女の子とぶつかった 4.5

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ベタだけど壮大な、真のツンデレラストーリー。
そして、生み出される数々のパラレルワールド。
職人達が織りなす、ツンデレクオリティ。

【関連】
まとめサイト
http://shinryoku-minami.hp.infoseek.co.jp/
2数字に操られるなんて馬鹿馬鹿しい人生だ ◆YJlyqMsk66 :2005/07/06(水) 20:59:22 ID:xiAeaW700
ですよね^^
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 20:59:25 ID:y7vH0yL20
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 20:59:54 ID:y7vH0yL20
【ここまでの登場人物:メインキャラ】

あいつ:主人公と同じクラスに転校してきた少女
     背が高いほうで、ショートカットで活発な性格
     両親と実家に住んでおり、弟が一人いる
     性格はツンデレw普段はキツイがたまにかわいい一面をみせる
     カエルが苦手。足が速い。暴力的。料理がちょっと苦手。
     初出:#1 : 出会い

あの子:主人公の隣のクラスの学校一の美女といわれる
     背の高さは普通で、黒髪のロング
     成績優秀でおしとやかだが天然だ
     主人公のライバルで今は友人のサッカー男と交際中
     初出:#7-1 : 亀裂

小悪魔:主人公のクラスに来た第二の転校生
     背が低く、童顔な顔つき
     明るく活発で、強引な性格
     主人公を何度も誘惑する
     資産家の娘で、父親が会社の会長で母親はいない
     家が嫌で主人公の学校に無理やり転校してきて一人暮らし
     初出:#16-4 : 予兆
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:00:10 ID:y7vH0yL20
【ここまでの登場人物:サブキャラ1】

サッカー野郎:主人公とあいつを取り合った元ライバルで、今は良き親友
         背が高く、スポーツ界系ハンサムボーイ
         主人公達とは違う学校だが、サッカーの名門校
         古風なしゃべりかたで、真面目な性格
         バナナが大の苦手
         初出:#8 : 告白

オタク:主人公の数少ないクラスメイトの一人
     情報通の異名を持ち、膨大なデータが詰まった手帳を持っている
     いわゆるオタクだが、カップル祭以降あいつの写真と引き替えに
     主人公が世話になることもしばしば
     いろんなアニメのキャラのような言葉を使う
     初出:#58-1 : カップル祭
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:00:26 ID:y7vH0yL20
【ここまでの登場人物:サブキャラ2】

弓道部主将:主人公の一生懸命さに惚れた先輩
        すらりと細く、少し背の高い古風な感じの大人っぽい女性
        部活一筋に生きていたが、主人公に恋をした
        主人公を何度も誘惑する
        主人公が振った後、同じ学年の男子と付き合ったらしい
        初出:#U : 年上の彼女

D組男子:カップル祭でなぜか主人公にアプローチしてきた空手部
      パラレルで主人公にそっちの気を目覚めさせた本物の漢
      初出:#59-2 : D組男子

女性担任:主人公のクラスに来た美人担任
       妖艶な魅力で主人公を惑わす
       小悪魔の阻止で収まったが、本当に諦めたかは不明
       巨乳。美人。網タイツ、ハイヒール。
       初出:#94-1 : 新しい担任
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:00:46 ID:y7vH0yL20
【相関図】
          好き(?)     
          ‐‐‐‐‐‐→       
     【俺】 ←-------- 【あいつ】
          \         
    ↑|     \      ↑
   好||交     \従兄弟? |
   き||際      \    |
    |↓         \  |敵
                  \ |対
   【あの子】 ←-----------【子悪魔】
            敵対

★常時イベント募集中!
★職人さんはトリップ推奨です。

★暗黙のルールは・・・
・名前(仮名)をつけない
・俺視点
・けっして終わらせない(名セッターになれ)
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:01:01 ID:y7vH0yL20
★★職人さんへのお願い★★
 シナリオorイラストorその他投下中など、活動中以外は
 なるべくトリップを外しましょう。。
※スレが鳥だらけになっちゃうとふいんき(ry が・・・ということで。


★★保守の鉄則★★
夜中は20分〜30分おき ゴールデンタイム、土日は10分〜15分おき
平日、昼間は30分おき程度

※現在保守が不足ぎみです。皆様のご協力をお待ちしております
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:06:43 ID:DyTiApQmO
>>1乙!
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:08:11 ID:PaWDED2PO
>>1
乙wwww
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:11:01 ID:y7vH0yL20
「ちょっと! また落としちゃったの? いつも夕方に落としてるんじゃない!」
「夕方は学生VIPPERさんたちが帰って来て一斉に活動始めるから、
 うちみたいにマッタリやってるところはキツイんだよ」
「いつも同じこと繰り返してるんだから、少しは足りない頭使って対策考えたら?」
「そんなこと言ったって・・・じゃ、お前は何かアイデアあんのかよ?」
「そうねえ、例えば・・・学生VIPPERさんたち煽って、保守代わりに荒らしてもらうとか」
「出来るかそんなこと!!」
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:33:18 ID:y7vH0yL20
さて、仕事もだいたい片付いたし
そろそろ何か書こうかなwww
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:45:11 ID:B/iO0Qla0
ほしゅ
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 21:58:43 ID:y7vH0yL20
ちょっと保守
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 22:13:35 ID:zVL3yaPFO
>>1
乙ー

思ったけど、このスレが盛り上がらないのって何か目標とかないからじゃね?
こういうネタなら例えばゲーム化とかさ
このままだったらまったりしっぱなしで終わってく気ガス…
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 22:15:34 ID:djt/zj6T0
保守
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 22:24:22 ID:XTHWX50jO
>1
スレ立て乙でーす
ホス
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 22:31:36 ID:y7vH0yL20
>>15
ゲーム化かあ・・・
まぁ俺にできるのはシナリオ書いて投下することぐらいだしwww
俺やりますよ〜って人が参加してくれたら、って感じかなぁw

そういう人がいて「こういう分岐でシナリオ書いてよ」とか言われたら
俺もやれる範囲で協力はするけどさww
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 22:43:59 ID:Gxu5XLjoO
おつ兼ほす
20 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/06(水) 22:47:07 ID:y7vH0yL20
書きながらだけど、短編投下しますwww

〜想い出の子犬〜

ある日のこと

俺が昼休み、いつものように屋上でボーっとしていると、あの子が上がって来た
あの子は俺の隣に腰を下ろすと、軽く微笑みながら話し掛けてきた
「ねえ、何してたの?」
「ん・・・別に何も。なんか暇だから空とか見てた」
「ふうん・・・」

そう言うと、あの子も俺と一緒に少しのあいだ空を見上げていたが、ふとこちらに向き返った
「あ、そうだ。あなた暇だったらさ、久しぶりに今日の放課後、うちに遊びに来ない?」
「え? 別にいいけどさ、どうしたんだよ、急に?」
「だってさ。シロも会いたがってるよ〜、あなたに」
「あ・・・そうか、そう言えばあいつも、もう大きくなったんだろうなぁ」
「そうねえ、あなたしばらく会ってないもんね、シロちゃんに」
「そうだなあ、じゃ、久しぶりに行ってみるか・・・」

シロというのはあの子が飼っている犬の名前だ
そして、実は俺とあの子の想い出の子犬でもある
それはサッカー男も知らない、俺とあの子がまだ付き合っていた頃の想い出だ・・・

俺は遠い目になって、シロと出会った時のことを思い出していた
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 22:48:56 ID:kKDwEg6OO
クソスレ立てるな君
\(゜∂゜)/
  ‖‖‖
22 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/06(水) 23:09:19 ID:y7vH0yL20
>>20 つづき

・・・それは確か、シトシトと雨が降っている日の夕方のことだったと思う

その日は休みの日で、俺はあの子と出掛けていた
あの子を家まで送る途中、俺たちは犬が道に倒れているのを見つけた
車にはねられたのだろうか、その犬はもう息がなさそうだった

「うわ・・・お前、見ない方がいいよ。可哀想だけど、もう行こうぜ」
俺はあの子の目をそらそうと、あの子の肩を自分の方に抱き寄せた

けど、あの子はしっかりした声でこう言った
「大丈夫、平気よ、私。それよりあの子犬! 可哀想・・・」

よく見ると倒れている犬のお腹の辺りに、子犬が悲しげに鳴きながら鼻をすり寄せているのが見えた
「倒れてるの、この子のお母さんなのかな・・・?」
「かも知れないな・・・可哀想に」

ずぶ濡れになった子犬はとても儚げで、それが余計に哀しさを醸し出していた
「ね、この子、助けてあげようよ!」
「いいけどさ、うちは飼えるかなあ・・・」
「大丈夫、うちは家族みんな動物好きだし、うちで飼うわ」

そう言うとあの子は子犬を抱き上げ、優しい声で話し掛けた
「よしよし、もう大丈夫よ。今日から私が君のママになってあげるから、ね?」
「クゥーン・・・」

そうして俺たちは、あの子の家に子犬を連れて帰った
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 23:10:18 ID:djt/zj6T0
ho
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 23:35:14 ID:O94sKtOSO
捕手
25 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/06(水) 23:35:45 ID:y7vH0yL20
>>22 つづき

家に帰り、俺たちは子犬を風呂場で洗ってやることにした
「ほらぁ、大人しくしなさい! ちゃんと洗えないでしょ?」
シャンプーを泡立てて子犬をよく洗っていると、くすぐったいのか、子犬はプルプルッと体を震わせた
泡が飛び散って、俺の顔にモロにかかる
「こいつ! わざと俺にしぶき掛けてるだろ!」
「あはは、そんなわけないでしょ。ね、そう言えばこの子、男の子みたいだよ?」
「へ?」
「だって、君のとおんなじモノがついてるもん」
「お前、おんなじって見たことねえだろ! だいたい俺のはそんなに小さく・・・」
「やだあ、冗談だってば♪」

そして風呂場から出てタオルで拭いてやると、子犬はまたプルプルっと震えて水気を飛ばした
そのままつぶらな瞳でこちらを見上げている子犬は、何とも言えない可愛さだった

「こいつ、ちゃんと洗ったらずいぶん真っ白なんだな・・・」
「ねえ、この子に名前付けてあげなくちゃね」
「うーん・・・、真っ白だし【シロ】でいいんじゃねえか?」
「何よそれ、ひねりのない名前ねえ」
「いいじゃん別に。可愛いだろ? な、シロ」
シロ、と呼びかけられた子犬は、俺の顔を小さなな瞳で見上げ、可愛い声で鳴いた
「アン!アン!」
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/06(水) 23:35:47 ID:8xjF0X/RO
フゥ
27 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/06(水) 23:53:12 ID:y7vH0yL20
>>25 つづき

ミルクを皿に入れて床に置いてやると、シロは美味しそうに飲み始めた
あの子はそんなシロを優しい目で見つめ、小さな頭を撫でてやっていた
俺も撫でようと手を出すと、シロは顔を上げて俺の指の匂いをクンクンと嗅ぎ、いきなり噛み付いた
 『カリッ!』
「いてっ! シロ!お前、噛むんじゃねえよ!」
「ふふ、お母さんのおっぱいと間違えたんじゃない?」
「おっぱいだと思ったんなら、歯を立てて噛んだりしねえだろ・・・」
「あはは、それもそうか。こらぁシロちゃん、噛んだりしちゃダメでしょお?」

シロはつぶらな瞳で真っ直ぐ俺を見つめ、尻尾を振っていた
(お前、そんな顔して見られたら怒れないじゃねーかよ! 反則だよ・・・)

そうしてしばらく遊んだあと、俺はこのあたりで帰ることにした
帰り際、あの子がシロを抱いて見送りに出てくる
「ふふ、今日は手伝ってくれてありがとね」
「何言ってんだよ、ほとんどお前が世話してたんじゃん。俺はただ見てただけだよ」
「でも、あなたがこの子の名付け親でしょ? また遊びに来て、この子の顔見てあげてね」
「そうだな、またすぐこいつを見に来るよ。 じゃあシロ、またな!」
最後に頭を撫でてやろうと俺が手を出すと、シロはまた手の方に顔を向け、匂いを嗅いで噛み付いた

「いて! ちょ、このバカ犬! 俺が手を出すと絶対噛み付くんだから!」
「あはは、何であなただと噛み付くのかな、この子」
「くっそー、嫌われてるんかな・・・?」
「ふふ、じゃあまたね」

そして俺は、そのまま家に帰った
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 00:06:51 ID:qCQIe8gNO
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 00:10:55 ID:rKqS4PtRO
30 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/07(木) 00:11:30 ID:ySua7tD80
>>27 つづき

その夜、俺が寝ようとしているところにあの子から電話が掛かって来た

「ねえ! シロの様子が変なの! 急にぐったりして、全然歩けなくなっちゃって・・・。
 変なセキもしてるみたいだし・・・どうしよう・・・グスッ」
「え!?ちょ、ちょっと待てよ! 泣いてたら分かんねえって!
 とりあえずそっちに行くから、な、落ち着けよ」
「うん・・・ごめんね・・・」

自転車を飛ばしてあの子の家に行ってみると、確かにシロはぐったりして元気がなかった
抱いてみるとずいぶん熱もあるようだ
「とりあえず病院に連れて行こう! この時間だと厳しいかな・・・?
 まあいい、片っ端から電話するから電話帳持って来て!」

何とか診てくれる動物病院を探し、連れて行った
優しそうなまだ若い先生は、シロを見ると難しい顔をした
「うーん、このぐらいの子犬だと抵抗力が弱いから、危ないかも知れないな・・・
 とりあえず急いで診るから、君たちはここで待っていなさい」

俺たちは待合室のベンチに並んですわり、先生が出てくるのを待つことにした

あの子は不安な様子で、真っ青な顔で両手を胸の前で組んでいた
「シロ・・・お母さんがいなくなっちゃったと思ったら、すぐに自分まで・・・そんなのってないよ!」
「大丈夫だよ! お前が信じてやらなかったら、誰がシロのこと信じてやるんだ?」
俺はあの子の肩をそっと抱き寄せた
「ありがと・・・」
あの子は小さな声でそう言うと、俺の方にもたれかかってきた

そして、診察室のドアが開いた
31 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/07(木) 00:36:57 ID:ySua7tD80
>>30 つづき

「先生! どうなんですか?」
勢い込んで質問するあの子に、若い獣医は言った
「ああ、結論としては、急性の胃炎ってことだね。あのぐらいの子犬だと、ちょっとしたことでも
 すぐに調子が悪くなる事が多いんだよ」
「そうですか・・・良かった」
「まあずいぶん弱っていたみたいだから、2〜3日はここで入院していくといいよ」
「はい、分かりました」

ほっとしているあの子に、俺は声を掛けた
「良かったよな・・・シロ、助かったみたいで」
「うん・・・」
「さ、シロが元気になったら迎えに来るってことで、今日はもう帰ろうぜ」

そして、俺たちは手をつないで帰ることにした
家の前まで送ると、あの子はじっと俺の顔を見つめた
「今日は本当にありがと。あなたがいてくれたから、私すごく勇気が出たんだよ」
「そうか? なら少しは俺も役に立ったんだな・・・」
「少し、じゃないよ・・・」
「そうかな・・・」
そのまま二人とも、少しの間黙って見つめ合った

そして俺はあの子をそっと抱きしめ、キスした
あの子はちょっと身動きしたが、すぐに力を抜いて俺に身を預けた・・・
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 00:53:50 ID:GvnYb3ZR0
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 シロ!シロ!
 ⊂彡
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 00:58:08 ID:zow4wYbD0
実際に数日前に飼い犬が生死をさまよった俺としてはグッとくるものがありますお( ^ω^)
34 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/07(木) 01:00:26 ID:ySua7tD80
>>31 つづき

その2日後、俺たちはシロを預けた動物病院に、シロを迎えに行った
手当てをしてもらって、シロはかなり元気が戻ったようだ

あの子に抱かれたシロを撫でようとすると、やはりいつものように噛み付かれた
 『カリッ!』
「いて! お前、元気になった途端にこれかよ・・・」
「あはは。でも良かった! シロがホントに元気になって。君のおかげだよ」
「何言ってんだよ、俺は何もしてないぜ」
「ふふふ、私に勇気くれたもん」
「ちょ、恥ずかしいことサラッと言うなよ・・・」
「じゃあ、もううちに帰るから。またシロの顔見に来てね!」
「ああ、絶対見に行くよ」

けど、その後色々あって、結局俺たちは別れてしまったんだ
だから俺はシロに会いに行くという約束を、今まで果たせていない・・・
・・・
・・・
・・・
「ねえ、どうしたのよ? ボーっとしちゃって」
そして俺は、急に現実に引き戻された
35 ◆6ytwm3xJRY :2005/07/07(木) 01:17:54 ID:ySua7tD80
>>34 つづき

「え? いや、ちょっとシロに会った時のこと思い出しちゃってさ」
「そうね、あの時はホント色々あったもんね」
「こうなると早くシロに会いたいよな・・・まだ俺のこと覚えてるかな?」
「大丈夫よ、きっと覚えてるよ」

・・・そして放課後
俺があの子の家に入ると、ずいぶん立派になったシロが出迎えてくれた
「ワン!ワン!」
「おぉーシロ! 久しぶりだなぁ。ずいぶんでっかくなって・・・俺のこと覚えてるか?」

シロの頭を撫でようとして手を出すと、俺の手の匂いをフンフンと嗅ぎ始めた
(やばい、まさか・・・)
 『ガブッ!』
「いてぇ!!や、やっぱり・・・」

あの子が笑いながらシロを叱る
「ほらぁ! シロったら! 手を噛んだりしちゃダメでしょ!」
「くっそ〜、このバカ犬は相変わらずだな・・・」
「変ねぇ、他の人のことは絶対噛んだりしないのに、どうしてあなたにだけ噛みつくのかしら?」
「やっぱ嫌われてるんかな・・・? おいこらバカ犬! 俺がお前の名づけ親なんだからな!」
「ワン!ワン!」
シロは俺をじっと見つめて尻尾を振っている・・・俺の言うこと分かってんのかな、こいつ・・・

こんなバカ犬だけど、でもやっぱり俺とあの子とをつないでいる、大切な想い出だ
そしてサッカー男も知らない、俺とあの子が一番楽しかった頃の、想い出・・・
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 01:22:29 ID:ySua7tD80
とりあえずここまでwww

ってことで、今日はこの辺でそろそろ寝たいんですがwwwww
誰か保守できる方、お願いしていい?ww
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 01:50:26 ID:GvnYb3ZR0
ほす
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 02:14:11 ID:GvnYb3ZR0
   ∧∧
  (  ・ω・)
  _| ⊃/(___ 保守
/ └-(____/

 <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 02:49:22 ID:zow4wYbD0
   ∧∧
  (  ・ω・)
  _| ⊃/(___ 保守
/ └-(____/

 <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 03:21:32 ID:zow4wYbD0
誰もいないのかな…?寝れないじゃんorz
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 03:23:31 ID:zO3s5hewO
興味あるなら遊びきて
嵐ちゃだめだよ^^;
☆【シリアル】MarlboroのZippoを作ろう4【2005
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/smoking/1120646034/
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 03:51:35 ID:QGkB1dxe0
ほす
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/07/07(木) 04:29:13 ID:QGkB1dxe0
ほす
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ほす