【社会】フグ中毒で客7人を入院させる 「鮮魚料理きぶんや」店主を在宅起訴 山形地検「あまりに不注意」
1 :
かなえφ ★:
山形県鶴岡市の飲食店「鮮魚料理きぶんや」で昨年1月、フグを提供した客7人を
中毒で入院させたとして、山形地検は4日、業務上過失傷害罪で相沢巌店主(66)
=鶴岡市=を在宅起訴したと明らかにした。起訴は昨年12月25日。
起訴状によると、相沢被告は昨年1月26日夜、ヒガンフグをさばき、有毒な卵巣
などの部位を客に提供。2人を一時、意識不明の重体にさせたほか、5人に手足の
しびれなどの中毒症状を負わせたとしている。
被告はフグ調理に関する講習を受けておらず、地検は「知識がないのにヒガンフグの
卵巣に毒がないと思い込むなど(飲食店の店主として)あまりに不注意だ」としている。
産経msnニュース 2010.1.4 20:03
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100104/sty1001042004004-n1.htm
3くらい?
3 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:16:49 ID:f7oLbHZK0
2
5 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:19:51 ID:P5m2hO950
店名で見抜けなかった客が100%悪いだろ
フグってそんなに美味しいものじゃないのにどうして食べるかな?
きぶんやといいバッタランドといいwww
気分で仕事してたんだろうな
思い込んでたんだから仕方ない
10 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:23:43 ID:KAV3dkhY0
フグ毒て意識が鮮明なまま動けずに死んでいくんだっけ
11 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:24:58 ID:osR/gX+60
こんなアホは死刑でいいよ。
12 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:26:35 ID:Q/PKslSi0
絶対食わない
献血もしない
13 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:27:28 ID:UEQyFEZc0
おれ山口だけどたまにフグ中毒のニュースある
以前、市内の料理店で中毒事故起こってニュースがあって会社で同僚に
「あの店で、フグ喰って意識不明の重体だってな」て話したら
意識不明者が同僚の嫁の親父さんだったてことがある
その親父さんは助かったんだけど意識不明って言うけど意識はあるらしいよ
意識はあるけど応答が何も出来ないから どうしようもないらしい
枕元で医者や家族の会話が丸聞こえ何で突っ込み入れたいんだけど
どうしようもないんだって
そんで、警察が家族にも一応事情聴取に来るんだって 裏がないかとか
その時の警察の名刺にフグの絵が入ってて
同僚の家族は、「さすが山口 フグ専門の捜査チームがあるんだね」って
感心したって言ってたけど
それは山口県警のマスコット フクマル君だろうって言っておきました
フグの毒は一流の料理人でもしくじるときがあるからなんともいえんな
というか命のリスクをおかしてまでくうほどうまいとも思えんが
ふぐ毒 「テトロドトキシン」 を人工合成した人は日本人
きぶん次第でフグ出されても困る
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ, 知らないんだからしかたないよね
// ""⌒⌒\ )
i / ⌒ ⌒ ヽ )
!゙ (・ )` ´( ・) i/ ________
| (__人_) |⌒ヽ/⌒\ . .|| |
(''ヽ `ー' / 〉 〉 ,、 ) || |
/ / (__ノ └‐ー<. || |
〈_/\_________ノ || |
1年もかかるん。
19 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:31:26 ID:vqmoTeKV0
店の名前w
きぶんやだから仕方ないさw
21 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:34:19 ID:dH/9+lgd0
店の名前にフラグ立てすぎw
22 :
ゆきすら ◆bkzj9tIMUg :2010/01/04(月) 20:34:53 ID:8hyaLa4f0 BE:362919825-2BP(1078)
身近で手に入る毒だな
>>1 >「鮮魚料理きぶんや」で昨年1月、フグを提供
これが死亡フラグってやつか。
24 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:36:17 ID:mtpM0yP40
きっと
「今日はこの辺を取り除いてみようかな〜」
という感じでやってたんだろwwww
店の気分で中毒にさせられたらタマランな
野生のフグを養殖のフグと同じ水槽に入れると、野生のフグが食われますw
これ豆知識な
27 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:46:49 ID:DjDFG/pfO
年寄りはこんなもの。
鮮魚料理きぶんやワロタw
29 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:49:10 ID:WLXIrAlH0
66歳か
この年までなんとか人を殺さずにやって来たんだろう
そっちの方が驚きだ
ふぐは本当に種類が多いので、数年に一度しか捕れないものすらいる。
そういったふぐは有毒か無毒かすらはっきりしてなくて、教本に無毒と書いてあったから食ったら
当たったから、次の年から有毒表示になるとか、そんなレベル。
31 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:52:20 ID:knLG1RZn0
今日は卵巣入れてみたよ。
32 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:53:20 ID:/FaUQ0eMO
河豚の白子焼うまい
33 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:53:27 ID:9VMeZ1UT0
卵巣てw
フグ免許は持ってないけど、調理師じゃなくても解るレベル
34 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:54:31 ID:YpSZ2K8l0
今日は〜ちょっと〜冒険してみたい き ぶ ん !
36 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 20:57:31 ID:krVjQse+0
>>30 まあ、まともな料理屋なら実績のあるフグしか客に提供しないだろうな。
フグって美味しいいの?
38 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 21:01:43 ID:NXb6puYV0
毒を取るか取らないかは店主のきぶんや
40 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 21:04:30 ID:gVMfmgsF0
「知らなかった」で脱税をなかったことにする首相がいる国だもん
店主も知らなかったって言っとけばいいよ
41 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 21:18:44 ID:+somFfj50
はんぺんの不買運動しようぜw
43 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 21:22:39 ID:sl/kn/n40
「朝鮮料理きぶんや」かと思った
フグはうめーだろ。あのプリプリ感はたまらん
>>37 多少ピリピリしたほうが美味いといってだな・・・
46 :
ぴーす ◆mQup6l1Ha. :2010/01/04(月) 21:25:51 ID:2+yqbrOhO
フグ毒ってごみ箱にカギかけて保管しなきゃ
だめだぞ。
50 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 21:36:34 ID:+lcV4cla0
店名「気分屋」wwwwww
当てるも外すも気分次第wwwwwwwwww
51 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 22:01:35 ID:MLRF06Cw0
気分次第で責めないで
52 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 22:03:10 ID:m/bbiM0W0
店の名前を変えろ。
「鮮魚料理てっぽう」がいい。
54 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 22:20:10 ID:39F8fiYSO
フグは千原Jr.しか見えない
55 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 22:26:27 ID:dMMAUoLr0
56 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 22:32:16 ID:LQThjaw+0
カワハギのほうがうまい
57 :
名無しさん@十周年:2010/01/04(月) 23:22:29 ID:9iSFZUp10
痺れを気分でサービスした?
焼肉屋でも、レバ刺しとか普通に売ってたりするけど、
出す方はもちろん食べる方も、ちゃんとリスクを理解してるのかねぇ?
気分屋なんて店でフグ食べたくないよな
60 :
名無し募集中。。。:2010/01/05(火) 01:21:25 ID:LYkf9oyB0
ふぐは種類によって毒がある場所が違うし
養殖のふぐにはほとんど毒は無い
でも万が一が怖いから顧客がふぐの肝が食べたいといって来たら
そっと内緒ですよといってカワハギの肝を出しているのよ
まぁまず分からないね
そもそもフグはそこまでして食べる価値があるものかと
きぶんやwwwww 笑わせようとしてんのかww
気分で毒殺されたらたまったもんじゃないだろww
元気があれば大丈夫と思いましたサーセンwwwww
店主はアミバ様ぽい風貌とみた。
65 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 18:37:50 ID:QryyLcXk0
66 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 18:45:38 ID:QryyLcXk0
67 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 18:49:30 ID:yBMY3FUP0
ふぐって資格ないと調理できないんじゃなかったっけ
68 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 18:51:53 ID:Puhj3VvK0
>>67 ふぐの調理免許って実は都道府県単位の条例なんよね
無くてもOKな県も普通にある
そういう気分だったんだからしょうがない。
70 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 18:54:15 ID:yBMY3FUP0
71 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 18:56:02 ID:9BGLaB4v0
>>68 山形はふぐの免許そのものがない
一番不注意というかありえないのが山形県
72 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 20:21:45 ID:QryyLcXk0
大分県臼杵市の前市長大分県議会議長経験者であり
製薬会社の経営者でカボス生産農家
73 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 20:25:10 ID:+C4I5aAQ0
免許がいらないところもあるのか?
そんなところでふぐを食うのはこわいなぁ
74 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 20:25:13 ID:QryyLcXk0
>>68 >>71 食品衛生法、山形の食品に関する諸条例には
罰則規定も調査規定も一切用意されていない。
食品衛生法、山形の諸条例でなく
刑法上の業務上過失傷害罪で処罰されている。
75 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 20:26:36 ID:1C7GCDZx0
まじか
76 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:19:27 ID:5C/DXziV0
ぐぐってみた。都道府県によってまちまちの模様。
1.講習の後試験
2.講習のみ
3.なんもなし
77 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:23:53 ID:QryyLcXk0
>>75 保健所には強制捜査権が与えられていない。
食品衛生法、各都道府県、各市町村の食品に関する条例
(フグに関する条例、要綱を含む)について
違反が疑われる事例が通報されても
実際に食中毒が起きなければ「有毒部位」を
食用提供しても知らぬ存ぜぬで検査を拒否できる。
実際に食中毒が起きなければ通報を受けても
検査を拒否する限り事件でも事故でも無くなってしまうらしい。
食中毒が起きれば、刑法上の業務上過失致死傷によって
初めて検査が行う事ができる。
78 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:26:30 ID:QryyLcXk0
79 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:32:13 ID:QryyLcXk0
世界中に名が通った超高級店でも料理人全員が
「調理師免許とフグ処理免許」を持っているとは限りません。
厨房内で「入店間もない調理師見習い、パート、アルバイト」が
調理している可能性もあります。
超高級料理店で「総料理長」を務める事が出来るほどの
高度調理技術とフグ処理技術を持った料理人がいたとしても
講習終了、試験合格等をして免許を得てそれ相応の知識、技術、経験
経歴がなければ単なる「調理師見習い、フグ処理師見習い」
でしかありません。
フグ処理免許を持たない一般の人でもご存知かと思いますが
フグ料理店は高級店になればなるほど
必ずと言っていいほど「トラフグ」しか扱いません。
超高級店でしか働いたことが無い料理人ゆえに
「トラフグ」しか扱ったことの無い「自称超一流料理人」も
世の中には必ずいるはずです。
猛修行をしてフグ処理免許を取得したまではいいが
「トラフグ」のみしか扱った事がないので
他種類の「フグ」について知識を一切忘れてしまって
「トラフグ」と同様の扱いをしている料理人がいると思われるのも事実です。
現実に素人調理のみならず高級店でも中毒事故は起きています。
トラフグ以外のフグで食中毒事故が多いのは「トラフグ」と
「毒性の場所が異なるフグ」と同様な扱いをしている事が
原因の一つとしてあげられてます。
80 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:35:43 ID:QryyLcXk0
ふぐ料理はほとんど知らないけど、内臓食わせなきゃいいんじゃないの?
>>30 固体によっても含有量が違うって話しだしねぇ
有毒と無毒の別種で見た目そっくりなのもいるし
83 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:37:44 ID:zTcnXJ8aO
きぶんやwwwww
その日の気分でちゃんとさばいたり適当にさばいたりするのか?w
>>81 種類によって違うのよ
皮に毒がたくさんある種類もいるし
85 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:40:25 ID:X/VfDrnL0
>>81 まあそうなんだけど、調理に失敗して卵巣とか傷つけると
毒が肉の部分にもついて中毒をおこすからな
そのへんの技量とか知識とか知らんと駄目ってことだろ
86 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:46:27 ID:QryyLcXk0
87 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:49:56 ID:1NuVVVKZ0
フグの肝?毒があるところを入れるカギ付きの缶があるようだ
フグ取り扱う店には
あの缶の中身はどこに捨てるのだろう?
自治体が回収するの?
そもそも日本国内でのふぐの調理師免許が全く異なるってのが
問題だな。日本全国統一すべきだろ。
過去にふぐ中毒と言えば素人が釣ったふぐを捌いた食ったという
報道が多かったが今じゃプロが捌いて中毒の方が多い。
こんな素人の店なんかに許可を出すなって。
89 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:51:19 ID:QryyLcXk0
このあとスタッフがおいしくいただきました。
店名が怖すぎるw
92 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 21:56:18 ID:QryyLcXk0
臼杵保健所ホーム
ページフグの肝は?
http://www.pref.oita.jp/12015/eisei/kaitou/a_fugu.htm NOです だめです
大分県では国の方針に従いフグの肝を出さないようにフグ取扱者講習会で
お願いしたり、フグ料理店等に直接行きお願いしています
近年インターネット等でフグ肝を提供するお店が話題になっておりますが、
これは食品衛生法を無視するものです
くれぐれも、「フグの肝を食べる。」なんて言わないようお願いします
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
保健所名が大分県臼杵保健所から大分県中部保健所変更になって
現在の保健所のHPには記載されていません。
臼杵保健所もふぐの有毒部位の食用提供は違法行為である事を認めています。
93 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 22:02:57 ID:QryyLcXk0
94 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 22:11:24 ID:1NuVVVKZ0
>>93 ほう。
で、箱の中身はどこに行くのかな?
危険なものだからそう簡単には捨てられないと思うし
悪用される危険はかなりあるしね
95 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:25:07 ID:QryyLcXk0
>個人店などは、築地の除毒所(そういうところがある)に冷凍した毒を持っていく。
>そこで焼却処分にしてくれるそうなのだが、1キロあたり150円の処理料金がかかる。
>でもそれだと、都内だけでも20数件の店舗を持つ玄品ふぐにとっては、
>毎月の出費はばかにならない。
>なので都に申請して、特別な処理方法にしている。
>私の見た2時間サスペンスは、処理業者のちょうど来る時間に
>フグ毒ゴミ箱を外に出してきちっと手渡しするはずが、
>店員がちょっと目を離したすきに犯人に盗まれてしまう、という場面だった。
>「うちは、委託した処理業者に確実に手渡されるよう、
>お店自体の鍵を業者に渡しています。業者が直接お店の鍵を開けて、
>鍵付きのゴミ箱を持っていき、焼却処分にするわけです。」
>そして、焼却した証明書をもらい、都に報告するのだそうだ。
俺が聞いた話では金属製は認められてないとなっていたが
ここには認められてる事になってるな。
96 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:33:30 ID:QryyLcXk0
【特報 追う】フグ料理…規定緩い東北 資格や罰則バラバラ 統一制度求める声
http://s04.megalodon.jp/2009-1210-1326-16/sankei.jp.msn.com/region/tohoku/yamagata/090204/ymg0902040257000-n1.htm 山形県鶴岡市の「鮮魚料理きぶんや」で先月26日夜、フグ料理を
食べた男性客7人が身体のしびれなどを訴え病院に運ばれた。
東北では調理資格の条件が緩いうえ、同店の男性店長(65)が
資格すら持たずに調理していたことが、波紋を広げている。
この問題を受け、各地では、フグ処理現場の点検に乗り出す一方で、
本場からは、「全国で統一した制度をつくるべきだ」との声もあがる。(松本健吾)
「旬だと思って常連客に勧めた」。店長は、県警の調べに、そう話しているという。
県などによると、店長は、フグに関して、県の資格も知識も持たずに、
新潟県産のヒガンフグを2匹仕入れ、男性客8人に、自らさばいた刺し身と、しらこの塩焼きを出した。
まもなく、フグ料理を食べた7人が身体のしびれや意識障害を訴え、3人が一時、重症となる事態に陥った。
食品衛生法では、有毒なものを調理し、提供することは違法と定めている。
しかし、食習慣があるフグについては、厚生労働省通知で「都道府県知事等が認める者及び、施設に限って」、
有毒部位の除去を認めている。
それが、各都道府県での消費量などによって、資格取得の難易度や
違反時の罰則が異なる原因となって、議論の的になっている。
東京都やフグの本場、山口県などは条例でフグの処理資格を制定。「調理師免許の所持者」や
「フグ処理業務に3年以上従事」(山口県)などの条件とともに、
実技試験も設けており、違反者には、懲役刑を含む厳しい罰則を科している。
>>94 まあご想像の通りだよ。お金を払って都の焼却場へ。
もっとも俺の想像だけど。
98 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:35:56 ID:QryyLcXk0
山形県では、「2年以上の実地経験と講習会の受講」が条件で、
「フグになじみがない」との理由で、
罰則規定のない要綱での指導に留めている。
岩手県では、昨年まで要綱もなく、一昨年、船上で
処理されたフグが流通したのを受けて要綱づくりを進めたという。
それまでは、他県の資格の有無など、個別に対応していたといい、中毒事故の予防については、
「食品衛生法で担保されている」(県保健衛生課)との判断だった。
業界団体「下関ふく連盟」(下関市)の松村久会長は、「全国で統一した制度を設けるべきだ」と訴える。
「フグ消費が広がるなかで、各都道府県で資格制度や対応がバラバラでは、混乱と事故の元になる」と指摘する。
フグを売る鮮魚店を含めた制度化を呼びかけている。
厚労省担当者は、資格を持った調理者によるフグの中毒事故は、
「少なくとも過去5年間はない」とし、今回の事案についても、
「県が事前にフグの調理には資格が必要なことを伝えており、店長個人のモラルの問題」としている
99 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:39:44 ID:QryyLcXk0
一方、今回の問題でとばっちりを受けているのが、巷のふぐ料理店だ。
山形市の「麒麟(きりん)」では、事故が客足に影響しているという。
客からは、「大丈夫ですか」「何フグ使っているんですか」との声も。
最も難易度が高い東京都の免許を持つ佐藤摂社長(50)は、
「とんでもないこと。テロにあった気分だ」と、あきれ返る。
山形県は、「罰則付き条例などで、規制を強化すべきだ」との声もあがるが、
さし当たっては、指導要綱を守るよう関係団体に呼びかけるとともに、フグ処理現場の立ち入り点検に乗り出した。
店長は、県警の調べに、「フグを一匹丸々解体して調理するのは初めてだった。
まさか、こんなことになるとは…」と漏らしているという。
フグの素人調理は、くれぐれも厳禁だ。
100 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:42:15 ID:yaBJOXZK0
今日の献立
シェフの気まぐれフグ
101 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:42:37 ID:QryyLcXk0
一方、今回の問題でとばっちりを受けているのが、巷のふぐ料理店だ。
山形市の「麒麟(きりん)」では、事故が客足に影響しているという。
客からは、「大丈夫ですか」「何フグ使っているんですか」との声も。
最も難易度が高い東京都の免許を持つ佐藤摂社長(50)は、
「とんでもないこと。テロにあった気分だ」と、あきれ返る。
山形県は、「罰則付き条例などで、規制を強化すべきだ」との声もあがるが、
さし当たっては、指導要綱を守るよう関係団体に呼びかけるとともに、フグ処理現場の立ち入り点検に乗り出した。
店長は、県警の調べに、「フグを一匹丸々解体して調理するのは初めてだった。
まさか、こんなことになるとは…」と漏らしているという。
フグの素人調理は、くれぐれも厳禁だ。
103 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:48:06 ID:QryyLcXk0
>山形県では、「2年以上の実地経験と講習会の受講」が条件で、
>「フグになじみがない」との理由で、
>罰則規定のない要綱での指導に留めている。
何で罰則規定が無いんだ!!
大阪は日本一フグの消費量が多いのだが
取得免許条件は講習でほぼ全員合格!!
「フグになじみが有るか無いか」の理由で、
取り扱い基準が違うのは不自然!!
大阪は他都道府県以上に、なじみがあるのだから
処理免許基準も東京なみにすべき!!
104 :
名無しさん@十周年:2010/01/05(火) 23:55:04 ID:QryyLcXk0
105 :
名無しさん@十周年:2010/01/06(水) 00:06:28 ID:QryyLcXk0
106 :
名無しさん@十周年:2010/01/06(水) 00:26:09 ID:S7elVsQ/0
>>6 ホント、滑稽だよなぁw
確かに、トラフグは別格の美味さだから食う価値があるけど、その他のフグはどうって事無い
普通の白身魚だからねw
>>95 前にテレビで見たけど、ステンレス製のを使ってたな、ステンレスだと錆びないから
OKなんじゃ?
不注意どころじゃないって。殺人未遂だよ。
110 :
名無しさん@十周年:2010/01/06(水) 21:49:01 ID:S7elVsQ/0
111 :
名無しさん@十周年:2010/01/06(水) 21:52:20 ID:S7elVsQ/0
>>109 フグの肝で殺人事件になったのは
トリカブト殺人事件のみで
あとは全て業務上過失致死(傷害)になっている。
文字通りの業務上過失傷害
113 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 12:48:22 ID:ZqhQn1Ww0
(cache) 飲食店経営者に再認識求めたいフグ肝の危険性 - TOPICS - 日経レストラン ONLINE
http://s01.megalodon.jp/2009-0324-1847-23/nr.nikkeibp.co.jp/topics/20090310/ 飲食店での事故がほとんどないのは、調理師はフグ肝の危険性を勉強しているから。
自治体によってはフグ調理師免許制を設けているし、
それ以前に食品衛生法とそれに基づく厚生労働省の通知によって、
フグの肝と卵巣、種類によっては精巣を提供することが禁じられている。
飲食店は食品衛生責任者を置かないと、営業許可が得られないが、
責任者は地域の保健所などで食品衛生講習会の受講が義務付けられている。
つまり、飲食店を経営している限りは、
「フグ肝は危ない」ことを認識していると見てよい。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
飲食店やってる限りはふぐ処理免許の有無に関わらず
知ってて当たり前だって事だ!!
鳩山にも出してやれよ。
マット山形に不注意って言われても説得力無い
116 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 12:54:42 ID:ZqhQn1Ww0
>>6 >>107 てっちりとは、フグをアテにその店のポン酢を食する料理だ
と誰かが言ってた。京都のハモみたいなもんで、食べると季節を感じる
俺は関西人
118 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:00:17 ID:ZqhQn1Ww0
無毒フグ試食会 「禁断の珍味」肝に舌鼓(毎日新聞)2007/03/13
◇「無毒フグ」の試食会が12日、
東京都渋谷区の服部栄養専門学校で開かれた。
毒があるとして食用禁止の肝も振る舞われ、
研究者ら25人が「禁断の珍味」に舌鼓を打った。
◇フグの毒は、餌の貝の毒が蓄積されるからだと提唱する
野口玉雄・東京医療保健大教授が主催。
人工餌で無毒フグを養殖する業者がトラフグ20尾を提供した。
◇お品書きは肝と白子の茶わん蒸し、刺し身で巻いた生の肝など5品。
検査で「無毒」を確認したうえ、念のため野口教授が事前に毒味。
「ほら、私生きてます」と安心をアピール。【元村有希子】
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
東京都の条例に違反しているはずだけど誰一人として
行政処分も行政指導もされてないみたいです。
119 :
一部抜粋:2010/01/07(木) 13:11:48 ID:ZqhQn1Ww0
獣医生理学第4回レポート課題
http://www.vet.osakafu-u.ac.jp/phys/kougi/VPAprint4.pdf 「死因はトリカブト中毒による急性心不全」1990 年10 月11日,大野は東京高裁に証人として出廷した。
急死した女性の夫は,妻が死亡した年の暮れ,保険金支払いを拒否した
保険会社4 社を相手取り,民事訴訟を提起していた。
90 年2 月,第一審判決で夫は勝訴したが,保険会社が控訴,
大野に証言の依頼が入ったのである。1 か月後,夫は訴訟を取り下げた。
「マスコミが騒ぎ出したのはこの後のこと。民放ワイドショーが
トリカブトの入手経路を突き止めたときには正直言ってびっくりした」という。
91 年6 月,夫はまず横領容疑で警視庁に逮捕され,7 月1 日,本件の殺人容疑で
再逮捕ののち,23 日,東京地検に起訴きれた。
ところで逮捕後,夫が猛毒のクサフグを大量に購入していたことが判明し,
東京大学農学部の野口玉雄博士が保存血液を再び検査したところ,フグ毒tetrodotoxin が検出された。
ちなみにトリカブト毒もフグ毒も単独で十分な致死能力が存在するが⋯,
「マウスに両毒物を同時投与したところ,
トリカブト毒aconitine 中毒の死亡時間が,フグ毒tetrodotoxin によって延長し,
死亡率も低下することが観察された」一猛毒トリカブトを摂取したにもかかわらず,
この女性が飛行機内では平静だったことが疑問視されていた時期だった。
120 :
一部抜粋 その二:2010/01/07(木) 13:14:34 ID:ZqhQn1Ww0
1 人の女性の急死から8 年以上が経過した。
仮に検案のみで処理されていたら事件は発覚しなかったであろう。
質量分析装置がない世なら毒の特定は不可能だっただろう。
そして承諾解剖の際に採取した試験管2 本分の血液がなかったなら,
今も八方ふさがりの状態が続いていたであろう。
刑事裁判『トリカブト事件』の判決は今日(9 月22 日)下される一
「法廷には行かない。新聞を見れば結果は分かるでしょう」。
大野たち法医学者に過去を振り返る余裕はない。
異状死体がある限り,彼らは''真実"を探求するため,解剖のメスをとる。
Medical Tribune 誌1994 年9 月22 日号
真実の舞台裏:事件と法医学 第12 回「トリカブト事件」より
<このときの判決は無期懲役,その後高裁控訴棄却,
2002 年2 月最高裁上告棄却を経て確定したそうな:中村註>
121 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:17:26 ID:3wnmziS/0
きぶんやならしょうがないな
122 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:18:31 ID:rJK7NpQx0
これはやらないとダメだよ。 常連客以外が被害にあった可能性もあるもの。
123 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:19:37 ID:ZqhQn1Ww0
(cache) なじみ薄いフグ、東北6県に規制条例なし…山形で7人中毒 - 北海道検索エンジン
http://s03.megalodon.jp/2009-0212-2055-25/www.kokodayo.info/index.php?action=view_jiji&news_code=5524 >野口教授は「調理を資格者に任せるのは常識。
>その信頼を裏切る飲食店があるとは」とあきれる。
その野口教授は服部栄養専門学校で
「とらふぐの肝」の試食会を主催者として開催してる。
無毒養殖が成功して特許が取られたとは言え
野口教授は食用認可が出なかった事を知ってる筈だし
何考えてるんだろう??????
フグの毒性研究で右に出る者がいないと言われる
野口教授でさえも矛盾だらけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2007年03月13日
人工餌で養殖したフグの肝は無毒な「禁断の珍味」
無毒フグ試食会 「禁断の珍味」肝に舌鼓
「無毒フグ」の試食会が12日、東京都渋谷区の服部栄養専門学校で開かれた。
毒があるとして食用禁止の肝も振る舞われ、研究者ら25人が「禁断の珍味」に舌鼓を打った。
フグの毒は、餌の貝の毒が蓄積されるからだと
提唱する野口玉雄・東京医療保健大教授が主催。
人工餌で無毒フグを養殖する業者がトラフグ20尾を提供した。
お品書きは肝と白子の茶わん蒸し、刺し身で巻いた生の肝など5品。
検査で「無毒」を確認したうえ、念のため野口教授が事前に毒味。
「ほら、私生きてます」と安心をアピール。
鳩山由紀夫が店長なら、私腹を肥やしたのではない、フグの毒というものがわからなかったで無罪だったのに。一般人は辛いね。
125 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:22:38 ID:W3MWIw+G0
国で管轄するとなると また 厚労省か?
年金で 手一杯だろ 長妻先生は
126 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:24:52 ID:ZqhQn1Ww0
「トリカブト事件」の矛盾を暴いたのは野口玉雄教授!!!
「鮮魚料理きぶんや」の事件でコメントをよせたのは野口玉雄教授!!!
「服部栄養専門学校」で「無毒養殖トラフグの肝の試食会」を
主催したのは野口玉雄教授!!!
フグ毒研究していた教授が科研費でたっぷりと天然トラフグ購入していたなあ。解剖後の鍋が楽しみでした。って人体実験に使うなよなあ。
128 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:31:01 ID:ZqhQn1Ww0
トラフグの無毒養殖の特許がとられたのは事実だが
内閣府食品安全委員会、厚労省、農水省などの
所轄官庁からは有毒部位とされる部位に関して
一切食用提供の許認可は出ていない。
野口玉雄教授と服部栄養専門学校理事長の服部校長には
法律や条令などによる規制を一時的に解除できる権限が
与えられてるのかどうかは不明!!
129 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:37:43 ID:ZqhQn1Ww0
130 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:42:26 ID:ZqhQn1Ww0
食品衛生法
第二章 食品及び添加物
第五条
販売(不特定又は多数の者に対する販売以外の授与を含む。以下同じ。)の用に
供する食品又は添加物の採取、製造、加工、使用、調理、貯蔵、運搬、陳列及び
授受は、清潔で衛生的に行われなければならない。
第六条
次に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、
又は販売の用に供するために、採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
一
腐敗し、若しくは変敗したもの又は未熟であるもの。
ただし、一般に人の健康を損なうおそれがなく飲食に適すると
認められているものは、この限りでない。
二
有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、
又はこれらの疑いがあるもの。ただし、人の健康を損なうおそれがない場合として
厚生労働大臣が定める場合においては、この限りでない。
三
病原微生物により汚染され、又はその疑いがあり、
人の健康を損なうおそれがあるもの。
四
不潔、異物の混入又は添加その他の事由により、
人の健康を損なうおそれがあるもの。
131 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 13:50:38 ID:m+uWH8Ux0
>>95 >俺が聞いた話では金属製は認められてないとなっていたが
俺が東京で食品衛生監視員をやってた頃は、ワタ缶は全て金属製で鍵付きだったがな。
132 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:17:47 ID:ZqhQn1Ww0
>>135 すまん、俺の聞いた話は勘違いだったみたいだ。
不浸透性ならいいみたいです。
補足するなら俺の意見として錆びて穴が開く恐れの有る
金属のゴミ箱だけはやめて欲しい。
この間の北陸のやつかと思いきや、一年前の話か。
随分時間が掛かるんだな。
134 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:23:13 ID:ZqhQn1Ww0
(cache) asahi.comフグ無届け販売 なぜ多い-マイタウン大分
http://megalodon.jp/2010-0107-1419-10/mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000250903300001 由布市で起きたフグの食中毒事件をきっかけに、条例で義務づけられた
県への届け出をせずフグを販売している店が多いことが発覚した。
なぜ無届け販売が横行しているのか。
大分市内のフグ料理店13店舗でつくる
大分ふぐ名店会の西岡一雄会長(62)に聞いた。(聞き手・野崎健太)
――フグを取り扱うには、どんな資格が必要ですか。
都道府県によって制度が違いますが、県内では県食品衛生協会が開いている講習を受け、
「フグ処理者」の資格を取らなければなりません。
以前は講義だけでしたが、食の安全への意識が高まったことから、
実技講習も導入されました。県条例では、フグを出す飲食店だけでなく、
取り扱う鮮魚店にもフグ処理者を置くように義務づけています。
――なぜ、無届け販売が多いのでしょうか。
行政のチェックが甘かったのではないでしょうか。
今回、食中毒の発生を受けた調査で、無届けの店が多いことが初めてわかりました。
無届け、無資格でフグを出していても食中毒さえ出さなければ
行政には分からない、と安易に考えている店が多いということでしょう。
フグといえば、以前は高級食材でしたが、安い養殖ものや輸入ものが
多く流通するようになり、取り扱う店が増えました。
養殖ものは安全なエサを与えているから毒がない、といった
誤った知識も広まっています。
フグには何千という種類があり、それぞれ食べられる部分と
食べられない部分が違う。知識のないままに扱うことは、とても危険です。
135 :
131:2010/01/07(木) 14:26:22 ID:m+uWH8Ux0
>>132 もちろん、ステンレス製だった。
包丁を始めとした、調理器具類も、全て「フグ専用」のもので分別収納だった。
136 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:31:16 ID:PZ8W1uqbO
痺れるほど美味いんだろ?美味いもんくいながら死ぬのか
137 :
134の続き:2010/01/07(木) 14:32:26 ID:ZqhQn1Ww0
――どうやって食中毒を防げばいいでしょうか。
流通の拠点である卸市場に、知識のある人が必要です。
フグの食中毒は全国で毎年のように起きていますが、
資格のある調理師が起こすことは、めったにありません。
一般の人が店で買って食べて起きることが多いんです。
市場には、持ち込まれたものを何でも流通させるのではなく、
安全をチェックする仕組みが必要です。
食の安全は人命にかかわるのですから、行政によるチェックを厳しくして、
違反には罰則を設けることも検討した方がいい。
県条例には罰則の規定がありませんが、無届け、無資格などの違反には、
行政が厳しく対応することが必要ではないでしょうか。
――全国一律の資格制度を求める声もありますね。
大いに検討してほしい。魚は県境を越えて流通するのに、
都道府県によって制度が違うのは、何かおかしい。
特殊なものを扱うのですから、国家資格にしてもいいかもしれません。
138 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:39:33 ID:ZqhQn1Ww0
野菜、肉の下ごしらえ、肉の調理
魚の下ごしらえ、魚の調理
最低でもまな板を5つは用意して欲しい。
すし屋で下ごしらえ用のまな板でなく
すしネタを切って握りに使うまな板の上で
生牡蠣を剥いてそのまな板の上で
寿司を握りだした店がある。
それは絶対にやめて欲しい。
139 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:39:58 ID:3avkAIJT0
140 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:47:22 ID:ZqhQn1Ww0
141 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:56:47 ID:ZqhQn1Ww0
142 :
131:2010/01/07(木) 14:58:40 ID:m+uWH8Ux0
フグはとにかく、中毒初期症状の”ピリピリ”感を味わうのが通だと思っている客が沢山いる。
調理人は、有毒部位をわざわざ調理し、ぶっ倒れない程度の”ピリピリ”を客に提供とする。
しかし、フグの毒というのは個体差が大きく、また、食べる人間の毒に対する感受性も大いに違う。
そこで、事故が起きる。
”ちょっと中毒する”ことなど、”落ちかけの綱渡り”をするに等しい。
起きるべくして起きる事故なのだ。
だから、
143 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 14:59:38 ID:ZqhQn1Ww0
昭和47年3月8日付
東京新聞朝刊「ニュースの追跡」欄に、こんな記事が報道されている。
「大分県厚生部は、フグ料理をキモ(肝臓)抜きにする条例の設定を検討している。
大正初め以来の大分名物キモつきのフグサシだが、今年1月大分市内の魚屋で
フグサシを買って食べて死亡した事件があって、厚生部はキモを冷やした。
“これまでのフグ中毒は、いずれもシロウト料理のミス、
今度はプロの事故だから・・・・・・” というわけ。
しかし業者やファンは“キモ抜きでは舌が泣く”
“せっかくの観光名物を・・・・・・”と反対の声をあげているが、
さてキモ論争の行方は・・・・・・」 とあり、更に漫画を添えてあり、
それに「キモのないフグなんて」と茶化したような絵があった。
144 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 15:03:31 ID:ZqhQn1Ww0
フグって凄く色んな種類が居て見分けるのが難しい
しかも違うフグと交配する等して、同じ種類のフグでも
毒の有る奴と無い奴が混ざってる事がある。
146 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 15:19:15 ID:ZqhQn1Ww0
>フグはとにかく、中毒初期症状の”ピリピリ”感を味わうのが通だと思っている客が沢山いる。
>調理人は、有毒部位をわざわざ調理し、ぶっ倒れない程度の”ピリピリ”を客に提供とする。
現在の試薬(試験)市場にはテトロドトキシンの検出試薬(資材)は
研究機関用に用意された物だけで一般の飲食店に出回る分は一切用意されていない。
当然ながら一般の飲食店においては
「ぶっ倒れない程度の”ピリピリ”」の確認方法は一切無い。
研究機関で無い一般飲食店がどうやって確認してるのか疑問だらけだ!!
147 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 15:22:36 ID:/+URQcIG0
きぶんや、か…
シェフの気まぐれフグ肝添え、とか食っちゃったんだろうな。
148 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 15:23:02 ID:ZqhQn1Ww0
前出の「無毒養殖トラフグの肝試食会」が行われた
服部栄養専門学校にも当然用意されていない筈。
共同主催の大学から検出資材(試薬)等が持ち込まれたと思われる。
「患者さんいまのご気分は?」
板長のきまぐれメニュー
きぶん次第で責めないで
152 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 16:26:12 ID:ZqhQn1Ww0
153 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 16:30:11 ID:ZqhQn1Ww0
154 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 18:28:44 ID:NDNoZCkR0
ぎゃふん
155 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 18:59:34 ID:RCzKkx3Y0
フグの食中毒により近親者を失った遺族が、
国や自治体がフグの提供をなぜもっと厳しく取り締まらないのか、
そうすればこんな悲劇は防げたのに、という思いにいたることも理解はできます。
こうした行政の取締権限の瑕疵、あるいは立法裁量権の不行使を、
国家賠償法に基づく損害賠償請求として訴えられることがあります。
フグ食中毒に関わる判例例示の最後に、こうした国家賠償請求事例を見てみましょう。
156 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:03:07 ID:RCzKkx3Y0
昭和55年3月14日 大阪高裁 昭和54年(ネ)第388号/昭和54年(ネ)第649号
損害賠償請求控訴事件 上告棄却、確定
昭和四九年一月一〇日、神戸市内の飲食店でトラフグの肝臓を喫食した男性医師が中毒となり、
同日以来入院し治療を受けていたが、同年九月二三日フグ中毒による脳循環障害(失外套症候群)により死亡した。
被害者の遺族は飲食店の調理師(自治体の実施するフグ調理特別講習会未受講)、
および同施設にフグを卸した鮮魚店営業者を過失により被害者を死亡せしめたとして
損害の賠償を、国に対しては、人命に危険なフグの肝等の販売に対し、
食品衛生法七条に基づく規制措置、さらには食品衛生法の改正、
あるいは条例のない地方自治体に対する条例規定の助言勧告(地方自治法二四五条)
その他きびしい行政関与の措置をとるべき義務があるのに、
これらの措置をとることなく放置していたことから、
フグ中毒事故による死亡に対して責任を免れないとして、
兵庫県および神戸市に対しては、条例制定あるいはそれに代わるべき
その他の事故防止の措置をとるべき義務があり、
営業の許可権限、取締、監督権限を有する被告県、同市が、
これらの権限を行使せず、義務を怠ったのであるから、
同じくフグ中毒による死亡に対して責任を免れないとして裁判を起こした。
第一審では注意義務を行ったとして、被告調理師、同鮮魚店営業者に
対して各自、原告被害者遺族(妻)に対し金三七九七万一三三四円、
原告被害者遺族(子)A、Bに対し各金三七七七万一三三四円の賠償を
認めたが、国、兵庫県、神戸市に対する請求は棄却した。
157 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:03:42 ID:/WHdNjb70
死なずにすんでよかったなw
158 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:05:16 ID:RCzKkx3Y0
これを不服として原告と鮮魚店営業者が控訴したもの。
上告審では、「兵庫県及び神戸市では、ふぐ中毒事故防止のため
食品衛生行政上与えられた権限を必要に応じて適切に行使し、
対策を講じていたものと認められ、前記認定の事実に照しても、
適切な権限の行使を怠つたとか、その権限の不行使が違法と評価され、
国家賠償法一条一項に該当するというような特段の事実関係を
認めることはできない」とし、
「原告らは、兵庫県及び政令都市である神戸市において
ふぐの取扱いを取締る条例を制定しなかつたことが、
違法な権限不行使にあたると主張する」が、
「他の都府県で制定されているふぐ条例の内容は、
既存の食品衛生法の規定を運用することによつても可能なことであり、
これに違反する者に対する行政処分
(同法二二条営業許可の取消し、営業の禁止停止)、
罰則(同法三〇条不衛生食品等の販売等の処罰)にもこと欠かず、
条例を制定せずとも同様の効果を得ることができる」として、
「それ故、条例制定の方途をとらず、食品衛生法の運用及び行政指導の
徹底の方途をとつた兵庫県及び神戸市の措置にはなんら違法の点はなく、
兵庫県及び神戸市が条例を制定しなかつたからといつて
ふぐ中毒の被害者に対し権限不行使の責任を問われることはない」とした。
第一審:神戸地裁 昭和五〇年(ワ)第五〇号、四四五号
出典:判例時報969号55頁
159 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:11:19 ID:RCzKkx3Y0
昭和37年5月31日 広島高裁 昭和36(う)412号
業務上過失致死傷食品衛生法違反被告事件 破棄自判、確定
食品衛生法には、同法違反の犯罪について、故意を要しない旨の
一般的な明文はなく、また同法四条・三〇条の規定の解釈上からも、
同条違反の犯罪の成立上故意を必要としない趣旨を
確認することはできないので、過失によって、右の条項に違反し、
有害有毒な食品等の販売をした行為を処罰することはできないとしたもの。
ただし業務上過失致死に関してはこれを適用し、
禁錮一〇月に処すべきところ、三年間右刑の執行を猶予する。
「刑法第三八条第一項の規定(罪を犯す意思がない行為は、罰しない。
ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない。)は、
刑法所定の刑罰を規定している食品衛生法にも
適用せらるべきものであるから、同法第四条違反の過失行為を、
犯罪として処罰するには、刑法第八条や第三八条第一項但書にいわゆる
「特別ノ規定」のあることを要し、またこの「特別ノ規定」がある
というためには、当該法規の中に、刑法総則の適用を排除し、
犯罪の成立に故意を必要としない旨の一般的な明文規定があるか、
若しくは個々の犯罪に関する規定の解釈上、故意を要しない趣旨が
確認し得られる場合に限り、ただ法規全体の目的とか、
取締の必要性などという不明確な理由によって、
過失犯の処罰に関する「特別ノ規定」があるとなす見解には、
罪刑法定主義の立前から俄かに左袒し難いのである。
160 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:15:36 ID:RCzKkx3Y0
しかるに食品衛生法のうちには、右のような一般的な明文規定もなく、
また同法第四条、第三〇条の規定の解釈上からも、
同犯罪の成立上故意を必要としない趣旨を確認し得るまでには
至らないのである。して見れば営業許可の取消停止など、
純然たる行政上の制裁の前提としては兎に角、
すくなくとも刑罰の対象として、同法第四条違反の過失行為を
問題とする余地はないものと考えられるのである。」
「なお本件公訴事実中、被告人が食品衛生法第四条の禁止に違反して、
起訴状記載の日時場所において、同記載の方法により、
有毒なナゴヤフグの真子を食品として販売したという
同法違反の部分については、故意の証明が十分でなく、
また前記のとおり過失犯を処罰する規定もないので、
刑事訴訟法第三三六条により無罪となすべきものであるが、
右は前記業務上過失致死傷の罪と、一個の行為にして数個の罪名に
触れる場合であるから、主文においては無罪の言渡をしない。」
出典:高刑集15巻4号261頁、判時307号35頁
161 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:22:37 ID:RCzKkx3Y0
昭和38年1月8日 福岡地裁小倉支部 昭和35年(わ)第296号
業務上過失致死傷被告事件 判決無罪。検察官控訴
漁船船長兼漁撈長の職にあった被告人が、
ベトナム沖において強烈なフグ毒を含むフグを漁獲し市販したため
食用者が中毒死した場合において、右漁獲当時、魚類学界
および一般漁業者を含め一般に本件フグと食用に供しうるサバフグとは
区別のないものと信じられていたものであるときは、
食用による中毒死の結果の予見可能性は
客観的に存しなかったものというべきであり、
被告人に過失ありとなすことはできない。
出典:下刑集5巻1・2号25頁
昭和45年6月16日 大阪高裁 昭和44年(う)第191号
業務上過失致死被告事件 破棄自判、確定。
被告人が提供したフグ料理により客がフグ中毒死した場合に、
フグの種類から、右の結果発生の客観的予見可能性がなかったものと
認められるときは、右致死の結果について被告人に刑事上の責任はない。
出典:判時613号101頁、判タ255号266頁
162 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:27:23 ID:RCzKkx3Y0
昭和54年11月19日 東京高裁第5刑事部 昭和53年(う)第305号
業務上過失死傷事件 破棄自判、確定。
長野県の飲食店の板前が旅行先の輪島の朝市でマフグを購入した際、
販売人が廃棄しようとした肝臓を要求して可食部とともに持ち帰り、
自らの店舗にて煮付けにして数組の客に提供したもの。
最後の数切れを雑炊として喫食した1組3名が食中毒を起こし、
うち1名が死亡した。
第一審では「結局本件の如き中毒事故の防止は、
行政取締によらなければならないが、
一般に多少のしびれを感じる程度の毒がある方が美味であるとして
嗜好家に珍重され、また、ふぐ毒自体鎮痛剤となる場合も
あるのであるから一概に全面禁止とは参らぬだろうが、
年間を通じての科学的調査と研究に基き算定された
危険性の度合に応じた行政的規制は可能であろうと思われる」が
当時はそれが無く、「被告人が被害者に対し「ふぐ」料理に
「まふぐ」の肝臓を提供するに際し、人体に対する侵害の結果が
生ずることについては、客観的予見可能性がなかった」として
被告を無罪としたが、
163 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:37:20 ID:WieC0NmXO
店主は気分を損ねた
164 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 19:56:24 ID:i4SHMWms0
ん?間違えたかな?
気分屋のフグ料理なんて、いかにもギャンブルな感じだが
よく注文したな
>>48 いやでも、実際「舌がぴりっとくる感覚」もフグの味わいのひとつなんだよ。
俺は別に好きではないのでそう食べないが、それが好きで食ってる人もいるってことだ。
要するに、
>>38も
>>42も
>>45もちゃんとあんたの書き込みにマジレスしてるんだよ。
167 :
162の続き:2010/01/07(木) 20:32:51 ID:RCzKkx3Y0
控訴審では、飲食店の板前(無資格)として
「ふぐ」等各種料理を調理して来客に提供する業務に従事していた被告人が、
来客に「鉄ちり鍋」と称する「まふぐ」の料理を提供するに際し、
「まふぐ」の内臓の一部である肝臓には毒物である「テトロドトキシン」が
多量に含有されている場合があって、これを食すると「ふぐ」中毒を
惹起する危険があり、被告人も「まふぐ」の内臓が有毒であることを
知っていたものの、「ふぐ」料理に関する専門的知識、技術はほとんどなく、
その毒の有無、程度等を判別する能力もなかったものであるときは、
「まふぐ」の内臓の一部である肝臓を調理して客に提供することは
厳に差控えるべき業務上の注意義務がある、とした。
第一審:昭和52年12月24日 長野地裁 昭和52年(わ)第75号 無罪
出典:刑事裁判月報11巻11号1358頁 、判時966号135頁
168 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 20:40:43 ID:RCzKkx3Y0
昭和53年12月19日 京都地裁
昭和51年(ワ)第222号/昭和51年(ワ)第770号
「坂東三津五郎ふぐ中毒死」損害賠償請求事件 一部認容、一部棄却
(被告ら(飲食店営業者および同施設調理師(ふぐ処理士))は
各自、原告A(被害者遺族より債権を譲渡された)に対し金二九七万七〇〇六円、
原告法人B(同法人)に対し金三一〇〇万円の賠償、
原告らのその余の請求を各棄却)、控訴
人間国宝であった歌舞伎役者、坂東三津五郎氏が京都府下の飲食店で
フグを喫食し、八時間後に死亡したことに対し、
被害者の債権を譲渡された原告が、損害賠償を求めたもの。
「京都府では食品衛生法第四条二号の
「人の健康を害う虞れがない場合として
厚生大臣が定める場合を除いて有毒な、
又は有毒な物質が含まれ又は附着しているものを
販売し又は販売の用に供するために製造等をしてはならない」旨の
規定の精神を敷衍して昭和二五年九月に京都府条例二八号で
フグ取扱条例を制定し、同条例七条で
「フグの卵巣・肝臓・胃腸並びにその他毒性のある部分は、
これを調理・加工・陳列・保存・貯蔵若しくは授与してはならない」とし
同一三条は「右に違反したものは二年以下の懲役
又は禁錮もしくは五万円以下の罰金に処する」旨規定して、
フグの調理・提供を業とする者に対し安全な料理を
お客に提供させるべく規制を行なっている。
169 :
168の続き:2010/01/07(木) 20:45:09 ID:RCzKkx3Y0
その結果、《証拠略》によれば、京都府下では当然のこととして、
フグ料理に肝を調理して出すような慣行がある事実は認められない。
従って、京都府下において、フグの調理・提供を業とする者は
右条例の規定を遵守しフグの肝等の内臓物を客に提供することにより
その生命、身体(健康)に危害を与えてはならないという
注意義務を負っていると解すべき」であり、
「従って被告調理師はフグの肝を提供した者として
民法七〇九条により、被告営業者は被用者たる調理師が
その職務の執行としてフグの肝を提供したのであるから
同法七一五条一項により、各自以下に認定する損害を賠償する責任がある。」
しかし、「被害者は当時フグの肝に毒が含有されていることを
承知でこれを食していること、及び《証拠略》によれば、
肝は一人二きれ位の割合で提供されているのに被害者は
他の相客より多量の三ないし六きれを食したことが
認定できることを斟酌すると、本件事故発生には被害者にも
過失があったものというべく」として過失相殺され、
損害金の三割が減じられた。
出典:判時928号87頁
170 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 20:47:42 ID:RCzKkx3Y0
昭和55年4月18日 最高裁第二小法廷 昭和54(あ)886号
「坂東三津五郎ふぐ中毒死」刑事事件上告審決定、
業務上過失致死禁錮八月、二年間の執行猶予。
近時解明されてきたふぐの毒性、京都府におけるふぐ取扱についての規制、
府の行政指導に基づくふぐ料理組合における講習等、原判決の判示する
諸事情の下においては、京都府のふぐ処理士資格をもつ被告人には
本件とらふぐの肝料理を提供することによって
客がふぐ中毒症状を起すことにつき予見可能性が
あったものということができる。
第一審 昭和53年5月26日 京都地方裁判所 昭和50(わ)1297号
禁錮八月。二年間の執行猶予。
控訴審 昭和54年3月23日 大阪高等裁判所 昭和53(う)1027号
原判決破棄。禁錮四月、二年間の執行猶予。
171 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 20:51:37 ID:RCzKkx3Y0
昭和47年12月21日 神戸地裁
昭和41年(ワ)第1155号/昭和42年(ワ)第457号
損害賠償請求事件 一部認容、一部棄却
(原告遺族妻に三〇一万七、五七三円、子A・Bに
それぞれ二九〇万〇、一四〇円、母に五〇万円の賠償。
原告のその余の請求を棄却)、控訴。
飲食店にて提供されたフグ鍋に、大人の小指の先位に切られた
フグの肝臓(一切れは3〜5g位)が入っており、
被害者は肝臓に毒性があることを知りながらこれを二切れ食べ、翌朝死亡した。
提供されたフグは神戸地方でナゴヤフグと呼ばれているもので、
標準和名で言うマフグ、ショウサイフグ、コモンフグのいずれかであった。
その食品を食することにより生命の危険の発生が明白である場合のみでなく、
そうでない場合であっても、何らかの毒性がありまたは毒性の可能性が
あるため健康を害する虞のある場合には、料理店としては
その食品を提供すべきではなく、あるいはその認識を持ちながらも
食品の提供をなした場合には、注意義務を欠くものといわなければならない。
したがって本件に関する民事的な賠償責任を有する。
しかしながら中毒死した被害者に、フグの内臓には毒性のあることを知って
肝を二切食べた過失があるので、損害額の二割の減額が認められる。
出典:判時704号80頁
172 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 21:22:26 ID:RCzKkx3Y0
昭和51年2月27日 千葉地裁八日市場支部
昭和48年(ワ)第126号
損害賠償請求事件 一部認容、一部棄却
(原告遺族妻に対し金九五八万二、四〇八円、
子に対し金一、四五八万二、八六九円の賠償。
原告らのその余の請求を棄却)。
控訴後和解により確定。
鮮魚商が販売したショウサイフグに卵巣が含まれており、
これを喫食した男性が中毒し死亡した。
「食品の販売の業務に従事する者は、販売しようとする食品に
有毒な物質が含まれているか否かを調査し、無毒なもので
あることを確認したうえでこれを販売し、
もって、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止すべき
業務上の注意義務を課せられていることはいうまでもない
(食品衛生法一条、四条)。
そして、フグは、内臓その他の組織に強い毒性をもつものが多く、
これを喫食して中毒死する者があることは、広く一般に知られているのであるから、
鮮魚を販売する者としては、フグの有毒部位を廃棄し、
完全に除毒したことを確認したうえでこれを一般消費者に販売すべき
注意義務を負っているのであって、このことは条例等により
フグ取扱業者に対し法的規制が行われているか否かによって
左右されるものではない。
しかるに、被告が、右の注意義務を怠り毒性の強い
ショウサイフグの卵巣を廃棄せずに被害者妻に売渡した過失により、
これを喫食した被害者を中毒死するに至らしめたことは、
すでに認定した事実関係から明白である。
従って、被告は、不法行為者として民法七〇九条により
被害者の中毒死によって生じた損害を賠償すべき義務がある。」
出典:判時845号97頁
173 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 21:25:15 ID:RCzKkx3Y0
>>166 あんた、勘違いしてないか?
「舌がぴりっとくる感覚」ってのは
フグの味わいでなくてモミジオロシの辛味だよ。
174 :
名無しさん@十周年:2010/01/07(木) 23:10:39 ID:tp82hQEJ0
. -―- . やったッ!! さすが鮮魚料理きぶんや!
/ ヽ
// ', フグ処理者にできない事を
| { _____ | 平然とやってのけるッ!
(⌒ヽ7´ ``ヒニ¨ヽ
ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる!
/´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {. ヽ _ _ あこがれるゥ!
`r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ ) ( , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
{(,| `'''7、,. 、 ⌒ |/ニY { \
ヾ| ^'^ ′-、 ,ノr')リ ,ゝ、ー`――-'- ∠,_ ノ
| 「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
, ヘー‐- 、 l | /^''⌒| | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
-‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ !‐}__,..ノ || /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ハ }
''"//ヽー、 ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿! , -===- 、 }くー- ..._
//^\ ヾ-、 :| ハ  ̄ / ノ |. { {ハ. V'二'二ソ ノ| | `ヽ
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<. / |. ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/ <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ \ `丶、 |、 \\'ー--‐''"//
\___,/| ! ::::::l、 \ \| \ \ヽ / ノ
175 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 01:33:40 ID:b7YhKR3t0
>>1 スゲー名前だ彼岸フグ。キタマクラといい名前付けた奴はセンスあるね。
176 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 12:39:11 ID:td1u/4wg0
その日の気分で調理しますのが、フグが出ても皆気にしないで食べて行ってね!
〜店主〜
フグの調理免許って都道府県によって必要ない所があると聞いた事がある。
今でもそうなんかしら?
178 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 14:25:35 ID:LcSBm4De0
気分しだいで責めないで、涙がでちゃう
179 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 15:07:41 ID:nYOgXBAx0
数年前、旅館でフグづくしの料理を食べて寝て、
明け方人生でこんなことあっただろうかってくらいの吐き気と激しい嘔吐、
熱が40度くらいで即帰ったことがあった。
一緒に同じもの食べた仲間はなんともなかったから、
風邪の菌がおなかにはいったんだろうって言われたけど、
後から考えれば考えるほど、何かにあたったんじゃないかと思う。
でもフグ中毒ではないよね?
とにかく2日高熱が続いて、死にそうになったよ
大分じゃ肝食うのが悪いと思ってないヤツが大半。
これ豆知識。
181 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 17:14:06 ID:/qaM2abY0
182 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 17:49:43 ID:/qaM2abY0
183 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 17:59:46 ID:/qaM2abY0
>>152-153 医師が「フグの肝などの有毒部位」の
食用提供(食事行為)を認める事は
殺人に繋がる行為、もしくは自殺に繋がる行為の
黙認、容認をしているとの認識でいいですか?
当然の事ながら、大学でテトロドトキシン中毒に関して学んでいて
知識を持った上で医師免許が付与されているんですよね。
医師法に詳しい人解説をお願いします。
184 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 18:03:37 ID:QlOzkXyM0
気分屋で彼岸フグw
185 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 19:26:29 ID:/qaM2abY0
日本国内においてフグは有毒物質(テトロドトキシン)含有食品であり
「フグ処理資格免許とフグ処理施設の許認可」が必要である事は
周知の事実で社会常識とされていて国民全体の共通認識の
合意形成がすでに完了していると見なされています。
医師は大学で「医学、薬学」を専門的に学んでいて
医師免許の国家試験に合格して医師免許を取得している以上
一般国民以上に知っている筈です。
186 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 19:29:32 ID:nKTLA0Jk0
フグと言いつつウマヅラ出しとけばよかったのに
ふぐを食う意味がわからないwww
188 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 20:42:07 ID:SNjNXp3Q0
>>71 山がなくても山形県っていうぐらいだからねぇ。
189 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 20:46:19 ID:0B5rDR4R0
「きぶんや」とか「ヨーコ・バッターランド」とか、人を食ったような
名前の店だと、不始末起こす確率が上がるのかね?w
190 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 20:50:17 ID:NQJ5JuJK0
66歳にもなれば、ふつうはフグ毒のことを知ってるだろ。
昭和時代にフグ中毒で死亡のニュースは多くあったはず。
よっぽどの情弱かそれともとぼけてるのか。
>>133 山形県警はふぐになじみがないからねぇ。
192 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 22:44:26 ID:/qaM2abY0
>>186 フグの肝の食用提供を保健所に通報すると
たいていの飲食店は「アンコウ、カワハギ」の肝を
出してましたで話はおしまい。
信じられない話かも知れないが保健所には
捜査権限が与えられていないので
店がそう言い切ったらそれで終わり。
193 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 22:58:36 ID:/qaM2abY0
194 :
名無しさん@十周年:2010/01/08(金) 23:06:35 ID:/qaM2abY0
195 :
大分県民:2010/01/09(土) 09:12:46 ID:MckTJkhB0
>>192 ほとんど正解。実際法なんて後手だろ?
昔からの地方の一文化に対して法が勝るなんてお坊ちゃまの空論だな。
静岡だっけ?外人がyoutubeにイルカの残虐的にまとめてアップした動画。
ああいうのと一緒だ。
196 :
名無しさん@十周年:2010/01/09(土) 14:24:32 ID:C1DlZNgc0
塩田先生は料理人でもないし
科学者でもないからな。
フグの基礎知識が無いのに食通気取りで
よくここまで平気で出鱈目書けるもんだ!!
この人だけでなく他のグルメ評論家や
フードコーディネーターとやら
食品関連の評論業の人も結構出鱈目書いてるよ。
朝鮮料理かと思った
「鮮」の字は朝鮮を連想するからよろしくないね