法律の内容を本当に理解したといえるためには、いかに難しい問題でも、
それを完全に因数分解して日常用語で説明できなければなるまい。私は
学生諸君に、何か法律問題について理解できたと思ったら、知的好奇心と
理解力はあるが法律は勉強したことのない友人、できればそういう恋人に
話を聞いてもらいなさい、そして「難しくてわからない」といわれたら、自分の
理解が足りないせいだと反省しなさいということがある。
(竹内昭夫「息を数えて」による)
法律学に正解はない。
法律学は、理科系の学問のように「真理」発見の科学ではないのである。
法律学とは、不完全な人間によって形成されている社会にいかに秩序を与えるかを
考える学問であり、これが「正解」ですとはとてもいえない人間臭いものである。
法律学において重要なことは、結論自体ではなく、その結論の根拠付けである。
要するに、法律学は説得の学問なのである。
「自分で考えるちょっと違った法学入門」道垣内正人(有斐閣 1998)
(表紙より)
誤判の問題が死刑廃止論の大きなポイントになることは昔から言われていま
すから、私も学者としてもちろん知ってはいました。しかしまだ身につまされて
感じていたわけではありませんでした。
でも死刑の問題は、身につまされて感じなければ本当にはわからないのです。
頭だけで死刑が良いとか悪いとかは判断できないはずです。
私は最高裁の審理で、先に述べた事件にぶつかって初めて、この問題を身に
沁みて自分のこととして考えるようになりました。
それ以来、私は誤判の問題は決定的な問題だと考えるようになったのです。
人間は神様ではありませんから間違うのは当たり前です。おそらくどんな人でも、
死刑存置論の人でさえも、誤判の可能性を否定する人はいないと思います。
それをある程度仕方がないと考えるか、絶対に許せないと考えるか、それはもう
人間的な感覚の違いです。
私は結局のところ、死刑存廃の問題はそういう感受性の問題だと思います。
無実の人が「自分がやったのではない」と絶叫しながら死刑に処されていく姿を
想像してみて下さい。それがどんな不正義であり許されないことであるか。
頭で考えているだけでは、そう思わない人もいるかも知れません。しかし心で感
じるととうてい許せないことです。それだけで私は、誤判論が死刑廃止論の大き
な柱になると思うのです。
死刑制度の廃止を求める 著名人メッセージ 団藤重光
h
ttp://homepage2.nifty.com/shihai/message/message_dando.html
基本的には、刑罰が、犯罪に対する否定的サンクションとして犯罪者を非難し
苦痛・害悪を加えるという意味で、応報であることは否定できないであろう。
(略)しかし、刑罰の抑止効果も不確実で、弊害や濫用の危険も多いことから、
必要最小限でやむをず用ざるをえない「必要悪」だという、消極的な位置づけしか
与えることはできない。
(略)個々の犯罪者に刑罰を科す場合、具体的に「誰に」「どのような量の」刑罰を
科すかという問題について、「責任なければ刑罰なし」「刑罰は責任に比例すべし」
という責任主義を処罰の必要前提条件として堅持することが重要である。
(田中成明「法学入門」放送大学テキスト p.67-77)
(略)他行為可能性を基礎とする非難により責任が基礎付けられるとする考え方は、
従来、道義的責任論と呼ばれてきたが、ここで問われているのは道義的な責任では
なく、犯罪を実行したことに対する、あくまでも法的な責任である。そして、その責任は、
非難という意味が込められた刑罰を正当化する意義を有するものとして犯罪の成立
要件とされている。つまり、他行為可能性に基づく非難の意義は、それ自体が刑罰を
基礎付ける点にある(これが、非難に値する者は処罰されること自体が正当であると
する応報刑論である)のではなく、それにより、非難という意味が込められた刑罰の
付科による犯罪予防を正当化する点にある(これが責任により制限された犯罪予防が
刑罰を基礎付けるとする目的刑論である)。
(山口厚「刑法総論」p.166)
罪刑の均衡を応報刑の内容とすることは、(略)復讐起源の沿革理解から、刑罰と
されてきたもの全てを含めるために、否定されることもある。しかし、犯罪に対する
報いとしての刑罰が、当該の犯罪に見合う刑罰量を要請することは否定できまい。
罪刑の均衡は、沿革的にはタリオ・同害報復に由来するものであり、被害者の復讐を
制度的な報復から贖罪手段にかえるものといえるが、国家制度としての刑罰においては、
価値的な同価性による人権保障のための枠組みともなる。つまり、罪刑均衡は、
行為責任主義などを背後にもち、無制約な犯人抹殺衝動や報復加害の徹底した
手段的利用から刑罰量の増大を防ぐ制約原理とされる。
犯罪に見合う害悪という刑罰理解を応報刑と呼べるが、このような刑罰の概念規定に
応報という言葉を使う必要はなく、応報であることが刑罰の正しさを示すわけでもない。
(吉岡一男「応報刑と謙抑主義」)
http://www.users.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~b50999/ouhou.html
「処罰権力は国民が自ら行使するものであり、悪戯に国民と対立すべきではない」
という考え方はまた
「処罰は国民の納得、支持に基かなければならない。
そうであってこそ国民はそれに信頼を置き、処罰によって犯罪を防止できるのだ」
という考え方と親和性がある(積極的一般予防論という考え方に近い)。
そこでは
「無責任能力者でも処罰するべきだ。それができないなら、野放しにせず施設に収容し
徹底的に治療し、完全に治るまで出すべきではない」
というのが国民の声であるとすれば、それを無視するべきではないという方向になりやすい。
法が国民に支持され、国民がそれに納得して従おうとすることこそ重要なのだから
「精神障害者を野放しにする法なんて馬鹿馬鹿しくて守る気になれない」
と国民に思わせてはならないからである。
このような立場では
「責任主義は近代のかけがえのない所産だ。単純な応報は先祖がえりに他ならない」
という学者の「わけ知り顔」の議論が国民感情に支持されないのであれば
「前者が正しく、国民は分かっていない」
などとはいえないことになるかもしれない。
このような考え方は、ある意味では
「国民の健全な常識を反映させよう」という司法改革の方向、裁判員制度などとも
通じるところもあり、一概に否定すべきではないだろう。
しかし、こうして積極的な刑罰権の行使が「暴虐な王様」ではなく「国民の多数」に支持される場合、
それはかえって乱暴に少数者の人権を踏みにじりかねないのではないだろうか。
(名前忘れたけど今年の文献からの抜粋)
(前スレ970よりコピペ)
わざわざ専門書を読む時間がある人はあんまりいないだろうから、
スレを読んでいる人たちにごくごく大まかな説明だけしておきますと…
応報刑論→悪いことをした人に罰を与えようという考え
目的刑論(教育刑論)→悪いことを考えている人たちを矯正していい人に変えようという考え
個人主義や人権思想が発達した現代では、国家万能という訳ではない。
だから、何が何でも一方的に断罪し、罰そのものに価値を認める「絶対的応報刑論」は否定される。
また、思想良心の自由が確保されなければならない現代では、
いくら悪いことを考えていようと、考えてるだけならば構わない筈。
従って、人格を無理やり「いい人」に変えてやろうという目的刑論もまた否定される。
目的刑論では、性格が悪いだけで実質的に終身刑になってしまいかねないしね。
そこで考え出されたのが相対的応報刑論。
相対的応報刑論は、応報刑の「悪いことをした人に罰を与える」という基本的な考えを踏襲しつつ、
「行為者の責任」と「その他の利益(具体的には特別予防/一般予防)」を両面から刑罰を制限しようという考え。
つまり、犯した罪は「懲役5年分」でも予防のためには「懲役3年分」で事足りるような場合には、
より軽い「懲役3年」が刑罰となる・・・とまあそんな感じだと思う。つたない説明でスマソ。
(前スレ971よりコピペ)
一般予防論は、犯罪者を「見せしめの道具」とすることに否定的だった
フォイエルバッハが考え出したギミックで、
刑罰が実際に課されることではなく、法が存在することそのものが威嚇力となるとしたもの。
ほんとはそんなの嘘っぱちで、実際に刑が課されていることにびびってんだよね、みんな。
つまりこれは、「今までの虚飾(法の存在そのものが威嚇力)を取り除いて
本音(刑罰が実際に課されることが威嚇力)でいこうや!」って言ってるだけで、
応報や一般予防の否定なんて微塵もしてない・・・と思う。
一般予防論は、かつては、刑罰という苦痛・害悪を予め規定しておくことによる
威嚇効果を中心に考えられていた。しかし、刑罰による威嚇の一般予防効果は、
死刑についてすら、経験的に十分確証されておらず、刑罰の威嚇力に対する
過大評価に対する批判が高まっていることもあって、最近では犯罪者に対して
刑罰を現実に宣告し執行することによって一般の人々の順法意識などの規範
意識を確認し強化することに重点を置く傾向が見られる。
特別予防論については、(略)刑罰の正当化理由としてはともかく、犯罪者の
矯正・社会復帰のための教育・改善という目的それ自体に意義があることは、
多くの論者が承認するところである。
(略)刑罰制度の主要目的は、やはり全体として犯罪の抑止と見るのが適切で
あろう、しかし、犯罪の抑止という目的だけで、個々の犯罪者に刑罰を科すこと
まで正当化できるかは別問題である。
(田中成明「法学入門」放送大学テキストp.66)
14 :
826:03/09/24 19:36 ID:zIsIIBYu
950 :朝まで名無しさん :03/09/24 00:04 ID:k0zm4Nxw
シャロンやビンラディンにみられるメンタリティは
「自分(達)の正義とそれ以外のものを区別すること」
「区別した他者より自分たちが優れていると思い込むこと」
暴力が伴わなければ、考えることは自由。誰でも行っていること。
無論
>>826氏もここに至るまでの書き込みで何度もそれを行っているわけだが。
tooo氏は
>>845で単に
>わかりやすく考えたいわけさ
>ビンラディンも北朝鮮も、そいった単純な文脈の中で、断罪したい
と、希望または試行錯誤止まりの表現をしているのに対し、
>>826氏は
>>847でtooo氏を
>ビンラディンや正日と全く同質の人間なんだよ。
と断言し、
>>826氏独自の価値観で分類した。この「断言」はある意味で暴力の実行であり、
このため
>>826氏のメンタリティは、tooo氏よりもさらにシャロンやビンラディンのメンタリティに近いといえる。
自分は同類ではないと思い込んでいる者ほど始末が悪いということだ。
15 :
826:03/09/24 19:40 ID:zIsIIBYu
で、
>>14に対して。
前スレのtooo氏の
>>821での「自分は国の中で安泰こいてるよーな国家主義者を
予め死刑にしちゃえ、ってのがオイの持論なわけ。」
に対して発言してたわけ。
この部分がビンラディン他と同じ考え方だと指摘したのさ。
何度も書いたけど、問題は「殺せ」と言ってる事な訳。
「自分と価値観を共にしないものは殺せ」という考え方が同じだと言ってるのさ。
16 :
826:03/09/24 19:42 ID:zIsIIBYu
948 :朝まで名無しさん :03/09/23 23:32 ID:gFrBHb7M
>>945 >それがもう既にシャロンやビンラディンのメンタリティと同じだよと言ってるわけ。
これは何度も言うが、誰でももってるメンタリティだと思う。
つまり個人の価値観によるもの。
メンタリティに対して文句言うのは、自分にしか正義はないと思ってる証拠。
人道的・道義的であるとか道徳観として戒めるのは別にいいが。
はたしてそれがそういうものにあたるかはまた別の話。
17 :
826:03/09/24 19:45 ID:zIsIIBYu
>>16 文句を言ってるわけじゃないのさ。単に指摘してるだけ。
実際、tooo氏が
>>821で言っている「国家主義者を
予め死刑にしちゃえ」っていうのはビンラディン他と同じ
「自分と価値観を共にしないものは殺せ」という考え方に
他ならない。正義がどうこうではなく「同じだよ」と言ってるだけなのさ。
18 :
tooo:03/09/24 20:04 ID:B1lfmyW/
>>17 あの〜 (国の中で安泰こいてるよーな国家主義者を予め死刑にしちゃえ)の前に、
たしか、(日本の若者を特攻さすような)とか、そいった言葉、書いてたと思うんすけど。
19 :
826:03/09/24 20:07 ID:zIsIIBYu
>>18 書いてあるよ。
でも意味は変わらない。そういう考え方自体が同じだといってるのさ。
>>17 だからどの国でも世界中誰でもそうだよ。
犯罪者に刑罰与えるのは結局「自分と価値観を共にしないもの」
に対する処遇でしかないの。
いわば自分に都合が悪いだけ。
それを手続きを経ずに実行してしまうってところに、また多くの
者が反発するの。
21 :
朝まで名無しさん:03/09/24 20:22 ID:OZ+1lxAY
何処までも続くル〜プ・・・。
>>18 >>19 もう十分だろアンタら。
特に
>>18 アンタこのスレが死刑制度の是非のスレだってのはわかってるよね。
「どんな奴を」死刑にすべきか、したいかは、とりあえず関係無いんで
そこんとこよろしくね。
「死刑制度自体をどう考えるか」のスレだからね。
前スレ975
>また、現在相対的応報刑論をいう論者でも、応報ということを論じる論者は少なく、
>限りなく目的刑論に近づいているという印象はぬぐえません。
そうだとしても、死刑を合憲とした判例(最判昭和23年3月12日)には、
>死刑の威嚇力によって一般予防をなし、死刑の執行によって特殊な
>社会悪の根元を断ち、これをもって社会を防衛せんとしたものであり
とありますし、死刑制度と目的刑論が論理的に両立し得ないということではないですよね?
24 :
朝まで名無しさん:03/09/24 20:33 ID:xXdqBvYb
目的刑論のうちで教育刑を強調する立場では両立し得ないでしょうけど。
25 :
朝まで名無しさん:03/09/24 20:43 ID:w24MYOVJ
>>22 >「どんな奴を」死刑にすべきか、したいかは、とりあえず関係無いんで
>そこんとこよろしくね。
>「死刑制度自体をどう考えるか」のスレだからね。
でも前に「存置論者は冤罪での死刑を容認してるから、望み通りにまとめて冤罪で死刑にして、廃止反対者がいなくなったら死刑廃止。」
という案が出されてたよな。(藁
で「現在」の「刑法」は「何論」に従って作成されてるわけ?
「〜論」というのは現行法に関して
どういう役割を持ってるの?
>>25 廃止実現の策を考えるスレでもないんでそれもスレ違い。
無期懲役は何論にのっとって設定されてんの?
29 :
朝まで名無しさん:03/09/24 20:54 ID:MiwaGFFB
>>20 それはいくら何でも全然違う。。。
法、ルールというものをないがしろにしすぎだよ
>>29 良心及び思想信条にそんなものはいらないの。
いい加減にしてくらはい。
31 :
朝まで名無しさん:03/09/24 21:06 ID:MiwaGFFB
>>30 全然違うよ。
犯罪者に与える罰というのは「個人の良心及び思想信条」
から来るものでは決してない。それこそ全く関係ない。
そんなウエットなものではなく、ドライな法が根拠だよ。当たり前だけど。
32 :
朝まで名無しさん:03/09/24 21:15 ID:xXdqBvYb
>>26 前スレ967
応報刑論と目的刑論には、(略)それぞれ長短があり、いずれか一つの理論をもって
刑罰の性質や正当化理由のすべてを説明し尽くすことはむずかしい。現代の刑罰理論
は、ほとんど、これらの理論を一定の仕方で組み合わせる「統合」理論をめざしており、
このような方向で考えるのが適切であろう。
(田中成明「法学入門」放送大学テキスト)
>で「現在」の「刑法」は「何論」に従って作成されてるわけ?
現行刑法は、やはり折衷的な考え方に従っているのではないでしょうか?
折衷であるが故に、応報を重視するか目的を重視するかという考え方の違いが
生まれるのでしょう。
>「〜論」というのは現行法に関してどういう役割を持ってるの?
改正や運用に影響があると思いますけど・・・
>>31 社会の価値観に合わない者を罰するんだよ。
>>32 なるほどどうもありがとう。
各論は参照され影響を与えるが
特に「公的に」「前提」とされてるわけではないって事ですかね。
結局は政治なのかね。
35 :
tooo:03/09/24 22:38 ID:B1lfmyW/
>>22 諒解
でも、判決文なんかに「死刑の選択を避け得るほどに
悪質さの程度が低いと評価することは到底できない」とか、
やっぱ死刑判決には社会正義を考慮してると言うのか、
正義の実現を目指してる骨子があると思うんだよね。
36 :
朝まで名無しさん:03/09/24 22:39 ID:BA5nTWhK
>>35 社会正義を考慮するのは、別に死刑事件に限らない。
37 :
tooo:03/09/24 23:25 ID:B1lfmyW/
>>36 確かに。
しかし、社会正義をギッタギッタに踏み潰してくれちゃったら、
死刑判決はあり得る。
一応、強盗殺人犯をメインに、殺人犯の刑罰として。
ただし、毒物殺人事件では状況証拠の積み重ねでも証拠として採用する。
面白い(なんか不謹慎だけど)と思うのは、映画『評決のとき』のような例が、
日本でも起きて、その時陪審員制度だったら、どーなるか?
大切な肉親に害を及ばされ、加害者に復讐した第一被害者の肉親を、
どのように裁くのか。
加害者に大甘な刑の執行が続けば、いつかそうした事例が起きないとも限らない。
>>12 >一般予防論は、犯罪者を「見せしめの道具」とすることに否定的だった
>フォイエルバッハが考え出したギミックで、
>刑罰が実際に課されることではなく、法が存在することそのものが威嚇力となるとしたもの。
これはずっと前に誰かが言ってたな。(誰かさんのトンデモ論法に引っ掛かって消えたけど)
核兵器や自衛隊にも同じことが言えるかな?
39 :
tooo:03/09/25 03:14 ID:/dP+W9mv
>>38 これだけテレビが発展した現代で、
アメリカが死刑の(遺族だけへの)実況中継した時代に、
フォイエルバッハですか ?
「見せしめの道具」の性格の方が、
目に見えない「法の存在」以上に目立ってきてるように思いますが?
しかし、絶対に使わない(ただあるだけ)となれば威嚇力にはならないよね。
必要があれば使うよ、という意思が明確であるからこそ、
はじめてその存在が威嚇力たりうるわけで・・・
実際に使った場合、それが「見せしめ」なのか「意思の表明」なのかは
微妙なところだけどね。
うーむ、刑罰を抑止目的と考えるにしても、
抑止効果を発揮させるには実際に執行することが必要であるなら、
応報か抑止かというような話は、確かに大した意味はないの鴨。
例えば断崖の上にいる時、崖から足を踏み外したら死ぬ。
そこにフェンスをつけると、よほどのことが無ければ落ちて死ぬことはなくなるけど、
どんなに丈夫で高いフェンスが張り巡らされていようと、その向こうには平野ではなく
死に至る断崖があるのだから、フェンスに体当たりするような行為には
何らかの抵抗が感じられるはず。
法が常人にはほぼ乗り越えられないような高いフェンスをつけていても
その向こうは死刑という断崖であるというだけで何らかの想像が働いて
一般予防にはつながるんじゃないかと。
死刑による犯罪抑止力は、
脳内シミュだとありそうな感じがするんだが、
それを証明するのが難しいんだよな。
やるとなると以前に死刑があったのにそれを廃止した国の、
犯罪の質が以前と今とでどうなったかっていうのを、
10年20年単位で調べる必要あるだろうから素人にはキツイ。
44 :
朝まで名無しさん:03/09/25 22:23 ID:WSIRtOHN
>>41 おおいに意味がある。
抑止に代表されるように、死刑に死刑そのもの以外の目的を持たせるやり方は
一歩間違うと非常に危険。
あくまで刑罰の根本は罪人に対する報いであるという事をないがしろにしてしまい、
抑止などの目的を達成するための道具の様に刑罰を扱ってしまう傾向が強まると
罪を犯していない人間までが刑罰の対象になる危険性がある。
刑罰はあくまで罪に対する報いであり、罪人に刑罰が下される事それ自体に意味がある。
その事は絶対におろそかにしてはならない。
45 :
tooo:03/09/25 23:04 ID:/dP+W9mv
>>44 >抑止などの目的を達成するための道具の様に刑罰を扱ってしまう傾向が強まると
>罪を犯していない人間までが刑罰の対象になる危険性がある。
たしかに、その危険性の指摘は重要。
北朝鮮など、独裁国家では、元首の意にそぐわないだけで、なんとでも刑が執行されてしまう。
民主国家の日本でさえ、警察は重大事件があったら犯人が居るはずだと、
安易に犯人を創り出すのは、松本サリン事件の時の最初の被疑者に見られるとおり。
かと思えば、ニューステでもまたやってた、四国のある県警のように、
加害者グループを庇っているようにしか見受けられない事件も発生する。
自衛隊員が自殺? バカか? 無能を通り越し悪意が有るとしか思えない刑事達の氏名は、
この国家に永久に記憶され、語り継がれていくことだろう。
自衛隊機が、その県警を空爆したって、オイはちっとも驚かない。
それほどまでに、腐った不正義さだ。
46 :
朝まで名無しさん:03/09/25 23:41 ID:ZuuXywkk
死んだモン負け 生きてこそ
ムカつくあいつを殺しましょうよ 憎いあいつを殺しましょうよ
きっと 死刑なんかならないから だいじょうぶだよ
僕は死刑反対 だって国が人を殺すなんて 絶対いけない事だと思う
ちゃんと社会更生させてくれないと またシャバの人間を殺せないもん
こんな感じで何回 殺人・逮捕を繰り返せるんだろう?
47 :
朝まで名無しさん:03/09/26 01:19 ID:U7Tr89NQ
日本での殺人犯の再犯率ってどのくらいなんだろう。
>>44 >一歩間違うと非常に危険。
あー、そういうことはあるだろね。
目的が一人歩きしないように何らかの歯止めは必要だよね。
応報という考え方がその歯止めになるってことかな・・・
49 :
朝まで名無しさん:03/09/26 15:34 ID:HU07gGkc
宅間被告の死刑確定 弁護団の控訴取り下げる
大阪の校内児童殺傷事件で殺人、殺人未遂などの罪に問われ、大阪地裁
で死刑判決を言い渡された無職宅間守被告(39)は26日、弁護団が行った
大阪高裁への控訴を取り下げ、死刑判決が確定した。
1審判決で死刑が確定するのは異例。同様のケースは、岐阜県で1994
年、一家3人を殺害したとして殺人罪などに問われた被告に死刑を言い渡し
た98年の岐阜地裁判決などがある。
また取り下げは不正常な精神状態で行ったとして、その後無効とされた例
もわずかながらある。
弁護団は9月10日「1審で議論が十分尽くされたとは言えない」として控訴。
宅間被告は一貫して「弁護側が控訴しても取り下げる」と話していた。(共同
通信)
[9月26日14時58分更新]
50 :
朝まで名無しさん:03/09/26 17:59 ID:SjJolOoW
結局一貫していたわけだ。
自殺の道具にされたとはな・・・
大量殺人犯には生への執着が見られない。
殺人は遺書がわりなのである。
−エリオット・レイトン
52 :
朝まで名無しさん:03/09/26 18:44 ID:nUIso9iz
人間は無用な知識の数が増えることで快感を感じることができる
唯一の動物である。
−アイザック・アシモフ
53 :
朝まで名無しさん:03/09/26 18:55 ID:08djulnw
要らん事ガタガタ抜かされる前に、
とっとと処刑した方がいいでしょう。
54 :
tooo:03/09/26 19:05 ID:oZzm8ba+
エリオット・レイトンで検索かけたら、
『親を殺した子供たち』という本の広告に行き会った。
>子供による家族殺人が起こるのは、劣悪な家庭に育った子供達ではなく上昇指向の強い支
>配的な親による比較的裕福な中流家庭の子供達であった。
>
>幼いころから自立心や自尊心などを奪われた子供達はある日自由を手に入れるためには家
>族を殺害するしかないと決心し犯行にいたる。
いろいろ考えさせられる。
家族ではなく他者が被害者になる場合は、どういう歪みによるものなのか?
抑止論は、かなりの部分、否定されているように思う。
55 :
朝まで名無しさん:03/09/26 19:14 ID:EHvz++wp
★「日本の刑務所、中国生活より楽」=外国人被疑者、刑罰恐れず−警察白書
・警察庁は26日公表した警察白書に、急増する外国人犯罪の被疑者の声を
掲載した。
「日本の刑務所はきれい。テレビも見られ、中国での生活より楽」「刑が軽く、
初犯なら執行猶予」など、日本の刑罰を恐れていない声が目立ち、同庁は
こうした意識が経済格差とともに犯罪急増の背景とみている。
白書によると、昨年の外国人犯罪は検挙件数が前年比25.2%増の
3万4746件、検挙人員は同10.6%増の1万6212人で、いずれも
過去最高。検挙人員のうち、中国人が4割を占めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000165-jij-soci
56 :
tooo:03/09/26 19:28 ID:oZzm8ba+
ついでに、テレビでやってたペルーか南米出身者の受刑者も、
自国で働いてても、1ヶ月に何千円か
ここ(刑務所)では医療も受けられ、1ヶ月に5000円ほどの手当?も出る、
と言ってたね。
治外法権の逆になるけど、犯罪者の現地法を採用したらどうだろう?
中国人が犯罪したら中国の法律で裁き、
外国人が犯罪犯したら、その国の法律で裁く。
もちろん、日本にあって外国では処罰する該当する法が無い国の場合、
日本の法律で裁く。
何、前代未聞だって?
開国100年以上たってんだから、治外法権の逆をしたって良いジャン ???
57 :
朝まで名無しさん:03/09/26 21:47 ID:MfOHpGEa
>>56 治外法権は、
犯罪者の出身国の法で裁く事。
日本国内の外国人の犯罪も、外国での日本人の犯罪も。
ただ、昔は日本の力が弱かったから、
色んな問題が発生した。
・・・と、学校で習った記憶があるが・・・?
58 :
tooo:03/09/26 21:56 ID:oZzm8ba+
>>57 間違えました。
も一度、治外法権を適応させよう! と読み直して卓袱台。
>>57 治外法権は、裁判権を当該犯罪者の出身国が有すること。
ちなみに、かつての外国の擁護を一言しておくと、
当時(江戸末期)の日本法がかなり厳しかった(10両の横領で死罪!とか)こと
近代的裁判制度が整ってなかったこと、などから、
自国民を日本に裁かせるわけにはいかない、という判断も
理解できなくもないだろう。
現在も、某国が日本の南の方で同じロジックを使っている。
これにより、犯罪者が処罰されない?という問題がある。
当時も、これと同様だったのだろうと思う。
60 :
朝まで名無しさん:03/09/26 22:21 ID:MfOHpGEa
62 :
朝まで名無しさん:03/09/26 23:52 ID:f4XQpYlA
>>59 >(10両の横領で死罪!とか)
きっと当時の日本人にとってはそれが当たり前だったんだろうな。
その当時の日本人に「いくら金を盗んでも死罪にならないようにしよう」なんて話したら、
「今でさえ盗難は後を絶たないのに、そんな事をしたら世の中盗人だらけになる」とか、
「それじゃ盗み放題じゃないか。 俺も喰うに困ったら何十両でも盗みまくるよ!」とか、
そういう事を言う奴がいっぱい居たに違いない。
岡一男とありますが、吉岡一男です。
64 :
朝まで名無しさん:03/09/27 00:39 ID:kFPDf4r0
宅間が控訴取り下げたか
宅間に関しては死刑の一般予防効果はなさそうだな
65 :
朝まで名無しさん:03/09/27 01:12 ID:KvwCjGBu
>>64 宅間に限らず犯罪を犯した時点でその犯罪者に対しては
抑止は働かなかったと言う事でしょ。今現在の量刑ではね。
死刑を廃止して終身刑を設置したら
「終身刑になりたくて」犯罪を犯す奴が出てくるだけだろ。
宅間の言葉を真に受けて死刑の危険性を主張するなんてあまりにも馬鹿らしい。
人2,3人殺しても死刑にならない事もあるような現状だと、
制度上死刑があっても、
抑止力として活用できていないんじゃないだろうか。
>>66 クロード・ビュッフェ(フランス・1933〜1971)
少年時代から窃盗、強盗を繰り返していた常習犯罪者。1967年、女性を殺害して逮捕。供
述によると、動機は「一回殺してみたかったから」。本人は死刑を希望し、法廷でも死刑
宣告もされたが、大統領の判断により終身刑になる。その数年後、収監された刑務所で看
守と看護婦を殺害。動機は「死刑にしてもらうため」。総選挙を控えた大統領は今回ばか
りは沈黙を守り、彼の首はギロチンの餌食となった。なぜ彼は自殺という方法を選ばずに
国家に殺して欲しいと願ったのかは未だに謎に包まれている。
終身刑では飽き足らず、死刑になるために犯罪を行う人間はいるな。
もちろん例外中の例外だろうから、考慮する必要性があるとは思わんが。
69 :
朝まで名無しさん:03/09/27 21:34 ID:KvwCjGBu
>>68 最初に死刑にしておけば看守と看護婦の命は奪われずに済んだ訳だが・・・
>>68 フランスで死刑制度が廃止されていたら、
この男は二度目の殺人を行わなかったのか否か。
それは誰にもわからない。
この事件からは、死刑の危険性は読み取れない。
読み取れなくても疑われる
72 :
朝まで名無しさん:03/09/28 05:13 ID:YhDRENIU
アメリカで最も革新的な州であるマサチューセッツ州で、州知事が「死刑復活」を
目指すを宣言して議論を呼んでいるね。
マサチューセッツでは1947年?からずっと死刑は行われておらず、死刑廃止された
15州?のうちの一つ。
知事は冤罪で施行される事は絶対避けるなどの方針だが、どうなるでしょうね。
ちなみに彼は選挙公約で死刑復活をあげていたよ。
1947と15州というのは記憶が曖昧。
特定の極悪人をとりあげて死刑存続を主張することは、
特定の善人をとりあげて刑罰そのものの廃止を主張するくらい
意味がない。
74 :
朝まで名無しさん:03/09/28 20:10 ID:7+WiCPKm
>>73 じゃあ特定の極悪人をとりあげて死刑廃止を主張するのも意味が無いよな?
>>73 んなアホな。
刑罰ってのはなんの為にあるの?
悪人が居るから刑罰は必要とされる。
しかし善人が居ないから刑罰があるのではないでしょ。
仮に死刑が必要なケースが一件でもあれば
それは死刑存続の十分な根拠になるでしょうに。
76 :
朝まで名無しさん:03/09/28 22:17 ID:Ro0bILwl
77 :
朝まで名無しさん:03/09/28 22:20 ID:HNPSz0oK
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78 :
朝まで名無しさん:03/09/29 06:15 ID:TN3uJL9E
意味がない
79 :
朝まで名無しさん:03/09/29 06:29 ID:cXCZuQNl
死刑を迅速に行えば囚人への国の出費が減る
終身刑だとただでさえ満杯の刑務所に暴動や脱獄が続出する
フランスなどで立証済みだ
80 :
朝まで名無しさん:03/09/29 09:46 ID:Wadumpan
意味がなーい
81 :
朝まで名無しさん:03/09/29 12:30 ID:jqYlMaia
死刑廃止はもう時代遅れになるだろうね。
82 :
朝まで名無しさん:03/09/29 12:42 ID:24A9RtfG
人権って一昔に比べて重要度が高まっているね。その人権を蹂躙し剥奪した
人間に極刑として死刑を課するのは当然の論理だと思うが。
83 :
朝まで名無しさん:03/09/29 12:46 ID:24A9RtfG
それとね、抽象的な法律論なんてなんの意味もない。実際に起こった事件を元に
あるべき法律を論じるべきだ。少なくとも立法実務、すなわち法律改正に至るまでの過程を直視すれば具体的な
事象、事実を元に改正論議が起こって法改正しているはずだ。
84 :
82:03/09/29 12:48 ID:24A9RtfG
一昔→一昔前
85 :
朝まで名無しさん:03/09/29 15:33 ID:0CmvBY1r
死刑というものが現在の絞首刑のような人道的なものではなく
もっと残虐で苦痛や苦しみの多いような刑にならないと抑止効果
が機能しないな。国民投票でより残虐な報復刑にすべき。
>>81 それは感じるね。発展した思考回路には廃止論すら通過点だろう
88 :
朝まで名無しさん:03/09/29 17:30 ID:24A9RtfG
アメリカみたいに死刑囚を死刑にできないで牢獄に抱え込む病んだ国にしてはいけない。
彼らはキリスト教が支配する国だからというのもあるが。
89 :
朝まで名無しさん:03/09/29 17:35 ID:u+mIPR6N
根本的に日本は人権の意味・意義を履き違えてる。
だから被害者の人権を忘れて加害者の人権ばかり考えるような
人権屋と呼ばれる偽善者が多いんだ。
死刑にするなら、医学進歩の為に生体実験にまわせ。
ただ殺してももったいない。
アフォは始末できるし、医学に役立つし、動物実験の動物は要らないし。
こんないいことないと思うけどな。
90 :
朝まで名無しさん:03/09/29 18:03 ID:24A9RtfG
日本でも責任論が希薄になりつつある。例えば俺が知っている某ベンチャー企業でもバカ社長が
金を出す投資家に甘えて大赤字。やめるどころか勘違いをした言動をしていた。本来ならば、読売巨人軍
の原監督みたいにやめるべきなのだが。
死刑を廃止して凶悪犯罪の加害行為を棚に上げて社会が悪いと他人事にするバカが跋扈することを危惧する。
人権屋は責任ある発言をしろ。少なくとも自分が被害者であっても言えることだけを言うようにすべきだ。
91 :
tooo:03/09/29 23:26 ID:I5humxDz
けっきょく存置派も廃止派もお互いの価値観が前提になってるから、
最初から議論の余地無しなんだよな、と言ってみる。
>>90 犯罪者は責任を取らなくてもいいなんて誰も言ってませんよ?
「目には目を」という責任の取り方でなくてもいい、と言ってるだけで。
>少なくとも自分が被害者であっても言えることだけを言うようにすべきだ。
そうですね。
自分が殺人の被害者になったら相手を絶対に許せないという人は、
殺人は全て死刑に改正と主張すべきですね。
94 :
朝まで名無しさん:03/09/30 04:51 ID:O9SmDALd
95 :
朝まで名無しさん:03/09/30 06:06 ID:TsJqrheK
廃止論は人権論を前提にしている。
人権論を否定する存置派はDQNだからモーマンタイ。
96 :
朝まで名無しさん:03/09/30 09:07 ID:XU71289Q
流行に乗ったエエカッコしいで、
自分自身の廃止論が無いため、
借り物(学者ら)の廃止論しか言えず、
後ろ盾(アムネス等)がないと、
一人では廃止論を言えない、
吹けば飛ぶような似非廃止屋が跋扈している。
97 :
朝まで名無しさん:03/09/30 11:09 ID:A+Q+5N2y
死刑という刹那的な方法で問題を解決しようという方が
おれにはよほど無責任に思えるのだが
98 :
朝まで名無しさん:03/09/30 12:52 ID:8QvmXwc6
99 :
朝まで名無しさん:03/09/30 12:57 ID:IehvzDbm
100 :
納税奴隷:03/09/30 13:39 ID:RCIOWm5g
「法律とは支配者(警察、裁判官)の都合のいいように解釈される」
今、アメリカでは「司法局」の批判が続出している。
警察、裁判官を選挙で選ぼう。
101 :
朝まで名無しさん:03/09/30 15:16 ID:4GXjHhHe
102 :
朝まで名無しさん:03/09/30 20:23 ID:BJyN/3Ns
例えば犯罪を犯す時に加害者自身「これで捕まったら死刑かもしれない」
と自覚していたなら、言ってみればその犯罪は命をかけたビジネスみたいなもんで
その上で事件を起こした人間は死刑になっても文句は言えないだろう
実際は衝動的な事件も多くて意外にこういう例も少ないとは思うけどね
やっぱ死刑ゼロは難しいと思うよ
103 :
朝まで名無しさん:03/09/30 20:26 ID:M8yGaqcE
俺は可愛い女の子に生まれ変わって、
浣腸責めによる死刑にされたい。
104 :
朝まで名無しさん:03/09/30 20:29 ID:BJyN/3Ns
それなら不細工な男でもいいだろ
105 :
tooo:03/09/30 20:40 ID:lccrzhEE
懲役も増やすべきで、その期間も50年くらいに延長すべきで、
しかも死刑も存知させるべき。
中国では今大問題。
日本の会社の慰安ツアーに参加の288人が、買春ツアーしてた。
中国に送致して、中国の法律で処罰してもらうか、
中国側に該当する法律がないのなら、日本の刑罰を適応させて、
中国側で罰金刑なり懲役刑なりに処してもらいたいくらいだ。
トレードで、福岡一家惨殺事件の主犯2名を日本に送致してもらい、
日本の法律か、もっと厳しそうな中国の法律で裁けば、無問題。
アジアの一国である日本では、死刑の存置は致し方ないのだ。それが現実。
106 :
朝まで名無しさん:03/09/30 21:08 ID:GzmXxZ8Q
107 :
tooo:03/09/30 22:58 ID:lccrzhEE
本日のニュースステーションによれば、
弁護団が宅間守の手記(というよりメモ)を公開した。
宅間守は「6ヶ月以内、できれば3ヶ月以内の死刑執行を望む」
また、名古屋の立てこもり事件を知り、
「ガソリンを使っていたらもっと殺せたのに」と言い、さらに、
「自殺しておけば、捕まらずにすんだ」だと。
当人の望む刑=死刑以外の処遇を考える人って、一体全体・・・
本人の言うとおり、すぐにでも吊るしてやれよ。
執行官が来たら、涙流しながら泣き喚くのが関の山
クソションベン垂れ流して、目ん玉飛び出させて吊るされるのを
テレビ放送してくれないかな?
109 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:23 ID:XGagOPp0
110 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:30 ID:+HdGzEQy
もう後片付けとか面倒だから、生きたまま棺おけにいれて
火葬場の窯にいれちゃうのどう?執行と葬式が同時にできて
手間はぶけるよな
111 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:40 ID:XGagOPp0
>>110 殺してあげるのか・・・やさしいんだね.
112 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:42 ID:tknXtH4w
加賀乙彦「死刑囚の記録」によれば
一番つらいのは死刑確定後の執行待ちの期間らしい
法務大臣がいつはんこを押すか、日々おびえて暮らすこと
ほとんどが病的な精神状態に陥るという
>当人の望む刑=死刑以外の処遇を考える人って、一体全体・・・
これって当たり前じゃないの?
113 :
tooo:03/09/30 23:43 ID:lccrzhEE
114 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:45 ID:YcycN2KW
絞首刑直前に10分我慢して生きてればご赦免だよと耳元で囁くってのはどう?
必死でがんがると思うよw
115 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:50 ID:P8F5Mk4i
ここで好き勝手なこといってる奴らは
自分が宅間と同じ立場だったら、何て言うのかな?
そんな事考えた事も無いか。
116 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:52 ID:tTJVbuQl
>>114 下手に頑張って力いれたために首がちょんぎれちゃったりして(w
117 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:52 ID:uJh2wu04
>>115 きみならなんて言う?
おれはちょっと想像できない
118 :
tooo:03/09/30 23:58 ID:lccrzhEE
大原健士郎著『生と死の心模様』(岩波新書)p.162
来世を信じている人は、死に臨んでも強い。
魯迅の随筆に、刑場に引かれていく死刑囚の話が載っている。
死刑囚は振り向きざま叫んだ。
「今度生まれてくる時も、男一匹さ!!」
これを見て、魯迅は、信心深く、来世を信じている人は、
死に臨んでも強いと感嘆している。
・・・友人の小児科医から、・・・聞いた・・・
病気で苦しんでいる子供に、天国の話をしてやると、
喜んで死を受容するようになるそうである。
しかし、これも信仰心の薄い人には役立たない。
これ読んで、宅間は、死後に自分の名が歴史に残ることを信じているのか、とも思う。
日本から失踪したことにして北朝鮮の強制収容所に送るしかないな。
119 :
朝まで名無しさん:03/09/30 23:59 ID:XGagOPp0
>>115 てか,俺が宅間だったら,あんな事件は起こさんよ
120 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:04 ID:DeX6+296
俺が宅間だったら、笑って死んでやる。
121 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:05 ID:jos4d7I5
宅間には確信犯的な側面があるからなー
「セブン」って映画にそっくりな構図じゃない?「私を殺せ!」
122 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:08 ID:jos4d7I5
>>120 実際宅間もそうなりそうだね…
やつはそれを望んでいるわけで
123 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:18 ID:varQjYhK
死刑判決までの超強気が執行時に超ウロ化した例としては、大久保清が代表的。
当日執行で、房内宣告で小便垂らし、引き摺られながら、儀式無しのスピード処刑。
宣告から僅か15分。直前は「ククッ」とか言って泣いたとか。
逮捕〜死刑確定までは「立派に処刑されてやる」と豪語してたのだが…。
宅間もそのクチだろうな。
124 :
朝まで名無しさん ◆VpKHzOu04Y :03/10/01 00:28 ID:f6jRQ1HO
死刑は廃止すべきだと思う。
誤判の危険性があるし、刑務官が可哀相だから。
遺族の心情も考えて、そのへんは脚色するんじゃないの?
「宅間も死の寸前に改心して、泣きながら子供達と遺族の方々に謝ってましたよ。」とか。
126 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:32 ID:varQjYhK
終身刑がいいな
127 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:46 ID:V9vaJMAL
>手紙で宅間死刑囚は「6カ月以内、できたら3カ月以内の
>死刑執行を望みます」とあらためて早期執行を要求。
ふーむ、タ悪魔はこういっときゃ少なくとも3ヶ月は執行されないと踏んでいるな。
よし明日執行してやれ。そうすれば拘置房の中で小便垂れるはず。
社会秩序維持のためにも、法秩序をなめたやつは即執行したほうがいい。
128 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:47 ID:Bv2XAKLQ
>>127 小便たらすの好きだなぁ〜w
なら,他人の死刑執行の際に必ず,立ち会わせるとかの方がいいんでない?w
129 :
朝まで名無しさん:03/10/01 00:51 ID:varQjYhK
死刑囚は確定後もなんだかんだで平均7年くらい生きてるらしいぞ。
>>128 うーん、それはどうだろう?発狂しちゃったりして執行に支障きたしたら
まずいしな
>>129 こいつは早いと思う。スピード記録つくるかもね。
132 :
朝まで名無しさん:03/10/01 01:00 ID:varQjYhK
記録作られると宅間の思うツボ。英雄視する厨房も出てくるだろし…。
最遅記録での対応がいいんでは?
133 :
朝まで名無しさん:03/10/01 01:13 ID:gsvVV2py
>>132 出てこない!出てこない!確定執行の最速記録なんてだれもうらやましがらん。
こんなアフォを無駄に生かせてすき放題言わせてるほうが
よっぽど社会に害。それこそ勘違いする糞が発生する確率もあがる。
はやく吊るしたほうがよし。
罪もない子供8人も殺して、まだ税金で飯食わせて生かせてるのかと思うほうが
精神的に悪い。反吐がでるよ。
134 :
朝まで名無しさん:03/10/01 01:18 ID:varQjYhK
すでに英雄視する厨房のスレがあるんだけどね…。>133
135 :
朝まで名無しさん:03/10/01 01:29 ID:FnBwBUi8
宅間は自分を特別な存在だと思っている節がある。
しかも、どうやら2ちゃんでも宅間を特別な存在だと思っている人がままいる。
じっさいのところ、所詮ヤツは単なる殺人犯でしかない。
特別な人間でもなんでもなく、これまでに死刑になってきた何百何千もの犯罪者と
何も変らないし、これから死刑になるであろう何百何千もの犯罪者とも何も変らない。
いつもどおりフツーに裁判して、いつもどおりフツーに死刑にすればいい。
何か特別な事をする理由はどこにも無い。
特別な存在ではあると思うよ。
実際、みんなの記憶には残るだろうし時折話題にも出るだろう。
負の記憶ではあるけどね。サカキバラや宮崎勤のように。
>いつもどおりフツーに裁判して、いつもどおりフツーに死刑にすればいい。
>何か特別な事をする理由はどこにも無い。
これには激しく同意。
ああ、でも日本では大久保清なんかはとっくに知名度も低いか。
宅間もそんな感じになるのかな。
それを思えば日本はまだ健全だね。
138 :
朝まで名無しさん:03/10/01 01:48 ID:varQjYhK
フツー相場が6〜7年。それより早く死刑執行をすると、
宅間の法廷戦略を追認することになる。
宅間の贖罪からの逃避を許したくないからフツーより遅く執行した方がよいと思う。
そのほうが被害者家族の応報感情にも合致するのではないかな。
139 :
朝まで名無しさん:03/10/01 01:53 ID:5BTqvbnD
>>138 でも、彼が言ってるように「施行を早くしろ」と訴えたらどうなるのかね。
裁判所は法的に正しい宅間の主張を認めざるを得ないのではないか?
そうなると、判例ができた以上、他の死刑囚の施行も早めざるを得なくなるな。
>>139 いつ執行するかは、法務大臣の裁量です。とかいって却下じゃない?
141 :
朝まで名無しさん:03/10/01 02:43 ID:varQjYhK
却下だろうね。
昔、「死刑は残虐な刑だから憲法違反」と訴訟中の孫某という死刑囚がいたしね…。
彼は何時間も暴れまくって、下から吊るされたらしいYO。
142 :
朝まで名無しさん:03/10/01 02:43 ID:5BTqvbnD
行政裁判だろ、その場合は。
143 :
朝まで名無しさん:03/10/01 03:50 ID:JkMOP0IU
死刑という刑罰の意味は死にあるんじゃなくてその前にあるんだよ
決して早ければいいってもんじゃない
>>124 じゃ、生体実験は?www
>>126 終身刑ねぇ・・・犯罪者に税金使って生かさなければならないというのは
物凄くムダだと思うけどね。
アンタが終身刑にする連中の費用をもってくれるというなら
それでもいいんじゃないの?
145 :
朝まで名無しさん:03/10/01 14:00 ID:varQjYhK
無期懲役でも15年くらいで社会に出して再犯率40%というようなムダと比べれば、どうってことないだろ。
殺人者でも2、3人殺さないと死刑にならないという相場主義はおかしい。
殺人者はすべて終身刑。一生、牢獄の中で苦しませるがよい。
146 :
警察署長:03/10/01 14:23 ID:zP9OblE2
森本レオ、イチロー(チチロー)、青島幸男、赤井英和、泉谷しげる、島田紳助、
笑福亭鶴瓶、高田純次、坂東英二、古谷一行、松崎しげる、峰竜太、
野村克也&野村沙知代バァバァ、村西とおる、森本毅郎、大仁田 厚、横山ノック、
佐々木主浩、武田鉄也、東尾修、桂三枝、桂南光、みのもんた、山城信吾、
タモリ、克美しげる、
(自民)山崎拓、中川秀直、佐藤孝行、
舛添 要一、天童よしみ、北島三郎、石井館長、中川家、極楽トンボ、ネチプーン、
そのまんま東、ビートたけし、(新人)宅間守、(故)大久保清、
問題企業>
サトー製薬、積水ハウス、ミドリ電化
日興コーディアル証券
雪印、日本ハム、(新参加)プリマハム、
147 :
朝まで名無しさん:03/10/01 18:35 ID:+I7UYapx
死刑は廃止すべきだと思う。
148 :
朝まで名無しさん:03/10/01 21:20 ID:LPKACEF6
誤判の危険性があるしね
149 :
朝まで名無しさん:03/10/01 23:15 ID:fmGNxL+r
懲役も廃止すべきだと思う。誤判の危険性があるから。
裁判制度も廃止すべきだと思う。人間が裁く以上誤判の危険性があるから。
150 :
朝まで名無しさん:03/10/02 00:00 ID:5+SdRaPS
宅間は多くの人の前で公然と人殺しをしたのだから、誤判のおそれないだろ。
死刑制度は必要じゃないか。
151 :
朝まで名無しさん:03/10/02 00:20 ID:5wh+dN/2
暢気だね>149
152 :
朝まで名無しさん:03/10/02 09:47 ID:DLyWdzQ0
153 :
朝まで名無しさん:03/10/02 10:52 ID:UFw1lkpZ
人口が多いと思う。
154 :
朝まで名無しさん:03/10/02 11:06 ID:ZBUxwOD3
日本犯罪者天国に出稼ぎに来る理由に刑が軽いということがある。
なんといっても、一人殺したっていいんだから。死刑にならないんだから。
母国よりずっといい生活が保障されるんだから。
人権屋や腰抜け裁判官、署名できない法務大臣たちによって、死刑に抑止力が骨抜きにされてる。
量刑相場が暴落状態。
155 :
朝まで名無しさん:03/10/02 12:41 ID:5+SdRaPS
先の自民党総裁選だが、小泉(死刑存置論者)VS亀井(死刑廃止論者)という
視点でもみていたよ。
156 :
朝まで名無しさん:03/10/02 17:42 ID:VjNsmpAd
157 :
朝まで名無しさん:03/10/02 19:51 ID:+1QN1qUt
これでまた グリーンマイルのDVDとか売れるんだろーね。
宅間タン グリーンマイル見たことあんのかなー
感想文書いて欲しいね お得意の長文で。
いつが執行日かも分からないままに 毎日を過ごす死刑囚 3週間が
待ちの限界なんだろーね それ以上ジラサレルと 気持ちが
持たないんだろーね 僕は ジラサレルのも好きですよ 宅間タン
プププッ
158 :
tooo:03/10/02 20:38 ID:nwhVDWjO
長崎の少年は埼玉県に送致。
神戸の少年は関東医療少年院。
夫は関東医療少年院の刑務官の家庭で、
むか〜し夫婦喧嘩があって、夫に殴られた妻が一言。
「あんたは、刑務所でも同じよーに少年に暴力ふるってるんだろ。」
「俺は、そんなことしてない!」
・・・ということは、刑務官の何人かは、体罰する傾向を持ってるって事だな。
159 :
朝まで名無しさん:03/10/02 21:25 ID:xNT0QGLz
160 :
朝まで名無しさん ◆VpKHzOu04Y :03/10/02 21:31 ID:8GLPUyrY
>>144 誤判の危険性の話をしていたので「じゃあ、生体実験は?」と訊かれても、何とお答えしてよいのやら
>>149 間違いで牢屋に入れられた場合はまだ賠償請求などが出来るけれど、死刑の場合それはできないじゃないですか。
とり返しがまったくつきません。
三審制が導入され科学捜査の発達した現代国家において誤判・冤罪
の可能性は100%ありません。それよりもエセ人権屋や悪徳弁護士の
増加により本来死刑しか選択の余地のない犯罪人が死刑にならないケース
が増えてきました。凶悪犯罪の増加を考慮しても、量刑を適切なものに
戻す(人を1人でも殺せば死刑適応を考える)ことが必要です。
∧_∧
(´・ω・`) 議論も良いけど、休憩した方が良いですよ
( つ旦O お茶どうぞ
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
163 :
朝まで名無しさん:03/10/02 22:02 ID:R0gtPnUL
164 :
朝まで名無しさん:03/10/02 22:13 ID:G7Vwj07F
>>160 賠償ってどうやって?
何時から時間が金で買えるようになったの?
取り返しは懲役でも全くつかないよ。
>>160 取り返しのつかない欠陥が有るのは死刑だけじゃないし、
一般市民にとって一番危険な刑罰制度でもないのに、
なぜ死刑廃止が最優先なのか説明してくれ。
166 :
朝まで名無しさん:03/10/02 22:37 ID:kcMTK+VF
殺されるのも監禁されるのも被害は変わらないと言うのか?
俺は殺される方が嫌だけどな。
168 :
tooo:03/10/02 22:58 ID:nwhVDWjO
>>167 と仰る貴方を、誰かが殺した。
その者に、科したい刑罰は何 ?
169 :
朝まで名無しさん:03/10/02 22:58 ID:QE5e6v0U
>死刑と懲役の違い
本人の再審の権利が保障されるかいなか
>三審制が導入され科学捜査の発達した現代国家において誤判・冤罪
>の可能性は100%ありません。
神ならぬ人間のすることに誤りがないなんてねえ?
同様に「脱獄や再犯100%はない」といってもいいかな?
俺は結局冤罪が晴れずに何十年も監禁される方がよっぽど嫌だが。
その上で死ぬのはもう最悪だ
どっちも絶対イヤ
172 :
167:03/10/02 23:09 ID:VZzUpTO6
>>168 俺を殺した奴は数年間かけて拷問した上殺して欲しい。
でもそれが刑法として採用されそうになったら反対するかなw
>>170 人によっていろいろだな。
俺は殺されるよりは監禁の方を選ぶけどな。
もし冤罪が晴れたとき、死んでたら意味無いしね。
何十年も監禁されていたとしても出れたら嬉しい。
冤罪で死刑になるという僅かであろうと思われる可能性を考えるのなら、一生
冤罪晴れずに獄中死する可能性も考えてしまうのが普通のような気がする。
>>174 当然でしょ。
でも冤罪晴れない可能性があるって事は晴れる可能性もあるって事でしょ。
死刑も終身刑も被害は同じって言ってる人は、
なんで晴れる可能性を考慮に入れないんだ?
176 :
tooo:03/10/02 23:20 ID:nwhVDWjO
ある意味、どんな個人も死刑判決の執行猶予状態なんだよな。
生まれて、必ず死ぬんだから。
>>175 晴れる可能性は無視してしまうね。
もともと可能性の薄い悲惨なことを考えるのだからね。
>>177 そっか。ほんとに人によっていろいろだなw
まあ晴れる可能性もあるよ。可能性はね。
>>178 まさかのことを考えるときに、そんな晴れるかどうかわからないものの可能性
にすがりつくことが出来ない(w
>>175 考慮に入れないわけじゃないけど、冤罪が晴れる可能性なら死刑判決後にもあるしな。
死刑執行まで何年生きるかはわからないけど、時間がたてば冤罪が晴れやすくなるってわけでもないし
自分は、懲役の上に冤罪を晴らすための努力をするバイタリティが何十年も持つとは考えられない。
それに冤罪終身刑だと冤罪死刑のときより、死ぬ瞬間に世の中を恨むことになりそうだ、ってのもある。
あくまで自分の身に置き換えたときの想像だけどね。
逆に死刑はダメだけど終身刑はokって人は、終身刑特有のリスクを無視してるようにも見えるんだけど。
181 :
朝まで名無しさん:03/10/03 00:02 ID:H0FXNug6
そうそう。
冤罪死刑確定後執行という最悪の事態を考えてる割には、終身刑の話になると
冤罪が晴れるというのんきな方向で考えるのよね。
いっぺんに10人ぐらい死刑にならんかね?
なんか最近の法務大臣仕事さぼってるのか
ちゃんと仕事しろ!
184 :
朝まで名無しさん:03/10/03 00:43 ID:k+zcCFYj
つーか死刑の危険性は声高に言う割には
他の危険性は無視してるのはホント暢気だね。
たしかに呑気だね
冤罪なんかねーよ、アフォ 何時代の話してるんだ?
てめーがやったっていう動かぬ証拠があるから首絞められるんだ
おとなしく吊るされとけ(藁
あー、危険なのは死刑も終身刑も同じって言ってたから
俺は終身刑の方がまだマシなんじゃねえ?って言っただけで。
冤罪晴れようが晴れまいが同じ、って言うなら
まあ人によっていろいろだねとしか言い様が無いなあ。
>>188 死刑より終身刑がマシ、終身刑より有期刑がマシ、懲役30年より懲役20年がマシ。
あとずっと続く。
>>189 死刑より釜茹でのほうが有効、釜茹でより拷問死刑の方が有効・・・
あとずっと続く。
相手に対してだけ妥協を許さないのはやめない?
>>190 ??
「よりマシ」っていう論理で行けば、極刑なくしてすべて同じ刑罰で
なければ整合性がない、という指摘のつもりだが。
192 :
朝まで名無しさん:03/10/03 08:58 ID:UKFrr+iO
193 :
朝まで名無しさん:03/10/03 10:28 ID:D5QoKod8
「どうせ冤罪は晴れる可能性が薄い」から死刑でもよい…?
真犯人なら自分が犯罪を犯したという「真実」を知っている。
自白するかどうかは別として。
冤罪ならその者は自分が犯罪を犯していないという「真実」を知っている。
なぜなら彼は犯罪を犯していないのだから。
罪を犯したか否か、冤罪か否か、
当人にとって真実は一つであって可能性の問題でありえない。
だから被告人は「事件についての最良の証人」なのであって、
そのゆえに捜査機関や裁判所は自白を重視する。
いうまでもなく、冤罪の発生は真犯人が認知されずに
世間に放置されることを意味する。
自分が無実であるにもかかわらず、制度上冤罪が晴れにくいからといって
再審をしないことは、世に真犯人が別にいることを知らせない、
世間を欺く行為だ。偽証や犯人蔵匿と同じだ。
冤罪で死刑になっても仕方がない、かまわない、自分は再審請求をしない、
というのは、真実を隠蔽し、不法に荷担し、法の権威を堕落せしめること
以外の何物でもない。
上のような主張をした人間は恥を知るが良い。
194 :
朝まで名無しさん:03/10/03 15:42 ID:LhRhgFQh
無駄。
ここの連中は、同じ無辜の命でも冤罪で殺すのは当然の犠牲ぐらいにしか感じない程度の感覚しか持ち合わせていないからね。
そういう意味での恥の感覚とかは生まれつき持ち合わせていないらしい。
世の中に無辜の命を奪うものはたくさんあるのだけど・・・
冤罪死刑だけは特別なのかい?
196 :
朝まで名無しさん:03/10/03 16:03 ID:LpV25B6M
なくせるものならなくしたほうがいいだろう
197 :
朝まで名無しさん:03/10/03 16:05 ID:O76AfYFY
死刑廃止国でも凶悪でセンセーショナルな殺人事件がなくなるわけではないから
死刑こそがふさわしい刑罰だ、という呟きは、なくならないだろうな。
198 :
朝まで名無しさん:03/10/03 16:21 ID:Nusdz8G2
次の執行は、衆議院解散後、特別会召集前と予測。
死刑廃止派の議員が忙しいし、今の法務大臣は参議院だから好都合。
>>193 >法の権威を堕落せしめること以外の何物でもない。
これが本音ですか・・・
結局被害者側の立場で言ってるのではなくて、司法側(業界側)の立場なんやね。
>>196 制度の運用上、無辜の人命が奪われる危険性が有る刑罰制度は
死刑だけではないのに何故死刑のみ又は優先して廃止するべきなの?
201 :
朝まで名無しさん:03/10/03 16:53 ID:WiSQsT8s
死刑のほかに無辜の人命が奪われる危険性が有る刑罰なんてあったか?
>>201 一般市民の側から見れば仮釈放制度は死刑より遥かに危険な刑罰制度ですが?
203 :
朝まで名無しさん:03/10/03 17:10 ID:FqfEtM2v
以前もいたな、仮釈放後の再犯の危険うんぬんいってた阿呆が
ふつう刑罰ってのは刑法9条にのってるものだろう
死刑と仮釈放は何の関係も無い
死刑廃止と仮釈放廃止を同時に訴えたとしても何の矛盾もない
204 :
朝まで名無しさん:03/10/03 17:11 ID:FqfEtM2v
以前もいたな、仮釈放後の再犯の危険うんぬんいってた阿呆が
ふつう刑罰ってのは刑法9条にのってるものだろう
死刑と仮釈放は何の関係も無い
死刑廃止と仮釈放廃止を同時に訴えたとしても何の矛盾もない
205 :
朝まで名無しさん:03/10/03 17:12 ID:FqfEtM2v
被った、スマソ
>>203 じゃあ死刑の危険性とは何に対しての危険性な訳?
市民?司法?法学?
>死刑廃止と仮釈放廃止を同時に訴えたとしても何の矛盾もない
そう、矛盾ないよ。
でも無辜の人命を問題にしておきながらなんで死刑が先な訳?
207 :
朝まで名無しさん:03/10/03 17:28 ID:se3h4+oW
>>206 >じゃあ死刑の危険性とは何に対しての危険性な訳?
>市民?司法?法学?
質問の意味がわからんが、民のための法律である以上市民だろうな
>そう、矛盾ないよ。
>でも無辜の人命を問題にしておきながらなんで死刑が先な訳?
ここが死刑板だから(藁
仮釈放の問題なら他所でやれ
ここでは死刑廃止の連中も仮釈放廃止を後押ししてくれるかもしれないぜ?
208 :
朝まで名無しさん:03/10/03 17:36 ID:6FnisN6e
>>199 >>法の権威を堕落せしめること以外の何物でもない。
>これが本音ですか・・・
>結局被害者側の立場で言ってるのではなくて、司法側(業界側)の立場なんやね。
無実の人間を処刑し、真犯人を野放しにしておいて
「事件解決です」と騙すほうが
よほど被害者をバカにしていると思うけどな
「法の権威」という言葉を捉えた姑息な印象誘導だね
>>207 >質問の意味がわからんが、民のための法律である以上市民だろうな
ん?冤罪死刑廃止論は死刑の運用上の危険性を問題にしてる訳だろ?
その危険性の対象はどこなのかと聞いてる訳。
>民のための法律である以上市民だろうな
だったら死刑より仮釈の方が危険だよな?
>仮釈放の問題なら他所でやれ
>ここでは死刑廃止の連中も仮釈放廃止を後押ししてくれるかもしれないぜ?
あくまで無辜の人命が奪われる危険性をなくす事が目的で
死刑廃止は手段なんだろ?おなじ目的の比較議論をして何が悪い?
>>208 >無実の人間を処刑し、真犯人を野放しにしておいて
>「事件解決です」と騙すほうが
>よほど被害者をバカにしていると思うけどな
バカしてるのは分かるよ。でもバカにしてるから廃止なん?
>>208 無実の人間が獄中死し、真犯人を野放しにしておいて
「事件解決です」と騙すのも被害者をバカにしていると思わない?
とうか冤罪死刑廃止論ってこんな問題なん?
212 :
朝まで名無しさん:03/10/03 18:11 ID:ahGIXx/I
>>209 >あくまで無辜の人命が奪われる危険性をなくす事が目的で
>死刑廃止は手段なんだろ?おなじ目的の比較議論をして何が悪い?
その比較議論とやらになんの意味があるんでしょうねえ?
仮に冤罪死刑者の数よりも仮釈放−再犯による被害者数が多いとして
(絶対数が違うのだからある意味当たり前)
それが死刑の存廃という結論にどう影響するのでしょう?
>>206であなたも認めるとおり、死刑廃止と仮釈放廃止は何ら矛盾しません
>>212 >その比較議論とやらになんの意味があるんでしょうねえ?
無辜の人命が奪われる危険性のある制度はなくすと言う
議論に意味が無いと言うのなら、何で死刑に反対してるの?
他の話の時(正当防衛やら緊急非難etc)は関係無い
とか他スレでやれとか言わんのに...
確かに、死刑廃止と仮釈放廃止は何ら矛盾しないのだけど、
死刑廃止を主張している人で、仮釈放廃止も主張している人っているのかいな?
もし、仮釈放は廃止すべきではない、と考えているのなら、
無辜の人命が奪われる危険性のある制度はなくすという
理屈だけでは、死刑廃止の根拠としては不十分ということになるね。
217 :
朝まで名無しさん:
ちょうどタイミングよく、
現在発売中の「法律時報 2003年 10月号」の特集が、
「刑事再審の課題と展望」。
まぁ馬鹿ばかり言ってないで、人生で一度ぐらいまともに頭を使ってみたらどうかな?w
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特集=刑事再審の課題と展望
刑事再審の現状を「逆流」とみるか「安定的運用」とみるかは議論の分かれ
るところであるが、再審による誤判救済の動きが沈静化していることは疑い
ない。しかし、重大事件の再審請求が減少しているわけではないし、注目す
べき開始決定もある。依然として重要な現代的テーマである刑事再審につい
て現段階の諸相を解明して対抗軸と課題を析出し、今後の展望を打ち出す。
刑事再審の現状と課題 川崎英明
無罪推定法理の実質化と再審 公文孝佳
再審請求事件の現段階 塚越正光
再審理論の再検討 中川孝博
明白性判断の構造 村岡啓一
[座談会]再審の展望と誤判救済
一瀬敬一郎・上田國廣・神山啓史・高田昭正・村岡啓一・川崎英明