1 :
底名無し沼さん :
2007/01/21(日) 22:51:45
2 :
底名無し沼さん :2007/01/21(日) 22:57:55
こういうのはみんな知ってるの?
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=777662&GOODS_SORT_CD=102 クラシック音楽なんだけど、音楽で登山を表現してる。とてもよく出来てて分かりやすいから、聴いてみるといいよ。全部で50分くらい。
リヒャルト・シュトラウス作曲:アルプス交響曲
01.アルプス交響曲作品64 夜
02.アルプス交響曲作品64 日の出
03.アルプス交響曲作品64 登り道
04.アルプス交響曲作品64 森への立ち入り
05.アルプス交響曲作品64 小川にそっての歩み
06.アルプス交響曲作品64 滝
07.アルプス交響曲作品64 幻影
08.アルプス交響曲作品64 花咲く草原
09.アルプス交響曲作品64 山の牧場
10.アルプス交響曲作品64 林で道に迷う
11.アルプス交響曲作品64 氷河
12.アルプス交響曲作品64 危険な瞬間
13.アルプス交響曲作品64 頂上にて
14.アルプス交響曲作品64 見えるもの
15.アルプス交響曲作品64 霧が立ちのぼる
16.アルプス交響曲作品64 しだいに日がかげる
17.アルプス交響曲作品64 哀歌
18.アルプス交響曲作品64 嵐の前の静けさ
19.アルプス交響曲作品64 雷雨と嵐、下山
20.アルプス交響曲作品64 日没
21.アルプス交響曲作品64 終末
22.アルプス交響曲作品64 夜
ケンペ盤を勧めるとはまた渋いですね
優位なメスと劣位なオスの歴史 生物:生活能力のあるメスが生活能力のない矮小なオスを養う関係は生態系にはいくらでもある それで、受精卵ができて、オスの精子が必要なくなる すると、どのオスも追い出されるか、殺されるか、 メスの体内に吸収されるかのいずれかの運命になる 人類:人間も古代ではメスが優位 一例:アマゾンは狩猟民族で、狩猟の女神アルテミスを信仰していた 女のみの部族であるため子孫を残すためには男が必要である このため時折捕虜として男を連れ帰ることがあった 捕虜となった男は全裸にされ手枷、足枷がつけられ子作りの道具として多数のアマゾンによって嬲られ精を搾られた その結果、すぐに発狂するか廃人同然となり、男性機能が役に立たなくなった者から順に絞め殺された 男児が生まれた場合は即、生き埋めにして殺すか、不具として奴隷とする 女児の場合はそのまま戦士に育てた こうしたメス優位な社会が古代ではごく当たり前であり、男は女に約5500万年間虐げられてきました メス優位社会は母なる大地(女神崇拝)、自然崇拝が基本です メス優位がオス優位?になったのは、キリストや仏陀や孔子などの男尊女卑思想登場前後からです オス優位?社会は父なる天を崇拝、文明マンセーが基本です ところが、昨今はフェミニスト(女尊男卑思想)によりまたメス優位となってきました それにつれてメス本来の凶悪性が出てきました(オス優位?な時代ではおとなしくしていただけ、殴られちゃうからね これらは、妻の夫殺しが年々ハイスピードで激増している事からも分かります 鬼嫁、熟年離婚、女だけ過剰な保護、貢ぐ君、不幸で悲惨な結婚生活、女子にのみ甘い判決、豪華な女子刑務所、金銭搾取、女優遇マスコミ、他多数 女の子は優しい?か弱い?(笑)メスは本来凶悪です。今後、更に男性差別が激しくなっていくでしょう。最終的にオスはメスの奴隷になります オス優位な仕事場も、今後はどんどんメスに奪われていくでしょう(3k労働や兵役は残してくれるでしょうが・・・ こうして地位も経済力も生活力もやる気も無くしたオスをメスがどのように扱うかは上記を見れば分かります。 男性諸君!恋愛(避妊SEX)は楽しみつつ、不幸で悲惨な結婚生活は回避し、約5500万年間の恨みを晴らそう!
( ゜Д゜)奪おー
告知 age ♥
8 :
7 :2007/01/23(火) 22:54:53
age忘れ orz
9 :
955 :2007/01/23(火) 23:10:02
とうとう前スレが天寿をまっとうしましたね。 ココは荒らされないように、下げ進行が良いと思いますがいかがでしょう? また、書籍名には「」(カッコ)を付けて頂けるとページ内の検索がし易いので ご協力をお願い致します。 ページ内検索は、Ctrlキーを押しながらFキーでウィンドウが出ます。
熊谷達也「邂逅の森」 文庫化されてたんだ
今日古本屋で買ってきた文庫本(全部105円) 「私の北壁」 今井通子 朝日新聞社 「八甲田死の彷徨」 新田次郎 新潮文庫 「山歩き山暮らし」 西丸震哉 中公文庫 「ヒマラヤの花嫁」 平尾和雄 中公文庫 コレは山の本じゃないかな?
「雪山・薮山」川崎精雄
尾崎喜八「尾崎喜八詩文集」
「デス・ゾーン」読了。 比べてもしょうがないけど、「空へ」の方が読み物としても面白いね。 「デス・ゾーン」は、クラカワーへの反論というより、あの惨劇の検証という感じの書き方 だけど、検証という意味に於いても「空へ」の方が詳しく興味深い内容を盛り込んでいて、 うまく読者を引き込んでいると感じる。 これは、単純にライターの力量の差が出ているように思う。 (デウォルトは登山経験がないのだろう) 逆に、ブクレーエフが?淡々と書いているエピローグの最後では泣かされたな〜。 なのに、その後で「空へ」の後書きを読んだら虚しくなってしまったよ。 結局、これらは犯人探しの話だったのか?と思うと興ざめしてしまった。 やはり一番恐ろしいのは、人間自身なのだろうか・・・ ベック・ウェザーズの「冷夏51度からの制汗」は届いたが、少し間を空けてから読もうかな・・・
今さっきブックオフで 「北壁に舞う」(長谷川恒夫)を発見、購入してきた。 流してた視線が止まる瞬間は良いもんだね。
( ゚д゚)みんな上手に見つけるなあ
まとめサイトはアマゾンへのリンクつけても良いような 多少の報いがあってもいい仕事ぶりだし クリック数回で良い本が買えるとうれしい
ウホッ
20 :
底名無し沼さん :2007/01/27(土) 02:00:52
>>18 2ちゃんねるの情報を利用して、お金を得るのは本当は良くない。
どんな場合でも。
>>20 そうなのか。
ISBNコード管理してる団体の書籍データへのリンクもNG?
amazon直結、即購入は便利なんだけど アフィは>20の言うようにトラブルの種になっちゃうのでパスです。 今後ものんびりとまとめて行きますのでよろしくノシ
今、新田次郎の「点の記」を読んでるんですけど、無性に熱い味噌汁と握り飯が食べたくなりました。
ずっこけ山岳救助隊を古本屋で見かけて立読み。 救助隊と銘打ったわりに当のズッコケ三人組も遭難してた。 後書きによると著者自身も山岳部の経験ありとのことで パンパカするまでの過程が児童書にしては割とリアル。 なんだかパンパカ登山の見本みたいな一冊だ。 児童書だけど、ズッコケが好きだった自分は面白く読めたよ
>>まとめ825乙!
今、前スレで教えてもらった「八甲田山から還ってきた男」高木勉著、を読んでいます。 折角教えてもらったのに申し訳ないけど、散文的で読み物としては面白みに欠けるというのが 正直なところです。 まだ1章目を読んでいるところですが、新田次郎の事実を元にした小説と違い、あくまで 現存する資料を元にした情報だけを取り上げているので、資料としては興味深いですが、 行軍の困難さも詳述されていないので、いまいち臨場感が感じられません。 2章目から、福島大尉の履歴について書かれているようで、福島大尉の評伝として読んだ 方がいいのかもしれません。 折角紹介して貰って、このような評価で申し訳ないですが、2章目以降、面白くなって きたらまた報告します。
>>17 まだ読んでる途中だが、主に
ワンダ ルトキュヴィッチ 1943-1992
リリエンヌ バラール 1948-1986
ジュリー トゥリス 1939-1986
シャンタル モーデュイ 1964-1998
アリスン ハーグリーブス 1962-1995
の話。勉強不足であまり知らなかったが、登場人物は経歴がそれなりにすごい。
みな、K2に登った後に亡くなったおり、すべて女性。
また、当時(今もか?)遠征隊に参加した女性が隊内でどのように扱われて
きたか知ることもできる。女性で登山をする人が読むのもいいかも。
舞台がK2なので86年の黒い夏に大きく触れられている。
それとK2ものだが、
「K2 嵐の夏」クルト・ディームベルガー著 山と渓谷社
1986年のブラックサマーと呼ばれる7人の登山家の遭難の記録。
ディームベルガーは「K2 非情の頂」の登場人物の一人である
ジュリートゥリスをこの時失っている。
このスレでは96年のエヴェレスト大量遭難などの本に興味がある人が多そうなので
読んでみるのもいいかも。
ナンガ・パルバート単独行 (単行本) ラインホルト メスナー (著), Reinhold Messener (原著), 横川 文雄 (翻訳) 個人的に印象に残る本。もう1回読んでみたい。 本田靖晴集〈4〉K2に憑かれた男たち・栄光の叛逆者 (単行本) 本田 靖春 (著) 著者の本田氏の本を1冊にまとめたらしい。「栄光の叛逆者」は 小西政継氏の81年くらいまでの活動を追った内容で小西氏の考え方 山学同志会の運営などについて書かれているので興味のある人は読んでみると いいかも。ただし、小西氏のほかの著作を沢山読んでいる人には重複っぽく 感じられるかも。 北壁の七人―カンチェンジュンガ無酸素登頂記 (1981年) 小西 政継 (著) 当時まだ日本の大規模山岳会などがとっていた極地法をやめ、 こじんまりとした隊で無酸素で登頂した山学同志会の活躍は 世界の第一線級の記録だったらしい。(小西氏にとってもメスナーは別格だったらしい) しかしこの時、小西氏は40歳を越えており、隊で一人だけ登頂はできなかった。 芦峅寺ものがたり―近代登山を支えた立山ガイドたち (単行本) 鷹沢 のり子 (著) 近代登山史に興味のあるかたはぜひ一読を。面白かったし、泣ける部分もあった。
30 :
底名無し沼さん :2007/02/05(月) 20:04:37
間違えて送ってしまた 芦峅のは読みたいかも
>>31 これは渓流釣りのカテゴリーになるかもしれないけど、
芦峅ガイドで遭難救助中に自らも滑落し、九死に一生をえた平の小屋主人
佐伯覚秀氏に関する本です。登山を占める部分は多くはなかったですが
こちらも面白いです。
平の小屋物語―黒部の自然とイワナよ永遠に 秘境黒部の職漁師・3代記 (単行本)
今西 資博 (著)
足峅は立ち読みで読了した。 面白かった。 平の小屋は釣り師ばっかりだよなあ。 何泊しているものやら。
「八甲田山から還ってきた男」高木勉著、読了しました。 結局は、それなりに興味深く読めました。 やはり、八甲田山関連というよりも、著者が福島大尉の甥にあたるらしく、そのために 多くの資料を元にして、福島の人間性を描き出しています。 特に、この人の人生は、対露対策の研究に一生を奉げたようなもので、それが肝心の 日露戦争に於いて、現地総司令部の作戦指揮に活かされなかったところなど、この人の どちらかといえば報われることのなかった人生を象徴しているように思います。 前スレでも、誰かが旧帝国軍の無責任ぶりを非難している人がいましたが、その体質は 太平洋戦争期を経て、今も脈々と受け継がれているんでしょうね。(自衛隊は知らないが、 公務員や政治屋に) どちらかというと、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の前に、「八甲田山死の彷徨」と一緒に 読むと、さらに深い読み込みが出来るでしょう。 この本を紹介してくださった方、結局この本を買ったのは間違いではなかったです。 ありがとうございました。
35 :
底名無し沼さん :2007/02/14(水) 17:23:53
八甲田山死の彷徨マジお勧めw
『秘境釣行記』 『羆吼ゆる山』 『アラシ』 今野保・著 中公文庫 昭和初期の北海道奥地での釣りや狩り、山の暮らしの様子が活写されている。 日本にこんな豊かな自然があったのかと驚く。
37 :
底名無し沼さん :2007/02/26(月) 18:46:43
古本屋で山関係の中公文庫を見つけると即買いしてしまう。 買うペース>>>>読むペースなので、印象の薄いタイトル のものは3冊あったりするw
38 :
底名無し沼さん :2007/02/26(月) 20:40:59
「単独行」読んだけど、「孤高の人」って加藤文太郎の著述を意外と忠実に取り入れてるんだな。 東大の山岳部に無視されても付いて行こうとしたり(東大は雪崩で全滅)、故郷へ向かう山で 遭難しそうになったりするのはそのまんま。 ヒマラヤ預金は創作かと思ったけど、実際にかなりの額になっていたんだね。
39 :
底名無し沼さん :2007/02/28(水) 00:15:01
『会心の山』佐伯邦夫 中公文庫 魚津にいる高校の先生の山行記録
クリント・ウィリスの『われ生還す』を読んだんだけど、 シャックルトン、凄い。ボブスレー状態で山を下ってる 一人の死者も出さずに生還……言葉が出ないわ
ベック・ウェザーズ著「零下51度からの生還」読了。 元々期待はしていなかったけど、思ったとおり新事実が出るでもなく、「空へ」の関連本 としての価値は低いです。 内容自体が自伝的色彩が色濃く、エベレストに登るまでの登山経験や家族との問題など 山屋としての普遍的な問題とでもいいましょうか、特に目新しさも無く、逆に山に登る 人が大なり小なり体験することなので、有名な悲劇の登場人物且つ、奇跡的な生還者という 面を除けば、身近によくいる人の話ということも言えるかもしれません。 ところが、遭難して見捨てられたという経緯による先入観から、本来はエベレスト登頂の 資格の無い、身の程知らずな人かと思っていましたが、なんのなんの南野陽子。 セブンサミッツのうち5つまで登頂しているだけあって、その山に賭ける執念は凄まじく、 半端でないトレーニングをしていたことなどに驚かされました。 そして後半の、生還後のもろもろの出来事・・・ それでもお前は登るのか、覚悟は出来ているか、と自分自身に問い掛けられるような 思いで、興味を切らさずに読めました。 ただ、この本を人に薦めるかというと、否。 今、植村直己さんの「青春を山に賭けて」を読み始めました。
>>14 >「冷夏51度からの制汗」
凍りつく水蒸気をうまく処理する方法を紹介
43 :
底名無し沼さん :2007/03/15(木) 17:26:55
『四度目のエベレスト』 村口徳行・著/小学館文庫 著者は渡辺玉枝さん、三浦雄一郎さんの遠征にも同行していたカメラマン。 文章はあっさりしていて、もっと詳しく知りたいところも多いんだけど、 とにかく写真がすばらしい。文庫本なのがもったいないくらい。
『西上州の岩山藪山』/二木久夫/現代旅行研究所/1981.8.20 昔図書館で見た本を、最近古書店で購入。 西上州の山って情報がとにかく少ない。碓氷峠あたりから南を見ると、変な形の山がぼこぼこしてるので、行ってみたかった。 東京から近いのに、人(観光客)が少ない。ツツジも紅葉もいいのに。 西上州の本では一番気に入っている。 西上州は女性著者の情緒過多の本が多いが、二木さんの本はあまり情緒的でないのがいい。
>>38 吉田富久氏関連が事実と違っちゃってるのが残念。
「いまだ下山せず! 」 泉康子. 宝島社. 槍を目指して雪山に入った3人がどこで遭難したのか 山岳会メンバーが それを探る話には引き込まれた。 山岳遭難話を夜中、一人で読んでるとホラー小説より恐怖を感じるのはなぜだろう。 恐くて電気も消せなくて、気分直しに別の楽しくなる本を読んでからじゃないと寝れない。
>>46 これ読んだ後、同じルートを歩いたが、いろいろ想像してしまったよ
山の本って、ときどきミステリーというか『藪の中』的なおもしろさがあるよね。 ブクレーエフとクラカワーとかもそう。 当事者たちがそれぞれの主観でそれぞれの真実を語って、主張が食い違う。
まあ、酸欠状態だしな
児童書もオケ? 『僕らの夏は山小屋で』とか
51 :
底名無し沼さん :2007/04/20(金) 12:47:14
オケ、感想聞かせて!!
52 :
51 :2007/04/24(火) 21:27:33
山好きの数家族が山小屋にいくが、事情があって大人たちが不在になる。 残された子供たちは好奇心のおもむくまま、 好き勝手に沢登だのハイキングだのを始めてしまい、トラブルに巻き込まれて……という話。 子供らが夕飯にカレーを作るんだが、それが妙に美味そうで印象に残ってる。 別にメシは話の本筋じゃないんだけどね 無鉄砲もするけど子供なりに頭を働かせて行動してるところが好き
53 :
底名無し沼さん :2007/04/24(火) 21:31:28
w!ひでぇなコリャ
>>53-54 キサマのほうが遥かに下らん
何事もなかったように次どうぞ
↓
56 :
底名無し沼さん :2007/04/25(水) 07:16:46
>>50 ,52 同一と思うが・・・
>>51 は、俺が書いたのであって、自作自演でありえない。
もう少し、素直にコメントできないものでしょうか?
何事もなかったように次どうぞ
↓
『凍(しば)れるいのち』 川嶋康男・著 柏艪舎 薬師岳で愛知大学パーティ13人が遭難死した1962〜63年の冬、 大雪山・旭岳で北海道学芸大・山岳部の11人が遭難し、たったひとりリーダーだけが生還。 その山行の詳細と、生還したリーダーのその後の生き様を描いた本。 悪天の中でパーティが崩壊していく様子は凄惨でやりきれない。 リーダーを主人公として、その人柄に焦点を当てつつ話が進んでいくんだけど、 新浜、佐々木両氏の行動が特に印象的だった。
>>53 レス番を間違えますた。>50=>52です
したがって>51は無罪、許してたもれ
59 :
底名無し沼さん :2007/04/25(水) 13:02:41
60 :
底名無し沼さん :2007/04/25(水) 13:07:26
>>59 です。
2chから、上記はリンクしないようなので、
直接URLにコピペしてください。
62 :
底名無し沼さん :2007/04/25(水) 19:06:18
>>57 それ、自分では面白いとか思って書き込んでるの?バカ?
>>57 は普通に本紹介してくれてるだけなのに。テラカワイソス
(つД`)
今マロリーの足跡をたどる「そして謎は残った」を読んでいます。 のっけからマロリーの死体の写真があってちょっと驚いた。 コレを読み終わったら「デス・ゾーン8848」を読む予定。
67 :
底名無し沼さん :2007/05/01(火) 19:45:07
売ってあげようか? まぁ、絶版でプレミアがつくから・・・指一本でどないや
>>67 「アマゾン」とか「日本の古本屋」で探せばあるよ。
「空へ」は探しまくったら、ブックオフにあったので購入。 「デスゾーン」はなかなか見つからないので、図書館で借りた。
>>66 「空と山のあいだ」、先日読了しました。
冬山を侮った初心者が陥る“ありふれた事件”を素材として扱いつつ、
読んでいるうちに「ありふれた事件」なんてないんだなぁ…と、思わせる
作品でしたね。四人の犠牲者の誰もが、どこにでもいそうな、けれども、
そこにしかいない人間であったのだな、と。
それはともかく、この事件の当時に2chがあったら(あるいは、同じ
事件が今発生したら)、パンパカスレでは批判の嵐だったでしょうなぁ。
・パーティー全員、冬山未経験
・最長の山歴でも三年弱
・六人パーティーに三足のアイゼンとカンジキのみ
・メンバーの遅刻が原因で、当初の予定から丸一日ずれた行程
…ほか
72 :
底名無し沼さん :2007/05/08(火) 20:23:25
スレ違いだけど、「山の映画」ってお勧めあります? 最近見たのは『運命を分けたザイル』
人に質問をするなら、まず自分からね。 > 『運命を分けたザイル』 どうだった?
74 :
底名無し沼さん :2007/05/08(火) 22:22:24
>>73 ずいぶん偉そうですね。
>どうだった?
人に質問をするなら、まず自分からね。
>>72 山の映画というのは、上り下りの途中を断片的につなげた記録映画を別として、特に見た記憶がない。
ごく少ないんじゃないかな。ロケが極端に大変だろうし、セットじゃチャチだろうし。
77 :
73 :2007/05/08(火) 23:20:23
偉そうというか、マナーを注意されたら逆ギレかよwww
78 :
72 :2007/05/08(火) 23:25:11
>>77 >74は私じゃないんですが・・・
『運命を分けたザイル』は、最初はドキュメントみたいな感じで入りにくかったんですが
主人公二人の場面だけになったら引き込まれてました。
>76 ありがとう。
色々さがしてみます。
>>77 マナーなどとどこかで聞いたような小生意気なことを書く資格があるか、自分をしっかり見つめ直したらどうかね?
80 :
73 :2007/05/08(火) 23:51:16
>>78 それはすまんかった。
でも、申し訳ないけど、ちとスレ違いの話題だね。
流れの中で、話題がスレの本題から離れていくのはいいけど。
まぁ、このスレ的には小説などの原作を元にした映画とかならOKだと思う。
例えば、「八甲田山死の彷徨」を元にした「八甲田山」とかね。
おいらもあまり山の映画は見た記憶がないけど、八甲田山は、本当に八甲田山で
真冬にロケしたらしいから、一度見てみたいな。
>>79 マナーを注意することが小生意気ねぇ。
(´_ゝ`)フーン
81 :
73 :2007/05/09(水) 00:09:24
82 :
底名無し沼さん :2007/05/09(水) 00:26:23
83 :
底名無し沼さん :2007/05/11(金) 16:41:27
>>72 ガストン・レビュファの
「星と嵐」
「天と地の間に」
「星にのばされたザイル」
名作、感動間違いなし!!
え?知らなかったの? 物凄く上手いよレビュファ。
>>85 いや、レビュッファは知っていたけど、今どき見られるとは思わなかった。
88 :
底名無し沼さん :2007/05/12(土) 10:18:12
>>88 買う買う買う買う。このところ映画を見ようとも思ってなかったから知らなかった。
>84は映画をみたジジイ様だったのでつね(・∀・)! レビュファ上手いよね!
>>90 いんにゃ、見たことはなくて、紹介記事だったかで知っていた幻の名画でごわす。
>>89 レビュファのDVD三部作は俺的にはすげえ大ニュースだった。速攻買おうと思った。
↓
値段見てぶん殴られた気分だった。一気に意気消沈した。
↓
小遣い頑張って貯める。数ヶ月。
↓
晴れてアマゾンで3点まとめてポチッ! ヽ( ゚∀゚)ノ
↓
商品取寄せ中wktk ←今ここ
>>87 やめとけ。人を不愉快にさせるものしか書かないよ。
>>87 山板的には、肝心の山の描写や登山シーンがいまいち>森村
この作者でどうしても読んでみたいなら「密閉山脈」「虚無の道標」あたりをどうぞ
『山岳遭難の構図 ―すべての事故には理由がある』 青山千彰(著) 東京新聞出版局 警察や山岳団体に集められた遭難事例のデータを基に、統計処理を通して その実態や理由など、本書のタイトルでもある「山岳遭難の構図」を明らかにしていく。 経験論からは到達できない、思いがけない解が導かれるのでとても面白い。 なお、本書は2部構成で第1部が上述のデータ分析、第2部は最も多い遭難理由である 「道迷い」の研究。被験者に低山を歩かせて迷い具合を測る、といった実験結果のほか、 登山道の迷いやすさの指標化などを提案している。
>>96 読んだ人が統計ばかりであまり実地に基づかない本でつまらん、と
言ってました。図書館で借りてみよっと。
「白き峰の男」谷甲州。を入手したー! 日曜の午後が快適になりそうだ。
>>98 おれなんかまだ持ってないと勘違いしてBOOKOFFで二冊買っちゃったよ
言ってくれればあげたのにぃ
100 :
底名無し沼さん :2007/05/20(日) 22:04:46
「遠き雪嶺」谷甲州 文庫上巻を読み始めた。最初の部分で昭和初期の日本の登山史が語られている。 本編が楽みだ
谷甲州 『惑星CB-8越冬隊』 SFなんだけど中身は極地探検+高所登山です
>>100 時代が違うとはいえ自身も7000m峰に登っているだけあって真迫力がある。
タイトルは忘れたけど、自伝的エッセーは必読。
103 :
底名無し沼さん :2007/05/21(月) 07:55:51
何〜にも知らないけど、谷甲州って登山家だったの?
>>102 『彼方の山へ』中公文庫 (たぶん絶版)
とにかく歩くことが好きだった。地図を眺めているうちに、そこに記された風景の中を歩いてみたく
なるのだ―学生時代、里歩きから始めた著者は、素人同然の技量で冬山に挑戦。厳冬期南アルプス
全山単独縦走を果たす。やがて青年海外協力隊員としてネパールに渡ったことをきっかけに、
ヒマラヤ・クン峰に登頂…。新田次郎賞受賞作家が、独特の透徹した視点で丹念に綴る青春登山記。
105 :
底名無し沼さん :2007/05/21(月) 12:31:08
>>103 登山家っていうほどではないけど、若い頃から山好きで結構登っている人
>>99 なっ、
ブクオフで普通なら7.5冊買えるだけの値段にビビって、
店内一周するほど悩んでやっと買ったのにorz
でも、十分楽しめたからいいか。
>>101 それって1冊で完結?。たしかそれもあったな。
続編あると揃えるのが大変だからやめといたんだよな。
109 :
底名無し沼さん :2007/05/21(月) 23:08:22
「背筋が冷たくなる話」谷甲州(集英社文庫) ISBN4-08-747197-7 雪洞でビバークしていたら、天井にアイゼンが見えた。。。 続きは本書をどうぞ。しかし、ほとんど山に関係ない短篇小説。
110 :
底名無し沼さん :2007/05/21(月) 23:22:43
「ああ南壁 第二次RCCエベレスト登攀記」藤木高嶺 中公文庫 題名の通り、朝日新聞社の特派員としてエベレスト南壁登山隊に 同行した記者の記録。ここのスレでもよく話題になる森田、加藤 等の行動が客観的に記録されている。 藤木高嶺はRCC創設者藤木九三の息子。
>>110 数年前、藤木氏を芦屋ロックガーデンで見かけました。
今では、かなり老け(ry
「天を越える旅人」 谷甲州 ハヤカワ文庫
「白き嶺の男」 谷甲州 集英社文庫
「死のクレバス」 J.シンプソン 岩波現代文庫
「エベレストを越えて」 植村直己 文春文庫
「雪の炎」 新田次郎 文集文庫
以上、ブクオフ+古市で買ってきた。
全部で1,200円位。(「死の…」が\550!)
これで1ヵ月はもつかな?
112 :
111 :2007/05/22(火) 18:21:45
「雪の炎」 新田次郎 >文集文庫× 文春文庫○ 念の為。
113 :
底名無し沼さん :2007/05/23(水) 12:13:59
amazon ユーズドで『栄光の岩壁』が激安なんだけど、読む価値 大?
>>113 それなりに楽しめると思うケド、ブクオフ(105円)でよく見かけるから
送料とか手間を考えると「激安」じゃない。
近くにブクオフ無い人はどうぞ。
115 :
底名無し沼さん :2007/05/23(水) 22:01:34
「冒険」植村直己 小学館文庫 イカダ、エベレスト、グランドジョラス、北極点、グリーンランドの 一通りのまとめ本。事前に他に出てる本を読んでる人にはつまらない。 逆にまだ読んでない人は、これ一冊で広く浅く植村直己の冒険がわかる。 植村直己は植村直巳が本名だったんですね、この本を読んで知りました。
amazonのユーズドって一冊ごとに送料がかかるんでしょ。 使う気しない。 eブックオフも品揃え悪いし。 お勧めの古本通販ってどこかないかな?
>116
それはそうだけど、5年以上探してた古本5、6冊がアマゾンだと1日でそろった。しかも
3000円以内。専門店で見つけていたら倍以上かかったと思う。
送料が惜しいなら、アマゾンで見つけた本屋のサイトに飛んで直取引するとか?後は
知ってるだろうけど
http://sgenji.jp/で探すとか
118 :
底名無し沼さん :2007/05/31(木) 16:11:52
岳人 の『夏山』買った人いる? 北アルプスの特集が見たくて 昨年はヤマケイの『JOY Summer』買ったんだけど、 今年のヤマケイ(6/15発売)はいまいちみたいだし。
山本その2かと思った
120 :
底名無し沼さん :2007/06/01(金) 20:06:26
>>118 だったorz
ほとんどバスダイヤ目当てに買ってる
孤高の人の冒頭に出てくる老人は外山か
NHKの「氷壁」は山板的にはどうですか?自分はオモシロイと思いながら見たのですが…
124 :
底名無し沼さん :2007/06/01(金) 22:11:09
>124さん、サンクスです。専スレ行ってみまっす。
>>123 最低最悪だった。
原作のいい部分が悉く吹っ飛んでいた。
突っ込みどころ満載で盛り上がった。
山板的タイトルは「吹石の乳」
映画 『ブラインドサイト』 今夏公開
盲目の子どもたちが標高7000メートルの山頂を目指す姿を追ったドキュメンタリー映画。
古くからの言い伝えのため、チベットでは、盲目の子どもたちは、親からも社会からも
拒絶されてきた。そんな子どもたちが、盲人として初めてエベレスト登頂に成功した
米国人登山家、エリック・ヴァイエンマイヤーとの出会いをきっかけに、エベレストの
北側に立つラクパリ山頂を目指すことになる。
http://www.blindsight-movie.com
128 :
底名無し沼さん :2007/06/04(月) 21:09:22
「エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話」 ジョン・クラカワー 著 森雄二 訳 朝日文庫 ISBN4-01-261296-7 「クライマーのほとんどは本当に気が狂っているわけではなく、ただ、 人間の条件における特別悪性の緊張感という病に冒されているだけなのだ」 (著者覚え書きより)。単独初登攀した「デヴィルズ・サム」での著者自身の 体験をはじめ、山男の悲喜こもごもを生き生きと描いた12のエッセイ、 文庫オリジナル。 ブックオフで探し始めて早4年、 やっと本日地元のブックオフで発見し購入 この本「山の本」まとめサイトにも載ってました
amazonユーズドであったけど
105円で買うことを楽しんでる人もいるからね
本は新品を吟味して買うから意味がある 中古のきったねー本は買う価値なし
132 :
底名無し沼さん :2007/06/05(火) 22:49:01
>>131 の読んだ後の本は読みたくねぇな。
よっぽど酷い汚し方してんだろうなwww
133 :
底名無し沼さん :2007/06/07(木) 14:46:19
>>128 bk1で買った。660円
アマゾンのユーズド500円だったから新品でも送料を入れると
そう変わらなかったんで。
ミニヤコンカ遺体発見 元隊員「収容したい」 会見で現地入りの意向 (06/13 14:20)
中国のミニヤコンカ峰(七、五五六メートル)で一九八一年に遭難した北海道山岳連盟
(道岳連)登山隊員八人のうちの一人とみられる遺体と遺品が、同峰中腹で発見されたことを
受け、当時の登山隊のメンバー二人が十三日、道庁内で記者会見し、現地での遺体の確認、
収容を検討していることを明らかにした。
会見したのは、遭難した八人を含む十二人のアタック隊のリーダーだった奈良憲司さん(62)
=美唄市=と、隊員の阿部幹雄さん(54)=札幌市中央区=。現地から連絡を受けた
阿部さんは「遺体をこのままにはできない。収容して埋葬したいが、簡単に行ける場所ではなく、
遺族とも相談したい」と述べた。
奈良さんは「当時のリーダーとして、責任を全うしなければならないと思っている。できる限り
早く、現地に行きたい」と思いを語った。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/31964.html
136 :
底名無し沼さん :2007/06/14(木) 19:50:42
138 :
底名無し沼さん :2007/06/15(金) 16:46:38
本の話じゃないけど 映画「八甲田山」を初めて観ました 古い映画だけど凄く良くて感動。 日本映画でもここで出来るんですね〜 雪中行軍の話って 史実だと一部士官は舶来のゴム長を履いていたとか 当日は観測史上一番の寒波が来ていたとか エピソードも興味が沸きますね
>>57 を読んでる途中なんだが、
北海道学芸大の遭難が12月31日。それから間を置かずに愛知大遭難。
>「ラジオで学大生遭難のニュースを聴いていた愛知大学山岳部パーティ十三人が、
>あろうことか三日、吹雪の北アルプス薬師岳に忽然と消えてしまった」
という一節があって胸が痛い…
140 :
底名無し沼さん :2007/06/22(金) 02:32:43
おれもちんこが痛い。
『ニッポン百名山よじのぼり』 ただのDQNじゃん。車で乗り入れ禁止のところまで入ってるし。
142 :
底名無し沼さん :2007/06/22(金) 23:33:35
山学同志会の冬季アイガー北壁直登について書かれた「北壁の四十三日」を 図書館から借りた。 著者の遠藤二郎氏は同会代表だった小西政継との冬季マッター北壁に続く 遠征であり、このアイガーでは隊長であったが、その後の同志会の海外遠征の メンバーに名前を見ない。すぐに退会してしまったのだろうか。 副隊長の星野隆男が「俺、遠ちゃんと合わないんだよ…」と愚痴っていたことが 小西政継の著書にも書かれていたし。 ヤマケイの小西政継追悼特集号に追悼文を寄せていた(内容はマッターでの 想い出)のだけは読んだことがあるが。 あと、雪崩遭難者捜索用のビーコンを開発したとか。
>>142 遠藤さんが遠くなっていったのはたしか、激しすぎる夢か栄光の叛逆者に書いてあったかも。
星野さんはたしか遭難で亡くなったんだよね?
遠藤二郎氏は昭和49年(1974)のエベレスト南西壁(RCCU)に同志会 から3名で参加した後、同志会から遠くなり去っていった。(栄光の叛逆者) 冬季アイガーは昭和45(1970)年3月に冬季第2登なんですね。その本読んでみたいです。 星野隆夫さんは同志会のジャヌー遠征(1976)に副隊長として参加する予定でしたが 昭和48年(1973)12月31日に蒲田富士で雪庇が崩壊し亡くなられました。
K2 雪と氷と岩と 松尾良彦 著 西日本新聞社 1978年 日本山岳協会主催の1977年のK2登頂記。ルートはアブルツィ稜(南東稜)で 初登(1954年イタリア隊、南東稜)に続く23年ぶりの第2登 吉沢一郎総指揮、新貝勲隊長ら隊員39名、パキスタンからの参加隊員3名、 連絡将校、映画撮影隊(「白き氷河の果てに 東宝東和)など総勢52名 費用1億5千万円の大規模遠征隊の記録 各地の社会人山岳会から隊員は集められた。一次アタックメンバーに選ばれなくて 下山した隊員(名前は書かれていないが森田勝氏?)がいたことが書かれている。 極地法で酸素を使用。
またK2モノ 喬戈里峰(チョゴリ、K2)登頂記 中国側北稜ルート征服の全記録 日本山岳協会登山隊・NHK取材班 編 日本放送出版協会 1982年 執筆は主に登攀隊長であった小西政継氏。登頂やその他要所は隊員や 取材班が執筆している。尚、隊長は新貝勲氏。 これもまた社会人山岳会から集められた隊で、ここでもまた隊員の 野心がでてくるのが見られる。「残された山靴」P120によると長谷川恒男氏が 隊員に応募していたらしい。隊員2名が遭難死した。無酸素。
エヴェレストの女たち 田部井 淳子 (編) 山と溪谷社 (1998/06) ¥ 1,575 読んでみたら面白かった。 ワンダ・ルトキェビッチの記事があるのがイイ! 巻末に女性の8000m登頂者リストがあるので何かと便利(ただし集計は96?97?)
148 :
142 :2007/07/02(月) 19:28:11
>>143-144 ありがとうございます。
>その本読んでみたいです。
東京勤務なら中央区図書館にあります
「栄光の叛逆者」というタイトルはちょうど同時期、角川映画にもなった 「汚れた英雄」(大藪春彦原作)をヒントにした気がしてならない。
復刊かな? 10年以上前に出版されていたはず。 地味だけど、基本的な知識を得るには良い本だよ。
152 :
底名無し沼さん :2007/07/05(木) 19:56:09
生存者て本買った・・・そんだけ
>>152 アンデスのヤツ?
あれはあれで感動したな。
スレ違いかもしれんが。
154 :
底名無し沼さん :2007/07/07(土) 19:24:16
「風の遺産」新田次郎 講談社文庫 ISBNなし 新田次郎にはめずらしい人妻山岳小説。 若い人妻が山男と知り合い谷川岳で遭難し離婚するという話。 昭和三十年代前半の描写がいまの時代に読むと妙に新鮮。 乾徳山、鷹取山、丹沢、谷川岳が舞台。
>>154 Σ(゚д゚|||)そんな作品あったのか
図書館で新田次郎全集を借りて山岳ものはぜんぶ読んだ気になってたけど、
1974〜76年に出版された全集(全22巻)には収録されてない。
調べてみたら1982〜83年に「完結版新田次郎全集」(全11巻)というのが出てるorz
没後に全集から洩れた作品を集めたみたいだ。
図書館に無かったから知らなかったよ・・・
>>155 文庫版の発刊にあたり。あとがきのような形で
新田次郎が『「風の遺産」との再会』で次のように書いている。
この小説は「婦人生活」誌上に昭和三十六年六月号から翌年の五月号まで
一年間にわたって連載し、これをまとめて昭和三十七年七月に、講談社か
ら出版され、その後絶版になったが、今回加筆補遺の上再版されるに至っ
たものである。…略…この小説は再版にはならず、そのまま絶版となった。
当時の私の小説の多くはそのような運命をたどっていた。「風の遺産」は
私の書いたものの中では異色作品だった。その後、「新田次郎全集」にも
編入されず今日に至った。全集に入らなかったのは、これと同じような傾
向の作品が少なく、一冊にまとめて出すだけの量がなかったからである。
つまり、私にとってはこれは異例な作品だった。長い間小説を書いて来た
が、人妻の恋を書いた長編小説はこれだけである。
ブックオフでゲットしました。105円也。
アマゾンや図書館で探せばあるかもしれませんね。
色物だなぁ… そういや先日、家田荘子の「女霊」が山岳コーナーに置いてあって なんか違う、と思って帰ってきたよ。
158 :
底名無し沼さん :2007/07/08(日) 14:34:13
生存者て本読んでます 最初ためらってた人肉食も 日がたつにつれてバクバク食う 過程が恐ろしい 調査に行く連中は 多めに肉を支給され、肉を調理する人間は つまみ食いが楽しみだったと
160 :
159 :2007/07/13(金) 12:00:09
↑の映画のHPの予告編みたら、なんか昔の映画「ホワイトアウト」みたいな雰囲気。 脚本家が同じなんですね。 石黒賢も出てますね。 本はこっちの方が「ホワ・・」よりおもしろかったけど。 まあ、どんな感じになってるかな?
本屋で最初の数頁を立ち読みしたけど 常念小屋あたりの描写のようでした
162 :
底名無し沼さん :2007/07/17(火) 03:50:21
さんざん既出だけど、『空へ』は読み応えがあるね。 この板では、たびたび話題になるから、 前から知っていたけど、 貧乏なので、やっと古本屋で見つけて、 読むことができました。 難波さんの最後、カワイソス。・゚・(ノД`)・゚・。
163 :
底名無し沼さん :2007/07/25(水) 23:11:07
>>162 難波さんについては佐藤稔遺稿集「残された山靴」に18ページほど書かれているよ。
あそこで荒れさえしなければ無事降りてこれたんだろうけどね・・・。
だいぶ前読んだので細かい所は忘れたけどクラカワーは難波さんやサンディヒルピットマンなど女性に対し
かなり見下した書き方をしていなかったかい?
「K2非情の頂」の著者はこの事故に関して、なぜ女性であるからといって
ここまで書かれなければならないのか、という疑問を書いていたよ。
元プロレスラーの前田日明が「空へ」を薦めていたので最近、読んでみた。 読み応えあったわ。 今から「孤高の人」読みます。
「続・山で死なないために」 武田文男 朝日新聞社 長年登山界を見つめ続けてきた新聞記者の貴重な証言集。 「山で死なないために」の続編。文庫オリジナル。 1996年に書かれたもので主に80年後半から90年前半の登山界の 出来事を取り上げており、当時の遭難事件等が紹介されて、 当事者へのインタビューの内容も紹介されている。 筆者の息子は立教大山岳部ナンダコート登山隊に参加している。
166 :
底名無し沼さん :2007/08/01(水) 18:37:27
谷甲州「彼方の山へ」 新田次郎「聖職の碑」 長尾三郎「マッキンリーに死す」 以上、計315円で購入。 「彼方の−」以外は図書館で借りて既読だが、ブクオフで見つけると 「ひょっとして絶版じゃねぇか?」とか思い、思わず買っちゃう。…違うんだろうけどw
>>長尾三郎「マッキンリーに死す」 これは読みたいな
>>167 ブクオフで探してますが未だ見つからず、早二年
169 :
166 :2007/08/04(土) 06:10:26
>>168 探す時は作家別「な行(長尾―)」の所と、出版社別「か行(講談社文庫)」の所
で探してます?今回は後者で見つけましたよ。
でも、ブクオフは(仕入れの関係か?)店によって扱い商品が違いますもんね。
>>168 私も「マッキンリー〜」はブクオフ105円でゲットしました。
ノンフィクションの講談社のとこで見つけた。
場所によって品揃えも違うから、山の本に強そうな店で捜すと見つかり安いかも。
中央線(総武線)沿線はお勧め。
長尾三郎の「死す」シリーズ三部作のうち 「マッキンリーに死す」のみ未読です。
「四度目のエベレスト」 村口徳行 小学館文庫 年間平均100日ほどをヒマラヤで暮らし、各国登山隊の実情や変貌するヒマラヤの 環境状況などを観察しつづけてきたカメラマン登山家が今綴る"エベレストの真実" カラー写真がふんだんに使われていて読む部分は少ないです。 ヒラリーステップでの登山者の待ち行列の写真を見ると 槍ヶ岳のハシゴ待ちより多いようです。
>>172 > ヒラリーステップでの登山者の待ち行列の写真を見ると
> 槍ヶ岳のハシゴ待ちより多いようです。
自分もあの写真にはワラタ
世界一の高所とは思えない。
初登の頃とはエベレストの位置づけが全く変わってしまったんでしょうね。
三浦雄一郎とそのバックに写っている南壁がよくわかる写真を見ると 「ああ南壁」で読んでいた南壁のイメージよりもっと厳しい岩肌が見えます。 こんな高所の垂直の壁にルートを作ったなんて、すごすぎます。 また、渡邊さんがテカテカのローツエフェースを登ってる写真を見る限り、 ここで滑ったら顔がもげるのは必至と思いました。 おそろしい所です 読むより見るほうに力が入ってしまいました。
175 :
166 :2007/08/08(水) 18:29:41
昨日、六アイ(関西)のブクオフに「マッキンリーに死す」売ってたよ。「な行の作家」\105のところ。
>>163 女性だけじゃない気がする。
なんか読んでると裁判の陪審員にさせられた気分になるね。
クラカワーの頭の中で誰に責任押し付けようかって公式が見えてくるようだった。
サンディ・ピットマン、台湾人のマカルー、南アのイアン・ウッダル、キャシー・オドウェイ
みたいなジャーナリスト、名声を得ようとして参加した人間はボロカスだよね。
アマチュア、死者は批判対象から除外。
ブクレーエフはプロなのに重大な落ち度があったからボロカス。
クラカワー自身だってアンディ・ハリスの酸欠を見過ごしてるし、ヴェック・ウェザースに
至っては「もうすぐガイドがやってくるから」って遠まわしに連れて帰る面倒を避けようと
した節があるし。
難波さんに対しては「クランポン(アイゼン)の使い方さえ怪しい」とか頂上付近で
とんでもないミスを犯しそうになった事を目ざとく書いてる。
難波さんの最後は切ない。
クラカワー自身も仕事として書かないわけにはいかなかっただろうし、書くのは随分
辛かっただろうと思うけどね。
クラカワーの「空へ」を読み始めたんだけど、無駄に修飾文が多くていらいらする。 エベレスト大量遭難についての本のうち、これを最後にしてよかったと思った。 最初に出くわしてたら、もーいいやと最初からあきらめてたかも。
178 :
底名無し沼さん :2007/08/22(水) 18:13:11
俺もエベレスト遭難関係の本は一通り読んだけど、一番ウザかったのはベック・ウェザースのだった。
179 :
底名無し沼さん :2007/08/23(木) 02:42:09
>>177 章頭の引用文は後で読むことにして読み飛ばすのが吉
>>178 そうだね。
あの本はむしろ遭難後の生活に焦点があててるからね。
あの本のおかげで講演生活ガッポガポだろうね。
ああいうタイプのアメリカ人苦手だな。
>>2 アルプス交響曲は作曲者の爺さんが日帰り登山するくらいの山を想定して書いてあるんだが
俺はヒマラヤの8000メートル峰を勝手に妄想して聴いてるんだよな。K2のブラックサマーを想像し、
最後オルガンが鳴るところはジュリーへの追悼って感じなんだ。
>>179 > 章頭の引用文は後で読むことにして読み飛ばすのが吉
それと斜め読みでなんとか「空へ」を読み終えた。
クラカワーは神かなにかの視点でももったつもりか?と突っ込みたい本だったな。
ベック・ウェザーズは遭難部分があっさりと終わって拍子抜けだった。
でも、クラカワーよりはまし。
エベレストっていうドキュメンタリーの映画があるらしいがビデオが見つからない
186じゃなかった。184だ
クラカワーはどうやら黄色い人たちが嫌いらしい。
クライマーが知り合いにいればクラカワーはマシな方なんだってわかる
『山の季節』 田淵行男 小学館文庫 写真が美しい。山を想う詩がその間にちりばめられてる。
『クライミング・フリー 伝説を創る驚異の女性アスリート』 リン・ヒル/グレッグ・チャイルド 小西敦子 訳 光文社文庫 ISBN4-334-76176-3 定価(本体667円+税) (ブックオフで105円) CLIMBING FREE My Life in the Vertical World by Lynn Hill with Greg Child 伝説を創りつづけるトップクライマーが、その半生を綴る! 背が低かろうと高かろうと、男だろうと女だろうと、 岩壁はすべての人間に等しくひらかれている−−− 14歳でクライミングと出会った直後から、リン・ヒルの信念は形成されていた。 登攀に明け暮れる刹那的な日々から、前人未踏の〈ノーズ〉における 「ワンデイ・フリークライミング」を達成する過程を経て、 彼女の心はあらゆる束縛からの"自由"を勝ち取ってゆく……。
>>71 >>66 同期生が大館鳳鳴高遭難の鎮魂歌
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070907161208.asp 一九六四年一月、秋田県大館市の県立大館鳳鳴高校山岳部員五人が吹雪の岩木山中で遭難、うち四人が命を落と
した事故から四十三年。事故を風化させまいと、犠牲者の同期生らでつくる「秋田県立鳳鳴高等学校十七会」
(木村繁美会長)が犠牲者への鎮魂歌「岩木山哀歌(エレジー)」を制作した。作詞を担当した木村会長は「四
人が生きていれば伝えたかったであろうことを歌を通し、代わりに残していきたい」と話している。
事故は一九六四年一月六日、岩木山七合目の焼止ヒュッテ近くを出発した同部の部員五人が山頂到達後、下山
途中に猛吹雪で遭難した。懸命の捜索の結果、十四日までに二年生の石田隆司さん、乳井孝司さん、畠山勉さ
ん、一年生の金沢吉郎さんの遺体を発見。村井秀芳さんが鯵ケ沢鯵ヶ沢,鰺ヶ沢,鰺ケ沢町長平の山中から生還し
た。
木村会長は三年前、事故を題材にしたNHKテレビドラマ「遭難」の放映をきっかけに、事故を風化させず、教
訓として、後世の人々へ伝えようと、鎮魂歌の制作を決意。木村会長の詩に感銘を受けた秋田県出身の作曲家、
後藤惣一郎さんが曲をつけた。八月七日、同校の同窓会「鳳鳴会」に寄贈された鎮魂歌は三番まで。一番に友の
遭難を嘆き悲しむ心情を、二番に非情な自然の猛威を、三番に遭難を後世の人々への教訓として残し、伝えてい
こうという意志を込めた。
195 :
底名無し沼さん :2007/09/10(月) 09:38:14
星野道夫「旅をする木」 いいよ。昔付き合ってた人にもプレゼントした。 完全にオリジナルな文章ばかりじゃないみたいだけどね。 読んでいると日常の荒んだ生活なんてどうでもよくなる気がする。
レビュファの星と嵐の文庫本、思わず買ってしまった。
>>196 俺はあの下手な和訳に馴染めず、途中で読むのを止めた。
この本に限らず、洋書をそのまま読める人が羨ましい。
198 :
底名無し沼さん :2007/09/10(月) 18:20:24
近藤氏の訳そんな下手かい?
199 :
197 :2007/09/10(月) 18:39:06
うまく説明出来んが、直訳的というか、古臭いというか…w
200 :
底名無し沼さん :2007/09/10(月) 19:04:30
201 :
底名無し沼さん :2007/09/23(日) 08:39:14
オリジナルじゃないってのは 編集者の筆が入ってるってことなんだよな たしか、湯川豊だったかな? あの人を見出した有名編集者
星と嵐の訳は秀逸。 壁でビバークした時のチリチリ音を立てるような冷気が、行間から流れ出してくる。
203 :
底名無し沼さん :2007/09/23(日) 17:25:04
俺はどちらかというと
>>197 に同意
>壁でビバークした時のチリチリ音を立てるような冷気が、行間から流れ出してくる www
こんなキモイ言い回しをする奴と同じ感性を持つ人にはオヌヌメ
「山とある日」上田哲農 中公文庫 『日翳の山 ひなたの山』に続く第二画文集。 羅臼、オホーツク海岸、八ヶ岳、槍、五竜、 必ず絵筆と焼酎の小壜を携え、山に憧れ山を求めた山男のロマン。 書きなぐりな部分もあり、サクッと読めました。
和訳について意見が出ていますが、作品そのものが糞。>『星と嵐』
「きのうの山 きょうの山」上田哲農 中公文庫 山歴四十年、日本の山々をこよなく愛した画家が、若い日の登山を回想し、 そして、きのうきょうの心豊かな山行を語る。
209 :
底名無し沼さん :2007/09/29(土) 10:19:00
>>201 湯川豊といえば釣り人必読の書『イワナの夏』。
今日、図書館で落ち本貰って来た。 白い城砦(芳野満彦) 山と海と町の記憶(安川茂雄) 常念の見える町(蜂谷緑) 岩棚(江崎誠致) 有り難く読ませて頂くよ。
211 :
底名無し沼さん :2007/10/14(日) 23:41:17
裏山しい。
212 :
底名無し沼さん :2007/10/15(月) 20:38:44
「落ち本」ってなにさ
図書館の蔵書整理で廃棄処分になる本
214 :
底名無し沼さん :2007/10/15(月) 21:42:34
どうやって貰うの? 落ち本の情報はどこで見るの?
215 :
210 :2007/10/15(月) 22:22:54
>>214 図書館で「ご自由にお持ち帰りください」コーナーみたいな所(小さい棚)があって、いつもはそこにおいてある。
今回はそのイベントみたいなものがあって、会議室みたいなところを使って沢山置いてあった。
図書館ごとに除籍本の扱いは違うだろうから、地元の図書館に問い合わせてみれば?
216 :
214 :2007/10/15(月) 22:34:09
サンクス。 やっぱりかなり傷んでたり、ページがなぜかくっついていたりするのかなw 図書館なんてもう何年も行ってないけど、こんど行ってみたいと思います。
217 :
底名無し沼さん :2007/11/06(火) 19:15:17
読書の秋
「三つの嶺」新田次郎 文春文庫
村上もとかの「クライマー列伝」読みたいけど絶版なんですね。
>>219 山小屋では見かけるよ。確か、八峰キレット小屋にはあったかな。
222 :
底名無し沼さん :2007/11/09(金) 22:19:04
今だったら大きめの書店に行けば普通に新刊あるのに。
あ、新刊とは違うか。続編じゃないものね。 新品と言えばいいのかな。
226 :
底名無し沼さん :2007/11/10(土) 22:34:10
村上もとかの南西壁と岳人列伝て 絶版だから本屋にも置いてないんじゃないか
村上もとかを読みたい人は八峰キレットに! 山板らしいレスにわろたw
岳人列伝なら先月と今月に出版社を変えて発売。
調べてみた。 ガンボコミックスというところから出てるみたいね。 上巻は既刊。下巻は11月13日。 まとめて買うか。 教えてくれて、ありがとう。
山岳漫画なら、やっぱり谷口ジロー夢枕獏の神々の山嶺。 村上もとかは読んだことなかったけど、 よい機会なので読んでみる。
村上もとかの「クライマー列伝」、ブクオフで買ってきた。¥105。 アイランドコミックスっていう安っぽい(定価¥530)奴なんだけど、 これって1巻で完結なんでしょうか? まだ読んでないけど、第1話「南西壁」から始まって第8話「K2」で 終わるみたいなんですけど・・・
>>232 今、アマゾンから届いたガンボコミックスの上下巻を確認したけど、
K2で終わるで間違いないよ。
234 :
232 :2007/11/14(水) 22:01:13
>>233 さんきゅうです。
しかし、読み始めて3話あたりで止まっちゃいました。
なんか俺には合わないみたい・・・w
オレが持っている少年ビックコミックス「ザイル 岳人列伝」(昭和56、57年初版)も同じだよ。
ガンボの連載だと南西壁が最終エピソードだったけど、 シャッフルしてたんだね、雑誌は。
「遭難者を救助せよ!富山県警山岳警備隊 極限の任務に立ち向かう男たち」 細井勝 PHP研究所 これまであった遭難救助話が読めるかなと期待したんですけど、それよりは その警備隊にいる・いた男たちの話が主だった。 山岳警備にかける富山県やその周辺団体・人の熱意には感服した。
古本屋で「劒澤に逝ける人々」(昭和6年、梓書房版)なる本が530円だったから買ってきた。 題目の通り、昭和5年に発生した剣での遭難事故についての記録を綴ったものなのだけど、 まだ上流階級のスポーツだった当時の山岳界の様子が興味深い。 遺書や遺体と一緒に発掘された写真なんかも載っていて生々しい。
倒産したからクライマー列伝もまた入手困難になるだろうね。
>>145 と同じ1977年のK2モノ
K2登頂 幸運と友情の山 広島三郎 著 実業之日本社 1978年2月初版
広島氏はこの遠征の登頂者の一人。
K2に憑かれた男たち 本田靖春 著 文芸春秋 1979年9月第一刷
1977年のK2遠征の舞台裏を描く。森田勝氏が第1回アタック隊に漏れたとき
下山したいきさつも書いてあるが、書き方は客観的であり丁寧に書いてある。
このときのK2遠征については他に
我が魂魄のK2 新貝勲(同遠征隊隊長) 著 創思者出版
白き氷河の果てに 日本山岳協会・日本K2登山隊 編 講談社
があるらしい。
白き氷河の果てに は同名の記録映画もあったが
アマゾンではVHSビデオであったとおもうがDVDになってるかな・・・。
Everest 非情の最高峰 (IMAXフィルム映画「エベレスト」撮影記録) ブロードコバーン 著 日経ナショナルジオグラフィック社 1998年5月初版 定価5000円 ハードカバー 256ページ 96年のエベレスト大量遭難が起きたときに撮影にきていたIMAX撮影隊の 本。当然遭難についても大きく触れられている。とにかく綺麗なカラー写真が豊富。 原名 EVEREST Mountain without Mercy by Broughton Coburn 英語の読める人は原書をどうぞ。
絶対に死なない―最強の登山家の生き方 加藤 幸彦 (著) 単行本: 213ページ 出版社: 講談社 (2005/04) う〜ん・・・書名のわりには印象に残らなかった。 めぐまれたオサンって感じがしないでもないけど。
>>241 Everest: Mountain Without Mercy (ハードカバー)
Broughton Coburn (著), David Breasbears (著), Tim Cahill (序論)
価格: ¥ 4,208
ハードカバー: 256ページ
出版社: Natl Geographic Society; Reissue版 (1997/10)
言語 英語 商品の寸法: 36.6 x 24.6 x 3.3 cm
同名のペーパーバックなら¥ 2,545
だが商品の寸法: 29.5 x 22.4 x 1.5 cm と小さくなる。
洋書はハードカバーとパーパーバックで値段の差が大きいけど
文章主体の本ならペーパーバックが安く買える。
だれかK2(カラコルム含む)の良い写真集知らないですか?
洋書でもいいのですけど・・・。
244 :
:2007/12/30(日) 16:33:04
昔、偶然に 栄光の岩壁 を人から借り、面白くて著者の他の本も 古本屋から取り寄せました。 只の好奇心なんですが、芳野さんは今でも、あの小説の後書きに書いてある 様に、水戸で健在でしょうかね。 ご存知の方、居られましたら、よろしく。
>>244 少なくとも5年ぐらい前まではアルパインツアーサービスの役員に名前を連ねていたけど、今は知らない。
246 :
底名無し沼さん :2007/12/30(日) 18:23:45
タイトルが山本の本に見えた 極楽とんぼの・・・は今何をしてるのだろう 失ってわかる、みの・・・ほど知らず 失言やモラルって業界人にとって 中年ねらーは若さだろ?
もっと本を読んで正しい日本語を勉強しましょう
248 :
底名無し沼さん :2007/12/31(月) 09:37:43
ゲバ棒持ったおまわりさん
ゲバ棒ってw ここの年齢層も高そうだな
地方の山や自然に関する本が充実している、ネットの古書店はありませんか?
252 :
底名無し沼さん :2008/01/11(金) 00:38:07
>>250 悠久堂に行って実際に見て選ぶのがよろし
253 :
250 :2008/01/11(金) 09:10:38
>>252 悠久堂うらやましいね。いま住んでいる地方都市にはBOOKOFFしかない。
郷土の出版物は部数も少ないし、古いものは図書館で読むことが出来ればいい方です。
254 :
底名無し沼さん :2008/01/13(日) 12:14:41
悠久堂は高いね!俺はオークションで山の本を収集している。
ブックオフで長尾三郎のマッキンリーに死すを探していて、 まだ手に入れてないのですが、そんな中、死すシリーズの 「サハラに死す」があったので買って読んでみました。 淡々とした内容ですが、そんな中に強く訴えるものがあり、 以前に読んだエベレストに死すより良かったし、後半以降 あとがき、解説も含めかなり読み応えがある内容でした。 山とは違いますが一読してみるといいかもです。
256 :
底名無し沼さん :2008/01/29(火) 13:51:04
『山岳サルベージ繁盛記』 寺田甲子男 やっとみつけた。 高かった。
257 :
底名無し沼さん :2008/01/29(火) 16:14:12
猿の話か?
>>256 読み終わったらクレ。無理なら、せめてヤフオクに・・・
259 :
底名無し沼さん :2008/01/31(木) 21:57:18
大期待してた村上さんの「野宿大全」、チラ読みしたがどういう訳か食指が動かない。 写真が少ないせいなんかなあ。
261 :
底名無し沼さん :2008/02/02(土) 23:20:29
「名人瀬畑雄三の渓流釣り入門」 家の光協会、1600円、ISBN978-4-259-54714-1 釣り師だが、「岳人」で特集が組まれるほど山・自然に対して造詣が深い。 山での生活技術についてもページが割かれている。
『山頂に立つ 登山家たちのサバイバル』 クリント・ウィリス 編 佐藤利恵、藤井留美、村田綾子、小笠原景子 訳 扶桑社セレクト "EPIC" Edited by Clint Willis 1997 Thunder's Mouth Press New York 収録作品 ジョン・クラカワー 「デヴィルズ・サム」 グレッグ・チャイルド 「希薄な空気」 スティーヴン・ヴェナブルズ 「エヴェレスト」 ジョン・クリマコ 「危険な連絡将校」 ジョー・タスカー 「冷酷なる大地」 ピーター・ボードマン 「シャイニング・マウンテン」 ピーター・マシーセン 「雪豹」 アート・デイヴィッドソン 「マイナス148度」 近所のブックオフにて購入、カバーの背表紙は白色
263 :
底名無し沼さん :2008/02/10(日) 09:49:02
『富士に死す』 新田次郎 文春文庫 時代ものです
105 :底名無し沼さん:2008/02/12(火) 19:37:56 アマゾンで出てくるんだけど、もう絶版? 買った人いる? K2 2006―日本人女性初登頂・世界最年少登頂の記録 (単行本) 東海大学K2登山隊 (編さん) 単行本: 127ページ 出版社: 東海大学出版会 (2007/05) ISBN-10: 4486037022 ISBN-13: 978-4486037026 発売日: 2007/05 商品の寸法: 26 x 18.8 x 2.4 cm
おいしいよねモンブラン
269 :
底名無し沼さん :2008/02/24(日) 18:14:38
下記の本をかった人いる?日本語版でてるのかな・・・ 「空へ」の著者が書いたアイガーの本 Eiger Dreams: Ventures Among Men and Mountains Jon Krakauer (著) 価格: ¥ 1,660 ペーパーバック: 186ページ 出版社: Anchor Books; Reprint版 (1997/06) 言語 英語, ISBN-10: 0385488181 ISBN-13: 978-0385488181 発売日: 1997/06 商品の寸法: 20.3 x 13.2 x 1.5 cm 米国人として初の8000m14座完登者エド・ビースターズの 本。8000m完登者は10数人いたとおもうけどメスナー以外の著書は あまりない? No Shortcuts to the Top: Climbing the World's 14 Highest Peaks Ed Viesturs (著), David Roberts (著) 価格: ¥ 1,486 ペーパーバック: 384ページ 出版社: Broadway Books; Reprint版 (2007/11/27) 言語 英語, ISBN-10: 0767924711 ISBN-13: 978-0767924719 発売日: 2007/11/27 商品の寸法: 20.2 x 13.2 x 2.2 cm
270 :
底名無し沼さん :2008/02/24(日) 18:15:05
こういう年鑑があると後から色々調べ易いのですけどね。 地球上の高山はすべて記述やレポートがあるようです。 American Alpine Journal 2006 (American Alpine Journal) John Harlin (編集) 価格: ¥ 3,545 ペーパーバック: 519ページ (アマゾンで中身検索できます) 出版社: Mountaineers Books; Annual版 (2006/8/31) 言語 英語, ISBN-10: 1933056010 ISBN-13: 978-1933056012 発売日: 2006/8/31 商品の寸法: 22.9 x 14.7 x 3 cm
271 :
底名無し沼さん :2008/02/24(日) 20:58:11
>>237 亀レスだけど、その本印象深かった。今まで山に行って警察の世話になるような
下手を打ったことは幸いな事に無いけど、こういう人たちのおかげで山に入る事が
出来るんだと、心底感謝した。
それと、P56からの「暗転の登山がもたらした葛藤の日々」のところを読んで
山に登る人間の責任というものを改めて考えさせられた。
272 :
底名無し沼さん :2008/03/18(火) 15:12:33
今月の山渓から谷甲州「単独行者(アラインゲンガー)〜新・加藤文太郎伝〜」連載開始。 来年3月号までの1年予定。初回は別冊付録(ショボかった)。 以前、「いつか加藤文太郎を書きたい」と語っていた谷氏の、構想○年モノなので期待してます。
孤高の人読んだけど良くも悪くも文芸的過ぎる気がした。雪山の描写は美しいけれど。 「単独行」の武骨な文章の方が技術者肌な人柄が感じられていい。 「指輪物語」は空想というには主人公の疲労の描写など生々しく、また自然描写が 美しく、旅の目的が火山に登る事である事も考えると、登山小説の一種と思いました。
274 :
底名無し沼さん :2008/04/06(日) 17:02:33
指輪物語かぁ。 意表を突いたね。 足袋の目的は火山に登ることじゃないけどねw
指輪だと冬山描写の方が登山小説ぽいなぁ。 火山あたりだと、登山つーよりアクション物のイメージの方が強くて。
277 :
底名無し沼さん :2008/04/30(水) 14:56:51
「単独行」を久しぶりに読もうと思うんだけど 『新編・単独行 yama‐kei classics』 と『単独行 山岳名著シリーズ』 どっちを買えばいいの?
迷わず両方買え!
279 :
あげえ :2008/06/20(金) 17:19:29
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3831 「聖域」 大倉崇裕
定 価 : 税込1,890円(本体価格1,800円)
安西おまえはなぜ死んだ? マッキンリーを極めたほどの男が、なぜ難易度の低い塩尻岳で滑落したのか。
事故か、自殺か、それとも――3年前のある事故以来、山に背を向けて生きていた草庭は、好敵手であり
親友だった安西の死の謎を解き明かすため、再び山と向き合うことを決意する。すべてが山へと繋がる悲劇の鎖を断ち切るために――。
「山岳ミステリを書くのは、私の目標でもあり願いでもあった」と語る気鋭が放つ、全編山の匂いに満ちた渾身の力作。
著者の新境地にして新たな代表作登場!!
>>279 そのキャッチコピー読んだ限りでは、すげーありきたりでつまらなさそうなのだが、どんなんだ?
登山記録を追い求める山バカにはつまらないと思う 社会小説を通常読んでいる人だったらそうではないと思うけど
↓アルカイダの友人がひとこと
↑誤爆したw
>>281 いや、小説読み慣れてるやつは、このキャッチでは手に取らないと思う。
全てが凡庸じゃん。
キャッチなんていいかげんなんだからそんなものに迷わされちゃだめ 少しページをめくって読まないから、最近の人は自分に合った作品との出会いがない
作者が必死で宣伝するスレですか?
くだらん
288 :
底名無し沼さん :2008/06/20(金) 23:19:32
野外用具パーフェクトブックの新刊出たで〜
>>279 塩尻岳てどこやねん
塩見岳とか幌尻岳なら知ってるけど。
そんなつまらなさそうな話より、カムエクで熊に食われる話でも書けば良かったのに。
だから山バカって言われるんだよオマエは
「性と死の分岐点」が改訂版になっているけど 初版と内容が違うのだろうか・・・ 本屋でパラパラみてもよくわからんかった。
性と死 ワロス
294 :
底名無し沼さん :2008/07/14(月) 21:58:10
保守
九州のガイドブックに分類される本だが・・・ 「九州の山」著者 立石敏夫 発行所 しんつくし山岳会(当時各書店で入手できた) 初版 昭和32年7月 以後改訂を繰り返され、著者逝去により最後となった 12訂版 昭和54年7月(本文300ページ、1200円) で絶版となった。 著者は九州の山ではパイオニアともいわれる加藤数功氏らとともに活動しており 屋久島、トカラ列島の山まで網羅しており、付録として主要山地の地図4枚と バス時刻表、地形図構成図が含まれて至れり尽せりの内容だった。 立石氏は植生や山村文化、民俗にまで触れており読むだけでも楽しい本だった。 また立石氏らが撮影した古い時代の九州の山の写真集も発行された。 「写真でみる九州の山」A4番250ページ、カラー15枚モノクロ200枚 3500部限定出版、5000円 また
296 :
底名無し沼さん :2008/07/29(火) 20:22:22
………また? またなんなのぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお???
なんでもない、気にするな
298 :
295 :2008/07/30(水) 09:43:31
また、立石氏の「九州の山」を踏襲したとも思えるガイドブックがあるので 書いときます。こちらは現行なので書名だけ・・・。 「大分県の山歩き」89年初版 95年改訂版 290ページ 1600円 「宮崎県の山歩き」89年初版 98年改訂版 330ページ 1700円 「熊本県の山歩き」88年初版 97年改訂版 279ページ 1700円 「鹿児島県の山歩き」91年初版 97年改訂版305ページ 1700円 「九州脊梁の山々」 94年初版 291ページ 2300円 「九州の沢と源流」87年初版 96年改訂版 443ページ 2266円 「福岡・佐賀県の山歩き」(買ってないけど) 1631円 著者はいずれも吉川満氏で発行は福岡の葦書房です。 吉川氏は他にも著書がありますが(最近の分県ガイドみたいなのとか) 氏が所属し活動した山岳会の長年のデータの蓄積で良いガイドが書かれていると思います。 ただし、今となっては出版されて時間も経ってきているので 上記のガイドの中には変わってきてる部分も出てきているかもしれません。 九州地方は地元で活動する人がこうした内容の濃いガイドを出したりしていますが その他の地方ではどうでしょうか。
299 :
底名無し沼さん :2008/08/05(火) 02:59:53
イイジククチカの和書ってないよね?メスナーよりよっぽど読んでみたいんだが。
これのどこがユーレック・ククチカと関係があるんだ?
>>300 答えろw
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301はそういうの好きな人だってamazonに登録されたね。怖い怖い……
>>269 翻訳でてますよ。「エヴェレストより高い山 : 登山をめぐる12の話」
305 :
底名無し沼さん :2008/08/14(木) 17:58:22
up
『われ生還す 登山家たちのサバイバル』 クリント・ウィリス 編
藤井留美・他訳(※)
扶桑社セレクト
"EPIC" Edited by Clint Willis
Stories of Survival from the World's Highest Peaks
収録作品
デイヴィッド・ロバーツ 「わが恐怖の山」
トム・ホーンバイン 「エヴェレスト西陵」
ロバート・ベイツ&チャールズ・ハウストン 「K2/非情な山」
モーリス・エルゾーグ 「処女峰アンナプルナ」
エリック・シンプトン 「ナンダ・デヴィ」
H・W・ティルマン 「ナンダ・デヴィ登頂」
アルフレッド・ランシング 「エンデュランス号」
※カバーには「藤井留美・他訳」とあるが、中を見ると藤井留美の訳は無く
小笠原景子、佐藤利恵、村田綾子が訳している
>>262 と兄弟本みたいのようです。
近所のブックオフにて購入、カバーの背表紙は白色
307 :
底名無し沼さん :2008/09/04(木) 23:04:26
映画観てきた、よかった ほぼ原作を描写していたと思う 原作を読んだことあれば一見の価値ありかな 出口で「大衆映画を観なさそうな人ばかりだね」 と、次の回を待ってる女性が彼氏に話していた、そうかも 全般的に年齢層が高かった
俺も
>>307 見てきた、良かったお
>>308 の言うとおり、客層が異様に高齢。まるでどこかの山の登山道のようw
ほんと、よかった。 もしかしたら事実と異る部分が多いかなと思っていたが、みごとに裏切られた。 想定していた以上に写実的に感じた。 しかも場面場面で流れる音楽もその描写にマッチしていたと思う。そういう意味では、 わたし個人として監督の意図したものにみごとハマッってしまったのかもしれない。 原作を読んだ人には、劇場で観なくとも、 数ヶ月後にレンタルでDVDが出たら見て欲しいかな。 「運命を分けたザイル」もよかったが「Into The Wild」も個人的によかったと思う。 ただし「運命を分けたザイル」を批判的な目で見る人(あら探し的な人)にとっては、 この「Into The Wild」もそういう批判的な的になるだろう。 それはそれでさみしいことだが。
312 :
底名無し沼さん :2008/09/16(火) 23:06:28
314 :
底名無し沼さん :2008/09/17(水) 16:54:52
>>313 登山じゃないけれど、原作者は登山家で「エヴェレストより高い山」
「空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか―」などの著作がある。
315 :
底名無し沼さん :2008/10/04(土) 22:20:46
日本の山の本で、国内にある山が全て網羅されている本があったと思うのですが…… 中身はタウンページのような感じで、ただの箇条書き。 山の名前と標高は書いてあった記憶があります。 最近になって欲しくなったのだけど、名前がわからない…
日本山名総覧じゃないきゃ?
317 :
315 :2008/10/04(土) 22:58:16
>>316 検索してみたら、それです! ありがとうございます。
しかしもう絶版なんですね…… 欲しかったのだが残念。
318 :
315 :2008/10/04(土) 23:41:26
あれからいろいろ見ていたのですが「三省堂日本山名事典」というのも似たような本ですね。 本屋で見たのが、確か1年半くらい前だったので、こっちだったかもしれません。
三省堂の辞典は個々の山の解説が出ているよ でもそれゆえに全ての山名を網羅してはいない 読み物としては三省堂の方が眺めていて楽しいけど
「私の山 谷川岳」 杉本光作 中公文庫 昭和初期の谷川岳を中心とした山行を綴っている。 また何度か指揮を取った昭和初期の一の倉での遭難救助の記録、 松濤明の北鎌での遭難の捜索の模様も書かれていて、 千丈沢での岩かげで手帖を発見しその場で最初に読んでいたりと、 捜索時に指揮を取っていたようだ。 これら遭難救助や捜索についてはリアルに書かれていて興味をそそった。 そういえばこの本に書いてある松濤明のことを どこかで読んだなと思いといろいろと掘りかえしてみたら、 佐瀬稔の「喪われた岩壁 第2次RCCの青春群像」の最初の松濤明の記述に 杉本光作の文章を引用している部分が多々あった。 しかし、何度も出てくる「登歩渓流」を「とぼける」と読むのはなじめなかった。
322 :
底名無し沼さん :2008/10/18(土) 17:11:48
笹本稜平 『還るべき場所』 まだ読み始めたばかりなんだけど名作の予感。
【長野】信州の名著 厳選25冊復刊
書庫の奥に埋もれた名作を掘り起こす「信州の名著復刊シリーズ」が今月から、
県内で販売されている。県図書館協会と「一草舎出版」(長野市・高橋将人社長)が
協力し、2010年までに計25冊を復刊する。
(中略)
今月発売の第1期「信州の伝説と子どもたち」は、青木純二著「山の伝説」(1930年)、
村沢武夫著「信濃伝説集」(43年)、松谷みよ子・瀬川拓男著「信濃の民話」(57年)、
椋鳩十著「動物ども」(43年)、信州作文の会編「信濃子供詩集」(55年)の5冊。
今後は、「信州の先人に学ぶ」「女性が歩んだひとすじの道」「文学に描かれた『青春』」
「信州に生きる」の4期で計20冊を刊行する。長野市松代町出身で日本初の
近代女優とされる松井須磨子の一代記、戸板康二著「女優の愛と死」(63年)や、
日本アルプスを世界に紹介した英国人宣教師ウォルター・ウェストンの
「日本アルプス登山と探検」(33年)も予定している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20081026-OYT8T00720.htm
324 :
底名無し沼さん :2008/11/02(日) 20:19:49
「山岳サルベージ繁盛記」やっと見つけたけど、高いわw 1000円以上って相場なんかな?
>>324 そりゃ高杉だろ
古本屋で何度か見掛けたけど、大体500円位だった。
昔ながらの町の古本屋みたいな所に行くといい。
神保町辺りだと、かえって高い。
ブクオフみたいな所にはない。
俺は去年2千円で買った。ずっと探してた本だったから満足してる。 どこかのブログ?で2〜3千円が相場だって書いてあったけど、この本を「3千円で譲ってくれ」って言われても譲らないな。
緑や惚けるの本はあそこに行けば手に入る。
>>327 どこ?悠久堂?
ちなみに「惚ける」ってなに?
ひみちゅ 松涛のとこ
探す手間暇を考えたら買ってもよいのでは。
331 :
328 :2008/11/03(月) 06:32:55
>>329 ケチw
「惚ける」って「とぼける」じゃなくて「ほうける」じゃね?
百名山信仰者のおかげで、毛嫌いされている深田久弥の『日本百名山』だが、 山を志す者は、一読されたし。 山の風土を簡素にまとめ上げ、地誌の読みものとしても、大変興味深い。 名前だけが、先行している百名山だが、本を読んだことのある百名山信者は、何人いるのか? 私は、百名山走破に興味はないが、読めば、当時(戦後の当時)すでに、人気の(目立つ存在の)山は、 人でごったがえしていた様子が伺える。 彼の他の著書も読んでみたくなる。
333 :
底名無し沼さん :2008/11/07(金) 23:23:00
エスクァイアとブルータスで山の特集やってるね。 エスクァイア買ってみたが、一体何をしたい特集なのか、サパーリ分からんかった。 メインは加瀬大周じゃねー加瀬亮が北穂登って、カメラマン相手にダラダラどうでもいい話をしゃべってるだけ。 既に冬季閉鎖になってるアルプス山小屋紹介カタログとか、意味ねー。 夏に取材したので掲載は今頃になりますた、では意味なかろう。 そもそも素人さんは、もう山には登れなくなる季節だ。せめて1カ月前に出さないと。 せめて写真でも綺麗ならまだ良いのだが、タレントさん連れてってその日にパチっと撮っただけなので 写真も全然良くない。
そうですね。
登山靴の本じゃないんですね
五郎とゴロー
338 :
底名無し沼さん :2008/12/08(月) 13:18:07
イブニングで「しずかの山」ってな漫画はじまった 松本剛は実力者なので期待 しかしシェルパの村で暮らす日本人って設定好きね
のび太「しずかちゃん、ハァハァ」
:::::::::::::::::::::: ____,;' ,;- i :::::::::::::::::: ,;;'" i i ・i; ::::::::::::::: ,;'":;;,,,,,, ;!, `'''i; ::::::::::: ,/'" '''',,,,''''--i ::::::::: ;/ .,,,,,,,,,,,,,,,,, ;i'"`i; ::::::: i;" ___,,,,,,, `i" 「…………ビカール・サン!」 ::::::: i; ,,;'""" `';,,, "`i ::::::: | ''''''i ,,,,,,,,,, `'--''''" ::::::: |. i'" ";| ::::::: |; `-、.,;''" | :::::::: i; `'-----j
「黒部の山賊」図書館で借りて読みました。 面白かった。 雲ノ平小屋に行きたくなった。
342 :
底名無し沼さん :2009/01/10(土) 10:11:53
良スレサルベージ
343 :
底名無し沼さん :2009/01/14(水) 19:45:44
>>241 図書館にあったので借りてよみました。実際の写真でみると迫力ですね。
それから、第2キャンプでマカルーとベックウエザーズの治療をしたのは、
公募登山隊の顧客である医師だったみたいですね。
隊長と、ガイドが救援にいって、もう一人のガイドと客3人は、登頂を中止。
でも、こんな本に出てくるほど、有名な事故に、救援者の一人として、参加したことのほうが、
単純にエベレストに登頂できたよりすごいことだと思いました。
写真てどんなのが出てた? おせーて
345 :
底名無し沼さん :2009/01/18(日) 17:59:44
ソロクライミング勉強出来る本ってないのかな?
346 :
底名無し沼さん :2009/01/19(月) 20:06:53
笹本稜平 『還るべき場所』
読み始めの1ページ目でおもっくそ駄作だとおもた
あれはないわぁ
すまん
>>322
423 :底名無し沼さん:2009/01/20(火) 09:54:01 ユカタンのエピソードがいっぱい出てるよ。写真は同隊の報告書で見ろ! K2ー苦難の童貞 東海大学K2登山隊登頂成功までの軌跡 出利葉義次 著 東海大学出版会 2008年7月 2200円+税
>>345 無い ネットで十分だろ もしくは俺に電話
351 :
底名無し沼さん :2009/01/24(土) 15:55:13
>>345 愛知県周辺だったら教えてあげたいけどな
谷甲州の「白き嶺の男」読んだが、なかなかよかった
加藤文太郎の現代版焼き直しなんだろうが、3時間ほどで読みきった
悠久堂のおじいさん亡くなった?
>>352 亡くなってないだろ。水曜に行ったけど、レジやってたよ。
村上もとか
「ランニング登山」オススメ。
356 :
底名無し沼さん :2009/04/26(日) 08:52:07
「赤いヤッケの男」いま読んでるところ
>>356 心霊ちょっといい話、もしくは、ほのぼの怪談
という感じの本だよな
今更だが、古本屋で石塚真一「岳」3冊買ってきた
ヤマケイの山食のハンドブック、焚き火料理のイラスト文庫本、 最近ではシェルパ斉藤のワンバーナークッキングの本が面白かったけど、 大げさな感じがして試せていない。 コーヒーor紅茶の専門書はすぐ試せるので参考になった。 植村直己の「青春を山にかけて」は名著だと思った。 「犬のジュース屋さんZ」も良かった。
360 :
底名無し沼さん :2009/05/13(水) 11:57:39
面白い本を教えて下さい ・ω・
沢木耕太郎の「凍」(新潮文庫) どこでも買える面白い山の本 正確には山野井の本
362 :
底名無し沼さん :2009/06/05(金) 01:41:34
>>361 読んだ。すげー面白かった。
それにしても変わった夫婦だよなw
まあ沢木耕太郎の筆力も凄いんだが
363 :
◆4AoGQXSo/s :2009/07/03(金) 22:09:52
神保町に通ってる奴にはわかるだろうが、柏水堂で 火事が出て、オーナーさんが亡くなった。少なからず ショックだ。ご冥福をお祈りします。
ジョン・クラカワー「空へ」 体調悪いのにリタイアしないで頑張ってついて来ちゃう客とか、 元気な客はさっさと行きたいのに待たされるとか、 妙に重い荷物を持たされるガイドとか、 気付いたらガイド不在でどうしよとか、 客ほったらかしで俊足下山のガイド(他チームだけど)とか、 死にかけのガイドに「子供いるんでしょ!」と励ますとか、 トムラウシの遭難ツアーと符合する点があり興味深かった。
ヤマケイクラシックスを6冊ばかり立て続けに読んだ 不朽の名著を集めたと言うだけあって云い知れず面白いな ラインホルト・メスナーの超人ぶりが異常杉 もちろんきちんと下調べをして体調を整えて何日も待機して ぐじぐじと悩んだり直前にくじけて中止したりもしており その限りでは他の登山家とかわらんといってもいいのだろうが あまりに軽やかな行動に 大隊組んで荷揚げを繰り返してヤット登る奴らって何なのみたいな 不埒な気持ちにさせられてしまう 年表みて凄過ぎてフイタ 会話部分はフィリップ・マーロウそのままだし とにかくカッコ良すぎる
366 :
底名無し沼さん :2009/08/10(月) 22:11:33
山の途中にキオスク作ってメスナーの反応を見るドッキリテレビがあったな
367 :
底名無し沼さん :2009/08/10(月) 22:47:20
ヤマケイの「山で泊まる」は、山のベテランのアンケートがマジウケる・・・ お前どんだけ団塊なんだよって感じのコメントは必見w
技術書みたいだが 「登山の運動生理学百科」はどうなの?気になっているのだが、 本屋においてないので立ち読みができなくてアマで買うのを躊躇している
>>368 立ち読みしたことあるけど、「どうなの?」って聞かれても…
371 :
369 :2009/08/11(火) 08:37:49
多分紙だな。
>>368 アマゾンで「この本の中身を閲覧する」できるがそれでは足りない?
自分が尼チラ見したところでは、
ど素人ならお守りがわりに一冊あってもいいかと思うが
ある程度やっている人なら微妙かも。
良書の雰囲気なので一読はして損ないと思う。というわけでつ図書館
373 :
底名無し沼さん :2009/08/11(火) 11:44:06
>>364 俊足下山のガイド=ブクレーエフ は
「ガイドは他にもいるが、行程の遅延から最後の方の登頂メンバーの酸素が
途中で尽きる。だから大急ぎで酸素を取りに戻った。そして時間を調整していたら
天候が急速に悪化。絶望的な大嵐の中、誰も救援に向かおうとしない状況下で
他のグループの遭難者を2度も救出に出て行った。」ということのようだが?
「デス・ゾーン8848M」を読んだ限りではブクレーエフの行動は十分に納得が行くんだが。
ブクレーエフのグループでは責任者とその同伴者以外は犠牲者が出ていないんだし。
>>373 おれも読んだ。といっても図書館にあったのでまるまるずっーと借りてたよw
おれの推薦図書
ttp://www.amazon.co.jp/痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR ―軟部組織へのシンプルで効果的なアプローチ-松本-不二生/dp/4752930803
この本で自己整体/ストレッチで眼から鱗がまじででた。ASTRはすばらしいの一言だ。
寂しい独身者で一人なので自分で本をみながらポイントを探し手技を実践したが素晴らしい効果があった。(時々試行錯誤あり)
他力本願な人にはダメだがちまちまとポイント探し丹念に身体をメンテナンスしたいヲタクな人には適してる。
アームストロング「そして奇跡は起こった!シャクルトン隊、全員生還」 山ほンというより遭難ものだけど サウスジョージア島で全くの未知の山脈を越えるシーンがある 「もう歩いてられるかア!」とケツ滑りしてしまうところが 悲喜劇的だった。
本多勝一 「リーダーは何をしていたか」 山での遭難もの 山しろうとが無知なリーダーを信用して遭難した事故を 著者自ら現地調査を行って解明する。
クラカワー「エヴェレストより高い山」 軽快でユーモアあふれる語り口,すこしシニカルなくらい客観的な視点, 体験や聞き書きが活き活きとしていて初心者にも分かりやすく, 重過ぎない山の本としてすごく気に入りました。 当方新米の紙上登山者です。 この本に似たタッチ・切り口の本でお勧めなど教えて頂けないでしょうか。 国内・海外問いません。
その本読んでないから薦めようがない
読んだけど似たようなの無い。 しいて挙げるとすれば 『雪山・薮山』 川崎精雄、「西丸式山遊記」 西丸震哉 だが紙上登山者じゃつまらんかもしれん。
381 :
底名無し沼さん :2009/08/14(金) 23:15:10
>>368 登山中の消費カロリーとか水分摂取量とか具体的な数字が出てくるので
計画を立てるのにすごく参考になった。
新田の「銀嶺の人」を読んで 博古堂(小説中では博考堂)で手鏡をゲトー メスナーの「生きた・還った 8000m峰14座完登」を読んで 天珠ゲトー たんにどんなものか見たかっただけなんだが 我ながらミーハーぶりに笑える
>378です。お答え頂き有難うございました! >380さん うすうすそんな気もしていましたが,やっぱり少ないものなんですね。 2冊もご紹介頂き有難うございます。西丸震哉は「山小屋つくったネコも来た」が 楽しかったので覚えています。その本も読んでみます! >381さん 「山頂に立つ」調べてみました。扶桑社のそのシリーズ面白そうです。 ご紹介有難うございました!
ボブ・ラングレー北壁の死闘をゲト 古本屋で100円なり
386 :
底名無し沼さん :2009/10/02(金) 21:07:15
霧の山稜を買った。 確かに山岳古典の名著だった。
あれはいい本だ
別冊山と渓谷・山で死んではいけないを読んだ。 救助隊員のインタビュー記事を読んで、DQN登山者の言い分や態度に ムカムカしたし、こんなのを相手にしなきゃいけない救助隊員は 大変だなぁと思った。 羽根田治の遭難事例本が新たに出版されないかなぁ。 不謹慎だけど、やっぱりこれが遭難関係本で一番面白い。
霧の山の宗方にあこがれた。 いつまでたっても高尾山ハイカーの域をでないが。
390 :
底名無し沼さん :2009/10/31(土) 19:20:29
ねんがんの K2 嵐の夏 をてにいれたぞ! 前は4000円とかふざけた値段だったんで諦めてたんだが、 このところ安くなってるんで買ってみた。アマゾン。
391 :
底名無し沼さん :2009/11/07(土) 14:56:36
そうだね、羽根田さんのはおもしろいね。 「道迷い」が一番ぞくっと来たかな。 ヤマケイが最近チャラくてうざい
392 :
底名無し沼さん :2009/11/07(土) 15:32:18
基本的に、新田次郎に代表される、素人の書いた山岳小説は嫌い。 ノンフィクションか登山者自身の著作しか読まない。 森村誠一みたいな、山を舞台にした推理小説には抵抗がない。
オレは「K2 嵐の夏」を春先に買ってK2に大ハマりして古書を買い漁ったよ 「ヒマラヤ登攀史」 「K2登頂」 「K2 七人の闘い」 「ボナッティ わが生涯の山々」 「K2 非情の頂 5人の女性サミッターの生と死」 「K2 非情の山」 「ヒマラヤ登攀史」は良い本だね 日本の書籍としてはあまり資料のないダウラギリ初登頂の話とか面白かった 何故に8000m峰の初登頂時期が14年に渡るのかが良く理解できたよ
394 :
底名無し沼さん :2009/11/07(土) 17:39:46
モンベル信者は潮12月号w
395 :
底名無し沼さん :2009/11/07(土) 18:34:42
>>320 川上さんがハードボイルドでカッコよくて惚れた
星と嵐
>>393 小説だけど、笹本稜平の「還るべき場所」がK2を舞台にしていて面白い
>>388 羽根田さんの日記を見ると先月末に広島へインタビュー取材に行ってる
例のトムラウシ関連だと思うので、また遭難本でるのかもしれない
へ〜楽しみだな 今度は素人遭難か?
新刊「ガイドは何をしていたか」
新刊「ゴアテックスに守られて」
新刊「コールマンテントは何故そこにあったのか」
新刊「遺体解剖から見るトムラウシ -登山における運動生理学と自然環境-」
新刊「デスゾーン2141m」 ガイドの自己擁護本
「山頂に立つ」 クリント・ウィルス編 扶桑社セレクト 「冬のデナリ」 西前四郎 福音館文庫 「山頂に立つ」の中の「マイナス148度」は冬のマッキンリーに七人の仲間で挑み 三人が登頂を果たし、下る途中悪天候にはばまれ雪洞で燃料食料がなくなっていく 極限状態を書いたものなんだけど 「冬のデナリ」は七人うちの一人がベースキャンプで、アタックした3人を待つ話です あわせて読むとおもしろい、「冬のデナリ」には写真が多いから 登場人物や現場の雰囲気がわかっていいです
「冬のデナリ」は独特の雰囲気があるな
そういえば黒ユリヒュッテのおっさんが本を出してたよな?だれか読んだ? たしかヤマケイに連載してたやつを、最終話だけ読んだ気がするんだが ヘリのレスキューの人で、岳の牧さんみたいなひとの話だった。
「ほろ酔い黒百合」だね。まだ読んでないけど。 小屋主の本だと手塚宗求さんの作品が良かったな
>>407 ずいぶん前に読みましたが自慢話を聞かされてるみたいで個人的にはイマイチでした。
八ヶ岳に行った事のある人だと印象変わるかもしれませんが。
ほっほぉ〜 じゃあ図書館にリクエストして読むかw >397も気になるな
「還るべき場所」??? あ、 姉ちゃんが落ちたのは、固定ロープをズタズタにした二人組みと同じユマールが原因だった…ってやつだな。
「未踏峰」笹本稜平 祥伝社 1頁目だけ立読みしてきた。が、
413 :
底名無し沼さん :2009/12/07(月) 21:13:27
「いのちの代償」川嶋康男 ポプラ文庫 ¥571(税別) 1962年12月、北海道学芸大学函館分校山岳部のパーティ11名は、 冬山合宿に入った大雪山で遭難した。部員10名死亡、生還したのは リーダーの野呂幸司だけだった。非難が浴びせられたが、山仲間10名の 青春を背負って誠実に全力に生きる姿。45年の沈黙を破り、遭難事故の 全貌が明らかにされる。 ちょうどこの時期には、1月3日吹雪の北アルプス薬師岳で愛知大学山岳部 パーティ13名が遭難した。日本山岳史上希に見る参事が続いた。 実際有った話である。山の遭難の悲惨さと、残された者の生き方が克明に 綴られている。(お勧め度:★★★★★)
そんな本出てたの知らなかった 取り敢えずポチってみた
>>413 別の題名で読んだ話と同じかな。
文庫本があるならそちらにすれば良かった。
しかし皆さんよく見つけますね。
単行本「凍れるいのち」の文庫化ですね 若干加筆されてるみたい
登山読本よかった。
「冬のデナリ」読んでみました 面白かった 読みやすい 他の山岳小説みたいな鬼気迫る感じは無いんだけど、緊迫感は 十分に伝わる お勧め出来る良書だと思います
植村直巳さんがマッキンレーで亡くなったのを 別になんとも思ってなかったんだけど 「冬のデナリ」を読んで、厳冬期に単独で挑むことが 凄いことなんだとわかった 冬期のデナリを八人で頂上を目指すが第一キャンプを作るまえにクレバスに落ちて 一人死亡。 のこり七人で最終第7キャンプまで登るが 体調不良で4人が頂上をあきらめ 体調のいい3人にたくす 3人は登頂をはたし下山途中、悪天候につかまり 雪洞で燃料、食料がなくなっていき… メンバーの後日談がとても興味ぶかかった
内容そんなに書くなよ、、、
読んだ事にして話のネタに使おう
>>413 後半は川嶋さんの賛美で正直少し興醒めした。立派な人だとは思うんだけれど。
あ、
>>422 は(著者の)川嶋さんじゃなくて野呂さんの間違い
「冬のデナリ」届いた 福音館文庫って言うから文庫本なのかと思ったら ちょっと小さめの単行本サイズだったよ。 写真も多いし900円は安いな
426 :
底名無し沼さん :2010/01/09(土) 13:03:17
『言葉ふる森』 山と渓谷社 2010-01-22発売 著名作家ら総勢29人による、「山」をめぐる、豊かな言葉の森。 かつてない「山」の本、誕生!! 『山と溪谷』07年1月号~09年3月号掲載のリレー・エッセイ「言葉ふる森」を 中心に個性豊かな現代作家ら29人による新たなる「山の言葉」30編。 【作品収録作家名】 寮美千子 栗林佐知 堀江敏幸 西寧― 篠田節子 佐伯一麦 出水沢藍子 梨木香歩 熊谷達也 立松和平 大倉崇裕 古井由吉 加藤則芳 南木佳士 内山節 樋口明雄 川端裕人 笹本稜平 高田宏 万城目学川上健一 小池昌代 あさのあつこ 前田司郎 夢枕獏 平野恵理子 谷村志穂 谷甲州 池内紀 浜田優
427 :
底名無し沼さん :2010/01/09(土) 13:54:54
古きよき時代を感じます。 「穂高に生きる」今田重太郎 「旅立ちの記」「北海道探検記」本多勝一 「なんで山登るねん」高田直樹 個人的に思い入れのあるのは、 「いまだ下山せず!」泉康子 過去に同ルートを行こうとしたが悪天候により燕岳で敗退。 読後日付を確認してびっくり! 遭難した人たちは私より1日先に入山してました。
俺も山の本を書こうかな。 タイトルはずばり 「いまだ登山せず」 売れるだろうか?
羽根田氏の新刊が近々でるよ
『山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か』 (平凡社新書 506) 羽根田治=著 新書判 256頁 2010.01 山で逝ってはいけない! 登山ブームの中、年々増加する遭難事故。 その背後には、登山者気質の変化など、さまざまな要因が潜む。 ニュースでは報じられない山の遭難の真実を語る。
431 :
底名無し沼さん :2010/01/12(火) 18:40:03
【企業】 Amazon(アマゾン)、すべての商品を送料無料に…初の試み★4
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1263229949/ ★アマゾン初!すべての商品が送料無料に
・大手ネット通販サイト「Amazon.co.jp」(アマゾンジャパン)が8日、すべての商品の
配送料を無料するキャンペーンをスタートした。通常、1500円以下の商品を購入する場合、
配送料300円がかかっていた。自宅などへの「通常配送」「コンビニでの商品受け取り」が
対象となる。
今回の送料無料キャンペーンは、今月8日午前0時から、2010年3月31日の
午後11時59分(日本時間)までの購入確定分が対象。普段は送料を無料にするために、
他の商品を購入して購入額が1500円以上になるように調整していた利用者にとっては、
うれしいものとなりそう。
例えば、1500円に満たないミネラスウォーターなど“重くて安い”商品も無料になるのは
大きい。今回のキャンペーンを利用すれば、送料はかからずに自宅まで届けて
くれるので便利。マーケットプレイスでの注文は対象外となる。
同通販サイトは過去に「本の配送料無料キャンペーン」を09年9月から11月にかけて
行ったが、すべての商品を対象としたキャンペーンは初の試みとなる。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100108006.html ※誤字などは原文ママ。
『Last Water』 新書(講談社H22.2) 著:矢部輝樹 20年前、孤独な山行を繰り返す中年男「吉岡一郎」は現地ガイドとして大学生の「北見真知子」と共にアフリカ大陸最高峰に挑む。 タンザニア、キリマンジャロでの10日間─。 真知子の言葉、行動が山壁に過去の傷を刻み挑戦し続ける男の孤独を氷解させる。 しかし真知子は山壁から決して目を逸らそうとしない男の悲しみを理解できずにいた。 下山後、それぞれの想い胸に真知子は帰国、吉岡は一人極寒のラサへ向かう。 2009年ある日の冬、幸せな家庭を築き上げていた真知子に小包が届く。 それはキリマンジャロで真知子が吉岡に渡した手紙とゴーグル、そして吉岡からの手紙だった。 20年のときを経て埋められていくキリマンジャロでの10日間。 そしていま吉岡は─。 数十年の時を越え山を愛した男と女の青春を描く山岳小説
そんなつまらなそうなあらすじ載せられたら読む気も失せるよ
>>432 吉岡はどうやって真知子の住所を知ったんだ?
>>432 吉岡の過去の傷っていったいなんなんだ?
買えよな
真知子はどこで買えるの?
真知子高杉
真知子巻き
真知子ババアだろ
記念真知子
冬のデナリ今日読み終わった。 当初児童書のカテゴリでルビもふってあったので、読む気はしなかったんだが、 ここの書き込み見て買ったわけ。 ありがとう! 過去読んできた山物のなかでも記憶に残る一冊になったよ。 いつか夏のデナリに登ろう!
>いつか夏のデナリに登ろう! こんとんじょのいこ
>>430 買った
読んだ
面白かった
有名な遭難が網羅されてた
そりゃあ大変だ
『北の分水嶺を歩く』(工藤英一著・山と渓谷社) 襟裳岬から宗谷岬まで北海道脊梁山脈を縦走した著者の記録。 山が好きな方、北海道が好きな方にお薦め。 ちなみに、この本に触発されて同じルートを辿った『果てしなき山稜』 (志水哲也著・白山書房)はつまらない。宗谷丘陵の辺りの低山は 雪のある時期でないと踏破困難なのは自明なのに、無雪期に行って 結局藪漕ぎを断念し国道を歩いて事足れりとするは、本文の半分以上を 自分語りに費やして山についての記述に乏しいはで、読んでて疲れるだけ。 精神微有害、回避推奨。
山の遭難読んだよ 新書だから、新書っぽい内容(章立て)だ 遭難事件をモチーフにした本やドキュメントもまとめらてれいるから 興味ある人には便利 ヘリタクに関する問題提起がなされていて、低能登山者のDQNぷりに改めて閉口 その他の内容は、(わたしは遭難しないから)興味ありませんでしたw
ここまで続いてこれが出てこないのは何でだ 「山頂渉猟」-2000b以上の642山 その総てに登った男の記録- 南川金一 白山書房 地元民や小屋のオヤジが呆れ驚くような藪山ばっかに登った記録
>>449 山で遭難するのは他人事じゃないから危機感持てって羽根田さん書いてるのに
452 :
底名無し沼さん :2010/03/18(木) 11:40:05
立ち読みで、まえがきにある羽根田自身の遭難もどきを読んで、買うの止めたw
>>451 そのツッコミをいただけるまでに11日かかりました
早い方だと思ってます、ありがとうございますw
語彙力や読書量がすくないと、読んだそのままレビューする馬鹿いるな...
455 :
↑ :2010/03/18(木) 16:40:25
446に失礼だぞ!あやまれ!謝罪だ! レビューもないのに来るな!
『2万5000分の1 地図の読み方 実践上達講座』平塚晶人
地形図が読めるようになる実践上達講座。
地図読みのノウハウと楽しみを伝えて大好評の前作『地図の読み方 入門講座』をうけて、
本書ではどうすれば地図が読めるようになるのか、
その上達方法を具体的に提示します。
ガイド本を片手に仲間と低山歩きをしている初心者が、
次のステップへ踏み出そうとするとき、
地図読みの技術は必須となります。
じつはその地図を読む作業は極めて論理的なものであり、
山歩きの経験と比例しません。
日帰りで地図読みトレーニングを行ない、
あとは、ふだんの山行に地図を意識して臨む。
月1回の山行を1年続ければ、地図は読めるようになります。
そのための教則本であり、ドリルです。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol_detail?isbn=9784093665391
地図なんて普通は自然に読めるだろ 記号は少し覚える必要があるが
458 :
底名無し沼さん :2010/03/30(火) 09:19:13
お前が言ってるのは、ピアノなんて誰だって弾けるじゃん。 鍵盤叩けばいいだけ。と言うのと同じ。
登山での読図にピアノほど習練が必要ってんなら、大抵の登山者は地形図持つ意味ないって言ってんのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>458 は読図もできないアホ観光客ってことは分かったw
地図はみるだけで読めないけど登山者やってます
462 :
底名無し沼さん :2010/03/31(水) 00:15:38
実際問題、ちゃんと地図を読むにはピアノほど訓練が必要だよ。 猫踏んじゃったから、プロが弾くショパンまでレベルが違うのは同じようなもんだ。 全然知らない所に行くわけじゃないし、ドレミファだけでも、役には立つけど。
読図できない人の気持ちは理解し難いな
464 :
底名無し沼さん :2010/04/01(木) 22:22:19
と読図できない人が申しています。
ちゃちゃ入れるのが趣味?
467 :
底名無し沼さん :2010/04/14(水) 14:19:13
地図が読めるといっても一般人レベルと、アルピニストでは全然違う、という話だろ。
地形図なんてデータ量が少ないのに、一般人もアルピニストもないがな〜w
469 :
底名無し沼さん :2010/04/14(水) 23:01:15
短歌や俳句なんかデータ量が少ないのに、歌人も俳人もないがな〜w
大量の山の本を全部売っぱらいたいんだが どこに売ったらええかな?
471 :
底名無し沼さん :2010/04/16(金) 13:02:56
ゴミだがな〜w
>>470 焼却しろ、お前のは変な菌とかついてそうだから
473 :
底名無し沼さん :2010/04/16(金) 15:07:08
>>470 俺にくれ
近かったらとりにいく
最寄り駅どこ?
一冊100円で全部売ってやるよ。 現金10万円持ってきてね。
475 :
底名無し沼さん :2010/04/16(金) 16:25:10
東京駅
>>476 これが本当だったら往復420円で行けるから行きたいのだが、今までの文面見て嘘だと思われるから行かにゃいのれす。(゚∂゚)ソ
バイバーイ
誰か遊歩大全上下巻セット買ってくれ@浜松市
>>477 待ってくれー。
現実的に10冊1000円からどうよ?
さすがに10万円分持って行くのは辛いわ。
480 :
477 :2010/04/16(金) 18:14:43
>>479 Σ(゚Д゚)エッ!?
なんだって?
100円でいいのか?
行く行く!!!
何時にどこで待ち合わせる?
だから最初から 1冊100円で東京駅と言っているのだが
だから東京駅のどこ?
じゃあ八重洲口の大黒屋前でどう?
484 :
底名無し沼さん :2010/04/16(金) 19:16:55
ごめん 急用ができたんで明日にしてくれないか?
明日でもおkよ
486 :
底名無し沼さん :2010/04/16(金) 19:49:00
ありがと また明日
たのむ マジで買ってくれ…
俺も古いヤマケイ持って行くかな、、、
俺はエロトピアと快楽天とペンギン倶楽部持ってくね!!
ヤマケイあたりの雑誌はそれこそゴミだろ
491 :
底名無し沼さん :2010/04/17(土) 06:58:55
でも最寄り駅が東京駅ってぇのが怪しいよな
そうだなぁ やっぱ東京駅行くのやぁめたのれす!!! (゚∂゚)ソ バイバイ
最寄駅が東京駅だと何が悔しいの?
山岳書籍フリマoffしようぜ!
山岳関係たいして数がないから みんなダブって殺伐とするんじゃないの
東京行きの高速バスしか通ってない所かもしれないじゃないか
脳内登山おすすめ
空白の五マイルは待ち遠しい。11月だって。
山と温泉は山渓連載のクマさんのが一番だ。
山登りの作法 岩崎元郎 あとがきにあった日本国民全員総登山者化計画に頭が痛くなった。
502 :
底名無し沼さん :2010/08/22(日) 16:29:38
しらなかったけど 羽根田さんのトムラウシ本でてたんだね だれかおしえてくれてもいいのに!
そのトムラウシ本を読み終えた。 題名は「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」羽根田治他 ガイドのインタビューや低体温症についての説明があって結構よかった。