私メリーさん【七人目の犠牲者】第二版

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1本当にあった怖い名無し
このスレは「メリーさん」を語るスレです。
考察・小説・パロディ・AA・画像・メリーさん関連なら何でもオッケーです。
特にルールは定めてませんが、
定期的にネタをうpする方は、コテ・トリ・目欄作ると良さげかも・・・。
連投する方は、他の投稿者に配慮して書き込んでください。
また、同様に新しく投下する場合は、その時点で他の方の邪魔にならないように、
お互い譲り合いの精神を守りましょう。
前スレ 私メリーさん【六人目の犠牲者】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1164924489/l50
data落ちした後はこちらを↓
http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1164924489/
五人目・http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1153795421/
四人目・http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1146311467/
三人目・http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1141469977/
二人目・http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1138069201/
最初・http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1126615230/
【早く…】メリーin4thCall【振り向いて…】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1147352033/l50
メリーたんに萌えるスレ@Wiki
ttp://www5.atwiki.jp/melly/
「メリーさんの電話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E9%9B%BB%E8%A9%B1
2本当にあった怖い名無し:2007/06/02(土) 18:00:31 ID:Wy1gYaFg0
引っ越したばかりの女の子が前の家に「メリーさん」という名前の人形をおいてきてしまった。
一人でマンションの十一階の部屋で留守番している時、電話がなり、
「わたしメリーさんよ」ときた。「どこにいるの?」と女の子が聞くと
「あなたのマンションの一階にいるの」といって電話が切れた。
翌日も留守番している時に同じ人物から電話が来て今度は
「あなたのマンションの二階にいるの」といって切れた。
それは毎日かかってきて、聞くたびに自分の住む部屋の階に近付いてくる。
ある日、電話の相手は「あなたの家の前にいるの」といってきたので、
女の子は玄関を開けたが誰もいなかった。
また部屋の電話がその時鳴ったので出てみると、
「わたしメリーさんよ。今あなたの後ろにいるの」

という話である。これは毎日ではなく、一日の中で上りきってくるケースもある。
他に、轢き逃げにあって死亡したメリーさんという女の子が、
犯人の住むマンションに電話をかけてくるというものや、ホテルに泊まっている少女の部屋に、
メリーさんという人から電話が来るというものもある。
3本当にあった怖い名無し:2007/06/02(土) 18:01:50 ID:Wy1gYaFg0
宣伝宣伝

126パパのメリーさん
私メリーさん「INTRODUCTION」
http://mary126.seesaa.net/

Lady メリーのサイト
http://1st.geocities.yahoo.co.jp/gl/amekazelionmaru

その他、当スレでは、
みなさまのネタやパロディ、イラスト、物語なども大歓迎です。
4ななし ◆NANASIDdn. :2007/06/02(土) 19:01:39 ID:KrYerqoE0
新スレオメカキコ

私メリーさん
なんでか船なの
5本当にあった怖い名無し:2007/06/02(土) 20:18:32 ID:NUNoUWMn0
330 :本当にあった怖い名無し:2007/05/26(土) 16:28:17 ID:sKnq0+MI0
              ある日俺の飼っているファービーがうるさく感じたので近所のゴミ捨て場に捨ててきた
            家に帰るとファービーを飼う前の静けさが戻っていて、心が軽くなった気がした
             もうこれからナデナデシテーとかいう馬鹿げた音声を聞くことがないのだと思うと心底嬉しくなった
              俺がこの平穏に感謝をしていると、突然のコール。電話だ
              「はい」  「ボク、ファービー イマ セブンイレブンニイルノ」
           すぐに切ってやった。大体それをやるのはメリーさんだろう
            暇な事をするやつもいたもんだ、と思った
          再度、電話が鳴る。俺は少し怒りを覚えつつ
              「はい、もしもし」  「ボク、ファービー イマアナタノイエノマエニイルノ」
           「いい加減にしてください」 「イッパイナデナデシテネ」
          捨てに行くとこを誰かに見られたのか?ナデナデして?誰がお前なんかを
             今度かけてきたら怒鳴ってやろう
     そして、電話が鳴る 「いい加減にしろって言っただろ!今どこにいるんだ、捕まえてやる!」
             「ボク、ファービー イマアナタノウシロニイルノ」
        な、後ろだって?後ろは壁だ、馬鹿め。しかし気になるのも人
          いるはずないと思いながらゆっくりと振り返る。
      そこには居るはずの無い奴が、居やがった・・・
 
           http://imepita.jp/20070526/564880

       「ナデナデシテェェェェェェェェェェ!!!!!!11」
6本当にあった怖い名無し:2007/06/02(土) 20:32:42 ID:Wy1gYaFg0
>>4 ななしさん・・・?

まさかあの・・・初代スレからいた・・・あの「名無し」さんですか・・・?
7本当にあった怖い名無し:2007/06/03(日) 10:30:35 ID:uHdUuGUs0
保守代わりに・・・・。

メリーさん、初代スレ・・・
 当初は何を考えて立てられたのか知らないが、
 恐らく「クールに反撃」の亜種として扱われていたみたいである。
 北斗神拳ネタだったり、ゴルゴネタだったり・・・。

小説は(オリジナルか改変かは知らないが)
下ネタが一発目から始まっている。
  こんなの↓

何のつもりなのだろう この少女は…… こんなにすいているのにおれの後ろにすわるとは…
メリーさんと名乗るその娘 長くカールした髪に白い肌 何もかもおれ好みの少女だった
そういえばこの映画館は性玩用アンドロイド──いわゆるセクサロイドのたまり場で有名だった
彼女もセクサロイドなのだろうか
おれが少女をあさるような目で見まわしていたからよってきたのだろうか
メ「わわっ あのお兄ちゃんおいしそう ぬれちゃうわ ヒュ〜」
彼女はセクサロイドに違いなかった 並外れて色好みにプログラムされている
なぜならあのお兄ちゃんおいしそうと言った時のスクリーンには
たくましい佐々木蔵之介の顔が映し出されていたのだから……
メ「あーあ とうとうぬれちゃった」
メリーさんはこれみよがしに股間をまさぐり出した
それは白いフリルの付いたスカートの上からでもはっきりと見てとれた
おれはどうしようもない衝動にかられた
ああ あそこが見たい 見てみたい…!
8本当にあった怖い名無し:2007/06/03(日) 11:20:26 ID:BV3+G8qf0
>>6
私も初代スレから居るけど
多分あなたの思ってるななしさんとは違う
私は文章書いていないw
ホントのななしで幾つか落描きしただけ
このスレでトリが出たのは全てミスなのよorz
9本当にあった怖い名無し:2007/06/03(日) 12:38:00 ID:uHdUuGUs0
>>8 
あっちゃああ!
それはごめんなさい。

でも絵師さんでしたか!
では今後も可愛い作品をうpしてくださいませ!
10ハタチ ◆SKkgUPW1u. :2007/06/04(月) 00:42:56 ID:0zCphZIHO
久しぶりに来たら、一回新スレ落ちててビビったよ・・・
都合がつけば、近々作品投下します(・ω・)ノシ
11本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:01:15 ID:m6iGuood0
始まり氏の作品、コピペしておきます。
12本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:02:25 ID:m6iGuood0
11 名前:始まりの死(略 投稿日:2007/05/24(木) 22:49:10 ID:ul1/xPQ+0
「わたし今、貴方の後ろに居るの」
めりーさん彼女はそう呼ばれていた
噂を聞くにつれて、あってみたくなったのだが、
一つだけ問題があった。

顔を見た人を暗に貶めるといのだ。
だが、あって見たい。其処で私は考えた
「後ろを向いたまま抱けばいいんだ。」
じゃあ、早速実戦といくか。

速く来ないかな。あんな服こんな靴と考えながら青春を焦がした日が過ぎ
夜がいつの間にかやってきた時、事件は起こった。
70をわずかに過ぎたある日の盆、唐突に
プルルル・・・電話が鳴る。何時もとは違う雰囲気だ
受話器を奪うような手つきで取る。
「こちら日本電電公社のものですけど・・・・不払いが多く、電話を止めます」
こんな事もたまには有るさ、明日があるさ夢がある♪って何ヤットンネン

13本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:03:20 ID:m6iGuood0
12 名前:始まりの死(略 投稿日:2007/05/24(木) 22:51:42 ID:ul1/xPQ+0

「何一人漫才をやっているんですか」
うん、幻聴だ。絶対そうだ。そう思おう
大体、ワシの眼前に孫ぐらいの少女が居るわけないんだ。
その上、突っ込みを入れるなんてある分けない
ついにボケたかな、ボケは嫌だな白昼夢ということにしよう。
そんな決定がガラガラと崩れ去ることになるのに一間も要らなかった。
顔の頬肉を引っ張ってきたのだ。こう、ドリフのコントのように
突然のことに彼女を押してしまった。しかし、少女は倒れず
倒れていたのはワシじゃった。歳はとりたくないものだ。
「すみませんが、○○さんですよね」その透き通るような声は確かに私の胸へと届いたのだ。
難聴であるワシのもはっきりと聞こえるその声、次の瞬間口から突いて出ていた。
メリーさんですか?
「ええ、めりーさんです」少女は朗らかに返してくれた。

そのアパートの一室には老人がいましたが、翌日死んでいました。
発見したのは管理人でした。
唯一の救いは、その顔が幸せそうに笑みを浮かべていた事でした。


この人は、子孫に囲まれて暮らしたいというのが夢でしたが、
事故で不可能になってしまいましたが、めりーさんが最後に孫という存在を肩代わりしたのです。

メリーさんは寂しい死を迎えようとする人に少しだけ幸せな死を運んで来てくれます。
それと同時に、行いの悪いものには世間で流布する都市伝説のような苦しみを与えるのです。

70年間の善行とその代償としての夢........完
14本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:33:14 ID:m6iGuood0
タイトル   
   「サードストーリー」
15本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:35:56 ID:m6iGuood0
 東京都、K区・・・。
下町情緒を色濃く残すこの町も、新しい分譲マンションや都市再開発、新興商業施設の出店で、
いつの間にやら素性の知れない隣人が、やたらあちこちで増え始めるようになっている。
外国人、昼夜の生活が逆転している者、部屋から一歩も外に出ない者、
・・・そして、世間の常識を破壊していく者。

 「おい、聞いたかよ!? 二年のクラスのヤツが見たらしいぜ?
 先週の金曜日に、夜中、マンションの入り口付近の街灯のてっぺんに・・・、
 いたんだってよ!?」
 「えー? なになにー? なんのはなしー?」
休み時間に、オカルトネタ好きの男子の間に、これまた、そういった刺激ネタの好きな女子が集まる、
・・・ありがちな光景だ。
 「あのよ、ホラ・・・、こないだ言ってたの覚えてるか?
 でっけぇ刃物を持った人形が夜の街に徘徊してるって噂が流れてるの・・・。」
 「あっ、ネットで流れてるって言ってた噂でしょぉ? 誰か見たのぉ?」
 「おう、オレの弟、下の学年にいるじゃん? 直接聞いたらしいぜ?
 見たっていう女子からよ・・・?」
 「またーっ? 絶対嘘か見間違いだよ、そんなのぉ?」
 「ばっか! 信憑性あんだよ!
 TY町の古いマンションあんだろ? 公務員専用のあの雑草生えまくりのきったねーとこ・・・。
 あそこの入り口の照明のてっぺんに、いたんだよ、
 見たの、そいつだけじゃねーんだってさ!
 ・・・確かに街灯の照明のかさの陰になるから、輪郭ははっきりとはしなかったらしいけど、
 大きさはネコなんてもんじゃない、
 白と黒のツートーンで、まるでフクロウが人間並みの大きさになって、うずくまったまま、
 地面を見下ろしてたって言うんだ・・・!」
 「うそぉ!? そんなの、大騒ぎにならない!?」
 「いや、実際なったんだよ、多分、マンションの住人が窓から見たんじゃねーの?
 パトカーとか集まってきたんだってよ?
 でも、パトカー着いた時にっていうか、騒いでる間に急に姿が見えなくなったそうなんだけどよ・・・!」
16本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:38:55 ID:m6iGuood0
 一方、教室の真ん中でバカ騒ぎをする者達がいれば、
後ろの隅っこで、かったるそうに男子生徒だけでたむろってる者達もいる・・・。
だらしなく制服のズボンをずりさげ、頭も染め、・・・剃り込みなんてこの辺りでもいれるのか、
一目でわかる・・・いわゆる問題児達だ。
いま、ホラーネタで盛り上がってる者たちも、「彼ら」に気を使って、あまり大声で騒いでるわけでもない、
もう、慣れっこなんだろう・・・。
うまく住み分けがなされてる。
皆さんはこの状況を想像して、いわゆる暴力学級を想像するかもしれない。
だが、少なくとも表面上、この教室はそんな過激なわけでもない。
それは理由がある。
・・・「彼ら」問題児を統率するものが、この教室にいるからだ。
いわゆる番・・・とか頭とか、リーダーとか、「彼」を呼ぶに相応しい呼称は一見、見当たらないのだが、
この教室、いや、学校全体見渡しても、「彼」に逆らったり歯向かう者はいない・・・。
そんな恐ろしい存在は、いったいどれほどいかつい体格をしているのだろうか?
それとも、ヤクザの息子とでもいうのだろうか?

・・・それはどちらでもない。
「彼」は外見上、普通の生徒と大差なく、中学三年生に相応しい、小柄で、なおかつすべすべした肌の、
きれいな・・・薄くグレーがかったしなやかな髪を有する少年だった。
両親は大学教授である。
ある程度裕福ではあるが、とんでもない金持ちというわけでもなく、
社会的に強大な影響力を持ってる、マスコミ受けのいい学者なわけでもない、
一般人は名前すら知らないだろう。
では、何故に、そんな生徒が、この辺りを支配しているのか・・・?
それはおいおい、明らかにしていく・・・。

 「・・・斐山さん、『あいつら』の騒いでるマンションて・・・斐山さんの近所じゃないっすか・・・?」
斐山と呼ばれた、華奢な体格の生徒は無表情に反応する・・・。
 「ああ、らしいね・・・、そういえば、先週、パトカー集まってたな・・・。」
 「まさか、斐山さん・・・何か・・・。」
斐山と呼ばれた生徒は、意味ありげな目線で、ソリの入った目つきの悪い仲間を見上げる。
 「・・・バカ言うなよ・・・そんなヒマじゃないさ。」
17本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:41:44 ID:m6iGuood0
 「あ、そ、そうっすよね、あ、いえ、なんでもないす。」

午後の授業が始まる少し前、教室に呼び出しの放送が鳴った。
 『3−A、斐山優一、3−A、斐山優一、至急、職員室まで来て下さい。』
教室の視線は、その綺麗な髪の生徒に向けられる。
クラス全員の目が緊張と好奇の色に染められていた・・・。
 また何かやったのか・・・?
 今度はどんなトラブルを・・・?
取り巻きたちは、少し嬉しげに少年・斐山を見下ろしていた。
彼らにしてみれば、斐山の武勇伝が増える事は、この上もなく愉快な事だからだ。
当の本人は、やれやれとでも言いたげに、ゆっくりと席を立つ。
 「シカトこいてもいいんだけど、・・・卒業も近いし、ちょっと行ってくるか?」
 「今度は何の件っすかね?」
 「なぁに、心当たりはある、ちょっぴり、センセーどもをからかってやったのさ。」
そして彼は少し口元に笑みを浮かべ・・・、その教室を出て行った・・・。

 ガラッ、
 「・・・ちぃ〜す。」
ふざけた挨拶で、斐山は職員室のドアを開ける。
・・・ここも同じだ、彼が現われて、大人であるはずの教師達も一瞬静まり返る・・・。
その中で、端の机からメガネをかけた中年の女性教師が声をかけた。
 「斐山くん・・・! 私が呼びました、こっちへ来てください・・・!」
精一杯、威厳を保とうとしているが、その声の緊張は隠しようもない。
恐らく毎日のストレスは大変なものなのだろう・・・。
 「・・・ああ、加藤さん、じゃあ、教室へこのプリント持ってって下さい、
 私は斐山君と少し話してから教室に行きます・・・。」
 「あ・・・はい、わかりました・・・。」
そこには斐山と同じクラスの女生徒がいた。
どこにでもいる普通の生徒だ。
彼女は厚いプリントの山を抱えて、教室に戻ればいいのだが、
・・・やっぱり、ここで何の事件が起きるのか、自らの好奇心を抑えれる訳もない・・・。
何気に反対側の机で、ゆっくりプリントの束を持ちやすい様に、整理しているフリをする。
18本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:44:27 ID:m6iGuood0
一方、斐山はゆっくりと、無表情に、担任の中年教師の前に立った。
 「なんす? 先生・・・。」
教師は一度、生徒の顔に視線を合わせた後、
首を小刻みに動かして話のタイミングを見計らう・・・。
 「斐山君・・・!」
 「・・・ハイ?」
 「午後のホームルームで、先日の東京都一斉模試の結果を発表しますけど・・・。」
 「はぁ・・・。」
 「これはどういうことなんですか・・・!?」
斐山の前に、業者からの成績通知が見せられる・・・。
国語、数学、理科、社会、英語・・・全科目・・・100点満点・・・!
斐山は悪戯っぽく口を薄く開く。
 「おぉおぅ、初めてっすよ、こんな点数、センセェ?」
 「ふざけないで下さい! どうしたらあなたの成績でこんな点数が取れるって言うのです!?」
ふざけて悲しそうな表情を見せる斐山、完全にこうなることを予測していたのだろう。
 「ええ〜? やだなぁ、センセェ、生徒が信じられないんですかァ?
 折角、こんないい点をあげたのにぃ?」
 「・・・あなたって人は! 今までも散々、教師や大人をからかい続けて!
 正直に答えなさい! 学校内でここまでの回答を出せた生徒はいませんし、
 答案リストだって学校内に保管してあるわけでもありません!
 どうやってカンニングしたのです!!」
 「あ〜あ、傷つくなぁ? そんなはっきり決め付けちゃって・・・、
 オレの親が市民運動でもやってる人種だったらどうすんのぉ?
 ま、でもそんなことはしないけどさ、
 わかったよ、正直に言うよ、
 こんなテスト全部簡単だったじゃん? 
 ・・・ていうか、義務教育でやる範囲だろ? 学校の授業にしてもテストにしてもつまんないんだよねぇ?」
教師は鳩が豆鉄砲でも食らったかのような顔をしている。
生徒の発言の真意がつかめないようだ・・・。
 「わかんない、センセェ? オレが学校の授業やテストでの成績が本気でやってるヤツだとでも思った?
 アハハ、この学校のレベルなら、八歳くらいの時でも十分ついていけたさ、
 なんなら、校長の朝礼の演説を英語で諳んじてみましょうか?」
19本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:46:26 ID:m6iGuood0
教師は目を真ん丸くして斐山を見つめていた・・・。
ようやく、彼の言いたいことを理解できたようだが、
その言葉を信じるには、教師としての誇りが、全力でそれを許すわけにはいかなかったのだ。
 「う、うそ、仰い! そ、そんなことが信じられるとでも!?」
 「信じれないなら別にいいさ、あ、それより、オレの高校進学の件はこれでいいだろ?
 内申がギリギリでも、家から一番近い○○高校には受かるはずだ、
 ・・・ま、高校なんかいかなくてもいい、とは思うんだけどね・・・。」
机の角からその様子を見つめていた女生徒は、近くの教師にたしなめられる。
 「ホラ! 早く戻りなさい・・・!」
 「あっ、はぁ〜い・・・。」
後ろ髪を引かれつつ、大量のプリントを抱えた彼女は教室を出る。
後はもう、斐山達の会話など聞こえるはずもないので、教室に帰るだけなのだが、
今、自分の耳に聞こえてきたことが信じられず、思わず独り言を言ってしまっていた・・・。
 「うっそぉぉ? 斐山君があのテスト、全科目満点〜?
 しかも、進学先って・・・あたしと一緒ぉぉぉ!?」
どうしよう? 先に教室戻って、このスクープをみんなに発表するか、
ここにしばらく留まって斐山君に、その事実を確認するか・・・。
・・・どっちにしても怖いことになりそう・・・。
女生徒・・・加藤恵子が迷いながら階段登ると、
いつの間にやら、斐山が階段を小刻みに昇って追い抜かれてしまっていた。
 「あ・・・っ!?」
彼女の驚く声に斐山は瞬間、反応する。
・・・別に同じクラスといえど、これまで会話した記憶などない。
既に同じクラスになった段階で、互いの住む世界は全く別々だったからだ・・・。
気まずい・・・。
斐山も、加藤が先ほどの会話を聞いていたことは認識しているはず・・・。
あ〜あぁ、どうしょ・・・?
・・・斐山が興味をなくし、再び階段を昇ろうとするのと、
彼女が口を開いたのはほとんど同時だった・・・。
 もう少し待っていれば・・・。
 だって・・・ここまで視線がぶつかって何も言わないのって・・・。
20本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 21:48:08 ID:m6iGuood0
☆ 「サードストーリー」 今日はここまでです!
21本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 20:47:02 ID:831c5r690
続きいきます。
22本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 20:52:52 ID:831c5r690
サードストーリー:続き


 「あ、あのっ・・・! 斐山君、こないだのテスト・・・満点だったの!?」
とりあえず、階段昇らないと・・・。
ようやく、ゆっくりとだが、彼女が両手でプリント抱えたまま、斐山の少し手前まで昇ると、
彼は折角、階段を昇りなおそうとしたのを邪魔されたために、
やや不機嫌そうに眉をしかめた・・・。
 「・・・おまえは・・・同じクラスの・・・加藤だったな・・・?
 なんだ、いきなり・・・。」
 「い、いきなりって・・・、そりゃ、いきなりかもしんないけど・・・、
 『加藤だったな』って、一年も同じ教室にいてクラスメイトの名前も覚えてないの?」
 「いや、記憶にはあるが、覚える必要なんてあるのか・・・?」
斐山のその目は、まるで下等動物でも見るかのようなそれである。
元々斐山の顔は、女性並みに整っているので、その視線の効果は同年代の中学生以上に冷たく感じられる。
 「な! ないけど・・・そんな言い方って、斐山君、いっつもそうなの!?」
 「どうでもいいだろ?」
 「・・・!」
駄目だ・・・、もうこれ以上、会話する勇気も能力もない・・・。
斐山は、加藤恵子の口が、「これ以上開かない」と判断した結果、
何事もなかったかのように階段を再び昇り始めた・・・。
とりあえず、加藤恵子にしてみれば、
この中学生活始まって以来にして、
卒業間際の最大の冒険行為だったが、
この少年・・・斐山優一との最初の会話は、最低最悪の印象で終わった。
23本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 20:55:26 ID:831c5r690
学校の帰りしな、加藤恵子は昼休みの出来事を級友に話していた。
 「えええええっ!? 恵子、斐山クンと会話したのぉっ!?
 大丈夫なのっ!?」
 「え・・・大丈夫ってなにが・・・?」
 「何がって・・・呑気に何、言ってんのよ!? 何かされたらどうすんのよっ!」
 「・・・それこそ何言ってんのよ?
 いくら悪い噂が立ってたって、喋ったくらいで何かされるわけないでしょぉ?」
 「わっかんないわよ! ・・・彼、だって暴力団とも繋がりあるって言うし、
 もしかしたら人も殺してるかもしれないのよ!?
 近寄る事自体、危険なの!!」
加藤恵子は呆れ顔で笑い出す。
 「あーんたねぇ? 空想しすぎ! ミステリー小説ばっか読んでるからそうなるのよぉ!」
だが、級友の顔は真剣である。
・・・実際、あの斐山優一と言う生徒に、大げさとも思える噂話がついて回っているのは事実である。
たった一人で、20人からの他校の生徒を壊滅させただの、
暴力団の幹部と親交があるだの、
どんなに非行行為を犯しても、今までただの一度も警察に捕まった事がないという、
天才的ともいえる計算高さが、その伝説をさらに大きくしているのである。

さて・・・、こちらはその当人、斐山優一。
柄の悪い仲間と早々に分れ、今日は珍しく真っ直ぐに自宅に戻っている。
家の玄関を開けると、
オドオドした母親が彼を出迎える・・・。
 「ゆ、優一、今日は早かったわね・・・!
 晩御飯、今日は家で食べるでしょ・・・?」
斐山優一は、母親に視線を一度も投げかけず、黙って二階へあがる。
可哀想な母親だ・・・、どれほど以前からこんな家庭になってしまったのだろう?
既に白髪が見え始めた頭を沈ませ・・・沈痛な面持ちで母親は台所に戻った・・・。
二階の自室で、斐山優一はカバンをベッドに投げ捨て、自らも横たわる・・・。
しばらくして、彼は自分の本棚からアルバムを抜き取った。
ページを何枚かめくると、他の写真のウラに、隠すようにもう一枚の写真が出てきた。
古ぼけた写真・・・今から15年前の日付表示。
24本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 20:57:53 ID:831c5r690
 ・・・そこには、サファリルックに身を包んだ若い男女の姿・・・。
そして女性が抱える赤ん坊・・・。
日付は・・・彼、斐山優一の誕生日、
いや、誕生日とされている日付だ。
場所は・・・日本ではない。
彼は何年も前に自分で調べていた・・・、
この写真の日付の時、彼の両親は大学の研究で、中央アジアの未開村に長期滞在していたことを・・・。
この写真も、子供の頃、偶然父親の書斎に入った時、
何気なく抜いたアルバムの中に発見し、父親の目を眩ませて密かに抜き出していたのだ。
そして彼は知ったのだ・・・、
自分はこの家の本当の子供でないことを。
自分の骨格や体つき、グレーがかった髪や、薄い色素の瞳・・・。
全てが両親とは異なる・・・自分は恐らく日本人ですらない。
子供の頃から感じていた不思議な違和感、
それがこの写真を発見した時、確信に変わったのだ。
彼が非行の道に走るきっかけとなったのは、
紛れもなくこの事を知ってしまってからのことなのだ・・・。
といっても、理由はそれだけではない。
身体的特徴は同世代の人間と大差ないのに、
感覚機能、身体能力、そして知能全てにおいて、他の少年を著しく上回る・・・。
彼が気づいたのは、自分が世界でたった一人であるという孤独感・・・。
仲間も友達もいない、信頼できるものなどどこにもいない・・・。
それに気づいてしまった時、彼は世間の常識やモラルに従うことに、
何の価値も見出せなくなってしまったのだ。


  トルルルルルルルッ・・・!
斐山優一の携帯が鳴る、
相手は・・・
ヤクザがらみ仕事で知り合った男・・・。
といってもそこらのニート・・・。
ハタチすぎても職につけず、ウラ世界のおこぼれにあずかって生活してるろくでなしだ。
25本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 20:59:36 ID:831c5r690
 「もしもし・・・、達也さん・・・だったね?」
冷静な斐山の声に反し、その電話の声は酷く慌てていた。
 『ああ! ゆ、優一・・・! 頼む、何とかしてくれ! ヤバいんだよぅ!』
 「・・・? はぁ? いきなりなんです? どうしたんですか?
 確か、こないだまで白人の彼女見つけたとか言ってはしゃいでたんじゃ・・・?」
 『そ、そうなんだけど、イヤ、実はあの女があんまり人をナメたこと言いやがるから、
 ついかッとなって・・・!』
 「かっとなって?」
 『あ・・・その・・・つまり、やっちまったんだ・・・。』
 「・・・その『やっちまった』って言いまわしは・・・、
 無理やりレイプしたとか、その手のニュアンスではなさそうだね・・・。」
 『あ・・・ああ、そ、そう・・・ちょっと首つかんだらよぉ、死んじまったんだ・・・!』
 「で・・・オレにどうしろと・・・?
 死体隠滅の方法でも聞きたいの?」
これだけ恐ろしい内容をいきなり聞かされても、斐山は動じない。
普通に厄介ごとに巻き込まされることを、迷惑そうに答えるだけだ。
 『そ、そうだ!? 先にそうすりゃ・・・お前に聞けばよかったんだ!
 チクショウ、もう手遅れだ!
 ああ、悪ぃ、じ、実はもう、死体は見つかっちまったんだ!
 ・・・オレの事も回りに知られてる・・・!
 捕まっちまうのも時間の問題なんだよ!!
 頼む! 何とか逃げる手段を考えてくれよ!!』
 「こないだの・・・『仕事』の分け前は十分にあるんじゃないんです?
 外国にでもいけば・・・って、もう使いきったんですか?」
 『そんなモンは彼女へのプレゼント代でなくなったよ!
 チクショウ! あんなに貢いでやったのに!! このオレをいいように利用しやがって!!』
だめだ・・・所詮はコイツもクズだ・・・。
こういう自意識過剰のクズは適当なところで切るべきだ・・・。
この社会のダニを、今までいいように利用してたのは、15歳の斐山優一も同様だ。
・・・もう、使えそうになければ、あとはきれいに「始末」するのみ・・・。
26本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 21:00:47 ID:831c5r690
☆ すいません・・・メリーは明日には・・・。
27本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 21:01:40 ID:ZwnLX2hOO
めりさん出てこなくても普通に面白い
28始まりの死(略:2007/06/05(火) 23:41:48 ID:iSbRQ4f/0
影が見え隠れしていて面白い。


>> ID:m6iGuood0氏
サンクスです。

29本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 08:31:34 ID:0nDblbPeO
落とさせはせんよ!
30本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 20:43:49 ID:R6suxl730
>>27 ありがとうございます!!

>>28 どういたしまして。

では、
「サードストーリー」続きです。
31本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 20:47:36 ID:R6suxl730
 「わかりましたよ、取り合えず、どこにいるんですか?
 そっちに行きますよ、・・・ただ、オレが着くまでにこれだけはやっといて下さい。
 携帯の履歴や住所録あるでしょう?
 それ、オレやメンバーの記録だけ消しといてくれます?」
 『それって・・・彼女の記録も消した方がいいんだよな?』
 「それはご自由に・・・。
 ただ、死体が見つかった以上、
 『その女性を殺した人間』を、どこかに存在させなければ警察を止めることはできません。
 まずは彼女を殺した者が、その携帯の持ち主である、ということで確定させておきたいんですよ。
 ・・・それであなたは『石橋達也』でなくなってしまえば、警察はあなたを捕まえることは出来ません。
 そんな感じで・・・どうですか?」
 『すっげぇッ! さすが斐山だ! 頼りになるぜ!! わかった、お前達の記録だけ消しとくぜ!
 今、オレは○○公園にいるんだ! 詳しい話はそこで頼む!!』
 「はい、わかりました・・・ではこれから・・・。」
そして通話は切れた。
 フーッ・・・斐山はため息をついてカラダを起こした。
厄介ごとはまっぴらだ・・・。
自分にとって得になることや楽しい話ならともかく、下らない喧騒に巻き込まれることなど、
彼にとっては苦痛でしかない。
斐山優一は制服から白いトレーナーに着替え、既に暗くなった町へと出て行く・・・。

そして同時刻、
イギリス人英会話教師を絞殺した男、石橋達也は携帯の記録を消していた・・・。
まだ、住所録には、キャバ嬢やナンパした女性の番号が多く残されている。
とりあえず、斐山に言われたものから消していると、突然見知らぬ番号から電話がかかってきた。
  チャララララァン♪
誰だ? いま、消したばっかのヤツか?
斐山? ・・・違うよな?
電話に出ると、聞こえてきたのは見ず知らずの女性の声・・・。
それは、小さく、そして凍てつくような冷たい声で・・・、
 『私、メリー、・・・今この町にいるの・・・。』
と、言ったのだ・・・。
32本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 20:52:29 ID:R6suxl730
・・・この町には、大きな川が南北に走っており、
その細い支流も随所に流れている。
中には、大きな通りや街道の真下に、遊歩道と共に整備されている小川も多い。
人通りはまばらだが、
時々、犬を連れた散歩の人間、ジョギングする人、
または自転車で行き交う人々などがいる。
女子中学生・・・加藤恵子は姉と一緒に犬の散歩に来ていた。
・・・毎晩の日課である。
時折すれ違う、犬達のじゃれあいや、常連の飼い主達とあいさつをする・・・、
いつもの日常であった。
 ところがこの日は、いつもと少し様相が変わっていた・・・。
加藤恵子本人も、その姉も気づくのは後になってなのだが、
自分たちが連れている犬の様子が変なのだ。
滅多に吠える犬ではないのだが、やけに空に向かって吠えている・・・。
雲が多く、時折その隙間から満月がのぞくだけで、
何もおかしな空ではないのだが・・・。
そしてそれは、自分達の飼い犬だけではない・・・、
時折すれ違う犬たちも同様の反応を見せている。
 「お姉ちゃん、なんだろね・・・? みんなやけに吠えてない・・・?」
 「まさか・・・大地震の前触れじゃ・・・。」
 「怖いこと言わないでよぉ! 本気にしちゃうじゃぁん!?」
そう言いながら、加藤恵子は飼い犬の視線を追って空を見上げた。
また満月が雲に・・・

   !?

 なに・・・!?
月の下を何かが通り過ぎた・・・。
 蝙蝠・・・?
いや、蝙蝠ならあんな一直線には飛ばない・・・。
第一大きさが違う。
 「お、お姉ちゃん、今の見た!?」
33本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 20:54:34 ID:R6suxl730
姉はふと上空を見上げたが、すでにもう何も見えない・・・。
 「何? 恵(けい)ちゃん、どうしたの?」
 「あ・・・今、上を何か大きいものが飛んでったの・・・、お姉ちゃん見えなかった?」
 「大きなもの? カラスか何かじゃなくて?」
 「違う! もっとおッきい!! まるで・・・人みたいな・・・。」
 「ははぁん、さっきのお返しにあたしを怖がらせようとしてるなぁ?
 その手には乗んないゾ?」
 「ほんとだってばぁ! その木の陰から、あっちのおッきな家の屋根の方に飛び去ってったのよ!」
加藤恵子は、せめて飼い犬のエルの反応を確かめようとしたが、
その犬エルは、相変わらず虚空に向かって吠えるのみだ・・・。
今しがた自分が見たはずの黒い影よりも、見えない何かの方が重要なのだろうか・・・?
この時、加藤恵子はいいようのない不安感に襲われていた。
いま、自分に理解できない何かが起ころうとしている・・・。
そういえば・・・
クラスで今、話題になってる夜の闇の中に現われる黒い影・・・。
クラスメイトの賑やかな集団が噂しあっている謎の生き物・・・。
もしかして自分が今見たのは・・・ソレ・・・?
 「お姉ちゃん!」
思わず恵子は叫ぶ。
 「な、何よ、大声出して・・・?」
 「ちょっとエルお願い! あたし・・・見てくる!!」
言うが早いか、恵子は飼い犬のリードを姉に渡し、先ほど黒い影が消えていった方の道を探し始めた。
 「恵ちゃん! ちょっと!?」
 「ごめん! すぐ戻るから!!」
この時、恵子の心の中でも、まさかこのまま後を追って、
消えた影の正体を探し当てられるなどとは夢にも思っていなかった・・・。
何か手がかりだけでも見つけられれば・・・、
そのぐらいにしか思っていなかったのだ。
それが・・・あんな事になるなんて・・・。
34本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 20:56:54 ID:R6suxl730
さて・・・、斐山優一はその頃、
待ち合わせの公園の近くに来ていた。
当の相手、石橋達也はこの公園のどこかにいる。
入り口には、見たことのある黄色いスクーターも停まっている・・・、石橋達也のものだ。
細かい場所を指定しなかったのは、万一にも警察などの職質から逃れるために、
待ち合わせを一箇所に固定するべきではない、と斐山から指示があったからだ。
勿論、もう携帯電話でのやりとりもすべきではない、
足がつくのは避けなければならない。
斐山優一は、「この男との全ての関係」を断ち切るつもりでいた。
先の電話では口当たりのよい事を言っていたが・・・、
まさか、口封じを計画しているのだろうか・・・?
斐山優一がすでに手がけている犯罪は一つや二つではない。
地元有力ヤクザとの間に、既にこの年齢で太いパイプと発言力を手にしている。
一体、斐山優一は、この愚かな犯罪者をどうするつもりなのだろう・・・。
 
東京の下町界隈とは言え、ここはかなりの広さの公園だ。
茂みや、照明の当たらない陰も多い。
果たして斐山優一は、「石橋達也」を見つけられるのか・・・?
 いや、どこにいようが見つけられる・・・。
 人目を避けたい人間が潜む場所など限られている。
 ・・・大体、あそこかあのあたり・・・。
斐山は鼻を鳴らす。
癖などではない・・・、彼の鋭敏すぎる能力の一つだ・・・。
自意識過剰のナルシスト「石橋達也」はたいした稼ぎも出来ないくせに、
アクセサリーや香水へのこだわりはハンパない。
道端や公共の建物内でも、鏡を見つけるたびに髪型を気にし始める。
この男の性格を考えれば、例え人を一人殺した今でも、
自らの罪の意識よりも、自分のファッションのほうが大事だと思ってるはずだ。
それらを見抜いている斐山は、「石橋達也」の香水の残り香を見つけ、
この男の隠れている場所へと近づきつつあった・・・。
35本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 20:58:29 ID:R6suxl730
☆ 今日はここまでです。
36本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 20:14:49 ID:Epxc5Lwe0
 「・・・この近くだな・・・、達也さぁん!?」
夜目も利く斐山は、既に石橋達也の影を捉えていた。
設備管理所の裏側に小さくうずくまっている人影・・・。
そわそわ落ち着きがない。
そして石橋達也は慌てた動作で首をあげる。
目が少し吊りあがったキツネ顔の男だ。
 「あ! す、すまねぇ! 優一、来てくれたんだな!?」
 「・・・こうなった以上、もう達也さん・・・あなたに仕事はもう回せませんよ・・・、
 おわかりですか・・・?」
 「ンだよ、いきなり! ・・・ってしょーがねーか、
 ちっきしょう! ホントにむかつくぜぇ・・・、あのクソ女ぁ・・・!!
 あ・・・、それよりよ! 妙な電話があったんだ!」
斐山はやれやれと、達也の話を聞き流していたが、
もしや、予想以上に早く警察の手が回ったのかと、警戒しながら慎重に聞き直す。
 「妙な電話っていうと?」
 「ああ・・・! なんか、番号非通知でかかってきてよ、
 適当に出てみたら、心当たりのない女の声で、
 『私メリー、いまこの町にいるの』って、そんで切れちまいやんの!」
 「・・・それだけ? イタ電?」
 「わっけわかんねーんだ、・・・声はソソるカンジだけどよ!」
この男は全く悪びれる様子はない。
別に斐山も、正義感などという陳腐なものは持っていないが、
こういう頭のイカれた自己中男など生かす価値もないとも思ってる。
 ・・・さてこいつをどうやって・・・

 チャラララァン♪
ちょうどそのタイミングで、石橋達也の携帯が鳴る。
 「おっ? また非通知! さっきの女かな!?」
斐山を無視して再び携帯に出る石橋・・・。
自分の置かれている状況を全く理解している気配がない。
・・・もっともすぐに、そんな愚かしい楽天さは吹き飛ばされるであろう・・・。
また・・・あの「女性」からの電話だ。
37本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 20:20:46 ID:Epxc5Lwe0
 『私はメリー・・・、 今、この公園にいるの・・・。』
途端に石橋達也の顔が歪む・・・。
 「ハァァ!?
 おまえ・・・ちょっと誰だよ!?
 オレのこと、つけまわしてんのか!?」
だが、携帯はすぐに切れる。
思わず達也は優一に視線を求めるが・・・、
 「電話、さっきのヤツと一緒なんだけどよ・・・、」
優一の耳は電話口の声を聞き逃してはいない。
 「聞こえましたよ・・・、相手は完全に日本人のようですね?
 てっきり、あなたが首を絞めた外人教師の怨霊かと思ったんですけどね・・・?」
 「ふっざけたことゆーなよ! まぁだ殺したりねーくらいなんだぜぇ!?」
勿論、優一にしても、電話の内容を聞いて、取るに足りないものだと判断した。
そのため、彼は直ちに、この男の始末に関心を向けようとした時、
彼の本能のようなものに、得体の知れない何かの気配が感じられた。
  ゾクッ・・・
 「・・・優一・・・どうした?」
その問いに優一は答えない・・・。
首を固定したまま意識を周辺全体に向ける・・・。
尋常ならざる感覚機能・・・。
それは斐山優一にとっては五感だけのものではない、
彼自身は霊感やら超能力の類は一切信じていないが、
俗に言う「勘の良さ」だけは野生生物並みだと自覚していた。
その彼が今、感じたのは・・・、
言葉に形容し難い何らかの・・・高速に移動する物体・・・。
彼の能力を以ってしても、その移動する「何か」の正体を探ることはできない。
だが、間違いなく、この公園の・・・どこか、いや、自分達のそう離れてはいないところに、
「それ」がいるという確信めいたものを、斐山優一は感じ取っていた・・・。
38本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 20:21:55 ID:Epxc5Lwe0
 警察・・・?
考えにくい・・・。
警察ならもっと集団か、最低でも2〜3人で動くはず・・・。
当然、複数で行動する際の動きは特徴的なものになる。
斐山が感じた気配は単独のもの・・・。
これは「石橋達也」に向けられたものなのだろうか・・・?
そしてそれは・・・、石橋達也にかけられた電話に関係があるのか・・・?
 「お・・・おい、斐山・・・?」
不安にかられた石橋達也は斐山にオロオロ聞きなおす。
そこで斐山はゆっくりと石橋達也に反応した。
 「誰かがこっちをうかがってます・・・。
 警察ではなさそうです・・・、心当たりは?」
 「なっ・・・!? し、知らねぇっ! 誰なんだよ!?」
 「ちょっと見てきます・・・。」
 「え!? お、おい、優一!」
斐山優一には「恐怖」という感情はない。
寧ろ、突然の「かくれんぼ」に、心の中で密かにこの事態を楽しむ余裕がある。
最後に感じた気配のある場所にゆっくり向かう。
低い柵を越えて、茂みの中・・・。
  パキッ・・・
足が小枝を踏む・・・。
ゆっくり、ゆっくりと辺りを窺う・・・。
体の動きを最小限にし、意識を四方八方に向ける。
さっきはあの辺りから感じたが・・・。

 チャラララララァン♪

突然、斐山の背後で石橋達也の携帯が鳴った。
もちろん、斐山には聞こえていたが、現在の探索作業を優先したかったため、すぐには振り返らない。
だが、石橋達也に聞こえたのは・・・、死刑執行の最終通告だったのだ。

 『私、メリー いま、あなたの後ろにいるわ・・・。』
39本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 20:29:52 ID:Epxc5Lwe0
 「なんだっ・・! おめ・・・!?」
石橋達也の声は途中で詰まった。
それ以上、声を発する事は出来ない。
ここで、ようやく斐山優一は振り返った。
 ・・・またか、一々・・・相手にしなくても・・・
斐山優一すらも、突然の「その状況」を完全に理解するのは困難だったと言える。

その瞬間、時間が止まって見えていた・・・。
事実、あまりの驚愕と恐怖で、
石橋達也のカラダは完全に硬直してしまっていたからだ。
そして・・・、
まさに斐山優一が振り返ったその時には・・・、
Lady メリーの死神の鎌が、不気味な光を煌めかせ、
この愚かな男の首を刎ねるべく、
圧倒的な威圧感で振り下ろされようとする所であった・・・!

 「うおっっうわあぁあぁっっ!!」

血しぶきが飛んだ!
いや! それだけではない・・・!
存在感のある「何か」の物体が宙を舞い、
ドスッという鈍い音と共に地面に転がる・・・。

さしもの斐山優一も一歩も動けない!
首すら動かせず、表情すら変えられずに、
ただ眼球の動きのみを許されて、転がる石橋達也の「頭部」を見送るだけ・・・。

 な ん だ 、 こ い つ は !?

・・・ようやく、斐山は我に返った。
そこで、視線をあるべき所に戻し、・・・その時点で初めて斐山優一は、
「彼女」・・・Lady メリーの姿を捉えたのである・・・!
40Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/07(木) 20:30:58 ID:Epxc5Lwe0
☆ ではまた!

(この事件のモデルの、犯人・・・、まだ、捕まってないけど、もう死んでるんじゃないだろか?)
41Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/08(金) 21:17:33 ID:C1XCarw10
では今夜も独占で・・・。
42Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/08(金) 21:19:42 ID:C1XCarw10
暗がりといえども十分わかる・・・。

薔薇の刺繍のドレスを纏い
か細き腕には一振りの鎌・・・!
煌めくシルバーブロンド、
暗がりに浮かぶ銀色の瞳・・・。
その高貴な衣装の下には、不気味に光る白い肌・・・!

モノトーンのコントラストが織り成す不自然な存在感、
振り下ろされた死神の鎌は、なおもそれ自身生きているかのように、刃先を揺らしている・・・。
・・・そう、Lady メリーの瞳は、
今や、この処刑シーンに居合わせることとなってしまった中学生、
斐山優一に向けられていたのである。

 (・・・見られたか、まだ子供のようだけど・・・。)
眼前の少年は、Lady メリーの殺戮対象ではない。
目的の処刑を終えたからには、ここにはもう用はない。
メリーはすぐに斐山優一に興味をなくし、
まるで儀式の一つであるかのように、アラベスク文様の鎌を頭上で一振りする。
流れるような動作でそのまま、クルリと後ろを向くと、
一瞬、カラダを沈ませた後、
しなやかな肢をバネのように弾ませ、あっという間に上空へと飛び立っていった。
・・・この公園の周辺には住居やマンションが乱立している。
「彼女」が足場にして跳躍を繰り返せる建物は無数にある。
その素早い動きは、ほとんどの人間の目にも触れないまま、
誰の目も届かない場所へと消え去る事が可能で・・・

可 能 で あ る は ず だ っ た 。

メリーは違和感を感じた。
自分の後ろを何かが追ってくる・・・!?
まさかこの「人形」の動きについてこれる者など!?
43Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/08(金) 21:31:07 ID:C1XCarw10
「彼女」の背後に追いすがる者・・・、
それは白いトレーナーを着た小柄な少年、斐山優一だった。
Lady メリーの後をピッタリというわけではないが、
驚異的な跳躍力とスピード、
そして、自分がどのルートを選べばいいかという判断を瞬時に行い、
民家やマンションのベランダ・屋上などを、ほとんどLady メリーと同じように飛び跳ねて追跡していたのだ。
 (どうして!? 何故わたしを追ってこれる!?)
勿論、既に処刑を終え、力を失いつつあるメリーのパワー・スピードは最大のものではない。
だがそれでも、こんな軽業師並みの動きで飛び跳ねられる者など・・・。
そしてメリーはさらに考える。
 (先ほどの男の仇を討つつもりだろうか?)
・・・だが追いすがる少年から、憎しみや怒りの念を感じることはない。
事実、斐山優一にそんなつもりは毛頭なかった。
単純に好奇心・・・、
今まで見たこともない聞いたこともない、人間を殺す女性型の人形・・・、
それが一体どんなカラクリなのか、珍しく心を躍らせ、その正体を暴く、
ただそれだけの為に、メリーに追いつこうとしていのだ。
この時点で、斐山優一に戦意はないが、
メリーの持つ、巨大な死神の鎌の存在が目に入らないわけでもない。
いざとなった時も、既に想定済みだ。
そして、追われるメリーにしても、
このまま追跡されているわけにも行かない。
メリーは瞬時に、今自分が飛んでいる空間360度全方位を把握する。
自分が着地しようとするアパートの屋上に到着する寸前、
身を捻り、後ろの斐山優一へ迎撃態勢をとる。
追う斐山優一も、すぐさまメリーの意図を理解した。
既に彼のカラダは空中にあり、逃げる事はもうできない。
だが彼は慌てることなく、背中に隠していた伸縮式の金属製警棒に手を伸ばす。
 (上空から攻撃をかけるものが有利・・・恐れる事はない。)
・・・だがそれは、あくまでも相手が「人間」であれば、のセオリーである。
ここでメリーは、
自らも、豹が獲物に襲い掛かるかのように跳躍した!
44Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/08(金) 21:35:11 ID:C1XCarw10
 「あははっ! 来ぉい! 化け物ぉっ!!」
ここまで興奮する出来事は何年ぶりだろう?
あまり表情を面にすることのない斐山の口元はゆるんでいた。
凄まじいスピードで二人は空中で交差する。
身長160センチそこらの斐山優一のパワーは高が知れている。
だが、これまで街の間隙を縫って走ってきた勢いと、
上空からの落下、
これだけの加速を以って攻撃を行えば、恐らく石膏を材料として作られた人形など一たまりもない、
あの、異形の鎌の刃先にさえ気をつければ・・・!


斐山優一の視界に、突然巨大な刃先が現われた!
それも常人なら、切られるまで気づけないような、死角からの攻撃だ。
メリーの放つ攻撃には、死神の鎌それ自身が持つ巨大な重量と、
そこから生み出された悲劇的な遠心力が加わり、
斐山優一の想像をも越えるパワーが付加されていたのだ!
 (やばいっ!!)
   バキィィッ!!
驚異的な反射神経で、斐山は警棒を死神の鎌に合わせたが、
 「うぉぉぉぉぉぉッ!?」
アラベスク文様の鎌は、その警棒を破壊し、
なおかつ斐山優一のカラダを地面に向かって弾き飛ばした!!
激しい勢いで落下する斐山優一・・・。
その軌跡の下には遊歩道の街路樹がある。
 バサバササズザザッ、ザザッ・・・!
 ドカァッ!!
 「ぐっ!」
木々の枝がクッションの役目を果たし、落下の衝撃は吸収された。
さらに、猫をも思わせる身のこなしで、最低限の受身をとったが、それでもかなりの激痛だ。
カラダが痺れて力が入らない・・・!
 今、ここで追撃されたら・・・!?
45Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/08(金) 21:43:19 ID:C1XCarw10
だが、・・・攻撃の気配はない・・・。
何も襲ってこない・・・。
あの化け物は・・・どこへ行ったんだ・・・?
近くには・・・女の通行人だけ・・・
 「きゃああああっ!?」
つい今しがたまで、夢でも見ているかのような非現実的な光景を繰り広げていたが、
空気を切り裂くような女性の悲鳴が、斐山優一を現実世界に引き戻した。
 「・・・!」
 「うっ、上から落ちてきた・・・!? 大丈夫ですかっ!?」
木々の葉が舞い降りてくる中、少女は斐山優一のそばに駆け寄った。
 どうしよう? 救急車? どっから落ちてきたの、この人!?
一方、斐山は少女の事などどうでもいいかのように、無視していたが、
今一度、あの人形・・・メリーが追ってこないことを確認すると、
ヨロヨロと立ち上がろうと試みた・・・。
 骨には・・・異常はなさそうだ・・・。
 「だ、だいじょぶなんですか!?」
ようやく、斐山はこの小うるさい少女に向き直った。
 「・・・お前か?」
 「えっ・・・
 ・・・ひっひひっひ・・・斐山君!?」・・・加藤恵子だ・・・。
 「っ痛ッ・・・なんで、お前がここにいる?」
 「な、なな、なんでって、ここ、私と飼ってる犬の散歩道だもの!?
 今は、お姉ちゃんが連れてるけど・・・、
 そんな事より大丈夫なの!?
 カラダは!?」
 「問題ない・・・、つッ(捻ったか!?)」
 「あ、え、と・・・(どうしよう?)えーと・・・上の道行って、タクシーつかまえてこよおか?」
オロオロしながら加藤恵子が後ろを振り向こうとした時、
斐山がその腕をガッチリとはさんだ。
46Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/08(金) 21:44:02 ID:C1XCarw10
☆ ではまた。
47本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 04:27:46 ID:3oEou23V0
つ!づ!き!
w!k!t!k!
48RIOです。 ◆1ARX.xs1pk :2007/06/09(土) 18:51:51 ID:mUopSbSE0
にゃー(通りすがりの・・・ねこです。)
49Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/09(土) 21:38:31 ID:1QARVqy50
RIOさん、いらっさい。

では、今夜分、いきます。
50Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/09(土) 21:40:31 ID:1QARVqy50
 「えっ?」
 「いい・・・。」
 「い、いいって、動けないんでしょ!?」
 「余計な真似をするな・・・!」
別にこの女の子は、特別勝気な訳ではないのだが・・・、
恐らく、危機認識能力が足りない・・・のか、
あの不良どもも恐れる斐山優一に食って掛かった。
 「ひ、斐山君、意地張ってどーすんのよっ!
 ケガしてんでしょう!? あなたがどんなに強くったって、ケガしたら回復するまでムチャしちゃダメよ!」
その言葉は正論ではあるが、斐山にとってはどうでもいいことだ。
 「そうじゃない・・・、お前のためだ・・・。」
 「ええっ?」
 「お前も知ってるだろう? クラスに下らない噂がたってるの・・・。
 夜の街に現われる得体の知れない生き物・・・。」
 「ちょっ・・・いきなり、何言い出すの・・・?」
 「いや、生き物じゃないかもな、
 明日、クラスのみんなに言ってやれよ・・・黒くて大きな刃物を振り回す、女性の姿をした人形、
 オレはいま、そいつを追っていたんだ・・・。
 それで、まだ、そいつはそこら辺にいるかもしれない。
 お前も襲われないとは限らないだろう?
 さっさと、家に帰るんだ。」
いきなりそんな事を言われても、すぐにそのまま飲み込めるわけもない。
 「・・・なんでいつもあなたは人をからかってばっかりな・・・ 」
そのまま加藤恵子は言葉を続けようとしたが、
言いかけて自分の当初の目的を思い出した。
 「・・・そうだ、私がさっき見たのって・・・。」
 「見た・・・!?」
 「あ、え、い、一瞬だったんだけど、空の月の影を遮るように・・・すぐに見えなくなっちゃったんだけど・・・。」
 「・・・それだな。」
 「えええええええっ!?」
51Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/09(土) 21:45:08 ID:1QARVqy50
 「明日、クラスのみんなに自慢できるじゃないか、
 だが、オレのことは言うなよ。
 オレは相手が女だろうとクラスメイトだろうと容赦しない・・・。」
 「またそんな・・・!
 いいわよ? 好きにしたら!?
 その人形がどうしたか、知らないけど、この辺の動物達も興奮しまくってるのに!
 野良犬に襲われても知らないよ!」
加藤恵子は言いたい事だけ言って、
あとは斐山の反応次第で、この場から立ち去ろうとするつもりだった。
 どうせ、こいつは似たような事を言うだけだろう、もういいや・・・!
だが、斐山優一は奇妙な態度を彼女に見せた・・・。
 「動物達が気が立ってる・・・?」
 「え? そうよ? 聞こえない? やけに多くの犬や猫が吠えているのを・・・?」
斐山は視線を遠くに投げたかと思うと、
その耳で聞こえる様々な音を識別し始める・・・。
さらには何か思ったのか、空を見上げ、雲の切れ間から時折、姿を覗かす満月をも見上げていた・・・。
 「斐山君・・・?」
斐山は月を見つめながら、ぽつりと独り言を言う。
 「忘れていた・・・。
 何年ぶりか・・・『あいつら』・・・まだオレに用があるのか・・・!」
その言葉の意味は、彼本人にしかわからない、
勿論、そばにいる加藤恵子にわかるはずもない。
52Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/09(土) 21:48:28 ID:1QARVqy50
 「斐山君? もしもし?」
ようやく斐山は彼女に向き直り、何か言いたげな視線を送った。
 「な、なに?」
 「頼みが出来た・・・。」
 「ええっ? またいきなり・・・あ、で、でも私ができることなら・・・。」
 「ああ、ここから・・・向こうに大きめな街灯があるだろ?
 公園の一番端っこの入り口・・・。
 その辺りにバイク(石橋達也所有の)が停めてある筈なんだ、
 確か黄色いスクーターだったかな?
 ちょっと見てきてくれないか?」
 「それは全然構わないけど・・・まさか斐山君、免許もないのに・・・、あ、ううん、なんでもない!」
すぐに加藤恵子はその場を離れた。
途中、姉に一度、携帯で連絡を入れ、先に家に戻ってもらうよう伝える。
公園では、斐山の指定した場所を探すのに、そんなに苦労はなかった。
言われたバイクは結構、簡単に見つかったからだ。

・・・一方、斐山優一や少女、加藤恵子の行動を、
はるかマンションの屋上から見下ろす一つの影があった。
銀色の髪を月明かりに反射させ、アラベスク文様の鎌を携える一つの人形、
Lady メリー・・・。
もう、この地に留まる必要はない・・・。
先ほど自分を追っかけてきた少年も、これ以上、何もできないだろう。
こちらから何かするつもりもない。
だが・・・、Lady メリーの・・・その意識体百合子には、一つの違和感がぬぐえないままでいた。
53Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/09(土) 21:50:22 ID:1QARVqy50
「彼女」は考える。
  あの少年は何者なのだろう?
  この人形の身に、抵抗したり攻撃しようとする者は過去にもいたが、
  その動きを追って来れる者など・・・、
  いや、そんなことではない、
  あの少年には、何よりも「恐怖」がなかったのだ。
  その他の感情も・・・心なしか普通の人間に比べて薄い気がするし・・・。
  かといって、リーリトのような特別な人間種のわけもない。
そこまで考えて、「彼女」は思考を中断した。
流れる髪をたなびかせ、首を上空へと向ける。
  何かが変だ・・・。
  大気の状態がおかしい・・・。
  気圧とか風の問題ではない・・・。
  この身に集まる人間達の感情に異常があるわけでもない。
  強いて言えば、この地に生きる生命達の神経が、やけに過敏になっていることは理解できる。
  でもその原因は?
人形の身になった百合子には、そこから先の判断は不可能だった・・・。
人間の身のままであったなら、
恐らくその異常を「嫌悪」と表現したのかもしれない。
いや、いずれにしても今のままでは、この夜空の異常を理解することなどできないであろう。
結局、「彼女」は、それ以上の思考を諦めて、
この地に来たときと同じように、再び夜空の闇に消えていった・・・。
54Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/09(土) 21:51:36 ID:1QARVqy50
☆ ではこの辺で。

この物語は「メリーさんを追う男」の三年位前の設定です。
55本当にあった怖い名無し:2007/06/10(日) 22:18:55 ID:KM9/JSRZ0
前スレも残りあと、860バイトですね・・・。
800までは届かないかな・・・。

さて、
今日でこの物語も終わりです。
その次も予定は未定です。
では行きます。
56Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/10(日) 22:22:45 ID:KM9/JSRZ0
その頃、斐山優一はムリヤリ自分のカラダを動かし、
既に死体となっている「石橋達也」のカラダから、バイクのキーを抜き取っていた。
 メットは・・・ああ、あれは頭の方か。
メットはそばに落ちていた。
もう、加藤恵子は入り口に停めてあるバイクを見つけているだろう。
別に、彼女にバイクを見つけてもらう必要など全くないのだが、
彼女に死体を見せずにキーを手に入れるには、一度彼女を遠ざける必要があったに過ぎない。
加藤恵子が最初の位置に戻ろうとする前に、珍しく斐山優一は大声で叫ぶ。
 「そこにいろ! 今行く!!」
加藤恵子はとりあえず、言われたとおりにバイクの前で大人しく待っていた。
 ・・・迎えに行ってあげようと思ったのに・・・。
街灯が、ゆっくりと足を引きずり近づいてくる斐山優一の姿を浮かび上がらせた時、
ようやく加藤恵子は駆け足で斐山のそばに来る。
 「ま、まさかバイクで来たの?」
 「オレのじゃない・・・。」
 「こ、これで帰る気? ・・・確かに歩いて帰るよりかはいいけど・・・。」
斐山優一は、その問い答えるのは馬鹿馬鹿しかったので、
話題を変えつつ、彼女に質問し返した。
 「おまえ・・・オレが怖くないのか?」
そんなわけあるもんか、怖くないわけがない・・・。
 「こ・・・怖いわよ! 色々悪いことしてるんでしょ!?
 でも、だ、黙ってたら余計怖いじゃない!」
思わず斐山優一の口から笑みが漏れた。
 こいつはネジが一本、緩いらしい。
 だが、たまにはそういうのも悪くはないか・・・。
 「送ってく・・・後ろ乗れ。」
 「えっ!?」
 「世話になったからな、礼代わりだ・・・。」
 「そっ、そんな、いいよぉ、大したことしてないし、
 だ、第一、これ違反じゃ・・・!?」
57Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/10(日) 22:25:23 ID:KM9/JSRZ0
 「もう、このスクーターの持ち主はいない・・・、『あの人形』に殺された。
 だから気にすることはない。」
 「えええええっ!? ちょ、ちょっとそそそそそれれれれっ!?」
 「あのな・・・、何度も言わせるな・・・?
 こんなところでうろうろしてたら危険なんだ・・・。
 お前は一刻も早く家に帰らないといけないんだ・・・。
 わからないのか!?」
そこまで言われてようやく、加藤恵子は現状認識できた。
バイクのエンジンをかけ始めた斐山の後ろに、ためらいつつも、余裕のあるシートに跨った。
 クラスのみんなにこんなとこ見られたら・・・何て言い訳しよう?
斐山はメットを加藤恵子に被らせた。
 「掴まれよ?」
 「あ・・・う、うん。」
斐山は手馴れた動作でスクーターを走らせる。
 「お前の家は!?」
 「あ・・・、えと、河川整備場わかる!? あの裏手におっきなマンションあるでしょ!?
 その近く!!」
 「わかった!」
バイクでならそう大して時間はかからない。
恐らく3、4分もかかるまい。
すぐに家に着くと思うのだけど・・・。
加藤恵子はこの機会に、理解不能の少年「斐山優一」に聞きたいことがたくさんあった。
 何で、勉強も運動もできるのに、学校ではそんなそぶりを全く見せないのか?
 何で、こんな小さな体なのに、不良たちに大きな顔をしていられるのだろう?
 そして、今言った・・・そばで人が殺されていたというのに・・・、
 気味の悪い人形(?)が夜の街を徘徊しているというのに・・・、
 どうしてこんなにも冷静でいられるのだろう?
バイクが信号待ちをして止まった時、
ついに加藤恵子はその内の一つの質問を選んで見せた。
 「・・・ねぇ、斐山君・・・。」
 「あ?」
 「あなたって・・・怖いものってないの? これだけのことが起きて・・・。」
58Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/10(日) 22:27:44 ID:KM9/JSRZ0
しばらく彼は黙っていたが、
信号が青になり、再びバイクを発進させてしばらくすると、
思い出したように、加藤恵子の問いに答えた。
 「一つだけある・・・。」
 「たった一つだけ? それは?」
 「お前にはわからない・・・。
 『それ』に比べれば、ヤクザも化け物も・・・死ぬことも怖くない・・・。」
当然、加藤恵子にはそこから先の疑問も生まれるのだが、
それ以上、聞いてはいけない気がした・・・。
それこそ・・・自分には耐えられない恐怖が待ち構えている気がして・・・。

すぐに、スクーターは加藤恵子の家の近所にたどり着いた。
 「あっ、ここでいい、ここで下ろして!」
バイクは静かに止まり、加藤恵子はゆっくりと足を動かしスクーターから降りる。
そして、メットを外して斐山に手渡した・・・。
 「ありがと・・・送ってもらっちゃった・・・。」
悪い気はしなかった・・・。
相変わらず斐山は無表情で、何を考えているのかわからないが、
客観的に見れば、西洋絵画から抜け出てきたような美形の男の子に、
夜、二人っきりで送ってもらうのは悪くない。
 ・・・これで怖い男の子でなかったら・・・。
そしてメットを受け取った斐山はしばらく黙っていたが、
彼も迷っていたのか、
普段の彼からは考えられないような言葉が出てきた。
 「いや、こっちこそ、サンキューな・・・。」
59Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/10(日) 22:29:31 ID:KM9/JSRZ0
 「え、あ、その、ううん、帰るんでしょ? 気をつけてね・・・!」
 もしかしてこれって・・・いい感じ? あ、でも相手はあの斐山君だし・・・!?
だが、斐山優一は続いて意味深な言葉を吐く。
 「礼ついでにもう一つ・・・。」
 「え?」
 「家の中に入ったら、今夜は外に出るな。
 窓の外を覗くのも良くない。
 わかるな?」
 「あ・・・、さっきの『化け物』ね・・・、うん、そうするよ。」
 「それと・・・。」
 「うん?」
 「今夜オレに会ったことは誰にも言うな・・・。
 言ったらお前は二度と家族に会えなくなる・・・!」
 「・・・!」
やっぱり、こんなものか・・・。
落胆する加藤恵子をよそに、
斐山優一はバイクをターンさせ、見送る加藤恵子を一瞥もせず、その場を走り去っていった。
これで・・・今夜は静かになるのだろうか・・・?
加藤恵子は大人しく家の玄関を開けた。
 「ただいまぁ〜。」
60Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/10(日) 22:31:00 ID:KM9/JSRZ0
そして・・・

加藤恵子は食事を終え、
姉より先にお風呂に入っていた・・・。
・・・もうでる所だけど・・・。
 「お姉ちゃ〜ん、もう出るよぉォ。」
 「はぁい、わかったぁ。」
いつもと何ら変わらず、
バスルームから出た恵子は、タオルで体中を拭いていた。
髪の毛をタオルドライし、下着をはく。
パジャマに着替えて、自分の部屋に戻る。
いつもどおりだ。
・・・けれど、今夜はいつもと少し違うのは、
飼い犬エルがまだ、飽きずに吠え続けている。
結局あの『人形』とかいうのに吠えていたのであろうか?
それなら、まだ近くにいるというの?
そんなことを考えているうち、
突然、家の電気が消えた。
 「え!?」
風呂場のほうからは姉の泣き言が聞こえる。
 「えええ!? 停電〜!? ブレーカー落ちたのぉぉ!?」
 「あ! 今、見てくるよ!」
だが、玄関の上にあるブレーカーは・・・異常ないよ・・・ねぇ?
スイッチを上げたり下げたりしても変化はない。
・・・まさか。
一度、自分の部屋に戻り、窓の外を見る。
 「あ、あ、ああ・・・。」
辺り一体、真っ暗だ。
この辺り全てが停電になっているのだ。
・・・もっとも、月の光が雲に反射して、景色全体が暗いわけではないのだが・・・。
街のあちこちから、犬や猫のうなり声が聞こえてくる。
 「いったいなんなの・・・?」
61Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/10(日) 22:32:57 ID:KM9/JSRZ0
☆ すいません、嘘つきました。
残りの分量間違えました。
明日が最後です。
62本当にあった怖い名無し:2007/06/10(日) 22:52:14 ID:iDHyLDScO
VIPで萌えるメリーさんスレがあるぞ
63本当にあった怖い名無し:2007/06/10(日) 22:56:30 ID:mSTzVBJCO
黄昏レストラン
64本当にあった怖い名無し:2007/06/10(日) 23:47:03 ID:ZXRnJ2C20
>>62
結構読み応えあるよな
別の人間のもよかった
65Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 00:41:51 ID:yQ79lZaG0
>>62 アドレスきぼん
66本当にあった怖い名無し:2007/06/11(月) 13:30:52 ID:Gt2yGFE20
67Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:09:39 ID:yQ79lZaG0
>>66 さんくすこ。

・・・しかし、落ち着けそうにないな・・・。
68Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:13:33 ID:yQ79lZaG0
では>>60の続きです。
69Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:25:57 ID:yQ79lZaG0
ふと窓の下を見ると、千鳥足で歩いてる二人のサラリーマン風の男たちが歩いていた。
・・・ただの酔っ払いだ・・・。
珍しい大規模な停電の前では、そんな事はどうでもいい。
とにかく窓を閉めて、姉に事態を告げようとする直前、
最後に酔っ払い達の声だけが恵子に聞こえてきた・・・。
 「ぶっちょう〜ぉ、・・・もう、飲めません、フラフラですぅ・・・、
 月がぁ、二つに見えるしぃィ・・・!」
 「はははぁっ、まだまだだよ、きみぃ!
 わ、私など月が四つに見えるぞぉぉぉ!!」

既に加藤恵子は、そんな言葉など右から左へと聞き流していたが、
もし・・・、もう少し、
窓の外を覗いていたなら・・・、彼女は気づく事ができたであろうか・・・。
窓の外では、
停電の為に、
電信柱の影が・・・、
月明かりからによるものだけを、地面に映し出していたのだが、
ところが・・・その影は、あろうことか二本並んで伸びていたのだ・・・。
そしてその伸びる影のうち・・・、一本は、
静かに、
そしてゆっくりと・・・動き続けていたのである。
70Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:38:40 ID:yQ79lZaG0
そして、斐山優一はスクーターを停め、近くの河川敷で草むらの上に寝っ転がっていた・・・。
動物達の咆哮も、町並みの停電も、分りきっていたことのように、大して気にも留めず・・・。
彼の意識は、たった一つのことのみに向けられていた・・・。
雲の切れ間から時々覗く満月・・・。

 満月だって!?
 あれが!?

それは、斐山優一が、子供の頃から幾度となく出くわしていたもの・・・。
『それ』がやってくる時はいつもそうだ・・・!
大規模な停電・・・、動物達の異常行動・・・。
そして記憶の欠落・・・。
自分が自分でなくなるかのような、どうしょうもない崩壊感・・・。
そして・・・時々日常生活の中に起きる、理解できない光景のフラッシュバック・・・!
『やつら』はなんなんだ!?
得体の知れない生き物が、寄ってたかって自分を取り囲むおぞましい光景。
狭い部屋・・・眩しすぎる光・・・。
自分と大して変わらない身長でありながら、異常に肥大した頭部と眼球を持つ生き物・・・。
『やつら』がまたやってきたのだ!
・・・今に自分は彼らに連れ去られていくだろう・・・、
いつものことだ、
そしてきっと、気がついた時には、自分の部屋で、何も起きなかったかのように、朝を迎えるのだ。
誰も、気がつかない、
誰も、気にもとめない、
オレは、この後、どうなるんだ?
『やつら』はオレをどうしようというんだ?
オレのカラダは、『やつら』に何をされているんだ?
オレは・・・オレは・・・オレは本当に人間なのか!?
誰か・・・誰か答えてくれ、
誰かオレを助けてくれ・・・!
誰か・・・ 誰か
誰 か ・・・
71Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:41:04 ID:yQ79lZaG0

その光景は、誰にも気づかれず、誰にも見られず、誰にも認識されず行われた。
雲の切れ間から、
人間の肉眼には不可知の光が降り注ぎ、
河川敷にいた、一人の少年の体を取り囲んでいった。

すると、抵抗すら出来ない少年の体はゆっくりと宙に舞い、
まるで定められた自然な現象であるかのように、
上空へ・・・、雲の隙間へと呑み込まれていったのだ・・・。

しばらくすると、
街の停電は復旧し始め、動物達も大人しくなった・・・。
斐山家では、この晩、
一人息子は帰ってこなかったが、
この家族にしてみればいつものことで、とりたてて騒ぐことのものでもない。
いつの間にか、家に帰ってきて、
明日の朝は、また、黙って学校に行ってしまうのだろう。
いつもと同じだ・・・。

「少年」は夢を見ていた。
「やつら」が見せている光景ではない。
それとは、また別の・・・。
それだけは分る。
「人間」の誰かが、自分にメッセージを送っているのだ・・・。
これも、昔から、いや、自分だけを対象にしたものではないのかもしれない。
ラジオの放送局のように、世界に向けて発信されたものを、自分が受け取っているだけなのかもしれない。
まだ、「少年」にはそれを判別する力はない・・・。
彼はまだ・・・「人間」・・・なのだから・・・。
72Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:52:32 ID:yQ79lZaG0
 『暴れまわる九匹の蛇・・・。
 そを打ち倒すは狼・鷹・竜・そして鬼または巨人、
 それらを四人の使徒と呼ぶ・・・。
 その争いは序章に過ぎない・・・。
 この地に舞い降りる二人の天使、
 彼らの織り成す行動が、
 この大地の命運を決するであろう・・・、
 甦る羅○星の天使
 舞い降りる月の天使・・・
 大地は血と屍で溢れかえるだろう・・・。』

天使・・・
人間の赤ん坊に精神を潜らせ、
その人間の意識の奥底で、ゆっくりと成長を遂げる・・・。
まだ、彼の精神は不安定で、
能力も開花してはいない・・・。
ただ、その隠された魂は、人間としての顕在意識や能力に、時々影響を与えてしまう・・・。
だから、こうして時々、監視したり、
時には外科的な治験を繰り返さなければならないが、
全てが順調だ・・・。
あと、数年後には、
彼、斐山優一も目覚めるであろう・・・。
後に、
「少年」として語られることになる、神々の使いとして・・・。
73Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/06/11(月) 21:59:30 ID:yQ79lZaG0
☆ お終い。
ではまた・・・。
http://p.pita.st/?xvmkuqae

ラクガキその4
「少年」 斐山優一・・・高校生ぐらいの頃。
74本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 00:19:22 ID:ZWpceAWu0
メンヘルサロン@2ch掲示板
この板は心の病を持つ者同士のコミュニケーションの場です。
第三者の方は書き込みを御遠慮ください。

健常者は来るな!
75本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 07:15:05 ID:v1iLdtpi0
     〃´`ヽ
く⌒ゝ  川゚ 。川
 W━━つ━と━
     イ)   (リ
     ん へ ノ
76本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 07:34:38 ID:2V0OYZac0
>>73
続きがあると信じてる
77本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 08:25:58 ID:c79tgI6RO
【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等と言う。可愛い声なおかげで朝立ちが凄い。
【8:02】ローション代わりに使った油の容器にゴキブリが入ってた。捨てるし最後だから中にたんまり吐き出した。
【8:36】出勤。抜き過ぎてダルい。家を出るときに電話が鳴る。とりあえずまた抜いとく。
【9:07】車で走っていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。乳が揺れてた。カウパーが出た。
【9:30】デスクに向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどきチンコ握らせる。大人しくなった。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきて目があった。可愛かった。トイレに直行した。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかったな」と言ってきた。黙れ阿部。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「ハァハァメリーさん今はどんなパンt…ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】外回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」「あぁ、綺麗だよ。何よりも目が綺麗だね」。真っ赤になり動こうとしない。可愛くて勃起した。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われてるの」ぶっかけた
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。車を止め口を犯した。もう着いて来ないようだ。
【21:25】帰宅、着信履歴が49件。またアイツか。可愛い奴め。
【21:42】ベッドの下に男がいたのでうほって追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん。今アナタの後ろにいるの」後ろにアナルを突き出した。
【23:34】着信がなくなった。
【0:12】就寝。今日一日でかなり抜いた。
【2:40】急に目が覚める。長い髪の女が天井にへばりついて恨めしそうに…天井から引き摺り下ろし犯した。
【3:20】猿夢だ。しかし俺は夢の中では無敵だ。猿相手でも犯す。
78本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 12:44:41 ID:pl8hzbNN0
夢の中では無敵と言うか現実でも無敵だなw
79本当にあった怖い名無し:2007/06/15(金) 16:46:57 ID:IqcjIu++O
前スレの最後のレスが…
80本当にあった怖い名無し:2007/06/15(金) 20:52:19 ID:6UfrsXew0
2007の年 第七の月
空から恐怖の少女が舞い降りる、
殺戮少女メリーを復活させるため、
その前後、
ニコラは世界を支配するであろう
81本当にあった怖い名無し:2007/06/15(金) 23:20:59 ID:VkdOeQR60
その後俺がメリーさんのフラグをたてまくっていることだろう
82本当にあった怖い名無し:2007/06/16(土) 08:47:29 ID:el54D+gOO
既に俺の横で寝ていることだろう
83本当にあった怖い名無し:2007/06/16(土) 09:25:36 ID:2XEJzDgg0
半裸でな。
84本当にあった怖い名無し:2007/06/16(土) 23:49:42 ID:TICCt9nS0
メリーさん
「昨日はすごかったわぁ・・・・・・わたしもすごく興奮しちゃったぁ・・・・・・
 まさかギアッチョ戦をノーミスでクリアするなんて・・・・・・        」
85本当にあった怖い名無し:2007/06/17(日) 10:11:36 ID:TcB7D4A7O
ちょwww
86本当にあった怖い名無し:2007/06/17(日) 12:14:07 ID:60k5jPm+0
最近ジョジョネタでゲームの話が出てくるが、
何のゲームなんだろう?
ジャンプは毎週見てるが、そんな特集も見たことないし・・・。

「ディスクを使う」らしいからプッチ神父も出てくるの?
87始まりの死(略:2007/06/17(日) 20:42:51 ID:nQeaZaCk0
>>86
昔の格闘ゲーでもSFCでも無いとなると


ディアボロの不思議なダンジョン
では内科と
88本当にあった怖い名無し:2007/06/17(日) 20:48:50 ID:60k5jPm+0
>>87 それだ!

ちょっとググってみる。


追伸・・・Lady メリーのサイト、ちょっとパターンを変えてみようと思いました。
だからと言って、新作が出るわけではありませんけども・・・。
89本当にあった怖い名無し:2007/06/17(日) 22:03:43 ID:a13hbcAj0
vipのメリーさんがまだ続いてる事に驚いた
90本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月) 07:21:33 ID:G9/HyToz0
それを延々と見続けている自分に驚いているw
91本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月) 20:13:34 ID:yEEeo8/0O
私メリーさん、
今地下鉄に乗ってるの!
駅に着いたら私が駅長!
私だけの地下城よ!
92本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月) 21:35:37 ID:KVsPJ5sm0
自動改札?

ダメよ!
私が切符を切るの!
ちゃきちゃきちゃきちゃきちゃきッ!!

ほらっ!
早く切符を出しなさい!
出さないと首切っちゃうよぉっ!!
93本当にあった怖い名無し:2007/06/19(火) 04:08:17 ID:jl3lhH/w0
http://www5.atwiki.jp/melly/pages/39.html

これこの板の作品?
もしそうならこの作品が更新停止してるかどうか教えてもらいたいんだが
94本当にあった怖い名無し:2007/06/19(火) 06:52:01 ID:v3nmWIsC0
>>83 Reiさんの作品?

なら半角板で聞いたほうがいいと思う。
95本当にあった怖い名無し:2007/06/19(火) 06:53:16 ID:v3nmWIsC0
あ、アンカー間違い。
>>94は >>93あてね。
96本当にあった怖い名無し:2007/06/19(火) 17:58:07 ID:r6bcnOGw0
>>95
d
どうやら連載は続いてるみたいです
97本当にあった怖い名無し:2007/06/20(水) 22:52:50 ID:sCxGA43fO
暇つぶしにパクった

【7:46】チェリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等と言う。何を言うか童貞の亡霊が
【8:02】彼女の整理用ナプキンと生ゴミが入ったゴミを捨てに行く
【8:36】出勤。家を出る時電話が鳴る、軽くスルー。俺んとこのゴミを漁ってるチェリーさんが笑ってる
【9:07】車で走っていると、後ろからチェリーさんがダッシュで追いかけてくる。あ、コケた
【9:30】デスクに向かっている。下を見ると毛深い手がオレの足をつかんでいる。おもいっきり手を踏んだらアーオゥ!っという声と共にデスクが揺れた
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、チェリーさんが落ちてきて目があった。下半身露出すんな変態
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「やらまいか?」と言ってきた。とりあえずウホッた
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみるかけてみる。「もしもし、俺チェリ…プチッツーツーツー」
【16:12】外回りをしていると、チェリーさんがホームレスとオクラホマミキサーを踊ってる、平和だな
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしチェリーちゃん。呪われてるの」お ま え も か
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけのチェリーさんがついてきている。急ブレーキで車を止めた。車の後ろで悶絶している。
【21:25】帰宅、着信履歴が49件。またアイツか。ヌルポが。
【21:42】ベッドの下に男がいたのでうほって追い出した。大の男がママーって叫びながら泣くな。
【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたし本物のメリーさん。今貴方の家の外でチェリーさんとSM対決してるの」
【23:34】外からアヒーと声が聞こえた、決着が着いたか
【0:12】就寝。今日一日変態ばかり会ったな。
【2:40】急に目が覚める。長い髪の女が天井にへばりついて、床に降りるなり、いきなり鞭を持って「アーー」と叫びだす。煩いからベランダに出すと「わぁたしぃわぁーメェリィーさんだぁよぉ」なんかネタ披露してらぁ
【3:20】「今夜が山田〜」いきなり鳴り出すからビクった
【3:50】「本屋が山田っふぅん」いーかげんウザイ
【4:00】「ショウ◎イヘーイ」笑った盛大に笑った、ベランダから女王様メリーが出て来て尻に鞭一発
【8:00】睡眠不足で起床、チェリーが四っ国四っ国してる
98本当にあった怖い名無し:2007/06/21(木) 01:34:00 ID:pYKPPKkvO
女王様メリーwww
99始まりの死(略:2007/06/21(木) 19:28:56 ID:F5UVP80J0
I am mailer
I am meler

どっちが、英語の発音なんだろうか。





100本当にあった怖い名無し:2007/06/21(木) 20:25:37 ID:r0gz6HcY0
私、めりーさん・・・・、

ネクロマンティックが止まらない。

今日もどこかで血の匂い・・・。
101本当にあった怖い名無し:2007/06/22(金) 01:39:47 ID:d1X3nQTk0
>>99
I'm Mary
じゃね?
102本当にあった怖い名無し:2007/06/22(金) 02:22:11 ID:et/F2k59O
それだとメアリーさんじゃね
103本当にあった怖い名無し:2007/06/22(金) 06:48:38 ID:d1X3nQTk0
>>102
Maryland⇒メリーランド
なんだけど人名だと違うのかね
104本当にあった怖い名無し:2007/06/23(土) 01:57:03 ID:lTVIPBZJO
>>97チェリーさんってなんぞや?

>>103遊園地の乗り物みたくなるなぁ
105本当にあった怖い名無し:2007/06/23(土) 02:23:27 ID:fYqKlbbO0
>>104
メリーランド州 (Maryland MD)は、米国東部大西洋岸にあり、
中部大西洋沿岸地域(en:Mid-Atlantic States)を構成する州の一つ。 
州名の由来はカトリックのイングランド女王メアリーにちなむ。
106本当にあった怖い名無し:2007/06/23(土) 17:12:30 ID:bvEOwoGl0
「私、メリーさん!
おぢちゃん? おなかかかえてうずくまってどうしたの?」

「お、オレは何度死ぬんだ? 
オレのそばに近寄るなーーーーァツ!!」


107本当にあった怖い名無し:2007/06/23(土) 22:05:07 ID:DVI7ZrZe0
VIPのメリーさん
ttp://www35.atwiki.jp/merry_san/
108本当にあった怖い名無し:2007/06/23(土) 22:16:08 ID:GjkEhvsY0
>>106
―――首を掻っ切られて再起不能
           リタイア
109本当にあった怖い名無し:2007/06/24(日) 02:19:57 ID:ZZnRD7nRO
ア゙ーー
メェリィーさんだぁよぉ〜
電話が好きな奴はどこの、どぉいつだぁ〜い?

私だよ
気になるアノ人に数分置きに電話するのよ、ちょっとしたストーカーだよ、やらかしてんだよ
でーも、でもだ
最近私に電話するストーカーが居るんだよ、なんか物腰やわらかい声で
「もう、いいんじゃない?早く成仏しなさい。」
なんでだよ?私は人をかなりシバいているんだよ
「大丈夫です、ええっとね、貴女のオーラは…」

江○だよぉーーーー!
110本当にあった怖い名無し:2007/06/24(日) 20:20:56 ID:uBM6O5zL0
「メリークィーン! 第二の爆弾!
メリーハートアタックッ!!」

康一「なんだ、こいつはァーッ!?」

メリー「・・・フフフ、その爆弾は相手の心臓の音を聞きつけ、どこまでも追い詰める・・・。
 その心臓の音が止まるまで追跡をやめることはないッ!!
 メリーハートアタックは無敵よッ!!」

康一「音・・・? こいつは音に反応してるんだッ!
 な、ならこの時計を!?」

 ボッゴォォォンッ!!

康一「ば、爆発した! やっぱり音に反応してるんだ!」

メリーハートアタック
 「コノオトハシンゾウジャナイ、
 ・・・コッチヲミテェ〜?」

康一「僕を守れーッ!
 エコーズ、act2−ッ!!」
111始まりの死(略:2007/06/24(日) 20:44:09 ID:Q91DCRhJ0
メリーさん25

それでは赤のメリーさん答えをどうぞ。

正解、何番に入る。

みどりのメリーさんも頑張ってください。

つきは大事な大事な後ろのチャンス
112本当にあった怖い名無し:2007/06/24(日) 21:09:52 ID:uBM6O5zL0
まさか「アタック」をヒントにしたんじゃないだろうねw
113本当にあった怖い名無し:2007/06/25(月) 21:24:37 ID:/j26UvnI0
「もしもし? 私の名はメリー。」
「ふふふ、私はメアリー。」
「ううん、私がマリー。」
「そして、私がエミリーよ。」

「「「「えぃっ、血管針攻撃ッ!!」」」」
114本当にあった怖い名無し:2007/06/25(月) 22:52:59 ID:f3Xm4E+jO
その巻き毛は
あれこそはメリー様の必勝の構え・・・
無明逆巻き毛の御姿・・・!!
三本足のリカちゃん「化物め!!」
115本当にあった怖い名無し:2007/06/27(水) 07:06:40 ID:453bU0B20
「私メリーさん、いまあなたの後ろに・・・ハッ!?
・・・う、腕が!?

か、感染してるッ?
こ、こいつ、ウィルスに冒されて私の前に・・・!?」

「あ〜、な、なんてことしやがるのぉぉぉ・・・、
だけど、まだ、あきらめないわ・・・、
かなりの犠牲と代償を払わねばならないけど・・・、

マン・イン・ザ・メリー!!最後の力を振り絞れェーッ!!」

116本当にあった怖い名無し:2007/06/27(水) 07:18:10 ID:VAFGGlg90
め、めりーさんに、中の人などいないっっっっ!!!
117本当にあった怖い名無し:2007/06/27(水) 23:26:35 ID:dhhs3L1yO
>>116
Exactly(そのとおりでございます)
118本当にあった怖い名無し:2007/06/28(木) 19:56:27 ID:DwhBie820
>>117 釣れたッ! かかったッ!!


・・・メリー姉貴の言ってた事が、
頭でなく魂で理解できた・・・ッ!!

ブッ殺すと思った時には、既に相手の後ろに立っているんだね・・・!
姉貴ィィッ・・・!
119本当にあった怖い名無し:2007/06/29(金) 00:41:37 ID:DF0Ak2PUO
おもしろい流れだなw
120本当にあった怖い名無し:2007/06/29(金) 19:02:13 ID:ZtBdEDAC0
うん
121本当にあった怖い名無し:2007/06/30(土) 21:48:19 ID:9n2So2ii0
ある日 家の中 メリーさんに 出会った
開脚後転で メリーさんに出会った

メリーさんの 言うことにゃ お兄さん おにげなさい
スタコラサッササノサ スタコラサッササノサ

ところが メリーさんが あとから ついてくる
トコトコトコトコと トコトコトコトコと

お兄さん お待ちなさい ちょっと 落とし物
死んだ親父が俺を 抱いている写真

俺は泣いた
122本当にあった怖い名無し:2007/06/30(土) 23:37:21 ID:BfLJzDn60
>>121 なぜ、そうつながるw
123本当にあった怖い名無し:2007/06/30(土) 23:57:13 ID:9n2So2ii0
いや、なんとなく。どうもです
次もなんとなく
124本当にあった怖い名無し:2007/06/30(土) 23:57:55 ID:9n2So2ii0
噂が本当ならば、次が最後のメッセージになるはずだった。
ベルは鳴り続けていた。俺は意を決して受話器を取り上げた。
違う相手でいてくれ、という願いは、はかなく破られた。
「もしもし、私メリーさん。今あなたの後ろにいるの」
通話が途切れ、回線音がツー、ツーと響く。死刑宣告だった。
しかし、待てよ。死刑宣告…本当にそうなのだろうか?
最後の通話の後に、何が起こるというのか。
噂では定かでなく、結末はあいまいだ。こけおどしではないのか?
俺は後ろを振り向いた。そこには、俺がいた。
俺は脚を振り上げると、目の前の人形めがけて振り下ろした。
乾いた音が部屋に響き、人形は倒れ、首は真二つに折れた。
俺は黒いゴミ袋に人形の残骸を放り込むと、回収場に捨てに行った。
部屋に戻り、床をピカピカに磨き上げると、跡形もなくなった。
何も変わらない。別にどうってこともなかったではないか?
125本当にあった怖い名無し:2007/07/01(日) 21:16:45 ID:hLisuH0v0
で、つづきは?
126Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/01(日) 21:19:15 ID:hLisuH0v0
といいつつ、
サイトに「サードストーリー」うp終わりました。

・・・さて、
次は・・・、
リジー・ボーデンとの決着の話にするか・・・、

いや、
セカンドストーリーの続き・・・、
タケルと美香姉ぇのその後を始めるか・・・。

ノレる方からやることになりそうだが・・・。
127本当にあった怖い名無し:2007/07/02(月) 17:33:08 ID:sXN/+UDm0
>>126
wktk
128本当にあった怖い名無し:2007/07/03(火) 20:45:04 ID:2D0E5Bdx0
126で思い出したが、パパはどこいった?

もう続きはつくらないのか?

129始まりの死(略:2007/07/03(火) 21:24:22 ID:O2p66eqQ0
皆さん方の中にメリーさんになりたい人は居ますか?
メリーさんになれば、鎌や剣で・・・・・をやっつけましょう(はっきりいえよ)
メリーさんになろうメリーさんになろう。

という電波ソングを受信してしまった件について
130本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 06:46:18 ID:BoZbxdII0
メリーさんといっしょ
131本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 20:56:25 ID:86eD4S2SO
>>何故か輪廻思い出した
132本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 20:57:29 ID:86eD4S2SO
ちょw
>>130抜けたw
133Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/07(土) 21:10:03 ID:0JxYnuRI0
http://1st.geocities.yahoo.co.jp/gl/amekazelionmaru/view/20070617

毎度です。

緒沢タケルの物語、始めました。
続きはいつかもわかりません。
更新したらまたお知らせします。

まぁ、この後の運命は、Lady メリーで展開した通りです・・・。
一応、別世界ですので、
この時点で今日子ちゃんは元気ですけど・・・。
134Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/09(月) 01:42:07 ID:iYZh6H/T0
ジョルノ「この車の速度にあわせて追ってくるッ!?」

ミスタ「ゴスロリ服を身にまとう・・・初めてのタイプのスタンドだな・・・。
  ぶちぬいてやるぜっ!! いけッ! セックス・ピストルズッ!!
  ナンバーワン! ナンバーツー!!」

『イヤァァァァァッ!!』
 ガン! ガガン!!

メリー「きゃあっ!? いったぁ〜い! なんてことすんのよぉぉ!!」

『ミスタ! エ〜ン、弾丸ガキカナイヨォォ!』

ジョルノ「ミスタ! 見てください! 彼女のゴスロリ服がどんどん白く・・・!?」

メリー「・・・ホワイト・メリー、ジェントリー・デスサイズ・・・、メリーは全ての動きを止めて見せるわ・・・!」

『イヤッホー! イイゾォー、メリーサァーン!!』
135本当にあった怖い名無し:2007/07/10(火) 00:39:07 ID:Y/33TcmPO
この後メリーさんの穴を狙ってミスタがセックス・ピストルズで覚悟を見せつけるんだな
136本当にあった怖い名無し:2007/07/10(火) 00:52:29 ID:oK2A+jgj0
ジョルノ「・・・ミスタ、言っときますけど、僕の能力は傷を治すんじゃなくて、
 穴を埋めるだけなんですからね・・・!」

    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´   
    ,/´{  ミ l    /゙トェェェェェィ、 ) |    ニッ・・・!
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
137本当にあった怖い名無し:2007/07/11(水) 01:17:04 ID:RcF3kfyAO
ジョルノ「ゴールド・エクスペリエンス!!」
(ズキュウゥーン)
メリー「その穴は触っちゃらめぇえええ!!」
ジョルノ「ちょwww」
138本当にあった怖い名無し:2007/07/11(水) 21:30:01 ID:8sZnC014O
わろたw
139本当にあった怖い名無し:2007/07/11(水) 23:32:25 ID:RcF3kfyAO
5部主人公チームでやってみた

ブチャラティ「スティッキー・フィンガーズ!!」
グッパアァー
「そんなとこ拡げないでぇぇぇ」
ブチャラティ「おまwww」

フーゴ「パープル・ヘイズ!!」
ドグシャアァ
メリー「嫌ぁ…そんな事されたら…私、くちゃくちゃ…ってなっちゃう…よ…」
フーゴ「wwwww」
ミスタ「行け!!セックス・ピストルズ」
メリー「そんなにいっぱい…もう無理だよぉ」
ピストルズ「アギャギャギャギャギャーーー!!」

アバッキオ「ムーディー・ブルース!!リプレイだ!!」
メリー「そんな恥ずかしい所…見ないで…下さい…」
アバッキオ「これはwwwww」

ナランチャ「エアロ・スミス!!ボラボラボラボラ」
メリー「飛ぶ飛ぶっ、あたし飛んじゃうぅー!!」
ナランチャ「ボラーレ・ヴィーアwwwww」

もうメリーさん関係無いなw
自重する
140本当にあった怖い名無し:2007/07/13(金) 07:02:20 ID:f847GQBi0
「私、メリーさん」

「ああ、これはどうも、
・・・月並みですが、ご趣味は?」

「あ、ダンスを少々・・・」

「へぇ? どういった種類のものですか?」

「ぶーときゃん・・・あ、いえ、なんでもないです。」

141本当にあった怖い名無し:2007/07/13(金) 10:58:20 ID:bdhqaeZRO
メリー「わんもあせっ」
142本当にあった怖い名無し:2007/07/15(日) 09:18:23 ID:EgyyiTqEO
もうすっかりネタスレw
143本当にあった怖い名無し:2007/07/16(月) 03:03:20 ID:c3T9t30rO
メリーのいない世界など、とっとと潰れたらいいのだ!!
ふはははは!!
144本当にあった怖い名無し:2007/07/16(月) 14:27:04 ID:hB4gy37R0
メリー「私、メリーさん、今あなたの後ろにいるの」

康一「なぁんだ、そんなのわざわざ言わなくても(後ろを振りむく)・・・」

メリー「待って! 康一君! 今のは私じゃあないわッ!!」

康一「エッ!!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

メリー「こ、こんな・・・私の時にはなかった・・・ だますなんてッ!!」

 虚無の空間から何十本もの無数の腕が康一を掴みかかる!!

康一「ウッワァァァァァッ!!」

 (杜王町の決して振り返ってはいけない小道より)
145本当にあった怖い名無し:2007/07/16(月) 23:19:40 ID:bJKS3Hmd0
康一「助けてっ!!」


露伴「  だ  が  断  る  」
146本当にあった怖い名無し:2007/07/17(火) 01:54:07 ID:9c7ijbp40
メリー「露伴ちゃん・・・変わっちゃったのね・・・。」
147本当にあった怖い名無し:2007/07/17(火) 19:28:38 ID:U5fIiQEV0
保憲「フッ・・・こんな安っぽい罠に引っかかるとはな・・・」

メリー「おのれ 加 藤 ォォォォォーーーッ!!!」
148Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/18(水) 01:35:26 ID:7asWd84m0
おじゃま!

http://1st.geocities.yahoo.co.jp/dr/view?member=amekazelionmaru
二回目更新

時間的には「メリーさんを追う男」・・・ヤギ声男の直前あたりです。
今日子ちゃんも美香姉ぇも、今のところ元気です・・・。
149本当にあった怖い名無し:2007/07/19(木) 00:33:22 ID:Lobe+HY80
ちょっと質問だけど
私メリーさん今1階にいるの
私メリーさんいま52かいにいるのぜぇはぁ
俺が住んでいるのは国内有数のビルだった
って流れのSSありました?
150本当にあった怖い名無し:2007/07/19(木) 02:21:34 ID:JtZnkih60
>>149
有名なコピペ
5パターンぐらいあるよ
151本当にあった怖い名無し:2007/07/19(木) 21:01:47 ID:Lobe+HY80
>>150
どこか載っているところを教えてもらえればうれしいのですが
152Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/20(金) 21:46:02 ID:PQ4ayP2Y0
「メリーさん」「非常階段」

でググればどうだろう?

・・・で、えーと、
一気にうpしました!!
http://1st.geocities.yahoo.co.jp/dr/view?member=amekazelionmaru

たぶん、過去作品を知らない人にはつまらないでしょう。
美香姉ぇ、タケル、日浦さん・・・。
最初のからみです!

携帯の方、ごめんなさい。
メリーさん出番ないので、ここでは新作はうpできないのです・・・。
153本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 01:38:35 ID:+w4DvbVp0
>>152
ありがとう
検索ワードに困っていたところでした
154126 ◆dNexSJi1ew :2007/07/21(土) 07:51:50 ID:03TR6ojo0
ようやく・・・規制解除・・・。
生きてます・・・読んでますみなさんがんばって・・・
155Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/21(土) 10:14:51 ID:7PRVo98x0
>>153 いえいえ、メリーさん広めてくださいねw

>>154 生きてたーッ!! やはり、126パパにも存在してもらわないと・・・。


・・・とりあえず、自分の携帯で試しに>>152踏んでみた。
ちゃんと読めるな、携帯でも。
・・・機種が古いから容量オーバーになってしまったけど・・・。
156本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 11:48:30 ID:JcrAhW0T0
後ろに立たれることは死を意味するッ!!

 ジリリリリリリン ジリリリリリリリン

これが・・・ッ!

これがメリーだッ!!

メリー・アームド・フェノメノンッ!!

「・・・私メリーさん、・・・あなたの匂い・・・止めてあげる。」
157本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 00:31:51 ID:XD65QV3KO
大変だジャン・ルイ!!
敵は全員メリー憑きだ!!
158本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 08:28:42 ID:/kcrYL1W0
あっという間に下の方に・・・、

昨日アゲたばかりなのに・・・。
159本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 15:32:53 ID:BDVvgicuO
夏休みだろうから、上げ無くても良くね?
160本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 15:49:42 ID:IWY62hzd0
下がってた方が好都合じゃね?
夏厨か判らんけどJOJOネタは、メリーさんスレには必要ない。
161本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 20:06:23 ID:/kcrYL1W0
とゆうより、ほっとくとまた消滅する怖れが・・・。

あげる必要は全くないのだけど、それが怖い・・・。
162本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 21:41:39 ID:BDVvgicuO
>>160
確かに、ジョジョネタがあまりにも氾濫し過ぎてる感はあるよな
163本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 23:25:16 ID:3WRrzXlkO
おまえら、メリーさんの相方にピッタリな幽霊や妖怪なんかは、誰だと思いますか?
つーかメリーさんて、幽霊とか妖怪の類なのか?
164本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 20:45:34 ID:vrKRZvD90
メリーさんは独り・・・

たった独り・・・。

だから友達を探して今日も電話をかける・・・。
165本当にあった怖い名無し:2007/07/27(金) 01:21:52 ID:Id1J1vJaO
>>164
愛と勇気だけが友達なんだなw
166本当にあった怖い名無し:2007/07/27(金) 01:31:15 ID:pX5SDsVy0
ちなみにエンディングにアンパンマンは君さっていうフレーズもあるんだぜ
167本当にあった怖い名無し:2007/07/28(土) 00:21:52 ID:uIWzXM8sO
>>166
つまり、メリーさんは俺たち自身だったんだよ!!
168Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/28(土) 16:53:24 ID:nxbNFazp0
ううむ、メリーさん関係ないけど、
読んでる人の反応がわかんないから、
面白く書けてるのかどうか全くわからん・・・。

アクセスカウンターは微妙に伸びてるから、読んでくれてる人はいるのだろうけど・・・。

少し更新してます。
http://1st.geocities.jp/amekazelionmaru/TAKERU/takeru1.html
http://1st.geocities.yahoo.co.jp/dr/view?member=amekazelionmaru

上はうp完了、
下は途中まで。
169本当にあった怖い名無し:2007/07/28(土) 22:26:31 ID:7yZqd7hm0
>>168
読もうとは思ってるんだけど時間が無くて
どっから読むんだっけ
170Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/07/28(土) 22:49:10 ID:nxbNFazp0
>>169 あああああ、わざわざすみません。
時間ある時で結構です!

>>168 のリンクそのまま踏めば大丈夫です。
まぁ、事前にセカンドストーリーや、
「メリーさんを追う男」を読んでいたほうが、
話が分りやすいとは思いますが。

今までの流れを覚えてらっしゃるなら、そのままどうぞ!

・・・どうしようかな、メンサロ板で普通に投下しちまおうかな?
171本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 00:58:05 ID:TMuzHB110
ほしゅ
172本当にあった怖い名無し:2007/08/01(水) 00:54:39 ID:3drVWHpb0
私の名はメリー!
今からここを占拠する!

何か文句ある!?
173本当にあった怖い名無し:2007/08/01(水) 07:40:14 ID:GB7gy5OQ0
フウツーのレスには興味ありません
174本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 23:24:02 ID:3EE37WVV0
 ♭       
. 〃〆⌒へ  ♪
./´ノ ヘヽヽ )ヾ 
ノ( ●  ● )¶|y
ノ  > ▽ ノ ミヘ)
〆^ん   《゙ン
175本当にあった怖い名無し:2007/08/04(土) 15:50:33 ID:smysDacLO
アリーデ・ヴェルチ!
176本当にあった怖い名無し:2007/08/04(土) 18:51:50 ID:U0MjLD+uO
>>175アリーヴェ・デルチじゃなかったっけ?
177本当にあった怖い名無し:2007/08/04(土) 22:16:24 ID:smysDacLO
>>176
え、マジすか!?
それはスマソ…

自分はジョジョを見た事無くて...orz
178本当にあった怖い名無し:2007/08/05(日) 00:35:26 ID:YvYoYL9vO
落ち着け
ここはメリースレだ
ジョジョスレではない
179本当にあった怖い名無し:2007/08/05(日) 00:50:13 ID:3DobqDxx0
180Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/08/05(日) 22:02:52 ID:3DobqDxx0
また少し更新しました。

只今、府中の製薬工場内。

一応この次から派手になる予定・・・。
181本当にあった怖い名無し:2007/08/05(日) 22:09:30 ID:0/ncXJkp0
今日もにわかにウサてゐ=東方みたいなこと語られてうざかったです
イオシス自重
あとまりおの歌でイオシスの宣伝ってのがきにいらn
182本当にあった怖い名無し:2007/08/05(日) 22:11:20 ID:0/ncXJkp0
誤爆
183Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/08/05(日) 22:21:59 ID:3DobqDxx0
何をどう誤爆・・・
184本当にあった怖い名無し:2007/08/07(火) 12:02:56 ID:vr3+o/QE0
メリーさんの小指とは関係ないのか
185本当にあった怖い名無し:2007/08/07(火) 17:54:24 ID:FAMKfxFzO
>>179
雛苺かわいいよ雛苺
186本当にあった怖い名無し:2007/08/08(水) 02:34:56 ID:cQhUmjt90
>>184 どんなお話?
187Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/08/08(水) 23:24:14 ID:cQhUmjt90
こんなの見つけました。

心臓が弱い方は見ないほうがいいかもしれません・・・。
http://www.swfnet.net/flash/v3069.html
188Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/08/10(金) 07:59:12 ID:SSvZsGNG0
http://freett.com/colt1911/denwa.html

こっちはいきなり始まる・・・。
189本当にあった怖い名無し:2007/08/10(金) 10:32:24 ID:JberiAJ90
なんだ同じ物かorz
違う物かと思って期待したのに
結構懐かしい感じがするのは
がいしゅつ(何故かきしゅつの間違いと出るbyATOK)だからです
190Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/08/10(金) 19:06:15 ID:SSvZsGNG0
ごめんなさい、

また、なんか見つけたら報告します
191本当にあった怖い名無し:2007/08/12(日) 12:24:51 ID:3MQBeNrN0
私メリーさん

今日は休日、お掃除しなきゃ・・・、

どこから手をつけよう?

お風呂場は血のりや脳漿で壁とかべとべとだし・・・、

部屋の中は頭や手足が散らばってるし・・・。

食べるにしてもそろそろ鮮度がねぇ?

冷蔵庫は・・・ダメだ、

内臓でいっぱい。

・・・しょーがない、また電話をかけるか、

『・・・うふふ、もしもし、私メリーさん、いま、あなたの・・・ 』
192本当にあった怖い名無し:2007/08/14(火) 08:21:34 ID:Q0GIX1Q5O
ぐっもーにん
私メリー
何処からって?
貴方の心の中にいるの

とても懐かしいでしょう?
貴方が五歳の頃以来ね
その頃からずっと貴方を見ていたわ
193本当にあった怖い名無し:2007/08/16(木) 22:01:56 ID:LQGYpx/F0
キ、キミが五歳の時から ず・・・ずっと見てた、

・・・ハァ、ハァ・・・!
194本当にあった怖い名無し:2007/08/17(金) 05:15:29 ID:W1mqlipf0
うっ
195本当にあった怖い名無し:2007/08/17(金) 17:19:32 ID:2wrCMNVYO
メリーさんの着声とかって無いですか?
196本当にあった怖い名無し:2007/08/17(金) 17:34:53 ID:0pjHzoum0
あるよ
197本当にあった怖い名無し:2007/08/18(土) 13:03:02 ID:td7F5foI0
もし・・・、
あなたが学校から、・・・または仕事場から帰って、
部屋の電気をつけたとき、

ベッドでメリーさんが寝てたらどうしますか?
全裸で。
198本当にあった怖い名無し:2007/08/18(土) 16:15:57 ID:ORSTOfPq0
>>197
年齢と、性別と、容姿と、自分のその時の体力による。
199本当にあった怖い名無し:2007/08/18(土) 18:43:28 ID:td7F5foI0
年齢 容姿は設定したもん勝ちです。

・・・ていうか性別って・・・。
200本当にあった怖い名無し:2007/08/19(日) 00:55:39 ID:USecFRoV0
やっぱり、あそこの毛はうっすらと・・・、
少し湿り気を帯びて・・・。

ふっくらと盛り上がった感じがそそらしてくれる・・・。

眠ってる状態がいいだろうか?
息をふきかけると「んん・・・」って反応したり・・・。

それとも、
目を見開いて意識がない状態・・・。
生理的な反応のみで・・・ジュルル。
201本当にあった怖い名無し:2007/08/20(月) 00:17:24 ID:2ht5VvzzO
メリーさんは 言うならば ハンターハンターの ビスケのイメージ。
ちなみに 私ミニーちゃん。
202本当にあった怖い名無し:2007/08/20(月) 01:55:10 ID:zupx08d90
俺は最初ローゼンの真紅みたいなイメージがあったな…今は違うが
203本当にあった怖い名無し:2007/08/20(月) 07:09:24 ID:sMeiofZv0
むしろ水銀燈だったわけだが
204本当にあった怖い名無し:2007/08/20(月) 15:22:59 ID:y5ZzJDaQ0
>>201 それを言ったら、
パームやシズクの立場が・・・。
205本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 03:23:07 ID:xbLjzoSN0
はいはい、
「メリーさんを追う男」の舞台裏、書き終わりましたよ。
世界が違うので、この段階で死んでる筈の人も、こっちでは生きておりますが。

http://1st.geocities.jp/amekazelionmaru/TAKERU/takeru2.html

さて、今後は、
「祓いの剣」伝授と、「緒沢家炎上」
それで、ようやく「プロローグ」終了・・・。
206本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 07:44:36 ID:shdGOzgq0
207本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 06:52:49 ID:HAx4Tric0
208本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 11:18:14 ID:Q635zN6f0

ばかよね〜
おばかさんよねぇ〜
209本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 16:46:51 ID:ur19+iPgO
何度おなじネタを繰り返すのかと
210本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 18:52:04 ID:Q635zN6f0
なんどでもw
前のネタも漏れだ

…と思う
自信はないが
211本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 21:09:44 ID:HAx4Tric0
vipじゃ、
雛苺とDIO様のこらぼれーしょんで盛り上がってるそうだ。

212本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 18:58:18 ID:9kPuWwnXO
メリー「ぼ…ぼらーれびーあ!」
213本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 20:54:11 ID:FwKDHcQY0
メリー「うにゅー美味しいのー」
214本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 19:03:39 ID:v56JQ+JJ0
メリー「(=ω=)zzz」
215本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 21:46:41 ID:Elkj0jGjO
メリー「あ〜いま〜い3cm♪」
216本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 16:00:47 ID:dN1NuWC00
217本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 01:57:44 ID:IL0ajdBS0
メリー「な、なに、この流れ?」
218本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 04:54:25 ID:EO9eXB4yO
「私メリーさん



「ぐすっ・・・やっと会えた。私、メリーさん。今貴方を後ろから抱き締めてるの・・・会いたかったよぉ・・・ぐすっ、うぇ・・・」
俺は後ろを振り返りメリーさんを抱き締めた。
「やっと顔が見れた・・・可愛いな」
「えへへ・・・ありがとう」
俺はメリーさんの涙を指で拭うとそっと口づけをした。
振り返ると色々あった。メリーを巡って口裂け女とメルブラで戦ったり、人面犬とのカルタバトルとか。
死にかけた事もあるけど良い思い出になった。だってそうだろ?

俺とメリーはこれからずっと一緒なんだから。

ハッピーエンド
219本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 08:00:32 ID:2R2BWyVe0
メリー マイラヴ ソ スゥィート
220本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 22:52:38 ID:EO9eXB4yO
メリー「Under the name of justice〜♪」
221本当にあった怖い名無し:2007/08/28(火) 15:46:23 ID:+6e4WDXHO
222本当にあった怖い名無し:2007/08/28(火) 19:29:00 ID:N6ifKBmf0
>>221 パソから見えねぇぇ
223本当にあった怖い名無し:2007/08/28(火) 20:13:21 ID:2xcDVbve0
224本当にあった怖い名無し:2007/08/28(火) 20:28:56 ID:N6ifKBmf0
>>223 ありがとん!!

お返しに
リジーボーデン・リビングデッドドールズ

http://i21.ebayimg.com/05/i/000/b2/82/e419_12.JPG
225本当にあった怖い名無し:2007/08/28(火) 22:03:10 ID:szXvzkF4O
何年か前、夜中の3時にメリーさんから電話がかかってきた


その頃「私、メリーさん 今、あーなーたーの後ろにいるのォォォ」


っていうボイスが流行ってて、
自分も持ってたから聞いたときイタ電だって分かったんだけど、めちゃくそビビった


多分受話器に携帯くっつけて流したんだろう


226本当にあった怖い名無し:2007/08/30(木) 02:02:24 ID:q2t4gIOS0
流血注意!

リジーボーデンの呪い

http://jp.youtube.com/watch?v=g2b5j2LFdNI&mode=related&search=
227Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/09/01(土) 11:49:14 ID:n9flfHp20
緒沢タケルプロローグ編
いよいよラストスパートとなりました。
メリーシリーズで活躍した皆さんもちょいちょい出てますのでどうぞ。

http://1st.geocities.yahoo.co.jp/gl/amekazelionmaru/view/20070617/1182069640

今日うpした最後には、
「彼女」も出演しております。
228Lady メリー ◆MERRY.VeEM :2007/09/03(月) 20:59:20 ID:aYqHldZW0
重ねてすいません、

携帯で私のサイトを読めない方・・・。

召還先で今回の作品をうpすることにしました。
興味があれば行ってみて下さい。

【メンサロ】 コテハンを集めてみるだけのスレ 71
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/mental/1188049761/870
229本当にあった怖い名無し:2007/09/04(火) 23:54:48 ID:ZQ7uir+V0
メンヘルサロン

この板は心の病を持つ者同士のコミュニケーションの場です。
第三者の方は書き込みを御遠慮ください。



健常者を呼び込むな。
230本当にあった怖い名無し:2007/09/04(火) 23:58:33 ID:lRnRbn4W0
オカ板にいるような人たちって健常者?

結構、紙一重のような気が・・・。
231本当にあった怖い名無し:2007/09/05(水) 06:44:05 ID:CmdO2YWKO
健常者とそうじゃない人の中間
つまりグレーゾーンに立ってると言えるだろう
232本当にあった怖い名無し:2007/09/05(水) 07:15:42 ID:uEl6YeMc0
ついに

ニュー速にメリーさん進出!
【滋賀】メリーちゃん人形、装い新たに 
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1188924222/l50

しかし滋賀スレだ・・・。
233本当にあった怖い名無し:2007/09/06(木) 23:54:20 ID:EdhwfLGi0
ブロントさん

青い目の「ブロントさん」というなまえのナイトが出てきました
その女の子はもう忍者でそのナイトがぼろぼろだったらしいので
かなぐり捨ててしまいたらしい
引越しも終わったところで荷物を出したら
そのナイトが出てきました
女の子は怖くなり
電車に乗ってさらに遠いゴミ捨て場にかなぐり捨てに行きました
その日の晩
一階で(女の子の部屋は二階)電話が鳴りました
親は出払っているので女の子がでました
電話に出ると
「ザー・・・俺ブロント 今OO駅にいるんだが」
と言って切れてしまいたらしい
最初は「おいィ?」とただのいたずらだと思っていたが残念なことに
15分後また電話がかかり出てみると
「俺ブロント 今お前の家の前にいるんだが」
と言って切れてしまいたらしい
女の子はしつこいなと思い悲しみが鬼なったのだがまた電話が鳴りました
またブロントだよ(苦笑)と思ったのだが留守番なので一応出てみると
「俺ブロント 今お前の家の玄関の前にいるんだが」
と言って切れてしまいたらしい
女の子は「ちょっとsYレにならんしょこれは・・?」と怖くなって二階の俺の部屋にのげ込みました
するとまた電話がなりスピーカーから声が聞こえてきました
「俺ブロント 今お前の家の階段の前にいるんだが」
といって切れまた電話が鳴り
「俺ブロント 今お前の部屋の前にいるんだが」
と言って切れてしまい追撃の電話でさらに恐怖は加速
234本当にあった怖い名無し:2007/09/06(木) 23:54:52 ID:EdhwfLGi0
女の子は圧倒的にさすがに怖くなりベットの中にもぐり込みました
震えているとまた電話がなりました
恐る恐る出てみると
「俺ブロント 今お前の後ろにいるのは確定的に明らか」
女の子は驚いて周りを見渡したらしいが何もありまえん
「俺の事が見えないならおまえの目は意味ないな後ろから破壊してやろうか?」
後ろを見てみると携帯電話から声が聞こえたんだけど
開いてみると画面にブロントさんが映っていて恐ろしい恐怖というあるさま!
「もう離れないずっと一緒なんだが結構ウデとか血管血走ってるから騒ぐと危険」
と言って声は聞こえなくなったらしいのだが残念なことに
携帯電話はまったらしいく機能せず画面にはブロントさんがうつっていて俺の恐怖が有頂天になった
それからというもの女の子が一人でいるときはケイタイだけではなく
テレビなどにもぼろぼろのブロントさんが映っていたが女子からは憧れの眼差しと男子からはせん望の眼差しらしい
どっちにしてもやばい
235本当にあった怖い名無し:2007/09/07(金) 00:08:53 ID:t5PkwaL10
とりあえず、文章がいろんな意味でやばい・・・
236始まりの死(略:2007/09/08(土) 10:20:34 ID:d5ST63zL0
交流200 sin100tは個人的理解の範疇を越えてる
237本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 06:52:30 ID:64B0lEfK0
トルルルルルルルン・・・!
238本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 22:49:27 ID:3RLzkXoR0
おまえの電話機に我がスタンドを忍び込ませた!
おまえはもう、逃げる事はできないッ!

めたりか!!
                ,.ィ"´:.:.:.:.::::`丶、
                   /:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::\
               ,':.:.:.:,. ====.、:.:.:.:.:::::',
                  l:.:.:〃 、  \  ヾ、::::::::::l
              |:.:.ハ、_ \、_ \、 ll:::::::::|
              |:.:||/、.__ ̄イ;≧=z||::::::::|
                   l:.:||示_  〃{ _ノトl|::::::::|
                  l:.:lハゞ‐´ ,  `^~`〃ハ:トハ、
             ___ノ:.ヘV> 、 一' _,.ィ/:/八トX'⌒ヽ
             f´ `Y^〉ーく什フ勹゙⌒ヽーi'⌒ヽ__ノ
             ゝ_ノ ゝ_ノ'´:::::::ゝ__ノ≠ゝ-ハ
                 /ハ:.ヽ::::::;: -´(_)::::::::::::::::.:`!               , - 、 ロォォォォード
              /:./::::> `´ _ィ´!:.:.:.:.:.:::ト、:::::::.\             ヽ/ 'A`)ノ  . - 、
                l:.:.レ´ _  く:::::::l:.:.:.:.:::::/ \::::.:.:`¬、        {  /   、('A` }ノ ロォオオオド
                   {:.:,ィ´::::\:.:\|:.:.:.:::::/   ヽ::::::::.:.:.:.` ー- 、._   ヽj     )_ノ
                 ///:::::::::::::::\:.:.:.:.::::/     ヽ:::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`` ー-ァ、___´
               人{ノ:::::::::::::::::::::::!:.:.::::」       \::::::::::::::::::::::::.:.:.::::/ ─一ァ′
         _.、-'´:::rY_/´二二` Y-‐'' ´]_           \:::::::::::::::::::::/二二二フ
       _.、-'´:.:.:.:::::/:.:::ハ ゝー┘ ト-一''´::ヽ、         \::::::::::::/ 〈::::/
      ハ:.:.:.:.:.:.:::::::/:.::::/::〈__厂 ̄!_」ハ::.:.:.:.:.:.:.:.:\           \_;:ハ Y
    __ノ 〉、:::::::::/:.:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::゙、:.:.:.:.:.:.:.:.:::
239本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 01:14:19 ID:1LZGNfuF0
ENTER SANDMAN
240本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 21:26:22 ID:GY6OyayE0
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。 驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が
かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を 貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。 たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなります。
@まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の
ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名
前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
まだ、先を見てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。
そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
241本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 21:32:38 ID:1LZGNfuF0
>>240
スレ違いにも甚だしいぞ?
コピペ10個するだけで適う願いなんて大した事無かろう。
そんなのするならリアルでチャントした事頑張って下さい。
242本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 21:39:03 ID:0Z2m0gb30
>>240 4秒で読むのを諦めた。
243本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 02:42:31 ID:JjC6fm3N0
>>240
2行目まで読んだ
244本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 13:03:48 ID:ZzyT3+Kt0
これはアメリカのメリーさんです。
これは、たった3分でできるメリーさんです。試してみてください。 驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メリーさんを読んでからたった10分で願い事が
かなったそうです。このメリーさんは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を 貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。 たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなります。
@まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
まだ、先を見てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、お好みの死に方をお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さて、メリーさんの解説です。
1)このメリーさんの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。 その人の苦しむ姿も愛せますか?
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。他の人間に取られるくらいなら殺してみませんか?
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。 大切すぎて自分の手で殺したくなるでしょう。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く監視してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に災いをもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた死に方は、3番に書いた人が死ぬ様子。
8)9番に書いた死に方は、7番に書いた人を死ぬ様子。
9)10番に書いた死に方は、貴方の心の中で希望の死に方。
10)そして、11番に書いた死に方は、貴方の実際の最後の死に方です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。
そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、メリーさんが貴方を殺しに来るでしょう。
とても奇妙ですが当たってませんか?
245本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 13:06:09 ID:UKlCh5oV0
>>244
改変してもそう言うのはウザイ。
246本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 21:34:52 ID:XwmRrVYN0
程度の低い幼稚な小細工が上手くいかないからと
相手にその責任を押し付けるバカそのものの
くだらないババアのとろさの原因は何故でしょう?w
247本当にあった怖い名無し:2007/09/17(月) 01:31:11 ID:K5hbYIv+0
・・・どこの誤爆だろう?
248本当にあった怖い名無し:2007/09/18(火) 21:03:14 ID:OUd5hOfA0
凶器の「手斧」事前に用意 16歳娘が警官の父殺害

 京都府京田辺市の住宅で、警察官が首を切られて死亡しているのが見つかり、16歳の二女が逮捕されました。
二女は「お父さんが嫌いやから殺した」と話していて、
凶器に使った手斧(ておの)は二女が事前に用意したとみられています。

 18日未明、京田辺市の住宅で、京都府警南署の45歳の巡査部長が、2階のベッドの上で首から血を流し、
死亡しているのが見つかりました。
1階の居間に、血まみれになった状態でぼう然としている専門学校生の二女がいて、
「私がお父さんを殺した」と殺害を認めたため、殺人の疑いで緊急逮捕しました。
二女は調べに対し、「お父さんが嫌いやから殺した」と話しているということです。
殺害に使った手斧は、刃渡り約11センチ、長さ30センチほどで、二女が用意したとみられています。
巡査部長には防御痕がなく、就寝中にいきなり首を手斧で切られたとみられ、即死状態だったということです。
巡査部長は、妻と娘2人の4人暮らしで、
巡査部長が勤務する南署によると「家族関係の悩みを聞いたことはない」ということです。
二女は現在、落ち着き、受け答えもしっかりしているということで、警察はさらに詳しい動機を調べる方針です。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070918/20070918-00000034-ann-soci.html



りじーぼーでん、とぅっく あん あっくす・・・♪
249本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 13:12:58 ID:syhlPGnvO
>>248に底知れない邪悪さを感じた
250本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 20:27:35 ID:pleY4Jhp0
続報

京都府警南署の巡査部長(45)が自宅で殺害された事件で、田辺署が殺人容疑で逮捕した
二女(16)が小学校高学年のころ既に「お父さんにたたかれる。嫌い」と同級生に漏らしていた
ことが19日、分かった。

田辺署は巡査部長と二女との関係や、トラブルの有無について詳しく調べる。これまでのところ、
二女が事件について反省している様子はみられないという。同署は19日、二女を送検した。

同級生の証言などによると、二女は小学校の高学年のころ、父親にたたかれたことがあったほか、
髪の毛を引っ張られることもあった。「お母さんは好き。お父さんはわたしをたたくし、性格が合わ
ないので嫌い」と話していた。

中学2年以降は、黒ずくめの衣装が特徴の“ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)”に興味を示すように
なったという。

ソース
産経新聞 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070919/jkn070919012.htm

   >中学2年以降は、黒ずくめの衣装が特徴の“ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)”に興味を示すようになったという。
   >黒ずくめの衣装が特徴の“ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)”に興味を
   >黒ずくめの衣装      ゴシック・ロリータ(ゴスロリ)
251本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 22:20:47 ID:hKW9qir40
スネークメリーショウ B.G.M「ブダペストの心」 声:伊武雅刀

・・・ここは大都会、東京・・・午前5時のとある駅・・・
まだ眠りから覚めやらぬ駅の構内は、朝もやが立ち込めていた・・・!
そこへ近づく一つの足音があった・・・!
年のころ12、3、
そこへ現われたのは一人の少女であった・・・!
憂いを帯びたその瞳・・・、
ああ・・・、もし、その少女が邪悪なら・・・それはこの、汚れきった都会のせいなのか・・・。

少女は今日もここへ来てしまった・・・、
一年中、そう、雨の日も風の日も通い続けたこの場所へ・・・!

彼女の足音がとまった・・・。
少女はあたりをゆっくりと見回し・・・、
おもむろにコートのポケットへ右手をいれた・・・、

彼女が取り出したのは・・・一本のストローであった。
そして彼女は、そおっとそのストローを口にくわえた・・・。

じゅるじゅるじゅるるるる・・・!

彼女の右手に光る! あの! 使い慣れた水色のストロー!!

その少女を人はこう呼ぶ!

 たんつぼメリ・・・
(ここで伊武雅刀の首が飛ぶ!)

メリーさん:「ふっざけんなぁぁぁ! コラァ!?」
252本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 00:18:41 ID:GTcqP9XGO
>>251
助けてぁぃたん(ノ_<。)
253本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 21:51:11 ID:ukyvZT+oO
今日、めりーさんにはまったものだけど
読んでてジョジョを思い出したなあ
背中を見せるわけにはいかないんです!!みたいな
254本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 22:32:35 ID:50DtWy0h0
>>253 是非、過去スレを遡っていろんなメリーさんを満喫してください!
255本当にあった怖い名無し
スネークメリーショウ 場所 西五反田の中華薬局 客:伊武雅刀 店員:メィ○ィ

「ごめんくださぁい。」
 「・・・いらっしゃいマセ、どうシマシタかぁ?」
「あ、頭がズキズキ・・・。」
 「ほぉ? 頭が・・・。
 なら、こちらどぉ? ノーシン、サリドン、バッファリン、エキセドリン、ブロバブリン、アルカセルツァ・・・、
 まー、どれも似たようなものネ?」
「・・・これください・・・。」
 「ハイ、ありがとまったぁ。」
「これ、なんですか?」
 「それですかァ? コンドームね? お使いになる?」
「まっ、まさか・・・ハハ・・・ハ。」
 「アハハハハ・・・。 えと・・・これだけでよろし?」
「あと、・・・咽喉がゴホッ、ゴホッ・・・!」
 「ほうぅ? 咽喉がネ? ならこちらいかが? トローチ、浅田飴、龍角散、ヴィックスドロップ、
 まー、どれも似たようなものになるヨ?」
「これ、ください・・・。」
 「はい、ありがとまったぁ。」
「これ、なんですか?」
 「それですかァ? コンドームね、お使いになりマスかぁ?」
「イエイエ・・・!  ハハッ・・・。」
 「ハハッ、えーと、こちらと・・・こちらだけネ?」
「あ・・・あと、む、胸がムカムカ・・・吐き気が、どぅにも・・・。」
 「ほぉぉ、むねがネ・・・? ならこちらオススメね? キャベジン、太田胃散、三共胃腸薬・・・
 まーどれ使っても、おんなじようなものになるヨ?」
「じゃ、これ下さい。」
 「はい、ありがとまったぁ・・・あ、コレとコレ・・・とコレね? 以上ネ?」
「・・・ついでにこれもください・・・。」
 「ハイ・・・コンドームね、 お客サン・・・お風邪みたいダカラ気をつける、いいね?」
「はい・・・ゴホッ、ゴホッ、・・・流行ってるンですよねぇ、今。 ゴホッゴホッ・・・」