あの戦争の真実を知りたい「これだけは読んでおけ」

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11です。が
俺は今年18になります。
今世間では、韓国や中国から教科書の内容を書き直せよゴルァと、日本は言われていますが、
戦争を知らない俺らにとっては、そんなもん教科書にホントの書かれたって
それが本当なのかどうなのか、パッと判断できないと思います。
だいたい、50年以上も前のことなんて、もう歴史問題であって、
真相を知る人はどんどん少なくなっているはずです(日本でも、
中国でも韓国でも、その他東南アジアでも)
大体、日本の田舎で空襲を知らずに生活していた人と、長崎や広島
で原爆の被害を受けた人ではあの戦争に対するイメージもだいぶん
違うでしょうし、満州に移民した人とか、北の方に住んでてソ連に
おびえた人達だっていたでしょう。

どうも、中国や韓国から、日本がやった侵略行為をくどくど指摘され、
それが日本人たちのトラウマになってしまい、
「あの戦争で日本は、アジアの人々に、大変申し訳ないことをした」とか、
「日本軍はとても恐ろしい。ちょっとでも政府を批判すればすぐ拷問される」
とか、いろいろ歪んだイメージを植え付けられたと思います。
実際、俺は小学校高学年でそのような教育を受けました。

しかし、中学高校と進むにつれて、いろいろな本を読み(少ないですけど)、
あながち、戦時中の日本はそこまで締め付けが厳しくはなかったのではないか?
という疑問も出てきました。特に、ドラマの少年Hとか見てると、それなり
に明るく暮らしてたんじゃないか(もちろん脚色とかあるだろうけど)
っていう感想を抱いたものです。

そこで、俺はあの戦争の真実を知りたいと思う。
知ることはできなくても、事実に近付ければそれでいい。
そこで、あの戦争について書かれた、「これだけは読んでおけ」
っていうような本があったら教えてください。


ちなみに、俺が知ってるあの戦争の事実(厨房レベルですが)

1)ABCD包囲網で日本が圧迫される。
2)日本は資源が欲しくなる。
3)しょうがない、南方しかないか。
4)ついでに植民地化しよう。
5)そうだ、アジアの解放という名目で戦争をすれば、大義名分がとおる、、


以下は、俺のあの戦争に対する認識。

・日本がアジアの国々に対して行った侵略行為はあったと思う。
が、中国韓国が言っている具体数の被害が事実であるとは思わない。
・日本のアジア解放運動、という名目の侵略戦争ではあるものの、それに賛同した現地の人たちはいたと思われ。
・朝鮮半島では日本語を教え、創氏改名をしたが、植民地にする国
なら、別にそれぐらいやって普通じゃないかと思う。
・韓国兵は、ベトナムでかっての日本人と同じことをしてたじゃないか(2chではおきまりだよね♪)
・しかも、その事実は韓国の教科書には書かれているの?
・他人の国の教科書についていちいち口をはさまないでほしい。
・日本の侵略行為も相当かもしれないが、アメリカ軍の空襲や原爆投下も、相当なものと思われ。(結局勝てば官軍、なのか?)



マジなので、マジレスお願いします。
おもしろいネタなら、多少OKです(w
(チョンなどと表現せずに、韓国人と表現したのも、マジだからです)
2名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/18(金) 05:28
<KEYWORD>
新興国家アメリカの太平洋覇権
ルーズベルトの公約
チャーチルの陰謀
蒋介石への援助

バックグラウンドから把握すると分かりやすい
3名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/18(金) 05:40
感情論でなく客観的にね
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 05:41
ジャーナリストの本多勝一氏の本を読みなさい。
この板のバカウヨ達はろくな知識も無いくせに
国際的に受け入れられないようなバカな理屈をふりまわして
いるのがよくわかります。
5少年W:2001/05/18(金) 05:48
えっと、僕は『事実』と『真実』は違うと思っています。
『事実』を人の目を通してみると、『真実』になる
というのが持論です。
例えば、『アジアに対する侵略戦争』という意見は、
本当に植民地化だけが目的だった軍部の人達にとっては真実でしょう。
しかし、西欧諸国からの解放をも望んで戦った軍部の人間もまたいたはずで、
その人達にとっては、上の意見は、真実ではないわけです。
ただ、残るのは『西欧諸国の植民地に対して軍事行動を起こした』という事実だけで。

ちなみに今僕は16ですが、大抵の意見は1さんと同意です。
違うのは
・朝鮮半島では日本語を教え、創氏改名をしたが、植民地にする国
なら、別にそれぐらいやって普通じゃないかと思う。
の点ですね。
まあ、その感覚は人それぞれなのですが。
付け足すならば、僕はロシアの条約破棄と宣戦布告は罪が大きいと思っています。
6少年W:2001/05/18(金) 05:51
ちなみに、どっちかに傾いた本がいっぱいあって、なんか客観的な資料が少ない気がしてます。
むしろ、百科辞典(小学館の全24冊のとか)のほうが余計な主観が入ってないと思いますよ。
NETで色々調べてみて、その中から自分で事実を探していくしかないんじゃないでしょうか
7タットブベシ:2001/05/18(金) 07:18
朝鮮半島は植民地ではないよ。
オーストリアはナチスの植民地かい?

それと同じだ。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:22
>7
軍事板で叩かれていた(る)タットブベシさんですか?
それとも騙りですか?
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:23
アメリカの鏡・日本 ヘレン ミアーズ
10エコロジーなエロジジー:2001/05/18(金) 07:29
田原総一郎氏の「日本の戦争」
これはいい。

あと、右に傾いた本と左に傾いた本を両方読んで自分で考えると何か見える。(私の持論)右と左に同じ重さの重りをつけるとつりあうよ。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:31
ま中年である俺の認識もそんなもんだ。
島国に閉じこもって防戦一方でまけるのは嫌だったし、
日露に勝った勢い(勘違い)もあった。
このまま死ぬよりは、ひとつやってみっかという利己的判断で、
植民地解放やら八コウ一宇は、タテマエの「嘘」は明白。
国民も知識階級には見抜かれていたろう。

韓国中国の教科書クレームはまあ、パフォーマンスだ。
無視したらさすがに怒るだろが、全部本気にすることもない。
だいたい国民大多数は自分の国が日本にクレームつけてることすら知らねえ。その程度だ。

怖いのはそういう様々な問題を利用して、日本を自分の欲する方向へ向けちゃろうと言う考えだね。騙されないように、注意してるよ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:33
植民地とか侵略の定義ってなんですか?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:44
>>11
>植民地解放やら八コウ一宇は、タテマエの「嘘」は明白。
こういうスローガンを嘘と知りながら言い続けた当時の政府やマスコミ、
それを最後まで信じて亡くなっていった多くの兵士や国民がいたという
事実も忘れないで欲しい。
14エコロジーなエロジジー:2001/05/18(金) 07:47
 日本は負けたから侵略したことになった。アメリカの西部大侵略なんか、勝ってるからパイオニアとかフロンティアとか呼ばれて、いいことになってしまってる。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:48
「ソ連が満州に侵攻した夏」はええよ。
明治以来、日本がロシア・ソ連に怯え続けた歴史の総決算が
あの戦争で、
 その末期に軍部、右翼たちがソ連に攻めないでぇ〜
と哀願し続けてるところが最高に笑える。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 07:50
せっかくだからこのスレはきちんとした形で育てたい。

>>4は本多勝一の本を挙げているが、彼こそが
>国際的に受け入れられないようなバカな理屈
を振り回している事に気付くだろう。
ま、自分で読んで判断すれば良いんだけど。

どんな記事にしろ、その記事の向こう側にあるモノを
自分の頭で想像出来るようになる事が大切だよね。左右関係なく。
俺もなるべくそうするように努力している。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 08:05
「ノモンハンの夏」も面白かった。ノモンハン紛争でソ連の
火力を軽視し、精神力だけで突撃させて数多くの将兵を無駄死にさせた、
(敗戦まで全部このパターンだね)
全滅恍惚マニア・辻政信の原点ここにあり!って感じで。
なかにし礼「兄弟」に出てきた兄ちゃんとソックリなんだよな。こいつ。
「破滅する時の恍惚感がなあ...」って言いそう。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 08:09
数年前、旅行で中国の大連に行って来た。
そこで、日露戦争でも有名な203高地のある旅順に行ってきたが
そこで売店のおばあさんが日本語で話しかけてきた。
現地のガイドさん曰く(203高地にはガイドが居ないと入れない)ここらの年寄りの人は
昔強制的に日本語を勉強させられたから皆日本語が話せるのだそうだ。。。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 08:10
>13

忘れてねえよ、だからこそ、今そのスローガン復活させて、
右傾化をすすめるのは、反対だよ。

時代は変った。今やはっコウ一宇は現代「平等思想」によって、世界に押し広げられている。植民地解放もしかり。日本はそれを後押しすべきだろうね。いや、むしろ積極的に世界に働きかけ、リードすべきではなかろうか(金もあるし、先進国だし)。
そうしてこそ、このスローガンを信じて亡くなったひとたちが報われるというもの。

過去の戦争をスローガンで美化するのは、誰も望んではおるまい。
(必要以上に悪化されているものを是正したいというなら、反対はしないけど。)
20ほえ:2001/05/18(金) 08:10
どんなに「中立」を装った本でも、必ず著者や編者のバイアスがかかる。
一見一番「客観的」に見える資料集でも、その本当にすべてを記録することは
不可能で、どの事実を取捨選択するかというところでその人の価値観はにじみ
出てしまうものだ。

だから、なるべくたくさんの本を読むのがいいとは思う。1冊や2刷読んだだけで
早急な結論を出すのは危険。まあそれでもどんな本を手にするかによって
人間の考えは大きく変わってしまうのだから、人間の考えというのは思っている
程価値のあるものではないというのもわかるだろうか。
21何かの再来:2001/05/18(金) 08:11
ある出来事を歴史的に捕らえるということは、「終わり」から見る
ということです。いいかえれば「結果」から「原因」をたどるということです。

だとすれば、あの戦争を知る、ということは日本という文化を知る
ということにもつながる、と思います。
そういう観点からは岸田秀「ものぐさ精神分析」がおすすめ。

横レス失敬。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 08:28
>>4
本多勝一と言えば
「百人切りは不可能だ」
という指摘に対し
「時代劇はウソだと言うのか」
という「反論」をした「伝説の人」ですね(笑)
あとはポルポトの虐殺を「貧困なる精神」にて否定した後、都合が悪くなって重版時
にこっそり改竄した、ほほえましいエピソードが有名です
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 08:51
「海上護衛戦」学研M文庫 大井篤
読んどきな。
24名無しさん:2001/05/18(金) 09:05
とりあえず井沢元彦をオススメ。
私はアレで朝日新聞を疑う事を学びました。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 09:13
baliに遊び行ったとき山奥のジャングルで現地の爺さんに
突然サクラを歌って聞かされた。
帰国してから日本軍がインドネシアで何をしたのか調べたよ
植民地化を日本軍が阻止したと言う奴も居るが、俺は違うと思うね。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 09:41
一般書籍以外だと
映画・原一男監督・撮影 「ゆきゆきて、神軍」
漫画・松本零士「ザ・コックピット」
等も学生さんなら楽しめると思われ。
あと
靖国神社の資料館とか九段駅の近く
の施設とか鹿児島の知覧特攻記念館
とかにも行ってみるのもいいかも。

あと高村光太郎なんかを調べると
面白いかも。

荒地の詩を読むのもいいかも。

あの戦争は一概に良い悪い言えな
い所が多いかも。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 09:57
>>24
井沢元彦はダメじゃない?
結局、朝日の考え方の逆を行くことしか脳が無い。

とりあえず、あの戦争を知りたかったら
19世紀末からの世界史を丹念に学ぶことだね。
特に第1次世界大戦後からの10年間。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 10:23
小堀圭一郎「国民精神の復権」
長谷川三千子「からごごろ」

格が違うよ。
29キムチなら好き:2001/05/18(金) 10:32
太平洋戦争は、東インド会社から始まる帝国主義植民地分捕りレースの
ファイナルだったと長い目で見た方がいい。
従来、「ファシズムVS民主主義」とか教科書ではかかれているけど
シナやソ連のどこが民主主義なんだよ。
他方、米国だって、スペインにいちゃもんつけてフィリピン取って、
ハワイを王室から掠め取って何が民主主義だよ。りっぱな新興帝国主義国さ。
ぽっと出「日本」と新興「米国」との太平洋決勝戦だよ。
そして、日本は大敗北。
でも、その敗因は「日本がモラル的に間違っていたから」とか「犯罪国家だから」
なんていうのは戦勝国の理屈さ。道義のかけらも無かったあのポエニ戦争で、
カルタゴを滅ぼしたローマですら勝てば官軍だから。
本田勝一なんか今ごろ誰も相手にしないよ。ちょうどあのインチキ考古学者と同じ。
「戦艦大和の最後」や吉村昭の「深海の使者」、あと半藤一利の著作全般が
いいと思う。イデオロギーに囚われない純粋の戦記を読んで戦争そのものを理解すべき。
30ヒロヒト:2001/05/18(金) 10:51
うんうん
31リキ:2001/05/18(金) 11:23
>>10に同意
どうも人は 自分の好みの意見 本ばかり見てしまいます。
そして ますます偏狭になりやすい。
また言葉の意味が 百人百様です。
だから できるだけ単純な意味で使うべきと思います。
いちいち文句いったら 気分をこわしちゃうけど
植民地
  政治的 経済的に従属された地域
   (だから今の日本も 半分入れたい感じ)
侵略
  武力で 他国の政治的独立を犯すこと
定義をいっぱいすると あれは植民地 侵略じゃない
とか 言葉の遊びになりそうで意志が通じない
 
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 11:28
橋川文三の「ナショナリズム」
等はどうでしょう。

ところで
>イデオロギーに囚われない純粋の戦記
なんてあるの?
どんなに探求しても、最終的にも段階的にも
何らかののイデオロギーに囚われると思いますが・・。
イデオロギーの定義が食い違ってるのかな?
過去の戦争は「理解」するものじゃなく「感想」
を持つものでしょう。体験してないんだから。
33 :2001/05/18(金) 11:34
>日韓併合
併合ほとんど抵抗も無く。条約で合法的に行われたのですから。
清の統治は、奪取のみだったしロシアにやられるぐらいなら
日本と併合したほうがマシ、 というのが彼らの考えでした。
なんせ当時の日本は、あの清とロシアを破ったアジア最強の国で
しかも、併合すれば植民地ではなく対等になるのだから。

李王朝の王族も日本の皇族の仲間入りした。
普通植民地と言えば、略奪奴隷化でイギリスの王族に
植民地の家系が組み込まれるような異常な事は無い。
対等に扱った証拠。

>日本統治
鉄道、学校、義務教育制度、ハングルの普及、貨幣制度再生
奴隷制度廃止、植林、男女差別の緩和
結果的にではなく、当初から半島を日本と同じに扱おうと多額の資金を
恐ろしく多額の投資をした。
これらの事は、全く韓国の教科書には記載されていない。

確かに朝鮮を統治しようとした当時の日本は間違っていた。
その点は、反省した方が良いが。

日本の事情も察して欲しい。
戦争で次々と白人を主とする列強国が植民地を増やしていた
アジアは、ほとんど植民地化され、すでに中国も敗れ香港を奪われ
ロシアも迫っていた。
その時の日本の恐怖がどれだけ大きかったか・・。
韓国中国以外のアジアの国々で
日本の大東亜戦争アジア統治は侵略略奪では無く
日本のおかげで開放独立できたと言う人たちも多い。

>創始改名
任意だったのだが・・。しかも女性には差別で名前すらなかったのだから
多くの者が改名しただけだろう。

>従軍慰安婦(追軍売春婦)
現在慰安婦といわれる売春はあったが
売春婦を無理やり連れて行った証拠も無ければ
連れて行った時に日本人軍への抵抗があった事実も無い。
連れてきたのは、その地の朝鮮人の売春斡旋業者で
日本がかかわって連行した事は無い。
売春業者に事実を言わず娘を売る親が居たので
それを騙されて強制的に連れて行かれたと言うのかもしれない。
名乗り出ている慰安婦は、金が欲しいだけの人も多い。

しかし、痴漢の冤罪と同じで世論は売春婦たちに有利である。

>謝罪
1965 日韓基本条約、請求権及び経済協力協定(略称)
有償 2億ドル(720億円)
無償 3億ドル (1080億円)
=生産物および日本人の役務(10年)
*別に民間3億ドル
協定第二条1『完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する』
合意議事録2(g)8項目『対日請求要綱の範囲に属するすべての請求』
について『いかなる主張もしえないこととなることが確認された』

しかし、基本的に約束契約を重視しない韓国では
このような謝罪は無意味となってしまうので
日本が主張しなければ、永遠に謝らなければならないだろう。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 11:48
>>1

渡部昇一を読もう。
『かくて昭和史は甦る』(クレスト選書)がいいね。
3534:2001/05/18(金) 12:06
>>1

『興亡と夢』(全5巻・三好徹・集英社文庫)も面白かった。
主観が絶対に入る歴史本の中で、かなり客観的に書いている。

「戦火の昭和史」というのが副題だが、
日本史というよりは、世界の中の日本という位置付けで書いている。

日本がどういう意図で戦争をしたかというより、
当時の政治家・軍人たちが、
各々がどういうことを考え、行動していたかを、
論説調ではなく小説調で書いている。
36推薦図書:2001/05/18(金) 12:12
米軍作戦参謀の回想
「第二次大戦に勝者なし(上・下)」
アルバート・C・ウェデマイヤー著 講談社学術文庫刊

日本軍事産業技術者の物語
「零戦燃ゆ 全6巻」柳田邦男著 文春文庫刊

最前線の兵士の証言
「太平洋戦争 アメリカ水兵日記」J.フェーイー著 NTT出版刊
「大空のサムライ」坂井三郎著 光人社刊
「最悪の戦場に奇跡はなかった」高崎伝著 光人社刊
「戦艦武蔵のさいご」渡辺清著 童心社刊

戦争の本質
「滄海よ眠れ 全3巻」澤地久枝著 文春文庫刊

戦勝国の参謀をして「勝者なし」と結論付けたウェデマイヤー氏の著書は、
厨房では頭がフジカラーの樹木希林状態になるかもしれない(藁)が、
とにかく頑張って読め。第二次大戦の見方ががらりと変わる。

「戦艦武蔵のさいご」は一般向(「戦艦武蔵の最期」朝日選書)もあるが
これは思想的な部分と私怨が強く出過ぎているから、
児童向に最後の凄惨な戦闘状況に絞った童心社版を薦める。トラウマ覚悟で読め。

澤地久枝氏の著書は
「運命の五分間説を導いた戦闘詳報の改竄疑惑」がクローズアップされたけど、
この本の主題はそこではなく第12章「嵐のあと」にある。
超重量級の題材だが、頑張って読め。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 21:03
良いスレだね。age
1は良くも悪くも親切な人に囲まれて幸せだね。
俺も興味ありそうな本から読んでみるぞ
38nanasi:2001/05/18(金) 21:19
産経新聞社ですが、
「紙上追体験・あの戦争」上・下巻  B4横書きの薄っぺらい本です。注文しないと買えんかも。
「ルーズベルト秘録」上・下巻  アメリカが、欧米が、あの大戦をどう考えてたかわかるかも。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 21:23
「大東亜戦争こうすれば勝てた」谷沢永一 小室直樹 共著
ああ、出版社忘れた。クレスト社か光文社だったと思う。
この本読むとほんともどかしくなる。ああ、なんで負けたんだ。
くっそー。あの戦争に勝ててればこんな不毛な議論なんてする必要
なかったのに。
ちなみに小室さんのファンの方には(僕もそうですが)谷沢氏に
諭される小室氏が可愛くて萌えます。
40何かの再来:2001/05/18(金) 21:28
>>39
矢沢永一がそんな本を書いてましたか。それは読まなきゃ。サンクス
41無党派さん:2001/05/18(金) 21:46
福田和也「魂の昭和史−震えるような共感、それが歴史だ」

宮崎哲弥もこれを学生に読ませるべきだと語っていた。
しかしまあ、2ちゃん的には宮崎は屑でしょうが。
42>39:2001/05/18(金) 22:01
その本は軍事板ではクソミソです。
43名無し:2001/05/18(金) 22:04
>>39
あの戦争で負けたから今の繁栄があるのではないでしょうか?
もし勝っていたら、独逸と再度戦争をしなくてはいけなかったでしょうし、、、。
ともかく歴史に仮定はありえません。
44名無しさん@お腹いぱい:2001/05/18(金) 22:07
>>43
あんた仮定してるけど
45nanasi:2001/05/18(金) 22:09
>>44
ちょっとおもしろかった
46ヽ(´_`;)ノ:2001/05/18(金) 22:35
>>33
日露開戦の時、(1904年1月)「局外中立宣言」をしていた韓国(当時「大韓帝国」)の意向を無視した
形で臨時派遣隊を仁川に上陸させ、以降ソウルに軍隊を駐留させながら、まず対ロシア戦争遂行の
ための軍隊の駐留を認めさせ、反日的な政府高官を拉致して日本に軟禁したり公職追放したりし、
韓国が他の外国と結ぶ条約締結の重要案件は日本政府の事前承認制とし、財務顧問に日本人をつけ、
森林伐採権、漁業権を奪い、日本軍憲兵隊が韓国の警察権を奪い、皇帝は健康上の問題も何もない
のに子供に「譲位」を迫られ、ソウルの町中どころか宮殿内にまで日本兵が溢れかえる中で
行った「交渉」が合法的に結ばれた条約だというのならば、なにをかいわんや・・・・

むしろ、その過程において強制的に結ばせた日韓議定書における
「第5条 日韓両国が第三国と協定をする場合には、相互の事前承認を要する」
という文面に日本自らが違反し、イギリスとの間で韓国の独立を否定するような
協定を(韓国からの承認をもらうどころか事前の通告さえせずに)結んだ事実を
見て、それでも「合法的」言いますか?
それに対して日英両国は「イグノヲア」(無視)という態度をとったということ
であり、その事に関してのみいえば日英とも責任がありますが。。。。

ついでにいえば、イギリスがインドを統治した方法は、ムガール帝国を「インド帝国」に改組し、
帝国の皇帝をイギリス国王が「兼ねる」という形にして、旧ムガール帝国の下でもかなり独自の
統治を認めていた「藩王」(マハラジャ)の権威と世襲、有る程度の自治は認めていました。
その程度の事があったからといって、だれも「イギリスはインドをちゃんと国家として遇してきた」
とイギリスが言い出したら、世界中からブーイング必至でしょう。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 22:44
>>46
ひとつお尋ねしますが、1896年の俄館播遷のときに、領議政(総理大臣)
金弘集が殺されたのは何故でしたっけ?
たぶん、御存知でとぼけてらっしゃるのではないかと推察しますが?
48ヽ(´_`;)ノ:2001/05/18(金) 23:12
>>47
確かに、このとき韓国政府中は親日派、親露派、親清派と
いろいろに分かれていました。そして、親露派の李範晋などがロシア軍の
力を借りて起こしたクーデターで金弘集一派が失脚、打ち殺された・・・

まあ「日本が出ていかなければロシアが」という話は分かるが、だからといって
韓国併合がそれほど誉められた形で行われたわけではない、少なくとも
「合法的」なもんじゃぁないという事をここではいいたいわけです。

ついでにいえば、伊藤博文自身はかなり韓国に対する「保護>自立」を目指していた
と言われている(不平等条約の改善、法典整備など)が、だからといって植民地経営
を賛美するつもりはないです。そんなことよりもっと賢い韓国利用法はいくらでも
あったのですから・・・

まあしかし、私自身は安重根は単なるテロリストだとは思っております。
49sippai:2001/05/19(土) 00:30
「 失敗の本質 」ってのを薦められたんだが、読んだ方がいい?
50ヽ(´_`;)ノ:2001/05/19(土) 00:43
というより、ここは>>1に対して・・・
いろいろな本はあるけど、とりあえず
「戦艦大和ノ最期」吉田満 著 巨大な大和の中で、艦橋付近で全体を見通せる希有な
 ポジションを得ていた著者でしか書けないルポ。
「ドキュメント太平洋戦争(1)〜(6)」NHK取材班 93年のNHK特番を本にしたもの。
TVが元になっているだけあって、図表やグラフィックに見るべきものがある。
「断腸亭日乗」 永井荷風 著 国民が如何に「時流」に流されていったか、多少斜に
構えたスタンスだけど、戦争は兵士だけがやるものではなくなった20世紀では「銃後」
でどんな事が行われていたのか知ることも重要だろう。
51名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 01:00
>>50
選び方がいい。結構読んだ中から壷を押さえてる感じがする。あんた、いいよ。
52ヽ(´_`;)ノ:2001/05/19(土) 01:07
>>49
私も読みたい〜

でも本屋になかったヽ(;_;)丿
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 01:12
悪くないスレだと思うが、1はやらせっぽいな。
自作自演臭がかなり強い。
54名無しさん:2001/05/19(土) 01:23
>>53
俺もそう思う。マスコミ関係者だったりして。
まぁ、でもどうでもいいよ。俺も読みたくなった本がいっぱいあるし。
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 01:29
「海上護衛戦」
著 大井篤  学研M文庫
初版 2001年2月18日  定価 本体780円+税
ISBN4-05-901040-5

絶対読め。海上国家日本の安全保障をマジメに考えろ!

児島襄の「太平洋戦争」も悪くはない。
サヨはマジメに資料に当たらずに書くのでトンでもな内容が多いです。
5647:2001/05/19(土) 01:31
了解しました。但し、高宗のセオドア・ルーズベルトへの親書、ハーグ密使事件を
追求された際の備えはされておいた方が良いと思います。ちょっと手薄過ぎるので
57名無しさん@お腹減った:2001/05/19(土) 01:37
シュミレーションゲームやるといいかも。
段々と状況が苦しくなっていく様子はもう・・・。
駄レス失礼。

自作自演でもスレ自体はいいと思いまっす。
58名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/19(土) 01:45
日本近・現代史の権威と云われている秦郁彦はどう?よく知らないんだけど、
朝生では戦争責任云々の話はもう止めるべきだとか云ってたけど…。
59ヽ(´_`;)ノ:2001/05/19(土) 01:53
>>57
ああ、Avalon Hill の「ミッドウェイ」がやりた〜い(藁
くそ〜、今度こそエンタープライズもホーネットもレキシントンも
全部沈めてやる〜、喰らえ大和の主砲だドドド〜ン

へ・へ・へ・・・てめーら腐れヤンキーなんぞ我が帝國海軍の敵ではないわ、
アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ (゚∀゜)
60ヽ(´_`;)ノ:2001/05/19(土) 02:24
というか、歴史の本を読む前に、ぜ〜ったいみんなにお勧めなのは
「クリティカル進化(シンカー)論」〜『OL進化論』で学ぶ思考の技法 北大路書房 道田泰司・宮元博章著
 秋月りす 漫画

ジャンルとしては「論理学」になるけれど、「ものの考え方」を初歩から鍛え直してくれる好著。
漫画を使っているからといって、内容は結構シビア。だけど、漫画と文がしっくり組み合って、
しかも内容が少しずつStep Upしていくから、無理なく自分の「ものを考える力」がついてきます。

これを読めば、勇ましいばかりで内容の薄い本に惑わされる事もなくなるでしょう。

「知識は現実から離れたところで学ぶものではない。日常生活の中に位置づけながら身につけ
なければ、本当に役に立つ知識にはならない」足が地に着いた議論を深めるためにもぜひ。
61>55:2001/05/19(土) 04:25
>>55激しく同意!

実は、あまりにも情緒的な戦争反対論が支配的であった為に、本当に研究すべき
「太平洋戦争の教訓」がほとんどなされていない。
この本は、本当の教訓が書かれている。

海上護衛戦 ISBN:4059010405

学習研究社 (2001-02-18出版)大井 篤【著】
シーレーン(海上交通線)問題をぬきにして、日本の軍事問題は考えられない。
資源物質のほとんどを海外に依存している日本は、この海上交通線を断ち切られたら、
たちまち軍事生産力は崩壊してしまう。
太平洋戦争時、このシーレーン確保のために様々な研究と実践を体験した著者が、
実例をもとにして綴った海上護衛戦の記録。
現代のシーレーン問題を考える上でも、欠くことのできない貴重な体験記である。
62:2001/05/19(土) 04:29
小室直樹新戦争論、太平洋戦争こうすれば勝てた
痛快憲法学は死んでも読むべき
63名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 11:42
小室直樹を読もう
昭和天皇を理解したい人はぜひ 「奇蹟の今上天皇」 PHP1985 を読んでみて
64名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 04:31
山本七平も読んでね。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 10:11
韓国人は自分たちの教科書が、本当に正しい歴史を教えていると思って
いるのか、あれなら日本も皇国史観で書き直そう。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 10:20
>>62
小室直樹氏は軍板で評価悪いね、軍事関係では
ちょっと妄想気味との評価
でも、それ以外の本はいいと思う。

海上護衛戦はイイ!!
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 10:59
かわぐちかいじの「ジパング」だな。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 11:06
「銀河英雄伝説」を読めば、考え方の良い勉強になるよ。
69名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 11:09
7068:2001/05/20(日) 11:17
>69
あくまで、モノの考え方。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 11:22
クリストファー・ソーン「米英にとっての太平洋戦争」(草思社)
ヘレン・ミアーズ「アメリカの鏡・日本」(メディアファクトリー)
中村あきら「大東亜戦争への道」(展転社)

昔は「世界」「軍縮問題資料」「前衛」など左翼系のものばかり読んでいて、日本は
世界一の犯罪国家で日本人は世界一の残虐民族だと思っていたが、これらの本を読ん
でからは考え方が180度変わった。
7263:2001/05/20(日) 11:39
62ではないが>>66
国の運命は指導者にイマジネーションがあるかどうかで決まる。
戦時中の日本はその意味では人材が足りなかったようだ。
あの時代に小室直樹みたいな人がたくさんいれば勝てたのかもね。
73名無しさん:2001/05/20(日) 11:44
>>72
イマジネーションて具体的になあに?
74 :2001/05/20(日) 11:53
>日韓併合
併合ほとんど抵抗も無く。条約で合法的に行われたのですから。
清の統治は、奪取のみだったしロシアにやられるぐらいなら
日本と併合したほうがマシ、 というのが彼らの考えでした。
なんせ当時の日本は、あの清とロシアを破ったアジア最強の国で
しかも、併合すれば植民地ではなく対等になるのだから。

李王朝の王族も日本の皇族の仲間入りした。
普通植民地と言えば、略奪奴隷化でイギリスの王族に
植民地の家系が組み込まれるような異常な事は無い。
対等に扱った証拠。
75 :2001/05/20(日) 11:54
>日本統治
鉄道、橋、学校、義務教育制度、ハングルの普及、貨幣制度再生
奴隷制度廃止、植林、男女差別の緩和
結果的にではなく、当初から半島を日本と同じに扱おうと多額の資金を
恐ろしく多額の投資をした。
これらの事は、全く韓国の教科書には記載されていない。

確かにいくら良い統治であっても朝鮮を統治しようとした
当時の日本は間違っていた。その点は、反省した方が良いが。

日本の事情も察して欲しい。
戦争で次々と白人を主とする列強国が植民地を増やしていた
アジアは、ほとんど植民地化され、すでに中国も敗れ香港を奪われ
ロシアも迫っていた。
その時の日本の恐怖がどれだけ大きかったか・・。
韓国中国以外のアジアの国々で
日本の大東亜戦争アジア統治は侵略略奪では無く
日本のおかげで開放独立できたと言う人たちも多い。
76 :2001/05/20(日) 11:54
>創始改名
希望する人は日本式の名に変えても良いとしたのが基本。
実際変更は任意だった。
しかも女性には差別で名前すらなかったのだから
多くの者が改名しただけだろう。
名前なんて普通に考えても強制で変えれる物ではない。
77 :2001/05/20(日) 11:54
>従軍慰安婦(追軍売春婦)
現在慰安婦といわれる売春はあったが
売春婦自体は、軍が性犯罪をしない為の措置で、どの国でもあった
日本人の売春婦も多く居た。
朝鮮人女性を無理やり連れて行った証拠も無ければ
連れて行った時に日本人軍への抵抗があった事実も無い。
連れてきたのは、その地の朝鮮人の売春斡旋業者で
日本がかかわって連行した事は無い。
売春業者に事実を言わず娘を売る親が居たので
それを騙されて強制的に連れて行かれたと言うのかもしれない。
他にも騙して連れて行く業者も居たらしい。
今名乗り出ている慰安婦は、金が欲しいだけの人も多い。

しかし、痴漢の冤罪と同じで世論は売春婦たちに有利である。
結局援助交際の女子校生が責められずオジサンだけ
責められているのと同じ。

ちなみに、慰安婦が騒がれ始めたのは
近年日本のTV(視聴率欲しさ?)に騒ぎ始めてから突然であり
そんな軍のかかわった集団レイプがあれば
本来なら戦後の東京裁判で裁かれている。
78 :2001/05/20(日) 11:54
>謝罪
1965 日韓基本条約、請求権及び経済協力協定(略称)
有償 2億ドル(720億円)
無償 3億ドル (1080億円)
=生産物および日本人の役務(10年)
*別に民間3億ドル
協定第二条1『完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する』
合意議事録2(g)8項目『対日請求要綱の範囲に属するすべての請求』
について『いかなる主張もしえないこととなることが確認された』

しかし、基本的に約束契約を重視しない韓国では
このような謝罪は無意味となってしまうので
日本が主張しなければ、永遠に謝らなければならないだろう。
村山元総理など国家的にもすでになんどでも謝っている。
79 :2001/05/20(日) 11:55
>何故韓国は、反日か?
韓国は、戦後も軍事独裁政権が続いていた。
1980年の民主化運動の過程で市民と軍が衝突して約200人の
犠牲者を出した「光州事件」。このような事が起きるほどです。
軍事政権下では、愛国心を煽るのが常套手段です。
日本に対する反発心を利用する為の反日教育が行われたのです。
そして、それを日本は、敗戦の負い目と
アメリカのアジア分断戦争正当化の策略もあり黙認し
経済発展のみ追及した結果、韓国の反日感情が増大してしまったのです。
80無党派さん:2001/05/20(日) 12:02
>1
文句を言っている国は、韓国、北朝鮮、中国なんだね。
他に台湾、フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアが
文句を言ってくるはずなのだが、文句を言ってこない。文句を言ってこない
連中は、この3国に関わりあいをもつのが嫌なのかもしれないが。
81名無し:2001/05/20(日) 12:06

   ,―――-、
  /  /~~~~~~~\
  | /  /  \|
  (6   (・) (・) |
  も     つ |   いや〜っ
  |    lll|||||||||ll |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |    \_/ /  <戦争映画って、ほんとうにいいもんですね!
/| \___/\  
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 12:11

   ,―――-、
  /  /~~~~~~~\
  | /  /  \|
  (6   (・) (・) |
  も     つ |   いや〜っ
  |    lll|||||||||ll |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |    \_/ /  <石原と知事って、ほんとうにいいもんですね!
/| \___/\  
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 13:05
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 13:11
張家三代の興亡―孝文・作霖・学良の“見果てぬ夢”
(古野直也  芙蓉書房出版)   http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/
cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9973006445&USER=GUEST のP262より
「どうして蒋について南京へ行ったのですか」
「私は愛国心に燃えていたのだ」
これは嘘だ。軍閥の頭領が自分の軍隊を捨てて処罰を
受けに自首するだろうか。蒋介石を信頼して一杯食ったのだ。
英国の評論家サミエル・ジョンソン曰く「愛国心は悪党の最後の逃げ場だ」。
しばらくして学良は「善人に長寿なし」とつぶやいた。彼の住む三十階
建ての巨大なアパートの一階ロビーのケースには中国骨董が飾られ、
カーペットを敷きつめた長い廊下には一定の間隔で点々と中国の
高級美術品が展示されている。私は、若い頃の学良が北京の
故宮博物院(紫禁城)から多くの美術品を盗み出して海外へ送り出し、
売却して外貨を蓄積していたことを思い出した。
中国趣味のあふれんばかりの空気を吸ってあっと気がついた。
この何億ドルかする建物はひょっとすると学良の所有ではないかと。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:30
司馬遼太郎の「坂の上の雲」だろ!
これしかない。明治の軍人さんの心意気がよくわかる。
日本を救った人たちのお話だよ。
86上乃杜はちんちんくさすぎるぞ!!:2001/05/20(日) 14:34
「坂の上の田村麻呂」「坂上次郎さん」
彼らの心意気には敬服する。
次郎さんもいい年のとりかたしてるね。
見かけよりスマートでハンサムだし。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:41
>86

つまんない・・・・・・寒
88アメリカの思惑:2001/05/20(日) 15:16
歴史を俯瞰してみると大体、次のようになる。フロンティア・スピリットの国アメリカは、フロンティア消滅後、太平洋に乗り出し、日本を開国させ寄港地を確保し、中国市場での(列強の)機会均等など先行する英仏や日本などを牽制していた。アメリカはハワイ王国を併合し、米西戦争でフィリピンを獲得したことにより、米本土、ハワイ、ミッドウェイ、ウェーキ、グアム、フィリピンという太平洋横断ルートを手に入れた。ところが、それに立ちはだかる勢力が現れた。極東の小国だった日本が、日清戦争で台湾を獲得し、日露戦争でロシアの南下を阻止し、その後、朝鮮を併合し、その後背地の満州を抑え、さらには南洋諸島の信託統治を得ることによって、フィリピンへと通ずる米国のルートをいつでも断ち切れる体勢を作りあげてしまった。しかも本土からの近さから言って日本が圧倒的に有利であった。つまり、太平洋戦争は日米による西太平洋の覇権争奪戦だった。
89イギリスの思惑:2001/05/20(日) 15:17
イギリスもまた日米開戦を望んでいた。欧州大陸はドイツに制圧され、度重なる空爆により国内には厭戦気分も出てきていた。しかし真珠湾攻撃により、アメリカは日本の同盟国ドイツのいるヨーロッパ戦線にも参加することになる。逆にドイツは腹背に敵を持つこととなった。もともとソ連を仮想敵国として日独防共協定を結んだのであって、この時点では三国同盟など全く価値のないものであった。
90中国共産党の思惑:2001/05/20(日) 15:17
国共内戦下の中国で共産党は国民党に押され壊滅寸前だった。そこでロ溝橋事件等で関東軍を挑発した。関東軍は暴走し、日中戦争へと拡大していく。国民党は日本との戦争に精力を使い果たし、その後、共産党による中華人民共和国成立へとつながる。関東軍の暴走を許したのは、満州事変が先例としてあったためである。満州事変は石原莞爾の引き起こしたものだが、これについてきちんとした検証ができなかったということが日本という国の限界であったのだろう。
91ソ連の思惑:2001/05/20(日) 15:18
独ソ戦が始まってからのソ連は、いかにして二正面作戦を回避するかに国家の命運がかかっていた。もし関東軍が対ソ開戦していたらソ連は崩壊していたはず。しかし、日本の南進政策により満州国境を空っぽにして対独に全戦力を充てることができた。この決定がなされた御前会議の内容を伝えたスパイ、ゾルゲはソ連の英雄となった。その後、終戦間際に日ソ不可侵条約を一方的に破棄して満州に侵攻し、南樺太と千島全島を占領した。
92国内情勢:2001/05/20(日) 15:18
日本国内で沸き起こった強硬な世論もこうしてみると某国の謀略ともいえる。2.26事件の後、シナ事変不拡大を唱える勢力は一掃されてしまった。国粋主義者は、知らないうちに亡国の徒になっていたのである。
93官僚の誤謬:2001/05/20(日) 15:19
よく軍部の暴走と言われるが、正確には軍官僚の暴走である。官僚がいかに無能であるかはバブル崩壊後の日本では誰も疑うものもいないであろう。残念なことに未だに官僚が独善的に政策決定してしまうという悪弊を正す仕組みが日本には存在しない。キャリア官僚はどれだけ日本の国益を損なってもお構いなしに出世してしまう。外務省は開戦前の日米交渉でも全く役には立たなかった。のみならず宴会にかまけて真珠湾をだまし討ちに仕立て上げられてしまった。和平交渉が成立しなくても中国から一方的に引き上げていたならば、アメリカも無理難題を吹っかけてくることは出来なかったはず。国内法ではあるが、中立法に縛られているアメリカからの宣戦布告はできなかった。
94日本に外交なし:2001/05/20(日) 15:20
「戦争とは別の手段をもってする外交である」(クラウセヴィッツ)
「戦争とは血を流す外交であり、外交とは血を流さない戦争である」(毛沢東)
日本には国家としての戦略が全くなかったといってよい。関係各国の思惑通りに動かされてしまったため、日本にとっては全く意味のない、しかし自衛のために戦わざるを得なくなってしまった。純軍事的には精強だったが、外交にはみるべきものはなかった。また、軍事的な強さも主に叩き上げの下士官によるもので上層部の戦略判断は決してすぐれたものではなかった。元勲といわれる明治維新を経験した世代がいなくなった後は、指導的立場の人間で大局観にすぐれた人たちが日の目をみずに終わるようになった。なにやら今の日本の置かれている状況に似ているとも言える。
95まとめ:2001/05/20(日) 15:20
戦後の日本では、このようなことは長らくタブーとされていた。戦勝国にとっては、あの戦争はあくまでも日本の軍国主義のせいでなければならなかったのである。日本はアメリカの覇権を受け入れることで、沖縄と小笠原を返してもらったが、自立することは許されていない。また、進歩的文化人と呼ばれる親ソ派、親中派が幅を利かせていた。それらの教授に指導された官僚どもが今の日本を動かしている。かれらは狭い世界で生きている人間であり、現実の社会を知らない井の中の蛙である。中国、韓国に対する土下座外交などその極みであろう。歴史教科書問題もその文脈でとらえる必要がある。自分たちの国に誇りを持ち、自ら国を守る気概を失った今の日本人及び日本国に、はたして未来はありやなしや。
96 :2001/05/20(日) 15:36
”悪の論理””新・悪の論理”倉前盛道 著
「地政学入門」曽村保信著
地政学関連の本は絶対に読め かつて左翼が必死になって地政学を批判したことがあった
それは地政学が一般に浸透したら日本の左翼は絶滅の危機に瀕するからだ
地政学の本には左翼の手のかかった糞本も多い
上の物は間違いなく良書 古本屋を漁れ
「海上護衛戦」大井篤 学研M文庫
既出だが絶対に読むべき これ読むのは国民の義務にしてもいいだろ(w
97163:2001/05/20(日) 16:11
何だかんだ言っても結局中国は昔の問題たくさん引っ張り出してきて
日本から金とってるんじゃないの?
金取るために昔の問題いちいち出してきてもらっちゃあ
なんか腹立たしい。
98名無しさん:2001/05/20(日) 16:15
>>97
それも外交であると心得るべし。
それに乗る日本の方が悪い。
99名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 16:27
>>88
フィリピンは独立決定していたけどねー。
ルーズベルト大統領時代のアメリカは、ここに書いてあるような覇権政策は特にとってなかったと思う

>>89
あってるかもしれないけど、占領される寸前だったイギリスの思惑なんて日本の話には、ほとんど関係無し

>>90
ほぼ、賛同。ただし中国共産党の陰謀史観にそまりすぎ。

>>91
関東軍はソ連には勝てないでしょ。兵器の差がありすぎる。たとえ、ソ連の主力部隊が西部戦線に向けられていたとしても勝てない。だいたい、シベリアは広すぎる。

後はほぼ賛同だが、ちょいと軍部の責任を過小評価しすぎではないか?
100名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 17:45
軍事板に『戦争体験』って名前の優良スレがあるはずですが、
一見の価値はあると思います。リンクしないですまそ。
10188-95:2001/05/20(日) 23:32
>>96 「悪の論理」は名著ですね。すぐにレスがついてぴっくりしました。
>>99 88-89 ABCD包囲網が何故出来たのかということです。
   90 中共は目先のことだけを考えて日本軍を挑発した。結果としてこうなったということ。
   91 ノモンハンではソ連の被害も大きかった。勝てたとは思わないが、日本の脅威がなかっただけでもソ連には大きな助けとなった。

   軍部の責任は当然重い。戦後の日本が反省すべきは、このような官僚の独善性にあり、これはそっくり同じ失敗を今でも続けている。
102名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 23:34
103名無しさん:2001/05/20(日) 23:35
>> 「ZDNet テクノロジー最新ニュース」(1i0n Crew)
techjob.zdnet.co.jp(ZDNet IT関連就職情報 - TechJob / ソフトバンク・ジーディーネット株式会社)のサイトが また クラックされています。

http://techjob.zdnet.co.jp/ cache (google.com)
mirror > techjob.zdnet.co.jp Defaced by: H.U.C IP: 202.212.143.4 Webserver: Apache/1.3.6 (Unix) mod_perl/1.21 mod_ssl/2.2.8 OpenSSL/0.9.2b OS guess: Unknown (alldas.de)

5/20 mirror > techjob.zdnet.co.jp Defaced by:1i0n Crew
5/16 mirror > techjob.zdnet.co.jp Defaced by:1i0n Crew

Linuxを標的とした新たなウイルス「Lion」(ZDNET)3/24
増える攻撃,それでもセキュリティホールを塞がないのはなぜ?(1)(ZDNET)1/29
増える攻撃,それでもセキュリティホールを塞がないのはなぜ?(2)(ZDNET)1/29
104>1:2001/05/21(月) 00:41
いろいろろ本はあるが、いきなり太平洋戦争関係の本を読むと、イデオロギー色が
強い本に当たると不幸な結果になる危険性がある。
まずは、こういう本を読むのも一興かと。

データベース 戦争の研究―ひと目でわかる現代軍事の基礎知識
ISBN:4769808941 光人社
三野 正洋・深川 孝行【著】

戦争とは、軍備とは、軍隊とは!?軍事についての疑問点、問題点をわかりやすく冷厳に解きあかす。
ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下は正当であったのか、また、国際法で戦争犯罪を裁くことはできるの
か!テレビや新聞などのマスコミで報道されつつも議論されずにいる“戦争”を正しく知り、なくすた
めの基本書。

第1部 「ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下」をめぐる問題
第2部 憎悪と悲劇の連鎖
第3部 大国の力の倫理
第4部 国防をめぐる問題
第5部 戦争の止め役たちの戦争
105本ではないが・・・:2001/05/21(月) 03:58
http://www.ah.wakwak.com/~nishida/mokuji.htm

「親子で訪ねる横浜大空襲」

*昭和20年5月29日に何があったの?
*多くの犠牲者を出した黄金町付近を親子で歩きます
*横浜空襲を体験された方の声
*市内に残る戦争の痕跡に触れてみましょう
*日本各地の空襲を研究されている方のリンク
106名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 05:43
戦争は単に政治の手段のひとつにしか過ぎません
  戦わずして有利を得るのが、最良の政治
  戦って有利を勝ち取るのが、2流の政治
  戦って負けたら、3流
  戦わずして負けたら、下の下の下

右とか左とか、そんな概念は瑣末な事柄です
未来ある世代には、できるものなら・・・・・
戦わずして有利を得られる政治とはどういうことかを
過去の教訓から学んでいただければ、と願います
107名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 06:43
「新聞は戦争を美化せよ! 戦時国家情報機構史」山中恒(小学館)

朝生で宮崎哲弥大先生が推奨された本です。
新聞が戦争を「煽る」に至った経緯や、戦争の理由に関して、
戦後になってからの後講釈の言葉でなく、
当時の言葉でどのように正当化されていたかを知ることができる。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 23:16
「若き将軍の朝鮮戦争」ペク・ソンヨップ著は読むべし。
「日ソ戦の再来」と言われた、朝鮮戦争を20代で指揮した韓国将軍の自伝。
ノモンハン、8・9侵攻と負けつづけた日ソ戦だったが
この戦争で初めてリベンジを果たした。
陸軍士官学校にの同窓生で作られた韓国軍がソ連仕込みの北朝鮮軍に勝ったことで、
「火力の支援が伴った大和魂」が通用するという、貴重なケーススタディを日本にもたらした。
自衛隊もこういう戦い方をすればソ連に負けない、という自信を持てたはず。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 00:22
フィクションものの小説ですが、山崎豊子の「二つの祖国」。泣ける。
めちゃめちゃ泣ける。その上、東京裁判に関してはかなり性格に描写
されてて勉強にもなる。楽しみながら学べるという点で傑作です。
内容は、日系アメリカ人が、一体自分の祖国とはアメリカなのか日本なのか
葛藤しながら、アメリカ人として闘い、戦後東京裁判で通訳をするといった
内容です。東京裁判は実際に映像でも見たことあるんですが、ブレークニー
弁護人にはかなりショック受けました。あの時代のあのアメリカにも良心的な
人は結構いたんですね。
110名無しさん@お腹おっぱい。:2001/05/22(火) 00:32
111>109:2001/05/22(火) 01:07
17〜18年前の大河ドラマは、「二つの祖国」が原作だったよね。

ちょっと違うかなぁ〜って感じもあるが、いい本だと思うよ。
112名無しさん@お腹おっぱい。:2001/05/22(火) 01:18
昨日買ってきました。文庫になったばっかり。

「人間はなぜ戦争をするのか」   日下公人(三笠書房)   552円+税

戦争についてじっくり考えましょう。
113名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 07:51
>>9
に1票。Yahooの軍事にスレ立ってるよ。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 11:49
>>29 の、
>太平洋戦争は、東インド会社から始まる帝国主義植民地分捕りレースの
>ファイナルだったと長い目で見た方がいい。
に同意。

事実をなるべく多面的に認識することから高い見識が生まれ、
それがなきゃ国際的な相互理解も日本の外交戦略も生まれないと思う。
115名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 11:54
アメリカの戦争を支えた大学
MIT の建物群の一つに 「第 20 ビル」 というのが最近まであった。1998 年に取り壊され、今は建て替え工事が行われているこのビルは、1943 年に仮の実験棟として急いで建てられた。

 建設を急いだのは「戦争」のためだった。当時は第 2 次世界大戦が始まったころで、アメリカはドイツや日本と戦うための武器開発に国力の多くを注いでいた。武器の技術開発は大きな大学に委託する方針がとられ、アメリカ屈指の工科大学であった MIT にも連邦政府からの資金が流れ込み、大学の規模は戦争中に急拡大した。1861 年に産業技術専門の私立の単科大学として設立された MIT は、これを機にアメリカの武装を支える国家の大学へと変身した。

http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=010521tanakanews&vf=1
116ヽ(´_`;)ノ:2001/05/23(水) 20:48
>>155
まあ日本における産学協同の実体はお寒い限りだったのに比べると「すごい」ことだよね。
それどころか日本の場合、陸軍と海軍とで縄張り争いなんぞしてさらに詰まらないことに
なっていたのだから・・・
アメリカでは、軍隊嫌いだといわれていたアインシュタイン博士でさえ、「魚雷を効果的に
爆発させるためのアイデア」を海軍に手紙でよこしたり、研究所には「カネを惜しむ間抜け
はいらない。時間を惜しめ」という掲示がされ、とにかく軍・産・学の三位一体となった
軍事技術を発展させていた。
日本は、研究所の研究者を徴兵で軍隊にひっぱったっていったり、予算を満足につけなか
ったり、姿勢に一貫性がなかったのが明らかになっている。
まあだからこそ、架空戦記に出てくるような新型兵器は、まず出てくる可能性は0だった・・・
何しろ、学者を大事にしないし、学者と用兵担当者との交流もほとんどなかったというのが
太平洋戦争に限らず日本の戦争全般での軍部の態度だった。
これで総力戦など勝てるわけはないのだが、50年も経つとノーテンキな事を言うのも
増えるわけだ。
117>1:2001/05/24(木) 00:04
118名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:33
雲の墓標
戦艦大和の最後
などいいぞ
119とほほのほ:2001/05/24(木) 01:15
戦争は、外交目的を達する為にするのだから、戦争以前に外交が無いといけない、
で、日本には外交らしきものはあるが、外交って本当にあるんですかねー、
また、外交目的があって、それを達成する事が外交なら、達成すべき外交目的は
何?仲良くお友達でいましょうねってか、そんなあほな事今時小学生でも
いわんなー。目的が無ければ行動も無しって真実。
120ななし:2001/05/24(木) 01:33
同盟を組む国を間違えたな。
121>119:2001/05/24(木) 02:27
本質を突くいい指摘だ。
122害務省:2001/05/24(木) 11:09
外交へただもんね。大きなプランも持ってないし。
123名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 23:18
>>122
大きいプランなんていらない。
身の丈にあった、国家目標を立ててくれ。
世界第n位の大**国だからといって、我々の生活が特によくなるわけでもなし。
それよりは、もっと広い家、もっと安い(相対的)物価、生活しやすい国であって
欲しい。
124名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 23:23
コレ以上住みやすい国も無いと思うが?
125名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 23:24
>>123
国内の政策ならまだしも
国家目標なら、”世界第n位の大**国”に合わせた目標ってのが
身の丈にあった目標じゃないのかな?
1261です:2001/05/24(木) 23:49
1です。
すぐdat化されるだろうと思い、12番ぐらいまでチェックして、あとは
ニュース議論板自体から遠ざかってました。(多忙だったせいもありますが)

でも、今日見てみたら、120以上ものレスがついててびっくりです。
決して遊び半分ではないですが、ここまでマジに書いたスレに、
こんなにいっぱいマジなレスがいっぱいつくとは思ってませんでした。
今まで多少2chを見下してた部分もあったんですが、捨てたもんじゃないな、
と思いましたよ。板にもよるんでしょうけど。

この場でたくさんの人に、いろんな本を紹介してもらいましたが、
さすがにこれだけの量を読むのはかなり時間がかかりそうなので、
この中から、手に入りやすく、興味を引きそうなものから選んで
読んでみます。ありがとうございました。
ちなみに、俺が既に読んだことのある本は、>>67さんの、ジパングだけでした(w

何冊か読んで一区切りをつけてから、また書き込みにこようと思います。
手始めに、>>51さんが誉めてるので、>>50さんの2冊と1シリーズから読もう
かな、と思います。


あ、あと自作自演臭いって言われましたが、そんなことはないので。
マスコミ関係だなんて、とんでもないです。一介の高校生ですよ。
127名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 00:02
128雑木林です:2001/05/25(金) 00:09
「海上護衛戦」大井篤志 学研M文庫
内容は軍事版に同名のスレットがあるのでご覧あれ
129>124:2001/05/25(金) 00:30
住みやすいが、家が高過ぎるな、つうか土地か。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 00:41
「読んでびっくり 朝日新聞の太平洋戦争記事」  リヨン社

図書館に行けば見つかる。大きさはB5版

今図書館から借りて、手元にあるが、歴史資料としての価値もあるぞ。

もちろん、マスコミ版から来ている朝日嫌いの人には泣いて喜ぶ資料だ
131名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 00:53
「機動戦士ガンダム」富野由悠季
132名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 00:56
小林よしのりの「戦争論」がでていない気が……。
柔らかくって、読みやすくって、包括的に理解できるって点では
評価できると思われ。
133>130:2001/05/25(金) 01:19
違法ではあるが、個人利用のためにコピーをとっておけ。
図書館のこの本は何故か紛失してしまうそうだ。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 01:40
戦史叢書とモリソン戦記をageとこう
135リトルボーイ:2001/05/25(金) 21:41
>106
>116
秀逸と思う。

>132
レベル低すぎるよ。引用文学(漫画)のシナリオが腐っている。現実を直視せよ。

架空戦記では、技術面、国家及び軍の体質、補給線、等について、まともに
かかれているのは、谷甲州の「覇者の戦塵」シリーズ10数巻がよい。
どれだけ情けない組織だったかが、端的に示されていて秀逸。

あと、「英霊」という言葉が、どのような人物により、どのような目的で
発せられているかということを認識しておく必要がある。
政府及び軍首脳部等の「無能」と「無責任」と「無計画」がもたらした結果、
その「無駄死に」に対して、「責任逃れ」の逃げ口上としてあるということ。

「銀河英雄伝説」を一通りみると、戦争を行うものやその言説を行使するものの
体質が、浮き彫りにされている。
初心者向けに、エンターテイメント性もあるので、おすすめ。
136名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 21:53
「銀英伝」は国家を無理に否定しすぎ。
「国家が滅びれば人権など吹っ飛ぶ」という当たり前の事実を故意に
無視しているとしか思えない。
あとヤンがよく言う「戦争を唱える人間は前線に出ろ」にしたところで
旧日本軍が軍の外からの異論封殺に使った手法と同レベルだよ。
137うんこ丸はちべえ:2001/05/25(金) 22:12
第一次世界大戦のときからアメリカの勝利は決まっていた。アメリカは中国侵略に出遅れた。だって中国から遠かったんだもん。
苦し紛れに「ジョン・ヘイの三原則」…これ以上中国分割はやめようよ。という姿勢を打ち出した。
これは、早い話が、(アメリカもふくめて)列強は武力をできるだけ使わず、経済的に中国を侵略しようよ。という作戦。
これがその後のアメリカをどう変えたかは中学生でも想像がつくはず。
全体的にやんわり経済的に侵略し、ここぞというときに武力を使うという戦法が正しいことをヨーロッパが知るのは第一次世界大戦、ヨーロッパ全土が灰になったとき。
「科学は進歩しすぎた。武力は割にあわない。アメリカのやり方がうまいらしいぞ。」しかし、日本は最後まで気がつかなかった。

そのわけは…

例をあげるなら、伊藤博文はロシア・アメリカと交渉してました。
彼は、朝鮮人から出来るだけ、血の1滴でもしぼりとれ。と思っていたが、まさか「併合」はしたくなかった。
ロシア・アメリカ・列強の怖さを知っていたからである。伊藤博文が暗殺で倒れ、そのほかの外交を知るものも国内で暗殺に倒れたり、失脚したりして
日本の外交は急速にアホになっていたのはかなりの事実。時代遅れの軍人外交がまかり通るようになる。

そして、戦争が終わっても…

戦後陸軍がヒステリックで野蛮で残虐でどうしようもないアホアホ集団だったというのは海軍の戦後工作によるもの。
海軍も負けず劣らずアホアホ集団だった(日本の空軍力がガタガタになったのは海軍の新技術に対する態度のせい。対して陸軍は「難しいことはワカラン」とかなり自由に設計させていたようだ)
だから、戦争が終わっても海軍が考えていることは「うーん、なんとかして敗戦後の日本を海軍が支配したい!」ということ。
戦前から裏の世界の戦争が得意だった陸軍VS海軍の争いは敗戦前夜〜敗戦処理時にかけてかなり白熱。その熱心さを対アメリカ戦に生かしてほしかったぐらいだった。
結局なさけない陰謀合戦は海軍が勝利。陸軍は「バカ軍団」のレッテルを貼られた。のだが、まずいことに外国にもそのレッテルが広まった。つまり「日本軍」=「バカ軍団」というレッテル…いや、日本人の島国根性による十字架を背負う破目に…
138名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 22:15
海軍知能犯
陸軍強行犯
139うんこ丸はちべえ:2001/05/25(金) 22:23
「アレン中佐のサイン」別に読まなくてもいいよ。

大学を出て国際法をちゃんと知っていて頭の良い、
しかも武士道に忠実な日本人の大尉がオランダ捕虜を
自分は「武士」として、相手を「騎士」として
「国際法にのっとり捕虜の命を保証するぞ!」とがんばる様子がかなり詳しく
(物資がないときの雨漏りの解決法。現地の習慣(うんこを水で洗う)が身についたオランダ兵のトイレをどうしようか などなど)書いてあります。
140あげてみましょうか?:2001/05/26(土) 22:46
永井荷風『断腸亭日乗(下)』(岩波文庫)

昭和16(1941)年  五月十一日 日曜日 晴れ。
薫風颯々たり。夜銀座に飯す。頃日耳にしたる市中の風聞左の如し。
一、角力取(すもうとり)の家にはいづこも精米無尽蔵なり。南京米など食ふものは一
人も無し。精白米は軍人の贔屓客より貰ふなりといふ。
一、五月八日戦死兵士遺族九段招魂社に招待せられし時偕行社にて出したる料理は西洋
食にて肉多かりし由。市中は八日の禁肉当日なるにここのみは酒池肉林の荘観を呈した
り。また歌舞伎座へ遺族を招待せし時、食堂の掃除人折詰弁当の空きたる箱折また紙包
の類をかき集め一時にこれを料理場のストーブに押込み燃せしに、煙突より火焔吹出で
たり。付近の消防署にては、火事と思ひポンプを急送する中、煙突の火焔は消え失せた
り。市中の夕刊新聞この事を記載せんとせしに、招魂社招待の饗宴当日の事はその場所
を問はず、一切報道することを禁ずる由軍部より差止めになりたりといふ。


>>50氏がすでにこの書をあげて居られますが、本分より一部引用。
この手の”戦時下の都市伝説”の他にも、「この土地にて口舌を以てする事を
スモーキングといふ…」云々などと、当時の風俗(フーゾク)情報まで伺い知ることができ、
下世話なネタが大好きな2ちゃんねらーには堪えられない作品となっております、はい。
141リトルボーイ:2001/05/27(日) 00:57
>137
海軍の謀略の話は、何か推薦図書はあるの? 推薦希望

確か硫黄島で散った陸軍士官は、文武に優秀な人物だったと聞いたことがある。
陸軍が馬鹿だったのは事実だが、海軍もアホだったというのも外せない事実だ。

それに陸軍内部にも僅かながら優秀な人物がいたという話は、硫黄島の件で知った。

他に、戦績ではなくて、当時の現状認識や私案のレベルで優秀な見解を持った
人物を知りたいが、人物名と書名希望。>137

>136
国家に拘泥する必要はない。社会的な仕組みがあれば国家と呼ばなくとも別に存在は可能だ。
もっとも、優れた外交能力がなければならないが。政府レベルも民情レベルも。
142名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/27(日) 06:10
age
143名無しの笛の踊り:2001/05/27(日) 06:16
俺は戦争を、指導者の視点から地図の上で考えるよりも、
野垂れ死にさせられた一兵卒の立場で考えたいと思ってる。
だから大岡昇平などを読むことは必要だと思う。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 10:50
野垂れ死にさせられ(そうになっ)た一兵卒も
戦後極端に右と左に分かれたからなあ
大岡昇平も批判されたとこ沢山あるしね。
また敗戦国になるのだけは勘弁な。
当時の新聞と戦後間もなくの新聞を
読むの面白い。
145>1:2001/05/29(火) 00:44
146名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:05
大本営参謀の情報戦記 堀栄三 文春文庫

を読めば当時の日本軍がいかに世間知らずで
戦争をしたかがわかります。相手のことも
よくわからず、わかる手だても考えない。
それに自分のことすらも把握していなかった
ということがよくわかります。これでは戦争に
勝てるわけがないということが思い知らされる
一冊です。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:13
>146
そういう話しをいままで聞かされて我々は育ってきたわけだけどさ、意外と当時のエリート軍人達はアメリカの力、わかってたんじゃないかな。対米開戦反対派の山本五十六もやるんだったら奇襲しかないって思ってたわけだし。ひたすら特攻くりひろげれば相手が怖くなって引くんじゃないかって考え方も一理あるよ。アメリカは引かなかったけど。いまの日本が北○○から特攻攻撃受けたら、負けちゃうんじゃないかな。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:44
話題の「新しい歴史教科書」が六月四日に市販されます。
定価は千円だそうです。

韓国、中国などの外交ルートによる非常識な圧力に屈することなく、
この日本人による日本人のための、そして未来のための教科書を熱く
支持しようではありませんか。

そして、いっそ、この「新しい歴史教科書」を一人一冊、身銭をきって
購入し、派手にベストセラーに押し上げようではありませんか。

「新しい歴史教科書をつくる会」の公式HPは下記の通りです。

http://www.tsukurukai.com/
149名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 02:00
>1
23歳の男です。僕は歴史の教科書(山川出版などメジャーどころ)の知識(?)を踏まえた上で、
前出の渡部昇一や小室直樹の本を読んでみればよいと思います。ただ、この方々は
サヨクの人から「ウヨクだ」といわれていた?と思うので、サヨク系の方の
著作も読んでみてください。そうじゃないと比べられないしね。
僕は「日本人」として渡部氏らの考え方により共感しましたが…
過激右翼に見られる「外国人がどうでもよい」というのではないので誤解の無い様に。

戦争に関する難しい本がたくさん紹介されていますが、当時の時代の雰囲気を知る
という点では、
星新一の「夜明け後」「明治時代の人物史」なんかが読みやすいかと思います。

戦争がどうのこうのとなると、事実の確認から入ってちょっと抵抗があるなと思うので。
これは新潮の文庫ですが、星氏自身はショートショートSFの書き手です。(僕はファンです)
直接、戦争の真実を紹介するものではないのですが、「当時(明治大正昭和20迄)の人」って
こんな世の中や考え方だったんだなと想像するのに役に立つと思います。
歴史は物語だから、戦争の直接的なものだけではなく、こうした時代背景的なものも合わせて読むと
より理解が深まると思うので紹介しました。
150149:2001/05/29(火) 02:10
>146、147
分かってなかったのは「陸軍」だと、死んだじいちゃんが言ってました。
じいちゃんは海軍だったらしく、インドネシアのアンボン島に行ったそうです。
「海軍は色々な国に接触して知っていたから戦争したらどうなるかわかっていたんや」
と述べておりました。山本五十六も海軍ですよね?(詳しくは憶えてない スマソ)
151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 02:26
近代天皇制イデオロギーの根幹を成す皇国史観は、薩長土肥の明治政府によって悪質
なプロパ
ガンダに利用されましたが、その本質は、「西日本=善玉、東日本=悪玉」という構図に
あります。
 それは、日本史が朝廷を中心とした近畿とその影響下にあった関東をはじめとする各地
方の呪われた歴史だったからです。


 皇国史観で善玉とされる人物で西日本と関係が深い人物には、
中臣鎌足、和気清麻呂、坂上田村麻呂、日野資朝・俊基、名和長年、楠木正成・正行、
豊臣秀吉、加藤清正、大石内蔵助、吉田松蔭、桂小五郎、高杉晋作、坂本竜馬、大久保
利通などがいます。
 それに対して、皇国史観で悪玉とされる人物で東日本と関係が深い人物には、
平将門、源頼朝、北条政子、北条義時、北条高時、足利尊氏、徳川家康、
柳沢吉保、近藤勇、土方歳三、松平容保、河井継之助などがいます。
 高慢な西国人(西日本人)がつくった明治政府は、皇国史観によって、我々東国の
先人達を東国人として宣伝し、国民にそう吹き込みました。
 我々東国人(東日本人)も、いつのまにかそれに洗脳され、郷土の偉人達を東国人
だと思い込まされて来ました。
 これは我々東国人(東日本人)を侮辱するものに他なりません。
 これを読んだあなたが東国人(東日本人)であるならば、こんなデタラメな日本史の
復活を、絶対に許してはいけません。

152リトルボーイ:2001/05/29(火) 14:33
146氏の言うとおり、日本の組織(軍・官僚・政治家)のいい加減さは、
今の日本と同じく致命的状態だった。

何をなすべきかは、今の日本人の中(官僚・政治家も含む)に認識として存在するが、
それを組織として実行する段階の認識に引き上げることができない。

海軍・陸軍にも、一部にいても、現在のモリヨシローとか、ノナカやカメイなどの
目先の利益に走るボトルネックが存在して、開戦を避けることができなかった。

>150
山本五十六は、海軍次官(?)としては優秀で開戦反対を唱えたが、
結局、海軍首脳部を追われて、実戦部隊に左遷され、政策決定の場からはずされた。井上成美も同様に。

山本は、開戦はダメなのが分かっていながら、自分の職務にかかわる事柄のみに
思考を停止させて、ギャンブル癖からパールハーバーの奇襲へ突き進む。
アメリカの国民世論が厭戦気分であったのを、アンフェアな攻撃で
リメンバーパールハーバーへ世論を導いてしまった。
真珠湾作戦にではなく、開戦阻止に命をかけることができず、無能をさらした。
下記の図書に詳しい。おすすめ。

徳間文庫
凡将 山本五十六 生出寿【著】〔オイデヒサシ〕 徳間書店
1986/08/15出版 286p 15cm(A6)  ISBN:4195981263 \476
153ヒロヒトMm2-L.himeji-du.ac.jp[c83205.tctv.ne.jp]:2001/05/29(火) 14:35
過去のことなんてわすれよう
154ヒロヒトc83205.tctv.ne.jp:2001/05/29(火) 14:36
戦争体験者もみんな死ぬんだからどうでもいいよ
俺には関係ないけど

陛下は神であらしゃります
155ヒロヒトc83205.tctv.ne.jp:2001/05/29(火) 14:37
真実なんてどこにもないよ
156ヒロヒトc83205.tctv.ne.jp:2001/05/29(火) 14:38
志半ばで戦争を中断しただけです
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 14:38
うちは移民の一族だった。
 古くからカトリックの信徒でありキリスト教会との縁が深かったことなどがあり、教会からのすすめや諸々の事情で、中国大陸や朝鮮半島、台湾などへ盛んに出かけて行った。
 侵略者の一族だったのである。
 現地での耕作地として買い入れた土地は、もともと現地の人々から奪い取った土地であり、そこでの大本の所有者と正当な取引によって売買されたものではなかった。
 親族のひとりが、もともとの土地の所有者であったのか、それとも丸で別の場所を所有していた誰かに逆恨みされてか、耕作中に現地の人間に襲われて殺される事件があった。
 一族を震撼させた恐ろしい事件で、親族たちは現地を恨んだ。しかしこれは敵討ちの意味を含んだ殺人だった。恨むにしても、心中複雑なものがある。
 敗戦後、親族たちは土地を失って日本に帰国した。危険な旅だったようだ。
 植民地での暮らしには、忌まわしい出来事もあったが、そればかりではない。楽しいこともあっただろうし、そこで新しい世代を生んできている。結局現地に残った者も少数だがいた。祖母は現地で亡くなり、墓はそこに残されたままだ。他にもそのような者はいた。もともと遺骨に拘りの薄いキリスト教徒の一族ではあるが、慕わしい人々の墓所が遠い場所へ残されるのには、それなりの苦しみがある。敗戦のために全財産を失っていた。さまざまな想いを残しての敗走となり、決着のつかない恨みや怨念に似た何かが悶々と日本海のむこうに尾を引いていたのだろう。
 ここまでであれば、話は複雑な問題を抱えた過去への追憶として済んだ。
 しかし問題はまだ続いていた。
 私が生涯の伴侶として選んだ相手は在日韓国人だったのだ。
 べつに彼が在日韓国人だから好きだったわけではない。好きになったあとに、そうだと知ったのだ。偶然である。
 因縁めいたものを感じる。
158ヒロヒトc83205.tctv.ne.jp:2001/05/29(火) 14:39
従軍慰安婦に性病を移されたのだけは真実である
159氏名黙秘マン:2001/05/29(火) 14:41
石原氏「韓国の朴正煕大統領がこんな話をしてくれました。(中略)日本がその統治下で義務教育制を敷いたことで、朴少年も学校に通うことができた。(略)日本は朴少年のような存在にそうした機会を与えた。 「日本人は名前を変えろとか生意気なこともやったけれど、私はおおむね彼らは公平にやった」と朴大統領は述懐していたわけです。」
160こんな本は:2001/05/29(火) 22:07

93氏に同意。

こんな本はいかがでしょうか。
当時の市民がどのような生活をしていたかというようなことを私も知りたくて,いろいろ本をあたりました。
永井荷風,ロッパの日記もいいのですが,もう少し庶民的ということで,

戦中派虫けら日記(筑摩書房)
戦中派不戦日記(講談社文庫) ともに:山田風太郎

木佐木日記(現代史出版会)


当時のアメリカ人が書いた本で,日本を分析したもの(まちがいもありますが),
日本の粘土の足;迫りくる戦争と破局への道(日本経済評論社):フリーダ・アトリー

あとは基本的なところでは,
昭和の歴史;全10巻(小学館ライブラリー)

いろんな解釈ができると思いますが,自分なりに納得がいくよう,頑張って下さい。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 22:16
「太平洋戦争こうしたら勝てた」って本があったな。
若いんだから前向きに分析してるのがいいと思うよ。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 22:25
>>161
勝つのは不可能だということは当時の軍部もわかっていた。
そんでもって、「アメリカ国内の嫌戦ムードに乗じて講和に持ち込む」ということは可能と考えていた。

だから、どうしたら勝てたかじゃなくてどうしたら講和に持ち込めたかってことを考えるべきだと思う。
163名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/29(火) 23:24
日本が講和しようとしている情報を知っていながらアメリカは原爆落としたんだ。
二個も。しかもそれぞれ違う種類を。
164ヽ(´_`;)ノ:2001/05/29(火) 23:32
>>163
もちろん、日本が密かに講話を求めていたのを米国は知っていました。(事も有ろうにソ連経由で)
だけど、ポツダム宣言をしてから「黙殺」と『公式に』言い切ってしまったのは日本の政府です。
165名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 23:34
アホーこの本読んでから言えよな
勝てたんだよ
空母全部沈めたら作り直すのに当時はだいぶかかるんだよ
飛行機も長く飛べないから完勝なんだよね
166名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 23:38
>>165
「この本」とやらを要約してくれよ。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 23:42
アメリカは、カサブランカ級護衛空母を50隻作った
エセックス級世正規空母も15隻戦時中に完成させた
ボーグ級護衛空母もある

航空機は30万機作った
航続距離ならアメリカの飛行機は、なかなかのものだ
防弾と航続距離を両立させている。
168名無しさん:2001/05/29(火) 23:44
坂井三郎さんの伝記だか自伝だかを、
小学校の時読んだことがある。

あれは、日本男児のバイブルだ。
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 23:52
「大空のサムライ」は前田明が中学の時読んだと言ってたんで読みました。
面白かったです。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 00:03
「太平洋戦争こうしたら勝てた」じゃ
私はこうして合格したみたいなウソ話じゃないぞ
171名無しでGO!:2001/05/30(水) 00:07
マンガだが「ゼロの白鷹」by本宮ひろし
172名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 00:17
>>170
 何度もこの手の本が出ているけど、>>167 みたいなことがあるから
普通で考えるとちょっと無理っぽいなー。なんとかアメリカに本気を
出させない方法を考えないと。でも、山本五十六も他の参謀も皆、
「必ず全面戦争になる」って言っていたし、そう考えている事自体、
勝ち目がないって事だと思うよ。
173146:2001/05/30(水) 00:28
もちろんアメリカの力が強大だということは
認識していたと思います。大本営情報参謀で
あった堀氏が日本軍を情報力という視点から
論じています。一番象徴的なのは対米戦に
あたって大本営の対米情報部門はわずかに
20人かそこらしかいなかったそうです。
これでは情報の収集力や分析力に限界があります。
戦略や作戦のもととなる情報力がこの程度では
勝てるわけがありません。
174167:2001/05/30(水) 00:28
日本が戦争中に就役させ、まともに戦うことができた大型空母は
大鵬のみ。
戦艦改造空母の信濃、雲竜級中型空母
どちらも、遅すぎた。

アメリカが宣戦布告した時点で、日本の負けは100%決まり
片手間で対日戦やっていたアメリカに勝てるわけがない。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 00:35
>>173
 ようやく手に入れた肝心の情報も日本軍は「信じたい情報だけ
を信じた」のであって、まともに情報を運営できないんだよねー。
信じたくない話は信じないってのは今でも通用するぞ、ここの板
でも結構みるしね。

 というわけで、次の本がおすすめ
日本軍の小失敗の研究 光人社NF文庫 三野正洋
続日本軍の小失敗の研究 光人社NF文庫 三野正洋

 ノモンハンでは日本にいたスパイ・ゾルゲの情報をソ連は最
大限に利用して、信じられない位の大兵力を一気に集中できた
からねぇ。情報の使い方が違う…(でも、スターリンも結構失
敗しているんだけどね)
176名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 00:49
ノモンハンの説明で判で押したように出てくる「ソ連軍の機械化部隊」の「機械化」がよく分からん。
よーするに戦車がいっぱいいたってことなのか。
177ヽ(´_`;)ノ:2001/05/30(水) 00:49
>>165
まあ、日本の補給線は長く伸びきり、しかも物資補給の船に対する護衛という考え方は
敗色濃厚になるまでほとんどなかったからねぇ。
石油はインドネシアで捨てるほど作ったが、油槽船が全滅でどうにもならんかったし、
飛行機作ろうにも軍艦作ろうにも鉄鉱石運搬船も無くなってしまったし。
これで戦争に勝とうというのは土台無理。
178にょ:2001/05/30(水) 01:11
既出かな、、
「アメリカの鏡・日本」"Mirror for Americans:JAPAN"
(ヘレン・ミアーズ著)メディアファクトリー

GHQの労働局諮問委員会のメンバーの一人が描いたアメリカ人の視点から
明治維新から太平洋戦争までの日本の変遷をバランス良く描いてある。当時
日本で出版をしようと考えたが、GHQの検閲により出版できなかった。
「作る会の教科書」の詳細版って感じかな、当時の列強諸国の政治論理が良
く書かれている。太平洋戦争が「侵略大国日本」に対する正義の戦争などでは
なくて、単なる経済戦争だったことや、満州国に対する列強の非難が人道的な
見地から行われたのでは無く、単に支那に於ける権益獲得の争いであること、
さらに米軍の日本の占領政策が、日本国民の為ではなく、最初は、日本経済を
如何に効率的に破壊するか、如何に日本を弱小国にするか、に重点が置かれて
いるか、という本書の視点は非常に興味深い。
労働局諮問委員だから、共産主義系の主張なのかな?と思って読んだけど、
戦後の満州の処遇をめぐる権益争いに触れている点や、不可侵条約を破棄した
ソビエトの欺瞞を見抜いている点から、バランスは取れている。
ほんと、この本読んで、目が覚めた、、国際政治の場では、勝ったもんが正義。
人道的にどれほど正しくても、負けたら残虐な悪役になるんだなって。(ワラ
179名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 01:15
要するにあの戦争は、日本が自分の権益を守るという当時どこの国でも行っていた、
あるいは当然とみなされたことをアメリカが許さず、蒋政権に莫大な援助をし、日本の
街を原爆と焼夷弾で破壊して、日本を徹底的に潰そうとしたものだね。
180ヽ(´_`;)ノ:2001/05/30(水) 23:25
>>179
のような幼稚な自己弁護議論を堂々と大の大人が言っているところに日本の敗戦の根の
深さがあるようだ。
確かに植民地戦争(の最後)という見方も成り立つ余地はあるけど、もはや植民地が
ペイしないという現状は読みとれていたし、ポーズとしても日本は「欧米列強の支配を
取り除いて大東亜共栄圏の樹立をめざし」てたのならば、たかがちっぽけな権益
(「平和に」中国を商売相手として貿易をやった方が遙かに儲かったのだが)など
そっくりそのまま寄付してもよかったのだ。100万人の軍隊を送ったところで、
原理的に言っても中国大陸においては、1人の兵士で10平方キロの面積を制圧
しなければならない・・・算数が出来れば不可能なことは分かり切っている。
当時の日本人でさえちゃんと考える人なら考えていた・・・・
「石橋湛山評論集」(岩波文庫)などBook Offで100円で買えるが、せめて
これぐらいは読んでおいて欲しい。
181名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 23:31
松本零士の戦場マンガシリーズ
182ヒロヒト:2001/05/30(水) 23:33
独逸と露西亜が組んだら
世界征服も夢ではないかもね
183塩爺:2001/05/30(水) 23:33
あんまり本よんどったら、現実と区別なくなってしもうて、
勘違いしてまうさかい、程々にしときなはれや。
もうよろしやろ。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 00:03
>>176
 そうそう。対する日本はひたすら兵器を持って歩く!リアカー
の類すら使わない!(その理由は「メンツ」なのではないかと言
われている…)当時の平均身長160センチ、平均体重55キロ
の兵士が、40キロの荷物を持って、毎日40キロをひたすら歩
くわけですな。これは歩兵の例だけど、砲兵はさらに重い荷物を
持って歩く!付けた名前は「機動歩兵」
 対するロシアはゾルゲの情報から日本は本格戦闘に移行する気
は全くない情報を得ていたから、最優秀指揮官ジェーコフ(実質
的にドイツを破った名将。スターリングラードでの戦いが有名)
と最新兵器を惜しげもなく投入している…。補給の面では日本の
方が有利なんだけどね。
 ジェーコフは戦後、「日本の兵士や下士官は1流だが、将校は
2流」と言われます。全く同じ事が、アメリカからも言われてい
るわけですね。曰く「兵・下士官は優秀、士官は平凡、将官は愚
鈍」と。要するに士官の教育方針を「勇猛さ」だけに求めたから
そういった状況になってしまったんだろうなぁ。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 00:07
 ま、勝った方が正義ってのは正しいとは思うケド、そもそも
「あの戦争をあの時点であのように始める=必然的に負ける」
なんだから、今更どうこう言っても仕方ないですねー。
186名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 00:12
まあ、最後は神風が吹くと思ってたんだろ。
187名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 00:14
マジレス。
中央公論新社の『日本の近代』全16巻は必読。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 00:27
>>180
>1人の兵士で10平方キロの面積を制圧しなければならない

戦争ってそんな単純な割り算で考えていいのかい?
それに日本は中国大陸を占領しようなどとは考えてなかった。
とにかく資源の確保を目指していたのだ。
内戦状態の「中国を商売相手として貿易をやった方が遙かに儲かった」かどうか
知らぬが、「たかがちっぽけな権益などそっくりそのまま寄付してもよかった」
なんて今だから言えることだ。
189名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 00:47
チャーチルの回顧録を読んだことある人、いない?
190ヽ(´_`;)ノ:2001/05/31(木) 01:14
>>188
戦争って、そんな単純な割り算(というか引き算)で考えるものです。
個々の戦闘なら、6の6ぞろ目振ったような、記録的な少数で多数を撃破した例も
あるでしょうが、戦争は結局どれだけ沢山犠牲に出来るかで決まるものです。

しかも、日本の日中戦争における目標は定かではなかったわけです。
日本国内では参謀本部までが「不拡大方針」を唱えていたにもかかわらず、
現地部隊のかなり勝手な思いこみで戦線を拡大していったわけで、決して
最初から「資源を狙っていた」ということはいえません。

予想外に勝ってしまったので、なんとなく行け行けドンドン、実は泥船・・・
日本は戦争も、経済も、こうやって自滅していったわけです。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 01:17
んなバカな。
192氏名黙秘さん:2001/05/31(木) 01:17
「アーロン収容所」もね!
193名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/31(木) 01:22
「大空のサムライ」坂井三郎著 光人社刊
は泣けるね
194エコロジーなエロジジー:2001/05/31(木) 01:35
>>185
 当時、日本の海軍は明治維新以来負けなしだった。世界最強だった。
 軍部は短期決戦に持ちこんで、有利な条件で講和を結ぼうとしていた。日本が負けたのは、おごりと構造上の欠点からだと私は思う。
195だから:2001/05/31(木) 01:45
この一冊読めばいいよ。

「拝啓 韓国、中国、ロシア、アメリカ合衆国殿」
日本に戦争責任なし
谷沢永一、渡部昇一著
光文社

これを読んで正常な日本人になろう。
196名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 02:17
1さんスミマセン
ちょっと追加質問したいのですが、「日露戦争」について詳しい本って言うのはどういう物がありますか?
197名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 02:19
そりゃあもうアナタ「坂の上の雲」ははずせませんよねぇ。
198名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 03:03
>>195
その本は大変良かった。
知ることが多かった。
199名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 03:13
>>198
トモロヲ風やね(ワラ
200名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 03:22
>>199
プロジェクトX
見すぎ
201>194:2001/06/01(金) 01:43
文春文庫
日本海軍失敗の研究
ISBN:4167401029 鳥巣建之助

海軍はなぜ太平洋戦争へ暴走する陸軍を抑止できなかったか?
明治の建軍以来の歴史をみつめ直して破局に向かわせた真因をさぐる

中公文庫
日本海軍の驕り症候群 上巻 ISBN:4122029929
日本海軍の驕り症候群 下巻 ISBN:4122029937

千早正隆
山本五十六長官の出撃前夜の空白時間、切り取られた宇垣日誌の謎、連合艦隊幕僚
と軍令部の確執、司令部の過信…。
今、明らかにされる作戦当事者の思考と行動。
無敵日本海軍破局の根因を衝く。

序章(ミッドウェー海戦の大本営発表;なぜ“私”という第一人称を使うのか ほか)
第1章 自信から過信へ(晴天の霹靂;開戦3日で主な障害を除去した ほか)
第2章 過信から驕りに(危なかったウェーク島の攻略;ミッドウェーかセイロンか ほか)
第3章 破局(ミッドウェー作戦を強引に承認させた;ドーリットル空襲とその影響 ほか)
終章(最強の機動部隊は壊滅した;惨敗の根本原因)
202>1:2001/06/02(土) 16:09
蒼空(そら)と草原
殺戮の草原葛根廟巡礼記
ISBN:4845510286
大櫛戊辰 崙書房出版
203名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/02(土) 20:51
>>189
 ノーベル文学賞受賞作品ですよね。中学校の時に主に日本の事を中心に
編集したのを読んだことがあります。チャーチルは真珠湾攻撃の報告を聞
いてこの戦争に勝ったと確信するんですが(やはりすごい)、翌朝戦艦プ
リンスオブウエールズとレパルス撃沈の報告を聞いて、大戦中一番の衝撃
を受けます。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/05(火) 00:07
>>152
をいをい、なんだそのトンデモ本は?GF長官が左遷先?
形式上はともかく、海軍大臣・軍令部総長・GF長官は海軍軍人の上がりポストだよ。
開戦阻止に海軍をアテにする時点でダメダメなんじゃないの?

陸海軍は敗戦と共に潰れたが、同じように三国同盟・大陸進出を誘導した
外務省は温存された。今日の日本外交の迷走のはじまり。
205名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/07(木) 01:34
今は亡き、伊丹十三が出演していた「北京の55日」という映画を知っているか?
義和団事件を映画化したものである。
しかし、あの映画は外国で映画であり、主人公は米国将校であった。
だが、史実は違う。北京で防御した各国駐留軍の主力は日本軍であった。
実際に義和団事件=「北京籠城」戦によってその名を世界にとどろかせた柴五郎
の生涯を読もう!

守城の人―明治人 柴五郎大将の生涯
ISBN:4769806027 光人社 村上 兵衛【著】

その生涯に二度「敗戦」の悲哀を味わった風雲児柴五郎―。
十歳のとき会津落城を、そして八十八歳のとき陸軍の最長老として大日本帝国の敗北を…。
政治小説『佳人の奇遇』で文名を謳われた柴四朗を兄に持ち、「北京籠城」戦によって
その名を世界にとどろかせ、賊軍の出ながら大将にまで昇りつめた男の波瀾万丈の足跡
を辿る。

会津武士の子/次兄謙介の惨死/会津落城/青森県給仕に出世/陸軍幼年学校合格
西南の役と柴兄弟/父との別れ/北京の兵要地誌/はかない新婚生活/閔妃暗殺事件
「義和団」の地鳴り/北京籠城計画/柴中佐の名望/連合軍、天津城を攻略
日英同盟の「顔」/日露開戦/南山から奉天戦へ/明治の終焉/陸軍大将に親任
敗戦ふたたび〔ほか〕
206無党派さん
http://res9.7777.net/bbs/sensei/
つくる会の教科書を危険視し、日の丸君が代反対の指導をされる先生
たちの掲示板です。意見してあげてください。