現代建築学

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1KON
吹き抜けの家は、夏暑く、冬寒い。

PC打ちっぱなしの壁は、汚れや、ひび割れで、経年劣化が、目立ち、
階段は膝に悪い。

細長い家は、狭く感じる。

大きなガラス窓を、南や西に作ると夏、日焼けで大変だ。

今流行りの建築をクリティっクしましょう。
2考える名無しさん:02/11/09 10:18
あほ
3考える名無しさん:02/11/09 12:03
建物探訪に出てくる家は、こんなのばっかだろ。
おしゃれな住みにくい家。

快適よりデザイン。
4考える名無しさん:02/11/09 12:06
ANDOの建築も、出来た時は綺麗だけど、維持が高くつくそうだ。
5考える名無しさん:02/11/09 12:13
建築家は住む人の快適性なんて考えてないよ。
いかにデザインで目立つか、「新建築」に載るかだよ。
名前を売りたいのさ。
6ぺん(ぺん):02/11/09 12:15
磯崎たんの『建築の解体』は
今読んでも、結構面白いです。
「68年」て、やっぱ、いろいろ過激だったんですねえ。
7考える名無しさん:02/11/09 14:26
壁一面をデカイ窓にしている家屋は地震に弱い。
8考える名無しさん:02/11/09 15:59
流行りのコンクリート吹き抜け3階建ては、煙突に住んでるみたいなもので、
暖房は、全部上に逃げる。
上り下りも大変。それを、覚悟で。
9考える名無しさん:02/11/11 11:19
ANDOは、出来た時は綺麗だが、10年で、苔がはえる。
10考える名無しさん:02/11/18 18:58
私は、「けずなきこう」を漢字で書けます。
あなたは?
11考える名無しさん:02/11/18 19:01
ここって哲学板だっけ?
12考える名無しさん:02/11/18 19:44
哲学・思想かぶれの建築家、並びに学生は逝ってよし。
俺は、哲学的に建築を・・・とか言ってる痛いやつは早く死んで
欲しい、まじ、うざい。

とか思いつつ、磯崎とかコールハース、鈴木了司とか好きだけどね。
13考える名無しさん:02/11/18 21:25
>>10
neta?
14考える名無しさん:02/11/18 21:38
あほの一つ覚えみたいにバウハウス、バウハウス・・。
直線がそんなに良いか?

俺は、トム・ウルフ派だね。

15考える名無しさん:02/11/18 21:40
磯崎さんは新都庁コンペがイイ!
安藤さんは光の教会がイイ!
コールハースはクールハースの方がイイ!
16考える名無しさん:02/11/18 21:47
>>10
もづなもんた
17考える名無しさん:02/11/18 21:56
おれも、最初、そう読んだ。(ワラ
18考える名無しさん:02/11/18 21:58
バウ、ライト、マッキントシュ。3種の神器。
19考える名無しさん:02/11/18 22:04
昔、大きな建築は東大建築学科卒じゃないと建てられなかった。
それに風穴を開けたのがANDO。

とりあえず、菊皮例に、家でも建ててもらうか。
20考える名無しさん:02/11/18 22:06
こる、らい、みー
21考える名無しさん:02/11/18 22:07
究極の哲学的建築を教えよう。

ホームレスに成って、公園のベンチで暮らすのさ。
なあ、カラヤン?
22考える名無しさん:02/11/18 22:09
あほの一つ覚えみたいに、コルビジェ、コルビジェ・・。
23考える名無しさん:02/11/18 22:11
今時コルビジェっていってるヤシいるのか?
24考える名無しさん:02/11/18 22:12
コルビジェではありません。
コルビュジェです。
25考える名無しさん:02/11/18 22:13
雨が降ったら、濡れればいい。
傘なんか買うな。
日焼けを恐れず。
風に吹かれて。
服はひろう。
ああ、NAMよ。
26考える名無しさん:02/11/18 22:14
ゲーテはギョエーテ、ラジオはレイデイオウです。
27考える名無しさん:02/11/18 22:15
キルケゴールはキェルキェギョールでつか?
28考える名無しさん:02/11/18 22:17
違います。
キョェルキュォェギョォォォルゥでつ。
29考える名無しさん:02/11/18 22:20
ゾロアスターは、津荒す頭津ゥ荒ですーー。
30カラヤン:02/11/18 22:26
んっ?! 呼んだ?
31考える名無しさん:02/11/18 22:28
カラヤンさんは、どんなおうちに、すんでるのですか?(小2、男)
32考える名無しさん:02/11/18 22:52
プータローホームです。
33考える名無しさん:02/11/18 23:22

庭が公園のような広さの公園の片隅の松の木の下の
ブルーシートのお屋敷でサバイバル生活を楽しんでいるよ
34考える名無しさん:02/11/18 23:26
それでこそ、NAMの人!!
35考える名無しさん:02/11/19 21:57
>>32
むかしスエーデン住宅で宣伝してた。なつかしい。
36考える名無しさん:02/11/19 21:57
あ、HAMの人。
37考える名無しさん:02/11/20 05:30
ペーターズントールは?
38考える名無しさん:02/11/20 07:21
>>37
あなたセンスありますな。
建築の方ですかな?
39考える名無しさん:02/11/20 08:08
ここにいる人たちはいったいどんな家に住みたいというのだろう?

建築家に頼むのがいやなら、どーぞ、○○ホームでも、○○ハウスでも
そういう会社のすばらしい建て売り住宅に住んでください。

安藤さんがなんですごいかというのはやっぱり、デザインというより
ひたすら既成の社会の枠組みと戦ってきたからでしょう?彼を打放し
コンクリートだけで語ってもしかたないです。
40考える名無しさん:02/11/20 09:52
1、快適性 2、実用性 3、デザイン 
4、耐久性 5、コストパフォーマンス

今の建築家ってデザイン重視じゃないですか?
妊婦や、子供から御年寄りまで住む住宅で、
CP打ちっぱなしの3階建ては、お勧めできないと思う。

熊本のデザインされた集合住宅のベランダから、幼児が落ちましたが、
あれは予見できたと思う。
41考える名無しさん:02/11/20 10:13
快適性や実用性を評価する雑誌が無いからだと思う。
新建築やIDは、デザインばかりだし。

熊本の集合住宅は、知事の繋がりで、色んなデザイナーが参加してると聞いたが。
42考える名無しさん:02/11/20 10:32
>>40
「安全性」もプラスしてぽちい。
43考える名無しさん:02/11/20 10:36
120階建ての超高層住宅に、子供と住む?

勇気あるな〜。
44建築科:02/11/20 10:46
デザイン重視で実用性をおざなりにする建築に批判があるのはわかる。
でも、例えば安藤のメジャーデビュー作「住吉の長屋」で、なぜトイレに
行くのに中庭を通らねばならない(つまり雨の日は傘をささねばならない)
住宅を創ったのかその意味を考えて欲しい。
賛否両論あるだろうけどね。
一流の建築家は彼の建築を裏付けるしっかりとした思想を持ってる。
哲学版の人には、単に形の批評だけでなくその辺りも読みとって欲しいな。
あと、デザイン(表層)でなく、空間(本質)で評価してぽちい・・。
45建築科:02/11/20 10:49
あと、37で挙げているPeter Zumthorは素晴らしいですな。
46電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 10:52
こんなスレがあったんだ。。

哲学板で建築を語るのは無理みたいだね。
>>12の言うように、哲学思想かぶれの建築家は糞だし「居住と建築」、「デザインと意匠」
という視点で見つめ続けることの大切さを理解している人も少ないしね。

逆に哲学思想プロパーで建築学を語ることにも無理がある。それは建築に携わっていないと、
機能美について理解が及ばないから。
47建築科:02/11/20 11:02
>>46
>逆に哲学思想プロパーで建築学を語ることにも無理がある。それは建築に携わっていないと、
>機能美について理解が及ばないから。

及ばなくてもいいんじゃないかなぁ。
哲学って、目に見える表層ではなく物事の本質を探究する学問ってボクはイメージ
してるんだけど、それが真実ならそういう人に本当の建築を見てもらいたいな。
デザインというと形や素材の奇抜さだけと思われがちだけど、
本当の建築はそういった見せかけではなく空間だからね。
それは実際に体験しないとわからない。哲学は言葉で本質を探究する学問なら、
建築は空間で本質を探究する行為。哲学科の人は機能とか考えなくていいから、
そういった本質の部分で批評してもらいたいな。

48電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:09
>>44
建築科って学生さんですか?

>一流の建築家は彼の建築を裏付けるしっかりとした思想を持ってる。
>哲学版の人には、単に形の批評だけでなくその辺りも読みとって欲しいな。

すべての建築家が彼の建築の裏付けが出来るというのは言いすぎだよ。既成概念と
闘った彼の事は認めるが、建築造形そのものにはあまり評価していない。

>哲学版の人には、単に形の批評だけでなくその辺りも読みとって欲しいな。
>あと、デザイン(表層)でなく、空間(本質)で評価してぽちい・・。

これには同意。

49建築科:02/11/20 11:22
>>48
学生です。
>すべての建築家が彼の建築の裏付けが出来るというのは言いすぎだよ。
そうだね。多くの場合(悪く言えば)こじつけだよね。
でも、例えば、新都庁コンペ案で設計要項である高層化にあえて
反発し低層建築で自分の思想を表明した(もちろん落選)磯崎など
やはりすごいと思うんだ。(コンペでも予算数千万かかる)
建築界ではいまだに彼の案が一番評価されている。
安藤の京都駅コンペ案とかもね。

>既成概念と闘った彼の事は認めるが、建築造形そのものにはあまり評価していない。
これ安藤のこと言ってるの?まあ感覚的な事は個人差があるから押しつけられないけど、
僕は日本人の中では一番すごいと思うけど(今では時代遅れだけど)
ガレリアアッカ、光の教会、直島CM等どれも写真より実際の方がよかった。
特に安藤の建築は光や自然の使い方、静けさ等、思索向きの空間なので
哲学科の人には好かれるかなと思ったな。


50電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:25
>>47
>本当の建築はそういった見せかけではなく空間だからね。
それは君の考え方であって、一般的な真理ではない。建築は居住だと言う考え方も
あるし、居住表現のフレームが空間であって、建築設計とは空間を作り出す事
という考え方もある。一面的に決め付けるのはよくないよ。

機能美についてもう少し君は勉強すべき。またすべての造形において求められる
本質としての「美(醜)学」も研究すべき。

「哲学は機能を考えなくていいから」というのも非常に傲慢。
51電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:32
そうですか。学生さんですか。
この板では学生さんも多いのですが、大学の教員や本職の研究者も多いのですよ。
私みたいに哲学の大学教員をしたのちに建築設計に転向した変り種もいますけどね。

建築の専門家としてその思想を持ち、哲学の土俵で語ろうとするのであれば、もう少し
哲学を勉強すべき。

安藤氏の設計思想と実建築における感触を同一視するには、埋めなければならない大きな
溝がある。それは「施工」。実績を積む必要があるね。
52電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:34
君が建築設計を目指すのでなく、建築史研究という蛸壺に埋もれるのなら
勝手にすれば好いんだけどね。
53建築科:02/11/20 11:36
>それは君の考え方であって、一般的な真理ではない。
そうかもね。ただ建築界では「デザイン」と言えば表層的な操作(奇抜な形や色、
80年代のポストモダン建築)のようないいイメージはないんだよね。
多くの人は理想の「空間」を求めているんじゃないのかな?

>「哲学は機能を考えなくていいから」というのも非常に傲慢。
これは僕の方の言い方が悪かったかな?
けっして機能はどうでもいいというわけでなく、哲学科の人には
彼らの得意な分野で建築を批評してもらいたいのだね。
機能に関してなら、正直言えばそこらの奥様の方がよく知っているんだよ。
哲学をやっている人には彼らにしかわからない、彼らの見方で建築を評価して
もらいたいと言うこと。
建築史の先生なんか現象学、特にメルロ=ポンティの思想から建築を解読してたよ。
僕はさっぱりわからなかったけど。
54電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:38
ま、「光の協会」は悪くは無い。
しかし彼の建築思想の中での一貫性を求め難い。
55建築科:02/11/20 11:41
実務の人ですか。建築理論を武器にするつもりはないです。
設計事務所にはいるつもりです。

>建築の専門家としてその思想を持ち、哲学の土俵で語ろうとするのであれば、もう少し
>哲学を勉強すべき。
思想と言えばかっこいいですが、口だけで実物がダメなのは僕もいやですね。
ただ、やはりなぜこの形になるのか、と言ったしっかりとした理由付けは
必要ではないのかなと思っています。
56電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:45
建築界って君はどれほど知ってるの?どれほど設計してその報酬を得ているの?
「デザイン」とは「空間」ではありませんよ。意匠とデザイン、意匠設計、プランニング
空間と居住空間、色相と形状のバランスなどキチンと理解把握して発言していますか?

建築史の先生方は「糞」が多いですよ。
「機能美」について奥様云々するようではまだまだ青い。
建築で機能美といえば「構造機能美」で歴史的にはギリシア建築から語らねば
なりません。構造設計演習を終えましたか?
57建築科:02/11/20 11:45
日本なら安藤か伝統建築、庭園(特に三千院の庭園)が僕は惹かれます。
外国ではズントーが体験したいですね。
電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss さんは何がいいとお思いですか?
58考える名無しさん:02/11/20 11:46
具体的に思想系って誰をくさしてるんだ?
そんな奴日本にいないじゃん
59電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 11:48
伝統建築や日本庭園は私も好きです。伝統建築の大工さんたちは門外不出の
多くの技法を隠し持っているようですが、それはもうすぐなくなってしまうでしょう。
悲しいことです。

外国ではロマンチック街道にある普通の民家が好きです。
60建築科:02/11/20 11:51
>>56
>「デザイン」とは「空間」ではありませんよ。意匠とデザイン、意匠設計、プランニング
>空間と居住空間、色相と形状のバランスなどキチンと理解把握して発言していますか?
てっきり電波さんが建築専門の人でないと思ってわかりやすく説明しました。
(奥さんの例とか)
もちろん考えています。(それで僕がいい建築が創れるとは全く思ってませんが)
ただ、ここで僕が挙げた「デザイン」とは狭義のデザイン(形や色といった)で、
「空間」とは狭義の空間で感覚的に受ける印象といった所でしょうか?
話をわかりやすくするためそう書きました。
けっして、機能や納まりといった実務の部分をないがしろにしているわけではありません。

あと、建築史の先生の評価は知りません。
61建築科:02/11/20 11:56
僕は伝統の建築、庭園が好きなのですが、やはり安藤さんの(昔の)建築には
同じ感覚を受けますね。
何か黙ってしまい、何時間かぼーっと考え事をしてしまうというか。
大学休学して、京都に半年住み込んでいたこともあります。

実務経験はバイトしかないので、早くやりたいです。
相手してもらいありがとうございました。では、この辺で。
62電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 12:04
ま、やり取りの中でみなさんも建築についての知識を深めていただけるのですから
ムダではないようですね。

はっきりいいます。建築家の哲学オタクは処置ナシです。哲学を都合読みするからです。
あなたには建築から一旦離れた哲学の勉強をお勧めいたします。

騙されたと思って、「悲しき南回帰線」(小説風)をご一読ください。そこから現代
ではなく、古典に向かうのも一興ですよ。
63考える名無しさん:02/11/20 12:15
>>56
「機能美」について奥様云々するようではまだまだ青い。

「まだまだ青い」・・・
懐かしい響きだ・・・なんかうけた。。。
64考える名無しさん:02/11/20 14:30
高尚な哲学で建てられた、トイレに行くのに、御年寄りが雨に打たれる家や、
手すりの無いコンクリートの階段を、園児が上っていく。

ああ、デザイン。
65考える名無しさん:02/11/20 14:36
それを、斬新だと誉める、評論家、雑誌。

いっそのこと、窓の無い家。
玄関の4つ有る家。
お風呂場が、一番でかい家。
10階建てのペンシルハウス。
トイレに行くのにプールに入らなくてはならない家。
こんなのどう?
66考える名無しさん:02/11/20 15:26
建築家は自分の作品で人が死んだ場合、製造物責任を
問われると思う。
また、健康を害した場合も。
67建築科:02/11/20 15:54
>>62
先ほどは失礼しました。
「悲しき南回帰線」、レヴィ・ストロースですね。邦訳ですが読みました。
ただ、電波男さんがなぜこの本を薦めるのかよくわかりません。
構造主義について学べ、という意図ではないですよね?

>>64-66
うーん。言ってることはすごくわかるのですが、ここは哲学版なので哲学を
学んでいる人独自の視点から建築を批評してもらえれば参考になります。
僕の勝手な印象ですが、「哲学」というと物事の本質を捉える行為と思ってるんですね。
建築を見て、その思想とか読みとるのは難しいのかな?
反対に、彼らの思想を読んで、実物を批判してもいいし。
やはり分野が違うと見方が薄くなるのかな?
それとも美学の人が来ないとダメなのかな?

単純に思っただけです。
外部者がスレ汚し失礼しました。
68考える名無しさん:02/11/20 16:05
だから、美学の名の元に、人が死んだり、怪我しても良いのか?
って事です。
69考える名無しさん:02/11/20 16:06
オブジェとしての建築は、別荘か何かでのみ、許されるのでは?
実用品では無いのだから。
70考える名無しさん:02/11/20 16:11
選ぶのは建て主だから、良いんじゃない?

車でいうと、オープン2シータに乗る、4人家族(わら
71考える名無しさん:02/11/20 16:14
おしゃれは、我慢である。
これ名言。
72電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 16:17
>>67
美学は哲学の一部ですよ。
普通、レヴィス・トロースから構造主義へ移り勝ちですが、それが思想界を陳腐にしているのです。
そこから逆に食い込めばいいのですよ。建築史専門の方は変に構造主義を齧り、橋爪大三郎のような
トンでも理解の上に建築思想を展開します。

逆に切り込むとは古典に帰る方向を言ったのです。人の発言を読んでいますか?
建築を哲学的に見るとは、先ず住居という特殊性から切り込む必要があります。
なぜ人は家に住む必要があるのか?済むのならなぜ玄関、(廊下)居間・食堂、寝室
が最低限とされるのか?その組み合わせや距離関係に如何なる設計思想が働くか?
そしてその思想に哲学的一貫性が見出せるのか?そしてそれが立体的に把握された時に
如何なる心理変化が生まれるのか?などなど考える余地は幾らでもあるんだよ。

>>64-66
すべての建築家が建築をオブジェと同一視しているわけではありません。
勘違いの無いように。
73建築科:02/11/20 16:20
あまり時間がないですがレスを・・。
>>68
僕が言いたいことと少し噛み合っていないようですが・・。
68さんが言いたいことはわかるのです。
ただそれは普通の人でもまず考える事ですよね。
そうではなくもう少し突っ込んだ批評をもらえたらうれしいです。
例えば、>>44の住吉の長屋とかどう思いますか?
現在の思想界から見て今の建築はどう思いますか?
(美術、思想から十年程度遅れて建築は進みます。)
コルビュジェ達、往年の巨匠も単に形ではなく、なるほどと思わせる
時代精神を形にしています。
そういった見えない本質部分で批評してもらえればうれしいです。

>>69
僕自身、意味のある形態は素晴らしいと思いますが、
意味のない形態は建築科のエゴだと思っています。
74考える名無しさん:02/11/20 16:24
熊本のおしゃれなデザインのマンションのベランダから、幼児が落ちましたが、
あれは誰の設計ですか。知ってる方、教えて。
また、何か、責任をとりましたか。
75電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 16:25
>>73
揶揄発言や荒しに反応しなくてもいいよ。
76建築科:02/11/20 16:29
>>75
少々お待ち下さい(笑
77ぜひきてください!:02/11/20 16:35
78電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 16:35
バルコニーの設計に関しては法的にある一定の安全基準があります。
設計者はそれらの基準に従って設計し、行政の確認を得た後に実施設計
へと移り、施工計画、施工、竣工と進むのです。それらの基準を完全に
満たされ、建築中間検査、竣工前検査にパスした場合、その責任は設計
者や施工者には問えません。

現状では住居者の安全を第一に考え、身体に傷害のある者や高齢者に配慮
したハートビル法に従った設計が前提となっています。詰まらん中傷はすべき
でないですよ。
79建築科:02/11/20 16:43
>>72
>建築を哲学的に見るとは、・・(略)・・
>・・などなど考える余地は幾らでもあるんだよ。

そういった始原に帰って、「人が住む」行為から建築を考える事の
重要性はわかります。ただ、なぜそれが「哲学」と結びつくのでしょう?
詳しくは知りませんが、哲学といえば、例えば認識論とか時間論ですよね。
どう(実際の)建築と結びつくのか疑問です。(『純理』とか読まずに入門書
だけで恐縮ですが)、カントとかすごい考えの人がいるもんだと単純に
驚きますが、建築とは結びつきにくいです。
心理学とか社会学は直接役に立ちますよね。

といって、もちろん哲学を役に立たないとか言ってるわけではありません。
僕自身、哲学の深遠な思考に憧れを持ってこの板を覗いているわけですから。
お薦めの本とかありますか?
80考える名無しさん:02/11/20 16:47
住吉の長屋とかを持ち出すけど
安藤忠雄ってそこまで頭は良くないよ

天然でやっちゃってる部分が多すぎるなぁ
81建築科:02/11/20 16:52
>>79
ちょっと誤解を招きそうなので・・。
哲学は思想と比べてさらに本質的な根源的なことを問題としているのでは?と
思っています。つまり、建築においてそこまで深く掘り進む必要があるのかな
ということです。(思想は表面的な構造を問題としているような気がします。)
過去はあるのかとか見えてるのものは本当に正しいのかとか。

ただ、そういったいったん根源に戻って思考し直す哲学の思考方法は
建築でも必要なのでしょうね
82電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 16:54
なぜ哲学を認識論や時間論だけだと思うのですか?
建築を認識論や時間論だけで語るのは無理でしょうね。

建築をしていて、哲学に興味があるならば、構造主義は絶対にお勧めできません。
脳味噌が糞になります。

「アリストテレス」人類の知的遺産 講談社 

を足がかりに美学を齧ってみてはどうでしょうか?人がその生活を営むというのは
そこに何らかの価値付けを求めるものです。ただ住めばいいと言うわけではありま
せん。その価値付けを哲学するのが「美学」です。造形美や機能美もその延長線上
にあるのです。
83建築科:02/11/20 16:55
>>80
そうですか。
では安藤さんがあの時代にあれだけの非実用的な住宅を造って
評価されたのはなぜだかわかりますか?
84建築科:02/11/20 16:59
>>82
アリストテレスですか。
全く考えてもいなかったですね。(計画系の研究室なので)
何かすごく興味がでてきました。僕もまじめにそういった分野を勉強しようかな
と思っていた所です。
ぜひとも読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
また、機会があればいろいろ教えてください。
85建築科:02/11/20 17:00
では、すみません。またお先に失礼します。
8637:02/11/20 17:00
学生だけど建築ではないです。
現代建築といえば、フランク・O・ゲ−リ−は嫌い。
安藤さんは、見た中では光の教会がベストだな。
でも、安藤さんよりも谷口さんがいいなあ。豊田市立美術館しか知らんけど。

リベスキンドは、この間広島でやっていたけど、クソだったなあ。
完全に手を抜きやがったね。でも、ユダヤ博物館は良さそうだ。
もっともあるドイツ人は、「ドイツじゃ彼はそんな有名じゃない」って言ってました。

ビデオで映画見てると、たまに今はなきWTCがちらっと映る。
「ヴォイド」という言葉は嫌いだけど、あれこそヴォイド。ぞっとする。

こんなに寒いと、ズントーがスイスのヴァルスに建てた
温泉施設(クアハウス?)でのんびりしたいね。
(哲学+建築でなくてすんません)
87電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 17:19
君の感性は私に近いね。
家業が腕のいい伝統宮大工とか?
88考える名無しさん:02/11/20 17:57
快適性、利便性を追求している、建築家って、誰が居ますか?
89考える名無しさん:02/11/20 18:04
建築って何時から高尚な形而上学になってしまったのか。
形而下だと思うのだが。

燃費が良い。掃除がし易い。安全。
こんな家に住みたくないのかな、建築家は。
90考える名無しさん:02/11/20 18:17
>>78
それにしては危険な建物が多いと思う。

たとえば、高層住宅の周り10メートルは、芝生や、植え込みにして、
万が一に備えるべきだと思うが、多くのマンションは駐車場やアスフアルトになってる。

規則が無いからだと思うが、設計士の良心、想像力が無いのかなと思ってしまう。
それで、高い設計料貰ってるのかと思うと、腹が立つ。
91電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 19:14
>>88
殆どの建築家が快適性、利便性を追及していますよ。
>>89
建築を考える時、形而上学、形而下などと分ける方が焦点をぼかしてしまいます。
もう少し思想入門書を読み直して、ものごとを考える筋道をつかめるよう、努力
して下さい。
>>90
設計士という職業はありません。現在、高い設計料を頂いている建築設計者は少数です。
設計者の良心云々はもっと建築を勉強してからにして下さい。あまりにも幼稚。
92考える名無しさん:02/11/20 19:36
設計事務所に就職して2年たっても思想・批評を真面目にやってたらすごい。
けど、99.9%は無理だろうな。
仕事に終われて、有名建築家の作品を真似して、やっつけ仕事ばかりの日々さ。
っていうか、学生の時点でそういうやつばっかりだったな、俺の周りは。
ちなみに俺は(以下略
93考える名無しさん:02/11/20 20:35
>>91
レス有難うございます。

飛び降り自殺で、どういう場合に助かって、どういう場合が駄目か
建築工学的に研究している人って居ますか。
よく幼児が、誤って落ちて、下が植え込みで助かったなんて聞きますが。
94考える名無しさん:02/11/20 20:44
>>78
>建築中間検査、竣工前検査にパスした場合、その責任は設計
>者や施工者には問えません。
検査後に設計変更する例はざらにあるわけ。


95電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 20:56
>>93
すべてのマンションで下に植え込みを設置させるというのは色んな意味で無理があるんだよ。
予算もあるだろうしね。でもその論法で行くと、プラットホームの軌道敷構成材料は落ちた時の
安全のために柔らかいものにしなければならないとか、電信柱に当たるとタンコブできる
からウレタン被覆すべきだとかの議論と同じになっちゃうよ。
>>94
竣工前の検査で設計変更する例を述べよ。
中間検査後に設計変更が掛かるボリュウームとそのポイントを解って言ってる?
96考える名無しさん:02/11/20 20:57
コンクリート吹き抜けの、狭小住宅って、ただ流行ってるだけで、
とても、快適、利便性を追求してるとは思えない。
レンタルした事有るけど、とても住みにくいよ。
97考える名無しさん:02/11/20 21:04
>>95
プラットホームの下の、避難のための凹み、これ必要だと思いますが、
なぜか余りありませんね。
人命より、コストなのでしょうか。
98電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 21:06
>>96
コンクリート打放しの建造物は湿気が多いとか劣化が早いとか多くの弊害があります。
コンクリートとは躯体といって、元々「骨」などの構造物に該当し、その上に、快適性
などの諸要素を鑑みた仕上材料を施すべきなのです。

わたしはあまり賞賛できませんね。
99電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 21:09
>>97
それは絶対に必要です。新幹線の設計では必ず避難退避場所として設置しますが、
JRではわざと塞いでいる駅があるのが不思議ですね。
100考える名無しさん:02/11/20 21:11
>>98
激しく、同意致します。
タイル、塗装などの、化粧を施すべきです。
鉄板剥き出しの、車は考えられないように。
101考える名無しさん:02/11/20 21:13
>>99
今度、色んな私鉄に乗るとき、注意して見てみます。
102考える名無しさん:02/11/20 21:19
下水道に使うコルゲート管を、住宅にするのって、
実際住んでみて、どうなのでしょう。
見た目はSF的ですが、やはり夏は、暑いかな。
103考える名無しさん:02/11/20 21:21
大リーグ見てると、外野には必ずクッションが、張ってある。
日本は壁や、金網。
体に優しい、日本の建築。
104電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/20 22:50
>>102
コルゲート管って。。。。。
こら。素人じゃねーだろ。(笑)
105河合某:02/11/20 22:58
たんなる通りすがりの素人ですが、何か?
106考える名無しさん:02/11/20 23:07
しかし、このスレは、見つけにくいな。(ワラ
10737:02/11/21 00:54
なんか批判(?)の矛先が、「現代建築」の倫理的問題や
美学的問題、工学的問題、実用的問題など、ごっちゃになってないかなあ?

例えば「住吉の長家」は個人宅なわけで、
クライアントがOK出して、建築基準法(?)とか通れば
雨で足が滑っても、それは安藤さんの設計のせいではない。
例えそれが死に至る危険をはらんでいたとしても。
問題があるなら、それは法律のほうではないでしょうか。
問題は、公共(性の強い)建築において、ですね。

>>87
いえいえ。実家は建築業とは無関係です。w

>>93 他「工学倫理」であれば、ここなどどうでしょう?
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/phil/pros.html
108考える名無しさん:02/11/21 01:13
http://jbbs.shitaraba.com/study/951/fshiso14.html
ここでも電波さんによって建築が議論されています。
109考える名無しさん:02/11/21 01:57
建築家はさっさと職人に戻れや
いつまでも20世紀のモダンマスターたちの
夢を追ってるんじゃない!
とにかく書くな、しゃべるな、手を動かせ、肌で感じろ
110考える名無しさん:02/11/21 02:35
60年代以降にあんだけ喋らなきゃ今以上に似非モダンがはびこってるんじゃないの?
むしろそういうプレモダン的なものへの回帰が今の状況じゃないかなぁ

「みかんぐみ」とか恥かしいよ
111ぺん(ぺん):02/11/21 03:38
ヴィトゲンシュタインがやたらと論理的な(?)家を設計したのは有名ですが
(写真で見た限りでは、とても人が住む家とは思えませんでしたけど・・)
哲学者が直接設計にかかわった建築では、他にどんなのがあるのでしょうか。
(一応、デリダのヴィレット公園の例などはありますが
哲学ドキュソなので、あまりよく例を知りません)
112考える名無しさん:02/11/21 07:22
熊本のマンションは富永譲という建築家の設計です。
113考える名無しさん:02/11/21 07:44
107(=37)さんも書いているけど、皆さん、哲学版にいるのに
話の水準をごちゃごちゃにしてませんか?

そもそも、快適性とか安全性の問題は個人のクライアントとして
建築家に頼むなら、自分で話して決められるわけですし、
納得いかなければ、違う設計者に頼む権利もあるわけで、
その点での建築家批判は無意味だと思います。

公共的な建築の場合は、やはり自分の手をはなれてなにが起こるのか
分からない訳で、建築家として守るべきモラルというのはあると、
個人的には思っています。

とにかく住居に関しては自分で選べる訳ですから、コンクリートの
吹き抜け、というだけでは批判として成立しないのではないでしょうか?

東孝光という建築家が設計した「塔の家」というのがあります。
60年代末か70年代に建てられたものだと思いますが、都市に住む、
ということの意味をストレートに表現したいい作品だと思います。
一つの階には1つの部屋しかなくてそれが縦の吹き抜けの
階段でつながっています。縦型の長屋とでも言えるものです。
もちろん住みにくい、という部分もあるかもしれませんが、
それ以上に住むことの楽しさ、厳しさがひしひしと
伝わってくるのです。
そういう意味での「表現」すら切り捨てようとするのですか?
114考える名無しさん:02/11/21 07:47
113つづき
例えば住宅の「間取り」というテーマがあります。
これを、ある建築家は家族の問題として、子供部屋を隔離する
のはよくない、というような社会学的、心理学的な観点から
アプローチしているかもしれません。建築の計画学では
有名な話ですが、戦後の集合住宅の実地調査の結果から
51C型にはじまるダイニングキッチンと寝室(俗にいうnLDK)という
公団住宅の間取りのタイプが考案されたという経緯があります。
こういった現象的な側面からのアプローチもあれば、逆に純粋な
「空間」の配列として住宅をとらえるアプローチもあるわけです。
古い例ですが、ミースのファンズワース邸のようなプランは既成の
住宅の間取りというような概念をすべて捨て去った彼方にあったから
当時は衝撃的だったわけで、未だに多くの何かを語りかけてくるの
ではないでしょうか?(クライアントからは住めない、といって裁判に
なったという話しもありますが(w。)
もちろん、環境的なアプローチ、いかにランニングコストを下げるか、
天然資源を使わないか、(これは即エネルギー問題や、前出の快適性等
にかかわってきますね。)といったテクニカルな側面からの
アプローチもあります。
115考える名無しさん:02/11/21 07:49
114つづき

しかし、これらは語るべき水準が違うことです。
建築は同じ作品でもいろいろな側面から語ることができます。
何度かみしめても違う味わいのあるようなモノがマスターピースと
して又は問題作としていつまでも語られ続けるわけです。

建築の世界で起こっていることはあまりに多面的で、ある一つの思想
の地平で語れるようなものではないと思うのですが、この込み入った
状況を紐解こうとするとき、ある哲学的アプローチを知っていること
はやはり助けになるのだと思います。自分がどのような水準、枠組み
の中でものごとを捉えようとしているのか、それを知らなければ、
設計の作業は単なる苦痛、またはレディーメイドの組合せ以上の何も
生み出せません。

長文失礼しました。
116電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/21 09:22
住む事の厳しさ?
建築家は神ではない。神に逆らって自然の脅威から人の「盾」になることを
自ら買って出ているのが建築家だよ。
117考える名無しさん:02/11/21 11:26
>>クライアントがOK出して、建築基準法(?)とか通れば
雨で足が滑っても、それは安藤さんの設計のせいではない。
例えそれが死に至る危険をはらんでいたとしても。

俺が建築家なら、責任を感じるが。
これが、車だったら欠陥商品でリコールだよ。
118考える名無しさん:02/11/21 11:36
これは、フアッションデザインと似ている。
ファッションショーで、とても普段着られないような、斬新なデザインがあるが
それは、あくまで個人の問題なので、まだ許せる。
住宅の場合、老若男女、色んな人が住む。
危険な建物を建てる事は、未必の故意的犯罪行為だと思う。
119考える名無しさん:02/11/21 11:41
つづき、
たとえクライアントの注文どおりだと言っても。
明かに危険だと判断したら、説得して改善案を出すか、仕事を下りる等の
対策を取るべきだ。
注文どおり建てて、後は知りませんは通らないと思う。
120考える名無しさん:02/11/21 15:02
建築を哲学する

建築の現代美術化の進行

ニーズ、周囲との調和から乖離したデザインの跋扈

建築の資本の肥やし化

マズー
121考える名無しさん:02/11/21 15:58
>建築の現代美術化の進行
イコン、メタファーが好きだね〜。
今や吉野家やユニクロの時代と思うが。
建築界って10年は遅れてる。
122考える名無しさん:02/11/21 16:02
>>121
具体的に指摘してくれ
123考える名無しさん:02/11/21 18:17
>>122
これでも読んでくれ。
http://www6.airnet.ne.jp/tangent/Air/HN/birago/n1.html

500万円住宅、希望。
124考える名無しさん:02/11/21 18:22
皆さんは、こんな家に住みたいですか?
http://www6.airnet.ne.jp/tangent/Air/HN/birago/n12.html
125考える名無しさん:02/11/21 18:29
俺は、ガウディーや、ボマルッティオの庭に住んでみたいが。
何か?
白浜エネルギー館のキネテックな歪んだ家でもいいが。
126考える名無しさん:02/11/21 19:21
俺はエッシャーの騙し絵に、お爺さんと住んでみたい。
127考える名無しさん:02/11/21 22:40
>>121>>123
コルビジェの批評に吉野家、ユニクロ、時代遅れといわれても困るんだが・・。
128考える名無しさん:02/11/21 23:06
ですから、コルビュジェや、ライトの研究するより、
コルゲート管でも、工業用フェンスでも何でも使って、
300万円の家を作った方が、遥かに話題に成ると思うし、
ニーズもあると思う。バブルも終わり、いわゆる斬新な建築の仕事も
減っているのでは・・。と言うことです。
129考える名無しさん:02/11/21 23:12
車で言うと、フェラーリやNSX作るより、
FITやデミオを作れって事ですね。
130考える名無しさん:02/11/21 23:27
>>128>>129
コルやライトら昔の人専門に研究しているのはほんの一部。
比率でみても、カントやヘーゲル研究してる人たちの方が遙かに多いよ。
>コルゲート管
http://www2.odn.ne.jp/phonon/7.htm
>工業用フェンス
ゲーリー自邸?

大手ハウスメーカーが手を出さない低予算の建築をつくるのは、
知恵でカバーする(若手)建築家だよ。FITやデミオでも高いと思う
人たちは”信頼できる”建築家のところに行くが吉。
若手の人たちは信じられないくらい低予算の仕事でもがんばってるよ。
フェラーリやNSXを自由に創れる環境にいる建築家は、自力で哲学しようとする
哲学者と同じくらいごく一部だよ。
131考える名無しさん:02/11/21 23:34
>昨年の自殺者、4年連続で3万人台. 昨年1年間
の自殺者は3万1042人に上り、前年より2.9%減ったものの4年連
続で3万人の大台を超えたことが24日、警察庁のまとめで分か
った ...

こういう時代ですよ。
少子化で人口も減り、地価が下がるから、デフレも進むでしょう。
300万円住宅を作るほうが、コルビ研究より遥かに最先端だと思います。
雑誌も、巨匠の中東の巨大作品より、こちらにスポットを当てて欲しい。
132KON:02/11/21 23:38
蜂の巣?
の情報有難う御座いました。素晴らしい研究ですね。
133考える名無しさん:02/11/21 23:41
>>131
建築は基本的に大量生産の規格品でないし、人件費(これが一番金かかる)
の割合が多いのでユニクロのように急激に値を下げるのは難しい・・。
でも、そういった金や名誉には結びつかない地味な仕事に、
もっとスポットを当てるのは吉。
134考える名無しさん:02/11/21 23:53
河合さんの「コルゲート管」でも「塔の家」でも「住吉の長屋」でも常識で
考えたら不便この上ない家。
でも、その不便さの中で何とか快適に暮らそうという「自力の努力」が
大切じゃないかな。利便性を追求する現代人からみたら不合理な考えだけど、
不完全なものを自分で手入れ、工夫、なだめながら使う楽しさってない?
手のかかるものの方が愛着わくでしょ?
これは個人の価値観があるのでどちらがいいとは言えないけどね。
ただし、「住吉の長屋」。
人に住ませるのはイクナイ!建築家本人が住みなさい!
135KON:02/11/22 00:22
農業従事者なら、皆知っているが、
ビニルハウスって冬でもとても暖かい。
あんな薄いビニル、一枚でって思うぐらい。
少なくとも冬は過ごせる。(逆に夏は無理)
俺が学生なら、一冬、ビニルハウスで暮らしてみて、
少なくとも寒さは防げると、卒論に書くのだが。(ただしN35度以南の話)
こういう馬鹿な研究も、きっと役に立つと思う。
コルゲート管も快適に暮らせる工夫を研究して欲しい。
逆に土管の方が、向いてるかな?
136考える名無しさん:02/11/22 00:28
>ただし、「住吉の長屋」。
人に住ませるのはイクナイ!建築家本人が住みなさい!

賛成。そして75の時、卒中で、トイレ前で倒れれば本望なんじゃない?(w
137134:02/11/22 00:31
>>136
134ですが、ワラタw
138考える名無しさん:02/11/22 00:41
ある若手建築家は紙管の建築で有名だね。その人現場シートで住居を造ったり
してアフガン?あたりに行ってたな。
土嚢で造る人もいるし。
若手はみんないろいろと研究してると思うよ。
コテコテに思想かぶれなのは、80年代ぐらいまでじゃない?
139考える名無しさん:02/11/22 00:53
学生です。
(上の方の「建築科」さんとは別人です)

実際に設計をされている先生は非常に現実的です。
うちの学校には割と有名な建築家の先生も何人かおられるのですが、
意外なほどに現実的でシビアです。
また、就職活動の一環でデザイナー及び建築をされている方と
会う機会が多かったのですが、現場にいる人ほど現実的だと感じました。

逆に、史論系の先生はもちろん、かつて設計をしていても
実務の一線を退いた方は思想を重視する傾向が強いです。
140考える名無しさん:02/11/22 00:53
マガジンハウスの
ペットorネタと化した
20世紀の巨匠たちからはもう学ぶことなど
何もないでしょう
「CASA BRUTUS」なんてみてると
モダニスト達が道化に扱われている
141139:02/11/22 00:55
…読み返してみたら「だからなんなんだ」って感じですね…
とにかく、そんなに思想に傾いて建築を造っているような
建築家ってなかなかいないと思います、ということです。
そういう建築家って目立つし扱いやすいからメディアには
よく取り上げられますけど。
142考える名無しさん:02/11/22 00:58
「CASA BRUTUS」辺りを見て建築を語ってはいけません。
143考える名無しさん:02/11/22 01:00
>>140
それって、カントやヘーゲルから学ぶことなど何もないといってるのと同じだと思うけど。
144考える名無しさん:02/11/22 01:07
逆に聴くけど
時代に本当に対面しようとする思想家にとって
カントやヘーゲルから学ぶことがあるんですか?
(知るということではなくて)
145考える名無しさん:02/11/22 01:10
>>144
どの分野でも歴史を学ばずに新しいものを創ることは不可能だと思うのですが。
創造って、歴史との対決、乗り越えでしょ?
146考える名無しさん:02/11/22 01:28
144が真面目に言ってるんだとしたら合掌だな
147考える名無しさん:02/11/22 03:21
蟻の巣のような形で日当たりのいいのつくってくらはい
14837:02/11/22 04:43
>>117-119
「住吉の長家」は個人宅なので、いろいろな人(つまり家族?)が住むといっても、
家主はこの特殊な住環境における生活上の注意点について、配慮するんじゃないかなあ?
子供がいれば「走ったら滑るから危ないよ」と言う、とか。

その上で、建築家が責任を感じるとするなら、
それは自分が「よいだろう」と思ってつくったものが
「よくない」結果を導いた事に対する「(泣」では?
ただし、結論として>>119には同意。
が、それと「リコール云々」をくっつけるのは違う。

ちょっと前にタケシが特番の中で、
ルイス・バラガン(だったよね)の例のピンクの家を訪問してましたね。
建築雑誌とかの写真じゃ「絵」になってしまいがちなんだけど、
映像で見ると空間がわかって感動した。あれ見た人どーでした?
149ぺん(ぺん):02/11/22 05:34
漏れが工房だった頃、「Any会議」というのが
ミーハー・リアル工房の間でおしゃまな話題になってました。
なんだかよく分からずに、チュミやコールハースに引かれて
工学部(理科T)を目指した工房も多数いました。
(漏れも、わけも分からず、「a+u」や「GA」など拾い読みしていた
超恥ずかしい経験があります・・・汗)
90年代は、なんだか建築を語ることが
リアル工房などの現代思想ドキュソの間で妙に流行っていた気がします。
現在のリアル工房は、建築に魅了されていたりしてるのでしょうかねえ?
150考える名無しさん:02/11/22 06:12
>>148
谷口さんといい、ズントー、バラガンといい、
37さんはこちらが嬉しくなってくる名前を出してきますね。
(ゲーリーには少し苦笑いですが(笑))
建築に限らず、美術全般好きなのですか?

37さんのように、建築に興味を持ち、
自分の目で判断できる方が増えれば、
建築に対する過度の警戒心も少なくなるのではないか
と思っています。
151考える名無しさん:02/11/22 08:01
>148
私も見ました。
深夜のぐだぐだな時間に見たせいか(ビデオで)、
涙が出るほど感動してしまいました(w

でもあの人も空間に関しては相当厳格ですよね。
哲学というよりアートな厳格さですけど。
152考える名無しさん:02/11/22 08:39
>>150
谷口、ズントー、バラガンを同じ地平で語るのには
無理があるんでないだろうか?

ズントーだって初期作品はばりばりのポストモダンだし、
その意味では隈研吾と同罪じゃないのか?もちろん、
彼が今作っているものの評価を疑うわけではないけど、
何がいいか、なんて簡単にいえるものではない。

そしてなぜゲーリーがだめなのか?
153考える名無しさん:02/11/22 09:40
>>152
>谷口、ズントー、バラガンを同じ地平で語るのには
>無理があるんでないだろうか?

ここは学術的な場ではないので、
分野にこだわらず自由に語っても良いと思いますよ。
バルセロナ・パヴィリオン、TWA、ギラルディ邸、桂離宮・・
素晴らしい建築に、境界など無意味ですからね。
特に、専門外の方に建築理論など不要。
自由な感性で見てもらうのが一番です。

>何がいいか、なんて簡単にいえるものではない。

単純に僕の好みです。、
ただし、谷口さんもズントーもバラガンも、
深入りすればするほど、建築の奥深さを感じさせてくれる
建築家ではないでしょうか?個々人の好き嫌いは
あるでしょうが、彼らの作品を否定する人はいないでしょう。

ポストモダンの功罪はどうでしょうか?

>そしてなぜゲーリーがだめなのか?

僕自身ああいったコテコテしたのは苦手なのですが、
ゲーリーだけは好きなのです。(浅草のうんこビル(笑)もなぜか好きです)
ただ、37さんは”大嫌い”だそうなので思わず”苦笑”と(笑)
彼ぐらい一貫して信念を貫き通し、質の高い建築を創れば
認めざるをえませんね。このスレでは、一番にやり玉に挙がりそうな
建築家ですが(笑)
http://www.frank-gehry.com/index.htm
154電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/22 10:22
>>153
ここは一応、哲学板ですよ。好き嫌いの感性そのものを対象にして分析するのも
哲学の一分野です。ただ好き嫌いだけ言うのであれば、それに相応しい板を探せば
言いだけの事です。

それと建築物は鑑賞対象だけではありません。住居という機能があり、それを無視した
自由な感性云々する風潮がバカな建築家の存在を許してきたのです。溜息が出ます。
155考える名無しさん:02/11/22 10:26
建築の他の芸術分野に対する差異について考えた場合に、それが街を作る
わけですから、その時代の雰囲気というか、社会的物質的利害の影響を非常に
受けやすいという点が指摘できると思います。
哲学と建築の関係を語る場合にはそれは落とせないのではないかと。
そう考えると、一番注目に値する建築家というのは、意図的に高度資本主義
社会の建築はどうあるべきかを考え続けているコールハースになって
くるんじゃないかなあ‥と。
156電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/22 10:37
建築という概念はかなり広いのです。小は個人住宅からはじまり、街づくり、
地域作り、都市計画、国づくりとその周辺に係わるものなど限がありません。
あまり拡張して考えてしまうと収拾がつきません。
157考える名無しさん:02/11/22 12:20
町並みにそぐわない、建物は単に建築家の自己顕示欲と思われ。
>>124、みたいな建物が隣に建ったら、嫌でしょう。
158考える名無しさん:02/11/22 12:30
哲学板なのに多くのレスがつきますね。

>>154
>ここは一応、哲学板ですよ。好き嫌いの感性そのものを対象にして分析するのも
>哲学の一分野です。

そうですね。そういった哲学的に踏み込んだ視点での
建築分析には僕も非常に興味をもっております。
僕自身、哲学に疎いのでこちらから問題提起できず、
また、過去レスの”建築科”さんらの提案にもかかわらず、
なかなか話が噛み合ってないのは残念です。

>それと建築物は鑑賞対象だけではありません。

これに関してはどうでしょう?ここが建築科の教室なら電波さんの言うことも
もっともでしょうが、スレの流れとして相手は非専門家の(37さん)、しかも、
話題はバラガンですよね?己の感覚のみで自由に評価して良いと思いますよ。
それと設計者が機能をおざなりにしていい、ということとは別問題です。
非専門家の方が、あのバラガン建築を語っている時に、機能や理論といったものを
いきなり持ち出すのは野暮だと思いませんか?(板違いなのは認めますよ。)
もちろん相手が、そちらに話をふってくれれば喜んで応じますけど。
159考える名無しさん:02/11/22 12:31
>>155
僕は155,157さんの意見に賛成です。建築の学び始めの頃、
「建築単体で考えるのではなく、その周囲の環境や街並を考慮に入れて設計しなさい」
と、くどいほど言われたものです。
周囲の環境も考えずに、自分の思い通りに設計することは
まさに建築家のエゴです。そこが社会的責任を負った建築家の
義務だと思います。
コールハースの理論はよく知らないので、具体的にどうこう批評することは
できませんが、彼のアプローチは素晴らしいと思います。

これから、哲学板らしい議論が出てくることを僕も楽しみにしています。
板違い失礼しました。
160電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/22 12:48
>>158
果たしてそうでしょうか?
居住として建築を考えた場合、それは専門家だけの専有物ではなく、非専門家
との共有空間として与えられ、そこで非専門家である人の生き方の価値観に基
づいて提示されたものを専門家が機能性などの視点を踏まえて調整し、形作る
のです。居住のための建築と鑑賞のためだけの建築とは峻別して考えるべきだ
と思いますよ。
161電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/22 12:53
>>159
一住戸が町としての最小構成要素であることは間違いありません。
そこに調和を求めるのは当たり前の事で、口にして出す事が恥かしいという
建築に携わるものの常識が今では通じなくなってきていますね。

しかし、街づくりと一住戸とは取りあえず分けて考えないと建築そのものが
曖昧になります。分けない場合、没個性に陥るし、分けた場合の弊害としては
異様に突出したものになる非常識現象がありますね。
162考える名無しさん:02/11/22 12:59
>>160
その通りです。言われていることに間違いはありません。
ただ、ここではバラガンの建築について語っています。
彼の建築を語る時は、
どういった視点で語るのが作者の意図に沿うものでしょうか?
バラガンが一番表現したかったのは何でしょうか?
僕は37さんや151さんは、バラガンの意図を
充分読みとろうとしてくれていると思っています。
163155:02/11/22 13:08
周囲の流れと合わない建築で成功した例として、ポンピドー・センター
なんかがありますよね。「異化作用」という奴ですね。
僕の個人的な考えでは、こういう種類の論理の上で一般法則を構築
しようとするのは、近代建築と同じ失敗をしてしまうんじゃないかと
思いますよ。現場に行って、そこにふさわしい論理をその場その場で
構築するしかないんじゃないですかねえ‥。
‥それよりここは哲学版なんですが‥。
164電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/22 13:10
>>162
バラガンを建築という概念のなかで語ることが妥当かとうかが問題になると思います。
これは「庭園が建築物とは言えない。庭園は景観造形という別概念にすべき」という
議論と通じるところがあると思います。

また話の流は安藤氏の建築(これは間違いなく建築)から始まっており、、バラガンを
同じテーブルでは語れないと私は考えます。
165KON:02/11/22 15:33
哲学から、下ネタまで。
アートから、実用性まで、
ガンガン書いてください。

なんせ2CHですから。(わら
166考える名無しさん:02/11/22 16:05
>バラガン・・安藤忠雄が私淑すると聞いて、違和感のない建築。
コンクリートが剥き出しのものは少ないけれど、壁面のスカッとした感じや、
シンプルな空間に精神性が宿るようなものが多い点は共通するかも。教会もあったし。

しかし、そろそろみんな、安藤ショックから目覚めないか。
「シンプルさ」や「不思議な静寂感」は認めるけど・・・、「実用性」はどうよ。
167KON:02/11/22 16:34
安藤さんは、最初嫌いでした。
例の住吉の長屋で。
所が直島美術館で、印象が代わりました。
実はベビーカート連れで行ったのですが、全部周れました。
以外と親切じゃん・・。
まあ、建築家も、変化していると言う事でしょうか。
それにしても、恐かったな。誰もいない、エスカレータ・・。
168考える名無しさん:02/11/22 17:39
東京芸大出身でマンション専門の建築家である父は若い頃、
住宅の設計を頼まれて、当時としては斬新なガラス張り、
バルコニーなしの住宅を設計したそうだ。
たしかにパースを見る限り、今でもカッコいい。
しかし、メンテナンスに金がかかる、住みにくいと評判は散々で、
2度と個人住宅はやらないことにしたと聞いたことがある。
169155:02/11/23 01:27
安藤忠雄で昔感じたので思い出したんだけど、今は違うけど、出始めの頃の
安藤の建築って、ポンピドー・センターとは調度逆の異化作用があったよ
うな。
ごちゃごちゃっとした日本の街並の中で、彼のコンクリート打ちっぱなしの
何も語ろうとしない静寂の建築は間違いなく浮き上がって見えた。
170KON:02/11/23 01:35
車の場合、操縦性、安定性、0〜4テスト、スラロームテスト、燃費、長期リポート、
クラッシュテスト、積載能力、内装評価、C/P、等様々な基準があり、ユーザーはそれを参考に
試乗をしたりして、車を決めます。

家の場合どうでしょう。どんな基準がありますか?
快適性、安全性、燃費、C/P、長期耐久性等、チャート化して欲しい物です。
少し前、今は亡き夏彦さんの「室内」の特集が話題に成りましたが・・。

どのメーカーもしくは建築家の家が一番良いのでしょう?
現状、ユーザーは、感と噂で買うしかないのでしょうか。
171KON:02/11/23 01:38
感ー>勘の間違いでした。
172   :02/11/23 02:00
>>83
なぜですか?(笑 
自然の厳しさを、体感させるためですか?(笑
正直、コンセプト自体は、恥かしい物です。
素晴らしい美学があるなら教えて下さい。
17337:02/11/23 04:45
相変わらず板違い長文レスで失礼します。

>>150
建築も美術も好きです。電波さんが言われているように、
建築と美術の間には溝があると思いますが、
そこには何かしら通じるものがあると思います。哲学も。

ところで、ゲーリー。正直なとこビルバオ・グッゲンハイムしか知らないんです。
なぜあれが嫌いかというと、ぐにゃぐにゃしたのが生理的に嫌いというのもありますが、
あの建築が、中の美術品と調和しているのか懐疑的だからです。
展示作品との関係の中で展示室が設計されているか?
建築全体と展示室の関係はどうか?
訪れていないので実際のところ何ともいえませんが。
常設展示作品ばかりであれば、作品と空間の関係を検討することができますよね。
実際にそういう美術館もありますし、その選択は、
>>124他の「住宅」の問題にも通じるところがあると思います。

>>158
>もちろん相手が、そちらに話をふってくれれば喜んで応じますけど。

ありがとうございます。じょじょにいってくれると私としては嬉しいです。
ただ、>>165のいうとおり、適当にあしらってもらっても結構です。

安藤建築における美学は「光の教会」でしか感じたことない。
日常の光と信仰の光が十字架で化学反応するというコンセプトは、
アジアチックな意味での神の遍在という、安藤流のアレンジだと私は感じました。
けっこう攻撃的な意味にもとれるなあ、と。
174考える名無しさん:02/11/23 05:27
斬新なデザインの建築を設計すること
がもはや一流の建築家のしごとではないような気がする
175考える名無しさん:02/11/23 07:32
電波男さん、その他の人が語っている、建築は都市に調和させるべき、
という主張はもっともなんですが、さて、じゃあその調和させるべき
都市というのはどんなものでしょうか?

日本の都市って調和どころか変なものを建てれば建てるほどその差異が
見えなくなってくる、という感じじゃありませんか?
住宅地や地方都市の商店街などでデザインコード(条例など)で決めても
成功した例ってないと思う。東京の話しで申し訳ないけど、多摩センター
なんて、バッチリ都市計画してたはずなのに、今や・・・。
保存すべき街並みなんてほとんどないのが現状だし。そういう、無印的
都市(コールハースでいえばジェネリックシティ)の中で建築は何ができるのか?

もっと批評ばかりでなく積極的な話しをしたいなあ。哲学版なんだから。


176考える名無しさん:02/11/23 09:22
あまりにも「住吉の長屋」が酷評されているようなので(笑)。

「住吉の長屋」が設計されたのは70年代半ばです。
その当時は、退屈なモダニズム建築が主流でした。機能、合理性重視で、それに直接結びつかない
空間やデザインなどは不必要なもの、と切り捨てられました。その結果、何の変哲のない無個性なビルや
建て売り住宅が街を覆いました。また、これらの建物は、経済性を重視する高度成長下の日本にとっても
都合がよく、時代の要請にも合っていたわけです。
しかし、同じモダニズムといっても表層の思想、形態をまねしただけの建物では、モダニズムの巨匠、
ミースやコルビュジェらの真意をゆがめた単なる「パチもの」にすぎません。

そんな時代のアンチテーゼとして、世の中に提出したのが「住吉の長屋」です。

もともと「住む」ということには、日常生活を豊かにするなにげない潤滑剤、
  「早朝の朝日はまぶしいな。涼しい風が心地よいな。雨の日はなぜかアンニュイな気分になるな。
   どれ、今日は天気がいいから部屋でマターリとごろ寝するか」
といった目に見えない感情が含まれています。
(古い民家の縁側でごろ寝すると気持ちよくないですか?)

   「モダニズムを隠れ蓑に、合理性、経済性の名の下に切り捨てられた「無駄な部分」にこそ
    心豊かに暮らすことの秘密が隠されています。どのような建築条件であろうとも(住吉の長屋は
    非常に条件が悪い)、自然に接して五感を響かせながら豊かに暮らすことができるのです。」

177考える名無しさん:02/11/23 09:23
哲学でもそうですが、新しいものというのは、その時代、さらには歴史との対決の中から生まれてきます。
「住吉の長屋」のような時代背景に意味を持つ建築は、単にそれ単体で評価するのではなく、
歴史の流れの中に置き直した上で、評価することが正当ではないでしょうか?

モダニズム以降、様々な思想の下に建築は創られてきましたが、歴史的意義は別にして、現在においても
強い影響力を継続する建築思想は少ないと思います。安藤さんの思想や建築には、多くの矛盾点が含まれている
と思います。しかし、この「住吉の長屋」が持つ思想性は、現在においても充分意義を持つものではないでしょうか?

とまれ、建築界において、「住吉の長屋」の”偉大さ”は、設計した安藤さん以上に、実際にそれを住みこなしている
”施主”だという意見が一般的でしょう。僕もそう思います(笑)

178考える名無しさん:02/11/23 09:41
安藤が建築美学において一時代を築いているのは
60年代に建築の潮流が一斉にポストモダンへの模索を
始めた時に、安藤だけ愚直にモダニズムに固執したからだろう。
この安藤の非アカデミズム性とある意味DQN的な愚直さ
(コルビュジェ先輩、オレ先輩についていきますよ!センパイ命っス!みたいな)
が今日の栄光を築いたと言える
179考える名無しさん:02/11/23 10:13
>>173
37さんのように真摯な姿勢で建築を見てくれている人がいるとは嬉しいですね。
で、”ゲーリーおじさん”ですが、少し彼を擁護させてください(笑)

彼のメジャーデビュー作の自邸は、70年代後期に完成し、建築界に衝撃を与えたそうです。
この自宅は、金網やトタンや廃材(らしきもの)を”一見”めちゃくちゃに組み合わせて創られています。
「住吉の長屋」と同時代の建築なので、>>176で述べた全く同じ状況、、陳腐なモダニズムに対する
アンチテーゼをこの住宅も持っています。

彼は完全に現代美術から影響を受けた人であり、それは今でも代わっていません。
当時の彼は奇抜な形態の類似性から、流行の建築思想「デコンストラクション(脱構築)」のグループに
入れられていましたが、彼はずっとそれを否定していました。
「デコンストラクション」は今や昔の思想となりましたが、彼の建築姿勢は代わっていません。
自邸の頃からビルバオまで一貫しています。彼は建築を作品として捉えています。
(機能的な事を無視していると極端に受け取られたら困るのですが・・)
その変わらない一貫した姿勢に、(個人的な好き嫌いにかかわらず)、彼の建築を否定できないのです。
>>163の155さんがいうように、それを一般法則として無条件に他の建築家に当てはめるのはもちろん反対ですが。

僕自身、ビルバオのような自己主張の塊のコテコテ建築は基本的に好きではありませんが、
彼のような「建築作家」(美術としての建築)を否定しては建築は成り立たなくなるのではないでしょうか?
実際に行ったことがないので何とも評価できませんが、ビルバオはそれ自体が美術品である、
と思った方がよいと思います。
あれは単なる器、建物ではありません。所蔵品との調和をはかる前に、それ自体が一流の(?)所蔵品なのです。

この辺りの議論は、普通の人は建築家の思想や人となりも知らずに、ただ「もの」だけで判断するので(そしてそれが正しい見方!)
難しいところですが、一応ここでは大好きな「ゲーリーおじさん」の擁護をさせていただきました。
あと、よくオサレな家具屋で見るダンボールの椅子も彼です。どこか変わったお茶目な人なんです(笑)
板違い失礼!
180考える名無しさん:02/11/23 10:20
それともう一言。
ビルバオの正当な評価は歴史においてしかなされないでしょうね。
本家グッゲンハイム美術館はライトの設計で非常に奇抜な建築です。
当時は町並みを壊すと、とても評判が悪かったそうです。
それが今では、この建築なくしてあの街は語れない、みんなから愛される建築となっています。
181考える名無しさん:02/11/23 11:08
安藤を真に受けるものは、、、
182考える名無しさん:02/11/23 11:35
機能主義ってようは現場建築家のコンセンサスというか、
暗黙の趣味じゃねえか。
「趣味性に走った芸術気取り」建築を叩く行為も、
しょせんは一趣味にすぎんよ。
一部哲学者の「哲学的」という言葉に対するフェチに似ているだろう。
ようは自己正当化の言説。
183考える名無しさん:02/11/23 12:52
亀倉雄策のフェンスの椅子は、かっこ良かったな〜。
座り心地は、悪いだろうが。
デザインと機能、両方は並び立たず。
184   :02/11/23 14:09
>>179
ま、ビルバオの美術館は、作家性、記念碑としての建築、オブジェとしての
建築、ソリッドを強調した建築であり、その点ではピラミットと根本的な
設計概念では同じだと思います。
図面を見る限り、ファーサードにおける歪みを、そのまま内部空間に
移すような事もない。きわめて、美術館としてのオーソドックスな機能
を実現するだけの物であって、コルビジェ的で弁証法的な空間構成
は、特別狙ってない。 
完全にモニュメントとしての建築であって、建築自体のソリッドと
ヴォイドは完全に切り離してる。
作家性を打ち出す事が、エゴだと言われればそうだと思いますが、
例えば、中世の代表的な建築は、100%とエゴになる。
それにビルバオのような伝統的な建築の残る町並みに、
きわめて現代的で作家性を打ち消した、例えば、横浜客船ターミナル
のようなランドスケープと一体になった建築が必要だったか?
となれば疑問です。
あの町並みに、相対的にはゲーリーのビルバオの美術館の選択は、
正しかったと思います。 ま、僕もゲーリーは、現代的な建築概念
を持ってそうでいて、実は古典的だと思う。これからの時代に必要な物
かと言われれば、疑問が残る。 ビルバオのような都市でしか、
あーいう作品は成立しないと思うし。

   
185184   :02/11/23 14:39
要するに、前述の客船ターミナルのように、都市としての機能を意識した
作家性の消去は、ビルバオの美術館には必要なかったと思いますが、
これからの現代建築を考える上で、ゲーリーのような設計概念は
否定される対象にはなると思います。
186   :02/11/23 19:25
>>179
何かカーサーに載ってるような記事を、まる写しみたいですけど、
それじゃ、説得力ないよ。建築勉強してるなら、もっと
具体的な論理展開して下さい。
何か建築家代表のような口調ですが・・・
187考える名無しさん:02/11/23 19:28
>>170
住宅を、選ぶ基準の一つに熱損失係数、Q値があります。
(例)132平方メートルの家で「Q値」が0.1違うと・・・
暖房費1,127円/月  こんなに違う!
冷房費 830円/月 0.2違うとその倍になります。

詳しくは。
http://www.konasapporo.co.jp/Heating/HeatLoss/HeatLoss.htm
188KON:02/11/23 21:29
プラグマティック対、空想社会主義みたいになって来ましたが、
両方平行して、やりましょう。(ワラ
189 184  :02/11/23 22:13
>>188
ていうか、空想を語ってるつもりはないのですが・・
190考える名無しさん:02/11/23 22:14
191KON:02/11/23 22:53
悪口と誤解されてる様ですが、空想社会主義は、ユートピアン・ソーシャリストとも呼ばれ、
理想社会建設の、かなりのムーブメントでした。
ヴェネボロ「近代都市計画の起源」 
 西洋の近代都市計画がどのように始まったか。19世紀の思想史やいわゆる
空想社会主義者のコミュニティの実験などをふまえて語る(鹿島出版会)。

この辺りをお読み頂ければ、誤解も解けると思いますが。
192考える名無しさん:02/11/23 22:53
建築家→オレの建物に住めや!
使用者→オレの為に作れや!
ッてことでしょうか?
193184  :02/11/23 22:55
>>konさん
もしかして、ゲーリーの建築を否定すると社会主義に
なってしまうんですかね・・。
194184  :02/11/23 22:57
すいません、ちょっと勉強してみます。
193は忘れてください(笑
195184  :02/11/23 23:36
先程は失礼を・・

作家性を消去した建築(匿名性の高い建築)について、ちょっと
付け足します。
今、前にも書きましたが、ランドスケープと一体となった、極めて
身体性の高い建築やガラスを多用した(ジャン・ヌベェルのような)
視覚的に実体性の薄い建築が、都市として有効だという風潮があるように
思えます。 いわゆる都市全体が環境との同化、空間感覚の喪失に
向かっているように思います。その事によって、カオスとしての都市が
強化されるという事だと思います。
しかし、都市の多様化された空間ー抽象的空間、一般化された空間
、開放的空間、閉じた空間、まばらにされた空間によって、
人間のー有機体を周囲と区別し、その事によって起こる
意識と空間における特異点とのつながりの感覚は、浸食作用を
受けざるをえない。このカオス化された空間によって、
精神的な虚弱を招くし、空間認識においても曖昧になり
方向感覚を失うとも思う。
上海などの人口の過密化されてる都市では、この事に
よって新たな問題を作るとも思う。

でも、だからって自分が解決案を持ってる訳でもないですか・・・



196考える名無しさん:02/11/24 01:57
都市は本当に多様化しているのか?
どんどん世界中、同じになってきてるぞ、ってのが
コールハース先生の主張だと思うのだけど。

197179:02/11/24 03:13
>>186
>何かカーサーに載ってるような記事を、まる写しみたいですけど、・・
>・・何か建築家代表のような口調ですが・・・

CASA読んでませんよ。僕のレスをみて 丸写し記事にしたのかもしれませんね(笑)
スレの流れからいって、ゲーリーのような建築家は一番のやり玉に挙がりそうだと思いました。
僕が179でいいたかったのは、全てを一般法則で考えずに、特殊解を認めて欲しいと言うことです。
「住吉の長屋」でもそうですが、真っ先に批判の矛先を向けねばならないと思うのは、彼ら先達者たちでなく、
それを隠れ蓑として自分を正当化する「フォロワー」です。

僕が彼らを擁護したからといって、彼らの思想、造形を一般解としたがる人たちや建築家を
擁護しているわけではありません。その反対に、彼らを一般解としてみる人たちには
「ちょっと待って」といいたくなるわけです。
(もちろん先達者だからといって、無条件に全てを許容するわけではないのは常識です)

”基本的”には、先入観抜きで、見て、感じて、住んでみた「(広義の)もの」がいいものは
ジャンルを問わず、すべて良い建築だと思います。
また、すぐに思想や造形でジャンル分け、体系化したがる風潮には懐疑的です。

また、長文、感情的カキコ失礼をば・・。
198155:02/11/24 03:23
ずいぶん昔の話になるけど、コールハースはラ・ビュレット公園の計画案で
公園を歩いていく人間の視覚の刺激にのみ訴えかけるために、公園を輪切りに
仕切って、電飾かなんかをその間に挟み込む、みたいなアイデアをだしていた
ことがありました。
都市は人間の欲望を純粋に具現化するための装置になっていく、彼はそう
言いたかったんだと思った記憶があります。
そうなると、建築家の個性というのは、どうなるのか、という問題がでて
きますよね。
それから逆に、その刺激される欲望自体が社会的に形作られていくものだから
‥、という別の命題も出てくると思います。こいつは直接的には建築と関係
ないけど、都市を語る上でははずせないんじゃないかなあ。
199184  :02/11/24 09:10
>>196
ま、グローバル化により、各都市の距離や場所を無効化されてきている
という解釈はしてますが・・それでもやっぱりその都市の個性は、生き残って
いくものだとは、個人的には思ってます。ちょっとコールハースの本読み直して
みます(苦笑
200184  :02/11/24 09:38
>>197
そうですか、いや感情的な事書いて申し訳ないです。
自分も学生だし、何か解ったような事書いてしまったし。失礼しました。

全て一般法則では、見られないのは確かにそうだと思います。
179で言われた事は、一般的に言われてる、作品に対しての批評だと
思いますが、それを全て許容するのは僕も同意できないです。
ただ、その背後にある建築思想は、建築を作る上では不可欠だし、
また実際にその空間に体を置いた経験から新に、建築思想を
再構築する物だと思う。 ゲーリーの建築に限らず、五感を通して
しか発見出来ない事もありますが、歴史、地形、思想という格要素
を意識して設計もされるし、結果的にそれが体系として消化される物
だと思います。体系化は何時の時代も避けられない物だと思います。

偉そうな事を申し訳ないです。 また、宜しかったら相手して下さい(苦笑

201184  :02/11/24 10:22
>>198
僕もラ・ビュレット公園のコンセプト見たんですけど、
それには、意図的に空虚化された物で、機能的な要素
をあえて捨てて、それによって、どんな新しい環境に
も対応できるという事だと思います。
いわゆる「建築をその環境に合わせて育てる」という
事で、すでに存在しているルールに、絶えず一貫して
新しい情報を取り込ませていくという考えだと思う。
何か凄い考えだけど(笑 個人的には香港、東京などは
これに近い都市形態だとは思いますが・・。でもこれだと
ますます人が都市に集中してしまうけど。



202179:02/11/24 13:48
>>200
あ、>>186は184さんだったのですか。失礼しました。煽りだと勘違いしてしまって(笑)
184さんが来る前まで、あまりにも「特殊解」の建築を「一般解」として、建築家を批判される方が
多かったのでつい僕も感情的な擁護を・・(笑)
184さんは>>195の「建築用語」ですぐ専門の方とわかりましたよ(笑)
184さんが来てから、急に議論が深くなったので、これからの展開を楽しみにしています。
建築の学生の方でも、哲板を覗く人がいるのですね。
僕は社会人ですが、まだまだ「ひよっこ」なので、この板で勉強させてもらっています。
よろしければ一度覗いてみてください。
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1035297115/l50 の”初心者その1”
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1035781801/l50 の”寅”
僕はどうしても、「ものが良ければいいんだよ、コノヤロー!」などと不届きな事を考えてしまいますので(笑)、
コテコテの建築理論には身を引いてしまいます。反対に、建築と関係のない哲学理論の方が
素直に吸収できますね。少しこのスレで建築理論を勉強し直してみようかな(笑)
またまた独り言ばっかですみません(汗)これからもよろしくお願いします。
203179:02/11/24 15:40
あ、言い忘れましたが、設計事務所勤務です。
204電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/24 21:47
>>179
ここは哲学板であって、建築板や芸術、美術板ではありません。
建築物をどう評価するというのは第一義ではありません。評価する時の価値基準、
個人や全体の価値体系そのものを議論の対象にすべきなのです。建築科の学生諸君
やその延長線上で建築そのものに対する憧憬として思想がらみでお話されたいのな
ら、完全に板違いです。
205考える名無しさん:02/11/24 21:58
>>204

お前もな〜Ψ(`д´)Ψ
206考える名無しさん:02/11/24 22:15
痛いヤシは自分の事がまるで見えない(藁
そして次のレスはオマエモナか?(藁
207考える名無しさん:02/11/24 22:21
すべてが建築、なのにね・・・
208考える名無しさん:02/11/24 22:22
>>206
惜しい!逝ってよしでした。
209考える名無しさん:02/11/24 22:44
デザインや思想って建築の「個性の一つ」に過ぎないのに、
やたら重視されてますね。
肝心の「住みやすさ」はどうよ?
210考える名無しさん:02/11/24 23:53
>>204
じゃあ、電波が「哲板らしい」建築スレの話題を
ふって議論をリードして見ろよ。
文句ばっかりいわずにさ。
211D・I・Y:02/11/25 00:10
家を人に建ててもらう率は、世界で日本が一番高いと思う。
途上国はもちろん、
アメリカなんか、DIY感覚で自分や仲間で、楽しみながら建てちゃう。
ログハウスとか。ホームセンターも機械から重機までレンタル。
建築家に頼るのは、一部の金持ち。
そろそろ日本人も建築家の押し着せ哲学に頼るんじゃなく。
自分でコツコツ建てる楽しみを見つけよう。
何やっても自由だよ。残業減って、暇でしょ?(w
212考える名無しさん:02/11/25 01:02
自分で作るなら、こんなスレあるよ。
http://science.2ch.net/test/read.cgi/doboku/1016642065/l50
213184  :02/11/25 01:10
>>202
え、そうなんですか。すいません、誤解してました。
ま、僕は何か、視野の狭い見方をしてたのかも知れないです。
気を付けます・・
>>204
すいません、ちょっと意味が解らないです(苦笑
自分では、現代建築という全体の価値感について
書いたつもりだったんですが・・
214考える名無しさん:02/11/25 01:22
渡辺篤史の建物探訪、2CH編。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/build/1034254841/-100
215考える名無しさん:02/11/25 01:35
朝Xソ−ラーは、屋根を痛めるし、5年で壊れたら撤去が大変。
216(・ω・):02/11/25 01:43
正直、ど う で も い い です。
我が家がもう少し快適になって
くれさえすれば…(´・ω・`)
217考える名無しさん:02/11/25 12:00
電波は強く批判することに酔いしれている所がウザイ
原則を持つことと意固地なことの識別できてんのか?

いくつかの欠点を含むにしても
184の方が数年後ちゃんとした見方をしていると思う
218考える名無しさん:02/11/25 13:04
>>217
ちゃんと論証して見せたら?
219218:02/11/25 13:16
>>217
哲学という土俵で建築学を語ることと、建築学で建築を語ることの違いが理解できていますか?
ここにやってくる建築プロパーの人たちはそのあたりを勘違いしているので電波氏は指摘して
いるだけだと思いますよ。

某思想系学会に入会されている有名な建築家の方が懇親会とかで議論を吹っかけてくるのですが、
上記の点が先ず理解出来ていない事、哲学的にものごとを考える訓練を意図的に避けている事を
私は指摘いたします。電波氏は哲学研究者の良識としてその点を示して、方法を示唆しているだ
けであって、>>184さんにとってはいい授業になっていると思いますよ。

そのことが解らない>>217は哲学初歩から勉強しなおしてください。
220考える名無しさん:02/11/25 16:09
>>184さんの
>例えば、中世の代表的な建築は、100%とエゴになる。

そうかなあ。中世の建築はコルビュジェ風に言えば
「キリスト教の偉大さを認識させるための機械」
とは言えないかなあ?あれほど機能的に作られているものはないよ。
無知な人間が、教会のゴシック建築の内部で、
ステンドグラスから差し込む光を浴びて、バッハの曲のオルガン演奏
を聴けば信仰心が昂進せざるを得ないと思う。
221184  :02/11/25 16:48
ま、哲学については、知識も理解も浅いし、読み直すと
自分では意識したつもりだけど、客観的にみると建築学
という枠の中での事だったとも思います。
哲学を誤解していたかもしれないし、少し勉強しときます(苦笑
222 :02/11/25 17:04
223184  :02/11/25 17:22
>>220
そうですね。極端な表現で「エゴ」という価値観を誤解
してたと思います。

中世の偉大な建築は、その当時の宗教観に影響された、機能
とデザインが見られるけど、ニーチェの言葉を借りると
「建築は、大いなる意志の行動であり、陶酔である」
「建築家は常に権力の暗示の下にある」
とありますが、これは特に中世時代の建築に当てはまる物
だと思います。 で、これを僕は、記念碑的であるという
だけで、極端に「エゴ」だと言ってしまった。
実際には、その当時の一般的な宗教観、精神文化に対して
忠実に表現した物であり、その建築家の作家性は、前面
には出て来てはいないと思う。
それに対して、現代建築は、多様化した、普遍的な価値観
の存在しない現在に、作られてる物だし、特別な権力も
存在しない。あくまでも個人主義的な建築が成立してしまうし、
ゲーリーの作品においては、あの場所に対して自分の作家性を
提供した物で、客観的にエゴという視点から見れば当てはまる
と思う。  長々とすいません。 ま、個人的にゴシック建築
などには、憧れがあるし、一度見てみたいです。


224184  :02/11/25 17:40
関係ないけど、現場のバイトしてて、綺麗な曲線を苦労しながら
作ってる職人さんを見ると、「いや、これって建築家のエゴだな」
と感じます(笑
225考える名無しさん:02/11/25 18:40
建築って哲学用語と現実的には遠いから逆に語りやすいみたいね。
日本語の文法と比較してたひともいたよね?だれだっけ。
そういえばいいじまよういちは、学生のつくった実際には建たない
(構造的に不可能)プランでも容認してたなあ。
ゲーリーのグッゲンハイム実際みたけど、スペイン人がつくったせいか、
内部のつぎはぎの部分とか、ほんとに信じられないほど、剥き出しで汚い
仕上げだったなあ。ギャグかとおもった。明らかに目立つのに。
カテドラルも友人のスペイン人は「小さい頃から見てるから行っても
退屈」っていってるのきいて、なんか見方が変わったな。



226考える名無しさん:02/11/25 21:52
桜田ファミリア、建築主任ですが、何か?
227考える名無しさん:02/11/25 23:23
主任、彫刻主任とは、話があいますか?
228考える名無しさん:02/11/26 00:20
電波カモーン
229シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/26 00:34
まあ建築屋は土建板を盛り上げにかえりませう。
230考える名無しさん:02/11/26 01:22
桜田淳子さんは、兵庫に住んでますが、何か?
231おい:02/11/26 05:16
184よ、良くもそんな恥かしい論理を言えるな。
土建板の奴は、みんな笑ってるよ。
232考える名無しさん:02/11/26 05:37
ということは
これから231の素晴らしい論理が聞けるわけですね。。
233考える名無しさん:02/11/26 07:49
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 231の素晴らしい論理まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |素晴らしい論理|/
234考える名無しさん:02/11/26 07:58
☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 231の素晴らしい論理まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       | 理論でなく論理 |/
235考える名無しさん:02/11/26 12:33
>>233,244=184
言ってる事が、学生の未熟さ丸出し。Rをつけることが建築家のエゴ?
現場を殆ど経験して無いだろ?建築についての知識は学生以下。
236考える名無しさん:02/11/26 12:37
☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 235の学生以上の知識まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  Rはエゴ  |/
237236:02/11/26 12:40
232でも235でも、人のレスを批判するんだったら、
それ以上に説得力のあるレスを返すのが当然だろ?
でなけりゃ、煽りと思われるぜ。
とりあえず、235の学生以上の知識に期待。
238236:02/11/26 12:42
>>237訂正
232じゃなくて231な。
239235:02/11/26 12:46
>>236 = 184
批判するには、その対象がそれだけの価値、意味が無ければならない。
わたしは批判しているのではなく、否定し、嫌悪しています。

バカは黙っているか、考え直してまともなカキコをして欲しいのです。
240236:02/11/26 12:50
まあ、どっちでもいいんだが、俺は184じゃないよ。

>わたしは批判しているのではなく、否定し、嫌悪しています。

あのさあ、おまえそんな単なる感情で相手を否定して説得力があると思ってるわけ?
議論もできんなら、えらそうに説教するなよ。
おまえのいう184は学生以下の知識しか持たない、
ということを証明してみな、とりあえず。
板違いとかはなしだぜ
241236:02/11/26 12:53
ちなみに俺は、現場の知らない馬鹿設計士の図面上でしかつくれない
”R”に現場が苦労しているのを知ってるよ。
242236:02/11/26 12:54
文がおかしいな・・。
まあ”R”というより納まりといった方がイイかな
243236:02/11/26 12:56
☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 235の学生以上の知識まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |   Rはエゴ  |/

244236:02/11/26 12:57
俺は先に落ちるが、君の素晴らしい知識期待してるよw
245235:02/11/26 12:58
>>236
おまえな、話の内容を理解していないだろ?ながれがどうなっているか全くつかめて
いないだろ?「建築学の枠組みにおける建築」と「哲学という土俵における建築」
の違いを全く意識しようとしていないだろ?ここで発言知る資格は無いんだよ。おまえも
184も。

たとえいえば、量子力学の議論をしている最中に「九九」で割り込んでくる奴に
どう反論、批判、証明しろと言うんだ?あふぉ。
246235:02/11/26 13:02
Rが施工困難であることは当たり前。でもそれをこなすのがプロ。
設計でも無茶な要求条件が多く、一見絶対に出来上がらないと思えるプラン
でもやっつけてしまうのがプロ。それらの困難の中に「ものづくり」の哲学
的部分が垣間見られる。それを「エゴ」と見切ってしまうバカはこの板に来るな!!
247236:02/11/26 13:05
おせーよ、この馬鹿!

>言ってる事が、学生の未熟さ丸出し。Rをつけることが建築家のエゴ?
>現場を殆ど経験して無いだろ?建築についての知識は学生以下。

これおまえが184に最初に噛みついたレスだな。
どこが、「建築学の枠組みにおける建築」「哲学という土俵における建築」
について批判してるんだ?
だから、俺は240で「板違いとかはなしだぜ」(板違いと言うことで批判するなよ)
と釘をさしといたろ?
それに、184も>>221で自分の論点の相違に気づいているじゃないか。
馬鹿はもう一度出直してきなさい。

それより、君の学生以上の知識を早く見せなさい!

248236:02/11/26 13:09
>>246
ばーか、おまえこそ現場しらんだろ。
現場の知ってる設計士ももちろんいるが、
ゼネコン、職人におんぶにだっこの夢想設計士には現場はいつも苦労してんだよ。
西岡常一なみの親方ならいくらでもプロ魂を見せたくもなるが、
馬鹿の相手にはもの作りの魂もしなびてしまうんだよ。
かえれ!土建板!
249236:02/11/26 13:10
>それらの困難の中に「ものづくり」の哲学的部分が垣間見られる。

おまえNHKの職人特集辺りを見すぎだなw
250236:02/11/26 13:12
今度こそ落ちる。
馬鹿は早く三流専門学校に戻って、夢想の建築でも設計していなさい。
251235:02/11/26 13:20
>>236
現場しか知らないいじけたバカですね。
哲学板にきたなら哲学を語るべきですよ。
因みに私は哲学科の教員です。建築に詳しい理由は申しません。一応一級建築士ですが。
252235:02/11/26 13:24
>およーよ
厨房ですね。

>設計士
こんな言い方は建築業界には存在しません。設計の場を全く知らないあふふぉ。

>馬鹿の相手にはもの作りの魂もしなびてしまうんだよ。
それは本物のものづくりじゃないからです。
253236の後輩:02/11/26 13:31
>235
236先輩は今忙しいので、後輩の僕が代役を仰せつかりました。
よろしくお願いします。

>現場しか知らないいじけたバカですね。
>因みに私は哲学科の教員です

プッ)自分からは現場をしらないと厨房扱いして184を批判しておいて
今さらそれはないでしょうw
それこそ哲学科の教員ふぜいがえらそうに建築科の学生に現場がどうとか
批判すべきではないですよ。
一級建築士とかいっておられますが、資格は何でもそうですが、
そんなもの実際には何の役にも立ちません。
良い建築を創るためには現場に精通するのが当然です。
それも知らないあなたは、大学という世間から隔離された病棟で
しこしこと埃のかぶった哲学書でも読んでればいいのです。
ついでにちんぽでもシコってればいいのではないですか?

それからあなたが建築に詳しい理由など聞きたくありませんので。
というより、あなた全く詳しくないですよw
254236の後輩:02/11/26 13:37
>設計士

一般の施主の人たちと話す場合充分ありますが、なにか?
それともあなたは、「建築家」などと自己紹介する人ばかりと思っているのですか?

>哲学板にきたなら哲学を語るべきですよ。

自分から184の建築や現場の知識不足でかみついといて、
専門の人から突っ込まれたら急に

     「哲学板にきたなら哲学を語るべきですよ。」

などと話題転換するのは哲学科お得意の形而上学ですか?
もしかしてあなた電波さんですか?
255236の後輩:02/11/26 13:39
すみません、僕も現場に出る時間なのでそろそろ落ちます。
もし、時間があれば僕の後輩が相手してくれるかもしれませんよ。
256236=236の後輩:02/11/26 13:58
ああ、電波さんはしっぽを丸めて逃げ出したようですねw
俺、三流大学の哲学科の学生ですw
ということで建築の知識ナッシングでつw
暇なので遊んでました。っていうか、この時間に設計事務所の人が
2ちゃんで、しかも哲板なんて見てないでしょうw
よく考えればわかることだと思うんだけど・・w
まあ、電波さんも偉そうな割には議論には弱いようですが、
これに懲りずまた来てくださいねw
257電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/26 13:59
>>後輩さん。
お笑いですね。設計士じゃなければ建築家ですか?
哲学に対して否定的なら、ここに来るな。あふぉ。
258236=236の後輩:02/11/26 14:01
っていったら、また負け惜しみ書いてきそうw

そして、それはこれだぁ!↓↓↓↓↓↓↓
259236=236の後輩:02/11/26 14:02
あ、はずしたw
でも俺の言うことマジであったってしまったな(藁
しかも、ホントに電波だしっっっw
260考える名無しさん:02/11/26 14:05
電波ってマジわかりやすいよな(藁
人のことアフォとか言う前に、大学の教員のくせして、
2ちゃんにばかり出入りする方がアフォなんじゃないかな?
261考える名無しさん:02/11/26 14:10
ワラタ
262考える名無しさん:02/11/26 14:24
建物には自己認識が反映されるもんだよね
263電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/26 14:24
>>259
ぼくちゃんのこと>>235だと思ってるの?あふぉ。
264電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/26 14:25
>>260
ぼくちゃんが大学教員?おまえ2ch浅いだろ?
265考える名無しさん:02/11/26 14:30
電波って議論相手がいなくなったら出てきて
捨てぜりふをいうよな
266考える名無しさん:02/11/26 14:31
また、一言いってきそう・・。

そして、それはこれだぁ!↓↓↓↓↓↓↓
267電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/26 14:37
幾らでも議論してあげるよ。なんか振ってみな。
268考える名無しさん:02/11/26 14:39
相手が専門家でないことがわかったら急に強気になる電波男・・・。
269考える名無しさん:02/11/26 14:43
先生!
いくらネットとはいえ、いい年こいたおっさんが
「ぼくちゃん」はないと思います!
270考える名無しさん:02/11/26 14:44
これでまた一言いってきそうだな・・。

そして、それはこれだぁ!↓↓↓↓↓↓↓
271考える名無しさん:02/11/26 15:29
Rが難しいって、何時までいってんの?
コンパネで出そうとするから、難しいのだろう?
パイプを使うとか、新技術はないのか。

進歩しない業界だな〜。
コンクリなんて、鋳造のデカイ版だろ?鍛造じゃないんだから。
272考える名無しさん:02/11/26 15:30
哲学語る前に、足元の技術を見直せよ。(ワラ
273考える名無しさん:02/11/26 15:35
鍛造削り出しのコンクリってかっこいいな。
ONIXの彫刻みたいに。
硬くて無理?
じゃ、柔らかいコンクリ作れよ。頭硬いな〜。
274考える名無しさん:02/11/26 15:45
>コンパネで出そうとするから、難しいのだろう?
>パイプを使うとか、新技術はないのか。
予算があれば何でもできます。

>じゃ、柔らかいコンクリ作れよ。頭硬いな〜。
コンクリの最適含水率って知ってます?

>コンクリなんて、鋳造のデカイ版だろ?
( ´,_ゝ`)プッ

知ったかすると恥をかくので、哲学の土俵で議論しましょう。
275考える名無しさん:02/11/26 18:31
電波って自演下手だな・・・
27637:02/11/26 18:37
マタ〜リ、
277考える名無しさん:02/11/26 22:50
>じゃ、柔らかいコンクリ作れよ。頭硬いな〜。
>コンクリの最適含水率って知ってます?
だから〜、発砲材でもおが屑でも混ぜてスポンジ状にすれば良い。
強度が落ちるから。当然Rの部分だけだ。
278考える名無しさん:02/11/26 23:06
おまいら、WTCについては、どうよ?
日系人の設計らしいが。

鉄骨が火災に弱いのは、常識だったのか?
しかし、あのビルは、デザインと言えるのか。
279184:02/11/26 23:39
いや・・すごい議論というか、叩かれてますが(苦笑
236さん、何だか、援護してもらったというか、あり難いです(感謝
ま、僕の文は、読み直すと極端と受け取られても、仕方がないかも
しれません。 
Rの部分を施工してる職人さんを見て、当たり前だけど「大変だな」
と思ったのを、自分的に軽い気持ちで「エゴ」だと言ったんですが。
でも、実際に現場を踏まれてる方にとっては、気分が悪いだろうし、
まだまだ、構造、構法、材料、での実践的知識は、足りないのは
事実ですし、頭だけで理解出来る物でもないのは解ってます。

ま、この話はこの辺で・・

280シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/27 01:15
いいのか?
こんなんで?
281考える名無しさん:02/11/27 11:20
☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃   ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ヽ ___\(\・∀・) < 278についての意見まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
       |       |/
鉄骨は火災に弱い
282考える名無しさん:02/11/27 13:43
279で思ったんだけど、頭だけで考えてたのと、実際に
その物質を扱ったりしてみたときのイメージの落差って大きいよね。
イメージどおりにはそうそういかない。俺は美術も音楽も専門的に
できるけど、プランをつくって、いざ素材を操作してみると、いかに
自分の想像とは違うかがわかるし、それが新鮮であったりする。
スレ違いだけど、哲学専門でやってるひとってそういう意識が希薄
なような気がするね。この板にはいかにも高尚そうなテーマを振りかざす
ひといるけど、そのひとが普通の大学の哲学科の学生だと思うと、やっぱり
「哲学科はいってそういうこと考えているんだ。」
という印象しかもてないからなあ。
だから184はいけてる奴だと思う。建築現場で働いてた俺にとっては
なんかリアルだ。バシュラール読んで感動したあと、その思想を吹聴
したがるやつより、「パンこねたことないから週末やってみよう」
っていうやつのほうが見所ある。スレ違いすまん。
283考える名無しさん:02/11/27 14:27
☆ チン     お〜い、マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 鉄骨が火災に弱いのは常識なのか〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
       |        |/
284考える名無しさん:02/11/27 15:29
現代建築家にとってWTCは、タブーだから答えられないんじゃない?
テロは想定外と思われ。
285考える名無しさん:02/11/27 15:40
風水とか家相についてコメントください。
286考える名無しさん:02/11/27 16:17
俺の家建てた建築家のサイト

http://www003.upp.so-net.ne.jp/araki/
287考える名無しさん:02/11/27 18:44
>>278
鉄骨が火災に弱いのかどうかはその安全率(どの程度の温度まで絶えられるか)
によると思うよ。構造的な強度でもそうだけど、設計前にどの程度まで耐えられればよいか、
前もって設定し、それを基準に設計する。
国によっても違うだろうから、WTCがどの程度の安全率を取っていたか知らないけど、
少なくとも「飛行機が突っ込んでくる」という場面設定はしてないと思うよ(笑)
だから、今回の場合はしょうがない、不可抗力。建築界の責任ではない。

今回は特別だけど、例えば普通のビルの設計でも、無限大に安全率を取るわけには
いかない。(そんなことしたらいくら予算がかかるかわからない)
コストとその効果のバランスを考えて安全率を決める。
その上で設定した安全率を超えた事態が発生すれば、(例えば震度9の地震が起こるとか)
壊れても仕方がない、誰の責任でもない。運が悪いだけ。
WTCの場合、「飛行機が突っ込んでくる」と想定して設計してれば、
あんなに早くは崩壊してないよ(笑)まあ、膨大な金額がかかるだろうから、
そんなもの即、却下だろうけど(笑)
ちなみに、阪神大震災で崩壊した家は、古い建築基準法における建物のみ。
今の建築基準法で建てられた建物はほとんど壊れなかった。

後、WTCのデザインだけど、今世紀の美術界の大きな流れとして「抽象化」があって
WTCは建築界におけるその一つの頂点だと思うよ。
設計は、日系人ミノル・ヤマサキ。

できれば、もっと「哲学の土俵における建築の議論」をしたいですね。
電波さんあたりがリードして議論を引っ張ってくれないかな?
288考える名無しさん:02/11/27 18:45
すんません。ageてしまいました・・
スレ違いsage
289考える名無しさん:02/11/27 19:00
>>287訂正
安全率は勝手に決めていいのではなく、
法律で決められてるよ。
290シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/28 00:37
建築においてどの程度安全率を設定するかはひとえに工学的判断というもの。
大地震が起きて真っ先に壊れる家を設計するのは勿論間違いだが、最後に壊れる家を設計するのも設計の失敗。
建築の設計をしている人ならば当然すぎる事。
WTCにおいてテロで崩壊したことをもって設計の失敗というのは間違い。
建築の安全に対していかに社会資本を費やすことができるか、それこそ工学的判断の問題。
それは設計をする以上、自動車であれ航空機であれ原子炉であれ暗黙の了解としてあるもの・・・なのだが?

哲学学徒の皆様わかっていただけますか?
291考える名無しさん:02/11/28 00:49
哲学徒の皆さんは、建築の専門的知識ではなく、
「哲学の土俵における」建築を語って、もしくは議論をふって欲しい。
正直、「建築の土俵における」レスはくだらないのが多い。
なにか、耳学問で哲学書も読んだことない厨房が、
哲学を批判してるのと同じ状況になっている。
292考える名無しさん:02/11/28 01:27
しかし、あそこまで、完全崩壊しなくても・・・。
せめて、火災より下の階は残って欲しかった。

鉄骨に住むの、考えるわ。
鉄筋より丈夫じゃ無かったんだ。以外だね。
コスト的にはどっちが掛かるの?
293考える名無しさん:02/11/28 01:31
WTCと似た構造のビルを教えてくれ。
火災になったら、速攻、逃げるため。
294シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/28 01:40
通常の火災によって崩壊しない程度の配慮はしてあるので安心してくんろ。
それはテロに遭うよりは確率の高いケースとして考えられているからだいじょーぶ。
でも、旅客機の衝突や、運悪く小惑星が衝突したときには潔く死にましょう。

WTCについては衝突のとたんに崩壊しなかったのがむしろ意外だった。
ちなみに超高層の場合鉄骨造の方が安いだろうね。
295考える名無しさん:02/11/28 01:57
超高層は鉄骨以外つくれないよ。
WTCはたしかチューブ構造だったな。

296考える名無しさん:02/11/28 02:30
クアラルンプールの、超高層ツインタワーは、
新しいコンクリートの鉄筋だと、こないだTVでやってた。

チューブ構造は、要注意なのか・・。
297考える名無しさん:02/11/28 04:34
吊りかご構造。日本の高層はWTCより構造の安全率が格段に高い。地震国なので当然。
298考える名無しさん:02/11/28 09:32
その、安全神話も次々壊れてるのが今の日本だからな〜。
新幹線の海砂アルカリコンクリートとか東電原発とか。
いずれにしてもランドマークはテロの対象になりやすいし、地震でライフラインが止まった時
階段で50階まで水を運ばなければならない。
299考える名無しさん:02/11/28 09:46
突然だが、シロアリに関しての知識ってほとんど間違っていた
というのが解るHPがここ。マジで勉強になる。業者に騙されないようにしよう。
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/
300考える名無しさん:02/11/28 10:49
女の子は大学卒業後、就職すべき?
大学院へ???
迷うな〜

留学だとしたら、ドイツはどうなのかな??
友達が有名な教会もあるし、すごいって、
誰か行ったことある人いないですか??
やっぱり、日本にはランドスケープの良い大学なんかないのかな??
今のマサチューセッツでた教授にしがみついて、習っていればいいのかな〜

301電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 12:41
多くの意見が出ておりますが、このスレッドでは多方面からの建築に関する
見解を吐き出し、カタルシスしていただきましょう。

その後に哲学の土俵から建築を眺める事について別スレでじっくりと議論
いたしましょう。ただし、哲学プロパーの人たちは建築の専門分野に入り
込む努力を怠ってはいけないでしょうね。例えば、「黄金比」(黄金分割)
という言葉は知っていてもその内容や応用範囲については少しぐらいは研究
して欲しいものです。

本来的にはこの黄金比こそがギリシア哲学(自然哲学)の基礎の一つであり、
哲学研究家であれば、最低限知っておいて欲しい概念領域でもあります。
今の文脈で言えば、哲学と建築の接点というか、交わり部分の最も原初的なもので
あり、機能美、調和美、構造美を語る上での第一タームになるでしょう。

黄金比だけがすべてだと言っているのではありません。念のために。
302電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 12:45
「黄金比」が絶対美といっているわけでもありません。それがなぜ「美」と
して捉えられ、歴史的な美観の流れの中でどのように変遷し、近代では
それを克服するために、いかに歪曲化されて観念操作されようとしてきたか
などなど哲学的に追及していきたいものです。
303考える名無しさん:02/11/28 13:41
電波男Ψ(´д`)Ψ さん、そんなに哲学議論したければ、
「黄金比と、哲学的建築」というトピ立てれば?
304電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 14:40
>>303
???
ここは哲学板だよ。それに黄金比に特化しているつもりは無い。
また哲学的建築という視点に限っているわけでもないよ。
305考える名無しさん:02/11/28 14:49
分かりました。
トピ立てる自由も有るよ、という程度のことで御座いました。
あしからず。
306考える名無しさん:02/11/28 15:03
外断熱についての一考察。
この断熱は鉄骨住宅の為のものです。
木造でやってんのは日本の工務店さんかカナダのリフォーム業者です。日本  
建築業界のレベルの低さが・・ 悲しい。 結露でシロアリさんいらっしゃ〜いだ。
地下水位の浅いとこでは地熱も期待できないし、アルミサッシ使ってるし・・
声を大にして言いたい、海外では木造・2バイはみんな内断熱だ!!
307考える名無しさん:02/11/28 17:49
桂離宮こそ現代建築のルーツ
印象派が浮世絵、と同じように。
308155:02/11/28 17:56
黄金比とか桂離宮とかいつの時代の話だよ!
近代建築はとっくの昔に終わってんだよ!
それから外断熱はコンクリートブロックとかRCがいいですよ。
湿度の管理が難しいらしいですが。
309電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 18:08
>>308
えらそうなこと言っておいて、
外断熱に関してコンクリートブロックとかRCってか?更に湿度の管理が難しいってか?
近代を否定する割には低レベルだな。
建築ドシロウトの上に読解力もゼロだな。

印象派が浮世絵と言うのは??だけど、桂離宮はルーツといえないまでも(ある意味言えるかもしれない)
絶対に避けて通れない建築物だよ。

それと、「近代」っていう意味わかってんの?
310考える名無しさん:02/11/28 20:59
>>309
ワラタ
311考える名無しさん:02/11/28 21:13
印象派が浮世絵のパクリ(もしくはインスパイヤー)と言うのは、美学では定説です。
それまで、風景画を書く事は、無駄な事でした。
絵師たちは、もっぱらパトロンの肖像画描きだったのです。
写真の撮影前の話ですから、当然ですが。
312考える名無しさん:02/11/28 21:30
印象派やゴッホらが、構図や遠近法から解放された平面化において
浮世絵から強い影響を受けたのは事実だが、パクリはないだろ、パクリは。
それって、コルビュジェら20年代のモダニズム建築が(彼らが影響を受けた)桂離宮を
パクったって言ってるのと同じだぞ。

何でこのスレはレベルがこんなに低いんだ・・。
その上、知ったかばっかりだし・・。
313考える名無しさん:02/11/28 21:34
>強い影響を受けた=パクりです。
ピカソはアフリカ民芸品からです。
314312:02/11/28 21:35
>>313
その上馬鹿だし・・。
315312:02/11/28 21:37
次はおそらく、ハイデガーはフッサールをパクッたって言うんでしょうね。
316考える名無しさん:02/11/28 21:40
プロテスタントは浄土真宗の影響です。
317考える名無しさん:02/11/28 22:12
ウインドウズは、
マックのパクリです。
318電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 22:36
>>331
>印象派が浮世絵のパクリ(もしくはインスパイヤー)と言うのは、美学では定説です。

いつの定説だ?建築美学の序文にあるような、もの知らず建築学者の説か?
「深層心理学は唯識のパクリです」というのと同じだぞ。
やっとまともな人>>312さんが現れたか。。。。
319考える名無しさん:02/11/28 23:10
解釈ってどういう意味さ?
320電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 23:17
印象派と浮世絵について、最近の発表からその概要を引用しましょう。
321電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 23:17
第21回文化財の保存に関する国際研究集会
今、日本の美術史学をふりかえる  発表要旨
1997年12月3日−5日
於:東京国立近代美術館

浮世絵の善と悪
タイモン・スクリーチ(ロンドン大学)
--------------------------------------------------------------------------------
 浮世絵は、日本美術のもっとも優れた表現のひとつとして、賞賛されている。西洋においてそれは
、一般に、日本美術を代表するものとしてみなされており、また、日本においてさえも、浮世絵を、
「土着の美」を複雑に形成すると見なされるもののひとつとしてあつかう傾向が増えつつある。浮世
絵が印象派の画家によって好まれたことは、しばしば語られるが、いくつかの意味で、浮世絵は、日
本における、印象主義と同等なものとして形作られている。これらの二つの動きはともに、大衆、遊
廓、あるいはいかがわしいテーマに専心し、また鮮やかな明るい色を用いることによって、意図的に
、古典芸術の規範を否定するという志向をもっている。この二つの動きの重要性(議論はまだ続いて
いるが)は、障害となるアカデミズムを壊すことで、民衆の芸術的精神が解放されたとされる点にあ
る。
 浮世絵に対するこのような解釈は、たいへんひろく広まっているので、一般にはあたかも事実のよ
うに受け取られている。しかしながら私は、それは誤り、いやむしろ非歴史的であると主張したい。
322電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 23:18
私は、浮世絵が、それ自身の時代に、どのような意味をもったのかということを知ることが(印象主
義については、私の能力外の問題であるため、取り扱わないことにする)、それ自体のコンテクスト
を剥奪し、ナショナリズムの道具に変貌させることよりも、より重要であると気付いた。我々が、本
来の意味でのアカデミックな客観性を浮世絵研究にもたらさなければならないのは、まさに、浮世絵
(そして印象主義)によって作り出された表現に対する思考方法が、今日もなお強固に残っているた
めである。
 私は、浮世絵を、オリジナルな社会的背景の中に置き直したいたいと思う。それによって、我々は
、浮世絵を理想的なものであると考えることはできないことを知るだろう。実際、その時代の多くの
思索家は、浮世絵に対して強い不快感をいだいていた。浮世絵は、純粋に「日本的」な、あるいは攻
撃的ではない、何者かに変貌させられてきたが、それ自身の時代にあっては、うさんくさく、危険な
ものとさえ思われていた。公許を得たものではあったが、社会に対して何の役割のモデルを提供しな
いと考えられていた、遊廓の文化を吹き込まれたものが、浮世絵であった。
 私は、浮世絵に対して批判的な幾人かの人々の評言を紹介することによって、我々の近代的な読み
を訂正したいと思う。そうすることで、浮世絵の真の政治的な影響が前面に出てきて、それはより重
要な、あるいはより重要ではないものとして立ち現われるだろう。18世紀に、浮世絵をはじめて見
たものたちにとっては、それは善であると同時に悪でもあったのである。
323電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/28 23:22
この発表の主張の中にある前提から浮世絵と印象派の関係を読み取ってください。
これが現在の当たり前の見解です。読み取れない人はこの2つの関係について言及
主張するのは避けて通られるのが無難です。
324考える名無しさん:02/11/28 23:23
まず、モチーフがぱくり。セザンヌと北斎の山。
こういう人もいる。

>日本美術の中で、国際的オークション市場において評価が一番極まっているのが浮世絵であり、
明治になって輸出陶器が割れないように詰めた反古の浮世絵にヨーロッパの人、
とりわけ、当時、行き詰まっていた印象派画家たちに感動を与えたことを書いた後に、
次のように続けている。
「マネは墨跡の奔放さと形態の妙味を、モネは全体の印象を優先した細部の簡潔さを、
そしてロートレックは簡略化した平面の色に注目した。
ドガは群像の瞬間の動きと幻想的明暗処理、
ゴッホは写実的でない色彩の効果と量を示す線の表現に影響を受けたといわれる。
さらにいえば、今をときめく印象派絵画創世期以降の世界巨匠絵画、
特に印象派巨匠連に強い影響を与えたのが他でもない日本浮世絵師たちである。

325考える名無しさん:02/11/28 23:26
>>324は「創造」という意味がわかってないんだね。
326考える名無しさん:02/11/28 23:39
それまでのヨーロッパの伝統絵画では、宗教画や戦争画、貴族の肖像画が中心でしたから、
庶民の日常をのびのびと描いた浮世絵の自由な画風や、明るい色彩、大胆な構図は、
ヨーロッパの人々には大変な驚きだったのです。
「こんな絵があったのか!」と。
もちろん、芸術家たちにも大きなショックを与えました。
ゴッホのようにそっくりそのままではないにしても、皆、浮世絵をお手本に真似て描き、
伝統絵画から脱却した、浮世絵風の新しい芸術を生み出そうと模索しはじめたのです。
そういう夢を持った若い芸術家たちが続々とパリに集結し、パリの日本芸術熱はますます
高まることとなったのです。
パリが「芸術の都」と呼ばれるようになったことには、こういう経緯があったのです。

そして、こうした新しい芸術活動の中で誕生した新しい絵画が「印象派」だったというわけです。
そう、印象派はまさしく日本の浮世絵が生み出したもので、
浮世絵がなければ印象派も「誕生」しえなかったのです。
327考える名無しさん:02/11/28 23:44
>>326
それってパクリになるわけ?単にきっかけでしょ?
ハイデガーはフッサールをパクッたわけ?
モネでもルノワールでも浮世絵と比べてみたことある?
328考える名無しさん:02/11/28 23:45
パクリ、マネ、影響、インスパイヤー、ショクハツ、リスペクト、etc
言葉は難しい。
329考える名無しさん:02/11/28 23:46
>>327訂正
モネでもルノワールでも、彼らの絵と浮世絵を比べてみたことある、君?
330考える名無しさん:02/11/28 23:48
>>328
いやぜんぜん難しくない(w
創造の場において「パクリ」という言葉は安易に使っていいもんじゃないよ。
331考える名無しさん:02/11/28 23:50
ミーシャは、黒人のマネという程度の意味で、パクりです。
平井ケンは、ベビーフエイスに似ています。

少なくともアイデアはパクってませんか?
332考える名無しさん:02/11/28 23:57
いや、おれミーシャとか平井某は知らないけど、
印象派がパクリと言われたらさすがにね・・・。

細かいことしつこく言って申し訳なかったけど、
自力で何かを生み出そうとがんばっている人間にとって
安易に「パクリ」という言葉で他人を批判する奴を見たら
カチンと来るんだよな。
いかにオリジナリティを出すのが難しいか知ってるからさ。
君が何も感じないならしょうがないけどね。
まあ、細かいこと言ってスマンゴ。
333考える名無しさん:02/11/29 00:02
イエイエ、浮世絵も元を辿れば、水墨画や、明画でしょうから。
本当にオリジナルなんて、この世にあるのでしょうか・・・。
有難う御座いました。
334考える名無しさん:02/11/29 00:04
>>333
(^.^)
335シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/29 00:39
うわ、結構一杯カキコミがある。
「・・・は・・・のパクリ」つうのはなんだろね?
そういう言い方はものの本質をいいあてているのかね?

現在建築と浮世絵というところでいうと、ライトは浮世絵に影響を受けた。
というより受けたかった。  透視図には浮世絵の影響ばりばりだし、
北斎あたりを尊敬していたが、結局構成原理は全く違うものを創ったのは不思議。
どうも、自分自身不思議に思っていた節がある。  なんてね
336シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/29 00:43
あ、それと超高層をRCでできるかとうことについては出来るよ。
Hi−RCなどと呼ばれて実用化されている。
あと、無筋コンクリートでもその他の材料でも上から下に指数関数的に断面積を増やしていけば
原理的にいくらでも高く建築は建てられる。念のため。
337考える名無しさん:02/11/29 00:49
高さ1kmの、ピラミッド。(w
338考える名無しさん:02/11/29 01:00
金さえあれば、富士山と同じ高さのビルもつくれるらしいね。
339考える名無しさん:02/11/29 01:07
下に降りた時、忘れ物に気づき、また八合目まで、エレベーター、って。
34037:02/11/29 01:42
微妙に雑談スレになってきてるし、誰もsageない(w

>>337
ピラミッドこそ世界最高の建築物。
万里の長城なんて目じゃない。
千年単位で残るであろう、現代建築ってどれだと思いますか?

それと、文章を「書く」、と絵を「描く」を正しく使い分けたいと思うのですが、
図面とかかく人はどっちを使いますか?
ちなみに、美術を実際している人は書きまちがえたりしないと思いますが、
そう思っているのは自分だけかな。
341電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/29 02:12
「図面を引く」
34237:02/11/29 02:23
>>341
なるほどそうですね。感謝。
343考える名無しさん:02/11/29 02:41
聖家族教会ですかね。
つーかあれ完成するまでにあと300年(だっけ?)はかかるらしいし、
1000年単位でもたせなきゃもったいないでしょ(w

最近思うんですけど、建築の哲学ってあくまでも「建築の哲学」であって、
「人間の哲学」じゃないんですよね。
思想が人間じゃなくて建築についているっていうか。
もっと人間よりの発想の建築もあっていいんじゃないか、ってのは
まーそれなりに前から言われてることですけど。
344電波男Ψ(´д`)Ψ ◆c9KW8mn4ss :02/11/29 09:36
>>343
「建築の哲学」と言うのは建築家たちの思想遊びによる悪印象があると思います。
「人間の哲学と言う意味での建築」ではそのベクトルが異なる場合があります。

美学では大まかに「創造と鑑賞」のニ方向がそていされます。建築の世界では「鑑賞」
という方向性で思想や哲学が語られ、語られたそのことに権威が付与されていくという
悪習があります。創造側にあるはずの建築家までもが、その蛸壺に嵌り、その枠から
脱出できないのが建築業界が遅れている一因でもありましょう。

安藤氏の評価できる点は、その規制枠から脱出、あるいはそれに対する挑戦と言う姿勢
にあります。ですが、「居住性等閑、生活観の押し付け」は過渡期として評価できると
しても、その傾向に一貫性を見出せないのです。彼の作品で個人的に好いなと思えるのは
「光の教会」ですが、彼の思想としては捉え難いのです。「未成熟の偶然美」を追及して
いるらしいのは理解できるのですが、そのコンセプトを保ったままでの発展形態が今ひとつ
見出せません。

創造という方向性ではその人の信条、信念、思想、哲学が直接に反映されます。
この方向性を考える時、第三者からは「鑑賞」と同じではないかという疑問が
発せられるかもしれませんが、「自身を創造側になぞらえる」と言うことで埋め
ることで、ある程度補う事が出来るでしょう。一例をあげると、「芸術のための
造形美」「居住性と機能性を追及した結果としての造形美」の線引きは容易になるでしょう。

このニ方向性という問題はそれ自体で美学の大問題ではあるのですが。。。。
345考える名無しさん:02/11/29 10:21
芸術至上主義から来る、建築家の絶対君主から、
ユーザー主権に!!
まるで市民革命。建築業界はまだ、中世か。(w
346考える名無しさん:02/11/29 10:50
ーー失業率、過去最悪の5・5%ーー

総務省が29日発表した「労働力調査」結果によると、10月の完全失業率(季節調整値)は
9月より0・1ポイント上昇して5・5%となり、昨年12月に記録した過去最悪の5・5%と並んだ。
完全失業者数は前年同月比で10万人増えて362万人となった。(11/29 09:32)

失業者には家族がいるから、362X3ぐらいが、苦しい生活を強いられてる。
大金持ちの巨匠はいいから、若手建築家諸君!!
いそいで200万円住宅を開発してくれ。
347若手建築家:02/11/29 11:18
>>346
このまま日本がデフレスパイラルに突入し、
アボーンする頃には可能だと思います。
348考える名無しさん:02/11/29 13:44
その頃には、中国人設計事務所が、活躍してるだろう。
安いコスト競争で。
今や、哲学とかデザインとか言ってる場合では無いと思われ。
349考える名無しさん:02/11/29 16:35
鉱工業生産指数、2カ月連続低下 回復傾向頭打ち
経済産業省が今日発表した10月の鉱工業生産指数(95年=100、季節調整済み速報値)は
97.7で前月比0.3%減となり、2カ月連続で低下した。
マイナスが連続するのは、昨年11月まで9カ月連続で低下して以来で、
回復傾向だった生産の頭打ちが鮮明になった。

ユニクロ住宅は、出来そうに無いので、賃貸に住みましょう。
350考える名無しさん:02/11/30 00:22
家を買うのに何十年とローンを組むのは、日本とアメリカくらいだろう。
それ以外では、村で共同で作るとか(昔の日本の田舎もそう)、そうで
なかったら本当の資産家が持つものじゃないのか?
よって,住宅なんか持たずに賃貸でいい。賃貸でもすみやすい、かつ住居者に
有利な社会制度を設けるべきだ。
戦後アメリカの指導のもと角栄氏が進めたばっかりにしみったれた住宅ばかりに
なってしまった。畳の団地サイズって、詐欺では?
351シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/11/30 00:39
でんぱちゃん おしえてくんろ!
どうして「建築家」は哲学話が好きなんだろうか?
あれって アメリカの大統領候補が頭の良いのをアピールするために
TVの前でジョークを言うのと同じことなんだろーか?
352考える名無しさん:02/11/30 09:30
まず、公共事業を貰うため、コンペで役人達を説得する必要がある。
その時哲学用語を満載すれば、なんとなく心強い。
次に、一般人でも、影響れる人がいるから、個人住宅の注文が来る。
こんな所では?
ANDOは、その辺打破したはずなのだが、今や東大教授。
アカデミックに行きましょう〜。
353考える名無しさん:02/11/30 15:25
つまり、一般人の学歴コンプレックスが、建築家を支えてるわけだ。(w
354考える名無しさん:02/12/01 15:30
アホか?
355考える名無しさん:02/12/01 17:32
電波せんせい
文章が長すぎて訳わかりません!
ようするに「建築」は鑑賞する側からの評価が重視されすぎている。
とおっしゃているんでしょうか?
356考える名無しさん:02/12/01 18:04

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357考える名無しさん:02/12/01 20:07
効かなかったよ。そのクスリ。
358考える名無しさん:02/12/01 23:44
うーむ、建築とダイエットか・・。

無理やり話を作ると。
狭小4階建で、一階に洗濯場、屋上に物干しってのは?
ものすごいダイエット住宅の出来あがり。

あと、トイレを、「4階だけ」に作る。
めんどくさ〜。
359考える名無しさん:02/12/02 00:20
たとえば、宝くじがあたって3億円手に入ったとします。
その金で家を建てるとしたら、どんな家建てますか?
360考える名無しさん:02/12/02 00:48
ちゃんとした木材とちゃんとした技術のちゃんとした大工さんで
自分で設計した家を建てたい…
設計だけがちゃんとしてない罠(w

359の質問、面接で聞かれましたよ。
住宅メーカーの面接だったんだけど…
そのときは「一億円」だったかな。
361考える名無しさん:02/12/02 00:50
3億の家の10年後
「奥さん、瓦はずれてますよ。後で無料で見てあげますよ!」
この一言で○百万!だから訪販はやめられない!
リフォーム訪販(ヤマXサ、朝日、メノガイX、マXハチ、床下喚気、
松下電工を騙る某社、シロアリ防止ネット等。)
36237:02/12/02 01:49
知ったかですが、浮世絵について。

浮世絵固有の文化的背景が問題だったのではなく、
結構単純に、その画面(構図やモチーフや配色)が彼らにとって、
「ワンダホー(エキセントリック)!」だったんじゃないですかね。

浮世絵から何かを吸収しようとした印象派の画家たちですが、
真似しようとしても、例えば何故こんな色になっているか、
わからなかったりしたんじゃないかと想像します。
(私個人としては、印象派は「物事」を描く事から
 「像」を描く事への転換を目論んだ運動だったと解釈しています)

なにしろそれが描かれた環境、とりわけ「光」が違う。
何故そんな事を思ったのかというと、
逆に日本にいてゴッホの絵の「あの色」が理解できなかったのが、
ヨーロッパでは「こういうことか」と素直に納得できたりしたからです。

建築や哲学でも同じではないかと思います。
例えばバラガンのあの色や光への態度。あるいは安藤のそれ。
光だけでなく、毎日何食ってどんな酒飲んでるとか、そういう事が
建築や哲学の成立過程における、大きな要素ではないでしょうか。

つかマンガじゃないんですか。浮世絵って。
もっとも、はるばる海を越えて運ばれた浮世絵を、
マンガとして彼らが鑑賞したか疑問。
(彼らが見たのは輸出用の浮世絵とかだったりして)

数年前から日本現代美術界(そんなもんがあるんだか)でも、
スーパーフラットなんつって山師どもが画策してますが、
輸出品として魅力があったみたいですね。
36337:02/12/02 01:49
>>343
つくりながら補修もやってるというヤツですね。
見に行きたいなあ。あの構造地震に強いのかなあ。

ところで...
シャープのテレビのコマーシャルで
天井が傾斜したガラス張りの家が使われていますが、
あれ有名な建築じゃなかったですかね。
椅子もなんかそれっぽいし、
出演しているの、もしかしてその建築の建築家?

36437:02/12/02 01:51
3おくえん、ほしいなあ...
365考える名無しさん:02/12/02 12:54
日本独自の建築って何だ?

藁葺き家、高床倉庫、校倉造りか。
366シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/03 00:27
建築屋的にいふと あんどーの建築(槙、谷口と置き換え可能)と北斎の浮世絵には共通点がある。
一言でいふと「スケールの組み立て方」それはやはり造形芸術として世界的な水準にあるとおもふし
オリジナリティの高いものだと思う。
367考える名無しさん:02/12/04 02:04
>日本独自の建築って何だ?
平安国風文化の寝殿造。
室町の書院造。
この二つが日本建築のルーツと言われてる。
368シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/04 23:59
寝殿造りで現存しているものはないし、本当のところはあんまり良く分かっていない。
遺跡が発掘されたのもそう昔の事でもないし・・・・
書院造りは寝殿つくりの変化したものなのか? これも建築史上の謎の一つ。

って板違い話題?
369考える名無しさん:02/12/05 01:24
宇治の平等院は、一応寝殿造りでは・・。

あと、畳や、ふすま、障子。
中国は基本的に、寝台(ベッド)の国、
畳はゴザから発展した、日本独自のもの。

それと、お風呂(浴室)。
中国は、シャワー文化。浴槽にはつからない。

この辺りは日本独自と言って良いのでは。
PS.玄関で靴を脱ぐのは・・。
370哲学的疑問:02/12/05 05:29
素朴な疑問なんだけど、そもそも何で建築家は<語り>たがるんだろう?
例えば自動車やら家電製品やら設計する技術者だって、
その設計に何がしかの思い入れを持ってるんだろうけど、
自分の設計の文明史的意義について語ったりはしないでしょ?
ところが建築家というのは、コルビュジエ、フラーから、
丹下建三、石山修武まで、やたらと文明論を語って思想家ぶりたがる。
どこが違うんだろう?
371考える名無しさん:02/12/05 07:05
お客さんが違うし、歴史がものすごく違う。
372考える名無しさん:02/12/05 12:13
疑問さん、>>352は、読んだ?
373考える名無しさん:02/12/06 02:29
>>370
有名な建築家は不特定のクライエントを相手にする自営業なのに対し、
他のほとんどの工学分野の設計者は企業に属しているので、条件が違う。
しかも建築の場合、実作をおいそれと作るわけにいかないので、
「作りたい作品のコンセプト」を言葉で説明するしかない。
だから饒舌になりがちなんだと思う。

個々の建築自体は文明総体の小さな要素だとしても、
その集合としての都市の設計は、
文明総体の設計にかなり近い作業となるから、
有名な建築家たちが文明論にまで言及するのは当然だと思うよ。
374考える名無しさん:02/12/06 03:20
>>370
ウィリアム・モリスは建築やらなかったと思うけど
語りまくってたような気がする。それから日本だと
デザイン系で語ってる人も結構いる。これは中小企業の中にいる
デザイナーも含む。場合によっては製品を売るのにデザイナーの
「語り」が有効だからだ(特に工芸系)。
自動車や家電製品は企業の中で仕事する人が多いから
あまり言説が外に出てこないんじゃないかな。ってこれはすでに373が
指摘しているね。
375考える名無しさん:02/12/06 03:54
>>363
ライト大先生のでした。
376ハヌマダン:02/12/06 05:06
>>365
>日本独自の建築って何だ?

南欧・西アジアから中国まで、ユーラシアの主要部では、
家の中心に内庭を置いたコートハウス形式が都市住居の基本形なのに、
そういうコートハウス形式が成立しなかったのが日本の特徴だと思う。
屋内でも靴を脱がない文化で、雨の少ない気候ならば、
内庭を「屋根の無い大広間」として動線の中心にするのが合理的だ。
更に、住宅が密着する都市でプライバシーと光を確保するためには、
それ以外の形式はほとんど考えられなくなってくるし、
日本でも京の町家の坪庭なんかは、その方向に一歩を踏み出している。
でも、靴を脱ぐことで屋内と屋外を峻別し、雨も多い気候の日本では、
内庭を「屋根の無い大広間」として使うには無理があるので、
コートハウス形式は一般化しなかった。

よく思うんだが、「住吉の長屋」とかああいう安藤系の住宅って、
内庭住居圏の人の目には単に当たり前にしか見えず、
むしろ「何でこの程度のもんに日本人は驚くの?」という点に
カルチャーショックを受けるんじゃないかという気がする。
377考える名無しさん:02/12/06 09:22
>>373
>しかも建築の場合、実作をおいそれと作るわけにいかないので、
>「作りたい作品のコンセプト」を言葉で説明するしかない。

つまり、『裸の王様』に登場するインチキ仕立て屋みたいなもんですか。
現物を持ってれば単にそれを見せればいいわけだけど、
持ってない現物は見せられないから、膨大な言葉で代用するわけだ。
378考える名無しさん:02/12/06 11:55
>なぜ建築家は<語り>たがるんだろう?
 車のようにきちんとした、客観的評価基準が無いから。
例えば、建物の中心から何秒で逃げられるか、維持費、光熱費、経年評価等。
デザインばかり語られる。

>日本独自の建築って何だ?
コートハウス形式が無いのは、冬の寒さ、夏の蚊のせいか・・。
また何故日本では、靴、椅子は馴染まなかったのか。衣服はボタンではなく帯。
379シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/07 01:29
>なぜ建築家は<語り>たがるんだろう?

ほぼ全くみなさまの仰る通りです。自分の建築がいかに良いかを言うのに
まず、どのような建築が良い建築であるか説得して納得していただかなければならないのれす。
へたしゅりゃ 建築とは何か?てなことまで話さなければならないのれす。

まずいことに建築の設計は全て一品生産なので試作品を見せて説明するわけにわいかないのれす。
お客サンはお客サンで自分の財産をどろどろのコンクリートにして流し込むのでその恐怖に耐え兼ねて
追い詰めると   「なんでもいいから俺を説得して!いっそダマシテ!」 てな心理状態になったりするのれす。

あーもう語るしかない。語るまいか。

たとえ建築の「機能」というのの優劣が新体操の採点どころか紅白歌合戦の勝ち負けほどの意味しかなくても
語るしかない。語らいでおくものか。

熱変換率0.01%の向上に血道を上げている(100m走者のような)機械設計者や
シビアな市場の目にさらされている工業デザイナーを傍目に

こうなりゃ騙ってやる  もとい!語ってやる 
哲学でも 心理学でも 釈迦でも説法でも呼び出してやる!!
男芸者と呼ばれながら臆面も無く語り倒してやる!!


てな、ことが実情なのでしょうか・・・(おしゃべりも才能です)
380考える名無しさん:02/12/07 01:52
>>379
と同じ事が、CMプランナーや、ファッションデザイナーにも言えると思う。
広告も、高い宣伝費を何処にかけるか、クライアントは迷ってる。
服も、何がかっこいいのか迷ってる。
その時、知的言葉は有効。

昔、あるマルチ商法で、客が迷ってる時、
「これはアガペー、人間愛なのです。」
という文句が有効だった。
そうか、アガペーなのか・・。

そんなもん。
381考える名無しさん:02/12/07 02:10
大きな彫刻作品のコンペ(新作)の場合、
小さい模型で予備審査をして、
合格者に実制作させることもあるようですね。
382考える名無しさん:02/12/07 02:13
エスキ〜ス。
383考える名無しさん:02/12/07 02:20
井上章一について教えて下さい
384考える名無しさん:02/12/07 02:29
美人好きの人?
385考える名無しさん:02/12/07 02:35
>>384
そう
386考える名無しさん:02/12/07 06:34
387シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/07 21:19
霊柩車の誕生 つくられた桂離宮 美人論

まあ、えーんじゃありませんか?
388歴史:02/12/08 04:32
>>370
石山修武の本に書かれていたエピソードだが、
コルゲートパイプで作った「工学的に合理的な住居」は、
依頼者以外の家族からも全然気に入ってもらえず、
そこの家の子供が石を投げられるほど近所からうさんくさがられたらしい。
大衆は、「家らしい家」に執着するもので、それには当然の理由がある。
「住吉の長屋」みたいなコンクリート打ち放しの家に住む普通の家族も、
きっと似たような経験をしたのだろう。
そういう心理的抵抗を乗り越えさせるために、
建築家は語らなければならない。

東北の日本海側や北陸の豪雪地帯では、
急勾配の大屋根で覆った合掌造りのような構造の家が合理的だ。
そういう造りならば自然に雪が屋根から落ちて行く。
現に北海道ではそういう大屋根式の家が多い。
しかし内地ではそうなってないため、豪雪地帯では雪かきが必須で、
雪かきを怠ると、雪の重みで家が壊れることになる。
つまり、この地域の伝統的住居は、風土に完全には適応していない。
仮に、江戸時代くらいに思想家/建築家がこの地域に生まれ、
建築様式を変革する必要性を大いに語って合掌つくりを普及させていれば、
この地域の暮らしは幾分か楽になっていたはずである。

こういう事例は、建築家の語りの意味を証するものだと思う。
工学的に合理的でも、新しい様式がすぐに一般化するわけではない。
誰かがその意義を宣伝しなければならないのである。
そして、個室の分かれた中廊下式の間取りとか、
装飾の無い直方体のビル……といった現代の普通の建築様式も、
昔の建築家が大いに語って意義を宣伝し、
軋轢を乗り越えて普及させたものだ。
そういう建築を利用する人は、知らず知らず
語りたがりの昔の建築家の恩恵を受けていることになる。
389考える名無しさん:02/12/08 11:16
コルゲート管に住むのは冬は放熱板夏は集熱板に住むようなもの。
金属はヒートブリッジがきついから、
北欧ではアルミサッシでさえ、使わない。

やはり木かPCが住宅には最適。
390考える名無しさん:02/12/08 12:12
PC??
391考える名無しさん:02/12/08 14:09
P C コ ン ク リ ー ト

 プレキャストコンクリートと呼ばれる工場生産による
 コンクリートのパネルを現場で組立てる工法です
 2×4と同じで面によって建物を支えます
 
 特徴(メリット)
  ・品質の安定
  ・短期で見た場合の頑強さはかなり高い
  ・施工期間が短い
  ・火や湿気に強い
 特徴(デメリット)
  ・重量があるため、地盤には注意が必要
  ・増改築に難がある
  ・間取りに制限がある

392390:02/12/08 22:38
>391
サンクスコ
こっぱずかしい、吊ります。
393シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/09 00:39
「コンクリートのパネルを現場で組立てる工法です
 2×4と同じで面によって建物を支えます」
いや、ここは土建板じゃないので細かい事をいうのは本意ではないのだが
面で支える工法でないPCもある。(日本ではこの方が多い)
「重量があるため、地盤には注意が必要」
これもRCに比べればどちらかというと軽いくらい。(だいたい同じ)
ちなみに、ややこしいがプレストレストコンクリートという工法もあり、これもPCと略される。
  

 
 
394RC:02/12/09 01:06
Reinforced Concrete
「補強されたコンクリート」=「鉄筋コンクリート」の総称と考えて良いわけだよね。
で、WRCは「Wall Reinforced Concrete」の略だから「壁式鉄筋コンクリート」だよね。
なんでRC=ラーメンなのかな。
395考える名無しさん:02/12/09 01:10
>なんでRC=ラーメンなのかな。
いや、壁式でもRCっていいますよ。
396考える名無しさん:02/12/09 01:10
10年ほど前、業界人なら誰でも名前を知っている有名建築家に依頼し、コンクリート造りの家を
建てました。確かにストイックな造形感覚で知られた人だけあり、ちょっと他では無いような優れた
デザインの家が出来上がりました。
内、外壁とも打ちっ放しです。
しかしどうも住み難いんですよね。落ち着かないし、気が休まらない。
湿気て結露が出るし、家族全員が次々病気になりました。
たまりかねた両親は、隣地に別に家を建てて住むことにしました。
スウェーデンからの輸入住宅です(スウェーデンハウスではありません)。
もちろんイヤほど木を使った木造の家です。
住んで3ヶ月、不思議なことに父の喘息が大幅に緩和し、
母のリウマチ、アトピーも殆ど全快しました。血圧・糖尿の値も大幅に下がりました。
やはり、木の効用はあるんですね。もちろんホルムアルデヒドなどの関係もあるんでしょうが。
両親は、「この家に移ってから、心が和む。人に優しいデザインで、本当に使いやすい家だ」
と言っています。以上、コンクリート造が悪くて木造が良いと言う事には、
一概にはならないでしょうが、本当の話です。
397考える名無しさん:02/12/09 01:11
あっ、壁式だとWがつくのになんでラーメンだとLRCにならないのか
ってことでしたか。はやとちりスマソ

RCは壁式もラーメンも含むが、一般的にはラーメンが多いので
壁式の場合のみWをつけて区別してるんじゃないですか?
自分もよくわかりませんが。
ケンチク板のがよさそうですね。
398考える名無しさん:02/12/09 01:26
二笑亭綺譚という本を読みました。
土建板の建築学生必読書スレで紹介されてたものなんですが。
むこうでもちょっと感想かいたんですけど。
結構有名なようなので、みなさんご存知かもしれませんが。
(ご存知なら、以下の説明はすっ飛ばしてください)

精神分裂病であるにも関わらず、入院もせず治療も受けずに
何年もかけて奇妙な家を建てた人物と、その建築物(これが
二笑亭)の話です。昭和初期の話で、東京にあったものだそうです。

で、その二笑亭ってのがすっごい奇妙かつ非実用的なものだったらしく、
本の著者であり、二笑亭の主人である渡辺氏の主治医でもあった式場氏と
共に二笑亭を視察した建築家の谷口吉郎は「嫌悪感を感じるべき」とまで
言っています(その文章の詳細はよく覚えていないのですが、
最後は『美しい』茶碗を見て心に平安を取り戻した、というような内容で
終わっています)。

結局、二笑亭みたいなタテモノって、建築家にとってはケンチクとは
認められないのかもしれないし、渡辺氏以外の人には全く受け入れられない
ものであったかもしれないけど、ある意味で理想的なケンチクなんじゃないかな、
と思います。
そこに住む人が、そこに住むために、自分で自分の好きなように作る。
渡辺氏は精神に異常をきたしていたが故に、その行為は妄執と偏愛、
そしてあるいはある種の憎悪に満ち満ちたもの(勝手な憶測です)
になってしまいましたが…

長文失礼。
結局、「自分の住む家は自分で作るのがある意味理想といえるんじゃないか」
ということがいいたかっただけです。
399考える名無しさん:02/12/09 01:48


>>396
コピペ?

400モダニスト:02/12/09 07:01
工学的合理性を突き詰めた建築ってどういう感じなんだろう?

コルゲート管は結構いい線いってると思うんだが、
指摘されているように熱容量が小さすぎて温度変化が激しい。
土でも被せれば熱容量は大きくできるが、
コルゲート管の丸い外形を土で覆うのは大変そうだ。
屋上に土を乗せて庭園にできるような形――と考えると、
結局は四角いブロック型が解になってしまう。
そういう条件でコストパフォーマンスの良さそうな造りを考えると、
鉄道コンテナを並べて屋上を庭園にした形になるような気がする。

間取りは、内庭式が合理的に思えるが、これも指摘された通り、
日本の気候では内庭を「屋根の無い広間」として使えない。
しかし、内庭の上に枠を立ててビニールハウスにするだけで、
内庭建築本場の中東や南欧に近い内部環境を実現できる。
雨も一応防げるし、冬も暖かいし、コストがかからない。
天幕の強度や防火性に不安があるが、庭を覆うだけだから、
破れても死活的問題にはならず、張り替えればいいだけである。
農業用ビニールハウスが実用になってるんだから、何とかなるだろう。

皆さんは、どういう建築が工学的最適解だと思いますか?
401考える名無しさん:02/12/09 11:51
>>398
高知にテレビで有名な、夫婦2人で建てた、
車で各部屋まで行けるビルがありますね。
あと、自分で洞窟を部屋に改造したり、
青森の羽柴秀吉の、お城や国会議事堂の家とか。
アカデミーに無視されてる建物も沢山有りますね。

アウトサイダー展など知的障害者の絵が、話題になったりしますが、
非常に面白い。
402考える名無しさん:02/12/09 13:01
いつかのconfortのオキナワ特集で(メインじゃなくてサブ特集だった)、
オキナワの方が自ら増築して増築して増築して…っていう家が
出てましたね。見た目すごいけど、私は結構好き。

二笑亭という名前がまた強烈で(w
「二つの笑いの亭」、つまり、
「社会は私を笑うが、私も社会を笑う」という意味だそうです。
あと、もともとは「天秤堂」という名前だったそうで。
ソコから考えたら、「二つを笑う亭」とも考えられるんじゃないかなとか。
均衡とか対称とか対立とか、そういうものを笑う亭、みたいな。
403考える名無しさん:02/12/09 23:40
荒俣宏の奇人伝に沢山出てます。
404考える名無しさん:02/12/10 03:07
鳥小屋とまで言われる日本の集合住宅について語ってほしいです。
その際、ぜひここと、関連スレに目を通してみてください。
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1035649248/l50
405シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/12 00:55
ああ手抜きのセルフ コピペ

「やはり最近の小説だが、吉田修 パレード (パークライフで今年芥川賞をもらっている)
男女5人の不思議な同居生活を描いている。淡々とした日常を面白く描いているが、最後のあたりはかなり怖い。
一読の価値あり。
なぜかセジマの北方の集合住宅を思い出した。
人が集まって暮らすことの根源的な不思議さとか、妖しさのようなものを感じさせる。」

てなことで、集合住宅とはやむ終えず存在するものなのか?
それ自体に存在する意味があるものなのか?
そんな事を考える今日このごろの日々


406コピー:02/12/14 17:39
ペアガラスって効果あるの?
家を新築しようと思うのですが、ペアガラスで迷っています。
最初はすごく効果があると思っていましたが、とても高価なもの以外は
大した効果がないと聞いて、建築屋さんに聞いたところ、最初は自動的に
見積もりに入れていたのに、「はっきり言って、防音、断熱にはほとんど
効果はありません。結露予防だけです。」と言われました。
最近猫も杓子もペアガラスと言うので・・・とのことでした。
厚みがまったく違う(価格も)やつは良いですが、ハウスメーカーの安い奴や
建て売り等のペアガラスは効果があるのでしょうか。
407考える名無しさん:02/12/14 17:42
コルビジュエ・ミース・ライト
408407:02/12/14 17:45
シングルガラスのから逃げていく熱量は1平米当り5.5wx温度差です。
ペアガラスからは2.9wx温度差(室内温度と外気温)ぐらいです。
Low-Eペアガラスは1.4wx温度差です。
ビルなどでは、シングルからLow-Eペアにすると年間数百万も冷暖房費が安く
なることもあり、最近では東京でも採用が多くなりました。
東北、北海道では常識になりつつあります。
また、ペアガラスだけでは効果うすく、サッシも高断熱(樹脂でセパレートされているもの)
樹脂サッシのペアガラスがいいと思われます。

409考える名無しさん:02/12/14 17:55
ペアガラス。ここからのコピぺだろ。

http://money.2ch.net/build/kako/1023/10235/1023590762.html
410天下られ。:02/12/15 13:05
ウチに天下ってくる缶庁は、
一年に一回元の官庁からン億円の仕事を引っ張ってくるのが仕事。
後は新聞を読む事、コーヒーを飲む事。
411 :02/12/18 23:18
これじゃ建築施工学だな・・
412考える名無しさん:02/12/18 23:19
あ、建築設備学か・・どっちでもいいけど。
413考える名無しさん:02/12/19 11:20
現実的建築学です。
414考える名無しさん:02/12/19 16:00

  現在の中国における都市化に参画したコールハースは、そのビッグネスを評価し、建築を芸術として見る見方を

軽蔑する。しかし、この建築=芸術の否定がそれなりの意味をもつのは、こうした建築家の会議においてのみであ

る。別の観点から ―― しかも、最もありふれた観点 ―― からすれば、コールハースのような建築家は、巨大な利

益を求めて殺到する土建産業の一端にすぎない。誰もそれが芸術だと考えていない。コールハースのアイロニーは、

建築を純粋に芸術として見ようとする限られた人々のあいだでのみ、有効である。デュシャンの展示した便器が衝撃

的であるのが、美術の展覧会においてのみ、あるいは芸術家にとってのみであるように。というより、コールハースは、

この芸術性の否定の身振りによって、建築をより芸術的たらしめようとしている。
415考える名無しさん:02/12/19 16:23
昭和初期のコンクリート建築は
どんなにぼろくてなおかつありふれた土建屋が建てたものでも
残しておきたいという気持ちにさせられるのに、
戦後のモダニズム建築は、どんな高名な建築家が
設計したものでも解体されるのが惜しく感じない。
これはなぜだろうか?
416考える名無しさん:02/12/19 19:24
414
芸術品VS工芸品
芸術家artistVS職人artizan
デザインVS実用性。

415
大津の小学校は、残すべきだ。
抽象化、幾何学化はもう飽きた、マニエリズムに回帰して欲しい。
417考える名無しさん:02/12/19 19:28
国立判決の衝撃。
半分削りなさいって・・。
住民コンセンサツの重要性UP。
街並みにそぐわない建物を建てると、壊しなさい。
418考える名無しさん:02/12/19 22:16
>国立判決の衝撃。
建築家の自己顕示欲だけでは、建てられなくなった。
街並みを考慮しなくては。

しかし、これは芸術家の表現の自由にも係わる事だと思うが・・。
誰も騒がないな。
という事は、建築家は芸術家では無いということか・・。
419eine kleine tinpo:02/12/19 22:20
「国立判決」つうのは、現行法を常識的に解釈すると、どうしてもそうなるの?
それとも判決下した奴の基準が異常だったりするの?

詳細解説きぼんぬ。
420考える名無しさん:02/12/19 23:18
明和地所が控訴へ=マンション撤去判決で (時事通信)
東京都国立市の並木道沿いに建設された高層マンション(14階建て、高さ約44メートル)
をめぐり、周辺住民らが建築主の明和地所(東京都渋谷区)などを相手に市条例の高さ制限を超える部分の撤去
などを求めた訴訟で、明和地所は19日、20メートルを超える部分の撤去を命じた東京地裁判決を不服として、
近く東京高裁に控訴すると発表した。
 同社は「景観保護のため、行政の指導を尊重し、真摯(しんし)に対応してきた。
判決は到底承服できない」としている。 

真摯に対応した結果があのデザインか?別に普通のでかいマンションにしか見えないが。
デザイナーは誰だ?社内か。

421明和地所:02/12/19 23:22
これが、分かりやすいと思う。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/ud_works/case_1.html
422考える名無しさん:02/12/19 23:29
>>421レポートの
近隣から見ると明らかに異形の存在である。
中低層のタウンハウスで同じような戸数を稼ぐという計画でもよかったかと思うが、
検討はしてみたのだろうか。

これに、同意。
423考える名無しさん:02/12/19 23:34
京都駅ビルは、よく半分に削られなかったな。(爆
判決前で良かった。
424考える名無しさん:02/12/19 23:36
黄金のウンコが、半分になってました。
425うんこビル:02/12/19 23:45
426どう見ても。:02/12/19 23:54
解説でわざわざうんこじゃありませんと入れるところが、笑える。
設計フイリップ・スタルクと野沢誠GETT
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/1678/f-asahibeer.html
427考える名無しさん:02/12/20 00:04
ここは、あれっ糞まみれのスレか。w
428豊郷小保存運動:02/12/20 15:32
滋賀県豊郷小と同じくヴォーリズ設計になる建物は、
慶應義塾大学基督教青年会チャペル、山の上ホテル、関学大、
神戸女学院、明治学院大、同志社大、大丸心斎橋店、など全国に多数。

解体工事差し止め命令。
最近の裁判所は、かなり民主的になってきた。
429考える名無しさん:02/12/21 00:06
司法制度改革の一環だな。
430考える名無しさん:02/12/21 14:47
>ヤクザ町長? 豊郷小学校 @@@
法の華 三法行・教祖/福永法源に似た長髪の町長/大野和三郎はヤクザか?
新校舎建設にあたり業者と何らかの癒着だあるのではないか?
昨日、裁判所から取り壊し工事差し止めの仮決定が下されているのにも関わらず、
強行に工事を進めようとGOサイン!
431考える名無しさん:02/12/21 18:28
「どういうデザインにするか」と言う建築における形態の問題は
現代建築においては2次的なテーマにすぎない
よっていわゆる(安藤などに代表される)建築家について語ることは
意味のないことである

432考える名無しさん:02/12/21 18:54
うそだい!!!1
433考える名無しさん:02/12/21 21:46
>>431
の言う、現代建築における1次的なテーマってやつを語ってくれないか。
434考える名無しさん:02/12/21 23:01
街並みに合わないと、裁判所によって撤去命令される判決ってのは、
建築学にとって2次的テーマか?
俺は自由権に係わる心底恐ろしい判決だと思うが。
435考える名無しさん:02/12/21 23:06
他の建築家は何故立ちあがらないのだ?
相手が国立の住民だからか、それとも被告が明和地所だからか。
別に半分に削られても、文句無い作品なのか。
436考える名無しさん:02/12/21 23:09
街並みに合わない作品なんて日本中に有るが、国立に建てなければ
問題無いんじゃない?(w
437考える名無しさん:02/12/22 00:24
国立に、塔の家か、コルゲート管ハウスを建てる
勇気の有るやつはいねが〜!!
屋根に黄金うんこでもいいぞ〜。
438国立住民:02/12/22 00:38
ARK風を建てようとして、断念しました。
439シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/22 00:45
ところで哲学らしくないど
440考える名無しさん:02/12/22 01:56
行政が司法を無視。
「無法極まる暴挙だ」「常識の限度を超えている」。
豊郷町石畑の町立豊郷小学校で20日、町側が強行した校舎の解体工事に住民らは怒りの声を上げた。
米国出身の建築家ヴォーリズが設計した学校建築の秀作とされる校舎には文化的価値があり、
取り壊してはならない、と大津地裁が前日に仮処分決定を出したばかり。
司法判断を無視する大野和三郎町長ら町側の姿勢に批判が相次いだ。

この日、豊郷小では終業式が開かれたが、午後0時半ごろ、
仮校舎へ荷物を移動するための引っ越し業者がどっと校舎内に入った。

午後3時過ぎ、工事の作業員が石で校舎1階の窓ガラスをたたき割り、校舎内に侵入した。
さらに2階に上がって、バールで窓ガラスをたたき割ったり、窓枠を外したりしたという。
近藤さんは「まるで示し合わせたような行動だった」と話した。

職員室にはまだ教職員らがいた。近藤さんは「職員室の方から『何してんのや』
という叫び声が上がった。すさまじい音がして、身の危険を感じたほどだった」と振り返った。
441考える名無しさん:02/12/22 02:15
現代の建築に求められている
問題解決は、個人が
「よいデザインをする」ことでは
到底解決しえないものである
ゆえにスター建築家の造形概念について語ることは
意味のあることではない
442考える名無しさん:02/12/22 02:59
だあら

デザイン=意匠、じゃあないでしょう!!!1
443考える名無しさん:02/12/22 03:29
建築家が本当に意匠のみにこだわればいいんだけど
デザインをしようとするからだめになる
つまり建築家が図書館を書く作家になろうとするからだめだと言うこと
444考える名無しさん:02/12/22 09:42
いくら素晴らしい建築の設計図を描いても、
それを施工する業者の手抜きや安価な建材のすり替えでは、
困ってしまいます。
何よりも、信頼できる技術の確かな工務店を見つけることが重要です。

例えて言うならば、作曲家が名曲をつくったとしても、
演奏家が お粗末ならば・・・
445考える名無しさん:02/12/22 17:21
>>443

施主  「どうもうまい間取りが決まらない。助けて」
建築家「シラネーヨ」

こんあの、やだーい!!!1
446考える名無しさん:02/12/22 19:35
>>434
基本的人権は、公共の福祉に反しない限り尊重されるわけだから、
国立の場合、住民が反対してるから制限されても仕方ないのでは。
447考える名無しさん:02/12/22 21:08
土地の価格が高すぎる
448考える名無しさん:02/12/25 22:36
豊郷町長は絶対、貰ってそうだな。
449考える名無しさん:02/12/25 23:16
何か寂しい「未来都市」 汐留シオサイト
建築家・石山修武さんと歩く 娯楽性・興奮なし
http://www.asahi.com/culture/bunka/K2002122501008.html
450考える名無しさん:02/12/25 23:47
最近東京で色んな再開発があるが、大丈夫か?
もうバブルは来ないし、デフレだぞ。
テナント余ってないか?
451シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:02/12/26 00:35
2004年問題ってやつですね
452考える名無しさん:03/01/04 00:46
age
453考える名無しさん:03/01/04 01:24
吹き抜けの家にしたんだけど、失敗。
寒いよ〜。

ガス代が恐い。
454考える名無しさん:03/01/04 01:28
床暖房を入れるとか、
吹き抜けの天井に扇風機(良く映画なんかであるやつ)を付けて
暖気を下に落とすとかやって見ると良いかも
455景観破壊:03/01/06 14:50
最近京都に何度かいきましたが
あの京都駅には我慢がなりません
皆さんはどう思いますか
賞を取ったりしてるけど
私には???????です
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/travel/1004946600
456考える名無しさん:03/01/06 21:04
ブルーシートのテントは経済的
457考える名無しさん:03/01/06 22:21
ブルーシートは、日本のパオである。
ノマドの皆さん、利用しよう。
458シンデモまうすヲハナシマセンデシタ :03/01/07 00:07
455
そんなに悪いかなあ。
建築屋さんの間でもあんまり評判が良くないが・・・
たしかに巨大過ぎるのはその通りだが
具体的にどんなところが嫌?
459山崎渉:03/01/08 19:04
(^^)
460考える名無しさん:03/01/11 22:30
バラガンの作品、初めてみたよ
怖いね
461考える名無しさん:03/01/11 23:10
>>453
吹き抜けを閉じなさい。
462考える名無しさん:03/01/12 00:35
ついにここにも、山崎が・・。
463シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:03/01/12 01:06
バラガンの作品、実物を見たの?(だったらとても羨ましい)
怖さ・・というとガルシア マルケスの小説のような
あの 怖さなんでしょうか?
464考える名無しさん:03/01/12 01:28
山崎、何者?
465シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:03/01/12 23:53
哲学徒で建築に興味のある方
今、東京のNTTインターコミュニケーションセンターで
ダニエル・リベスキンド展というのをやっています。
なかなかいいですよ
466ntt icc:03/01/13 11:20
467シンデモまうすヲハナシマセンデシタ :03/01/14 00:34
466
あんがとう
さて、明日も元気に仕事しようかね。
468考える名無しさん:03/01/14 13:52
CASA1月号。
また、NOWい建築特集やってますね。
実用的かどうかは知らんが。
469考える名無しさん:03/01/14 16:04
ついでに、美術館賞板でのリベスキンドスレにも来てね。
470考える名無しさん:03/01/15 00:27
ntt・iccは、AAが絡んでるだけあって、いい悪いは別に尖がってはいるな。

damb/type展は良かった。
471シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:03/01/15 00:32
468
椅子特集?(妙にカサがたかいど)
結構ブルータスとかPENとかで椅子特集やってるね

469
そんなのもあるの?
よし、これからみにいく
472シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:03/01/15 00:39
うぅ・・
碌なことが書いてなかった・・・
473453:03/01/15 13:08
先月のガス代、2.5万円ですた。ひえ〜。
474考える名無しさん:03/01/16 03:21
古くてスマンが建築板からさっき飛んできまして上から読んでたとこなんですが、

>>113
なんかこの文章(塔の家の文章)ってどっかで聞いたことあるような
表現なんだけど、この書き込みがオリジナル?

>都市に住む、 ということの意味をストレートに表現したいい作品
>それ以上に住むことの楽しさ、厳しさがひしひしと伝わってくるのです
これ。どっかから文字起こした?もしくはコピペ??
475山崎渉:03/01/18 09:37
(^^)
476考える名無しさん:03/01/18 12:12
エッチな気分になる建築物とかあったら教えて下さい。
477考える名無しさん:03/01/18 14:17
上げてくれる山崎って、結構いい奴。
どんな家に住んでるの?
家に枯葉まみれのポルシェとか無い?
478考える名無しさん:03/01/18 14:19
運古ビルは、スカトロフアンにはHでは。
479馬鹿建築ニュース:03/01/18 14:40
この中から選んでくれ。
http://www.ultracyzo.com/baka/
480考える名無しさん:03/01/18 14:44
>>479
「某特殊用途ゴム製品」の有名メーカーのビルは、Hだ。
481考える名無しさん:03/01/18 15:12
薄いのが好きな貴方に。
http://homepage2.nifty.com/usutate/menu.html
482シンデモまうすヲハナシマセンデシタ :03/01/19 01:18
480
実際その形態を型どっているらしい
天空に向けて金色の巨根が屹立しているのは・・・
ちょっと羨ましいぞ
483考える名無しさん:03/01/19 11:02
旧正田亭、騒がれてる割に誰も手を挙げないな。
俺が右翼の大物なら、ポケットマネーで買うのだが。

ブリキの玩具博物館の人が買って、レトロな博物館にでもすればいいのに。
484考える名無しさん:03/01/19 11:02
旧正田亭、騒がれてる割に誰も手を挙げないな。
俺が右翼の大物なら、ポケットマネーで買うのだが。
ブリキの玩具博物館の人が買って、レトロな博物館にでもすればいいのに。
485考える名無しさん:03/01/19 11:43
いや旧正田邸って改修、改築を繰り返しすぎて
ぜんぜん歴史的な建物としては価値が無いのだよ

付近の住民のステータスの為に保存する必要も無いでしょう
486考える名無しさん:03/01/19 14:31
ふーん、そうなんだ。

ところでブリキの玩具博物館の人の家って、葉山か何処かの皇室系の別荘だったような。
ボートハウスみたいな。
487考える名無しさん:03/01/19 15:04
トマソン・路上観察学的、珍建築がお好きならどうぞ。

http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/link/10bunrui/171.htm
488考える名無しさん:03/01/19 15:45
北原照久 竹田宮 別邸 横須賀市佐島 石原慎太郎 『弟』 「海へ」
489考える名無しさん:03/01/24 00:54
test
490考える名無しさん:03/01/30 17:38
ログハウスなら、400万円ぐらいでいいのが建つよ。
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brown/3805/index.html
491考える名無しさん:03/01/31 11:34
たとえコルビュジェいえども
現代建築をはじめて作り、
バウハウスを創設したグロピウスには
足元にも及ばない
492考える名無しさん:03/01/31 11:46
閉鎖されたバウハウスは早死にした天才と同様に美化されすぎて好きじゃない。
ところで俺は美学がめっぽう嫌いだ。デザイン・建築において美学を扱わずに
哲学で「感じる構築」を確立したい。「見る」から美学に結びつけるのは結構
強引で飽きた。デザイン史は過去を分析してる分には放っておいてかまわない
がそこから論理を提唱して未来に持っていくのは俗に言う「彼らは偏差値低い」
という気がする。ジョン前田みたいな両刀使いがもっと増えて欲しい。
493考える名無しさん:03/01/31 14:10
単純化、幾何学化は、もうそろそろ・・。
でも、まだまだ主流みたいね。
494シンデモまうすヲハナシマセンデシタ:03/02/01 09:54
不勉強なので教えて欲しいのですが
ジョン前田ってどんな人?
まあ、とりあえず検索してみるか
495考える名無しさん:03/02/01 09:55
知るべきことは 知るべきだ!
http://www.tyousa.com
496考える名無しさん:03/02/01 11:51
近代建築批判必読書2冊

・トム・ウルフ 1984 「バウハウスからマイホ-ムまで」晶文社
・ブレイク   1974 「近代建築の失敗」 鹿島出版
497考える名無しさん:03/02/01 12:00
原書が良い。
498考える名無しさん:03/02/01 12:50
あほの一つ覚えみたいにマッキントッシュ、マッキントッシュ・・。
499考える名無しさん:03/02/01 12:51
フランクるロイドライトも秋田。
500考える名無しさん:03/02/01 15:57
なによりもまず土地の取得からだな
501考える名無しさん:03/02/02 17:50
コルビュジエという人は独学で建築を学んだ人だからか、発想が独創的で自由な
ところがあると思う。彼が考え出した「ドミノ・システム」は、それまで当たり前に思われた
「壁が建物を支える」という概念を捨て、「壁はあってもなくてもいい」という建築である。
従って、壁全面をガラスにしてしまうことも可能であり、部屋の仕切りも思うがままに
作ってしまえばいい。初期の代表作が「サヴォワ邸」というマッチ箱から足がニョキニョキ
出たような外観の建物で、壁は横一直線に切ってある。そして、「ドミノ・システム」の
集大成とも言うべき集合住宅が「ユニテ・ダビタシオン」。
L字型の3次元空間を入れ子にした構造には唸ってしまう。「この人、数学も得意なの
だろうな。」などと貧相な考えも浮かんだ。
502芸術新潮・今月号。:03/02/02 17:58
【特集】
ワビサビなんてぶっ飛ばせ!バロック王国ニッポン

変なもの大好きな写真家&作家コンビが、「バロック力」みなぎる建築物件求めて
全国行脚の旅に出たさあて、なにがとびだすか?
【ガイド】小野一郎・山口由美
その1  なぜまた日本でバロックなの?
   ◆目黒雅叙園  バロック・ニッポン事始
その2  お城って変なかたちだよね?
   ◆ケレン味たっぷり  姫路城
その3  勝手に海外交流してました
   ◆円通院  江戸の洋風意匠を見つけよう! ◆水辺の威容  西本願寺飛雲閣
その4  死者のためのテーマパーク
   ◆過剰の殿堂  日光東照宮 ◆志のバロック  輪王寺大猷院
その5  めくるめく二重螺旋の迷宮
   ◆さざえ堂  レオナルド・ダ・ヴィンチもびっくり
その6  建築道楽、大いに爆裂す
   ◆バロックする血族  富士屋ホテル
その7  庶民派バロックの饗宴
    ◆鯛よし 百番  
    遊廓情緒満点のお食事はいかが?
   ◆荒ぶる脱衣場 船岡温泉 ◆圧巻タイル責め  旧藤ノ森湯
   ◆迎賓館  屋形船で逢いましょう
その8  ノスタルジーの保存法
   ◆震災に負けるな店主ここにあり!
    看板建築  花市生花店/丸二商店
   ◆財閥の見果てぬ夢 三井八郎右衛門邸
(略)
その11 バロックは終わらない
   ◆未完をつらぬく僕の家 「タイルの家」
おまけ、バロック・ニッポン分布地図
503考える名無しさん:03/02/05 17:25
WTC跡地に、坂茂さん案、最終選考通過。
最終選考通過組
 ■チーム"THINK" (坂茂、フレデリック・シュワルツ、ラファエル・ヴィニオリほか)
 ■ダニエル・リベスキンド Daniel Libeskind [1946−] (建築家)
予選敗退組
 ■SOM (妹島和世+西沢立衛の「SANNA」などによるチーム)
 ■ノーマン・フォスター Norman Foster [1935−] (建築家)
 ■リチャード・マイヤー組 (+ピーター・アイゼンマン, スティーブン・ホールほか)
 ■チーム"UNITED ARCHITECTS" (ライザー+ウメモト、foa、グレッグ・リン,UN STUDIOほか)
 ■ガウディ・さいたま組 カタルーニャ地方のアーティスト団体とボストンの建築家P・ラフォーリー
ここで、画像が見れます。
http://archrecord.construction.com/news/wtc/archives/021218LMDCplans.asp
504考える名無しさん:03/02/05 17:41
↑けっきょく、上の二つが残ったんじゃないの?
505考える名無しさん:03/02/05 17:42
ごめん、ちゃんと読めば書いてたね。
磯崎新って、参加してなかったのか。
506考える名無しさん:03/02/05 19:28
磯崎新お得意の誠実なアイロニーはアメリカ国民を不快にさせるだけです
507考える名無しさん:03/02/05 20:19
核シェルターはどこいった
508考える名無しさん:03/02/05 21:51
ANDO案も却下。意表を突いてはいたが。WASPは、気が強いからな。
509考える名無しさん:03/02/05 22:20
哲板の皆さんにとって磯崎の言ってることってどうなんですか?
510Kurichan:03/02/05 22:21
俺に聞かれても答えようがない。
511考える名無しさん:03/02/05 22:26
ボケェ! メールくれっ
512考える名無しさん:03/02/05 22:32
日本の建築家、坂茂(ばんしげる)さんが参加する建築家グループ「THINK」の案、
最終選考に。
「THINK」の案は、崩壊したツインビルが建っていた場所に、格子状に組まれた
二つのタワーを建設する計画。高さは507メートルで、410メートルだった旧ビル
だけでなく、現在、世界で最も高い452メートルのペトロナス・タワー(マレーシア)
をもしのぐ。
タワーの各部に追悼施設や博物館、会議場などの文化施設を配置するユニークな構造で、
「世界文化センター」と名付けられているが、米メディアは「21世紀のエッフェル塔」
という呼び名を付けた。

WTC自体が日本発らしいね。だから日本人有利。
513考える名無しさん:03/02/05 22:34
シンク案、良く見ると、「万博タワーのデカイ版」だと思うのは、俺だけか?
514考える名無しさん:03/02/05 22:50
○WTC設計者、M・ヤマサキの関係者が重い口を開いた
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/j/food/205870
515考える名無しさん:03/02/05 23:00
これね。
>設計当時に最大の航空機だったボーイング707型機が濃霧に見舞われて空路を外れ,
衝突することを想定した。「707型機の衝突が何本の柱を壊すかを計算して設計した。
火災や他の有事を除けば,707型機の衝突を吸収できるようになっていた」と言う。

しかし,実際に激突した航空機は767型機で,重量,速度,搭載燃料の点で想定を
超えていた。現段階で航空機がビルに衝突することを考えるなら,767型機より
さらに大きいボーイング747型機やエアバス380型機を想定しなければならない。
「747型機の衝突を考慮してビルを設計したら,それは建築ではなく,とりでに
なってしまう。賢明ではない。航空機の衝突に備えてビルを設計するのでなく、
『より警備を高めた航空機』と『より警備を高めた航空システム』で対処すべき
問題だ」との考えを明らかにした。

516考える名無しさん
超高層ビルマニアのHP。凄すぎる。

http://www.asahi-net.or.jp/~nm6f-nkmc/