【記録】イスラエルがやってる事を一々覚えていたい18【in議論板】
1 :
朝まで名無しさん :
2009/05/18(月) 15:05:05 ID:ICoqjGlo
2 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 16:20:45 ID:IyqTyDBo
2…いいのかな…
3 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:04:55 ID:09C8NV33
4 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:06:10 ID:09C8NV33
5 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:07:50 ID:09C8NV33
6 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:09:55 ID:09C8NV33
7 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:11:07 ID:09C8NV33
8 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:57:15 ID:09C8NV33
[海外] ガザ/死の実験室
──2月18日付 バークレー・デイリー・プラネット コン・ハリナン
http://www.jimmin.com/doc/1119.htm 発ガン性高い化学兵器・新型兵器を試用
「まるで地雷を踏んだみたいだが、傷口には弾破片がなかった。脚を吹き飛ばされた
者を診たが、まるで鋭利な刃物で切断されたみたいにきれいな切り口だった。私は
30年間戦場で医療活動をしてきたが、こんなのは初めてだった」―ガザの病院で
活動していたノルウェー人心臓外科医師・ドエリク・フォスが言った。
フォス医師が言ったのは、人間には大被害を与えるが、建物などへの被害を
最小限に抑える米国開発の「殺傷力集中兵器」の威力である。この兵器は
イラクで使われたことはあるが、ガザのような人口密集地で実験爆弾として使われたのは初めてである。
それはGBU39スマート爆弾という高密度不活性金属爆薬(DIME)の一種で、
2000年に米空軍、ボーイング社、カリフォルニア大のローレンス・リバーモア国立研究所が共同で開発した。
この爆弾が炸裂すると、容器が蒸発し、中のタングステン等が微小榴散弾と
なって高さ60フィート(約18b)まで舞い上がって、強度の殺傷力を発揮する。
ノルウェーのマッド・ギルバード医師の説明では、この爆弾が炸裂すると身体の
複合的切断や「大変ひどい裂傷が生じる。筋肉が骨から剥がれて、だらりと
垂れ下がった状態となり、ひどい火傷を負う」。爆発で死ななかったとしても、
すぐに敗血病や内臓破壊で倒れる。「一見したところ何事もないように見える…
しかし手術をすると、たくさんの小片が体中の臓器に突き刺さっている」と、
ガザ南部のハーン・ユーニスで活動しているドイツ人医師ヤーム・ブロムントは語る。
(続く)
9 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:58:05 ID:09C8NV33
>>8 より
「何か爆薬か砲弾から無数の金属小片が飛び散って…臓器に突き刺さったようで、
手術で除去することは不可能だ。このため内臓障害が引き起こされる」。奇跡的に
被害者が命を取り留めたとしても、横紋筋肉腫(RMS)を患うことはほぼ確実である。
これは細胞組織の中に根を下ろした、治療不可能な癌である。2005年の米国保健省の
研究では少量のタングステンでもRSMを引き起こすことが判明している。92匹の
ネズミで実験したところ、92匹全部が癌にかかった。
米国製人気兵器
もともとDIMEは、通常爆弾が引き起こす「副次的」破壊を避ける目的で開発された
ものだが、生命体への高度な致死性や長期に残存する毒性を見る限り、とても改良とはいえない。
ガザでは広範に使われ、アルシフタ病院だけでも100〜150人の被害者が
治療を受けた。ガザは都市部でのDIME兵器の実験となったのであろうか。
ギルバート医師は、「ガザが各種新兵器実験場となっているように思われる」と、
オスロー・ガーデーモエン紙に語っている。
(続く)
10 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 17:59:10 ID:09C8NV33
>>9 より
GBU39は将来「人気武器」となりそうである。理由は、@小型で軽量(長さ180p、
重さ130`)なので、一機の航空機で通常爆弾の4倍も多く運ぶことができる。
A高度9600bから落下させても、備え付けの翼で目標に的中できる。Bしかも
厚さ90pの鉄筋コンクリートを貫通できる。C プレデターやリーパーのような
無人機に搭載できる。D他の兵器に比べれば格安であるからだ。
2008年9月、米議会はこの兵器1000基を7700万jでイスラエルへ売却する
ことを了承、同年12月に現物がイスラエルへ搬入されている。イスラエルがDIME購入第1号の国である。
DIMEは公式に実験されたことがないので、現在ジュネーブ協定の禁止武器に
なっていない。しかし、こんな恐ろしい損傷を生み出す武器は当然、使用禁止にしなければならない。
それに、タングステンの長期的な環境への影響や、DIME攻撃を受けた家屋が
住民にどのような影響を与えるか等は不明である。アリゾナ大学の癌研究者で、
タングステンと白血病の関係を調査しているマーク・ウィットン博士は、「軍は
タングステン使用を増加させる前に、それが健康に及ぼす影響をもっと研究する
ことが必要だ」と意見している。
11 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:00:52 ID:09C8NV33
2009年5月3日(日)「しんぶん赤旗」
住居破壊の即時停止を
国連、イスラエルに要求
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-03/2009050306_01_1.html 【カイロ=松本眞志】国連人権高等弁務官は一日、イスラエル当局による東エルサレムでの
パレスチナ人住居の破壊行為を即時停止するよう要求しました。国連人道問題調整事務所
(OCHA)の報告によると、千五百件の住居が破壊処分の命令を受け、実行された場合、
九千人が退去を迫られるといいます。
イスラエル側は、対象となっている住居が「エルサレム市」の許可なく建築されたものだと
して破壊行為を正当化しています。これに対してOCHAの報告は、パレスチナ人が建築許可を
得るための手続き行為から排除されていると指摘。「建築許可」のない住居が東エルサレムで
現在28%を占め、これらの住居が破壊された場合、六万人のパレスチナ人が家を失うと試算しています。
東エルサレムは、一九六七年の第三次中東戦争でイスラエルがパレスチナから
奪った地域で、国際社会からイスラエル領と承認されておらず、行政命令自体が違法です。
クリントン米国務長官は三月のイスラエル訪問で、住居破壊行為が中東和平の
障害になるとの認識を示し、「無益なもの」と非難しました。パレスチナ自治政府は、
東エルサレムを将来のパレスチナ国家の首都と位置づけ、ヨルダン川西岸とともに
全面返還を求めています。
12 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:02:01 ID:09C8NV33
ガザ攻撃の実態を市民ら学ぶ '09/5/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200905030066.html イスラエルによるガザへの大規模攻撃を振り返り、パレスチナの人々との
きずなを深めようと2日、中区のひろしま女性学研究所で交流会が開かれた。
学生や市民ら32人が参加。フリージャーナリストの小田切拓さん(40)=千葉県市川市=が講演した。
10年前からイスラエルとパレスチナで取材を続ける小田切さんは、今年2月と
3月にガザ入り。エジプトとの国境近くの町で撮った、イスラエル軍に家を破壊された
家族の映像を上映しながら「爆撃音を常時耳にし、たくさんの人々が精神的な傷を負っている」と訴えた。
講演後、主催の広島・中東ネットワークのメンバーらが、オクラとトマトの煮込み
など代表的な中東料理を提供。市立大1年の中本彩希子さん(18) は「中東は、
世界史で学んだことしか知らなかったので刺激を受けた。自分の目でパレスチナや
海外情勢を見ていきたい」と話していた。
13 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:02:54 ID:09C8NV33
外相、エジプトと和平協力一致 「イスラエルは譲歩を」大統領
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050301000510.html 【カイロ3日共同】中曽根弘文外相は3日午前(日本時間3日午後)、カイロで
エジプトのムバラク大統領と会談、中東和平実現に向けて協力していくことで一致した。
大統領はイスラエルが譲歩する必要があるとの考えを強調した。
中曽根氏は「パレスチナ諸派の仲介など、解決に向けたエジプトの努力を評価する」
と述べ、和平路線を進めるエジプトの立場を支持。大統領はパレスチナ強硬派と
穏健派の統一が必要との認識を示した上で「平和実現にはイスラエルが譲るべき
ところを譲らねばならない」と指摘した。
両氏は核軍縮推進の必要性でも一致した。中曽根氏は4月27日に発表した
新たな包括的核軍縮構想について説明し、北朝鮮などを念頭に弾道ミサイル開発の
防止や情報開示の重要性を強調。大統領は「核軍縮には(核保有が疑われる)
イスラエルを含まねばならない」と述べた。
2009/05/03 21:10 【共同通信】
14 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:04:03 ID:09C8NV33
中曽根外相、エジプト大統領と会談 中東和平に向け協力確認
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090503AT3S0300O03052009.html 【カイロ=安部健太郎】中曽根弘文外相は3日、エジプトを訪問し大統領府で
ムバラク大統領と会談した。外相は中東和平に向けた両国の協力を確認すると
ともに大統領に訪日を招請。エジプト政府が、パレスチナでガザ地区を支配する
イスラム原理主義組織ハマスとアッバス自治政府議長の支持基盤ファタハの
和解に向けた協議を後押ししていることに対し、日本の支持を伝えた。
中曽根外相はエジプト訪問に先立ち、イランの首都テヘランで2日夜、同国の
アハマディネジャド大統領と会談した。外相が米オバマ政権の対話呼びかけに
「イランは目に見える形で応じることが必要」と促したのに対し、大統領は「米国の
変化や行動を見ていきたい」との考えを示した。
また外相がイランのウラン濃縮活動への懸念を伝えたのに対し、大統領は
「透明性を持って核開発を進めている」と継続の意志を強調した。(00:33)
15 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:05:52 ID:09C8NV33
主張 国連や多国間の連携を重視
http://www.komei.or.jp/news/2009/0504/14459.html 公明新聞:2009年5月4日
テロとの戦い最優先は前政権を踏襲
オバマ外交の新機軸
オバマ大統領の就任から100日が経過した。1933年、大恐慌のなか、就任3カ月余で
矢継ぎ早に対策を打ち出したF・ルーズベルト大統領にならって、スピード感ある対応を
めざしたが、今回の世界同時不況の規模は大きく問題は複雑であり、再建への道筋は依然不透明だ。
一方、外交・安全保障については核廃絶への強い決意を表明した。ロシアとの
核軍縮交渉は難航が予想されているが、核不拡散体制を再構築するためにも、
世界の核弾頭の9割を保有している米ロ両国の行動に期待したい。
オバマ外交が直面する課題を実感させる出来事もあった。国連安保理決議1718号を
無視した北朝鮮の弾道ミサイル発射(4月5日)は、北朝鮮の核武装への野望を
世界に印象づけた。これに対して、全会一致で強い内容の議長声明が出されたが、
北朝鮮は強く反発、「謝罪しなければ自衛的措置として核実験と大陸間弾道ミサイル
(ICBM)発射実験をする」(4月29日)と、瀬戸際外交をさらにエスカレートさせて
いる。北朝鮮の核開発に歯止めをかけ、暴走を許してはならない。オバマ米大統領のリーダーシップが注目される。
中東問題も展望を開く糸口を見つけられない状態が続いている。大統領は、
特使を派遣し和平への関与に意欲を示したものの、親イスラエル色が強い
政権でもあり、中東諸国やパレスチナ住民の信頼を得るには程遠いのが現状だ。
(続く)
16 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:06:47 ID:09C8NV33
>>15 より
ただ、オバマ政権は、圧倒的な軍事力で米国による一極支配を志向する姿勢を
示したブッシュ前政権とは異なる新機軸を打ち出している。
第1は軍事力などハード・パワーとともに、外交、経済、文化などのソフト・パワーを
組み合わせ、スマート(賢明な)・パワーの行使を標榜していることである。テロとの
戦いの最前線とされるアフガニスタンに対しても、オバマ大統領は、米軍増派を
打ち出す一方で、パキスタンへの経済支援を強化し、復興への関与を強める姿勢を示している。
第2に前政権の「単独行動主義」「一国主義」を改め、国連や多国間の連携を
重視していることだ。米国の経済力低下や新興国の台頭によって、単独で脅威を
抑えるのは不可能になっていることも、その背景にある。
味方増やす取り組みを
こうしたオバマ政権の外交・安全保障での新機軸は、わが国にも影響を及ぼす
はずである。9・11以後、テロ組織こそ米国にとって最大の脅威と位置づけられて
おり、オバマ政権もその認識を踏襲している。日米同盟も特定の国家に対抗する
ものから、グローバルな脅威に対応するものに再編を求められつつある。
多極化する世界で、わが国は、アジア・太平洋を中心に着実に「味方」を増やし、
平和と安全を確保する努力を重ねていかなければならない。
17 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:08:11 ID:09C8NV33
11日にエジプト訪問か イスラエル首相
2009.5.4 19:03
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090504/mds0905041903000-n1.htm 4日付のアラブ紙アルハヤトは複数のエジプト消息筋の話として、イスラエルの
ネタニヤフ首相が11日にエジプトを訪問すると伝えた。訪問が実現すれば、
今回のネタニヤフ氏の首相選出後、初めて。エジプトのムバラク大統領は首相を
エジプト東部の保養地シャルムエルシェイクでの会談に招待していた。
アラブ諸国の間では中東和平に消極的とされるネタニヤフ氏に対する警戒感が
広がっており、同氏にとってはイメージの改善に、エジプトにとっては会談で
一定の成果を引き出せば存在感を高めることにつながる。(共同)
18 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:08:54 ID:09C8NV33
米国防長官、エジプトとサウジを訪問へ
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090504-200644.html 【カイロ4日鈴木眞吉】ゲーツ米国防長官は3日、中東地域の治安に焦点を
当てた和平努力のため、エジプトとサウジアラビアへの歴訪を開始した。
アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビア電子版が4日、米国防総省高官の話として報じた。
米国がイランとの関係回復に向けた動きを強める中、イラン・イスラム革命の
浸透工作を警戒するアラブ穏健派諸国の不安を払拭(ふっしょく)、同盟関係に
てこ入れを行うことが目的とみられる。
同長官は4日、エジプトの首都カイロで、ムバラク・エジプト大統領と会談し、
イラクやアフガニスタン、イランの役割、中東和平プロセスなど同地域が抱える
諸問題全般について協議する見通し。
翌5日にはサウジアラビアを訪問、同国首脳らと会談する。
2009/5/4 20:06
19 :
朝まで名無しさん :2009/05/18(月) 18:09:44 ID:09C8NV33
大多数がイラン核施設攻撃を支持―イスラエル
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090504-210148.html 【エルサレム4日森田陽子】イスラエル紙エルサレム・ポスト電子版が4日、
同国のバー・イラン大学などが3日に発行した世論調査結果から、として報じた
ところによると、もし、イランのウラン濃縮を停止させるための外交交渉や経済封鎖努力が
失敗した場合、イスラエル国民の66%が、イスラエル軍によるイラン核施設に
対する攻撃を支持した。
米国の対イラン対話姿勢が進展の兆しを見せている中でも、イスラエル国民の
イランに対する不信感が根強いことを示している。
なお、そのうちの75%が、米オバマ政権が、イスラエルによるイラン攻撃に
反対しても、実行すべきだ、としている。
2009/5/4 21:01
21 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:15:44 ID:buPCk3nu
22 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:21:53 ID:buPCk3nu
核軍縮へ協力=アラブ連盟事務局長と会談−中曽根外相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009050400462 【カイロ4日時事】エジプト訪問中の中曽根弘文外相は4日午後(日本時間同日夜)、
22カ国・機構で構成するアラブ連盟のムーサ事務局長とカイロ市内で会談した。
事務局長は、唯一の被爆国として世界的核軍縮への貢献に意欲を示した先月の
外相の演説を評価。両氏は核軍縮実現へ協力していくことで一致した。
会談で中曽根氏は「イスラエルも核拡散防止条約(NPT)に参加する必要がある」と
強調。同事務局長は「中東から大量破壊兵器を除去し、非核地帯を実現したい」と述べ、
イランやイスラエルの核問題に懸念を示した。
一方、日本とアラブ地域の経済関係強化を目指し、第1回の「日本アラブ経済フォーラム」
を12月7、8の両日に東京で開催することで合意した。(2009/05/04-23:55)
23 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:24:48 ID:buPCk3nu
イスラエル大統領、和平のために妥協する態度を表明
2009-05-05 16:26:08
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/05/1s139749.htm イスラエルのペレス大統領は4日ワシントンで、「恒久的かつ真の相互尊重の
和平を実現できるなら、イスラエルはパレスチナを含むすべてのアラブ国家との
和平実現に妥協したい」との考えを示しました。
これは、ペレス大統領が当日、「アメリカ・イスラエル公共関係委員会」の年度会議で
講演した際、明らかにしたものです。
その中で、ペレス大統領は「イスラエルは和平を実現させるには譲歩と妥協が
必要であると認識した。ところが、妥協には二つの条件を満たす必要がある。
すなわち、その和平は恒久的かつ真の相互尊重である。また、イスラエル人を
守る和平であるべきだ」と述べました。
このほか、ペレス大統領は「イスラエルの強大な軍事力は和平を実現させる前提と
基礎である」と強調しました。
24 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:26:04 ID:buPCk3nu
不倫対策に「女性外国人労働者の入国規制を」、ユダヤ教ラビがイスラエル当局に要請
* 2009年05月05日 20:36 発信地:エルサレム/イスラエル
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2599691/4113356 【5月5日 AFP】ユダヤ教ラビ(指導者)らは、イスラエルの男性が外国人女性の魅力に
簡単に屈服してしまうことを懸念し、イスラエル当局に対し、同国に入国する女性外国人労働者の
数を削減するよう要請した。メディアが4日、伝えた。
日刊紙マーリブ(Maariv)によると、この要請に先立ち、夫がフィリピン人女性従業員と
関係を持ったとして、女性がテルアビブ(Tel Aviv)にある宗教裁判所に提訴していた。
宗教裁判所判事のラビ、Nahum Gortald氏は、「当局は、イスラエルの娘たちの名誉を
保護するための規制を実施すべきである」との意見を述べた。「男性が、長い時間が
刻み込まれた美ぼうの妻を去って、若い外国人従業員のもとへ行くことは信じられないことだ」
イスラエルでは、婚姻に関する民法は存在せず、また、宗教が異なる者同士が結婚する
場合は国外へ出る必要がある。(c)AFP
25 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:28:09 ID:buPCk3nu
米大統領、NPT強化を訴え=CTBT批准方針も表明−国連委
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009050600011 【ニューヨーク5日時事】米国のゴッテモーラー国務次官補(検証担当)は5日、
来年開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会で演説し、「核兵器と
核テロの脅威に効果的に対処するため、NPTを強化せねばならない」と強調し、対話の
推進を訴えるオバマ大統領のメッセージを読み上げた。同大統領はこの中で「核兵器の
ない世界」を目指すと改めて表明した。
同次官補は、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を目指す大統領の方針を改めて
紹介、他の発効要件国に同調を求める「外交努力を開始する」と述べた。また、
イスラエルや北朝鮮などを含むすべての国家がNPTを尊重する環境を形成することが
「米国の基本目標だ」と強調した。
このほか、ロシアとの新たな核軍縮条約交渉の開始や世界核安保サミットの開催方針など、
オバマ政権の前向き姿勢をアピールした。(2009/05/06-01:28)
26 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:30:28 ID:buPCk3nu
米とイランの対話を支持 イスラエル大統領
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050601000144.html 【ワシントン5日共同】訪米中のイスラエルのペレス大統領は5日、オバマ米大統領と
会談後、記者団に対し、オバマ政権のイランとの対話方針を支持すると語った。また、
ネタニヤフ・イスラエル首相について「これまでの政権が約束したことは順守する」と指摘、
パレスチナ国家樹立による2国家共存を目指す2003年の和平案(ロードマップ)に
沿って行動するとの見方を示した。
オバマ大統領は今月18日にネタニヤフ首相と初会談する予定。3月末に発足した
ネタニヤフ政権は2国家共存構想に消極的な姿勢を示しているが、オバマ大統領は
会談を前に、米側の意向をペレス大統領に強く伝えたとみられる。
バイデン副大統領も5日、イスラエル系ロビー団体、米イスラエル広報委員会(AIPAC)
の年次総会で演説し、イスラエルに入植地撤退やガザ地区の封鎖解除を求め「イスラエルは
2国家共存に取り組まなければならない」と呼び掛けた。
ペレス大統領は、オバマ大統領がイランとの対話姿勢を示していることを「成功すれば
最善だ」と評価、外交努力を通じた核問題などの解決を支持すると表明した。
2009/05/06 10:19 【共同通信】
27 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:33:26 ID:buPCk3nu
映画「沈黙を破る」に力を貸してください(土井敏邦)
http://www.labornetjp.org/news/2009/1241581176002staff01 土井敏邦です。
映画「沈黙を破る」が5月2日に、東京・「ポレポレ東中野」で封切られました。
前日に「朝日新聞」(夕刊)で、パレスチナ・イスラエル問題に関する報道の第一人者、
川上泰徳記者による映画の紹介記事が掲載されたこともあり、初回の上映は、
110席の全席が埋まり、補助席が必要なほどの盛況でした。
しかし、2日目(5月3日)は、半分ほど、最終回では3分の1ほどの観客に激減し、
強い衝撃を受けました。
「ゴールデン・ウイークの中日だから、仕方がないですよ」と周囲からなぐされましたが、
「観客が最も入りやすいゴールデン・ウィークに」ということで、敢えてこの時期の
封切を選んだのですから、私には慰めにもなりません。
この状態が続けば、ロードショーは、短期間で終了せざるをえなくなるかもしれません。
(続く)
28 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:34:49 ID:buPCk3nu
>>27 より
一方、劇場で実際に観てくださった方々からは、好意的な批評が届いています。
・「『沈黙を破る』期待に違わぬすばらしい内容でした。正直なところ、衝撃をうけました。
僕の素朴な感想として、先ず人物の表情と言葉が実に的確に捉えられていることに驚き
ました。主な登場人物たちの言葉が重く、深いものであるのはこの映画の最大の特徴で、
僕はこれらの言葉に打ちのめされたようなショックを受けましたが、主人公たちだけではなく、
爆発の現場を見ている人たちや写真展の会場でのディスカッションの参加者などの
部分でも、これ以外ないというべき瞬間の表情が捉えられているところがすごい」
(戸田桂太氏/武蔵大学名誉教授・元NHKカメラマン)
(中略、続く)
29 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:35:31 ID:buPCk3nu
>>28 より
どうか、多くの方々にこの映画を観ていただけるように、みなさんのお力を、いま一度、
貸していただけないでしょうか。
・みなさんご自身、またご家族、ご友人、知人の方々をお誘いいただき、劇場に足を
運んでいただけないでしょうか。
・メディア関係者の方は、この映画の広報にご協力ください。
・他の方々も周囲のみなさんに口コミの広報をお願いできないでしょうか。
なおチケットは当日券は1700円ですが、配給元の「シグロ」から下記のところへの
ネット購入または電話での申し込みで購入される場合は、特別鑑賞券として1300円で
お買い求めいただけます。
お力添えを、心よりお願い申し上げます。
5月5日 土井敏邦
★『沈黙を破る』公開情報
ポレポレ東中野(03-3371-0088)にて公開中!!
◎上映時間:12:50/15:30/18:30
◎料金:当日一般=1,700円/特別鑑賞券=1,300円
※特別鑑賞券はこちら↓からご購入いただけます。
http://www.cine.co.jp/php/detail.php?siglo_info_seq=112 (以下略)
30 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 11:36:25 ID:buPCk3nu
パン・ギムン事務総長、イスラエルに賠償を要求
2009-05-06 14:48:30
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/06/1s139803.htm 国連のパン・ギムン事務総長は5日、「イスラエルは、国連の高官と施設がガザ衝突で
襲撃を受けた事件に責任をとるべきだ」と述べた上で、イスラエルに対して国連の損失を
賠償するよう要求しています。
パン・ギムン事務総長はこの日、ニューヨークの本部で開いた記者会見で、「国連が
このために設立した調査委員会によると、イスラエルはガザ地域にある国連の学校、
オフィス、および医療センターなどを数回も襲撃した」と述べました。
調査委員会が発表した報告では、9回の襲撃事件のうち、6回はイスラエルによるもの
だとしています。(翻訳:玉華 チェック:吉田)
31 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:02:39 ID:buPCk3nu
イスラエル大統領、米国とイランの接触に反対せず
2009-05-06 15:57:32
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/06/1s139813.htm アメリカを訪問中のイスラエルのペレス大統領は5日、「イスラエルはオバマ政権が
イランと接触することに反対せず、平和を実現するためにシリアやパレスチナと交渉したい」と述べました。
ペレス大統領はホワイトハウスで、アメリカのオバマ大統領と会談した後、「もし、
オバマ政権は接触を通じて、イランに核計画を放棄させることができれば、我々も
忠実な支持者となる。イスラエルはすでに、平和を実現するためにシリアやパレスチナと
交渉することを準備している」と述べました。
また、ペレス大統領は、「オバマ大統領は会談の中で、『イスラエルの生存と安全を
確保することは、過去、現在、将来もアメリカ政府の中東政策の主要任務だ』と約束した。
オバマ大統領はまた、『アメリカとイスラエルは実務的な方式で協力できると信じる』との
考えを示した」述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉田)
32 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:03:48 ID:buPCk3nu
2009.05.06 Web posted at: 17:42 JST Updated - CNN
USA
イスラエルに入植地拡大中止と2国家並存承認迫る、米副大統領
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200905060023.html ワシントン(CNN) バイデン副大統領は5日、イスラエル系のロビー団体、米イスラエル広報委員会
(AIPAC)の年次総会で演説し、中東和平に関連し、イスラエルに対しパレスチナ自治区
ヨルダン川西岸で入植地拡大を中止するよう促した。
また、パレスチナ人との2国家並存に向かって努力すべきだとも強調した。イスラエルには
今年3月末、2国家並存に消極的な右派のネタニヤフ政権が発足。同首相は入植地拡大を
支持し、国家共存構想を公には認めていない。最近では、並存構想の協議を進める前、
パレスチナはイスラエルの生存権を最初に認めるべきと、自治区ガザを制圧するイスラム強硬派ハマスをけん制している。
ネタニヤフ首相は5月中旬、訪米しオバマ大統領と会談予定で、副大統領の発言は
首脳会談をにらんで、ネタニヤフ氏に譲歩を迫る格好ともなっている。
イスラエルのペレス大統領は訪米中で、5日にはオバマ米大統領と会談した。同大統領は
CNNに対し、ネタニヤフ首相はイスラエルの過去の政権の約束事項は守るだろうと指摘、
パレスチナ国家樹立による2国家並存を打ち出した2003年の和平案(ロードマップ)は順守するとの考えを示した。
33 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:04:36 ID:buPCk3nu
イラン大統領、シリア大統領と会談
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090506-184953.html 【カイロ6日鈴木眞吉】イランのアフマディネジャド大統領は5日、シリアを訪問し、
首都ダマスカスで、アサド・シリア大統領と会談した。
アフマディネジャド大統領のシリア訪問は2007年6月以来初めて。
AP通信によると、同大統領は会談で、「テヘランとダマスカスはイスラエルに対する
パレスチナの抵抗の背後で一体化している」と述べ、パレスチナの対イスラエル
抵抗運動支援を通じ、両国が協調関係にあることを強調した。
会談後の共同記者会見でも、同大統領は「両国関係は各種分野で進展し、
それを妨げる障害物はない」と強調した。
一方、アサド・シリア大統領は、「両国の戦略的関係は中東の安定に寄与する」と
語り、長期の協力関係を擁護した。シリアは、中東地域のイスラム武装過激派グループを
擁護する姿勢に不快感を示し、また核開発を疑う米国の圧力を受け、最近イランとの関係を再強化していた。
アフマディネジャド大統領はダマスカスに拠点を置くパレスチナのイスラム根本主義過激派組織
ハマスや他のパレスチナ各派の指導者らと会談する。
イランは、ハマスやレバノンのイラン系イスラム教シーア派過激派民兵組織ヒズボラを
含む中東地域のイスラム武装組織を強く支援している。
2009/5/6 18:49
34 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:05:36 ID:buPCk3nu
イスラエル首相、中東和平への“3つの道”を示す
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090506-185312.html 【エルサレム6日森田陽子】ネタニヤフ・イスラエル首相は4日夜、米ワシントンの
親イスラエル団体「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」(AIPAC)の会合でビデオ演説し、
中東和平に向けた話し合いを「直ちに前提条件なしで」開始する用意があると述べた。
同首相はその中で、2国家共存には触れず、持論の「中東和平に向けた“3つの道”」
を提示、「政治課題とパレスチナの経済、パレスチナの治安」問題解決を通じた和平への
道を強調した。また、「パレスチナ人はイスラエルをユダヤ人国家として認識すべきだ」とも訴えた。
同演説に対し、パレスチナ自治政府高官のアリカット氏は「内容が空っぽだ」と批判、
エルサレムの地位問題や難民帰還、2国家共存など「核となる問題」への言及がなかった
ことに、「イエスかノーの単純な回答に数年も待つことはできない」と語り、失望感を表明した。
AIPACの会合では、訪米中のペレス・イスラエル大統領も演説した。同大統領は5日、
オバマ米大統領と会談した。ネタニヤフ首相は5月18日に米国を訪問し、オバマ大統領と会談する。
2009/5/6 18:53
35 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:06:58 ID:buPCk3nu
イスラエル外相、イラン核交渉は3か月の期限に限るべき
イタリア首相との会談で訴える
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090506-185644.html 【エルサレム6日森田陽子】欧州を初歴訪中のイスラエルのリバーマン外相は5日、
イタリアの首都ローマで、ベルルスコーニ伊首相と会談し、「イランとの核交渉は3カ月以内
との期限を設定すべきで、(イランの態度に変化がなければ)国際社会は責任持って
他の方法を考えるべきだ」と述べ、イランの“時間稼ぎ ”に終止符を打ち、実効ある
対イラン政策を追求すべきとの考えを表明した。
AP通信が同日、報じた。
同外相はまた、近くロシアを訪問予定のベルルスコーニ首相に対し、ロシアが、
パレスチナのイスラム根本主義過激派組織ハマスやレバノンのイラン系イスラム教
シーア派過激派民兵組織ヒズボラとの関係を断ち切るよう圧力を行使するよう要請した。
同外相は、4日のフラティニ伊外相との会談で、「国際委員会と米国、おそらくアラブ諸国も
イランの影響力拡大を懸念している」と表明したのに対し、フラティニ外相は「イスラエルの
懸念は理解している」と答え、懸念を共有していることを確認した。
同外相は、イタリアに続いてフランスとチェコ、ドイツを訪問する。イタリアは欧州諸国中、イランとの貿易額が最大。
2009/5/6 18:56
36 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:08:01 ID:buPCk3nu
ローマ法王:8日から聖地訪問 つきまとう「政治色」
http://mainichi.jp/select/world/news/20090506ddm007030205000c.html 【エルサレム前田英司】ローマ法王ベネディクト16世は8日から15日までヨルダン、
イスラエル、パレスチナ自治区を歴訪しキリスト教の聖地を訪ねる。法王庁(バチカン)は
「平和と結束を呼びかける巡礼の旅」と説明するが、法王が今年に入り、第二次大戦当時の
ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を軽視する超保守派司教の破門解除を
発表し物議を醸したことなどが尾を引いて、政治色の付きまとう巡礼になりそうだ。
法王による中東の聖地巡礼は前法王の故ヨハネ・パウロ2世による00年以来。
前回は宗教間の和解を掲げ「大聖年巡礼」として関心を集めた。エルサレムや
キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸ベツレヘムなどでミサを開催するほか、
エルサレム旧市街ではユダヤ、キリスト、イスラム各教の聖地を訪れ宗教間の対話も進める。
バチカンとイスラエルの関係は、超保守派司教の破門解除騒動のほか、エルサレムの
ホロコースト記念館「ヤドバシェム」が第二次大戦中の法王について「(ホロコーストに)
沈黙した」などと解説展示したことで、摩擦が生じた。
バチカンのフランコ駐イスラエル大使は「聖地巡礼が目的で、問題の話し合いに来るのでは
ない」と強調するが、ユダヤ教のラビ(導師)ローゼン師は「議題になってもおかしくない」と話す。
一方、ヨルダンでは、穏健派のイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」が訪問に反発。
法王が06年に「聖戦(ジハード)」批判の演説をしたとされることへの謝罪を改めて要求する。
37 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:10:35 ID:buPCk3nu
ソマリア海賊襲撃の動画:「復讐」が目的
2009年5月 7日
Nathan Hodge
http://wiredvision.jp/news/200905/2009050723.html ケニヤへの支援物資を運搬していた米国船籍の商船『Liberty Sun』号を、4月14日
(現地時間)、ソマリア海賊が襲撃した。Liberty Sun号の所有者である米Liberty Maritime社の
社長兼最高経営責任者(CEO)Philip Shapiro氏は5月5日、上院でこの事件について
証言を行ない、襲撃の様子を撮影した衝撃的なビデオ映像も公開した。
Liberty Sun号はなんとか海賊から逃れたものの、ロケット式手榴弾やマシンガンによる
機銃掃射を受けた。[別の英文記事が紹介する海賊側の証言によると、この襲撃は
金銭目的ではなく、米海軍が4月12日に米国船籍の船から船長を救出した際にソマリア海賊が
複数殺害されたことへの報復という]
動画では、海賊の高速ボートが猛スピードで抜き去るとき、乗組員の一人がこう叫ぶ。
「俺の部屋が撃たれた。ベッドが粉々だ」。その後このビデオには、乗組員たちが必死に
一連の回避行動を取っている様子が映し出されている。
Shapiro氏は上院で、民間の船会社が武装できるような法改正を要請した。最近の海賊の
襲撃は、物事の本質を完全に変えてしまう、いわゆる「ゲーム・チェンジャー」だと同氏は
述べた。また、法改正が行なわれている間、政府は危険性の高い航路に関して警備隊を
配備する必要があるとも主張した。
(続く)
38 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:11:36 ID:buPCk3nu
>>37 より
「民間産業は、非武装体制から一晩で武装した防御体制に切り替えることはできない。
われわれの船には今すぐ――6ヵ月後や9ヵ月後ではなく――防御が必要だ」とShapiro氏は述べた。
船会社各社は、Liberty Sun号の事件を詳しく調査することで、海賊に対する最善の
防衛策を見出せるかもしれない。5日に行なわれた上院の別の公聴会では、政策担当
国防次官のMichele Flournoy氏と、海軍中将のJames Winnefeld氏(統幕事務局の戦略計画
および政策の責任者)が、海賊の襲撃阻止に関する興味深い統計を提示した。
それによれば、成功しなかった襲撃のうち「78%が、襲撃を受けている船の乗組員たちが
取った効果的な措置によって阻止された」という。つまり、護衛してくれる艦艇を待つことは
最善の選択肢ではない可能性がある。
Flournoy氏とWinnefeld氏は、米国防総省は現在、商船に民間の警備隊を乗船させることが
可能かどうかを調査していると述べた。[4 月25日、イタリアの客船『MSC Melody』号が
海賊に襲撃されたが、乗船していたイスラエルの民間警備会社警備員たちが火器などを
利用し、追い払うことに成功したという事件があった。別の英文記事によると、イスラエル軍を
退役した若者にとって、こうした民間警備会社への就職は人気があるという]
(続く)
39 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 12:12:33 ID:buPCk3nu
40 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:28:49 ID:buPCk3nu
ガザ国連施設への攻撃、調査報告にイスラエル反発
* 2009年05月07日 12:13 発信地:ニューヨーク/米国
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2599994/4114849 【5月7日 AFP】前年12月末-今年1月にかけて行われたイスラエル軍のガザ地区(Gaza Strip)
攻撃中に、国連(UN)施設が砲撃を受け破壊された問題を調査していた国連の独立委員会は5日、
調査対象の9件の攻撃のうち、6件に関連する死傷者や損害がイスラエル軍の攻撃によるものだと認定する報告書を発表した。
これに対し、イスラエルのシモン・ペレス(Shimon Peres)大統領は6日、「侮辱的で一方的」だと非難した。
ペレス大統領は、国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長との会談後、記者団に
「非常に侮辱的だ。(調査報告は)断じて受け入れられない」「われわれには子どもや女性の命を
守る権利がある。謝罪する必要があるとは思わない」などと述べた。また、調査委員会は国連施設の
被害状況を調査するものであるはずなのに、ガザ(Gaza)の全状況を調査しようとしたのは越権行為だとも非難した。
ガザ地区からのロケット攻撃を停止させるためとしてイスラエル軍が行った一連のガザ攻撃では、
パレスチナ人1400人以上とイスラエル人13人が死亡している。(c)AFP
41 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:33:00 ID:buPCk3nu
国連、イスラエルに損害賠償請求へ ガザの国連施設攻撃
2009年5月7日13時13分
http://www.asahi.com/international/update/0507/TKY200905070017.html 【ニューヨーク=松下佳世】昨年12月に始まったイスラエル軍のパレスチナ自治区
ガザへの攻撃に際し、国連関連施設が破壊され死傷者も出た問題について、国連の
指名を受けて調べていた独立の調査委員会は、大半がイスラエル軍の「不注意で無謀」な
攻撃によるものと認定し、施設の補修費など1100万ドル(10億8千万円)余りの補償を
同政府に求めるべきだとする報告書をまとめた。
国連が5日、概要を公表した。潘基文(パン・ギムン)事務総長は会見で「報告書は
内部資料。調査委は(イスラエルの)法的責任を問うものではない」としながらも、
「国連の受けた損害については補償を求めていく」と語った。事務総長と6日に会談した
イスラエルのペレス大統領は、記者団に「不公平で一方的だ。報告書は絶対に受け入れない」
としつつ、補償については「検討中だ」と述べた。
(続く)
42 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:33:53 ID:buPCk3nu
>>41 より
潘事務総長が指名した4人の有識者からなる調査委員会が、イスラエル軍による
ガザ攻撃中に国連の施設や車両が破壊されたり、国連要員が被害にあったりした
9件について、現地調査などをもとに事実関係を調べた。
調査委はこのうち、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する
学校にミサイルが撃ち込まれた件など7件についてイスラエルの責任を認定。
UNRWAの現地本部への攻撃では、イスラエルが攻撃の根拠としていた「本部敷地内
から砲撃を受けた」という事実を否定し、非人道的な兵器と非難されている「白リン弾」
の使用など過剰な攻撃だったと批判した。
一方、世界食糧計画(WFP)の倉庫が破壊された1件はイスラム過激派ハマスに
よるものとみられるとし、残る1件は詳細不明とした。
43 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:35:07 ID:buPCk3nu
44 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:42:21 ID:buPCk3nu
[海外] 親イスラエルロビーによるオバマ政権レイプ
──3月14日 ウリ・アヴネリ
http://www.jimmin.com/doc/1127.htm 元註サウジ大使の国家情報会議長就任に圧力
チャールズ・フリーマンの件は、イスラエル大統領の性的醜聞の記事よりも千倍も
重要なのに、1行も新聞に出なかった。
オバマ大統領によって国家情報局長に任命されたデニス・ブレアは、チャールズ・フリーマンに、
国家情報会議の議長職を受けるように要請した。その要職に就けば、国家情報評価(NIE)を
管轄し、年間500億jの予算で10万人の情報局員を抱える16の情報機関の報告に
目を通し、大統領に提出する評価書を作成することになる。
過去の情報会議長は、大統領のイラク侵攻を正当化するために、偽りの評価書を
ブッシュに提出していた。だから、国家の対外政策を左右する重要な要職で、デニス・ブレアが、
中国とアラブ世界に関して揺ぎ無き専門的識見を有する人格高潔なフリーマンに声を
かけたのであろう。しかし、議長就任は実現しなかった。
(続く)
45 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:43:02 ID:buPCk3nu
>>44 より
フリーマンは元駐サウジアラビア大使で、アラブ世界とイスラエル─アラブ紛争の専門家、
アメリカの中東政策に関して一家言持っていて、それをはっきり口に出す人物である。
2005年の講演では、「イスラエルのアラブの土地の占領と入植」を「本来的に暴力的」
行為と表現し、そこから起因するイスラエルの「傲慢で自滅的な政策」を批判した。
2007年の講演では、米国は「イスラエルの敵を米国の敵と見なし」、そのためアラブ人は
「米国人をイスラエル人と同じように敵であると見て反応する」ようになった、と語った。
イスラエルの「パレスチナ人を囚人としてゲットーに封じ込め」、「入植地のために
パレスチナ人の土地を次々に盗む」政策を支持しているとして米国を批判し、「イスラエルは
最早パレスチナ人との和平を求めるジェスチャーをとる資格さえない」と語った。
さらに彼は、米国が戦っているテロは、「40年以上も続き、終わる気配がないイスラエルの
占領によるパレスチナ人への残酷な抑圧」が原因であるという考え方をしている。
46 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:44:10 ID:buPCk3nu
更新2009年05月07日 12:26米国東部時間
イスラエルとの和平に関与 米高官、シリア再訪問
http://www.usfl.com/Daily/News/09/05/0507_019.asp 米国務省のフェルトマン次官補代行(中東担当)ら米政府高官2人が7日、シリアを
訪問した。フェルトマン氏はムアレム外相と会談後、「オバマ大統領が求めるアラブ諸国と
イスラエルとの和平にはシリアも含まれる」と述べ、凍結中のシリアとイスラエルとの
和平交渉に米国が関与する姿勢を示した。ロイター通信が伝えた。
フェルトマン氏らは3月に、米高官として4年ぶりにシリアを訪れており、今回が2度目の
訪問。トルコの仲介によるシリアとイスラエルの間接和平交渉は、イスラエル軍の
ガザ大規模攻撃の影響で凍結されている。
オバマ政権は、テロ支援国家に指定してきたシリアとの対話路線に踏み出している。(共同)
47 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:45:15 ID:buPCk3nu
イスラエル:「ガザ施設攻撃、意図的」 国連が非難
http://mainichi.jp/select/world/news/20090508ddm007030039000c.html 【エルサレム前田英司】国連は5日、先のイスラエル軍によるパレスチナ自治区
ガザ地区攻撃について、イスラエルが国連職員や避難民保護の責務を十分果たさず、
国連施設を「意図的」に攻撃したなどと厳しく非難する調査報告書をまとめた。これに対し、
イスラエルは「報告内容は偏向している」と猛反発した。
調査は国連の潘基文(バンギムン)事務総長の指示で実施。一連の攻撃中に
国連施設や関係者が被害を受けた9件の実態を精査し、うち7件でイスラエル側の
非を追及した。また、同国がこれら自軍の攻撃をイスラム原理主義組織ハマスなどへの
「反撃」だったと主張しているのに対し、「国連施設の敷地内からの軍事行動はなかった」と反論した。
(続く)
48 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 13:46:47 ID:buPCk3nu
>>47 より
具体的には、国連が運営するガザ市の小学校で1月5日、イスラエル軍のミサイル攻撃で
パレスチナ人男性3人が死亡した事件について、「住民が避難先を求めて学校に集まって
いたことは容易に把握できた」と指摘。「国連施設を直接かつ意図的に攻撃した」と批判した。
また、燃料貯蔵庫のあるガザ市の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)本部に
1月15日、発火性の強い「白リン弾」が撃ち込まれた事件については「重大な過失」と一蹴(いっしゅう)した。
これに対し、イスラエル国防省は声明を発表して「イスラエル兵はパレスチナ市民を
巻き込まないよう最大限努力をした」と反論する一方、国連施設を意図的に狙ったことは
ないと強調した。外務省も「国連の調査報告は偏向している。イスラエルが(ガザからの
ロケット弾)攻撃にさらされてきたことを無視している」と非難した。
49 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:12:12 ID:buPCk3nu
【国際】
アラブ各国 イスラエルの『核』懸念 米高官もNPT加盟望む
2009年5月8日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009050802000071.html 【カイロ=内田康】イスラエルが保有しているとみられる核兵器への懸念を、周辺
アラブ各国が相次いで表明している。オバマ米大統領が「核兵器のない世界を目指す」と
核軍縮を宣言して以降、目立ってきた。米政府高官も五日、イスラエルの核拡散防止条約
(NPT)加盟が望ましいと言及。長く謎に包まれてきたイスラエルの核がイランの核開発と
並び、中東外交の焦点になる可能性もある。
エジプトのアブルゲイト外相は三日、カイロを訪問した中曽根弘文外相との会談で、
イランの核問題に関連し「イスラエルについても考える必要がある。西側諸国は
イスラエルと協議すべきだ」と述べた。
アラブ連盟のムーサ事務局長も四月中旬、サウジアラビア紙に「アラブにとっての
脅威はイランの核開発ではなく、イスラエルの核だ」と語った。
イスラエルは核兵器保有について肯定も否定もしていないが、周辺国は「保有は確実」
と一致している。米国はこれまでイスラエルの核について追及してこなかった。
ニューヨークで開かれているNPT再検討会議に向けた準備会合で、米高官は
五日、インド、パキスタン、イスラエルなどNPT非加盟国の名を挙げた上で「NPTへの
信用獲得という目標が残っている」と述べ、加盟を望む意向を表明。これに対し、
イスラエル高官は「NPTは(加盟国の)イランの核開発に非力ではないか」と反発している。
50 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:13:39 ID:buPCk3nu
2009年5月8日(金)「しんぶん赤旗」
イスラエル軍の攻撃
国連調査委が批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-08/2009050807_02_1.html 【カイロ=松本眞志】昨年末からのイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザでの
軍事作戦中に国連施設が攻撃を受けた問題で、国連の調査委員会は六日までに、
真相究明の対象になった九件のうち七件は「イスラエル軍の軍事行動により引き起こされた」
と批判する報告書をまとめました。
報告は、イスラエル軍が今年一月に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が
経営する学校や関係車両、UNRWAの施設の建物などに砲爆撃を加え、多くの市民が
犠牲となったことなどの経過を明らかにしています。調査団はこれらの攻撃を「著しく
無謀な行為」であったと批判。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、イスラエルに
千百万ドル(約十一億円)の損害賠償を求める方針を表明しました。
これに対し、訪米中のイスラエルのペレス大統領は六日、潘事務総長との会談後、
報告を「一方的だ」と退けました。イスラエル軍が市民千数百人を殺害して国連施設を
故意に砲撃した事実には触れませんでした。
国連調査団は、マーティン元アムネスティ・インターナショナル事務総長を団長に、
潘事務総長もメンバーとなって今年二月に活動を始めていました。
51 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:14:29 ID:buPCk3nu
ナチス戦犯のドイツ送還中止の申し立て、米最高裁が却下
* 2009年05月08日 12:07 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2600244/4122584 【5月8日 AFP】(一部更新)米連邦最高裁のジョン・ポール・スティーブンス(John Paul Stevens)
判事は7日、第2次世界大戦中にナチス(Nazi)強制収容所の元看守で、米オハイオ(Ohio)州
在住のジョン・デムヤンユク(John Demjanjuk)容疑者(89)から出されていたドイツへの
身柄引き渡しを差し止める申し立てを却下した。
同容疑者はこれを不服として、最高裁の大法廷に抗告することができる。デムヤンユク容疑者は、
ユダヤ人数万人の殺害に関与した疑いで独当局が逮捕状を発行している。(c)AFP
52 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:19:06 ID:buPCk3nu
アラブ連盟、イスラエルの入植地拡大抑制を呼びかけ
2009-05-08 13:42:19
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/08/1s139936.htm アラブ連盟各国の外相は7日、カイロの本部で特別会議を開き、イスラエルが
ヨルダン川西岸と東エルサレム地域でユダヤ人入植地を拡大することを抑制するよう、
国際社会に呼びかけました。
会議後の声明で、各国外相は国連安保理や中東問題の関連四者の国連、欧州連合、
アメリカ、ロシアに対して、イスラエルのユダヤ人入植地拡大を直ちに制止するよう
求めました。(翻訳:玉華 チェック:吉田)
53 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:20:05 ID:buPCk3nu
2009.05.08 Web posted at: 15:06 JST Updated - CNN
USA
イランは半年以内に核兵器製造が可能と 米上院報告
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200905080010.html ワシントン(CNN) イランの核開発問題をめぐり、米上院外交委員会は7日、同国が
核兵器製造を目指した場合、6カ月以内に実現させる能力を獲得しているとする報告書を発表した。
委員長のジョン・ケリー議員によると、報告書にはイランの核開発に関する最新の情報が
まとめられている。それによると、現時点でイラン指導部が核兵器の製造を指示している
形跡はないものの、同国が核物質、弾頭、発射装置という3分野で開発の完了に
近づいていることは確か。すでに民生用の濃縮ウランは相当の量を生産していることから
考えて、兵器級への切り替えはいつでも可能とみられ、6カ月のうちに核兵器製造に
十分な量が用意できる計算だという。
報告書はさらに、同国の核開発を阻止しようとする国連制裁などの手段はこれまでことごとく
失敗してきたとして、「6年前にはウラン濃縮の能力をまったく持たなかったイランが、
中部ナタンツ付近の地下施設で4000基近い遠心分離機を稼動させるまでになってしまった」
と指摘。たとえ核兵器製造まで至らなくても、同国がウラン濃縮を続けることで近隣国との
力の均衡が乱れ、イスラエルによる核施設攻撃の危険が高まると警告している。
54 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:21:27 ID:buPCk3nu
映画
シネマの週末・トピックス:沈黙を破る
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20090508dde012070071000c.html 20年余りにわたってパレスチナを取材した土井敏邦監督の労作ドキュメンタリー。
2002年、イスラエル軍に侵攻されたヨルダン川西岸の様子と、同軍元兵士の告白を
収めている。特に、元兵士の証言が印象的だ。緊張と退屈が交錯する占領地での
日々のストレス、パレスチナの庶民を敵として見ることに慣れてしまう恐怖……。淡々と語られる内容は重い。
土井監督は手を加えずに映像を並べた。素材の生々しさを体験できる半面、日本とは
地理的にも心理的にも離れた場所だけに、冗長な感も。分かりやすく編集した方が、
より広い観客に届いたのではないか。2時間10分。ポレポレ東中野で公開中。(勝)
55 :
朝まで名無しさん :2009/05/19(火) 14:22:40 ID:buPCk3nu
シグロニュース〜.『沈黙を破る』大阪・第七芸術劇場にて公開
http://www.labornetjp.org/news/2009/1241784565107staff01 【 SIGLO NEWS 第139号 】 09.05.08
==INDEX==============================
1.『沈黙を破る』大阪・第七芸術劇場にて公開!!
2. NPO「沈黙を破る」・元イスラエル軍将校、ノアム・ハユット氏来日
決定!!
===================================
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.『沈黙を破る』大阪・第七芸術劇場にて公開!!
明日5月9日(土)から、第七芸術劇場にて『沈黙を破る』が
いよいよ公開です。初日は土井敏邦監督による舞台挨拶を予定しています。
作品のこと、パレスチナ・イスラエルのことなど、直接監督に伺える
数少ない機会です。是非ご来場下さい。
★『沈黙を破る』公開情報
5月9日(土)より大阪・第七芸術劇場にて公開!!
◎上映時間:10:30/14:40
※5月9日(土)は各回上映終了後、監督舞台挨拶有り。
※5月16日(土)以降は上映時間が変更となります。
劇場HP↓をご確認下さい。
http://www.nanagei.com/movie/schedule.html ◎料金:当日一般=1,500円/前売り=1,300円
◎パレスチナ記録映像シリーズ
『届かぬ声−パレスチナ・占領と生きる人びと』も同時上映。
※詳細は直接劇場(06-6302-2073)までお問い合せ下さい。
(続く)
56 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 12:53:20 ID:yNTgSjTd
>>55 より
★その他、公開情報
☆5月23日(土)より、京都:京都シネマ(075-353-4723)にて公開!
☆東京:ポレポレ東中野(03-3371-0088)にて絶賛上映中!!
※毎週土日イベント開催中!15:30の回上映終了後。
◎5月9日(土)古居みずえさん(フォトジャーナリスト)
◎5月10日(日)柳澤秀夫さん(NHK解説委員)
◎5月16日(土)岡崎美佳さんによる音楽パフォーマンス
◎5月17日(日)綿井健陽さん(ビデオジャーナリスト)
◎5月23日(土)臼杵陽さん(日本女子大学教授)
◎5月24日(日)佐藤忠男さん(映画評論家)
その他、公開情報はこちらから↓
http://www.cine.co.jp/chinmoku/event.html 2.NPO「沈黙を破る」・元イスラエル軍将校、ノアム・ハユット氏来日決定!!
映画『沈黙を破る』の全国公開を記念し、NPO「沈黙を破る」のメンバーで、
元イスラエル軍将校でもあるノアム・ハユットさんの来日が決定しました。
現在、NPO「沈黙を破る」の元には、昨年末の「ガザ攻撃」に参加した
将兵たちの証言が集まり始めています。現在のパレスチナ・イスラエルの
状況や、イスラエル社会の現状などをノアムさんにお話し頂ける機会を
設けて参りますので、皆さまお楽しみに。
◆発行 株式会社シグロ
http://www.cine.co.jp/
57 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:02:07 ID:yNTgSjTd
オバマ大統領、ナチス強制収容所跡訪問へ
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090509-492252.html ギブズ米大統領報道官は8日、オバマ大統領が6月4日からエジプトを訪れ、米国と
イスラム世界との関係について演説、翌5日にはドイツのドレスデン入りした後、
ナチス・ドイツのブーヘンバルト強制収容所跡を訪問すると発表した。大統領は6日には
フランスを訪れ、第2次大戦の連合国軍ノルマンディー上陸作戦の65周年記念式典に出席する。
オバマ大統領は4月に訪れたトルコで、イラク戦争などで悪化したイスラム世界との
関係再構築を目指すと演説した。今回の歴訪であらためてイスラム世界との融和を
打ち出す一方、ナチス強制収容所跡を訪問することで、イスラエルへの配慮も示す。
ドレスデンは1945年2月、連合国軍の大空襲を受け、市中心部が廃虚と化した。
ドイツの敗北が決定的となった時期に、戦略的重要性がない都市に対して行われた
無差別爆撃への批判は根強く、オバマ大統領は同地訪問に平和へのメッセージも込めるもようだ。
オバマ大統領の大おじチャールズ・ペインさん(84)は米陸軍兵だった45年4月、
ブーヘンバルト強制収容所に付属する強制労働所の解放に立ち会った。ワシントンの
ホロコースト記念博物館によると、同収容所では少なくとも5万6000人が死亡し、
うち約1万1000人はユダヤ人だった。(共同)
[2009年5月9日8時51分]
58 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:03:28 ID:yNTgSjTd
「イスラム社会に尊敬を示す機会」 教皇の聖地巡礼始まる
2009年05月09日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2227.html 歴代教皇としてはパウロ6世(1964年)、ヨハネ・パウロ2世(2000年)に次いで
3人目となる、ローマ教皇ベネディクト16世による聖地(エルサレム)巡礼が8日から
始まった。教皇は同日午前にバチカンを出発、同午後に最初の訪問国となるヨルダンの
首都アンマンに到着した。アンマン国際空港では、アブドラ・ビン・フセイン国王夫妻が
出迎え、キリスト教徒ら数百人の歓迎を受けた。
空港では歓迎式典が行われ、今回の歴訪を「平和の巡礼」と話す教皇は「イスラム社会に
対する深い尊敬の意を示す機会だ」(AFP通信)と述べ、中東だけではなく全世界で
基本的人権としての宗教の自由が守られることを切望すると語った。
一方、バチカン放送(日本語電子版)によれば、教皇は「私は一人の巡礼者として
ヨルダンにやってきました」と述べ、今回の巡礼でモーセが約束の地を見たネボ山や、
イエスが洗礼者ヨハネから洗礼を受けたとされているヨルダン川対岸のベタニアなど訪れたいと語った。
日曜日の10日にはアンマン国際競技場でミサを行い、ヨルダンには11日朝まで滞在。
同日中にイスラエルのテルアビブに迎い大統領府を表敬訪問、ホロコースト記念館を訪れる。
ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区を訪れる8日間で教皇は、イスラム教指導者や
主席ラビらとの会談も行い、最終日の15日にはエルサレムでキリスト教の諸教会代表者らと
エキュメニカルな集いを行い、聖墳墓教会、アルメニア使徒教会などを訪問する。
59 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:04:20 ID:yNTgSjTd
フォトジャーナリスト広河隆一さんを招き講演…京都大で14日
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/lecture/20090509-OYO8T00331.htm 昨年公開のパレスチナ難民問題を描いたドキュメンタリー映画「パレスチナ1948・NAKBA」
の監督で、フォトジャーナリストの広河隆一さんを招いた講演会が14日、京都市左京区の
京都大文学部新館2階第3講義室で開かれる。
「NAKBA」は、アラビア語で「大破局」の意味。1948年のイスラエル建国で80万人もの
パレスチナ人が難民となった悲劇を指す。広河さんは約40年にわたる交流を通じて映画を制作した。
京都大学大学院人間・環境学研究科の岡真理研究室が主催。広河さんの講演のほか、
DVD30巻に及ぶ「NAKBA」アーカイブス版の「序章」(77分)も上映する。
午後6時30分〜9時30分。資料代500円。問い合わせは、平日の午前9時〜午後5時
(正午から1時間は除く)に同研究科事務(075・753・6720)へ。
(2009年5月9日 読売新聞)
60 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:05:44 ID:yNTgSjTd
イスラエル首相、11日にエジプト大統領と会談へ
ヨルダン国王との会談も計画
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090510-215326.html 【エルサレム10日森田陽子】ネタニヤフ・イスラエル首相は11日、エジプトを訪問し、
シナイ半島最南端のリゾート地シャルムエルシェイクでムバラク・エジプト大統領と会談する。
同首相の外遊は、今年3月末、2度目の首相に就任して以来、初めて。今月18日には
米国ワシントンでオバマ米大統領と会談予定で、その前にアブドラ・ヨルダン国王とも会談する。
イスラエル紙ハーレツによると、ネタニヤフ首相は両首脳に対し、イランの核兵器開発
阻止に向けた共同行動を要請する。
ヨルダン国王との会談は、13日か15日になる予定。
ネタニヤフ首相のエジプト訪問には、ベンヤミン・ベンエリエザー国家基盤相が同行する。
同相はムバラク大統領およびスレイマン情報部長官とも良好な関係にあるとされ、
過去数週間、ネタニヤフ首相のメッセージをエジプト側に送り続けてきた。
(続く)
61 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:07:52 ID:yNTgSjTd
>>60 より
過去、ムバラク大統領のイスラエル訪問拒否を批判し、エジプトのアスワンハイダム爆破に
言及したリバーマン・イスラエル外相に対し、エジプト側は受け入れ拒否の姿勢を示している。
アラブ諸国の中で、イスラエルを最初に承認したエジプトは、アラブ諸国とイスラエルの
仲介やイスラエルとパレスチナとの仲介、パレスチナ各派の仲介を行ってきた。ネタニヤフ新政権の
政策や姿勢を確認することは極めて重要なことだが、レバノンのイラン系イスラム教シーア派
過激派民兵組織ヒズボラによるエジプト国内での治安攪乱や、パレスチナ自治区ガザを
実効支配するイスラム根本主義過激派組織ハマスによるガザとの境界線をめぐる治安不安、
ハマスの母体たるムスリム同胞団に対するハマスの影響力拡大、その背後のイランの
影響力拡大などの国内問題も抱えており、イスラエルとの緊密な関係構築の必要度は増している。
一方、アブドラ国王は、今週末ヨルダン側の死海で開催される中東版ダボス会議に
ネタニヤフ首相の参加を招請しており、双方の間で首脳会談の日程の調整が続いている。
2009/5/10 21:53
62 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:08:45 ID:yNTgSjTd
57カ国がイスラエル承認も 中東和平でヨルダン国王
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051101000598.html 【ロンドン11日共同】ヨルダンのアブドラ国王は11日付英紙タイムズとのインタビューで、
中東和平実現のため、アラブに加え、インドネシアなどの非アラブも含む計57の
イスラム諸国がイスラエルを承認することをうたう新和平案をオバマ米政権とともに
検討していると明らかにした。
「世界の3分の1」(国王)の国々のイスラエル承認という大胆な提案だが、和平消極派の
ネタニヤフ・イスラエル首相の姿勢を変えることができるか否かは未知数だ。
先月訪米し、オバマ大統領と和平問題を協議した国王によると、パレスチナに加え、
シリア、レバノンと、イスラエルの紛争解決も含む包括和平案を米政権が最終調整中。
来週の米イスラエル首脳会談などの外交交渉を経て練り上げられることになりそうだ。
今夏には、1991年に米主導で行った中東和平会議以来の意欲的な会議が実現する可能性もあるという。
2009/05/11 17:04 【共同通信】
63 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:09:53 ID:yNTgSjTd
イスラエル首相、エジプト訪問、首脳会談
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090511-212407.html 【カイロ11日鈴木眞吉】ネタニヤフ・イスラエル首相は11日、エジプト・シナイ半島
最南端のリゾート地シャルムエルシェイクを訪問し、ムバラク・エジプト大統領と会談した。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが同日、報じた。
ネタニヤフ首相の外遊は、今年3月末、2度目の首相に就任して以来、初めて。
ムバラク大統領は、ネタニヤフ氏の首相就任直後から、シャルムエルシェイクでの
会談を呼び掛けており、双方が関わる諸問題について突っ込んだ意見交換を行うものとみられる。
リーベルマン・イスラエル外相は首相に同行しなかった。同外相の過去の対エジプト
過激発言に反発するエジプト側の感情に配慮したものとみられる。
イスラエル政府高官はAFP通信に対し、ネタニヤフ首相は、ムバラク大統領に対し、
「イスラエルとアラブ穏健派諸国は、核兵器獲得と中東地域への干渉を試み、双方に
脅威を与えるイランに対し、共同で行動しようと呼び掛けるだろう」と語り、イランに対する
共同戦線構築を呼び掛けるとの見方を示した。
(続く)
64 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:11:35 ID:yNTgSjTd
>>63 より
それに対してエジプトは、ネタニヤフ首相に対し、中東和平解決のため、「(イスラエルと
パレスチナの)2国家共存原則をはっきりと打ち出すよう、要請するものとみられる。
アブルゲイト・エジプト外相は先週、「パレスチナ国家の創建は、あらゆる努力中の
最優先事項で、中東地域の安全と平和にとって最重要」との認識を示している。
国内世論の右傾化を背景に、パレスチナに対する強硬姿勢を簡単には崩せない
ネタニヤフ首相が、どこまでその要請に応えるかは未知数。
一方、レバノンのイラン系イスラム教シーア派過激派民兵組織ヒズボラによる
エジプト国内の治安攪乱(かくらん)や、パレスチナ自治区ガザを実効支配する
イスラム根本主義過激派組織ハマスによるガザとの境界線を巡る摩擦、ハマスの
母体ムスリム同胞団に対するハマスの影響力拡大、その背後のイランの影響力拡大
という「国内問題」を抱えるエジプトが、イスラエルとどこまで共同戦線を張れるかが注目される。
2009/5/11 21:24
65 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 13:12:35 ID:yNTgSjTd
66 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 23:54:25 ID:MiJXh9aw
イスラエル首相「対パレスチナ交渉数週間以内に再開」
2009.5.11 23:52
このニュースのトピックス:イラン
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090511/mds0905112353006-n1.htm イスラエルのネタニヤフ首相は11日、首相就任後初めてエジプトを訪問し、シナイ半島の
シャルムエルシェイクで、同国のムバラク大統領と会談した。ネタニヤフ首相は会談後の
記者会見で、パレスチナとの和平交渉が数週間以内に再開されるとの見通しを示した。
ネタニヤフ氏は、米国が進めようとしている「2国家共存案」には消極的だが、今月18日には
オバマ米大統領と会談する予定であり、交渉に前向きな姿勢を示しておく必要がある。一方、
同28日にオバマ大統領と会談するムバラク大統領にも「和平仲介者」としての存在感を示して
おきたいとの思惑もある。
また、エジプトは、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスやイランの影響力
拡大について、イスラエルと懸念を共有する面もある。(カイロ 村上大介)
67 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 23:55:13 ID:MiJXh9aw
イスラエル首相、パレスチナ国家樹立容認は明言せず
特集 パレスチナ情勢
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090512-OYT1T00094.htm 【シャルムエルシェイク(エジプト東部)=宮明敬】イスラエルのネタニヤフ首相は11日、今春の
首相就任後初の外遊でエジプトのシャルムエルシェイクを訪れ、ムバラク大統領と会談した。
首相は会談後の記者会見で、「イスラエルはパレスチナ及び(アラブの)隣人たちとの和平を
希求している」と語り、中東和平プロセスを再開する基本姿勢は示したが、国際社会が求める
パレスチナ国家樹立容認については明言しなかった。
また、「和平は安全、安定と不可分」とも述べ、和平交渉再開の際は、パレスチナ側に
テロ封じ込めなどを求める意向を示唆した。
中東和平プロセスは、パレスチナ自治区の分裂支配と、イスラエルのタカ派政権の誕生で
袋小路に陥っている。仲介役のオバマ米政権は、イスラエルが占領地を返還する代償として、
アラブ諸国が一斉にイスラエルとの平和条約交渉に入るパッケージ案を、ヨルダンの
アブドラ国王に示したといわれており、アラブ諸国の対応が、和平プロセス再生のカギとなっている。
ネタニヤフ首相は13日にヨルダンのアブドラ国王、18日にオバマ米大統領と会談し、
中東和平外交を本格始動させる。
(2009年5月12日01時03分 読売新聞)
68 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 23:56:41 ID:MiJXh9aw
イスラエルのスパイ道具が続々=報道陣に公開−レバノン治安当局
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009051200071 【カイロ11日時事】レバノン治安当局は11日、イスラエルに雇われたレバノン人工作員らが
使っていたとされるスパイ道具を報道陣に公開した。暗号式通信装置が内部に仕込まれた
レジャー用給水タンクや暗号化されたメッセージを受信できるラジオなどスパイ活動の一端が明かされた。
レバノン当局に逮捕された15人は、パレスチナ人1人を除いて全員レバノン人。警察官や
食肉販売関係者、給油所経営者など大半は職に就いていた。イスラエルが2006年に戦火を
交えたイスラム教シーア派組織ヒズボラの関連施設などに関する情報を集めていたという。(2009/05/12-05:48)
69 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 23:57:35 ID:MiJXh9aw
イスラエル:首相「和平交渉、数週間内に」 共存案は触れず
http://mainichi.jp/select/world/news/20090512ddm007030025000c.html 【シャルムエルシェイク和田浩明】エジプトのムバラク大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は
11日、エジプト東部の保養地シャルムエルシェイクで会談した。両首脳の会談は3月末の
ネタニヤフ政権発足後初めて。会談後の会見でムバラク大統領は、イスラエルとパレスチナの
「2国共存」案を支持する姿勢を明示。ネタニヤフ首相は「数週間以内にパレスチナ側との
和平交渉再開を望む」と述べたが、同案については言及しなかった。
今回はネタニヤフ首相にとって、政権発足後初のアラブ国家訪問ともなった。
ムバラク大統領は「和平を求める決意を示してくれた」とネタニヤフ首相を評価しつつ、
「前向きな動きを期待する」と求めた。2国家解決案は、パレスチナへの占領地返還などの
見返りに、アラブ諸国がイスラエルとの関係を正常化する「アラブ和平構想」に道を開くとも述べた。
(続く)
70 :
朝まで名無しさん :2009/05/22(金) 23:58:40 ID:MiJXh9aw
>>69 より
ネタニヤフ首相は、同案への評価について明らかにしなかったが、「ここに来たのは、
ユダヤ人とイスラム教徒、アラブ世界との関係改善のためだ」と述べ、柔軟姿勢も見せた。
ネタニヤフ首相は今月18日、ムバラク大統領は同28日、それぞれ米国を訪問し、オバマ大統領と
会談する予定。重要議題となる中東和平に関し、オバマ政権は既に積極仲介に乗り出して
いる。米国の意向を前に、両首脳は和平への取り組み方で相違はありながらも、一定の
歩み寄りの姿勢を示した形だ。
ネタニヤフ首相はパレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織
ハマスなどを支えるイランに共同して対処したい意向もにじませた。
毎日新聞 2009年5月12日 東京朝刊
71 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:07:42 ID:lPAlRC4+
2009年05月12日 06:02更新
このニュースのトピックス:中東情勢
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090512/34263.html * 【写真詳細】
* ローマ法王ベネディクト16世とイスラエルのペレス大統領が歓迎式典で抱擁している。2009年5月11日(ロイター)
中東のキリスト教聖地を巡礼しているローマ法王ベネディクト16世は11日、初巡礼地のヨルダン
から空路で次の巡礼地のイスラエルに入った。
法王はテルアビブ・ベングリオン空港で行われた歓迎式典で、「イスラエルとパレスチナが
国際的に認知された国境に基づく故郷で平和に生活できるように祈っている」と述べ、
パレスチナとイスラエルの2国家共存による平和案を呼びかけた。
また、聖地エルサレムに関しては、「あらゆる宗教の巡礼者らが自由に巡礼できるようになる
ことを切に願っている」と述べた。
なお、法王は今後、エルサレムとパレスチナを訪問し、ユダヤとイスラム教指導者らと会談する予定である。
72 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:08:52 ID:lPAlRC4+
ユダヤ教指導者がローマ法王批判 演説でナチス加害触れず
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051201000199.html 【エルサレム12日共同】エルサレムのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館理事長で
ユダヤ教指導者のイスラエル・ラウ師は11日、ローマ法王ベネディクト16世が同記念館で
行った追悼演説について「ナチス・ドイツが加害者だったことに言及しなかった」などと批判した。
記念館側が追悼演説を公然と批判するのは異例。法王がドイツ人でナチスの青少年組織に
一時所属した経歴や、ホロコーストをめぐる見解の違いなどから法王庁とイスラエルの関係は
ぎくしゃくしており、演説が新たな摩擦を招く可能性もある。
法王は英語で「ホロコーストという惨事で殺された数百万人のユダヤ人を追悼する」などと
演説。これに対しラウ師は地元テレビのインタビューで、法王が「ナチス」や死者数の600万人
に言及せず、カトリック教会が虐殺を防げなかったことに謝罪や遺憾の意を表明しなかったと批判した。
前法王ヨハネ・パウロ2世は同記念館で2000年に行った演説で「ユダヤ人に対する
キリスト教徒の憎悪、迫害行為」に「深い悲しみ」を表明し、イスラエル国民の感動を呼んだ。
2009/05/12 09:49 【共同通信】
73 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:12:26 ID:lPAlRC4+
「2国家共存」を支持 パレスチナ問題で安保理
2009.5.12 11:16
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090512/amr0905121117014-n1.htm 国連安全保障理事会は11日、パレスチナ問題で閣僚級の協議を開き、パレスチナ国家
樹立による「2国家共存」を支持する議長声明案を全会一致で採択した。イスラエルの
ネタニヤフ首相が18日にオバマ米大統領と初会談する前に、国際社会として中東和平を
後押ししようという狙い。
オバマ米政権はイスラエルに2国家共存を前提にした中東和平協議への取り組みを求めて
いるが、ネタニヤフ政権は消極姿勢を崩していない。
議長声明は2国家の共存を基礎に「中東和平達成に向けた当事者と国際社会の努力」を
求めている。スーザン・ライス米国連大使は協議での演説で、包括的な中東和平を求める
オバマ政権の姿勢を強調、「もはや(解決に向け)ぐずぐずしていられない」と述べた。
閣僚級協議にはロシアのラブロフ外相、ミリバンド英外相やクシュネル仏外相のほか、訪米中
の伊藤信太郎外務副大臣も参加した。(共同)
74 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:13:55 ID:lPAlRC4+
2009.05.12 Web posted at: 13:20 JST Updated - CNN
ワールド
ローマ法王の演説行事に乱入者 イスラエル批判展開
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905120008.html イスラエルを訪問したローマ法王ベネディクト16世
エルサレム(CNN) 中東歴訪中のローマ法王ベネディクト16世は11日、エルサレム市内の
ノートルダム・エルサレム・センターで、キリスト教とユダヤ教、イスラム教の間で相互理解
および連携を呼び掛ける演説を行ったが、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸およびガザ地区の
イスラム法(シャリア)裁判所の代表者が突然壇上に上り、アラビア語でイスラエルを批判する演説を展開した。
演説は、イスラム教徒とキリスト教徒がイスラエルに共闘するよう呼び掛ける内容。代表者は
「われわれはともにイスラエルの不当な占領や抑圧に苦しみ、戦っている。われわれは自由と
独立を望む」と述べた。代表者はさらに、ヨルダン川西岸の分離壁が「民族差別者の壁」
だとして、イスラエルがパレスチナの領土を「巨大な刑務所」に変え、イスラム教徒や
キリスト教徒のモスクや教会での礼拝を妨げていると指摘。イスラエル政府の犯罪や抑圧を
非難し、パレスチナ人への攻撃を中止するよう圧力をかけてほしい、とローマ法王に呼び掛けた。
(続く)
75 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:14:52 ID:lPAlRC4+
>>74 より
ローマ法王は何も反応を示していなかったため、代表者の発言を理解していたかは不明。
一部の聴衆は拍手したものの、大半は不快感をにじませていた。カトリック司教の1人は
登壇し、予定になかった演説をやめるよう促した。代表者は約10分で演説を終了し、着席した。
イスラエル政府は代表者の発言を非難。同国外務省は声明で、「宗教間対話および理解促進
を目的とした会議を、イスラエル挑発に悪用したことは遺憾だ」と述べた。ローマ法王の
受け入れを監督している別の閣僚も、代表者の発言が「イスラエルとパレスチナ、ユダヤ教と
イスラム教、キリスト教の分断の種を巻いた」とコメントした。
バチカン法王庁は、代表者の発言が平和目的の対話を「直接否定」するものだとの見解を
表明し、中東和平や宗教間対話を目指す法王の歴訪を損なわないことを希望すると述べた。
76 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:17:49 ID:lPAlRC4+
ローマ法王、イスラエルのホロコースト記念館を訪問
* 2009年05月12日 14:59 発信地:エルサレム/イスラエル
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2601513/4136487 【5月12日 AFP】中東歴訪中のローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)は11日、
イスラエル・エルサレム(Jerusalem)のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館
「ヤド・バシェム(Yad Vashem)」を訪れ、犠牲者を追悼した。
記念館で、ドイツ出身の法王は、ユダヤ人600万人が犠牲となったナチスによるホロコースト
を「恐るべき悲劇」と表し、犠牲者の苦しみが否定、過小視、忘れ去られることはないと述べ、
反ユダヤ主義を非難した。その一方で、2国家共存を基本とした中東和平の推進を訴えた。
法王は、ホロコーストを見過ごしたナチス時代のローマ法王、ピウス12世(Pius XII)の列福を
支持し、ホロコーストを否定する発言をした司教らを復権させるなどしたため、イスラエルとの
関係は緊張していた。
このため、法王がホロコースト記念館を訪れて追悼の意を表すことで、イスラエルとの関係を
修復につなげたいとの狙いが法王庁にはある。
しかし、「ヤド・バシェム」管理組織のYisrael Meir Lau会長は、自身もホロコーストの生存者
だが、法王の演説には謝罪が込められていなかったとして、失望を表明している。
法王は中東の「聖地」を巡る旅で、同地では少数派のキリスト教徒らを励ますとともに、
和平を促進したいとしている。
(続く)
77 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:19:28 ID:lPAlRC4+
>>76 より
一方、パレスチナ人は、法王の来訪を、依然としてイスラエル占領下に置かれたヨルダン川
西岸(West Bank)や、前年末から1月にかけてのイスラエル軍の攻撃で壊滅的な被害を
受けたガザ地区(Gaza Strip)などでの民族の窮状を、世界に訴える好機となることを願っている。
しかし、異宗教間対話の席で、パレスチナ自治政府のイスラム教裁判所のタイシール・タミミ
(Taiseer al-Tamimi)師は、イスラム教徒とキリスト教徒は協力してイスラエルに対抗すべき
だと法王に訴え、法王庁の怒りを買った。
法王庁のフェデリコ・ロンバルディ(Federico Lombardi)広報局長は、「対話の意義そのものを
否定するものだ」と、タミミ師の発言に対する不快感を示している。(c)AFP/Joseph Krauss
78 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:20:37 ID:lPAlRC4+
国連安保理、中東和平実現に向け外交努力の強化を要請
2009-05-12 15:23:22
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/12/1s140132.htm 国連安全保障理事会は11日、中東問題について公開討論会と閣僚級会合を開きました。
この日、イスラエルのネタニヤフ首相とエジプトのムバラク大統領は、中東和平交渉の再開に
ついて会談しました。
国連のパン・ギムン事務総長は公開討論会で、「イスラエルは政策を変え、あらゆる核心的な
問題についてパレスチナと交渉する意欲を表す必要がある。それに対してパレスチナも、
イスラエルへのロケット弾の発射停止や武器密輸の取り締まり、内部の和解実現などによって
イスラエルの安全を確保し、パレスチナ国家の設立を準備すべきだ」と強調しました。
安保理は、中東問題について行われた閣僚級会合で議長声明を発表し、パレスチナと
イスラエルに対して「これまでの合意文書と約束に基づいて交渉すべきだ」としたうえ、
中東和平のロードマップで決められた義務を履行し、双方の信頼と和平交渉を損なう行動を
しないよう求めました。
アメリカのスーザン・ライス国連大使は「アメリカは、イスラエルとアラブ諸国との全面的で
恒久的な和平をさらに推進する意欲があり、そのために努力している。中東問題の関係国を
含む国際社会が、アメリカの取り組みをサポートするよう期待している」と述べました。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は11日、エジプトを訪問し、ムバラク大統領と会談しました。
ネタニヤフ首相が「数週間以内に和平交渉を再開することを望む」と述べたのに対し、
ムバラク大統領は「中東地域での公正と平和のため、イスラエルは、パレスチナとの
『2国共存』案を守り、中東和平交渉に関する国際決議と合意内容を実行すべきだ」と
強調しました。(鵬・安藤)
79 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 01:21:20 ID:lPAlRC4+
聖地で祈りささげる=エルサレム旧市街を訪問−ローマ法王
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009051200788 【エルサレム12日時事】中東の聖地巡礼中のローマ法王ベネディクト16世は12日、
エルサレム旧市街のイスラム教聖地「岩のドーム」とユダヤ教聖地「嘆きの壁」を相次いで
訪れ、祈りをささげた。
ユダヤ、キリスト、イスラム各教がいずれも聖地とみなすエルサレムの帰属をめぐっては、
イスラエルとパレスチナ自治政府が厳しく対立し、中東和平交渉の難題の1つとなっている。
法王は「3宗教の道が交わる聖地は、過去の誤解や対立の克服を促す役割を果たしている」
と述べ、各教の信者らに対話推進を呼び掛けた。(2009/05/12-18:02)
80 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 10:52:10 ID:WeRwLo2Y
「虐殺への謝罪うかがえない」イスラエルで法王に批判集中
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090512-OYT1T01149.htm?from=navr 12日、エルサレムの「嘆きの壁」で、祈りの言葉が書かれた紙を挟み入れるベネディクト16世=ロイター
【エルサレム=松浦一樹】イスラエルを訪問中のローマ法王ベネディクト16世に、
ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の生存者や地元メディアから、「ドイツ人の法王の
言葉からは謝罪の気持ちがうかがえない」といった批判が相次いでいる。
法王は到着した11日夕、エルサレムのホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館「ヤドバシェム」
を訪れ、「虐殺犠牲者の苦しみが否定されてはならない」と追悼。これに対し、自身が
生存者のイスラエル・ラウ同館理事長の口からは、「ナチスへの言及がなく、謝罪どころか、
遺憾の意さえ感じられなかった」との批判が飛び出した。同館関係者が賓客を批判するのは異例。
(続く)
81 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 10:53:01 ID:WeRwLo2Y
>>80 より
これを受け、バチカンは「法王は批判に寛容だ」(ロンバルディ報道官)と火消しに
努めているが、カトリック教会とユダヤ教徒の間は、ホロコーストを阻止しなかったとされる
第2次大戦中の法王の役割をめぐる解釈の違いなどから、関係がぎくしゃくしている。
今回訪問では、両者の関係改善も法王の課題だが、これまでのところは、ユダヤ教側に
「ノー」を突きつけられている格好だ。
法王は12日、エルサレム旧市街のユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪れ、黙とうをささげたが、
その場でも「謝罪の言葉」はなく、今後、法王批判がさらに強まる可能性もある。
2000年に訪れた前法王ヨハネ・パウロ2世は「キリスト教徒によるユダヤ人への迫害に
深い悲しみを覚える」などと語り、ユダヤ教徒を感動させた。
(2009年5月12日22時09分 読売新聞)
82 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 10:54:04 ID:WeRwLo2Y
国連人権理、米国が初の理事国入り オバマ協調路線反映
2009年5月13日5時57分
http://www.asahi.com/international/update/0513/TKY200905120428.html 【ニューヨーク=松下佳世】国連総会は12日、国連人権理事会(47カ国)の改選を行い、
6月に任期満了を迎える18カ国に代わる理事国(任期3年)を選出した。「イスラエル非難
ばかりしている」などと同理事会を批判し、参加を拒んできた米国が初めて立候補し、
06年の発足以来初めて理事会入りを果たした。
当選には国連加盟国(192カ国)の過半数に当たる97カ国の賛成が必要で、米国は
167票を得た。「西欧その他」枠では、立候補を予定していたニュージーランドが米国に
譲る形で辞退したため、改選数3に候補が3カ国しかいない信任投票となった。
米国の理事会入りは、国際社会との協調や人権を重視するオバマ政権の誕生による
「変化」を印象づけるとともに、内側から組織改革を促す狙いがある。
同理事会は、人権問題を専門に扱う国連の常設機関。前身の人権委員会を格上げする
形で06年6月に発足した。
83 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 10:56:34 ID:WeRwLo2Y
反米ヒズボラ 庶民の人気急降下 テロ準備でエジプトが逮捕
2009年5月13日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009051302000094.html サーミー・シハーブ容疑者が潜伏していたアパート=カイロ・ドッキ地区で
写真
レバノンのイスラム教シーア派組織で反米を掲げるヒズボラのメンバーが、エジプト国内で
テロを計画し、極秘に情報収集していたスパイ事件が先月、発覚した。昨年十一月以降に
二十人以上を逮捕したエジプト当局は、親米スンニ派大国エジプトの体制動揺を狙ったと
みて激怒。非難の矛先は、ヒズボラとつながりが深いイランにも向かっている。 (カイロ・内田康、写真も)
逮捕されたヒズボラ兵士サーミー・シハーブ容疑者(39)が潜伏していたカイロのアパートの
家主によると、入居したのは逮捕直前の昨年十一月ごろ。「数日で姿を消し、翌日には
十人ほどの男が部屋を荒らしていった」。男たちは部屋の鍵を持っていたといい、容疑者
拘束後に捜索した治安当局らしい。
その後、家主には犯行組織からとみられる電話もあった。「(容疑者は)どこに行ったのかと
聞かれた。表示された番号は忘れたが、国際電話だった」
逮捕されたのはレバノン、パレスチナ出身者やイスラム原理主義組織に所属する
エジプト人ら。検察の発表によると、スエズ運河やシナイ半島の観光地の情報を集めて
ヒズボラに送り、テロの準備を進めた疑い。大量の爆薬も押収された。主犯格は逮捕を
逃れたヒズボラの情報担当幹部。二〇〇二年から頻繁にエジプトを訪れ、組織をつくったという。
(続く)
84 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 10:57:19 ID:WeRwLo2Y
>>83 より
エジプトの雑誌編集長レスク氏は「レバノンの親米勢力を支援するエジプトは、
反米ヒズボラにとっては敵。シナイ半島のイスラエル人観光客も狙っていた」と語る。
ユダヤ人を巻き込み、アラブ庶民の一定の共感も得る計画だったという。
ヒズボラ最高指導者ナスララ師は、二〇〇六年夏にイスラエルと戦ったレバノン紛争で
アラブ庶民から英雄視されたが、評価は一転した。エジプト各紙は「イスラエルへの
抵抗の象徴は、テロの象徴になった」などと総攻撃。失望は国民に広がり、カイロの
経理士ヒシャムさん(36)は「テロがあったら、観光客が減って大変だった。エジプトを
狙うなんて裏切りだ」と怒る。
一方、ナスララ師は「(パレスチナ自治区)ガザへの軍事物資支援を行っていただけだ」
とテロ計画を否定。六月のレバノン総選挙を前にヒズボラに打撃を与えるための
「でっちあげ」との見方もある。真偽はともかく、エジプト政府にとって、ヒズボラの
人気低落は収穫とみられる。
反米ヒズボラの勢力伸長は、背後のシーア派大国イランの影響力拡大につながる。
親米スンニ派大国エジプトやサウジアラビアは、国内に原理主義勢力やシーア派教徒を
抱えており、体制が揺らぎかねない。サウジでは二月にもシーア教徒と治安当局が
衝突する事件があり、親米各国にとって「イラン封じ」は喫緊の課題だ。
イランのモッタキ外相は「(事件発覚による)ナスララ師へのレッテル張りは古くさい
謀略」と語ったというが、エジプトのアブルゲイト外相はアラブ紙上で力説した。
「イランはエジプトを下僕にしたいようだが、この地域の主人はわれわれだ」
85 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 10:58:24 ID:WeRwLo2Y
公訴取り下げの謎 米イスラエル・ロビー スパイ疑惑
2009年5月13日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009051302000095.html 米国の有力な親イスラエル「ロビイスト」の二人が、二〇〇五年にスパイ防止法違反に
問われた事件は、来月二日予定の初公判を目前にして検察当局が公訴を取り下げ、
すっきりしない幕切れを迎えた。捜査の過程では民主党有力議員が当局に盗聴されて
いた疑惑が浮上。今後の公判ではライス前国務長官らブッシュ前政権の高官らが相次ぎ
証人として呼ばれる見通しだったため、ワシントン政界の裏事情が暴露されるのを恐れる
圧力がかかったのでは…などと憶測を呼んでいる。 (ワシントン・嶋田昭浩)
「イスラエル・ロビー」は、米国の中東政策をイスラエル寄りに傾けようと議会や政府に
働きかける組織。議会に絶大な影響力を持ち、大統領さえイスラエル・ロビーを敵に回すことはできない、といわれる。
中でも有力とされる米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)の幹部だったスティーブン・ローゼン氏ら
二人は、国際テロ組織アルカイダの活動や、イラク駐留米軍への攻撃可能性などに
ついての機密情報をブッシュ政権高官から入手し、イスラエルの外交官らに流したとする
疑いによりスパイ防止法違反で起訴された。
(続く)
86 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:01:00 ID:WeRwLo2Y
>>85 より
同法は第一次大戦中の一九一七年に制定され、機密を漏らした政府職員の
訴追に適用されてきたが、民間人が対象になったのは初めて。公判前の手続きでは、
ライス前国務長官やウルフォウィッツ元国防副長官ら前政権高官を証人として
呼ぶことを判事が弁護側に許可するなど、異例の展開を見せた。
さらに、米有力メディアは先月下旬、当局者の話として、親イスラエルで知られる
民主党のジェーン・ハーマン下院議員が政府機関に電話を盗聴されていたと報道。
スパイ容疑をかけられた二人について、司法省に寛大な処分を働きかけるよう
頼まれたハーマン議員が、了解するような返答をしたとされた。
ハーマン議員は、司法省などへの働きかけを否定。政府機関による盗聴を「権力の乱用だ」と非難した。
(続く)
87 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:03:05 ID:WeRwLo2Y
>>86 より
今月一日になって検察当局は公訴取り下げを発表。ローゼン氏らが情報を流す際に
「米国に損害を与える」と認識していた故意の証明や、機密情報の開示を裁判所に
求められ、有罪を勝ち取る可能性が低いと判断したことを理由に挙げた。
だが、検察側の対応に、政治的な意図をかぎ取る識者もいる。
「機密指定を解除された過去の司法省関係文書を見ると、大統領や議会はロビーの
圧力に敏感で、司法省への圧力は避けられない」と中東政策研究所(ワシントン)の
グラント・スミス氏。イスラエルのイラン攻撃を容認しなかったブッシュ前政権について
「イスラエル・ロビーと一枚岩でなくなっていた」とする一方、オバマ大統領をAIPAC寄りと
指摘。議員盗聴の情報がメディアに漏れたのは「(このままでは)ワシントンの実情が
暴露される恐れがあり、この一件を早急に葬り去らなければと(政界を)あわてさせる効果があった」とみる。
88 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:03:57 ID:WeRwLo2Y
オバマ大統領 中東和平調停で3首脳と会談へ (1/2ページ)
2009.5.13 08:42
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090513/amr0905130842005-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】米ホワイトハウスは12日、オバマ大統領が今月中旬から
下旬にかけて、イスラエルのネタニヤフ首相ら中東3首脳と会談すると発表した。
オバマ大統領が中東和平問題に本格的に乗り出すのは就任後初めてで、停滞している
和平交渉進展のきっかけとしたい考えだ。
オバマ大統領は18日にネタニヤフ首相、26日にエジプトのムバラク大統領、
28日にパレスチナ自治政府のアッバス議長とそれぞれワシントンで会談する。
ギブズ大統領報道官は12日の記者会見で、オバマ大統領はイスラエルとパレスチナの
2国家共存実現を目指して、3首脳と意見交換することになると語った。
オバマ大統領は4月下旬のヨルダンのアブドラ国王との会談で、中東和平問題で
数カ月以内に一定の進展がみられることに期待感を示している。ただ、ネタニヤフ首相は
米国が進めようとしている2国家共存案には消極的な姿勢を崩していない。オバマ大統領は
首相との会談で、共存案の受け入れと、ヨルダン川西岸での新たなユダヤ人入植地建設の
中止を求めるとみられるが、事態打開は容易ではない。
(続く)
89 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:05:23 ID:WeRwLo2Y
>>88 より
イスラエル側はオバマ政権が、核開発を進めるイランとの対話を進める姿勢を
見せていることに懸念を示している。オバマ大統領は対イラン政策について説明し、
ネタニヤフ首相の理解を求めるとみられる。
オバマ大統領は6月上旬にはエジプトを訪問し、イスラム世界との連帯をテーマに演説を行う。
90 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:16:28 ID:WeRwLo2Y
京都
広河隆一さん:40年のパレスチナ取材まとめたDVD、あす京大で上映 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090513ddlk26040608000c.html ◇講演も
フォトジャーナリストの広河隆一さん(65)の40年にわたるパレスチナ・イスラエル取材を
まとめたDVD作品「パレスチナ1948 Nakba(ナクバ)」アーカイブス版上映と、広河さんの
講演が14日午後6時半から左京区の京都大である。
ナクバはアラビア語で「大災厄」を意味し、狭義には1948年のイスラエル建国で当時
約110万人いたパレスチナ人の80万人以上が故郷を追われた事実を指す。
作品はその後も続くナクバの取材記録を全30巻にまとめ、今回は第一巻「序章」(77分)を
関西で初上映。その後、午後8時から広河さんが「ガザ ナクバから61年目の現実〜今、
パレスチナ問題の根源に立ち返る〜」と題し講演する。
京大大学院人間・環境学研究科の岡真理教授の研究室主催。岡教授は「昨年末からの
イスラエルによるガザ侵攻と破壊は、パレスチナ人を襲ったナクバの悲劇が今も続いている
ことを示した。悲劇の根源を知り、考えてほしい」と参加を呼び掛けている。資料代500円。
問い合わせは同研究科事務(075・753・6720)。【太田裕之】
毎日新聞 2009年5月13日 地方版
91 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:18:16 ID:WeRwLo2Y
ハマスに「あらゆる種類の支援」 ヒズボラ副官
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051301000537.html レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのナイム・カセム副官は13日付の
英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)に対し、ヒズボラがパレスチナのイスラム原理主義組織
ハマスの反イスラエル活動に「あらゆる種類の支援」を行っていると語った。同紙によると、
ヒズボラ幹部が広範なハマス支援を明確に認めたのは初めて。
カセム副官は軍事面の援助も含まれることを認めたが、具体的な支援内容については
言及を避けた。その上で「われわれは(ハマス支援について)問いただされるが、
米国が全面的なイスラエル支援について問われることはない」と指摘、欧米の二重基準を批判した。
ヒズボラとハマスはともにイスラエルと対立、イランやシリアの支援を受けているとされる。(共同)
2009/05/13 15:26 【共同通信】
92 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:22:54 ID:WeRwLo2Y
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090513-182257.html 「内部からの改善めざす」−米国連大使
国連人権理事会に初選出−米国
【ニューヨーク12日内藤毅】ニューヨークの国連総会は12日、国連人権理事会の
理事国を選出する投票を行い、地域別に割り当てられていた枠を巡って立候補していた
米国など18カ国を選出した。米国が同理事会の理事国になるのは初めて。米国の
スーザン・ライス国連大使はこの日の記者会見で、「人権理事会の内側に入り、
機構全体の改善と強化を目指す」と語った。
今回の投票では、192カ国中、167カ国が米国の人権理入りを支持。ライス大使は、
「人権や民主主義の関連分野で…ふたたび米国が意義あるリーダーシップを発揮する
ことを望む声が大きいことを喜ばしく思う」と述べた。オバマ米政権は、ブッシュ前政権が
取ってきた人権理事会に対するボイコット政策を転換。人権外交を強化することで、
国際社会から米国に対する信頼を呼び戻そうとする動きの一環とされる。
(続く)
93 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 11:23:57 ID:WeRwLo2Y
>>92 より
人権理事会は2006年、前身の国連人権委員会が非民主的で深刻な人権侵害が
行われている国家が委員国になっているなど、問題が多かったため、これを改組。
より権限を強化した総会の下部組織として出発した。しかし、人権理も、アフリカ・中近東の
イスラム諸国やその支援国家などの発言権が強い。スーダンなど利害関係が一致する
国家の人権侵害は問題視しない状態が続く一方、イスラエルに対する非難が集中するなど、問題は多いままだ。
今回の投票でも人権問題に意識が薄い中国やサウジアラビアも理事会入り。
割り当て地域によっては立候補国全てが選出されたところもあり、人権保護団体からは、
これを疑問視する声も上がっている。また、ボルトン前国連大使は、ワシントンタイムズ紙の
報道(電子版)で、「米国が理事国になっても(人権理の愚かしさは)何も変わらない」と述べ、
「米国が参加することで、根本的に正統性がない組織に正統性を与えることになる」とする懸念を表明している。
2009/5/13 18:22
94 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 18:59:36 ID:WeRwLo2Y
パレスチナの主権「支持」 ローマ法王 ベツレヘム訪問 (1/2ページ)
2009.5.14 01:14
このニュースのトピックス:テロ
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090514/mds0905140121001-n1.htm 12日、エルサレムにあるユダヤ教徒の聖地「嘆きの壁」の前で手を組んで祈るローマ法王(AP)
【カイロ=村上大介】中東のキリスト教聖地を巡礼しているローマ法王ベネディクト16世は
13日、イエス・キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムを
訪れた。法王は歓迎式典で、パレスチナ国家樹立への支持とパレスチナ人の苦境への
「連帯」を表明するとともに、若者に対して「暴力」を拒否するよう訴えた。法王は12日、
エルサレム旧市街のユダヤ、イスラム教聖地を訪れたが、イスラエルでは、ドイツ人である
法王からナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について明確な「謝罪」が
なかったと不満を表明する声が出ている。
(続く)
95 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:01:03 ID:WeRwLo2Y
>>94 より
■ガザ封鎖解除を訴え
法王はベツレヘム中心部で約5000人の住民らを前に、「パレスチナ人が国際的に
承認された境界内で隣人と平和的に暮らす、主権のある故郷(国)を持つ権利を支持している」
と述べ、イスラエルとパレスチナの2国家共存案の実現に向けて、国際社会にも「影響力行使」を求めた。
法王はまた、昨年12月末からのイスラエル軍によるガザ地区大攻撃の犠牲者に
「深い同情」を表明し、ガザ封鎖解除を求める一方、「生命の損失や破壊を前にして
敵意や恨みを募らせてはならない。暴力やテロへの誘惑を拒む勇気を持ち、あなた方の
経験を、平和への決意を新たにする糧としよう」と訴えた。
法王はミサを執り行った後、ベツレヘム郊外のパレスチナ難民キャンプを訪問。アッバス自治政府議長とも会談する。
(続く)
96 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:01:58 ID:WeRwLo2Y
>>95 より
■加害者ナチス言及せず
一方、イスラエル側では、ドイツ人の法王がエルサレム入りした11日に訪れた
ヤドバシェム(ホロコースト記念館)や12日に訪れたユダヤ教聖地「嘆きの壁」で、
ホロコーストに「謝罪」しなかったことへの失望や反発の声が出た。
法王は記念館の演説で反ユダヤ主義を戒め、ホロコースト犠牲者に「深い追悼の意」
を表明したが、記念館館長やリブリン国会議長が相次いで、「加害者のナチス・ドイツに
言及しなかった」「法王はナチスの青少年組織に所属し、(ホロコーストの)責任を負う
一人だったのに、歴史学者や傍観者のような発言をした」と厳しく批判。一部の有力紙も
冷ややかな論調の社説を掲載した。
ベネディクト16世自身、法王就任前の1996年、回想録の中で、神学生として
ナチス青少年組織に登録されたことを認めており、法王庁報道官は「意思に反したもので
あり、彼の人生の中で特別の意味を持たない」と反論。宗教間対話を進めるユダヤ教指導者
からは、法王が枢機卿時代の94年に実現したイスラエルと法王庁の歴史的な外交関係樹立の
協議の中心人物だったことを指摘し、「批判者は実態を知らない」と擁護する声もある。
法王は今年1月、「600万人」というホロコーストの犠牲者数を疑問視した英国人司教の
破門を取り消し、ユダヤ人団体の非難を浴びた。ヤドバシェムが、第二次大戦中に法王庁が
ホロコーストに気づきながら阻止しなかったとする展示を行ったこともあり、双方の関係は
ぎくしゃくし、今回の聖地巡礼では、ユダヤ人社会との関係修復に注目が集まっていた。
97 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:03:57 ID:WeRwLo2Y
ローマ法王ベツレヘム初訪問、パレスチナの主権支持を明言
* 2009年05月14日 12:10 発信地:ベツレヘム/パレスチナ自治区
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2602175/4145613 パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のベツレヘム(Bethlehem)郊外の
アイダ(Aida)にある難民キャンプを訪れ、説教をするローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)。
法王は13日、キリスト生誕の地とされるベツレヘムを初めて訪問し、野外ミサで
「法王庁(バチカン)は、パレスチナ人が国際的に定められた境界の中で、パレスチナの
父祖の地に、隣人と安全かつ平和的に暮らす主権ある国を持つ権利を支持する」と明言した。
また、パレスチナの若者らに向けて、「目撃した人の死や破壊行為を恨みや敵意に
つなげるのではなく、暴力やテロに訴えたい誘惑に立ち向かう勇気を持ち、経験した
ことによって平和を構築する決意を新たにしてほしい」と呼びかけ、イスラエルによる
ガザ地区(Gaza Strip)封鎖の早期解除を訴えた(2009年5月13日撮影)。(c)AFP PHOTO/ALBERTO PIZZOLI
98 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:04:53 ID:WeRwLo2Y
ガザ住民のカード盗む=イスラエル兵、利用明細で発覚
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009051400099 【エルサレム14日時事】イスラエル紙ハーレツ(電子版)によると、昨年12月から
今年1月にかけてパレスチナ自治区ガザでの大規模軍事作戦に加わったイスラエル軍の
兵士1人が13日までに、軍警察の調べに対し、ガザ住民宅からクレジットカード1枚を盗み、
イスラエル国内で1600シェケル(約4万円)を引き出したことを自供した。
軍警察は、ガザ北部の男性住民が「カードが盗まれた」と被害を訴えたことから
先月捜査を開始。作戦の一環で住民宅に侵入した歩兵部隊所属の兵士2人の身柄を拘束し、
事情を聞いていた。兵士はこのほか、カードで買い物をした疑いが持たれている。(2009/05 /14-07:38)
99 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:08:12 ID:WeRwLo2Y
ローマ法王、西岸の分離壁を批判 ベツレヘムの難民キャンプ訪問
2009.5.14 09:57
このニュースのトピックス:テロ
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090514/mds0905140958002-n1.htm アイダ・パレスチナ難民キャンプを訪れたローマ法王ベネディクト16世=13日、ヨルダン川西岸地区(ロイター)
【カイロ=村上大介】中東のキリスト教聖地巡礼中のローマ法王ベネディクト16世は
13日、イエス・キリストが生まれたとされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘム
でのミサの後、近郊のアイダ・パレスチナ難民キャンプを訪れた。
法王は、イスラエルが西岸に建設している「分離壁」に接する同キャンプで難民たちに対し、
「(イスラエルによる)拘束や移動制限で分断されている人々をみると心が痛む」と語りかけ、
「あなたたちの激しいいらだちは理解できる。パレスチナ国家を切望する正当な願いは、
いまだに成就していない」とパレスチナ人の立場に理解を示した。
(続く)
100 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:09:28 ID:WeRwLo2Y
>>99 より
法王は分離壁の実態に衝撃を受けた様子で、「壁は、あなた方(パレスチナ人)の
土地を侵犯し、隣人同士を隔て、家族を離れ離れにさせている」とアッバス自治政府議長に
語るなど、何度も分離壁に言及。「壁が永遠に存在することはない。いずれ取り除かれる」
と述べ、「まず、われわれの心の周りに自分自身が築いた壁を取り除く必要がある」と強調した。
イスラエルは2002年から、パレスチナ過激派による自爆テロ阻止を理由にして、
分離壁建設を開始。その後、実際にイスラエル領内での自爆テロの件数は減ったが、
分離壁はパレスチナ側の集落や農地などまで容赦なく分断する形で建設され、住民たちの
生活に著しい影響を及ぼしている。また、国際社会からも和平交渉の結果を待たずに、
イスラエル側が自らに都合がいいように将来の境界線を既成事実化しようとしているとの批判を受けている。
101 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:11:21 ID:WeRwLo2Y
ローマ法王「平和の橋」呼び掛け 4万人前に歴訪最大のミサ
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051401000900.html 【エルサレム14日共同】中東歴訪中のローマ法王ベネディクト16世は14日、
キリスト教の聖地イスラエル北部ナザレで、約4万人の信者を前に今回の歴訪で
最大のミサを主宰、イスラム教徒とキリスト教徒の間に「平和の橋」を懸けるよう
呼び掛けた。同日午後にはイスラエルのネタニヤフ首相と会談、歴訪の主要行事を終えた。
法王は13日にパレスチナ自治区ベツレヘムを訪問した際、パレスチナの主権支持を
明言しており、首相との会談でイスラエル、パレスチナ2国家共存によるパレスチナ問題
解決を促す可能性がある。
聖母マリアが天使からキリストの懐妊を告げられ、キリストが少年時代を過ごしたと
されるナザレの特設会場には、イスラエルのほか米国、欧州各地から信者が参加。
「法王、万歳」「ナザレへようこそ」の大合唱の中、防弾ガラスを装備したパレード用の
車両で法王が現れると、信者らは大きな歓声を上げた。法王はミサで、パレスチナ情勢に触れ、
両教徒がこれまでの憎しみや偏見を捨てるよう求めた。
法王は15日にバチカン市国に帰国予定。
2009/05/14 22:25 【共同通信】
102 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:12:28 ID:WeRwLo2Y
ヨルダン国王と会談 イスラエル首相
2009.5.14 20:53
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090514/mds0905142054005-n1.htm イスラエル放送によると、同国のネタニヤフ首相が14日、ヨルダン南部アカバを
予告なしに訪問し、同国のアブドラ国王と会談した。首相は米国でオバマ大統領と18日に
初会談する予定で、これを前に中東和平について仲介役の1人であるアブドラ国王と協議したとみられる。
イスラエル放送は、ネタニヤフ首相が3月末に発足させた新政権の政策を「アブドラ国王に
説明し、調整を図った」と伝えた。首相は11日にエジプトを訪問してムバラク大統領と会談している。
アブドラ国王は4月に訪米してオバマ大統領と会談。最近の英紙とのインタビューで、
計57のイスラム諸国がイスラエルを承認することをうたう新和平案をオバマ政権とともに
検討中だと明らかにした。(共同)
103 :
朝まで名無しさん :2009/05/23(土) 19:14:36 ID:WeRwLo2Y
ローマ法王、ナザレでミサ イスラエル首相とも会談
* 2009年05月15日 09:07 発信地:ナザレ/イスラエル
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2602407/4147002 イスラエル・ナザレ(Nazareth)の近郊Mount Precipiceでミサを行うローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI、2009年5月14日撮影)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI
【5月15日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)は14日、キリスト教の
聖地イスラエル北部ナザレ(Nazareth)を訪問し、約4万人の信者を前に、憎しみあうのを
やめ、平和に生きるよう呼びかけた。
今回のミサは、8日間にわたる中東歴訪で最大規模となった。法王は信者を前に、
数十年にわたる対立をやめ、3つの主要な宗教によってあがめられている土地を共有し、
平和に生きるよう呼びかけた。
受胎告知教会(Basilica of the Annunciation)では、ユダヤ教の指導者Alon Goshen-Gottstein師
が、前日法王のために作曲した平和の歌を歌った。法王は立ち上がって英語で
にこやかに歌を口ずさみ、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の指導者たちと手を握りあった。
その後、法王はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と
会談。首相は法王に対し、イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)
大統領の「イスラエルは地図から抹消されるべき」との発言を非難するよう求めた。
法王は15日に帰国する。(c)AFP/Albion Land
104 :
朝まで名無しさん :2009/05/24(日) 02:32:19 ID:Tis26Ln+
CIA、「今後20年以内にイスラエル打倒」
アメリカの諜報機関CIAが、今後20年以内にシオニスト政権イスラエルが打倒されると強調しました。
イランの英語の衛星放送プレスTVによりますと、CIAは13日金曜、報告を発表し、「イスラエルの
現政権は、今後20年以内に崩壊するであろう」と述べています。
この報告では、将来にわたりパレスチナ難民が、被占領地パレスチナに帰還し、200万人の
イスラエル人も、向こう15年以内にアメリカに移住する、と予測されています。
CIAは、その報告書の中で、1990年代における南アフリカのアパルトヘイト政権および旧ソ連の
分裂崩壊について触れ、イスラエルの現政権が近いうちに滅亡する、としています。(後略)
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=6446
105 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 11:58:53 ID:C8s4qSFT
NPT準備委の勧告案判明 核軍縮目標設定や半島非核化
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051501000778.html 【ニューヨーク15日共同】今月4日からニューヨークの国連本部で開かれている
核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会が最終日の15日に「核軍縮目標の設定」や
「朝鮮半島非核化の促進」など具体的な核不拡散体制の強化策を盛り込んだ
勧告案の採択を目指していることが14日、分かった。共同通信が勧告案を入手した。
5年に1度開催される再検討会議を前に行われる同準備委は、核軍縮機運の
高まりを受け、焦点だった再検討会議の「議題」を開幕3日目という異例の速さで
採択。さらに同会議の「たたき台」となる勧告まで出せば会議は10年ぶりの成功に前進することになる。
勧告案では事実上の保有国、イスラエルの核問題に触れた部分などで意見対立
もあり、最終的に合意できなければ「委員会勧告」でなく「議長勧告」としたり、
最終報告書の付属文書にとどめる可能性もあるという。
勧告案は5ページ。NPTが核不拡散体制の「土台」と強調した上で、「核軍縮」
「核不拡散」「原子力の平和利用」の3分野で行動計画を勧告。核軍縮では、実際的な
核軍縮策や目標の設定の必要性を指摘、核不拡散では、輸出管理の徹底が核物質流出の
最も効果的な防止策と再確認。北朝鮮核問題では朝鮮半島の非核化を目指している
6カ国協議への支持も求めた。
2009/05/15 19:09 【共同通信】
106 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 11:59:40 ID:C8s4qSFT
米がイスラエルにイラン攻撃自重を要請か
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090515-494929.html 15日付のイスラエル紙ハーレツなどは、米中央情報局(CIA)のパネッタ長官が
イスラエルを最近ひそかに訪問し、イスラエルが米国の意向を無視してイランを攻撃
しないよう要請、イスラエル側も同意したと報じた。
米国は、イスラエルがイランの核施設破壊など電撃作戦を行うことを懸念。パネッタ長官は
イスラエルでネタニヤフ首相、バラク国防相らと会談、イランに対話を通じて核武装放棄を促す
オバマ政権の方針を説明し、イスラエルの攻撃は地域の安定に破滅的な結果を招くと伝えたという。
ハーレツによると、イスラエルのオルメルト前政権は昨年、イランを攻撃したいとの意向を
米国のブッシュ前政権に伝えたが、反対された。(共同)
[2009年5月15日20時40分]
107 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:00:37 ID:C8s4qSFT
108 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:01:50 ID:C8s4qSFT
ローマ法王、2国家共存訴え中東巡礼を終える
* 2009年05月15日 23:56 発信地:ベングリオン国際空港/中国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2602812/4152034 【5月15日 AFP】中東を歴訪中のローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)は
聖地巡礼の最終日となる15日、イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)近郊のベングリオン
(Ben Gurion)国際空港で行われた式典で、2国家共存による中東和平を訴えた。また、
ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を「残虐な民族抹殺」と非難した。
中東和平について、法王は「これ以上の流血や戦いやテロを止めれば、戦争はなくなる」
と述べた後、「全世界は、イスラエル国家が国際的に認知された国境線の中で、平和と
安全を享受し存在する権利があることを認めよう。同様に、パレスチナ人民にも、主権を有する
母国を持ち、尊厳を持って暮らし、自由に移動できる権利があることを認めよう」と2国家共存を呼び掛けた。
また、「神を恐れず反ユダヤ主義と憎悪を広めた独裁政権のもとで、数多くのユダヤ人が
無残に抹殺されていったことを、世界は決して忘れてはならない」と、厳しい口調でホロコーストを非難した。
この後、ヨルダン、イスラエル、ヨルダン川西岸を訪れた中東歴訪の旅を終えた法王は、
同空港からローマ(Rome)に向けて飛び立った。
ドイツ出身の法王は、エルサレム(Jerusalem)のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館
「ヤド・バシェム(Yad Vashem)」を11日に訪問しているが、ユダヤ人600万人が虐殺された
事実に対する謝罪の言葉や、ドイツ、ナチスに言及しなかったうえ、感情がこもっていなかった
などと批判されていた。(c)AFP/Catherine Jouault
109 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:03:47 ID:C8s4qSFT
ローマ法王:聖地巡礼「政治」が翻弄 慎重姿勢貫く
http://mainichi.jp/select/world/news/20090516ddm007030012000c.html ◇パレスチナ「反占領」、イスラエル「和平」演出
ローマ法王ベネディクト16世(82)は15日、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区への
歴訪を終えた。宗教間の融和と平和を希求する「聖地巡礼」と位置付けた法王庁(バチカン)だが、
中東和平を巡りそれぞれに思惑を抱えるイスラエルとパレスチナ自治政府の間で政治的に
翻弄(ほんろう)され、肝心のユダヤ教との和解などでは前法王の訪問時に比べ盛り上がりに欠ける8日間となった。
【ベツレヘム(ヨルダン川西岸)で前田英司】イスラエル占領下にあるヨルダン川西岸の
パレスチナ自治区ベツレヘムに、法王の来訪に備えて建設されながら、使われなかった
特設会場がある。テロ対策名目でイスラエルが難民キャンプを横切るように建設した「分離壁」の
真横だ。13日にキャンプを訪れた法王がここで演説すれば、平和共存と相いれない「壁」が
注目されるはずだった。だが、イスラエルの圧力などで会場はすぐ脇の学校へ移されてしまった。
(続く)
110 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:04:34 ID:C8s4qSFT
>>109 より
イスラエルに対パレスチナ強硬派ネタニヤフ政権が誕生するなか、パレスチナ側は法王の訪問を
機に反占領のアピールに奔走した。難民キャンプの特設会場建設もその一環で、「法王訪問は
不当な占領終結の呼びかけだ」(エラカト交渉局長)との思いがあった。
しかし、聖地訪問の政治化を避けようと考えるバチカンは、慎重な対応に終始した。法王は
中東歴訪中、「2国家共存」を繰り返し訴える一方、難民キャンプ内でこそパレスチナ「国家」と
言明したが、その他の場所では「ホームランド」などと表現した。
「ただ訪問しただけ」。難民キャンプの水道局職員、アブアケルさん(49)は素っ気ない。難民の
出身地への帰還を訴えるアルアッシさん(26)も「我々の問題は宗教対立でなく(土地を巡る)
政治問題なのだ」と法王訪問の意義を疑問視した。
一方、先のパレスチナ自治区ガザ地区攻撃の影を引きずるネタニヤフ政権にとっても、
今回の訪問は「和平追求」を演出する好機だった。ペレス大統領は法王との会談で「今年は
和平達成の機会を見いだせるかもしれない」と強調。ネタニヤフ首相も法王を訪ね、「和平の進め方」を協議したという。
(続く)
111 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:05:51 ID:C8s4qSFT
>>110 より
◇国籍とパウロ2世の影
【ローマ藤原章生】法王ベネディクト16世は今回の聖地巡礼で、イスラエルの政治家や
メディアに「冷たい」と酷評された。背景には、ドイツ人という国籍に加え、偉大過ぎた
前法王ヨハネ・パウロ2世の影があった。
「彼は歴史家か傍観者のように(ユダヤ人大量虐殺について)話した。それを起こした
一員なのに」。イスラエルのリブリン国会議長は12日、ホロコースト記念館「ヤドバシェム」
での法王演説を厳しく批判した。
「一員」とは、法王が14歳の時、ナチスの青少年組織に加わった過去を指す。バチカンの
ロンバルディ報道官はこれに「組織加入は当時のドイツ少年の義務であり、彼の人生や
人格に何の影響もない」と抗議した。
(続く)
112 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:07:08 ID:C8s4qSFT
>>111 より
聖職者にも国籍はついて回る。ヨハネ・パウロ2世はナチズムと共産主義を「人類悪」と
言い続けた。自身がポーランド出身の被害者だった。
前法王は00年3月、ヤドバシェムで「罪のない数百万人が犠牲となったナチズムの
悪行を繰り返してはならない」と語った。現法王はこうだ。「犠牲者の名は決して失われない。
彼らの苦しみが否定されたり軽んじられたり、忘れられることがあってはならない」
いずれも謝罪はせず哀悼にとどまっている。ただ、カトリック教徒の中に残るユダヤ人
蔑視(べっし)の風潮を厳しくいさめた現法王の演説の方が、より踏み込んだ内容になっている。
ホロコーストを軽視する司教の破門解除を発表し、非難を浴びただけに、ユダヤ人の
不満により配慮したとみられている。
ベネディクト16世への批判は、ドイツ人という出自に負うところが大きい。さらに、「政治力も
霊性も高かった前法王と比べられてしまう」(グレゴリアン大の神学教授)。自身が強く
希望した今回の巡礼。「神学者として静かに巡りたいのが本音だった」(バチカン職員)という。
113 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:08:16 ID:C8s4qSFT
ローマ法王巡礼の旅 ユダヤ指導者との溝は埋まらず
2009年5月16日8時39分
http://www.asahi.com/international/update/0516/TKY200905160002.html 【エルサレム=南島信也、井上道夫】ローマ法王ベネディクト16世は15日、イスラエルなど
中東の聖地巡礼の旅を終えた。宗教間の関係修復が課題だったが、ユダヤ教指導者から
思わぬ反発を受け、十分な成果をあげることはできなかった。
エルサレムにあるホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館を訪れた法王は、虐殺を
生き延びた人々の手をとった。式典では「犠牲者の苦しみ」に触れ、追悼の意も表明。
だが、ユダヤ教指導者からは「ホロコーストを防げなかったことへの謝罪がなかった」と
手厳しい批判が返ってきた。
法王庁のロンバルディ報道官は「なぜ、こんなに批判されるのか分からない」と困惑顔だ。
だが法王が今年1月、ホロコーストの否定発言をした超保守派司教らの破門を解除した
ことや、かつてナチスの青少年組織に自ら所属していたことなどが最後まで響き、
ユダヤ社会の不信感をぬぐえなかったようだ。
一方で、パレスチナ自治区を訪れた際には、パレスチナ人に寄り添う発言が目立った。
パレスチナ国家樹立による中東和平実現を強く促し、イスラエル軍による大規模攻撃を
受けた自治区ガザについても「(イスラエルによる)境界封鎖がすぐに解かれることを祈る」と語った。
弱者の味方という立場をアピールする狙いがあったようで、バチカン内からは「言うべき
ことはきちんと言った」と評価する声も出ている。
114 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:09:17 ID:C8s4qSFT
イスラエルに交渉復帰促す シリア訪問のトルコ大統領
2009.5.16 09:58
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090516/mds0905160958004-n1.htm トルコのギュル大統領は15日、3日間の日程でシリアを訪問、アサド大統領と会談後の
共同記者会見で、イスラエルに対し現在中断しているシリアとの間接和平交渉への早期の
復帰を強く求めた。アサド大統領も「相手側に用意ができれば、いつでも和平交渉の開始の
日程を決めることが可能だ」と強調した。
イスラエルとシリアはトルコの仲介で昨年5月間接和平交渉を再開したが、同年末始まった
イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ攻撃で中断。シリアは占領地ゴラン高原の返還が
交渉再開の条件と主張。イスラエルのネタニヤフ首相は最近の閣議で同高原の戦略的
重要性を強調し、和平と引き換えに返還するつもりはないと言明している。(共同)
115 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 12:10:09 ID:C8s4qSFT
勧告案合意せず閉幕 NPT準備委 議題は採択
2009年5月16日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009051602000241.html 【ニューヨーク=阿部伸哉】来年開催の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、
米ニューヨークの国連本部で開かれていた第三回準備委員会が十五日、閉幕した。
同会議の議題として、核拡散防止と核軍縮、非核兵器地帯、加盟国の原子力平和利用の
権利−などを採択。一方で議論の指針となる「勧告案」では加盟国の意見がまとまらず、
具体的審議は会議本番に持ち越されることになった。
再検討会議の日程は、来年五月三日から二十八日まで、国連本部での開催と決まった。
NPTでは五年ごとに実施状況などを見直すため再検討会議が開かれるが、前回
二〇〇五年は核保有国と非同盟諸国との対立で、議題が決まらないまま開催し、決裂。
それだけに今回、準備委段階で次回会議の議題が決まったのは「大きな成果」
(日本軍縮代表部)と評価する声が強い。
今年は四月上旬に、オバマ米大統領がプラハで核廃絶を目指す方針を言明。準備委議長を
務めたジンバブエのシディアスシク国連大使は「米新政権誕生と、米ロ関係の改善で
対話の雰囲気ができている」と指摘した。
一方、日本や欧米諸国は北朝鮮を念頭に、NPT違反をして脱退を図る行為を封じる
措置を提案したが、脱退の権利制限を嫌う非同盟諸国側は消極姿勢をみせた。
また、核保有国とみられながらNPT非加盟のイスラエルに対し、エジプトなど中東諸国の
懸念は根強く、再検討会議での大きな課題になるとみられる。
116 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 13:55:11 ID:C8s4qSFT
トルコ大統領、ダマスカスでシリア大統領と会談
2国間の経済関係拡大協議
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090516-205757.html 【カイロ16日鈴木眞吉】ギュル・トルコ大統領は16日、シリアの首都ダマスカスを
訪問し、アサド・シリア大統領と会談した。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが同日、報じた。
会談後の合同記者会見でアサド大統領は、地域間の多くの問題発生にも関わらず
シリアとトルコの経済関係が強化され、昨年の貿易総額が約20億ドルに達したと指摘、
今後さらに航空機や鉄道など運輸関連関係強化を推し進める意向を表明した。
一方、今までの両国の通商関係では40%が成功、60%は不成功だったとして遺憾を
表明、相互の投資や貿易障害を克服する姿勢を強調した。また、両国関係の進展は、
イラクとイランを含めた地域間の経済交流を爆発的に進展させ得ると指摘、両国の
ビジネスマンには互いにビザなしで行き来できるようにするなど各種改善策を推進する意向を表明した。
(続く)
117 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 13:56:01 ID:C8s4qSFT
>>116 より
注目されたトルコ仲介によるイスラエルとの関係については、イスラエル新政権からの
交渉責任者が決定されるのを待ち、交渉再開する姿勢を表明した。
それに対しギュル大統領は、地域の自由貿易合意が結果を産みはじめ、シリア投資を
望むトルコ人ビジネスマンが増加するなど、着実に進展が図られていると指摘した。
イスラエルとシリアの仲介については「土地と和平の交換」原則に基づき仲介を推し進める
意向を表明、イスラエル側からのゴラン高原の返還が両国の和平確立に必要不可欠である
ことを強調した。イラクの尊厳を守りやパレスチナ国家の独立を支持する必要性も強調した。
なお、イスラエル紙エルサレムポストによると、ミッチェル米中東特使が近日中にシリアを
訪問し、対イスラエル和平を含む中東問題全般にわたり、アサド大統領と会談する。
2009/5/16 20:57
118 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 13:57:54 ID:C8s4qSFT
「道徳超える快感…」 元将兵にみる紛争心理(沈黙を破る)
2009/5/17
http://www.j-cast.com/tv/2009/05/17041228.html (C)『沈黙を破る』
<沈黙を破る>監督の土井敏邦は、17年間によるパレスチナ・イスラエルの取材を経て、
今年2009年にドキュンメンタリー映画『届かぬ声―占領と生きる人々―』全4部作を
完成させた。『沈黙を破る』は、その4部目にあたる。
単なる二元論では紐解けない「世界の問題」パレスチナ・イスラエル紛争。カメラは
その底辺を、襲われる側から撮る。そこに映るのはフィクションと錯覚してしまいそうな
「事実」である。難民キャンプでイスラエル軍の銃撃が鳴り響くと同時に、手持ちカメラが
大きく揺れ、住人の悲鳴がこだまする。血の海と化した道路。屋内に運ばれた死体。
その死体を見た遺族には、失神する者もいる。泣き叫ぶ者もいる。目の焦点が合ってない
者もいる。スクリーンに映し出された事実を前に「映画の演出だったらな……」と、我々は
現実から目を背けたくなるだろう。
最も絶望に直面したのは、おもちゃのピストルを頭に打ちつけ、「こいつはスパイだ!」
などと言って戦争ごっこをしている難民キャンプの子供たちである。自爆テロをした人物
(彼らは殉職者と呼ばれている)の顔を模ったワッペンを手に取り「僕は自爆するんだ」と、
瞳を輝かせ誇らしげに言う少年の姿には、この紛争に終わりがくることを疑ってしまう。
(続く)
119 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 13:59:48 ID:C8s4qSFT
>>118 より
『沈黙を破る』は紛争地の実態を至近距離で捉えた潜入ルポに留まらない。この映画の
題名は、占領地に赴いた経験を持つ元イスラエル将兵たちによって作られたNGOの
名称であり、「沈黙を破る」という加害側の証言というものは、この映画の最も重要なファクターである。
「退廃的なプロセスが根を下ろし、道徳を越える快感が生まれ、その中毒になる」という
元将兵の証言は、戦争が人間の心理を蝕んでいくことを表している。
「加害の歴史」を清算しきれていない日本も決して無関係ではないはずだ。そして
日本もこの紛争の解決に一役を買うことが出来るのではないか。それは、「歴史」から
生まれた「普遍」の憲法9条を叫ぶこと、ではないだろうか。
イスラエル側が「加害」を証言し、占領の実態と向き合うことは、新たな両者の「対話」
を生む可能性があるだろう。『沈黙を破る』が、紛争の唯一の解決方法であろう「対話」の
道しるべになることを願いたい。
川端龍介
オススメ度:☆☆☆☆
120 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:04:39 ID:C8s4qSFT
外相のイラン訪問中止検討を要請 米、日本側に「懸念」伝達
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051701000618.html 5月2日にテヘランで行われた中曽根弘文外相とアハマディネジャド大統領の会談を
めぐり、米政府が事前に「懸念」を日本側に伝え、イラン訪問中止を検討するよう要請
していたことが17日、分かった。関係筋が明らかにした。
米側はアハマディネジャド氏の最近のイスラエルに関する発言を問題視し、日本も
抗議の意思を示してほしいとの趣旨だったという。
政府筋は「懸念だけで、何が何でもやめてほしいという強い要求ではなかった。
実際に問題は生じていない」としているが、中東外交をめぐる日米のズレが浮き彫りになった形だ。
アハマディネジャド氏は4月20日にジュネーブで開かれた世界人種差別撤廃会議の
再検討会議で演説。この中でイスラエルを「人種差別の国だ」と非難し、ホロコースト
(ユダヤ人大量虐殺)の歴史的事実も「疑わしい」などと述べた。欧州連合(EU)諸国の
代表がこれに抗議して退席する騒ぎとなった。
関係筋によると、外交ルートを通じた米側の要請に対し、日本側はアハマディネジャド氏
との会談では、当時スパイ罪でイランに拘束されていた日系米国人記者の問題も
取り上げるとして、理解を求めたという。
2009/05/18 02:02 【共同通信】
121 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:07:52 ID:C8s4qSFT
イランを読む:「覇権国家」/3 物理学者、アフマド・シルザド氏
http://mainichi.jp/select/world/news/20090518ddm007030132000c.html ◇「核技術進展」は誇張−−アフマド・シルザド氏(50)
−−アフマディネジャド大統領は中東諸国に対し、独自開発した「核技術」を提供すると発言しました。
◆イランがウラン濃縮技術を完成させるには外国支援が必要だ。(原発建設で支援を
受ける)ロシアより進んだ国の技術を使うべきだ。イスラエルは「イランは1〜2年後に
核兵器製造が可能だ」と脅威をあおるが、大統領も自国の実力を実際より大きく
見せたいという点で、イスラエルと利害が一致する。「核技術の進展」を巡る当局の
相次ぐ発表はプロパガンダだ。
−−大統領は誇張が過ぎる?
◆大統領は演説で「イランには自宅で核エネルギーを製造した16歳の少女がいる」
と語り、失笑を買った。部下の報告を真に受ける素直な性格なのだろう。
−−革命防衛隊による秘密の核施設の存在がうわさされます。
◆疑いをかけるのは簡単だが、国際原子力機関が指摘するように、私が得た情報でも
「隠された核施設」はない。
(続く)
122 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:08:32 ID:C8s4qSFT
>>121 より
−−ただ「独自の核エネルギー技術獲得」は国民的合意です。イラン人の誇りにかかわる問題ですか。
◆「核技術」と「誇り」がつながったのは、ブッシュ前米大統領が「持つな」と強く圧力を
かけ、問題を国連安保理に持ち込み、合理的な対応をしなかったことへの反動でもある。
私の考えでは、国民的プライドを追求するなら別にいろんな選択肢がある。
−−最近はミサイルや人工衛星の開発を誇っています。
◆ミサイル開発では国際的な協定はなく、いかなる国も自国を防衛する上で研究開発は当然だ。
イランはかつてイラクとの戦争で、(米国などから)フセイン元大統領に渡されたミサイルによる攻撃で街を破壊された。
◇得意の強気姿勢
保守強硬派のアフマディネジャド大統領は、イランのサッカー代表チームを激励に
訪れた際、こんな言葉を掛けたという。
「勝負には攻め続けることが肝要。相手がひるんだスキに押し込めばいい。これは
核問題でも同じことだ」
核政策で大統領は同じ保守派の反発もはねのけ、強気一辺倒の姿勢を貫いた。
オバマ米大統領の登場で米国が核交渉に応じることになり、結局は強気が功を奏した形だ。
シルザド准教授は「その代償は大きい」と指摘する。イランに対する国際的な信頼と
イメージの失墜。経済制裁による貿易と投資の冷え込み−−。大抵の改革派論客も、そう主張する。
(続く)
123 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:09:45 ID:C8s4qSFT
>>122 より
だが、経済的損失に関しては、国際金融・経済システムとのつながりが希薄だった分、
今回の世界不況の影響を最小限に食い止めることができたのも事実だ。
先日、イラン最大手の国営自動車メーカー「イラン・ホドロ」を訪れた。仏のプジョー
などと提携し、最近は国産車「サマンド」の本格輸出にも乗りだした。今年度の生産目標は
76万台。大増産である。アブデロウヤニ広報室長(34)は「中東に競争相手はいない」と
意気軒高だ。今年1月、イラン鉱工業相が「必要なら仏企業をイランから追い出す」と
発言、物議を醸した。サマンド輸出にプジョーが反発したためという。こうした姿勢は
イランの「得意技」なのかもしれない。【テヘラン春日孝之】=つづく
==============
■人物略歴
イランのイスファハン工科大物理学部准教授(素粒子物理学専攻)、政府系の理論物理学・
数学研究センター研究員。ハタミ前政権時代、改革派として国会議員(1期4年)を務めた。シャリフ工科大で博士号。
124 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:12:44 ID:C8s4qSFT
聖地“巡礼訪問”中の教皇、反ユダヤ主義を批判
2009年05月18日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2239.html 【CJC=東京】聖地を“巡礼訪問”中の教皇ベネディクト十六世は5月11日午前、
ヨルダンのアンマン・クイーン・アリア空港での送別式を経て、空路イスラエルの
テルアビブ・ベングリオン空港に到着した。空港にはシモン・ペレス大統領と
ベンヤミン・ネタニヤフ首相が出迎えた。首相の出迎えは国家元首の場合とするのが
慣習で、教皇への敬意を示す重要な行為と見られる。
空港での歓迎式で教皇は英語で、「聖座(バチカン)とイスラエル国とは多くの価値を
共有しており、とりわけ社会生活の中で宗教を正当な位置に置くことで共通している」
と述べた。「社会的な関係の正しい秩序は、全ての人類の自由と尊厳を前提とし、また
それを必要とする。キリスト者であれ、イスラム教徒であれ、ユダヤ教徒であれ、
等しく愛の神によって創造され、永遠の命を約束されている。人類の宗教的側面が
否定されたり、隅に追いやられる時には、奪うことの出来ない人権の正しい理解のための
根底が危機にさらされている」と言う。
「悲惨なことに、ユダヤ人は、全ての人類の根源的な尊厳を否定するという思想の
恐るべき影響を経験した。私のイスラエル滞在中、ショア(ナチスによるユダヤ人大量虐殺
=ホロコースト)の犠牲者600万人の記憶に敬意をはらい、人類がこのような重大な
犯罪を決して再び目の当たりにすることのないように祈る機会を持ちたい」と教皇は語った。
(続く)
125 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:14:02 ID:C8s4qSFT
>>124 より
「悲しむべきことに、反ユダヤ主義は世界各地でその醜い頭をもたげつつある。
これはまったく受け入れられない。どこであれ発生する反ユダヤ主義と闘い、全地球上の
人類、種族、言語、国家、世界のすべての成員に対する尊重を育てるために努力
しなければならない」と教皇は主張した。
「イスラエル滞在中、著名な宗教指導者と会える。『主の神殿の山に国々はこぞって
大河のように向かう。主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう』
というイザヤの預言が成就するように」と教皇は語った。
ペレス大統領は教皇に対し「聖地への訪問は平和の使者という重要な使命である。
世界にある暴力と憎悪を軽減させようとするあなたの立場と行動を賞賛する。これは
預言者の精神に基づくユダヤ教とキリスト教の間の対話を継続させるものとなる。
飢える人を満たし、宇宙の創造主と人に対する信仰への渇きを潤すあなたの努力をたたえる」
と語った。「わが国は資源は貧しいが、信仰は豊かだ。わが国は半分が砂漠だが、
人的資産という力と生まれて来た全ての子どものために正義を求める社会の上に繁栄する
商業を建設して来た」と言う。
126 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:18:39 ID:C8s4qSFT
教皇、エルサレムのホロコースト記念館を訪問
2009年05月18日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2241.html 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月11日、テルアビブ・ベングリオン空港に
到着、歓迎式の後ヘリコプターでエルサレムに移動、ニル・バルカト市長の歓迎を受けた。
その後、教皇はエルサレムの『ヤド・バシェム・ホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館を訪問、
記念の灯火に点火、黄色の白色の花で飾られたリースを置いた。
「(虐殺を引き起こした)憎しみが人々の心を支配し続けることがないよう、カトリック教会が
全力を尽くすことを約束する」として「犠牲者の苦しみが忘れられることがないよう願う」と教皇は英語で演説した。
同記念館理事長でユダヤ教指導者のラウ師らは「ナチス・ドイツが加害者だったことに
言及しなかった」などと演説内容への不満を表明した。
127 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:19:34 ID:C8s4qSFT
教皇がナザレでミサ、4万5千人以上が参加
2009年05月18日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2240.html 【CJC=東京】イスラエル訪問中の教皇ベネディクト十六世は5月14日午前、ナザレの
プレチピツィオ山でミサを捧げた。4万5千人以上が参加した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はこのミサで、ナザレの聖家族を
思いおこしながら、両親や子どもの役割に言及した。過去にナザレで起きたイスラム教徒と
キリスト教徒間の緊張についても触れ、憎しみや偏見の破壊力に負けず、平和な共存の
ための橋を築いていくよう、信者たちに呼びかけた。ミサの終わりに教皇は、ナザレに
創立される『家庭のための国際センター』の礎石と共に、聖地で初めてのアラブ・カトリック系大学、
および『ヨハネ・パウロ2世記念公園』の礎石を祝別した。
(続く)
128 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 14:20:29 ID:C8s4qSFT
>>127 より
その後、教皇は受胎告知教会(お告げの教会)の付属ホールで、ガリラヤ地方の
諸宗教関係者らと会見した。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ドゥルーズ派の代表者らが
多数出席した。教皇はこの席で、宗教を超えて善意の人々が一致し、よりよい世界の
構築に努力しながら、子どもたちを狂信主義や暴力から守っていこうと呼びかけた。また、
「平和の文化」と相互尊重を育て、巡礼地をめぐる諸宗教間の緊張をなくし、静かな祈りの
環境をすべての人に保証する必要を述べた。集いの終わりに、「シャローム」「サラム」「ピース」
と平和の言葉が歌われる中、教皇はユダヤ教とイスラム教の指導者らと手を取り合い、その腕を天に高く上げた。
ナザレでの一日の締めくくりとして、教皇は『お告げの洞窟』を巡礼、受胎告知教会で、
地元の教会関係者らと共に夕べの祈りを唱えた。
129 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 15:10:30 ID:C8s4qSFT
教皇、ベツレヘム訪問でパレスチナ市民の権利を強調
2009年05月18日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2244.html 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月13日、パレスチナ自治区のベツレヘムを
訪問、マフムード・アッバース大統領はじめ、パレスチナ自治政府関係者ら出席のもと、歓迎式に臨んだ。
バチカン放送(日本語電子版)によると、挨拶で教皇は長い闘争のために苦しみ続ける
パレスチナの人々に心を寄せられ、特に家を失った人々、家族を亡くした人々のために
祈りを約束した。「教皇庁は、パレスチナの人々が主権国家を持ち、祖先の土地において、
国際的に承認された境界の中で、安全に、近隣の人々と平和に生活する権利を支持する」
と教皇は述べ、その実現は遠いように思われても、イスラエルとパレスチナの双方が
熱望する平和と安定を目指す希望を保つよう勇気付ける言葉をおくった。
教皇はまたイスラエルとパレスチナの治安上の問題が解決されることで、人々の移動の
自由が可能になることを要望、パレスチナの人々も他の人々と同様に、結婚し家庭を築き、
仕事や学校、病院に行く権利があると述べた。さらに、特にガザ地区をはじめ闘争で
破壊された家々や学校、病院の再建が早期に行なわれるよう、国際社会に協力をアピールした。
この日、教皇は生誕教会前でパレスチナの信者と共にミサを捧げたほか、カリタス小児病院や
アイーダ難民キャンプ訪問、アッバース大統領との会談を行なった。
130 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 15:11:26 ID:C8s4qSFT
教皇、“聖地巡礼”を終えてローマに帰着
2009年05月18日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2245.html 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は“聖地巡”訪問最終日の5月15日、
エルサレムで、二つのエキュメニカルな出会いを行った。
早朝、正教会のエルサレム総主教庁で、テオフィロス三世総主教はじめ、聖地の
諸キリスト教教会の代表者らと会見した教皇は、キリスト者の一致に向けてのさらなる
努力と、共に神の愛を証しすることの必要を強調した。
また、教皇はアルメニア使徒教会のトルコム・マノキアン・エルサレム総主教を訪問、
両教会の友好と協力を確認した。
教皇は、聖墳墓教会を巡礼、石墓の前に跪き深い祈りを捧げ、「キリストは復活された。
愛は死よりも強い」と説教を行なった。
その後、教皇はテルアビブに向かい、空港での送別式で「流血、対立、テロ、戦争のない
世界を!」と再び呼びかけた。
教皇は、同日夕方、ローマに帰着した。
131 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 15:15:56 ID:C8s4qSFT
イランはCTBT批准を=中曽根・モッタキ外相が電話会談
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009051801007 中曽根弘文外相は18日午後、イランのモッタキ外相と電話で会談した。中曽根外相は
イランのウラン濃縮活動や対米関係に言及し「イランから積極的に行動することが重要だ」
と指摘し、包括的核実験禁止条約(CTBT)に批准するよう促した。モッタキ外相は
「ほかの国々がイランの権利を尊重するならば新たなステップを取ることができる」と述べるにとどめた。
中曽根外相はイラン当局が拘束していた日系米国人ジャーナリストのロクサナ・サベリさん
を釈放したことを「適切な結論を出したことを評価する」と歓迎。一方、モッタキ外相は
近くアフガニスタン支援に向け、イラン、パキスタン、アフガニスタンの3カ国による首脳会談を
テヘランで開催する予定であることを伝えた。(2009/05/18-20:41)
132 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 15:31:27 ID:C8s4qSFT
133 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:48:09 ID:C8s4qSFT
アラブ系移民&貧困層「和平なんて許さないよ!」〜『イスラエル』
臼杵 陽著(評者:尹 雄大)
岩波新書、780円(税別)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090514/194704/ 日本のメディアで多用される「自爆テロ」は、パレスチナ人の認識では「スーサイド・アタック」
に他ならないことを知ったとき、彼らの絶望の深さに気付かされた。子どもまでが闘争に
加わり、イスラエル兵に投石を行う姿をモニター越しに見たとき、断ちがたい憎しみの連鎖を知った。
同時に、イスラエルに兵役拒否をする若者が現れたこと。さらに、占領地で殺されている
パレスチナ人と同じアラブ系住民がイスラエル国民の2割を占めることを知ったとき、
マイノリティの複雑な胸中に思いを致した。
ユダヤ対パレスチナの対立関係は、まさしく「壁と卵」であるが、本書を読んで
わかったのは、イスラエル国内の状況は、外から見るほど一様ではないということだ。著者はいう。
〈イスラエル社会に広く浸透しているパレスチナ人への強硬論を主張する人びとの心情を
彼らの理屈を通して理解しなければ、イスラエルを本当に知ったことにならないのではないか〉
(続く)
134 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:49:00 ID:C8s4qSFT
>>133 より
本書は、パレスチナ人を「一方的にテロリストと決めつけ、テロリスト殲滅のために暴力行使も辞さない」
イスラエルという国家の意志がどのように成立したかを明らかにしようとする。
1993年9月13日、オスロ合意締結の調印式において、PLO(パレスチナ解放機構)の
アラファト議長とイスラエルのラビン首相とが握手を交わす姿に、世界は中東和平の
前進を確信した。オスロ合意とは、〈PLOがイスラエルを承認することで、イスラエルは
占領しているヨルダン川西岸・ガザを自治領として返還〉するというもので、いわば「領土と和平の交換」であった。
イスラエルが4度の中東戦争で獲得した領土を和平と引き替えにしようとしたのは
なぜか。冷戦終了により「共産主義に対する橋頭堡という役割を失ったイスラエル」が
敵対していたPLOを承認し、和平交渉の対手としたほうが、自国の益になると判断したからだ。
だが2年後、ラビンは和平に反対する極右の超正統派ユダヤ教徒により暗殺された。
アラファトもまたオスロ合意の破綻とイスラエルの敵視政策のなか、2004年にフランスで客死した。
ユダヤ教の聖地はユダヤ人のものだ
政治的求心力を失っていたアラファトと比べたとき、ラビンの死は、狂信者による
暗殺事件で済まされない重さがあった。ラビンは第3次中東戦争時、参謀総長として
指揮にあたり、6日間でイスラエルの占領地を戦前の4倍以上に拡大させた。
いわばラビンは、〈現実主義的な政策とそれを実行する辣腕ぶりが国民の信頼を
勝ち得て高く評価されていた〉。
(続く)
135 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:49:50 ID:C8s4qSFT
>>134 より
オスロ合意は、ラビンにとって大局を遠謀しての現実的判断だったが、実行犯の
考えでは、神から与えられた土地を「非ユダヤ教徒に売り渡した」ものにほかならなかった。
しかも犯人の行為を正当化したのは、急進的なラビ(ユダヤ教の宗教指導者)の
「世俗的権力者=背教者」という解釈だった。
ラビンとてユダヤ教徒であるが、彼の世俗的判断がなにゆえ「背信行為」になるのか。
評者はここにイスラエル社会の和平と治安をめぐる混迷が表れていると思うが、
著者は、その混迷を世俗・宗教・民族の要素の絡まりとして分析する。
まず世俗とは何か。イスラエルはシオニズムの思想に基づき建国された。シオニズムとは、
世界に離散したユダヤ人に「シオンの丘」(エルサレムの雅称)への帰還を促す運動だ。
シオニズムは19世紀末、ヨーロッパに吹き荒れた「ユダヤ人への差別・迫害を伴う
反ユダヤ主義の激化に対する解決案」として生まれた。世俗的な近代国家を立ち上げ、
そこに集うことでユダヤ民族は正常に復するという考えだ。
イスラエルは1948年5月14日、独立。独立宣言は「イスラエル国はユダヤ人移民と
離散民に開かれるであろう」と謳う一方、「宗教、人種、あるいは性による区別なく、
すべての市民の社会的政治的諸権利の完全な平等を保証する」としている。
つまり「ユダヤ国家」であるが「民主国家」でもあり、「宗教と国家の分離を建前」とした。
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136 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:51:36 ID:C8s4qSFT
インドを見るときは、その西も見よ
〜衛星打ち上げに見るあの国との意外な蜜月
* 白土 晴一 【プロフィール】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090514/194698/ 先月4月20日、インド宇宙研究機関( ISRO )は、ベンガル湾沿いのシハリコタにある
サティシュダワン宇宙センター(SDSC)第二発射台から、極軌道打ち上げ用PSLVロケット
(C−12)により二つの人工衛星を打ち上げた。
一つはアマチュア無線用の中継システムを積んだ「ANUSAT」(Anna University Microsatellit)
というインドのアンナ大学が開発した小型衛星、もう一つは、合成開口レーダーを搭載した
リモートセンシング衛星「RISAT-2」(Radar Imaging Satellite 2)。
スパイ衛星を打ち上げか
この「RISAT-2」に関して、ISRO側は「原則的に気象や農業のための地球観測が目的」と
主張したが、各国報道機関は実質的にはスパイ衛星=偵察衛星ではないかと見ている。
【ISRO launches surveillance education satellite】
(南アジア中心のニュースを配信する「Asia News International」の
YouTubeチャンネルより)
http://www.youtube.com/watch?v=iOwXvAR191A (続く)
137 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:52:32 ID:C8s4qSFT
>>136 より
偵察衛星は地球観測衛星と技術的にも同じ部分も多く、当然軍事目的以外の
利用も可能である。したがって、ISRO側の主張が必ずしも虚偽というわけではないだろうが・・・。
打ち上げ後、インド政府は「ANUSAT」と「RISAT-2」の軌道投入に成功したと発表している。
合成開口レーダー(SAR)は、主として航空機や人工衛星に搭載され、移動中に
進行方向にある目標に対して、狭いパルス幅の電波などを連続的に送受信し、
そこで得たデータを合成することで目標を画像として表示することが出来る。光学センサー
とは違い、昼夜・天候などの影響をあまり受けずに高分解能な画像の入手が可能となる
ため、軍事用の偵察衛星に搭載すれば、情報収集能力が飛躍的に向上することとなる。
既にインドは2001年10月に打ち上げた実験技術衛星「TES」(Technology Experiment Satellite)
の光学センサーにより、かなり高度な衛星画像を自前で入手することが可能となって
いるが、この合成開口レーダーを搭載する予定の国産人工衛星「RISAT-1」の開発の
進捗状況が思わしくないと伝えられていた。
そのため、国境やパキスタン領内の監視能力強化を早急に進める必要性を感じて
いたのだろう、インド政府はイスラエルより購入した「RISAT-2」を前倒し的に打ち上げることを決めたらしい。
そう、この偵察衛星「RISAT-2」は、インド国産ではなくイスラエル製なのである。
(続く)
138 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:53:36 ID:C8s4qSFT
>>137 より
インドに依頼しての打ち上げも実施
イスラエル政府は2008年1月にISROの商業部門であるアントリックス・コーポレーションに
委託し、偵察衛星「TecSAR」を、「RISAT-2」と同じサティシュダワン宇宙センターから
PSLVロケットで打ち上げている。
【参考映像】
【Israeli Reconnaissance Satellite Launched】
(イスラエル「The first TV network」のYouTube
「info live tv english」チャンネルより)
http://www.youtube.com/watch?v=gnFqMnUZ3tc イスラエルの偵察衛星を打ち上げたインド政府に対して、イラン大使は抗議を行ったが、
「純粋に商業目的である」として適当に受け流されてしまったらしい。
「TecSAR」は、イスラエルの防衛産業の中核を担うイスラエル・エアリアル・インダストリーズ
(IAI)が製造した合成開口レーダー搭載の偵察衛星であり、最大分解能は1m程度と
見られている(ちなみに、日本の情報収集衛星「IGS-R」のレーダー最大分解能は
1−3m程度とされている)。イスラエルの国内メディアによれば、投入された軌道など
から「特にイラン核施設の監視を目的にしているのではないか」と推測している。
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139 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:54:44 ID:C8s4qSFT
イラン:日系米国人記者釈放 釈放の米記者、機密文書を自宅に 弁護士「裏取引なし」
http://mainichi.jp/select/world/news/20090519ddm007030084000c.html 【テヘラン春日孝之】イランでスパイ罪に問われ、控訴審の執行猶予判決を受けて
釈放された、日本人の母親を持つイラン系米国人、ロクサナ・サベリ元被告(32)の
サレフ・ニクバフト弁護士(57)が17日、毎日新聞の取材に応じた。同氏は「ジャーナリストと
しての好奇心がもたらした偶発行為だった」との認識を示し、釈放に際し「イランと
米国に裏取引はなかった」と主張した。
同氏によると、6年前から記者活動をしていた元被告は、イランの権力機構の一つ、
最高評議会で翻訳のアルバイトをしていた約3年前、大統領府の戦略研究センターが
評議会に提出した資料を無断でコピーし、自宅に置いていた。資料は03年の
米軍のイラク侵攻に伴うイランの対応や将来状況を分析し、表紙にはペルシャ語で
秘密を意味する「M」と記されていた。
(続く)
140 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:55:26 ID:C8s4qSFT
>>139 より
元被告は控訴審で、「机の上で偶然見つけ、間違いを犯した」と謝罪。「イラン権力構造とその源泉」
に関する本を執筆するのに役立つと考えたという。
元被告は数年来、情報省の監視下にあった。政府関係者らと接触し、イラン人が
渡航を禁止されているイスラエルをはじめ、中東諸国を往来したことから今年1月に
拘束され、家宅捜索で問題の資料が発見された。
1審は禁固8年の実刑、控訴審(判事2人)は禁固2年、執行猶予5年に減刑した。
弁護団は「問題の資料は古く(情報として意味のないもので)、米国に渡してもいない」と
主張。裁判所も「(米国に渡したとしても)米国はイランが敵意を持つ国ではない」と
認定したという。同氏は「司法が独立性を発揮した」と評価した。
イランの国家機密文書には2種類ある。軍事や核関連情報など極秘の「S」と一段下の
今回の「M」だ。元被告は同省監視下にありながら「M」情報の米国への伝達は確認されなかった。
イラン改革派の政治評論家、サイード・レイラズ氏の話 本当にスパイなら死刑だが、
今回は情報の機密度も低い。事件は対米関係に絡んだ100%政治的なものだ。
米国人を拘束してオバマ政権に圧力をかけ、釈放して得点を稼いだ格好だ。
141 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 16:56:46 ID:C8s4qSFT
和平交渉速やかに再開 イスラエル首相が表明
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051901000033.html 【ワシントン18日共同】オバマ米大統領は18日、就任後初めてイスラエルのネタニヤフ首相と
ホワイトハウスで会談後、記者団に対し、中東紛争の解決策としてパレスチナ国家樹立による
2国家共存を目指す考えをあらためて明示した。ネタニヤフ首相も「和平交渉を即座に開始したい」と応じた。
大統領は「すべての当事者がこれまでの合意を果たす必要がある」と述べ、2国家共存に
触れた2003年の和平案(ロードマップ)などの尊重を要求。和平に消極的とされる
ネタニヤフ首相に対し「重大な進展を成し遂げる歴史的な好機」と前向きな対応を促した。
一方、首相は「パレスチナ人を統治しようとは考えていない」とパレスチナ人の統治権限を
認める考えを示したが、「国家」という形式を容認するかについては明言を避けた。また
和平の前提として、イスラエルがユダヤ国家として認知される必要性を指摘した。
オバマ大統領は今年末までにイラン核問題で何らかの進展を得たいと言及。来月の
イラン大統領選終了後、国連安全保障理事会常任理事国とドイツの6カ国と、イランとの
交渉を本格化させ、米国もイランとの直接協議を模索するとした。
2009/05/19 09:27 【共同通信】
142 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:36:48 ID:C8s4qSFT
143 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:38:25 ID:C8s4qSFT
2国家共存言及せず イスラエル首相、米側に
2009年5月19日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009051902000237.html 【ワシントン=嶋田昭浩】オバマ米大統領は十八日、ホワイトハウスでイスラエルの
ネタニヤフ首相と就任後初めて会談し、中東和平やイランの核開発問題を協議した。同首相は
「パレスチナとの和平交渉を早期に開始したい」と交渉再開に意欲を見せたが、米国など
国際社会が目指すイスラエルとパレスチナとの「二国家共存」による解決策への言及を
避けたため、パレスチナ側が反発している。
二時間以上に及んだ会談後、ネタニヤフ首相は記者団に「できれば平和の輪を
他のアラブ諸国(全体)に広げたい」と発言。一九六七年の第三次中東戦争で占領した
ゴラン高原の返還問題が難航しているシリアなどとの関係改善も視野に入れていることを示唆した。
だが、パレスチナ国家については明言せず「パレスチナ側はイスラエルをユダヤ人国家
として認める必要がある。そうした条件が満たされれば、イスラエル人とパレスチナ人が
隣りあって平和に暮らす姿を思い描ける」と述べるにとどまった。
また、オバマ大統領は、ネタニヤフ首相が強調するイランの「核兵器開発」の脅威に
理解を示し、同国に対する制裁強化の可能性にも言及したが、来月のイラン大統領選が
終わるのを待って働きかけを強めるとした。
144 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:40:00 ID:C8s4qSFT
米イスラエル首脳会談、「2国家共存」は平行線
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090519AT2M1901319052009.html 【ワシントン=弟子丸幸子】オバマ米大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と
ホワイトハウスで初めて会談した。中東和平問題を巡り、イスラエル側は最大の焦点だった
パレスチナ国家を樹立する「2国家共存」案への支持を表明せず、議論は平行線をたどった。
両首脳はイラン核開発の阻止が重要との認識で一致。オバマ大統領は「年末」までに
イランの態度を見極める考えを示した。
オバマ大統領は会談後の共同記者会見で「2国家共存はパレスチナのみならず、
イスラエルと米国、国際社会の利益である」と強調した。対パレスチナ強硬派の
ネタニヤフ政権が3月末に発足して以降、オバマ政権はパレスチナ国家の樹立を受け入れるよう迫ってきた。
オバマ大統領は同日の会談でも、2国家共存が最善の解決策であると説得。占領地への
入植中止も求め「ネタニヤフ首相は歴史的機会を手にしている」と譲歩を促した。(20:01)
145 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:40:47 ID:C8s4qSFT
2009.05.19 Web posted at: 15:41 JST Updated - CNN
ワールド
「テロ組織がフェイスブックでスパイ募集」とイスラエル
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905190020.html 写真
テロ組織がスパイ募集に使っているとされる大手SNSのフェイスブック
エルサレム(CNN) イスラエル政府は18日、テロ組織が米大手ソーシャルネットワーキングサービス
(SNS)のフェイスブックなどを使ってスパイを募っているとして、国民に注意を促した。
同国の情報機関シン・ベトは「テロ分子がインターネットを使ってイスラエル国民に
接触し、金銭と引き換えにテロ行為に加担したり、情報を提供するよう持ちかけて
いるとの報告が多数ある」との声明を発表した。
情報が流出すればイスラエルの治安が脅かされるばかりか、情報受け渡しのために
出国した国民はテロ組織に拉致される恐れもあるとシン・ベトは警告。金目当ての
情報受け渡しは危険だと説いている。
シン・ベトに最近通報があった事例では、イスラエル国民がレバノン商人を名乗る
人物からフェイスブックを通して接触され、金銭と引き換えに秘密情報を渡して欲しいと頼まれたという。
これは多数ある事例の1つにすぎないとシン・ベトは強調している。
146 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:43:46 ID:C8s4qSFT
米国の包括的新中東和平案に期待―イスラエル首相
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090519-205844.html 【エルサレム19日森田陽子】オバマ米大統領と18日にワシントン・ホワイトハウスで
会談したネタニヤフ・イスラエル首相は会談後の同日夜、当地で、イスラエル人報道陣を前に、
「(オバマ)大統領はまもなく、新たな中東和平案を提示する計画だが、それは興味深い」
と語り、イスラエルとパレスチナのみならず、多くのアラブ諸国を含む包括的な和平案になるとの見通しを明らかにした。
イスラエル紙エルサレムポストが19日、報じた。
同首相はさらに、「私は大統領がわれわれの立場を新和平案の中に極めて良く反映させ、
イスラエルは(利益を)与えるだけではなく、受けることにもなるだろう」と語り、新和平案への期待感を表した。
オバマ大統領は、26日にムバラク・エジプト大統領と会談し、28日にアッバス・パレスチナ
自治政府議長と会談する。4月21日のアブドラ・ヨルダン国王との会談から始まった一連の
招待外交の結果をもとに、新中東和平案を煮詰め、6月4日、カイロでそれを発表するものと見られている。
2009/5/19 20:58
147 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:45:23 ID:C8s4qSFT
米イスラエル首脳会談:イスラエル、イランの核を最重視 中東和平は二の次
http://mainichi.jp/select/world/news/20090520ddm007030154000c.html 【エルサレム前田英司】イスラエルのネタニヤフ首相は18日のオバマ米大統領との
会談で、米政権が「自らの国益」とまで強調するパレスチナ国家の樹立について明言を避けた。
首相が考える喫緊の課題はイランの核問題で、和平交渉は「二の次」なのが本音だ。
最近では予算審議で政権内が混乱、指導力不足を露呈する事態もあり、支持基盤である
右派陣営の「立場」を貫く必要性に迫られてもいた。
「私は『2国家』とは言っていない」。ロイター通信によると、ネタニヤフ首相は和平交渉を
巡る会談内容について、自国の記者団にこう強調した。オバマ大統領は記者会見で
イスラエル、パレスチナの「2国家共存」を改めて支持したが、首相は「パレスチナ人が
自ら統治し、彼らと平和に暮らしたい」と述べるにとどめた。
イランの核問題を最重視するネタニヤフ政権は、パレスチナ問題を中東安定の要とする
オバマ政権のように交渉進展を優先していない。ネタニヤフ首相は最近、国防費削減などを
盛り込んだ予算案をいったん提示しながら政権内の猛反発に遭って撤回。右派陣営には
「和平問題でも妥協するのではないか」との懸念が芽生えていた。
イスラエルのメディアによると、オバマ大統領は来月4日のエジプト訪問時、中東の
包括和平を目指す新たなイニシアチブを表明するといい、今後、水面下での駆け引きが活発化しそうだ。
148 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:46:28 ID:C8s4qSFT
イスラエル首相、強硬姿勢に懸念の声 米大統領と会談 和平実現に消極的 (05/20 09:11)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/166224.html 【カイロ19日鄭真】十八日にオバマ米大統領と初会談を行ったイスラエルのネタニヤフ首相は、
パレスチナとの二国家共存による中東和平の実現に対し、従来の消極的な姿勢を崩さなかった。
パレスチナ側の反発に加え、イスラエル側からも首相の強硬な態度を懸念する声が相次ぐなど、
和平当事者らに波紋が広がっている。
会談でオバマ大統領はネタニヤフ首相に柔軟な対応を迫ったが、首相は会談後の会見で、
イスラエルを敵視するイスラム原理主義組織ハマスの存在を引き合いに、「イスラエルに対する
脅威を根絶することが先だ」などと述べるにとどまった。
これに対し、パレスチナ解放機構(PLO)のアリカット交渉局長は「(首相は)和平推進の
機会を自らつぶした」と酷評。別の幹部は「イスラエルの望みは和平ではなく交渉を
永久に続けること」と皮肉った。
(続く)
149 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:47:20 ID:C8s4qSFT
>>148 より
一方、イスラエル国内では対米関係の悪化や国際社会での孤立を懸念する声が
与野党から漏れた。
前政権下で二国家共存の実現を追求してきた、最大野党・中道右派カディマの
ボイム議員は「米国との信頼関係が壊された」と批判。現在、与党の中道左派労働党の
タミル議員も「彼はイスラエルの国益を危うくしている」と述べた。
オバマ大統領は来週、アッバス自治政府議長らを米国に招いて会談し、六月には
中東和平で重要な役割を果たすエジプトで演説するなど、和平実現に向け矢継ぎ早に
行動を起こしている。とはいえ、十八日の会談は、持論に固執するネタニヤフ氏との
意見の相違がひときわ際立ち、和平交渉の困難さを印象づけた格好だ。
150 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:48:20 ID:C8s4qSFT
米、イスラエルの核保有黙認継続 オバマ氏が伝達と報道
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052001001001.html 【エルサレム20日共同】20日付のイスラエル紙ハーレツによると、オバマ米大統領は
イスラエルのネタニヤフ首相と18日に行った会談で、事実上の核保有国であるイスラエルに
核拡散防止条約(NPT)加盟への圧力をかけないという従来の政策を変えないことを伝えた。
オバマ大統領は核廃絶構想を打ち出したが、中東で最大の同盟国イスラエルの核保有は
黙認する方針を継続することを意味し、アラブ諸国などから「二重基準」と批判を招きそうだ。
イスラエルでは同構想の発表後、オバマ政権が対イスラエル核政策を変更するのではないかという懸念が出ていた。
ハーレツによると、イスラエル当局者は「オバマ氏はイスラエルの安全保障を確約し、
この分野に関する大統領としての深い理解を表明した」と述べた。
イスラエルは1960年代に核兵器開発に成功したとみられているが、核抑止力を維持
しつつ他国に追随させないよう、歴代政権は保有について否定も肯定もしない「あいまい政策」
を堅持。ハーレツによると、イスラエルが核実験を行わなければ米国はNPT加盟の圧力を
かけないとの69年の合意が同政策のよりどころとなっている。
2009/05/20 21:42 【共同通信】
(続く)
151 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 17:49:18 ID:C8s4qSFT
>>150 より
もっと知りたい ニュースの「言葉」
Kyodo Zoom核拡散防止条約(2007年4月28日)核兵器保有国を米国、ロシア、英国、
フランス、中国の5カ国に限定し、他の国の核兵器保有を禁じた多国間条約で1970年に
発効。非核保有国に「原子力平和利用の権利」を認める一方、核保有国には「核軍縮交渉を
行う義務」を課している。5年ごとに運用についての再検討会議を実施。事実上の
核保有国であるインド、パキスタン、イスラエルは未加盟。今年1月時点の加盟国は
2003年1月に脱退を宣言した北朝鮮も含めて190カ国。(ウィーン共同)
152 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:28:48 ID:C8s4qSFT
エジプト人にサイン入り紙幣で工作―ヒズボラ
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090520-220550.html 【カイロ20日鈴木眞吉】イランのイスラム革命輸出の先兵としてレバノン南部を
拠点に活動するイラン系イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラは現在、エジプトに
工作員と資金を送り、エジプト人貧困者らに、同組織のサイン入りの現金(紙幣)を
渡していたことが明らかになった。
アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビアの電子版が20日、ヒズボラの
スタンプが押された写真付きの記事を掲載した。
報道によると、その事実を公表したのは、エジプトの野党ワフド党所属の人民議会議員
モハメド・シェルディ氏で、同氏は、ヒズボラが、「ヒズボラからのお金」を意味する
スタンプを押した1ポンド(約20円)や5ポンド(約100円)、10ポンド(約200円)紙幣を、
貧困なエジプト人に渡していた、として糾弾した。
「(ヒズボラが)これら少額の紙幣を使ったことは、エジプト社会の貧困層を狙っていることを
表している」と語り、ヒズボラによるエジプト人工作が事実行われていることに懸念を表明した。
エジプト警察は数か月前、ヒズボラから派遣されたレバノン人工作員らが、シナイ半島を
拠点にエジプト人を勧誘、イスラエル人旅行者へのテロや、武器・弾薬をパレスチナ自治区
ガザとの境界線下に無数に掘られた密輸トンネルを通じ、ガザ側に運んでいたとして、
49人を逮捕、取り調べを続けていた。
2009/5/20 22:05
153 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:29:42 ID:C8s4qSFT
イラン、新世代の地対地ミサイル発射に成功-イスラエル全土が射程距離に
2009年05月21日 06:13更新
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090521/34773.html * 【写真詳細】
* イランの新世代の地対地ミサイル「セッジール2」が発射される模様。2009年5月20日(ロイター)
イランのアフマディネジャド大統領は20日、同国軍が新世代の地対地ミサイル
「セッジール2」の発射実験に成功したと発表した。イラン国営通信(IRNA)が伝えた。
地対地ミサイルとは、射程に限らず地上から発射された地上の目標に対して撃たれるミサイルのことである。
IRNAによると、実験はイラン北部のセムナーン市で実施した。射程距離は2,000キロ弱で、
事実とすれば、イランが敵視するイスラエル全土やモスクワ、アテネ、イタリア南部など
欧州一部が射程距離に入ることになる。
また、アフマディネジャド大統領は同日、「さらに長射程のミサイル実験を行っていく」
と述べ、イランの核兵器開発を懸念していた米国やイスラエルでイランの軍事増強に
対する懸念がより高まるとみられる。
154 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:30:28 ID:C8s4qSFT
ムバラク大統領、孫の死で訪米中止
2009.5.21 08:36
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090521/mds0905210842002-n1.htm 【カイロ=村上大介】エジプト国営中東通信は20日夜(日本時間21日未明)、
同国のムバラク大統領が25日からの米国公式訪問を中止したと伝えた。オバマ米大統領と
26日に首脳会談を行う予定だった。ムバラク大統領の12歳になる孫が18日に
病気で死去したためで、大統領は悲しみのあまり19日の葬儀にも参列できなかったという。
イスラエル・パレスチナ2国家共存案を軸とした中東和平達成に前向きな姿勢を
示すオバマ大統領と、和平プロセスの仲介役の一人であるムバラク大統領の初会談は、
18日のネタニヤフ・イスラエル首相とオバマ大統領の会談と並び、オバマ政権にとって
具体的な政策を探るに当たっての重要な会談の一つに位置づけられていた。
28日にはアッバス・パレスチナ自治政府議長とオバマ大統領の会談も予定されている。
ただ、オバマ大統領は6月4日にエジプトを訪問し、アラブ諸国に向けた演説を行う。
米エジプト首脳会談はその際に仕切り直すことが可能であり、ムバラク大統領の
訪米中止による和平協議への実質的な影響は少ないとみられている。
155 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:31:43 ID:C8s4qSFT
イラン、新型ミサイルを試射 アフマディネジャド大統領が発表
* 2009年05月21日 08:52 発信地:セムナン/イラン
http://www.afpbb.com/article/politics/2604382/4171402 【5月20日 AFP】イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は
20日、イラン北部セムナン(Semnan)州で演説し、軍が新型の中距離地対地ミサイル
「セジル2(Sejil-2)」の発射実験に成功したと発表した。
大統領は、「本日、国防相から、セジル2が目標の地点まで到達したとの連絡があった」
と演説。ミサイルは2段階式で、複合固形燃料を使用していることを明らかにしたが、
具体的な射程距離については言及しなかった。
米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官も同日、発射試験は成功したとの
見方を示した。射程距離は、2000-2500キロと見られるという。 また、イタリア政府は、
アフマディネジャド大統領の演説を受け、近日中に予定されていたフランコ・フラティーニ
(Franco Frattini)外相のイラン訪問を取りやめると発表した。
一方、イスラエル政府高官は、イランがすでに射程1500キロのミサイル発射実験を
行っていることから、自国には戦略的な影響はないとしながらも、欧州諸国は今回の
実験成功に警戒を強めていくべきだと見解を示した。(c)AFP/Jay Deshmukh
156 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:32:40 ID:C8s4qSFT
米長官、イラン核武装をけん制 「軍拡競争に火」と
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052101000123.html 【ワシントン20日共同】クリントン米国務長官は20日、上院歳出小委員会の公聴会で
証言し、核開発を続けるイランについて「核武装すれば中東地域での軍拡競争に火を
付けることになる」と懸念を表明、回避のため米国が引き続き外交努力を続けると
述べた。イランが同日、新世代地対地ミサイルの発射実験に成功したと発表した
ことには直接言及しなかった。
長官は「(核武装は)イランの利益にならない」と自制を要求。一方で来月のイラン大統領選が
終わるまでは進展を期待していないとも語った。
パキスタンへの巨額の支援金が同国の核開発に転用されかねないとの懸念には
「根拠がない」と一蹴。核問題をめぐる6カ国協議からの離脱を表明した北朝鮮については
「協議復帰などの変化が見えるまでは一銭も出さない」と述べ、現時点で経済援助の
考えがないことをあらためて示した。
長官は続いて上院外交委員会の公聴会でも証言し、ミャンマー軍事政権が国家防御法違反の
罪で民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんを審理していることを「言語道断だ」と非難。
2009/05/21 09:09 【共同通信】
157 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:33:24 ID:C8s4qSFT
米、イランのミサイル発射実験を批判 成功を確認
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090521AT2M2101121052009.html 【ワシントン=弟子丸幸子】ゲーツ米国防長官は20日、米下院歳出委員会の公聴会で、
イランがイスラエルや東欧の一部を射程におさめるミサイルの発射実験に成功したことを
確認した。ギブズ米大統領報道官は記者会見で「オバマ米大統領はイランのミサイル・
核開発を懸念している」とイランを批判し、地域の緊張を高める行動を慎むよう求めた。
ヒラリー・クリントン米国務長官も同日の公聴会で、イランへの2国間制裁を強化するか
どうかについて、否定的な見解を表明。6月のイラン大統領選が終了するまでイラン問題の
進展に期待していないと言及した。
オバマ政権はイランのミサイル実験を非難しているものの、同国との対話は引き続き
模索していく方針。米政府当局者は同日、記者団に「忍耐にも限度はあるが、対話を
あきらめるには早い」と述べた。(11:45)
158 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:34:42 ID:C8s4qSFT
映画『沈黙を破る』ロングラン決定&メンバー緊急来日決定!!
(2009/05/22 00:28)
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=8473 (C)『沈黙を破る』
ポレポレ東中野で好評公開中のドキュメンタリー映画『沈黙を破る』。
パレスチナ・イスラエル問題を20年以上にわたり取材してきた日本人のフリージャーナリスト・
土井敏邦氏の初監督作品であり、本作は“占領”“侵略”という構図の本質を、重層的に描き出す問題作だ。
パレスチナ・イスラエル問題を取り上げた映画はこれまでにも数多くあったが、本作は、
イスラエル軍=占領する側からの内部告発を真っ向から捉えた初の作品として大きな
反響を呼び、このたび、東京でのロングランが決まった。
また、今回、映画に出演している元イスラエル将校でNGO「沈黙を破る」のメンバー、
ノアム・ハユット氏の緊急来日も決定した。
イスラエル社会が占領の実態に向き合うことを願い、占領地での虐待、略奪、一般住民への
殺戮等の加害行為を訴え続けるNGO「沈黙を破る」。
昨年末から今年2 月までのガザ攻撃に参加した兵士たちの証言も新たに収集し、
その活動はイスラエル国内だけでなく、欧米メディアも注目している。
(続く)
159 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:36:09 ID:C8s4qSFT
>>158 より
映画『沈黙を破る』の鑑賞と合わせて、ぜひノアム氏の「生の声」を聞く貴重な機会をお見逃しなく!
◆ノアム・ハユットさん来日スケジュール
▼5 月30 日(土)ノアム・ハユット来日緊急報告会
→日時:5/30(土)14:00〜(開場:13:30)
会場:明治大学・駿河台キャンパス/リバティータワー(1001 号教室)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html 参加費:1,000 円(資料代として)
共催:土井敏邦 パレスチナ記録の会、シグロ、現代史研究会
【第一部】「沈黙を破る」とは ?ノアム・ハユット氏の報告?
【第二部】ガザ攻撃をどう見るのか ?実録映像と元将校の分析?
【第三部】ノアム・ハユット氏と土井敏邦さんとの対談、質疑応答
▼5 月31 日(日)ノアム・ハユットさんによる舞台挨拶
→日時:5/31(日)10:20 の回上映終了後
会場:ポレポレ東中野(03−3371−0088)
▼京都:京都シネマ、大阪:第七藝術劇場、沖縄:桜坂劇場にも来場決定!!
◆ノアム・ハユット(元将校)プロフィール-----------------------------
Noam Chayut
1980 年、イスラエル北部の農村出身。両親ともイスラエル出身。1998 年に入隊し、
4 年8 ヵ月、軍隊生活を送った。2000 年までは南レバノンに駐留、第二次インティファーダ
以後、ガザ地区やヨルダン川西岸地区で兵役に就いた。通常、兵役は3 年だが、
将校コースに進み、その後は軍将校を努めた。父親は農場経営、母親は高校の教員で
平和活動家、検問所での兵士による人権侵害を監視する母親たちのグループにも参加している。
(以下略)
160 :
朝まで名無しさん :2009/06/03(水) 18:37:07 ID:C8s4qSFT
エルサレムは「永遠に不可分」=強硬姿勢変えず−イスラエル首相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009052200084 【エルサレム21日時事】ネタニヤフ・イスラエル首相は21日、当地で行われた
1967年の第三次中東戦争に関する式典で演説し、エルサレムは「イスラエルの
永遠の首都で、決して分割しない」と強調、エルサレム分割反対の強硬姿勢を改めて示した。
同首相はこの中で、先の訪米でも反対を伝えてきたと表明。「イスラエルが
全体を統治してこそ、3宗教(ユダヤ、キリスト、イスラム各教)の聖地への自由な
行き来を保障できる」と主張した。(2009/05/22-06:12)
161 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:28:02 ID:j8sBHas+
2009年5月23日(土)「しんぶん赤旗」
イラン大統領選始まる
4候補 外交で対決 経済も焦点
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-23/2009052307_03_1.html 【カイロ=松本眞志】イラン護憲評議会は二十日、大統領選挙の候補者四人を
正式に承認しました。これによって六月十二日投票に向け、四年間のアハマディネジャド政権の
内外政策を問う大統領選挙戦が事実上スタートしました。
イランは、憲法でシーア派イスラム教を国教とし、聖職者の最高指導者(ハメネイ師)が
国政全般の決定権を有しています。大統領は行政権だけを有し、司法や軍への
権限はありません。大統領候補を認定するのは聖職者などで構成される護憲評議会で、
候補者選出にも枠がはめられています。
今回の選挙には厳格なイスラム的社会規範に忠実な保守派陣営からアハマディネジャド
現大統領とレザイ元革命防衛隊司令官、言論の自由などを求める改革派に近い勢力から
ムサビ元首相、キャルビ元国会議長が立候補しています。
これまでに、対西側強硬路線を主張するハメネイ師がアハマディネジャド氏支持の
構えを示したことから、同氏の再選が有力視されています。しかし同氏が核開発問題や
イスラエルとの関係で西側世界との摩擦を強め、イランを安全保障の危機に追いやったとの
指摘があるほか、高インフレ、経済成長の停滞を招いたことを厳しく批判する声もあります。
(続く)
162 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:29:46 ID:j8sBHas+
>>161 より
他の三人の候補者は一様に西側諸国との対話を重視すると公約しています。
レザイ氏は、現政権の外交政策を「冒険主義」と呼び、「現大統領が再選される
ならばこの国は(破滅の)ふちに引きずりこまれる」と強調しました。
ムサビ氏は、立候補を撤回したハタミ前大統領の支持を受け改革派の結束を
呼びかけています。ハタミ政権時代の改革路線を引き継ぎ、西側諸国との
関係修復を訴えています。
一方、オバマ米大統領が最近イランに対話を呼びかけたことも選挙にどう影響
するかも注目されます。モッタキ外相は十九日、イランを訪問したイラクのゼバリ外相との
共同会見で「(オバマ氏が)言動を実行に移すべきだ」としながらも、オバマ発言を
「歓迎する」と表明しています。
イランの護憲評議会 最高指導者が任命するイスラム法学者六人と、司法府が
提出した候補者の中から国会が選出した法律専門家六人の計十二人で構成。国会で
通過した法案を憲法やイスラムの教義に照らして審議し、大統領や国会などすべての
選挙の立候補者の資格審査を行います。メンバーは「保守派」が優勢。
163 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:30:45 ID:j8sBHas+
主張「保有国」は核削減に本腰を
公明新聞:2009年5月23日
11項目の議題を採択
来年の再検討会議へ一歩前進
http://www.komei.or.jp/news/2009/0523/14611.html NPT体制の強化 核拡散防止条約
核をめぐる複雑な対立を克服するには、粘り強い対話が必要だ。先週末までニューヨークの
国連本部で開かれていた来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会は、
議題さえ決められず決裂した前回(2005年)の再検討会議とは様相が一変、「核軍縮の進展」
「核拡散防止」「原子力の平和利用」など、20項目の議題を採択して閉幕した。
オバマ米大統領が先月、チェコで、核兵器のない世界をめざして軍縮努力を約束した演説も追い風になった。
NPT体制は、1970年の発効当初から、“二重構造”の問題点が指摘されてきた。
米ロ中英仏の5カ国のみが「核兵器国」と認められ、それ以外の加盟国は核兵器保有を
禁じられた。同時に、核保有国に核軍縮を義務づけ、「非核兵器国」には原子力の平和利用が認められている。
しかし今、NPT体制が揺らいでいる。核兵器を保有するインド、パキスタンと保有が
確実視されるイスラエルはNPT未加盟国であり、核保有を宣言した北朝鮮は、一方的に
NPTからの脱退を表明している。未加盟国の核開発や保有に歯止めがかからなければ、
NPTに加盟し、原子力の平和利用に徹している国々の不信感を招く。
(続く)
164 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:31:34 ID:j8sBHas+
>>163 より
また、地球温暖化や原油の枯渇が指摘される中で、原子力発電に意欲を示す国が
増加していることも注視したい。ウラン濃縮やプルトニウムの生産など、原子炉を運転する
能力を核兵器開発に転用するのは以前ほど困難ではない。「濃縮・再処理能力は
核兵器のコアとなる兵器用核分裂性物質を生産する能力と表裏一体であるため、
濃縮・再処理能力の拡散は核兵器製造のための潜在能力の拡散をもたらす」
(防衛省防衛研究所『東アジア戦略概観』2009)からである。
核テロへの不安もある。世界は「管理不十分な状態で核物質が世界にあふれている」
(オバマ米大統領)。核兵器による抑止よりも、テロ組織が核物質を入手することが、
「核の脅威」となっている。オバマ米大統領が指摘しているように、NPT体制の強化とともに、
新たな国際協力は不可欠である。
イランの核開発疑惑が注目を浴びているが、今回の準備委員会ではイスラエルの
「核保有」について、懸念が表明され、NPT加盟を求める声が相次いだという。イランの
核開発阻止とともに、イスラエルの核に対する対応が必要だというものだ。
日本が11項目の提案
アジアでも、パキスタンにとってインドの核は脅威であり、インドも中国の核を警戒している。
中国は米ロの核がある限り、核削減に踏み出すことは難しいのが現状だ。今回の準備委員会で
日本政府は、核保有国の核装備状況を国連に登録する制度創設など、11項目の
核軍縮提案を行った。各国の不信感を和らげ、核軍縮の潮流を確かなものにしていくため、
今後の積極的な対応が期待されている。
165 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:32:25 ID:j8sBHas+
イスラエル、イランを仮想敵国に軍事演習
2009-05-23 15:43:55
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/23/1s140761.htm AP通信の報道によりますと、イスラエル国防省の高官が22日、イスラエル空軍が今週、
イランを仮想敵国とした大規模な軍事演習を行ったことを明らかにしたということです。
この国防省高官は、「今回の演習は4日間にわたって行われ、21日に終了した。
演習は『全面的な戦争』を背景にし、イスラエルの都市がミサイル攻撃されたことを
想定した」と述べました。
イスラエル軍が発表した短い声明によりますと、今回の演習は定例トレーニングの
一部であり、イスラエル軍と予備役はいずれも参加したとしていますが、詳しいことに
ついては明らかにしていません。
イラン政府は20日、射程距離約2000キロの中距離弾道ミサイル「Sejil-2」を発射した
ことを発表しました。これはミサイルの射程範囲がイスラエル全国をカバーできることを
意味しています。(翻訳:ZHL チェック:大澤)
166 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:33:32 ID:j8sBHas+
シリア外相、対イスラエル和平交渉再開を拒否
ゴラン高原返還約束が交渉開始の前提
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090523-193040.html 【カイロ23日鈴木眞吉】ムアレム・シリア外相は22日、同国国営放送で「イスラエルが
ゴラン高原からの撤退を約束しない限り、和平交渉を再開することはない」と述べ、
ネタニヤフ・イスラエル首相が訪米を終えた20日、イスラエル・テルアビブ空港で
「シリアとの和平交渉を前提条件なしに開始する用意がある」と語ったことに対し、拒否する姿勢を明確にした。
トルコを仲介にしたイスラエルとシリアとの間接交渉は、イスラエルがパレスチナ自治区
ガザに昨年12月末に侵攻した時点で実質途絶えていたが、先週、ギュル・トルコ大統領が
シリアの首都ダマスカスを訪問、アサド・シリア大統領に交渉再開を促していた。
2009/5/23 19:30
167 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:34:21 ID:j8sBHas+
OIC外相会議、開幕
2009-05-24 13:44:59
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/24/1s140773.htm OIC・イスラム諸国会議機構第36回外相会議が23日、ダマスカスで開幕しました。
57カ国のイスラム国の外相や代表、また5カ国の非イスラム国のオブザーバーが出席しています。
今回の会議は3日間に渡って開かれますが、中東和平プロセスや、アラブ諸国と
イスラエルの衝突、エルサレム問題、テロリズムなどの問題のほか、パレスチナ、イラク、
アフガニスタン、スーダン、ソマリア、パキスタンなどの国の情勢などについて討議します。
イスラム諸国会議機構のイフサンオウル事務総長は開幕式を主宰し、イスラム諸国が
団結を強化し、統一の立場をとり、現在直面している課題に対応するよう呼びかけました。
シリアのアサド大統領は開幕式で、「イスラム諸国が実際の行動を取り、イスラム世界自身の
問題を解決するよう希望する」と述べた上で、中東問題に関する外部からの解決案を拒否
するよう呼びかけました。アサド大統領は、「イスラエルの占領に反対する抵抗運動は、
将来、中東問題の解決案を達成する基本的な要素であり、アラブ人民の合法的権利を
回復させる重要な保障である」と見ています。(翻訳:玉華 チェック:吉田)
168 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:35:30 ID:j8sBHas+
西岸全域からの撤退拒否=治安悪化を懸念−イスラエル外相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009052400184 【エルサレム24日時事】イスラエルのリーベルマン外相は24日、記者団に対し、
パレスチナ自治政府が求めるヨルダン川西岸全域からの撤退について、「平和も
安全も保証されない」として拒否する考えを表明した。イスラエル右派政権は、
西岸撤退でパレスチナ武装組織の動きが活発化することを強く懸念している。
同外相は「われわれは(ヨルダン川西岸などを占領下に置いた第3次中東戦争以前の)
1967年の境界まで戻るべきと圧力を掛けられているが、これは紛争終結に
つながらない」と指摘。撤退を果たせば、占領地以外のイスラエル領内も
危険にさらされるとの認識を示した。(2009/05 /24-20:01)
169 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:36:17 ID:j8sBHas+
カイロでのテロ容疑者、7人逮捕
アルカイダの影響受けた組織
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090524-210108.html 【カイロ24日鈴木眞吉】エジプト内務省は23日、今年2月首都カイロの繁華街
ハンハリーリ周辺で発生した、仏人旅行者らを標的にした爆弾テロに関し、7人を逮捕した、と発表した。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラなどが24日、報じた。
報道によると、逮捕されたのは国際テロ組織アルカイダの影響を受けた
「イスラムのパレスチナ軍」のメンバーで、パレスチナ人2人とエジプト人2人、英国系
エジプト人1人、ベルギー系チュニジア人1人、フランス系アルバニア人1人の合計7人。
内務省によると、彼らは、外国に住むエジプト人2人に率いられ、武器と爆発物を所持、
あるメンバーはパレスチナ自治区ガザで爆発物爆破の訓練を受け、ある者はシナイ半島で
エジプトとイスラエルを結ぶ石油パイプラインの爆破を計画していた。フランスでの爆破も計画していたという。
2月のテロでは、17歳の仏人女性観光客1人が死亡、24人が負傷した。エジプトでの
観光客へのテロは2006年シナイ半島で23人が死亡して以来初めてだった。
2009/5/24 21:01
170 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 17:37:29 ID:j8sBHas+
「イスラエルは和平の障害」 シリア大統領
2009年5月24日22時52分
http://www.asahi.com/international/update/0524/TKY200905240161.html 【カイロ=平田篤央】シリアのアサド大統領は23日、ダマスカスで開かれたイスラム諸国会議機構
(56カ国と1機構)の外相会議で演説し、イスラエルを「和平の主要な障害だ」と非難し、
中断している両国間の和平交渉の再開に否定的な姿勢を示した。
ロイター通信によると、アサド氏は「史上最も過激な政府を選んだ国家が平和のパートナーと
なりうるだろうか」と述べた。今年2月の総選挙を経て成立したイスラエルのネタニヤフ政権は
右派主導で、外相にはアラブ排斥を唱えて躍進した極右政党のリーベルマン党首を登用し、強硬姿勢で知られる。
171 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:04:08 ID:j8sBHas+
アメリカ人よりイスラエル人の方が
交渉上手な理由
http://diamond.jp/series/negotiation_dril/10003/ あなたは「交渉がヘタ」と悩んでいないだろうか。しかし、心理テクニックさえ
身につければ、誰でも思い通りに相手を操ることができる。この連載では、
演習問題を多数出題し、交渉力を高めるコツを紹介していく。
Q:交渉が難航し、期限が刻々と迫っているとき、次回どのような気持ちで
出向けばよいか?次の選択肢からひとつだけ選べ。
(1) このような状況では、打つ手がないので、相手の条件をのみながら妥結を急ぐ。
(2) 交渉期限を念頭におきながら、交渉のスピードをあげる。
(3) 交渉期限のことはあまり考えず、悠々と交渉をつづけるのが一番だ。
(続く、中略)
172 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:05:23 ID:j8sBHas+
173 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:08:04 ID:j8sBHas+
174 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:08:54 ID:j8sBHas+
イラン、3年以内に核兵器開発=ミサイル改良も懸念−米統参議長
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009052500030 【ワシントン24日時事】マレン米統合参謀本部議長は24日、ABCテレビの番組で、
イランが核兵器を開発する時期について、今後「1〜3年と信じている」と述べ、外交に
よって阻止する時間は限られているとの見解を示した。
オバマ大統領は今月、ネタニヤフ・イスラエル首相との会談で、イランとの直接対話の
進展を年末までに見極める姿勢を示している。
マレン議長は「イランの戦略目標は核兵器保有だ」と指摘。同国が先週、ミサイルの
発射実験を成功させたことにも触れ、「イランはミサイルを改良し続けており、彼らが
目標を達成すれば、中東だけでなく世界を著しく不安定にする」と、核弾頭搭載ミサイルの
開発に強い懸念を示した。(2009/05 /25-06:12)
175 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:14:02 ID:j8sBHas+
From:スリランカ 民族和解に高い壁
http://mainichi.jp/select/world/news/20090525ddm007070107000c.html 「欧米諸国は二重基準を平気で押し付けてくる。いつまで宗主国を気取ってるんだ」。
スリランカの主要都市コロンボの食堂。地元記者が怒ると、同僚の記者が「批判しすぎると
米国が牛耳っている国際通貨基金(IMF)のローンを借りられなくなる」となだめた。結局、
世界の支配構造は19世紀以降も大して変わっていないとの見解で2人は一致したが、
この感覚が今のコロンボ市内を覆っている「常識」だ。
スリランカは英国の植民地時代、インド南部からタミル人が使役農民として連れて
こられたことで、民族対立の種がまかれた。多数派シンハラ人には、英国などが反政府武装組織
「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)寄りだと映っている。また、「二重基準」とは、米国の
対テロ戦争で多くの市民が犠牲となっているのに、「どこの国が停戦を求めているのだ」
(アベイワルダナ・メディア情報相)という素朴な問いかけだ。
スリランカ政府にとって、LTTEとの戦いは「対テロ戦争」そのものだった。米国も
LTTEをテロ組織に指定していた。米国の支援を受けたパキスタンでは、武装勢力掃討が
内戦へと発展しつつあり、スリランカの10倍の避難民が出ている。なのにどの国も
国連安保理や国連人権委で討議しろとは言わない。政府が、欧米諸国や人権団体の
非難を無視した最大の理由がここにある。
(続く)
176 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:15:04 ID:j8sBHas+
>>175 より
ただ、スリランカ側が二重基準を言い出せば、LTTE攻撃で無数の市民に犠牲を出した
自らの「戦争犯罪」にふたをしようとしているとのそしりは免れない。気になるのは、
他国の非難がスリランカ政府をさらに硬化させ、世界を挑発するような「構想」が議論されていることだ。
それは、北部地域に分離壁で囲った自治都市を3カ所程度造営し、タミル人が暴動を
起こさないよう管理する構想だ。イスラエルの対パレスチナ封じ込めをほうふつさせる
発想の源には、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ攻撃で多数の民間人が
死傷したにもかかわらず、国際社会は黙認したとの分析がある。
内戦中にタミル人への人権侵害を告発してきたある国会議員は「今はメディアに
会えない。政府批判は即、生死に直結する」と電話口で声を潜めた。ラジャパクサ大統領が
19日の勝利演説で民族和解を呼びかけたが、タミル人社会は逆に粛清の恐怖に脅えている。
国連が「人道危機」と呼んだスリランカ内戦。LTTEの失敗は、今年1月以降、政府の
降伏要求を拒否し続け、市民の犠牲を増やす結果につながったことだ。政府の過ちは、
武力ですべてを封じ込めたことで、社会に「力」を過信する風潮を生んだことだ。国際社会が
反省すべき点は、スリランカ政府を居直らせた「矛盾」を直視していないことだ。【コロンボ栗田慎一】
177 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:17:32 ID:j8sBHas+
【私説・論説室から】
イスラムとの対話の行方
2009年5月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2009052502000109.html オバマ米大統領が「イスラムとの対話」を唱えている。テロ対策にせよ、イラン核疑惑、
アフガン戦争にせよ、核心にはパレスチナ問題がある。
二〇〇〇年の第二次インティファーダの応援取材でエルサレムを訪れた時、空港までの
送迎を頼んだタクシー運転手のパレスチナ青年が漏らした一言が忘れられない。
「だって、ひどいでしょ。人の家に勝手に入り込んで住み着き、元の住民を追い出して
おいて自分の国家だと言っているんだから」
パレスチナ人の率直な心情なのだろう。イスラエル建国の歴史をパレスチナ側から
厳しく告発したエドワード・サイードの著書「パレスチナ問題」の論旨がそっくり詰まっている
気がした。同書にはユダヤ人のパレスチナ入植を米国の開拓者精神になぞらえ、それが
米国人の共感につながっているとする指摘もある。
オバマ氏は、イスラム教徒の父を持ち、米国の奴隷制を自ら「原罪」と呼ぶ初の黒人大統領だ。
州上院議員時代にはサイード氏とも交流があったとも報じられている。先のネタニヤフ・
イスラエル首相との首脳会談は具体的な成果なく終わったが、胸中去来したものは複雑だっただろう。
トルコでの演説に続き、来月にはエジプトで宗教対話演説をするという。現実的、理想的な
二種類の演説を臨機に繰り出すオバマ戦略が最初の実を結ぶのはいつだろうか。 (安藤徹)
178 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:19:31 ID:j8sBHas+
米国の国連人権理事会立候補にみる
オバマ政権の内実
2009年5月25日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090522/154707/ (手嶋 龍一=外交ジャーナリスト・作家)
5月12日、各国の人権状況の改善を目指す国際連合(国連)人権理事会の理事国の
改選選挙が実施になった。この選挙では、これまで人権理事会と距離を置いてきた米国が
初めて立候補し、当選した。米国の「対国連戦略の転換」という見方もあるようだが、
オバマ政権の内実はそう単純ではない。
人権理事会に背を向けた米国にイスラエルの影
国際連合人権理事会(UNHRC=United Nations Human Rights Council)の設立は
2006年6月のことである。その前身は国際連合人権委員会(UNCHR=United Nations Commission on Human Rights)
だ。同委員会はもともと国際連合経済社会理事会の機能委員会の一つであり、それを
総会の直接の下部機関(補助機関)に発展・改組する形で「格上げ」して生まれたのが
国際連合人権理事会ということになる。
改組によって、具体的には何が変わったのか。旧・人権委員会は毎年1回6週間だけ
開催する存在だったのに対し、人権理事会は年3回(合計10週間以上)の定例会合の
ほか、理事国の3分の1の要請があれば緊急会(特別会期)も開くことのできる常設理事会と
なったのだ。それだけ「世界」への影響力も強まったことになる。
(続く)
179 :
朝まで名無しさん :2009/06/04(木) 18:20:44 ID:j8sBHas+
>>178 より
この人権理事会の発足に反対したのが、当時のジョージ・ブッシュ共和党政権である。
理事国への立候補も表明せず、人権理事会と距離を置く強烈な姿勢を示した。「一国主義
(ユニラテラリズム)」というブッシュ政権の性格が影を落としていた。だが、より大きな理由は、
同盟国イスラエルへの批判が強まることへの懸念だった。占領下のパレスチナ、特に
ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃に対し、人権委員会は再三にわたり非難決議を行なってきた。
その人権委員会が格上げされれば、イスラエルに対する国際的非難はいっそう強まる
ことになる。米国はそれを嫌ったのだろう。
しかし「人権理事会創設決議案」は、賛成170、反対4(米国、マーシャル諸島、パラオ、イスラエル)、
棄権3(ベラルーシ、イラン、ベネズエラ)の圧倒的多数をもって国連総会で可決されてしまう。
2006年3月15日のことである。以来、米国は人権理事会に背を向けつづけてきた。
その米国が民主党のバラク・オバマ政権の誕生を機に、初めて理事国に立候補した。
そして5月12日に行われた国連総会での投票で、当選に必要な過半数を大きく上まわる、
192国連加盟国のうち167カ国からの支持を受けて米国は当選した。その圧倒的勝利の
裏には、早くから立候補を表明していたニュージーランドの辞退を促したと言われた。
それほどに「オバマの米国」は人権理事会の理事国入りにこだわった、ということだろう。
(中略)
180 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 13:57:01 ID:CMHGHrgy
イスラエル首相、「ユダヤ人入植地の新設は承認しない」
2009-05-25 10:03:03
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/25/1s140806.htm イスラエルのネタニヤフ首相は24日、ヨルダン川西岸にユダヤ人入植地を新たに
建設することを承認しないと述べました。
ネタニヤフ首相は、24日に開かれた閣議で「イスラエル政府は、ヨルダン川西岸にある
不法な入植地の撤去を支持し、新たに建設しないことを決めた」としながらも、「入植地の
自然増加を止めるのは道理に合わないことだ」とも指摘しました。
イスラエルのバラック国防相はこの日、ヨルダン川西岸にある22ヶ所の不法な入植地を
段階的に撤去し、もし反対にあっても強制的にこれを実施すると発表しました。
これに対し、イスラエルの右派政権は強く反発しています。リーベルマン外相は「イスラエルは
入植地の撤去を一方的に行う必要はなく、それを和平合意の一部として実施すべきだ。
和平合意では、イスラエルの入植地撤去に合わせてパレスチナも措置を取らなければならないためだ」と強調しました。(鵬・金井)
181 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 13:57:58 ID:CMHGHrgy
「イラン1〜3年で核保有」米統合参謀本部議長が見方
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090525-OYT1T00346.htm?from=navr 【ワシントン=小川聡】マレン米統合参謀本部議長は24日のABCテレビの番組で、
イランが「1〜3年」で核兵器を保有するとの見通しを示した。
米政府はこれまで、イランが核兵器製造に必要な兵器級ウランを確保するのに
「2010〜15年までかかる」(デニス・ブレア国家情報長官)との見方を示しており、
マレン議長の今回の発言は、イランの核兵器開発が当初の予想以上に進んでいる
との認識を示したものだ。
オバマ大統領が今月18日、イスラエルのネタニヤフ首相との会談後、イラン対話の
成果を年末までに見極めるとして、事実上の期限を設けたのも、こうした認識が背景にあるとみられる。
マレン議長は番組の中で、「イランの指導者は核兵器保有の野望に燃えている」と
したうえで、「イランの核兵器保有は地域だけでなく、世界を不安定化させる」と強い懸念を
示した。オバマ大統領が模索する対話による問題解決を支持する一方、「彼らに
働きかける時には、すべての選択肢をテーブルの上に置くべきだ」と述べ、軍事行動の必要性も排除しなかった。
(2009年5月25日11時01分 読売新聞)
182 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 13:58:55 ID:CMHGHrgy
米、交渉を通じてエルサレム問題の解決を支持
2009-05-25 16:08:23
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/25/1s140843.htm イスラエルのネタニヤフ首相が最近エルサレム問題について強硬な姿勢を示したことに
対して、アメリカの国務省は24日、「アメリカは、イスラエルとパレスチナが交渉を通じて
エルサレム問題を解決することを支持する」と強調しました。
アメリカの国務省はこの日発表した声明の中で、「エルサレム問題は、中東和平プロセスの
最終的な地位問題である。双方はすでに交渉を通じてこれを解決することで合意した。
オバマ政権は双方の努力を支持する」としています。
この声明は、ネタニヤフ首相が「エルサレムが永遠にイスラエルの主権にある」という
言論を発表した後、オバマ政権が初めて正式に態度を表明したものです。(朱丹陽)
183 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 14:00:49 ID:CMHGHrgy
シリア大統領、ロシア外相と会談
中東和平国際会議成功には入念な準備が必要
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090525-193525.html 【カイロ25日鈴木眞吉】アサド・シリア大統領は24日、同国を訪問中のラブロフ・ロシア外相と
首都ダマスカスで会談し、ロシアが計画している中東和平国際会議の成功のためには
入念な準備が必要との見方を示した。
アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビヤ電子版が24日、報じた。
イスラエル・アラブ間の歴史的紛争における当事者間の立場を充分見極めることが必要との考えを示したもの。
アサド大統領は23日、ダマスカスで開催中のイスラム諸国会議機構(56カ国1機構加盟)
外相会議で、イスラエルを「和平の主要な障害」と非難する演説をしている。
ラブロフ外相は23日夜、シリアに亡命中のパレスチナ自治区ガザを実効支配する
イスラム根本主義過激派組織ハマスの最高幹部マシャール氏と会談、会談後、「モスクワは
ハマスとのコンタクトを維持する必要性を信じている」と語り、ハマスをテロ組織として指定、
接触を避ける欧米諸国との対応の違いを見せていた。
2009/5/25 19:35
184 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 14:58:02 ID:CMHGHrgy
イランにウラン供給か ベネズエラとボリビア
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052601000041.html 【エルサレム26日共同】AP通信は25日、イランの核開発のために南米のベネズエラと
ボリビアがウランを供給しているとするイスラエル外務省の秘密文書を入手したと報じた。
ベネズエラのチャベス大統領が同じく反米のイランを支援することで米国の立場を害するのが
狙いだなどと記されているという。
文書にはウランの原産国がどこかは書かれていないが、APによると、ベネズエラ、ボリビア
ともウランを保有しているか産出が可能とみられている。イランもウラン産出国だが、
これまで外国からも輸入している。
文書は、イスラエルのアヤロン外務副大臣が近く南米を訪問するのに先だって準備された。
2009/05/26 06:45 【共同通信】
185 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 14:59:15 ID:CMHGHrgy
教皇、聖地訪問は「信仰の本場への優れた巡礼」と評価
2009年05月26日
http://www.christiantoday.co.jp/main/international-news-2254.html 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月20日、恒例の一般接見の際、サンピエトロ広場に
集まった2万人を前に、8日から15日までの聖地訪問について「信仰の本場への優れた巡礼」
だったとし、地域の人々と会見する機会ともなったことを評価した。
今回の訪問を「巡礼」とする理解は、ヨルダンでネボ山を訪れた際にも示された。モーセが
約束の地を最後に見渡した場所に立って、教皇は「巡礼としてという立場」に衝撃を覚えたとして、
山上のモーセと同様、大きく美しい約束と、私たちを超える現実との間を巡礼しているのだ、と語った。
イスラエルに移動するに当たって、教皇は「信仰の巡礼」と「平和の巡礼」の双方として訪れたことを強調した。
エルサレムのホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館を訪れた恐慌は「犠牲者の苦しみ」に触れ、
追悼の意も示したが、ユダヤ教側からは「ホロコーストを防げなかったことへの謝罪がなかった」
ことへの反発が出ている。
(続く)
186 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 15:00:02 ID:CMHGHrgy
>>185 より
キリスト者、ユダヤ教徒、イスラム教徒、ドルーズ派、サマリア派などの代表と、教皇が
会談した際にも、私たちを分けているもの全てに敬意を払い、私たちを祝福された被造物として
結び付けることを全て推進し、私たちの共同体と世界に希望をもたらす願いと共に勇気を持って
前進するよう勧めたが、教皇の演説が終わると、エルサレムのイスラム法廷の最高判事シェイク・タイシル・タミミ氏が、
アラビア語でイスラエルを非難する発言をした。ユダヤ教徒2人が退席した。
教皇の外国訪問は「巡礼として」という例が多い。しかし教皇は同時にバチカン市国の
元首でもある。ホロコースト問題、そしてイスラエルとパレスチナの抗争にしても、教皇の
意向と現地側の意向にズレが生じるのは自然の成り行きと見られる。
さらに今回の訪問で、ユダヤ教徒、イスラム教徒に向かってキリスト教側から「同じように
アブラハムを始祖とする」と指摘しても、肝心の相手方がどう反応しているのか、直接伝わって
来ない。そこに今回の訪問の成否を判断するカギがありそうだ。
パレスチナ自治区を訪れた教皇には、弱者の味方をアピールする姿勢が目立った。
バチカン内には「言うべきことは言った」とする声もある、とも報じられているが、
理想と現実の間をさまよう巡礼のあり方の難しさを、教皇自身は感じていると見られる。
187 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:38:50 ID:CMHGHrgy
OIC外相会議、イスラム諸国の効果的協力を呼びかけ
2009-05-26 13:28:54
http://japanese.cri.cn/881/2009/05/26/1s140893.htm OIC・イスラム諸国会議機構第36回外相会議が25日、「ダマスカス宣言」を採択して
閉幕しました。「宣言」は、イスラム世界が直面している21世紀の課題に対応するため、
イスラム諸国が効果的な協力を強化するよう呼びかけています。
「宣言」では、「現在、イスラム諸国は政治、文化の分野で大きな課題に直面している。
これらの課題によりよく対応するため、イスラム諸国は効果的な協力を強化すべきだ。
また、イスラム諸国の利益と権利を維持するため、OICはさらに役割を果たさなければ
ならない」と強調しています。
また、中東問題について、「イスラエルは依然として、ヨルダン川西岸にユダヤ人入植地と
隔離フェンスを築き、ガザ地域を封鎖している。従って、この現実を見てイスラム諸国全体が
イスラエルと如何に関係を発展させるかを考え、イスラエルが中東の全面的和平の
約束を履行するかどうかを条件としなければならない」と述べています。(翻訳:玉華 チェック:大澤)
188 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:41:08 ID:CMHGHrgy
【国際】
来月12日 イラン大統領選 『バラマキ』是非が争点 高インフレ、不満根強く
2009年5月27日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009052702000101.html イラン大統領選は、六月十二日の投票日に向け、論戦が本格化してきた。現職の
保守強硬派アハマディネジャド氏に、保守派のレザイ元革命防衛隊司令官、改革派の
ムサビ元首相、カルビ元国会議長の三氏が挑む。高インフレを背景に、現政権に対する
国民の不満も小さくない。中東情勢や核不拡散問題などでカギとなるイランの行方を
占う上でも、過激な発言で知られるアハマディネジャド氏が再選を果たすのか、
国民の選択に世界の注目が集まっている。
アハマディネジャド氏は最近、記者団にこう息まいた。
「私の地方旅行に対する批判は、選挙向けの不道徳な行為だ」
地方への旅−。アハマディネジャド氏が二〇〇五年の就任以来続けている視察で、
閣僚らを引き連れ地元の陳情を聞く。道路や橋の建設といった要望を次々と受け入れてきた。
前回選挙で「石油収入の貧困層への分配」を掲げて当選したアハマディネジャド氏の
支持基盤は、地方の貧困層と、自身もかつて所属した民兵組織・革命防衛隊。その
革命防衛隊系の企業が、地方の公共事業を受注しているといわれる。
(続く)
189 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:42:02 ID:CMHGHrgy
>>188 より
インフレ率が年約20%に上る中での積極財政。一期目の政権内でも異論が出たが、
アハマディネジャド氏は中央銀行総裁や経済担当閣僚を次々と交代させ「ばらまき」を続けた。
「専門家の意見を尊重せず、何でも一人でやることが最大の問題だ。今まで何人をクビにしたのだ」
改革派カルビ氏が地元テレビにこう語ったように、選挙戦の最大の争点は、現職の
独裁的な経済政策の是非。「経済救済」を掲げた保守派レザイ氏の出馬は、保守派内でも
現職への不満が根強いことを示す。
そんな中、選挙戦の行方を左右しそうなのが、国会でも多数を占める保守派の有力政治家の動向。
〇五年大統領選でアハマディネジャド氏に煮え湯を飲まされた保守穏健派ラフサンジャニ
元大統領は、改革派ムサビ氏支持ともみられている。ラリジャニ国会議長やガリバフ・テヘラン市長も反
現職派。現地外交筋は「保守派のレザイ氏に勝ち目がないとみれば、改革派でも構わないと
ムサビ氏に乗る可能性もある」と語る。
テレビ討論も近く予定され、選挙戦はさらに熱を帯びつつある。ただ、諸外国が注目する
核開発については、四候補とも「推進」で一致している。ムサビ氏も外交政策では対話路線を
唱えつつ「平和的な核技術の獲得は私たちの戦略的目標だ」と明言する。だれが大統領に
なっても、国際社会との摩擦は続きそうだ。
(カイロ・内田康)
(続く)
190 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:42:57 ID:CMHGHrgy
>>189 より
◆最高指導者・ハメネイ師
イランの最高指導者ハメネイ師は「質素な暮らしをする候補を選ぶべきだ」「西側諸国におもねる
候補を選んではいけない」などと発言している。庶民派を自任し、対外的に過激な発言を繰り返す
現職アハマディネジャド氏が意中の候補とみられる。
だが、一般有権者の投票行動への影響は限定的との見方が強い。テヘランのメディア関係者は
「聖職者や民兵組織など、同師との結びつきが強い階層は影響されるが、一般市民は自分で
投票先を決める」と語る。
現地外交筋も「質素で西側におもねらないのは、イランでは当然に求められる資質。
各候補とも『自分だってそうだ』と都合よく解釈している」とみる。
ハメネイ師はアハマディネジャド氏の実績を評価する発言もしているが、四年前に国民が
選んだ現職を評価するのは「自然なこと」と考えることもできる。真意はともかく、支持する
候補者を明確に名指ししない以上、一般論と解釈する向きが少なくない。
宗教指導者が国家の最高指導者を務める「イスラム共和制」。ハメネイ師が行政、
司法、議会、軍の上に立って国政全般の決定権を持ち、大統領は「行政府の長」という
位置付けだ。だが、ハメネイ師がすべての政策を主導するわけではないと先の外交筋はみる。
「最高指導者の仕事は、イスラム共和国体制の維持。国民の間に激しい対立が起こり
体制が動揺することを嫌うから、多数の国民が望んだ大統領の意向は尊重する。
行き過ぎは修正するが、号令をかける独裁者ではない」 (カイロ・内田康)
(続く)
191 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:43:52 ID:CMHGHrgy
>>190 より
◆『脅威』除去 図る米国
「選挙期間中は仕事を仕上げるのに最良の時期ではない」。オバマ米大統領は、
十八日にホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、イランの「脅威」の除去を
最優先課題とすることで一致したものの、具体的な行動はイラン大統領選後まで控える姿勢を示した。
オバマ大統領は今年一月の就任後、イランをアフガニスタン関連の国際会議に招待
したのに加え、関係改善を直接呼びかけるメッセージを送ってブッシュ前政権との姿勢の
違いを際立たせ、対話路線を鮮明にしてきた。
だが、呼びかけはイランの最高指導者ハメネイ師が一蹴(いっしゅう)。イラン当局が
今月、スパイ罪で禁固八年の実刑判決を下していた米国人記者を釈放したのがイラン側からの
ほとんど唯一の歩み寄りといえ、米側が空回りしている印象はぬぐえない。
両国関係に詳しい米ラトガース大のアミラハマディ教授は「ブッシュ前大統領は言葉は
強硬だったが、(イラン)政策がなかった。聡明(そうめい)なオバマ大統領の政策も、
まだ具体的な行動や目的に根ざしていない」と指摘する。
(続く)
192 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:44:42 ID:CMHGHrgy
>>191 より
一方、米バージニア大のラマザニ教授は、オバマ政権が打ち出した国連安全保障理事会常任理事国と
ドイツがイランと行う核問題の協議に米国も加わるという方針を、イランは歓迎しているとみる。
「心配なのはクリントン国務長官の言動。オバマ大統領は強硬な発言を避けているのに
国務長官は『イランを麻痺(まひ)させる制裁』に言及した。イランは(直接)交渉を始める
用意があり、米高官の言動に注意を払っている」とラマザニ教授。イラン大統領選で
いずれが勝っても「平和利用目的」での原子力開発推進というイランの立場は変わらず、
今後も核をめぐる微妙な駆け引きが続くと見通す。
アミラハマディ教授も「クリントン長官はオバマ大統領のソフト路線が成功すると確信して
いないのだろう。陰で、対イラン強硬派をあおっているに違いない」とみている。(ワシントン・嶋田昭浩)
<改革派対保守派> 改革派は人々の政治参加を重視。言論の自由を求め、
服装などの規範にも寛大で、欧米に対して穏健な傾向にある。一方の保守派は、
行き過ぎた自由は「欧米的堕落」を招き、イスラムの教えに基づき社会正義の実現を図る
イスラム共和国の理念を危うくすると考える。1997年から2期務めたハタミ前大統領が
改革派の代表格。ハタミ政権後期から保守派が巻き返し、今は国会や司法も掌握する。
193 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:45:34 ID:CMHGHrgy
194 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:46:20 ID:CMHGHrgy
2009年5月27日(水)「しんぶん赤旗」
OIC外相会議閉幕
「対テロ戦争」の誤り指摘
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-27/2009052707_03_1.html 【カイロ=松本眞志】シリアの首都ダマスカスで開催されていたイスラム諸国会議機構(OIC)
第三十六回外相会議が二十五日、参加国による最終宣言を採択して閉幕しました。
宣言は、過去数年間のブッシュ前米政権の「対テロ戦争」を念頭に、「文明間の衝突」の
名でイスラム教とテロを結びつける誤った現象が現れたと指摘。イスラム諸国と域内住民の
利益と権利を擁護するためにOICが有効な役割を果たすことを強調しました。またテロに
ついて、占領に対する抵抗と区別すること、テロを安全保障の面からだけでなく、思想、
政治、文化との関連に着目してその根源に対処する必要を訴えました。
宣言はまた、緊急の課題としてイスラエル・パレスチナ紛争を取り上げ、ヨルダン国王が
四月に中東包括和平構想(アラブ和平案)の適用範囲をOIC加盟国に広げると提起した
ことについて、「イスラエルの犯罪行為に報償を与えることを意味するものではない」と説明。
イスラエルが占領するパレスチナ、シリア領ゴラン高原、レバノン領シェバ農場からの撤退、
これらの地域での国家主権の確立がOIC加盟国との関係正常化の絶対条件であると主張しました。
195 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 17:49:23 ID:CMHGHrgy
イスラエル首相、仏・伊首脳との会談延期へ
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090527-185959.html 【エルサレム27日森田陽子】ネタニヤフ・イスラエル首相は、来週に予定していた
サルコジ・仏大統領とベルルスコーニ・伊首相との各々の会談を延期した。イスラエル紙
エルサレムポストが27日、報じた。
同紙によると、イスラエル首相府高官は、延期の理由を、「会談への準備が不足している」ためと語った。
フランスは先週、「エルサレムはイスラエルの永遠にして不可分の首都である」との
ネタニヤフ首相の21日の発言を非難していたことから、同首相が抗議の意を込めて
延期を決断したものとみられる。
同首相は、「イスラエルの管理下においてのみ、統一されたエルサレムと宗教の自由が
保障され、3宗教が(各々の)聖地にアクセスできる」とも語っていた。
両国への訪問日程は改めで調整される見通し。
2009/5/27 18:59
196 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:32:25 ID:CMHGHrgy
パレスチナ:再建への意志 封鎖続くガザ、がれきと粘土で建築
http://mainichi.jp/select/world/news/20090528ddm007030078000c.html 【ガザ市(パレスチナ自治区)前田英司】イスラエル軍の攻撃を受けたパレスチナ自治区
ガザ地区は「停戦」から4カ月がたった今も、境界封鎖に伴う資材不足が続く。復興が
進まない中、破壊された建物のがれきなどを使った都市再建の試みが始まった。
市東部の住宅街。若者が足で練った粘土をブロック状にして日干ししていた。その脇で
モスク(イスラム礼拝所)や多目的ホール、図書館などを備える公共施設の土台工事が進む。
「攻撃後に200万トンのがれきが残った。粘土はどこでも採れる。セメントがなくても
建ててみせる」。現場監督のバトロウフさん(53)は話す。
3〜4階建て建物の基礎をがれきで埋め固め、粘土ブロックを積み上げる。鉄骨などを
使わずに強度を保つため各階の天井部分をアーチ状にする。関係者によると、この施設を
モデルに住宅再建にもがれきや粘土が使われる見通しという。
イスラエル軍の侵攻でパレスチナ人1300人以上が犠牲となった。ガザを支配する
イスラム原理主義組織ハマスの「政府」のアルザザ経済相は「1万世帯が家を失った」と
指摘。復興が進まない理由としてイスラエルがガザ境界を封鎖して物資搬入を制限し続け、
建設資材が枯渇していると説明している。
197 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:33:14 ID:CMHGHrgy
クリントン米長官がイスラエル批判 「入植の全面停止が重要」
2009.5.28 10:59
このニュースのトピックス:米国
ヒラリー国務長官(AP)ヒラリー国務長官(AP)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090528/amr0905281101010-n1.htm クリントン米国務長官は27日、イスラエルのネタニヤフ首相が占領地のヨルダン川西岸で
ユダヤ人入植者人口の自然増加に対応するための住宅建設を継続する考えを示したことに
「(中東和平の推進には)入植の全面停止が重要というのが米国の立場」と強調し、イスラエルを批判した。
国務省でエジプトのアブルゲイト外相と会談した後の記者会見で述べた。オバマ大統領は
18日のネタニヤフ首相との初会談で入植停止を求めており、クリントン長官は「大統領は
明確に主張したはずだ」とし、住宅建設を継続すべきではないとの考えを示した。
一方、アブルゲイト外相は人権問題などをめぐるオバマ政権のエジプトへの姿勢を
「米国は耳を傾けるようになった。問題の背景を理解するのに重要なことだ」と指摘し
「良いか悪いかは別にして、ブッシュ前政権とは大きく違う」と評価した。(共同)
198 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:34:09 ID:CMHGHrgy
199 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:36:18 ID:CMHGHrgy
経済危機で世界情勢は一触即発、09年アムネスティ報告
* 2009年05月28日 23:16 発信地:ロンドン/英国
http://www.afpbb.com/article/politics/2606721/4195572 【5月28日 AFP】国際的な経済危機のあおりで、各地で人権がむしばまれるなか、
社会不安に揺れる世界は「一触即発」の状態にあると、国際人権団体
アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)が、28日に発表した
2009年度版年次報告書で警鐘を鳴らした。
一方、同報告書は、世界的なメルトダウンによって、人権を中心に置いて経済の
枠組みを再構築するチャンスも与えられていると指摘した。
08年の世界の人権状況を概観した400ページに及ぶ報告書では、ミャンマーや
スーダン・ダルフール(Darfur)地方、パレスチナ自治区など人権侵害のホットスポットと
して知られる場所がくまなく挙げられた。
(続く)
200 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:37:09 ID:CMHGHrgy
>>199 より
■アジア
中国・北京五輪(Beijing Olympic Games)は「壮観」だったが、五輪前の人権状況は
悪く、当局が全土で抑圧を強化するなか人権擁護派、宗教活動家、少数民族、弁護士、
ジャーナリストなどへの抑圧が強まった。
■アフリカ
ジンバブエでは「国家による暴力」が行使され、コンゴ(旧ザイール)では「おびただしい
人権侵害が紛争に関係するすべての当事者」によって実行された。
■米国情勢
バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の当選によって、キューバ・グアンタナモ湾
(Guantanamo Bay)の米海軍基地内にあるテロリスト容疑者収容施設の閉鎖に
希望が見えたが、発足後数か月経っても「新政権の実績は混乱している」。
■欧州
グルジアとロシアの武力衝突におけるクラスター爆弾の使用や、少数民族に対する
広範な差別など、アムネスティは広く取り上げている。
■イスラエル・パレスチナ問題
イスラエル・パレスチナ問題は中東の緊張の核心にとどまった。09年1月の
パレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区に対するイスラエル軍の攻撃は「国際人道法の
基本的要件を無視した軍事力の行使」と非難。
■食糧問題
国内問題や地域問題と同様、10億人が飢餓や栄養不足に陥っている食糧不足と
いった国際問題も広く強調。
(以下略)
201 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:38:13 ID:CMHGHrgy
米、イスラエルに入植中止要求 オバマ氏とアッバス議長初会談
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052901000153.html 【ワシントン28日共同】オバマ米大統領は28日、ホワイトハウスで就任後初めて
パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談後、記者団を前に、イスラエルは2003年の
中東和平案(ロードマップ)に基づき「入植地建設を中止する義務」があると強調し、
ヨルダン川西岸での入植地拡大をやめるよう、重ねて要求した。
イスラエル側は既存の入植地での人口増加に伴う住宅建設は続ける構えを
崩しておらず、米国が入植地拡大による和平交渉停滞を警戒しているとのメッセージを、
議長の前であらためて発した格好。
オバマ大統領は一方で、パレスチナ側に対してイスラエルに対する挑発行為を
控えるよう求め、治安維持能力の向上に向けてアッバス議長の指導力発揮に期待した。
大統領はまた、パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの2国家共存構想について
「自国の利益にもなると、イスラエルが認識してくれると確信している」と強調、同構想に
消極的なイスラエルのネタニヤフ政権の説得に自信を見せた。
2009/05/29 12:26 【共同通信】
202 :
朝まで名無しさん :2009/06/05(金) 18:39:29 ID:CMHGHrgy
2009.05.29 Web posted at: 10:35 JST Updated - CNN
ワールド
オバマ大統領とアッバス議長が会談 和平進展を呼び掛け
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905290001.html ワシントン(CNN) オバマ米大統領は28日、ホワイトハウスでパレスチナ自治政府の
アッバス議長と会談した。会談後の記者会見でオバマ大統領は、イスラエルがヨルダン川
西岸での入植活動を中止し、パレスチナ側が西岸の治安を改善すれば「和平プロセスを
前進させることができると確信している」と述べた。
アッバス議長は03年の中東和平案(ロードマップ)に基づき、パレスチナ側が治安改善の
義務を果たすことをあらためて表明。大統領と議長はともに、和平プロセスをただちに
進展させるべきだとの立場を確認した。
オバマ大統領は、パレスチナ国家の樹立による二国家共存案への支持を強調し、
「イスラエルの安全を確保することが、双方および米国の利益につながる。これを実現する
最良の道は、パレスチナ国家樹立のために必要な環境を整えることだ」と述べた。さらに、
アッバス議長がガザを支配するイスラム組織ハマスに対し、パレスチナの統治者は
イスラエルの生存権を認め、和平を目指すべきだと主張していることについて、「この場で
称賛の言葉を送りたい」と語った。
オバマ大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、二国家共存案の支持を
訴えたが、同首相はイスラエルの安全確保が先決だと述べるにとどまった。
大統領は来週、サウジアラビアを訪問してアブドラ国王と会談し、さらにエジプト・カイロで
イスラム世界との関係をテーマに演説する予定だ。
203 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 15:59:44 ID:/O11A7pl
オバマ米大統領、パレスチナ国家樹立に支持表明
2009年 05月 29日 14:26 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38287720090529 [ワシントン 28日 ロイター] オバマ米大統領は28日、訪米中のアッバス・パレスチナ
自治政府議長と会談し、パレスチナ国家樹立に向けた米国の支援を表明する一方、
イスラエルに入植地建設の中止を強く求めた。
オバマ大統領は中東和平プロセスの再開を目指しており、10日前にはイスラエルの
ネタニヤフ首相をホワイトハウスに招いた。ネタニヤフ首相は、入植やパレスチナ建国問題に
ついて米国と対立しており、ヨルダン川西岸入植地建設の全面中止に対しても難色を示している。
オバマ大統領は、今後もネタニヤフ首相に働きかけていくと明言し、「私は2国共存の
考え方を強く支持している」と語った。
さらに大統領は、2003年に決定された中東和平への「ロードマップ」が責務としている項目には
「入植地建設の中止と、存続可能なパレスチナ国家の確実な建国」が含まれていると強調。
そのうえで、パレスチナには治安部隊の強化と反イスラエル行動の煽動を自制する必要があると述べた。
204 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:01:38 ID:/O11A7pl
オバマ米大統領:パレスチナ議長と会談 入植凍結を要求、イスラエルに「成果」迫る
http://mainichi.jp/select/world/news/20090530ddm007030132000c.html 【ワシントン草野和彦、エルサレム前田英司】オバマ米大統領は28日、ホワイトハウスで
パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、中東和平交渉の早期再開の重要性を強調、
イスラエルに対して占領地ヨルダン川西岸での入植凍結を改めて要求した。大統領は
来月4日のエジプト訪問時に、自らの中東和平構想を明らかにする方針で、和平機運を
高めるためにも具体的な「成果」を迫った形だ。
◇パレスチナ議長と会談、2国家共存を支持
オバマ大統領は会談後、記者団に「停滞する和平交渉を軌道に戻さなければならない。
私は(イスラエルとパレスチナ国家の)『2国家共存』を強く信じている」と強調。そのためには
「双方が履行義務を果たさなければならない」と指摘し、イスラエルに入植活動の凍結を要求した。
また、パレスチナ側にも独自の治安能力の向上などを求めた。
AP通信によると、アッバス議長はオバマ大統領に対し、「2国家共存」の達成目標時期や
入植凍結状況の監視体制などを文書で提案して、米国の積極仲介を訴えたという。
(続く)
205 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:03:27 ID:/O11A7pl
>>204 より
オバマ大統領は4月下旬以降、ヨルダンのアブドラ国王、イスラエルのネタニヤフ首相、
アッバス議長を個別に招請。エジプト訪問前にサウジアラビアにも寄る予定で、自ら考える
和平構想を詰めている。大統領はイスラエルと周辺アラブ諸国の関係正常化を図り、
中東地域の包括和平を進めたい意向とされ、和平機運の醸成にはイスラエルの入植凍結が不可欠な要素だ。
クリントン米国務長官は27日、「イスラエルは入植活動を完全に中止しなければ
ならない」と強硬姿勢を示していた。
これに対し、イスラエルは「入植地問題は今後の交渉課題」(首相府報道官)と
不快感を示し、人口増加に伴う既存入植地の拡大方針を崩していない。イスラエル放送
などによると、政府幹部が最近、ロンドンでミッチェル米中東特使と接触。ヨルダン川西岸に
散在する政府未承認の「違法」な入植地を撤去する代わりに、「永久不可分の首都」とする
エルサレム周辺や主要入植地の拡大を認めるよう持ちかけたという。
関係当事者の認識の溝は深く、今後、中東和平に本格介入しようとしている
オバマ大統領の手腕が、ますます問われそうだ。
206 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:04:28 ID:/O11A7pl
入植地『中止を』オバマ発言 米政府の焦り象徴 イスラエルなお強硬
2009年5月30日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009053002000080.html 【ワシントン=嶋田昭浩】オバマ米大統領が二十八日、ホワイトハウスでパレスチナ自治政府の
アッバス議長と会談後、イスラエルに対しユダヤ人入植地建設の中止を強く求めたが、
この発言は、中東和平をめぐり強硬姿勢を崩さない同国のネタニヤフ政権に、米政府が
焦りを募らせていることを示しているといえる。
大統領は来月上旬、サウジアラビアとエジプトを訪問し、アラブ世界との関係改善を図りたい
考えで、イスラエルにも強くものを言える姿勢をアピールした形だ。
大統領は会談後、アッバス議長とともに記者団の質問に答え、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸での
ユダヤ人入植地増大が今後のパレスチナ国家樹立の障害になるとの認識を示し、「建設中止は
イスラエルの義務」と強調した。
今月十八日のネタニヤフ首相との首脳会談後には、建設中止の必要性を指摘する
一方で、「難しい問題であることを理解している」と付け加えたが、今回はより厳しい調子で
小規模の入植地建設も認めないと言明した。
クリントン米国務長官も二十七日、エジプトのアブルゲイト外相との会談後に「(人口の)
自然な増加(による入植地建設)といった例外も認めない」とした。
ネタニヤフ首相が十八日の首脳会談後、記者団にパレスチナ国家樹立や入植地建設中止に
ついて一切語らず、和平に向けた米国の説得が失敗したとの見方が広がったため、オバマ政権は
積極的な仲介姿勢をあらためて示す必要に迫られていた。
207 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:05:49 ID:/O11A7pl
核兵器原料の物質生産禁止、条約の交渉開始へ
2009年5月30日10時21分
http://www.asahi.com/international/update/0530/TKY200905300053.html 【ジュネーブ=前川浩之】核兵器の原料となる物質の生産そのものを禁じる
兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約について、国連のジュネーブ軍縮会議が
29日、交渉開始を決めた。この条約づくりは90年代から足踏み状態が続いてきたが、
「核なき世界」実現に向けた具体策を掲げる米オバマ政権の誕生で、やっと前進した形だ。
この日の全体会合で、条約交渉の開始を盛り込んだ09年の作業計画の議長案を
全会一致で採択した。米国はこれまで、自国の核兵器の保有状況を外部に知られる
懸念から、「検証可能な条約」の交渉開始を拒んできたが、オバマ政権になってから方針転換、議長案に賛成した。
来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議へ向けて大きな追い風となった。出席した
大使らによると、今後、交渉に当たる作業部会のメンバー国を決めた上で、早ければ8月にも議論が始まる見通し。
議長案には、NPTで核保有を認められたロシアや英国、中国、フランスのほか、
NPT非加盟で核を保有するインドとパキスタンも賛成。やはりNPT非加盟で核保有が
確実視されるイスラエルは全体会合を欠席したが、反対せずに事実上黙認した。
だが、今後は各国が保有する既存の核物質の扱いや、検証方法などをめぐり
難しい交渉が予想される。今回合意したのはあくまで09年の作業計画で「年内に
道筋をつけないと合意が無駄になる」(国連筋)との指摘もある。
208 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:06:41 ID:/O11A7pl
2009.05.30 Web posted at: 18:12 JST Updated - CNN
ワールド
イランがレバノンに武器供与の意思示すと、ヒズボラ指導者
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905300020.html (CNN) レバノンのイスラム教シーア派組織、ヒズボラ指導者のナスララ師は29日演説し、
同組織と密接な関係があるイランが対イスラエル武装闘争を支援するため防空システム
などの兵器をレバノンに提供する用意があると述べた。
レバノン南部からのイスラエル軍撤退9周年を記念したビデオ映像で述べた。ただ、
イランはレバノン政府から要請があった場合のみ、兵器を無条件で提供する方針と
している。この関連で、ナスララ師は、イランの最高指導者ハメネイ師の名前にも言及した。
レバノンでは今年6月、国民議会選挙が予定され、ヒズボラの勢力拡張が予想されている。
ヒズボラはイランのほか、シリアからも支援を受けている。ナスララ師は同選挙でヒズボラ主導の
親シリア野党連合への支持を促し、勝利した場合、イランの武器供与でイスラエルに
対抗し得るレバノン軍を誕生させることが出来るとも強調した。
ヒズボラは2006年、イスラエルと34日間にわたって武装衝突しているが、多数のロケット弾攻撃でイスラエルを苦しめている。
レバノンのシニョーラ首相らが率いる親米・反シリア派与党を支持する米国のクリントン米国務長官は
今年4月下旬、レバノンを訪れスレイマン大統領らと会談している。クリントン長官は「脅しや
暴力なしで自由、公平な選挙が実施される」ことを期待し、シリアなどをけん制していた。
209 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:07:59 ID:/O11A7pl
2009.05.30 Web posted at: 16:00 JST Updated - CNN
ワールド
実行犯ら3人を絞首刑と、イラン南東部のモスク爆弾テロ
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905300012.html テヘラン(CNN) 国営イラン通信は30日、南東部にあるシスタンバルチェスタン州の
州都ザヘダンのイスラム教シーア派のモスク(イスラム教礼拝所)で28日起きた爆弾テロ事件に
関与していた3人を絞首刑に処したと報じた。
3人の組織的背景は不明。同州知事はテロ攻撃と断定していた。複数の容疑者が
29日に逮捕されたとの情報があったが、即座の死刑執行となっている。
地元メディアによると、事件では20人以上が死亡、125人が負傷した。
28日はイスラム教シーア派の祭日に当たり、宗徒が礼拝中の時間を狙った犯行だった。
事件の背後に米国、イスラエルがいるとの見方もイラン国内で出ていたが、
米国務省報道官は全面否定していた。
同州はアフガニスタン、パキスタンと国境を接し、麻薬密輸組織も暗躍しているとされる。
イランはシーア派が多数派の国だが、同州ではスンニ派宗徒が多い。スンニ派の
反政府組織の活動も伝えられる。ザヘダンでは28日夕、アフマディネジャド大統領の
選挙事務所が28日夕、銃撃を受け大人2人と子供1人が負傷する事件も起きた。
銃撃犯は複数で、オートバイに乗り、事務所入り口付近から撃ち込んだという。イランでは6月に大統領選がある。
イラン南部のシラーズ市では昨年4月、モスクで爆弾が爆発、13人が死亡、200人以上
負傷する事件があった。政府は親欧米系組織のテロと断定していた。
210 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:09:08 ID:/O11A7pl
米中東政策/本格化するも新和平案示せず
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh090531.htm オバマ米大統領の中東和平への取り組みが本格化している。同大統領はネタニヤフ・イスラエル首相
との会談に続いて、アッバス・パレスチナ自治政府議長と会談した。来月初めには
サウジアラビア、エジプトを訪問する。だが、中東和平推進への糸口はいまだ見えてこない。
強硬姿勢のイスラエル
オバマ大統領はアッバス議長との会談で、イスラエルとパレスチナの二国家共存への
支持を改めて表明するとともに、イスラエルのヨルダン川西岸での入植活動の停止を
強く求めた。だが、ネタニヤフ首相はパレスチナ独立に対する支持を表明しておらず、
入植活動の停止にも難色を示している。
クリントン米国務長官も入植活動の停止を強く求めていく意向を表明、イスラエルの
右派政権に対する圧力は今後、強まっていくものとみられる。
オバマ大統領は来月初め、サウジとエジプトを訪問する。両国とも中東を代表する大国であり、
中東諸国との関係改善への意気込みを示す狙いがある。ただ、エジプトでは当初、
新たな中東和平構想を発表することが伝えられていたが、その後トーンダウンし、
イスラム諸国との関係改善などに関する「一般的な演説」(ギブズ大統領報道官)にとどまる見込みだ。
(続く)
211 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:09:53 ID:/O11A7pl
>>210 より
同大統領は政権発足当初から、中東和平を政権の最優先事項に据えてきた。
ブッシュ前大統領は、パレスチナ独立による二国家共存を打ち出したものの、和平プロセス
への関与には消極的で、イスラム世界からは「イスラエル寄り」との批判が噴出した。米国と
イスラム諸国との関係は悪化しており、関係改善へのオバマ大統領への期待は高いはずだ。
同大統領は先月、ヨルダンのアブドラ国王と会談した。同国王は、英紙タイムズとの
インタビューで、米国がイスラム諸国会議機構(OIC)加盟五十七カ国・機構を巻き込んだ
中東和平構想を練っていることを明らかにした。パレスチナ独立と引き換えに、イスラム世界
すべてがイスラエルを承認するという大胆な構想だ。
同国王は、この構想への期待を表明するとともに、「和平交渉が遅れれば、一年から
一年半以内に、イスラエルとアラブまたはイスラムとの間で再び紛争が発生する」と警告を
発するなど、早期の交渉再開を求めた。サウジのアブドラ国王は二〇〇二年、イスラエルの
占領地からの撤退と引き換えに、アラブ諸国がイスラエルを承認するという和平案を提示した。
最終的に新和平構想の表明は見送られたが、その背景には、ネタニヤフ政権の強硬姿勢があるようだ。
アブドラ国王はタイムズ紙に対して、オバマ・ネタニヤフ会談が「重大な岐路」になると
指摘していた。イスラエルの強硬姿勢の前に、構想の公表を見送らざるを得なくなったと
いうのが本当のところだろう。
会談のめどすら立たず
オバマ大統領はイスラエル、パレスチナ両首脳との会談を終えたが、両者の会談のめどすら
立っていない。関係国首脳との会談、カイロ演説で和平に弾みをつけたかった大統領だが、
その難しさを印象付けた格好だ。
212 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 16:11:27 ID:/O11A7pl
映画:イスラエル元将兵、沈黙を破る パレスチナ問題を上映−−第七芸術劇場 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090531ddlk27040240000c.html ◇あす緊急報告会
◇「過去、現在の日本映す鏡」
パレスチナ問題を追い続けるジャーナリスト、土井敏邦さんのドキュメンタリー映画「沈黙を破る」
が大阪市淀川区の第七芸術劇場(06・6302・2073)で公開されている。建国以来、数々の
虐殺事件を引き起こし、今もパレスチナの占領と封鎖を続けるイスラエル。その兵士として占領地で
任務した後、自国軍の加害行為を告発している元将兵たちの団体「沈黙を破る」を追った作品だ。
6月1日には、出演者による緊急報告会もある。【中村一成】
映画は第二次インティファーダ(反イスラエル抵抗闘争)からの7年間余りを収める。
イスラエル軍侵攻後の難民キャンプの惨状や、平和を知らない子どもたちが、暴力を
内面化している衝撃的な映像に、退役将兵たちの証言が続いていく。
「18、19(歳)の者たちが父母や祖父母ほどの年齢の人に何でも命令できるようになる、
それがある時点で快感になる」「退屈しのぎで始まり、残忍、暴力がエスカレートする。
毎日、『もう限界だ、これ以上、道徳的にありえない』と自分で境界線を引くのに、
次の日にはそれを越えているんだ」
(続く)
213 :
朝まで名無しさん :2009/06/06(土) 23:36:36 ID:xFvAfPAe
【社会】 在日韓国人の男、日本語で「中国国際航空機をオリンピック会場に墜落させる」予告→出頭するも自首扱いされず逮捕…警視庁★2
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1218432881/l50 ▲
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▼▲ ▲▼ 給油っ 増税っ ▼▲ ▲▼
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▲▼▲ 教会 ▲▼▲
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▲▼ ▼▲ とっとと 空爆っ ▲▼ ▼▲
▲▼ ▼▲ 原爆しばくどユダ▲▼ ▼▲
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214 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 12:56:34 ID:BzWArJAe
ユネスコ事務局長選挙、候補乱立で情勢は混沌に
2009.5.31 20:22
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090531/erp0905312023004-n1.htm 【パリ=山口昌子】国連教育科学文化機関(ユネスコ)=本部パリ=の松浦晃一郎事務局長の
後任候補の届け出が31日、締め切られた。当初はアラブ、アフリカ諸国の支持を背景にエジプトの
ファルーク・アブデルアジズ・ホスニ文化相の当選が有力視されていたが、イスラエル批判など
人種問題に関する過去の発言が明らかになり、欧米の主要国が反対を表明した。本命不在による
候補者乱立で選挙の行方は混とんとしている。
ホスニ氏は28日付の仏ルモンド紙への寄稿で立候補を表明。アラブ連盟、アフリカ連合、
イスラム諸国会議機構の支持を得ていることを指摘すると同時に、「過去の言葉」を謝罪した。
(続く)
215 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 12:57:18 ID:BzWArJAe
>>214 より
ナチス・ドイツの迫害を受けた経験を持つノーベル平和賞受賞者のエリ・ウィーゼル氏(米国)や
仏哲学者らが、「イスラエル文化は非人間的、攻撃的、人種差別的、思い上がった文化」などとの
ホスニ氏の過去の言葉を多数引用して、ユネスコのトップに「ふさわしくない」と反対するアピールを
22日付の同紙に寄稿したからだ。問題発言の発覚を受け、これまでに米仏独などが不支持を明らかにした。
日本は松浦氏の退任後、幹部級ポストに日本人を送り込みたいため、次期事務局長の心象を
悪くしたくない、との思惑から支持候補を明らかにしていない。 立候補者名は31日までに秘匿ベースで
執行委員会あてに通知され、6月8日までに加盟国に知らされる。9月の執行委での秘密投票で
過半数を獲得した候補者が当選する。
ユネスコ筋によると、ホスニ氏のほかに、ブルガリアのボゴバ・ユネスコ大使、アルジェリアの
ベジャウィ元外相、ロシアのヤコベンコ国際機関担当外務次官らが立候補しているという。
216 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 12:58:11 ID:BzWArJAe
217 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 12:58:53 ID:BzWArJAe
218 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 12:59:37 ID:BzWArJAe
パレスチナ自治政府治安部隊とハマスが戦闘、6人死亡
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090531-205738.html 【カイロ31日鈴木眞吉】ヨルダン川西岸パレスチナ自治区カルキリヤで31日未明、
パレスチナ自治政府治安部隊が、指名手配中のイスラム根本主義過激派組織ハマスの
戦闘員を逮捕しようとしたところ戦闘となり、アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局
アル・アラビヤによると、警官3人とハマス戦闘員2人、住民の1人の合計6人が死亡した。
ハマス戦闘員を匿っていた家の家主も死亡した。
証人によると、治安要員がハマス戦闘員に投降を呼びかけたが、ハマス側がそれを無視、銃撃戦になった。
アッバス・パレスチナ自治政府議長率いるファタハ系治安部隊とガザ地区を実効支配する
ハマスとの戦闘は、2007年6月、ハマスがガザを武力支配した時以来、断続的に続いている。
ガザ地区では、ハマスは、ファタハ系治安部隊を「シオニスト(イスラエルを指す)の手先」
と呼んで批難している。
2009/5/31 20:57
219 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:05:25 ID:BzWArJAe
イランのアフバズ発航空機内に爆発物、当局が除去
大統領選の混乱狙いか
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090531-205935.html 【カイロ31日鈴木眞吉】イランの首都テヘランから南東約520キロ地点のイラク国境に
近いアフバズ発テヘラン向け航空機内で31日、爆発物が発見され、国営ファルス通信によると
同機はアフバズに戻って緊急着陸、爆発物を除去した。
131人の乗客は全員無事だった。
報道によると、機内のトイレにあった爆発物は手製で、同機が飛び立った15分後に
発見された。アフバズはイランの原油生産地クゼスタン県の首都。
アフバズには、イランで少数派のアラブ系住民が相当数住んでおり、2005年の前回の
大統領選前の4月と5月にも、爆弾事件が発生、少なくとも8人が死亡していた。大統領選挙を
睨んで、混乱を引き起こそうとする意図もありそうだ。
イランでは6月12日に予定されている大統領選挙の混乱を意図したとみられる自爆テロや
選挙事務所襲撃事件が相次いで発生、28日の自爆テロでは25人が死亡、125人が負傷した。
翌29日のアハマディネジャド大統領選挙事務所襲撃事件では運動員ら3人が負傷している。
自爆テロ事件では、国際テロ組織アルカイダとの関わりが指摘されるイスラム教スンニ派武装組織が
犯行声明を出したが、イラン当局は背後に米国とイスラエルが関与していると見ている。米国は
その関係性を全面否定している。
2009/5/31 20:59
220 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:06:37 ID:BzWArJAe
イスラエル外相、ロシア訪問へ
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090531-225932.html 【エルサレム31日森田陽子】イスラエルのリーベルマン外相は6月1日、ロシアの首都
モスクワを訪問し、メドベージェフ・ロシア大統領やプーチン首相、ラブロフ外相らと会談する。
AP通信が31日、報じた。
リーベルマン外相のモスクワ訪問は、外相就任以来、初めて。
イスラエルは、イランと経済関係の深いロシアに対し、イランの核開発停止に向けた圧力行使を
望んでおり、主要議題の一つになるものとみられる。
また、中東和平に関し、リーベルマン外相は、ラブロフ外相がシリアで5月23日、パレスチナ自治区
ガサを実効支配するイスラム根本主義過激派組織ハマスの最高幹部マシャール氏と会談したことを
「強く失望した」として批判しており、ロシアにハマスとの関係見直しを迫るものとみられる。
2009/5/31 22:59
221 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:07:55 ID:BzWArJAe
経済 : 村上春樹さんの新作長編小説 諏訪も売り切れ続出
更新:2009-6-1 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=14445 作家・村上春樹さんの新作長編小説「1Q84」(全2巻)が出版不況のさなかで
旋風を巻き起こしている。諏訪地方の書店でも売り切れとなる店舗が相次ぎ、書店関係者は
「本当に久しぶりのうれしい悲鳴」。発行元の新潮社は異例となる2巻計68万部の発行を
決めたが、待ちわびるファンの手元に届くまではもう少し時間がかかりそうだ。
県内で18店舗を展開する平安堂(本社・長野市)。前作「海辺のカフカ」の約1カ月分を
仕入れたが、発売から3日間で9割以上が売れ、品切れの店舗も約4分の1。担当者は
「すごい勢いで売れている」と興奮気味に話し、「もう新書ブームも下火。待望の新刊が
ついに来た、という感じ」と喜びを隠さない。
諏訪地方などで5店舗を経営する笠原書店(本社・岡谷市)では、発売初日に完売した。
岡谷本店の竹村克彦店長代行(39)は「文芸書がこんなに売れることは近年なかった。
あっという間だった」と話す。次回の入荷は早くて6月上旬の予定だが、先行きは不透明。
「売れる本ほど、地方には量が入ってこない」とせつなさもにじませる。
(続く)
222 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:09:09 ID:BzWArJAe
>>221 より
なぜ今、村上さんの小説が読者に選ばれるのか。書店関係者は、今年2月に村上さんに
贈られたイスラエル最高の文学賞・エルサレム賞の受賞記念スピーチが影響しているのでは
―とみる。村上さんはイスラエルとパレスチナの紛争に触れ、軍事力に訴えるやり方を批判し、
「私は(壊れやすい)卵の側に立つ」と発言して注目を浴びた。
また、新潮社は今回、発売前に内容を明らかにしないで読者に“渇望感”を醸成する戦略を
展開。インターネット上でも予約が相次ぎ、発売前から増刷が決まる異例の事態に。早期の
ミリオンセラー達成は確実とみられている。
「1Q84」は前作から7年ぶりの新作小説で、物語の舞台は1984年の東京。また、
関連本として、英国人作家ジョージ・オーウェルの小説「1984年」(絶版)も古書市場で価格が高騰しているという。
223 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:10:19 ID:BzWArJAe
2009年6月1日(月)「しんぶん赤旗」
アラブ和平案の完全実施
パレスチナ議長が要求
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-01/2009060107_02_1.html 【カイロ=松本眞志】パレスチナのアッバス自治政府議長は30日、エジプトの首都カイロで
ムバラク大統領と会談し、直前に行った訪米について説明しました。
訪米中、オバマ大統領はアッバス氏に対し、人口「自然増」を含むユダヤ人入植地拡大を
認めないとの立場を表明しています。
パレスチナのマアン通信によると、アッバス氏はムバラク氏との会談後の会見で、ヨルダン川
西岸地区でのユダヤ人入植地拡大の停止、イスラエル・パレスチナの2国家共存を前提とする
イスラエルとの和平交渉再開を主張しました。
アッバス氏は、イスラエルのネタニヤフ政権が「前提条件なし」の和平交渉再開を要求して
2国家共存や入植地拡大、エルサレム帰属などの問題を避けていると批判。「『2国家共存』と
『入植地拡大凍結』は前提条件ではない。これらはパレスチナ解放機構(PLO)とイスラエルが
過去に合意した中東和平ロードマップ(行程表)で確認されており、われわれは合意の実現を
要求しているにすぎない」と述べました。
同氏はまた、将来のパレスチナ国家がイスラエルの占領地からの完全撤退によって
はじめて実現するとし、中東包括和平構想(アラブ和平案)のいかなる修正も認めないと訴えました。
224 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:11:49 ID:BzWArJAe
デモクラシー・ナウ!情報〜ソマリア沖のもう一つの海賊行為
http://www.labornetjp.org/news/2009/1243826290154staff01 (中略)
●困窮した占領地のパレスチナ人への物資援助で米国のムスリム慈善団体創設者
に長期刑 武力闘争とのつながりはないのに
http://www.democracynow.org/2009/5/29/holy_land かつて米国で最大のムスリム慈善団体だったホーリーランド財団の創設者5人に
最長65年もの禁固刑が言い渡されました。罪状はパレスチナの組織ハマスを支援したと
いうものでした。5人は武力闘争への支援は何一つ追及されてはおらず、困窮した
パレスチナ人を支援する慈善活動に資金を供与したことで有罪になっ たのです。
米政府の主張の根拠は、イスラエルの諜報部門からの情報と、FBIによって15年以上に
わたって収集された問題の多い文書と電気通信の盗聴です。65年の禁固刑を言い渡された
ホーリーランド財団会長ガッサン・エラシの娘ヌーア・エラシと、元同財団CEO
シュクリ・アブー・バカーの代理人弁護士 ナンシー・ホランダーに話を聞きます。
(以下略)
225 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:19:41 ID:BzWArJAe
【米国ブログ】ねじ曲げて報道された村上春樹氏のスピーチ
【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! 2009/06/01(月) 12:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0601&f=national_0601_017.shtml 新作「1Q84」が話題となっている作家、村上春樹氏。今年2月にイスラエルの文学賞
「エルサレム賞」を受賞し、授賞式でスピーチを行ったことは記憶に新しい。
スピーチは英語で行われ、その内容は米国でも報道されている。ブロガーScratchindogは、
スピーチ内容の報道が正しくされているかということに疑問を抱き、各メディアの報道内容を
比較して考察している。「ABCニュースのウェブサイトで最初に受賞式でのスピーチに
ついてのニュースを読み、全文が読みたいと思った。ABCのニュースはAFP通信の配信に
よるもので、AFPはエルサレム・ポストから引用していることがわかった。
村上氏がイスラエルの情勢に関し、壁と卵を比喩に用いてスピーチを行ったことについて、
エルサレム・ポストでは『イスラエルは卵ではない。これが村上氏のスタイルなのだろうが、
表現があいまいだ』と記している。これは卵がイスラエルを差す比喩だと、エルサレム・ポストは
理解しているということだ」と筆者は述べている。
(続く)
226 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:21:02 ID:BzWArJAe
>>225 より
報道に疑問を感じた筆者は、その後スピーチ全文が掲載されているウェブサイトを
いくつか探し出し、比較。エルサレム・ポストに掲載されている文章が正確ではないことを見つけ出したという。
「壁が戦車やロケット弾を差し、卵が非武装の民間人を差していることがようやくわかった。
全文掲載したウェブサイトのうちのひとつでは、記者が記録したものとエルサレム賞の
担当者から渡されたコピーに違いがあったと記している」と筆者は述べるとともに、
「エルサレム・ポストの報道にはスピーチを正しく伝えていない部分があり、他のメディアも
それをそのまま伝えてしまった。村上氏は卵サイドに立つとスピーチで述べている。
ひとつ確かなことは、村上氏がイスラエル軍のガザ侵攻には反対の立場だということだ」
と結んでいる。(編集担当:松井望・山口幸治)
227 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 13:22:48 ID:BzWArJAe
ファタハ系警官とハマスが銃撃戦、6人死亡 パレスチナ自治区
* 2009年06月01日 15:10 発信地:ナブルス/イスラエル
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2607516/4212916 パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)北部のカルキリヤ(Qalqiliya)で31日、
イスラム原理主パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)北部のカルキリヤ(Qalqiliya)
で31日、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の軍事部門幹部の身柄を拘束しようとした
自治政府警察官が、ハマス戦闘員と銃撃戦になり、市民1人、警官3人を含む6人が
死亡した。自治政府の警察官は、ハマスと対立するパレスチナ解放機構(PLO)主流派
ファタハ(Fatah)系が多くを占める。
この幹部は、イスラエルからも指名手配されていた。警官らが逮捕に踏み切ったところ、
自宅に立てこもり、銃撃戦となったという。ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するハマスは、
「越えてはならない一線を越えた」として、マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長
率いるファタハを非難。対立する両派のさらなる関係悪化が懸念される。
写真は、銃撃戦の現場となった家屋の室内を検証する自治政府の治安部隊員(2009年5月31日撮影)。
(c)AFP/JAAFAR ASHTIYEH
228 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:15:37 ID:BzWArJAe
人模様:元イスラエル兵の告発映画−−土井敏邦監督
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090601dde007070080000c.html 「パレスチナ問題だけを扱う作品にはしたくなかった」。元イスラエル兵たちが自身の
「犯罪」を告発するドキュメンタリー映画「沈黙を破る」を製作した土井敏邦監督(56)は、
狙いをこう強調する。20年以上、ジャーナリストとして活字や映像でパレスチナを追い続け、
導き出した答えは「占領地では、どんな兵士も、考えない“怪物”になっていく」という普遍性だ。
極限状況の兵士には、罪のない少年や老人も単なる狙撃対象の「物体」に見えて
しまう。現実を語り始めた20代の元兵士にレンズを向け続けた。
「イスラエル兵が語る現実は、イラクやかつての日本の植民地と同じ。そんな構造も考えてもらいたい」
医者の夢に挫折。学生時代に訪れたパレスチナ・ガザ地区の悲惨な光景が目に焼きつき、
ジャーナリストの道に。「まだまだ伝え切れない」。年内にはガザを再訪する。東京(ポレポレ東中野)
と大阪で公開中のほか、岡山や名古屋などでも公開予定。【鵜塚健】
229 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:16:33 ID:BzWArJAe
2009.06.01 Web posted at: 16:06 JST Updated - CNN
ワールド
イスラエルで最大規模の避難訓練 戦争を想定
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906010012.html エルサレム(CNN) イスラエルは5月31日、戦争の可能性に備えるため、同国史上
最大規模の緊急時避難訓練「ターニング・ポイント3」を、5日間の日程で開始した。
イスラエル軍が発表した。
訓練は学校や軍事基地、官公庁といった公共施設で行われ、学生や兵士、民間人が
避難所への集合を訓練する。ロケット弾発射や空襲など、公共インフラへの攻撃を
想定した訓練も実施する。避難の合図であるサイレンを鳴らし、その後は公共放送で
指示を伝達する。イスラエルはここ2年間こうした訓練を実施しているが、今回は最大規模とされる。
イスラエルはイランとの関係が悪化し、イランの核開発をイスラエルへの脅威とみなしている。
イスラエルのバラク国防相は先週イスラエル放送で、イランの核開発を対話で中止できる
可能性は非常に低いとの認識を表明した。
同相の認識は、イスラエル国民の大半と一致している。イスラエルで5月に行われた
世論調査によると、米国の対イラン政策が失敗するとの回答は74%、イランが核兵器開発能力を
持つとの回答は81%を占めた。
230 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:17:34 ID:BzWArJAe
更新2009年06月01日 11:01米国東部時間
米の入植中止要求に懸念 イスラエル、妥協案模索
http://www.usfl.com/Daily/News/09/06/0601_008.asp?id=70257 中東和平推進を掲げるオバマ政権が、イスラエルに占領地ヨルダン川西岸での
ユダヤ人入植の全面中止を要求、同国のネタニヤフ政権が懸念を強めている。
イスラエルは無許可施設の一部を撤去する妥協策を模索しているが、米国が受け入れ
なければ両国関係が冷却化する可能性もある。
ネタニヤフ首相は、新たな入植地は建設しないが、既存入植地では人口増加に応じて
住宅建設を続けると表明。しかし米国は「入植の全面停止」(クリントン国務長官)を
要求している。ブッシュ前政権の親イスラエル姿勢を修正し、より公平に仲介を図るためだ。
イスラエル紙ハーレツによると、同国のアラド首相補佐官(国家安全保障担当)らが
5月末、米国のミッチェル中東和平担当特使と会談。米国が全面中止要求を続ければ
イスラエルの右派連立政権が崩壊すると訴えた。(共同)
231 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:18:38 ID:BzWArJAe
エジプト:宗教指導者「大量破壊兵器禁止を」 イスラム国に宗教令
http://mainichi.jp/select/world/news/20090602ddm007030138000c.html 【カイロ和田浩明】エジプトの大ムフティ(指導的イスラム法学者)であるアリ・ゴマー師
(エジプト政府任命)は5月31日、核兵器や化学・生物兵器などの大量破壊兵器の使用を禁止する
ファトワ(宗教令)をイスラム国家に対し発した。エジプト政府は中東非核地帯構想を提唱しており、
核軍縮を推進するオバマ米大統領の4日のカイロ訪問に呼応する形の立場表明とみられる。
一方でゴマー師は、イスラム国家による核兵器保有は「敵を抑止するためであれば、
必要な行為」だとして許容する姿勢も明示した。
ゴマー師は、大量破壊兵器を使用すれば、標的国が非イスラム国であっても同国内に居住する
イスラム教徒が命を失い、さらに標的国だけでなく周辺国の非戦闘員も死傷する可能性があると
指摘。一部の「使用許容論」は誤りだと述べた。
イスラム諸国では、パキスタンが核兵器を保有している。イランも核兵器に転用可能なウランの
濃縮活動を継続しており、米欧は「原爆開発が目的」と批判しているが、イランは「平和利用目的」と反論している。
中東諸国では、イスラエルの核兵器保有に対する脅威論が根強い。エジプトの中東非核地帯構想の
提唱も、イスラエルをけん制する意図があると見られている。
232 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:19:53 ID:BzWArJAe
元イスラエル軍兵士 パレスチナ人への虐待など加害証言
2009年6月2日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200906020045.html 写真加害体験を証言するノアム・ハユットさん=大阪市淀川区十三本町、筋野健太撮影
パレスチナ自治区で「占領軍務」に携わった元イスラエル軍将校のノアム・ハユットさん
(30)が1日夜、大阪市淀川区の第七芸術劇場で、住民への虐待や略奪といった同軍兵士らの
加害行為について講演。「人間としての感覚がまひし、殺人機械になっていた」などと、
約150人の聴衆を前に話した。
ある夜、テロ容疑者の捜索を命じられた兵士たちは、前線基地を築くため迷いなく
パレスチナ人の住宅を接収した。銃を手に「ドアを開けろ」と怒鳴ってから、寝間着姿の
一家を追い出すまで45分。兵士たちは、泣き叫ぶ少女を見ると笑みを浮かべた――。
国民皆兵制度のイスラエルでは18歳で徴兵された男女がそれぞれ3年と2年の兵役に就く。
学校や家庭では「人を差別するのは神への攻撃」と教えられたが、占領地ではパレスチナ人を
「荷物」という隠語で呼んでいた。
(続く)
233 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:20:36 ID:BzWArJAe
>>232 より
「19歳の若者が、気に入った家を奪うことも、(パレスチナの)年長者に命令することも
思いのままだった。同じことを故郷でしたなら刑務所に何年も入るべき罪だ」とハユットさんは講演で語った。
罪悪感のふたが開いたのは、退役した翌年の04年、占領地での行為に違和感を持つ
20代の元兵士の呼びかけで設立されたNGO「沈黙を破る」に加わってからだ。仲間と集めた
元兵士約750人分の手記は、軍の「内部告発」として反響を呼んだ。
「裏切り者」という批判も受けている。表向きは当局からの弾圧はないが、国内の世論を
大きく変えるまでに至っていない。ハユットさんは「大半の人はまだ目をふさいでいる。事実を
語り続けることで、変化を起こせると信じている」と語った。
「沈黙を破る」のメンバーを追った同名の記録映画の上映に合わせて来日した。映画は
第七芸術劇場、京都市下京区の京都シネマで上映中。7月11日から神戸市兵庫区の
神戸アートビレッジセンターでも公開される。(武田肇)
234 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:21:29 ID:BzWArJAe
ユダヤ人、アラブ系イスラエル人を殺害―イスラエル
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090602-184810.html 【エルサレム2日森田陽子】イスラエルのエルサレム中心部で1日、48歳のユダヤ人の男が、
1人のアラブ系イスラエル人の男性を銃殺、1人のユダヤ人男性に重傷を負わせた。
イスラエル紙エルサレムポストによると、男は旧市街ヤッファ門付近のツァハル・スクェアで
男性の行動に脅威を感じたとして発砲して殺害、その数分後、レホブ・ハライ・クックで
もうひとりの男性に、たばこを請われて脅威を感じたとして発砲、負傷させた。
警察は男を逮捕したが、精神異常者とみている。男は銃の所持許可を持っていた。
2009/6/2 18:48
235 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:22:45 ID:BzWArJAe
「平和世界一」はNZ 日本7位、最下位はイラク
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060301000058.html 【ロンドン2日共同】英調査機関などが平和な国をランク付けした今年の「世界平和度指数」
が2日発表され、ニュージーランドが「世界一平和な国」とされた。最下位は3年連続でイラク。
日本は昨年より二つ低い7位。主要国(G8)の中ではカナダ(8位)をかわし、トップを守った。
指数は英誌エコノミストの調査部門とシンクタンクが144カ国を対象に、国内勢力間や
外国との紛争、犯罪やテロの危険性、政治の安定性などを数値化し、07年以来、
毎年実施。2位にはデンマークとノルウェーが並び、上位10カ国の半数は北欧諸国だった。
アジアはシンガポール(23位)、韓国(33位)、中国(74位)、北朝鮮(131位)など。
軍事費や兵員数、武器の輸出入なども評価対象になるため、米国は83位だが、テロの
危険性が減ったなどとして、昨年より14ランク上昇した。
下位はジンバブエ(134位)、ロシア(136位)、アフガニスタン(143位)、イスラエル(141位)
など旧ソ連、南西アジア、中東、アフリカ諸国が並んだ。
236 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 14:23:29 ID:BzWArJAe
「米大統領の演説拒絶を」と声明 アルカイダのナンバー2 (06/03 08:51)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/169147.html 【カイロ3日共同】国際テロ組織アルカイダのナンバー2、アイマン・ザワヒリ容疑者は
2日にウェブサイト上で音声声明を発表、オバマ米大統領が4日にエジプトでイスラム社会向けの
演説を予定していることに反発し「エジプトの自由な人々は(オバマ氏の演説を)拒絶するべきだ」と要求した。
約12分間の声明でザワヒリ容疑者は「イスラム教徒らは既に(オバマ氏の)血塗られた
メッセージを受け取っている」と指摘。「それはシオニスト(イスラエル)によるパレスチナ自治区
ガザへの攻撃を承認した時であり、アフガニスタンに米軍を増派すると脅迫した時だ」と述べた。
237 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 15:51:01 ID:BzWArJAe
ミッチェル米中東特使、近く中東訪問へ=当局者
2009年 06月 3日 12:10 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38364120090603 [ワシントン 2日 ロイター] 米当局者によると、同国のミッチェル中東特使は、
オバマ政権が公約に掲げる中東和平努力の一環として、近く中東を再訪問する見通し。
ある国務省高官は匿名で「ミッチェル特使は近く中東を訪問する予定だ」と述べたが、
訪問予定の詳細には触れなかった。
別の当局者も匿名で、特使は来週にも中東を訪問するだろうと述べたが、最終日程は
まだ決まっていないとしている。
オバマ大統領は今週、イスラム世界との関係修復を目指し、サウジアラビア、エジプト、
ドイツ、フランスを歴訪する。
ミッチェル特使は、パレスチナ国家樹立に向けた交渉再開のため、これまでに、イスラエル、
パレスチナ自治区、エジプトなどを訪れている。
今回の訪問ではシリアも訪れる可能性があるとみられているが、当局者らは確認を控えた。
238 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 15:52:04 ID:BzWArJAe
米特使らシリア訪問へ 関係修復へ地ならし
2009.6.4 12:24
このニュースのトピックス:テロ
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090604/amr0906041226005-n1.htm 3日付の米紙ワシントン・ポストは米政府当局者の話として、ミッチェル中東和平担当特使と
米軍代表団が近く相次いでシリアを訪問すると伝えた。両国関係修復への地ならしとなりそうだ。
ミッチェル特使はイスラエルとシリアの関係などについて、米軍代表団はイラクの治安情勢を、
それぞれ協議する。
クローリー国務次官補(広報担当)は記者会見で、5月31日にクリントン国務長官が
シリアのムアレム外相と電話会談し、一連の訪問計画が議題に上ったことを認めた。
米国は2005年、シリアがレバノンの爆弾テロに関与したとして駐シリア大使を召還した。
同紙によると、ミッチェル特使はその後シリアを訪問する最高位の米政府高官となる。(共同)
239 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 15:52:57 ID:BzWArJAe
対イラン攻撃排除せず イスラエル国防相
2009.6.4 12:21
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090604/mds0906041224003-n1.htm ロイター通信によると、イスラエルのバラク国防相は3日、訪問先のワシントンで記者団に、
イランの核武装を阻止するため「いかなる選択肢も排除しない」と述べ、対イラン攻撃の
可能性を排除していないことを強調した。
イスラエルのリーベルマン外相は同日、訪問先のモスクワで「イラン爆撃の計画はない」と
語ったが、これを打ち消す発言。
国防相はイランとの対話を模索するオバマ政権の方針を支持するとしながらも、対話を
長引かせず具体的期限を設けるべきだと述べた。(共同)
240 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 15:58:50 ID:BzWArJAe
241 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:00:31 ID:BzWArJAe
イスラム過激派、アラブ諸国と西側の緊張を高めた=米大統領
2009年 06月 4日 21:20 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38400320090604 [カイロ 4日 ロイター] オバマ米大統領は4日、イスラム過激派はアラブ圏と
西側諸国の緊張を高めたと批判した。
エジプトのカイロ大学での演説原稿で大統領は、「暴力的な過激派は、影響力のある
イスラム教徒の少数派内にあるこの緊張を高めた」とし、米国とイスラム諸国は争う必要はないと述べた。
大統領はまた、パレスチナとイスラエルの紛争解決に向け、2国家共存を実現させる意向を強調した。
さらに、核不拡散条約を順守する限りは、イランも含め全ての国は原子力を平和利用する
権利があるとの考えを示した。
242 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:03:15 ID:BzWArJAe
オバマ米大統領演説の骨子
2009.6.4 22:44
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090604/amr0906042245013-n1.htm オバマ米大統領が4日、カイロで行った演説の要旨は以下の通り。
一、ムスリム(イスラム教徒)の中の少数だが影響力のある暴力的過激派が(米国と
ムスリムの間に生じている)緊張を利用している。不信感の循環を断ち切らなくてはならない。
一、相互利益・尊重に基づく米国と世界中のムスリムの新たな始まりを追求するために、カイロにやってきた。
一、米国は、イスラム教と戦争をしているわけではない。だが、われわれの安全保障を
脅かす暴力的な過激派とは容赦なく戦う。
一、アフガニスタンでの戦いは選択の余地がなかった。アルカーイダは、9・11テロで
約3000人を殺し、いまも大規模な殺戮(さつりく)の決意を示している。
一、イスラエルと米国のきずなは不動だ。だが、イスラエルの生存権が否定できないのと同様、
イスラエルはパレスチナの権利も否定できないことを認めなくてはならない。
一、米国は、イスラエルが続けるユダヤ人入植地建設の正当性を受け入れられない。
平和達成の努力を阻害するものであり、直ちに停止しなければならない。
一、米国は、イランに対し、過去にとらわれず(さまざまな問題で)前進する用意があると
明確にした。しかし、核兵器の問題に関しては、われわれは決定的な局面に到達した。
核拡散防止条約(NPT)の義務を順守すれば、イランを含むすべての国に原子力平和利用の権利がある。
(カイロ 村上大介)
243 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:04:28 ID:BzWArJAe
不穏レバノン 外貨準備の砦 ドル預金残高、15%増820億ドル
2009/6/5
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200906050022a.nwc 昨年5月、軍トップから大統領に選出されたスレイマン司令官の肖像画を掲げ、気勢を上げる
支持者たち。総選挙で挙国一致に失敗すれば、レバノン経済は再び混乱を極めることになる(ブルームバーグ)
この4年間、レバノンは元首相の暗殺、対イスラエル戦争、内戦といった政情不安に
耐え忍んできた。しかも7日に行われる総選挙では、2006年にイスラエル軍と
戦争状態に陥ったイスラム教シーア派組織、ヒズボラの野党連合による勝利が予想され、
再びレバノンが戦火の中に引き込まれる危険もある。
だがドバイで不動産開発を手掛けるアムロ・ナハス氏は動揺しない。給料の3分の1を
母国レバノンの預金口座に送金しているが、心配していないという。「レバノンの銀行業界の
回復力に信頼している」からだ。
レバノンの預金金利は7.1%と高く、海外居住のレバノン人1000万人からの送金は
年間60億ドル(約5770億円)に上る。
米国は06年からレバノンに10億ドルを上回る資金を提供。サウジアラビアとクウェートは、
西欧諸国の後ろ盾をもつ与党連合を支援するため、レバノン中央銀行に総額15億ドルを融資している。
レバノン中銀のサラメー総裁はインタビューで、国内銀行のドル預金残高が昨年15%
増加して820億ドルに達し、今年はさらに13%増加する可能性があるという。
(続く)
244 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:05:39 ID:BzWArJAe
>>243 より
とはいえ、宗教対立に基づくレバノンの政情不安と、その経済への影響はぬぐいきれない。
英エコノミック・インテリジェンス・ユニット(EIU)のシニア・エコノミスト、ジェーン・キニンモント氏は
「深刻な紛争や政府によるデフォルト(債務不履行)が発生すれば、経済に多大な影響を与える」と指摘する
総選挙は、親シリアのヒズボラ率いる野党勢力と、親米・反シリアのシニオラ首相率いる
与党連合の戦いとなるが、今年初めに行われた世論調査では、ヒズボラ派が128議席のうち
過半数の66、67議席を獲得するという結果が示された。
ただ、レバノンの国民議会では協定に基づき、キリスト教とイスラム教に議席が半数ずつ割り当てられる。
このため、同国のモハマッド・シャタハ経済相は「ヒズボラがこの国を独占したり、完全に
情勢を変えることはできない」と言明している。
これならイスラム・スンニー派でドバイに住む冒頭のナハス氏も安心だろう。「情勢が
悪化すれば送金は止めるが、銀行口座の預金はそのままにしておくつもり」だそうだ。(Massoud A. Derhally)
245 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:06:45 ID:BzWArJAe
イスラエルに危機感広がる=米大統領の対イスラム演説
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009060500522 【エルサレム5日時事】オバマ米大統領が4日にカイロで行ったイスラム世界との新たな
関係構築を呼び掛ける演説を受け、中東和平問題の一方の当事者であるイスラエルで
危機感が広がっている。
オバマ演説は、イスラエルのネタニヤフ政権が進めるヨルダン川西岸の入植活動について
「直ちに停止しなければならない」と指摘。イスラエル右派与党リクードの議員は「米国の
大統領が初めて一線を越えた」と述べ、イスラエル離れへの懸念を示した。(2009/06/05-14:36)
246 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:12:03 ID:BzWArJAe
オバマ米大統領:カイロ演説 再出発示す配慮と率直
http://mainichi.jp/select/world/news/20090605dde007030004000c.html 【カイロ和田浩明】オバマ米大統領の4日のカイロ演説では、イスラムに対する
否定的な固定観念を改める決意を表明すると同時に、イスラム側の対米意識の
問題点も指摘するという、「配慮」と「率直さ」が目立った。イスラム世界から価値観の
「押し付け」などを批判されたブッシュ前政権との違いを際立たせる意図がにじむ内容だった。
◇コーラン3回も引用/イスラム米国の一部/政体押し付けできぬ
オバマ氏は演説で、イスラム世界がギリシャ・ローマの古典文化を守り、欧州の
文芸復興(14〜16世紀)や啓蒙(けいもう)運動(18世紀)へ道を開いたと言及し、
その歴史的貢献を称賛。イスラム教の聖典コーランから3回も引用し、相手の文化を尊重する姿勢を示した。
イスラム系米国人の活躍にも触れて「イスラムは米国の一部」と明言。「イスラムに
対する否定的固定観念と戦うのは米国大統領としての自分の責務」と言い切った。
一方「自己利益のみを求める帝国」とのイスラム側の対米認識も事実に反するとして再考を促した。
(続く)
247 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:13:02 ID:BzWArJAe
>>246 より
政治体制の民主化についても、「いかなる政体も他国に押し付けることはできない」と発言した。
ブッシュ前政権がイラク戦争を契機に、中東・北アフリカ地域の「民主化構想」を提唱、
親米アラブ諸国からも「米国的価値観の押し付け」と猛反発されたことへの反省とみられる。
イランについては「米国は冷戦中、民主的に選ばれたイラン政府を転覆させた」と述べ、
53年のモサデク政権転覆に関与したことを認めた。
アフマディネジャド・イラン大統領が要求していた謝罪には踏み込まなかったが、
イランを「悪の枢軸」と決めつけた前政権との違いを際立たせた。
オバマ演説へのイスラム圏の反応はおおむね好意的で、エジプト政府系の
アハラム政治戦略研究センターのハッサン・タリブ副所長は「過去8年間(のブッシュ時代)の
憎しみと誤解を解こうとの試み」と評価した。一方、エジプトの事実上の最大与党、
イスラム同胞団の幹部からは「我々の同情と支持を買おうとしたが、シオニスト(イスラエル)を
支持するなど前任者と何ら変わらない」との厳しい声も上がった。
(続く)
248 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:13:54 ID:BzWArJAe
>>247 より
◇「ハマス援助」容認へ
【ワシントン草野和彦】オバマ米政権は、イスラエル占領下のパレスチナ自治区で、テロ組織に
指定するイスラム原理主義ハマスを含む統一政府が樹立された場合でも財政援助ができるよう、
準備を進めている。条件付きとはいえ、ハマスに援助が渡ることを禁止した従来方針を転換した格好だ。
米国がテロ組織に指定するハマスは、06年のパレスチナ評議会(国会に相当)選挙で勝利し、
単独政府を発足させた。ブッシュ前政権はハマスのイスラエル承認拒否などを理由に直接援助を
停止。ハマスがその後、アッバス自治政府議長の出身母体ファタハと統一政府を樹立した後も、米国は援助を控えてきた。
統一政府は米欧からの支援途絶で行き詰まり、ハマスによるパレスチナ自治区ガザ地区の
武力制圧につながった。自治区はハマスがガザ地区、ファタハがヨルダン川西岸を支配する分断状態にある。
ファタハとハマスは現在、エジプトの仲介で統一政府樹立に向けた交渉を継続。オバマ政権の
方針転換はこれを後押しするものだ。援助は、統一政府としてイスラエル承認や暴力の停止など
3条件をのめば実施される。8億4000万ドルの予算案が両院協議会を経て承認される見通しだ。
クリントン国務長官は議会証言で、現段階でハマスが条件を受け入れる見通しはないとする一方、
「(援助可能な統一政府の成立に備え)ドアを開けておきたい」と述べた。
249 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:20:34 ID:BzWArJAe
〈論調〉 不当な核の二重基準
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0605-00005.htm 米国は核問題において不公正な二重基準を適用している。
米国は自らの気に食わない国の合法的で平和的な核活動にまで言い掛かりをつけて
「核の犯罪者」のレッテルを張っている。朝鮮とイランに対する米国の二重基準の適用が
その代表的な証拠である。
米国は自分らに従順な国や勢力の核問題については見て見ぬふりをし、口をつぐんでいる。
イスラエルの核武装化策動に対する米国の態度がまさにそれである。
米国が同盟者であるイスラエルの核開発を支援するために核専門家を派遣して
高濃縮ウランを渡し、多くの核兵器開発用の設備を販売したのは、すでに公然の
秘密である。米国はイスラエルの核武装化の共謀者、協力者である。
(続く)
250 :
朝まで名無しさん :2009/06/08(月) 16:21:37 ID:BzWArJAe
>>249 より
米国は、日本の核野望についても目をつぶっている。
核問題での米国の基準は極めて二重的かつ偏見的である。「核兵器のない世界」
をつくるという米国の大言がいかに偽善に満ちたうそであるかがよくわかる。
さる4月、オバマ大統領がチェコで、米国が先頭に立って「核軍縮」を行い、
「核兵器のない世界をつくる」と公言した。
しかし、裏ではどうなのか。
彼は、日本の安倍元首相と会った席で、米国は核軍縮を行うからといって
「同盟国に対する核の傘の提供に支障をきたしてはならない」と述べた。
同盟国に対する彼の「核の傘の提供」の公約は核軍縮とはまったくそぐわない
発言である。(労働新聞2日付論評)
[朝鮮新報 2009.6.5]
251 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:50:58 ID:eJoXtqjH
米大統領 イスラム世界との新たな始まりを追求
2009-06-05 17:24:37
http://japanese.cri.cn/881/2009/06/05/1s141481.htm エジプトを訪問したアメリカのオバマ大統領は4日、カイロ大学で演説を行いました。
その中で、オバマ大統領は「アメリカとイスラム世界は疑念と不調和の悪循環を
断たなければならない。相互利益と尊敬に基づいて、世界中のイスラム教徒との新たな
関係の始まりを追求する」と、関係改善の意欲を示しました。
一方、オバマ大統領は「ひとつの演説が一夜ですべてを変えることはできない」とし、
互いに違いより共通点に目を向けるよう呼びかけました。
中東和平について、オバマ大統領は「イスラエルとパレスチナの二国家共存が解決への
唯一の道だ」と強調しました。
オバマ大統領はまた、イスラエルの生存権を承認し、暴力を放棄するよう、イスラム原理主義組織
「ハマス」に要求すると共に、「パレスチナ人の苦しみが続く現状は認められない」と指摘し、
「イスラエルによる占領地でのユダヤ人入植地建設は受け入れられない」と強調しました。
(続く)
252 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:51:48 ID:eJoXtqjH
>>251 より
アフガニスタン問題について、オバマ大統領は「国際テロ組織『アル・カーイダ』はアメリカ
および世界の人々の生命の安全を脅かした。アメリカはアフガニスタンでの軍の長期駐留と
基地設置の意志はない」と明らかにしました。
イラク問題でオバマ大統領は「我々はイラクの主権と領土保全を尊重し、2012年までに、
イラク駐留アメリカ軍を撤退させる」と改めて強調しました。
イランについては「中東での核軍備競争を防ぐことは、アメリカ、中東地域および世界の
安全保障に関わっている。核拡散防止条約の義務を遵守すれば、イランを含むすべての国に
原子力平和利用の権利がある」と明らかにしました。(ジョウ&大澤)
253 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:53:36 ID:eJoXtqjH
2009.06.06 ワシントンの空気は変わった
ネタニヤフに衝撃
金子敦郎 (ジャーナリスト)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-782.html オバマ米大統領は5月末、ネタニヤフ・イスラエル首相とアッバス・パレスチナ自治政府議長と
相次いで会談した。日本のメディアの注目度は低く、一部の新聞にオバマがネタニヤフに一応は
入植活動の停止、2国家共存を受け入れるよう求めたが、ネタニヤフは事実上拒否し、中東和平の
見通しは依然暗い―といったありきたりの2、3段の記事が載っていた。アッバスとの会談についても、
オバマがパレスチナ自治政府にも治安対策をきちんとやるように注文をつけたというだけの内容だった。
中東ジャーナリスト、坂井定雄氏がこの会談についてのBBCのコメントを紹介してくれたが、
それによるとBBCはオバマ政権が登場したことによって、イスラエル・パレスチナ問題を巡る
ワシントンの空気が変わったことに焦点を当てて報じたという。ワシントン・ポスト紙も同じように、
ネタニヤフがこの「状況の変化」に大きな衝撃を受けたと詳しく報じている。その要旨を紹介したい。
(続く)
254 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:54:31 ID:eJoXtqjH
>>253 より
◆5月24日G・ケスラー、H・シュナイダー両記者
オバマはネタニヤフとの会談のあと記者団に、入植地はわれわれが前に進むために
止めなければならない(settlements have to be stopped)と述べた。イスラエル当局者に
よると、米国のミッチェル中東特使とジョーンズ安全保障問題担当大統領補佐官も別に
ネタニヤフ首相と会談し、具体的な要請(specific requests)をふくめて入植問題で強く迫った。
クリントン国務長官もアルジャジーラ(カタールの衛星テレビ)とのインタビューで、
われわれは入植地の建設、増設、自然拡張のあらゆる活動が中止されることを望んでいる、
大統領が求めているのはそういうことだと語った。
米議会では入植地の拡大に対して我慢ができない(impatient)状況が強まっていた。
2月の聴聞会で親イスラエルのアッカーマン外交委中東小委員長(民主党)が「テロと入植地増設」
を同列に並べて、この種の「底の浅い自己中心的な打算」が2国家共存という解決を
不可能にしていると発言した。同じく親イスラエルで知られるウエクスラー議員(共和党)も、
パレスチナ側に多大な責任があるが、イスラエルが自然膨張であれ何であれ、入植地を
拡張させ続けても2国家共存解決を損なうことはないと思っているならば、それは
現実離れかつ偽善的だと断言した。
(続く)
255 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:55:39 ID:eJoXtqjH
>>254 より
イスラエルのイディオト・アハロノト紙によると、ネタニヤフは今回の米議会指導者との
会談で、入植地問題に対する「荒っぽい、遠慮のない発現」を受けて仰天したという。
ネタニヤフが「イランの核の脅威」に話をそらそうとしても、すぐに入植地問題に引き戻された。
ネタニヤフ周辺は、こうした米議会の動きはオバマ政権と歩調を合わせたものだと受け取っているという。
イスラエル側は、入植地問題は最終合意の中で解決されるものだとしながら、ガザ
からの一方的撤退に関連して05年ブッシュ大統領が(当時の)シャロン首相に送った書簡に
よって、主要な入植地はイスラエル領に組み入れ、その入植地の拡張は認めるとの
秘密合意(understanding)が結ばれていると主張、これについて両政府間で話し合われたと
いう。だが米当局者は、オバマ大統領は「ロードマップ」は関係者が守るべき最低限の約束
であるとして、この書簡にかかわらず入植地中止(stop)を求めていると述べた。
(続く)
256 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:56:54 ID:eJoXtqjH
>>255 より
◆5月29日G・ケスラー記者
オバマ大統領はアッバス議長との会談のあとも記者団に、ネタニヤフ首相に対して
入植地(活動)を停止し、前哨基地(outpost)の建設をやめてパレスチナ人の移動や
商業活動を圧迫している状況を緩めることが必要だとはっきり言ったと語った。
オバマ大統領はまた、時間が極めて重要で、われわれは長年双方に恐怖と敵意が
積み重なり、絶望感が広がってきたのを見てきた、この状況は引き戻さなければならない―と述べた。
アッバス自治政府議長との会談では、オバマ大統領は「ロードマップ」に従って
パレスチナ側に治安改善の努力を求めたが、米国の支援を得てこの分野で「大きな改善」
があったことを評価した。
(以下略)
257 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 16:59:44 ID:eJoXtqjH
2009.06.05 Web posted at: 20:18 JST Updated - CNN
USA
米独首脳会談、アフガン、イランや中東和平で協議
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200906050023.html (CNN) 中東、欧州歴訪中のオバマ米大統領は5日、3番目の訪問国ドイツのドレスデンで
メルケル首相と会談、アフガニスタン情勢、イランの核開発問題や中東和平協議などについて意見交換した。
会談後の共同記者会見で、オバマ氏はアフガン情勢に触れ、ドイツに対し部隊増派を求める
発言は示さなかった。ドイツは部隊増強には消極的で、大統領はアフガンでの経済復興支援で
協力を要請したともみられる。オバマ氏は約2万1000人の増派を既に打ち出している。
イランの核問題では、メルケル首相が国連安全保障理事会常任理事国とドイツの6カ国会合を通じ、
打開を目指す努力を続ける考えを表明。中東和平協議の問題でオバマ氏は、イスラエルとパレスチナに
交渉再開を強く促した。ただ、和平協議で、米政府が検討する次の行動については言及せず、
来週にもミッチェル特使を中東諸国に派遣し、外交努力を加速させる考えを示すにとどまった。
オバマ大統領は同日、ナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台でもある
ブーヘンバルト強制収容所跡に向かう。
258 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:00:53 ID:eJoXtqjH
オバマ大統領:中東特使派遣へ 和平交渉再開の仲介で
http://mainichi.jp/select/world/news/20090606k0000m030076000c.html 共同記者会見を終えたオバマ米大統領(左)とメルケル独首相=ドイツのドレスデンで
2009年6月5日、小谷守彦撮影
【ドレスデン小谷守彦】オバマ米大統領は5日、ドイツ中東部のドレスデンでメルケル首相と
会談した。会談後の会見で、中東和平交渉再開を仲介するため、ミッチェル中東特使を
来週から現地入りさせることを明らかにした。オバマ大統領が中東歴訪中の演説で表明した
新外交、「イスラム教徒との新たな始まり」の第1弾になる。
オバマ大統領は「中東和平実現の難しさに、幻想は抱いていない。米国だけでは解決できず、
紛争関係者に解決を強いることもできない」と述べ、特使派遣で対話による解決を目指す
考えを示した。メルケル首相は、オバマ大統領の中東外交演説を「アラブ世界へのとびらを
開くものだ」と称賛し、「具体的に進展させなければならず、そのためにドイツは助けになれる」と支援を約束した。
ドイツは第二次大戦期のユダヤ人虐殺の反省から、国家の基本方針として親イスラエルを
掲げている。このため、ドイツには、和平に向けた妥協をイスラエルに求める役割が期待されそうだ。
オバマ大統領は5日、東部ワイマール近郊のブーヘンバルト・ナチス強制収容所跡を訪問、
さらに南西部ラントシュトゥールの米軍病院で、イラクやアフガニスタンで負傷した米兵たちを見舞う。
259 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:01:49 ID:eJoXtqjH
オバマ米大統領、ドイツ入り 再び中東和平訴える
* 2009年06月05日 22:42 発信地:ドレスデン/ドイツ
http://www.afpbb.com/article/politics/2609009/4232692 【6月5日 AFP】エジプトからドイツ東部ドレスデン(Dresden)入りしたバラク・オバマ
(Barack Obama)米大統領は5日、中東和平に向けた「難しい選択」を決断するよう
イスラエルとアラブ諸国に呼び掛けた。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相との
会談後の会見で述べた。
このなかでオバマ氏は、米政府は膠(こう)着する和平プロセスを前進に導く「空間」
や「空気」を形成すべく努力していると語った。同時に、長年続く緊張の緩和に必要な
歴史的譲歩を、米国が当事者の双方に強いることはできないとも強調した。
オバマ大統領は、前日にも、カイロ大学(Cairo University)でも同様の演説を行っており、
中東和平にかける熱意を再度示した。
この後、オバマ氏はナチス・ドイツ時代に多数のユダヤ人が犠牲となったブーヘンバルト
(Buchenwald)強制収容所跡を訪問し、犠牲者を慰霊する。(c)AFP/Stephen Collinson
260 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:03:40 ID:eJoXtqjH
オバマ大統領「ミドルネームは”フセイン”」 (1/4ページ)
2009.6.5 23:30
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090605/amr0906052332007-n1.htm エジプトを観光見物するオバマ米大統領(右)=4日(ロイター)
「新しい始まり」を訴えたオバマ米大統領の4日のカイロ演説は、イスラム世界に対する
米政権の従来の姿勢の殻を打ち破ろうとした点で、極めて特徴的である。(カイロ 村上大介)
大統領は演説前半で、「私はキリスト教徒だ」としながらも、「私の父親は何世代にも
わたりイスラム教徒を含むケニヤの家系だ」「バラク・フセイン・オバマというアフリカ系米人が
大統領に当選できた事実は多くを物語っている」などと述べ、同教徒に多い「フセイン」
というミドルネームを持つことをも強調してイスラム世界の心をつかもうとした。
「米大統領としてイスラムに対する否定的な固定観念と戦う」と誓う一方で、「同じ原則が
イスラム教徒の米国に対する見方にも適用されなければならない」とイスラム側にも相応の態度変更を求めた。
(続く)
261 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:07:10 ID:eJoXtqjH
>>260 より
演説で最も注目されるのは、イスラエルが占領地ヨルダン川西岸で進め中東和平の
障害となっている入植地建設について、「米国は(建設が)継続されているユダヤ人入植地の
正当性を受け入れられない。この建設は過去の合意に背き、平和を達成する努力を損なう。
今、これらの入植地を止めるときがきた」と直言したことだろう。
交渉のたたき台となるパレスチナ新和平案「ロードマップ(行程表)」ではイスラエルの
「新規入植地建設=入植地拡大」の停止を求めているため、イスラエルは「人口の自然増加」を
理由に「既存入植地の拡大は合法」との立場を取る。
1989年に、ブッシュ元米政権のベーカー国務長官が「イスラエルは大イスラエル
(ヨルダン川西岸とガザ地区を含む聖書時代のイスラエルの領土)という非現実的な夢を
捨てるときだ。入植活動を止めなければならない」と言明しているものの、オバマ演説は
正当性にまで言及、さらに踏み込んだ観がある。
(続く)
262 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:08:02 ID:eJoXtqjH
>>261 より
次に、イランである。大統領は「冷戦の最中、米国は民主的に選ばれたイラン政府の転覆で
役割を果たした」と、石油国有化を宣言したモサデク同国首相に対する53年のクーデターに
米国が関与していたことを認めて、和解へのジェスチャーを示し、イランに改めて対話を呼びかけた。
クリントン元米政権下の2000年、オルブライト国務長官が同クーデターへの関与を認め、
「明らかにイランの発展への妨げになった」と“自己批判”したが、大統領が公式に関与を
認めたのは初めてである。
オバマ大統領はイランの核開発に対しては、核兵器保有は認められないとクギを刺しつつ、
「核拡散防止条約の義務を順守すれば、イランを含むすべての国に原子力平和利用の権利がある」と諭している。
このオバマ演説を、中東はどう受け止めたのか。
(続く)
263 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:08:50 ID:eJoXtqjH
>>262 より
アラブ・イスラム世界では、おおむね好意的にとらえながらも、「言葉だけでは信用できない」
(エジプト独立系紙)と、行方を見守るという反応が多い。
オバマ政権は、山積する中東の難問をどう具体的な解決に導くのか、今後は、行動を
求められていくだろう。だが、今回の演説で、何かが動き出したと感じた市民は少なくなかろう。
一方、イスラエルのネタニヤフ政権は、演説がイランに融和的過ぎる点に強い危機感を
抱いていると、5日付の同国紙は伝えた。
同政権は、イスラエル・パレスチナの「2国家共存案」に消極的な姿勢を示し入植活動継続を
明言している。同国有力紙マーリブのコラムニストはこの点については、「ネタニヤフ首相は
遠からず、イエスかノーかの返事を迫られることになった」と指摘している。
264 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:18:27 ID:eJoXtqjH
ありえない…自由な恋をするパレスチナ未亡人!巨匠エラン・リクリス監督が語る
http://cinematoday.jp/page/N0018170 [シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『シリアの花嫁』でモントリオール世界映画祭グランプリを
受賞したエラン・リクリス監督が、新作映画『Lemon Tree(レモン・ツリー)』(英題)について語ってくれた。
映画『シリアの花嫁』
本作は、パレスチナの国境付近でレモンの木を育てていた未亡人サルマ(ヒアム・アッバス)が、
ある日反対側のイスラエルの国境に引っ越してきたイスラエル国防大使(ドロン・タヴォリー)から、
レモンの木を切り倒すように命じられる。しかし納得のいかないサルマは、裁判で戦おうと決意をする。
実話を基にした作品で、ベルリン国際映画祭でもパノラマ観客賞を受賞した秀作だ。
(続く)
265 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:19:54 ID:eJoXtqjH
>>264 より
イスラエルを代表する女優ヒアムとは、『シリアの花嫁』でも仕事をしている。前作と差別化を
図るために、キャラクターを生み出す上で気を付けた点はあるのだろうか? 「映画にとって、
重要だという点では変わりがないと思うね(笑)。主人公は感情の起伏が激しく、心理的な深さも
だいぶ違う。一番のチャレンジは、ステレオタイプのパレスチナ人女性像を打ち壊すことだった。
サルマは決して教養のある女性ではないが、未亡人であっても内に秘めたエネルギーを
持っている。周りから否定されようと2回目の恋を選択し、さらにレモンの木の問題で最高裁まで
戦おうとするガッツがあるんだよ。われわれが思い描くパレスチナの女性とはだいぶ違うだろう?」
と話してくれた。ちなみにエラン監督によると、パレスチナ人の未亡人は、周りの批判を受けずに、
恋をしたり、再婚したりするのは難しいそうだ。
『シリアの花嫁』や本作の成功で、アメリカからオファーはないのだろうか? 「アメリカに
エージェントはいるが、これからどうなるかはわからないね。もしアメリカで映画製作をする
ならば、この地に腰をすえないとね。少年時代はアメリカで過ごしていたから、アメリカで映画を
作ろうと思えばできないことはないよ。だたし、すべては脚本次第さ」とのことだ。ちょっとこわもての
雰囲気があるエラン監督。だが、実際に話してみると性格的に穏やかで、優しい人柄で
あるとわかった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)
266 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 17:23:37 ID:eJoXtqjH
更新2009年06月05日 13:00米国東部時間
米特使、来週中東に シリアなど訪問へ
http://www.usfl.com/Daily/News/09/06/0605_019.asp?id=70427 オバマ大統領は5日、ミッチェル中東和平担当特使を来週、中東に派遣し、特使が
「さまざまな当事者と会談する」と明らかにした。具体的な訪問先には言及しなかったが、
3日付の米紙ワシントン・ポストはミッチェル特使が近くシリアを訪問すると伝えており、
同国やイスラエル、パレスチナ自治政府当局者らと会談するとみられる。
米独首脳会談後の共同記者会見で語った。
大統領はパレスチナ和平達成に向け「(就任以来の)この5カ月間で、歴代のどの
(米)政権よりも息の長い取り組みを続けてきた」と自負。米国が和平達成に本気で
取り組んでいると「中東のすべての当事者」に対して示せたと述べ「粘り強く取り組めば、
ことし中に重大な進展を成し遂げられる」と期待した。(共同)
267 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:06:57 ID:eJoXtqjH
レバノン議会選:あす投票 キリスト教勢力分裂 「反米・親シリア」勢い
http://mainichi.jp/select/world/news/20090606ddm007030008000c.html 【カイロ和田浩明】レバノン国民議会(1院制128議席、任期4年)選挙の投票が7日行われる。
焦点は、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラなどの反米親シリア派連合が、与党の親米
反シリア派連合を逆転するかだ。親米と反米に割れたキリスト教勢力の戦いぶりが、結果を
左右するとみられている。
レバノンは周辺国が影響力強化で競い合う「中東の縮図」と言われる。ヒズボラを支援する
シリアやイランの勢力拡大を警戒する米国は、事前にバイデン副大統領やクリントン国務長官を
送りこみ、援助の減額をちらつかせて外部の介入を強くけん制した。
一方で、イランのほか、親米のサウジアラビアがそれぞれの支持候補に多額の資金を
投入、「代理金権選挙」の様相を呈しているとの現地からの報道もある。18宗派が入り組む
モザイク国家レバノンの議会は、各宗派に議席が割り当てられている。自らの宗派に投票する
有権者が多いため、議席の多くが投票前に事実上確定しているが、今回はキリスト教系勢力が
分裂しており、支持者が浮動化している側面がある。
(続く)
268 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:07:50 ID:eJoXtqjH
>>267 より
親米勢力は、05年2月のハリリ元首相暗殺事件が引き金となった反シリア感情の波に
乗って政権を獲得した勢力が中心。ハリリ氏の息子サード氏率いる「未来運動」
(イスラム教スンニ派)やドルーズ派系の社会進歩党、キリスト教マロン派などの
レバノン軍団党などが構成する。
反米勢力は親シリアのヒズボラ、アマル(シーア派)、自由愛国運動(マロン派など)
などから成る。ヒズボラは06年のレバノン紛争でイスラエルの猛攻に屈しなかったと
受け止められて支持を広げたため、今回の選挙で反米勢力が上回るとの世論調査がある。
しかし、仮に選挙で勝利しても、組閣は難航する見通しだ。特に、シーア派のヒズボラが
発言権を増した環境で、レバノンではスンニ派に割り当てられている首相の人選が
困難とみられているからだ。「どちらが勝っても、政情は不安定化しそうだ」(地元紙記者)との見方もある。
269 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:08:40 ID:eJoXtqjH
オバマ大統領、独の強制収容所跡に 06/06 05:23
http://www.rkb.ne.jp/jnn_news/media/DT20090606_060002/4150999.html オバマ大統領は5日、ドイツのメルケル首相と会談し、中東和平やイランの核問題に
ついて協議しました。
共同会見の中でオバマ大統領は、中東和平交渉の再開を仲介するため、ミッチェル特使を
来週から中東諸国に派遣することを明らかにしています。
会談後、オバマ大統領は、アメリカ軍の兵士だった大叔父が解放に関わったという
ナチスの強制収容所跡を訪れ、犠牲者を追悼しました。
「今の時代でも、(戦争や虐殺のような)害悪が広がらないよう警戒しなければ
ならないと、この場所は我々に教えてくれる」(アメリカ オバマ大統領)
イスラム世界との融和を訴える演説をしたオバマ大統領ですが、ユダヤ人虐殺の
舞台となった強制収容所跡を訪問することで、イスラエルへの配慮を示したとみられます。(06日02:14)
270 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:09:42 ID:eJoXtqjH
イスラエル政府筋、ユダヤ人入植地建設を中止しない
2009年06月06日 07:50更新
このニュースのトピックス:中東情勢
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090606/35684.html オバマ米大統領が4日にカイロ大学で行った演説で、イスラエルにパレスチナ自治区
ヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地建設を中止するように促したことを受け、複数の
イスラエル政府筋は5日、イスラエル政府がユダヤ人入植地建設を中止しない方針であることを明らかにした。
同筋らによると、ユダヤ人入植地を建設しているパレスチナ自治区ヨルダン川西岸に
居住するイスラエル住民の規模が増大しているため、イスラエル政府は「不法なユダヤ人
入植地の一部を撤去する予定であるが、他のユダヤ人入植地建設は進行させる」と付け加えた。
271 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:10:50 ID:eJoXtqjH
イスラムとの共同に反響
アッバス議長「重要な一歩」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-06/2009060607_01_1.html 【ベイルート=松本眞志】オバマ米大統領が、4日のエジプトのカイロ大学での演説で
イスラム世界との共同を呼びかけたことに域内外で反響が広がっています。特に
イスラエル・パレスチナ問題への言及部分は注目されています。
アラブ連盟のムーサ事務局長は、オバマ氏がパレスチナ問題でユダヤ人入植地活動の
停止とパレスチナ人の人権尊重を訴えたことを評価し、「演説はバランスのとれた
イスラム諸国との親交の新たな展望を示すものだった」と語りました。
パレスチナ自治政府のアッバス議長も、「パレスチナに言及した部分は、新たな始まりの
重要な一歩であり、これまでとは違う新たな米国の方針を示した」と述べています。
一方、イスラム武装抵抗組織ハマスのアユマン・タハ報道官は、「過激主義との
たたかいの追求、2国家共存に向けての努力の言葉は、前任者のブッシュ政権の
方針と変わらない」と語りました。
(続く)
272 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:11:51 ID:eJoXtqjH
>>271 より
イスラエル政府は「オバマ氏の重要な演説は、アラブとイスラム世界、イスラエルとの
新たな和解の時代へと導くものだ」とコメントしています。
イラク政府は声明で、「演説はパレスチナ国家とパレスチナ人の生存権への明確な
支持を示した」とし、「米新政権の積極的な方向性を反映した歴史的に重要なものだ」
と評価。イラク情勢については、行程表に基づくイラク撤退への明言がイラク人に「安心感を与えた」と述べました。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は「国連の主要な目標としている分裂克服と
相互理解の促進にとって重要な一歩だ」と歓迎しました。
273 :
朝まで名無しさん :2009/06/09(火) 18:12:57 ID:eJoXtqjH
入植地容認は無効と米国務長官 ブッシュ政策を明確に否定
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060601000172.html 【ワシントン5日共同】クリントン米国務長官は5日、イスラエルによるヨルダン川西岸地区の
ユダヤ人入植地存続をブッシュ前政権が事実上容認していたことについて「米国政府の
公式な立場ではない」と述べ、前政権の政策は無効だと表明、イスラエルに厳しい姿勢を示した。
中東和平実現に向け、オバマ政権はイスラエルへの妥協を拒む構えを強めており、
両国関係がぎくしゃくする可能性がある。トルコのダウトオール外相とワシントンで会談後、記者団に語った。
オバマ大統領が入植の全面停止を求めた後も、イスラエル政府は既存入植地での
住宅建設継続を表明。ブッシュ前大統領が2004年4月、シャロン首相(当時)との会談で
一部入植地の存続を容認する姿勢を示したことが根拠となっていた。
クリントン長官は、両国政府の公式な交渉記録が引き継がれているとした上で、入植地容認に
ついては「非公式な口頭での合意の記録もない」と指摘。事実上の入植地容認があったことは
認めた上で、もはや効力はないとの姿勢を示した。
2009/06/06 10:02 【共同通信】
2009年06月06日 社会
他人の痛み感じる心を/元イスラエル軍将校 県内戦跡巡り/加害行為を内部告発
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-06-06-M_1-030-1_001.html?PSID=6c998f928bcc1cb620614ce079735a02 平和の礎を見て回るノアム・ハユットさん(左)と土井敏邦監督=4日午後、糸満市・平和祈念公園
「フェンスで隔てられた米軍と沖縄は、分離壁で隔てられたイスラエルとパレスチナのようだ」。
元イスラエル軍将校としてパレスチナ占領政策にかかわったノアム・ハユットさん(30)が、
日本各地を巡る旅の最後に沖縄を訪れた。(平島夏実)
ハユットさんも出演したドキュメンタリー映画「沈黙を破る」の土井敏邦監督(56)から
「広島・長崎もいいがぜひ沖縄を」と勧められ来沖した。土井さんは「被害国としての日本よりも、
沖縄を犠牲にして成り立つ加害国としての日本を見てほしかった」と理由を語る。
ハユットさんは19歳でイスラエル軍に入隊。パレスチナ人が数十年かけて育てたオリーブの
大木を、ブルドーザーで次々になぎ倒した。号泣する老人をみて初めて、イスラエルの「治安維持」
政策がパレスチナ人の生活そのものを破壊することだと気づいたという。
ただ、その後は「何も感じず何も考えないように」ひたすら命令を実行した。将校として部下を従え
パレスチナ人の民家を占拠するなど、約5年間、軍隊生活を送った。
退役後は「怪物だった自分」と向き合うため、占領地での加害行為を内部告発する元イスラエル軍の
将兵グループに参加。大学で生物学を学ぶ傍ら写真展や講演会を開き、占領政策の実態を国内外に発信してきた。
(続く)
275 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:53:05 ID:5BI4pxRQ
>>274 より
ハユットさん一行は4日、読谷村のチビチリガマや糸満市摩文仁の平和祈念資料館を訪れた。
一般住民が日本軍により「集団自決(強制集団死)」に追い込まれたことや、戦後の安保体制の
なかで沖縄に米軍基地が集中していったことの説明を受けた。「安全保障」を名目に人権が
無視される怖さを実感したという。
ハユットさんは「ネバー・アゲインという気持ちはユダヤ人のホロコースト記念館も同じだが、
イスラエルでは学校教育の段階でパレスチナ人への視点が抜けている」と指摘。土井さんと
二人で「平和の礎に刻まれた約24万人も、ひとりひとりが家族を持つ個人。他人の痛みに
想像力を持つことが大切」と話し合った。
ハユットさんら多くの青年退役兵の告白をつづった映画「沈黙を破る」の県内公開は、
7月18日から那覇市の桜坂劇場で。
276 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:54:52 ID:5BI4pxRQ
内憂外患のチャベス政権 政情不安 なお根強い支持
2009/6/6
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200906060003o.nwc テレビ番組「こんにちは大統領」の10周年記念特番でポーズを決めるベネズエラの
チャベス大統領。内外の批判にさらされ、4日間のマラソン番組は2日で中止になった=5月28日、カラカス(AP)
ベネズエラで内外からの政府批判が強まり、政情の不安定化が懸念されている。
国外では、米国務省がロシアからの最新式携帯ミサイル購入を非難。隣国コロンビアへの
武器流出を懸念したためで、ベネズエラ政府高官3人による違法な武器取引の証拠もあると
いう。イスラエル政府も、ベネズエラとボリビアによるイランへのウラン密輸を主張している。
アルゼンチンの産業界はベネズエラのメルコスール(南米共同市場)加盟に反対。理由は
一連の国有化でのアルゼンチン資本迫害だが、チャベス大統領がオフレコで、ブラジル企業は
国有化しないと語ったといううわさも影響している。
国内では、民間テレビ局グローボビシオンのギジェルモ・スロアガ局長宅が家宅捜索を受けた。
政府は2007年にも他の民放RCTVの報道免許更新を拒否した経緯があるが、これに続き
言論の自由や法治体制が脅かされている。
(続く)
277 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:55:41 ID:5BI4pxRQ
>>276 より
スリア州では労働者8000人と国営石油会社PDSVAが対立。労働者らは勤めていた
石油会社の国有化に伴いPDSVAに再雇用されるはずだったが、いまだ一部しか実現
していない。国有化に対する政府の補償能力が疑問視され始めた一方で、政府が意図する
労働者層との連帯は進んでいない。
緊張が高まる中で5月29日、大統領は4日間のテレビ番組出演を2日で中止。
また、6月1日にエルサルバドルを訪問したと伝えられたが、実際は延期していたことが
翌日に判明。ニコラス・マドゥーロ外相は延期理由を、国際的な極右組織による大統領暗殺の
情報が入ったためと説明した。
チャベス政権は弱体化しているように見える。しかし最近の世論調査では大統領支持が
根強く、反対派の勢力はまとまっていない。代替勢力が形成されていない今、政権の動揺は
不安定化のリスクをもたらしている。
278 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:56:28 ID:5BI4pxRQ
イラン大統領に「独収容所跡訪問すべきだ」 米大統領
2009年6月6日11時26分
http://www.asahi.com/international/update/0606/TKY200906060059.html 【ワシントン=望月洋嗣】オバマ米大統領は5日、ドイツでブーヘンバルト強制収容所跡を
訪問する直前の米NBCとのインタビューで、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を否定する
イランのアフマディネジャド大統領に「ここを訪れるべきだ」と呼びかけた。
ナチスによってユダヤ人ら約5万6千人の命が奪われたという収容所の解放には、
オバマ氏の母のおじが米兵としてかかわったという。オバマ氏は「歴史を否定する者を
容認しない」と述べ、ホロコーストの史実の再検討や「イスラエルの地図からの抹消」を訴える
アフマディネジャド氏を強く批判した。
12日に投票されるイラン大統領選の選挙戦で、アフマディネジャド氏の発言を「国の
信用を傷つけた」と非難している改革派有力候補のムサビ元首相を後押しする狙いもあるとみられる。
279 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:57:39 ID:5BI4pxRQ
米オバマ大統領:「私は忘れない」 独ユダヤ人収容所訪問
http://mainichi.jp/select/world/news/20090606k0000e030044000c.html 5日、ドイツ東部ワイマール近郊にあるナチスのブーヘンバルト強制収容所跡を訪れ、
犠牲者を悼む碑に白バラを献花するオバマ米大統領=AP
【ドレスデン(ドイツ中東部)小谷守彦】オバマ米大統領は5日、ドイツ東部ワイマール近郊に
あるナチスのブーヘンバルト強制収容所跡を訪れ、ホロコースト(大虐殺)の犠牲者を
追悼した。大統領は訪問後、「今日見たことを忘れない」と報道陣に語るとともに、「ホロコーストの
破壊の中からイスラエルが立ち上がった」と述べ、イスラエル建国の経緯に理解を示した。
独メディアによると、米大統領が独国内のナチス強制収容所跡を訪問したのは初めて。
大統領はメルケル独首相、かつて収容されていた生存者2人とともに約5万6000人の
犠牲者を悼む碑に白バラを献花した。
訪問はオバマ大統領がイスラエルとパレスチナの和解を促すのに先立ち、問題の根底に
横たわる大虐殺の史実を自ら直視しようとしたものだ。
この収容所の関連施設を解放した米軍部隊には、オバマ大統領の祖母の弟(84)
(米シカゴ在住)が所属していたことがあり、大統領が子供のころ、解放時の収容所の
悲惨な状況を繰り返し回想していたという。
280 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:58:52 ID:5BI4pxRQ
「イラン、ウラン濃縮活動拡大」と指摘 IAEA報告書
2009年6月6日12時6分
http://www.asahi.com/international/update/0606/TKY200906060040.html 【ウィーン=玉川透】国際原子力機関(IAEA)は5日、イランとシリアの核問題に関する
報告書を理事国に配布した。イランに対し、国連安全保障理事会の要請に反してウラン濃縮活動を
拡大し、核開発疑惑の解明にも非協力的だと批判。シリアについては核関連施設で
人工ウランが新たに検出されたことを明らかにした。
報告書によると、イランは中部ナタンズの施設で遠心分離器を新たに約1千基増やし、
約5千基でウラン濃縮を継続。昨年11月から低濃縮ウラン500キロを新たに製造し、
これまでに製造した量は約1.3トンに上る。専門家によると、これは高濃縮ウランにすれば
核爆弾1発分に相当する。IAEAは、濃縮活動を緩める気配を見せないイランに対し、
監視態勢の強化に応じるよう求めている。
シリアでは、イスラエルが07年に空爆した施設跡から人工ウランが検出されたが、今回の
報告書では「シリアが提供した情報だけでは施設の性質を断定できない」として、さらなる調査が必要とした。
一方で、昨年首都ダマスカスの施設で採取した環境サンプルからも人工ウランが
検出されたと指摘。これについてIAEA外交筋は「シリアに対する核開発疑惑が確実に高まる」との見方を示している。
281 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 11:59:42 ID:5BI4pxRQ
「イスラエル文化は人種差別的」 ユネスコの次期トップ候補
2009.6.6 18:32
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090606/mds0906061834002-n1.htm 4月6日、カイロのエジプト博物館での式典に参加したホスニ文化相(中央)(AP=共同)
今秋の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の事務局長選で、現職の松浦晃一郎氏の
後任として最有力視されているエジプトのファルーク・ホスニ文化相(71)が、過去に
反イスラエル発言をしたとして欧米のユダヤ系団体や知識人の批判を浴び、釈明に追われている。
ホスニ氏は、アレクサンドリア図書館の収蔵書籍について「ヘブライ語の本は焼いてしまえ」
と発言。「イスラエルの文化は攻撃的で人種差別的」などと述べたことも批判された。
ノーベル平和賞受賞者の作家エリ・ウィーゼル氏ら知識人3人がフランス紙ルモンドで、
ホスニ氏は「文化とは対極にある」として同氏の選出阻止を訴えた。
ホスニ氏は同紙で、パレスチナ人の苦境を念頭に発言したとし「こうした言葉を使った
ことを後悔している」と謝罪、「ユダヤ文化を傷つけるつもりはなかった」などと釈明した。(共同)
282 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:01:57 ID:5BI4pxRQ
米大統領、北朝鮮の挑発許さず イランは対話路線追求、仏も同調
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060601000725.html 【カン(フランス北西部)6日共同】フランス訪問中のオバマ米大統領は6日、同国北西部カンで
サルコジ大統領と会談した。終了後の記者会見で北朝鮮のミサイル発射や核実験について
「あまりに挑発的」と非難し、「(同様の)挑発で北朝鮮が利益を得ることを許し続けるわけには
いかない」と強調。当面は6カ国協議の枠組みを維持するものの、将来的により厳しい対応をとることを示唆した。
また、イランに対しては、核兵器保有の意図がないことを行動で示すとともに、ウラン濃縮の
中止を強く求める一方で、核問題を平和的に解決するため、国連安全保障理事会常任理事国と
ドイツで構成する6カ国会合が提起した対話に応じるよう求めた。
オバマ大統領は北朝鮮とイランの核問題解決には異なった方法を用いているとした上で、
北朝鮮について「われわれは外交的解決を目指すが、外交とは双方が真剣な姿勢で
臨まなくてはならない。ただ、北朝鮮からはそのような反応がない」と指摘した。
サルコジ大統領は、北朝鮮、イランの問題で、米仏の足並みは完全に一致していると
強調。3日にパリで会談したイランのモッタキ外相には「核の平和的利用を進めたいので
あれば、われわれの管理を受け入れよ」と要求したことや「6カ国との会合日程を確定せよ」
と求めたことを明らかにした。
同大統領は、中東和平問題でイスラエル・パレスチナの2国家共存やイスラエルの
入植中止を求めた米国に同意するとも表明した。
2009/06/06 23:34 【共同通信】
283 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:03:48 ID:5BI4pxRQ
イスラエルの単独空爆論 イラン核懸念で『自衛』
2009年6月7日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009060702000071.html イラン大統領選(十二日投票)の論戦が熱を帯びる中、イスラエルがイランの核施設を
米国に頼らずに空爆するかもしれないという観測が消えていない。「イスラエルは地図上から
抹消されるべきだ」と語る現職アハマディネジャド氏を含め、四候補とも核開発推進の
立場で、選挙後も「核武装」の懸念が残りかねないとみられるためだ。米国がイランとの
対話を模索する情勢下、イスラエルの単独空爆はありうるシナリオなのか。 (エルサレムで、内田康)
「交渉でイランの核武装を止めるのは、無理なのです」
イスラエル国会の控室で与党リクードのアクニス議員は、断言した。当面は米国の
外交努力を見守るが、過度には期待しない−。そんな態度は、政府首脳にも見受けられる。
イスラエル軍のアシュケナジ参謀総長は最近、「外交交渉の成功には、私は懐疑的だ」と
発言。ネタニヤフ首相も米国の外交努力を評価しつつ「イスラエルには自衛の権利がある」と述べている。
イスラエル軍は一九八一年にはイラク、二〇〇七年にはシリアの原子力施設を空爆している。
イスラエルのジャーナリスト、ベルグマン氏は「イランの核武装は近い。来年にも、単独空爆の可能性はある」とみる。
(続く)
284 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:04:42 ID:5BI4pxRQ
>>283 より
専門家の間では、技術的に単独空爆は可能という分析で、ほぼ一致する。
有力な飛行経路は、トルコ・シリア国境付近からイラク北部を横切ってイランに抜けるルート。
空軍力が充実したサウジアラビアを回避する狙いだが、往復四千キロ以上に及ぶ。
戦闘機F15は往復で計二回の給油が必要とみられるが、エジプト空軍元幹部は「防空能力の
低いシリア上空なら、空中給油も問題ないだろう」と語る。
イラクは駐留米軍が制空権を握るが、西側外交筋はこう分析する。「米軍の装備は
地上戦向けで、最新防空レーダーまではないはずだ。しかもイラク北部は山岳地域。監視を避ける飛行は可能」
問題点はある。
イランの核施設の一部は地下深くにあり、秘密施設の存在も否定できないため、空爆で
核開発を完全に止められるという保証はない。「成功しても、開発を数年遅らせる成果にとどまる」(ベルグマン氏)
イランの反撃や、原油輸送の要衝ホルムズ海峡閉鎖といった混乱も想定され、世界に
大きな影響を及ぼす恐れもある。
(続く)
285 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:05:28 ID:5BI4pxRQ
>>284 より
イランが専門のパルド・ヘブライ大教授は「イスラエルの外交方針の基本は米国との協調。
それに反する単独空爆の可能性は、現時点では小さい」と冷静だ。ただ、こうも付け加えた。
「外交交渉が本当に行き詰まったら否定はできない。危機があるのに自衛の努力をしない選択は、この国ではありえない」
ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の末に建国されたイスラエル。周囲の批判を招いても
「自衛」をためらわない姿勢は、千三百人以上が死亡した一月のパレスチナ自治区ガザ侵攻でも示された。
イスラエルのペレス大統領は五月、オバマ米大統領にこう語りかけている。「ナチスを
最初から甘くみなければ、ホロコーストはなかった。過ちを繰り返してはいけない」
286 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:06:19 ID:5BI4pxRQ
米仏首脳がノルマンディー上陸作戦記念式典で会談
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090606-223618.html 【パリ6日安倍雅信】欧州歴訪中のオバマ米大統領は6日、第2次世界大戦で連合軍が
展開したノルマンディー上陸作戦の65周年記念式典に出席し、サルコジ仏大統領と
会談した。式典が行われたのはノルマンディー地方カルバドスのカーンで、両首脳とも夫人を伴って参加した。
会談では、イランや北朝鮮の核開発問題、イスラエル・パレスチナ問題などが話し合われ、
両国が連携して解決に取り組むことが確認された。オバマ大統領は会談後の記者会見で、
北朝鮮が核実験を強行したことに対して、「非常に挑発的」と非難、イランの核開発の
継続に対しては、サルコジ大統領が「イランは米政府の対話申し出に応じるべき」と述べた。
2009/6/6 22:36
287 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:08:26 ID:5BI4pxRQ
オバマ中東演説/「新たな始まり」の先に障害も
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh090607.htm オバマ米大統領は四日、エジプトでイスラム世界に向けた演説を行った。イスラム世界との
関係改善へ融和と協調の姿勢を示し、反応はおおむね良好なようだ。だが、反米勢力からは
「実際の政策を見て評価すべきだ」(パレスチナのイスラム根本主義組織ハマス)と慎重な見方も出ている。
イスラムに深い配慮
オバマ大統領は3日、サウジアラビアのアブドラ国王と会談、中東和平、イラン問題などを
協議したとされ、同時に両国の「連携」に期待を表明した。
サウジはイスラム発祥の地であり、メッカ、メジナの二つの聖地を擁するイスラムの中心だ。
また、エジプトは古くからイスラム王朝が栄え、イスラムの学術、文化の中心でもある。
同大統領は大統領選当時から、反米国家とも対話の用意のあることを明確にし、
イスラム世界との関係改善の必要性を強調するなど、融和姿勢をとってきた。初めての
中東歴訪で、イスラムの中心地サウジ、エジプトを訪問したのは、イスラム世界への敬意を
表する意図があったものとみられる。
カイロ演説では、アラビア語であいさつをするとともにコーランを引用し、イスラム教徒の
心情に訴えた。また、イスラムの歴史を取り上げ、文化的に果たしてきた重要な役割を
たたえるなど深い配慮を示した。さらに「新しい始まり」「相互の敬意」と語り、2001年の
同時テロ以来の「テロとの戦い」で高まった反米感情に終わりを告げ、新たな関係を構築していく意思を示した。
(続く)
288 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:09:16 ID:5BI4pxRQ
>>287 より
これらの「配慮」が奏功し、演説はイスラム世界からは好感をもって受けとめられている。
イスラム世界の米国への好感度が、オバマ大統領就任後、大幅に上昇しているという
調査結果も出ており、ブッシュ前政権時代に悪化した対米関係改善へのイスラム世界の期待の高さを物語っている。
また同大統領は、パレスチナの独立と、イスラエルの入植活動の停止を強く訴えた。
パレスチナ自治政府はこれを歓迎したが、一方のイスラエルは慎重な姿勢を崩していない。
ネタニヤフ首相は、パレスチナ独立への支持も、入植活動の停止も明らかにしていない
からだ。強く求めていけば、両国関係に亀裂が入ることもあり得よう。国家の安全を米国に
大きく頼るイスラエルにとってこれは受け入れられない。一方、ユダヤ社会は米国の政治、
経済に大きな影響力をもち、イスラエルは米国にとって重要な同盟国だ。
反米勢力のイスラム根本主義組織がオバマ演説に対し慎重な姿勢を崩していないのは、
一つには、イスラエルの問題がある。ハマスの言う「実際の政策」とは、米国のイスラエル支持の撤回にほかならない。
演説はおおむね歓迎
カイロ演説はおおむね歓迎された。だがイスラエル寄りとみなされれば、イスラム世界で
反米感情に再び火がつく可能性もある。また不安定な状況が続くアフガニスタン、パキスタンでも
慎重な対応が必要だ。米国とイスラム世界の関係は「新たな始まり」を迎えたが、多くのハードルが待ち構えている。
289 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:11:30 ID:5BI4pxRQ
国連PKO局地雷対策サービス部長 マックスウェル・カーリー氏 活動資金支援求め20日来日
2009年6月7日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009060702000069.html 写真
対人地雷の使用、生産などを禁じたオタワ条約が発効して今年で十年を迎えた。
世界各地で地雷や不発弾の除去に取り組む国連平和維持活動(PKO)局地雷対策サービス部
(UNMAS)のマックスウェル・カーリー部長(57)は、活動資金の支援要請などのため
二十日から訪日する。地雷問題を取り巻く現状と日本への期待を聞いた。(ニューヨーク・加藤美喜)
−オタワ条約十周年をどう評価するか。
「地雷除去活動は大きな成果を挙げてきた。昨年の対人地雷の犠牲者は約五千五百人で、
数年前の五分の一に減少した。昨年一年間で二十万個の地雷が除去され、スーダンでは
二万九千キロの道が安全になった」
「アフガニスタンでは除去を始めた一九八九年以降、千五百平方キロメートルの畑が
回復された。しかしまだ六百七十平方キロの地雷原が残り、毎月六十人が犠牲になっている。
今後五年以内に、アフガンのすべての地雷を撤去したい。これは毎年一億ドルの資金が
あれば達成できる実現可能な目標だ」
−地雷以外の爆発物の問題は。
「ERW(爆発性戦争残存物)と呼ばれる不発弾や、クラスター爆弾の被害が深刻だ。
パレスチナのガザでは、昨年末から今年一月にかけてイスラエルが投下したERWが
地域の大きな脅威となっている」
「昨年十二月に署名式があったクラスター爆弾禁止条約は五月にメキシコが批准し、
批准国は七カ国になった。あと二十三カ国が批准すれば発効する。NGO(非政府組織)
とも協力して、各国に批准を働き掛けたい」
(以下略)
290 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 12:13:48 ID:5BI4pxRQ
イスラムとの関係改善に一歩=中東欧州歴訪終える−米大統領
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009060700100 【ワシントン7日時事】オバマ米大統領は6日、中東欧州歴訪の公的日程を終えた。
最大の焦点だったイスラム世界向けの演説では、米・イスラム関係の歴史を振り返り、
互いに固定観念を捨て、「新たな始まり」を刻むよう呼び掛けた。演説はおおむね
好意的に受け止められており、ブッシュ前政権時代に高まった不信感を和らげ、
対話の歩みを一歩進めることに成功したと言える。
オバマ大統領は4日のカイロでの演説で、自らの「フセイン」というミドルネームや
インドネシアでの幼少時代を引き合いに出したり、聖典コーランを引用したりしながら、
イスラムの歴史と文化をたたえることで聴衆の心をつかもうとした。
その上で双方の対立にも言及。1953年のイラン軍事クーデターへの関与を認めるなど
米国の過ちも率直に口にした。アラブ諸国の対米不信の源になってきたパレスチナ問題
では、イスラエルの「入植活動継続の正当性を受け入れない」と断言、一方的なイスラエル擁護は
行わないことを鮮明にして喝采(かっさい)を浴びた。
大統領の視線の先にあったのは、テレビやインターネットで演説に聞き入る世界中の
イスラム教徒たちだ。ホワイトハウスは今回、動画共有サイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス
(SNS)、携帯電話のメッセージを通じて演説を世界に発信。動画共有サイトのユーチューブ
には55万回以上のアクセスがあった。(2009/06/07-14:42)
291 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:53:30 ID:5BI4pxRQ
レバノンで国民議会選始まる 親欧米、親シリア両派が接戦
2009年6月7日 18時41分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009060701000456.html 【ベイルート7日共同】レバノンで任期満了に伴う国民議会選(定数128)が7日、
実施された。イスラム教スンニ派の未来運動など議会多数派で親欧米の反シリア勢力と、
イランやシリアの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラなど親シリア勢力の対決が
焦点で、接戦とみられる。即日開票され、8日中に大勢判明の見通し。
ハリリ元首相の暗殺後に行われた2005年の前回選挙では、元首相の息子サード・ハリリ氏らが
率い、シリア軍撤退の原動力となった反シリア勢力が過半数を獲得。今回も同氏率いる
未来運動が反シリア勢力の中心だが、06年夏のイスラエル軍とヒズボラとの戦闘を受け、
ヒズボラを含む親シリア勢力がわずかな差で勝利するとの観測が出ている。
米国務省はヒズボラを「テロ組織」に指定しており、選挙後の組閣で親シリア勢力が
中心となれば、欧米との間に摩擦が生じそうだ。
292 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:54:28 ID:5BI4pxRQ
レバノン総選挙、投票始まる、大勢は今夜半にも
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090607-230523.html 【カイロ7日鈴木眞吉】今後4年間のレバノンの方向性を決定づける総選挙(128議席)の
投票が7日午前7時から始まった。投票締め切りは午後7時。
アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アル・アラビア電子版によると、欧州連合(EU)や
カーター(米元大統領)センタ―、アラブ連盟などから派遣された220人以上の国際選挙監視団が
レバノン国民の投票行動を見守り、約5万人の国軍兵士及び警察官が全土の治安を担当する。
イランやシリアの支援を受けた、イラン系イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ(神の党)を
中核とした親シリア・反欧米野党連合が、欧米諸国やサウジアラビアなどの支援を受けた
反シリア・親欧米与党連合を打ち破るかどうかが選挙の焦点。(現在、与党側は70議席、野党側は58議席。)
(続く)
293 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:55:24 ID:5BI4pxRQ
>>292 より
投票を終えたスレイマン大統領は、全政党に対し、美辞麗句を止めるよう促し、レバノン国民の
利益を優先するよう訴えた。与党連合を実質率いるサード・ハリリ未来党党首(2005年暗殺された
ハリリ元首相の次男)は投票後、「選挙実施は民主主義の偉大さを表している」と語り、出足の
早い有権者の投票行動を評価、多くの国民が投票するよう呼びかけた。
今回の選挙では、キリスト教界が与党支持と野党支持に実質分裂、ミシェル・アウン自由愛国運動
党首が野党連合を勝利に導く可能性が囁かれている。野党側が勝利した場合、同国に対する
イランの影響力が拡大するのみならず、イスラエルを承認しないパレスチナのイスラム根本主義過激派組織
ハマスの立場を強めることも予想され、中東和平交渉は一層困難さが増すことが懸念されている。
開票は即日行われ、大勢は今夜半には決するもよう。公式発表は8日になる見込み。
2009/6/7 23:05
294 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:56:50 ID:5BI4pxRQ
From:エジプト 何がなされるのか
http://mainichi.jp/select/world/news/20090608ddm007070119000c.html 6月4日、カイロに異変が起きた。交通渋滞が消えたのである。
人口2000万とも言われる中東最大のこの街は、車の数も半端ではない。渋滞で
イラつくドライバーたちが鳴らすクラクションは、モスクから大音量で流れるアザーン
(礼拝の呼びかけ)と共に、音の景観の主旋律だ。
異変の原因は、バラク・オバマ米大統領だった。今年1月の就任前から公約していた
イスラム世界向け演説を行うため、同日朝カイロに到着した。市民の多くは、市内に
敷かれた厳重な警備を敬遠して、家にこもった。地元メディアは「自発的な外出禁止令」と報じた。
「イスラムと米国の新たな始まり」をうたった演説は、町行く人にはおおむね好評だった。
「聞いていない」「興味がない」という人も、少なからずいたけれど。
テレビで聞いたカイロ大生、ムスタファ君(21)は「(イスラム教の聖典)コーランから
3回も引用した。イスラムへの敬意を感じた」と満足げだった。アブドラさん(30)は「民主主義の
拡大を支持するという発言が気に入った」そうだ。
ただ、カイロっ子たちの最大の関心は、演説で設定した目標の実現のため、何がなされるのか、
だった。オバマ氏は焦点の中東和平問題で、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を支持し、
イスラエル側にはパレスチナ自治区ヨルダン川西岸での入植地建設の完全凍結を、パレスチナ側には
暴力行為の停止を強く求めた。
(続く)
295 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:57:31 ID:5BI4pxRQ
>>294 より
「演説は単なるメッセージ。大事なのは、構想をどう形にするかよね」。主婦のナーラさん(37)。
米国で暮らした経験から「米政府の政策をイスラエル寄りに動かしてきた強力な圧力団体に、
どれだけ抵抗できるかを注目している」と話した。
ペットショップを経営するラディさん(55)も現実的だ。「中東和平に関しては、いろんな
大統領の約束をさんざん聞いたけど、結果はゼロだった」と手厳しい。
入植地問題では、右派主導のネタニヤフ・イスラエル政権はかたくなに凍結を拒否する。
オバマ氏の要求を受け入れれば入植地拡大を求める勢力の離反を招き、政権維持が難しくなるからだ。
パレスチナ側も、西岸の自治政府を主導するファタハと、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織
ハマスに分裂している。エジプト政府の仲介にもかかわらず、解消の兆しはまだ見えない。
米国で間近に見た大統領選挙で「ナイーブ」「あまりに理想主義的」と批判されることも
多かった「オバマ節」は、この地でも健在だった。現実は厳しいが、理想がなければ、現実を変える勇気も生まれまい。
「チェンジ(変革)」を呼びかけるオバマ氏の理想が、短命に終わったカイロの交通渋滞解消の
ような運命をたどらぬよう、心から祈っている。【カイロ和田浩明】
296 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:58:32 ID:5BI4pxRQ
米国・イスラエル:オバマ政権、中東和平に積極介入 イスラエル、疑心暗鬼
http://mainichi.jp/select/world/news/20090608ddm012030053000c.html <世の中ナビ ワイド NEWS NAVIGATOR 国際>
オバマ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相の登場で、両国の「蜜月関係」がきしんでいる。
イランの核開発やアフガニスタン情勢といった難題を抱えるオバマ政権が、中東の安定化には
パレスチナ問題の解決が不可欠と積極介入に乗り出し、右派主導のネタニヤフ政権との溝が
浮き彫りになっているのだ。イスラエルはブッシュ前米政権時代との温度差に衝撃を受け、
警戒心をあらわにしている。【エルサレム前田英司】
★「親友」が一変
イスラエル政府は4日、オバマ大統領のカイロでの演説にかたずをのんだ。地元紙によると、
ネタニヤフ首相は演説草案を手に、側近と中継映像に見入ったという。米国が直前まで
概要さえ明かさず、演説の「狙い」を測りかねていたのだ。
イスラエルにとって、ブッシュ前政権は「親友」だった。パレスチナ側のテロを和平の障害と
強く非難する一方、イスラエル側には多大な「理解」を示し、占領地ヨルダン川西岸での
入植地拡大も事実上、黙認された。
それがオバマ政権の発足で一変。入植地問題では完全凍結を突きつけられ、パレスチナとの
「2国家共存」の早期実現を迫られる事態に。ブッシュ政権が「敵視」したイスラム社会との
和解にオバマ大統領が熱心なことも、イスラエルを疑心暗鬼にさせた。
(続く)
297 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 13:59:18 ID:5BI4pxRQ
>>296 より
★「言外の圧力」
深まる警戒心には布石がある。
オバマ大統領は4月下旬から約1カ月かけて、中東の首脳を相次いでホワイトハウスに
招請した。大統領が選んだ最初の会談相手は、穏健派アラブの代表国ヨルダンのアブドラ国王
(4月21日)。最後を飾ったのは、大統領が国家樹立を約束するパレスチナ自治政府の
アッバス議長(5月28日)だった。イスラエルはアラブ両首脳のはざま(5月18日)にようやく首脳会談を迎えた。
外交筋は「会談順序には意図がある」と指摘する。今回もオバマ大統領はエジプト訪問後、
隣国イスラエルを素通りして欧州へ向かった。イスラエルでは大統領が「言外の圧力」を
強めているとの見方が広がっており、一部では「米国の狙いは(和平に消極的な)ネタニヤフ政権の崩壊」とまでささやかれ始めた。
★世論も「不満」
疑念は世論にもくすぶる。バル・イラン大学のエイタン・ギルボア教授らが4月下旬に実施した
世論調査では、オバマ大統領の政策に63%が「イスラエルがツケを払わされる」と不満を示した。
ギルボア教授は、オバマ大統領がイランやシリアに柔軟な一方、イスラエルには譲歩を迫る
姿勢を対比し「大統領が中東の『独裁国家』より『民主国家』に厳しいことへの憤りだ」と解説する。
(続く)
298 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:00:20 ID:5BI4pxRQ
>>297 より
◇緊張は、たびたび存在した−−米ジョージ・ワシントン大、バーナード・ライシュ教授
米イスラエル関係の現状と中東和平への影響などについて、米ジョージ・ワシントン大の
バーナード・ライシュ教授に聞いた。【ワシントン草野和彦】
オバマ米政権が中東和平に熱心な理由は、アラブ・イスラム世界における米国の信頼を回復し、
イラン核問題やアフガニスタン、パキスタンでの過激派対策などの改善に役立てるためだ。
最善の手段と考えたのが、イスラエル占領下ヨルダン川西岸におけるユダヤ人入植活動の
全面凍結だ。パレスチナ難民の帰還やエルサレムの帰属などより取り組みやすく、目に見える形で
「進展」を示すことができる。
入植凍結を強く求めることで、オバマ政権はネタニヤフ・イスラエル政権との間に緊張をもたらした。
だが、歴代の米大統領のもとでも両国間の緊張はたびたび存在した。
アイゼンハワー(53〜61年)はガザ地区(現在のパレスチナ自治区)からイスラエルを
撤退させようと援助停止をちらつかせた。ケネディ(61〜63年)はイスラエルの核開発に
懸念を示した。父ブッシュ(89〜93年)は西岸などへの入植問題を巡りイスラエルへの
100億ドルの融資保証を凍結した。両国関係は良くなったり悪くなったりの繰り返しだ。
(続く)
299 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:01:16 ID:5BI4pxRQ
>>298 より
交渉では、一方にだけ譲歩を迫ることはできない。米イスラエルは歴史的にも特別な
関係にある。パレスチナ側やアラブ諸国の譲歩がないまま、米議会はイスラエルへの
援助停止などを承認するだろうか。レバノン総選挙(7日)でイスラム教シーア派組織
ヒズボラが勝つかもしれないのに、イスラエルへの武器の提供をやめることができるだろうか。
米大統領はすべての問題を簡単に片づけるほど万能ではない。現状のみで、米イスラエル関係の
評価や中東和平の見通しを急いではならない。
==============
■ことば
◇ユダヤ人入植地
イスラエルが占領地ヨルダン川西岸などで建設したユダヤ人居住区。イスラエルは05年に
ガザ地区の全入植地を撤去したが、同国の平和団体「ピースナウ」によると、西岸にはなお
約120カ所の入植地があり、人口は28万人余。東エルサレム分も合わせると47万人程度と
推計される。占領地への入植は国際法違反との批判が強く、米国などは03年に提示した
新中東和平案(ロードマップ)で完全凍結を求めている。
300 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:02:40 ID:5BI4pxRQ
【野口裕之の安全保障読本】日本を蝕む「偽善力」格差 (1/4ページ)
2009.6.7 23:04
このニュースのトピックス:景気
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090607/plc0906072307010-n1.htm 北朝鮮の5月の核実験直後、フランスのジャンピエール・ラクロワ国連次席大使は
「国連安全保障理事会は世界の平和と安全のため、脅威に立ち向かう責務がある」と、
実験を非難した。「平和」は、日本人にとっても大好きな2文字だ。もっとも、そこから先は
全く違う。周辺国に過剰な配慮をするわが国の場合「専守防衛」など、軍事常識では
考えられない“国是もどき”に自己陶酔してしまうが、現実には、国防の手足を自ら縛る
この種の愚行の数々が国民を危険に陥れている。逆に、国益に向かい突き進む「普通の国」は
他国の迷惑など顧みない。ただし、こうした国々も、自国権益が脅かされる国外問題では
ちゃっかり指導力を発揮するから、腹の黒さを隠すことができる。外国との「偽善力」格差が、
日本の国力を蝕(むしば)み始めている。
敵味方問わぬ兵器売買
サルコジ仏大統領は新年早々、イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの停戦合意
取りまとめに向け中東を歴訪した。ところが、「平和の使者」のわずか2週間前、サルコジ氏は
ブラジルを公式訪問し、攻撃型原子力潜水艦1隻と通常型潜水艦4隻の技術供与などで合意した。
(続く)
301 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:03:41 ID:5BI4pxRQ
>>300 より
フランスは原潜に必要なコンピュター部品・技術を提供。通常型潜水艦でも、退役する
独製潜水艦の後継に滑り込んだ。中南米諸国の原潜保有は初めてで、米国が「裏庭」と
位置付ける中南米におけるブラジルの軍事大国化を、フランスが後押しする格好だ。
世界同時不況下における3000億円規模の商談成立は、欧州から遠い地域の軍事バランス
など眼中にないほど魅力なのだ。
ロシアとイスラエルの関係はもっと生臭い。ロシアは昨年末から100機近い無人偵察機購入に
向けイスラエルと交渉を始めた。同時に、ロシアは対空ミサイル・システム売却を、イスラエルの
天敵イランと進めた。このシステムが引き渡されると、イランの防空能力が飛躍的に向上。
イランで核施設が着工されれば、施設空爆を敢行するであろうイスラエルとしては当然、強く反対している。
イスラエルにしても昨夏、ロシアと交戦したグルジアに開戦以前、無人偵察機を売却しており、
敵味方を問わぬ兵器売買に関しロシアを非難する資格などない。そもそも、米国の後ろ盾で
生存を担保してきたイスラエルは、冷戦末期にソ連と接近を始め、1990年代後半には
ロシアと第三国向け兵器の共同開発を始めている。
(続く)
302 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:04:36 ID:5BI4pxRQ
>>301 より
永世中立国の輸出国
兵器輸出を「悪」とするなら「良い国」を探すことは難しい。永世中立国オーストリアの
武器輸出額は、独裁国家の北朝鮮やリビアよりも数倍から十数倍。同じく永世中立国スイスも
武器輸出国である。人権にはことのほかうるさいフランスもドイツも、EU(欧州連合)が
89年の天安門事件を契機に実施している対中武器禁輸政策を解禁したくてウズウズしている。
そしてお隣の韓国。昨年の軍事関連輸出が初めて10億ドルを突破、一昨年に比べ
22%も増えた。中でも、契約競争でドイツを破り、トルコに技術提供した戦車「黒ヒョウ」の
存在はひと際注目された。戦車の技術輸出は初めてのことだ。今年の輸出対象国は、
伝統的に強かった中東・北米から中南米・アフリカへと拡大、2007年の46カ国から昨年は58カ国へと増えている。
特に、李明博政権では、軍需産業を経済成長の新たな原動力と位置づける力の入れようだ。
実際、黒ヒョウには4万2000人の雇用創出が期待されている。
(続く)
303 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:06:16 ID:5BI4pxRQ
>>302 より
裾野広い産業構造
ところで、1930年代の大恐慌時、ルーズベルト大統領は景気回復のためニューディール政策を
発動したが、効果はなかったともいわれる。確かに、大恐慌克服は第2次大戦における膨大な
軍需発生に因るところが大きかった。朝鮮特需もまた、日本経済に多大な貢献をしている。
軍需産業は、超巨大企業から零細企業まで、重工業からサービス業まで、先端科学技術から
食料・被服まで、潤すことのできる裾野の極めて広い産業構造になっているためだ。韓国が
輸出を進める自走砲の場合、91業者が関係し、その従業員数は8万3000人に及ぶという。
ただし、兵器導入は国防と費用対効果を熟考、国産・輸入双方を視野に入れた整備が肝要だ。
経済効果はあくまでその結果である。とはいえ、年間わずか数台の戦車を製造するため
数百人もの従業員を確保、製造ラインを維持している国内メーカーが存在する。優れた国産兵器を
武器輸出3原則の手前輸出できないためだ。少数生産のため、輸入品に比して10倍近くもの価格差がある兵器さえ在る。
これでは、国防力も経済効果も望めない。日本は“平和を願う心”が、国際社会で歓迎されていると
信じている。その通り。中国も拍手喝采(かっさい)している。
304 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:07:28 ID:5BI4pxRQ
【書評】『イスラエル・キブツの生活』河野元美・著
2009/6/8
http://www.business-i.jp/news/culture-page/news/200906080013a.nwc ■30年前の「ユートピア」の青春
イスラエルのキブツは、ヘブライ語で「共同体」を意味する。参加した人が労働に対して
個々の報酬を受け取らない代わりに生活が保障される独特の制度。この「ユートピア」に、
世界中の若者らがバック・パックを抱え、こぞって集まってくる。
著者はそうしたバック・パッカーの一人で、1970年代後半〜80年代前半の8年間
キブツに滞在。今年1月、64歳で他界したが、その体験記を遺稿集としてまとめたのが本書だ。
農作業の傍ら語学習得に苦悩した日々。欧米の若い男女の積極的な交際ぶりを
目の当たりにしたショック。苦楽を共にした共同生活者らとの友情…。約30年前の一人の
日本人が“脱日本”を果たした青春の一ページである。(1890円、彩流社)
305 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:09:29 ID:5BI4pxRQ
平成21年6月8日
レバノンで総選挙 中東の対立構図反映
親米穏健派か反米強硬派か
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/090608-4.html 【ベイルート7日時事】レバノンで7日、国民議会(一院制、定数128)選挙の投票が行われた。
イスラム教シーア派武装組織ヒズボラを軸とする反米親シリア派連合が、与党の親米反シリア派連合の
議席を上回るかが焦点。反米連合が勝利すれば、イランやシリアの影響力が強まり、現在の
親米政権が反米色の強い政権に塗り替えられる可能性がある。即日開票され、結果は
8日午後(日本時間同日夜)にも判明する見通し。
ハリリ元首相の次男サアド・ハリリ氏率いる「未来運動」やドルーズ派中心の社会進歩党などで
構成する親米連合に対し、反米連合にはイランやシリアとの関係が深いヒズボラやシーア派政党
アマルが参加。穏健派と強硬派に割れる中東の対立構図が反映されている。
18宗派が入り組むレバノンでは、議席が各宗派に割り当てられ、どの宗派も単独で多数派を
形成できない。スンニ派は親米、シーア派は反米に色分けされ、親米、反米両派に分裂した
キリスト教勢力の投票動向が選挙結果を左右する。
2006年夏のレバノン紛争でイスラエルに勝利したと受け止められたヒズボラなど反米連合は
国民からの一定の人気を保つ。一方、親米派はレバノンが穏健派国家であることの重要性を
訴えている。中東融和外交を進めるオバマ米政権も選挙の行方に大きな関心を寄せ、選挙前に
レバノンを訪問したバイデン副大統領は、新政権の構成や政策によっては対レバノン援助を
見直す考えを示唆している。
(続く)
306 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 14:10:13 ID:5BI4pxRQ
>>305 より
ヒズボラ幹部 勝利なら挙国一致政権を
親米派に拒否権付与
【ベイルート7日時事】レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラのイブラヒム・ムサウィ広報局長は
7日までに、同日投票の総選挙でヒズボラを軸とした反米親シリア派連合が勝利した場合、親米連合との
挙国一致政権の樹立を目指すとともに、同連合に法案への拒否権を付与する用意があると明らかにした。
また、米国を含む西側諸国との対立は望まないと言明した。時事通信との会見で語った。
レバノンの政情安定には、どちらの連合が勝ったとしても挙国一致政権が必要とされる。ヒズボラが
親米派に拒否権を認める姿勢を示したことは、挙国一致政権樹立に向けた好材料となりそうだ。
反米連合主体の政権が発足すれば、イランやシリアの影響が懸念されるとの指摘に対し、
ムサウィ氏は「(親米派に)拒否権を与えることを提案する。もしイランやシリアに都合の良い
決定を下したと彼ら(親米派)が判断するなら、拒否権を行使すればいい」と述べた。
同氏はまた、イランからインフラ整備や社会福祉向け資金を得ていると認めた。ただ、ヒズボラが
イランの利益のために動いているとの見方は否定した。
一方、同氏は「レバノン領土の占領やパレスチナ難民の存在など、イスラエルの脅威は続いている」
として、対イスラエル抵抗闘争が優先課題だと強調。そのほかの政治的課題として、宗派的な
政治制度の改革や経済状況の改善、レバノン軍の強化などを挙げた。
307 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:05:50 ID:5BI4pxRQ
議会選で親欧米派勝利 レバノン、混乱の火種残る '09/6/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200906080136.html 【ベイルート8日共同=高山裕康】レバノンで7日に実施された国民議会選(定数128)は
8日までの開票で、議会多数派で親欧米の反シリア勢力が、シリアなどの支援を受ける
イスラム教シーア派組織ヒズボラなどを退け過半数を確保した。ただ、ヒズボラを中心とした
親シリア勢力は現有議席を確保したとみられ、中東情勢混乱の火種は依然として残った。地元メディアなどが伝えた。
ロイター通信によると、親シリア勢力の幹部は7日夜、「われわれは敗北した。民意の結果を
受け止める」と語った。ヒズボラなど親シリア勢力は2006年のイスラエルとヒズボラとの戦闘を受け
支持を拡大。一時は反シリア勢力をわずかに逆転したとされ、勝利するとの観測も出ていた。
登録有権者数は約320万人。投票率は約52・3%でシリア軍の全面撤退後、初の総選挙となり
イスラム教スンニ派の未来運動など反シリア派が過半数を占めた05年の投票率約45・8%を上回った。
レバノンはキリスト教徒の各宗派も含む「モザイク国家」。議席は各宗派別に割り当てられて
いるが、キリスト教徒は親シリア、反シリアに分かれており、その動向が政治の鍵を握る。
米国はヒズボラを「テロ組織」に指定しており、5月にレバノンを訪問したバイデン米副大統領は
ヒズボラなどの勢力拡大に懸念を表明。親シリア勢力が勝利し、選挙後の組閣でヒズボラが主導権を
握れば、欧米との間で摩擦が生じる可能性も指摘されていた。
308 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:08:11 ID:5BI4pxRQ
米、北朝鮮の「テロ支援国家」再指定を検討−国務長官(2)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=aRZBtkYhhuQo&refer=jp_asia 6月7日(ブルームバーグ):ヒラリー・クリントン米国務長官は、7日放映の米ABCテレビの
番組で、北朝鮮に「テロ支援国家」への再指定を検討する考えを示した。
同国務長官は、米国は北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定するつもりかとの質問に、
「検討することになろう。そのための手続きがある。彼らが国際的なテロ活動を支援していると
いう最近の証拠を見たいと思う」と答えた。
米国は昨秋、北朝鮮の6カ国協議復帰に向けた信頼醸成などを図り、北朝鮮への
テロ支援国家指定を解除した。
クリントン長官はまた、イランがイスラエルに核攻撃を行った場合、イランに報復がなされるだろうと述べた。
同長官は「イスラエルがイランによる核攻撃を受けた場合、報復があるだろうことは
誰も疑わないと思う」と語った。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 城塚 愛也 Aiya Shirotsuka
[email protected] Editor:Masashi Hinoki Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先:
Indira Lakshmanan in Washington at 1277 or
[email protected] 更新日時 : 2009/06/08 10:37 JST
309 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:09:32 ID:5BI4pxRQ
訪ねたい:銀幕有情 エクソダス(栄光への脱出)(イスラエル・ハイファ)
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20090608dde012070039000c.html ◇「約束の地」目指して
高台に上がると、地中海を行き交う貨物船が幾隻も見える。イスラエル北部の港町ハイファ。
映画「エクソダス(邦題=栄光への脱出)」で、世界各地に離散していたユダヤ人がイスラエル
建国を目指し、神から示された「約束の地」パレスチナへ第一歩を踏み出したのが、ここ、ハイファだ。
当時のパレスチナは英国の委任統治下にあった。住民の多くはアラブ系で、続々と押し寄せる
ユダヤ人との対立は必至だった。混乱を警戒した英国は、ユダヤ人のパレスチナ移住を制限する。
映画の題名は、英国の目をかいくぐり、欧州からユダヤ人の「不法移民」を運んだ船の名前に由来している。
映画の主人公は、穏健派のユダヤ人地下組織「ハガナ」の若き指導者アリ。パレスチナへ
向かう途中で英軍に拿捕(だほ)され、キプロス島に収容されたユダヤ人の一団を救いだし、
エクソダス号でハイファへ連れ帰る。だが、事実はやや異なる。英軍に拿捕されたユダヤ人は
ハイファ港で3隻の英艦船に詰め込まれ、出発地のドイツへ送り返された。
「完全な実話というわけではないが、我々の『精神』は映画で十分伝わると思うよ」。エルサレムで
会った元大学教授のメイル・シュワルツさん(83)は、ハガナの司令官の一人として1947年の
「エクソダス号事件」に関与した人物だ。
(続く)
310 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:10:24 ID:5BI4pxRQ
>>309 より
シュワルツさんはドイツ生まれ。ナチスに両親を殺害され、13歳で独り、パレスチナに
逃れた経験を持つ。エクソダス号に乗り込んだ約4500人のユダヤ人も、ホロコースト
(ナチスによるユダヤ人大量虐殺)の生き残りだった。シュワルツさんは当時、フランスを
拠点に、欧州のユダヤ人をパレスチナへ送り出す手引きをした。
「決死の覚悟でパレスチナを目指すユダヤ人と、これを阻止する無慈悲な英国」との
図式はメディアの関心を集め、国際的な話題となった。シュワルツさんは「英国にパレスチナ統治の
断念を促すきっかけになった」と振り返る。ハイファにある「非合法移民・海軍博物館」
には、エクソダス号の模型が展示されている。
映画には、ハイファの北に位置するアッコも登場する。紀元前16世紀にフェニキア人の
港湾都市として栄えた港町だ。オスマン帝国時代に建てられた刑務所があり、英国統治下では
「監獄要塞(ようさい)」として使われた。刑務所は現在、博物館になっており、実際に撮影の舞台にもなった。
この刑務所に送られたアリの叔父アキバは、過激派地下組織「イルグン」の幹部。2人は
いずれもイスラエル建国という目標を追求しながら、手法の違いから対立する。国際政治を
重視するアリに対し、アキバは武闘路線を突き進んだ。そのアキバが言う。
「古今を問わず、暴力なくして生まれ育った国はない」
「テロや暴力や死は国を誕生させるための助産婦だ。妥協では流産する」
現代の中東情勢にも重なるせりふだが、いま口にしているのは既に国を得たイスラエルの
ユダヤ人ではなく、その建国で土地を追われたパレスチナ人たちだ。
映画の最後でアリは、イスラエル建国に伴う戦闘で死んだユダヤ人少女とアラブ人の旧友を
一緒に埋葬し、「いつか平和な日々を訪れさせる」と誓う。この思いが実現するのは
果たしていつだろうか。【エルサレム前田英司】
(続く)
311 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:11:14 ID:5BI4pxRQ
>>310 より
◇夜景輝く「自由と平等の地」
ハイファはイスラエルの海の玄関口。地中海を背にすると眼前に山の手が広がり、
夜景が美しいことでも有名だ。ユダヤ人とアラブ系が混住し、宗教色も多様なことから
「自由と平等の町」とも言われる。19世紀にイランで興ったバハイ教の聖廟(せいびょう)は
町のランドマークで、世界遺産に指定されている。
一方、アッコはエジプトで発見された紀元前14世紀の外交文書「アマルナ文書」にその名が
出る歴史的な町。旧市街には主にアラブ系、城壁の外の新市街にユダヤ人が住む。
ハイファへはエルサレムから車で約2時間。ハイファからアッコへは車で約50分だ。
(続く)
312 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:12:07 ID:5BI4pxRQ
>>311 より
◇中東史もわかる「イスラエル建国」−−61年公開
イスラエル建国の歴史を描いたオットー・プレミンジャー監督の超大作。映画は未見でも、
テーマ曲は知っているという人も少なくない。アカデミー劇映画音楽賞受賞。脚本は
「ローマの休日」のダルトン・トランボ。ドラマ展開は分かりやすく、「複雑」と敬遠されがちな
中東の歴史を知るきっかけにもなる。
1947年の地中海キプロス島。ユダヤ人は建国のためパレスチナに渡ろうとしていたが、
パレスチナを委任統治する英国はアラブ人との衝突を避けるため、彼らを収容所に留置していた。
元英軍将校でユダヤ人地下組織リーダーのアリ(ポール・ニューマン)の画策で、ユダヤ人を
乗せたエクソダス号は港を出ようとするが、停船を命じられ船上でハンストに入る。やがて
英国は出港を許可、船はハイファに着く。暴動、ユダヤ人組織の統一、イスラエル共和国誕生と物語は加速していく。
収容所にいるユダヤ人女性を養女にしようとする米国人女性のキティ(エバ・マリー・セイント)、
アリとキティの恋、アリの父と叔父の確執なども描かれ、娯楽性も高い。3時間28分。1960年作品。
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンからDVD(税込み2990円)発売中。【鈴木隆】
毎日新聞 2009年6月8日 東京夕刊
313 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:13:00 ID:5BI4pxRQ
パレスチナ人民との連帯集会
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0608-00002.htm 朝鮮中央通信によると、パレスチナ人民との連帯集会が2日、平壌市寺洞区域にある
朝鮮パレスチナ親善五柳協同農場で行われた。
集会には、イスマイル・アハメド・モハメド・ハサン駐朝パレスチナ大使と大使館員が
招かれた。また、朝鮮パレスチナ親善・連帯委員会のソ・ホウォン副委員長、関係者、同農場員が参加した。
集会参加者らは、パレスチナに対するイスラエルの大々的な軍事攻撃と虐殺行為を糾弾した。
また、イスラエルに占領された領土を取り戻し、自決権と帰国の権利、クドゥス(エルサレム)を
首都とする独立国家の創設を含む合法的な民族の権利を回復するためのパレスチナ人民の
偉業に全面的な支持と連帯を送ると強調した。
[朝鮮新報 2009.6.8]
314 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:13:54 ID:5BI4pxRQ
イスラエル軍、ガザ境界線で武装パレスチナ人4人を射殺
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090608-184004.html 【エルサレム8日森田陽子】イスラエル軍は8日午前6時ごろ、パレスチナ自治区ガザとの
境界線上のカルニ検問所付近で、イスラエル側に侵入しようとした少なくとも4人の
武装パレスチナ人を射殺した。イスラエル軍側に死傷者はいなかった。
イスラエル紙ハーレツが8日、報じたところによると、馬に乗った武装パレスチナ人を
含む少なくとも10人がイスラエル側のフェンス内をパトロール中のイスラエル軍兵士に
発砲、軍兵士は応戦したという。
イスラエル軍筋によると、武装グループは境界線付近のイスラエル人共同体を
襲撃しようとしていた。住民は、武装勢力が対戦車砲を発砲、パトロール隊に向けた爆発物を設置した、と語った。
今のところ犯行声明は出ていない。
なお、6日には、ナハル・オズの境界線付近でイスラエル軍兵士とパレスチナ武装勢力が
衝突、少なくとも12人が負傷している。
2009/6/8 18:40
315 :
朝まで名無しさん :2009/06/10(水) 15:24:03 ID:5BI4pxRQ
316 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 11:53:02 ID:sx98bpun
317 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 11:54:25 ID:sx98bpun
レバノン:親米与党が総選挙勝利 野党との連立も模索
http://mainichi.jp/select/world/news/20090609k0000m030072000c.html 7日、レバノンの首都ベイルートで、支持者の声援に応える与党連合リーダーのサード・ハリリ氏(左)=ロイター
【ベイルート和田浩明】7日投開票されたレバノン国民議会(128議席、任期4年)の選挙で、
与党の親米反シリア派連合は8日、優勢が伝えられていたイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ
などの反米親シリア派連合を抑えて過半数を確保し、勝利した。しかし与党側の獲得議席数は
重要法案の議会通過に必要な3分の2に届かず、今後の焦点の組閣では、野党連合の
構成勢力との連立模索が必要になりそうだ。
内務省によると、与党側は71議席、野党側は57議席を獲得。投票率は54.8%で
「過去最高水準」(同省)となった。連立協議は、閣僚ポスト配分や野党側が保持していた
実質的な拒否権の扱いで混乱し、長引く可能性もある。
イスラム教やキリスト教の18宗派が入り組むレバノンは、議会の議席や政府の主要ポストが
宗派ごとに割り振られる。国民議会議長(イスラム教シーア派)は今月中に招集される予定の
新議会で現職のベリ氏が留任する見通し。スンニ派の首相は、議員の推薦に基づき
スレイマン大統領(キリスト教マロン派)が指名、組閣を要請する。今回の選挙結果を受け、
与党連合を率いるサード・ハリリ議員(39)は主要候補の一人となった。
(続く)
318 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 11:57:12 ID:sx98bpun
>>317 より
ハリリ氏は8日、「勝者は民主主義でありレバノンだ」と勝利宣言。野党側との連立を
模索する姿勢を示した。同氏は、05年2月に爆殺されたラフィク・ハリリ元首相の次男。
ロイター通信によると野党側幹部も敗北を認めた。事前に「やや優勢」との世論調査も
あった野党連合は、与野党に分裂したキリスト教勢力の支持票を取り込み切れなかった模様だ。
人口約400万人の小国レバノンは、シリアやサウジアラビア、イランなどの周辺国や
米国の影響力争いの場で「中東の縮図」とも言われる。中東和平交渉再開を目指す
米オバマ政権は、シリアやイランの支持を受けイスラエルと敵対するヒズボラの勢力拡大を
警戒。選挙前にバイデン副大統領を送り込み、選挙結果次第でレバノンへの援助を再考する意向を明示していた。
◇ことば ヒズボラ
「神の党」を意味するイスラム教シーア派組織。82年の結成から米国やイスラエルの軍、
外交関連施設で自爆攻撃を繰り返したが、国会で初めて議席を獲得した92年以降は
軍事部門と政治部門の分離を進め、05年7月には連立内閣にも参加した。
319 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 11:58:35 ID:sx98bpun
中国が世界2位の軍事大国に 日本は7位
2009年6月8日21時15分
http://www.asahi.com/international/update/0608/TKY200906080301.html 【ロンドン=土佐茂生】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は8日、
08年の世界各国の軍事力に関する年鑑を発表した。軍事費では中国が初めて世界2位になった。
08年の世界の軍事費の総額は1兆4640億ドル(約144兆円)で、前年より実質4%伸びた。
1位は米国で世界全体の42%を占めた。2位は中国で849億ドル。以下、フランス、
英国、ロシアと続いた。上位5カ国で世界全体の6割を占める。過去10年間では特に
中国とロシアの伸びが著しく、3倍近く増加している。日本は7位だった。
年鑑は中国の軍事費拡大について、人件費の増加と、高度に情報化された現代の
戦争に備えて、兵器や装備のハイテク化に力を入れているためと指摘、「経済成長に
ほぼ比例し、大国化への強い切望とも関係している」とした。
一方、核兵器については、米ロ仏英中にインドとパキスタン、イスラエルを加えた8カ国が
計2万3300発以上の核弾頭を保有、うち使用可能な核弾頭は8400発ある、と分析している。
320 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 11:59:43 ID:sx98bpun
アッバス議長「和平交渉に準備整う」
2009-06-08 21:12:08
http://japanese.cri.cn/881/2009/06/08/1s141598.htm パレスチナ自治政府のアッバス議長は8日、ヨルダン川西岸の都市ラマラで、イスラエルが
「中東和平のロードマップ」を順守すれば、パレスチナは直ちに和平交渉を始めると述べました。
アッバス議長は「交渉前、イスラエルは『ロードマップ』の第1段階を実施しておくべきだ。
つまり、ヨルダン川西岸と東エルサレムでのユダヤ人入植地の住宅建設を停止し、
東エルサレムでのパレスチナ自治政府施設の回復を認め、パレスチナから部隊を
撤退させなければならない」と強調しました。その上で「それが完了次第ただちに交渉を
始めることができる」と述べました。(鵬・安藤)
321 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:00:48 ID:sx98bpun
ニッケイ新聞 2009年5月28日付け
ベネズエラ・ボリビア=イランへウラン提供=マ島にヒズボラの拠点建設
http://www.nikkeyshimbun.com.br/090528-24brasil.html イスラエル政府は二十五日、ベネズエラとボリビアがイランへウラン鉱石を提供したことが
ベネズエラ外務省の極秘文書から漏洩と発表したことを二十六日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。
ベネズエラ政府は、核開発プログラムの一環としてイランへウラン鉱石を提供し、イランが
米国による経済制裁を避ける手助けをしていると同政府は指摘した。この機会にイラン政府は、
ベネズエラ北部のマルガリッタ島に、ヒズボラとレバノンのシーア派拠点を築いていると非難した。
イラン政府のラテン・アメリカへの関心は一九八二年、キューバとイランが友好関係を
樹立してから始まった。その時、イランの視野の中にブラジルも入っていた。
アハマジネジャド大統領が就任して以来、ラテン・アメリカとの関係強化は、米国が
膝を屈するため積極的に進められた。ベネズエラとイランは、反米政策で共通の利害関係を築いた。
機密文書の漏洩はイスラエルのダニー・アヤロン副首相が、ホンジュラスで開催された
米州機構会議出席の直前に発覚。同会議出席は、イランとヒズボラの南米進出を偵察する目的もあった。
322 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:02:54 ID:sx98bpun
与党勝利、挙国一致政権を模索 レバノン総選挙
ハリリ党首「民主主義の勝利」
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/090609-1.html 【カイロ8日鈴木眞吉】レバノンで7日実施された国民議会(定数128)選挙で、
反シリアで親欧米の与党勢力が70議席程度を確保する見通しが強まり、与党を実質率いる
未来運動党首サード・ハリリ氏は8日未明、勝利を宣言した。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、野党の一角を占めたキリスト教系政党、
自由愛国運動のミシェル・アウン党首は同日、敗北を認め、次期政権への協力を表明した。
選挙前の世論調査結果から、イラン系イスラム教シーア派根本主義過激派組織ヒズボラを
中核とする野党勢力が、過半数の議席を確保し、イランやシリアの影響が強まる可能性が
指摘されたことから、選挙結果が世界的に注目されていた。
与党連合の勝利により、レバノンのみならず、中東地域におけるイランおよびイスラム教
シーア派の政治力拡大に歯止めが掛けられるものとみられる。
ハリリ党首は支持者を前にした勝利宣言で、「レバノンの民主主義が勝利した」と語り、
選挙が、自由・公正に行われたことを評価した。治安当局によると、選挙期間中、トリポリ市北方で
発砲があり1人が負傷した以外は、支持者間の口論程度で、深刻な対立はなかったもよう。
イスラム教ドルーズ派の指導者で与党側の社会進歩党のジュンブラッド党首は、
ヒズボラとその同盟者も新政府に組み込まれるべきだ、と述べ、挙国一致内閣の必要性を強調した。
今後の焦点は、政権を安定させる挙国一致政権の樹立に移る。内務省によると、暫定投票率は
52・3%で、先回2005年の約45・8%を上回り、1975年から91年の内戦以来最高を記録した。
(続く)
323 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:03:53 ID:sx98bpun
>>322 より
ヒズボラ参加条件がカギ
【ベイルート8日時事】7日のレバノン国民議会選で与党・親米反シリア連合が勝利し、
懸念された親米国家レバノンへのイランやシリアの影響力拡大という事態は回避された。
しかし、宗派が入り組むレバノンの政治バランスは危うい均衡を保っており、挙国一致政権の
樹立に向けた親米、反米両連合の交渉は曲折を経ることになりそうだ。
キリスト教マロン派やイスラム教シーア派など計18宗派が混在するレバノンでは、
大統領はマロン派、首相はスンニ派、国会議長はシーア派と「三頭政治」で権力を
監視し合う。このため、挙国一致内閣が実現しなければ、政情は安定しないという
「モザイク国家」ならではの事情を抱えている。
2008年5月には政府がシーア派武装組織ヒズボラの軍事通信網解体を迫ったことから、
与野党支持者が衝突する事態に発展、1975年から15年以上続いた内戦が再燃する
危機に直面した。対イスラエル抵抗闘争を理由に、ヒズボラが国軍を上回る軍事力を有する
「国家を超越した政治主体」という特殊な状況にあることも、レバノンの政治的不安定の要因だ。
宗派間の緊張やイスラエルとの戦争状態継続、宗派を通じて影響力を行使しようと
する外国勢の介入などレバノンをめぐる不安材料は少なくない。親米連合勝利で
イランやシリアの影響力拡大懸念はなくなったが、敗北したとはいえ、大きな政治力を
持つヒズボラに対して、親米連合側が法案への拒否権付与など挙国一致政権樹立に
向けて柔軟姿勢を示せるかが交渉のカギとなろう。
324 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:04:44 ID:sx98bpun
325 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:06:02 ID:sx98bpun
オバマ大統領、イスラエル首相と電話会談 内容は「建設的」
* 2009年06月09日 14:11 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/politics/2609675/4246143 【6月9日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は8日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ
(Benjamin Netanyahu)首相と電話で会談した。
ホワイトハウス(White House)のロバート・ギブズ(Robert Gibbs)大統領報道官に
よると、約20分間にわたり「建設的」な内容の会談が行われたという。オバマ大統領は、
イスラエルの安全保障を含め、エジプトのカイロ大学(Cairo University)で行った
演説の内容と基本的に同様の主張を繰り返した。
一方、イスラエル首相府は「多岐にわたる有益な会談だった」と発表。ネタニヤフ首相は
オバマ大統領に、来週、中東和平を含むネタニヤフ政権の政策を明らかにすると話し、
オバマ大統領も期待感を示したという。ある政府高官によると政策発表は14日になる
見込みだという。また両首脳は、今後も引き続き緊密に連絡を取り合うことで合意した。(c)AFP
326 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:07:06 ID:sx98bpun
レバノン:ベイルート近郊のパレスチナ難民 高い失業率、募る反イスラエル感情
http://mainichi.jp/select/world/news/20090609dde007030003000c.html ◇カミカゼになりたい
国民議会選挙を終えたばかりのレバノンで8日、約1万7000人のパレスチナ難民が
暮らすベイルート近郊のブルジ・バラジネ難民キャンプを訪ねた。住民の暮らしぶりは依然悪く、
高い失業率に苦しみ、難民ゆえに選挙権もない。反イスラエル感情も強く、無職の
アーメド・アッカウィさん(20)は「イスラエルと戦って殉教者になりたい」と、投げやりに話していた。【ベイルート和田浩明】
アーメドさんはリビア生まれ。約10年前、親類のいるブルジ・バラジネ難民キャンプに
家族とやってきた。学校に行ったことはない。「ただ生きているだけだよ。先の見通しは
何もない」。そう語るが、表情に悲壮感は見られない。
イスラエル建国に伴う48年の第1次中東戦争で父祖の地を追われたパレスチナ難民は、
現在、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に登録されているだけで約460万人。
うち約40万人がレバノンの12カ所の難民キャンプで暮らす。
同キャンプの広報担当、ムフィド・サデクさん(72)によると、「住民の平均月収は150ドル
前後で、失業率は6割を超える」。UNRWAや慈善団体による医療や教育、食糧支援はあるが、「とても足りない」と言う。
(続く)
327 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:08:00 ID:sx98bpun
>>326 より
内部は幅1メートルもない迷路のような道が続き、あちこちにパレスチナ自治政府の
故アラファト議長のポスターが張られている。
キャンプ内で砂利やセメントを売る男性は「若者たちは仕事につけず毎日路上で
時間をつぶさざるを得ない。爆発したくなっても無理はないよ」と説明してくれた。選挙に
ついては「投票権のない我々には関係のないこと」と話した。
アーメドさんは「日本のカミカゼ(神風特攻隊)みたいになりたい」と言う。案内してくれた
自宅には、2家族14人が住む。アーメドさん一家8人は6畳間ほどの3部屋が生活の場だ。
母親のラビアさん(48)は「強がりよ」と笑いながらも、「息子が(イスラエルへの)抵抗運動の
殉教者になるなら、受け入れられる」と淡々とした調子で話した。
328 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:09:21 ID:sx98bpun
米国とイスラム世界の関係―新たな始まり
(2009年6月9日)
http://tokyo.usembassy.gov/zblog/j/zblog-j20090609a.html 先日、オバマ大統領がカイロで演説を行ない、イスラム世界との合意点を探る米国の
新たな決意について語りました。皆さんも多くがこの演説を見たり聴いたりしたことでしょう。
私は、オバマ大統領のこの演説を聴いて、誇りと喜びを感じました。宗教は人々を団結
させることができる、という点で、私も大統領と同じ考えだからです。
6月5日の金曜日、在日米国大使館は、イスラム系の人口が多い国の駐日大使と、
日本の政治家、学者、報道関係者らを昼食会に招き、一緒にオバマ大統領の演説を
ビデオで見るという催しを開きました。その際、日本で私たちとイスラム教徒とのきずなを
深める方法について話し合いました。このような重要な対話をすることができ、私は気持ちの
高ぶりを感じましたが、こうした対話は、今や在日米国大使館の習わしのようになっています。
例えば、米国大使館では4年前から、「ラマダン」と呼ばれるイスラム教徒の神聖な断食月に、
イスラム教国の駐日大使を招待して「イフタール」というお祝いの席を設けています。この
「イフタール」というのは、ラマダンの期間中、イスラム教徒が日没後にとる最初の食事の
ことです。そのお返しに、昨年は、こうしたイスラム教国の大使たちが、米国大使館員のために
クリスマス・パーティーを開いてくれました。
オバマ大統領は演説の中で、キリスト教徒とイスラム教徒とユダヤ教徒を結集させる米国での
奉仕作業などを例に引き、異教徒間対話の大切さを強調しました。けれども、米国民の多様性は
これにとどまりません。米国には、仏教徒もヒンズー教徒もいますし、ほかにもさまざまな宗教を信仰する人々がいます。
(続く)
329 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 12:10:22 ID:sx98bpun
>>328 より
私も一個人として、信教の自由の大切さは分かっているつもりです。妻のアンは仏教徒です。
結婚する前には、仏教について学びたいという思いから、2人でワシントンの仏教寺院に
足を運びました。また、プロテスタント教会にも通って、結婚についてのカウンセリングを
受けました。その後、私たちは西本願寺ロサンゼルス別院で結婚式を挙げました。ここは
妻にとって特別な場所でした。かつて妻のおじがこのお寺で僧侶を務め、妻の兄がここで
挙式をしていたからです。私たち夫婦の関係だけでなく、すべての人間関係について
言えることですが、人と人がうまくやっていくためには、お互いに敬い合い、理解し合い、
そして感謝し合う気持ちが大切だということが、私たちには分かっていました。
皆さんは、オバマ大統領の演説をどのように受けとめましたか。皆さんの感想をぜひお聞かせください。
ではまた次回。
ジム
関連リンク
*
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=287 *
http://tameike.net/comments.htm#new (6月4日)
(以下略)
330 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:39:04 ID:sx98bpun
パレスチナ:続くイスラエルによる家屋破壊 島根大講師・清末さんに聞く /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090609ddlk32030750000c.html パレスチナ難民女性のオーラル・ヒストリー(口述の歴史)などを専門とする、島根大
男女共同参画推進室講師の清末愛砂さん(37)が4月末から2週間、パレスチナで、
イスラエルによる家屋破壊の現状などを調査した。戦火のやまぬパレスチナを度々
訪れている清末さんに、現地の様子を聞いた。【御園生枝里】
◇「非暴力の抵抗」 受け継がれる歴史的精神
イスラエルは1967年の第三次中東戦争で東エルサレムを含むヨルダン川西岸や
ガザ地区などを占領。パレスチナ側に行政権のない地区などでは、建築や改築の許可を
受けていないとして、パレスチナ人の家を破壊している。イスラエルの人権団体によると、
東エルサレムでの家屋破壊は07年65軒、昨年は89軒あった。
清末さんは今回訪れたヨルダン川西岸で、「歴史的にも続けられてきた非暴力の抵抗の
精神が続いている」と再認識した。
(続く)
331 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:39:53 ID:sx98bpun
>>330 より
◆
(以下は清末さんからの聞き取り)
三大宗教の聖地がある東エルサレム旧市街南部の村、シルワンは「ダビデの町」として
知られ、発掘調査が進められている。ブスタンという地区では、05年11月と今年に入って、
パレスチナ人の住宅88軒に破壊命令が出された。国立公園建設のため立ち退きを迫られている。
反対運動のリーダー、ファクリ・アブ・リアブさんは「多くがイスラエル占領前に建てた家で
許可はいらない」と命令の不当性を訴え「1回目は食い止めたがいつ壊されるか分からない」と不安を漏らした。
今回初めて訪れたヨルダン渓谷では、地区で1軒だけ、退去を迫られても住み続け、抵抗を
続ける家族と出会った。世帯主のマジッドさん(推定75歳)は「昔はクリニックと学校もあった」と振り返った。
「野外監獄」のようだというカルキリヤ東部の村は、イスラエルが作った隔離壁で南北を囲まれて
いた。45軒、約250人が住む小さな村だ。モーサ・タビッブさんは「バイパス道路建設のため、
21軒に破壊命令があった」と話した。
家屋破壊だけでなく、水へのアクセスも制限され、飲み水を手に入れるのが難しい人もいる。
その中で、家を壊されても建て直し、退去を迫られても居続け、非暴力の抵抗を続けている。
(続く)
332 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:42:06 ID:sx98bpun
>>331 より
清末さんは占領の状況を「オセロゲームのように白だったところがじわじわと黒になっていく」
と危惧(きぐ)し、「生活破壊は軍事作戦に匹敵する巧妙な追い込み。戦争状態でないと
注目されなくなるが、私たちは現状を知ることが必要」と話している。
清末さんは大分県出身。大阪大大学院生だった1999年に英国に留学、2000年に初めて
パレスチナを訪れた。02年には、NGOのメンバーとしてデモ行進中に、イスラエル軍の発砲で
足を負傷したこともある。その後も調査のため、パレスチナやヨルダンの難民キャンプなどに足を運んでいる。
333 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:44:39 ID:sx98bpun
334 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:46:22 ID:sx98bpun
米、イスラエルに「2国家共存」迫る
特集 パレスチナ情勢
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090609-OYT1T01020.htm 【エルサレム=長谷川由紀】米国のミッチェル中東特使は9日、イスラエルでペレス大統領、
ネタニヤフ首相ら指導部と会談した。
オバマ米大統領が4日のカイロ演説でイスラエル、パレスチナの「2国家共存」和平案の推進と
ユダヤ人入植地凍結を主張したことを受け、イスラエル側に実行を迫る狙いがある。ネタニヤフ首相が
率いる右派主導政権では、オバマ政権への対応をめぐって閣内不一致が顕在化し、首相は苦境に立たされている。
ミッチェル氏はペレス大統領との会談で、「我々は和平交渉の即時再開と早期妥結に向け、
条件作りを行う責務がある」と述べ、イスラエル側に「2国家共存」案を受け入れ、交渉再開を
急ぐよう求めた。和平交渉は、昨年12月末にイスラエルがパレスチナ自治区ガザを攻撃して以降、中断している。
(続く)
335 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:47:19 ID:sx98bpun
>>334 より
ネタニヤフ首相は先月、オバマ大統領とワシントンで行った初会談で、「2国家共存」案と入植地凍結に
ついての明言を避けた。その後、入植地については「人口の自然増に伴う建設は継続する」と表明し、
ブッシュ前米政権も合意していたと主張した。オバマ政権は「合意の引き継ぎはない」として、
あくまで入植凍結を要求している。
ネタニヤフ首相は強硬姿勢の一方、ヨルダン川西岸にある一部の仮設入植地や検問所を撤去し、
米国との決定的な対立回避に腐心してきた。ネタニヤフ政権の一角を占める強硬右派は、「入植地は
断固維持する」と米国に反発し、首相は板挟みになっている。
こうした情勢の中、ネタニヤフ首相は、14日に中東和平に関する重要演説を行うと表明した。
ここで何らかの妥協姿勢を示すとの観測もあり、強硬右派は危機感を強めている。一方、左派与党・
労働党内では、和平推進に積極的な一部議員が首相の入植地政策を公然と批判し、離党を
ほのめかしている。連立内に亀裂が走る中、首相が率いる右派リクード、労働党と「2国家共存」案を
支持する中道カディマとの大連立を求める声も高まっており、中東和平を巡る米・イスラエル関係の
きしみは、政局の行方に深刻な影を落としている。
(2009年6月9日22時49分 読売新聞)
336 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:48:33 ID:sx98bpun
更新2009年06月09日 13:02米国東部時間
和平交渉の早期再開を 米特使がイスラエル訪問
http://www.usfl.com/Daily/News/09/06/0609_033.asp?id=70518 ミッチェル中東和平担当特使が9日、イスラエルでペレス大統領らと会談した。ミッチェル氏は
記者団に、イスラエルとパレスチナが「早期合意を目指して直ちに和平交渉を再開する」よう期待を表明した。
オバマ政権は、和平消極派のイスラエルのネタニヤフ政権に、占領地での入植中止と
パレスチナ国家樹立による2国家共存構想の受け入れを要求。ネタニヤフ首相は一定の
妥協に応じるか、米国との関係悪化も覚悟で拒否するかの選択を迫られている。同首相は
今月14 日に外交方針を発表する予定。
ミッチェル氏は「イスラエルの安全保障を守る米国の方針は揺るがない」と両国の強固な
同盟関係を強調する一方、イスラエルには「義務」があると述べ、入植中止などを求める
立場をあらためて示した。(共同)
337 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:50:07 ID:sx98bpun
ミッチェル米中東特使:イスラエル大統領に入植凍結の必要強調
http://mainichi.jp/select/world/news/20090610ddm007030164000c.html 【エルサレム前田英司】イスラエルを訪問したミッチェル米中東特使は9日、同国指導部と
相次いで会談し、停滞する中東和平交渉の早期再開に向けて動き出した。右派主導の
ネタニヤフ・イスラエル政権は占領地ヨルダン川西岸での入植政策などを巡り、オバマ米政権
との対立を深めており、駆け引きが激化してきた模様だ。
こうした中、ネタニヤフ首相は来週、和平問題を含めた独自の外交施策を発表すると表明した。
首相はこれまで、オバマ大統領が追求するイスラエルとパレスチナの「2国家共存」を明言して
おらず、どのような方針を打ち出すのか関心が高まっている。
ミッチェル特使はペレス大統領との会談で、改めて「2国家共存」実現の重要性を強調。
イスラエル、パレスチナ双方に「ロードマップ(新中東和平案)の履行義務を果たす責任がある」
と指摘し、イスラエルの入植凍結の必要性に焦点を当てた。一方で、イスラエルを「ユダヤ人国家」
と表現し、両国間の摩擦緩和にも努めた。
ミッチェル特使はこの後、リーベルマン外相、ネタニヤフ首相とも会談。10日にはパレスチナ自治区を訪問する。
ネタニヤフ首相は8日、オバマ大統領と電話で協議し、外交政策を来週発表すると
伝えた。首相府によると、大統領は楽しみにしていると答えたという。
338 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 13:53:29 ID:sx98bpun
オバマ米大統領 「新たな始まり」演説 イスラム世界での信頼回復に一歩
2009/6/10
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200906100010o.nwc オバマ大統領は、カイロ大学での演説後、首都カイロ郊外のギザを訪問し、古代エジプトのスフィンクスなどを見学した=4日(AP)
オバマ米大統領は4日、米国とイスラム世界の間に「新たな始まり」を告げる包括的な
演説を訪問先のエジプト・カイロ大学で行った。オバマ大統領の目的は、ブッシュ前政権の
下でひどく緊張したイスラム諸国との関係を再構築するために、米国が共に努力しようと
しているのを聴衆に納得させることだった。演説は具体的な新政策を提示するものでは
なかったが、オバマ政権がブッシュ政権以前の中東政策への回帰を意図していることを示した。
(続く)
339 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:45:24 ID:sx98bpun
>>338 より
≪分析≫
2001年9月11日の米中枢同時テロ以降、米国とアラブ・イスラム世界との関係は急速に
悪化した。双方に責められる点があるが、米国の政策決定と政治的言動が要因の一つだ。
テロ攻撃後の国家的緊急事態のなかで、ブッシュ前米政権は軍事主導の反テロ作戦を
世界規模で展開し、外交および米国が持つその他の非軍事的な手段(ソフトパワー)を事実上、
軽視した。その結果、イスラム世界における米国の評価は失墜した。
◆伝統的政策に復帰
カイロ大学でのオバマ大統領の演説はこの時代に終止符を打ち、01年以前の伝統的な
中東政策への復帰を告げるものだ。イスラエル−パレスチナ紛争で「公正な仲介者」となり、
キューバにあるグアンタナモ収容所を閉鎖し、イラクから撤退を図るなど政策転換を図り、
イスラム教徒の歴史的な不平の種に一定の正当性を認めた。
大統領選挙運動中の人種問題を扱ったシカゴ演説や、中絶問題を取り上げた先月の
ノートルダム大学卒業式典での演説など、論争的な主題に対するオバマ大統領の演説は、
いまやよく知られているが、効果的な表現を含んでいる。カイロ演説も、オバマ大統領を
国内政治の頂点へと引き上げ、その後も人気を保つ秘訣(ひけつ)となっている雄弁な演説手法を駆使している。
(続く)
340 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:46:19 ID:sx98bpun
>>339 より
オバマ大統領は対立する双方の主張に共感と理解を示す。フィラデルフィアで、黒人と白人の
労働者階級の双方に人種対立を乗り越えるよう訴えた。カイロでは、イスラム世界と米国、アラブと
イスラエル、さまざま宗教と宗派の分裂に触れた。
反対者が懸念する点の正当性を承認し、相手の主張の一部が公正であると受け入れる。
カイロでは、石油会社国有化を宣言したイランのモサデク首相に対する1953年のクーデターに
米国が関与したことや、03年のイラク侵攻への批判など、米国の歴史的な過ちを率直に認めた。
オバマ大統領の演説には、対立する双方に誤った「道徳的平等性」を付与するものだとの非難もある。
黒人奴隷の辛酸と白人労働者の疎外感を同等に論じることへの疑問もそのひとつだ。カイロ演説でも、
イスラエル人、パレスチナ人の双方に、自分たちの苦しみをオバマ大統領が過小評価したと
不平を漏らす者が少数ながらみられた。
しかし、大統領の意図は、公正な解決のために、相対的にみてどちらが被害者かを明らかに
することではない。大統領の演説目的は、双方に正当な願望があることを強調することによって、
お互いに相手を認め、妥協のための基礎を築くことだ。
(続く)
341 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:47:13 ID:sx98bpun
>>340 より
◆多難な中東和平
カイロ演説は具体的な政策変更を詳細に説明する内容ではなかったが、重要な問題に関して
オバマ政権のアプローチを示唆するものだった。
イスラエル−パレスチナ紛争について、オバマ大統領はイスラエルにヨルダン川西岸への
入植停止を求めつつ、ホロコースト(第二次世界大戦中のユダヤ人大量虐殺)否定を強く非難し、
米国とイスラエルとのきずなは断てないと宣言した。オバマ大統領の立場は、クリントン元大統領の
下で追求されたパレスチナの最終的な地位協定交渉アプローチの復活を目指すものといえる。
しかし、交渉の前途は多難だ。もしオバマ大統領が入植問題でイスラエルに圧力をかければ、
イスラエルのもろい右派連立政権は崩壊する可能性がある。その後にはさらに不安定な連立政権が
できるだろうが、次の政権のほうが中東和平にとって好ましいとはかぎらない。
エジプトが仲介する、強硬派ハマスと穏健派ファタハのパレスチナ統一政府交渉は完全な
失敗に向かっている。弱体化し、信用を失ったファタハがヨルダン川西岸を支配し、イスラエルとの
共存を認めないハマスがガザ地区を確保する現状では、イスラエルと和平を話し合える信頼できる
パレスチナ側のパートナーは存在しない。
オバマ政権は、ハマスに暴力の放棄とイスラエルの承認を求めつつ、ブッシュ前政権とは違って、
ハマスの存在を恒久的に認めようとしている。アラブ諸国には、イスラエルに柔軟な暫定案を
提示するよう求める考えのようだ。しかし、レバノン総選挙やイラン大統領選挙など、中東和平の
多くは、オバマ大統領の手の届かないところで行われる地域での出来事に左右されるのが現実だ。
(続く)
342 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:48:33 ID:sx98bpun
>>341 より
≪結論≫
オバマ大統領の演説は、イスラム世界と米国の双方に、相手への誤解を解き、
相互の尊敬に基づく「新たな始まり」を呼びかけた。これはイスラム世界で、おおむね
好意的に受け止められた。しかし、イランやシリアなど反米勢力は、米国の中東政策に
何も変化がないと決めつけ、失望したかもしれない。だが、米国がイスラム世界での
信頼を回復し、世界の規範を受け入れることが、中東和平進展の必要条件といえる。
343 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:51:20 ID:sx98bpun
クラスター爆弾:日本、禁止条約批准 市民主導、結実−−参院可決
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090610dde001010003000c.html 不発弾が市民を殺傷しているクラスター爆弾の保有や使用を禁じる「クラスター爆弾禁止条約
(オスロ条約)」批准案が10日午前、参院本会議で全会一致で可決された。これで日本の
批准が決まり、主要国ではドイツに次ぎ2カ国目、世界で10カ国目の批准となる見通し。
非政府組織(NGO)や有志国主導の軍縮条約を日本が批准するのは、98年の対人地雷禁止条約
以来2度目。早期批准で軍縮への強い意欲を国際社会に示した日本は、今後、廃棄とともに
被害者支援や不発弾除去に取り組む。
今回の批准で、大国を含む国家間の軍縮交渉だけでなく、有志国やNGO主導の交渉と
いう新たな手法が日本の外交に定着することが期待される。
これまで同条約を正式に批准した国はノルウェー、オーストリア、メキシコなど8カ国。
ドイツも8日に国内手続きを終えた。
同条約は、批准国が30カ国に達してから約半年後に発効すると規定しており、
発効後は▽同爆弾の使用・開発・保有・移転の即時禁止▽8年以内に保有分を廃棄
▽10年以内に不発弾を除去▽被害者支援−−などが義務付けられる。
子爆弾数が10個未満と少ない「最新型」は規制対象外とされたが、日本は欧州諸国の
ようには購入せず、全廃を決めた。防衛省は現在、廃棄方法を調査中で、代替兵器導入も検討している。
(続く)
344 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:52:36 ID:sx98bpun
>>343 より
今国会には、同条約の規制内容を具体化した「クラスター爆弾禁止法案」も提出されて
おり、近く可決される。この後、政府は条約批准の閣議了解を経て、受諾(批准)書を
ニューヨークの国連本部に寄託、批准手続きが完了する。
同爆弾を巡っては米露中などが参加する軍縮交渉「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)
締約国会議」で規制が検討されたが、議論が進まなかった。
一方で、06年にはイスラエル軍によりレバノンで大量使用されたため、07年にノルウェーなど
有志国やNGOによる軍縮交渉「オスロ・プロセス」が始まった。昨年5月のダブリン会議で
条約案に合意。昨年12月に日英独仏など94カ国が署名した。日本は当初、安全保障上の
理由などで規制に消極的な姿勢を示し他の参加国から非難を浴びたが、人道上の懸念から
昨年5月に賛成に転じた。【鵜塚健】
==============
■ことば
◇クラスター爆弾
空中から投下、または地上から発射され、数個から数千個の子爆弾を広範囲にまく爆弾。
大量の不発弾が発生する。NGO「クラスター爆弾連合」などによると、これまでイラクや
アフガニスタンなど36の国・地域で使われ、1万3000人以上の死傷者を出した。
最大1億3200万発の子爆弾が不発弾として残ると推定される。
毎日新聞 2009年6月10日 東京夕刊
345 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:54:48 ID:sx98bpun
イスラエルにパレスチナとの交渉再開を促す―ミッチェル特使
レバノンとシリアも訪問へ
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090610-183202.html 【エルサレム9日森田陽子】オバマ米大統領が4日にエジプトの首都カイロで行った
イスラム世界への政策演説の内容の実現化を目指して中東歴訪を開始したミッチェル
米中東特使は9日、最初の訪問国イスラエルで同国首脳らと相次いで会談し、イスラエルと
パレスチナの2国家共存による和平達成に向け、早期に和平交渉を再開するよう促した。
具体的には、米国とロシア、欧州連合(EU)、国連(UN)による中東和平4者協議
(議長:ブレア英前首相)が2003年に提唱した「ロードマップ」に従い、イスラエル側に、
第1段階としての義務である入植活動の全面停止を求めた。それに対し、イスラエル側は、
人口の自然増加に伴う入植活動を停止する意思がないことを強調、話し合いは物別れに
終わった。イスラエル紙エルサレムポストが10日、報じた。
(続く)
346 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 14:56:50 ID:sx98bpun
>>345 より
ミッチェル特使は10日、ヨルダン川西岸パレスチナ自治区を訪問、アッバス議長ら
自治政府首脳らと会談する。パレスチナ側の第1段階の義務であるテロや暴力の即時停止
及び、武装組織の解体などを求めるものとみられる。
ただ、イスラエル・パレスチナ双方とも、第1段階の実行そのものが極めて困難な状況に
あり、オバマ政権が目指す包括的中東和平が即、前進するかどうかは疑問。
なお、米国務省のケリー報道官は9日、ミッチェル特使が11日にレバノン、12日と13日に
シリアを訪問すると発表した。同特使がシリアを訪問するのは、特使就任以来、初めて。
3月にシリアを訪問した米政府高官らが、米国とシリアとの関係改善を主に協議したのに対し、
ミッチェル特使はシリアとイスラエル関係を主要議題に協議すると見られている。
オバマ政権が構想中の包括的和平案は、ゴラン高原返還を求めるシリアや、南部の
一部地域を求めるレバノンの他、イランなど全イスラム諸国(イスラム諸国会議機構加盟国:
OIC:51カ国1機構加盟)とイスラエルとの関係改善を含むとされる。
同特使による中東歴訪は4回目。
2009/6/10 18:32
347 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:04:28 ID:sx98bpun
348 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:06:16 ID:sx98bpun
レバノン総選挙:敗北ヒズボラ、影響力は不変 「国を守ってくれる」住民の支持厚く
http://mainichi.jp/select/world/news/20090611ddm007030026000c.html 7日のレバノン国民議会選挙で、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ中心の反米親シリア派連合は、
与党の親米反シリア派連合に敗北した。だが、野党は定数128中57議席を獲得、ヒズボラの
存在感に大きな変化は無い。イランやシリアの支援を受け、今後も政治を左右し続けるのは確実だ。【ベイルートで和田浩明】
■見知らぬ男の警告
「街中で写真を撮ったら、明日のニュースにお前が出るぞ」。突然現れた野球帽にポロシャツ姿の
男に、そう告げられた。ベイルート南部ダヒヤ地区。ヒズボラの拠点の一つだ。06年夏の
第2次レバノン戦争でイスラエル軍に空爆され大被害を受けた。黄色の地に、銃をつかむ緑色の
拳が描かれたヒズボラの旗が各所で翻る。
選挙取材を現地事務所に届け出て「写真、取材は投票所内のみ」との許可は得ていた。見知らぬ
男からの「警告」に、ヒズボラの強力な組織力、統制力を垣間見た思いがした。
(続く)
349 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:07:45 ID:sx98bpun
>>348 より
■住民に教育、医療
ヒズボラの勢力は特に南部で強い。野党系紙アルアクバルのオマル・ナシャベ記者(38)は
「教育や医療などを施し、『殉教者』(反イスラエル闘争の死者)の家族の面倒も見る
ヒズボラに、住民は愛着を抱いている」と説明する。
ダヒヤで野党側に投票した会社経営のアミン・クベイシさん(27)は「ヒズボラは国を
守ってくれる」。主婦のゼナ・ミビーブさん(40)も「レジスタンス(反イスラエル闘争)に
反対の与党はダメ」と断言した。
ただ、シーア派もヒズボラ支持の一枚岩ではない。南部で立候補した同派のアーマド・アサド氏
(46)は「イランから多額の援助を受けるヒズボラは、レバノン最大の不安定化要因」と批判する。
◇イランの影、懸念も
■武装解除再び拒否
公式選挙結果が発表された8日の夜、ヒズボラ指導者のナスララ師は与党の勝利を
受け入れる演説を行った。だが、国連安保理決議が求める武装解除については「武器は
イスラエルから国を守るためのもの」と、拒否の姿勢を改めて示した。
イランが供給源とされる武器は、ヒズボラの影響力の根幹を支える。第2次レバノン戦争では
南部へのイスラエル軍の猛攻をしのいで支持を広げた。昨年5月には反シリア勢力との
武力衝突に勝利。カタールの仲介で、野党側は内閣の決定に拒否権を行使できる
3分の1以上の閣僚ポストを確保した。
(続く)
350 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:09:11 ID:sx98bpun
>>349 より
与党連合は今回の選挙で過半数の71議席を獲得したが、重要法案通過に必要な
3分の2には及ばなかった。今後の連立協議では、ヒズボラなど野党勢力との妥協が必要になると見られる。
与党系紙アンナハールのイブラヒム・バイラーム記者(52)は、パレスチナ自治区ガザ地区を
実効支配しながら、欧米の制裁で孤立しているイスラム原理主義組織ハマスを例に、
「ハマスの轍(てつ)を踏まないよう、ヒズボラは一歩下がった形で影響力の行使を続けるのでは」と分析している。
==============
■ことば
◇ヒズボラ
82年に結成された「神の党」を意味するイスラム教シーア派組織。反イスラエル武装闘争を
続ける一方、92年に初めて国会議席を獲得するなど、政治と軍事の両面で強い影響力を
持っている。イランやシリアから資金援助を受けているとされ、米国はテロ組織に指定。
351 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:14:49 ID:sx98bpun
352 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:20:43 ID:sx98bpun
>>351 より
選挙では各党派の運動員がそれぞれのイメージカラーのシャツを着て支持を呼びかけます。
与党イスラム教スンニ派主体の「未来運動」は青、同じ与党でキリスト教マロン派「レバノン軍団」
は白、野党シーア派のヒズボラは黄色、アマルは緑、野党キリスト教マロン派「自由愛国連合」は
オレンジ色といったぐあいです。選挙中彼らは屋内演説会や候補者カーで宣伝し、有権者への
支持を訴えていました。他のアラブ諸国では見られない、むしろ日本の選挙運動に近いものを
感じます。かつて武器を手にして争っていたのが、いまでは言論によるたたかいに置き代わっているのです。
* *
投票日、ベイルート第3選挙区の投票所を訪れたとき、建物の内外は人々でにぎわって
いました。政府軍兵士や警察が人々の整理に追われていました。中に入ろうとすると、突然、
青色のシャツを着た「未来運動」の女性スタッフが、候補者名が刷り込んである名刺大の
カードを差しだしました。「ハリリ(党首名)の党をよろしくね」と笑顔で語りかけます。投票所の
中も笑い声が絶えません。女性でも「えっ! 日本から来たの?」と驚きながら、取材に積極的に応じてくれました。
(続く)
353 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:21:38 ID:sx98bpun
>>352 より
平和で明るい雰囲気がある一方、レバノンにはいまなお緊迫した空気が存在します。
今回は記者証発行と同時に内務省での登録を義務づけられました。前回はプレスセンターでの
登録のみです。理由を聞くと、先月、レバノン国内でイスラエルのスパイが数人摘発されたこと、
イスラエル軍が現在、ヒズボラ、イラン、シリアとの戦争を想定した軍事演習を行っている
ことのためといいます。政府軍からは予定したレバノン南部地域の取材許可は出ませんでした。
取材制限は首都の中での移動にもありました。ベイルートの南部地域で06年のイスラエル軍に
よる戦争被害の復興状況を見ようとしたところ、「許可証を持っているのか」と住民から
逆にたずねられました。記者証を出すと、「それじゃない。抵抗運動(ヒズボラ)の許可を得ているのか」
といいます。ヒズボラ支持の強い地域では政府発行の許可証は効力がありません。
戦争の被害を受けた住民にヒズボラは宗派を問わず金銭的な援助を行い、住民に強い
影響力を持っています。ヒズボラの本部ではついに取材許可は出ませんでした。首都南部地域では
警備活動も政府の警察ではなくヒズボラの治安部隊が行っています。
外国の干渉のない平和で自由なレバノンの実現に向けて、いまなお解決するべき問題が
残されていることを強く感じました。
354 :
朝まで名無しさん :2009/06/11(木) 15:22:47 ID:sx98bpun
スウェーデンでのイスラエル戦で騒動を起こした男性に実刑判決
http://news.tennis365.net/news/today/200906/21843.html 5月6日から8日にかけて行われた男子国別対抗戦(デビスカップ)のワールドグループ
1回戦で、イスラエルとスウェーデンとの一戦で、騒動を起こして逮捕された24歳の男性に
9ヶ月の禁固刑と1万7200ドルの罰金を科す実刑判決が下された。
試合会場となったスウェーデンのマルモ市は、セキュリティ上の問題から試合には観客を
入れず閉鎖された状態で行われた。そのため外では、ガザへの侵攻で多くの犠牲者を
出したイスラエル軍に対する抗議が行われていた。その抗議で、激しい騒動を起こした
10人がその場で取り押さえられていた。
この日の判決の前には、18歳の男性にも15ヶ月の禁固刑が言い渡されており、
その後一人が証拠不十分で釈放されるなど、逮捕された人々にそれぞれの処分が下され始めた。
選手達の身の安全などを考慮して閉鎖した中でとり行われたその試合だったが、
その決定に対してデビスカップを統括する国際テニス連盟(ITF)は、スウェーデンに
2万5000ドルの罰金を科した。開催地のマルモ市にも、この先5年間の開催地としての
権利を剥奪する処分が下されていた。
(2009年6月11日10時30分)
355 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:38:08 ID:4QbUDfnw
米中東特使、ロードマップによる解決要請
パレスチナ自治区ラマラを訪問
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090611-202922.html 【エルサレム11日森田陽子】中東歴訪中のミッチェル米中東特使は10日、ヨルダン川西岸
パレスチナ自治区ラマラを訪問し、アッバス・パレスチナ自治政府議長と会談した。
会談後の記者会見でミッチェル特使は、「唯一の実行可能な解決策は、(イスラエル・
パレスチナ)双方が、2国家共存を熱望することにある」と語り、双方が、米国とロシア、
欧州連合(EU)、国連による中東和平4者協議(議長・ブレア英前首相)が2003年に
提唱した「ロードマップ」に沿い、2国家共存に向けた交渉を再開する責任があると強調、
それは、「双方にとって利益になる」との見解を表明した。
ロードマップでは、その第1段階の義務として、イスラエル側に入植活動の停止、
パレスチナ側には暴力やテロの放棄、武装勢力の解体などを求めている。
(続く)
356 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:40:10 ID:4QbUDfnw
>>355 より
パレスチナ側は現在、イスラエルのネタニヤフ政権との対話の条件として、入植完全停止を
求めており、その条件を曖昧にしたまま交渉再開に踏み切ることは困難だ。
更に何よりも、ガザ地区を武力支配したイスラム根本主義過激派組織ハマスの武装解除や、
ロケット弾攻撃を含む暴力行為を停止させることは、ガザ地区でのハマスの権力基盤が強大な限り
絶望的なことから、特使の要請を立ちに実現することは不可能とみられる。
オバマ政権が模索する包括的中東和平構想が大きくつまずく可能性も否定できない。
特使は11日、レバノン訪問を前にエジプトとヨルダンを相次いで訪問、エジプトでは
アブルゲイト外相と会談した。
なお、ソラナ欧州連合(EU)共通外交・安全保障上級代表も11日、エルサレム入りし、
ネタニヤフ首相に2国家共存による中東和平解決を促す。同代表は、アッバス議長とも同日、会談する。
ミッチェル特使は12、13の両日、シリアを訪問する。
2009/6/11 20:29
357 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:47:37 ID:4QbUDfnw
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
オバマ大統領のカイロ大学での講演「新たな始まり」
ホワイトハウス報道官室
2009年6月4日、カイロ
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20090604-71.html どうもありがとうございます。こんにちは。この時を超えた都市カイロを訪れ、2つの素晴らしい
教育機関の主催でここでお話しさせていただくことは、私にとって名誉なことです。アルアズハル大学は、
過去1000年以上にわたり、イスラムの学問を主導してきました。また、カイロ大学は、100年以上に
わたり、エジプトの進歩の原動力となってきました。そして、共に、伝統と進歩の調和を体現しています。
私は、皆さんの温かい歓迎、そしてエジプト国民の皆さんの温かい歓迎に感謝します。また私は、
米国民の親善の気持ちと、米国内のイスラム社会からの平和を祈るあいさつの言葉をお伝えすることを
誇りに思います。アッサラーム・アライクム―あなた方の上に平和がありますように。
私たちは、世界各地で米国とイスラム教徒の間の緊張関係が大いに高まっている時期に、
ここに集まっています。この緊張関係は、現在のいかなる政治論争をも超えた、歴史的理由に
根差すものです。イスラムと西洋の関係には、何世紀にもわたる共存と協力の歴史がありますが、
対立と宗教戦争の歴史もあります。最近では、多くのイスラム教徒の権利と機会を否定した
植民地主義によって、また、冷戦時代に、イスラム教徒が多数を占める国々が、自らの願望に
かかわらず、往々にして代理国として扱われたことによって、こうした緊張関係が高まってきました。
さらに、近代化とグローバル化がもたらした劇的な変化によって、多くのイスラム教徒が、西洋社会を
イスラムの伝統に敵対するものと見なすようになりました。
(続く)
358 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:53:03 ID:4QbUDfnw
>>357 より
(中略)
私たちが話し合う必要のある緊張の原因の2つ目は、イスラエル人とパレスチナ人とアラブ世界の間の状況です。
米国とイスラエルの間の強いきずなについてはよく知られています。このきずなは断ち切ることのできないものです。
文化的・歴史的なつながりに基づくものであり、また、祖国を求めるユダヤ人の強い願望は、否定することのできない
悲劇的な歴史に根差しているとの認識に基づくものです。
ユダヤ人は、何世紀にもわたり世界中で迫害され、ヨーロッパでは反ユダヤ主義が高まった結果、前代未聞の
ホロコーストが起こりました。明日私は、ユダヤ人が第3帝国によってとらわれ、拷問を受け、撃たれ、ガス室で
殺された収容所のひとつであったブーヘンバルトを訪問します。ホロコーストでは、今日のイスラエルのユダヤ人の
総人口を上回る600万人のユダヤ人が殺害されました。この事実を否定することは根拠のないことであり、
無知なことであり、憎むべきことです。イスラエルを破壊すると脅すこと、あるいはユダヤ人に関する下劣な
固定観念を繰り返し述べることは、大きな間違いであり、イスラエル人の心に、この最大の苦痛をもたらす
記憶をよみがえらせるとともに、この地域の人々が享受すべき平和を妨げるだけです。
(続く)
359 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:54:03 ID:4QbUDfnw
>>358 より
一方、イスラム教徒とキリスト教徒を含むパレスチナ人が、祖国を求めて苦しんできたことも否定できません。
彼らは、60年以上にもわたり、難民としての苦痛に耐えてきました。その多くは、ヨルダン川西岸、ガザ、
およびその近隣地区の難民キャンプで、いまだ手に入れることができずにいる平和で安全な暮らしの
実現を待っています。彼らは、占領に伴う大小さまざまな屈辱に毎日耐えています。パレスチナ人の
置かれている状況が耐えがたいものであることに疑いはありません。そして米国は、尊厳と機会と
自らの国家を求めるパレスチナ人の正当な願望に背を向けることはありません。
こうして、2つの民族がいずれも正当な願望を持ち、それぞれが苦痛に満ちた歴史を持っているため
妥協が難しくなっている中、何十年にもわたり行き詰まりの状態が続いています。パレスチナ人は
イスラエル建国によって難民が発生したことを指摘し、イスラエル人は歴史を通じてその国境の内外から
常に敵意と攻撃を受けてきたことを指摘して、それぞれ責任を転嫁することは簡単です。しかし、
この対立を一方からだけ見るのは、真実に目をつぶることになります。唯一の解決法は、イスラエル人と
パレスチナ人がそれぞれ平和で安全に暮らすことのできる2つの国家によって、双方の願望を達成することです。
(続く)
360 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:55:43 ID:4QbUDfnw
>>359 より
それはイスラエルの利益になり、パレスチナの利益になり、米国の利益になり、世界の利益に
なります。従って私は、この作業に必要とされる最大限の忍耐と献身をもって、そうした成果を
挙げることができるよう、個人的に努力するつもりです。ロードマップの下で当事者同士が合意した
義務は明らかです。今、平和の実現のために、彼らが、そして私たち全員が、それぞれの
責任を果たす時が来ています。
パレスチナ人は、暴力を放棄しなければなりません。暴力と殺人による抵抗は間違ったことであり、
成功にはつながりません。何世紀もの間、米国の黒人は、奴隷としてむち打たれ、人種隔離の
屈辱を味わってきました。しかし、全面的かつ平等な権利を勝ち取ったのは暴力のおかげでは
ありませんでした。それは、米国の建国の中心的な理想を、平和的に、固い決意を持って
主張し続けたからでした。これと同じ話を、南アフリカから南アジア、東ヨーロッパから
インドネシアまで、各地で聞くことができます。それは、暴力は行き詰まる、という単純な真実の
物語です。眠っている子どもたちに向けてロケットを発射したり、老婦人たちの乗っているバスを
爆破したりすることは、勇気を表すものでも、力を表すものでもありません。そんなことをすれば、
道徳的権威の獲得ではなく、喪失につながります。
(続く)
361 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:56:50 ID:4QbUDfnw
>>360 より
今は、パレスチナ人にとって、何を築くことができるかということに注意を集中する時です。
パレスチナ自治政府は、市民のニーズに応える制度を備え、統治能力を高めていかなければ
なりません。ハマスは、確かに一部のパレスチナ人の支持を得ていますが、自らの責任も
認識しなければなりません。パレスチナ人の願望の達成に貢献し、パレスチナ人を統一する
ために、ハマスは、暴力に終止符を打ち、過去の協定を承認し、イスラエルの生存権を承認しなければなりません。
同時にイスラエル人は、イスラエルの生存権が否定できないのと同様、パレスチナの生存権も
否定できないことを認めなければなりません。米国は、イスラエルの入植地存続の合法性を
承認していません。こうした建設は、過去の合意に違反するものであり、和平達成の努力を
損なうものです。これらの入植地建設を中止する時が来ています。
またイスラエルは、パレスチナ人が生活し、働き、自らの社会を発展させることができるようにする、
という義務も果たさなければなりません。ガザ地区で継続する人道的危機は、パレスチナ人の
家族に大きな打撃を与えるように、イスラエルの安全保障のためにもなりません。ヨルダン川西岸で
続く機会の欠如も同様です。パレスチナ人の日常生活で進展が見えることが、和平への道の
重要な一部分でなければならず、イスラエルは、そうした進展を可能にするための具体的な措置を取らなければなりません。
(続く)
362 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:58:18 ID:4QbUDfnw
>>361 より
そして最後に、アラブ諸国は、アラブ和平構想は重要な第1歩ではあったものの、アラブ諸国の
責任の終了を意味するものではないことを認識しなければなりません。アラブとイスラエルの対立が、
これ以上、アラブ諸国の国民の注意をその他の問題からそらすために使われるべきでは
ありません。むしろ、パレスチナ人が自分の国家を維持するための制度を設立するのを助け、
イスラエルの正当性を承認し、過去にこだわる自滅的な道より前進を選ぶという行動を起こさせる
きっかけとならなければなりません。
米国は、平和を追求する人たちに合わせて政策を調整し、イスラエル人、パレスチナ人、
およびアラブ人に非公式に語ることを、公式にも語ります。私たちは、平和を強制することは
できません。しかし、非公式には、多くのイスラム教徒が、イスラエルが消滅することはないと
認識しています。同様に、多くのイスラエル人が、パレスチナ国家の必要性を認めています。
今、誰もが真実であると知っていることに基づいて行動する時が来ています。
これまでに、あまりにも多くの涙が流されてきました。あまりにも多くの血が流されてきました。
イスラエルとパレスチナの母親たちが、恐れることなく子どもたちが成長するのを見守ることが
できる日、3つの偉大な宗教の聖地が、神の意図した平和な場所となる日、エルサレムが、
ユダヤ教徒とキリスト教徒とイスラム教徒にとって永遠に続く安全なふるさととなり、モーゼと
キリストとモハメッドが共に祈ったというイスラの話のように、アブラハムの子どもたちが皆、
平和に交流する場所となる日を目指して努力する責任が、私たち全員にあります。
(以下略)
363 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 11:59:23 ID:4QbUDfnw
米中東和平特使、シリア初訪問へ 関係改善の地ならし進める
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090612AT2M1203212062009.html 【カイロ=安部健太郎】中東歴訪中の米国のミッチェル中東和平担当特使は12日、
シリアを初訪問する。米国はシリアをテロ支援国家に指定しているが、オバマ政権発足後、
2度にわたって政府高官をシリアに派遣し、2国間の対話に向けた予備協議を進めてきた。
ミッチェル特使のシリア入りで、2国間の関係改善に向けた地ならしが進む可能性がある。
同特使はムアレム外相と会談する見通し。13日までの滞在中、アサド大統領と会談するかは不明。
同特使は中東和平に関し、イスラエルとパレスチナ間だけでなく「イスラエルとすべての
アラブ諸国の関係正常化」による包括和平を目指す米国の立場を強調してきた。その
糸口として、休止状態にあるイスラエル・シリア間の和平交渉再開策も探るとみられる。
ミッチェル特使は12日、シリア訪問に先立ち、総選挙で親欧米派が勝利したばかりの
レバノンでスレイマン大統領らと会談。同国への支援を続ける方針などを伝えた。(12日 21:01)
364 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 12:00:15 ID:4QbUDfnw
パレスチナ国家「早急に」
2009.6.13 00:49
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090613/amr0906130049000-n1.htm 米国のミッチェル中東和平担当特使は12日、レバノンを訪問しスレイマン大統領らと会談した。
ミッチェル氏は会談後、記者団に「オバマ米大統領は、できるだけ早いパレスチナ国家樹立を
支持する」と述べ、2国家共存による中東和平を早急に進める姿勢を示した。AP通信などが伝えた。
ミッチェル氏は12日午後、中東和平をめぐってシリアを訪問する予定。2005年のレバノンの
ハリリ元首相暗殺に関与したとして米国が駐シリア大使を召還後、シリアを訪れる最高位の米政府当局者となる。
ミッチェル氏はまた、7日実施されたレバノン国民議会選で、親米の反シリア勢力が、イスラム教
シーア派組織ヒズボラなど親シリア勢力を抑えて過半数を獲得したことについて「重要な一里塚」と
強調、反シリア勢力を祝福した。(共同)
365 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 12:01:19 ID:4QbUDfnw
ガザ、遠い復興 ハマスによる制圧から2年、和解協議難航
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090613AT2M1200712062009.html パレスチナ自治区ガザをイスラム原理主義組織ハマスが武力で制圧して14日で2年。
昨年末から1月にかけてイスラエル軍の大規模攻撃を受けたが、ハマスの支配はなお強固だ。
ガザ在住の教師マスウード・アルアガさん(30)は「電気が使えるのは1日5〜7時間程度。
国連の食料援助はあるが、野菜や果物はイスラエル軍の攻撃後は3〜4倍に値上がりしなかなか買えない」と話す。
3月のガザ復興支援国際会議では約45億ドル(約4400億円)の拠出を決めた。だがアッバス
自治政府議長の支持基盤ファタハとハマスの統一政権樹立協議は事実上暗礁に乗り上げており、
イスラエルのガザ封鎖による資材欠乏で復興は進んでいない。エジプトの外交関係者は「ハマスの
態度軟化には(背後で支援する)シリアの影響力行使が必要だが、非常に難しく時間もかかる」と
指摘している。(カイロ=安部健太郎)(07:00)
366 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 12:02:19 ID:4QbUDfnw
イラン大統領再選 改革派に大差核開発継続へ
2009年6月13日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009061302000249.html 【テヘラン=内田康】十二日投票のイラン大統領選は即日開票され、同国内務省は十三日、
開票率78%の段階で、保守強硬派の現職アハマディネジャド氏(52)が64・9%を獲得したと
発表。32・6%の改革派ムサビ元首相(67)ら他の三候補を大きくリードし、アハマディネジャド氏の
再選が確実になった。核開発を積極的に進め、反イスラエルの過激な発言を繰り返した同氏の
再選で、欧米諸国との関係改善は厳しい情勢が続きそうだ。
国営イラン通信は「現職が当選」と報じ、大統領陣営はこれを受けて勝利宣言を行った。
一方、ムサビ氏も独自情報をもとに勝利宣言し、選挙に不正があったと訴えている。
投票率は75%前後と推定されており、前回の約63%を大きく上回った。
選挙戦は年率20%を超えるインフレや、10%を超す失業率に対応する経済政策が主な争点になっていた。
(続く)
367 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 12:03:04 ID:4QbUDfnw
>>366 より
アハマディネジャド氏は、国内経済の不調は世界経済の影響もあるとし、地方での基盤整備や
貧困層への手厚い福祉政策など四年間の実績を強調した。都市部の低所得層や地方の
農村部で票を伸ばしたとみられる。
一方、改革派のムサビ氏は、現職の政策が高インフレを招いたとして経済政策の立て直しを
主張。外交では核開発は推進するものの各国との対話を重視する姿勢を打ち出した。
女性の権利や報道の自由拡大も唱え、都市部の若者や女性を中心に支持を集めていた。
マハムード・アハマディネジャド氏 1956年10月テヘラン近郊生まれ。テヘランの科学産業大で
運輸交通工学の博士号を取得。バシジ(人民動員軍)出身。精鋭部隊である革命防衛隊の
士官としてイラン・イラク戦争に参加。北西部アルデビル州知事を経て2003年テヘラン市長。
05年6月の大統領選で初当選。
(共同)
368 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 12:04:14 ID:4QbUDfnw
イラン大統領選:現職再選 経済対策、庶民は支持 バラマキ批判かわす
http://mainichi.jp/select/world/news/20090613dde007030013000c.html 【テヘラン春日孝之】13日に開票されたイラン大統領選は、現職のアフマディネジャド氏が
勝利した。対抗した他の3候補が大統領を厳しく批判したことから事実上の大統領への「信任投票」
となり、結果は圧勝。地方や低所得者層の根強い支持を裏付けた。
選挙戦の最大の争点は、大統領の「経済政策」への評価だった。過去4年、原油価格高騰を
受けイランの石油収入が急増する中、「富の公平分配」を掲げた大統領は、低所得者層への
現金支給や地方での公共工事などに膨大な資金を投入した。
大統領は「過去の大統領が見捨てていた」(大統領)という地方に月1〜2回の割合で訪問、
そのたびに「臨時大統領室」を設置し、庶民の手紙や面談を受け付け、個々の生活支援などにも対応してきた。
改革派からは「バラマキ政策」と批判を浴びた。「大統領たる者は首都に腰を据えて大局的な
政治を行うべきだ」(改革派知識人の聖職者キャディバル師)との指摘もあった。だが、大統領は
年率25%の高インフレや高失業率に対する不満にもかかわらず、庶民の支持をつなぎ留めた。
(続く)
369 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 12:05:03 ID:4QbUDfnw
>>368 より
一方、ムサビ氏らは「経済政策の実績を過大に自己評価し、数字もごまかしている」と攻撃。
大統領を「うそつき」と呼び、選挙戦のネガティブキャンペーンに拍車をかけた。大統領への
「中傷」で盛り上がった選挙戦に対し、大統領支持派が危機感を抱き巻き返しを図ったとの見方もある。
外交政策は、選挙戦後半から経済政策をしのぐ争点に浮上した。改革派は「核問題や
イスラエル敵視発言などの強硬姿勢がイランの国際的な孤立を招き、国家の地位をおとしめた」と非難した。
これに対し大統領は、強硬姿勢によって「米国やイスラエルの対イラン軍事攻撃を回避し、
核エネルギー保有国にもなって国家の威信を回復した」と反発した。
370 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:14:07 ID:4QbUDfnw
2009.06.13 Web posted at: 18:52 JST Updated - CNN
USA
ミッチェル米特使がシリア入り、中東和平協議推進などで
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200906130019.html (CNN) 米国のミッチェル中東和平担当特使は12日、レバノンからシリアに到着した。
2日間の日程で、中東和平協議を軌道に乗せるためアサド・シリア大統領との会談も予想される。
特使就任後、ミッチェル氏のシリア入りは初めて。米国は、2005年に起きたレバノンの
ハリリ元首相暗殺にシリアが関与したとして大使を召還しているが、特使は同年以降、
同国を訪れる最高位の米政府当局者となる。
オバマ米政権は、イラク問題や中東和平協議と絡め、シリアとの関係改善を模索。フェルトマン
米国務次官補代行らは今年に入り2度シリアを訪問、高官協議を重ねている。
シリアはトルコを仲介役にイスラエルとの関係改善にも動いており、ミッチェル特使はシリア高官との
協議でこの問題に触れる見通し。
米国務省のクローリー国務次官補(広報担当)は今月3日、ミッチェル氏に続き、米軍代表団が
シリアを訪れ、イラクの反政府武装勢力対策などで話し合うとも述べていた。米政府高官はまた、
駐シリア大使の任命が近いことも明らかにしていた。米国務省が高官をシリアに派遣し、
ダマスカスでの米国大使館の新築に備え、治安状況などを調べたことも分かっている。
371 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:15:34 ID:4QbUDfnw
イラン大統領選、現職が勝利
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090613-194103.html 【カイロ13日鈴木眞吉】12日に投票が行われたイラン大統領選は同日夜半の投票締め切り後、
即日開票され、現職のアハマディネジャド氏(52)が約 63%の得票を得て、勝利した。カタールの
衛星テレビ局アルジャジーラが13日午後、イラン内務省からの発表として報じた。なお改革派の
ムサビ元首相(67)の得票率は約32%。保守派のレザイ元革命防衛隊司令官(54)と改革派の
カルビ元国会議長(71)は1%前後の得票率に留まった。
投票率は、有権者の関心の高さを反映、前回の62%を大きく上回り、85%に達した。
大統領支持者らは、首都テヘラン市内の通りで、イランの国旗を振り、車のクラクションを
鳴らすなどして祝った。
一方のムサビ氏は、投票締め切り後に記者会見し、「大差で勝利を収めた」と宣言、
ムサビ氏側近は65%の得票を得たとの見解を示していた。ムサビ氏は、「いくつかの州で
投票用紙が不足するなどの不正行為があった」と述べ、内務省に抗議したことを明らかに
した。13日未明にはテヘラン中心部の広場で、ムサビ氏支持者と警官隊が衝突、
13日には、内務省から発表された選挙結果が、当局によりねつ造されたものと不信を
抱いた国民が、内務省を囲むようにして集まり出したことから、支持者間の衝突を警戒する
同国治安部隊が内務省周辺を警戒、集まった人々を解散させ始めている。
(続く)
372 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:16:20 ID:4QbUDfnw
>>371 より
アルジャジーラは13日、これほどの大差が出るとは保守派も改革派も選挙監視団も
予想していなかったことで、そのことが当局による不正操作を疑わせる根拠になっている、
と伝えた。今後、選挙結果を巡り、混乱が広がる可能性も指摘されている。
今回の選挙はアハマディネジャド大統領とムサビ候補の事実上の一騎打ち。ムサビ氏は、
30%以上のインフレ率を招いた現職の経済政策と、対イスラエル・対米発言に代表される
強硬な外交姿勢が国家の世界的孤立を招いたとして批判、選挙戦終盤にかなり追い上げたと
見られていただけに、公表された結果を、意外感をもって受け止めたようだ。
現職勝利の背景には、ばらまきと批判された貧困者への石油収入からの直接現金支給や、
ハメネイ・イラン最高指導者の直属機関イラン革命防衛隊関連企業への莫大な投資による
同隊への利益還元があったとも見られている。革命防衛隊は選挙戦終盤、改革派候補の
進出に警戒感を表明、警告を発するなどして圧力をかけていた。
2009/6/13 19:41
373 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:17:20 ID:4QbUDfnw
イラン大統領の再選「脅威示す結果」とイスラエル
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090613-OYT1T00806.htm?from=main2 【エルサレム=長谷川由紀】イスラエルのアヤロン副外相は13日、イランでアフマディネジャド
大統領が再選されたことを受けて声明を出し、「増大するイランの脅威を何よりも示す結果だ」
として、国際社会に対し、イラン核開発阻止の必要性を改めて強調した。
イスラエルはイランの核を最大の脅威と見なしており、大統領が強硬路線を維持すれば、イランの
核施設攻撃を求める国内論議が再燃しそうだ。
右派主導政権を率いるネタニヤフ首相は、パレスチナ国家樹立を目指す和平案受け入れを迫る
オバマ米政権に対し、イランの脅威を強調することで圧力をかわそうとしてきた。
イスラエルでは、オバマ政権がウラン濃縮の容認など対イラン政策転換を検討していることへの
危機感が強く、むしろ、改革派勝利を警戒する声が強かった。
イラン問題アナリストのメナシェ・アミール氏は、「(保守、改革の両派とも)核開発の野心は同じ。
怖いのは、ハタミ大統領時代のように『改革派』を標榜(ひょうぼう)することで国際圧力を弱め、
その陰で核開発を進めること。アフマディネジャド大統領の方が対応しやすい」と説明する。
(2009年6月13日21時04分 読売新聞)
374 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:18:15 ID:4QbUDfnw
イラン大統領再選、懸念される国際社会からの孤立
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090613-213807.html 【カイロ13日鈴木眞吉】12日に投票が行われたイラン大統領選挙でアハマディネジャド現大統領は
13日、改革派の候補者で元首相のムサビ氏の猛追を振り切り63%(内務省発表)の得票率を得て、
再選を決めた。投票率が85%に達したことは、選挙への関心が極めて高かったことを意味している。
それと同時に、改革派の猛追を警戒した保守派が、組織票の総動員を図った結果ともみられる。
選挙戦終盤には、ムサビ候補陣営が選挙カラーに採用した、イスラムを象徴する「緑」が、
改革を望む若者や知識人、女性らに浸透、街に緑色があふれるなど、現職を猛追したが、
選挙結果が正しければ遠く、及ばなかったことになる。
アハマディネジャド大統領の勝因は、現職の強みもさることながら、石油収入の一部を
貧困者に直接現金支給したり、ハメネイ・イラン最高指導者の直属機関、革命防衛隊関連企業への
莫大な投資による利益還元を図るなど、軍および地方企業への投資、貧困層救済策など、
いわば大衆迎合的な政策が功を奏したものと見られている。
(続く)
375 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:19:20 ID:4QbUDfnw
>>374 より
現職勝利による最大の懸念は、今までの対イスラエル、対米発言にみられる強硬な
外交姿勢を維持・発展させることにより、国際社会からのより一層の孤立を招く可能性が
あることだ。緊張緩和への道は、核兵器開発への疑念をいかに払拭するかにかかっている
ものの、今までの手法を見る限り、その可能性は絶望的で、米国からの対話の呼びかけに
対しても、警戒感が先行した場合、実現が不可能となるばかりでなく、欧米世界からの
さらなる制裁を招き、それに対抗するために、核兵器開発の速度を速め、中東地域のみならず
世界中に緊張を増大させかねないことだ。イランのイスラム革命輸出の先鋒である、レバノンの
イラン系イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラを通じた中東地域への革命浸透工作が激化する
可能性もあり、革命輸出を警戒するアラブ諸国との緊張増大も懸念されている。
そのことがさらに、パレスチナのガザ地区を武力支配した、イスラム根本主義過激派組織ハマスとの
連携を強め、さらにハマスの母体たるエジプトのムスリム同胞団との関係性を強化する方向に進んだ
場合、エジプトをはじめとするサウジアラビアなどのイスラム教スンニ派諸国との緊張増大を促す可能性もある。
民生面では、女性の抵抗感が強いとされる、宗教警察による服装の検閲など、イスラム革命の
理念の生活化を目指す統制が強化される可能性があり、自由を求める国民との軋轢が増大することも懸念される。
2009/6/13 21:38
376 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:20:30 ID:4QbUDfnw
ウラン濃縮発言に被爆者抗議 '09/6/14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200906140024.html 北朝鮮がプルトニウムの兵器化とウラン濃縮作業の着手を表明した13日、被爆地・広島の
被爆者団体の関係者からは抗議の声が相次いだ。市民には不安や怒りが広がった。
「平和への冒とくだ」。広島県被団協の坪井直理事長は声を荒らげ「北朝鮮は殻の中に
閉じこもって世界が見えていない」と非難した。もう一つの県被団協の金子一士理事長は
「断じて許せない。国際社会は粘り強く説得に取り組んでほしい」と対話による解決に期待を寄せた。
在日本朝鮮人被爆者連絡協議会の李実根(リシルグン)会長は「祖国がこのような
動きをみせ、非常に寂しい。いかなる国も核兵器を持つことは許されない」と強調。
一方、「北朝鮮だけを差別的に扱うのでなく、イスラエルなどにも核兵器廃棄を促すべきだ」と米国に注文した。
広島市中区であった、児童が平和を願って意見発表する「ピースサミット」を司会した
安佐北区の松尾洋子さん(60)は「日本政府は制裁措置を取ってきたが効果がない。
これ以上何をすれば実効性があるのか」と途方に暮れた。
377 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:21:53 ID:4QbUDfnw
イラン大統領選:現職再選 核開発、強硬姿勢は不変 米の対応注視
http://mainichi.jp/select/world/news/20090614ddm007030117000c.html 【テヘラン春日孝之】イラン大統領選で、親米国イスラエルへの過激発言を繰り返す
保守強硬派のアフマディネジャド大統領が、協調外交の必要性を訴えた改革派のムサビ元首相を
破り、再選された。現職の続投で、核開発問題を巡るイランの強硬姿勢が変わることは
当面なくなった。大統領は、イランとの「直接対話」を表明したオバマ米政権がどのような
アプローチで臨んでくるか、注視するものとみられる。
大統領は先の北朝鮮の核実験に触れ「イランは核兵器の製造、使用に反対している」と
繰り返した。米国やイスラエルは「核兵器転用」を疑うが、国際原子力機関(IAEA)は「その証拠はない」と指摘する。
「イランの核問題は、米国がイランを敵視しているがゆえに起きている。問題解決は
米国次第だ」。テヘランの外交筋はこう語り、イランが核拡散防止条約(NPT)に加盟し、
IAEAの監視下で核開発を行い、核兵器開発の証拠がない以上、米国が「折れる」以外にないと主張する。
(続く)
378 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 14:22:53 ID:4QbUDfnw
>>377 より
イランは先月、ニューヨークでのNPT再検討会議で、核兵器の保有が確実視されている
イスラエルを名指ししてこう訴えた。「米欧がNPT未加盟のテロ国家を支援し、NPT加盟国として
核エネルギー開発を進めるイランを脅迫するのは二重基準だ」。エジプトでさえ最近、
「アラブ諸国にとって、イランの核の民生利用よりイスラエルの核の方が大きな懸念だ」
(大統領報道官)と表明している。
イラクやアフガニスタンの治安改善を目指すオバマ政権にとって、両国と接するイランの
協力は欠かせないだけに、核問題ではイランに妥協する以外にない、との見方が強まる可能性がある。
◇交渉プラス面も−−鈴木均・アジア経済研究所副主任研究員(イラン地域研究)の話
保守強硬派のアフマディネジャド大統領の再選で、オバマ米大統領は引き続きタフな
交渉を強いられるだろう。ただ、アフマディネジャド氏を支持した最高指導者ハメネイ師と
革命防衛隊への権力集中がさらに進むことで、オバマ氏には相手を絞って交渉できるプラス面も出てくる。
379 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:04:57 ID:4QbUDfnw
イラン大統領選:現職再選 米国、対話から圧力へ転換も
http://mainichi.jp/select/world/news/20090614ddm007030130000c.html 【ワシントン草野和彦】イランとの関係改善に意欲的なオバマ米大統領は、年末をめどに
対話路線の感触をつかむ考えだ。しかし、核開発で強硬姿勢をとり続けるアフマディネジャド大統領の
再選によって、オバマ政権が対話から圧力への転換を検討する時期が早まることもありそうだ。
オバマ大統領は先月18日、イランとの関係見極めのめどを「年末」と表明した。隣には会談を
終えたばかりのイスラエルのネタニヤフ首相がいた。イラン核施設への軍事攻撃論もくすぶる
イスラエルに対し、「年末までは動くな」とクギを刺したと推測されている。
対話路線の見極めは、IAEAや国連の総会がある9月がひとつの目安になる。これを過ぎても、
イランが国連安保理常任理事国とドイツの6カ国会合や、米国との直接協議に応じるそぶりを
示さない場合、「オバマ政権の方針転換もあり得る」(核問題に携わる外交筋)という。
380 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:05:56 ID:4QbUDfnw
381 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:07:36 ID:4QbUDfnw
【グローバルインタビュー】オバマ米大統領のイスラム社会への姿勢は イスラエル協力事業、M・バード専務理事 エジプト出身の作家、N・ダルウィッシュ氏 (1/4ページ)
2009.6.14 13:00
このニュースのトピックス:グローバルインタビュー
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090614/amr0906141301002-n1.htm ミッチェル・バード氏(左)とノーニ・ダルウィッシュ氏(右)ミッチェル・バード氏(左)とノーニ・ダルウィッシュ氏(右)
オバマ米大統領はエジプトで演説するなど、イスラム社会に向けたアプローチを
強めている。こうした大統領の動きを米国内で強い影響力を持つ親イスラエル団体は
どうみているか。米イスラエル協力事業(AICE)専務理事のミッチェル・バード氏と、
エジプト出身で現在は米国籍を持つ作家ノーニ・ダルウィッシュ氏に聞いた。(ワシントン 有元隆志)
(続く)
382 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:08:26 ID:4QbUDfnw
>>381 より
−オバマ大統領はエジプトでの演説や先月18日のイスラエルのネタニヤフ首相との
会談で、イスラエルとパレスチナの「2国家共存案」の受け入れを迫った
バード氏「イスラエルには真の意味で交渉をする相手がいない。(パレスチナの)アッバス
自治政府議長はイスラエル側と合意しても、ガザ地区の支配権を(イスラム原理主義組織)
ハマスに奪われているので、合意を履行できない」
ダルウィッシュ氏「米メディアはいつも米大統領に『イスラエルにどのように圧力をかけ
譲歩を迫るか』と聞く。しかし、アラブ側には『なぜパレスチナに譲歩を迫らないのか』とは
聞かない。カイロで生まれたパレスチナ人がエジプトの国籍をとることはできない。アラブには
米国よりも平和をもたらす力はあると思うが、彼らの努力を促す圧力は強まることはない」
−オバマ大統領はエジプトでの演説をはじめ、アラブ社会への訴えを行っている
ダルウィッシュ氏「アラブの人々は演説を聞いて、オバマ大統領をより好きにはなるかも
しれないが、実質的に重大な変化をもたらすのか。すばらしい言葉だけでは問題の解決にはつながらない」
(続く)
383 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:09:49 ID:4QbUDfnw
>>382 より
−大統領は演説でも、ネタニヤフ首相との会談でも、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の建設中止を強く求めた
バード氏「これまでの米国の政策と何ら変わりない。米国は入植地に反対しつづけてきた。
これに対して、イスラエル側は家族のために住居を建設する動きを止めることはしないと
言っている。オバマ大統領がどこまで圧力をかけてくるかはわからない。イスラエル国内には、
ガザ地区の入植地から撤収したにもかかわらず、平和どころか脅威を受けるようになったとして、
ヨルダン川西岸の入植地で譲歩しようという雰囲気はない。過去9年で3度の戦争を経験し、
イスラエルは安全を最優先と考えている」
−大統領がイスラム社会に向けた演説を行う場として、ムバラク大統領の独裁が続く
エジプトを選んだことには批判もある
ダルウィッシュ氏「エジプトに圧力をかけるのは得策ではない。(エジプトのイスラム原理主義組織)
ムスリム同胞団は政権転覆をねらっている。彼らが政権を握ったら、エジプトはイランのように
なってしまう。米国の選択肢は、よい政権か悪い政権かではない。悪いか最悪かだ。つまり、
ムバラクかその息子か、それともムスリム同胞団かということだ」
(続く)
384 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:11:01 ID:4QbUDfnw
>>383 より
−オバマ大統領はネタニヤフ首相との会談で、イランとの対話について、年末までに進展具合を
見極める意向を示した。進展がない場合、イスラエルは軍事的手段を迫ってくるか
バード氏「イスラエルもおそらく軍事攻撃は最後の手段と思っている。米政権内には、
軍事手段は選択肢として排除すべきとの意見もあれば、準備しておくべきとの意見もある。
オバマ大統領の姿勢ははっきりしない。これはイスラエルにも言えることだ。イスラエル国内では
イランが核兵器製造のための核燃料を保有するようになったら一線を越えたことになるとの
議論があったが、どの程度まで許容できるのか。仮に軍事行動に踏み切ればどのような
結果を招くのか確証がない。イスラエルは米国の反対を押し切ってまでイランを攻撃するのか。
攻撃する場合は、核施設だけでなく石油施設、あるいはイラン指導部までねらうのか。非常に困難な決断を迫られる」
(続く)
385 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:11:52 ID:4QbUDfnw
>>384 より
−北朝鮮の核問題をめぐっても、米国の核抑止力がどこまで機能するのかという議論が出てきている
バード氏「北朝鮮を攻撃したら、韓国や日本の安全はどうなるのか、悲惨な結果を招く
可能性がある。その一方で、何もしなければ米国の抑止力の信頼性を疑問視する声が
出てくるのはもっともなことだ」
−軍事的手段が難しいとなれば、北朝鮮やイランの核保有は事実上認めて、拡散を
防ぐことに力点を置くことになるのか
バード氏「イランだけなら冷戦時代、あるいはインドやパキスタンの例にみられるように
抑止はできると主張する人たちはいる。しかし、イランの場合、他の国とは違って
アフマディネジャド大統領がイスラエル抹殺を公然と唱えている。宗教の要素がどう働くか
不透明だ。イランだけでなく他の中東諸国に核が広がればどうするのか。あるいはテロ組織に
核が渡ったらどうなるのか。非常にやっかいな問題だ」
(続く)
386 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:13:19 ID:4QbUDfnw
>>385 より
−中東和平に戻るが、アッバス議長率いるパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの現状をどうみているか
バード氏「PLO幹部の多くは、汚職の問題を抱えていた。改革の取り組みは行われて
いるが、まだ多くの問題を抱えている。ハマスもファタハとは異なるタイプの腐敗を抱えている。
ハマス幹部たちはガザに住むパレスチナの一般住民が享受できていない燃料などの供給を受けている」
−イスラエルとシリアの交渉の現状は
バード氏「私のイスラエルの友人のなかには、シリアとの合意は近いという人がいる。
シリアは米国の交渉への参加を求めているという。イスラエルだけでなく米国との関係改善も
進めたいということだろう。ネタニヤフ首相は前回首相のときシリアとの交渉を始めており、
熱心に取り組むだろう。ただ、シリアはイランとの長年の深い関係があり、どうなるかは不明だ。
仮にイスラエルとシリアとの和平が実現したら、レバノン、パレスチナの情勢に大きな変化を
もたらす。イスラエルの歴史をみると、強硬派のほうが和平合意を実現してきた。エジプトとの
和平を達成したベギン首相、ガザ撤退を決めたシャロン首相らはいずれも強硬派だった。
ネタニヤフ首相には劇的なことをする意思があると思う」
387 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 15:15:44 ID:4QbUDfnw
388 :
朝まで名無しさん :2009/06/15(月) 17:54:47 ID:4QbUDfnw
イスラエル首相、パレスチナ国家受け入れ 非武装化条件
2009年6月15日12時2分
http://www.asahi.com/international/update/0615/TKY200906150001.html 【エルサレム=井上道夫】イスラエルのネタニヤフ首相は14日、中東和平に関して演説し、
パレスチナ国家を樹立する和平合意が可能だと述べた。右派中心の政権を率いるネタニヤフ氏が、
パレスチナ国家樹立による2国家共存を容認したのは初めて。だが「ユダヤ人国家」としての
イスラエル承認や、パレスチナ国家の非武装化など厳しい前提条件つきで、パレスチナ側はすでに強く反発している。
ネタニヤフ氏は、パレスチナ国家に軍備を認めれば「(パレスチナ自治区で、イスラム組織
ハマスが支配する)ガザのようにテロリストの拠点になる危険がある」と訴えた。ユダヤ人が
多数を占める民族構成を維持するため、パレスチナ難民の帰還権も認めない立場を明らかにした。
一方、和平交渉の障害になっているヨルダン川西岸での入植活動については「新たな入植地の
建設はしない」としたが、既存入植地での人口自然増に伴う家屋建設は認める見解を示した。
米国やパレスチナ側が求める全面凍結には応じなかった。
ロイター通信などによると、パレスチナ自治政府のアッバス議長の報道官はこの演説について
「和平努力をまひさせる。パレスチナやアラブ、米国の立場への挑戦だ」と批判した。
非武装パレスチナ国家なら承認 ネタニヤフ首相が初表明
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061501000026.html 【エルサレム14日共同】イスラエルのネタニヤフ首相は14日夜、同国のバルイラン大学で
パレスチナ和平について演説し、パレスチナの非武装化や、パレスチナ難民がイスラエルに
帰還しないことなどを条件に、パレスチナ国家を樹立する和平合意が可能だと述べた。
右派のネタニヤフ氏が条件付きながらパレスチナ国家樹立を容認したのは初めて。しかし、
両者の主要争点についてパレスチナ側に一方的譲歩を求める内容で、パレスチナ解放機構(PLO)
のアリカット交渉局長は「2国家共存の原則を拒否しており、受け入れられない」と強く反発した。
(続く)
ネタニヤフ氏は、パレスチナが東側を首都にすると主張しているエルサレムについて
「統一されたイスラエルの首都」として分割を拒否。占領地での入植に関しても「入植者は
通常の生活を送る必要がある」と述べ、パレスチナや米国が求める全面凍結には応じない姿勢を示した。
2009/06/15 06:56 【共同通信】
390 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 11:15:53 ID:HaVDKh+Q
>>389 より
もっと知りたい ニュースの「言葉」
Kyodo Zoomエルサレム(1995年5月29日)国連総会は一九四七年、エルサレムを
国際管理下に置く決議をしたが、翌四八年の第一次中東戦争でイスラエル領の西エルサレムと
ヨルダン支配下の東エルサレムに分割された。イスラエルは六七年の第三次中東戦争で
東エルサレムを占領し併合、「統一エルサレム」を首都と規定しているが、国際的には
承認されていない。米国を含め大半の国は大使館を商業都市のテルアビブに置いている。
Kyodo Zoomパレスチナ解放機構(2004年10月30日)1964年、エルサレムでの
第1回パレスチナ民族評議会で成立。憲法に相当するパレスチナ民族憲章を持つ。
議長は69年からアラファト氏が務めている。73年のアラブ首脳会議で「パレスチナ人を
代表する唯一の組織」として承認され、74年に国連のオブザーバー参加が認められた。
98年には国連総会の一般討論への参加権を得た。内部の最大組織はアラファト議長の
支持基盤の「ファタハ」。(共同)
391 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:06:42 ID:HaVDKh+Q
イスラエル首相、非武装なら新国家容認
http://news.tbs.co.jp/20090615/newseye/tbs_newseye4158325.html イスラエルのネタニヤフ首相は14日、就任後初めて中東和平問題についての所信表明演説を
行い、アメリカが求めているパレスチナ新国家樹立について、「完全な非武装化」をその条件とすると述べました。
14日、イスラエル国内で行われた演説でネタニヤフ首相は、アメリカ・オバマ政権が強く求める
パレスチナ新国家樹立、いわゆる「2国家共存」の和平案について、「パレスチナ側がイスラエルを
ユダヤ人国家として承認し、完全に非武装化することが条件だ」などと述べました。
また、パレスチナ側が国家樹立の条件として強く主張している聖地エルサレムの分割問題に
ついて、「エルサレムはひとつだ」と、分割には応じないことを明らかにしたうえで、パレスチナ難民の
帰還問題についても「イスラエル国内に難民は受け入れない」などと述べました。
さらに拡大を続けるユダヤ人入植地については「新しい入植地は作らない。しかし自然に
増えることは止めることができない」などと述べています。
この演説にパレスチナ側は「和平交渉を破壊するものだ」と強く反発していて、今後、和平交渉が
完全に暗礁に乗り上げることが懸念されています。(15日05:10)
392 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:08:02 ID:HaVDKh+Q
米「重要な進展」と歓迎の声明 イスラエル首相演説で
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061501000085.html 【ワシントン14日共同】ギブズ米大統領報道官は14日、イスラエルのネタニヤフ首相が
演説で条件付きながらパレスチナ国家樹立による和平合意が可能と述べたことについて、
オバマ大統領が「重要な進展」と評価し、歓迎しているとの声明を発表した。
声明は、パレスチナ国家とイスラエルの2国家共存構想こそが、イスラエルの安全保障と、
パレスチナ人の国家樹立という「正当な願い」の双方を満たすことを可能にするとオバマ大統領が
考えていると強調。「ネタニヤフ首相がこの目標(2国家共存)を支持したことをオバマ大統領は歓迎する」とした。
また今後、2国家共存と「地域の包括的な和平」の達成に向け、アラブ諸国や、米国とともに
中東和平を支援する4者会合のメンバーである国連、欧州連合(EU)、ロシアと協力していくとした。
2009/06/15 07:58 【共同通信】
393 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:09:05 ID:HaVDKh+Q
394 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:10:48 ID:HaVDKh+Q
“パレスチナ承認 歓迎する”
6月15日 14時55分
http://www.nhk.or.jp/news/k10013636901000.html# イスラエルのネタニヤフ首相が、条件付きながら初めてパレスチナ国家を認める考えを示したことについて、
河村官房長官は15日午前の記者会見で「条件付きといえども、一歩前進することは歓迎すべきだ」と述べ、
中東和平の動きが前進することに期待を示しました。
イスラエルのネタニヤフ首相は14日、パレスチナとの和平の新しい方針について演説し、これまで
拒否してきたパレスチナ国家の樹立について、条件付きながら初めて認める考えを示しました。
これについて河村官房長官は、記者会見で「イスラエルとパレスチナの交渉がうまくいくことは
大事なことで、条件付きといえども、一歩前進することは歓迎すべきだ」と述べました。そのうえで、
河村官房長官は「これからいろいろな議論がされると思うが、国際平和は世界が願っていること
なので、そういった方向に進むことを期待している」と述べ、停滞している中東和平の動きが前進することに期待を示しました。
395 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:12:47 ID:HaVDKh+Q
焦点:ネタニヤフ首相のパレスチナ国家容認、注目される米政権の出方
2009年 06月 15日 16:58 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38558420090615 [ワシントン 14日 ロイター] イスラエルのネタニヤフ首相は14日、非武装化など
条件付きでパレスチナ国家の樹立を認めると表明した。しかし、中東和平プロセス再開を
目指すオバマ米大統領にとっては、解決すべき問題も多く前途は厳しい。
ネタニヤフ首相は演説で、パレスチナ国家容認の条件として、パレスチナ側の非武装化と
イスラエルがエルサレムを首都としたユダヤ人国家と認めることを求めた。
オバマ大統領は、ネタニヤフ首相の発言を「重要な一歩」と歓迎し、2国共存という
中東和平の解決につながるものと評価した。
今回の演説でネタニヤフ首相は、ほとんどの争点について従来の姿勢を繰り返したが、
オバマ大統領が和平実現に取り組む余地は提供したと言える。
「2国共存を推進したいオバマ大統領の懸念という観点からすれば、ネタニヤフ氏は
大統領が和平作業に取り組めるような発言をした」と言うのは、米ブルッキングズ研究所のマーティン・インダイク氏。
同氏は、非武装化されたパレスチナ国家という考えは、クリントン元米大統領が政権後期の
和平交渉で推し進めた非軍事国家に非常に近いと話す。
また、主権を制限する条約も目新しくなく、例えば、イスラエルとエジプトの和平条約は、
シナイ半島で展開できるのは警察部隊のみとしており、軍は認められていないという。
元駐イスラエル米大使の同氏は、「つまり、非武装化国家を最初の条件とすることで、
米国も全く話が始まらないということにはならない」と分析する。
(続く)
396 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:14:03 ID:HaVDKh+Q
>>395 より
<アッバス議長の弱体化>
外交問題評議会の中東専門家、スティーブン・クック氏は、イスラム原理主義組織ハマスと
身内で争うアッバス・パレスチナ自治政府議長の弱体化につながる言葉を用いて、ネタニヤフ首相が
パレスチナ国家承認を表明したとみる。
同氏は、「首相は(右派政党の)リクード党首としては画期的なパレスチナ国家という言葉を
使った。ところが、その言葉に条件を付けて何度も繰り返した言葉が非武装化だ。領空権もなく、
国境は基本的にイスラエルが管理する」と話す。
ネタニヤフ首相はまた、現在のイスラエル領土内にパレスチナ難民が帰還し、定住することを断念するよう求めた。
この点について、クック氏は「それは、誰もがよく分かっていることだと思う。ただ、それを
言葉にされると、パレスチナ難民はどうしようもない状況に追いやられる」とした上で、「ハマスと争う
アブー・マーゼン(アッバス議長)には本当に何の助けにもならない」と語った。
さらにネタニヤフ首相は、オバマ大統領が求める入植地建設の全面中止については
表明せず、新しい入植地の建設とパレスチナ領土の収用については今後行わないとだけ述べた。
しかし、ワシントン近東政策研究所のデビッド・マコフスキー氏は、意見の相違はあったとしても、
ネタニヤフ氏がオバマ大統領に対し、ともに取り組むべき課題を提示したとする。
「ネタニヤフ氏は、問題はもはやパレスチナ国家承認を拒否することでなく、国家の形で
あることをはっきりさせた」と指摘。「このことは重要だ。なぜなら、ネタニヤフ氏は和平プロセス
には常に慎重で、プロセスがテロを助長するわなだと信じる中道右派政党のリーダーだからだ」と言う。
(続く)
397 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:15:07 ID:HaVDKh+Q
>>396 より
一方で同氏は、ネタニヤフ首相が和平プロセスを前進させたいオバマ大統領に難しい
課題を残したともみる。
「ネタニヤフ氏はパレスチナ国家を承認したが、その分ほかに多くの条件を提示した。
これでオバマ大統領がさじを投げるとは思わないが、明らかに協調できる部分は多くない」と話している。
(ロイター日本語サービス 原文:David Alexander、翻訳:橋本俊樹)
398 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:16:38 ID:HaVDKh+Q
パレスチナ交渉再開の展望開けず ネタニヤフ氏、譲歩拒否
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061501000555.html 【エルサレム15日共同】イスラエルのネタニヤフ首相はパレスチナ和平に関する14日夜の
演説で、「非武装のパレスチナ国家」樹立を容認すると表明したが、同国家の最終地位に関しては
実質的に譲歩を全面拒否する強硬な内容だった。パレスチナ側は猛反発しており、交渉再開の展望は開けていない。
オバマ米大統領はネタニヤフ氏やパレスチナ自治政府のアッバス議長ら関係首脳との会談を
一通り終え、7月にも和平推進のための構想を発表するとみられているが、仲介は難航が予想される。
右派リクード党首のネタニヤフ氏は、占領地のヨルダン川西岸を「神がユダヤ人に与えた
土地で、治安上も譲れない」とする「大イスラエル主義」を信奉。西岸でパレスチナ国家樹立を容認したのは初めてだ。
演説ではパレスチナの非武装化を前提にしたほか、イスラエル建国で故郷を追われた
パレスチナ人のイスラエル帰還、パレスチナ国家へのエルサレム分割など最終地位に関する
パレスチナの要求をことごとく拒否。パレスチナ側は「主権国家樹立を不可能にする条件を押しつけ、
2国家共存を拒否した内容」と反発した。
2009/06/15 17:34 【共同通信】
399 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 12:18:15 ID:HaVDKh+Q
パレスチナ問題で問われる米大統領の手腕 入植地など課題は山積
2009.6.15 20:01
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090615/amr0906152003005-n1.htm 【ワシントン=山本秀也】イスラエルのネタニヤフ首相が条件付きながらパレスチナ国家樹立を
容認する考えを表明したことについて、2国家共存案を柱に中東和平を推進する米国のオバマ大統領は
14日、「進展への重要な一歩だ」として歓迎する姿勢を表明した。
米国、イスラエルとも、中東和平をめぐる立場の違いが両国関係に影響を及ぼす事態は
避けたかっただけに、強硬派のネタニヤフ政権の共存案容認は、双方の思惑の一致するところといえる。
オバマ大統領はギブズ米大統領報道官を通じた談話で、2国家共存案こそがイスラエルの
安全保障とパレスチナ人の地位問題で最も確実な解決方法だと指摘し、「ネタニヤフ首相が
この目標を容認したことを歓迎したい」と述べた。
ただ、ヨルダン川西岸でのイスラエル人入植地の拡大継続をネタニヤフ首相が言明したことは、
入植の差し止めを求める米国の基本政策と依然大きな隔たりがあることを示している。
また、パレスチナの「非武装化」という、主権制限に等しい国家樹立の条件を同首相が
突きつけたことで、仲介役の米国はむしろ、和平の進展に向けた外交手腕を今後問われることになる。
オバマ大統領はイスラム社会との融和を訴えたさきのカイロ演説で、中東和平実現への
行程表(ロードマップ)において当事者が合意した義務の履行を重視し、「全員が責務を
果たすべき時だ」と指摘。イスラエルの入植地拡大について、「過去の合意違反」と非難していた。
400 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:10:20 ID:HaVDKh+Q
2009.06.15 Web posted at: 20:09 JST Updated - CNN
ワールド
核兵器開発ならイランを攻撃、イスラエル人の過半数が支持
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906150021.html (CNN) イランの核兵器開発を国際社会が阻止出来ない場合、イスラエル人の過半数が
イラン攻撃を支持していることが、ヘブライ大学が実施した世論調査で明らかになった。
ヘブライ大学は5月24日から6月3日にかけ、ヘブライやアラブ地域、ロシア在住のイスラエル成人
606人を対象に電話で調査を実施。また、パレスチナ成人1270人を対象に、ガザ地区などで
5月21日から23日にかけて、対面調査を実施した。
調査結果は、イスラエルのネタニヤフ首相が非武装化を条件にパレスチナ国家を受け入れると
述べた14日に発表した。
その結果、イスラエル人の過半数を超える52%が、イランの原子炉を空爆するべきだと回答。
イランの核施設攻撃に反対したのは35%だった。
一方、パレスチナ人の43%は、イランの核武装かはアラブ社会にとって有益であると回答、
33%が悪いことだと考えていた。
401 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:44:18 ID:HaVDKh+Q
「和平の可能性台無し」イスラエル首相演説にアラブ諸国反発
特集 パレスチナ情勢
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090615-OYT1T00691.htm?from=main5 【カイロ=福島利之】イスラエルのネタニヤフ首相が14日の中東和平に関する演説で、イスラエルと
パレスチナ国家の共存を容認する用意を見せつつ、イスラエルを「ユダヤ人国家」として認めるよう
求めたことに対し、アラブ諸国から一斉に反発の声が上がっている。
エジプトの政府系中東通信によると、同国のムバラク大統領は15日、軍の式典で「問題を複雑にし、
和平の可能性を台無しにする」と非難した。イスラエルをユダヤ人国家として認めることは、
パレスチナ難民の帰還権否定と表裏一体だからで、「エジプトやいかなる国も受け入れない」と切り捨てた。
シリアの支配政党の機関紙バース(15日付)は「ネタニヤフはアラブ諸国による和平への
取り組みを拒絶することを表明した」と酷評した。
(2009年6月15日21時20分 読売新聞)
402 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:45:16 ID:HaVDKh+Q
更新2009年06月15日 13:32米国東部時間
米国と正常化で「行程表」 シリアのムアレム外相
http://www.usfl.com/Daily/News/09/06/0615_022.asp?id=70668 シリアのムアレム外相は15日までに行った外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)との
インタビューで、クリントン国務長官と5月末に電話会談し「シリアと米国は政治、安全保障、
文化などあらゆる分野で関係正常化に向けた行程表をつくることで合意した」と明らかにした。
オバマ大統領は米国が「テロ支援国家」に指定するシリアとの対話路線に踏み出しており、
行程表は大きな前進となる可能性がある。しかし米国は5月初旬、シリアの脅威を強調、
ブッシュ前政権が科した経済制裁の延長も決定しており、両国の関係進展にはなお曲折が予想される。
今月4日に行われたインタビューでムアレム外相は、米国と(1)イラクの安定(2)中東の
包括的な平和に寄与(3)テロとの戦いでの協力-の3点で目標を共有していると強調。
また「真の和平であるなら、パレスチナ和平の合意前でもイスラエルとの和平に合意する準備がある」と述べた。
一方で米国がシリアをテロ支援国家に指定していることについては「われわれをテロリストと
みなしながら、テロとの戦いに協力を求めるのはおかしい」と話し、米側を批判した。(共同)
403 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:46:36 ID:HaVDKh+Q
ネタニヤフ・イスラエル首相:「パレスチナ国家」初言及 米との確執懸念、譲歩を演出
http://mainichi.jp/select/world/news/20090616ddm007030164000c.html 【エルサレム前田英司】イスラエルのネタニヤフ首相が14日の演説で、中東和平交渉での
パレスチナ国家樹立に初めて言及した背景には、仲介役のオバマ米政権との深まる確執に
歯止めをかけたい思惑がにじみ出た。首相は「国家」と表現こそしたが、占領地ヨルダン川西岸の
入植地問題など交渉上の最重要課題に対しては事実上の「ゼロ回答」(パレスチナ自治政府筋)で、
従来方針を踏み出していないのが実態だ。
右派主導のネタニヤフ政権はこれまで、オバマ政権が唯一の解決策と訴えるイスラエルと
パレスチナの「2国家共存」を明言せず、米イスラエルの蜜月関係に亀裂が生じていた。
ネタニヤフ首相は今回、自国の安全保障を強調しながら、非武装化などを条件にパレスチナ国家
樹立を受け入れる「譲歩」を演出したが、これらは過去にもイスラエル側が要求してきた条件に過ぎない。
ネタニヤフ首相はまた、オバマ政権が繰り返し要求する入植活動の完全凍結には拒否を貫いた。
「国家」で歩み寄ることで妥協を模索しているようだ。
パレスチナ側にとっては、東エルサレムを首都とする将来像や、反占領の象徴であるパレスチナ難民の
帰還権問題を一方的に交渉課題から外され、事態の後退感は否めない。ロイター通信によると、
アッバス自治政府議長の側近アベドラボ氏は「(イスラエルは)和平の機会を摘み取ろうとしている」と非難した。
404 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:47:50 ID:HaVDKh+Q
イスラエル首相、演説でパレスチナとの交渉再開を表明
2009-06-15 10:24:03
http://japanese.cri.cn/881/2009/06/15/1s141948.htm イスラエルのネタニヤフ首相は14日夜、バル・イラン大学で演説を行い、就任後、初めて
イスラエルの内外政策について説明しました。演説の中で、ネタニヤフ首相は「いかなる
前提条件も設けない情況の下で、パレスチナとの和平交渉を再開するよう」パレスチナ指導者に呼びかけました。
ネタニヤフ首相は、「パレスチナ側が軍隊を設置しないと約束し、イスラエルの安全確保に
必要な措置を講じ、イスラエルをユダヤ民族の国家と承認すれば、イスラエルは自国の
隣での非軍事化的なパレスチナ国家の樹立に同意する」と語った後、「エルサレムは
イスラエルの首都である」と強調しました。
一方、アメリカホワイトハウスのキズブ報道官は14日声明を発表し、「ネタニヤフ首相が
非軍事的なパレスチナ国の樹立を受け入れることに対し、『これは前向きな一歩を踏み出した』
とオバマ大統領は評価している」と語りました。
(続く)
405 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:48:48 ID:HaVDKh+Q
(文中「一致しでおり」→「一致しており」と修正)
>>404 より
しかし、パレスチナ各派はネタニヤフ首相の演説を批判しています。パレスチナ自治政府の
アッバス議長のルデイナフ補佐官は、「ネタニヤフ氏はパレスチナ難民の回帰権を拒否し、
エルサレム問題で妥協せず、本地域の和平プロセスを損なった」と語りました。
ハマスのバルホウム報道官は、「ネタニヤフの演説はイスラエル政府が人種差別と
極端主義の政府であることを表している。その政治綱領はすべてのパレスチナ人の権利を損なった」と語りました。
一方、EU・欧州連合の共通外交安全保障上級代表は14日カイロで、「平和手段を利用して
はじめて国家安全を実現できる。EUとアメリカは中東和平プロセスにおける立場が一致しており、
引き続きイスラエル側と交渉する」と語りました。(06/15 翻訳者:Lin チェッカー:金井)
406 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:51:53 ID:HaVDKh+Q
2009.06.11
東エルサレム包囲網はますます狭まっている
Posted by:情報センター・スタッフ
http://palestine-heiwa.org/news/200906111336.htm イスラエル「併合」下にある東エルサレム(ヨルダン川西岸地区パレスチナの一部でありながら
イスラエルが占領のみならず土地の「併合」を一方的に宣言しつつパレスチナ人住民を
弾圧している)の危機的状況がますます悪化しており、さまざまな問題が顕在化している。
まずは、東エルサレムの中心的繁華街、しかも旧市街隣接地でダマスカス門からほど近い
場所に、エルサレム市当局主導で、既存のパレスチナ人の市場や幼稚園を撤去して、
ホテル&ショッピングセンターを建設する計画がぶち上げられている。
言うまでもなく、東エルサレムを中心から「ユダヤ化」していく計画の一環だ。
1980年の併合宣言以降、「大エルサレム計画」に乗って、郊外にユダヤ人入植地が
どんどん建設されてきたが、近年では、旧市街周囲でのユダヤ人による入植や開発が増えてきている。
(続く)
407 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 13:53:04 ID:HaVDKh+Q
>>406 より
日本政府は、イスラエルと経済関係を強化する前に、こうした明白な国際法違反や
人権侵害に対しては、断固たる抗議を示すべきだ。
また、イスラエルは、東エルサレムにおけるパレスチナ人の文化活動に対する統制も強めている。
具体的に最近の出来事では、ローマ法王のイスラエル訪問問題でのジャーナリストの
集会が排除されている。また、日本語訳もある世界的なスウェーデン作家ヘニング・マンケルと、
モンティ・パイソンのメンバーであるマイケル・ペイリンによるイベント会場である、
アル・ハカワーティー文化センターが突然警察隊によって封鎖され中止に追い込まれた
(アル・ハカワーティーは東エルサレム旧市街から近いところにある中心的な文化ホール)。
政治的権利の剥奪、経済的な被従属下から、さらには文化統制へ。エルサレムを
パレスチナから奪い取る政策が、さらに一段階ギアを上げられた。
(6月1〜5日のイスラエル/パレスチナの報道より)
408 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 17:38:26 ID:HaVDKh+Q
不名誉で自滅的なオバマ戦略
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
入植停止「命じた」米/パレスチナは和平案を拒否
http://www.worldtimes.co.jp/w/me/me2/ku090616.html 「ミスター低姿勢」と言えばいいだろうか。オバマ大統領は、今後は他国に「命令」するような
ことはしないと宣言した。「米国はパートナーとなるべきであり、自国の主張を押し付けるという
解決方法は取らない」と主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)で語った。また、
中東和平交渉については、中東の衛星テレビ局アルアラビアで、「米国はこれからは聞き役に
回る。これまで多くのことが米国の押し付けで始まっていたからだ」と語った。
立派な考えだと思う。これは、イラン、ロシア、キューバ、シリア、ベネズエラなどすべての国に
適用されている。ただし、イスラエルだけは例外だ。イスラエルは、すべての入植活動を凍結
するよう命じられた。クリントン米国務長官はこの絶対命令について「入植の停止であり、
一部の入植地や入植地前哨基地のことを言っているのではない。これには人口の
自然増加分も含む」と横柄な態度で説明した。
これは問題だ。「自然増もだめ」ということは、1949年の停戦ライン近くで発展してきた
町々を滅ぼすことを意味する。子供が生まれると、子供の住む家はない。町の現在の
境界線の中にいてもいけないということだ。ならば、子供が生まれると、出ていかなければ
ならなくなる。これでは、コミュニティーは存続できない。目的は明らかに、これらの町を
弱体化させ、滅ぼすことにある。交渉もまだ始まっていないのにである。
(続く)
409 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 17:39:57 ID:HaVDKh+Q
>>408 より
何のためだろうか。米国はこれまでの10年間、どんな平和条約が結ばれようと、
境界線に近い入植地はイスラエルが維持し、イスラエル内の土地と交換することを視野に入れてきた。
この考えは至極まっとうであるだけでなく、民主、共和の両政権でも受け入れられ、
イスラエルと米国が2004年に交わした合意文書にも記されている。米議会も圧倒的多数で
同様の決議を承認した。
しかし、オバマ政権の国務省は、これらの合意を承認することを何度も拒否し、そればかりか
尊重の意思を示すことすらしなかった。オバマ大統領は、紛争の全当事者は過去の合意を
順守しなければならないと熱心に訴えてきたのに、これはどういうことか。
「自然増」を問題視すること自体が最初からおかしい。平和プロセスが瀕死状態にあるのを、
エルサレム旧市街のユダヤ人地区の一人の教師が、生まれたばかりの孫たちのために
家を増築しているせいにするのと同じで、まったくばかげている。ガザ地区はイスラム根本主義組織
ハマスのテロリストが支配し、イスラエルとの戦争を続けようと熱心に働いているというのに。
アッバス・パレスチナ自治政府議長はというと、オルメルト前首相の和平の提案をことごとく
拒否し、厚かましくも、平和推進のために行動を起こせる時、つまり、ハマスが穏健化し、
イスラエルが屈服する時まで待つとまで言ってのけた。
(続く)
410 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 17:40:44 ID:HaVDKh+Q
>>409 より
オバマ大統領はカイロで4日、期待されていたイスラム世界向けの演説を行い、パレスチナ人の
「現状」は「耐え難い」と語った。だがそれは、60年にわたるパレスチナ人指導者らの支配の結果だ。
汚職がはびこり、独裁が支配し、宗教には不寛容で、武装を強行した。3世代にわたる指導者、
ハジ・アミン・フセイニ、ヤセル・アラファト、アッバスらはそれぞれ、1947年、2000年、2008年の
3回にわたってパレスチナの独立と尊厳を認めるという提案をすべて拒否し、破壊と絶望の道を
選んだ。イスラエルの殲滅せんめつを伴わない解決策など受け入れられないというわけだ。
オスロ合意(パレスチナ暫定自治合意)によってヨルダン川西岸とガザ地区がパレスチナ人の
手に渡ってから16年がたつが、この間にパレスチナの指導者らは、穏健派ファタハであれ、
ハマスであれ、学校も、道路も、裁判所も、病院も、住民の苦難を緩和するための施設は
何も建設しなかった。すべてを戦争とテロに投入し、その一方でスイスの自分の銀行口座に
何十億ドルもの資金を預金してきた。この資金は、気前の良い西側の支援国から来たものだ。
(続く)
411 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 17:41:39 ID:HaVDKh+Q
>>410 より
オバマ大統領は真実を話すためにカイロに来たと語った。だが、ただの一つも真実を
語らなかった。陳腐な言葉や高尚な理想を並べ立てただけだったが、その中でただ一つ、
米国の新政策について具体的に語った。それは「米国はイスラエルが入植を継続することの
正当性を認めない」というものだった。演説は、パレスチナ人がいまだに悲惨な状態にあり、
国家を持てないのは、イスラエルとイスラエルが進めた入植のせいだという空論を強化しただけだった。
イスラエルを非難し、「自然増」に因縁をつけた演説は、イスラム教徒の普通の人々に
歓迎された。だが、結果的には、アラブ諸国にアッバス議長と同じことをさせるだけに
終わるだろう。つまり、米国がイスラエルを皿の上に載せて、運んできてくれるのを
じっと待っているのだ。オバマ氏の戦略は不名誉であるばかりか、自滅的ですらある。
412 :
朝まで名無しさん :2009/06/16(火) 17:44:36 ID:HaVDKh+Q
カフィーヤ姿のオバマ大統領?イスラエル右派が合成ポスターで批判
2009年06月15日 15:22 発信地:エルサレム/イスラエル
http://www.afpbb.com/article/politics/2611436/4266192 イスラエルでは14日、アラブ人の伝統的なヘッドスカーフであるカフィーヤをまいた
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領のポスターが各地に張られた。これは、
非武装ならばパレスチナ国家の樹立を認めると述べたベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)
イスラエル首相の演説に先駆け、同国の右派団体が企画したもので、「反ユダヤ主義者」
の言葉も書かれている。エルサレム(Jerusalem)の米総領事館やネタニヤフ首相が
演説を行ったテルアビブ(Tel Aviv)近郊ラマトガン(Ramat Gan)のバルイラン大学
(Bar-Ilan University)周辺にも張られている。写真は、エルサレム市内に張られたポスター(2009年6月14日撮影)。(c)AFP/DSK
413 :
朝まで名無しさん :2009/06/17(水) 16:08:41 ID:P+kU6KII
「協議再開の可能性」と歓迎=イスラエル首相演説で米大統領
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009061600238 【ワシントン15日時事】オバマ米大統領は15日、イスラエルのネタニヤフ首相が条件付きで
パレスチナとの2国家共存案を受け入れる姿勢を示したことについて、「少なくとも真剣な協議が
再開される可能性が出てきた」と述べ、歓迎の意向を示した。記者団に語った。
オバマ大統領は、ネタニヤフ首相の提案には「多くの条件が付いている」と認めつつ、
イスラエルとパレスチナ双方の条件に折り合いをつけることこそが交渉の目的だと指摘。
「前向きな動きだ」と評価した。
さらに、イスラエルに対し、パレスチナ自治区での入植活動の停止を要求。パレスチナ側にも、
イスラエルの生存権を認め、暴力を放棄するとともに、過去の合意を順守するよう改めて呼び掛けた。(2009/06/16-10:26)
414 :
朝まで名無しさん :2009/06/17(水) 16:11:26 ID:P+kU6KII
415 :
朝まで名無しさん :2009/06/17(水) 16:12:29 ID:P+kU6KII
米脅威あおり改革陣営を批判 テヘランの大統領派デモ
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061701000123.html 【テヘラン17日共同】大統領選の結果をめぐる混乱が続くイランの首都テヘランで
16日行われた保守派主導の集会は、アハマディネジャド大統領の支持者やバシジ
(人民動員軍)ら数千人が集まった。参加者は、イランが米国やイスラエルなどの脅威に
さらされていると主張し、米欧との融和に前向きな改革派陣営を激しく批判した。
イラン国内では16日は衝突や発砲など大きな混乱は伝えられなかった。これまで当局が
確認した死者は計7人だが、改革派はテヘラン大や南部シラーズなどでも死者が出たと主張している。
16日の保守派の集会は、15日に行われた改革派による数十万人規模の集会に対抗。
会場は反米スローガンで埋め尽くされ、参加者は「(米欧は無血の)ビロード革命を狙っている」
などと叫び、選挙結果に疑問を投げ掛ける米欧への反感をあらわにした。
2009/06/17 09:15 【共同通信】
416 :
朝まで名無しさん :2009/06/17(水) 16:13:28 ID:P+kU6KII
「ガザ住民は動物扱い」とカーター元米大統領
2009.6.17 11:34
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090617/mds0906171134002-n1.htm ノーベル平和賞受賞者のカーター元米大統領は16日、パレスチナ自治区ガザを視察し、
イスラエルによる境界封鎖で住民が困窮し「人間というより動物扱いされている」と語った。
ロイター通信などが伝えた。
ガザ地区はイスラエルによる1月までの大規模攻撃で大きな被害を受けたが、イスラエルは
ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの武力立て直しに使われるとして建材搬入を
認めず、ガザの再建は進んでいない。カーター氏は「紙やクレヨンまでもが危険物資扱い
されている」と述べ、民生物資の搬入もままならないことを批判した。(共同)
417 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:30:37 ID:jUGw1BY8
イラン大統領選:現職再選 イスラエルは「好都合」 核開発、米の制裁強化に期待
http://mainichi.jp/select/world/news/20090618ddm007030014000c.html 【エルサレム前田英司】イラン大統領選での保守強硬派アフマディネジャド大統領の
再選について、同国の核開発を「国家の脅威」と考えるイスラエルは、米国にイランを
「敵視」させるために好都合とみる。選挙の「不正」を訴える改革派の抗議行動については、
イランの体制を変えうる事態には発展しないと分析している。
イスラエルのメディアによると、対外特務機関モサドのダガン長官は16日、国会の
外交防衛委員会でイランの混乱状況について「選挙で事態(体制)が変わるような
ことはない」と説明。「(混乱は)国内問題に過ぎず、核開発を含む戦略には関係ない」とも述べ、
選挙結果にかかわらずイランの核開発が進むとの見方を示した。長官はまた、開発が
順調に進めば、イランが14年までに核兵器保有国になるとの分析も示した。
イスラエルは、イラン大統領選で改革派ムサビ元首相が勝てば、米イランの対話が
実現し、イランの核開発に時間的猶予を与えると危惧(きぐ)していた。このためイスラエル各紙は
「(大統領の再選で)対イラン制裁強化などに取り組みやすくなる」との見方を伝えた。
イスラエルは「イスラエルのせん滅」を公言するアフマディネジャド政権に対して強硬姿勢を堅持している。
418 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:32:19 ID:jUGw1BY8
入植停止で主張対立=米・イスラエル外相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200906/2009061800108 【ワシントン17日時事】クリントン米国務長官は17日、国務省でイスラエルのリーベルマン外相と
会談した。会談後の共同記者会見でリーベルマン外相は「絶対的で完全な入植凍結という考え方は
受け入れられない」と述べ、オバマ政権の要求を拒否。クリントン長官は、入植活動の停止を
改めて訴え、双方の溝の深さを浮き彫りにした。(2009/06/18-08:13)
419 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:34:12 ID:jUGw1BY8
入植地めぐる溝埋まらず 米イスラエル外相会談
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061801000180.html 【ワシントン17日共同】クリントン米国務長官は17日、イスラエルのリーベルマン外相と国務省で
会談した。会談後の共同記者会見でクリントン長官は、イスラエルによるヨルダン川西岸地区の
ユダヤ人入植地拡大をやめるべきだと訴えたが、リーベルマン外相は「全面凍結は
受け入れられない」と反論。双方の主張の隔たりは埋まらなかった。
3月のイスラエルのネタニヤフ政権発足後、両外相の公式会談は初めて。クリントン長官は、
入植地拡大の停止が「包括的な中東和平を推進し、イスラエルの隣にパレスチナ国家を
樹立する上で不可欠」と述べ、米国の立場をあらためて強調。
リーベルマン外相は「(西岸地区の)人口バランスを変えるつもりはない」と主張し、人口増加に
応じて住宅建設を続ける考えを示した。「この方針については(米国の)前政権からも理解を得ていた」
とも述べ、入植地存続をブッシュ前政権が事実上容認していたと指摘した。
これに対しクリントン長官は「非公式な形、あるいは口頭でも合意はなかったことが
前政権の記録や元担当者の話で証明されている」と述べ、前政権の政策は無効だと強調した。
2009/06/18 09:19 【共同通信】
420 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:35:25 ID:jUGw1BY8
米国務長官、イランの抗議デモを擁護
2009.6.18 09:39
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090618/amr0906180940007-n1.htm 16日、ウェブサイトに投稿されたイラン大統領選で敗れたムサビ元首相の支持者によるデモの様子(ロイター=共同)
【ワシントン=山本秀也】イラン大統領選をめぐる同国内での抗議デモについて
クリントン米国務長官は17日、「イラン国民は意思を表明し、(正しい)票の集計を求める
権利を有する」と述べ、改革派のムサビ元首相を支持する市民らの示威活動を擁護した。
オバマ大統領も「イラン国民は選挙が適切に行われたかについて納得していない」と指摘した。
クリントン長官は、ワシントンでイスラエルのリーベルマン外相と会談後、イラン情勢について
記者団にコメントした。このなかで同長官は、「どんな選挙結果であれ、国民の意思を反映した
ものであるべきだ。選挙結果をめぐる国内の抗議をどう解決するのかは、イラン人自身の問題だ」と語った。
現職のアフマディネジャド大統領が再選された選挙結果を当初受け入れる方向に傾いていた
オバマ政権は、抗議デモの拡大を受けて、イラン政情への関心を改めて強めている。
イラン政府が、米政府当局者の発言を「内政干渉」と抗議したことに対して、ギブズ大統領報道官は
「大統領は引き続き(イラン情勢への)懸念を表明することになるだろう。われわれに干渉の意図はない」と述べた。
421 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:37:15 ID:jUGw1BY8
422 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:38:58 ID:jUGw1BY8
>>421 より
(中略)
━━イデオロギー対立の時代ではないので、政権交代があったからといって基本政策は
変わらないと思うが、どこで自民党と差をつけるのか。
前原 ひとつは、日米同盟関係というのは、アジア太平洋地域の安定のための公共財として
必要だし、関係を強化していかなければいけないという点。3月に岡田(現幹事長)さんらと4人で
シンガポール、ベトナム、インドネシアを回ったときに議論に出てくるのは、中国の台頭への
警戒感がきわめて強いということだ。中国の平和的な発展は望ましいが、(平和を維持する)
バランサーとしての米国のプレゼンス(駐留、展開)にも期待している。従って平和の安定の
ための公共財として米国のプレゼンス、その橋渡し役としての日米同盟関係はぜひ大事にしてほしいという意見だった。
もうひとつは、沖縄の米軍普天間基地移転問題。私には腹案がある。今の政府案より(話が)
進むと申し上げている。我々が(普天間基地の代替施設について、沖縄県名護市の)辺野古沖への
移設に反対したのは、日米同盟関係に反対しているからではない。ラムズフェルド(前米国防長官)
自身が言ったように「世界でもっとも危険な基地」を早く返還させることが大切だという考えだからです。
事故が起きれば日米関係そのものが問われる。現に(04年に)沖縄国際大に米軍ヘリが墜落した。
はやくリスクマネジメント(危機管理)をしなければならない。
(続く)
423 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:39:53 ID:jUGw1BY8
>>422 より
さらに、インド洋における(海上自衛隊による)給油活動について。(給油先の他国軍艦船は)
「不朽の自由作戦」の海上阻止行動をやっているというが、テロとの戦いに役に立っているのか。
テロとの戦いは重要ではあるけれども、作戦そのものを見直す時期に来ている。(給油以外で)
アフガニスタン、パキスタンの安定のために我々の出来る最善のものを考えるべきだ、と思っている。
我々は反米でもなければ、ヤンキーゴーホームでもない。普天間というもっとも危険な基地を
どう早く返還させるか、あるいはアフガニスタン、パキスタンの安定のために日本が何が
一番協力できるのか、と見直す。
━━日米安保がアジア太平洋の公共財という考え方は自民党ともあまり変わらない。
前原 そこで違いを出す必要はない。むしろ関係を維持しながら、いかに日本の自立性を
高めていくかという議論はしていかなければいけないですね。自民党政権は米国の
ご用聞きをしていた。我々は、日本はこうしたいということを提案していく。向こうの要望に
合わせるのではなく、こちらでやれる、これでどうだ、という話はしていきたい。
(続く)
424 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:41:04 ID:jUGw1BY8
>>423 より
(中略)
━━核軍縮問題については、岡田新幹事長が熱心に取り組んでいる。
前原 リアリティー(現実感覚)を持って考えると、オバマ米大統領がプラハで(核廃絶を目指す)
演説したのは理想主義でも何でもなくてまさにリアリズム。要はこれだけ核物質が生産され、
いろんなところで拡散し始めていると、これから気をつけなくてはいけないのは、核がテロ組織の
手に渡るとか、核が実際に使われるという危機が高まっていること。北朝鮮、イスラエル、印パ。
イランが例えばヤミのネットワークでどれだけ得ているかもわからない。ひょっとしたらイランの
ミサイルに核弾頭を積んでイスラエルを攻撃するということも全く考えられないわけではない。
テロ組織と核とが結びつけば一番狙われるのは米国だ。だから、そういうものを減らそうと考えていると思う。
425 :
朝まで名無しさん :2009/06/25(木) 16:42:16 ID:jUGw1BY8
更新2009年06月18日 13:22米国東部時間
シリア空爆は国際法違反 IAEA、イスラエル非難
http://www.usfl.com/Daily/News/09/06/0618_021.asp?id=70775 国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は18日の定例理事会で、イスラエルが
2007年、原子炉を建設中だったとされるシリアの施設を空爆したことについて「明確な
国際法違反だ」と非難した。事務局長としては極めて異例の踏み込んだ発言。
理事会ではシリア核問題が協議され、複数の国がイスラエルの空爆に懸念を表明。
イスラエルは事務局長に「シリア核問題で政治的偏向がないよう」求めた。これに対し
事務局長は「イスラエルは査察の機会を与えることなく施設を破壊した」と述べた。
シリアの施設をめぐっては、北朝鮮の支援で核開発が行われていたとの疑惑が浮上。
シリアは「現場は軍事施設」だとして疑惑を否定している。(共同)
426 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 13:49:35 ID:TI5VDl2p
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062001000138.html 和平交渉で聖地の共同管理提案 イスラエル前首相、米誌報道
【エルサレム20日共同】米誌ニューズウィーク最新号によると、イスラエルのオルメルト前首相は
同誌に、パレスチナとの和平交渉で昨秋、エルサレム旧市街周辺の聖地についてサウジアラビア、
ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、米国の共同体による管理を提案したことを明らかにした。
国境に関しては、ヨルダン川西岸の93・5〜93・7%からイスラエルが撤退。さらに西岸の
5・8%相当のイスラエル領をパレスチナに編入し、西岸とガザ地区の連絡道路をイスラエル領に
建設することで穴埋めするとした。
また、イスラエル建国で故郷を追われたパレスチナ難民の帰還権は認めないが、人道的な
措置として少人数のイスラエル帰還を例外的に認めた。
アリカット・パレスチナ解放機構(PLO)交渉局長は同誌に、この提案があったことを確認。
パレスチナとして回答を検討したが、オルメルト政権の退陣で時間切れになったという。代わって
発足したネタニヤフ現政権は、本格的な和平交渉に否定的な姿勢を示している。
2009/06/20 09:20 【共同通信】
427 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 13:55:32 ID:TI5VDl2p
イスラエル、パレスチナと“共存案” 米の圧力牽制 和平の道筋みえず
2009/6/20
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200906200004o.nwc ネタニヤフ首相の演説を放送するテレビのスイッチを切るパレスチナ人労働者=14日、ヨルダン川西岸のラマラ(AP)
イスラエルの右派内閣を率いるネタニヤフ首相は14日、テルアビブ郊外のバルイラン大学で
外交方針演説を行った。このなかで同首相は、パレスチナ側がイスラエルを「ユダヤ人国家」と
認め、非武装化するなら「パレスチナ国家」との共存は可能だとの考えを示した。これは
オバマ米大統領が4日、イスラム世界に向けて行ったカイロ演説に応えたものだ。オバマ政権は
演説を好意的に受けとめたが、パレスチナ自治政府はネタニヤフ首相の条件に強く反発した。
◇
≪分析≫
ネタニヤフ首相の演説は、注意深く、入念に準備されたものだった。同演説は、
(1)これまでの政権がパレスチナとの交渉で作った全文書の内容分析(2)パレスチナ問題の
最終解決に関するイスラエル国民の期待を示す世論分析(3)イスラエル国内の左右両派の
有力者との協議−から導き出された。その結果は、ネタニヤフ首相の側近が「イスラエルが望む
最終的立場」と呼び、ほとんどのアラブ人が受け入れられない前提条件に基づいていた。
(続く)
428 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 13:56:32 ID:TI5VDl2p
>>427 より
◆2民族2国家案
2月に行われた総選挙での強硬な発言とは裏腹に、ネタニヤフ首相はパレスチナとの
和平プロセスについて明確な方針を持たずに就任した。当時、ネタニヤフ政権内では、
パレスチナ問題はオバマ大統領の政策優先順位表のかなり下位に位置していると
みられており、直ちにこの問題と向き合わなくてもよいと、ネタニヤフ首相は信じていたからだ。
ところが外相に起用した極右政党「わが家イスラエル」のリーベルマン党首が、イスラエルは
2007年11月のアナポリス・プロセスにもはや拘束されないと発言して物議を醸した。
しかし、リーベルマン外相は、03年4月の「中東和平構想(ロードマップ)」には従うと述べた。
ロードマップは、イスラエルとパレスチナの双方が段階的に一定の約束を果たし、
最終的な和平実現を目指すものだ。しかし、イスラエルが占領地への入植を凍結し、
パレスチナ側が暴力を停止するという第一段階でつまずき、ロードマップは事実上、
崩壊した。アナポリス・プロセスは、ロードマップの条件が満たされたとき実施される、
一連の最終合意を準備するべきだとの前提に立っていた。
リーベルマン発言に触れて、オバマ政権はネタニヤフ首相に真意を問いただし、
ネタニヤフ首相がロードマップの支柱の一つに断固反対していることが明らかになった。
ユダヤ人とパレスチナ人が共存する「2民族2国家」の樹立だ。ネタニヤフ首相は、
連立パートナーの強硬派民族主義者がロードマップに反対している、国内政治上の
苦境をオバマ政権に理解してほしいと願っていた。
(続く)
429 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 13:57:18 ID:TI5VDl2p
>>428 より
◆言動の審判者
5月18日に訪米し、オバマ大統領との会談に臨んだネタニヤフ首相は、イランの核開発の
脅威を話題の中心にすることでパレスチナ問題から注意をそらそうとした。だが、ネタニヤフ首相は
米国から、(1)親イスラエルのブッシュ前政権から新政権の政策方針が変化したこと
(2)新政権はブッシュ政権によって閉ざされた外交手段への新しい道を切り開こうとしていること
(3)イスラエルの見苦しい強情さは米国の新大統領の権威への挑戦とみなされること−を諭された。
米ワシントンからの帰国後、ネタニヤフ首相はあらゆる方面から厳しく批判された。ネタニヤフ首相は
反撃の機会が必要なことを承知していた。オバマ大統領がカイロ演説で改めて占領地ヨルダン川西岸
への入植停止をイスラエルに求めたとき、米国は単にイスラエルとパレスチナの仲介者ではなく、
イスラエルの言動の審判者に変化したと、ネタニヤフ首相の側近は解釈した。
(続く)
430 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 13:58:15 ID:TI5VDl2p
>>429 より
◆米国への回答
ネタニヤフ首相がバルイラン大学の演説で、パレスチナに武装解除と「ユダヤ人国家」
としてのイスラエルの承認を要求し、ヨルダン川西岸への入植停止とエルサレムの分割を
拒否したとき、パレスチナ自治政府側は穏健派ファタハのアッバス議長の側近、
ヤセル・アベド・ラボ氏でさえ、「和平の機会を消滅させるもの」と反発した。
しかし、この演説が訴えかけたかった真の相手はパレスチナではなく、米国だった。
イスラエルは条件付きながら「2国家共存案」を容認し、米国からの圧力を緩和しようと
した。実際、米国のギブズ大統領報道官は、存続可能な国家に対するパレスチナ人の
正当な願望を認めた点について、オバマ大統領は「重要な進展」として歓迎しているとの声明を発表した。
ネタニヤフ首相は一つの演説で、オバマ大統領のカイロ演説で投げかけられた
中東和平への責任を、少なくとも一時的に米国とパレスチナに投げ返すことができた。
(続く)
431 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 13:59:52 ID:TI5VDl2p
>>430 より
≪結論≫
ネタニヤフ首相の演説は「2国家共存案」を容認した象徴的意味合い以上に、
重要な政策転換を告げるものではなかった。イスラエルとパレスチナ国家共存の
前提条件は非現実的で、実現は困難だ。米国にとっても、演説の内容に驚きはなかった。
米国は、和平進展と援助を結びつけてイスラエルに劇的な政策転換を求めるよりも、
徐々にパレスチナとの関係を構築していくよう、ネタニヤフ首相に働きかけるだろう。
432 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:00:50 ID:TI5VDl2p
中東和平へ好機到来 エジプト大統領が米紙寄稿
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062001000234.html 【ワシントン19日共同】エジプトのムバラク大統領は19日付米紙ウォールストリート・ジャーナルに
寄稿し、オバマ米大統領の登場で中東和平交渉が「まれに見る好機」を迎え「歴史的解決は
手の届くところにある」と訴えた。
ムバラク氏はイスラエルが第3次中東戦争の占領地から撤退し、見返りにアラブ諸国が
イスラエルと和平を結ぶ「中東包括和平案」など「解決策の詳細は既に明らかになっている」
と指摘。パレスチナ国家の境界線画定を最優先すれば、エルサレム帰属の問題なども一気に前進するとした。
また、イスラエルにヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地建設停止を要求。米国の指導力に
頼るだけでなく、アラブ諸国が指導力を発揮するよう促した。
2009/06/20 11:04 【共同通信】
433 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:02:06 ID:TI5VDl2p
イスラエル:ガザ侵攻 市民団体が講演、現地報告も 千葉・きょう午後5時半 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090620ddlk12040229000c.html ◇パレスチナ侵攻、ガザ攻撃の民間人犠牲忘れるな
イスラエル軍のパレスチナ侵攻で多くの民間人が犠牲になった問題を考えようと、
市民団体「マルハバ!パレスチナ」は20日午後5時半から、千葉市中央区の
市生涯学習センターで講演会「“イスラエル問題”として考えるパレスチナ」を開く。
事務局の岡幸夫さん(46)は「半年前に始まったガザ攻撃は忘れてはいけない出来事。
問い返す機会にしたい」と話す。
08年12月27日に始まったイスラエル軍のガザ侵攻では、パレスチナ人は1330人以上が
死亡、負傷者も5300人を超えた。全壊家屋は4000軒以上にのぼった。今年1月に
停戦合意されたが、岡さんは「停戦後もイスラエルによる封鎖は続き、生活再建に
必要な物資や燃料が十分に搬入できていない」と指摘する。
(続く)
434 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:03:38 ID:TI5VDl2p
>>433 より
講演会では、奥山眞知・常磐大教授が、イスラエルの成り立ちやイスラエル国民の社会意識に
ついて、研究者の視点から分かりやすく解説する。
さらに、千葉市在住の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)元職員、ニスリン・ザヒダさん
(32)が現地の様子を報告する。ザヒダさんは、イスラエル軍に破壊された貯水タンクを
再建するため設計作業に携わった。祖国への思いもメッセージとして発表する予定という。
資料代500円。パレスチナのオリーブオイルを使ったクッキー付き。問い合わせは
「雑貨&カフェ ルバーブ」(火曜日定休、電話0475・53・2323)。またはEメール
(
[email protected] ‐net.jp)。【柳澤一男】
435 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:35:22 ID:TI5VDl2p
2009.06.20 Web posted at: 14:40 JST Updated - CNN
ワールド
英外務省、イランの駐英大使代理に説明要求 ハメネイ師発言で
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906200006.html ロンドン(CNN) 英国外務省は19日、イランの最高指導者ハメネイ師が19日に行った
金曜礼拝の説教で英国を非難したことに関連し、イランの駐英大使代理を呼び、説明を求める不快感を示した。
駐英大使が英国内にいないため、大使代理を呼んでいた。
ハメネイ師は説教で、12日に実施されたイラン大統領選に関連し、米国と英国、イスラエルが
大統領選後のイラン情勢に介入していると主張。「イスラム体制の敵であり、最も邪悪なのは
英国政府だ」とも非難していた。この表現を受け、説教の聴衆は「英国打倒」を呼号していた。
欧州連合(EU)首脳会議に参加のためブリュッセルを訪問中のブラウン英首相は、ハメネイ師の
発言に直接言及しなかったものの、イランに対し国民の基本的権利を尊重するよう要請。
「イランは世界に対し大統領選が公平に実施され、個人の権利が不当に抑制されたいないことを
世界に示すべきだ」と述べた。
436 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:36:46 ID:TI5VDl2p
2009.06.20 Web posted at: 18:54 JST Updated - CNN
ワールド
イラン、核兵器技術の保持望むと IAEA事務局長が「疑心」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906200017.html (CNN) 国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は20日までに、イランの核問題に
触れ、同国が核兵器開発の技術の保持を望んでいるとの根本的な疑いを抱いていることを
明らかにした。英国放送協会との会見で述べた。
同氏は、イランの最終目的は中東での大国としての認知と理解しているとし、核兵器保有は
この目標と関係付けられると指摘。また、過去に「悪の枢軸」の体制と呼ばれたことを踏まえ、
核兵器保持は体制の保障の意味合いも持っているとした。
その上で、イランの核開発問題の解決には、同国が抱くこの安全保障上の懸念を解消
させなければならず、長期の取り組みが必要との見解を示した。イランの核開発では、
イスラエルで先制打撃論がくすぶっているが、事務局長は軍事手段の利用に改めて反対を表明。
「軍事対応は中東を火の玉にしてしまう」と述べた。
イランは、国連安保理の決議を無視しながらウラン濃縮などの核開発活動を続けている。米国は
核兵器開発につながると疑っているが、イランは平和目的と主張している。安保理の常任理事国
5カ国、ドイツとイランの核交渉が続いているが、打開は出来ていない。
イランでは6月12日に大統領選があり、核開発続行を宣言、交渉拒否の強硬姿勢も示唆している
保守派のアフマディネジャド大統領が再選している。
437 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:38:40 ID:TI5VDl2p
今週の本棚・本と人:『ユダヤ人とダイヤモンド』 著者・守誠さん
http://mainichi.jp/enta/book/news/20090621ddm015070009000c.html ◇守(もり)誠さん
◇離散民の知恵の宝
イスラエルの経済を支えるモノとは何か? 07年貿易統計によれば、同国の輸出品トップは
ダイヤモンドで184億1860万ドル、実に輸出総額の3分の1に達する。イスラエルを建国した
ユダヤ人の歴史と不可分なダイヤモンド取引の世界。日本では未知の領域を、本書は描き出した。
「輸入してゴミにならない。しかも値段が高くて価値のある商品を探した」。著者は総合商社マン
時代にダイヤモンドに注目した。結局、ダイヤ輸入業務には携わらなかったが、32年間の
商社勤務後に愛知学院大学などで教壇に立つ傍ら、90年代からイスラエルなどで
ダイヤ業界関係者に取材し、資料を読み込んできた。
(続く)
438 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:39:31 ID:TI5VDl2p
>>437 より
離散(ディアスポラ)の歴史に、ユダヤ人は翻弄(ほんろう)された。中世よりスペインからポルトガル、
アムステルダムやベルギー・アントワープへ。比較的軽くて価値のあるダイヤモンドを常に身につけた
ユダヤの民は、原石の研磨技術を習得し、加工センターを作っていく。ユダヤ系のロスチャイルド家は
18世紀、ダイヤモンドを担保にした金融業を始め、約束手形、信用状を使う金融システムの普及に
関与した。金融史の裏側の事象が誠に興味深い。
現在は「実際には原石は過剰気味。いかに希少に見せるかがビジネスのポイントになっている」
という。「世界で採掘される原石すべてをコントロール」しようとしたデビアス社が00年に
カルテル終結宣言を行った背景もそこにあると分析。ユダヤ系とされる同社だが「今は限りなく
100%に近いキリスト教文化の企業」と断言する。
ちなみにダイヤモンドの研磨石生産額では、インドが世界一。他にもこの宝石をめぐる知見が、
数多く紹介されている。<文と写真・町田幸彦>(幻冬舎新書・840円)
毎日新聞 2009年6月21日 東京朝刊
439 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:45:55 ID:TI5VDl2p
2009年06月21日(日)
パレスチナ問題で連続ゼミ
北杜の有志8月から
研究家・板垣さんきょう講演
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/06/21/8.html 北杜市民の有志が8月から半年間にわたり、パレスチナ問題について考える連続ゼミ
「八ケ岳板垣塾」を企画している。東大名誉教授で中東・イスラム研究家の板垣雄三さんを
講師に招き、歴史や問題解決に向けた課題を探る。
連続ゼミは今年2月、イスラエル軍のガザ侵攻を受け、パレスチナ問題の歴史や現状を
描いたドキュメンタリー映画「パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)」の上映会と、板垣さんの
講演会を開催したメンバーが中心になり企画。来場者から「板垣さんの話をもっと聞きたい」
との声が上がったほか、今春にはイスラエルの選挙で右派政権が誕生するなどの情勢の変化を受けて開講を決めた。
ゼミは8月から毎月1回開かれ、歴史的背景や日本との関係について講義や討論を行う。
定員は30〜50人程度で、受講費は1回あたり1000円。企画を担当している久松重光さんは
「パレスチナをめぐる問題は、日本とは関係ないと敬遠されがちだが、世界の平和を考える上で
重要」と受講を呼び掛けている。
21日には生涯学習センターこぶちさわで午後1時から、板垣さんの講演会「パレスチナを通して
何を見るか」を開く。定員200人で、参加費は800円。申し込み、問い合わせは久松さん、
電話080(5055)2909。
440 :
朝まで名無しさん :2009/07/03(金) 14:47:33 ID:TI5VDl2p
シリア、アラブ諸国に歩調を合わせようと呼びかける
2009-06-21 13:42:23
http://japanese.cri.cn/881/2009/06/21/1s142297.htm シリアのアサド大統領とパレスチナ自治政府のアッバス議長は20日、ダマスカスで、
イスラエルのユダヤ人入植地の設置やパレスチナの建国に関する政策で歩調を
あわせようとアラブ諸国に呼びかけました。
シリアのメディアによりますと、アサド大統領とアッバス議長は当日会談を行い、
イスラエルのネタニヤフ首相がこのほどの外交政策演説で言及した、パレスチナと
イスラエルの紛争解決における立場や目下のパレスチナ情勢と中東情勢について議論しました。
会談終了後、パレスチナのサエブ・アリカット交渉局長はメディアに対して、アサド大統領と
アッバス議長との会談は、「積極的で、踏み込んだものだった」と指摘し、「アサド大統領は、
アラブ諸国は平和実現に向けた土台の構築に努め、発言を統一し、イスラエルの挑戦に
対応していくことが必要だ」と述べ、「ネタニヤフ首相がその外交政策の中で述べた立場は、
アラビア人が求めている最低レベルにも達していない。そのため、アラブ諸国はこの問題に
おける立場を調整する必要がある」と述べました。(翻訳:Yan)
保全
保
保
445 :
朝まで名無しさん :
2009/08/10(月) 06:53:03 ID:S7/0hUPM