方は誰ですか?
彰って、プロレスの味方ですか?
316 :
考える名無しさん:03/08/28 21:57
彰はガチ
にったじゅんの「脱!童貞」
318 :
考える名無しさん:03/09/01 01:01
age
こんなもんにブーイングもせず、拍手して甘やかす観客どもも絶望的だし、
足早に立ち去ろうとすると、出口んとこに浅田彰が立ってて、大げさに拍手してるんだ。
320 :
考える名無しさん:03/09/01 23:44
明日アイクリ更新が執行されなかった暁には
わたくし佐和が浅田クンの自宅へおもむき
浅田クンのケツの穴めがけてカンチョウを一発きつーいカンチョウを一発強烈なのをお見舞いしてやる所存です。
確認までに、かしこ。サワ
321 :
考える名無しさん:03/09/02 00:26
頼んだぞ佐和!
322 :
考える名無しさん:03/09/02 00:59
そんなことしたら彰が喜ぶだけだぞ、佐和。
●
●
「ファム・ファタール」とフェイクの勝利
●
ポストモダン武侠映画『HERO』
●
324 :
考える名無しさん:03/09/02 21:04
神戸美術館でやってたクリムト展褒めてたけど
確かに日本では見られないやつだった。いく価値あり。
SW展は確かにトホホな展示。
325 :
考える名無しさん:03/09/02 21:48
いいかげん「LIFE」は失敗だったと認めて欲しい。
認められないなら批評家として終hる。
326 :
考える名無しさん:03/09/02 21:50
彰って未婚?
327 :
考える名無しさん:03/09/02 22:53
浅田さんって若い頃バイトやったことあるのかな?
329 :
考える名無しさん:03/09/03 05:58
>>324 お金の問題
坂本を褒め続けなければならないのもねぇ
330 :
考える名無しさん:03/09/03 05:59
宮台と浅田って対談したことあるの?
331 :
考える名無しさん:03/09/03 10:05
>>327 学生時代、ピアノの演奏で金を稼いでいたとか聞いたことがあるが
332 :
考える名無しさん:03/09/03 10:07
>>330 同席する機会はあったが、宮台がドタキャンしたとか
ファム・ファタールの音楽も褒めてたしね。
いい加減坂本と縁切れといいたくなる
惚れた弱味やわいな…
辛おますな…
坂本って、そんなに悪くはナイト思うけど。
336 :
考える名無しさん:03/09/04 00:15
ジルベルトの公演に来るのかね
337 :
考える名無しさん:03/09/04 13:57
ふぁむふぁたーる、わるくないよ
338 :
考える名無しさん:03/09/04 23:14
クラコンサートで偶然客席にいるのを発見すると、
浅田オーラが瞬殺ビームをはなつ
「俺がここにいることを誰にもいうな」ってね
まあ浅田さんみたいに目鼻が利くひとでも、「まああんなものが
好きなのね」ってところがあったほうが逆に人間味があっていいのよね。
ほんものの食通なのに出前一丁も好き、みたいな。
まあ和菓子購うなら嘯月に決めてるひとでも平気でコアラのマーチ食ったりするし。
人間ってそんなもんよ。
342 :
考える名無しさん:03/09/05 02:19
浅田が「ほんものの食通」だ、っていうのが甘いんじゃないのか?
少し前の批評空間で(2000年くらい?)、あの一番つらかった時期にこの人
なんてったか。古井由吉の文学は疲労の文学のもっとも洗練されたものだ、とか
いいながら、今の日本は「疲労」の段階にとどまっている。「消尽」しなければ
ならない。ドゥルーズなんてもはや物質だ、とかいったひとだよ。
そんな悪魔のような人に、なにを期待するのかね。
343 :
考える名無しさん:03/09/05 02:32
その悪魔みたいな浅田をはじめとする連中が見たいから、批評空間
再開してほしい。
>>342 チミ、論点がずれとるよ。
論ずるとすればサカモトが発売以来30有年変わらぬ支持を受ける
出前イッチョに値するかどうかってほうだよ。
345 :
考える名無しさん:03/09/05 04:29
342の言う「一番つらかった時期」って何よ?
彼氏が死んだとかだろうな
347 :
考える名無しさん:03/09/05 08:33
>>345 わからないんだねぇ フフ
「一番つらかった時期」ってよ〜くわかるよ
あの時期は浅田以外も「〜」だったよねぇ
ウフフフ
348 :
考える名無しさん:03/09/05 12:04
時間チェック
編集者が過労で癌になった時じゃない
それで消尽しろだから悪魔なんだろ。
350 :
考える名無しさん:03/09/05 15:00
浅田が悪魔じゃなくなったら意味ないなー。
ただ「消尽しろ」と書くことが悪魔的だとは別に思わんが。
351 :
名無しさん:03/09/05 18:57
>>323 >ポストモダン武侠映画『HERO』
アップロードきぼんぬ(抜粋でも可)
352 :
考える名無しさん:03/09/05 19:00
彰はブリーフ派。
353 :
考える名無しさん:03/09/05 22:18
>>351 携帯買え。あるいは携帯持ってる友達を作れ(w
彰はさ、誰とセックルしてるのオ?
355 :
考える名無しさん:03/09/05 22:39
柄谷とその息子と。たまにスガ。
356 :
Kurihara:03/09/05 23:48
「HERO」はポストモダンなスペクタクルであり、ポストモダンな
オペラ/京劇であり、ポストモダンな紙芝居であり、共産党独裁の
体制的イデオロギーである。
357 :
考える名無しさん:03/09/05 23:49
浅田ってサー、すごいハクジョーなイメジーがある。
おまえら、どのようにお考えでしょうか?
358 :
考える名無しさん:03/09/05 23:51
学者に情なんか求めない。いい仕事をすればそれでいい。
浅田がどうだかは知らんが。(経済学の研究してんんか、浅田って?)
359 :
Kurihara:03/09/05 23:51
美少年には至極優しいでしょう。
>>357 でも、相手が死んでから態度を変えるとかはなさそう。
柄谷の時とか裏切る奴が多そうだけど。
まあ、本当に駄目になったと思ったら存命中にも見捨てるだろうけど。
そのイメージはある。
ただ、間違っても熱血漢ではないが、意外と骨っぽいと思うようになった。
浅田は、たとえば、生ぬるい文壇のなれ合いを批判してるし、
彼自身、柄谷と近い位置にいても、まずいところがあれば、
ちゃんと指摘している。
そういうのを指して薄情と言ったんじゃないですよ。
そういうのは立派だと思うんだよ。
363 :
考える名無しさん:03/09/06 00:36
残酷さは強靭な精神の表れ。殆ど、孔子とかキリストに匹敵する人間
だと思う。
ソクラテス、この書かぬ人。
「小倉です」 この被る人。
366 :
考える名無しさん:03/09/06 10:18
>>361 前の天皇が危篤の時、皇居に集まった人達を指して、
「土人」と言い放ち、それで右翼の恫喝とかあったらしいけど、
へこたれた様子はないよね。かっこいい。
その後、福田も「土人だと思いました」と真似したが、
それはワールドカップのサポーターに対してだし(笑)。
367 :
考える名無しさん:03/09/06 10:22
今や土人より同人の方が蔑称的
368 :
考える名無しさん:03/09/06 11:15
福ちゃんは基本的にヘタレ。
「真理を探究する者よ、敢えて勇敢たれ」ってか
でも日本のどこに発言の自由があるのだろう
ほんの少しの発言で右翼から刺される国だよ
まずはこのヤクザ風習を何とかせんとな
あいくり更新ふえてない?
ファム・ファタールとラケイニアンの敗北、とか
○
○
ファム・ファタールとラカニアンの敗北
○
フリーダ・カーロとその周辺
○
372 :
考える名無しさん:03/09/06 14:46
フリーダ・カーロの絵って相当ブキミワリイのに・・・。
373 :
考える名無しさん:03/09/06 15:44
朝日新聞で島田雅彦が文句言ってますよ。
374 :
考える名無しさん:03/09/06 16:17
375 :
Kurihara:03/09/06 16:24
大泉晃の文句です。
日本人 嫁はん殺す ラカニアン
正直ちょっと格好良いと思いました・・・
宅間と違ってこっちの方が通俗的な感じがしてダサくていいとか思っちゃいました
(*´Д`)俺も情熱的な恋愛したい・・・
377 :
考える名無しさん:03/09/06 18:27
>>373 うち、朝日だけど気づかなかった。
いつ?
378 :
考える名無しさん:03/09/06 22:44
座頭市の復活?
アファナシエフの「皇帝」
379 :
考える名無しさん:03/09/06 22:55
ファム・ファタールとラカニアンの敗北
↑
すごい話だな、これ。ていうか彰は新潮45も読むのか。
380 :
考える名無しさん:03/09/06 23:24
憂国呆談なんか読んでると、たまに、批判のトーンが
突然サディスティックなまでの辛辣さを帯びることがあるよね。
すげぇな、あれ。
彰はおばさんだからな
怖いぜ
382 :
考える名無しさん:03/09/07 01:27
朝日新聞の土曜版でbeってやつに連載してるよ。
>>379 犯人が犯人だけにもともと読んで無くても
話は伝わったりしたのでしょう
彰はZatoichiはどう評価してるの?
最近の北野作品の評価は低いみたいだけど。
385 :
考える名無しさん:03/09/07 02:40
なら、サゲサゲサゲ
とりあえず、監督賞を取ったみたい。
乗り気じゃなかったのを版権持ってる人に頼まれて作って、
ベネチアにも出す気がなかったのを、サンプルだけでも
送ってくれ→是非出展をとなったらしく、今回は全然賞ねらいじゃなかった
らしいから、凄いよね。。
>380
そうかなぁ?
いつも変わらぬクールな批評ってかんじするけど...
389 :
唐突ですが:03/09/07 07:43
もちろん、私はいますぐ死にたいというのではない。
大江健三郎の『憂い顔の童子』で「母親が生きている間は自殺できない」
という主人公の強迫観念が主題化されていたが、
これはすでに父を喪った私にも大変よく分かる。
幸い、私はきわめて凡庸な常識人なので、
倫理というより礼節の問題として、
母より先に自殺するつもりはない。
ちょっと前のアイクリで浅田はこう言ってんだけど、
ここに、何とも言えない「孤独」を感じるのだが。
凡庸、、??
屈折を感じるな。
391 :
考える名無しさん:03/09/07 10:24
女は長生きだからねえ。
母親が死ぬのを待ってるうちに、
自分が先に天寿を全うしちゃうよ。
392 :
考える名無しさん:03/09/07 11:42
「新潮」、本屋に1冊しか残ってなかった。
柄谷と浅田の名前が揃うと売れるんだね。
393 :
考える名無しさん:03/09/07 12:26
柄谷も浅田もお母さん長生きするといいね。バルトみたいになっちゃう
かもしれないから。
394 :
考える名無しさん:03/09/07 13:15
>>387 んなわけねーだろ(w
どう見ても賞狙い。
彰にはここぞとばかりにたけしを叩いてほしいものだ
395 :
考える名無しさん:03/09/07 13:25
ザトーイチで現代風の味付けしてある
なんて、いかにも外人ウケ狙ってるからなぁ
>>394 >>395 と思ってたんだけど、違うらしいよ。作ってくれと頼まれて、最初は「座頭市は勝新さんのものだから」
と断ったんだけど、どうしてもといわれたから「北野流で良いのなら」みたいな条件で作った
らしい。しかも今回は完全なエンタメ路線だから、賞には出さないつもりだった。
エンタメ路線で今までと違うというのは、朝日新聞のインタビューでもいってるし
映画板の評判でもそう。今回は映画板の信者の間でも評判は良かったけど、
「エンタメだから賞は無理だろう」というのが多かった。「BROTHER」「DOLLS」は信者の間でも
評判が悪かったけど、今回は「ようやくHANA-BIの呪縛から解放された」みたいに
凄く評価高いよ。おすぎは叩いてるけど。「HANA-BI」をそれなりに評価した彰なら
評価するんじゃないの。
でも、海外で評価されたってのは、サムライ映画だからかも。
398 :
考える名無しさん:03/09/07 16:15
浅田は一度けなした後で再評価することがめったにないし、
基本的に、批評では安全パイを選ぶタイプ。
負け犬に追い打ちをかける傾向がある。
けれど例外がいくつかある。
お笑いやジャニーズなど。
だから見てて楽しい。
現在のところ
彰は座頭市を
評価する:1票
評価しない:4票
無視する:0票
結果発表は9/9(火)
>>399 「BROTHER」についても、「世界で押しも押されぬ巨匠なんだから、もっと冒険するべきだ」
みたいな感じじゃない。映画板でもここ最近駄目だから貶すために見に行ったら、
凄かったみたいなのが多いから、今回は褒めると思うな。
403 :
考える名無しさん:03/09/07 17:24
蓮実の政治力か?
405 :
考える名無しさん:03/09/07 20:23
×押しも押されぬ
○押しも押されもせぬ
>>404 今回はそういうの無かったみたい。
客が選んだ一番面白かった映画でも選ばれたらしい。
だから、濃い北野ファンの間では、批判があるみたいだけど。
新潮10月特大号キターーー
建築とアソシエーション 柄谷行人
【討議】「<日本的なもの>をめぐって」
磯崎新+福田和也+浅田彰+岡崎乾次郎
座頭市、誉めない方に一票。
408 :
考える名無しさん:03/09/07 23:08
明日発売分にも憂国呆談載らないな
次の週か
>>399 村上隆とか青山真治のユリイカとかあるけど
座頭市、テレビでちょっとだけ映像を見た。
なにやら踊ってるシーンだったが、黒沢の
用心棒が頭をかすめた。
411 :
考える名無しさん:03/09/08 05:10
評価しないだろ。こんな中途半端なネオ・ジャポネスクっぽいもの。
こんなもん評価しちゃったら恥ずかしすぎる。まあさらっと無視ってところでしょう。
なんだかんだで評価する彰
414 :
考える名無しさん:03/09/08 15:05
で、みんな観たの?
見てないよ。
新潮あんまし面白くなかった
もちろん座頭市なんか話題にも上ってない
でも批評空間再開するよりも
磯崎や岡崎あたりと一緒に文化・芸術方面の雑誌やって欲しいな
417 :
考える名無しさん:03/09/08 18:45
漏れはおもしろかったよ。
てか、本当に新潮置いてないのなw
本屋4軒まわったけど、やっと1冊だった。
いくらなんでも、新潮の座談会がやる頃には座頭市は観てないでしょ。
一般公開がつい先日なんだから。ネオジャポネスクってよりは、海外の
評論家がいうようにマカロニウエスタン(ジョン・フォードじゃなしに)。
こういうものを彰がどう評価するかは興味あるな。
419 :
考える名無しさん:03/09/08 20:17
新潮の座談会、面白いと思った。
「ジャパネスク」と「蛇羽ね好き是ー初ん」の違いを語る磯崎新は冴えてるよ。
動態をとらえる眼は誰にでも備わっているわけではない。
アラタの真骨頂発揮といった印象を受けたよ。
柄谷の論文はイマイチだと思った。
NAM崩壊後の新しい展望を具体的に語る、って感じではなかったから。
私も「新潮」は読んでみよう。
今日は、東さん連載の「ファウスト」を探して見つけることができなかった。
磯崎はともかく岡崎あたりと文化芸術ごっこしてるような状況なのかなぁ。
康夫ちゃんや福田あたりの下々の者を使い走りに使いつつ
柄谷さんあたりとハードに政治的なことやってほしいが。
彰ってもう河野洋平とは完全に切れてるのだっけ?
岡崎は優秀だよ。
柄谷と同じく夢想的ではあるけれども。
批評空間の地域通貨Q座談会とか読んでみると柄谷と同じ病気の人だなって判る。
柄谷と浅田のハードな政治路線は、潰えてしまったじゃん。
NAMのリュニーアル版なんて、もうやらないと思う。
浅田は今後も傍観者の立場を貫いてくと思うね。
若い奴で政治的なことやろうとする奴が居たらサポートはするだろうけど。
423 :
考える名無しさん:03/09/08 23:15
若年寄
424 :
考える名無しさん:03/09/08 23:15
ワロタ
自分が何かものすごいことをやってのけるタイプではないんだよね
最強のサポーターにはなるんだろうけども
426 :
考える名無しさん:03/09/09 04:35
>>422
>柄谷と浅田のハードな政治路線は、潰えてしまったじゃん。
浅田は分からんが、柄谷はますます政治的になると思うよ。
吉本をあれだけけなしてきた彼だから、年老いても硬派路線は貫くだろう。
デリダが極端に政治化していることを浅田は批判してたけど、
浅田がずーっと柄谷のパートナーでいてあげられるなら、
彼もけしてまずい方向にはいかないだろう(と思われる)。
427 :
考える名無しさん:03/09/09 04:38
オワリダナ
428 :
考える名無しさん:03/09/09 10:02
柄谷をカラヤンって書き込む人、いなくなったね、最近。カラヤンってあだなは
決してふさわしくない訳ではないけれど、柄谷って呼び付けか、からたに様
ってまったり日本的ないいかたのほうが良いね。
429 :
Tuesday:03/09/09 12:01
更新されてますよ。
430 :
考える名無しさん:03/09/09 12:06
ワラタ(ワラ
431 :
はっちゃく ◆X1bKuXP08c :03/09/09 12:33
笑えない
432 :
Kurihara:03/09/09 13:23
「北野武とビートたけし」
「21世紀のジョン・ロー」
「20世紀末のドリアン・グレイ」
「雑誌『ファウスト』は二度死ぬ」
433 :
新厨房 ◆q0dfn8vVTc :03/09/09 13:32
「なにが答え20.4Km毎秒なの?」
「外タレベッカム様」
「小泉圧勝で万歳」(ワラ
434 :
考える名無しさん:03/09/09 17:12
座頭市、演技は褒めてたね。
相変らず、音楽はカスといってるけど。
435 :
考える名無しさん:03/09/09 17:14
でつ{小泉連勝で爆笑)
436 :
ごめんなさい。。。ビッグバン宇宙論は間違っていました。:03/09/09 17:49
科学者よ、恥を知れ!!!
ビッグバン宇宙論は完全に間違いだった!
科学の原則を無視した、デタラメのインチキ理論だったのだ。
そして、そのビッグバン宇宙論の世界的な浸透は
アメリカ、ユダヤ・キリスト教勢力による世界支配のための思想戦略なのだ!
また、ビッグバン宇宙論の思想によって戦争が起こり、
貧富の差がひらき、終末的な絶望感が世界に蔓延しているのだ。
ビッグバン宇宙論は世界の平和を揺るがす、悪の元凶となっているのだ。
ビッグバン宇宙論とは、
「宇宙は『無』からビッグバン(大爆発)によって誕生した」という理論である。
この理論は、ユダヤ・キリスト教の創造神話(神が天地を創造した)そのものである。
ビッグバン宇宙論の実態は、科学理論ではなく宗教思想なのである。
「真空」には時間も空間も存在していて『無』ではない。
『無』は文字通り、存在するものではないのだ。だから、
『無』は科学的に証明できるものではない。
そして、『無からの誕生』も科学で証明できるものではないのだ。
だから、ビッグバン宇宙論が仮説である可能性は、0%なのだ。
ビッグバン論は完全に間違いであり、宇宙は時間も空間も無限なのである。
ビッグバン宇宙論が科学の正統であるという思想を、世界中の人々に
浸透させる戦略が成功したことにより、ユダヤ・キリスト教勢力の
世界における優位性が確立されていったのだ。(20世紀に)
そして、その思想的支配の最たるものが、アメリカやイギリスによる
イラク戦争なのだ。
ビッグバン宇宙論の浸透により、世界中に終末思想(世界の終わり)が蔓延してしまっている。
そのことにより、自己中心的、せつな的、短絡的な考え方が社会に広がっている。
科学的に間違っているビッグバン宇宙論から脱却しなければならない。
そして、宇宙は無限だということを理解しなければならない。
人間は本当の宇宙観、世界観を構築し、新しい時代に進んでいかなければならないのだ。
ビッグバン宇宙論が世界を支配している限り、平和な世界にはならないのだ。
そのことを科学者は重く受けとめるべきである。
マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいえば、映画板ではいきなりサカモトじゃ角が立つから間に鈴木を入れたんだろって言われてたな。
439 :
考える名無しさん:03/09/09 20:22
座頭市、さっき観てきた。
客席はガラガラだったなあ。
僕も、浅田は貶すに1票。
でつ{うざいからあげんな)
>>439 ええっ。映画板の方では凄く混んでいたという話だったが。
まだ賞が発表される前の話ね。
442 :
考える名無しさん:03/09/09 20:31
でつ{口にする値打ちも無い)
じゃあ、下げよう。
こっちは関西の地方都市。
16時40分上映のを観たんだけど、
1列2、3人ってとこだったよ。
この前観た「スパイゾルゲ」のほうが
まだマシだった(笑)。
445 :
考える名無しさん:03/09/09 21:07
「21世紀のジョン・ロー」って
経済ネタ?
そのへんをモデルにした小説のネタ
449 :
考える名無しさん:03/09/09 22:30
必死で回避しようとしたが回収されてしまったタケシ
450 :
考える名無しさん:03/09/09 22:40
結局、「評価しない」だったね。ま、当然か。。。
>>448 トバイアス・ヒル『ザ・クリプトグラファー(FABER AND FABER)』
ジョン・ローって前に岩井克人が取り上げてたような...
ギャンプラーで、フランスの国立銀行を作った人だっけ?
たしか、ヘンな三角形をつくって、東インド会社の株を政府に買わせまくったとか
なんとかいうようなことを学部で習った記憶が...
うろ覚えスンマソ
ギャンプラー ×
ギャンブラー ○
逝ってきまつ...
>454
それはジョン・ローン
まあ映画人としてであっても北野武の実体の無い重鎮臭さよりも
ビートたけしの身軽さのほうにより価値があるって方向に向かいつつあるって
ことだろうな。
さらに監督としてすらも北野武よりはビートたけしのほうが今なら面白いもん
撮るかもしれない。まああのなんとかいう社長の件は脇に置くとしても。(w
>>434 たけしって最初から音楽を軽視してるでしょ
>>456 彰は「みんなやってるか」を買ってるの?
確か、田中康夫も昔書いてたけど、身軽になるために新しいことに挑戦しても
すぐに認められて「さすが、たけし」みたいに言われちゃうのがたけしの
ジレンマだろうね。
459 :
考える名無しさん:03/09/10 17:18
ああん、だれかアイクリあっぷしてええん。
460 :
考える名無しさん:03/09/10 17:20
イヤ
アイクリってなんですか?
462 :
考える名無しさん:03/09/10 17:26
クリトリスの先端のこと?
ワラ
463 :
考える名無しさん:03/09/10 17:27
女性器の敬称。
へー
465 :
考える名無しさん:03/09/10 17:32
i-critiqueの略
466 :
考える名無しさん:03/09/10 17:48
いいからクリあっぷしてよ
467 :
考える名無しさん:03/09/10 17:52
それはできない
468 :
考える名無しさん:03/09/10 17:53
いいじゃん、べつに
みたい
469 :
考える名無しさん:03/09/10 18:00
ねえ
470 :
考える名無しさん:03/09/10 18:03
ねぇ
471 :
考える名無しさん:03/09/10 18:03
ケータイからじゃ無理
472 :
考える名無しさん:03/09/10 18:04
写メール
窪塚って結婚したんだね、ミーハじゃないから知らなかったよ
彰また逝き遅れ、、、、、
>>473 元風俗嬢だと知りつつ結婚したらしい。ニュー速では祭りになってたよ。
彰も窪塚の男気を見直したんじゃないかな。
へえー
彰窪塚のこと何か言ってたん?
元々窪ヲタ、ウヨ発言で失望ってところじゃないの
彰窪塚狙ってたのか…
479 :
考える名無しさん:03/09/10 23:57
行動してください。
びっぐま
まあビートの監督業としての最良の終わり方はもうクソもミソも
いっしょにしたようなぐだぐだの浅草版「天井桟敷」を撮って引退するって
ところだろうかな。こういうのなら彰も潔くほめるだろう。
とこんなことをアイクリ読んでちょとおもた。
482 :
浅田です。:03/09/11 02:38
柄谷さんとちょっといたずらしてみたんですが、聞きしに勝るって感じだよね。
483 :
考える名無しさん:03/09/11 02:40
浅田はただのサヨクなのでスルーでよろしく。
単に頭がいいだけだから。
484 :
朝だおきろ。:03/09/11 02:46
ディスティンクションお願いします。
485 :
考える名無しさん:03/09/11 02:56
闘いましょう。
486 :
考える名無しさん:03/09/11 05:09
浅田って渡部昇一のこと何て言ってたっけ
おもしろい言い方をしていたような
まあ窪塚なんて、所詮はただの高卒だし
アフォだからコヴァも読むしな
488 :
考える名無しさん:03/09/11 20:24
>486
フランシス・フクヤマの本を訳していた関係で、
「歴史の終わりと世紀末の世界」に入ってる対談で、
渡部についてのくだりが一瞬あったはず。
フクヤマが「私の訳者がどういう議論をしているかはわかっているつもりですが」
といっていたことを覚えてる。
たしか、ナイーブな多幸症で、資本主義が社会主義に勝利した!という文脈で受取られ
ているとか批判してたんじゃ?
しかし、なぜにいま渡部昇一?
489 :
考える名無しさん:03/09/11 20:26
ところで「構造と力」って、やっぱり古くないよね。
と、ラカニアンと運命の女の話読んでおもいました。
490 :
考える名無しさん:03/09/11 23:36
>>489 存在論的郵便的の帯のこと?あれはリップサービスにしても勿体無いよね。
夜のリップサービスなら(iry
>>488 柄谷は名指しじゃないけど「馬鹿なハイエク主義者」といってた。
蓮實も名指しじゃないけど「ある大学の学部長の愚にもつかない言語学者」
といってた。
昔の左翼は、馬鹿な扇動に乗せられて労働組合や全学連で、
反日活動を繰り返す、国際共産主義を信じた、似非インテリが多かった。
最近の馬鹿サヨは、低脳が多くなり、主にヒキコモリ秋葉原系アニメヲタで
それでも、マジに国際共産主義をを信じてるとは恥ずかしくて言えないので、
2chねる用語を使いながら、隠れ共産主義者として、オナニーばかり。
反日マスコミを擁護するのが生き甲斐で、世論には低脳で立ち向かえないので、
2chで低脳コピペを繰り返すだけ。2chでしか鬱憤を晴らせない本当の馬鹿サヨに
落ちぶれたけど、反日カルトのオナニーを繰り返すのが特徴。
ゲラゲラ
変な書き込みするなよ!文句があるにしても、
態度ってものがあるだろ?
が、書き込んでしまったものは仕方ない。
出鱈目な考えを持ったやつでもなさそうだし、
たまにはお前のような意見も聞かなきゃな。
494 :
考える名無しさん:03/09/12 00:43
彰と宮台で対談やって欲しいな。
495 :
考える名無しさん:03/09/12 02:52
彰にニュースステーションやってほしい!
久米ではじまることが決まる前に、彰がやるという話もあったとかいう噂を
いつか聞いたことが。ほんとかどうかわかんないけど。
>>495 いくら何でもそりゃ無いだろ。
久米の話によると、仕事以外の時間が無くなるぐらいにエネルギーがいるらしいから。
本読めなくなる、映画見に行けなくなる、音楽聞けなくなる、旅行行けなくなる仕事を
彰が選ぶはず無いよ。
今の彰も仕事以外の時間が無くなるぐらいにいろんな仕込みにエネルギーかけてそうだけどね。
そりゃ仕事が限りなく趣味に近いから。
永田町の腹芸が、彰の趣味になるかね。
オウムもサカキバラも、興味ないみたいだったし。
イスラムの「テロ」については語りたいことが山ほどあるだろうけど、
これは放送できん罠。
500 :
考える名無しさん:03/09/12 03:41
ジョン・ローってギャンブラーだろ
憂国呆談のために必死で永田町の情報を仕込む彰
502 :
考える名無しさん:03/09/12 16:58
また更新☆
レニ・リーフェンシュタールの死
石原慎太郎−−作家と政治家
503 :
考える名無しさん:03/09/12 17:16
石原慎太郎はただの馬鹿でした。
もう死亡前提かよ
505 :
考える名無しさん:03/09/13 00:36
滝沢秀明は本当に気の毒だった
506 :
考える名無しさん:03/09/13 00:40
彰に喰われたのか?
507 :
考える名無しさん:03/09/13 11:55
石原の小説って読んだことない
508 :
考える名無しさん:03/09/13 12:51
普通読まないよ。人生、時間限られてるもの。
彰は御苦労だな。
駄作の登場人物の名前なんていちいち覚えてないだろうからコラムのために
「太陽のなんとか」ともうひとつ糞短編集読み返してたりして。
しかし今回のコラムからは迸る怒りが感じられる。あの暴言に相当怒ったんだな、当たり前だけど。
509 :
考える名無しさん:03/09/13 12:58
あんなのを持ち上げる斎藤環っていったい・・・
510 :
考える名無しさん:03/09/13 13:04
石原がただのバカウヨだってことは自明。
三島と比べたら三島がかわいそう。
柄谷がそれなりに買ってるのは、ヤツもマッチョだから?
512 :
考える名無しさん:03/09/13 14:03
そーかもしんない。
513 :
考える名無しさん:03/09/13 14:05
福田が石原ベタボメなのは政治的な下心があるから?
514 :
考える名無しさん:03/09/13 14:05
そーでしょう、もちろん。
515 :
考える名無しさん:03/09/13 14:11
だいたい警察官僚上がりの亀井静香(男のくせにこの名前は何だ)の
応援演説なんぞすること自体がマッチョ・バカなことなわけで・・・。
ま、野中広務はどうせ総裁選後にちゃっかり政界に出戻ることはまず
間違いあるまい。ヤツは権力の亡者だから。
516 :
考える名無しさん:03/09/13 14:17
>>516 あの顔で静香って名前がキモイんだよ〜〜。
518 :
考える名無しさん:03/09/13 14:31
青木・野中・古賀はさっさと殺した方が日本のためだね。
そこからすると「建国義勇軍」ってのは根性のないエセ右翼
だってことか。
519 :
考える名無しさん:03/09/13 14:33
”男のくせにこの名前は何だ”的なつっこみ自体がバカ・マッチョ的表出
まさに目糞鼻糞を笑うとはことのこと。(原水爆爆爆)
520 :
考える名無しさん:03/09/13 14:45
>>519 出たな、バカウヨ、石原の回し者。こんなところで油売ってないで
早く建国義勇軍と一緒に活動して警察に行ってらっしゃい(激藁)。
521 :
考える名無しさん:03/09/13 15:05
昔の右翼は、馬鹿な扇動に乗せられて皇居前で、
街宣車を乗り回し、日章旗を振り回したバカが多かった。
最近の馬鹿ウヨは、低脳が多くなり、主にヒキコモリ秋葉原系アニメヲタで
それでも、マジに天皇制を信じてるとは恥ずかしくて言えないので、
2chねる用語を使いながら、隠れウヨとして、オナニーばかり。
フジ・サンケイ・グループを擁護するのが生き甲斐で、世論には低脳で立ち向かえ
ないので、2chで低脳コピペを繰り返すだけ。2chでしか鬱憤を晴らせない本当の
馬鹿ウヨに落ちぶれたけど、反共オナニーを繰り返すのが特徴。
ゲラゲラ
>>517 名前は関係ないだろ。
本人だって(´−`).。oOなんで男なのに静香なんだろう・・・
って思ってるはずだよ。
特に子供の頃は嫌な思いしたはずだよ。
俺だって変な名前だから、彼の気持ちはわかる。
523 :
考える名無しさん:03/09/13 16:47
なんせ部数入ってないから新潮どこも品切れでない?10軒目でやっと見つけた。
524 :
考える名無しさん:03/09/13 18:52
今回のアイクリの石原批判は怒りに任せて書いたって
感じがあって内容はちょっと月並と思うがどうよ。
あえて浅田さんがやるならもうちょっと痛い突き方してほしかったかも。
525 :
大日本憂国士団:03/09/13 19:07
天誅!
526 :
考える名無しさん:03/09/13 22:11
ぷちナショは天皇制なんて支持してないよ。
ただ自分のアイデンティティを必死で守るために
生まれ故郷の日本をマンセーしたいだけ。
527 :
考える名無しさん:03/09/13 22:15
ていうか小泉より亀井のほうがよっぽどまともだろ。
>>527 同意。
小泉にくらべるとほとんどがましとも言えるが。
529 :
考える名無しさん:03/09/14 00:23
小泉以外は顔が悪党面。それが重要な欠点。
530 :
考える名無しさん:03/09/14 00:52
ジサクジエーン
このスレはウヨの監視下に置かれました
532 :
名無しさん:03/09/14 15:16
>>502 いま、読んだとこ、
いつもの調子と違うな。
あぷきぼーん。
535 :
考える名無しさん:03/09/14 19:08
フロイトを読むサイード 2003*04-06
ニューヨークで活躍するパレスチナの知識人エドワード・サイードは、
2001年にウィーンでフロイト記念講演を行うことになっていたのだが、
それは「政治的理由」からキャンセルされた。
そのサイードが2002年にロンドンのフロイト博物館(フロイトが晩年に
亡命生活を送った家であり、亡命の思想家であるサイードによりふさわしい)
で行った講演が、最近出版された『フロイトと非ヨーロッパ』(Verso)である。
そこで取り上げられのは『モーゼと一神教』だ。
このフロイト最後の著作の晦渋な性格をベートーヴェンの後期作品と比べるあたりなど、
音楽に造詣の深いサイードならではと言うべきだろう。
だが、彼の読解の趣旨は明解だ。
フロイトはこの本で、ユダヤ人の出エジプトを率いたモーゼが、実は自身
エジプト人であり、モーゼがユダヤ人に与えた一神教は、エジプト王イクナテンの
一神教に由来するという、きわめて大胆な仮説を立てている。
フロイトはそれによってユダヤ的アイデンティティが非ユダヤ的背景に向かって]
開かれていることに注意しようとした。
そのことはフロイトがシオニズムと距離を置いていたこととも無縁ではない。
ところが、シオニストの築いたイスラエルは、そのようなフロイトの洞察を抑圧してしまった。
サイードはそう主張するのだ。
パレスチナに対するイスラエルの暴力を糾弾しつづけると同時に、パレスチナ側でも
アラファト体制を批判し、最終的にはパレスチナ人とユダヤ人の共存する
二民族国家(bi-national state)を目指そうとするサイードならではの、
これはきわめて政治的な読解であると言えるだろう。
むろん、ディスカッサントを務めたジャクリーン・ローズも言うように、
フロイトのヴィジョンをそう楽天的にとらえることができるかどうかはわからない。
モーゼに一神教を押し付けられ、そのモーゼを殺害した(フロイトが
『トーテムとタブー』で言う「原父殺し」のような形で)というトラウマ的な
記憶は、一方でアイデンティティを開くことにつながるかもしれないにせよ、
他方でアイデンティティをいっそう硬化させることにもつながりかねないのだ。
実際、現在のイスラエルに見られるのは、後者の症例そのものではないか。
しかし、だからこそ、パレスチナ人であるサイードが、イスラエルの抑圧した
フロイト――サイードがアイザック・ドイッチャーを引いて言う「非ユダヤ的
ユダヤ人」の典型としてのフロイトを読み直し、その最後の著作の中から、
開かれたアイデンティティに向かう鍵を取り出そうとすることには、いっそう
アクチュアルな意味があると言うべきだろう。
「開かれたアイデンティティ」というのがあまりに楽天的に響くとすれば、
「本来的に毀損されたアイデンティティ」と言ってもいい。
そのような傷を隠蔽して閉じたアイデンティティを捏造するのではなく、
むしろ傷を共有することによって他者が共存することが可能なのではないか。
サイードはフロイトの読解を通じてそんな問いを投げかけているように思われる。
537 :
考える名無しさん:03/09/14 20:33
538 :
考える名無しさん:03/09/14 22:31
更新されたって、何処のサイトのこと言ってるんですか?
539 :
考える名無しさん:03/09/14 22:32
ジサクジエーン
540 :
アジアモンキー ◆aA9SP66lEA :03/09/14 22:36
ウッキッキー!
541 :
考える名無しさん:03/09/14 23:08
ここで一つ確認、
中上没前の、彰、柄谷の対大江評価ってどんなだっけ?
あと、その逆。
大江は、「構造と力」を批判してたというふうにも聞いたけど、
ソースを誰か知ってませんか?
542 :
考える名無しさん:03/09/14 23:55
石原の「完全な遊戯」は文体がスピーディーで好きなんだけどな。
小説が恐ろしく下手なことは認めるけど。
>>541 柄谷浅田の大江評価は言論はどうしようもないけど小説はすごいってことで一貫してるんじゃないの。
蓮實もそうだよね。
へえーっ、おれ逆だ〈大江
季刊思潮(4)
「近代の超克」と西田哲学
著者: 浅田彰
出版社:思潮社
546 :
考える名無しさん:03/09/15 10:07
あげ
>>541 >>542 中上、柄谷がデビューしたてのころは、大江を批判してたもんだから、
そのころ(中上没寸前)の大江は彼らの前では萎縮してたらしい。
それで、中上、柄谷の対談で「俺たちは、凄いからこそ攻撃してたわけで、
大江さんは気にせず威張ってれば良いんだ」
みたいなことを言ってた。
548 :
考える名無しさん:03/09/15 13:41
>542,547
最初は、547のいうように大江の言論だけでなく小説もたたいてたみたいよね。
中上は、あの小説採点の企画をやってる時に、やっぱり大江の小説がぽこっと、
抜きん出るって、正直に認めていたような気もしますが。
中上没後に大江支持に回ったとすれば、それは「戦略」ということ?
その場合、その「戦略」の意図は何?
ともあれ、ある時のある評価は、ある意味、嘘が混じってないか、
自分で見抜かないといけないわけですね。
当たり前のことかもしれないけど、なんだか不純ですね。。
「みんな商売じゃんかよー」(田中康夫)
あ、商売というよりは、この場合、政治的な欲望でしょうか。
>>548 既に中上没寸前(というか昭和末)には大江支持だって。
>>548 たたいているというより、絶対に越えなければならない壁として批判してるのでは?
中上の初期の作品だって、大江の影響が顕著だし。
浅田とかのスタンスは同じように思えるけどね
石原の読みたい
だれかうpきぼんぬ
552 :
考える名無しさん:03/09/15 22:45
最新のものはさすがにupするわけには…
553 :
考える名無しさん:03/09/15 23:52
わさだうぉきら。
そうなんだよね。IPも取られてるし、タイーホされるのは勘弁してほしい。
岡崎京子――7年前の「新作」 2003*04-06
1996年の春、ちょうど今ぐらいの季節に、NHKラジオで岡崎京子と簡単な対談をしたことがある。
そのときの彼女はどうも元気がなくて、喋っていても上の空という感じだった。
(それでも、ちょっと毒々しい感じのキノコのロウソクをわざわざ持って来てくれた
のだが、私はそのあと開かれた文學界新人賞の選考委員会でさっそくそれを山田詠美
にプレゼントしてしまったのだから、どちらにも失礼なことをしたものだ!)
岡崎京子がパートナーと散歩中にクルマにはねられ人事不省に陥ったという知らせを
聞いたのは、それからほんの数日後のことだった。
その彼女が連載を終えたばかりだった「ヘルタースケルター」が今になってやっと
単行本化された(祥伝社刊)。
7年ぶりの新作というわけだ。
ほとんどサイボーグといっていいくらい徹底した整形手術でつくられた表面だけの
美少女りりこが、消費社会でもてはやされたあげくあっという間に使い捨てられてゆく。
このストーリーはあまりにストレートといえばストレートだろう。
他方、その整形クリニックは犯罪絡みらしく、麻田(浅田ではない!)という検事が
脇役として出てくるのだが、彼自身の抱えているトラウマが十分に描かれぬまま、
彼がりりこの病理について述べるもっともらしいコメンタリーだけが目立ってしまうのも、
作品を薄っぺらくしている。
しかし、いかに予想された通りのコースとはいえ、人口の美少女が全身を崩壊させながら
致命的な破局に向かって突進してゆく、そのスピードは圧倒的だし、荒っぽい描線が
そこにいっそうのダイナミズムを加えている。
何ということだろう、ここまで死へのドライヴに貫かれた作品を描いたマンガ家が、
その直後に事故にあって植物状態になってしまうとは! だが、早合点すべきではない。
りりこは眼球ひとつを残して失踪するのだが決して死んだわけではなく、5年後に
メキシコで「ヘルタースケルター」のメロディにのってフリーク・ショウの女王として
登場するのだ(村上龍がこの数年前に書いた傑作「イビサ」の終章――両手両足を
切断された日本人女性がイビサ島のクラブの女王になるという結末をふと思い出す)。
そして、事故以来ずっと静養とリハビリテーションを続けてきた岡崎京子も少しずつ
着実に回復してきており、今回の単行本化にあたっても一部を確認して修正したという。
編集部の後書きにある通り、将来、彼女が完全に回復して、十分な加筆修正を加えた
「より完成度の高い版が世に出ることを」、そして、メキシコで甦ったりりこの物語を
初めとする新たな物語が次々に描かれてゆくことを、一人のファンとして心から願わずにはいられない。
そう、われわれはいつ岡崎京子の次の新作を読むことができるだろうか。
ちょっと古いので面白いのがあったらうpお願いします。
岡崎も外出
,∧_∧ i^†^i . Å
∧,,∧X ノ ハヘ X ∧_∧ i^i^i^i ∧ ∧ ((( ))) /■\ / \
ヽ(`Д´)ノミ,, ゚Д゚ミ|゚ノ ^∀^)( ´∀`) (*゚ー^). (゚Д゚ ,,) (´∀` )(´∀` ). ,,;⊂⊃;,、ヽ(´Д`;)ノ
ミ y つi Y i | | i Y i |と§y§[ ) y ( っ | i Y i | .| i Y i | (・∀・∩) ∧_∧
. ∧_∧ミ ┌○─○─○─○───────○─○-○─○┐【( ⊃ #)(´<_` )
( ´_ゝ`)ノノノノ.|(・∀・)◇○CONGRATULATION!!!○◇(・∀・)| ̄ ̄ ̄ ̄\ ∩
∩ ( ゚∋゚)| ◇ 2003 セ ン ト ラ ル リ ー グ ◇ |\ │● ●E )
( ∃. (V⌒ヽ| ○ ○ | / ̄\ \
ヽl lミ ◇ 優勝 阪 神 タ イ ガ ー ス .◇ |_∧゚ ∀ ゚ )─ ▼ |
.∠ ̄\( ( |│○ .○ |∀゚)∧_∧ _人.|
|/゚U゚| l l .|│◇ .◇ |∧∧・∀・ )_ノ
/ y∩) l |. |│▽◇ ∩_∩ ∧∧▽◇○ ∧_∧◇ ∧_∧○ V/ |∀゚ )と )∧∧ □
U〉 ⌒l ll | (-_-)(,,・Д・,,)(=゚ω゚)ノぃょぅ(´Д`* )- ( ‘∀‘) .─‖ |⊂/人 Y (・ω・)丿
(__ノ ~U ミ ミ (っ c ) (っ c )(っ x ) と ̄ ̄と ̄ ̄⌒(つ旦と)  ̄ 人 ̄ ̄つつ / /
O⌒O O⌒O O⌒O  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ と_)_) (゚ー゚ ) ̄ O⌒O
560 :
考える名無しさん:03/09/16 09:37
枯木灘は大江の影響バリバリ
批判が主だけど
●
阪神タイガースが18年振り優勝!
●
井筒和幸の「ゲロッパ!」
●
563 :
考える名無しさん:03/09/16 19:44
きょう、『こうぞうとちから』をかいました。
がんばってよんでみたいとおもいます。
564 :
考える名無しさん:03/09/16 20:13
憂国更新されてる。
565 :
考える名無しさん:03/09/16 20:34
壷の恨み
その本の訳者である山形浩生なんかは、インテリやくざを気取って、
「俺は良識派の大学人なんかとは違うぜ」っていうポーズをとりた
がるんだけど、ああいう幼稚な自意識って十代で卒業しといてほし
いよね(笑)。
彰、WindowsUpdateぐらいしておけよ( ´Д`)
P2Pみたいなものは、評価してないのね。
561たしかにおもんない
>>568 かわりにおまえしね
動物化する少女マンガとTVドラマ 2003*04-06
「追っかけ」と称する女子高生たちが修学旅行の途中わざわざ勤務先の大学まで押しかけて
きて、留守中の研究室に佐々木倫子の「動物のお医者さん」を何冊か置いていくという出来事があった。
連載中のマンガが何冊か単行本化され、シベリアン・ハスキーのブームが
始まった頃のことだから、もうずいぶん昔の話だ。
それを読んで、動物たちがいかにも表情豊かに描かれる半面、主人公のハムテルこと
公輝や親友の二階堂(いずれも獣医学部の学生)といった登場人物たちがみな人形の
ようにぎごちなく見える、そのギャップに興味をもった。
その「動物のお医者さん」をTVドラマ化するというのだから、大胆な企画と言うべきだろう。
前に取り上げた「西洋骨董洋菓子店」(よしながふみ原作)の例でもわかるように、少女マンガをドラマ化するのは難しい。
ましてや、人間的な動物と非人間的な人間の出てくる少女マンガをどうやってドラマ化しようというのか。
実のところ、演出家や俳優たちはけっこう健闘してはいる。
吉沢悠のハムテルはなかなかのはまり役だ(というか演技らしい演技をしないのが役柄に合っている)。
他方、やはり少女マンガをTVドラマ化した「きみはペット」(小川彌生原作)の方は、依然として快調に進んでいる。
主人公のキャリア・ウーマン(小雪)は、自意識過剰からくる突っ張りゆえに恋人とうまくいかない。
そんな彼女が、雨の夜、段ボール箱に入って怪我と高熱で震えていた少年(松本潤)を
拾ってきて、ペットとして(ただし性関係なしで)飼うようになる。
「ペットになるなら部屋に置いてあげる」と言えばさすがに帰るだろうと思ったら、
「ペットになる」と言われて引っ込みがつかなくなり(つまらないプライドを平然と
投げ捨てるところが彼の強みだ)、だんだん情が移ってくるというわけだ。
小雪の突っ張りの演技はさすがに生硬すぎるものの、松本潤は暑くるしくも愛くるしい
ペットをなかなかチャーミングに演じている。
「動物のお医者さん」に出てくる動物たち以上に表情豊かだと言えば、ちょっと変だろうか。
(ついでに、松本潤と同じ「嵐」の二宮和也が主演している蜷川幸雄監督の「青の炎」に触れておこう。
これは純粋に「アイドル映画」として見ればなかなかよくできた作品だ。
まず、二宮和也が、母と妹を守るために殺人を犯してしまう17歳の少年を演じ、
最初の方で台詞に難があったりもするものの、全体として、追い詰められた少年の切なさをよく体現している。
さらに、ガールフレンド役の松浦亜弥の鋭い視線は端倪すべからざるもので、
原作ではつまらない少女でしかない役にただならぬ存在感を与えている。
だが、邦題が似ているというだけの理由であえて比較するなら、ジャ・ジャンクー監督の
「青の稲妻」の、悲劇さえ不可能な荒廃に比べると、「青の炎」は、豊かな社会の子どもたちの悲劇ごっこに見えかねない。
他方、「君はペット」のありえないはずなのに何となくありそうなアクチュアリティに
比べると、それはいかにも古めかしく見えてしまうのだ。
家族の敵に立ち向かう二宮和也より、年上の女性のペットに徹する松本潤の方が
「今風」に見えるのだから、なんとも倒錯的な社会ではある。)
ところで、ありえない仮定だが、私がもしキャリア・ウーマンだったとしたら、
いかに内心の寂しさを癒すためであれ、ここまで手のかかるうるさいペットに煩わされるのは御免だ。
そういえば、研修中のホテルマン役の吉沢悠が部屋中を完璧に整理し、トイレット・ペーパーまで三角折にしている
(「普通やりません? やりません?」)というレオパレスのCMがあったけれど、ああいうペットなら便利なのではないだろうか。
うpしてくれてる人、あろがとう
575 :
考える名無しさん:03/09/16 22:41
「構造と力」って、サーベイだとか、チャートだとか言われるし、それは本人も
言ってるからなんだけど、でも真骨頂は、批評にあるんだと思います。
あそこで扱われているさまざまな分野のさまざまなもの、どれ一つとっても、その道
のプロパーになろうとしたら、20年前の浅田さんの批評(評価、位置づけ)は、
今もって古くないと思います。あ、それをサーベイと言うのでしたか。
あと、たとえば、ラカンについては、そのことが依然いえると同時に、「ラカン/ジジェク
の余白に」とかって文章があったように、もしかしたら、20年後のいままでの情報
をアップデートした『構造と力 part2』なんての書いたら、また売れるかもしれませんね。
>>576 うぷする人を挫くな
もっとはげますのだよ
熟慮しる
>>577 うpしたんじゃなくて、コピぺだろ
(゚听)イラネ
コピペをうpしたんじゃないか、なあ、御仁
580 :
考える名無しさん:03/09/16 23:44
写真見て思ったんですけど、彰さんはお肌が綺麗ですね。
581 :
考える名無しさん:03/09/16 23:57
だってエステに通ってるもの。
山形もバロウズ本では彰の受け売りで頑張ってた。
583 :
考える名無しさん:03/09/17 00:17
え(・▽・;)
584 :
考える名無しさん:03/09/17 00:19
2ちゃんねらってみんなガイシュツ、ガイシュツ
言ってるけど、天然なの?狙いなの?答えてくれよ。
>>576さんとか
585 :
考える名無しさん:03/09/17 00:22
誤謬から派生した2ch用語
>>584 新参すか?
かつて既出を「ガイシュツ」と読んだ厨房がいたらしい。
それをカラかってみんな「ガイシュツ」と読んでいるうちに2ちゃん語として定着した。
587 :
考える名無しさん:03/09/17 00:24
あんまり意味ないと思うんだが。
「ていぞう」みたいなもんか。
新参じゃないけど
わかんないやつはそのまんま憶えるんだろうな〜と思って。
つっこまなくてよかったぜ…
>>565 壺についても、どっちに分があるか、わかる人にはわかる。
勢いでは山形が勝ってたけど、最近はトーンダウンしたね。
山形については、『20世紀文化の臨界』に名前が載ってるなんて大したことなもんで。
彰自身、載せてやったと思ってるだろうし。
壷については、だいたいもう決着がついてるとして、
山形の『構造と力』の要約も、さっき575で言った意味で、
肝心なことが読めてない典型だと思うんですが。
いかがなもんでしょ?
594 :
考える名無しさん:03/09/17 01:14
595 :
考える名無しさん:03/09/17 01:17
あと、スティーブ・ライヒの『The Cave』でも、評価がはっきり分かれてましたね。
あの件については、山形が、いまだに悪しき意味での「80年代」でしかないと思いま
したが。
∫ 人
(;:.:.__) ∫ モワー
(;;:::.:.__.;)
(;;:_:.__〃⌒.)
彡川三三三ミ
川川 ::::::⌒ ⌒ヽ
川川::::::::ー◎-◎-)
川(6|:::::::: ( 。。)) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
._川川;;;::∴ ノ 3 ノ < よーし 次かかって 来い!
/;;;:::::::::::::::\_;;;;;;;;;;;;;;;;ノ \______________
/:::: /:::::::::::: |::::|
(:::::::: (ξ: ・ ノ:::・/:::|
\::::: \::::::: (::: |
/:::\::::: \::: ヽ|
/:::: \::::: \::: ヽ )
597 :
考える名無しさん:03/09/17 02:02
浅田はテレビドラマを少年・少女からしか
捉えてない。
確かにもともとドラマはずっと中年のものだった。
昔ならそれに対して少年・少女性を対置するのには
意味があったが、
90年代に入ってからどんどん描かれる人間が
若年化していき、表現も稚拙極まりないものになった。
行きつくところまで行きついた現在、
そんなものを真剣に見て評価を下すなんて
八〇年代の知識人丸出しなような…。
「左翼」を自称しているんだったら
そういう少年・少女幻想を早く捨ててほしい。
今の若い人間が「動物化」せざるを得ないある種の切実さに対して
全く心に響かない、あるいは知的好奇心を呼び起こさない言説ばかり
垂れ流す浅田のファンはおそらく
30歳手前くらいが最後の世代だろう。
結局、彼にとって「若い人」は観察の対象でしかないんだろう。
ゼミのクラスでも持ってみたらいいのに…。
598 :
考える名無しさん:03/09/17 02:04
>>590-597 ∫ 人
(;:.:.__) ∫ モワー
(;;:::.:.__.;)
(;;:_:.__〃⌒.)
彡川三三三ミ
川川 ::::::⌒ ⌒ヽ
川川::::::::ー◎-◎-)
川(6|:::::::: ( 。。)) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
._川川;;;::∴ ノ 3 ノ < 浅 田 信 者 必 死 w w !
/;;;:::::::::::::::\_;;;;;;;;;;;;;;;;ノ \______________
/:::: /:::::::::::: |::::|
(:::::::: (ξ: ・ ノ:::・/:::|
\::::: \::::::: (::: |
/:::\::::: \::: ヽ|
/:::: \::::: \::: ヽ )
>>599 お前だよバカwwww
>>597 >今の若い人間が「動物化」せざるを得ないある種の切実さに対して
動物化せざるをえない切実さって、アニヲタになるってこと?w
俺の近所じゃそんなやついない。
600 :
考える名無しさん:03/09/17 02:12
600ghetto!!
視野の狭さ(今の若い人間が…)を
狭い視野(俺の近所じゃ…)で批判。
引き分け。
602 :
考える名無しさん:03/09/17 02:16
後者は動物化の意味すらわかってないぞ?6:4だな。
>>599 >動物化せざるをえない切実さって、アニヲタになるってこと?w
きっと管理されまくっているってことでしょう。
彰は「動物」には興味ないから。あれってテクノ・ナルシスってことでしょ。
>>605 「わざわざそういう比喩を使う必要はないんじゃないかと思うけど、浅田のクラインの壺理解は
間違っていない。訂正します」と謝った。
東の壺理解は間違ってて、これは浅田も早めに切り捨てたよね。
「彼の理解は自分と違う」みたいに。これが東の批評空間離れの原因だったりして。
俺は山形は結構好きだけど。壺の時は意地張りすぎだけど、NAMやQへの批判は正しいと
思うし(それで柄谷が駄目だって訳じゃないけど)。
608 :
考える名無しさん:03/09/17 08:23
ジルベルト公演にいたの?
609 :
考える名無しさん:03/09/17 12:50
cage reich gilberto
610 :
考える名無しさん:03/09/17 13:10
ぼくも山形、わりと好き。
ほとんど木村剛と対談して対決してほしいくらい。
皆わかってると思うけど
山形なんてコバンザメ
とにかく浅田に噛み付かないことには知名度上がらず
負け犬よ
アムロ
煽ったね 親父にも あをられたことないのに....
マチルダさーーーーーーーーーーん。
613 :
考える名無しさん:03/09/17 17:50
康夫ちゃんもi-critique読んでるのね
>>606-607 山形さんのページに行って、さらにそのリンク先を
見て確認しました。一年以上前の話のようですね。
私は、この件について、全然チェックしてなかった
ものですから、知りませんでした。
山形さんについては、あの振る舞い方のせいで、
余計な敵と味方を作ってしまっているような気がします。
ともあれ、ありがとうございました。
なるほど、かつてまことしやかに語られた「各人の自由な発展が万人の自由な発展の
条件であるような社会」ないしは「自由な個人性の発展がそのまな共同社会性の実現」
でありょうな社会主義像は、もはやこんにち成り立たない。それは伝統的形而上学ゆずりの
両義的であいまいな弁証法的レトリックでしかなく、具体的に構想されるべき
生活世界としてのいかなるリアリティも持たない。せいぜいひいき目にみても、
個人主義と全体主義の折衷的・中間的な社会像にしかならないであろう。じじつ
こうした社会を政治的に啓蒙し人工的に設計しようとしたソビエト・ロシアは、
無残にもその理念とは正反対のディストピアとなって消滅したのである。
それゆえこんにち、マルクスのテキストをリベラルな個人主義の視点から再読し、
社会主義を自由な個人的所有者のアソシエーションと解するのは、たしかにひとつの
マルクスを救済する道ではある。とりわけ情報のボーダレスな拡大と資本の
グローバリゼーションの急速な進行を前に、あらゆる形而上学が崩壊し、いまや
形式論理的明晰性と数学的合理性だけが最後の哲学とされる現代にあって、
マルクスの思想についても時代にマッチした換骨奪胎がはかられるのは避けられない
のかもしれない。
. ∧∧
(*゚ー゚)
/ ヽ
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(..(...)
山形が頼りにしていた黒川?黒田?だったっけ、
彼は認めたのかな?
黒木。俺は黒木は嫌い。山形は元々文系の人間だから古典読んでるけど、黒木は完全な素人だから。
619 :
考える名無しさん:03/09/17 21:28
i-critiqueのURL教えてください
刺繍とフェティシズム 2003*04-06
京都国立博物館の「空海と高野山」展は会期後半に入り依然として多くの観客で賑わっている。
展示替えで新たに登場した作品のなかでもやはり圧倒的に素晴らしいのは「阿弥陀聖衆来迎図」だろう。
比叡山の焼き討ちを逃れて高野山にもたらされたという平安期の巨大な仏画。
おそらく、描かれた当時は、さしずめ平等院鳳凰堂(阿弥陀堂)の平面版といった感じで、
中央の阿弥陀仏が金色に輝いて突出していたはずだが、それが褪色していわば空虚な
中心となってしまった後、阿弥陀堂に付き従う周囲の聖衆だけが前面にせり出してきたのだ。
彼岸の風に吹かれて雲に乗り、花びらの舞い散るなか、耳には聞こえない音楽を奏でる聖衆。
これほど優雅な仏画はほとんど例がないのではないか・・・・・・。
しかし、印象的な作品は他にもいろいろある。
たとえば、何枚ものレースを重ねたように繊細な、高麗時代の「楊柳観音像」。
左下から仰ぎ見る善財童子が何とも愛らしい・・・・・・。
これを見たとき、私はふと思い出した。この博物館には、たしか、繍仏(仏像を刺繍で表したもの)
による楊柳観音像があったはずではないか。
新館の常設展示をのぞいてみると、果たして、元からもたらされたという
この「刺繍楊柳観音像」をはじめ、鎌倉時代からいくつかの繍仏がまとめて
展示されていた(ただし、展示替えのため、二つの楊柳観音像が同時に展示されていたのは5月7日から11日の間でしかない)。
特殊な工芸品と思われて注目されることの少ない繍仏も、こうして丹念に見てみると実に精密かつ繊細なものだ。
たとえば、壇王法林寺に伝わる「刺繍阿弥陀三尊来迎図」や「刺繍種子阿弥陀三尊図」(種子とは梵字のこと)。
ちなみに、同じコーナーには、マカオのポルトガル人が豊臣秀吉に送ったものではないかと言われる高台寺の
「刺繍聖母子像」もあり、今も色褪せない金の輝きが、妙法院に残る「ポルトガル国印度副王新書」――特に金で書かれた
「vossa alteza」(「閣下」つまり秀吉)という文字の輝きを思い出させもした・・・・・・。
それにしても、昔の女性たちは刺繍の一針一針にどんな思いを込めていたのだろう。
奈良国立博物館で開かれた「女性と仏教」展を見ながら、私は改めてそう思った。
この企画展は、女性差別に関する展示が少なすぎるといった批判はあるものの、なかなか充実した内容だ。
たとえば、法隆寺の橘夫人厨子(光明皇后の母である橘夫人の持仏だったと言われる)。
初めてつぶさに見ることのできた背屏の浮き彫りなどは、1200年後のアール・ヌーヴォーにも匹敵するくらい優雅で繊細だ。
あるいは、高山寺の明恵の周辺でつくられたと思われる「義湘絵」や「善妙神立像」。
高山寺といえば「鳥獣戯画」で有名だが、明恵が善妙を夢に見て、その物語(自分の愛した
義湘の乗る船を龍に化身して目的地まで送り届けた)を絵巻に描かせたとも言われる「義湘絵」も、
なかなかの迫力である(マンガの吹き出しにあたる台詞が書き込まれている例としても古いもののひとつだ)。
しかし、この展覧会でも注意を引くのは手芸にかかわる展示物だ。
たとえば、鎌倉時代の「当麻曼荼羅縁起絵巻」。
出家した姫が曼荼羅を織るところや、完成した曼荼羅が祭られているところが、臨終にあたり
阿弥陀が聖衆を伴って来迎するところと並んで、きわめて繊細に描き出されている。
そして何より、この展覧会場の入り口には、橘大郎女(聖徳太子の未亡人)がつくったと
言われる「天寿国繍帖」(オリジナル部分と後世の補修部分が貼り混ぜられているが、
オリジナル部分の方がカラフルなまま残っているというのだから驚く。特に空を舞う鳳凰や月の兎!)が
飾られ、少し行くと唐から伝えられたとも言われる奈良時代の巨大な「刺繍釈迦如来説法図」が
展示されているのだし、最後の方まで行くと、やはり鎌倉時代から室町時代にかけての
いくつかの繍仏が並んでいるのだ。
京都で見た繍仏がそうだったように、これらの繍仏においても、仏の髪や文字の部分には
人髪(おそらく故人や発願者のもの)が使われている。
それは、ラカン派の言葉を借りれば、シンボリックなものをイマジナリーなものへと
引き下げる幼稚なフェティシズムと言うべきか。
いや、少なくとも造形美術に関するかぎり、バトラーの言うように、シンボリックなものと
されているのはイマジナリーなもののうち覇権を握ったものにほかならないので、
それを絶対化する必要などないのではないか。
いずれにせよ、人髪といった生々しい素材をここまで美しい作品の要素として
しまった女性たちの根気強い手仕事には感嘆するほかない・・・・・・。
これは、コロンビア大学中世日本研究所が京都の野村美術館で開いた
「尼門跡と尼僧の美術」展で感じたことにもつながる。
たとえば、後水尾天皇の皇女である大通文智(ちなみに彼女が京都の修学院から
奈良に移した圓照寺は三島由紀夫の『豊饒の海』の月修寺のモデルである)は、
自らの血による写経ばかりか、自らの皮膚を3cm四方ばかり剥がしたものに写経した
「御手皮経」、そして父の頭皮を眉と髭の部分に植えた後水尾法皇像や、父の爪を
コラージュして弥陀仏三尊の名号を記した「御爪名号」までつくっている。
ここまでくればフェティシズム以外の何ものでもない。
彼女にかかれば『無門関』から取られた「無」の一字さえ美しい刺繍になってしまうのだ。
とはいえ、彼女が師の作風にならって描いた「達磨大師像」などは、女手の讃にも
かかわらず、禅画としてそれなりに完成された佇まいを示している。
宗教美術とフェティシズムの際どい境界を示す例として、注目に値するだろう。
いずれにせよ、こうした作品はもっと注目されてもいいのではないか。
それも、ジェンダー理論家というより、自身編物の名人でもある橋本治あたりの意見をいちど聞いてみたいものだと思う。
623 :
考える名無しさん:03/09/17 22:18
橋本治ってどうなの?何か面白いこと言ってるの?
詳しい人おしえて
柄谷も浅田も橋本のことは認めてるよね。
その橋本が三島由紀夫全肯定ってのが面白い(浅田、柄谷は大嫌い)。
625 :
考える名無しさん:03/09/17 22:28
>>624
へー、柄谷も認めてるのか
んじゃ結構おもろいのかな
三島を肯定っていうのは小説を?
>>625 小説、エッセイも。
三島の「不道徳教育講座」とか、「反貞女大学」(こっちはうろ覚え)とか大好きで、
それに対抗して「貞女への道」ってエッセイ集を出したぐらい。
柄谷、浅田みたいなポストモダンみたいなとらえ方じゃなくって、直球。
「凄く色気のある人」みたいな。
柄谷の橋本の認め方は、「教養人」みたいな感じ。
「ああいう人が桃尻訳の逆をやって、少女小説やばななを平安訳したら面白い」
みたいな。
628 :
考える名無しさん:03/09/17 22:55
ふーん
柄谷に誉められるってちょっとすごい
柄谷が異様に誉めるのは天才か一発屋のどっちかだな
629 :
考える名無しさん:03/09/17 22:57
>>619 立花ハジメ「The END」
iモード:
「iメニュー」→「3.メニューリスト」→「待受画面/iアプリ待受/フレーム」→「3.アート」
J-sky:
「J-フォンメニュー」→「J-スカイメイン」→「キャラクター・画像」
→「アート」
EZweb:
「トップメニュー」→「8.EZインターネット」→「画像・キャラクター」
→「風景・アート」
630 :
考える名無しさん:03/09/17 22:59
橋本は読解力は一流だ。
>>630 新潮の三島論が好きだったな。俺は三島の読み方は柄谷に近いんだけど(三島好きなんだけど)。
あと、橋本はマンガ評論も面白い。永井豪の解説を書いてたけど。
山形さんって少し前になんちゃらボルグの例の「地球環境危機を煽ってはいけない」本の
からみで朝日ニュースターに出てたんだけどまったく面白みの無い受け答えしかしない
ちょっと気の毒になるぐらい常識人の青白いお兄さんだった。
それと一翻訳者ってあそこまで原作者の代弁者であるべきなのか疑問に感じたな。
冷静さを装いつつ微妙にファナティックな入れ込みようを感じるんだよね。微妙にね。
翻訳自体は優秀な方だとは思いますが。
634 :
Kurihara:03/09/17 23:21
「ドナルド・デイヴィドソンの死」
「二つの「無人島」」
山形はLunux使いでもあるから、Msblaster絡みで今回の憂国を煽りそうなヨカーンw
しっかし、アドリブに弱いタイプだったのね。知らなかった。
まちごうた、Linuxだ
iくりサボり加奈彰
638 :
考える名無しさん:03/09/17 23:25
山形も不幸なやつだな〜
生には弱い筆弁慶?
文章だけ見ると、大暴れしてやるぜって感じじゃない
>>638 彰が強すぎるだけ。柄谷だって、自分で言ってたけど生には弱い。
でも山形さん、翻訳は相対的にいい仕事してるとは思うけど。
山形さんが翻訳してると一応手にと見ようと思うもの。
(翻訳者でこういう風に思わせるのはあと科学読み物の青木薫さんと
SFの山岸真さんぐらい)
ワイアードの連載あたりから端を発した妙なネットアニキっぷりが高じて、
浅田さんにまでかかっていったのが間違い。
まあネットは人を狂わせますな。それが息抜きにもなるんだろうけど。
>>640 あれは、ネットよりもソカールの影響じゃない?
山形みたいに哲学的な教養のある人があれを担ぐのは意外だったけど。
まあ、「地域通貨から革命へ」みたいな物に対する批判は正しかったと思う。
山形って、何で黒木みたいなのとつきあってるの?
山形って>哲学的な教養 あるの?
645 :
考える名無しさん:03/09/18 02:36
浅田もだめだね。
646 :
考える名無しさん:03/09/18 04:03
個人的な話ですまないのですが、
浅田のヴィジョンとセンスに対しての違和感が限界を超えました。
ファンはやめました。
>>646 何を見てそう思ったか教えろ
じゃないと書き逃げ
648 :
考える名無しさん:03/09/18 06:09
こうして今日も
みんなして
浅田におんぶにだっこぶらさがる
もうやめない?
若い世代よ。おまえたちの出番なのに。
649 :
考える名無しさん:03/09/18 09:24
消費税引き上げ反対!
浅田よ何とかしてくれ
650 :
考える名無しさん:03/09/18 09:37
浅田から流れる情報に興味があるんで読む
バラードやピンチョンは浅田から知った
651 :
考える名無しさん:03/09/18 15:18
なんか脊髄反射的に山形浩生を叩いている人が多いなあ。
漏れは今回の批判↓はもっともだと思うよ。
> 最近の浅田彰(いや昔からかな)は非常に安易な、いわばリベラルチックなアイデアを
> いい加減にヨイショするだけの存在に成り下がっている
アイクリの文化批評なんてささやかなものだし、憂国呆談では適当に保守派の
悪口を言って余裕をかましてるだけで、むしろ現実的なヴィジョンを提示できる
やっしーの方が輝いている。社会に何か影響を与えようという意思があるのかどうか。
世間じゃ彰はもはや過去の人間になっていると思われ。
浅田が抜群に頭の良い人であるのはたしかだけれど、
価値ある仕事をしないんじゃ評価はできないよね。
> 非常に安易な、いわばリベラルチックなアイデア
これってQのことでつか。・゚・(ノ∀`)・゚・。
> やっしーの方が輝いている
そりゃ当然。浅田の役割は、そういう人を引き立てること。
鎌田にしろ、山形にしろ、何でこんな優秀な人がって感じで、
それじゃ我慢できないのかもしれないけど。
「価値ある仕事」はもっと優秀な人がやってくれればいいじゃん。
俺ら庶民にとっては整理屋浅田がいてくれるだけで充分。
春草と大観 2003*04-06
愛知県美術館で開かれている「菱田春草展」は、横山大観の陰に隠れて過小評価されがちな
この画家の仕事をまとめて見ることのできる貴重な展覧会である。
春草は、初期の頃から、やや神経質な線による繊細な表現を得意としていた。
大観とともにいわゆる「朦朧体」の実験を行った頃(1902〜03年に二人が一緒に描いた
三対の作品が出ている)も、両者の作品が落款なしには見分け難いという解説にも
かかわらず、実は差異はかなりはっきりしている。
大観が、画面全体を重苦しい霧の如きもので覆い、その濃淡によって視線を平面の
背後の深みへと誘い込もうとするのに対し、春草は、時に細い線を生かして描いた
軽やかな半透明のイメージを重ね合わせるようにして、平面的なものがそのまま
空間的なものとして立ち現れるようにする。
大観がサンボリスムに近いとすれば、春草はむしろモダニズムに近いと言っていいのではないか。
いや、アナクロニズムを承知でついでに言えば、春草のいくつかの作品にはいわば真面目で
器用なルネ・マグリットといったところさえあるのだ。
そのような春草の特長が最大限に発揮された代表作が、有名な「落葉」に他ならない。
1909年、失明の危機にあった35歳の画家(死が2年後に迫っている)は、150cm×360cmと
いうスケールの屏風一双に秋の落葉を描いた大作にとりかかる。
代々木近くの森を散策しているとき、足もと一面に散り敷く落葉が病んだ眼に
飛び込んでくる、静かな、しかし眩暈のするような瞬間を、平面によって表現すること。
その過程で、画家は、落葉を書き込む寸前のところまでいっていた最初の
ヴァージョンを突如として放棄し、そこから土坡(地面の起伏)を消し去った
ヴァージョンを短期間のうちに完成させるのである。
今回の展覧会は、最初のヴァージョンや、重要文化財として知られるヴァージョン
(永青文庫)を含め、すべての「落葉」が一堂に会する貴重な機会だった(ただし、
5点すべてが揃ったのは5月1〜5日の間でしかない)。
果たして、実際に比べてみると、土坡を描かず、散り敷く落ち葉だけで地面を
想像させるようにしたことで、画面がぐんと立体感を増したことが明らかだ。
だが、それはいかなる「立体感」なのか。
図録執筆者の村田真宏は、「落葉」に先立って「四季山水」絵巻が描かれたと
推定すれば、「落葉」の最初のヴァージョンで絵巻と同様に横に長く伸びていく
土坡を描いたことで「三次元的な空間表現が困難になった」、その土坡を消去した
ことで逆に「確かな地面の広がり」をベースとする「明確な奥行きのある空間」が
描き出された、と論じている。
素人から見ても制作時期の推定は説得力があるし、画面の分析にも頷けるところはある。
だが、「三次元的な空間」の客観的な表現という点では、実際はどう見ても土坡の
あるヴァージョンの方が明確なのだ。
そこから土坡が消去されるとき、空間は不確定性を帯び、「確かな地面の広がり」も
「明確な奥行きのある空間」も失われる。
岡崎乾二郎がかつて簡潔にして決定的な論考(『論座』1998年6月号に発表された
この文章は改計版が『批評空間』のウェッブ・サイトで読める。図録執筆者は
「アカデミック」な論文しか認めないのかもしれないが、これほど重要な分析を
完全に無視するというのは信じ難いことだ)で述べたとおり、落葉が奥の方へと
広がる地面に散り敷いているのか、画面に沿って垂直に落下しているのかさえわからなくなるのだ
(この印象は、遠くのものをぼかすだけで遠近法的に縮小しないという手法とも関連しており、
高い所の樹皮の苔と地面の落葉が隣接して見えたりすることによっても強められている)。
むしろ、その間の眩暈のするような知覚の揺らぎによってこそ、この平面がすぐれて
立体的な空間として立ち現れてくるのである。
ちなみに、さらにその後で描かれたと推定される福井県立美術館の「落葉」になると、
画面が左右対称に整理され、落葉が下方でグルーピングされて今まさに落下しつつある
葉と区別されることによって、空間は再び確定性を増し、言い換えれば永青文庫の
「落葉」にあった揺らぎは失われるだろう。
今回の展覧会でこれらの「落葉」をつぶさに比較して、私は岡崎乾二郎の指摘するところを
確実に体感することができた。
ちなみに、岡崎乾二郎によれば、このように「いまここ」にしかないと感じられる
不確定な主観的視点を、しかし、多数の観衆が共有することこそが、それを真の
「国民絵画」たらしめるのだ、という(別の観点から見れば、大観の「ますらおぶり」
ではなく春草の「たおやめぶり」こそが「国民絵画」を生み出したのだと言ってもいいのかもしれない)。
大岡信が春草の「落葉」(1909年)を国木田独歩の『武蔵野』(1901年)を比較していたのを
思い出せば、柄谷行人が独歩を「日本近代文学」という虚構を生み出した一人として批判した議論につなげることもできるだろう。
だが、今は政治的裁断を急ぐのは避け、大観の影に隠れて過小評価されがちだった春草がおそらく同世代で
もっとも重要な画家だったということを、この貴重な展覧会を通じて改めて確認しておきたいと思う。
>>654 でも、最近浅田は整理屋も輸入屋もちゃんとやってないじゃん。
山形浩生の方がイイ本をガンガン紹介していてインパクトがある。
「ネオコンの論理」も「馬鹿だからこそ怖い。これからどうするのか」って福田や山形と違って、
「恐ろしく馬鹿」って切り捨てるだけだからなあ。
彰的には福田や山形みたいに評論家が言葉だけで実践に介入できる
かのように錯覚させることは罪、なのかもしれないけど。
というか、逆?
言葉の力じゃ対抗できないって福田や山形は言ってるわけで、これが村上春樹的
ということ?
661 :
考える名無しさん:03/09/18 19:16
>>651 > 最近の浅田彰(いや昔からかな)は非常に安易な、いわばリベラルチックなアイデアを
> いい加減にヨイショするだけの存在に成り下がっている
彰をただの過去の人って切り捨てることこそ、安易で馬鹿げてると思うけど。
じゃあ山形は何したよ?
彰に食って掛かるしかできないんでしょ?
おまけにコラムは自意識過剰でつまんない。彰よりもっとダメじゃないか。
彰の石原評読みたい人いる?
662でピタッとおさまってるのがおもろい
667 :
考える名無しさん:03/09/18 20:55
山形には、あれだけクルーグマンを持ち上げるのなら、
クルーグマンのことを「曲学阿世の徒」といった木村剛と対決してほしい。
どっかの編集者が企画しないかな。
そう思ってからしばらくして、木村剛はエラくなってしまったのだけど。
668 :
考える名無しさん:03/09/18 21:24
木村剛サマはいまや思想界のスター
林寸剛って思想?
誰よそれ
671 :
Kurihara:03/09/18 22:02
イカサマ師。
浅田彰は三島の戯曲だけ認めてなかったっけ?
673 :
考える名無しさん:03/09/18 23:00
それは柄谷じゃない?
石原評ちょっと待って
石原慎太郎――作家と政治家
石原慎太郎の『太陽の季節』(新潮文庫)を実際に読んだことのある人は意外に少ないのではないかと思う。
ぜひ読むべきだ――いかにひどい小説であるか知るために。
高校生のボクサー竜哉は、勃起したペニスで障子を突き破るという蛮行で女性への欲望を表出し
(時代錯誤としか言いようのないTVドラマ化でこの悪名高い場面を演じさせられた滝沢秀明は本当に気の毒だった)、相手の英子は読んでいた本を投げつけておきながら、結局は求めに応ずる。
こうして始まった関係の帰結は、妊娠、そして中絶手術の失敗による死だ。
英子の葬式にやってきた竜哉は、「馬鹿野郎っ!」と叫んで焼香のための香炉を遺影に叩きつける。
作家は、ハンドバッグを投げつけるシーンと香炉を叩きつけるシーンが呼応して「決まったぜ」と思っているのかもしれないが、どちらも許容範囲を超えて悪趣味というだけだ。
これが書かれた時代にはこういう生々しい欲望と行動の直接性が新奇に映ったのかもしれないにせよ、いま読むと村上春樹ならずとも「やれやれ」と言いたくなる。
この小説は1955年に文學界新人賞、翌年に芥川賞を獲得したが、いま文學界新人賞の選考委員を務める私なら、絶対に受賞に反対しただろう。
その石原慎太郎の初期の小説を集めた短編集『完全な遊戯』の増補版が新潮文庫から出た。
これがまたすごい。
たとえば、冒頭の「完全な遊戯」では、二人の若者が精神障害のあるらしい娘をクルマに連れ込んで強姦し、
さらに家族の別荘に監禁して、他の五人の仲間ともども何度となく強姦したあげく、売春婦として売り飛ばそうとし、結局は海に突き落として殺してしまう。
そのすべてが、利害とも善悪とも関係のない「完全な遊戯」としてなされる、というわけだ。
待ちます
江藤淳は、文庫に再録された解説(1960年)で、この小説に対する「道学者」的批判に反対し、そこで「純粋行為」がダイナミックで直裁な文体によってとらえられていることを評価している。
無償の遊戯としての純粋行為?
だが、それは、暇をもてあます金持ちの不良少年たちが、性的な喜び、支配の喜び、
そして、共通の女性を陵辱することでホモソーシャルな連帯を確認する喜びのために犯した、不純で低劣な――少なくとも作者の意図したであろうクールなダンディズムをいささかも感じさせない行為ではないか。
ともあれ、最近この種の衝動的犯罪が急増しているという報道を信じている人たちがこの小説を読めば、昔も今もほとんど変わっていないと思うだろうし、
被害者やその関係者が読めば、そういう低劣な犯罪を作者がいささかも断罪しようとしないのに愕然とするだろう。
むろん、文学と道徳は別なのだし、そもそもデビューしたての作家は政治家になろうとは思っていなかっただろうから、
いまや東京都の治安に責任を負う知事がかつてこんな小説を書いていたといって非難することはない。
しかし、この政治家がかつてそういう作家だったということは覚えておくべきだろう。
折しも、北朝鮮との交渉にあたってきた田中均外務審議官の自宅に爆発物がしかけられ、北朝鮮に宥和的だとされる野中広務自由民主党元幹事長の事務所に銃弾入りの封筒が送られてきた。
(むろん、外交官は汚い裏交渉もするだろうし、現に田中均はそうやって北朝鮮による拉致被害者5名の帰国を実現したわけだ。それが、北朝鮮と交渉するようなやつは「国賊」だと言われるのだから、
外務省にいささかの同情も抱かない私でさえ、一体どうなっているのかと驚かずにはいられない。)
そこで石原慎太郎は何と言ったか。
自由民主党総裁選挙の街頭応援演説で、「田中均というやつ、今度爆弾しかけられて、あったり前の話だ」と言い放ったのだ。
仮にも公職にある人物が公の場でテロを煽るような発言をするとは。
それも、アメリカの始めた「テロとの戦争」の尻馬に乗って、治安強化(特に外国人に対する)や北朝鮮バッシングに邁進してきた人物が。
石原慎太郎の応援を仰いでいた亀井静香は、彼は文学者だから文学者らしい表現をしたまでだろう、と盟友をかばった。
むしろ、文学者だからこそこんな乱暴な言葉使いは問題外だと言うべきではないか。
しかし、石原慎太郎の小説――特に初期作品を読んだ者は、彼がそもそもそういう乱暴な作家だったのだという事実に気がつくだろう。
低劣な作家が低劣な政治家になり、大衆迎合的なアジテーションで人気を博す。言い古されたことではあるが、やはり世も末と言うほかはない。
通報しますた
680 :
考える名無しさん:03/09/19 01:13
「春草と大観」のような練達と洒脱を極めた文章を書きながら、
石原チン太郎を「まあまあ所詮チン太郎だから」と許してやらない彰は、
やっぱり信用できるけどなあ、私は。
カラヤンは「太陽の季節」が好きなわけだが。
うぷありがとん。
683 :
考える名無しさん:03/09/19 01:33
たしかに何か「普通」だね。
彰も人の子。これは「まるくなった」ってコトでせうか。
684 :
考える名無しさん:03/09/19 01:48
「彰さんもまるくなりましたよねェ。昔のアンタだったら『バカは黙ってなさい』でしょ、イシハラぐれえ」
と挑発されても、ニコニコしている彰。
しかし石原って政治家としても裕次郎の兄の作家先生ってことのみでここまで
来たわけでしょう。言動は只のチンピラウヨなんだから。作家の箔がなきゃ
政治家になんぞなれようもなかったわけだ。
なんで一応文壇が機能してた時代にこんなひどいのがいっぱしの作家ヅラ
できるような構造になってたのか、そのへんがようわからんなぁ。
福田がネタで評価してるぐらいで同時代においても現代においても
だれもまともには評価してないわけでしょう。っていうか石原支持者だって
そもそも読んでないと思う。
やっぱ、作品の存在感は消えてるほうが逆に強気でいけるもんなのかな、「作家」は。
この辺が不思議。そういえば、康(ry
>>685 三島、江藤、柄谷も。
> なんで一応文壇が機能してた時代にこんなひどいのが
つまりはアンチ文壇、アンチ日本文学の旗頭。
面白いのはアンチ石原も、作品がどうのこうのなんて攻め方はしないのな。
こちらも同じく読んでない。(w
なにか触れてはいけないクソ小説ってことが直感的にわかるんだろう。
彰ぐらいだよ、まじめに読んであげてるの。ほんとご苦労様。
688 :
考える名無しさん:03/09/19 05:35
あるべき生活様式と道徳の問題は退屈さを
どう扱うかによって立場が違う。
石原や山形は既存の道徳に反感があるんでしょ。
だから不良のポーズをとることでその反感を示す。
それは単に退屈だという叫びであり、それ自身に積極的なものはない。
ところで浅田は不断はこうした不良に近い、、
平気でdevil's advocatedをやるわけよ。でもそこにはいつも
かくかくしかじかの批判があるんですけどねというエクスキューズが伴う。
今回はどちらかというと凡庸な立場を強調するわけで、それは
世間で普段は起こるはずの凡庸な批判がなぜか石原の発言には
起こらないことを不思議がっているわけです。石原や山形の退屈だという
叫びに対して、それは余りに無邪気だ幼稚だと。
しかし、退屈さに対して、何らかの可能なるオルタナティヴを提示しえている
わけでもなく、ひたすら凡庸に留まれというでもなく、こちらも積極的なものを示さない。
結果としてあたかも凡庸であれといっているかのようだ。
そこへ、図式的にいえば、柄谷と田中康夫などの可能なるオルタナティヴ、
一方はアソシエーショニズム、他方は自律分散分権主義を提示しつつ、
たんに既存の道徳に従うわけでもなく、かといって安易な不良を支持するわけでもなく
なんらかの代替案を提示しようと積極的な動きを見せようとがんばる。
ただ、ここでも肝は犬猿の仲にあるものらのコンビネーションであり、
このコンビをこーディねいとしていくことが重要となる。
そういうわけで、図式的にいえば、
依然として既存の道徳に反発するだけの幼児として 石原と山形
依然として既存の道徳を支持するだけの常識人として 浅田
どちらでもない可能なる代替案をひたすら模索する 柄谷と田中
こういった図式それ自身を描かせ異物同士がぶつかることを肯定してきた 浅田
ということができる。
689 :
考える名無しさん:03/09/19 07:31
アイクリ、の石原批判はとても感心しましたよ。
フツーだよね、とか言ってはならん、と思います。
浅田彰でなくっても書ける文章ですけど彼は
社会での自分の役割をまっとうすべく
ああ、やだなぁ、こんなのが活字として残るなんて、と
密かに思いつつ義務として書いてるのでしょう。
この文章をどこかで目にすることによってはじめて
ああ、そうなんだ!石原は、と
目から鱗を落とす人のために彼は書いてるんであって
日本はよほど深刻なのだ、と彼は認識しているのでしょう。
だから馬鹿にしてはいけない。
彼は立派だなあと思いました。
蓮實のように、こういう文章書かなくて済む人ってのは
幸せだし、あるいみズルいんだと思います。
柄谷さんだって『倫理21』のような
エーッ!という本を書くのですから。
ちなみに『倫理21』を読んだときも私は感心してしまいました。
↑『倫理21』への評価は於いておくとして、彰は確かに、此処で述べられている
ような啓蒙家であると思う。
691 :
考える名無しさん:03/09/19 08:19
水曜夕方発売の日刊ゲンダイで田中康夫も『完全な遊戯』について触れています。
たぶん、i-critiqueをみて、あわてて本屋にいったのだと思う。
692 :
考える名無しさん:03/09/19 08:21
本屋って出版社のことか。
693 :
考える名無しさん:03/09/19 08:23
書店
694 :
考える名無しさん:03/09/19 08:26
サブカルが流行してると
障子破りの場面なんかは、“おかしみ”として
評価されちゃうんだけど
それを真っ向から否定する彼の心意気には
オトコを感じました。
695 :
考える名無しさん:03/09/19 08:40
693
ああ、本屋で、くだんの文庫本を買った、ということか。
彰に歩調をあわすべく出版社に迅速におもむいて
原稿を書いた、という意味かと思った。
697 :
考える名無しさん:03/09/19 10:12
既出です。いいえべつに非難しているわけではありません。
699 :
考える名無しさん:03/09/19 10:55
こないだ見たときは700くらいだったので増えていて
とてもよかった。ちょっぴり安心しました。
700 :
考える名無しさん:03/09/19 10:57
表紙とばしてコンテンツにいっちゃうんですよ、きっと。
>>699 今現在、1389であることをここに記録しておきます。
「世も末」なんて言い古された言葉を使うのはやめてほしいなあ。
彰って文才がないのか?
ほんと各分野で正統派でまともな啓蒙家がいなくなったから全部浅田さんがやってるのな。
ここ数年アイクリで日本美術になんか触れだしたのもこの分野で眼力があってかつ発言力が
あるような人間が絶滅しちゃってるからだろう。面白主義みたいな連中しか流通してないもの。
704 :
考える名無しさん:03/09/19 13:36
六本木ヒルズ森タワーの上の地中海 2003*04-06
村上隆による間の抜けたキャラクター「ロクロク星人」とともにお目見えした
六本木ヒルズは、しかし、バブルの崩壊など悪い夢に過ぎなかったような賑わいに包まれている
――無論その賑わいこそが一場の夢なのだが。
特に、森タワーの53階にある森アーツセンターのギャラリーでは、秋に予定されている
美術館の開館を待たず、5月17日に華やかなオープニング・イヴェントが開催された。
受付でイルカと波の文様を浮き彫りにした白いセラミックのペンダントを受け取る。
それを半分に折られて入場すると、そこは5つの大規模なヴィデオ・インスタレーションに
鮮やかな映像の氾濫する世界――スタジオ・アッズーロによる「地中海」だ。
正式には「地中海をめぐる想い(地中海の瞑想)」と題されてはいるものの、このグループの
常として、コンセプトは「多様性の共存と交配の場としての地中海」といった単純明快な
(とはいえ現時点にあってはとりわけアクチュアルな)ものだし、インタラクティヴな仕掛けも簡単なものだ。
たとえば、三脚の下に群れ飛ぶ蜂の映像を手で払うと、それによって画面の映像が切り替わる。
だが、そこで映し出される映像――たとえば花粉を撒き散らすかのようにして南仏のお花畑を横断してゆく蝶の、
なんとカラフルなことだろう!
他にも、噴煙を噴き出す大地の割れ目(イタリア)、塩が真っ白な山のように積み上げられた塩田
(ギリシア)、ありとあらゆる手仕事が賑やかに行われている迷宮のようなメディナ(モロッコ)、
明るい光に照らし出された砂漠の中の廃墟(リビア)といった映像は、何よりも映像そのものの
美しさによって、眩い地中海世界の魅惑を伝えてくる。
「紺碧工房」という名のイタリア人グループにふさわしい、意地悪に見ればあまりにスペクタキュラーな、
しかし否定し難い美しさを備えた作品と言えるだろう。
それにしても、地上の混沌とは隔絶したかに見えるバブルの塔の最上階で
地中海の多様性を堪能した気分になるとは、何とも奇妙な体験だった――
しかも、りそな銀行の事実上の破綻と国有化のニュース、そして、モロッ
コのカサブランカでの多発テロ(現地時間では前日に起こった)のニュース
が伝えられる中で。
帰路、一昔前のSFを思わせなくもないデザインのタワーを見上げ、そこから
投げかけられるライトで地面に黒い影を落とすルイーズ・ブルジョワの巨大な
母蜘蛛(「ママン」)の下を歩きながら、私は軽い眩暈を感じていた。
ちなみに、武智美保と共にスタジオ・アッズーロと日本の橋渡し役を務めて
きた森裕一が京都で開いているmori yuギャラリーでも、このグループの作品
が展示されている。
森アートセンターの作品とは逆に、小さなスクリーン二つだけで構成された、
しかし、きわめて密度の高い作品だ。
「チェンチ一族のミニアチュール」と題されたこの作品は、アルトーの
「チェンチー族」をスタジオ・アッズーロの演出・空間構成とG・バッティステッリの
音楽(昔の「現代音楽」のように響くところがかえって面白い)で舞台化した
1997年のパフォーマンスに基づくもので、そこあらとられたいくつかのシーン
を再構成したヴィデオが小さな金色のフレームの中に投影される。
逆回しで撮影され、それゆえどこかぎごちなく緊張を孕んだ、身体の運動。
あるいは、死んだ男の裸体をギルランダイオの「死せるキリスト」のような
構図でとらえ、さらに回転してみせるシーン。
ルネサンス絵画がそのまま動き出したといったところだろうか。
と思ったら、実は金色のフレームも投影された映像でしかなく、最後には
それも落ちていってすりガラスのスクリーンだけが残る。
むろん、アルトーの「残酷劇」をこんなにきれいに映像化してしまって
いいのかという疑いを向けるのは簡単だが、いかにも洒落た表象/表象批判であることは間違いない。
六本木ヒルズで華麗な映像の海に浸った後、京都に足を運んでこの小品の前にに佇んでみるのもいいのではないだろうか。
707 :
名無しさん:03/09/19 18:23
708 :
考える名無しさん:03/09/19 19:29
マジギレを装っているだけだろう。
代わりに言うひとがいたら言わずに済ませたい、と思ってたと思うよ。
石原にマジキレというより
彼なんかを放置してしまう態度に失望はしているだろうが。
>>702 彰はわざといかがわしく浅ましい文飾つかってるんだろう。
688が正解でしょ
> こういった図式それ自身を描かせ異物同士がぶつかることを肯定してきた 浅田
本当にしたいことはこれ
ご苦労
711 :
考える名無しさん:03/09/19 21:22
俺は山形も浅田も両方面白く読んでます
二人って本気でボロクソ言い合ってるけど評価すべきとこは
両者とも普通に評価してるっていう、結構珍しい例じゃないか?
山形ファンサイトのBBS見てきたら、本人は呆談の批判の話しふられても
(揶揄しつつも)浅田のこと褒めてたよ。何だかんだ言って、かなり高く
評価してるみたい。
ruitomo.com/~hiroo/bbs/kohobu0050.html
浅田氏も山形さんの基本的な姿勢は支持してるとか言ってなかったけ
>>689 今朝の産経新聞の21面で、曾野綾子が
石原擁護(?)をやってるんだけど、
ほとんど曲芸と言っていいような文章です。
おもしろいので、良かったら見てみてください。
はっきり言ってさぁ、山形なんてどうでもいいわけよ
雑魚よ雑魚
浅田みたいに嫌々ながらも啓蒙のために
石原批判するぐらいの気概はあるの?
ないじゃん
ないじゃん・・・・!
> 浅田氏も山形さんの基本的な姿勢は支持してると
ゆってた。昔は座談もしてたし。
716 :
考える名無しさん:03/09/19 22:39
まあ、山形氏みたいな人もいてもいいんじゃない?
子どもじみた文体で翻訳するのは勘弁してほしいけど
掲示板見てみたけど、
>ネットワークというだけですべていっしょくたにして いるけれど、「自由化するな」という議論と
>「自律分散を進めろ」という議論とが 変な風にごっちゃになっていて、まるで整合してないん
>ですけど。
ここは同感。彰ってFreenetやWinnyみたいな無制限に繋がっちゃうが故に
達成される匿名性みたいな物についてはどう考えてるんだろ。
山形にしろ宮台にしろ下の世代は、目の上のたんこぶと思いながら、浅田の実力については評価し
てるでしょ。それで柄谷や田中のことは馬鹿にしつつ嫉妬する。
浅田さんはどうしてあんなのの相手をするんだって感じで。
719 :
考える名無しさん:03/09/19 22:51
ソノアヤコの押し付けがましいハナシは読むだけで苦痛。で得るものもない。
>>717 別に混乱した議論には思えないんだけど。
将来的には自由化の方向に向かうべきだが、
二十世紀型インフラが残っている条件の下では、
一気に自由化するのはまずいってことでしょ。
宮台と浅田は同世代でしょう?
単にレヴェルが違うだけで。
>>722 あ、そうだったw
大澤と1個違いだからね。
浅田 彰 1957年3月23日生まれ
大澤 真幸 1958年10月15日生まれ
宮台 真司 1959年3月3日生まれ
大澤が売り出し中だった頃「ようやく優秀な新人が出てきたな」と思ったら
浅田と1個違いだと知って、驚いたのを思い出した。
学年では2つ違うわけか
727 :
考える名無しさん:03/09/20 00:00
宮台は浪人だよ。
いやいや、浅田と大澤のことです
1861年3月23日 内村 鑑三
1910年3月23日 黒澤 明
1920年3月23日 川上 哲治
1949年3月23日 江畑 謙介
1956年3月23日 長田 渚左
1960年3月23日 きゃん ひとみ
1960年3月23日 多和田 葉子
約50年周期で大物が出ますな
内村
黒澤
浅田
と
731 :
考える名無しさん:03/09/20 00:33
柄谷の方が浅田より大物では?
732 :
考える名無しさん:03/09/20 00:35
3月23日生まれの話でしょ
733 :
DISCORD:03/09/20 00:36
性器はどっちが大物?
735 :
考える名無しさん:03/09/20 02:53
>>688 ハァ?オープンソースだの、新教養主義だのと無節操なまでに「啓蒙」
しまくってるイノベータ―山形浩生がなんで反動保守のポピュリストの
石原慎太郎と同じ分類になるんだよ。
>>688の図式はなんてことはない。昔あった保守対革新の図式そのま
んまじゃないか。柄谷がサヨで石原はウヨ。こういう連中とお遊戯じみた
議論を前にすれば常識人・浅田のツッコミが輝くのはあたりまえ。
朝生で司会の田原総一郎がおいしいところを持って行くのと一緒だろ。
でももちろんそういうお遊びは意味がない。NAM柄谷教祖や環境団体のように
イデオロギーで人々を煽るのはやめて、科学的なデータを元に議論しなきゃ
駄目。山形浩生はそう言ってるんじゃないの。これのどこがおかしいのかね。
てきとーな図式を描いただけで何かを考えたつもりになるのはやめようね。
ITに関してはそうだが、政治的な発言については「退屈だ」と似たようなもんでない?
NAM及びQ批判は良かったと思うが。同時に何で浅田がもっと適切な助言を
しなかったのか疑問。
737 :
考える名無しさん:03/09/20 03:24
>>736 だって彰は学者である前に文壇政治屋だもの。
山形や東のような自らの地位を脅かしかねない若手が出てきたら、
まず人格的に叩いて、相手の幼児性を強調する。
そうやって格の違い演出するのも文壇政治上大切なこと。
738 :
考える名無しさん:03/09/20 05:28
山形は、彰に戦争論書いてほしいって、自分のWEBに載せてる文章で書いてなかった?
で、彰は、『20世紀文化の臨界』(考えてみれば、自信とプライドに満ち満ちた
タイトルだ!)に、山形を載せている。
ま、いいんじゃない?
しかし、「戦争論」て、そういえば、3つめ出した人がいますね。
彰は、わりと「小林は認めている」と、噂真でヤッシーと中森明夫と鼎談したときに
いってましたね。
同時に、ああいうのは無害でしょ、と切り捨ててたけど、そうでもなくなっきてるかも。
そうそう。この二人はそれなりに認め合ってる。
お互い認め合わないのは、柄谷と山形。
しかしあえて啓蒙的な役割を演じるっていっても、もっとでかい媒体でやらないと意味がないんじゃない?
アイクリなんてめちゃめちゃ少数の浅田ファンしか読んでないようなところで行ってもなあって感じ
東みたいな「営業」しろとは思わないけど
741 :
考える名無しさん:03/09/20 09:44
phpとかプレジデントに書くことの抵抗を捨て去っているあたりは
評価してあげてもよいだろう。
742 :
考える名無しさん:03/09/20 09:59
あきらが大きなメディアで語らないのは、密かにつぶやきつづけることが倫理だってしっているから
つぶやきアキラー
プレジデントに書いてるの?
745 :
考える名無しさん:03/09/20 12:13
ふくだかずやは、あきらが書かないのは、「複雑かつ膨大な計画を完璧に指揮してみせる誘惑」を自らに禁じているから、っていっているよ☆
746 :
考える名無しさん:03/09/20 12:21
ブーレーズか
こんな足利義政の生まれ変わりみたいなやつをありがたがる
おまえらはどうしようもないなw
748 :
考える名無しさん:03/09/20 13:04
足利義政?
本来の仕事をせず文化・芸術に傾倒してる?
俺、浅田彰を「アサダッチ」って言ってるんだけど、この前、女性に
「アサダッチってさあ」って言ったら、「朝立ち」と聞き間違えられて
顰蹙買っちゃったよ。
751 :
考える名無しさん:03/09/20 14:16
>>745 何故、>「複雑かつ膨大な計画を完璧に指揮してみせる誘惑」を自らに禁じている のかは言ってた?
752 :
考える名無しさん:03/09/20 14:19
そりゃあそんな「完璧に指揮してみせる」ことは、
人間であるがゆえ自己言及的に不可能だからだよw
いいなあ。
漏れも「書かないこと」でそんなもったいぶったこと人から言われるようになりたい。
とにかく一発当てることだね、この業界で肝要なのは。
それで涼しい顔して二十年は食っていける。
彰はそれを体現してみせてるんだ。
よし、俺も頑張るぞー。
ブーレーズによる論理的切断の後の地平かブロンソン大陸か
あなたならどっち!?
ブロンソン大陸ってみうらじゅん?
哲学なんかどうでもいいから、今度生まれかわったら浅田彰になりたい。
>イデオロギーで人々を煽るのはやめて、科学的なデータを元に議論しなきゃ
>駄目。山形浩生はそう言ってるんじゃないの。
これ元々、浅田がやってきたことじゃないか。
後から出て来た山形も東も結局は浅田のエピゴーネン。
批判しているつもりでかえって師匠に呪縛されてるし、第一なんで浅田を批判する必要があるんだよ。
内輪だけでゴチャゴチャ盛り上がってたって意味ないだろ。批判するべき対象は他に山程ある。
「山形ー?知らね。どうでもいいよ。」
浅田もこれが本音だと思う。
>>758 おまえも浅田に見習ってそろそろ山形の話をやめろ。
東よりか山形の方が良いと思う。
福田和也の『喧嘩の火だね』に所収の浅田彰論。
なかなかよく書けてると思うが、どうだろう?
そうだね
764 :
考える名無しさん:03/09/21 01:18
この手の文章をネットで公表してる香具師って何がしたいんだろ
ほんものかニセモノか知らないが山形サン、コメントつけてるね。
しかし、浅田さんの主張もどうかと思うが
>「CO2削減するか、その金でいま途上国を支援するか」
って、これもナイーブすぎ。
CO2削減やめたからって、先進国がその浮いた費用で途上国の支援なんて
するわけないと思うんだが。多少なりとも経済的に余裕があるところが
自ら金を払ってでも自制を学ぶって言う、その学ぶこと自体に意味があるんだからさ。
金持ちの勉強なんて所詮そんなもんでしょ。不必要に高い教材買うのよ。
でも勉強しないよりはいい。勉強しないからってその浮いた金を困ってる
隣家に寄付するわけじゃないから。
勝手に公表すればいいんだけど、ここでごちゃごちゃやられるのは迷惑だな。
山形って三菱総研?
769 :
考える名無しさん:03/09/21 09:56
i-cr20030708b
高橋康也への感謝
昨年6月に70歳で亡くなった高橋康也の遺著
『橋がかり』(岩波書店)が刊行されたのを読
んで、格別な感慨を覚えた。
というのも、私を思想や文学の世界に導き入
れてくれた本のひとつが、他ならぬ高橋康也
の『S・ベケット』(研究社)だったのである。
高校2年のとき(ということは30年前の1973年
)、演劇好きの同級生がサミュエル・ベケット
の『ゴドーを待ちながら』の上演と討論会を企
画し、それを手伝うことになった私は、この戯
曲の共訳者である高橋康也が2年前に刊行
した本を手にした。
実のところ、コンパクトでありながら密度の高
いこの本は、理想的な参考書だったと思う。
そのおかげで、邦訳と対照しながら英語とフ
ランス語のオリジナル・テクストをも一応読み
通せたのだし、デカルト的コギトとその末裔
としてのベケット的道化を近代の始めと終わ
りに置く明快な構図に導かれて、デカルトな
どを読み始めることにもなったのだった。
それまでもいろいろな本を読み散らかしてき
ていたものの、多少とも体系的に本を読む
という経験はあれが初めてだったのではな
いか。
770 :
考える名無しさん:03/09/21 09:56
デカルトからベケットへというその構図は、
遺著の『橋がかり』にも出てくる。
ただ、それだけなら近代のとらえ方として
単純に過ぎるということになるだろう。
実のところ、高橋康也は決してそういう構図
に終始したわけではない。
「演劇的なるものを求めて」という副題を持
つ遺著において、著者は、シェイクスピアへ
と遡って、「to be」と「not to be」の間を揺れ
動くハムレットの中に、デカルト(「われ思う、
ゆえにわれあり」)に先立ちながらそれを超
えるパフォーマティヴな存在を見出し、ベケ
ットの後期作品にすら、デカルト的コギトの
「消尽」という袋小路を生き延びた演劇的身
体を発見しているのだ。
アカデミックな研究に自閉せず、演劇の現場
に積極的にかかわっていった高橋康也は、
その実践の中から、こうして新たなパースペ
クティヴを開きつつあったかに見える。
それが早すぎる死によって中断されたことは
惜しむにあまりあるけれど、残されたわれわ
れとしては、『橋がかり』という充実した論集
が遺されたことを慰めとし、文字通りそれを
橋がかりとして歩を進めるほかない。
771 :
考える名無しさん:03/09/21 09:57
それにしても、彼以後の世代の英米文学者
がおおむね洋書店のカタログ係のようになっ
てしまった(古書担当か新刊担当かの違い
はあるにせよ)のに比べて、『エクスタシーの
系譜』(あぽろん社→筑摩叢書)から『ノンセ
ンス大全』(晶文社)をへて『橋がかり』に至る
高橋康也の仕事の、今もって何と知的刺激
に満ちていることか。
われわれはそれらの本を今後も繰り返し読
むことになるだろう。
ちなみに、ベケットと言えば、最近、セルビア
出身のブランカ・アルジッチがベケットの『フ
ィルム』を手がかりにデカルトならぬバークリ
ーを読んでみせた本("The Passive Eye",
Stanford U.P.)が出た。
唯我論的袋小路から演劇的間身体性に向か
う方向とはある意味で逆の方向を志向する本
ではあるが、高橋康也が生きていたら、なか
なかに野心的なこの本を読んでいったい何と
言っただろうか。
772 :
考える名無しさん:03/09/21 09:58
i-cr20030408a
黒瀬珂瀾とホモエロティックな短歌
バグダッド空爆の映像を見ていると、第一次
湾岸戦争の空爆を見て荻原裕幸の詠んだ
短歌を思い出す。
「▼▼▼街▼▼▼街▼▼▼▼▼街?▼▼▼
▼▼▼▼街!▼▼▼BOMB!」縦書きにし
たところを想像すれば、カリグラム的な性格
もある面白い作品であることがわかるだろう。
だが、これはやはり典型的な短歌とは言え
まい。
「紅旗征戎吾が事に非ず」という藤原定家の
宣言以来、短歌というと反時代的なエロティ
シズムの牙城に閉じこもる(特に、下の句の
嫋々たる余情を断ち切る俳句との対比で言
えば)という印象が強いのだ。
なかでも、短歌とホモエロティシズムが不思
議によく似合うことは、塚本邦雄から春日井
健をへて石井辰彦にいたる歌人たちの歌が
如実に証明しているのではないか。
773 :
考える名無しさん:03/09/21 09:58
最近刊行された黒瀬珂瀾の第一歌集『黒耀
宮』(ながらみ書房)も、春日井健の序文の
示すとおり、まさにそのような伝統を受け継
ぐものだ。
「ファロセントリズムならねど身にひとつ聳
ゆるものをわれは愛しむ(「ファロセントリズ
ム」は「男権中心主義」に振られたルビだが
、これは「男根中心主義」とすべきだろう)」
、「血の循る昼、男らの建つるもの勃つるも
のみな権力となれ」、「わがために塔を、天
を突く塔を、白き光の降る廃園を」といった
歌は、ファリックなものへの憧れをナルシシ
ズムに包んで歌い上げているが、その絶巓
には死が待ち受けている。
「からみあふぼくらを常に抱く死とは絶巓に
して意外と近し」。
「ふと気づく受胎告知日 受胎せぬ精をおま
へに放ちし後に」という涜聖の苦い味も悪く
ない。
774 :
考える名無しさん:03/09/21 09:59
だが、特に興味深いのは、作者が、短歌に
おけるこうした伝統のみならず、ある種の少
女マンガや少女小説−−たとえば萩尾望都
や大原まり子のそれからも影響を受けている
ように見える点だ。
そういえば、今でいう「やおい系ボーイズ・ラ
ブ誌」の先駆けのひとつである『小説JUNE
(ジュネ)』には蘭精果という名前で短歌が
連載されており、時としてはっとさせられる
歌があったと記憶するが、黒瀬珂瀾の歌も
その傍らにあっておかしくないので、現に『
黒耀宮』の表紙はマンガ家の竹田やよいの
イラストレーションで飾られている。
つまり、黒瀬珂瀾は、昔の歌人たちの耽美
的ホモエロティシズムを超え、いわばGenet
とJUNEの狭間にさまよい出た歌人なのだ。
いや、「いま君のガラスのこころ六枚の羽根
で砕いてあげるよ、昴」という一首などは、
ほとんどジャニーズ系とさえ言えるだろう。
とはいえ、そのことで彼を軽く見るとすれば、
手痛いしっぺ返しをくらうことになるはずだ。
「ウリ専の少年とすれ違ひざまに手を打ち
合いて燃えてゆけ、街」。
ここにはマイノリティの若者にだけ許される
ナルシシスティックな驕りと悪意が高らかに
歌い上げられている。
775 :
考える名無しさん:03/09/21 10:00
野村総研
黒瀬珂爛ねぇ・・。今度ぽえむぱろうるに行った時にでも
覘いてみますよ。
777 :
考える名無しさん:03/09/21 10:29
そういや近大の東京センターで
岡崎企画+柄谷朗読っていう
もろ批評空間系の展覧会始まったね。
浅田さんも当然これ見てるだろうけど、
アイクリでなんか書いてないのかな。
778 :
考える名無しさん:03/09/21 10:43
しかし、この、彰の目配りの良さというのは、ちょっと空恐ろしいほどだね。
>>775(スレ違いという罵声を浴びつつ)
そうですか。
NRIってほとんどSIerのイメージだった・・・。
高橋康也って高山宏みたいな人かと思ってたけど、偉い人なんだね。
高山宏……
783 :
考える名無しさん:03/09/21 13:28
えっ、高山宏ってダメなんですか?
彰は悪く言ってたなあ。どう悪いのかは忘れたけど。
彰先生に睨まれただけで生理とまっちゃった♥
ネカマは死ね
山形はもういいよ。
うざいから別スレでやってよ。
彰って吉本ばななの少女小説にはてきびしいけど、どうしてなの?
>>789 本物の少女小説の方が良いから。
それよりもさらに少女漫画の方が良いから。
791 :
考える名無しさん:03/09/21 21:20
>>777 1800円もするテキストを買ったのだが、付属のCD-ROMの中に
柄谷行人の朗読が入っていない。どうなってんの?
>>791 19日に朗読会だったから仕方ないのでは?
たぶんその場で録音していたんだよ
794 :
考える名無しさん:03/09/21 21:48
796 :
考える名無しさん:03/09/21 21:52
>>1
そうですね
>>791 CDプレーヤーを起動すれば聞けますよ。
それより、マックじゃないと全部の作品が見れないのは痛い(鬱
どんな作品が入ってるの?
柄谷が全身タイツでトランスクリティカルダンスというのを
披露してます。
おおっ(w
それに彰がフォーサイトばりのタコ踊りで絡んでいます。
柄谷行人の赤い本 2003*04-06
柄谷行人の著作といえば『言語・数・貨幣』にせよ『探求』にせよ白い本と決まっていた。
その柄谷行人の新刊は一転して赤い本だ。
といっても、MIT出版局から刊行された『トランスクリティーク――カントとマルクスについて』の英語版のことである。
批評空間から刊行された日本語版にさらに修正が加えられているが(それでもまだ決定版ではないという)、
主な部分は後者とそう変わらない。
カントからマルクスを、マルクスからカントを読むというトランスクリティークによって
新しい理論的展望を開く、それに基づいて資本制=国民=国家の三位一体を超える新たな
アソシエーショニズムを構想するという大胆なヴィジョンは、世界的にも大きな反響を呼ぶことになるだろう。
特に後者について、著者は無防備と言っていいくらい率直だ。
共産党とソ連圏が存在していた間は、独立の左翼はネガティヴな批判(ある意味で脱構築的とも言える)
をしていればよかった、しかし、ソ連圏が崩壊した1990年代以降ともなると、自分たちでポジティヴな
ヴィジョンを打ち出していかなければならない、そこで自分は新しいアソシエーショニズムを提唱し、
日本でNAM(New Associationist Movement)という運動を立ち上げた・・・・・・。
実のところ、この運動が頓挫している現状では、それについての説明を加えるべきだったかもしれない
(アメリカでの学術出版のペースから言って無理な注文ではあるけれど)。
だが、著者は答えるだろう、日本で一時的に中断したとしても、早晩、世界的に運動を展開していくつもりなのだ、と。
それがうまくいくかどうかはともかく、柄谷行人の切り開いた新しいマルクス主義の展望がどういう
世界的な反響を呼ぶか、われわれとしても注視していかなければならない。
なお、フランスのマルクス研究の若手のホープであり、今はイギリスで教えている、ギリシア人の
スタティス(ユスタシュ)・クヴェラキスも、少し前に『哲学と革命――カントからマルクスへ』
という本をフランス語(PUF)と英語(Veroso)で同時出版している。
マルクスの学説形成史にいくつかの点から新たな照明を当てた研究書で、『トランスクリティーク――
カントとマルクスについて』のような大胆な読み替えの試みとは異質だが、両者が相俟って英語圏での
マルクス主義の活性化に寄与することも考えられよう(ちなみに、『哲学と革命』に序文を書いたフレ
デリック・ジェイムソンが『トランスクリティーク』にも推薦文を寄せている)。
というか、柄谷行人が日本語だけではやっていけないと思ったように、クヴェラキスもフランス語だけ
ではやっていけないと思った、そんな意味でまさしく「インターナショナル」な時代の到来を象徴する
出来事と言ってもいいのではないだろうか。
804 :
考える名無しさん:03/09/22 12:20
うpありがとーん!
>802 感謝。
既出
808 :
考える名無しさん:03/09/22 16:41
最後の10行は既出じゃないはず
809 :
考える名無しさん:03/09/22 17:17
おお、そうだったのか。ありがとう。
噛みしめるよ、この10行。
810 :
考える名無しさん:03/09/22 17:27
デリダの推薦文ってなかったっけ?
浅田信者age必死wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
813 :
考える名無しさん:03/09/22 21:31
愛栗更新
ボブ・ウィルソンの「ヴォイツェク」
…火曜日は明日なのだが。最近は適当なのか。
デリダとハバーマス 2003*04-06
去る5月31日の「フランクフラター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」紙と「リベラシオン」
紙に、ユルゲン・ハバーマスとジャック・デリダの名による声明が発表された。
ヨーロッパは、長い矛盾と葛藤の歴史をへて、市場の暴走を国家によって食い止めること、
国家主権の暴走を超国家的機構によって抑制することを学び、政教分離の原則の下で様々な
価値観の共存を認めることを学んできた。
アメリカの覇権主義・単独行動主義を抑制し得るのはそのようなヨーロッパだけなので、
ヨーロッパは今こそリーダーシップを発揮して世界を「国際法に基づくコスモポリティッ
クな秩序」(具体的には「改革された国連の枠内で行われる実効的な世界的内政」)へと
導かねばならない。
そのためには、EUの確固たる共通外交と、それを支える「ヨーロッパ(人)的アイデンテ
ィティ」(「差異を承認すること、他者を他者性において承認し合うこと」に基づく新し
い「共通のアイデンティティ」ではあるが)の確認・強化が必要だ。
ヨーロッパの「ハード・コア」(つまり独仏)は、米英の側についたスペインの裏切りを
超え、中・東欧諸国を説得して、そういう方向に向かうリーダーシップを取らねばならない・・・・・・。
これはある意味で常識的な正論であり、EUの政治家や官僚の名で出されてもおかしくないものだ。
もともと常識人であるハバーマスの声明としてはほぼ予想通りと言えよう(ちなみに声明の
原文はドイツ語である)。
だが、デリダに関してはどうだろうか。
あれほどヨーロッパ中心主義を批判し続けてきたデリダが、これほどヨーロッパ中心主義的な
声明に署名してしまっていいのだろうか。
実のところ、声明の最後の部分では、ヨーロッパ諸国が植民地帝国だった過去を反省すること
による「ヨーロッパ中心主義への嫌悪」と「世界的内政へのカント的希望」が語られているも
のの、重点はむしろすでに没落した帝国としてのヨーロッパが新たに勃興しつつある帝国とし
てのアメリカをたしなめるという点にあって、非西洋世界のことはほとんど眼中にないと言ってよい。
早い話が、トルコのEU加盟の是非と言う喫緊の問題を彼らはどう考えるのか。
EU憲法草案をとりまとめつつあるヴァレリー・ジスカール=デスタンが、トルコの加盟は
ヨーロッパの統一性を危くすると発言して、問題になった。
それを批判してこそ、ヨーロッパ中心主義を超えたコスモポリタニズムという主張が具体的な
説得力をもつだろう。
しかし、「古いヨーロッパ」の二大国を代表する哲学者たち(意図しないにせよ、彼らは
結果的にそのように振る舞っている)は、あえてそのような具体的問題には触れようとし
ないのである。
もとより、デリダは脱構築が二重の戦略を用いるものだと言っていた。
一方では現状から出発する改良を、他方では現状の構造そのものの脱構築を、というわけだ。
その意味では、一方でこういう改良主義的な声明を出すことも、脱構築の実践の一環と
して無理なく位置づけられるのかもしれない。
だが、ここまでくると、この二重の戦略が機会主義に限りなく接近して見えたとしても、
仕方のないところだろう。
そもそもデリダとアドルノの間にも既に深い溝があるのだが、デリダのアドルノ賞受賞講演
(『フィッシュ』白水社)に見られるとおり、それはまだ相対的なものと言えるかもしれない。
しかし、師にあたるアドルノらの批判理論(ましてやデリダの脱構築)は「理性による理性の
批判」という「遂行的矛盾」を犯していると批判し、そのような矛盾のない合理性(「コミュ
ニケーション的」という形容がつくものの、結局は18世紀西洋啓蒙主義の「公共空間」がモデ
ルだ)に回帰しようとするのがハバーマスなのであってみれば、デリダがそのハバーマスと本
格的に共闘するのは原則的に無理があるはずだ。
それをあえてやってしまうところにも、贔屓目に見れば切迫する世界情勢の中で小異を捨てて
大同につく決断を、しかし普通に見れば機会主義的な野合を見てとらないわけにはいかないだろう。
実のところ、2001年9月11日の同時多発テロの後、10月と12月にニューヨークでデリダと
ハバーマスにインタヴューした記録を中心とする『テロの時代の哲学』(ジョヴァンナ・
ボラドリ編著、シカゴ大学出版局)という書物が最近やっと出たのだが、デリダはそこで
も、自分はヨーロッパ中心主義をとるものではない、だから引用符をつけて「ヨーロッパ
」の新たな形象」と言うのだ、などと、いつも通りの予防線を張りつつ、結局、今回の共
同声明に結びつくようなことも言ってしまっている。
今回その引用符がはずれて、普通のヨーロッパに回帰したというわけだ。
この二人のインタヴューを一冊にしたのは編者の思いつきだろうが、それが既に今にいたる
伏線になっていたのかもしれない。
国家の――ではないにでよヨーロッパの哲学者となってしまったアルジェリア生まれのユダヤ人。
デリダにとってはいささか悲喜劇的な成り行きと言うべきではあるまいか。
ちなみに、同じ文脈で、エティエンヌ・バリバールが最近出版した『ヨーロッパ、アメリカ
、戦争』(ラ・デクーヴェルト刊)にも触れておこう。
ここでバリバールは、アメリカの知識人――ロバート・ケイガンのような新保守派のみなら
ず、むしろリベラルな知識人たちの呼びかけに応え、ヨーロッパの知識人として真摯な考察を展開している。
ヨーロッパを、境界(フロンティア)として、従ってまた媒介者・翻訳者として規定しなお
すところ(媒介として機能すればするほど古いアイデンティティを積極的に失っていくと言
う意味で、バリバールはそれをジェイムソンにならって「消え去る媒介者」と呼ぶ)や、EU
という法的枠組みを超えたユーロ=地中海的相互依存網(トルコからモロッコまでを含む)を
構想するところなどは、先に述べた文脈からしても非常に興味深い。
それでもなお疑いは残る。
バリバールの師であるアルチュセールは、主体は呼びかけ(審問)に答えることで主体になる
と述べたが、ここでもまたアメリカからの呼びかけ(と考えるもの)に答えることでヨーロッ
パ的主体(「消え去る媒介者」として規定された主体であるにせよ)になってしまうというメ
カニズムが働いているのではないか。
バリバール自身が「ヨーロッパの覚醒」を論ずるペーター・スローターダイクに触れた個所で
示唆しているように、思考とは、本来、そのような鏡のゲームから逃走し、主体化に抵抗する
営みなのではなかったか。
うp感謝。
浅田さん、浅田さん、テッド・チャンの短編集が出ましたよ。
石原のの口直しにどうぞ。
浅田さんって、パソコンいっぱい持ってそうだね。
821 :
考える名無しさん:03/09/23 02:15
気付けば、そろそろ浅田もデビュー25周年を迎えることになる。おれの
ささやかな期待としては、この辺で『浅田彰全集(第一期)』という形で、
これまでの逃走経路を振り返ってみてはどうだろうかということだ。
なるほど、浅田の逃走経路を追うことは至極骨の折れる作業だろうが(色
んな雑誌に顔を出したりしているのでそれらを逐一チェックしていくのは
膨大な作業を要請するだろう)、将来本格的な浅田研究が出てくることの
準備として今全集という形でこれまでの発言およびに著作をまとめておく
ことは強ち無駄ではあるまい。どこか出版社やってくれないものか。
822 :
考える名無しさん:03/09/23 02:28
823 :
考える名無しさん:03/09/23 03:04
「フーコー思考集成」はフーコーは出して欲しくなかったと思う。
浅田も同じ気持ちだと思うよ。
824 :
考える名無しさん:03/09/23 09:22
柄谷朗読といえば、紀伊国屋のNAMのシンポジウムの時、基調講演だっけな、
柄谷さんが「講演」したんだけど、突然『トランスクリティーク』の最終部を
読みますって朗読始めた時は、噂の中上結婚式の時もこんな感じだったんだろうな、
と素朴に思った。
坂本龍一めあてで来てた外国人とかは、その柄谷さんに耐えられず途中で帰ったり
してた^^;
825 :
考える名無しさん:03/09/23 09:53
>>中上結婚式
詳細キボンヌ
「浅田彰先生を囲む会」みたいなのを盛大にやってもいいんじゃない?
たてまつる会? そんな会は浅田さんが退屈なさるだけでしょう。
828 :
考える名無しさん:03/09/23 11:58
>>828 いちいち突っ込まなくてもいいだろ。
何度でも有り難く読んどけ。
百万回で成仏できます
>>825 中上の親戚は土方ばっかりなのに、空気が読めずに中上小説の文学的な価値について
長々と説明したってやつじゃない。中上が柄谷に敵対してた頃は、この話を
中上が良くしてた。世間知らずのお坊ちゃんだって。
832 :
考える名無しさん:03/09/23 15:07
敵対してたころなんてアンのかい?
>>832 あるよ。ポストモダンがブームになってから昭和末期まで。かなり長いこと、話しすらしなかったらしい。
そのころは中上が吉本を引き込もうとしたり。
天皇が死んだ後対談して、「君は柄谷包囲網を止めたのか」「君子豹変する、さ」
みたいなことをいってた。
834 :
考える名無しさん:03/09/23 15:11
柄谷さんちも
土建屋(柄谷組)とかそんな粗暴な職業のおうちではなかったかしら?
尼崎の柄谷といえば土建屋とか散髪屋とか散在しているので
どれが柄谷さんの実家か知らないけど。
「自分のことを芦屋のお坊ちゃんというが、中上こそ、早稲田の幽霊学生であることが許される
ほどのお坊ちゃんだ」と、後に柄谷がいってた。
ふ〜ん。
だから、柄谷は建築をテーマにしたのか。
837 :
考える名無しさん:03/09/23 15:16
>>831 新宿の出版社で知り合った時、柄谷先生がボリボリ食ってたせんべいを
見て中上が俺も食いたいと無性に思ったってやつ?
838 :
考える名無しさん:03/09/23 15:16
>>833 へぇそうなんだ。しらなかったYO。
で、柄谷さんの実家は理髪店なんですか工務店なんですか?
839 :
考える名無しさん:03/09/23 15:20
尼崎とか伊丹には500メートル間隔で
『理容柄谷』だの『バーバーkaratani』だのが点在しているのだが。
840 :
考える名無しさん:03/09/23 15:21
だから彼の主著に「内装と施工」のパロディがあるわけよ、
841 :
考える名無しさん:03/09/23 15:22
842 :
考える名無しさん:03/09/23 15:22
犬も歩けば柄谷に当たるくらいには
あの地域に多い苗字ではある。
実際は親父の方は大学教授でしょ。
844 :
考える名無しさん:03/09/23 15:24
>>838 いや、ほんまに知らんねんて、
噂では工務店、と聞いたことがあるねんけど。
(にせ関西弁)
なんや、ほんなら柄谷工務店の息子っちゅうのはガセかいな。
お騒わせしてすんまへん。
(ひくつづき贋関西弁)
過去ログにそないなふうに書いてあったもんで信じてしもたわ。
おじいさんがドイツ人とかなあ。
(ニセ尼崎弁)
847 :
考える名無しさん:03/09/23 15:31
いいねえ『内装と施工』。
建築は隠喩でなく実生活だったのです。
848 :
考える名無しさん:03/09/23 15:33
柄谷のオヤジは数学者じゃないの?
ボケが進行したオヤジが低レベルな数式解く話を
『隠喩としての建築』で書いてたはずだが。
849 :
考える名無しさん:03/09/23 15:35
ぷっ
まだおまえいるのかよ
850 :
考える名無しさん:03/09/23 15:35
>>848 それは差異としての場所にも載っているのかい?
よく憶えていないのだが。
お前ら黙って見てりゃ頭に乗り
やがって! 今直ぐ 止めろ
不愉快!他人の詮索より自分の事心配しろ!
852 :
考える名無しさん:03/09/23 15:39
>>849 妙なところにレスして浮いとるさかい
救っといてやらんとなあ
ああ、もう飽きてきたからもう止すわ。
853 :
考える名無しさん:03/09/23 15:42
>>851 レイアウトに妙な意匠があるあたり柄谷さんらしくない。
割符がなんだよ小僧
挑戦状か?
855 :
考える名無しさん:03/09/23 15:52
いやー、
いちおう浅田スレなのでスペースは控えめに、と・・・
>>855 浅田君のスレッドで何故 私のプライバシーを土足で歩く
>>856 うん 温い所で 酒でも飲め 理解できる?
善男!いいかげんになさい!
859 :
考える名無しさん:03/09/23 16:06
もうよい、このへんで終了。
860 :
Kurihara:03/09/23 17:12
火曜更新
「近畿大学四谷ギャラリー「ANTINOMIE展」」
「Critical Space on the Web」
862 :
考える名無しさん:03/09/23 23:23
863 :
考える名無しさん:03/09/24 00:37
864 :
考える名無しさん:03/09/24 00:44
Kuriharaの言うことは、名前以外デタラメ
865 :
考える名無しさん:03/09/24 01:10
ダムタイプの藤原マンナたん、NHK「フランス語会話」のオープニングで
歌を歌っているわけだが、今日はなんとゲスト出演!やっぱり天然でした(w
再放送は木曜の早朝か。ビデオでチェックだな。
867 :
考える名無しさん:03/09/24 11:55
Kuriharaって実在の人物?
ただの、あほなコテハン?
KuriharaというのはNAM関係者の間では触れてはいけない
アンタッチャブル人物なのです。
869 :
考える名無しさん:03/09/24 21:50
一気に三本追加
ヘレニズムと文明の交流
18世紀人としての円山応挙
「アンチノミー」展に始まる
870 :
考える名無しさん:03/09/24 22:29
>>869 3本とも禿しく読みたい。
今度はホントだよな!
871 :
考える名無しさん:03/09/24 23:00
個人的には「18世紀人としての円山応挙」が読みたい。
雑文集を出版してほしいなあ。
ただ集めただけなら怠惰でもできるんじゃないかな。
874 :
考える名無しさん:03/09/25 21:03
i-critiqueだけでも、本にできるくらいの分量がたまってるんじゃないかな
自分の発言を後に残すとか、したくなさそう。特に時事ネタに関しては。
「逃走論」のコラムとか、今見ると自分のことながら恥ずかしくて仕方がないだろうし。
876 :
考える名無しさん:03/09/25 21:34
石原慎太郎「釣り師」宣言!
東京都の石原慎太郎知事が、外務省幹部の自宅前で不審物が見つかった事件について
「爆弾を仕掛けられて当たり前」と発言した問題について、石原知事は25日の都議会で、
「拉致問題も1年経って風化してきたため、自民党総裁選の対立軸に据え直そうと、
ああいう表現をした」と述べた。 また、石原知事は「投げたルアーにバカなメディアが
だぼハゼのごとく食いつき、国民は(外務省が)何をやっているかということを認識し直してくれた」
とも述べ、「ゴルフでいうとインテンショナル(意図的な)フック。うまくパーオンできた」
との表現で、発言が計算づくだったことを強調した。
石原知事は今月12日の定例会見で、発言について「街頭演説なのでちょっと乱暴な言い方になった。
言葉が足りなかったかもしれず私としては遺憾」などとして釈明していた。
引用元:
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030925i313.htm やっぱ石原は最高だね。例の「爆弾発言」は「釣り」だそうだ。
浅田は釣られてマジレスしちゃって損したね。
ギャグはギャグとして受けとめないとさ。
877 :
考える名無しさん:03/09/25 21:37
↑バカの見本
「驚いた」って浅田さんもかわいいところあるよなぁ。
金毘羅さんに高橋由一があるってのは日曜美術館レベルの基礎知識だと思うが。
小林秀雄的な文章技巧上の「知らないフリ」ってわけでもなかろうけど。
しかしまぁ、今回のアイクリは3本とも力入ってますなぁ。
浅田さんの論評活動のなかでもいまアイ栗が一番充実してるんじゃないの?
アイクリ読むためだけでも携帯電話購う価値あるな。
メールで直接届くとまだいいけど。
879 :
考える名無しさん:03/09/25 22:13
>>876 いかにも石原的、というかそういう処理の仕方しかできないだけだろ?w
876はほんとバカ
880 :
考える名無しさん:03/09/25 22:19
下世話な疑問だがi-critiqueの
300×2万数千[円/month]のうちどの位Aquiraxに入るんだろうか?
マコン
>>877>>879 アイロニーのわからない皆様(というか一人かな)こんばんは。
トリックスターに釣られて、投票する人たちもバカだけれど、
ネタをマジになって正面から批判するのも間抜けだと思わない?
最近ネタがベタになっちゃってる人が多いでしょ。
嫌韓ネタなんて、昔はふざけてやっていたはずなのに、
最近はかなりマジになって暴走してるよね。
それを正面から批判するより、もともとネタだったってことを
思い出させる方が有効なんじゃないかと思うんだけど。
逃走論の頃の浅田みたいな口調だな
884 :
考える名無しさん:03/09/25 23:21
アイクリで珍しく誤字ハケーン。
ささいなことだけど。
やっぱり面白いよな
885 :
考える名無しさん:03/09/26 00:00
浅田のいちばん興味あるものって何だろうな。
少なくとも文学ではないな。
美術だと思う
887 :
考える名無しさん:03/09/26 00:22
自分
888 :
考える名無しさん:03/09/26 00:42
音楽だと思う。
音楽と哲学・思想ってわりと対応してますよね。
浅田さんは、思想を音楽にひきつけて理解したのでは?
しかし美術や舞踏、音楽関係でいいもの堪能してる一方で、
あまりに糞な近頃のJ文学なんて、読んでて死にたくなるぐらいの苦行だろうと
思うけれど。アタマの体力あるひとはまた違うのかな。
俺最近そこまでフォローする気力ねえ。
中途半端に古典回帰して「魔の山」とか読んでるけどおもしろいのよ、これが。
マン?いいよね
村上春樹、手に取りたくもねぇ
891 :
考える名無しさん:03/09/26 00:55
アイクリのバックナンバーをぜんぶ調べて、
どのジャンルへの言及がいちばん多いかで、
彼の嗜好の順位がそれとなく分かるのでは。
それはどうかな
高橋由一についてなんか書いてるの?
つうかK罪は・・・・・???
美術/音楽 > 哲学/思想 > 映画/文学 > 政治/経済 って感じ?
美少年に一番興味があると思います。
>>893 <「アンチノミー」展に始まる>の冒頭でクールベとのからみで論じてます。
898 :
考える名無しさん:03/09/26 02:08
憂国呆談ってほとんど政治・経済・社会の話じゃない?
というか、あれは単におしゃべりに過ぎないからなあー
彰が石原の短篇集読んだとか書いてるの見ると
「よし、自分も嫌な汚れ仕事避けないでやろうっ!」っていう勇気が出ます。
900 :
考える名無しさん:03/09/26 02:22
901 :
考える名無しさん:03/09/26 02:23
いや、たぶんパラパラっと適当に流し読みしただけだと思うぜ
だって春樹の小説さえ完読できない彰だから・・・
902 :
考える名無しさん:03/09/26 02:35
エドワード・サイード。
彼が世を去り、私の対談集『「歴史の終わり」を超えて」(中公文庫)は
二人の死者の言葉を含むことになった。
何も語らなくなったサイード。
他者となった彼との対話を継続していくことこそ、
残された私たちの使命であるに違いない。
903 :
考える名無しさん:03/09/26 02:36
彰降臨
>>895 音楽が一番で、その次が映画だと思う。音楽について語る彰は思い入れが強すぎて、
ちょっとキモイけど。彰は映画論が一番信用できる。
スピルバーグの映画なんか仕事で仕方なく見てるんだろうな
それでも評価してるやん。蓮實はスピルバーグ嫌いだけど、彰はイーストウッドみたいな
マカロニウエスタンは好きじゃなさそう。
>>906 ハスミンもスピルバーグはそこそこ認めているよ。
あれ、認めてるのは初期だけじゃなかったっけ。
特にシンドラーのリストはボロクソに貶してた。
彰は割と評価。
>>908 作品的には初期つーか前期あたりまでは評価している。
いまは根性あるなって感じの褒め方。
>900
釣りかと思って確認してしまった。
柄谷がサイードに「死についてどう思うか」と尋ねたら、
自分にとって自分の死とは家族にとっての死だと返されたって話を、なぜか思い
出した。
912 :
考える名無しさん:03/09/26 11:49
>>912 情報小出しにしないでくれー
携帯持っていないんだから
914 :
考える名無しさん:03/09/26 13:35
紹介文の「世界の先端思想論」って、刺があるような。。。
紹介文メチャワロタ。ぜんぜん浅田氏を知らない50がらみの事務職のおじさんが
資料渡されてなんとかひねりだしました、みたいな文章だ。(w
あんなとこに立ててもしょうがないよ
919 :
考える名無しさん:03/09/26 20:30
次スレはこれにしよう。
【先端思想論】浅田彰【蘊蓄を駆使】
920 :
考える名無しさん:03/09/26 21:45
>919
いやそれじゃ、事情を知らない人にばかにされるでしょ・・・
「楽屋オチ」ってやつだよ。
もっと開いていこう!
921 :
考える名無しさん:03/09/26 21:52
ところで、さっきディズニーの軟弱な番組をたまたま見かけた時、思い出したんだけど、
彰って、意外によくディズニーとか遊園地にいってるよね。
キーファーについての短い文章で、ディズニー、キーファー展、ディズニーといって
天国から地獄への心踊る旅だ、といってみたり、
「天使が通る」で、島田雅彦のよみうりらんどの話につきあって、
浅草の花屋敷?だっけの話をしたり、ディズニーのなんとかクルーズの添乗員
が、毎回同じ場所で同じギャグをいうって指摘したり。
リサーチといってるみたいけど、でーとだったりして(笑)。
結構、想像しにくいけど。
遊園地ではしゃぐ彰!!(スレ違い)
昔、「逃走論」なんかを書いていた頃、良くポストモダンな遊園地(テーマのないパーク)としてのとしまえんについて語ってた
から、そのとき取材したんじゃない。
ヴィットゲンシュタインが、講義を終えるといつも映画館に籠もってたって話があるじゃないですか。
ああいうような感じなんじゃないでしょうか、彰の遊園地好きは?
924 :
考える名無しさん:03/09/26 23:41
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
│ヽ ヽ
|| \,,,,,,,,, │
ヽ|_ _ \ ミ| / ̄ ̄ ̄ ̄
[ - ]-[ - ]一 6) < 「サイードの死」とあともう一本何にしようかな
. l ・・、 __./ \____
ヽ ̄ /|
 ̄ /
たくましくて人気者の石原を妬ましく思っている彰。
927 :
考える名無しさん:03/09/27 00:18
age
まあゴダールもメチャクチャやけどね。
929 :
考える名無しさん:03/09/27 00:28
誰か彼の「すべてマラルメから始る」を教えろ。
どんなことを書いているやら?
浅田彰って実物みたことないんだが、
写真で見ると、首がすわってないように見える。
931 :
考える名無しさん:03/09/27 01:00
なんか古い雑誌整理してたら、憂国放談の連載元だったNAVIが出てきた。
その雑誌の企画で「1998年の○×コラム」ってのがあって、色々な著名人
に1998年を総括してもらってる。我らが彰も満面笑顔の写真で登場(
まあ憂国放談連載してたから当然か。しかし、NAVIでは彰は結構お茶目な
ポーズで毎月写真に写ってたのに、GQ以後は普通になって面白くない)。
これは今本になっている『憂国呆談』にも載ってないから、以後本格的に
書かれるであろう浅田彰論の準備として引用しておこう。
-------
「ゴダールの『映画史』にはまっている」浅田彰さん
○ 「文壇」的には村上龍の「ワイン一杯だけの真実」(幻冬舎)。
一瞬の感覚を描くと本当にうまい。他方、時事的な問題を取り上げ
て小説に構成しようとした作品はどれもあまり成功していない。
「論壇」的には、小林よしのりの毒を、あえて宮台真司の毒をもって
制すことにする。
× 「文壇」的には村上春樹の『約束された場所で UNDERGROUND2』
(文藝春秋)。オウム事件でさっそく商売をしようという卑しさ。
読まなくとも確信をもってゴミと断言できる。「論壇」的には、小林
よしのりの反動化。薬害エイズ事件のときは「自立した個」を求めて
いたはずが、すぐ持ちこたえられなくなって家族や国家という虚構に
すがりつこうとする。
932 :
考える名無しさん:03/09/27 10:11
>読まなくとも確信をもってゴミと断言できる。
彰だから許される発言だな。
933 :
考える名無しさん:03/09/27 10:12
>>930 15年以上前に大阪の某予備校の講演で見た。
ちっちゃかった。たしか、エイズの話をしてたと思う。
「僕も肉欲に溺れた時期はありましたが」とか
胸を張って言ってたが、客は誰も信じなかった。
最後の質問コーナーで、予備校生が
「浅田さん編集の本はデザイン重視すぎて文字が読みにくい」
と苦情を言ったら、少し反省してた。
おは誉
(゚◇゚)ノ
おは誉
937 :
考える名無しさん:03/09/27 10:35
>「僕も肉欲に溺れた時期はありましたが」とか
胸を張って言ってたが、客は誰も信じなかった。
そりゃあ信じないだろw オナニーのことかな?
938 :
考える名無しさん:03/09/27 10:38
なんで、信じられないの
私は信じられますが
システムイド!!
940 :
考える名無しさん:03/09/27 10:51
だって彰からは、女の匂いがしないもの。
肉欲というのは女の肉しか意味しないの?
942 :
考える名無しさん:03/09/27 11:00
ホモのハッテン場とか通ってたんでしょうか?
943 :
考える名無しさん:03/09/27 11:00
>>941 >>940は、彰は童貞(あるいは処女)の匂いがするという意味。実際はどうかは別としてね。
むしろ、子供の頃からやりまくりでしょ。東大での講演などを参考にすると。
医者の息子で身近に看護婦がいたからそうだったらしい。それで
10代で女に飽き、ゲイになったとか。
女に飽きるとゲイになるものなのか?
946 :
考える名無しさん:03/09/27 11:18
彰はゲイではない。
しいて言えばバイセクシュアルだけど、バイセクシュアルとは何であるかもよくわからないし、
バイセクシュアルとしてのアイデンティティを引き受けたいとは思わない、っていうような事を言ってるけど。
わかんない。人によって違うだろうしw
まあ、ゲイって言うよりもバイか。
でも、上で書いたようなことは浅田本人が言ってたよ。
948 :
考える名無しさん:03/09/27 11:30
彰は挿しながら挿されることもできるのか…すごいな。最近は肉欲どうしてんの?
セックスには必ず挿入が伴うと考えるのは想像力にかけています
950 :
考える名無しさん:03/09/27 11:38
そうにゅうあんたはだーぁれ?
951 :
考える名無しさん:03/09/27 11:40
952 :
考える名無しさん:03/09/27 11:45
医者の息子→看護婦とやりまくり
ってのも短絡的な発想だと思うけどなあ。
知合いの医者の息子にはそんな奴いないよ。
>>948 ホモ同士では「挿しつ挿されつ」なんでしょう?
セックスをお互いの性感帯を刺激する行為と考えれば、
それも納得できる。
彰は挿入しないよ
印歩?
955 :
考える名無しさん:03/09/27 11:50
それよりも問題なのは、高いAFコースを選んでも、
風俗嬢が先っぽまでしか入れさせてくれないことです。
「あなたのが大きすぎるから無理」と言われて、
その場はニヤけて許してしまいましたが、
どうやら、すべての客にそう言ってるらしいのです!
>>952 女(男でも可)に挿しながら、男に挿されることも、やろうと思えばできるんだな…という意味。
957 :
考える名無しさん:03/09/27 11:53
>>955 ワロタ
どっかの筋肉をほぐせばすんなり入るはず。
958 :
考える名無しさん:03/09/27 11:59
>>957 息を吐くと珍棒を受け入れやすくなるのです。
それは自分で試したので知っています。
また、自衛隊の入隊試験の尻穴検査でも同じように言われるそうです。
彼女たちも当然そんなことは承知してるはずです。
なのに、拒否しやがるのです。もっと真面目に仕事に励んでもらいたい。
AFはしたことないんだけど、生で挿したら性病にならないのか?
次スレまで引っ張らないでね
そろそろ、次スレ
挿れときますか。
964 :
考える名無しさん:03/09/27 18:15
てゆーか
今日行ってきた人詳細キボンヌ。
なんで会員じゃないといけないんだろう?オカシクナイ?閉鎖的だなぁ。
965 :
考える名無しさん:03/09/27 18:16
↑
近畿大の講演ね。
答え:入会促進キャンペーンだから
967 :
考える名無しさん:03/09/27 18:41
ジュネは反ユダヤ主義者か 2003*04-06
イラク戦争に先立つ時期、フランスはアメリカのイラク攻撃に反対する急先鋒として
世界に名を馳せることになった。
だが、フランス国内には複雑な事情がある。
反アメリカ・反イスラエルを標榜し、あえて新パレスチナの立場に立ってみせる態度
は、根強い反ユダヤ主義の表れに他ならないという批判に、その一端を見てとることができよう。
むろん、フランスを初めとする諸国に今も反ユダヤ主義が存在することは否定できない。
だが、何かあるごとにそれを「反ユダヤ主義の陰謀」と見る態度は、いたるところに
「ユダヤ人の陰謀」を見たナチスの態度と、危険なまでに似ていないだろうか。
このような論調は一般的な論壇に限った話ではない。
たとえば、エリック・マルティがベニー・レヴィ(サルトル晩年の秘書で、イスラエ
ルに移住した)に招かれて書いた『イェルサレム短期滞在』(ガリマール)は、主に
ジュネに的を絞り、サブラ&シャティラの虐殺(1982年のイスラエルによるレバノン
に侵攻の際、キリスト教民兵がサブラ&シャティラの難民キャンプのパレスチナ人を
虐殺した事件)を告発したことでも知られるこの作家は実は『葬儀』(フランスを占
領していたドイツ軍の兵士と対独協力義勇兵との同性愛を描く)の頃から一貫した反
ユダヤ主義者である、そこには同性愛的な裏切りの美学を見るべきなので、ジュネを
反体制のヒーローとして持ち上げるのはやめなければならない、と主張する。
ジッドやバルトの校訂や研究で知られるこのゲイの知識人は、翻訳のある『ルイ・ア
ルチュセール 訴訟なき主体』(現代思潮社)に見られるように、「主体なき過程=
訴訟」の概念を提起した哲学者さえ精神分析的――というより心理学的に解釈しよう
とするくらいなので、今回のジュネ解釈も例外ではない。
もとより、同性愛的な裏切りの美学がジュネの文学の重要な出発点のひとつであるこ
とは誰もが認めるところだが、後期の政治的テクストまで含めた仕事のすべてをそこ
に還元するというのはいかにも乱暴だ。
少なくとも、ジュネに反ユダヤ主義的な契機があったにせよ、それはフランスへの(
そして支配体制一般への)抵抗からの派生物であって原因ではないということは、確
認しておくべきだろう。
むろん、マルティのような観点からジュネの反ユダヤ主義を指摘する議論は、これまでにもあった。
だが、それを真っ向から主張する書物が、第一章はフィリップ・ソレルスの編集する
『アンフィニ』、第二章はクロード・ランズマン(この『ショアー』の監督は今では
戦うイスラエルの守護者となってしまった)の編集する『レ・タン・モデルヌ』に発
表されたあと、ジュネ全集の版元でもあるガリマール社から単行本にまとめられて刊
行されるというのは、フランスの文脈ではそれなりに重大な事件と言わねばならない。
しかも、ジュネのバイアスを正すと称して、サブラ&シャルティラの虐殺にイスラエル
は責任がないといった主張を滑り込ませるのは、さらに大きな問題だ。
実際、マルティは「確かにシャロン(当時の国防相で辞任に追い込まれた;現在の首相
)は有罪ではない」と述べ(マルティによれば、シャロンは、ルネ・ジラールの分析す
るようなメカニズムによって「兄弟殺し」の責任の一切を背負わされたスケープゴート
に過ぎない)、ジュネがベキン(当時の首相)の言葉を「非ユダヤ人が非ユダヤ人を虐
殺した、それがどうしてわれわれに関係するのか」と記しているのは不当な歪曲だとし
て「非ユダヤ人が非ユダヤを殺し、しかもわれわれが糾弾される」という「正確な引用
」を暗に肯定する。
ジャック・デリダが『マガジン・リテレール』4月号のレヴィナス特集で、このユダヤ思
想家は決してイスラエル国家の暴力を免責しなかったと述べたついでに、マルティの名を
あげることなく(名をあげる価値さえないという態度で)このくだりに言及し、「事実の
否認」に基づくその「歴史修正主義」に鋭い批判を突きつけているのも、無理からぬところだ。
それにしても、ジャン=リュック・ゴダールが『JLG/自画像』で「ステレオの伝説」と
して図式化してみせたように、ナチス・ドイツがユダヤ人を暴力的に排除した後、イスラ
エルのユダヤ人がパレスチナ人を暴力的に排除するとは――そして、ある種のドイツ人が
ホロコーストを否認するように、ユダヤ人がパレスチナ人虐殺を否認するとは――何とい
う悪循環だろうか(ちなみに、『映画の世紀末』[新潮社]でも注目しておいたように、ナ
チスの収容所でもはやじっと蹲ることしかできなくなったユダヤ人が「回教徒」と呼ばれ
ていたことに注目したのも、最近久しぶりに日本で再公開された『ヒア&ゼア』[1975年]
におけるゴダールであって、時ならぬセンセーションを巻き起こした『アウシュヴィッツ
の残りのもの』[1998年:邦訳月曜社]のジョルジョ・アガンベンはそれをずっと後からな
ぞっているに過ぎない)。
いま必要なのは、その延長上で反ユダヤ主義と反アラブ主義の対称的なゲーム(「パレス
チナの側に立ってみせるのは反ユダヤ主義だ」「そういうおまえこそ反アラブ主義だ」と
ういような、あるいは「ナチス・ドイツの悪を忘れたのか」「いや、現代のイスラエルこ
そがナチス・ドイツの、パレスチナ人こそがユダヤ人の位置を占めるのではないか」とい
うような、どうしようもなく不毛な応酬)を続けることではなく、エティエンヌ・バリバ
ールも『環』vol.13(2003年春号)のインタヴューで示唆するように、反ユダヤ主義と反
アラブ主義を両立可能な要素として生み出し包含する複雑な歴史的状況をもっと精密に分
析し、両者を同時に解体していくこと、それによってあのおぞましい悪循環から逃れるこ
とではなかったろうか。
だが、エヴィアン・サミットをへて中東和平交渉に臨む予定のブッシュ米大統領がこの
外遊をポーランドのアウシュヴィッツへの訪問から始めた(「新しいヨーロッパ」であ
る東欧への、そして何よりユダヤ人へのサーヴィスだ)のを見ても、
どうやら世界は当分あの悪循環から抜け出すことができそうにない。
ムハー
お、偶然。
いま「ホロコースト」つうビデオ見てる。
既出
973 :
考える名無しさん:03/09/27 19:48
カトリックの国は
ユダヤ人は嫌って当たり前ってところがあるからなー
フランスにポーランド、南米、
974 :
考える名無しさん:03/09/27 19:56
>>921 米本土のディズニーランドは、
・白人低所得者層、かつデブが多い
・、というかディズニーはナチスのシンパである
975 :
考える名無しさん:03/09/27 21:23
>944さん
>むしろ、子供の頃からやりまくりでしょ。東大での講演などを参考にすると。
その講演というのは活字化されていますか。
内容を知りたいんですけど。
976 :
考える名無しさん:03/09/27 22:20
>>975 若い頃の五月祭の同性愛についての講演。
そこで、自分とテニス部の先輩(もちろん男)との「初恋」について語ったとき。
自分はエピキュリアンとして、いろんな女の子とやりまくってて、先輩も
それを認めてくれると思ったら、認めてくれなかった。
「自分はこんなに君のことを好きなのに、何故君は僕だけを見てくれないんだ」
みたいにいわれて、振られたんだと。
そんな先輩に失望すると同時に、こんな単純馬鹿だからこそエピキュリアンの自分は
惹かれたという悲喜劇だったのだ、みたいな話。
あと、病院の院長の息子として、看護婦にいろいろと教えてもらったというのも、
確か本人がしてたと思う。田中康夫相手だったかな。
五月祭の講演についてはコピペがあったから、誰かが張ってくれると思う。
979 :
考える名無しさん:03/09/27 22:25
そういや駒場祭でも、シンポジウムの前に
「恋人を募集します。性別は問いません。委細面談」って
呼びかけてたことあったっけ?
誰か応募したのかな?
結果的には、誰もお眼鏡にかなっていないようだけど。
浅田の過去スレになく、ぐぐってもみつからなかったけど、
「浅田彰逝ってよし」のスレにあったw
--* インパクション71 1991年 ゲイ・リベレーション所収
浅田彰「ゲイ・ムーブメントのために」より:
4 あるエピキュリアンの思い出
以上、いくつかのポイントをヒントとして提示してきました。先に登壇されたア
カーの皆さんの大変真摯な話に比べると、われながらいかがわしい話だと思いま
すけれども、それは意図したことでもありますからね。
さっきいくつか、「それホント!?」といいたくなるくらい素朴な、しかしその
素朴さが抗いがたい力になっているアカーの皆さんの自分史が話されました。ぼ
くは自分の性的アイデンティティについて語る欲望も必要もかんじませんので、
とりあえず「彼」と呼んでおきたいある人物の性の歴史を語って締めくくりにし
たいと思います。「彼」の初恋は中学二年のときのことで、その相手は高校一年
の同性の「先輩」でした。「先輩」はテニスの選手で、背が高くて、しなやかで、
小麦色で、しかも優等生で、ちょっと単純だけれど、とても優しくて、本当に素
敵でした。二人は熱烈なプラトニック・ラヴに落ちた。プラトニックといっても、
その年頃の男の子のことですから、いろいろ性的なじゃれあいはあったみたいで
すけれど、それを含めてプラトニックといっておきます。しかしその関係は、一
種悲喜劇的な破局を迎える。というのは「彼」はホントに仕方のない奴で、「先
輩」とプラトニック・ラヴを演じながら、同時に何人かガール・フレンドがいて、
軽い遊びのつもりでガール・フレンドとも性的な関係があったんですね。あろう
ことかそれが「先輩」にばれちゃったんです。もちろん、「彼」は「先輩」だけ
を熱烈に愛してたんですよ。でも「先輩」は、おまえは汚い、といった。俺はお
まえのことだけを思ってこんなに純愛を貫いているのに、おまえは俺以外に女の
子とも付き合っている。おまえの顔なんか二度と見たくない。それが「彼」と
「先輩」の最後の別れだったわけです。ドラマチックでしょう?もちろん、「先
輩」はその後ちゃんと会社に入って、結婚して、子供も二人います。ホントに笑っ
ちゃいますよね。とにかく、ずいぶん楽天的なエピキュリアンだった「彼」も、
そのときばかりは泣き笑いを浮かべるほかなかった。女の子とのことを後悔する
以上に、「先輩」の単純さに腹が立ったけれど、実はそういう単純さこそが「彼」
を魅了してしていたわけだから。そういう何重にも悲喜劇的な状況の中で、「彼」
は、性的アイデンティティの神話がいかに人を呪縛するか、その驚くべき現実に
突き当たったわけです。ゲイ解放運動の文脈の中ではそんな「彼」のいささか軽
佻浮簿なエピソードなんかはどうでもいいことのような気もする。にもかかわら
ず、こういう話をするときに、僕はどこかで途方にくれて立ち尽くす「彼」の姿
のことも忘れないようにしたいと思っている。それが先ほどからの僕の話のひと
つの基調低音になっていると考えていただければいいのではないかと思います。
こんな話に熱心につき合っていただいて、どうもありがとうございました。
(5月26日、東大五月祭講演)
------------------------------------
982 :
考える名無しさん:03/09/28 00:04
あ、975です。
色々と親切にこたえてくださってありがとうございました。
知のアイドル浅田彰みたいな本で
林真梨子(?名前忘れた。デカイ女の作家の人)が
「浅田君は彼女いるの?」と浅田に聞くと、
「当然いますよ」と答えたと書いてたよ。
984 :
考える名無しさん:03/09/28 01:49
浅田は知性なんかより美しい肉体の方が欲しかったに違いない。
>>972 いい加減うぜーよ。おめーが以前にあっぷしたのかもしれんが、
何回出でてきてもいいだろうがよ。
>>985 じゃあ、100回コピペしとけ。あふぉ。
987 :
考える名無しさん:03/09/28 04:51
なんだ、その「先輩」が、ベケットを企画した人だと思ってた。
中学の時に、高校の先輩なら別人だね
見るも無残な自演スレですね。すべて騙りとは(笑い
989 :
考える名無しさん:03/09/28 08:05
浅田の色恋話はうそ臭い。どうして「チビのメガネザル」が
そんなにモテるんだ?異性関係を強調するあたり、コンプレックスの
裏返しを漏れは感じるんだが。
990 :
考える名無しさん:03/09/28 08:53
別にルックスだけでもてるかどうかが決まるわけじゃないし、
何人かの女性と関係があったからといって、もてるとはいわないだろう
991 :
考える名無しさん:03/09/28 09:03
992 :
考える名無しさん:03/09/28 09:08
宮台もホモっ気あるらしいけど、彰手出さないかな?
993 :
考える名無しさん:03/09/28 09:14
たてられなかったので、誰か新スレを
モテた訳じゃなく、看護婦の好奇心の犠牲になったという感じでしょ。
「童貞坊やに教えてあげたい」みたいな。「先輩」の方は謎だけど。
995 :
s.miyadai:03/09/28 09:17
まぁ相手しても、意味は有りませんが どうぞ
30分程なら、お相手できます。
>>992
996 :
考える名無しさん:03/09/28 09:17
彰はよゐこの濱口にたまに似てる。
998 :
s.miyadai:03/09/28 09:21
999 :
s.miyadai:03/09/28 09:23
999
1000 :
s.miyadai:03/09/28 09:24
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