1 :
名無しのオプ:
・・家の爺やだか庭師だかが真犯人で、
「それって反則なのでわ・・」
と思ったことがあるのですが、みなさんの
評価をさくっと教えてください。
2 :
上智:2000/11/13(月) 10:49
サマー・アポカリプスは傑作
3 :
名無しのオプ:2000/11/13(月) 11:01
さいきん、「バイバイ、エンジェル」呼んだのですが。
現象学による推理とメタ推理の違いがわかりません。
おしえてください。
4 :
名無しのオプ:2000/11/13(月) 12:22
>>2 いや、バイバイエンジェルも捨てがたい。
薔薇の女もね。
個人的には、哲学者はなんかダメだった。
5 :
名無しのオプ:2000/11/13(月) 13:06
いまいちのめり込めないな。どうしてもミステリの形をとって
哲学やろうとしてるって感じがしてしまうから。その意味では
『薔薇の女』が娯楽色強めで面白い。けっこうオーソドックス
だよね。3さんの感想もよくわかる。
6 :
名無しのオプ:2000/11/13(月) 13:40
論壇から無視されてミステリーで食うしかなかった寄生虫。
本人はミステリーで哲学をやろうとしているのだが、それだけで痛すぎる。
『バイバイ、エンジェル』は良かったな。
8 :
名無しです:2000/11/14(火) 12:33
「矢吹駆」シリーズよりも「天啓の〜」のシリーズのほうが好き。
ミステリーとはちょっと違うけど「梟の巨なる黄昏」は傑作だと思う。
9 :
上智:2000/11/14(火) 13:24
>>6 痛いか? その辺の感覚がよくわからん。
論文家としてもミステリ作家としても、すごい才能の持ち主
だと思うが。
6はそんな下らない意見で2ちゃんに吸い付く寄生虫か?
おお、痛え痛え。
11 :
名無しのオプ:2000/11/15(水) 00:21
読む時間が、赤川次郎の5倍はかかります。
12 :
上智:2000/11/15(水) 00:33
矢吹シリーズの第五作っていつでるんでしょうね。まえまえから
出る出るって言われてますけど。
13 :
名無しのオプ:2000/11/15(水) 00:44
評論を読むと、大量死にみょうにこだわっているように見えるけど、洞爺丸を知らないものにはよくわからん
14 :
名無しのオプ:2000/11/15(水) 02:35
バイバイエンジェルもサマー・アポカリプスも、ミステリとしてより、「熱い小説」
としてオレは好きなんだが。
思想対決シーンがとにかく熱い。何度読んでもシビれる。意味はよくわからんけど。
あとバイバイエンジェルの、ワトソン役が探偵役を真っ向から否定する(ネタバレ?)
後味の悪いラストもいいな。
>>9 何をもって
>論文家としてもミステリ作家としても、すごい才能の持ち主だと思うが。
といっているかが不明だが、このひと思想家としては大した
ことないでしょ、実際。
一時期、浅田彰あたりにケチョンケチョンに言われてたけど、
思想的にはかなり古くさい左翼だしね。
特に目新らしくもない理屈をわかりにくい言葉で粉飾して
悦にいってるタイプの評論家だから、オレは嫌い。
小説家としての評価は自ずと別なものだし、この人くらい
政治力あれば別にミステリやらんでも食えるたあ思うけど。
16 :
上智:2000/11/15(水) 11:46
>>15 「テロルの現象学」とかは読んでないので、そのへんはわからん
のですが、ミステリ評論においては本物。「本格ミステリの現在」
とか読むと、うーむってうならされます。
あと、「スキー的思考」(だっけ?)てのも面白かった。あれは
論文とは違うかも知れませんが、分析力がすさまじいと思いまし
た。
17 :
名無しのオプ:2000/11/15(水) 12:39
>>12 『織天使』は五作目に勘定されてないんですか?。
>>14 これ読んで、なんか久しぶりに矢吹シリーズ読み返したくなった。
18 :
上智:2000/11/15(水) 15:10
>>17 もう出てるんですか? 五作目。「オイディプス症候群」
とか言う名前って聞いていたんですが、改題したんでしょ
うか。探してみます。
19 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/11/15(水) 15:42
いえ、『織天使』はメフィストに載った、駆の過去話のやつ。
あれはカウントされてないのかな、と思っただけです。
混乱させてすみません。
五作目ってタイトルまで決まってるんですか?。
>>13 なんかごっちゃになってないか?笠井のこだわってる大量死って
第二次大戦のことだと思ってたが…。それとも俺の知らない所で
洞爺丸についてこだわった言及してるのかな?
>>15 笠井はもう今は左翼じゃないだろ。まあかつての自分の過去に
こだわってる部分はあるのだろうが。とりあえず今の文壇の状況
みる限りじゃ文壇でちやほやされてるから実力があるとも思え
ない。それこそ政治力が物をいう世界だしね。
21 :
名無しのオプ:2000/11/15(水) 21:29
洞爺丸うんぬんは虚無への供物関連でしょ。大量死考察にもいちおう絡んでくるけど、
根幹ではないよね。
思想家としてはわからんが、批評家としてはなかなかのものだと思う。『第三の波』を
定義する以前の評論集『物語のウロボロス』はかなり唸らされた。筒井康隆も評価してたよ。
22 :
名無しのオプ:2000/11/15(水) 23:15
>>19 何年も前に「EQ」に連載された<『オイディプス症候群』。
例によって、大量の改稿が行われているらしいが、いつ出版されるかは
全然わからん。
23 :
HGぉ:2000/11/15(水) 23:19
『オイディプス症候群』は一回雑誌連載で完結していたはずです。
未読ですが、噂では出来そうとう悪いらしいです。
(駆が夢の中にしか出てこないとか聞きました)
ですから、手直しに時間がかかっているのだと思います。
この人、ファンなんですけど、小説が下手だってことは
認めます。なんか頭だけで書いている感じなんだよなぁ。
文体も含めて。
政治的には無政府資本主義っていうところへ行って
すごいことになっています。
その分野で日本では第1人者だから
評価すべきなんだろうけど…
24 :
名無しのオプ:2000/11/16(木) 00:45
>>23 『オイディプス』、確かに出来はよくなかったす(w
もうほとんど内容覚えてないけど。
でも、『哲学者の密室』だって雑誌連載の時はそれほど感心しなかったけど、
単行本の時には別物になっていたわけで、加筆でだいぶ変わるでしょう。
(個人的には『哲学者』より初期3作の方が好きだけど)
25 :
名無しのオプ:2000/11/16(木) 02:17
オイディプス、EQ連載時から単行本化を待ちこがれてはや7年・・・。
もうボクは待ちくたびれました。
出来が悪くてもなんでもいいからとにかく出してくれ。こう逝っちゃなんだが、
駆が出てくりゃそれでいーんだよぉ!!
26 :
15:2000/11/16(木) 05:25
>>16 >>20 あ、レスがついてる(笑)。
たしかに現状の笠井が「いわゆる左翼思想家」だとは
思わないけど、過去の左翼を批判しながら、実際には
全然その枠から出ていないじゃんこのひと。
だいたい、理論の枠組みだけ強引に引っぱってきて
無理矢理当てはめてく芸風だから、納得でけんのよ(笑)。
その辺「ミステリ評論」もまったくいっしょ。
「大量死」だって、要はベンヤミンからのいただきなのに
ユダヤ的なものの文化と歴史への言及もほとんどなく、
まんま日本に持ってきてる。ちょっと論旨が粗雑過ぎん
じゃないかと思う。
>>25 水を差すようで悪いが、ちっとも出てこないぞ、たしか。
27 :
名無しのオプ:2000/12/20(水) 02:51
ついに来年こそはオイディプス出るらしい・・・。期待と不安が入り混じるな、なんか。
28 :
名無しのオプ:2000/12/20(水) 23:01
この人のミステリーって、何であんなに読みにくいんだろ。
「バイバイエンジェル」2/3読んだところで挫折しました。
「ヴァンパイヤー戦争」は、滅茶苦茶読みやすくて全巻読破したというのに(藁)
29 :
名無しのオプ:2000/12/20(水) 23:25
オイディプスも気になるが
10年以上も前から、新潮ミステリー倶楽部の刊行予定に載っていた
「鏡の国の殺人」はいつ出るんだ?
30 :
名無しのオプ:2000/12/20(水) 23:56
>>28 そこまで我慢できてなぜ止める(笑)。そこからが本題なのに。
せっかくだから読み直すことをお薦めします。まあ面白くなくても
恨まないでね。でも純ミステリ的にみても「なぜ死体の顔を
洗わなければならなかったか」なんて面白いと思うけどな。
>>26 「大量死」考察についてはレヴィナスあたりの影響もある。
まあレヴィナスもユダヤなのだが、日本に当てはめて考えるとき
変にユダヤ的文化・歴史を引っ張ってきてしまうとむしろ話が
おかしくなるとは思う。粗雑っちゃあ粗雑なのかも知れんが。
31 :
名無しのオプ:2000/12/21(木) 03:37
>>29 それねー、おれもずっと気になってたんだけど・・・タイトルから想像を
膨らませて「なんかアンチミステリーのすごいやつなんじゃないか?」って
期待したり。
でも、たしかもう予定表から消えたよね・・・。結局幻の予告タイトルだけで
終わりかと。あーあ。
32 :
名無しのオプ:2000/12/21(木) 23:49
「鏡の国の殺人」で書こうと思っていたネタを「群衆の悪魔」に
まわしちゃったんで書けなくなった。
...と、勝手に妄想しています。俺は。
法哲学の授業でも、この人の名前や著書が紹介されてたよ。
すごいとは思うけど、面白くはないんだよなぁ
34 :
名無しのオプ:2000/12/23(土) 01:25
『天啓の虚』も「第一部・完」で雑誌連載が終了しちゃったけど、どうなってんだろうね。
内容はかなりイタそうだったけど、それゆえに期待できる気もする。
35 :
菜梨:2000/12/29(金) 17:56
>>29 なんでも矢吹駆は10部作、オーギュスト・デュパンシリーズは5部作まで構想
があるらしい。ニコライ・イリイチとの対決や如何。
それにしても、本格ミステリ作家クラブ運営のほうは大丈夫なんだろうか・・・・・・。
36 :
名無しのオプ:2000/12/31(日) 10:55
>>35 え、デュパン物もシリーズ化の予定なんだ。初耳。しかしいつになることやら。
駆シリーズ10作は・・・まあ無理だろうね。オイディプスの次にあと1作読めれば
御の字、とおれは思ってます。
37 :
菜梨:2000/12/31(日) 23:57
>>36 同感。 シリーズはあくまで構想だけ。構想だけなら誰でも出来ますな。デュパン物のシリーズ化は
「群集の悪魔」の文庫版が出た月のinポケットにて本人が云っていた話。4部作だったかもしんない。
38 :
名無しのオプ:2001/02/06(火) 03:00
馬鹿が同じようなスレッドをたてる前にage
39 :
名無しのオプ:2001/02/06(火) 03:08
>38
もう立ってるぞ
40 :
名無しのオプ:2001/02/06(火) 17:54
「ウロボロスの基礎論」でウンコ事件の被害に遭ったのにはわらった。
41 :
名無しのオプ:2001/02/06(火) 21:08
飛鳥井物の短編集「道」を読了。
笠井とは思えないほど読みやすかった。
こういうほうが向いてるんじゃないかな、実は。
42 :
ねつてつ:2001/02/06(火) 21:11
三匹の猿とかも、読みやすかったなー
飛鳥井物は、結構いい感じ^^
43 :
権兵衛:2001/02/06(火) 23:09
作品自体は嫌いじゃないです。サマー・アポカリプスも結構面白かった。
ただ、駆シリーズ読んだだけで、現象学やら魔術について知ったかぶって講釈たれる厨房に会ってげんなり・・・・・・
それ以来あんま読む気がしない。
44 :
HGLO:2001/02/06(火) 23:36
「天使は探偵」いまいちでした。
45 :
名無しのオプ:2001/02/07(水) 01:28
大鳥安寿シリーズどうですかねぇ。連載読んだ限りでは「お手軽ミステリ」の域を出ないような……
46 :
名無しのオプ:2001/02/07(水) 09:48
47 :
名無しのオプ:2001/02/07(水) 12:24
>>46 e-ノベルスと週刊アスキーは未読ですが、その前に「小説すばる」に
連載されてました。
48 :
HGLO:2001/02/08(木) 00:37
>>45-47
それが「天使は探偵」です。
すばる分が単行本化されました。
>>48 ああ!そうだったんですか。いやぁ不覚!ご指摘ありがとうございます。
それにしても、タイトル「天使は探偵」ですか……。
「天使は探偵」ねぇ……。笠井はなんか悪いもんでも食ったんでしょうか。
50 :
名無しのオプ:2001/02/10(土) 18:07
きっと人肉でも食ったんでしょう。
51 :
柳龍光:2001/02/10(土) 18:53
オイディプス症候群は何年待たせれば気が済むのだろうか……。
52 :
ギャオス:2001/03/01(木) 23:49
「哲学者の密室」は、福田和也が「作家の値打ち」ですごく評価してたけど、
あまり好きじゃない。ハイデガー解釈が古すぎない??
ミステリーとしては、「サマー・アポカリプス」の方が出来はいいと思う。
53 :
ギャオス:2001/03/01(木) 23:56
私も、このひと、小説はヘタだと思う。
展開に不自然な個所が多い。
「哲学者の密室」でも、収容所の場面で、
さして重要でもないことについて、推理が細かすぎて退屈。
54 :
名無しのオプ:2001/03/02(金) 00:19
記述をもう少し簡潔にするかイロ付けるかしてくれないと、
せっかくのミステリの骨子が死んでしまうと思うんだがな…。
「哲学者の密室」キライじゃないし、
3重密室の真相、(トリックだけでない)とか、
むしろすごいと思うけど、地の文はダメです…。
55 :
名無しのオプ:2001/03/05(月) 01:53
駆シリーズは、単なる推理を妙にえらぶった言葉(というか思想というか哲学というかそんなもの)で書いてあるところがきらい。
っていうかうざい。
56 :
名無しのオプ:2001/03/06(火) 04:01
>>55 >単なる推理を妙にえらぶった言葉(というか思想というか哲学というかそんなもの)で書いてある
推理と思想・哲学部分はいちおう区分されてるでしょうが。絡み合ってはいるけれど。
「現象学的本質直観」はまあ、よくできたハッタリということで。
個人的には目からウロコでしたが。
つーか駆連作からそういう部分をとったら何が残るって言うんだ(笑)
57 :
名無しのオプ:2001/04/10(火) 12:17
age
58 :
名無しのオプ:2001/04/19(木) 21:49
ナディアが残るじゃないか(´ー`)y-~~
59 :
名無しのオプ:2001/04/19(木) 21:51
イリイチも残るぞ
60 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 13:48
サマーアポカリプスを今ごろ初めて読んだ厨房ですが、気になったことがありました。
この中でオーギュストやジュリアンが、名門ロシュフォール家の一人娘と結婚して
「ロシュフォールの一員になる」といわれたり、現にロシュフォール姓を名乗ったりします。
これって日本でいう「婿養子」だと思いますが、西洋にもあるんでしょうか?
キリスト教文化って「父権」の意識が強いし、結婚式の形をみても、父親から花婿へ
花嫁が手渡されるってスタイルですよね?
61 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 14:50
ニコライイリイチ、むちゃくちゃかっこよさげ(登場してないけど)
62 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 14:53
>60
>キリスト教文化って「父権」の意識が強いし、結婚式の形をみても、父親から花婿へ
花嫁が手渡されるってスタイルですよね?
婿養子とまったく矛盾しないと思うけどね。
>>62 いや、日本の婿養子(入り婿)は、「家」制度を反映するものでしょ。
花嫁側の「家」に男性が入り、そちら側の姓を名乗るという。
キリスト教結婚式の「父から花婿へ」は、二人の男(個人)間での女性の譲渡だから
ぜんぜん別だよ。
64 :
62:2001/04/25(水) 15:36
なるほど、わかりました。ありがとう。
65 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 16:50
”訳の分からないことを言って読者を煙に巻き、探偵の無能さや構成の不自然さをカバーする。”
友人による、言い得て妙なカケルシリーズの評。
66 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 16:55
名探偵で持たせるシリーズは多かれ少なかれそんなものだろう。
ホームズ、ヴァン・ダイン、小栗虫太郎、ポワロ、……
67 :
名無しのオプ:2001/04/25(水) 16:56
>>65 「ドキュソのともだちやっぱりドキュソ」の典型的症例。
68 :
60です:2001/04/25(水) 22:55
なんか見当違いの質問をしてしまった者です。
遅ればせながらですが「サマー・アポカリプス」面白かったです。
カタリ派や思想関係の記述は、余計だとは思えませんでしたし、
本格推理の部分も取って付けたようには感じられず、両方あるところが
このシリーズの魅力なんだと思っています。次のやつもいつか読みます。
ドキュンな感想ですみません。
69 :
名無しのオプ:2001/05/15(火) 12:50
ageru
70 :
名無しのオプ:2001/05/17(木) 11:18
飛鳥井とかの方が駆よりも良い、って評価をしてる人は
単に頭が悪いだけだと思うんだが。俺の中では飛鳥井とか
は笠井作品の入門書的な位置付けのものであって、非常に
易しく書かれてる作品だ。駆シリーズや評論とかの思想色
の濃い作品は批判して、エンタテイメントよりの作品の方
が面白いっていう人は自分が理解できないから悪く言ってる
としか思えない。それだったら笠井作品全般を批判する人の
方が好感が持てる。そっちは自分とは趣味が違うんだな、って
割り切れるから。
71 :
名無しのオプ:2001/05/17(木) 11:41
入門書的位置付け、というのはどうだろう。
むしろ実験的なものではないのか。
飛鳥井などの作品は笠井氏なりの
ハードボイルド批判の試みですよね。
でも結局ハードボイルドという「形式」に
取り込まれて、意図は達成されてない気がするんですよ。
わたしも矢吹シリーズこそ彼の本領だと思うし、
みんなにも楽しんでもらえたら嬉しいですが、
「頭が悪い」というのはひどいよ。
勉強して理解できる程度の優等生的作品ではなく、
あのやむにやまれないような、わけもわからないような
切迫した感覚(矢吹のものであり、作者のものでもある)を
認められるかどうかじゃないのだろうか。
すみません、うまく云えず、雰囲気を壊したら無視してください。
72 :
70:2001/05/17(木) 11:52
確かにそれだけの理由で他人に頭が悪いと言うのは
軽率だった。すまん。撤回させてくれ。
>あのやむにやまれないような、わけもわからないような
切迫した感覚(矢吹のものであり、作者のものでもある)を
認められるかどうかじゃないのだろうか。
駆とマチルドのシーンはめちゃめちゃいい!!あのシーンは
何度読んでも感動する。君が言いたいのってそういうことだよね?
73 :
名無しのオプ:2001/05/17(木) 12:12
71です。わたしもエンジェルは何度も読んで興奮します。
でもほんと、哲学的説明が難しいからといって
投げ出す人がいるらしいのは悲しいですよね。
笠井氏には、読者を選ぶのではなく、
矢吹シリーズになじめなかった読者を
巻き込んでいくような新機軸を期待したいなあ。
その点、ジャーロのモリヒロシとの対談で、
「次回作はナディアメインかも知れない」ようなことを
述べていたのが気になるです。
74 :
70:2001/05/17(木) 12:51
でも哲学的な要素については君の言うとおり、勉強して
理解するというよりも、適性の方が大きくないか?
小説作品だとわかり易く書いても、あまり思弁的な説明が
多いと、そういうのがあわない人は引いちゃうかも。
俺は好きなんだが。かといって評論とかで入門的な本を
出しても、小説で躓いた人はまず手に取らないだろうし。
60歳定年説を唱えている以上、時間に限りがあるから
俺は無理に新規読者を開拓するよりも、自分の道を
突き進んで欲しい。
矢吹シリーズは教養小説だから、主人公が成長しなければならない。
そして主人公を成長させるには作者の成長も必要。
でも作者があまり成長してないので(笑)成長した駆を
登場させるのは難しい。だから「オイディプス」は
ナディアがメインになる、と何かで書いてた。
でもこれは連載時の話らしいから、単行本では成長した
駆に期待。ナディアは哲学議論については、読者の立場の
人間なので、内容を咀嚼してまとめてくれるよね。
確かにナディアがメインになったらもっとわかり易くなるかも。
75 :
名無しのオプ:2001/05/18(金) 13:28
ナディアが駆をモノにしてから、あのシリーズの本当のテーマが見えてくる。
そんな気がする・・・。
76 :
名無しのオプ:2001/05/18(金) 13:45
わたしもそんな気がします。
それに関連して、スキー探偵が意味深ですよね
(個人的にはいまいちでしたが)
あの大鳥というのは生前解脱した場合の駈を想像させます。
問答無用に悪に裁きをくだして、(法月的に)悩むことのない超人としての探偵。
しかし矢吹はそれを選んでいない(薔薇と哲学者で)。
とすると、もはや矢吹にはナディアが宣言した「愛の哲学」(笑)の
軍門に下るしかないのか・・
などと想像してしまいます。
>ナディアが駆をモノにしてから、あのシリーズの本当のテーマが
見えてくる。
矢吹シリーズの最後はナディアvsイリイチ?(笑)
(メール欄)はまさに駆の半身そのままだったけど、
イリイチは駆とは全く異質の存在なのかな?
それとも駆の中の”悪”の部分を増幅したような
存在なのかなぁ。
>しかし矢吹はそれ(生前解脱)を選んでいない
俺は選んでいないというよりも、正確には選べないんだと思います。
超越的な次元は意図して辿りつける所ではないでしょう。
もし意図して解脱できると主張したら麻原と同じになってしまう。
「薔薇」で解脱した、と言われてたあの人がああいった形で
登場したのは、トリックの都合だけではないと思う。
解脱した人間は過去形でしか書けなかったんじゃないかな?
元々天使の大鳥ならともかく、一応人間の駆は解脱については
あくまで受身の態度しかとりえないんだと思う。
やっぱり最後は「愛の哲学」(笑)
駆は最後はリバタリアンになるの?
(想像できん)
79 :
名無しのオプ:2001/05/31(木) 21:36
今年こそ出るんだろうなオイディプス!?
80 :
41:2001/06/02(土) 00:08
>>70 飛鳥井のほうがいい・・・という意見はあるの?
ちなみに私は「笠井モノとは思えないほど読みやすかった」
と書いただけだぞ?
文章が駆モノとは違ったでしょう?
駆シリーズは嫌いではないよ。
若い頃に熱にうかされるように、
3冊一気読みしたのを覚えてるよ。
自分としては完全に趣味と一致しているほどではないって感じだが。
ただ、駆シリーズは、例えば島田で言うと
「御手洗モノ」にあたるわけでしょう?
だから「笠井の代表作は飛鳥井モノ」とは、
さすがに私も言えんよ。
単純に一般的に読みやすい小説も書けるじゃないか!
・・・って意味で、飛鳥井シリーズを評価しているだけなんだが。
「頭悪い」に関しては、まあ否定はせんよ(笑)
81 :
名無しのオプ:2001/06/02(土) 03:32
>>79 「このミス」の笠井の今後の出版予定で「オイディプス」は
ようやくめどがついた、ってかいてあるのをみて大爆笑した。
まだ書けてなかったのかよ!!と思って(笑)まだまだでなさそう。
82 :
名無しのオプ:2001/06/15(金) 22:29
e-novelsが楽しいのかな。
83 :
名無しのオプ:2001/06/21(木) 22:11
あげ
84 :
名無しのオプ:2001/06/21(木) 22:46
哲学を理解しようとして読むとミステリーの方がわからなくなる。
というわけで、矢吹駆シリーズがミステリとしてどうだったか、
さっぱり覚えてない。
85 :
名無しのオプ:2001/06/23(土) 04:25
正直トリックは地味だage
86 :
名無しのオプ:2001/06/23(土) 04:30
天啓の器って最後の結びがよくわからん。
何が「これが」なんだろう。
どう今までの事件が「これ」につながってくるのやら。
87 :
名無しのオプ:2001/06/23(土) 05:14
88 :
名無しのオプ:2001/06/23(土) 07:32
89 :
名無しのオプ:2001/06/23(土) 11:46
>そのほか、ある噂を聞いて久しぶりに「2ちゃんねる」なるサイトをのぞく。
>「書評家がどうの」というスレッドが立っているのだ。
>ここでは、なんと例の「大量死」論についてのやりとりもされているではないか。
>このトンデモ論の論理的精度が恐ろしく低いとの指摘なら、いくらでもあるのになぁ……。
>たとえば、第二次大戦中、ロンドンは激しい空襲にあったはず。
>どうしてその後イギリスで、ふたたび本格ミステリが盛んに書かれなかったの、とかね。
>大量死による無意味性を感じたことで、本格ミステリが盛んになった(?)との理屈でいうなら、
>第一次大戦後の再現が第二次大戦後のイギリスに起ってもまったく不思議でないのに。
笠井氏って、WW2の影響で「本格ミステリが盛んになった」って書いてましたっけ?
クイーンなど、ある種の作家に大きな影響を与えた、とは繰り返し書いているけど。
90 :
86:2001/06/23(土) 14:01
あ、天啓の器じゃない天啓の宴だ。
申し訳ないです。
以下抜粋。
、、、
これが、第二『天啓の宴』の結論なのか。
天啓って3部作だったんだ。
91 :
名無しのオプ:2001/06/24(日) 05:14
>>89 その文章はどこで誰が書いたもの?ソース希望。
大量死の影響の現われ方は国によって違うよ。
シュルレアリズムやハイデガーと言う形で
大量死の影響が出てたりもする。本格ミステリ
はその中のひとつ。
スキーばっかやってないで本をだせ。
93 :
>91:2001/06/24(日) 19:02
94 :
名無しのオプ:2001/06/25(月) 23:27
まあ、天啓シリーズは素直に面白いよな。
95 :
名無しのオプ:2001/06/25(月) 23:44
このスレって何気に1がネタバレしてるよな。
あぼーん
97 :
名無しのオプ:2001/06/26(火) 00:12
「オイディプス」が出ないのなら本当に終了しそうだな。
>>96 ヘタだなぁ。手直ししろよ。
丸の位置で同じコピペってことが丸分かり。
オイディプス発売あげ
100 :
名無しのオプ:2001/07/01(日) 23:34
101 :
名無しのオプ:2001/07/02(月) 01:53
102 :
名無しのオプ:2001/07/03(火) 03:04
age
103 :
名無しのオプ:2001/07/03(火) 04:34
誰か空谷の「丸くすその可能性の中心」の解説持ってない?
104 :
名無しのオプ:2001/07/03(火) 23:30
あげ
105 :
名無しのオプ:2001/07/04(水) 23:30
あげ
106 :
名無しのオプ:2001/07/04(水) 23:36
107 :
名無しのオプ:2001/07/04(水) 23:44
>>106 講談社文庫版はね。講談社”学術”文庫版だと削除されてる。
108 :
名無しのオプ:2001/07/04(水) 23:46
>>103 7,8年前に古本屋で150円で購入。
ってわけで持ってるけど、まさかここに全文引用しろとかは...言わんよな。
110 :
名無しのオプ:2001/07/05(木) 01:41
>>109 全文引用しろ。っていうかして下さい。お願いします。
してくれたら次の笠井スレッドはあなたの名前を
入れたものにします。どうですか?永久にあなたの
功績が讃えられるのですよ。私ならすぐ書き込みますね。
111 :
名無しのオプ:2001/07/05(木) 04:59
天啓の宴 双葉文庫で発売age
俺からも頼む
>>109
112 :
名無しのオプ:2001/07/06(金) 21:14
113 :
名無しのオプ:2001/07/08(日) 22:50
「天啓の宴」解説だけ立ち読み。
この人、仏文研究者に受けがいいのかなあ。
114 :
名無しのオプ:2001/07/09(月) 04:59
笠井の解説はうpされないのか。まぁ、しょうがないな。
115 :
名無しのオプ:2001/07/09(月) 10:58
じゃ〜かわりに誰か、去年のミネルヴァに載ってたとかいう
オイディプスが出ない理由とやらを教えてくれ。
全文引用じゃなくていいから(笑)。
116 :
雑古庵:2001/07/09(月) 13:49
>115
オイディプスは孤島モノ。
孤島モノはサスペンスが命。
そのため、探偵は最後にしか登場しない。
しかしこれは言い訳。
矢吹シリーズは当然ミステリー小説だが、
駆の成長を綴った教養小説でもある。
その肝心な主人公の思想の変貌を描くのには、連載当時限界があった。
これこそが、駆のチョビッとだけしか登場しなかった真相。
しかし21世紀を迎え、期は熟した。
よってオイディプス連載バージョンを
探偵が冒頭から出るバージョンへと目下全面改稿中。
だからまだ出ない。
引用じゃなく乱約で失礼。
読み返してみたら、
約しすぎっつーか、はしょりすぎっつーか、
日本語使いこなしてないっつーか、ちと解りづらい文章ゴメン。
任意に補足して意味を掴んでくださいませ。赤面。
118 :
115:2001/07/09(月) 19:44
>116,117
お〜ありがとう。充分わかりますよ。
じゃあ次のスレはあなたの名前を入れて・・・
ってオイディプス出ないと無理だよなあ(笑)。
119 :
名無しのオプ:2001/07/10(火) 03:20
次スレたつのって何年後の話だよ・・・
120 :
名無しのオプ:2001/07/10(火) 09:00
「エディプスの市」ていう短編集あったけど、
「オイディプス」と関係ないのか。
「超越のための物語」っていうサブタイトルが痛いやつ。
121 :
名無しのオプ:2001/07/13(金) 00:28
age
122 :
名無しのオプ:2001/07/13(金) 15:29
age
あぼーん
124 :
名無しのオプ:2001/07/18(水) 05:50
>>120 「天使は探偵」も痛いタイトルだよな。笠井のイメージにあってないし。
編集者がつけたのかな?
125 :
名無しのオプ:2001/07/18(水) 17:55
1の言ってる反則ってどういう意味ですか?
いまさらですが。
126 :
名無しのオプ:2001/07/18(水) 23:44
>>125 ロナルド・ノックスの十戒
(1)犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。(例、物語の記述者が犯人)
(2)探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例、神託、読心術など)
(3)秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。
(4)科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を使ってはいけない。
(5)中華人を登場せしめてはいけない。(西洋人には中華人は何となく超自然、超合理な感じを与えるからであろう)
(6)偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。
(7)探偵自身が犯人であってはならない。
(8)読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。
(9)ワトスン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。又、ワトスン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物がよろしい。
(10)双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ、又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくては、用いてはならない。
あぼーん
128 :
名無しのオプ:2001/07/18(水) 23:47
>>125 ヴァン・ダインの二十則
1.謎を解くにあたって,読者は探偵と平等の機会を持たなければならない。全ての手がかりは明白に記述されていなければならない。
2.犯人が探偵自身に対して当然用いるもの以外のぺてん,あるいはごまかしを,故意に読者に対して弄んではならない。
3.物語に恋愛的な興味を添えてはならない。恋愛を導入することは,純粋に知的な実験を,筋違いな情緒によって混乱させる。
当面の課題は犯人を正義のに派に引き出すことであり,恋に悩む男女を結婚の祭壇に導くことは出来ない。
4.探偵自身,あるいは捜査当局の一員が犯人に豹変してはならない。
これは厚顔な詐術であり,ぴかぴかの一セント銅貨を五ドル金貨だと称して人に与えるのと同然である。
5.犯人は理論的な推理によって決定されなければならない。偶然とか暗合とか,無動機の自供によって決定されてはならない。(以下略)
6.推理小説には,その中に,探偵が登場しなくてはならない。そして,探偵は探偵しなくては探偵とは言えない。
その任務は手がかりを集めて,それによって最後に,第一章で悪行を働いた人物を突き止めることにある。(以下略)
7.推理小説には死体が絶対に必要である。死体がよく死んでおればおるだけいい。殺人以下の小犯罪では不十分だろう。(以下略)
8.犯罪の謎は厳密に,自然な方法で解決されなければならない。
真相を知るのに瓦占い,コックリさん,読心術,降霊術,水晶占い等々の方法を用いるのは禁忌である。(以下略)
9.探偵は一人だけ――つまり,推理の主人公は一人だけでなくてはならない。
一つの問題を扱うのに,三人四人の探偵,時としては探偵の集団の頭脳をもってくるのは興味を分散させ,
論理の直截の脈絡を断ち切るばかりでなく,発端からして,自分の頭脳を探偵のそれと取り組ませて,知能的闘いをする心構えの読者に,
不当な利益を与えることになる。(以下略)
10.犯人だと判明する人物は,物語の中で大なり小なり重要な役割を演じた人物でなくてはならない。
129 :
名無しのオプ:2001/07/18(水) 23:48
11.作者は使用人――執事,馬丁,部屋男,猟番,料理人等々のごとき――を犯人として選んではならない。
それは崇高な問題の論点をごまかすことである。(中略)
犯罪が召使い風情の下劣な仕事であれば,作者は,それを記憶に留めるために,本の形にまでする必要はないからである。
12.いかに多くの殺人が犯されるにしても,犯人は只一人でなくてはならない。もちろん,人は端役の協力者又は共犯者を持っても良い。
しかし全責任は一人の人物の双肩にかからねばならない。(以下略)
13.秘密結社,カモラ党,マフィア党等々は推理小説に持ち込んではならない。(以下略)
14.殺人の方法とそれを探偵する手段は,合理的で科学的でなくてはならない。(中略)
また作者の想像の中でのみ総菜する珍奇で,未知の毒物を服用させてはならない。
推理小説の作者は,毒物学的に言えば,薬局方の範囲内にとどまらなくてはならない。(以下略)
15.問題の真相は,終始一貫して明白でなくてはならぬ。(以下略)
16.推理小説には,長たらしい説明の章節,脇道にそれた問題についての文学的饒舌,精緻を極めた性格分析,
「雰囲気」の過重視があってはならない。
そのような事柄は,犯罪の記録と推理では重要な地位を占めていない。(以下略)
17.職業的犯罪者に,推理小説中の犯罪の責任を負わせてはならない。
押し入りや山賊による犯罪は警察の領分であり,推理小説の作者は明敏な素人探偵の扱う分野ではない。(以下略)
18.推理小説中の犯罪は,おしまいになって,事故死とか,自殺になってはならない。(以下略)
19.推理小説におけるすべての犯罪の動機は,個人的なものでなくてはならない。(以下略)
20.そして私は,自尊心のある推理小説作家なら誰しも今では使うことに潔しとしないいくつかの手法リストを,ここに掲げる。(中略)
それを使うことは作者の無能と独創性の欠如を告白するものである。
イ.犯罪の現場に遺棄されていたシガレットの吸いさしと,容疑者のふかしている銘柄を比較して,犯人の正体を決定すること。
ロ.えせ降霊術で犯人を脅し,自供させること。
ハ.偽の指紋。
ニ.替え玉によるアリバイ。
ホ.犬が吠えないので,侵入者が馴染みの者だと解る。
ヘ.双生児とか,嫌疑は掛けられているが無実な人物と瓜二つの近親者を最後に犯人として取り押さえる。
ト.皮下注射器や即死をもたらす毒薬。
チ.警官が現場に踏み込んだ後での殺人。
リ.言葉の連鎖反応実験による犯人の指摘。
ヌ.最後になって探偵が解読する文字,又は数字による暗号。
>126,128,129
教えてくれてどうも、それのことでしたか。
1はマジメナ人ですね。
哲学者の場合、ヴァンダインの11個目とは違う感じ
ですが、これは結局反則なんですか?
どっちでもよさそうなのでsage
131 :
・・:2001/07/20(金) 07:36
『象徴としてのフリー・ウェイ』(未読)だっけ、『噂の真相』の
コラムが収録されてるのは?連載時に読んだけど、花柳幻舟が家元
刺したのは「個人蜂起」って呼んで共感してて、翌月投書欄で
「また愚かなテロを繰り返す気か!」って叩かれてた。オレも、
『テロルの現象学』の著者がそれじゃいかんやろって思ったな。
上で、笠井潔は古臭い左翼思想の持ち主で浅田彰に叩かれてた
ってことに触れてる人がいるけど、あの駆シリーズの恥ずかしげも
無く大時代な浪漫臭ぷんぷんの設定こそが、味わいどころだと
思うな。臆面も無くってとこが浅田彰は嫌いなんだと思うけど。
『テロルの現象学』は読みづらくて通読に苦労したけど、読むと
著者は小説によって政治闘争におけるアポリア(難問)に兆戦
してるってよりも、元々魅力的な敵役を拝借するために「運動」
やってたんじゃねえのって思いたくなる。
133 :
考える名無しさん:2001/07/20(金) 23:16
カケルの推理って現象学的かなあ?
フッサールなんかと読み比べてもぜんぜんそんな気がしないんだけど。
だれか、説明してくれない?
134 :
名無しのオプ:2001/07/20(金) 23:41
>>133 おれ今ちょうど「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」(翻訳)
読んでるんだけど矢吹の現象学講義がマジで役に立つ。
すっげーわかりやすい。ホント。でも駆の推理は現象学的じゃ
ありません(笑)作者が認めてるよ。竹田青嗣に駆の推理は
今までの名探偵たちの推理と変わりませんね、ってつっこまれたって。
あぼーん
136 :
考える名無しさん:2001/07/21(土) 00:59
>竹田青嗣に駆の推理は今までの名探偵たちの推理と変わりませんね、
>ってつっこまれたって。
あ、やっぱり!?
駆の思考のどこに現象学的還元なんかがあるのか、高校時代なやんだん
だよね〜
しかも、つっこみが竹田青嗣っていうのが笑える
137 :
名無しのオプ:2001/07/21(土) 09:43
竹田もつっこんでたのね。木田元も同じこと指摘してたけど。
138 :
名無しのオプ:2001/07/23(月) 10:50
>131
あの当時運動やってた人のほとんどがそうでしょう。
笠井はちょっと頭よかったから理論武装しただけ。動機が変わるわけではない。
>133−136
元々フッサールの現象学も超越論だと批判されることが多かったので、
それを推理に適用すれば、ある種の勘と変わりは無い、というつっこみは大人げないのでやめましょう。
139 :
名無しのオプ:2001/07/23(月) 11:40
笠井を読んで嫌いになる人は
単なる馬鹿か、ものすごく頭の良い人。
前者は内容が理解できず、
後者はまやかしの哲学風味に飽きれてウンザリ。
140 :
139:2001/07/23(月) 11:43
つまり、駆シリーズにはまってしまうような人間は典型的な凡人。
自分は頭が良いと信じたいが、
どう贔屓目に評価しても人並みレベル。
かく言う私も凡人です。
141 :
名無しのオプ:2001/07/23(月) 14:31
いいんだよ凡人で。砂の一粒であれ。
142 :
密室博士:2001/07/23(月) 15:11
>>139 オレは単なる馬鹿でも、ものすごく頭の良い人でもないが、笠井ミステリはなんとなく苦手だ。
ミステリとしての骨格が弱いような感じがするから。
たとえば「サマー・アポカリプス」では、何段にもわたって真相のどんでん返しがあるが、どの
真相もちゃちいんだな。ニコライ・イリイチの怪物的キャラにあまり似つかわしくないと思う。
「薔薇の女」のアンドロギュノスはバカトリックのつもりなら大笑いだが、マジなら引くぞ。
143 :
名無しのオプ:2001/07/24(火) 02:28
>>139 お前凡人のくせになんでそんなこと言えるんだよ。
凡人じゃあちゃんと笠井の作品を評価できるわけないだろ。
お前は典型的な凡人じゃん。私も凡人です、なんて
謙虚なふりしちゃってさ。「俺は笠井のまやかしを
見破ったぞ!俺は頭いいって言われてる笠井や笠井オタ
より頭がいいんだ」って内心が丸見え。お前は凡人じゃない。
クズだ。
144 :
名無しのオプ:2001/07/25(水) 09:18
>143
それは言い過ぎ。
なぜ凡人に笠井の作品が評価できないなんていえるんだ?
142には、あんたのいうような増長は感じられない。
145 :
名無しのオプ:2001/07/26(木) 01:28
146 :
名無しのオプ:2001/07/30(月) 21:03
ミネルヴァ読んだage
ほんとうに今年中に「オイディプス」出るんだろうか
147 :
名無しのオプ:2001/07/30(月) 23:25
>>146 俺は無理して今年中にオイディプス出すよりも、遅くなってもいいから
質を高めて出して欲しい。でもこのペースでいったら引退までに完結
するのか?引退まで後7年くらいだよな・・・。
148 :
名無しのオプ:2001/08/04(土) 05:37
笠井オタでニコライ・イリイチを怪物的だと思ってるって人いるの?
俺はあんまりニコライのこと気にしてないんだけど。ニコライはまだ
間接的にその凄さが書かれてるだけで直接書かれてないし。
ネタバレします。
一応全ての事件の背後にいて全てを操っている風に書かれてるけど
操った人物の中で凄いのはマチルドくらいでしょ。他の犯人は小物だし。
犯人を通して間接的に駆と対決してるけど、犯人が小物だもんで
ニコライの凄さが伝わってこない。哲学者にいたっては犯人を通しての
対決もないから、その思想が伝わってこないし。俺は駆シリーズは
イリイチとの対決というより、駆の一部であるマチルド的なものとの対決
という気がする。皆さんはどう考えてるんですか?
149 :
SH:2001/08/16(木) 15:54
面白いと思えばそれでいい
嫌いなものは嫌いでいい
150 :
執事バンター:2001/08/16(木) 16:42
>>148 たしかにイリイチは凡庸です。
人を退廃させ、暴力に駆り立てますが、
それは人間にはほとんど当たり前の「虚無」で、
徹底的に当たり前の悪です(ベルナー氏いわく)。
→誰も頼んでないのに煽りのスレッドを立ててしまう厨房の気持ち?(w
で、矢吹(兼笠井)の本来の目的は英雄同士の特権的な思想対決ではなく、
その当たり前のきわめて凡庸でどうしようもない悪を抹消することなんでしょう。
ニコライがきわめてくだらないものであることが重要なのだと僕は思いました。
あぼーん
152 :
名無しのオプ:2001/08/17(金) 17:58
>149
真理
153 :
名無しのオプ:2001/08/22(水) 10:06
まあ、ニコライは象徴的な存在だから。
矢吹はおそらくニコライに負けるでしょう。
「凡庸で偏在する悪」を抹消するような思想なんてできないし。
それより私は「薔薇の女」にでてきた超越者の問題の行方が気になる。
154 :
名無しのオプ:2001/08/24(金) 00:40
悟りを開いてサイコキネシスに目覚めた矢吹が、思想対決なんてしないで問答無用で
ニコライを殺害。そんな展開だったら萎えます。
155 :
名無しのオプ:2001/08/25(土) 08:26
目からビーム出すとか、口から仏像吐くとか、そういった闘争ですね。
156 :
名無しのオプ:01/09/12 16:56
テロが起こったのでage! テロといえば笠井でしょ
157 :
名無しのオプ:01/09/12 18:06
「哲学者の密室」読んでます。めちゃくちゃ面白いです。
哲学がウザイ人には地獄なんだろうけど、好きなもんでハマりました。
中篇のナチスものも良かったなあ・・
158 :
名無しのオプ:01/09/12 23:20
>>156 俺も思ったよ。ミネルヴァでテロについて言及するかな?
159 :
名無しのオプ:01/09/21 15:07
テロといえば笠井・・・ちょっとワラタよ。
あぼーん
161 :
名無しのオプ:01/09/22 09:16
笠井って学生運動時代、あるセクトのリーダーだって聞きましたが・・・
あぼーん
163 :
名無しのオプ:01/09/22 17:39
>33
一橋大学生発見!
森村進はかなりの推理小説・幻想小説マニアだそうだ。
笠井本人とも親交があるらしい。
>78
リバタリアンではありません。
アナルコ・キャピタリスト(無政府資本主義者)です。
前者は必要最小限の政府の存在を認めますが、
後者はそれを認めず市場の「神の手」にすべてを委ねようとします。
>>163 まあ広義のリバタリアンということで。
どっちにしろ環境問題であぼーん。
165 :
名無しのオプ:01/09/23 17:06
こいつ、元は共産主義労働者党のへぼ理論家の黒木龍志。
「情況」という新左翼誌に1970年代に論文書いていたけれど
水準が低くて誰からも相手にされなかった。
そこで渡仏して、ミステリー作家に転身したわけ。
一見、思想の知識はありそうだが、専門的にはポロポロ。
166 :
名無しのオプ:01/09/24 22:37
肉体的には強いのかな?
167 :
名無しのオプ:01/09/24 22:59
>>166 笠井潔=黒木龍志は、当時は、
かなり虚弱だったし、大学はアホの和光だから、
まともに相手にされてなかった。
ただ、人一倍自己顕示欲が強かったので推理作家になった。
ペダンティックな知識を披露してるが、誤解や無知が多い。
特にナチスについての知識は噴飯物といわざるをえない。
168 :
名無しのオプ:01/09/24 23:22
ラスコーリニコフだな。
169 :
名無しのオプ:01/09/24 23:24
170 :
名無しのオプ:01/09/24 23:48
今書き込んでるアンチ私怨臭い。
>167
黒木龍思な。
どこいらへんが噴飯物なの?<ナチスの知識
漏れドキュソなんで教えてちょ。
172 :
名無しのオプ:01/09/27 17:15
ちょっと前に、「テロルの現象学」が、
クソリーマン雑誌「SPA」で推薦されてたけど、
167さんどうよ?
173 :
名無しのオプ:01/09/28 07:56
具体的にどこが間違ってるのよ!?と訊くと途端に沈黙するアンチ。
お粗末なことこの上ない。マジで私怨か?笠井と喧嘩した書評家連中
だったらウケル。蘇部の可能性もあるかも(藁
174 :
名無しのオプ:01/09/29 18:51
「天啓の虚」ってまだ本になんないの?
175 :
名無しのオプ:01/10/19 07:56
オイディプスはまだか
積読してた『八ヶ岳雪密室の謎』を読了。
激つまんなかった。
177 :
名無しのオプ:01/10/25 18:56
「バイバイ・エンジェル」再読。
矢吹駆にラディンと対決して欲しいと思った。
俺、本当にミステリファンか(藁
178 :
名無しのオプ:01/10/25 19:56
>177
矢吹駆なら、アフガンの冬でも身一つで越せそうだね。
しかし、笠井同志は何やってんだ? 今年も出ないのかよ。
179 :
名無しのオプ:01/11/10 01:07
噂だと矢吹がビンラディンを自殺に追い込んだらしい。
180 :
名無しのオプ:01/11/11 19:09
ビンラディンは笠井作品にありがちな、
観念的倒錯を抱えたテロリストではないと思うが・・・
「ヴァンパイアー戦争」読んで、
「評論は、まあ読む必要ねえだろうな」
思っちゃいました。
正直、野阿梓の後書き読みたくて買っただけだから。講談社文庫
こんな小説かく奴が、いくら連合赤軍事件に衝撃うけ、パリだか草津だかに
引き篭もって論文書こうが信用ならねえ思いました。
どうせ重力の恩寵がどうたら言いながら、ゴーマニズムレベルの話でしょ?
マルクス主義が宇宙からの精神寄生体とか何とか言ってる時点で、
小松左京を誤読しすぎやねんと思いました
笠井ってたしかコリン・ウィルソンの信奉者じゃなかったっけ?
184 :
名無しのオプ:01/11/12 00:24
「賢者の石」はかなり高く評価してるね。「賢者の石」の神秘思想に
決定的な影響を受けた、と言っている。恍惚状態になること自体に
意味があるのではなく、恍惚状態で見えるものに意味があるのだと。
単に恍惚状態を味わうだけなら薬でラリってりゃ充分と言っています。
いや、そーゆーんじゃなくて、
図書館こもって独学で勉強して『アウトサイダー』書いたのに憧れて、
パリの下宿で『テロルの現象学』書いてたとかゆーんじゃなかったっけ?
ウロ覚えなのでsage
186 :
名無しのオプ:01/11/12 02:17
>>185 それは初めて聞いた。興味があるのでソースを思い出してちょ。
昔、弧綸と対談してます。
>>187 それだったのかなあオレが読んだのも。
いずれにせよ、記憶が曖昧だから書いたことなんで、
ちゃんとソースは思い出せんよ。
ただ、オレはさほど熱心な笠井の読者じゃないので、
信者のひとが知らないとすると、
ユリイカかペヨトル系のなにかでのウィルソン特集とか、
コリン・ウィルソンのほうの関係なんだと思う。
『アウトサイダー』の解説(たしか集英社文庫版)を
笠井が書いてたような気もそこはかとなくするのだが、
いま手許にないのでたしかめられん。
『秘儀としての文学』収録の対談はまともな内容だったと思いますが。
190 :
名無しのオプ:01/11/14 04:07
たしか、チンケな党のリーダーで、蜂起の計画を起てていた矢先にあの事件が起きて、そのショックから立ち直るためにテロリズム批判を云々…、でしたね。
191 :
名無しのオプ:01/11/19 05:11
オイディプス祈願上げ
初めて笠井潔の作品を読みました。
「黄昏の館」です。
オチが最悪だと思ったんですが、ファンの方はこの作品について
どう思っているのでしょうか。
教えてください。
第一作目として読むのに適していなかったのでしょうか。
何を最初に読んだらいいでしょう。
193 :
名無しのオプ:01/11/20 07:35
>>192 「黄昏の館」ってもう絶版になってるよね!?
俺読んでないや。うーん、なんで「黄昏の館」
から読み始めたの?(笑)笠井の評価は
矢吹駆シリーズを読んでから下して欲しい。
とりあえず「バイバイ、エンジェル」創元推理文庫
を読んでみて。それで駄目だったら笠井を
読むのはやめといた方がいいかもしれない。
図書館うろついてたらこの人の本みつけて
「そーいやこの人結構有名だよなー読んでみよ」と思って。
たまたま他のは貸し出し中とハードカバーしかなくて借りました。
そーですか、じゃあ「バイバイ、エンジェル」からまた頑張ろうかな。
ちなみにミステリ初心者というわけではありません。
195 :
名無しのオプ:01/11/25 06:05
age
196 :
名無しのオプ:01/11/26 20:59
とりあえず「天啓」シリーズから始めてみましょう。
レベルの高い同人誌みたいです。
197 :
名無しのオプ:01/11/26 21:12
>>192
一応読んだけど結構好きだよ。ただ、同じホラー傾向の作品なら
「梟の巨なる黄昏」の方が出来はいい。
198 :
名無しのオプ:01/11/28 21:37
「群衆の悪魔」はどうよ?
199 :
円ショップ:01/11/29 03:05
なんかテレビの放送大学で特別講師みたいなのやってるよね、たしか・・・。
200 :
名無しのオプ:01/12/01 00:07
201 :
名無しのオプ:01/12/02 15:02
笠井本人も矢吹駆よりスキー探偵の方が好きだっていってたし。
でも笠井ファンって結局、駆ファンなような気がする。
202 :
名無しのオプ:01/12/02 15:02
203 :
名無しのオプ:01/12/04 00:34
ファン待望の矢吹駆シリーズ最新作
『オイディプス症候群』がどこよりも早く読める!
e-NOVELSでは、来春光文社より刊行予定の
『オイディプス症候群』の「序章」を1月より発売開始!
その後も単行本発売前に本編全12章を数回に分け、
続々と発売していきます!
ついに電子出版が単行本を越えた!
「来春」って3月か4月?
かれこれ8年越しで待ちわびてきた忍耐強いファンなら、
あと2か月が待てないことはないと思うんだけど…
わざわざ電子本で買うかな。
自分も笠井の大ファンだけど、絶対単行本まで待つね。
しかし、やっと完成かぁ。楽しみ〜♪
204 :
名無しのオプ:01/12/04 00:39
予定だからなあ。来年の今ごろも出てないに300イリイチ。
205 :
名無しのオプ:01/12/04 01:11
まぁ期待しないで待ちましょ。
電子出版の方は最初の数回だけ
ちゃんとうpされて途中で「駆けませ〜ん(泣)」
って言い出すと思う。
206 :
名無しのオプ:01/12/04 03:03
>>205 自分が責任者も同然のe-Novelで、そんな真似はせんだろう(^^;
電脳売文党…。
208 :
名無しのオプ:01/12/04 13:36
スキー探偵にオイディプスとして書かれるべき事柄が流れ出してしまってたりはいないよな…?
209 :
名無しのオププ:01/12/04 21:55
こいつは、ただの利口ぶってるバカです。
それだけです。
210 :
名無しのオプ:01/12/05 20:04
このひとにパリ逝きを薦めたのはダンナ小池だった?
211 :
名無しのオプ:01/12/05 20:08
212 :
名無しのオプ:01/12/06 02:22
60歳定年説を唱えてるから「オイディプス」が最後の矢吹シリーズに
なるのかな?気合を入れて書いてほしい。
213 :
名無しのオプ:01/12/06 12:24
SF作家笠井潔
214 :
名無しのオプ:01/12/06 21:32
マジで「天啓の虚」まだでないの?
215 :
名無しのオプ:01/12/07 23:04
今年オイディプスが出なかったのは一応PCと体調の不良が原因らしいな。
3月にちゃんと発売されそうだ。
216 :
名無しのオプ:01/12/08 00:08
直せよ、体もPCも。
217 :
名無しのオプ:01/12/08 16:49
精神を治せ
218 :
名無しのオプ:01/12/08 19:55
哲学っぽいネタのエンターテイメント、サイエンスフィクションならぬ哲学フィクション(ギャグあり)、でないの?
PCの不良で出版を延期すんなって。
220 :
名無しのオプ:01/12/08 20:37
☆ 素朴な疑問 ☆
笠井潔って、物書きとして食っていけるだけの収入あるの?
221 :
名無しのオプ:01/12/08 23:03
222 :
名無しのオプ:01/12/08 23:27
ちなみにワープロは何をつかってるんだろう?
「テロルの現象学」(ちくま学術文庫?)を読めばなぜ、「哲学者の密室」を笠井潔が書いたのかがわかる
224 :
名無しのオプ :01/12/09 18:42
>>222 ワープロソフトじゃなくて軽いエディターかな。
馳星周みたいに。
225 :
名無しのオプ:01/12/09 20:38
パソコン買い換えたけどだめだったんだって。
笠井の今年の厄っぷりは「本ミス」の作家近況に詳しく載ってるぞ。
226 :
名無しのオプ:01/12/10 16:15
>パソコン買い換えたけどだめだったんだって。
つまりそれ、パソコンじゃなくて自分がだめだったのね。
227 :
名無しのオプ:01/12/11 04:57
「電脳売文党宣言」で、一太郎を使っていると
云っていた気がする
228 :
名無しのオプ:01/12/11 22:32
>>220 当然あるでしょ。
カケルはともかくヴァンパイヤ戦争では相当稼いだだろうし、
評論の連載も持ってるし、単行本もいっぱい出してる。
あと新人賞の審査員でもけっこうもらえるはず。
229 :
名無しのオプ:01/12/12 00:02
一太郎ATOKゲートウェイ
230 :
名無しのオプ:01/12/17 04:49
オイディプス症候群 3月発売上げ
ところで出版社はどこ?
231 :
名無しのオプ:01/12/17 10:19
>>230 光文社。e-NOVELS で先行発売なんて、出版社は怒らないんだろうかと
思ったけど、よく考えてみれば電子出版をナメてるだけなのかもしれない。
単行本の売れ行きにはほとんど影響ないだろう、と(多分正しいと思う)。
232 :
名無しのオプ:01/12/17 23:13
よっぽどのファンでない限りe-NOVELSで読まないでしょ。
e-NOVELSで読むのは少しでも早く読みたいと思う熱心な
ファンだけ。でもそれくらいファンなら単行本は当然買うでしょう。
ちなみに俺は単行本待ち。
233 :
名無しのオプ:01/12/23 01:32
age
234 :
名無しのオプ:01/12/26 07:52
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 早く早く〜
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| オイディプス |/
235 :
名無しのオプ:01/12/26 23:46
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 早く早く〜
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| オイディプス |/
236 :
名無しのオプ:01/12/27 01:11
>>235 ワラタ。
それと「天使は探偵」みたいな恥ずかしいタイトルは
似合わないのでやめて欲しい。
>>236 というかそもそも『バイバイ、エンジェル』からしてアレではないか。
中身が面白ければいいんだけどね。
238 :
名無しのオプ:01/12/28 23:06
>>237 「バイバイ、エンジェル」は読む前は恥ずかしいタイトルだと思ったけど
読み終えてタイトルの意味がわかった時はいいタイトルだと思い直したよ。
「天使は探偵」は読み終えても恥ずかしいまま。というか安寿も読んでて
少し恥ずかしかった。
239 :
名無しのオプ:01/12/30 00:58
∧_∧
( ・∀・) オイディプスはまだか〜?
( つ┳つ
ヽ )||丿
. (_)|__)
⊂§⊃
§
⌒ヽ〃
240 :
名無しのオプ:01/12/30 01:03
天夏って滅茶苦茶読みにくいし、
内容も夢見がちな左翼厨房まるだし。
読んでるこっちが恥ずかしくて、
アホ臭くなる。
エンジェルとサマアポだけが傑作だな。
それ以外は屑。
241 :
名無しのオプ:01/12/31 05:48
ママ〜 今年中にオイディプスが出なかったYo〜
\__ ______
∨ ∧_∧
" , 、 ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ∀ く < パソコンがぶっ壊れたのよ
∧_∧ | \_____
三 ( とノ
三 / つ |
三 _ ( _ /| |
(_ソ(_ソ(_ )
242 :
名無しのオプ:01/12/31 11:08
ワラタ
243 :
名無しのオプ:01/12/31 22:48
>>240 いや、薔薇の女も、あのトリックは結構良い!
>>241 一応暗黒館より先に出たんだから褒めてあげなさい。
|\
┌──────────┘- \
│2001年3月オイディプス症候群 \
│ 発売!! /
└──────────┐- /
ヽ(´ー`).ノ |/
( へ)
く
- = ≡三 |\
- = ≡三 ┌──────────┘- \
_ = ≡三 │ 哲学者の密室の厚さ \
 ̄ = ≡三 │ は越えられるのか!? /
- = ≡三 └──────────┐- /
(´ー`) - = ≡三 |/
( ヽ ヽ)
/ >
247 :
名無しのオプ:02/01/08 03:05
マルクス〜
248 :
名無しのオプ:02/01/08 03:18
オイディプス、マジでラストしか出てこないの?>カケル
249 :
名無しのオプ:02/01/10 14:48
カケルの姓が『あしたのジョー』から採られたって本当?
250 :
名無しのオプ:02/01/10 23:19
>>249 本当。「二階堂冷凍VS新本格推理作家おおいに漫画を語る」の
冷凍VS笠井の対談の中でそう言っている。
251 :
るぴん ◆LUPIN/wc :02/01/10 23:28
>>248 原案がラストしか出て来ないバージョンだった。
矢吹を冒頭から出すバージョンに作り直した為、
オイディプスの上梓が遅れた訳でありまして。
参照:『ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?』中の笠井綾辻対談より。
""""">%#$#$$$$$$%6666%6%%618#####$$$$####$$$$$20%$4""""
""""6$$$$$$$$%68%$$$$$$$$$%26%68272208%$####$$$60##$"""
""7%$$$$$$$$%4$$$$$$$$%68022177-""""""""76$$$$$$8$$#%""
"7$$$$$$$$$86%$$$$$%%821-"""""""""""""""""4%$$$$$$$$$2"
4$$$###$$$%0$$$$$%842>""""""""""""""""""""">6$$$$%6%$$=
##$$#$$$$%2%$$$$%6277>=""""""""""""""""""""""6$$$%6%%$0
#$$$$$$$628$$$%668077>===""""""""""""""""""""-6$%%88$$%
$##$$$$%078$$$88880271>>=-""""""""""""""""""""1%%%68%$%
$$$$$$$6278$$$604442711>====-"""""""""""""06%606%6686%4
$$$$$$%8208$$$%840400271111>"""""""""""16#4="""=%6666%0
#$$$$$%6286$%$$840444486%%%66402""""""0$67""""""066%%%0
66$$$$%6086$$$%84486$$%87>>=17047-"""""""">22"=""%6%%%4
4%%$$$%%006$$$%8888887-""""""""""--"""""">1%8""""0%%%$%
4$%%$#$%$28$#$%888422-"""==26%8-=727>"""""""""""""8%%$$
%#$$$#$$$68%#$%66807>>_00=->1>-">2007=""""""""""""=%%$$
###%%##$#646$#$%6807>>-"""""""""120021"""""""""""""6%$$
$##%0####%48%#$%%68027=-"""""""">70027=""""""""""""6%$$
%###26####86%#$$%%8407>"""""""""=2402>"""""""""""""8%%$
####666###$%$$$$$%64021>-""""""">447202>""0""""""""0%%%
##$$##$####$$$#$$%644271>-""""""">717021"""""""""""76%6
##$$$########$$$$%%640277>-""""""""""""""""""""""""1464
##$$####$####0%$$%%6840271>--""""""->>>>>>>>_2"""""772-
############%2$$$%688400711>="""-2044202222712=""""2"""
###$#############$66844071>7=""""148807>-"""1"""""2""""
$##$############$$$%68440277>""""""1727111>="""""1>""""
0$$$#############$$$$684440027>"""""""""""""""""">"""""
"8$$##$$#########$66%$%688444007="""""""""""""""4""""""
"7$$$$$$#########$68886%%%68844021="""--"""""""=4="""""
""4%$$$$$#########%4004886%%%%6684027111111>=""">4"""""
253 :
名無しのオプ:02/01/10 23:58
『三匹の猿』読んだ・・・・・。どうもイマイチ楽しめんかった。
あーだこーだ鼻面引き回された上で「はいこれが結論ですよ」
って言われてもなぁ・・・・・。こっちはもう驚くどころか疲れてる
っちゅーねん。その疲れ方は『黒祀の島』と同様だったが・・・・・
(これについてはトリック関連の説明になるんで余り深入りせんでおくが・・・・)。
と言いながら今、『道』を読んでる俺。
矢吹シリーズ以外は読まない方がいいと思われ。by 被害者
255 :
名無しのオプ:02/01/11 01:44
読むな、とまでは言わないが矢吹シリーズとそれ以外の小説は
別物とは考えておいた方がいい。
256 :
名無しのオプ:02/01/11 02:06
竹本へのオマージュみたいな作品なかったっけ?
友人に貸したままなんだけど・・・
257 :
名無しのオプ:02/01/11 02:10
>>256 天啓シリーズのことだと思う。多分返ってこないよ。ご愁傷様。
258 :
名無しのオプ:02/01/11 02:17
>>257 そうだよね。
人にモノは貸しちゃいけないってこと
が分かっただけでも・・・でも鬱。
259 :
名無しのオプ:02/01/11 12:24
誰かe-NOVELSの序章読んだ人いる?
260 :
名無しのオプ:02/01/11 20:47
矢吹シリーズ以外でも「群衆の悪魔 デュパン第四の事件」はオススメ。
261 :
名無しのオプ:02/01/13 08:34
読んだ。e-novel。
A4横使いの縦25字横23字のページ組はどうにかならんものか。
読み難いったらありゃしない。
262 :
名無しのオプ:02/01/15 03:44
勇気ある馬鹿261に拍手
263 :
名無しのオプ:02/01/15 12:16
馬鹿って言うなよ。偉いぞ
>>261 で、面白そうだった?
264 :
名無しのオプ:02/01/15 12:26
『クレタ人エピメニデスはある日、「すべてのクレタ人は嘘つきである」と言った』
カケルの特性上、このパラドックスは出てくるのかなぁ?
265 :
名無しのオプ:02/01/15 14:23
267 :
名無しのオプ:02/01/17 21:46
こんばんわ。e-novelを購入した勇気ある者、261です…(;´Д`)
馬鹿ついでに「2」も購入しようかとe-novelサイトに
行きましたら「2」の発売開始は2/5だそうです。
とてもじゃないが単行本発売前に連載終わりそうもない。
つーか、週刊連載じゃなかったのか?コレ。
宇津だ……。
||
Λ||Λ
( / ⌒ヽ
| | |
∪ 亅|
| | |
∪∪
:
:
‐ニ三ニ‐
私も読んだ。
とりあえず悪文。もう文体と格闘するのを諦めてしまったかのよう。
カケル三部作はそれでもあんにゅいでくうるな文体がカッケーとか思ったのですが。
内容については、序章のみ四十枚ほどですかね、
「ザ・序章」以外のなにものでもなかったです。だから感想は特になし。
この先も多くは望みません。レギュラー陣が少しでも多く出演して欲しい。
笠井潔でキャラ萌えってのも、昔は普通だったんだよね……
269 :
名無しのオプ:02/01/18 02:19
∫
/⌒⌒⌒\
|∞*∞*∞*|
. ^^^^^|^^^^^ ______________
| Λ∞Λ /
|(=E∀・) < 進んで地雷を踏んだ267,268って素敵♪
J⊂___つ \ _______
/^^^^^^\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
((( /~~~~ //ゝ
〜〜〜〜〜
270 :
名無しのオプ:02/01/22 08:10
> 活字版に先駆け、2月5日号より5週にわたって連続発売。
らしいよ、一応。
271 :
名無しのオプ:02/01/25 02:35
あげてみるぜ
272 :
名無しのオプ:02/01/25 12:21
オイディプス症候群
雑誌連載時にも割りと冒頭から矢吹駆が
登場してたよ。誰かにホモと間違われて
ナディアが憤慨する場面があったよ。
273 :
名無しのオプ:02/01/25 23:13
単行本の公式発売日までネタバレ禁止
274 :
名無しのオプ:02/01/31 00:39
発売日はいつ?
275 :
名無しのオプ:02/02/03 13:14
角川文庫の矢吹駆シリーズの表紙はかっこよかった。
今は古本屋でもなかなかお目にかかれないが。
>275
「アポカリプス殺人事件」というタイトルはいただけないのですが・・・・
277 :
名無しのオプ:02/02/03 14:43
>276
ああ、あれ、そうでしたっけ?
2作目3作目はつまんなかったので、手放してしまって今見られないのですが、
あまりタイトルは意識していなかったです。スマソ
アバンギャルドっぽい雰囲気が好きだったのですけど。
278 :
名無しのオプ:02/02/04 02:03
>277
3作目はわかるけど2作目もつまらないって・・
>アバンギャルドっぽい雰囲気が好きだったのですけど。
ふにゃ?
279 :
名無しのオプ:02/02/04 12:54
まあ、ミステリとして読んだ場合、つまらないという意見があるのはわかる。
駆シリーズはミステリ以外の部分が魅力でしょ。
280 :
名無しのオプ:02/02/04 23:50
坂口安吾が生きていたら、
「私の探偵小説」みたいなのでばっさり斬られそうだな。
「衒学性をひけらかすヴァン・ダインや小栗の後継者」とか言われて。
281 :
名無しのオプ:02/02/04 23:58
>280
ワハハ、すげえ言いそうだ。
でもそれ言われたら、絶対喜ぶぞ本人は(w
じゃぁ法月あたりは安吾に糞扱いされそうですな。
当時中学3年の私が
塾の先生の赤ん坊。
ふざけて「駆が良い!」
って言ったらホントに駆に
すごいウケタ
でも良い名前・・・だよね
284 :
名無しのオプ:02/02/05 03:05
ミステリの要素に衒学性もあると思うけど。
ヴァン・ダインや小栗の後継者ならたいしたものでは?
285 :
名無しのオプ:02/02/05 16:29
オイディプスとエディプスの市第3部の続きが読みたいです!
286 :
名無しのオプ:02/02/05 16:59
>284
ひとつの考え方として、坂口安吾の「私の探偵小説」って評論集、
試しに読んでみて。絶版だけど(藁。
287 :
名無しのオプ:02/02/05 17:01
>278
>>アバンギャルドっぽい雰囲気が好きだったのですけど。
>
>ふにゃ?
ああ、アバンギャルドとかいう言葉、最近は使わないの?
角川文庫版の表紙の話、してんですけどね。
顔が破れているやつとか。
288 :
名無しのオプ:02/02/05 17:01
>坂口安吾「私の探偵小説」
ちくま文庫の全集に入ってないか?
289 :
テレバイダー風:02/02/05 18:52
興味深い議論の途中ですが、ニュースです。
「オイディプス症候群の2」のDL販売が開始された模様。
アーカイブのサイズは1.8M、値段は630円。200ページ↑だそうです。
これを受けて販売元では「館の見取り図」を公開、
カケルシリーズはあくまで本格であるといった気概の表れでしょうか。
早速DLした東京在住の読者、奈々氏さんは
「せめて今日ぐらいはageで」と消極的ながらスレを盛り上げました。
なお、同作品の単行本発売までネタバレには呉々もご注意ください。
では、引き続き「笠井はヴァン・ダインの後継者なのかもねそうかもね」を
お楽しみください。
290 :
名無しのオプ:02/02/05 20:12
1.8M、で630円。
高いのでは?
291 :
名無しのオプ:02/02/05 23:06
1円あたり23KByte
292 :
名無しのオプ:02/02/06 07:54
vol.2をDLする勇者を待つ!
でもネタバレはやめてね。
じゃあDLしても何も書き込めねえじゃねえか!
そんなこと言わないでよ〜
293 :
名無しのオプ:02/02/06 08:10
なんかムカツク解説だなぁ。なんて奴だ? って思うと、
「あ、やっぱりこの人か」
せっかく買おうと思ったら WebMoney のサイトが落ちてんじゃねぇか。
295 :
名無しのオプ:02/02/13 11:49
オイディプス第2回までDLしたけど、
これって毎回600円以上になりそうな気配だな。
すると全部で3500円近いことになる。
単行本も欲しくなるだろうけど両方でいくらになるんだ。
両方買ってヨシですか。
297 :
名無しのオプ:02/02/14 00:29
>295
両方買うのはマジやめとこうよ……。
私は序章をDLしただけで諦め観念したよ。
298 :
名無しのオプ:02/02/14 01:03
質問ですけど、DLするファイルってPDFなんですか?
>297
これが1500円ぐらいのもんなら迷わず両方買いなんだよ。
一応待ちに待ってたシリーズ最新作なわけだし
デジタル版の方は重役笠井へのご祝儀気分っつーか。
正直、デジタル版読んでイヤになっちゃって
単行本買う気にならなくなるってのが一番恐いッス。
301 :
一応駆ファン:02/02/14 04:09
>>300 > 正直、デジタル版読んでイヤになっちゃって
> 単行本買う気にならなくなるってのが一番恐いッス。
それが怖くて、単行本を待つことにしている(w
俺はとりあえずPDF版を買って、あとは文庫落ちまで待つ気でいるよ。
探偵小説論っての見てみたいのだけど
待ってりゃ文庫になったりするかなぁ?
買う気はとてもじゃないがしないよ……。
304 :
名無しのオプ:02/02/18 01:42
そのうち創元ライブラリに入るんでないの。
305 :
名無しのオプ:02/02/18 11:59
>>303 あの内容であの値段なら、安いと思うがなあ。
新本格だけ興味あるなら「虚空の螺旋」(だったっけ?)だけ買えばいいし。
どっちとも買っても、損した気分にはならなかったよ。
つーかまずは図書館で借りろ。で気に入ったら買え。
「あの内容」以前に5000円というのがね……。
コズミックでも3冊買えるぜ?(買わないけど。)
内容が凄そうというのは
webの書評とかだけで察せられるのだけど。
>306
やっぱりそうなるかなぁ……。
308 :
名無しのオプ:02/02/22 00:11
いちおうPDFで読んでますが…。
今度のナディアには萌えれない…。
なにが言いたいのかと言うと、安芸
>>308 ようするに前作までは萌えてたってことですか?
>>309 そういうことかねー。
もう謎解きも、どうでも良くなったよ。
311 :
名無しのオプ:02/02/23 15:19
オイディプスと暗黒館とウロボロスの3冊って、3大なんとかミステリっていわれてませんか?
どこが共通点?
出版がすごく遅れてる作品なのでは?
少なくとも前記の二冊は10年くらい待ってますね。
313 :
名無しのオプ:02/02/23 17:22
女の墓を洗えと甲冑殺人事件と白樺荘事件の3冊って、3大なんとかミステリっていわれてませんか?
どこが共通点?
314 :
名無しのオプ:02/02/23 19:53
ウロボロスの偽書ってもうだいぶ前に出てるでしょ。
315 :
名無しのオプ:02/02/27 15:29
光文社は、いよいよ出る、のか!? 笠井潔『オイディプス症候群』、同時に『探偵小説論序説』が20日です
政宗九の視点より
316 :
kakeru:02/03/01 19:37
317 :
あなたはどうして名無しさんなの?:02/03/02 22:07
e-novelで「オイディプス症候群」完結アゲ!
感想は…
たしかにテーマとか考察の面はすごいと思った。
なぜ人を殺してはならないか、なんて目からうろこ…。
でも、読ます力が無い。はっきり言って、萌えぬ…。(w
まあ、はやく次のやつを発表して欲しいね。それと料金高すぎ。
319 :
名無しのオプ:02/03/05 11:07
>>318 笠井に萌えは期待してないし。考察が凄いなら買いだな。
ひさびさにカケルの長広舌に浸れるぞ! 楽しみだ。
イリイチはでないの?
>>320 微妙に出てる。
でも、期待しないほうがいいよ。
322 :
名無しのオプ:02/03/05 23:33
カッパの新刊情報にまだオイディプスのりませんね。
早くカケル読ませて欲しいね。
イーノベルスもアスキーに降りられてカナーリ辛い状況になってきてるし。
323 :
名無しのオプ:02/03/05 23:38
とりあえず3月20日に出る「オイディプス」は買いとして、
同日に発売される「探偵小説論序説」って書き下ろし?
それとも雑誌かなんかで連載してた奴かな?
324 :
みゃーるす:02/03/06 20:48
みなさん、オイディプス買うんでしょうか?
俺はちょっと足踏みしています・・・。
ダヴィンチの新刊によると、3200円らしいのです・・・。
ちなみに、ダヴィンチにインタビュー載ってます
>>167 ほぉ。大学は和光ですか。で渡仏経験もあると。
某人肉喰らいと同じ臭いがプンプンしますなぁ。
読みたいけど売ってるの見たこと無い。
探してまで読む価値アリ?
最初に読む一冊としては何がいいですか?
>308
駆に萌えてますが、何か?
328 :
金色の目の男:02/03/09 19:04
矢吹駆は、やはり信濃竜拳の使い手なのだろうか。
ニコライ・イリイチに飛び蹴りをかますカケル。
なんてシーンは、オイディプスには無いんでしょうねえ、やっぱり
329 :
名無しのオプ:02/03/09 20:59
>326
モチロン「バイバイ、エンジェル」を。
読む価値はあると思うぞ。
優れた本格ミステリーだ。
330 :
名無しのオプ:02/03/10 00:27
アポカリプス読んだのだが
ミステリの部分はそっちのけで
ヴェイユとの対決部分に没頭してしまった
331 :
名無しのオプ:02/03/10 20:19
>329
ありがとうございます。
探してみます。
332 :
名無しのオプ:02/03/10 21:40
カケルシリーズは敵キャラとの対決シーンが大好きだ。
何言ってるかわからなくても代好きだ。
333 :
名無しのオプ:02/03/10 21:43
東ナンタラと往復書簡の企画があった(現在進行中)。
更新されたら忘れずに読もうと思うので、
ここにメモしておこう。
>333
>317をお気に入りに。
>>334 ご親切に有り難う。
よく読みもせずスマソ。
336 :
名無しのオプ:02/03/11 15:08
駆シリーズを読むときは「大地の歌」を聞きながら読んでますが何か?
337 :
名無しのオプ:02/03/11 17:52
338 :
名無しのオプ:02/03/11 18:08
一緒に歌わないの?
>336
よいと思います。
いまさら“何か”をつけるのは羞ずかしいですが。
かなり遅れて今日ダヴィンチのインタビュー読みました。
もう最高に読みたくて我慢できませんね。
しっかも、今後、ナディアが現代の日本で活躍する作品もあるらしいって。
散々待たせたと思ったら今度はそんな楽しみを用意してくれてさ、笠井っていいな、やっぱり・・・・・・
テロルの現象学ってどうよ?
342 :
名無しのオプ:02/03/18 00:03
自分、テロルの現象学、難しすぎてまだ読めてません。
もしかしたら哲学版で読み解いてる人いるかもって思ったんだけど、
スレッド自体ありませんでした。
哲学者としての笠井潔の評価ってどうなんすかね。
以前、「国家民営化論」と島田荘司との対談集、読んだけど、
正直ついていけません・・・・・・
343 :
名無しのオプ:02/03/19 00:22
早いところでは明日に買えるかな?
はやく読みてえよ。
344 :
名無しのオブ:02/03/19 00:39
この人の作品は、まだ読んでいないが、
あちらこちらで、何の注釈もなくネタバレさせるはいい加減にしてほしい。
周りの人間(探偵小説研究会など)は注意できないのだろうか。
個人的に最低のマナーを守れない人には、解説などは書いてほしくない。
>>344 もともと作品案内ではなくて評論を書いてるつもりなんだろうし、その際
必要とあれば躊躇なくネタを割る人だからね。本来の意味での確信犯。
対象作品を読む前ではなく、読んでから目を通すのがいいんじゃない?
駆シリーズなんか、前作までの犯人全部ばらすもんなー。
347 :
名無しのオプ:02/03/20 00:42
348 :
名無しのオプ:02/03/20 01:02
>347
もんのすごい暗い表紙っすね。
オレは買うつもりなんだ。
もうちょいスタイリッシュにできなかったんか。
『哲学者の密室』の単行本は酷かった。
>349
それを言うなって。
漏れは買ったけど。
『探偵小説論序説』もこれまた味も素っ気もない装丁じゃん。萎え〜!
ノウハウ系や啓蒙系の本にありがちな雰囲気だね。
美術的センスがないと自己限定しているので装丁に口は出さない、とか言ってたな。
353 :
名無しのオプ:02/03/20 16:25
渋谷の書店を4つほどまわったが売ってなかった。
明日は祝日だし夕方配本なのかな?
誰か買った人います?
354 :
名無しのオプ:02/03/20 17:07
評論でも、早川のミネルヴァの表紙は良かったのにな。
光文社、売る気あんのかね。
笠井が装丁に無干渉無頓着っていうのも確かに頷けるね。
本は字が読めればいいって言ってる人だから。
355 :
名無しのオプ:02/03/21 06:32
作品社(だっけ?)のカケル三部作合本
その名も『天使・黙示・薔薇』は美しかった。ため息が出た。
哲学者の密室はダサくて腰が抜けたけど、それ以前に造本が最悪。
重さに耐えられなくてページが抜け落ちたのは私のだけ?
>342
そんなあなたに『ユートピアの冒険』をお薦め。
カバ先生がわかりやす〜く啓蒙してくれるからおサルの私も安心。
しかしカバ先生って・・・笠井潔がカバ先生って・・・
356 :
名無しのオプ:02/03/21 08:24
テロルの現象学、哲学書だ〜と思って気合入れて読み始めたけど、
小説引用しての説明多いし読みにくいとは感じなかったなあ。
1984年やドストエフスキーは主題から必然としても、O嬢の物語まで出てきたのはちょっとビクーリ。
駆シリーズの元ネタになってる部分も多いしね。
ファンは必読だと思ふ。
>199
放送大学の特別講師って、どんな科目だったんでしょうか。
哲学・思想それとも文学?
まさかスキーつながりで、体育実技?
パンフレットの
講師 笠原潔
科目 西洋音楽の歴史
「原」が「井」に一瞬みえてしまい
・・・生は暗く、死もまた暗い・・・
という授業風景を想像してしまった。
358 :
ヽ(`Д´)ノ :02/03/21 23:51
23日が発売日らしいじゃねえか!
カッパの嘘吐き!
359 :
名無しのオプ:02/03/21 23:56
>>358 「オイディプス」、今日買ってきたよ。池袋で。
自分の買った店にはもう一冊しかなかった。
隣に「序説」もあった。
もう売ってんじゃねえか!
カッパめ!!!
>359
私も都内在住なので明日買いに行きます。
情報ありがとうございます。
361 :
名無しのオプ:02/03/22 21:46
買ってきた。
オイデと序説あわせて5,250円(消費税込)。
両方ともグイグイ読ませるね。
最終的判断は、もちろん読了後にでも。
それにしても、全く置いてなかったり、
序説だけいっぱい置いてあってオイデ置いてなかったり、
その逆があったりで、買うのに難航したよ。ぐふぅ。
本日、アキバの書泉ブックタワーに立ち寄ったら、新刊コーナー
に両方発見。「序説」は数冊平積み。「オイディプス」は2冊
しか残ってなくて、両サイドに積み上げられたミステリーの新刊本
の谷間に分厚いせいでキチンと水平に収まらず斜めになったままの
状態で放置されてた。
2冊のうち、上のヤツはカバーが手垢でベタベタ(黒だから目立つ)
してて帯が破けてたのでパス。もう一冊は、カバーに破れも折れも
汚れも無い美本だったが、帯が付いていない。誰かが、帯を外して
自分で美本を作るため持ってった模様。
待ち切れず、帯無しを買って後日、同書店でコソッと帯だけ外して
持ち帰ろうかと思うも、雨で汚れるとマズイので見送った。明日、
八重洲ブックセンターで買おうっと。2冊とも。
363 :
名無しのオプ:02/03/22 23:41
オレの住んでる街なんか、
どこの本屋にも両方とも一冊も入ってない。
364 :
名無しのオプ:02/03/23 00:19
「オイディプス」はけっこう目立つ所に平積みにされてた。
でも文庫化まで待ち。なるのか?
365 :
名無しのオプ:02/03/23 00:57
俺が昔EQで読んだ、「オイディプス」って、ナディアが
やっと駆に告白する決心をして、家に行く。ところが、
やっぱ素直になれなくて、「駆、あなたは愛についてどう考えるの」
なんて聞いてしまう。
そんなナディア萌え、だったんだけど、単行本の冒頭立ち読みしたら
そのシーンないな。残念…。
渋谷のブックファーストでは、21日夜の時点でオイディプス1冊、序説5〜6冊でした。
オイディプスってあまり刷ってなかったのかな?
俺福岡だけど、市内の一番大きい本屋で「オイディプス」2冊、
他の本名は置いてない。やる気あんのか?書店! 売れるに決まってるのに・・・
もちろん私は買いました。
これから徹夜で読みます。楽しみで仕方ありませんです。
ところで「序論」は「探偵小説論1,2」とどう違うの? 似たような内容なら買わない。
> 他の本名は →他の本屋は
です。
369 :
名無しのオプ:02/03/23 21:27
>367
「序説」→原理論
「探偵小説論1,2」→歴史論
「ミネルヴァ」→状況論
「序説」のあとがきより。
370 :
名無しのオプ:02/03/24 00:40
顔が包茎のおちんちんみたい。
371 :
名無しのオプ:02/03/24 06:08
中小書店しかない町だから、
オイディプス症候群一冊もおいてねーよ!!!!!!!!!!
つーわけで、しかたなくアマゾンで注文した。
早く送ってこいと祈る日々であります。
いつの間にか1500円以上で送料無料になってたんだね。
チョトデモタスカルヨ・・・・・・
届くまでサマーアポカリプス再読中。
何回読んでもイイ!
地元の書店も見当たらず、新宿にお出かけする家族にお使いしてもらった。
序論・オイディとも紀伊国屋本店1階平積みマターリ驀進中!のようだ。
しかしなにぶん重い本なので、お出かけついでと気軽に買うと死ねる、らしい。
373 :
名無しのオプ:02/03/24 17:08
オイディプス購入された方。
重さ・大きさ・厚さなどを教えていただけませんか?
寝ながら読めるレベルなんでしょうか。
374 :
名無しのオプ:02/03/24 18:31
>>373 重さはメガトン級の圧死レベル。
厚さはカバー込みで4.5センチぐらい。
大きさは普通のハードカバー。
ちなみに2段組ではない。
へえ、人気あるの??
>>374 ありがとうございました。
肩凝りがかなりヤヴァイのでちょっと様子見します。
どうせここまで待ったんだから、
文庫化されるまで待っても同じかも(;´Д`)
377 :
名無しのオプ:02/03/24 20:05
出張先でオイディプス買ったがやめときゃよかった
とりあえずナディアたんハァハァ
連載バージョンも出してケロ。
値段は割安で頼む。
読み終えました.今回はミシェル・フーコーでした.とても疲れました.
381 :
名無しのオプ:02/03/25 01:46
笠井潔の昔の本(タイトル忘れた)、
図書館で借りて読んだとき、
解説で誰かが笠井潔のことを「K2」って書いてた。
たぶん「Kasai Kiyosi」で「K.K」なんだろうけど、
笠井歴短いオレとしては、なんかチョト恥ずかしい響き。
昔はファンも「K2」を使用してたのか?
それともこの解説書いてる人だけか?
オレ的にはどーしても勝俣と堀部の「K2」を連想しちまう。
オイディプス症候群、まだ手に入らん。
アマゾントットトトドケロ
382 :
名無しのオプ:02/03/25 03:07
なにぃ!「オイディプス」ってフーコーなの?
底の浅いおれは、フロイト叩きでもやるのかと思ってたよ・・・。
早く、読んでみたいな〜。
383 :
名無しのオプ:02/03/25 04:11
オイディプス読了あげ。
ギリシャ神話、全然興味沸いてこなくて飛ばし飛ばし読んでたら
あっという間に読み終わっちゃったよ。
もう一回丁寧に読み直してみようかな。
私も、フロイトとかマザコンとか近親相姦といった題材を
前景化した作品かと思ってたんだけど、フーコーとは予想外だったね。
>>381 K2って書いてるのは のああずさ くらいじゃない?
ま、彼が書くなら許す。
>376
なんだっけ、笠井本人も肩凝りが辛いから弁当箱本は迷惑だとか言って、
お前がゆーなってツッコまれてたの。竹本健次の小説だっけ。
でも『哲学者の密室』の方が重さでは死ねたよね。
なんで分冊にしないのかっつーと下巻の売上が極端に落ちるから
とか言ってみるテスト。
いやいや、宮部みゆきや高村薫と違って本格は一冊の方がいいんだけど。
年の変わる際、日本の王が豊穣を祈って性行為するってマジ??
やっぱり気になったので本物見て参りました。
平積みで他の本が7冊積んであるところ、
3冊しか積めてないというのはのはすごいなとおもたよ。
そんで結局まだ様子見 (´・ω・`) ショボーン
ノベルスとか文庫とかは半分にカッターでぶった切ってから
読むのだが、ハードカバーではちょっとなあ…。
「オイディプス〜」昨日買ってきた。
判らんのは、なんで二段組にしなかったかってことなんだけど。
たんに「哲学者の密室」や「天使/黙示/薔薇」と本の幅をあわせたかっただけ?
女性のセリフで「〜よう」を多用してるところが気になった。
あれって変じゃない?
>>390 70年代、それもフランス語ベースの会話を日本語訳した設定っぽいから…。
(んなわけねーか)
70年代であってるよね?
「オイディプス症候群」やっと読了!
ひさしぶりにカケルのトークが聞けたので満足です。
良かったところ・・・「そして誰もいなくなった」の本質直観見事。ラストの
(メール欄)のロジックは堪能した。
悪かったところ・・・長い。神話のところわけわからん。ジャンポールの出番
が少ない(w
孤島ものなのにテンポが悪いのが長く感じた原因かな。
ところでミノタウロス島の本質直観って「鉄鼠の檻」を彷彿とさせませんか?
393 :
名無しのオプ:02/03/26 19:05
やっと読了。とりあえず思ったところはいつもの哲学的論争の相手との
決着がどうついたのかよくわからなかった。
ワトソン役のナディアが頭がよさすぎる。
普通の小説だとワトソンは読者より頭が悪いのに・
読了。
面白かった。今回はミステリとして堪能したよ。
『哲学者の密室』から使われてる、あらゆる論理的な
可能性をいちいち検証しながら推理を進める、という
手法も今回は洗練されていて良かった。
『サマーアポカリプス』といい駆が傍観者ではなく事件の
渦中に巻き込まれるとミステリとして断然面白くなるね。
>ところでミノタウロス島の本質直観って「鉄鼠の檻」を彷彿とさせませんか?
彷彿しました。ついでにラストのあれのところはクイーンの『エジプト十字架』
を意識して書かれたと思う。
哲学談義は393の言う通り事件と関係なかったせいで
決着がついてないようだね。フーコーが駆に反論した
のにそのまま放置プレイだったし。
>ワトソン役のナディアが頭がよさすぎる。
『哲学者』から急に頭良くなったよね。『オイディプス』
の作中で何度か「駆が考えるように考えてみよう」
と言っているので、駆の推理を何度も聞いてる内に
ナディアもレベルアップしたんでしょう。
矢吹シリーズの新作が読めたというだけで大満足だよ。
395 :
名無しのオプ:02/03/27 03:32
探偵小説論除雪の宣伝文句。
探偵小説原理論の決定版!って除雪なのに決定版かYO!
396 :
名無しのオプ:02/03/27 03:37
<原理論の決定版>の、序説なのでは。
397 :
名無しのオプ:02/03/27 03:40
>396
?
読んだ・・・
疲れた・・・
399 :
名無しのオプ:02/03/27 05:40
2冊あわせて五千円。
おお、ひどい人。あなた私に首吊れといいますか?
400 :
名無しのオプ:02/03/27 11:14
まあ今年の本格ミステリ大賞受賞は確実ってことで。いろんな意味で(w
>おお、ひどい人。あなた私に首吊れといいますか?
たった五千円で!? いまどき中学生でもそのくらい持ってるYO!
402 :
名無しのオプ:02/03/27 11:30
『オイディプス』によって、俺の脳内で
ナディア>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>西之園萌絵
は決定的となりました。
ナディアかっこいいよ! 恐怖のあまり部屋に閉じこもるとこなんかもう最高。
>>399 ドラクエVのアッサラームの商人ですな。
ギリシャ神話ネタ、乗れなかった人多いの?
しくしく。線文字Aのくだりとか、巨人伝説を思い出して
懐かしかったのに……
コムレサーガネタは板違いなので sage
405 :
名無しのオプ:02/03/27 19:03
あいかわらずも、駆の超人ぶり。特に体力。
ギリシャ神話の装飾は2重3重に意匠をかけてるのでよくわからなかった。
これから駆の(ならびみ)(むいあい)(わたしみ)が説明されるのか期待。
>>401 五千円が「たった」だと?漏れの1週間分の食費相当だぞ(゚Д゚)ゴルァ!
1週間で5000円なにコソーリ自慢しdじゃ(#゚Д゚)ゴルァ!!
野菜屑を食え、もしくはうどんを食え。
カケルは1000円/週以下だなきっと
409 :
名無しのオプ:02/03/27 23:04
>>405 >あいかわらずも、駆の超人ぶり。特に体力。
確かに。あれはフェアかアンフェアか微妙じゃない?
いくら事件に直接影響を与えていないと言ってもさあ。
410 :
名無しのオプ:02/03/27 23:11
>405
(むいあい)だっけ?
剥き合い。
ま、冗談はさておいて
刊行が遅れたため、色褪せて見えてしまうのが難点かも。
根幹のアイデアは10年前のものだし仕方無いが。
良くも悪くも相変わらず人間が描けてない本格。
次は何年後なんだろう…。
>412
人間を描かない、な。
不満があるなら「序説」読んで
更なる反論を笠井宛で頼む。
414 :
名無しのオプ:02/03/27 23:48
でもマチルドなんかは自分のことが書いてあるとしか思えなかったよ。
ということは俺は人間じゃないのか!?
>412
山口雅也かっつーの(笑
ナディアが現代日本で活躍する……確かに楽しみなんだけど、
「現代」が02年だとすれば、彼女すでに40歳越えてるんだよね。
そんなナディアは正直あまり見たくないなぁ、と思ってたりする。
417 :
名無しのオプ:02/03/28 05:45
カケルとの恋の行方はどうなってるんだろう?
今までは全く興味なかったけど今回は最後で
急展開を見せたから気になるよ。
>>417 次くらいでそろそろ進展が…。
全十作として、現代日本編が一個あるとしたら、
次くらいに二人の関係に進展があったとしても
おかしくないかも?今回のが6作目でしょ?
(セラフィムを入れる)
>417、>418を見て俄然読みたくなってきた。
けど「哲学者の密室」未読・・・鬱
420 :
名無しのオプ:02/03/28 13:27
>>418 正直『織天使の夏』はシリーズに加えたくない(w
421 :
名無しのオプ:02/03/28 15:29
せめて竹本健治スレには負けちゃイカンage
422 :
名無しのオプ:02/03/28 20:17
オイディプス読了しました。
今回は孤島もののわりに切迫感が感じられんかったような・・・
423 :
名無しのオプ:02/03/29 05:58
オイみんな−。−
なんか書き込んでよ。
10年ぶりの新作らしいジャン。
俺からネタ振らせてもらうと、笠井潔の作品って、
結構、神秘主義とか陰謀論が出てくるんだけど、
彼は本当に陰謀論を支持する神秘主義者なの?
それとも作中のネタでそう書いてるだけなの?
評論とか見ると違うっぽいけど、本当はどうなの?
424 :
名無しのオプ:02/03/29 08:17
神秘主義も陰謀論もいわば芸風でしょ?
ネタとして取り上げてるだけ。
つまりSF作家でいえば平井和正タイプじゃなくて半村良タイプだね。
そういえば昔「ヒトラーとフリーメーソン」だかの本に笠井の対談が
載ってて、その中ではしきりにヒトラー擁護的な論を張っていた。
<ホロコーストがユダヤの捏造で実は無かった説>をおもしろおかしく
話してたので、「哲学者の密室」もそういう意味で大仕掛けがあるのかと
思ったら、ナチ収容所の描写とかはまるっきり従来の定説のままだった。
425 :
名無しのオプ:02/03/29 12:46
>ホロコーストがユダヤの捏造で実は無かった説
へえー、笠井潔も以前そんなこと言ってたんだ。
これと同じような説を記事にして、『マルコポーロ』の元編集長花田紀凱は
かなり厳しく糾弾されてたよね。この雑誌自体も結局廃刊になったし。
これってドイツで口にしたら、それだけで罰せられるんじゃなかったっけ?
426 :
名無しのオプ:02/03/29 13:21
「おもしろおかしく話してた」らしいから
トンデモとして言ってたのでは?
427 :
名無しのオプ:02/03/29 15:19
インタヴューと小説で矛盾が見られるわけね。>ホロコースト
反笠井派はなんでこういう点を見逃してるんだろう・・・?
428 :
名無しのオプ:02/03/29 15:49
国
宝
う
ん
こ
429 :
名無しのオプ:02/03/29 20:33
神秘主義者ではあるだろ
430 :
名無しのオプ:02/03/29 20:49
ねたがないので探偵小説研究会員の市川が感想かいているぞ
431 :
名無しのオプ:02/03/29 22:21
>>430 絶賛している感じでもなかったね。けっこう苦言が多い。>錦通信
まっとうに本格だったのが意外とでも言うような口ぶりだった。
432 :
名無しのオプ:02/03/30 04:59
笠井にとって神秘とは外部
そもそもカケルはチベットで修行してたっていう設定だよね。
434 :
名無しのオプ:02/03/30 07:45
>>433 ヒマラヤみたいな感じだったね。
たしかガンジスがどうのこうの言ってなかった?
435 :
名無しのオプ:02/03/30 14:33
浅学にしてフーコーは未読なのだが
作中のダジールの主張=フーコーの主張
でいいの?
436 :
名無しのオプ:02/03/30 14:41
>>435 私が読んだ限りは、監獄と病院にかんしてはほとんどちがいありませんでしたよ。
彼の同性愛と愛関連文章は接したことがありませんので知りません。
437 :
名無しのオプ:02/03/30 23:15
>434
ヒマラヤはチベットじゃないの?
ガンジスはインドじゃないの?
わけわからーん
438 :
名無しのオプ:02/03/30 23:53
フーコーっていい人だなあ・・・
439 :
名無しのオプ:02/03/30 23:53
ガンジスの源流がチベットということでは。
440 :
名無しのオプ:02/03/31 01:59
〉367
紀伊国屋福岡本店(バスセンター6F)に
23日20時には
オイディプス 4冊、 序説 5冊 ありました。
天神の書店はやる気ないんでしょう。
序説も購入予定であれば、取り置きすると
カバーの状態もきれい。
〉381
昔の本って、エディプスの市?
短編はめずらしかった。
K2という呼びかたも。
鸚鵡の罠 より後の短編ないのかな。
441 :
名無しのオプ:02/03/31 02:20
オイディプスの入荷数が少ないのは厚くてたくさん積めないからでは?
客が目にする(書架に出ている)のが在庫の全てでは無い
と言ってみるテスト
>440
そうそう、エディプスの市だったよ、たしか。
それとアマゾンで頼んだら、オイディプス症候群あっという間に
届けられたぞ。んでもって、送料只。
田舎に住んでる人は書店見限ってネットで買ったほうがいいね。
この書店だめだなあ、とか憤慨しなくて済むし。
444 :
名無しのオプ:02/03/31 02:51
コンスタン・ジェールにモデルはいるのか?
不在証明のルビがアリバイだったりアリビだったり不統一なので
初版だし校正ミスか?と思った。
英語で会話がなされている時だけアリバイなのだと気付いたのは
読了間近だった。
鬱死。
序説の後半、
臆断が憶断になってるのは間違いなく校正ミス。
448 :
名無しのオプ:02/03/31 23:06
>>445 著書の内容は『テロルの現象学』なんだよな。モデルは笠井?
除雪はいろいろミスがあったような
タイトルが指すものについて
我々現代人にとって既知である情報を物語の設定時期を過去にすることで
物語内における最新の情報として、つまり遡ったかたちで記述する方式は
京極夏彦の京極堂シリーズによく見られる方法ですね(たとえば京極堂
シリーズ『女郎蜘蛛の理(漢字は違ってますが)』のジェンダー論とか)。
創作として考えた場合、私はどうかなと思うけど。しかもこの本の場合、
タイトルの発生原因が・・・。
451 :
名無しのオプ:02/04/01 07:55
コンスタン=グリュックスマン
根拠ないけどなんとなく、ね
452 :
名無しのオプ:02/04/01 23:29
文藝春秋
謎解きの醍醐味! 気鋭のメンバーによる本格ミステリの書下しシリーズ
■編纂委員=綾辻行人、笠井潔、北村薫、二階堂黎人 本年6月刊行開始
■四六判 上製カバー装
■第一期20巻予定
ノンシリーズよりも、ナディア主演の外伝キボン
453 :
名無しのオプ:02/04/01 23:32
ナディアたん(;´Д`)ハァハァ
454 :
名無しのオプ:02/04/01 23:55
たまに出てくる「いいえ、いいえ、いいえ」←このセリフに(;´Д`)ハァハァ
456 :
名無しのオプ:02/04/02 07:19
思ったよりスレのビネーナ
1000逝くか?
2ちゃんが終わるのが先か、笠井スレが終わるのが先か
それが問題だ。
457 :
名無しのオプ:02/04/02 07:30
ttp://shinsho.shueisha.co.jp/shokan/3/index.html >電話や電子メールを使って連絡を取り合っているし
どうやら笠井はパソコンでネット接続できるようだな。
前にクッキーからは逃れられない、とか言ってたので
実際にネットやったことはほとんどないんじゃないか?
とも疑っていたんだが。いや、メールしかやってない可能性も
あるけどね。電子メールを頻繁に使うようならそこそこ
ネット活動もしているだろ。2ちゃんを見てる可能性もある。
笠井さん、見てる?
458 :
名無しのオプ:02/04/02 07:49
パリ警視庁の面々に出番がなかったのが残念だな。舞台設定上仕方ないんだが。
459 :
名無しのオプ:02/04/02 07:56
>458
サマーアポカリプスのようにバルベスとかが
付いて行くこともできただろうが、孤島ものだから
できるだけ生き残る人数を少なくしようとしたと
書いてみるテスト。
ダヴィンチのインタヴューで矢吹が連載時登場
しなかったのはそれを狙ってと言ってるし。
460 :
名無しのオプ:02/04/02 12:44
いまさらだが、1600枚で3200円って高くないか?(上下2巻ならともかく。)
461 :
名無しのオプ:02/04/02 13:43
>>460 ”文の商人”としての視点から見れば、書籍の価格も原価+利潤では無く
需要と供給により決定される。需要側から不当に高いと見なされれば
市場から淘汰される。笠井氏及び光文社としては、自信を持った価格
設定なのだろうし、俺も納得して買った。
462 :
名無しのオプ:02/04/02 14:24
うん……高いけど、カケルさんのためなら出すよ、私は。
合本6500円に比べればまだマシ。それも買ったけど。
ところで、巻頭の館の図版が小野不由美作となってましたが……同姓同名だよ…ね?
万一本人だったとしたら、「んなもん描いてないで十二国書けゴルァ!」
>>462 小野不由美本人じゃないの?
夫君のミステリの館図も書いてた記憶がある・・・霧越だっけか・・・
>>462 そんな同性同名はまずいない。
『ウロボロスの基礎論』でも彼女の「特技」に言及されてたよ。
466 :
名無しのオプ:02/04/02 15:29
>>462 本人の確率99%
もともと、京大推理に在籍してたらしいからね。
(大学は仏教系の大谷大学)
__―― ̄ ̄ ̄ヽ
/ \
ノ ヽ
) _ ______ |
| / _\___/ ) |
| // ヽ ー-、__ / |
| | /`ヽ |^`ヽ < へ /
)> ゝ(_| |_) ノ | |r |/
|,| く ~″ /ト_/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|________________ノ /ヘ/ < おいおい、二段組じゃないのは何でだぁ〜次元
ヽ =@ // | \_______
\ /~ |ヽ
,―――-ヽ___イ______/ | \
/ / | ( ヽ | |\_______
/ |冫-く / | \
| || | / | \
>467
舞城君の真似をしてみました!
469 :
名無しのオプ:02/04/02 22:15
「哲学者の密室」東京創元文庫から出るらしい。
前後編とか上下巻とかではなく、全1巻で。
私の手のひらに収まる厚さになるんだろうか。
不安であります。
470 :
名無しのオプ:02/04/02 22:50
>469
Σ(゚Д゚;) コロす気かッ
織天使の夏は買ったのはいいけどあまりの悪文に読み進めない・・・
472 :
名無しのオプ:02/04/03 05:46
473 :
名無しのオプ:02/04/03 14:13
>471
多分、本人も書いてみてそっち系の文才をモノにするのを諦めたろうね。
それより息抜きで始めた哲学探偵の方が俄然面白いんだもの。
いや、息抜きってのは勝手な推測なんだけどさ。
きっと白色恐怖症の肉壁密室並に、酒肴のついでに出来たネタ
だったんじゃないのかな。
当時の本気度で言えば熾天使の夏が上だったと想像する。滑ったけど。
474 :
名無しのオプ:02/04/03 17:24
織天使は
”封印されていた幻のデビュー作”
なんだから質について云々してはいけない。
アレは boot CD の様なコレクターズ・アイテム。
封印されるにはされるなりの理由がある。
なぜ封印が解除されたかの方が謎。
475 :
名無しのオプ:02/04/03 19:03
>>467 投票者は厚い本に弱いので。
しかも笠井だし、10年かけた作品だし
このミスベスト20は確実だろう。
とりあえず俺は投票する。
読まないけどね。
エディプスの市の解説が読みたくなって久々に野阿梓のHPに行った
デリられてた。
477 :
名無しのオプ:02/04/05 17:09
>白色恐怖症の肉壁密室
何のことでしょうか?なんだか面白そうですね。
駆シリーズと飛鳥井シリーズ以外あまり読んでないので
誰か教えてください。
478 :
名無しのオプ:02/04/05 17:46
題名は忘れたが、笠井が仕切ってるスキーツアーで
勃発した密室事件の実話本だろ。
つまらん上に、読者公募の締め切りに間に合わなくて
激しく鬱になった。
479 :
名無しのオプ:02/04/05 20:01
>468
6作目(織天使数えず)の発行予定日は
いつ頃なのでしょうか?
10作シリーズということは
ヴァンパイヤー戦争ペースと
期待してもいいでしょうか?
480 :
名無しのオプ:02/04/05 20:25
ナディアが記念日に購入した
マニキュアはどのブランド?
現代(この10年)なら
シャネルのヴァンプを連想するけど。
481 :
名無しのオプ:02/04/05 21:57
>オイディプス症候群
このミスでも10位以内は堅い。本ミスなら1位確実(w
482 :
名無しのオプ:02/04/05 22:24
駆シリーズって、正確には何年ごろの話なの?
浅間山荘以後の組織云々っぽい描写が織天使にあって、
それからまた修行を積んで、フランスに辿り着いて…。
70年代後半かな?
483 :
名無しのオプ:02/04/05 23:06
ナディアが子供のころに五月革命があったって書いてあったから
織天使は読んでないのだが
オディプスに69年が云々ってあったよね
浅間山荘は71年、69年は東大闘争だっけ?
浅間山荘は72年のアタマじゃなかったかな。
その年はイデオロギー的にいろいろあったような気がする。
あ、スマン。調べたら72年2月でした。山岳ベース事件含めても72年が正しそうですね。
恥を晒すついでにお聞きしたいのですが
カケルが言っていた(オイディプス73頁)の68年以降の事件とは山岳ベース−浅間山荘事件のことなのでしょうか?
487 :
名無しのオプ:02/04/07 19:30
>476
デリられてるの!?
文庫版(ハヤカワ)の補遺では、オイディプスに
ついても少しだけど触れてるのに。
488 :
名無しのオプ:02/04/07 23:07
織天使のヤブキと、エンジェル以降のヤブキって
同一人物と受けとめれない…。
ヘビースモーカーが山ごもりして禁煙できるの?
エンジェルでバルベスに、「勝負事には向かない名前(賭けて負ける)」と
言わせてるのは、0作目の存在を暗示してたんだろうけど。
489 :
名無しのオプ:02/04/07 23:40
駆はあの時の新婦がイリイチだと気付いてるんだっけ?
490 :
名無しのオプ:02/04/08 06:04
>>489 神父ニコライさんのこと?
同じ人だったら、駆のことだから気づいてると思う。
(しかしだったら外見を覚えてないこともないか…)
491 :
羊バンター:02/04/08 15:54
「オイディプス症候群」を読みました。
ナディアちゃんはいまだにその神秘性を絶賛してましたけど、
今度のカケルは悩める普通の好青年みたいだった・・・
それに今回、「生は暗く」の口笛、なかったですよね?(読み飛ばしたかな?)
>>491 (メール欄)にちょこっと。明記はしてないが。
確かにアレがないとカケルって感じがしないねえ。
>492さん
帰ってきたので確かめたら、そうでしたね!
やっぱり見逃してました。
カケルにはナディアちゃん以外にもけっこう知り合いがいるのでしょうか。
ダジール先生とは前から知り合いだったようだし・・・
494 :
名無しのオプ:02/04/08 21:10
>>493 ウラの世界とは意外と親しいかも。
「薔薇の女」の冒頭を見た限りでは、
ウラのネットワークと関係もってそう。
495 :
名無しのオプ:02/04/09 02:08
496 :
名無しのオプ:02/04/09 07:22
497 :
名無しのオプ:02/04/09 08:17
>495-496
テロリストはゲイばっかり……?
すくなくともmail#1とかmail#2はそんなもんじゃねーの?
まあ、二人とも両刀だけど…。
499 :
名無しのオプ:02/04/09 23:11
ダジールってテロリストと関わりあったっけ?
500 :
名無しのオプ:02/04/09 23:32
とろけなよ
そしてみだれなよ
501 :
名無しのオプ:02/04/10 00:07
502 :
名無しのオプ:02/04/10 21:20
薔薇の女って、神戸の事件で犯人逮捕前に
あるワイドショーで、犯人が読んでいると予想される
作品として取りあげられてた記憶があります。
犯人が生まれた年の出版作品(だよな)というのは
偶然なんでしょうけど。
ブレストの事件とはタイプが似ていなくもないのかな。
薔薇は、娯楽的要素があって読ませてくれる作品なのに
評価は他の作品ほどは高くない気がします。
現実の事件に影響を与えた、なんて邪推されてる
方いらっしゃるんでしょうか。
>1
あの・・・なんで爺やとか庭師が犯人なら反則なのでしょうか?
本格ファンの間では当たり前のことなのですか?
それとも、乱歩がそう書いてたからですか?
>503
本格が生まれた当時の英国社会では本当にそうだったから。
>503
アメリカのミステリ作家、S・S・ヴァン・ダインが1928年に
発表した「探偵小説作法二十則」という文章があります。
そこの十一則に「召使などの身分のものを犯人としてはならない。犯人は、
ふつう嫌疑の掛けられることの無い、地位のある人間にすべきだ」とあります。
これは、当時として召使などの職業に就く人間には黒人などが多く、犯罪を
起しやすいと言う認識があったためです。序でに言うとその十三則に、
「マフィアや秘密結社を犯人としてはならない」とありまして。
要するに犯罪を犯して当たり前そうな奴は意外性が無いからやめろ、
といってる訳です。
ただ、この規則も絶対的ではないし、今では合わなくなっている所も
多々ありますし、ミステリと言っても色々ですから、それほど気にする
事も無いですよ
506 :
名無しのオプ:02/04/10 22:46
今日、池袋の本屋で
創元推理文庫版の『哲学者の密室』全一巻が、
もう発売しているのを発見しました。
文庫なのに1600円もしました。尋常な厚さではなかったです。
千と何十ページだか……。
507 :
名無しのオプ:02/04/10 23:17
>>502 バラバラ事件だからでしょ。それ以上の意味はないと思われ。
>>503 >>125とその後のレスを見たまえ。過去ログ読もうね。
>>506 ワラタ。京極もだけどなんで文庫の利点であるコンパクトさを
損なうようなことをするのだろう?素直に2分冊にしろよ。
508 :
名無しのオプ:02/04/10 23:35
>504,505
なるほど。
でも黒人いないのに日本でもそういう法則流行ったのか。
そういや中井英夫が「虚無への供物」で「そういう米国の基準で作られた
ような法則を東洋(日本)に当てはめてどうするの」とか
言ってたな。
フゥ!やっと読み終わった。ナディアの(メール欄)ってところは、
(メール欄)のを意識してると思った。
誤植を2ヶ所発見。
167頁 1行目 ×「またく別の可能性も」
○「まったく別の可能性も」
794頁 2行目 ×「デリンジャsー」
○「デリンジャー」
510 :
名無しのオプ:02/04/11 14:34
「哲学者の密室」は図書館で借りて読んだから手元にないんだよね。
久々に読みたくなったし、文庫買ってみるかな。
いくらなんでも「鉄鼠の檻」よりぶあついことはないだろ?
511 :
名無しのオプ:02/04/11 18:23
>>510 かなり分厚かったよ…。
手の小さい人は読むのちょい大変かも。
買おうと思ったけど私は光文社文庫版で持ってるのでやめました。
貧乏学生に文庫で1600円はちとツライ…(´Д`;)
あ、「かなり分厚かった」っていうのは
一般の文庫と比べてのことで
「鉄鼠〜」と比べて「かなり分厚い」ってことじゃないです。
厚さでは鉄鼠といい勝負かも…(w
なんか分かりにくい説明でスマソ
513 :
名無しのオプ:02/04/11 20:04
分厚くするのが近頃は主流なんでしょうか。
そのうち解説まで長くなったりするかも。
それよりはカバーデザインとか、こだわった本が良い。
笠井氏は、あれこれ指示しないらしいけど。
唯一、ヴァンパイヤー(ノベルズ版)は
イラストレーター指名したと聞きました。
文庫版の作家も個人的には好みでした。
オイディプスの表紙、ここでは不評みたいですね…
514 :
名無しのオプ:02/04/11 20:15
主流、ではないとは思うが、
分厚くても2冊に分けたりしないな、、
515 :
名無しのオプ:02/04/11 23:24
対抗して二階堂が人狼城を一冊にまとめた文庫を刊行するらしい。
サイコロみたいだな
>>516 何が出るかな、何が出るかな♪なんて楽しく遊べてイイ
・・・わきゃねーだろっ
想像するだけでげんなりするな、サイコロ本・・・
518 :
名無しのオプ:02/04/12 08:03
>>509 なるほどね!
カケルの次の相手はボードリヤールかドゥルーズ=ガタリあたりかな。
個人的には吉本隆明の登場キボーン。
私的にはフッサル登場キボ−ン
520 :
名無しのオプ:02/04/12 11:23
>>513 ヴァンパイヤーシリーズって、大藪春彦や平井和正へのオマージュ要素が
かなり強く出ているので、イラストは(大藪/平井作品を多く手がけている)
生頼範義氏に依頼したとカドカワノベルズ版一巻のあとがきにあったはず。
巨人伝説が金森達氏なのは、西村寿行のイメージか?単に金森氏が当時
トクマノベルズの仕事を多く受けていたからに過ぎないとは思うが。
521 :
名無しのオプ:02/04/12 15:44
ドゥルーズ、ガタリ、それにデリダあたりは次世代の人だから、矢吹シリーズの時代では
中堅思想家って感じなんだろうな。それでサルトルあたりをこき下ろす、と(w
俺的にはベンヤミン登場きぼーん。
笠井はベンヤミン好きだから、カケルの思想的な味方になりそう。
522 :
名無しのオプ:02/04/12 16:06
次は精神分析と宗教がテーマで、批評対象はジャック・ラカンと見た。
「鏡像の聖母(仮)」
序章
ヨーロッパの各都市で、妊婦殺しが多発している。
最初はスイスの保養所の周辺で、数人の被害者が発見された。いずれも、妊娠9ヶ月程度の妊婦が狙われ、鋭い刃物を使って胎児ごと子宮がえぐり取られているのであった。
これはその後、ベルリン、ロンドン、ブリュッセル・・・幾つかの大都市でも類似の事件を呼ぶ。
ポンヌフ(新橋)のうえで、ナディアは水面を見つめながら、つぶやく。
「これってパリにもくるのかな? もしカケルと私の間の子が狙われたら・・・
なーんて、私ったら妄想すぎー(てへ」
これを聞いていたのか、聞いていなかったのかわからないが、長髪でやせぎすの日本人の青年が、夕日を反射して輝く水面に背を向ける。まるで自分には太陽の光を、たとえ沈みゆく微光であっても浴びる権利を持たないといわんばかりに。
「・・・・・・僕には生命という連鎖の環の一つになる資格はない。
なぜなら、僕はこの上なく最悪の死を目の当たりにしてなお
自らを肯定する悪しき病にかかっているから(以下略」
ナディアは、彼の南米の原住民が彫った神秘的な彫像のような横顔を見るばかりであった。
「・・・・・・(ハァト)」
こんな感じ。
523 :
名無しのオプ:02/04/12 16:29
第1章
構造主義的精神分析学を提唱するジャック・マラカン。
フロイトの性愛の病理学を否定し、知識界に革命を起こした。
ジゼールが妊娠したが、精神を病み、マラカンに治療を求めてスイスの保養所へいく。
その保養所こそ、例の連続殺人ーー母子ともに殺されるのだから、二重殺人といってよいーーが最初に発生した場所なのである。
モガール警視の家で、モガール親子に、珍しくジャンポールと日本人の青年を加えての晩餐が開かれていた。新鮮な牡蠣に舌鼓を打ったが、カケルはほとんど食べていない。
ナディア
「ジゼールが心配だから、見舞いに行こうと思うの」
ジャンポールが、髭にパンくずを沢山つけたまま叫んだ。
「いや、いけませんぜ嬢ちゃん。あんな物騒なところに。〈子宮ジャック〉がいるんですぜ」
モガールがたしなめる。
「まあ、ナディアももう大人なんだから。そうだ、ムッシュ・ヤブキはこの一連の事件についてどう思うカネ」
モガールは、自分の娘がこの日本人のなぞめいた青年に恋していることを知っていた。
そしてこれまでの青年とのつきあいによって、自分自身もまた、彼に興味を抱いていることを自覚していた。様々な手を使って、彼の素性を調べたが、なおはっきりしたことがわからない。
いずれにせよ、カケルが、天才的な推理能力ーー彼の言う「現象学的推理」ーーを有していることはまちがいなかった。
警察組織に属する者として、そしてまた、娘をわざわざ危険かもしれぬ場所に送り出す父として、カケルの意見を聞いてみたかったのである。
カケルは、一瞬だけモガールと目を合わせ、すぐに視線を落とした。
「・・・・・・ジャック・マラカンとは、数年前に会いました」
「え! いつどこで!!」
ナディアが叫ぶ。この青年には、まだまだ自分の知らない経験があるらしい。そのこと自体がしゃくに障ったのである。「今までいわなかったじゃない!」
「・・・・・・偉大なる精神分析学の創始者を、ある意味では超えていた。しかし、僕にはその思想は根底的に腐敗したものに思われました」
ジャンポールが、目をむいた。
うむ、パターンだ!(w
525 :
名無しのオプ:02/04/12 20:41
今日、初めて本屋で『哲学者の密室』の一冊本になった文庫を見たよ。
読んだことないから買うべきか否か迷う・・・・・・・。ブックオフ
に出るまで待てそうにないしな・・・・・。それはそうと、『オイディプス〜』
もやはり光文社ノベルス→光文社文庫→コンビニの角を右に曲がる→創元社文庫
の道を辿るんだろーか・・・・・。
526 :
名無しのオプ:02/04/12 20:50
>>521 これまでのシリーズの内容からすると、
サルトルはもはや問題じゃないんじゃないかな。
シモーヌ・ヴェイユを復活させた荒技のように、
いっそヴィトゲンシュタインの登場なんてどうかしら。
犯人と探偵それぞれの「言語ゲーム」について論争する、とか。
というか、笠井潔にヴィトゲンシュタインを分かりやすく解説してほしい。
次作では東浩紀似の小太り男が出ます。
528 :
名無しのオプ:02/04/12 23:10
ソルジェニーツィンはいつかやったる!と言ってたね。
>526
私は日本の評論家がいい。ガイシュツだけども。
理由は顔が浮かぶから。
吉本なんとかや蓮実かんとかだと、野次馬根性も満たされる。
ただし、時代設定を合わせる必要があるのと、
笠井が感銘を受けてないという理由でムリだわね(w
530 :
名無しのオプ:02/04/13 23:30
>529
矢吹駆VS空谷公人とかだったら激しく萎えるんですが。
「この事件の本質は・・・決定不能ということだ」
日本人なら大江健三郎きぼん
532 :
名無しのオプ:02/04/14 02:14
>531
白痴の息子という設定があまりにもおいしすぎて使わずにはいられないので
大江は無理だと思います。
>>531 大江は…たぶん彼の北朝鮮・文革賛美のこと叩いて知識人の責任についての御託になりそう…
だからいや。
埴谷雄高キボンヌ
535 :
名無しのオプ:02/04/14 04:08
ここでリクエストしてなんか意味あるのか?
あるわけ無いじゃん。
そんなの気にしてるの?
537 :
名無しのオプ:02/04/14 07:29
笠井見てるぞ
いつごろになるのかねぇ。最低でも5年は待たなきゃダメか?
笠井たん。
見てるなら−、
お願い−、
早く終わらせてちょー。
540 :
名無しのオプ:02/04/14 10:06
文庫版「哲学者の密室」出てた。
「狂骨の夢」には勝ってたけど、「鉄鼠の檻」には負けてた。
カバーイラストいまいち。
>540
何が?厚さが?値段が?醸し出される近寄り難さが?
542 :
名無しのオプ:02/04/15 03:57
哲学者1160ページ
鉄鼠1300ページ
鉄鼠の勝ち。字の大きさが違うからね。
なんのために1冊で出したんだろう?不思議だ。
543 :
名無しのオプ:02/04/15 04:56
>542
流行ですから…。
もしかして笠井たん嫉妬?
544 :
名無しのオプ:02/04/15 05:08
>>542 光文社文庫との差別化を図るためじゃないかにゃ?
いい迷惑だけどな!
創元推理文庫版は、ダッソー邸見取図を新たに書き起こしてる
ようだけど、光文社文庫版に比べて見づらいと思った。
546 :
名無しのオプ:02/04/15 07:01
547 :
名無しのオプ:02/04/15 07:34
>>546 それ指摘したやつに笠井さんがえらい怒ってたような記憶がある(w
548 :
名無しのオプ:02/04/15 08:15
>547
そうなの?(w
筒井康隆の書評(讀賣新聞連載・岩波新書刊)かな。
えーと・・・全部で6ヶ所ツッコまれてる。
いやでも、これに怒るのはちょっと考えにくいから
他の人からも指摘されてたのかも。ありうる。
549 :
名無しのオプ:02/04/15 18:10
オイディプスの真相、厳密に言うと「孤島殺人」のパターンではルール違反じゃないの?
550 :
名無しのオプ:02/04/15 18:32
>>549 動機や理由付けを抜いて考えると
あのルール違反(?)抜きでも
真犯人見つけられるからいいんじゃない?
今回、思想対決部分がイマイチ物足りなく感じたなあ。というか、ミシェル・ダジール
がずいぶん精彩を欠いていると思った。もっと喋らせなきゃダメなんじゃないか。
犯人がじつは(メール欄)ってのも、うーん……どうなのかねえ。
おそらくシリーズ中もっともロマンティックなラストシーンは好きだけど。
ナディアの愛の勝利も遠くない!?
正直、mail欄とかで犯人がわかってしまうのは萎えた
553 :
名無しのオプ:02/04/16 00:17
>551
そのメール欄のことは今回の話の肝なんじゃないのか?
それ否定したら神話談義が無駄になっちまう。
俺はそれが解明される件を読んで素直に感心したけどね。
554 :
名無しのオプ:02/04/16 01:38
>549
自分もこりゃ反則だろって思った。
でも、犯人が使った例の道具や552の件も含めて、多くの読者は
犯人が誰かということが物語のかなり早いうちに気付くンじゃないだろうか。
むしろ、この本の価値は、何故その人物が犯人になるのか―特に今回の
孤島殺人のような複雑な系において―を論理的に導き出すことが出来た
ことにあると思われ。
しかし、ナディアはすでに事件の真相を読者から隠蔽するためのワトソン役
を完全に脱したなぁ。逆に彼女がいないとラストのカケルの推理が複雑すぎて
訳分からなくなるし。
555 :
名無しのオプ:02/04/16 02:10
やっとオイディプス読了。まあフ−ダニットに関しての反則うんぬんは
ともかく生き残り4人位になってからの段階的な謎の解明や論理の展開は
テンポもよくさすがに堪能できた。ラストも良かった。554さんのいうとおり
ナディアは読者とカケルの推理の名中継役という感じ。
しかし、、、、、神話関係を読むのはとにかく苦痛だった。それでも読まないと
根本的に話がわからなくなるかと思って必死についていったけど適当に読み飛ばしても
なんとかなったなあ、と少し後悔。同じ疲れるのでも哲学論争は理解しきれないまでも
それなりに読めるんだけど。
神話のカタカナがさっぱりワケワカランカッタよ!
557 :
名無しのオプ:02/04/16 02:29
やと読み終えたぞ(゚Д゚) ゴルァ!
ギリシャ神話部分は・・・嫌になった。
ナディアは賢くなりすぎて萌えん!
でしょ?やっぱ萌えないでしょ?
ナディアのマニキュアって
クィーンの十日間の不思議などでみられる
メール欄を反映したのでは?
560 :
名無しのオプ:02/04/16 07:48
次は何年後だろう\\\何十年後?
五年以内には出るでしょ…。
もうかばたんも年だし…。
562 :
名無しのオプ:02/04/16 08:36
かばたん=笠井さん
いや、かばたんスレがあがってるだけでオリャもう嬉しくて・・・
次に浮上する五年後まで住人に幸多かれ
(っつってsageるけど。駄レスだし)
かばたん、(;´Д`)ハァハァとかやってみるテスト
565 :
名無しのオプ:02/04/16 16:44
「哲学者の密室」創元文庫版のあとがき読んだら、笠井たんかなりやる気だね。
次回作は5年以内に出るんじゃなかろうか?
566 :
名無しのオプ:02/04/16 16:48
( ゚ ー゚) フーン
かばたん・・・
567 :
名無しのオプ:02/04/16 16:59
なんでかばたん?
お顔?
>>568 多分顔がかばに似てるから。
架空対談本で自分のことをかばさんと呼ばせてる。
570 :
( ゚ ー゚) フーン:02/04/16 17:28
若い頃の写真は、ほっそりしてて美男子だった。
なんか太陽にほえろのマカロニのような服を着ていた。
今月の文藝春秋にかばたん載っています。
>570
写真ウプキボーソ(w
>>572 わ、自分から言い出しておいて
なにで見たんだっけか、忘れてしまいました。
「機械仕掛けの夢」か「物語のウロボロス」の単行本だったかなー?
白黒写真でした。
むしろ私自身のトータルリコールをキボーソ(w
そういうふうにお茶目なところもあって、敬愛されてるんだろうなあ。
575 :
名無しのオプ:02/04/16 18:38
>>573 『バイバイ、エンジェル』の口絵写真じゃない?
あれはカッコよかった。
『ユートピアの冒険』でも、「猛禽類みたい」と自讃していたし。
でもその後、「十年もすればハヤブサもカバに進化する」と言ってるけど。
やっぱ「カ」ケルは「カ」バたんかな…
だったら現代編の駆は河馬顔?鬱だ…
577 :
( ゚ ー゚) フーン :02/04/16 20:08
>>575 そうだったよっ!思い出しました、うれしいなあ。
カケル先生って自画像?って感じだったんだよねー。
しかしかばたんになった今でも、写真はカワイイおじさんって感じで
フォトジェニックではありますね。
578 :
名無しのオプ:02/04/16 21:44
>>575 たぶん。それだ。確かにかっこ良かった。しかし、最近の先生はなんとなく
10年くらい前の筒井先生に似てるような気がする。
579 :
名無しのオプ:02/04/16 23:25
荒木飛呂彦はいつもカメラ目線
ついに「かばたん」呼称定着ですか?
>>574 違う、違うぞ574。
笠井が「カバ先生」って書いたとき読者は戦慄に慄いたんだぞ。
あれはキツかったぞ。
敬若手作家や評論家が笠井を敬愛してるって意味なら
敬はともかく愛の部分が・・・ちと微妙だぞ(w
582 :
名無しのオプ :02/04/17 01:09
ヴァンパイアー戦争の背表紙の写真を見ると、今と全然イメージ違うよ。
目つき鋭くて怖そうな感じ。
かっこいいけどね。
やっぱり家庭もって、売れてお金も入って丸くなったんだなー。
それと「俺はそこらの善良な優等生とは違うんだ」的な気取りが、
単なる観念的倒錯であって、ちーともかっこいいことじゃないって
きずいてしまったのもあるんだろう。
でも昔のほうが良かったよ、笠井たん
583 :
名無しのオプ:02/04/17 05:49
>583
うん・・・炭水化物の過剰摂取もあるみたいだけどね・・・
>>583 若者向けスレだと誰かが必ず言い出すセリフを
思いついちゃったんだけど・・・い、言ってもいいよね?
582=かばたん
・・・・・・ゴメン
586 :
名無しのオプ:02/04/18 01:17
太ってる→冬、馬鹿みたいにスキーをやってやせる→夏、酒を飲みながら
原稿を書いて太る→冬、スキーでやせる→夏、太る→endless→太るのと
やせるのを繰り返した結果皺くちゃになる。
587 :
名無しのオプ:02/04/18 02:29
しわくちゃかばさん
588 :
名無しのオプ:02/04/18 04:55
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)< 矢吹シリーズの新作は10年待ってくれ
_φ___⊂)__ \____________
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|笠井 潔 /
589 :
名無しのオプ:02/04/18 05:57
以前、笠井の兄貴(故人)が一体どんな面をしているのか
気になって、図書館に矢代梓の著書を探しに行った。
その中の一冊に、著者近影を発見したんだけど、
やっぱりこの兄弟、雰囲気が似てるね。
でも潔の方が数段かっこいい。
雅洋兄さんはしまりがなさすぎる。
え!矢代とかばたんって兄弟だったの?マジ?
591 :
名無しのオプ:02/04/18 07:43
>590
兄じゃなくて兄貴ね
592 :
名無しのオプ:02/04/18 07:51
俺は笠井潔に兄がいるってこと自体初めて知った。
589ありがとう。
俺の頭脳のレベルが高まったときに兄貴の本も読んでみるよ。
いつになるかわからんが。
>591
その違いはなぜ?
594 :
名無しのオプ:02/04/18 17:20
兄貴とはたしか完全決裂してて、母親の葬式以降二度と顔を合わさないと心に決めて
たとか<かばたん
連載中の『天啓の虚』ではそういった私生活面もかなり言及されてるみたいなので
(もちろん虚実ないまぜだろうけど)楽しみ。あまり待たされないといいが。
しかし、ナディアにはまだまだ萌えるぞっ!! ラストで泣いちゃうとこなんかもうハァハァ
595 :
名無しのオプ:02/04/19 00:41
>>594 >ラストで泣いちゃうとこ
ネタバレ。これで事件の真相を掴んだ人が全国に300人はいる。謝罪しる!
やはり笠井は君が代を歌えないのか。
しかし、この自己分析は冷静で素敵。
>主義信条の発露というよりも、
>いまや五〇の坂を越えた全共闘世代の、
>たんなる条件反射にすぎないような気もします。
まぁ、彼は反権力反左翼だがラジカルですから…。いいんじゃないの?
e-novelsにあるエッセーでも権力嫌いのかわいいかばたんの姿がうかがえます。
フランスに住んでみて国歌反対なんてあほらしいってことがわかったでしょう。
(あそこは血なまぐさい国歌で、バリバリの国家主義者たちがすくつらしいですね)
598 :
名無しのオプ:02/04/19 02:59
笠井の息子は漫画家になりたいんだって
599 :
名無しのオプ:02/04/19 03:39
/,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| >、:::::::ノ:::::.:.:...:...
そ と /,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/..:::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-|''′, -i"ー、:::::.:.:.. ウ と
し ろ/,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l /;;゚;;i ノ \:::.:.. チ ろ
て け/,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l イゞ,,"'′ \ ・ け
な..;;,.−−、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_____;;;;;;;;;;;;|..::::::::::iヽ/:::::::::::::::::::::::l '" ////// ・ そ
み よ//、//メ//|_||/_|!__ゞ、\;;;|..::::::::|/ `丶、::::::::::::l ////// ・ う
だ ミy;゙ミ_、 |、 ι/, _ ,,.=-ヘヾ|..::::::::| r'r;;゚;;i >丶、::| ///// /'' ニ
れ |ジ''==゜ヒヽ/ ''"''不==ー、彡゙|..: ̄、ー`''"′ `'ャ // ャ
な ヽ |〃 ̄ /`''| 〃`ニ-=゜" |..:〃ヘヽ. ///// ,ィ / ,.-:;:;:;:;:;::...
よ \|_____,,../ ヽ, ノjノリ" ヾヽ//// ー'''''゚ノ /::::\:;:;:;:;:;:;::...
ヽ `ー^ `'ー-----''" /  ̄ヾ::\ /::::::::::::::::>、:;:;:;:;:..
___________`ヽ、 '゙'==- ___,,−-''' ̄ ̄ ̄ヾ::::ハ`'''ー--- --''"ノ、/:::::::/く:;:;:;:;:;::...
/ ゙、 ̄ ゙'''ー ̄−='' ̄ `i、 ル' /\\/ \:;:;:;:...
600 :
名無しのオプ:02/04/19 03:43
6百!
カバたんに切り番ゲッターに関して本質直感してもらいたい
そして小一時間(以下略
柄谷が東を理論的・文学的能力の欠如したストーカーと断罪。
間違いなく今後の交換書簡において言及されるはず。
柄谷・東の両者と交流のある笠井はどうする? どう出る?
俺の中では盛り上がって参りました。
603 :
名無しのオプ:02/04/20 01:13
>>603 あ、こんなページあるのか。知らなかった。
オメー(オレかよ)なんかお呼びじゃねー見んなDQN!!って感じだな。
悔しいから読んでみよう。教えてくれた人サンキュー
正直、NAM以降の柄谷って痛いおじさんになってしまった。
もと信者としてはすごく悲しい…江藤みたいに快い最後…は無理か。
んなわけでsage
606 :
名無しのオプ:02/04/20 16:23
柄谷行人って名前だけ知ってたけど、
こんな厨房みたいな人だったんですか?
もともと性格は厨房だったが、言うことは先鋭的で刺激的だった。
いまじゃ坂本龍一なみのDQNに成り果てた。老醜ってものかな?
608 :
名無しのオプ:02/04/20 23:50
イリヤ・モルチャノフの空、熾天使の夏
609 :
名無しのオプ:02/04/21 01:11
>605
>江藤みたいに快い最後
江藤って江藤淳?
自殺したんだよね、確か。
快いか!?
日本の風土的にはええじゃないか。
ハラキリカミカゼHA!HA!HA!
自分の世話をしてくれる人がいなくなって
自殺ってのがねえ
>>609 快い(こころよい)
では無く
潔い(いさぎよい)
と、書きたかったのでは?
613 :
名無しのオプ:02/04/21 23:16
自殺が快いとか潔いとか言ってる奴ら
自殺ってのは特権的な死じゃなくて
特権的な死の夢想なんだよ、ヴォケ!
614 :
名無しのオプ:02/04/21 23:28
(●´ー`●)矢井田、笠井さん好きだけど、人の本のネタバレはやめてほしいの
【猛禽類】 笠 井 潔 【かばさん】(1)
「オイディプス症候群」最後で一気に萎えてしまった。
618 :
名無しのオプ:02/04/25 07:55
>617
萌えオタ層を狙ってるのかもしれないね。
でも萌えオタは笠井の本を読まないと思うぞ・・・
間違ってる、狙いどころを間違ってるよ!笠井たん!
自分のファン層を把握しようよQ
619 :
名無しのオプ:02/04/25 15:17
>618
カバたん本人は意図的に恋愛要素を入れようとしてるね。
むかし「森さんは本格でラブ・アフェアーを書こうとしているだけだ、という批判
があるけど、同じような設定で小説書いてる私としては・・・(笑)」って自分で
言ってたし。
620 :
名無しのオプ:02/04/25 15:29
いや、どうせ最後は愛の哲学が勝つに決まってますからね…(藁
621 :
名無しのオプ:02/04/25 21:50
カバたん本は本格恋愛推理小説かいっ!
ナディアが恋愛にとち狂って無茶してもかまわんし、
カケルがそっけなくしつつもナディアをかばっててもかまわんが、
あの最後はどうもなぁ。
623 :
名無しのオプ:02/04/25 23:17
あの最後は落ち込むナディアを慰めるためだと信じよう。
決して愛ではないッ!
>>619 「同じような設定」というのは、作品の主眼が推理そのものにない
(森の場合は恋愛、笠井なら思想)って意味だと思ってたんだが。
やっと哲学者の密室読み終わったハァハァ
早くオイディプス読みたいハァハァ
カケルたんハァハァ
本格恋愛推理小説作家かばたんハァハァ
626 :
名無しのオプ:02/04/26 10:23
>>624 いや、事件自体にはあまり興味のない探偵役の薀蓄野郎の30代と、
そいつに恋をしているお嬢様入ってる女子大生のワトソン役だから、
だから「駆シリーズ」と「S&Mシリーズ」は設定が似てますね。
627 :
名無しのオプ:02/04/26 23:42
>626
犀川って薀蓄たれてたっけ?
628 :
名無しのオプ:02/04/27 03:00
薀蓄っていうよりは理屈だね。
629 :
名無しのオプ :02/04/27 06:09
森の場合、恋愛じゃなくて萌えをミステリに持ち込んだのでは?
つーかいい年した美形でもない変人の童貞おっさんに
若くて美人の女死大生が惚れるか?いくら自分より
頭がいいと言ってもあの年頃だったら中身より見た目だろ。
子供の頃から面倒見てきたんだったら却って恋愛感情
わき難いだろうし。
実際に森は頭良くてももてなかったわけだからね。
629の言うとおりあれを恋愛ものといっちゃうと抵抗がある。
あんな恋愛はない。森の願望。まぁ恋愛ものって予定調和の
ご都合主義が多いけどね。うんこ。
その点矢吹駆は美形で20代で通用する外見だからね。
ナディアが惚れてもおかしくない。もっとも矢吹駆みたいな
人間が存在するのはおかしいけど(笑)
駆って正確には何歳なんだろ。
>631
39さい
633 :
名無しのオプ:02/04/29 12:08
ポルノ映画を観て興奮するナディアたん(;´Д`)ハァハァ
634 :
名無しのオプ:02/04/29 14:56
『オイディプス症候群』やっと読み終わった。
最高におもしろかったけど、誤字、脱字が多かった。
「ブルーム」が「ブールム」になっている部分なんか何回もあったから、叙述を仕掛けてるのかと疑ってみたりした。
初版っていうのは、大抵こんなものなんだろうか。
締め切りに追われている雑誌ではないのだから、校正に時間をかけてほしかった。
出版社はもっと作品を大事にしてほしい。
2刷以降で直せばいいと思っていたりするのだろうか。
初版が売れて初めて重版がかかるということを再認識してもらいたい。
635 :
名無しのオプ:02/04/29 15:45
オイディップスを読みたいのですが、笠井さんの本はまだ読んだことがありません。
駆シリーズは順番に読むほうがいいのでしょうか?
636 :
名無しのオプ:02/04/29 15:49
638 :
名無しのオプ:02/04/29 15:55
何があってもバイバイ・エンジェルから読んで下さい。
2作目以降では1作目の犯人をばらし続けています。
創元推理文庫です。
>>637,638
ありがとうございました 順番どおりに読むことにします
オイディプスまでがんばります
640 :
名無しのオプ:02/04/30 03:12
>639
ちなみにこのスレでも矢吹シリーズのネタバレしまくってるから
全部読み終わるまで過去ログは見ないほうがいい。
641 :
名無しのオプ:02/04/30 04:16
暇な人、駆シリーズ全部あげて
642 :
名無しのオプ:02/04/30 05:14
暇な人はいないようです
643 :
名無しのオプ:02/04/30 07:44
>>638 オイディプスでは、過去の古典のネタバレにも手を広げました。
644 :
名無しのオプ:02/04/30 18:16
>>641 どういう意味? 全作品挙げろってこと?
「バイバイ、エンジェル」(創元推理文庫)
「サマー・アポカリプス」(同上)
「薔薇の女」(同上)
「哲学者の密室」(カッパノベルス、光文社文庫、創元推理文庫)
「オイディプス症候群」(光文社)
あと、番外編みたいなのが「織天使の夏」(講談社文庫)
これでいいのか? あんまり暇つぶしにはならなかったが。
645 :
名無しのオプ:02/04/30 23:25
熾天使の夏 講談社文庫
正確にはこうッ!!
>645
あ、確かにそうだ。ありがとう。熾天使(してんし)ね。
647 :
名無しのオプ:02/05/01 16:38
恐る恐る言ってみるが・・・
『熾天使の夏』、好きなんだよなあ!!
たしかにあの生硬で持って回った文章は気恥ずかしくなるし、カケルもわりと
みみっちい(?)活動家だったのねって幻滅させられた気もしたけど、あの憑かれた
ような熱気と切迫感はどこか『バイバイ、エンジェル』に通じるものがあって、なかなか
どうして読ませると思う。何よりクライマックスからラストにかけての突き抜け方は凄い。
あと、カケルが海を見てはしゃぐ子供に対し「もしも三歳の子供の眼を回復しうるなら……」
と思うシーン、何度読んでもグッとくる。
少なくとも自分にとってはまぎれもない青春小説です。笠井たんはそういう読み方されたく
ないかもしれんが。
648 :
名無しのオプ:02/05/02 01:05
>647
俺も結構好き。小説としては未熟だし、矢吹シリーズとは認めたくないけども。(駆のキャラが違いすぎ)
でも笠井が一所懸命書いたってのが伝わって来るんだよな。あれを書いた時期、本当に悩んでたんだろう。
でも『バイバイ』での自己批判の領域にはまだまだ到達していないと思う。テロをしちゃう自分をどこか
カコイイと考えている節が感じられる。ディープな笠井ファン以外にはお勧めできない。
649 :
名無しのオプ:02/05/02 01:15
まあお前らド素人は、「天使は探偵」でも読んでなさいってこった。
650 :
名無しのオプ:02/05/02 01:28
有栖川氏の「月光ゲーム」を
ゴミと言い捨てたのにはビビッタ・・・
651 :
名無しのオプ:02/05/02 01:35
蘇武の「六枚のとんかつ」を
ゴミと言い捨てのにはスッとした
652 :
名無しのオプ:02/05/02 01:36
蘇部健一もゴミと言い捨てましたが何か?
>651
ケコーンしてください。
654 :
名無しのオプ:02/05/02 01:38
毒舌だなあーー
笠井潔は実力があるから何を言ってもイイんだよ、(゚Д゚)ゴルァ
>>653 2chで初めてケコーンしましたがなにか?
656 :
名無しのオプ:02/05/02 01:49
(゚Д゚) ←この顔可愛いなあヽ( ´ー`)ノ
657 :
名無しのオプ:02/05/02 02:24
有栖川がごみってどこで言ったの?
ネットサーフィンしてたら
そんなことを書いていたHPをみっけた。
ガセかもしれん・・・スマソ。
「ゴミと思ったのは六トンが初めてだ」的なことを書いてたはず。
笠井ってまじめだよね…
新保との件とかゴミ発言とか、なあなあな人ならやらんだろーし
661 :
名無しのオプ:02/05/02 02:41
「どんな作品でもいい所を探して読むが、六トンだけは見つからない」
662 :
名無しのオプ:02/05/02 03:32
「ガッツ石松〜ガッツ石松〜」
ブチッ
663 :
名無しのオプ:02/05/02 23:50
ようやく笠井東往復書簡の更新を見た。間隔空くからすぐ忘れちゃう。
で今回は東の勝ちだね。笠井の書簡は今まで本で書いたことの繰り返し
だったもん。東の書簡に対する反応じゃなくて自分の持論を展開しただけ。
あれじゃあ東怒ってもしょうがないわ。次でリベンジ決めて欲しいな〜。
笠井の真意がいまいち良く分かんねえんだよな。
のらりくらりと躱してる様にしか見受けられない。
老獪なんだか意気地が無いだけなんだか。
そこを東にズバっと突かれたので
次回の笠井が楽しみではあるね。
665 :
名無しのオプ:02/05/03 00:24
笠井に勝つってことは、カケルに勝つってこと。
つまり絶対に無理ってこと。
何をやらせてもそつなくこなすカケルたん(;´Д`)ハァハァ
667 :
名無しのオプ:02/05/03 00:54
駆絵を描くのだけは苦手そうだな
668 :
名無しのオプ:02/05/03 01:09
「生は暗く、死もまた暗い」
669 :
名無しのオプ:02/05/04 00:18
>>663 笠井と東の往復書簡なんてあったのか。
さっそく見てみたけど、確かに笠井は今更な感じで左翼運動に寄りかかっている。
はっきりいって何が言いたいのかわからん。少なくとも2002年の言語ではないな。
笠井が東との温度差を単に「年の差」だけで済ませようとしている限り、往復書簡
の論点がかみ合うことはないと思う。
でも最新の東の文章は挑発的だね。笠井反論できるかな〜。
670 :
名無しのオプ:02/05/04 00:50
往復書簡字が小さすぎて読みづらい。字を大きくして。
671 :
名無しのオプ:02/05/04 01:07
>>670 IEなら、
インターネットオプション
→ユーザー補助
→webページで指定されたフォントサイズを使用しない
→チェックボックスをオン
672 :
名無しのオプ:02/05/04 01:20
>671
あなた凄い!感動した。ありがとう。
673 :
名無しのオプ:02/05/04 13:25
引っ越し祝いあげ
674 :
名無しのオプ:02/05/04 13:55
675 :
名無しのオプ:02/05/05 00:34
>>674 ミステリ板の移転のことだと思われる。本質直観さ!
煽りの本質は何ですか?
678 :
名無しのオプ:02/05/06 01:10
679 :
名無しのオプ:02/05/07 18:49
みんな生ゴミ西上心太のオイディプス評は読んだ? ミステリマガジンの連載時評で。
てっきり取り上げないもんだと思ってたからちょっと驚いた。
きっちり否定的評価を下してました〜。
今年のこのミスでベストテン入りしちゃったらどういう紹介文書くつもりなんだろ(w
680 :
名無しのオプ:02/05/07 21:00
冷凍が感想かいてるぞ
681 :
名無しのオプ:02/05/07 23:29
>>679 俺は教養がないからミステリ部分以外はよくわかなかったけど、
どうやったらオイディプスを否定的に評価できるんだよ。
>>680 冷凍は自分より偉い人間には強く当たらない。これ常識。
682 :
名無しのオプ:02/05/07 23:53
生ゴミの批評の要約を希望
683 :
名無しのオプ:02/05/09 00:42
e-novelsで貫井徳郎の新刊の書評書いてるけど、これってまたネタ割ってる?
本書の最後で〜って書いちゃってるけどダイジョブか。
684 :
名無しのオプ:02/05/10 01:24
age
685 :
名無しのオプ:02/05/10 11:23
理想の女性:マチルド
686 :
名無しのオプ:02/05/10 16:57
東
687 :
名無しのオプ:02/05/13 05:20
晒し安芸
688 :
名無しのオプ:02/05/13 19:08
「オイディプス」
父を殺した。母と結婚した。子供できた。
689 :
名無しのオプ:02/05/13 19:46
カケルシリーズを映画化するとキャスティングはどうなるんでしょう?
ナディアはヴィルジニー・ルドワイヤンでいいでしょうが、
カケルは誰が演じる?一瞬、稲垣吾郎やトヨエツが頭をよぎり、
自分の発想の貧困さに鬱になりました(w
690 :
名無しのオプ:02/05/13 19:58
みのもんたかな
691 :
名無しのオプ:02/05/13 21:06
氷川きよし
佐々木蔵之助
693 :
名無しのオプ:02/05/13 22:53
声優
矢吹 駆 あおい輝彦
ナディア 高森淑乃
694 :
名無しのオプ:02/05/13 23:04
ナディアは壇ふみだろ
695 :
名無しのオプ:02/05/13 23:05
声優なら、駆は草尾毅がいい
696 :
名無しのオプ:02/05/13 23:28
矢吹駆=Gackt。
髪を黒に染めて、長髪に戻せばいける。
細いし、格闘技もできる(これは話のネタだろうけど)。
なによりあのつぶやきトークはGacktにしか再現できんYO。
想像してみ、「生は暗く、死もまた暗い」ってつぶやくGacktを。
ジャン・ポール・バルベス=和田アキ子
ニコライ・イリイチ=保田圭
697 :
名無しのオプ:02/05/13 23:29
もっとも映画に向かないミステリのひとつ
698 :
名無しのオプ:02/05/13 23:37
セリフが長すぎて矢吹役の俳優があぼーん。
699 :
名無しのオプ:02/05/13 23:51
567 :名無しのオプ :02/05/13 12:22
エラソーなことばかり書く笠井潔が和光大学中退の学生運動家崩れなドキュソ
と聞いてビクーリしたYO!
検索したけど、8件しかヒットしない。
ドキュソ笠井が、和光中退の過去を消しにかかってるのが見え見えやん。
和光出身を常にプロフィールに出してる切通理作の方が人間としては上や。
先輩としても尊敬出来るやん。
煽りのおかげで700げっちゅう!!
>和光大学中退の学生運動家崩れ
だってのを知らない奴がいた事にビクーリ
702 :
名無しのオプ:02/05/14 00:07
>>699 567はどこのスレの567よ。このスレのではないよな。
笠井は大学中退じゃなくて、除籍だぜ。
やめたんじゃなくて、行ってなかったことにされてるわけよ。
前に本人が経歴詐称になるから「中退」という表記は消したいって書いてたぜ。
703 :
名無しのオプ:02/05/14 00:07
>699
笠井は高校中退。だから大検を受けないと大学には入れなかった。
で大検無しで受験できたのが和光大学だけだった。学生運動に
参加したかった笠井は大学生になろうとして大検無しで受けれる
和光大学に入ったわけ。(笠井入学当時は大学生じゃないと学生運動
に参加できなかった)
笠井が和光の過去を消したがってるのは和光大学中退じゃなくて
和光大学除籍だから。これは中退と違って大学にいたという記録
すら残らない。最初からいなかったものとして扱われる。
和光大学中退という経歴は間違いだし、除籍と書くと和光大学に
とってはいい迷惑。だから消しにかかってるわけ。
これらのことは笠井が自分の著作で述べています。
きちんと読んで調べてから批判しようね。
書いてる間に他の人が説明してた。
逝ってきます。
>>696 Gact!意表をついていい感じですね。
まあ確かに映画には向かない小説なんですが・・・
ジャン・ポールはあえて日本人に演じさせるなら赤井英和。
ルネは宇津井健。
706 :
名無しのオプ:02/05/14 00:12
>705
>ジャン・ポールはあえて日本人に演じさせるなら赤井英和。
>ルネは宇津井健。
その配役だと人情刑事ドラマになりそうだ。
ジャン・ポールはガッツ石松と俺の中では決まってる。
これだけは譲れないぞ!
708 :
名無しのオプ:02/05/14 00:29
決まってねーよ。
709 :
名無しのオプ:02/05/14 00:31
ジャン・ポールってナディアには馬鹿にされまくりだけど
刑事としては実はかなりの切れ者じゃなかった?
ガッツ石松は所詮ゴリラだし。
じゃあ、島木譲二で妥協するよ。
元ボクサーだし。
ジャン・ポールは尾崎きよひこ
>711
どっちかっつーと尾崎はルネっぽい。
でもルネは岡田真澄。
713 :
名無しのオプ:02/05/14 00:42
マチルダは本上まなみ
714 :
名無しのオプ:02/05/14 00:45
どのみち和光大では終わってる感じ。
こういうのがでかい顔してるミステリ界とか、
こういうのを信奉するミスヲタの気がしれんよ。
>713
うっ・・・微妙に惹かれる。つか諸手を挙げて完璧同意。
>715-716
相手すんのやめようぜ。
内容について批判せず学歴ネタでしか悪口言えない馬鹿なんだし。
719 :
名無しのオプ:02/05/14 00:50
>>714 だから和光じゃないんだよ。正確には中卒なんだから。
それでも笠井カコイイ!
720 :
名無しのオプ :02/05/14 00:58
>714は6とんの作者。
721 :
名無しのオプ:02/05/14 01:03
ナディアは菊川玲
カケルは渡部篤郎
渡部篤郎なら中谷美紀だろ
723 :
名無しのオプ:02/05/14 01:05
だからなんでお前ら日本人で配役決めてるんだよ。
お前らフランス人の俳優知らないだけちゃうんか?
お前もソフィマルソーくらいしか知らないんちゃうんか?
725 :
名無しのオプ:02/05/14 01:15
フランス書院なら詳しいですがなにか?
726 :
栗本慎一郎:02/05/14 02:24
彼こそは、史上最強の「中卒」です。
ナディアには、少し前まで教育テレビの
フランス語講座に出演してたファビエンヌとか。
728 :
名無しのオプ:02/05/14 02:35
矢吹駆 三瓶
ナディア 森久美子
ナディアにはバルタンたんがいいと思ふ
笠井のペンダンティズムに惑わされたアホが集うスレです(w
731 :
名無しのオプ:02/05/14 11:07
内容について批判せず学歴でしか悪口言えない730が荒らすスレです(w
732 :
名無しのオプ:02/05/14 11:17
哲学書簡は明日更新かな?
哲学書簡には笑える。
せめて哲学所感にしてくれ、これ謙譲の美学だな。
734 :
栗本慎一郎:02/05/14 12:24
>>729 バルタンは「ヴァンパイア戦争」のキキじゃなかったっけ?
735 :
名無しのオプ:02/05/14 12:32
天啓シリーズどうですか。ものすごくノレない・・・
736 :
名無しのオプ:02/05/14 13:14
>>735 麻原そっくりのやつが生理的に受け付けません。
737 :
名無しのオプ:02/05/14 15:38
>>730 >笠井のペンダンティズムに惑わされたアホ
ギャハハハハハ!! アホはお前だろ。
何だよ「ペンダンティズム」って。直訳すると「首飾り主義」か?
まあ、ペダンティズムって言葉も知らないような奴は、田口ランディでも読んでろってことだな。
身の程を知ったから、もうここには来ないよね、坊や。
いい勉強になったね。
>>727 おお、目から鱗っス。
個人的にはナディアには萌えんが、ファビエンヌタンが演じるなら萌える。
↑
首飾りはネックレスだな。ま、いいけど。
739 :
名無しのオプ:02/05/14 17:17
笠井潔を丸山昌男、吉本隆明並みに称えるミステリ板住人に萎え。
リトルリーガーも場所を選べば大リーガー並みの扱いちゅーうことやな(w
740 :
名無しのオプ:02/05/14 17:29
>>739 丸山昌男って誰?
まあそれはいいとして、ミステリ板住人が笠井を政治思想家として評価しているソース
を示せよ。少なくとも俺は評価してない。
ミステリ評論家としてなら評価しているけどな。
オレは政治思想家としてもミステリ評論家としても評価してない
ミステリ作家としてはすごいと思うけど
742 :
名無しのオプ:02/05/14 18:16
743 :
名無しのオプ:02/05/14 18:36
なんか頭の悪すぎる粘着クンが一人いるみたいだけど・・・放置した方がいいのかな。
ナディアは若い頃のジョディ・フォスターなんか意外にいいと思うんだけど。
フランス映画に主演したこともあるし。ダメ?
744 :
名無しのオプ:02/05/14 19:18
丸山昌男のペンダンティズムって知的(w
745 :
名無しのオプ:02/05/14 20:35
「ペンダンティズム」
『2典』のつぎの版には載るか? 載らないよな。
746 :
名無しのオプ:02/05/14 22:52
もういい加減にしろよ。
笠井潔読んでる大学生何人いると思ってる
747 :
名無しのオプ:02/05/14 23:10
>>746 ごめん、だれに向って言っているのか不明。
大学生にたくさん読まれたら偉いの?
読まれてない作家について書いちゃダメってこと?
言ってること本気でわかんないんですけど。
749 :
名無しのオプ:02/05/14 23:40
699, 701, 714, 730, 733, 739, 746
最低1人、最高7人だが、
微妙におっさん臭い表現(実年齢とは無関係だが)が共通しているので、
すべて自作自演か。
701は違うか。逝ってきます…
752 :
名無しのオプ:02/05/15 00:19
753 :
名無しのオプ :02/05/15 01:56
754 :
名無しのオプ:02/05/15 04:33
煽りは放置
755 :
名無しのオプ:02/05/15 04:45
ζゞ ̄ ヘヘ、
εγ// \)ゞ <サンドイッチもなー
〜〜〜〜 .《// ´∀` \つ 〜
\ /// \ \
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
756 :
名無しのオプ:02/05/15 11:16
>>750 うおー、この人マジでピッタリかも!
上から二番目と三番目の写真なんか、シリーズ中のワンシーンみたいに思えてきた。
>>750 うへー、きれいだなあ。
1966の拗ねたような表情が(・∀・)イイ!!
少し小難しいこと書かれると感心してしまうイタイミスオタれした(藁
759 :
名無しのオプ:02/05/15 19:04
>>758くんには笠井のひひょうやしょうせつは「小難しい」んだね。ふーん。
よのなかには、あたまわるいひと用のごほんもいっぱいあるから、
そっちをよんでみたらどうですか? と758くんに気を使って漢字制限してみました。
おれにとっては明晰だよ。批評の内容に対する個人的賛否はともかく。
つまらない煽りはよしなよ。
>おれにとっては明晰だよ。
何気に痛くて哀れな奴と思われ(w
次はデリダきぼん
763 :
名無しのオプ:02/05/15 23:39
次はカケルに浅田をめっちゃくちゃにこきおろしてやってほしい
交換書簡、今日が更新日だと思ったんだが。
逃げたんじゃ・・・まさかね。
駆は内野聖陽のイメージで読んでた・・・。
>>765 彼はすごいハンサムだけど「エジプトの少年王のような顔」とは違うよなあ。
眼がもの凄く大きい設定だし、「オイディプス症候群」では「メール欄」だし。
767 :
名無しのオプ:02/05/16 04:01
>759
煽りにいちいち反応するな。恥ずかしい。
>766
いや、当時のヨーロッパ人、とくにインドシナを過去に支配していた
フランス人が東アジア人を国別に見分けるのは難しいでしょう。
769 :
名無しのオプ:02/05/16 07:00
>>766 俺数年間パリに住んでたことがある。日本語使わずにいると、表情筋の使い方が日本にいる時と違う。
それから、日本にいた時みたいに相手の話に「うんうん」とかうなずかなくなって、その代わり相手のじっと顔見て静かに聞くようになる。
どっちがいいというんじゃなくて、言語文化の違いですね。「精神的」違いというより単に表情筋の違い。
そういう生活してると、顔が日本人の顔じゃなくなってきて漠然と「パリに住んでる東洋人の顔」に近づいてくる。
日本人の俺が見ても「東南アジアの人か、華僑か…わからん」と思ってたら相手も2年以上滞留してた日本人だった、なんてこともあった。
日本に帰ったら日本人の顔に戻ったよ。
逆に、日本に長く住んで日本語使ってる白人って、表情筋が日本人ぽくなってる。
(『ブロードキャスター』に出てるフィールズとかいう日本語ペラペラの人とか)
カケルもパリに住んで長そうだし、日本語使わないから、「東洋人」の顔になってたのかも。
それとは別にGacktのカケルはアリかも。
ジーン・セバーグにもう1票。
sage書く場所違う スマソ
『三匹の猿』結構好き
書簡はどうした
774 :
名無しのオプ:02/05/16 07:49
>>769 >俺数年間パリに住んでたことがある。
妄想デシタ!
775 :
名無しのオプ:02/05/16 07:51
脳内パリ
>>774,775
二重かき子ですか?
カケルシリーズ完結するのだろうか
777 :
名無しのオプ:02/05/16 11:42
笠井たん、哲学書簡はどうしたっ。昨日から気になってるんだよ〜。
駆シリーズの次のテーマが気になるところ。過去のミステリで使い古されたモチーフを
解体・再構築するという方法論に則っているなら、次作あたりは、えーと……
多分、次は童謡ミステリーでしょう。
ビショップ殺人事件あたりを本歌とりしたやつかも…
次は本格ミステリマスターズで出ると思うぞ。
この企画の中心人物だけに来年には出る!(と期待する)
そうか、本格ミステリマスターズがあったな。
後発とはいえ、本格に絞っているあたり、個人的には期待する叢書。
782 :
名無しのオプ:02/05/16 23:40
オイディプス読了。
満足。
名作だね。
悔しいけど笠井にしか書けないと思う。
783 :
从‘ー‘从:02/05/16 23:46
悔しいけれど笠井に夢中。
784 :
名無しのオプ:02/05/17 01:41
785 :
名無しのオプ:02/05/17 03:08
786 :
名無しのオプ:02/05/17 03:37
相変わらずの笠井タン、ハァハァ
787 :
名無しのオプ:02/05/17 03:43
今回は良かったんじゃないかな。漏れが読んだ9・11に関する論考
の中では一番だった。戦争の消失・・。従来の意味での戦争はもう
ないんだね。原稿は5月10日にあがってたみたいだから、遅れたのは
編集部がうpするのがとろかっただけみたいだ。
カヴァたん。ハァハァ
789 :
名無しのオプ:02/05/17 10:38
どうも思想家の9・11論を読んで気になるのは、彼らが事件を表象化して解釈
することに拘泥しすぎているところなんだよなあ。笠井も東も。
反面、倫理的判断を単純で一面的だと批判する。こりゃおかしいんじゃないかと
思うのだが。
事件の表象かを進めることで価値判断を相対化できるのは分かるんだけど、笠井
もそのせいで批判的でニヒリスティックな結論をもってこざるを得ない。こんな
ことでは永遠に解決策など出てこないように思える。
「砂漠に出よ」とどのくらい違いがあるのだろうか
791 :
名無しのオプ:02/05/17 22:33
オイディプスって厚いけど、テーマを詰め込みすぎかも。
ギリシャ神話、孤島殺人の本質直感、フーコー、[むきあい」に「わたしみ」‥
でもカケルが「そして誰もいなくなった」みたいな推理小説を読んでるとは意外だった。
792 :
名無しのオプ:02/05/18 00:14
『哲学者の密室』、ハイデガー解釈が変、と言ってみるテスト。
793 :
名無しのオプ:02/05/18 00:20
オイディブス…紀伊圀屋川崎店で積まれたまま全然売れてない
794 :
名無しのオプ:02/05/18 00:30
>792
どういう風に変化もちゃんと書け、と言ってみる罠
>793
オイディブスってそりゃ売れねーだろ。誰の本なの?
795 :
名無しのオプ:02/05/18 00:58
「オイディブス症候群」 タイトルが既に誤字
796 :
名無しのオプ:02/05/18 02:05
「お出でブス症候群」
ぼくは君がみている夢に過ぎない…
セラフィムってなに?
「し天使の夏」のこと?
798 :
名無しのオプ:02/05/18 02:45
>>797 つか、なんでそんな突然の質問?(激ワラ
し天使=セラフィム
小説としては、すばらしいと思う。もちろん一つの鍵穴に
一つの鍵が入れば、それはすっきりとするのだが、推理小説の
歴史をたどった笠井にとって真実とは、まさに犯人たちと事件たちの
混合物であり、その化学的な抽出作業こそが、探偵の役目なのだろう。
もはや一つの鍵だけでは扉は開かないのだ。
だから真実は多層的なのだ、あるいは真実とは合成的なのだ
ということにして、これをアンフェアとはいわないことにする。
ただし中で扱われている
哲学的な論争にはたぶんの誤りが含まれている。たとえばパノプテイコン
を説明するくだりで、カケルは「常にみられているわけではない」
ということを引き合いにだして、この視線によって権力がささえられる
わけではないことを語り、「顔をそむけることで」権力関係が
うまれることを主張するが、それはまるで「眼をあわした相手とは、眼を
そらしたほうの負け」といっているようなものだ。
そもそも「いつ見ているかわからない」という浮遊した監視の視線そのもの
がパノプテイコンに権力を与えるのだ。見ているときがあるか、見ていない
ときがあるか、そのどちらであるのか判断できないといういわば隠された
窃視そのものが権力装置の動力なのだといえるだろう。そう考えると
<ぬすみみる>という関係を導入せねばならない。ブーバーでもあるまいし
<むきあい>からすべてが始まるわけではない。弁証法的な歴史観は
つねに相克を始原とせねばならないように仕向けられている。
もはやそのことじたいが「オィデイプス症候群」であるといわざるをえない。
801 :
名無しのオプ:02/05/18 09:15
>800
>たとえばパノプテイコンを説明するくだりで、カケルは
>「常にみられているわけではない」ということを引き合い
>にだして、この視線によって権力がささえられるわけではない
こんなこと言ってた?駆は見返すことは単に見られていることを見る
ことであるから、見返すことを禁じたことによって権力が発生したわけではない、
と主張してるんでないの。ダジールは見返すことを禁じることによって権力が
発生すると言ってるのに対し、駆はそもそも見返すことなど初めから不可能
なのだから、見返すことが権力発生の直接の原因ではないと言っているのよ。
>ぬすみみる
あの〜盗み見ている相手を見なければ、つまり盗み見ている相手とむきあわなければ
盗み見られていることすら、気付かないでしょ。
>「顔をそむけることで」権力関係がうまれることを主張する
これについては外部云々という所をよく読んでちょうだいな。外部を見る
ことは特権的なことなのだよ。
802 :
名無しのオプ:02/05/18 13:29
ダジール、結局おまえ駆にハァハァしてただけちゃうんか? と小一時間(以下略
外部は「ないもの」としてしか存在しないんだっけ?
とすると「外部を見る」とは夢想的な特権?
804 :
名無しのオプ:02/05/18 15:39
>でもカケルが「そして誰もいなくなった」みたいな推理小説を読んでるとは意外だった。
前提として読んでないと議論が進まないからね。
805 :
名無しのオプ:02/05/18 15:56
文庫哲学者の密室は鉄鼠のブ暑さを意識してと思われ
806 :
名無しのオプ:02/05/18 15:58
807 :
名無しのオプ :02/05/18 23:49
セラフィムのつづりを教えて!
808 :
名無しのオプ:02/05/18 23:52
seraphim
809 :
名無しのオプ:02/05/18 23:54
セラフィム(熾天使), seraphim.
810 :
名無しのオプ:02/05/19 00:06
現象学について詳しく知りたいけど
何から読めばいいのかわかんなぃょぅ
>810
竹田青嗣 「はじめての現象学」でも。
熾天使の熾って何?
813 :
名無しのオプ:02/05/19 00:59
>>811 ありがとう。
明日書店で探してみます。
814 :
名無しのオプ:02/05/19 01:40
おき 【燠・熾】
(1)「おきび(熾火)」に同じ。「―をかき立てる」
(2)消し炭(ずみ)。
「熾す」と書いて「おこす」と読む。炎を熾して燃え盛らせる意。
詳しく知ってる人続き頼む。
815 :
名無しのオプ:02/05/19 04:46
>813
水をさすようだが「はじめての現象学」は高いぞ。
同じ青磁の「現象学入門」の方を勧めるね、俺は。
でもお前は現象学について詳しく知りたいんだろ?
フッサールのイデーンを読めよ。
>>801 返答をありがとう。しかし残念ながら君の回答は30点にも
みたない。まず前提にカケルが語っている概念そのものを
君は理解していないようだ。<むきあう>というのは
君がいうような第三者の立場からながめて鳥瞰しているわけでは
ないんだ。それはだから<ぬすみみる>ことの前提になるような
ものではない。<見る><見られる>という関係を壊すような
我-汝なのだ。だからブーバーを引き合いにだしたのだよ。
「盗み見ている相手と<むきあう>」などというはずかしことを
言ってはならない。カケルの<むきあう>という概念はすでに
成立した時点で<見る><見られる><ぬすみみる>ことすべてを
消去してしまうものなんだよ。三〇六頁から数ページをよく読みたまえ。
つまり<むきあう>ことは権力そのものを消去することだ。それを
論拠として、フーコーによるあのベンサムの発明を批判することは
そもそも背理なんだよ。視線をさえぎることで権力が誕生するなんて
フーコーはいっていないし、<むきあう>関係については
フーコーは主体化作用によってまったく別のアプローチをしている。
だから、小説のダジールに展開させているお話は間違っていると
いっているわけさ。しかもカケルの三つの視線のトポロジーでは
お話の中のダジールの説にさえ、答えられないことが生じる。
視線が孤立化させられる状態だ。現象学づけになると視線の先ばかり
おってしまうのだが、そもそも人間とは切り離され<視線>だけが
対象ももたずになげだされる。それが監視という権力だ。この
<視線>だけが外部も内部もなく浮遊することを<ぬすみみる>と
よんでいるのだ。
つくづく無知な人は自分の無能さを知らないものだ。
なぜカケルが内と外を出たり入ったりすると思う?
あの活動家を<ぬすみみる>ためじゃないか?もし
彼と<むきあい>に至ったら、どうなる。殺してしまうだろう。
向き合いが前提とならず、しかも浮遊する窃視が
特権的になるというのは、こういうときに使用するのだよ。
あっ地震だ
818 :
名無しのオプ:02/05/19 05:06
819 :
名無しのオプ:02/05/19 09:41
笠井は最低だね。
井の中の蛙大海を知らずというが
はっきり言って話にならない。
最も下らない作家の一人。
高い割には中身がスカスカ。逝ってよし。
>819
お前が井の中の蛙
>819
お前が中身スカスカ
822 :
名無しのオプ :02/05/19 11:45
はっきり言って話にならない819。
823 :
名無しのオプ:02/05/19 12:09
「はじめての現象学」ってなんかエロいな。
825 :
「はじめての現象学」:02/05/19 12:48
わたし…はじめてなんです…優しくしてください…あっ…乱暴なのは許して…
826 :
名無しのオプ:02/05/19 13:20
おにいちゃん こんどはげんしょうがくだよ♪
827 :
ネタバレ注意!ネタバレ注意!:02/05/19 13:26
>816
>視線をさえぎることで権力が誕生するなんてフーコーはいっていない
>そもそも人間とは切り離され<視線>だけが 対象ももたずになげだされる。
>それが監視という権力だ。
見返すことを禁じることがフーコーのパノプティコン理論の肝。
見返すことを禁じられた囚人は一方的に見られる対象として徹底的に
客体として扱われる。外面的な身体を監視者に把握されることによって
囚人は残された唯一の自由の場である内面に向かう。ここで純粋な
内面性に還元されるわけだ。しかし囚人は監視塔から見られているかも
知れないという可能性から、自分で自分を監視することになる。
囚人は監視者の眼を内面化するわけ。ここでようやく近代的な監視し
管理する規律権力が成立する。
駆はこれに対して、見る、見られるは元々非対称的なものであり、
パノプティコンによって初めて非対称になったわけではない、と
言っている。内と外を往還することの方が更に本源的な権力の
本質と言っているのだ。
828 :
ネタバレ注意!ネタバレ注意!:02/05/19 13:27
盗み見るは何を言いたいのかわからない。辞書的な意味では
駆がイリイチを岩陰から見ていたように、相手に気付かれないよう
こっそりと覗き見るといった所だろう。ところがそうじゃなくて孤立化した
浮遊する窃視という意味合いで使っているようだ。まず孤立化した
視線というのが君の勝手なフーコー解釈であって他人には通じない。
それに駆がイリイチを盗み見ていたのはパノプティコンとは決定的に違う。
駆が盗み見ていたとき、イリイチはそれを知らなかったのだから。
>カケルの<むきあう>という概念はすでに
>成立した時点で<見る><見られる><ぬすみみる>ことすべてを
>消去してしまうものなんだよ。
駆はむきあうことは謎めいたものに見られること、
謎めいたものを見る経験と言っているよ。
むきあうということは見る、見られる経験の一番基礎的な部分。
これがなくちゃあ始まらない。消去なんてとんでもない。
829 :
ネタバレ注意!ネタバレ注意!:02/05/19 13:27
>たとえばパノプテイコン
>を説明するくだりで、カケルは「常にみられているわけではない」
>ということを引き合いにだして、この視線によって権力がささえられる
>わけではないことを語り
どこにこんなことが書いてありましたか?
><むきあう>というのは
>君がいうような第三者の立場からながめて鳥瞰しているわけでは
>ないんだ。
だからどこに書いてあるんですか?いつこんなことを言いました?
書いていないことを元に他人を批判するのはやめましょう。
>なぜカケルが内と外を出たり入ったりすると思う?
>あの活動家を<ぬすみみる>ためじゃないか?
少なくとも笠井の意図が違うことははっきりしている。
犯罪の現場に立ち会うため。別に盗み見ることに
よってイリイチに対する権力を獲得しようとしたわけではない。
それにナディアの「イリイチを殺す気なの?」という問いかけに対し
「わからない」と答えている。いったい何を根拠に殺すと決めつけているの?
盗み見るってのは、カケル説では
盗み見る対象を概念としてだれかと「ならびみ」る
ことになるでしょ。
831 :
名無しのオプ:02/05/19 14:40
つうか「盗み見る」んじゃ他者との関係は生じねえだろ。
「むきあい」や「ならびみ」は他者との関係を説明する用語だぞ。
832 :
名無しのオプ:02/05/19 15:05
庭師は枝でも切ってな。
833 :
名無しのオプ:02/05/19 16:28
819は縦読み
834 :
名無しのオプ:02/05/19 16:34
全っ然気付かなかった…
>>833よ、ありがとう。
835 :
名無しのオプ:02/05/19 16:54
哲学かじった人間じゃないとついていけないな。
笠井が書いてるのは教養の部類に入るレベルなのか?
836 :
名無しのオプ:02/05/19 17:01
819=833?
>>827 そんなに夢中で言い返してもだめだよ(笑)
しかし今度は間違っているが、なかなか良い回答だ。
いいかい、君が書いてるのはフーコーの解説書だろう。
フーコーは犯罪者の心理学を書いたのではないんだよ。
外的な監視を、内的なものにするなんていうのは
パノプティコンの機能の一要素にすぎない。犯罪者は
内的な監視にさえ、反動的であろうとすることをフーコーが
考えていないとでもいうのかな。君の刑務所は脱獄を
考えない犯罪者ばかりなんだね。
監視の視線が、人間の肉体をはなれて、監視搭に宿るときに
はじめてその装置が権力的なものになる。<視線>の機能が
<監視搭>といっしょになるんだ。塔を<見る>ものは
つねに非人間的な<監視搭>の視線に<見返される>。
内面化されるだけでなく、つねに見るたびに権力は生成される
のだ。そういう装置についてフーコーは分析しているんだよ。
だからカケルの内と外を往還することが特権的だというのは、
フーコーの理論に関しては、なんの関係もない。君にでも
理解できるようにいえば、監視する人間が塔にいようが、いまいが
内にいようが、外にいようが<視線>をつくりだす<監視搭>には
なんの関係もないということだよ。
今度も間違っているが、前よりは良い回答だね。
君にでも理解できるようにいえば、庭師は枝でも切ってな、ってこと。
>>828 君が827や829を続けて書いてくれている人なら、
上の解説を読むことで、自省的に理解できるだろうけど、
そういう知性をのぞむのは無理かな。なにしろ
内容の説明ではなく「どこにかいてました」としか
いえず自分は出典も示せないんだからね。カケルが
パノプティコンなわけがないだろう。フーコーは建物という
装置に<視線>が宿ることをいっているのだから。
そういう理論とは別のものですよと最初から書いてるが
わからないかな。それをないまぜにするから間違っている
と指摘してるんだよ。
また<ぬすみみる>というのはフーコーの理論とは区別して
考察していただきたい。カケルの理論系に則しながら、
人間の肉体をはなれて<視線>が機能するとはどのようなもの
かを抽出したまでだ。小説のダジールの裏書をしたんだよ。
他者とはすべて夢であるなら、視線は何をみているのだろう?
盗み見ているのはなんなのだろう?内側と外側をくぎる
線はどこにあるのだろう?そういう問いが<視線>を孤立化
させているんだよ。
反論できないほど脳みそが薄いのなら
枝でクビをくくってくれ
>>831 残念ながら<むきあい>は他者との関係を説明する用語ではない。
君も先に指摘したページをよく読むと良い。
どうも異常な反動形成で、私の理論が反-笠井だと
おもっている御仁がいるようだが、それは逆だ。
彼の小説は魅惑的だし、知的なモザイクとして
他に並べられるものが、最近はないくらいだ。
ただし哲学理論には、固有名をわざと使わないで剽窃している
ように、かなり湾曲してつかっていることは確かだ。
それを信じて、いかにもその思想家をわかったように語るのは
かえって笠井氏にとっても迷惑な話だろう。
そういう悲劇的なファンをとらえるのも、しかたがないのかも
しれないが。
>>835 あなたには謝らなければならない。
私の書き方では、哲学を知らないとまるで小説を
楽しめないように感じられたかもしれない。
そんなことはむろんありえない。
私が書いているのは、一つの楽しみ方にすぎない。
申し訳なかった。
844 :
名無しのオプ :02/05/19 19:06
庭師のような「自分の主張の正しさを疑わず、反論するものはみな馬鹿」という決めつけをもつ人間に知性をのぞむのは無理かな。
まさに笠井氏にとって悲劇的な読者さんだこと。
>犯罪者は
>内的な監視にさえ、反動的であろうとすることをフーコーが
>考えていないとでもいうのかな。君の刑務所は脱獄を
>考えない犯罪者ばかりなんだね。
これは監視塔を見るたびに権力が生成されても同じだろう。
別に全ての囚人が監視者の視線を内面化することに成功
するとは言っていない。どこにも。
>監視する人間が塔にいようが、いまいが
>内にいようが、外にいようが<視線>をつくりだす<監視搭>には
>なんの関係もないということだよ。
監視塔に監視者がいるか、いないかは関係ないというのは同意。
極端なことを言えばパノプティコンにただの一度も監視者が
入ったことがなくても機能しうる。ただ監視者が監視塔に自由に
出入りできる存在であることは必要。
>フーコーは建物という
>装置に<視線>が宿ることをいっているのだから。
パノプティコンの監視塔は規律権力の典型的な例で
あって、規律権力に建物が必須であるわけではない。
軍隊、学校、病院。監視塔にあてはまる建物は必ずしも
必要ではない。君が言う監視塔を見て見返されるたび
に権力が生成されるというのは、監視塔を見て監視者に
見られているかもしれないことを意識するというだけのこと。
大切なのは全てを見られている可能性があり、見られているか
見られていないかわからないということ。管理し、訓練する
客体にされること。
>外的な監視を、内的なものにするなんていうのは
>パノプティコンの機能の一要素にすぎない。
すぎないどころかここが大事な所。なぜパノプティコンが
軍隊、学校、病院のモデルとなったか。それは〜しろ、という
規律を身に付けさせるために有効だったから。軍隊の眼を
内化することによって軍人は自分で自分の身体を管理し
理想的な身体にしあげることができる。学校もそう。先生の
眼、権力の眼を生徒が内化することで、生徒を模範的な生徒
にすることができる。(それが良いことだとは言わないけどな!)
組織的に身体を訓練する制度。それが近代的な規律権力。
>「どこにかいてました」としかいえず
こんなこと言っていない。フーコー理論の内容を説明していますが?また捏造。
>自分は出典も示せないんだからね。
まずお前が示せ。何故こういうことが言えるのだろう?というか引用ではなく
内容をまとめながら話をしてるのにP〜といちいち書くのは無理だろ。
><視線>だけが外部も内部もなく浮遊することを<ぬすみみる>と
>よんでいるのだ。
まずこれが単なる自己満足。君以外誰も盗み見るを理解していない。
そもそも浮遊する視線が誤ったフーコー解釈の結果なのだから。
理解できるはずがない。というか浮遊する窃視とか、孤立化
とか自分で言っててわかっていないでしょ。言葉に酔ってるだけで。
>そういう理論とは別のものですよと最初から書いてるがわからないかな。
>また<ぬすみみる>というのはフーコーの理論とは区別して考察していただきたい。
と書きながら
>そもそも「いつ見ているかわからない」という浮遊した監視の視線そのもの
>がパノプテイコンに権力を与えるのだ。
>そもそも人間とは切り離され<視線>だけが
>対象ももたずになげだされる。それが監視という権力だ。この
><視線>だけが外部も内部もなく浮遊することを<ぬすみみる>と
>よんでいるのだ。
などと書いている。どう考えてもパノプティコンの権力は浮遊する視線で
それを『オイディプス症候群』の概念群に当てはめると盗み見るになると
言ってるとしかしか考えようがない。
俺が駆がパノプティコンと違うと言うのに対し、建物に宿るとかレスしてるけど、
それまでそんなこと一言も言ってなかったね。なんで急に解釈が変わったの?
最も間違ってるのだから言ってても同じことだけど。それに浮遊する視線が建物に宿るとか
それを盗み見ると表現したりして、日本語感覚がおかしい。
>ただし哲学理論には、固有名をわざと使わないで剽窃している
>ように、かなり湾曲してつかっていることは確かだ。
哲学者を登場人物として出しているが、小説の舞台と哲学者の活躍してた時代
が必ずしも重なるわけではない。なら架空の人物にするだろう。 歪曲目的で
ないことは明らか。ちなみに『群集の悪魔』は実名。それに評論では勿論実名。
><見る><見られる>という関係を壊すような我-汝なのだ。
>カケルの<むきあう>という概念はすでに
>成立した時点で<見る><見られる><ぬすみみる>ことすべてを
>消去してしまうものなんだよ。
>もし彼と<むきあい>に至ったら、どうなる。殺してしまうだろう。
これらのことにきちんと反論したけど、都合の悪いことは完璧に
無視してるね。まるで魔人だ。それに結局
>カケルは「常にみられているわけではない」
>ということを引き合いにだして
>君がいうような第三者の立場からながめて
これらの出典は示されないまま。駆は、俺はいつこんなことを
言ったのだろうか?謎だ。
今自分の書き込みを読み返しても特に挑発的なものだったとは思えない。
普通の反論だと思う。なのに何故か庭師は俺への罵倒を連呼。
たぶん800の書き込みをした時「すごいね」とか誉められたり>835のような
書き込みに>843みたいなレスを返したかったんでしょう。俺は哲学を
知ってるぞ、と。ところがついたレスは誉めるどころか反論だった。
で、きれちゃったんだね。反論の中身は関係なし、反論されること自体が
許せないんだね。匿名掲示板でコテハンを名のるような自意識過剰
人間だから。たぶんリアルでも他人をけなして自己の優越を保とうとする
卑小な(物理的な意味でも)人間なのでしょう。>800の第一パラグラフ
を見ても分かるように中身のない自己満足の文章を書いたりします。
他人を中傷して、自分の文章に酔いしれて。庭師とはそんな人間ですね。
>これについては外部云々という所をよく読んでちょうだいな。外部を見る
>ことは特権的なことなのだよ。 (>800)
に対して
>向き合いが前提とならず、しかも浮遊する窃視が
>特権的になるというのは、こういうときに使用するのだよ。 (>801)
と返すことからわかるように反論されたことを相当根に持っています。
相手の口調を真似るのは小学生が相手を馬鹿にするときによくやることですね。
というわけでこれ以上続けてもただの中傷合戦にしかならないと思うので
もうやめます。こちらの反論に対し都合の悪いことは無視して、自分の誤った
フーコー理論に拘泥するんじゃ議論になりませんから。それにこの手の
人間は勝つまでやる、というタイプなのできりがありません。他の住民の
皆さん電波の相手をしてごめんなさい。放置すべきでした。
>庭師
もう一切書き込まないので好きなだけ中傷して自己満足にひたってください。
>監視の視線が、人間の肉体をはなれて、監視搭に宿るときに
>はじめてその装置が権力的なものになる。<視線>の機能が
><監視搭>といっしょになるんだ。塔を<見る>ものは
>つねに非人間的な<監視搭>の視線に<見返される>。
ま、↑この文章だけで、庭師がフーコーを理解できていないのは一目瞭然。
ところで801よ、言いたいことは分かるが、あんたもちと長すぎ。
852 :
名無しのオプ:02/05/20 00:19
不吉なこと言うようだけど、庭師=魔神じゃないのか?
853 :
名無しのオプ:02/05/20 01:43
庭師はほぼ確実に高卒
フーコーを理解できないおつむの弱い人間が批判したところで説得力なし!
>>845 中傷しているわけでも議論しているわけでもないんだ、これが。
恐ろしい被害妄想のかたまりのようだ。すべて自分に
向けられた反論は、中傷と思うらしい。
あまりに理解力が無いので箇条書きにしておく。
●監視搭に出入りすることは必要って、それはどういう意味だろう。
出入りできない監視塔というものがこの世にあればの話だが
●さまざまな規律の装置として応用されるのは正しいのだが、
だからこそ<視線>の孤立化ということが前提になっている。
肉体から<視線>が離れたときにおこる効果だ。それを理解しなさい。
●フーコーの著作のどのへんをまとめたものか知らないが、
だいぶ読解力がないらしい。なんども肉体からはなれた<視線>という
ことを説明しているのだが、『言葉と物』にも主題化されていた
<視線=まなざし>の問題を捏造という言葉でのべる自体に、無理解だということを
あらわしている。
●視線のトポロジーについて君はなにも反論していない。外部とか内部とかの
あたりをよんどいてなどと書いている程度だ。<むきあい>を
そもそも一般的な対人関係で説明することは、ナンセンス。
●第三者の立場とは、君に対する敬意でのべた言葉である。本来なら
こういうべきだった。なにも考えずしゃべる立場と。
●他者に自意識過剰をみる人間は、君自身が自意識過剰ということだ。
話者を特定させて、しゃべることをさして、そのように解釈する
君自身。なにごとにもわかったような言い方をして満足する
自分自身。自分から反論をしかけて、逃げ出す自分自身にあることを
告げておく。
●哲学など知らなくてもよい、作品を楽しみたいといっているだけだ。
曲解することにより810自身のコンプレックスが露呈した。
出直しておいで。
たくさんの人間のふりをして夢中で自分の頭の
悪さを宣伝するのはやめたまえ。
それから高卒だろうがなんだろうが学歴とどう関係あるのだろう?
アナタの頭はどうなっているのだ。病院にいきなさい。
なんでミステリー読むのにフーコーを理解しなくちゃならんのだ?
オマエ、そうとうにいかれてるな。
857 :
名無しのオプ:02/05/20 02:30
喧嘩は( ゚v^ )オイチクナイ
見苦しい。
いやあ、これは…(略)
860 :
名無しのオプ:02/05/20 02:38
笠 井 ス レ も 荒 れ だ し ま し た
861 :
名無しのオプ:02/05/20 02:43
>>850 オマエが、姑息な庭師の挑発に釣られただけなんだよ。
みんな笑ってるぞ。よくもまあ、愚につかんこと長々と。
862 :
名無しのオプ:02/05/20 02:47
初 心 者 は 半 年 間 R O M に 徹 し て 下 さ い
810さんと庭師さんの論争を興味深く拝読いたしました。
庭師さんはすこし挑発的すぎですよ(w。そんな言い方を
したら、真面目そうな810さんじゃなくても怒ってしまいます。
さてとりあえずフーコーを専門としているので、この
議論について一言だけ申し上げたいと思います。
私も、『オィディプス症候群』を読ませていただきましたが、
810さんは忠実に、その小説を要約されておられるようです。
ただし、今回の対象となっている『監獄の誕生』に関しては、
庭師さんが書かれておられるようにパノプティコンという建築構造が
どうやって〈従順な主体〉を形成していくかということを分析
しており、まさに建物がなげかける視線の配置によって、庭師
さんの言葉なら「<監視搭>に視線が宿ることによって」
監視の状態がいかに持続されるかということが問題になっています。
意地悪く庭師さんのように「浮遊する視線」などというフーコーの
『Dits et Ecrits』に出てくるような用語を、いきなり810さんに
いっても理解できないのではないでしょうか。
たぶん権力が主体化されるという仕組みを小説では見事に説明
していて、それに感動されて810さんはお書きになられたのだと
思います。しかし『監獄の誕生』という書物では権力は、身体への
規律をつうじて、きわめて物理的な要因が主体に働きかけを
行なっています。ですから810さんが「犯罪者が内在的に自己を監視する」
という解釈はすこし性急なかんじがします。フーコーにとっては
主体はつくられるものであり、監視するものを分裂的に心理機構の中へ
内在化するものではないのです。このことを詳しく論じたのが
後年の『知への意志』などの書物からですが、ここでは主体という考え方が
刷新されているので、同一に論じることは難しいです。
それにしても庭師さんは、不親切ですね。肉体から<視線>が遊離すると
いう『言葉と物』の表現を使って、身体の規律を説明するのは
アンフェアですよ。もちろん庭師さんなら、
「だから身体への装飾は二重なんだ」などと皮肉を
いうのでしょうけれども、しかしながら<ぬすみみる>には笑ってしまい
ました。あのバスハウスについてのフーコーのインタビューでしょう?
ちなみにこの文章横読みなんでよろしくお願いします。
865 :
名無しのオプ:02/05/20 04:15
ぜんぜんわかんないので、
フーコーとかこの際、どうでもいいんですけど、849の
人みたいに、ちょっとでも笠井のこと批判的に書くと
夢中で言い返すファンっていうのもすこし狂気をかんじなくもない。
べつに小説としておもしろければいいんじゃないの〜
笠井の小説、おもしろいじゃん。なんか信者みたいでキモイよ。
笠井の読者がみんなそうなわけではないのよん。
たしかに異常な熱意で、810は言い返して反論しているみたいだけど
頭がいいと言われてきた人が、馬鹿にされてくやしいだけなんだよ。
悪気はないでしょ。
864さんも説明してくれたし、ケンカは終了。
庭師さん、810さん、他のひとになりすましたりして
ぶりかえさないでね。もうフーコーはおなか一杯。
こんど言い出した奴がいちばん迷惑。
みなさんじゃないよ。
810と書いてあるのは庭師タン、そして「専門」タン、866-867。
庭師たんが番号まちがえて、みんな810って真似しちゃったんだね。
ほかの人は別の番号にレスつけてるもんね。
どっちでもいいです。とりあえず、フーコーおたく二人の
話題はこれでおしまい。別の場所でやってね。
うは〜監視されてるよ
とりあえずサゲ進行ね。ずっと見てるの?
んなあ、ことはない。あんたとたまたま
いっしょになっただけ。
ほとんどチャット状態だね
876 :
名無しのオプ:02/05/20 12:55
864こそ本物の知性。
庭師も見習えよ。きちんと理解してな。
877 :
名無しのオプ:02/05/20 14:01
>>869 810と書いてあるのは庭師タン、そして「専門」タン、866-867。
同一人物。ジサクジエン。
878 :
名無しのオプ :02/05/20 14:44
>●他者に自意識過剰をみる人間は、君自身が自意識過剰ということだ。
だからそれはお前のことだろ(w
庭師って自分はいつも特別だと思ってるのかね。
典型的な独善者やね。
878→DQN
いつまでも、しつこいぞ。
オマエ、ほんとの馬鹿だな。
881 :
名無しのオプ:02/05/20 16:03
>879,880
だから釣られるなよ!
801の粘着書き込みは放置
881もアゲないように
あーあ、「専門」に弱いのね。
864の文章はひどく恣意的で突込みどころ満載なんだけど、ま、読む人が読んだら分かるか。
私は801じゃないけど、蒸し返すつもりはないんで放置してください。
884 :
名無しのオプ:02/05/20 16:58
みんな仲良くして( ゚д゚)ホスィ
喧嘩( ゚v^ )オイチクナイ
>883=801
もう結構です。あんたが801なのは誰でもわかるから。
ちゃんと勉強してから突っ込まないとこういうことになるんだよ。
小説読んでまとめてるだけじゃだめだよ。きちんと答えてくれた
人にまで突っかかってるんじゃないの。
仕切りなおし。
なぜ笠井の小説に出てくる論争はおもしろいのだろう。
それは論争が真理を追究しているからだ。
自信過剰な庭師くんや、書き写しの801君のように
くだらない突っ込みなどはいっさいしない。
そもそも庭師はないかをわかっているなら、ナディアに話すように
話さないといけないし、801は知りもしないことをわかった
ように書いてはいけない。そういうことをするから
議論がつまらなくなるのだ。笠井の小説を読んでるなら
それくらいのマナーを守りなよ。
887 :
名無しのオプ:02/05/20 17:10
やれやれ、知識を振りかざされても俺とかには本とのところはわからん。
できればその知識によって「作品」を論じて欲しいもんだ。
「オイディプス症候群」のフーコー論が正しいとか間違ってるとかは別にしてね。
ミステリー小説を楽しみましょう。
>>883 オマエさ、ケンカを折衷しようとして、名乗りでてくれた
人にまで食いつくなよ。明らかに801が間違っていることが
証明されて、しゃしゃり出てくるのは本人しかいないじゃないか。
801は頭が悪い以前に、性格がねじまがってる。
889 :
名無しのオプ:02/05/20 17:22
そうなんだよな。笠井の読者の中には
哲学的なことが書いてあるからと言って
自分がわかったように論争をしたがるやつが
おおすぎるよ。そんなの専門の本読まなきゃわからないって。
ミステリーはミステリーとして楽しめばいいのにな。
もう801は放置するがよろし。
庭師だけに食いついてくらさい。
別のスレでやってください。
前にも書いていた人がいたけど「オイディプス」の最後の
シーンいいね。あんな台詞が用意されているなら、
恋について駆がいった言葉もべつの意味がでてきたりして。
でもカケルがナディアの涙をぬぐうなんておかしくない?
そんな人格かな?
こんどばかりは、駆が、(mail欄)で
ナディアを傷付けたのではないかと思ったのではないかな。
事実なんだけど、残酷な事実だよね。
いつもの人格とちがう意外性が逆に、感動してしまった。
895 :
2ちゃんねるで超 〜有名サイトだよ:02/05/20 19:00
最初の連載じゃ、駆がほんとに夢の中にしか
でてこなかったんでしょ。ドグラマグラ
みたいになるのかとおもった。
>>893 『哲学者』でナディアのサンドイッチをむさぼり食ったあたりから別人に入れ替わったと思われ
ナディアをサンドイッチファック
899 :
名無しのオプ:02/05/21 01:35
シモーヌ・リュミエールにはイザベル・ユペールでどうか、
などとはるか以前の話題を突然ぶり返してみるテスト。
終末はは近い900げっちゅう
901 :
名無しのオプ:02/05/21 01:48
(゚д゚)カサイー
オイディプス、ラストも驚いたけど、(メール欄)にも驚いた
カケルたん(;´Д`)ハァハァ
カバたんにも(;´Д`)ハァハァ
(メール欄)にいちばん驚いたよ。
てことはあと数作で完結?
904 :
名無しのオプ:02/05/21 11:33
いつか9.11をテーマにしたカケルの本質直感が炸裂するのだろうか?
同時多発事件とアリバイトリックとか。
その前にイリイチは死んでるだろうな。(メール欄)で。
でもって倒すべき悪を見失った駆たんはテロに走る・・・と(w
906 :
名無しのオプ:02/05/21 14:34
多分最終作は本格ではないような気がする。なんとなく。
最後はSFオチ。
>>907 ミステリで引っ張っておいてラストがSFなんて、(メール欄)のようだ。
909 :
名無しのオプ :02/05/21 20:42
米ソの核戦争が始まり地球が滅びようとする時
カケルとナディアが一つに結ばれ、エクスタシーの頂点で
迸った霊的パワーが奇跡を起こし、人類は救われた。
矢吹駆シリーズ、完。
矢吹駆が竜王翔に変身して終わり。
さながらボンバーマンの如く。
911 :
名無しのオプ:02/05/22 02:07
ねえ、ヴァンパイアー戦争ってどうですか?
今の時代に読むに耐えうるストーリー展開ですか?
912 :
名無しのオプ:02/05/22 12:06
568 :名無しのオプ :02/05/19 07:48
>>567 >ドキュソ笠井が、和光中退の過去を消しにかかってるのが見え見えやん。
って、んなアフォな。
たしかどっかで「史上最強の中卒」と自称だったか自認だったか
してたはず。
569 :名無しのオプ :02/05/19 08:43
>>567 > エラソーなことばかり書く笠井潔が和光大学中退の学生運動家崩れなドキュソ
和光大学じゃなくて和光高校じゃなかったっけ?
大学中退なら高校は卒業してるだろうから中卒にはならん(藁
913 :
名無しのオプ:02/05/22 13:15
高校中退→和光大学入学→同大学除籍
なんか話題がループしてるぞ。
915 :
名無しのオプ:02/05/23 00:05
916 :
名無しのオプ:02/05/23 01:16
ねえ、ヴァンパイアー戦争ってどうですか?
今の時代に読むに耐えうるストーリー展開ですか?
917 :
名無しのオプ:02/05/23 01:47
918 :
从‘ー‘从:02/05/23 01:48
>>917 それは「ノヴァ・ノヴァ」の後書きで知りました。
KGB、ソ連、冷戦などのモチーフが古くさくないかが気がかりです。
ぐだぐだいわずに古本屋で手に取ってみるべし。>918
(個人的にはモチーフが古い以前に内容がつまらないと思ったが。)
920 :
羊バンター:02/05/23 15:21
「哲学者の密室」文庫を再読して、勢いで「バイバイエンジェル」も再読したんです。
したら、異様に些細なんですが疑問が・・
「密室」で某氏を見張っていたカケルがお腹をすかしていて
「バゲットにパテを挟んだサンドイッチを旺盛な食欲で」食べました。
「エンジェル」では、一日一食、
「一握りの小麦粉と野菜屑、たまに羊肉」
でいいのだと断言してた人にしては・・
(だいたいその食べ物はなんなんでしょう、お好み焼き?)
カケル焼き。
別名、本質直感焼き。
全体の支点になる部分に切れ目をいれてから食べる。
922 :
名無しのオプ:02/05/23 15:53
三文作家の話題で盛り上がるの、
もうやめれ、この板そのものの権威を疑われるよ。
板の権威なんか気にしてませんが何か?
つか権威主義を暗に標榜する923は魔人?
そういや魔神タンが消えてひさしいが、名無しとして潜伏していたのかもな(w
926 :
名無しのオプ:02/05/23 20:03
つうかミス板に権威なんてあったのか?
板の権威ってアンタ(w
でも笠井がイタイ学歴なのは事実だYO
学歴にこだわる927は板の権威にこだわる奴と大差ない。
927こそ魔人か?
929 :
名無しのオプ:02/05/23 23:44
学歴粘着アンチには「バイバイ・エンジェル」の良さは一生わからないだろう。
つまらないことに拘泥して作品が楽しめないってのは
凄く不幸なことだと思うよ。哀れな人が少なからずいるもんだねえ。
自称「最強の中卒」じゃなかったっけ? どこかに書いてあったような。
932 :
名無しのオプ:02/05/24 01:03
過去ログ読もうぜ(w
それを説明してあげても粘着してくるやつがいるので困ってるんです(w
じゃあ次のスレでは1に煽り叩き対策として
笠井の個人データ貼っとくことにしようか。
その方が話が早いかもしれん。
別に隠すようなことじゃないし。
誰かテンプレ作ってくれやす。
937 :
名無しのオプ :02/05/24 01:34
熾天使の夏、読んだんだけどカケルの第一の離脱ってルーレットだったの?
>>937 「サマー・アポカリプス」ではチベットの山で第一と第二が
訪れたと書いていたように思う。記憶違いだったらスマソ。
なんかこのスレではずいぶん笠井の小説と哲学云々が話題になるけど、
個人的にはオイディプスに関してはエイズを中心のネタにしてる自体で萎えた。
今更かよってのもあるし、「病気」ってものをなんか哲学的に深い意味があるみたいな解釈するのってよくあるけど、どうかと思うなあ。
病気は病気。別に象徴的意味あいなんてない。
まあエイズの場合は、感染ルートに社会学的な意味ってのはあるだろうけど。それとこれとは別だろ。
940 :
名無しのオプ:02/05/24 03:19
>>939 「オイディプス症候群」がEQに載ったのが何年前か考慮すればあまり萎えない。
え!メタファーだと思えば別になんともなくない?
942 :
名無しのオプ:02/05/24 08:08
>>939 本の中にも出てきたような気がするが
あきらかにスーザン・ソンタグのエイズ論への批判と思われ。
ソンタグがエイズを、基本的にガンと同質なモノとして
ヒロイックに隠喩化したのが気に入らなかったのだと思うんだが。
時期的にも日本に翻訳された頃だし。
943 :
名無しのオプ:02/05/24 16:47
駆が最後の最後に指摘する例の「真相」、べつにわざわざ言わなくてもいいような
気がするんだけど・・・
なんかナディアを傷つけるためとしか思えないような・・・まるで好きな女の子に
わざと意地悪するみたいで・・・
しかも自分で泣かせといて自分で慰めてるし・・・まさか・・・!?
944 :
名無しのオプ:02/05/24 16:58
>>811で紹介されてた「はじげん」がどこにも置いてない……
鬱だ……
笠井が中卒を売りにしてるのって、
これも通常とは逆な意味で学歴を売りにしてることになると思う。
どこぞの先生と変わらないよ。
勉強嫌いでもこんな凄いもの書けますという自意識が見え見えやん。
実は内容は大したことなくて、萎えというケース多し。
946 :
名無しのオプ:02/05/24 21:02
>>945 またカスが来たよ!(ワ
中卒を売り物にしてる? いつ? どこで?
あとがきに毎度書いてるか? インタビューでいつも言ってるか?
低学歴の主人公が一攫千金手にするストーリーの小説、笠井潔が書いてる?(プププ
>945
>実は内容は大したことなくて、萎えというケース多し。
読んでからモノ言えよ屑野郎。
読んだんなら中身について批判しろよ糞野郎。
万が一にも「釣れた!」とか言うなよ? もうそんなん飽き飽きしてんだよ下司野郎。
えらい学歴にこだわってるようだが、なんかコンプレックスでもあるのかい?
948 :
名無しのオプ:02/05/24 23:13
>>944 Amazonで頼めば問題解決だ。
2〜3日で配送になってたぜ(一応)。
¥1700だから送料も無料だ。
950 :
名無しのオプ:02/05/25 19:08
幼女のナディアたんに現象学を教えるゲームですか?
(;´Д`)ハァハァ
笠井は中卒のロリコンかもと思われ、
そんな笠井に萌えるスレ住人いたいでちゅう。(W
誰か新スレ立ててケロ。
これ以上哀れな952を晒すわけにはいかんのだよ。
>921とはじげんワラタ(w
誰も1000取らないの?
957 :
名無しのオプ:
1000kava,.