グローバリズム、終了〜

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1薄弱
やれやれ、
グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義も終了だね。

鼠を追いつめすぎた。
アラブがどれほどの絶望と屈辱を味わってきたか想像すると、
今のアメリカの怒りと悲しみなど同情するに値しない。
一人一人の被害者には同情するが、国としては自業自得だよ。
アメリカが間接的に殺したアラブ人は、1万人どこじゃないってば。

むろん人命救助やテロ抑止は最優先だが、
裁きの名を借りた報復の前に、やることがあるだろうね。
グローバルとやらを謳う画一化された世界は、
アラブをはじめ、多様性に対するキャパがあまりに貧弱すぎた。

資本主義へのカウンターとして共産主義が生れたように、
グローバリズムから疎外された奴らが原理主義に逃げこんだ。
バランスが取れるとは、両方の重さが同じことを言う。
片方が一方的に重い状態は安定ではない。
でも、重い皿に居る奴らには、それが分からない。
そこへ、跳ね上げられた軽い皿から、落差を付けてテロリズムが振ってくる。
あったりまえじゃん。

パールハーバーもワールドトレーディングセンターも、
人種も宗教も違う世界からの警告だった。
だが、アメリカは「プライドを傷つけられた」事はあっても、
「恨みを抱いた」事はない。そこまで惨敗するには強すぎた。
自分の国も焼かずに戦ってきた。
アメリカは、やっと弱者、少数の痛みを知ったのか?
いや、慣れないショック受けてヒステリックになるだけと思われ(藁
アメリカの都合で第三次世界大戦だね。
国vs国ではなく、幕府vs脱藩志士の。
2名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 22:55 ID:EE1c7p1Y
なによりもグローバリゼーションで私腹を肥やし、金融の力で世界の大部分を蹂躙した奴らにとって当然の報いだね。無関係な市民というが、テロリストにとってはこれ以上の敵はいないだろうね
3名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 22:57 ID:6mSTpl7E
なかなかの良スレ、今回のテロ事件の原因のひとつである、社会・経済
面での考察がよくできている。
4薄弱:01/09/13 22:58 ID:y4fWkLBk
まあ金融=ユダヤだからなあ。
WTCは標的としてあまりにも的確だったね。
でもまあ奴らも哀れな歴史を背負ってるからな。
グローバリズムの、ファシズムとしての側面が逝かんとおもうよ。
5 :01/09/13 22:59 ID:yCWUYpVw
 一人だけ幸せになろうとしてもだめなんだよ。
お前もだぞ、順。
6名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:03 ID:uiPJByTs
昨日のラジオに出てた解説者は経済問題は関係無いといってた。すごいドキュソだ。さすが○美林大
7名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:05 ID:RIcxP8Z6
テロの世界では組織のネットワーク化が進んでいる
テロ界はグローバル化なんだね・・・
8薄弱:01/09/13 23:08 ID:y4fWkLBk
うん、国より個人の方がよぽどグローバルと思われ。
幕臣より脱藩志士のほーがグローバルだったべ。
9名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:15 ID:RIcxP8Z6
例えが(゚Д゚)ウマー
10  :01/09/13 23:19 ID:eEa5etG6
これから、アメリカの軍事に世界が飽きて、軍事をあまり大事にしない日本が世界一になればいいなぁ。
そして、大衆文化が世界制覇すればいいなぁ。
11名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:20 ID:8H.2Uajk
地球連邦の初代大統領はまちがいなくピカチュー
政敵、ミッキーマウス
12 :01/09/13 23:22 ID:wXLeIn/2
アメリカの軍事に頼らなかったら、
どうやって北朝鮮から飛んでくるミサイルを撃ち落とすんだよ
どうやって中近東から無事に原油を運んでくるんだよ
俺達の今の生活はアメリカ人兵士の命と引き換えに成り立っているんだぜ
13名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:24 ID:LERF7/Q2
>>1
なんか僕の思ってたこと大体言葉にしてくれた。
ありがとさん。
14薄弱:01/09/13 23:29 ID:y4fWkLBk
そうだね。みんなブツブツ言いながらも、
アメリカよりデカイ声出す度胸が無いから、
結局アメリカに甘えてるんだよ。特に日本はな。

でもよう、共産主義が滅びたらソ連も滅びたし、
民主主義が滅びたらアメリカも滅びるだろう。
でも、日本はナニ主義とも心中しない。
主義主張ではなく、天皇みてーなナンの実体も無いモンを
うまいこと仮想アイデンティティにしてきたからな。
戦中の天皇原理主義も、一瞬で熱が冷めたしな。
そのしなやかな無節操さが日本の強みだね。
アメリカが居なけりゃ居ないで、いちばん強い奴の太鼓持ちやるだけさ。
で、どんな強者より長生きすんのさ。
15名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:30 ID:V3N1Y92k
グローバリズムは欧州ですよ
アメリカは本来植民地ですし共和党は世界干渉反対孤立主義の党です
16名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:31 ID:EE1c7p1Y
薄弱はいいことをいう
17名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:34 ID:LERF7/Q2
なめられた態度されても、殴られても、
ニヤニヤしてとりあえず曖昧に曖昧にして、
何事も済ます日本人が大好きなわけで。
アメリカ人にはなれません。
18名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:35 ID:TU2xX1wk
15は厨房かあ?その孤立主義の押し付けがグローバリゼーションの正体だべ
19薄弱:01/09/13 23:35 ID:y4fWkLBk
>>15、16
独善的な奴ほど、普遍的な言葉を使いたがるもんさ。
例えば折れとかね(藁
20通りすがり:01/09/13 23:51 ID:O9giG2AY
小泉首相もブッシュ大統領も言ってたけど、「民主主義への挑戦。」
母自由と平等ってのは、どうしたって両立出来ない。
自由を尊重すれば平等ではなくなるし、完全なる平等を突き詰めればそれは支配と束縛の世界。
どっちをとっても、プラスの面とマイナスの面はある。でも、人間はやはり自由であるべきだ、と思う。
でも自由=弱肉強食の図は否定できないとも思う。強いものはどこまでも伸びる、自由を手に羽を伸ばす。
弱の存在は”自由”を与えられても戸惑うだけだ。隅に追いやられる。一社会でもそうであるだろうし、また色んな意味で力の無い国は貧しい。
反民主主義ってのは、そういう自由のマイナス面を一身に背負ってる存在から生まれるんだろうと思う。

何か、もう、よく解らない。
例えば、アフガニスタンやカンボジアの内戦の地で幼い頃から日々戦闘訓練を受け、殺し合いをする兵器として生まれる。
また、その地で女性として生まれ、何人もの男にレイプしてまわされた挙句、手足を麻酔なしで切断される。
そんな運命をショってこの世に生を受けたとする。

それでも、世を恨まないだろうか。
その不平等に、逆恨みしないと言えるだろうか。

いや、大分最初の意図から的外れだし、例えばの話ですけど。
今この平和な日本で生きている自分がそれを考える事自体、とても傲慢なことだとも思う。

それでも、自分は自分の世界で、自分なりに必死に生きていて、思考する。
全ての世界の事を思いやるなんて大それた事を考えているわけではないけど、それでも自分は、自分の事を日本人じゃなくて地球人だと思ってるんだ。
偽善でもエゴでも何と呼ばれる物でもいいよ。世界中が笑顔で溢れる日が訪れるのならば、それが一番の喜びだと思ってる。
だからと言って、自分が犠牲になるのは真っ平なんだけどね。こんな自分だって幸せになりたい。

神に支配された世界を信じてみたくなる、今日この頃。
21名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/13 23:56 ID:6mSTpl7E
今日のお昼のテレ朝のワイドショー(大和田獏の司会の奴)でコメンテーターと
して出ていた波頭某という経済評論家が「アメリカの一人勝ちに対し所感に思う
国があるはず。京都議定書の批准もしていないし・・・」と言っていた。
22名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:00 ID:xDlM1cF6
波頭さんに同意。
2320:01/09/14 00:01 ID:V0fJ74Nw
×→母自由と平等ってのは、どうしたって両立出来ない。
○→自由と平等ってのは、どうしたって両立出来ない。
24名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:02 ID:xDlM1cF6
グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義ってのは同意。
でも
グローバリズム≠アメリカ全体主義
じゃないの?
25 :01/09/14 00:04 ID:f.CK4QjE
はぁ・・・日本がアメリカになめられてる。
この屈辱もいつまで続くのかな。
26名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:12 ID:EiSj/1gY
アメリカ市民の中にはブラックムスリムとか原理主義者も最近増えてたと聞く。
多様性に対するキャパが貧弱どころか、内向きには自由がありすぎたのが
今回アダになったのではないかな。
市民社会的価値を共有した上でならすべての価値観を許容するというルールの国
だからこそ、世界的普遍性を持ちうるというのは、一応筋が通ってる理屈のよう
にも思えるけど。
テロリズムは自由主義を許容しない。(その逆じゃなく)
27 :01/09/14 00:15 ID:a/YByZOc
全員、話が長い。

ただ、俺もパレスチナ人はこの何倍もの被害と苦痛を受けていると
いうのには、渾身の力をこめた同意をさせてもらう。
2826:01/09/14 00:19 ID:EiSj/1gY
自由主義はときにはテロリズムさえ許容してしまうほどのキャパキャパ
29薄弱:01/09/14 00:19 ID:ekZ6TR3E
>>20
まあ、けっきょく民主主義とゆっても、社会主義とのハイブリッドだからな。
共産主義の血を導入することで、かろうじて自由vs平等の矛盾を緩和している。

究極に自由な世界って、よーわ法律の無いケダモノの世界だからな。
ひとつの基準として、
「他者の自由を侵さない範囲で、自由を許す」ってコトだろな。

ただ残念ながら、どんな完璧なシステムもアブレる奴は出てくるし、
笑顔と泣き顔は裏表でしかない。
この世のどんな笑顔も、それと同数の泣き顔を踏み台にしてんのよ。
どこにシワヨセをもってくかの問題でしかないのよ。

鮮やかな答えはどこにも無いねえ。てゆうか、
なにか答えを出す、結論づけるとゆうのはある種の思考停止だし、
その先には危険な原理主義、全体主義がある。
永遠に辿りつけない理想の結論に向けて、
考え続ける営みこそが人間そのものだと思うしかないな。

ところで、折れは民主資本主義が理想とわ思わんけど、
少なくとも、封建や独裁に対する現時点で最高の「安全装置」だとわ思ってる。
同時に、数の暴力を正当化してしまう危険なものでもあるがね。
ただ、原理主義テロリズムに対して、民主主義が最高の安全装置になり得るか・・・
民主主義に「数のファシズム」とゆう側面があるうちは、
その数からアブレた奴らが原理主義に逃げこむからムリだろうね。

ま、社会、法、制度といったものはすべて必要悪だから、
ナニとトレードオフするかだな。
30 :01/09/14 00:23 ID:zmDB.hCI
>1
その逆じゃ無いのか
今回世界世論を味方に着けた。報復に賛同しないやつは敵であると認識させる。
そして殲滅する口実が出来たからな。
大戦後アメリカの軍事行動は常任理事国、非常任理事国全てが賛同した訳では無いが今回は常任理事国全ての賛同が取れた...
31名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:23 ID:ZwJoMq0w
アラブ人絶滅でない限り、爆弾落とせば、それだけテロリスト予備
軍が増えるだけだ。
投下する爆弾と同額のドルを投下してやりゃ、テロリストになろう、
ッて奴はいなくなるんじゃないか?
32湘南ボーイ:01/09/14 00:26 ID:II8bbBR.
騒がしい報道でほてった頭を冷やそうと、本棚の奥にあった加藤周一(国語入試によく出る人だYO!)の本を取り出して読んでみた。
いいこと書いてあったから、ちょっと長めだけど引用するね。

(ベトナム戦争をテーマにしたグレアム・グリーンの小説「静かなアメリカ人」の)
 主人公のアメリカ人は、結婚とか女の幸福とかいうことに対する単純な信念に基き、命の恩人である英国人記者に女のことで迷惑をかける。
しかしそれだけでなく、問題のアメリカ人には、厄介なことに、あの民主主義に対しても、女に対する場合と同じように、単純な信念がある。
単純な信念があり、現地の政治情勢に対する綿密な知識がない。また、現地の人間に対する愛情のないことは、言うまでもない。
その結果は、たとえ手違いであるにしても、出盛りの市場で女子供を大勢殺すことになる。そうなっても、当人の主観は潔白なのだ。
彼は惨状を前にして、英国人記者に「とにかく彼らは民主主義のために死んだ」と平然として言う。
「潔白とは狂気だ」と英国人の記者は結論する。「潔白な人間を非難することはできない。彼らはいつも無罪である。
できることは、彼らを制するか、除くかだ」。(加藤周一「グレアム・グリーンとカトリシズムの一面」より)

今回の米国人の反応、ベトナム以来変わっていないねー。
33薄弱:01/09/14 00:27 ID:ekZ6TR3E
>>26
まあ、それが額面通りならいいんだけどね。
「市民社会的価値」とゆうのは、支配者のご都合主義で
いくらでも拡大解釈できるシロモノだからなあ。
「あなたもわたしも、キリストの名のもとに平等さ」とか
イスラム教徒に逝っても殴られるだけだし。

「北風と太陽」の寓話に近いモンあるよな。
自由だから好き勝手されちゃうのか。それとも、
自由を抑圧するから反発されちゃうのか。
アメリカは、あくまで北風であろうとするのかね?
クリントンはともかく、ブッシュは北風だろうな。
34名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:31 ID:73SnDzr2
常勝国に何を言っても聞きやしない。
こういう国は一度大きく負けるしかないね。
まぁ、無理かもしれないけど。
35名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 00:43 ID:EiSj/1gY
>>33
アメリカ&西欧のやり方の、あの、おためごかしぶりには確かに辟易するけど。
ズルイし。
でも感情的には鼻持ちならないやつが、こうして失われてみると
では他の何の原理を基礎に置けばいいのかとも思う
西側の具体的な搾取があって成長が阻害されてるのか
第三世界が自分で成長したくないだけなのか
ドッコイドッコイという気もするよ。
36 :01/09/14 00:43 ID:OSZGKlsw
グローバリズム=京都温暖化会議+地球温暖化防止原発派
グローバリズム=ユーゴ、オーストリア、リトアニア弾圧派
37薄弱:01/09/14 00:43 ID:ekZ6TR3E
>>30
何の逆なのか文面からはよくわからんが、まあでも性懲りも無くそうなるだろうね。
ただ、世界中の考え方が一色になることは、さすがにもうないだろ。
違う視点から見てる奴は見てるし、言う奴は言うよ。

資本主義vs共産主義の冷戦の次に
いま、汎世界主義vs原理主義が来てんじゃん。
次は、たぶん認識論vs信念論だと思う。
これについては折れもうまく説明できんが、
「人間はあまりにも正確な認識には耐えられない」とゆった
哲学者だか心理学者だかがいるじゃんか。
耐えられる、とゆうかそうしないと逆にツンボサジキで不安になる奴らと、
耐えられない、だから何かを信じるしかない奴らの対立。とゆえばいいかな。
主義主張や信念や賛成反対なんて実はいくらでも互換性があって、
問題は、信念とゆう名の思考停止が無いと自我が保てない奴が多数だってことさ。
その信念の内容は、もはや問題ではなくなると思うよ。あと50年ぐらいすれば。
38薄弱:01/09/14 01:08 ID:ekZ6TR3E

あちゃ、飛ばしすぎたか(藁
39名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 01:09 ID:4sC4qctQ
ついてきてるよ。
40その時歴史は動いた:01/09/14 01:14 ID:PjNZ1S9M
俺も今回の事件は、ペリー来航や桜田門外の変に匹敵する、大動乱の始まり
を象徴するものだと思う。根底にあるのは南北格差だ。一割の先進国が
地球上の富の七割を独占しているとゆう。21世紀の世界政治ってのは、要するに
先進国がいか後進国の人間を自暴自棄にならぬようコントロールできるか
って事だと思う。これを今までは武力によって押さえつけてきたのだけれど、
それが逆効果だったことを証明してしまったわけだ。どう言う形で融和や懐柔
に転換していくのかが興味深いところだったけれど、そうなるにはもう
ひと大戦ありそうな雲行きになってきたって事か?
41名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 01:17 ID:EiSj/1gY
>>38
いやとても面白いです。
しかしその多用な世界・社会達が平和共存しうるのか
あくまで認識論ともいうべきものに一元化されるべきものなのか
42名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 01:21 ID:atRb2ma2
一元化なんて無理だモナー
43名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 01:30 ID:EiSj/1gY
>>42
でもそれだとさ、八紘一宇をめざす集団がぞくぞくでてきたら収集つかなくなんないか
昔はみんな殺傷能力なかったから、そういう世界でも良かったけど。
旅客機乗っ取って自爆テロできる心理と
自家製核ミサイルのボタンを平気で押せちゃう心理とは、ほとんど紙一重だと思う。
44@:01/09/14 01:30 ID:fpg/K4aY
良スレだね。
1さんにほぼ同意。

さてグローバリズムは終了しうるのか?
誰かも指摘してたけど、いままでの歴史では例えにでてた幕府もそうだけど、
負けることが出来た。 それによって弁証法じゃないけど世の中は変わってきた。

1さんの言うグローバリズムの終焉は少なからずアメリカの負けを意味しますよね。
んで、負け知らずのアメリカは負けることができるのか?
もうちと言うなら人類にとって良い負け方ができるのか?

この後のことは誰にも予測できないだろうけど、
核やら生物兵器やら、
アメリカがどうしても負けを是としなかったときには、
地球規模でとんでもないことになるって事もありえるんじゃないかな。
鬱だね
45名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 01:34 ID:bWrkWMkY
残る為に他を滅するような事になったらそれこそ恐るべき事です。
46薄弱:01/09/14 01:42 ID:ekZ6TR3E

言葉によるコミュニケーションが可能、
とゆう以上の一元化は必要ないはずなんだけどね。

ただ、主義主張vs主義主張とか、信念vs信念とか、正義vs大義とか、
そーいったものわ20世紀の遺物になるかも。
アメリカのどっかの大学で、クラスを例えば資本主義と共産主義に分けて議論させて、
その後、互いの主義を入替えて再び議論させる授業があるらしいが、
なかなかクールだね。

主義主張なんて、自分を他者に分かりやすくパッケージするための仮の衣装。
賛成反対なんて、個人の趣味や都合で決まる皮相的なモノ。
宗教や信念は、よーするにただの精神安定剤。
そーゆーコトになってくんじゃないかな。
主義主張は、最新の電化製品を選ぶがごとく最も優れたソフトを毎年買い換え、
賛成反対は、パーティに着てく服を選ぶように、
宗教や信念は、うつ病のクスリが代わりを果すよ(藁
まあ、それが認識論とゆえるか分からんが。

ところで、世界レベルの公平な利益分配システムは、
けっきょく共産主義と同じ理由で失敗するだろうねえ。
幸福は、他人の不幸の上にしか成立しない、相対的なものだからな。
いくらシステムをいじっても、それは変わらない。
ただ、江戸幕府がその相対化のカマセ犬に使ったエタヒニンは、
あくまで少数だったがね。

できるのは、価値観を多様化させていくことかな。とりあえず
60億の価値観があれば、全人類が世界一になれて、敗者は存在しなくなるが、
そんなシステムが発明できたらルソーもマルクスも超えるね。あはは
47薄弱:01/09/14 02:12 ID:ekZ6TR3E
>>44
仏教って、根が宗教とゆうより認識論だから、まだ負けを是とできる可能性があるけど、
キリスト教やイスラム教は、根が宗教とゆうより原理主義だからねえ。元ネタはユダヤ一神教だし。
みんなでウソを信じましょ。ってハナシだから、
ウソなんだけど、ウソだからこそ、
「信じる」という行為自体に物凄いテンションとパワーがあるんだよね。
そうしないと根底から崩れちゃうから。

だからアメリカに、徳川慶喜的な美しい負けはないかもね。
地球を廃墟にしてでも勝つんじゃないかな。
ただ、「正確な認識」は、常に誰かが突きつけ続けるだろう。
それだけだな望みは。
48名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 02:26 ID:EiSj/1gY
一元化じゃ言い方が違ったね。
なんというか価値観の多様性を認めつつ全体の安全は保障される、という価値観
への一元化?(何だかややこしいが)先で言う非信念論ベースですね。
アメリカ一国がそれを請け負うのは勿論ダメだと思う。
でもいずれ誰かがそれを替わってやらなければ、安全という側面ではヤバイ。
結局国連とかそういうのしかないんじゃない。
49名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 02:44 ID:8On0JLIo
パックス・アメリカーナも終焉を迎える時期が来ました。
50なこたない:01/09/14 03:10 ID:l84kWuu.
主義主張を「趣味」のレベルまで昇華できるのは、先進国のなかでも
ごく一部だけだよ。
51薄弱:01/09/14 04:40 ID:nczVhZb2
>>48
いや、イメージはよく分かるよ。
(キリストの下に)みんな平等。とか、(民主主義の下に)みんな平等。とか、
そのカッコ内を他のモノに入れ替えていくのが、やっぱ精一杯なのかねえ。
ただねえ、「多様性」と「秩序(=平和?)」とゆうのは、
一般的には相反するモノとして、互いに妥協しあって両立すべきものと思われてるけど。
「両立」って、ぢつわスゲーネガティブな発想だからね。
そうじゃなくて、平和秩序が保証されているから安心して多様でいられる。とかさ、
多様性が織り成す有機的秩序。とかさ、
お互いがお互いを可能にする方程式って、あると思うんだよね。
でも、人類はそうゆう着眼のしかたに慣れてねーからなあ。

そのための方法論は、例えば国連とかの組織論ともちょっと違うし、
民主主義や共産主義などの社会制度論ともちょっと違うし、
ひょっとして、システムでさえ無いのかもしれない。
ある種の認識論かなって気も少しする。
なんかニュータイプみたいなSFバナシになっちゃったけどさ(藁

>>49
結局、パックス・アメリカーナとかパックス江戸幕府とか、
そーゆうモンに頼らざるを得ないのかな?やっぱ。
言い忘れてたけど、
アメリカや江戸幕府は確かにウザイが、無かったら無かったで
もっと悲惨な事になってたのは確かだし、
必要悪としては良くやってくれたよ。
いままでごくろうさん、サンキューもういいよ。ってカンジかね。
で、代わりのパックスなんとかを探すのか。
人類の歴史が2次曲線の頂点に達したいま、
そのパックスなんとかってパターン自体が、成立しなくなってるのかもな。

>>50
するでえな。
宗教を精神安定剤と割り切る事は、しょせん矛盾してて不可能なんだよね。
景山民夫なんかは、その構図にワリと自覚的だったから、
逆に狂信的になっちゃったのかもしれないよね。
ただ、「人間はあまりにも正確な認識には耐えられない」とゆう壁を越えるヤツラが、
そのうちワラワラ出てくるかもしんないよ。

ギリシアローマ時代に「すべての言葉は既に語り尽くされてしまった」とゆうが、
はたしてそうかな?いや、やっぱそうかも(藁
でもまあ、いまやオリジナリティとは既存を抜粋する独自の切り口の事でしかないが、
その既存同士の組み合わせパターンは、いまや天文学的な数量になり得るよね。
例えば、「ちょっとディープな戦争論」と「アニメーション」とゆう
ワリと陳腐な2つの既存を組み合わせたら、ガンダムとゆう革新的な作品ができたやん。
「ガンダムごときで戦争論語るなんてガキだね。
あの程度の戦争論は実写映画なら掃いて捨てるほどあるぜ」とかゆって利口ぶってたヤツラが
分かってなかったのは、ガンダムの革新性は、その組み合わせ方にあったってこと。

そこらへんに(藁)なにか可能性がありそうだけどな。
それは、相容れないものを「両立」でわなく「止揚」するとゆう、
逆手にとっちゃうぜ的方法論でもあるからさ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 04:46 ID:nI5Gc/pM
喧嘩に例えると、アメリカはメチャメチャ強くて、相手は必ず血のションベンが
出るまで叩きのめすタイプなのだが、今回はたまたま相手に不意打ちを食らって
しまい、顔に赤い物がついたので、逆上している状態か。

周りの取り巻きもアメリカを本当にキレさせたらどれくらい恐いか知っているので、
だれもアメリカに異義を唱えるものなし。北●鮮ですら今回のテロ避難してるよ。

さぁ、右ですかぁ、左ですかぁ、それともオラオラですかぁ?
53なこたない:01/09/14 05:00 ID:4NT7EGrw
>ただ、「人間はあまりにも正確な認識には耐えられない」とゆう壁を越えるヤツラが、
そのうちワラワラ出てくるかもしんないよ。
宮台真司みたいな奴らですか?
おーやだやだ
54名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 05:09 ID:woQfB06g
すげぇ
良スレだ・・・
55薄弱:01/09/14 05:16 ID:nczVhZb2
>>53
スマソ、宮台真司ってだれ?。折れよりヤなやつ?(藁
56名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 05:16 ID:2gpV.rsY
57:01/09/14 05:18 ID:ISu7WpVY
すげえ妄想スレだな
58薄弱:01/09/14 05:24 ID:nczVhZb2
>>57
だって折れ薄弱だもん(藁
発明は、99%の妄想と1%の交通事故から生まれるものだよ。
59なこたない:01/09/14 05:27 ID:4NT7EGrw
>55
オウム事件や援助交際ルポで有名になった社会学者。
世に出てきた頃(92年)は、「他人の権利を侵害しない、まったり生きれる
方法を模索しろ」みたいなことを行っていたが、やがて「まったり生きるのも
辛い」になり、今は何を言っているのかよくわからない。
「終わり無き日常を生きろ」と「美しき少年の理由無き自殺」は名著。
60薄弱:01/09/14 05:33 ID:nczVhZb2
>>59
宮台君はよく知らんし興味もないが、
突き抜けてもいないのに
突き抜けた気分になっちゃってる奴と解釈してよろしいか?
61名無しさん@お腹いっぱい:01/09/14 06:01 ID:lse5iicI
薄弱の意見は非常に鋭いと思うけど、そのぶん刹那的な気がするなぁ
じゃあ、どうすれば?って部分が弱いと思う
でも、頭イイ奴って主観的行動原理と客観的行動原理
二つの折り合いをなかなかつけられないんだろうね
まっ、そういうことができない奴ラのせいでこういう結果になったんだろうけど…
できれば

>できるのは、価値観を多様化させていくことかな。とりあえず
60億の価値観があれば、全人類が世界一になれて、敗者は存在しなくなるが、
そんなシステムが発明できたらルソーもマルクスも超えるね。あはは

この部分を追求していって欲しいよ!!
62宮台は人を馬鹿にしすぎ:01/09/14 06:03 ID:eXqixyCI
ほんといいスレだね。

これは新たなアイデンティティー形成への一考察だね。
価値観の多様性をどう認めていくかという過程で全体主義というものが発生したんだろうが、
これ自体がひとつの価値観だよね。
この価値観が多様性を認めないのでダメだと。
結局、人間は何らかのアイコン(像)を求めちゃうんよね。
自らの存在を確かにしつつ、他の価値観を受け入れる。
この辺宮台真司あたりが、「じゃあ自分の価値観を分割してみよう」っていうことで
家庭、学校、サークル、遊び仲間といろいろな場所で自分のアイデンティティーを確立する
ってなことを言ってたけど、結局不安大爆発なんよね。
だから>>60の解釈はたぶんあってるよ。

この答えが出たらほんとにすごいよ。
63 :01/09/14 06:05 ID:myDbPos6
宮台は目が逝ってます
64 :01/09/14 06:10 ID:LehW3DqY
>アメリカが間接的に殺したアラブ人は、1万人どこじゃないってば。
そう。
でも何故か想像力がめちゃくちゃに欠如した人がいて、
TVで悲惨な映像が流れた方しか現実と認めないし、
同情もしないし、言い分も聞かない。
人類が馬鹿である限り、アメリカは正義であり善ってわけだ。
65 :01/09/14 06:30 ID:0OgLy1UY
「神」が一つではなかったのが、そもそも悲劇だったよね。
人間は永久に「執着」から自立できないものなのか。

科学技術の進歩に比べて、人間の心は余りにも進歩しないのが痛い。
66>1:01/09/14 08:37 ID:EiSj/1gY
せっかくこの現実に接してるのだから、もちっとリアルに考えてもよいのかと。
今回のテロラーwのあの名文(皆無)を認めるかね。
「米軍がサウジに駐在したので、反米に転向しましたー」ってなんじゃそりゃw
でこれかよ、はっきりいってキチだろ、テロらせて君だろ。
オウムで腹いっぱいだがね、そんな多元化。
67名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 12:16 ID:.qGFQt8E
良スレなのであげ
68名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 12:27 ID:2HuPZKgQ
ブルーカラーの労働者階級を蔑ろにする、今の米日は「民主主義」など語る資格なし
と思われ。われわれ労働者階級はいつでもイスラム原理主義グループを支持する用意
がある。そうだね、重信さん。
69名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 12:34 ID:/juXqN6E
>>31
禿しく同意だね
日本にやったように飴と鞭で懐柔するのがよいと思われ
70うつけハンター:01/09/14 12:40 ID:sbcUHRJQ
結局、アメリカ人の言うグローバリズムとは、何を持って
そういうのだろう、
世界には、人種・民族の数だけ宗教や文化・習慣があるんだ、
仮にそれを最初の一時期は共通化出来たとしても
いつかは、どこかの国を基準に統一し
それ以外は、破棄する事を意味するとしたら
否定された国とそこに住む人々はどうなるんだ。
アメリカ人は、どうやら他国の宗教や文化や習慣や国民性を
不勉強なまま、力と権力を持った為に
こうなってしまったんだ、と思うのは私だけだろうか。
71名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 17:11 ID:9iYSzyG6
あらゆる「主義」は道具。

何の為の道具かと言えば 「メシと寝床」 だろう。
72名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 17:13 ID:0L1tT57c
ここって知ったかぶりのオナニースレ?
さむいよお前ら。
73名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 17:18 ID:vKNur7bg

人間は回りに敵がいないと安心できない。
敵が誰であるか明確になると安心する。
アメリカの国民全体の脳内のエンドルフィンの総量を計ってみろ。
きっと12日から急増しているぞ。
どんなに怒り悲しんでいても、
脳内は昂揚してハッピーになってしまうのが人間の悲しい現実。

グローバリズムとか原理主義という「思想」が問題なんではなくて、
人間が「祭り」を必要とする生物であることが問題なんでは?
どんな「思想」だって、
敵を作って昂揚させるために使われることを防ぐことはできない。

そして、2chは無害な「祭り」を数多く提供している。
俺はこのことをもっと積極的に真面目に評価すべきだと思う。
74名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 17:39 ID:OIylpoMI
多様な価値観の中には、暴力肯定主義も当然あって、
それも差別無く認めると言うことか。
資本・自由主義観という勝者がコントロールする世界になったときに
「ハレ」を演出する必要があるということか。
そしてそれが21世紀のグローバリズムと呼ばれると言うことなのか。
人類の苦悩はまだまだ続くな。
75名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 17:45 ID:X7c6l9c.
>>65
「神」が一つでかつ、大本の「神」が同じはずな地域同士が
戦ってるんだけどね。(w
76名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 20:39 ID:txWY3FF6
名スレかも。
77これもグローバリズムですけど・・・:01/09/14 20:47 ID:oo7YSM2s
21世紀、世界は日本化する。
ずいぶん大げさなことを言うようだが、
どうもそんな気がする。
読者の中にもこれからの話を読んで、
「そういえばそうだ、自分も外国へ行って同じように感じた」と
似たような体験をした人がたくさんいるはずである。
しかし多くの日本人はその反対を考える。

かねて「日本はだめな国で遅れた国である、外国の
ほうが日本より立派である」と教えられ、
新聞やテレビもそう言い続けているから、
日本が世界の手本になるとは考えられない。
しかし日本がだめな国であるという教えと、現実が
方々で食い違いを見せ始めている。

日本は知らず知らずのうちに世界に影響を与えている。
そのキーワードの一つは「大衆社会」である。
じつは大衆社会として世界最高のものを、日本は江戸時代からすでにつくっている。
他の国がいくら真似しても、
こういう大衆社会はすぐにはつくれない。
10年か、20年か、あるいは100年くらいの先進性が日本にある。

現在、アメリカと日本だけが大衆社会の完成したものを持っている。
他の多くの国は(先進国も途上国も)まだ階層社会である。
貴族がいて下流がいて、普通の国民の数が少ない。
ヨーロッパもアジアもアフリカもロシアも中国もそうである。
しかし最近、世界中で「普通の人」が増えつつある。
これはここ十数年に生じた、
世界史的に見てもまったく新しい事態である。

そして新しく「普通の人」に仲間入りをした人は、
日本人やアメリカ人の真似をする。
大衆社会の見本は日本とアメリカしかないのだから、おのずとそうなる。
だからアメリカと日本の商品や文化は自然に輸出が増え、
自然に世界各国から尊敬されるようになる。
無理やり押し付けているわけではない、故意にしていることでもない。
自然にそうなっていくのが面白い点である。

www.phpsoft.com/kusaka/01_21seiki/index.html
78名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 20:57 ID:9iYSzyG6
>>77
デムパ?
79薄弱:01/09/14 22:03 ID:ekZ6TR3E
>>61
まあ、考える方向性のうちのひとつを挙げただけでもいいかと。
あとはプロの仕事かな?

>>62
多様化と細分化は違うよね(藁
思考=細分化になってしまうのは受験世代の持病かな。

>>64
アメリカは政治もプロレスもショービズだからなあ。

>>65
ムリにひとつにしようとするから逝かんのではないかと。

>>66
オウムの奴らはこの世界に居場所がなかったんだよ。
キチガイを必要以上に追いつめるとロクなことねえぜ。

>>70
1に書いたように、グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義だよ。
冷戦時代、いや戦前からその志向はあった。まあ必要悪でもあったが。
核とアメリカは世界平和の為の必要悪だったともいえる。犠牲も大きかったがね。

>>72
折れは妄想オナニストであることを自覚してる確信犯だけど何か?
チミは自覚してないの?こんな匿名BBSに居るのに(藁

>>73
戦争も平和も本能的欲求で、新皮質でどーにかなるもんじゃないのは分かってる。
いかに少ない被害で本能的欲求を満たすかの問題だな。

>>74
前にも書いたが「他者の自由を侵さない範囲で自由を認める」とゆうことだ。
「他人の考え方を認めない」とゆう考え方以外は、すべての考え方を認めるとゆうこと。

>>77
世界のトップに立っても世界をリードしないのが日本の処世術。
学級委員長なんてタルくてやってらんねーべ。アメ公にやらせとけよ(藁
まあ影響力はあるだろな。好む好まざるに関わらず。
ただ黄金の国ジパングじゃないけど、
西洋主導の世界が逝き詰まる度に、東洋や日本への幻想って出て来るんだよな。
日本は日本で行き詰まってんのに(藁
まあ、世界が日本になるとゆうより、ハイブリッド進化のダシにはなるってトコかね。

極東日本、極西アメリカとゆう、世界でもっとも掛け離れた人種、宗教、歴史をもつ、
日本異質論が出るぐらい両極端の2国が手を結ぶとゆうのは、
世界平和に対する、ある種理想的なモデルケースなんだろな。
確かに、もっとも重要な2国間関係とゆえるね。
アラブに関しては、なまじ宗教とか価値観の在り方が近いのが逝かんのだろ。

その日本は、ただでさえ存在自体雑種なモンゴロイドの中でも
もっとも雑多なDNAを持つ究極の雑種だし、
アメリカは人種のるつぼだし、
なりたちは違えど「ハイブリッド国家」とゆう共通項がある。

ただ、多様性を均等にシャッフルしてグローバリズムってのも、
アメリカ全体主義よりマシだが、果してどうかな?
「同じ」である事を基盤にした関係は、けっきょくピーキーでピンポイントで脆いもの。
「違和」に価値を見出せるようになれば、人類も進化したなと思えるのだがね。
80名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 23:47 ID:VTRljq2.
Fコッポラの映画「地獄の黙示録」とその原作を読み返したくなった。

しかし、お話の結論は、ワケのワカラン東洋憧れ的?悟りだからなぁ・・・。
8177:01/09/14 23:55 ID:oo7YSM2s
>79
オーー皮肉のレスにマジレスがついたよーー
しかも中身がまともだよ。
82  :01/09/15 00:04 ID:U/DhcVFk
今回のようなことがあっても、相変わらず自分達がミサイル
ぶっこんでる場所で今回以上の惨状が繰り広げられてること
に気付かんだろうな・・・・・
83薄弱:01/09/15 00:27 ID:2dMGKth.

アメリカは、
この世に存在する20世紀アメリカ的カンチガイを、根こそぎ抱えこんで自爆する。
それが、偉大なるアメリカの最後のご奉公。
そんなストーリーもシミュレートできるな。
(ぢつわ、西郷隆盛の西南戦争もソレだったのでわないかと妄想しているのだが/藁)

で、それ以降は「ライバルの居ない、自己対象化のできない超大国」の弊害が指摘され、
人口何人、面積何坪、資源何g以上の国家は分割しなければならないとゆう、
ある種の「独占禁止法」が世界レベルで成立する。

コレどう?
84自己ちゅ‐マンセー!:01/09/15 00:35 ID:mxL024HU
>>1
ってさー イイ事いってるけどサー
グローバルのおかげで 日本もアメリカも贅沢でいられるんだと考えたら
グローバル万歳じゃねーの?
それとも発展途上国の助けをして 今の贅沢な暮らしを捨ててもいいって言うの?
グローバルじゃなかったら インドや中国にどんどん豊かさ抜かれちゃうよ。
弱小国は奴隷のままでいいYO!
85薄弱:01/09/15 00:35 ID:2dMGKth.
まあこれはグローバリズムに逆行するとゆうより、
多様性を前提にした逆サイドからのグローバリズムとゆえるかもしれん。
一般相対性理論でわなく量子力学的アプローチなのだあ(藁/ナニ逝ってんだか)
86ほぼ同感:01/09/15 01:04 ID:RjqfU.dk
>> 1
>> アメリカは、やっと弱者、少数の痛みを知ったのか?

アメリカ人たちには、自分の住んでる街が空爆されるってことがど
ういうことなのか、今回の事でよく考えてもらいたいと思う。今ま
でさんざん、他の国を空爆してきたんだからね。身内を探して途方
に暮れているNY市民をTVで見ていると胸が痛むが、ユーゴでも
イラクでもベトナムでも、皆そうだっただろう。東京大空襲や広島
・長崎の時も...。
87 :01/09/15 01:15 ID:5dW1bXAo

  ノ     ∧     /) ∧
  彡  ノW \从/V  W \   ミ
  (  ノ        |      ノ \)
  ∩V      、、 |       >V7
  (eLL/ ̄ ̄\/  L/ ̄ ̄\┘/3)
  (┗(      )⌒(      )┛/
   ~| \__/ |  \__/ |~     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    爻     < |  ;     爻    < 何も知らないガキが吠えるな。
    ~爻     \_/  _, 爻~      \______
     ~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
     /    ー ̄ ̄\_ ̄\
  _一‘     < ̄ ̄\\\J
<\       ー ̄ ̄ヽ_ヽJ   ̄\_
  \     _ニニニヽ )       ~\
   \  _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
  __/~    V \_|     ~\_
88薄弱:01/09/15 01:16 ID:2dMGKth.

おお、初AAだ(藁
89薄弱:01/09/15 01:24 ID:2dMGKth.

テキストだけで100逝ってたらサスガに怖いし(藁藁
90ブライト浣腸:01/09/15 01:26 ID:VQcMu2lE
>>87
今は非常時だ!!
哲学を語っている暇はない!!
9173:01/09/15 01:50 ID:AXtfUOkM
>>77 に同意。
日本は「祭り」のない「普通の人」だらけの国だ。
それは世界の先端だと思う。

ただ、それは楽な道じゃない。
珍走団、援助交際、幼児虐待、痴漢とそのヌレギヌ、
駅の暴力と見てみぬふり、汚職、事故隠し、自虐史観。
それから、ふきだすような極端な差別と
逆の方向に極端なテレビの自主規制。
要するにこの板をにぎわすほとんどのことが、
実は世界の最先端を走る者の産みの苦しみなのだ。

戦争があって敵が明確な国ではこんなものはありえない。
でも、だからって敵を作って解決するのは安易な後退だ。

俺は日本と2CHの混沌を評価する。
この試行錯誤は決して無駄にはならんと思うよ。
92薄弱:01/09/15 02:00 ID:2dMGKth.

糞が汚いからとゆって、
肛門を塞げば解決するワケではない。
人工肛門2chに乾杯!
93薄弱:01/09/15 02:02 ID:2dMGKth.

でも、人間の知性が
カオス=リアルに耐えられるよーになるのは当分先だねえ。
「奴らは混沌に目鼻を付けて殺すのだ」とゆう詩だかナンだかがあったな。
94名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 16:40 ID:Ax0y8Lbo
ただ、人が死ぬのが悲しい
今、生き埋めになって苦しんでる人が悲しい
それを、大喜びしてる人が悲しい

巻き添えはごめんだ
95名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 19:55 ID:VErUtIrA
>>94
そしてそれが人の数だけ在ってそのすべてが共存することはない。
96薄弱:01/09/15 22:07 ID:A6hxHAsc
農耕=社会の発明以来、
全人類共存とゆうのは、一度も達成されたことがないな。
9794:01/09/15 22:17 ID:N1lDrR9s
>>95>>96
無理なのかな
悲しいね
増えすぎたモノはいつか無くなる

知識を持ち過ぎた
俗悪になり過ぎた
バベルの塔はいつか崩れる
98名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 22:42 ID:Lp.PfrVY
原爆にくらべりゃ屁みたいなもんだ
99名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 23:28 ID:N1lDrR9s
>>98
戦争の時の話

今は表面上は戦争してないし、時代が違う
100名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 23:31 ID:jOEiebqw
>>91に禿同。
ただし2ちゃんねるはノイズが多すぎるのでちょっとなー。
101薄弱:01/09/15 23:35 ID:A6hxHAsc

イスラエル兵にブチ殺されるパレスチナ難民とか
原爆や枯葉剤の被害者映像とかをカウンターで流すTV局があったら、
ちったあアメリカを見直すんだがね。
中東から石油ぶったくる為のでっち上げ国家イスラエルの歴史特集とかね。

でも、ぜんぶ必要悪なんだけどな。
折れらがこんな生活してられるのも、そのおかげなんだけどな。
頼んだオボエねーけど。
むしろ、既成事実として押し付けられて
乗り遅れたらカス呼ばわりみてーな雰囲気作られちゃっただけだけど。
102名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 23:35 ID:.6BrPrZ6
まったり感があって良いスレなんだけどさ


>そして、2chは無害な「祭り」を数多く提供している。

無数の静かなコミュニティをネタの一言で潰してきているんだよな
チャンコロどもは
103名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 23:39 ID:nFIE4Plg
まさにバベルの塔の崩壊だね。
言葉の通じない混沌の世界が来る。
104薄弱:01/09/16 00:04 ID:c2uYgEVs

群体意識と個体意識の両方が強くなりすぎた。
あ、ちなみに前者がアメリカ全体主義で、
後者が原理主義テロリズムね。

・・・と思ったんだけど、よく考えたら、
群体意識とゆうか集団帰属意識は原理主義者も充分強いな。
けっきょく、個体意識が未成熟とゆうことか?
ちゃんと自我を確立していないガキが我を張り合っている。そういうことだな。

個体意識だけで自我を保てる人類の登場は、あと150年ぐらい先かねえ。
つまり、神と信念と主義主張を他に依存しない人間とゆうか、
それ自体必要としない人間とゆうか。

いやーブッダ君はイエスやマホメットと違って、いいトコ突いてたんだけどね。
よーするに「正確に認識しましょう」ってのが奴の提案で、それはいいんだけど、
その結論が「すべては無駄である」じゃなあ。一面の真理でしかないなあ。
しかも、それじゃあんまりなんで「輪廻」とかテキトーな事ゆって、
本質のズレを理屈の完成度でごまかしてるし。

結局、ユーモアとゆう名の知性を超える宗教はないねえ。
105名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 01:43 ID:mHxGZlE2
神ならぬ身で、依存なき自我を得ること自体、幻想だ。
その、幻想を体現したものの存在を受け入れられる。
それが、アメリカであり、原理主義テロではないかね。
106薄弱:01/09/16 01:47 ID:c2uYgEVs
まあそうかもしれないが、
「人間はあまりにも正確な認識には耐えられない」かどうかわ、
60億人にアンケートを取ってみないとわかんないぜ。
みんなが自分と同じだと思うのは、原理主義やファシズムの第一歩だし。
107名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 01:54 ID:mHxGZlE2
耐えられるか、耐えられないかの問題じゃない。
そもそも、「人間は正確に認識できる」と規定すること自体が
ある種の全体主義なんだよ。
108薄弱:01/09/16 01:59 ID:c2uYgEVs
自分のカキコの再録だが、

「鮮やかな答えはどこにも無いねえ。てゆうか、
なにか答えを出す、結論づけるとゆうのはある種の思考停止だし、
その先には危険な原理主義、全体主義がある。
永遠に辿りつけない理想の結論に向けて、
考え続ける営みこそが人間そのものだと思うしかないな。」

というのが折れの認識だよ。

もっと云えば、「人間は、目的ではなく手段の生き物である」とゆうこと。
目的の内容とか、それを達成できるかとか、それは大した問題じゃないのでわ?
ちょっとハナシがずれちゃうけど。
109名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 02:10 ID:mHxGZlE2
思考の迷路にハマってらっしゃるようですな。
結論を出すことは必ずしも逃げではない。
答えが出れば、次の疑問もまた浮上する。
それが、考え続ける営みだよ。
思考停止状態とは、揺ぎ無い答えを出したと思い込むことだ。
110名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 02:14 ID:zwdEXSPQ
111薄弱:01/09/16 02:19 ID:c2uYgEVs
>>109
けっきょく折れと同じ事を言っているようにしか見えないが・・・
結論は永遠に出ないものだし、我々が定義とか結論だと思っているモノは
考えを整理するための節目とか、他者に伝えるための言葉化に過ぎないのだから、
「思考の迷路にハマっている」とゆうのは、
それを自覚してるかどうかの差でしかないんじゃない?
人間は一生思考の迷路の中に居て、ときどき目印として
勝手に旗立ててるだけなんじゃないの?
112名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 02:29 ID:mHxGZlE2
その通り。大方は同じだ。
だが、君は結論をだすことにおいて、
混沌としていくことこそが、考え続けることと思ってはいないか?
113名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 02:37 ID:Z/LRZ.YA
そろそろ不可知論で荒れそうですな・・・
114薄弱:01/09/16 02:40 ID:c2uYgEVs

いや、混沌のままじゃ他者に表現できないし、
自分の脳のハードディスクにも整理できないから、
ときどき「結論」という名の言葉化をしてるだけ。
カオスこそリアルなのだが、
混沌を混沌のまま処理できるほど人間の脳のメモリは膨大ではないから、
時々そうせざるを得ないんだよ。
永遠に無酸素運動できる脳細胞があればいいんだけどね。

結局、言葉に対するビミョーな解釈の違いだね。
「結論→そこから生じる次なる疑問」とゆう無限連鎖についてもイメージできてるよ。
ただ強いて違いを述べれば、
君はデジタル信号処理のCDプレーヤーで、
折れはあくまでアナログ信号が理想だと思ってるレコードプレーヤーってトコか。
115薄弱:01/09/16 02:54 ID:c2uYgEVs

で、不可知論(藁)に走ってシマタこのスレを元のテーマにリンクさせると、
アメリカは、さすがに世界をアメリカにしようと思う程幼稚ではなかったが、
世界を、自分の理解に納まるようデジタル化しようとしていた。
それが、グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義。って言い方もできるな。
世界とゆうカオスを許容するほどのキャパが、アメリカに無かった。
でも、世界は必要悪としてアメリカに頼らざるを得なかった。

そう考えると、認識論の進化とゆうのも、まんざらヤクタタズではないかもな。
ただそれは、同じ認識を共有するという結局宗教と同じモノではなくて、
認識の仕方の問題だけどな。ちと面倒だな(藁
116名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 03:08 ID:mHxGZlE2
お後がよろしいようで。
>>104
>結局、ユーモアとゆう名の知性を超える宗教はないねえ。

「アラーは偉大なり」と喜ぶパレスチナ人も「アメリカに神のご加護を」と祈る
アメリカ人も、信じているのはつまるところ同じ神様なんですよね。
なんとも洒落のわかる神様ですよね。
118薄弱:01/09/16 11:15 ID:GHM43mWs

やっぱ、セム系一神教って根が大嘘(が悪いとゆってるワケでわない)のくせに
いまいちシャレ通じねー気がすんなあ。
まあウソだからこそ、ムキになって言い張らなきゃ持たないんだろけど。
あ、ちなみにセム系一神教ってユダヤ、キリスト、イスラム教のコトね。
特にイスラム教って教義がやたら具体的じゃん。
ユダヤ、キリスト教はまだ観念論くさい分ノリシロがあるけどさ。
イスラムはさあ・・・沖縄みたいに豚肉食わなきゃ長生きできないよっての(藁

まあ、アジアにおける儒教と仏教の関係に近いかな。
儒教は具体論で仏教は認識論なワケだが、やっぱ中国って原理主義のニホヒするもんな。

でも、歴史上長らくキリスト教世界の方が生産性高かったじゃん。
よーするに、真理とか人生の目的とかわ宗教がでっちあげといてやるから、
よけーなコトで悩まないで働け、ってコトなんだろうね。
知的好奇心も、ギリシアローマみたく食えない人文学に逝っちゃうんじゃなくて、
人文学的要素を宗教に肩代わりさせて自然科学方面に集中できたし。
イスラムみたいに、いらん戒律が足かせになることも無いし。

で、日本の場合は、観念も具体的戒律も認識もクソもなくて、
宗教とゆう足かせ自体が無かったからな。明治維新以来。
自分が「なになに教信徒」だとか思ってないのは日本人だけだろ。
まあ強いて言えば天皇だが、天皇ってナンの実体も無いからね。
方法論の部分は、そんとき世界で一番優れてるモンを躊躇なく採択できた。
最強だね。ただし、ほかの国にその在り方を盗まれるまでは。
人間個人の性能はイマイチだから、そこ盗まれちゃうとキツイだろーな。
119名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 13:58 ID:FGs4ETN2
アメリカが冷戦構造終焉後(湾岸後)打ちたてようとして来た「世界新秩序」
に10年でほころびが出てきたよーだ、と思いたい米政府なのかな。
さすれば息子ブッシュは「世界新・新秩序」を一区切り後、言い出すだろうな。
ただその概念そのものに理解をするはずも無い民族が存在する事は事実。
しかし米がいう「新秩序」はここのグローバリズムとは異質のものだな。
アメリカはいつも確信犯だよ。
しかし日本は追従するしか手はない、いまのところ。
120薄弱:01/09/16 21:52 ID:GHM43mWs

秩序は、全人類的にもうお腹いっぱいだ。
秩序は、平和や生産性向上の為の手段であって、目的ではないのだからな。
121薄弱:01/09/16 21:57 ID:GHM43mWs

秩序などとゆう必要悪に過ぎんモンを自己目的化してちゃあな。
ガキじゃないんだから。
122:01/09/16 21:57 ID:bpz6LfNQ
放置されているの分からないか
123 :01/09/16 21:58 ID:BCdfs3Oo
いや、結構好きですこのスレ。
放置だなんて勿体無い。
124こぴぺ:01/09/16 22:00 ID:GockAwOE
http://www.yomiuri.co.jp/08/20010915ig90.htm

[米同時テロ]「国際協調へ日本の役割を果たせ」
 数千もの人命を奪った残虐、非道なテロとの戦いは、単に米国のみの「戦争」ではない。
 平和、自由、民主主義に対する挑戦を受けた国際社会が共同戦線を組むべき戦いである。
 この戦いに敗北は許されない。民主主義社会の一員として、日本も最大限の責務を果たさなければならない。
 日本国民も多数、同時多発テロに巻き込まれたことを考えればなおさらだ。
 小泉首相は、十四日の衆院予算委員会で「出来る限りの援助と協力を惜しまない」と強調し、具体的な対応策を検討していることを明らかにした。
 米国は、捜査の進展と並行して、軍事的な報復の準備を進めている。今後、米国がテロ組織と拠点への攻撃などを始めることになれば、日本も物資や資金面での支援を求められる可能性がある。
 要請があれば直ちに対応出来るよう、万全の備えを急ぐ必要がある。
 冷戦終結直後の湾岸危機の際、日本は小出しの資金援助などで、米国を失望させ、国際社会の信頼を損なった。
 二十一世紀の国際秩序にとって重大な脅威である大規模テロに直面して、日本は湾岸危機以来の試練を迎えている。
 日本が果たすべき役割は物資や資金などの支援に限られるものではない。
 テロを許さないとする国際社会の合意を作り、結束を固める上で、国際社会の主要メンバーである日本は、国連や主要八か国(G8)協議などの外交舞台でも貢献出来るはずだ。
 とくに、国連が今回のテロに断固とした態度を取り、米国の行動を支持する決議をすることは、イスラム社会も含めた国際社会の結束を固め、テロ組織を追い詰めることになる。
 そのために、米国などと協力して、日本は積極的な役割を果たすべきだ。
 気掛かりなのは、「報復は報復を呼び無益だ」とか「米国に加担すると日本がテロの標的になる」として、慎重な対応を求める意見が国内にあることだ。
 これは極めて疑問だ。
テロを放置すれば、国際社会の平和と秩序は保てない。国際社会の平和なしに経済立国である日本の存立はない。テロに対し毅然(きぜん)とした姿勢を取ることは、日本の国益を守ることなのである。
 日本がテロの対象になる心配があるから米国を支援しないというのは、「日本だけが安全であればよい」という身勝手な理屈でしかない。
 問題は、対米協力という次元にとどまるものではない。テロから国際社会を守る共同行動に日本がどんな役割を果たすのかが、問われているのである。
(9月15日22:38)
125  :01/09/16 22:04 ID:p9lj7lJo
グローバリズムは、狂牛病の伝播をみても危険なイデオロギーだ。
世界は多様性を保護しなくては成らない。
各国の文化を維持発展させるべきだ。
結局は、グローバリズムは、ユダヤのイデオロギーだ。
1263:01/09/16 22:06 ID:bpz6LfNQ
>>125

ふーん。生活費がものすごく今よりも負担が増えると思うが。
それでもいいのかい?現実的にものを考えたら?
127 :01/09/16 22:10 ID:BCdfs3Oo
>世界は多様性を保護しなくては成らない。
>各国の文化を維持発展させるべきだ

孤立せず喧嘩せずにこれをやるのが難しい
128 :01/09/16 22:57 ID:2zdTe4Go
難しい事を乗り越えてこそ人類
129薄弱:01/09/16 23:02 ID:GHM43mWs
なんかそろそろ、
「このスレは無視されている」というのを既成事実化したい人々が出てきそうな雰囲気。
こうゆう認識体系の存在自体が気に入らないヒトもいる。それが現実だな。
そうゆうヒト同士の衝突だったんだよね。あのテロとそれに至る歴史は。
130名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 23:14 ID:txqPsOp.
>>126
でもさ、「現実的=経済オンリー」って考え方がそもそも甘かったって事が
わかりつつある現在なんじゃないのかね?

現実的になろうと思ったらきちんと安全にも配慮しなければならない、
仮にそれがコスト高を生むとしても。
131名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 00:24 ID:M/J9k/oM
>>156
 いや、むしろ、グローバリズムを一口に否定はできない。
大資本主義のグローバリズムが問題なのであって、
それ以外のグローバリズムで、これに対抗するには、
どういう道があるかが、問題だと思う。
このことは、ジェノバサミットのデモがいい例だ。
彼らは、ヨーロッパ各地から集まったはず。
おれもこういう動向はまだ無知だが。
かれらはどう動くのだろう。
132コピぺ:01/09/17 00:28 ID:YaI1K4EA
106 名前:非常に解かりやすい 投稿日:01/09/15 23:12
ある日、アメリカ君がアラブ君に殴られました。
ちょっと鼻血が出るぐらいのケガだったのですが、周りのロシア君やイギリス君は
「大丈夫?」と一応心配したフリをしながら「あーあー、自業自得だよ」と心の中では思っていました。

だってアメリカ君は、度々クラスの誰かをけしかけては、アラブ君をいじめている張本人だったのですから。
いつかこういうことが起こるだろうなとみんな思っていました。
ところがそこでアメリカ君の取った行動は意外でした。

アメリカ君「いってぇ!許せない!!こんな暴力行為を許していいものか!!
      これはもう僕だけの問題じゃない!!クラス全体の問題だ!!」
アメリカ君「みんな、わかっているのか!クラスの自由が侵されようとしてるんだぞ!!」

ロシア君「・・・・・・。」
イギリス君「・・・・・・。」
日本ちゃん「・・・・・・。」
カンコ君「・・・・・・。」

みんな心の中では「テメーの問題だよ」とか「お前の自由ってアラブをいじめる自由かよ」
とか思っていましたが、とりあえずエヘヘとか「そうだね」とか言っておきました。
だってアメリカ君は粗暴で、何か気に入らないことがあるとすぐ相手に暴力を振るうのですから。
悔しいことに力だけは強いのです・・・そう、力だけは・・・。おかげで脳ミソも筋肉ですが。
133 :01/09/17 00:29 ID:M/J9k/oM
ごめん、>>125だったよ
134なめこ:01/09/17 00:58 ID:xqZfoSis
>>132
カンコ君がイイ!
135名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 01:00 ID:aTy.W2ME
>>132
俺はドラえもんを想像したよ。
タリバンの「アメリカは世界中に敵がいるから誰がやったかわからない」
という弁明も感情を逆なでするだけだよなぁ。
136名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 01:24 ID:o4uri8kU
あたしの夢は、思想も政治もすべて「食う」事を目的とした営みと統一的に解釈すること。
137名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 01:45 ID:6tvKQmCU
豚=汚物
牛=神聖
チーズバーガー=規律違反

こう考える連中をどうするのか、お聞かせ願いたいものだ。
138名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 01:57 ID:N.ddqG.s
同じ一神教といってもキリスト教はイスラム原理とあり方が全然違うよね。
プロテスタンティズムは宗教的パトスをもって勤勉や蓄財すら合理化し
市民社会的諸価値(人権思想のような)もそんな中から発生した。
社会が時系列に沿って進歩するとか成長する、とかいう感覚も含めてだな。
江戸庶民は、んなこた知ったこっちゃなかったろう。

一神教か否かというより、原理vsハンパ(新教)の差がでかいと思うよ。
仏教原理主義もおれば、世俗イスラムもいるだろう。
今、近代人の立っているプレートは、悔しいかなキリスト新教の培った地盤なんだな。
全部。イスラム世界であってさえも。
でも日本人の如く奇形的に完全な無宗教より、ハンパな新教信者の方が
「合理的に」強いのかも知らんとは思うのだが。
139薄弱:01/09/17 02:03 ID:k4s5Vc7E
>>125
折れもグローバリズムの成立背景とか詳しく氏らないんだけど、
あれってユダヤの発想だったの?
まあユダヤは「国を持たぬ民」とゆう背景があるんで、
イヤでもグローバルにならざるを得なかったってことかな?
その反面、シオニズムみてーな方向もあったよーだけどね。
抑止乱ので識者ホロウ求む。

>>126−130−131
グローバルとゆう言葉の解釈論だね。
多様性を前提とした、多様性を共存させる安全保障としてのグローバリズム。
とゆうアタリがオチどころじゃねーかな。

まあたしかに今の先進国の生活は捨てがたいけど、
他人の不幸を踏み台にした幸福は砂上の摩天楼に過ぎない事が、
今回あまりにも象徴的に証明されちゃったしなあ。
だいいち、我々も含めた今の先進国のヤツラって、
その豊かさほど幸せに見えないんだけどな。

>>132
ロシア君とイギリス君と日本ちゃんとカンコ君が、
出たがりのアメリカ君にていよく悪役を押し付けていたとゆう
解釈も成り立つと思われ。
てゆうか、イスラエルってもともとイギリス君がでっち上げたんじゃナカタっけ?
140名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 02:06 ID:Kz/wN80Y
>>137
牛が神聖なのはヒンズー教でしょ。
141薄弱:01/09/17 02:13 ID:k4s5Vc7E
>>136
極めて健全な発想と思うが、その代わりは結局必要になるであらふな。
それが宗教や主義までいかない、人畜無害な人文学のハンイに
収まるものであればよいのだが。たとえば認識論とか・・・

>>137
どうもしなければいいんだよ。余計なちょっかい出さなきゃいいの。
それが一番むずかしいのだが。

>>138
まあ、各宗教の配役は極端に分かりやすくデフォルメしたものであって、
キリスト教にも仏教にもいろいろあるとゆうのは承知だよ。
まあ、進化を内包できる宗教と、そうじゃない宗教があるという分け方もあるな。
古代エジプトとか清朝に至る中国とか、まったく進化しないエリアってあったからな。
インドは極端だけど。
発展途上国には進化を許容する宗教が無かった。
日本は特殊例で宗教そのものが無く、進化はともかく変化は受け入れた。
はてさて
142名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 03:10 ID:H9AdM1/Q
現代アメリカ人にしても、例えばこういう国難的状況?に遭遇したときや
個人的に遭難した時に
トランキライザーとしての神に依存できる程度の信仰心を常日頃持っている
ってのは、ある種合理的かも。決してそれ以上のものでもなく、
そうでない時はヘラヘラしていられるしねw。
(日本の巨大新・新興宗教信者の人達の場合に似てるかも、、。)

仏教哲学は、すがるために軽く仏教徒になる、とかいうノリでもないからなあ。
143薄弱:01/09/17 03:17 ID:k4s5Vc7E

ただ、前にも書いたけど、
宗教をトランキライザーと割り切る事は、結局矛盾しててできないんだよな。
どうしても、思考のある部分が壊疽する。
麻酔程度ならいいが、麻薬にナチャウとな・・・
144名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 04:23 ID:s3HqkuVI
西欧キリスト教圏の人が、宗教色抜きに現代文明=自らの作った基盤がその敵と
戦う戦さ、と主観的に思ってるにしても
イスラム圏の人にそれは十字軍だろーと感じさせる事態に(客観的に)及べば
それは十分宗教的麻薬かもね、、。アメリカなどはそうなりかねないかなぁ。
145何となく:01/09/17 05:31 ID:DvtAVq3E
経済的ジハードを追求するイスラムの宗派があればいいんだが。
ハードワークして経済を発展させることが神の栄光を証明するという教義。
つまり、カルヴィン派のイスラムヴァージョン。

ある意味では、日本の戦後の第一世代もそういう感覚だった。
「軍人としてアメリカと戦ってるうちに、
物量の差を思い知らされて国力の本質は経済力なんだと悟り、
戦後はそれを強迫観念にしてガムシャラに働き続けた……」
企業を発展させた財界人の昔語りって、みんなそんな感じでしょ。
戦争で負けたアメリカに対する経済での復讐という深層心理が、
高度成長の根底にあった――少なくとも戦争を知っている世代にはあった。

イスラムも、そういう具合のプラスサムな競争に切り替えられないかな?
146名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 06:03 ID:k/YR5D8s
感情の限界は論理で、論理の限界は感情で超越できる
147名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 06:04 ID:O.15DyhY
>>146
名言かもしれない・・・
148名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 06:31 ID:u.U0x1Sk
>>145
石油を武器にそれをやろうとしたんではないかな?。(イスラムとアラブはイコール
ではないが)。
149 :01/09/17 08:24 ID:.xTooyrE
戦後の日本は、原始宗教と、資本主義という本来異質なものを混合させ、
新しい価値観を創造させ、それが発展と結びついたと、海外のある哲学者
が言っていた。この考えの正否はともかく、「戦後」の価値観が、
僕らに通用しない今、新しい価値観を創造しなければな。
新しい価値は、新しい受容と供給をうむし。
前のほうでも議論になっていたが、どんなに馬鹿げているような行動も、
新しいものへの模索の過程として、それらによる多様性をひきうけるのが
いいとおもう。
イスラムはどうなのだろう。かれらは資本主義の原理である、「利潤」に対して
あまりうまく考えられないのでは。少なくとも大衆レベルでは。
でも、イスラムの教えとなにかを混合させて、この世界で、他の国でも
参照できるような、新しい価値観やシステムを作りして欲しいと願っている。
150名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 08:38 ID:RaLlupcE
>>149
イスラムの中でも、外国に出張ってくる人間は下手すると現地民より意識が強かったりする。
これって「貴重な人材の国外流出」?
151うつけハンター:01/09/17 09:01 ID:vL99dQ8E
グローバリズムなんて、結局
アメリカ版「八紘一宇」であったのだよ。
アメリカ人をその家の一家の中核とした封建性の強い
擬制的家族制度でアメリカ人とユダヤ人以外は、
薄給でこき使われる使用人のごとき存在でしかない。
日本人などはメイド扱いでアメリカにはセクハラ、
ユダヤ人であるイスラエルにとっては
肉便器とか申す扱いなのでござろう。
152薄弱:01/09/17 14:12 ID:CW83yAB6

いやーしかし折れも知識は特に無いのだが、色んなスレやHPを見てみると、
いかに事態が白人の都合で単純化、ショービズ化して報道されてるかわかるね。

例えば、
ユダヤ、キリスト、イスラムを指すセム系一神教のセムとは東洋のこと。
キリスト教はもともとユダヤ教キリスト派であり、イエスもユダヤ人であり、
つまり、東洋人=黄色人種であったとゆう説もアリ。
で、DC1世紀ぐれーにローマにイスラエルが滅ぼされて
国を追われたオリジナル東洋系ユダヤ人は、イスラムとは人種的に近くケッコー仲良くて、
ヨーロッパでは白人キリスト教徒に迫害されてた。
今のユダヤ人の大部分が白人なのは、8世紀頃のとある白人国家が
イスラムとキリストの勢力に挟まれ窮余の一策として国ごとユダヤ教に改宗したからで、
ぢつわオリジナルの東洋系ユダヤ人とはナンのカンケーもない。
なのに、今のイスラエルでは白人系ユダヤ人が、少数の東洋系ユダヤ人を差別してて、
オリジナル東洋系ユダヤ人の中には「シオニズムはナチズムだ」とゆう奴もいるくらい。
で、そのイスラエルはもともと、イギリスあたりが石油の湧く中東に楔を打つために、
パレスチナのアラブ人を駆逐して、白人系偽ユダヤ人を中心に作らせた
デッチ上げ国家で、日本でゆう満州みてーなモン。
クウェートも似たようなモンかな?
アメリカがソ連とヤッてたころラディンを援助してたのや、
イスラエルのパレスチナ人虐殺を援助してるのは、さすがに知らん奴は居ないだろうけど。

これらのハナシが真実かどうかは知らんが、
少なくとも、欧米経由の情報を刷りこまれてきた折れらにとっては意外であっても、
かなり真実に近いのでわ?
こうゆう「単なる事実」が正確に伝わるだけでも、だいぶ変わると思うけどねえ。
はっきりいって今はインタアネッツがあるからさ。
以前のよーな大衆情報操作はもう出来ないんだけど、
ブッシュそこらへんカンチガイしてコケなきゃいいけどね(藁

なんかさあ、グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義とかゆって
アメ公の傲慢と独善を糾弾すんのが2ch的にはトレンドっぽいけど、
そんなレベルの高いハナシじゃないかもしんない(藁
単に「子供騙しのウソつくなよ」って程度のハナシだったりして(藁藁
153名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 15:13 ID:NV/tC3..
アメリカマンセー
154名無し:01/09/17 17:16 ID:1WUEwxWA
≫152
少し前、新聞でイエスの顔の復元図を見た。従来の白人系の顔ではなく、明らか
に東洋系の顔をしていた。どういうグループが作成したのかは覚えていないが、
もともとのユダヤ人は東洋系であった、という話が書かれていたように記憶する
神聖な感じからは遠く、盗賊のような風貌であった。ワイルドだった。
155 :01/09/17 17:42 ID:LA.eLUGw
>>オリジナル東洋系ユダヤ人の中には「シオニズムはナチズムだ」とゆう奴もいるくらい。

まじすか。うーん、ゲキレツ。

>>いかに事態が白人の都合で単純化、ショービズ化して報道されてるかわかるね。

ハリウッドでスキルを磨きまくってきたからな。
もし、次にテロするとしたら、ハリウッドという線も意外とあるかも。
まあ、今回の報道はあきれるが

>>なんかさあ、グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義とかゆって
 アメ公の傲慢と独善を糾弾すんのが2ch的にはトレンドっぽいけど、
 そんなレベルの高いハナシじゃないかもしんない(藁

レベルが低いからこそ、浸透力があって怖い、ってのは、もうガイシュツだっけ。
こんな子供騙しのウソにまんまと乗り、テレビで一体感にひたるアメ公みて
うらやましい、という感想をもつ人を、おれは、イスラム人よりも遠くに感じるなー。
同じ環境で育ったのに、この感受性の違いはなんだろう。
156薄弱:01/09/17 18:04 ID:CW83yAB6

日本人からすると、アメ公のやってる事って、
ときどきネタギャグかコントにしか見えないことがあるな。
アルイミうらやましいとは折れも思うけどね(藁
正確に認識することは精神的にキツイし、
いかに気分よく騙されるかで人生の充実℃が決まる部分もあるからな。
ただ、正確な認識はともかく、正確な情報は欲しいよなあ人として。
157薄弱:01/09/17 18:21 ID:CW83yAB6

ところで、インド人て色黒いけど人種はコーカソイドじゃナカタっけ?
もしかして、仏陀がコーカソイドでイエスがモンゴロイドって事になるのかあ?
それとも、ユダヤキリストイスラム仏儒ぜんぶモンゴロイドなのかあ?
そういや日本ユダヤ同祖論ってのもアタな。もうなにがなにやら
158名無し:01/09/17 18:28 ID:pmAa/P2I
資本主義は昔からずっとグロールなものですが…
アメリカはそのグローバリズムに最も適応した国ってことかな。
159名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 18:31 ID:4XxgUQ4k
キリストが黒人ってのはウソですか??
160名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 18:37 ID:fr/bTr7o
書いてる事長〜〜い!プンッだ(−_−メ)
161 :01/09/17 18:39 ID:RS0vI8Ec
そう、正確な情報欲しい、しかしなにもかも、疑ってしまうのも確か(W
そんで、おれ、いっぱいいっぱいっす、となって、しばらくたって、また探す(W

そういえば、狂気には2種類あるという人がいて、錯乱する狂気と、
正確な認識を求める狂気ですと。
狂気を自己破壊への無意識の欲望だと定義すれば、そうかもね。

しかし、アメ公のせいではしにたくねーな。
エコロジー的にみても、まじやばいよ、あいつらのやりかたじゃ。
にんげん、恥丘上から、ほろびるの?
162名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 18:56 ID:ZtmpbkyU
アメリカの行動原理はキリスト教です。
163名無し:01/09/17 19:01 ID:qSY3mn3.
戦争に勝つためには正確な認識など百害あって一利なし。傍観者は
正確な認識を得ることに傾注できても、被害者を救うために、
己の危険を顧みず、ビルに飛び込んでいった、多くの消防隊員、
警察官には、そんな悠長な思索はできない。まして、これから
困難極まりない戦場に赴く兵士にとって、みずからの参戦は正義
のためなのだと一変の迷いもなく信じ込んでいない限り、戦える
ものではない。戦時体制において、崇高なる概念を喧伝し、自らの
戦争が大義のためなのだとするのはごく自然なこと。アメリカが
ひるみ、今回のテロに屈することになれば、西側諸国、日本もただ
ではすまない。テロの恐怖が恒常化してしまう。

パックスアメリカーナにより、恩恵を大いに受けている俺はアメリカ
を全面的に指示する。いかなる体制でも、必ず出てくるあぶれものの
対策は徹底的な報復のあと、全世界の英知を絞って、繰り出して
いかねばならない。アメリカ、ヨーロッパのイスラム諸国への対応を
真摯に反省することは当然。報復も困難だが、政策の変更はもっと
困難。
164 :01/09/17 19:21 ID:AHdkWkBE
>>163
きみの考える政策はどんなだい、ってまた認識か(W

きみ、口調からすると、義勇兵になって戦争いくの?本気でかい?
165名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 19:24 ID:Z7bZbQWw
>正確に認識することは精神的にキツイし

キツイからや〜めたと言えたのは古き良き20世紀の話。
現代の人類にはそんなぜーたくは許されません。
166名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 19:29 ID:X9YeglCE
反グローバリストというのは左翼じゃないの?
保守派でも西部みたいな元左翼が主張しているし。
167名無し:01/09/17 19:49 ID:qSY3mn3.
≫164
政策なんて分かるか!分かるなら書くわい!完全無欠の、テロなど
おこらない、起こそうとしても、事前に必ず発覚する政策、体制など
あるならば、俺が教えてもらいたい。できうるかぎり、その被害が
最小ですむような政策を、正確なる認識を身に付けているとされる
人々を集めて考えてもらうとしかいいようがない。これまでもそれ
らしきことはやってきたにもかかわらず、テロは防げなかった。

ということは、どのようにしてもテロは起こるということを前提に
して、対処するのが現実的だろう。対処にあたっている現在の
当事者、当事国が、まさしくこの現在において、当面の戦争に勝つ
ための喧伝、政策を打ち出すのは当然だといっているだけだ。
テロのない支配体制など、あったためしはないぞ。

なんで、俺たちは戦争から免れているんだ。戦後、どうして、
戦死者を出さずにすんだんだ。この豊かな生活はどこと同盟を組んだ
からだ。戦前の関係はとりあえずおくとして、戦後日本の繁栄の
前提となる条件はアメリカとの同盟関係にある。その同盟国が
やられたということは、日本の安全保障も脅かされたということだ。

日本が今回規模のテロに遭った場合、自らの安全が現実的に
脅かされたとして、それでもあなたは無国籍な、物分りのいい悠長な
思索を続けられるかい。われわれは現在傍観者の立場であるから、
正確な認識を得るよう、無国籍な思索を重ねることは有意義だが
ただいま現在、危機にある当事者にたいして、信念論に陥っている
からと揶揄することはフェアではない。認識論では兵士は戦えない。
168 :01/09/17 19:54 ID:VerLFLAM
>>165
107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:01/09/16 01:54 ID:mHxGZlE2
耐えられるか、耐えられないかの問題じゃない。
そもそも、「人間は正確に認識できる」と規定すること自体が
ある種の全体主義なんだよ。

まあ、心の中で思っていても、口にはだすな、つらくなるから。
169薄弱:01/09/17 19:57 ID:CW83yAB6
>そういえば、狂気には2種類あるという人がいて、
>錯乱する狂気と、正確な認識を求める狂気ですと。
>狂気を自己破壊への無意識の欲望だと定義すれば、そうかもね。

折れもそう思うが、正確な認識のゴールが虚無主義とも限らん。
ブッダ君の辿りついた「すべては無駄である」とゆうのは確かに真理だが、
「人間は目的ではなく手段の生き物である」とゆうのも真理。
「なぜ山に登るのか?」「登れるから」でイケちゃうのも人間。
「すべての真理は一面の真理にすぎない」とゆうのも正確な認識だよ。

>報復も困難だが、政策の変更はもっと困難。
>キツイからや〜めたと言えたのは古き良き20世紀の話。

対症療法か、根本治療か。ただ、二元論でスッパリとわ逝かないだろうけど。

>反グローバリストというのは左翼じゃないの?

まあ比喩だとは思うが、
右だ左だとゆうのがもう40年前のギロンなのでわ?
まあ、未だにそのレベルでウダウダゆってる奴らもいるけど。
170薄弱:01/09/17 20:12 ID:CW83yAB6
>>167
心配しなくても、ヨノナカは君の望む方向に動いているよ。
ただ「正確な認識」を求めるとゆう営みは、
常に誰かがやっていなければなるまい。ウケねえけど(藁
時代によっては憲兵隊にブッ殺されたりするけど(藁藁
怖いのは、その意見が間違えている事ではなく、
カウンターになる意見が存在しないこと、「もう一面の真理」が無いことだ。
怖いのは「モラル・ファシズム」だよ。

まあ現場感覚と当事者意識を持って誇り高く「対症療法」を行うヒトタチを、
揶揄する気は無いよ。通して読んでくれりゃ分かることだけど。
正確な認識とゆうのは、エテシテ揶揄とか自己卑下に聞こえがちだが、
それはそれで必要な作業なんだよ。ウケねえけど(藁
171名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 20:17 ID:tUf8EfSo
この秋にピッタリの方便が欲しくなる今日この頃。
末法ですな・・・
172名無し:01/09/17 20:38 ID:qSY3mn3.
薄弱さん自身が、今ここにある危機に、できうる限り対処している人間を揶揄
する気がないのはよく分かっているよ。興味深くあなたの意見は全部読ませて
もらっているから、それは承知している。このスレは対処療法を云々する場所
ではないのはよく分かっているのだが、一部にどうも、対処療法に携わっている
人間、戦争に勝つために最善を尽くしている人々を傍観者の立場から、認識論
の立場から裁断する公正ではない意見が見えたから、少し腹を立てただけ。

このスレをこれからどう発展させていくのかが、むつかしいな薄弱さん。
ここまでで鋭い論点は出揃った感がある。これを具体化、現実にあてはめていく
作業が難渋しそうだね。個人的に、ものすごく勉強になるスレだから、頑張って
いただきたい。
173薄弱:01/09/17 20:56 ID:CW83yAB6

それわ恐縮だな。ただ折れは素人のうえ薄弱なので、
ここから先はプロの仕事かなとゆう気もする。
専門職にわないランダムな視点から、
思わぬ方向性でも出てこねえかな。とゆうぐらいの試み。
あとは献血ぐらいだろ、折れらにできるのは。しないけど(藁
ただ、情報と認識の両面において、出揃ってるとゆう気はしないけどな。
ひとつ飛び越えられた奴にとって、もうひとつ飛び越えるのは
ぢつわそれほどムツカシイ作業ではないので、期待しているよ。
「記憶と分類」より「思考と妄想」がトクイな奴って、ヤパ居るからな。
もちろん、も少し具体的方法論に踏みこむことも可能だとわ思う。
174 :01/09/17 21:05 ID:Kx2QpOoo
世界のアメリカに反対意見を述べる要人を暗殺する規制は
今回の事件で恐らく撤廃されるでしょう。
そうなった瞬間に世界最大のテロリズム国家成立となり、
自由と民主主義の国アメリカは滅びます。
今まで自由と民主主義を守ってくれたアメリカよありがとう。
君のことは忘れない。南〜無〜。チーン。

新テロリズム体制国家アメリカさんいらっしゃい。
不用意に殺さないでね。
175 :01/09/17 21:29 ID:5sLgGgVE
>>172
戦争に勝つためにがんばっている人を応援するのを傍観者の
立場から、というが、現在、傍観者の立場でいるしかないからこそ、
認識を深めようとしているのではないか。
自分ではない兵士を派遣したからといって、当事者だろうか?
今のところ日本はまだ平和だ。今のうちにものを考えたほうがいい。
そのほうが倫理的だ。
当事者を語ることができるのは当事者だけだとおもう。
176名無し:01/09/18 00:38 ID:WGatckZI
≫175
認識を傍観者的立場で深めること自体を非難したんじゃない。よく読んで
もらえば分かると思うが、現在当事者として自らの所属する国家の危機に
対処している人間に対して、傍観者としての立場からその無我夢中の姿勢を
揶揄すること、信念論に陥っている単純バカだとでもいいたげな優越的姿勢
で語ることは、公正ではないと言っただけだ。認識を深めることも大事だが
平時においてこそ、緊急事態についてきちんと議論し、対応できる体制を
作ることも大事。後者の方が短期的視点では圧倒的に優先される。

ただこのスレはそういう趣旨で語られているものではないので、正確な認識に
至る過程、方法をどんどん語っていただきたい。長期的視点からの議論。

あと、今回のテロはまったく他人事ではない。テロリストが日本に侵入して
いるのではないか、との情報もある。核や毒ガスの開発を企んでいるとの
情報もある。いずれもどこまで正確な情報なのかは定かではないが、
これだけとんでもないテロが起こる時代に突入してしまったのだから、警戒を
して、し過ぎということはない。起こってしまってはもう遅いのだから。
177名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 00:50 ID:lSM9eyTI
まあアメリカの早急な「マスコミを通しての」臨戦宣言などの強硬な姿勢も、
ウロがきてる民心の安定を図るとか、国際世論作り、
なによりイスラム周辺諸国の政治的譲歩を引き出すためのブラフ
などの目的がありそうだが。(パキスタンには効を奏したし)
せっかくカードを投げ与えられてるのに最初から犯人の言い分を
ハイそうですか、と物分りきくのもバカげてるからね。
後々の問題は別として(ここがアメリカは足りん)

小泉は知らんが政治的に長けてるアングロが、ただやられて頭来たのでやりかえ
すとか、そこまで単細胞な次元ではないと一応考えるのだが。(願望も含む)
178名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 01:15 ID:VrzsIs.U
あくまでも、この「テロ」を合法化された殺人で報復することが、
アメリカの正義なのだろうが。
その合法化とはアメリカ国内で通用すること。

異なる法や、異なる宗教の元では「合法」と相手が主張しようが、
殺人は殺人でしかない。

つまりは、よって立つ所が「聖戦」と「合法化された報復」の違いであって、
やっていることは同じ殺人であり、テロとなってしまうかもしれない可能性が、
アメリカが「勝つために頑張っている戦争」には含まれる。

事件の直接対象にならなかったことで、
このスレの住人はその矛盾を微妙に感じとっており、
かつ、泥沼化の恐れも抱いているのだと思われ。

無論、「テロ」を実施した者のみ報復した場合は別であり、
犠牲者に対しては、哀悼の意を表したい。
179名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 01:48 ID:i7i1L4VM
>無論、「テロ」を実施した者のみ報復した場合は別であり

その実施したもの、というか首謀者を厳密に特定するのが
事実上不可能なことこそが、匿名テロリスト達の狙いであって、、
その彼らの狙いもアメリカは先刻承知で、テロは繰り返され、
それで無実のイスラム市民に報復させて、アメもテロだろうと言い抜けるだろう
ことも先刻承知で、
だから、そうなることを知ってて市民を巻き込んでるテロリストはタチが悪いのだ、
むしろイスラム人民を間接的に攻撃させている存在になっているのだ、
ということを大多数の正常なイスラムの人々にわかってもらうための手続きを
米国は周到に踏むのではないか。そうでなければまずい事はわかっているはず。
180薄弱:01/09/18 02:01 ID:ra8dgwGI
ヌウヨークでボコボコにされて泣いてる人々に、
「あなたたちの先進国生活は、これの何十倍もの後進国の人々を
何十倍もヒドイ目にあわせることで成立していたのだよ」などと逝っても、
それは通じないだろう。
それで通じるような相手なら、逝わなくても分かってるだろうし。
だいいち、優しさに欠けるやり方でもある。
うそも方便とゆうところか。

なんどもゆうように「正確な認識」は精神的にキツイ・・・
とゆう人間の現実もまた「正確に認識」しとかねーとな。
対象はあくまで現実世界なワケだし。

日本とゆう(今んトコ)第三者で、
アメリカでもアラブでもキリストでもイスラムでもない立場でなければ
逝えない事って、カッッッックジツにあんだけどなあ。
逝えよコイズミ君。むりだな。
181名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 02:11 ID:VrzsIs.U
所詮、「正確な認識」の威力など、
目の前の惨状をどうにかするような威力があるシロモノでは無ね。

対応を考える際には必要だが。

それが「正確」であるかは、まだ別の問題ってことで。
182名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 02:42 ID:awkvdnsM
グローバリズムの反対語として「多様な世界」と言う言葉が一人
歩きしているが、「多様な世界」って、単に生活水準の低い国は
それなりにやってよねと言っている様に思えて仕方がない。
183名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 02:43 ID:VIiqGZ2I
「確定されたテロ行為の実行犯の摘発には、国際社会の一員として全面的に協力する。
摘発のためのやむを得ざる軍事行動までは、容認する。
しかし、その目的以外のいかなる武力行使にも反対する。

テロ行為やむなしという気分が、現在のイスラム社会に根ざすものだとしたら、
事がここまで来てしまった以上、人類の生存のために全体構造自体を見直す必要
がある。
そこで第三者である私ども東アジア人が主催して、恒久調和のための会議の席を
設けたい。」
ぐらいのコメントをいって欲しいね。>小泉
「第三者」ってくだりを強調してね。
184名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 02:58 ID:awkvdnsM
>>183
日本は、石油資源をアラブに頼る以上、イスラムに基づくアラブ世界と決定的
に対立する事は不可能。かつ、西洋国家では無い為にイスラエル建国等の罪も
負ってはいない。だから、仲介役としての役割を果たす事は十分に可能なはず
なのだが、外交で世界のイニシアチブを取ると言う発想が無い為に、折角の機会をみすみす逃してしまっている。

小泉ではなくて、マキコに期待。(でも無理か)
185名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 03:21 ID:VIiqGZ2I
>184
そうだよ。オレは自由主義保守で、最初事件に接して頭に血がのぼった口だが、
数日メディアや2ちゃん見てるうちに考えがグラグラして、考えが変わった。
日本が欧米に今後疎遠にされようとも、今こそ
独自外交のばくちを本当に打つべきだ。もしそうでないと、、
このためにこそ日本の存在価値があったといっていい。マジそう思う。
政府だよ政府。民間人でわかってる人は大勢いる。
186185:01/09/18 04:28 ID:VIiqGZ2I
1 テロはその動機を消す以外に根本的防御策がない。
2 新次元テロは容易に多数の市民を殺傷する。
3 全体の均衡発展、または互恵、または互尊しか道が無い。

・・こんな脳内結論に達してしまたのだ。
187185:01/09/18 06:14 ID:VIiqGZ2I
いつでも報復していい国際世論を取り付けて、ずーーっとペンディングにしといて
一生イスラム社会をビビらしてテロリストを干し上げる
という手はありかもね。
逆にイスラム社会を人質に取る、という手。
188 :01/09/18 13:13 ID:NR49mzkk
軍事行動はせずに、捕獲し、G7以外のくに(できれば全てのくに)が
参加する裁判を行う。
このことを、国際的な公約とし、イスラム諸国にも協力を要請し、
全てを流血なしに解決する。

以上のことを小泉が提案。

でも、犯人確定できないんだっけ、、
空回りした、、、
189名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/18 13:32 ID:JkS4zWaQ
>>1、よくぞ言ってくれた! 名スレなのでおれも参戦(藁

そもそも「グローバリズム(またはグローバルスタンダード)」という「アメリカ
グローバリズム」では、日本は世界の諸外国と同様「健全な経済」をヘッジファンド
などの投機筋(もちろんユダヤ資本や米政府の意向を受けているが)に2chのスレ
とは比較にならないほど「荒らしまわされ」、その利益(基軸通貨を背景とした資本
収支の移転や諸外国からの投資の「帳消し」)により、3,000兆円のアメリカの債務
を糊塗してきた。日本の「バブル発生」も「バブル崩壊」も「今までの超不況」の間
接的な原因をつくりだしたのは日本人だが、本質的な原因をつくりだしたのは他でも
ない「アメリカ合衆国」である。
東南アジアやロシア・南米も同じようなひどい目にあっている。日本がIMF入りし
ていないのはある意味奇跡だし、それだけまだ「経済力」があるのだろう。
それでも、馬鹿げた「グローパリズム」によって日本国内でも多大な犠牲が出ている。
ものすごい失業、労働環境の劣悪化、多数の自殺者・・・あげればきりがないが、「アメ
リカグローバリズム」に洗脳された馬鹿学者・馬鹿エコノミストは「なんでも規制緩和」
「構造改革(これいつから『宗教』になったの?)」とバカの一つ覚えのように唱える
だけで、「アメリカのモノマネ」でさらに犠牲者を増やそうと腐心している。
「どうすればこの悪の連鎖をストップできるか」考えてたけど、意図せざるこの大戦争
で「グローバリズム、終了〜」となる日も近いだろう。少なくともここ1年はヘッジフ
ァンドも立ち直れまい。いや、「アメリカ(西欧)中心文明」の終焉か?
日本は「アメリカ製」の憲法を墨守して、大戦争での「残存者利益」を得て、日本の
債務を帳消ししたほうがいい。「日本破産論者 浅井隆」の筋書き崩れたね(W
犠牲者には悪いけど、日本の国益考えたら後方支援は「しているフリ」で充分。だま
しも外交のテクニックだよ。どっちにしろアメ公も没落なんだから。批判されても無視。
ちなみにオレも最初は>>185と同じようなもんだったけど(和良

長レススマソ
190ナナシサン:01/09/18 13:35 ID:A6qqifQg
アメリカの好景気も終了〜
日本は不景気がさらに長引くのであった・・・
191薄弱:01/09/18 17:41 ID:nWzNGJv.
>>182
水準の低い国をキリスト様が救ってやるぜ!ドゥーゼイノウイッツクリスマスってこと?
うーん、それわ大きなお世話と思われ(藁
てゆうか、今の先進国の生活水準が、ホントに高いとゆえるのか?
折れは、日本の生活水準は世界でも最低レベルだと思うがね。狭い汚い時間も無い。
ストレスの量だけは先進国でもトップクラスだと思うが(藁藁
そんでブッシュマンは生活水準が低かったのか?それも疑問だな。
自殺するトコまで追いつめられた人間が日本では年に3万人いるが、
奴らは・・・
192名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 18:55 ID:KRbx32D2
薄弱さんの >>51 >>79 での発言について

ちょっとスレの趣旨からはずれちゃうけど、
「『人間はあまりにも正確な認識には耐えられない』とゆう壁を越え」、
さらに「『違和』に価値を見出」している、
中島義道という哲学者がいます。

彼の言動は、いわゆる「善良な市民」のぼくの目には
非常にエキセントリックにうつりますが、
あんがい次の時代を「豊か」に生きるためのヒントとなりえるかもしれません。
193 :01/09/18 19:28 ID:vfM85kz6
>>57
名づけるならば「ヒキーが高いところから見下ろすスレ」
194 :01/09/18 19:37 ID:vfM85kz6
>>99
「時代が違う」の?

このスレからリンク貼られてたんで見たけどこれ見ても同じこと言える?
http://www.faireal.net/world/af/af001.htm
195名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 20:04 ID:dY1E538w
じゃあ、アメリカ=大審問官ということで。
196 :01/09/18 20:10 ID:cAc67ziQ
>>189
「馬鹿経営者・財界」も追加したほうがよいと思われ
197無知:01/09/18 20:17 ID:xrFVBqfU
グローバリズム終了の瞬間に僕等は立ち会う事が出来るんだね
やはり次の時代はチャイニーズやインディアが主役?
198 :01/09/18 20:33 ID:vfM85kz6
>>173
是非踏み込んで見てください。
199 :01/09/18 21:15 ID:eBRf3Xgw
>>157
自分も素人人類学ヲタに過ぎないのでどこまで正しいか自信はないが、
確かにイエスは狭義的には白人系とは言えなかったろうが、広義的には白人だと思う。
狭義的な白人ってのは欧州キリスト教圏の住人を指す事が多いが、広義的にはアラビア人や
旧ユダヤ人らもコーカソイドに分類される、多少混血的要素はあるかもしれんがね。
恐らくイエスはルックス的にはアラビアよりの地中海系だったんじゃあ?
ちなみにイラン北部なんかだと下手なイタリア人よりか白人的なルックスの人が
少なくないらしいがね。

後、仏陀は北インド多数派のアーリア系ではなく北方モンゴロイド系だという話を聞いた事がある。
なんでも彼の出自であるシャカ族はヒマラヤ方面から北インドに流れてきたチベット系の
一族だったらしい。
間違いなくいえるのは当時は被侵略者として下層カーストにおかれていたドラヴィダ系や
オーストロアジア系では無いだろうって事。
200名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 21:27 ID:YSEcaJ/Q
この戦いののち、世界が大きく変わるかもな。
この時代に、「世界警察」がないのもおかしい。
また、「世界的な法律」も必要。
だから、犯罪の捜査に、いちいち、国の了解を得なければ
ならない。
今のラディンにしても、「世界警察」があれば、
アメリカが、騒がなくても、「犯罪捜査」でかたがつく。
201薄弱:01/09/18 21:29 ID:nWzNGJv.
>>192
こんどやふーで検索してみまふ。
「記憶と分類」以上のトコで人を唸らせるプロはナカナカいねーけどな。
そこえ逝っちゃうと、あんまシロートと差ないから。

>>193
うめーことゆうな(藁
ヒキコモリ的なスタンスを利用したインナーサーキット思考を
他者と対象化しながら進められるのは、公開オナニー劇場2chならでわざんす。
そーゆーの、ヒキコの当事者になっちゃってて
自分がオナニストである事を自覚できない奴には無理だけどね。

>>197
主役の不在な世界になると思われ。
それが当事者意識の不在にナチャウと怖いけどな。

>>198
寝不足じゃないときにな。
寝てないと分析しかできないのよ。どひー
202名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 21:33 ID:sMSIY7Zo
>>1
共産は最悪!平等のはずが全く兵頭平等ではないし。
食いもんも無いし。マフィアはやりたい放題!
>>200
アホか!
お前国連支持の層化関係者?
そんな中央集権やったらそれこそユダヤ様様がやり放題だぞ。
203やずー:01/09/18 21:38 ID:0CFcah1k
>>183
いいね!この啖呵。このくらいのことを切ってほしいと思うよ。
最近の日本人は(江戸時代にくらべると)、意気に感じて行動する人間がいなくなったよ。この行動様式は美しかったけどなぁ。
第三者というのは中立の立場ということ。キリスト教でもイスラム教でもない。ほとんどの日本人が無宗教というのは、国際社会の最先端をいってるよ。
それと、No.9の戦争放棄というやつ。国際紛争が軍事でカタはつかないことをよーく知ってるのが日本人だよ。敗者には反省があるからね。
もう劣等生意識を捨てようぜ、日本人よぉ。
204名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 21:41 ID:McH6al56
ほとんどの日本人が無宗教
       ↑
新興宗教は宗教でないと?
205名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/18 21:42 ID:SGLV2G9c
>>203
>最近の日本人は

胡散臭い・・・
206薄弱:01/09/18 23:46 ID:nWzNGJv.
>>199
どちらにしても、
その地においてソコハカとなく違和感を放つ民族ではあったのだろうな。
なんの違和も疎外も抱えてない奴に、あれだけの事は言えないだろうし。

>>200
まあそうゆうコトなのかも氏れんが、
もはや制度論とかシステム論でわないのかも氏れん。

>>202
共産だけが最悪とも思わんけどな。
てゆうか、共産だろーが資本主義だろーが、
その制度が成立した時代、場所を100として、
その効能がどんどん落ちていくモノなのだろう。制度疲労つーかさ。
時代とゆーのわ動的概念だが、制度ちゅーのは基本的に固定概念なワケだし。
置いてかれるのも無理はない。
ま、共産主義のイイトコをフレキシブルに取り入れる事ができた資本主義が、
いまんトコは勝ち馬になってるとゆう事だろ。

>>204
少なくとも国民宗教とか民族宗教ではないな。
アメリカ人でキリスト教徒、アラブ人でイスラム教徒はフツーだが、
日本人でナニかの教徒であると意識してる奴はマジョリティではないだろ。
207名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 00:28 ID:TNOs8VCs
>>191
70年代くらいまではアメリカ人は世界のアメリカ化みたいな事を真剣に
信じていたと思うけれど、ローマクラブの「成長の限界」が発表されて
から後は、アメリカの成功をいかに維持するかだけに腐心している様に
思える。グローバリズムと言う言葉をどうとらえるかなのだが、アメリカは
世界のアメリカ化(アメリカの様な物質的繁栄)が不可能であると知り
ながら、その一方で都合の良い所でだけアメリカ流の基準を標準だとして
世界中に押し付けてしまった。それでいて、世界は「多様」であって
構わない(精神的に豊かであれば、物質的に貧困であっても構わない)
と言っているのだとすると、ダブルスタンダードである事甚だしい。

ちなみに、日本はアメリカの恩恵を受けて、世界の中でもトップクラスの
生活を享受していると思われる。北米からマグロを、アフリカからタコを
輸入できる国ってそんなに無い。
208 :01/09/19 00:30 ID:GsY93jmw
209名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 00:34 ID:gwr2KipE
>>207
作戦に、「ノーブル」なんて付けるのは、アメリカ人の意識の変化なんですかね?
すごく民主主義の国らしくない……
210名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 00:46 ID:WczAj.MY
1はいいこと言ってると思う。
激しく同意〜。
関係ないけど1みたいな人に動物の権利とか福祉とかについて考えてもらいたいな。
211第21番書込:01/09/19 00:48 ID:K6eNkhi.
>>207
日本の生活水準が高いかどーかわ解釈の問題として・・・
よーするに、
「多様性を尊重する」=「弱者を放置する」にナチャウんじゃねえかってコトね。
それだけ「多様化」とゆう言葉は拡大解釈が可能だとゆうことだが、
けっきょくそれは、具体的な方法論を見てみないと分からないコトじゃねーか?
で、君はどうゆう「多様化」がいいと思う?
「多様化」のイメージが折れと違うんだよきっと。

>>209
意識の変化とゆうか、本性を現したとゆうべきか。
212名無しさん@お腹いっぱい:01/09/19 00:55 ID:3/Ar4apw
>>1
 テレビで発言してもらいたいぐらい同感。
213名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 01:00 ID:WczAj.MY
>>212
テレビでもこういう内容のこと言ってたよ?
てゆーか、大抵の評論家みたいな人はこんな意見だったけど・・・。
214名無しさん@お腹いっぱい:01/09/19 01:08 ID:3/Ar4apw
>>213
うちのソニー製のテレビで映ってる評論家は
 大学生以下のレベルのことしか言ってないんだけど・・・
215薄弱:01/09/19 01:20 ID:K6eNkhi.
「記憶と分類」以上のことが出来る評論家は日本にはほとんど居ない。
ましてや、それをテレビ向けにパッケージング&デチューンするとなると・・・
特に討論番組はダメダメだね。
議論の本質がその場のイキフンに左右されるし、
だいいち、みんな議論に負けないコトで精一杯だ。
それより最悪なのは、コンセンサスを目的とした議論。
もう氏ねってカンジ。まだチャットでヤテタほうがマシ。
216名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 01:27 ID:TNOs8VCs
>>211
弱者と言うか、文明化されていない社会を放置プレイすると言うのは、
文明化した社会が搾取し得る対象としての途上国を残そうと言う事
なのではないかと思えるのですよ。

もっとも、文明とやらも飛行機が突っ込んでピルが崩れてしまえば、
意外とあっけないものだと言う事も判明してしまっているので、存外
文明化された社会よりも、そうでない社会の方が長期に渡って生存可能
なのかも知れず、その意味では「多様化」と言うのも悪く無いかと。
217名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 02:25 ID:IGQ9xwew
>>211
この問題は、単に経済という軸だけでは語れないんじゃないか。
例えばイスラム原理の連中にとってはプライド・メンツみたいな問題もでかいよ。

前の戦争で完敗しすぎた上、
アメ公が聖地に土足で上がってきてウロウロし、肌を露わにした女を
ひきつれてたり、、なんというか彼らの気持ちを平気で傷つけていたんだろう。
北側なのに日本人が余り嫌われてないのは、外交官はちゃんとヒゲはやしてるしw
観光客は逝かないからチャラけてないし、腰の低いアジア人だからだろうな。

イラン革命もその反動だったが,西欧的生活様式そのものがコーランの教えを
まっとうするのに極めて障害になるので、せめて視界から消えてろ!!
というのもあるんじゃない。
しかも他の政治的経緯とも相俟ってい過ぎで。

アメリカニズムの単純さデリカシーの無さ傲慢さ、ダブルスタンダードのずるさなど
が、悪いことに最も相性の悪い相手なんだろね・・・。いやはや
他者への理解とか、相互に尊敬するとかいう田舎もんの最も不得意とする分野で
大失敗こいてるわけだ。
218薄弱:01/09/19 02:27 ID:K6eNkhi.

それわ単純なハナシ、搾取さえしなければ良いのでわ?
強者と弱者を同じ星に放置しとけば、当然、弱者は搾取されるワケだが、
同時に、人間は汎世界的なシステム?を造る能力があるのも事実。
そのシステムの内容選択によっては、その問題は解決する可能性はある。
ただ、その必要性を思い知るためには、
アメリカ中の高層ビルが崩壊しないと無理かも知れんが(藁
まずは最強国アメリカに「負けて考える」とゆう思考回路が芽生えてくれないことにわな。
奴らは、ベトナムにさえ勝てなかった自分達をどう思っているのやら。

とゆうのわさ、いまインターネットによって、情報格差が無くなっちゃってんじゃん。
あの東芝の騒ぎを見ても分かるよーに、
むかしは権力とか資本とか媒体持ってる奴らの特権だった
「大勢の人間に訴える」とゆう事が、
いまや、単なる一市民にも出来てしまうワケだよ。
プロでさえ「情報量は同じ、処理方法の問題」とゆうように、
「大衆が知らない事を一部の特権階級が知っている」とゆう構図も
激減しているだろうし。
同じ事が、軍事面でもゆえるわけ。
だってさあ、富豪だかなんだかしらねーが単なる個人組織に過ぎねー奴らが、
超大国アメリカの経済と軍事の象徴を破壊できるなんて誰が想像した?
国家と個人の軍事格差も、無くなってきてんだよね。
核兵器や細菌兵器を個人商店で作れる時代は、ワリとすぐそこだよ。

産業革命以来、あらゆる技術は一般化、大衆化に向けて進化してきたワケだから、
資本主義以来、パトロンは一般大衆になったワケだから、
当然とゆえば当然のことだがね。

冷戦後の一人横綱アメリカは、
巨大組織幻想の最後のアダ花になるんじゃねーかな。
その結果、世界は多様化とゆう理想に向かうとゆうより、
多様でしか居られなくなるのかもしれんぜ。
「多様な世界」とゆう前提、既成事実を前に、どうすりゃいいのか考える。
そーゆースタンスのほーが早かったりしてな。
219薄弱:01/09/19 02:31 ID:K6eNkhi.
>>217
いや、特に経済だけを軸に語ってるワケでないのは
通して読んでくれればわかると思うが、
アメリカ人って、確かに日本の田舎にいそーな奴らだな(藁
220名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 03:45 ID:dMCGi.ME
>>219
アメリカが世界だ!という意識が強いからね、
確かに国内的にはジョンソン政権以来人種差別の制度的撤廃とか、マイノリティー
への配慮、人権保護・自由の保証・公正性の追求・機会の平等といった理想の貫徹度
それへの国家的努力の程度はまさに世界のパイオニアといえて、
これが世界だーーといいうる資格を国家として唯一備えてるように思える。

ところがその裏返しで、ひとたびアメリカの認めるワクに収まらない他者に対しては
美点すべてがネガティブに反転するという奇妙な二重性がある国(w
国際社会でまともな社交などできない(必要がないから)おこちゃまといわれても
しかたがないのら。せいぜい日本ぐらいなら手なずけられたが・・

その日本に対してもプライドは傷つけないよう注意を払っていたけどね。
終戦直後。原爆落とした引け目と、日本人をなめてなかったのが理由だろ。
で、そうでない民族にとっては、あ・・じゃあ俺らはなめられとるな、
軽蔑してやがんだな、よく知りもしねーくせに、と思わせる行動になるんだよ。
それでは大失敗なんよ、対人関係として(ww
221舌ったらずでスマソ:01/09/19 04:04 ID:j63Pa.bQ
>ひとたびアメリカの認めるワクに収まらない他者に対しては
>美点すべてがネガティブに反転するという奇妙な二重性がある国(w

日本人でも若い奴はそんな感じだよね。
つまり、アメリカは若くて自由な精神の国(よくいえば)。
でも歯止めの効かない若者も質がわるいよね。
地下鉄事件みたいなのもあるし。
222名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 04:25 ID:dMCGi.ME
>>221
アメリカ合衆国も、、カルト性があるかないかの2分法
でいけば、なんだかカルトっちい国かもね(こういうときの国家意志としては)
始祖のピューリタンてカルトといえばいえるのか。
大統領とか、なんで首を小刻みに振りながら妙に芝居がかった抑揚つけて話すかなー
そいで国民はマンセー!!一色だもの。
プロテスタントカルト国家vsイスラムカルト組織の争いか、、鬱
223アメリカ市民:01/09/19 04:32 ID:rMzuKJvE
みんなアメリカ嫌いなんだね・・・
俺らはジャップ大嫌いだけどね・・・
224名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 04:52 ID:iGFIVlCA
>>223

ゴリラにいわれん
225名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 05:37 ID:CsfKO.Bk
良いスレだがレス長い。簡潔にどうかひとつ。
226 :01/09/19 05:39 ID:/3K6zCBs
>>223

サブッ。
227薄弱:01/09/19 05:59 ID:K6eNkhi.
>>220
アメリカは、多様性に対する理解力がナマジある分、
その理解の範囲を超えたモノには病的な拒絶反応を示すとゆうのは
的確な観察だね。
さらにゆえば、分かってる奴と分かってない奴に極端に二層化してるとも言える。
日本ももちろんそうだが、日本は大卒がマジョリティだったり総中流だったり、
知能のレベル(別にヘンサチの事でわない)が妙に均一なんだよな。平均点は高いが。
まあ、一部の分かってる奴が大多数の分かってない奴らにショービズを仕掛ける。
それがアメリカとゆう構造なのだらう。

理解と賛成を同義語みたいに使うアホな政治家が多いが、
理解を得ることは、ただ賛成を得ることより、はるかに難しい。
宗教や主義主張は共有できても、認識能力は共有できない。
そこに「認識論は世界を救うか?」とゆう命題の致命的な弱点がある。
さてどうしたものか。
どんなアホでも強制的に理解せざるを得ないような、
殺人的な表現力が欲しいものよ。
228 :01/09/19 06:06 ID:SbTKGpGs
真面目やりたいなら事がある程度終わってからの方が良くないかな。


今言うのは・・・・
229薄弱:01/09/19 06:10 ID:K6eNkhi.
こんなん誰も読んでないし、
今すぐに結論を出そうとも思ってないし、
それほど真面目でもない(藁
230ナナシサソ:01/09/19 07:44 ID:c/jK0Q0M
1さんの意見には半分くらい賛成かな。
しかし、イスラム原理主義の唱える理念は、
要するに宗教を中心とした、超反動的な世界を主張しようとしていると言える。
つまりグローバリズムとともに、民主主義や資本主義、
個人の自由と言ったフランス革命以降の進歩の理念そのものを
否定しているともいえるわけだ。
そういう意味では非常に原始的というか、ほとんど先祖帰りみたいなものだね。
共産主義が一応資本主義の次に来る思想だと、そのころの共産主義者
は思っていたわけだから、イスラム原理主義と比べるのはどうかと思う。
もちろん、いわゆるフランス革命以降の進歩の理念がすべて正しいとは
全然思わないし共産主義も支持しないが、イスラム原理主義は、
共産主義のような広汎な支持は得られないと思う。
1さんの言うように汎世界主義vs原理主義てな対立にはならないと思うな。

問題は人間にはそうした反動的なものに憧れるというか、
共鳴する部分が少なからずあるって事だよね。
たとえばナチスドイツにハイデガーが荷担したように、
インテリすらも巻き込む魅力が反動的な世界観にはある。

ラディソを支持してる2ちゃんねらーはどうなんだろうね。
単にアメリカが嫌いなだけ?
231薄弱:01/09/19 09:07 ID:/l1X4P3k
>>230
うーん、パーツとしては賛成できる部分もあるが、全体として、
折れのコメントや2チャネラのメンタリティをチト二元論的に単純化してねえかあ?
べつに共産主義と原理主義を同じ次元で比べたわけじゃなくて、
「資本主義vs共産主義」vs「グローバリズムvs原理主義」とゆう、
対比構造全体を比較したつもりだったんだけどな。
国vs国、つまりマクロvsマクロの対比構造だったものが、
国家概念vs個人思想、つまりマクロvsミクロの対比構造にシフトした、
と言いたかったんだよ。
原理主義が「広汎な支持」を集めるのはムリだしヤダと折れも思うが、
「広汎な支持」を集めなくてもあれだけの破壊力が発揮できるとゆーのは、
あるイミ共産主義より怖るべきポテンシャルだよ。そう思わない?

実際、今回のテロは逆転の発想に満ちているよな。
物量を誇る敵の盲点は少数だからこそ突けるのだろうし、
ミサイル防衛だサイバーテロだ核だ化学兵器だ生物兵器だと備える敵は
プラスチックナイフ一本だからこそ翻弄できたのだし、
ハイテクや物量で勝てない以上、逆を逝ってローテクで出し抜いた。
発明家は、彼らの思考パターンをシミュレートする価値があるかもしれない。

折れわさあ、原理主義が台頭してきたとき、なんか量子力学の登場のようなさ、
視点のアングルが変わったとゆうより、
次元そのものが変わったような印象を受けたのね。
望遠鏡で右とか左とかアングルを探して行き詰まった人類が、
ふと顕微鏡を覗いてみたら新しい回答があった。みたいなさ。

それと、原理主義が原始的とゆうのは、やはり一面の真理にすぎないと思うぜ。
「フランス革命以降の進歩」とゆっても、それわ欧米史観で見た場合のハナシで、
第三世界から見れば、退化とか暴走とか呼ぶべきモノだったのかも知れないやん。
「すべてが正しいとは全然思わない」とゆうより、
「見るヒトの立場によって正しい正しくないはガラッと変わる」とゆうことだべ。
明治維新の時の日本も、折れは遅れていたとは思わない。
進化の方向性が違ってただけだよ。

反動的なモノに必要以上に惹かれるインテリが居るのは確かだよね。
ただこれも、保守vs反動とゆう対比構造から、
画一vs多様とゆう対比構造にシフトしていくのではないかな。
この場合、画一の「内容」は、もはや大した問題じゃないんだなこれが。
232名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 09:17 ID:RjyE6YI6
良い温度感覚だな〜。良スレ。
233名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 10:29 ID:aodXPcoc
>>227
> アメリカは、多様性に対する理解力がナマジある分、
> その理解の範囲を超えたモノには病的な拒絶反応を示すとゆうのは
> 的確な観察だね。

うまくまとめるね。
アメリカのもつ認識のシステムが容量が大きいことは確かだが、
それが体系である限り限界はある。
限界を越えた時に何が起こるかだけに着目すると、
マルキシズムや大東亜共栄圏やイスラム原理主義と何ひとつ変わらん。

> どんなアホでも強制的に理解せざるを得ないような、
> 殺人的な表現力が欲しいものよ。

2CHという現象全体がそれじゃないかな。
しかも、体系でなく混沌を認識させるという意味で限界がない。
どんなアホでもどんな頭のいい奴でも思想信条に関わりなく、
ここへやって来て、強制的に混沌を認識させられる。
その吸引力はヘタしたらマルクスを超えてる。

日本がこれをアメリカとアフガニスタンに輸出できたら、
あなたの感じている問題は解決すると思えるがどうかな?
234がっきゅううんこ:01/09/19 10:38 ID:wDRP/Ago
はだかの王さま (小学校中学年以上)
あらすじ

あるところに王さまがいました。
王様の犬は、いつも王様にぴったりよりそっています。
この犬は、いぜんに王様にかみついて、きついおしおきをされたので
人にはかみつきません。

あるとき王さまは服を売るしょうにんに、たぶらかされ
「ばかには見えないぬので作った服」を買いました。
王さまは、自分もばかだとおもわれたくないので自分をだまし、
ありもしない服を着てまちをねり歩きます。

それを見た大人たちは、王さまは何も身に付けていないのを知っているのに
ばかだと思われたくないので、「すばらしい服だ!」と、言います。
それを見た子供が「王さまははだかだ!はだかの王さまだ!」と言い、石を投げつけました。
すぐにに犬は「ゾヌゾヌ!」とほえました。
ふだん王さまを好きではない大人たちまで
「王さまに石を投げるなんて、まちがってる」
と言いました.。

王さまはおこって、子供をおいつめます。
さて、どうなることやら・・・。
235名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 10:41 ID:taLvMl3.
王様=薄弱
家来=「良スレ」と褒め上げる名無し

犬は・・・何だろう?
23666:01/09/19 10:45 ID:ZFVyx0QI
王様=地に墜ちた番長・アメリカ
犬=噛み付く(戦争)ことができない軟弱国家・ニッポン
237名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 10:52 ID:7dPtQ9MQ
投げた石が当たらないんじゃ犬も吠えていいものか迷うよな(w
238名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 10:54 ID:JMxSViYo
>>163
↓これ読め
>>32
239名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 10:56 ID:JMxSViYo
つうか、賢いレスと賢さを自分なりに表現したレスの差が激しいスレだ
240名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 10:56 ID:CxDFScUU
原理主義は過激っていうけど、アメリカがあそこまで抑圧と弾圧をしなかったら、あんなに過激にはなんなかったろうな。
241 :01/09/19 10:59 ID:sMVOcwTI
>>240
アメリカは資本原理主義ですから過激です。
242名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 11:11 ID:ju2osnWw
アメリカは過激っていうけど、テロリストがあそこまで派手な無差別殺人をしなかったら、
あんなに過激にはなんなかったろうな。
243うつけハンター:01/09/19 11:12 ID:HCNzsabU
>>234
はだかの王さま=アメリカねぇ
どちらかといえば、はだか、しかも全裸の女王だと思うが。
244 :01/09/19 11:16 ID:90D4AO5M
>>242
むしろ逆ではなかろうか、と。
245:01/09/19 11:17 ID:DyXxlvA.
全裸(;´Д`)ハァハァ
246名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 11:21 ID:2A7SycDY
>>235
激しく納得
247人間の屑1号:01/09/19 11:43 ID:fkjjxRs2
>>233
 マルキシズムに影響を受けているものとしては、若干疑問がある。
(議論そのものは納得できます。)

 「革命」という、マルキシズムに欠かせない概念にちょっと引きず
られているのではなかろうか、と、以下の文章は。

>限界を越えた時に何が起こるかだけに着目すると、
>マルキシズムや大東亜共栄圏やイスラム原理主義と何ひとつ変わらん。

 マルクスの膨大な仕事は確かに「プロレタリア革命」(ハレの舞台)
のためになされたのではあるが、だが、そのハレの舞台に至る道程の
分析は、当時の膨大な経済学などに依拠した、地味な日常の分析によ
る。いや、正確には「日常」こそが問題だったのではないか、と。

 まあ、233さんの突っ込みは、「革命」を言わないものを「日和見
主義」「修正主義」と言って排除してきた「革命派」の自業自得だと
おもうけど。
248198:01/09/19 12:41 ID:YFyPtYO2
わたしは今回はアメリカに嫌悪感を感じてる立場だが、
原理主義をもちあげる薄弱には疑問を感じる。

原理主義が限られた領域で閉じていてくれるなら
別に地球上のどこかで勝手に伝統的な暮らしをしていてくれて構わない。

が、イスラムの聖職者が「あいつを殺せ」といったときに、
たとえそれが他国の非ムスリムの人間であっても殺すことが善行になる
という現体制は到底容認できない。

日本も他人事ではない。
筑波大の五十嵐教授は、親イスラムであったにもかかわらず
「悪魔の詩」を翻訳してしまったために、
イランの原理主義の学生に殺されてしまった。
249名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 14:07 ID:HKKNnio6
ここでもニュー速板でも、無視できるバカ煽り以外で
原理主義持ち上げてるレスは見たことないれす。
250 :01/09/19 14:16 ID:YFyPtYO2
>>249

持ち上げてるという表現が気にくわなかったのかもしれないが
>>231 を見よ。
原理主義は「新しい回答」でもなんでもない。
むしろ何千年も前からあるもんでしょ。
自分の理想のためには民間人を殺しても構わないというアメ公だってあるいみ原理主義。
251名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 14:25 ID:YQGmEprM
>>249
アメリカもある意味では「世界に対する正義の押し売り」という
アメリカ教原理主義ではないのかな。

分析なくして批判はできないでしょう。
俺はイスラム原理主義から派生したテロリズムを肯定はしないけど、
このスレは目を通している。
多角的な視点を持てなければ、何が正しいのかを自分で判断できなくなるからね。
最近ではみんな二項対立論に終始しがちなのでこういうスレは貴重だと思うよ。
252はいはい煽りご苦労さん:01/09/19 14:43 ID:M6M28FJU
自由資本主義>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>共産社会>>>>宗教国家
253reest:01/09/19 15:12 ID:hcdDZbDA
俺の親父は前の戦争で父親(俺の祖父)を失い、
いや正確にはロシアの捕虜になって死んだのだけど
歴史の話になると「日本は間違った戦争をした、負けてもしょうがない
ロシアの行為は汚かった、アメリカはすごい国だ」
的な話が中心になる。そして考え方はやや右より。
会社の経営者だからアメリカの一人勝ちを善しとする考え方は
何となく理解が出来たし正しいとも思っていた。

そして大人になって独り立ちし、自分で学んで自分で考えるようになると
俺の中でアメリカに対する疑問が生まれた。
あの国の利己的な考えは本当に正しいのだろうかと。
しかし共産主義には賛同できないし現在の物質文明の
恩恵を享受している身から言えば安易に否定できる存在ではなく
憧れと羨みの目で見ていることに気が付いた。
パワーオブアメリカ。力こそ正義。そして力強く勝ち進む。

だが今回ナイフ一本でたじろいでいるアメリカを見せられると
俺の価値観はまたしても崩壊した。
やはりアメリカは正しくなかった。力は正義ではなかったのだ。
いや、アメリカ人が受け入れている軍事超大国は
彼らの価値観の範囲でのみ強かったのだ。

この先何を信念の礎にして良いのかわから無い。
アメリカの自由主義・民主主義・資本主義は
ある意味間違っていたのだ。
254 :01/09/19 15:15 ID:A29cpJzE
>>253この先何を信念の礎にして良いのかわから無い。

多分コーランに書いてあるよ・・・いや、多分だけど・・・。
255reest:01/09/19 15:19 ID:hcdDZbDA
ひょっとしたらこれからの時代、信念の無さ、何かを信じないことが
人としての強みになっていくのかもしれない。
その点日本人はどうなのだろう?
ノンポリで無宗教でと批判されるが根強い西欧先進国信奉がある。
そして今回の事件でもアメリカとともに自由が攻撃されたと
ショックを受ける人も多い。そこから脱却できるのだろうか?
そしてその脱却に耐えられるのだろうか?
導いてくれる人を待つのではなく自分で道を探し出すことが
今の日本人に出来るのだろうか?
256reest:01/09/19 15:23 ID:hcdDZbDA
>>254
俺豚肉好きだし、女の露出した衣装好きだし(ブスデブ不可)
一夫多妻なんてやられたら、この日本じゃますます若い男あぶれて
犯罪に走る奴増えるだろうし、昼間だけとはいえ断食やだし
時間決められて一定の方向にお祈りするのもやだなぁ。
つーか理解できん
257名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 15:58 ID:Kmj4uthM
>>255
個人的にはある意味、今回の事件にはショックを受けなかった。
悲惨で痛ましいとは思ったけど。
いつ自分が巻き込まれるか判らないとも思ったがそれでも大したショックはなかった。
価値観の多様性を認識しているからかな?
「ああ、そういうこともあるだろうな」と思う事が一番自分を導いてくれるものなのかも
しれない。
無感動による自己防衛って感じ?
絶対に曲げられないものもない代わりに強烈な個性もない。
指導者には向かないタイプだな。
258樹海:01/09/19 16:02 ID:NYetIg1I
原理テロとの闘争が2001年9月11日より突然始まったわけではあるまい。
ビルの崩れる映像を見ていきなり近代社会の崩壊か。安直すぎるな。
テロに対し三分の理なんていっている連中は精々ニヒリズムにでも
さいなまれてろ。もっともこの手のヤツらに限り意志ある者に対する
ルサンチマンは激しいものだ。下らんスレにレスしちまったぜ。
259名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 16:06 ID:Cqip.gfY
>>248
幕府対脱藩志士か。なるほど。しゃれた例えですね。
260名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/19 17:02 ID:UP0gaops
だから薄弱の言うような原理主義なんてみんな持ってるじゃん。
家族や大事な人が強盗に殺されてみ。そいつを殺したいってどこかに思うでしょ。
あ、それは違うか。誤爆。
261薄弱:01/09/19 18:35 ID:K6eNkhi.

えーと、ちょっと誤解を解いておく

Q:
薄弱は原理主義を持ち上げているのでわないか?
A:
原理主義も汎世界主義も、共産主義も資本主義も、
持ち上げても蔑んでもいない。正確に認識しようとしているダケざんす。
信念とか主義主張とかゆう宗教系への依存体質から
いーかげん逃げだしたいので。
善悪二元論も必要だが、そーゆーレベルのハナシは悪いがよそのスレでやってくれ。

Q:
原理主義など「新しい回答」でわなく昔からあんじゃん。
A:
前にも書いたが、すべての言葉はギリシアローマ時代に語り尽くされ、
いまやオリジナリティとは、既存を抜粋する独自の切り口と、
既存同士の組み合わせ方やTPOに対するプレゼンテーションのし方の事でしかない。
詳しくは>>51を見れ

Q:
派手なテロがあったからって、いきなり歴史の転換点みてーにゆうなよ。
A:
マスコミ報道の体質への警鐘として一理ある。
が、派手で象徴的な出来事は大衆意識への影響が大きいのもまた事実。
大衆意識は世界を動かす力の大きなひとつである事もまた事実。

A:
口だけの批評家キドリが、事態改善のため実際に行動してる奴らの信念を揶揄すなよ
Q:
べつに折れがどうするかについて君の許可など必要ないが、一応>>170でも見とけ
てゆうか、君はなにかしたのかね?

Q:
原理主義なんて誰でも持ってんじゃン
A:
世界がグローバリズムと原理主義に2分されてるとゆうより、
誰の中にもグローバリズム的発想と原理主義的発想がある。
置かれた立場によってどちらが発露するかの問題。
これについては言及する機会が無かった。てゆうか、言うまでも無いかと。

Q:
薄弱は裸の王様だあ
A:
単なる愉快犯の煽りである事を承知でダシに使わせてもらうが、
折れ様は裸の王様であり、妄想オナニストであることを自覚してる確信犯ですが何か?
君はそんなことも自覚してないの?(藁
詳しくは>>201の2センテンス目を見れ
262名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 01:26 ID:0HjsF.62
age
263名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 03:06 ID:mRGV7U7g
現実的な論議でゆうと、やっぱソ連邦って糞の役にはたってたんだねー。
崩壊後の旧ソ連圏の宗教・民族対立のカオス的状況見ると、しみじみ思うよ。
そこの上アメリカ保安官がお役ゴメンとなると、治安維持という面でますます
世界にとってつらいものはある。
ややブラックだがアメリカさん頑張って!っていってた方が楽は楽。
無難ではないし、正しくもなさそうだけどw

薄弱氏の触れた、多様性で紡ぐ共棲的平和みたいのは理想的だと思うが
前世代の遺物をあまりにひきずっている今日では、そこへ転換するにも
ただなし崩し的にというわけにもいかなさそう。
ソフトランディングするにしても相当なパワーと意志が必要ではないかな。
誰か仕切り手というか保護者ね。
264薄弱:01/09/20 03:22 ID:1RlPFEwA

子供がムヅカルのを心配した親が、
小児科から精神科まであらゆる医者を掛け回ったあげく、看護婦さんの
「ああ、お尻にピンが刺さってましたよ」の一言で解決してしまった寓話にもとづき、
ちょっと逆方向から。

>>152の続き。
情報・知識や信念・宗教は共有でけても、
認識レベル(あえて知能レベルとゆったるわ)は共有しがたい、と。
つまり、「正確な認識」はなかなかどーして面倒つーか一般性がウスイので、
単に、世界に「正確な事実」を突きつけてみる。

●いまイスラエルにいる白人系ユダヤ人の大部分は、8世紀ごろ
キリスト教勢力とイスラム勢力に挟まれたハザール汗国とかゆう白人国家が
窮余の一策で国ごとユダヤ教に改宗したあげく12世紀ごろ滅ぼされて
離散した奴ら。つまり「なんちゃってユダヤ人」。

●しかも、アルビノ偽ユダヤ人の人口は、イスラエルよりアメリカのほーが多い。
どーゆー国だイスラエルって?

●欧米の石油カッパギ中東進駐軍としてのイスラエルのでっちあげなど、
アラブとユダヤに対するイギリスの二枚舌外交が、
現在の中東における対立構造の直接的原因になってるハナシは・・・
識者ホロウ求む。

●ユダヤも国連も無視してNATOだけでヤッちゃった湾岸戦争を見れば分かるとーり、
欧米の中東進駐軍としてのイスラエルの存在価値は禿しく低下しているのだが、
ロスチャイルドなるユダヤ系財閥が大きな力をもつアメリカでわ、
「イスラエルへの莫大な援助は削ろうぜ」などとゆおうもんなら
「ナチの亡霊だ」などと大合唱され政治生命アウト。

●旧約聖書を根拠にイスラエルの居住権を主張できるのは、
第一次大戦まではイスラムと仲良しだった、
いまはイスラエルで被差別階級になってる一部の東洋系ユダヤ人にすぎない。

これらの単なる「正確な事実」がちゃんと伝われば、
よほど保守偏屈な中西部の右翼オヤジとかでなければ、共有することは可能だろう。
日本の在日差別問題とかも、宮内庁ブッたたいて古墳全部あばいちゃえば、
天皇家自身が「在日」なのがバレちゃって、イヤでも解決せざるを得ないかもな。あはは

もちろん、「正確な認識」はおろか「正確な事実」にすら
精神的についてこれないバカもいる。そうゆう「差別主義者」は、
はっきし逝って「劣等人種」として淘汰されても自業自得だとマジ思われ

さて、メディアの市民革命であり情報社会のテロリズムである
「インタアネッツ」があるしなあ今わ。
かつて支配者達は「うまくウソをつく」事で大衆をコントロールしてきたが、
「ホントの事を逝っちゃう」事で
世界をコントロールすんのも可能になってくるかもね。
ホントの事って、たいていウソよりヤバイし。
265名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 03:35 ID:mRGV7U7g
>264
東洋系ユダヤ人?
それはないのでは。真贋いずれにしろセムハム系コーカソイドでは

でもそのニセもの論は初めて氏って目からウロコです。
266薄弱:01/09/20 03:47 ID:1RlPFEwA

折れもよくわ知らんが、セムとゆうのは「東洋」を現す言葉で、
オリジナルユダヤ人(もちろんジーザス・クライストもユダヤ人)は、
人種的にはアラブ人に近かったらしい。
黄色人種だったのかどうかわ分からないが、そうだとゆう有力な説もあるとよ。
てゆうか、それが躍起になってモミ消されてきたワケやね。当然だが。

べつに何かの主義とか認識とかを声高に主張しなくても、
単なる事実が明らかにするだけで巨大な力を発揮し得る。
とゆうシミュレートはまんざら的外れでも無かった様だな。
267名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 04:10 ID:mRGV7U7g
もっと狭義の東洋ととらえてたんだ。スマン。
人種的なモンゴロイド=東洋、インドシナ以東。
インド以西は殆ど人種的には白人じゃないかな。「生物学的には」(意味ねーww
トルコや中央アジアは違うかな。アラブ人は白人だと思う。「生物学的には」
(意味ねーww
268名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 04:49 ID:Ne/rWSnQ
>>264
湾岸戦争は一応国連安保理の議決を待っての行動やで。
そうでないと、多国籍軍に五十何カ国も参加しーひんで。

それと現状では、NATOそのものが集団的自衛権を主張しているから、
今と湾岸戦争とでは、状況が異なるけどね。

君が言っているのは、コソボ空爆のことやろ?
確かに、ユーゴ空爆は国連決議なき空爆やったで!
それに便乗する形でアメリカは中国大使館を「意図的」に爆破してしまった!

それと、どうやら、二種類のユダヤ人に関する記述は表れなかったようやね!
一つはアシュケナージといわれる東洋系ユダヤ人と、他方は白系似非のユダヤ人!

とにかく、グローバリズム対ローカリズムの戦いなのかな?今回の戦は?
とはいえ、そういう紋切り型の対立図式に持ちこみたがる立場こそ、
アメリカンスタンダードに与していると思われるよ。

もっと、詳細な情報をキボーン!
269名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 05:00 ID:QkPBqWAc
アシュケナジー=白人系ユダヤ人
スファラディ=セム系ユダヤ人

ユダヤ人問題については以下に解説あり。
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/texts/textA2F3/a2f1000.html
270薄弱:01/09/20 06:01 ID:5nX.Fscg
>>267
なるへそ。
たぶん折れは知識量はこのスレでもっとも貧弱なんでなんともいえんが、
モンゴロイドってどこらへんで発生したんだろね。
いちおうイスラエルは「アジアの西の果て」だし、当時の人種分布を知ることができれば興味深いな。
スキタイとかシュメール人とか、ナゾな奴らが多いし。

歴史を純粋な知的好奇心で検証しようとゆう発想は、わりと近代のモノだよな。
歴史とは時の支配者に都合よく書き換えられるもの、都合の悪い事実は隠蔽されるもの。
神話=捏造された歴史だし、それがむしろ長らくフツーの感覚だったのだろ。
特に、キリストが実は東洋系で、欧州人よりアラブ人に近かったとか、
ひょっとして黄色人種だったとか、そんなんゼッテー認めるワケ逝かないモンね。
当時のイスラエルの状況を考えれば、キリストは人種的に欧州人だと考える方がどうかしてるけど。
キリストが黄人でブッダが白人とゆう仮説はロマンチックに過ぎるが、
でも、それがもし事実だったら死に物狂いで隠蔽されてたのも確かだな。

>>268
スマソ、「国連を無視して」とゆう比喩がチト雑だったかな。
ようわ湾岸戦争において、世界の総意であるはずの国連は意思決定機関として機能せず、
「アメリカと愉快な下僕たち」であるNATOが主体者になってしまったとゆいたかっただけ。
安保理のハナシは単なるお墨付きだし。分担金もロクに払ってないんじゃナカタっけ?

>>269
そうそう、折れも知識方面はそのHPのウケウリ(藁


例えばDNA鑑定とか、炭素なんとか同位法とか、
かつては考えられなかった検証法がバンバン開発されてるワケじゃん。
それらの技術の進歩によって、思わぬトコから世界情勢に風穴が開くかもな。
もし仮に、世界の歴史のすべてが明らかになったら、
いま国際情勢を支配してるロジックのいくつかはドミノ崩壊を起こすだろう。
それは一時的な混乱を招くかもしれないが、長期的には世界の安定に寄与するはず。
いつバレるか分からん嘘より、真実の方が安定してるからな。当然のことながら。
特に中東問題には効果抜群だぜ。

(不可知論に続き、考古学からスレッドテーマへの強引な帰還/藁)
271薄弱:01/09/20 06:11 ID:5nX.Fscg

いや、歴史ついでにゆうけど、
有史以来、世界は加速度的に膨大かつ多様になって逝ったワケだが、
それに対して、人間の脳はハードウエア的にはまったく進化してないんだよね。
メモリ増設するワケにも逝かんし、せいぜい「文字」とゆう名の後付けHDぐらいか?
折れらは、PC6001に
無理矢理Windows2000突っ込んでるよーな存在なのかもな。
世界に対する人間の認識能力の貧弱さは、実際目を覆うばかりだよ。
世界をもすこし正確に認識してくれるだけで、
あるいわ、せめて正確な事実が伝えられるだけで、
かなり多くの問題は解決する気がすっけどな。
272268:01/09/20 06:50 ID:bUdtL8QQ
269の指摘は真摯に受け取ります。
僕の完全な勘違いでした。まったく逆のことを考えてました。

薄弱さんへ!このスレにケチつける気は毛頭ないでえ。
そやけど、ここで議論してる内容や各オピニオンは所詮西洋的産物ではないのか?
という気がしてならないんやわ! 要するに、今回のアメリカ同時テロ事件に関して
「正確な認識」を求めるってことって何なんかな?
このスレには共感する点も多くあるのだが、アメリカによる一極集中型、
あるいは「グローバリズム」に反する主張が多いにもかかわらず、「正確な認識」だろ。
「正確な認識」ってことで何をいわんとしてるわけ?
普遍的な事実の認識かい?
ここには暗黙のうちに西洋的価値基準が横たわっていると思うわけや。
つまり、エピステーメーとドクサという認識における二項対立とでも言うたらええんやろか。
この価値基準自体西洋的思考の産物でないかい?
つまり、ここでは、文化の多様性は推奨しても、価値基準においては、
いまだ西洋的な基準を信奉しているわけやろ?
例えば歴史記述において、8月15日が日本では敗戦あるいは終戦記念日であるのに対して、
韓国や中国では解放記念日であるように、それぞれの価値基準も多様であるという点が、
捨象されているんちゃうかなあ?
今度のテロは、アメリカを筆頭とする先進諸国にとっては、文明に対する挑戦であるかもしれないが、
非先進国、あるいはグローバリズムから取り残された国にとっては、どのような意味合いを持つのか。
ここにはその点の議論が欠けていると思われる。
攻撃目標とされたアメリカにそのような論調を求めるのは酷かもしれない。
だけど考えて欲しいし、考えなければテロを根絶することもできないであろう。
文化の多様性のみならず、文化というコトバで包括されてしまう様々な事象の多様性にまで
配慮しなければ今回の事件の根本的解決は困難であろう。
とはいえ原因が究明されたとしても難しいであろうが.....

あと、270の268に対するレスについて。わかるよ!
アメリカは所詮国連決議なんて屁とも思ってない見たいやしね。
しかも今回は「自衛のため」とか言ってるし、そもそも国連決議なんて無視しても
報復するつもりだったと思えるしね!
273バカボン:01/09/20 10:14 ID:9qXLLNqY
>グローバリズムから取り残された国

これって当事者が思ってたら、既に
グロ-バリズム認めたことになってしまわないか?

>いまだ西洋的な基準を信奉しているわけやろ
つまり、このとおり

したがってテロは
単なる、「西洋を中心のグローバリズム」への
コンプレックスが引き金になってやしないか?

取り残されてようが、それに価値を感じてないなら
「焦燥感」も感じないだろう?

テロ=珍走団と同じ、
誉められたことではないよな
274名無しノンセクト:01/09/20 10:24 ID:smSNm.ug
>●いまイスラエルにいる白人系ユダヤ人の大部分は、8世紀ごろ
>キリスト教勢力とイスラム勢力に挟まれたハザール汗国とかゆう白人国家が
>窮余の一策で国ごとユダヤ教に改宗したあげく12世紀ごろ滅ぼされて
>離散した奴ら。つまり「なんちゃってユダヤ人」。

これは「正確な事実」かどうかは知らない。そういう説も有力、というだけの
ことで、真相は永久にわからないのではないか。
カザールはトルコ系民族という説も聞いたことがある。

ただ、いずれにしても、欧州のユダヤ人が古代ヘブライのユダヤ人と「血」が
つながっているのが当たり前だとはいえない、ということは考えておくべきだね。
「単にたまたまユダヤ教を信じてるだけの他の民族の子孫」というのも十分
ありうるということ。カザールかどうかは別として。
275名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 10:48 ID:.4wlZX12
でも、ユダヤ人の認定基準が人種主義とは既に無縁だからね(血統主義とは無縁ではない)。
ニグロ系ユダヤ人なんてのもいるぞ。しっかり差別されてるけど。

人種的、民族的アイデンティティってなんか意味あるの?
先住権を主張しにくくなるということなのかな?
276名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 12:08 ID:01sE3ymc
アメリカ全体主義=グローバリズムなのかなあ。

株式市場再開初日は、愛国心を盛んに連呼したにも関わらず、
しっかり国際投機資本にやられちゃってたし。

ここは一つ、「俺達もグローバリズムの被害者なんだ」と嘯いてみるのも、
悪くないアイデアかもしれないねえ。
277薄弱:01/09/20 13:17 ID:1RlPFEwA
>>272
>アメリカによる一極集中型、あるいは「グローバリズム」に反する主張が多いにもかかわらず、
>「正確な認識」だろ。「正確な認識」ってことで何をいわんとしてるわけ?
>普遍的な事実の認識かい?ここには暗黙のうちに西洋的価値基準が横たわっていると思うわけや。

上記文中の「にもかかわらず」とゆう係り受けが良く分からんのだが・・・
とりあえず「正確な認識」=「多様性の認識」と考えて差し支えないと思うよ。
事実はひとつしかないワケだから普遍的で、真贋の問題があるだけだが、
真実は人の数だけあるとゆう事だべ?なんか聞いたよーなセリフだが(藁
「すべての真理は一面の真理にすぎない」とゆっているよーに、
正確な認識と普遍性のデッチ上げは相反するものだ。
「(イスラムとかの)原理主義者はモノゴトを正確に認識しようとしない」とゆう論法を
ムリヤリ持ちこめば、「正確な認識」=「西洋的価値観」とゆうオチも可能だが、
それは西洋もアラブもお互い様ってモンだらう。

ところで、折れわ博学繊細なんで
「エピステーメーとドクサという認識における二項対立」
ってなんのコトか分からんので解説きぼん。

>>273
>したがってテロは単なる、「西洋を中心のグローバリズム」への
>コンプレックスが引き金になってやしないか?

それわアラブ人全員にアンケートを取ってみないとわからんし、動機は人それぞれだろうけど、
西洋は、アラブに実害を与えているからな。
コンプレックスでは済まないと思われ。

>>274、275
ユダヤ人とは今や人種の事では無く、ユダヤ教徒とかゆうべきなのだろうが、
もし旧約聖書を根拠にイスラエルの地に縄張りたいなら、
人種的にオリジナル・ユダヤ人でなければ筋が通らない。
今の漂白の民(藁)ユダヤ人がドコノダレベエなのか知らないが、
「ユダヤは人種じゃない」とゆった時点で論理が破綻している。
てゆうかそれ以前に、「旧約聖書に書いてあったからイスラエルは折れのモンだ」
とゆうのがムチャクチャ暴論なわけだが(藁)
なぜそんな大嘘暴論がまかり通ったかとゆうと、
ホロコーストで得た悲劇の主人公イメージと、ロスチャイルドのおかねパワーと、
「中東の満州」を作りたかった欧米列強のご都合主義が、
三角波のよーにドンピシャ一致しちゃったってコトかな。
世界史の奇跡だね(藁 かなりタチの悪いジョークだ。

>>276
核戦争とグローバリズムに勝者なし。
個々に選択の余地がない世界は、人類を全員死人にでもしない限り成立しない。
278名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 13:20 ID:WhBgpjXM
279薄弱:01/09/20 13:26 ID:1RlPFEwA
ああそれからちょっと誤解があるようなので、

>例えば歴史記述において、8月15日が日本では敗戦あるいは終戦記念日であるのに対して、
>韓国や中国では解放記念日であるように、それぞれの価値基準も多様であるという点が、
>捨象されているんちゃうかなあ?
>今度のテロは、アメリカを筆頭とする先進諸国にとっては、文明に対する挑戦であるかもしれないが、
>非先進国、あるいはグローバリズムから取り残された国にとっては、どのような意味合いを持つのか。
>ここにはその点の議論が欠けていると思われる。
>攻撃目標とされたアメリカにそのような論調を求めるのは酷かもしれない。
>だけど考えて欲しいし、考えなければテロを根絶することもできないであろう。


・・・これわ、今までに書いた折れの意見そのものとしか思えないのだが。
まあ、モノゴトは必ず「複数の視点」から検証するのが基本よな。
280名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 15:38 ID:tMxAqVaM
うまく言えんが、コトバで記述や表現しなきゃならん以上、
「事実」と「真実」を切り離すことは不可能な気がする。
281薄弱:01/09/20 16:12 ID:1RlPFEwA
>>280
・・・・うーん、
何か折れと違うことを言おうとしてるよーなので、折れもぜひ理解したいのだが、
正直、なにいってんのかよくわからん(藁

>コトバで記述や表現しなきゃならん以上、

>「事実」と「真実」を切り離すことは不可能な気がする。

とゆう繋げ方が、ちょっと分裂してねえか?
てゆうか、この2行の間に、なにか決定的なセリフを挟み忘れてると思われ。

もしかして君は、モノゴトを言葉化、図式化すること自体を
否定的に捉えておるのかな?
「それじゃあナンでギロンなんかしてんだあ?」とゆうツッコミはさておいて、
もしそうであれば、このスレの>>91〜116あたりを読んでみ。




「真実」=「解釈」と考えれば分かりやすいかな。
「すべての真実はひとつの解釈にすぎない」ってとこか。
282名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 00:33 ID:PXKM7gZo
>うまく言えんが、コトバで記述や表現しなきゃならん以上、
>「事実」と「真実」を切り離すことは不可能な気がする。

>>281
多分こういう事だと思われ。

前にNHKで見たルワンダの内戦の話なんだけど
当時、政権を取り返したツチ族だかフツ族だかの政府が、
今までの恨みを晴らすかのように、もう片方の民族を組織的に殺しまくったらしい。
んで、アメリカはそのホロコーストの再来とか叫ばれた集団虐殺を表現する単語としては
決してgenocide(人種、民族などを抹殺するために計画的に行う集団虐殺)を使わないようにして、別にそれらしい単語を当てていたそうです。

何故そんな細かい事を気にしていたかと言うと、
アメリカはその時すでに大量虐殺禁止条約とか、そんな感じの国際条約を批准していて
もし”genocide”が行われているのならば、積極的に止めに入らなければならない立場にあったらしいです。
でもアメリカの若者の血を、訳のわからんアフリカ人の為に流すなどトンでもない話だというわけで、
いっぱい殺されてるけど、genocideと呼ばれる程には非道くない、と言い張って切り抜けたそうです。

つまり、事実を表現する為に言葉を選んでいる時点で、
何らかの解釈を加えてしまっている
(それぞれの真実を押し付けてしまっている?)
…みたいなことを280さんは考えたのでは?

今回の事件でも、テロか、戦争か、新しい戦争か(w どうにも解釈が分かれているようですが
解釈によっては国際法上の自衛権に基づくアメリカの報復の根拠云々も、かなり怪しげなものになるとか。
283貧脳:01/09/21 00:56 ID:kAMJKIhs
>「真実」=「解釈」と考えれば分かりやすいかな。
>「すべての真実はひとつの解釈にすぎない」ってとこか

ニヒル過ぎだよー。
せめて、多面的な事実解釈を集積して結論として得られるところの
事物の妥当な立体像、、
とでもしておかなければ終わっちゃうよ。
そこで切らないと、それを扱えなくなるじゃん。
情報処理能力の問題でにゃ。
であるから宗教的真実は扱えないが、悟性の問題での真実は又違うと思う。
ユダヤ人が何者であるかの「真実」は厳然と一つなんだよ、やっぱ。
284薄弱:01/09/21 01:35 ID:f8sI0EGg

すべての言葉は比喩にすぎない。とゆうことだ。
だが、モノゴトを他者に表現する為には、言葉に変換せざるを得ない。
その制約の中で、どうがんばりゃいいのかのハナシだべ。
まあ>>91>>116の流れでも読めれ。
とわゆえ、いずれ神経接続のよーな、
イメージを直でデリバリーするメディアが開発されるかもしれんが。

複数の解釈の、あいだを取ればそれが真実。とゆうのわ、
ちと「喧嘩両成敗」とか称するテイのいい批評放棄を伝統としてきた
日本人らしいコンセンサス強迫症だと思うがな。
もちろん、あくまで便宜上の仮想真実だと言いたいのだろうし、
時としてソレが必要なのも認めるが。だとしても、あくまで必要悪だなあ。コミュニケーションは同意のためにある。とゆう考え方が、
同意できないモノタチの争いの温床になる。
そうでわなく、コミュニケーションは互いの違和を理解し、
より多様性とゆう名の可能性に満ちた関係を作るためにあるのでわないか?
ユダヤ人が何者かの真実は一つとゆうのも、
解釈のひとつに過ぎないと思うぜ。
この世のすべてのモノは、その他のすべてのモノに対し、
共通点と違和点の両方が存在するのだからよ。

とわいえ、仕事とか世界的事業の際は、
「共同作業」の必要上、どうしてもコンセンサスがいくつか必要になる。
ただ、それわあくまで手段であり、目的でわないなあ。
285薄弱:01/09/21 01:42 ID:f8sI0EGg

ところで、アホなんで聞くけど悟性ってナニ?
しかし、貧脳といい薄弱といいひでえコテハンだな(藁
286名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 02:06 ID:YLO0nPLk
えっとぉ つまりぃ
薄弱さんとしてはぁ「真実」「解釈」「知性」とかをぉ
2ちゃんみたいな方法でぇ ぱんぴーだって使えるんだぞぉ すごいぞぉ
ってことですか?
狡猾に、狡猾にやってかないとぉ、そりゃあ敵わないよぉきっと
「DNA鑑定」「炭素なんとかかんとか」くらいの「真実」ぢゃあきっと屁でもないよぉ
287貧農:01/09/21 02:29 ID:kAMJKIhs
悟性=アンダースタンディング
理解する納得する、、ってかんじの精神活動かな。
「悟る」という日本語との連想でなんだか偉そうな響きだけど、
哲学用語ではむしろ理性より一段下の日常的な
理解能力のようなことらしい。その次元で目指される真実は、、といいたかったです
(釈迦に説法ですがw)
よくしらんが背伸びして言葉使ったのよ(自誤爆
288貧脳:01/09/21 02:48 ID:kAMJKIhs
>284
おいおい中間点取りではないぞ。
わざわざ「立体」といってる。
多数の事実解釈の止揚?みたいなつもりっす。
289名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 05:02 ID:n20ClnX2
まぁ、bestな認識は無理だから、
betterな認識を目指して頑張るっつうことですかね。
2001年という特殊な時代に日本という特殊な社会で生きている人間として
可能な限り正しいと思われる認識を得るしかないんでしょ、僕らは。

でも、まぁ世界中の人間にこんなこと考えさせるなんて到底無理な話でしょうね。
それができるなら始めからナショナリズムやら宗教やらイデオロギーやらは
必要なかったはずですしね。
やっぱり(自分にとって)唯一絶対の正しい認識=真実がいるんでしょう、
人間には。

それが人間の限界なんでしょうね。
290ポパー:01/09/21 05:11 ID:LlM8rY0I
真実は算数と化学式の中にのみ!
291名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 05:28 ID:NWIyalL.
ヤパーリそうか!
「認識」やら「悟性」っていうタームが出てきた割には、
このスレもイマイチやなあ。
なんか、その筋のタームが概念規定も曖昧なままに横行してるって感じやなあ。
1の切り口はええ線行ってたのに....
282や、283にしろ、その場合の判断基準が、
そもそも西洋的思考に属してるって、僕は言いたかったんだけどなあ。
289にしたって、bestやbetterって何を基準にそういってんの?ってこと。
わかるかなあ?
因みにエピステーメーとドクサとは、敢えて日本語に訳するなら、
真知と臆見ってところ。これで僕の言いたいことは、想像できるはずだよネ!
292極貧脳:01/09/21 05:47 ID:kAMJKIhs
認識論VS信念論、じつはバカな脳では判るようで概念をつかめんのだわ
相対VS絶対というとまだしもイメージはつかみやすいが、、
「VS」自体意味違うか、、トホホ。概念学はむずかしいね・・
293極貧脳:01/09/21 05:54 ID:kAMJKIhs
292はおれ自身についてだけね。
1は明らかに概念操作(知性)においてもっと高次元。
294289:01/09/21 06:31 ID:gsrfoO2.
>>291
betterってのは、いろいろな解釈の仕方があることを意識しながら、
自分にとって一番正しそうなのを選らんどくみたいな(w
アメリカ人とイスラム原理主義者と日本人じゃ正しいの基準は違うということを
理解しとくというか。

bestはこれが一番正しいんじゃ!的な捉え方、かな。

哲学とか全然詳しくないんで的外れなこと言ってんのかも。
295極貧脳:01/09/21 07:11 ID:kAMJKIhs
>>294
オレも哲学なぞまったく知らんです、ほとんどあてずっぽう。
旧来の哲学的前提から論議するのは全然2chのスピード感その他にそぐわない。
その2ch感なるものを言語でもって捕捉することが重要かつ面白そうですね。
296薄弱:01/09/21 12:49 ID:AAQ08IXs

「うええん、みんなナニ逝ってんのかワカンナイよう。」
と泣いてるギャラリーが折れも含め多数居ると思われるので、
>>1権限」により「哲学用語禁止令」を公布します(藁

哲学用語ってさあ、
@
けっこー人それぞれ、知ってる言葉と知らない言葉が違うんだよね。
「●●とゆう用語は知ってるのに、ナンでそれより初歩的な●●は知らないの?」
みたいなー。
A
ぢつは、普通の言葉で代用できるモノが、なぜか必ずあるんだよな。
てゆうか、たいていわ哲学用語の方が代用品だけど。
つまり、単にデコレーションとして使われがちなモノだとゆうこと。
もっともらしい哲学用語に頼らず、ヂツリキで勝負だ!
B
言葉のアイコン化の危険があるね。
誰かも指摘していたが、その言葉のイミするトコロが良く分からないまま、
言葉がアイコンとして一人歩きしてしまう。
それわ結局、コミュニケーションの阻害にしかならなひ。
C
言葉とゆう、整理され固定されたモノ側から思考を進めちゃうのはさ、
思考上のシバリにナテシマウのでわないか。
言葉が現実を超えることは不可能なのだから、
あくまで現実=混沌の側からスタートした方がよいよ。

ここでヤッてるのは、学問とかゆう閉鎖的なゲームでわないのだし。
「公開オナニー劇場」2chならば、妄想オナニーを無責任な不特定他者の目で
クールに相対化しながら進めるコトのできるワケだし。
297経世済民:01/09/21 17:27 ID:NQjXcq1.
言葉の問題で一つ提案があるが、
今回の事件について「テロ」と呼ぶのは、既にアメリカの戦略にはまって
いると思う。
「レジスタンス」と呼ぶべきだ。
298名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 17:28 ID:NBq3zLPw
> 「レジスタンス」と呼ぶべきだ。

ハァ? キチガイ?
299名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 17:42 ID:9VdqSOyk
>「レジスタンス」と呼ぶべきだ。
タリバンが勝利した暁にはそうよばれるでしょう。
300うつけハンター:01/09/21 18:03 ID:Fi/ocKm.
アメリカのグローバリズム(八紘一宇)は、所詮アメリカの自己満足。
301名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 18:17 ID:39VV7Jzo
「テロ」にしても「レジスタンス」にしても、当事者双方それぞれに
自分の立場から表現した言葉。
じゃ、何と言えばイイかというと、適切な用語を見つけるのが難しいのも事実。
だからって新語をこしらえても多分堂々巡りでしょう。
そんな風に、事実を述べる場合にも立場とか主観とかが言葉に影を落とす。
それが280さんの真意ではなかろうかと…
302薄弱:01/09/21 21:12 ID:AAQ08IXs

こうゆう見方をすればテロだし、ああゆう見方をすればレジスタンスだし、
さらにこのよーな見方をすればプロテストだし・・・・
その他カタストロフ、エポック、ニューメソッド、アジテイト、ショウ・・・・
とゆうよーな多様な視点を、分担するのでわなく、
全員ひとりひとりが一通り備えているのが良いな。
てゆうか、折れはそれを「ヒトとして最低条件」とさえいいたいよ。
見方が多様であればあるほど、特定の見方に陥りにくいし、
それこそ、そのどれかを自分の正式な見方として、
選択する必要さえなくなるかもしれない。

Q:あなたは資本主義者ですか、社会主義者ですか?
A:両方、知ってるよ。

イッツソークゥゥゥゥゥル!

ナニモノでもない自分では、自我が保てない?
ホントにそうか?
それは、とりあえず全アングルから見てみてから決めても遅くないだろ。
303289:01/09/21 21:54 ID:JGurLRjg
>>302
全アングルから物事を見ることなんてできるんだろうか?
人間は神さまじゃない。
人間にできることは自分の見ているアングル以外にも、
別の見方がありうるってことを意識することぐらいじゃない?
それができるだけでも随分マシになると思うけど。
304名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 22:06 ID:9VdqSOyk
さよならアメリカ
305GUM ◆GPvKpB3A :01/09/21 22:12 ID:QunFxgUU
>>303
同意。

折れの座右の書ともいうべき(?)結構感銘を受けている本に
森政宏って人の書いた「非まじめのススメ」ってのがあるんだが
その中にもそんなニュアンスのことが出てきてる。

抜粋 (とかいって、うろ覚えで書くだけ(W

ここに一本の刃物がある。
医療の道具として見れば、メスであり、これは手術には欠かせぬものである。
一方、ドスとしてみると ( 呼び方はなんでもいいが )、人を殺すこともできる
凶器として見ることができる。
物事に限らないことだが、一面しか見ないのではなく、様々な視点を携えておく
ことが、(自分の) 世界を広げることになる。

ってあった。忘れることのできないフレーズで、今の自分にいい影響を与えてると
思ってる。

以下、余談だが、この著者の森先生ってのは、当時(読んだの高校時代の 10 年前(W)は
東工大でロボット工学やってらした。なんでも仏教に大変興味があるそうで
その話も仏教の考えのひとつなんだそうだけど。
306薄弱:01/09/21 23:02 ID:AAQ08IXs

まあまあ、そう微差の部分で消耗しないで(藁
誰だか忘れたが哲学者が、「無知の知」とか
「折れは、自分が何も知らない事を知っちょる」とかゆってたやん。
それのポジティブバージョンだと思えばいいんじゃねー?
ニンゲンの脳力で、全アングルからクマなく見れるワケじゃないのは当然承知。
これは、疲れるだけで実入りの無い「不毛な完全主義」のハナシじゃないのよ。
「モノゴトは必ず複数の視点から検証する」とか、
「ある意見を聞いたら、必ずその反対意見も聞く」とゆうのわ、
どんな不完全なニンゲンでもデケるハズなんだけどなー、とゆうハナシ。
307名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/21 23:18 ID:Zt51zBeo
ところで薄弱さんって単なる宮台オタなんですか。
だいぶ変な影響受けてそうなんだけど。
308薄弱:01/09/21 23:36 ID:AAQ08IXs
>>307
それわ>>53〜62でも見れ。
宮台とゆうのがこのスレで何度か出てきてるのだが、折れは知らん。
てゆうか、対象を既存のステロタイプにあてはめて思考、理解しようとするのは、
気の効いた比喩になる可能性もあるが、
ヒジョーに落とし穴だらけな行為であるコトを承知でやるべきだな。
アメ公がアラブの奴見るたびに「おまえテロリストだろう!」とかゆってんのと
大差ないぜ。
309 :01/09/22 00:06 ID:xiYqvqsU
終了〜
310名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 01:22 ID:yLXl5MWw
ところが、その微差の部分が、かなり引っかかるのだ。薄弱氏。

この事件の主役たちは
自分の「視点」と「意見」に自我の依存と大量の血を流している。
「多様化」の規格から外れている存在に、
「多様化」を迫ることは、主役たちのやってることと、どう違うと言うのか。

まして、ポジティブな無知の知なる身において、
複数の視点と反対の意見を聞いて抽出されるものが
「迎合」「ひよりみ」「曖昧」の危険を離れ、「正確な認識」にまで昇華するからには、
それ相応の真を問われるのが、自然な流れだと思うが?
311名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 01:36 ID:.xiwmZ/g
>>310
と、言うか「多様化」って規格にしたり、迫ったりする物なのだろうか。
それでわまるで、きょーびの「ゆとり」の教育みたくない?
312名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 01:44 ID:.xiwmZ/g
>>302
どの見方でもできると言うのは、相対主義者だが、問題はナイフを
突き付けられた時に、どう行動するかだ。

「アナタハワタシヲコロソウトシテイル」

と言っても、殺されてしまえばどうしようも無いのだ。勿論、
どうしようも無いと言う事を認める立場も、認められる。
313名無し募集中。。。 :01/09/22 01:49 ID:ledV9MZU
( ´D`) ノ<グローバリズム、開始なのれす〜
314名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 02:02 ID:yLXl5MWw
>>311
多様化を定義している訳ではない。

程度の差はあれ、ヒトの話や意見を聞かない奴なんてどこにだっている。
主役たちはそれに正義と神もセットされて、簡単なことじゃ譲らないだろう。

そう言った連中は「多様化」を受け入れきれると思うかね。
連中にとっては「正義」も「神」も失うことになる「多様化」を。
315名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 02:21 ID:.xiwmZ/g
>>314
つまり、原理主義は「多様化」と相容れないと。しかし、主役たちを原理主義
に追い込んだのは、「多様化」を認めないグローバリズムにあったのでは無い
かと言う>>1の主張にもどってしまう。

正義とは感情の別名。神は、思考の代わりに信念を与えてくれる有り難い
存在。
316薄弱:01/09/22 02:21 ID:Jiw83Jvg
>>310
いやだからさ、
>「多様化」の規格から外れている
とゆうのが既に言語矛盾だって。
相互翻訳可能な言語を持つ以外に、
規格が無いのが多様化なんだってば。
「多様化」を迫る事が、ラディソやアメ公とヤッてること同じってアータ、
あいつら「折れと同じじゃない奴ぁブッ殺す!」つってんだぜ。

それによ、「複数の意見を聞く」ことと
「複数の意見のあいだをとって自分の意見を決めちゃう」ことは
ゼンゼンちゃうぜ。
「ニュートラルなスタンス」とよくゆうが、
車のトランスミッションでニュートラルとゆったら、
ローギア1速とトップギア5速のあいだを取って3速か?
違うだろ、どのギアにも入っていない(=どのギアにも逝ける)状態がニュートラルだろ。

「迎合」「ひよりみ」「曖昧」とゆう言葉が
当然のように“悪い例”として出てくるあたり、
「自分の意見はこうだ!」と固定できてる奴がエライとゆう強迫があるのか?
「君子豹変す」「馬鹿と死人」とゆう言葉を知ってっか?
傲慢で独善的なイスラム原理主義やアメリカ汎世界主義より、
迎合日和見曖昧なほーがはるかにマシだと思うがな。

君のコメントが分裂してて分かりにくいのは、
「そうじゃなくて、こうすりゃいいんだよ」の前半部分しか無いからだろう。
後半部分もちゃんとゆってくれりゃあ、多少は分かりやすいと思うんだが。
317名無しさん:01/09/22 02:37 ID:xiYqvqsU
「レジスタンス」に決まっている
318名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 02:40 ID:yLXl5MWw
ぶっ殺すと言ってる連中を多様化は受け入れられまい。
受け入れられないものがいる以上、
「多様化」進めることが「迫る」という意味合いになるかも知れない
可能性を考えることは、複数の視点の範疇ではないのかね。
319名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 02:41 ID:.xiwmZ/g
>>317

侵略に対する抵抗の意味のレジスタンスよりは、積極的な反攻であ
るカウンターもしくは、レコンキスタの方が相応しいと思われ。
320薄弱:01/09/22 02:48 ID:Jiw83Jvg
>>318
じゃあ、君はどうすればいいと思うのかね?
折れは、君の折れに対する批判は聞いたが、君自身の意見は一度も聞かされていない。
それがないとギロンにならん。
321名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 02:51 ID:.xiwmZ/g
>>318

「自由を捨てる自由」も認められるのかと言う古典的なパラドックスですな。
自由って一体なんだい? そういうお前も自由かい? ってキヨシローか。
もう、殆ど訳分からん。
322名無し:01/09/22 02:53 ID:UMVhPZQg
認識能力は努力したからといって、必ず身に付くというものでは
ない。同じ時間、同じ条件で学習したとて、おのずと差はつくもの。
勝負する土俵を多様にして、何かの分野で平均よりも優れている
という自尊心を各人に与えることができれば、ルサンチマンの最悪
の結末を抑える事ができる。先進国ではこういった考え方を
実行している。一国の範囲では、劣等者に対してなにがしかの自尊心
を与えることを試みている。。大衆教育によって「個性的」という
言葉でもともとは劣等でしかないものを真の意味では有益である
とする解釈を叩き込んで、不平分子を増やすまいとしている。
ある程度の余裕がなければ、もともと劣等であるものを真の意味では
有益であるなどと喧伝できない。多様性を称揚できない。

 あと、より正確な認識を身につけたものがそれを悪用しないという
保証はどこにもない。むしろ、その認識力を駆使して、みずからの
権力、経済力を発展させることのほうが自然だろう。
歴史上の独裁者にもそういうタイプが多かったと思われる。

ただ単に正確な認識に至る過程により、純粋なる喜びを見出せる
やつのほうが少数だろう。この認識者はいかんせん、現実的な
果実をえることに対して執着心がない分、現実の闘争には無力で
あることが多い。

どのみち、正確な認識に近い人物が指導者的立場に立つことが頻繁。
狂信的人物に見えようとも、人間の認識に秀でているからこそ、人心
掌握に成功し、優越的立場を獲得したのだ。ただ、死に至るまで
その正確なる認識力をそのままには披露しない。それの露出が人望を
失う可能性が高いことを正確に認識しているのであるから。

無論、ミジンコのような認識力しかないからこその狂信さで、指導者
になることもあるだろうが。背が高いとか、容貌魁偉とかでも。

人類の歴史において、予想以上に正確なる認識に達していた人物は
多いのだが、彼らは必要上、狂信的、慈悲にあふれる人物、残虐無比
な人物として振舞っていた。正確なる認識を語る余暇もなければ、
必要性、有効性もなかっただけ。現在も同じようなものだろう。
323名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 03:02 ID:.xiwmZ/g
>>322

>ある程度の余裕がなければ、もともと劣等であるものを真の意味では
>有益であるなどと喧伝できない。多様性を称揚できない。

多様性は、生物の進化の過程で生存戦略として現れたものなんじゃないかな。
どんなに劣勢に見える存在でも、ある局面では(例えばAIDSに対して免疫が
あるとか)有利な局面があるから、多様性が進展したのでは。余裕があった
から多様性を許せたのではなく。多様性を許せたから生存でき、余裕が生ま
れると考えられないか?
324名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 03:04 ID:yLXl5MWw
>>320
薄弱氏の微差が引っかかると最初に言っておいたが。
325名無し:01/09/22 03:11 ID:UMVhPZQg
》323
個人の生存戦略としてはそうだろうけど、ある集団内において、闘争に適さない
性質を賞賛したりはしなかっただろう。平和な時代がつづいて、はじめて
集団内の道徳、価値に、闘争に適さない性質を称揚するものがでてくる。
326名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 03:17 ID:.xiwmZ/g
282=310?

私の貧弱な頭では文脈が読み取れん。しかし、薄弱氏は「微差」の示すもの
について理解していると思われ。説明きぼーん。
327薄弱:01/09/22 03:20 ID:Jiw83Jvg
>>324

もういちどゆうよ。

『じゃあ、君はどうすればいいと思うのかね?
折れは、君の折れに対する批判は聞いたが、君自身の意見は一度も聞かされていない。
それがないとギロンにならん。』

代案のない反論は反論ではない。
>>321のゆーよーに、パラドクスを弄んで反論を自己目的化しているとしか思えん。

>>322
前にもゆったが「正確な認識」=「多様性の認識」とゆうことだ。
折れが問題にしているのは、今回のテロのよーな
「ヨノナカに人間は折れと同じの一種類でいい」と考える事の弊害についてだ。
無論、多様な世界にも画一な世界にも、メリットとデメリットが存在する。
そしていまは、画一化しようとする世界のデメリットの方が明らかにおおい。
テロや戦争だけじゃない。
イジメの被害者や校内暴力の加害者など、その主役(原因)は
みんなと同じになれない者(を許容できないシステム)だ。
>大衆教育によって、「個性的」という言葉で
>もともとは劣等でしかないものを真の意味では有益である
>とする解釈を叩き込んで、不平分子を増やすまいとしている。
とゆうのは一面の真理だが、そのヤリ口が支配的だった日本とゆう国からは、
そりゃ天才など出てくるハズもねーやな(藁
>>323がいみじくもゆったよーに、
多様性は可能性であり、選択進化論でゆえば進化の前提であり、
均一な世界は、たった一つの原因で滅びてしまう美しく単純な生態系だ。
328ハッピイエンド:01/09/22 03:21 ID:Fl4lFUMI
>>304
さよならニッポン
329アニヲタ:01/09/22 03:23 ID:.xiwmZ/g
>>325

多様性は、個人と言うよりは種としての生存戦略だよ。残りの部分は、
闘争史観で、まるでゼントラーディ軍だな。
330たま:01/09/22 03:25 ID:.xiwmZ/g
>>328
さよなら人類
331小松左京:01/09/22 03:26 ID:.xiwmZ/g
>>330
さよならジュピター
332筒井康隆:01/09/22 03:28 ID:.xiwmZ/g
>>331
ジュピター以外全部さよなら
333薄弱:01/09/22 03:28 ID:Jiw83Jvg

薄弱の折れには難しくて分からん用語ハケーン、説明キボン。
@ルサンチマン
Aゼントラーディ軍

>>326
折れにもサパーリ分からん!誰か分かるか?
334名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 03:32 ID:.xiwmZ/g
ルサンチマン=弱者が強者に対して抱く怨念。韓国ならばハンみたいなものか。
ゼントラーディ軍=アニヲタでスンマソ。その昔、「超時空要塞マクロス」と
ゆーアニメがありましてな。そん中で出てきたひたすら戦争をする事を目的と
した異星人の軍隊ですな。
335クレオール:01/09/22 03:36 ID:jnRBFZQQ
ルサンチマンって、キリスト教の報復史観の原動力になってるんだっけ?
虐げられた民であるがゆえの、アノヨでの至福、みたいな。
336名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 03:38 ID:.xiwmZ/g
>>335
キリスト教の報復史観と言うのは、初めて聞いた。勉強不足で
スマソが教えて君。
337名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 03:43 ID:.xiwmZ/g
>>322
とてもマキャベリスティックな見解に思われるが、
塩野七生のファンかな?
338名無し:01/09/22 03:43 ID:UMVhPZQg
個の保存と、種の保存、個体は究極的にはどちらを選択するかという
問いには個の保存説が優勢。その個の選択が必ずしも、個の保存に
繋がらないことの説明として、利己的遺伝子のお話が出てくる。
つまりはその遺伝子が生き残るのであれば、乗り物としての生命体が
古かろうが、新しかろうが、どちらでもいい。いや新しい生命体の
ほうを圧倒的に優先する。自己犠牲、親の子に対する犠牲的行為を
それで説明している。このお話では個体など遺伝子による悠久の旅の
使い捨ての乗り物に過ぎない。むなしいお話。
339クレオール:01/09/22 03:50 ID:H/0P2aVo
ええと、うるおぼえで悪いです。
ユダヤ民って虐げられてきましたよね。
その延長で、キリスト教も出来、最後の審判ありの、千年王国ありでしょう?
虐げられ、屈辱を味わっても、神を信じていれば最後には審判が下り、
至福の千年王国、あるいは約束の地へといざなわれる、、、
というわけです。

フランス革命時には「理性の神」というものをまつり、革命後
「理性の祭」と称し、広い場所で「理性の神」を中心に多数の人が
集う姿がフランス各地で見られたとか。
これは虐げられた民衆が革命という審判により民主主義国家という至福の国を
得た、という見方も出来ますよね。
340自己レス@クレオール:01/09/22 03:54 ID:mYd.3U.w
>ユダヤ民って虐げられてきましたよね。
その昔、ということで。

>約束の地
もちろん、アメリカにとってはイスラエルでしょう。

>という見方も出来ますよね。
、、、、報復史観とはこんなものではなかったか、と思います。
341名無し:01/09/22 03:54 ID:UMVhPZQg
塩野七生のファンというわけじゃないけど、チェーザレの話は
おもしろかった。
342名無し:01/09/22 04:31 ID:UMVhPZQg
どうも薄弱さんのいう、認識論は楽天的だなあ。正確なる認識、多様性の認識
を獲得する過程それ自体が、秩序維持的な精神につながるかのような意見に
聞こえてくる。本人はそれに懐疑的であると、はじめのほうでいっているが、
やはり本音としてはその認識論が秩序維持的なものになるとの信念があるように
思える。認識自体に価値判断は含まれないし、含まれては正確なる認識など
できない。正確なる認識の出来る人物が、認識力に劣る大衆を操り、なんとか
かんとか最大多数の最大幸福にいたる方策を練り、実行するという以外に平和を
守る方法はないと思うなあ。必ずあぶれるものはでてくる。それは除去するしか
ない。結局、現在アメリカがしていることからそう離れたことは実現できない
ような気がする。正確なる認識の出来る人物が、己の野望の実現のために、
あばれることはこれからもずっと無くならないだろう。野望は消せない。

秩序維持的な認識者をいかに育成し、破壊的な認識者をいかに駆逐するかという
現在のアメリカのやり方を踏襲する以外ないと思うな。それをパワーアップする
だけ。
343薄弱:01/09/22 04:39 ID:Jiw83Jvg
うえーんますますハナシがヤヤコヤココシクなってるよおん。
Bマキャベリスティックってマキャベリズムのことかあ?
どっちにしても抑止乱。説明キボォォォォンヌッ

生き残るために繁殖力を高めたいのなら、
アメーバのよーに一匹単独でポコポコ増えられる方が効率的だ。
なのに、なんでわざわざ♂と♀に分けて、
セクースなどとゆう面倒でマヌケでリスキーな行為を経ないと繁殖できねーよーになったのか?
それわね。そのほーが多様性を獲得できて有利だったからさ。
複数の性により複数の遺伝子を組み合わせれば、同じ遺伝子は2度と発生しない。
世界60億の人間で、いや歴史上すべての人間で、
全く同じ遺伝子を持った者は一人も居ない。

(ちなみに、性の種類が♂と♀の2種類なのは、
2とゆうのが複数のなかで最少数だからだろーな。
これが3とか4とか100とかゆう種も居たのかもしれないが、
セクースするための同意形成もしくは強姦に手間が掛かりすぎて非効率的だから、
選択進化論の法則にのっとり滅びたってことかもね)

多様性があれば、環境の変化に対応できるノリシロが多い。
たった一つの原因で全員が全滅する事は少なく、誰かしら生き残れる。
さらに、多様性の延長である「畸形」は、
そのすべてが、次なる進化した形態の候補生である。

(ゆうまでもないことだが、猿から見ると、人間は猿の畸形である。
多くの「猿の畸形」のなかで、偶然環境に適応してた奴が生き延びて繁栄し、
万物の霊長へと進化のストーリーを続けたのだ)

多様性とゆうのは、進化する種にとって、
常に変化する可能性を抱えた環境のなかで生きる生命にとって、
絶対に必要なモノなのだよ。
もし人類の遺伝子が全員同じだったら、
例え肉体や脳のハードウエアが今の我々と同じでも、
いまだ火さえ使いこなせていなかったかもしれない。
>>322の文中の「先進国」や「大衆教育」の、存在自体がなかったかもな。

そして、いままでわ(とゆうか猿までわ)、いくら多様性があっても、
ひとたび環境が変化すれば、生き延びられるのは
その多様な奴らの中で、偶然、変化に適応できる方法を持ってた奴らだけだった。
だが「言葉」とゆうコミュニケーション手段をもつニンゲンは、
その方法を、全人類的に共有できるとゆうわけ。
つまり、猿までわ種の保存のためにあった(複性生殖による)多様性は、
ニンゲンにおいては個の保存の為にも機能するとゆうわけだな。
344薄弱:01/09/22 05:04 ID:Jiw83Jvg
>>342
なんかよう、悲観主義者と楽観主義者の二項対立に持ち込むつもりはねーが、
「できない理由」より「できる方法」を考えたほーがよくねーか?
>>318にもゆえる事だが・・・)
折れは別に楽観も悲観も自己目的化してなくて、
多様性を(平和なり進化なりのための)方法論として考えてるのよ。
(なにしろ「ニヒルすぎるよー」とゆわれた事もある)

正確な認識をもった一部の指導者が多数のアホを支配する、とゆう図式は、
それでも、封建や独裁があたりまえだった昔とか大昔とかに比べたら、
だいぶ薄まったと思わねーか?
前にも書いたが、巫女や預言者が支配者だった超大昔に比べたら、
「嘘をつくことで大衆をコントロールする」から
「ホントの事を伝えることで大衆の理解を得る」へ、
少なくともベクトルは向いてると思われ。

>正確なる認識、多様性の認識を獲得する過程それ自体が、秩序維持的な精神に
>つながるかのような意見に聞こえてくる。本人はそれに懐疑的であると、
>はじめのほうでいっているが、やはり本音としてはその認識論が秩序維持的な
>ものになるとの信念があるように思える。

とゆうけどさ、
これも前に書いたが、折れは多様と秩序を二律背反の関係とは思っていない。
「平和秩序が保証されてるから安心して多様でいられる」とか、
「多様性への抑圧が無いから反発もなく平和秩序が維持される」とか、
お互いがお互いを可能にするよーなポジティブな止揚を狙ってんのよ。
相互妥協を前提としたネガティブな両立ではなくて。

とりあえず、スレを通して読んでみてくんねえかな。
いつのまに長いが、そう退屈はしないと思うぜ。
345名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 05:10 ID:IeEf692Y
>>1の「グローバリズム」の話に戻すと、
薄弱さんが言いたいことは
「民主資本主義国家にある企業が、
王様神様ばんざいの平均寿命は短く近親婚するような多様性のない非民主国家に、
金が埋まってるって分った時、
損得勘定と正義感を持ち出して手を出すな!」ってこと?
「民主主義」を持ち出さない勇気、損得勘定しない勇気。
いつか回収できることを期待しながら投資しつつ、
少しずつ「近親婚は多様性を狭めるからやめた方がいい」って諭す?
ムズカシイ・・・

>>342
概ね賛成だけど、
アメリカさんは「正確なる認識」できてないよーに見えマース
あ、また「認識論」のどうどうめぐりか・・・
346:01/09/22 05:24 ID:0xVUx74.
といいつつ、米軍に守られた日本のタンカーで運ばれた石油で
生活している>>1
347289:01/09/22 05:25 ID:rSyuQKJU
概ね310さんに同意です。
一応自分なりに310さんの言う微差ってのを考えてみます。

薄弱さんと310さんの違いというのは、自分自身の認識すらも
相対化できているかどうかということです。

薄弱さんは人間の認識には限界があると述べていますが、
自分の認識すらも制約の下に置かれているということを
理解してないんじゃないかと思います。

まず、薄弱さんの唱える多様性の認識が正しい認識であるということを
証明することはできません。
それは我々が人間であり神ではないからです。
コーランに○○は正しいと書いてあるから、○○は正しいという認識と
同じ"一つの"認識方法に過ぎません。

薄弱さんや僕にとって薄弱さんの唱える多様性の認識が、
コーランや聖書に基づく認識よりも正しそうに見えるのは
我々の経験則上、betterな認識であると思えるからというだけです。

つまり、多様性の認識すらone of themでしかありえないということを
自覚しなくちゃいけないということです。
それがすなわち相対化ってことだと思います。

長文になりましたがニュアンスは伝わりましたでしょうか?
348薄弱:01/09/22 05:29 ID:Jiw83Jvg
>>345
多様性の単位を、どのレベルにすっかの問題だね。
集団単位で考えれば、
「原理主義集団は原理主義集団で居てもいいよ。でも、他の集団に押し付けないでね」
とゆう事になるが、
個人単位で考えれば、
「原理主義は個人の多様性を認めず画一的にしちゃうから、原理主義の存在自体認められない」
とゆう事になる。
まあそれは段階的に解決してく問題なのかもしれないが、
現状、まずは集団単位で多様性を認めるのが先だろうな。実際問題として。
それに民主主義と逝ってもさあ、
前にも書いたが、確かに封建や独裁に対する現在最高の「安全装置」でわあるが、
同時に、多数決とゆう名の「数のファシズム」を合法化しちゃう危険なモノでもある。
多数決の民主主義を訴える日本国憲法に、
なぜわざわざ「少数意見の尊重」とゆう一見矛盾する一文が突っ込まれているのか。
多くの識者が、なぜ「民主主義は少数の為のシステムであるべき」とゆうのか。
その危惧するトコロは、よく分かる気がするけどな。

で、折れが>>1で言いたかったのわ、
「民主主義」とか「正義」とか「グローバリズム」とかゆう錦の御旗を振りかざして、
テイのいい全体主義、モラルファシズムを押し付けんのはタチ悪いぜ!ってこと。
損得勘定はモラルファシズムなどより遥かに健全だと思っているし、
商売として成立しない理想などタチの悪い自己満足だと思ってるよ。

>「民主資本主義国家にある企業が、
>王様神様ばんざいの平均寿命は短く近親婚するような多様性のない非民主国家に、
>金が埋まってるって分った時、
>損得勘定と正義感を持ち出して手を出すな!」

なんて言ったかあ折れ?
349薄弱:01/09/22 05:49 ID:Jiw83Jvg
>>346
愉快犯の煽りであることを承知でダシに使わせてもらうが、
折れを「反米主義者」とか単直にカテゴライズして貶めるつもりかね。
脊髄反射ででけるよーな安い利口ブリッコは、それはそれで楽しいので折れもよくやるが、
このスレでわ禁止。

>>347
あちゃー、そこまでゆうんだったら、
せめてこのスレ通して読んでからにしてくんねえかな。
自分のカキコを再々録しとくよ。

「鮮やかな答えはどこにも無いねえ。てゆうか、
なにか答えを出す、結論づけるとゆうのはある種の思考停止だし、
その先には危険な原理主義、全体主義がある。
永遠に辿りつけない理想の結論に向けて、
考え続ける営みこそが人間そのものだと思うしかないな。」

折れは「ニンゲンは完璧に正確な認識にたどり着ける」などとは一言も逝ってない。
「思考停止はラクだけどアブネーからよそうよ」とゆってるだけ。
350名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 06:07 ID:mlEmh1Zg
グローバリズムは止まらない。
世の中、稼いだものが勝ちで、
アメリカのやり方は世界一金を稼ぐ。
原理主義はまだ稼ぐのが下手だ。
信念は必要だが、それだけじゃ金は稼げない。
アメリカのやり方より稼ぐ奴等が出てくるまでは、
止まらない。



…と思います。
ねむ…い、…zzz
351名無しざんす:01/09/22 06:07 ID:k9dvGUwg
1が当初このスレを立ち上げた動機がどうかはわからんが、
こんな議論をしている状況ではなくなりつつあるね。
「正確な認識」と「多様性の擁護」って紋切り型の対立軸に収めてしまうのは、
反論もあると思うが、いまは、そんなこと行ってる状況ではないのではないかな?
これまでの議論だと、やはり前者は、オリエンタルとオクシデンタルの対立に
終始しているのに対し、後者はその逆って感じ!
アメリカは奇しくも今回の「戦争」を「インフィニット・ジャスティス」とか
言いだしてるしね。もちろん、それは西洋的価値観の反映でしかないわけで。
アメリカにとってはまさに「正戦」なわけだね。
だから今回の戦は、まさに「正戦」対「聖戦」。
この図式こそ、正確な認識と多様性を擁護した挙句に出てくる帰結だと思われる。
正確な認識にしろ、多様性の擁護にしろ、いずれも結局は
局所的な立場を擁護するにに過ぎないと思われるわけで。
やはり、ここには「普遍的な真理」を代置するしかないんではないの?
もちろん、これがもっとも難しいわけだけど。
この考えは、非常に根拠薄弱かもしれないけど、「人を殺してははいけいない」
という命題は、様々な留保はあろうけれども人類に共有されてるものと思いたい。
あるいは、戦争になれば、関係のない一般市民が不条理に犠牲になるっていう程度の
論拠でも十分なわけで....
実際に国際紛争時にこの手の論拠が実際には一番効果があると思われる。
例えば、ベトナム戦争時、加藤周一は、この論拠でもって、
国際政治学者らのエキスパートらの「事態は高度に政治的な問題だ」みたいな反論に対して、
意義を唱えたというように。
要するに、身近な誰かが犠牲になるという点は、
庶民にとっては最重要事項なのではないかな?
正確な認識を求めてると、いろんな事象の分析や因果系列を追求することによって、
簡単には決断できないというように、正確な認識を求めるがゆえに、
不可避的なエポケーに陥ってしまう可能性が大きいと思われる。
1が提供した議題に対して、われわれがどのような立場をとるべきかを考えてもいいのでは?
もっとも単純な論拠こそ、もっとも効果的なこともあることもあると思って.....
とにかくアメリカの報復攻撃には反対!小泉君の米軍協力にも反対!
ちと、イデオローギッシュになったかもしれんけど、真摯なレス希望!
352346:01/09/22 06:20 ID:0xVUx74.
>>349

あのな、そのグローバリズムの恩恵を最大限に恩恵を受けた
国に住んでいるんだよと指摘したかっただけだよ。
353薄弱:01/09/22 06:27 ID:Jiw83Jvg
>>351
なんか、ムツカシイ用語が増えるほど、このスレが胡散臭くなってく気がすんのは折れだけか?
とりあえず用語解説キュイボンヌ。
Cオリエンタルとオクシデンタルの対立
D可避的なエポケー
とくにこのカキコは、この二つの用語が分からんと、カンペキ理解不能なセンテンスがある。
たいていは前後のストーリーから類推できるハズなのだが・・・・

「人を殺してはいけない」とゆう極端に単純化された普遍的法則を設定するのわ、
ひとつのヤリ方だとわ思うね。
ただよう、またまた自分のコメントを再録させてもらうが、
「他人の自由を侵さない範囲で自由を認める」とか、
「『他人の考え方を認めない』とゆう考え方以外は、すべての考え方を認める」とゆう
設定の仕方もあるぜ。


>だから今回の戦は、まさに「正戦」対「聖戦」。
>この図式こそ、正確な認識と多様性を擁護した挙句に出てくる帰結だと思われる。

>正確な認識にしろ、多様性の擁護にしろ、いずれも結局は
>局所的な立場を擁護するにに過ぎないと思われるわけで。
>やはり、ここには「普遍的な真理」を代置するしかないんではないの?

・・・後半はまだ一つの見解として分からんでもないが、
前半には、ちゃんと筋の通った解説が必要と思われ。

・・・うーん、カキコとしては面白いし愉快犯煽りでも無いので、
機嫌損ねないで聞いてほしいんだが、なんかさあ、
A:「折れの意見に対する差別化を自己目的化しているので論理が分裂している」
B:「折れのよーな認識体系は生理的に存在自体許せないのでナニが何でも否定」
の2パターンが最近増えてねえかあ?
折れの意見に対してナニを言うかとゆうハナからカウンター狙いのスタンスでわなく、
まず自分の意見をしっかり持ってから、
折れとか他者の意見と対象化すんのが順序じゃねえかあ?
354名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 09:54 ID:yLL57l9Q
死者10万人の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下など対日空襲作戦を指揮したアメリカ空軍の
爆撃兵団司令官カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した日本政府。1964年のことである。

カーチス・ルメイ曰く、
「原爆を落とすまでもなく太平洋戦争は実質終わっていた」
「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民
家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを
作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたの
だ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

ちなみに「授与理由は航空自衛隊の育成に尽力した」ことによる。

1945(昭和20)年1月7日 グアム島に到着 以後、対日戦略爆撃を指揮
 2月15日 名古屋空襲
 2月18日 硫黄島空襲
 3月9日〜10日 東京大空襲
 3月16日〜17日 神戸空襲
 3月27日 沖縄発空襲 以後、5月まで空襲を続行
 8月6日 広島へ原爆投下
 8月9日 長崎へ原爆投下
1964(昭和39)年12月8日 勲一等旭日章受勲  
355名無し:01/09/22 12:43 ID:210MrRYI
》344
正確なる認識というよりも、こうあるべき思考方法、思考過程を模索するという
感じになってきたね。俺はこのスレを全部読ませてもらっている。その上で、
言っているのだが、やはり薄弱さんの認識論はその認識方法自体に価値判断が
不可避的に組み込まれているようだ。「こうあるべきだ。こう考えるべきだ」
俺もあなたのいうような認識の仕方を地球の多数が採用できるのならば、それに
越したことはないと思うが、現状においてそういうものがありえようとは到底、
思えない。知識を得る手段、認識を深める機会はどんどん増えてきた。大昔とは
比べ物にならないくらい、情報を得る機会は平等になっている。

しかし、それを処理する能力、重要な情報と眉唾な情報を見分ける能力には、
大きな個人差があり、決して平等ではない。それがいいとか悪いとかではなく、
現に格差はある。それに、機会があってもそんなものは見向きもせず、刹那的な
快楽を得る機会を選ぶ人間が多い。学ばなくても、厄介な正確なる認識など
しなくても、すぐさま快楽を得られるのならば、特に個人にとって困らないの
ならば、そんな情報などゴミでしかない。その機会を利用しようとはしない。

それが現状の正確なる認識。それを前提に政策なりを考えないことには、夢想の
域を出ない。正確なる認識が確定的な結論をえるものではなく、それを試みる
過程にこそ意義があるのではないか、というのであれば、はじめから理想などを
思考過程に混入させず、ただあるがままの現実を認識することに努め、それが
ある程度意識化できてから、こうあるべき、こう考えるべきという理想実現に
向けた政策の構築をするべきではないか。その二つははっきり峻別しないと。
正確なる認識を求める意志自体に善悪の区別はない。世界制覇のためにそれを
求める人間もいるし、世界平和のためにそれを求める人間もいる。それが現実。
356名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 13:40 ID:p8szfkqU
このスレはいいスレだね 気にもとめなかったけどみて驚いた。
最近の2chをみてて思うのは知的興奮を感じるということ。
最近2chをみててわかったというか符におちたことがある。
わたしはずっとなぜ人間は生きているのか生きる価値はあるのかと思っていた。
わたしの脳のある部分が言う 「昔に帰ろう 帰ろうよ」
わたしの脳のある部分が言う 「人類はもっと高みにいけるはずだ」
わたしは考える なぜなら人間の価値は考えるから価値があるのだとわかったから
2chにいる みんな 考えてる人もそうでない人も ひっくるめて ありがとう。

マクロな意識 つまり人類がひとつの大きな意識をもっているとしたならば
そしてそれを人類すべての人が認識できるような新たな発見があったとしたら
人類はあらたな段階へシフトするのかもしれないね
ユングの赤の書とか読んでみたいな これって見つかってるんだっけ?翻訳とかあります?
あと量子力学に鍵がひそんでいるような気がするんだよね 勉強しよっと
357名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 14:06 ID:.xiwmZ/g
>>339
解説をありがとう。抑圧された民衆が革命を経て至福の民主主義に至ったって
事なんだけど、民主主義自体は古代からあった訳で、それが近世に至るまで
余り採用されなかった事と、いつしか至福の時を約束しつつ、中世の暗黒を
もたらしたキリスト教の思想がどう交錯するのか、非常に興味深いですね。

>>341
詩的な理想を実現する為には、「正確な認識」を持つものが、時に残忍な
行為に及ばなければならなくなる事もあるのですね。イタリア統一のみなら
ず、近代ではロシア革命等もこの範疇に入るのでしょうか。
358名無し改めゼントラーディ軍:01/09/22 14:48 ID:5A7Wj7D.
普遍的無意識、集合的無意識か。それがどのようなものかは分からんのだが、
神話とかにそれが表現されているとか言う話だね。

人間の闘争本能、ライバル感情が、最悪の結末たる戦争という方向にいかない
ように、人類は知恵を働かせてきた。思想ができ、道徳、宗教、法制度を
形成してきた。しかし、今もって戦争は無くならない。スポーツという代理戦争
を高度に組織立てることが出来ても、問題解決の最後の手段としての戦争は
どうしても起こってしまう。サッカーで戦争しようぜ。サッカーの勝敗によって
各種の利権を勝ち取ることが出来るというようになればな。サッカーに限らず、
スポーツ、知的競技を、問題解決の最終的手段とする。戦争をおこそうとする
ものはテロ規模のものであろうとも、一族郎党みなごろし。絶対悪と規定する。
その最高規範をやぶらないかぎり、人が人を殺すということはない。

夢想したくなるよな。戦争のエクスタシーはサッカーでも代替できると思うし。
ラディンもあれだけ金があるなら、タリバンの若者にサッカーの英才教育を
ほどこし、クラブチームを作り、それによって、憎っきアメリカ、ヨーロッパの
チームを打ち負かす。それにより、世界の喝采を浴びる。問題を訴える機会を
得る。サッカーでなくともよい。ともかく、競技で勝てるものを育成する。
夢想だなあ。でも、サッカーで問題解決できたら、どれだけ愉快なことか。

さあ、連休だ!旅行だ!この連休中、このスレがどう展開するかを、連休後に
見るのが楽しみだ。
359名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 17:39 ID:5zEr87oQ
オクシデンタル=Occidental=西洋の オリエンタル=Oriental=東洋の

エポケー=epochのラテン語か??
360名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 17:43 ID:qNJVpXlE
>>358
スポーツヲタ馬鹿馬鹿しい。
>>1
やはりとにかく資本主義を支持だ!
資本主義(自由)国家>>>>>>>>>>>>共産>>>>カルト国家
361名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/22 18:42 ID:lRJOHl5Y
>359

エポケー = ポケーっと全部忘れる事。
362ゼントラーディ軍:01/09/22 18:56 ID:A93gSrRw
>357
ロシア革命か。チェーザレの話は完全に昔話として認識しているから、そうだね
と考えなくうなずけるのだが、ロシア革命はどうなんだろう。100年もたなかった
100もてばいいほうなのかもしれないが、革命後もずっと、反革命分子とされる
人々を虐殺しまくった。統一後もぜんぜん平和は訪れなかった。云百万という
ものね、スターリンが粛清した人命は。レーニンの死後、トロツキーをはじめ
数々のライバルを暗殺しまくり、絶大なる権力をつかんだスターリン。
ポルポト、毛沢東、金日成、共産圏の独裁政権は自国民を反革命分子という、
恣意的な基準でレッテルばりし、殺しまくった。おおこわ。

戦後、西側諸国は他国に対しては相変わらずの横暴な姿勢が随所にみられたが
少なくとも、自国民を政治犯として虐殺しまくるということはなかった。
少数の怪しげな裁判はあったかもしれないが、共産圏の虐殺規模とは比べる
までもない。だから西側諸国の価値観が生き残り、現在スタンダードになった。
>360
夢想だと2回も断っているんだけどな。思考停止するのもたまにはいいだろう。
ただ、スポーツによる平和という考え自体は夢想とはいいきれないものもある。

戦争では勝てない国がサッカーで敵国の威信を打ち砕き、国民全体が拍手喝さい
したこともある。イギリスとアルゼンチンの紛争、フォークランド紛争は
1982年に勃発。アルゼンチンはイギリスに勝てなかった。

1986年、サッカーのワールドカップでイギリスとアルゼンチンとの対戦が
あった。マラドーナ擁するアルゼンチンイレブンは燃え滾っていた。観戦する
アルゼンチン国民も同様であった。国力ではとてもではないがイギリスには
かなわない。その試合でマラドーナはあの神の手による反則ゴールと6人抜きの
伝説的ゴールを決めて、勝利を収めた。アルゼンチン国民がどれだけ失われた
誇りを取り戻し、勇気づけられたかは計り知れない。本当の戦争で勝利したのと
変わらないくらい、いやあの伝説的ゴールで破ったのであるから、それ以上の
快楽であっただろう。スポーツによる平和とは少し違うケースだが、国力で劣る
国が、戦争やテロではなくとも、国民に自信を取り戻させ、世界の喝采をあびる
手段があることの証左にはなる。アルゼンチンは現在、世界で1,2位の
サッカー強国。少年の非行防止、国民への娯楽の提供。貢献は計り知れない。
363薄弱:01/09/22 23:32 ID:Jiw83Jvg
>>355
情報は平等でも認識能力は平等でわないとゆー事ぐれー分かってんよ。
せやから「正確な認識」とわゆわないまでも「正確な事実」ぐらいわ共有できないかとか、
「正確な認識」=「多様性の認識」とか、
どんなアホも正確に認識せざるを得ない表現力の開発とかゆってるわけだが、
君は何かゆったのかな?
「方法論」とか「こうやれば解決できんじゃねーか」をゆってくれないかな。
君のゆってる事は結局、「今のままでしょーが無えんだよ」とゆうニヒリズムに聞こえる。
それ以上の新しい提案、できる?

>>356
相対性理論と量子力学の対比構造は20世紀の成果かもな。
2chは、その量子力学的な無責任アプローチで風穴を空けてたりして。

>>358
戦闘本能は、新皮質ではどーにもならんぐらいあるのだし、
正確な認識として、戦争の代替システムの構築も必要であろうの。
全人類ロボトミー手術よりマシだ。

・・・・いかん、発泡酒は悪酔いする
364名無し改めアニヲタ:01/09/23 04:22 ID:9jD5sODo
話を蒸し返してしまうが、そもそもグローバリズムの定義も
判然としない状態でグローバリズムについてあれこれ評価を
くだすと言うのも、なんだかわけワカメな結論に至る訳で、
どうなんだろうか。

漏れの認識では、グローバリズムと言うのは、アメリカ方式の
会計制度の導入や、資本の調達方式を指していると思われるのだが、
ここでの議論では、これはとても狭義のグローバリズムと言える。

では、広義のグローバリズムとは何か? 湾岸戦争を経て、アメリカは
中東に軍事基地を置く事ができるようになったし、冷戦の終結に
よって、いわゆる平和の配当を受け取り、それを民政部門に
投入した結果、それまでの軍事技術であった所のコンピュータ
ネットワークを世界中に普及させる事ができた。生産性の低い
製造部門は世界中に再配置し、プロパテント政策に代表される
研究開発と金融工学に代表される資本の運用で、世界中の富を
吸い上げる事に成功した。

当初、グローバリズムは、ローカルな因習(例えば、日本に
ついていえば、護送船団方式に代表される経済界の官僚支配)に
対立する好ましい概念の様に思われたが、現在の所、とても
それで得るものがあったとはとても思えない状況である。はっきり
言って、日本はグローバリズムと言う潮流に流されて、現在位置が
どこなのか分からなくなってしまっている。

世界がグローバルな(と言うよりは、アメリカの)基準を受け入れる
と言う事が、日本一国を例に上げても、これだけのストレスを
生じてしまっている。が、これは日本だけに留まらず、世界的に
グローバリズムに対する反対が強くなっている。それは、最近の
WTO会議に対するデモ活動を見ても分かる。いまや、グローバリズムは
アメリカ一国にとって有利なシステムと認識されているのだろう。
と、言う訳で>>1の主張に戻ってしまうか。

自分でも書いていて、良く分からなくなった。グローバリズムに
対する正確な認識を有する方の解説きぼーん。
365 :01/09/23 04:25 ID:gvh6TKWQ
「今度こそあんたは俺を戦闘任務からおろして、
本国に送り返すことが出来るんだ。
軍は頭の狂った人間を戦死させるために
送り出すようなことはしない、そうだろ」


「ほかにどんな人間が出かけていくかね」
366???:01/09/23 04:32 ID:77HGdvYI
一応先進国首脳会議ではロシアも組み入れたし、WTOには中国も加盟を予定している。
世界中のもの・人・金の流れの交流が進んでいくのは間違いないのである。
そんな中でのルールづくりは非常に重要である。
ルールはグローバル化するのである。
ただ、その中で変革についていけない者が、反抗を試みるのである。
ちょうど明治維新で学校教育義務化の時に、子供という働き手を取られる
ということで農民たちが一揆を起こしたように。
教育がなければ、現在の日本はなかったのであるが・・・。
そう、グローバル化に反対する者は、教育のない落ちこぼれと言わざるを
得ないのである。
367アニヲタ:01/09/23 04:42 ID:9jD5sODo
>>366
ルール作りは重要なんだけど、その作業から予め排除されている物達
はどう対応したもんなのだろうか。自身の教育の無さを呪うしか無いの
だろうか。グローバル化のルールを作っている集団は、決して全員の
代表である訳では無い事に注意。
368エンジェルハート:01/09/23 04:54 ID:2dEcoV6g

やっぱ言うのね、鬼ッ子って。民族差別というのは最大の課題。
在日を許容しない、日本人、在日朝鮮人、両方おかしい。
在日が韓国人を馬鹿にしているっていうのよ。おかしいよ。
この縮図のような風景、巨大化したら恐ろしい怨恨を持つ。

それがキリストvsイスラムの基調であろう。

しかし、ラディン及び、その傀儡は、金儲けに走っているようだな。
ラディンのスポンサーを探せ!今、マネーロンダリングの調査を日本
が行っているというが。業の深い人間の本質に投げかけた無差別テロ
の正体を暴こう。このままだったら、米国の自作自演といか言えないじゃ
ないか?卵をむくルシファーは、人の心の欲に触れる。
もう少し、謙虚なれ! 人間。
369名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/23 07:15 ID:OGqT/cLc
多様性の認識ってのはリベラリズム原則の徹底のことかなあ?
アメリカは国内的にはそれを達成してるように思うんだけどね。
世界がアメリカ化しちゃえば何の問題もないような。

戦後の日本のように、一度心身共に征服されちゃった方がいいんじゃないの?
さっきNHKでやってたけど、反米アラブの人もアメリカ人の生活様式自体はとても羨ましいんだってさ。
370アニヲタ:01/09/24 02:28 ID:JS.L8wG.
>>369

文明化されたアラブの都市には、少なからぬ緑が植えられているのだけど、
時にそれに耐えられなくなって、男達は砂漠の中にキャンプに出るのだそうな。
何も無い砂漠の中にいる方が落ち着くらしい。

何かで読んだ受け売りでスマソ。
371名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/24 02:29 ID:b1K8Mls6
物理的にいって、人種も言語(民族)も地形も気候風土も宗教・信条も歴史的経緯も
異なる世界を、全体の中の、ある一角が提唱する規範の元に束ねるのは無理っぽい。
社会的制度の準拠すべき標準的規格としては相対的に最有力だが、それはせいぜい
英語のように公用語としてかたことでなら多くの人が話せる程度の代物であって、
しかも主にビジネスや情報交通上の便宜で、日常的なけんかや愛情表現で英語は
使わんわな。

世界中の人々の価値基準がそこに収斂されていくべきほどの
「徳義」みたいなものを元々英米文化が持ち合わせてるとも思えない。
自由と民主主義はあるが、専売特許でもないし。それならオランダ一国でもいい。

いざ本音の部分があらわになったとき世界を一つにまとめ上げられるほどの
力は持たないのは、アメリカ文明にすっかりお釜をほられたはずの
日本人の意識が、欧米人ほどこの報復心理に共鳴してはない事に端的に現われている。

米国の音楽や映画などの文化をこよなく愛する私は、最大限の感傷はあるが
切実な感情としては同士、同朋の悲惨として受け止められない一枚の薄皮を感じてし
まう。民族主義的見地ではなくて、とにかく、、なんかそうなのだ。
人としていうなら、アフガン難民にもパレスティナ人にも等量感情移入してしまう。
どちらもテロの犠牲者であり、同じ人間だ。
そして当の加害者がこの文明の担い手であるのだから。
372薄弱:01/09/24 02:34 ID:pj.2.IUc

もしね、「多様性の尊重」とかキレイごと抜きにしてね、
一部のヘンなヒトタチには泣いてもらって、
ホントに世界をスムーズに画一的にアメリカ化できるんだったら、
それで一部を除く大多数のヒトタチが豊かで平和になれるんだったら、
それわそれでメデタイとしよう。あくまで仮にね。

でもさ、今問題になってんのは、そのやり方が良いか悪いか以前に、
そのやり方を実行すること自体が、実は不可能なんじゃねえかってハナシでしょ?
だって、それをやろうとしたら、
その反動でスーパー大国アメリカの富と力の象徴が、
あっけなくぶっ壊されちゃったのよ。
一寸の虫でも五分に渡り合えるテロリズムなのよ。

歴史上、居たわけさ。
アレキサンダー大王とか始皇帝とかチンギスハンとかナポレオンとか、
ブッツュどころじゃねーよーな豪傑君がサ。
でも、世界がある特定の価値観により統一され、
画一化された事は、かつて一度も無ッシング。なぜだと思う?

征服欲=世界を(折れ様と同じに)画一にしたいとゆうのわニンゲンの本能かもしれんが、
多様性を維持しようとするのは、
これはもうニンゲン以前の、生命としての本能とゆっていいね。
なぜ生命には多様性が必要なのかは、もう書いたんで略すが、
多様性を失った種は、結局滅びるしかないんだよ。

もしブッツュ君の十字軍がうまくいって、
それこそ仮にイスラム教徒(ぢつはキリスト教徒より数は多いんだけどね)を
全滅させる事ができたとしよう。
でも、かならずなにかカウンターになる存在は、自然発生するものだよ。
それが無くなった時は、人類が滅びるときだね。

皆が同じ理想と紀律で動く美しく単純な世界が、理想の世界だと思う?
折れは、ハッキリ逝って吐き気がするね。
真の世界平和とは、皆を同じ人間にして見せかけの調和を図る事じゃない。
違う人間同士が、互いを理解し認め合う事だ。
これは、基本中の基本だと思うのだが。
373アニヲタ:01/09/24 02:42 ID:JS.L8wG.
無理矢理二つの御題をくっつけてみると、サッカーは世界共通のルールに
則って楽しむゲームであると言う点においては、良い意味でのグローバリズム
だよね。もちろん、共通のルールに従ってすら、そこで取る事のできる戦略は
多種多様で、むしろ共通のルールがあるからこそ、多様性が実現されている
と言える。

だのに、経済におけるグローバリズムは先進国・途上国を問わずに批判の
対象になっている。中には、グローバリズムの最大の恩恵を受けている我々
には、それを批判する資格は無いとする意見もあるけれども、現在の日本は
中国からの安価な農産物や工業製品の輸入によって、1,2次産業の従事者は
苦しんでいないか? もちろん、地球の裏側からタコやらマグロやら輸入して
食卓にのせる事ができる国と言うのは、そんなにないが。
374名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/24 05:16 ID:K/hC54XQ
>>373
経済におけるそのゲームは、既得権者権益?ル−ルに沿って「極めて公正に」
運営される、スタートラインがモロにものを言うサッカーになってるかもし
らん。ルールが公正なものだけにルール自体に異議申し立てができん、、
余計残酷かも。

国際的な敗者復活は血を見るまでは起こらない(かつての日本史が血を見たように)
敗者のこうした構造への意識、嗅覚は、そんなん当たり前と思ってる我々より数百倍
強いのかもな、、想像もできない感情かも。絶望というかねー。

例えば第三世界の優秀な人がコロンビア大でて米国で自己実現したとして
それでも個人単位では埋められない絶望があるんかもな。民族的業みたいな。
375薄弱:01/09/24 05:20 ID:pj.2.IUc

尻馬に乗るが、やはり複数の価値観が必要ってこったろな。
スタートラインを同じ数直線に載せないですむ方法。
376名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/24 05:23 ID:aY67EVi.
http://isweb30.infoseek.co.jp/gourmet/fruminen/
ここに、アフガニスタンの
国連難民高等弁務官カンダハール事務所で
働いている人の手記が載ってるよ。
アメリカのついた【嘘】も載ってる。
377ゼントラーディ軍:01/09/25 00:44 ID:TS7ogw5E
北朝鮮と、テログループは繋がりがあったという。
資金的援助をしていたというが、あの国のどこにそんな余裕があったのだろう?
自国民を飢え死にさせてまで、テログループに資金提供する意義とはなんだ?
何のために金正日は偉そうにふんぞり返っているんだ?最高の指導力で国民を
教化し、国民の生活レベル上昇に寄与しているのならば、独裁であってもまだ
許せる。経済が弱いのは全部、アメリカが悪いのだな。アメリカを叩くことに
よって、自国民を飢えから解放し、先進国並みの文化を享受できるようになる
というのだな。北朝鮮の人民のどこに自由がある。多様な嗜好を満たせるような
消費生活など夢のまた夢。搾取から開放するはずの思想を標榜している北朝鮮が
実態は金王国であり、一部の赤い貴族のみが利権を手にし、ほか多数の人民は
最低レベルの生活を強いられている。だからといって他国の福利に貢献している
わけでもない。わがの搾取をさておいて、米帝、日帝の搾取の責任に転化する
など、盗人猛々しいにもほどがある。自由主義圏には少なくともチャンスは
ある。実際、その機会をものにして、一代で財を成し、名を残す人物がいる。
一般的にも、職業の選択可能性があり、実力があれば、生まれが如何であろう
とも評価の高い仕事を為す可能性がある。理想と現実の乖離はまぬがれていない
が全くの嘘でもない。北朝鮮の国名のような真っ赤な嘘とは比較の対象にすら
ならない。

タリバンはどうか?娯楽は禁止。娯楽らしいものといえば、毎日のように
実施される公開処刑。ある公開処刑には1万人もの見物男がいたそうだ。
残虐な刑罰自体を非難するものではない。もともとタリバンが政権を奪取した
のは、レイプから強盗まで乱れきっていた治安・風紀を、厳格なる法規をもうけ
違反者には徹底的な刑罰を加えて、治安を復活させたためというからな。
女性に対する理不尽な差別。それはイスラムからのものというよりもタリバンの
上層部が生まれ育った地域の風習を色濃く反映したものらしい。男性以上に、
女性には選択自由のかけらもない。かつてのアフガニスタンは女性が元気で、
バリバリ社会で活動していたのだ。決してイスラム教自体が女性の社会活動を
認めないものではない。タリバン流解釈イスラム原理主義が男子校的価値観を
一地域、ある年代に限定せず、無理やり一般化しているのだ。イスラムの派が
違うというだけで、弾圧され、拷問を受け、残虐な公開処刑を受ける、難民と
して逃げるしかない。自由などない。多様性などない。テロリストは多様性を
要求しているのではない。他者の思想、価値観を侵害しないという、基本認識
などない。やけくそなのだ。少なくとも彼らの思想は現在の世界標準となって
いる西欧的価値観よりもキャパは限りなく狭い。幅がない。

最低限の共通認識・枠組みのみをグローバリズムというのであれば、それは
終わらせてはならない。終わるものでもない。グローバリズムはまだまだ発展
途上のもの。絶え間ない修正が必要なのだ。それは正確なる認識を求める過程に
意義があるとする、薄弱さんの考えと遠いものではないだろう。
378ゼントラーディ軍:01/09/25 02:24 ID:TS7ogw5E
163、167、172、176、322、325、338、341、342、
355、358、までが「名無し」、それ以降、「ゼントラーディ軍」。
158の「名無し」は俺じゃない。それ以外の「名無し」はすべて俺の発言。

名無しでいいんだが、どうも継続的な議論ということになると、コテハンでない
とやりにくくてしかたない。改めてスレを読ませてもらったら、続きの意見を
出しても、別のやつの新しい提案ということになってしまうというややこしい事
になりがちのようだから、統一しておいた。ほかのレギュラーもコテハンにした
ほうがやりやすいんじゃないかな。継続性ある議論がしやすくなる。
379アニヲタ:01/09/25 02:58 ID:k5ExlkWM
安直にgooで調べました。

■[グローバリズム]のデイリー新語辞典からの検索結果

グローバリズム

【globalism】
国際社会における相互依存関係の緊密化や通信手段の発達に
よる情報伝達の加速化などにより,世界を国家や地域の単位
からではなく,それらを連関した一つのシステムとしてとら
える考え方。地球主義。

■[グローバルスタンダード]のデイリー新語辞典からの検索結果

グローバルスタンダード

【global standard】
〔世界標準の意〕
(1)金融システムや経営システムなどにおいて,国際的に
共通している理念やルールのこと。
(2)工業製品などの国際標準規格。

グローバリズムとグローバルスタンダードとをごっちゃにして
考えていたけれども、どちらもこの定義を見る限りでは価値中立
的に見える。しかし、実際にはグローバルスタンダードと
呼ばれているのはアメリカのスタンダードだし、それを世界に
押し付ければ、どこかで軋轢が生じるのは仕方の無い事だ。

特に、金融面でのグローバルスタンダードが適用された結果
可能となった投機活動は、それが招いたアジア通貨危機を見れば
分かる様に、殆どテロと変わらない位の経済的破壊力を持っている。
それでも、暴力に訴えている訳ではないから、これは「合法」なのだ。
380薄弱:01/09/25 12:23 ID:pamkFMuM

なんかグローバリズムとゆう言葉の解釈論になってるが、
折れもグローバリズムが額面通りなら賛成なんだけどね。
ただ、いまグローバリズムを名乗っているモノの実体が「世界アメリカ化計画」だから、
良い悪い以前に、実行不可能なんじゃねえかと思ってるダケ。

折れにとって正しいグローバリズムとは、
画一化ではなく、多様性を平和的に共存させるためのモノであり、
異なるものを相互妥協&両立するのではなく、止揚させるためのモノで、
多様性を世界の原動力にするための「方法」であって、「目的」ではないんだよね。
これは、すべての法やモラルや宗教や制度にも言えるコトだが。
自己目的化された制度ほど有害なモノはないからな。
381貧農:01/09/25 12:52 ID:qryMW966
警察能力をアメリカNATO日本以外の第三者、
世界によって合意(権力者のじゃなく一般人の直接投票などによる)された機関に委譲し、
有事の場合だけ働くってことで、その他には一切介入せず。投票により更新される。
で、実験的に完全な国際的無政府状態を現出してみる。(国家の上のレベルがない
という意味の無政府ね)
逆に思いのほか安定するかも。
382:01/09/25 13:00 ID:HbbXkJ62
そお言えば、ジェノバサミットでは、NGO過激派ってのが
出てきたな・・・
383貧農脳:01/09/25 13:13 ID:qryMW966
で、地域管掌単位としての国家もその下の州県村落に自治レベルを委譲していく。
もち全世界横並びで慎重に段階踏んで・・

なーんだ、ゴチエイの結論と一緒じゃん、すげーな。
封建主義の論理と情熱は正しいってことだったのねーー!?
384貧脳:01/09/25 13:56 ID:qryMW966
要は世界の自治単位を自ら手におえなくならないほどの単位に少量分割し、
軍事力の独禁法を整備すればいいのか。
やはり封建主義思想に近づくな・・。
国民国家思想は経済技術力がショボかった時代、ふかつすべく西洋で計られたもので
取り残されたものは目もあてられない羽目になったしな。
テロリズムがグローバリズムを先取りしたちゅーのは強烈なアンチテーゼかも。
385名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/25 14:05 ID:LrS4y7OM
386薄弱:01/09/25 16:14 ID:pamkFMuM

>>83でも提案して放置されたが(藁
超大国の存在を否定した「国力独占禁止法」とゆう発想はひとつアリだと思ふ。
それを「封建」と表現するのは誤解を招くと思うけどね。

で、世界憲法として
「他人の自由を侵さない限りにおいて自由を認める」
「他人の考え方を認めないとゆう考え方以外はすべての考え方を認める」
「戦争禁止」
とゆーことにしとけば、
例えイスラム原理主義者であろうと、どんな危険思想の持ち主であろうと、
それを他人に押し付けることができないので、
テロリズムはおろか仲間への強制もできないことになる。
あとは各国で勝手に憲法でもなんでも作って、
気に入らん奴は国を移るでもなんでもすりゃあいい。

うーん、厨房とゆーか消防の、理想論とゆーか夢想論にナテシマタが・・・

世界は拡散と収斂を振り子のよーに繰り返す生き物なワケで、
安定した恒常的な状態とゆうのわ、それがナンであれアリエナイんだよな。
その拡散と収斂とゆうか、多様化と均質化とゆう、
寄せては返す波のよーなモンを内包できるシステムがあればいいわけだ。
その内容が民主主義であれ社会主義であれ、犯世界主義であれ原理主義であれ、
世界を何か特定の状態に安定化、恒常化しよーとゆう発想自体が、
既にダメつーか、現実問題としてムリなのよ。
387:01/09/25 16:27 ID:RilMgn9E
とりあえず、国連の公用語をコーランのアラビア語・ラテン語・(漢文の)中国語・
サンスクリット語などの古典文語にして、すべて筆談で用を足すようにしよう

英語支配を終わらせるためにはそれくらいの荒療治が必要だ
388:01/09/25 16:30 ID:RilMgn9E
>>383
>で、地域管掌単位としての国家もその下の州県村落に自治レベルを委譲していく

アメリカは皮肉ながらかなり州が権限を持っていますが。
しかも、反連邦主義的な極右勢力ってのが強いんだよね。
389 :01/09/25 16:50 ID:xTx/VU0c
何だか、このテロ事件自体が「戦争のグローバル化」じゃないかという気もするけどね。
グローバル経済というのも結局のところ、冷戦終結で政治的な壁が取り払われて各国の市場が
相互に影響しあうようになった結果、グローバル市場と言えるものがが誕生したと
いうことなんだけど、同じように政治的な壁が取り払われた結果として、ある地域の
戦火が別の地域に用意に飛び火してしまう、「グローバル戦場」とでも言うべきもの
が生まれつつあるんじゃないかと思う。
つまり、今回はパレスチナやアフガンの戦火がアメリカに飛び火したというわけ。
だから、今度のテロ事件もグローバル化に反するものではなく、むしろグローバル化
の一側面と言えるんじゃないかな?
390384:01/09/25 18:13 ID:qryMW966
>薄弱さん 83レス読んでなかった、失礼しました。
391ゼントラーディ軍:01/09/25 18:54 ID:rG7yNDKc
実際問題、国家の上には核がある。人間精神の云うところの超自我にあたるのが
核爆弾。核を一国が独占しているのならば、それは国家の武器、道具ということ
にとどまるのだが、その核を多くの国が持つ時代になってしまった結果、もはや
武器として使えなくなった。使ったが最後、世界大戦が始まってしまう。
疑心暗鬼になり、世界の秩序は崩壊。完全なるアナーキー状態が現出する。
核戦争になれば、最終的にはアメリカは勝てるかもしれないが、はかりしれない
人命が損なわれ、環境破壊は戦争で生き残った人間をじわじわ殺していく。

これをたいていの人間は恐れる。いかなる独裁者といえども、そういった結末を
望んではいない。だからこそ、なんどかあった核戦争の脅威を乗り越えてきた
のだ。核による平和。途方も無い恐怖による平和。それを肌で如実に知るのは
ごく一部の指導者層、エリートだけ。残りの大衆は恐れることも無く、平和な
日常を享受して来た。基本はこれでいいはずだ。

しかし、今回のテロリストはそういった死を恐れてはいない。聖戦で死ねば、
官能的な生活を与えられると教え込まれている。その教えを相対化できるような
情報は入ってこない。狂信者はしごく俗物的な本能の実現の為に、無差別殺人を
行う。実際にはあるはずもない死後の官能的な生活に吸い寄せられていく。

こういった狂信の徒に話せばわかるというのは、馬鹿げた話。多様性もくそも
ない。世俗化されたイスラム教徒とは対話可能であり、アメリカでも多くの
アラブ系のアメリカ人がキリスト教徒と共存している。他宗教の原理主義者
とも対話は可能ではない。自らの教え以外の存在自体を認めないのだから。

テロリストは核の開発をもくろんでいるし、生物兵器などはもう既に
使用可能な段階にあるといわれている。その使用方法も至極簡単なもので、
やるきになればいつでも大きな損害を目標に与えることができる。日本は最も
ターゲットの中で狙いやすく、テロの効率が最高にいい国。北朝鮮の特殊部隊は
半島有事の際、日本の沿岸にある原子力発電所を破壊する具体的な計画を練り、
訓練をしているという。日本の中は北の工作員がうようよいる。公安の活動を
事あるたびに叩く集団も強い発言力を持っている。
ワールドカップも近い。各種のテログループのカモだろう。
最後っ屁に自爆テロをかます末端のテロリストが出てくる可能性がある。

戦争のグローバル化などと悠長なことを言っている場合ではない。対岸の火事
ではないのだから。細菌兵器をばらまかれ感染した場合、数十パーセントの確率
で死ぬような状況を甘受できるのか?テロ事件もグローバル化の一側面という
のはその通りだろう。しかし、そんなものがグローバル化されてはたまらない。
経済戦争のほうが数段マシだ。競争である限り、あこぎなのは当たり前。わがの
利益追求の為に奸智、策略、偽善、ありとあらゆる手段を駆使する。人間という
のはそういうもの。それの行き過ぎを抑えるために法があり、法執行機関が
ある。いくら信義を叫んでも、人間の力を求める意志はついえない。もともと
その意志自体が悪いというものでもない。あくまで行き過ぎ防止のための規範。
それが現代の人間がたどり着いた、とりあえずの知恵ではないのか。
392名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/25 19:08 ID:X/YiB9dA
ジェノヴァサミットで、ビンラーディンが要人暗殺を狙ったと言うのは本当かい?
393貧脳:01/09/25 19:27 ID:qryMW966
なんとかに刃物というが、その刃物が生物・化学・核兵器に変わったら。
ただオウムやらタリバン、原理テロ組織は精神異常者ではないからね。
病院送りにされるわけではなくて、通常の市民たる能力を備えてる。
価値基準や死生観において一般市民と著しく違う信念を持つ集団を
どう扱えばいいのかが非常に苦しい。

非犯罪的なアーミッシュやヤマギシ会を否定する根拠がないように
潜在的に犯罪を犯しそうな集団も同じ根拠で、触る事ができない。
でも犯してしまった時には刃物のレベルでは到底済まない。
社会ごと根を絶つ方向か、警察国家的方向か、、、
の二択になるのかなあ。
あるいはいっそ文明を絶つとかね。
テロ組織殲滅の日まで地球上のインターネットと電話回線を全部切断する。
394 :01/09/25 19:32 ID:7QgBmg7.
>>393
文明を絶つと、経済とかいう新時代の玉体が維持できんでないの。
395薄弱:01/09/25 21:05 ID:pamkFMuM

オウムにしろイスラムにしろ、原理主義者と会話が成立しないのは承知。
一度そうなってシマタ奴らに関しては、武力制圧と洗脳解除プログラムの強制、
最悪は殲滅もやむを得ない。
問題は、原理主義に逃避せざるを得ないほど、彼らを追いつめたのは何か?
とゆうこと。

いまの世界は、ひょっとして封建時代よりも、
ニンゲンの多様性に対するキャパが貧困なんだよね。

アラブは、欧米の都合で一方的に進化していく世界に対し、
明らかに疎外されている。
しかも、自由とか平等とか民主主義とゆう強力な錦の御旗で理論武装され、
とことん追いつめられている。
ましてや、アフガンは世界最貧国。
世界一金持ちのアメリカに対する怨恨は、想像を絶するモノがあるはず。

彼らのよーな生き方がふつーに報われる世界だったら、
あんなに追いつめられるコトもなかったのにね。
ま、自分の国を焼いたコトもないアメ公には一生わかんねーだろーけど。
396アニヲタ:01/09/26 00:56 ID:jmjYz7vY
いくらイスラム教原理主義者といえども、死後の官能的世界なんて
世俗的なものを信じて殉教しているとはとても思えないが、現実の
世界にはひどく絶望しているのだろう。

原理主義者と言えば、キリスト教にも原理主義がある。詳しくは
知らないが進化論は学校で教えるなとか、中絶医を殺害したりとか。

だからと言って、原理主義者と会話が成立しない訳ではない。
彼等には彼等なりに世界に対して訴えたい事があるのだろう。
対話無しに武力制圧と逆洗脳では、実の所誰が本当に正気で誰が
狂気に陥っているのかサパーリ分からん世界になってしまう。
397アニヲタ:01/09/26 01:11 ID:jmjYz7vY
イスラム教原理主義に無理があるとすれば、やはり
1000年以上前の世界の特定のコンテキスト(聖戦)
に基づいて書かれた物を字義通りに解釈している所にある
だろうか。あるいは、アメリカとイスラエルと言う敵が
現れた事で、現在の状況こそがまさに聖戦の時であると
解釈しているのだろうか。

あるいは、イスラムは一つと言いながらその実、宗派毎に
争いを繰り返してきた歴史に、外敵を求める事によって
終止符を打とうとしているのかもしれない。

たまに不思議な旅行者として現れる異邦人に対しては寛容と
もてなしの心を持てるかも知れないが、グローバル化と共に
それまでの生活習慣と全く異なる人種が大量にやってくれば
(特に湾岸戦争以後のアメリカ駐留軍)、イスラム社会の
多様性に対するキャパだって限界に達してしまっていたと
言えなくはない。封建時代よりも多様性に対するキャパが
少なくなったと言うよりは、グローバリズムが元々あった
多様性に対するキャパを越えてしまったのかも知れない。
398アニヲタ:01/09/26 01:20 ID:jmjYz7vY
そう言う意味ではオマール師が湾岸諸国のアメリカ軍を
撤退させろと言う理由は良く分かる。イスラム文化圏
においては、素肌を露にしている女性米軍兵士の姿は
「デカルチャー!」以外の何ものでもないのだ(よし、落ちたぞ)。
399ゼントラーディ軍:01/09/26 02:13 ID:WYmzGnTw
官能的な生活というのを具体的な例でいうと、処女を20人あたえられるなど。
イスラムの自爆テロというのはほとんど全てが若者によるもの。厳格なる教えに
縛られてストイックに生きていれば、死後の官能的生活に対する夢想が広がる
のは、男であるならば容易に想像出来る筈。もともと戦争に駆り立て、勇敢に
戦ってもらうための方便としていろいろ言われたのだろうが、若い男にとっては
この報酬が一番なのは、まさしくグローバルスタンダード、世界標準。
これには多様性をうんぬん云う必要は余りあるまい。男はどこでも単純な生物。

正確なる認識をもつものが、自らは死後の世界など無い、死ねば終わりだと
はっきり認識しつつ、テロの成果を最大限にあげられる、自爆テロに若者を
駆り立てるための方便として、官能的な生活報酬を強調しているのだろう。

宗教を利用して、己の現世での繁栄の為の道具とすることはよくあるやり方。
それを見抜くには情報も経験も不足している純粋な若者。これがカモになる。
気の毒な話だ。死ねば終わり。何も無い。自爆テロの若者は突撃の瞬間は
絶頂の瞬間だったのだろうが。でなけりゃ、あそこまで躊躇無く猛スピードで
突っ込めない。突っ込むという行為がそれそのもののようにまで思えてくる。
400アニヲタ:01/09/26 03:46 ID:jmjYz7vY
どうだろう? 自爆テロで突っ込んだ奴は技術者だったり、
ドイツに留学したりで、かなり学のある連中だった様な気が
するが、果たしてそう言うのが肉欲に走ったりするだろうか?
所得水準から言って、母国にいたら処女20人は無理としても
第3婦人までは囲えたのではないかな(羨ましいぞ)。

ビンラディンの考えている事は分からん。グローバリズムに
対抗するにあたって、当のグローバリズムを利用する。捕獲
兵器程恐ろしい物はないが、それより恐ろしいのは彼の向こう
側には何も見えない気がするからだ。母がパレスチナ人で
あった事から私怨に燃えていると言う風にも思えない。正確なる
認識をもって、それで一体何をなそうとしているのか。
401名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/26 10:12 ID:R3YSiF2g
>>395
激しく同意。アメリカはドロドロした腹の底を隠蔽するために、
グローバリズム(この言葉も色あせたが)という大義名分を
かかげているだけ。
世界一わがままな国家である。
402名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/26 10:12 ID:Zczui5s6
死者10万人の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下など対日空襲作戦を指揮したアメリカ空軍の
爆撃兵団司令官カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した日本政府。1964年のことである。

カーチス・ルメイ曰く、         
「原爆を落とすまでもなく太平洋戦争は実質終わっていた」
「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民
家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを
作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたの
だ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

ちなみに授与理由は「航空自衛隊の育成に尽力した」ことによる。

1945(昭和20)年1月7日 グアム島に到着 以後、対日戦略爆撃を指揮
 2月15日 名古屋空襲
 2月18日 硫黄島空襲
 3月9日〜10日 東京大空襲
 3月16日〜17日 神戸空襲
 3月27日 沖縄発空襲 以後、5月まで空襲を続行 
 8月6日 広島へ原爆投下       
 8月9日 長崎へ原爆投下    
1964(昭和39)年12月8日 勲一等旭日章受勲
403名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/26 12:59 ID:eg96YqCI
あげるんだ!
404薄弱:01/09/26 18:40 ID:Ykrvo4Fw

原理主義者の見分け方はワリと簡単で、
「自分以外の考え方を認めない」とゆうこと。
で、ブッツュとラディソは、
その「考え方」の範囲が広いか狭いか、
もしくは時流に乗ってるか乗ってないかの差しかない。
なまじ広さに自信があり、しかも「主流」とゆう肩書きもあるから、
自分の範囲を超えたモノに出くわした時のショックがでかい。
それが今のアメリカのヒステリックな状態。
ラディソ(本人は確信犯かもしれんが)達の洗脳を解除するのは、
洗脳の構造が単純なだけに、ワリと単純なプログラムで済むかもしれないが、
ブッツュ(本人が確信犯とは思えんな)達の洗脳を解除するには、
世界観を根底から覆すような認識体系が必要だろうな。
手におえないのは、むしろこっちの方だろう。
405貧脳:01/09/26 21:58 ID:2yTgAALM
>世界観を根底から覆すような認識体系が必要だろうな

陳腐だけど、これまで積み重ねられたありとあらゆる宗教、神話、イデオロギー、
歴史観を人間の営みから一切消去というのはどうだろう。これを機にリセットする。
デメリットがメリットをあまりにも上回りそうな勢いだしね。
焚書し、封印し、カリキュラムにも一切組み込まない。
という思想運動(矛盾するが思想を消すための最後の思想運動)を展開する。
そんなモン博物館に陳列する程度にし、常に現在を立脚点にして
現場感覚で物事を捉える。、、そういやイマジンてそういう歌だな。
デモクラシーや自由主義さえもう錦の御旗でなくて、
他者を認めるものは全て許されるという考え方だけが残る。
するとしかし近代国家こそ消去されるべきものの集大成かー、
保守のつもりが左翼みたいな結論になってしまい困ったな(w
406薄弱:01/09/26 23:17 ID:Ykrvo4Fw

そーゆーイマジソみてーな世界観はワリと昔からあって、
ただ、原液のママでは夢物語に過ぎないハナシでもある。
矛盾するよーだが、
「人間には、宗教とか主義とか信念とかゆう名の思考停止が、精神安定剤として必要」
とゆうことも正確に認識しとかなあかんわけだな。
まあ宗教を精神安定剤と割り切るのは、結局矛盾しててムリなんだけど、
とわゆえ人文学も自然科学も貧困だったアニミズムや原始宗教の昔と違って、
いまや本気で宗教に依存してるのは、よほど追いつめられた奴らだけだな。
世界最貧国アフガンを拠点とするイスラム原理主義テロリストとかな。
主義とか信念ぐらいだったら、まだなんとかなりそーな気もするけど。
けっきょく認識論もその代替に過ぎないのか、ソレ以前に、代替として機能するのか。
はてさてどう思うよ?
407貧農:01/09/26 23:52 ID:h5/wXHkg
昔の日本とかさ、封建主義の時代?身分制とかって、
信念論でもなくて「諦念」という救済回路を働かす知恵だったん
じゃないかと思う。
オレはほんとはこーなんだけど境遇がこうであって、ま、無理しないで
日々楽しくやってるから、分をわきまえて今は
こうなってるのさみたいな、いくらでも感情のノリシロ、余白が
あるようなね。キツクないというか。

精確な認識や完全な自由競争(経済とか世俗的成功という単一の評価軸)
てのは、不参加の人間にも有無を言わせず解答を求め、評価を与えてく
浸透性を持っちゃってて、スゴイ乾いたものをギリギリこすり合わさ
れてるよーなキツさがあるね。社会全体に。
全員ツッコミだらけでね。ツッコミを前提としないボケを許さない感じ。

学校の制服はあれはあれで楽だってのは、生徒側の意見に実は多いじゃない。
408薄弱:01/09/27 00:02 ID:ALXFIs/k

だからさ、モノホンの自由ってのは、実はスゲープレッシャーきついんだけど、
制服着るにも、自覚したうえで確信犯で着るスタンスが欲しいと思わねーか?
ヒトとして。

折れは、正確な認識の結果(正確には、正確に認識しようとした結果)、
分をわきまえて穏やかに生きるとゆー選択もありえると思うがな。
409貧農:01/09/27 00:23 ID:z.pOHPBg
うん。
「諦念」てネガティブな意味じゃなくて、OFFみたいな概念?。
決して副作用を及ぼさない絶妙な逃げ込み場=精神安定剤なんだと思うよ。
東洋人的な発想(w そこでは勝負しないんだ、位相をズラすちゅーの。
9to5はせめてビジュアルはまったりとしていたい、この高テンション社会で。
自覚的に往復運動してるのかもな。
410名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/27 00:56 ID:Euba5QsQ
グローバリズムについては大分分かってきたが、その対極としての、ローカルは
どうなんだろうか?

グローバルに対するものとしての、「ローカル」の定義は、なんだ?
グローバルとローカルとは、どう連関して、どう矛盾しあってるんだ?
411アニヲタ@オナニー中:01/09/27 01:03 ID:2Y45dh9I
原理主義者だって、自分達の幸福な世界にとどまっていられる限りは、
他者を認めないと言う事は無かったのではないかな。意外にも>>1での
主張とは逆に、グローバリズムが多様な価値観の存在を強制する為
に、原理主義者達はそれに耐えられなくなってしまった。解決策は、
グローバリズムから隔離されたサンクチュアリを原理主義者達の為に
確保してやる事くらいしか無いかも知れない。

イマジンだが、放送自粛の対象に指定されたものの、追悼コンサート
でも歌われていたし、何よりも人々が癒しを求めてリクエストしている。
テロ直後の復讐心みたいなものから、他者の痛みを知る事でアメリカも
少しは思いやりのある国に変わりつつあるのではないかと言う予感がする。

テロを繰り返させない為の措置は必要だが、それは文明の衝突を呼ぶ
様な大規模な破壊を呼ぶものではなく、必要最小限の武力行使を伴う
外科手術的なものになるのではないかと思う。アメリカよりも重篤
なのは、興味本位に核の使用を期待しちゃったりしている2ちゃんの
住人の方なのでは?
412ゼントラーディ軍:01/09/27 01:21 ID:1C5Q2JtA
自由競争に参加しない自由。参加せずとも、そこそこの生活は、
保証されればいいのだが。社会の害悪にならねばいいのだが。

現在における悠悠自適な生活が、往々にして、社会の無駄、
非効率、コネ、搾取などによって成り立っている以上、推奨される
生き方ではない。不参加による経済生活の物足りなさ、世間の冷たい
目を甘受できるのであれば、現在でもヒッピーのような生き方は
可能だ。一時、世界的にはやったよね。今はそうでもないのかな。

周りをきょろきょろ凝視して、常に自らと他者の差異に気を
取られる。少しの差に一喜一憂する。その差を人為的に、広げるなり
埋めるためにブランド物を買いあさったり、スポーツジムにいくなり
エステティックサロンに行くなりする。近所の奥さんのところが
海外旅行に行く話を聞けば、同レベルの職業、給料をもらっている、
自らの家も海外旅行に行かねばならないとの強迫観念に襲われる。
旦那を突っつき小遣いを削り、大して行きたくも無い海外旅行に
行く。それによってしばしの精神的安定を獲得する。それの繰り返し

この刹那的な衝動買い、他者との差異を意識して、差をつけよう、
埋めようとする熱情のおかげで現在の豊かな社会が築かれている
以上、この基本構造が壊れてはまずい。一部の離脱者の存在が
社会にいかなる害悪とならない位のさらなる文明のパワーアップ
が必要だろうね。

いまさら封建時代のような固定的な生き方に戻ることに対して
大勢の支持は得られないだろう。これだけ情報がゆきわたっている
時代において、己の天命としてのエタ・非人など甘受できるわけが
ない。人為的に恣意的に身分を見繕ってそれが天命なのだから、何も
それ以外のことに思いを巡らさなくてもいいんだよといわれても、
不当な扱いを受けているという思いからは逃れられない。

社会の構成員全てが合理的に本当に必要なモノ・サービスしか
買わないことになれば、現在の社会体制は成り立たない。大勢は
思考停止したまま、どんどん衝動買いしてもらうことが、社会全体の
維持・発展につながる。

≫410
グローバリズムの進展が同時に民族意識、宗教意識というものを
活性化させる作用をもたらしたというよね。追い詰められたんだね。
ほんまに、人間社会というものは厄介な代物だね。
何かひとつ問題を克服したと思ったら、今度はその解決策、発展策が
新たな難問を引き起こす、顕在化させる元となる。厄介極まりない。
413ゼントラーディ軍:01/09/27 01:31 ID:1C5Q2JtA
≫411
おおかた、同意するが、一部のエリートが非常な決断をしなければ
ならないことには変わりは無い。自国の旅客機を打ち落とすことに
よって、最悪の被害を回避するなどの決断は誰かがしなければ
ならない。大勢が非常な決断を是とする社会は恐ろしい。

一部でいい。現代における大審問官たちが憎まれ、罵られながらも、
結果として人々のためになる決断をしなければ、もっと、きつい
社会になる。外科手術はやむをえない。最悪の結末を防ぐために。

あれ?ほとんど同じこと言っているな。要するに、アニヨタさんも
エリートと大衆の分離は不可避であり、必要なものだと考えている
わけだな。
414貧農:01/09/27 01:40 ID:z.pOHPBg
>>410
なんだか解らないけど、現在の中央集権的国家ってセミグローバル
汎ローカルって括りな感じ。両方とも部分的にとらまえてて、
でも部分的にってこと自体が矛盾だね、どっちイズムに対しても。
字義どおり行けばグローバリズムはローカルの
中間介在物なき集積でなければならないような気もする。理想的には。
そういうとこで混乱がでてるのかな。
415アニヲタ@オナーニ中:01/09/27 01:52 ID:2Y45dh9I
社会の構成員の内、5%が残りの95%をリードすると言う理論だっけ。
余り認めたくない内容だけど、事実なのかもしれないね。ただ、
最も賢明とされたエリート達がベトナムの泥沼に突っ込んで行った
過去もあった訳だし、今の時代は大衆の支持がなければ、為政者も
何もできない(何よりも次の選挙で落とされてしまう。アメリカ民主
主義マンセー)。それだからこそ大衆の意識の変革こそが社会を
変えて行く。イスラム系市民に言われなき暴力を振るうDQN層が
いるのも確かだが、人々の意識は冷静に事態を考察する方向に向かって
行くのでは無いか。

これだけグローバリズムと情報化が進んだ社会で大衆とエリートを
別物と考えるのは難しい。そう思うでしょ? 2ちゃんねらーなら。
416ゼントラーディ軍:01/09/27 02:35 ID:1C5Q2JtA
市民的良心と、エリート的良心とは、決定的に相容れない局面がある。
市民社会的価値観からすると、絶対的に許容できないものでも、より広範囲に、
より、厳密に考えると、為せねばならない決断というものがある。

前で言った、自国の旅客機の撃墜など、それをしなければ、もっときつい事に
なっていた可能性が高いのは頭では分かるだろうが、、心では分からない、
許せないことだろう、市民社会的価値観からすると。それはそれでいいと思う
んだ。

安保改定の際の、岸の決断に対して、大衆は徹底的に岸を罵り、悪魔の権化扱い
した。でもあの決断によって、日本は経済繁栄を勝ち取った。アメリカとの
同盟関係により、安全保障をある程度確保することが出来たからこそ、経済に
傾注できた。現在は状況は変わってきて、どうなるか流動的だが。

非常な決断、利益考量すること自体が頭を使い、知識が豊富でなければ
できるものではない。誰が好き好んでそんなきつい事にとりくむだろうか?
一部のエリート意識に燃え、かつ、頭の切れるやつ以外に時間と労力をともなう
割の悪い、営為に励むだろうか?

冷静に極めて理性的に考察した結果、市民社会的価値観の基盤を守るためにこそ
極めて野蛮な行為を決断しなければならないことがある。そんな苦行は、大勢が
絶えられるものではない。そんなことを考えていては、日常を過ごせない。
だから、そういった極めて困難な問題は一部のエリートが担い、残りの大衆は
日常の経済活動に励んでもらう。余計なことを考えていては社会の維持・発展の
障害になる。この分離は必要不可欠な役割分担だと考える。
417窒やな音:01/09/27 02:45 ID:NyOXKdz.
なかなかの名スレだと思うが、
過去スレを読むのがマジでマジでつらいので参加できない。(涙
最新スレ50読むだけで参加しても、「がいしゅつー」と言われそうだし。
だれかたすけてー。
418アニヲタ@オナーニ中:01/09/27 03:16 ID:2Y45dh9I
エリートは人々の安寧を守る為に生け贄を捧げる司祭と言った
所なのかなぁ。ただ、そのエリートも少数者であるが故の誤謬に
陥る事もある訳で、先のベトナム戦なんかはその例ではないかと
思う。

エリートと大衆の関係を流行りの「伽藍とバザール」論にこじつけて
みる。ソフトウェアと言う巨大な教会を維持する為には、荘厳な
伽藍を少数者で設計・構築するだけではダメで、そこにバザール
の渾沌がなければ、教会は誰も集まらない空虚な場所となってしまう。
伽藍は、旧来の少数グループによる開発体制を、バザールは多数の
参加者によるオープンソースの開発体制を比喩する言葉だ。

少数の頭の切れる人たちが伽藍を構築する様に慎重に設計したシステムは
うまく動く。ところが、渾沌としたバザールの中からでもうまく動く
システムは現れてくる。伽藍とバザールは、それぞれ対立する存在
ではなく、補完しあう関係だが、近年はバザールモデルの方が
グローバルなインターネットに適合して流行っている。ノルウェーで
開発されたソフトの改良作業がインドや南米で行われているのだ。

なぜ、一見渾沌としているバザールの中からうまく動くシステムが
現れるかと言うと、それはバザールの方が目ん玉が多いからだと説明
されている。これをむりやりエリートと大衆に当てはめると、
エリートは慎重な判断の元に正しい判断を下すが、大衆は混沌の中
から多数の誤謬、衝突の末に正しい判断を下すと言える。

エリートと大衆は相互に補完しあう存在である点については
同意するが、分離は必要不可欠ではないのではないか。伽藍
として構築された結果失敗したシステムは結構あるのだ。
419名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/27 03:16 ID:z.pOHPBg
>>417
あたしだって過去ログ半分以上読んでないし75%内容咀嚼してません。
無謀にも平気で書いてますが(w
420アニヲタ:01/09/27 03:20 ID:2Y45dh9I
>>419
できましたらコテハンキボーン。無論、意識的に外野の声はこうだ!
で、名無しもOK。たまに冷や水を浴びせられた方が、自分を客観的
に見られる。
421>420:01/09/27 03:45 ID:z.pOHPBg
419=貧脳(農) その提案を受けてからは、コテハン化したよ。
  結構初期からいたが途中抜けてたりしたので
  あまり大きい事いえない、つーかフォローする能力がない(w
  ま、各自公開オナニー劇場に徹していいんじゃない?スタンスは。
  持ち寄るという感じがいいな。
  
422薄弱:01/09/27 04:39 ID:MN9NnvHQ

そーゆー公開オナニー劇場の混沌から生まれるものに期待したいんだけどね。
「エリートは視野狭窄だ」も「大衆は豚だ」も一面の真理だし・・・
「エリートと大衆の2層化」とゆうとヤラシーが、
その実態は案外「誰かにメンドーな学級委員長の役を押し付けよう」とゆう事なのかもな。

ちなみに、小泉もブッツュも、認識レベルでゆったら2流半の評論家程度じゃん。
クリントンや中曽根で1流半ぐらいか?
キャリア官僚にしても、高いのは偏差値と知識だけで、認識レベルはマジ中学生じゃん。
よーわエリートっつっても、
なにしろ産業革命以来「分業」とゆーシステムが発明されてっからさ。
気の効いたブレーンが居りゃそこらへんは誤魔化せるワケだから、
リーダーはバイタリティやカリスマ性、官僚はマシーン的な反復能力てな具合に、
エリート軍団も分業化されてんだよね。
で、ビジョンや方向性を与えるブレーンは、結局混沌の中からしか出てこない。
リーダーとしてのカリスマ性も、官僚のマシーン能力も、
その為の道具に過ぎない。それが現実じゃねーか。
「大統領の代わりは居ても折れ様の代わりはいない」とゆったのわ
ジェームスブラウンだったっけか?

>>410
グローバルとローカルは国語辞書的には対義語だが、
ローカルのための安全保障システム兼ローカルの多様さを背景にした進化促進システムが、
グローバル(であるべき)と思ふ。

>>411
とわゆえ、現実に世界は多様なのだから、イスラム原理主義者ばかりでなく
民主資本主義者も居るワケだから(藁)
上に書いた410へのレスの様な意味でのグローバルは必要なのでわ。
いまグローバリズムと称してるモノの正体が、
ぢつわ世界アメリカ化計画とゆう「なんちゃってグローバル」だったのがいかんのでわ。

>>412
ヒッピーとか全共闘とかゆわれていた奴は、ちとムキになりすぎ。
かつて折れが別名戸山文科大學で自治会に勧誘されたとき、
「あんたら権力への反抗を自己目的化してんだもん」とゆってバックレた事があった(藁
それにくらべて、今のフリーターとかヒキコとかって、
思想性とゆう名の思考停止がないので、折れはむしろ健全だとオモテル。
自分でなりたいとは思わんが(藁

競争心理は否定してし切れるモンでもないし、生産性向上や進化の活力の源でもある。
ただ、ゴールがひとつしか無いのは、「個性を尊重して」とかのお題目を抜きにして
生産活力や進化など社会全体のためと割り切ってさえも、今やネガな要素でしかないだろ。
やはり、価値観の多様化が肝になると思うな。
ホントに自分に自信のある奴は、既に勝手にヤッてるんだけどね。
そこまで強くない奴でも、それがあたりまえにできる環境があったら、
それはなかなか可能性のある世界だと思うが。

ちなみにこのスレはカキコ数もさることながら、
ひとつひとつのカキコがやたらヘビーな長文で通し読みはキツイので、
それほどスレが伸びてなかった以前はともかく、
いまとなってわ「ガイシュツには再録でやさしく対応」で逝くとしよう。
知識と知性は別だしな。
423薄弱:01/09/27 04:54 ID:MN9NnvHQ
>>395の続き

例えば社会主義と民主主義の対立だったら、
前者は後者に対して、論理的な反論がいちおう可能だったんだよね。
だけど原理主義とグローバリズムの対立だとさ、
前者は後者に対して、論理的な反論自体が不可能にナテシマウ。
だから逆に、論理そのものを否定しちゃうトコまで追い込まれた。
そりゃムチャもするわな(藁

陰陽思想じゃないけど、どんな主流勢力にも、
カウンターになる反主流勢力が絶対でてくるとゆーか、絶対必要なワケだからさ。
折れは「民主主義は封建や独裁に対する現在最高の安全装置ではあるが、
数のファシズムを理論武装してしまう危険なモノでもある」とかゆーセリフを
好んで使ってきたが、よーするに、
民主主義とか資本主義とかグローバリズムの「よきライバル」が、
ひつよーなんじゃねえかとも思うわけ。
原理主義みてーな、試合前にコソーリ靴に画鋲入れるよーな陰険なライバルじゃなくてさ(藁
424薄弱:01/09/27 05:06 ID:MN9NnvHQ
>>409
分業ついでにふと思ったんだが、
「分をわきまえる」とゆうある種の敗北主義が、
なぜか、戦後日本の生産性を高めてきたともいえるよな。
(むろんそれ以上に大きな理由はあるのだが)
キリストの元にミナ平等とか、民主主義の元にミナ平等とか、
平等って奴を思想レベルで自己目的化しちゃうと、
けっこうしんどい気もするぜ。
同時に、洋の東西南北を問わず、すべての人間にとって取りえるスタンスは、
大統領まで含めて「ポジティブな敗北主義」に過ぎないともいえる。
ここにも切り口がひとつあるか?眠いんで誰か考えてくれ。zzz
425名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/27 05:24 ID:bsCzX6KU
こんなに中身のあるスレッドを見たのは初めてです。
時間が出来たら最初からゆっくり読まさせていただきます。
スレ汚しスマソ。
426晩秋の夢想:01/09/27 05:36 ID:0xTSTggk
グローバリズムは、終わらない。−コンピュータ世界観による1考察−
-----------------------------------------------------key
メインフレームによる中央処理システム IBMの世界制覇  
マイクロコンピュータ革命 分散処理システム IBMの凋落
インターネットの誕生 分散処理システムのグローバル統合化
-------------------------------------------------------
国家または超国家シンジケートにより、各国の多様性を認めつつ
全体を巧妙にコントロールする世界に移行する。それは、共通
プロトコル(金融?)支配により実現されるだろう。
アメリカ国民は、テロのリスクを自動車事故のリスクと同等に
社会の必要悪として受け入れ(させられ)るだろう。
427ひんのう:01/09/27 06:12 ID:a3dQMQ3M
>>424
「分をわきまえる」が形骸化すっと近世の中・韓のようなダメダメ
サンプルになちゃうね。価値観を一元化した上で身分を固定化する、、
科挙官吏システムの弊害がその典型だし、日本の教育制度もそうか。
「分をわきまえさせる」になっちゃう。

ただ上手に運営されると冷静な客観主義・相対主義
ひいてはまろやかな多様性を保持する、、契機を内包するのかも。
「分をわきまえる」のが個々人にとって真実で、その価値に社会が
栄誉を与えるというシステム?
人々の運命愛の社会的肯定というかなー。
肯定的に捉える場合(肯定的な意味をもつから社会的コードとして存続
したのだろうし)
社会の全成員を生かす方便として有効に機能してたのかもしれないよ。
428薄弱:01/09/27 15:10 ID:ALXFIs/k

「アメリカにつくかテロリストにつくか。世界の全ての国は選択しなければならない」
この知能を疑うよーなセリフをアメリカ合衆国大統領が真顔で吐いたかと思うと、
汎世界主義vs原理主義とゆーより、
原理主義の規模と理論武装の差に過ぎねーのを自白したよーなモンだな。
なんでわざわざ相手と同レベルに落っこちるよーなコトゆうかね。
あの怯えたウサギみてーな目のプレジデンツは、
中立とかニュートラルとゆう概念に、耐えらんないのかね。
世界を白と黒の2進法でしか捉えられない奴同士の闘いか?これわ
ヤバいかも。
前にも書いたが、ブッツュな人々の再教育とゆうか洗脳解除のほーが、
ラディソな人々のソレより明らかにメンドクサそーだ。
いーかげん分をわきまえろっつーか、
日本の誇る「ポジティブな敗北主義」を教えてやれ誰か。

「唯一白豪国家に勝利した有色人種」
「唯一の被爆国」
「焼け野原から世界第弐位の経済大国へ」
「世界最古の王家を維持する小国」
「開国から1世紀ちょっとで先進国」
これだけの稀有な歴史を持つ国がなんも発信しないとゆーのわ、
それが処世術とわゆえ、そろそろ歴史に対する犯罪とゆうべきかな。
429緑川だむ:01/09/27 22:04 ID:uVKstedc
ども。とりあえず過去ログは読んだけど、参加させてくれ。

>>428
「イスラム原理主義」と「グローバリズム原理主義」の戦いになったてぇ
のは激しく同意。積極的に参戦してるのはイギリス人と日本人くらいで、
ほかは口先だけしおらしい事いって腹ん中はどうだか。

>「ポジティブな敗北主義」

いいなコレ。
マジギレしたアメリカ人も、アフガンの山ん中で10万人くらい死んだら
ちっとは考える奴が出てくるだろ。そん時に、自分たちの論理が通用し
ない世界があるという事実を受け入れさせる準備が必要。


とりあえずグローバリズムに関する本で「レクサスとオリーブの木」は
みんな読んでる?グローバリズム・マンセーな本だけど。

まぁ中身を一言で言うと「世界は金貸しの論理で動くべき」って内容。
ただ、その金貸しの実体がユダヤ資本とかヘッジファンドみたいな少数
者ではなくて、多数の個人投資家の集合体なんだと。

で、今回のテロは予想した以上にその「金貸しの論理」で組み上げられ
た世界がもろいことを露呈した。ビンラディンがやったように、テロを
起こして混乱を起こすだけで、カラ売りでボロ儲けが出来る仕組みがあ
る事がばれてしまった。ビンラディンやタリバンは抹殺できても、この
先カラ売りで儲けるためにテロ行為に走る奴はナンボでも出てくる。

グローバリズムに反対してテロを起こすのではなく、グローバリズムの
帰結としてテロが横行する結果となる。これは単純な反グローバリズム
よりもよっぽどタチの悪い結果だな。


ただ、グローバリズムと言うても高々10年程度しか続いてないわけで、
しかもその全期間にわたってアメリカが好景気を続けていた。つまり、
グローバル経済下での不景気が始まる矢先に今回の戦争が始まった。
グローバリズムはまだ不況の試練を受けていない。その昔「にゅーえこ
のみー」というデンパな妄想があったのと同様、グローバリズムも好景
気がもたらした妄想にすぎない可能性も否定できないわけで。

それに、小ブッシュがCO2排出制限を蹴った事を見てもわかるように、
「金貸しの論理」に支配された国家では環境保全を行えない事が明らか
になった。日本人が30年も前に解決した問題すら、グローバリズムが
暴走する中では解決できない。その1点をもってしても、インターネッ
トを大量の短期資金がうろつく事態を制御せざるを得ない気はするんだ
よな。


こっから先は漏れの妄想になるんだが、キーワードは「モノと同様、カ
ネも効用逓減の原則からはずれない」じゃなかろうか。それに気が付い
たとき、暴走する短期資金の流れを止めることが出来る。

そのための御輿として、「たれぱんだ」をアメリカにばらまくことから
始めたらどうだろう。「たれる」事をアメリカ人が覚えたとき、グロー
バリズムの暴走が止まる。おそらくコレは「たれぱんでぃずむ」あるい
は「たれぱんだりずむ」であり「たれぱにすと」による「たれぱんだり
ぜーしょん」ということになるだろう( ・・)/
430薄弱:01/09/27 23:17 ID:ALXFIs/k

ニュース議論板どーしちゃったんだろな。
直リンでこのスレにはこれたが、掲示板に戻るとこのスレがない。
新設の「タリ板」にもないし。
431名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 00:20 ID:zXfH.Scs
テストあげ
432ゼントラーディ軍:01/09/28 00:32 ID:J0ExYn0g
≫429
タレパンティズム。ソロスのようなチンピラにこそ、たれぱんだの生き様を
ちったあ学習してもらいたいね。ある程度儲けたなら、リゾート地で悠悠自適の
生活を送ってもらい、死ぬまでマネーゲームには参加しないでもらいたいね。
余興で世界経済をおかしくしてもらっては困る。マネーゲーム関係で儲けること
のできる上限を設けて、それを超えると打ち止め。もう参加できない。
433名無しざんす:01/09/28 02:13 ID:xnjDZdGY
しばらくご無沙汰している間に、随分とアツイスレになってきましたね。
ところで、353の質問に答えていなかったので答えますが、
それ以降の話しの展開からずれるかもしれないので、あまり気にしないでください。
とはいえ、難しい用語ではないと思ったのだが....
オクシデンタルとオリエンタルは誰かが答えていたように、単純に言ってしまえば、
西洋と東洋という意味。大体、西洋至上主義や帝国主義政策に用いられていた、
と考えて言いと思う。この言葉の裏には当然、文明としてのオクシデンタル=西洋と、
野蛮としてのオリエンタル=東洋(あるいは非西洋)という考えが潜んでいる。
とある本から、ちと長いが引用しよう。

  ヨーロッパで形成された歴史学、言語学、文献学といった19世紀的な知の言説は、
 常に西洋と東洋を対比しながら、学問的な言説の体系をつくり出してきた。東洋
 という他者をめぐる、精緻な分析と記述を可能にする言説の体系を創出すること
 によって、他者としての東洋の文化的異質性を鏡としながら、西洋というヨーロッパ
 の人々にとっての自己象が構成されてきた。そして東洋についての詳細な議論を
 積み重ねることによって、、ヨーロッパの人々は、それとは異質な西洋を権威化し、
 東洋を支配し、教え導き、西洋的な価値観や世界観によって、「世界」を操作する
 主体を構成してきたのである。
 (中略)
  したがって、東洋とは、実体的な何かではなく、何世代にもわたって知識人、
 学者、政治家、評論家、作家といったオリエンタリズムに刺し貫かれた人々が
 反復再生産した表象=代理表出によって構成された現象に過ぎない。そして
 19世紀後半には、西洋から、東洋として囲い込まれた人々自身が、同じような
 言説を紡ぎ出すと同時に、西洋対東洋という地政学的な構図が実体化されて
 しまったのである。
  その中で「われわれ」と「彼ら」という二分法が、人種主義や「民族主義」、
 あるいはナショナリズムの思想的であると同時に気分・感情的な温床となって
 いくのである。
 (『ポストコロニアル』小森陽一著、岩波書店)

この記述は、サイードの『オリエンタリズム』から、著者が租借して自分の著作に
関わる点を抽象しているのであるが、このスレの話題にも資するところがあると思い、
長くなるのを覚悟で引用した。

可避的ではなく不可避的なエポケーの、エポケーとは判断停止の謂い。
要するに、351で言いたかったのは、ここで議論しているように、今回のテロ事件に関して、
アメリカによるグローバリズム対イスラムのごく一部の先鋭的原理主義の対立であるとか、
そういった因果系列を追い求めると、どこまでも喧喧諤諤するばかりで、決定不可能に陥って
しまう可能性があるのではないかと危惧したわけ。    

つづく。
434名無しざんす:01/09/28 02:14 ID:xnjDZdGY
351の僕のレスに対する353での薄弱氏の反論はもっともなところがある。
というのは、

 折れの意見に対してナニを言うかとゆうハナからカウンター狙いのスタンスでわなく、
 まず自分の意見をしっかり持ってから、
 折れとか他者の意見と対象化すんのが順序じゃねえかあ?

っていうのはもっともだと思う。とはいえ、僕にわからないのは「正確な認識」って
いう場合の「認識」の概念規定、加えて、「自由」っていうコトバで何を意味している
のか?ってこと。
いずれも簡単には定義できないコトバだし、様々な分野でこれまでいろいろ言われているけど、
二つのコトバで何を言わんとしているのか?いずれも日常的に使われる言葉だけど、
実はもっとも説明困難なコトバに属するのではないかな?そういう、僕にも明確に
定義はできないんだけど.....
だから尚更薄弱氏のそれぞれの概念定義をうかがいたいところ。

それと、「正戦」対「聖戦」というのは、まさにアメリカが今回の報復作戦のために
用意しているよりどころは「正義」であり、対してタリバンが標榜しているのは「聖戦」。
正確な認識=多様性の認識ということを主張すると両者の立場がそれぞれ至極当然なもの
として受容できてしまうのかな?ってこと。
つまり多様性を主張するのであれば、アメリカ的価値観、つまり薄弱氏が批判している
グローバリズムと、これも薄弱氏が批判しているイスラムの原理主義のいずれも認めざるを
得なくなるのではないかということ。
要するに、多様性を認めるにしても人種や、民族、国家や宗教を超えて、
どんな時代で荒れ、どんな場所であれ、あらゆる人に受け入れられるような、
まさに普遍的な「原理」(という言葉はこの際不可欠かもしれないが....)、
あるいは「格律」なるものが成立した上でないと、多様性というだけでは、
カオスを招来するだけではないか?といいたいんやわな。

もう一つ、今回のテロ事件から、日本自体もタカ派小泉君が、先走ってアメリカから
期待されてもいない自衛隊派遣とか言って、便乗して周辺事態法や自衛隊法の改正を
目論んでるという、まさに「いま、そこにある危機」が出来してる。
もはや対岸の火事とおもってはいられない状況に日本は置かれていると思う。
いっておくけれども、僕のレスから、「ヒダリ」って思うかもしれにけれども、
党派的「ヒダリ」ではないし、アジってるわけでもないので.....

最後に、概ねこのスレをたてた薄弱氏に対する反論があまり見受けられないので、
多様性を謳うのであれば違う立場あるいは、必ずしも同調できないという意見も
主張しておこうと思ったわけね!挙国一致とかファッショみたいなのは、
気持ち悪いので.....

あと、薄弱氏の428での「ポジティブな敗北主義」の後の事例についても反論あり。
これは次回にしておこう。
とりあえず、随分前のレスに対するoutdatedなレスですまない。

長くなってしまったなあ。読む気を萎えさせてしまうな、きっと。スマソ!
435名無しざんす:01/09/28 02:24 ID:xnjDZdGY
つまり、グローバリズム終了とはいってられない事態が迫っているということ。
もっと、日本の招来、あるいは2ちゃんねるの将来(w)を危惧するような意見が
あってもいいんではないか?ってね。
テロ事件の原因究明も重要なことだけど、いまわれわれが何をなすべきかっていう
議論もあっていいのではないかとおもうので。
事後処理に関する記述が皆無なので、心配になったわけ。
436アニヲタ:01/09/28 03:47 ID:.5V0sOP.
>>429
暴落が分かっていて先物売りする事程儲かる事はないからなぁ。
確か、グリコ森永脅迫事件の時も犯人グループも同様の手口で
金をせしめたと言うし。

まぁ、昔からやれば金になると分かっていても、実際にやる奴
は少なかったと。さすがに、WTCビル崩す以上のテロはもう無いと
期待したいが、人間の欲望は歯止めが効かないかもね。

金は血液みたいなもので、絶えず流動している事に価値があるの
だが、その一方で川の流れの様に、流れの集まる所にはより多くの
流れが集まってしまう。これは重力の法則の様に変更不可能な
性質なんだろう。

何よりも問題なのは、金はいくらあっても帳面上の事にしか
過ぎないので、あり過ぎても困らないと言う事か。金を稼いだ
時に、稼いだ額を肉体的労力で割ったカルマポイントでも付けて
やらない限り、より金を持っている奴が最後に必ず勝利してしまう。

金では買えないものが身の回りにある事の方が幸福だと言う価値観
でも確立しない限りは、マネーゲームは続くだろうね。ルールが
簡単だから。
437アニヲタ:01/09/28 03:59 ID:.5V0sOP.
SAN-Xは「たれぱんだ」をUSでもプロモートしている筈だが……。やはりピカチゥ程には
メジャーになれていないのだろうか。
438名無しざんす:01/09/28 04:05 ID:m99qDOV2
エコノミーマッチョに要注意!
439アニヲタ:01/09/28 04:12 ID:.5V0sOP.
「正戦」対「聖戦」、「文明の衝突」シナリオでは、本当に大惨事
世界大戦になり兼ねない。ブッシュはヘタレかもしれんが、彼の
スタッフや米国市民はそれ程愚かでは無いと期待。
延髄レスでスマソ。
440貧農:01/09/28 04:17 ID:mc3V9FzA
>(『ポストコロニアル』小森陽一著、岩波書店)
植民地主義=それ使いたかった言葉なんだよねw
英米主導のゲローバリゼーションたって、そのコロニアルなやり方のつけの
落とし前をつけずに正当化成就するためゆーか、追っ手から逃げて「勝ち逃げ狙い」
を計るよーな意図が透けて見えるのが、中東の
敏感な人から反感買うんじゃない?計算ずくのおためごかしが透けて見えると。

ラジンが執拗にヒロシマナガサキの例を持ち出すのも、日本人がそれに
ほーんの少しは言い分として理解できるのも、別にラジンが頭いいんじゃなくて
歴史をちょっと知ってれば誰が考えてもわかる程度の理屈を言ってる部分あるからね。

対応できる卑近なレベルでとりあえずレスしてみました(W
441名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 04:24 ID:RiZTY/VI
>>436
暴落というか確実にとある日に変動することが判っていたらいいんだよね。
ロスチャイルドのワーテルローとか。
442名無しざんす:01/09/28 04:44 ID:m99qDOV2
とりあえず、428での薄弱氏に反論の根拠のいくつかを示しておく。
いずれも「アオイ」って言われてしまえばそれまでだけど.....
でも、ウヨ系統の議論もフォローした上で言ってるつもりよ!


「唯一白豪国家に勝利した有色人種」

この一節は日露戦争を指していると思われる…
とすれば、その後の日本の軍国主義的政策を無条件に推進した点で
寧ろ汚点ではないだろうか。
というのも、大国ロシアに日本が勝ったとは言え、
当時のロシアの世相を考えると、日本がこの戦に勝ったのは、
明らかにロシア革命前夜のロシアの政情不安がおおいに関わっていると
思わるからだ。
にもかかわらず、単純に、日本のロシアに対する戦争の勝利と位置付けて
しまうのはどうだろうか?
終戦後のポーツマス条約や下関条約で、日本がロシアからそれなりの
譲歩を引き出せなかったのは、その証しではないのか?
もしも、ロシアが内的な問題を抱えることなく帝政を持続し得てたならば、
はたして日本はこの戦に勝てていただろうか?
ロシアの国内情勢の混沌に乗じて日本は勝ってしまった。
ここから日本の妄想が始まるともいえる。
西洋の大国ロシアでさえもわれわれの敵ではないというように。
でも、事実はそうではなかった。ソビエト革命を実現した、
レーニン・スターリンによるロシア軍は日露戦争時のロシア軍とは異なっていた。
それは、ノモンハン事件等で思い知らされていたはずである。にもかかわらず….
443名無しざんす:01/09/28 04:44 ID:m99qDOV2
次いで、
「唯一の被爆国」っていう表現

この表現は実際には様々な問題点を惹起するのであります。一応、世界史上、
爆弾として投下された原爆はヒロシマの「リトルボーイ」とナガサキの
「ファットマン」だけです。とはいえ、唯一の被爆国というのは、
限定的には意味がある言説ですが、
それ以外ではあいまいな広範囲なコトバであります。
たとえば、戦後のアメリカはまさに被爆国であります。あるいは、
最初の被爆地は日本のヒロシマどころか、
アメリカのロス・アラモスと言っても過言ではありません。
というのも、マンハッタン計画なるプロジェクトの下で、
ニューメキシコで何が起こっていたのか?を考えなければなりません。
核廃絶を望むなら当然と思います。実際、原爆開発は、
アメリカと枢軸国ドイツ(その他の国も含む)の間で競争が行われていたことも
周知の事実です(原爆開発の指導者たちが、移民したという
事例の無数にあることは当然!)。
そこで、とりあえず、最初に成功したのはアメリカであるわけですが、
ロス・アラモスで何が起こっていたのでしょうか?加えて、戦後、
ネバダの核実験場で、一般の兵士を対象にした、今日とは異なる大気圏での
核実験が日常茶飯事に行われていたことを思い起こしましょう。このことは、
NHKとABCの共同編集による、『映像の世紀』にもはっきりと
描かれています。
核実験場での、演習に参加した米軍兵の頭髪が演習後に抜け始めたことは
あまり公にはならなかった。さらには、アメリカの太平洋上での、水爆実験等々、
例えば、福竜丸事件や、最近も行われたフランスのムルロワ環礁での核実験等々、
数え上げればキリがない。
 随分話しが逸れたが、唯一の被爆国というのは、攻撃対象として、
被爆したのはヒロシマとナガサキだけだけど、現実に被爆してるのは
この両者だけではないということ。
つまり、アメリカ本国もそうだし、スリーマイル島の原発事故で被爆した人、
チェリノブイリで被爆した人、南太平洋で被爆した人等々、身近な例では、
東海村で被爆した人など、様々いるわけで、唯一被爆国というのも
アテにならないんだな、じつわ!
444名無しざんす:01/09/28 04:47 ID:m99qDOV2
言っとくけど、薄弱氏への、嫌がらせなどではないからね。
薄弱氏の意見がききたいという、建設的なレスのつもりだから!
445貧農:01/09/28 04:59 ID:mc3V9FzA
>対応できる卑近なレベルでとりあえずレスしてみました(W
 わたしが対応できるレベルに落として、の意です。一応補足ね。
446名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 05:10 ID:RiZTY/VI
日本もバブル期に金をふんだんに所有して、
いかに振る舞うかっていうビジョンが
無かったけど、冷戦終了後のアメリカにも
とりあえず十字軍だ。イスラム叩いとけっていう
ローマ帝国をお手本にという
ビジョンしか無いような。

地球上すべての国をアメリカナイズというには何かが足りない。
447名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 05:38 ID:K7hekJow
原発事故は被爆?被曝?
448薄弱:01/09/28 06:27 ID:EJdKzZoU
>>427
「やりたい事」ってたいてい観念的な憧れとゆーか、目的とゆー概念に幻想抱いてるだけだったりするが、
「できる事」を真摯に追求していく人生はイイね。
人間は目的でわなく手段のイキモノなので。その方が結局高いトコまで逝けると思う。
それが「分をわきまえる」とゆー名のポジティブな敗北主義かな。

>>429
「モノと同様、カネも効用逓減の原則からはずれない」って何だ?スマソが解説キュイボンヌ。
折れは基本的に本を読まない男とゆーか、ムリヤリカッコ良くゆえば
記憶に使う脳細胞があったら思考に使うぜ!とゆうヒトなので、オリーブなんとかも読んだこと茄子

>>432>>436
税制の違いを見ても、アメリカは突出した金持ちの存在を許す方向なんだろな。
それはそれで、個人能力を積極的に評価するとゆう意味では別にいいけど、
そーゆーのは、金とゆう名の擬似食料(石高の例えを思い出しとけ)のレベルに留めておいてもらいたい。
本物の食料わ、食わなきゃ死んじゃうんだから社会主義で逝けってカンジ。
ロスチャイルドは持ち金で一生キャビアとフォアグラとトリュフだけ食っても、絶対食いきれないだろう。
でも、アフガンでわコドモが飢えてる。これはシステムとしてアタマ悪すぎ。人類の恥。

>>433
もとより判断などできない。しようとしてるだけ。さらに、それを表現するために仮に定義=言葉化してるだけ。
表現された時点ですべての認識は嘘になるが、表現できない認識は認識として機能しない。

>>434
多様性と平和秩序は二律背反のカンケーだと思うか?それわ>>344の後半を読んでぶー。
カオスは悪い状態ではなく、リアルだと思ふ。ただ、人間の脳の処理能力の都合で、
目鼻を付けてカオスを仮死状態にしてるだけだらふ。
「正確な認識」とわ、あくまでソレを目指す営みのことでしかないな。>>108とか>>271あたりかな?
ちなみに、批判精神はいいが、批判を自己目的化する事は批判精神の放棄に等しい。
(氏がそうだとゆってるワケでわない)
必要なのは、折れの認識と対峙しうる、できれば正反対の認識。>>423でゆうトコロの「よきライバル」だな。

>>435
具体論はプロの仕事であって、匿名無責任BBSでオナニーに耽るシロートの我々は、
混沌の中から方向性とかビジョンを紡ぎ出せればいいのでわないか?
ま、具体的にしたいなとわ思うがね。余裕があれば。
これわ>>422あたりか?もっと適切なレスあった気がすんだけど忘れた。

>>440
米英のよーに「勝てば官軍」でもなければ、
中韓ユダヤのよーに「悲劇の主人公」キャラで稼げるワケでもない。
アラブってつらいね。

>>442>>443
うわー各論に固執しすぎ。悪意が無いのは了解済みだが、アゲアシ鳥一歩手前だぜ。
「唯一白豪国家に勝利した有色人種」「唯一の被爆国」とゆう比喩だが、
日本が出遅れたチビのくせに白い巨人相手に必死に大健闘してきたのも、
核に対して特別な思い入れがあるのも確かだろ?そーゆー本質レベルで会話してくんねえかな。
折れなんか知識とか表現(辞書的な意味)でゆったらシロート以下だし、
すべての美徳を一人の人間に求める事の不毛は分かってんベ?

>>445
この手のギロンは、卑近か嘘か、どちらかしか無いな。

>>446
金を稼ぐプロセスでわなく、金を稼いだとゆう結果に自信もっちゃったモンだから、
メクラになってズッコケんのさ。

ところで、なんでこんな時間にレスできんだミンナ?折れは仕事で徹夜明けだが。
449名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 08:09 ID:pOhxsyzU
死者10万人の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下など対日空襲作戦を指揮したアメリカ空軍の
爆撃兵団司令官カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した日本政府。1964年のことである。

カーチス・ルメイ曰く、        
「原爆を落とすまでもなく太平洋戦争は実質終わっていた」
「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民
家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを
作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたの
だ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

ちなみに授与理由は「航空自衛隊の育成に尽力した」ことによる。

1945(昭和20)年1月7日 グアム島に到着 以後、対日戦略爆撃を指揮
 2月15日 名古屋空襲
 2月18日 硫黄島空襲
 3月9日〜10日 東京大空襲
 3月16日〜17日 神戸空襲
 3月27日 沖縄発空襲 以後、5月まで空襲を続行
 8月6日 広島へ原爆投下      
 8月9日 長崎へ原爆投下   
1964(昭和39)年12月8日 勲一等旭日章受勲
450ゼントラーディ軍:01/09/28 18:28 ID:MjiOxN9c
≫428
薄弱さんの言う、アホでも分かるような表現を、現時点で一番実践している国家
がアメリカだと思うのだが。二者択一で言うべきことを全て伝えている。

「俺の敵か、味方か、どちらにするのだ?はっきり選べ!どちらが得か考えて
みることだな。即答せよ!あいまいな回答は許さない。それは敵とみなす。」

現時点でアメリカなしの経済活動など考えられない国家がほとんどである以上、
同じく自国内の原理主義勢力のテロ活動に悩まされている国家が多い以上、
この問いかけは非常に明快で無駄が無いもの。テロリストの側につくこと、
それすなわち密接な結びつきにより成り立っている世界経済の潤滑な活動を阻害
する勢力、世界の敵ということになる。これ自体、何の誤謬も無い。

いざ戦争というときに、屁理屈をこねくり回し、あーでもないこうでもない、
テロリスト側にも理はある、二者択一で片付く問題ではない、厳密に功罪を
考えましょう、などと演説する馬鹿はいない。勝てるものも勝てなくなる。

一般人が聞いても何のことかさっぱり分からない高度な議論を散々戦わせたあと
さしあたりこの作戦、計画がベターだと思われる。これをどんなアホが聞いても
意味がわかるような表現にしてくれとそれ専門のブレーンに委託する。

大衆広告のような分かりやすい言葉を見出し、それを効果があり、分かりやすい
配置に並べる。それをブッシュが真顔で発表する。馬鹿くさい演技であるのは
当人が一番自覚しながらも、その大衆受けするであろう演技をするのが大統領
の最大の仕事であることもはっきり理解しているのであるから、堂々と己の責務
を果たす。非常に計算され尽くした役割分担。人間心理に秀でた集団の職人芸。

それをもって、知能を疑う、世界を白か黒かの2進法でしかとらえられないのか
、原理主義と変わらんじゃないかとアホ扱いするのは、それこそ単線思考、
思考過程にあらかじめアメリカ嫌い、アメリカを叩きたいという価値判断を混入
させているからこその妄言というものだろう。

思考にあらかじめ偏りがあるのは、イデオロギーと言うんじゃなかったか。
これがあなたの言う正確なる認識というものなのか。冗談だろう。
451薄弱:01/09/28 21:00 ID:aCmvtYoA

>>450
は?アメリカ大統領(が所有するブレーンやシステム)の大衆意識操作技術が
スゲーのぐらい知ってるよ。仮にも大統領だぜ。
折れはブッツュをアメリカ的知性の象徴として「役者」に使ったつもりだったのだが、
そんなに比喩に精度がないとダメ?それわメンドクサイな。てゆうか、
そんぐれーパッと察してくんねえかな。
折れは本質にしかキョーミないし、完全主義の不毛も知ってるし、
国語学者のためにカキコする気もないんで。


>薄弱さんの言う、アホでも分かるような表現を、現時点で一番実践している国家
>がアメリカだと思うのだが。二者択一で言うべきことを全て伝えている。

否!、あれはアホでも分かる表現でわなく、アホしか騙せない表現。
折れのゆう「正確な認識をアホでも分かるように表現する」のと、
「伝えるべき内容のレベルを下げてアホでも分かるように表現する」のは
決定的に違うと思うが如何?


>思考過程にあらかじめアメリカ嫌い、アメリカを叩きたいという価値判断を混入
>させているからこその妄言というものだろう。
>思考にあらかじめ偏りがあるのは、イデオロギーと言うんじゃなかったか。
>これがあなたの言う正確なる認識というものなのか。冗談だろう。

自分の深層意識にまで責任は持てないし、
「折れはそんな人間では絶対無い!」などと思考停止するつもりもないが、
少なくとも反アメを自己目的化している意識はない。
正義良識多数主流といった錦の御旗系のモノは、モラルファシズムに化ける可能性があるので、
正反対の視点からのカウンター的認識、「よきライバル」が必要だと生理的に感じるだけ。
もしイスラム原理主義が世界の主流だったら、
あなたは今ごろ『思考過程にあらかじめイスラム嫌い、イスラムを叩きたい
という価値判断を混入させているからこその妄言というものだろう』
などとゆうセリフを折れに吐きたくなっている事だろう。

折れのよーな位置付けにくい人間の存在が不安で、
「反米主義者」「アンチ巨人的メンタリティ」とムリに位置付けて単純化し
安心したがっているのは、あなたでは無いのか?
悪いが、その期待には応えられない。
452名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 21:07 ID:jryAyfSo
珍しく高尚なスレだけど、長すぎるね。どれもこれも。
読者の立場を考えてよ。
読者を意識しない書き込みはオナニーですよ。
お願い。
453薄弱:01/09/28 21:14 ID:aCmvtYoA
>>452
スマソ、折れ達は(などと括ってスマソが)確信犯的オナニストなのでね。
この手のスレは、見方によってはAA荒らし並にタチワルイかもな(藁
ま、気が向いたら気が向いた分読んだり書いたりしてくれや。
454じゃ、シンプルに:01/09/28 21:19 ID:7ee3WKMY
アメリカ逝ってよし!
455名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/28 22:43 ID:T0iupkVQ
コソーリ書くけど、このくらいの文章がいやしくも「議論」を冠する板で
「高尚」「長い」「読者を意識しない」と言われるようじゃなあ。
確かに「読者を意識しない」についてはある程度あたってるけどね。

ぜひこの調子でマターリ真摯に続けてほしいものです。
ちゃんと読んでますのでよろしくお願いします。
456ゼントラーディ軍:01/09/29 01:12 ID:kuoPMnv2
正確なる認識を求めるのならば、深層心理まで責任をもてないなどと逃げては
いけない。その無意識の偏りを出来うる限り意識化しないことには、正確なる
認識に近づけない。それはイデオロギーというもの。これが正確なる認識を
妨げる元凶。これは基本中の基本。国語学者のレッテル張りをしてすむ話では
ない。あなたはそれで安心するかもしれないが。

>なんでわざわざ相手と同レベルに落っこちるよーなことゆうかね。

これはあなたの率直な本音だろう。なんでいうのかって、アホでも分かる表現を
駆使しているだけの話ではないか。アホしか騙せない表現とは何だ?
アホでも分かる表現とどう違うのだ?あなたにとって、好ましくない政策を
分かりやすく語る場合は、「騙す」となり、あなたにとって、好ましい政策を
分かりやすく語る場合は、「分かる」となるだけのことだろう。別に国語の
勉強をしているわけではない。あなたは好き嫌いの吐露をしただけの話だ、と
主張したいだけだ。鸚鵡返しで安心されては困る。反論のための反論をしている
わけではない。あなたにレッテル張りをして安心したいわけでもない。
あまりに無防備にただ好き嫌いでモノを言っているようにしか判断できなかった
から、それを指摘しただけだ。他意はない。

そもそもこのブッシュの演説の目的はなんだ?この差し迫るアメリカの危機を
打開するために、国民の支持、世界の多数の支持を得るためのものだろう。
その目的を最大限に実現するために演説の文言は組み立てられているわけ
だよな。別によきライバルを求めるために演説しているわけでもないし、
テロリストにも理はあることを主張したいわけでもないよな。あまりに当たり前
の話だが。ブッシュの演説は評論家、学者のそれとは全く目的、趣旨が異なる。
あくまで最高執行者、最高権力者としてその政府の政策を最大限に実現する
ためのものだ。あなたの批判はブッシュが学者であるならばふさわしいものにも
なろうが、大統領としてのブッシュを批判する文章としては全く的外れなものだ
457名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/29 01:23 ID:r4Gkb.vc
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458薄弱:01/09/29 02:00 ID:cy8yvgJQ
>>456
イヤ言い方で申し訳ないが、君は自分の深層心理を知り、コントロールできるのかね?
だとしたら羨ましいものだな。多分、自分の表層心理と深層心理に
一貫性があると思い込んで安心しようとしているだけだろーが。
もちろん、折れにはとてもムリだ。そして、それを折れは自覚している。
ちなみに、折れは見え透いた謙遜をしてイイ人ぶる趣味はない。
ハッキリ言おう。折れ様ほど自分の深層心理を掘り下げている人間でさえ、
未だに自分が何考えてんのかよく分からん。
スタートラインは「無知の知」でわないかね?
『国語学者のレッテル張りをしてすむ話ではない。あなたはそれで安心するかもしれないが』
この折れのオウム返しのよーな批判ワードを、もう一度口にする蛮勇はあるかね?

>あなたにとって、好ましくない政策を
>分かりやすく語る場合は、「騙す」となり、あなたにとって、好ましい政策を
>分かりやすく語る場合は、「分かる」となるだけのことだろう。
>あなたは好き嫌いの吐露をしただけの話だ、と
>主張したいだけだ。鸚鵡返しで安心されては困る。反論のための反論をしている
>わけではない。あなたにレッテル張りをして安心したいわけでもない。
>あまりに無防備にただ好き嫌いでモノを言っているようにしか判断できなかった
>から、それを指摘しただけだ。他意はない。

君は、まず自分に「他意」があることを自覚すべきだね。
それが、おそらく君のスタートラインだろう。
君に、折れのハナシを聞くだけのキャパがまだあればのハナシだが。
折れは、自分が「好き嫌いから脱却しきれない神ならぬ人間」であることを
明確に自覚しているが、君は脱却できたのかね?だとしたら羨ましいものだな。

>ブッシュの演説は評論家、学者のそれとは全く目的、趣旨が異なる。
>あくまで最高執行者、最高権力者としてその政府の政策を最大限に実現する
>ためのものだ。あなたの批判はブッシュが学者であるならばふさわしいものにも
>なろうが、大統領としてのブッシュを批判する文章としては全く的外れなものだ

「折れはブッツュをアメリカ的知性の象徴として「役者」に使ったつもりだったのだが」
とゆったハズだが。
折れはブッシュの発言を学者の発言として評価したオボエなどない。
アメリカ大統領の発言として評価している。
アメリカ大統領の発言=アメリカ大衆を騙せる発言=アメリカ大衆が喜ぶ発言=アメリカ的知性の正体。
とゆうことだ。
ブッツュが馬鹿か利口かしらないが、ブレーンシステムが確立された現在の政界において、
リーダーの知性などハナから分析する価値も無い。
459武智船長:01/09/29 04:38 ID:RSn8QBKY
おっ バトル化してるねー
セントはんの方がぱっと見ぃは優性やねー
でもおいらはどっちかっつーと反グローバリズムよ。
民主主義はさんせーやけど。
薄はん、この際具体例出しとかんと。ブッシュのアホに負けんよーな。
妥協点はそっから捜していかんとな。
2ちゃんパワーでなんとかかんとか言うてはったやないの
あと緑はんの言わはったたれぱんちゃん?ええんちゃうの。
はだしのゲンよか戦略としてありやね。
んで、おいらの戦略としてはや、交通手段を全世界タダにすんねん。
んで、行きたい人は行きたいとこに行って働いて子どもこさえたったらええねん。
でも、やっぱせこい部屋やけど晴れた日には富士山も見えるここから
動きたくはねぇよったな人もぎょうさんおるがな。
(ちなみにあたしゃ九州人やけど)
当然情報公開も抱き合わせやね。
そーなった時はねーあたしゃねーどーしよーかね?
460武智船長:01/09/29 04:57 ID:RSn8QBKY
あともちっとマジレスすっと、
どーやって中国と折り合いつけて、
米軍追い出すか、ってこと考えたいっすねー。
案?案 案 案・・・
台湾とモンゴルで・・・えーと・・・
逝ってキマス
461ゼントラーディ軍:01/09/29 05:10 ID:po5zrsQM
≫457
無意識。それほど大げさな無意識を想定しているわけではなく、日常会話
でよくつかうレベルでの無意識を出来うる限り意識化することが正確なる認識を
追求するのならば必要不可欠なものだと言ったんだ。深層心理というと、どうも
リビドーとか、奥の奥の奥を考えてしまいがちだから、無意識という言葉にした
のだが。そもそも俺は初めの問いには無意識という言葉を使っていない。

>思考にあらかじめ偏りがあるのは、イデオロギーと言うんじゃなかったか

俺はこう問題提起した。もしくは思考過程に価値判断を混入させているのでは
ないか、と云う具合に問うた。勝手に表現を変えてもらっては困る。随分意味が
変わってくる。

俺が批判したのは、あなたが反論のための反論で苦しい言葉の遊びをしている
ことについてだ。アホでも分かる表現、アホしか騙せない表現。これがあなたの
好き嫌いに左右される恣意的な産物であることについての反論が無い。おれは
これを聞きたいのだ。他意がある無い、そんなもので反論された気になって
もらっては困る。問いに正面から答えていない。

このスレが正確なる認識を追及しようとするものではなかったら、俺はいちいち
人の好き嫌いの素朴な吐露について突っ込んだりしない。
人はとかく好き嫌い、感情に左右されるもの。人を批判する際に、それは一番、
顕著に出る。その分かりやすい発言があなたのブッシュ演説批判であった訳だ。

もちろん人間は好き嫌いから脱却など出来ない。ただ物事を公平に語らねば
ならない局面では自らの偏りを意識化しようとたゆまぬ努力をすることが肝要。
そういった試みがこのスレのテーマではないのか?

気になって仕方がなかったんだ。誰かが突っ込んでから、意見しようと思って、
1日置いたんだが、誰も突っ込まないようなので俺が突っ込んだ。
アホでも分かる表現を、現在世界最高峰であろうブレーンが練りに練って実現
しているのはまさしくアメリカ。ブッシュの問いかけ以上に分かりやすく明快に
戦争を遂行する際の支持を集めるための演説はなかなかないぞ。あれ以上、どう
削る?増やす?目的は戦争遂行のための支持集め。薄弱さんは代替文言があるの
かい?戦争に勝てなくなるような文言はなしで。
462薄弱:01/09/29 17:05 ID:EsDP6O1M
>>461
>そもそも俺は初めの問いには無意識という言葉を使っていない。

これは単に折れが折れを、そして一般的人間を表現するために使っただけ。
「折れは自分の深層意識をコントロールできるような神の如き人間でわない」ゆう事。
これわ、謙遜でもイイワケでもない単なる自覚。

>思考過程に価値判断を混入させているのではないか、と云う具合に問うた。

それについては、「好き嫌いや勝手な価値判断を極力排するように努めているが、
そりゃ人間だから自分の深層意識の中に好き嫌いや価値判断が混入してるかもしれない」
と、傲慢でも謙遜でもなく誠実に応えたはず。
自分の認識力の不確かさを認識することも「正確な認識」でわないのかね?
折れは好き嫌いや価値判断を排して正確に認識できるんだ!と思いこむことが「正確な認識」かね?

>もちろん人間は好き嫌いから脱却など出来ない。ただ物事を公平に語らねば
>ならない局面では自らの偏りを意識化しようとたゆまぬ努力をすることが肝要。
>そういった試みがこのスレのテーマではないのか?

まったくその通りだが、
なぜこのセリフを、君が折れに向かって言えるのかが分からない。
自分の認識力の不確かさを認識できなければ、このセリフを実行する事はできない。

>アホでも分かる表現、アホしか騙せない表現。これがあなたの
>好き嫌いに左右される恣意的な産物であることについての反論が無い。

じゃあ聞くが、
ブッシュの一連の言動のどこが「アホしか騙せない表現」じゃないとゆうのかね?
ソレ以前に、君はブッシュの言うことを信じているのかね?
ちなみに、ブッシュが「アホしか騙せない表現」をしている事の論拠となる
ブッシュ批判やアメリカ批判は、それこそ>>1以来様々な角度で散々行ってきたとおりだ。
それが違うとゆうなら、君は反証をしなければならない。

>ブッシュの問いかけ以上に分かりやすく明快に
>戦争を遂行する際の支持を集めるための演説はなかなかないぞ。あれ以上、どう
>削る?増やす?目的は戦争遂行のための支持集め。薄弱さんは代替文言があるの
>かい?戦争に勝てなくなるような文言はなしで。

とゆうのがナゼ前提になるのか?
我々のギロンは、アメリカを勝利に導く大統領演説を考える為にあるのか?
むしろ、そのウソを見ぬくためにあるのだろ。
君のコメントの、根本的矛盾がここにある。
君の論旨は「アメリカ大統領ブッシュは正しい」とゆう前提がないと成立しないことに気づいているかね?

ああそれから、このスレにおいて議論とは、自分の主張を通す為にあるのでも、
合意形成、コンセンサスのでっち上げの為にあるのでもない。
みんなが色んな視点を持ち寄って「正確な認識」に近づこうとゆう試みだ。

>俺が批判したのは、あなたが反論のための反論で苦しい言葉の遊びをしている
>ことについてだ。

とゆうのは、「議論で相手に使われると図星すぎて痛い常套句を
先に使って使用済みにしてしまう」とゆうよくある議論テクとお見受けしたが、
君は、議論をバトルかなんかとカンチガイしてやしないかね。
折れは、自分が「裸の王様」であることも「妄想オナニスト」であることも
「好き嫌いや価値判断を深層意識から拭い去れない神ならぬ人間」であることも
潔きよく認めているつもりだ。
君のコメントに、議論に勝つためだけに用意されたようなセリフが散見されるのはどうゆうことか?
君は、正確な認識を追及したいとゆうより、自分の正しさを主張したいだけなのでわないか?
463緑川だむ:01/09/29 20:31 ID:l90L.3eg
>>436

グローバリズムのもたらす災害の本質は、1件あたり100万ドル程度の
プチ投資家の群れが世界中に投資したあげく、「オレが金を貸したんだか
らオレの言うことを聞け。言うことを聞かなければカネを引き上げてあん
たの国を潰す」と自分たちの論理を押しつけていること。

これが少数の銀行だったら内部情報を出しての説得も出来るが、顔の見え
ないプチ投資家の集団だから、投資家的な欲望と衆愚的な衝動の両方を備
えた最悪の行動をとる。

つまり、ちょっとでも調子のよい国があると大量にドルが流れ込んできて
バブルを発生させ、でもってわずかでも調子が悪くなると一気にドルを引
き上げて通貨危機を発生させる。タイやマレーシア、韓国、ロシアは全部
このパターンでひどい目にあった。

要するに、ムダに短期資金が大量に流れていることが根本的な問題なわけ
だ。


で、効用逓減の話だが。

「しもたや」てぇ言葉が関西にはあってな( ・・)/

漢字で書くと「仕舞屋」となるんだが、要するに商売で成功して、あとは
資産の金利で生活してる人のことだ。以前は店舗だったのが営業をやめて
しまっているのでこう呼ぶらしい。

そう考えると上記のプチ投資家と似たようなものと言う考え方もあるわけ
だが、こーゆー人たちはわずかな金利の差を求めてあちこちの怪しげな国
に投資するようなデンジャラスな事はしないんだな。不動産を所有して、
地代収入や家賃収入を得ることを主な投資対象にしている。つまり、ロー
リスクローリターンに徹して、親からもらった資産を減らさない事を最優
先事項にしてると言うこと。もっとも、今は相続税の問題があるので法人
にしてる例が多いが( ・・)/

京都当たりでは一番軽蔑されるのが成り上がりという風習があって、祇園
でマトモに人間扱いされたければ少なくとも3代は資産家を続けなきゃい
かんのだな。

そういうふうに投資家の周囲にある雰囲気が「アメリカ人みたいな貧乏く
さい拝金主義」ではなくて「継続して資産家であり続けることを尊ぶ」よ
うになれば、大量のカネを短期資金でうろつかせることがいかに危険でみ
っともない行為であるかわかるはずなんだな。


「金持ちケンカせず」という言葉もあるように、「ある程度の資産があっ
たら欲望むき出しにしてマネーゲームを続ける事は愚かである」というモ
ラルを作り出すこと。おそらくそれがグローバリズム災害を減らす最大の
方法なんだと思う。
464 :01/09/29 21:21 ID:h4PahfSA
>>1
今回のテロでまっさきに思ったのが貴方のような考えた方。
スレを立てた日付をみて、また尊敬したよ。
マスコミは、テロの悲惨さや報復の方法など本質から離れた
報道に躍起になっていて 食傷気味。
465蒟蒻:01/09/29 21:34 ID:TqMw6uWc
>>461-462

ゼントラーディ軍さんは、緻密な議論の結果を「アホでも分かる表現」に
かみ砕いて広く一般に伝える、アメリカ上層部の“プレゼンテーション能力”を
評価している。

一方の薄弱さんは、その緻密な議論の結果そのものを、
そりゃチガウんじゃないか、と問うている。

二人の議論が噛み合っていない理由は、ここにあるのではないでしょうか。


「正確なる認識」については、二人はまったく同じことを言ってるように見えますが。
つまり、真の意味での「正確なる認識」などありえず、むしろそこを出発点として、
限りなく「正確なる認識」に近づけるよう努力するべし、という。
466貧農:01/09/29 23:26 ID:arZuwA/I
いや、、明らかに全然違うこといってる。
「アホにもわかるような事しか伝えられない、その制約の下にしか行為できない、
なぜならそれはデモクラシーの本質だから、そして政権こそそれに最も依拠するから」
ってのは価値判断、好悪じゃなく論理的に自明だ。その極端な典型がたまたま
アメリカという国家ってことが薄弱氏においては自明過ぎて説明もしてないがw、
前提からして正確な認識の埒外だよってことじゃない。
アメリカじゃなくて近代というシステムを問うているのでないか、噛み合う以前。
467grave as a judge:01/09/29 23:27 ID:R2dpMHw.
多様性という言葉が出たけど、多様性というのは選択肢が多いからこそ、多
様性があるという事が言えるのではないだろうか。結果的に多様性に見えて
も個々として見た時、選択肢が限られているようだと多様性とは言えないので
は無いか。これからは、いかにして個人の選択肢の幅を大きくしていくか。
あらゆることが、主体性を持って選択できるように努力する事が必要になっ
てくるだろうね。
グローバリズムがアメリカナイズだとしたらそれは選択肢を限定する行為で
あり、真のグローバリズムとは言えないと思うね。
自由といっても選択肢が無いのでは、窮屈な自由でしかない。
選択肢を広げる事が真のグローバリズムだと言えるのではないか。
そう地球革命だ。全ての人間が、全ての場所であらゆることをいつでも自由
に選択できる。そんな地球規模の革命が必要とされているのではないだろうか。
これからは個を抑圧するものが、裁きを受ける気がする。
アメリカは他国の個を抑圧し、イスラム原理主義は自らを抑圧し、テロは一
般市民を抑圧する。個の抑圧が別の抑圧を生む、個の開放がこれからの課題
と言えよう。
どこまで個を開放できるか。神は、どこまで人間の開放をお許しになるか。
民族、国家、宗教、人種あらゆるものが個を抑圧する因子なのである。
人間の可能性に限界はあるのか。多様性を失った種が滅びの道を歩むように、
多様性に不寛容な人間は絶滅の危機に瀕するであろう。
468名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/29 23:48 ID:gCaztgUg
こういう長文使って議論するのは
2ch向きで無いことがよーく判ったよ。
469 :01/09/30 00:09 ID:wCJ8jPtY
>>1は最初のほうのレスのなかで自分なりの結論出しているよ。
>「他者の自由を侵さない範囲で、自由を許す」って。

↑これは謙虚になれっていうより普遍のルールみたいなようなもんだと思う。
そんなのに気付いてない振りをしておこぼれ頂戴する先進国も無責任だけど
確信犯的に荒っぽいやり方で貪り続けるアメリカには限界を感じるね。
470晩秋の夢想 :01/09/30 00:12 ID:tyJDYr6c
1>やれやれ、グローバリズムの名を借りたアメリカ全体主義も終了だね。

有事のアメリカは強い。その国民も大統領もアホではない。
でー、アメリカンスタンダードは、他力本願では終わらない、残念だけど。
471緑川だむ:01/09/30 00:25 ID:TpBG0H1U
>>470
アフガン戦争にはアメリカは勝つだろう。けども、この戦争がもたらした
リセッションにグローバリズムは耐えられるのかというのが気になってる。

WW2の時は相手が日独連合軍で強大だったから、まる4年近くも戦争が続
けられて消費の縮小を補うだけの軍需が生じたが、今回は相手が小さすぎ
る。湾岸戦争のときは、そこそこマトモな軍隊を持った国家が相手だった
ので機甲師団を含む40万の陸上兵力と2000機の航空機を動員したが、今
回はどうみてもそうはならない。ロシアか中国がタリバンの背後にいて、
そこから補給が受けられると言うなら別だが。

つまり、今回の戦争を遂行する結果アメリカの不況はさらにひどくなる。
すでに失業率も急上昇を始めた( ・・)/

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010929-00000850-jij-soci

グローバリズムの正統性は、つまるところ経済成長をもたらして失業率
が低下し好況になることができるという点しかない。経済の再構築に伴
う一時的な失業が発生しても、経済全体のパイが拡大するのでやむを得
ないというのがサッチャリズムに始まって小泉構造改革に至るグローバ
リズムのタテマエだった。

逆に言うと、グローバリズムが全地球レベルでの不況と失業をもたらし
て経済すべてのパイが縮小する結果をもたらすのであれば、グローバリ
ズムの押しつけは単なる迷惑でしかなくなる。たぶん、1929年もか
くやというほどの恐慌が来るぞ。

なんだな、経済システムの自由化が徹底した結果、現在の状況を説明す
るのに1929年の恐慌がモデルとして非常に近いモノになってるよう
な気がする。ほこりをかぶってるマルクス・レーニンの本、鵜呑みには
できないけど再読する価値はあるかもしれんぞ( ・・)/
472貧農:01/09/30 00:44 ID:/FTL2k46
>>470
アメリカ大衆=政府・・他ではともかく有事ではアホかと思われ。
正常な認識なぞ「勝つ」という国家的原則の前にかすむ、のは一般的としても
その原則の強度とかすみ方が尋常ではない。イスラムとイスラエル並(w
原爆投下、赤狩り、ベトナム、核軍拡、パレスチナ問題
ただ運が良かったのと、問題先送りされてるだけ。

逆にイスラム原理国家も「平時では」、いい福祉政策、教育政策してるらしい。
473名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 00:52 ID:nqRl37TM
アメリカ経済が低迷期に突入するところで、ブッシュ電波少年的大統領を
選んだアメリカが笑えるとこ。
474ゼントラーディ軍:01/09/30 01:57 ID:y/JXcp5.
344でも云っていることだが、俺は物事を認識しようとする際に、さしあたり
己の好き嫌いを抜きにして、ただ現実として行われている事象がその主体者の
目的実現にふさわしいものかどうかを考えようとする。俺はアメリカを全面的に
支持するとはっきり言っているし、薄弱さんはグローバリズム終了ということを
自らの旗印としている。われわれの議論は一定方向だけに向いたものではなく、
ありとあらゆる角度から行われるものだろう。すくなくともアメリカの欺瞞、嘘
を見抜くことだけに議論は前提されていないし、そのような立場からの発言
ばかりでもない。いうまでも無いことだとは思うが、念のため。

俺はテロリストの活動を一切支持しないし、出来うる限りその害悪から日本が
免れるためにはどうすればいいのか、と言うのが俺の基本的立場。
どうもよくわからない。あなたは議論の方向を一方向に限定しようとしている
のか?議論と言うのは立場の違うものが侃侃諤諤、己の主張を互いに戦わせる
ことに意義があると思うのだが。

あなたの云う根本的矛盾の意味がさっぱりわからない。どうして俺の論旨が、
「アメリカ大統領ブッシュは正しい」とゆう前提がないと成立しないことに
気づかないといけないのか?現状分析と価値判断は全く別物だろう。
俺は今回のテロリストの活動を全く認めないという価値判断をしている。
「テロリストは間違っている、おかしい」というのがおれの価値判断の前提だ。
あなたのアメリカに対する価値判断と近い感情であろう。全く同じとは云わん。
だからといって、今回のテロリストが今後どういう言動をすることがテロルの
目標の実現につながるかを俺が考えることがおかしいと言うものではない。

現状分析と価値判断は全くの別物。まずこれを旗印にするべきだった。
475晩秋の夢想 :01/09/30 02:31 ID:tyJDYr6c
>>471
なるほど、世界規模の大恐慌でグローバリズム終了ですか。歴史が教える
ように大恐慌以降、経済ブロック化に移行するとなると、何の準備も無い
わが国にとって悪夢ですな。テロ問題では、アメリカが自信を無くして
投げ出さないよう最大限の支援が必要ですね。

問題は、アメリカご都合主義の見方によれば脆弱なグローバリズムに従属
しない独自の長期戦略がわが国に有るかです。経済は生き物、小泉構造改革
が長期戦略にたって方向転換できるか多いに疑問です。
476薄弱:01/09/30 02:34 ID:8hLjBp7c
>>463
マターリ利子生活でもしてりゃイイもんを、
一部の金持ち衆愚が気分で好き勝手にアチコチ投資したり引き上げたりすっから
混乱するってか。
しかも、それはあくまで一部の小金持ちであり、大衆の総意ではないし。
資本主義の「市場の見えざる手」の淘汰能力はワリと健全かと思っているが、
ヤパーリ民主主義が封建独裁に対する「安全装置」に過ぎないように、
リーダー(パトロン)がアホな場合にミナこけるのを防ぐ安全装置に過ぎないか。
リーダー(パトロン)がホントにイイ奴なら、封建独裁の方が効率いい部分は確かにあるが、
それわやっぱレアケースなので、投資家が世界を動かすのも、ある種の権力分散として仕方ないか?
ただ、投資家は意志やビジョンを持って世界を動かそうとしてはおらず、ただ何かに反応してるだけ。
「良いモノやサービスを作るれば大衆に売れるし、悪ければ淘汰される」とゆう、
民主主義を補完する本来の資本主義精神とは、ちと違うコトになってんのは確かだな。
「一票の格差」どこじゃない(藁
「衆愚」と「バカ殿」この2つのリスクの、ハンパにあいだを取ったよーな状態かね?

>>464
アメリカ的な発想が手痛いシッペガエシをくらうコトは、
かなりのヒトがなんとなく予想してたろう。しかも共和党だからなあ。
民主党やクリントンは、まだヒッピー的なカウンター精神を許容できた気もするが、
共和党ってなんか挙国一致つーか、戦争向きの政党だよな。折れの偏見だけど。

>>465-466
いや折れも正直、議論のためのギロンにナっちまって良く分かんなくなっちった(藁
本質を離れて言葉の齟齬矛盾を突き始めると、意味を離れた言葉の迷路になっちまうからなお互い。
ま、リーダー達の対大衆プレゼンテーション能力に点数付けんのがテーマじゃねーのわ確かだ。
デモクラシーの「数のファシズム」「衆愚現象」とゆうネガな部分、
「近代とゆうシステム」を語るのに、アメリカほど分かりやすい狂言回しはいねーな。

>>467
このスレが、君のイメージを整理、言葉化するキッカケになったのなら幸いだ。
こんどわ、もいちどソレを解体して遊んで見ねーか?
全然カンケーねーけど、なにもかも出尽くしちった現在において、
オリジナリティとは、既存を抜粋し、既存同士の新しい組み合わせを見つけ、
TPOに対する新しいプレゼンテーションの間(マ)を見つけるコトなワケだが、
ちょい別の視点からゆえば、オリジナリティとわ「本人であること」
「ガイシュツだろーがナンだろーが自力でそこにたどり着くこと」だと思うずら。
それがかつて「革新性」とか「唯一性」とかゆう一発芸の比喩に使われてたダケ。
君のコメントは、確かにガイシュツとゆえば禿しくガイシュツなのだが、
なんか「自力でそこにたどり着いた」匂いがチョットダケすんだよね。
ま、もちっと遊んでけや。折れ様がエラソーに許す(藁

>>468
ヤフ板じゃもっとムリだろ。
クリアせにゃならんツマラン要求水準がいちばん少ないのが2chだろ。
(その代わりに間や空気読むセンスが求められるが)
つまり、ハナシそのものに集中できる。やり様だけどな。
477晩秋の夢想 :01/09/30 02:43 ID:tyJDYr6c
>>472
[アホ]の定義が難しいですね。(w
結果で判断しましょう。建国以来、唯一のスーパーパワー国
に登りつめたアメリカは、少なくとも[アホ]の一言で片づけ
られる柔な国では無いですね。有事の対応は、多人種集合国家の
宿命でしょう。それに、ブッシュの場合カーボーイの血が騒ぐのでしょう。
478緑川だむ:01/09/30 02:57 ID:9BHums0c
>>475
問題は、恐慌が来た後ブロック経済に移行->ブロックの奪い合いで戦争、
という前回のパターンにはなりそうにないって事。前回はイギリスもまだ
大国だったしドイツも無視してよいパワーでは無かったからブロック化の
道を辿って戦争になったが、今回はそういうパワーがない。というか、ア
メリカ一カ国だけが超大国であとは地域大国レベルの国しかない。

それに、レアメタルや中東原油のように偏在の激しい資源に頼り切った部
分が大きすぎ、モノとマネーをブロック内で回すことが不可能になってる。

アメリカ初世界恐慌のシナリオはもう少し精査しておきたい。経済板あた
りにも参入キボンヌ( ・・)/
479薄弱:01/09/30 03:09 ID:8hLjBp7c
>>469-470
アメリカの能力はスゴイよね、能力は。
今回のテロが「アメリカンスタンダード」にどうエフェクトを与えるか、
まだ結果は見えない。ただ、かつての対日経済戦争やベトナム戦争での
「弱者への敗北」で得た経験、視点も、そろそろ熟成されてきたコトだろ。
アメリカがアホでないなら、そこに期待しとくわ折れ的には。

>>471
グローバリズムは「パイと選択肢の拡大」であってほしいのう。
いまプロレスとか格闘技の世界が多団体乱立で、面白い検証サンプルになってんじゃん。
その選択肢の拡大が、パイの拡大につながるのかどーか。
ところで、全然カンケーねーけど元寇を思い出したよ。
アメリカはこの闘いに勝っても、一寸の領土も得ないし、賠償金を請求できる相手もいない。
鎌倉幕府はソレで滅びたんだよな。

>>472
よくゆわれるが、世界的に見ても日本ってやっぱすげー内省的だよな。
それがひとつのモデルケースとして機能してくんねえかな。

>>473
ショウビズと心中すんのもアメリカらしくていいが、世界を巻添えにしないでね。

>>474
「折れはアメリカを支持する」とゆうあまりにも明確な価値判断があるのに、
「価値判断抜きで正確に認識しろよ」とかゆおーとするから、
矛盾しちゃうってゆーか、矛盾は別にいいけど、ゆってることワケわかんなくなっちゃうんだよ。
現状分析と価値判断は違うし、議論の内容によってコトバのイミ自体も違ってくるが、
君のアメリカ支持が価値判断でわなく現状分析だとゆうのなら、
折れのアメリカ批判だってそうだよ(藁
君は一般的な対症療法を、折れは別の視点から根本治療をオススメしてるダケのこと。
それに、折れは別にアメリカ批判を自己目的化してるワケじゃねえ。
「テロ→報復とゆう対症療法もそれはそれで必要」とか
「それを当事者意識や現場感覚とともに一生懸命やってる奴を揶揄する気は無い」とか
さんざん逝ったじゃねーか。
相手に分かりやすい旗印を背負わせ、議論を白黒分かりやすい「勝負」にしちまうのわ、
イーカゲン不毛だぜ。
敵の在り方や勝敗の位置付けが不明瞭な今回のノーブル・イーグル作戦が、
それを象徴しているよ。

>>475
グローバル経済って世界平和を前提にしてるから、
地域ごとにシェルターに逃げ込むよーな経済体系も想定しとかなきゃならんかな今や。
ま、今回の件は「戦争」でわなく「ちょっと大掛かりな捕り物」ぐらいにしといてくんねーかな。
480晩秋の夢想 :01/09/30 03:55 ID:tyJDYr6c
>>478
漏れも、「ブロック間の奪い合いで戦争」までは想定していません。
悪夢とは、わが国がどのブロックにも入れず孤立する危険性です。
レアメタルや中東原油の争奪戦を乗り切る外交力が有るとも思えないし。
最悪の場合、猫のようにアメリカに擦り寄って凌ぐしかないですな。(藁
481貧農:01/09/30 04:23 ID:SPxWKiA2
>>474
>どうして俺の論旨が、
>「アメリカ大統領ブッシュは正しい」とゆう前提がないと成立しないことに
>気づかないといけないのか?
前提があること自体の当否を吟味するという、浮世離れしたスレだからだよ(w
オレもアクチュアルな提言はしたし、もうしたくないけどさ、
この巨大テロ事件は、「テロ」というだけあって、隠そうとしてもやっぱり思想的事件なんだよ。
勿論犯人のやった事は到底許せない。八つ裂きにしてやりたい感情は満場一致だろう。
この段階で背景を云々すべきでないのかもしれない。

だが事態の最善の解決のためには、こうした迂遠で浮世離れした論議を通して、
この世界が盲目的に自明ととらえてる認識体系を跳躍する必要アリ。
これはなんのイデオロギーとも関係ないよ。オレ自民or民主支持だし(w。
ヴァリューシフトとでもいうか視点を動かされざるをえないのさ。物理的にいっても。
相手がいつでもこの社会を殺す能力(意志)を持っている、ということだ。
それにはそれなりに理由があるということ(具体的には米の中東政策)
だが中東政策の論議ではないのだな(w、そうあらしめるものを問題にしてそうなの
482薄弱:01/09/30 04:24 ID:8hLjBp7c
グローバルってうまく使えば、いままで埋もれていた地域特性を
引き立てられるかも知れんのだよな。「全世界の為のアイデアのヒント」として。
地域ごとにシェルターに逃げ込むよーな「ブロック経済」でわ、
「何処の仲間にも入れなかった」とゆう、必ずアブれる奴がでてくんのかも。

かつては戦争が世界を広げていたが、いまわ逆か?
483名無しざんす:01/09/30 04:35 ID:yz3bGz4.
ここんところのギロンは「レトリック」と「悟り」をめぐるギロンに逡巡してた
ようだけど、やっと正常に戻ってきたなってところかな。

僕自身ゲリラ的にしか書きこまないけど、ヤパーリ両者に言いたいことはあるね。
薄弱氏とゼントラーディ軍氏はお互いの弱いところを互いに突き合ってたって感じだね。
薄弱氏の言う、本質的なるものはお互いに共有してたと思われる。
かたや、アメリカンスタンダードの浸潤による弊害を指摘し、ゼントラーディ軍氏は
それでもアメリカ的価値観に則って追求して行くべきだ、みたいな。
反論はあるでしょうが。
私のようなマイノリティーには、どうしても理解できない問題があるのです。
それは、両氏ともにアメリカ的思考形態に属されていないか?ってこと。
ゼントラーディ軍氏は明確にアメリカ的価値観を信奉してると吐露されてるし、
薄弱氏は一見反米的な感がするけれども、「正確な認識」とかってスローガンを
提起してる。
虐げられてるマイノリティーとしては両者ともにマジョリティーの意見なわけで。
どうしても払拭できないのは、氏のいう「正確な認識」っていうスローガン。
これ自体価値判断を前提にしてるんじゃないのかな?
そもそも、正確な認識=多様性の認識ってナニ?

価値判断を抜きにそもそも判断ができるか否かってこと自体問題だけど、
薄弱氏が徹底してニュートラルな立場から意見しているとも思われない。
ニュートラルの立場に立つことはそれこそ、多様な意見を取りまとめた上で、
初めて可能になる困難な立場であると思われる。
その際も、やはり「中立であろう」という価値判断が作用していることにも要注意。
薄弱氏は自己の立場の危うさみたいなものを自覚的に認識しているようだけど、
「自覚してるぜ」ってだけでは免責されない事象もあるわけで....

僕自身の根底にどういう思想が潜んでいるかはこれまでのレスで了承済みだと
思うけれども、薄弱氏の言う立場もそれなりのバイアスがかかってえいることは
否めないハズ。
薄弱氏の論拠か例示かわからないけど、示していた「ポジティブな敗北主義」も
非常に脆いシロモノであることを自覚されてます?
あげあしとりとか、不本意に扱われたためにその後の反論を躊躇したけれども、
あの例示を持って「ポジティブな敗北主義」を持ち上げるわけにはいかないな。
それほど、日本の歴史や外交を含めた国策は単純ではないはず。
天皇問題などその最たるもの!

こんなこと書いてるけど悪意はないんでね。
このスレが正常に続いてきているのも薄弱氏の真摯な対応が奏効したものと
思ってるしね。僕などはそれに便乗してるだけですし....

因みに僕の次の質問にも答えてチョ!


 僕にわからないのは「正確な認識」って
 いう場合の「認識」の概念規定、加えて、「自由」っていうコトバで何を意味している
 のか?ってこと。
 いずれも簡単には定義できないコトバだし、様々な分野でこれまでいろいろ言われているけど、
 二つのコトバで何を言わんとしているのか?いずれも日常的に使われる言葉だけど、
 実はもっとも説明困難なコトバに属するのではないかな?そういう、僕にも明確に
 定義はできないんだけど.....
 だから尚更薄弱氏のそれぞれの概念定義をうかがいたいところ。


相変わらず長文レスでごめん....
484薄弱:01/09/30 04:44 ID:8hLjBp7c
>>481
とりあえず、折れ知らんので「アクチュアルな提言」の国語辞書的な解説キュイヴォンヌ。
あと、文章のケツ切れてんぞ(藁
このスレは「具体的な対案」や「各自の思想的な一貫性」や「アクチュアルな提言?」を
あえてシバリにしないことでフレキシブルな思考を可能にしているワケだが、
シロート論評としてわ、ワリと良心的なスタンスだろーな。
485貧農:01/09/30 05:35 ID:SPxWKiA2
「そうあらしめるもの」との文末は、スレ主の言葉を借りれば認識論な
らぬ信念論に対する疑義というつもりですな。
その二項対立は実はよく解らないとずっと前レスでいったけど、自分で
使ってもーてた(w
解説してよ。。。
486薄弱:01/09/30 06:10 ID:8hLjBp7c
>>483
>私のようなマイノリティーには、どうしても理解できない問題があるのです。
>それは、両氏ともにアメリカ的思考形態に属されていないか?ってこと。

折れはアメリカ大王様のおかげで先進国生活ができてる一市民に過ぎねーし、
折れが「アラブの立場も考えてやれよ」とかゆーのも、
そーしないと、折れ達の欧米先進国的ぬるま湯生活がテロられちゃうからに過ぎない。
ただ、この状況は折れが生まれる前から既成事実として強引に展開されてたモノだし、
「おまえら結局アメリカに甘えてるくせによ」とかゆわれても、知るか!ってカンジだけどな。
ところで、君はどんな風にマイノリティなのか是非ききたい。

>虐げられてるマイノリティーとしては両者ともにマジョリティーの意見なわけで。
>どうしても払拭できないのは、氏のいう「正確な認識」っていうスローガン。
>これ自体価値判断を前提にしてるんじゃないのかな?
>そもそも、正確な認識=多様性の認識ってナニ?

君のマイノリティとしてのスタンスが分からんと答えにくいが、
単純なハナシ、「世界は多様なんだよ!」とゆーのわ正確な認識だべ?
例えばアメリカは、多様性に対するキャパ自体は、実は日本よりずっとあるのかも知れん。
でもそれは、「アメリカの正義」を理論武装するネタになっちまってるし、
またキャパの広さにナマジ自信があるぶん、そのキャパの範囲を越えたときの錯乱ぶりもひどい。
アラブの立場をホントに理解してるとは思えないんだよね。
極端にキャパの狭い鎖国江戸幕府の日本が、なぜ開国明治維新に対応できたのか。
これを反例にすると分かりやすいかも。かえって混乱するか?
あと、「『正確な認識』とて、ひとつの価値判断でわないのか?」とかゆう、
言葉の辞書的意味を弄ぶよーなコトバアソビはいーかげんヤメにしない?
君のマイノリティとしてのナニか特別な想いが明らかになれば、
コトバアソビ以上の何かが出てくんのかも知れんけど。
折れ自身、書いてるコト読めばだいたい分かると思うが、
カルトやマイノリティにさえ属せない孤独な人間でもあるのでね。

>価値判断を抜きにそもそも判断ができるか否かってこと自体問題だけど、
>薄弱氏が徹底してニュートラルな立場から意見しているとも思われない。
>ニュートラルの立場に立つことはそれこそ、多様な意見を取りまとめた上で、
>初めて可能になる困難な立場であると思われる。
>その際も、やはり「中立であろう」という価値判断が作用していることにも要注意。

前にも書いたが、クルマの変速機でニュートラルと逝ったら、
ローギア1速とトップギア5速のあいだをとって3速、でわないだろ。
どのギアにも属さず、どのギアにも逝けるのがニュートラルだろ。
自分の立場やスタンスなど、その日の気分で選ぶぐらいのほーが健全だし、
ぜんぜん困難じゃねーよ。むしろ無責任でラクなぐらいだ。
折れはいかなる立場や価値判断も自己目的化しないし、
立場や価値判断から解脱する(=自分が俗な人間であることを否定する)ことも自己目的化しない。
どのギアにも属さないダケでなく、どのギアにも逝けるのがニュートラルだ。
じゃないと、クルマ進まないじゃん。

つづく
487薄弱:01/09/30 06:11 ID:8hLjBp7c
つづき

>薄弱氏は自己の立場の危うさみたいなものを自覚的に認識しているようだけど、
>「自覚してるぜ」ってだけでは免責されない事象もあるわけで....

やっぱ、ニュートラルを「危うい」と感じるのかなあミンナ。
折れにとって、背負う旗印など「今日は何色のシャツ着てこっかなー」程度の問題にすぎんのだが。
 >薄弱氏の言う立場もそれなりのバイアスがかかってえいることは否めないハズ。
とかゆわれても、別に否む必要もないんですけどお・・・・

ちなみに「ポジティブな敗北主義」と「天皇問題」を絡めるとゆーことは、
そーゆー史観の持ち主と考えていいのかな?
折れは学生時代、ゼミの教授に「天皇制はシャレである(べきだ)」とゆって、
青筋立てて怒られたコトがある。
天皇ってさ、賛成にしろ反対にしろ、ミンナすげームキになんじゃん。
それがダメっつーか、天皇の使い方を間違えてると思うんだけどね。
だから、右や左のアホどもが、賛成とか反対とかゆって自己主張のダシにしちゃうのよ。
天皇なんて、なんの実体=シバリもない、
便利な仮想アイデンティティとして利用すりゃあいいダケのモノ。
社会主義と心中して崩壊したソ連と違って、
日本のアイデンティティは天皇とゆう、なんの実体もないものだったから、
他の文化や主義主張をイイトコドリしてうまいこと生き延びてきた。
それが、明治維新や太平洋戦争のよーな、
天皇に対して賛否問わずムキにならざるを得ない状況が、
ここ1.5世紀のあいだにいくつかあったからなあ・・・
いつの間にか、江戸幕府のエタヒニン政策の流れである同和問題まで
天皇制とリンクして語られてるし。

>因みに僕の次の質問にも答えてチョ!

悪いが、概念規定ゴッコに興味ないんだ。すべての言葉は比喩にすぎねーし、
言葉が現実=カオスを越える事はありえないんだよ。
それが逃げでないことは分かってもらえると思うが。
ま、概念規定がトランキライザーがわりになるときは折れもやるが、
たいていは、言葉に比喩以上のモノを求めると、ギロンが膠着しちゃうんだよ。
488名無しざんす:01/09/30 07:38 ID:7FfOl0WM

>君のマイノリティとしてのスタンスが分からんと答えにくいが、
>単純なハナシ、「世界は多様なんだよ!」とゆーのわ正確な認識だべ?
>例えばアメリカは、多様性に対するキャパ自体は、実は日本よりずっとあるのかも知れん。
>でもそれは、「アメリカの正義」を理論武装するネタになっちまってるし、
>またキャパの広さにナマジ自信があるぶん、そのキャパの範囲を越えたときの錯乱ぶりもひどい。
>アラブの立場をホントに理解してるとは思えないんだよね。
>極端にキャパの狭い鎖国江戸幕府の日本が、なぜ開国明治維新に対応できたのか。
>これを反例にすると分かりやすいかも。かえって混乱するか?
>あと、「『正確な認識』とて、ひとつの価値判断でわないのか?」とかゆう、
>言葉の辞書的意味を弄ぶよーなコトバアソビはいーかげんヤメにしない?
>君のマイノリティとしてのナニか特別な想いが明らかになれば、
>コトバアソビ以上の何かが出てくんのかも知れんけど。
>折れ自身、書いてるコト読めばだいたい分かると思うが、
>カルトやマイノリティにさえ属せない孤独な人間でもあるのでね。

マイノリティーってのは、このスレでの自分の立場を言ったまで。
ところで、上記の薄弱氏のギロンだけど、僕はまったく逆の立場なんだな。
まず「世界は多様なんだ!」ってのは、自明のことじゃないの?
あえて強調するまでもなく。
それと、開国後の日本の立場はむしろ多様性に対する受容力があったからこそ、
あるいは、それほど確固としたパラダイムを有していなかっらからこそ、
西洋文明を受け入れて、それこそ「脱亜入欧」とかいって、それまでの中華圏
を脱して、逆にアジアの国々に対して西洋の模倣による一見優位に見える立場に立ち、
アジアで最初に野蛮あるいは未開を脱して文明に近づいている、
あるいは半開の立場から同様に西洋的帝国主義の模倣の挙句に植民地政策に
乗り出したのではないかと思われる。

また、アメリカが日本以上に多様性に対する受容力があるんではないか?っていう
意見にも反対だな。
アメリカがそれを実践できてるか否かはこれまでの歴史や政策を見ればわかるわけで。
最近の例でいえば、共産主義は受け入れられないがために、レッドパージしたり、
1国を巻き込んで泥沼の戦争してみたり.....
あくまで、アメリカンスタンダードを踏まえた上での、多様性には柔軟に対応できても、
アメリカ的価値や尺度を超えたものに対するアメリカの態度は決して柔軟とは言えないよね。

つづく...





>因みに僕の次の質問にも答えてチョ!

悪いが、概念規定ゴッコに興味ないんだ。すべての言葉は比喩にすぎねーし、
言葉が現実=カオスを越える事はありえないんだよ。
それが逃げでないことは分かってもらえると思うが。
ま、概念規定がトランキライザーがわりになるときは折れもやるが、
たいていは、言葉に比喩以上のモノを求めると、ギロンが膠着しちゃうんだよ。


あげあし覚悟で言うけど、概念規定なきままに、議論を重ねて「正確な認識」っていう
スローガンが成就するとは思えないよ。
489名無しざんす:01/09/30 07:53 ID:7FfOl0WM
487 :薄弱 :01/09/30 06:11 ID:8hLjBp7c

>やっぱ、ニュートラルを「危うい」と感じるのかなあミンナ。
>折れにとって、背負う旗印など「今日は何色のシャツ着てこっかなー」程度の問題にすぎんのだが。

もちろんそのスタンスはよくわかるけど、先に書いたように、薄弱氏がこれまでの議論で
出てきた意見にいずれも傍観者としてレスしてるとも思えないんだけど。
ニュートラルな立場と自ら言ってるけど、そんな立場って実在すんのか?

立場の問題であり、かつ天皇制に関する問題だけど、
日本の現代史に関わる歴史を語る上では避けて通れない問題と思われるよ。


>ちなみに「ポジティブな敗北主義」と「天皇問題」を絡めるとゆーことは、
>そーゆー史観の持ち主と考えていいのかな?

それはどーいう史観のことかなあ?よーわからんから説明してー!

>天皇ってさ、賛成にしろ反対にしろ、ミンナすげームキになんじゃん。
>それがダメっつーか、天皇の使い方を間違えてると思うんだけどね。
>だから、右や左のアホどもが、賛成とか反対とかゆって自己主張のダシにしちゃうのよ。
>天皇なんて、なんの実体=シバリもない、
>便利な仮想アイデンティティとして利用すりゃあいいダケのモノ。

別にムキになってないけどなあ。事実問題として天皇の位置付けを問題視している
だけであって....

とはいえ、天皇制は日本近現代史を語る上では、やはり問題なんじゃないかなあ。
一見あいまいな立憲君主制の下に政治が行われ、統帥権だけは天皇に属するという
齟齬を生じてた大日本帝国憲法があったからこそ、
日本軍の暴走を政治レベルで抑止できなかったという苦い過去を持つわけで....

>社会主義と心中して崩壊したソ連と違って
>日本のアイデンティティは天皇とゆう、なんの実体もないものだったから、
>他の文化や主義主張をイイトコドリしてうまいこと生き延びてきた。
>それが、明治維新や太平洋戦争のよーな、
>天皇に対して賛否問わずムキにならざるを得ない状況が、
>ここ1.5世紀のあいだにいくつかあったからなあ・・・

随分飛躍してるなあ。「正確な認識」を求めるなら、ここに羅列されてる個々の事例に
関して十分議論されるべきだと思うけどなあ。
490外道晒しあげ:01/09/30 09:46 ID:VIhvDhYA
オナニースレとはよく言ったもんだ。
491名無し:01/09/30 10:46 ID:zw3w/Ass
>1勘違い

1.アラブは米国によって豊かになった。恩人だ。米国の犠牲者ではない。

2.パレスチナ問題は、各国の内政の貧困から目をそらさせる道具である。
その証拠に自国にパレスチナ人を収容する国はない。
本気で同情なんかしていない。

3.グローバリズムとテロは関係がない。テログループは、グローバリズムの
金融を利用して、莫大な利ざやを稼ごうとしている。
それにアフガンのタリバンは大麻薬業者だ。

勝手にイメージを作っては行けないよ。
ビンラデインはあんたより100倍頭が良くて、必要ならあんたを殺すのをなんとも
思っていない。犬猫と見ている。

それでもたたえるのかね。
492名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 15:27 ID:0wtyELqc
>>491

突っ込みどころ満載
493ゼントラーディ軍:01/09/30 18:20 ID:LhjeDm.U
≫492
じゃあ、突っ込みたまえ!具体的に突っ込まないことには議論にならんだろう。
人の突込みを期待する前に、あなた自身の突込みをしてくれ。

今回の事件はいろいろな角度から語ることが出来る。アラブが一枚岩ではない
ように、テロの大儀と言うものも一面の真理に過ぎない。英雄になりたくて
たまらないと言うのもビンラディンの真理。サウジアラビアの搾取体系の元で
財産を蓄えたビンラディン一族。テロリストが自由に世界を行き来できるのも
日米欧が主体として、築き上げてきた自由主義の理念の所産。テロリストにも
一定の行動の自由を与えてしまったのがなんとも皮肉な話。自由の理念が
それだけ現実のものとして普遍化していったことの痛い証拠。

バレスチナの問題。要はユダヤ民族の問題だが、この人たちはさしあたり歴史上
迫害されてきた民族だとされている。20世紀にははっきりと、えげつない迫害
、ホロコーストの被害民族となった。その心中察して余りあるものがある。

日本における被差別部落出身者・在日に対する一般の対応とかぶるものがある。
それを利用して、彼らの一部は利権を獲得し、批判されると、自らの被差別者と
しての歴史を語り、当の話を脇においてごまかす。弱者と言う、人権原理主義が
もっとも過敏に反応する事象を巧みに利用して、そんな属性など何の関係も無い
たんなるエゴイストとして行動する。一般人には分かっている者もいて、正当に
叩こうとするのだが、人権原理主義者達がその巧妙な構造を知ろうともせずに、
被差別者とされるゴリゴリエゴイストを擁護し、その正当なる糾弾者を
差別主義者だと叩く。その空気は一般に蔓延し、被差別者とされる人々の中には
それを利用して暴利をむさぼっているものもいるという現実を語ること自体が
タブー視される。

ユダヤ民族の場合、その被差別者としての歴史はあまりに重過ぎる。彼らが
被差別者としての歴史を巧みに利用して、己の利権の獲得、他者の権利の侵害を
していても極めて触れにくい。彼らは途方も無い数の人命が虐殺され、虐げられ
てきた民族の末裔なのだ。多少のことには目をつぶろう、正当に批判をしても
差別主義者として糾弾されかねない。触らぬ神にたたりなし。こうなりがちだ。

アメリカの権力者は往々にしてユダヤ人の援助を受けている。強力な圧力団体
として機能している。世界経済の中枢にユダヤ人が牛耳っている。ユダヤ人の
機嫌を損ねると、商売の損害になるという事情もある。

ユダヤ人がイスラエルを建国しようとする前にはユダヤ人のテロリストが己の
独立国家を建設するために、苛烈なテロ活動をしていた。ただそれはイギリスの
警察官や軍人相手のものであり、一般民衆に向けたモノではなかった。イギリス
の苛烈な報復を国際世論に訴えることに成功しテロリストの目的を実現できた。

そして、今度は何千年もの間住んでいた土地を奪われ、迫害されたパレスチナ人
がテロリスト化した。テロの方法、苛烈さは年々、高まってゆき、パレスチナ人
以外の革命家、宗教者も合流して世界的にテロリストのネットワークが形成
されていった。そこには反アメリカ、反主流派の旗印の下、敵の敵は味方の論理
で、雑多な集団・個人が合流するようになった。イラク、北朝鮮という国家の
援助を受けているとも云われる。

極めて複雑、厄介な問題で、唯一絶対悪の存在など想定しにくい。だからこそ、
いろいろな角度から、色々なアブローチで議論していくことが大事。考えれば
考えるほど、頭の痛くなる問題。神にすがりたくなる連中の気持ちもわからない
でもない。思考の節約、単純な二項対立で世界を把握できるのだから。
494 :01/09/30 18:36 ID:RfjcDRxE
能書き垂れてるだけで支離滅裂。
何が言いたいのか頭の中で整理してから書き込んだらどうかね?
495名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/30 18:40 ID:gayn0yFE
資本主義>>>>>>>>>>>>>>社会共産
アメリカ>>>>>>>>>>>>>>>>>>国連>>>>>中国
496薄弱:01/09/30 23:07 ID:8hLjBp7c
>まず「世界は多様なんだ!」ってのは、自明のことじゃないの?あえて強調するまでもなく。

分かってるつもりなトコが怖いんだよね。わざわざNYのモスクで演説してみせたプレジデントは、
「折れ達は世界の多様性なんて知り尽くしてるし、充分尊重してるぜ」と思い込んでるのかもな。おーコワ
文明開化の頃の日本は、その逆だったってコトだな。

>あくまで、アメリカンスタンダードを踏まえた上での、多様性には柔軟に対応できても、
>アメリカ的価値や尺度を超えたものに対するアメリカの態度は決して柔軟とは言えないよね。

けっきょく、折れと同じコトを逝ってるよーにしか見えないが・・・

>概念規定なきままに、議論を重ねて「正確な認識」っていうスローガンが成就するとは思えないよ。

これも何度も逝ったが、現実とわ本来カオスであり、
それを整理し、定義づけ、言葉化し、概念規定することでリアリティは失われる。
でも、人間の脳ごときのインフラでは、言葉にしないと思考も表現もできない。
いかに「概念規定」に頼らずに正確に認識し、正確に表現できるか。
「概念規定」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだってば。

>薄弱氏がこれまでの議論で出てきた意見にいずれも傍観者としてレスしてるとも思えないんだけど。
>ニュートラルな立場と自ら言ってるけど、そんな立場って実在すんのか?

逝ったように、どのギアにも属さぬだけでなく、どのギアにも逝けるのがニュートラル。
君のゆう「ニュートラル」が前者だけだとゆうなら、そんなスタンスは人間にはムリ。

>それはどーいう史観のことかなあ?よーわからんから説明してー!

ぶっちゃけたハナシ同和問題の関係者かと思ってました(藁

>随分飛躍してるなあ。「正確な認識」を求めるなら、ここに羅列されてる個々の事例に
>関して十分議論されるべきだと思うけどなあ。

各論の精度なんざプロの学者や評論家にやらせときゃいいんだよ。それしか芸ないんだから。
各論より総論、皮相より本質、それがシロートの役目。
「なんの実体もない天皇に仮想アイデンティティやらせといて、
なんの宗教や主義主張とも心中せず、よそ様の文明のイイトコ取り」とゆう折れの説が、
なんらかの本質を突いた一面の真理であればよい。
折れは別に歴史に精通などしていないし、する必要もねえな。

>勝手にイメージを作っては行けないよ。ビンラデインはあんたより100倍頭が良くて、
>必要ならあんたを殺すのをなんとも思っていない。犬猫と見ている。
>それでもたたえるのかね。

何度もゆーよーに、すべての真理は一面の真理にすぎねーし、
勝手じゃないイメージ作りなど、実在するなら君がまず見せてみなよ。
それに、折れにラディン信奉者の役を押し付けるとは、ずいぶんと「勝手なイメージ作り」だな。
はっきりいって、単に折れを論破して利口ブッてみたかっただけじゃないの君?

>>493
あえてエラソーにゆわせてもらえば、各論レベルではイイトコ来てると思うよ。
ただ、それを総論に収斂、止揚するのがムツカシイんだよね。
どーしても支離滅裂(藁)になるし、混沌から削ぎ落とされるリアルもでてくる。
「多様性のためのグローバリズム」がムズカシイのと同じだ。
497貧脳:01/10/01 00:09 ID:unUQ7Mxg
>現実とわ本来カオスであり、
>それを整理し、定義づけ、言葉化し、概念規定することでリアリティは失われる。
>でも、人間の脳ごときのインフラでは、言葉にしないと思考も表現もできない。
>いかに「概念規定」に頼らずに正確に認識し、正確に表現できるか。
>「概念規定」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだっば。

なるほど。ここでいう「認識」の意味するところが、やっとわかりました。怠惰w
自分は「西欧文明的」コードのそれと捉えてたので、矛盾に逢着してたのですが。
文明とは言語であり、グローバリゼーションはその標準化規格化平板化に他ならず、
リアルをというか、事そのものを認識伝達する装置としての言語の精度が、
ただでさえ不完全なものをにより不全にしていく、という文脈なんですかね。

そこからこぼれおちる翻訳伝達不能なもの=情念(非合理)のインフレが信念論、、
ナチズム・オウム・イスラム歌劇派(誤変換だがオモロイのでママ)など
の部分は、わかるのですが、
いわゆる西洋近代的「認識」は、正確な認識にはあらず、
ただ認識を希求する「信念」を持つという、むしろ逆説、
で、グローバリズムは逆説方向にアクセル全開、wということなら
完全に意味が通りました。自分の中でだけですが(w
498貧脳:01/10/01 01:30 ID:unUQ7Mxg
オレ的には「啓蒙主義」って「西欧的方法論上の認識」を信仰する
まさしく信念論ではないのかな、と思ったところでとまっちゃたのね。
で496レスで遅ればせながら納得いった。
499薄弱:01/10/01 02:55 ID:X10coTEA

まあそーゆーコトだと思う。
現実=混沌をムリヤリ言葉化するのが西欧文明の伝統的なヤリ口で、
それはまあ仕事の効率はいいんだけど、彼らの言葉化能力がナマジ優れていた分、
それが全知全能扱いになってしまったつーか、
言葉化しきれないモノの存在を、認めるわけには逝かなくなってたワケだな。
つまり、彼らは伝統的に「正確な認識」を失っていたと。
哲学も人文学も自然科学も、その全知全能を前提にしてた時点で、
宗教の延長だったってコトだな。

キリスト教も民主資本主義もグローバリズムも、そーゆーコトかな。
これらはヒジョーにキャパのデカイもんだが、しょせんハコなんだよね。
それがハコである以上、無限のキャパを持つことはありえない。
イスラムにせよ社会共産主義にせよ原理主義にせよ、
ハコに収まらないモノは必ず出てくる。
ハコに収まらない他者を「よきライバル」として存在を認めるか。
あるいわ、「ハコ」を飛び越えたトコロでグローバリズムを再構築するか。
いまわ前者から後者への過渡期とも考えられるが、どうだろな。

折れ的には、情報やモノカネ流通のレベルでゆえば、
必要充分なグローバル化は、とっくに達成されていると思う。
それをイマサラ政治思想レベルで再確認しよーとするのって、
まあ国連とかもそーゆー発想なのかも知れんが、
なんかウサンクササを感じるんだよね。いまゆうグローバリズムって特に。
主流派である欧米の自己満足てゆうか、世界を一本化して安心したいの?ってカンジ。

ぜんぜんカンケーねーけど、
諸葛孔明の「三国鼎立」とゆう発想はスゴかったよな。
コッチに収まりきらない、同化できない他者の存在を、
逆に利用してバランスを保とうとゆーワケだ。
500薄弱:01/10/01 03:02 ID:X10coTEA
>>499加筆訂正

彼らの言葉化能力がナマジ優れていた分、
それが全知全能扱いになってしまったつーか、

彼らの言葉化能力がナマジ優れていた分、
それが全知全能幻想を生んでしまったっつーか、


コッチに収まりきらない、同化できない他者の存在を、
逆に利用してバランスを保とうとゆーワケだ。

コッチに収まりきらない、同化できない他者の存在を、
逆に利用して、「三すくみの原理」でバランスを保とうとゆーワケだ。
501さにあらん:01/10/01 03:14 ID:OzsPVjAE
>>499
孔明の三国鼎立?
実際はどうだったの?
山奥だから存在しただけでしょ。
すぐに滅びた蜀。
横山光輝の読み過ぎじゃ。
502sage:01/10/01 03:22 ID:ICDYYNUc
また、糞スレ上がってきたな!さげ
503名無しざんす:01/10/01 03:54 ID:Doec7wsQ
薄弱氏の掲げる「正確な認識」の認識がますますわからんようになってきた。
言語化されないものがあるのは事実だけど、ではそーいうものに関する正確な
認識はどうやって行うの?実現可能なのかねー?
根本的なこというと、薄弱氏自身もこのスレでの発言が正確な認識をスローガンに
行われていたとすれば、自己のやってることは明らかに氏の発言と矛盾することに
ならないかい?
氏は、言語あるいは記号と言っても言いと思うけど、そういう道具を借りずに
いかにして思考し、認識し、判断し、意志伝達する等々、知的活動を営んでんの?
翻訳不可能性っていう事態ならば、韻を踏んだ詩的表現などは翻訳では絶対理解
できない等々の制約は事実だけど、言語や記号に収斂されないようなものを、
いかにして認識すればいいのかねえ?それこそ、理解不可能なもの、神的なものに
対して畏怖するみたいな、それこそ信仰に行ってしまって正確な認識どころでは
なくなるんでないの?

>各論より総論、皮相より本質、

っていってるけど、各論と総論は相互補完的なものであって、一方を欠いては
他方も成り立たないと思うのだが。
それと、皮相より本質っていうけど、このスレはむしろ、各論を欠いているが
ために、総論も成立しておらず、またその逆も然りで、結局本質よりも皮相的に
なりつつあるような気がするな。

所詮、無責任は発言が許される場なんだから、専門家に任せとくというよりは、
非専門化であれ、自分なりの分析をした上で、理論構築していくほうが余程建設的
と思われるがなあ。
504キョウイ:01/10/01 04:08 ID:.C83mjJU
邪魔してすまん。
>501
蜀が早くに滅びたのは孔明の戦略が悪かったせいではないぞ。
蜀の2代目皇帝、劉禅(字合ってたカナ)がヘタレ過ぎただけだ。
奴は国力が十分あるのに、魏軍の奇襲にびびって勝手に降伏したんよ。
505薄弱:01/10/01 04:15 ID:X10coTEA
>>501
いや、「三国鼎立」が実際にウマく逝ったかどーかより、発想としてスゴイと逝っている。
それに、孔明のビジョンがなかったら、劉備なんて蜀さえ立てられなかったろ?

>>503
>言語化されないものがあるのは事実だけど、ではそーいうものに関する正確な
>認識はどうやって行うの?実現可能なのかねー?

ぶっちゃけたハナシ、それは各自の資質によるだろ。
言葉で表現できないモノを感じれる奴なんていくらでもいる。
でなければ、すべてのゲージュツは文学のみになっちまうじゃねーか。
君のコメンツは、言葉化できないモノは
存在しないモノとして抹殺しちまえとゆってるよーに聞こえるが。

>各論と総論は相互補完的なものであって、一方を欠いては
>他方も成り立たないと思うのだが。

まったくその通りだが、各論の精度に固執するあまり
総論や本質にたどり着けない受験世代な奴がヨノナカ多すぎる。
「記憶と分類」ばかりで、「思考と創造」がまるで出来ないエリート君がな。
知識こそ正義の学者や、一般性こそ真実の評論家には、なりたくねーのよ。
折れにとって各論は、総論のためのダシに過ぎないので、
各論の精度を学問ゲームみてーに楽しみたいなら、折れには期待しないほーがいーね。
もちろん、こんなスタンスも2chだからこそ許されるワケだ。
506ギエン:01/10/01 04:22 ID:cBapT5ck
>>504
蜀の人材が孔明の在職中、
次々と粛清されてしまったのは何故?

北伐によって国力を死ぬほど疲弊させたのは何故?
魏には余裕であしらわれてたよね・・。
これって大したことのない小国であったことの証左では?

彼が当時の歴史を研究する役所を廃止して、
自らの認証する公文書のみを残そうとしたのは?

無能とは思わないが、過度に神格化するのはどうか?
孔明を神格化し実権を握った
蜀官僚層が劉禅を無理矢理暗愚の帝王として記録に残したかもね・・。
(ま、これは妄想の一つかもしれんな・・)

まあ、このあとは世界史板なりに逝こう。
本題となんの関係もないし。
507薄弱:01/10/01 04:23 ID:X10coTEA

てゆうかさ、
折れがあまりに無造作に本質を突いたり、
無知なくせにアッサリ総論を構築して見せたりするモンで、
なんか知的ヒエラルキーを下克上されたよーな気がすんのか、
知識エリート階級?のヒトタチがヒガんでねーか?

・・・とゆうコトを学生自体に先輩にゆわれたコトがあるよ。
「オマエはバカのくせにインテリにヒガまれるよーな奴だ」とか
508薄弱:01/10/01 04:28 ID:X10coTEA
>>506
折れは「ラディソ信奉者」と位置付けられそーになった事もあるが(藁
間違えても孔明を神格化などしてねーぞ。
自分のカキコを再録するが、
「「三国鼎立」が実際にウマく逝ったかどーかより、発想としてスゴイと逝っている。
それに、孔明のビジョンがなかったら、劉備なんて蜀さえ立てられなかったろ?」
とゆうことだ。たぶんカキコ時間がカブったんだろけどな。
509名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/01 04:29 ID:OzsPVjAE
>>505
蜀建国は諸葛亮以外の軍師や将軍の力が大きかったのではないでしょうか。
http://www.daito.ac.jp/~oukodou/tyosaku/tenkasanbunsaku.html
510薄弱:01/10/01 04:41 ID:X10coTEA
>>509
いやだから「三国鼎立」とゆう発想とゆーかビジョンについてゆってるんであって、
各論なんかどーでもいーんだってば(藁
「その軍師や将軍を使ってたのも孔明だろ」とか逝って反論してもいーんだけどさあ。
それすらする気にならん。

各論って、けっきょく一般論を超えられないんだよね。
各論の集積=知識の集積だけで語ろうとすると、
言葉の辞書的な意味にすがってX段論法を弄ぶだけの学者さんになっちゃうよ。
収斂とか止揚とか、そーゆー思考の営みだよ。いまやってんのわ。
511名無しざんす:01/10/01 04:44 ID:omAliokk
>ぶっちゃけたハナシ、それは各自の資質によるだろ。
>言葉で表現できないモノを感じれる奴なんていくらでもいる。
>でなければ、すべてのゲージュツは文学のみになっちまうじゃねーか。

芸術も記号あるいはイコンの産物なり!
だから、あえて言語に拘らず、記号っていう補足を入れといたんだけどなあ。
僕は決して言語万能主義とは言ってないよ。


>君のコメンツは、言葉化できないモノは
>存在しないモノとして抹殺しちまえとゆってるよーに聞こえるが。

どうしてそんな帰結に至るのかなあ?言語化できないものが実在することは
みとめてるでしょ。なんでそんな反論するのかよーわからん。
感情的になるのは辞めましょうね。

>折れがあまりに無造作に本質を突いたり、
>無知なくせにアッサリ総論を構築して見せたりするモンで、
>なんか知的ヒエラルキーを下克上されたよーな気がすんのか、
>知識エリート階級?のヒトタチがヒガんでねーか?

おっしゃる通り、現状分析は鋭い視点があってよかったんだけでも、
スレが長期に及んだせいもあるのか、氏が軽視してる(ってことはないと思いたい)
ように見える「コトバ」の使用法が余りに軽薄に思えてきたので、
概念定義を問うたまで。
概念あるいは端的に言ってしまえば言葉の意味内容を明らかにしないで議論を進めると、
かえって、コトバアソビになってしまうと思うんだけどね。

まあ、あげあしとりと言われる前に本筋に戻りましょうね。
512名無しざんす:01/10/01 04:50 ID:omAliokk
あげあしついでに、

>折れにとって各論は、総論のためのダシに過ぎないので、

ってのは、一方が欠如してる場合に成立するのかな?
513薄弱:01/10/01 05:04 ID:X10coTEA
>芸術も記号あるいはイコンの産物なり!
>だから、あえて言語に拘らず、記号っていう補足を入れといたんだけどなあ。

例えば、音楽は記号か?
折れはゲージュツとゆーのわ、記号性の限界からの逸脱だと思っているが。
まあ記号化できる予定調和なモノしか安心して楽しめないヒトも居るんで、
そこわ各自の資質の問題だから突っ込んでもしょうがない、まあいいや。

>どうしてそんな帰結に至るのかなあ?なんでそんな反論するのかよーわからん。
>感情的になるのは辞めましょうね。

厨房ディベーターをあしらうよーなモノイイを、コレミヨガシにして見せんでもよろしい。
そんなんで知性の優位を印象付けられるほど、このスレの奴らはバカじゃねーよ。
で、君は
『氏は、言語あるいは記号と言っても言いと思うけど、そういう道具を借りずに
いかにして思考し、認識し、判断し、意志伝達する等々、知的活動を営んでんの?
翻訳不可能性っていう事態ならば、韻を踏んだ詩的表現などは翻訳では絶対理解
できない等々の制約は事実だけど、言語や記号に収斂されないようなものを、
いかにして認識すればいいのかねえ?それこそ、理解不可能なもの、神的なものに
対して畏怖するみたいな、それこそ信仰に行ってしまって正確な認識どころでは
なくなるんでないの?』
とゆったワケだが、『言語化できないものが実在することはみとめてるでしょ』
とゆうならば、そーゆーモンを君はどー扱うべきと思ってんのか聞きたいね。
単に「仕方ないからあきらめる」としか逝ってねーよーに聞こえるんだが。

何度もゆーよーに、「概念定義」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだよ。
君が論争に勝つことを自己目的化しているのでなく、真に正確な認識を求めるなら、
>>496-500の流れをガンバって読んでもらうしかないな。
君のコメントは、ここを理解した上で語られているとは思えない。
賛成とか反対とか以前にな。
514ギエン:01/10/01 05:17 ID:cBapT5ck
>>508
薄弱殿、
拙者のコメントは貴殿に対するものではないぞ・・・。
よく見てくだされ。
私はキョウイ殿に意見をさせてもらったのだが。

議論を混乱させて失礼であった。
存念無きよう頑張られよ。


余談

拙者には話が難しくよくわからんが
「三国鼎立」案自体は
西周時代等の先例をもとにしたのではないかと思われる。
観念的な理由を無理矢理つけるのは如何なものか。
515薄弱:01/10/01 05:17 ID:X10coTEA
>>512
だーかーらー、各論は総論の為の手段であって、目的でわないんだよ。
折れは、ミエスイタ謙遜してイイ人ぶる趣味無いんであえて言っちまうが、
折れ様のオツムなら、各論の精度なんかソコソコでも、総論まで逝けちまうんだよ。
これははっきり逝って各自の資質のモンダイなんで、
君が各論のレベルで折れより時間食っちまってナカナカ総論に逝けない事に文句はねーが、
遅いマシンしか持ってない奴に付き合ってワザワザ遅く走る気ィ無いんでカンベンな。
516薄弱:01/10/01 05:25 ID:X10coTEA
>>514
誤爆であったか、スマソ
ちなみに、坂本竜馬が薩長同盟やったじゃん。
でも、それって別に坂本竜馬の発案じゃなくて、
例えば「米ソが手を結べば世界平和は訪れる」みてーな一般論レベルで、
わりとフツーにあった考え方だったらしい。
つまり、自分のカキコを再録してゆえば、
『なにもかも出尽くしちった現在において、
オリジナリティとは、既存を抜粋し、既存同士の新しい組み合わせを見つけ、
TPOに対する新しいプレゼンテーションの間(マ)を見つけるコトなワケ』
なんだよ。
「観念的な理由をムリヤリつけ」たオボエもない。
これも以前逝ったように、すべての言葉は比喩に過ぎないと思ってるんで。
517名無しざんす:01/10/01 05:28 ID:omAliokk
なるほどね。その割には、手段と位置付けてる、各論の精度があまりに稚拙な
感じが否めないわけよ。
氏が総論と名づける内容の根拠が、これ見よがしに「薄弱」では、氏の総論の
存亡も危ういのではと老婆心を働かしたまで。

僕は白痴なんで496-500よんでもよーわからん。
別に言語に頼る認識の形態は洋の東西を問わず連綿として受け継がれてると思うんだが....
もう一つ、
>「概念定義」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだよ。

について詳細に説明して。
後者のためには前者は不可欠と思うんだがなあ。
では、焦点を絞って「正確」ってことでナニを言わんとしてんのかなあ?
意識レベルに俎上してくるものや、認識の対象となるものは言語化されてると
思うんだけど....
そうでないと、判断できにないばかりか、批評なんてできないと思われ....

まあ、どうしても互いに譲歩出来ない点があるようだねえ。
>「概念定義」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだよ』
っていう発言も
言語化されこのスレで発せられてるんだけど。
僕の言ってること、わかんないかなあ。それこそ、本質的かつ核心的なこと言ってる
ハズなんだけど。

>厨房ディベーターをあしらうよーなモノイイを、コレミヨガシにして見せんでもよろしい。
>そんなんで知性の優位を印象付けられるほど、このスレの奴らはバカじゃねーよ。
>で、君は
>『氏は、言語あるいは記号と言っても言いと思うけど、そういう道具を借りずに
>いかにして思考し、認識し、判断し、意志伝達する等々、知的活動を営んでんの?
>翻訳不可能性っていう事態ならば、韻を踏んだ詩的表現などは翻訳では絶対理解
>できない等々の制約は事実だけど、言語や記号に収斂されないようなものを、
>いかにして認識すればいいのかねえ?それこそ、理解不可能なもの、神的なものに
>対して畏怖するみたいな、それこそ信仰に行ってしまって正確な認識どころでは
>なくなるんでないの?』
>とゆったワケだが、『言語化できないものが実在することはみとめてるでしょ』
>とゆうならば、そーゆーモンを君はどー扱うべきと思ってんのか聞きたいね。
>単に「仕方ないからあきらめる」としか逝ってねーよーに聞こえるんだが。

これは、むしろ僕の質問に対して答えないで、逆に詰問してるよね。
まずは僕の問いに答えてよね!

まあ、いいや。合掌!
518薄弱:01/10/01 05:49 ID:X10coTEA

>各論の精度があまりに稚拙な感じが否めないわけよ。

だ〜か〜ら〜、稚拙なんじゃなくて必要ナイんだよ。
折れにとって各論は、総論の「根拠」じゃなくて「ヒント」に過ぎねーんだよ。
イイカゲン理解してくれよ。
はっきりいって君、途中経過に過ぎない各論の段階でモタツキすぎ。

>もう一つ、『「概念定義」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだよ』について詳細に説明して。

自分のカキコの再録だが、
『現実とわ本来カオスであり、それを整理し、定義づけ、言葉化し、概念規定することでリアリティは失われる。
でも、人間の脳ごときのインフラでは、言葉にしないと思考も表現もできない。
いかに「概念規定」に頼らずに正確に認識し、正確に表現できるか。
「概念規定」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだってば』
・・・これが折れのスタンスなんだけど、これで君が理解できなかったら、
悪いけどもうあきらめていい?
ただ、「何か今の折れには分からない事を薄弱は知っていた」っつー事だけはせめて憶えといて。
君に、議論に対する良心があるなら。

>『「概念定義」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだよ』っていう発言も
>言語化されこのスレで発せられてるんだけど。僕の言ってること、わかんないかなあ。

バカバカしいほど良く分かるよ、
国語辞書レベルのレトリックから抜け出せない君の思考状態がね(藁
イーカゲン各論オタは卒業しなよ。
上に書いた折れのスタンスと、『すべての言葉は比喩にすぎない』とゆう
折れのかつての発言を組み合わせて考えてみ。
519名無しざんす:01/10/01 06:14 ID:omAliokk
>『現実とわ本来カオスであり、それを整理し、定義づけ、言葉化し、
>概念規定することでリアリティは失われる。
>でも、人間の脳ごときのインフラでは、言葉にしないと思考も表現もできない。
>いかに「概念規定」に頼らずに正確に認識し、正確に表現できるか。
>「概念規定」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだってば』

そんなことはわかった上でレスつけてたんだけどなあ。リアルなものを記号化する
過程ってのは、動的なものを静的なものに置きかえる過程だし。
でも氏のレスも所詮後者に属してるわけでしょ?
というのも、いかに「概念規定」に頼らずに正確に認識し、正確に表現できるか。
って言ってるけど、認識し表現するときの手段はナンなのか?ってこと!

とにかく、いろんな意味で、よーくわかりました!
とりあえず、「スレ違い」であり「擦れ」違いだったね(藁)。
(これも言葉アソビの延長!なーんてね!)
ヒジョーに残念だけど。
お互いのスタンスがあまりに乖離しすぎてたようだね。

加えて熱くならないでって言ったのになあ....
まあ仕方ないか。スレ立てた本人だしなあ。
こちとら、便乗してるだけに過ぎないわけだし。
どうしても埋められない溝が思った以上に深かったね。
それに2ちゃんの本質を忘却してたな。

僕にとっては薄弱氏は「他者」であった、という一言を残して.....
520薄弱:01/10/01 06:15 ID:X10coTEA
>これは、むしろ僕の質問に対して答えないで、逆に詰問してるよね。
>まずは僕の問いに答えてよね!

まだなんか答えてねー事なんてあったか?
ちなみに折れは、君のルールを前提に釈明なんかする気はねーし、
各論レベルの知識なら他のモノシリに聞いてくれ。
521薄弱:01/10/01 06:24 ID:X10coTEA

>そんなことはわかった上でレスつけてたんだけどなあ。

自分の貧困なイメージの範囲で「分かったツモリ」になっちゃうのが、
一番コエーってどっかで言わなかったっけ?
だいいち君、
>僕は白痴なんで496-500よんでもよーわからん。
>別に言語に頼る認識の形態は洋の東西を問わず連綿として受け継がれてると思うんだが....
>もう一つ、『「概念定義」と「正確な認識」は、むしろ対義語なんだよ』
>について詳細に説明して。
って自分でゆってたやん(藁

ハッキリ逝って、君と折れで知能や理解力のキャパに大差はないかもしれん。
モンダイは、そのキャパを超えた時に、ナニができるかだよ。

君のよーなのを見ていると、
なぜイスラム原理主義のよーな連中が存在するのかまるで理解できなくて、
ヒステリックになるしかないアメ公の気持ちが良く分かる。
522名無しざんす:01/10/01 06:37 ID:omAliokk
>>521
だから説明してよ!わからんから説明もとめてるわけよ!感情論はいいからさ。

>僕は白痴なんで496-500よんでもよーわからん。

正直にわからんからわからんよって言ったまで。
だから説明してっといったわけ。

本当にこのスレを立てた人とは思えない反省能力の欠如だね〜(涙)。
これこそ、なんでテロの標的になったか理解していないアメリカ人と同じレベルと
思われるわけで。

>君のよーなのを見ていると、
>なぜイスラム原理主義のよーな連中が存在するのかまるで理解できなくて、
>ヒステリックになるしかないアメ公の気持ちが良く分かる。

なぜそのように思うのかわからんなあ〜?

でもヤバイね。俺のせいやね。ここんとこ、煽りのレスしかないからなあ。
でも、氏の独断的発言には納得いかないので、あえて苦言を呈してるつもり!
意図を汲み取ってね。

それより、やばいよ!本筋に戻そうよ!
イニシアチブを持ってた人間が僕のような白痴に
煽られたてはいかんぜよ!
523貧脳:01/10/01 07:12 ID:Kix5PIn2
>>519
ななしざんすさんはさ、
リアルなものを記号として抽象し、定型化し秩序付け、ま文明化なんだろうけど
それは有効ではあるが、認識方法として限界があるとも思ってるはずだよね、
それに代わる対案がないことと、その有効性が保証される事とは全くリンクしない
のではない?つまり何も言ってないことになる。
言語=文明の効用はもちろん知った上で、その限界なりついて論じている場だからさ。
524貧脳:01/10/01 07:41 ID:Kix5PIn2
全く次元を異にした「認識」に至るルート、というと
、、、ここまで書いて60sのカウンターカルチャーを連想してマズったと思ったが
ファッションでなく動機としてはそういう流れだったんだろうか。
それでアゴン宗→オウム、、ってもっとまずいだろw
でもこれシャレではなくて、文明という構造が孕むものかもなあ。
もっと考えたいな、
525名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/01 08:05 ID:ZM8UFpeg
やっと400位まで読んだ
難しい言葉が多い上にアホな頭なのでほとんど理解出来てないが
526名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/01 14:20 ID:g5o2BtJM
ここらへんで外野からちゃちゃでもいれるか。

「で、グローバリズムは終了すんの?」
527薄弱:01/10/01 16:16 ID:DJmBYNLM
>>522-523
なんか貧脳氏のほーがうまく説明してくれそーだが、
よーするに言葉化とか記号化とか概念規定とゆーのわよ、
モノゴト本来のカオス=リアルを損なってでも、
人間のオツムでも理解できるよーに単純化してしまうコトなんよ。
それわ必要なんだけど、必要悪なんだよ。
いかに言語化、記号化、概念規定に頼らずに思考やコミュニケーションを成立させるか。
それがひとつのテーマなわけ。
もちろんそれは、あくまで理想とか目標であって、
常にそう出来るコトなどとうてい保証できんがな。
ただ、そーゆースタンスを自覚してるだけでだいぶ違うと思わねー?
けっきょく言葉しか使えねーにしてもさあ、
言葉を安定した「記号」と考えるか、
流動的で当意即妙な「比喩」と考えるかでだいぶ違うぜ。
折れは、後者の方が「正確な認識」に近いと思ってるがな。


>そんなことはわかった上でレスつけてたんだけどなあ。

>だから説明してよ!わからんから説明もとめてるわけよ!感情論はいいからさ。

まあ落ち着けって(藁
まあ折れがもっとオトナなら、論争相手のプライドメンテナンスにまで気ィ使えるんだろけど、
このレベルになっちまうと、もう正確に表現するコトで精一杯になっちまうんだよね。
で、正確な認識や表現とゆーのわ、ただの誹謗中傷罵詈雑言より、
むしろ相手を深く刺してしまう事があるんだよ。
それに、折れも別に、慇懃無礼な発言に対してオヒトヨシでもないしな(藁
528q:01/10/01 16:46 ID:IgAniyHs
やはりグローバリズム、終了。ではなくて「変更」ではないか?
529名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/01 16:54 ID:ArsaefSs
クリントンの好きなコトバ
"New World Order"が復活しそうだ
530モノモライ:01/10/01 17:29 ID:GUUd4h0M
>薄弱
ここまでざっと読んだけど、各論重視派と総論重視派は
話が噛合わないみたいだね。

つーかさ、俺は現状のシステムがそんなに悪いとは思えないのよ。
ただ、それを利用する人間が悪用するたびに応急処置を重ねて、
無残な形になったとは思うが。

んで、薄弱氏が提唱する「新しいシステム」とやらも、今のシステムと
同じような道を辿ると思うのだが、その辺どーよ?
531薄弱:01/10/01 20:31 ID:DJmBYNLM
>ここまでざっと読んだけど、各論重視派と総論重視派は
>話が噛合わないみたいだね。

まあ学者とシロートの会話になっちまうな。
折れはシロートであり、それがアドバンテージだとオモテル

>つーかさ、俺は現状のシステムがそんなに悪いとは思えないのよ。
>ただ、それを利用する人間が悪用するたびに応急処置を重ねて、
>無残な形になったとは思うが。

まあ>>206でも読んでくれ。

>んで、薄弱氏が提唱する「新しいシステム」とやらも、今のシステムと
>同じような道を辿ると思うのだが、その辺どーよ?

ずばりそーなると思うよ(キッパリ)
まあ>>29のまんなかへんでも読めれ
532薄弱:01/10/01 21:54 ID:DJmBYNLM
>>525

http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1001601439/l50

こんな「グローバリズム、終了〜」スレ攻略本みてーなスレもあるぜ。
よくわからんけど
533満月宮:01/10/01 23:03 ID:OzsPVjAE
世界がアメリカを中心に周っている現実を受け入れないで夢想する事に意味はあるのか。
多少強引ながら自由と平等を標榜して民主主義の手本として、いままで世界をリードしてきたのはアメリカである。
現在の状態を見れば、アメリカのしてきたことは間違ってなかったと言えるのではないだろうか。
アメリカは、結果だけ見れば常に勝者であり正義なのである。
はっきり言って、まだまだアメリカの軍事、経済、文化の優位性は衰えていない。
アメリカは世界一の軍事国であり、世界一の経済国家であり、新しいものはアメリカで生まれる。このことを肝に銘じておく必要がある。
アメリカに軍事で反抗した国はどうなった?
皮肉にも、旧日本軍の最大の功績はアメリカに無条件降伏した事である。
日本はアメリカに取り入る事で経済大国にのし上がった。
アメリカを怨んでいたらどうなった?
これから先しばらくパクス・アメリカーナが続くのは間違い無い。
そのことを肯定的に受け入れなければ、イスラムのような閉ざされた道しか残されていない。
「西洋対イスラム」文化の衝突だというが、笑止だ。
もう勝敗は決まっている西洋の勝ちだ。
あとはイスラムが西洋を受け入れるか否かだ。
日本が東洋を捨て西洋を受け入れたのは間違っていなかった。
そう、この強いアメリカを利用すればよいのだ。
幸いアメリカは正義病に取り付かれている。
アメリカ流の自由と人権と平等とアングロサクソン的経済を世界に植え付けさせるのだ。
日本に民主主義を植え付けたのと同様に、イスラム、北朝鮮、中国、ベトナムにも植え付けるのは可能だろう。
そうすれば、結果的に民衆が幸福になるのである。
新しい戦争?馬鹿じゃないだろうか。テロリストが減退するのは目前である。
テロリストをかくまう国がどこにある?かくまえば叩くだけだ。
勝手に特攻隊よろしく、派手に自爆テロをしてればよい。
そのうち居なくなる。
アメリカを拒む国は、国際的孤立を招き衰退の道しか残されていない事を理解すべきだ。
偏狭なナショナリズムは、戦前の日本のように自滅の道を走るだけだ。
現代の枠組みはそうなっている以上、それをうまく利用すべきである。

そして日本は黒船来航、原爆投下に続いて日本が消滅するような第三インパクトが迫っている気がするね。
黒船も原爆もアメリカによってもたらされたが、またアメリカからかもしれない。
534緑川だむ:01/10/02 00:25 ID:wUqQjjOI
>>533

今度の戦争自体はさほど問題ではない。問題は、この戦争によって悪化する
リセッションにある。

アメリカの支配そのものはさほど異論なし。問題は、漏れがずっとこだわって
いる「ルールの押しつけ」のほう。冷戦期は旧西側圏において、アメリカは軍
事的支配は行使したがルールの押しつけはしなかった。とりわけ、大量の短
期資金を流動させてあちこちの国を混乱させることは。

つまり、アメリカの支配は「軍事的支配」ではなく「資本市場の支配」のほうが
問題だということ。

しかし、日本国内からも「グローバリズム」を受け入れようと言う声が出てくる
のも当然な話ではある。なぜなら、それは元々日本国内にあったものだから。


経済効率を重視して大量生産と消費と環境汚染はすばらしいことで、世界は
すべてそれをマネするべきであるという論理。
それは、高度成長期に我々自身が信じ込んでいた論理でもある。

しかし、1970年代にその論理がいつまでも続けられないことを我々は理解し
た。そして、ヨーロッパ人や日本人は30年近くかけて、それ以外のルールを
作り上げてきた。そしたら、情報技術というイノベーションを原動力に再度の高
度成長プロセスを開始したアメリカが、高度成長の論理を振り回している。
それがアメリカの「グローバリズム」という奴だ。

要するに、、今アメリカ人が押しつけている「グローバリズム」のルールは、リ
セッションの洗礼を受けていない、ひどく幼稚なシロモノにすぎない。言って
みれば、安全装置無しで暴走した原子炉みたいなものだ。安全装置がなけ
ればそりゃ低コストで大量のエネルギーを取り出せるが、それが手に負えな
くなったときになにが起こるかを考えてない。

情報通信技術の世界で爆発的進化が起こったことがアメリカの高度成長を
もたらした訳だが、どんな技術もある程度進化すればその速度は鈍り、それ
に伴い設備投資は鈍化し景気は低迷する。
パソコンもインターネットもその例外でなかったことは、落ち込みを続ける情
報機器産業の現状が証明している。

要するに、これ以上早いCPUも多機能なケータイも必要なくなったんだ。
残っているのは帯域幅ぐらいだが、それももうすぐ進化が終わる。
2GのAthronと300MhzのCeleron、2chを読み書きするのに差があるか?
535緑川だむ:01/10/02 00:26 ID:wUqQjjOI
アメリカの高度成長が終焉する。そうするとどうなるか。

いままでは、「アメリカのルールにあわせて会計基準やらなんやらを整備しな
さい。そうすれば投資を呼び込んで高度成長できます」という魅力がグローバ
リズムには存在していた。しかし、それも根っこでは「工業化して作った製品を
アメリカ市場に売る」事ができたから。それが出来なくなれば、アメリカのルー
ルを導入したところで何のメリットもない。1930年代のソ連のように、「孤立し
ている」ために恐慌を避けることすら出来るようになる。

となるとな、日本人やヨーロッパ人が70年代以降に作り上げてきた「成長以外
の価値」にも一定の配慮を与えるルールの方がグローバルスタンダードとして
有効なものとなってくる。漏れは、その御輿として「たれぱんだ」を象徴とした
「たれぱんでぃずむ」を提唱してるわけだが。


まぁ、70年代以降に作られた修正資本主義のシステムだと、財政規律がなく
なり官僚システムの腐敗を招くという欠陥があきらかになったわけだから、単
純に昔のシステムを復活させればよいとは思っていない。たれぱんでぃずむ
の方向性は、市場システムによる官僚システムの修正・効率化と、短期資金
を中心にした資本市場速度抑制策になるかなとは思っているが、まだ明確な
ものにはなってない。
536新着レス:01/10/02 00:27 ID:aBjUM2wQ
>>139
ところで、反グローバリゼーション運動の研究はどうなったの。こ
の手の話は、なぜか2ちゃんでは叩かれもしなければ登場もしない。

フランスの農民がマクドナルド吹き飛ばしたとき、保釈金払うのに
アメリカの農民が金を出した話とかトービン税とかsocial resp-
onsibile investment,LETSとかmcjobとかblack blocとか用語も
いろいろ見つけたよ。

ウェブサイトもいっぱいあるし。
http://directory.google.com/Top/News/Alternative_Media/
お待ちしております。
537薄弱:01/10/02 01:07 ID:KUQL2WmM

まあ>>533の認識が既存で、そこからどう変えていくかのモンダイだね。
あのテロの日までは究極の一般論だった>>533的認識の、どこがどうダメだったのか?
それを考えないとな。だって、実際ダメだったんだから(藁

>世界がアメリカを中心に周っている現実を受け入れないで夢想する事に意味はあるのか。

いくらでも受け入れるさ。それが砂上の摩天楼で無いなら。

>現在の状態を見れば、アメリカのしてきたことは間違ってなかったと言えるのではないだろうか。

あのWTCやアフガン難民の惨状は「現在の状態」じゃないのかい?

>アメリカに軍事で反抗した国はどうなった?

原爆落とされて枯葉剤撒かれて、みんなボコボコにされて見せしめになったのに、
それでも、アメリカに牙を剥く奴は後を絶たない。なぜだと思う?

>「西洋対イスラム」文化の衝突だというが、笑止だ。もう勝敗は決まっている西洋の勝ちだ。

そんなん西洋の勝ちにきまってんじゃん。でも、仮にイスラム教徒を全滅させても同じことだよ。
主流とゆう概念は、それ自体が反主流とゆう概念を生む。

>あとはイスラムが西洋を受け入れるか否かだ。
>日本が東洋を捨て西洋を受け入れたのは間違っていなかった。

日本には宗教とか●●主義のよーな、拘束性の高いアイデンティティが無かったからね。
あったのは、天皇とかゆうナンの実体も無い仮想アイデンティティだった。
だから、なんの宗教や主義とも心中せず、他の文明のイイトコドリができた。
でも、欧米やアラブにそれはできないんだよ。

>アメリカ流の自由と人権と平等とアングロサクソン的経済を世界に植え付けさせるのだ。
>日本に民主主義を植え付けたのと同様に、イスラム、北朝鮮、中国、ベトナムにも植え付けるのは可能だろう。
>そうすれば、結果的に民衆が幸福になるのである。

アメリカは、本気でそう思ってるのかもしれないね(失笑)
ところで「ドゥ ゼイ ノウ イッツ クリスマス?」とゆう歌知ってる?
折れは、あの歌を目ェキラキラさせながら歌ってる奴らを見て、吐きそうになった。

>新しい戦争?馬鹿じゃないだろうか。テロリストが減退するのは目前である。
>テロリストをかくまう国がどこにある?かくまえば叩くだけだ。
>勝手に特攻隊よろしく、派手に自爆テロをしてればよい。そのうち居なくなる。
>アメリカを拒む国は、国際的孤立を招き衰退の道しか残されていない事を理解すべきだ。

意外とメンドイとゆう予測もあるが、まあ、それで当面の敵は倒せるかもね。
で、なんで半世紀以上、「当面の敵」が手を変え品を変え次々出てくんのかね?

>現代の枠組みはそうなっている以上、それをうまく利用すべきである。

折れもそう思うが、でもそれわ、折れが日本人だからそう思えるんだろうな。

「理想論より、クールに現実を見るべきだ」とゆうスタンスは立派だが、
君は、このスレを全部読めば、目からウロコが15枚ぐらい吹っ飛びそうだね。
折れは、アメリカ様の恩恵でこれからもぬるま湯先進国生活を続けたい一市民として、
たぶん君よりはるかにクールに現実を見ていると思うよ。

>そして日本は黒船来航、原爆投下に続いて日本が消滅するような第三インパクトが迫っている気がするね。
>黒船も原爆もアメリカによってもたらされたが、またアメリカからかもしれない。

どーゆーイミ?
538貧農:01/10/02 01:29 ID:Jzm2bZyo
現代日本に生まれた一人としては、緑川ダムさんの意見に
生活者のリアリティーから実は共感する。
だが、もしおれが「南側」に生まれ育った人だったらどうだろう、
とこの事件で考えさせられた。テロのグローバル化は、
グローバルな思考を、これまでのような夢想では終わらせなくなった
という皮肉がある。

地球全体を市場原理が席巻する、だがマーケットメカの平板性、非意味性
例えば「徳」みたいな価値の欠如感に耐えられない人々はカルト化して
いくだろう。そうした価値につかってる筈の日米社会からむしろ
カルトが生まれてるという現実。

オレは、例えば彼らをサイクルの枠外に放った上で、教育し施しを与える、
という二重に愚弄するやりかたでなく、
対等の立場で全体に対する責任をシェアしてもらう、
という視点の変更があってもいいのかと思う。
タリバンをG8に加えるのだ。世界に対する責任を与えるのだ。
539名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/02 02:03 ID:h2kKgVsg
これまで出てきた具体案をひろってみました。落ちてるかもしれません。

>>48 国連再考
>>73 祭りとしての2ch考
>>77 日本化考
>>83 独占禁止考
>>358 スポーツ主義考
>>383 封建主義再考
>>471 マルクス・レーニン主義再考
>>500 三すくみの原理考
>>533 現状維持
>>535 たれぱんだ考
>>538 G8再考
540薄弱:01/10/02 02:07 ID:KUQL2WmM
>>524
記号化→混沌→もっとムキになって記号化とゆう歴史の振り子運動について語っているのだと思うが、
>>538でゆう「徳」みたいな概念も、もういちど分解する必要があるかもな。
ルールやモラルは、優しさや思いやりの記号化に過ぎない。
ルールやモラルの「制度疲労」について、語るべき時が来たよーな気もする。
優しさや思いやりとゆー原点に戻って再構築するっつーか。
で、再構築とゆう歴史の定期メンテナンスのたびに流血すんのは、
もうイーカゲン卒業しようぜってな。

>今アメリカ人が押しつけている「グローバリズム」のルールは、リ
>セッションの洗礼を受けていない、ひどく幼稚なシロモノにすぎない。

なんか核心を突いてるっぽいんだが、リセッションの辞書的意味を知らん。解説キボンヌ
ちなみにタレパンダイズムって個人的には好きなんだが、
けっきょく「あきらめておとなしくしてろ」っつってるダケな気もする。
折れは、明治維新の時の日本が後進国だったとは思えないんだよね。方向性が違ってたダケ。
かといって、全世界レベルの利益分配システムの公平化は、
けっきょく共産主義と同じ理由で失敗するだろう。
価値観の多様化と、その延長として
「方向性より絶対量」とゆう評価基準が必要になると思う。

>反グローバリゼーション運動の研究はどうなったの。

いや、グローバリズムも反グローバリズムも自己目的化はしとらんが、
グローバリズムの代案(それわネオ・グローバリズムなのかもしれないが)
の君のビジョンやイメージをとりあえずゆってみて。
しかし、いまやグローバリズムも、このスレにおいて各論のひとつになっちったのかな?
541新着レス:01/10/02 23:48 ID:aBjUM2wQ
>>540
>グローバリズムの代案(それわネオ・グローバリズムなのかもしれないが)

グローバリズム自体に問題はないと思うよ。

メール恋愛の相手が遠い外国だったりさ。ファーストフードは言葉が通じなく
ても注文できるし。日本にいても海外旅行してるみたいな気分になるし。

1ドル以下で生活してる人たちも、そのうち豊かになるんだろ?一生懸命クー
ラーなしの工場で12時間働いて。そりゃ人権侵害なんだろうけどさ、OSHIN
OSHIN。東南アジアじゃ「おしん」が大人気なんだろ?たれぱんでぃずむ対
Oshinizm。

ああ、海外でも気軽にバイトが出来るようになったらいいなあ。マックのバイ
トしてる人はフリービザってどう?ネットでアメリカのビジネススクールの講
義を取れる時代なんだから。俺もいつか外国の大学に行きたいな。

それで好きなことできる安定した生活になればもう何もいらん。2ちゃんやっ
てないで、英語の勉強しなきゃ。

エ?タリバン?

…と、ここまで冷めた、あるいは醒めた人間は少ないようです。村上龍の
「希望の国のえ糞出す」で日本のテレビが取材に行き「どーしてそんなこ
とやってんのー?」と聞いたとたんカラシニコフで蜂の巣にされたなんて
話を読むととてもスカッとします。殺ってみたい。


>>535
>となるとな、日本人やヨーロッパ人が70年代以降に作り上げてきた「成長以外
>の価値」にも一定の配慮を与えるルールの方がグローバルスタンダードとして
>有効なものとなってくる。
その模索の一つとしてあるのが環境ファンドといったものになる。下のリン
クにあるようなものになる。環境問題に配慮した企業や搾取労働に依らない
事業。道徳ファンドとも言える。ということで、弱肉強食が嫌いな人は、下
のを参考にして投資をなさい。ということになる。マックでバイトしながら。
金がないから。

http://www.socialinvest.org/Areas/SRIGuide/
http://www.coopamerica.org/



これが俺のグローバリズムだ。
542緑川だむ:01/10/03 00:51 ID:TU3E5K/6
>>541
たれぱんでぃずむとオシニズムは、かならずしも対立的にとらえる必要はないと
思うぞ。たれぱんでぃずむは高度成長が終了して低成長/安定成長プロセスに突
入したあとの生き方だし、オシニズムはそこへ至るためにはやはり必要なものだ。

問題は、アメリカみたいにたれた生き方をしてもよい状態になった国とか、たれ
て生きられるだけの資産を抱えていながらコマネズミみたいに短期資金を動かし
てアクセクする貧乏性の金持ちだから。

>環境ファンド

おもしろいのは、コレはアメリカのモノよね。
アメリカ人だからといって、必ずしも高度成長的な資本の論理を振り回してる
ばかりではなくて、こういう考え方も国内には存在している。ただ、外から見
ると「アメリカ人=資本の論理を振り回してくる傲慢なユダヤ人」と見えてし
まうんだろうな。

そういうアメリカ国内のたれぱんでぃずむを浮上させるためには、やっぱしア
フガンの山中で数万の米兵が戦死するよな状況に叩き込まんとダメだろうな。
そういう意味で実はこの戦争は「アメリカが泥沼にはまりこむのでヨシ」と言
う考え方もあるわけだが( ・・)/
543薄弱:01/10/03 01:12 ID:vT8rznRQ

上半分はなんだかよく分からないが(藁
まあ、全人類は15歳になったら世界一周旅行を義務づけるとゆーのもいいな。
アメリカ中西部のアングロサクソンはアフガンのキャンプに逝かねばならない。
イスラム原理主義者はニューヨークの劇場街に逝かなければならない。
意外と、そーゆー事が大事なのかもよ。
あいつら両者とも、意外と単純な事を知らねーでイガみ合ってるトコあっからな。

環境ファンドとか道徳ファンドとゆーのわ面白いね。
折れは車とかバイクが好きなのだが、前から思っていたのが
「エコカーは、売れなければ意味が無い」とゆうこと。
ユーザーのモラルだか良識だかに訴えて売ろうとしても、タカが知れてる。
安いとかカッコいいとか速いとかオシャレとかの高度な商品性があって、
マーケットの大部分をエコカーがシェアするぐらいじゃないと、
地球環境に対する全体効果などない。
2年に一度のモーターショーにハリボテのエコカー出して
「取り組んでます」とかゆってるメーカーを見るたびに、
「まあ過渡期の行為として分からんでもねーが、大部分は仕方なくカッコだけつけてるだけだな」
などと思ったものだ。
大事なのは実際の効果や現実の結果であり、法やモラルはその為の手段に過ぎねーからな。

もし環境や道徳をほんとに大事に思うなら、
それをビジネスとして成立させよーとするのが、現実に対して誠実だろな。

現実に、いま世界唯一の情報基準が「ことば」であるように、
いま世界唯一の価値基準は「おかね」なんだから、
共産主義を資本主義に、イスラム教をキリスト教に翻訳することわ不可能だが、
ことばやおかねは翻訳したり換金したりできる。

けっきょく、グローバルを名乗れるのは「ことば」と「おかね」だけ。
いかに自由民主資本主義が素晴らしく、いまんとこ世界最大のキャパを備えていようと、
「ことば」と「おかね」は超えられない。
あとは・・・最も意味性から逸脱したゲージュツ、「おんがく」ぐらいか?
544薄弱:01/10/03 01:35 ID:vT8rznRQ

平和共存の基本が「相互賛成」でわなく「相互理解」であることは
説明の必要が無いと思うので省くが、
理解のためには、やはり相手や世界に対する「正確な認識」が必要になる。
その為には、例えば生活や文化を相手とともにするのがベストではあるが、
それはムリなので、やはり「ことば」とゆうコミュニケーションメディアに
頼らざるを得ない。
さらに、そのコミュニケーションの公正さが、なにより重要だ。
例えば、アフガンやパレスチナの難民の惨状や、
ラディンとアメリカの蜜月時代や、サウジ駐屯米軍のアラブでの評判や、
英国等が2枚舌外交でデッチあげた「中東の満州」イスラエルの歴史や、
さらにアルビノ偽ユダヤ人のことや十字軍の傲慢な実態やキリストの正体まで、
そーゆー「単なる事実」だけでもCNNあたりがしっかりフォローして、
現在の中東問題の背景を、責任をもってアメリカ人に理解させるべきだろう。
それができないCNNやABCは糞以下と断罪せざるを得ないね。
大本営発表しかできねーメディアなんか無いほーがマシだよ。ハッキリ逝って。
あきらかに偏った情報と認識不足の状態で、
自分の感情さえ決定せざるを得ないアメ公だって可哀想だろ。

NYの反戦デモも「ラブ&ピース」「ノー・ウォー」みたいなお題目ばかりで、
「相互理解」とゆう、当然存在すべきスローガンを表現したモノは見当たらなかった。
新聞広告に引用されたジョンレノンの歌詞も、
「天国も地獄も宗教も国境も無く」でわなく、
「みんなが平和に暮らすところを」などとゆう、
イマジンのメッセージの本質からズレた、単なるハナシノオチみてーな部分だった。
やはり、アメリカの認識レベルの貧弱さは、目を覆うばかりの惨状と言わざるを得ねーな。
545匿名キボンヌ:01/10/03 04:41 ID:L5xZLTGs
とりあえず、まだ140ぐらいまでしか読んでいないが、
薄弱さんの意見には、今のところこれといった反対意見は無い。

本題(544レス目現在)と外れるかもしれないが、私の意見を言いたい。夜も遅いが、
忘れる前にとりあえず書き込んで起きたいんだ(藁。

人間にとっての「幸福」とは何なんだろう?と考えてみた。
人間も生命の延長線上である以上、それは「本能、つまり種を保存することの喜び」だろう。
要するに生きることだと私は思う。

しかし、人間には他の動物には無いものを持っている。それは「理性」だ。
理性は本能と相反していて、お互いは全く異なる答えを出す。
今までに出てきた言葉を借りると、つまり理性とは「完成された認識論」だろう。
だが、理性だけではもちろん人間は生存できない。
恐らく仏陀も、「欲=本能」のコントロールを目指して認識論へと発展させて、
最終的に悟った(つまり純粋な理性を求めた)のだろうが、
行き着いた先が「無我」でしか無いことに気づいて、
「輪廻転生」という「答え」を出したのかもしれない。
答えは、薄弱さんも言うように一つの節目でしかないのにも関わらず。

本題の幸福へと戻るが、人間が現時点で編み出した
最高の幸福(つまり本能を満たすこと)への手段は「お金」だ。
お金は人間のあらゆる本能を満たしてくれる。性欲も食欲も、
脳内に快楽を与える薬も何もかも買える。

科学技術もお金という手段を使って脳内への快楽を求める為に作られる。

そこでこのスレッドの本題を読んでみると、
私が読んだ限りはここで語られている幸福の程度とは、まさしく「お金(経済)の程度」
として測られていはずだ。

では、幸福を得る手段としてお金以外に、お金以上に、なおかつ人類がどこにいても
平等に得ることの出来る幸福の手段は何があるだろうか?

おそらくそれを発明することが、人間から次への進化だろう。

少なくとも私の7304日目の脳みそではまだ編み出せてないが(藁。
546名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/03 04:48 ID:FMsUpAms
グローバリズム終焉って

単に日本が三流の下になって、
対照的というわけではないが
中国が経済大国になるってだけちゃうのん?

つまり日本だけ顕著に非グローバル化というか
転落するというか
5471:01/10/03 04:51 ID:gEr8BPog
548今回のテロがらみではだが、、、:01/10/03 05:09 ID:Mznk62bw
イスラムの伝統とアメリカの理念の対決だな。
復古主義的な勢力が相手なのも意味深いね。
物理的にはアメリカだが、心理的にはイスラム有利だな。
大局的にみるとアメリカの中東政策は曲がり角だね。
半世紀以上たって仲介と援助が直接介入と大規模テロに
なってしまったんだから失敗と見てよかろう。
さもないと「アメリカの喉に刺さった骨」になるね。
これは単なる始まりだね。
伝統に基づくナショナリスティックな民族的憎悪が
ある限りテロは続く。
理念と伝統。どっちが勝つかは後々歴史の女神が決めよう。
人類発祥の地がやる問題提起はさすがに大きいね。
549薄弱:01/10/03 13:26 ID:ta6ekgpQ
>>545
おかねって価値の記号化だよね、ことばが現実の記号化であるように。
記号とゆうのは共有しやすい代わりに、記号化の過程で何かが確実に抜け落ちる。
だから、ことばは記号でわなく現実の比喩に過ぎないと、
おかねも記号でわなく価値の比喩に過ぎないと、
そー見れるよーにもしとかんとな。

そんなに欧米型先進国(日本含む)がおかね欲しいなら、くれてやるとして、
でもおかねは価値の記号化にすぎんので、価値は他にもありえる。
世界レベルの公平な利益分配が、欧米側のエゴで事実上ムリだとしたら、
第三世界は、後進国ではなく、アラブ型先進国とか、アフリカ型先進国とか、
そうゆう形で、おかねとゆう記号化に依存しない価値を打ち立てるべきか。
ただ、食わなきゃヒトは死ぬ、治療しなきゃ病気は直らない。価値もくそもない。
その部分は、それこそいっそ汎世界共産主義でいいとさえ思う。
あとわ、おかねで競争したい奴はすればいいし、
なにか他の価値で競争したい奴はすればいいし、
競争しないとゆう選択もある。とゆー方向もあるな。

>>546
あるイミ、日本は世界一グローバルな国と思ふ。無節操とゆうイミで。

>>548
かつてのイギリス二枚舌外交などいまや子供騙しもイイトコだが、
欧米側の理論武装の精度が増すほど、
相手は原理主義など理論そのものを否定する方向に逝ってしまうとゆーのが、
逆効果とゆーかヤルセナイとゆーか、現実なんだろな。
しかも、キャパの広い奴ほど、それをハミ出た時の慌てぶりがひどい。
かつての共産主義陣営とかなら、まだ会話が成立してたっつーか、
実質は単なる利益バトルだったんで、まだお互い出方が読めたんだが、
今度のカウンター勢力は、自爆テロとか理解不能なコトをしてきやがる。
カミカゼ特攻隊は物質的には大した被害を与えられなかったが、
米軍にスゴイ精神的ショックを与えたからなあ。
550緑川だむ:01/10/03 20:33 ID:50tGYOAQ
>>545
>>549
モノやサービスの交換を前提にして、その仲介となるために「価値」を記号化
したのがカネだよな。

>科学技術もお金という手段を使って脳内への快楽を求める為に作られる。

本質はコレだと思うの。あらゆる欲求の源泉は「脳内快楽」にある。
一般的な議論だと「快楽」=「モノかサービス」となるわけだが、必ずし
もそうじゃないだろ、と漏れは言いたい。

典型的な快楽の事例としてSEXを考えると、コレは「サービス」としてカネ
に換算することは可能だ。しかしその一方で世間には「カネを伴わないSEX」
も大量に存在するわけで、すべてをカネに換算する論理はこの時点で早くも
あっさり頓挫する。
つまり、「カネ」あるいは「カネに換算できるモノ・サービス」は、脳内快
楽を得ることのできる行為のほんの一部分にしか過ぎないってのもよく知ら
れた話なわけで。

でも、アメリカ人は「世界はすべてゼニや」とかギャグ漫画の小悪党みたい
な論理を世界中に押しつけまくってるわけだよな。

たぶんこの原因は、アメリカ人(正確には世界中に迷惑を掛けまくるプチ投
資家連中)が、自分たちの生活に存在してるゼニ以外の価値、つまりアメリ
カの世間に存在してるキリスト教的なシステムに対して無自覚なままでいる
ためじゃないかと思う。

ゼニ以外の論理が無ければ世間はマトモに動かないはずで、それはアメリカ
も同じ。アメリカの場合はキリスト教を中心にしたコミュニティのシステム
がきっちり存在してて、それがあるからこそそれ以外の部分ではゼニの効率
を追求しても問題なく世間が動いている。ところが、そのことに当のアメリ
カ人が意識を回していないため、そんなもの無い方が効率的に世の中が回る
と勘違いしてるんじゃなかろうか。

たとえば日本の場合はアメリカのキリスト教に該当するモノが企業コミュニ
ティとか組織コミュニティだったため、アメリカ人は「そんなものいらない」
とブチ壊しにかかってきたわけだ。タイとかマレーシアに対して経済テロを
行ったときの論理も似たようなもの。

つまり、アメリカ人に自分たちが何を世界に対してやってきたか理解させる
ためには、「キリスト教コミュニティを破壊する」ことをやってみせんとダ
メなんかな( ・・)/
551アニヲタ:01/10/04 01:40 ID:v3A6GkuY
典型的な快楽の事例としてUNIXを考えると、コレは「サービス」としてカネ
に換算することは可能だ。しかしその一方で世間には「カネを伴わないUNIX」
も大量に存在するわけで、すべてをカネに換算する論理はこの時点で早くも
あっさり頓挫する。

Sex, Drug and Unix!!




改竄スマソ。つい、その指が反応してしまって……。
552薄弱:01/10/04 03:00 ID:kDv148bo

まーいかなるカネモノサービスも、それで本人がシヤワセ(脳内快楽)を感じられなきゃ、
主観に昇華できない客観、アミノ酸に消化できないタンパク質のようなヤクタタズ。
なんだけど・・・・
世界一カネモノサービスに縁のない最貧国アフガンでは、その代わりに、
原理主義の思考停止効果で、脳内快楽を造り出すしか無かった。
ってコトでもあるんだよな・・・・

資本主義とゆう名のカネモノサービスでシヤワセになろうとする折れらと、
原理主義とゆう名の思考停止でシヤワセになろうとする彼らの、
どっちが正しいのか?などとゆう議論は正論ヲタにヤラせといて、
どっちがシヤワセ度数が高いのか?とくれば、
これわ、いい勝負、とゆうより、
ハッキリ逝って原理主義の勝ちだと思ふ(←当スレ最大の暴論)
だってよう、オウム原理主義教の幹部は、
カネモノサービスが溢れ返ってるハズの、先進国日本のエリート達だったのだぜ。
彼らには、教育(は思考停止促進効果もあるが)も情報も充分あったハズだ。

欧米資本主義陣営(含日本)の最大のテキだった共産主義に比べて、
原理主義は「格下のテキ」とゆえるのか?
米英が誇る特殊部隊の訓練カリキュラムは、
ガキの頃から「ジハードで死ねば天国に逝ける」と刷り込むカリキュラムに勝てるのか?
そして、この戦いで死ぬ間際、どちらの戦士がシヤワセなのか?
ニンゲンにとって、思考停止よりシヤワセな状態があるのか?

カネに代わる、いやカネを超える最大の価値は「原理主義」。
これが現実だ。
「いかに気分よく騙されるかが、人生の充実℃のバロメーター」とゆう図式は、
欧米や日本にも、宗教を否定してきたソ連にだって、いくらでもある。
いや、むしろ主流といっていい。
「折れは原理主義になど依存していない」とゆえるニンゲンが、果たしているのか。

ただね、「ニンゲンはおかねが無いとさみしい」とか
「ニンゲンは原理主義なくして生きられない」とゆう認識も含めて、
「正確に認識する」ってやつわ、包括しえる存在だとも思うわけ。
カネモノサービスじゃあ、けっきょく原理主義に勝てない。
だから「正確な認識」だ。とゆう図式化のしかたもあるな。

でも、どっかの哲学者だか心理学者だかが逝ったように、
「ニンゲンは、あまりにも正確な認識には耐えられない」んだよね。

ひとつの切り口として、
ニンゲンは、その脳の処理能力に対して、あまりに多くの情報を与えられ過ぎている。
とゆうのもある。
ラップトップパソで何ギガもの情報をメールで送りつけられたら、
そりゃフリーズ(思考停止)してしまう。
記憶と分類で精一杯、思考と創造などしてるヒマもない。
これわ、よく言われる詰め込み型教育の弊害でもあるが、
「アラーこそ正義」とゆう極端に限定された情報しか与えられなかった、
タリバンの子供たちの状態と結果的に似ている。
553名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 12:12 ID:Ce7ZkumM
554名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 12:15 ID:Q8ecYcUg
つか多国籍企業がグローバルなんだから、
別にアメリカだけじゃないじゃん。
555名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 12:18 ID:uM.u5m6Y
死者10万人の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下など対日空襲作戦を指揮したアメリカ空軍の
爆撃兵団司令官カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した日本政府。1964年のことである。

カーチス・ルメイ曰く、  
「原爆を落とすまでもなく太平洋戦争は実質終わっていた」
「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民
家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを
作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたの
だ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

ちなみに授与理由は「航空自衛隊の育成に尽力した」ことによる。

1945(昭和20)年1月7日 グアム島に到着 以後、対日戦略爆撃を指揮
 2月15日 名古屋空襲
 2月18日 硫黄島空襲
 3月9日〜10日 東京大空襲
 3月16日〜17日 神戸空襲
 3月27日 沖縄発空襲 以後、5月まで空襲を続行     
 8月6日 広島へ原爆投下  
 8月9日 長崎へ原爆投下
1964(昭和39)年12月8日 勲一等旭日章受勲
556名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 12:19 ID:Q8ecYcUg
>>552
アメリカのように資本主義を支える国(モノ買ってモノ消費する)
とアフガンのような宗教国家(エコロジー系?)や
共産国家(こっちもそのままやって行け)があって
バランスがとれている。
557 :01/10/04 12:33 ID:v4NEbr2.
558名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 17:20 ID:LBYIR9A2
これもまたグローバリズムの1つの症例か?

http://www.ywad.com/books/1076.html
ファストフードが世界を食いつぶす
Fast Food Nation
エリック・シュローサー / 草思社 / 2001/08/14
559  p:01/10/04 19:50 ID:wggwMhPA
サウスパークというアメリカのアニメ映画
を見てみよう。
560名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 20:07 ID:nwB0.JbI
夢というものが無くなった日本と
夢だけがある後進国。夢というものの
正体がここに潜んでいる気がします。
余分な夢などはもう見なくてもいいと
考えている今日この頃です。

無駄な夢を自己創生するアメリカンは
羸に夢を食われて逝ってしまいなさい。
561あきれた:01/10/04 21:59 ID:ifoBDjeU
ちょっとここを見てよ〜
http://www.hoteltokyojp.com/mimi/wtc/index.htm
ここの「千絵さんのエッセー」
この人、日本人のくせに、これだけの思想なんだよ〜
マジで逝ってよし
562薄弱:01/10/04 22:00 ID:CLkZlanQ

>>556
なんでもいーから反主流勢力がないと、
主流勢力も自己対象化できなくて狂うよな。
それが 資本主義グローバリズム と 原理主義テロリズム ってーのわ、
もう来るトコまで来ちゃったなってカンジ。
お互い反対方向に突っ走りすぎて、もはや会話が成立しない。

>>560
夢は実現された時点で夢でなくなり、
もうワンランク難易度の高い=必要性の低い夢が発生するワケだが、
それわ夢のデッチアゲであり、格差拡大の原因でもある。
火、土器、農耕牧畜、村、都市、国、産業革命、
文明とはすべて無駄な夢だとも言えるが、
それがないと人間ではいられない。
つまり人間は、目的でわなく手段のイキモノとゆうことだ。
563名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/04 22:02 ID:0dKVrzmM
夢がなければ資本主義は成り立たん。
564あきれた:01/10/04 22:04 ID:ifoBDjeU
追加です。
http://www.hoteltokyojp.com/mimi/wtc/index.htm
ここの掲示板の「千絵」さんの9月27日からのカキコ、すごいよ〜
565貧脳:01/10/04 23:27 ID:Wi2rIiFM
>>563
どっかで緑川ダムさんが似たようにいってたかもしんないけど、
資本主義をまわすための不可欠な燃料である「モノ=カネ上の夢」
の快感に対する効用は、残念ながら逓減する一方だと思う。

電話・ラヂオ・車・TV・冷蔵庫・クーラー・洗濯機の出現・・快楽度1000UP
家庭用VTR・ハイファイオーディオ・ファミコン・パソコン・・100UP
ケータイ・次世代ゲーム機・食器洗い機・高枝切りバサミ・・10UP

もうこれ以上いいよ!、ってつっこみは60年代以降ひんぴんと聞かれるんだけど、
システム的にそうはいかないから、延命装置で続けてる感じ。
なんていうと左翼みたいだけど、右・左翼思想(革命)、セックス、宗教なんかの
ヒトの脳内快楽に対する効用が、モノカネの効用に勝っちゃってる、という現実が
まず先にありきのよーな気もする。
ここらが無限な成長思想のいい転換点だよ。
考えてみれば成長なしには回せないシステムってのも一つの欠陥品じゃないか。
566貧脳:01/10/04 23:42 ID:Wi2rIiFM
ある人は、資本主義とはセックスだとも言ってるな。
ヒトは快楽機械であるという前提から、
イコールで結ばれる項を全部省略すると、ブッチャケセックスだ。
だが、なぜそこまでコトを抽象化する必要があるのだろう、という
のがこの文明に対する疑義・・になるのかな?。
567緑川だむ:01/10/05 00:54 ID:s8GRxeck
>>565
激しく同意。
サステイナブル・システム(持続可能な社会)はサステイナブル・エンドルフィン
(持続可能な脳内快楽)でもあるわけだ。

モノによる脳内快楽なんて、たぶん一人あたりGNPが5千ドルを超えたあたり
から急速に逓減し始める。1980年頃の日本って現在より50%は額面上の所得
は低かったはずだが、体感的にどうみてもそうは思えない。

そりゃインターネットも携帯電話もない世界ではあったが、それが無いからと言っ
てなにか本質的に不幸だったとは思えないんだよな。

完全なゼロ成長ではなかったにしろ、それに近い社会としては江戸期の日本が存在
してたわけで、そのへんどういう風に脳内快楽を維持してたか興味はある。

ゼロ成長の中世的な社会というとヨーロッパの中世みたいに宗教で脳内快楽を維持
する事が多いみたいだが、江戸期の日本ってあまり宗教色は濃くないし。
568名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/05 00:56 ID:CPsUyCG2
>>566
そりゃ童貞か女にモテナイ奴の発想だろ。
女に恵まれてる奴はセックスセックス考えない。
569アニヲタ:01/10/05 01:23 ID:pQmq2RBc
>>567
何かの話で、日本人はエンドルフィンの分泌能力がとても高いと
いうのを聞いた事がある様な。それで、なまじ麻薬に頼らなくても
幸せな世界に逝けてしまうとか。

>>568
セックスの水道管理論かぁ。いいなぁ。
ちなみに水道管理論とは、かの松下翁が唱えたもので、松下電器のHPから
モロに引用すると、

「産業人の使命は貧乏の克服である。そのためには、物資の生
産に次ぐ生産をもって富を増大させなければならない。水道の
水は加工され価あるものであるが、通行人がこれを飲んでもと
がめられない。それは量が多く、価格があまりにも安いからで
ある。産業人の使命も、水道の水のごとく物資を豊富にかつ廉
価に生産提供することである。それによってこの世から貧乏を
克服し、人々に幸福をもたらし、楽土を建設することができ
る。松下電器の真の使命もまたそこにある」

だそうだ。松下の使命も最早終わってしまったのか?
「ただのバケツじゃありま洗」でも買ってくるか。
570貧脳:01/10/05 01:32 ID:whZZ3OrU
>>567
快感の増大と不快感の減少とは、快楽的には値として同じで、
日本型中近世社会?など、後者に基礎を置くという発想なのかな。

現代は高所得高快楽=高ストレス高ストレス解消という
単に「出入りの多い」生き方してるだけかとも思えるね(w。
571匿名キボンヌ:01/10/05 02:15 ID:ylWCD3VI
んー、書き込む内容を考えているうちにどんどん話が展開していく(藁。
いいことなんだけどね(藁。

確かに、脳内快楽ってのは人間の性質上いずれ「耐性」が出来てしまい、やがて快楽では無くなる。
そして、再び快楽を得るには、より刺激的な強力な、より膨大なエネルギーを必要とした
快楽を作り出さなくてはならない。

非常にベタにクスリに置き換えてみる。

これは軍事・経済超大国アメリカにも、イスラム原理主義過激派の両方にも当てはめられると思う。
アメリカにとってのクスリは資本主義経済&科学技術(拡大でしか快楽を得られない)であり、
イスラム(全体)にとってはコーランなわけだ。

つまり、覚せい剤中毒のアメリカ君はニコチン中毒のイスラムさんに対し、
「たばこなんかまずいだけだしイマイチ効かねぇだろ?シャブのほうがもっとトベるぜ」って
自分自身が新しい強力なヤクを欲しいが為に、たばこ畑(イスラム圏)を荒らしていて、

一方イスラムさんの中で貧しくキレやすい(それだけコーラン:ニコチン)に頼ってきた)人達は、
「おれらの貴重なたばこ畑が荒らされているぜ。まったくニコチンが切れてきてイライラしてきた、
とりあえずその辺のクサ(コーランのあやまった解釈、毒草)でも吸うか」ってなった。
んで、毒におかされて気が狂った奴らが今回のテロを起こしたと。

結局ヤク中(両者とも)の中毒を治す手段は断薬か、全く別の快楽を代用して求めるかだ。

イスラムのニコチン中毒はある程度タバコを控えることで、
それなりに維持できるが(たばこってそうだよね)、
しかし、アメリカの覚せい剤中毒は少なくしても効果なし。しかも激しい苦痛をともなう。

もしアメリカがこのまま資本主義の拡大を続けても、いずれはヤク中と同じように廃人になってしまう。
仮に全世界が資本主義化しても、行く末は資源の枯渇と人口爆発と飢え。(既にかなり現実問題だが(鬱)
そして崩壊。

やっかいな事に、アメリカや資本主義圏だけを隔離して禁断症状(軍事行動)を
止められるやつは世界にいないんだよねぇ(藁。日本もアメリカのクスリの商売相手だしさ。

もちろんこの作り話は、国というデカい規模でみてるわけだから、アメリカにも日本にも
中毒を反対する人はいるんだろうけど、それが中毒患者を押さえつけられるほどの
力を持っているとは思えないんだな、これが。

ますます鬱になってきた。
572薄弱:01/10/05 02:39 ID:wzGiNaGg

正確な認識とかゆっといてアレだが、知の残酷だな。
小耳に挟んだ学説によると、原始狩猟採集時代のニンゲンに、
仕事とか余暇とゆう概念わなかったとゆう。
つまり、ストレスを受けて、それを解消するとゆうプロセスは必要なかった。
仕事が遊びを兼ねていた。
原始人わ貧しく悲惨な生活をしていたとゆうのは、
文明人の勝手な評価基準。とゆうやつだ。

で、いま思ってんのわ、知の一方通行、とゆうやつだ。
つまり、ニンゲンは識ることは意のままにできても、
忘れることは居のままにわ出来ないってやつだ。
なんとなく思いついたのだが、たぶんガイシュツだと思う。
進化の不可逆性と比喩してもよい。

いかなる認識や意志を持ってしても、過去に戻ることは予想以上に難しい。
よほどのカタストロフでもないとムリだろう、核の冬とか。
ニンゲンは目的でわなく手段のイキモノであり、
必要が無くても進化をしたがるイキモノであり、
目的などとゆうモンは、類まれな手段を持つ人類が、それを発揮する口実に過ぎない。

だから、人類の進化が人類のシヤワセに貢献したことより、
不幸に貢献した側面の方が大きい。
4千年前と現在、どっちがニンゲンシヤワセか、ちょっと想像すりゃ分かる。
ただ、進化の方向性をコントロールすることわ出来るはず、としよう。
それが快感の増大より不快感の減少を目指すモノなのか、
あるいわ、進化欲求、競争心、向上心とゆったモノを「逆」利用する方向か。
ぢつわ意外と後者が現実的とゆう気もするが、リスクも高い気もするし、どうよ?
573名無しさん@お腹いっぱい:01/10/05 02:48 ID:6PmvyxoI
グローバリズム終了で
グローバル百姓一揆(百姓=タリバン及び世界中の貧乏な不満分子
;地主=アメリカ)の開始。
574薄弱:01/10/05 02:57 ID:wzGiNaGg

そう考えれば資本主義も共産主義も、
ニンゲンの果てしない膨張欲求、進化欲求を、平和的に処理する手段ともゆえる。
だが、資本主義はあまりにも生産性が高すぎた。
進化膨張を処理するための安全装置が、さらなる進化膨張をうながしている。
防犯装置から泥棒が生まれているようなものだ。
なぜそんな理不尽なシステムが依存されてきたか、とゆうと、
そうやって時々、解決困難な問題を引き起こしてくれるトコが、むしろ
手段(能力)のイキモノとしてのニンゲンの性欲処理に都合が良かったのかも知れない。

ある目的のために無い知恵絞って努力する。とゆうのわワリと快適なストーリーだが、
有る知恵を使えない。となったら、それわおそらくニンゲン最大の苦痛かも知れん。
知恵の実の寓話じゃねえがよ。
なんかねえかな。ニンゲンの進化膨張拡大欲求をムリに押さえ込むコトなく、
それを逆利用できる、両立的でわなく止揚的なやりかた。

ニンゲンの才能や情熱を、その方向性より、絶対量で評価するシステム。
なんかアウトオブコントロールな気もするが、そうでもない気もする。
575名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/05 03:17 ID:XpEqDXAE
究極の自作自演を繰り返す僕らは
やっぱり誰かに突っ込まれないとね。
いいスレだ。
576名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/05 04:58 ID:yyae1DZM
薄弱さんとか、NAMに入ったらどうかな? って折れもまだ入ってないけど、
あれには一応希望が持てるような気がする。
それにしても薄弱サンには感謝。 大変勉強になりました。
577薄弱:01/10/05 05:18 ID:wzGiNaGg

NAMIってナニ?
578蚊注射可愛や:01/10/05 06:32 ID:wGWZIlo2
>>561
ダイアナ妃のときもそうだったが、最近は陰謀がばれて困るときには、
歌をうたってごまかすやり方が、主流になっているようですな。
ダイアナ妃のときは、ジョン・デンバーがCDまで出しおった。
今回はユダヤのミュージカルの連中が路上でパフォーマンスをやってた。
そらそうでしょう、当時ビルにいるはずだったユダヤ人4000人は全員
ビル内におらず全員被害をうけなかったそうだから。
ゴイムが死んで、うれしくて大喜びする気持ちも分かるわな。
579無知なあめりかじん:01/10/05 09:50 ID:4f.Vz.qE
読んでみたよ。アメリカ人の考えを日本語で言ってくれてるね。
http://www.hoteltokyojp.com/mimi/wtc/index.htm
〜千絵さんのカキコミより抜粋〜

> 【なぜテロを受けたか】というところの情報自体が、
> もう違っているので、話し合いは出来ませんね。
> 何度もいいますが、世界の多くの国際人(中立にたって来たひとでさえ)は、
> 今回のテロは【イスラム世界対西欧世界】では無いと言っています。
> イスラムの殆どの人々が、ラディン率いるゲリラと一緒にされては
> 困るといっているのです。
> ラディン率いるアルカイダはただのゲリラなのです。
> このテロ事件を【資本主義国対中東諸国】というレベルで見ていては
> 大変なことになります。
> 今までアメリカが中東に介入してきたことも本当です。
> 彼らも、そういう中東諸国との軋轢から来ている問題であれば、
> まず話し合います。
> 既にどれだけの、平和的話し合いがされて来ているでしょうか。
> 何度もいいますが、ただのゲリラに起されたテロというものの見方が出来ないのは、
> イスラムにおいても西欧社会においても大変な問題なのです。

> 私達も中東の罪も無い人が傷つくのは好ましいものではありません。
> 否、それが内政干渉になっても、アフガンで苦しむ女性達を
> 助けて欲しい気持ちでもあります。
> しかし、アメリカ政府は、アフガンの内政干渉はしないといっているのです。
> あなたの言葉に、>どんなふうに何を考えているのだろう、と
> >相手の気持ちを想像しながら、生きていかなければいけません。
> >相手を思いやる」ということです。

> とありますが、私はアフガン一般市民の痛みも分るし、
> 他のイスラムの国国の貧しい人々の気持ちも解るからこそ、
> 彼らに出来ることを考えてもきました。
> もと国連にいた友人ともその話しばかりしています。
580名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/05 10:40 ID:z0uJ1km6
死者10万人の東京大空襲、広島と長崎の原爆投下など対日空襲作戦を指揮したアメリカ空軍の
爆撃兵団司令官カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した日本政府。1964年のことである。

カーチス・ルメイ曰く、
「原爆を落とすまでもなく太平洋戦争は実質終わっていた」
「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民
家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを
作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたの
だ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

ちなみに授与理由は「航空自衛隊の育成に尽力した」ことによる。

1945(昭和20)年1月7日 グアム島に到着 以後、対日戦略爆撃を指揮
 2月15日 名古屋空襲
 2月18日 硫黄島空襲      
 3月9日〜10日 東京大空襲
 3月16日〜17日 神戸空襲
 3月27日 沖縄発空襲 以後、5月まで空襲を続行
 8月6日 広島へ原爆投下             
 8月9日 長崎へ原爆投下
1964(昭和39)年12月8日 勲一等旭日章受勲
581名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/05 13:09 ID:olZPgZY.
>薄弱さん
 NAMIじゃなくてNAM (New Associationist Movement) です。
 http://www.nam21.org
http://criicalspace.org
 まあ、行ってみて下さい。
 
582581:01/10/05 13:13 ID:olZPgZY.
 批評空間の方、tが抜けてました。
 http://criticalspace.org ね。
 スイマセン
583貧弱:01/10/05 21:25 ID:znuu9f.o
自発的に「近代的意識」に到達しえたのは、世界で西欧と日本だけだけど、
共通項がもうひとつあって、共に近代前夜長らく「中世・封建(分権)制」という
ヒトの進化膨張欲求を対象化した上で管理するようなシステムを持ってたんだよね。
多分これ、その他社会には見られないんじゃない?とすると
つまり中世的意識→近代的意識 はワンパッケージのような気もする。
これは示唆深い事実と思うけどな。
まあ、その先は続けらんないけど(藁
584583:01/10/05 21:27 ID:znuu9f.o
コテハン間違えた。貧脳=○
585薄弱:01/10/06 02:12 ID:KafTQeyg
>>575
「自然の脅威と闘ってきた人類が「自然にやさしく」とか言い出さざるを
得なくなった時からかな。
エントロピーなんちゃらっつーんだっけ?忘れたが

>>581
みてみまふ。とわいえ、
折れはマイノリティにさえ成れないカルト以前な輩なんで、
なんらかの方向性を与えられた「運動」には、それがなんであれシンクロできないと思うけど。
しいてヨノナカにエフェクトを与えに逝くとすれば、それわ、
相手がどんなに形の上で否定しても、臓腑に刺さって抜けないよーな認識を叩き込むことか?
物量と演出力にモノいわせたマスコミの世論操作力(ペンは剣より強し)とわまた違う、
まあ「非実践主義」だな(藁)ただ、
非実践主義のヨノナカってワリと平和な気もするが・・・

>>583
なるほど、そう考えると、何故日本だけが、
西洋であることが既成事実化した近代世界で、後発組で唯一成功したのか分かるかもな。
実際、第三世界はおろかロシア中国のよーな強国大国でさえ、乗り遅れの感は否めない。
進化膨張とわ多様化でもあるが、中央集権より地方分権(封建)のほーが、
多様性に対するキャパは広いとゆうことか?
そうゆわれればヨーロッパ大陸自体が、ECもある種の民主的封建制度だし、
秦の始皇帝が中国に中央集権とゆースタイルを定着させて以来、なんかあの国、
動乱は派手でも進化に乏しい。
日本の江戸期も進化に乏しいが、それわアイデアが発生できないダケで、
進化膨張に対する受け皿は、ぢつわあったのかも知れん。
危険な進化膨張に対するキャパが広い割に、進化膨張を起こす危険は少ない。
究極のセイフティシステムだな(藁
でも、「世界を江戸期にしよう」とゆーオチは、進化の不可逆性のせいでダメかな。
一度くった知恵の実を吐き出す事は、
記憶は随意筋、忘却は不随意筋でやってるニンゲンには不可能だし。

ただ、ニンゲンの進化膨張能力のすべてが、地球保存のために
エコロジーに向かう、向かわざるを得ない状況がくれば、
また違う局面が出てきそーだがな。
そのためには、それを義務やモラルでわなく、ビジネスにするシステムが必要だが。
586アニヲタ:01/10/06 02:44 ID:gwZtgs7A
昨日の新聞だったかに、石器時代のヒトが住んでいた洞くつに描かれていた絵画
が、有名なアルタミラの物よりも技巧的なものだけど、それより古い物である事
が判明したとかで、必ずしも文明(?)は高度な方に進化する物ではないと言う話が
書かれていた。

現在の人類は、氷河期と間氷期を繰り返す地球環境にあって、たまたま良い気候
に巡り会って繁栄しているだけかも知れず、いずれ次の氷河期が来たら「AI」の
ラストシーンみたいに人間がいなくて、ロボットだけの世界になってしまうかも
しれない。まぁ、そんな事は無いかも知れないが、文明は宇宙に出ているか、
退化して中世の様な世界が復活しているかもね。

人類は全然進化してないよなぁ。100m走のスピードが9秒切るのに後、何十年か
かるか分からないし。知能指数170の人間だって、2ちゃんに書き込みしてたりす
る訳だし。人類の進化の余地は最早、自身の遺伝子をどう改造するかにしか残さ
れていない。

イスラム原理主義放逐後の次は遺伝子保存原理主義対遺伝子改造資本主義の争い
になってしまうのだろうか。でも、それってトウモロコシとかでもう始まってい
るか。
587アニヲタ:01/10/06 03:20 ID:gwZtgs7A
クスリで言うと封建制はダウナー系、資本主義はアッパー系なのかな。
「ことば」だって、「おかね」だって、記号だと言ったら、脳内物質なんて記号
そのものなので、ちょっと前までのアメリカ経済なんてのは、食事も取らずに
ひたすらハイになっている廃人状態だったのかもね。

今日読んだZDNetの記事に、シリコンバレーでは不況期に、次の発展段階の核
となるアイデアが構築され、好況期は、ただそのパターンを繰り返し使いまわし
するだけだと言う話があって、リセッションと言うのも必ずしも悪い事ばかり
ではないのかも知れない。

それでもアメリカの病気は重いか。人口の倍の食料と、世界中のエネルギー資源と
まだまだ使い捨てにできる国土を大量にもっていて、周辺からはいつでも奴隷並み
の賃金で働いてくれる労働力が流入してくるので、今の不況期が終われば、また
ぞろ成長と環境破壊を繰り広げるだろう。ちなみにアメリカ経済の不況期の平均の長さは11ヶ月、好況期は52ヶ月だそうな。
588薄弱:01/10/06 04:20 ID:KafTQeyg

ニンゲンは生物学的に大して進化してねーのに、
文明だけわどんどん進化してしまうから怖えーんだよな。
古いノートパソに最新のソフトがんがん突っ込んじゃうよーなモノだからよ。
ただ文化(ゲージュツ)は文明と違って、新しいモノがいいとわ限らん。
ルネサンスじゃねーが、進化の不可逆性から逃れているやも知れん。
折れは縄文式土器のほーが弥生式土器よりカコイイと思うが、
その性能は比ぶべくもなし。

進化の歴史を遡るコトができないなら、いっそ、アッパー系を極めてしまえば良いか?
ジャンク遺伝子や休眠脳細胞を全部稼動させるだけで、
少なくとも進化に伴うリスクマネージメントにオツムが割けるし、
「正確な認識の逝きつく所わ虚無主義」なんてマヌケなオチも無いだろう。
大衆コントロールのための教育や政治も、要らんことになるかもな。
製造が金融にアタマ下げるよーな、代替価値に過ぎないおかねが一人歩きしたゲームみてーな
本末転倒な経済体系も崩壊するかもよ。

かんけーねーけど、日本て民間企業は先進国だけど、政治は後進国マルダシじゃん。
なんか永田町とか霞ヶ関に、政治でわなく政治村テーマパークみてーなのがあって、
日本で知能的に最下層の動物を税金でいっぱい飼ってて、
お子様向けの権力抗争ショウみてーなのやってて、やたら餌代かかるけど(藁
よーするに、日本は政治などでわ動いていない。
国際社会において「いちおー日本にも政治や議会や大臣があります」とゆうためだけの、
まあ背広とネクタイみてーな存在にすぎない。
ナンもせんでえーから、足ひっぱんなよってカンジ。
つまり、政治の存在しない日本は事実上、民間企業による封建(分権)制ともゆえるワケだ。
欧米はなまじ政治がマトモだったりして、
それを日本人は羨望のマナザシで見てる部分もあるんだが、
マトモな大人の政治によるコントロール、とゆう発想が、すでに無駄なのかもな。
それわむしろ一元化つーか、中央集権的な発想で、
その延長にグローバリズムとゆう、コントロールフリークな発想があるのかもよ。
589アニヲタ:01/10/06 04:45 ID:gwZtgs7A
製造業の中にもカーストはある。一番上のカーストは自分では何も作らず、研究を
行なうカースト、次は研究成果を利用して図面を引くカースト、間を飛ばして最後
に実際に額に汗して物を作るカースト。物を作るカーストでも、世界にたった一人
しか、それを行う事ができない技術を持っていれば、格段の扱いになる場合もあ
る。最近は、物づくりは全て海外に移動してしまった。ちなみに製造業のカースト
の上には、投資計画を定める金融系のカーストが載っかっている。

日本に政治が存在しないわけでは無いが、今の所狂牛病騒ぎ一つを見ても、役所は
生産者にあつく、消費者に冷たい。もっと高次の世界戦略については皆無に等し
い。単に国内の利益調整さえ行っていれば、それで安泰と言うカーストになってい
る。人は、そういう状態は奴隷と呼び、最も蔑まされても文句の言えない状態であ
る。

リーダーシップをコントロールフリーク呼ばわりするのも良いが、奴隷に率いられ
た奴隷の群れと言うのも勘弁してほしい。
590薄弱:01/10/06 23:53 ID:Gvg77GXo

まー製造業カーストや日本政治論は逝ってる事よく分からんが、
コントロールフリークよりバカ殿のほーが、日本向きなんだろう。
ま、足ひっぱらない程度にバカ殿ならいいけど。
長嶋茂雄みてーなバカ殿がしつこく人気なのを見ても、
江戸幕府の将軍の頭蓋骨チェキしたらほとんど白痴だったのを見ても、
なんで日本だけ政治家があんなにバカなのか分かる気わするぜ。
その方がうまく機能するのが日本なんだろ。
591グローバルアソシエイツオブハーガン:01/10/07 00:55 ID:mpd5FtjY
ところでアメリカの庇護の下ぬるま湯の生活をするのと、
アメリカに敵対してイラクのように苦しい生活を強いられるのと
どちらがお好みですか?みなさん。
592名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 00:59 ID:4pqBiXZM
>>591
GNPがマイナスになる社会はぬるま湯ではないと思われ。
大丈夫な人間はそれまでとあまり変わりが無い生活を送れるが、
中小企業関係者やリストラ対象者にとっては地獄の苦しみ。
593グローバルアソシエイツオブハーガン:01/10/07 01:01 ID:mpd5FtjY
堺屋太一が良い事言ってるよ

-----------

 織田信長に限ったことではない。成功した大改革はみな「文化革命」を伴
っている。明治維新は武士の文化を否定して文明開化に代えた。戦後の改革
は軍人文化を排除して平和と繁栄を正義にした。

 今、日本が進めている改革では、官僚依存の事なかれ主義文化を捨て、自
由と創造を優先する未来型の文化を創りたい。
594名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 01:12 ID:4pqBiXZM
>>593
名誉革命は文化革命とやらを伴ってなさそうですが。
595グローバルアソシエイツオブハーガン:01/10/07 01:13 ID:mpd5FtjY
>>592
あなたは、徴兵制も無く、いまだに世界第二位の経済大国である
日本で、まだ不満を言うか。リストラはどこでもある。
今までが異常だったのだ。だんだん正常な状態になる。

「戦後の改革は軍人文化を排除して平和と繁栄を正義にした。 」

次ぎは何だ。

「新世紀の改革は国人文化を排除して自由と平等を正義にした。 」
596貧脳:01/10/07 01:36 ID:vrKwD8dM
日本人て、政治的無意識の天才といわれるからね。
どこかのレスで「結果で判断してみよう」ってあったけど、
有史以来これほど結果としてヘタを打って来なかった民族は珍しいよ。
一回戦争に負けたのがほとんど唯一のヘタ打ちだけど、それすら国家レベルでは
損失どころか災い転じて福にしてのけちゃったんだから。それも驚くほど短期に(w
しかも誰が号令かけたわけでもなく、無意識とか空気によって粛々と運んだという
のが、、、。端からはさぞ不思議な生態を持つ国民と思われてるだろうなー。
597名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 01:45 ID:Up3auzz.
にしてもこのスレは名スレだね。
ROMとしている側としては、アクティヴさんに敬意を抱きました。
いろいろと参考になります。
598薄弱:01/10/07 03:49 ID:CDlg81kQ

>>591
それわもちろん、隋唐だろーがアメリカだろーが、
そん時一番つえーやつのタイコ持ちやって、のーのーと生き延びるのが日本さ!
前にも書いたが、日本のアイデンティティは宗教でも主義でもなく、
天皇とかゆー、ナンの実体も無い在日朝鮮人一家のボケ老人。
だから、ナンの宗教やら主義とも心中せずに、
世界のいいトコ取りして、どんなつえー奴よりも長生きするってワケ。
そーゆーイミでわ、日本はグローバリズムのモデルケースかもな。
「新世紀の改革は国人文化を排除して自由と平等を正義にした。 」などとゆう
思想レベル、主義主張レベルのアイデンティティは、
日本には永遠に根付かないんじゃねーの?てゆうか、
何らかの思想や主義主張が本気で根付いて、ソ連が共産主義と心中したみてーに
ソレと心中しなきゃならなくなったら、
この矮小な国土に住む矮小な民族を生き延びさせてきた、
独特のしなやかな強さは失われるだろーね。

>>596
てってーして弱者の知恵だね日本は。
哺乳類も、恐竜とか当時の爬虫類に対する弱者としての方法論を確立して、ここまで繁栄した。
人間は猿より進化したとゆっても、生物としては猿より弱い。
強者の論理って、けっきょく個体的強さの追求なんだよな。
いかなる天才的な個体も、集団的無意識を超えることわできんのかも。
日本に天才的な個体が、それこそ第三世界と比べても極端に少ないのも、
なんか頷ける気もするぜ。
599定食:01/10/07 03:52 ID:CYN1aeVw
>>598
なんか熱いね? どうしたのさ?
600薄弱:01/10/07 03:55 ID:CDlg81kQ
>>599
折れは無駄に熱い薄弱だ。
601アニヲタ:01/10/07 03:55 ID:7xYbqVgA
将軍にしても天皇にしてもそうだけど、時の権力を代表する者が、実際には権力を
持たない構造と言うのは、日本に特有かも。今の首相も何となくカッコだけはリー
ダーシップを気取っているが、主張に一貫性が欠けているので、いまいち。

わからん。特攻の悲劇を繰り返さないと涙する人物と、自衛隊は危険な所にハケー
ンしなければ意味が無いと(しかも丸腰で)言う人物が同一だとは。もしかして、
漏れの理解の遥か高みでは、それらの発言は互いに矛盾しないのかも知れないが。

リーダーシップと言う事に関しては、最近はアメリカもカナーリ日本化しているの
かも知れん。TVでトークバトルしてニクソンに勝ったケネディは、まだナイーブ
なアメリカを象徴していたかもしれんが、元俳優のレーガンは、国民に対して政策
を説明する為の「コミュニケーター」としての役割を期待されていただけだし、ク
リントンは女のケツを追っかけ回して、国政に関して何もしなかった為に、かえっ
て経済的繁栄を持続したし、子ブッシュだって、自身はヘタレでも優秀なスタッフ
を抱える事でテロ後はカナーリな支持率を得ている。

一人の脳みそには限界とゆうものがあるから、リーダーが政策の全てを検討するの
は不可能としても、我が国に関して言えば、リーダーと言う物は不在で、そこには
利害の調整役しかいないのだが、それは日本がアメリカだけをリーダーとして従う
以上、仕方の無い事なのかもしれない。その意味ではフリだけでもリーダー然とし
て振る舞う今の首相や、アメリカに異議を唱える都知事に対して、支持が集まって
いる現状と言うのは、戦後なかった事で非常に興味深い。
602定食:01/10/07 04:01 ID:Armih/yY
>>600
だから、あんた何が言いたいのさ?
ただの批判厨房?
それともなにかスバラシイ思想でもあんの?
長い物に巻かれるってこれはこれで真理だとおもうよ
603薄弱:01/10/07 04:03 ID:CDlg81kQ
>>598
つまり、政治思想とかゆーのは、今世界で支持されてるモンも
そーじゃないモンも含めて、しょせんは
天才的な一個体のアイデアに過ぎねーワケじゃん。
それが、なんかの拍子に支持されたっつーかよ。
宗教から国家的戦略論まで、成文化されたモンはすべてそうかも知れん。
集団的無意識に、思想的夾雑物がここまで少ないのわ日本だけか?
つーことわ、多様化とゆーのも、マクロよりミクロで捉えるべきか?
とゆうのわ、マクロレベルの多様化つーのわ、
宗教とか思想とか主義主張みてーな成文化できるモンが、
いろいろとまあございますってハナシじゃんよ。
成文化そのものを否定する、とゆうか義務や当為にしないって事かな。
ソレに耐えられるオツムはそうないが。
604定食:01/10/07 04:09 ID:Armih/yY
>>603
でも、あんたもアメリカのパワーポリティクスの庇護を受けて
毎日、楽しく暮らしてるんじゃないの?
中東の軍事プレゼンスが霧消したら日本のエネルギー政策は
破綻するし、思想や戦略じゃお腹は膨れないのよ。
605薄弱:01/10/07 04:10 ID:CDlg81kQ

>長い物に巻かれるってこれはこれで真理だとおもうよ

だから折れもサンザンそー逝ってんじゃん。

>それともなにかスバラシイ思想でもあんの?

まあ>>603でも読めれや。
なにか「スバラシイ思想」とか、美しく単純な回答を求めること自体が
もはや危険な思考停止願望なのかもしれねーぜ。

>だから、あんた何が言いたいのさ?ただの批判厨房?

君の不安はよく分かるが(藁
自分の理解を超えたモンの存在自体が、不安で認められないパターンだな。
いや、別にいーんだけどさ。折れはそーゆーの馴れてっから(藁
606定食:01/10/07 04:13 ID:Armih/yY
>>自分の理解を超えたモンの存在自体が

ちょっと、詳しく教えなさいよ(キーッ
607ひらく:01/10/07 04:17 ID:UjcpKBbY
>603
言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ
608薄弱:01/10/07 04:21 ID:CDlg81kQ
>でも、あんたもアメリカのパワーポリティクスの庇護を受けて
>毎日、楽しく暮らしてるんじゃないの?

だーかーらー
『それわもちろん、隋唐だろーがアメリカだろーが、
そん時一番つえーやつのタイコ持ちやって、のーのーと生き延びるのが日本さ!』
って逝ってんじゃん(藁)もっぺん>>598ちゃんと読んでくれるう。
この折れを、単純バカの反米主義者にでも仕立て上げたいの?

>中東の軍事プレゼンスが霧消したら日本のエネルギー政策は
>破綻するし、思想や戦略じゃお腹は膨れないのよ。

だーかーらー
『成文化そのものを否定する、とゆうか義務や当為にしないって事かな』
って逝ってんじゃん。
折れを、ナニか固定された思想信条と心中でもさせたいの?

そりゃそのほーが論破はしやすいだろーが(藁
なんかさあ、折れを論破することを自己目的化してて、
けっきょく折れと同じコト逝っちゃってるヒト多くない?
いや気持ちは分かるんだけどさ。例の別スレでも「嫉妬」とゆう言葉が出たが、
なんか、インテリ・カーストの最下層に居るハズの
折れ様の下克上な知能に「嫉妬」してない?
君らが勝手に縛られてる思考ルールをブッチして、アッサリ本質突いちゃう折れ様によ。
見え透いた謙遜してイイ人ぶる趣味ねーから逝っちゃうけど(藁藁
609薄弱:01/10/07 04:26 ID:CDlg81kQ
>>606
それわこのスレをちゃんと読んでもらうしかないな。
つーかさ、これ別に仕事で原稿料もらって書いてるワケじゃねーから、
誰にでも分かるように書く必要ねーし、一般化の義務なんかねーのよ。
貧脳氏は折れよりヤサシーみてーだから、ちょっと説明してあげてくれるう?。
610定食:01/10/07 04:28 ID:Armih/yY
>>608
ほんと、なんにでも噛み付くタイプみたいね
論破なんて、滅相もないヒマだし
一人で熱くなってるから興味わいて相手して上げてるのに
失礼しちゃうね・・・
で? 結局あんたも典型的な日本人って訳でしょ・・・
もっと違った角度からアメリカ批判を聞かしてよ。
611定食:01/10/07 04:30 ID:Armih/yY
>>609
つーか、あんた無頼気取っても似合わないから止めた方がいいよ(笑み
612アニヲタ:01/10/07 04:31 ID:7xYbqVgA
政治思想にしても、科学史上の発見にしても、天才的な一個人のみが為した物では
無いのでは。どんな思想にも必ず先行者がいて、後一歩でモノになったのに。と、
言うパターンって多い。天才は、それら先行者たちが無意識に築き上げた成功や失
敗の繰り返しの中から、その成果を意識の世界に引き出す事のできた者を指すのか
もしれない。

同様にリーダーシップとは、無意識下にある大衆の欲求を、見える形に結晶化させ
る作用を指しているのでは無いだろうか。いわば、混沌に目鼻を付ける作業で、こ
の結果は往々にして多様性に対する非寛容に至るのかもしれないが。
613薄弱:01/10/07 04:37 ID:CDlg81kQ
>>610
>一人で熱くなってるから興味わいて相手して上げてるのに失礼しちゃうね・・・

さみしい格上キドリだな(藁

>ほんと、なんにでも噛み付くタイプみたいね論破なんて、滅相もない

ワルクチも、全部自分のコトゆってるみてーだし。

>で? 結局あんたも典型的な日本人って訳でしょ・・・

そーゆーコトにしとけば君のやっすいプライドが保てるの?

>もっと違った角度からアメリカ批判を聞かしてよ。

そんなんサンザンやったし、第一アメリカ批判を自己目的化などしとらんのでね。
こっちの旗色はっきりさせてあげないと、攻撃しにくいからヤダ?
それ以前に、まず自分が「違った角度からアメリカ批判」して見せてくれるう?

ギロンするつもりorする能力がねーなら出てけよ。別にとめねーから。
折れらのハナシが理解できなくたって、別に君の人生にナンの差し障りもねーよ(藁
614薄弱:01/10/07 04:41 ID:CDlg81kQ
>>612
いかなる発明も、既存同士の今まで無かった組み合わせ方に過ぎない。
それが出来る奴が天才と呼ばれてきたんだろ。
まあ>>51>>261でも読めれ
615薄弱:01/10/07 04:48 ID:CDlg81kQ
>>611
折れみてーにホントに変なヤツは、変なヤツ気取る余裕なんかねーモンさ。
君は、「いやー折れってヘンな奴だからさあ」とか
うれしそーに逝ってみせたりしてんだろーね。よかったね。
君みたいのが無理にこんなスレに付いて来る必要なんかねーんだよ。
君は今のままでシヤワセに暮らせるんだから、
これからはヨケーなトコ覗かないよーにな。まーた不安になっちゃうよ(藁
616定食:01/10/07 04:52 ID:Armih/yY
>>615
寂しいの? まあ〜イイヤ嫌われたみたいだから素直に退散するね(ハアト
617アニヲタ:01/10/07 04:53 ID:7xYbqVgA
成文化そのものの否定。科学とオカルトは方法論的には非常に共通点が多いが、最
大の違いは、科学は何よりも再現性を重視し、その為に密教的な奥義の伝授では無
く、公開された論文を用意する。成文化を否定するに至る理由は、これまでの議論
の中で何度か現れているので、理解しているつもりだが、それでも、それは一部の
人間しか真理を知り得ない為に、密教的かつ選民思想の一つの様に思われるが、
どうだろうか?
618貧脳:01/10/07 04:55 ID:vrKwD8dM
>集団的無意識に、思想的夾雑物がここまで少ないのわ日本だけか?

ヘタすると成文憲法を持たぬイギリス経験論に近いのかも知れないな。
彼ら変にドグマチックなとこがないじゃない。こずる賢いだけで(w
硬直的な身分制があり、だがそれが膠着的でないというか、なんとなく
マジなものでないという相対化する頭のいい一方の流れもあって、
双方向的というか。多角的構造というか、ちょっと柔構造を孕んでて。

比べると米国は個人的には、いってもカルトっぽくうつるな。
パっと見ではそうみえないけど、なんか教条臭いんだな、全体に。
619貧脳:01/10/07 05:09 ID:vrKwD8dM
あ、全然前レスの騒動を読んでなかったよ、ごめん。
620名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 05:18 ID:CVbLincw
誰が何と言おうと、グローバリズムはこれからも拡張し続けるさ。
621薄弱:01/10/07 06:12 ID:FyfebTfc
>>616
お疲れさん

>>617
かもな。記号化=一般化でもあり、
みんなが共有できる記号にすることで「知」は民主的な体裁を保てる。
だが、記号化することで、一般人?は分かった気分になれてしまい、
結果、正確な認識から遠ざかるともゆえる。
いまの世界は明らかに「知を記号化」した世界だが、現状は見てのとおりだ。
いちばんマズイのわ、「ボク分かりません」とゆうスタンスが許されないこと。
分からなくても、分かった事にしなければならないシステムな気がすんだよね。現状。
これわ、適切な比喩か自信ねーけど、ゼロの概念が存在しない数学、みてーな状態かな?

>>618
アメリカ自体が世界最大のカルト集団だよ。
彼らがフツーのヒトみてーに振舞ってられるのは、数と金が多いからか。
イギリスって制度上は絶対王政なのに、議会制民主主義のお手本みてーにゆわれてる。
日本で絶対天皇制なんかヤッたらシャレならんけどな(藁
ここ1.5世紀ぐらい、天皇に関して、賛成にせよ反対にせよムキになる傾向があるのわヤだね。
ユーモアのセンスとゆーのわ、べつに面白い事をゆう能力のコトでわなくて、
知性のキャパのコトじゃん。それわ英国が日本より優れてる側面かもな。
なんにせよ、英国と日本は「大陸コンプレックス・アイランド(島国)」とゆう
共通点があるよーな気がするのだが、あんま考えを整理してねーんでこんどヒマな時。

>>619
もう済んだからいーや。こんなコトゆってりゃよくあることさ。
あんたも経験あんじゃねーの。

>>620
かもな。質的変化は避けられネーだろーけど。
かえって意固地な方向に変わっちゃうかもしんねーけどな(藁
ま、個体発の発想から派生したカラクリなんぞ、シャレで済むてーどにしといて欲しいもんだ。
622 :01/10/07 06:15 ID:GLvxMg2s
昔の村人が山の神のたたりを恐れて生贄をささげるような、
原始的で無意味で自虐的な思考
623名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 06:31 ID:Tqg4ZPqw
そろそろ、現状・歴史のお話から「では次どーしよー?」の論議に
移ってはいかがでしょう。同じとこをぐるぐる廻ってませんか?
いかにうまく混ざるか?物・人・カネを交換するか?
やはりこれからのハナシが味噌だと思うのですが。

薄弱氏のある意味馬鹿殿ぶりは、うまくするとよいカリスマに
転じ得るかもしれません。嫌味もありますが、褒め言葉でもあります。
がんばって下さい。
624薄弱:01/10/07 06:56 ID:FyfebTfc
>>622
批評は対象を明確にするよーに。

>>623
それわプロの仕事ちゃう?
折れは素人オナニストなんで、素人オナニストしかできねーコトをやるだけ。
最近、オナニーもできねえソフィスティケイト去勢バカが多くてつまらんからな。
625  :01/10/07 07:19 ID:MvvytEW2
八百万の神って便利だよね。その時代の最先端をいってる文化を美味しいとこ
取りして来ても、なにも矛盾を感じる必要が無い。元々カオスを認識する能力
を日本人はもっている。天皇を4番バッターにして敗北してもアメリカ的
な価値観をクリーンナップにして快進撃。一つの価値観と共に心中する気の
さらさら無い日本人は強い。1神教徒に比べてのりしろが目茶苦茶に広い。
「なんちゃってユダヤ人」の話があったけど自分達の宗教観を変えてまで
生き延びようとしてきた所にのりしろの大きさを感じる。「なんちゃってユダヤ人」
は一神教の利点を享受しつつそれに縛られていない。そりゃ金持ちに成れるよ。
626名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/07 16:29 ID:YHpWzjDk
社会学者? の言葉の遊びは、そろそろ読み疲れてきたな。
627薄弱:01/10/07 21:55 ID:FyfebTfc
>>625
ユダヤは被害者、日本は劣等者とゆう基本的な意識があって、
ルサンチマンとゆーかコンプレックスを抱えてきた民族で、
「受け入れる」とゆう行為に対する耐性がちがうし、ズルサもちがう。
英米は被害者、劣等者とゆう意識から、現在最も遠いトコロに居るヒトタチ。
で、アラブは文明発祥の地、かつての先進地帯で、バクダッドが世界の中心だった。
ギリシアローマはアラブの子、ヨーロッパはアラブの孫に過ぎない、アメリカはひ孫か。
そーゆー史観は欧米経由のメディアにどっぷりな折れらには伝わって来にくいが、
なぜ、アラブが今の世界(例えばグローバリズムの名を借りた世界欧米化計画)を
受け入れることができないのか。その潜在的理由のひとつでわある。

>>626
学者さんが勝手に作った思考ルールを勝手にブッチしてる奴が書いてるから
読んでて疲れるんじゃねーの?
それを「言葉の遊び」と比喩したがる気持ちも分かってやれなくわないが、
言葉の辞書的意味を弄ぶことしかできねーのは学者さんのほーだと思うがね。
で、「言葉の仕事」なり「言葉じゃなくて実践」なりで、じゃあなんかイイのってある?
628sage:01/10/07 22:01 ID:CYz.Xzjk
便所の落書きで何時までもオナニーするなYO
オモテに出てナンパしてセクスしようYO
629薄弱:01/10/07 22:13 ID:FyfebTfc
>>628
セクースは疲れるんで君に任せた。折れはオナーニのほーがいいや。
セクースつったって、それで子供作んのなんか200回に1回ぐれーだろどーせ。
630貧脳:01/10/08 00:52 ID:tCfk4he.
>そろそろ、現状・歴史のお話から「では次どーしよー?」の論議に
>移ってはいかがでしょう

そうだよね。で、自分のオナニを混ぜっ返すと(w
イギリスって、コモンセンスのみに立脚してる安定性があるじゃん、
センスっていうくらいだから、わざわざ成文化せんでもいいんだよ。
それを担保するのは伝統、経験知の集積みたいな事。すなわち感覚のみですよ。
日本が似てると思うのは、かつての「恥の文化」のような共通感覚に根ざした
社会安定性。それを担保するものも英国と同じ。

だがこの二つが重大に似てると思う点は、安定性でなく、それがあくまで「振る舞い」
のみを規制するコードであって、内面に全く関わらないことではないかと思いついた。
そいつが本心からどう思ってるかなんてどうでもよくて、迷惑かかるからよせば?
みっともねえからやめとくか、そいつはちょっとイテエなあ、、、etc
壊すにしたって皮肉、ネタでさ。Jロットンが女王様に本気で文句たれるわけないし
モンティーパイソンにしたってね。茶化して抜くという感じで。

この感じって、我々から見た韓国人や中国人にあてはまらないと思わない?
あと、西田ひかるのバースデイパーティーとか、オスカー受賞者のスピーチとかさ、
なんか違和感かんじないか、キミ?シャイネス足りなくない?とか、、
なんか思いっきり信じすぎてない?みたいなさ。
裏表わかった上で諧謔する豊かな精神が英国と日本(ただし昔の)似てる。

信念論って、形式じゃなくて本人がそう信ずるところこそが大事なのであって、
そうして見ると日英は正反対の脱信念論者かもね。外形(形式)論者というかさ。
つまり正しいかを求めるのに天に照らすのでなく、人に照らすという合理性。
天に照らして異教徒殺せってでちゃったら、本人にとっては信念貫徹が大正解
なわけだから、とても困ったことになるよ。

本家の英国以上になぜかフランス、アメリカが、自由人権デモクラシーという
「原理原則」振りかざし、その信念に従って行動したがるのは、共和制であるから
(伝統を切った)からだと思う、いや、そこはなんとなくだけど(w。
正当化せねばならん何事かがあるからね、承知のとうり。
ヨーロッパの王政の国のが表現の自由とかありそうな気もするし、、。
まったりしていい感じじゃない?もちろん日本もそれに含まれるはずなんだが。
肝心の恥の文化がアレだからねえ、、コンビニ前で地べたに座るのが正しいか
どうか、が問題でなく、この振る舞いがTPOとしてOKか?のみが基準だったから、
それが失われた日には却って原則論以上に目も当てられなくなった、という現状ではね。

全然「次どーしよー」になってないのは能力の限界ってことでカンベン。
631アニヲタ:01/10/08 00:59 ID:bUTR/R6M
多神教は、アニミズムに基づいていて人間の恐れや願望を、様々な動物や自然現象
に投影している。対して、一神教は啓示に基づいていて、漏れ的には一種シャーマ
ニズムに近い様に思われるが、多神教よりは進化の階梯の高い位置におかれてい
る。多神教は、森の豊かな環境から、一神教は生態学的に最も進化の進んだ段階で
ある所の砂漠から現れたと言うのは興味深い。生態学的進化と、宗教的進化は一致
するものなのだろうか。

現在の地球上で統計を取ったら一神教と多神教とどっちを信仰している人口が多い
かと言うと、多分50-50くらいかも。ちなみに仏教は、オリジナルの状態では信仰
の対象となる神を持たないので、厳密には宗教とは言えず、認識論の一つなのだそ
うな。たまたま実家が仏教なだけなのだが、何も信仰していない漏れは何教徒なの
かと聞かれたら仏教徒であると答える事にしている。

かなーり遅レスになるが、「正確な認識」には、禅の公案を、「ポジティブな敗北
主義」には、中庸の思想を見た気がした。公案と言うのは、記号だけでは漏れ落ち
てしまう存在を教える為に、敢えて答えの無い問いを考えさせてみる事で、見えな
いものの存在を伝えていく訳だな。これは言葉にはできないので、結局それを伝え
たものと伝えられたものとの間だけの了解となってしまう。このスレで語られてい
る内容で、薄弱=貧脳ラインでは了解できていても、漏れにはしばらく考えないと
何を言っているのか理解できない事の方が多いよ。だからこそ、このスレはレスす
る価値があるのだが。中庸の思想は、洋の東西を問わずに存在している。「汝自身
を求めよ」と言う有名なギリシャの言葉があるが、これは「自分の身の程を知れ」
と言う程度の意味で、神ならぬ人間がいかに生きるべきか示している(と勝手に解
釈している)が、最後に悟り(「正確な認識」)をひらいて中庸(「ポジティブな
敗北主義」)である事を選んだブッダの道と近いと思う。

これも遅レスだが、ゼントラーディ軍の、誰かが非情とも言える決定をしないと誰
も救われないと言う議論には大乗と小乗の思想を見たな。これは、現代風に言う
と5%のエリートが残り95%を何とかすると言う議論だろうか。

なんだか訳分からん話になってスマソ。1chにでも議論を移動して5円玉でも稼ぐベ
カ?(w
632No Name:01/10/08 02:27 ID:h6eQ6lpo
age
633薄弱:01/10/08 02:30 ID:dxnWRgXY

>全然「次どーしよー」になってないのは能力の限界ってことでカンベン。

>なんだか訳分からん話になってスマソ。

↑すべての思想が、こーゆー答えになってないモンだったら、
世界はワリと平和だったかもな。いやふと思ったダケだが。

答え、記号化、成文化とゆー営み自体が全体主義なワケだが、
それが知の前提であるとゆーのが人類の文明なワケで、つまり不幸の根源ともゆえる。
旧約聖書(だったっけ?)の知恵の実の寓話みてーなモンか?
成文化された宗教や法やモラルは間接民主制で、
コモンセンスとゆーか集団的無意識が動かすのわある種の直接民主制ともゆえる。
で、後者は衆愚とゆうリスクがあってイマイチ信用されておらず、
政治家とゆう名のプロに任せるのが今風なワケだが、現状は見てのとおり。

個体としての意志を持っていない大衆に、むりやりソレをでっち上げさせ、
その総意をカウントする。これは衆愚政治。
個体としての意志ではなく、集団的無意識が動かすヨノナカ。がいいのか?
とわゆえ、個体としての自我がつおい奴はいつの世にも居るので、
けっきょく、何かの成文化された思想に引っ張られちゃうんだがね。
民主主義にせよ資本主義にせよ共産主義にせよ、
もとは、ある個体のアイデアに過ぎなかった点が、限界なのかも知れん。

つっても、個体としての自我はもう去勢できないので、
「非実践主義」「口だけにしとこう」とゆー方向も考えられる。
知恵の実をくっちまった今となってわ、成文化、記号化の嘘を見抜けるてーどに、
各個体の認識レベルをバージョンうpさせるしかないか?
現在の初等教育カリキュラムに、そーゆーアプローチが絶無なのわ悲惨だがね。
たとえば歴史教育だったら、右とか左とか記号化された思想を押し付けるんでなく、
つくる会教科書未修正版と、韓国国定教科書翻訳版を併用して
すべての真理は一面の真理に過ぎないと教えるとかね。ある特定の真理を刷り込むんでわなく。
634薄弱:01/10/08 03:06 ID:dxnWRgXY

なんか始まったみたいだねえ、空爆。
635 :01/10/08 03:18 ID:dxnWRgXY
なんか始まったみたいだねえ、空爆。
636薄弱:01/10/08 05:15 ID:dxnWRgXY

空爆開始時のビンラディソの演説を見たが、やっぱ完全に確信犯だねえ。
「アメ公がいま味わっている苦痛は、我々が数十年味わってきた苦痛のほんの一部だ」
「無理やりイスラム国の一部を引き込みやがった。これはイスラム全体への挑戦だ」
「パレスチナに平和が訪れない限り、アメリカに平和はない」
ブッツュの演説とどっちが説得力あるか、宇宙人に聞いてみてえな。
まあどっちも自己都合のテロリズムで、その正当性の演出が違うだけなワケだが。

民主主義も原理主義も、けっきょく口実にすぎねーってか。
殴られたら殴り返すわなそりゃ。
637ゼントラーディ軍:01/10/08 05:36 ID:AMlgLer.
おおう、ようやく、ビンラディン側の分析に入ったじゃないか。
そろそろ個別に見ていく必要があるぜ。薄弱さんのいう、総論は
もう十分こなして、同じところをループしている感があるからな。

総論というよりも、アイディア、夢想だろう。今までの議論の多数
は。それも大事だが、肝心なのは現実だろう。今繰り広げられている
圧倒的な現実。これを如何に読み解き、今後の展望を開くかが何より
大事で、何より難しい知的作業じゃないか。

アイディア、夢想の領域に留まるものであれば、いくらでもその欲望
を満たしてくれる本はある。あえて、それのみをわざわざやりとり
することもない。議論する価値があるのは、現在進行形で繰り広げ
られている現実についてだろう。
638薄弱:01/10/08 05:47 ID:dxnWRgXY
>>637
逝ってることは良く分かるし、あるイミ賛成でもあるのだが、
折れらがナニ逝ったトコで、世界が変わるわけでもなし(藁
できるのわ、「集団的無意識の底上げ」ぐれーじゃねーか?
つまり、各論的現状分析は学者や評論家に、
各論的方法論は政治家に、つまりプロに任せといて、
その間にある総論的妄想が、折れら素人オナニストの役回りとも考えられる。
てゆうか、歴史を動かして来たのわ結局、
そーゆー個体レベルの才能を超えた、集団的無意識じゃねーかとも思うわけ。
それに、「誰もが納得する鮮やかな回答」にみんな憧れるんだけど、
その思考停止とゆう側面が怖いんでね。

まあ具体的な現状分析や方法論は、それわそれで素人なりにあってもいいが、
この妄言スレのよーな非実践主義なモノも、やっぱあったほうがいいんだよ。
639ゼントラーディ軍:01/10/08 06:13 ID:AMlgLer.
ここまで出てきた意見はけっこうあるわけだよね。それを現実に
当てはめてみないことにはその意見の有効性も皆目分からないよな。

アイディアにも夢想にとどまるものと、より現実改変的な有効性を
持つものとに分かれる。それは現実への当てはめという作業を
経ないことには分からないんだよ。厳密なあてはめまで求めるわけ
ではないが、このスレは、今回の圧倒的な現実を契機にして、
出てきたわけだし、書き込みしている連中の多数が、この歴史的な
大事件にインスパイアされて意見を寄せているわけだよな。
迂遠な議論のみでは、多種多様な意見が集まりにくい。興奮度が
落ちるからね。

より多くの人間からの意見を求めるためにも、現実との格闘を
繰り広げることが大事になってくる。もちろん、総論的妄想を
繰り広げるのもよし。同時進行で現実への当てはめをする作業が、
議論の活性化につながる。どうも書き込み人口は少ないみたいだし、
読む人にも飽きがきているようだからな。多種多様な思考をする人間
が格闘したほうが、議論の面白さが増す。思わぬ発見があるやも
しれぬ。
640晩秋の夢想   :01/10/08 07:03 ID:uIUOD.D.
下世話ですが、ビンラディンの行動予想
1.イスラム諸国を味方につける作戦
 イスラエルを刺激して、パレスチナとの報復合戦をエスカレートさせる。
 イラクへの戦線拡大を狙ったディスインフォメーション。(親分はフセインよ)
2.アメリカへのテロ報復戦
3.アメリカへの間接報復を目的としたテロ作戦 (悪魔の誘惑)
 標的は、容易にテロが実行できグローバル経済に多大なダメージを与える国。

真紀子たんは、「日本をテロると長期的にはアメリカを利する」と説得してくれた
のかな? ビンラディンが悪魔の誘惑に駆られる前に・・・。
ま、48時間以内に1〜3が無ければ、ビンラディンの世界テロネットワーク
恐れずに足らず。そして、グローバル経済は何事も無かったように続くでしょう。
641貧脳:01/10/08 07:30 ID:dVTNtZRM
>>640
たださ、テロ戦争は通常戦争における時間感覚が全くあてはまらない。
大掛かりなロジを必要としないから。
今報復しようが9ヵ月後に報復しようが、構わないという事が相手のの最大の
アドバンテージ。むしろこちらの歩調に合わせて再報復してくれるぐらい
だと理想的なんだが、8年後に突如核テロおこすとかいうスタンスだからね。
ブッシュが誠実に「今まで経験した事のない長期にわたる」
戦、とスピーチしたのはそういう意味だし、それを見越してケアフルに
やってるとは思う。
今ラディンをやっても金太郎飴の一つという認識を米国は持っている。
やりかた次第では増殖させるだけだし、ゾッとする現実だ、、、。
642貧脳:01/10/08 07:41 ID:dVTNtZRM
ラディンだったら、戦略的にわざと同情ひくように負ける
なんて事さえやりかねない(w
643ゼントラーディ軍:01/10/08 16:02 ID:BUd3tsDs
今回の大規模テロ事件は、アメリカの横暴・不公平がもたらしたというのは、
そのとおりであろうが、より直接的にはアメリカが本来、権謀術数を駆使し
いかなる手段でもっても秩序を守るという原点を忘れ、変に市民社会的価値観に
擦り寄った結果である。冷戦時代において、アメリカが横暴でなかったわけ
ではないからな。今よりはるかに強権的だった。

一昔前には、テロ首謀者に対しては暗殺もじさず、007のようなスパイを駆使
して情報をとっていたのが、ハイテクに傾斜しすぎて、古典的な諜報活動が
おろそかになり決定的な情報が取れなくなった。

古典的な諜報活動はスマートではない、卑怯な手段だという、市民的良心が、
諜報機関にまで浸透していった結果だった。冷戦も終わり、ヘーゲル的意味での
歴史は終わったとか、のたまう学者も出る始末。アメリカは油断していたのだ。

強権的姿勢をゆるめたのが今回の大参事を招いた。大ブッシュも結果として、
湾岸戦争で中途半端な攻撃でやめてしまい、フセインの命脈を絶たなかった事が
問題の火種を残すことになってしまったと叩かれている。

クリントンの8年間の政権は極めて甘口。この8年間でテロ集団を徹底的に
叩かなかったことが世界中のテロ集団の伸張を許してしまい、今回の大参事を
招いた張本人だとも言われている。リベラルだったんだね。建前だけではなく、
本音としてもそれの実践をしてしまったのが、圧倒的支配体制を築き上げた
アメリカの平和ボケであった。
644晩秋の夢想   :01/10/08 18:01 ID:uIUOD.D.
>>545以降 現代文明への疑問 ー人間の欲望と幸福論ー

時節がら、また議論の危険な香りを消す試みで、無学ながら夢のある話を一つ(w
永遠の問い、「人は何処から来て何処へ向かう」。
その答えは、「宇宙から来て宇宙に向かう」ではないだろうか?
周知のように人間の欲望(=好奇心)は際限が無い。それは遺伝子に組み込まれた
巧妙なしくみと考える、人を宇宙に旅立たせるための。
想像してみよう。絶海の孤島に誕生した人は、いずれ克服できない自然の災いを
知る。そして、人は滅亡を避け永久に子孫を残すため技術を磨き大海原に漕ぎ出
していった。

この考えに立つと現代文明は、まだまだ発展途上であり未来は明るい。
ただ、人が絶対幸福を手に入れるため、欲望(=好奇心)をコントロールする
「何物」かを発明すると仮定した場合、暗い未来を想像してしまう。
そう、過去の幾多の文明が原因不明で忽然と滅亡したことを・・・。

神様はいたずらが好きだ。ゴキブリ君達が、ある日突然宇宙へ旅立つ能力を会得
する機会を、遺伝子の突然変異として用意されてるかもしれない。
そう、人類が悟りを啓いた時のための壮大なフェールセーフ機能として。
645晩秋の夢想   :01/10/08 19:11 ID:uIUOD.D.
>>641
確かに、48時間以内は楽観的すぎますね。(w
ただ、漏れが危惧するのは備えが不十分な短期間の内にテロ報復合戦でダメージを
負い世界経済が回復不能なリセッションに陥ることです。その為にも、
ビンラディンのテロ組織がマスコミが言うように世界規模でネットワーク化され
実力が備わっているかの見極めが重要と思うのです。その目安が先の48時間です。
漏れは、アメリカが見極めを付け空爆にふみきったと楽観視しています。

長期のテロ報復は、643さんが指摘するように対応しだいで、時間経過とともに
ダメージを軽減できると考えます。もちろん、自由な社会の活動に何がしかの制約
がかかる不便さと、自動車事故に遭遇する危険と同程度のリスクを
受け入れる覚悟は必要ですが・・・。
646晩秋の夢想   :01/10/08 19:28 ID:uIUOD.D.
>>641
確かに、48時間以内は楽観的すぎますね。(w
ただ、漏れが危惧するのは備えが不十分な短期間のうちにテロ報復合戦で
致命的なダメージを受け、世界経済が回復不能なリセッションに陥ることです。
その為にも、ビンラディンのテロ組織がマスコミの言うように世界規模で
ネットワーク化され実力が備わっているかの見極めが重要と思うのです。
その目安が先の48時間です。アメリカは、その見極めがつき空爆に踏み切ったと
楽観視しています。

長期に及ぶテロ報復は、643さんが指摘するように対応しだいで克服可能と
考えます。もちろん、自由な社会活動の何がしかの制約と自動車事故に遭遇する
同程度のリスクを受け入れる覚悟は必要ですが・・・。
647...:01/10/08 19:29 ID:IOVxbYdg



アメリカの 非常識 欺瞞 偽善 は、アメリカ国民の多大な犠牲により証明されます
648晩秋の夢想   :01/10/08 19:33 ID:uIUOD.D.
すみません。書き込み不調で、646を二重投稿してしまいました。
649薄弱:01/10/08 23:41 ID:dxnWRgXY
>>639
その効果の程をシミュレートするとゆうイミでわ、
このスレの妄言(自覚!)の数々を、具体的方法論に落としてみるのも面白いかもな。

>>641
たしかにテロは時間をはじめとして、大国の正規軍よりはるかにシバリが少ない。
なにか人道上モンダイありげな作戦やるにも、議会にお伺いを立てる必要もない。
なにせ、ユダヤとか十字軍とか、そーゆー時代からのアレだかんな。
もはやその報復史観は、アラブ人の遺伝子に刷り込まれていると言いたくなるほどだ。
けっきょくは、南北のバランス取りを前提とした和解とゆうコトになるのだが。

>>643
まあ北風のせいにするか、太陽のせいにするかだな。
ラディンらはただの物取り強盗でわなく、自分たちが正義で被害者だと確信している。
その是非は知らんが、そう確信するだけの理由が彼らにはある。
明らかにイスラエル寄りで、歴史上の経緯まで清算できるほど誠実でわなかったにしろ、
007やゴルゴ13を使うより、中東和平に貢献しようとしたクリントンは評価できる。
むしろ、中東和平交渉を放棄し、パレスチナを見捨てたブッシュの方がいかんのでわ?
アメリカ国内の評価は、殴られた直後だからどうしても暴力肯定的になるだろーけど。

>>644
ニンゲンは必要もなく進化膨張するイキモノで、それはオナニーと同じでヤメられないモノだが、
そのガス抜きを戦争に託すのわもう卒業したいモンだね。
650ぼぼんが:01/10/09 00:50 ID:jNtDJW6U
>>649
イスラエル寄りの調停で中東和平が実現できなかったのは
クリントンでは?
むしろブッシュはそれの尻拭いをしているということになる。
651薄弱:01/10/09 01:05 ID:7D4gnpog

ブッツュは和平交渉そのものをしなかった。
ユダヤ寄りなのわクリソトソに限らず、アメの大統領としてわしょーがない部分もある。
ユダヤのおかねで動いてる国で、支持率稼いで選挙されなきゃならんのだから。
もちろんそれわ良くないコトなのだが、クリソトソ一人のせいでわなく、
英国の二枚舌外交やロスチャイルド以来、欧米が積み重ねてきたユダヤ政策のせいだがね。
652アニヲタ:01/10/09 01:46 ID:0yfi5Qnc
ギリギリ必要な獲物を捕獲する事で、何とか集団を維持する狩猟民に対して、農耕
民は一年のサイクルを通して余剰分をどうしても発生させてしまう。そして、世の
中には必ずと言って良いほどに余剰分を溜め込む事を生きがいとする者がいて、そ
れはその社会の中に軋轢を招じさせるために、その余剰分を吐き出してストレスを
解消する「祭り」が必要になる。

実はアフガン攻撃は、余剰分の弾薬と食料を振る舞う為の祭りなのかも知れない。(w
653ゼントラーディ軍:01/10/09 01:49 ID:4lrfHwBk
アメリカの中東政策において、スタンダードな路線はブッシュ親子だそうだ。
クリントンはもろノーベル平和賞を取りたいという動機で、アメリカ政府と
しては異例に中東に介入したという話らしい。その意気はよかったのだろうが。

クリントンは経済という面では評価されている大統領だが、秩序を守るという、
アメリカ大統領としての重要な責務に関しては、評価されていない。
アメリカ二大使館テロ爆破事件の制裁が形だけのものに終わり、渦中にあった
自身の不倫・偽証疑惑から目をそむけるためだけの空爆であったと酷評された
りした。徹底的な制裁が世界世論を敵に回しかねないと躊躇したんだね。
今回のテロの計画はクリントンの中途半端な制裁が契機となったもの。たっぷり
時間をかけて綿密なものにしていった。クリントンは平和的な手段で、中東和平
を成し遂げた大統領として歴史に名を刻みたかった。だからこそ、野蛮な手段を
駆使することに力を注げず、猛烈なる恨みだけをテロリストに与えることに
なった。そしてこの大規模テロが起こった。理想主義者の陥穽がここにはある。
654アニヲタ:01/10/09 01:54 ID:0yfi5Qnc
漏れの妄想の中のラディソは、自分の命と引換えにいま一つまとまる事のできない
イスラム社会が統一される事を望んでいる様に思われる。それでも、テロを本当に
指揮したか否かは最後まで争うだろう。その点はみょーにアメリカナイズされた思
想の持ち主なのかもしれない。CIAが飼い太らせたこのバケモンを見ても、愛国心
からCIAに志願する奴がおるとは、アメリカもギャグを実践する国家である事よ。
655貧脳:01/10/09 02:01 ID:PveF.28M
湾岸戦争後のサウジ進駐をイギリスは「それは、やめとけば?」て米に忠告したん
だって。やっぱ練達は違うなあ、、。
アメリカとしては冷戦後のパックスアメリカーナ?作りにやっきになったんだろー
けど、その前に世界を仕切れる器量かどうか内省すべきだったよ。
英国は米の下手な仕切りのせいで、自分のズル賢い過去にまで遡及されて
まさに「上手の手から水がこぼれた」状態かも、ひさんだな〜、。
656ゼントラーディ軍:01/10/09 02:02 ID:4lrfHwBk
手段はおもいくそ欧米的なものを駆使し、イスラム的な理想社会を
築くというビンラディンは確かにアメリカナイズされた厄介な男。
先物取引において、テロリストという他に無いほど恵まれた、
インサイダーとして、巨万の富をせしめる。

目的のためには手段を選ばぬマキャべリスト。テロリストになるべく
してなった男。旧ソ連との戦闘の際にも命を惜しまない勇敢な戦士
だったそうだしな。冷戦はビンラディン、イスラム聖戦士という、
新たなアメリカの敵を自ら作ることになった。なんとも皮肉な話。
657ゼントラーディ軍:01/10/09 02:17 ID:4lrfHwBk
イギリスはアメリカの前の世界の支配者だったわけで、先行して痛い
思いを歴史的にたくさん味わっているから、そういう直感が働くのだ
ろうねえ。アメリカが世界を仕切れるだけの器量かどうかはわからん
が、別の国家がアメリカにとって変わって覇権国になろうと戦争を
起こされるのは一番困る。中国はその意志がはっきりとみえるし、
他もひそかに現在の世界覇権地図を塗り替えようともくろんでいる
国家は多い。国連の元の平和というのは、これら覇権を目指す国家が
少なくない現今では、現実的ではない。となると、やはりここ暫くは
パックスなになにが世界の安定的秩序の手段にならざるを得ない。

これ以上、ややこしいことは御免だから、アメリカが覇権国としての
器量を身に付け、うまい具合に世界統治をしてもらうことを願うのみ
戦国時代はもう沢山だ。
658アニヲタ:01/10/09 02:17 ID:0yfi5Qnc
アメリカは懲りてないぞー。アフガンに親米政府を樹立する事を画策するのも、カ
スピ海から石油パイプラインを引きたいからで、この点に於いてはロシアと密かに
対立しているらしい。これ以上、イスラムの地に素肌をさらす女兵士を派遣した
ら、最終戦争勃発だっちゅーの(ううっ、オヤジギャグだ鬱死)。
659     :01/10/09 02:22 ID:b.iTpT1U
>>657
そして、永遠に奴隷国家として生きていく日本
660貧脳:01/10/09 02:23 ID:PveF.28M
元々単一のアラブ世界の国境線を引いたのも、英国達だからね、、。
フセインの侵攻バーター=リンケージ論だって、そこを突いた訳だし、
おいおいその問題には、やんわりフタをしとかなくちゃダメよ大ブッシュ
、、との思いが英国にはあったかもな。
661アニヲタ:01/10/09 02:26 ID:0yfi5Qnc
パックスと言う言葉はピースの語源で、「力による平和」を意味するから、決して
パックスXXでは本当の平和は守れないと思うぞ。ピースキーパーと言う拳銃が有っ
たのを思い出せれ。
662薄弱 :01/10/09 02:29 ID:7D4gnpog
>>653
逝ってるコトは一面の真理として分かるのだが、

>だからこそ、野蛮な手段を
>駆使することに力を注げず、猛烈なる恨みだけをテロリストに与えることに
>なった。そしてこの大規模テロが起こった。理想主義者の陥穽がここにはある。

とゆーのわチト詭弁くさいな。
てゆうか、もしクリントソがアラブをボコボコにしてたら、
仕返しとしてのテロも、さらにボッコボコなモノになってたろ。
クリントソは理想主義者でわなく、ブッシュ家&共和党にわない
新しいバランス感覚の持ち主だったとゆうべきだろ。
むろん、完璧なバランスなどないし、折れは別に民主党マンセーじゃねーけど。

>>654
いずれにせよ、かなりフリークスな世界観の持ち主でわあるだろーな。
ただ、その世界観とゆーか史観は、間違いなく一面の真理どころか、
宇宙人が公正に見たら、むしろ理にかなっている。それが厄介なんだけどな。

>>655
アメリカらしいオセッカイだ。
「おまえは、なにもしないのが一番の親切だ」って逝ってやりたくなる奴いるよな。

>>656
和魂洋才みてーなモンか。
まあ理論武装はむしろラディソのほーが理にかなっているのだし、
あとわ方法のモンダイだからな。
なぜラディソはあそこまでアメリカを憎むのか。
むろん本人の史観や心情もあるだろーが、
反米感情とゆう需要がアラブ世界にある以上、
「対米テロは商売?になる」とゆー側面も見逃せない。
奴にはメディチ家がイパーイ居るらしいからなあ。
663アニヲタ:01/10/09 02:34 ID:0yfi5Qnc
>>657
しょーがない。戦前は日英同盟で、イギリスの良い様にロスケに対峙して、ロスケ
を屠った後で、中国に既得権を求めたポンニチは、アメリカに飼い太らされた挙げ
句、アメリカの怒りを買ったイラクとパラレルだ。

アメリカから石油輸入しといて、中国に侵略はないよなぁ。

あ、それでも今日のコイズミに江沢民がおこごとをちょっと言っただけで済んだの
は驚きだった。てっきり門前払いくらい食らう物とおもっていたのに。田中外相っ
て一体……。アメリカと裏で取り引きしてんじゃないのか?
664アニヲタ:01/10/09 02:42 ID:0yfi5Qnc
誤爆スマソ>>659だった。
665ゼントラーディ軍:01/10/09 02:43 ID:4lrfHwBk
本当の平和か。武力による平和以外には人間という攻撃本能が発達
したケダモノを制圧する手段が無かったからこそ、核爆弾という、
最終兵器がでてきた。行使するものをも滅ぼすという、相互が核を
所持することによる平和という恐ろしい産物を生んだことからみても
人間はライバル意識の強い動物。ともかく現状を打破したいという、
猛烈なる激情の持ち主が必ず出てくる。現体制がおかしいというのは
その口実のような側面もあって、本来は自己拡張の本能に
突き動かされての行動であることが多い。日本において一時、
革命団体がはやったように、とかく正義を自称し、悪を設定し、
ヒロイズムに浸りたいという欲望は体制、反体制の違いは無く、精力
にあふれ、能力に優れた人物が所有するもの。

初めのほうで出ていたが、戦争というものを根源的になくすためには
ロボトミー手術を生まれてすぐに施し、闘争本能をつかさどる部分を
除去するしかないだろうね。それでもロボトミー手術をうけない
支配層が一方的に被支配者層たるロボトミー群を奴隷として駆使する
という地獄絵図を生み出すだけだろうな。まあ、ロボトミー手術で
そういうプライドをつかさどる部分も何とかすれば、苦痛でも
なんでもなくなるのかもしれんが。マトリックスみたいな世界だな。
666薄弱 :01/10/09 02:44 ID:7D4gnpog
>>657
むしろ、会話の成立する強大なカウンター的存在が必要じゃねーか?
共産圏はまだ会話が成立したし、利益ベースで対等の交渉もできたが、
イスラム原理主義は会話が成立しないし、けっきょく搾取の相手でしかない。

>>660
アラブ世界の国境の不自然さもさることながら、
アラブを統一しえる存在がねーのが致命的だなあ。
やっぱ窓口を一本化してくんねーとよ。
いまや欧米サイドとしても、そのほーが都合いいだろ。
ロシアと中国がちっと文句言いそうだけどよ。
この2国が大したコトないうちにやんないと、まーた綱引きになちまうぜ。

>>661
銃が「ただ在る」状態が一番危険なんだよね。
誰かと誰かが銃を突きつけあって、膠着状態でお互い動けない。
それが現実の世界平和だべ。まあ少なくとも今までわ。
三国鼎立(三すくみ)のカタチになると、さらに安定感が増すんだが。
667貧脳:01/10/09 02:44 ID:PveF.28M
>>657
それもそうだよな、、(と納得してしまう)
でも、そのための行動が火種になってちゃマズイよ、下手すぎ。
英国はアイルランド問題は別だが、植民地経営にしろ上手すぎ。
香港返還のときとかさ、全然恨まれてない。むしろ惜しまれてるよ。
ヘンな価値観押し付けずにプレーンな経営の論理に徹してたからじゃ
ないか。
日本だって、日英同盟の時こんなヘンな東洋の島国を認めてくれてた
んだよ、あの絶頂の大国が。
途中からもんの凄い勢いで突っ込み入れて来たのは、米国なんだなー。
相手方を「詰めすぎる」幼稚な部分があるんだよ。
それで原爆落として清算して、完了〜じゃ、困るんだよな。ホントは。
668アニヲタ:01/10/09 02:48 ID:0yfi5Qnc
米英のコマの一つとして動くよりも、中東に対して手の汚れていない、否、汚して
はならない日本は、米英とアフガンの仲介を買ってでられないものだろうか。今の
外務省にそこまでキボーンするのは無理と知っているが。

中東からの原油がストップしても、日本に原油をくれてやる程、甘ちゃんぢゃない
と思うぞ。>アメリカ
669アニヲタ:01/10/09 02:57 ID:0yfi5Qnc
>>665

「革命」。良い言葉だ。命をあらたにす。と言う意味だ。この星の上では、絶えず
行われている命の営みだ。古い人類は全て駆逐されて、みんなニュータイプとして
覚醒できれば良いのにね。実際にはイデが発動して、あぼーんか。(w

なんにしても、一局集中のパックス何とかシステムでは、他局分散化のグローバリ
ズムの流れを押さえ込む事ができず、必ず敗北するだろうな。
670薄弱 :01/10/09 03:06 ID:7D4gnpog
>>668
そーゆースタンスが取れるとヒジョーにいいんだけどね。
日本は民間企業は先進国だが、政治が後進国(それわそれでイイとこもあるのだが)だから、
そんな鮮やかな立ち回りはできねーだろーなあ。
アラブの対日感情とゆーのわ、ワリと良好なハズなんだけどね。
こんどの件で、小泉の厨房がチョーシこいて、珍走みてーな勇ましーコトばっか逝ってんじゃん。
そのせいで、かえって「裏切り者」っぽく見えちゃうんだよなあ。
それでアメ公のご機嫌が取れるなら戦略として分からんでもないが、
別にそーゆーワケでもねーしさ。自衛隊に戦えなんて誰も逝ってないんだし。
むしろ、「日本はアラブとアメリカの共通の友人として、
テロリスト政権の恐怖からアフガン民衆を解放する」とかさ。
そんぐれー逝えっての。
逝えねーならもーいーから、喋んねーで総理の椅子に黙って座ってろ!ってカンジ。
日本はバカ殿のほーがうまく機能するから、
国際舞台でちょっと恥かくの我慢すりゃあ、森でも小泉でもいーんだけどさ、
足引っ張ってちゃしょーがないだろおよ。
671ゼントラーディ軍:01/10/09 03:27 ID:4lrfHwBk
相手方を詰めすぎるアメリカの習性は、アメリカインディアンを屠って、彼らの
領土を奪うことによって成立したアメリカの原罪を、罪と認めず、むりやり
正当化してきたことにあると云われているよね。

大英帝国やフランス共和国のような老獪さからは遠いのだろうな。「稚拙」な
国家であることに異論は無い。若者であることに価値を重くおく、青年国家、
アメリカ。やることが青いのは己の原罪を清算しようとしない姿勢にあるのだ
ろうね。アメリカはともかく勝ちつづけることでしか、己のアイデンティティを
保てない。勝つ事イコール正義というアメリカの成立当初からの錦の御旗は
おろせないんだよな。俺としては「ともかく勝ちつづけてくれ」と願うのみ。

人工的にカウンター的存在を作るというのも難しいよな。カウンター的存在と、
自称しているのは中国なのだろうが、中国もアメリカと違う価値観でもって、
覇権を握ろうとしているのではなく、あくまで日米欧の土俵で勝負しようと
変身を遂げつつあるわけだからな。北朝鮮に頑張ってもらうか、いっそのこと。
チェチェ思想を対抗思想として頑張ってもらうか。金正日はその気だろうな。

日本の独自外交には俺も祈りのような思いがある。戦後のアフガン統治において
日本はかつて同じような思いを味わった民族として米欧とは違ったスタンスで
対処できる立場にある。女性教育、インフラ整備、日本の貢献は戦後にこそ、
光る。
672名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/09 03:36 ID:Ln1zgtoA
不朽の自由作戦と名ずける。

十字軍進行のようだ。

パールハーバーを思い出す。

正義と自由を世界にもたらすため。


いずれもまともな20才以上の大人が吐くセリフじゃない。
国民全体が精神的に未熟な気がする。
673アニヲタ:01/10/09 03:45 ID:0yfi5Qnc
よゐこはオネムの時間だよ。

> 相手方を詰めすぎるアメリカの習性は、アメリカインディアンを屠って、彼らの
> 領土を奪うことによって成立したアメリカの原罪を、罪と認めず、むりやり
> 正当化してきたことにあると云われているよね。

それだけぢゃないぞ。アフリカから黒人を奴隷として連れて来るは、中国人も殆ど
以下同文。今だって越境してくるメヒカンを只同然でこき使ってる。世界を巡って
は、アラブの石油は全て押さえたし、ビジネスモデル特許で、イソターネットもア
メリカの物だ!

しかし、だからこそアメリカは各人種間の融合融和を国是とせざるを得ない。かつ
て迫害した日系アメリカ人に謝罪と補償をしたのも、その一つ。翻って我が国は。
実は多様化に対するキャパが不足しているのは我々の方かもしれん。
674アニヲタ:01/10/09 03:48 ID:0yfi5Qnc
北朝鮮もジョンイルもその器ではないな。

と、言う訳で寝る!
675アニヲタ:01/10/09 03:55 ID:0yfi5Qnc
言い忘れた!!

> 日本の独自外交には俺も祈りのような思いがある。戦後のアフガン統治において
> 日本はかつて同じような思いを味わった民族として米欧とは違ったスタンスで
> 対処できる立場にある。女性教育、インフラ整備、日本の貢献は戦後にこそ、
> 光る。

禿同! このスレ1の名文だ。これを出す為にここまでの議論があったとしても
構わない。

こんどこそ、寝る!!
676アニヲタ:01/10/09 04:00 ID:0yfi5Qnc
ってか、こんな時間に「禿同!」とか、「逝って良し!」とか言っている2ちゃん
ねらーは、「異議なーし!」とか、「ナンセーンス!」とか思考停止語乱発の団塊
世代とパラレルだな。(w

寝ます……。
677名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/09 04:02 ID:Ln1zgtoA
名前は忘れましたがインターネットは実は最初日本の大学の先生が発案しました。
それを大学や省庁に企画提案しましたがその有効性をまったく受け入れられませんでした。
その人がアメリカの知人を通して向こうの大学にそのアイディアを持ちかけたら一気にそこで実現されました。残念ながらそういう経緯があります。インターネットの原点であるアメリカの軍事通信網システムうんぬんの話しは後付けの話しです。
678名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/09 05:32 ID:1QQrqGKM
米でまたたんそ菌発症者が出たとか、さっきつけてたTVニュースで一瞬聞こえた
気がしたが、、、寝ぼけてたんで気がしただけか。
誰か詳細知らない?生物テロでなきゃいいけどね。これってすぐに判りにくいから。
イタリアの事故といい、ほんとに正確な情報伝わってるのか心配になる昨今だ。
一応必要以上に人ごみに混ざらんとこ。
679678:01/10/09 05:41 ID:1QQrqGKM
日テレでまた報じた。どーもフロリダでやられたようだね。
結果がたいしたことなきゃ楽観的材料になるか、。
680ラディンのゴーマニズム宣言:01/10/09 05:47 ID:eRTUyRT2
ジハードは
その あまりにも奥深く
壮大なスケールゆえに
ついていけない頭脳の者たちに
単純なテロとして 割り切られやすい

しかしいつの日か
このジハードこそが
人類の成し得た
最も美しく 残酷な そして崇高な 戦いだったと
再評価される時が 来るだろう

個を超えた
勇気あるムジャヒディンたちに
感謝する
681薄弱 :01/10/09 06:25 ID:7D4gnpog

そー考えると、巨大人造国家アメリカとゆー実験は、
やっぱ実験だけあってリスクだらけだな。イスラエルも人造だが。
自分の基盤に自信のない奴ほど安いプライドに縋り付くモノだが、
アメ公ほど「自信」とか「プライド」を求める連中はいねーからなあ。
日本とわ対象的だな。
なにせ日本は、特にアイデンティティを意識するコトなく万世一系を保ててきたし、
だいいち、四方を海で囲まれ、他の国のよーな「国境」の概念すらない。
いってみれば自我境界線が無い国民で、戦前戦中のあの無邪気な国粋主義は、
慣れない「アイデンティティ」とゆーモンをムリヤリ真似してみたってカンジ?
ま、もともと存在自体雑種なモンゴロイドのなかでも、
日本人だけわDNAがやたら雑多であるらしいし。

どーもこの自我境界線の希薄さってアタリにヒントがありそーな気もするんだが、
なんかエヴァオチっぽいな(藁
682q:01/10/09 15:49 ID:WzPYeSMQ
人類には内包された「敵」が存在することが宿命なのだろう。
いわゆる獅子身中の虫って奴。
国家間紛争の枠組みがグローバリズムという勝ち組によって消滅し、
いわば自らの体内で育ってきたガン細胞が表面化してきたのか?
西洋・東洋問わず人間の医療・治療法にヒントがあったりして。
「気」を活用するっつー訳にはいかんか?
683ゼントラーディ軍:01/10/09 17:31 ID:Zb2tyXZo
外科手術を駆使するのではなく、漢方や気功、ツボのノウハウを転用するという
ことか。テロリスト集団をガン細胞に例えることが多くなっているようだし、
情報戦、飴、マスコミをフルに活用して、がん細胞の膨張を未然に防ぎ、あとは
自然治癒力に頼るというイメージなのかな。

そういう方法論を開発・蓄積していって、最悪の手段をとることができるだけ
少なくなるように、していってもらいたいね。覇権国の責務として。

しかしタンソ菌のニュースはマジで怖いね。いよいよ、テロ第二波が始まった
のか。生物兵器は簡単に行使できるそうだから、日本でもいつばらまかれても
不思議ではない状況。致死率の高さからして、パニックになるぞ。カミュの
ペストのような状況になる町が出てくるかもしれない。
684名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/09 20:08 ID:urTjq7ao
わたしも日本人のDNAの雑多性、融通性、お気楽ぶりに可能性を感じるな。
「気」を使うのはちょっと、違う国民性のような気がするけど・・・
すみませんね、横槍入れて・・・ 面白く拝見してまぁ〜す。
685薄弱 :01/10/11 01:52 ID:6drGmAHs

国家の自我境界線(国境)の概念を希薄にする。とゆうか、
境界線はあくまで境界線であり、皮膚に過ぎないのだから、
皮膚なんぞに拘るのではなく、
もっと骨とか肝とか脳とか心の臓でアイデンティティを表現して見せろよ、っつーか。
それが本来のグローバリズムだとゆう気がするのだが。
別室?でも書いたが、
「垣根をとっぱらう」ことと「皆を同じにしちゃう」ことわ、
全然ちがうんだよなあ。

かんけーねーけど、
ビンラディソは、恐らく'00年代最高の天才演出家である。
単なる無責任な面白がり屋を喜ばせたのはもちろん、
怒り、悲しみ、恐怖などとゆー、
現代社会においては贅沢とゆえるほどストレートでプリミティブな感情を、
しかも一人でわなく皆と共有できる、稀有な劇場空間を提供したワケだ。
そのうえ、この誰もが考えさせられるパフォーマンスによって、
まるでマルクスや日米安保やエヴァンゲリオンについて
いいオトナが厨房みてーに激論を戦わすよーな、あの懐かしい空間まで提供した。
少なくとも、遠い日本でテレビ越しにあのデキゴトを見て、
「ハリウッド映画より興奮するぜ!」と全く思わなかったとゆう奴が居たら、
そいつは嘘つきだ。
アメリカがいかに派手に勝利しようと、あれほど劇的なパフォーマンスは望めない。

その是非はさておき、なぜ彼はあれほどのパフォーマンスをなし得たのか。
テーマ&ストーリーと、表現上の映像演出が、ともにハイレベルだったからだ。
そうゆうイミでは、エヴァに似ている。
ただ、もうひとつ似てるのは、その2つがナンカ分裂してるんだよね。
WTCビルに旅客機が突入して崩壊するとゆう壮大な映像演出は、
冷静に考えたら、別にそれほど必然性はない。
少なくとも、ラディソの理想を実現するために、あれが唯一の手段だったとわ思えない。
ラディソはブッツュなどより、テーマも表現もはるかにハイレベルだが、
そのテーマと表現は、我々が無条件に思い込んでるほどリンクしていない。
彼が、自分のテーマや理想に対し真に利己的であれば、あんな方法を選択していただろうか?
彼は確かに00年代最大の有名人になった。
でもそれは、興奮したがりの我々ギャラリーにとってであって、
彼自身にとっては、世界最強国に全力で命を狙われる末期患者になったってコトなのだ。
まあイマドキCNN大本営発表に洗脳されて
「ラディソは言語道断の極悪人だ!」などと思ってる日本人は居ないと思うが、
「彼はアメ公どもがちゃんと認識してねえアラブと欧米の歴史的経緯を知ってて、
純粋すぎる理想主義者で、史上最大の指名手配犯になってまで、
あんな報復テロをした」とゆーストーリーにも、ちと疑いを持ち始めている。

個体レベルの才能と資質=手段でゆえば、ラディソはブッツュを遥かに上回っている。
それはもう、手段を自己目的化してしまうに充分なほど。
結局、アラブもアメリカも、ラディソにとっては書割に過ぎなかったのでわないか・・・
この視点だけで全てが語れるとわ到底思えないが、
対象の行動原理を勝手に単純化したがるクセのある我々としては、
加えておいた方がいい視点でわある。
686貧脳:01/10/11 05:17 ID:50uZt.Ww
>そのテーマと表現は、我々が無条件に思い込んでるほどリンクしていない。
>彼が、自分のテーマや理想に対し真に利己的であれば、あんな方法を選択していただろうか
オレもずっとそう思ってた。ちょっと意味が違うかも知れないが、、

<この行為が、リアルな宣戦布告として捉えられる程の意味を持つかの疑問点>

・第一撃の時間(一般米国民への大々的な無差別テロを企図したなら、展望台に人の
 いない午前8時45分をわざわざ選ぶだろうか。明らかにホワイトカラー・NYの金
 融関係者=ユダヤ資本という象徴的敵が思い浮かぶ、一般人、女子供がそこに所在
 しようがない時間帯をあえて選んでいる)

・第一撃の衝突個所 (110階建てビルの100階付近に激突。被害を大きくするには
 全く不適当。火災目的だったら上10階にしか被害が及ばない。10階建てビルの
 テロと同じ事。最初、テロリストが操縦しくじったと思った人、多いだろ?
 だがビルの横幅にカンペキに合わせて当てられる腕なら、もっと下に当てられない
 はずがない。これはそう調節した結果と考えるのが妥当)

・第二撃の10数分の時間差 (これは意味としてもう予告テロだから、当然エレベ
 ーターを使い多くの人が避難した後、との想定でもう十階下の部分にアタックし
 たのでは?まさか「爆発したのは隣りのビルですので慌てて避難しないで下さい」などと
 などとゆー館内アナウンスがあるなど、テロリストだからこそ想定外だったのでは?

・犯人がビル倒壊まで想定していたか?(火災後の1時間TVを眺めてた人みんな、
 これはやや地味なタワーリングインフェルノだな、もっと下から燃えてたら大惨事
 だった所だ、いつ修復されるのだろう、、ぐらいに考えてなかった?
 防災当局も全員がそう考えたから、あれほどの救助活動による二次災害を出した。
 専門家が口をそろえて信じられない、という事態を、一人テロリストだけが
 それを想定して行ったというのもフェアーでない。
 彼らにとってもそれはハプニングだったのかもしれない。
 ビルごとぶっ壊すなら、ジャンボ機を乗っ取ってド真中に当てようとしただろう)

・以上が真であるなら、想定被害者数は現状の10分の一、500〜700人といった
 見積もりではなかったか?普段パレスティナ地域で繰り返されてる流血事件を
 2,3倍バージョンアップはさせたかった。なにせハイジャック自爆テロという
 手段は、簡単な阻止手段があるので2回目以降使いにくいから、このワンチャンス。
 だがそのわりにサジ加減を加えてるように見える。
 もし一般市民に甚大な損害を与えたいなら、ペンタゴン、無人のホワイトハウス
 などより、原発その他の施設だったろう。

 ビル倒壊というハプニングで被害者数が何十倍に膨れ上がってしまって、それは
 ラディンサイドの計算外だったというストーリーに機会を与えてみるのも面白い。
 彼らは、戦闘でなくいつものテロという「記号的表現」をしたつもりだったが、
 まさか二つのビルと地盤ごと壊れて、戦争にまで発展するとは思わなかった、、(藁




 
 
687薄弱:01/10/11 16:22 ID:b2605cFE

WTC崩壊がラディソにとって「思わぬボーナス」だったのは間違いないだろな。
彼が攻撃したかったのは「アメリカ経済とユダヤ金融の象徴WTC」と、
「アメリカ軍事の象徴ペンタゴン」と「アメリカ政治の象徴ホワイトハウス」とゆう
“象徴性”であり、別に阪神大震災級の民間人被害者が欲しかったワケでもなかろー。
ちょーしこいてるアメリカに一泡吹かせたいとは思ったろーが、
民間人を大量虐殺して世界中から避難を浴びるのは、むしろ避けたかったのでは?
彼のタイプは演出家であり、虐殺者でわ無い気はする。
どちらにせよ、やつわ盲目的な原理主義の象徴でわあるにしろ、
本人は単純な原理主義者でわないよなあどう見ても。
彼のコメントは、イスラムお約束のアラーマンセー発言を差し引けば、
恐ろしいほど歴史認識が正確で、筋が通っておるからな。
少なくともブッツュよりわ。
688名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 16:32 ID:xxS/amiE
このスレ1000まで逝ったら保存してうPしたいんだけど、
ダメな人はレスついででいいのでメール覧に「うPダメ」とでも書いて下さい。
お願いします。

趣旨は、「2ちゃんねるにもこんないいスレッドがありますよコーナー(仮)」です。
よろしくお願いします。
689sage:01/10/11 18:00 ID:2j5JQYq2
人口の増加をどうにかしないといけない
と思うのだが。人が減れば解決される問
題もあるだろう。
690ゼントラーディ軍:01/10/11 19:53 ID:mFb/Ci3s
ラディンは日本への原爆投下をアメリカの横暴を端的に示すものとしてよく例に
出す。神風特攻隊のバージョンアップ版を今回のテロの武器としたことから
みても分かるように、日本を相当意識している。6千人近い死者が出た今回の
テロも、アメリカがしてきた殺戮に比べれば物の数ではないという理屈で正当化
する。この理屈自体を一市民の常識的な論理で打ち破ることは不可能だ。

戦争を終結させるためには大量殺戮兵器を使わざるを得なかったのだと、
ゴニャゴニャ云うか、自国民を守るためには当然の措置だったと強弁するかして
アメリカはごまかす。ナチスのホロコーストと、
原爆投下による非戦闘員の無差別殺戮、なになに大空襲による市民の大量殺戮、
その殺戮の残虐度、理不尽度において差は無い。特に原爆投下の非人道性は
他に類をみない。後遺症による死苦は即死者の苦しみの何十倍であっただろう。

人間というのは究極的には利己的な存在であり、自己ならびに自己に関係の近い
人間の生存環境を守ることを何より優先するもの。余裕のある日常においては
この公理は表に出ないが、究極の非日常たる戦争時においてはそれがはっきりと
表に出る。日常の論理では断罪しがたい部分がどうしても残る。

 黄禍論が白人国家に蔓延していた第2次世界大戦の時代。
映画、グレムリンのまがまがしく小賢しい化け物たち。あれは大戦時の日本人に
対して欧米人が抱いていたイメージがモチーフだといわれる位にその未知の恐怖
は大きかったそうだ。特に特攻が恐ろしかったそうだな。同時に潜在的恐怖を
感じていた共産主義に占領後のイニシアチブを取られることを恐れ、一国も早く
日本を降伏させる必要があった。放射能の人間に与える効果を試すには黄色人種
たる日本人は罪悪感をいくらか和らげる存在であったということもあろう。
かくして正当なる弁明などできない、人類最大の罪たる原爆投下が為された。

そのトラウマを今度はイスラムの鬼子たるイスラム原理主義者のスーパー特攻に
より、ほじくり返された。かつてのグレムリンたる日本人への恐怖を凌駕する
恐怖だろう。潜在的自爆テロ行使者の数は予想にもつかない。イスラム信者の数
は10億人。完全に孤立していたかつての日本とは違い、また国際世論が確立し
己が国家の基盤たる人権、民主主義、自由の理念が世界の隅々にまで行き渡り
つつある現代においては、ありったけの力技でねじ伏せるわけにもいかない。

理念しか存在基盤がないアメリカは自ら崩壊してしまう。空爆と同時に援助物資
投下という前代未聞のアメリカの作戦はもはや勝利のためにはなにをしてもいい
のだという野蛮時代からの脱却とも呼べる。人類全体としては進歩しているの
ではないか。俺はこの点では楽観的に考える。
691名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 19:58 ID:ETKDH.y6
>>689
中国人がバランス壊している。
692名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/11 21:32 ID:5wIlXglw
>>690
ただ、援助物資が少なすぎるとか、必要な人には全然届いてないとかいった
穴だらけな点を見ると、脱却とは言ってもホントに端緒に付いたばっかだなって
思う。
693薄弱:01/10/11 22:51 ID:b2605cFE

まあ理屈とはベンリなもので、どんな行為も、正当化も断罪もできる。
ラディソとブッツュによる正反対の行為も、ともに正当化も断罪も可能だ。

「ソ連が侵攻する前に、原爆によって速やかに降伏させたからこそ、
日本は朝鮮半島、ベトナム、ドイツのように分断の悲劇を味わわずに済んだ」等々、
理論武装はいくらでも可能だし、それは確かに一面の真理ではある。
(相手が黄色人種だからあんな酷い事ができたとゆうのも、
しょせんは資本主義勢力の維持を狙ったアメリカの自己都合だとゆうのも、
もちろん一面の真理である)

いつの時代にも、いちばんタチが悪いのは「誰も幸せにしない正論」だ。
モラルファシズムと言い換えてもいい。

ブッツュの正論とラディソの正論、どちらが人を不幸にするか?
短期的にはテロリストのラディソだが、
長期的にはブッツュの正論の方が人を不幸にしそうだ。
単純なハナシ、英米のアラブ政策はズルすぎる。
それを、正しいとゆうより多数決に強いだけの正論を、錦の御旗に振りかざしながらやる。
その構造が見えてるアラブ人が居たら、そりゃタマランだろう。絶望的だろう。
「WTCが6千人死んで大騒ぎしている世界は、
アラブでもっと大勢の罪もない子供達が殺されても、見向きもしなかった」
アラブが、世界を敵と思うのも無理はない。

アメリカとゆう国は、実はイギリスほど「悪気」は無いのだと思う。
ただ、あの投下食料のパッケージに描かれた押しつけがましい星条旗や、
「アメリカ国民からの贈り物」などとゆう一方通行のキャッチコピーを見ると、
「こいつら悪気がない分、かえってタチ悪いんじゃねーか?」とも思う。
欺瞞だろーがプロパガンダだろーが、それで飢えた民が助かるなら大いに結構だが、
せめて、アメリカとアフガンの国旗を並べるとか、
「ともにテロリストと闘いましょう」ぐれー逝えねーのかってカンジ。
あの食料がちゃんと飢えた民にとどくか以前に、
あのパッケージの中身を、なんのジレンマも無く食えるアラブ人が、
どれだけ居るとゆうのか。

アメリカが唯一絶対の強者である以上、
彼らに自己対象化のチャンスはない。
集団的無意識のレベルでゆえば、
彼らは、なぜ自分たちがあんなテロにあったのか、考えすらしない。
グローバリズムで世界をひとつにするのも、それが便利なら結構な事だが、
その前に、国力独占禁止法じゃないが、世界を均等にしておく必要がありそうだ。
694ゼントラーディ軍:01/10/12 00:44 ID:.YSSbYDU

国防長官自身が会見でそれを認めているものね。戦時下にある以上、
戦後の国家の建て直しのような包括的な援助というものはなしえないものな。
ただ順次、投下量を増やしていく計画のようだから、何とか餓死という最悪
の状況から解放してやってほしいね、アフガンの民衆を。

今回の援助物資投下作戦第一波は、もっぱら宣伝が目的なのは誰の目から見ても
明らかなのだが、飢えに苦しむ人々はともかく食料を供給してくれ、平和な生活
を保障してくれる為政者を求めるものだから、これから続く援助物資投下が
口コミで飢えと抑圧体制に苦しむ民衆に伝わり、戦争意欲の喪失につながって
ゆく事だろう。タリバンは以前から支持を失いつつあり、平和なアフガンの象徴
元国王が元首になるという情報を繰り出していけば、食料投下の物質的側面と
あいまって、北部同盟支持、英米軍支持につながるんじゃないかな。
内戦の続くアフガン民衆は元国王の平和な治世に対するノスタルジアが強いと
いうものね。

宗教、イデオロギー、価値観よりも、安定的生活を優先するのは民衆の法則。
まして、虐げられている女性、もともと好戦的でなく平和を希求する女性は、
すぐさま新しい為政者・体制を受け入れるのじゃないかな。タリバンの穏健派を
取り込もうと、各方面からいろいろ画策もしているらしいからな。

ジレンマを感じるのは、物質的なものよりも、観念的なものを優先しがちなオス
だよな。その男連中にもいろいろあって過激派、穏健派とあるから、穏健派、
いい意味での現実主義者の男連中を如何に篭絡するかに早期の戦争終結の如何
がかかってくるな。過激派は北部同盟に殲滅させるしかないだろう。米英の
手により殲滅したのではおさまるものも収まらなくなる。同じムスリムによる
殺戮の方が後遺症は数段レベル抑えられる。国家レベルでは逆か?国家レベルの
いざこざよりも国際世論、イスラム諸国への悪影響の方が恐ろしいから、これで
致し方ないのだろうな。戦後の新体制樹立の困難さはタリバン制圧の何倍のもの
であろうか?安定的体制にもって行くまでにどれだけの時間がかかることか。

今度こそ、ソ連追放後の新政府の権力争いによる、自己崩壊、内戦、抑圧体制
という負の連鎖を断ち切らねばならない。アメリカの放置プレイは撤回せねば
ならないが、適度なアプローチ、アメリカが前面に出すぎずに、国連、日本と
いう道具をいかに使いこなすかだよな。NGO・NPOという手段も最大限駆使
せねばならない。
695貧脳:01/10/12 01:16 ID:.XURlO1Q
そうそう、自前の理念に対して純粋でありすぎるよアメリカ国民。清教徒の末裔。
懐疑論ってものを国家意志として許さない。左翼政党(嫌いだが)が事実上ない
ことでもわかる、民主主義国家として少々イビツじゃないか?

純粋である事は、危険だ。女の子が純粋である分にはいいが、
腕力がタイソンで心が渡辺真理だったら、周りにいるものはすげえ恐いよ(w
696薄弱 :01/10/12 01:16 ID:xaj3xZHA

そうそう、こーゆー時に「アラブとアメリカの共通の友人」として動けるのは、
ぢつわ日本だけなんだけどなあ。
「民間一流、政治三流」とゆう日本独特のバカ殿システムは、
それわそれで機能してっから別にいいんだけど、こーゆー時ばかりはうらめしい。
小泉真紀子を出すぐれーなら、それこそ猪木のほーがマシだよマジで。
697貧脳:01/10/12 01:37 ID:.XURlO1Q
>ジレンマを感じるのは、物質的なものよりも、観念的なものを優先しがちなオス
>だよな。その男連中にもいろいろあって過激派、穏健派とあるから

正にそう思うけど、その観念なるものの処理をなんとかしなければ、
という問題はデカイよ。
アメリカが最もまずいよな、幹事としては。
一番嫌われてるんだから(w でもそーゆー奴に限ってなりたがるんだ
意地でも(w で火に油を注ぐとか、そのループやめろって言える奴
いないかね、、。以前はソだったのかな。
698薄弱 :01/10/12 01:56 ID:xaj3xZHA

「観念なんて不毛だが、ニンゲンにはそれが必要なのも事実」っつーぐらいに
自覚してヤッてくれりゃあ、観念もいいヒマツブシにはなるんだが。
正直、アメリカは自覚とか自己対象化するには、あまりに唯一絶対の強者すぎんだよな。
あれがオーストラリアかインド程度の国だったら、けっこうイイ国になれたんだろけど。
とりあえず、アメリカとロシアと中国は、3〜5つぐらいに分割したほーがいーね。
で、逆にアラブは、民族分布を無視して英米が勝手に引いた国境なんてナシにして、
2〜3国ぐらいに統合した方がいい。
アメリカとゆう人造国家の不自然な求心力も、アラブのツギハギ分割も、
人類の歴史からみて、どう見ても過渡期のモノとしか思えん。
まあ、歴史とわ全工程が過渡期ともゆえるワケだが。

>>688
HPアドレス貼っといてちょ。
699緑川だむ:01/10/12 01:57 ID:h2ZGx1iw
>>694

つまるところ、ロシア人が帰った直後の90年代はじめにに今回の政権構想
みたいな王様担ぎ出しをやっておくべきだった。ロシア人を追い出すのにあ
れだけ援助しておいて、あとはしらんぷりで済ませたアメリカの責任は否定
できない。

もっとも、最大の責任はロシア人が帰ったとたんに内戦おっぱじめたムジャ
ヒディン=北部同盟の連中にあるんであって、王様を担ぎ出したからといっ
てタリバン崩壊後にできる政権が安定するとは思えないしな。露骨な話、あ
いつら山賊みたいなもんというか山賊そのもの。戦国時代やってて、一向一
揆が天下取った状態にあるわけだし。

かといって、王様直轄の軍をこさえて安定させた日にゃアメリカの傀儡その
もので、ありがちな様に腐敗してそれに対する反発でまたタリバンが復活し
てくることになる。

なんだ、アメリカ人の深刻な課題は「この地域に信頼できる安定し同盟国が
ない」という点に尽きるんだよな。欧州におけるイギリスとかアジアにおけ
る日本みたいな存在がない。おかげで代理人として武力行使してくれたり安
定した基地を置くことが出来ない。せいぜい海の真ん中にある小島くらいが
関の山。あとはサウジみたいに「いるだけで一部勢力の神経を逆撫でする」
ような場所しかない。

ほんじゃなんで中東に関与せにゃならんのかというとこまで立ち戻ると、
「この辺にでかい油田がある」という根っこが見えるわけで。やっぱ、オイ
ルショックからずっと言われてる「そろそろ石油に頼り切った生活をやめよ
う」てのをもいっぺん考えたほがいいよな気がする( ・・)/
700貧脳:01/10/12 02:50 ID:V6J3I6p2
かつての利権や国際政治をめぐっての中東ダブルスタンダード問題が、
極左やイスラム原理主義によって、
近代社会の構造上のダブルスタンダード(南北)問題へと昇華?され、
しかし「イス原」に必然性を与えてるのは、理念というより実利的要因
なのかもしれんし。

いずれにせよ、ややこしややこし。
701薄弱 :01/10/12 03:38 ID:xaj3xZHA

西側資本主義陣営がマトモっぽくなればなるほど、
対抗勢力は共産主義→原理主義とイカレてくよーな気がすんのは気のせいか?
まあそれが、バランスとゆーか、ある種の摂理なんだろ。

で、ビンラディソにとって、原理主義って、道具に過ぎないと思うんだよね。
あれほどモノゴトが正確に見えてる奴が、
原理主義などとゆー思考停止状態に耐えられるとは思えない。
彼は、原理主義の持つ戦闘力を利用したかったんじゃねーかな。
だってさ、自爆テロなんてイッちゃった原理主義者じゃねーと不可能だし。
少なくともアタマデッカチの共産主義者じゃムリだろう。

てゆうか、奴が「目的」とか「理想」とかゆう概念に縛られてるかどーかも、
なんか怪しい気がしてきたな。
手段を自己目的化しちゃってもおかしくないほど、アッタマイイ奴だしな。
アラブの英米への怨恨は絶望的に深いが、ビンラディソはどうだろ?
ホントにアラブの実質的な復讐と復権を目指すなら、もっと効果的なやり方もあったハズ。
あのテロは、ビンラディソの自己表現に過ぎなかったのでは・・・とゆう気もする。
「イスラム原理主義」とゆう、現代のモノとわ思えない稀有な素材を
うっかり手に入れてしまった天才・・・タチわりーなこりゃ。

ときどき、目的に縛られない手段の天才が現れて、
必然を超えて歴史を引っ掻き回していくコトも、まあ必要とゆうかナンとゆうか・・・
やはり平和とわ、弛緩ではなく、緊張の一位相であるのだろう。
でなければ、平和などすぐ飽きるのがニンゲンだ。
702nanasi:01/10/12 03:41 ID:cKEVxqQ.
703アニヲタ:01/10/12 03:53 ID:5K0TOGcA
中国は一人っ子政策を実施しているくらいだから、人口問題については非常に真剣と思わ
れ。もっとも、二人目以降のペナルティ逃れに戸籍に載っていない人口も多いだろうか
ら、10億と言われる人口も実際には2~3割は多いのだろう。また、一人っ子政策の歪みか
ら、ぼつぼつ少子高齢化問題が発生しはじめているらしい。

人口爆発と言うのは、我が国を見れば分かる様に、ある程度女性の教養が高くなると自然
と防がれるのではないかな。アメリカみたいにまだまだ移民を受け入れる余地があると
か、キリスト教の価値観で子供が多い方が幸せと言う風だと、まだまだ人口は増えるが。
アメリカの人口は5億まで増えても、国土の広さから考えれば問題は無い。でも、10億ま
で増えると、流石にストレスを受けるかもしれない。

地球全体の人口は100億くらいは行くだろうな。それをどの程度オーバーシュートするか
で、かなりシナリオは変わってくるだろう。肉食うのやめて、海洋資源も動員すれば400
億くらいまで行けるかも知れないが、どんなに平等に分配しても行き渡る食料がギリギリ
の線まで行ってしまうので、相当悲惨な世界だろう。

農業で一番悪いのは、石油をどんどんぶち込んで農地を開拓し、それをやみくもな灌漑で
どんどん駄目にしていくパターン。今のアメリカがそう。日本はそういうキャパが無いの
で、早めに人口は落ち着かざるを得ない。てか、自給率40%台は先進国でも最低なので、
最早独自の安全保障は余り意味をなさない。アメリカからの食料が止まったらそこで終わ
りなので、ひたすらアメリカのご機嫌を伺うしかない。いざとなっても、人間どこでも食
べて生きて行けると思うのと、お金がなくなったら人間おしまいとか、お金があっても、
食い物がないかもと言う社会では、前者の方が遥かに楽天的になるのは当然の事と言え
る。

日本人の心のあり方が、この海に囲まれた国土のあり方に規定されているとしたら、東南
アジア−ミクロネシアに掛けての島嶼国家と交わるのは比較的容易いのだろうな。しか
し、砂漠の国と言うのも半ば国境なんて無い様に思われるのだが。島嶼は多神教になり、
砂漠は一神教になるのだから、やはり気候が人間の心に及ぼすものも大きいのだろう。
704薄弱 :01/10/12 04:12 ID:xaj3xZHA

まあ、島嶼はその立地条件によって自我境界線(国境)やアイデンティティが
あらかじめ保証されているよーなモンだから、
多神教でもイケちゃうっつーか、宗教への依存度が少ない。
アニミズムに毛が生えたよーな、ノンキな村の鎮守の神様で充分だったりする。
内陸でも、山脈とか分かりやすい境界線があればまだいいんだが、
最悪なのは砂漠だな(藁)自然の線引きがねーから、
どこからどこまでが自分たちなのかを、アイデンティティと自我境界線を、
一神教の一点集中型の求心力で維持せざるを得ない。
そのうえ自然環境も厳しいとなると、救いとしても宗教のウエイトは高くなるなあ。
だからイスラムなのかね。宗教を自己目的化するトコまで追い詰められてる。
あるいわ、アメリカのよーな人種の坩堝も、その分、強力な求心力がねーと収まらない。
それが「自由と平等」とゆー宗教だってのが、ナンか言語矛盾なんだけど、
それが額面どーり逝きゃあ理想的なのも、確かなんだけどな。
705アニヲタ:01/10/12 04:13 ID:5K0TOGcA
ビンラディソを評価し過ぎるのもどうかな。本当は彼は資金調達の為のフィクサーにしか
過ぎなくて、実際に作戦を立案、実行に移しているのは患部連中と言う、オウムとパラレ
ルの構造だったりして。でも、漏れの妄想の中のラディソはやはり凄い奴。虚無以外の何
ものも彼の中に見て取る事ができない。パレスチナ解放なんてお題目。口では統一を唱え
ながら分裂ばかりしているイスラムに絶望している。彼の真の目的はサウド王家を滅ぼす
事にあるのかも。

戦争は病気だ。しかしながら病気がなければまた健康の価値もわからないってか。健康も
病気もひとつながりの状態で、健康に見える間に死はちゃくちゃくと準備されていたか。
706貧脳:01/10/12 04:17 ID:CfAouXN6
そーいえば、ひとらーと似てるような。
政治の芸術化、、。
もひとつ、ゾッとすること言えば、小泉とブッシュもそうかも。

小泉はブッシュと2ショットのあのスピーチをキメたかったがために、
急遽政府の方針を決めたんだって、痛いほどわかってしまうよね、アレ
ただあの「絵ヅラ」を撮ってもらいたかっただけという、、。(泣
元々政見など持ってないレベルのプロだから、触発されちゃったのか?

今の内閣中枢って、血筋は良いが学歴(というか見識)激↓
福田・安部のこと。ブッシュも。
そういう輩が、実務能力以外の部分で埋め合わそうとする意識こそが恐い。

ラディンの表現主義に、非才達が付き合ってどうすんだよ。ヴォケ
707貧脳:01/10/12 04:19 ID:CfAouXN6
706→>>701
708薄弱 :01/10/12 04:29 ID:xaj3xZHA

なんにせよ、人間の最大のライバルが自然でわなく人間になって以来、
宗教が社会科学的アプローチで語れるよーになって以来、
宗教とゆーのわやたらウザくなった。その目的を考えれば当然だが・・・

>>701冒頭の続きだが、
情報やカネモノサービスが一般化すればするほど、
豊富なソレを享受する連中と、
押し寄せるソレから逃避する連中に、二極化してくのかいな。
欧米とアラブの対立は、その二極化の端緒なのかも知れん。
決して、前者が一方的に増えるワケでもないんだよな。
それに注意しないと、てゆうか、そうなるコトが避けられないなら、
ソレを前提にしたバランシングシステムを考えんといかんな。
できればソレが、世界の勢力分布図の二極化とゆーマクロなもんでなく、
各個人が二極の要素を共有(分裂症ともゆう)し、
各自の資質やTPOに応じて使い分けるとゆー処理ができりゃあ、
いい気もするんだが・・・
709アニヲタ:01/10/12 04:44 ID:5K0TOGcA
カネモノサービスがどこまでも浸透しても、人間は年を取るし、病気になるし、最後にはどん
どん醜くなって死んでしまう。死は遺伝子的には問題ではなくて、解決なのだが、人間の脳は
それを理解する事ができない。ある日、最愛の人が二度と息をしなくなってしまう。そんな時
に何に救いを求めたら良いのだろうか。

理性で死の必然性を理解する事と、感性で死を否定する間の隙間を埋める何かが必要な時に、
宗教は思考停止と言う救いを与えているのかもしれない。「正確な認識」のできる人間には不
必要な物かもしれないが。いわば、宗教は「正確な認識」を飲ます為の糖衣錠か。
710アニヲタ:01/10/12 04:50 ID:5K0TOGcA
森とコイズミの違いはマスコミに対するスタンスだけか。
何よりも丸腰に近い自衛官を「危険な所に行かなければ意味が無い」
と派遣するより先に、発砲酒のCMに出ている息子を自衛隊に入れる
べきだった。日本のノブレス・オブリジェの伝統はWWIIで絶えたな。
711薄弱 :01/10/12 04:50 ID:xaj3xZHA

>>705-706
まあビンラディソはある種のアーティストつーか、自己表現者なんだろ。
あきらかに、才能とゆう手段が、目的を超えて暴走してるナルシストだな。
実際、正気の沙汰じゃねーし(藁
で、奴はフィクサーとゆうより、劉備より孔明タイプだってコトなんじゃねえか?
軍師とかブレーンとか、そうゆうスタンスで状況をコントロールしてるわけ。
フセインみてーに、大将とか番長とかゆーのとは、ちと違う。
まあ結果的に、フセイン以上のカリスマとして機能してるんだけど、
オフィシャル気質の長嶋からパーソナル志向のイチローへ、
カリスマのあり方が変わってくみてーなモンか?ワケわかんねー比喩だな(藁
712薄弱 :01/10/12 05:02 ID:xaj3xZHA

宗教的な思考停止状態は、おそらく折れも含め全ての人間に必要な気休めだが、
できれば、副作用抜きでメリットだけつまみ食いしたいってのが正直なトコロ。
でもそれわ、けっきょく矛盾してて分裂症になる。
知性の綱渡りにチャレンジってトコかいな。
713貧脳:01/10/12 06:11 ID:k90XPFGM
>>712
ヒトはなにより死を恐れる、死後の安寧を保証してくれる原理を求め、それによって
心の救済をうる。
けど、その原理を現世に適用した場合、生命に対していくらでも不遜になってよい
って根拠を与えてしまうしね。
副作用抜きには作用しない、、強力な作用があるものは同時に強い副作用がある。
循環してしまってダメだな、どうも。
714688 ◆OySmPL2U :01/10/12 13:26 ID:KnERtGs.
>>698 薄弱様
スマソン。垢はあるんですけど、まだなにもおいて無いです。なるべく早く体裁を整えます。

非・2ちゃんねらーの為の2ちゃんねるヲッチ、のようなものを企画しております。
2ちゃんねるの歴史や成立ち、ネット上の有名人の話などは思い切り端折って、
ネガティブな面ばかりが強調される2ちゃんねるを、
そこで交わされる議論にフォーカスして少し違った角度から眺めるサイトにしたいと思っています。
715薄弱:01/10/12 16:42 ID:9dz63IwE

>>714
楽しみにしとくぜ。
716ゼントラーディ軍:01/10/12 18:03 ID:/jrSivEs
ロシア人追放後、新政権樹立の協議の際に、元国王擁立の案もあったそうだが、
そのころの権力者たるムジャヒディン達の賛同を得られなかったみたいだね。

旧ソ連との戦闘で、遺憾なくその勇敢さを発揮し、アフガンの英雄となった、
イスラム聖戦士。そのみなぎるオスの精力を今度は権力闘争に注ぎ込んだ。
あっちゃー、台無しだ。ついには盗賊化してしまった。なんちゅう聖戦士だ?

有能なオスの、覇権を追求する熱情は、北斗の拳に象徴的に表現されている。
あの作品が世界あちこちの野郎どもに支持される現実が、漢という存在の
攻撃性を雄弁に物語っている。キャプテン翼みたいにスポーツで覇権をめざす
のが平和を求める多数の価値観に適合する道だよな。

あと、それ以上に治安維持に貢献する方策として、才能などほとんど必要なく
運だけで勝利のエクスタシーを甘受できるツールをどれだけ発明できるかだな。
それらしきものは先進国には沢山あるのだが、それを世界中にどう波及させるか
だな。パチンコだとかゲームだとか競馬だとかね。信長の野望で己の野望を
満たして世間様の迷惑になるような言動は慎んでほしいね。実際の世界で覇権を
握れるオスは物理的に限られているのだから。スポーツ観戦で贔屓のチームを
応援して、闘争本能を発散する文化・趣味が如何に健全なことか。

故マスード将軍のような多様性を尊重し、民族の違いを乗り越えた国家樹立を
願っていた人物もいたようなのだが、その意見は多数になりえず、国民的悲劇を
招いてしまった。そのマスードもビンラディン一派に暗殺された。

北部同盟の若き戦士はマスードの写真をポスターにし、戦闘車に貼り付けるなど
して、戦闘意欲を鼓舞している。マスードの敵討ちという新たなモチベーション
が加わった北部同盟の奮起に期待する。

戦後の新政権樹立でまたぞろ不毛な権力闘争を繰り広げることがないよう、
今度は国連が前面に出て主導権を握らねばならない。アフガン人のプライドを
できるだけ傷つけないよう、自主的に政権を樹立したのだという体裁を
どのように取り繕うかだよな。元国王はなかなかの啓蒙的な君主だったそう
だから、彼のバランス感覚に俺は期待する。国王がアホだったら、もうどうにも
ならない。国連の暫定的支配を半永久的に続けざるを得ない。
麻薬とテロリストの世界最大の供給地をもうこれ以上、野放しにするわけには
いかないからな。
717オス32歳:01/10/13 15:38 ID:o98mAR6o
メスの攻撃性は最大の防御としてのそれであるのに、
覇権を目指すのみのオスの攻撃性って不毛だよねー。
718ゼントラーディ軍:01/10/13 18:12 ID:r.DZVxDc

もともとはメスを獲得するための前提として権力の座を目指しているはずなのに
その手段自体が最大目的化するみたいだね。娯楽禁止、売春施設などない、
しかも一夫多妻制が公然と認められているタリバン政権下においては、
オスの権力闘争は生半可なものではないのだろうな。食料すら、地位を獲得
しないことには禄に手に入らない。妻をめとるどころか、餓死してしまう。

もともとイスラム教自体が水も食料も乏しい砂漠地帯において出てきた宗教。
強いオスでないと生存できない。家族など形成できない。現に死ぬまで女に
触れることすらできない気の毒な男が結構いるらしいね。
日本に生まれてよかった。アフガンではとてもじゃないが生存できそうに無い。
719貧脳:01/10/13 23:28 ID:5vbRSxGY
>>718
そんなライオンみたいな制度やだなあ、どう考えても。
ただ我々から見たら多くの人間にとって不快な制度なはずなのに、
「割りを食ってる」層(貧者)からも強く支持されるというのは何故だろう?
素朴な疑問。でないとあんな大宗教になれないもんね。
ありきたりな推論では、セックスのエクスタシー≒戦闘のエクスタシー≒宗教的法悦
というのがキー、ってあたりか?

でもそれは、実行犯にせよラデインにせよ、多妻をめとれる階層の連中だった
って事実にあっさり斥けられるてしまうし。
オウムも、世俗的な意味では「勝ち組」な連中だったわけでしょう。
、、これは示唆するところがかなり深いと思われ。
720貧脳:01/10/14 02:26 ID:gOoIqR6c
デカダンス、持てる者の自家中毒という要素もある。
資産家の御曹司→贖罪意識→貧民救済思想(社会主義)
貧民出身→怨念をバネに成功指向→ゴリゴリの体制派(成り上がり保守)ってわりと
見受けられる図式だし。
状況に対する怨念または嫌気と、その自分の抱く怨念または嫌気に対する嫌気
または怨念とか、、かなり多層構造な感じがするな。感情や宗教の問題て。

おうおうにして物事は意図とするとこと逆に運びがちってある。
純粋な人道的動機から発した共産主義はスターリニズム・ポルポトの非道に反転する。
それは何なのか、、を解析したいね。
オレは「共和制」=近代的人工性=反伝統主義(社会科学的エコロジー?の人為的放棄)
に、その一因があると思ってるけど。
721薄弱:01/10/14 05:16 ID:Smf56TGa

アラブが先か、イスラムが先かのモンダイかなあ。
かつてはバクダッドが世界の中心で、アラブに世界の富が集まったが、
そのころイスラムわどうだったっけ?
「イスラム」と「後天的負け組のアラブ」を、セットで考えるべきかな?

アラブが他の第三世界とちゃうのわ、かつては勝ち組だったつーことかね。
アフリカや東南アジアや南米なんかわ、歴史上、勝ちも豊かさも知らない。
で、豊かさと貧しさ、勝利と敗北は相対的なモンだから、
彼らは、アラブほど貧しさや敗北感を感じる必要がない。

「イスラム――敗者アラブの鎮魂歌」なんつー本があってもおかしくねーな。
イスラムとゆう、厳しいとゆーよか自虐的な戒律を持つ宗教を、
癒しが欲しいはずの、砂漠暮らしにあえぐ敗者が、なぜ信じなければならんのか。

例えば、キリスト教とか自由平等とかを、豊かなヤツラが信じるのわ分かる。
衣食足りて礼節を知るっつーか、「自由」とか「神のもとに平等」とかわ、
あるていど余剰生産が無いと成立しない考え方だ。
少ないパイを奪い合ってる連中には、カーストとか弱肉強食の思想が必要になる。
てゆうか、「少ないパイだからこそ平等に分かち合おう」などとゆーのを、
教義上のお題目でわなく、実際の効果として持ってる宗教なんか見たことねーな。

それプラス、あまりにヒドい目にあった人間は、
ヒドい目にあうことをムリヤリ歓びに変換してしまうとゆー、
ある種の精神的な安全装置がある。
人間誰もが持つマゾ気質、自虐嗜好とゆーのわ、
本来そーゆー安全装置として存在してたモンかな。
で、それを本来の目的とは違うカタチで、
富める者らが快感ゲットのために利用してんのがSMだろ。
敗北感とゆーより、贖罪意識を歓びに変換しちまうっつーかな。

本来のムハンマドの狙いはどーか知らんが、
現イスラムの最大の特徴は「自虐」と「弱肉強食」。
それを、世界の5分の1の人間が信じている、信じざるを得ないとゆーコトか。
こいつらと無邪気なアメリカ人の間に会話が成立するのは何百年後だ?
アメリカ全土が砂漠になってからか。
722名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 05:42 ID:N9iVgshx
神道
723薄弱:01/10/14 05:44 ID:Smf56TGa

>>721の「弱肉強食」は、「身分差別」とゆったほーが正確か。
724ゼントラーディ軍:01/10/14 07:40 ID:ePPOJU2C
対話が成立するためには、宗教の敬虔なる帰依者の絶対数が減退するくらいの、
物質的繁栄が必要だろうな。正直、それは宗教が存在する基盤を駆逐すること
になる。そして堕落すること。好色にうつつを抜かし、酒を喰らい、おもいきり
趣味を楽しむ。大いに歌い、踊ること。崇高なる存在への帰依などは日本の
ように、年中行事として楽しむものにする。宗教の世俗化にしか、狂信的テロの
惨禍から世界が免れる抜本的方策は無いよな。大衆社会を形成することだよな。
働かざるもの遊ぶべからずという制度、空気はきちんと形成しとかないとダメ
だけどな。きっちり法律を制定しとかないとな。

勿論、この社会の前提として、こういったパンとサーカスにうつつを抜かすこと
のないエリート層の着実なる存在が前提となる。己の利得を満たすことに対して
生き甲斐を見出すのではなく、下々とは違い、俺はエリートだからせせこましい
利権の獲得などにあくせくしない。より高い理想実現の為に殉じる。こういった
奇特な連中を如何にして育成するかだよな。武士道だよなあ、これは。

日本では司馬遼太郎の著作や、高杉良の経済小説や、ある種の漫画などでそれの
育成に貢献していると俺は思う。利権への誘惑から逃れることの出来る人間
などいないが、それだけではなく、ロマンを抱いて政治・経済の中枢で体を
張った活動をしている人間がいる。現在の日本の壮年層にこういった人物は
どれだけいるのだろうか?若者からこういったエリート意識をもった輩が
出てくるような空気になってきたけどな。出てこなけりゃ、日本はマジでやばい
ものな。幕末の志士も日本の危機においてでてきたように、平成の志士も
でてくるのだろう。

要は世界のどこにでもでてくるドキュン層の扱いをどうするかだよな。ドキュン
にパンとサーカスを与えて身分不相応な野望など抱くひまの無いくらい、
無我夢中にさせる何がしかを与えることだよな。それの前提として豊かな物質的
基盤が絶対条件。世界がアフガンにどういう経済援助を施し、自立軌道に
乗せるかだよな。北朝鮮という最大の悪性腫瘍も残っている。これの処置も想像
を絶する困難な作業。アフリカではもはや一風景と化した途方も無い数のエイズ
患者の蔓延が見られる。これの放置が世界人口の削減になるからといって、
放っておいていいものとも人道上思えないのだが、実際上の先進国の対応は
口減らしに近い手ぬるい対応。問題山積み。どうなるのだろう、21世紀は?
725名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 10:02 ID:HHrVMQtT
オマエラ凄いわ。
何なの一体?
726名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 10:36 ID:DQpYFeQA
アラブもユダヤもいろんな国に移住して住んでるんだから、
中東の縄張り争いに世界を巻き込むのはおかしいぜ。
727725大衆ドキュン:01/10/14 10:55 ID:HHrVMQtT
だから何なのオマエラは???
なんか凄いぞ、テレビとかより全然凄い。
でもそんなことこんな所で、必死に吠えてどうすんだ??
これがエリート意識と言うものなのか?
凄い。日本のために頑張って殉職くれ、君たちはエリートだ、期待してるわ。
728725大衆ドキュン:01/10/14 10:59 ID:HHrVMQtT
君たちは平成の志士だ。
俺は傍から見ている。
理想のために死にたくも無いし、責任も負いたくないからな。
毎日が楽しければそれでよい。
729ひろこ:01/10/14 17:03 ID:rHv21o0H
> 721

> イスラムとゆう、厳しいとゆーよか自虐的な戒律を持つ宗教を、
> 癒しが欲しいはずの、砂漠暮らしにあえぐ敗者が、なぜ信じなければならんのか。

コーランの教えって、以下のようらしいです。
 「私たちにとって、この地上の生は試験なのです」と、アヤズ教授は説明した。
 「この試験に合格すれば、次の世界ではなんでも許されるのです」。
 教授は、さらにこう続けた。「人生の目的はなんだと思います?
 大きな家を買うことですか? いい仕事に就くことですか? お金を貯めることですか?
 信心深いイスラム教徒は、現世で快適な生活を送ろうとは思っていません。
 私たちが望むのは、アラーに喜んでもらうことなのです」。
 イスラム教徒にとって、永遠に快適な生活は、天国でこそ得られるものだ。
 それは、現世でアラーから課された厳しい生活に耐えてはじめて、
 そのご褒美(ほうび)として与えられるのだ。

イスラム教のうまれた細かい本当の背景は知らないんだけど、
厳しい砂漠暮らしに耐えるために、作り出されたイスラム教のように思う。
この厳しい現世を耐えたら、天国に生ける・・・
よって、こんなイスラムの教えに背かず、かつ、生活を近代化しても
死んだら天国に行ける、というような、宗教解釈をすることができれば、
いいんじゃないのかなーって思うんだけど… 甘いかなー。
730non capisco:01/10/14 19:12 ID:LDTjIEeN
ここまで読むのに数日かかった。
読んで目が覚めたような気がした。薄弱師を師匠とか導師と呼びたい(w
それにしても、薄弱師の主張と、私の愛読書である「荘子」の内容が、かなり重なってるんだけど、関係あり?読んだことあり?
同じ意味のことを異なる視点で見れたってことで、このスレは貴重だった。
なんだか最近、一般論が増えて薄弱師が面白くなさそうに見えるのは気のせい?

そういえば、さっきテレビで、アルカイダ幹部のザワヒリとかゆーのが、
「アメリカ人よ、我々がなぜこんなにアメリカやイスラエルを嫌うのか考えたことがあるか?」
とか言ってる映像があった。少なくとも正義とか連呼してる連中よりましに見えた。だけど、
「やられたらやり返す。それがイスラムの教え」
とか言ってる馬鹿もいたけど(w
これはラディンが岩を背にして演説してる映像だったんだけど、他の幹部も色々言ってたなんて初めて知った。せめて「正確な事実」くらい知りたいものだ。

ところで、また総論的なこと言っていい?
今回の事件に関連する各論って、タリ板でやればいいような気がするのだが…
731名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 19:37 ID:nZ7+QHwA
>>730
日付からも判るようにこのスレが立った当初にわまだタリ板は無かったからね。
そこがこのスレのスゴイトコなんだが・・。
俺は個人的にタリ板に新しいスレ作って仕切りなおしするのには反対かな。。
sage進行でマターリ議論してきたから2chらしからぬ真面目なスレになったんだと思うんだが、
また仕切りなおしとなると、このスレ設立当初のように
荒らしと安易な煽りに見舞われなくちゃならん事になるだろう。
そしたら次もこのスレのように真面目な議論に収束されるとわ限らんわけだしなぁ。
どうだろう。
732non capisco:01/10/14 22:03 ID:7WQNCKVd
>>731
>日付からも判るようにこのスレが立った当初にわまだタリ板は無かったからね。
このスレたったのが09/13で、
<なんだよタリ板ってよ>http://news.2ch.net/news5/kako/100/1001562463.html
がたったのが09/27。
ほんとにすげースレだ…
たしかにタリ板って、2極化するの好きな人がいっぱいいるから、このスレみたいなのがたったら荒れるだろうな。
じゃあ、sageでやります。
Part2が心配。
733薄弱:01/10/15 02:23 ID:iUXgP81S

ゆったよーに、折れら(少なくとも折れ)は確信犯的オナニストで、
自意識過剰のナルシストで、口だけの禁治産者なんでね。
単に折れが無能だとゆうのもあるが、
ヨノナカなんぞの役に立とうと思うほど、ヨノナカにイイ目見させてもらってねーんでな。

>>729
ああなるほど、
豊かさや栄光をナマジ知ってんのに、それを現世で実現できねーから、
来世をデッチ上げざるをえねーのがイスラムなワケね。
ラディソのド派手なテロは、ぢつわイスラムに何の利益ももたらさないが、
んなこたどーでもいーワケだ。
ちなみにほとんどのメジャー宗教で来世を設定しているのは、
現世への失望を和らげるシステムが、
(現世で)勝ち負けが存在するどの社会でも多かれ少なかれ必要で、
イスラムは対外的には負け組で、内的にも貧しくて砂漠だから、
それがハナハダしいとゆうコトか。そーゆー部分もありだな。

>>730
荘子はよく知らん。折れは卒論が旬子(ジュンシ、孔子の弟子で韓非子の師匠。
ジュンの字が変換で出てこん)だった。どーやら確信犯が折れの好みなよーだな。
734貧脳:01/10/15 03:37 ID:eUuH/xaD
イスラム世界は、オスマントルコ、つーとわりと最近まで武力・文化力で西洋を
ブイブイいわせてたんじゃないっけ?ウィーンまで攻め込んだりして。
軍事力は経済力だからさ、そんなに元から「THE 貧者の宗教」ってわけでも
なかった気もするけどな。

あと水平性ちゅーか互譲、公平分配、寄進とか助け合いの精神もあるみたいだよ。
タリバーン(神学校)の運営とかみてもそうだし。
オスマンでは、異教徒(たとえばユダヤ)の信教の自由も全然認めてて、
そのかわり税を多く課すみたいなことだったらしい。だからバルカンまで支配下に
おけた。
神の下の「具体的」平等という、わりと社会主義理念にマッチする性格があって、
それで今こんなに第三世界で燃え上がってるんじゃないだろーか。
貧しいながらパイを分かち合う宗教、という側面があるかのような。ないかのような。
735薄弱:01/10/15 04:09 ID:iUXgP81S

ああ、ムハンマドの当初の狙いはそーだったのかもな。
でも現在のイスラムって、その厳しさの側面ばかりが
稼動してる気もすっけどね。
ところで、オスマントルコってパレスチナのライバルで、
現アラブへの抑圧勢力だった気もするんだが、違ったかもしれん。
だれか識者解説キュィヴォンヌ
736貧脳:01/10/15 04:18 ID:BkLd12Bd
あと、おもっくそ総論ぽいんだけど、
薄弱さんのいう、「方向性より絶対量」て
「意味というもん」から「価値そのもの」ていうか存在・実存?実在?へ
散文的思考から韻文的アプローチ
図式から象徴・・そういうことなのかしら。
オレも近い考え方持つけど、実践的にはナティズム、「ラディニズム」
の陥穽が待ってるよ。
それを保険するものは、時間という次元だと思う。
時間的連続性が保たれたもの。
737薄弱:01/10/15 04:47 ID:iUXgP81S

>「意味というもん」から「価値そのもの」ていうか存在・実存?実在?へ

かな?

>散文的思考から韻文的アプローチ

スマソ分からん。

>図式から象徴

ちと違う気もする。

別室スレでも「人間の才能と情熱は、方向性より絶対量のモンダイ」とゆったので、
あと、「人間は目的でわなく手段のイキモノ」とゆうあたりと絡めれば分かると思ふ。
もともとは、大昔にロッキンオンにプリンスの原稿書いたときのネタなんだけどね。

あと、ナチズム、ラディニズムの陥穽とゆーのわ、むしろ逆な気もする。
少なくとも確信犯で自覚的に「絶対量」で逝く分には、
むしろ方向性シバリよか安全なのでわ。
ラディソは確信犯であったとしても、
ヒコーキでビルに突っ込むとゆー稀有な精神性のモチヌシはタダの方向性バカだろう。
イスラム原理主義とゆー方向性に囚われてたっつーかよ。
ただ、時間的連続性を、秩序とか法則性とか方向性シバリの代替に設定すんのわ
なんか分かる気もするんで、そこらヘンも少し噛み砕いた解説キュイヴォンヌ
738薄弱:01/10/15 05:08 ID:iUXgP81S

なんかカキコがまだ700台なのにサイズオーバー警告でちったんで、
Ver弐スレ
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1003089826/l50
を立てた。以降コッチへどーぞ。
このVer壱スレはすぐ沈むだろーから、テキスト保存しといたほーがいーよ。

ちなみに、ひょんなコトから出来たマターリ系の同名別室スレはココ。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1001601439/
じゃ。
739貧脳:01/10/15 06:34 ID:rB+1mxOk
うーん、じゃあ自分の解釈が逆だったのかな。一応自分前提にいうと
ナチズム 、ラディニズムは「象徴性」バカな気がするんだよね。
意味ってイデオロギーとかだけど、「表現そのもの」の絶対量が
途方もないよ。
正邪・当否・善悪じゃないという意味でアートなんだけど、
「文化」ってそーいうことだと思う。
価値そのものって他と争いようがない。事物の数だけ価値がある。
価値を、それたらしめるものはものはそれ自らなんだよね。
(なんだかわかんねー)
で、すごいヌークリアなパワーを象徴性は持つんだけど、それを
よく管理しうるのは、それを保持する主体。なんだけど、為政者に
にしても民衆にとっても「現時点」を輪切りにしてだけではわからない。
ある事物を価値たらしめてるものは、その同一のものの時間的連続
だとすれば、時間にたずねるしかない、、というレスになちゃた(w

もっとうまくいえるよ。
740薄弱:01/10/15 19:33 ID:1284HVpR

>>739
レスはVer弐スレ
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1003089826/l50
に書いとく。
てゆうか、このスレすぐ沈んじゃうんでテキストキープしといたほーがいーかも。
741糞スレはペッ:01/10/15 19:35 ID:0zPI6IEE
だからよ〜
最初から資本主義でグローバリズムなんか
考えてねーだろ。
そういうの狙ってんのは共産とか国連。
742名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/15 21:57 ID:TkQet71U
>>741
資本主義は本能的に国際貿易=グローバリゼーションを内包してるのです。
743緑川だむ:01/10/15 22:27 ID:F+guGLpm
>>742

古典ではあるが司馬遼太郎の「菜の花の沖」読んだれ。

江戸時代に鎖国している中で、「貿易資本のグローバリズム」と
「農本主義の反グローバリズム」がすでに対立していた事がわか
る。

A地点とB地点で産物が違い、価格の差が存在すれば貿易を行っ
てそこから利潤を汲み出そうというのが資本主義の行動原則。
ただ、それがあまりに急速だとあちこちに悲劇が生じるのが問題
なわけでな( ・・)/
744貧脳:01/10/15 23:45 ID:IUlcAGFL
>>740
「価値」じゃやっぱおかしいか、、。
「存在すること・の属性」とでもいうか。
事物が存在するのは、そこに「それが存在すること」が存在する、という循環になる。
一神教だと「神の意志の顕現」になるのかな。汎神論なんかだと「神性そのもの」?
唯物論だと問題にされない。大乗仏教だとなんだ?「空」かな。

存在といえばZEPの「プレゼンス」に渋谷陽一の名ライナーノーツがあったなー、
あと渋松対談大好きだった、渋谷さんは元気ですか(w
芸術という方法論(象徴性とか)は、上にあげたものを直接獲得せしめる回路、
ていうかそのために必要とされたんだろうね元々。麻薬・瞑想とも似てるな。
で、政治的に悪用されてこんなに危険なものもなく、正しく適用されてこんなに
有効なものもないと思われる。
「すべての」王や貴族は、その民族の良き血統(w、文化の体現者即ち象徴であった。
これはリスクマネージメント的にかなりいい知恵だったのかも。ただしすべての、がミソ。
ヒトラーのような政治のビートルズ現象を許す制度よりはね。

次スレに書かんでスマソ。物理的に書けなくなるまでは、ここにもかけると思うよ。
745薄弱:01/10/18 00:48 ID:GEv1Ct2H
Ver弐スレ
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1003089826/l50

ちなみに、ひょんなコトから出来たマターリ系の同名別室スレ。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1001601439/
746名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/21 18:24 ID:g/3knA+3
hakujaku, zutto ouen siterune.
sonomamano hakujakude iito omouyo.
747薄弱

>>746
ひょっとして折れの知ってる奴か?