・法を議論する

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335ID:E26eW9Fd:04/08/16 16:39 ID:KDVL+qDC
 失礼・・ネタスレ用のコテ使ってしまいましたm(__)m

なんか、9条とか靖国参拝のことに言及しているにおいがするんですが、
それこそ民主コントロールの手に委ねたら、>333氏の思惑とは別の結果に向かいそうな気がします
まあ、裁判所はその辺の判断はしてないから、それのことじゃないか・・
336ID:E26eW9Fd:04/08/16 16:59 ID:KDVL+qDC
 ちなみに福岡の件が何に違反してるかというと、
憲法31条 明確性の原則に違反してると考えてます。

 判例じゃないけど、日本国憲法が明治憲法を改正したものだとかいうのはあまりにも無理やりですよね
 どう考えても別物にしかおもえませんけどw
337ID:E26eW9Fd:04/08/16 17:39 ID:KDVL+qDC
 よくよく考えるとやはりおかしい・・
>326では壊れたレコード氏の立場は、国民に選ばれた国会議員のなした立法を
国民に選ばれたわけでない裁判官が違憲とするのはおかしい・・としてるわけでしょ?

となると、>333の意味は、裁判官は本当はある法を合憲だと思ってるにも関わらず、違憲判決をだしてしまう・・ということになりますね。
裁判官は、なるべく違憲判決をだすことに慎重になるとおもわれるんですけど、
壊れれたレコード氏は、裁判官は自分の心証を曲げてまであえて違憲判決をだしているということでしょうか?
逆ならわかりますが、そんなことはないように思えます。

 連カキコ申し訳ありませんでした
338壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/17 01:21 ID:H/vivJRu
>>337
>国民に選ばれたわけでない裁判官が違憲とするのはおかしい
あえて個別の例を出さなかったのは意識してのことなんだがな
ご存知だとは思うが憲法は曖昧な表現と、自己矛盾を抱える不完全なものですわ
つまり受け取る解釈によって、判断を変える事はいくらでも可能だということですな
小泉首相の9条解釈はいい例ですなw

私が問題視してるのは、司法が社会正義を名目に憲法の解釈を無視することですわ
解りやすい例は、表現の自由と猥褻物陳列罪など自由権を侵害する場合ですな
福岡の淫行条例も言ってる事の根本は同じだろ?
司法は法の執行官であって、大岡越前でも独裁者でもないわな
手前勝手な判断で自由権を侵害する権利はどこにもない
そういうのが横行すると、司法に対する信頼は崩れ法秩序は崩壊するだろうよ
339壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/17 01:24 ID:H/vivJRu
法の執行官が私刑を行っていい理屈はないだろう
東京地裁は電波判決で有名だが、それを許しているのは形骸化した罷免制度だと思うね
340朝まで名無しさん:04/08/17 02:48 ID:N6woLmhk
>>338
世界中、ほとんどどの国でも憲法を有権解釈する
権限を与えられているのは裁判所だけど、それを否定する趣旨?
341壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/17 13:18 ID:H/vivJRu
>>340
どうしてこう拡大解釈するかなw
単に私は司法が民主主義の歯車の一部であって、それを超えては民主主義そのものが狂うと言ってるだけだろうに
342壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/17 13:36 ID:H/vivJRu
判決を不服とするから上告する
つまり、司法ってのは社会通念と密接に繋がり、信頼関係によって成り立っている
裁判を信用できなければ司法は機能不全に陥る、そうするとモラルの崩壊する
某国みたいに体制に逆らうとそれだけで重罪というのは民主的な社会とは言えないだろうよ
343ID:E26eW9Fd:04/08/17 13:50 ID:39W9T56H
>>東京地裁は電波判決で有名だが

同意!しかしながら、壊れたレコード氏は藤山のことをいってるんだろうなw
漏れは、藤山はどちらかといえば憲法に忠実(過ぎる?)判決をだしていると思う。
人権規定に素直過ぎて批判されるんだと思うけど・・
 漏れが、東京地裁が問題と思うのは、地検と癒着してんじゃ?と思えるところだけど。
344ID:E26eW9Fd:04/08/17 14:09 ID:39W9T56H
>某国みたいに体制に逆らうとそれだけで重罪というのは民主的な社会とは言えないだろうよ

某国は立憲民主主義じゃないからね。
それを担保にする為に、立憲というシステムがとられているわけで・・

 憲法76条3
すべての裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この『憲法』及び法律にのみ拘束される

こうあるから、建前として、体制に逆らったから重罪ということは出来ない建前になってるはずです。

仮に死刑を残虐な刑罰ではないとの判決を下したとに言及してるなら、
死刑は法律で定められてるわけだから、民主主義が生み出したもので、
そちらの思惑通りの運用だと思います。
 ただ、裁判官の憲法の解釈には問題あるかもしれませんが・・
個人的にはこの判決は民主主義に肩入れするあまり、憲法を疎かにした結果に思えます。

まあ、裁判官に対する民意の反映が、国民審査と弾劾裁判だけで足りるのかといえば、微妙ですけどね
345ID:E26eW9Fd:04/08/17 14:35 ID:39W9T56H
 私と壊れたレコード氏が同じベクトルを向いているかは分かりませんが、
>>解りやすい例は、表現の自由と猥褻物陳列罪など自由権を侵害する場合ですな
ここの部分での考え方はにてるのかもしれませんね。
 これは、表現の自由と公共の福祉の利益衡量が問題となるわけだけど、
裁判官は一定の審査基準を用いてることは理解しても、過度に公共の福祉に加担した判決をだしていますよね。
 石原都知事の深夜外出禁止規定も裁判になったら、合憲とされてしまうのかな?
346壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/18 00:03 ID:f3Z49Pi/
言いたいことを整理しますわ
法が必ずしも正しいわけではない
社会通念も然り、民意も然り、裁判官の観念も然りだ
理想は
法>社会通念>民意>裁判官の観念だが
現実は
法>裁判官の観念>社会通念>民意
だろうよ

これはシステム上仕方ないわけだが、それをまともに機能させるのには
裁判官を信用することが必然で、裁判官が信用されるのが必然だ
手前勝手な判決は法概念を根本から否定することであってはならない
347朝まで名無しさん:04/08/18 23:16 ID:AbRVDbFv
まずは強姦が殺人より景気が長くなったりするような馬鹿な判決をどうにかしてもらいたい。
気分で判決出しすぎ。
348壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/18 23:31 ID:f3Z49Pi/
>>347
その裁判を傍聴してたわけじゃないのによくそう言えるな
私が個別の判例について言わないのは、それが如何にもナンセンスだからだぞ
349壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/18 23:32 ID:f3Z49Pi/
だからこそ裁判官を信頼するしかないわけだ
350ID:E26eW9Fd:04/08/19 03:32 ID:8wdcvplP
確かに判決を読まないと、正しいかどうかは評価できないね
だからこそ、三審制が取られているわけだけど、
民意が反映されたからといって、それに必ずしも納得できるかはわからない。
恐らく、多少、判例などを読んでる自分には陪審なんかの判決の方が理解しづらいだろうな
方向性が一定しない気がするし
351ID:E26eW9Fd:04/08/19 03:42 ID:8wdcvplP
判決なんかは学者が批判して、是正に関与してるわけだけど、不完全だな
明らかにおかしい判決があった場合、控訴という手段はとり得るけど、
最高裁できまってしまったら国民審査によるしかない

 選挙いかないヤツを偉そうに批判してるヤシがいるが、
そうゆうヤシに限って、全員信任しちゃったりするわけw
自分に言わせれば同じレベルで、逆にそういう馬鹿は選挙に来るなといいたい、マジで。

俺は、ちゃんと甲斐中と女の判事に×付けたけど。
352壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/19 16:09 ID:XwsROr8R
なんだな、判決報道の時に裁判官の氏名を必ず言うように仕組みを変えれば少しは関心を持つかもな
353朝まで名無しさん:04/08/20 02:23 ID:5iWP7Uyt
http://www013.upp.so-net.ne.jp/n-d005g/ta27.htm
女児をえっちしただけで無期懲役

こっちは実の娘を殺しておいて懲役5年だそうです。
どうなってんだこりゃ?

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/today.html

【社会】「残酷、悪質」 6歳長女を絞殺、母に懲役5年求刑
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1092928612/
354朝まで名無しさん:04/08/20 03:25 ID:N+ysBtVg
>>352
多分それだけじゃダメでしょ。
現状、特に刑事事件は逮捕時に社会的には解決済になっちゃってて、
裁判で関心がもたれるのは量刑だけなんだから。
新聞の判例要旨だって、ほとんどの人は読んでないし、
そもそも裁判官の名前は記載されていることが多い。

CNNなんかは、連邦最高裁が大きな判例変更やれば、かならず解説をする。
それもかなり詳細に。「ブレナン判事の反対意見は〜」とか、反対意見や補足意見にも言及しながら。

団藤・伊藤正巳氏あたりが最高裁判事をやってた頃はまだ顔がみえた感じがするけど、
最近ますます裁判そのものに対する関心は薄くなってるでしょ。
355朝まで名無しさん:04/08/20 05:55 ID:Zc6MkG4Z
 ちょっと視点が違うけど、陪審員/裁判員等はランダムである事に
公平さを求めているようだけれども、抽出条件(経歴)を絞り込み、
関連ある知識を持っている人から判断される方が納得できるだろ。
 条件には議論の余地が多いけど、最低限くらい提示するべきでは?
 情状酌量の余地があるとかないとか、やっぱ具体的な状況が
想像できない人間が判断するよりは、ましな想像できる方を優先
/選出するべき。

 子供失う苦しみなんて、子供失った(せめて、持ったことのある)人にしか
分からんだろう。親である事なんて十分広いし、その中での見解の幅も
十分あると思われるが...
356壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/20 16:30 ID:+XETr/F9
強姦罪が重いつうより、殺人罪が軽すぎるわけだが、(´д)y━~~
357朝まで名無しさん:04/08/20 19:19 ID:elzi3Cqi
>>338などの意味がよく分かりません。裁判所が自由権を侵害するような判決をするとすれば、それは政治部門の判断を尊重しすぎること、つまり民主主義を重視しすぎることになるはずですが。なにか誤解ありますか?
358壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/20 22:18 ID:I/ePP7lo
>>357
このレスに書いてあるつもりだが
基本は憲法だろ、曖昧な解釈や公共の福祉を損なわないのに自由権を規制するというのが間違いだと言っている
それを行う権限は司法にはない
359壊れたレコード ◆W0I6REF2IY :04/08/20 22:22 ID:I/ePP7lo
例えば屁が臭いからといって、屁をこくなと裁判官が決めていいわけではないだろう
屁をこくなという法律を作ってから判断すべき問題だろうよ
360ID:E26eW9Fd:04/08/21 16:50 ID:DDnTzQtG
 >>359
粘着するわけではないけど、
ここに関してはその通りで、裁判官が屁をこくな・・という法律を作っていいわけでない。
現行裁判も実際その通り行なわれているわけで。
裁判所が判断するのは、検察が屁をこいたことが暴行罪に当たると容疑者を起訴してきた場合に、
裁判官がそれを審査するわけでしょ?
 別に裁判所が立法してるわけじゃないよね。
361ID:E26eW9Fd:04/08/21 17:01 ID:DDnTzQtG
>>屁をこくなという法律を作ってから判断すべき問題だろうよ

だからここは裁判所の問題というよりは行政の問題(屁をこくなという法律が出来てから逮捕しろみたいな)
ただ、それを裁判所が是とした場合に判例法となるわけだから、
裁判所が立法してるというよりは、裁判所が暴行罪を解釈してるとはいえるかもね。
しかしながら、行政が法の字句に忠実になりすぎるとオンライン詐欺などは罪に出来なかったわけで・・
362朝まで名無しさん:04/08/23 23:17 ID:5+Js9cFO
よろしく!
【法とは何か】法哲学スレッド【原理】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1092693149/l50
363朝まで名無しさん:04/08/28 02:53 ID:gsMxmy+p
今までの1の発言をまとめると
「法は手段で、手段の価値は目的に対する有効性と同じだから、主体の目的をはっきりさせなければいけない」って事かな?
で、「主体」は人なの?
法は国家が定めているのだから国家の存在目的に添っていればそれが価値のある法と言う事でいいんじゃ?
じゃあ、国家の存在目的って何よ。
それがはっきりすれば良い法と悪い法の区別がつくんじゃない。
364死(略) ◆CtG./SISYA :04/08/30 11:51 ID:iN5wTwhJ
少々忙しくて書き込んでいる余裕がありませぬ。
恐らく来月三日を過ぎれば多少の暇が出来るので其れまで留守にします。
365朝まで名無しさん:04/09/01 15:55 ID:CCl4xoCX
>>294
「あるぞー しゅぷらっは つぁらとぅしゅとら」
でそ。
366ID:E26eW9Fd:04/09/02 09:24 ID:OKAK/yUx
アゲときます
367朝まで名無しさん:04/09/02 10:34 ID:OxtD3/4Y
まあとにかくアレだ,
カタカナ表記の法律は直ちにひらがな表記に改めろ
それだけだ
368ID:E26eW9Fd:04/09/03 21:27 ID:bL/jMGyd
 すごく違憲の疑いの強い法律なんだけど行政事件訴訟法にはこんなのがあります。

(内閣総理大臣の異議)
第二十七条  第二十五条第二項の申立てがあつた場合には、内閣総理大臣は、裁判所に対し、異議を述べることができる。執行停止の決定があつた後においても、同様とする。
2  前項の異議には、理由を附さなければならない。
3  前項の異議の理由においては、内閣総理大臣は、処分の効力を存続し、処分を執行し、又は手続を続行しなければ、公共の福祉に重大な影響を及ぼすおそれのある事情を示すものとする。
4  第一項の異議があつたときは、裁判所は、執行停止をすることができず、また、すでに執行停止の決定をしているときは、これを取り消さなければならない。
5  第一項後段の異議は、執行停止の決定をした裁判所に対して述べなければならない。ただし、その決定に対する抗告が抗告裁判所に係属しているときは、抗告裁判所に対して述べなければならない。
6  内閣総理大臣は、やむをえない場合でなければ、第一項の異議を述べてはならず、また、異議を述べたときは、次の常会において国会にこれを報告しなければならない。

 国民に選ばれた首相が、裁判所の判決を覆すことができるんだから、すごい民主的制度なんですが、
個人的には民主主義が行き過ぎるのは問題だとおもいますけど。
369ID:E26eW9Fd:04/09/03 21:32 ID:bL/jMGyd
『やむえない理由』があるなら仕方ないですかね
でも、やむえない理由かどうかは一切審理されず、
総理がやむ得ないといってしまえば、やむ得ない理由になるみたいです。
 現実にこれが発動されたことは殆どないみたいですけど。
実際、発動されて争っても違憲とされる可能性が高いですけどね
この法律作った議員ってバカですか?
370ID:E26eW9Fd:04/09/04 00:59 ID:uKb8y0rq
 間違い

×国民に選ばれた首相が、

○国民に選ばれた議員によって選出された首相が

これならいいかな?
371死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:19 ID:nf2YJd4Y
>>318-319
形而上・・・
どのような厳密さでこの言葉を述べたのか、私は知らない。
だが、少なくとも人は形而上の概念を扱うように向かうのだ。
其れは、何故かという問いを発する事に繋がらない。
根源性が、どこにあるのか。
其れはそもそも問題ではない。
唯、私が指摘する事は、
人に、根源性を何かに言及させる其の動力は、私が力への意志と呼ぶものであると言う事だ。
世界を支配する為に、人は真理を求める。
だが、真理の獲得は世界の支配に十分ではなく、又必要でもないのである。
世界を支配する為に、人は形而上の概念までも操るだろう。
そして、其れが通用するのであれば、彼は世界を支配する。

私が初めて発した言葉は「何が真理か」なのではない。
私が述べた、最も何物にも優先される問いは
「何が重要か」である。

>「ただ存在し関係しあう世界」の中の一部を剥ぎ取って写したもの
何を目指しているのだろうか。
この言葉は何も重要ではない。
完全な世界、も又、重要ではない。
私はそのような事は述べていないのだ。

372死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:20 ID:nf2YJd4Y
>「目的」などを維持できると思うか?
具体的な目的は、仮令正気であっても維持出来るとは限らない。
だが、人が認知を行う限りにおいて、目的そのものの存在は維持される。
其の次元の程度は、認知の力が低ければ低い次元で認知される。
認知の力が高ければ、高い次元で認知しうる。

>このようなことは、唯の仮定だ。
勿論仮定である。
「目の前にパソコンのディスプレイが存在する」と言う目に見える事柄でさえも仮定に過ぎないように。
人は、其れが合理性を孕むのならば受け入れる。
其れが、私の述べた「真理なのではなく、重要性」なのだ。
証明できなければ真実ではないと言う立場の論を、私は否定はしないが、無視をする。
それは有用でないが故に、取るに足らない論なのだ。

>「ただ存在し関係する」。
唯存在し、関係すると言う事柄に、何の合理性があるのであろうか。
私はこのようなものの見方をする者よりも、よりよく世界を支配する事ができる。
MA=Fという一つの仮定された法を、合理として受け入れる私に対し、貴方は其れを行使できまい。
373tooo ◆s/lQJB6p9w :04/09/09 00:24 ID:pZ/8gfaQ
>>372
>唯存在し、関係すると言う事柄に、何の合理性があるのであろうか。
>私はこのようなものの見方をする者よりも、よりよく世界を支配する事ができる。
>MA=Fという一つの仮定された法を、合理として受け入れる私に対し、貴方は其れを行使できまい。

う〜ん、よく解らんのですが、死(略)氏ってかなり束縛された生活送ってる?
374死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:29 ID:nf2YJd4Y
私は真理の下僕ではない。
私は真理の主人である。
「人を特別視するべきではない」か。
私は人を特別視しているのではなく、認知せざるを得ない者としての存在を語っているのだ。
全ての認知は世界を支配する為に存在する。

初めは、真理が問題なのではなかった。
初めは、合理が問題であったのだ。
そして、合理を追求するが故に認知は真理を操るのだ。

合理とは、目的に対する手段の有効性に関する概念である。
私が認知をせざるを得なく、認知が合理を目指しているのであれば、
私は常に目的を相手にせざるを得ない。
「仮定」である事は、否定されるべき性質を即ち持つのではない。
合理に向かう仮定には力がある。
目の前のディスプレイが存在すると仮定する事が、世界のよりよい支配に繋がる。

貴方は世界がきれいかどうかを問題にするのか。
己の心は世界を反映し、世界は己の心を反映している。
私には、世界は美しく見える。
「世界」とは、己自身の事なのだ。
世界は各々違うのです。
375死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:32 ID:nf2YJd4Y
>>320
貴方の今までの言説にはまるで論拠がありません。
>>320も同じなのです。
意見の正当性は論拠を検証しなければ判断できません。
これ以上意言うことはないでしょう。
376死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:41 ID:nf2YJd4Y
>>322
集団ストーカーに関してですが、
企業と言うものは人が唯存在するだけでかなりの出費を強いられるように出来ています。
其の組織が利潤を目的として存在する集団であれば、
そのような利益を生まない行為に人員の時間を割くような行為は出来ませぬ。

個人が趣味でストーカーをするのと、集団がストーカーをするのでは話が違います。
試しに5,6人ほど人を雇って特定の何者かにストーカーをさせる事を考えたらいかがでしょうか。
其の効果を考えた時、馬鹿馬鹿しくて、利益を目的にしているのであれば通常やりませぬ。
せいぜい利益の絡まない小中学生か、宗教集団位でしかそのようなまねを行う集団はいないと思います。
377死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:52 ID:nf2YJd4Y
法についての私の意見を述べておきます。
私は、表層としての民意が問題であるとは考えません。
人の歴史は長いですが、其の認知の構造は人が人としてある以来変化はしていないものです。
「法は人の為にある。」
と述べた方がいましたが、本当に法は人の為にあるのでしょうか。
歴史を鑑みますと、又主に他国に目を向けますと、
少なくとも、事実としては、「法」は、法に守られる者の為に在りました。
重要な事は、法が何の為に存在するかと言う事ではなく、
法が何の為に存在するべきかと言う事であり、
今まで、法に守られる者の為に在った法が、普遍の形を採らなかったといっても、
其れが「あるべき法」が普遍の形を採りえないという結論は導出しません。

此処で語るべき事は、法が何の為に存在するのか、ではなく、
法が何の為に存在する「べき」かという事であり、
其れが故に「主体」について、私は、人の精神性と、世界との関係を述べてきたのです。
法が人の為に存在するべきのであれば、「人」とは何者であるのかが当然問題とされるでしょう。
378死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 00:53 ID:nf2YJd4Y
>>373
束縛された生活とは・・?
379死(略) ◆CtG./SISYA :04/09/09 01:09 ID:nf2YJd4Y
>>377補足
つまり、今までは、一部の所謂権力者の為に法は存在し、
又現在もそう存在し、それらが普遍の形を採らなかったといっても其れは
あるべき法の姿では元々ないという事です。

私は長らく目的と、手段の有効性という概念に関して述べてきました。
そして、法は手段であると述べました。
まとめますと以下のようになります。

「主体」に、目的があり、目的達成の為の手段として法は存在している。
という事です。
そして、目的をよりよく遂行するのに適した法が「良い法」です。

具体的に、適当な、大雑把な表現で述べさせてもらいますと、
「人」に、「幸せでありたい」という目的があり、幸せである為の一つの手段として法は存在している。
という事です。
そして、「人」を、よりよく幸せにする事が出来る法が、良い法=価値ある法です。

但し、「主体は人なのか」という問題。
「人であるなら、人とは何者か」という問題。
「人の?目的とは何か」という問題。
これを厳密に明らかにしてようやく、法の、目的に対する手段としての有効性、即ち法の価値、が判断できます。
ようやく材料がそろってきたのでこれらに言及したいと思います。
380tooo ◆s/lQJB6p9w :04/09/09 01:55 ID:pZ/8gfaQ
>>378:死(略)氏

牢獄に入っているような生活です。

いや、現実の牢獄じゃなくても、
心の中に、自縄自縛してるような、みずから戒律を作り出しちゃってる状態とか。
381朝まで名無しさん:04/09/09 04:08 ID:1hBUkVk+
死者の宮殿の話の帰結<真理>は重要ではないと言うことである
<真理>について人間は他に比して余りにも何も得ていない
彼自身も得ていないのが見て取れる
何故なら<形而上学>的問題は支配からではなく逃避であるからだ
人間にとって真理とは「今東京は晴れである」や
「赤いとは<赤以外の色>では無い色のことである」、「ケネディは暗殺された」
「夕焼けが美しいと感じた」に共通する何かである

支配、重要性が真理であるならば<真理>について語ることを辞めてよい事が示さなければならないのだ
以上により<問題>は解決したのである
382朝まで名無しさん:04/09/09 04:30 ID:1hBUkVk+
<法>に関しても同様であるのだ。
形而上学的問題を解決する<法>は今一つの<世界>の物に過ぎず
合理でも世界の法でもない事をまず知ることが重要なのだ
ならば法は完成した何かではあってはならない。
それは厳密に述べれば真言明の増加を肯定するからであり
全ての人間に広く開かれた真理が法であることを導く。
又、厳密にはその法自体は仮説であり試行によって世界が真理を導くのだ
383朝まで名無しさん:04/09/09 07:27 ID:1hBUkVk+
故に何人であれ「我は<真理>を知りたり」と言う言葉を否定も賛同しない。
<真理>は別の<世界>の何かである。世界と何の関わりが有ろうか。
願わくば「有るべき」という「汝為すべし」の<世界>へ汝の精神と肉体が連れ去られん事を。

認識は<物自体>を作り出す。その瞬間に我々は<世界>を作り出す。量子力学はそれを明らかにしたのだ。
そうして人間は世界から去ってしまうのだ。
形而上学が役立つものであるとすれば空虚な<世界>から世界へと人を帰す時である。
<支配>などどうでもよい。そのような言葉は厳密な<意味>で<空虚>だ。
384壊れたレコード ◆W0I6REF2IY
真理なんて知らなくても生きていけますわ
生きるのにこうあるべきなんてのは押し付けとしかいいようがない
法にそれを持ち込むのは全体主義だと思いますな
民主主義における真理とは「住民の意見をある程度取り入れる」でないのよ