イエス・キリストは説いた「神はいない」

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1考える名無しさん
だから権力者に処刑された。そうなんじゃないの。実際。
2OFW:02/01/03 20:48
>>127(75さん)(つづき)
>曖昧な言い方
 たとえば、ヘーゲルは美的(芸術的)精神および宗教的な精神を共に絶
 対的精神の一段階として位置づけており、美の本質を<自然の模倣>と
 捉えた。(但し彼の<自然>とは絶対的精神(神)の自己疎外ですが。)
 フォイエルバッハはヘーゲル疎外論を転倒させ、宗教の本質を感性的・
 自然的人間の類的本質の自己疎外と捉えた。宗教的人間は本源的自然の
 中に自らの類的姿を(逆さまに)投影して見ると言うことです。芸術の
 本質(感性論)に関しては、自然とその一部である人間との直接的な相
 互反照(類的個体の仮象性)という観点が重要でしょう。
>NHKの『プロジェクトX』
 残念ながら、大工職人の例はカキコの直前に見たNHK『人間ドキュメ
 ント−かんな削り日本一』(再放送)からの連想でした。その中で一人
 の棟梁が、伝統的な数奇屋作りの注文が減って自分の技術を生かせない
 ことから、それ自体特別の<実用性>もなく<稼ぎ>にも結びつかない
 数ミクロン単位での木材削り競争で、腕の磨きを維持しようとしていた。
 非マルクス派の“労働の哲学者”にして環境保護運動家である内山節氏
 は、近代(近世)において<働く>ことが<稼ぐ>ことになり、自然と
 人間=社会の<時間>が共に収奪されてきたと説いています。しかし、エ
 コロジー運動も現代社会の階級的本質にまで踏み込まなければ、資本に
 よる自然および労働者の収奪に対する弁解的な補完物にしかならない。
 問題は、大工職人や『プロジェクトX』に登場する“日本の男”技術者
 の「物象化的錯視」などではなく、資本主義社会の只中にある現実的な
 矛盾(階級対立)からくる自然と人間との関係の物象化なのです。
3OFW:02/01/03 20:50
>>2
すれ違いでした。スマソ。
4考える名無しさん:02/01/03 20:57
時の権力者の圧政と偽善に苦しめられていた民衆を啓蒙するために・・・
権力者にとって神という概念はとても都合いいからね。
正直じゃないと地獄に落ちるだの禁欲奉仕だのなんだのってね。
キリストは西洋の義人じゃないの。実際。罪を背負ったって・・・
そりゃ本人からすれば原罪なんてくだらないもの背負わされたくなかったんじゃないの。
磔にされてさ、死人に口なしだわ。後世の伝記はありゃまったくの
でたらめだわさ。
5考える名無しさん:02/01/03 20:59
おいおい、こぴぺあらしかと思ったぞ。(w
6考える名無しさん:02/01/03 21:01
聖人というものは苦労が多い。タイの秘境なんかじゃ聖人を丸焼きにして
食っちゃうらしい。怖すぎる。
7考える名無しさん:02/01/03 21:08
ホント神(真理をつかさどるという意味での)というものは本能的なんですよ。人の情も理性も本能の真理の
サイクルを中心に活動してるんじゃないかと。
8考える名無しさん:02/01/03 21:14
だから前向きに生きれないひとは容赦しません。弱いひと、自殺するひと
淘汰します。それが真理じゃないでしょうか。
仁義なんか説いて怠けると反逆者として磔にされますよ。堕落だ!なんてね。ククク
9考える名無しさん:02/01/03 21:16
神も仏もあるもんか!!

とかの意味でコトバはよく言うでしょ。何かの折りに。

キリストは思想じゃないのよ。ほっといてね。ドアホ!!
10考える名無しさん:02/01/03 21:31
ニーチェが
「キリスト教は始原から現在にいたるまでキリスト教徒は
 キリスト以外だれもいない」とか
「彼(キリスト)は白痴だ」とかの言葉の恐ろしさに震えたなあ。
11考える名無しさん:02/01/03 21:52
そのニーチェの言葉にはさほど驚かなかった。
自分がキリスト教をよく知らないからであろうが。

話をもどすけどルネサンス期のダヴィンチの働いていた工房もほぼ奴隷市場のようなところでしょう。
芸術家をまつりあげるのはかまわないが、そういう見方が後々のものだという可能性はきをつけないと。
キリストの「神はいない」もBBCが「キリストはアラブ人顔でした」というのも
ふーん、そうか。という感じ。
もともとキリスト教ってそういうものを抱えているから必死になっていろんな国へいって紹介したわけでしょう。
12考える名無しさん:02/01/03 21:55
確か、キリスト教では奴隷に関しては、容認していたような
気がしたのだが。
逆に権力者にとってもキリストって有利?
13考える名無しさん:02/01/03 22:02
              ∩
             | |
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       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <先生!1が何を言いたいのか解りません!
      /     /    \________________
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  __| | .|     | __
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14考える名無しさん:02/01/03 22:04
>>12 新約聖書に
   いま遣えているものに遣えなさい、とかいうくだりがでてくる。
   いまある体制に従いなさいだとかいうようなくだりもある。
   ローマ書とかコリントあたりに
   そのまま文章だけ読むとずいぶんと体制順応的だなと思うけど
   実際にはもっと違うように受け取るべきなのかもなぁ
   仏教に近いとも受け取れませんか。
   
15考える名無しさん:02/01/03 22:04
キリストが否定した「権力に都合のいい神」ってどんな神?
16考える名無しさん:02/01/03 22:05
>>1は神を説いたキリストが実は「神はフィクションだ」
と言ったから殺されたんじゃないかと推察していると思ふ。
17考える名無しさん:02/01/03 22:10
「いま遣えているものに遣えなさい」のくだりは
明恵上人の「あるべきようわ」と同じことだと思う。
大勢順応的にうけとるものではないでしょう。
18考える名無しさん:02/01/03 22:12
>いま遣えているものに遣えなさい、とかいうくだりがでてくる。
>いまある体制に従いなさいだとかいうようなくだりもある。

親子、舎弟、などにも含まれると解釈しております。
当然、奴隷制度も例外ではないでしょう。
ニーチェの格好の的になった事も否めません。
   
19考える名無しさん:02/01/03 22:13
それは違うと思う。キリストはあくまで旧約聖書の預言の成就を果たそうとした。
自分は神の子であり、人間の罪をあがなうために十字架にかけられるのだ。

キリスト教を信じない人からみれば一つのストーリーだけど、キリスト自身は
その中で生きたとはいえる。だけどキリスト自身が実は神はいないんだと言ったという
ような現実主義者とは絶対にいえないと思う。
20理佳子:02/01/03 22:26
DNAがデータベースでなくプログラム集的存在なら、神はいたことになる。
プログラミングする知性が何処かに必要だから。
進化は自然淘汰でも環境適応でもない。
ましてや、リチャードドーキンスの盲目の時計職人でもない。
予定されたプログラムが実行しただけ。
首長族の赤ちゃんの首が何代世代交代しても伸びないのはそういう理由。
体内で赤ちゃんが進化の道筋を辿るのもそのせい。
DNAのプログラムの解凍(胎内)具合で「種」が決まる。
ミッシングリンクは永遠に見つからない。
そんな生物はもともといなかったから。
ペガサスやカッパのような著しく形状の変わった生物がいないのもそのせい。
生物の大絶滅と進化がセットなのもそのせい。
進化へのシフトは急激な外貌の変化だから。
21マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/03 22:33
1が言いたいのは、神がいたなら権力者ごときに処刑されるはずは無い。しかし、事実神に救われることなく処刑されたので、神はいない。といいたいのか?
少し短絡のようにも思えるが、ある意味、痛いところをついているかもしれない。が、ああして罪人の罪をすべて背負って処刑されたからこそ、キリストはキリストとして聖化されたとも。
処刑を神は受け入れたと考えるのがいいかも。
22考える名無しさん:02/01/03 22:35
でも、その神はキリストの言う「愛とか慈悲」とかを
謳う神と全く異なる「神」になると思う。
23考える名無しさん:02/01/03 22:54
哲学書を読むために、旧約と新約とを読んでみたんだけど、キリストは、ある意味では最も過激な宗教改革者であったわけです。
堕落していた形式主義のユダヤ教指導者達にとっては、そのことを攻撃されたのが我慢できなかった。
戒律を重んじながらも、人と神とへの「愛」をほったらかしにしていたから、罪人たち隣人への思いやりを説いたキリストは
パリサイ派の司教たちに命を狙われて、結局十字架にかけられるのだが、
その前に、ローマ帝国から派遣されていた総督ピラトは何度もキリストを弁護しようとした。
結果として、民衆の暴動を恐れてユダヤ達の好きなようにするがよいと手を洗ってみせて私は関係無い、ということを言う。
キリストは神はいないとは言ってなくて、宗教儀礼よりも人知を超えた唯一の全能の神に全てを委ねよ、との主張をした。
自分を神の子と称した事がパリサイ派の攻撃の口実になったのだ。
ちなみに、福音書でも、パウロの手紙でも、キリスト者は権力者には従え、といっている。
デナリ金貨を示して「カエサルのものはカエサルに、神のものは神のものに納めよ」とも言っている。
24マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/03 22:57
>デナリ金貨を示して「カエサルのものはカエサルに、神のものは神のものに納めよ」とも言っている。
ん?確か、その金貨を見せたのはカエサルの密偵で、キリストは上記の言い方で教義をはみ出ることなく切り抜けたって聞いたけど?
25考える名無しさん:02/01/03 23:00
23>
キリストは、架空の人じゃなかったの?
26マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/03 23:01
補足
その密偵は「すべての物は神のものとおっしゃいますが、ならばこの金貨は?」とキリストに尋ね、「そうだ」と言わせて反逆者にしたてたかったが、金貨の裏にカエサルの肖像が描かれていたので、あの言い方で逃れた。
27考える名無しさん:02/01/03 23:03
『古代ユダヤ史』を読んでいる人いないの?????
28考える名無しさん:02/01/03 23:06
ごめん、『ユダヤ古代誌』だった。。。聖書に興味あったから、
そんならこっちも読もうよって気になって買ってきたばかりだったもんで。スマソ。
29考える名無しさん:02/01/03 23:06
>>24
金貨じゃなくて、銀貨だったかも。
そうだっけ?パリサイがイエスを捕らえる口実を捕らえるためにヘロデ派とともに
人を遣わしてきつもんしたのじゃなかったけ?
>>25
キリストは実在の人物です。紀元前後に活動し、30代で活動をはじめて、3年間教えを説いて回った。
歴史書にも記述されています。
30考える名無しさん:02/01/03 23:06
25です。
書物上の上では、存在してると言うなら
俺の質問は、野暮ですが。

今調べたのですが、キリストは、架空の人物だそうです。
31考える名無しさん:02/01/03 23:09
>>30
そうなの?
キリストは救世主という意味で、イエスは個人名。
どの資料にあたられたのですか?
32考える名無しさん:02/01/03 23:10
29>
別に反論するわけではありませんので
よろしく
ただ単に自分自身混乱しないためにです。
ttp://www.suzuden.net/~uqmk/bunko/matome.html
33マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/03 23:13
>29
あれ?パリサイだっけ?いかん。脳内保管か?
金貨でいいはず。そういえば、税金を払うべきかどうかの問答だった気もしてきたな。
34考える名無しさん:02/01/03 23:17
>>32
貴方がそのサイトに信頼を置く理由は?
そのサイトの作者?
3525:02/01/03 23:27
34>
32の文章をお読みになって感じ取ってもらいたいのですが
俺はてっきり仏陀以外は架空の人物(キリスト)だと思っていたから
純粋に23さんの文章がリアルだったので少々驚いたのです。

ただ単に検索かけただけだから信頼は置いてないです。
36マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/03 23:26
>>32
すげーな、このサイト。易者のサイトかい?
なかなか面白いけど、新(旧)約聖書と歴史資料を参考にして、易学に照らし合わせているだけに見えるが?
まあ、キリストが実在しないことを帰納法でやってみるなんてことしてないからまだいいが。

易も数千年前の統計学だからねぇ。
37考える名無しさん:02/01/04 00:20
>>25さん、
歴史年表では、紀元28年ごろ、洗礼者ヨハネからイエス洗礼を受け、
イエス宣教開始、で、30年にイエス、処刑される。エルサレムに初期教会設立。
となってます。
38あの〜:02/01/04 00:22
易は統計学じゃないだろ。。。
統計ってタルターリアもしくはカルダーノから始まったんだし。少なくとも西洋では。

哲学としての易経を語ろう(アンチ儒・老厳禁)
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/kobun/964406572/l50
39マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/04 00:26
>>38
うーん。俺が勝手に思ってるだけかもしれないけど、一種の統計学に似てないか?

あ、そりゃ手相か!
4025:02/01/04 00:34
37>
ども
宗教を漠然と否定していただけに
単なる思い込みと無知であったに違いないです。
41考える名無しさん:02/01/04 01:38
一家の中に主・大黒柱が自然とできるように、
クラスの中にも学級委員がいて、学年には学年委員長がいる。
学校には先生がいて校長先生がいる。
市には市長がいて県には県知事がいる。
国には総理大臣・首相がいる。
人間は自然と「統率者」や「リーダー」のようなものを造ってしまう。
それは誰が決めたのか?何も意識しないうちに決まっているのだ。
人が人として誕生した時、人が「神」という存在を造ったのではないだろうか?
神が人を造ったというのは嘘であり、人が神を造ったのではないか?
無論、神など現実に存在しない。しかし存在して欲しいと思う。

なんか生意気な事書いてスマソ・・・。
なんとなく書いてしまった。
42C-Life ◆8p6MrWWU :02/01/04 01:42
>>41
よくワカルよ、実際。
43考える名無しさん:02/01/04 01:44
猿でも観察すれ。
44考える名無しさん:02/01/04 01:45
おみくじ引け
45考える名無しさん:02/01/04 01:46
>>41
30点。お勉強不足です。
もうすこし思索をふかめてみよう。
46考える名無しさん:02/01/04 03:44
>>41 >>45でも確かに聖書読んでるとそういう気がしてくる。
lord lord て何度も福音書に出てきますよね。

キリストが神と人間との関係を、ぶどう園のあるじとそのあるじに管理を任された
者として比喩で語るじゃないですか。この何度も繰り返される比喩を読んでいると
ユダヤ教、キリスト教というのが、神と人間との関係を現実にある王と臣下のよう
に捉えているんじゃないかと思えてくる。
47考える名無しさん:02/01/04 04:11
>>46
ちゃんと聖書よんでますか?(ワラ
旧約のほとんどじゃ神不在の物語が続いてるのです。
神と人間の仲介者である預言者(彼にしか神の言葉は聞こえてないときが多い)
これを考えてください。
神というものを利用してきた人間の歴史と、その愚かさが描かれてますので。
48考える名無しさん:02/01/04 09:44
>>47

 確かに、聖書では神は人間の集団内の支配構造(「神に
よる」律法)や信仰共同体としてのイスラエルを維持する
ために「利用」されている面はあるね。さらに、異教徒に
対する侵略や略奪まで「異教徒を滅ぼすのは神の意思」と
して正当化しようとしている....。
49考える名無しさん:02/01/04 15:57
私がいいたいいのはキリストは実在の人間であり聖人であり思想家であり哲学者で
あったのではないかということです。ひとつの思想、哲学を絶対化し人間こうあるべき
としてしまえばもうこれは宗教ですよ。演繹的ですよ。現実におきる縷々変化事象を
普遍命題(教義、法、道徳、善悪)なもので解釈しようとする・・・。
権力者は(演繹的な考えをしたがる)トップダウン方式の普遍的命題=神これは
民衆にとっては非常に酷ですよ。キリストは反逆者じゃないかと。
50考える名無しさん:02/01/04 16:12
旧約聖書の失楽園あれ私にとって非常に不可解。なんで人間が理性をもつこと
自由に欲望をみたすことが罪なのよ。何も考えず正直に品行方正に人が生きることが
結局誰を喜ばせているか。キリストを磔にしたのは誰か。精神の自由を抹殺したのは
誰か。哲学者を殺したのは誰かですね。
51考える名無しさん:02/01/04 16:16
神は死んだ。21世紀はそうゆう時代でしょ。
52考える名無しさん:02/01/04 16:42
>>51
何を知ったぶったことを・・死ぬのは宗教だけでいい。
53考える名無しさん:02/01/05 00:52
四福音書は、実在のイエスの教えの、骨抜き・歪曲を企てている。
54阿修羅無限大落とし:02/01/05 00:54
このスレの方々は凄い。
超名スレ。
55考える名無しさん:02/01/05 01:06
>>53 一応マルコが一番古いことになってますよね
56考える名無しさん:02/01/05 01:42
宗教は必要だろう? 規律を超越的な外部から与えられないまま
万人がなんでも自由に振舞える社会でいきられる人なんていんの? 
57考える名無しさん:02/01/05 01:45
>>56
宗教は特に必要ないと思うよ。
宗教に代わる規範までも宗教というなら必要なんかもしれないが。
うーん・・・・
何言ってるか分かんないな。俺。
58考える名無しさん:02/01/05 01:46
>>56
>規律を超越的な外部から与えられないまま
>万人がなんでも自由に振舞える社会でいきられる人

こんな人はいないだろう。
でもだから宗教が必要かってのはここでは問題になってないよ。
5956:02/01/05 02:00
レスありがと。>57-58

思ってたことをはしょって書いたので、上手く伝わらなかった。

うーんとさ、宗教が必要なくなるような社会を体現しているのは、
先進諸国だけだよね。たぶん。

それ以外の国は、とくに産業が育たない国は、
宗教でもなけりゃ、やってられないとおもう。日々の生活が苦しすぎるから。

先進諸国の宗教は、資本主義かな。いまんところ。。。これで、どう?
60考える名無しさん:02/01/05 02:03
物質の豊かさと心の豊かさって構図を考えてるのかな?
飛躍しすぎ?

日本人は日本教だと思える今日この頃。
6156:02/01/05 02:03
価値判断を支えている、希望(妄想?)のようなものが宗教だと思うな。
日常生活で実行力を持つ範囲では。

キリスト教が衰退したならば、価値判断を支えるべきなにかが、
他に現れたんだろうね。金銭を媒介とした、なにか。あるいは、計量を媒介とした何か。
6257:02/01/05 02:05
>>59=56
宗教の定義がそうなら宗教は要るね。何かの行動規範が必要ってことかな?
それなら納得。

けどそれ宗教って言うか?
6356:02/01/05 02:08
うーん・・・ドラッグやってぶっとんでます〜のような、
非日常を体験しつづける、日常は存在し得ないでしょう?>57

日常に浸透しているものが、宗教、だと思う。

それは、戒律、というかたちで現れるのではないか。良くも悪くも。
自分の宗教観は、こんな感じかな。。。ちゃんと信仰を
やってる人からすれば、怒られるんだろうが。。。
6457:02/01/05 02:12
>日常に浸透しているものが、宗教、だと思う。

この辺りやや分かりづらいがまぁいっか。
6556:02/01/05 02:20
そっか。。。わかりにくくてごめんね>57=64

うーん、自分は、日常といきるために必要な、情報環境を支えている、
価値判断の根源のようなものを、宗教、と捉えているような気がする。

海外の宗教に触れてみると、あまりに価値観の違いに、ビクーリするよ。
そう言う体験があったから、こう考えた、ってことかなー。

あえていうならば、神道だよね。自分の宗教は。ことさら、そう意識していなくて。
さらにいうならば、天皇陛下万歳!!!という皇居の「あれ」を心ひそかに冷笑していても。
皇居や皇居の周辺が東京都内の中で、もっとも気持ちの良い場所だっていう
自分がいることは否めないし、その価値判断は、生まれついた環境から与えられた、
身体的なものにおもえんだよね。神道は、自らのの価値観に基づいて、あの場所を
コーディネートしているわけで。
66考える名無しさん:02/01/05 19:18
「偽善者パリサイ派諸君、君達の側には神はいないよ。」ってことをキリストが言ったから
磔にされちゃったんだというなら >>1が言いたいことはわかる。
で、破戒者キリストは殺されて、戒律を遵守したオオムは殺してしまったわけね。
絶対者(神)を畏れれば人間(敵)等おそるるにたらずっていうのが、信者にとって救いでもあると同時に、宗教と(権)力との結びつきという怖いとこでもあると思うな、俺は。
67考える名無しさん:02/01/05 19:57
>>50
蛇にそそのかされて女が智恵の果実を食べ、男も食べ善悪を知るようになったのが原罪とされている。
が、神に尋ねられて男は女が食べよといったから食べたと答え、女は蛇が食べよといったから食べたのです、、、と答え、自分がやったことについて責任をとろうとしていない。
その次の、カインとアベルの物語でも、人類最初の殺人者カインは、神から「おまえの弟はどこにいるのか?」と問われて「私は弟の番人じゃありませんから知りません」って嘘をついて言い逃れしようとする。
その態度が原罪なんじゃないかな?鋭い人間洞察だなと俺は思ったんだけど。
68考える名無しさん:02/01/05 22:19
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1009013142/l50
頭のいい人助けて!宗教板のこのスレに書いてあることが、
何だかよくわかりません。
69考える名無しさん:02/01/06 00:00
>>51
神は死んだ---というニーチェの言葉は、ニーチェが西洋古典学を
専攻したことによるのでは。
旧約の詩篇の一部をその当時の俗歌として師が解説していたという
時代の雰囲気の影響を受けているのでは。
西洋古典学をかじらなくて、神学とかキリスト教哲学を
論じているのは信用できない。
旧約であれ新約であれ伝承ですので。そのオリジナルなものは
神話化され誇張され再解釈化されたそれですので。
70びたみん ◆BWLMxAG. :02/01/06 00:03
つーか、みんな聖書適当に読んでるな。
71考える名無しさん:02/01/06 00:09
>>69
っつーか。聖書だけ読んでわかる人は曲解しているひとです。
学者さんも認めてます。
72あちょー:02/01/06 00:21
聖書って適当に文書をあつめて編集したものなんだよ
73考える名無しさん :02/01/06 00:32
うんにゃ。
良スレだ。
議論を伸ばしてってくれ。
参加者諸君。
(煽りじゃ無いよん。)
74猫電波:02/01/06 00:37
パリサイ派=偽善者ってのはもはや過去のものだと思ってたけど
75考える名無しさん:02/01/06 09:37
原罪に関しては「神の命令に背いたことが罪」とするのが、キリスト教的
解釈だね。ただ、神が人をエデンの園から追放した直接的原因は、

・主なる神は言われた。
「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして
命の木の実からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」
(創世記3-22)

 から、みたいだけど。
76考える名無しさん:02/01/06 10:00
キリスト教が成立した当時のことが知りたいなら、
ちゃんと勉強しなはれ。
田川健三とか、基本書を10冊くらい読めばわかるレベルのことを、
もっともらしく書くのよそうな。

近代以降の問題を投影しているか、自分の人生上の問題を、
粉飾しているだけの場合、多し。
77ニーチェ:02/01/06 12:47
漏れは死んだ
78考える名無しさん:02/01/09 20:01
神は死んだ・・・・いい響だ。この台詞は哲学というものを短い言葉で集約してる。
考える、考える。何故そうなるか。なぜそうなのか。考えるのは人間であって神の領域ではない。
疑う、疑いつづける。解き放された精神は自らの屈強な意志をもってつぶやく
神は死んだ。己の行動、思想、は
己が支配し己が決断するのだ。苦しくとも。もう神のせいにはしない、。
79考える名無しさん:02/01/09 21:04
聖書という書物を頭からすべて真実として受け入れた時
その先に思考はない
宗教なので神を疑うことは許されない
人間から思考をとったら人間らしくなくなる
宗教=思考停止 と思ってます
80考える名無しさん:02/01/09 23:06
ほんとそうだわ。ブッシュも十字軍うんぬんなんていってるうちは
駄目だわ。
81考える名無しさん:02/01/09 23:14
みずからおこなう戦争を宗教をたてにしてるうちは人間の愚かしさ
はぜんぜん進歩しとらんことになるんじゃないでしょうか。
82考える名無しさん:02/01/09 23:20
本当の正義を人間みずからが神からかちとり超人になるのはいつのことやら。
83マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/09 23:26
正義のために神を犠牲にするとは。
たとえ、造られた神とはいえ、超人は存在するあらゆる古きものを犠牲にするとは。保守的で臆病な俺は超人の現出を不安を覚えるよ。
84考える名無しさん:02/01/09 23:29
超人が神の反転像だってのは、このスレではNGワード?
85考える名無しさん:02/01/09 23:37
昔「貝になりたい」というドラマがあったが自らの行動を人のせい(
上官の命令だから、国家の至上命令だから、)捕虜の米兵を竹やりで
処刑する・・・。そして最後は戦犯として処刑される。厭世的になった
主人公の理髪師は「今度生まれ変わるなら深海の貝になりたい」
人間にはもう生まれたくないという。それで終わるのだが、
そういったもろもろの全体思想(宗教もふくめて)は人間に物になれと
いってるようなものじゃないでしょうか。しばしば哲学者は厭世的なコメントを
しますが主人公のそれ【貝)は象徴していました。
86考える名無しさん:02/01/09 23:38
神の反転像?
87マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/09 23:40
>>83
こう言ってるけど、ニーチェのいう超人には憧憬を抱くね。
88考える名無しさん:02/01/09 23:48
よく勘違いされるのだが私が神という言語つかうとき(もろもろの
森羅万象の真理の比喩)としてつかってるんですけど、けっして
唯心論者が宗教信者が使う意味としてとらえられると誤解をまねく。
神、神という言葉を連発するとほんと勘違いされる。
89考える名無しさん:02/01/09 23:50
>>88
???
あんただれ??
90考える名無しさん:02/01/09 23:53
宗教、共産主義、(この二つは私からいわせればおんなじ)
やだねったらやだね。
91考える名無しさん:02/01/09 23:53
>>89
すいません1です。
92考える名無しさん:02/01/09 23:57
78からコメントしてたんですが一方的ですいません。
93考える名無しさん:02/01/10 00:02
何で真理の比ゆとして神という言葉を使うの?
94意地悪な名無しさん:02/01/10 00:07
イエス・キリストは説いた「もろもろの森羅万象の真理はない」

考えるのは人間であってもろもろの森羅万象の真理の領域ではない。

本当の正義を人間みずからがもろもろの森羅万象の真理からかちとり超人になる
95マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/10 00:17
>>94
神からかちとるっていう表現ならいいけど、森羅万象の真理から「かちとる」って書かれると嫌だな。

森羅万象に勝ってはいけません。仮に真理を勝ち取った超人は、森羅万象から遊離して「孤」として存在できることになる。
そんな存在は目指したくないし、そうして超人になった存在を我々は知覚できない。
96無為:02/01/10 00:22
イエスは政治犯として処刑されたんだよ。十字架刑だから。
宗教異端者だったら、石打ち刑で処刑するんだよ。ユダヤ
教はね・・・。
97マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/10 00:25
え、ユダヤ教も石打ちなの?
ああ、そうだったのか。昔みた映画の謎が解けた。
98考える名無しさん:02/01/10 00:31
ちょっと待って。
イエスと同時に処刑された盗賊も政治犯なのですか?
99無為:02/01/10 00:39
そうでしょう。というか、まあ、便宜的分類だったと思うけれど。
100マジデス ◆7y8WJd.s :02/01/10 00:43
>>99
え、そうなの?
昔、見た映画に謎が出来た。あの盗賊はいったい…
101考える名無しさん:02/01/10 00:53
「無為の知識がいい加減」に50モナー.
102考える名無しさん:02/01/10 22:01
>>96
ヨハネ伝には、娼婦が石打にされてるけど?
103考える名無しさん:02/01/10 22:18
イエスキリストって本当にいたの?ねえ?答えてよ!?
104考える名無しさん:02/01/10 23:19
>>103
いたにはいたんだろうが・・・
パウロやらなんやらが色々捏造したんだろうね。
105考える名無しさん:02/01/11 04:31
イエスは十字架にかけられたのは、自分をユダヤの王と名乗ったから。
106考える名無しさん:02/01/11 04:37
どれが本当なんだよw
107考える名無しさん:02/01/11 06:26
>>1
>>イエス・キリストは説いた「神はいない」
>>だから権力者に処刑された。そうなんじゃないの。実際。

そうかもしれない。
「神はいたりいなかったり」するものではない。
「神は死んだり生きたり」するものではない。
108考える名無しさん:02/01/11 06:29

彼は「神」の「子」である。
109考える名無しさん:02/01/12 05:35
ライプニッツとか、デカルトとか、神やキリスト教を前提とした近世哲学者は思考放棄したといえるの?西洋哲学(や文学)はキリスト教と切っても切れない関係にあると思うのですが。キリストを排撃したのは詩人でであったニーチェしか思い浮かばないんです。
110 :02/01/12 06:06
キリストはアリババ、いやサイババの様な手品師であった。
111考える名無しさん
ニーチェってさ、ある意味、キリストに嫉妬していたんじゃないか?
この人を見よ、とか、書簡集を読んで感じたことなんだけどさ。