【協力】ゾンビゴッコで立て篭もり【一般人】

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【仮案】ゾンビ妄想ゲームスレ【準備中】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1148193987/l50
ルールや成り行きはココで
【俺が】ゾンビが発生したら13匹目【囮になる】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1148074986/l50
生き抜くアイデアはココで

見取り図の用意が無いけどシチュはホームセンターに逃げ込んだ人が立て篭もるって事で
見取り図は探し次第付け加えますので(見取り図募集自作も可)

兎に角常識の範囲で妄想して下さい。

キャラは名前だけで結構です(日本人キャラのみ)
キャラの特殊な設定はNGです(軍人や警察官もNG)
ココで言うキャラは識別の為の名前でその他の設定は要りません(活躍するのは貴方自身です)

出来ることは常識の範疇でのゾンビ対策or生活です
皆で工夫してこの世界を生き抜きましょう

その他詳しい事はやりながら考えます
GM役募集(ゾンビ役やイベント担当役募集)
2本当にあった怖い名無し:2006/05/27(土) 02:06:12 ID:x5fSGaIg0
>>1
お前の両親は不幸だな。
前世が悪いのか?
3本当にあった怖い名無し:2006/05/28(日) 22:30:32 ID:AA4fflMD0
てうと
4本当にあった怖い名無し:2006/05/28(日) 23:52:34 ID:GJuJ1AvM0
1
5本当にあった怖い名無し:2006/05/29(月) 22:31:00 ID:xwg8ekLJO
お姉きん
6本当にあった怖い名無し:2006/05/29(月) 23:57:09 ID:mrSlQ0Ds0
こんなスレばっかし
7本当にあった怖い名無し:2006/05/30(火) 20:27:12 ID:TT3deaS80
age
8本当にあった怖い名無し:2006/05/31(水) 15:24:58 ID:62mCXUVQO
お兄きん
9本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 21:02:59 ID:wxTEpxnmO
お父きん
10たまさぶろう:2006/06/02(金) 01:30:34 ID:hQs04CQFO
うわぁ、ゾンビが侵入してきたぁ
もうダメぽ
死のう…
その前に最後のオナニーを
シコシコシコシコシコシコ…
うっ…ドピュ
ハァハァ…
かゆ…
11本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 01:33:29 ID:hQ+dm8Pc0
>>1
お前何の権利でデカイ顔してるんだよ?
意味無く張り切り杉。
12本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 13:04:16 ID:6DSoB2ejO
お母きん
13本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 01:21:24 ID:whnqEtS3O
お婆きん
14AKARI:2006/06/03(土) 02:01:57 ID:eNp0lbgxO
サイレン2、怖過ぎて先に進めません。
姉がドアの外で酔っ払って寝ているためドアが開かず
部屋の外に出れません。
15本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 01:53:28 ID:kLQJC+bm0
わかった今すぐ姉をどかしにいく、ついでに持ち帰る。
16本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 11:40:46 ID:VxgHaqHMO
お爺きん
17AKARI:2006/06/05(月) 22:27:53 ID:IDzOzB5QO
>>15もう外に出れたよ。
18AKARI:2006/06/06(火) 21:34:59 ID:hOxSd6MkO
またポストに手紙が届いた新しい世界に行く私の認証
私はAKARIそしてAKIRA。
19本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 00:11:17 ID:24dDyE7jO
ドア
20本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 01:23:05 ID:tbJK0tW+O
糞喰
21本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 08:01:09 ID:24dDyE7jO
傘立て
22AKARI:2006/06/07(水) 09:00:56 ID:FvbOUlgUO
ご飯で指火傷しました。
23本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 09:08:40 ID:24dDyE7jO
げた箱
24本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 22:19:30 ID:24dDyE7jO
シンク
25本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 22:43:52 ID:V3TKb/8yO
ミールワーム
26本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 22:45:17 ID:7p7fmAMR0
このスレカオスwwwwwwwwww
27本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 23:32:27 ID:24dDyE7jO
ユニットバス
28本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 23:55:29 ID:kvrhqkTh0
スイスの銀行に口座をもとうよ
29本当にあった怖い名無し:2006/06/08(木) 00:47:15 ID:sMd7004XO
冷蔵庫
30本当にあった怖い名無し:2006/06/08(木) 20:39:37 ID:1sk87tQZO
あなたはゾンビの現れた世界の住人となり、
ほかの仲間と協力して物語を進めていきます。
■■ゾンビゲーム■■
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1147073957
31ディーヴァ:2006/06/08(木) 21:54:39 ID:nspebsRGO
フフフ、おバカさん。
32本当にあった怖い名無し:2006/06/09(金) 04:07:05 ID:r26zz+9tO
掃除機
33本当にあった怖い名無し:2006/06/09(金) 08:01:52 ID:WI3q00cv0
ゾンビ達はいっせいにムスコをしごきだした。
そしてムスコを大爆発させ白い液体を次々と飛ばしだす。
ゾンビのリミッター解除のムスコから放たれる白い液体は
ホームセンターの屋根に居る我々まで届く。
もしそれが口や鼻に入り粘膜に触れようものならタチマチのうちに
感染してしまうことであろう。



34本当にあった怖い名無し:2006/06/09(金) 20:37:06 ID:r26zz+9tO
電子レンジ
35本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 05:25:38 ID:yFaoKODfO
クローゼット
36本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 05:27:20 ID:SJhUc6by0
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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        ●    ● ●      ●__ ____,,,... --‐'''^~   ヽ   ゛゛:ヽ
         ●  ●    ●  ●:::::::::....:""""  ・    ・  . \::.   丿  シジミーシジミー
          ● ●    ● ●:::::::::::::::::::       ・  ....:::::::彡''ヘ::::/
           ●       ●:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;,, ---‐'' "^~
            ●●●●●-‐‐ ''^~
37蒼-RX7 ◆ZDQBVCRX7. :2006/06/11(日) 17:52:53 ID:Yvli86iNO
金庫の中
38本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 02:10:31 ID:wHw7Xmx5O
39本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 18:18:37 ID:wHw7Xmx5O
ベッド
40本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 06:52:18 ID:pBSuK/n40
age
41本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 11:52:56 ID:eZHRmUOLO
メタルラック
42本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 19:11:17 ID:4i1GoMNIO
今からどっかで暴れて来るね(^_-)
43本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 19:49:11 ID:NzJpoPrBO
すがいキン
44本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 19:45:46 ID:inCLpamLO
本棚
45本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 00:34:55 ID:lzLtjQCpO
テレビ
46AKARI:2006/06/17(土) 01:47:57 ID:wNGeDkUMO
ハウス・オブ・ザ・デッド3で秒殺されました。
47本当にあった怖い名無し:2006/06/18(日) 04:49:24 ID:NHIbKqsJO
扇風機
48本当にあった怖い名無し:2006/06/18(日) 16:56:12 ID:NxABVIkr0
>>46
どんなプレイをしたんだよ
あのゲーム、弾を一斉に撃てるってつい最近知ったよ
49本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 11:11:13 ID:zHVo8HXCO
50本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 17:31:42 ID:DSOmlfdmO
51本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 20:46:34 ID:zHVo8HXCO
>>50はゾンビ好きな方ですね?
52本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 01:07:34 ID:ALCJwzSTO
>>50はもしかしてゾンビとか!?
53本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 01:27:20 ID:PLpdlXdkO
>>50はどのスレによく行きますか?
54本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 02:33:35 ID:PZU8MWSyO
>>50はあれ以来ここきてないですか?
55本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 01:35:35 ID:BUZTtsBbO
>>50はなんで何も言わない!?
56本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 01:43:06 ID:ps0wucgd0
>>50はゾンビになりたいだけ!?
57本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 01:44:49 ID:zmKYwI+JO
>>50の人気に嫉妬
58本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:19:32 ID:+gnMBcxVO
>>57はやきもち焼き屋さん?
59本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 10:54:12 ID:O9VAuzVf0
>>50のあだ名は心霊写真
60本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 10:56:32 ID:g2d6LV9N0
>>50の嫉妬に人気
61本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 23:54:25 ID:+gnMBcxVO
>>60は先生ですか?中性ですか?女性ですか?
62本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 20:27:26 ID:NeEWQPsmO
>>60は嫉妬したくせに質問は無視ですか?
63本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 02:29:50 ID:dmA+1dKdO
>>60はシャイボーイですか?
シャイガールですか?
64本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 03:05:51 ID:kCdB000iO
>>60の目的は何ですか?
65本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 13:36:55 ID:wBCcpdSlO
>>60 のにんき(←なぜか変換できない)に嫉妬
66本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 20:05:50 ID:IrNrjcPCO
>>65
あなたが次のターゲットですか?
67本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 06:07:25 ID:18UAuPTzO
>>65はIDからすると野球好きですか?
68本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 13:56:23 ID:Nn6Yz1HzO
かゆうまで
69本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 11:37:20 ID:xTWDJgHkO
でまうゆか
70本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 02:59:21 ID:Mkte1K4rO
>>70!!!!!!!
71AKARI:2006/07/05(水) 05:21:22 ID:JXlbtOuEO
ゾンビとは関係が無いけど「式神の城3」のカラス天狗より先に進めない。
デジョンさん出てこないじゃん、この明姫という女が代りらしい
使ってみたらミンヒさんかっこいい特に
「私をバカにしたな、殺す。」
というセリフに痺れた。
まあ、現在の持ちキャラはエミリオ君だけどね。エミリオという名前の
キャラが美少年なのはTAITOの伝統でしょうか。初めて見た時
「カワィィィ。」
と、ゆかりちゃん状態になっていました。
初めて、ゆかりちゃんに親近感を覚えました。
72本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 16:58:54 ID:UXybiNBI0
>>70
消えろw
73本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 13:09:10 ID:s7I2Zpt9O
>>72
なんでだよ!?
74AKARI:2006/07/06(木) 21:47:39 ID:ikbW4H1DO
私は勾玉を都に持って帰らなければならないのでもう寝ます。
75本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 20:14:30 ID:7/6FY7dfO
ビデオ
76本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 21:03:46 ID:wXfXfhvuO
77本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 01:54:08 ID:sHOIZjn+O
ダンボール
78本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 17:44:03 ID:IN00gGMdO
あげ
79本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 21:04:38 ID:H4Bk+lrOO
CD
80本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 08:57:40 ID:OpRCieTGO
80!!!!!!!
81本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 15:23:15 ID:VE7q4adfO
>>80
おめでとうございます
82本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 17:13:59 ID:VE7q4adfO
今更だけどここって何話せばいいの?
ずっと家にある物書き込んでたけど…
83本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 12:27:15 ID:xeGOsfSgO
誰か>>82に答えてください
84本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 23:13:32 ID:umDJjiBYO
>>82
重複スレ。次スレとして再利用の可能性有り
85本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 00:34:32 ID:NAT7JstWO
>>84
ありがとうございます。
そうとは知らず今まで失礼しました
86本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 20:55:54 ID:mnLcea2zO
>>85
まあ、スレの人達の代わりに保守したと思えばいいんじゃね?
87本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 09:29:24 ID:em4DV/cAO
仮案スレがdat落ちになってるけど…
次に集まるのはここでいいのかな?
88本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 11:56:58 ID:VT51/yBoO
>>86
暖かい言葉ありがとうございます。
では、引き続きスレの人達に代わって保守します。
いつかここが使われることを願って
89マサキの中身:2006/07/26(水) 12:17:02 ID:+/lu5SeuO
落ちてる…
確認スレは立ったんですかね?
ここは本スレの予定地?

>>88保守ありがとうございます。
90樋浦の中の人 42 ◆0SpbexsBIw :2006/07/27(木) 08:44:36 ID:k8CQWG2f0
>>88
保守ありがとうございます。
ここは近々本スレとして利用されますので、引き続きご協力頂ければ幸いです。
91本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 06:30:33 ID:mHE7fmu7O
本棚
92本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 08:25:22 ID:i9wbnRmPO
冷蔵庫
93本当にあった怖い名無し:2006/08/01(火) 20:58:34 ID:JccPAmFZO
焼酎
94本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 02:03:05 ID:RwQgWIIwO
片栗粉
95突破 ◆XYndhCe37s :2006/08/05(土) 09:11:50 ID:qimxA+aq0
岬により駐車場内のゾンビは半数ほど減ったようだ・・・・・ゾンビは闇の中を
虚ろに徘徊している。
雷雨によりゾンビの嗅覚、聴覚そして視覚は鈍っているため近くを擦り抜ける人
間になかなか気がつかないだろう・・・・・
しかし、マンホールまでの距離を気付かれずたどり着くの薄氷の望みかもしれな
い・・・・・


※死亡フラグイベント※
マンホールまで行き下水道に逃げ込んで下さい。

【1】マンホールまでの距離は30m。
プレイヤーは1レス毎に5m進めます。
任意で進むor停滞。
【2】外のプレイヤーは連投不可。
必ず誰かのレスを間に挟んで下さい。
【3】イベント中の表記は【1日目 21:30 残り30m】
距離は外のプレイヤーで共用。

96突破死亡フラグ判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/05(土) 09:15:00 ID:qimxA+aq0
雷鳴は轟き、雨は激しさを増していく・・・・・
数m先の視界すら見ることは困難な状況だ。
駐車場内を徘徊するゾンビは樋浦達に気付くことができない・・・しかし、何か
がいる気配を感じとり始めている・・・・・


※死亡フラグ判定※

【1】■■■■■■レスをしたり■■■■■■■を2回すればゾンビに気付かれ
死亡レス番踏み開始。
【2】レス番>>100>>105>>109>>111>>114>>118>>122>>124>>127>>132を踏ん
だプレイヤーには死亡フラグが立ちます。
【3】レス番踏みは開始後のみ有効。
開始前、中のプレイヤーが踏んでも無効です。
【4】外のプレイヤーはレス番下一桁
樋浦・・・2、東堂・・・8、蝶野・・・5、なつき・・・7、笠原・・・3、
マサキ・・・0
を踏んだプレイヤーは間2レスは投下不可。
【5】最初の一人が外に出るレスをした時点から96時間以内にマンホールにた
どり着き下水道に逃げ込むレスをしていないプレイヤーには死亡フラグが立ちま
す。

※【4】の条件はイベント参加者のみ有効。中に残ってれば無効です。

※このレスより10レス経過で外に出ることは不可。(GMの指示により再び可


97雨 ◆XYndhCe37s :2006/08/05(土) 23:10:27 ID:qimxA+aq0
雨は相変わらず降り続け、激しく地面を打ち付ける・・・・・


※このレスより10レス毎に時間は15分経過。
雨は0:30にやみます。
現在の時刻21:45

98笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/06(日) 21:39:13 ID:TcAr6bksP
【1日目 21:45 ホームセンター 売り場】

>>774「そうだね。大雨なんてただでさえ大変なのに…ゾンビなんて。」なつきちゃんの言葉にうなずく。
そうだ…。その場にしゃがみ、なつきちゃんに向かい合い、話しかける。
「なつきちゃん…1つ聞いておきたいんだけど、なつきちゃんは樋浦さんについて行かなくていいの?
俺はああいったけど、実際に動いてみないとどっちが正解かはわからない。
もしなつきちゃんが一緒に行くなら樋浦さんは絶対になつきちゃんを守ってくれると思う。」
もしかして、あの場の雰囲気がこの子に発言をしにくくさせたのかもしれない。

99マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/07(月) 11:30:55 ID:TtBlEPuiO
【1日目 21:45 ホームセンター 事務所】

>>773>>774笠原さんとなつきちゃんは店内の補強をしに事務所を出て行く。
「僕はもう少し事務所に居ます。
樋浦さん達が出て行く時にドアからあいつらが入ってきても大変ですから…」
笠原さんにそう言いそのままソファーに座っていた。
そして、そのまま>>777樋浦さん達の脱出の段取りを黙って聞いていた‥‥
100蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/07(月) 22:10:13 ID:Wv8uPzHaO
【1日目 21:45 ホームセンター 事務所】

>>99マサキ君の言葉に「私も‥」と言い、>>773>>774二人を見送った。

>>777樋浦さんの脱出手順を聞いていた。
ここからマンホールは最短で25mか…差程遠くないのね。
けど奴らを避けながらだとすんなり行けるかどうか…心配。
東堂君に渡された地図を目にして、それを欲した。
厚かましいけど、後を追う予定の私達にとっても必要となる物だわ。

「‥ちょっと借して下さい。」
私は恐縮気味に言った。
先を急ぐ二人を待たさない様に、携帯の静止画に地図を撮り、樋浦さんと東堂君に礼を言って返した。
101マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/08(火) 11:48:25 ID:xcClVeO7O
【1日目 21:45 ホームセンター 事務所】

東堂君は樋浦さんの指示に黙って頷いていた。
準備は万端のようだ…
後は樋浦さんが出て行けば東堂君も後を追って出て行くだろう。
…ただ……東堂君はここに来て緊張からか身体が強張っている様に見える…
あのまま外に出て大丈夫だろうか?

「…死にに行くようなものだ……おそらく、この脱出は成功しない…」
思っていたことを独り言の様にに呟いた。
102蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/08(火) 21:27:22 ID:LHGHUpcCO
【1日目 21:45 ホームセンター 事務所】

バックから地図を取り出した。
宿泊していたホテルのロビーに置いてあった物だ。
提携商店の広告ばかりで、見る機会は無いと思っていたが…。
携帯の静止画を開き、樋浦さんが印付けした部分と照らし合わせ、地図に印を付けていった。

ふと、>>101マサキ君が呟いた。
‥な、余計な事を。
「ちょっと頼んでいい?」とマサキ君を手招きした。
「ここの印ってここであってる?」
「‥あのさ、樋浦さん達が脱出したらここに私達が居る事伝えてくれるでしょ、きっと。
だから無事脱出出来るよう願いましょ。」
103東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/09(水) 10:34:52 ID:TYCopKMF0
>>101
マサキさんの発言は恐らく正しいんだろうな。
あたりも殆ど見えないこんな状況で、外に出るなんて。
今は中で朝を待つのが正しいのかも知れない。

でも、外に出るチャンスはもしかしたら今しかないかもしれない。
それに、岬さんが切り開いてくれた道に賭けてみたい。

でも、もしかしたら犬死かも・・・

揺れる気持ちを振り払うようにドアの前に立って樋浦さんに声をかける。
「行く準備は出来ています。行きましょう。そして助けを呼んできましょう。」

気持ちがぐらつかない内に早く外に出てしまいたい。それが今の正直な気持ちだ。
104笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/10(木) 16:29:40 ID:ei2mtFX4P
【1日目 21:45 ホームセンター 売り場】

>>98なつきちゃんの返事を聞かず、立ち上がりそのまま手を引く。
「…じゃあ工具と、板を持って行こうか。」

最後に決めるのは本人だ。着いていきたいなら、事務所に戻ればいいだけなんだから。

そのまま、材木売り場まで進む。板や材木を選ぶ。なるべく太く、厚いものを。二度とあいつらに破られないように。
その途中アウトドア用品売り場へ行き、頭に付けるライトを取る。
これで両手が塞がっていても大丈夫だ。
「よしっ」大きな声で気合いを入れ、トイレにむかった。
105樋浦 42 男  ◆0SpbexsBIw :2006/08/11(金) 00:37:30 ID:M75UH9sv0
【1日目 21:45 ホームセンター 事務所】
>>101マサキくんの独り言は聞こえたが、あえて無視する。
失敗を望んでるように聞こえてくるのは、彼も裏切り者である可能性があるからだろう。
…やはり裏切り者の存在を言わなくて正解だったと思う。周りを疑い始めたら正常な
精神状態でいるのは厳しいと思う。

「世話になった。俺達は必ず生き延びてここに要救助者が居る事を伝えてくる。それまで
何とか耐え忍んでくれ。…最後に一つだけアドバイスさせてくれ。…火事には気をつけろよ。
必ず消火器はすぐわかる所に置いておけ。…じゃあな。」
俺が裏切り者の立場なら…自分の身を危険に晒しても良いのなら…ここに放火するのが一番効果的な手段と俺は考えた。
外に逃げ出せない。スプリンクラーも作動しない。可燃物は山のようにあるし、
消防車も来ない。ここで火災が起こったらアウトだ。
無論、こっそりバリケードを破壊し、明かりも消した奴だ、こっそり火を点けることも難しくないかもしれない。
だが、イザという時に頭の片隅にでも意識されていれば対応の早さも変わってくるはずだ。
俺にできるのは後は一刻も早く助けを呼んでことくらいだ。

>>103「よし、行くぜ。俺達は死ぬ為に外に出るんじゃねぇ…生きる為に外に出るんだ。
それだけは肝に銘じておきな。」

俺はカメラを構え、事務所の扉を僅かに開き、外の様子を伺う。
…OK、近くにはいねーみたいだ。
「じゃあ、俺が合図したら行くぞ」
106樋浦 42 男  ◆0SpbexsBIw :2006/08/11(金) 00:51:44 ID:M75UH9sv0
【1日目 21:45 マンホールまで残り30m】
俺はハンドシグナルで「GO」のサインを出した。
外はバケツを引っ繰り返したような雨…そして時折稲光が駐車場全体を明るくする。
(まだこちらを補足できる距離にゾンビはいねぇ…)
心臓の鼓動は早鐘のように打ち、呼吸は多少荒くなってる。
(この心音すら奴らに聞こえちまいそうだ…)
(にーちゃん、着いてこいよ!)
107東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/11(金) 02:47:42 ID:1WYjdH5r0
【1日目 21:45 マンホールまで残り25m】
樋浦さんの合図に続いて外に飛び出す。
ゾンビは近くには居ないみたいだ。だいぶ向こうに何体か見える。
ただ、うめき声と気配は、中に居たときの何倍にも強く聞こえる。
今更ながら中に戻りたくなってきた。
・・・気を取り直して樋浦さんの合図に集中する。
108蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/11(金) 03:51:00 ID:yHZ2CF61O
【1日目 22:00 ホームセンター 事務所】

ついに樋浦さんと東堂君がここを離れる時が来た。
>>105樋浦さんの言葉を噛み締める思いで何度も頷き、二人を見つめる。
二人がここへ戻って来る事はもう無いだろう。
でもいつかきっと…。
「気をつけて…」
私はそれだけ言って、二人の背中を見送った。

通用口の鍵を閉め、マサキ君の方へ振り返った。
>>101「笠原さんの手伝いに行きますか?
あ‥消火器の用意も。」
樋浦さんのアドバイスは気になるものだった。
この土砂降りの中、火事には気をつけろって…何か不可解に思えた。
109笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/11(金) 19:12:21 ID:tUGATUItP
【1日目 22:00 ホームセンター トイレ】

そっとトイレに入り、耳をすます。
…なんか音がしないか?バールをかまえたまま進み、「あ゙ーあ゙ー」あいつらのうめき声の真似をしてみる。
仲間と思って近付いてこないかも…なんて思ったがちょっと恥ずかしくなってやめた。
「うわっ!!」『ドンッ!』足が滑り、その場に倒れる。どうも、足元が濡れてたみたいだ。
「誰だよ…濡らしたまま…っうわああああぁあぁぁ!!!」
手が、血まみれだった。
ちょうど目の前にあった洗面台につかまり、慌てて立ち上がる。

と、目の前に人影が。
「ぎゃああああぁぁああうぁわあぁあぁあ!!!」
転んだ時にも離さなかったバールを振りかぶり、目の前の人影に振り下ろす。
ゾンビなのか人間かなんて考えなかった。

『ガシャァァン!』
110樋浦 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/11(金) 22:04:04 ID:t3JI5xgr0
【1日目 21:45 マンホールまで残り20m】
(怖いか、にーちゃん…俺もだ。ションベンちびる寸前だぜ。)
だが、俺が恐れを見せればにーちゃんにその恐れは伝わり、尚一層恐怖が増大するだろう。
恐怖に負ければ二人に待つのは…死…そしてあいつらのお仲間だ…。
(虚勢だろうが、なんだろうが今は張ってやろうじゃねぇか…ションベンちびるのは
マンホールに飛び込んでからだ。)
俺は「GO」のサインを出す。
111東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/11(金) 22:43:53 ID:1WYjdH5r0
【1日目 21:45 マンホールまで残り15m】
少し目が暗さに慣れてきた。
向こうに居る奴等がこちらに気づく様子は無いみたいだ。助かるかも知れない。
樋浦さんの合図に従ってジリジリ進む。
もしかしたらあいつらが目に頼って獲物を判断してるかも知れないから、
あいつらに似せた動きをしてみる。足を引きずって首を少し振りながら・・・
よし、こんな感じか。
112マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/12(土) 00:37:04 ID:LMJzrQO3O
【1日目 22:00 ホームセンター 事務所】

俺の軽はずみな言動に>>102蝶野さんは少し怒ったようだ。
「すみません、僕そんなつもりは…」
蝶野さんに言われ目印の確認をしていると>>106>>107樋浦さん、東堂君は外に飛び出して行った。
しかし>>105樋浦さんが外に出る間際言った火事に気をつけろって…
>>108「そうですね、消火器って…ここ火事になるんですかね?」
樋浦さんはやはり何かを隠していたんだ!?…しかし、それを確かめる術はない「とりあえず売り場に行きましょうか?」
113蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/12(土) 04:05:25 ID:hQLINZeoO
【1日目 22:00 ホームセンター 店内通路】


>>112「台所用の消火缶なら生活用品にあるはずだけど、私も消火器の設置場所までは把握してないんで、探してみましょ。」
そう言うと足元を照らして通路を歩き出した。

「火事の事だけど…電気もガスも留まってるし、それにこの雨でしょ。
自然発火や飛び火の危険は多分無いと思いますよ。
ただ…あんな事もあったし、用心するに越した事ないでしょうね。」
マサキ君も何か疑念を抱いているはず…でも証拠も無く安易な事は言えない。

雨音が響く中、それとは違う何か>>109が聞こえてきた。
114マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/12(土) 11:52:54 ID:LMJzrQO3O
【1日目 22:00 ホームセンター 店内通路→トイレ】

>>113「火災予防条例で消火器の設置は義務付けられていますから、通路の隅にでも置いてあると思いますよ」
話し終えると突然>>109笠原さんの悲鳴と何かが割れる音が聞こえてきた。
蝶野さんと顔を見合わせ
「今、聞こえました?トイレの方からです…
ちょっと僕見てきます」
まさか、ゾンビが!?
いや…それはありえない…‥そんな……
暗闇の中、トイレに着き恐る恐る中を覗き込んだ…
115樋浦 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/12(土) 13:16:59 ID:+ZjyNDIr0
【1日目 22:00 マンホールまで残り10m】
そろそろ足元になぎ倒されたゾンビが増えてきた。
本当に死んでるのか、はたまたその場から動けなくなっただけなのか一見して見分けられない。
(この中に岬くんもいるんだな…。もしその霊魂が存在するなら…俺たちが無事マンホールに辿り着けるよう
守ってくれよ…。)
なるべく倒れているゾンビを回避し、注意深く進む。
全力でダッシュしたい衝動に駆られるが、走れば奴らに気どられる可能性がある。
まだだ…連中はまだ気付いてない。走るのは連中が気付いてからだ。
116東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/12(土) 14:13:11 ID:FpGNqjwa0
【1日目 22:00 マンホールまで残り5m】
ゾンビの死体(?)が足もとに見えてくる。
時折足に触れるぐにょっとした感触が気味悪い。
でも、岬さんが居なければ、こいつらは生きていて、そして襲いかかってきたはずだ。
そう考えると本当に身震いがする。

・・・マンホールまであとちょっとだ。
気を引き締めていこう。
117樋浦 男 42 ◆oQnJHYC.36 :2006/08/12(土) 15:12:04 ID:P5E4m1FrO
【1日目 22:00 マンホールまで残り0m】
俺達はゾンビの間を上手くすり抜ける事に成功した。
走り抜ければ10秒は掛からない距離だが、俺はその時間が一日中歩いたのと
同じくらいの時間が掛かったように感じられた。

後は足元のこいつの蓋を開け、中に入って蓋を閉める。
とりあえずそこまでが第一の関門だ。まだまだ気を緩める訳には行かない。
(にーちゃん、棒で蓋を開けるぜ)
俺はアイコンタクトでにーちゃんに蓋を開けるように促し、棒の先を蓋の穴に引っ掛けさせた。
流れ込む水の勢いでやや重いが、男二人の力で何とか開く。

蓋を半分だけずらし、にーちゃんを中に先に入るよう促し、俺は最後周囲を警戒しながらマンホールへ入った。
その時、闇の向こうからカートを押して誰かがやってきた。
(誰だ?)
その姿に見覚えがある。…だが、もう彼とは再会の握手はできそうもない。
俺は蓋を閉め梯子を降りる。
(見送りありがとよ…。俺がホームセンターに救助を呼ぶまで
中の連中を守ってやってくれ、頼んだぜ…。)
118東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/12(土) 21:18:09 ID:FpGNqjwa0
【1日目 22:00 下水道】
樋浦さんに外を見張ってもらいながら下水道の中に入る。
懐中電灯を点け、周りを警戒する。
ふう、さすがに中には奴等は居ないようだ。水はかなり増量しているみたいだが、
まだ側道部分に少し水がかかる程度だ。
匂いは・・・さすがに無いとは言えないけど、思ったほどきつくは無い。

樋浦さんが続いて下りてきた。
「第一関門突破ですね。もしかしたら結構簡単に脱出できるかも知れませんね?」
119 ◆XYndhCe37s :2006/08/12(土) 23:00:11 ID:KddDT/kU0
イベント投下する前に一回age。
120退路 ◆XYndhCe37s :2006/08/12(土) 23:01:27 ID:KddDT/kU0
ハシゴを降りるとそこは異臭の立ち込める暗闇の世界・・・・・
ライトを照らし見ると・・・・思ったほど通路は広くない・・・いや、むしろ圧
迫感がある。
もっと広大な地下迷宮をイメージをしていたが想像していたより遥かに狭い・・

頭を屈めて下水道の横穴へと入る・・・・・途中いくつかの分岐があり方向を確
かめながら進んで行く。
さらに雨の影響か水かさは少しづつ増していっている・・・・・

※死亡フラグイベント※
出口を目指して下水道を歩いて下さい。
【1】出口までの距離は35〜50レスの長さです。(このレス番120で15
5以降に出口投下)35レスを越えればレス番170までにGMが出口投下。
【2】5レス毎に道は分岐していますのでプレイヤーは任意で分岐を表現し左右
に進んで下さい。
分岐はレス番125、130、135、140・・・・と続きます。
【3】樋浦、東堂は連投不可。
必ず誰かのレスを間に挟んで下さい。

121退路死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/12(土) 23:03:40 ID:KddDT/kU0
時間と共に水かさは増し流れも激しくなっていく・・・

※死亡フラグ判定※

【1】樋浦、東堂は自分のレス投下後5レス以内(5含む)に次のレスを投下しなけれ
ばならない。
出口に辿り着くまでエンドレス。
【2】5レス以内にレスできなかったプレイヤーは間5レス投下不可。
【3】レス番下一桁
樋浦…2or6
東堂…4or8
を踏めば間5レス投下不可。
【4】途中で引き返すことも可能です。
引き返す距離は〇〇〇−引き返し始めたレス番。
(例)引き返し始めのレス番が136なら
136−120=16なので引き返す距離は16レス消費(レス番152)で入
口に戻れます。
【5】このレスからリアルタイム96時間経過で水かさは増し進むことができな
くなります。(引き返す選択をするしかありません)
さらに、120時間経過で下水道は氾濫しプレイヤーには死亡フラグが立ちます
。(溺死)

122突破死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/12(土) 23:10:55 ID:KddDT/kU0

※死亡フラグ判定※

【1】物音を立てるレスをしたり「」で喋る台詞を2回すればゾンビに気付かれ
死亡レス番踏み開始。
【2】レス番>>100>>105>>109>>111>>114>>118>>122>>124>>127>>132を踏ん
だプレイヤーには死亡フラグが立ちます。
【3】レス番踏みは開始後のみ有効。
開始前、中のプレイヤーが踏んでも無効です。
【4】外のプレイヤーはレス番下一桁
樋浦・・・2、東堂・・・8、蝶野・・・5、なつき・・・7、笠原・・・3、
マサキ・・・0
を踏んだプレイヤーは間2レスは投下不可。
【5】最初の一人が外に出るレスをした時点から96時間以内にマンホールにた
どり着き下水道に逃げ込むレスをしていないプレイヤーには死亡フラグが立ちま
す。

イベント『突破』終了。
死亡者なし。
123樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/13(日) 01:17:27 ID:soyNLgs30
【1日目 22:00 下水道内】
>>118「第一関門突破ですね。もしかしたら結構簡単に脱出できるかも知れませんね?」
にーちゃんは多少元気は取り戻したようだ。

「…だといいがな。とりあえず目指すのは(地図を指差し)ココだ。テレビの映像で
見た景色、そして道路地図を照らし合わせると、この辺りに自衛隊の封鎖が敷かれている筈だ。」
保証はない。あくまで推測だ。だが、俺達はその可能性に賭けてホームセンターを飛び出したんだ。

「こうなりゃアメフトよ!エンドゾーン目指して突っ走るぜ、にーちゃん!!」
…例え、そのエンドゾーンが遥か遠くに霞んで見えているとしてもな。
124東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/13(日) 01:51:04 ID:z/iLfNm90
【1日目 22:00 下水道内】
>>123「はい!行きましょう!」
樋浦さんの威勢の良さにつられてこっちも元気になる。
本当に生き延びれる気がしてきた。いや、絶対に生き延びるんだ。

懐中電灯と護身用のバットを握り締める。
さあ、エンドゾーンめがけてタッチダウンだ!!
・・・実はアメフトのルールが良く分かってないことは樋浦さんには黙っておこう。
125マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/13(日) 11:25:55 ID:D1Zc5m0HO
【1日目 22:15 ホームセンター トイレ】

トイレの中を覗き込みながら自分が今手ぶらだと気付き、慌てて腰にぶら下げていた大振りのハンマーをぬいた。
トイレに入ると洗面台の前で息を荒くした笠原さんが立っていた。
「どうしたんですか?笠原さん」
トイレの中を見回したが得に異常はないように見える…
ただ洗面台の辺りにガラス片が散らばっていた。
「鏡…笠原さんが割ったんですか?」
うーん、どうしたものかな?
「笠原さん、今売り場を歩いてきましたが店内にはゾンビはいませんでした。
トイレの中も同じです。
この中は安全です」
126笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/13(日) 12:29:28 ID:u3GFHevEP
【1日目 22:15 ホームセンター トイレ】

>>109『ガシャァァン!』その音と共に目の前の人影は消えた。
「えっ…??」足元には、鏡の破片が大量に散らばっていた。
「なんだ…。」ゾンビではないことがわかったものの、心臓の鼓動は激しいままだ。
自分のあほさ加減に、ただ呆然と立ちすくす。

>>125「どうしたんですか?笠原さん」突然の声に驚きバールを構えそうになるが、
続けるマサキ君の声に、バールを下ろす。
「笠原さん、今売り場を歩いてきましたが店内にはゾンビはいませんでした。
トイレの中も同じです。この中は安全です」
「あっ、ああ…そうなんだ。よかった」
マサキ君は驚いたような顔をして鏡を見ている。
「…これ?なんかさ俺びびってゾンビとまちがえちゃったんだよね…あはは。」

ごまかす様に続ける。
「それよりさこの窓に板が打ち付けてあるけど、ここから音がする気がするんだよね。
この窓って地上から結構高さがあったよね?ゾンビが壁を登ってきたりとか…しないよね…?」
127樋浦 42 男 ◆oQnJHYC.36 :2006/08/13(日) 13:38:45 ID:nOdlQKmGO
【1日目 22:15 下水道内 右へ】
下水道は複雑に枝分かれしている。
一応、コンパスと地図を照らし合わせながら進んでいるが、周りの風景が
変わらない場所での人間の方向感覚なんて当てに出来ないものだ。
俺は分岐した所付近のパイプに短く切ったロープを結びつけた。

「こりゃちょっとした迷宮だな…。あ、にーちゃん火は着けるなよ。
ガス管に腐食があって漏れてたり、メタンガスが淀んで溜まっている可能性もある。
過去にそういう事故があったんだ。できれば空気ボンベと面体があれば良かったんだが。」

ネズミの死体が流れてきた。
…あれはゾンビじゃねぇだろうな。。。
128東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/13(日) 15:20:26 ID:z/iLfNm90
【1日目 22:15 下水道内 右ルート】
>>127「あ、そうですね。それは考え付かなかったです。」
松明とかをたけばゾンビも寄って来ないし一石二鳥とか考えてた・・・
やっぱり樋浦さんはほんとに経験豊富だ。
きっと何度も危ない目に(今回のようなゾンビは無いだろうけど)会って来たのだろう。

分かれ道を樋浦さんは右に曲がる。
うん、地図の方向と一緒だ。
自慢じゃないけど方向感覚は結構いいほうだ。
ただ、微妙に下水道は湾曲しているから、徐々に方向感覚はずれていくだろう。
最後は運だけが頼りになるかもな。
129マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/13(日) 20:02:15 ID:D1Zc5m0HO
【1日目 22:30 ホームセンター トイレ】

>>123「板を剥がして調べるってわけにはいきませんし、心配なら何か重い物で蓋でもすればどうですか?」
塞いだ窓からは確かに音が聞こえるが補強はしてあるので早々と破られることはなさそうだと感じた。
「そんなことより、補強の強化なら正面口が最優先だと思いますよ。あと樋浦さん達のことも気になりますし…僕そっちに行ってみます」
そういえば消火器どうしようかな!?…蝶野さんが見つけてくれるかな……
まぁ、いいか。すぐ必要ってわけでもなさそうだし。
とりあえず正面口に行くか。
130樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/13(日) 23:52:51 ID:4FXCjhEy0
【1日目 22:15 下水道内】
…ネズミはそのまま流れていく。
どうやらゾンビ化するのは人間のみらしい。
そりゃそうだよな。もし死んだ生物全てがゾンビ化するのならこの下水道は
とっくにネズミやゴキブリゾンビに埋め尽くされてるしな。

それにしても…ゾンビを招き入れた裏切り者の目的は何だ…。
推理小説なら偶然集められたと思われた人間は、実はある事件の関係者ばかりで
その事件が理由で次々と殺されていくなんて展開なんだろうが…まさかな。
単にヤケになって死ぬなら全員を道連れに…とかいうのが一番納得できる理由な気もするが、
衝動的な動機にしては手が込んでる。
俺達が助けを呼ぶまで全員生き残ってりゃ良いんだが…。
131蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/14(月) 01:44:59 ID:ePYB3T/1O
【1日目 22:30 ホームセンター 店内→正面口】

マサキ君の足音が遠ざかって行く。
「あ、待って…」
その声は打ち付ける雨音に掻き消され、マサキ君の耳に届くことは無かった。

笠原さんの悲鳴に慣れた私は差程按じる事無く、店内を見回りながら待った。
ストックルーム扉前の非常灯の下に消火器を発見した。
それを抱え、台所用消火缶を4本袋に入れると元居た場所へと戻った。

…一向に戻って来ない。
騒ぎは聞こえなかったけど…不安になり、トイレの方へと進み出した。
正面口に浮かぶ姿に安堵した。
>>129「何かあったの?戻って来ないから心配で…」
132笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/14(月) 02:42:49 ID:k7A0HFzAP
【1日目 22:30 ホームセンター トイレ】

>>129マサキ君に冷静に指摘されると、一人で慌てていた事が恥ずかしくなる。
破られるって事は…ないか。
しかし、マサキ君がトイレを後にしてもまだぼんやりと塞がれた窓を見つめる。

…ま、大丈夫かな。

マサキ君に指摘された様に、正面入口の補強をするか?そう考え、マサキ君の後を追いトイレを後にした。
133樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/14(月) 08:37:11 ID:7bSJnA/H0
【1日目 22:15 下水道内 左へ】
水嵩が徐々に増えている。
この調子じゃ今夜中に辿り着けなきゃマズい。
こちらの目算通りには中々いかんもんだな。
水死したらゾンビになっちまうのかな…。
土佐衛門ゾンビだなんてゾッとしねぇぜ。先を急ごう。
134東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/14(月) 13:51:18 ID:uZQRe5Yc0
【1日目 22:15 下水道内 左ルート】
「カツーン、カツーン」
足音が壁に反響して色んな方向から聞こえる。
この足音に紛れて奴等の足音がしないか気が気じゃない。

「自衛隊は奴等を退治してくれてる最中なんですかね。もしかしてもう雨がやんで蝶野さんたち助かってたりして。」
気を紛らわすために樋浦さんに尋ねる。
135マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/14(月) 14:20:59 ID:BQm7670XO
【1日目 22:30 ホームセンター トイレ→正面入口】

正面口に着きガラス越しに外を見ていると>>131蝶野さんが消火器を抱えてやって来た。
「あぁ、何もありませんでした。もうすぐ笠原さん達も来ると思います」
蝶野さんの問いに答えまた外の様子を伺った。
ガラス1枚を隔てて向こう側にはゾンビがべったりと張り付いている…


「おかしいなぁ、樋浦さん達の人影が見えませんねぇ…もしかして、死んじゃったのかなぁ?」

「どう思います?…蝶野さん……」
136蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/14(月) 23:39:18 ID:ePYB3T/1O
【1日目 22:30 ホームセンター 正面入口】

>>135「そう。それなら良かったわ。
外に比べれば店内は安全だけど、出来るだけ単独行動は…何かあったら一人じゃ危険だし…怖いから。」
怖いから…それが本音。
人が少なくなった分、不安と心配が増していた。

マサキ君はしきりにガラスから外を見ている。
どうやら樋浦さんと東堂君を捜しているようだ。
「死んじゃったなんて…。
二人が出て30分位経ってるからね、きっともうマンホールの中よ。」
無事に脱出して私達の救助要請をしてくれる。
私はそう願った。
137樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/15(火) 00:11:33 ID:7+e+Whr50
【1日目 22:30 下水道内 右へ】
ぶえっくしょい!!
…ズル…誰か噂してるのか…それとも雨で濡れて風邪ひいたか。

「何の因果でこんな目に…生まれ変わったら、人生の最後は猫抱いて縁側で転寝したまま
ポックリ逝きてぇもんだな。」
不眠症、アル中、無職の三重苦の挙句、最後は下水道かゾンビの腹の中…最悪の人生だ。

(…けどよ、にーちゃんとホームセンターの連中を救えて死ぬ事ができるなら、
俺の糞みたいな人生も捨てたもんじゃねぇ…よな?)
138マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/15(火) 00:36:40 ID:gISEWT5CO
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口】

>>136「そうですか…マンホールまで無事行ったのかなぁ?」

「…ずっと思っていたんですけどバリケードの先が安全圏だなんて誰が言ったんですかね?ラジオですか?テレビですか?
そのことに誰も異を唱えないんだから…まったく笑っちゃいますよ……
…生きたいという気持ちがありもしない理想を見せるのかなぁ?」

ガラスに片手をつき蝶野さんを見据える。

「きっと…この世に安全圏なんてないですよ」

トイレの方向に目線を走らせ呟いた。
「笠原さん遅いなぁ…」
139東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/15(火) 00:53:55 ID:oylqihfN0
【1日目 22:45 下水道内 右→左→右】
だいぶ歩いたな。道は曲がりくねりながらも先へと続いていく。
水は・・・足元が水につかるくらいになってきた。
もう外の雨はやんだかな?あんまり水が増えてくるとやばいよな。
>>137「大丈夫ですよ!生き延びてからポックリ行けますって!その時は茶菓子持って
遊びに行きますよ!・・・俺も彼女もまだ居ないけど、そん時は絶対彼女作って一緒に行きますね。」

140樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/15(火) 01:23:28 ID:7+e+Whr50
【1日目 22:30 下水道内】
>>139大丈夫ですよ!生き延びてからポックリ行けますって!その時は茶菓子持って
遊びに行きますよ!・・・俺も彼女もまだ居ないけど、そん時は絶対彼女作って一緒に行きますね。」

「大したプラス思考だな。…そうだな、どうもこっちの予定通りに上手く行かなくて
マイナス思考になってたらしい。人間は何時かは死ぬ。だけど、死ぬその瞬間まで生きる事に
執着しないとな。生きるのを諦めたら生きていてもゾンビと同じだ。」
そういう意味で俺はこの騒動が起きるまではゾンビだった。
皮肉なもんだ…ゾンビが俺に生きる目標を与え、生き返らせるとはな。
「彼女か…にーちゃんの彼女ができるのが先か、俺が老衰でくたばるのが先か…クックック
ま、どんなべっぴんさん連れてくるか楽しみにしてるぜ。」
この、にーちゃんの明るさには本当に救われる。
やはり人は一人じゃ生きらねぇ…それを実感している。
141笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/15(火) 02:06:40 ID:YxTiKyS/P
【1日目 22:45 ホームセンター トイレ→正面入口】

>>138トイレから正面入口に向かっていると、マサキ君の声が聞こえる。
「…ずっと思っていたんですけどバリケードの先が安全圏だなんて誰が言ったんですかね?……。」
「きっと…この世に安全圏なんてないですよ」

暗闇の中、頭に付けたライトで売り場を照らしつつ2人に近付く。
「安全圏…案外、この世で1番安全なのはここかもしれないよ。
みんなゾンビになってて、俺達は来るあてのない救助をいつまでもここで待ってるのかも…うわっ!」
正面入口のガラス越しにゾンビの姿が見え、思わず声を出してしまう。
気を取り直し、言葉を続ける。「こうなったほうが幸せなのかもしれないよ。」
142東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/15(火) 02:10:36 ID:oylqihfN0
【1日目 22:30 下水道内 右→左→右→右へ】
>>140
「いやいやいやいや、俺結構もてるんですよ?きっと樋浦さん僕の
彼女に惚れちゃいますよ?」
樋浦さんが元気になってくれ、ホッとする。
ホームセンターに逃げ込むときから、下水道に入り込むまで、なんだか樋浦さんとはやっぱり縁がある。
・・・ほんとに今話してるようになればいいな。
143蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/15(火) 02:16:21 ID:Uno03vuPO
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口】

>>138マサキ君の意見はもっともだ。
あの放送から想像出来るのはバリケードの先に軍隊がいるであろうという事だけだった。

理想…この世に安全圏なんてない…。
そう言われてしまうと何も言い返す言葉が無い。
こちらを見るマサキ君から視線を外し、押し黙った。

マサキ君との考えの違いを知り、私は後悔した。
樋浦さん達と一緒に行けば良かったと…。
そこへ追い打ちをかける様に>>141「こうなったほうが幸せなのかもしれないよ」と笠原さんが言う。
言葉に表せない気持ちが涙となって流れ落ちた。
144樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/15(火) 08:46:23 ID:7+e+Whr50
【1日目 22:30 下水道内 右→左→右→右→左へ】
>>142「いやいやいやいや、俺結構もてるんですよ?きっと樋浦さん僕の
彼女に惚れちゃいますよ?」

「にーちゃん、何歳の彼女作るつもりだよ。悪いが親父がみんな若い女が好き
とは限らねぇんだぜ。俺の好みはな、吉永さゆりみたいにシットリ落ち着いた
大人の女が好みなんだ。最近の若いアッパラパーの女は苦手でね…。」

くだらん会話だがホームセンターに逃げ込んで以来、生死の境の連続で、
こういう人間らしい世間話をする余裕もなかった。
状況は刻一刻と悪い方向に向かっている。だが、俺達に希望がある限り
先へと進む歩みは止まらないだろう。
145笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/15(火) 10:07:04 ID:YxTiKyS/P
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口】

補強の事も忘れ、ぼんやりとガラスの外を眺める。
…しかし、喰われたくはないな。
「と、まあ弱音はここまでにして生き残る術を探そうか?俺も生きるのを諦めた訳じゃないよ。」
涙を流す蝶野さんを見ながら言う。
「よし、生きてここを出られたらみんなで美味しいものでも食べにいこう。
…とりあえず皆に俺の電話番号とアドレス教えるからさ、メールくれる?」
146マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/15(火) 15:18:54 ID:gISEWT5CO
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口】

>>145「…まいったなぁ、ここが安全圏なら僕はここにいる資格がなくなるなぁ…」
ガラスをコンコンと叩き
「コレ…壊せば問題ないかなぁ?」


「それに…早く秋田さんや岬さんに謝らなくちゃいけないし……」
身体は震えだし、涙がとめどなく溢れる。


「あぁ、ちくしょう!……もう…限界だぁ……僕は…こんな世の中で生きて行くつもりはないですよ…家族も…みんな死んで…
生きる資格も失った……」
リュックから発煙筒を取り出し二人に投げる。
「餞別です…生きていたら使って下さい…」
147笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/15(火) 15:52:06 ID:YxTiKyS/P
【1日目 23:00 ホームセンター 正面入口】

あ…滑った。
いや、場の雰囲気を良くしようとしてメールを…そう言いかける間もなくマサキ君が話しだす。

>>146生きる資格?秋田さん?岬さん?マサキ君は何をいってるんだ。
涙を流すマサキ君に何も言うことができず、そこに立ちすくむ。
『カラン』
音をたてて、発煙筒が足元に転がる。

マサキは死ぬ気なのか…?

慌ててマサキ君に走り寄り、腕に手をかける。
逮捕術は苦手なんだけどな…。
148東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/15(火) 21:23:19 ID:oylqihfN0
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左】
「吉永さゆりですかー。シブイっすねー。」
とはいうものの顔を思い出そうとしてもぼんやりしか思い出せない。
昔そういえば親父が酔っ払うたびに『さゆりちゃんと結婚するぅー!』って言ってたな。
(毎回母さんにどつかれてたけど・・・)
ちょっと、樋浦さんてうちの親父に似てる雰囲気が有るんだよな。
だから話しやすいのかな・・・?

ふと時計を見る。
「ホームセンターを出てから、もう1時間以上経っちゃいましたね。
だいぶ来たし、出口ももしかしたらそろそろ見えるかも知れないですね。
あ、そうだ、これ食べます?」
リュックからチョコバーを2本取り出し、一つ樋浦さんに渡す。
なんだか、気持ちが落ち着いてきたせいか、空腹なことに気づいてしまった。
・・・現金だな俺。

149樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/15(火) 23:41:29 ID:gNGLQ+wN0
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左】
>>148「ホームセンターを出てから、もう1時間以上経っちゃいましたね。
だいぶ来たし、出口ももしかしたらそろそろ見えるかも知れないですね。
あ、そうだ、これ食べます?」

11時か…水の勢いは増す一方、水嵩もドンドン増えてくる。
俺は差し出されたチョコバーを受け取り、それを口にした。
実は昨日の夜中にダーツバーでピザをつまんで以来、初めて口にする食べ物だ。
本来、俺は辛党で酒飲みだからチョコなんて食わないが、この非常時にそんな事を
言ってられん。
う…甘ぇ…。だが、糖は疲れをとり、イライラを静める。

「もう半分以上は来ただろう。俺達は運が良いぞ。ロクな装備も無しにここまで来れたんだからな。
ここまでツキに見放されてきたんだ…そろそろ帳尻が合ってもいい頃だよな。」

もう後ろ向きな考えは俺達にはない。
絶対生き延びてやる!
死んでいった連中の為にも、そしてホームセンターで助けを待ってる連中の為にも…。
150蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/16(水) 02:03:45 ID:m1mey7PiO
【1日目 23:00 ホームセンター 正面入口】

>>145笠原さんの言葉に安堵したのも束の間。
再びマサキ君が奇妙な事を言い出した。
「コレ…壊せば問題ないかなぁ?」とガラスを叩く素振りは私に恐怖を与え、何かが崩れていく気がした。

>>146「ここを壊すつもり?安全圏にいる資格がないってどういう事?
秋田さんや岬さんに謝らなきゃいけない何かをしたの?
さっきまでのマサキ君は一体何だったの?」
落胆した生気の無い声で、問い掛けた。

>>147笠原さんがマサキ君に手をかけている。
私はその様子をただ呆然と見ていた。
151マサキ 22 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/08/16(水) 13:14:42 ID:ZQcghzHsO
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口】

>>147腕を捕まれ咄嗟に振りほどく。
そして手に持ったハンマーで笠原さんの腕を殴り付けた。
笠原さんはそのまま蝶野さんの方へと倒れて行った。
「邪魔しないで下さい…」冷静さを取り戻しわからないという顔をした二人に話し掛ける。

「ゾンビを店内に招き入れれば必然的に死ねると思ったんですが…うまく行かないものですね…もう回りくどいことはやめます……
始めからこうすれば良かったんだ……」

ゆっくりとガラスに向かいハンマーを振りかぶる……
……そして………

振り下ろす!
152崩壊 ◆XYndhCe37s :2006/08/16(水) 13:15:45 ID:INW9nd7O0
ガラスに稲妻のように亀裂が走る・・・・・
マサキはガラスを背にし笠原達の方を見る。
「・・・・・」何かを呟いたがガラスの割れる音に掻き消される・・それと同時
に何十本という腕がマサキを掴みその場に押し倒す・・・・・
何体ものゾンビが一斉にマサキに喰らいつく。
マサキの口からは言葉にならない叫び声が洩れ手足はピクピクと痙攣している・
・・・・
床はみるみる朱く染まり・・やがて・・・・声は途絶えた・・・・

マサキの屍を乗り越え店内にはゾンビが次々となだれ込む。
ゾンビは店内に残る笠原、蝶野、なつきに襲い掛かる!!


※死亡フラグイベント※
事務所に逃げて下さい。
【1】事務所まで行くには2レス消費して下さい。
(例)155、156とレスして157で事務所に逃げ込めます。
【2】プレイヤーは連投可。
【4】このレスより死亡フラグ判定開始。

153崩壊死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/16(水) 13:18:03 ID:INW9nd7O0
ガラスは破られ店内をゾンビが埋めつくす・・・・・
店内には安全な場所はなく・・・破滅・・崩壊・・・死・・・
頭にそんな言葉が過ぎるが・・皆、必死に事務所を目指す・・・・・・・・

※死亡フラグ判定※

【1】レス番>>■■■>>■■■
を踏んだプレイヤーには死亡フラグが立ちます。
【2】レス番踏みは事務所にいる間は踏んでも無効です。
【3】このレスよりリアルタイム48時間以内に事務所に逃げ込んでいないプレ
イヤーは死亡フラグが立ちます。

154笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/16(水) 15:22:15 ID:O2DyImIdP
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口】

>>151掴もうとした手を払われ、ハンマーで腕を殴られる。「いだあぁぁ!」叫びながら蝶野さんの横に倒れ込む。
とっさに何が起きたのか分からずマサキ君を振り返る。

「ああああぁぁぁぁ…やめろ…やめろぉぉーーー!!」
言葉もむなしく、ガラスは砕け散り、何かを呟く彼の身に降りかかる。
同時に無数の手が待ちきれないとばかりに、彼の体を掴む。
「……ひぃっ。」言葉にならない音が喉を震わせる。
逃げなきゃ…どこに?
安全な所!!どこだ、どこだよ!分からない、考えがまとまらない。

慌てて立ち上がろうとして右手をつく。「い゙だい゙ぃ゙ぃ!」
涙と鼻水、よだれを垂らしながら必死に立ち上がる。
…事務所、事務所だ。

震える足で事務所に向かいながら叫ぶ。
「蝶野さん、なつきちゃん!事務所に走れ!!!」
155退路死亡判定U ◆XYndhCe37s :2006/08/16(水) 18:56:01 ID:ZQcghzHsO
暗く長い道のりの先に一筋の光明・・・・・
樋浦、東堂の視線の先に地上へと伸びるハシゴが見えた。
水かさは胸の辺りまできてほとんど限界に近かった・・・・・・
あと少しだ・・・・・


※死亡フラグイベント※

【1】残り5レス消費(レス番160)でハシゴに辿り着けます。
【2】イベント『退路』の死亡判定は継続中です。
16日23:03:40秒までに地上にでるレスのないプレイヤーは戻る選択をしなければならない。
【3】ハシゴに辿り着いたら任意で地上へ上がって下さい。
156東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/16(水) 19:14:18 ID:dc3cg0F50
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左】
>>155
先ほどの曲がり角から続いていたゆっくりと湾曲した下水道。
壁に手をつきながらそのカーブを抜け・・・

懐中電灯の明かりの先に、周りより何段くらいか高くなった道と、上に続くはしごが見えた。

「樋浦さん、あ、あれ、あれ、あ、ははは、やったー、やったー、やったー」
声がちゃんと言葉になって出ない。

さっきから急激に水かさが上がって来て、胸まで達さんばかりの勢いになっていて、
先の見えない下水道の中を何度も方向転換し、今自分がどこに居るのかわからず、
不安感が無性に増していた状態だったので、本当にうれしかった。

叫びながら、樋浦さんの手を引っ張り、出口に向かう。
水の抵抗でもどかしいくらいの前進速度だが、それでもはしごは徐々に、徐々に
近づいてくる。
157樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/16(水) 22:34:19 ID:H7M4Xn780
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左→出口への梯子】
>>156
あれだ…ついに俺達は辿り着いたんだ…

「まだ、喜ぶのは早いぜ、にーちゃん。まだ先があるんだ、気を引き締めていこうぜ!」
だが、口ではそう言いつつも内心ではにーちゃんと共にはしゃぎたい気持ちで一杯だ。

冷静になれよ…まだ梯子を手にしちゃいないんだ。。。
俺は自分に言い聞かせた。
158笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/16(水) 22:53:21 ID:O2DyImIdP
【1日目 23:00 ホームセンター 正面入口】

走れ、走れ、走れ。
レジの横を通り抜け、ストックルームの扉が見える。すぐそこまでなのに、いつまでも着かない気がする。
あいつらのうめき声が聞こえる気がする。
逃げろ、逃げろ、逃げろ。
蝶野さんもなつきちゃんもどうしてるか分からない。
今はただ、自分の命が大事なんだ。
『バンッ』
ストックルームの扉を蹴飛ばす。
その拍子にかえってきた戸右手に当たる。「ぐわぁっ!」その場に崩れ落ちる。
「い゙だい゙ぃぃ。」
床に這いつくばり進む。
逃げろ…。
159東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/16(水) 22:54:56 ID:dc3cg0F50
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左→出口への梯子】
あと5メートル。
水が胸を越えた。たどり着けるか?
160蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/16(水) 22:54:59 ID:m1mey7PiO
【1日目 22:45 ホームセンター 正面入口→店内通路】

>>151一瞬の出来事に目を疑った。
マサキ君に殴り付けられ、苦痛に顔を歪めた笠原さんが倒れ込む。
私は笠原さんの肩に触れ、マサキ君に目を向けた。

止める事も声を掛ける事も出来ず、ただただ見つめるだけしか出来なかった。
マサキ君が連れていかれる‥マサキ君‥マサキ君‥
息を荒げ、声にならない声で何度も呼んだ。
ゾンビに覆われ、その姿はもう見えない。

わらわらとゾンビ共が店内に押し寄せる。
>>154笠原さんの叫び声に導かれて店内を走り抜けた。
161ゾンビ:2006/08/16(水) 22:56:00 ID:3fgHb9lw0


    腹
     へた

 温
     臭


   ま
  肉
162樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/16(水) 22:56:29 ID:H7M4Xn780
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左→出口への梯子】
もうちょい…流れがある上に、油の塊が下水の底に沈殿していて踏ん張りが利かない。
クソったれ!ココまで来て引き下がれるかよ!!

もう1m…もう50cm…もう…30cm…ぜ、0cm!!
俺はしっかりと梯子を握り締めた。
163東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/16(水) 22:57:57 ID:dc3cg0F50
【1日目 23:00 下水道内 右→左→右→右→左→左→出口への梯子】
あとちょっと、もう少しではしごに手が届く!!
樋浦さんはもうはしごをつかんでる。

と、届いた!
樋浦さんに続き地上に上がる。
た、助かった・・・・!
164東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/16(水) 23:00:36 ID:dc3cg0F50
【1日目 23:00 出口への梯子→外】
外だ!外に出れた!
165退路死亡判定V ◆XYndhCe37s :2006/08/17(木) 11:03:52 ID:XiLzH+FqO
ハシゴに辿り着きマンホールを開けた瞬間大量の水が流れ込む・・・
樋浦は濁流に飲み込まれ流される・・・刹那、東堂は樋浦の手を握る・・・・・
地上からは大量の水が流れ込み二人を襲う。
必死に樋浦の手を握る東堂・・・
このままでは二人とも流される、そう思った樋浦は強く握られた手を離す・・・

※死亡フラグイベント※
樋浦はルートの半分くらいの位置まで流されました。
【1】ホムセンマンホールまで15レス消費で到達。(レス番179)
【2】イベント『退路』の死亡判定継続中。
但し、条件【3】のレス番踏みは解除。
166救助 ◆XYndhCe37s :2006/08/17(木) 12:56:21 ID:XiLzH+FqO
地上に上がると内水氾濫を起こし足首くらいまで水は浸水していた。
辺りを見回すと視界にバリケードが見えそこに大量の人が押し寄せていた・・・・
どうやらゾンビではなさそうだ・・・
自衛隊が検疫を行っており中には通れない者もいる・・・・・・
※しばらく東堂は任意で行動して下さい。
【1】ゾンビの登場は可。
【2】自衛隊の登場は可。
但し、台詞は不可。(話し掛ければ自衛隊の台詞はGMが致します)
167東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/17(木) 14:19:34 ID:MUaIw2QC0
辺りを見渡すと、テレビで見たあの風景が広がっている。
バリケードを築く自衛隊。救助を待つ人々。
助かった・・
でも樋浦さんが・・・
今出てきた下水道を見る。水かさはさっきより明らかに増えて居る。
まともに歩けそうに無いほどだ。

あそこでもう少し強く手を引っ張っておけば!
もう少し早く俺が動いていれば!!

俺のせいだ。オレノセイダ。オレノ、オレガ!
ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!

地面を叩く俺を、生き残った人たちが訝しげに見つめる。
地面を叩く手から血が出始めた。その頃になってやっと気づいた。

・・・自分を責めてどうするんだ。こんなの自分を傷つけて自己満足しているだけだ。

人ごみを掻き分け、検疫をしている自衛隊に話しかける。
「ここから3キロほど町の中心部にあるホームセンターに4人生き残りが立てこもって居ます。救助をお願いします。」

自衛隊の足元にある避難民用の水のポリタンクに目をつけ、持ち上げる。
他の避難している人からの視線を無視して、それを下水道の入り口まで持っていく。
『ドボドボドボ』
中の水を地面にぶちまける。

空になったポリタンクの蓋を閉め、それを抱えてマンホールに飛び込む。
渦巻きながらも、水は樋浦さんの流された方向に流れていく。

まだ、終わっていない。
二人で助かるんだ・・・!
168本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 14:48:23 ID:6vWmNiCn0
 
169笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/17(木) 19:20:43 ID:Tfe/fCDuP
【1日目 23:00 ホームセンター 事務所】

「はぁ、はぁ、はぁ」荒い息をつきながら事務所の扉を開け、
半ば倒れ込みながら事務所に入り床に転がる。
殴られた拍子に落としたバールに変えて、今まで腰にぶら下げていた手斧を左手に握りしめる。
腕をみると、赤く腫れ上がっている…意識するとますます痛くなる。

「なんでだよ…。」
マサキ君が死んで、悲しむよりも重圧が肩にかかった気がして怖くなる。
蝶野さんもなつきちゃんも、本来なら俺が助けるべきなんじゃないか?
一人だけ安全な事務所にいていいのか?

どんなに良心がそう叫んでも、足は動かずその場に寝転んだまま、売り場の音に耳を澄ます事しかできない。
そんな不甲斐ない自分に涙を流していた。
170樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/17(木) 23:51:37 ID:uRq4OVc20
【1日目 23:15 下水道内 】
…こ…ここは…ど…の辺だ…だい…ぶ…流され…ちまったな…
…にーちゃん…だけ…でも…助かって…良かった…

フ…フフッ…全く…俺らしい…最後の最後で…ツキが逃げるとはな…
でも…いいんだ…これで…
にーちゃんが…助けを呼んで…ホームセンターの連中も…助かる…

これで…もう…あの悪夢から解放され…るんだ…
ようやく…ぐっすり…眠れ…るぜ

襲ってくる疲労と虚脱感。
頭の天辺が痺れるような感覚…意識が徐々に遠のいてくる。
ここで眠れば俺は溺れ死ぬだろう。
しかし水は温かく、ここが下水である事を忘れそうだ…。
俺は…眠いんだ…このまま寝かしてくれ…。
171東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/18(金) 00:06:54 ID:fZAdR4x80
【1日目 23:15 下水道内 】
水の流れはかなり早く俺を運んでくれる。
水に揺られて懐中電灯を持つ手が何度も滑りそうになる。
これを落としたら、下水道は完全な闇だ。落とすわけには行かない。
さっき通った分かれ道を、またいくつか通る。

ヤバイ。早く樋浦さんと合流しなければ、はぐれてしまう!

「樋浦さーん!!」
水に音を吸収されつつも、壁に反響して音は下水道中に響き渡っていく。
172樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/18(金) 00:28:32 ID:zx1jC0oi0
【1日目 23:15 下水道内 】
>>171「樋浦さーん!!」

…誰…だよ…俺を呼ぶ奴は
…まさか…そんな馬鹿な…にーちゃんか!?

俺は壁に這わせたパイプを掴み体を起した。
幸い、打撲と軽い脳震盪程度で済んだようだ。

今聞こえたのは幻聴か?
だが、確かに…

「おい!もしかして、にーちゃんか!?」
俺は今出せるあらん限りの声を出して呼んでみた。
173東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/18(金) 00:45:54 ID:fZAdR4x80
>>172
「・・・・しかして、にーちゃんか!?」
俺の声の出した反響音の間に、確かに聞こえた。樋浦さんだ。
どこだ?声が反響して、どこに居るのか良く分からない。
ただ、声が届く距離に居るのは間違いない。
「今ー!行きますー!」

下水道内に通っているパイプをつかみ、水の流れに逆らいながら叫ぶ。
「どこに居ますかー!」
「・・・ますかー!、かー!、かー!」
また反響が響く。
174樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/18(金) 01:14:59 ID:zx1jC0oi0
【1日目 23:15 下水道内 】
>>173「今ー!行きますー!」

やっぱり!?
これは幻聴じゃあねぇ…戻ってきやがったのか…あの馬鹿野郎!!

「どこに居ますかー!」
「・・・ますかー!、かー!、かー!」

反響で声のする方向が分らねぇ。
「おい!水はどっちの方向に流れてる?水の流れの方向を教えろ!!」
これでにーちゃんの居る方向が分るはずだが…。
175東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/18(金) 01:21:21 ID:fZAdR4x80
>>179
「今、途中で通ってきた分かれ道のとこです!今流れて来た左側の道と、
右側の道から水が流れてます!ホームセンターに戻るように流れてるみたいですー!」

樋浦さんの声が聞こえる方向(のような気がする)に向けて叫ぶ。
これでわかるかな?
176樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/18(金) 01:42:42 ID:zx1jC0oi0
【1日目 23:15 下水道内 】
>>175
「今、途中で通ってきた分かれ道のとこです!今流れて来た左側の道と、
右側の道から水が流れてます!ホームセンターに戻るように流れてるみたいですー!」

…俺の目の前を水は左から右へ流れて行ってる。
するってーと…こっちだ!

「おい!俺はにーちゃんがいる所よりホームセンター寄りにいる。
そのまま進んで来い!!注意しろ、さっきより流れが速くなってる。」

俺は体に縛り付けてあった袋から予備の防水ライトを出した。
それを点灯させチラチラと振ってみせた。
177東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/18(金) 01:48:54 ID:fZAdR4x80
【1日目 23:15 下水道内 】
>>176
「おい!俺はにーちゃんがいる所よりホームセンター寄りにいる。
そのまま進んで来い!!注意しろ、さっきより流れが速くなってる。」

樋浦さんの声が聞こえる。
そのままホームセンターよりに行けばいいんだな。よし。
パイプから手を離し、また流れに乗る。

そのまましばらく流されていると、先の方に灯りが見える。
樋浦さんだ!!
「樋浦さーん!!」
叫ぶ間にも灯りにどんどん近づいていく。
うれしくなって俺も灯りを振り回す。
178樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/18(金) 02:07:54 ID:zx1jC0oi0
【1日目 23:15 下水道内 】
>>177
「樋浦さーん!!」
間違いない、にーちゃんだ。
光が尾を引くかと思うほどにブンブンライトを振ってやがる。

「こっ、この大馬鹿野郎が!!何で戻ってきた!?上に自衛隊は居たんだろ??
何故保護してもらわなかった!?」

神様…恨むぜ…まだ俺を苦しめようっていうのか。
俺はこいつを逃がして無罪放免、ようやくゆっくり休めると思ったのによ…。
前世の業は相当に深いらしいな、俺は。。。
179東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/18(金) 02:20:28 ID:fZAdR4x80
【1日目 23:30 下水道内 】
ようやく樋浦さんの近くにたどり着く。
樋浦さんは、壁のパイプを掴んで体を支えている。特に目立った怪我は無いようだ。

>>178
「こっ、この大馬鹿野郎が!!何で戻ってきた!?上に自衛隊は居たんだろ??
何故保護してもらわなかった!?」

「大丈夫、自衛隊にはホームセンターに救出に来てくれるように伝えています。
・・・樋浦さんが嫌がっても、俺の可愛い彼女を見せるまで死なせませんよ。
2人で、いや、みんなで生き残るんです。・・・桜木さんも、岬さんも、秋田さんも死んで、
この後も死ぬ人は居るかも知れないけど、この世界で生きてくのは辛いかも知んないけど、
それでも生きなきゃダメなんです!」

ポリタンクをポンと叩いて樋浦さんに言う。
「・・・あそこに戻りましょう。このポリタン、2人分くらいの浮力は有ります。
流れに乗ればすぐ着きます。」
180樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/18(金) 08:45:27 ID:zx1jC0oi0
【1日目 23:30 下水道内 】
>>179
「大丈夫、自衛隊にはホームセンターに救出に来てくれるように伝えています。
・・・樋浦さんが嫌がっても、俺の可愛い彼女を見せるまで死なせませんよ。
2人で、いや、みんなで生き残るんです。・・・桜木さんも、岬さんも、秋田さんも死んで、
この後も死ぬ人は居るかも知れないけど、この世界で生きてくのは辛いかも知んないけど、
それでも生きなきゃダメなんです!」

「アホ!せっかく助かったのに、こんなヨレヨレの親父をポリタンク1個抱えて
救いにくるなんて、命を捨てたも同然だ!!どうにかなると思ってるのか?
世の中はそんなに甘いもんじゃねぇんだ!必ずハッピーエンドで終わると思ったら
大きな間違いだぞ、映画や小説の主人公と違ってな!!」

全く…こいつは…ホント泣けてくるぜ…
自分の事しか考えない奴多い中…こんな見知らぬオッサン助けに来るなんて…どうかしてる…

「・・・あそこに戻りましょう。このポリタン、2人分くらいの浮力は有ります。
流れに乗ればすぐ着きます。」

どっちにしろもう後戻りはできねぇ。
何時来るか分らないが救出を信じて、ホームセンターで自衛隊の到着を待つしかない。

「この野郎…お前が俺の息子なら、顔が貼れる位ぶん殴ってやる所だ!!
今は時間がないからやらないが、無事救出されたらじっくり説教してやる!!」

俺はポリタンクに手を掛けホームセンターへ導く水の流れに乗った。



181豊見山なつき 11 女 ◆Idh4M59kpE :2006/08/18(金) 09:49:26 ID:CszW7alY0
【1日目 23:00 ホームセンター店内のどこか】

……あれ? ここどこだろう。
笠原さんとトイレの窓ガラスの補強をするはずだったんだけど。
もしかして迷った?
嘘だあ。だって店内暗いけど、そんなに広くないもん。
とりあえず行きあたりまで行ってみよう。うん。それが一番いいと思う。

と、何かが甲高く弾けるような音が、私の鼓膜をビリビリと揺さぶった。

「な、何!?」
こ、こここここ怖くない怖くない、怖くない! やっぱり怖いかも。

「いだあぁぁ!」誰かの悲鳴? 笠原さん?
「蝶野さん、なつきちゃん!………に走れ!!!」

どうしよう!? え? どこに走るの?
動揺しながら歩いていると、目の前にトイレの入り口が見えた。
182蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/18(金) 10:57:51 ID:0267EOdwO
【1日目 23:30 ホームセンター ストックルーム→事務所】

笠原さんがストックルームの扉へ飛び込んで行った。
その後を追って走る。
あっ!
>>181「こっち急いで!」
声を頼りに来たなつきちゃんをストックルームへ押し込む。
奴らは!?
数体のゾンビが店内商品棚の間へ入って行くのが見えた。
‥気付かれてないようだ。

暗いストックルームを手探りで歩く。
筒状の物が手に触れた。
持ち上げるがかなり重い。
それが絨毯だと分かると、2本引きずり扉へ斜めに立て掛けた。
慰め程度だけどこれで少しは時間が稼げるわ。

事務所へ入ると笠原さんが鼻を啜り泣いていた。
183笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/18(金) 14:32:29 ID:21YHSw3OP
【1日目 23:30 ホームセンター 事務所】

『ドンッ』
『ずるずる…ずる…』

音がする。それも、何かを引きずるような嫌な音が。
やばい…ゾンビだ。恐怖と緊張で手が震え、涙も止まらない。
一撃だ、一回で頭を砕かないとこっちが喰われる。

利き腕の右手が使えない今、左手でやるしかない。ぐっと、斧を握りしめる。

『ガチャ』扉が開く。
素早く手斧を持ち上げようとするが、斧が思ったより重かったのか左手の力がなかったのか、持ち上がらない。
「うぁっっ。」声にならない声をあげ、情けなさに涙を流していた。
184崩壊死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/18(金) 15:11:24 ID:ETfeL2k3O
ゾンビはストックルームのドアを押し開け、休憩室の中まで押し寄せてきた・・・・・


※死亡フラグ判定※

【1】レス番>>161>>175
を踏んだプレイヤーには死亡フラグが立ちます。
【2】レス番踏みは事務所にいる間は踏んでも無効です。
【3】このレスよりリアルタイム48時間以内に事務所に逃げ込んでいないプレイヤーは死亡フラグが立ちます。


※豊見山なつきは48時間以内に事務所に逃げ込めなかったので死亡フラグが立ちました。

イベント『崩壊』終了。

死亡者・・・豊見山なつき
185東堂 男 17 ◆TjAvbk1aao :2006/08/18(金) 15:29:25 ID:fZAdR4x80
【1日目 23:45 下水道内 】
樋浦さんはぶつぶつ言いながらポリタンクにつかまった。
ポリタンクは樋浦さんと俺を乗せたまま来た道を戻っていく。

・・・確かにあそこで樋浦さんに出会えなかった可能性もけっこう有ったし、
自分がバカな選択をしたのもわかっている。
・・・せっかく助かったのに、死ぬかも知れない。

でも、後悔はしていない。
人は、人は死んではいけないんだ。生きなきゃいけないんだ。

小さい頃に、父親に言われたその言葉。
その時はピンと来ない、単なる道徳ぶった言葉と思ったが、今ならわかる。

・・・生きなきゃいけないんだ。

その言葉を何度か反芻している間に、ポリタンクは見覚えのある梯子に
たどり着いた。何だか、そんなに時間は経っていないのに、懐かしい気がする。
樋浦さんの顔を見て言う。「また、戻ってきましたね。」
186蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/18(金) 16:30:02 ID:0267EOdwO
【1日目 23:45 ホームセンター 事務所】

「うぁっっ。」
その声にこっちも驚いた。
>>183「私です。蝶野です。」
奴らと勘違いしてると思った私は笠原さんの顔を覗き込みながら言った。
ふと、笠原さんの腕を見ると赤く腫れ上がっている。

救急箱から湿布と包帯を持ってきて声を掛けた。
「これしか手当出来ないけど…。」
そう言って、手早く処置を施した。
「扉塞がないとマズイですね。」
何か無いかと周囲を見回すと…
あれ?なつきちゃんは?
先に事務所へ行ったとばかり思っていたが、見当たらない。
「なつきちゃん、来てないですか?」
187なつき中身  ◆Idh4M59kpE :2006/08/18(金) 20:38:27 ID:2PadxgMj0
【1日目 23:45 ホームセンター ストックルーム】

蝶野さんの声が聞こえて、ストックルームへと押し込まれた。
このまま事務所に入れば助かるかもしれない。
けれど私はとても恐くて、目の前にあった机の下の暗がりに隠れてしまった。
「ごめんなさい」
誰に謝っているのか分からないけど。
「……ごめんなさい」
呻く声がじわじわと近づいてくる。思わず縮こまってから後悔の念が襲ってきた。
「…………」
息を止める。逃げ道は自分でなくしてしまった。
こんな時。そうだ、こんな時、外に逃げ出せなかった子はお化けに殺されちゃうんだっけ。
私って馬鹿だなあ。何でこんなにダメなんだろう。
「岬さん……」

優しいあの声がよみがえった気がして、俯いてちゃダメだと叱られた気がして、

私はすぐに後悔した。
―――ああ。上なんて向かなければ良かった。
188豊見山なつき  ◆Idh4M59kpE :2006/08/18(金) 20:47:58 ID:2PadxgMj0
【1日目 23:45 ホームセンター ストックルーム】

あれぇ? どうしてだろう?
私を食べてしまうはずのゾンビのひとたちは私をわたしを見つけたけど、
私の首をかんだけど、
それいじょうわたしをたべようとしない。
何で? 何であっちいっちゃうの?
もういちどちぢこまって、したを見る。食べられるのは痛いから小さくなる。
右のあしがはれてる。でもいたくない。
あしがなにもかんじてない。せんせいにひっかかれたあし。ぞんびのせんせーに。

そっか。あのひとたちは
だからおなかがすいてるんだ。
かさはらさん元気かな。ちょうのさんありがとう。
まさきさんはひうらさんはとうどうさんはみさきさんはみんなみんなへいきかな。
しにたくないからおなかすいたから、逃げて逃げておなかすいたから。
死にたくなかったから、でもおいしそうなにおいがする。逃げて逃げないでわたしたべるから



豊見山なつき、感染により死亡→ゾンビ化。
189雨 ◆XYndhCe37s :2006/08/18(金) 20:56:27 ID:ETfeL2k3O
勢いを増していた雨はしだいにその勢いを弱め、雲の隙間から月明かりが時折照らされ始めた・・・・・

雨は小雨になり雷は止んだ・・・・・


※笠原、蝶野はしばらくの間、事務所から出ることは不可。
樋浦、東堂は地上に出た後しばらくその場(マンホールの位置)から移動することは不可。

※『雨』時間進行イベントは継続中。
190笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/19(土) 02:47:19 ID:5NusyQD7P
>>186
「…なつきちゃんは、来てない?」そう蝶野さんに聞き返しながら、背中に冷たい物が流れるのを感じた。
事務所の外に向かい、叫ぶ「なつきちゃん!なつきちゃん!」

本来なら売り場に出て捜すべきなんだろう。
でも俺の手も足も…心も事務所から出ようとせずにそこでただ、なつきちゃんの名前を叫ぶしかできない。
191樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/19(土) 09:03:41 ID:yEjHQE260
【2日目 0:00 ホームセンター前のマンホール内】
水の流れに乗った俺達は、あっという間に来る時に入ったマンホールに辿り着いた。
行きの苦労が嘘みてぇだぜ…。

>>185「また、戻ってきましたね。」

「…ああ、死ぬにしろ生きるにしろ二度と戻る事はないと思っていたんだがな。」
俺はにーちゃんを制し、先に梯子を上る。
ここは安全圏じゃない、迂闊に外に出たらいきなりガブリなんてこともある。
僅かに蓋をずらし手鏡を使って周囲を見渡す。
「周りにはいない…雨も小雨になったようだ。いいかにーちゃん、手筈はここへ来る時と同じだ。
今度は俺に何かあっても助けに来るのは無しだ…。合図したら一気に行くぞ。」

俺は上半身を出し、ホームセンターの方向を凝視する。
行きに使ったカメラは水没の影響で壊れた。今回は己の目のみが頼りになる。

(ん…数がさっきより…減ってるな。何処に行ったんだ…?)
駐車場にいたゾンビはまばらだった。
さらに様子を伺っているとホームセンターの正面の一部にゾンビが消えるように
吸い込まれていくのが見えた。

(な!?まさか…)

俺は急いで上半身を引っ込め蓋を閉める。

「にーちゃん、やべぇぜ。ゾンビがホームセンターの中へ入り込んじまってる!」
あそこは確かガラスがあったはずだ。ガラスが耐えきれなくなって割れたのか…それとも。。。

「駄目だ…もうあそこには戻れねぇぜ。」
進路をふさがれ、退路を断たれた俺達は『袋の鼠』だ…。
192蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/19(土) 15:26:40 ID:mOxAVcFJO
【2日目 0:00 ホームセンター 事務所】

「なつきちゃん!なつきちゃん!」
叫ぶ笠原さんの声に混じり、ストックルームの方から奴らの呻き声が聞こえた。
>>190「どこかに隠れてますよ、きっと。だから…」
笠原さんを制止するように肩に手を掛けた。
これ以上騒がれたら奴らに気付かれてしまう。

「…この扉は塞ぎます。」
私は無言で作業に取り掛かった。
ストックルームへ通じる扉にロッカーをずらし、デスク2台とソファーを置いた。
扉を押してもこれなら開かない。
例え扉が壊れても、そう易々と入り込めないだろう。

ごめんね、なつきちゃん…許して…。
193生還 ◆XYndhCe37s :2006/08/19(土) 23:51:58 ID:QN6kz2d50
ゾンビの群れから間一髪事務所に逃げ込んだ笠原、蝶野・・・・・
扉の向こうからはゾンビの呻き声が聞こえてくる。
やがて、扉はゾンビが続々と押し寄せる圧力により軋みをあげる・・・・・・

・・・・・駄目・・・だ・・・・・・
・・・この扉は持たない・・・・

一方、樋浦、東堂もいつまでもここで隠れているわけにはいかない。
下水道内の水を引くのを待っていれば脱出の機を逃す・・・それならば!!


※死亡フラグ判定※
笠原、蝶野、樋浦、東堂は事務所外のハシゴより屋上へ逃げて下さい。

【1】このイベントはレス番>>201よりスタート。
【2】レス番>>201から>>210の10レスの間に各自1レス消費して
駐車場内に出て下さい。
駐車場内に出るレスをしたプレイヤーはイベント終了まで投下不可。
【3】10レス消費か4人全員が駐車場内に出ればイベント終了。

194生還死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/19(土) 23:54:52 ID:QN6kz2d50
駐車場内にいるゾンビは疎らだが敷地内には依然ゾンビは入り込んでくる・・・
樋浦達が潜むマンホールの回りにもしだいにゾンビの姿が現れ始めた・・・・・


※死亡フラグ判定※

【1】レス番201〜210の間、>>20■or>>2■■を踏んだプレイヤーには死亡フ
ラグが立ちます。
【2】死亡レス番踏みは事務所、下水道内にいる間に踏んでも無効です。
事務所、下水道内でレスを消費することは可能です。
【3】10レス消費後(レス番210)事務所、下水道内に残っているプレイヤ
ーには死亡フラグが立ちます。
【4】プレイヤーは確認スレにてイベントの話し合いは禁止。(質問はGMに)
195樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/20(日) 15:14:55 ID:QU93gZoW0
【2日目 0:00 ホームセンター前のマンホール内】
万事休すか…。
ここで隠れて、朝まで待つ…無理だ…ゾンビにここを囲まれたら出れねぇ。
他の出れそうなマンホールを探そうにもさっきの流された時に地図とコンパスを無くした。

「にーちゃん…完全に万策尽きたぜ。せっかく呼んだ自衛隊も無駄足を踏む事になりそうだぜ…クソッ!」
俺は梯子を殴りつけた。
ああ…俺が梯子を早く上ってればこんな事には…梯子!?

「そうだにーちゃん!梯子だ!!確かマサキくんや蝶野さんが屋上に上るための
梯子があったはずだ。それを使えば屋上に行けるぜ。」

よし、かなりリスクはデカイが掛けに出るぞ!
「にーちゃん…外に出るぞ。」
196東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/20(日) 21:48:29 ID:kfM8ejCjO
【二日目 0:00 ホームセンター前のマンホール】

ホームセンターの中にゾンビが!?樋浦さんの言葉に耳を疑った。
あんなに補強してあったのに破られたなんて……ならみんなはもう…
『ゴン』樋浦さんが梯子を殴りつける。
この梯子を登ればオレも樋浦さんも助かると思ったのに!

「そうだにーちゃん!梯子だ!!確かマサキくんや蝶野さんが屋上に上るための
梯子があったはずだ。それを使えば屋上に行けるぜ。」
「にーちゃん…外に出るぞ。」

梯子…そうか屋上か…!!
「はい!…必ず、助かりましょう。」
靴の具合を確かめ、樋浦さんの合図に集中した。
197笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/21(月) 08:59:29 ID:8EQ3MJTCP
【2日目 0:00 ホームセンター 事務所】

>>192蝶野さんが扉を塞ぐ。
なつきちゃんはひょっとして…蝶野さんが何を知ってるかは分からないが、彼女の名前を呼ぶのをやめた。
ストックルームに通じる扉が軋む。「蝶野さん…扉やばくない?」
自然に部屋の隅に後ずさると、『ガチャ』外に通じる扉のノブが腰に当たる。

「…蝶野さん、外のゾンビまだいるのかな?今ならこっち側は少なくないかな?」
そう言いつつ、外への扉に耳を当てる。
「音がしない。」
198蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/21(月) 13:57:23 ID:B1Kv3k5NO
【2日目 0:15 ホームセンター 事務所】

バンッ‥‥ギシ‥ギッ‥ギィー‥
封鎖した扉が軋み鳴く。
扉の隙間から腐敗した指が覗く。
気付かれた…逃げなきゃ!
私は咄嗟にリュックを取り、右往左往した。

>>197「もうここは駄目!早く逃げなきゃ!
えっ?外?…」
店内になだれ込んだ分、今なら外のゾンビは減ってるかもしれない。
「行きましょ、外。
ここに居たって殺られるだけ…それなら分散してる外のが逃げようあるし。」

立て掛けておいたスコップを手に取り、笠原さんへ差し出した。
「腕、痛むんでしょ?私が手斧を持つわ。」
199樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/21(月) 21:44:12 ID:j61+QcqN0
【2日目 0:15 ホームセンター前のマンホール内】
ホームセンターに残った連中は生きているんだろうか…。
仮に生きていたとしても、店内の何処に居るのかも分らない、救出に必要な道具も、
人手もないんじゃ助けようがない。
それ以前に、自分達が無事に梯子に辿り着けるかすら分らない。
(ないない尽くめだな…。全く…情けねぇ!!)

自分が映画のヒーローのようにどんなピンチも経験と知識、勇気と決断力で
切り抜けられれると信じていた時期もあった。
だが、現実は常に非情だった…。俺は失敗を続け、同僚を失い、仲間、家族を失い、
今度は自分が呼んでくる助けを待つ連中や俺を信じて着いてきたにーちゃんをも失うかもしれない。

(神様…頼むぜ…もう失うのは俺の命だけでたくさんだ。せめてこの若者と店内の連中は救ってやってくれ)

「よし…じゃあ、開けるぜ…梯子の上に辿り着くまで声を出すな。音は立てるな。」

俺はゆっくりと慎重に蓋をずらした。
200笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/22(火) 00:19:55 ID:ClJFRpqlP
【2日目 0:15 ホームセンター 事務所】

>>198「あ、ありがとう。」蝶野さんの言葉に頷き、手斧を渡す。
「結構重いから気をつけて。」
多分、今の自分が持てるのは腰にぶら下げた小さなカナヅチ位だろう。
しかし、右手が使えないからこれを持つと両手が塞がるので腰にぶら下げておこう。
「ただ外に出るだけじゃ危険だよね…。蝶野さん、なんか奴らから逃げれそうな場所に心辺りないかな?
さっき屋上に上がったときに見えた場所とかない…?」
201本当にあった怖い名無し:2006/08/22(火) 16:59:04 ID:x+nlsyuM0
 
202東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/22(火) 23:08:14 ID:FEV60RAKO
【2日目 0:15 ホームセンター前のマンホール】

『コト…スッ…』
ゾンビ達に聞こえないよう樋浦さんがゆっくりと、慎重にマンホールの蓋をずらしていった。
声を出してはいけない。音を立ててはいけない。
重苦しい空気が鼻から入って来て、そのまま胸で詰まっている感じだ。
いっそのことマンホールから飛び出して、駆け出したいという衝動にかられる。

マンホールの蓋がずれるごとに、月明かりがほんのりと差し込んできて樋浦さんの横顔を照らす。
ー樋浦さんの横顔。頬には不精ひげが伸びていたが、俺には誰よりもカッコよく見えた。
203樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/23(水) 00:03:44 ID:qyWtUbkk0
【2日目 0:15 ホームセンター前のマンホール内→駐車場】
ゾンビの数はホームセンターを出てきた時より減っているが、こちらにとって不利な条件がある。
…それは、この臭いだ。
俺達は下水に長く浸かっていた為、嗅覚疲労で然程でもないが、恐らく強烈な臭いを放っているはずだ。
これはゾンビの放つ腐敗臭とはまた違った臭いだ。
雨はもう小雨になり、この臭いは覆い隠せないだろう。
そして、雨音や雷鳴でこちらの発する足音や呼吸音も消せない。出た瞬間に連中に補足される危険もある。
ここにきて、外に飛び出すのに躊躇いを感じ始めている。疲労と緊張で梯子を上る足が動かない。
(…ええぃ!何をブルってるんだ、俺は。)
大きく深呼吸をし、頬っぺたを叩いて気合を入れる。
(よし…行くぜ!)

俺はにーちゃんにGOサインを送る。

下水から飛び出そうと手を路面に着いた時に、何かを掴んだ。
(ん?なんだ?)
それは眼鏡だった。レンズが割れてひしゃげてはいるが、これは…。
俺はその壊れた眼鏡を握り締めゾンビどもの徘徊する駐車場へと飛び出した。
(生きて帰れたら、あんたと一杯やりてぇな…死んだらあの世で乾杯だ。)
(にーちゃんは着いてきてるか?)
俺は後ろを振り返った。
204笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/23(水) 06:51:48 ID:wJM0bpo0P
【2日目 0:15 ホームセンター事務所→駐車場】

>>200「さっき屋上に上がったときに見えた場所とかない…?」そこまで言って、ふと考える。
屋上…?屋上だ!
「蝶野さん、屋上に上がろう!」
蝶野さんの返事もまたず、外への扉をそっと開ける。
鼓動が激しく、手は震えるけど事務所でじっとしてあいつらに喰われるなんてごめんだ。

『ガチャ』

小さな隙間をあけ、駐車場にでる。

205蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/23(水) 10:09:11 ID:P+rr7f79O
【2日目 0:15 ホームセンター 事務所→駐車場】

笠原さんから受け取った手斧は思いの外、軽い…一瞬そう感じた。
‥が、徐々に腕を引っ張られる感覚に変わった。
奴らにこれを振り上げられるだろうか…。
不安が過ぎる。

笠原さんの問いに応えようと記憶を辿る。
何があった?
思い出すのは桜木さん…
他に何も思い出せない。

考え込む私を余所に、「>>204蝶野さん、屋上に上がろう!」そう言うと笠原さんは外へと飛び出して行った。
「待って!」
無情に通用口が閉じる。
息を飲み手斧を握り直すと、笠原さんを追って外へ足を踏み出した。
206生還死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/23(水) 13:38:16 ID:ZYVR2RdWO
ドアの側で佇んでいた男の顔には生気はなく肩口にはえぐられたような傷がある。
開かれた事務所の扉から笠原が出てくるのに気付き男は小さな呻き声をあげながら近づく・・・・・
笠原が男に気付いた時には掴み倒され・・・そして・・・
・・・噛み付かれた・・・


※死亡フラグ判定※

【1】レス番201〜210の間、>>204or>>2■■を踏んだプレイヤーには死亡フラグが立ちます。

※笠原には死亡フラグが立ちました。
死亡レスの投下はイベント終了後にお願いします。

※イベント『生還』継続中。引き続き行動して下さい。
207桜木 中身 ◆TjAvbk1aao :2006/08/23(水) 17:56:02 ID:6lXCxclc0
【1日目 22:00 ホームセンター 駐車場】
歩くと包丁で切り裂いた首がグラグラ揺れる。
生存本能ももはや無く、首を安定させようともしないため、
徐々に首の亀裂は死ぬ前より格段に大きくなっている。
乾いた血がTシャツに奇妙な模様を描いている。

・・・彼は死んでいる。・・・だが、動いている。

オレハダレダ?ナンノタメニココニイル?ワカラナイ?

コレハオボエガアル。オサナケレバイケナインダ、アソコマデ。
アソコッテドコダ?ワカラナイ。ワカラナイ。オレハダレダ?

状況も、自分が押しているのが何かも、そして自分が何かも理解できないまま、
彼は落ちていたカートを押して歩き始めた。

・・・と、彼の濁った視界の端にマンホールの方で動く人影が見える。

アレハナンダ?
カートを押して歩き始めるが、その影はすぐにマンホールの中に消えていく。
・・・ワカラナイ。

彼は再びカートを押して歩く行為に戻る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼の思考には何も浮かばず、ただ目の前のカートを何も考えずに押し続けた。
208桜木 ゾンビ ◆TjAvbk1aao :2006/08/23(水) 18:03:10 ID:6lXCxclc0
【2日目 0:15 ホームセンター 駐車場】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・血・・・ニク!
カートを押して歩く 彼の目に押し倒される青年と、そして・・・
・・・血が見えた。その瞬間彼は自分が何を欲して何をしなければならないかに
気がついた。

・・・・ニクヲ噛む。・・・アレハ、アノ血ハニクハ知ッテイル。
・・・ワカラナイ。ナマエ?アレハニクダ。ナカマダ。ニクダ。
チカクニ行コウ。ソシテナカマノ肉ヲ噛モウ。

彼はその血に、肉に向けて近づき始めた。もはや興味の無くなったカートを
それでも押し続けながら。
209東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/24(木) 05:56:05 ID:Ms4SVhBvO
【二日目 0:15 ホームセンター前のマンホール→駐車場】
樋浦さんの合図に、マンホールの梯子を登って駐車場に飛び出す。
ゾンビの影は少ないけど、俺達を隠してくれていた雷雨はもう小降りだ。
気配を察知したのか数体のゾンビが俺達をめがけゆっくりと、確実に追ってくる。
(き…気づかれた!早く…早く!!)

210生還死亡判定 ◆XYndhCe37s :2006/08/24(木) 09:59:21 ID:lij+BsRIO
※死亡フラグ判定※

【1】レス番201〜210の間、>>204or>>207を踏んだプレイヤーには死亡フラグが立ちます。

イベント『生還』終了

死亡者・・・笠原
211笠原 26 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/08/24(木) 10:39:59 ID:pXWaUd4QP
【2日目 0:15 ホームセンター 駐車場】

「ん?」
そう思った時にはすでに遅く、扉の横にいた男に掴まれ倒される。
声を出す間もなく左腕に噛み付かれ、すごい勢いで食い破られる。
「ぐぁぁああぁぎゃあぁあああ!!」
痛い、痛い、痛い!!!
払いのけようと男の頭に手をやるが勢いは凄く、とてもじゃないが無理だ。
「ああぁぁぁぁ!」店内に戻ろうと体の向きを変えドアノブを掴む。
中から開けようとしたのか、扉が開き一瞬隙間から蝶野さんの顔が見えた気がするも
衝撃と共に左脇腹が熱くなり、そのまま前に倒れ体で扉を閉めてしまう。
「ぢょ、うのさ…だずげで…。」地べたにはいつくばり血にぬめる手で扉を引っかく。
『ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃぐちゃ』生きたまま腹を食い破られる。
「やめで…や゙めでぐだざい…や、めあぁぁあぁ………………。」


笠原 死亡
212桜木 ゾンビ ◆TjAvbk1aao :2006/08/24(木) 11:24:02 ID:+yEgqY2l0
>>211
・・・血、ニク、ニク、ハラワタ、血、ニク、ニク、ナカマ、ニク、血、チ、
肉、血、ニク、ニク、ニク、ナカマ、ニク、腸、ニク・・・
タベネバ!タベネバ!ツカンデ、カミツイテ、タベネバ!肉ヲソシャクシテ、ノミコマネバ!
何故自分が「彼」の肉を欲しているのかわからぬまま、本能ともいうべき理由の無い義務感に動かされ、
元は仲間で、少し前までは人間で、そして今は肉と血になった「彼」に向けて
ゆっくりと近づく。

ニク、ニク、血・・・・
「彼」に覆いかぶさろうとした時、押していたカートが引っかかり、転倒する。
そのまま這いつくばったままで「彼」の肉ににじり寄ろうとした時、「彼」が上半身に
着ていた、棘の付いたジャンパーがガラス玉のようになってしまった視界に映る。

・・・カサハラクン・・・

トゲ付きのジャンパーを見た瞬間、その言葉が脳裏に浮かんだが、
・・・それはすぐに消えた。

本能に従って、目の前の肉体を咀嚼し、飲み込む行為しか、そこには残っていなかった。
・・・・ニク・・・
213蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/24(木) 19:56:48 ID:ymGvfBOwO
【2日目 0:30 ホームセンター 駐車場】

>>211ぐぁぁああぁぎゃあぁあああ!!」
その断末魔と共に目にしたのは血濡れた笠原さんの姿だった。
「‥ッッ!」
助けを求めて手を伸ばしてくる笠原さんに向けて手を差し出した。
次の瞬間、私の手を掴む事なく笠原さんの手は力無く地面に落ちていった。
屈み込み、その手を取る。もう何の反応も無い。
そっと手を置き立ち上がると、>>212這い擦るゾンビが近付いていた。
この服…桜木さん!?
ソレは大口を開け笠原さんに喰らい付く。
「いやああぁぁぁっ!!」
手斧を振り上げソレの背中に突き刺した。
214樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/25(金) 00:53:07 ID:rHniAras0
【2日目 0:30 ホームセンター 駐車場】
>>209(急げ!)
俺はにーちゃんの姿を確認し、手招きする。
その背後からノソノソとゾンビがやってくる。
ちっ…気が付かれた。もう気配を殺す意味もない。
「ゾンビどもに気付かれた!にーちゃん、走るぜ!!」
俺達は梯子まで走る。

>>211「ぐぁぁああぁぎゃあぁあああ!!」
静寂を切り裂さくような悲鳴が駐車場に響く。
悲鳴の主は男だ…ホームセンターにいた時、幾度となく聞いた悲鳴だ。
しかし今度の悲鳴はそれまでの驚きや恐怖の悲鳴じゃない…断末魔の悲鳴だ!
(笠原くん?まだ生きていたのか!?)
事務所の方向へ目をやると笠原くんにゾンビが覆い被さっている。
「やめで…や゙めでぐだざい…や、めあぁぁあぁ………………。」
(駄目だ…もう助けられねぇ…すまねぇ…)
その直後、事務所の扉の向こうから蝶野さんが現れた。
「いやああぁぁぁっ!!」
蝶野さんは這いずってるゾンビに手斧を振り上げ突き刺す。
「馬鹿!ゾンビに構うんじゃねぇ!!早く逃げろ!!蝶野さん、梯子に登るんだ!!」
215蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/25(金) 01:29:40 ID:IAXjOGYdO
【2日目 0:30 ホームセンター 駐車場→屋上】

「ブシュッ‥ヒュー‥」
ソレは妙な音を出して振り返った。
目は見開き、口は真っ赤に血で染まり、裂けた喉から空気と血が漏れている。
その顔には桜木さんの面影一つ残っていない。
私は手斧を刺したまま柄を離し、後退りした。
「桜木さん…思い出して。お願いだから笠原さんに手を出さないで…。」

>>214‥野さん、梯子に登るんだ!!」
誰かが叫んでいる。
声の方へ目をやると、そこに居るはずのない樋浦さんと東堂君の姿があった。
二人のもとに走り寄りたい気持ちを抑え、梯子を上がった。
216桜木 ゾンビ ◆TjAvbk1aao :2006/08/25(金) 09:32:05 ID:N01FMr5i0
>>213「いやああぁぁぁっ!!」
背中に衝撃を感じる。痛みは無い。
ただ、本能のままにニクをむさぼる行為の邪魔をされたことに対する
怒りの表れとして、衝撃を受けた方向に振り向く。

・・・・ニクダ。知ッテイルニクダ。・・・カミツカネバ・・・
起き上がり目の前のニクに掴みかかろうとしたその瞬間、そのニクが何かを喋った。
「桜木さん…思い出して。お願いだから笠原さんに手を出さないで…。」

「サクラギサン・・・オモイダ・・・」「・・・カサハラ・・・テヲダサナイデ・・・」
・・・コノ声ハキイタコトガアル・・・『サクラギサン』・・・?『カサハラサン』・・・?

聞いたことの有る、何か本能とは違う部分に作用するその言葉に気を取られている間に、
目の前のニクは後ずさりして、梯子を上っていった。

手を伸ばしてみるが、届かない。何度か繰り返してみて届かないことを知り、
そのニクには興味を失い、また足元のニクの咀嚼に戻る。
・・・・『サクラギサン』・・・
何故かその言葉が何度か浮かび、その瞬間はニクの咀嚼行為をやめ、少し考える。

・・・アノコトバハキイタコトガアル。ナツカシイコトバダ。
イマジャナイトキ、オレガイキテイルトキ・・・イキテイルトキ・・・?
・・・・ワカラナイ・・・ニク・・・
217東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/25(金) 23:00:07 ID:5XqpPI3iO
【二日目 0:23 ホームセンター 駐車場】
>>214樋浦さんが走り出し、俺も付いていく。
ごめんなさい、俺が見つかったから…
…畜生!ここまで来て死んでたまるか!!段々数を増やしていくゾンビから逃げるため、懸命に走りる。

>>211「ぐぁああぁあぁぎゃあぁあああ!!」
ひ…悲鳴!?この声…まさか笠原さん!?
笠原さんの腹はゾンビに噛みちぎられ悲鳴も次第に小さく力無くなっていく。
俺はもうそっちを見れなくなっていた。聴覚も視覚も半ばマヒさせて走り、
梯子へとたどり着いた。
218蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/26(土) 08:31:06 ID:L4a3Y+ITO
【2日目 0:45 ホームセンター 屋上】

豪雨は止み、月明かりがほのかに周囲を照らす。

屋上から樋浦さんと東堂君を探した。
二人はゾンビを交わしながらこちらへ走って来る。
ゾンビは標的を定めたかの様に二人を追って来る。
早く早くっ!
次第に二人の必死な形相も見て取れる程の距離になった。

梯子の傍には…。
ソレは横たわる笠原さんに食らい付くのを止めて、ぽかんと空を見ていた。
その様子に違和感を感じ、暫く行動を監視した。

ガタ…
梯子が揺れ、音を立てた。
東堂君が梯子に手を掛けている。
>>214>>217「急いで登って!」
219樋浦 男 42  ◆0SpbexsBIw :2006/08/26(土) 14:30:17 ID:4tfH5hpM0
【2日目 0:45 ホームセンター駐車場→屋上へ登る梯子→屋上】
命からがら梯子に辿り着く。
>>218「急いで登って!」
屋上から蝶野さんの声がした。
すぐ近くでは笠原くんに二匹のゾンビに群がられ喰われている。
その内の一匹、背中に斧を突き刺したゾンビの服装…体格…もしかして桜木くん!?
つい数時間前は仲間として共にゾンビから身を守っていた同士が喰う者と喰われる者に
別れている…。そしていずれ笠原くんも喰う者に回るのか。
(冗談じゃねぇ…俺は…俺はあんなのになりたくねぇ!)
あまりの凄惨な光景に恐怖と吐き気を催してきた。

ドガッ…メキメキメキ…バリン!!

事務所のほうで何か大きな音がした。
その直後、ゾンビが事務所の入り口から姿を現す。

「おい!やべぇ!!にーちゃん早く上がってくれ!!!」

にーちゃんを急かす。まだ俺の位置ならゾンビから手が届く。
事務所から出てきたゾンビは俺達の存在に気がつき梯子に寄ってくる。

ゾンビが足を掴もうと伸ばした手を振り払い、何とか安全な位置まで登る事が出来た。
続々と事務所からゾンビが現れ、梯子の傍で俺に向かって手を伸ばしている。

「まるで芥川の『蜘蛛の糸』の気分だぜ…俺はカンダタ…この梯子は蜘蛛の糸か。」
マンホールの時は極楽への糸はぷっつり切れたが…頼むぜ、今度こそ切れないでくれよ。。。

俺とにーちゃんは屋上へと這い上がる。
そこには蝶野さんがいた。

「ゼエゼエ…他の連中は…ゼエゼエ…どうした?…お嬢ちゃんやマサキくんは?」
220東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/26(土) 16:30:37 ID:un2StHuKO
【2日目 0:45 ホームセンターの屋根】

「早く登って!!」
「おい!やべぇ!にーちゃん早く上がってくれ!!!」
2人の言葉にハッとし梯子を駆け上る。樋浦さんも何とか奴らの手を振り払って上へたどり着いた。

屋上にいるのは樋浦さんと蝶野さんと俺だけだ。
「ゼエゼエ…他の連中は…ゼエゼエ…どうした…?お嬢ちゃんやマサキくんは…?」
息も切れ切れに樋浦さんが言う。
俺も重ねて蝶野さんに質問する。
「ハァ…ハァ…マサキ…さんは…?なつきちゃん…もハァ…ハア一緒じゃないん…ですか?」
221蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/26(土) 18:50:38 ID:L4a3Y+ITO
【2日目 0:45 ホームセンター 屋上】

二人が屋上へ上がると恐る恐る下の様子を窺った。
案の定、追って来た奴らと事務所から出て来た奴らが群がり蠢き、梯子の足元は悍ましい光景だった。
その内の数体が見様見真似か梯子を登ろうとする仕草を見せた。

このままにしといたら奴らが上がって来るか、梯子を持ってかれる!
>>219>>220「‥ちょっと、その前に梯子を引き上げるの手伝って下さい!」
222東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/26(土) 21:09:15 ID:un2StHuKO
【2日目 0:45 ホームセンター 屋上】

>>221「あ…はい!手伝います!」
だいぶ息も落ち着いてきたが、四つん這いで梯子に寄る。屋根はデコボコしていて動きにくいな。

下を覗くと数十人ものゾンビが群れ、手を突き出したり唸りを発したりしている。俺達を欲しているんだ…。
その中の何人かは梯子に手を掛けるような動きをしていた。
まさか…梯子に登る気かよ!?慌てて梯子に手を掛ける。
「これ…引っ張ればいいんだよな?」
223なつき ゾンビ  ◆Idh4M59kpE :2006/08/27(日) 08:49:41 ID:tm8hfXiD0
【2日目 0:45 ホームセンター 駐車場】

 ひらいたひらいたひらいたひらいた
 そとのおとがひとのにおいはおいしいごはんたべる

なつきだった少女の姿をしたそれは、ゾンビの群れに押し流されて駐車場へ出た。
途中、壊れた人形のようなものがアスファルトの上に転がっているのに足を取られたが、彼女は気にする素振りもなく前に進む。

 うえでおとがするだれがいるのどこでごちそうどこに?

彼女が天を仰ぎ見ると、ホームセンターの屋上になにか動く影が見えた。
そして、屋上へと繋がっている鈍く光る梯子を見つけてそれにしがみ付く。
食べ物にあり付くべくよじ登ろうとした彼女は、上から梯子に手をかけた影と目が合った。

 だれだれだれみつけたごはんどこでみたきがするわからないしらないだれだっけ

 ――――おいしそう。
224樋浦 42 男 ◆0SpbexsBIw :2006/08/27(日) 10:33:31 ID:xoploSGh0
【2日目 0:45 ホームセンター 屋上】
現役だった頃ならこの位なんでもなかっただろうが、2年間、体を遊ばせていたせいで
すっかり並みの中年の体力に落ちちまったらしい。
やっぱ禁煙しなきゃ駄目だな、こりゃ…。
>>221「‥ちょっと、その前に梯子を引き上げるの手伝って下さい!」
…そんな慌てなくても…あいつらは梯子を登るほどの知能は…少し休ませろってーの…。
蝶野さんに急かされ、仕方なく梯子を引き上げるのに手を貸そうと下を見た。
「げっ!」
梯子を掴んでやがる!こいつら、人間だった頃の知性がまだ残ってるのか!?
慌てて梯子を掴み引っ張り上げる。
連中と綱引きしたら多勢に無勢。あっという間に引っ張り込まれちまう。

梯子を上げてる最中梯子を掴んでるゾンビの中の一人と目が合う。
「…お嬢ちゃん。。。なんてこったぁ…クソ!」
目立った外傷はない…が、これだけのゾンビに囲まれて何もされていないという事は
すでにお嬢ちゃんは人間ではなくなってしまってるって事だ。
「二人とも、呼吸を合わせて一気に引き抜くぞ…1・2・3!」
225救助 ◆XYndhCe37s :2006/08/27(日) 11:49:17 ID:Q1dR/zPLO
遠くから微かに何かが聞こえる・・・・・

月はまた雲に隠れ辺りは闇に包まれた・・・

駐車場内のゾンビは屋上を見上げホームセンターの回りを徘徊している。

ゾンビの呻き声に掻き消されながら遠く微かにヘリのプロペラ音が聞こえてくる・・・・・
226蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/27(日) 13:52:07 ID:ZgrKyK5BO
【2日目 0:45 ホームセンター 屋上】

無事、梯子を引き上げると俯きながら話し出した。

>>222>>224「他の三人の事だけど…結論から先に言います。
マサキ君と笠原さんはゾンビに殺られました。
なつきちゃんは見失って分から…。」
そこまで言って涙声に変わった。

「マサキ君は自ら死を選んで正面の硝子を割って…。彼が…。」
言うべきか一瞬迷い、真実を伏せた。

「…それで奴らが入って来て、なつきちゃんを見失って…。」
「奴らが押し寄せて来て、屋上へ避難しようと外へ出た時、笠原さんが襲われて…。」
「そこに桜木さんが…。」
227樋浦 42 男 ◆0SpbexsBIw :2006/08/27(日) 22:11:02 ID:hcTu9ul60
2日目 1:00 ホームセンター 屋上】
>>226「他の三人の事だけど…結論から先に言います。 マサキ君と笠原さんはゾンビに殺られました。
なつきちゃんは見失って分から…。」

マサキくんもか…お嬢ちゃんは…何故こんな事に…。

「マサキ君は自ら死を選んで正面の硝子を割って…。彼が…。」
「なんだって!正面のガラスを!?」
蝶野さんが言い掛けた事の続きはおおよその察しがつく。
裏切り者の正体は奴だったんだ…あの野郎。。。
自殺にすんのに今日たまたま出会った人間4人の命を巻き添えにしやがって!
俺には理解できねぇ…奴は生きながらゾンビになっちまってた…そうとしか…。
「…それで奴らが入って来て、なつきちゃんを見失って…。」
「奴らが押し寄せて来て、屋上へ避難しようと外へ出た時、笠原さんが襲われて…。」
「そこに桜木さんが…。」
「OK、分った…もういい。あんたはよく頑張った…頑張ったぜ。」
俺は涙声の蝶野さんの背中をポンポンと叩いた。

「こっちは…俺がドジっちまってな。まあ、にーちゃんが自衛隊員と接触できたらしい。
その内助けがくるはずだ。…何時になるかは分らんが。それを信じて待つしかない。
希望は捨てちゃ駄目だ。俺達は助かる…必ずな。」
流石に俺も体力の限界にきた。
屋上に大の字に横になり空を見上げる。
まだ小雨が降り、雨がシャワーのように心地よく感じる。
今日は…薬や酒無しでも眠れそうだ…ぜ。

バタバタバタバタ…

「ん…何か聞こえないか?」
あれはひょっとしてヘリのプロペラ音か!?
俺は慌てて飛び起き、袋からライトを取り出した。
228蝶野 22 女 ◆gHnmkUmKio :2006/08/27(日) 23:55:42 ID:ZgrKyK5BO
2日目 1:00 ホームセンター 屋上】

私の心情を察してか、樋浦さんはそれ以上追求せずに止めてくれた。
背中に当たる手が暖かい。
「すいません…。」
ぽつりと呟き、涙を拭い去った。

>>222>>227「…そうだったんですか。
二人共、無事で良かったです。
東堂君が自衛隊に頼んでくれたならきっと救助来ますよ。
ラジオでも雨止んだら救助続行するって…。」
言いかけたところで、樋浦さんが言った。

「ん…何か聞こえないか?」
耳を澄ますとゾンビの唸りとは別に上空からプロペラらしき音が聞こえた。
暗い夜空を見上げ、望む姿を探した。
229東堂 男 17 ◆bg5irfTuqA :2006/08/28(月) 13:49:16 ID:maaBzextO
【2日目 1:00 ホームセンター屋上】

梯子を引き上げ、まずは安全になった。ほっと溜め息が出る。

すると蝶野さんがポツリポツリと話しだした。
「他の三人の事だけど…結論から先に言います。
マサキ君と笠原さんはゾンビに殺られました。
なつきちゃんは見失って分から…。」
声が震えている。樋浦さんが蝶野さんを優しく慰めていた。
蝶野さんの言葉は続く。
「マサキ君は自ら死を選んで正面の硝子を割って…。彼が…。」
意味が理解できなかった。…自ら死を選らんだだって?それで正面のガラスを!?

「奴らが押し寄せて来て、屋上へ避難しようと外へ出た時、笠原さんが襲われて…。」
「そこに桜木さんが…。」

「あのバカ野郎がぁっ!!」激しい憤りを込め、天井を殴りつける。
自ら死をだぁ!?なつきちゃんも笠原さんもテメェのせいで死んじまったじゃねえか!!
クソっ!…もう少しで…助かると思ったのに……自衛隊も来れば…みんな…。
230明日 ◆XYndhCe37s :2006/08/29(火) 00:21:29 ID:1lsYcY6Y0
漆黒の空に数機のヘリが散開している。

樋浦が天に向かって翳すライトの光りは暗闇の中で一際目立つ・・・・・

散開していたヘリの1機が離脱し、やがてプロペラ音大きくなる・・・・・・・

・・・月明かりに照らされ・・・ヘリの機影が見える・・・・・





             
              


樋浦 42歳・・・元消防士、2年前に同僚を失い退職。その後、S市で酒浸りの生
活を送っていたが極限状態の中、本来の自分を取り戻していく。
「神様…頼むぜ…もう失うのは俺の命だけでたくさんだ」

蝶野 22歳・・・S市には仕事で滞在。出勤の朝、異変にいち早く気付きホームセ
ンターに逃げ込む。危機的な状況の中でも気丈に振る舞っていた。
「…何かあったら一人じゃ危険だし…怖いから」
怖いから…それが本音

東堂 17歳・・・合宿でS市に滞在中ゾンビと化した仲間に襲われホームセンター
に逃げ込む。生死を多く共にした樋浦とは奇妙な友情関係に結ばれる。
―案外、ゾンビも楽しいかもしれない。奴らは人を探して喰らう…それだけだ―



【以上生存者3名】
231樋浦 42 男 ◆0SpbexsBIw :2006/08/29(火) 00:22:07 ID:FNHYR0nP0
【2日目 1:00 ホームセンター屋上】
ヘリの夜間捜索は危険を伴う。
まして街中などでは電線や高層ビルなどの障害も多く、この暗闇の中では難易度が高い。
そんな危険を冒して救出にきてくれたのか!?
幻聴?いや、そうじゃない。
目的は分らないがヘリは間違いなくこの近辺にいる!!

「にーちゃん、蝶野さん!ライトでも何でもいい!こっちの位置を知らせるんだ!!」
俺はライトを片手で持ち、上空に大きく円を描くように振った。
SOSモールスをライトで点滅させる方法は上空からでは見落とされる危険が高い。
頼む!気付いてくれ!!
俺は手が千切れんばかりに大きく回した。
232明日 ◆XYndhCe37s :2006/08/29(火) 00:23:01 ID:1lsYcY6Y0
桜木 29歳・・・イベント『日没』にて死亡。噛まれた後、仲間の無事を見届け
自害するがゾンビ化してしまう。
「もし、俺が噛まれたら・・・噛まれた場所を切り落としてくれ。頼む」

秋田 22歳・・・イベント『血死』にて死亡。樋浦の手によりゾンビ化は防がれ
永遠の眠りにつく。
「世の中ってこんな理不尽だっけ?いや、けっこう理不尽かも・・・」

岬 31歳・・・イベント『闇夜』にて死亡。噛まれた後退路を開く為、水蒸気爆
発を起こし自ら命を断つ。
「花火、好きか?俺は好きだ。爆発する奴が特に好きだな」

マサキ 22歳・・・イベント『崩壊』を引き起こし死亡。罪の意識に苛まれ、結
果最悪の選択をしてしまう。死体は無数のゾンビによって喰われる。
「きっと…この世に安全圏なんてないですよ」

豊見山なつき 11歳・・・イベント『崩壊』にて死亡。逃げ遅れた末、岬の言葉
を胸に息絶えた。後に傷口からの感染によりゾンビ化。
―岬さんの言葉がよみがえる。ごめんなさい、私はやっぱりまた下を向く―

笠原 26歳・・・イベント『生還』にて死亡。臆病ながら懸命に恐怖と闘い最期
に力尽きた。後にゾンビ化した桜木に喰われる。
「よし、生きてここを出られたらみんなで美味しいものでも食べにいこう」


【以上死者6名】

      『ゾンビゴッコ』
          −END−
233 ◆Masaki/Uzw :2006/08/30(水) 20:01:31 ID:fG7B3ZVvO
保守
234本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 19:58:07 ID:To968Qs30
あと4分の1も残っているけどどうするの?
結構面白かったけど
235本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 19:59:00 ID:To968Qs30
あと4分の3でした、すみません
236本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 01:27:00 ID:Qp0oGn+B0
このまま落としませんか?
現状で再利用の予定はありませんし。
次回作は別スレを立ててそこから始める予定ですから。
237本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 12:55:07 ID:T5zYQuTSO
再利用かもしれんので一応保守
238ゾンビゴッコ体験版 ◆5XArdeW8oU :2006/09/07(木) 01:32:09 ID:QOUdjTH60
舞台:S市中心部にあるコンビニエンスストア「キコマート 南神楽町店」

時間:1日目 AM10:00からスタート(ホームセンター組と同じ時間)

制限:体験版なので必ず「コンビニに向かう(もしくは居る)」という行動をとって下さい。
   参加人数は先着5人までとさせて頂きます(多くなると収拾つかないので)。
   3人以上参加表明者が現れたら始めます。
   短期実験ゲームですからなるべく間を空けず書き込める方が望ましいです。

時間:本格始動の妨げにならないように9/23を終了期限いたします。

ルール:現在状況確認スレで話し合われているルールを実験的に採用していきます。

「キコマート 南神楽町(みなみかぐらまち)店」の説明。
一般的なコンビニです。5階建てビルのテナントの一つとして入ってます。
1F キコマート
2F 美容院
3F 歯科医
4F 設計事務所
5F ビルオーナー住居
近所には郵便局、電話局、消防署、警察署、市役所の出張所、住宅地があります。
239GM強行偵察型 ◆5XArdeW8oU :2006/09/07(木) 01:50:41 ID:QOUdjTH60
開始前なんで一応age
240GM強行偵察型 ◆5XArdeW8oU :2006/09/07(木) 01:55:16 ID:QOUdjTH60
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1153923432/

参加希望の方はこちらをまず熟読してくださいませ。
241半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/07(木) 04:54:25 ID:mzEWb3BzO
氏名:半村 千香
年齢:24
性別:女
性格:強情
特技:元テニス部
その他:関西出身
242半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/07(木) 08:54:29 ID:mzEWb3BzO
一応プロフに追加です。
職業:フリーター(古着屋バイト)
服装:長袖Tシャツにジーンズ
243矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/07(木) 13:22:42 ID:cKpK5SSaO
氏名:矢神 健吾
年齢:34
性別:男
性格:面倒臭さがり

職業:自営業
服装:礼服
特技:暗算
備考:なし

GM様よろしくお願いします。
244子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/08(金) 00:52:17 ID:nhdwxVI70
今きた産業
245子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/08(金) 00:55:16 ID:nhdwxVI70
軍がことりばこを兵器として利用しようとする案も本格的にあったらしいしな。











このスレは人類が触れてはいけない禁忌に触れていることは皆、

体で感じているはずだ。


“リトルボーイ”

命の重さが軽かった時代。
246子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/08(金) 00:56:12 ID:nhdwxVI70
軍がことりばこを兵器として利用しようとする案も本格的にあったらしいしな。











このスレは人類が触れてはいけない禁忌に触れていることは皆、

体で感じているはずだ。


“リトルボーイ”

命の重さが軽かった時代。
247本当にあった怖い名無し:2006/09/08(金) 16:09:02 ID:i3My7DINO
なんだこのスレ?
ロムってみたが下手なゾンビ映画より面白いんだが
248井林 15 男:2006/09/08(金) 20:35:30 ID:hIdHEgVwO
氏名:井林 琢磨
年齢:15
性別:男
性格:地味
職業:中学生

服装:夏服、運動靴

容貌:手入れされていない髪形、目にかかった前髪
その他:卓球部所属
249 ◆xpLghco336 :2006/09/08(金) 20:37:43 ID:hIdHEgVwO
いきなり酉付け忘れました・・・。
・参加人数を先着5人から6人へ増やします。

・第二拠点として喫茶店「HERO(ヒーロー)」を追加します。
 それに従ってプレイヤーは「キコマート」か「HERO」の2店舗のどちらかへ
 向かう(または居る)という選択をして頂く事になります。

喫茶「HERO」の説明。
「キコマート 南神楽町店」とは幅6mの道を隔てて正面向かい側にある喫茶店です。
席数は20席程度で3階建てのビルの1階のテナントとして入ってます。
通りに面して大きいガラス窓がはまっており、入り口は横にスライドする自動扉です。
2Fのレンタルショップと繋がりが深く、店のテレビでは様々なアクション映画がBGM代わりに流されています。
それ以外はプレイヤーの想像力にお任せします。

1F HERO
2F ビデオ&CDレンタル
3F ショットバー

キコマート及びHERO関係者での参加も可能ですが、開始後立候補が無き場合は
NPCとして登場させます。
251死の足音 ◆5XArdeW8oU :2006/09/08(金) 22:39:13 ID:F5joeh+K0
【1日目 10:00 南神楽町交差点】←表記方法はこんな感じで【日にち 時間 場所】

普段ならば車やバスが行き交うこの通りは、まるで夜のように静かだった。

「死」はまだ姿を現していない…だが、着実に近づいている。

そう、君のすぐ後ろまで…。

さあ、逃げろ!「死」が君を抱すくめるその時まで。

※GMより
・このレス以降プレイヤーはレスを投下できます。

・10レス毎に1時間経過します。
例:交互に「プレイヤーA」「プレイヤーB」「プレイヤーC」でレスしていくとして、
「ABCABCABCA」ここまでで1時間。次のBは11:00になります。

・ただし「キコマート」or「HERO」に入店した時点で時間軸が変わるので注意してください。
例:AとCが2レス目で「キコマート」入店 Bが3レス目で「HERO」に入店とすると
ABCABCB(ここで7レス消費してます。)
キコマート側はACAと3レス消費して次のCから11:00となります。
一方HERO側のBは一人で3レス消費して4レス目から11:00となります。
252井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/08(金) 23:23:33 ID:hIdHEgVwO
【一日目 10:00 住宅街公園】
母親には学校に行くといって家を出た。
嘘だ……学校なんか行かない。行けるハズがないんだ…あのクラスに……。

僕は人目を避けながら、というのも平日のこんな時間に白のワイシャツを着た中学生がいるのではマズイ。
不思議なくらい人通りがなかったので、お目当ての背の低い滑り台のある公園のベンチに腰掛けた。

「あ…」
しまった、学校に連絡するのを忘れてしまった……。
随分長い間、考え事をしていたみたいだ。とりあえず公衆電話を探そう
253半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/08(金) 23:40:08 ID:FOItLI1mO
【1日目 10:00 古着屋】

「あら?おかしいなぁ」

私の名前は半村千香(はんむら ちか)。
学生の頃は「はむ」なんて呼ばれたこともあったなぁ。
これでも一応大卒なんやけど…訳あって今は一人暮らしで
フリーターの身。友達がやってる古着屋でバイトさせてもらってる。

で、何がおかしいのかと言うと…
今日は時間どおりに店に来たのに、なぜか閉まってた。
他のバイトの子らも来てない。休みなんて聞いてないけどなぁ。

まぁそんな訳で、今日は仕事は無し!ホリデイ!
…そんなアホな。とりあえず、合鍵で事務所に入ってみた。
…真っ暗。やっぱり、誰もおらんなぁ…
「困るなぁ、二村君」
二村(にむら)って言うのはこの店やってる友達の名前。
私と同級生のくせに、私よりずっとしっかりしてる。
あ、ちなみに二村君は女の子です。通称「にむ」。
私だけでは店も開けられへんし、とりあえず連絡…
あ、携帯忘れた。しまったなぁ…まあええわ、ここでしばらく待とう。
254春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/08(金) 23:59:05 ID:Zb5ekGTOO
名前:春日 薫(カスガ カオル)
年齢:20
性別:男
性格:穏やか
職業:学生
            初めまして。カスガといいます!それでは、よろしくお願いします。
255春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 00:03:06 ID:5088T+H1O
すいません記入漏れです。
特技:空手、歌
服装:ジーンズにYシャツ。それにジャケットを羽織ったシンプルな感じ。

以上です。
256春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 00:17:29 ID:5088T+H1O
【1日目 10:00 自宅】

‐ピピピピッピピピピッ‐

「んだよ、朝っぱらからうるさいなぁ」

自分で前日にセットした目覚ましに文句を言いながらベットから這い出る。

「あー、今日昼から講義か・・・休んじゃおっかなー。天気もよさそうだし。」

そういいながら窓際に立ちカーテンを開ける。
眩しい日差しが部屋に差し込む。

「んー、やっぱいい天気じゃん。この時間なのにやたら静かだし、講義休んで公園でもいこっと!」

そう言うと薫は、着替えと身だしなみを整え、財布と煙草と携帯を持って自宅マンションを出ていった。
257矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/09(土) 00:28:27 ID:kC7qoGRmO
【1日目 10:00 東神楽町 歩道】

はぁ、はぁ、はぁはぁ‥
はぁ、はぁ、はぁはぁ‥

なんだ?‥一体どうなってる?…なんだ?…『アレ』は?‥
「はっ、はぁ‥畜生、ここはどこだ?」
息切れした俺は走るのを止める、しかし立ち止まる気になれなかったのでそのまま歩き続けた。
「よし!落ち着け、俺‥とりあえず頭を整理しろ」

走り疲れ足が痛むが歩くことは止めない…混乱した頭でも止まれば危険だと理解していたから…
ひたすら前へと進む。
258井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/09(土) 01:11:55 ID:+zhEy/an0
【1日目 10:00 住宅街】
ベンチの下にしまった学生鞄を引っ張り出し、早足で門を抜けたその時。

『バン!!』

と公園の反対側から耳障りな音がした。奥の方に目をやると、木木の隙間から数
人が車を囲んでいるのが見えた。
……こんな朝から車上狙い??
荒れているのは中学だけでは無いらしい。僕はまた学校にいた時の、あの行き場
の無い不安感を思いだし、急ぎ足で公園を出た。

この住宅街は道が狭く、行き止まりが多い。
そのくせさらに細い道が横に何本も入り組んでいて、まさに迷宮の様になっている。
僕は昔からここに住んでいるので、このS市の平安京と例えられるこの街の地図はしっかり頭に入っている。
最近になって再開発が進み、ホームセンターが出きたのだが、狭い路地に強引に入りこむ車が増えたので、住民からは嫌われている。

そのホームセンターの商品運搬口側を左に曲がった時である。

「……えっ…」

けして広くない通りに、サーキットの様なタイヤの跡が残っており。
なんとその跡と同じ方向に赤い斑点が追うようについてある……。

…そしてその斑点の正体は……血だった…。
259白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/09(土) 01:12:13 ID:9pgRAgkoO
氏名:白石 睦
年齢:23
性別:女
性格:世話好き
職業:「HERO」ウエイトレス
服装:制服(白ブラウス、黒スカート)
特技:観察、推察
備考:無し

どうぞよろしくお願いします。
260坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/09(土) 01:22:44 ID:+ohPr2IAP
氏名:坂口 智(サカグチ トモ)
年齢:23
性別:男
性格:優柔不断、のんびり

職業:本屋のバイト
服装:白シャツにベージュのパンツ
特技:エクセル

皆さんよろしくお願いします。
261春日薫 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 01:52:15 ID:5088T+H1O
【1日目 10:00 自宅→南神楽町】

自宅近くの公園にいたのも束の間、またまた、歩いている。
あ、そういえば南神楽町にイイ喫茶店あるんだよね。あそこ行ってみよっと。
自宅から南神楽町。
そう遠くない距離だ。歩いて15分ってとこかな?

歌を口ずさみながら、しばらく歩いていると道端にうずくまっている男の人がいた。
・・・ん?どしたんかな?
「あのー、大丈夫ですかー?」
と、一応声をかけてみる。
ピクッと反応したその男がこちらに振り返った。
振り返ったその目は濁っていて生気が感じられなかった。
・・・おいおい、この人なんなんだよ。
男はうめき声をあげながら、ゆっくりだが両手を伸ばし俺に近づいてきた。
・・・ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
その動きを見た俺はあまりにも得体の知れない恐怖を感じ逃げ出してしまった。

「はぁはぁ、今のなんなんだよ〜!絶対おかしいってば!」
恐怖のために、パニックになりながらも走っていると目の前に喫茶店が見えて来た。          ・・・HERO・・・
喫茶店だ!あそこに入ってとりあえず事情を聞いてもらおう!
そう考えると、すごいスピードで喫茶店に向かって走っていった。
262死の巣 ◆5XArdeW8oU :2006/09/09(土) 01:53:16 ID:UrSdK1xT0
その糸はまるで蜘蛛の糸のように6人を絡め獲る。

そしてその頭上で静かに「死」が様子を見ている。

別な巣では9人が掛かったようだ…。

「死」はゆっくりとその姿を現しつつある。

この運命の糸から逃れられる者は果たして…。

※GMより(このレスは時間経過に含まれません)
今回のプレイヤー募集はこれで終了させていただきます。
参加希望の方は本格始動まで暫らくお待ち下さい。
263半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/09(土) 02:11:43 ID:IKYAJjIaO
【1日目 10:00 古着屋】

「…ヒマやなぁ」
いつまで待っても誰も来んし、電話も鳴らへん。
こういう時って、時間が経つのがえらい遅く感じるよなぁ。
はぁ、まあタバコでも…って、タバコも無い。ハコだけや。
携帯も忘れるし、なんか私、ちょっとダメな子みたいやん…
ちょっと歩くけど、近所にコンビニがあるからそこまで買いに行こ。

とりあえず戸締まりだけして、私は店を出た。
264坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/09(土) 02:19:23 ID:+ohPr2IAP
【1日目 10:00 自宅駐車場】

「ふんふんふ〜んっと。」
ヘッドフォンを耳に架け、音楽を聴きながら自転車にまたがる。
家からバイト先まで15分、今までどんなに飛ばしても15分の壁は破ったことはない。
ま、バイトは10時からだけど…俺が遅刻しないわけないしね。
「ふんふ〜ん〜〜。」

あれ?今日ってなに?なんかの日?…車が全然走ってないや。ならバイト暇だといいなぁ。
そんなことを考えつつ大通りを飛ばす。角を曲がり、本屋へ続く道へ入ったその時。
「うわぁ!」あわててブレーキをかける。

黒い猫が自転車の前を横切る。
なんだよ、あぶないなぁ…しかもなんか縁起悪いし。気を取り直し自転車を進める。
次の角を曲がってまっすぐ行けば、本屋。今日はなんか15分切りそうな気がする。

『ドンッ』
265白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/09(土) 02:32:49 ID:9pgRAgkoO
【1日目 10:00 住宅街→HERO前通り】

遅いなぁ…。
9:40発…いつも乗るバスが一向に来ない。
渋々自宅へ引き返し、自転車に乗って住宅街を飛ばした。

ん?どうしたんだろ?
公園前通りの人だかりが気になって漕ぐ足を緩めた。
鍵でも無くしたのかな?
タイヤは転がり、視界からゆっくりと人だかりが消えていった。

「HERO」のある通りへ出て見ると、窓のブラインドが下りたままだった。
あっ、またマスター来てないな。
遅刻がバレずある意味ラッキーと思いつつ、店の脇に無理矢理自転車を停めて、バックから鍵を取り出した。
266春日薫 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 02:51:19 ID:5088T+H1O
【1日目 10:00 HERO前】

息を乱しつつ俺は喫茶店に辿り着いた。
さっきのやつおってきてないよなぁ・・・?
ふと思い、ビクビクしながら振り返ってみる。しかし不安とは対象にさっきの男の影も形も見当たらない。
「あー、ホント良かったよぉ。」
追ってこないとわかった事で少しは冷静さを取り戻してきたらしい。さっきより思考がまともに働くな。

「ってか、せっかく店来たのにまだ開いてないって・・・。」
仕方がないのでとりあえず店の脇に一人で座り込み息を整える。
そこでさっきの出来事を整理してみた。
よくよく考えたらさ、こんな話したって相手わけわかんないだろ。別に何されたわけでもないしさ。
俺一人でてんぱってかなり恥ずかしい思いするとこだったじゃん!
向いのコンビニを眺め、そんなことを考えながら煙草を吸っていた。
あー、コーヒー飲みたいな・・・。
267子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 03:55:46 ID:sWO4did80
【1日目 10:00 住宅街→HERO前通り】

遅いなぁ…。
9:40発…いつも乗るバスが一向に来ない。
渋々自宅へ引き返し、自転車に乗って住宅街を飛ばした。

ん?どうしたんだろ?
公園前通りの人だかりが気になって漕ぐ足を緩めた。
鍵でも無くしたのかな?
タイヤは転がり、視界からゆっくりと人だかりが消えていった。

「HERO」のある通りへ出て見ると、窓のブラインドが下りたままだった。
あっ、またマスター来てないな。
遅刻がバレずある意味ラッキーと思いつつ、店の脇に無理矢理自転車を停めて、バックから鍵を取り出した。

268半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/09(土) 05:17:47 ID:IKYAJjIaO
【1日目 11:00 コンビニ】

おかしい。コンビニには着いたけど、その途中、誰にも会わんかった。
まあそれはええとしよう。そんな日もあるかも知れへん。
でも、もっとおかしいのはコンビニにも誰もおらん事や。客も店員も。
とりあえず自販機でタバコは買えたけど、他にも買い物するつもりやったのに…

ふと振り返ると、喫茶店の横でタバコ吸いながら座り込んでる兄ちゃんがおる。
感じわる…よくコンビニの前で溜まってるアホもおるけど、
あんなんと同じ人種なんやろか。
269白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/09(土) 05:51:22 ID:9pgRAgkoO
【1日目 11:00 1F HERO】

マスターの遅刻はいつもの事…酷い時は昼過ぎにご出勤。
そのくせ、珈琲を勝手に出すなだの、勘定が遅いだの口煩くていやんなる。
そんな事を考えながら、黙々と開店準備を熟していった。

‥もうこんな時間。
私は店を開けて待つことにした。
ブラインドを上げると薄暗かった店内に眩しい光りが射す。
自動ドアの電源を入れ、店先にマットを敷こうとすると、地べたに座り込んだ男性がそこに居た。

>>266「あ‥お待たせしてすみません。
マスター出払ってて今、珈琲はお出し出来ませんがよろしければどうぞ…」
270矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/09(土) 11:17:41 ID:kC7qoGRmO
【1日目 11:00 東神楽町→南神楽町】

「クソッ!どのくらい歩いたんだ?…はぁ‥ちょっと限界‥どこかで休憩しようかな?」
冷たいコーヒーでも飲んで頭を冷やせば、今の自分の置かれた状況を分析できるだろう。
程なくして、喫茶『HERO』の看板が見えてくる。
「はは、ナイスだ!ここで少し休憩といこう」
しかし、喫茶店へ向かう足が止まる…
>>266店の脇に座り込んで煙草を吸う若者がいる。
「ちっ!面倒くせぇ‥まったくガキはどこでも座り込みやがって!うっとうしい!」
喫茶店に行く気が失せた俺は向かいのコンビニに入った。
271子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 12:26:19 ID:sWO4did80
            \   知らんがな   /
  ∧_∧        \  (´・ω・`)   /    ▲
 (´・ω・`)お茶飲むがな \∧∧∧∧/   ( ´・ω・) 空も飛べるがな
 ( つ旦O         < の 知 > ((( (νν
 と_)_)            <    ら >     )ノ
──────────< 予 ん >───────────
              ..<    が >    /''⌒\
  ( ´・ω・)知らんがな < 感 な >  ,,..' -‐==''"フ  /
〜  (_ ゚T゚         /∨∨∨∨\   (n´・ω・)η  しらんがなー
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            /   (´・ω・`)   \(_)_)
           /   くまさんもおるで \
272子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 12:31:59 ID:sWO4did80
            \   知らんがな   /
  ∧_∧        \  (´・ω・`)   /    ▲
 (´・ω・`)お茶飲むがな \∧∧∧∧/   ( ´・ω・) 空も飛べるがな
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 と_)_)            <    ら >     )ノ
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           /   くまさんもおるで \
273子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 12:32:42 ID:sWO4did80
            \   知らんがな   /
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 (´・ω・`)お茶飲むがな \∧∧∧∧/   ( ´・ω・) 空も飛べるがな
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274子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 12:33:59 ID:sWO4did80
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275半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/09(土) 12:39:44 ID:IKYAJjIaO
【1日目 11:00 コンビニ】

「すいませーん…」
ほんまに誰もおらんのかなぁ…私がレジの前で途方に暮れていると、
なんかイラついた感じのおっさんがズカズカ入って来た。
うわぁ…こっちもややこしそうやなぁ。目、合わさんようにしよ。
それにしても、町から人が消えた訳やなかったんやなぁ。
財布をあさる振りをしながら、そんなしょうもない事を考えていた。
276子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 13:08:02 ID:sWO4did80
            \   知らんがな   /
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 (´・ω・`)お茶飲むがな \∧∧∧∧/   ( ´・ω・) 空も飛べるがな
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277春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 13:54:25 ID:5088T+H1O
【1日目 11:00 HERO前】

店が開くまでと思いつつ待っていたが中々開かない。途中女の子が一人コンビニに入って行くのが見えた。
喫茶店開かないし、俺もコンビニでコーヒー買ってすませるかな。
なんて、思ってると一人の男が来た。喫茶店に向かって来たと思ったら、俺を一瞥すると、コンビニに入っていった。
・・・あんだよ、あのおっさん。すげー睨まれたんだけど。
不信感を覚えつつ、男が入っていったコンビニに目をやって初めて気付いた。
あれ、店員いないの?
開いてるコンビニに店員いないっておかしな話だよなー。
なんて考えていると、喫茶店のブラインドが開きドアから女の子に声をかけられた。

「あの、お待たせしてすみません。マスター今出払ってて、珈琲お出しできませんが、よろしければどうぞ・・・」

えっ・・・、コーヒー出せないのかぁ。かといってこのまま戻るのもさっきのヤツまだいそうで嫌だしなぁ。

とりあえず俺は、
>>269「あ、そうですか。じゃあ入らせてもらいます〜」
そう言うとHEROの中へ入った。
278坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/09(土) 14:03:49 ID:+ohPr2IAP
【1日目 11:00 HERO前通り】

>264『どんっ』
角を曲がってすぐ、道の真ん中に転がっていた自転車につまずき、自転車ごと転ぶ。
「いってて…なんだよ。」足を見るとズボンが破け血が出てる。
誰だよこんなところに自転車置いて…。っはぁ、せっかく新記録だったかもしれないのに。
自転車をおこしながらぼやく。
ふと、前を見ると喫茶店「HERO」の前だった。うちの本屋がいつも本を配達してるところなので
顔見知りだけど…白石さんに治療してもらおっかな〜っと。

そう思ってると、丁度若い男が一人中に入っていくところだった。

この怪我なら、うん、遅刻の理由にはなるな。「HERO」の扉を開け、中に入りながら声をかける。
「おはようございま〜す。」

279矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/09(土) 15:04:04 ID:kC7qoGRmO
【1日目 11:00 コンビニ 店内】

店に入り缶コーヒーを取りレジに向かう。
不意に手に持っていたセカンドバッグがないことに気付いた。
「あれ!?‥なんで無いんだ…クソッ‥財布もバッグの中だ…」
ポケットを探るが小銭はない…>>275この女に借りるか!?そんなことを考えていると上着の内ポケットの物を思い出した。
袱紗に包まれた祝儀袋。
「どうせ今日は渡せそうにないし…面倒くせぇ、使っちまうか」
‥ていうか、この女何時までレジに時間かかってんだ?
「ありゃ?」
店員がいない…!?
「店員は?」
前にいた女に話しかける。
280半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/09(土) 15:20:20 ID:IKYAJjIaO
【1日目 11:00 コンビニ】

>>279「店員は?」

「エッ」
うわ、話しかけてきよった。思わずビクッてなってもたやん。

「あ、えーと…なんか、おらんみたいで…私もどうしようかと思って」

イラついてる、イラついてるでぇ、このおっさん…刺激したらあかんでぇ…
しかしこの格好、礼服やな。結婚式かな。それに、なんか汗だくや。
どんなシチュエーションやねん。あわてて水引きでも買いに来たんか?
でもコンビニのやつは失礼なんちゃうかなぁ。大きなお世話やけど。
281子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 16:35:17 ID:sWO4did80
            \   知らんがな   /
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 (´・ω・`)お茶飲むがな \∧∧∧∧/   ( ´・ω・) 空も飛べるがな
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282矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/09(土) 16:37:56 ID:kC7qoGRmO
【1日目 11:00 コンビニ レジ】

>>280「勘弁してくれ、俺は喉がカラカラなんだ…」
あいにくお金は諭吉が5枚‥レジに1万円置いて行くか!?……いや、ありえねぇ。
やはり、この女に借りるか‥しかし関西の人間は金に細かいからなぁ、面倒だ…
いや、待て待て!問題はそこじゃないだろ!?
なんでコンビニに店員が居ないんだ?おかしいだろ普通…
俺が駅で見た『アレ』が関係あるのか?

「お前‥少し聞きたいんだが、ここに来る迄にその‥なんだ、ちょっと変わった奴というか…おかしな連中見たりとかしなかったか?」
283子守唄 ◆q9zumOsNY. :2006/09/09(土) 16:54:40 ID:sWO4did80
            \   知らんがな   /
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 (´・ω・`)お茶飲むがな \∧∧∧∧/   ( ´・ω・) 空も飛べるがな
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            /   (´・ω・`)   \(_)_)
           /   くまさんもおるで \
284半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/09(土) 17:10:10 ID:IKYAJjIaO
>>282「お前‥少し聞きたいんだが、ここに来る迄にその‥なんだ、ちょっと変わった奴というか…おかしな連中見たりとかしなかったか?」

誰がお前やねん。失礼なおっさんやな。
「いえ、別に…て言うか、ここに来るまで誰にも会いませんでしたよ。
それが不思議で」

イラついてるかと思ったら、今度はちょっと怯えたみたいな態度やった。
やっぱりなんかあったんかな…今日初めて会う人間が
このおっさんだけやなんて、ちょっと不自然やもんな…

「あと私、半村って言います」
まあ、この店出たら二度と会う事もないやろけどな。大人やなぁ、私。
285白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/09(土) 17:29:46 ID:9pgRAgkoO
【1日目 11:00 1F HERO】

店内へ入って来た男性に、私は改めて言った。
>>277「いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ。
マスター戻るまでもう暫くお待ち下さいね。
こちらサービスです。」
冷水とクッキーを男性の着いたテーブルへ置いた。
男性の顔には見覚えがあった。
近くの大学生だろうか…一人で来ては物思いに耽ってる事が多い。

再び自動ドアが開く。
>>278おはようごさいま〜す。」
その声に私は振り向いた。
>>278「あ、おはようございます。あれ?今日集配日でしたか?」
カウンターへ入り、坂口さんにも冷水を出した。
286井林 15 男  ◆xpLghco336 :2006/09/09(土) 17:44:33 ID:+zhEy/an0
【1日目 11:00 住宅街→南神楽町】

しばらくの間、呆然と立ち尽くしていた………
さっき車上狙いらしきを目撃した直後だった。今度は轢き逃げだろうか‥‥??
ふと血痕から目を上げると、かすかな違和感を感じた。
もう朝から昼に移り変わろうとしているのに、ライトが点いている住居がチラホラ見えた。

「‥‥不気味じゃないか‥カーテンくらい開けたらどうだい‥‥‥」
その時だった。いままで人の気配すらなかった路地の傍から、男がすうっと現れた……。
一瞬、「中学生がこんな時間になにやっているんだ?」と聞かれたらどうしようと思ったが、男は正面にあるブロック塀を見つめたままだ。

突然男の首がにゅっとこちらを向いた。

目は、角度のせいかも分からないが、真っ黒だった。俺の目が黒いうちは…とよく言うが、幾分これは黒すぎた。
気味のわるいことの連続で僕の神経は十分参っていた。しかし今回は身の危険を感じた……。
……まさかこの血痕は、この人の仕業なのか……もしや殺人犯!?

…妄想のしすぎだ。だがもう嘘かも分からなくなってしまった!男が両手を突き出して
こちらに向かっている!そして、あきらかに殺気が感じ取れるのだ!!

「あ…あっ…ア…」
怯えた僕は、うがいにも似た声をあげ、一目散に逃げた!
100mほど走った所で十字路に差し掛かった。
正面の行き止まりから、似たような奴が数人ほどいる!!右はホームセンターだ。
だが僕は左に曲がった。こんな時になっても公衆電話のある市役所がある、南神楽町の方へ自然と足が向かったのだ。

……どれくらい走っただろう、運動音痴な僕でも足が止まることはなかった。あの男はなんとか撒いたらしい。
前にコンビニが見えてきた。公衆電話もある。

「はぁ、はぁ・・あそこで少し休もう・・・」
287矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/09(土) 18:40:49 ID:kC7qoGRmO
【1日目 11:00 コンビニ】
>>284「…そうか、変な質問して悪かった」
考え過ぎか‥そうだなここから駅までの距離はかなりあるし…まったくどうかしてる。
きっと店員はトイレにでも行ってるんだろう。
あれこれ考えていると、おもむろに彼女は『半村』と名乗ってきた。
逆ナンか?そう思い彼女の表情を見ると何か勝ち誇った顔をしている…なんだコイツ?むかつく顔だな。
「矢神だ、よろしく」
よろしくと言ってもこのコンビニを出たら二度と会うつもりは無い…社交辞令は大人の世界には必要だ。
まぁ、ガキにはわからんがな…
288春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 18:51:10 ID:5088T+H1O
【1日目 11:00 HERO】

>>285
「こちらサービスです。」
店内に入り、一番奥の窓際の席にすわると店員さんが冷水とクッキーを持ってきてくれた。
こーゆー気遣いに好感がもてて、たまにHEROに顔を出す。とは言ってもたいした会話を交わしたこともないし、ましてや名前すら知らないんだけどね・・・。

「ありがとうございます。」
礼を言って出されたクッキーを一つ、そして冷水を飲み干す。ふぅ、やっと一息ついた感じかな。
そこで、改めてさっきの人のことを考える。
・・・どー考えてもおかしいよねぇ・・・やっぱ店員さんに話してみよっかな。

>>278おはようございま〜す。」
すると、ちょうど自動ドアが開き男が入ってきた。
ちょうどいいや、あの人もさっきのヤツ見たかも知れないし、あの人にも聞いてみよっと。
そう思うと早速二人に先程の出来事を話してみた。
「・・・っつーわけで、おかしな人だったんだけど二人とも朝その人見かけませんでした?ここ真っすぐ行った公園の方なんですけど。」
289白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/09(土) 19:50:38 ID:9pgRAgkoO
【1日目 11:00 1F HERO】

私と坂口さんが話しているところへ、お客さんが話し掛けてきた。
どうやら変質者に襲われたらしい。
面識はあると言っても、差程知りもしない私達に話すくらいだ…よっぽど怖い思いをしたんだろう。

>>288「帰り道心配ですね、警察に届けましょうか?
そういえば、公園の前に停まった車に人だかりが出来てましたよ。
今朝、バスが来なくてねぇ…急いでたんで、何やってるかまでは見てないんですけど…なんだかおかしな感じでしたよ。」
話しながら私も不安になってきた。
帰りはマスターに送ってもらおう。
290井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/09(土) 20:07:13 ID:+zhEy/an0
【1日目 11:00 コンビニ前】

コンビニの前まで来ると、力尽きて駐車場に両手をついた。
股の間からうしろをもう一度確認したが、あの男は見えなかった‥‥。

ゴミ箱の隣に公衆電話があったので、腕をだらんとさせながら近寄った。
電話番号はもう覚えている。鞄の中から赤い財布を取りだした。

「・・あれ・・・?」
千円札が一枚あるだけで、小銭がなかった。
「あーあ、携帯ほしいなぁ・・・」
実を言えば母が買ってくれた、『プリケー』があるのだが、どうもみっともいので、勉強机の引き出しに閉まったままだ。

「はあ…蒲焼きさん太郎を一つ買って、小銭に崩そう…」
と息の様に小さい独り言をいいながら、コンビニに入った。
291春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 20:28:09 ID:5088T+H1O
【1日目 11:00 HERO】

>>289
話終えると、店員さんが返答を返してきた。
ふーん、車に、人だかりねぇ。車上荒らしかな?けど俺が見たヤツって車上荒らしとは全く別物だしなぁ。

話をしているうちに店員さんも不安を感じたのか、少し表情がかたくなる。
ヤバッ、不安にさしちゃったかな〜?
「ごめんなさい。変な事聞いちゃって。帰りに交番でも寄るんで、気にしないでください。あ、それと俺、春日薫っていいます。よろしく。」
ニコッとほほ笑み、店員さんとさっきの男の人に名乗った。
なんで自己紹介してるのかわからないけど、取り敢えず話題そらしだなっ。
292坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/09(土) 21:22:04 ID:+ohPr2IAP
【1日目 11:00 1F HERO】

へんな奴ねぇ〜。いたっけ?
そんな事を考えてる間にも、白石さんと彼は話を進めていた。

えっ!警察?この辺も物騒になったよなあ。

そうこうしてる間にも話も一段落したみく、彼が自己紹介をする。
>291「あ、それと俺、春日薫っていいます。よろしく。」
答えて俺も「よろしく〜俺は坂口智っていってこの先の本屋でバイトしてて、
たまにここに本の配達に来てるんだけど…って、忘れてた。
さっきそこで自転車が転がっててさ、つまずいて足怪我したんだ。白石さん、絆創膏かなにかないかなぁ?」
293白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/09(土) 22:05:51 ID:9pgRAgkoO
【1日目 11:00 1F HERO】

>>291「いえいえ、私も今朝の事はちょっと気掛かりだったので…。
春日さんですか、いつもごひいきにして頂いて有難うございます。
私は白石睦と言います。」坂口さんに続いて私も自己紹介をした。

>>292「絆創膏ね、ちょっと待って…」
絆創膏と消毒液を片手に戻り、坂口さんの膝元を見てみると、ベージュのパンツに血が滲んでいた。
「ハデに転びましたねぇ。消毒しますから椅子にかけて下さい。」
坂口さんをカウンター席に着くよう促し、治療を始めた。
「それで今日バイトは?」
294井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/09(土) 22:20:30 ID:+zhEy/an0
【1日目 12:00 キコマート 店内】
自動ドアが開いて中に入ると、レジの前に青山にあるような服を着た男の人>>287やたら目が大きい女の人>>284がいた。
まともな人間らしい、何か話している。

僕は中央の通路の前に立っている男の人>>287を少し押すように入って、棚にあった蒲焼さん太郎をひとつ手にとった。
奥のペットボトル飲料置き場の方をぐるっと回って、二人の隣のレジに着いた。

…おかしいな………店員が一人も来ない……。
しかし「店員さーん!」と叫ぶ勇気もないので、黙って財布から千円札を取り出した。

左手に千円札、右手に蒲焼さん太郎というポーズで店員を待つ。
295春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 22:27:58 ID:5088T+H1O
【1日目 11:00 HERO】

>>292.293
坂口さんと白石さんか。
本屋のバイト・・・、そーいやーあそこの本屋でレジにたっているの見たことあったかもなー。

>>292「つまずいてさ、足怪我したんだ。」
坂口さんが、ふと思い出したように言った。
その台詞が聞こえた俺は白石さんが治療している足のほうに目をやる。
うわぁ、痛そう・・・。チャリにつまづいてころぶってこの人ちょっとオッチョコチョイなのかなぁ?それにしても、白石さんって親切なんだなぁ。
そんなことを考えながら、店の外の向いのコンビニを見ると、やたら疲れ切ってる男の子がいる。ずいぶん後ろを気にしているのが気にな。
もしかして、俺が出会ったヤツにあの子も会ったのかな!?
「はぁ〜、さっきの男、まだあそこら辺にいるのかなぁ・・・?ヤダねー全く。」
そうぼやきながら、さっきの席に戻り煙草を吸う。
296赤い道標 ◆5XArdeW8oU :2006/09/09(土) 22:55:44 ID:6HqbB/RW0
【1日目 12:00 キコマート】
レジに並んでいる3人はある事に気が付く。

床に赤黒い染みが点々と落ちている事に。

その染みは奥のストックルームへと消えている。

その扉には赤い手形が付いていた。

まるで「ここには入るなと」と警告するように赤く、ハッキリと…。

※このレス投下後、5レス以内に手形の正体を確かめるレスを行ってください。
行われない場合、中から店員の制服を着たゾンビ1体が現れ、危険値イベントに突入します。
扉を開け、入った所で一度レスを止めお待ち下さい。
そこからイベントへ突入します。

●業務連絡
状況確認スレ458にルールを追加いたしましたので宜しくお願いします。
297半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/09(土) 23:10:57 ID:IKYAJjIaO
【1日目 12:00 キコマート 2】

とりあえずタバコ以外の買い物はあきらめる事にして
事務所に戻ろうとした矢先、明らかに中高生な感じの少年が入って来た。
なんか持ってレジの前でボーっとしてる。

>>294「少年、ここ店員おらんみたいやで」

そう言ってレジの奥を覗きこんだ。すると。
「な、なんやこれ…血?」

思わず二人の方を振り返った。
298坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/09(土) 23:17:07 ID:+ohPr2IAP
【1日目 12:00 HERO 1】

>295「それで今日バイトは?」
白石さんの言葉に、目をそらしながら答える。
「ん〜とね、今日は…店長がいるから多分大丈夫だと…うん、ちょっと遅刻かな?」
そういいながらズボンをまくりあげ、傷をみる。
「うわっ!見て見て、結構酷くない?」ごまかしながら白石さんに笑いかける。
「春日君も見てみてよ。痛そうじゃない?」窓際の席に戻った春日君に話かける。
299春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/09(土) 23:35:10 ID:5088T+H1O
【1日目 12:00 HERO】

>>298
坂口さんに呼ばれて、そちらに行き、治療中の足をのぞく。
うわっ、ズボンめくるとなおひどいじゃん・・・。痛そうってか、折れててもおかしくねーよこれ。
「これ相当ひどいですねぇどーしたらこんな転び方出来るんですか。」
笑っている坂口さんにつられて、俺も引きつった笑みを浮かべながら言う。

そして、煙草を灰皿に揉み消しながら先程の少年が気になりコンビニに目をやる。
どーやら店内に入ったみたいだ。
なんか、女の子とおっさん、少年。
変な組み合わせでレジの前に並んでいるなぁ。
すると女の子がレジの裏を覗き込み、驚きながら後ろの二人に話し掛けている。

「あ、なんか向こうのコンビニおかしいっすよ。店員いないみたいだし。女の子驚いてるし。どしたんでしょーかねぇ?」
治療を受けている坂口さん、治療をしている白石さんに話かける。
女の子のあまりの驚きようにさっきのこともあるし、嫌な予感がするよね・・・。
はー、なんもないといんだけどなぁ・・・。
300矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/10(日) 00:15:46 ID:4D03bWu2O
【1日目 12:00 キコマート3】

自己紹介をしていると>>294ガキが入って来てレジの前で突っ立っている。
店員を呼ぶ勇気もないのか?暗いガキだなぁ…

>>297半村と名乗った女が店内の異変に気付いた。 「…血」
床の血は点々とストックルームまで続いている…
「嫌な感じだ、面倒だな…半村だっけ?お前ちょっと見てきたらどうだ?」
なんてな…
「嘘だよ、少し待ってろ」
ストックルームの前まで行くと扉には血の手形がついていた。
『アレ』なのか?…無理に確かめる必要は無いだろ?
思いとは裏腹に俺は扉を開けその正体を確かめた…
301白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/10(日) 00:26:39 ID:OwsFQdh2O
【1日目 12:00 HERO 3】

坂口さんの足の傷は予想外に酷かった。
>>298「もぉ、笑い事じゃないですよ。」
そう言いながらガーゼと包帯を取りに行った。
「絆創膏じゃダメだから包帯巻いておきます。痛むなら病院行って下さいね。」

治療を終えたところで、春日さんが窓の向こうを見て何か言っている。
>>299「ん?コンビニがおかしい?」
私は窓辺に立ち、キコマートへ目をやった。
確かにおかしい。
店員はいないし、女性は何かに動揺した様子。
「あ、男の人がどっか行きましたよ。」
私は夢中になって、見たままの様子を実況していた。
302春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 00:47:59 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 4】

>>301「あ、男の人がどっか行きましたよ。」

コンビニを見ていると、さっきのおっさんがレジの奥へ入っていく。
おぃおぃ、部外者そこまでしていいのかとも思ったけど、女の子のあわてよう、ただごとじゃないよね。
「なんか、ちっと様子見てあれだったら行って見ますよ俺。」
治療を終え、夢中で実況している白石さんに言う。
303半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/10(日) 00:52:26 ID:5p7lRymkO
【1日目 12:00 キコマート 4】

>>300だから誰がお前やねん。
「見てこい」やって?言われんでもそのつもりや。
気になる。普通やない。やっぱり今日はなんかおかしい。嫌な感じが止まらへん。

あら、ちょっとためらってる間におっさんが扉を開けにいってもた…

「ちょっ、私も…」
おっさんに続いてストックルームに足を踏み入れた。
このままでは歯切れが悪いし、おっさんに面倒押しつけたみたいで収まりがつかへん。
この目で確かめるんや。
304井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/10(日) 00:58:27 ID:cZiTKeF+0
【1日目 12:00 キコマート 5】

某映画の金色の通訳用のドロイドの様な姿勢で店員を待っていたが、一向に来る気配がない。
一分くらいだろうか、隣にいた>>297女の人が○を半分に切ったような冷めた目で

「少年、ここ店員おらんみたいやで」

と言ってきた。おらん??関西弁なのか……??
…聞き慣れない方言に、僕はまた別の不気味さを感じた。
諦めてお菓子棚に商品を戻そうとした時、後ろで>>297声がして振り返った。

「な、なんやこれ…血?」

僕は女の人へ目をやった、女の人の下を見ると……あの赤い斑点があった!!
……よく見ると僕の足の近くにも血痕は続いていて、色を濃くしながら倉庫の方へ続いている!!

そして扉には…赤黒い手形が付いてあった…
体が一瞬ぶるっと振るえ、商品棚に倒れるように尻餅をついてしまった……。
すると>>300男の人が

「……少し待ってろ」
と呟きドアに近づいていく…
>>303あの関西弁の女の人も一緒についていく。

…僕は…動けなかった………
305白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/10(日) 02:46:53 ID:OwsFQdh2O
【1日目 12:00 HERO 5】

引き続き向かいの様子を窺っていると、男性の後を追い女性もいなくなった。
レジの前には固まった様に中学生が立っている。
…確かあっちにはスタッフの控室があったはず。
ふと、頭の中に“強盗”の文字が浮かんだ。

「…行って見ますよ俺。」と言う春日さんの方へ振り向いて言った。
>>302「大事にしたくはないですけど、強盗の可能性もありますし、今朝春日さんが襲われた件もあるので警察へ通報しましょう。」
そう言ってカウンターにある電話を取った。
「‥‥あれ?何で?」
何度かけても繋がらない。
306春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 03:03:06 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 6】

見ているうちに、少年は転んだのか、姿が見えなくなり二人はレジの奥へと入っていった。
白石さんは警察に通報すると言うし、何やら大事になってきたなぁ。
なんて思っていると、不意に白石さんが、
>>305「・・・あれ?何で?」
と、もらす。
ん?どーかしたのかな?さっきから何度もダイヤル押しているけどもしかして繋がらないとか?
「あの、どしたんですか?繋がらないとか、そんな感じなのかな?」
んー、警察への電話が繋がらないってことはどーゆーことだろ?
307白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/10(日) 07:46:26 ID:OwsFQdh2O
【1日目 12:00 HERO 7】

どういうこと?こんな時に繋がらないなんて…。
何度も繰り返しダイヤルを押す指は次第に力強くなってゆく。
繋がらないのか尋ねる春日さんへ視線を移し頷くと、少し間を置いてまたダイヤルを押し出した。

…私の不安は的中した。
>>298>>306「家にも繋がらない…です。
回線がダメみたい。」
何だか嫌な予感がする。

窓辺に行き、再びコンビニの様子を窺うと、中学生の姿も見当たらなくなっていた。
「もしかしたらあの三人は身を隠したんじゃないですか?
春日さんを襲った奴から追われて。」
308春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 11:41:20 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 8】

>>307「家にも繋がらない・・・です。回線がダメみたい。」
そーいう白石さんの言葉を聞き、自分も携帯を取出し電話をかけてみる。
「・・・ほんとに繋がらないや。」
今朝のこともあり、ますます嫌な予感がする。
不安を隠せず考えていると白石さんが、
>>307「・・・春日さんを襲ったヤツから追われて。」
と言ってきた。
確かに、少年は後ろを気にしていたし、顔には恐怖の色があったのも確かだったな。
・・・いやいや待て。三人が三人ともヤツに出会うなんてそんな偶然まずないでしょ。
それに、レジの奥を覗き込んで動揺してたのはなんなんだろ・・・?

「でもさ、さっき女の子がレジの奥を見て青ざめてましたよね?逃げ込んだのは別としてもやっぱりなんかあったのかなぁ・・・。」
309坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/10(日) 13:19:14 ID:tsZ8RgmsP
【1日目 12:00 HERO 9】

二人の話を聞きながら、携帯を取り出す。
1、1、0っと。変な奴がいるなら警察だな。
「えぇっ〜!俺のも繋がらないじゃん。やばくない?」
そう二人に話し掛けつつ、向かいのコンビニに目をやる。
「強盗か、春日君が追っかけられた奴なら皆外に出てくるんじゃない?
下手に俺らが行かないほうがいいよね?」
310蘇生 ◆5XArdeW8oU :2006/09/10(日) 14:10:51 ID:Z2+aIz5D0
【1日目 12:00 キコマートストックルーム】
8畳ほどの広さストックルームの中は、山積みになっていた商品がなぎ倒され散乱していた。
そして、その奥に見える横たわる女と、壁に凭れ掛かって座り込んでいる店員。
女性は頭を滅多打ちにされ、最早動く気配はない。
店員の傍らには血塗れの酒瓶が転がっている…。
店員は体を震わせると、顔を上げ半村と矢神を見上げた。
ズリ…ズリ…ズリ…
背中を壁に擦り付けるようにゆっくりと立ち上がる。

☆ゾンビの特徴
・人を見ると襲い掛かってくる
・人を喰う(人以外は食べない)
・生前の習慣に従って行動する習性を持つ
・ゾンビに傷つけられた者はゾンビになる
・ゾンビに傷つけられた以外の理由で死亡した場合でもゾンビになる
・ゾンビ化するまでには個人によって時間差が生じる
・音と臭いに■■。視力は■■
・肌は青白い
・動作は鈍い。獲物を見つけた時は■■て追い掛けてくる。
・力は■い
・頭を潰すと(延髄を損傷すると)動きを止める
・■を恐れる
・泳げない

※危険値イベント発生
危険レス番>>31>>31>>3■■を踏むとプレイヤーの危険値ポイントが減少します。
このレス投下後10レス以内に2レスでゾンビを倒してください。
倒すまでに必ず1人1レスして下さい(出来なかったプレイヤーには危険値が加算します)。
尚、このイベント終了までは時間は進みません。
311重役出勤 ◆5XArdeW8oU :2006/09/10(日) 14:22:10 ID:Z2+aIz5D0
【1日目 12:00 HERO】
マスターが遅刻してくるのは当たり前の事…白石はそう思っていた。
…だが、厳しく口煩いマスターはもうこない。
かつてマスターだった「モノ」は今ゆっくりとHEROへ向かっている。
生前の習性が彼をここまで歩かせた。
…もう、HEROの扉は目の前だ。
店の3人は向かいのコンビニが気になり気付かない。
そして今…自動扉が開く。

☆ゾンビの特徴
・人を見ると襲い掛かってくる
・人を喰う(人以外は食べない)
・生前の習慣に従って行動する習性を持つ
・ゾンビに傷つけられた者はゾンビになる
・ゾンビに傷つけられた以外の理由で死亡した場合でもゾンビになる
・ゾンビ化するまでには個人によって時間差が生じる
・音と臭いに■■。視力は■■
・肌は青白い
・動作は鈍い。獲物を見つけた時は■■て追い掛けてくる
・力は■い
・頭を潰すと(延髄を損傷すると)動きを止める
・■を恐れる
・泳げない

※危険値イベント発生
危険レス番>>31>>31>>3■■を踏むとプレイヤーの危険値ポイントが減少します。
このレス投下後10レス以内に2レスでゾンビを倒してください。
倒すまでに必ず1人1レスして下さい(出来なかったプレイヤーには危険値が加算します)。
尚、このイベント終了までは時間は進みません。
312矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/10(日) 15:07:27 ID:4D03bWu2O
【1日目 12:00 キコマート5】

悪い予感はいつも的中だ…『アレ』はそこにいやがった。
俺は急いで傍にいた半村の手を取りストックルームを飛び出すと、店内の商品棚に身を潜めた。
クソッ!こんな所で休憩せずに、とっとと逃げてりゃよかったんだ
「お前、ここに来る迄に誰にも会わなかったって言ってたよな?…ラッキーだな、俺は駅の方で『アレ』に似た奴をけっこう見たぜ、まぁ、すぐに逃げだしたが…」
さぁて、どうする?面倒なことになったもんだ…
「『アレ』が何か知らんが、1つだけ知ってることを教えてやる…『アレ』は人を襲うぞ」
313本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 15:35:02 ID:EGK74aiS0
うおおおお
おもすれーーーー
1次テストもドキドキして読んでたけど
2次テストもソソりやがる・・・
開始早々に矢神と半村におれのハートはがっちりつかまれたw
テスト参加の皆さん 頑張ってください
楽しみにしてます
314白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/10(日) 16:00:35 ID:OwsFQdh2O
【1日目 12:00 HERO 10】

>>308 >>309「あの女性が何を見たか?気になりますね。
昼時はいつもオーナーさんとバイト君が店にいるんですよ。
まさかとは思うけど、例の変な人に殺されて…その死体を女性が見たとか。」
また思い付きで突拍子もないことを言ってしまった。
気まずくなり再びコンビニ偵察を始めると、自動ドアが開く音がした。
「いらっ…あっ!遅いですよぉ。お客さんお待ちですよ!」
マスターの足元がふらつき傘立てを倒す。
なに、酔ってんの?
訝しげにマスターを見た。
次の瞬間、突き出す様に両腕を伸ばし私達の方へ…。
315春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 16:40:14 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

>>314「・・・その死体を女性が見たとか。」
その言葉に、思わず顔が引きつる。
・・・白石さん変なこと言わないでよまじで。

話をしていると、自動ドアが開く音が聞こえた。
一人の男が店内に入ってくるのが見えた。
その姿には見覚えがある。ここのマスターだ。
白石さんが入ってきたマスターに声をかける。
その声に反応したのか、マスターはうつむいていた顔をこちらに上げた。
その瞬間俺の背筋は氷のように冷たくなった。
・・・あの、目だ・・・。今朝会った男と同じ・・・。

マスターは俺たちを確認するとうめき声を上げ、両手を上げ掴み掛かる態勢でこちらへ向ってきた。
一瞬、恐怖で動けなくなった自分を奮い立たせ、声をだす。
「白石さん!坂口さん!マスター、おかしいですよ!俺が今朝見た男と同じです!」
近くにいるにもかかわらず、二人に向かい叫ぶ。
クソッ、出口は正面だけ?逃げ場もないじゃないか。
俺は、混乱した頭で必死に打開策を考える。
316半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/10(日) 16:49:05 ID:5p7lRymkO
【1日目 12:00 キコマート】

おっさんに続いてストックルームに入ると、誰かおるみたいやった。
なんや、店員…ってうわ!
いきなりおっさんが私の手をつかんで引っ張った。
「!?何すんねんんんんー」

店内に戻った所で、おっさんが隠れるみたいに姿勢を低くした。
思わず私も同じようにしゃがむ。それにしても、いったぁー…
手、赤くなってるやん。なんやねん。痛いっちゅうねん。
手をさすってると、おっさんが何か話し始めた。
ラッキー?アレ?人を襲う?何を言ってるんや…?あと、お前言うな。
>>312「へ、へえー…で、どないするんですか?いてもうたるんですか」

※「いてもうたる」とは「ブッ殺してやる」とか「ブチのめしてやる」とか、そんな意味です。

よう分からんけど…このおっさんのビビり方はマジっぽい。
私は、どうしたらええんや…?
317坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/10(日) 17:42:25 ID:tsZ8RgmsP
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

>315「白石さん!坂口さん!マスター、おかしいですよ!俺が今朝見た男と同じです!」
春日君がそう叫ぶ。
えっ?何が?
音がしたほうを見ると、青白くうめき声を上げながらこちらに向かってくるマスターがいた。
「ちょっと、皆どうする?マスター?マスター!大丈夫…ですか?」
その時、突然つかみかかられその場に押し倒される。
「マスター皆が見てますって、じゃなくて俺そんな趣味は…ちょ!うわぁっ!!!」
間近でみるマスターの顔は明らかに普通と違った。しかも口を大きく開き、俺に噛み付こうとしている。
「おかしいって、マスター!!誰か!!!!ちょっと!!!」
マスターの首を押さえながら必死で叫ぶ。
318矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/10(日) 17:45:42 ID:4D03bWu2O
【1日目 12:00 キコマート5】

>>316「はは、殺るわけないだろ…このままココを出て逃げるんだよ…」
『アレ』の様子を伺うと入口付近でうろついていやがる。
クソッ‥ぐずぐずしてると外から他の奴まで集まってくるんじゃねえのか?
俺は目の前にあるトイレに素早く行き、用具入れの中からモップを2本持って戻って来た。
「お前の特技が剣道だといいんだがな…」
半村にモップを手渡す。
「計画変更だ、『アレ』を倒してここを出る‥いいか?」
大きく息を掃き呼吸を整える。
「あと、あまり俺に期待するなよ‥‥俺の特技はソロバンなんだ」
319半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/10(日) 18:30:05 ID:5p7lRymkO
【1日目 12:00 キコマート】

店員が出て来た。やっぱり店員や…でも、変な感じやな…

おっさんにモップを手渡された。エッ…やっぱりいてまうんか…?
逃げるのはええけど、ソロバンて。何がしたいねんこのおっさん。
私はテニス部やったから、ある程度力はあるけど…人を殴った事なんか無いで…

>>318「ほんまに、やるんですか…?」
イマイチ、覚悟が決まらへんなぁ…気付くと、体が震えてた。
そういえば、さっきの少年、どこ行ったんやろ…
320白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/10(日) 18:52:42 ID:OwsFQdh2O
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

>>315俺が今朝見た男と同じです!」
えっ!?今朝の男が?どういうこと?
もう何が何だか…。
戸惑っている間に坂口さんが押し倒された。
マスターは坂口さんに喰らいつこうとしている。
咄嗟に転がった傘立てから傘を抜き、マスターの背中に叩きつけた。
痛がる素振りも見せず、尚も喰らいつく気でいる。
「止めてって!!」
傘を振り上げ、必死でそこかしこを叩いた。
『ズブッ‥』
嫌な感触と共に柄から手を離した。
傘の尖端はマスターの首の付け根に突き刺さっている。
「っっ……。」
321春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 19:13:56 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

一体どーすれば・・・?
>>317「誰か!!!ちょっと!!!」
考えをめぐらせているとマスターは坂口さんに掴み掛かり、押し倒した。どーやら噛み付こうとしているみたいだ・・・ってそんな冷静に分析してる場合じゃない!引き離さないと!
俺が、坂口さんから引き離そうと近づくと、白石さんが傘を持ってマスターを叩いた。

グチャ・・・。
ふいに嫌な音がする。
白石さんが叩きつけた傘がマスターの首筋に刺さっていた。
思わず俺は、白石さんに向って叫ぶ。
「白石さん!何を・・・?」

しかし、マスターの動きは止まらないどころか、痛みを感じている様子もない。
「えっ・・・?」
俺は、恐怖を通り越して一瞬頭の中が白くなってしまったが、坂口さんの叫び声にハッと我にかえる。
・・・傘が刺さったとかそんなん考えるのは後だ!とりあえず、引き離さないと!
そう頭を切り替えると、マスターの体を掴み、引き離そうと力をこめた。
322矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/10(日) 19:15:17 ID:4D03bWu2O
【1日目 12:00 キコマート5】

こいつ‥震えているのか‥?
はぁ‥やっぱり俺が殺るしかないか!?
「ちょっと行ってくるわ」
『アレ』に見つからないように商品棚に隠れて移動する。
『アレ』は獲物でも探しているのか気色の悪い呻き声をあげながら辺りを見回していた。
商品棚から化粧品の箱を取り『アレ』の向こう側に放り投げる。
『ガコン!!』
音の方へ『アレ』が向いた瞬間、後ろからモップを頭目掛けて振り下ろす!
『ゴッ!』
鈍い音と共に『アレ』は崩れ落ちていき動かなくなった…
「これって‥正当防衛になるのか?クソッ…」
323井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/10(日) 19:26:56 ID:vSyLaj3r0
【1日目 12:00 キコマート】

二人の背中がストックルームへ消えていく……だがすぐに飛び出すように戻ってきた!!
やけに慌てている、男が女の腕を引っ張りながら、商品棚に隠れる。
…やっぱり…アイツがいるんだ!!

開いた扉に目をやると…”ソレ”は立っていた。。。

僕には殺人犯なのか被害者なのかも分からなくなっていた…いや分かるはずがない……
…首のあたりを大きくえぐられてあり、右肩は皮一本で繋がれているようにも見える…
辺りを見回している‥…やばい!!目が合った!!

「……うわぁああああああああああ!!」

324半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/10(日) 19:42:55 ID:5p7lRymkO
【1日目 12:00 キコマート 5】

私が覚悟を決められずにいると、おっさんが立ち上がって店員に忍び寄って行った。

>>322うわ、やりよった!
嫌な音がして、店員が倒れた。…ええんか?これ、ええんか?

「な…何してんねん…」
いつの間にか、私はおっさんに向かってモップを構えてた。
私も殴られる気がして…おかしいって…店員、これ死んだんちゃうか…?
状況が、理解できへん…
325井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/10(日) 20:03:08 ID:vSyLaj3r0
【1日目 12:00 キコマート】

その時、ソイツの上を箱?が通った。
『ガコン!!』 と何かをぶちまけた音がして、ソイツがそちらに目を向ける。
誰だろう…?>>322男の人だ!両手にモップを握り締めて後ろに回る。
そして思いっきりモップを振り下ろた!!

ソイツは前に大の字になり、動かなくなった…。

…頭から白い液が漏れている。僕はその場に胃の中のものを全て吐き出した。

326春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 20:05:23 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

引き剥がそうと力をこめるが、マスターは以前坂口さんにかぶさり、喰いつこうとさている。
・・・どんだけ馬鹿力なんだよ!どーすりゃいんだよ。
そう途方にくれていると、ふと花瓶が目に入った。
顔を歪ませながらマスターの喉元を押さえている坂口さん。その腕は痙攣し、今にも力が抜けてしまいそうだった。
それを見た俺は、花瓶を手にとるとマスターの頭に思い切り振り下ろした。

《ゴシャッ!!》
嫌な音が店内に響き渡り、マスターは動かなくなった・・・
「はは、やっちゃったよ俺・・・。」
そういうと、ガクリと膝を落とし、その場に座り込んだ。
327矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/10(日) 20:13:46 ID:4D03bWu2O
【1日目 12:00 キコマート9】

>>323「うるせぇ!クソガキ!!もう終わってるよ」
店員の頭からは血が流れ床が赤く染まる‥
>>324半村は俺を犯罪者でも見るような眼で見てきやがる。
「あー、なんだ…お前は駅で『アレ』を見てな‥い…ウプッ‥」
突然、鳴咽が込み上げ目の前の半村を押し退けトイレに駆け込む。

「うげええぇ‥ぺっ、げえぇ…はぁ、とりあえず‥警察に電話だな、ぺっ‥それから知り合いの弁護士に頼んで…あぁ、クソッ!面倒くせぇ…」
顔を洗い、気持ちを落ち着かせて売り場へ戻る。
「どちらでもいいから携帯貸してくれ」
328坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/10(日) 20:44:51 ID:tsZ8RgmsP
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

あーあーあっーーーー!無理だ。だんだんマスターの顔が近づいてくる…。
『ズブッ‥』
その音と共に、マスターの動きが止まる。よかった…と思うまもなく再び動き出す。
顔が首に近づいたその時
『ゴシャッ!!』
…マスターの動きは止まり、俺の上に体が倒れこむ。
「はぁ、はあ、はぁ…」マスターの体を横に下ろす。

「ねぇ…マスターどうしちゃったんだろ。まさか…殺しちゃった?」
329井林 15 男  ◆xpLghco336 :2006/09/10(日) 21:06:25 ID:vSyLaj3r0
【1日目 1:00 キコマート1】
>>327「うるせぇ!クソガキ!!もう終わってるよ」

声がして、はっと正気を取り戻す。
少々感に触るような言い方だったけど、なんといっても命の恩人だ、ありがたい。
鞄の前のポケットからハンカチを取り出し、適当に自分の嘔吐物を拭く。
粘ついたハンカチをそのままにし、あの男の人に御礼を言おうと近寄ったが、男の人は口をおさえながら
トイレの方へ駆けていった。

しかたないので、傍にいるいかつい顔をした女の人に話しかけた。
>>324「………アレはいったいなんでしょうか…?」
330死者の交差点 ◆5XArdeW8oU :2006/09/10(日) 21:15:01 ID:Z2+aIz5D0
生前の習慣に従い、この通りを歩く者達。

何処を目指して歩くのか…。

ニコマートやHEROの前を素通りして歩いていく。

だが、いずれ気付くだろう…その中に居る「ニク」の存在に。

※これより先、外に出たキャラクターには1レス毎に危険値ポイントが加算されていきます。
尚、2レス消費すれば拠点移動は可能です(ただしバリケードを築いた後は不可)。

イベント「蘇生」「重役出勤」は終了。
このレス以降通常時間軸に戻します。
331春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/10(日) 21:16:05 ID:Gdc1dCvIO
【1日目 12:00 HERO 10.イベント中】

>>328「まさか・・・殺しちゃった?」
坂口さんに聞かれ、俺は俯いた顔を上げる。
「・・・おそらく。やっちゃいましたよ俺・・・。」
それだけ言うと、倒れたマスターの方にちらっと顔を向ける。
うぅ、俺は、なんてことしちゃったんだろう・・・。
「クソッ、クソッ・・・仕方なかったんだ・・・仕方なかったんだよ!」
不意に気持ちがそのまま言葉になり、口から言葉があふれだした。
332白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/10(日) 21:20:24 ID:OwsFQdh2O
【1日目 13:00 HERO 2】

「違う!…私はそんな…」
刺すつもりなんて…。
怯み、後退った。
どうしていいのか分からぬまま、ガタガタと震える腕を押さえた。

春日さんの手が花瓶に伸びる。
《ゴシャッ!!》
私は目を背けた。
「…まさか…殺しちゃった?」
坂口さんの言葉に終わりを感じた。

「…マスター?返事、して下さいよ…ねぇ…」
マスターの返事は無い。
動かない。
>>328 >>331「どうしよう?これは正当防衛になりますよね?ね?」
333本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 22:34:55 ID:/pFItB6P0
333
334半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/10(日) 23:10:17 ID:5p7lRymkO
【1日目 12:00 キコマート 6】

おっさんはトイレに入って行った。私を殴る気は無いみたいや…

>>329「なんや少年、おったんか…何って、私も知りたいわ…」
でも、これ…どないしたら…
うえっ。私ももらいゲロしそうや。

そんな事を話してると、おっさんがトイレから出て来た。携帯?
>>327「あ、私、いま携帯持ってないんです」
そうや、警察や。ほんま、携帯忘れたのが痛いわ。
335井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/11(月) 00:06:10 ID:TyuiDHwdO
【1日目 12:00 キコマート 7】
>>334
本当にこの人は知らないのだろうか?少なくともこの雰囲気は普通じゃない…。
この人は喋り終えてから死体?の方を見つめている。
何か返事をしようとしたが、この人につられてまた見てしまい、口が止まる。
また吐きそうになったが、もう吐き出すものが無い。
すると>>327あの人がトイレから戻ってきた。この人も吐いてきたのだろうか?
>>327
携帯だって?あっ…そうか、警察に連絡いれるんだ。関西弁の人は持っていないらしい。
…あっ…そうだ。
>>327「…外に公衆電話があったと思いましたよ」
336春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/11(月) 00:10:10 ID:KXx80enbO
【1日目 13:00 HERO 2】

・・・正当防衛ね。
震えながら、まるで俺たちに確認するかのような白石さんの>>332問いに答える。
「正当防衛、たぶん正当防衛になりますよ・・・。」
正直、今はそんなことどおでもいい・・・。
手に残る感触、あの何かが壊れるような気持ちの悪い音。それだけが頭から離れない。
とりあえず、タバコでも吸って考えようか・・・。
身近に転がっていた灰皿を手にとり、懐からタバコを取り出した火をつけた。

そして、おもむろに天井を見上げタバコを吸っていると、先程のことを思い出し、二人に話かけた。
「そういえば、マスターの首に確かに傘って刺さってましたよね・・・」
正直、見たくは無かったけど少しだけ、マスターの亡骸に目を向ける。
・・・やっぱり刺さってる・・・。
337矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 00:31:21 ID:C9UELxqSO
【1日目 12:00 キコマート8】

>>334「お前はそう言うと思ったよ…まいったな」
俺の携帯は落としたバッグの中だし‥
「ん!?」
よく見ると半村の隣に誰かいる…おぉ、根暗少年ではないか。
>>335なるほど、外に公衆電話ね。
「ナイスな提案だ‥少年」
ガキは嫌いだが素直で気が利く奴は許せる。
俺は視線を外に向けると二人を無理矢理商品棚の陰に連れ込んだ。
「よし、計画変更だ‥電話は後にして入口のドアをロックする。あと、ブラインドも閉めよう‥いいか?」
外を歩く『アレ』を指を差しながら言う。
今は逃げるのは無理か‥クソッ!
338半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/11(月) 01:06:18 ID:ttNqJwWfO
【1日目 12:00 キコマート 9】

>>337「お前はそう言うと思ったよ…まいったな」

「なっ…!」
ど、どこからツッコんだろか、このおっさん…
まずあんたも持ってないんやろそれに公衆電話がすぐそこにあるやろ
何がナイスや誰でも思いつくやろあと何を根拠に私がそう言うと思ったんや
ほんなら最初から貸せなんか言うな私がそんなにマヌケヅラかしばいたろか!

拳をプルプル震わせてると、ふいにまた腕をつかまれた。
「ちょっ、痛いって!さっきから何やねんおっさん!」
無理やり腕を振りほどいたけど、おっさんが指差す方を見ると
青白い顔の人が何人も、フラフラ歩いてた。あれがおっさんが言ってた「アレ」か?
なんか、分かりかけてきたで…
339春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/11(月) 01:54:10 ID:KXx80enbO
【1日目 13:00 HERO 3】

首に刺さっている傘を確認すると、二人の返答をまたずにまた話し掛ける。
「首に傘が刺されば、いづれにしろ人は死ますよね?しかも、普通なら刺さったところから血がもっと出ますよね・・・?」
さらに付け足し、俺は喋り続けた。
「マスターの他にもこんな人がいるんじゃないんでしょうか?例えば・・・俺が朝見た男や、白石さんが見た車に群がるおかしな人たちとか・・・」
そこまで一気に話をした後、向かいのコンビニのことが気になり、床から立ち上がって窓の外を見る。
しかしその視線はコンビニに向く以前に、喫茶店の外で止まってしまった。
人が歩いている。けれど確実にその人達はおかしかった。
顔が青白く、目は死んだように濁りきっている。
まるで、今朝見た男、そして今はもう動かなくなったマスターと同じだ・・・。
すぐさま俺は、まるで床にへばりつくように腰をおろす。
幸い、腰をおろせばテーブルの影になり外からは見えない。
「ふ、二人とも、ちょっと外を見てください。」
窓の外を指指しながら、二人にまた話かける。
340井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/11(月) 08:42:37 ID:ijHnTSNbO
【1日目 12:00 キコマート 10】
>>337
ナイス?褒めらてしまった。
だが、内心では携帯貸すのが嫌だから、公衆電話の事を口にしたと思われるかも知れない。
先に「携帯はないですが…」を言えばよかった。嫌なガキと思ってるだろう。

すると突然引っ張られて、商品棚の裏に倒された。

外に人影が見える…。様子が変だ…足を引きずりながら歩いてる。
…まさか…また奴達か?
>>337
ブラインドを閉める?ドアをロックだって??
この人も本能的に危険を察知しているようだ。
>>337「ドアをロックする……って、センサーでも破壊するんですか?」
341坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/11(月) 11:45:00 ID:vFXLiUXOP
【1日目 13:00 HERO 4】

やばい。俺のせいで二人を犯罪者に…。
そんな事を考えてると、春日が話しだす。
>339「…マスターの他にもこんな人がいるんじゃないんでしょうか?」
確かに今日は通りの様子もおかしかったし、マスターも普通じゃなかった。

>339「ふ、二人とも、ちょっと外を見てください。」
春日君の言葉に、外の様子を伺う。
なんだありゃ?窓の外にはマスターと同じく青白い顔でフラフラと歩く人影があった。

「えっ…あれ…。」
外を歩く人の中には、腕や足から血を流してる者や顔の肉がほとんどないものがただ、歩いていた。
342矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 11:47:16 ID:C9UELxqSO
【1日目 13:00 キコマート1】

>>330今、出るのはリスクが高いな‥ここでやり過ごすしかないか…
>>340「あー、クソガ‥いや、少年。自動ドアにも鍵があるんだ、それを見つけてガチャリと閉める…無けりゃブレーカーを切るさ‥」
ついでに店員の死体も運ぶか‥外を警戒し死体に近付く。
「半村だっけ?ちょっと足の方持ってくれないか?
一人じゃ重いし、未成年に手伝わす訳にはいかないだろ?」

「クソガ‥少年にはブラインドを任せた…『アレ』に見つからない様にゆっくり優しくやるんだ‥いいか?」
何仕切ってんだ‥俺は?
面倒な展開だ…
343白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/11(月) 11:50:39 ID:pGvzWWWoO
【1日目 13:00 HERO 5】

私はマスターの遺骸を見下ろしていた。
>>339春日さんの声が耳に入る。
「普通なら…」マスター、普通じゃなかった…マスターの身に何かあったんだ。
口を挟む間も無く、春日さんは話続けた。
他にもいる?
他にもわけわかんない人がいるって言うの?

春日さんは話終えると窓辺へ行き、突然身を隠す様に低姿勢を取った。
それに釣られ、私もその場にしゃがんだ。
>>339ふ、二人とも、ちょっと外を見てください。」
四つん這いになって窓際から覗き込んだ。
「‥きゃ」
悲鳴をあげそうになる口を手で押さえた。
344半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/11(月) 14:45:41 ID:ttNqJwWfO
【1日目 13:00 キコマート 2】

>>342「それはええけど…」
これはちょっと言っとかなあかん。

「そう、はんむら。人の名前くらいちゃんと覚えてや。おっさんも
名前呼ばれるたんびに『だっけ?』『だっけ?』言われたら気分悪いやろ。
それともおっさん、シャイなん?私の名前呼ぶんが恥ずかしいん?」
最後の方はちょっとニヤニヤしてたかも知れへん。
まあ私は「シャイやから」なんか認めへんけどな、このおっさんに限っては。

でも、死体さわるんか…イヤやなぁ…おっさんがやったんやから
おっさんが一人で運んだらええやん…
345矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 15:52:10 ID:C9UELxqSO
【1日目 13:00 キコマート3】

>>344「あぁ‥悪かったな、どうも4文字以上の名前は頭に入りにくいんだよ」
しかし、人のことおっさん呼ばわりしてよく言うぜ。まぁ、こいつからしたら俺はおっさんか‥!?
「次からは気をつけるよ‥えーと…半村‥だよな?」
駄目だ‥やっぱりシャイってことにしておこうかな?早く覚えないと切れられそうだ…
「あー、まぁ‥あれだ!早く運ぼうぜ」
死体の両腕を持ち彼女が手伝うのを待つ。
「心配するなこいつはもう動かねえし、俺が警察に捕まってもお前が死体遺棄を手伝ったなんて言わねえから‥安心しろ」
346井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/11(月) 16:04:30 ID:ijHnTSNbO
【1日目 13:00 キコマート2】>>342……自動ドアに鍵が!初めて聞いた…常識なのか?

少しどうでもいい質問をしてしまった…。
この人は少し機嫌が悪そうだ、できるだけ最小限の事だけ聞くことにしよう。
>>342ブラインドを閉める役は…僕が任された。
…ヤツに見つかると最悪の場合、殺されるかもしれない…。
ブラインドを閉めれば、少しは見つかるリスクがなくなる。
だが、もし僕がヘマをすれば、集団を相手にしなければならない…ただでは済まない…。

僕は覚悟を決めてドアに近づいた。
息使いが荒くなる…出来ればここから逃げたい…
347半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/11(月) 16:20:53 ID:ttNqJwWfO
【1日目 13:00 キコマート 5】

>>345あ、あら?予想外の反応やなぁ。もっと「お前こそおっさん言うな」とか
「標準語でしゃべれ」とか返してくると思ったのになぁ。面白くないなぁ…
も、もしかしてほんまにシャイなんか?やめてよ…
まあええわ、言いたかった事はほんまやし。

さて、手伝おう…ってこれ、人ひとり殺してるんやでなぁ。訳ありなんやろけど…
私は、死体の足側に周りながら聞いてみた。
>>345「いったい、どういう事…?」

なんか大ざっぱすぎる聞き方やけど、状況が状況や、分かってくれるはずや。
348春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/11(月) 17:57:40 ID:KXx80enbO
【1日目 13:00 HERO 6】

俺の呼び掛けを聞き、二人とも窓を覗く。
不意に白石さんが、小さな声で悲鳴を上げた。
坂口さんも驚いたようで、顔から血の気が引いていくのがわかる。
「・・・あの人達も、やっぱりマスターと一緒で俺たちを見つけたら襲いかかってくるんでしょうか・・・?」


腕や足から血を流しながらそれでも歩き続ける人。
顔の肉が削げ落ちている人・・・。
異常なまでの力の強さ。
・・・そして、人を襲う。

本当に人なのかなあれは・・・。まるで映画やゲームに出てくるゾンビみたいじゃないか。
現実世界でそんなこと起こるはずがないと分かってていても、それ以外にこの情景を説明する手立てが見つからなかった。

「馬鹿だと思ったら笑ってくれて構いません。あれって・・・ゾンビなんじゃないでしょうか・・・。」
349矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 18:09:10 ID:C9UELxqSO
【1日目 13:00 キコマート6】

>>347『いったい、どういう事…?』
なにが…??ふざけてんのかこの野郎…どんなアバウトな質問だ!
いや待て待て、やっぱり‥『アレ』についてか?

「あー、『アレ』が何かは俺も知らねえ。今朝、駅に行ったらそこら中で人が襲われていて俺は恐くてすぐ逃げた‥終わり」
最期に、襲われた奴は噛みつかれ、喰われている様にも見えたと付け加えて話した。
「さっきも言ったがお前はラッキーだよ。
俺がいなけりゃ今頃コイツに殺られてストックルームの死体の隣に転がっている所だ‥感謝していいぞ」
350井林 15 男  ◆xpLghco336 :2006/09/11(月) 18:33:14 ID:rx0J1nTt0
【1日目 13:00 キコマート 7】

自動ドアの前に立って、上を見上げた。
「……あれ?、無い…」
変だぞ…シャッターが無いじゃないか……閉店の時に八百屋さんが下げるアレが…
…あれ?コンビニって二十四時間営業じゃないか……。
「・・・・・・・・・・・」

…思わず拍子抜けしてしまった。
ブラインドって一体なんだろう?シャッターじゃないのか??

上を覗きながら窓際を回ってみた。
雑誌棚の方に来ると、窓と天井の僅かな隙間に”日よけ”を発見した。
掴んで降ろすと、見事に窓の外がシャットアウトした!。
「……ブラインドって、日よけの事!?」

思わず、指を鳴らす。
351半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/11(月) 18:57:09 ID:ttNqJwWfO
【1日目 13:00 キコマート 8】

>>349「そんなん…ゾンビやあるまいし」
いや、でも…ゾンビは別としても、おっさんの言う事は多分ほんまやと思う。
誰かが言っとった…どんなに不自然に見えても、「有り得ない事」を
ひとつずつ取り除いたら残った物が真実やって…
おっさんが嘘をつく理由は無いし、あのビビり方は演技には見えんかった。
まして、ギャグで人の頭どついて殺したりはせんやろう。

「まあ、それも私がドアの血に気付いたからなんやけどな。
そやなかったら、おっさん今ごろこいつに後ろから食われてるわ。感謝してもええで」

しかし、おっさんの話を信じるとするとえらい事やで…
いや、「えらい事」なんて生易しいもんやない。
にむ、今ごろ何してるんやろ…
352矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 19:34:30 ID:C9UELxqSO
【1日目 13:00 キコマート9】

>>351「はっ‥逆に感謝しろってか、よく言うぜ」
‥ゾンビね…何言ってるんだか‥まぁ、いいけど。
死体をストックルームに運び女の横に置く。
さっきは一瞬だったが中は酷い荒れようだ。
この女よっぽど抵抗したんだろうな…
女の死体を覗き込むと違和感を覚えた。
「あれ?ちょっと待て…何かおかしくないか‥コレ?
半村だっけ?‥この死体見て何かおかしいと思わないか?」
血のついた酒瓶を半村の前に置いた。
「この状況どう思う?
…ワトソン君」
353半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/11(月) 20:22:38 ID:ttNqJwWfO
【1日目 13:00 キコマート 10】

うぐっ!女の人の死体…!これはめっちゃグロい…!
思わず顔をしかめて口をハンカチで覆った。あかん、直視できへん…
おっさんにツッコむ余裕も無い…
「うううう…あ、頭、めった打ちですね、先生」
おかしいとこ?うう…何やろ…?冷静に考えるなんて無理や…

「頭を潰されたにしてはあんまり血が出てないように見えるけど…
店員がやったんやろか?そうやったら、女の人ひとり殺すのに
ここまでやるのがおかしいとか、そういう事…?」
そう考えると、むしろ抵抗したのは店員の方…?
354矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 20:46:07 ID:C9UELxqSO
【1日目 14:00 キコマート1】

>>353「いいか?ワトソン君…まず外にいる『アレ』は人を襲うのに道具は使わねえ!
俺の見た限りでは掴んで噛み付く‥単純だ。
それと襲うのはまともな人間だけだ…仲間同志で争ってる奴はまだ見たことねえし。これらをまとめると1つの結論が出るだろ?
つまり…襲われたのは店員の方だ!‥で襲ったのは隣のこの女だな」

そこまで言って半村の反応を見てみる。
355井林 15 男  ◆xpLghco336 :2006/09/11(月) 20:48:18 ID:rx0J1nTt0
【1日目 14:00 キコマート2】

ふう、やっと最後のブラインドを降ろした。あとはあの人が鍵を閉めるだけだ。

少し休憩しよう。ふくらはぎが痛い、久しぶりに走ったなぁ。こりゃ明日筋肉痛だよ…
今でこそブラインドで何も見えないが、外には『アレ』がいるはずだ…
本当に休憩なんかしてていいのか?考えたようとしたが、緊張していると僕は頭が回らない。
…こんな調子だから試合に勝てないんだろうな。まぁ、もっとも一年生にも負けるのだからどうしようもない。

飲み物売り場まで行き、冷蔵庫からお茶のペットボトルを出すが、飲むのには罪悪感があったので、床に置く。
そういえば、あの人達は何処に行ったんだろう。まさか僕を置いていったんじゃないよな…
多分ストックルームへ行ったんだろう、一様報告だけはしておこう。

手形のついた扉の前まで来て思いだした、そういや死体を片付けをしてたんだっけ?
……あんなモノもう見たくない…。僕は扉を少しだけ開け、顔の半分を出すかたちで話しかけた。

>>353>>354「…ブラインドは全部閉めましたよ、あとはドアだけです」
356半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/11(月) 21:11:47 ID:ttNqJwWfO
【1日目 14:00 キコマート 3】

>>354「…やっぱり…」
襲われたのは店員の方。初めておっさんと意見が合った気がする。
それと、ゾンビ(仮)はまともな人間しか襲わへん…
「って事は、襲われた時点では店員はまだ普通の人間やったんか。
で、抵抗はしたけど結局噛まれた…言わば相打ちやな…
でも、私らが見た時はこの店員、まともやなかったで。
…!噛まれて、『感染』したって事?それやったら、まるっきりゾンビやん!
店員に噛み傷がないか、調べますか、先生?」

そこまで言った時、誰かがドアから顔を出した。
>>355「うわ!なんや少年か…ビックリするやん」
357白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/11(月) 21:49:28 ID:pGvzWWWoO
【1日目 13:00 HERO 7】

「なんか出てる…」
ズルズル腸を引きずって歩き回る者がいた。
あんなの人じゃない。
ほら、あれ、なんだっけ?

春日さんがその答えを言った。
>>348「そう、それ!ゾンビ。」
…だとしたら、マスターもそれに?
>>341「良かった…噛まれなくって。
噛まれたら最後…ゾンビになっちゃうんですよ。」
映画で得た知識を話した。

「ゾンビかどうか分からないけど、マスターみたいに襲ってくるかもしれない…私、戸締まりしますから、ブラインド下ろして。」
自動ドアと流れていたBGMの電源を切った。
358坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/11(月) 22:21:48 ID:vFXLiUXOP
【1日目 13:00 HERO 8】

ゾンビ?あのバイオみたいな?
そんな馬鹿な…と言いたいけど窓の外を歩いてるのはどう見ても映画やゲームで見たゾンビそのものだ。
「マスター噛まれたからゾンビになったんだ…って、俺、噛まれなくてよかった!!春日君、白石さんありがとう!」
今更だが、手が震える。

>357「ゾンビかどうか分からないけど、マスターみたいに襲ってくるかもしれない…私、戸締まりしますから、ブラインド下ろして。」
白石さんの言葉に、こっそり窓に近づき急いでブラインドを下げていく。

「あいつら窓割ったりするのかな?」
359矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/11(月) 22:38:52 ID:C9UELxqSO
【1日目 14:00 キコマート4】

>>356「いい答えだワトソン君、80点だ。感染経路は、空気感染や生活水の可能性もある思い込みは危険だ…その辺りはすべての可能性を考えて行動する、これで+10点」
>>355あいつにも聞く権利はあるな。
「あと10点はそう感染…『アレ』は感染する‥それもけっこうな速度でだ、ここからがクソな話しだ‥いいか?」
俺はこのクソな結論を一拍おいてから言った。
「いいか、このS市は人口100万人を越える政令指定都市だ!…人口100万人、これがどういう意味かわかるよな?」
どう考えても面倒なことにしかならねぇよ‥
360春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/11(月) 22:57:25 ID:KXx80enbO
【1日目 13:00 HERO 9】

>>357「・・・戸締まりするから、ブラインド閉めて」
その言葉を聞き、坂口さんが窓際によりブラインドを閉める。
・・・ふぅ、見えないだけでもずいぶん違うなっと。
そう思ったのも束の間、マスターが横たわっているのが目に入り、罪悪感がよみがえる。
このままにしておくわけにもいかないよな・・・。
このままじゃ、かわいそうだからとか、そんな感情から来る思いじゃない。
ただ・・・、自分がしてしまったことを少しでも忘れたかったから。
せめて、目に入らない場所へ移動させたいな・・・。
そう思っただけのこと。

「マスターの亡骸、何処か別の場所へ移動出来ないでしょうか・・・?せめて、見えない場所へ。」
361井林 15 男  ◆xpLghco336 :2006/09/11(月) 23:39:39 ID:rx0J1nTt0
【1日目 14:00 キコマート5】
ちょうど入った時に>>356女の声が聞こえた。
噛まれる?ゾンビ?映画の話でもしているのか?

>>359「『アレ』は感染する‥それもけっこうな速度でだ、ここからがクソな話しだ‥いいか?」
『アレ』は感染するだって?まさかこの人はあの店員をゾンビとでも言うのか!?
…そんなの馬鹿げてる……。僕はどこかで映画の世界にでも入りこんでしまったのか…?

あの店員は明らかに致命傷を負っていた…にも関わらず痛がる素振りしなかった。
しかも、何か獲物を探している様にも見えた…。
あれがゾンビなら筋が通る。じゃあ、あの店員は僕達を食べようとしていたのか‥?
『アレ』が感染するということは、食べられた後はゾンビにされるって事なのか‥?

……冗談でも怖すぎる…。

>>359 「いいか、このS市は人口100万人を越える政令指定都市だ!…人口100万人、これがどういう意味かわかるよな?」

『アレ』が後100万人…つまり100万人が敵ってこと………
362白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/12(火) 00:42:03 ID:S2Aggvg9O
【1日目 13:00 HERO 10】

「ゔあああぁ…」
BGMを切った途端、外から呻き声が聞こえてきた。
近くにいる!?

坂口さんがふと、疑問を問い掛ける。
>>358「窓割ったり…するでしょうね…。
この窓、どうしよ?なんか無い?あー、あと自動ドアもですよ。」
慌てふためいてあちこち見て回った。
あの入口の本棚、調度いい高さだ。
「あれ、自動ドアの所に動かせませんか?」
本棚を指差して言った。

見渡す限り、椅子とテーブルばかり。
「窓際にテーブル積み上げますか?
他に何か無いか調理場見てきます。」
363半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/12(火) 00:42:44 ID:vtQH/AQ0O
【1日目 14:00 キコマート 6】

突然、少年の周りだけ空気が暗くなった気がした。かなわんなぁ…

>>361「ほら少年、深刻な顔せんと。100万人ゆうたってなぁ、私らがおるやん。
ほんまはゾンビなんか10人くらいしかおらへんのかも知れへんのやで」
まったく、見た目からして思い詰めるタイプやな、この少年。

「それに、私らはただの凡人や。そんな私らと同じ結論にたどり着く人間なんか
ゴマンとおると思わへんか?とりあえず休憩しよ、休憩」

私はタバコを取り出して火を点けた。悩んだって解決するもんやない。
そうや。解決できへん問題は問題とちゃうんや。
悩んだってしゃあないしゃあない。
364矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 01:07:44 ID:nB3IE6NSO
【1日目 14:00 キコマート7】

>>361クソガキの顔がみるみる青ざめていきやがる。
ちょっと刺激が強すぎたか?後でフォローでもしておこう…パニクられたら大変だ。
>>363それに比べてこの女は…天然なのか、図太いのか良くわからねぇ奴だ。
タバコなんか呑気に吸いやがって…
「おい、電話するの忘れるなよ」

ストックルームを見回し壁に掛かる鍵束を見つける。
「はは、ここの店長は几帳面な奴だ」
自動ドアと書かれた鍵を取り入口に向かう。

ドアに鍵をかけ、販促用のポスターをドアに隙間なく貼りつけた。
365春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/12(火) 01:24:50 ID:ynoFOKcYO
【1日目 14:00 HERO 1】

>>362「・・・他に何かないか、調理場探してきます。」

あ、そっか・・・。外にも奴らがいるってこと忘れてた・・・。
マスターのことは後だ・・・。いつも自分は状況を見ずに関係ないことに頭を働かせてしまう。悪い癖だよね・・・。
白石さんに言われ、頭を切り替える。

「外から丸見えの自動ドアがやっぱ一番まずいですよね。坂口さん俺あっち側持つんで、そっち側お願いします。」
そう言うと、自動ドアの外を覗く。
・・・よし、奴らはいないね。見られたりするとやばそうだし慎重に、と。
本棚を動かしながら、坂口さんに聞く。
「窓は、何でふさぎましょうか?板か何かあれば、打ち付けられるかもだけど・・・。後、この本棚も打ち付けたほうがいいのかな?」
366白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/12(火) 02:10:20 ID:S2Aggvg9O
【1日目 14:00 HERO 2】

狭い調理場には不釣り合いな古い大型冷蔵庫がある。
こんなの持てっこない。
中身はー…卵、ベーコン、野菜、調味料、マスターのビール。
いつもと変わらない。
「なんでこんなことに…」なんか泣けてきた。
代わり映えしない冷蔵庫の中身を懐かしく感じながら扉を閉めた。

泣いてる場合じゃない。
早く探さなきゃ。
ガスコンロ、調理器具の棚、食器と食器棚、まな板、段ボール、空き瓶の入ったコンテナ…。
とりあえずコンテナとまな板を持ってこう。

「終わったら棚運ぶの手伝って。
それとマスターも…。」
367半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/12(火) 07:10:21 ID:vtQH/AQ0O
【1日目 14:00 キコマート 8】

パパッとおっさんに目配せしたけど、分かってないやろなぁ…おっさん、鈍そうやし。
私は悩みはせえへんけど、考えるのを放棄したつもりは無いで。
大体、自販機は動いたし照明も点いてる。この電気はどこから来てるか、おっさん考えたんか?
それに、電話を忘れるなって言ったけど、その事自体
通信が麻痺してないって無意識に信じてる証拠やん。
私は携帯無いから、この店の電話使わせてもらお。

>>361「さて少年、戻ろか。私は半村って言うんや。よろしくな」

しかし…言っちゃなんやけど、うだつの上がらん顔やなぁ、この少年。
これで卓球部とか漫研とかやったらギャグやで、ほんま…
368警笛音 ◆5XArdeW8oU :2006/09/12(火) 08:44:48 ID:oD3kVtDh0
【1日目 14:40 南神楽町交差点】
パー!パーッ!!
車の警笛音が鳴り響く。
「…ここも反応無しか。」
音に反応し寄って来るのは、通りを歩くゾンビだけであった。
もう生きてる人間は誰も居ないのか…そんな不安感が彼を襲った。
「…ホームセンターか…行ってみるか!」
通り沿いの看板を見つけた彼はアクセル踏み車をスタートさせた。

この3時間半後、彼は壮絶な死を遂げる。
…その事はまだ、誰も知らない。
369矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 11:03:27 ID:nB3IE6NSO
【1日目 14:00 キコマート9】

ブラインド越しに外の様子を探っていると>>368車の警笛音が聞こえてきた。
「あの鳴らし方は何かの合図か…?」
一定間隔で鳴る警笛音はやがて聞こえなくなった。
「クソッ!行っちまったか?いや、死んだのか?
どのみち今はここを出れる状況じゃねえ」
…車があればな‥

ストックルームに戻ると
>>367自己紹介の途中だったので俺も済ませることにした。
「矢神だ、よろしくな、クソガ‥いや、少年」
しかし、このガキ改めてよく見ると‥んー、なんて言うか……暗いなぁ‥
典型的ないじめられっ子タイプだな
370井林 15 男*52455:2006/09/12(火) 12:20:18 ID:QoKk3zlYO
【1日目 14:00 キコマート 10】
……そんなの生き残れる筈ない。
僕は中学生にも勝てないというのに、大人の、ましてや腕がもげても平然としているゾンビなんかに…
>>363
駄目だ……耳に入らない…僕は死ぬんだ…ここで…
あの時なぜ学校をサボったんだろう。。
今頃、学校は避難地になってそうだな…多分死んだと思われてるだろなぁ。

>>368>>369
関西弁の人の名前は半村さん、あまり聞かない名字だ、本当に関西の人なのだろう。
礼服の男の人は…矢上さんか、荒っぽいが頼りになる人だ。
>>368>>369「僕は井林です。中三です」
371矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 13:16:10 ID:nB3IE6NSO
【1日目 15:00 キコマート1】

>>370ガキが名前を名乗ったが頭に入らない。
「……い‥なんだっけ?
クソッ、どいつもこいつも面倒くせえ」
あぁ、そうだ。
「あー、なんだ…俺達は今、一蓮托生‥協力していかなければならない状況だ。
そこでだお互いの距離を縮める為これからはあだ名で呼び合おうじゃないか?」
名案だ。
「おい、クソガ‥いや、少年、学校で友達から呼ばれているあだ名とかあるだろ?それ言ってみろ!無いなら今つくれ!
2、3文字のシンプルな奴だ」
何かあるだろ?
「えーと、半村だっけ?
何かあるだろ?言ってみろ」
372坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/12(火) 13:50:05 ID:rJReRFgdP
【1日目 14:00 HERO 3】

本棚を運びながら、春日君の言葉に頷く。
「そうだね、やっぱり打ち付けたほうがいいよね?…でも、打ち付ける音で外の人達集まってこないかなぁ?」
さっきの力だと、喫茶店のガラスなんかあっという間に割られそうだなよぁ。
マスターに捕まれ、赤くなった首を触る。
「とりあえず、全部の窓にテーブル置いてから考えよっか?」
373半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/12(火) 14:01:34 ID:vtQH/AQ0O
【1日目 15:00 キコマート 2】

な…何を言い出すんやこのおっさん…
英会話スクールやあるまいし、発想が気持ち悪いわ。
私はあだ名でも下の名前でも呼ばれる覚えはないで。

>>371「あのなぁ、おっさん…」

私は思わずため息をついた。
「あだ名なんか、無理やりつけるもんちゃうやろ。
それに、『だっけ?』『だっけ?』て、一回も間違えてへんやん。
それはもう覚えてる、ゆう事や。『次から気をつける』言ったんは誰や?
だいたいが、2、3文字が覚えられて4文字が覚えられへんなんて、私には理解できへんわ。
おかしいやん。おっさんひとりが覚えたら済む話やろ。どうしても、言うんやったら
まずおっさんから自分で自分のあだ名つけたらどうやねん」

まぁどんなあだ名つけても、私の中ではおっさんはおっさんやけどな。
374矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 15:07:36 ID:nB3IE6NSO
【1日目 15:00 キコマート3】

>>373な‥なんてムカつく女だ…
しかも、よくまぁこんだけ舌が回りやがる!
「ははー、あれだろ?
お前けっこう友達いなかったんだろ?もしくは浅い付き合いしかしてこなかったんだ。
あだ名一つ付けてもらえない人生を送ってきたなんてかわいそうな奴だなぁ」
言い終わって鼻で笑う。
「あっ、俺のあだ名だったな俺はみんなに矢神(ヤガミ)の神の字を取って神って言われてる、カミだ。
別にさんでも様付けで呼んでくれていいぜ」

もちろんこんなあだ名は嘘だ。
375半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/12(火) 15:36:54 ID:vtQH/AQ0O
【1日目 15:00 キコマート 4】

>>374「はぁ?」

友達いなかったんだろ、やって?それはあんたの事やろ。
自分がそうやから他人も同じやと思い込んでるパターンやな。
普通、友達がおる人は「今からあだ名をつけよう!」なんて発想は無い。
人付き合いが少ないのはおっさんの方や。分かるでぇ、私には。
あと、私はそんな挑発には乗らへんで。

>>374「おっさん、ええ事教えたるわ。私の名前は半村。半分の村で半村や。
ほら、2文字や。漢字やけど。これで覚えられるやろ。よかったなぁ、神様」

一気に解決や。ちょっと相手しとられへんわ、アホらしい。

>>370「ほな少年、行こか。お姉さんがジュースおごったるわ」

私は少年の手を取って、神様は置き去りにして売り場に向かった。
376矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 17:16:46 ID:nB3IE6NSO
【1日目 15:00 キコマート1】

>>375くっ‥やっぱ駄目だ、本々この女が素直に言うこと聞くとは思っていなかったが…
「あぁ、もういいよ…なんか疲れた‥行け行け」
二人にあっちに行けというジェスチャーをしてストックルームに残った。
「一応、水道の水は飲むんじゃねえぞ」

はぁ、しかし感染か‥
少なくとも空気感染はなさそうだ、その可能性があるなら俺達は今頃『アレ』の仲間入りになっている。
触っても問題はなかったし…
となると考えられるのは唾液や血液か?
あながち、あの女が言ってた噛み付きってのが1番有力かもな!?
377井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/12(火) 17:37:30 ID:QoKk3zlYO
【1日目 15:00 キコマート 5】
自己紹介はしたくなかった。
知れば知るほど非情になれなくなる…
>>371 学校のあだ名だって??僕は沢山あるからなぁ…
「地縛霊」「スタンド」
…ダメだ、マシなのが一つもない。
H.NのReonは…流石に馬鹿だと思われる。
そうしていると>>373>>374二人が喧嘩を始めた。
「友達いないだろ」の声で一瞬ドキッとしたが。男は自分を神だと言っている…
この人、気が違ってる。
笑いで済むような事だったが、僕にはただ怖かった…。
>>375手を握られる。
この人は恐怖すら見せない、まさかゾンビなのかも知れない…
378春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/12(火) 18:33:10 ID:ynoFOKcYO
【1日目 14:00 HERO 5】

>>372「・・・テーブル置いてから考えよっか。」
その言葉に今度は俺がうなずき笠原さんに返す。
「それに、自宅でもない喫茶店に常時工具用具があるともおもえないですしね。」
今気付いて、思わず苦笑してしまう。

棚を動かし終わり、今度はテーブルの移動にとりかかる。
「・・・白石さん、他になんかいーもの見つけたかなぁ?」
379矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 18:38:02 ID:nB3IE6NSO
【1日目 15:00 キコマート7】

噛み傷ね…そういやあの女が調べようとか言ってたな!?
店員の死体の側に行き覗き込んだ。
あー、気持ち悪い、また吐きそうだ…
首には何かでえぐられたような跡があるな。
「んー、しかし、噛み傷っていうか‥なんていうか、どうやったらこうなるんだ?人の肉をえぐるなんてけっこう力あるんじゃないかコイツら?」
一通り観察を終えた後、部屋にある商品箱を死体の回りに置き死体を隠した。
「これでもし、コイツらがまた動き出したら箱が落ちる音ですぐ気付くって訳だ…はは、死体も隠せて一石二鳥だ」
380半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/12(火) 20:31:31 ID:vtQH/AQ0O
【1日目 15:00 キコマート 8】

「……」
少年は無言。なんか、ビビってるみたいや…オドオドしてる。私が怖いんかなぁ。
無理もないけど、あれは絶対おっさんの方がおかしいんやで。
最初は謝ったくせに、なんやねんあの態度。感情のムラが激しいんや。
ほんま、子供相手にしてるみたいやったわ…ブツブツ…

あ、レジの横に電話がある。店用のやけど。そや、電話せな…
「少年、ちょっとだけ待っててな」

よし、110、と…

………
「つながらへん…なんでよ?」

何度か試したけど、コール音すら鳴らへん。コードもケーブルも
ちゃんとつながってるのに。
「これはちょっと、ヤバイんちゃうか…?」
381白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/12(火) 20:56:40 ID:S2Aggvg9O
【1日目 14:00 HERO 5】

コンテナとまな板を置きに戻ると、自動ドアの前には本棚が置かれていた。
「お疲れ様。本棚が倒れないように何かで押さえないとなりませんね。」
「調理場に棚が二つあるんで窓の所に置きませんか?
それからテーブルで押さえ付けた方がしっかりすると思いますよ。」

続けて調理場にある物を伝えた。
「調理場には他にガスコンロと調理器具と食器類…あと冷蔵庫と食品位しか見当たりませんでした。
後でカウンターの中も見てみます。
あの…マスターを冷蔵庫に容れませんか?」
流石に腐敗してく姿は見たくない。
382矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/12(火) 21:03:43 ID:nB3IE6NSO
【1日目 15:00 キコマート9】

箱を積み終わった時、あることを閃き急いで積んだ箱を退けた。
死体はまた姿を現す。
「動くんじゃねえぞ」
ポケットを探りアレを見つける。
「ナイスだ‥やっぱりコイツ携帯持っていやがった」
再び、箱を積み上げ死体を隠し携帯に目をやる。
…警察にかけるか。
いや、待て待て‥えー、俺どうなるんだ?
人を殺ったから、そりゃ捕まるよな?
でも、あれは正当防衛に…ならねえか、いきなり後ろから殴っちまったし…
でも今はそんな状況じゃないしな…
うーん…警察はまずいか?
携帯を置き、座り込み悩む。
383春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/12(火) 22:05:52 ID:ynoFOKcYO
【1日目 14:00 HERO 6】

白石さんが調理場から戻ってきて、色々と説明してくれた。
どーやら、棚があるみたいだ。
「わかりました。じゃあ、その棚を先につけましょっか。」
テーブルを引きずるのをやめ、白石さんに返事を返す。
>>381「あと・・・マスターを冷蔵庫に入れませんか?」
話終わった後に、白石さんが付け足して言う。
冷蔵庫があるんだ。容れるってことは、大型冷蔵庫か。なら話は早いね。
「そうしましょう。マスターをほったらかしってのはね。俺もどーにかしたかったとこですし。肩の方もつんで、足の方お願い出来ますか?」
それにしても、どーにかしたいけど、いざ運ぶとなるとなぁ・・・。
目の前には動かなくなったマスター。
それを運ぼうとする自分。
なんでこんな目に・・・。

384井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/12(火) 22:23:57 ID:VId8PIzH0
【1日目 16:00 キコマート10】

「……」
…無言。
なんか喋って下さいよ…さっきとギャップが激しいなぁ。
この人、頭に思っている事が口にそのまま直で出ている。妥協も絶対しない性格だな。
関西人はみんなこうなのだろうか?
しかし、手を繋ぐなんて何年振りだろう。しかも、女とだなんて…
ちょっと照れる。半村さんって言ったけ?悪い人では無い気がする。

>>380「少年、ちょっとだけ待っててな」
結局、僕の名前は『少年』のままだった…
電話をする気なのだろう。待てよ、矢上さん、いや矢"神"さん逮捕されてしまわないか…?

「つながらへん…なんでよ?」
…そんなはずは無い、1100にでもなっているんじゃないのか??
あの半村さんが焦っている…本当に繋がらないのか?

「回線が混雑してるんでしょう、みんなで一斉に電話を掛けているから、繋がらないだけですよ」
…警察は、もうだめだ。
385坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/12(火) 22:27:30 ID:rJReRFgdP
【1日目 14:00 HERO 7】

「あ、じゃあ俺が足を持つよ。」
言いながら、マスターの足を掴む。
「なんか2時間ドラマみたいじゃない?死体を冷蔵庫とか…。」
そんな場合じゃないのに、笑いが込み上げる。

「ゾンビかぁ…。ゾンビなら罪にならないよね?」
取り留めのない事を話しながらマスターの足を持ち上げる。
「うわっ、重いな。」掴んだ足は、冷たく、硬かった。
386春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/12(火) 22:52:52 ID:ynoFOKcYO
【1日目 14:00 HERO 8】

>>385「なんか、2時間ドラマ見たいじゃない?」
そういいながら笑う坂口さん。
「あはは、確かにドラマみたいですよねこれ。」
坂口さんにつられて、笑いながら言葉を返す。
この状況でこんなこと言うなんて、全くおもしろい人だ。
笑ったらなんか気分が軽くなったような気がした。
「坂口さん、ありがとうございますね。」
坂口さんにお礼を言い、肩を持つ。
「確かに重いですね。っつか・・・すげー冷たいですね。」
そんな話をしながら、冷蔵庫にマスターを容れた。
「さて、次は棚ですねっ!早いとこやっちゃいましょう。」
そう言いながら棚に手をかける。
うん、なんか少しだけ、元気がでてきたぞ。
387疾走する男 ◆5XArdeW8oU :2006/09/12(火) 23:20:23 ID:0HqJBqkz0
【1日目 15:40 南神楽町交差点】
「…クソッ!一体、こいつら…なんなんだ!?」
男は、ただ煙草を買いに家を出ただけだった。
それが正体不明の連中に追い回されて、行く当ても無くスクーターを走らせている。
視界に喫茶「HERO」が目に入る。彼はHEROのマスターとは飲み友達であった。
「…今日は茶を飲みに寄れそうもねぇな!」

運命は彼をホームセンターへと導く。
過酷な試練を乗り越え、彼が仲間二人とホームセンターを後にするのは、これから約9時間後の話である。
388白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/13(水) 02:08:36 ID:ox4EQKNWO
【1日目 14:00 HERO 9】

マスターと棚運びを二人に任せ、カウンター内を引っ掻き回していた。
引き出しの中にはごちゃごちゃと色々入っている。
武器になりそうなガラス製の灰皿、栓抜き、アイスピック等をカウンターに出していると、二人の笑い声が聞こえてきた。

「なんか2時間ドラマ見たいじゃない?死体を冷蔵庫とか…。」
「あはは、確かにドラマみたいですよねこれ。」
確かに、死亡推定時刻の偽造工作なんかであるシーンだけど…よく笑ってられるわ。
マスターをネタに笑われたような気がして私はムッとした。
389春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/13(水) 03:46:40 ID:UClxXr8DO
【1日目 14:00 HERO 10】

ちょうど棚を移動していると、白石さんがものを置いているのが見えた。
灰皿に栓抜き、それにアイスピックがあるのがわかる。
でも、それ以上に気になったのは白石さんの表情だった。
調理場に行った時とは明らかに違う、ムスッとした表情だ。
・・・どーしたんだろ?もしかしてこんな時にこんなネタで笑ったのはまずかったかな・・・?

本当にそれで機嫌を悪くしたのかはわからないけど、話し掛けてみよう・・・。
「あのー、白石さん。棚移動もうちょいで終わります。後、このお店ってスタッフ用のドアってありますか?」
何かあった時に逃げ場がないんじゃ、塞いでもしょうがないしね。
ま、外に逃げても安全ってわけじゃないけど・・・。
機嫌が悪いのかを確かめるためもあり、気になっていたことを聞いてみた。
390白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/13(水) 05:17:56 ID:ox4EQKNWO
【1日目 15:00 HERO 1】

何が必要なのか良く分かんないな。
目的の物が定まらないまま捜しても見つかりっこないよなぁ…。
仏頂面で黙々と戸棚の中やマスターの私物を見ていると、春日さんが話し掛けてきた。

>>389「手伝わなくてすいませんね。
そこ通路狭いでしょ?かえって邪魔かと思って。
あぁ‥裏口ありますよ。
調理場の奥にある銀色の扉がそう。
左側に行けば通りに出ますよ。
右側は非常階段、行き止まりだから…。
でもなんで?どっか行くつもりなんですか?」
そこまで言って、カウンターから顔を出した。
391春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/13(水) 10:53:20 ID:UClxXr8DO
【1日目 15:00 HERO 2】

>>390「・・・でもなんで?どっか行くんですか?」
一通り説明した白石さんは最後にこう問い返してきた。
なんか・・・怒ってるんだかよくわかんないや。
まぁ、怒ってないってことにしとこ・・・。」
そんなことを考えながら言葉を返す。

「何処も行きませんよっ。あんなのがいる中、わざわざ外に出るなんて俺には無理ですよ。」
喋りながら苦笑いをして、さらに言葉を付け足す。
「もしもの時の逃げ道がないと。これ破られて、逃げ場なかったらやばいじゃないですか。」

コンコンッと今運び終わった棚を軽く叩いた。

392坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/13(水) 11:22:31 ID:MuktJdZSP
【1日目 15:00 HERO 3】

>390「・・・でもなんで?どっか行くんですか?」
白石さんの言葉に驚く。
春日君すごいな〜。何処に行くんだろ。
>391「何処も行きませんよっ。あんなのがいる中、わざわざ外に出るなんて俺には無理ですよ。」

あ、やっぱりね。怖いの俺だけかと思ったよ。
その事に安心しつつ、口を開く。
「ねえねえ、コンビニの人達どうなったかな?俺達みたいに隠れてるのかなぁ?」
そう言いながら、ブラインドの端から外をそっと覗く。
393白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/13(水) 12:45:11 ID:ox4EQKNWO
【1日目 15:00 HERO 4】

>>391 >>392「…そう。
もし出て行く時には先に言って。ついてくとか駄々こねたりしないから。
いや…ほら、鍵締めなきゃいけないし。
二人共お願いしますね。」
ついさっきまでムカついてた感情は一気に冷め、二人に置いてかれる不安で一杯になった。
坂口さんが襲われてる時も助けれなかった。
棚一つ運ぶ事さえ出来ない私じゃ足手まといに思われても仕方ない。
それならせめて心構え位はしておきたい…。

二人に考えてる事を悟られぬよう、話題を変えた。
>>392「コンビニの様子はどうです?変化あり?」
394春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/13(水) 13:13:44 ID:UClxXr8DO
【1日目 15:00 HERO 5】

>>393「コンビニの様子はどお?変化あった?」
そう言われて、思い出した。
棚の隙間から窓の外を覗く。
・・・ん?ブラインドが閉まってる。それに、入り口には万遍なくポスターが貼ってある・・・。
「どーやら、向こうの人達も気付いてるみたいですよ?ブラインド閉めてるし、入り口にもなんか貼ってありますよ。」

それにしても、今S市は実際どうなってるんだろう。
これだけ外がひどいことになってるんだし、何処か避難場所はあるのかな。
っても、情報すら手に入らないしなぁ。
そこまで考えてから、
「ここって、テレビとかラジオってありますか?なんかニュースが見れればいんですが・・・。」
そう言いながら、自分も店の中をキョロキョロと見回す。
395白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/13(水) 14:29:28 ID:ox4EQKNWO
【1日目 15:00 HERO 6】

「あっちではアレを何者と話してるんだろ?ゾンビの話になってるのかな?
噛まれたりしてなきゃいいけど…。」
目と鼻の先なのに連絡取れないのがもどかしい。

>>394「いつも映画流したりCD流したりしてて、テレビもラジオも使った事無いんですよ。
使い方良く分かんないんで見てもらえます?」
そう言って、カウンターへ手招きした。

テレビモニターはお客さんが見やすいように上部へ設置されている。
カウンターの下にはそれらしきリモコンとオーディオがあった。
396矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/13(水) 20:08:31 ID:0LmwOMI1O
【1日目 16:00 キコマート1】

『ぐうぅぅぅ』
「あー、駄目だ‥腹へって考えもまとまらねえ」
携帯をポケットに入れ売り場へ出る。
ガキと女はレジの所で突っ立っている。
レジに置きっぱなしだったぬるい缶コーヒーを飲む。
二人の様子を見ると>>384ガキの青い顔はさらに青くなっていやがった。
おいおい、勘弁してくれ…一体何なんだ?
女に話し掛けようとするがやっぱり名前がでにくい。えー、なんだっけ?
『私の名前は半村。半分の村で半村や』
あぁ、そうだそうだ‥
半分の村で半村ね…簡単じゃねえか。
「何かあったのか?‥半村」
397春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/13(水) 20:39:38 ID:UClxXr8DO
【1日目 15:00 HERO 7】

>>395「使い方よくわからないんで見てもらえます?」
見てもらえますってもなぁ・・・俺、機械音痴でパソコンと携帯以外はFAXすらまともに使えないよ・・・。
「ごめんなさい。俺機械音痴なもので・・・。坂口さんっ!お願いしま〜っす。」
と、苦笑いを浮かべながら坂口さんに頼む。

そして、またキョロキョロ辺りを見回しながら聞く。
「後は、なんかやることありましたっけ?なければご飯でも・・・。」
朝から何も食べてなく、実を言うとものすごくお腹が減っていた俺は、二人に笑いながら言った。
398白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/13(水) 21:53:11 ID:ox4EQKNWO
【1日目 15:00 HERO 8】

「じゃ、坂口さんテレビとラジオの件頼みますね。
あとは棚が倒れないように自動ドアと窓際へテーブルを動かさないと。
それが終わったらご飯にしましょうか。」
…とは言ったものの、材料の買い出しはマスターが出勤前にすること。
残り物は冷蔵庫の中。
二人が冷蔵庫から出したとは思えないな。

「あっそうそう!ちょっと待って。」
缶詰の在りかを思い出し、窓際に置いた棚の扉を開けた。
他にも未開封の調味料やレトルトパック等があった。
「これで何か作れそうですね。」
399春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/13(水) 22:27:32 ID:UClxXr8DO
【1日目 15:00 HERO 9】

>>398「あ、そうそう!ちょっと待って。」
そう言いながら白石さんは窓際の棚を開け、中からレトルト食品を取り出した。
「これで何か作れそうですね。」
そう言いながら調理場に行く白石さん。
・・・とりあえず俺はテーブルを窓際へっと。
テーブルで窓を塞いでいると、時々ブラインドの隙間から奴らがヨタヨタと通りを歩いているのが見える。
・・・本当に、この先俺はどーすればいんだろう。
家族は心配ないだろう。仕事の関係で、海外へ行っている。
でも、昔から一緒にバカやってつるんできた仲間達はどーしてるんだろう・・・?
「みんな、無事だといいなぁ・・・。」
400白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/13(水) 23:16:54 ID:ox4EQKNWO
【1日目 15:00 HERO 10】

うーん‥パンがあればなぁ。
サンドイッチの材料となるものが目の前にずらりと並ぶ。
パン代わりにクラッカー使うか。
……………ピクルスとアンチョビを添えて、と。
うん、なんとなくそれっぽい。

「出来ましたよー。」
カウンターに皿を並べ、三人分コーラの栓を抜いた。
「これがオイルサーディンをマヨネーズであえた物ね、そっちがウズラの卵とマヨネーズをあえた物。
で、これがシーチキンとマヨネーズを…。
マヨネーズと塩胡椒位しか調味料無くて。」
と苦笑いした。
401春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/13(水) 23:38:12 ID:UClxXr8DO
【1日目 16:00 HERO 1】

>>400「出来ましたよー。」
そう言いながら白石さんが食事とコーラをカウンターに出してくれた。
窓際で考えるのをやめ、さっさとカウンターにつく。
「うわっ、おいしそう!いただきまーっす」
・・・ところで、オイルサーディンってなんだろう・・・?
色々説明してくれてるけど、正直わからない単語が連発だよ。俺って食材についてもだいぶ疎いんだなぁ。
そんなことを考えながら手に取り口に運ぶ。
「ん、すっげぇおいしいですよ。さっすが白石さん!」
何がさすがなのか自分でもわからなかったが、ついつい言ってしまった。

402坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/13(水) 23:54:08 ID:MuktJdZSP
【1日目 16:00 HERO 1】

>397「坂口さんっ!お願いしま〜っす。」
>398「じゃ、坂口さんテレビとラジオの件頼みますね。」

二人に言われるが…う〜ん俺も得意じゃないんだよね。
しかし、そう言う間もなく各々作業を始めたため、仕方なくテレビの電源を入れる。
『ザーザー』
やっぱり駄目か…。

>400「出来ましたよー。」
白石さんの声にいそいそとカウンターに向かう。
腹が減っては…って言うし、先ずは食事だな。
403春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/14(木) 00:14:45 ID:m0Ck1oKWO
【1日目 16:00 HERO 3】

席に座りモグモグと食べていると、坂口さんもカウンターにやってきた。
テレビはー、つかないみたいだな。
「やっぱ、電源入れただけじゃダメでした?ってか砂嵐って、まさか放送してないとかじゃないですよね?」
そう言って冗談っぽく笑いながらも、胸中には不安を感じていた。
実際その可能性ありそうだなぁ。
電話もテレビもダメじゃ情報得られないし、救助も呼べないじゃん・・・。
ラジオは置いてないみたいだし。
残るは強行突破だけど、捕まったら喰われちゃうし、まして何処に逃げるってんだよ・・・。
結局今のところは打開策なし、か。
404半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/14(木) 00:31:23 ID:xa9DcRygO
【1日目 16:00 キコマート 2】

>>384「混雑かぁ。参ったなぁ」
そらそうかも知れへんけど…私は仕方なく受話器を置いた。
混雑してるだけなら、またかけ直したらつながるかも知れへんしな…

>>396「あ、おっさん。いま警察に電話してみてんけど…つながらへんねん」
なんや、名前覚えてるやん。まぁ今までがわざとらしかっただけやろけど。

「それにしても、お腹すいたなぁ」
そこの弁当、もらってしまおうかな。お金は後で払えば…
405白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/14(木) 01:17:22 ID:ur5QkRDKO
【1日目 16:00 HERO 4】

>>401ん、すっげぇおいしいですよ。さっすが白石さん!」
「ホントに?マヨ嫌いだったらどうしようかと思ってましたよ。」

『ザー‥』
スピーカーからノイズ音が流れる。
放送が無いのか?チャンネル設定が出来てないのか?
カウンターの席についた坂口さんに尋ねた。
「テレビダメそうですか?
オーディオの方にラジオ付いてませんかね?
携帯のネットも使えないのかな?」
携帯を取出してみるが何故か圏外の表示が出ていた。
電話が不通なのだから何等不思議ではない。
しかしまた一つ希望を奪われた気がした。
406坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/14(木) 01:37:10 ID:VDjiXcRVP
【1日目 16:00 HERO 5】

「いただきま〜す。」カウンターに座り、口に運ぶ。
「本当だ、うまいです!白石さん!」
そして、コーラを飲みながら説明する。
「テレビは、一応電源入れて〜チャンネル設定はしてあるみたいなんだよね。
だからうつらないのは、なにか別の理由かな〜とか思って…。」
まあ、最後まで言わないでも二人ともわかるだろう。
携帯も、一般電話も通じない今テレビやラジオ、ネットが利用できる可能性はかなり低いだろう。

「本当、皆どうしちゃったんだろ?まさか世界中でこんな状態じゃないよね…?」
407春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/14(木) 02:44:29 ID:m0Ck1oKWO
【1日目 16:00 HERO 6】

>>406「まさか世界中でこんな状態じゃないよね?」
その言葉に思わずゾッとする。
世界中って・・・あんなのが世界中にいるってか?
冗談じゃないよ・・・。

そう言えば、きっと自衛隊って出動してるよね・・・。
そしたら、どっか避難所みたいなとこがあると思うんだよなぁ。
だったら後は、そこを知るための通信手段と、行くための交通手段、か・・・。

ふと、向かいのコンビニが気になった。
あの人達はどーするつもりなんだろう?
まずはあの人達に連絡取れないかな・・・。かと言って外に出ればきっと餌食だしなぁ。
しばらく悩んだ後、白石さんに聞く。
「あの、向かいのコンビニの番号ってわかります?」
繋がらないのは確認したけど、もう一回かけてみよう・・・。
408白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/14(木) 06:28:56 ID:ur5QkRDKO
【1日目 16:00 HERO 7】

電話も携帯もテレビも同時にダメなんて…。
もしかして全国規模でこんな状況なわけ?
そんな不安を坂口さんも感じていたようだ。
>>406まさか世界中でこんな状態じゃないよね…?」
「………。」
そうともそうじゃないとも言えず無言のまま、完食した皿を片付けに行った。

カウンターへ戻ると、何やら考え込んだ末、春日さんが話し掛けてきた。
>>407「コンビニの電話番号?分かるけど…電話は繋がらないんですよ?」
疑問に感じながら、コンビニのレシートを手渡した。
409井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/14(木) 08:13:42 ID:jUr4HmLKO
【1日目 16:00 キコマート 3】
>>396
矢神さんがストックルームから戻ってきた。
今度はしっかり名前を呼んでいる。あのあだ名はなんだったんだ?
>>404
警察に繋がらないなんて聞いた事がない…。しかも、そういう時にこそ警察はあるんじゃないのか?
コール音が鳴っていないなら混雑の可能性もあると思うけど、鳴っているなら絶望的だ。

しかし、いくら怖いといっても、腹が減ってくる。
今日は朝飯の玉子かけご飯しか食べていない。もちろん、昼飯は給食の予定なので弁当は持ち合わせていない。
床に置いておいたお茶を、躊躇わず飲む
410呼び出し音 ◆5XArdeW8oU :2006/09/14(木) 08:41:16 ID:/3ULTI160
【1日目 16:00 キコマート 】
不意にカウンター横の電話が呼び出し音を鳴らす。
普段ならば気にも留めない程度の音だが、静まった街、静まった店内にやけに大きく響いて聞こえる。

※このレス投下後、リアルタイムで6時間以内にキコマート側のプレイヤーが
受話器を取るレスを書き込んでください。投下できなければ電話は切れます。

取ったレスが投下されてから6時間以内に春日はキコマート側の取ったプレイヤーに話し掛ける
レスを投下してください。投下できなければ電話は切れます。

電話はリアルタイムで1分程度繋がってます。
それを考慮して会話レスをお願いします。
411半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/14(木) 09:10:26 ID:xa9DcRygO
【1日目 16:00 キコマート 4】

「ほらほら少年、あんたが暗くなってもしゃあないで」
まぁ、定期的に電話はかけるようにした方がええな。

「プルルルル」
突然、いま受話器を置いたばっかりの電話が鳴り出した。

「うわ!」
ビ、ビックリ…してる場合やない、取らな!

「も、もしもし?警察ですか?」
これはつながってる…外と連絡が取れるんや!
これは結構すごいチャンスかも知れへんで。
412矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/14(木) 10:29:03 ID:WWM+FO7aO
【1日目 16:00 キコマート5】

>>404『警察に電話してみてんけど…つながらへんねん』
その言葉を聞きポケットの中の携帯を取り出しかけてみる。
「あー、なるほど‥こんな状況だ、回線がパンクしていてもおかしくないか‥?」
これで外との連絡手段はなくなった‥完全な孤立状態だ‥クソッ

>>411『プルルルル』
コール音?
いいぞ!店関係の人間が心配してかけてきたのか?
千載一遇のチャンスだ、ここでコイツに助けを求めれば救助の可能性が出てくる。
半村が受話器を取った…
『も、もしもし?警察ですか?』
…いや‥警察はまずいな…
413春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/14(木) 12:56:16 ID:m0Ck1oKWO
【1日目 16:00 HERO 8】

「んー、まぁダメ元ってやつですよ。どのみちこのままじゃ何も出来ませんし。」
そう言いながら店の電話の受話器を取り、ダイヤルを押す。
・・・一度、二度かけるがやはり繋がらない。
次で最後にしようとダイヤルを押して待つ。
しばらくすると、コール音が聞こえた。
「やった!繋がりましたよ!」
後は誰か出てくれれば・・・。
2、3度コール音がした後に受話器がとられた。
>>411「も、もしもし?警察ですか?」
女の人だ。さっきの人かな?
すぐに返事を返す。
「すいません違います。向かいの喫茶店からかけてる春日といいます。さっき多分道で見かけてると思いますが。」
さらに続けて用件を言った。
「外がすごい状況なのは知ってますよね?
そっちは大丈夫ですか?こっちは3人なんですけど、さっき襲われました。
それと、文字を書いたものを貼りつけて連絡をとりあえますか?」
焦りからくるのか、言いたいことを一気に喋る。
わかってもらえたかな・・・?そう思いながら返答を待つ。
414半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/14(木) 13:37:46 ID:xa9DcRygO
【1日目 16:00 キコマート 6】

>>413「… …?…?」
な、なんかものすごい早口や。でも聞こえてる、聞こえてるで。
焦ったらあかんで…

>>413「了解、私は半村、こっちも3人や。アホなおっさんと
暗い少年が…って、もしもし?」

いつの間にか切れてた。
「な、早いって…どうなってんねん」
何度かかけ直してみたけど、やっぱりダメやった。
でも、向こうの言うことは大体覚えてるで。

受話器を置いてから、二人を振り返った。
「はぁ…切れたわ。警察がかけ直してきたんかと思ったけど、
残念ながら警察ちゃうかったわ。向かいの喫茶店からや。
なんで電話がつながったんかは分からへんけど…
かけてきたんは春日って男で、向こうも3人で困ってるみたいや」

あの入り口で座り込んでた兄ちゃんか。さて、どうしたもんやろな…
正直、あそこと連絡取れてもしゃあないんやけど…
415矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/14(木) 14:23:32 ID:WWM+FO7aO
【1日目 16:00 キコマート7】

>>414「誰がアホなおっさんだ、この‥」
……向かいの喫茶店?

「はあぁ?なんだと!!
向かいの喫茶店だぁ?…
じゃああれか?向かいの奴はこの非常事に警察や救急に連絡せず前にあるコンビニの様子が知りたくて連絡してきたってのか?‥ありえねえ!」

何か策があるってのか‥?

「まぁ‥あれだ、この電話で2つわかったよ…
向かいの奴がとんだ間抜けヤローかもしれないってことと、俺達以外にも建物に篭って救助を待つ奴がいるってことだ」
416半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/14(木) 15:04:23 ID:xa9DcRygO
【1日目 16:00 キコマート 8】

>>415あー、うるさいなぁ。まぁおっさんの言う事ももっともやけどな。
私らに何かしら頼ろう、言う事?誰が?どうやって?
助けて欲しいんはこっちも同じやのに…

「何か書いて連絡取られへんか、言ってたで。一応、向こう見てみる?
何を連絡したいんか知らんけど、暗くなるまであんまり時間ないで」

とりあえず、こっちも返答できるようにしといた方がええかな。
マジックは、まぁあるとして…スケッチブックか何かあるかな。
文房具の棚をあさってみた。

…さっきみたいにまた電話がつながるかも知れへん。
やっぱり、定期的に警察に連絡はした方がええよな…
417矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/14(木) 15:51:09 ID:WWM+FO7aO
【1日目 16:00 キコマート9】

>>416「連絡を取り合う‥?おいおい、こっちは外の『アレ』に見つからないようにひっそり身を隠しているのに、わざわざ外に信号を送るのか?」

マジで何がしたいんだよ?

「半村、俺は電話で相手の話しを聞いていない‥
何か策がありそうな感じならリスクを犯して連絡を取り合うのも悪かねえ。
しかし、ただ自分の置かれた状況が寂しくて仲間がほしいってんなら俺はゴメンだ…面倒の原因だ。
まぁ、電話に出たのはお前だ、判断はお前に任せるよ」
418半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/14(木) 16:56:41 ID:xa9DcRygO
【1日目 16:00 キコマート 10】

>>417「それはええけど…私が聞いたんはさっき言った事だけやで」

策って…あれだけの会話では何も分からへん。
て言うか、会話らしい会話はしてない。
何か名案があるんやったら教えて欲しいわ。
まぁ、伝えたいことがあるんやったら向こうから伝えてくるやろ…
マジックとスケッチブックを持って、ブラインドにそっと近づいた。

「ゾンビ、気づかんといてや…」
ブラインドの隙間から、向かいの様子をこっそり窺ってみた。
こっちも命がけなんや、しょうもない事やったら無視するで…
419春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/14(木) 18:29:19 ID:m0Ck1oKWO
【1日目 16:00 HERO 9】

繋がった電話はものの一分もしないうちに切れてしまった。
・・・連絡を取り合うって部分は伝えられたからまぁいっか。
後は実際見てもらえるかかな。
「白石さん、紙とペンもらいます。」
そうゆうと、カウンター裏にまわり、紙とペンを取出しそこに文字を書く。
《新聞をみて》と。
テレビ、ラジオ、電話。
全部使えないならそれしかないと思った。
今朝見た男も、白石さんが見た集団ももしかしたら昨日のうちにニュースになってたかもしれない。
暴動事件として。なら、夕刊、届いてるか望みは薄いけど朝刊。
これに情報と最初の事件地が書いてあるはずだ。
もしもの際には、その逆へ逃げれば助かる見込みもあるかもしれない・・・。
浅はかかもしれないけど、今はこれしか思いつかなかった。
「見てもらえるかな・・・?」
そう言いながら、積みたったテーブルの間に手を通し、紙を窓に貼る。

ふぅ・・・避難場所も書いてあればいんだけど、ありえないよなぁ。
420本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 18:59:25 ID:HaDt1D5t0
 
421矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/14(木) 19:55:18 ID:WWM+FO7aO
【1日目 17:00 キコマート1】

>>418半村はスケッチブックとマジックを持ってブラインドに近づいて行く。

どうやら連絡を取り合うようだ‥まぁ、俺は面倒なことにならない様に祈るだけだ。
「半村、何か変化があったら言ってくれ」

待っている間、携帯で救急の方へ電話をかけてみたがやっぱり繋がらない…
「クソッ‥やっぱり駄目か、この携帯が悪いんじゃねえのか?」
そう言って携帯を手の中でクルクルと回す。
「ん?‥コレって…」
携帯をじっくり調べ、あることに気がついた。

「この携帯‥なかなか使えるんじゃねえか?」
422白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/14(木) 20:22:15 ID:ur5QkRDKO
【1日目 16:00 HERO 10】

「えっ!?繋がったの?」
受話器に耳を近付けた。
春日さんが喋り終えると女性らしき声が聞こえた。
…なに?良く聞こえない。
『ツー ツー ツー‥』
突然電話が切れた。
「‥春日さん切ったの?
彼女なんて?」

春日さんはそれどころじゃないと言わんばかりに、紙に何かを書き始めた。
《新聞をみて》?
新聞に何か書いてるの?
423春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/14(木) 20:42:06 ID:m0Ck1oKWO
【1日目 17:00 HERO 1】

一通りの行動を終えた後、二人に説明をした。
向こうも多分策はなさそうなこと、向こうは3人で籠城していること、連絡を取り合えるかと聞いたこと。
「新聞を見てってのは、他の情報機関がマヒしていたので苦肉の策です。」
「今こんな状況ってことは、規模は小さかったかもしれないけど、昨日から起こってたんじゃないかと思って。」
一通りの考えを二人に話す。
「勝手にすいません。隠れてるのに外に信号送るようなことして・・・。」
424井林 ◆xpLghco336 :2006/09/14(木) 20:44:02 ID:D3wMYOSq0
【1日目 17:00 キコマート 2】

みんなから離れて一人昼飯を食べていた。いろんな事が頭に浮かぶ。
学校は大丈夫なのだろうか?非難勧告は出ているのだろうか?
・・・僕の家は?

考えるほど頭が変になる。それでも驚くほど冷静にいられるのが不思議だった。
すぐそばまで来ている『恐怖』というヤツが僕をそうさせているのだろうか・・?

>>414
僕が戻ってくると、慌しい雰囲気だった。
電話が繋がったらしい。だが相手は警察では無く、向かいの喫茶店であった…。
>>418半村さんは連絡を取るらしい、僕も何か手伝おうと思ったが遅かった。

また何か飲もうとして振り返ると矢神さんがいた。
>>421
…あれ…矢神さん携帯を持っているじゃないか。さっきの言葉は嘘だったのか・・?
「矢神さん…携帯持ってたんですね・・・」
425矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/14(木) 21:06:20 ID:WWM+FO7aO
【1日目 17:00 キコマート3】

携帯を手の中でクルクル遊ばせていると、唐突にガキが話し掛けてきた。
>>424「うぉっ!な、なんだお前いたのか‥後ろから急に話し掛けるな」
まったく存在感のないガキだ‥
ガキは俺の持つ携帯が気になるようだ。
「あー、あぁ‥この携帯ね、よく探してみたら見付かった」
手に持つ携帯をクルクル回し
「おい、い‥‥あれ?コイツの名前何だっけ?」
あぁ、もうあだ名作戦も失敗したし面倒くせえ。

「おい、クソガキこの携帯知ってるか?」
ガキに『RADIDEN』と書かれた携帯を見せた。
426井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/14(木) 21:33:50 ID:D3wMYOSq0
【1日目 17:00 キコマート4】
>>425・・・なぜか驚かれてしまった。
ただでさえ自分から話しかけるのが苦手なのに、余計苦手になってしまう……
見つかったんだ、それなら良かった。ただこんな事でも半村さんが怒らなければいいが…。

ラディデン?…ああ…ラジデンか。
「…確かラジオが聞ける携帯ですよね。…あっ!?もしかしたら『アレ』について何かやっているかも
しれませんね」

矢神さん他の言い方くらいあるでしょう…酷すぎます。クソガキは…
427矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/14(木) 23:28:37 ID:WWM+FO7aO
【1日目 17:00 キコマート5】

>>426「おぉ、知ってるじゃねえか‥ホレ」
携帯を渡すとガキはキョトンとした顔で携帯を見ている。
「知ってるか?って聞いただろ?俺はこの携帯の使い方がわからねえからラジオを聞けるようにちゃんとするんだぞ‥クソガキ」
そう言って一度半村に目をやった。
「そういや、あの女はともかく‥お前からはあだ名を聞いてなかったな!?
あるなら言ってみろ?無けりゃお前はクソガキだ!‥いいな?」
そう言って半村にに近づく。
「いつまでかかってんだ、お前は!」
半村の首ねっこを掴みブラインドから離す。
428半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/14(木) 23:57:38 ID:xa9DcRygO
【1日目 17:00 キコマート 6】

…何やろ…?新聞?
それだけ確認できた。新聞はあるはずやけど…

『グイ』
いきなり首をつかまれた。
「なっ…!」
つかんだのはおっさんやった。こ、このおっさんだけは…

「何をすんねん!」
しばかれたいんか。手を振り払った。
「コラおっさん、教えたる…私がこの世で唯一ガマンできへんのはなぁ、
いきなり後ろから首ねっこをつかまれる事や。いっぺん死んでくるか?
それとも午前と午後の2回に分けて死んでみるか?
言葉だけでコミュニケーションできへんのか?ママにそうするように教わったんか?
朝トイレに行った時、ウ○コと間違えて脳ミソ流してもうたんか?
それともそれがおっさんの国の挨拶か?どこの生まれや?」
429沈黙は金 ◆5XArdeW8oU :2006/09/15(金) 00:14:12 ID:pjaTVNSj0
【1日目 17:00 キコマート】
騒ぐ半村をリアルタイムで8時間以内に何らかの方法で沈黙させるレスを投下してください。
失敗すると窓際で騒いだのでゾンビに勘付かれます。(対象者:矢神・井林)

※思いつきでアクシデントレスを作成してみました。
騒ぐ、怒鳴る、物を動かすといった行動による騒音でゾンビに気付かれたり、不注意による
怪我などをアクシデントとして投下します。
430井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/15(金) 00:14:21 ID:bRNV8wh6O
【1日目 17:00 キコマート7】

>>428「‥ホレ」
…何だ??ラジオを聴かないのだろうか?…まさか、自分の携帯を見せびらかしているのか?
「知ってるか?って聞いただろ?俺はこの携帯の使い方がわからねえからラジオを聞けるようにちゃんとするんだぞ‥クソガキ」
………この人は自分でも使い方が分からない携帯を買ったのだろうか…。
だから、あんなに携帯を回すのだけが上手くなってしまったのか?
「無けりゃお前はクソガキだ!‥いいな?」
…多分、この人は何を言ってもいずれクソガキって言うだろう。もうこれでいい…。
…とりあえずラジオ機能を探そう。
431矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/15(金) 00:38:28 ID:u+ldLgP3O
【1日目 17:00 キコマート8】

>>428こ、この女は!‥
ベラベラ、ベラベラとよくもまぁ…
もう勘弁ならねえ、頭きたぞ!
「お前がトロトロ、トロトロ、トロトロ、トロトロしてるからだろがぁ!!
俺が1番嫌いなのはすっトロイ奴だ!お前のせいで俺の貴重な時間がすべて奪われんだよ!
あー、クソッ‥なんだてめえは?なんて面倒くせえ女だ!信じらんねえ」

…と口をパクパクさせた。
そして、興奮ぎみの半村の口を押さえ外を指差す。
「静かにしろ、『アレ』に気付かれたらどうするんだ?
‥お前のせいでクソガキも死ぬことになるぞ?」
432○×新聞地方版より ◆5XArdeW8oU :2006/09/15(金) 00:39:45 ID:pjaTVNSj0
目立った記事は無い。
半村の目を引いたのは端の方に小さく載っているこの記事だけだった。

噛み付き魔?男性噛まれ重傷
×日午後10時40分ごろ、○県S市伏山町の路上で喧嘩をしている、と近くの住民から110番があった。
県警神楽町署員が駆けつけたところ、現場の近くの路上で近くに住む男性会社員(31)が倒れているのを発見した。
現場から、男が逃げるのを住民が目撃しており、同署は傷害事件として男の行方を追っている。
調べでは、男性は左手や右手など3カ所に噛み付かれて、全治1ヶ月の重傷。同市内の病院に搬送されたが意識はあり
「自宅近くの駐車場で自分の車に乗ろうとしたところ、知らない男にいきなり襲われた。相手もひどい怪我をしていた」と話しているという。
433半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/15(金) 01:25:49 ID:q8nsoabLO
【1日目 17:00 キコマート 9】

口をふさがれたけど、また振り払った。カチンときたで、私は。
「うるさいねん、私に任せる言ったんは誰や?そんな事も覚えてへんのか?
ちょっとボケてるんちゃうか?大体、いつ私があんたの時間奪ったんや?
じゃああんたは何してたんや?私がおらんとできへん事でもしてたんか?
どうせ何もしてなかったんやろ?私のジャマしてるんはあんたの方や!
あんたがジャマせえへんかったらすべてメデタシで終わるんや!
ちょっと引っ込んでてくれるか!?死ぬんやったら勝手に死んだらええねん」
それだけ言って、私は新聞を取りに入口に移動した。
…ムカつくわ…
434FMラジオ ◆5XArdeW8oU :2006/09/15(金) 01:29:02 ID:pjaTVNSj0
酷い雑音で聞こえたのは以下の部分だけであった。

今朝…市内北部から起こった…動は拡大の…を辿って…り、外に…は大変危険…です。
…内とS市に…する市内全域の…は決して外には出…下さい。
災害派遣要請を…間もなく自衛隊が…到着するという…入っております。
自衛…察、消防が救出に…締りをして自宅で待機してく…。
なお、…は狂犬病に似た伝染…ウィルスに犯されていると…情報があり、噛み付か…
引掻かれた…人に感染の恐れが…す。
そう…場合、残念ですが現代の医学で…助かりません。
…頭部を破壊し、…ください。
435白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/15(金) 01:43:04 ID:mnARhlbIO
【1日目 17:00 HERO 2】

春日さんの説明を受けながら、店の電話で自宅へかけてみるが…以後繋がる事は無かった。
何等解決に結び付く策は見つからないままであったが、私は少し安堵したような面持ちで話し出した。

「奇跡的にも繋がって本当良かったですね。
何か新聞に載ってればいいですけど…。」
外の様子を窺ってみるが、まだコンビニからの返事は見当たらない。
空が朱色に染まりかけていた。
「あと1、2時間もしたら日が暮れますよ?暗くなったら紙で連絡取り合うのは無理じゃないですか?
他に連絡取る手段考えておかないと。」
436春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/15(金) 04:43:57 ID:sLIyebfsO
【1日目 17:00 HERO 3】

>>435「・・・他に連絡とる手段考えておかないと。」
他にって、何か手があれば最初からそーするんだけどなぁ・・・。
外から目立たぬよう、尚且つコンビニからはしっかり見えるような・・・ってそんなのあったら苦労しないね。
「何か他に・・・ですか。正直お手上げですね。」
そう言いながらブラインドを指で上げ、コンビニを見る。
やっぱダメっぽいか。
だよなぁ、リスクを侵してまでするわけないよなぁ。
「すいません。向こう側は今のとこ反応ないし、ダメかもしれません。オーディオについてるラジオはどうなんでしょうか・・・。」
やっぱりさっきと同じで何処もやってないのかな・・・?
437半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/15(金) 06:54:30 ID:q8nsoabLO
【1日目 17:00 キコマート 10】

いつまでもアホの相手はしとられへん。新聞、新聞…

「あ、これかな」
小さく載ったその記事は、今日の事件を連想させる物やった。
私はスケッチブックに走り書きして、ブラインドの隙間からそっと差し出した。

『伏山町で噛みつき魔発生』

関係、あるかな…
438白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/15(金) 06:54:58 ID:mnARhlbIO
【1日目 17:00 HERO 4】

お手上げ、か…私もだよ。
「うーん…上からならゾンビに気付かれにくいかもしれないけど、向こうから見づらくなっちゃうし。
ハァ…連絡取り合えると思ったのに。」
良策が浮かばず、溜息が零れる。

「こうしててもなんだからラジオつけてみますね。
………ンッ?なんか聞こえる!!」
>>434ラジオからは途切れ途切れに災害規模、救援部隊、感染経路、そしてソレへの対策と思われる内容が聞き取れた。

助かりません…頭部を破壊…
「やっぱりゾンビですね…救助が来るまでどうにか頑張りましょうね。」
439矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/15(金) 10:34:15 ID:u+ldLgP3O
【1日目 18:00 キコマート1】

>>433「なんて気性の激しい女だ‥導火線が短いにも程がある、クソッ!
‥とりあえず外の『アレ』には気付かれずに済んだのか?」
振り払われた手を摩る。
「しかし、何で口パクで言ったことがわかるんだ?‥あいつの特技は読唇術か?いや、きっと悪口に対しては異常に勘が鋭くなるタイプだな‥」
>>437半村は新聞を読んだかと思うとまたガラスに張り付いた。
「何やってんだか‥まぁ、これ以上相手しても火に油を注ぐだけだな」
新聞を一部取りレジに向かった。

腹がへれば戻ってくるだろ
440春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/15(金) 13:05:54 ID:sLIyebfsO
【1日目 17:00 HERO 4】

もう一度覗いて、ダメなら他の手を考えよう。
ブラインドを少しあげて向かいを見た。
ん・・・?なんか見える。

『伏山町で噛み付き魔発生』
伏山町ってゆーと、確かS市の北部だったかな・・・。それにしても、たった1日でここまで被害が増すものなのか・・・。

もう日が暮れる。急いで礼だけでも書かないと。
『ありがとう。助かる』
それを書き、それを窓に貼りつける。

カウンターに戻ると、何やらラジオから音が聞こえる。
ひどいノイズ混じりだけど、なんとか聞き取れる。

「自衛隊の出動ですか。後、最初に事件があったのは伏山町みたいです。」

・・・それにしても、いつまでここは大丈夫なんだろう?
「白石さん、さっき上からって言ってましたけど、ビルの上いけるんですか?」 ふいにさっきの言葉が気になり、白石さんに尋ねる。
441井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/15(金) 17:23:08 ID:bRNV8wh6O
【1日目 18:00 キコマート2】

…さてラジオだ、ラジオ。
あの人は自分で考えるって事が出来ないのか?あだ名ならともかく、自分の携帯の事まで人に頼るなんて…。
…まったく、大人になったら自然と常識的になるものだと思っていた。
あれ…結構分からない。どこなんだ?……あ、あった。
窓際まで寄り携帯を置く。
だがチャンネルを設定してなかったので、傍受するまで何回か置いたり持ったり繰り返した。
>>434はっきり聞こえなかったが、頭部破壊で動かなくなること、そして救援に自衛隊が来る事が聞き取れた。

「ラジオ、流れましたよ!」
442矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/15(金) 17:23:32 ID:u+ldLgP3O
【1日目 18:00 キコマート2】

新聞をカウンターに置き弁当を物色しに行く。
>>430携帯をいじっているガキにも声をかける。
「おい、クソガキ、お前もここに来てから何も食べてないだろ?
俺の奢りだ、好きな物選んでいいぞ」
妙な顔つきをしたガキが気になったが気にせず弁当を物色する。
適当に選んだ物をカゴに入れ、1万円をレジの上に置いた。
「とりあえず釣りはいらねえぞ」
弁当を電子レンジに入れ、入口の方を眺める。
「日が暮れてきたな…そろそろ電気は消した方がいいな‥」
ブラインドから漏れる光は暗くなっていく…
443半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/15(金) 18:26:11 ID:q8nsoabLO
【1日目 18:00 キコマート 4】

>>440おいおい、そっちからの情報提供は無しかい…まあええけど…
もう暗くなってきたし、これ以上のコンタクトは無理かな。それにしても、お腹すいたなぁ。

>>441ラジデン?また渋いもん持ってるなぁ。なんか情報あるかな?

ちょっと期待しつつ、少年の携帯を覗きこんだ。
444矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/15(金) 18:39:25 ID:u+ldLgP3O
【1日目 18:00 キコマート5】

弁当が温まる前に>>441ガキの呼ぶ声がした。
ラジオが流れた‥?

すぐにガキの所へ駆け付けると>>443半村とガキが一緒にいた。
ラジオからは『ザー』という雑音が既に流れている。

ガキの説明では自衛隊の救助が来ること、『アレ』は頭部の破壊で活動が止まること…

なるほど…幸か不幸かあの店員に対しての俺の行動は正解だったわけだ。

「しかし、ラジオでそういう情報を流すってことは…
‥やっぱり、そういうことだよな?」
445白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/15(金) 21:16:39 ID:mnARhlbIO
【1日目 17:00 HERO 5】

再び何かを書いて窓に貼る春日さんに尋ねた。
>>440「発端は伏山町だったんですか?コンビニからの情報?」
伏山町で一体何が?
僅かの間にこんな事になるって…凄い感染率で広まってるんじゃ?
一口噛まれただけで即ゾンビになるのか?

>>440…さっき上からって言ってましたけど、ビルの上いけるんですか?」
何かに引っ掛かったように春日さんが聞く。
「上の2店舗は表の階段と非常階段から行けますよ?
ただ…開いてるかどうか。預かってる鍵はここだけですし。」
446井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/15(金) 22:00:25 ID:pHW3JCdq0
【1日目 18:00 キコマート6】

半村さんが来た。さっき大きな声で怒鳴っていたようだが、また矢神さんと何かあったのか?
>>443「ラジオですよ、コレ」
「どうやら『アレ』はS市の北部…伏山町のほうでしょうか?そこからウイルスが媒介したようです。
やはり噛み付かれると感染して、一度噛まれたら最後。…治療は不可能の様です。…ここからが重要です。
『アレ』は頭部が弱点らしいです、現にさっきの店員は、矢神さんに頭を叩き割られて動かなくなりました…。」
…やっぱ慣れないなぁ、少し長く喋った。一呼吸置き。

「自衛隊か消防が救助に来るようです…。なにか目印がいりませんかね…?」
447春日 ◆K192KKaoPI :2006/09/15(金) 22:34:26 ID:sLIyebfsO
【1日目 17:00 HERO 6】

白石さんが言うには、上にはいけるみたいだ。
表の階段と非常口、ね。
出来れば上がったほうが安全なんだろうけど・・・。
鍵は多分開いてないし、何よりリスクが高すぎる。
ドアを出た瞬間にカブリじゃ洒落にならないよ。

「行くなら非常口からですけど、リスクが高すぎますねそれじゃ。上のほうが安全なんだろうけど・・・。」

まったくもってお手上げだよ・・・。
448半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/15(金) 23:07:10 ID:q8nsoabLO
【1日目 18:00 キコマート 7】

>>446
「知ってるで。ラジデンやろ?困るなぁ、もっと早く出してくれな」
タバコに火を点けながら、肘で少年をつついた。
しかし、ふーん…アレらは完全にゾンビみたいやな。
窓から見た奴らも、ものすごい大けがしたようなんもおったし…

「んでも、この状況で目印はまずいんちゃうか?って言うか、
目印なんか何をどこにどうやって出すん?」
うーん…今はちょっと思いつかへんなぁ。

「後や、後後。私、お腹すいてんねん。食べてから考えよ」
弁当の棚に目をやった。すばらしい眺めや…
449日没 ◆5XArdeW8oU :2006/09/15(金) 23:23:41 ID:Z0A8BAEF0
【1日目 18:30 南神楽町交差点】
太陽は隠れ、月明かりが街を照らす。
普段ならば家路を急ぐ学生、勤め人で賑わうこの通りも静まり返ってる。
代わりに死人が行き交う…彼らは物言わず、ただ静かに獲物を求めさ迷い歩く。

※日没です。街灯以外の明かりは着いていません(昨日の夜から点けっぱなしだった
所も数箇所あります)。

・日没時間までに明かりの用意がされてなければ、店内で行動の際、大きな物音を物音を立てる可能性があります。
隠しレス番末尾■を踏んだキャラが「店内で移動する」レスをした場合はゾンビに気付かれます。

・明かりをつけて行動する場合、隠しレス番末尾■を踏むとゾンビに勘付かれます。

・日没は18:00の通しレス番「5」を過ぎた次のレスより有効とします。
450矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/16(土) 00:12:03 ID:cPGYK9gdO
【1日目 18:00 キコマート8】

>>446ガキの話はよくわかったが目印となると…どうしたもんかな?

「その話は後だ、とりあえず飯にしようぜ」

>>448弁当の棚の前で半村が目を輝かせて立っていた。
「俺の奢りだから、何でも好きな物選んでいいぞ‥その小魚弁当とかいいんじゃないか?」

そのまま、レンジの中の弁当を取りカウンターをテーブル代わりにして食べ始めた。

まぁ、何にしても自衛隊が救援に来るならここで貝のように隠れているだけさ‥
451白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/16(土) 10:37:56 ID:aic6uBsrO
【1日目 17:00 HERO 8】

>>447「確かにね…連絡取る為に生死を賭ける気には…。
でも、ゾンビが侵入してきたら上しか逃げ場無いですよ。
コンビニの彼らが受け入れてくれるなら別ですけど…この状態ではね。
リスク背負ってまで私達を助ける気は起きないと思いますよ。」
コンビニの人達は私達をどう思ってるんだろ?
ブラインドの方を見ながら、そんな事を思った。
ブラインドから射していた光は極僅かになっていた。
「日が暮れてきましたね。
明かりつけたら光が洩れますよね?
段ボールとか貼付けて光洩れない様にしますか?」
452坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/16(土) 14:47:55 ID:thAOL1oJP
【1日目 17:00 HERO 9】

ぼんやりと店の隅に座り、暗くなっていく外を眺める。
今はブラインドが降りていて前の道の様子は分からないけどたまに影がゆっくりと横切る。
ああ、あれはゾンビになった誰なんだろう。

そんな事をぼんやりと考えている間にも、白石さんと春日君は色々と話しあっている。

>451「日が暮れてきましたね。明かりつけたら光が洩れますよね?
段ボールとか貼付けて光洩れない様にしますか?」
その白石さんの言葉に、想像する。
コンビニやHEROから漏れる明かりに群がるゾンビ達…。

「暗くなるまえに作業を始めよっか。あいつらが集まって来たらやばいよ〜!」張り切って立ち上がる。
453春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/16(土) 15:03:45 ID:92IOoH3nO
【1日目 17:00 HERO 10】

明かりか・・・。漏れないようにするっても、されは難しいと思うな。
薄暗くなってから意識したけど、街灯もついてるのか。なら、無理して明かりをつける必要もないのかもな。
そんなことを考えてる間にも、>>451白石さんと>>452坂口さんは作業をはじめだした。

まぁ、明かりをつけるのなら、確かに急ぐ必要はあるよな。
作業をはじめた二人に混じり、自らも作業をはじめた。
「もれないようにってことは何が必要ですかね?やっぱりダンボールとか、そーゆーので囲うのが無難かな?」
そう言った後、他に何かないか探すためカウンター裏へ行った。
454井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/16(土) 20:39:59 ID:gXxaMSBl0
【1日目 18:00 キコマート9】
>>442電気が消された。『アレ』に見つからない為とは言っても、闇に包まれるのは怖い。
光の灯らないコンビニなんて見たことがない、壁の隅に掛けられた円い鏡が不気味に光っている。
間違って何かに当たらないように注意して歩こう…。
>>448
目印のことは理解されなかった。こんなに気配を消していて救助隊が気付いてくれるかな?
…まあそれまで生き残っていればの話だが。

>>442
矢神さんは律儀にも代金は支払っていた。僕は非常時だから許されると思ってもう昼飯を食べてしまった。
>>450「俺の奢りだから、何でも好きな物選んでいいぞ」

断ると何か言われそうなので、仕方なく先程食べたものと同じおにぎり弁当を持ってカウンターへ向かった。
455白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/16(土) 21:19:20 ID:aic6uBsrO
【1日目 18:00 HERO 1】

「ちゃっちゃとやっちゃいましょうか。」
そう言うと調理場へ向かい、数枚の段ボールを抱えて持って来た。

>>453「そこにあるカッターとガムテ取って貰えますか?」
カウンター裏にいる春日さんへ向かって言った。
>>452>>453「私、調理場の扉に目張りしてきます。
段ボールの解体は二人に任せていいですか?」

ここの扉はいざって時にすぐ開けられるよう、目張りでどうにかやり過ごすしかないなぁ。
扉の四方にガムテを貼って二人の所へ戻って行った。
456春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/17(日) 02:15:16 ID:NwHUFTM3O
【1日目 18:00 HERO 2】

>>455「私、調理場の扉に目張りしてきます。」
そういうと残った作業を二人に任せ、白石さんは非常口に歩いていった。

「坂口さんて、本屋で働いていたんですよね?最近おもしろい本とかあったらおしえてくださいよっ。」
奴らがいる中、暮れていく日に恐怖を抱きながら、それでも表に出さないように笑顔で聞いた。
「普段本ってあんまり読まないんだけど、この騒ぎ静まったら読みたいんですよね〜。」
救助してもらうまで生きてる保障なんてないけど、精一杯希望を見いだすために、そんな話をしながら作業を進める。
457矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/17(日) 10:29:01 ID:8n1IFeL9O
【1日目 18:00 キコマート10】

>>454弁当を持ってガキがやってきた。
「しかし、この暗さじゃ新聞も読めねえな」
ガキを残し売り場へ物色しに行くことにした。
足元に気をつけながら店内の電池売り場まで行き、いくつか手に取り戻ってくる。
「はは‥さすがコンビニだ、見ろ!防災用のライトだ」
ハンドルを回すとライトの光が灯り辺りが明るくなる。
「3つあるからお前にも1つやるよ、間違っても外に向かって照らすな‥あと、これもやる」
カウンターに使い捨ての充電器を放り投げた。
「ラジオはまた何時受信するかわからねえからな‥」
458半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/17(日) 23:28:10 ID:HBv7VybuO
【1日目 19:00 キコマート 1】

適当な弁当を選んで食べると、改めて店内の暗さに気付く。
目印な…自衛隊か何かが助けに来てくれるんやったら
私らにできる事は大して無いよなぁ。このまま何事も起こらんかったら、の話やけど。

そうなると次に考える事は…寝床やな。居心地のよさそうな所、今から確保しとこ。
店員用の休憩室みたいな所があったら話は早いんやけどなぁ。
よし、ちょっと探検してみよう。
459白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/18(月) 00:25:56 ID:qt+gacV0O
【1日目 18:00 HERO 3】

厳重に段ボールを貼付け、一通りの作業を終えた。
「これで明かりをつけても大丈夫ですね。」
スイッチを2つ押した。
カウンターの間接照明とステンドグラス風のかさが付いた裸電球が店内に燈る。
元々テーブルを照らす物であった照明は低く、男性二人の頭の位置にあった。
「気をつけて歩いて下さいね。火傷しますよ。」

「コンビニの人達どうしてますかね?さっきのラジオ聞いたかなぁ?」
閉ざされた窓を見ながら言った。
460春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/18(月) 01:33:26 ID:dyPFpAPuO
【1日目 18:00 HERO 4】

>>456
そんなたあいもない会話をしながら、作業を終えた。
結構低いうちにあるライトなんだよなー。
俺、身長高いし、すぐぶつけるんだよな・・・。

>>459「コンビニの人達どうしてますかね?」
白石さんがふいに尋ねてくる。
「俺、ライトってよくぶつかるんですよねぇ。身長のせいもあるけど、用心足りないんでしょーか。
コンビニの人達かー。食物、飲み物は大丈夫だし、ブラインドとポスターを貼ってるってことは、それなりにうまくやってるんじゃないかな?
ま、なんかあったらこれだけ静かで呻き声以外聞こえないし、悲鳴なりなんなり聞こえるでしょう。」

さっきのライトのことを付け足し、白石さんに返した。
461白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/18(月) 05:01:58 ID:qt+gacV0O
【1日目 18:00 HERO 5】

>>460「それじゃ尚更、頭に気をつけないといけませんね。火傷してハゲちゃいますよ?」
ちょっと意地悪そうに笑みを浮かべた。
続けて世間話調に話し出した。
「さっきから気になってたんですけどね、コンビニの女性…どっかで見た気がするんですよ。記憶にありません?
多分、どっかの店員じゃないかと思うんですけど。」
462春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/18(月) 05:57:02 ID:dyPFpAPuO
【1日目 18:00 HERO 6】

>>461「・・・火傷して、はげちゃいますよ?」
その言葉に一瞬思考が止まる。
ハゲるのはちょっとな・・・。
「アハハハ、気を付けます。」
笑いながら返事を返した。
そして、また白石さんが喋りはじめる。
ふむふむ、ショップの店員か・・・。
言われてみれば心当たりがあるような、ないような。
古着屋・・・?実際1、2度しか行ったことないから微妙だけどなぁ。
「もしかして、古着屋の店員さんだったり?」
463白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/18(月) 09:49:22 ID:qt+gacV0O
【1日目 18:00 HERO 7】

>>462「そうそう!古着屋の店員さん。
ずっと引っ掛かってて…ありがとうございます。
春日さんも行ってるんですか?」
そっか、古着屋さんの彼女だったんだ。
独り満足げな表情で頷いていた。

「あの三人、きっと今日が初顔合わせでしょうね。
なのに運命共同体って…ちょっとキツイですね。
まぁ救助が来るまでのことですけど。
ところで、救助はいつ頃来るんでしょう?
今晩中に来ればいいですけど、ここで夜を明かす覚悟もしといた方がいいかもしれませんね。」
布団無いし椅子で仮眠とるしかないだろうなぁ。
464矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/18(月) 12:42:39 ID:T56Pw6DDO
【1日目 19:00 キコマート2】

しかし、まいったね…
ゾンビの世界とは‥虚構と真実の区別もつかなくなっちまったらおしまいだな。
あぁ、マジに面倒くせえ…何かどうでもよくなってきたぞ。

煙草に火をつけ一服する。
あー、待て待て‥もう少し現状を整理して前向きに考えてみよう…

「んー、あー‥当面の問題は自衛隊が救助に来るとして目印をどうするかだな‥やっぱり」
465坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/18(月) 13:09:07 ID:e/JPHS/8P
【1日目 18:00 HERO 8】

>463「あの三人、きっと今日が初顔合わせでしょうね。なのに運命共同体って…ちょっとキツイですね。」
白石さんの言葉に頷く。
全く見ず知らずの人と長時間一緒だなんて嫌だろうなぁ。
しかも、偶然にもあっちも男2人に女1人…心細いだろーな。
こっちだって白石さん1人…。
「白石さん!俺達は大丈夫だから、安心して寝ていいよ!!ねっ、春日君!?」
…唐突過ぎたかな。
466春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/18(月) 13:44:51 ID:dyPFpAPuO
【1日目 18:00 HERO 9】

>>465「・・・俺達は大丈夫だから、安心して寝ていいよ!!ねっ、春日君!?」
ふいに坂口さんが言った。
一瞬、何が大丈夫なんだ?と考え込むがすぐに気付いた。
「えぇ、大丈夫ですから、安心してくださいね。状況も状況だし、多分向こうもそんなこと起こりませんよ。」
と、坂口さんの言葉に付け足した。

そう言って、煙草に火をつけた。
・・・あー、そういえば、俺コーヒー飲みに来たんだよな。
もう缶珈琲でもいいや・・・
467白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/18(月) 16:02:17 ID:qt+gacV0O
【1日目 18:00 HERO 10】

>>465「白石さん!俺達は大丈夫だから、安心して寝ていいよ!!ねっ、春日君!?」
え?私一人寝ていいの?二人は寝ないの?
坂口さんの言葉にきょとんとしていると、春日さんが付け加えて言った。
>>466「…状況も状況だし、多分向こうもそんなこと起こりませんよ。」
そんなことって………?
「あぁ、そういう意味ね。そんな事考えてもみなかったですよ。
二人も安心して下さい。」
そう言って二人に苦笑いを向けた。

「…それで救助の件ですけど、ヘリか車ですよね?
私達の居場所知らせる必要ありますよね。」
468矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/18(月) 19:14:00 ID:T56Pw6DDO
【1日目 19:00 キコマート3】

自衛隊の救助ってやっぱり空からだよな!?地上からだと問題ないんだが…
上空から見えるもので、尚且つこの店内からだせる目印って何だ?

暗闇の中、一際目立つ煙草の火を一点見つめして考える…

やはり明かりか?
‥いや、それが出来てりゃ苦労はしない…却下だ。

煙草を見つめる視線は火からユラユラと舞い上がる煙にへとうつる…


…あぁ、そうか‥簡単なことだ…

「おい‥お前、『天国と地獄』って知ってるか?
もしかしたら使えるかもしれないぞ」
目の前で苦しそうに弁当を食うガキに尋ねた。
469井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/18(月) 21:02:29 ID:eRwoGRp4O
【1日目 19:00 キコマート4】

>>457矢神さんからライトが配られた。これなら何処かに足をぶつけなくて済む。
充電器は僕に渡された。
自分の携帯くらい…と思ったが、ラジオの情報が唯一の頼りなので、使えない僕が良い役なのかも知れない。
>>468「『天国と地獄』?…すいません、知らないです。……クラシック音楽か何かにあった気がしますが…」
470矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/19(火) 12:32:19 ID:qWrb66s7O
【1日目 19:00 キコマート5】

>>469「昔あったろ?黒澤明の…あー、いいや、年代的に知らなくて当たり前か‥」
よく考えたら俺の半分以下の年齢だもんな。
「あれだ!数年前にあったろ?『踊る―』って刑事物の映画。
白黒映像で煙突から赤い煙がでて老刑事の居場所がわかるってシーンがあるんだ。
まぁ、簡単に言えば煙を使ってここの居場所を伝えるんだよ。
赤い煙とまではいかなくても換気扇から外に煙を出せば目印になると思わねえか?」
471井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/19(火) 16:35:48 ID:4G2h7UqyO
【1日目 19:00 キコマート6】

>>470「煙ですか……発煙筒とでも言うのでしょうか?
煙に寄ってくるゾンビなんていないだろうし、良い作戦だと思います。」
一端話を止めて店内を見渡す。ライトは怖かったので点けなかった。
…よく見えない、換気扇なんて何処にあるんだろう?
「…そういえば、ここビルですよね。場合によっては調べる必要ありますか?」
472状況確認スレ:2006/09/19(火) 19:37:54 ID:l9hBuvL20
【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ【喫茶店】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1158662099/
473春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/19(火) 23:27:47 ID:qLG0QRkKO
【1日目 19:00 HERO 1】

>>467「・・・私達の居場所を知らせる必要がありますよね。」
問題はそれだな・・・。
救助にくるならおそらくヘリだろうし、目印が必要だよね。
かといって、奴らには気付かれないように、か。
「非常階段があるって言ってたけど、それって屋上までいけますか?」
屋上に行って、何か目印になるものをつけるか・・・。
ただ、危険が付きまとうことこのうえないなぁ。
474テーブル ◆5XArdeW8oU :2006/09/20(水) 02:01:08 ID:bawxwjbV0
【1日目 19:00 HERO 】
ゾンビから身を守るべく窓際に積み上げたテーブル。
しかし、僅かにズレが生じていた。
時とともにそのズレは少しずつ大きくなっていく…。

※アクシデント発生!
このレス投下後、HERO側のプレイヤーは8時間以内にズレを修正するレスを行ってください。
レスが無ければ積み上げたテーブルが崩れ、物音で表を歩いてるゾンビに気付かれます。
475白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/20(水) 03:35:25 ID:m++yMs2xO
【1日目 19:00 HERO 2】

策があるのか、春日さんが屋上について尋ねてきた。
>>473「多分行けると思いますよ。ただ、鍵がね。」
ポケットから2本の異なる鍵を出して見せた。
「私が預かってるのはHEROの鍵2本だけで…。
でもマスターなら持ってるかもしれないですよ?」
そう言いながら一瞬調理場へ視線を向けた。
冷蔵庫を開けるのは嫌だと言わんばかりに私は窓辺にもたれ掛かった。

その瞬間…
「うわっ!ちょっちょっと手貸して!」
背元でぐらついたテーブルは今にも崩れ落ちそうになっていた。
抱え込むように両手を広げて押さえた。
476春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/20(水) 05:00:08 ID:Rnl1ngYnO
【1日目 19:00 HERO 3】

>>475「ちょっちょっと手貸して!」
白石さんがもたれかかると、テーブルが崩れかけた。
急いで窓際に寄る。
「ちょっとこれ、固定するもの必要ですね。少し我慢しててください。」
そう言うと、近くにあったテーブルを持ち、それを窓を塞いでいるテーブルにくっつけた。
「これで大丈夫かな・・・?」
そう言いながら、持ってきたテーブルからそっと手を離す。
どうやら大丈夫みたいだ。
「白石さん、もう大丈夫ですよ。後もうちょっと補強しないとですね。」

それにしても、マスターなら持っているかもしれないっか・・・。
正直、また冷蔵庫をあけるのは嫌だけど、鍵を持ってる可能性があるのはマスターだけ、か。
後、屋上に行ったとしても、ペンキか何かが必要だなぁ。
「あの、ここの補強お願いしてもいいですか?マスターが鍵持ってないか、俺見てきます・・・。」
今回は大丈夫だったけど、いづれ音をたててしまうことがあるかもしれない。
外に逃げたら逃げ切れる可能性は低いし、それならどの道屋上の鍵はあったほうがいい。

それだけ言うと、その場を任せ調理場に入っていった。
477矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/20(水) 12:40:41 ID:APXzgcc1O
【1日目 19:00 キコマート7】

>>471「発煙筒なんて気の利いた物は無いだろうし代わりを探すしかねえな‥面倒だが」

無けりゃアレを使うか…?

>>471『ここビルですよね。場合によっては調べる必要ありますか?』

「んー、何を調べるんだ?
何か思う所があるなら遠慮せず言ってみろ‥
前にも言ったが俺達は一蓮托生、協力して行かなきゃならねえからな案があるならどんどん言ってくれ」

あー、そういや換気扇何処だ?
店舗の構造上、入口の反対側が濃厚だが‥ストックルーム、もしくはトイレってとこかな!?
478白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/21(木) 06:57:33 ID:XIlDr2y4O
【1日目 19:00 HERO 4】

「ふぅ‥ありがと。」
危うく顔面打つとこだったわ。
春日さんの手助けで何とかテーブルが崩れ落ちるのを食い止めた。

>>476「あの、ここの補強お願いしてもいいですか?マスターが鍵持ってないか、俺見てきます…。」
春日さんは一人で調理場へと歩き出した。
「はい。お願いします。」
その背中に向かって言った。

さて、どうやって補強するかな?
ガムテでテーブルの脚固定するしかないか。
「坂口さん、私テーブル押さえてるんで、ガムテでうまいこと補強出来ませんか?」
479春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/21(木) 10:06:32 ID:31oi9L3/O
【1日目 19:00 HERO 5】

二人に補強を任せ、調理場の冷蔵庫の前に立った。
恐れるような面持ちで、冷蔵庫の扉を開けると、
そこには安らかに、だけど何処か悲しいような表情を携えたマスターが眠ったように横たわっていた。
開けるまで恐怖や罪悪感にかられていたが、扉を開けたときには違う想いが頭をめぐっていた。
・・・俺は今日のこの日まで死後の世界ってのを信じてる・・・。
彼は二度目の死を迎えて、ちゃんと天国をいけたんだろうか?
「すみません。マスター。」
そう言うと彼の服のポケットをまさぐった。
右ポケットから四本の鍵が出てきた。
あった・・・。二本はここの鍵だから、この二本のどっちかが屋上のかな?
それだけ取ると、マスターに手をあわせ、扉を閉めカウンターのほうへでた。
作業をしている二人に声をかけた。
「違う鍵が二本ありましたよ。」
480坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/21(木) 12:43:19 ID:AiOcX48nP
【1日目 19:00 HERO 5】

>478「坂口さん、私テーブル押さえてるんで、ガムテでうまいこと補強出来ませんか?」
「ガムテで大丈夫かなぁ〜?」とは言うものの、針金や金づちがあるわけでもないし、とりあえず補強する。

「春日君、マスターの死体を見に行ったの?…大丈夫かな。」
俺は無理だな…そう思ってると
>479「違う鍵が二本ありましたよ。」
春日君が戻ってきた。
481春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/21(木) 18:20:35 ID:31oi9L3/O
【1日目 19:00 HERO 7】

フロアに戻ると作業は終了していたようだった。
「これ、二本違う鍵があるんだけど、どっちかこの建物の鍵だったりします?」
普通は自分の店以外の鍵なんて持ってるわけないよなー。とか思いつつも、白石さんに聞く。
「どっちかが当たりなら、屋上に出て目印を作ろうと思います。ってか、白石さんもどれが屋上の鍵かなんてわからないですよね?」
と、苦笑した。
よくよく考えて見れば、普段目にしていない鍵なんてわかりっこないよなぁ。
482白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/22(金) 04:41:57 ID:hkXaGTPPO
【1日目 19:00 HERO 8】

んー、まだグラつくなぁ。でも他にどうしようもないし。
ガムテでの補強には不安が残った。

>>481「これ、二本違う鍵があるんだけど、どっちかこの建物の鍵だったりします?」
春日さんが持ってきた鍵を見る。
「この鍵、HEROの鍵と形状似てませんか?
レンタルショップの店長とマスター仲良いんで、二階の鍵預かってたのかも?
…だとしたら、残るこの鍵が屋上のですかね?」
あてずっぽうだが、思い当たる事を言った。

「屋上に行くなら三人で行きましょうね。
一人行かせるのも、残すのも、残るのも嫌ですよ。」
483春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/22(金) 09:09:15 ID:2FMx5amYO
【1日目 19:00 HERO 9】

>>482「・・・だとしたら、これが屋上の鍵ですかね?」
うーん・・・、いまいち不安が残るよなぁ。
でも、手はこれしかないよねぇ。
「OK、三人で行きましょう。後、何か目印を作れるようなものってあります?」
問題はそこにもあるんだよね・・・。
見るかぎりペンキなんてなさそうだし。どーするかなぁ?
「とりあえず、屋上ってなんか置いてありますかね?」
もう全部運頼みか・・・?
484矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 10:38:18 ID:6M/Z9++cO
【1日目 19:00 キコマート8】

「あー、まぁ、いいや‥
とりあえず何かあったら言ってくれ」

目印の準備をしないとな。

「じゃあ、解散、解散!」
手をパンパンと叩きながらそう言って目印になりそうな物を探しに売り場へ向かった。
485矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 11:20:22 ID:6M/Z9++cO
【1日目 19:00 キコマート9】

「さて、何が使えるか?」

花火を見つけ手にする。

「んー、こりゃ無いよな?安全な場所からなら問題ないがここからだと外の『アレ』に気付かれるよな!?」

やっぱり、煙をだすには燃やすのが1番か…
しかし、天井の火災報知器が生きていて非常ベルが鳴っちまうって最悪のパターンも考えられる…

「結構、面倒くさいじゃねえか…」
486矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 12:48:46 ID:6M/Z9++cO
【1日目 19:00 キコマート10】


他にいい案も浮かばねえし、やっぱりアレでいくか…
店内の隅とレジの側に置かれた消火器を2本手に取り、レジの上に2万円を置いた。

「売りモンじゃないが特別に売ってくれ、その代わり釣りはいらねえよ」

今日は出費がかさむな‥クソッ

消火器を両手に持ちストックルームに入る。

「んー、何か匂うな‥」

換気扇は思った通りこの部屋にあった。

「まぁ、普通あるだろ‥さて、何時、救助が来るかわからねえし始めるか」

消火器を置き換気扇のカバーを外した。
487白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/22(金) 16:12:34 ID:hkXaGTPPO
【1日目 19:00 HERO 10】

>>483「とりあえず、屋上ってなんか置いてありますかね?」
なんかって?
唐突な質問に首を傾げた。
「上がったこと無いんで…あ、そういえば給水タンクみたいのがあったかな?
外から見ただけなんで…。
じゃ、目印になるような物探してみますね。」
そう言ってカウンター内や調理場を見て回った。

「カウンターの白いテーブルクロスにマジックで何か書きますか?上空からじゃ小さくて見えませんかね?
あと小麦粉で書くとかどうです?
水撒いて湿らせれば、少しは吹き飛ばされるのも防げると思いますよ。」
488矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 18:07:08 ID:6M/Z9++cO
【1日目 20:00 キコマート1】


換気扇のカバーを外し、中のファンも外した。

「これで換気扇を回せば向こうの世界と開通だ」

後はホースを外に垂らして消火器を噴射すればそこそこの煙は出せるが…
問題は消火器の噴射時間なんて、せいぜい15秒程度だ‥その間に気付いてくれればいいが‥
あー、クソッ、どうも必勝の手じゃないな。

「B案も考えとくか‥」

消火器を換気扇の側に置きまた売り場へ足を運ぶ。
489春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/22(金) 18:26:53 ID:2FMx5amYO
【1日目 20:00 HERO 1】

>>487「あと小麦粉で書くとかどうです?」
それだっ。
白石さんの言葉が頭にピンと来た。
「小麦粉で書きましょう!貯水庫の水で湿らせてでいけそうですね!」
正直、マジックで書いた程度じゃ話にならないだろう。ましてや夜にだ。
「そんじゃ、俺小麦粉持っていきますよ。後、多分ここにはまた隠れられないですよ?」
一度屋上に出てからまた非常口を降りるなんて、必ずと言っていい程奴らに見つかるだろ。

「何せこの量出し・・・。一度出るだけでも危険はありますしね。下手したら出た瞬間にカブリッ、ですね。」
そう言いながらブラインドを少し下げ窓の外を覗いた。
さて、これ吸ったら行くかな・・・。
そして煙草に火をつけた。
490矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 19:21:18 ID:6M/Z9++cO
【1日目 20:00 キコマート2】

「んー、まいったな‥なかなかピンとくる物がねえな」

一通り売り場を見回し、レジのカウンターに腰掛けた。
「何て品揃えの悪い店だろうね、ココがホームセンターなら問題なかったんだろうが‥」

あぁ、また面倒くさくなってきたぞ…
俺の中のどうでもいいが強くなってきた。

首をダラーと後ろへ倒す…
…アレ?

レジの後ろのカウンターに置かれた丸い物を見つける。
「これって防犯用のカラーボールだよな?」

たしか、結構目立つ蛍光色の液体が入ってるんだ。
…使えるかもしれない。
491矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 20:16:11 ID:6M/Z9++cO
【1日目 20:00 キコマート3】

カラーボールを持ち入口の方へと歩く。
「B案とはいつもリスクが伴うもんだ」
ブラインドを人差し指で下げ外の様子を伺う。

救助のヘリが来たと同時に外に飛び出しカラーボールで染めたシャツを振り回してココの位置を知らせる。
んー、死ぬな…
もう少し安全な場所でそれをすれば?

屋上…か?いや、しかしこのビルの構造がわからねえ、階段を探している内にガブリじゃ洒落にならねえ…
てことはこの位置から目視できる向かいのビル?

ん?…向かいの喫茶店の窓から光が洩れている、誰か覗いているのか?
492白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/22(金) 21:09:37 ID:hkXaGTPPO
【1日目 20:00 HERO 2】

「テーブルクロスも書いて持ってきますね。
救助が来た時、旗代わりに振れますから。」
やっぱり“SOS”が無難だろうな。
救助の人が日本人とは限らないし。
テーブルクロスにデカデカSOSと書き込んだ。

>>489「…多分ここにはまた隠れられないですよ?…下手したら出た瞬間にガブリッ、ですね。」
春日さんが何気なく言ったガブリッに背筋が凍った。
ゾンビの目をかい潜って行けるの?
追われたら…そう思うと、体が萎縮してしまう。
だけどここへ戻れないなら必要な物掻き集めとかなきゃ…。
493半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/22(金) 22:26:37 ID:521ybd5MO
【1日目 20:00 キコマート 4】

あかん…ストックルーム以外を周ってみたけど、休憩室なんて
都合のええ場所は無いみたいや。店員って、休憩せえへんのかなぁ…
一応控え室にイスはあるけど、最悪これで寝るかなぁ…

そんな事ばっかり考えてると、おっさんが外を覗いてるみたいやった。
なんか持ってるけど、いらん事する気ちゃうやろなぁ…
>>491「おっさん、何してるん?外、出たいん?」
494春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/22(金) 23:00:25 ID:2FMx5amYO
【1日目 20:00 HERO 3】

>>492「テーブルクロスも書いて持ってきますね。」
煙草を吸っていると白石さんが言ってきた。
「わかりました。それじゃあ持っていきましょう。それと、懐中電灯って置いてあります?」
そう聞きながら、窓の外をまた覗く。
うわー・・・、ホント半端なくいるなぁ。
昼間に比べるて、その倍近くが外を歩いている。
何やら皆同じ方向に歩いて行くけど、何か奴らが群がるものがあるんだろうか?
それにしても、非常口側は大丈夫なのかな・・・?
確認出来るならしたいけど、ドア開けるしかないよなぁー。
カウンター下から懐中電灯を捜し当て、それを持った。
震災用のラジオがついているでかいヤツ発見〜。
そして、電池があるか確認して、カウンターに置いた。
後は、小麦粉か。
それと食料もだね。
っつーか、何に入れてくかな。俺手ぶらだったしな。
店を見渡しながら、適当なバックを探す。
495矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/22(金) 23:28:45 ID:6M/Z9++cO
【1日目 20:00 キコマート5】

そういえば居たね、あそこに…すっかり忘れてたわ。
しかし、迂闊な連中だなぁ…明かりが洩れてるが大丈夫なのか?

まぁ、俺には関係ないか、面倒に巻き込まれるのもまっぴらだしな。

>>493「あぁ、出るよ、このままいけばね」
もっともこの何処まで広がったか判らない感染域を抜ける気はないが…

「俺は向かいのビルの屋上へ行く」
496半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/22(金) 23:51:09 ID:521ybd5MO
【1日目 20:00 キコマート 6】

「エッ」
いや、私は本気で言ったんちゃうんやけど…ちょっとビックリしたやん。

>>495「行くって…どうやって行くん?『ドアを開けて歩いて行く』
なんてのは無しやで。死にたいんやったら止めへんけど、私を巻き込まんといてや」
このゾンビのラッシュをかき分けて行く気か?まさかそこまでアホやないと思うけど…
497春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 00:13:10 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 20:00 HERO 4】

店内を見渡し、おもむろに棚を開ける。
当たりだ。ビニール袋発見っと。
それを何個かとり、カウンター上に置きっぱなしになっているレトルト食品とコーラを入れていく。
うし、こんなもんかなぁ。次は調理場っと。
調理場に行き新品の小麦粉をとる。
・・・5袋か。まぁ、たりるだろ?
それをまたビニール袋に詰め込む。
フロアに戻り荷物をカウンターに置く。
ライト、小麦粉、食料、飲み物。準備完了だ。
「こっち準備OKです。テーブルクロスとマジック準備したら行きましょう。」
そう言いながら、煙草に火をつける。

―バンッ、バンッ―
不意に、ガラスを叩く音が聞こえた。
はは、明かりもれてたかな・・・。ついに気付かれたよ。
音的に、一匹だけみたいだしバリケードもある、なんとか持ってくれるだろう。
そうは思いながらも、顔が引きつってくるのがわかる。
「あの、準備が出来たら早いとこ裏から逃げましょう・・・。」
引きつった笑みを浮かべながら二人に話かける。
498矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 00:34:25 ID:YHBAEpADO
【1日目 20:00 キコマート7】

>>496「あぁ、今出ればガブリだな‥
だがヘリが来ればそのヘリのプロペラ音に紛れて出て行くつもりだ。
『アレ』は音に敏感に反応したし、向かいのビルまでは5mほどだ‥簡単なことだろ?」

話しながらビルの観察を続ける。

「あー、あと安心しろ。
別について来いとは言わねえし、巻き込むつもりはないよ‥ガキと一緒にここに残ればいいさ」

やっぱり向かいの喫茶店の連中『アレ』気付かれたみたいだな…
ああやって気を引いてくれると助かるんだがな。
499春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 04:27:12 ID:4J0/aoer0
【1日目 20:00 HERO 5】

―バンッ、バンッ―
>>497「あの、準備が出来たら早いとこ裏から逃げましょう・・・。」
どうやら、まだ準備は終わっていないらしく、二人はせわしなく動いている。
その間にも、窓はミシミシと音を立てている。

・・・いつヒビが入ってもおかしくないよね・・・。
とゆーか、ここを出るならいっそ照明につけたダンボールをとって、思いっきりあかるくするか。

「今から照明につけた囲いを全部とります。ついでにBGMをつけて、音と光ありったけ出してください。」
音と、光につられて、奴らは正面に群がるはずだ・・・。

二人の準備が終わるのを見計らって、照明を取り、店内のBGMをつける。
そして、バリケードはそのままに、店内のブラインド上げる。
店内から洩れる光とBGMにつられ、通りを歩いていたゾンビはワラワラと正面に集まってきた。

・・・わかってやってるけど、やっぱりひどいな・・・。

積み上げたテーブルのおかげで、大半の姿は隠れていたが、それでも群がったいるのがよくわかる。

―バンッ、バンッ―
窓を叩く音が幾重にも重なって強くなる。

「準備出来ましたか?出来たなら急いで裏から出ましょう!」
500半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 04:35:42 ID:k/8cbfnmO
【1日目 20:00 キコマート 8】

>>498「ふーん…でも、道路は渡れたとしても屋上まで上がれるとは限らんのとちゃう?
あと、開けたドアは自分で閉めてや」

おっさん、いろんな事勝手に信じこんでへんか?
不確定要素はまだある。まず、ヘリなんかほんまに来るんか?
それにヘリが来たからって、ゾンビが目の前の獲物を無視するかなぁ?
私は様子見させてもらうで…おっさんが行けそうやったら
私も続いたらええだけの話や。ダメやったら…見捨て、る…?
んー…

悪いけど、そうするしかないで…ほんまに大丈夫なんか…?
501井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/23(土) 10:08:28 ID:+FyYVtMuO
【1日目 20:00 キコマート 9】
商品棚の影で胡座をかいてぼおっとしていた。
半村さんと矢神さんは店内をあちこち行ったり来たりしている

>>498…外へ出る??来ないかも知れない救助ヘリの為にそこまでしなくても良いんじゃ…。

「矢神さん、半村さん。どちらにしても武器を持って置いた方がいいですよ……」
「何か持って置いた方が怖くなくなりますし。……やっぱりこのままじゃ心細いじゃないですか」

…どんどん声が小さくなっていく。最後は聞き取れてないかも知れない。
502雷雨 ◆5XArdeW8oU :2006/09/23(土) 11:02:11 ID:Yq43TR2w0
【1日目 20:00 南神楽町交差点】
静寂の街に何処か遠くの方から爆発音が響く。
先程までは月が出て星が輝いていた夜空が、それを合図に黒雲に覆われていく。

ポツ…ポツ…ポツ

地面に黒雲から水滴が落ちてきた。
その水滴はやがて絶え間なく落ち始め、滝のような激しさで地面を叩き始める。

ピカッ!…ゴロゴロ……ドーン!!

稲光、そして落雷。
その瞬間、通りの街燈が消えた。HEROのBGMも明かりも…全て。
503矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 11:47:20 ID:YHBAEpADO
【1日目 20:00 キコマート10】

>>500「確かにな、屋上が開いてる保証はないが…それでも……あ‥め?」

突然の雷雨に辺り一帯はバチンッという音と同時に停電になった。

「ふざけるな!何だよこの雨は‥クソッ!」

いや、待て待て‥落ち着け、クソッ…どうする?

>>501まず、ガキの言う通り武器だな‥といっても俺にはこのモップしかないか。
売り場からウエストポーチを取りその中にカラーボールと板チョコを数枚入れ、首にライトをぶら下げた。
そして再び外の様子を伺う。
「どうも、俺の計画はいつも失敗ばかりだな…」
504白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 12:47:44 ID:4jG1z5NSO
【1日目 20:00 HERO 6】

>>497「あの、準備出来たら早いとこ裏から逃げましょう…。」
えっ?もう行くの?
気持ちの整理がつかぬまま、食料と武器を探して店内を駆け回った。
棚から缶詰、瓶詰、オリーブオイルを掻き出して袋へ入れた。
あとは武器。
アイスピック、包丁、缶切、ハサミ、箸…もう何でもいいや。
全てを袋へ放り込み、二人の元へ戻った。

「準備終わりました。」
そう言うと、春日さんはとんでもないことを言い出した。
なんで?そんな…。
制止する間も無く、照明とBGMのボリュームを上げ、ブラインドを引き上げられた。
505矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 12:57:41 ID:YHBAEpADO
【1日目 21:00 キコマート1】

おかしいな‥向かいの喫茶店
…何故ブラインドを開けたんだ?
『アレ』が集まって来るのがわからないはずがねえ。

もしかして…表におびき寄せて裏から逃げるつもりなのか!?
てことは、何か脱出の手があるんだ……車とか!?

「ぐずぐずもしていられないな…乗り遅れたら大変だ」

喫茶店の連中が本当にマヌケ野郎なら俺もおしまいだがな…
しかし‥こんなガラス張りの店舗にいるよりはマシだろ!?

外の『アレ』を観察し様子を探る。

「はは‥生への渇望がありもしない理想を見せているのかもな?」
506半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 13:00:10 ID:k/8cbfnmO
【1日目 21:00 キコマート 1】

「雨…」
雷鳴と同時に、向かいの照明が落ちた。

「停電か…って、ヤバイ!これはヤバイで!」
このままでは、私の魂とも言えるアイスクリームが!!
いや、それもそうやけど、向かいの喫茶店や。
さっき明るくしてたし、音楽も鳴ってた。これは確実に、ゾンビに
ロックオンされてるで。あの中のメンツ、あとは逃げの一手しかない。
…とは言うものの、私に助けられる訳も無いしなぁ…
私にできるんは、ただ祈るだけや…「こっちにだけは来んといて」
507白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 13:12:21 ID:4jG1z5NSO
【1日目 20:00 HERO 7】

「何してんのよ!そんな事したらゾンビが…あっ!」
積み上げられたテーブルの隙間からゾンビの顔が覗き、無数の手がガラスを叩き、引っ掻いている。
「は‥早く逃げなきゃ!」
マスターを刺した傘を手に取ったその時、とてつもない轟音と共に店内の照明は消え、軽快なBGMが鳴り止んだ。

「なに!?今度は停電?」
静まった店内にはゾンビの唸り声と「ザーッ」と強い雨音が響いてきた。
ダメだ…この雨じゃ小麦粉は使えない。
もうここにも居られない。
「もうどうにもなんないよ…とにかく屋上へ逃げますよ!」
508矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 13:35:56 ID:YHBAEpADO
【1日目 21:00 キコマート3】

喫茶店の様子を見るとさっきまで明かりと音につられて窓に押し寄せていた『アレ』が疎らになっている。

どういうことだ?

道路を歩いている『アレ』もさっき迄と違いどこか虚ろだ…
そう、獲物を見失ったような感じに見える。

「わからないのか?‥この雷雨で五感が鈍っているのか?」

‥どうする?

悪い予感はいつも的中するし、計画はいつも失敗する…はは、最高だね

「覚悟はできているさ‥」

自動ドアの鍵をあける。

『アレ』の様子を探り外に出るタイミングを計る。
509活路 ◆5XArdeW8oU :2006/09/23(土) 13:55:04 ID:Yq43TR2w0
【1日目 21:00 キコマート】
雨は尚激しく降り、雷は時折闇を照らし、激しい音を鳴らす。
ゾンビは生者の気配を見失い、雨の中で立ち尽くしているように見える。
…向かいのビルの入り口まで8m。
その間には目視できただけで10体のゾンビ。
気付かれたら…11体目は自分だ。

※GMより
脱出を試みるキコマート側のプレイヤーは向かいのビル入り口まで2レス使って辿り着いてください。
・外に出て1レスすると危険値に+1
・その際ゾンビと■■すると危険値+2
・■■り抜ける、■■抜けるというレスをするとゾンビに気付かれ危険値+1
・危険値レス番(今回は3個)を踏むと、1つ踏むごとに危険値+1
510白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 14:07:56 ID:4jG1z5NSO
【1日目 20:00 HERO 8】

通りに面したガラスに次々ゾンビが群がってくる。
ガラスが割られるのも時間の問題。
溢れかえったゾンビが建物をとり囲む…そうなる前に逃げなきゃ!
「もう行こ?ゾンビが裏手に回ったら、ホントにもう終わりです。」

二人を急かし、裏口の扉を慎重に開けた。
ゾンビの姿はまだ無い。
鉄製の非常階段を見上げ、靴を脱いだ。
「足音に気をつけて。」
二人にそう告げ、非常階段を静かに駆け上がった。

屋上の扉前に立ち、春日さんが鍵を開けるのを待つ。
神様お願い!扉を開けて!助けて!!
511非常階段の待ち人 ◆5XArdeW8oU :2006/09/23(土) 14:16:35 ID:Yq43TR2w0
【1日目 20:00 田嶋ビル非常階段3F】
彼はただ待っていた。
最初は救いの手だった。仕事が終わり、戸締りをして家に帰る途中
ゾンビに襲われ、またここに戻ってきたのだ。

しかし、腕の噛み傷が彼を変貌させていった。
…今は獲物が来るのを待っている。

※GMより
HERO側のプレイヤーは非常階段から屋上へ上がってください。
3レス消費で屋上へ辿り着けます。
非常階段には3F付近でゾンビが一体立っています。

・外へ出た時点で危険値+1
・非常階段は屋外です(よって「■■て〜する」といった類のレスをしたプレイヤーは重傷フラグ)
・ゾンビと■■するというレスをしたプレイヤーは危険値+2
・HEROに残るを選択した場合は危険値+5
・危険値レス番(今回は3個)を踏むと、1つ踏むごとに危険値+1
512半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 14:35:35 ID:k/8cbfnmO
【1日目 21:00 キコマート 4】

「あっ…!」
おっさんがドアを開けた。ヤバイんちゃうか?

……ん?
ゾンビ、なんかボーッとしてるな。これ、もしかして…

おっさんの後ろで外を窺った…行けるかも知れへんで…
513春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 15:25:16 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 20:00 HERO 9】

突然の雷雨により、辺り一帯は暗やみにつつまれた。
ん?ゾンビの奴ら、動きが定まってない・・・。
目でわかるほどに、ゾンビの動きが疎くなった。

もしかして、この豪雨のおかげか・・・。
そう考えながら、白石さんに促され非常口から裏手に出る。

裏の路地の奥に、非常階段が見える。
そこまで一気に走り、非常階段の扉を開け、階段を上る。
3階まで登り、屋上の扉が見えたとき、一人の男がそこに立っていた。
いや、もう人ではないのだろう。虚ろな目がこちらを見たのがわかった。

「はは、ラスボスみたいっすね・・・。」
狭い階段だ・・・。通り抜けるのはまず無理だな。
ゆっくりと両手を突き上げこちらに向かってくるゾンビ。
「俺実は、空手やってたんですよ・・・。一応、3段です。」
こんな時に何を言ってるのか、自分でもわからなかったが、思わず構えをとった。

ゾンビに格闘技が通用すんのか・・・?
514矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 15:39:59 ID:YHBAEpADO
【1日目 21:00 キコマート5】

>>512「なに?お前も来るの?まぁ、いいけど‥
来るなら一つ言っておくが俺を巻き込むなよ、ココを出れば俺達は赤の他人だ。
俺はお前が襲われても助けるつもりはないからな」

外に声が洩れないように小声で話す。

「‥逆に俺が襲われても助けなくていい。
見捨ててくれ‥それでいいだろ?」
まぁ、この女なら俺に言われなくてもそうするか!?

少し開けたドアを閉め、ガキの方へ歩いていく。

「クソガキ‥お前はどうするんだ?」
515半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 15:53:47 ID:k/8cbfnmO
【1日目 21:00 キコマート 6】

>>514「別に一緒に行く訳ちゃうで。おっさんが大丈夫そうやったら
行こうかなーと思ってるだけや」
確かに、お互い助けてる余裕なんか無いやろしな。

そういえばおったな、少年。まぁ好きにしたらええわ。私は誰にも合わす気は無いけどな…
516白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 16:31:53 ID:4jG1z5NSO
【1日目 20:00 HERO 10】

‥もうっ!なんでここまできてるのよ。
3Fに佇むゾンビを見て、恐怖より怒りが込み上げた。
傘の尖端をゾンビに向けると春日さんが体制を整えて言った。
>>513「俺実は、空手やってたんですよ…。一応、3段です。」
この狭い階段で二人並んで闘うなんて無理。
ここは春日さんに…。
私は踊り場へと下がった。

「春日さん、鍵貸して!
先に行って開けておくから…春日さんもすぐに来て!
これでトドメを…。」
そう言って、アイスピックを手渡した。
517矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 16:44:30 ID:YHBAEpADO
【1日目 21:00 キコマート7】

「答えないならそれでもいいさ‥やるべきことはわかってるんだろ?
頭で理解していても心がなかなか許してくれないのか?」

入口の方を向きまた話す。
「あとは‥心の問題か‥
お前に足りないのは『勇気』だな。
行くも残るもお前の自由だ、好きにしろ」


「じゃあな…井林」


入口に行き半村に答える。>>515「いいね、最高だよ‥お前」


そのままドアを開け静かに外に飛び出した。

面倒な事はもうたくさんだ‥これでいい
518矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 17:08:47 ID:YHBAEpADO
【1日目 21:00 道路8】

暗闇にある程度目が慣れているので視界は利く。

『アレ』は不思議な事に俺を襲ってはこなかった。
やっぱりこの雨と雷のおかげか!?

しかし、『アレ』に近付くつもりはなく、極力離れた所を歩きながら向かいのビルを目指す。

ビルの横の細い路地に入りビルの裏側に回る‥
そこに、おそらく喫茶店の連中が用意した脱出する何かがあるはずだ。

周りに神経を張り巡らしながら一歩、一歩進んで行く。
519半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 17:19:01 ID:k/8cbfnmO
【1日目 21:00 道路 9】

「んっ…?」
おっさんは外へ出た。目を凝らしても、もう見えんようになりそうやけど…
なんか、よう分からんけど襲われた様子は無いみたいや。

「よぉし」
行ける。今しかない。

「少年、自分の道は自分で決めな始まらんで」
それだけ言い残して、おっさんの後を追った。
520春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 17:19:57 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 21:00 HERO 1】

白石さんに鍵を渡し、アイスピックを受け取る。

っつーか、捕まれたらまず助からないよな・・・。
いざゾンビに向きなおすと、足が竦む。
思わず階段を降り、ゾンビと距離をとった。
・・・格闘技なんて、意味ないよこれ。
必死で考えている間にも、ゾンビとの距離は縮まっていく。

ふと、通路の端に消火器がおいてあるのが見えた。
素早くそれを手に取り、消火器でゾンビに殴りかかる。

―ドカッ!!―
生々しい音とともに消火器の打撃音がし、その場にゾンビが倒れこんだ。
さらに追い打ちをかけるように、何度も何度も、消火器を振り下ろした。

「はぁ、はぁ。早く上に上がらなきゃ・・・」
動かなくなったのを確認し、階段を駆け上がり屋上に入った。
先に入った二人に息を切らしながら言う。
「多分あの人はもう動かないです。他に奴らがこないように鍵をしめましょう。」
そう言いながら、鍵を受け取り屋上のドアの鍵を閉めた。
521白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 17:51:17 ID:4jG1z5NSO
【1日目 21:00 屋上 2】

4本の鍵の内、1本が屋上の鍵穴と一致した。
「やったアタリ!坂口さん早く入って。」

屋上へ上がると跳ね返る程に強い雨が体を打つ。
もう、目も開けられない。
武器として持ってきた傘を開き、雨を凌いだ。

ガチャ‥
重く厚い屋上の扉が開き、春日さんが顔を覗かせた。
>>520「多分あの人はもう動かないです。他に奴らがこないように鍵しめましょう。」
そう言って内側から施錠した。
見たところ、出血はしてないようだ。
「良かった…怪我は?
この雨じゃ、小麦粉流れちゃいます。どうしよう?」
522春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 18:12:00 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 21:00 屋上 3】

「怪我は大丈夫です。いきなりゾンビになったりしないから安心してください。」
そう言いながら、冗談めいて笑った。

それにしても、思った以上に雨がひどいね。
>>521「この雨じゃ、小麦粉流されちゃう。どうしよう?」
その言葉に頷く。
本当にどうしようか。
持ってきたライトをとり、それを見せる。
「後は、これで知らせるしかないですよね。多分この調子なら、いづれ雨も止みますよきっと・・・。」
確信など、何処にもないが、そう言うしかなかった。
523矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 18:14:18 ID:YHBAEpADO
【1日目 21:00 キコマート10】

何とか向かいのビルまでたどり着いた。

寿命が縮むとはこのことだな…

身体を横にしてビルとビルの間の細い路地に入る。

ビルの裏側に出ると、そこには俺の期待していた物は無かった…

あるのは高い壁と『アレ』
はは‥やっぱりね、こんなの慣れっこだ…

しかし、喫茶店の連中は何処だ?
ここの道幅じゃ車は入ってこれねえし、塀を乗り越えた跡もない‥路地を抜けるには『アレ』のすぐ横を抜ける…いや、無理だろ!?

勝手口のドアノブをまわすと開いていた‥やっぱり、外に出ている。

‥何処だ
524半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 18:28:43 ID:k/8cbfnmO
【1日目 22:00 キコマート 1】

やっぱり、と言うか…ゾンビは襲っては来んみたいや。
かといって自分から近付いたりはせえへんけどな…
おっさんが通ったはずの道をたどっていく。まさか正面入口には向かってないはずや。
…その脇の路地。ここやな…

おっさんが視界に入った。やっぱりや。
…何してるんやろ?
525坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/23(土) 18:48:26 ID:RkgnVduRP
【1日目 21:00 屋上 4】

春日君、白石さん二人にただ黙ってついて来た。

…俺、何やってるんだろ?
>522「後は、これで知らせるしかないですよね。多分この調子なら、いづれ雨も止みますよきっと・・・。」
春日君の言葉にもただぼんやりと頷くしかできなかった。

何か…俺が出来る事…ないかなぁ。
526矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 18:59:37 ID:YHBAEpADO
【1日目 22:00 キコマート2】

視界の先に非常階段が見える。

あれか!?

そうか、屋上に行ったんだ‥考えていることは同じだな。

階段を上がる前に靴を脱ぎ足音を消す。

すぐそこには『アレ』がいるんだ‥当然だな。

階段を数段上がった所で余裕ができたのか後ろを振り返った‥

‥誰かいる!?

>>524はは、あの女‥ちゃっかりしてやがる。

声を掛ける訳にはいかないのでそこで半村を待つことにした。
527白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 19:01:09 ID:4jG1z5NSO
【1日目 21:00 屋上 5】

>>522「…いきなりゾンビになったりしないから安心してください。」
笑いながら言う春日さんを見て苦笑いした。
もし二人が噛み付かれたら…いや、私が噛まれたら二人は私を殺す?
今は余計な事考えんのやめとこ。
それより、どうやって救助の人に知らせるか。

>>522「後は、これで知らせるしかないですよね。多分この調子なら、いずれ雨も止みますよきっと…。」
春日さんが懐中電灯を見せて言った。
「‥だといいですね。
替え電池無いよね?ライトは救助が来た時に使いましょう。」
電灯は私達の命綱。節電しなきゃ。
528半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 19:12:16 ID:k/8cbfnmO
【1日目 22:00 キコマート 3】

ソロソロとおっさんに近付いていく。ゆっくり、ゆっくりでええんや。

あるのは、ドアと…非常階段か。こっちやな。中に入るとは考えられへん。

>>526よく見たら、上でおっさんがこっち見てる。気付いたんかな。
一回後ろを振り返ってから、ゆっくり階段を上った。
追いついたで、おっさん…
529春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 19:12:57 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 21:00 屋上 6】

それにしても、これは本当に現実なのか・・・。
改めて考えると、疑問ばかりが頭に浮かんだ。

不意に屋上の端から、ビルの下を覗いた。
わらわらと群がっていたゾンビは虚空を見上げている。

ゾンビになったら、いったいどんなことを考えるんだろう?彼らの魂は一生救われないのかな?
そんなことを考えながら眺めていた。

雨は今も弱まることをしらずに降り続けた。
530矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 19:33:34 ID:YHBAEpADO
【1日目 22:00 キコマート4】

追い付いた半村の頭を軽く2回叩き歓迎した。

階段を上がり2階を越えた辺りで小声で話しかけた。

「はは、まさかついて来るとは思ってなかったよ…
やっぱり最高だよ‥お前
ところであのガキは来てないのか?」

あいつは残る選択をしたのか?‥まぁ、それも正解かもしれない…

途中『アレ』の死体があり、側に消火器が転がっていた。

「もう、説明はいらないな?ワトソン君」

そのまま階段を上がり屋上の扉のドアノブに手を掛けた。

ガチャ、ガチャ、ガチャ

「あれ?閉まっているぞ」
531半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 19:53:12 ID:k/8cbfnmO
【1日目 22:00 キコマート 5】

追いついた…おっさんに無言でうなずく。

「少年…来てないみたいや」
見捨てた訳やないで…「自分で選べ」って言ったはずや。
こっちにだって、余裕なんか無いんや…

>>530って、鍵かかってる?そんな…でも。
足下の死体と消火器を見下ろす。
「これ、向こうに人がおるはずや。中から閉めたと考えるんが自然や…
ノックしてみよ、普通の人間が取るようなリズムでや」
小声で、提案してみた。声をあげて呼ぶのは、ちょっと度胸が要るからな…
532白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 20:05:15 ID:4jG1z5NSO
【1日目 21:00 屋上 7】

「落っこちないで下さいよ?」
屋上の端へ立つ春日さんの後ろへ行って声を掛けた。
目下の蠢き彷うゾンビを見てるのか…春日さんは黙ったままだった。

「私、高所恐怖症なんで…あっち行ってますね。」
そう告げて貯水タンクの横へ屈み込んだ。
ここなら少しは雨当たらないかな?

持ってきた袋を開け、坂口さんに手招きした。
「坂口さんも武器持っておいた方がいいですよ。ろくなもんないけど、好きなの取って。」
533矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 20:22:26 ID:YHBAEpADO
【1日目 22:00 キコマート6】

>>531確かにこんな状況じゃ鍵もかけたくなるわな。
「普通の人間がとるようなリズムね…あー、そうだな、こんな感じか?」

コンコンコン、コンコンコン、コンコンコンコンコンコンコン…

三三七拍子でノックをしてみた。

いるなら早く開けてくれよ‥クソッ

それとも、俺の思い違いで屋上には誰もいないのか!?

あー、何か嫌な予感がしてきたぞ。
まずいな‥俺の嫌な予感はよく的中するんだ…

「半村‥‥もし屋上に誰もいなかったら‥すまない
俺がお前を巻き込んじまったかもしれない…」
534春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 20:44:05 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 22:00 屋上 】

しだいに雨は弱まりながら降り続けた。
しばらく、雨に打たれながら、ただひたすらに思考を巡らせる。
本当にヘリはくるのか?
助かったとしても、日常には戻れないんだろうか?

そんなことを考えていると、不意に扉からノック音が聞こえてくる。
扉の近くにいなければ気付いたような、そんな小さな音だ。
これ三三七拍子か・・・?
もしかして、誰かがここまで上がってきたのか?
だとしたら誰が?

「人間ですか・・・?怪我はしていませんか?」
扉にそっと近付きドアの外へ声をかける。
535半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 20:44:35 ID:k/8cbfnmO
【1日目 22:00 キコマート 7】

>>533珍しくおっさんが弱気な発言や…調子狂うなぁ。
「な、何を言ってんねん…弱気になるんは早いで。続けるんや。
帰り道なんか無いんやからな」

ここで私がおっさんを元気づける事になるなんてな…
「大丈夫や。状況から見て、中に人がおるんは間違いない。
ここから誰か出たんやったら、鍵なんかかける必要無いやろ?
出たんちゃうんやったら、入ったんや。ドアにそれ以外の意味は無い。
障害を排除した形跡もある。ずっと閉まったままやった訳でも無いはずや。
誰かが開けて、入ったんや」
私の考えを聞かせた。勘も入ってるけどな…
536白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 21:11:16 ID:4jG1z5NSO
【1日目 21:00 屋上 9】

袋の武器を取り出していると、中からSOSと書き込んだテーブルクロスが出てきた。

こんな土砂降りじゃ、尚更字なんか読めっこないか。
でも折角持ってきたんだし…やっぱ出しとこう。
出来るだけ目立つように、屋上の中央へテーブルクロスを敷いた。

黒いコンクリートの上に白く浮き上がるように目に映った。

救助の人、気付いてくれるといいな。
537矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 21:23:20 ID:YHBAEpADO
【1日目 22:00 キコマート8】

>>535「あぁ、悪い‥
そうだな、諦めるにはまだ早いな」

まさか、この女に勇気づけられるとは…まいったな

>>534ドアを再びノックをしようとした時向こう側から話し声が聞こえてきた。
「おい、半村!今の聞こえたか?
はは‥お前の言う通りだ、やったぞ、誰かいるぞ!」
扉を急いでノックした。

「俺達はまともな人間だ、怪我もしていない
‥頼む、ここを開けてくれ」

嫌な予感が外れやがった…はは、いい気分だ‥悪くない
538春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 21:23:31 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 22:00 屋上 1】

少しづつ、雨音が弱まってきた。

何処かを見上げながら壁に寄り掛かり、思考をめぐらせていた。

本当に助かるのか?
助かっても元の生活には戻れないんじゃないか?

さっきからずっとこれの繰り返しだよ全く。

白石さんは、テーブルクロスをだしそれを広げている。
この雨じゃ意味はないんじゃないのかな?
539坂口 23 男 ◆6aPlXzmMvA :2006/09/23(土) 21:24:56 ID:RkgnVduRP
【1日目 21:00 屋上 10】

>>532「坂口さんも武器持っておいた方がいいですよ。ろくなもんないけど、好きなの取って。」
白石の言葉に、袋の中をのぞく。
ハサミ、これにしよう。
「ありがとう。」そういいながらハサミを握りしめる。
>534「人間ですか・・・?怪我はしていませんか?」
春日君の言葉に驚いて扉に目をやる。

人間?まだ生きてる人がいるわけ…ないよな。
「春日君、ゾンビじゃないの?もし人だとしても怪我してない訳ないよ…。」
540春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 21:38:52 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 22:00 屋上 4】

ドアの外側に声をかけると、返事が返ってきた。
>>537「・・頼む、ここを開けてくれ。」
怪我もしていない?ならば開けてあげよう。と思ったとき、坂口さんに声をかけられた。
>>539「怪我してないわけがないよ。」
確かに言われてみればそうだ。
自分達でもかなりの危険をおかしてここまできたんだ・・・。
嘘をついている。ということも考えられる。
けど、だからって見捨てられるか?そんなん無理だろ・・・。
541白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 22:23:02 ID:4jG1z5NSO
【1日目 22:00 屋上 5】

コンコンコン…コンコンコン…
ノックが響く扉へ目をやる。
三三七拍子?こんな時にふざけてんの?
私は怪訝な表情へと変わり、扉を見据えた。
しかしその声は深刻そのものだった。
>>537「俺達はまともな人間だ、怪我もしていない
‥頼む、ここを開けてくれ」


坂口さん、春日さん、そして扉の向こうに居る人とのやり取りを聞き、口を開いた。
「そこで騒がれたら面倒ですよ?開けましょうよ。
噛まれてるかどうかは見てから判断しませんか?」
542春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 22:30:36 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 22:00 屋上 6】

>>541「噛まれてるかは見てから判断しませんか?」
白石さんの言葉に頷く。
そうだよな。見捨てるなんてやっぱできないしな。

―ガチャッ―
鍵を開け、扉を開ける。
扉を開けるとそこには二人の男女がいた。
二人とも、今朝見た顔だな・・・。
「さ、早く入ってください。」
そう二人に促す。
・・・見たところ、何処にも怪我はなさそうだ。
543矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/23(土) 23:20:41 ID:YHBAEpADO
【1日目 22:00 屋上7】

なかなか開かねえな…
クソッ!俺達を見捨てるつもりか!?

とっとと開けやがれ!
さもないと、暴れるぞ‥暴れちゃうぞ…


>>542しばらく間をおいてから扉はゆっくりと開いた。

半村の背中を押し先に行かせる。

屋上に出ると3人の男女がいた。
どうやら、助かったみたいだな…

「しかし、ひどい雨だな‥こんな事なら傘でも持ってくりゃよかったよ」

あとはここで救助を待つだけだ。
544白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/23(土) 23:35:03 ID:4jG1z5NSO
【1日目 22:00 屋上 7】

話終えると春日さんは頷き、扉を開けた。

そこに現れた姿はあのコンビニの二人だった。
男性は礼も言わず、傘がどうのと言っている。
なんなの、この人…。
さっきのふざけた三三七拍子もきっとこの人ね。

私は男性を無視して、女性に向かって尋ねた。
「二人共本当に怪我は無いんですね?無いならいいんですけど…。
あの、もう一人は?学生服の子、どうしたんです?」
まさか…噛み付かれたんじゃ?
545半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 23:37:41 ID:k/8cbfnmO
【1日目 22:00 屋上 8】

ドアが、開いた…
「わっ」
おっさんに背中を押され、つまづきながら踏み出した。
「何を…」
言いかけてやめた。こんな時やしな。

こっちも3人…まあ、私らは少年がおらへんけど…

「あ、ありがとう…」
緊張がとけて、それだけ言うのが精一杯やった。
よう開けてくれたわ、ほんま…
>>542「電話してきたんはあんたやな。確かに見た顔やわ」

でも、問題はここからなんやなぁ。この雨では、私らも体力がもたへんで…
何か作戦でもあるんやろか?
546春日 20 男 ◆K192KKaoPI :2006/09/23(土) 23:47:25 ID:rM5E+Mv4O
【1日目 22:00 屋上 9】

さて、人が集まってきたけど、この雨じゃね・・・。
二人に軽いあいさつをすませ、また屋上の端に座り込む。
雨に濡れながらもタバコに火をつけた。

少年はいないけど、残ったのかな?それもまた正しい判断かもね。

疲れたなぁー。
ヘリは本当に救助にくるのかな・・・?
547半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/23(土) 23:48:18 ID:k/8cbfnmO
【1日目 22:00 屋上 10】

最初に話しかけてきたんは女の人やった。
>>544「怪我は私ら二人とも無いですよ。大丈夫です。
あの少年は…ついて来んかったんです」

あら?この人も、どっかで見た顔やなぁ…?

>>544「私、半村って言います。どっかで…?」
548井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/23(土) 23:59:49 ID:+FyYVtMuO
【1日目 22:00 キコマート9】
>>517井林と呼んでくれた…別れの挨拶という事なのだろうか?
>>519半村さんも出て行ってしまった。
一緒に行こうとしたが、足が動かなかった…

自分の道…それが何なのか僕は分からない。
もう受験生だというのに高校すら決めていない。
自分から何かを求めようともしないから友達もいない。

……怖い…早く終わって欲しい

隅にあった消化器を取り、引きずりながらストックルームに入る。

もう死体がある事などどうでもよくなっていた。
ただ恐怖が僕を支配している。

…僕はきっと助かるハズだ
549白石 23 女 ◆V/Wwf.471M :2006/09/24(日) 00:30:34 ID:lp3tobnWO
【1日目 23:00 屋上 1】

無傷ならいい。
執拗に聞かないでおこう。
それよりあの中学生が何故ついて来なかったのか?
疑問だった。

>>547「半村さんて言うんですね。あの古着屋さんの…ですよね?
私この下のHEROで働いてる白石です。」
彼女に自己紹介を終えると、コンビニが見える位置へ歩いて行った。

中学生の姿は見えない。
一人で残るなんて自殺行為だよ…無事なのかなぁ?
心配そうに眺めていると、遠くから雨音ともゾンビの唸りとも違う音が聞こえた気がした。

「ねぇ!聞こえません?」
全員の顔を順繰りに見て言った。
550半村 24 女 ◆AHL7KHofQw :2006/09/24(日) 00:45:45 ID:5EsyW+cwO
【1日目 23:00 屋上 2】

>>549「そう、古着屋の!白石さんかぁ、ひはー、覚えてるもんやなぁ」
さっすが私。お客さんの顔を覚えてるやなんて。
そういえば…にむ、どうしたかなぁ。まぁ私がこうして元気なんやから、
あの子もきっと大丈夫や。私よりしっかりしてるし、私より頭もええし、私より…

>>549そのとき、白石さんが何かに気付いたみたいやった。

この音…

心残りは、やっぱり少年や。少年、生きるんやで…死んだら何もかも無しや。

私は、生きる…
551井林 15 男 ◆xpLghco336 :2006/09/24(日) 01:41:29 ID:Q+VdNmzaO
【1日目 22:00 キコマート10】…そう自分に言い聞かせた。
だが心の奧では諦めていた…。

消化器を置き、その場に体育座りになった。

数分間、膝に顔を沈めていた。

「お前に足りないのは『勇気』だな。」
…ふと矢神さんの言葉が浮かんだ。
その通りだ。だから喧嘩にだって勝った事がない。
だがこれはイジメじゃない、命が賭かってる。
「…駄目だ!待ってるだけじゃ殺される!!」

店内へ戻り。商品棚を窓際に押してバリケードを作る。
武器としてお酒の瓶を取った。ついでに大人ぽく、一口飲んでやった。

「…絶対、生き残ってやる」
552矢神 34 男 ◆iCY9CtqZcY :2006/09/24(日) 11:01:00 ID:pz9CCri/O
【1日目 23:00 屋上3】

「あー、駄目だ‥こりゃ完璧に風邪ひくな、クソッ」

屋上から下を覗くとさっきまで居たコンビニが見える。

「そういや、あのガキに俺の携帯預けたままだ‥面倒だなぁ
あぁ‥そうだ、救助に来た連中に取りに行ってもらうとしよう…」

文句は言わせねえよ。
そこでジッとしてろよ‥クソガキ。


雨は相変わらず容赦なく打ちつける。

「んー、しかしあれだな…この雨じゃ救助なんて来ないんじゃないのか?
俺の嫌な予感はよく…」


音に反応して空を見上げる……


「あぁ…外れるんだ‥」
553春日 20 男 ◆K192KKaoPI
【1日目 23:00 屋上 4】

一人端に座り込み、煙草をくわえていた。
やめなきゃいけないよな・・・これも・・・。
うちの先生にもダメってゆわれてたっけ・・・。
ま、それも今となっちゃ昔の話、かな。

ボーっと、懐かしい何事も無かった日常を思い出す。
それがもう何年も前のことのような気がした。

しばらくすると、不意に音がした。
皆が見上げているほうを見る。

あぁ、俺は助かったんだ・・・。

喜びよりも、悲しみに似た感情が沸いてきた。
本当にもう昔には戻れないと悟ったような気がした。