中国が10余年前にフランスから空母を無料で提供するという提案を受けたがこれを断った
と中国共産主義青年団機関紙の青年参考(年參考)が14日報道した。
米ホワイトハウス及び国防省と関係が密接な軍事専門シンクタンクの世界安保機構(GSO)
はインターネットサイトで最近中国人民解放軍が空母を導入するようになった決定の内幕を
伝えて、このように明らかにした。
GSO側の分析によれば中国海軍は1980年代から空母保有を推進して2010年までに配水量
4万t級の空母一隻を確保することにしたが、域内の空母保有競争触発の可能性、維持費用
の過多、外部攻撃に対する脆弱性の問題を考慮して計画が遅くなった。
結局中国は2段階の空母研究計画を止めて先に外国の空母建造技術を研究した後、自主的
に新しい空母を建造することに決めた。
この中で外国から退役空母を購入して解体を通じて外国空母の構造を研究する1段階目の
計画の一環で中国は85年、オーストラリアから配水量1万7000t級の小型退役空母メルボルン
号を購入した。
メルボルン号は中国に引き渡される前に艦上の全ての装備を撤去したが、中国側は艦上
蒸気射出装置に関心を持って使い方のマニュアルを得るために血眼になったことが知られた。
中国はその後94年にウクライナから配水量6万7500tのキエフ級空母と搭載機、電子装備を
購買しようとしたが、アメリカと日本がウクライナに圧力をかけて結局無為に終わったりした。
また95年にはフランス側が中国に無料でクレマンソー号空母一隻を渡すという意を打ち明け
たが、中国は逆にこれを断った。
フランス政府が中国側に引き渡す条件で必ずフランス産レーダーと通信システムを購買しな
ければならないという条件をあげたからだった。空母の維持費用と当時の政治外交的要素を
考慮して中国政府は最終返答をしないまま提案を拒否した。
GSOは中国の未来空母がおよそ配水量4万〜6万t級に30〜40機のスホイ-30MKK戦闘機と
対艦ミサイルなどの各種兵器、装備を取り揃えて費用節減のために原子力では無く一般
エネルギー源で動力を維持することと見込んだ。
また空母一隻の建造費用におよそ48億元(約5780億ウォン。約741億円)が必要となって、
空母艦隊に1万t級の護衛艦など各種艦艇と固定翼戦闘機、ヘリ、潜水艦が護衛するように
なると分析された。
▲ソース:東亜日報/連合ニュース(韓国語)2007-01-14 16:02
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