宇宙論@哲学板

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1hoge
物理の理論系院生です。
なんかいろんな宇宙論が並んでいるのでちと不安です。

とりあえず宇宙論の基礎は知っておきませんか?
で、とりあえず現在の物理学者が認識している
宇宙論の基礎をちょっと話します。

んで質問をうけますんで気軽にどうぞ。
2考える名無しさん:02/06/15 04:34
2ゲト
とりあえず基礎を話してくれぃ
3考える名無しさん:02/06/15 04:35
おちえて星イ!
4考える名無しさん:02/06/15 04:35
何を宇宙とみなすべきなのでしょうか。
やはり宇宙について目を向ける者の知性が及ぶ範囲に限ってのことなのでしょうか。
5考える名無しさん:02/06/15 04:36
すんげえレス・・・・
やっぱ鉄板にいないのは先生だけか。
62:02/06/15 04:37
宇宙って存在してるんですかっ
7考える名無しさん:02/06/15 04:38
質問は、お話のあとの方がいいんで無いの?
8考える名無しさん:02/06/15 04:39
>>7
俺もそう思う
>>6
2は俺だボケィ!
9考える名無しさん:02/06/15 04:43
んざけんなてめえら
こいつになに求めてんだよ
10考える名無しさん:02/06/15 04:48
     ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ´∀`)/< 先生!お話まだですか?
 _ / /   /   \___________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ||\        \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
    .||          ||
11考える名無しさん:02/06/15 04:49
>>9
だから誤謬の淘汰だって!
すっこんでろ 二度と来んな!
オメーみたいな厨房は切り刻むぞ、いいな!

ごめんなさい、4はオレレス。
でもまずそこ答えてほしいっす。
じゃないとあなたの位置づけが難しくって、寝られないっす。
ロムることもつらいっす。
12考える名無しさん:02/06/15 04:51
がっつくなって・・・
センセーあせってるだろ。
13考える名無しさん:02/06/15 04:52
あーんはやくうぅ
せんせーきてえ♥
14考える名無しさん:02/06/15 04:54
これで放置プレイならマジ笑える
15hoge:02/06/15 04:59
ちとまってくださいな
いま書いてますんで
16考える名無しさん:02/06/15 05:07
ただいま
放置から35分レス。
まだ大丈夫レス。
173:02/06/15 05:14
もう寝ます。
起きてから読みます。
18hoge:02/06/15 05:16
宇宙の歴史(標準的な模型)

t=0 sec Big Bang??
t<10^{-41}sec--量子重力の時代。超弦理論で記述されるはず。
(10次元or11次元の世界。)すべての力は統一されている。
t=10^{-41}sec--重力が力の統一から分離する
10^{-41}sec<t<10^{-39}sec インフレーションによる指数関数的宇宙膨張。
t=10^{-39}sec--大統一理論(GUT)の終焉。3つの力は分離する。
t=10^{-26}sec--超対称性の終焉。ボゾンとフェルミオンの質量が
分離してしまう。
t=10^{-25}sec--ヒッグズメカニズムが作動。万物に質量が与えられる。

----ここから上はまだ確定したわけではない----
----------以下はほぼ確定事実-------------

宇宙は素粒子のスープのような状態にある。
温度があまりに高いのでほとんどの粒子が質量を無視できる状態。

0.01sec<t<3min-- ビッグバン元素合成。陽子:中性子:ヘリウム等の生成。
t=10^{5}yr -- 温度が十分に冷えてしまい、粒子の質量が無視できなくなる。
t=10^{8-9}yr -- 銀河形成時代。
t=10^{11}yr -- 今

--以下はまだ確定していない--

t=10^{34-36}yr -- 陽子崩壊。全てのバリオンは崩壊する。
t=10^{55}yr -- 軽いブラックホールのホーキング輻射による消滅

以降永遠の加速膨張。終わりは無い。


19考える名無しさん:02/06/15 05:19
gennmetu
20hoge:02/06/15 05:24
よく聞かれる質問:

・加速膨張は光速度を超えている。相対論に矛盾する。
->情報を伝えているわけではないので全く矛盾しない。

・ブラックホールは本当にあるのか?
->Cygnux-X1等のX-rayによる観測でほぼ間違い無い。

・ブラックホールに落ちたらどうなるのか?
->中心の特異点(一般相対論が破綻し、超弦理論が必要になる)
にあっというまに吸い込まれる。

・宇宙の果ての先には何があるのか?
->空間も時間も何も無い。そこでは粒子や情報などという概念が
一切通用しない。

・宇宙はどうやってできたのか?
->わかっていない。恐らく量子宇宙論による「無」からのトンネル効果
でできたと思われるがそれを記述する言語である超弦理論が
まだ完成していない現状では確定的なことがいえない。
2120:02/06/15 05:25
1よ
おまえは、《だれに》むかって説明してるんだよー
22hoge:02/06/15 05:34

・「無」から宇宙ができるなんておかしい
->全ての波動関数は量子的揺らぎを持つので
その揺らぎから宇宙は生成できる。

・宇宙の加速膨張は確定したのか?
->宇宙定数問題が解決していない今では断定はできないが
おそらく間違いない。

・ニュートリノに質量があったら宇宙は閉じるのか?
->ニュートリノの宇宙密度への寄与はごくわずか。影響は無い。

・何故我々の世界には粒子のみあり反粒子がないのか?
->baryogenesisの理論で説明可能。Affleck-Dine,leptogenesis等。

・いわゆる「人間原理」は用いないのか?
->物理学者で用いる人は皆無に等しい。
23hoge:02/06/15 05:37
専門的に書きすぎた・・・
幻滅するのも当然ですな。すまんす。

えと、反省して質問にはできるだけ直感的にわかるように答えます。
何でもいいので質問してください。

24考える名無しさん:02/06/15 05:39
>>4
25考える名無しさん:02/06/15 05:44
あまりにDQNな初歩的質問で恐縮ですが・・・。

私は、「波動関数」ってのが何か知りません。、
「無」ってのは、時間も空間も無い、
すなわち、運動も無い事ですか?

「波動関数」は、その「無」の状態を説明するものなんですか?
26考える名無しさん:02/06/15 05:49
だ か ら 上で4のヴァカが聞いてるじゃんか
宇宙って何だよ!
とりあえず俺も物理学者がどのようなものとして宇宙を扱ってるか知りたいぜ。
4のヴァカはもう寝たのか?
27考える名無しさん:02/06/15 05:52
3のヴァカはまだ寝てない。
3=25=私
28考える名無しさん:02/06/15 05:53
質問
>まだ完成していない現状では確定的なことがいえない。
とありますがいつになっても確定的なことは言えないのではないでしょうか?
むしろ確定的でない発言をすることが大事なのではないでしょうか?
29考える名無しさん:02/06/15 05:58
>>26  
4です。
事実オレは宇宙についてあまり無知なもんで、あんなこと書き込んだんっすけどね。
でも、そういうことが大切に思います。とりあえずの話じゃないと思いますけど。
う〜ん、医者の診断聞くときも、やっぱ医者の言葉だってことである程度距離置くじゃないですか。
せっかく鉄板でご鞭撻受けるんだし、鉄板の誰もが興味を持つところなんじゃないかと思って。
あ、でも上のことはなぜか知ってましたよ、物理嫌いのオレまでが。
30考える名無しさん:02/06/15 11:18
ニュートリノに質量あったみたい
31考える名無しさん:02/06/15 11:20
ぶっ壊れ神悪寒でを応援する
32あちょー:02/06/15 14:14
>>20
> ・加速膨張は光速度を超えている。相対論に矛盾する。
> ->情報を伝えているわけではないので全く矛盾しない。

情報を伝えているのと伝えていないことの違いは何でしょうか。

> ・宇宙の果ての先には何があるのか?
> ->空間も時間も何も無い。そこでは粒子や情報などという概念が
> 一切通用しない。

わからないから逃げているのではないでしょうか。
宇宙の外側が解明されてきても主張できますか。
33あちょー:02/06/15 14:28
>>22
・「無」から宇宙ができるなんておかしい
> ->全ての波動関数は量子的揺らぎを持つので
> その揺らぎから宇宙は生成できる。

波があるなら無ではないです。

> ・宇宙の加速膨張は確定したのか?
> ->宇宙定数問題が解決していない今では断定はできないが
> おそらく間違いない。

ビッグバンはなかったんだと思う。
爆発した割にはあまりに銀河が規則的で、物質、化学法則も
安定している。 ランダムが少ないと思う。
34考える名無しさん:02/06/15 16:43
ビッグワンとかあれ嘘だから
35hoge:02/06/15 19:11
どうも。

・何を宇宙とみなすべきか
物理学者は我々の観測にかかる時空領域を「宇宙」とみなします。
哲学者の定義とは異なることもままあるかと。

・「無」の波動関数とはなにか
空間も時間も無い、という状態ですら量子重力論は記述します。
それを記述する情報が入ったものを「波動関数」と呼ぶわけです。

・いつになっても確定的なことはいえないから
確定的でないことを言うべきではないのか
理論を立てるのは自由です。事実さまざまな理論が提唱されています。
しかしそれは実験で実証されない限り科学的事実とは言えません。
また、超弦理論が完成した暁には理論的に確定的なことが言えます。

・情報を伝えるということは何か
Aという事象が生じた、ということを別の空間に伝えることです。
その速度は光速度を超えられません。

・わからないから逃げているのではないでしょうか。
逃げている、というより宇宙の果ての外にあるものを
示唆する実験事実が無いので物理として考える前提ができていない、
というほうが適切でしょうか。何かそのような兆候が見えれば
物理学者はあっという間に理論を立て、実験事実と照合し、
いかなる理論が正しいのかを議論します。

・波があるなら無ではないです。
「無」を記述する理論が存在するわけです。量子宇宙論で。

・ビッグバンはなかった・・・
ビッグバン宇宙論の成功を覆すような新理論が出たら
もちろんそちらがコモンセンスになるでしょう。
ビッグバンはその新理論の「近似」になるわけです。

・爆発した割には・・・
これは過ちです。銀河形成理論はビッグバンに基づき圧倒的成功を
収めており、物理化学法則が安定しているのは低温度の現在。
宇宙初期に行くといくらでも変化します。
36あちょー:02/06/15 19:46
>>35

> ・「無」の波動関数とはなにか
> 空間も時間も無い、という状態ですら量子重力論は記述します。
> それを記述する情報が入ったものを「波動関数」と呼ぶわけです。
> ・波があるなら無ではないです。
> 「無」を記述する理論が存在するわけです。量子宇宙論で。

無から爆発が起きることは素人が考えても変なことです。
そこらへんに関しての議論は重要だと思います。
波動関数で無を扱うことに問題はないのでしょうか。

> ・情報を伝えるということは何か
> Aという事象が生じた、ということを別の空間に伝えることです。
> その速度は光速度を超えられません。

ビッグバンが起こったことを伝えています。矛盾ですね。

> ・爆発した割には・・・
> これは過ちです。銀河形成理論はビッグバンに基づき圧倒的成功を
> 収めており、物理化学法則が安定しているのは低温度の現在。
> 宇宙初期に行くといくらでも変化します。

なるほど、これはわかりました。
では、空間の3次元の3という数字は爆発時に決定されたのでしょうか。
37hoge:02/06/16 00:33
>>36
「無から爆発が起こる」わけではありません。
「無」から「11次元時空で記述される宇宙(M-theory)」へと
「相転移」が起こるのです。「トンネル効果」といっても良い。

この辺にはいろいろ議論があり、「string cosmology」をやっている一派は
「pre-big bang scenario」を提唱していたりします。big-bangの前に
逆のインフレーションがあり、ある時間でそれが宇宙膨張に転化するという人もいる。
しかし何とも確たることは言えませんね。

また、加速宇宙がビッグバンが起こったことを伝えているということですが、
それは違う。
風船をイメージしてください。前もってAという点とBという点にしるしを付けます。
最初は風船は「点」です。しかし加速度的に膨らませることによって
Aという点とBという点は光速を超えて離れることが出来ます。
しかしそれは何も情報を伝えているわけではない。

空間が何故3次元か、というのは素粒子論の最大の謎です。
超弦理論で記述される空間が、3次元であれば一番エネルギーが低いから。
というのが一般的な見方ですが。
最近はミリメートルレベル程度に隠された空間があるという理論が
爆発的に流行しています。この分野は発展途上で確定的なことはいえません。
38あちょー:02/06/16 04:05
>>37
> 「無から爆発が起こる」わけではありません。
> 「無」から「11次元時空で記述される宇宙(M-theory)」へと
> 「相転移」が起こるのです。「トンネル効果」といっても良い。

無の中に相転移が起こるタイミングを決める要素があるのでしょうか。

> また、加速宇宙がビッグバンが起こったことを伝えているということですが、
> それは違う。
> 風船をイメージしてください。前もってAという点とBという点にしるしを付けます。
> 最初は風船は「点」です。しかし加速度的に膨らませることによって
> Aという点とBという点は光速を超えて離れることが出来ます。
> しかしそれは何も情報を伝えているわけではない。

Aという点を爆発に近い位置に、Bという点を宇宙の外側の位置に置くと、
やはり矛盾しますね。

> 空間が何故3次元か、というのは素粒子論の最大の謎です。
> 超弦理論で記述される空間が、3次元であれば一番エネルギーが低いから。
> というのが一般的な見方ですが。
> 最近はミリメートルレベル程度に隠された空間があるという理論が
> 爆発的に流行しています。この分野は発展途上で確定的なことはいえません。

3次元が爆発時に決定したとすると、ぴったり3次元方向に広がるのは不自然
なのでは。元から3次元だったとすると、宇宙ができる前に既に宇宙があった
ことになるのでは。
39hoge:02/06/16 04:31
タイミングを決める要素はありません。全ては確率です。

「爆発に近い位置」というのは存在しません。
宇宙の全ての点は等価なのです。
3次元双曲面(つまり現在の宇宙)にどこにも特別な点はありません。

元から3次元だったのではありません。
超弦理論が適応できるエネルギー領域では10ないし11次元だが
エネルギーが低くなるともはや3次元以外の非常に小さな空間は
我々の観測にかからなくなり、「effectiveに」3次元ととらえられる
宇宙が構築された、ということ。
40hoge:02/06/16 04:42
あ、確率といいましたが、この「確率」は真の量子重力の描像
(ほぼまちがいなく超弦理論の本質的理解)が得られると
計算できるものです。
41考える名無しさん:02/06/16 04:48
「量子力学(量子論)」を
アホでもわかるように詳しく教えてください。

おながいします。
42考える名無しさん:02/06/16 05:01
質問
宇宙が無から発生する事が説明できるなら、
そこらじゅうどこにでも、
宇宙がポコポコ生まれても、
物理学的には不思議は無いない
と言うことですか?全然ちがいます?
43hoge:02/06/16 05:21
http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity.html
ここの解説が詳しいですよ。>量子論

>>42
そうです。
ただ、「そこらじゅう」という我々の普通の時空概念は通用しません。
「無」から生まれるわけですから。
多世界解釈などを考え、パラレルワールドに「別の宇宙が今生まれた」
とかいうことは十分ありえます。
44moge:02/06/16 05:56
多世界解釈で生まれる宇宙と無から発生する宇宙は、
違う気がする。

45hoge:02/06/16 07:32
ああ、意味はわかります。
言いたかったことは「我々の認識できる時空間」
以外に、「無」が存在して、そこから「我々とは全く因果をもてない」
宇宙が発生する可能性がある、ということです。
46考える名無しさん:02/06/16 07:44
物理化学法則…
その法則性が変化したりする事があるんですね。
しかし、「何故法則がその様に働く様に決定されたのか」
という事に一種の謎というか、神秘性を感じます。
それも含めて、哲学的疑問として「何故宇宙は存在する事となったのか」という
その「何故」という部分が知りたい。
結局の所、これまでの説明は「どの様にして宇宙は存在する事となったのか」
という説明であると感じます。
47考える名無しさん:02/06/16 07:45
無の中に無数の宇宙が浮かんでいる。

無の中にあるから、みんな無関係。

それって無意味では。
48あちょー:02/06/16 07:46
>>39

> 「爆発に近い位置」というのは存在しません。
> 宇宙の全ての点は等価なのです。
> 3次元双曲面(つまり現在の宇宙)にどこにも特別な点はありません。

宇宙空間はすべて爆発位置から等距離なのでしょうか。
そんなにきれいに爆発するのでしょうか。

> 元から3次元だったのではありません。
> 超弦理論が適応できるエネルギー領域では10ないし11次元だが
> エネルギーが低くなるともはや3次元以外の非常に小さな空間は
> 我々の観測にかからなくなり、「effectiveに」3次元ととらえられる
> 宇宙が構築された、ということ。

爆発して3次元方向に広がったのはなぜでしょう。
49考える名無しさん:02/06/16 09:45
hogeさん、たいへんためになります。哲学板にとっては
とても貴重なスレです。おれにはいまのところ質問はありません
(というか、質問できるレベルではない)が、みんなの変な質問、
誤解にめげずに、気長にめんどう見てください。よろしく! !
50hoge:02/06/16 10:07
>>46
例えばエネルギーは低い方が好まれる。
エントロピーは常に増大する。
これは「科学的事実」です。
しかし「何故そうなったのか」というのはもはや科学を超えています。
物理学の範疇にはありません・・・

>>47
そのとうりです

>>48
やっぱ誤解されてるようです・・
「爆発」というアイディアは捨てた方がいいです。
単に、宇宙は

t^2-x^2-y^2-z^2=Λ

で加速膨張する4次元多様体である、
ということなのです。t=0の時に特異点が現れるのでそこを「爆発」と
呼ぶ人が多いだけです。そこの理解は超弦理論が完成するまで不可能です。

>>49
ありがとうございます。うれしいです。
この多様体の空間成分にはどこにも特別な地点はありません。
51hoge:02/06/16 10:10
>>48
・爆発して3次元方向・・・

違います。
現在の宇宙は10次元で記述される超弦理論の6次元を
コンパクト化した4次元時空なのです。
各時空点に6次元空間が内包されているのです。
6次元空間はあまりに小さいので我々の実験で捉えるのはほぼ不可能です。
ですが宇宙生成直後はその影響が大きい。
「極微のスケール」は「巨大なエネルギー」と関係しているわけですから。
52考える名無しさん:02/06/16 14:15
hogeさんは将来的にはやっぱり研究者としての道を
考えてらっしゃいますか?
現在院生という事ですが…
53hoge:02/06/16 15:02
ええ。そのつもりです。
競争はあまりに激しすぎますが。
好きで全力でやってるので失敗しても悔いは無いです。
54考える名無しさん:02/06/16 19:58
>>53 がんばってください。
あと哲学板ではくれぐれもマターリと。
物理・数学系のかたへの反発がかなり強いんです。
55ぴかぁ〜:02/06/16 20:08
先生!エントロピーが拡散している宇宙で
地球上で生命のエントロピーが増大しているのはなんでですか?
56ぴかぁ〜:02/06/16 20:09
先生!宇宙全体ではエントロピーは増大する方向なのに、
生命はなぜエントロピーが減少する方向に進んでいるのですか?
57先生じゃないけど:02/06/16 20:20
きみ、それは宇宙物理学の先生じゃなく、ふつうの物理か統計学か生物の
先生に聞きなさい。
ちなみにエントロピーは、局所的には増えたり減ったりするってのは、
哲学する人にとっても常識だぞ!
58hoge:02/06/16 20:45
>>54
ありがとうございます。
そうですね。またーりいきます。

>>55-56
宇宙全体でエントロピーが増大すればよいのですよ。
一定のシステムの中で減少したということはその分以上を
外系に放出したってことですね。

>>57
どもです
あ、あと僕の専攻は宇宙物理学ではなく素粒子理論です。
59あちょー:02/06/16 20:56
>>50
爆発は普通にいわれる爆発ではないということでしょうか。
t=0の時どんな状態なのか知りたいです。

>>51
4次元以上の空間というのはミクロのことであって、ビッグバン
によって広がった空間は3次元と考えるべきでは?
なぜ4次元以上の空間はミクロレベルでしか現れないので
しょうか。
爆発時に次元が決定するとしたら、極端な話、30次元に
なってた可能性もあると思います。
60あちょー:02/06/16 20:59
>>58
素粒子は、必ず回転や波などの周波数を持っているのでしょうか。
61ぴかぁ〜:02/06/16 21:13
>宇宙全体でエントロピーが増大すればよいのですよ。
>一定のシステムの中で減少したということはその分以上を
>外系に放出したってことですね。

先生!答えになってないとおもいまーす!
なぜか、わからないと言えないのは、物理学の意地ですか?
62考える名無しさん:02/06/16 21:18
ホワイトヘッドのコスモロジーの思想についてとか教えてください。
ここは哲学板なのですから。
63あちょー:02/06/16 21:42
>>1
宇宙はヤバイでしょうか。
64あちょー:02/06/16 21:44
エントロピーなんて存在しないのでは?
65hoge:02/06/16 22:43
>>59
t=0の時の議論は現在の物理学では不可能です。
超弦理論の完成を待つしかありませんね。
さらに、完成したからといてそれが実験で実証されるかというのは
かなり難しいかと。

超弦理論が無矛盾に定義できるのは10次元時空のみなんです。
他の次元だと「アノマリー」と言うものが発生してしまい、
理論が自己矛盾に陥ってしまうんですよ。
で、それなのになんでわれわれは4次元時空しか観測できないか
というのはまだ解けていません。超弦理論の非摂動的
(つまり近似を用いない)な理解が完成して、それで

「4次元時空は大きく、6次元空間はコンパクト化された状態が
もっともエネルギーが低く安定である」

ということを示すことができれば歴史に名が残りますが・・・

>>60
素粒子というのはどのレベルの話でしょうか。
いわゆる素粒子の「標準模型」(低エネルギー近似理論)なのか、
超弦理論(おそらく Theory of Everything)なのかで違ってきます。

>>61
答えになってないですかねえ・・・
納得できないところをおしえてくださいな

>>62
すみません。知りません。
というか物理学は「思想」を論ずるものではないのです・・・

>>64
エントロピーがないなら熱力学が破綻してしまいますから
近代物理学と化学は全て崩壊しちゃうよ
66ぴかぁ〜:02/06/16 23:28
>>65
先生!宇宙全体ではエントロピーは増大する方向なのに、
生命は「なぜ」エントロピーが減少する方向に進んでいるのですか?
67ぴかぁ〜:02/06/16 23:50
むずかしすぎるなら、「なぜ」光は一定速なのか、でもいいよ。
68考える名無しさん:02/06/16 23:51
やっぱり物理学ではなんにもわからないんだな・・・
表面らしきものをなぞってるだけかと・・・
69考える名無しさん:02/06/17 00:26
私も、よく物理学を研究している方が、語られるべき範囲や語る者の理論的認識以外の側面を
含めて語らないところに、多少の疑念を感じる方の人間ですけど、
それにしても>>68や、その他のコテハンの反応は、横柄に過ぎると思います。

自分たちの慣れ親しんでない思考について、丁寧に解説してくださると
おっしゃってくれているのだから、もう少し理論的にも、態度の問題についても、
考えてレスをしましょうよ。
70考える名無しさん:02/06/17 00:28
おいおい、科学に「なぜ」なんて問い掛けるなよ
アフォかぴかぁ〜
71考える名無しさん:02/06/17 00:28
うん、お行儀が悪い。
やな感じだぞい。
72ぴかぁ〜:02/06/17 00:31
>>70
だってさ、なんでも答えられるっぽいから、
ちょっとからかって見ただけ。ごめんね。
どうぞ、勉強を続けてくださいませ♪
7362:02/06/17 00:37
物理学では,ホワイトヘッドのことしないの?

元々数学者だよ。ラッセルとの共著「数学原理」や「相対性理論」は
(これはアインシュタインのとは別です。当時はアインシュタインの有力な対抗馬だったらしいです)
物理学的な思考っぽいけど。

74考える名無しさん:02/06/17 02:23
1さん、ありがとうございます。いろいろ参考になります。

今、講談社ブルーバックスの『もう一つの宇宙』フレッド・A.ウルフ著
を読んでいるのですが、この本に書かれてある、量子力学と相対論それぞ
れから出てきた「並行宇宙」という考え方は、超弦理論においても有効な
考え方なんでしょうか?そしてこの著者は技術が発達すれば、その並行宇
宙と接触可能と言っていますが、リップサーヴィスでしょうか。

NHKの宇宙シリーズでは、現在の観測によるこの宇宙の最期は、「真空の
力」によって、膨大な空間とわずかな素粒子だけの世界というお寒いもの
でしたが、超弦理論ではその先のことは予言できるんでしょうか?
いたるところで発生しているかもしれない宇宙は、みなこのような最期を
迎えるのみなんでしょうか?

あと、ラマヌジャンの数学が超弦理論に応用され始めたと聞きましたが、
彼のどの分野の数学がどのような応用をされ始めているんでしょうか?

質問だらけで、すみません。
75?l?|?e?L:02/06/17 03:37
バカにもわかる入門書を5,6册程度あげて
ひさびさにいいスレ
がんばってちょ
あと吉田武の分厚い本があるんだけど あれって買い?
76考える名無しさん:02/06/17 04:48
高校数学IIIから始めようと思いますが、宇宙論まではどの本を読んでいけばよいのですか。
77 :02/06/17 07:00
数学ダメな私立の人間にゃあ難しすぎる話題だな。
78考える名無しさん:02/06/17 14:28
よくわかんないからとりあえずあと十年待とう。

複雑化してるのか単純化してるのか。。
79hoge:02/06/17 17:32
>>69さん。
フォローありがとうございます。ほっとしました。

僕は哲学的な思考体系についてはまるで無知です。
物理学的な思考体系しか知りません。
それをどうかわかってやってください。お願いします。

生命のエントロピーが減少するのは生命がその形を
維持するのに不可欠だからですよね。
また光速度不変は「原理」として特殊相対論で用いられます。
しかし結局「何故」そうなるのかということは一切わかりません。
最小の仮定で、できるだけ多くの実験結果を説明するのが
物理学です。「何故その仮定が・・」というのは一切問われないのです。

ホワイトヘッドという人名自体始めて聞きました。全く知りませんでした。
これは僕の完全な無知です。

超弦理論は量子論と相対論を「低エネルギー近似」として含む
最終理論体系と目されていますから「平行宇宙概念」も含みます。
ただ、平行宇宙と接触可能か、は全く疑問です。リップサービスかと。

超弦理論というのは「超高エネルギー」つまり「超極微の世界」を
記述するものです。なので現在の宇宙は一般相対論
(低エネルギー近似理論)で完璧に記述されます。なので
超弦理論がどうであれ宇宙の最後はお寒いものでしょう。

ラマヌジャンについては多少知ってますが彼の数学が
応用されている分野は僕は知りません。ごめんなさい・・
80hoge:02/06/17 17:43
入門書ですが、まずは「ニュートン」などでイメージを作ることを
お勧めします。あれは馬鹿にする人も多いですが、ある程度
ビジュアル的なイメージができてからの方が理解しやすいかと。

あとはブルーバックスにある量子論、相対論の入門書を
読んでください。宇宙論はその後ですね。
「ホーキング、宇宙を語る」のシリーズは難しすぎるかと・・・

高校の理解から宇宙論に至るまでですが、

数学は(最低)大学レベルの微積分、線形代数、位相幾何学、群論。

物理は・・膨大過ぎますが
力学、熱力学、特殊相対論、解析力学、電磁気学、統計力学、
量子力学、一般相対論、場の量子論、超対称性理論、
超重力理論そして超弦理論ですか・・・
(難易度の順に並べています)

一般相対論までで「大まかな」理解はできます。
超弦理論までいけば物理の最先端です。が、
「場の量子論」が山です。量子力学と特殊相対論を融合させたもので
現代物理学をかたる「言語」ですが、非常に難しい・・・
81考える名無しさん:02/06/17 18:38
ボクhogeさんの良心的なレス、これからもロムってくよ!
愛想尽かしていなくなんないでね〜
82考える名無しさん:02/06/17 19:36
いいスレっぽいからage
83考える名無しさん:02/06/17 19:49
なんでこんなくわしいのに哲学は知らないの
全然興味ないんですか?
たんに、時間がなくてテがまわらないとか
理系の人からみると、哲学=宗教=文学とかって感じなのか?
84考える名無しさん:02/06/17 20:00
じゃあ83は物理学の基礎ぐらいおさえてる?
物理学の基礎があれば文系トンデモ宇宙論は激減するんじゃない?
85hoge:02/06/17 20:39
>>81-82
ありがとうございます!

>>83
興味が無いわけではないですが、忙しすぎます。
毎日毎日雑誌に乗る前の論文(プレプリント)がアーカイバ(ttp://arxiv.org)に載り、
それを追っていかないといけない。

そして素粒子論の世界でアカデミックポストにつくのは非常に至難です。
しかし完璧に実力主義。不平を言ってもしかたがありません。
全ての人の書いた論文はデータベース(ttp://www.slac.stanford.edu/spires/hep/)
に蓄積され、その人が何本論文を書き、どんな雑誌に載り、何回引用を受けたかが
どんな人でも見ることができるんです。例えばここで
「f a steven weinberg」
とやってみてください。ワインバーグの論文一覧とか引用一覧が出てきます。
なので「後悔しない」ためには本当に毎日物理に捧げるしかありませんから・・・
86考える名無しさん:02/06/17 21:42
エントロピーはワークシェアリングみたいな表現方法を変えただけの無駄な説明の気がする

「エントロピーは常に増大する」
こういうと何かを説明したような気分になるけど
ワークシェアリングを言い換えれば減給というのと同じで
蓋を開ければさほど何かを説明した訳ではない
そんなものでしかないんじゃないかな
87考える名無しさん:02/06/17 21:54
>>86
「エントロピーは常に増大する」は、
何を言い換えたものなの?
88考える名無しさん:02/06/17 22:20
>>87
そうだね
「物事は安定する」って感じかな

89hoge:02/06/17 22:56
えんとろぴーについて。

最近エントロピーは超弦理論の進展と共に大きな理解が進みました。

エントロピーが「系の体積に比例する」というのが熱力学の常識です。
これは「系がもてる情報はその体積に比例する」と言っていることです。

しかし、ブラックホールという重力場が非常に強いものを考えてみますと、
じつはその系のエントロピーは「表面積」に比例することが
ホーキングによって示されました。

つまり、われわれは「情報を多く数えすぎている」わけです。
しかし重力が極めて弱い場所(地球)ではそんな影響はほとんどないのですね。

最終的にこの理解は「ホログラフィー原理」でなされる見通しです。
これは、「系の情報は、その表面にすべて記述されている」という原理です。
この原理はAdS/CFT対応という理論からも支持されており、おそらく正しいでしょう。
これが世界観をどう変えるか、はわかりませんが。
90考える名無しさん:02/06/17 23:35
>>89
hogeさん、身辺大変そうですから、そちらの専門的な観点から見て
あまり重要性を認められないようなレスは、そちらの判断で無視して
やってください。できるだけスレを長く続けていただけるとありがたいです。
91考える名無しさん:02/06/18 00:31
何か…こういう態度は卑屈なのかも知れないけど
hogeさん賢すぎるよ。アンタ凄いさ。
なんだかhogeさんのレス読んでると
哲学やってる自分が馬鹿馬鹿しく思えてくる…
92hoge:02/06/18 01:20
>>90
そうですね。まあこちらも余裕が無い時は書き込めないので宜しくお願いします。
こちらこそ長く続けていきたいで。
8月から海外に留学するのでそこからはペースが落ちるかもしれませんが・・

>>91
素直に受け取っておきます。ありがとうございます。
ただ「賢い」というのは誤解ですよ・・・
僕には「物理学の知識」があるだけですから・・・
「賢さ」では僕より上の人がいくらでもいることはよくわかってますから。
93考える名無しさん:02/06/18 02:58
頭がよくて、人がいい・・・
哲学版に必要なこと
9475:02/06/18 08:20
入門書教えてくれてありがとー
ホントいいひと
95考える名無しさん:02/06/18 11:31
hogeみたいな奴はこの哲学板にいないのか?
96考える名無しさん:02/06/18 18:11
やっぱり物理学では「意識」が分からないんだなあ・・・。
97考える名無しさん:02/06/18 18:43
1さん、降臨してくださってありがとうございます。とても参考になります。
1さんが「ちと不安になっている」宇宙論ってどんなものがあるんでしょうか?
トンデモ宇宙論とかオカルト宇宙論みたいなもんでしょうか?

今まで目にしたトンデモ宇宙論を取り上げて、ボコボコにしちゃってください。
98hoge:02/06/18 19:27
まあいろいろトンデモなページがあるので笑ってみているのですが
結局のところ彼らに共通するのは

「相対論を理解できない」
「これは間違っているはずだ」
「だからそれに立脚した現在の宇宙論は完全に嘘」

で終わりです。
特殊相対論は加速器を作る際に絶対に欠かせない理論で、
これは100%正しいし、
一般相対論は完全に実証されているわけではないのですが
状況証拠があまりにも多すぎるのでこれも99.99999・・・%正しい。

なので連中が「相対論は確かに正しい。しかし私はそれを
低エネルギー近似として含む理論を作り上げた。その結果
このような観測がなされるであろう。それは今までの理論には
無い予言であり、私の理論は従来の理論と区別可能である。」

ということを言わない限り、反論するまでも無いですね。
99考える名無しさん:02/06/18 19:28
>>98
クーンのパラダイム論て知ってる?
100西山:02/06/18 19:30
>>99
あまりに粗雑過ぎて本人が後でひっこめた奴な
101考える名無しさん:02/06/18 19:33
>>100
後期クーンで〜〜母体とか言い換えてたっけ
彼の可哀想なところはパラダイム論が画期的すぎて
哲学者に祭られたところにあったのだろう
科学史家なのに

クーンだめならファイヤアーベントでもいいよ
102あちょー:02/06/18 20:00
>>89
エントロピーは人間が定める定義であり、本質的に存在するものではないと
思いますがどうでしょうか。情報量も見方によって変わってくるのでは?
系の3乗(体積)なのか系の2乗(面積)なのかというの議論を今になって
するのもおかしいのでは?
103考える名無しさん:02/06/18 20:04
>>102
とりあえず人間が定めてない定義の実例を出してくれ
104あちょー:02/06/18 20:20
>>103
他の動物の言語とか。というか、単に定義でもいいです。
105考える名無しさん:02/06/18 20:22
>>104
あーハイハイ
分かった

「人間が定める」は説明するための形容詞な訳ね
スマソ俺が悪かった
106考える名無しさん:02/06/18 23:28
>>101
専門母型やね
107考える名無しさん:02/06/19 14:33
>>98

hogeさん、いつも忙しいのにありがとうございます。

>まあいろいろトンデモなページがあるので笑ってみているのですが
> 結局のところ彼らに共通するのは
>
> 「相対論を理解できない」
> 「これは間違っているはずだ」
> 「だからそれに立脚した現在の宇宙論は完全に嘘」


それは、オカルト科学とか疑似科学とか言われる人たちの宇宙論ですよね。
「理解できないから嘘だ」といういう。。。(笑)

で、自分で理解できたともうトンデモな説明が展開されるわけですが、一応
間違えていても科学の用語を使って説明しようとしているだけあって、反論
がしやすいですよね。一応、科学の土俵に引っ張ってきて、叩けるし。

全くの文系論理で書かれている宇宙論や時間論などについても、物理学の
知見から一発お願いします。
108考える名無しさん:02/06/19 17:37
宇宙より脳のほうが面白いと再確認。
109考える名無しさん:02/06/19 22:17
そういった科学哲学論争には発展しない
一番哲学板で面白いナマな議題になると思うんだけどな
110hoge:02/06/19 23:35
ちは
先日PRL(最も権威ある雑誌)からrejectくらって鬱です。
まあ、「これは言いすぎだろ」という内容だったのでボツになるのもわかりますが。
自分自身あんまり信じてないし。
しかたないでへぼい雑誌に出します。
いくらプレプリントを出しても雑誌に載らないと意味が無い。

さてさて

エントロピーは人間が定める定義。全くそのとおりですね。
熱力学の3法則(というか原理)は

1・エントロピーSは閉じた系において常に増大する
2・エネルギー保存則。 dE=-PdV+TdS
3・絶対零度においてエントロピーは0になる

としてエントロピーは導入された「人為的な」ものです。それは確か。

ですが熱力学というものはマクロな平衡状態にある物理系を全て記述します。
それが車のピストンであろうが、地球であろうが、宇宙であろうが。
それで、エントロピーは「exactに計算可能な量」です。

そうして導入したエントロピーを用いることで化学は華々しい成果をあげましたし、
物理学においても「相転移」においてエントロピーを使わずに
深い理解を得ることは不可能です。

人為的なものであろうがなんであろうが、「エントロピー」という1つの量で
様々な事象が統一的な観点で捉えられる以上物理学はそれを用います。
「単純な仮定で多くの結果を再現する」
それが物理学の目的なのですから。
111考える名無しさん:02/06/19 23:38
しかし哲学では熱力学からの思想「複雑系」は歓迎されないんだよな
112hoge:02/06/19 23:41
文系論理での宇宙論、時間論ですが、物理学的な理論と実験に支持されない限り
物理学者は信じることがないでしょう。

もちろんそれが人間の内面を鋭く描くこともあるかもしれませんし
社会の描像のアナロジーとして有効かもしれませんが

それは僕としては「宇宙論」「時間論」と呼ぶべき物ではないと思っています。
それは「思想」であって「物理科学的事実」ではないのですから。

「宇宙論」は
「物理学の理論を元に宇宙の過去、現在、未来を論ずる学問」であり
「時間論」は
「どのような時間の定義が最も物理的実験事実をよりうまく説明できるかを論ずる学問」
だと思っています。
113考える名無しさん:02/06/19 23:42
個人的に科学哲学論争に発展して欲しいけどどうなの?
クワインみたいにプラグマティズムの徹底を叫ぶ奴とかいないのかね
114Kurihara:02/06/19 23:43
僕の宇宙論を聞きたい人、いますか?
115考える名無しさん:02/06/19 23:45
>>112
「絶対時間」や「絶対空間」は実験的事実をうまく説明できないから否定されたと?
しかし否定したマッハは「世界が回転する」という壮大な仮定によって否定したし
その問題は物理学の問題でなく、哲学の範疇かなと思う
116考える名無しさん:02/06/19 23:45
>>114
いないからとっとと消えろ
117Kurihara:02/06/19 23:53
>>116
そうですか....残念ですね。
僕の宇宙論はサイエンスの爆発的発展に
必ずや寄与するものなのですがね。
消えろというなら、消えます。
118hoge:02/06/19 23:54
>>115
ええ。特殊相対論は圧倒的精度で実験的に支持されていますから。
物理学の限界はここです。実験で支持されないことは物理学的に正しくない。
現在までの理論を低エネルギー近似として含まない理論をいくら作っても意味が無い。

もし哲学者の「壮大な仮定」が実際の実験で検出できるのであれば
それは物理学の範疇に入ってきますが・・・「世界の回転」がどのようなものか
まずは定式化してみないと何も予言できませんしね・・・

定式化しない限り哲学の範疇であろうと思います。
119考える名無しさん:02/06/19 23:56
( ´,_ゝ`)プッ 
http://freehome.kakiko.com/tuk/mene.htm
120考える名無しさん:02/06/19 23:58
>>118
マッハはあの音速の単位になった物理学者なんですけど・・・・
121Kurihara:02/06/20 00:00
でもこのスレの人たちはhogeさんを始め
物理学にしても科学哲学にしても、素人並の
論客しかいないですよね。
読んでいて、あくびがでましたよ。
余りの素人振りに。
期待していただけに、残念ですね。
122考える名無しさん:02/06/20 00:00
>>118
もう一つ質問(なのになぜか2つ)
ニュートン力学がどのような実験に支持されてないの?
水星の公転周期運動(あってたっけ?久しぶりだから)のズレは解明されたの?
(アインシュタインは水星を完全なる球体として計算していたって奴)
123考える名無しさん:02/06/20 00:04
一応言っとくと俺は疑似科学を主張するんでなく
科学哲学論争を起こそうとしているのね
そんじゃ落ちます また明日
124hoge:02/06/20 00:04
えーと、僕があまりに人名に無知なのであきれてる方が多いようですが・・

これは単に
・物理学の(最終的に捨て去られた)理論にほとんど興味がない
・新しいことしかやりたくない

という僕の単なる視野の狭さを露呈しているだけです。
125hoge:02/06/20 00:08
ニュートン力学では物体の速度が無限大まで大きくなりえますが
加速器実験で完璧にわかっているように物体の速度は光速度を超えられない。
(特殊相対論の帰結)

また、水星の近日点移動はニュートン力学で計算するとどうしてもずれがでますが
一般相対論の補正を入れるとほとんど完璧に一致します。
126考える名無しさん:02/06/20 00:12
>>112
>それは僕としては「宇宙論」「時間論」と呼ぶべき物ではないと思っています。
>それは「思想」であって「物理科学的事実」ではないのですから。

「宇宙論(コスモロジー)」は主に科学史・科学哲学のなかで論ぜられているし、
「時間論」は思い切り哲学の中心にある話題なんだが。
もちろん思想であって物理科学ではないが、物理科学でない時間論は「時間論」でないのか?
と訊ねたくなるのだがイカガ。
127あちょー:02/06/20 00:16
空間と時間の違いはなんでしょう。
次元が無限にあって、3次元空間が出来て、残りのすべての次元が
時間軸になったと思いますがどうでしょうか。
128あちょー:02/06/20 00:19
分子の状態には固体、液体、気体、プラズマと、その間の臨界状態の
他に何かあるのでしょうか。
129あちょー:02/06/20 00:26
ヴェリコフスキーの宇宙論はよくトンデモ扱いされているけれど、
どこが変なのでしょうか。すばらしい説だと思うんだけれど。
130考える名無しさん:02/06/20 00:34
あちょーは放置。
こいつのおかげで幾つスレ潰れたことか。
可哀想なほど馬鹿な上に2ch依存症。
物理板のRedなんたらといい勝負。
131あちょー:02/06/20 00:52
>>130
そうですね。答える必要が無いと思ったら放置で構わないです。
hogeさん忙しい方みたいなので。
なんかスレ潰しっていいですね。
132考える名無しさん:02/06/20 00:56
やっと面白い展開になってきました。。。

あちょーさん、Kuriharaさんは放置しておくとして、、、

126さんが言っているように、宇宙論も時間論も哲学の中心的なテーマのひとつ
なんですよ。それは、hogeさんが言っているような、「人間の内面を鋭く描くこと
もあるかもしれませんし 社会の描像のアナロジーとして有効かもしれませんが」
じゃなくて、モロにこの世界を記述・説明しようとしているんですよ。そして時間論
などは特に現在でも発展し続けています。

でも、物理学から見るとトンデモなツッコミどころ満載なものが多いのも事実です
よね。誰か哲学上有名な宇宙論や時間論のアウトラインを示して、hogeさんに
つっこんでいただくというのはどうでしょう?
133hoge:02/06/20 00:57
>>126さん
同意できます。

物理科学立場を取らなくても時間を論ずることは出来るでしょうし
哲学の中心の話題にあるというのであれば
それだけ哲学的「時間論」の思考体系がきちんと存在するのでしょうね。

ただ僕はそれについて全く無知ですのでこれ以上コメントは出来ませんが・・

134hoge:02/06/20 01:00
>>132さん、他皆さん
興味あります。是非お願いします。

皆さんで何か良い一例をあげていただければ、
物理学者の卵としての意見を述べさせてもらおうと思います。
135考える名無しさん:02/06/20 01:03
>>132
ただここは純粋に物理学での「時間論」を教えてもらうのが中心になるので、
哲学的な話題はスレ違いの感じもあるかもしれないね。
136考える名無しさん:02/06/20 01:12
>>133

http://www3.justnet.ne.jp/~e00859/REGIM119.HTM

ここはどうでしょ?

哲学の時間論を、物理学の立場から、
しかも物理学の独断をなるべく排除するかたちで批判するのは難しいかもしれません。
137hoge:02/06/20 02:46
非常に興味深く読みました。
今まで物理学以外の専門書で読んだことがあるのは
精神医学くらいだった僕にとって、かなりの刺激です。

まず、相対論の理解はおおむね正しいですね。

ですが、

>もし物理的世界が永続的な運動物体の多様体でなく、
>事象の四次元多様体からなっていると考えられるならば、
というのは(ここは相対論を論じているから物理学的に反論すると)
おかしい。物理的世界というのがもしも「ある個人の認識する世界」
であるのなら「永続的」というのはおかしいですし、それがもしも
「宇宙そのもの」であるのであればそれは「事象の4次元多様体」
ではありません。単なる4次元多様体です。空間が空っぽであれば
事象は起こりようがないのですから。

で、以下プラトン・・・と読んでいきましたが、

プラトン:「天体」という「位置」とその「運動」が決まれば
逆算で「時間」は求まりますからよいのではないかと。

アリストテレス:同様です。ただ「心が無ければ時間は無い」
というのは議論の余地がありますかね。(僕自身は同意できます)

アウグスティヌス:心理的な時間解釈というのが相対論に基づく
「絶対時間の否定」と考えればまあよいかと。

カント:一番納得がいきます。時間は世界をどう捉えるかの
形式の一手段に過ぎない、というのは全くもってもっともです。
実際、現代物理学では時間と空間をごっちゃにした時空座標を
とって現象を簡単に理解するのが当たり前ですから。

ヘルグソン:納得がいきません。時間と空間が共通点が無いなんて。

ハイデガー:「自己の存在に関心を抱く」というのを量子力学的な
「観測者」だと言う風に解釈すれば、まあ否定はできませんが・・
「観測者がいてこそ、時間がある」ということですね。
しかし「死への関心・・」というのは全く無意味のような気がします。

ゲーデルの時間の多次元性:
「大嘘」です。時間が2次元以上になったときものすごく不自然な
仮定をしない限りはユニタリ性が壊れる、つまり因果律が
成立しなくなるのは常識です。因果律を破るということは
量子力学を根本的に否定することです。これは我々の知らない
超高エネルギーの理論(量子力学を低エネルギーで含む)が
ユニタリ性を破っていると仮に仮定しても現在の低エネルギー宇宙では
そのような影響はほとんどありません。

軽く見ただけなのでいくらでもつっこみようがあると思います。
いろいろ感想ください。
勉強になりました・・みなさんありがとうございます。
138Kurihara:02/06/20 03:02
哲学的時間論は僕が展開しますよ。
hogeさんにはとても無理でしょうからね。
139あちょー:02/06/20 03:24
>>137
ゲーデルの時間の多次元性についてはどうして否定できるのでしょう。
時間軸を複数の次元に分けて考えることはできないのでしょうか。
多次元でも多次元の物理法則で考えれば因果律の否定には
ならないのでは?
140考える名無しさん:02/06/20 08:11
ベルクソンはそこまで強硬には言っていない様な…
あくまで個人解釈の範囲内で申し上げますと、
まず空間と時間に相関関係がある事は否定できません。
空間が無ければそれはイコール「無」の状態を意味するのでしょうし、
空間が存在し続けている事により時間というのが在り得ます。
これは「鶏と卵」と同様にどちらが先、というものでもないと思います。

「時の流れ」とは川のそれに例える事ができます。
川をカメラを使い写真に撮るとそこには川の流れが写ってはいます。が、
その流れはカメラで撮ったその一瞬の流れが写っているだけであり
決して川の流れそのものが写っているのでは在りません。
川の流れそのものを認識するという事は、実際川へ行ってみて、その流れが
源泉からずっと続いている事を知り、またその流れを目を凝らして見続けるしか
ないわけです。
ですから彼は、

「その写真に写っている一瞬の川の流れ」=時間そのもの

と安易に考えるな、と言っているだけであり、決して時間性と空間性そのものを
否定しているわけではないと思います。

141考える名無しさん:02/06/20 08:18
140の補足。
つまり時間そのものを理解する事は、時間の全体性(部分ではなく、全体的な時の流れ)を
理解する事と同義であり、それは人間の意識に頼るしかないのではないか、という事です。
142:02/06/20 13:08

1.科学のパラダイム論を知り、科学万能主義を超えること

 現在の日本人は、一般に、科学万能主義が強くあります。つまり、
 科学的に証明されていることが真実であり、それ以外のものは不確かである
 という価値観があります。

 そこで、科学のパラダイム論というものを知る必要があります。
 科学とは一つの見方を前提としており、永遠の真理ではないということです。
 あたりまえのようですが、多くの人が知らないうちに科学主義に毒されており、
 その毒抜きをしないと霊的世界観は「うそくさく」思えてしまいます。

 つまり、科学を世界観と混同しているのが一般的風潮です。しかし、
 科学は知識を得るための一つの方法論であって、世界観ではありません。
 科学的世界観などというものはありません。世界観はつねに思想の問題です。
 一般に科学的世界観と言われているものは、
 「ある特定の科学理論に合致する現象のみを現実と見なす形而上学的立場」
 のことです。このような混同を解除することから始めなければなりません。

 ただもちろん、ある科学理論がそれと合致する世界観的立場と結びつきやすい
 ということは、歴史的に見てあります。
 近代世界は、それがニュートン物理学と機械論的世界観の結合でした。

 そこでまず科学史・科学基礎論の勉強を予備的カリキュラムとしてすすめます。

 推奨するのは、村上陽一郎氏の解説書です。最もわかりやすいものは、
 講談社ブルーバックスに入っている『新しい科学論』です。かなり前のものですが、
 古びていません。それから村上氏の他の著作に進むとよいでしょう。
143:02/06/20 13:08

2.量子物理学を知り、ニュートン的世界観がすでに超えられていることを知ること

 1と関連しますが、多くの人が「科学的世界観」と思っているのは、すでに
 乗りこえられているニュートン的世界観(機械論的世界観ともいいます)であり、
 科学は別の世界観と結びつきつつあります。科学と世界観は違うものである
 というという1の理解を踏まえつつ、科学といってもいろいろな世界観と結び
 つきうることを知っておくことが有益です。その中でも量子物理学は、
 宇宙とは本来時空を超えているという世界観を見出しつつあります。
 もちろん物理学そのものは理解しがたいですが、一般向け啓蒙書でよいのです。

 これにもいろいろ本はありますが、古典的なものとしてはフリッチョフ・カプラの
 『タオ自然学』(工作舎)です。また、ちょっと手応えがありますが、カプラの
 『ターニングポイント』『非常の知』などは、さらに諸分野における「有機的世界論」
 への変化を知ることができます。マイケル・タルボット『ホログラフィック・
 ユニヴァース』もまとまっています。

 http://www.nct9.ne.jp/mandala/study.html

3.「現実」とは共同主観的に構成されるものであるという考え方を知ること
4.私たちの「現実」は共同主観性を超えて存在しうる可能性を考えること
5.神秘学の伝統を参照しつつ、私たちの経験可能性を考えること
6.さらにその先の展開
144hoge:02/06/20 18:35
時間とエネルギーは深く直結しています。
空間と運動量は深く直結しています。
2つの時間軸があるということは「エネルギー」が2つ存在することになります。
従ってエネルギーと運動量の関係式は

E_1^2+E_2^2=p_tot^2+m^2

となります。なので運動量を決めたところでエネルギー(E_1,E_2)は
一意に決まらない。回転対称性がそこに存在してしまう。

従ってハミルトニアン(エネルギーと深く直結した、時間推進演算子)を
ある粒子に施した場合に、回転対称性があるがゆえに(0,0)という時間から
(t_1,t_2)という時間に移る際に全く異なる結果が出てしまいうる。
これは因果律に矛盾する。 QED.


>つまり時間そのものを理解する事は、時間の全体性(部分ではなく、全体的な時の流れ)を
>理解する事と同義であり、それは人間の意識に頼るしかないのではないか、という事です。
なるほど。それなら納得できます。
人間の意識があってこそ宇宙の時間(絶対時間ではないですよ)の理解が出来うる。
量子力学的な立場とconsistentなように思えます。



145考える名無しさん:02/06/20 19:21
物理をなさってるなら恐らくカントがしっくりくると思います。
そう書いていらっしゃいますし。

もともと『純粋理性批判』自体が、科学的認識の基礎づけという意味がありますし、
ラプラスとともに星雲説を唱えた人ですし。
元来、自然学は認識論の裏返しとも考えられるので、そうなるのも当然ですけど。
カント自身、科学革命期のまとめという側面を持っているはずです。
コペルニクス、ブルーノ、ケプラー、ガリレイ、ベイコン、デカルト、パスカル、
トリチェリ、フェルマー、ボイル、ライプニッツ、フック、ホイヘンス、ニュートン、
百科全書派、リンネ、ラヴォワジェ……そしてカント、と。

科学革命期の宇宙論については『【岩波】新・哲学講義(5) コスモロジーの闘争』がオススメ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000261959/qid=1024567214/sr=1-10/ref=sr_1_2_10/249-4063657-8129943
またこの本には、かたやマクタガート、かたやアインシュタインを論じた「時間は流れるのか」や、
量子論とのかかわりを論じた「場と実在――量子論的世界像」も所収。
量子論の方は素粒子論専攻の先生なので、トンデモではないと思います。
さすがに時間論の方は科学哲学専攻の方ですが。
1440年以降の年表つき。
146考える名無しさん:02/06/20 20:13
>>137

プラトーン、アリストテレースに関して言えば、
科学史的な知識がないと現在における正当な評価ができないかと。
>「天体」という「位置」とその「運動」が決まれば
>逆算で「時間」は求まりますからよいのではないかと。
このように現在の科学的知識を用いるのは、
もちろん今から見ればトンデモなことを指摘できたという意味はありますが、
それ以上の意味はありませんから。
ゼノンの飛ぶ矢のパラドクスを微分を使って説明するようなもんです。

アスグスティヌスの時間論のなかの「過去/現在/未来」という相を問題にしており、
その3つの相は物理学的な時間の考え方では、むしろ余剰概念となってるやつですよね。
ただ、人間にはその3つの相の方が身近なわけで、
その両者の調停が問題になってくるみたいだったり。

カント・ハイデガーにおいては、過去/現在/未来という時間の方を、
物理的な時間よりも、時間のより本来の形であるとしてるみたいです。

>>144

直接の反論では決してないですけれど。
物理学での「因果律」とは何でしょう?
147122 :02/06/20 20:18
うっ置いてきぼり・・・

個人的に思うのだがカントと現代物理学は結びつかないかと
というのもカントの思想はニュートン力学と同じく絶対時間、絶対空間を置く
単純に空間という概念を設定する近代の遺物であり
だからこそアインシュタインによってそれを乗り越えられた時に哲学に革新的な衝撃が走ったのだと思う

>hogeさん
>ニュートン力学では物体の速度が無限大まで大きくなりえますが
>加速器実験で完璧にわかっているように物体の速度は光速度を超えられない。
>(特殊相対論の帰結)
ニュートン力学が実験の結果に合致しなかったわけですね

>また、水星の近日点移動はニュートン力学で計算するとどうしてもずれがでますが
>一般相対論の補正を入れるとほとんど完璧に一致します。
しかし、これもアインシュタインが水星を完全な球体として計算した時には完璧な一致をし多くの賛美を得ましたが
しかし現実に水星は完全な球ではありません
それに合わせて計算をし直すと軌道が微妙にズレると聞きました(10年ほど前の話なので現在は知りませんが)
これはもちろん、ニュートン力学の正しさを示しはしませんが
しかし先のニュートン力学が実験に合わないことと同じように
相対性理論が実験の結果、否定されるという結論を得るものではないでしょうか?


ps:僕はもう社会に出てるので、科学の知識は5,6年ほど古いはずです
だからもしかしたら誤った情報を発信しているかもしれません
その時は指摘してください
ただ、僕はこれで論文を出してますし、科学哲学の知識はそこそこにあると自負しております

それとくれぐれも言っておきますが僕は科学信仰者です
疑似科学を主張するのではなく、
科学をを客観的知識とするに足るものは何かを浮き彫りにしようとしているわけです
148考える名無しさん:02/06/20 20:18
時が流れる、と言う事はどういう事なんだろう?
時間と空間は相関関係にあるから、「時が流れている」事は
空間を通じて知る事になる。また人間の意識内で「過去から現在まで時が流れていた」
「これからも時は流れるだろう」と思う。
じゃあ、「時が流れる」とは一体どういう事だろう。
やっぱり存在性っていう話になるのかな?
149考える名無しさん:02/06/20 20:22
一瞬にせよ、あらゆる事物は存在維持する。
その「維持」ってのがつまり「時間」「時の流れ」の正体なのかな?
150考える名無しさん:02/06/20 20:45
ベルクソンに関して言えば、相対論以前のお話ですね。

1889 ベルクソン『意識に直接に与えられたものについての試論(時間と自由)』
1905 アインシュタイン「特殊相対性理論」
1916 アインシュタイン『一般相対性理論の基礎』
1917 アインシュタイン、ド=ジッター「相対論的な宇宙論」
151考える名無しさん:02/06/20 20:54
>>150
ベルクソンって相対論からすればどうなんでしょう。
取るに足らない、あるいは根拠の無いデタラメ?
152考える名無しさん:02/06/20 21:01
>>147

>カント
現代物理学ではなくて物理学と書いたつもりでしたが……
ニュートン力学が打ち破られたとは言え、
ニュートンの科学的態度について共感を示すのは、
現代思想家よりは現代物理学者だと思いますし。
まぁそんな感じで。
「われ仮説を作らず」はどうかと思いますけど。
当時のカルテジアンに対する反論の手段だとどこかで見た記憶がありますが。
ニュートンの『プリンキピア』はデカルトの『プリンキピア』への対抗。

>水星
海王星は発見されたがヴァルカン星は発見されなかった、というお話ですね。
パトナムがポパー批判のときに引き合いに出してたやつでしょうか。

ところでパトナムって男なんですか?
153hoge:02/06/20 21:09
>>145
ありがとうございます。注文してみました。

>>146
その通りですね。科学史について全く無知な人間が感想を述べたまで、
と思ってください。

因果律とは一言で言えば

「S行列がユニタリであること」

です。わけわからんとおもうので解説すると、「始状態」 |A>と
「終状態」 <B| があったとします。そしてAをBに移行させる
演算子をHとするとS行列とは

<B|H|A>

です。これがユニタリであれば因果律が保たれる、と言います。

>>147
一般相対論の水星近日点補正はもちろん一例でして・・
Cygnus-X1等ブラックホールとしか解釈できないX-rayの源の存在
銀河の果てにあるクェーサーからの圧倒的エネルギー放射
(超重量ブラックホールとしてしか解釈できない)
重力レンズ効果
等、状況証拠が大量にあるのです。

もちろん実験の結果否定されることはあるでしょう。将来。
しかしその新理論は一般相対論を近似で含まなくてはなりません。
154Kurihara:02/06/20 21:16
哲学のいかがわしさを物理学的確実性によって
フォローしたいというさもしい根性が見え見えですよ、
みなさん?
そんなに哲学に自信がないのでしょうか?
ひょっとしたら自分は電波かもしれないという
疑念が頭から離れないのでしょうね?


155122:02/06/20 21:17
>>152
僕より全然知ってますね
自分の無知を痛感しました、まだまだです
今日はせっかくマッハの著書を用意したのですが
>・物理学の(最終的に捨て去られた)理論にほとんど興味がない
と一笑されてしまいました

>海王星は発見されたがヴァルカン星は発見されなかった、というお話ですね。
まだその話には入っていません

先にめんどいので、ニュートン世界、アイニー世界という語を勝手につくります(以下、使います)

ニュートン世界による水星の説明の前に
アイニー世界の説明への反論です
前述の通り、アイニー世界の説明でもズレがあるらしいのです
それに対しての質問であり、もし補助仮説の導入による延命ならば
ヴァルカン星という同じ補助仮説とどう違うのだと攻めるつもりでした

実は僕もポパー主義者(反証主義、批判的合理主義)なのですが、
このレスではファイヤアーベントの立場(アナーキズム)をとりながらhogeさんと対話をしたいと思ってます
そうすることでより科学について理解を深めらられたらと思います

科学哲学の批判で、
哲学者が言うだけで現実の科学者が参加していない、という中傷がありますので

>ところでパトナムって男なんですか?
ごめんなさい、僕も知らないです
足を洗って数年経つので・・・(←言い訳)
結構、馬鹿なこと言うと思います その時は修正してくださいね
156122:02/06/20 21:33
>hogeさん
>等、状況証拠が大量にあるのです。
専門的なことは全然分からないのですが、
それは上手く説明できるということでしょうか?
では物理学の正しさとは物ごとを上手く説明し、それがとても多いということでしょうか?
疑似科学と科学の境界線は様々な現象を説明できるかできないかということなのでしょうか?

>もちろん実験の結果否定されることはあるでしょう。将来。
>しかしその新理論は一般相対論を近似で含まなくてはなりません。
それは例えば先にあげたブラックホールなり何なりの観察結果に対して
説明する力を持つということですか?

しかし、僕は科学の知識は少ないですが
ニュートン世界でもいくつかその実験観察のズレを説明してきたものはあると思います

例えば、
・先にあげた水星の公転周期運動に対してのその内側に新しい惑星が存在するという仮説
・光の性質について、マイケルソンとモーレーの実験がエーテルの風の影響によってテーブルが縮まり
結果光の速度が変化したにも関わらず光は同時に観察地点に到達したという仮説

疑似科学においてはもっと画期的な仮説の導入でものごとを説明してしまうかもしれません
それともそれらを説明するものは疑似科学ではなく科学なのでしょうか?
157122:02/06/20 21:34
>>155
レス→スレの間違いです
158Kurihara:02/06/20 21:34
パトナムは男ですよ。
常識じゃないですか、そんなの?
159考える名無しさん:02/06/20 22:33
横から失礼します。
この場合、科学(宇宙物理学)も宗教も「どの様にして世界が誕生したのか」と言う事を
説明付けようとしている点においては同様でしょう。
そうすると、疑似科学と科学とは、その説明が合理的であるか非合理的であるか
という違いしかないのではないか、とか感じます。

科学においては、やはりどれだけ形而上学的要素を拭い去っても
完全に取り払う事はできないと思う。
例えば、重力や電磁力等、「力」とは数値化する事によってそれを何とか科学的であろうと
見せかけているけれども、結局目に見えぬ「力」それ自体とは抽象的であると思う。

hogeさんにお聞きしたいのですが、hogeさんの考える「科学」とは何でしょうか?
個人的には宗教も科学も、世界に対する一種の方法論だと思っているのですが。


160考える名無しさん:02/06/20 22:44
>>150
>>151
ベルクソンはアインシュタインと論争しています.
関連する著書もあります.
アインシュタインは「相対論の理解は正しいようだがいいたいことがわからない」
といった感じだったようです.ベルクソンは最終的に
相対論の議論より哲学的な課題に時間をかけるために
そちらの議論はすっぱり中断したので最終決着というかたちにはなっていません.
161hoge:02/06/21 00:40
疑似科学と科学についてですが、僕は最低限、下の条件を満たさない物は
物理理論として認めません。

・現在までに実験でほぼ確立した理論を近似として含むこと

(素粒子論で言えばゲージ場の量子論(具体的には標準模型))
(宇宙論で言えばビッグバン元素合成以降の宇宙の歴史の記述)
(原子核理論で言えば魔法数を持つ原子核の安定性理論)
(物性理論で言えば高温超伝導理論など)

疑似科学はことごとくこれらを満たしていない。特殊相対論と量子力学のいずれかが
間違っているのであれば標準模型は破綻します。
ワインバーグが74年に"Model of Leptons"を書き、
標準模型を完成させてからそれに反する実験事実はニュートリノ質量しかありません。
ニュートリノ質量は簡単なextentionで標準模型に含めますから何ら問題ありませんし。

画期的な仮説はいくらでも立ててよいのです。
弦理論はそもそも60年代に陽子や中性子などの「ハドロン」を記述する現象論として
生まれましたが結局ゲージ場の量子論が正しいと言うことで捨てられました。
しかしGreen-Schwarzのanomaly-cancellationメカニズムの発見により
一躍「theory of everything」として注目を浴びだしたのです。
これは時空が4次元でないとか、素粒子は点ではなく弦であるとかとんでもないことを
言っていますが、低エネルギーで

超弦理論->超重力理論->一般相対論->ニュートン力学

となることが完璧に示されていますから「科学」たりえます。
そしてなにより素晴らしいのが、free-parameterが「弦の張力」しかないこと。
1つのパラメータで、全ての事柄を記述できる。
「最小の仮定で最大の現象解明」
という物理学の目指してきた王道なのです。

いくら「全ての実験事実を記述できる」といってもfree-parameterが1000個とかあってしまえば
まったく魅力的でない。今まで生き残ってきた物理理論は全て

・それまでの理論を近似として含み
・出来るだけ少ない仮定の元で
・いままででは不可能だった現象を解明できる

ものです。そうでないものは「疑似科学」といわれてもしかたがないでしょう。
162hoge:02/06/21 00:43
僕にとって科学は「世界を認識する1つの思考体系」です。
それ以上でも以下でもありません。
ただ宗教と違うのは「この理論は間違っている」と「物理学の範疇で確定的に」
断言することが出来るということでしょうか。
宗教を論じていて「この宗教は間違っている」と断言のかよく知りませんが。
163考える名無しさん:02/06/21 02:59
>>161
実際に何をやっているのかはわかりませんが、世界中の物理学者が
なぜ血道をあげて超弦理論の確立に勤しんでいるかが少しわかりました。
専門的な枠組みを簡明に提示してもらえるのはありがたいです。

>超弦理論->超重力理論->一般相対論->ニュートン力学

この部分が、今までは

>?->一般相対論->ニュートン力学

だったので、位置付けがすっきりしました。うー、数学をもっときちんと
やっておけばよかった

>>162
「世界を認識する1つの思考体系」「それ以上でもそれ以下でもない」と
考えるなら、そう考える科学者と哲学者では、齟齬は少ないと思います。
あるとすれば、科学の応用(釈迦家の影響)をも含めて議論する時の
ことでしょうね。でもhogeさんを見ていると、それが問題とはわかっているが
そんなことをする余裕がなさそうに見えますね。研究に全部をささげないと
だめっぽいというか・・・
やっぱり科学に通暁した哲学者が出てこないときつい感じがします。
164考える名無しさん:02/06/21 03:10
科学=物理ではないと思うが.
165考える名無しさん:02/06/21 03:20
>>161 ほんとにいつも良心的なレスで、頭が下がります。
>>163 たまたま2chでこういうスレが立って、哲学に関心ある人と物理の
先端を学んでいる人とが接触している、ということだけでもすごいことだと
思います。物理に限らず、専門分野に関する最新知識は外部の人間には
求めようがないので、異分野間の“対話”の接点を作っておくことがやはり
大切ですよね。
166Kurihara:02/06/21 03:30
「超〜理論」というのが
多いですね。
「超」ってなんなのでしょう?
167@科学と超常現象:02/06/21 03:41

正統派科学が支持する世界観が不適当であり、様々な道に拡張する必要があるという
証拠は次第に集積されつつある。これが長年私が自身の中で関心を持ち続けていた問題
なのである。私は個人的にそれらの実験をするよりも、これらの現象を理解しようと
する知的挑戦に関わってきている。しかしながら、私がその現象に全く関わっていない
というわけではない。もし分別ある結論に達しようとするならば、私はその現象という
のは重要だと考えている(これらの問題について分別ある結論に達していない者は
たくさんいるのだ)。

1974年、ジョージ・オーウェン教授のお招きで、サイコキネシスに関する
トロント会議に出席した。彼はトロント大学に移る前はケンブリッジ大学トリニティ
カレッジでの私の同僚であった。この会議で前からヒーラーだった超能力者マシュー
・マニングは、金属曲げや磁石の針を離れて動かす能力を見せたのであった(私がいわ
なければならないのは、これらの実証は十分管理されているとはいえないものの、
私には効果が事実であったような合理的な証拠を提供しているように思えたのである)。
168@科学と超常現象:02/06/21 03:42

時に私は、超能力者の一撃を体験し、全く驚くべき結果を得た。偶然の一致でない
といった可能性は閉め出せなかったけれども。一つの面白い体験は訪れた講演者が
ケンブリッジの学生物理協会で話したことに関わっている。彼はテレパシー実験の
非公式な実証をした。まさに重要な瞬間に私は送り手の「心」に接触しようと試して
みたのだ。すると一瞬ピカッと光る光景を見たような体験をした。私のちょっとした
「心」のイメージが後になって評価のため見せられた絵の一つと一致するばかりか、
驚いたことには、対角線が反対になっているのが実は講演者がOHPの透明シートを
左右逆向きに置いてしまったことで説明が付いてしまったのだ。

これらの体験はこの問題の文献(後述)と同じで懐疑論者の注釈であまりうまく論駁され
ていないわけで、私にはどうにかしてその現象を科学に適合させるよう試みることは
やってみるだけの価値があると悟ったのである。私が関わってきた限りの重要なことと
いうのは、その現象を正統科学にぶつけ結びつけることである。科学が実際は真実で
あることを真実ではないと見なしている状況というのは、不満足であると私は考えるの
である。西洋ではとにかく科学者たちはこれらの事柄にとても混乱しており、非科学的
とか間違っているのだとか、同じものとして科学に統合されるものとして必ずしも
みなしていない傾向があるのである。そのようなわけで、普通ではないこれらの現象を
科学に統合することは重要な課題となる。
169@複雑系としての水:02/06/21 03:42

科学への統合の一つは実験といった科学的アプローチを適用することである。多様な
超常現象(例えばESPとかサイコキネシス)や水の記憶といった興味をそそる現象で
かなり実験が成功してきている。あまり馴染みがないようなので、後者に立ち入る
ことにしよう。

ホメオパシー医学、何回も薄めた溶液を使う医学分野での研究から、水の記憶といった
話題がのぼっている。使用する溶液は残存する分子が恐らくはないぐらい十分に処理
されている。これでは生物学的効果などないはずだと不適当に考えられてきたが、
水の中でも確かに電磁場は存在しうるのだから、その基準では電磁場に依存する
ラジオ、テレビ、ほとんどの電子機器を除外してしまうだろう。ベンヴェニスト、
シリル・スミス他の研究が示すのは、水が電磁信号を記憶することができるという
ことである。つまり生物学的に活動的な分子から信号を取り出して、水に伝え、
様々な生物学的試験で活性化する水にすることができるのである。

どう理解して良いものなのか?ありえる答えは、水が複雑系であり、複雑系は単純系
で理解されているのとは異なる行動ができると分かり始めているといった事実に関係
する(このことについては後ほど詳しく触れよう)。事実、ある種の液体(液晶、超流動)
は流れているという事実にも関わらず、記憶を保持できる秩序化された構造を持つと
知られているのである。

不幸なことだが、科学実験を行うことで受容を保証するに十分だということにはなら
ない。我々はここで情報操作と検閲の現象に立ち向かっているのだ。ネイチャー誌は
ある時期ベンヴェニストに対し、そしてごく最近では本に対して、情報操作と検閲の
キャンペーンを展開中である。

ディーン・ラディン「意識する宇宙(The Conscious Universe)」は、超常現象の証明
を考察し、肯定的結論に至っている。ネイチャー誌は、敵対する評論家に書評するよう
に命じ、自分に都合のよい誤解に基づいて、「その本には決定的な間違いがある」と
いった結論を印刷してしまった。その当時は訂正するのを拒み、数ヶ月が経ち、よう
やく検閲結果として印刷されるべき連絡をインターネットにて流したのであった。
それから、この訂正と評論家の非科学的攻撃を組み合わせて、偏見に満ちた本の紹介
をし続け、攻撃についてのコメントは印刷拒否したのであった。

現在、広範な人々にこれらの全ての活動を暴露する一つの記事が準備されている
のである。

科学に話を戻すと、科学は現在、革命とまではいかなくとも進化を遂げつつある。私は
いくつか立ち入ってみたいと思う。量子の非局所性と情報、複雑系と創出について。

量子の非局所性---我々は離れた部分に分断された系を持っており、我々は部分を観察
している。もし一つの部分を観察することが他の部分に遠隔効果がないと仮定するなら
ば、我々がそう選択するかもしれない多様でありえる観察結果が矛盾することが分かる。
推論はこうである、非局所的作用(遠隔作用)があるに違いないということである。不幸
にも(標準理論では)我々はメッセージを送るのにこれを使うことができないでいる。
これができないということを介入している宇宙のランダムな影響に帰するいくつもの
理論はある。もしこれがある十分強力に連結した系に押し込めることができれば、
信号の伝達は可能であろう。しかし、これをするやり方が実際には分からないのである。

実験室内でうまく実験できる量子の非局所性の一応用がある。それがいわゆる量子テレ
ポーテーションだ。これでは、適当な系が二つの部分に分かれていて、AとBが各自
一つの部分を成す。Aは自分の部分の系をテレポートしたい系に連結させ、ある観察を
することでBにテレポートできる(実際にはBにAと同じ系を供給するのだ)。量子情報
はすぐにBの系に伝達され、これは複製されるために使われ、より多量の情報が過程を
完結させる他の方法で送らねばならないということなのだ。この種の過程はかなり
難しく、その十分な意味合いがまだ実際には理解されていないのである。

バークレーのヘンリー・スタップは違う方法で量子論の論理を検証している。彼の考え
ではこうだ。観察時に起こるとされる波動崩壊過程は「心」が物理に入るその点である。
我々は「心」が作用するとき変化する知識を波動機能と同定することができる。彼に
とっては、知識とは自然の基本的側面であり、我々が行っている科学の方法では隠され
てしまう。

複雑系と創出は通常の(非量子的)系でさえ起こる事柄である。何が起こっているのかを
論及することは通常の言葉で物理系を表現する問題に関わってくる。一般的な通念では、
物理系の振る舞いを表すのに方程式を書き下ろし、それを使って計算してゆく。初期
状態に微妙な関わり(カオス、バタフライ効果)があるような時、問題が生じる。という
のも我々は正確な予言ができるほど十分には初期状態を知ることができないからである。
複雑系では状況が悪く、我々が使うのに必要な描写を決定する一般系の現象が微妙に
初期状態に依存しているのである。

結果は一つの系の部分が予言できず、予期すらできない方法で自己組織化するのだ。
そして系が自己組織する仕方に依存しつつ、我々は全く違う現象に直面させられる
のである。

複雑系に関しては、主に組織化と関係性に基づいてとても異なる理解が使われるべき
だと結論することができる。複雑系は物理では馴染みのない方法で系の微妙なところ
に影響を与えることだろう。生体系と社会系の文脈では馴染みやすいのであるが。
173@プラトン世界:02/06/21 03:44

この主題の適当な実例を挙げてみよう。

(1)ガイア---正統派になりつつあるが、生体システムと生態システムが統一した全体
 を形作っているというわけだ。生体システムは環境を制御できるまでに進化しうる。

(2)クレアヴォイヤント・リアリティ(透視的現実)---ルシャンは神秘家や超能力者に
 自分たちの現実を述べるようお願いし、それが科学者の現実と異なる原理で働いて
 いることを見出した。全体への組織化は時空さえ超越し、基本的に分離しているが
 相互作用するサブシステムの概念よりも、もっと重要である。

心の一般理論。私は心と認知の一般理論について目下研究している。科学ではまだ理解
されていない組織の可能な形態を含み入れる、自然における組織化の一般理解を与える
ことができればと思うのだ。「心」とは相互支持を提供する真に特殊な過程の集合と
して特徴付けられると主張する。これらのいくつかは、科学では普通考慮されていない
能力に対応しているのだろう。

結局、私はいわゆるプラトン世界に注意を向けるのである。これはロジャー・ペンローズ
によって数学的直観に関連して大いに論じられている。私も可能な音楽の応用に関して
音楽学者と共同研究してきている。

ペンローズはいかにして我々が数学概念を理解し、どのようにして数学的真理に到達する
かに関わってきている。一つの見方は、我々の心はプラトン世界に接触しており、そこ
から知識を取り出すことができるといったものである。ペンローズはゲーデルの定理から
次のことを示そうとしている。数学的能力の原因であると通常理解されるような手続き
はありえないが、論理が間違っている(例えばいかにして我々の心が働いているのかと
いったことについての悪いモデル)といった一般的な意見はあるのだと。デイヴィスと
ハーシュは異なる見解を持ち、それによって新しい概念が生まれる難しい経験の性質や
過程の固有の誤謬性を強調している。彼らは数学を一つの経験科学のようであり、
再現性は我々の思考過程に同期する可能性から生じるのだと考えているのである。

しかし、私は違う理由でペンローズは正しいかもしれないと考えている。直観の源泉は
私たちには接触することの難しいある特殊な過程(いわばプラトン過程)に違いない
だろう。数学的真理との接触は日中に金星を探すようなものに違いない。これを成し
遂げることは微妙な過程であり、接触した者には結果は明白なのである。

プラトン主義と数学の問題に関して、音楽学者テシス・カーペンターと私は音楽に
関連した問題を検討した。我々が気づくのは、ややこしくさせる二つの異なる問題が
あるということだ。一つの音の構造が全体として音楽として知覚されるのか、あるいは
審美的に有効および力強い音楽として体験させられるのかという問題だ。音楽について
の心理学理論のほとんどは前者を特徴づけることに専心しているように思われ、ある種の
音楽の文法を生み出している。もう一方の問題は、音楽の効果および意味により関わる
ようにみえるのだ。この問題をこなす方法は、音楽をある種のコードとして取り扱い、
心理学者が処理する構造(まるで言語の意味が意味とは全く関係のない統語論的構造を
通して効果があるように)を通して効果が組織化されてゆくとすることに思える。

我々が示唆したいことは、音楽は心の過程に密接に繋がっており、それらを再構成
することができるということである。これらの関連性は宇宙的側面があり(特殊な
テーマはそれらの可能性において特に力強いか多産である)、プラトン領域に帰する
という新しい音楽に対する我々の反応に基づいて、いくつかの論争がある。

それではもし存在するならばプラトン領域とは何か? 宇宙的なもの、心のような側面
を持ち合わせるものとは、現在語りうる全てであるが、心のような過程の一般理論は
これを推敲するのに役立つであろう。

結論:科学はおそらく新しい段階に突入している。「万物の理論」といった考えは
奇妙にも廃れてしまうことだろう。もっと人工的でない状況下で取り扱うべき組織化
の複雑性が無視されているところで、非常に選択された一連の現象だけが理論化され
ていたのが伝統であったのだ。私たちに向き合っている挑戦とは「超常現象と
プラトン世界」という新しい状況にアプローチする方法を見いだすことである。


※この「超常現象とプラトン世界」は、1998年11月に早稲田大学で開催された
 「第二回意識・新医療・新エネルギー国際シンポジウム」のオープニングレクチャー
 のために用意された、ジョセフソンの論文である。

 ブライアン・ジョセフソン (Brian D. Josephson)
 ケンブリッジ大学物理学科教授。同キャベンディッシュ研究所
 濃縮物質理論グループ・精神-物質統合プロジェクト所長。

 「ジョセフソン効果」で30代にしてノーベル物理学賞を受賞。
 その後、デヴィッド・ボーム(ロンドン大学教授)らと共に、
 意識と科学の問題を研究。超常現象を肯定するに至っている。

 著書(ノンローカル意識論):
 「量子力学と意識の役割」(1984) ジョセフソン,カプラ,ボールギャール,マトック,ボーム
 「科学は心霊現象をいかにとらえるか」(1997) ジョセフソン、茂木健一郎訳
 「意識が拓く時空の科学」(2000) ジョセフソン,ロリマー,リュービック他
177考える名無しさん:02/06/21 12:37
これは困りましたね・・・

えーとhogeさん、上のレス主が反応を求めてきた場合は、別のスレッドで
やっていただくようにしたほうがいいのかも。
ここでの趣旨は、(正しいかどうかは一応かっこにいれて)物理学の
方でどんな内容の議論がされているか、聞かせてもらい、できる人は
それを理解する、という認識で一致してると思いますから。

もちろん手短に批判する時間が取れるなら批判してもらえれば
ベターではあると思います。ただ議論になってしまうとhogeさんが
スレを立てた趣旨と離れてしまうし、もしそうなったら残念です
178考える名無しさん:02/06/21 18:48
純粋に物理学以外の、科学哲学に拘わる内容は、こちらでどうですか?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「科学哲学・分析哲学を基礎から教えて」
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/987628518/l50
179hoge:02/06/21 20:31
ええ。もちろんそのつもりですのでご安心下さい。

さて、超弦理論が進展して時空概念そのものがどんどん変わっているのですが
一番面白い(というかトンデモな人に言うと喜ばれるであろう)ものは「非可換幾何学」です。

量子力学では「場所と運動量は同時に決定できない」ということが原理でした。

しかし、超弦理論では

「xy-yx=0」

が成立しないような幾何学を仮定することで色々な性質が上手く理解できるという
ことがわかってきています。
これはずばり

「ローレンツ対称性の破れ」を意味します。

だからといって当然特殊相対論が否定されるわけではなく、超極微の世界では
ローレンツ対称性が破れているがそれは我々の世界には影響が及ばないので
別に何ら矛盾はありません。

ただこの仮定が正しいのか否かは超弦理論の最先端の話で、僕にはわかりません。
詳しい質問をされても返答できかねますのですみません。
(実は僕の専門は超弦理論ではなく、現象論なので・・・)
180考える名無しさん:02/06/21 23:08
いくら理論が出てきた所で分からない事がいくつかあります。
根本的に言えば、

・「無」の状態からなぜ何らかの現象が生じたのか
 何も無いなら何も起こらないはずではないのか
・重力や電磁力、あるいは原子を引き離す、くっつける力なんていうのは
 どうして生まれたのか

といったものなのですが、hogeさんはどうお考えですか?
ガイシュツ質問だったら申し訳ありません。
181hoge:02/06/22 01:42
「量子宇宙論」で記述されます。
「無」は「状態」の1つ。仮に|0>としましょう。
「超弦理論で記述される宇宙」も「状態」の1つ。仮に<S|としましょう。
量子宇宙論によるそれらをつなぐ演算子をHとすれば

<S|H|0>

これが無から宇宙が生じる振幅です。これの複素2乗を取って、
全体の確率が1になるようにnormalizeすれば無から宇宙が生じる
確率が導けます。

それで超弦理論で記述される宇宙が生成されると、宇宙が冷えていくと
同時に対称性が次々と消滅していき

超弦理論--->超対称性大統一理論(3つの力の統一)->超対称性標準模型->標準模型(強い力、弱い力、電磁気力)
|
|-->超重力理論-->一般相対論(重力)->ニュートン力学

となるわけです。




182考える名無しさん:02/06/22 09:16
宇宙ができる過程を超弦理論(とかなんかそんなの)で
記述しようとしているってことは、

宇宙が出来るまえから、今と同じく
超弦理論を拠り所に成り立つ世界がずっとあって、その点においては
宇宙以前の状態からずっと一貫性みたいなものが
保たれている、ということが想定されているのかしら。あってる?>1
183122:02/06/22 10:25
178さんの忠告を聞き
僕の科学哲学に関する質問は中止することにします

ただ最後に一つだけ質問させてください
>結局ゲージ場の量子論が正しいと言うことで捨てられました。
この時の正しさの基準はいったい何だったのですか?
184考える名無しさん:02/06/22 12:05
176さん、それ認知科学系の「心の哲学」とかいうやつけ?
185考える名無しさん:02/06/22 12:17
例えばミノフスキー粒子によって全てを説明するのは科学じゃないんだろうか
186hoge:02/06/23 01:28
>>182
極めて厳しい質問ですね。
はっきり言ってそのとおりです。我々は現在の宇宙から得られた実験結果を
記述する理論しか手にしていません。従って我々が計算できるのは
そのような理論に基づいた「無からの宇宙生成の確率」でしかありえません。

まったく異なる物理法則が成立する宇宙があるかもしれない。
それが無から生じているかもしれない。
けれど我々と因果はもてないのでそこについて述べることは物理学は出来ない。

完璧な物理学の限界です。

>>183
60年代にstrange quarkが発見されてから大量の中間子が生成されるようになり、
その質量や相互作用の説明をする理論が全くできていないという状況が生じました。
ここで様々な理論が提唱されました。
しかしcharm,bottom,topと全てのquarkが発見されて、それらの中間子を
全て記述できるのが最終的にSU(3)のゲージ場の量子論だった、ということです。

まあそもそも超対称性を課さない弦理論はタキオンが生じるので
理論としてinconsistentなのですが。
(タキオン凝縮とかそういう最先端の話は当時はなかった)
187考える名無しさん:02/06/23 14:53
えーと。宇宙生成が「無から」起こったと
想定しなければならない技術的・理論的な事情があるんですか?
たとえば、宇宙生成が無から起こったことを
証拠立てるような観測結果が続々でてきたりとか。
それとも、単に学者さんがもつ美学みたいなやつ?

宇宙生成以前の世界を想定しちゃってるんなら
そういう世界が存在している時点で、
それが「無」であるというのには
素人目にはすでに無理があるんだから、
このさい割り切って有からの宇宙生成を考えてみるのも
ありだとおもうんだけど。
188考える名無しさん:02/06/23 15:06
ていうかあれだ。そこから宇宙がポコッと生まれてくるようなものならば、
そんなものを無であるとはとても言えないよね。普通はさ。
なんにも起こらないからこそ無なんであって。
189考える名無しさん:02/06/23 22:05
所謂「4つの力」にせよ宇宙そのものにせよ、それが生まれる・発生するって事自体
どこか科学的説明では納得できない神秘性があるように感じられる。
やっぱりこういう「なぜ」の部分は科学では解明できない限界なのかな。
宇宙の誕生にしても、最初が無じゃないなら、「宇宙は永遠に有だった」なんて事になる。
それもどこか変だと思うなら、↓の様に循環的な見方になると思う。

…→宇宙生成→宇宙消滅→「無」の状態→宇宙生成→宇宙消滅→「無」の状態→…

しかしこうなるともはや問題は解決不能に陥ってしまう様な気がする。
190hoge:02/06/23 22:29
今日はイタリア人のPDに説教されました。
研究の為にメチルフェニデートを用いるのはやはり禁じ手だよな。わかってるんだけど。。。

さて

「無」から起こったかどうか、ですが、物理学では
「プランク長さ」「プランク時間」というのがあります。
それ以上短い長さ、時間を考えることができない、というものです。
長さや時間がそれで離散化されているかは不明ですが、
少なくともプランク時間10^{-41}秒以前の物理は、ビッグバンモデル
(つまり宇宙膨張模型)では記述不能です。

そこを「無」と言っているわけです。宇宙論の大抵の人は。

僕の解釈は若干異なるんですが・・。素粒子論の人間として。
(超弦理論が完成すればその記述も可能になるはずだと思っています。)

有からの宇宙生成モデルもありますよ。けど実験的に検証ができる
レベルではまだないのです。(いわゆるpre-big-bang-scenario)


あと、

…→宇宙生成→宇宙消滅→「無」の状態→宇宙生成→宇宙消滅→「無」の状態→…


これは鋭い。実は現在の宇宙が「真空崩壊」を起こさない理由は無いのです。
ある時空点が「真空崩壊」を起こして別の状態に遷移してしまえば、その時空点の情報は
光速度で全宇宙に広がっていき、現在の宇宙状態は崩壊します。
ただ今まで我々の宇宙が生き残っていると言うことは10^{11}年たっても
真空崩壊は起こらないくらいその確率は小さかった、ということでしょう。
今後どうなるかはわかりませんが。

(1) 感覚遮断状態での対人遠隔作用実験(そのII)
 「遠当て」と呼ばれる現象では、気功熟練者が非接触で離れた相手を
 激しく後退させる。我々は、両者間の感覚伝達を遮断した
 無作為・盲検実験で、暗示等の心理効果を取り除いた後でも、
 本現象が統計的有意に生起することを、
 第1回生命情報科学シンポジウムで発表した(初報)。

 本報では、本現象に関し、さらに詳細な次の3実験を行い、
 前回の報告を支持する結果を得た。
 未知な情報伝達機構の存在が示唆される。

 実験1)通常の感覚伝達を遮断したビルの1階と4階の2部屋に発気する
  気功師(送信者)と弟子(受信者)を配置し、遠当て時の送信者の
  発気動作時刻と受信者の反応動作時刻を記録した。
  時間差5.5秒以内で両者が一致したものが、
  49試行中16試行あり(期待値 7.88 試行)、
  統計的に高度に有意であった(危険率 0.0008)。

 実験2)遠当てによる通常感覚伝達遮断状態での情報伝達を試み、
  その時の受信者の脳波を測定した。発気動作(送信動作)は、
  1分間内の無作為に選ばれた一瞬において行われる。
  57試行の結果、送信動作時と非送信動作時の受信者脳波の
  α波平均振幅の間に、右前頭部で統計的に有意な差が見られた。
  さらに、遠当てにおける通常感覚伝達遮断状態での情報伝達
  において脳の右前頭部が関与している可能性が示唆された。

 実験3)送信者と受信者が同室にいる場合と別室にいる場合について
  実験した。送信者と受信者の遠当て時の脳波を同時に測定し、
  両者の脳波の遠当て前後にわたる意識変化を
  複数の指標を用いて推定した。
  両者とも安静時より遠当て時の方がリラックスしている場合と同様の、
  また遠当て時にはイメージ想起を行っている場合と同様の、
  指標傾向が見られた。さらに、遠当て時のβ波平均振幅トポグラフ
  に両者間においてパターン類似性がみられた。

(2)感覚外情報伝達に関する脳波測定実験(そのII)
 情報送信者と情報受信者を感覚伝達を遮断した2部屋に配置し、
 感覚外情報伝達を試み、その時の両者の脳波を測定した。
 感覚外情報送信は継続した2分間の内の
 無作為に選ばれた前半または後半において行い、
 受信者はその送信時間帯と送信内容を推測する。
 20回の試行の結果、受信者は送信時間帯を
 統計的に有意に推測することができなかったが、
 感覚外情報送信時と非送信時の脳波のα波平均振幅の間には
 統計的に有意な差がみられ、下意識における感覚外情報伝達の
 存在が示唆された。その感覚外情報伝達は、送信者の脳での
 反応直後に完了するものではなく、受信者の脳で、まず、
 後頭野から頭頂野にかけての反応があり、
 次に、右前頭野での反応が起こるという経過を経て構成される。
193@研究発表:02/06/23 23:31

1) 山本 : 応用物理学会放射線分科会 第8回「放射線夏の学校」 テキスト, 25-38, 1996.
2) Hirasawa M, Yamamoto M, Kawano K, Yasuda N, Furukawa A :
  J Int SocLife Info Sci, 14, 185-195, 1996.
3) Yamamoto M, Hirasawa M, Kawano K, Yasuda N, Furukawa A :
  J Int SocLife Info Sci, 14, 228-248, 1996.
4) Yamauchi M, Saito T, Yamamoto M, Hirasawa M :
  J Int Soc Life InfoSci, 14,266-277, 1996.
5) Yamamoto M, Hirasawa M , Kokubo H, Yasuda N, Furukawa A,
  Furukawa M Yamauchi M, Matsumoto T, Fukuda N , Kurano M,
  Kokado T, Nishikawa M, KawanoK, Machi Y, Hirata T :
  The 3rd World Conf. on Medical Qigong (Abstract of presentations),
  115-116,Beijing, 1996.9.
6) Yamamoto M, Hirasawa M, Kawano K, Yasuda N, Furukawa A :
  Proc. of the 6th Int.Symp. on Qigong, 114-117, Shanghai, 1996.9.
7) 山本, 平澤, 河野 , 小久保 , 古川, 安田, 古川, 福田, 蔵野 , 古角, 西川, 平田 :
  人体科学会第6回大会研究発表抄録集, 37-38,1996.
194@研究発表:02/06/23 23:32

8) 山本 : アジア気功科学研究会, 大宮, 1996.12.
9) 小久保, 山本, 平澤, 河野, 古角, 平田, 安田, 古川 :
  日本超心理学会第29回大会発表論文集, 20-23, 1996.
10) Yamamoto M, Hirasawa M, Kokubo H, Kawano K, Kokado T, Hirata T, Yasuda N :
  J Int Soc Life Info Sci, 15, 88-96, 1997.
11) Kokubo H, Hirata T, Hirasawa M, Hirafuji M, Ohta T, Ito S, Kokado T, Yamamoto M :
  J Int Soc Life Info Sci, 15, 97-108, 1997.
12) Kawano K, Yamamoto M, Hirasawa M, Kokubo H, Yasuda N :
  J Int Soc Life Info Sci, 15,109-114, 1997.
13) Kokubo H, Furukawa A, Yamamoto M : J Int Soc Life Info Sci, 15, 115-118, 1997.
14) Yamamoto M, Machi Y, Kawano K, Obitsu R : J Int Soc Life Info Sci, 15, 167, 1997.
15) Hirasawa M, Furukawa A, Yamamoto M : J Int Soc Life Info Sci, 15, 252-258, 1997.
16) 山本 幹男, 平澤 雅彦, 河野 貴美子, 古川 章, 安田 仲宏 :
  第44回応用物理学関係連合講演会講演予稿集1, 378, 1997.3
17) 小久保 秀之, 山本 幹男, 平澤 雅彦, 河野 貴美子, 古角 智子,
  安田 仲宏, 古川 章, 福田 信男, 平田 剛 :
  第44回応用物理学関係連合講演会講演予稿集1, 379, 199

(文部科学省所管)独立行政法人 放射線医学総合研究所(NIRS) 山本生体放射研究室
195:02/06/23 23:33

小久保秀之(1995)は日本超心理学会第27回年次大会シンポジウム
「21世紀の超心理学を考える」において、物理学の超心理学に対する
貢献可能性としてカオスと量子力学の研究が注目されると述べている。
すなわち、

『カオスの微小効果の指数関数的時間発展は,超心理学的効果の特徴を
 説明するのに 適当かもしれない。量子力学では従来からある観測問題
 だけでなく,メゾスコピック系の物理が注目されている。また,量子生物学
 や意識の量子力学モデルなどは,急速に研究者の数が増えつつある』

というのである。超心理現象に対する量子力学的アプローチは有望である
という印象がある。また、小久保(1995)は最近の生物学的研究において、
通常の5感以外にさまざまな方法を使って生物は情報を伝達していること
がわかっていると述べており、理論的には量子力学的効果が生物レベルで
発生していることが検討されるようになってきている。


2001年2月17日から19日、神奈川県葉山町の湘南国際村において、
文部科学省の外郭団体である科学技術振興事業団主催の異分野研究者
フォーラム「心と精神の関与する科学技術」が開催されている。

文部科学省は、将来的には恒常的な専門教育・研究機関である
「潜在能力科学研究所」や大学院・大学の設置も射程においた、
わが国のニューサイエンスの拠点づくりも構想しているという。
19674:02/06/24 15:24
hogeさん、忍耐強くお相手していただいて、ありがとうございます。最先端の物理を
まったく理解していないのに、その知見だけ得ることができるのはhogeさんのおかげです。
そして、なんでメチルフェニデートが手に入るのか不思議。。。っていうか羨ましい。。。

>>190で、「真空崩壊」なる現象(可能性?)を初めて聞きました。74の私の質問の答えには
結局加速度膨張する宇宙の最期を、超弦理論で予言できるかどうかの答えが分りません
でしたので。

ある時空点が真空崩壊を起こして別の状態に遷移するというのは、イメージ的にはどうなる
のでしょうか?拡大する真空の「泡」が弾けてしまうしまようなことですか?崩壊した時空点
の情報が光速度で全宇宙に広がる時、その情報が光速度で近づいてくるのが観測できる
生物がいるとしたら、どんな光景(現象)が近づいてくるように見えるんでしょう?現在の宇宙
状態が崩壊する、というのは、また「無」に戻るということですか?

いつも質問ばかりですみません。。。
hogeがどの程度のレベルか解ってる奴はキッチリ指摘してやれ。
俺は面倒くさいからパス。

高校生くらいの人達は、この辺のレベルが院生のトップの方だと勘違いしないように。
学部生か院生ならみそっかすのレベルだからね。
198考える名無しさん:02/06/24 18:56
優雅に無視しましょう。
199考える名無しさん:02/06/25 00:12
200わかりません:02/06/25 00:51
面白く拝見させていただいています。
無から有が生じるか否かという議論は元を探ればアリストテレス以来の議論としての
有は有のみから生じるという命題に対する挑戦ですから、これは大変なことですよね。
生物学においては生命発生論のオパーリンが無生物(無)から生物(有)が生み出さ
れる可能性を示唆しただけで、当時の生命観の常識を大きく変えましたし、化学では
ハーパーが無機物(無)から有機物(有)を合成したということで、当時の自然観を
大きく変えてしまいましたから、無から宇宙という有が生じるという主張は大きな
科学史上の転換点として捉えられるべきこととおもいます。
ところで、「プランク長さ」「プランク時間」という概念ですが、hoge氏の主張では
これらの概念が無であるということですよね。この概念が導き出されるまでの過程など
をもう少しご説明していただけましたら、現代宇宙論の概略がわかってありがたいのです。
つまり、有から有が生まれるという前提に立つ宇宙論から無から有が生まれるという前提
に立つ宇宙論がどのようにして誕生したのかという視点で何かご説明いただければ、
科学の世界観の変遷として捉えられるのですが、いかがでしょう。
とりあえずは感想まで。
201わかりません:02/06/25 01:13
ついでに…。
実は、宇宙が陽子崩壊してまったくの虚無になってしまうという話を聞い
てすごくショックだったんですね。どっかで輪廻転生を考えているのでし
ょうか、恒星も超新星爆発した後でも、吹き飛んだガスがまたどこかで
惑星や恒星を構成する材料となるというように、死んだ後でも再生とか
生まれ変わりというものによって成立する輪廻(サイクル)のようなも
のを考えていたのですが、どうもそうではないような…。
自然の定義として自ら循環する自立的系ということがいえそうですが、
宇宙全体ということでは、1つの生物のように、何か寿命のようなもの
があって、おのずから誕生し消滅するという何か捕らえにくいものだな
あという素朴な感慨にふけっています。
神学的には神もいずれは消滅するということになりますし、無限は世界
観としては存在しないということにもなりますし、何か世界が有限に
限定されてしまったかのようながっかりしたような気分です・・・。
202誰か教えて:02/06/25 01:40
みんなレベルが高いのでとってもハズカスィ〜!
はっきりいって場違い。でもどうか無視しないでネ。
僕は自分でたぶん間違っていると思うのでそれを指摘して
もらえれば感謝!感謝!
         以下
ニュ−トンは絶対時間と絶対空間という定義の元に絶対に時間も空間も変化
しないものとした。
それに対してアインシュタインは時間も空間も相対的で「光速」が絶対であるとした。
光速かあるいは光速に近ければその分、時間はゆっくり流れ空間は収縮する。
例えば双子の片方がロケットに乗って、光速の90%くらいの速度で数年宇宙を旅行して帰って来たとする。
この時ロケットに乗って帰って来た方が40歳くらいで、そうでない方が極端な話70歳くらいと
いうようなことが有り得るということ。これが「時間がゆっくり流れる」ということ。
「空間の収縮」というのは、例えばそのロケットが静止している時の全長が100メ−トルだとする。
これが光速の90%くらいの速度で航行すると極端な話10メ−トルくらいになる。
この理論は慣性系にしか通用しない。
この理論を特殊相対性理論(略して特殊相対論)という。
次に慣性系にしか通用しなかったのを加速度系にまで通用出来るようにした理論を
一般相対性理論(略して一般相対論)と呼ぶ。
この理論は重力の理論で、例えばノ−トに使うプラスチックの下敷きの上に
サイコロを置いておき、それを歪めると落ちる。重力というのも実はこういうもので
質量で「時空」が歪んで、それに沿う様にして起きる現象であるというもの。
このアインシュタインの二つの理論に対して次に出てきた革命的な理論は「量子力学」と
呼ばれるもので、そのアインシュタインの理論でさえ古典論として引き離す程である。
それによれば、超ミクロの世界ではそれまでの「経過時間」(t)と「移動距離」(s)と
「速度」(v)の関係が確実なものではないというもの。これには「観測」が干渉し影響するという。
このあと超大雑把にそして独断と偏見を交えて言えば、ディラックの「大数仮説」、ディッケの「人間原理」、
カルツァ−&クラインの「カルツァ−クライン理論」、マイケル=グリ−ンらの「超ひも理論」などなどが出てくる。
これらは全て相対論と量子論に関わる。「超ひも理論」ではそれまで宇宙は「4次元」であると思われていたのに対し、
「10次元」か「26次元」の可能性を弾き出し、数学に於ける「ゼ−タ関数」までに深く食い込む。(宇宙そのもの
が数学の世界なのか???)「人間原理」というのは、例えば一般に我々は宇宙というものがまず在り、次に「地球」
を含む諸々の星々が出来て、次に生物が出現して、次にそれが進化して色々な生物が、そして最後に人間が出現したと
思っているがそれがひょっとしたら「逆」かもしれないという説である。つまり「人間」が在って、「地球」が在って
最後に「宇宙」が出現したということ。つまり「未来」が在って、「現在」が在って最後に「過去」に到るのではないのか
ということ。パソコンと電卓であればパソコンの方が先に在るということ。パソコンの使用・消費とパソコンの製造とでは
パソコンの使用・消費の方が先に在るということ。・・・・と「人間原理」からすればそこに行き着くと思ったんですが
なにぶん僕は独学で学習しているので多分間違っていると思うんです。
誰か教えてくださ〜いm(__)m
         
203hoge:02/06/25 02:15
今日は完全にオフにしてみました
皆さんの影響で哲学の超入門書を買ったりしました。
読みましたが、すげえ面白かったです。
なんつーかこういう思考体系もあるのかというのを
今までぜんぜん知らなかったのが情けなくなったりして。

>>196さん
いつもどうもです。
メチルフェニデートは計画的に利用すればとてもいい薬。
乱用にご注意ー

あのですね
実は加速度膨張宇宙を生み出す「宇宙定数」は現在の
素粒子・宇宙論の最大で超難関ななぞなのです。
もしも時空に超対称性が(超弦理論が示唆するように)課されていれば
宇宙定数は0でなくてはいけません。
課されていない"non-BPS state"を考えることもできますが
その場合宇宙定数は負になります(タキオンが生じるので)
ですが正の状態というのはわけがわかりません。
しかもとてつもなく小さな正の数、というのは完全に理解不能なのです。

個人的には・・超弦理論に生じるスカラー場
「moduli」や「dilaton」の真空期待値がものすごーーく平坦な
ところをゆっくり転がっていて、本当の「宇宙定数が0の世界」
に向かおうとしているけど、宇宙はまだそこに至ってない、
と思っているのですが、実験で証明なんかできませんし・・・

それで、「宇宙定数が負の状態」の方がエネルギーが低いので
そちらに遷移する可能性もあります。もしくは超弦理論を考えなくても
宇宙は負のエネルギーを持つワームホールに
満たされていて、その上に仮想ブラックホールが充満しているので
あやうい均衡を保っているという人もいます。
(ディラックの海みたいなものです)

それで一度どこでもよいので時空点が崩壊すると、その「相転移」は
泡が広がるように宇宙全域に広がります。そして宇宙は
エネルギーが負の状態に満たされ、因果律は崩壊し、
量子力学が壊れ、もうめちゃめちゃになるでしょう。
(量子力学が無いと粒子の「スピン」の概念すらないのですから、
もはや原子や光子というものを考えられません。)

それは「無」なのかなんなのか・・・なんと表現すべきでしょうか。
わからないですね。



204考える名無しさん:02/06/25 02:19
ついに混乱したか
205hoge:02/06/25 02:23
あと、陽子は崩壊するとほぼ確信されています。
超対称性大統一理論(3つの力の統一)を行うと、
強い力、弱い力、電磁気力が全て等しい力で、
等しいゲージ場(光子を一般化したようなものです)で記述が
できるのですが、これは必ず陽子崩壊を帰結として含みます。

---

具体的には・・

SU(5) or SO(10) or E_6 -> SU(3)*SU(2)*U(1)

ここでSU(3)が強い力のゲージ場、SU(2)*U(1)が電弱統一のそれです。
superstringはゲージ場さえ一意に定めてしまいます。SO(32)かE_8*E_8。
ここから対称性をがんがんおとして大統一理論にして、さらに対称性を
落とせば標準模型の出来上がりです。

---

無理やり「絶対陽子は崩壊しない!!」ということも
可能ではありますがその瞬間

「じゃあ、何で宇宙に陽子はいっぱいあるのに
反陽子はほとんど無いの?」
という、いわゆるバリオン生成(baryogenesis)の
基本的疑問に引っかかりアウト。

ということで10^{36}年後くらいには宇宙の陽子はほぼ絶滅ですね。
206hoge:02/06/25 02:26
人間原理はリーサルウェポンです。
物理学者は普通使いませんよ。
科学であることをみずから放棄するのと同じですから。
207hoge:02/06/25 02:34
プランク時間とプランク長さは、重力そのものが
時空構造に非摂動的に影響を与えてしまうスケールです。
そこではもはやいかなる粒子を用いようが
時間を計ることも、長さを計ることも不可能。
なぜならどんな粒子でも重力の影響は受けてしまい
それゆえそのコンプトン波長がプランク長さより長くなってしまったり
どんなに性能の良い検出器が合っても重力場の影響で
プランク時間以下の時間は計測不能なのです。

と、いうことで宇宙論の方々はここでお手上げで「無」からの
創生ということにしました。
当時は超弦理論も未発達でしたし無理も無いのですが。
(現在もぜんぜん完成には程遠いですが
双対性、AdS/CFT対応などによる「第2次弦理論革命」により
すばらしく理解は深まりました。)
208202:02/06/25 02:41
>206
指摘サンキュ−!ところで相対論や量子論の説明はあれで合っているんでしょうか?
209hoge:02/06/25 03:22
相対論と量子論はオッケーですよ
あ、一箇所間違いがある。
量子論の「不確定性原理」は「位置xと運動量p」が同時に
決定できないよ、ってことです。
あるいは「エネルギーをdEの精度で計るにはdt=h/dEの
時間がいるよ」ってことです。
210飛び入りだけど:02/06/25 03:29
>>206
人間原理はダメだ、みたいなことをおっしゃるけど、そもそも
その「位置」や「運動量」みたいな物理量ももともとは
人間の感覚を元に定義されたもの。
最後には人間の感覚を越えるような概念に行き着く必要はあると思う。
あと、興味深いのが実は宇宙が真っ暗だということ。
無限の過去からあるいは無限の遠方から光がたくさん、この地球に
降り注いでいてもいいはずなのに現実にはそうはなってない。
「3K背景輻射」がどうのとかいうらしいけど、この事実は興味深い。
211飛び入りだけど:02/06/25 03:42
「暗い」とか「明るい」とか「光で満たされてる」とかも
そもそもは人間の視覚的尺度だしな。
「光」や「エネルギー」概念もいかようにも定義されうるだろうし。
ただ、やはり、昼間にしても夜にしても人間にとって
まぶしくない程度の光しか降り注がないということは、、、
というようなことを考えてみるとやはり「人間原理」に行き着くような気がするよ。
それとも、いつの日か、人間にとってまぶしいくらいの光が地球に、
降り注ぐことはあるのだろうか。
実際上、ありえない話ではないと思うが。
212考える名無しさん:02/06/25 10:45
人間は言葉を使って説明するからね。
概念や観象は結局のところ言語化するしかないわけで。
人間原理を使用したくないのも使用せざるを得ないと思うのも
やはり当然の心理なんだろうな。
213202:02/06/25 13:50
ディラックの「大数仮説」の説明をします。間違っていたら細かいところでもどうか教えて下さい

ディラックは8つある基本的な物理定数から人間が勝ってに決めた単位を取り除こうとし、
8つの基本物理定数を掛けたり割ったりして単位を除去した5つの数を見いだした。
これは人間の恣意によらぬ自然の実相であるのでその数の配分も「いびつ」ではない自然なバランス
であるはずだと考えた。上手いことに5つあるうち3つは大きさが同じくらいなのだが、
他の2つが極端に小さい。その2つは2つで同じくらいの大きさである。この2つを仮にAとBとしよう。
Aには「ハッブル定数」がBには「二ュ−トンの重力定数」がそれぞれ入っている。
「ハッブル定数」というのは宇宙時間の逆数という意味を持っている。つまり時間に反比例する。
そしてディラックはAとBの大きさが同じくらいである方が統一的で自然であるので
重力定数も時間に反比例するのではないかと考えた。しかも宇宙の始まりにはその5つの数が全て同じくらい
の大きさだったに違いないと考えた。
さて大きい方の3つの数をそれぞれC、D、Eとしよう。Cには「ハッブル定数」と「ニュ−トンの重力定数」と「宇宙の平均密度」が
入っている。「重力定数」が時間に反比例するならばCの数からいって「宇宙の平均密度」も時間に反比例するということになる。
ところで「標準宇宙論」では宇宙が平坦だと「宇宙の平均密度」が時間に反比例することが分かっている。
とすれば「大数仮説」からは「宇宙は平坦だ」と主張される。
214202:02/06/25 14:45
ディッケの「人間原理」の説明をします。批判待ってま−す。

「大数仮説」の続きになるけどディラックは見出した5つの無単位数のうち小さい方
の数A、BのうちAが時間に反比例するのでBも時間に反比例するだろうと考えた。
これにたいしてディッケはBは時間によらぬ定数でもともと小さくAは宇宙の始まりの
時には他の3つの数と同じくらいの大きさだったが時間に反比例して小さくなったと
主張した。ここで人間というものがこのようにして宇宙を認識するまでに掛かった時間を
考えるとちょうど主系列の星の寿命と同じくらいだという。そこで色々計算すると驚くべき
偶然ではあるがAとBとは同じ大きさだということになるという。
これによってディッケが下した結論は知的生命体が進化するのにかかった時間がちょうど
AをBの大きさにまで小さくしたというものだった。このままいけばAはもっと小さくなるの
だがちょうどAがBと同じ大きさになるときにこの様に人類がたまたま実在していて
「何故AとBとは同じ大きさなのだろう?」と余計な疑問を抱いているということになる。
ただ主系列の星の寿命の計算もさまざまな仮定のもとで行うため誤差は有るという。
215202:02/06/25 15:30
カル−ツァ=クライン理論を説明します。(これは一番自信が無い)(;一_一)

カル−ツァとクラインは5次元について考え、宇宙が5次元以上であればディラック
のいうとうり「重力定数」が時間に反比例するという。つまり宇宙が多次元であれば
4次元の重力定数は隠れた余分な次元の半径が時間変化するので、それにつられて
変化して当たり前だとした。
「人間原理」はディラックの「大数仮説」に刺激されて出てきたものだがその「大数仮説」
自体は再評価されているアインシュタインの一度取り消した「宇宙定数」が無い場合として
展開したものなので「宇宙定数」が有る場合定かではない。
因みに「重力定数」が小さくなったことは観測されてはいない。
216122 :02/06/25 19:46
僕も202さんの説明を読んだのですが
僕の理解と一箇所違うところがあったのでそれの詳細を誰かお願いします

>>202
>この時ロケットに乗って帰って来た方が40歳くらいで、そうでない方が極端な話70歳くらいと
>いうようなことが有り得るということ。これが「時間がゆっくり流れる」ということ。
これは特殊相対性理論からは帰結されないと思います
まず仮定としてこのロケットは光速の90%ほどで(>>202)、等速直線運動を成していると考えられること
そしてそれは慣性の世界にいるということです
そこにおけるアインシュタインの言う時間とは引用のような年齢の時間ではなく
時間の流れそのものを指すのではなかったでしょうか?
ですからその双子の年齢は同じであるということだったと思います

ロケットの双子の年齢が変化するには加速度運動が必要であったと思います
必要なものも一般相対性理論ではなかったでしょうか?

あと202さんにアドバイスを送るとしたら
ヒュームとカントの本を比較しながら読むと面白いと思います
エルンスト=マッハのニュートン批判はそのまま
ヒュームの立場からのカントへの批判と言えると思います

なぜこのようなアドバイスを送るかというと
ニュートンの「絶対時間」「絶対空間」を挙げてくれたので
僕が専門的に扱ったエルンスト=マッハに近いと感じたからです
217122:02/06/25 19:49
え・・と
それから量子力学に関してですが
コペンハーゲン解釈と他世界解釈の違いを明確に教えて頂けると有難いです
ぼくは代理いぬ氏に他世界解釈は一種の比喩だと言われてそれに納得していますが
それが誤りである可能性もありますからね
218考える名無しさん:02/06/25 20:55
「時間の流れ」っていうのは一体何を意味してるのかな?
よく分からない。

219122:02/06/25 21:03
>>218
例えばね
時間の流れるはやさは同じ一秒だけど、それが流れるスピードが違うということ
こう聞くと???て思うだろうけど
むしろ時間の流れるスピードが普遍的であるいう発想がニュートンの遺物なんだ

わかりやすく言うと時間の流れるスピードが遅いということはスローモーションで認識されるということかな
逆に速ければクイックモーションてことだね
それは運動だけに限らず時計の針の動きですら(←これも運動なんだけどさ)

そうそう、そしてこれを言い忘れてた
特殊相対性理論はその名の通り
相対的な関係、つまり相手(ロケット)から見ればこちらの時間の流れが速い
こちらから見れば相手(ロケット)の時間の流れが速いということだったね
でもどちらも静止すれば時間は同じ
バックトゥザフューチャーみたいにストップウォッチの時間は変化しない

あくまで俺の理解で全然、間違っているかもしれない
220ねこ:02/06/25 22:11
自虐レスだけど

正直、このスレッド読んでると 哲学が科学、いや
人類の知的進歩に対して貢献できることは
何もないような気がしてきた

分析哲学? マルクス主義? 現象学? 何ができるの?

いずれも、そこから「人間」というを不安定な要素を引いたら
何も残らない気がする・・
221122:02/06/25 22:13
>>220
エルンスト=マッハに、ヒュームに、光を!
222考える名無しさん:02/06/25 22:14
222GET!
223202:02/06/25 23:59
≫216
指摘ありがとね〜
でも122さんも「詳細を誰〜」って書いちゃってるから他にもっと確信を
与えてくれる様な説明をしてくれる人がいなければ簡単に自分の考えを変えられないな。
hogeさ〜ん誰か〜僕やっぱり間違ってる?

≫220
僕もそう。
じゃなんでレスしてるかというと僕はちょっと分からない。
たぶん今、好奇心がMAXになってるからなんじゃないかと思う。
そうじゃない時は僕も無意味に思える。
224122:02/06/26 00:01
>>223
是非ともヒュームを読んでください
225うぇるず:02/06/26 00:19
過去に行けるタイムマシンはありえないよな?
未来に短時間で行けるタイムマシンのみ可能だよな?
時間も人間の意識の産物とも言えるからちょっと難しいが。
226考える名無しさん:02/06/26 00:19
つーか人類の知的進歩ってなんすか?
そういいつつ
>そこから「人間」というを不安定な要素を引いたら
>何も残らない気がする・・

じゃあ人類の知的進歩から「人間」を引いたら・・・
227考える名無しさん:02/06/26 00:22
>>226
「人間」以外の人類の知的進歩ということになりますね
228202:02/06/26 00:31
≫224
でもヒュ−ムはカントによって批判されたんだよね。それってどういう風に
批判されたんだっけ?ヒュ−ムといえば感覚の束ということを言って、
それに対してカントはデカルトの合理論とヒユ−ムの経験論を批判し彼らが
考えていなかった「物自体」を考え、また「統覚」や「共通感覚」を考えた。
又数学もそれまでは「分析判断」だと思われていたのを「総合判断」によるとし
「数学基礎論」を先取った。・・・じゃなかったっけ?
僕が間違ってるとしてどうか初心者にも分かるような説明をしてくださ〜い。
お願いしま〜す。
229122:02/06/26 00:43
>>228
確かにカントとヒュームでは歴史が異なる
カントが『純粋理性批判』を刊行したのはヒュームの死後であるし
その内容もヒューム批判である

しかし、だ。

>彼らが考えていなかった「物自体」を考え

そもそもこれが大きな誤りである(言い切っちゃったよ)
「『物自体』は観察できない」
そんな概念を創り出した背景はものには本質が存在するという古い誤謬でしかない(また言い切っちゃったよ)

歴史的にはカントの考える世界はニュートンの科学的業績とベーコンの権威付けを経て
ニュートン的な近代世界を確立した
しかしその崩壊は20世紀にやってくる

そこで君の知っている「絶対時間」「絶対空間」が否定されるのだが
これはエルンスト・マッハがヒュームの立場からカントの立場を批判することによりそれらを否定している

つまり「もの自体」の否定が「絶対空間」「絶対時間」の否定なのだ
と、物理学の発展が哲学と切り離せないところにあることを示してみた

しかしだ、補足として言っておくならば
科学者の業績はアインシュタインのような輝かしいパラダイムの変換によって評価されるのではなく
通常科学、現実の仮説の設立と実験と観察の絶えざる反復によって評価されるのであり
それにおいて哲学は全く役に立たないであろう
230202:02/06/26 01:03
いや〜僕はあまりよく分かっていないかもしれないですけど間違っていたら
ゴメンねぇ。物自体というのは、例えば「ニュ−ヨ−クの自由の女神」を例
に取っていえば、それをどんなに細かく記憶しあるいは意識出来るとしても
必ずどこか若干の違いが有るわけでその現象とは厳密に言えば必ず違う。・・・
というようなものが僕は「物自体」ってことかなあとおもったんですが、
どうでしょう?(長島茂夫風に)やっぱり間違ってるかな(^_^;)
231122:02/06/26 01:17
>>230
なるほど
概念と観察の差であり、観察=概念+「もの自体」
ということですね

面白いと思いますし、筋も通ってると思いますよ


ヒュームとカントの差を「もの自体」だけに置いた私も何ですが
そこから派生する世界に対する志向も異なりますね

カントの思考では(と言いつつ僕はカントの著作を理解できずに解説書に頼ったのですが)
ものとは別に空間、時間が存在するといういわゆる「絶対時間」「絶対空間」を置くのに対し

ヒュームは因果関係はそもそも外の世界には存在しないという立場をとっています
観察のつながりが因果関係であるという発想ですね

このような対話になると分かってればその著作を持ってきたのですが
今日、手元にあるのはアドルノなんです
すみません
232202:02/06/26 01:25
≫231
アドルノ・・・僕は余り読書力がない。そんな本を読める人って
尊敬するなあ
233122:02/06/26 01:29
>>232
僕もアドルノは全然理解できないですし、とても難解だと思います
でもこれを読んでポパーをもう一回読み直そうと決めたので
ほとんど理解できてませんが無理やり目を通している感じです
234202:02/06/26 01:34
ちょっと考え事中
235202:02/06/26 01:45
ちょっと寝るP−
236Kurihara:02/06/26 02:06
素人ばかりでうんざりしますね。
恥ずかしくないのですか?
237考える名無しさん:02/06/26 02:14
>>236
僕は恥ずかしくないですよ
なぜなら僕と同じようにポパーもマッハもヒュームもカントもクリプキも素人の時はあったのですから

あなたは産まれてからずっと玄人なのですか?
238hoge:02/06/26 06:17
ちは

荒らしは優雅に無視しましょうみなさん。(>>237さんみたいにばっさり切ってもいいですが)
有益な議論を行える場にしたいんです・・

>>210-211
「運動量」「エネルギー」ともに厳密に測定可能です。
それで「運動量」と「位置」が共役関係にあり
同様に「エネルギー」と「時間」が共役関係にあることから
任意の状態は、運動量とエネルギーさえわかれば
任意の位置および時間に推進できます。
なので「人間の感覚」は問題にならない。問題になるのは実験精度だけです。

宇宙が真っ暗。「オルバースパラドックス」ですね。
おっしゃるとおりこれは宇宙に充満する3K背景放射との相互作用で
地球にまだ届いていないことと、宇宙の年齢が有限であることを
意味します。(3K背景放射だけではだめです。宇宙年齢が無限なら
いずれその3K背景放射は平衡状態に達し、それ自体が光を出すので。)

「光」の定義:場の量子論における局所U(1)ゲージ対称性に付随する場。
「エネルギー」の定義:量子力学的「状態」にハミルトニアンを作用させた際に生じる値。
厳密に定義されています。
239hoge:02/06/26 06:21
202さんの話ですが、カルツァクライン以外は死んでいます。
(要するに理論物理学者は考えもしないということ)
なのでカルツァクラインだけ話しますと、

もともとアインシュタインが相対論を作った時知られている力は
重力と電磁力しかなかった。それを統一する理論として
カルツァクライン理論が出たわけです。具体的には彼らは
世界は5次元で、そこで一般相対論的議論を行えば
4次元的に見た際に「電磁力」のようなものが生じる、
と主張したわけです。
240hoge:02/06/26 06:25
で、現在カルツァクラインという言葉抜きでは素粒子論は語れません。
彼らの試みは結局失敗したわけですが、高次元の世界を考えて、
5次元目が円でコンパクト化されているとすると、そこに広がる場があれば
それは必ず「カルツァクラインモード」をもちます。
具体的には

0-mode:普通の粒子に対応。
n-mode:高次元の影響により我々の宇宙で見たとき質量が増えているように見える。

これは非常によく使われるものです。超弦理論は当然として、
現象論でも最近は5次元の超対称性大統一理論を考えるのが流行ってますし、
そうするとカルツァクラインモードを考えないわけにはいかないので。
241hoge:02/06/26 06:27
双子のパラドックスの理解には一般相対論が必要、というのは
もっともです。が、残念ながら間違いです。
特殊相対論だけで理解できます。ただ、「無限大の加速度」を
仮定すればですがね。(つまり一瞬で地球から離れる状態から
地球に戻る状態にロケットが移ると言うこと)

具体的な計算は特殊相対論を学んでください。
242hoge:02/06/26 06:31
最近はコペンハーゲン解釈は下火です。大抵の人は多世界解釈ですね。
これは量子重力領域(つまり超弦理論の領域)を考えると、
もはや「観測装置」そのものが時空のゆがみの効果を受けてしまい
「観測量」だけに立脚したコペンハーゲン解釈が不可能になるからです。
243hoge:02/06/26 06:35
過去にいけるタイムマシンが存在するか否かはわかっていません。
ホーキングの「時間検閲仮説」などはそれを否定しますが
厳密に証明した人はいない。
そもそも一般相対論には「ワームホール解」というのが存在するのですから
(ワームホール:その中心が宇宙の別のワームホールの中心とつながる解。
それ以外は大体ブラックホールと同じ)
それを使えば・・・という希望はあります。

しかしわかっていません。いまだに研究されている分野です。
244hoge:02/06/26 07:28
ディッケ・・そういえば
「ブランスディッケ理論」ってのはまだ生き残ってます。
「根本的定数(ニュートン定数)が変化する宇宙の記述」を彼らはやりました。

ただ、実験によりニュートン定数、プランク定数、光速度の時間変化には
凄まじく厳しい制限がついていますが。
245考える名無しさん:02/06/26 12:50
医学等といった、人間に対して実用的・有用的な科学(?)に対しては哲学はまだ口をはさむ余地はあるだろうが
物理学における宇宙論などといったものに対しては、哲学というものはいちゃもんをつけるくらいしか
出来ない様に思うな。

>>243
タイムマシンの問題で考えるのは、
過去や未来にもし行ける様になったとすると
所謂「世界(というか宇宙?)」の存在性が分からなくなってくる。
例えば、10分前の宇宙、2000年前の宇宙、はたまた10万年後の宇宙など
時間軸にそった宇宙がそれこそ無限に存在する事になるのかな。
「タイムマシンで現在の時間を超える」という事の詳しいメカニズムを
宜しければお聞かせ願えますか?


246考える名無しさん:02/06/26 13:38
>>229
>つまり「もの自体」の否定が「絶対空間」「絶対時間」の否定なのだ
>と、物理学の発展が哲学と切り離せないところにあることを示してみた

細かいところだけど、物自体と時間と空間って、どう関係あるの?

↓『純粋理性批判』

>空間および時間は一切の外的ならびに内的経験を可能ならしめる必然的条件として
>我々の一切の直観の主観的条件である。
>そしてこの条件に関係する一切の対象は単なる現象であって物自体ではない。

>空間および時間は純粋直観であり、
>この直観は現象としての対象を可能にするア・プリオリな条件を含む。
>故にこの直観における綜合は客観的妥当性をもつ。
247hoge:02/06/26 14:16
「もし」タイムマシンが出来たら、ですが、2つの場合があります。

1・因果律をやぶらないもの
2・因果律をやぶるもの

2はわかりやすく言うと1日前にもどってあたる馬券を知っておいて買えるような
タイムマシンです。
1日前の過去に戻れても、戻った場所が地球から何万光年も離れていれば
因果は崩れません。馬券買えませんから。

で、1ですと時間軸に沿った宇宙が無限に存在する必要はないですね。
(存在しても良いですが)
因果は保たれますから、単に時間は流れ、宇宙は変化し、ある物体が
タイムマシンでどっかにとんでも別に変なことはなし。

2の場合は問題。
因果律の破れ->量子力学の破綻->場の量子論の破綻->粒子概念の崩壊
ですのでこれは

・量子力学を超える理論が存在する
(一般相対論は既に近似理論ですが、量子力学はいまだに崩れていません。)
・「無限の宇宙」が存在する
(多世界解釈みたいなものでしょうか・・・)

だと思います。


>細かいところだけど、物自体と時間と空間って、どう関係あるの?
えっとですね、時空を切り離せない物にした相対論と、
ミクロの世界を描く量子力学を融合させた「場の量子論」では
常に時空のゆらぎによって「仮想粒子」が発生することが示せます。
それはエネルギー保存を破るので当然短時間で消えますが、
(短時間のエネルギー保存の破れは不確定性原理で許される)
これは宇宙全体で起こっています。ですから全て切り離せないかと。
248hoge:02/06/26 14:23
あ、タイムマシンで時間を超えるメカニズムですか。

ワームホールがいちばん簡単です。

1日前の宇宙、宇宙の果てに1つのワームホールが存在した。
現在、地球の近くに1つのワームホールが存在した。

で、それらの中心点は同一視される。(つまり宇宙のトポロジーが変わってしまうんです)

なので、現在の地球の近くのワームホール中心に飛び込めば、
そこは宇宙の果てのワームホール中心と同等な点だからそこに移る。

ってことです。
他にも色々あるかもしれませんがよく知りません。
249 :02/06/26 15:02
俺の宇宙論
物が最初からあったとは考えられない。
つまり、宇宙があること事態が矛盾。
宇宙の発生は何もない点から、風船をふくらますかんじで
形はお互い繋がっている様に見える2つの風船状の空間が発生。
2つの風船の中心は何もない。
その矛盾の空間中で無数の風船上空間が生まれ、その一つが宇宙。
矛盾の中では矛盾があってもおかしくない。
宇宙では宇宙人、幽霊、超能力なんでもあり。

添削してください。
250 :02/06/26 15:03
ぐうぜんにも風船二つつなげると、無限記号の形になる
どうですか
251 :02/06/26 15:07
ならないか
252202:02/06/26 16:22
タレス→
253202:02/06/26 16:23
間違いました。
254:02/06/26 18:07

『心の影〈1〉意識をめぐる未知の科学を探る』 ロジャー ペンローズ 2001/12/01

 鬼才ペンローズが放つ「心」の理論。
 人間の脳はコンピュータでシミュレートできるか?
 科学によって意識を探る道はあるか?
 物質的世界、心の世界、プラトン的世界をめぐって
 量子重力論の姿を鮮やかに示す。

ペンローズは論敵を意識しているため、かなり注意深く議論を進めており、
読んでいてスピード感に欠ける面もある。しかし、ペンローズ自身「読者への注意」
で言っているように、専門的な箇所は飛ばしてもかまわないということだ。

「心の影」でペンローズが注意を促すのは「数学的理解力」と「計算システム」
のちがいである。理解力は問題解決のアルゴリズムを見つけ、心の代行をするのだが、
これこそが人工知能には不可能なものなのだ。たとえば、次のような例。

1に6の倍数を足した7,19,37…などを六角形数といい、平面上で六角形の配列に
並べることができる。これを1+7+19+37のように足し合わせいくと、六角形数の!!
和は8,27,64,125というような立方数になる。このことは球を立方体状に配列した
図を描けばわかる、配列は六角形に見えるのだから!

人間の数学的理解力はしばしば直観的であるように見えるが、数学的推論の方法
としても完全に健全である。理解力を計算的システムに還元することは不可能だ
(カオスやランダムは近似的でしかない)。だから意識は計算不可能な物理法則から
できている。

1巻の議論はここまでで、2巻では実際に計算不可能なふるまいをする量子系に、
心の実在を求めていくことになる。
255:02/06/26 18:07

『心の影〈2〉意識をめぐる未知の科学を探る』 ロジャー ペンローズ 2002/04/01

 鬼才ペンローズが放つ「心」の理論。
 ゾウリムシはなぜ泳ぐのか?
 生物の振る舞いを支配する制御システムは、神経系では「ない」。
 心を探究する未知の物理理論への突破口を求めて、
 宇宙の謎に立ち向かう科学エッセイ。

 目次
 ・古典物理学には心のための場所はあるのか
 ・量子世界の構造
 ・量子論と実在
 ・量子論と脳
 ・含意は?

昨年(邦訳版が)発売されたペンローズの「心の影」の続編である。現在の科学、
特にその根底を支える物理学は「心」という難問を解き明かせるか、というテーマで
様々な解説が綴られる。特に、量子論による心へのアプローチは、ペンローズ氏
独特の手法。「皇帝の新しい心」及び「心の影」第1巻などの一連の「心」シリーズ
を読んだ方は必読! 本書は一般向けに書かれた本ではあるが、若干高度な知識が
必要な部分もある。そのため、以下の書籍を、解説本としてお勧めしておく。

『ペンローズの量子脳理論』 ロジャー・ペンローズ

この本を読んだあとで、「皇帝の新しい心」などから始めて「心の影」へ進むと、
比較的入りやすいかもしれない。
256202:02/06/26 19:52
とっても恥ずかしいこと積極的にやります。
ナツメ社の「図解雑学 哲学」(貫 成人著)の内容を自分で勝ってに解釈し超ミニにしてみました。
たぶん結構間違っているんじゃないかとも思います。誰か修正して下さい。
・・・ゴメン(最初に誤っておきます。)

タレス→「万物の究極原理は何か?」と問い、それは「水」だと考えた。
アナクシマンドロス→基本元素とされていた地・水・火・風のどれにも特定されない
          物質、「アペイロン」を万物の源とした。
ヘラクレイトス→「万物は流転する」ことが究極原理だとした。
パルメニデス→「永遠に運動も変化もしない存在が万物の根源にはある」とした。
デモクリトス→さまざまな要素の組み合わせによって万物の生成を説明しようとし
       「原始(アトム)」を究極の原理とした。
ソクラテス→自分は無知だが無知であるということを知っていることは揺ぎ無い
      ことだと思った。
プラトン→例えば「赤」ならば「完全な赤」なるものが存在すると考え、それを「イデア」
     と呼んだ。
アリストテレス→桜を例に取っていえば、種子を「可能的状態」、成長して「桜」になったものを
        「現実的状態」と呼び、成長していこうとする力を「作用因」、成長の目標になる
        姿、形を「目的因」と呼び、それはまた「真」の姿であり、それを「形相因」と呼び、
        その物質的材料を「質料因」呼ぶ。それは又「形相(エイドス)」そして「質料(ヒュレ−)」
        と呼ばれその「形相」と「質料」からなる個物を「実態(ウ−シア)と呼んだ。
        「形相」はプラトンのいう「イデア」に相当するのでプラトンの言うように、現実世界と区別
        された「イデア界」を求める必要はないとした。


257202:02/06/26 19:59
ヘレニズム期
ディオゲネス→「コスモポリタン(世界市民)」を理想とした。
ピュロン→混乱した現実にたいしては「判断停止」を行いひたすら「魂の平安」を求めた。
エピクロス→    同上                 
ゼノン→欲望や感情を禁じることで幸福に到れるとした。(ストア派)
セネカ→      同上
マルクス-アウレリウス→同上
プロティノス→神は言い表せずいかなる現実も神の光に満ちているとした(新プラトン主義)
教父哲学
テルトゥリアヌス→神は合理的知を超越しているからこそ意思の力で信じるしかないとした。(主意主義)
アウグスティウス→神の存在を疑うことが可能なのは、疑いえぬ真理(「永久真理」)が有るからだとし、その
         「永久真理」を作り出す永遠の知性を持つ存在、それが神であり、人間はそれを作り出せないとし
         聖書でいう最初の人間アダムが自分の意志で禁断の果実を口にして罪を犯しその結果、人間は「原罪」
         を背負うことになりその罪を救えるのはイエズスだけであるので、人は彼を信じるしかないとした。
         テルトゥリアヌスと違って「信(意思)」だけでなく「知」をも重視する。
アンセルムス→アダムは全人類の先祖なのだから「人間」という普遍的本質」には彼の罪が組み込まれており、だから全ての
       人は「原罪を持つ者」という「本質」を共有し「原罪を持つ者」という「概念」は全ての人に当てはまるとした。
       (概念実在論」)
ロスチェリヌス→多くの個物に適用されうる「人間」や「原罪」などの名称があるのは事実だが、それに当てはまる普遍的本質や概念
        は実在しないとした。(唯名論)
アウェラ−ル→しかしこれでは、原罪が人類全てに及ぶことが説明できなくなる。そこで普遍的概念は神の考えの中に実在するとした。
       人間には直接知覚出来ないが、花子や一郎などの類似性に着目することによって「人間」という普遍概念を学びうるとした。
       (概念論)  これによって「概念実在論」と「唯名論」の対立はとりあえず調停された。
トマス-アクィナス→アラビアから逆輸入されたアリストテレス哲学に刺激を受け考えを展開する。例えばかぐや姫の「本質」は「月の姫君」。
          だがそれは「存在」しない。富士山は「日本一高い山」という「本質」を持つと同時に存在してもいる。トマスはこうして「本質」と「存在」
          を区別する。ここでトマスは神は人間や諸物と違ってこの「本質」と「存在」の両者が一体化すると考えた。
          「存在することを本質とすること」が「神」なのであると。だが「存在」とはいうがその「存在」自体がが人間の勝ってな類比的イメ−ジなので、
          その真相は決して分からないとした。(存在の類比)又彼は「哲学は神学のはしため」であるという立場を貫き非合理な信仰に対する哲学の
          独立性を確保し、知の合理性を守った。(主知主義)          

258考える名無しさん:02/06/26 20:48
>>256-257
このスレと関係ないのでは?
259202:02/06/26 21:18
この続き書こうと思ったんですが、やめた方がいいですか?
260考える名無しさん:02/06/26 21:21
努力はかうが、どっか哲学の初心者スレに転載したほうが益あり
261202:02/06/26 21:38
ちょっと残念。中止します。
262考える名無しさん:02/06/26 23:35
厳密に「宇宙論」に絡める形であれば
ソクラテス以前の哲学者達の「世界を成す原理」の部分だけでいいのでは?
彼らの思想の思惑やその前提にある思考なんかは
現代に生きる私達の「宇宙はどうやってできたのか」「宇宙に始まりは在るのか」
とかいう問いと意外に同質のものだったりして…
263考える名無しさん:02/06/26 23:40
>>262
ある学者はソクラテスが当時ギリシャにあった自然哲学に
倫理的な要素を取り込まなかったら、2000年前のギリシャは
一気に近代化したのではないか、と言ってるよ。
すぐに、デカルト、ニュートンあたりに行き着いたのではないか、と。
264考える名無しさん:02/06/26 23:58
>>263
そうなんだ……

科学史的に見ると、近代科学は、哲学ではなく、ガリレイのような実学の関係者から始まったみたいだけど。
長い歴史のなかで涵養されてきた技術がある程度必要になるので、そう一気に近代化はできないようにも思うんだけど、どうなんだろ。
技術と切磋琢磨する科学理論という感じで。
265考える名無しさん:02/06/27 00:34
100ぐらいまで読んだけど、たまーに「数学・物理学じゃ何にも分からないんだな」って感じのレス入るのが凄く嫌。
自分が理系科目苦手なのを晒してるだけじゃん。

特にぴかぁ〜辺りには失望した
266考える名無しさん:02/06/27 00:44
しかし、数学、物理学ではパラダイム変換は困難なのは事実だ。
可能となるのは、宇宙工学や情報技術かなんかで実際に多くの人間の
目に触れるレベルにまで世の中が改変を受けたときのみ。
世の中を変えるレベルにまで技術が高まらなければただの仮説にとどまるのみだ。
特に、フィールズ賞をとるような数学や物理学の素粒子論なんてのも
一部の学者の知的ゲームと化している。
もっともこれは現代哲学にも言えることだが。
267考える名無しさん:02/06/27 01:38
>>266
パラダイムなるものが哲学の分野で語られてきたからそう見えるだけの話。
宇宙観なんていうのは、もうこれからは物理学・天文学からしか変わりようがない。
大衆が飛びつくような話題になった頃には、もうその理論がホットでなくなってるのは常識。
技術が高まらなければ、仮説にとどまるなんて、意味不明。

フィールズ賞を取るような数学って? 数学の最先端なんていうものは、500年ぐらい
先に実用化できる分野があるかなぁ、ぐらいのものなんだよ、今は。
268考える名無しさん:02/06/27 01:43
>>263
詳細を教えてください。おねがいします。
269考える名無しさん:02/06/27 01:47
>宇宙観なんていうのは、もうこれからは物理学・天文学からしか
変わりようがない。

それは言い過ぎだと思われ。
なぜなら、宇宙を認知する主体であるところの人間そのもの、
そして人間が現に生きている身近な環境であるところの地球でさえ、
まだまだ謎が多い。
人間である自分はいったい何者であるのか、の知見が変われば、宇宙観は
大きく変化しうるのは必定。
逆に言えば、自己認識があやふやなうちに壮大な宇宙観を打ち立てても
砂上の楼閣に陥る恐れが大きいと思われ。
270269:02/06/27 01:51
さらに言えば新しい宇宙観から自己認識が変えられることもありうるけどね。
いずれにしても、厳しい自己反省がなければ、宇宙観といった純粋に客体
と思われるものの探求すらおぼつかないことは間違いない。
271考える名無しさん:02/06/27 02:08
>>269
面白そうだけど、自分が何者であるかの知見がどうであれ、観測事実や、確立済みの
定理は変わらんよ。
自分が何者であるかの知見なんて、所詮主観の域を出ないんだし、そういうもんが変
わっても、今までの観測、実験、理論化の結果が覆るわけでもなし。
272hoge:02/06/27 03:10
議論が白熱しててうれしいです。

素粒子論の現状について少し話します。
現在素粒子論は純粋な理論と実験のすさまじい乖離、
および実験にかかる膨大なコストという限界状態にあります。

純粋な理論、というのはもちろん超弦理論。
「万物を統べる理論」です。が、これははっきりいって
未完成もはなはだしく現実の実験に対する予言と言うものが
ほとんどできません。しかもとてつもなく抽象化されており、
「実験でテストできない。あまりにも抽象的。本当に物理か?
これは単なる数学ではないのか?」という批判があります。

もちろん超弦理論は低エネルギーで標準模型と
一般相対論を含むことは示せるのですが、示せるのみです。
そのパラメータを縛ることはできていません。これは
摂動的弦理論(近似を使うもの)では、無限個の真空が存在するため
果たして我々の宇宙がどの真空にあるのかわからないからです。
なので定性的議論はできても定量的予言は不可能。
273hoge:02/06/27 03:19
次に現象論という分野があります。
これは実験を元にモデルを作り、
その妥当性を実際の実験で調べるものです。
要するに超弦理論が「top-down」なのに対して
現象論は「bottom-up」なわけです。
(僕の専攻はこれです)

しかし、実験にかかるコストが膨大過ぎます。
CERNで現在建設中の陽子陽子衝突型加速器
「Large Hadron Collider(LHC)」は14TeVという
人類未踏のエネルギーを発生させて、
超対称性が果たして存在するのか、
大きなextra dimensionが存在するのか、
などのさまざまな新しい物理を調べるものですが、
これには6000億以上の資金がかかっていたはずです。
(円形の加速器なのですが、大体山手線と同じ位の大きさ。
で、トンネルは昔あったLEPというものの跡地を再利用しているので
これでも安いんですよ)

あと、陽子は複合粒子ですから「ごみ」が大量に出るので
新粒子発見には最適ですが精密測定には向きません。
なので「電子陽電子直線形加速器」がドイツ、日本、アメリカで
計画されていますが、これもまた金が・・・(また数千億)
20kmのトンネルをほってそこにずっと加速装置を入れて
電力を大幅に消費して・・・

果たしてこれらに社会的コンセンサスが得られるのかは
はなはだ僕は疑問です。LHCはもう建設中ですから
極論するとこれに全てがかかっています。ここで新しい物理が
見つかれば素粒子論、初期宇宙論はあと20年くらいは
生き残るでしょうが・・・そうでなければもう衰退していくだけかと。
274hoge:02/06/27 03:24
それで、運が良ければ、LHCで「超対称盛大統一理論」が
ほぼ確証されることになりえます。そうなると一気に14TeV=14000GeVの
エネルギースケールから大統一理論のスケール2*10^{16}GeVの
物理を調べることができる。ここが突破口になって、
超弦理論のスケール5*10^{17}GeVとなんらかの結びつきが
明らかになることを期待しています。

そうすれば超弦理論も「単なる数学」ではなく「実験的に
示唆される状況証拠がある理論」になるでしょうから。
275hoge:02/06/27 03:33

素粒子の現象論の王道はこのように加速器実験なんですが
その他にもいっぱいあって

・ニュートリノ振動(今非常にホットですね。)
・陽子崩壊(見つかれば一瞬でノーベル賞でしょう)
・アクシオン探索(仮想的な粒子です。これも見つかればノーベル。)
・2重ベータ崩壊(自然界のレプトン数が破れている確固たる証拠です)

等。

後は宇宙論にからめると

・インフレーションモデルの特定
(これはとても重要です。超重力や大統一理論のスケールの
物理への間接的なアプローチですから)
・バリオン生成の理論の確立
(素粒子論の模型そのものを縛ります。)
・超高エネルギー宇宙線の起源解明
(ローレンツ対称性がやぶれているから、という
極端な人もいますし、「モノポールの崩壊」というひともいますし、
これも素粒子論に情報を与える。)
・宇宙のダークマターの特定
(恐らく超対称性の粒子だと思われますがまだわかりません。)

こういうbottom-upで金がそんなにかからない方法、で
攻めていくのも一つの手なのですが・・・
やはり加速器実験が王道です。しかしお金・・・
276Kurihara:02/06/27 03:33
>>272-274
まぁ、僕も同意見ですね。
その通りだと思いますよ。
277考える名無しさん:02/06/27 05:06
カントは古びることが無い。
278202:02/06/27 05:15



僕は数学は出来ないのですが興味深い本があるのでどうか意見を聞かせて下さい。
「数学の夢」〜素数からのひろがり〜(黒川信重著)という本です。
これは数学の究極の問題だといわれている「リ−マン予想」とその前段階の「「ゼ−タ関数」の統一」
についての話が書かれているのですが物凄く親切に書かれている本です。
この中で書かれている内容を少し抜粋してみます。
「今は二つの型(楕円曲線のゼ−タはH型,L型,A型,S型)になります・これをすべて統一したいという
のが「ゼ−タ統一の夢です:
ここで,H(ハッセ),L(ラングランズ),A(アルチン),(セルバ−グ)はそれぞれ研究した数学者の名前の
頭文字からきています・最終的にはS型ゼ−タで統一できる(すべてのゼ−タはS型ゼ−タに一致する)と期待
されます・−中略−なお,奇妙なことに,このようなゼ−タ統一の様子は物理学における四つの力の統一予想によく
似ています:しかも,使われる数学まで似てきているように感じます・全力統一の有力な候補である超弦理論で使われる
数学は保形形式論やスキ−ム論など数論的色彩がたいへん強くなっています・これはピタゴラスの言っていたとおり
「万物は数である」の実現に向かっていることのあかしなのかもしれません・きっと自然界の奥深くに
素数全体の空間がひかえているのでしょう・」
というものです。なお「フェルマ−の最終定理」にもこの「保形形式」や「ゼータ関数」が関わったらしい。他の本では
「超弦理論」の計算の中で「素数」が出てきたというのを見かけたことがあります。
下の図はあまりにヘタッピですいませ−ん。PCに慣れてないもんで。
余談ですが元教師の漫画家で有名な江川達也さんも本の中で書いていました。恐らく「数学セミナ−」という雑誌を
見たんでしょう。「数学セミナ−」のバックナンバ−にも同じ様なことが書いていますから。
「フェルマ−の最終定理」が解かれる頃だったです。
 
「ゼ−タの統一」            「力の統一」
     - O 全ゼ−タ統一予想         O大大統一               
    ´ |                  ´|
   ´  ↑                 ´ ↑
  ´   |                ´  |
 |    O ラングランズ予想      ´   O大統一
 ↑    |`-             ´   ↑ `-                      ↑  `-
 ↑    |   `          |    |   `-
 |    O非可換 `         ↑    O電弱統一 `
 ↑   ´|類体論  `        |   ´|     | 
 |  ´ ↑予想   |        ↑  ´ ↑     ↑
 |  ´ |              |  ↑ |     |
 |  ´ ↑     ↑        ↑  | ↑     ↑
 |  ↑ |類体論  |        |  | |電磁統一 |
 S  A L     H        重  弱 電     強
                     力  い 磁     い
                        力 力     力

S(セルバ−グ)
A(アルチン)
L(ラングランズ)
H(ハッセ)
279考える名無しさん:02/06/27 05:32
単にクライン・ゴルドン方程式の□を一般相対論的に歪めて
g∂∂に変えただけでは量子論と重力理論を統一した事には
なりませんか?
280202:02/06/27 05:39
超弦理論のトップスタ−といわれているエドワード-ウィッテンは物理学者でありながら
フィ−ルず賞を取っている。確か僕の記憶が正しければ、数学のみでは解けなっかった
数学の超難問が超弦理論からのアプローチで結構解けてきているとか・・・
違ったかな?
281あちょー:02/06/27 06:10
>>273
金の無駄遣いだYO
282考える名無しさん:02/06/27 08:15
>>277

なぜいきなりカント?

カント好きだけど。
283202:02/06/27 11:33
間違いました!江川達也さんじゃなくて月本祐さんの
「東京大学物語−偏差値81への恋愛方程式」でした!
284hoge:02/06/27 16:18
ええと、僕は数学的な側面はほとんど知らないのですが、
超弦理論の発展と現代数学の発展は深く結びついているのは確かです。
Seiberg-Wittenの、超対称性ゲージ理論における「双対性」の発見は
第2次弦理論革命の端緒となりましたし、その概念は数学にも波及しました。
逆に数学者からのアプローチもあるようです。

あと、クラインゴルドン方程式の計量を一般相対論のそれに変える、ってのは
だめです。あれは相対論的量子力学(場の量子論の近似)で使う物ですから。

・KG方程式はスピン0の粒子の方程式に過ぎない
・粒子の生成消滅を扱えない
・粒子が計量に「逆に」作用する効果を無視している
etc.

場の理論に進まないとだめだということですね。
285Kurihara:02/06/27 17:04
ここにいる人達はhogeさんをはじめいわば
偏差値エリートさんばかりだと思いますね。
hogeさんは単に宇宙論に関する諸学説を紹介
しているだけで、そんなことは市販のテキスト
や図書館の本に書いてあることまんまの単なる
オウム返しにすぎません。だから、
hogeさんは単なる都合のよいテープレコーダー
みたいなものですよね。
「2chで宇宙論を勉強したい」というまことに安易な欲望に
餌を与え続けるブリーダーのようなものなのです、hogeさんは。
お互いが他人の偏差値を知っていて、偏差値の低い人が偏差値の低い人に
絶対服従をしたり、そのことで見とめられて高い偏差値のレイヤーに導かれたりする制度はない。

従って、偏差値エリートという語はそれに対応する実体を持たないあいまいな表現であると言える。
287hoge:02/06/27 19:21
>>285
面白いかられすしてみます(ごめんなさいまじめな皆さん)

ブリーダーですよ。楽しいですね。
僕も皆さんに学ぶところ多かったし楽しいですよ。

市販のテキストや図書館の本には書いてないこと多いですけどね。
どうぞjournal of high energy physicsやphysical review Dや
physics letters Bやnuclear physics Bなどをごらんください♪
あ、physics reportが一番いいかな。reviewがいっぱい載ってますよ。
是非読んでください。
288KG:02/06/27 19:38
・KG方程式はスピン0の粒子の方程式に過ぎない
スピン1/2の粒子に使うディラック方程式は、KG方程式を1階に落とす
代わりに波動関数を1成分から4成分に変えたものですよね?だから
KG方程式から有スピン粒子の運動方程式を導出できるものと思いますが。

・粒子の生成消滅を扱えない
同上。

・粒子が計量に「逆に」作用する効果を無視している
計量テンソルgを波動関数の絶対値の二乗の関数で表せば良いんじゃないですか?
289KG:02/06/27 19:44
>KG方程式を1階に落とす代わりに波動関数を1成分から4成分に変えたもの
必要ないとは思うけど念の為補足。
高階微分方程式を低階に落とすには、成分の数を増やせばイイ!
f(x、Dx)=mDDx は2階1成分だけど

[v]  [ x]
[ ]=D[  ]
[f]  [mv]

は1階2成分。
290hoge:02/06/27 23:18
>>288
ラリタ・シュヴィンガー方程式(spin3/2)など導けるとは到底思えないのですが・・・
それにディラック方程式からKGを出すのは完璧な証明ができますが
KGからディラックを出すのはディラックの試行錯誤の結果で、あれ「厳密な証明」でしょうか?
それに、いずれにせよエネルギー負状態がでるから理論として定式化できませんよ。
291考える名無しさん:02/06/27 23:21
>>1=hogeさん
この板にはテンソルとか微分方程式とかちゃんと解ってる人は少ないと思うが、
それを差っ引いても良スレだと思うので、頑張って下さいな。
292考える名無しさん:02/06/27 23:35
2002.6.28(Fri)22:00-22:45

NHK教育【ドキュメント地球時間「あなたの知らない宇宙」】

http://cgi2.nhk.or.jp/pr/bangumi/omoban/o0628.shtml#04

このスレにいる人は必見です。
293hoge:02/06/28 00:05
>>291さん
ありがとうございます!
やっぱうれしい。

>>292さん
なんと。NHKやってくれますね。というかやりすぎです。
brane-antibraneによる宇宙生成理論でしょう。多分。
あれ面白いけどとても怪しいので本当に単なる仮説にすぎないのです・・・
テレビみて本気で信じ込んでトンデモなことを言う人がまた増えたらやだな・・・
ただ我々が高次元時空の「膜」に住んでいる、というのはかなり信じられつつありますが。
294考える名無しさん:02/06/28 00:24
>我々が高次元時空の「膜」に住んでいる

なんとなくわかるけど、漏れは「時間」と「空間」は
やはり本質的に違うものだと思う。
295考える名無しさん:02/06/28 00:45
「空間」は実体があるように思えるが、
「時間」は人間の心の中だけにあるもののように思える。
296Kurihara:02/06/28 01:34
理論物理をやることは
哲学をやることとおなじ
位、時間の無駄だと思います。
いくらあがこうと、人は神になれないし、
死なない人などどこにもいないのですからね。
すべてナンセンスなのです。
297考える名無しさん:02/06/28 01:41
>>295
ベルクソン?

ベルクソンのことよく知らないから、間違ってたら誰か指摘してくれれば感謝。
空間の最大の特徴を並在性、時間の最大の特徴を継起性とし、
物理学的な時間は、時間の空間化に他ならないとする。
ベルクソンの考えに従うなら、ものの(少なくとも意識の)同一性は説明ができる。
一方で、物理的時間に従うなら、それは説明できない。

……こんな感じなんでしょうか。
298202:02/06/28 02:24
中込照明の「唯心論物理学の誕生」っていうのが有るんですが、それって
トンデモ本でしょうか?
あと竹内薫の「宇宙フラクタル構造の謎」は?
29974:02/06/28 06:43
>>203 hogeさん、忙しいのにいつもありがとうございます。「エレガントな宇宙」ブライアン・
グリーン著を読んでいますが、この内容も結構古いものになっているんでしょうか。。。

今回の答えは、分かりにくい箇所が多かったです。この宇宙はお寒い最期であるばかりか、
いつ真空崩壊が起きてもおかしくないと聞いて、余計いや〜な感じになってきました。
この宇宙の最期に異常に関心があるのですが、次の質問に答えていただけると幸いです。

次の項目、

 ・大半の恒星の爆発、および縮小・崩壊
 ・大半のブラックホールの蒸発、消滅
 ・大半の陽子の崩壊(10^{36}年後?)

が10^{ }年後ぐらいにやってくるのか、教えてください。また分かる範囲で項目を追加して
ください。「真空崩壊」は、現在も含めてどの段階で起こってもおかしくいないんですよね?
また、宇宙が加速度膨張(カシミア効果?)しているということは、以前言われていたように
ダークマターと呼ばれるものの総量がどれだけあっても、もうこの宇宙は収縮に転じ、ビッ
グ・クランチみたいなことは起こらないということなんですね? なんとなく永劫回帰みたいな
宇宙像を考えていたので、真空崩壊が起こるまで永久に加速度膨張というのは寂しい話
です。。。
300考える名無しさん:02/06/28 07:07
>>297
ベルクソンは時間性と空間性の関係そのものは否定していないと思います。
少なくとも私はそう批判的に解釈しています。

彼は時間の本質を「純粋な持続」と捉えます。
それを空間的、換言すれば物理的に捉えても
全体的な時の流れとしての持続の中の、ほんの一部分を知る事にしか
なりません。
持続を知り得るには意識に頼るしかありえないと彼は主張します。
往々にして人は一部分をして時間そのものだ、と思っているわけで、
こうした態度を彼は批判しているわけです。
>>140-141も参照の程を。
301考える名無しさん:02/06/28 07:29
このスレ見て途中まで読んでいたのだけど
この板の住人のあまりの厨房っぷりにぞっとしたよ
んで慌てて下にスクロールしたらまだ1さんが居たようで安心

んでこのスレに参加する人間にちょっと言っておきたい事がある
オメエラ、頭が悪いのも宇宙について知らないのもしょうがねえよ
だいたいお前らには誰も期待してないんだし
ただ変な対抗意識燃やして親切な客人に不快な思いをさせるのだけは止めれ
頼む、見てて恥ずかしいから

んじゃ面白く読ませてもらうんで頑張ってね>1
302考える名無しさん:02/06/28 08:12
>>300

さっそくありがとう。

>>140なんだけど、
例えとしては「川の流れを聞く」ことの方がいいのかな。
>源泉からずっと続いている
というのは、持続に関することではなく、単なる空間性だから。
ベルクソンも視覚よりも聴覚の方が、持続の喩えとして相応しいと言ってるようだし。

『時間と自由』のベルクソンはかなり強硬なような気がしないでもない。
303302:02/06/28 08:24
>>300

ベルクソンは、
時間の本質を持続で捉え、物理や通俗的な理解が、
空間化され得る限りの時間のみを取り上げているのを批判している、ということでしょうか。
カントも批判対象になってたような。
304 :02/06/28 08:28
板違いはもうやめようよ
他でやればいいじゃん
305hoge:02/06/28 10:05
>>298
すみません。どっちもよんでないのです。
ただ、少なくともそんな理論のうわさすら聞きませんが・・・
理論をつくったら即座にネットに載せるのが常識ですからわかるはずです。

>>301
ありがとうございます。読んでくれる人がいると嬉しいです。

>>293
ええと、わかりにくくてごめんなさい。
今回の質問は(宇宙膨張以外)定量的にお答えできます。

・大半の恒星の死
これは天文学の質問なのでよくわからないんですが、
太陽の寿命は100億年で、出来てから50億年たってますから
5*10^{8} yr
です。恒星が軽いほど寿命は長くなります。確か・・・

・ブラックホールの死
ブラックホールはホーキング輻射により粒子を放射しエネルギーを失います。
その寿命は
10^{10} * (M/10^{15} g)^{3} yr
です。ここでMはブラックホールの質量です。
重いほど寿命が長いです。
クエーサーにあると推定される超巨大質量ブラックホールは
太陽質量の10−100億倍くらいと推定されているんで、
太陽質量2*10^{33}gを代入して
8*10^{88} - 8*10^{91} yr
ですね。

・陽子崩壊
これは超対称性大統一理論が完成しないと確たることは言えないのですが、
現在のsuper-kamiokandeによる制限は
lifetime > 5*10^{33} yr
くらいだったはずです。それで、大抵のモデルは
10^{34}-10^{36} yr
の寿命を予言します。

・真空崩壊について
これは超弦理論が完成しないと全くわかりません。
超弦理論は10次元の理論です。
6次元空間はコンパクト化されていないといけない。
これが全くnon-trivialな問題で、どうコンパクト化すれば
現在の標準模型が再現できるかを議論する段階までには
到底及んでいません。それで、コンパクト化の具体的な議論が出来ないと
現在の我々の宇宙が「偽の真空」に住んでいていずれ真空崩壊するのか
「真の真空」に住んでいて定常状態にあるのかがまったくわからないのです。
なので、「可能性はあるが、全くわからない」
としかいいようがありません。現状では・・・

それで、宇宙膨張ですが、これもわかりませんね。
宇宙定数の源が全くわかっていない現状では、なんともいえないのです。
ビッグクランチが起こる可能性は否定できません。確かに。
「現在の宇宙の観測では」永遠の宇宙膨張シナリオが有望なだけで
はるか未来の観測ではかわってるかもしれません。
306考える名無しさん:02/06/28 17:16
263 :考える名無しさん :02/06/26 23:40
>>262
ある学者はソクラテスが当時ギリシャにあった自然哲学に
倫理的な要素を取り込まなかったら、2000年前のギリシャは
一気に近代化したのではないか、と言ってるよ。
すぐに、デカルト、ニュートンあたりに行き着いたのではないか、と。

この学説の詳細を教えてください。激しくお願いします。
ソクラテスが世界観と価値観をごっちゃにするという愚を犯したにもかかわらず
その後ヨーロッパで受け入れられてしまったのはなぜでしょうか?
307考える名無しさん:02/06/28 17:24
価値観→世界観。
世界観→価値観。

たまごと鶏。でも順番って大切なんだな。
308考える名無しさん:02/06/28 17:31
>>307
で、なぜですか?
309202:02/06/28 17:45
竹内薫のフラクタル宇宙論−「宇宙フラクタル構造の謎」から−(1)

竹内薫の「宇宙フラクタル構造の謎」の中で興味深いところを
僕なりに説明すると

電子:ミュ−オン:タウ=1:207:3491でこれは三つ子なのだが顔つきも
体つきも、すべて同じなのに三人のうち二人が、体重だけ207倍と3491倍の様
なものだという。これがある方法を使えば
まず電子:ミュ−オン:タウ=1:207:5789という値が得られタウの重さだけ
漸近的に3491に近づいてゆくという。
A歩歩いてB歩分進むフラクタル図形を考えてこれをlog(A)/log(B)という式に入れ
その解が2である場合だけを使い、これをコンピュ−タ−用に開発されている
「高速フ−リエ変換」という方法で「スペクトル分析」をする。このプログラムには量子
のスピンに相当する値がでてくる様に設定してある。このスペクトル分析の解像度を
9倍、27倍、81倍と上げてゆくとスピンに相当する値は
0・414、0・452、0・474と上がってゆくという。いくつかのピ−クが存在し、
0.452の時点で1:207:5789という数がでてくるという。解像度を上げると、
このタウに相当する数が小さくなってゆくことが分かっているという。スピンは全て
1/2の整数倍だが、この解像度が0・5になった時点で3491になったなら凄い事だと
いっている。
310202:02/06/28 17:58
竹内薫のフラクタル宇宙論−「宇宙フラクタル構造の謎」から−(2)

次にティティウス-ボ−デの法則ですが0.4+0.3×2n のnに数字を入れると太陽から各惑星までの
距離が算出されるという偶然ぽい法則ですが海王星と冥王星にはこれは当てはまらない。ところが太陽系を
量子化するとその海王星と冥王星にも当てはまるという。量子化されるのは水素原子の場合の
エネルギー(E)そのものではなく
惑星のエネルギー(E)を惑星の重さ(M)で割った量(E/M)。
太陽系の結果、ティティス-ボ−デの法則よりも精密な公式が、
太陽系内惑星の公式→(n2+n/2)×0.038
太陽系外惑星の公式→(n2+n/2)×1.028
と導かれるという。
「水金地火」の内惑星と「火木土天海冥」の外惑星で、最後の数字の値が違う。
火星は内惑星と外惑星の交点になっており、どちらの公式で計算してもいいという。
尚火星と木星の間の細々としたものは小惑星だとされる。

ボ−デの法則    太陽系の量子化          実測値

水星   0.4       0.339         0.387
金星   0.7       0.684         0.723
地球   1.0       1.045         1.0
火星   1.6       1.483         1.524
(1.542)
1.996
2.8 2.586 
3.251
木星   5.2       5.14          5.20
土星   10.0      10.79         9.57
天王星  19.6      18.51         19.28
海王星  38.8      28.27         30.14
冥王星  77.2      40.09         39.88



    
311202:02/06/28 18:00
竹内薫のフラクタル宇宙論−「宇宙フラクタル構造の謎」から−(3)

世界で最も長い長さ

宇宙定数→10のマイナス56乗
宇宙定数の単位→センチメートルのマイナス2乗
逆数をとって、平方根を取ってやれば、長さの単位のセンチメートルになる。
これを宇宙定数長さと呼ぶとして
宇宙定数長さ=10の28乗センチ
これを実際に書くと、
10000000000000000000000000000センチ
「自然はフラクタル構造になっている」
という考えを素直に宇宙に当てはめれば、小さいスケールで起こっていることは
大きいスケールでもおこっているはずだ。最大長さを最小長さで割れば、
長さの単位は打ち消し合って、無単位の巨大数が生まれる。
この無単位の巨大数は宇宙のスケールをあらわしている。
実際、宇宙定数長さをプランク長さで割ってやると、
宇宙定数長さ÷プランク長さ=10の61乗
となる。なんと0が61個も付く巨大数が出てくる。
「無単位数が1くらいの大きさでなくてはおかしい、巨大数があるのはおかしい」
という常識は、フラクタル以前の常識であり、フラクタルの枠組みで宇宙を考えると、
むしろ、宇宙スケールの巨大な無単位数があるほうが自然なのだ。
巨大数の存在は宇宙がフラクタルになっている証拠なのかもしれない。
ディラックを悩ませた巨大な無単位数は、10の40乗とか80乗であった。
10の10乗の3分の1乗は、10の20乗で、どうやら、これが、宇宙の基本に
なっているらしい。すべての巨大数は、この10の20乗の整数倍になっているわけだ。
312202:02/06/28 18:02
竹内薫のフラクタル宇宙論−「宇宙フラクタル構造の謎」から−(4)

自然単位系
C(光速度)=h(プランク定数)=G(重力定数)=1(要するに全部1)                 

スケール相対論      
速度だけでなく、スケールそのものが相対論的に記述される様にするのが
「スケール相対論」である。

アインシュタインの相対論             スケール相対論
    速度                     スケール             
光速度                    プランク長さ                    
光速度不変の原理              プランクスケール不変の原理                             
   亜光速                 プランク長さより大きい領域                                  
光速+光速=光速         プランク長さ+プランク長さ=プランク長さ                                       
速度が大きいと時計は遅れる     スケールが小さいと「異常次元」が大きい                            
速度が大きいと物体は縮む      スケールが小さいと「場」は小さい                          
(ローレンツ収縮)

313202:02/06/28 18:04
竹内薫のフラクタル宇宙論−「宇宙フラクタル構造の謎」から−(5)

ひも宇宙

時空10次元のうち時間が1次元であるから、空間は9次元だ。
「空間9次元の大きさは、おおきなスケール因子Rかその逆数の小さな
スケール因子1/Rで示すことができる」
この仮定は空間9次元のうち何次元かは、大きさがRで、残りの次元は、
大きさが1/Rだということ。Rが大きければ、当然、その逆数の1/Rは
小さいから、ここには、スケール相対論のアイディアが活かされている。
ここで、大きい次元の数と小さい次元の数は、決まっていない。
9次元全部が大きい場合(R)から、9次元全部が小さい場合(1/R)まで、
可能な組み合わせは、
         〇                  
大  大  大  大  大  大  大  大  大  大            
|  |  |  |  |  |  |  |  |  |
0  1  2  3  4  5  6  7  8  9
                           次   
                           元      

小  小  小  小  小  小  小  小  小  小    
|  |  |  |  |  |  |  |  |  |    
9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  

の10通りである。
このうち、〇がついているのが、現実的な宇宙だ。
宇宙論の通常の手続きに従って、この仮定をアインシュタイン方程式に代入する。
ただし、アインシュタイン方程式は、4次元のものを10次元に拡張したもので、
「一般化されたアインシュタイン方程式」と呼ばれる。
驚くべきことに、このアインシュタイン方程式を解くと、答えは、

大−3次元
小−6次元

になる。
これは、大正解である。
10通りの可能性があるにもかかわらず、この組み合わせだけが、整合的な解を
与えるのである。
これが「3次元」の「理由」である。

314202:02/06/28 18:05
竹内薫のフラクタル宇宙論−「宇宙フラクタル構造の謎」から−(6)

ミックスマスター宇宙論

実は、ひも理論には「重力子」の他に「ディラトン」と「非対称テンソル」と
呼ばれる2つの粒子が存在する。そこで、本来は重力子とディラトンと非対称
テンソルの3つすべてを考えて宇宙論を必要がある。
9次元のうち、3次元が半径r、別の3次元が半径R、残りの3次元が半径sだと
仮定して3つの半径が時間とともにどう変遷するかを計算する。
その結果3つの半径は、カオス的に振る舞うことが観測された。
つまり、微妙に初期条件を変えてシミュレーションを行うと、まったく違った
宇宙になるのだ。
このような宇宙を「ミックスマスター宇宙」と呼んでいる。
このカオス的振る舞いは、実は、非対称テンソルに原因がある。
だが、普通はカオスになる。ただし、例外的に2つの半径sとRが、残りの
半径rの逆数の時はカオスにならない。
このとき、次元分割は3と6になり、カオスもあらわれない。                       

いや〜こんなに長く書いちゃってすいませーん。
僕はあと数時間は書かない予定なので皆さんのびのびと書いて下さ〜い。
Hogeさん、これってやっぱりトンデモなんでしょうか?
マジ知りたいっす。                                                     


315考える名無しさん:02/06/29 06:54
何かここ最近
ただのhoge氏による宇宙論解説スレになってるような…
あまりに専門的過ぎてとても哲学的議論を差し挟む余地がない
というか私が馬鹿なだけか…
316考える名無しさん:02/06/29 09:44
宇宙から得たデータを知った上で宇宙を語る者が、現代の哲学者にはいないという
だけの話です。>315
317考える名無しさん:02/06/29 09:52
宇宙から得た電波なら感じていますけど、なにか ?

318わかりません:02/06/29 11:44
BBC製作のヤツ見ましたが、あれは説明が悪いですね。Nスペでやるような
きめ細かい説明がないですから。11次元=多世界論?というのがよくわからない。
ともあれ、面白かったのは、特異点以前にも時間と空間が存在し、この宇宙が生ま
れることにより、固有の時間軸というのか閉じた時間と空間が生まれたという点が
面白かったですね。
以前ベルクソンの時間についてのレスがありましたが、生まれるということは、
固有の時間軸を持つということですし、閉じた時間の中を生きるということですが、
それ以前にも大きく開かれた時間が流れていて、その中で固有の時間が無数に生まれ
ていくというような感じでしょうか。
果たしてた証明できるのかという問題はさておき、あの番組ではこの宇宙という有は
もっと大きな有から生まれたということはいえそうな感じでしたね。
私たちが持っている円還的な自然観にも近いですし、逆にすんなり理解できそうな感
じはします。
319考える名無しさん:02/06/29 12:22
宇宙なんてわかるわけないだろ!
宇宙にわびろ!
320相互リンク:02/06/29 12:24
321考える名無しさん:02/06/29 14:01
>>315

たくさんあるスレのうちの1つなんだから、いいではないか。
面白いし。
322わかりません:02/06/29 18:21
>319
いやです♪
323考える名無しさん:02/06/29 19:20
今や文系が入り込む余地はありません>宇宙論
まぁ精々日々金勘定でもしててくだちい>文系の人
324考える名無しさん:02/06/30 04:06
>>323
さりげない自慢ですか?
遥かなる知の高みからの御言葉、有難くお受けしたく存じます。
325hoge:02/06/30 07:02
>>309-314
トンデモです。しかし中途半端に物理の知識があるのがやっかいですね。
全く無い連中の本はちょっと勉強すれば論破できますがこれは大学1・2年生には
きついかな?

端的に矛盾点・反論を挙げます

>>309
・クォークセクターについて全く何も述べていない。
・そもそも標準模型で基本パラメータはヒッグスボソンの質量以外は
すべて次元が無い物。湯川結合定数によってフェルミオンの質量は
決まる物で、それは超対称性を導入すると tan β という新たな
基本パラメータに非常に依存する。のでこの議論は誤り。
・ニュートリノは?

>>310
1つのシステムについて1つの法則を立てて説明しても無意味。
全ての「太陽系のような惑星系」についてそれが成り立つことを説明できないと
物理学とはいえない。

>>311
宇宙のスケールは全て基本の3つの単位(プランク定数・光速・ニュートン定数)
及び一般相対論から導ける。無意味な議論。

>>312
「場」が何かわかっていない。
場の量子論では、ある時空点に生成演算子を作用させた際に生じる物を
「場」と呼ぶわけで、それが小さいって・・・・

>>313-314
超弦理論で出てきた反対テンソル(B場)及びdilatonを
いきなりその近似理論の一般相対論に用いるのは何故?
それでは「万物の理論」たりえない。一般相対論は重力しか記述しませんから。
超弦理論でやりましょう。全ての粒子の影響を入れて。(moduli,modulino,dilatino,axion,axino,・・・・)
できれば一瞬でフィールズ賞でしょう。

326hoge:02/06/30 07:08
あと、これから研究会とか海外脱出じゅんびでばたばたするので
レスが遅くなるかもしれません。けどできるだけレスするのでつきあってくださいまし。

p.s
イタリア人のPDとの会話
「いや、哲学の入門書よんだんだけどおもしろいですな」
「そうでしょ。私は大学で哲学やるか物理やるかむちゃくちゃ悩んだし。
どっちも徹底的な論理で作られてるから似てるんだよん。もっと読めゴルァ」
327考える名無しさん:02/06/30 07:41
竹内薫って何者なの?
328202:02/06/30 08:27
竹内薫がこの本を出したのは1994年。
以後ブルーバックスとかで色々だしているけど
フラクタルについてはこの本以降書いていません。
彼の名誉のためいうならトンデモなのはこの本くらいだと思いますが。
329Kurihara:02/07/01 21:41
僕も京都大学で哲学をやるか数学を
やるか迷ったものです。
330考える名無しさん:02/07/01 21:58
>>329
まずその前に、入学できる学力をつけないとな(w
331考える名無しさん:02/07/01 22:24
>>329
煽りキャラがお笑いキャラに顛向。
332考える名無しさん:02/07/01 22:44

キャラメルはグリコ

333考える名無しさん:02/07/01 23:02
333
334考える名無しさん:02/07/01 23:05

ちっ !

335Kurihara:02/07/01 23:07
>>332
禿堂ですね。
キャラメルはグリコ、
ボイラーは三浦のZボイラーに限りますよね。
336Kurihara:02/07/01 23:24
そろそろ阿修羅無限大落としさんにも
出て来てほしいのですけどね。
hogeさんも僕に論破されて逃亡を
ほのめかしている今、僕と阿修羅さんの
漫才でこのスレを盛り上げるしかないわけですよね。
残念ですけどね。本当はこんなことはしたくないけど。
337337:02/07/01 23:26
337 拍子


338考える名無しさん:02/07/02 03:02
>>336
ほんと消えてくださいスイマセン

339Kurihara:02/07/02 03:56
愛の宇宙論について語ってもいいですか?
僕はhogeさんと愛について宇宙論的に語りあい
たいのです。
340:02/07/02 04:14
このスレッドは初めてのぞいたけど,面白いな〜.338まで一通り読んでしまった.
こんな高度な物理なんて知らないから,hogeさんの話はほとんどわからないけど,
すごいロマンを感じる.今度何か質問してみようかな.
最初のほうのスレであったけど,宇宙の膨張速度が相対性理論と矛盾しないということを
風船の例を使って説明してたけど,あれはあざやかな説明だ.
341考える名無しさん:02/07/02 11:43
>>kurihara
そんなにかまってほしいのですか
342考える名無しさん:02/07/02 13:25
Hoge氏へ
お気付きでしょうが
あらされています。
343Kurihara:02/07/02 17:19
Kuriharaは二人いるんですよね。
だから注意してくださいね。
344hoge:02/07/03 02:22
えっと、このくらいの荒らしならしかたないですよね。2chですから。
(「物理板」なんかもっとひどいです・・・)
良識のある皆さんは無視してあげてください。
さらっと斬って頂いても結構です。

僕はこの板に来ていろいろスレよんで話して
哲学に興味もってそれから人文社会科学にかなり
惹かれたので、それだけでも大きな収穫でした。
(とくに論理的・数理的な分野です。哲学とか理論経済とか・・
入門書をいっぱい買い込んでしまった。)
お相手してくれた皆さんありがとうございます。

今後も(皆さんが見てくださるなら)できるだけ続けますので
どうかよろしくおねがいします。
34574:02/07/04 04:05
>>344
hogeさん、いつもありがとうございます。海外に脱出されるんですかぁ。いいなぁ。。。
この間の説明、ありがとうございました。その前の説明が分かりにくかったのは、私がアフォなせいです。。。

ビジュアル的に、観測的に、この宇宙はどういうものから無くなっていくのかなぁというのが知りたかったんです。
ブラックホールの蒸発のほうが、陽子崩壊より後というのは、新しい知見になりました。

恒星の消滅を聞いたのは、局所的には銀河系同士が引き合ってぶつかったりして、常に新しい恒星ができる
でしょうが、そういう衝突も無くなって、最終的に恒星がなくなるのはいつぐらいなのかなぁというのが知りたかったんです。
真空崩壊の話も興味深かったです。今後の展開如何では、ビッグクランチもありうると。しかし、
体積が増えれば増えるほどその力を増す真空の力がいまだ伸び続けているとするながば、ダークマターの
総量が同じであるならば、加速度膨張の加速度が弱まる原因が考えられないのですが、、、、

あと、超弦理論では宇宙は10次元とか11次元とか言ったりしますが、この違いはどこから来るのでしょうか?
初期は26次元とも言いますね。前にラマヌジャンの事を聞いたのは、私が数論をやってるからなんですが、
彼の2次のゼータ関数では確かに11とか26とかいう数字がぽこっと出てきます。

話は変わりますが、哲学に絡んだ理論経済とか論理的・数理的(数学基礎論)なものは、モロに疑似科学
だったり、果てしない泥沼だったりすることが多いので、気をつけてくださいね。

まずはまっとうな論理学と、「虚偽論」を強くお勧めします。虚偽論を学ぶと、巷の哲学・思想書がいかに虚偽
論のオンパレードであるかがよく分かって面白いですよ。

私は「エレガントな宇宙」を読み終わって、文庫本が出ているのを発見した「ご冗談でしょう、ファインマンさん」
を読んでいます(笑)
346考える名無しさん:02/07/04 04:17
虚偽論てなんですか?
入門書があったら教えて下さい
すごい気になります。
347考える名無しさん:02/07/04 04:38
>、巷の哲学・思想書がいかに虚偽
>論のオンパレードであるかがよく分かって面白いですよ。

具体的にあげてみ
348考える名無しさん:02/07/04 06:59
あの〜
宇宙のしくみがわかっちゃったんですけど
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/ihou/994502763/l50
349考える名無しさん:02/07/04 09:09
>>347
っていうか、本読めよ。
350考える名無しさん:02/07/04 16:39
>>345
>まずはまっとうな論理学と、「虚偽論」を強くお勧めします。
>虚偽論を学ぶと、巷の哲学・思想書がいかに虚偽論のオンパレードであるかがよく分かって面白いですよ。

虚偽論って? ↓これですか?
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~shimizu/medieval/logic/fallac.html
「論理学」の大本の意味が解ってないようにも見える。

理解しようという気がない者に哲学は何も実にはならないと思いますよ。
あるいは虚偽だからと言って一笑に附すような態度ならば尚更。

>私は「エレガントな宇宙」を読み終わって、
>文庫本が出ているのを発見した「ご冗談でしょう、ファインマンさん」を読んでいます(笑)

ファインマン(w

感想聞かせてくださいね。
35174:02/07/05 02:25
>>350
んと、論理学「と」虚偽論って言ってるんですけど。
ウェッブにあるようなものは、かなり昔の虚偽論ですね。今はもっと厳密に整理されていまし、
ここに含まれていないような内容も多いです。

虚偽だからって一笑に付してるなんて、全然書いてないんですけど。
平気で虚議論使われている部分が多いって話です。全体として虚偽と言う気は無いです。

ま、hogeさんに勧めているだけなんで、気に入らないなら、無視してください。
352考える名無しさん:02/07/05 02:37
虚偽論って簡単に言うとなんなのさ?
俺には、宇宙論そのものが虚偽論にも思えるぜ。
宇宙の構造、歴史を語るにはあまりにも我々人間は小さすぎる。
353考える名無しさん:02/07/05 04:05
>>351
無視します
354Kurihara:02/07/05 04:34
僕も無視しますよ。
355考える名無しさん:02/07/05 04:52
351は読書範囲せまそうだな
周りのやつみんなバカヴァッカとか思ってそうな気がしますね
356Kurihara:02/07/05 06:11
僕もそういう気がしますね。
357考える名無しさん:02/07/05 06:16
僕もだぁ?
だれがお前に意見求めてんだよ!
と言ってみるてすとなんだ。
Kuriharaくん、最近キミが恐くなってきたよ、マジ。
358350:02/07/05 06:25
>>351
なるほど、そういうことすか。

何か虚偽論の本とかってある?
359考える名無しさん:02/07/05 11:24
宇宙は哲学で考えるべきではない。この板の住人は論理的ではないからね。
360考える名無しさん:02/07/05 11:28
虚異論への反応でこの板のレベルが計れるっつーか
みんなもうちょっと謙虚になれよ
361考える名無しさん:02/07/05 17:02
プラトンを薦めます
基本書ですな。時間のないhoge氏にもピッタリ
362考える名無しさん:02/07/05 22:07
>>360
虚偽(キョギ)が読めないバカ発見!
「キョイ」と読んでいる模様。
363考える名無しさん:02/07/05 22:12
ほんと最近、漢字が読めない若者が多いよねー

ところで、「疾病」って、読めるひといる ?


364考える名無しさん:02/07/05 22:13
しっぺい

バカにすんな!
365考える名無しさん:02/07/05 22:17
あ、こりゃまった  しっぺい だ。


366考える名無しさん:02/07/05 22:17
>>360
既出=がいしゅつ、よりも情けない。
中学生以下。
虚偽→虚為だと思ったのか。
考えられないバカだ。
お前が謙虚になれよ。
367考える名無しさん:02/07/05 22:57
謙嘘に。
368考える名無しさん:02/07/06 00:21
個人的には
「果てしない泥沼=哲学」
369Kurihara:02/07/07 02:20
あげておきますか。
しょうがありませんけど。
370Kurihara:02/07/07 02:32
まぁ、紳士的にいきましょうよ。
僕みたいに。
371考える名無しさん:02/07/07 02:36
慇懃無礼な態度ですねKuriharaさん。
見習いたく存じます。
まぁ、私には遥かに及びませんが。
372Kurihara:02/07/07 02:44
謙虚こそ最高の美徳ですよね、hogeさん。
あなたに最も欠けている徳でもありますがね。
373考える名無しさん:02/07/07 02:47
卑怯な人ですねKuriharaさん。
当人がいない事をいい事に。
でも感謝してくださいね。
こんな書き込みにレスを返す私に。
374考える名無しさん:02/07/07 02:49
>>372
kuriharaって名無しに変えたりしてる奴だろ・・・
375「哲学的」者:02/07/07 02:51
「最高の美徳」スレッドに、発展的解消したら?
「卑怯とは何か」でも良いけど。
376hoge:02/07/07 03:05
おひさしぶりです。

>>345

超弦理論は10次元では5つの自己矛盾のない理論が作れます。
(Type I, IIA, IIB, heterotic SO(32), heterotic E8*E8)

ところが、Seiberg-Wittenによるいわゆる「双対性」の発見から始まる
怒涛の「第2次弦理論革命」で分かったことは、それら5つは全て等価で
ある11次元超重力理論の極限になっている、ということです。
それを"M-theory"と呼んでいます。

26次元は、超対称性を課さない弦理論で唯一自己矛盾が発生しない次元です。
しかし超対称性がないとtachyonが生じますので結局無理です。


専攻が数論ですか。僕みたいにイメージから出発する人には無理な分野だ・・・
イメージから入らないといやだったから超弦理論は専攻してないんですよね。
(あれはもうほとんど数学ですから)
実験に近いことの方がずっと楽しいんです。


「虚偽論」ありがとうございます。いずれ買います。海外行くまえに読めればいいけど。

あとプラトンを勧めていただいた>>361さんにも感謝します。

ではまた
377Kurihara:02/07/07 03:13
ほとんど連続体仮説なんですよね、hogeさん。
378考える名無しさん:02/07/07 07:11
すげー。おもしれー。
思わず全部読んでしまった。
半分も理解できんかったが・・
hogeさんがんばって大科学者になてください。
379考える名無しさん:02/07/07 21:05
ここに書いてあることを全て理解できるようになって、
その知識を材料にして哲学出来るようになればいいかなと思う。
380ねこ:02/07/10 00:33
>>379 賛成

でも、前にも書いたけどその時、哲学で何を考えればいいんだろう

また、考えてみる
38174:02/07/10 03:26
>>358
どうもです。ついでに付け加えておくと、哲学書や思想書は虚偽論のオンパレードではあ
りますが、それらの表現を排除して(書き直して)言いたいことはちゃんと書けるものも
多いと思っています。基盤自体が危うくなるものもあるのかもしれませんが。

> 何か虚偽論の本とかってある?

ちょっと古いものになりますけど、

『虚偽論入門』アレックス・C・ミカクロス著 昭和堂 1983

がお勧めです。絶版のようですが、大きな図書館にはあるでしょう。あと、リアルな中高
生の向きには、

『詭弁論理学』野崎昭弘著 中公新書 1976

あたりがよいのではないかと思いますが、まずはまっとうな論理学の教科書を一冊ぐらい
は読んでおいたほうがいいでしょうね。
382考える名無しさん:02/07/10 09:46
>>381
こちらこそどうもです。

>ついでに付け加えておくと、
>哲学書や思想書は虚偽論のオンパレードではありますが、

たとえそうだとしても、こう述べるのは1種のラベリングだと思いますけど。(^^;
オンパレードとか言って例を1つも引かないと、具体的に何のことか解りませんので、
ラベリングだと言うのがラベリングになり兼ねませんので、これ以上は言われませんが。

http://www.miyazaki-u.ac.jp/~e02702u/syllabus/syllabus_logic.html
38374:02/07/10 09:56
>>382
> たとえそうだとしても、こう述べるのは1種のラベリングだと思いますけど。(^^;

そうですね。

> オンパレードとか言って例を1つも引かないと、具体的に何のことか解りませんので、
> ラベリングだと言うのがラベリングになり兼ねませんので、これ以上は言われませんが。

他にも例をあげろという人がいましたが、ここで数個あげたところで「オンパレード」には
なりませんね。。。

よろしければ、紹介した本を読んでみてください。読んだ上で、まったく虚偽論的な内容の
論理構成、文章などを含まない本があれば、教えてください。
384考える名無しさん:02/07/10 10:03
>>383
レス早っ!(゚Д゚)!

>他にも例をあげろという人がいましたが、
>ここで数個あげたところで「オンパレード」にはなりませんね。。。

オンパレードであることを示してってことではないので、
1つか2つか3つくらい挙げてくれればいいのですけど。
385考える名無しさん:02/07/10 10:19
なんにでも当て嵌まるなら
なにも言ったことにならないんじやないの?
386考える名無しさん:02/07/11 00:25
伊藤邦武『偶然の宇宙』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000265873/qid=1026314643/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-5646728-7709052

お薦めの新刊……と書きたいとこだが読んでない。ホスィ
387hoge:02/07/11 22:46
こんにちは。

哲学の入門書をいくつか読みました。
とてつもなく面白いです。物理とほとんど同じといっていいくらいです。

物理での「仮定」が哲学での「思想」で
物理での「数式」が哲学での「論理的に編み上げられた言葉」

みたいにおもえてくるほど。

特にウィットゲンシュタインとニーチェは・・・・・
前者は「本当に人間がこれ考えたの?」と思ったし後者は「%&'((#")=~~~!!#"!"」(もはや「語りえません」)
凄まじすぎました。入門書でこれだけの衝撃を与えるとは・・・・

で、哲学版の皆さんに逆に僕から質問があるのですが、よろしければ答えてやってください。

物理学も哲学も「論理性」を旨としてますよね。で、物理の論文は出来るだけ「簡潔に書く」ものですが、
哲学の論文は「思想を伝える論理を編む」ようなもの、と認識していい、ととりあえず仮定します。

で、それが是なら、いわゆる「ソーカル事件」ででてきた「完全に無意味な言葉の羅列の論文」
が一部の「哲学者」から生産されていると言うことは、

「現在、哲学は不幸なことに難しい言葉を書いて適当に煙に巻く方が良いと見なされる」

状況にあるのですか?

ソーカル事件の本をちょっとみてとてつもなく幻滅して「哲学ってこんなもんなのか・・・」
と思っていたのです。不幸なことに。幸いこの板に来てその認識の過ちが分かったんですが。

よろしければお答えください。それでは。
論理的に編み上げられた言葉=完全に無意味な言葉の羅列
ということが解ったから。
ロゴスも妄想に過ぎないと言うことだね。
390考える名無しさん:02/07/11 23:03
神とは真空エネルギーのことですか?
391考える名無しさん:02/07/11 23:04
>>hoge
神とは真空エネルギーのことですか?
ついでにエントロピーとは何ですか?
392考える名無しさん:02/07/11 23:07
>>377
hoge氏は天才では?
私は哲学でも物理学でも素人ですが。

393考える名無しさん:02/07/11 23:08
>>377
そうですね、宇宙論って哲学みたいですね。
宇宙に終わりはない、とか、素粒子や時間の概念が通用しないとか。
394Kurihara:02/07/11 23:17
hogeさんには分析哲学がオススメですね。
というか、分析哲学というカテゴリーを
知らないほど、hogeさんは哲学に無知なのですか?
ソーカルの本はおもにフランス現代思想への攻撃であって
分析哲学などの堅い哲学への批判ではありません。
クリプキの本などを読んで、哲学への偏見を捨てる
ことをすすめます。
395考える名無しさん:02/07/11 23:30
hogeさんには、宇宙に通用する思考法を構築して欲しいものですな。
そしてそれを一般の人に教えて下され
396考える名無しさん:02/07/11 23:33
時間も空間も素粒子の概念も通用しない宇宙で、通用する論理が構築出来るのか?
古今東西のあらゆる哲学が通用しない。
あぁ、人の限界を見たり。
397考える名無しさん:02/07/11 23:36
hogeさんに聞いてみたい事がありました。

太陽と地球と月が出来てからもう地球の公転で何十億回も地球と月が太陽の
周りを回ってますよね。動いてないように見えて実は地球はびゅんびゅん
宇宙空間で凄いスピードで移動してるんですよね。

いつかNHKで見たんですがもし太陽系に木星とか土星クラスの大きな
惑星がもう一つでもあったら全ての惑星はどっか飛んでっちゃう
みたいですね。
(逆にもう一つ少なかったら隕石を防ぐ惑星が一つ減るんでやはり
地球の生命は絶滅してしまうとかで・・・。)

そんな微妙なバランスのなかで太い綱でもついてたって何十億回きちんと
公転するのは大変そうなのにただの引力だけで遠ざかりも近づきも
しないでふしぎだなーと思ってました。
月と地球の関係も同様。
(月が無いと進化はずっとずっと遅れてるはずというのも読んだ事あります。)

物理学の一説によるとこの地球が今こういう風である確率は
1/宇宙中の分子の数  だそうでなにか作られた環境にいる
と感じるんですがその辺りはどうですか?


398考える名無しさん:02/07/11 23:38
>>394 はげしく同意します

このKuriharaさんは (・∀・)イイ!!
>>397
どういう教育を受けたら、こういう科学観になるんだろうか?
俺も大学に入ったら分析哲学を勉強しよう。
オマエ等も頑張れよ!
401考える名無しさん:02/07/11 23:44
ソーカル事件に相当する日本の事件は10年まえの
中沢新一の東大での人事事件ですな
「中沢事件」
402考える名無しさん:02/07/11 23:44
>>397さん hogeさんではないですけど

その疑問は、いわゆる「人間原理」で説明がつくのではないですか

すなわち、生物が生きられる環境は1/100000・・・・・・・・・・・・・・
だとしても

その1/10000・・・・・・・・・・・・に今、存在しているからこその疑問なので
いわば、当たり前だと

しつこいですが、精子が卵子に出会う確率が数億?分の1でも
「出会った精子にとっては」1/1なわけで・・
403考える名無しさん:02/07/11 23:47
>401
だからお前はフランクさが足りないっていつも言われんだよ。
404考える名無しさん:02/07/11 23:47
hoge氏の読んだ入門書は永井均と見た
405考える名無しさん:02/07/11 23:48
406405:02/07/11 23:51
>>402
人間原理は科学ではないです。
hogeさんもリーサルウェポンだと言っていますよ。
407考える名無しさん:02/07/11 23:56
100000・・・・・・・・・・・・・・
よりも、恒星の数のほうがはるかに多かろう
408Kurihara:02/07/12 00:01
僕もそろそろ様相論理学と多値論理学の
研究に本格的に着手する予定でいます。
409考える名無しさん:02/07/12 00:03
Kurihara君は柄谷はもうどーでもいいの?
410考える名無しさん:02/07/12 00:09
>>405さま

はい、私も読みました hogeさん ウエポン

可能世界意味論入門?で、三浦さんが言ってるように
よりによって、なぜ他でもない<私>が?、
1/100000・・・・・・・・・・に該当したのか? という疑問は
人間原理では解けないが

397さんの場合は、
客観的に希少な確率が今実現しているのは
不思議だ ということだと思うので
人間原理、でよいと思うのです

ですので、論理的な問いであって、科学的な問いではありませんから
人間原理が非科学的であっても、一向に構わないと思います
オマエ等! 科学科学って言ってるが
科学をどういう感じで定義してるんだ?
適当に使って良い言葉じゃないぞ、科学は。

俺は直感で使ってるからオッケーね。
412Kurihara:02/07/12 00:16
>>409
僕は柄谷さんの影として、もはや一心同体なので
ある意味どーでもいいですね。それと、
hogeさんには柄谷さんの本はおすすめできませんね。
hogeさんの頭ではおそらく理解不能でしょうから。
413考える名無しさん:02/07/12 00:19
せっかく・・ と思ったのに ガッカリ >クリ
414考える名無しさん:02/07/12 00:19
>>411
ポパーの定義でいくのが最良かと
ほげ! くりはらを名誉毀損で訴えろ!!
実刑喰らわせてやれ!!!
>>414
誰だよ、ソレ?
そんなアニメキャラ居たっけな??
417考える名無しさん:02/07/12 00:21
おめえもいいかげん うるせえよ ラウンジでもいけや >あす
418考える名無しさん:02/07/12 00:25
>>412
一心同体の人に聞くけど、柄谷って日本のポストモダンを80年代初頭
に批判してたんだっけ
>>417
俺の他に誰がうるさいと言うんだ!
そこ、重要だから答えろ。
420考える名無しさん:02/07/12 00:30
あす と クリ で ずっと話してていいぞ

ただし、今晩だけな もう来んなよ
421考える名無しさん:02/07/12 00:32
>>416
ある科学理論があり、それが「真」である条件はあらゆる反駁を退けるということである。
 つまり理論に合致した現象をみつけることで正当性を把持する(心理学など)のではなく
絶えず反例を探し続けてもなお、揺るぎない客観性をもつものを「科学」とするのだ。
ということ。
422考える名無しさん:02/07/12 00:33
>>阿修羅8落とし ◆suDYa/2M
ウルサイバカ、キエロ
>>420
ップ! DQN決定!!
近所の本屋にでもいって、物理学の啓蒙書でも読んで炉!
>>422
落ちつけ!
もっと論理的な書き込みをした方が良い。
425考える名無しさん:02/07/12 00:38
>>阿修羅8落とし ◆suDYa/2Mがくると
どんなスレもクソスレ化するな
426考える名無しさん:02/07/12 00:40
>421
とすると「宇宙原理」の反例とか、「人間原理」の反例とか、
現在どういう状況にあるんですか?
>>425
そういうこと言うなよ。
428考える名無しさん:02/07/12 00:42
いや 阿修羅 まじで クリ と デアルカ と
死刑板の 38 と みんなで座談会やってみてよ

すげーーー 楽しみ(^^
429Kurihara:02/07/12 00:45
>>418
「批評とポストモダン」(1984)で、
日本のポストモダニズムを批判していますね。
430考える名無しさん:02/07/12 00:45
おっと、 びた も入れていいよ(w わくわく
>>421
ある科学理論っていうのを打ち立てることには
何の条件も必要ないのかな?
その定義だと、例えば「ビックバンは神が引き起こした」といった類の
反証の出来ない領域の妄想も科学であると定義できることにならないのだろうか?
432考える名無しさん:02/07/12 00:51
>>421 >>431

反証を許さないようないわゆる科学的原理など存在しない
433考える名無しさん:02/07/12 00:54
>>426
直接反駁可能な反例実験自体、今のところ不可能であり、よってそれらは「仮説」にとどまる。
もし、物理定数がほんの少しでもちがったなら・・・という検証はまだなされていないからね。
余談だけど平衡宇宙論はIBMの量子コンピュータ開発で近々検証されるはず。
まあ理論どおりの結果だったとしても、まだまだ議論の余地はあるけど
434Kurihara:02/07/12 00:54
このスレにはじきにあちょーさん
も参戦予定ですから、そのつもりで。
435考える名無しさん:02/07/12 00:56
>>428
>>434
なんで荒そうとするの?
436考える名無しさん:02/07/12 00:56
つか、新スレ立ててよ >くり

阿修羅 と くり と デアルカ と あちょー と
死刑の38 と びた の 討論板(ww
437考える名無しさん:02/07/12 00:57
>>429
あっ、それなんだ 今度本屋いってみるわ
>>435
お ま え が 荒 ら し だ ! !
439考える名無しさん:02/07/12 00:58
>>433 平衡宇宙論(量子力学の多世界解釈のこと?)
は、量子コンピュータの実現とはイコールではない
440考える名無しさん:02/07/12 00:59
>>438 早く新スレ立てれ > あす でむぱ討論スレ
441Kurihara:02/07/12 01:00
>>438
同意です。
オイオイ、科哲学んだ奴でまともなのは居ないのか?
443433:02/07/12 01:02
>>439
イコールではありませんがコペンハーゲン解釈のよる
一意的な時間論からは離れることになります
444考える名無しさん:02/07/12 01:02
はやく二人で漫才はじめてみせろや > あす くり
このスレで一番笑えるのは、間違いなくhogeだ。
天然には勝てません。
446Kurihara:02/07/12 01:06
「スタグフレーション宇宙論」について
誰も言及しないとは不思議ですね。
hogeさんを始め本当にあなたたちは勉強
しているのですか?
447考える名無しさん:02/07/12 01:06
>>443 実は俺が他の奴に以前言われたことなんだ

多世界解釈 ノットイコール 量子コンピュータ

しかし、一般的に言って、現象を解釈する場合に
異なる解釈の存在する余地をなくすことはできないと
思うし、そうすると、事実をどう考えるべきか

物理の場合は数学という厳密な言語を用いているので
哲学よりは厳密に物事を定義してるとは思うが
実際どうなんだろう?
448考える名無しさん:02/07/12 01:08
>>431
そのあたりは実験や理論という言葉の定義にも関わってくる部分
なのでひとことでは説明しにくい。
まあポパーに関する解説書でも読めば納得できるとおもう。
無責任でスマソ、力量不足です
449考える名無しさん:02/07/12 01:09
>>446 言及してる 前みろ

そんなことより、早く漫才始めろよ
せっかく、揃い踏みなんだから
お前ら気が合いそうじゃん

> くり あす (ワクワク
450考える名無しさん:02/07/12 01:10
>>431 >>448

すでにhogeさんが説明してる

神を持ち出さなくても説明が可能なら神は不要
451考える名無しさん:02/07/12 01:11
東浩紀は東大の科学哲学出身なのにフランス現代思想にどっぷりつかり
『存在論的 郵便的』というデリダ論を書いて一躍脚光を浴び若手の出
世頭になった。わかりやすい本だけどね。
フランス現代思想の若手代表が元科学哲学出身てのがなんかなぁ
東はだいたいソーカルの言ってることを認めてるけどね
あとソーカル事件を一番早く日本に紹介したのは浅田彰(批評空間第二期16号)。
浅田彰は83年「構造と力」でフランス現代思想のチャートで出てきた秀才。
かれは、大学で数理経済学をゃったけど、もともとは数学かピアノをやりたかったらしい。
452Kurihara:02/07/12 01:12
hogeさんはどこに行ったのですか?
早く出て来てくださいよ。
どうせ、そこにいるんでしょう?
>>448
簡単だよ。
再現性がある(即ち実験で確認が出来る)理論のみを
科学理論として認めれば良いんだよ。
んで、再現不可能な理論は、全て仮説に過ぎないと判断すれば良いんだよ。

・・・とか書くと1みたいなのが必死扱いて反論しそうだけどね。
454考える名無しさん:02/07/12 01:15
>>453 わかったつもりになっている言葉の遊び(w

再現性のある理論など厳密な意味では存在しない

よって、お前の理屈だと全て仮説に過ぎない(w
455考える名無しさん:02/07/12 01:17
メガ
天然
>>454
近似値が取れれば良いんだよ。
大体、「再現性がある」という言葉の中に
キミが勝手に「厳密な」という意味合いを恣意的に後付けして
論破した気になってるだけなんだよ。バーカ!
457考える名無しさん:02/07/12 01:21
>>447
解釈の余地のない部分のみを抽象して理論とする、だろうな。
前期量子論の演算の部分の解釈はいまのところブラックボックスだが
演算結果については疑いようがないほど実験により検証されてるからな。
その解釈部分の一般相対性理論との齟齬があらたな仮説をごまんと生みだ
しているってのが現状だな。
458hoge氏へ:02/07/12 01:22
ウィトが気に入ったなら、
ノーマン・マルコムのウィトの伝記(平凡社ライブラリー)がお薦め
ぼくは、これで哲学に目覚めました。
御暇な時にどうぞ 
459考える名無しさん:02/07/12 01:23
>454
いや、俺は453には賛成だな。
460Kurihara:02/07/12 01:23
>>457
まったくその通りですね。
同感ですよ。
461考える名無しさん:02/07/12 01:24
>>450
べつに神に関する議論をしてるわけじゃないだろう。
たちわるいしきりかたするなよ。
462考える名無しさん:02/07/12 01:26
>>456 なるほど 近似値、ですか

それでは、科学と非科学とを区別する
近似について 具体的にご教示願いましょう(w

あと、「厳密性を欠いた再現性」って、
どんなものですか?(ww

日本語では、A=Aが再現ですから、
そこから、厳密性を欠いたものを
ぜひともご教示いただきたい(www

あっ、
さきほどの言葉が、日本語でなかった場合は、
その旨申し添えていただければ結構ですが
463考える名無しさん:02/07/12 01:29
>>462
おまえ感じ悪いな。どんな相手にも礼儀はつくせよ。
まあここは2chだが・・・。
464考える名無しさん:02/07/12 01:29
>>457 例えば E=MC2 ってのも
数式としてはOKなんだけど
結局何なんだろう? ここらへんもう少し
哲板の人に啓蒙してほしいんだけど マジで
そもそも、この類の科学定義の必要性が
妄想そのものの疑似科学と科学との区分が当時必要であったという
歴史的背景を背負っていたことを知らないから、厳密性云々とか
的外れな指摘を得意げにすることになるんだよ。

「観測」という行為自体が厳密性を欠いているのに
観測の積み重ねである実験の再現性の厳密性に拘ってみせる理由も不明。
466考える名無しさん:02/07/12 01:31
>>463 あらしはどっちだと思ってるんだ?

アホな話は他のスレでやってほしいんだよ

わかるだろ お前もあらしでなきゃ
467考える名無しさん:02/07/12 01:33
おれも453には賛成
456にはノーコメント

453は議論前の言葉の定義付けなんだから
このぐらいミニマルでいいんじゃない?
今の段階としては。
468考える名無しさん:02/07/12 01:35
>>464
広島におちたアレの威力です。Eってのは。
469考える名無しさん:02/07/12 01:37
>>465

だからお前の主張は破綻してるんだよ

妄想と科学のメルクマールの必要性が
分析哲学の主要な課題だ、なんてことは
その辺の雑誌にだって載ってんだよ

で、その結末、すなわち、厳密性を求めて
メルクマールを設定できなかった、って
オチも同じ

だから、お前の理屈でいけば、区別は定義できない
ってのが論理的帰結だろが あほか?
>>462
物事の定義の正当性を煎じ詰めて考えれば
最終的には、それら正当性は勝手な決め付けに過ぎないという風になる。
数学なんかだとこの勝手な決め付けを公理と名称している訳だけど
こういう勝手な決め付けを持ち得ずしては、人の成す何事をも成り立ち得ないんだよ。

究極的には、勝手な決め付けの正当性は其処から導かれる
成果に依存するしかないというのが俺のスタンスだよ。
解った。
471考える名無しさん:02/07/12 01:44
>>464
>結局何なんだろう? 
と問われるとそれはエネルギー・物質・時間・空間
の間に成り立つ関係式、としかいえない。
しかし、468のような原爆や原子力発電という形で
現象はあらゆるところにみてとれる。
472考える名無しさん:02/07/12 01:54
>>431
ある科学理論っていうのを打ち立てることには
何の条件も必要ないのか

>>453
再現性がある(即ち実験で確認が出来る)理論のみを
科学理論として認めれば良い

>>454
再現性のある理論など厳密な意味では存在しない
よって、お前の理屈だと全て仮説

>>470
勝手な決め付けの正当性は其処から導かれる
成果に依存するしかないというのが俺のスタンス

先生!

>>470は、勝てば官軍ということですね

すると、先生は >>453再現性の保証とは全く無関係な
科学と非科学とを区別する、
もう一つの新しい基準を提出されたわけですね!
ップ! 反論は無いのか?
コンスタティブな認識では同じだが
そこから踏み込んで論じている分、俺の勝ちだな!

どうやら分析哲学を学んだばっかりの奴が調子扱いて
噛みついて来ただけだったみたいだね。
中身ナシ!
474考える名無しさん:02/07/12 01:59
不毛だよ・・・。
>>472
>>阿修
>>472
アホか!
始めの方の俺のパフォーマティブな言説を
オマエが勝手に俺の本当の主張と捕らえて、オマエが噛みついてきた訳だろ。

其処までは良いとして、オマエのツッコミによって
俺の本当の主張を引き出せたんだから、今からはそのフレームに沿って
レスを付ければ良いのに、既に終わっている論点に固執してみせるオマエは
相対化しか出来ない厨房であり、中身がナッシング!
476考える名無しさん:02/07/12 02:05
先生!

こんすたんてぃぶな認識から踏み込むというのは
自分の矛盾した発言は無視するという意味で
よろしいのでしょうか?

>>453への反論なら>>454でしてますが、何か?

それ以外お前のつまらない冗談のどこにはんろんすりゃいいか
教えてくれよ(w
477考える名無しさん:02/07/12 02:07
>>464
物質がエネルギーに変わるとき、光の速度Cの2乗
(つまり毎秒30万キロ×毎秒30万キロ)倍になるということ。
物質が1グラムなら、1兆9億倍ジュール。
(1ジュールは1ワットの電球が1秒間に放出するエネルギー)
あの1円玉ひとつが100兆ジュールにも達する。
478考える名無しさん:02/07/12 02:09
>>475 要するに くだらない話は
宇宙ヤバイすれででもしてろ、ってのが
俺のコンスタンティぶな認識だって
説明しなきゃわからないDQNってことだよ
お前の本当の姿は >阿修羅

お前いつまでも何を偉そうにしてんだ?
頭悪いことが証明されてんだから
どっかいけや
疑似科学と科学を区分しないことに
何らかのチャームをオマエが持ち得ているなら
ここから先の話も出来るけど、相対化自体が目的なら
俺がその様な相対化が可能であることを理解してる時点で
噛みつくのを止めれば良いのに、固執するから程度が露呈しちゃうんだね。
480考える名無しさん:02/07/12 02:11
ちょっと、、僕の木星と公転の話はどこ行ったのよ?
hogeさん見てないのか?
481考える名無しさん:02/07/12 02:12
>>473

>コンスタティブな認識では同じだが
>そこから踏み込んで論じている分、俺の勝ち

お前って、真性だったんだな・・
バカを自慢してどうする?
>>478
俺から観て、このスレと宇宙ヤバイスレの質の違いが解らないんだが
キミには解ってるみたいだね。
そのメルクマールを教えてごらんYO!

って揚げ足を簡単にとられるオマエはアホ丸出し! 
失笑すますた。
>>481
もうちょっとまともな煽りを入れてよ。
眠くなっちゃうよ、キミ。
484考える名無しさん:02/07/12 02:15
>>479

ハァ・・

お前が頭悪いことをさらすのが俺の目的だって
まだわかんねえほど 頭が悪いみたいだな

お前は・・
>>484
晒されたのは お ま え 自 身 だ っ た というオチですか?
結構、面白いね! リアルで。
486考える名無しさん:02/07/12 02:20
こういうスレ待ってました!!

カントスレで「相対性理論」の登場でカントの言う「時間・空間とは人類共通の認識形式である」という
説が打破されたのされないのという議論があります。実際のところどうですか?
全く、今回も俺の完勝過ぎてつまらないね。
もっと鋭く俺を脅かして欲しいモノだYO!

あっはっっははははっっはあっっはははははは!!!!!!
カチカチかちかち勝ちぃいぃぃいぃx!!!
よわーーーーーーx−っっぁああああああああ!!!!!
488考える名無しさん:02/07/12 02:23
>>486
カントの言う時間・空間は物理的な時間・空間とは違いますよ。
489考える名無しさん:02/07/12 02:41
488 わからんでもないが、
科学史の教科書にも「カント説の誤りが確証された」とか
書いてあったんですよ。
490考える名無しさん:02/07/12 02:42
「相対的な現象」に過ぎないものが「認識の形式」であるはずはないと。
491考える名無しさん:02/07/12 02:52
>>482,>>485,>>487 まだやってんのか?

>このスレと宇宙ヤバイスレの質の違い

ん、お前自分で書いてるじゃん

>>470
其処から導かれる成果に依存する

人が居ない間に何勝利宣言してんだよ あほ
って、そろそろ眠いぞ
>>491
あほ、遅いんだよ。
遅くて良いのは、射精だけだ。
その足りない脳味噌に刻んどけ。
493おなら:02/07/12 03:07
遅すぎてもよくないぞ。写生は。
494考える名無しさん:02/07/12 03:40
ちょっと整理(よろしければどうぞ)

414 :考える名無しさん :02/07/12 00:19
   >>411
   ポパーの定義でいくのが最良かと
418 :考える名無しさん :02/07/12 00:25
   >>412
   一心同体の人に聞くけど、柄谷って日本のポストモダンを80年代初頭
   に批判してたんだっけ

421 :考える名無しさん :02/07/12 00:32
   >>416
   ある科学理論があり、それが「真」である条件はあらゆる反駁を退けるということである。
   つまり理論に合致した現象をみつけることで正当性を把持する(心理学など)のではなく
   絶えず反例を探し続けてもなお、揺るぎない客観性をもつものを「科学」とするのだ。
   ということ。

426 :考える名無しさん :02/07/12 00:40
   >421
   とすると「宇宙原理」の反例とか、「人間原理」の反例とか、
   現在どういう状況にあるんですか?
429 :Kurihara :02/07/12 00:45
   >>418
   「批評とポストモダン」(1984)で、
   日本のポストモダニズムを批判していますね。
431 :阿修羅8落とし ◆suDYa/2M :02/07/12 00:49
   >>421
   ある科学理論っていうのを打ち立てることには
   何の条件も必要ないのかな?
   その定義だと、例えば「ビックバンは神が引き起こした」といった類の
   反証の出来ない領域の妄想も科学であると定義できることにならないのだろうか?
432 :考える名無しさん :02/07/12 00:51
   >>421 >>431

   反証を許さないようないわゆる科学的原理など存在しない
433 :考える名無しさん :02/07/12 00:54
   >>426
   直接反駁可能な反例実験自体、今のところ不可能であり、よってそれらは「仮説」にとどまる。
   もし、物理定数がほんの少しでもちがったなら・・・という検証はまだなされていないからね。
   余談だけど平衡宇宙論はIBMの量子コンピュータ開発で近々検証されるはず。
   まあ理論どおりの結果だったとしても、まだまだ議論の余地はあるけど
437 :考える名無しさん :02/07/12 00:57
   >>429
   あっ、それなんだ 今度本屋いってみるわ
495考える名無しさん:02/07/12 03:41
439 :考える名無しさん :02/07/12 00:58 443 :433 :02/07/12 01:02
   >>439
   イコールではありませんがコペンハーゲン解釈のよる
   一意的な時間論からは離れることになります

   >>433 平衡宇宙論(量子力学の多世界解釈のこと?)
   は、量子コンピュータの実現とはイコールではない
447 :考える名無しさん :02/07/12 01:06
   >>443 実は俺が他の奴に以前言われたことなんだ

   多世界解釈 ノットイコール 量子コンピュータ

   しかし、一般的に言って、現象を解釈する場合に
   異なる解釈の存在する余地をなくすことはできないと
   思うし、そうすると、事実をどう考えるべきか

   物理の場合は数学という厳密な言語を用いているので
   哲学よりは厳密に物事を定義してるとは思うが
   実際どうなんだろう?
448 :考える名無しさん :02/07/12 01:08
   >>431
   そのあたりは実験や理論という言葉の定義にも関わってくる部分
   なのでひとことでは説明しにくい。
   まあポパーに関する解説書でも読めば納得できるとおもう。
   無責任でスマソ、力量不足です
450 :考える名無しさん :02/07/12 01:10
   >>431 >>448

   すでにhogeさんが説明してる

   神を持ち出さなくても説明が可能なら神は不要
451 :考える名無しさん :02/07/12 01:11
   東浩紀は東大の科学哲学出身なのにフランス現代思想にどっぷりつかり
   『存在論的 郵便的』というデリダ論を書いて一躍脚光を浴び若手の出
   世頭になった。わかりやすい本だけどね。
   フランス現代思想の若手代表が元科学哲学出身てのがなんかなぁ
   東はだいたいソーカルの言ってることを認めてるけどね
   あとソーカル事件を一番早く日本に紹介したのは浅田彰(批評空間第二期16号)。
   浅田彰は83年「構造と力」でフランス現代思想のチャートで出てきた秀才。
   かれは、大学で数理経済学をゃったけど、もともとは数学かピアノをやりたかったらしい。

453 :阿修羅8落とし ◆suDYa/2M :02/07/12 01:13
   >>448
   簡単だよ。
   再現性がある(即ち実験で確認が出来る)理論のみを
   科学理論として認めれば良いんだよ。
   んで、再現不可能な理論は、全て仮説に過ぎないと判断すれば良いんだよ。

   ・・・とか書くと1みたいなのが必死扱いて反論しそうだけどね。
454 :考える名無しさん :02/07/12 01:15
   >>453 わかったつもりになっている言葉の遊び(w

   再現性のある理論など厳密な意味では存在しない

   よって、お前の理屈だと全て仮説に過ぎない(w
496考える名無しさん:02/07/12 03:43
456 :阿修羅8落とし ◆suDYa/2M :02/07/12 01:20
   >>454
   近似値が取れれば良いんだよ。
   大体、「再現性がある」という言葉の中に
   キミが勝手に「厳密な」という意味合いを恣意的に後付けして
   論破した気になってるだけなんだよ。バーカ!
457 :考える名無しさん :02/07/12 01:21
   >>447
   解釈の余地のない部分のみを抽象して理論とする、だろうな。
   前期量子論の演算の部分の解釈はいまのところブラックボックスだが
   演算結果については疑いようがないほど実験により検証されてるからな。
   その解釈部分の一般相対性理論との齟齬があらたな仮説をごまんと生みだ
   しているってのが現状だな。
458 :hoge氏へ :02/07/12 01:22
   ウィトが気に入ったなら、
   ノーマン・マルコムのウィトの伝記(平凡社ライブラリー)がお薦め
   ぼくは、これで哲学に目覚めました。
   御暇な時にどうぞ 
459 :考える名無しさん :02/07/12 01:23
   >454
   いや、俺は453には賛成だな。
460 :Kurihara :02/07/12 01:23
   >>457
   まったくその通りですね。
   同感ですよ。
461 :考える名無しさん :02/07/12 01:24
   >>450
   べつに神に関する議論をしてるわけじゃないだろう。
   たちわるいしきりかたするなよ。
462 :考える名無しさん :02/07/12 01:26
   >>456 なるほど 近似値、ですか

   それでは、科学と非科学とを区別する
   近似について 具体的にご教示願いましょう(w

   あと、「厳密性を欠いた再現性」って、
   どんなものですか?(ww

   日本語では、A=Aが再現ですから、
   そこから、厳密性を欠いたものを
   ぜひともご教示いただきたい(www

   あっ、
   さきほどの言葉が、日本語でなかった場合は、
   その旨申し添えていただければ結構ですが
463 :考える名無しさん :02/07/12 01:29
   >>462
   おまえ感じ悪いな。どんな相手にも礼儀はつくせよ。
   まあここは2chだが・・・。
497考える名無しさん:02/07/12 03:46
464 :考える名無しさん :02/07/12 01:29
   >>457 例えば E=MC2 ってのも
   数式としてはOKなんだけど
   結局何なんだろう? ここらへんもう少し
   哲板の人に啓蒙してほしいんだけど マジで
465 :阿修羅8落とし ◆suDYa/2M :02/07/12 01:30
   そもそも、この類の科学定義の必要性が
   妄想そのものの疑似科学と科学との区分が当時必要であったという
   歴史的背景を背負っていたことを知らないから、厳密性云々とか
   的外れな指摘を得意げにすることになるんだよ。

   「観測」という行為自体が厳密性を欠いているのに
   観測の積み重ねである実験の再現性の厳密性に拘ってみせる理由も不明。
468 :考える名無しさん :02/07/12 01:35
   >>464
   広島におちたアレの威力です。Eってのは。

469 :考える名無しさん :02/07/12 01:37
   >>465

   だからお前の主張は破綻してるんだよ

   妄想と科学のメルクマールの必要性が
   分析哲学の主要な課題だ、なんてことは
   その辺の雑誌にだって載ってんだよ

   で、その結末、すなわち、厳密性を求めて
   メルクマールを設定できなかった、って
   オチも同じ

   だから、お前の理屈でいけば、区別は定義できない
   ってのが論理的帰結だろが あほか?
470 :阿修羅8落とし ◆suDYa/2M :02/07/12 01:40
   >>462
   物事の定義の正当性を煎じ詰めて考えれば
   最終的には、それら正当性は勝手な決め付けに過ぎないという風になる。
   数学なんかだとこの勝手な決め付けを公理と名称している訳だけど
   こういう勝手な決め付けを持ち得ずしては、人の成す何事をも成り立ち得ないんだよ。

   究極的には、勝手な決め付けの正当性は其処から導かれる
   成果に依存するしかないというのが俺のスタンスだよ。
   解った。
471 :考える名無しさん :02/07/12 01:44
   >>464
   >結局何なんだろう? 
   と問われるとそれはエネルギー・物質・時間・空間
   の間に成り立つ関係式、としかいえない。
   しかし、468のような原爆や原子力発電という形で
   現象はあらゆるところにみてとれる。
498考える名無しさん:02/07/12 03:47
472 :考える名無しさん :02/07/12 01:54
   >>431
   ある科学理論っていうのを打ち立てることには
   何の条件も必要ないのか

   >>453
   再現性がある(即ち実験で確認が出来る)理論のみを
   科学理論として認めれば良い

   >>454
   再現性のある理論など厳密な意味では存在しない
   よって、お前の理屈だと全て仮説

   >>470
   勝手な決め付けの正当性は其処から導かれる
   成果に依存するしかないというのが俺のスタンス

   先生!

   >>470は、勝てば官軍ということですね

   すると、先生は >>453再現性の保証とは全く無関係な
   科学と非科学とを区別する、
   もう一つの新しい基準を提出されたわけですね!
477 :考える名無しさん :02/07/12 02:07
   >>464
   物質がエネルギーに変わるとき、光の速度Cの2乗
   (つまり毎秒30万キロ×毎秒30万キロ)倍になるということ。
   物質が1グラムなら、1兆9億倍ジュール。
   (1ジュールは1ワットの電球が1秒間に放出するエネルギー)
   あの1円玉ひとつが100兆ジュールにも達する。
479 :阿修羅8落とし ◆suDYa/2M :02/07/12 02:09
   疑似科学と科学を区分しないことに
   何らかのチャームをオマエが持ち得ているなら
   ここから先の話も出来るけど、相対化自体が目的なら
   俺がその様な相対化が可能であることを理解してる時点で
   噛みつくのを止めれば良いのに、固執するから程度が露呈しちゃうんだね。
480 :考える名無しさん :02/07/12 02:11
   ちょっと、、僕の木星と公転の話はどこ行ったのよ?
   hogeさん見てないのか?
499考える名無しさん:02/07/12 03:48
486 :考える名無しさん :02/07/12 02:20
   こういうスレ待ってました!!

   カントスレで「相対性理論」の登場でカントの言う「時間・空間とは人類共通の認識形式である」という
   説が打破されたのされないのという議論があります。実際のところどうですか
488 :考える名無しさん :02/07/12 02:23
   >>486
   カントの言う時間・空間は物理的な時間・空間とは違いますよ。
489 :考える名無しさん :02/07/12 02:41
   488 わからんでもないが、
   科学史の教科書にも「カント説の誤りが確証された」とか
   書いてあったんですよ。
490 :考える名無しさん :02/07/12 02:42
   「相対的な現象」に過ぎないものが「認識の形式」であるはずはないと
何? この展開。
501494:02/07/12 04:42
間違って省いてしまいました。(スマソ)

439 :考える名無しさん :02/07/12 00:58
>>433 平衡宇宙論(量子力学の多世界解釈のこと?)
は、量子コンピュータの実現とはイコールではない
467 :考える名無しさん :02/07/12 01:33
おれも453には賛成
456にはノーコメント

453は議論前の言葉の定義付けなんだから
このぐらいミニマルでいいんじゃない?
今の段階としては。
502考える名無しさん:02/07/12 05:27
>>488
カントの時間・空間の概念って、
ニュートンの絶対時間・絶対空間の哲学的基礎づけって部分があるから、
アインシュタインによって否定されたと言えるんじゃないのか?

それを物自体の否定であると捉えるやつがどこかにいたが、それは言えないと思うけど。
503考える名無しさん:02/07/12 16:10
整理されたのみると阿修羅ラインのくさい議論と
457ラインのまったりした議論にわかれてるな。
504考える名無しさん:02/07/12 17:56
>>387
>物理学も哲学も「論理性」を旨としてますよね。で、物理の論文は出来るだけ「簡潔に書く」ものですが、
>哲学の論文は「思想を伝える論理を編む」ようなもの、と認識していい、ととりあえず仮定します。
>
>で、それが是なら、いわゆる「ソーカル事件」ででてきた「完全に無意味な言葉の羅列の論文」
>が一部の「哲学者」から生産されていると言うことは、
>
>「現在、哲学は不幸なことに難しい言葉を書いて適当に煙に巻く方が良いと見なされる」
>
>状況にあるのですか?
>
>ソーカル事件の本をちょっとみてとてつもなく幻滅して「哲学ってこんなもんなのか・・・」
>と思っていたのです。不幸なことに。幸いこの板に来てその認識の過ちが分かったんですが。

そんなことないと思いますが……

ただ、論理的に書きづらいことを書こうとしているので、
読むほうに解りづらくなるんだと思いますけど。(好意的に考えると)

例えば、魚の泳ぎを記述せよ、と言われたとき、(某書のパクリですが)
手っ取り早く論理的に書くなら、流体力学か何かを用いればいいわけです。
しかしそれは幾ら精緻を期しても外部記述に他ならない。
魚は方程式を解いて泳いでいるわけじゃないから。
この魚の視点(事象そのもの)を重視するのが、フッサールの現象学なわけですが、
この意味では解析的な記述よりも理に適っていると言えます。

だから、ぱっと見た目ではイタヅラに難解になっているかもしれませんが、
それはそれ相当の「理」があるはずです。

本当に「論理」を追究するなら、ぱっと見の論理性に拘泥するのはどうかと思いますけど。
どんなに難解でも所詮人の書いたものですので。
元来の論理学は、どのように文章を書き進めていくか、というのを追究する学問です。
そうすると、小説のように論理学の対象にしてもしょうがないものも出てくるわけですが、
それは論理研究の限界であって、必ずしも論理学で対象にしようとする文章の限界ではありません。
「非論理的」と言う場合、言われた文章の不備の場合だけでなく、論理自体の限界も考える必要がありませんか。

>ソーカル
ソーカル……あんま読んでないから読んだ人にコメントもらった方がいいと思うけど、
立ち読みの限りで書くと、(ちょっと鬱)
ソーカルが指摘しようとしたのは、数学や自然科学の濫用であって、
哲学的な成果を否定するものではなかったような気がする。
その意味で、数学の扱い方としては、クリステヴァよりはラカンの方がブッ飛んでたけど、
内容としてはラカンの方を(まだ)よりよく評価していたような……(うろ覚えだから信じないように)
505504@いしいひさいちオモロイ:02/07/12 17:59
フッサールを例にするとバカにされそうだなオイ。
いいじゃん最後のカルテジアンにして最初のポストモダニストなんだから。
506考える名無しさん:02/07/12 18:51
>>504 ソーカル本の紹介むちゃくちゃやで

けど、自分で紹介するの面倒なので、ソーカルスレ探して参照してくれ
507Kurihara:02/07/13 03:24
hogeさんには是非、飯田隆さん
という日本の優秀な分析哲学者の
本を読んでみてください。
ソーカルや永井均さん程度の本を読んで、
哲学を解ったつもりになっては困りますのでね。
『ゲーデル未完哲学論稿』なんかもおすすめです。
頼みますから、真面目に哲学してください。
あなたが理論物理に傾けている情熱と同じ位の
情熱を哲学に傾けるべきですが、それが出来ないか、
あるいはそうするつもりがそもそもないなら、
いますぐ哲学への興味を棄てるべきだと思います。
一言で言うと、hogeさんは哲学へは不真面目なのですよ。
よくよくそこのところ、反省することを願いますね。
508Kurihara:02/07/13 03:29
『ゲーデル未刊哲学論稿』でした。すいません。
青土社から刊行されている本です。
509考える名無しさん:02/07/13 03:33
とりあえずKurihara君てやっぱり哲学好きなのね
510Kurihara:02/07/13 03:43
ソーカルの本は本当くだらないですね。
しかし、そのくだらなさはなにより、
その本が扱っている対象のくだらなさに
大きく拠っているわけですがね。
ドゥルーズなんかは本当馬鹿ですからね。
僕以下の厨房ですよ、ドゥルーズは。
511考える名無しさん:02/07/13 03:47
柄谷はドゥルーズ評価してんじゃないの?
すくなくとも貶してはいないでしょ、君みたいに
512Kurihara:02/07/13 03:55
>>509
やはり哲学の正統は分析哲学だと
最近つくづく思いますね。
それと、マルクスの理論は哲学ではなく
あくまで社会科学ですね。
「マルクスの哲学」なんてものはありません。
マルクスやりたいなら、経済学部に行くべきであり、
マルクスの哲学などといういかがわしいものを
彼の社会科学に挿入することは、マルクスをただヘーゲル化
することにしかならず、かえって有害ですね。
その有害を蒔き散らしているのがほかならぬOFWさんなわけです。
つまり哲学板にマルクススレがあってはならないのですよ。
513Kurihara:02/07/13 04:02
>>511
それは遥か昔のはなしですね。
今の柄谷さんはなにより科学と数学を
最重要視されているのです。
514考える名無しさん:02/07/13 04:03
なんかKurihara君がそういうと妙に説得力があるのね
515考える名無しさん:02/07/13 04:11
トラクリでマルクスを論じてるけど
あれはどうなのかしら?
516Kurihara:02/07/13 04:15
柄谷さんは前からジジェクの本なんかを
「ただ分かったようにさせるだけ」と
批判的でした。ドゥルーズやラカンの本なんかも
所詮はその域を出るものではないのですね。
柄谷さんにとって今最も関心があるのは、
「現実」なわけです。ドゥルーズの哲学ではもはや
その「現実」に到達できません。
科学と数学がその空席を埋めるべきゆえんがここに
あるわけです。
517考える名無しさん:02/07/13 04:18
まぁジジェクは漫画だね
518Kurihara:02/07/13 04:26
>>515
「マルクスに哲学などない」というテーゼ
こそ『トラクリ』のマルクス論の本質でしょう。
というより、『トラクリ』で注目すべきはLETS論
のほうだと僕は思いますがね。
『トラクリ』とは柄谷さんのかつての仕事を集大成
するものですが、それは自分のかつての仕事にけりをつけ、
新たなステップに進むための捨て梯子でもあると僕は思ってます。
柄谷さんは常に移動を好みますが、その移動は『トラクリ』からの
移動というかたちでも現在進行中なわけですね。
『トラクリ』にいつまでも留まり続けるような柄谷さんでは
ないのですね。
519考える名無しさん:02/07/13 04:33
ほんと君は柄谷好きなのね
520考える名無しさん:02/07/13 04:59
>やはり哲学の正統は分析哲学だと
>最近つくづく思いますね。

つくづくって所がいいね
521Kurihara:02/07/13 05:36
僕は次期NAM編集局長になりますから。
522考える名無しさん:02/07/13 05:51
そういう風にして自分の言説をチャかすとこが
自意識がみえておもしろい
523考える名無しさん:02/07/13 08:44
宇宙ヤーバーーイ
524考える名無しさん:02/07/13 11:21
Kuriharaクン (・∀・)イイ!!



けど、hogeさん哲学やめろ は やめろ
525考える名無しさん:02/07/13 14:13
Kuriharaよ おまえはこのスレの主旨をわかっているのか?
>>1をよめ。
マスターベーションはもうやめろ
526考える名無しさん:02/07/13 20:04
でも、Kuriharaはちゃんとツッコメば、
それなりのものがでてくるんだな ビックリ ただのデムパだと つい
527考える名無しさん:02/07/13 22:45
>>526
出てこねーって。ただのデムパ、ほっとけ。
528考える名無しさん:02/07/13 23:52
「猿の惑星」見てたんだけど、
宇宙は、時間のたち方が
早いの?
詳しく教えて下さい。
529考える名無しさん:02/07/14 00:11
>>528
地球の時間と、光速で移動する宇宙船の中の時間の流れが異なったんだろ。
宇宙船ではたった2年だったのが地球では2000年経ってたと。
相対性理論の事は確かこのスレでも話題に挙がっていたと思うが。
530Kurihara:02/07/14 02:34
ひょっとしたら、hogeさんは
ラッセルやフレーゲさえ知らないのではないでしょうか。
だとしたら、本当貴重な人ですよ、hogeさんは。
ソーカルの本「だけ」を読んで「哲学なんて・・・」
と独断的に思ったわけでしょう?
だとしたら、なんと貴重な人なんでしょう!
hogeさんは。
531Kurihara:02/07/14 02:49
僕はなにもhogeさんに哲学やめろなどと
言いたいのではありません。
僕はむしろhogeさんの哲学軽視をやめろと
言いたいのですね。ソーカルの本「だけ」を読んで、
哲学の本質を全称的に語るのは全くの論理的誤謬ですね。
フランス現代思想は確かに哲学だけど、
全ての哲学がフランス現代思想でないのは自明です。
この簡単な自明性さえhogeさんの目には見えていないのですね。
これを「哲学軽視」と言わずして、なんと言ったらよいでしょう?
僕はただhogeさんに哲学への広い視野を持って欲しい
ということを言いたいだけなのですよ。
532考える名無しさん:02/07/14 12:31
(・∀・)hogeサン・・オウエンシテルヨ !
533考える名無しさん:02/07/14 13:53
Kuriharaはhogeさんが哲学の準初心者であるときを狙って攻撃しているに過ぎない。
hogeさんの文を読むとどこにも哲学への軽視は無いし哲学の大部分を分かった気に
なっているわけでもない。
しかも、「軽視」も、「分かった気になる」のも「初心者」あるいは「準初心者」
には必要な場合がある。
Kuriharaの場合は、せっかく自転車に乗り掛けたものを邪魔するか、あるいは
横から、いらぬ「お節介」をしているようなものだ。
534hoge:02/07/14 22:57
なにかあったみたいで・・・

励ましてくれた皆さん、このスレを暖かくROMしてくれている人たち、
ソーカル事件の情報を与えてくれた方々、本当にありがとうございました。

物理質問はちゃんとまだ答えられる範囲で答えますのでなにかある方は
気軽に聞いてください。(ただ、かなり忙しいので解答が遅れるでしょうが・・・)
長い混乱のレスの中で質問があったようですが、すみません、もう一度
お願いします。



このスレッドを支えてくれている皆さんに深い感謝を。
535考える名無しさん:02/07/14 23:14
hogeさん こんにちは
「時間」という日常感覚の延長ではまことに捕らえにくく、
かつ、哲学でもいまだに混沌として定まった見解のない
この概念は、物理ではどのように考えられているのでしょう
また、時間がとれた時にでもご教示ください

kuriさん
あなたは自分の脳内hogeさんに絡んでるだけですよ
536Kurihara:02/07/14 23:22
僕はそもそも人間の思考が、
脳内ならぬ脳外に出れるとは
始めから思っていませんから。
537考える名無しさん:02/07/14 23:26
はぁ・・ あんたは反抗期の子供か?

んじゃ、現実との対応を著しく欠いた、って付け加えとくよ(w

言わずもがなだけどな・・
538考える名無しさん:02/07/14 23:36
あれ、思考って、脳内にあるんですか?
そりゃ初耳です。
539考える名無しさん:02/07/14 23:37
ぼくは、福耳です。
540Kurihara:02/07/14 23:40
僕はある意味男好きです。
星のかけらを探しに行こう
542Kurihara:02/07/15 00:00
>>539
アインシュタインの重力場方程式は
互いに独立した20個のテンソル関数
にたいする非線形偏微分方程式である。

ということですね。
543考える名無しさん:02/07/15 00:38
ひらり、ひらり。
544考える名無しさん:02/07/15 11:17
>>1
私が関心を持つ疑問についてご意見を聞かせてください。

アスペの実験で示されたEPRパラドックスの反証、非局所の強い相関には
どのような解釈方法があるのですか?エヴァレット解釈が有力視されていると
聞きましたが、もし正当なら相対論の要請を破ることになるのですか?
確かに観測可能世界では光速を超えた信号ということになってしまいますよね?
545考える名無しさん:02/07/15 16:54
ビッグバン説に待ったをかけたい。
当方専門知識は持ち合わせていないので間違っていれば指摘してほしいのだが、
確か、ビッグバンが起こったのは150億年前だよな。
で、太陽の年齢が50億年だっけか?
すると、例えばかに星雲なんかの超新星爆発の残骸は、
いつできたことになるん?
あるいは、太陽の寿命だってあと何十億年もあるんだろ?
白色ワイ星なんかの年齢はいくつくらいなんだ?
恒星の一生サイクルなんかはわかってきてるんだろ?
それから、太陽の年齢の高々三倍で宇宙がここまで多様化するとは考えにくい。
この辺を現在の宇宙論でどう折り合いをつけてるのか説明きぼんぬ。
ビッグバン理論ではこの辺がうまく説明できねーんじゃねーのか?
ようするに、赤方偏移が説明されるために、
相対性理論を超えるパラダイムが必要だって事じゃねーのか?
546考える名無しさん:02/07/15 18:22
>>545 説明できてる 終了
547考える名無しさん:02/07/15 18:54
「何か矛盾点を指摘してやろう」とか、
そういう理系に対しての反感の気持ちが滲み出てきてるレスを見るのは痛い。
548考える名無しさん:02/07/15 20:44
>>547
無茶苦茶同意
ほんとそう思う
やってることは哲学からの魔女狩りに近い
549考える名無しさん:02/07/15 21:12
しかも、質問は小学生レベル、ときたもんだ
550考える名無しさん:02/07/15 21:20
マターリしようぜこのスレは。
理系VS文系の醜い戦争を見るのは嫌だ。

文系の人はもっと慎んで。
理系の人はもっと寛大に。
551考える名無しさん:02/07/15 22:29
ボサノバ系のおいらはどうしたらいいですか?
552そんなあなたには、:02/07/15 22:51
イパネマの海岸で、ナンパした娘と踊ることが
宇宙意識につながる唯一の方法です。
 
                  by 太陽系の病んだ地球
553考える名無しさん:02/07/15 23:01
じゃあ説明して。
おながいします
554考える名無しさん:02/07/15 23:35
>>ビッグバン理論ではこの辺がうまく説明できねーんじゃねーのか?
説明できてるけど?
555考える名無しさん:02/07/15 23:40
>>1
a!Rageジャナイ!
556考える名無しさん:02/07/15 23:41
>>554
そっこで既出だったんだ。
簡単に説明すると、君が疑問に思ったことは疑問に思うために疑問にしてる。
まぁ議論のための議論って雰囲気がぷんぷんしてるから、もちょっと具体的に
疑いなさい。って事だ。

煙に巻くような答えだけど、愚ぐるで検索すればある程度の知識不足を
補えるような問題を簡単に疑問だと言うのは、
真摯に議論して理解したいと言う姿勢には見えない。
557考える名無しさん:02/07/15 23:51
ビッグバン理論が覆されうるってのじゃダメ?
558考える名無しさん:02/07/15 23:56
>>557
「うる」ってだけで議論を進めるのは乱暴すぎるからねぇ。
疑問を持つことは大切だけど、疑問を持ったら調べてみる。
で、過去どんな議論が戦わされて何故今の結論になったか調べてみる。
調べた結果、自分の疑問が疑問のまま残った。そー言う事なら議論の
余地が有るけど。要約すると、「感覚的に信じらんなーい」って言う
発言はちょっとねぇ。
559考える名無しさん:02/07/16 00:06
いまのビッグバン理論・インフレーション理論だって
説明し「うる」の世界じゃねえかよ。
560考える名無しさん:02/07/16 00:11
>>559
こらこら。(^∀^)ゴルァ!!

「うる」と言う言葉を発する為の積み重ねの量を無視すると、
問題領域が違ってくるからね。

宇宙の事を話してる時に、理論、言語、が持つ限界の話を始めるから、
議論防扱いするしかない。って事になるんだよ。

やっぱり宇宙論、てか宇宙の事を理解したくて発言したんじゃなくて、
議論(他人を言いくるめたい)したいから発言してるみたいだね。

やだよお兄さんは。
561考える名無しさん:02/07/16 00:36
だからと言って今の科学者達の盲信を盲信したくないな。
少なからず非インフレーション理論の立場の学者だっているわけで、
それが少数派だから学会に排除されちゃうはずだ。
また厨な例をあげるようだがガリレイだって当時はマイノリティーだっただろ?
天動説のための観測データ補正がなされていたのは事実だし、
それが今の宇宙論にも言えるんじゃないかってこと。
現在の理論が他に較べて妥当性を持っているかもしれないが、
うまく説明できないことだってまだあるんだろ?
「超弦理論が完成すれば」うまくこじつけられるって、
まるでヘーゲルやマルクスを見ているようだ。
自分がまともに議論できる立場にいないことは良くわかったので逝ってきます。
562考える名無しさん:02/07/16 00:43
>559
560が言っていることというのは、過去の議論を読んでその上で発言してもらいたい
ということなんだ。悪気に思わないでね。
ビッグバンが覆されうるという考えは誰でも持ちうるけど、赤方偏移は、ビッグバンを
裏付けるものなんだ。そうすると、それ以外にビッグバンを覆しうるものが過去の議論
の中で出てきていたのかどうか、せめてそれくらいは君には挙げてもらいたかったと
560は言っているんだと思うよ。
563考える名無しさん:02/07/16 00:50
じゃ、訂正。今思えばそうだった。
ビッグバンはあってインフレーションは無かったってことで。
無知ですまそ。
564考える名無しさん:02/07/16 00:52
あと、もいっこ。
「語られえざることについては沈黙しなければならない」
565hoge:02/07/19 16:15
おひさしぶりです

まず「時間」についてですね。

物理理論には「ラグランジアン」という全てを定める基本的な物があります。
相対論には相対論の、超弦理論には超弦理論の、ラグランジアンがあります。
より低エネルギーのものは高エネルギーのものの近似で全て導けなくてはなりません。
で、そこから「ハミルトニアン」という演算子が作れます。(一意にラグランジアンから決まる)
これをある「状態」に作用させると「エネルギー」が生じる物です。

時間の定義は
「ハミルトニアンHと共役な物」
です。「共役」というのは「ポアソン括弧」というものを考えた際に、
お互いが交換するということです。つまり

[H,t]=0

を満たすような変数が「時間」です。

次にビッグバンとインフレーションですが。

ビッグバンのサポート
・宇宙背景放射の超精密測定
・軽元素合成理論の成功
・銀河形成理論の成功
・一般相対論そのもの

インフレーションは
・宇宙背景放射の揺らぎ(特に2次の極)に対する完璧な解を与える
・平坦な宇宙をチューニングなしで生じさせる
・大統一理論の破れで生じる位相欠陥(これがあると宇宙が瞬時に閉じる)を全て消し去る

まだありますがとりあえず最低このくらいのサポートがあります。
これらを全て打破できる理論を作れば・・・誰であろうがどこの教授にでもなれます。
566考える名無しさん:02/07/19 16:29
宇宙が比較的均質である

という経験的事実から言えるのは、宇宙は極めて小さい点から膨張した



宇宙の均質性を保つ相互作用があるが、あまりに作用が小さいので測定できない

の何れかだ。上の内容では、空間に対して対称なものがエネルギーである
とか、空間に対して直交なものが時間であるとか、そういうことしか
言っていないと思われる。経験的に時間は不可逆だが、その理由付けに
宇宙空間の均質性の根拠になるようなエネルギーの一方的な漸減過程を
想定するのは想像の行き過ぎではとも思う。

常識的には、宇宙が光速以上のスピードで膨張している事が観測されているから、
光速以上の速度で情報をやり取りすることが出来ない相互作用だけからなる
宇宙の各部分は比較的に均質である・・・という説明でいいと思われる。
567Kurihara:02/07/19 23:39
hogeさんって理論物理の殻から
出たがらない人なんですね。
時間についてなら、マクダガートの時間不在論
とかもあって、そっちのほうもオモシロイの
ですがね。
568考える名無しさん:02/07/19 23:43
宇宙は24次元あって、そのうち20次元は折りたたまれてるから見えない
という説を言っている奴がいるんですが、ホントなんですか?
569考える名無しさん:02/07/19 23:49
そうです、一日は、24時間です。 
570考える名無しさん:02/07/19 23:59
>>568
今そう言ってる人たちがいるのは事実。
ほんとかどうかはこれから。
まだ理屈自体が固まってないと、ひも理論の本に載ってた。
571:02/07/20 00:00
誰が決めた?
572考える名無しさん:02/07/20 00:01
横からごめんなさいですが、本当に理論物理学を理解できる人にとっては、
そーゆうので遊んでいるより、>>568の方が無茶面白いんだと思う。
573考える名無しさん:02/07/20 00:02
>>571
だから、まだ決めてないって(w
574ひも:02/07/20 00:02
僕たちの理論が宇宙なのです。
575考える名無しさん:02/07/20 00:29
>>567
マクタガートですよ。
ジョン・マクタガート・エリス・マクタガート(John McTaggart Ellis McTaggart, 1866-1925)
変な名前だな……
576考える名無しさん:02/07/20 00:33
>>575
24次元はどうなの?
マスターべーションとかはまあいいけど
おいといて・・・知ってるなら教えてよ。
577考える名無しさん:02/07/20 00:34
>>572
>横からごめんなさいですが、本当に理論物理学を理解できる人にとっては、
>そーゆうので遊んでいるより、>>568の方が無茶面白いんだと思う。

哲学を観念の遊戯としてしまって軽くあしらってる人が、
「理論物理学」と「そーゆうの」を公平に比べて何かを「思う」ことはできないぞ。
578考える名無しさん:02/07/20 00:40
>>577
理論物理学の方が哲学より「超越的」だと言いたい訳?
あんたのようなヒトを哲学では「科学教信者」と言います。
579考える名無しさん:02/07/20 00:41
女からお金もらって生活している男の理論?
580Kurihara:02/07/20 00:45
hogeさんに全ての説明責任があると
僕は思いますね。
581考える名無しさん:02/07/20 00:47
ありゃ、どっちが超越的なんか僕は知らないし関係ないです。
ただ、宇宙論語るより、直接星見るほうが好きな人が居るし、
今の最先端(この表現また怒られるかな?)の理論物理学って結構
熱いらしいので、理解できるなら面白いだろうなと思っただけ。

別に良いじゃん、人がなに調べてもさ。その知識を別けてくれると
言ってる人に、ありがとうと言う人が好きで、
そんなもんよりこっちの方が面白いぞ、という態度で接するのは
人として好きじゃなかったから、横レスしただけ。
582考える名無しさん:02/07/20 00:48
>>579
女と男はお互いに「お金」を与えあって生きることが望ましいけど、
男が「与えている」場面が多いということが「多い」と思う男の「論理」
です。
583考える名無しさん:02/07/20 01:03
>>578
>>577はそんなこと一言も言ってないでしょ。
どこをどう読めばそうなるの。
584考える名無しさん:02/07/20 01:08
>>580
栗原さん。「ヒカル」であるときのあんたの方が「スキ」だな。
「ニーチェを超えた」は出さないでいいんかい?
585イタイ・・・:02/07/20 01:14
んじゃ、膜理論は、処女膜の理論で?
586「哲学的」者:02/07/20 01:37
>>581
哲学は「好き嫌い」のガクモンではありません。
「好き嫌いという範疇も避けることはできない」
という「原罪」を背負ってはおりますが・・。
587兎詩 ◆JjrBDlws :02/07/20 01:48
哲学を馬鹿にするつもりはありませんが、僕は568の方が面白かったりします。たぶん、
それは僕が「哲学」を知らないからでしょうね。
588Kurihara:02/07/20 02:13
はい、その通りです。
589考える名無しさん:02/07/20 08:39
哲学の理論も数式で表せないのか?
590「哲学的」者:02/07/20 10:53
>>589
ラッセルやヴィトゲンシュタイン、初期のホワイトヘッドがやろうとして、
結局「失敗」したみたいですね。
591考える名無しさん:02/07/20 12:59
科学的素養のない人間が「哲学」とか言って世界の
なりたちについて言及してるのは滑稽の極み。

科学者の見る夢 = 哲学
非科学者の見る夢 = 妄想
592hoge:02/07/20 15:23
EPRパラドックスについてですが、量子テレポーテーション実験は既に
成功していますし、これはパラドックスでもなんでもないです。
量子力学の帰結に過ぎません。

量子テレポーテーション実験では事前に「情報の受け皿」を「エネルギーを持って」
用意する必要があるのでその時点で情報のやり取りがなされてるので
別に超光速通信をしたことにはならないんですね。

あと空間の均一性
(つまり宇宙背景放射の揺らぎの少なさ)ですが、これは凄まじい精度なんですよ。
3次元のフーリエ展開してそれで400次とかにようやく2次の極が来る。
それをインフレーションは完全に再現する。
これは認めざるを得ません。何らかの近似理論として。
593考える名無しさん:02/07/20 15:49
>>592
宇宙の均質性の観測制度が高いという話は聞いたことがある。
空間から電子を叩き出すエネルギーが非常に高いとされているのも頷ける。

・分割不可能な球体が空間内で最も安定した形状であろう
・同時刻に、空間内で同位置に存在することが出来ないものを物質とする

この二つは古代から知られていた。前者はとりあえず電子と考えてよいが、
後者のルールは残念ながらフェルミオンの導入で破棄されてしまった。

インフレーションは真実だと思し、インフレーションを説明する
理論はその時代の最も優れた理論であるといってよいと思う。
ウィトゲンシュタインが、「地動説が発見される前に天動説を信じていた
人は、地動説により説明される事実をどう解釈していたのだろう」と
問うたのは非常に正しい。心理的にだよ。認知的不協和を認知的に
克服することはあり得ないという同時代への警告だ。現代風に。
(心理学風に。哲学は心理学に還元されてしまったし、
フェスティンガーはその頂点だと思う。同学は現在は退行気味だが。)

つづき。しかしインフレーションという事実があるから、遡れば
宇宙は均質の小さな物質だった・・・という推論は馬鹿げている。
余りに馬鹿げているので、物質についての自明な定義を放棄せざるを
得ないところからもよく分かる。

情報が(観測不能な重力波も含め)光速以上で伝わらないという意味を
もう一度考えてみては?つまり我々は自分を中心とした視点で光速以上の
速度で遠ざかるその外部へ意図的な影響を与えることが出来ない。
また外部からの要因で我々が影響を受けることを予言する事が出来ない。
「つまりかつて宇宙の全体が量子的効果の発生する極めて小さな点で・・」
というような推論は、別の観測事実の解釈や、物質や情報といった
かなり明確な対象の取り扱いに関して破綻している。

端的に言うと、宇宙全体のエネルギーの総量が一定であるかどうかは
断言することができない。論理的に。人がモデルを作り、測定を行い、
モデルの精度が確かめられる。そういう順番だし、精度の低いモデルに
同時代的な価値はない。歴史的な価値はあるかも知れない。モデルは
個人や集団により共有される行動・説明規範だが、エネルギーは単に
モデル上にだけ措定された記述に過ぎない。ヒューム的な意味での感覚
自体が持つ制約として、我々はそういうものしか認識できない。
594考える名無しさん:02/07/20 17:39
>>591
なぜ?
それは実証的な立場じゃないの?
595考える名無しさん:02/07/20 18:10
哲学=俺の意見

という意味だろ。哲学の素養のない人程、哲学という言葉を
自分勝手な意味で使う傾向がある。
596考える名無しさん:02/07/20 20:29
「より」正しい「事象の解釈」の「共通了解」を模索する態度が『哲学』。
その意味で、理論物理学は『哲学的世界解釈』の一部を構成しうる可能性は
あるが、世界全体を解釈し『共通了解』を求める哲学の対象としては、『対象』
をあらかじめ限定しすぎている』。
勿論『事象』には『内的世界体験』をも含む。『外的世界体験』をとっても、
物理学の『解釈』は、一部をなし得るにすぎない。
例示すれば、「青色光と赤色光の違い」についての物理学の説明は、画家のそれ
を包摂できない。その『意味』で、物理学の解釈は『世界の一部を切り取った』
解釈にすぎず、哲学はもっと『欲張り』なガクモンである。
注1:哲学の『世界』という概念⊃『宇宙』
注2:到達不能であるが『存在』する絶対的真理⊃相対的真理A⊃相対的真理B・・・・
597考える名無しさん:02/07/20 20:31
精度というのは哲学の概念であると思われる。アリストテレス以来、(正統)哲学徒は観察命だから。
598考える名無しさん:02/07/20 20:37
>>596
その割には、何々論だとそこは扱わない(扱えるのに)とか、
ペケペケさんの言ってる事とずれてるとか、(拡大解釈も限定解釈も許さない)
それは議論しちゃ駄目とか、そーゆう発言ばっかりじゃん。
一部であるかも知れない科学の知識はとてつもなく貧弱だし、科学の枠内で
既に否定されている議論を持ち出すし(自然科学の拡大解釈は有り有りどころか、
積極的にやってるよね)

君が言ってることは昔の話だよ。今は他人の文章の字面を追うだけの、
揚げ足とり学だよ。揚げ足取るくせに取られると怒るし、議論を潰しに罹るし。
サイテーの連中だよ。

599考える名無しさん:02/07/20 20:37
『哲学』⊃(正統)哲学⊃アリストテレス嫡流の哲学
600考える名無しさん:02/07/20 20:40
哲学というのは、単にものの考え方だから、
にせもの『』がシェアを失うのが余りに低い。
ただ哲学(嫡流)が、インチキとはいえ
同業他者に取る態度は苛烈と言ってよい。なぜ?
601考える名無しさん:02/07/20 20:43
>>598
>>596の注2の階梯を右から左に動かそうとするのが『哲学者の共通了解』
であるはず。その(あくまで)一つの手法としての『弁証法』の中に、
>>598氏が不快感を持っている課程が存在する(のは仕方がない)。
602考える名無しさん:02/07/20 20:45
弁証法はヘーゲルの法律理論に俗する部分だ。
ヘーゲルは反カントの部分だけが哲学に属する。分けないとダメだ。
603考える名無しさん:02/07/20 20:46
>>600
真理探究より、自分学派の維持に血眼になってるからでしょ。
既に「学」じゃななくなりつつある。

今いる哲学者て、殆ど宗教の教祖みたいなタレントじゃん。
604考える名無しさん:02/07/20 20:49
日本の大学は輸入学問で始まったから、本国でほとんど死にかけていた
一過性のブーム学問も正規の講座として取り入れてしまった。

間違いを認めると失職するという意味では教祖とかわらない。
605考える名無しさん:02/07/20 20:49
>>601
だから、弁証法は自分の理屈の構築が終わって、自分の理屈に徹底して
使った後に他人対して使えって言うの。
今は弁証法合戦で、何も進んでないぞ。
606考える名無しさん:02/07/20 20:50
>>601
哲学が『商品価値(交換価値)』を持つことが少ないため、経済社会
『内』で、職業『哲学者達』がその少ないパイを奪い合わなければならないから。
その意味で、哲学は本来『貴族のガクモン』である方が望ましいのだが、
今や『大衆』も『余暇』を持つに至り、本来『貴族のもの』であるべき
領域に踏み込んでいるからです。
607考える名無しさん:02/07/20 20:51
>>605
あれは裁判の過程を模式化したもので、自分の思考の中で使うものではない。
608考える名無しさん:02/07/20 20:54
>>605
(理論)物理学と哲学の「範疇違い」についての議論は進んだものと思われるが。
609考える名無しさん:02/07/20 20:55
弁証法的に構築した俺の結論を受け入れられないのかこのDQNが!!!

という暴論は200年前にがいしゅつなので退屈だ。
610考える名無しさん:02/07/20 20:59
605
そうじゃなくてさっ。
同じくらい確からしい理屈っていっぱいあるよね。それの統合目指した方が
いいんでないの?って事が言いたいの。そうすっとさぁ理論物理と実験物理と
数学みたいな良い関係になって、他の学問から、糞扱いされたり、迷惑がられない

まず哲学の中でね。
もうやってると言われそうだけど、どー見てもつまみ食いと切り貼りだけだよ。
611考える名無しさん:02/07/20 20:59
>>606
『貴族』って何だよ?そんな奴日本にいるつーのか?
612考える名無しさん:02/07/20 21:01
>>611
旧華族はいるだろうが、そうじゃなく実体のない仮想的と戦わないと
永久革命にならないだろ?
613考える名無しさん:02/07/20 21:01
>>611
『「義務的労働時間」を持たない経済階級に属する者』
614考える名無しさん:02/07/20 21:01
華族ならいたよ。
日本だとパトロンは商人。
615Kurihara:02/07/20 21:05
なんか、僕好みの展開になってきましたね、
このスレも。結構なことです。
616考える名無しさん:02/07/20 21:07
マルクス思想の論法は、最貧困な者で就労義務のないものがいたら
理論の矛盾を認めるというものだ。義務労働時間がない・というのは曲解だ。
617考える名無しさん:02/07/20 21:10
>>616
おっしゃる通りですが、613の言わんとすることはお解りですよね。
618考える名無しさん:02/07/20 21:13
『貴族』より「有閑階級」の方がいいんではないかい?
619考える名無しさん:02/07/20 21:14
>>618
そうかもしれませんね。
620Kurihara:02/07/20 21:17
>>611
天皇一族が日本にはいますからね。
お忘れなく。
621考える名無しさん:02/07/20 21:20
>>620
皇族でしょ?あの人達が『貴族』だとすると、日本国民は税金で
『貴族』を養っていることになる。
622考える名無しさん:02/07/20 21:21
さて、ひもは何から出来ていると問う人がいるが、
これは問えない問題なので有る。
今後の研究が待たれるが、現在のひも理論では、ひもはひもとしか呼べない。
万物の最小単位で有ろう、という事が予測されているのである。
623考える名無しさん:02/07/20 21:22
要するに『哲学は有閑階級の「何のしがらみもない」人々が携わる(べき)
ガクモンである』ということ。
624考える名無しさん:02/07/20 21:26
>>622
古典物理学でも3次元空間の『点』は、あくまで『事象』であって、
空間的広がりを持たないものとされていますが、「ひも」は
3次元の『空間的広がり』を持つのですか?。
625考える名無しさん:02/07/20 21:29
>>624
24次元の存在を3次元で語る馬鹿ですか。
626考える名無しさん:02/07/20 21:32
>>624
24次元説を持ち出したのは私ですが、あなたにそれを説明できるんですか?
627考える名無しさん:02/07/20 21:33
次元と自由度の区別が付いていない。
628考える名無しさん:02/07/20 21:34
>>625
3次元の少ない脳細胞のくせによく言うよ。
629考える名無しさん:02/07/20 21:34
>>627
説明できるなら、説明してみろ。
630考える名無しさん:02/07/20 21:35
>>628
「ミクロの決死圏」ですね。
631考える名無しさん:02/07/20 21:35
>>1-22
ワロタ。
632考える名無しさん:02/07/20 21:36
>>629
同感ですね。
633考える名無しさん:02/07/20 21:37
>>629
どうせ粒子の運動を制限する制約の次元が二十何次元かあって、
それで粒子の運動は三次元に収束するんだろ。そういうのは
数学の論法ではよくあるが、物理的な実体があるとは思えないし
記述方法としてもどうかと思うよ。
634考える名無しさん:02/07/20 21:37
ひも理論じゃカラビーヤウ空間って6次元の空間が無数に小さな空間に折りたたまれて
るんですよね、hogeさん。
635考える名無しさん:02/07/20 21:38
>>632
てか、説明してください。(本音!

636考える名無しさん:02/07/20 21:39
>>635
『読んだことがある』程度なんですよ、きっと。
637考える名無しさん:02/07/20 21:39
数式がホトンドでてこないこのスレ最高
638考える名無しさん:02/07/20 21:41
三次元の空間で座標軸によらない運動の性質を記述するのに
まあなんとかヤンとかいう演算子を導入した所まではよかったんだ。

その後の物理数学のDQNぶりは猖獗を極めている。
639考える名無しさん:02/07/20 21:41
やっぱNHK特集おもしろいよ。
640考える名無しさん:02/07/20 21:42
>>637
じゃあ出せ。解説付きでお願いします。解ったな!!
641考える名無しさん:02/07/20 21:45
>>639
同感。少なくとも>638の言うことみたいに混乱の果てに
猖獗を極めているようなことはないですよね。
642考える名無しさん:02/07/20 21:46
物理用語を出すと物理ヲタが興奮するから、隔離板に行ってね。


わかってるよ。物理の話では誰にも負けないんだろ?
643考える名無しさん:02/07/20 21:48
結論!!!!

哲 学 者 と か い っ て る ヤ シ は 低 脳 馬 鹿 。

物理勉強しる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
644さっきまでROM:02/07/20 21:48
>>641
数式出すとROMが逃げますよ。こっちの方が面白いよ。
645さっきまでROM:02/07/20 21:50
>>634
隔離板に逃げた?
646考える名無しさん:02/07/20 21:50
そうだ。物理勉強しろ。物理は実験施設に費用がかかるあから
ポストが供給難だ。「物理学者とレモンは同じ。どちらも出なくなるまで絞る」
某CERN所長。ごちゃごちゃ言わず勉強しろ。
647考える名無しさん:02/07/20 21:52
>>642
>>645
ばか。「物理の帝王」を逃がしちまった。
648考える名無しさん:02/07/20 21:54
>>647
まだ居るみたいですね。24次元から話をそらすのに必死だけど。
649考える名無しさん:02/07/20 21:58
>>648
ん?なんだ??
聞きたいことがあるなら、とーさんに言って見ろ。
650考える名無しさん:02/07/20 22:02
>>648
だからぁ『物理の帝王』さんに、「判るように説明して」って言ってる。
さっきからずっと。
651考える名無しさん:02/07/20 22:13
説明汁!!
652考える名無しさん:02/07/20 22:16
>>649
私たちは3次元に住んでいると昔習いました。
3次元ならば絵にも描けるし理解できます。縦・横・高さの事ですよね。
4次元ってのはこれプラスの時間ですか?ココまではいいとしましても、
24次元とは何者ですか??5番目の次元、6番目の次元は何を表しますか?
はっきり言って、全くイメージできません。よろしかったらわかりやすく
教えてください。お願いしますm(_ _)m。
653649:02/07/20 22:17
>>652
  ∧ ∧     ┌────────
  ( ´ー`)   < シラネーヨ
   \ <     └───/|────
    \.\______//
      \       /
       ∪∪ ̄∪∪
654考える名無しさん:02/07/20 22:18
今エレガントな宇宙読んでます。
で、とりあえずひもは空間的に広がりをもっているそうです。
その長さプランク長程度。らしいです。

あとひも理論だと相対性理論と量子色学が矛盾しなくて、
重力も取り込めるんだって。
655考える名無しさん:02/07/20 22:18
待ち構えてたろ(w
656考える名無しさん:02/07/20 22:22
>>653
ひ、ひどいです。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん
657考える名無しさん:02/07/20 22:56
>>653
>>655
説明できるんなら説明しろよ。できないなら素直にそう言えよ。
658考える名無しさん:02/07/20 22:58
バカに理解させる方法はないよ。
659考える名無しさん:02/07/20 22:59
>>657
何を説明するデスか?
セックルのことは経験無いから勘弁ナ。
660考える名無しさん:02/07/20 23:00
>>658
俺は頭いいぞ、説明汁!!
661考える名無しさん:02/07/20 23:00
セックルは、実は相手に体重を全部預けた方がよろこばれる。
662考える名無しさん:02/07/20 23:03
ん?エレガント、というのは数学的にシンプルな説明
という意味だぞ。次元というのはエレガントではない。
超立体テンソルなんぞ論外。何だ超って。
663考える名無しさん:02/07/20 23:05
>>660
分かった。説明してやるから、問題を
きっちり書け!!話はそれからだ。
664考える名無しさん:02/07/20 23:12
>>663
じゃあ質問 

宇宙ヤバクネェ(*_*)\バキ

ひも理論で言う4次元以上の次元ってなんですか?
立横高時間、次は何?

何?と言うのがむずかしいのだったら、どんな風に考えれば良いの?
シラネーヨ無しでお願い。
665考える名無しさん:02/07/20 23:14
664
紐が振動しているだろ?紐が振動する向きってのがあるだろ?
縦とか横とか。それを次元に数える。球だとそういうのがないから、
位置だけ見て三次元「空間」とか、時間も入れて四次元「時空連続体」という延長。
666考える名無しさん:02/07/20 23:18
>>663
よっ!待ってました。
『24次元の空間が4次元に「折りたたまれている」という言説
 が「正」であって、「誤」ではないこと』
667考える名無しさん:02/07/20 23:19
test
668考える名無しさん:02/07/20 23:21
>>665
ありがとう。
ちょっと出てたけど自由度って事。また別?

後々。次元を折りたたむってのは、3次元空間で薄い薄い紙の表面を
2次元ぽく扱うのとおんなじ事?
669考える名無しさん:02/07/20 23:28
>>665
4次元までは何とか判るが、残りの20次元は?
670考える名無しさん:02/07/20 23:31
割り込んですみませんが、「宇宙そのものが24次元でできている」
んですか?何で23次元や25次元ではないのですか?
671考える名無しさん:02/07/20 23:38
>>670
何度同じことを言わすんだ!
できてるかできないかじゃなくて、
理論上の整合性があるかないかの話し。
次元はあくまで計算上の問題なの。
672663:02/07/20 23:45
>>666
>『24次元の空間が4次元に「折りたたまれている」という言説
> が「正」であって、「誤」ではないこと』
これが正しい理論かどうかは知らないけど、理屈としては「正」だと
思うし、この仮説からいろいろ説明できる点で魅力的だと思うよ。

まずね、ココで言う次元ってのは数学で定義された物ね。数学的には
任意のn次元空間ってのも定義できる。で、「折りたたまれている」って
のは、空間のコンパクト化のことかな?4次元の時空と残りの時空は素粒子
の内部空間になってるってアイデア?内部空間ってのは素粒子内部に存在
する抽象空間で、素粒子のもつ性質を決定すると考えられる。まぁ、漏れにも
内部空間がどんなもんか具体的にイメージするのは無理だな。ごく一部の
超天才ならイメージできるかも知れんが・・・。しかし、素粒子の性質を数式で
記述していく上では非常に便利だよ。

むしろ数式を説明した方が、24次元は理解しやすいのかも知れない。漏れには
日常感覚での直感的な24次元の説明はチト難いナ。スマソ。
673考える名無しさん:02/07/20 23:47
数式ででも説明して。
674663:02/07/20 23:51
>>673
教科書マル写ししてもいいが、数式フォントが入ってないので
面倒くさくなりそうなのでヤダ。おっきな本屋で立ち読みしる!!
675考える名無しさん:02/07/20 23:52
>>672
かつて、ニュートン物理学が『数学的整合性』を持っていた時代がありますよね?
とすると、ポストポストニュートンも『あり得る』ということは、『帰納法』的に
言えるということですよね?
676考える名無しさん:02/07/20 23:54
>>674
了解です。
677考える名無しさん:02/07/20 23:56
>>672
まず線形空間とか例にだして次元の概念を教えてやったら?
678考える名無しさん:02/07/21 00:00
>>675
俺も同じことを考えていたよ。真理は相対的で「時代の子供」だ。
「数学」が葵の印籠にはならんつーっことだ!
679考える名無しさん:02/07/21 00:00
f(x)
f(x,y)
f(x,y,z)
f(x,y,z,t)
f(v,w,x,y,z,t)
f(24個)

こーゆうこと?
680考える名無しさん:02/07/21 00:02
>>679
お前アフォだろ?
681考える名無しさん:02/07/21 00:02
数学も万能ではないと



言ってみるtest
682考える名無しさん:02/07/21 00:03
>>680
そうだよ。何がいけないのさ。
どんなに僕が馬鹿か説明汁。
683考える名無しさん:02/07/21 00:03
>>681
万能などとは誰もいってねえよ。
ただ日常言語よりもこの手の話をする時に都合がいいの。
684兎詩 ◆JjrBDlws :02/07/21 00:04
僕は、縦横の二次元に高さの方向を導入したものを三次元といい、同様に三次元に縦横高
以外の方向を追加したものを四次元という、そして、三次元でしか知覚できない我々には
四次元の方向を知覚することはできない、と聞いたことがありますがそうなんですか?
685考える名無しさん:02/07/21 00:05
哲学は常に万能です。いつの時代でも「知の女神」です。
数学は「召使い」の頭ですね。
686考える名無しさん:02/07/21 00:05
>>681-683
自作自演はもういいよ。
687考える名無しさん:02/07/21 00:06
>>686
たぶん誤解
688考える名無しさん:02/07/21 00:08
ネェネェこれじゃ駄目なの?
f(x)        1次元
f(x,y)       2次元
f(x,y,z)     3次元
f(x,y,z,t)    4次元
f(v,w,x,y,z,t)  6次元
f(24個)      24次元。

4次元をtで微分すると3次元。

こーゆうこと?
689考える名無しさん:02/07/21 00:09
というか>>1がいくら頑張っても俺らに宇宙論を講義するのは無理だと思う。
仮に理系の別の専門の奴がここにきてもそれは同じ。
所詮科学屋なんて細分化されて専門以外のことは何もわからん奴ら。
なんでも出来る俺達とは違うの。
690663:02/07/21 00:10
>>675
ニュートン力学は現代物理において全否定されているわけじゃない
と思うんだけど。マクロな物体の運動はニュートン力学で十分記述
出来るし、数学的整合性も持ってると思うが。ただね、ニュートン力学
じゃ説明できな現象があった。それで量子論なんかが生まれてきた。

現在の理論で説明できない現象が出てくれば、これからも理論は
どんどん拡張されていくと思う。これをポストポストニュートンって
呼ぶならば『あり得る』と言えるんじゃなの?
691考える名無しさん:02/07/21 00:10
>>689
熱烈歓迎同意です。
692考える名無しさん:02/07/21 00:10
>>688
中途半端に数学の知識がある分、手のつけようのないアフォさ加減だな。

693考える名無しさん:02/07/21 00:11
>>691
>>689はネタだろ
694考える名無しさん:02/07/21 00:16
>>692
あの程度でいいんじゃねーの?
695考える名無しさん:02/07/21 00:18
独立変数が24個あるってことじゃないの?
696考える名無しさん:02/07/21 00:20
一般相対性理論
「全ての事象は相対的に顕現する」
もとい!
「空間の座標は絶対として定義されえない」
もとい!
「数学」の体系さえいつか「更新される」
697考える名無しさん:02/07/21 00:21
>>694-695
>>692が答えてくれるよ。
698デアルカ:02/07/21 00:22
ふむぅ。であるか。
699考える名無しさん:02/07/21 00:23
>>696
一応相対論やったことあるんだよね?
700考える名無しさん:02/07/21 00:24
せっかく、おまいら低脳猿に知恵を授けてやろうとしたのに、
この体たらくか・・・

もぅ、おまいらには絶望した。一生、電波ゆんゆんしながら
オナニでもしてろ。。。
701考える名無しさん:02/07/21 00:25
このスレかなり哲学的かも。
702考える名無しさん:02/07/21 00:26
ttp://www.ma.is.saga-u.ac.jp/uehara/coding/codlec10.pdf
昨日からこれ読んでたんだがなんとなく次元とかわかったぞ。
703考える名無しさん:02/07/21 00:26
>>696
面倒くさそうな煽りだなぁ。
くわばら、くわばら。
704考える名無しさん:02/07/21 00:28
>>696
お前は数学以前に論理学を勉強しる
705考える名無しさん:02/07/21 00:29
>>699
「やったこと」はありますよ。
あなたと同じ程度(たぶん以上)。
706考える名無しさん:02/07/21 00:32
>>705
一般相対論と特殊相対論の違いは分かってるよナ。
707考える名無しさん:02/07/21 00:34
>>706
一般⊃特殊ですよね。
708考える名無しさん:02/07/21 00:38
>>707
ホ ン ト ニ ワ カ ッ テ ン ノ カ ??
709考える名無しさん:02/07/21 00:38
>>707
ワラタ
710考える名無しさん:02/07/21 00:39
>>707
ここでマジレスしたら負けなんだろうな・・
711考える名無しさん:02/07/21 00:42
『今や哲学者を名乗りたいなら、教養程度の物理は勉強する
必要がある』ってのが結論でよろしいですか?
712考える名無しさん:02/07/21 00:43
>>711
少なくとも科学を語りたいならその程度は知ってないと叩かれるだろうね
713考える名無しさん:02/07/21 00:45
>>708
あんたが相対論を「誤解している程度」は判っているよ。
714考える名無しさん:02/07/21 00:46
>>711
僕は哲学を専攻したいと思ってるけど、
できることなら高校の物理くらいからやりたいと思うよ。
数学III・Cも。
715考える名無しさん:02/07/21 00:47
>>714
高校物理はF=MA中心だから、数学を勉強しましょう。
716考える名無しさん:02/07/21 00:47
>>713
ブルーバックスかなんかで相対論を理解したと思っている痛い哲学科だろ?
717考える名無しさん:02/07/21 00:48
>>714
数学III・Cってなに?
オサーンでスマソ。
718考える名無しさん:02/07/21 00:49
>>717
高校の微分積分
719考える名無しさん:02/07/21 00:49
>>712
「科学を語りたい」ヒトの茶飲みの相手としては
たたかれるだろーな。縁台将棋の世界と同じ。
720713:02/07/21 00:50
>>716
その程度で何がいけない?
721考える名無しさん:02/07/21 00:51
>>715
微積分と線形代数と確率・統計やればイイんですかね。
722考える名無しさん:02/07/21 00:52
>>716
「相対論万能」でいつまで飯食うつもり?
今は残念ながら21世紀ですよ。
723考える名無しさん:02/07/21 00:53
>>718
おー。微積か。
微積は数学III・Cなんてカコイイ名前で呼ばれてんのか。

微積は重要だ。是非ともがんがって欲しい。
古典物理なら、式一個理解してれば後は微積使って
ほとんどの問題に対応できる。

いいか。暗記するんじゃなくて、理解しろ。
724考える名無しさん:02/07/21 00:54
>>722
ネタとしてつまらん。相対論の基礎程度なら理系ならみんな必修だろ。
725考える名無しさん:02/07/21 00:55
>>721
行列がなくなるとか聞いたんだけどまだ有る?
あればやっといたほうが良い。

結局全部(w
数学は勉強しておいて損は無いって事だ。
726考える名無しさん:02/07/21 00:56
>>723
微積理解推賞してる奴が「相対論どうのこうの」って言うのか?
727考える名無しさん:02/07/21 00:57
>>726
言うけど何で??
728考える名無しさん:02/07/21 00:57
>>723
がんがる。(プ
729考える名無しさん:02/07/21 00:59
>>728
( ´,_ゝ`)プッ
730考える名無しさん:02/07/21 00:59
お花畑より程度の低い煽りが一匹
731考える名無しさん:02/07/21 00:59
このスレもうだめぽ
732考える名無しさん:02/07/21 01:00
>>725
なくなるのはガウス平面らしいです。
でもって再び1次変換をやるみたいです。
733考える名無しさん:02/07/21 01:00
>>723
理系とか?誇りなんですか?
常識は常識。法律や政治を理解できない「言い訳」と
「攻撃は最大の防御」の合わせ技でしょ?
734考える名無しさん:02/07/21 01:02
>>733
理系は法律を全然知らんから犯罪者予備軍も同然だよな
735考える名無しさん:02/07/21 01:02
>>733
別に誇りじゃないよぉー。
物理出来ないヤツは見下してるけどぉ。
736考える名無しさん:02/07/21 01:03
>>733
あまり深いこと言っても、理科バカにはわからんよ。やめれ。
737考える名無しさん:02/07/21 01:04
なんだ追いつめられたら法律の話か?

お ま い ら 法 学 専 攻 の 方 々 で す か ??
738考える名無しさん:02/07/21 01:04
>>732
そっかぁ虚数が無くなるのかぁ…
739考える名無しさん:02/07/21 01:05
>>734
ホントに怖いよね。こういう奴ら。おおこわ。
740考える名無しさん:02/07/21 01:07
文理の分離。なんちゃって・・・
741考える名無しさん:02/07/21 01:08
>>738
多分、極刑式がなくなるだけだと思いますが……
じゃないと複素数解という概念自体がどっか行ってしまうので。
742考える名無しさん:02/07/21 01:09
↑極形式でした。
743考える名無しさん:02/07/21 01:11
おいおいこの板


馬鹿の巣窟ですか(藁


744考える名無しさん:02/07/21 01:11
>>739
ここにいる理系の奴は、「倫理なんて物理にはかんけーない」
と「やったら必然」を楯に「何でもあり」と思っているんです。
罰する手段はないんですかね?
745考える名無しさん:02/07/21 01:11
このスレ文系理系いう以前に、高校以下の奴しかいないんじゃないのか?
高卒とかリア工とか。
746考える名無しさん:02/07/21 01:13
>>745
文理共通の「タブウ」をいうバカ。
747考える名無しさん:02/07/21 01:13
>>1が消えた時点でこのスレはしにますた
748考える名無しさん:02/07/21 01:14
>745

まじで馬鹿をハケーンしますた。
749考える名無しさん:02/07/21 01:15
>>745
高校数学の話をしてる時点でそれっぽいよな。
でも実際には文理共に東大生様とかが常駐してるんだよ!
750考える名無しさん:02/07/21 01:16
>>745
実 家 は 大 家 族 で す か ?
751考える名無しさん:02/07/21 01:16
>>745
お前が高卒だからって一緒にスンナ
752考える名無しさん:02/07/21 01:17
>>749
>でも実際には文理共に東大生様とかが常駐してるんだよ!
それは、それで、有る意味嫌だ(w
753考える名無しさん:02/07/21 01:17
東大(文)ですが何か?
754考える名無しさん:02/07/21 01:18
>>745
「すいませんでした」って言いなさい。すぐに。
755考える名無しさん:02/07/21 01:19
分かった!!!

「物理の基礎知識もないのに世界についてしたり顔で語る
お前等が気にくわない」

漏れの苛立ちはコレだ。
756考える名無しさん:02/07/21 01:19
>>753
東大(法)も見てます。
757考える名無しさん:02/07/21 01:20
>>756
理一も見たり見なかったり。ROMだけどな。
758考える名無しさん:02/07/21 01:21
ケンブリッジ(ホウ)モミテマースヨー。
759考える名無しさん:02/07/21 01:22
日本は大丈夫でしか( ´D`)ノ
>>753
>>756
>>757
あっ見てるだけか。(・∀・)
760考える名無しさん:02/07/21 01:22
東大(文)くらい使いもんにならない奴らはいないよ。
なぜかわからんが。
761考える名無しさん:02/07/21 01:23
>>755

そう思うことに同意できるが、
「哲学の基礎知識もないのに世界についてしたり顔で語る
お前等が気にくわない」
ということにも同意できる。
どっちもどっちだと思います。
で、哲板に物理の基礎知識を輸入しようというのが、>>1さんの目的なのでは。
基礎知識というには僕には難しいけど。
762考える名無しさん:02/07/21 01:23
学歴スレはココですか?
763753:02/07/21 01:24
文学部じゃないよ。(文)とは文系という意味。
教養。
764考える名無しさん:02/07/21 01:24
>>746-758
この反響の多さ(鉄板で・・。

745 :考える名無しさん :02/07/21 01:11
このスレ文系理系いう以前に、高校以下の奴しかいないんじゃないのか?
高卒とかリア工とか

あ る 意 味 核 心 つ い た の か ?

漏れは首都圏国立卒。(東大様にはおよばねぇ
765考える名無しさん:02/07/21 01:25
>>761
煽りでなくマジで、万難を排して聞くが、
世界を語るのにどのへんに哲学が必要なの?
766考える名無しさん:02/07/21 01:25
>>760
自覚ないバカの「一時収容施設」だから、それは当たり前でしょう?
767考える名無しさん:02/07/21 01:27
ていうか>>745の説が本当なら
もう、鉄板で語るの馬鹿らしくねぇか?
768考える名無しさん:02/07/21 01:28
>>766
一応、難しい試験を突破したんだからバカでは
無いと思うが・・・
769考える名無しさん:02/07/21 01:28
>>765
俺は理系だけど、ある程度哲学の知識があったほうが楽しいし、
科学のこともよりよくわかるような気がするぞ。
770考える名無しさん:02/07/21 01:30
>>768
東大文学部はアフォかつアカ。これ常識。
771考える名無しさん:02/07/21 01:30
>>768
禿同。
> 7 6 6
そんな事いうなら貴様の学歴こそ晒してください。(ま、東大なわけねーな
772考える名無しさん:02/07/21 01:30
なになに?何のけんかしてるの?
773考える名無しさん:02/07/21 01:30
>>769
哲学ってのは楽しい楽しくないにしか、関わってないの?
物理の空想だけで楽しめる人間にはいらないの?
774考える名無しさん:02/07/21 01:31
>>767
俺的には、>>749の説が本当の方が嫌。
775考える名無しさん:02/07/21 01:32
>>768
ホントにそう思ってるんだったら、あんた、サヨナラね。
るさんちマンの「囲いスレ」に逝ってください。
776考える名無しさん:02/07/21 01:32

    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
   /   ,――――-ミ
  /  /  /   \ |
  |  / ,(・) (・)|
  (6       つ  |
  |      ___  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  < 東大なんているわけねぇだろ!
/|         /\   \__________

777考える名無しさん:02/07/21 01:33
全然宇宙の話なんてしてないじゃん!
778考える名無しさん:02/07/21 01:34
たまに来て、煽って知識落として帰って行くのなら分かる。
時々キラリンって光る人が居るじゃん。

常駐なら嫌。
779考える名無しさん:02/07/21 01:34
>>776
根元的るさんちマン!!よ。
おれ、こう見えても東大。バカばっかだよ。入ってみれば。
780考える名無しさん:02/07/21 01:35
>>775

あんたは馬鹿です!断言できます。
書香家の気配がレスに少しもしません。アフォ決定。
781考える名無しさん:02/07/21 01:35
>>777
こいつらに宇宙の話してもさっぱり理解して
くれないことが、このスレで証明されますた。
782考える名無しさん:02/07/21 01:37
全ては>>702のpdfファイルを読んでからだと思う。
783考える名無しさん:02/07/21 01:38
「東大は出たけれど」の時代だからネ。
で、「宇宙」はどうなってるの?
784考える名無しさん:02/07/21 01:38
>>781
哲学やるヤツは利口に見せかけたい浅学非才なアフォばかりと確認できたところで
このスレ終了!理系の自分的には満足です。
785考える名無しさん:02/07/21 01:38
>>782
読んだけど?
786考える名無しさん:02/07/21 01:38
>>784
俺は理系だけど、哲学って捨てたもんじゃないと思うぞ。
787考える名無しさん:02/07/21 01:39
>>785
なら次元とかわかったろ?俺はわかったような気がする。
788考える名無しさん:02/07/21 01:40
>>765
科学的方法論の立場を相対化できるからじゃないでしょうか。
割と初学者向けの哲学史の本でも、科学史的なものを書いてあるのもあるし。↓例
ラグランジュ・ハミルトンの解析力学やヘルムホルツのエネルギー恒存法則とかが力学的自然観をつくった、
ヘルムホルツ学派のヴントが近代心理学を創始した、とか(心理学辺りだと文系も関係するし)。
ただ僕が科学史好きなだけかもしれんが。
789784:02/07/21 01:40
>>786
本音は同様。あんまり騒いでっから出張してきただけ。
俺も興味あるよん。
790考える名無しさん:02/07/21 01:40
>>787
うん。と言えるかちょっち自信ない。
独立変数だけで語っちゃ駄目というのは、染み入った。
791考える名無しさん:02/07/21 01:41
いや、こういうスレ見ると、いろいろな人がいろいろな勉強しているというのが少し分かった。
私にも少し刺激になった。
792考える名無しさん:02/07/21 01:43
というわけで今度は哲学屋が理系にオススメの入門書を紹介しる
793788:02/07/21 01:45
>力学的自然観をつくった

つくったんじゃなくて「完成」。。。
デカルト〜ニュートンからとっくの昔に始まってる。
794考える名無しさん:02/07/21 01:48
とりあえず、文系理系(理系文系でもいい)和解。
という日本的手打ちでいい?
795考える名無しさん:02/07/21 01:49
つーか喧嘩してるのは一部の厨だけ
796考える名無しさん:02/07/21 01:49
>>794
文系はもう寝たよ。
797考える名無しさん:02/07/21 01:50
理系も寝ますた。後は夏厨のみです。
798考える名無しさん:02/07/21 01:51
わーい。僕の時間だ。
799考える名無しさん:02/07/21 01:51
>>798
ヽ( ・∀・)ノマンコー
800考える名無しさん:02/07/21 01:52
>> 794
じゃ、まぁ、ここはひとつ三本締めでお願いします。
お手を拝借!いよ〜ぉっ!(パンパンパン!
801考える名無しさん:02/07/21 01:54
お疲れさまでした。
802考える名無しさん:02/07/21 01:54
|=゚ω゚)ノ 鉄板のひと煽ってゴメンね。
803考える名無しさん:02/07/21 08:08
次元って、ルパンの相棒だろ ?
804考える名無しさん:02/07/21 09:35
煽り合いは終了か

理論はたくさんある
ニュートンもアインシュタインも一つの理論だ
その中でどのような理論を選択していくか

より先入観を捨てて観察に合致するものが残っているのか
より実験に沿い合理的なものが残っているのか
より全体を通して有用なものが残っているのか
より運と権力を味方につけたものが残っているのか

そのような問題を解決せずにはいられない
805考える名無しさん:02/07/23 00:35
ヽ( ・∀・)ノマンコー
806考える名無しさん:02/07/23 02:20
hoge さんは,哲学のことで何かききたいこと,ないのですか?
807hoge:02/07/23 07:33
>>806さん
じっくりと自分で考えてみたいんです。
どもですー

理論選択・・ですが、結局は実験に合う物以外は淘汰されます。
素粒子論や宇宙論は極めてクリーン(というか病的なまでにクリーン)な社会なので
どんな大家がどんな美しい理論を立てても実験で否定されればそこで終ります。

・・・ただ例外はsuperstringですか。現状ではほとんど実験に適応できない。
困ったことに、professorレベルの人は実験のこともとても知ってるのですが、
今のsuperstringの学生はほとんど、というか全く知らない人が多すぎます。

「ミューオンが崩壊することを知らない」 Ph.Dがいることを聞いて愕然としましたし
現在どんな実験があるか全く知ろうともしない人もいます。
これって自然科学ではないよ。「Meta-Physics」になってしまいかねない。
なんとかつなげないと・・・
808806:02/07/23 10:41
>>807
hoge さんは,哲学板の人たちに対して,
教えてあげたいことはあっても,ききたいことはない…
そのあたりがスレの荒れる一因かも.

それはさておき,現在おこなわれている,あるいは近い将来予定されている実験の中で,
hoge さんが特に注目しているものは,どんなものですか?
809hoge:02/07/24 17:20
哲学ですが、自分でゆっくりと咀嚼したいんです。すみません・・・

実験ですが

「KamLand」(期待度:大)
太陽ニュートリノ問題の解を恐らく最終的に一意に定めるだろう検出器。
予想通りにくると「Hyper-Kamiokande」は作られることになるでしょう。

「Auger」(期待度:中)
超高エネルギー宇宙線の統計を圧倒的に引き上げる検出器群と衛星。
仮に宇宙物理的な説明が不可能であれば、一気に素粒子論の
深部の情報が得られることになります。

「LHC」(期待度:最大)
大本命。素粒子の最後の希望。陽子陽子の最高エネルギー加速器。
新しい何かが見つかれば、まだ続けられる。

「JHF-SuperK」(期待度:大)
JHFという陽子加速器からニュートリノを圧倒的に打ち出し、Super-Kamiokandeで
捉えることによってニュートリノによるCPの破れを探り、そして宇宙の物質非対称性へと
踏み込むことが出来ます。

「TESLA,JLC,NLC」(期待度:最大)
電子陽電子線型加速器。LHCと対になる、超精密測定用加速器。
これが無いと新しい物理を調べられないのですがまだ承認されてない・・・

いっぱいありますけどこの辺で。
810考える名無しさん:02/07/24 17:49
シュレディンガーの猫の問題が解けないのは、物理学的概念の限界の表れ。
物理学的概念は、恣意的で限定的な定義。

物理学より上位の領域は形而上学という哲学の聖域。
811hoge:02/07/24 18:45
大体準備が終った・・・

>>810
もちろん物理学は限定的なシステムを論ずる物です。
だからこそそのシステムでは圧倒的成功を収めたわけで、
形而上学のほうが領域が広いのは最もです。

・・・ただシュレディンガー猫は解けてる、というより
量子力学の本質そのものなのですが。
否定するならそれを近似で含む理論が要りますよ。
812考える名無しさん:02/07/24 18:51
>>810
物理的のことで聞くことはまだまだいっぱいあるんじゃないの?
それに、hogeさんは忙しくて哲学の勉強をする暇がないでしょう。(いままでの文脈からいって)
「哲学ですが、自分でゆっくりと咀嚼したいんです。すみません・・・」
という言葉を無視しちゃいけないよ。
hogeさんに質問ですが、YAHOOで「多世界解釈」(エヴァレット解釈)を検索したら、
「市販の本は全部間違っているので信じないように」と出ていたので驚きました。
あと著名な教授も間違って解釈しているとも出ていました。これは本当なんですか?
813考える名無しさん:02/07/24 19:11
>>821
トンデモ学説を読んだんじゃないの?
やたらと自分以外は全部間違ってるとか、大学の先生は間違ってるとかいうじゃん。
814考える名無しさん:02/07/24 19:46
>>813
どうか調べてみてください。
Yahooだと1件しか出てこないからすぐ分かりますよ。
あとХエヴァレット
  〇エヴェレット
815pio:02/07/24 23:58
今日はじめて哲学板にきたのですがとてもいいスレだったので一気に読ませていただきました。
大変勉強になったのでhogeさんこれからも続けてくださいね。

で質問があります。hogeさんかなり精通しておられるようですが今D何なのでしょうか?
僕は今大学の理学部4回生なのですが、いろいろ思うところあって宇宙論の方向にすすむのを
あきらめて物性分野にすすもうと思っています。宇宙論をあきらめた理由として物理板に「現在
素粒子理論のPDが国内約200人いて毎年約50人づつ増えている。しかし1年間のポストの空きは
6,7名であり9割は他の道にすすまざるをえない」とあったのですが本当にこれくらい
厳しいのですか?また宇宙論でもこれくらい厳しいのでしょうか?
また院生たちはその厳しいポストをめぐってあらそわねばならないため1日たりとも遊べない状況
なのでしょうか?

816pio:02/07/24 23:59
↑続き
で僕はこういうプレッシャーの中で勉強するのではなくもうすこしのびのびと
やりたいと思ったので趣味としてこれからも続けていくことにしました。
来年物性(実験)の院にいってもこっそり毎日1,2時間くらい素粒子の勉強
続けていこうと思っているのですが場の理論はじめてだいたい何千時間くらいで
現在の最先端まで理解できるでしょうか?
それともセミナーなど抜きに個人で教科書あさって論文読むのだけでは
理解するのは無理なレベルなのでしょうか?
10年かけてでもやり抜きたいと思っているのですが・・
宇宙論と関係ない話ですがそのあたりのこと教えていただけないでしょうか?
817hoge:02/07/25 02:11
>>812さん
多世界解釈については未だに量子物理学者で議論されている分野で
どれが正しいかとかは不明です。
しかし、そういう態度を取る人の意見は僕は信じません。
(批判を受け付けない人としか思えない。科学者の態度ではないです。)

>>815 pioさん
今D1です。
さて、思うところとは「ポストに就けなかったらどうしよう」と言うことでしょうか。
その書き込みの通り、素粒子論はとっても厳しいです。
宇宙論はもっと厳しいみたいです。

・・・だからといって物性に進む、というのは「絶対にお勧めしません」
物性理論だって甘いわけではないです。一生後悔する方にかけます。

本当に宇宙論がやりたいのならやるべきです。本当にやりたいのなら
始めの1年くらいは基礎作りであまり面白くなくても我慢できるはず。
それが終わり研究が始められるレベルになれば、もう止められなくなります。
あまりに楽しい。自分で未解決問題を考え、考察し、論文にする。
その過程でまた学べる。発表して沢山の人と議論できる。
そしてまた・・・

もちろん敗れ去る人も大勢います。そういう人でも、後悔の無いくらいに努力していれば、
十分に研究を楽しんで、諦めることに涙して、最後に良き日々だったと笑えるはずです。

是非、自分で選ぶ自分の好きな路を歩んでください。応援します。
818考える名無しさん:02/07/25 02:19
>>817
ポスドクになれるだけまだマシって説もあるけどね
819pio:02/07/25 19:55
>817
すみません、もう願書だしてしまったので(;´д⊂)
ちなみに物性実験です。心の中では宇宙論と物性実験のやりたさは
6対4くらいだったのですが、自分の才能とやる気を信じれなかったへたれです。
あきらめて涙して笑える自信がなかった・・。
2年後どこかの電気メーカーにでも就職しているでしょう。はたして10年後悔し涙を
流しているのかそれとも笑っているのか・・。

でも勉強はつづけていきたいとおもってます。プロにはなれなかったが一流のアマチュアを目指して・・。

物理板で外国の大学で素粒子の学位を通信教育で取った
といっておられた方がいたのですが、そんな大学あるんでしょうか?
その人は働きながら空いた時間で取ったといっていたのですが。。
820考える名無しさん:02/07/25 20:30
>>819
ドクターを取れるかどうか知らんが通信で外国の大学を卒業することはできるよ。
821pio:02/07/25 20:39
>820
そうですか、その人はDの学位論文書いているところといっていたので
どうやら本当のようですね。ちょっと探してみます
822考える名無しさん:02/07/25 23:53
>(批判を受け付けない人としか思えない。科学者の態度ではないです。)

カッコイイ!!!
このスレ最初から読んでたけどhogeさんを一瞬で気に入ってしまった
823考える名無しさん:02/07/26 01:05
D1ってなに?
824考える名無しさん:02/07/26 01:12
ドクター過程1年、大学院に行って3年目
825兎詩 ◆JjrBDlws :02/07/26 02:10
現在この世界で最小と思われているものはなんでしょう?それと確認されている最小の物
質も教えてもらいたいですが、、、。
ひょっとして既出の質問ですか?でしたらすいません。過去ログを読ませて頂きます。
826考える名無しさん:02/07/26 05:28
ていうか、科学って、
現在時の認識のカテゴリーに乗っ取って行われる認識の、「説明仮説」であって、
「前提が正しいかどうかは問わない」とか行ってる時点で、
正しさ、は保障できないよね。
これだから科学馬鹿は……。
827考える名無しさん:02/07/26 08:27
>>826
?あなたの言う正しさが保証できることって,たとえば何なの?
828考える名無しさん:02/07/26 11:38
>>826
科学が、完全な哲学の分派というわけではないことは、科学史をやれば解る。
科学は哲学にとっては1つの方法論以上のものではないが、科学自体はそれ以上のものなのでしょう。
829考える名無しさん:02/07/26 11:39
科学の起源は宗教だ。東ローマ帝国が崩壊して宗教文献がイタリアに流入したのが直接のきっかけ。
830考える名無しさん:02/07/26 12:02
>>826,829
科学か宗教かを争うスレッドではないんですが・・
あなたが言いたいのは科学の根底には「科学への信仰」があると言いたのでしょう
が、そして歴史的にそれは宗教から生まれてきたのだと言いたいのでしょうが、
ここは、そんなことを、まったく問うスレッドではないんです。
非常に迷惑ですよ。あなたは自分で、その様なスレッドを立ててそこで、思う存分
議論する方がいいですよ。もう一度言いますが、
科学か宗教かを争うスレッドではないんです。
831考える名無しさん:02/07/26 14:12
>>829
違うかと思われ。
832ピタゴラス:02/07/26 14:26
>>829
俺の功績は?
833hoge:02/07/27 09:04
>>825さん
「現在の物理学のエネルギーではその内部構造を把握できない物」
を素粒子と呼びますが、これは

クォークが6つ
レプトンが6つ
ゲージボソン(力を媒介する物)が4つ
が確認済みです。
あとは
ヒッグス粒子が1つ
重力子(重力を伝播するもの)が1つ

存在するとほぼ思われています。大きさは全て10^{-17}cm以下です。

より高エネルギーの加速器を作れば、より極微の、より初期宇宙の世界に迫れます。


834兎詩 ◆JjrBDlws :02/07/27 09:34
hogeさん、ご教授どうもです。
クォーツは聞いたことがありますが、それ以外はチンプンカンプンです。ですが、すげー
面白そうな感じがします。僕は科学専攻ではないのですが、今年の夏休みはずっと科学を
勉強してみたいと思います。
835806:02/07/27 10:39
>>833
・「現在の物理学のエネルギー」とはどういう意味ですか?

・なぜ「高エネルギー」が「極微」や「初期宇宙」に通ずるのですか?
836考える名無しさん:02/07/27 12:51
>>833
重力子はゲージボソンじゃないですか??
ゲージボソンは4つですか??
837考える名無しさん:02/07/27 13:03
>>833
ヒッグス粒子=重力子ではないんですか?
838考える名無しさん:02/07/27 14:42
>>837
違うと思う。
839考える名無しさん:02/07/27 22:18
hogeさん。横レスですみませんが、
何か偉大な業績を上げようと思うなら
物理だけでなく哲学をやる必要があると思いますよ。
物理ばかりやっていたら発想の転換が難しいと思います。
微積分に貢献したライプニッツ(大陸合理主義)も数学者であると同時に哲学者でありました。
無限小の概念は哲学から得られたものですし。
インドのゼロの概念も空性の思想から生まれたらしいですしね。
特に宇宙物理学や量子力学などある意味哲学的(笑)な分野では哲学を学んだことが必ずあとで役に立つと思います。
急がば回れということで。
840親切な人:02/07/27 22:26

ヤフーオークションで、凄い人気商品、発見!!!

「 RX-2001 」がパワーアップした、
「 RX-2000V 」↓
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/NEO_UURONNTYA#.2ch.net/

ヤフーオークション内では、現在、このオークション
の話題で、持ちきりです。

ヤフー ID の無い方は、下記のホームページから、
購入出来る様です↓
http://www.h4.dion.ne.jp/~gekiyasu/#.2ch.net/
841考える名無しさん:02/07/28 10:22
hogeさんは、ホワイトヘッドの宇宙論とか、興味ありませんか?

お薦め
田中裕『ホワイトヘッド』(講談社・現代思想の冒険者たち02)、『逆説から実在へ』(行路社)

あと、異端の方ですけど、バックミンスター・フラーのシナジェティック幾何学とか・・・
   『フラーがぼくたちに話したこと』(めるくまーる)

廣松渉 『哲学入門一歩前 モノからコトへ』(講談社現代新書)

発想のヒントになりそうな気がするので、紹介してみました。
842考える名無しさん:02/07/28 13:44
哲学の入門書だったら、
岩崎武雄の『哲学のすすめ』(講談社現代新書)がオススメかな。
たしか何章だったかで科学について述べていたような。

岩波新書、中谷宇吉郎著、『科学の方法』も多少古いが良書かと。
843リア工:02/07/28 15:05
面白かったので、一気に読ませて頂きました。
感想。
科学も哲学も両方バランスよくやりましょう♪
偏るとロクなことなさそうです。
844考える名無しさん:02/07/28 15:23
>>836
「確認済み」なのは,光子,弱ボソンの+,0,− の4つ,
ということなのかな?
だとすると,>>833 のリストには8つのグルオンが入っていない.
(8つと数えるなら,カラーを区別するわけだから,クォークの個数が3倍になる.)
845考える名無しさん:02/07/28 17:50
>843
(・∀・) 哲学なんて時代遅れの学問 (・∀・)
http://science.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1022887357/l50

理系全般板にはこんなスレッドもあるけどね…
哲学なくして科学はないと思うんだが。
スレ違いなのでさげ
846考える名無しさん:02/07/28 19:31
漏れは物理専攻の学生ですが、鉄板のみなさんに聞きたいです。
哲学って何の役に立ってんの?大昔はそれなりに意味があった
のかも知れないけど、現代においてはその役割の大部分は科学
が代行してるように感じます。

こんな事書くと科学信仰者とか言われそうですが、決して煽り
で言ってんじゃないです。あと今、哲学通の間で最新流行とか
ありましたら教えて頂ければ幸いです。
847考える名無しさん:02/07/28 20:15
>>846

数学って何の役に立ってるの?と似た質問です。
数学は物理など、科学等の役には立ちますが、数学自体が現実に役に立っているわけではありません。
哲学も似たようなもの、それかそれ以上のものだと思います。
むしろ「役に立つのはいかなることか」と問うことが哲学。

ここで私のような若輩者が御託を並べるより、本を読むことをお薦めします。
哲学史と科学史の本を読んでみるといいでしょう。
哲学史の本は、大抵はソクラテス以前から始まってることが多いので、それでいいと思います。
科学史の本は、近代科学のみならず、古代・中世の運動論などを含んでいるものを探しましょう。
中世スコラ学〜ルネサンスのテクノロジー〜近代科学革命を知ると、
哲学と科学の関係が一筋縄でいかないものだと、お解りになると思います。
単に科学は哲学から生まれたものと一概に言えないでしょう。
特に近代科学は、ガリレイ→デカルト→ニュートン→カントという流れが面白いです。

>大昔はそれなりに意味があったのかも知れないけど、
>現代においてはその役割の大部分は科学が代行してるように感じます。

「意味」とか「役割」がどういったことなのか、もうちょっと述べてもらわないと何とも言いようがないです。
848847:02/07/28 20:47
科学史なら渡辺正雄:編『科学の世界――その形成と展開――』(1982,共立出版,ISBN4-320-00785-9)はどうでしょうか。
849846:02/07/28 21:08
>>847
レス有り難うございました。
今度、本屋逝った時にでもいろいろ本をあさってみようと思います。
幸いこのスレで、847さんの他にもいくつかお薦めの本を挙げて下さ
っているようなので。

数学についてですが、科学が現実に役に立っている以上、その科学の
ツールである数学も現実に対し十分役に立っていると思うのですが。
数学を用いた計算によってあらゆる事を予測したり見積もったりする
のは、現実で極めて強力だと考えます。

「役に立つのはいかなることか」と問うことが哲学とのことですが、
その答えは各人において自由であり、個人の信念に基づき定義される
ものだと思います。さらに、この信念には何の根拠も論理性も必要なく
他者から強制されるべき物でもないと思います。哲学ってのはこうした
「漏れはこう思うんだけど、どうよ?ソース??ソースは脳内だYO!!」
て感じの事を主張しあう学問なんでしょうか?それとも「おまいは電波系、
おまいはお花畑だな」みたいに主張を分類する学問??この点において、
系統的に分類していけばそれなりに学問として成立するとは思いますが、
それが数学より役に立つとは思えないのですが。。。

うーん。勉強不足のまま書いてるから勘違いが多いかも。。。やっぱ、
本読んでみる必要があるな。出来れば哲学専攻していらっしゃる方が
いれば、どんなことやってんのか具体的に教えて欲しいのですが。
おながいします。
850847:02/07/28 21:26
>>849
>数学
ツールとして役に立つことと、それ自体が直接役に立つこととは別事だと思いますが、どうでしょう。
851Kurihara:02/07/28 22:04
分析哲学って理系の人の間で
知名度低いのでしょうか?
どうしてこうも無知な発言ばかりが
出てくるのか不思議ですね。
852考える名無しさん:02/07/28 22:50
>>846
分析哲学はかなり理数人間にはお勧めだよ。あなたのいう「哲学」のイメージが大分変わるかも。バートランド・ラッセルって知ってるでしょ?数学の集合論の「ラッセルのパラドックス」
唱えた人。
853hoge:02/07/28 23:16
ちは

・「現在の物理学のエネルギー」とはどういう意味ですか?
現在の物理学コミュニティーが作り出せうる最大のエネルギー、という意味です。
具体的には2007年のLHC。14TeVです。

・なぜ「高エネルギー」が「極微」や「初期宇宙」に通ずるのですか?
エネルギーが高い物質はより小さなコンプトン波長を持ちます。
物質は波の性質も粒子の性質も持つ。
ので、より微細な構造をみるにはその微細な構造よりも小さな
コンプトン波長を用意する必要があるためです。


・重力子はゲージボソンじゃないですか??
超対称性をゲージ化した理論(超重力理論)ではそうですが、
全然実験によるサポートが無いのでなんともいえません。


・ヒッグス粒子=重力子ではないんですか?
ちがいますね。


・何か偉大な業績を上げようと思うなら
物理だけでなく哲学をやる必要があると思いますよ。
物理ばかりやっていたら発想の転換が難しいと思います。

うーーーん。

そんな暇が欲しい、というのが本音です。

物理、素粒子論、その中でもあまりに細分化されすぎています。
超弦理論、現象論、初期宇宙論、それすらもとてつもなく細分化されている。
僕は出来るだけいろいろなことをある程度知っておいて、
研究に生かす際に深く学ぶ。という態度を取っています。
もちろん逆のスタンスの人も居ます。それは人によりますが・・・

とにかく発展が激しすぎるのでそれを追うだけで手一杯ですね。
哲学は初歩の初歩をまずやって、それからすこしずつすこしずつ
すすんでいくしかないと思います。
854考える名無しさん:02/07/28 23:21
>>853
分析哲学はかなりhogeさんにオススメですよ。入門書でいいので一冊読んでみてはいかかでしょう?
855mo:02/07/28 23:28
hogeさんイイ!
俺は宇宙論から哲学に入っちゃったんだけど、解説が気持ちいいよね。
カッチリハッキリしてて。ごまかしが一切ない。哲学はときとしてごまかし
というか言語空間で遊んでいる気がしなくも無い。

こんなジョークがあるらしい。
「生物を突き詰めると化学になる。
化学を突き詰めると物理になる。
物理を突き詰めると数学になる。
数学を突き詰めると哲学になる。」
分からなくもないよね?
856hoge:02/07/28 23:31
わすれてました

・「確認済み」なのは,光子,弱ボソンの+,0,− の4つ,
ということなのかな?
だとすると,>>833 のリストには8つのグルオンが入っていない.

SU(3)*SU(2)*U(1)から

photon, W+, W-, gluon(8 freedom)

です。 Weak bosonの0はHiggsの質量の自由度として失われます。
SU(3)*SU(2)*U(1) -> SU(3)*U(1)
(Higgs Mechanism)


あと分析哲学ですね。なんとかしてみます。
857Kurihara:02/07/28 23:56
>>856
はい、なんとかしてくださいね。
858考える名無しさん:02/07/28 23:56
>>854
分析哲学って未だに人間原理とか大騒ぎしてる奴だろ。
糞だぞ。
理論を作り上げろ、実験しろ、それからだ。
859Kurihara:02/07/29 00:14
分析哲学への無知な発言がまた一つ
あらわれましたね。
860考える名無しさん:02/07/29 00:20
そういえば、人間原理って、このスレで既出?
861a:02/07/29 00:30
862a:02/07/29 00:36
>>859
というか、「それをやらなければ、あるいは近々それをやらなければ、
大科学者になれない」というのは疑問。多少職種が異なるだけでも
必要となる知識は大なり小なり違ってくる。
863pio:02/07/29 00:40
hogeさんに質問です。

発展が激しすぎるとありますが、素人目にはここ10年くらい素粒子理論に
発展がないように見えるのですが,実際のところは着実に深まってるのですか?
糞の内容の論文がとりあえず乱立しているような感じがするのですが、
着実に優良な論文もちゃんと出てきてるのでしょうか?

あと前にも書いたんですが、hogeさんは場の理論はじめてから超紐理論の最先端の
論文が理解できる(読める)までに何千時間くらいかかりましたか?

864考える名無しさん:02/07/29 01:16
>>859
はぁ?無知とはよく言ったものだ。
万人に伝わるように言っただけだが?
無知である事を論証してみろよ。
865考える名無しさん:02/07/29 01:37
くだらない研究はたくさんあるが、くだらない学問は一つもない。たぶん・・・。
866844:02/07/29 02:00
>>856
>Weak bosonの0はHiggsの質量の自由度として失われます。

そんな見方ができるの? もう少し説明してほしい.
867考える名無しさん:02/07/29 02:10
>>851
他人の無知を嘆くんだったら,Kurihara さんが分析哲学について
もっと説明してくれればいいんじゃない?
868Kurihara:02/07/29 02:29
分析哲学ついて手っとり早く知りたいなら、
「戦慄の心霊屋敷」スレにいけばいいと
思いますよ。
869考える名無しさん:02/07/29 02:31
うん、それはいえてる
870考える名無しさん:02/07/29 03:13
871考える名無しさん:02/07/29 18:22
なんで人間原理をそんなに嫌ってるの?
わけわからん。
ただ「あんなのやってるやつは糞。」
とか言われてもそれだけじゃ納得できん。

ちなみに、人間原理に関する著書:
柳澤桂子『爪はなぜあるか』
872考える名無しさん:02/07/29 18:25
三浦俊彦の「可能世界の哲学」もおすすめだよ。
ガイシュツならスマソ
873考える名無しさん:02/07/29 18:27
>>871
俺も知りたい。
特に、多世界解釈や平行宇宙との
明確な違いを希望。
874考える名無しさん:02/07/29 19:54
>>871
物理屋さんが人間原理を嫌うのは、それが「科学的」解決の方法ではないからです。
人間原理は「なぜ」という問いに答える形式を含みます。なぜという目的論的
アプローチで、自分らの学問に対してケリをつけようとされるのは物理屋としては
我慢ならないのです。ゆえに科学者が人間原理で説明しようとすることは科学の
敗北を意味するという見方には私は賛成です。
875873:02/07/29 21:56
俺が思うに、人間原理というのはまず、検証する手段がない。この意味では
今のところ、超弦理論もそうだけど、人間原理と超弦理論の違いというのは、
数式で世界を説明出来るかどうかということなんじゃないのかな?感覚的には
人間原理的に宇宙があるっていうのも、有り得なくはない。だから、完全には、
否定は出来ない。が、証拠が全然ないということでしょう?
だけど、多世界解釈や平行宇宙というのは、人間原理のひとつの証拠にはなら
ないんですか?馬鹿な質問だったらスマソ。
876考える名無しさん:02/07/29 22:01
検証可能性て存在するんかいな・・・
恐怖!戦慄の心霊屋敷 叫び!スレを見ると不可能と思ってしまうが
877:02/07/29 22:02
878hoge:02/07/30 14:20
超弦理論だと第2次革命で大量に新しい概念が出ました。
Duality,M-theory,Matrix-Model,Holographic-Principle,AdS/CFT,non-commutative...
最近ではpp-waveとかかな
で、それらを徹底的にできるところをやる、という人が多いですね。
ただ、現実の4次元に結びつけようという人はほとんど居ません。
Wittenなんかは本当にやりたいみたいですが。

現象論も実験が進んで大量にモデルが死ぬ中で続々と新しい物が出てくるわけです。
超対称性の破れのシナリオは1990年代に100個近くでたのでは?
あと「Extra Dimension」のシナリオが爆発的に広がりましたね。
それで、LHCが勝負どころです。ここで将来が決まる。モデルがほとんど死に、
真実のみが残る。

あと、何千時間かかったか・・・とか覚えてません。
気の向くままに好きな論文を読んで好きな研究をやってただけです。
そうするうちに実力はつきます。(当然基礎知識は完全な前提)


あと。人間原理は超弦理論の奥に潜んでいます。実は。

「何故、我々は超弦理論のこの真空に住んでいるのか?
別の真空とも双対性で移りあえるのであれば(もしも)なんでそっちじゃないの?」

僕にはわかりません。
それに真の真空は全然完成に程遠いわけですが・・・
879873:02/07/30 20:49
>あと。人間原理は超弦理論の奥に潜んでいます。実は。

hogeさんから、こういう答えが返ってくるとは想像してなかったです。
結構ショック。そしてスリリング。


誰か「もし人間原理が正しいとしたら」って感じのスレ立ててほしーなー。
(人間の責任とか、カントやライプニッツとかと絡めて論じられるような、
俺個人としては、トンデモもOKであるような、そういうスレを。)
俺はっちょっとこれから忙しいので・・
でも、このスレはこのままの行ってほしい。
880考える名無しさん:02/07/30 23:01
>>878
現代の物理学者が「真空」ということばをどういう意味でつかっているのか,
感じがつかめるよう説明してくれませんか?
881考える名無しさん:02/07/30 23:09
>>874
「目的因」的説明が科学から追放されたのって最近でしょう。
物理学者って基本的に解析屋さんだったり統計屋さんだったりするんでしょうか?

よく解るのが、ラマルク → ダーウィン・ウォレスの移り変わりだと思う。
882考える名無しさん:02/07/30 23:57
>>881
いや、おれはニュートンのプリンキピアに既に目的論からの脱出を見ているのだが。
特に重力の説明のところ。「なんでこうなっているのかは分からないが、これで
きちんとうまく説明できてしまえるのだから仕方がない」みたいなことを書いて
いるよね。

だから、科学はWHYは問わずにHOWを問うと言われているわけだよ。
人間原理はそれにいわば反する。ま、それをドグマにしてもいけないんだけどさ。
WHYは語らないという意味では進化論でも、「人間は種の保存の”ために”生きて
いる」とか言っては科学から逸脱する。そこを取り違えるから宗教と対立的に
扱われがちになる。話逸れてスマソ。
883考える名無しさん:02/07/31 02:56
次元が論じられるとき、いつも思うのは
「これが、ビジュアル的にイメージできたらな〜」
ってことです

でもそれがなされると
例えば、超弦理論が10コの次元を10種類のヒモの振動で説明するとき
(゚Д゚)ハァ?!
今、次元そのものの話してますけど何かァ?
三次元臭い【振動】なんぞ持ち出す基地は去ね!
と思ってしまうんです

説明的である、ってことが哲学的とっつきやすさを無くすのかなァ
884考える名無しさん:02/07/31 03:37
ドラえもん-のびたの魔界大冒険-で、ホーキングってあったよね。
885考える名無しさん:02/07/31 04:58
>>882
力学は、ニュートン以前にも作用因的説明だったと思う。
もちろん、近代で最も体系的に力学を纏め上げたニュートンの業績はスゴイ。
ニュートン以前の近代力学でも、ニュートンが反対したデカルトであってさえ作用因的な考え方だったはず。
もちろんガリレイは基本が実践科学だったため、作用因的でなければ役に立たなかったし。
それどころか、力学に関しては、中世に戻っても、
基本的にはアリストテレスの宇宙観に依拠するが、作用因的であると言えると思う。

『プリンキピア』の重力理論のその文章は、デカルトのエーテル説に対抗するための文章。
当時は接触しない2物体間の作用は考えることができなかったため、デカルトはエーテル説を唱えていた。
デカルト派には万有引力がかなり神秘的な力に見えたわけで。
『プリンキピア』のその文章は学説の対立、あるいは、方法論の見地から見たとしても、
合理論的・演繹的なデカルトに対する経験論的・帰納的なニュートンの反抗と見ることができるだけで、
(科学的説明が依存するものとしての)目的因から作用因への脱却と見ることはできないと思うけど。

そういうわけで目的因から作用因への比較的ダイナミックな転回として、
ラマルク説からダーウィン・ウォレス説への変化を挙げたんです。
886考える名無しさん:02/07/31 20:20
>「目的因」的説明が科学から追放されたのって最近でしょう。

科学史の観点からは、そうですね。
「目的因」的説明を追放しなければ、「科学」とは言えない。
という考えは、18世紀の西欧近代科学から強くなってきたのではないかな?
百科全書派とか。
887考える名無しさん:02/08/01 16:06
>>878

>Duality,M-theory,Matrix-Model,Holographic-Principle,AdS/CFT,non-commutative...
>最近ではpp-waveとかかな

これらについて、もう少し詳しく教えて下さい。特にHolographic-Principleを。
888888:02/08/01 17:42

8 8 8
∞   ∞
∞   ∞
∞   ∞
 8 8 8

889考える名無しさん:02/08/01 18:57
こういうモデルって、実験的に検証ができないいまの段階では、
できるだけ包括的な、数学者が言う「エレガント」なものから
評価されていくんでしょうね。
理論物理が数学理論になってしまうというのは仕方がないのかも。
890考える名無しさん:02/08/01 19:00
サイバーグとウィッテンはたしか多様体の研究者でもありますよね。
数学と物理を渡り歩けるというのは何ともすごい才能だ!
Hogeさんはやっぱり学部のころノイマンの『量子力学の数学的基礎』
読んだんですか?
ぼくは数理経済専攻だったので、ゲームの理論の原著には泣かされました。
891考える名無しさん:02/08/01 19:16
>>886
科学といっても分野によるのでは。
力学なら作用因的説明は百科全書派より早い時期からだろうが、
生物学は遅いんじゃない?
臓器の研究の際に、ぞの臓器は「何のためにあるか」という問いは欠かせなかったはずだから。
こういうのは、最終的に作用因に還元したとしても、目的因的なニュアンスは残るように思う。
892考える名無しさん:02/08/01 19:18
>>891
生物学や生化学から出たシステム論(たとえばベルタランフィ)では、
目的因から抜けきってないな。たしかに。
893考える名無しさん:02/08/02 00:07
科学なんてクソだろ。おまえら何騙されてんの?
894考える名無しさん:02/08/02 00:28
「宇宙ヤバイ」を無視しているお利口なみなさん。何かヘンですね。
895考える名無しさん:02/08/02 00:28
>>893
なんで?
896考える名無しさん:02/08/02 00:29
893はウンコです。
これには誰も騙されない。
897考える名無しさん:02/08/02 00:30
お利巧なみなさん? 違う違う

>>894お前が頭悪いだけ
898考える名無しさん:02/08/02 00:32
>>896
「894」の間違いでしょ?
899考える名無しさん:02/08/02 00:33
>>897
おまえは「当局のヒト」だろ?
900考える名無しさん:02/08/02 00:45
>>897
図星だったか?ん?
901考える名無しさん:02/08/02 00:50
>>900
とりあえず、今日は寝ましょう。いいですよね?
902考える名無しさん:02/08/02 00:53
もちろん。よゐこは寝ましょう。
また明日。
903考える名無しさん:02/08/02 16:57
>>839
空は仏教特有の概念でインドの主流ではないぞよ。
904考える名無しさん:02/08/02 19:19
理系の板でhogeさんのレヴェルで解説してくれてるスレってあるの?
もし無いとしたら、俺たちは異様で例外的なスレに出会っていることになる?
(そうまで言っちゃあ、褒め殺しになるか(w   )
905リア工:02/08/02 22:04
>>905
褒め殺ししても足らないぐらい。凄く有難い。
hogeさんには本当に感謝してるし、人格としても尊敬してる。
わざわざ我々のレベルに合わせてくれてるだけでも相当苦労してると思う。
因みに当方、哲学と心理学に興味深々の理系学生でございます。
906904:02/08/02 22:46
やはり、理系の板にも無いわけですね?
907hoge:02/08/03 00:13
どもです

>現代の物理学者が「真空」ということばをどういう意味でつかっているのか,
感じがつかめるよう説明してくれませんか?
エネルギーが一番低くて、しかも(少なくとも宇宙年齢くらいは)安定だよ、
という意味ですね。自然は楽したがるのでエネルギーを下げたいんです。

>これらについて、もう少し詳しく教えて下さい。特にHolographic-Principleを。
ホログラフィー原理は前に確か書きましたけど「系の情報はその表面に全て記載されてる」
というすさまじい原理です。(当然立証されてませんが)
要するに、3次元空間の情報なしでも、その表面の2次元をみるだけで3次元全部の情報が
分かっちゃうということです。
こんなの嘘だろ!!!と思うかもしれませんが、AdS/CFTやブラックホールエントロピーなど
大量に状況証拠はあります。しかもこれは超弦理論の背後に恐らく潜む

「非局所的な相互作用」「量子力学の限界」

に結びつくんではないかなあ?と妄想してるんですがこれは個人的意見ですね。

>Hogeさんはやっぱり学部のころノイマンの『量子力学の数学的基礎』
>読んだんですか?
たしかよんでないような・・・記憶あいまいです。
JJサクライは読んだんですが。


>hogeさんには本当に感謝してるし、人格としても尊敬してる。
ううう。ありがたいです。けどそれは言いすぎです・・・。
物理を研究してるだけのただの院生にすぎませんよ。人格者ともとても思えませんし。
哲学板の皆さんの議論は見てて興味深いし、僕も出せる知識は
これからも提供していきたいです。よろしくお願いします。
908考える名無しさん:02/08/03 01:17
>>hogeさん

宇宙は寒そうだけど、実際のところ温度はあるんですか?
909(゚Д゚):02/08/03 02:10
宇宙を理論で語るとつまらなくなるんですね
910考える名無しさん:02/08/03 02:17
>>909
逆じゃん
911考える名無しさん:02/08/03 09:58
hogeさんレベルの人は日本に何人くらい居るの?
912考える名無しさん:02/08/03 10:04
>ホログラフィー原理は前に確か書きましたけど「系の情報はその表面に全て記載されてる」
というすさまじい原理です。
すさまじいですネ。
球対称な電子雲を外から見たら、二次元情報だけを見て電子雲の直径を測定できますか?
球対称なら、外部に作る電場も重力場も半径に依存しないと思うのですが
913考える名無しさん:02/08/03 14:53
現代の標準理論と実験結果が食い違ったと新聞に載っていましたが
これはどういうことでしょう?
914考える名無しさん:02/08/04 02:52
異端の学説を検討しているサイトですが、hogeさんから見て、デムパでしょうか?
明らかに間違ってるところとか、ありますか?

Maxの科学館
http://home7.highway.ne.jp/max-1998/science.html
915考える名無しさん:02/08/04 11:17
>>914
ちょっと横槍を。
エーテルの透磁率や、エーテルの誘電率と書かれていますが、私が習った段階では
真空の透磁率、真空の誘電率でした。
何だか、無理にエーテルを肯定しようとしているように見えます。
それに、電磁波は電場と磁場の相互作用で生み出されので、
媒体を必要としないと何かで読みました。
私の方が間違ってますかね…どうでしょう?
916考える名無しさん:02/08/05 00:45
>私の方が間違ってますかね…どうでしょう?

いや、標準理論ではおっしゃるとおりだと思います。
917あちょー:02/08/05 03:41
>>915
そうですね。電磁波には波だけではなく粒子としての性質もあるので
媒質は不要だと思います。
918hoge:02/08/06 01:49
ども

>宇宙は寒そうだけど、実際のところ温度はあるんですか?
2.7Kの光で満ち溢れています。
(宇宙背景放射。Cosmic Microwave Background:CMB)
これによりビッグバン模型が勝利し、かつインフレーションがほぼ確定します。

>球対称な電子雲を外から見たら、二次元情報だけを見て電子雲の直径を測定できますか?
2つ、半径の違う、中心が同じな2次元球体を用意して電場を計ればよいかと。


>現代の標準理論と実験結果が食い違ったと新聞に載っていましたが
これはどういうことでしょう?
すんません。どの実験でしょうか・・・??
うちの業界で話題になってないってことはそれはぜんぜんまだ確かではないということは
断言できます。(確かなら論文が山のように。)

>Maxの科学館
>このことは、相対性理論の仮定そのものが、実験的に実証されていないことを意味する。
原爆の仕組み。
GPSの仕組み。
・・・いくらでもあるのですが。。。


相対論が間違っていてほしいというのはわれわれの切なる願いなのです。本当に。
間違ってたら新しい物理世界への展望が開けます。
しかしとてつもなく、とてつもなく圧倒的な精度で正しい・・・
10^{-21}くらいの精度でローレンツ短縮は正しかったはずです。
919考える名無しさん:02/08/06 01:52
相対論が間違っていてほしいというのはわれわれの切なる願いなのです。本当に。
間違ってたら新しい物理世界への展望が開けます。
しかしとてつもなく、とてつもなく圧倒的な精度で正しい・・・
10^{-21}くらいの精度でローレンツ短縮は正しかったはずです。


楽しそうだなぁ(いやみではないです)
920Kurihara:02/08/06 02:11
hogeさん、分析哲学に詳しい「稲」という
コテハンさんがhogeさんと話したいことが
あるそうなので、「分析哲学のここがウザイ」スレに
来てくれと言ってましたよ。
分析哲学を宇宙論の発展のために役立てたいそうです。
そのための話し合いがしたい、と。
921考える名無しさん:02/08/06 02:16
>>920
いつからそんな親切な奴になったんだ、チミは。

hogeさん、そろそろ次スレを立てたほうがいいのでは・・・
922Kurihara:02/08/06 03:23
僕はいつも真心の人間ですけど。
923がもふ:02/08/06 03:42
定常宇宙論こそ正しい宇宙ニダ!!
924Kurihara:02/08/06 03:47
インフレーションがあるなら、デフレーションも
ないとおかしいと思います。
925考える名無しさん:02/08/06 04:35
電子雲の話をした者です。

球殻を複数枚使うのがアリですか?
それじゃあ三次元的な情報を得られても不思議はないと思うのですが
926くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/07 20:14
hogeさん。
物理学者の言うような形で世界を創る神を発明いたしました。
これなら理系の人も信者になってくれますでしょうか?
927考える名無しさん:02/08/07 23:21
確かに相対論は高精度で正しいが、それゆえに「目の上のタンコブ」だよな。
というのは、素粒子論研究者にとってはいつでも矛盾や発散の恐怖を与えて
いる歴史があるからね。非常に上手くいく理論を作ったと思っても、相対論
に出くわすと「無限大のエネルギー」やら「タキオン」が出て台無しになった例
が幾つもあるもんね。一つの明確な基準なんだけど、「厳格な頑固親父」の
ような感じ。
「コラ、秒速2997・・Km以上で走ってはいかん!太り過ぎる!!」
「お父さんはグラビトンなんて認めません!!」
「恐竜時代なんて行っては駄目だ!行くなら未来世紀になさい。」
でも、特異点について聞かれると、まるで「僕はどうやって産まれたの?」
の質問であるが如く、困って寝たふりをする。
「量子(リョウコ)ちゃんと遊んじゃ駄目だ。あまのじゃくだし、
あんなにふらふらして落ち着きの無い子はお父さん嫌いだな。」
その後、父の反対を押し切り、息子は量子ちゃんと結婚した。
リョウコ「アン、いいわ。もっと、もっと繰り込んで。繰り込んでぇ!」
そして10ヶ月後、双子が誕生した。それぞれ「電子」「陽電子」と
名付けられた。しかし間もなく消息不明となってしまった。
原因は「乳児性対消滅」御粗末。
928考える名無しさん:02/08/08 00:04
>>927
うん。いいんじゃない。概ね
929考える名無しさん:02/08/08 01:00
超弦理論完成の見通しはどうなのでしょうか?
すさまじく計算が難しいと聞きますが。どういう意味で
難しいかも理解できませんけど。
仮に完成したとすると(理論を検証しつづけることは別として)
宇宙論は完成した、すなわち人間は宇宙の理解に完全に成功して
しまったので自然科学の発展は他の分野に移る以外になくなるのでしょうか?

あと、既に多くの人々は宇宙論を理解できず、ついていけませんが、
結局の所高等数学を理解できる僅かの人々にしか宇宙は理解できない
ということになってしまうのでしょうか?
高等数学以外の、思弁的というか、哲学的、あるいは例え話を多用する
ような文学的な論旨で、最新の宇宙論と本質的には矛盾しない
説明をするということは可能だと思いますか?この板の住人が
望んでいるのはまさにそこだと思いますが。
例えば数ある宗教や哲学の概念と最新の宇宙論の間に共通性を
見出すような試みです。
930考える名無しさん:02/08/08 02:45
↑そりゃ無理ちゃうかな?数学が既存の表現法では論理的かつ一番簡単な表現法だよ。
哲学的思考は人間中心的過ぎる。宇宙を科学の目を少し交えて見れば人間など
宇宙規模で見たら昆虫や豚などと変わらん存在。なのに人間を特別に
考えて思考してる時点で科学との共通性を見出すのは厳しいと思う。

↑に対するhogeさんの意見は聞いてみたい。
931931:02/08/08 02:50
>>化学、数学は哲学を細かくする思考する為に記号と数字に置き換えただけ
932リア工:02/08/08 11:37
>>931
幾ら何でもそれはちょっと無理があるかと。
数学ならまだ理解できますけど、化学と哲学とのつながりは、
あるにしても相当に弱くなっているはずです。
錬金術と哲学ならともかく、化学はもう哲学から遊離しすぎて、混ざらなくなってる。
そんな感覚です。
まあ、所詮はリア工の戯言なんで流してくださいな。

レスついでに。
科学者は哲学をおろそかにしてはいけないし、
哲学者だって科学をおろそかにしてはならないと思う。
片方だけでは部品が足りくて、世界の見方が偏ってしまう。
科学だけやって何でも理解できるように思ってるのは正しくヴァカだし、
哲学だけ学んで何でも分かったように思うのもヴァカ。
相手側の見方をそれなりに学んでおくことが必要だと思う。
このスレはその試みを助ける貴重なものだと。それで有難いのです。

ところで、次スレまだでしょうか?
933考える名無しさん:02/08/09 00:58
>>927
哲学板にネタがあるっつートコがまた・・・
いやはや・・・
(・∀・)イイ!
934考える名無しさん:02/08/09 01:23
だめだぁー!
500くらいまでよんだけどまったくわからない!
初心者向けにかいてあるスレってしりません?
935hoge:02/08/09 05:26
Would you please wait some days?
I cannot manage to answer questions now.
A few days later I will answer.
936これどうなんですか?:02/08/09 22:49
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_08/3t2002080922.html
なんと、光の速度は一定じゃなかった!
物理学の常識を覆す大発見
【ワシントン8日共同】「光の速度は光源が動いても常に一定である」
という光速度不変の原理が誤っている可能性を示すデータが得られたと、
オーストラリア・マカリー大の理論物理学者ポール・デービス教授が
8日付の英科学誌ネイチャーに報告した。

光速度不変の原理は、アインシュタインが特殊相対性理論を作り上げる
前提となった。誤りが事実とすれば、物理学の常識を覆す大発見で、
研究者の注目を集めそうだ。

デービス教授が着目したのは、非常に遠方にあるクエーサーという
天体からの電磁波を観測した結果、「微細構造定数」という値が、
今から120億年前には小さかった、という
オーストラリア・ニューサウスウェールズ大のデータ。
昨年、物理学の専門誌に発表された。

デービス教授は、この定数が大昔には小さかったことの解釈としては、
光の速度が当時、現在より大きかったと考えるのが最も妥当だと、指摘した。

ZAKZAK 2002/08/09
937考える名無しさん:02/08/09 22:54
>>936
「120億年」はどっちの速さで測定されたの?
「今の速さ」か「120億年前の速さ」か?と言うこと。
938考える名無しさん:02/08/09 22:57
>>937
この手のガセで「有名になりたい」科学者が外国にも居るということ。
結局「測定誤差かもしれませんでした、すいません」で終わり。
でも、「無名」ではなくなる。
939考える名無しさん:02/08/11 06:48
このスレッドで超弦理論に興味を持ったんだけど、なかなかおもしろいですな。
そして今日↓の本を買ってみた。お薦め。
http://www.soshisha.com/books/1109.htm
940考える名無しさん:02/08/11 07:51
マイクロソフト製品の便利な使い方や設定方法を、画像を多用しわかりやすく説明しています。製品を使用中に困ったら、こちらで情報を探してみてください。
941考える名無しさん:02/08/11 08:04
 たまに田舎の現場に行くのもいいですな。
 車で片道1時間の現場は、田舎の推進工の縦坑掘りのための矢板の
 打ち込みでした。
 朝方だけばかでかい重機(くい打ちに使うアレ)の搬入で忙しいくらいで、
 あとは終日作業見てました(笑)。

 今年はやっぱり仕事の出足鈍いんですかね。
 うちの会社、先週になっていきなりばたばたと多忙になり、久々に
 連勤やりました。国の予算案がそろそろ決まるみたいなんで、盆明けくらいから
 本格的に忙しくなるのかなぁ……。

 

942考える名無しさん:02/08/11 08:05
>>936
>オーストラリア・マカリー大の理論物理学者ポール・デービス教授

この人って、GOD AND THE NEW PHYSICS『新しい物理学と神』(岩波同時代ライブラリー)、
THE MIND OF GOD、
HOW TO BUILD A TIME MACHINE
などを書いたPAUL C.W.DAVIESと同一人物なのかな?

だとしたら、B級トンデモ学者の戯れ言と一蹴できないと思うけど。

943考える名無しさん:02/08/11 11:09
>>942
まさに「一蹴できる」ようなタイトルだな。どれも。
944hoge:02/08/11 15:45
いつの間にか900レスを超えてしまいました。
哲学板の皆さんには教わることも多かったです。本当にありがとうございました。

次スレは理系全般板にたてました。興味がありましたら来てみてください。
http://science.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1022887357/
945考える名無しさん:02/08/11 16:51
>>944
うざい
946考える名無しさん:02/08/11 20:37
>944のhogeはニセモノ!!

でもほんとに次スレ立てて、まだまだご教授願いたいなぁ。
947考える名無しさん:02/08/11 23:18
>>943

読んでないから、簡単にそんなことが言えるんだよ。
邦訳されてる『新しい物理学と神』(岩波同時代ライブラリー)でも読んでみたら?
データが古いのは否めないだろうがね。
まあ、何にでもレッテル貼って小馬鹿にするのが、一番楽なことだと思うけどね。
948考える名無しさん:02/08/12 00:19
>>947
読むのめんどい。。。
要点だけかいつまんで教えてくれ。
949hoge:02/08/12 00:30
Sorry. It seems that I have to spend a lot of time
if I answer in Japanese.

Would you please allow me to answer in English?
Or, Romaji is also OK.

I will make a new thread in a few hours.
I want to continue. Surely I will make part 2.
I would like to thank everyone who supported this thread!

hoge
950考える名無しさん:02/08/12 00:51
この翻訳って合ってる?


949 :hoge :02/08/12 00:30 どうも。
私は、私が日本語で答えるならば、多くの時間を費やさなければならないように思われる。
私が英語で答えることを可能にして頂けないだろうか。
或いは、ローマ字は、同じく問題ない。
私は、 2 、 3 時間で新しいスレッドを作るであろう。
私は、続けることを望む。
確かに、私は、パート 2 を作るであろう。
このスレッドをサポートした全ての人に感謝したい !
hoge
951考える名無しさん:02/08/12 00:55
>>949
日本語環境が壊れた?もしくは日本語環境の入ってないPC??
別にhogeさんの回答は英語でもかまいませんが、英語でスレ立て
は厳しいのでは??

なんなら、自分が代理で立ててもかまいませんが・・・
952hoge:02/08/12 01:00
>>950 san
Yes!!

Is English-Romaji parallel writing the best?

---
tatoeba

for example,
---
chougen riron ha 10jigen desika teigi dekimasen.

superstring theory cannot be consistent except
10-dimensional spacetime.
---
953くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:06
『生死の場所である絶対の中でその差異を考えた時、その差異さえも絶対純粋な単一である絶対のなかでは対立として存在し得ます。
その単一である絶対がつまりスピノザ的「実体」として存在する場合、同様に「無」はその「有」としての実体と対立して存在します。
小さな対立を含む場所を超越した絶対的場所的存在を無限に拡大して考えた場合、絶対者たる単一の絶対的有と無との相対を更に超越し、
その対立の背後に常として住し、支え、その関係の存在原因として在る絶対的な「無」、その内では有るという存在性、無いという存在性さえ
存在出来ない「絶対的な無」 それこそ全ての存在性の存在原因、母体として在るものであると考えます。
我々が神と呼ぶ絶対者はこの世界の存在原因としての実体、つまり「有」としての神ですが
その創造者たる有の働きの背後にある絶対的な無こそそれを超越する事の不可能な究極、絶対的な精神の更なる母体と考えるべきでしょう。
西田が「全ては無から生じ無に帰する」と述べた理由、また本山が有の背後に有る無を規定した理由がここに有ると考えます。』

これって物理の11次元かM次元で説明できるモノですか?
(私は非常に怪しく思っています)
954考える名無しさん:02/08/12 01:08
>>953
自分自身で西田哲学を噛み砕けたのかよ。
質問はそれからでも遅くない。
955950:02/08/12 01:09
俺は英語は出来ないです。
俺はローマ字でいいと思うんですが
他の人はどうでしょう?
956くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:10
romaji de kakenakute gomennasai.
kopipe nanode asikarazu.
950no bunnmo handokudekitayoudesunode...
957くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:11
>>954

sapa-ri
958くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:15
>>954

demo koreha uso dato omota-yo.
subete mukara syouji munikisu
nanntekotoha
arienai.
959考える名無しさん:02/08/12 01:18
>>958
俺も西田哲学サッパリだが、自分の感覚からヘンだと思っても、
西田哲学をそれなりに理解できた上でしか、ウソとか判断できないと思っている。
960考える名無しさん:02/08/12 01:19
>>958
なんで、くろしろまでローマ字なの??
流行??
961950:02/08/12 01:30
あっ、やっぱり俺はローマ字と英語のパラレルなのに一票どえす。
962くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:30
hoge san ha sou motometerun jyanaino?
963くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:33
>>954
何故、絶対的無が絶対的有を超越して見せることが出きるのか。
そこがこの文の矛盾(絶対的無と絶対的有の対決!w)な所だ。
964くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:40
ああ、日本語でいいんだ
965hoge:02/08/12 01:44
Thanks. I will write English and Romaji.
Since I cannot write Japanese easily,
I would appreciate you very much if you make a
new thread.(This situation may continue long time...)
I will answer questions as much as possible.

----

Arigato. eigo to romaji de kaki masu.
nihongo wo kaku no ha tottemo jikanga kakarun desu.
Donataka atarasii sure wo tatete kuremasenka???
(nihongo ga kakenai zyoukyou ha nagaku tuduku kamo..)
situmon niha dekirudake kotaemasu.
966くろしろ ◆0a.9Ms2A :02/08/12 01:44
これはどうも失礼しました。
967950:02/08/12 01:50
因みに俺は立てられません。
誰か立てる時は「立てる」とレスしよう。
968Kurihara:02/08/12 01:53
僕が立てますよ。任せて下さい。
969考える名無しさん:02/08/12 01:55
絶対的無なんて無規定的で抽象的な想像物。
あるいは不毛なレトリック。
フロイトの足元にも及ばない。
970950:02/08/12 01:57
さすがKuriharaさん!
971Kurihara:02/08/12 02:19
すいません。次スレを立てようとしたのですが、
エラーが出てたてられませんでした。
なので、他のどなたか、お願いします。
972考える名無しさん