【ホラー】編集者・三津田信三を語るスレ【怪談】

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かつて同朋舎の編集者として、良質のホラー・怪談本を数多く手懸け
現在は「ホラー作家の棲む家」「蛇棺葬」などで高い評価を受けている
ミステリ・ホラー作家・三津田信三氏の、編集者としての活動再開を願うスレです

氏の編集者としての主な仕事)は2以降に

       エ〜イ♪   ☆彡
               /
 ``)      ∧_∧  / 2 ゲット♪
`)⌒`)     (*゚ー゚)/)
 ;;;⌒`)≡≡ ⊂   く
  ;;⌒`)⌒`) ノ  つつ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ワールド・ミステリー・ツアー13」(全13巻)
「日本怪奇幻想紀行」(全6巻)
ホラージャパネスク叢書(東雅夫、小池壮彦 他)
「イタリアの魔力」(島村奈津 著)
「ロンドンの怪奇伝説」(仁賀克雄 著)
以上同朋舎
「怪談徒然草」(加門七海 著)
「怪を訊く日々」(福澤徹三 著)
以上 メディアファクトリー(怪談叢書)
氏が社員として編集者をしていた同朋舎が潰れてしまい
その直前にメタフィクション・ホラー「ホラー作家の棲む家」でデビューしたこともあってか
最近は編集者としての仕事はしていないようですが
独自のビジョンでバラエティーに富んだ怪談・ホラー本を世に送り出した三津田氏の
編集者としての活動再開を願っておりますです
ついでに作家としての三津田信三氏の作品は
「ホラー作家の棲む家」
「作者不肖」
「蛇棺葬」
「百蛇堂」

以上の4作があります(H16.3.15現在 いずれも講談社ノベルズより)
誤解の無いようことわっておきますが
このスレはあくまで、作家としての三津田氏の活動を妨げてまで、編集活動をしろと言っている訳ではありません
ただ、いち怪談・ホラー好きの読者として
このテの本をたま〜に手懸けてくれたらうれしいと思っているだけであります
世に怖い話の本は数ありますが、しっかりしたポリシーのあるものは意外と少ない為
氏のように上質な、一本筋の通った本を出し続ける出版人を失うことは
この板の住人の方にも大きな損失であると考えております
8あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 14:22
   
   
         ___
         |ノットッタ!|
          ̄ ̄ ̄|
              ヽ○ <コノスレッドハ ワタシガ ノットッタ!!
               □ゝ
               <<
   
   
三津田信三の作品はつまらない。
>>9
そう思うのはご自由ですが、このスレの趣旨はあくまで
「編集者としての」三津田信三を語るスレなので・・・
貼っといてやろう

関連スレ
【三津田信三〜迷宮草子にとりこまれて】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1032842913/l100
12電波姫@ぷらら規制解除記念 ◆a.TgNskvck :04/03/15 20:54
^^
3〜4の補足もしとこうか

ワールド・ミステリー・ツアー13
@ロンドン篇 Aイタリア篇 Bパリ篇 C東京篇Dイギリス篇 
E東欧篇 Fドイツ/フランス篇 G京都篇H地中海篇 
Iアメリカ篇 Jアジア篇 Kワールド篇 L空想篇
日本怪奇幻想紀行
1之巻.妖怪/百鬼巡り 2之巻.祟り・呪い道中 3之巻.幽霊・怨霊怪譚
4之巻.芸能・見世物録 5之巻.妖怪/夜行巡り 6之巻.奇っ怪建築見聞
ホラージャパネスク叢書
「幽霊物件案内1」「幽霊物件案内2」(小池壮彦.著)
「妖怪旅日記」(京極夏彦+多田克己+村上健司.著)「恐怖のネット怪談」(百怪の怪)
「水木しげる80の秘密」(佐野史郎.京極夏彦他.著)「百物語の百怪」(東雅夫.著)
「北の幽霊、南の怨霊」(友成純一+合田一道.著) 「幻想秘湯巡り」(南條竹則.著)
同朋舎からは他に
「イタリアの魔力」(島村奈津.著)
「ロンドンの怪奇伝説」(仁賀克雄.著)

メディアファクトリーから
怪談叢書
「怪談徒然草」(加門七海.著)
「怪を訊く日々」(福澤徹三.著)

双葉社から
「ホラー・ジャパネスクを語る」(東雅夫.著)



とまあ、余計なお世話かも知れないが、挙げてみました
見落としがあったら補足しといてね
余計なお世話なんてとんでもない
ありがとうございました
19あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/16 09:49
余計なお世話ついでに(通りすがりの者です)

>>6
「作者不肖」は「作者不詳」です。

また「ホラージャパネスク叢書」に「妖怪十二支参り」(村上健司)が
もれています。

それから「GEO」という同朋舎が刊行していた雑誌の特集で、
おそらく三津田氏が企画したであろう特集がいくつかあります。
確実にそうだと言えるのは97年の9月号「イタリア・ショッキング・ツアー」です。
ダリオ・アルジェントに関する氏の署名記事がありますので。

他に何か気付いたら、またカキコします。
>>19
素晴らしい!
そう言えば『GEO』の誌名は氏の作品中にも出てたね
もし三津田信三が売れっ子作家になったら、プレミアもんですW
そうならなくても自分的には興味があるから、古書店で捜してみよっと
ありがとう親切な方々!(文脈から察するにたぶん3〜4人の方?)
とりあえず三津田氏の手懸けた、小説以外の主な仕事がリストアップされたようですね
正直、ワタクシも全部持ってる訳ではありませんので、おおいに助かりました。
未報告のものがありましたら、情報お待ちしております

それでは皆さん、個々の本やそれに書かれたエピソードなどについて語ってみましょうか

ワタクシ自身は怪談好きな友人の部屋で「幽霊物件案内」を見つけたのがきっかけでした
表紙になんとなくひかれて手にとったのですが、一読してハマりそのまま持って帰り、借りっぱなしになっとりますW
ツッコミどころ満載の実話怪談ですが、他のこのテの本とは違った構成が
妙に心に残るものがありますね。また、ふんだんに使われた写真もなんかTVの恐怖ドキュメンタリー(「あなたの知らない世界」みたいな)のようで効果的でした
もう編集はしないのかな?
同朋舎って医学とか宗教とか、学術的な専門書が多い出版社ってイメージだよね?
そんなとこから、よくまあこれだけのホラー・怪談系の本を出せたもんだ
「ワールド・ミステリー・ツアー13」にしても
売れなくてシリーズ打ち切りになったときのため
「いやこの13という数字は、章の数なんですよ」
と予防線を張っていたにもかかわらず、無事全巻出た
たいしたもんだ
「作家に専念」なんて云わずに(云った、とは聞かないけど)
これからも、このテの本を出して欲しい
昨日、やっとみつけました!三津田氏が編集に携わっていたころの「GEO」
間はとんでいますが、95〜98年頃の物二十冊近く。目次を見ると
 ViceEditor−in−Chief 三津田信三
とありました。「副編集長」とでも訳すんでしょうかね
なんてことはない普通のグラフ誌なのですが、注目は97年1月号で
特集「ヨーロッパ・ゴースト・ツアー」!副題が「世にも奇妙なお城の物語」
おそらく「ワールド・ミステリー・ツアー13」の原点はこれでしょう
各章のタイトルも
ドイツの浪漫。アイルランドの神秘。フランスの幻想。
イギリスの怪奇ルーマニアの鮮血  
これだけで読みたくなりません?
更に「世界一の幽霊城 ロンドン塔を彷徨う13の幽霊たち」と題して
ロンドン塔見取り図と、ここで非業の死を遂げた歴史上の人物が、特別付録として折り込まれています
この付録の裏面には「怪奇小説をより楽しむために知っておきたい必須単語辞典」もあり
マニアから初心者まで楽しめる内容となってます
25あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/23 17:12
あと、確実だと思われるのが「ロンドン・ミステリー・ツアー」
かなりニオウのが「ヨーロッパ仰天博物館ツアー」(笑
凝り性の氏のことだから、特集のタイトルも統一していたのではないかと推理。
気になるのはこういった特集以外のマトモな(普通のと言い換えてもいい)特集で、
果たして氏がどんな企画をあの雑誌でやっていたのか?
それがわかると氏の新たな一面を発見できるような…
「GEO」の「ヨーロッパ・ゴースト・ツアー」特集、堪能しました
グラフ誌だけに写真が充実してました。
「ワールド・ミステリー・ツアー13」で表紙を飾るカメラマン、サイモン・マースデンの写真と文章のコラボレーションが最高!永久保存モノですね
「ホラージャパネスク叢書」などに見られる効果的な写真の使い方は、雑誌編集で培ったモノなんでしょう
案外、編集者としては単行本より雑誌向きの人なのかも?

>>25感謝
でもその2冊も、「イタリア・ショッキング・ツアー」も、今回買った中に無い・・・
どんな内容ですか?
27あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 00:07
自分が持っているわけではないので…すまん。
でも、「イタリア・ショッキング・ツアー」はタイトル通り
とてもショッキングな(しかし、ある意味きれいな)写真だったという
記憶がある。
28あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 01:24
編集者としての仕事にしても、この人は異様に出たがりみたいで
自分が関わったからにはとにかく自分の存在を残しておきたい!という
欲みたいなもの丸出しで、編集者が出てくる必要のない場面に
わざわざ出てきて、よけいなことをぐちゃぐちゃしゃべって
読んでいてとても見苦しかった。
で、この人のホラー作家(?)としての作品だが、

前レスにもあったが
三津田信三の作品はつまらない。
蘊蓄だけが売りみたいね、この人。
29あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 09:50
自分の仕事を誇れるのは、とても良いことだと思う。
本当は不満タラタラなのに無理に自分をごまかして、嫌々仕事をしているよりは…
名前を出すというのは、それだけでリスクがあるわけだから、
堂々としていて立派でしょう。
○○編や××研究会などのように、誰が書いたのかもわからない本を読まされる
ことを考えると。
30あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 18:12
>>28
編集者が出てくる必要のない場面に
わざわざ出てきて、よけいなことをぐちゃぐちゃしゃべって

なんて本は、氏の編集した本の中で、加門七海の「怪談徒然草」だけだろ
しかもあれは、加門に喋らせるために
氏も喋っているだけで、そんなことは普通に本を読む頭があれば、
子供でもわかるぞ(笑

しかも、何十冊もある本の中から、その一冊だけを選んで、
「異様に出たがりみたい」と言われた日にゃ
氏も苦笑さぜるをえんだろうな(笑

それから、氏の作品を「蘊蓄だけが売りみたい」と思うのは、
読む側に、蘊蓄だけしか読み取る頭がないからであって、
それは作者の責任じゃないだろが(笑
まあまあ
それくらいの異論ならあってもいいんじゃないですか?
ワタシ自身は編集者がでしゃばっても、なんら差し支えないと思いますけど
勿論なんの個性やオピニオンも無い場合は困りますが
氏のように自分なりの価値観・ポリシーがはっきりしてれば
読み手にとっても、むしろプラスになるのでは?
そうでない人は自然と淘汰されますよ
32あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 22:23
>30
ハイハイ
マンセースレを汚して欲しく無いのね
何十冊も読む気なんかその1册で失せたからしょうがないじゃん
あ〜あ>>28で止めときゃそれなりに聞ける「異論」だったのに・・・
自ら読解力の無さを露呈しちゃったね
マニアックなスレだな
マンセーが嫌なら好きに書けばいいじゃん、マナー守ってな
建設的で前向きなな批判なら問題ないっつーか
読む方もその方が面白い

「蘊蓄」云々だが、小説では気になることがないでもないが
俺的には許容範囲かな。底の浅いもんじゃないし
交友関係や編集者としての仕事が出てくるのは
メタフィクションである以上、一定の効果があるだろう

三津田氏の知識が、より発揮されるのは、編集者やライターとしてだとは思うがね

それはそうと、『ワールド・ミステリー・ツアー』や『ホラージャパネスク叢書』なんかの
単行本について誰か語ってみないか?正直『GEO』なんて手に入らん
同朋舎が潰れた今、簡単には見つからんだろうが、雑誌よりはマシだろ
でかい本屋なら在庫もあるだろうし、古本屋や図書館なら簡単にみつかる
この板の住人なら『幽霊物件案内』や『怪を訊く日々』『怪談徒然草』読んだ人、結構いるんじゃないの?


age進行でいいんだよな?
35あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/27 15:08
>>32
一冊しか読んでないことを、自分からバラしてどうすんだよ(藁
恥を知らん人間は、成長せんぞ!
そんなやつほっとけ
『幽霊物件案内』はなかなか面白かったぞ
著者の言動がまあ・・・アレだが、その点も含めてなW
この小池壮彦って人は真面目な考察を述べるときはいいのだが
実話怪談を語らせたら、ちょっとあっちの世界へ逝ってしまうところが逆に興味深い
超常現象に否定的らしいが、実は「信じたがり」なんじゃないのか
そういえば三津田氏自身はその手の現象を信じてるんだろうか?
37あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/28 11:58
そういえば三津田氏自身はその手の現象を信じてるんだろうか?

「百蛇堂」の中に、怪談プロレス説という三津田氏の考え(?)が出てくる。
プロレスの試合は考えるまでもなく、まぁ八百長なんだろうけど、
それを言ってしまうとミもフタもないし、
試合によっては本気で闘っているように「見える」ときもある。
だったら、そういうことを考えずに楽しもうというもので、
基本的には、怪談に対しても同じ考えでいるらしい。
この部分、読んだとき面白いと思ったので覚えているのだが…
だいたいそんな意味だったと思う。

企画した本や小説を読む限り、まったく信じていないわけではないが、
かといって安易にそういう話を受け入れるのも考えものと思っている…
のではないかと感じるな。
そのへんはバランス感覚だろう。やっぱりプロには必要だからね。
三津田氏の書いた小説は、ホラーの形を借りてはいても
骨格は正統派の本格探偵小説。基本的に『理』が世界を支配する
そんな人が超常現象を信じてるとはイメージしにくい
39あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/03 13:04
確かに本格ミステリの血は流れていると強く感じるけど、
ホラー部分(特にその描写)に目を向けると、
全く信じていない人があそこまで書けるだろうかと疑問に思う。
それが才能だと言ってしまえば、それまでだが…
三津田氏が霊魂とか信じてるかどうかは不明ですが
小説を書く上では関係ないでしょうね
それを言ったら怪獣映画などはつくれなくなりますから
ホラーの大家と言われる方々の中にも、超常現象を信じていない人は多いらしいですし
「怪談=プロレス説」はそういう意味で非常にわかりやすいですね
ただ、三津田氏のこれまでの作品は、自身が主人公のメタ・ホラーなわけですから
信じる信じないを、氏が表明するのは難しいという気もします
41PPPa1680.tokyo-ip.dti.ne.jp :04/04/04 10:42
ちなみに、
このスレに書き込んでる人たちは信じてるの?
マ・ッ・タ・ク・信じてはいません!
面白ければそれでよい
話変わって
【関連スレ】
霧島ケイの三角屋敷2.5【嫁稲荷の嫁さがし編】
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1053494200/l50
もはやこの板でも老舗
最初のスレタイが間違ったまんま続いてるのがおかしい
まだまだ他にありそうだけどね
『霧島』って・・・
どーりでググッても出てこない訳だ
>>43
残念だがもはやほとんど関係ない
46あなたの後ろにマーモウドンが!:04/04/06 20:59 ID:Vffr0M5M
例の三角屋敷、特定できたんですか?
4743:04/04/06 22:44 ID:Vffr0M5M
>>44
そうかい?
今は新しいネタがみつかってないだけじゃない?
最初っから読んだらモロ関連スレじゃん?
つーわけであっちに行って誘導しといで
4843=47:04/04/06 22:48 ID:Vffr0M5M
スマン>>45だった
わかるよな?
重ね々々スマン
>>46でHN間違えてドラッグしてしもーた
酒飲んでるわけでもないのに・・・
>>49
三角屋敷の祟りじゃ?W
それはともかく

【怪奇】小池壮彦総合スレッド【探偵】
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1076137394/l100

加門七海を骨の髄までしゃぶり尽くそう
http:hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1053498929/l100

こうして見るとこの板的には、三津田氏は編集者としていい仕事してますな
51あなたの後ろにマーモウドンが!:04/04/09 10:17 ID:Jg2+ebL1
ウチのミス研、本格好きとホラー好きの二派に別れているんだけど
作家としての三津田信三は、そのどちらにも人気がある
が、編集者としての仕事については、話題になったことは無かった
来週から大学始まるから、そっちの話題で盛り上がってみよ〜♪
52あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/10 13:09 ID:3EOy3Jsa
こっちのスレは関係ないかもしれないけど、

シェルター 終末の殺人
三津田信三�【ミステリ・フロンティア/四六判仮フランス装】
シェルターに逃げ込んだ作家・三津田信三の眼前で繰り広げられる連続密室殺人。
世界滅亡の恐怖に晒されている今、犯人はなぜ殺人を続けるのか?
鬼才が放つ終末のミステリ。

という新作が5月に出るらしいけ(東京創元社のHPより)。
53あなたの後ろにいかりや長介が!:04/04/10 17:56 ID:Jk9DSOIt
メタSFミステリホラーでつか?
そごいねー

ところで
「妖怪旅日記」おもしろかった!
最初「京極夏彦」の名前にひかれて買ったから
「詐欺やぁ〜」って思ったけど、意外に笑えた
多田さんと村上さん、どっちもどっちなんだろうけど
わたしは多田さんの方が変だと思ふ
54あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/10 18:23 ID:D27E1Gak
わかるわかる
多田さんのような人が、もしそばにいれば
ぜったいケンカになると思うもの
>>43
勝手ながら誘導してきますた

怪談徒然草の収録された旅館って何処よ?
漏れも尻たい
つうか、泊まりたい
いわくつきの旅館萌え
57あなたの後ろにマーモウドンが!:04/04/14 06:37 ID:KP4f0DAf
『怪談徒然草』の収録された旅館ですね
録音された筈のMDがなぜか消えていたという・・・
それも二度に渡って。二度目は第三者(東氏)に確認してもらった筈なのに
しかも霊感の強い加門氏が、この旅館にただならぬ気配を感じていた・・・

となると読者としてはどうしても知りたくなりますよね?この旅館
ワタシとしては、これは三津田氏の演出だと思ってます
ほら、氏のデビュー作『ホラー作家・・・』でも、最後はオカルト的解釈と完全合理的解釈の
どちらにもその余地を残しておいたことが、却って得体の知れない恐怖を感じて、効果的だったじゃないですか?
あれと同じだと思う
巧いねコノ、さすがメタミステリー作家!

ただ、それだと加門氏の反応が気になる
自分なりに加門氏の著作を読んで感じる印象派
「この人はマジだ!」
ってこと
その人がここまでこの旅館に霊的なものを感じていると言えば
それは(少なくとも加門氏にとっては)事実なのでしょう
完全に計算された演出だとしたら、加門氏の反応が辻褄合わなくなるし
そもそもそういう演出は、読者にも霊的存在にも礼を失すると考えて、乗ってはこないでしょう

三津田氏と東氏がふたりがかりで加門氏を騙していたら、話は別だけどW
58飛鳥信一郎:04/04/15 19:03 ID:RGjf/BCm
三津田氏と東氏、この二人ともが機械音痴で
揃って操作ミスに気付かなかったという
ある意味では最もたんじゅんで最も納得のいく
三番目の解釈もある
>>36
遅レスだが
「怪談徒然草」の第三夜で、三津田氏自身が
幽霊は見たことが無い旨、発言してるし、加門氏も東氏の問いかけに
「あまり見ない人だと思う」と言ってる
少なくとも簡単に信じる人じゃなさそうだ
>>55
見つけるにはあまりに情報が少ないが

とりあえず、都内(三津田氏は都内住まい)にあって
主人が午前一時に見回りをする旅館
61あなたの後ろに民婆が・・・:04/04/16 10:03 ID:u+VQGyrX
>>55 60
えっ? 根子だろ?
「根子のとある旅館の一室で」って、ちゃんと書いてあるけ
>P140
根津のとある旅館の一室にて

>P143
古びた日本旅館
>P147ーP148
夜中の一時に(たぶん毎晩)主人が回ってくるという話を
宿のおばさんがしていた
>P203
廊下の突き当たりのトイレの先がベニヤ板で塞がれていて
「開かずの間?」と加門さんと東さんは興味を示す

これくらいかな、手掛かりは
部屋の中で様々な物音がしたり、(P194)物音がする押し入れを開けてみたり(P203)
あと、オフレコになった部分でも度々言及されてたりしてますな

この本以外でこの旅館について、三津田氏や加門氏、東氏が言及したものを目にしたことってある人いる?
63あなたの後ろに民婆が・・・:04/04/16 17:33 ID:ikDYgxec
>>61
すまんけ
根子じゃなくて根津だったけ

ところで根津の旅館、二軒あるのと違うけ
収録を失敗した旅館と一応はできた旅館と・・・
加門さんが怪しい気配を感じたのが、収録を成功した旅館の方だった
というのが、なーんか矛盾してる気がするけ
64祖父江耕介:04/04/16 18:28 ID:ikDYgxec
>>58
信一郎の推理の補足をしとこか
三津田の操作ミスいうんは間違いないやろ
ただ、そのミスを彼は利用したんや…きっと

ふつう録音に失敗した言うたら、作家は怒るやろ
せやけど、その失敗をいかにも霊のせいであるようにしたとしたら…
加門もそれを否定して雰囲気をぶち壊すようなことせえへんやろし
東は加門の機嫌をそこねんために、お追従するのは読めるよな

おそらく三津田はそこまで考えたんやで
ええ?
件の旅館ってニ軒あったっけ?
「怪談徒然草」にそんな記述は無かったような気がするのだが
同じ旅館で二晩続けて取材したのかと思ってたけど?
66あなたの後ろに民婆が・・・:04/04/17 12:50 ID:oodAUL35
まず第三夜の収録に失敗して
それから三津田氏が新しい旅館を探したように読めるけ

第三夜の「まずは旅館の話から」という部分を読むと
明らかに収録に成功した、つまり本書に載っている話の部分から
はじまっているように読めるけ

それにちゃんと
「この前、一回目の第三夜の宿は何もなかったよね」って
149ページに書いてあるけ
671ですが:04/04/21 09:47 ID:05dHI5/1
件の旅館の特定は継続ということで・・・

オカルト板のみなさんにお尋ねします

これまで三津田氏が手掛けてきた仕事のなかで

1)最も好きな本
2)最も印象に残ったエピソード・記事
3)最もツッコミを入れたいエピソード
4)これから企画して欲しい本
5)その他

というのを募集してみようと思うのですがどうでしょう?
作家としての三津田氏は、五冊めの小説が出版されようかというところで
それはそれで順調で結構なのですが(私自身ワリと好きですし)
ときにはオカルト本の方も出してくれたらなあ、と
氏に要望(圧力?)を伝えていければと思っております
あんたの企画した怪談本が読みたいぞ、ということです

紛らわしいようなのでHN「あなたの後ろにマーモウドンが!」は
私個人が使うのはしばらくやめときます
68あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/02 00:50 ID:bKP17Edv
>>52 読んだら、出たがりっていわれても仕方ないような気がする・・・、
意味がわからん?
70あなたのうしろに名無しさんが!:04/05/03 14:12 ID:dvK5+HcG
>>67
1)「日本怪奇幻想紀行 六巻 奇っ怪建築見聞」
2)同上の「実在する幽霊屋敷に住んで」(霜島ケイ・著)でしょう、やはり
3)「怪談徒然草」第三夜 
同じ三角屋敷事件の当事者でも、こっちは洒落にならん。ついてけない

4)一人のライターによる(できれば三津田氏自身)が、怪奇スポットを旅する、ってのはどう?
5)三津田氏の編集した本は中身は勿論だが、ビジュアル的にもいいものが多い
その辺があまたの類書とは一線を画すと思うので
できればもう少し豪華な装丁にして欲しい

>>1>>67
こういう質問するなら、まずは自分の意見を述べるのが普通でないかい?
71あなたの後ろに名無しさんが:04/05/03 20:37 ID:/S2FGI6s
1,「幽霊物件案内2」
2,↑これの最終章 このホテルってまだあるのかな?行ってみたい
3,↑「寒天酢」
4,「幽霊物件案内3」
5,心霊スポットのガイドブックみたいなのが読みたい
>>68
誰かこのアフォに、
この世にはメタ・フィクションというものが存在することを教えたってくれ。
ついでに氏の作品がメタとしてどう評価されてるかも。
説明するだけ無駄かもしれんけどな。
>>71
そういえば「百蛇堂」の中で、
長編実話怪談の企画をしたいという「三津田」の記述があって、
その候補として「幽霊物件案内」の最終章があがってたな。
もっともこの「三津田」は作中の「三津田」であって、
実際の氏とは違うから、どこまで本心かはわからんけど・・・
けど、まったくそう思ってないわけでもないだろうから期待はできるかも。
長編実話怪談か
是非読んでみたいが、ライターさん次第だね
件の廃墟ホテルの話は素材としては良いけれど
小池氏じゃ少々・・・
あくまでも私見ですがね。小池さん、見ていたらすいません

自分は『日本怪奇幻想紀行』の刊行されなかった三冊を出して欲しい
どういう理由で頓座したのかは知らないが、全く企画していなかったとも考えにくい
75あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/11 02:54 ID:qGCWIISA
>>73
あくまでも作中の「三津田」であるとはいえ、そのへんは作者本人の考えてたこと
をそのまま書いてるんじゃないかな。小説の本筋とは関係ない部分だし。
76あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/11 10:10 ID:rqTRJnSZ
>>72
>この世にはメタ・フィクションというものが存在することを教えたってくれ。

頭悪過ぎ。
メタ・フィクションの存在を知らないんじゃなくて
わざわざメタ・フィクションにすることの意味合いがわからないという意味なんだが。

まあ、このスレ読む限り、それほどの評価は感じられないだろ?
77あなたの後ろに名無しさんが・・・:04/05/19 15:56 ID:UTz0TTRp
あくまでも『編集者』としての三津田信三を語るスレなんだから
なかなかメタフィクションの話題にならないのは当たり前じゃないの?
俺個人の私見だが、実話怪談を多く手掛けた三津田氏が、虚構と現実の狭間を曖昧にするメタフィクションを書くことは
そうでない人が書くより効果的だとは思うけどね
「この小説に書かれていることは、どこまでが現実にあったことなの?」って感じでね
しかも同じような効果が、実話怪談の方にも及ぶという副産物まである
ただ『シェルター』は近未来が舞台なわけだから、前4作とは意味合いが違うだろうけど
俺なんかはその辺りを氏がどう料理するのか、おおいに興味がある
あと、メタフィクションという極めて扱いづらいジャンルで世に出て
それなりに評価を得たわけだから、「次もメタで」という期待があるのも事実
あるいは担当編集者が同じような要望を出した可能性もある
いわば営業戦上の理由だね

いずれにせよ、メタフィクションを好んで書く=「編集者として出たがり」ってのは、かなり幼稚な理屈だと思うが

逆に尋くけど、「メタフィクションにする必然性」って何だと考えてるわけ?
>>76
アフォの相手は一回だけと決めてるんで、
あとは親切な77さんに頭を下げて教えてもらいなさい。
79あなたの後ろに民婆が・・・:04/05/23 17:13 ID:xfjtWTrZ
しばらく無沙汰をしていたら、なんとまぁ! で、さっそく

>>67
1)最も好きな本
 『ワールド・ミステリー・ツアー13』のイタリア編
2)最も印象に残ったエピソード・記事
 1)の13章。氏がダリオ・アルジェントについて書いているのだが、その敬愛ぶり(?)が文章に溢れていて楽しい。
3)最もツッコミを入れたいエピソード
 『怪談徒然草』のいくつかの話(どれとは覚えてないが)。さすがに氏も思わず突っ込みたくなったのではないかと思うよ。
4)これから企画して欲しい本
 氏の独断と偏見にみちたホラー(ミステリー含)ビデオのガイド本。
5)その他
 小説で頑張っていらっしゃるのであれば、あえて編集をしてくれとは言わないけど、できたらして欲しいなと。

>>76
頭悪過ぎるのは、お前! マジで中学生くらいか?
ほんっとに何もわかってないな。
ヒト様にそういうことを言う前に、自分がそうだということを認識せんとな。
「ボクは頭悪過ぎじゃない」というのなら、

>>77
「メタフィクションにする必然性」って何だと考えてるわけ?

に、ちゃんと答えてみな。
80名無しのオプ:04/05/30 05:52 ID:hyORVQqD
>>76
アタマ悪いのはオマエ>>72読んだら誰でもそう思うわ
「メタフィクションにする必要」ってなんだ?
メタってつきつめれば遊戯性だろ?そんなもんあるかい
だったら読んでもいないのに
「作者が必要もないのに登場するのは『出たがり』だから」
って・・・アホか?
俺は三津田氏の小説から入ってきた方だし、メタの上手な書き手は少ないから「次もメタで」と普通に思うぞ
加えて>>77氏の言うとおり、怪談の編集者という経歴が
現実と非現実の境界を曖昧にするのに一役買ってるしな
むしろ使わん手はないだろ
81?�?E`?1/2?I`?a?e¨?E´? ̄?k???E?E?E
ちょっと話を戻すけど、例の根津の旅館のことけ
「文藝百物語」を見てみたら、
あれも根津の旅館で収録していたことがわかったけ
両方に共通しているのは加門七海・・・
ひょっとして同じ旅館かもしれんけ