【民主党】「ハンセン病補償法」に係わる東京地裁判決について 仙谷由人氏 [10/26]
45 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:10:16 ID:qqKq5YJI
_、_
( ,_ノ` )
r ヽ.
__/ ┃)) __i | キュッキュッ
/ /ヽ,,⌒)___(,,ノ\
【チンピラ】仙谷由人スレ
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1126704951/ _、_
( ,_ノ` )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| トン
_(,,) m9(^Д^) (,,)
/ | プギャーーーッ |\
46 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:14:16 ID:BEtVwiax
こんなこと言ってちゃ永久に政権とれねえぞ仙石
選挙での大敗分析するまえにオメーも幼稚園から出直せ( ´,_ゝ`)プッ
47 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:19:09 ID:UppkPlzO
48 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:19:48 ID:UppkPlzO
49 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:25:04 ID:wGRQMOlJ
50 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:46:52 ID:hLshOUl2
> 訴えの内容はほぼ同様であるにもかかわらず、「台湾訴訟」では補償金の支給が命じられ
|ω・`) 台湾もだめぽ
51 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 17:53:30 ID:rXpFKgK7
アイフルのおっさん?
先程のTBSのニュースショウ「イブニング5」にて
尾辻厚労大臣が明日、外国人ハンセン病訴訟の原告らと面会する事が決定したと報道
尾辻大臣は、本日の衆院、厚生労働委員会の答弁で
「当該訴訟の原告らの求めに応じ一両日中に面会する」としました
原告らは、26日までの滞在中に尾辻厚労大臣との面会を求める要請書を提出
厚労省の告示で定める補償の対象となる療養所に韓国と台湾を書き加えれば
全ての問題は解決するという原告の主張について、
尾辻大臣は「判決内容を検討し、関係省庁と相談する」と答えるにとどまりました
原告のうち敗訴した韓国の被害者らは、判決を不服とし今日東京高裁へ控訴しました
被害者らは、明日の面会で尾辻厚労大臣の政治決断で事態を解決してほしいと要望しました
厚生労働省
電話:03( 5253 )1111(代表)(平日18時まで)
厚生労働省:メール受付
ttps://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html 厚生労働省:情報窓口一覧
ttp://www.mhlw.go.jp/support/index.html
53 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 18:14:35 ID:7wEIqYj1
>前文に掲げた法の精神を素直に受け止めれば、
当然、全世界の療養所の入所者にも…
54 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 18:29:43 ID:X3AkcUsC
>前文に掲げた法の精神を素直に受け止めれば、日本が施政権を有し、その下で
>設置された台湾、韓国の療養所の入所者も、当然に補償の対象となる。
百歩譲って、この理屈を受け入れたとしよう。
また日韓基本条約の件も、いったん忘れるとしよう。
それでもやはり、設置時点から昭和20年終戦までの補償に限定されるではないか?
施設管理責任が他国へ移ってからの補償を求められても困る。人権尊重や同情心
だけで国家の枠を超えて補償すべきというつもりなら、日本が設立した施設だけ
ではなく全世界の隔離された患者に補償して回らなければ筋が通らないだろう。
しかも、日本が当該国の頭越しに勝手に補償すれば、相手政府の面子が潰れる。
まあ……それはそれで面白いとは思うが。(w
55 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 18:49:14 ID:5lbOkCkh
56 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 18:59:32 ID:r2C4ACML
タイゾーに「仙台」と呼んでもらいたい。
57 :
ズゴックE:2005/10/26(水) 19:07:48 ID:87hDxwTS
なんで都合のいいときだけ日本の法律を利用するんだよ。
58 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 19:29:24 ID:ynvFTets
仙谷は顔もきもいし発言もきもい
59 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/26(水) 20:45:08 ID:gP62TgYi
ガラも悪い・・・
とりあえず、日本に併合される前の半島で
ハンセン病患者がどのように扱われていたのか知りたいですね。
田原は仙谷大好きなんだよな(w
179 名前:ハンギョレ社説 メェル:sage 投稿日:2005/10/26(水) 23:07:02 ID:DiuTT32c
『ハンセンである被害補償, 政府は後手だけ経って』
日本東京地方法院が一昨日日帝の時強制収用された小鹿島ハンセン人たちが出した補償金支給訴訟を棄却した。一方台湾
ナックセングワンハンセン人たちには補償金支給を言い付けた。いくら裁判府が違ったとしても同じ事案を置いて同じ法院で
正反対判決が出たことは理解しにくい。日本政府は 2001年ハンセンである補償法を制定したが, 韓国小鹿島と台湾ナックセングワンは
自国施設ではないという理由で補償金支給を拒否して来た。小鹿島裁判府がハンセン人たちがいただいた偏見と差別の責任が日帝の
隔離政策にあることを認めながらも、立法主旨よりはボブグ解釈でかまけて牛を棄却したことは悔しい。
らい病被害補償問題が日本法廷までは行ったことは我が政府の無関心のせいも大きい。今度棄却判決の決定的理由は ‘自国収容施設’で
制限した補償法規定のためだ。裁判府は法制定の時補償対象と係わって日本の外で隔離された人々を含ませるかどうかに対する論議が
なかったという点を指摘した。我が政府が関心を喚起させるどんな努力もしなかったことを見せてくれたわけだ。日本言論たちさえ ‘被害者たちが
高齢であるだけに昔の植民地ハンセン人たちに対する補償道を開かなければならない’と同じ言葉を出すはずだ。恥ずかしい事だ。
ハンセン人に対する差別と人権染躪は政府樹立以後にもつながった。農土を開墾して住民たちに虐殺されるとか軍事政権の時追い出されたりした。
この時に政府はハンセン人の実態を徹底的に調査して補償と自活支援策を出してはする。国家機関の人権侵害があったら国家次元の謝りも
検討しなければならない。62人の国会議員が発意した ‘ハンセンである特別法’(仮称)も今年定期国会で必ず通過されてほしい。政府は病魔より
恐ろしい天刑を生じて暮して来たハンセン人たちの叫びに真剣に聞き入らなければならない。
ttp://www.hani.co.kr/kisa/section-008001000/2005/10/008001000200510262050993.html ______
先日の東京高裁の判決が韓国人にとって不利だったので、訪日前日のパム長官を煽る内容かと思ったら違ってた。
日本併合時代のハンセン病患者を取り上げるまで、いかに韓国人が無視していたか分かる。
ちなみに毎日新聞がこの件を煽り始めたのよね。
63 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:08:28 ID:3AqzbCv6
64 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:22:29 ID:N8TZ80K6
韓国人に金を払うのはテロ組織に金を払うのと同意義
65 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:23:21 ID:SgfcPqRn
理屈じゃなく
朝鮮人には払う必要は無い
66 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:26:51 ID:PXZJ0Ztf
民主党は社民党から逃げてきたのがうようよしてるからさ。
結局土井チョン子党の連中で韓国、朝鮮シンパなんだよ。
67 :
アジアのこころ:2005/10/27(木) 00:28:33 ID:xJplYm01
どうして台湾人は補償するのに韓国人は差別ですか!
日本の法律なんておかしいです!
68 :
アジアのこころ:2005/10/27(木) 00:30:53 ID:xJplYm01
狂った判決が多すぎます、日本の裁判所は・・・
69 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:32:24 ID:PXZJ0Ztf
>>61 当たり前だろ。
仲の良い友達と文句ばかりつけて来るいやな奴との
対応に違いがあるのは当たり前。
そして性格には差別ではなく区別です。
70 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:32:37 ID:K8ZCMoCN
うちの母が一言。台湾人はまだいいとしてチョンにやる金はない。
71 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:35:02 ID:lTSVHqZf
まだ生きてたのセンズリ
はやく死ねばいいのにね
72 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:35:18 ID:ObjqGzbl
>>36 もととなったハンセン病訴訟の判決がS36年には治療法が確立していたと認定。
そのときに法改正をしなかった国の不作為?を問題にしているんだよね。
だから当然基準日もそうなるよな。それ以前の行為についての賠償義務はなし。
よって台湾には申し訳ないが国は上告すべし。
73 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/10/27(木) 00:43:02 ID:aQxqP9jZ
>>63 基本的に、ハンセン病は亜熱帯の病気。らい菌の感染力は弱い。
感染するのは、排菌者が抵抗力の弱い人と接触することが必要。
具体的に言えば「乳幼児期に多量かつ頻回にらい菌を口や鼻から吸い込む」とか。
そして、感染から発病までには生体の免疫能、菌量、環境要因など種々の要因が
関与するため長期間(数年〜10数年〜数10年)を要すると。
だから、子供のころに感染した人(東南アジアやインド、中南米の人)が
日本に出稼ぎに来て発症、日本で発見され、治療していることが多いです。
>>74 だから遺伝病だと思われてたんだよね。
親が発病してから十年以上たって子供が発病するから。
変な文章だな
「全く正反対の結果となった」は
「政府のきわめて不合理な法解釈」には繋がらない
政府の法解釈が不当であると主張するのは勝手だが
2つの判決が正反対になったこととは何の関係もあるまい
あまり推敲もしないで適当にかいてるな、この文章
78 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/02(水) 21:28:38 ID:yw1gdRZr
79 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:11:36 ID:fVtMfUxx
でこの馬鹿患者たちは韓国政府統治時代は如何扱われていたんだ
韓国でも60年代までは隔離政策だったはずなんだけど
ある記事では45年以降放置された患者を、定着村とか作って援助したのは
キリスト系の西洋人団体だったはずなんだが
極左が哀れなほど必死(藁
81 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:18:00 ID:RqwiPo1d
>>79 本国で補償されないから日本にたかりに来た構図だね
小泉はよく調べもせず同情的な発言してるし、
どうしようもないね政府の弱腰には。
82 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:22:22 ID:hBeyyJRb
九州の温泉旅館での騒動が契機になったんだよな。
あれで人権屋は「ハンセソ病患者には逆らえない」って流れを作ったのさ。
他人に有無を言わせない、ってのはアカの手段なんだよ。
連中は言論操作できる状態でしか存在しえないんだ。
83 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:24:46 ID:QpIEPCZr
>>82 ちょっと極端な意見のような気もするが
全くその通りで、おまいに同意しる。
84 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:26:55 ID:gesLDh4U
韓国の国内調査で主原因は韓国政府の隔離政策のせいだと判明した。
そんだけの事。
補償法の前文にもある程度の法的効力はあるが所詮前口上に過ぎず、それは補償法の第2条で具体的に
補償対象が限定されると解釈すべき。
86 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:37:17 ID:0KK/4r5g
あの、法の解釈したのは裁判所だと思います(´・ω・`)
>>86 その台湾側の裁判の法解釈が間違ってる。韓国側の裁判官の解釈が正しい。
88 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/03(木) 08:51:46 ID:ZgTtvZ1o
解釈するのはあくまで裁判官個人。台湾側訴訟を扱った裁判官が国語能力の無い白痴だっただけのこと。
で、台湾側の裁判は控訴したのか?
91 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/05(土) 10:28:58 ID:eUSa4UTN
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20051105it01.htm 韓国・台湾ハンセン病訴訟、原告ら包括救済へ
日本統治時代の韓国と台湾のハンセン病療養所の入所者が、ハンセン病補償法に
基づく補償を求めている訴訟で、厚生労働省は4日、韓国と台湾の原告らを包括的
に救済する方針を固めた。
国側が敗訴した台湾訴訟判決については、東京高裁に控訴した上で、補償額や
支給対象者の認定方法など救済の枠組みの細部を詰め、控訴後の和解を目指す。
控訴期限の今月8日までに最終決定する。救済対象者は韓国、台湾を合わせて
400人以上になる見通し。
韓国、台湾でのハンセン病政策について、厚労省の委託で今年3月にまとまった
「ハンセン病問題に関する検証会議」の最終報告は、「日本の隔離政策の一環であり、
日本の患者と同様の人権侵害を受けた」と結論付けた。厚労省は、この線に沿い、
基本方針として救済すべきだと判断した。
その一方で、ハンセン病補償法の補償対象に台湾の療養所も含まれると認定した
国側敗訴の台湾訴訟について、控訴するかどうかを、厚労、法務両省が検討した。
その結果、台湾判決を受け入れ、控訴せずに確定させた場合、
〈1〉原告側が控訴した韓国訴訟の控訴審で、国として「韓国の療養所は補償対象に
含まれない」と主張することは論理的に矛盾する
〈2〉台湾の入所者にハンセン病補償法に基づき、最低800万円の補償金を支払う
ことになり、補償金額や補償対象者の認定方法に検討の余地がなくなる――
ことなどから、いったん控訴した上で、補償の枠組みについて、韓国、台湾の原告側と
調整することにした。
厚労省は今後、補償額の設定や、現在は療養所で生活していない元入所者、かつては
日本統治下にあった韓国、台湾以外の元患者の救済も可能かどうか検討する。
台湾総統府はすでに、日本の統治を離れた終戦後の隔離政策などの責任を取る形で
7000万台湾元(約2億4500万円)の予算を計上して、入所者の救済に充てる
方針を示している。
(2005年11月5日10時19分��読売新聞)
92 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/05(土) 17:31:16 ID:9MC79JKC
ハンセン病患者への補償方針に「歓迎するが早急に」
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=042005110501900 【ソウル5日聯合】日本の厚生労働省が自国のハンセン病患者に対するハンセン病補
償法をもとに、韓国と台湾の原告らを包括的に救済する方針を固めたとの読売新聞の報
道に対し、韓国の関連団体などからは歓迎とともに、早急な補償を求める声が上がって
いる。
大韓弁護士協会ハンセン病小鹿島補償請求訴訟の韓国側弁護団代表、朴立永(パク・
ヨンニプ)弁護士は5日、「これまで日本の弁護士や研究団、韓国の弁護団、市民団体
などが抗議活動を続け、補償を要求してきた成果として、まずは歓迎する」と述べた。
また、潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官が、韓日外相会談や小泉首相との会談の
際にハンセン病問題を取り上げたことが大きな影響を与えたとの見方を示し、「引き続
き政府の努力に期待する」と話した。朴弁護士は一方で、日本政府から公式発表があっ
たわけではなく、先日、日本の国側が敗訴した台湾人のハンセン病訴訟に対し、日本政
府が控訴する構えを見せていることにも言及。「控訴は日本側の“時間稼ぎ”ではない
か。現在のハンセン病患者の平均年齢が80歳を超えていることを考えると、実質的な
保障が遅れることが非常に心配」と訴えた。
ハンセン病患者の人権団体であるハンビッ福祉協会のイ・ギリョン常務は「日本政府
が自らの過ちを認めたことを70%程度は歓迎しているが、公式発表を待ちたい」と述
べた。日本政府が台湾訴訟に控訴の構えを見せていることについては、「補償額交渉の
際に日本が有利な立場に立つための行為」との見方を示し、「台湾と韓国では韓国の方
が患者数も多く状況も違うため、台湾に対するのと同じ姿勢で韓国との交渉に臨まれて
は困る」と主張した。
読売新聞の5日の報道では、救済対象者は韓国と台湾を合わせ400人以上になる見
通しとしている。
93 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/11/05(土) 17:33:39 ID:BwwEViHX
こういういわれのない補償を安易にしてはいけない。
【ハンセン病訴訟】「戦後まですべて日本が負うべきか」 国が控訴 元入所者の補償も別途検討[11/08]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1131426449/l50 ハンセン病訴訟、国が控訴 元入所者の補償も別途検討
ttp://www.sankei.co.jp/news/051108/sha038.htm 日本の植民地時代に開設された台湾と韓国のハンセン病療養所の元入所者らが
補償を求めた2つの訴訟で、川崎二郎厚生労働相は控訴期限の8日、国が敗訴した
台湾訴訟について東京高裁に控訴すると発表し、同日控訴した。
一方で、訴訟とは別に国内外の元入所者らの適正な補償の在り方を速やかに検討する
考えを表明。韓国、台湾だけでなくパラオ、サイパン(米)、ヤップ(ミクロネシア連邦)、
ヤルート(マーシャル諸島)の太平洋の4地域も救済対象に含め、法の制定・改正作業を進める。
2訴訟は東京地裁の判断が真っ二つに割れ、国の対応が注目されていた。
国が勝訴した韓国訴訟は既に原告が控訴。「総督府の下にあった施設が補償対象かどうか」
という法律論は高裁に持ち込まれることになった。
川崎厚労相は8日の記者会見で「現行のハンセン病補償法は国外の療養所の元入所者を
対象とするものではない」とあらためて国の認識を表明。「判決結果が分かれていること
から上級審の判断を求める必要があると判断した」と述べた。
また、国会の審議過程で2施設の補償が「検討課題」とされたことに触れ、
補償の在り方を検討するとし「新法なのか法改正なのかは分からないが法の手当てが必要だ」
との見解を示した。
補償額については「戦後まですべて日本が負うべきか議論がある」とし、入所期間に応じて
800万−1400万円が支給されている国内の元入所者らとは一定の差をつけることを示唆した。
原告側は判決後、国に対し、台湾訴訟の控訴断念と早期の全員救済を要請。政府内には
(1)原告の高齢化
(2)「2つの施設は国立療養所と同等に扱われた」とする厚労省検証会議の最終報告
(3)国内の療養所入所者らとの「不平等」を指摘した台湾訴訟判決
などから、何らかの形で早期救済を実現すべきだとの意見があり、厚労、法務両省、内閣官房で
協議していた。