笠井潔 part7

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1名無しのオプ
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笠井潔 part6
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1161967536/

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笠井潔はどうなんでしょうか?
http://book.2ch.net/mystery/kako/974/974069380.html
【作家】笠井潔【論客】
http://book.2ch.net/mystery/kako/1022/10223/1022333731.html
【直観】笠井潔part3【萌え】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1035708963/
笠井潔Part4-すべてよし-
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1062329478/l50
【直感じゃない】笠井潔5【直観だ!】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1089261977/l50
2名無しのオプ:2008/07/19(土) 07:37:58 ID:tyq+0DNq
<矢吹駆シリーズ>               <コムレ・サーガ>
1979『バイバイ、エンジェル』      1982〜1990『ヴァンパイヤー戦争』
1981『サマー・アポカリプス』        1983〜1988『巨人伝説』
1983『薔薇の女』               1986〜1987『サイキック戦争』
1992『哲学者の密室』           1987『エディプスの市(まち)』
1997『熾天使の夏』             1989『黄昏の館』
2002『オイディプス症候群』        1991『ノヴァ、ノヴァ』
2008『青銅の悲劇 瀕死の王』

<私立探偵飛鳥井シリーズ>       <その他>
1995『三匹の猿』               1988『復讐の白き荒野』
1996『道 ジェルソミーナ』        1988『嵐が丘 鬼丸物語』
2003『魔』                     1993『梟の巨なる黄昏』
                       1996『群衆の悪魔 デュパン第四の事件』
<天啓シリーズ>                 2001『天使は探偵 スキー探偵大鳥安寿』
1996『天啓の宴』               2008『吹雪の山荘―赤い死の影の下に』(リレー小説)
1998『天啓の器』

<未単行本化連載作品>
『無底の王』 (1995〜1996年 早川書房「SFマガジン」連載終了)
『黄泉屋敷事件』 大鳥安寿シリーズ (2000年 「週刊アスキー」連載終了)
『天啓の虚(うつろ)』 天啓三部作 (1999〜2004年 双葉社「小説推理」連載終了)
『壷中の魔』 私立探偵飛鳥井シリーズ (2002年 文藝春秋「別册文藝春秋」連載終了)
『吸血鬼の精神分析』 駆シリーズ第六作 (2003〜2008年 光文社「ジャーロ」連載終了)
『煉獄の時』 駆シリーズ第七作 (文藝春秋「別册文藝春秋」連載予定)
3名無しのオプ:2008/07/19(土) 07:39:57 ID:tyq+0DNq
『青銅の悲劇 瀕死の王』
笠井潔/著

出版社名 講談社
発売予定日 2008年7月26日
予定税込価格 2,100円

笠井潔渾身! 待望の矢吹駆シリーズ!!
1988年末、東京郊外の旧家、鷹見沢家に続発する奇妙な事件!
そして冬至の日、会席の席上、当主の信輔が突然倒れる!
旧家に纏わる忌まわしき因縁とは?!
4名無しのオプ:2008/07/19(土) 08:57:55 ID:eYFId05I
熾天使の夏、創元で復刊するね
5名無しのオプ:2008/07/19(土) 12:06:27 ID:X/UJdBs8
へーそうげんですか
6名無しのオプ:2008/07/19(土) 12:50:26 ID:Nz3tPZ7c
帰れ
7名無しのオプ:2008/07/19(土) 12:52:28 ID:Nz3tPZ7c
誤爆した_| ̄|○
8名無しのオプ:2008/07/20(日) 20:54:08 ID:7n924Clk
煉獄の時って光文社じゃないのか。
9名無しのオプ:2008/07/22(火) 02:16:00 ID:uLTA1FnW
ミステリ板で復活だね!
10名無しのオプ:2008/07/26(土) 12:26:51 ID:aEF6i83U
保守age
11名無しのオプ:2008/07/26(土) 13:21:42 ID:NYtOAF9s
「青銅の悲劇 瀕死の王」読了。一気読みしてしまった
長いこと待たされたシリーズものとしてはズコー感が少なくて良作だったと思う
「暗黒館〜」の悪夢再来とかはなかった
自分は学生アリス4作目も結構満足したんだけど、それ以上に満足だった
しばらくぶりに1作目からからまた読み返そうかな
雑誌はチェックしてないので『吸血鬼の精神分析』(=ヴァンピール事件?)にも期待。
でも単行本化いつも遅いよね、、、

中盤の議論でちょっと頭が混乱したところあるんだが、
自分の頭が悪いのかなんなのかまだわからんorz
12名無しのオプ:2008/07/27(日) 07:31:49 ID:qcwdmDax
瀕死の王 いいのか
日本編はこれからさき「〜の悲劇」になるのかな
13名無しのオプ:2008/07/27(日) 09:08:47 ID:g5FVI8UD
青銅の悲劇2200円ですか
そうですか
14名無しのオプ:2008/07/27(日) 12:50:05 ID:r/adNxpI BE:278545128-2BP(2223)
矢吹駆シリーズだったのに最後まで駆出てこなかったよ
ナディアは出てくるよ。駆を殺すとかほざきながら
本名はムラキアスカで矢吹は変名だって




wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
15名無しのオプ:2008/07/28(月) 19:54:42 ID:NN6DJKHV
んーなんつーか矢吹駆シリーズが壊れちゃった感じ。
個人的には青銅の悲劇は無かった事にしたいw
16名無しのオプ:2008/07/28(月) 21:51:25 ID:mjAwqNWT
矢吹シリーズなんか熾天使の夏でとっくにぶっ壊れてる
17名無しのオプ:2008/07/28(月) 23:09:06 ID:zMw4ftqY
笠井って、
蓮実 重彦にコンプレックスあるのかな。
和光大学除籍と東大・東大院・パリ大学だからな。
しょうがないか。
18名無しのオプ:2008/07/29(火) 05:51:06 ID:wK1XOgCj
つーかフランス編先に完結させろや
19名無しのオプ:2008/07/31(木) 14:40:24 ID:qaBc9gXq
青銅の悲劇読み終わったけど、なーんか普通のミステリになっちゃった感じ。
自分が矢吹駆シリーズ好きだったのは思想的なうんぬんが好きだったんだなあ。

本の中で解決されてないけど、宗像にメル欄1送ったのってメル欄2なのかな
20名無しのオプ:2008/08/01(金) 01:07:57 ID:nLKqLcQX
矢吹駆シリーズという帯が大げさだと思う。
飽くまでも外伝的なもので。
違いを出すためあえて思想的なものを封印したと思ったが。

>>19
メル欄2はナディアかとも思った。
21名無しのオプ:2008/08/01(金) 10:07:01 ID:afIjNkkW
青銅の悲劇を本屋で見た
ぶ厚い本はうれしくなる
宗像冬樹が出てくるようだが、
カケルシリーズ以外に読んでおいた方がいい作品ってあるんでしょうか?
(黄昏の館は読んだ)
22名無しのオプ:2008/08/02(土) 14:33:36 ID:zwCheh0a
青銅、駆関係と思想話は寧ろいらんな。
後付で無理やりそれらを埋め込んだという印象。

これは一連の駆シリーズではなく、駆シリーズのブランドで売りたいだけじゃないかと。
流行の偽装駆シリーズだなw
23名無しのオプ:2008/08/02(土) 17:57:32 ID:J6A+/Nfr
『熾天使の夏』  

『バイバイ、エンジェル』 
↓     
『サマー・アポカリプス』
↓       
『薔薇の女』
↓              
『哲学者の密室』
↓                  
『オイディプス症候群』

『吸血鬼の精神分析』 
↓ 
『煉獄の時』

フランス編第8〜10作
↓      
『瀕死の王』

日本編第2〜4作 で完結て


歯抜けでシリーズ出すのは不親切っつーかカヴァタン何も考えてないだけ?
24名無しのオプ:2008/08/04(月) 01:57:23 ID:SeUUYDOF
>>23
フランス編の10作で作品中時系列を無視して何故か日本編の犯人を続々暴露の荒業を期待だなw
25名無しのオプ:2008/08/04(月) 20:26:47 ID:sqk0NIr0
ちょっとくらい質落ちてもいいから存命のうちに風呂敷畳み終えてくれカヴァタン。
26名無しのオプ:2008/08/04(月) 21:22:33 ID:jdxcOrHz
それ、一番難しくない?吸血鬼の連載が終わったことすら。びっくり
27名無しのオプ:2008/08/04(月) 21:35:20 ID:r+g+0W6G
>>23
矢吹シリーズこんな大計画だったっけ・・・
終わるか・・・?
28名無しのオプ:2008/08/04(月) 22:16:43 ID:jdxcOrHz
一応、全10作という構想は初期からあったはずだが、現実的には無理だろう
瀕死の王と吸血鬼が終わっただけでも、たいしたものだ
29名無しのオプ:2008/08/04(月) 23:43:57 ID:995osK4c
ひょっとすると「青銅の悲劇」は、後続の日本編2作目以降と併せて話が完結するのかも。
一つ謎が残ってるし、カケルシリーズなのにカケルが出てこないで事件が解決してしまうのもおかしい。
2作目以降でカケルが現れて、カケルの推理で今回の事件の真相がひっくり返るとか。
30名無しのオプ:2008/08/05(火) 05:24:10 ID:S73VZ4su
駆シリーズ全14作w
順追っって刊行ならともかく、歯抜けで未完とか勘弁してくれよ
31名無しのオプ:2008/08/05(火) 21:46:00 ID:Sn8UDsaj
もう諦めてます>完結
初期三作を読めただけで良かったとしないと
32名無しのオプ:2008/08/05(火) 22:28:27 ID:0yjj3RZl
吸血鬼は、どうなの? 推敲に数年かかるのは仕方がないとして、
推敲前の草稿(?)の出来は?
33名無しのオプ:2008/08/06(水) 14:03:19 ID:Gad2ZtD0
おや新刊出てたのかい。最近本屋から、ていうか読書から遠のいてから知らなかった。
期待しないで読もうっと。
34名無しのオプ:2008/08/06(水) 19:56:57 ID:KyX3Ad8+
『吸血鬼の精神分析』2013年単行本発売予定です。
35名無しのオプ:2008/08/07(木) 06:45:39 ID:cE7JCJax
>>23
まだ予定の半分くらいなのか・・・・
30年近くやって・・・
36名無しのオプ:2008/08/09(土) 02:11:59 ID:SUatpVG7
あまりにも糞つまらないので、
読了したら速攻なんとかオフにうっぱらってきた。
買い取り価格を告げられしばし呆然とする。
150円。
帰りにその金でカルピスウォータを飲んだ。
37名無しのオプ:2008/08/09(土) 09:01:09 ID:CSqdPGnu
ttp://www.bunshun.co.jp/mag/bessatsu/index.htm

矢吹シリーズ最新作始まってるよ
38名無しのオプ:2008/08/10(日) 15:02:35 ID:B0yi9r3u
煉獄の時まだ読んでないがどんな感じですか?
駆とナディアの関係進展しそう?
39名無しのオプ:2008/08/10(日) 18:34:46 ID:DAPDqrI0
バルベスX駆
40名無しのオプ:2008/08/10(日) 21:43:17 ID:b8YwYoYS
読んだ。ルクレールの元ネタの思想家って誰?
41名無しのオプ:2008/08/11(月) 07:21:20 ID:Yu+/CQXQ
>>40
多分サルトルだと思う
42名無しのオプ:2008/08/11(月) 07:25:02 ID:KIz87QLx
サルトルとかまた長大になりそう・・・
ますます完結から遠ざかりそう・・・・
4340:2008/08/11(月) 14:16:50 ID:Vdr+DMGg
>41
サンクス。ジャン=ポールだもんな。
長くなりそうだ…
44名無しのオプ:2008/08/11(月) 18:38:10 ID:KIz87QLx
ハイデガーでさえあんな分量になったのに・・・
45名無しのオプ:2008/08/12(火) 09:28:17 ID:awTR7QGN
哲学者の密室はバイバイ・エンジェルと同じくらい好きな話だから
今回も期待してるぜカヴァたん
46名無しのオプ:2008/08/12(火) 16:58:06 ID:h/9WIht7
>>38
進展するわけが無い。
青銅の悲劇でのナディアによれば、ヴァンピール事件の直後に駆はナディア
の前から姿を消して、以来十年間二人は顔を合わせた事が無いわけだから。
47名無しのオプ:2008/08/14(木) 10:56:01 ID:3ubp2eO4
「青銅の悲劇」読み始めたんですが
ナディアいきなりツインテールで登場にフイタ
ハイジだマルコだナウシカだドラクエだ...
なんなんだこれは
48名無しのオプ:2008/08/14(木) 15:48:10 ID:QoKDK0ke
青銅のナディアは30代じゃないのか!
ヒャッハー! キモイ女は消毒だー
49名無しのオプ:2008/08/15(金) 17:33:54 ID:Ic85Jw9t
笠井の平坦な筆致で700p超はマジつらいっす
50名無しのオプ:2008/08/15(金) 21:36:48 ID:GehPF0Pz
キザな題名にひかれて「バイバイ・エンジェル」買ったけど、哲学っぽくてこの時期
読む気がしないな
51名無しのオプ:2008/08/16(土) 00:46:05 ID:xdmd8zHK
厚い。暑い。
相乗効果。
どうしょもない。
52名無しのオプ:2008/08/16(土) 12:38:34 ID:tLuI1PCA
青銅読んだが、、、ひどいな。
誰が毒を入れたかのみで、5年間連載、約800ページって
どんだけストイックなんだよ。。。
せめて半分以下にまとめてくれよ。
53名無しのオプ:2008/08/16(土) 15:43:41 ID:tU8vdPWF
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54名無しのオプ:2008/08/16(土) 16:34:55 ID:nMRUBl1w
自分としてはせいぜい三作目までだな、ヤブキカケルのシリーズは……。
ナディアは若くてちょっとは可愛いくらいしか売りがないのにひっぱりすぎ。
ヴァンパイヤの話に出てくる女達の足元にも寄れないような
スイーツ脳女にページを割くのは無駄でしょう。
55名無しのオプ:2008/08/16(土) 21:33:40 ID:0YqYlfqs
青銅はおもしろく読めたよ
徳利とか瓶とかこんがらがってきたけど
56名無しのオプ:2008/08/16(土) 21:54:27 ID:hjvJtvKr
まだ読んでないけど、昭和天皇に対するモヤモヤとか連合赤軍とかで、話の大半が占められてるのか?
57名無しのオプ:2008/08/17(日) 00:00:24 ID:CfprLIgP
自分のサヨク時代を正当化しようとしてるのがウザイ
そーゆーのを小説に混ぜないで欲しい
58名無しのオプ:2008/08/17(日) 01:00:06 ID:VG/ztlHK
>自分のサヨク時代を正当化しようとしてるのがウザイ

また見当違いのことを言う馬鹿が来た
59名無しのオプ:2008/08/17(日) 01:09:22 ID:GbyxOTTT
買って読もうと思ったら馬鹿みたいに分厚くて萎えた
どうせなかみは薄い初期三作よりスカスカなんだろうし
60名無しのオプ:2008/08/17(日) 01:18:52 ID:sek25Ira
サヨにもウヨにも嫌われる笠井
61名無しのオプ:2008/08/17(日) 06:27:21 ID:WWfEivrI
>自分のサヨク時代を正当化しようとしてるのがウザイ

62名無しのオプ:2008/08/17(日) 06:53:10 ID:2nLhJ/nI
本人は今も、左翼のつもりだと思うが
63名無しのオプ:2008/08/17(日) 10:26:40 ID:qWtsOpOk
左翼じゃないってはっきり言ってるじゃん
64名無しのオプ:2008/08/17(日) 11:08:07 ID:DzFjP8mt
カケルシリーズで、日本でやって見たいと思った
んだろうね。左翼のオルグだったひとだからね
65名無しのオプ:2008/08/17(日) 12:34:16 ID:2nLhJ/nI
逆だったかな、本人は左翼と言う意識はないが、周囲から見たら左翼に見られる、だっけ?
66名無しのオプ:2008/08/17(日) 13:37:56 ID:oGVPGUUl
同じ悪でも右翼よりは左翼の方が極悪に描くよなw
67名無しのオプ:2008/08/17(日) 21:06:37 ID:DzFjP8mt
青銅の悲劇は、論理がいいらしいんだけど(アマゾンのレビュー)、
いいの? 詠んでないから分からないんだけど。
ほんとに、700ページにわたって、誰が毒を入れたのかを
ひたすらこだわってるらしいんだけど。
68名無しのオプ:2008/08/17(日) 21:54:13 ID:r4P2/IvC
>>67
いいよ
69名無しのオプ:2008/08/18(月) 15:47:18 ID:fCM8BqaU
「円の悲劇」とかを絡めなければなおよかった
70名無しのオプ:2008/08/18(月) 20:51:37 ID:QZJ4GaH6
>誰が毒を入れたのかをひたすらこだわってるらしいんだけど
天啓シリーズみたく実験的な趣向を取り入れたんだろうか
71名無しのオプ:2008/08/18(月) 22:02:05 ID:9T3p5BSf
東京創元社のメルマガより


近刊案内(2008年10月以降の刊行予定分)

◇『探偵小説論〈III〉昭和の死』 笠井潔著(四六判上製/キイ・ライブラリー)
大岡昇平、三島由紀夫……。昭和の文人を切り口に論じる『探偵小説論』
補完的作品。
72名無しのオプ:2008/08/20(水) 15:49:34 ID:ZocT1CHP
1,2も入手困難ですからね。
評論の代表作なのかもしれませんが
73名無しのオプ:2008/08/20(水) 22:10:24 ID:zK/ijGsw
駆シリーズまで、メタ・ミステリー的になってしまったのは、どうなのかな。

昭和天皇の死にこれだけ、拘るのは、世代的な物もあるだろう。あの時、
高校生だった世代だが、バブルはそれなりに印象に残っているが、昭和の
終わりは特にどうと言うこともなかった気がする。

>>71
こちらもサブタイトルに昭和が入っているし。
74名無しのオプ:2008/08/21(木) 06:37:23 ID:2Ef83SAK
メフィストにインタビュー載ってたね
矢吹駆フランス編→国名シリーズ
矢吹駆日本編→ドルリーレーンシリーズ らしい 
だから「〜の悲劇」ってタイトル
去年出たこのミスでは日本編は4部作と言っていたのに今回は三部作と言ってる 
クイーンと対応させるなら4つ書けよ・・・
スケールダウンしたのか、もしくは14作目をシリーズ全体の最終作として「矢吹駆最後の事件」にしたりするのかな
75名無しのオプ:2008/08/22(金) 23:11:57 ID:FGwUFYfn
>>74
それだと熾天使の夏は何に対応するんだ?
76名無しのオプ:2008/08/23(土) 00:54:03 ID:IR95QLrY
>>75
とりあえず、「ゴールデン・サマー」でどうだ?

では、明日にでもメフィスト立ち読みしてくるかな。
77名無しのオプ:2008/08/25(月) 21:52:36 ID:OjOy7xWP
ttp://shop.kodansha.jp/bc/magazines/hon/

カヴァたんのカケルたんエッセイ読めるよ
78名無しのオプ:2008/08/25(月) 22:19:13 ID:46Rez8RL
駆シリーズ「煉獄の時」の連載はじまってたんだな
79名無しのオプ:2008/08/25(月) 22:24:44 ID:cXeuarKE
>>74
ビッグタイトルの威を借りて意味ありげに振舞うことしかできないくせに
作品数を合わせることすらできなくなってきたのか
クイーンに倣うってのなら法月のほうがずっと頑張ってる
80名無しのオプ:2008/08/25(月) 22:30:48 ID:2aGsi0hl
>「悲劇」三部作といえば、探偵小説読者はだれでもエラリイ・クイーンの三部作を思い浮かべることだろう。

探偵小説読者はだれでも、「え、最後の悲劇」は?とツッコミを入れたくなるよ・・・
81名無しのオプ:2008/08/25(月) 22:34:33 ID:B9HSujkS
宇野常寛のいってる「東浩紀の劣化コピー」って、カヴァたんの評論にもあてはまるよね。
セカイ系マンセーなとことか。
82名無しのオプ:2008/08/25(月) 22:34:38 ID:cXeuarKE
四作書こうとしたけど売れそうにないので出版社に三冊までって釘を刺されて
後付けで「予定通り」ぶってるだけだったりして。後付けで強がるのはいつものパターンだし
83名無しのオプ:2008/08/25(月) 22:39:02 ID:cXeuarKE
>>81
宇野の言ってるあずまんの劣化コピーは自分の年代の好きなものを語ってるが
笠井は「若者はこういうのが好きらしい。理解者ぶって唾をつけておこう」だもの。もっとたちが悪いぜ
84名無しのオプ:2008/08/26(火) 20:36:03 ID:HFWvQV8i
狡猾ではあるな。昔から、そういう人だったイメージはあるが
85名無しのオプ:2008/08/26(火) 22:42:03 ID:z6zh3sh0
その狡猾さが半端すぎて・・・
頭のいい人たちには相手にされず、頭のよくないジャンル小説読者層を狙ったのに、
最近はそのへんの読者にも見透かされてきたという惨状。ようするに底の浅さが割れた
86名無しのオプ:2008/08/26(火) 23:03:46 ID:wvbJ0B79
最後の悲劇っていうのか
最後の事件かとおもてた
87名無しのオプ:2008/08/26(火) 23:43:02 ID:HFWvQV8i
まあ頭のいい人たちも、しょせん頭のいい人たちの内輪でお互いを誉めあってるだけだから非生産的と言えば、そうなのかも

面白い小説を書けば良いんですけどねえ
88名無しのオプ:2008/08/27(水) 01:56:07 ID:gaQR2xQd
面白い小説を書けないからこそ、そういう策謀に向かわざるを得ないんですよね・・・
89名無しのオプ:2008/08/27(水) 11:56:02 ID:pC+ZZoet
青銅は面白い小説とは言えんわな
難易度の高い本格かもしれんがw
90名無しのオプ:2008/08/27(水) 12:07:42 ID:VIKjZxvc
とりあえず次回作からは分量を半分にしようや
老いた身で14作完遂するのは今の厚さじゃ大変だろう
91名無しのオプ:2008/08/27(水) 22:57:03 ID:qHvNFtW9
吸血鬼ってやっぱり哲学者とオイディプスと同じぐらい長編?
なかなか単行本にならなそうで怖いんだけど
92名無しのオプ:2008/09/02(火) 19:07:54 ID:yVMSTPpR
 
93名無しのオプ:2008/09/06(土) 23:46:49 ID:/21C6bcp
>>81
宇野常寛も岡田斗司夫の劣化コピーみたいなものだがな
94名無しのオプ:2008/09/07(日) 09:17:48 ID:pWlFgEA9
岡田はいちおう作品を生み出す側にいたけどな
絵は描けなくても場所は作った。宇野なんかとは全然違うよ
95名無しのオプ:2008/09/09(火) 00:52:54 ID:G9TSZlLv
三匹の猿…本気で詰まらんかった。
こんな時間を無駄にしたのはテロリストのパラソルを半分読んで以来。
96名無しのオプ:2008/10/01(水) 01:22:17 ID:TW1NU2S7
笠井の、ミステリ批評上の課題を掲げて実作に向かう態度は
面白いと思うんだけど、
作品自体で、その課題を引き受けて見事にこなしたって思えるのは
「サマーアポカリプス」ぐらいだな。

どっちかっていうと、作中で自身の批評の立ち位置を「説明」してしまったりと、
トリック自体でその課題を語りきろうとする
ホントの意味での批評的な実作がなされていないんじゃないか。
97名無しのオプ:2008/10/06(月) 15:16:30 ID:uSiUaxKq
笠井潔は評論だけやっていればいい。
小説として読むにはあまりにも平凡である。
それなのに西尾や佐藤を擁護しておいて
法月を若者たちより格下にして扱っている。
「魔」という作品の最後にインタビューがあった。
本当にやられたらやり返す男なんだな。
「吹雪の山荘」でアリスが丸投げしたものを
綸太郎くんが強引に解決にまで導いたのを知らないのか。
分厚いだけの本ならば島田御大を読んでいればいいこと。
笠井潔の作品は分厚いだけで無意味である。
98名無しのオプ:2008/10/06(月) 15:19:20 ID:W3QYpA/b
でも評論は認めてるんだw
99名無しのオプ:2008/10/06(月) 15:29:06 ID:uSiUaxKq
評論は認めています。
100名無しのオプ:2008/10/06(月) 16:11:58 ID:VjXj8EYI
評論はいいのに微妙に無視されてて可哀想
101名無しのオプ:2008/10/07(火) 21:02:44 ID:V+VBjaaN
11月オイディプス症候群文庫落ち
102名無しのオプ:2008/10/08(水) 05:10:00 ID:2YbYFz0G
>>101
光文社?
103名無しのオプ:2008/10/10(金) 23:27:16 ID:zCbDmUjx BE:1061497499-2BP(117)
本当に好きな分野は2チャンには関わらないのでこの板は初めてです
『青銅の悲劇/笠井潔』の乱丁・落丁は話題になっているでしょうか?(ネタバレが怖いのでスレ読んでません)
〜P435までが普通で、P438〜P443が乱丁、P436・P437・P444・P445が落丁、P446以降は今のところ大丈夫です
都合4ページが抜けてるのですが
104名無しのオプ:2008/10/10(金) 23:55:11 ID:zCbDmUjx BE:707664896-2BP(117)
あまり人が居ないのですね
すみません
失礼いたしました
105名無しのオプ:2008/10/11(土) 00:35:51 ID:D1eDX76L
二度とくるな
106名無しのオプ:2008/10/11(土) 00:52:21 ID:4T0N6leG BE:366938047-2BP(117)
>>105
はい
107名無しのオプ:2008/10/11(土) 02:02:08 ID:D1eDX76L
>>106
犯人はヒッキーの母親
さっさと死ね
108名無しのオプ:2008/10/11(土) 08:55:44 ID:2HGFgiS2
熾天使の夏が創元推理から出たので
読んだが、「すべてよし」とか書いてあったので
そっと本棚に戻しておいた。
笠井潔の作品は読まない方がいいと判断した。
面白くなさそうだったので。
109名無しのオプ:2008/10/11(土) 10:06:05 ID:XHrquq7Q
30分、人いないぐらいでキレるとは
110名無しのオプ:2008/10/12(日) 22:30:33 ID:2+ozEGUT
お前ら何かズレてないか?
111名無しのオプ:2008/10/13(月) 02:18:11 ID:2N9J1xv1
と、ズレたレス
112名無しのオプ:2008/10/25(土) 02:13:59 ID:xbZtFeM/
『探偵小説論V』出たね!
113名無しのオプ:2008/10/25(土) 18:31:08 ID:4KEOwkMe
『聖女の救済』出たね!
114名無しのオプ:2008/10/29(水) 00:11:32 ID:qRtxoegl
3が出たのに1、2が買えない状況はおかしいんでないの
文庫で出せよ
115名無しのオプ:2008/11/04(火) 00:10:36 ID:HlfdkARD
「探偵小説論V」読んだ。
笠井の勉強熱心ぶりには敬意を表したい。
Vを通して語られていく大戦間の様々な表現運動見て行くと
笠井が強く指摘してきたハイデガーの思想と大戦間ミステリの共通点が
その他幾つもの表現とも共有されている時代の気分という水準でしか読み取れなくなり、
「哲学者の密室」のミステリ論はその意義を
笠井自身の指摘によって希薄化させた・・・と思えた。

ハイデガーの思想として「本来性」と「退落」だけを強調してくる
笠井のミステリ論に都合のいい読解は相変わらずなんで、
笠井自体は「哲学者の密室」のミステリ論を補強した、と考えてるかもしれないが。
116名無しのオプ:2008/11/04(火) 23:16:34 ID:AyhEjyex
三匹の猿を読み終わった…。
こんなつまらない小説は久しぶりだわ。
何よりも主人公の勘違いぶり、傲慢な様が痛かった。
自分が警察に情報を与えていないために、
真相からずれている捜査を警察がしているのを嘲笑っていたり。
自分が軽犯罪を犯して死体を発見したことを誇らしげに自慢、正当化。
グリーンピースみたいな感じだね。
時たま出てくるアメリカは云々。僕はアメリカで探偵だったんだーい!
発売当初はこんな主人公のキャラクターが流行ってたの?
117名無しのオプ:2008/11/04(火) 23:45:36 ID:c+Le/0wg
>>116
続編で飛鳥井のキャラが微妙に変わってるから
作者もまずいと思ったんでしょうw
118名無しのオプ:2008/11/11(火) 00:38:50 ID:vBa6jKUe
矢吹駆シリーズの映像化希望
矢吹は語学力を買ってルー大柴
119名無しのオプ:2008/11/11(火) 00:58:06 ID:yizGZtX7
('A`)
120名無しのオプ:2008/11/11(火) 01:39:13 ID:VaiEPc8Y
('A`)
121名無しのオプ:2008/11/12(水) 07:07:22 ID:5lRU1JU0
矢吹シリーズ未読なんですけど、
なんか一作一作に実際の哲学者を模したキャラが出てくるそうですが、評価の高い「サマーアポカリプス」は
どんな哲学者をモデルにした人物が出てきますか?
122名無しのオプ:2008/11/12(水) 20:19:55 ID:z/P3Rh29
シモーヌ・ヴェイユ
123名無しのオプ:2008/11/13(木) 19:48:22 ID:eSMdTAGg
おいでブス症候群が文庫化されたのに全く話題になってないな
124名無しのオプ:2008/11/14(金) 12:07:49 ID:4oI7rYn0
オイディプス症候群の文庫、創元では出ないのかな?
創元でそろえているから出て欲しいんだけどね
125名無しのオプ:2008/11/14(金) 12:32:16 ID:HzL8TLMM
哲学者も最初光文社文庫で出た後に創元文庫に収録されたからオイディプスも同じ道をたどると思われ
126名無しのオプ:2008/11/14(金) 13:32:57 ID:+JqK6XDq
1 雑誌(79年)→角川単行本(79年7月)→角川文庫(84年2月)→創元文庫(95年5月)
2 雑誌(81年)→角川単行本(81年10月)→角川文庫(84年6月)→創元文庫(96年3月)
3 雑誌(82年)→角川単行本(83年3月)→角川文庫(87年12月)→創元文庫(96年6月)
4 雑誌(91年)→光文単行本(92年6月)→光文新書(96年7月)→光文文庫(99年3月)→創元文庫(02年4月)
5 雑誌(93〜94年)→光文単行本(02年3月)→光文新書(06年10月)→光文文庫(08年11月)
0 雑誌(97年)→講談単行本(97年7月)→講談文庫(00年12月)→創元文庫(08年9月)
日1 雑誌(02〜07年)→講談単行本(08年7月)
6 雑誌(03〜08年)
7 雑誌(08年〜)

オイディプスの創元文庫版は2011年くらいか
127名無しのオプ:2008/11/15(土) 06:51:27 ID:5zUrD8m3
>>122
ありがとうございます
ついでにバイバイエンジェルと薔薇の女も教えてください
128名無しのオプ:2008/11/15(土) 06:57:54 ID:NgA0oaPg
これ次からテンプレに入れとけ

『バイバイ、エンジェル』連合赤軍事件
『サマーアポカリプス』シモーヌ・ヴェイユ
『薔薇の女』ジョルジュ・バタイユ
『哲学者の密室』マルティン・ハイデッガー
『オイディプス症候群』ミシェル・フーコー
129名無しのオプ:2008/11/15(土) 07:38:21 ID:5zUrD8m3
>>128
おおおおありがとうございます
130名無しのオプ:2008/11/18(火) 08:49:22 ID:Tz1tPljO
>>77
ttp://shop.kodansha.jp/bc/magazines/hon/

カヴァたんのカケルたんエッセイ読めるよ

なんでいつから「カヴァたん」
てよばれてるのかだれかおせーて

131名無しのオプ:2008/11/18(火) 11:58:08 ID:0SnQ+vfB
『ユートピアの冒険』で自分のことをカバ先生と呼ばせてたから
132名無しのオプ:2008/11/18(火) 22:03:32 ID:SvxZfQo9
笠井のように非常に自己愛と自尊心が人並みずば抜けていそうな人物が
「カバ」先生っていうのは 意外な印象
133名無しのオプ:2008/11/18(火) 23:21:27 ID:XWbdtFgq
バカの反対で自分は馬鹿ではない、というのは見当外れだよね
134名無しのオプ:2008/11/27(木) 00:45:20 ID:QBcleCX9
過疎 
脱兎堕ち
135名無しのオプ:2008/12/01(月) 12:02:43 ID:PVs5mRMU
過疎井潔
136名無しのオプ:2008/12/01(月) 23:08:49 ID:rxRTWjAK
探偵小説は「セカイ」と遭遇した

ttp://www.bk1.jp/product/03067319
137名無しのオプ:2008/12/02(火) 01:29:17 ID:LslYfy1l
なんで田中芳樹風情のすれは伸びてるのに
笠井先生のスレはこんなに過疎井潔なんだよ
ふざけんなよ
どういうことだよなっとくいかねえよ
138名無しのオプ:2008/12/03(水) 03:26:39 ID:EZduE0Pw
馬鹿なジャンポール←これ最高にムカつく^^
139名無しのオプ:2008/12/03(水) 07:50:02 ID:P6ufDztP
「ナディア、君は、ど、どんなパンティはいてるんだい?」
「秘密よ、それはミステールということなのよ」
ナディアは頬をあからめていった。
「きみはなんでもかくしておこうとする。いいだろう。
だが僕にはもう察しがついているんだ」
「それがあなたの現象学的本質直観なのね」
「そういうことさ」
140名無しのオプ:2008/12/04(木) 00:30:10 ID:fLZRMx8a
オイディプス症候群読了
はやく吸血鬼の精神分析を単行本に…
煉獄の時も単行本に…
ついでに青銅の悲劇も…
141名無しのオプ:2008/12/04(木) 10:28:38 ID:0vG8PWBY
青銅は単行本になってるだろ
142名無しのオプ:2008/12/04(木) 17:24:31 ID:7dP4a8L/
このミスによると、吸血鬼来年単行本化、煉獄は来年中に完結予定
これから毎年一冊矢吹シリーズ刊行
最近はまってるものはコードギアスで、エヴァ以来最大のアニメだとか
143名無しのオプ:2008/12/05(金) 00:49:42 ID:Rr6uNbHt
R2は見るなと誰か言ってやれ
144名無しのオプ:2008/12/05(金) 01:22:51 ID:5Z51ix9H
ある秋の日の昼下がり、ナディアがひとり、セーヌ川の畔を散歩していた。
ふと前をみると偶然にもカケルがベンチでひとり本を読んでいた。
「ボンニュイ、カケル。珍しいわね、ひとりで読書?何を読んでいるの?」
「やあ、ナディア。これかい?」
いつもとかわらぬカケルの素っ気ない返答だった。
「これは【なぎら健壱のウソのようなホントの話】さ」
「あ、あら、そうなの。」
見なかったことにしようと思うナディアであった。
145名無しのオプ:2008/12/05(金) 05:07:24 ID:LCTD9hyk
>>143
R2が最高とか書いてあるぞ
146名無しのオプ:2008/12/05(金) 12:23:50 ID:+xvOov1o
>>142
毎年一冊ってまじかよ
まじなら嬉しいけど

ナディアの30でツインテールはどうかと思った
147名無しのオプ:2008/12/05(金) 12:29:48 ID:WQPzaq5l
外人は劣化が激しいから30ならピザデブで肌ボロボロ
148名無しのオプ:2008/12/05(金) 16:30:29 ID:Rr6uNbHt
>>145
買ったけどマジR2の方なのか…てか前作で不明瞭って充分書かれてただろ。
還暦で頭がぼけてきたか?
149名無しのオプ:2008/12/05(金) 16:49:50 ID:Rhvf41cH
>>142
哲学者以降は4〜5年くらいの間隔だったのに毎年一作て大丈夫か
矢吹もんは疲れるから量産きかないって言ってたのに
しかもギアス好きとは意外 ああいう露骨なの馬鹿にしてるもんだと思ってた
150名無しのオプ:2008/12/05(金) 19:19:20 ID:3kz3Fqgq
>>146
最後まで読みなよ
151名無しのオプ:2008/12/05(金) 20:23:32 ID:+xvOov1o
>>150
なんでまだ40ページくらいしか読んでないってわかったのw
あの髪型には深い意味があるのか
152名無しのオプ:2008/12/05(金) 22:42:40 ID:CAmlt9ix
>>149
ってかあんなに頭の悪いシナリオをどの面下げてほめられるんだ?


第一話の段階で主人公が圧勝できる手段があったのに
それを延々四十話以上費やしてからようやく使うような(しかも使わなかった理由は説明されない)作品だぞ
153名無しのオプ:2008/12/06(土) 10:59:32 ID:ZD587wQL
>>152
ストーリーよりも主人公の立場(思想?)がお気に入りなんだろ
154名無しのオプ:2008/12/06(土) 21:06:19 ID:D+AF/MEH
笠井は「コードギアス」を
宇野常寛がやってるような決断主義の文脈で見てるのかな。
笠井、ジャンルSFもハイデガーの両方押さえてるから、
決断主義で語っても
宇野のような「決断主義的な現在の傾向を反映している」というだけの
評価よりも面白い論評期待できるんじゃ?
155名無しのオプ:2008/12/07(日) 05:37:43 ID:567j5clk
「何を観ているんだい、ナディア」
「カケル、これはあなたの国のアニメーション、機動戦士ガンダムよ。プラモデルに行列ができるほどの人気なの」
「これは…このアニメの支点は『素顔を隠した兄』だ。そこから直観されるのは」
「なに?カケル」
「『足なんて飾りである』という事だ。ジオングは足の無い状態で出撃することになるだろう…」
「まさか…そんな馬鹿なことが」
156名無しのオプ:2008/12/07(日) 07:40:19 ID:waWdIOmF
ある晴れた日、みんなが集まって何か話している。

カケル「犯人は、おまいだー!!」
マチルド「ギ、ギクーーー!!!!」

      バ イ バ イ エ ン ジ ェ ル    完
157名無しのオプ:2008/12/07(日) 10:27:37 ID:waWdIOmF
 「さあ、私たち『ラモール=ルージュ』の綱領はいま説明したとうりです。あなたには党の幹事長のポストを用意しました。」
 マチルドの頬は赤く燃え上がり、この世のものとは思えない美しさであった。
それはかの歴史上の殉国の聖女を思わせるような、ほとんどこの世のものとも思えぬものであった。
 「カケル、私たちとともにこの薄汚れた世界を爆破してしまいましょう。
血と汚物に塗れた唾棄すべき人民どもに、今こそ正義の鉄槌を下すときがきたのです。核の炎で世界人口を1/10にまで粛正し、私たち神人による理想社会を実現するのです。」
 しばしの沈黙。カケルは指で前髪を扱き続ける。
 「さあ、あなたの答えは『ウイ』ですか?『ノン』ですか?」
 さらにしばしの沈黙の後、カケルは目を見開いて言い放った。
 「超ウイー!!いいねぇ、ソレ!!やろ!!今すぐ!!」
  
             バ イ バ イ エ ン ジ ェ ル   完

158名無しのオプ:2008/12/07(日) 11:05:33 ID:gxPWg4fN
>>157
ネタバレだから削除依頼出してこいよ
159名無しのオプ:2008/12/08(月) 06:08:46 ID:YFxYhEDA
 黙示録の夏、カケルは遮るものとてない太陽の光を直視している。

 ナディア「(いつものように、優しく『そんな馬鹿なことはやめなさい』といってやめさせようかしら?。
いえ、今回はあえてスルーしてカケルがどこまで耐えられるのか観察してみよっと?!)」
 
 30秒後。
 
 カケル「こ、殺す気かっっ!!」


160名無しのオプ:2008/12/08(月) 07:18:08 ID:KGk02Kui
「ナディア、これは何をしているんだい」
「サリュ、カケル。これはあなたの国のコンピューター・ゲーム、ドラクエ3よ。カツアゲ事件が起きるほどの人気なの。
今、旅の目的である魔王バラモス打倒を果たし、ロワに捷報を伝えに戻るところよ。
その後には、きっと感動のフィナルが待っているはず」
「…待つんだナディア、それはぬか喜びかもしれない」
「なんですって。カケル、どういうことなの」
「このゲームの支点は『現実と同じ形をした世界』だ。それを現象学的に直観することにより導き出されるのは」
「なに?」
「『最後に待ちうけるのは大魔王ゾーマである』ということだ。バラモスなどは彼のしもべにすぎない…
君の旅は、まだ終わることを許されてはいない」
「嘘。そんな馬鹿なことって」
161名無しのオプ:2008/12/08(月) 16:05:04 ID:EIDx6/q6
このミスでカバたんがギアス絶賛してたんで、久しぶりに来ました。
全共闘の人にとっては、ルルーシュって魅力的なのかね?
人格破綻者にしか思えなかった。
162名無しのオプ:2008/12/08(月) 16:16:30 ID:ofQUyWQ+
話の流れを切るようですが…

笠井は、どうして自分の実作で
絶賛している「セカイ」系ミステリを書かないのか、

それを説明とか、している文章ありますか?

旧来の本格が終わったと言っているけど、自作では
あいかわらず、その終わったはずのタイプの本格を
書いているように、思うんですが……。

違うかな。
笠井本人じゃなくて、他の評論家とかの文章でも良いです。

163名無しのオプ:2008/12/08(月) 18:01:36 ID:GjhA8Fsl
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4523264805/
でもよめばいいんじゃない
164名無しのオプ:2008/12/08(月) 18:24:29 ID:6StiSpZi
全共闘をこっそりバカにしてる話なんだが、全共闘はそうと気付かないんだよね
165名無しのオプ:2008/12/08(月) 19:02:18 ID:cfUhT8Pa
>>164
ギアスのことなら、こっそり馬鹿にするというレベルの知能すらないぞ
行き当たりばったりで派手な場面とキャラを並べただけ
人格破綻者に見えるのも脚本家が話の都合でキャラを動かしてしまうせい

カヴァたんにはその主人公が現代版ラスコーリニコフに見えているらしいがw
166名無しのオプ:2008/12/08(月) 19:16:12 ID:FoQDKxsR
カバたんの自己投影キャラ、矢吹駆やムラキなんかは、セカイ系否定キャラだがなあ。
ギアスだけじゃなくてガンダムシードなんかも好きなんだろうか。
ラクス様マンセーだったらこわい。
167名無しのオプ:2008/12/08(月) 20:07:23 ID:dY2G19YW
みんな、ギアスについて詳しいんだな
168名無しのオプ:2008/12/08(月) 20:57:31 ID:FoQDKxsR
>>167
21世紀最初の10年に燦然と輝く糞アニメを見てしまったというのは、
匿名掲示板じゃないといえない。
あれを褒めるカバたんは、頭のねじがいかれたとしか思えない。
169名無しのオプ:2008/12/08(月) 23:46:29 ID:paMlm0vk
ギアス面白かったけどなー
170名無しのオプ:2008/12/09(火) 00:20:59 ID:nU+CXu2T
カバたん登場w
171名無しのオプ :2008/12/09(火) 01:16:25 ID:C+6OQ7mf
違うな 間違ってるぞ!

ホントは笠井を好きなのに腐すとはオマエら
172名無しのオプ:2008/12/09(火) 02:56:35 ID:kS5W8hQV
ナディアの初体験は17歳だそうです
ソースは煉獄の時
173名無しのオプ:2008/12/09(火) 18:39:04 ID:4WfhipRO
「ナディア、僕に抱かれたいのか。冷淡な相手への欲望が鬱積した時、
誰でも多少は狂気じみた衝動に駆られたりすることもあるものだよ」
突然、激情に浮かされたようにナディアが叫んだ。両腕を回して僕の頭をきつく抱きしめてくる。
「そうなんだわ。カケル、好きなの、あなたが好きなの」
充分に成熟した乳房が、薄い布地を通して頬に押しあてられていた。
長い栗色の髪が耳朶に触れる。僕は娘の肩に腕を回した。
174名無しのオプ:2008/12/09(火) 22:51:37 ID:qhiKBjmx
哲学でもなんでも、悟るでもゲダツするでもつきぬけるでもいいけど
ナディア食ったら、なんかまずいことでもあるのけ?
175名無しのオプ:2008/12/10(水) 00:33:07 ID:J0/TfS6+
さげまん
176名無しのオプ:2008/12/10(水) 02:48:43 ID:7tL5qZME
僕はナディアの細い顎を指で引きよせた。唇をつけると、ナディアの舌が狂おしく僕の舌を求めて口蓋を跳ねまわった。
吸いよせられるように掌でナディアの乳房に触れてみる。まだ多く男の指で触れられたことのないバラ色の乳首は、
ほとんど感じられないほどに柔らかく、形の良い乳房になかば埋もれかけていた。
「抱いて、抱いて」
うわ言めいてくり返し、同じ言葉を灼けるほどに熱い吐息にこめてナディアが囁きかけてくる
177名無しのオプ:2008/12/10(水) 08:29:43 ID:zEDqZMaI
>>165
コードギアスを見た事が無いから的外れかもしれんが、
つまり笠井は、コードギアスの主人公も、ラスコーリニコフもどっちも馬鹿にしてるんだろ。
もともと笠井のラスコーリニコフ評はどこと無く馬鹿にしている感じが見られるし、
今時ラスコーリニコフみたいな奴が主人公として活躍する活劇なんて笑い無くして見れんのでは?
178名無しのオプ:2008/12/10(水) 22:38:40 ID:y0fGeRFS
ルクレールはサルトルが元ネタなのに
バイバイエンジェルで思いっきしサルトルに言及してるね
179名無しのオプ:2008/12/11(木) 00:06:07 ID:v7R0GpKh
青銅でも、ハイデガーとハルバッハ両方の名前が出てたような
180名無しのオプ:2008/12/11(木) 03:16:43 ID:0rcl1JBQ
「先行する諸哲学を学ぶことの普遍的な意義は?」
「普遍的な意義はない。なぜならば、ここにあるもんは彼方にあるものであり、
ここにないものはどこにもないのだから......」
 海老反るリヴィエール。
「哲学がたんに語られるべきものでなく、まさに生きられるべきものなのだとすれば......

181名無しのオプ:2008/12/12(金) 00:41:26 ID:POyNoxPC
「脱げ」
わざと乱暴な口調でいってみる。強いて欲情の狂熱を煽りたてるためだ。
ゆっくりと立ちあがり、ナディアは夢遊病者の足どりで数歩退ってから、着けていたナイト・ガウンを肩から滑らせた。
彫像のように完璧な裸身が薄闇のなかにぽっと浮かびあがった。
僕も、着ていたものを下着まで脱ぎ捨て、静かに立ちあがった。
182名無しのオプ:2008/12/13(土) 08:10:50 ID:BLHewGGo
「動くな」
ナディアに鋭く命じて、部屋の電灯をつけた。
娘は、奴隷女のように直立している。近寄って、濃い恥毛のあいだに指を差しこんだ。
ほんの少し湿り気を帯びた薄い肉の裂け目が指をきつく締めつける。抵抗を押しのけて指を動かすと、
ナディアは、耐えきれないように恥じらいとも苦痛ともつかぬ切なげなうめき声を洩らした。
183名無しのオプ:2008/12/13(土) 22:03:22 ID:uexsOE8h
勃ってきたお
184名無しのオプ:2008/12/14(日) 04:57:51 ID:LfdvcSHr
 勃ってきた所で悪いけど

『探偵小説は「セカイ」と遭遇した』by南雲堂出たね。
185名無しのオプ:2008/12/14(日) 15:18:58 ID:YC5RNrKt
探偵小説論III読んだけど、探偵小説の話はなかった・・・。青銅の悲劇で何
が言いたかったのかはある程度分かったが。
186名無しのオプ:2008/12/14(日) 16:49:12 ID:ewJ4kRj7
そのまま床におし倒し、僕はナディアのなかに入った。魚を抱いているような奇妙なセックスだった。
首筋にかすかな疼痛を覚えた時、ほとんど快楽もなく、行為は終わった。
挿入の後、それまでとはまるで反対に、ナディアの細い体はしんと冷えきってしまっていた。
股のあいだから白く光る粘液を床にこぼしながら、無力に四肢を投げている娘にいった。
「もっと強く噛まないと、僕の血はすすれないよ」
「あなたが好きなのよ、ほんとうよ」
呪文を唱えるようにナディアが呟いた。僕は首を振っただけで無言だった。
187名無しのオプ:2008/12/15(月) 08:43:25 ID:QGTIQ2/F
青銅の悲劇けっこう楽しめた
いい評判あんまり聞かなかったから、期待しないで読んだせいかもしれんが
10年の間に二人に何があったのか気になる
188名無しのオプ:2008/12/15(月) 11:55:35 ID:EYR+0dtV
果てて・・・しまったお
189名無しのオプ:2008/12/15(月) 21:16:13 ID:fI1KG+61
笠井さんは、日本が大嫌い、日本人が大嫌いという反日のおっさん。
だから山奥に住んでるんだよね。なんかかわいそう。
190名無しのオプ:2008/12/17(水) 04:02:46 ID:9KIt7RBy
自分を客観視できない馬鹿は、何か自分に身に覚えのある
批判的なことを言われるとすぐに反日と決め付ける、
自民創価レベルの低能。
191名無しのオプ:2008/12/19(金) 02:17:45 ID:vAVmnzcc
「青銅の悲劇」で、ハルバッハとハイデガーは別人だったとしておくと、
今後、批評続けていく上で色々と便利じゃないか。
「ハイデガーを半端に解釈して流行哲学になったハルバッハ」みたいな感じで、
「哲学者の密室」以降の笠井のハイデガー解釈を
ハルバッハ批判として書ける。

「哲学者の密室」でガドナスのモデルになったレヴィナスなんかは、
近年、イスラエルべったりで、パレスチナ難民に「他者」としての理解を
見せなかったとして、色々批判も上がってるし、
レヴィナスに準拠してのハイデガー批判だった「哲学者の密室」は
そろそろ笠井の中でも乗り越えられるべきものになってんじゃないか。
192名無しのオプ:2008/12/23(火) 00:24:28 ID:jcBcKaTs
笠井翔くんがシナリオを担当したゲーム

echo.
ttp://www.sputnikworks.com/products/echo/index.html


第2回 ウチのメンバーは凶暴です - Sputnik staff blog
ttp://www.sputnikworks.com/blog/2008/10/post.html
193名無しのオプ:2008/12/23(火) 03:11:55 ID:ZcgKaTIa
どうみてもエロゲーです本当にry
ってか
同名異人じゃないのかこれ?w

「本格の第三の波」の旗手の息子はエロゲライターとか
池澤夏樹の娘がアニメ声優みたいなかんじだろうか

まぁエログロバイオレンス伝奇のヒットで家を建てた作家の息子と考えればそう変でもないか
194名無しのオプ:2008/12/24(水) 00:11:35 ID:0JgPgRA6
笠井も、十分セカイ系に感染するおそれはあるよ。
若ければね。なんたって、新左翼でオルグやってた
人だしね、人間の自由は人間からの自由だとか
いうフレーズを思いついたような人だから。
ありえないでしょう。
195名無しのオプ:2008/12/26(金) 01:11:17 ID:Lftm6Eyv
今回の本格ミステリーワールドでは日本編は四部作になるって言ってるなw
青銅の悲劇、黄金、白銀、鋼鉄  やっぱりXYZ最後と後期クイーンに対応させるとか
しっかし予定がころころ変わるなあ
196名無しのオプ:2008/12/27(土) 14:19:27 ID:TmYg7R/L
増えたのかよ
ただでさえ矢吹シリーズは出るの遅いのに
197名無しのオプ:2008/12/27(土) 19:07:38 ID:L7TaI4t+
198名無しのオプ:2008/12/27(土) 21:55:23 ID:/6i4/cjT
そのうちライツヴィルに対応したシリーズも始めるなこりゃ
199名無しのオプ:2008/12/27(土) 22:21:37 ID:kiQ9Z7pt
日本編四作→三作に減って
また四作予定になったのかよ
適当だなカヴァタン
200名無しのオプ:2008/12/28(日) 15:21:51 ID:TGWNXzeD
どうせ完結しそうにないから適当にやってるんじゃないか
201名無しのオプ:2008/12/28(日) 18:13:14 ID:WW/KsVsg
翔くんが続きを書くから大丈夫
202名無しのオプ:2008/12/30(火) 12:58:43 ID:9TUTCsaI
笠井潔の若い頃の読書量って
はんぱなくすごかったんだろうな
知識があるヤツって羨ましいな
頭が良ければそれだけ無駄な努力もしないですむし
スマートに世の中渡っていけるだろ?
漏れは貧乏で馬鹿だから
頭いいやつが羨ましい

今年も馬鹿なままの漏れ
203名無しのオプ:2008/12/30(火) 15:16:47 ID:w7BQm+fG
どこを縦読み?
204 【豚】 【1630円】 :2009/01/01(木) 09:24:57 ID:FVcDk0S9
あけおめ
205名無しのオプ:2009/01/01(木) 19:18:56 ID:tcEQvDVi
カケルにデレデレだったナディアが、青銅では何故あんなことに…
206名無しのオプ:2009/01/03(土) 01:32:52 ID:hOhEiRpP
カケルに入れ込んでいたせいでいかずの30代に突入。
時代を考えたら思いっきり行き遅れだな。
きっとその事を逆恨みしてるんだよw
207名無しのオプ:2009/01/03(土) 08:00:26 ID:SkGVu0f6
カケルは木を切る〜♪
208名無しのオプ:2009/01/04(日) 19:12:02 ID:3oMSCYDh
南雲堂あたりから島荘みたいにハードカバーで全集出してほしいな
他は全部ハードカバーなのに初期三作だけ文庫で持っている状態だから
なんとなくすわりが悪い
「天使・黙示・薔薇」は値段が高くて手が出ない・・・
209名無しのオプ:2009/01/04(日) 21:13:23 ID:+WKwycj4
南雲堂は勘弁w
210名無しのオプ:2009/01/05(月) 22:00:32 ID:fghsgTSo
カケルのこうげき!
かいしんのいちげき!ダルテスに289のダメージ!
ダルテスはきぜつした!
211名無しのオプ:2009/01/10(土) 17:32:11 ID:d9kFNun5
す べ て よ し
212名無しのオプ :2009/01/11(日) 21:02:04 ID:VpfsoUDA
カケル「オレは人に謝罪したことなどなかったが
    本当にスマン」  (土下座して頭を下げる)

ナディア「オマエに人の心の痛みがわかるか!!」
      (アタマを踏みつける)
213名無しのオプ:2009/01/12(月) 10:30:11 ID:6B1fYTf9
ナディアがかわいすぎて、なんか甘酸っぱい気分になるんだが
214名無しのオプ:2009/01/12(月) 13:38:29 ID:N8NIvwPF
惚 れ て よ し
215名無しのオプ:2009/01/12(月) 16:56:45 ID:JQFGXXrz
煉獄が今年いっぱいで連載終了、日本篇を含めて矢吹シリーズ年一作ペース
で出したいとか言ってるということは質・量ともに既存の作品より下がりそうだな
全盛期の80年代にできるだけ書いててくれればこんなことには・・・
216名無しのオプ:2009/01/13(火) 16:16:44 ID:g1p7F6d2
吸血鬼の単行本はいつ出るの?
217名無しのオプ:2009/01/13(火) 17:10:29 ID:kqtwSNli
改稿作業が終わって気が向いたら出るんじゃね?
218名無しのオプ:2009/01/15(木) 00:37:54 ID:gNG/ZPxI
全盛期はヴァンパイヤー御殿を建てるために力を使ってたからな
印税が一桁違う本格ミステリーなんて書いてられんわいw
219名無しのオプ:2009/01/15(木) 13:37:23 ID:ECvt0+ur
吸血鬼の精神分析って、こんなタイトルだけど、別にラミアとかミルチャが出てきたりするわけじゃないよな?
220名無しのオプ:2009/01/15(木) 17:36:13 ID:2JyJnl8y
ミルチャってエリアーデ?
221名無しのオプ:2009/01/15(木) 17:47:57 ID:db0nJYLB
ヴァンパイヤー戦争のキャラだっけ?
222名無しのオプ:2009/01/15(木) 22:15:12 ID:ECvt0+ur
ラミア・ヴィンダウとミルチャ・ミリエールは、ヴァンパイヤー戦争に登場する吸血鬼
223名無しのオプ :2009/01/17(土) 19:01:37 ID:j8dYu2I7
『巨人伝説 』(1983年/徳間文庫)
「巨大隕石の衝突と氷河期の到来 飢餓と破壊が渦巻く地球!!」

とか面白かったように思ったが ヴァンパイヤー戦争は読んでない
やっぱ伝奇よりもミステリーをよく読むので
224名無しのオプ:2009/01/25(日) 21:30:38 ID:9hFHJWy0
笠井潔に宣戦布告

ttp://d.hatena.ne.jp/ending/20090124
225名無しのオプ:2009/02/01(日) 00:58:01 ID:3WO0sCsA
代表作っぽい「サマアポ」読んだ。
あうーん。なんか難しそうなこと出てくる割に、文章は小説として
安っぽい。セリフと地の文のメリハリが全然ないし……。
226名無しのオプ:2009/02/01(日) 01:08:50 ID:7sFgRluq
セリフの地の文とのメリハリって何?
227名無しのオプ:2009/02/01(日) 01:23:14 ID:3WO0sCsA
>>226
セリフと地の文の区別がつかないってことです。全部地の文でいいじゃんとか。
全部セリフでいいじゃんとか、決めのところだけセリフでいいじゃんとか。
いちいち書き手のナディア嬢ちゃんが誰かのセリフのあとに
『それで分かった……云々』と説明してくれるのもなんか高校生の小説みたい。
評論のほうが文章は立っていると思う。内容はともかく。
ファンの人、怒ったらゴメソ。
228名無しのオプ:2009/02/01(日) 08:55:54 ID:YlukfAZe
^( ̄□ ̄#)^ψむき〜(怒)
229名無しのオプ:2009/02/01(日) 12:22:27 ID:Y8F45q01
>>227
あなたがいいと思う小説は何?
230名無しのオプ:2009/02/01(日) 12:36:39 ID:3WO0sCsA
>>229
文体と内容に齟齬がない小説です
231名無しのオプ :2009/02/01(日) 21:29:08 ID:or0c81ah
1981年の小説にマジで批判しても

それにセリフだらけの脚本モドキ小説になっても困るじゃん
232名無しのオプ:2009/02/02(月) 00:42:05 ID:wZ6ucUTc
>>227は全部セリフにしろとか言ってるんじゃないでしょ。
233名無しのオプ:2009/02/02(月) 14:18:19 ID:/ycoEVoZ
文体と内容に齟齬なんてあるかな?
ナディアの視点や補足を省いたりしたら物語がえらいことになりそうだし、
現状のままがもっとも読者に優しい形と思うけどな
234名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:25:40 ID:LWIAPM8Q
ま、もう三十年近く前の小説だからねえ・・・
それに哲学がモチーフになっていても基本は笠井さんのはエンタメだから。
235名無しのオプ:2009/02/03(火) 23:20:08 ID:TnUNg5kR
ナディアがかわいいからどうでもいい
236名無しのオプ:2009/02/04(水) 01:25:18 ID:/A8qACpt
矢吹丈がかっこいいからどうでもいい
237名無しのオプ:2009/02/05(木) 20:54:20 ID:yKffF7Su
なつかしのアニメスレかとおもたw
238名無しのオプ:2009/02/06(金) 01:07:29 ID:QJNQwpFJ
そして作者本人もかっこいい

思想地図vol.2で久々に眼鏡外してたけど、相変わらずイケメンだったし
とても還暦とは思えんわ
239名無しのオプ:2009/02/06(金) 01:28:46 ID:IgtpheOG
若い頃は笠井が傍を通っただけで
女たちは潮を吹いて失神したらしいよ
240名無しのオプ:2009/02/06(金) 01:55:23 ID:QJNQwpFJ
九十九十九かよw
カケルがモデル(本質直感使いの美男子)だって噂があったが
まさかカヴァたんだったとは…さすがだw
241名無しのオプ:2009/02/06(金) 19:18:59 ID:dnV13ViZ
ヴァンパイヤー戦争の著者近影は凄いイケメンだったな
あの時代もっと露出してたらどうなってたか
242名無しのオプ:2009/02/06(金) 20:24:25 ID:yXEBYd9A
「近代を裏返す」と「闇の都市、血と交換」の写真は格好いいよ。
どっちも小説じゃないけど。
243名無しのオプ :2009/02/06(金) 20:37:27 ID:QAzaJGP8
>そして作者本人もかっこいい

残念ながら声は全然良くない
244名無しのオプ:2009/02/06(金) 21:49:03 ID:fuB37rwq
>>243
どんな声なの?
245名無しのオプ:2009/02/06(金) 22:59:12 ID:g8YKp38y
噂によると鶴光のような・・・
246名無しのオプ:2009/02/07(土) 01:14:14 ID:FiYxam9L
わんばんこ
247名無しのオプ:2009/02/07(土) 01:22:28 ID:xZeaKt0A
唇の手術して喋りづらくなったんじゃなかったけ?
248名無しのオプ :2009/02/07(土) 20:46:57 ID:Y80bYe0M
そのまんま 還暦爺さんの声

『ミステリチャンネル』で見て聞いた人がいる
249名無しのオプ:2009/02/08(日) 10:12:52 ID:V4DYZ+ZR
笠井さんの若い頃の写真ってどっかで見れない?
すげー見てみたい。
250名無しのオプ :2009/02/09(月) 23:39:52 ID:IEv5zUsa
ヴァンパイヤー戦争の著者近影
図書館か古本屋でノベルスを見る
251名無しのオプ:2009/02/09(月) 23:43:45 ID:h6E6iXCx
「穴があったら入れてみたい。こんばんは笠井潔です。」
252名無しのオプ :2009/02/10(火) 19:15:17 ID:RRFTrxn9
>美少女ゲームにも関心があり、シナリオライターである奈須きのこの小説『空の境界』の解説を手がけたほか、
『ヴァンパイヤー戦争』・『サイキック戦争』の講談社文庫版のイラストはどちらも美少女ゲームのイラストレーター(武内崇・中央東口)が描いている。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/笠井潔
253名無しのオプ:2009/02/11(水) 00:23:31 ID:yyog27TM
興味を示す対象は殆どが戦闘美少女に偏ってるけどね
254名無しのオプ:2009/02/11(水) 04:17:49 ID:cffq9sIK
ナディアが戦闘美少女になる日が来るのか
255名無しのオプ:2009/02/11(水) 14:17:39 ID:yyog27TM
残念ながらナディアは美少女と呼ぶには既に)ry

しかし、初期はスイーツっぽかったナディアが
まさかアニオタになるとは思わなかったよ
256名無しのオプ:2009/02/13(金) 11:05:04 ID:XozGsqTZ
薔薇の女の頃のナディアがかわいすぎるんだが

>>255
最後まで読んでないだろ
257名無しのオプ:2009/02/13(金) 17:34:51 ID:4lfy75IY
ナディアも少女
258名無しのオプ:2009/02/13(金) 19:48:36 ID:rzN+HhPS
笠井は自分のウンコみたいな思いつきや発見がすごいことだと思い込むからなあ
あの世代の自称闘士ってこんなんばっかりかと
読者のほうが自分よりずっとラノベやアニメに詳しいと理解してたらあんな恥ずかしいことは言えないと思うんだが
259名無しのオプ:2009/02/13(金) 23:00:00 ID:DjwLD7qC
笠井が駆とムラキに自分を投影しているという感じのことを聞いた時
少し悩んだ。
駆とムラキが美少女ゲームしているとことか想像できない。
別にモデルがこうだからキャラクターがこうだという設定がついてくるわけ
じゃないんだけどね。
260名無しのオプ:2009/02/13(金) 23:36:59 ID:tl7b8Gwf
駆はともかく、ムラキはこっそりやってそうだ
261名無しのオプ:2009/02/14(土) 08:01:54 ID:CBwjfNlC
斑木ならや…らないか
あの時代に今のゲームや小説や漫画があれば
革命じゃなく萌えに走った若者も少なく無さそうだが
262名無しのオプ:2009/02/14(土) 09:34:59 ID:h3H+uHn0
学生だけでなく、それ以外の世代まで巻き込んだという意味では
革命だの学生運動だのヒッピー文化などは今のヲタクや萌えに通じるものがあるだろうな。
真っ赤になって否定する人もいるだろうが。
263名無しのオプ:2009/02/16(月) 23:28:16 ID:2Ft9LrN2
逆だろ。革命とまでは言わないが、若さを押さえつける体制とともに
萌が整備されたんだよ。
264名無しのオプ:2009/02/17(火) 18:50:47 ID:84N0KN6K
学生運動の理想とかやったこととか革命ネームとか
セカイ系や厨二病に凄く通じるな
265名無しのオプ:2009/02/17(火) 19:33:18 ID:HaOCarkE
なんかエヴァンゲリオンを連想する
266名無しのオプ:2009/02/18(水) 00:53:34 ID:JpClyg72
オウムみたいなカルト宗教もそうなんだろうけど「真っ赤になって否定」するんだよな、あの世代は。
267名無しのオプ:2009/02/18(水) 01:57:23 ID:CCGMbQjv
だからこそ全共闘崩れがエヴァやラノベを語りたがるのかもな
268名無しのオプ:2009/02/18(水) 12:15:24 ID:YL4kg6Bw
それで判った。(←ナディア調)
笠井さんくらいがオタクの初代という位置づけもできるかも。
そして「あしたのジョー」こそ真の漫画時代の幕開けを告げる作品
だったという説と矢吹駆がつながる。あの長髪、無口はそのまま。
269名無しのオプ:2009/02/18(水) 15:42:32 ID:xzuWIWy/
矢吹駆の矢吹はあしたのジョーからとったって本人言ってるだろ
270名無しのオプ:2009/02/18(水) 18:06:49 ID:YL4kg6Bw
いや、そりゃ、あれで「違います」って言われたら困るよ
271名無しのオプ:2009/02/18(水) 19:14:00 ID:EeWziMf/
矢吹健かもしれないだろw
272名無しのオプ:2009/02/18(水) 19:35:56 ID:YL4kg6Bw
そうだったのか(←ナディア調)w
273名無しのオプ:2009/02/23(月) 19:35:46 ID:HdQjza+q
「オイディプス」、召使い夫婦が死んだ理由がちゃんと説明されてないような気がしたんだが、
おれが単に読み飛ばしただけか?
274名無しのオプ:2009/02/24(火) 07:34:12 ID:lG+cyEbI
青銅の悲劇は本格ミステリ大賞の候補作にならなかったのね
275名無しのオプ:2009/02/24(火) 23:44:01 ID:USGZmnnX
笠井的にはむしろクリティカルターンが本命なのでは
276名無しのオプ:2009/02/26(木) 13:00:41 ID:VfqFruXB
バイバイ、エンジェルって殺した後、メル欄は無理なんだっけ?
277名無しのオプ:2009/02/26(木) 15:38:05 ID:WsbUBLhs
そうだよ
278名無しのオプ:2009/02/26(木) 16:05:54 ID:/TDYwQhe
薔薇の女のナディアの可愛さは異常
279名無しのオプ:2009/02/27(金) 23:24:16 ID:Xd6VdJjb
『熾天使の夏』に出てくるニコライって名乗った神父はメル欄1で、
最後にカケルに接触してきた組織はメル欄2なのかな。
280名無しのオプ:2009/02/28(土) 08:55:08 ID:AiqoifVS
連合赤軍の永田洋子をモデルに性の共有や私的所有の廃止を戯画化して馬鹿にした奴が、国家民営論とか笑うところだろうかw
社会動かしていくには、伝統とか、教育とか、社会に埋め込まれている膨大な情報が起動しているから、うまくいくわけで、
あんま、そういうもの無視して自由にして機能するとかは革命幻想、観念の倒錯と変わらん。
バリケードの中の子供wたちによる3日間の革命に期待する並みに妄想なんだが。
3日間の革命が成功しようが失敗しようが結局は社会に埋め込まれた情報に従属しながら社会は進んでいくわけで。
観念批判して、自分の一番の観念性は無視するのが仕様でヴェイユ論もバタイユ論も同じ観念論同士の近親憎悪も内ゲバもいいところだが。
281名無しのオプ:2009/02/28(土) 13:08:54 ID:AiqoifVS
笠井潔が究極のツンデレで、バイバイ、エンジェルは永田洋子たん、ハアハアを何百枚かけて書いただけだからな。
永田洋子好きだ、ケツの穴なめたい、愛しているを効果的に描くために、現象学w、本質直観wwwで現実には何もしない、できない探偵を作り出したというw
左翼とか、革命とか、祝祭大好きで、しかし、テロルや収容所に行ってしまう永田洋子は認めるわけにはいかない。
しかし、大好きでケツの穴なめたい、だから本当だったら、普通に日常に向かわせりゃ済む、共に今ここで救ってやりたいがそれをあえてやらず、
空気読めない、馬鹿なナディアに詰ってもらうことで笠井潔本人がシコるために書いているというw
永田洋子好きはいいが、それで持ち出すのがそれ以上に厨二病な3日間の革命とか、太陽で目を焼くこととかはどうよ。
対決場面やピレネーからの手紙とか、厨房で夢にあふれてて、革命とか、永田洋子とから本当に好きで好きでなければ何の意味もない効果もない場面だし。
愛して救いたいけど救えない。だからせつない、という文学的技巧(笑)
ヴェイユも以下略。革命、祝祭と関係する、ヴェイユやバタイユも厨房な夢で愛しつつ切なくするために引っ張ってきたものでしかないし。
ナディアは言わずもがななこと言って、マゾを満足させるために出しているだけだし。
しかし、厨房批判して一番の厨房という逆説。天使に期待するむきがいるかもしれないがバリケードの3日間以上でも以下でもないし。厨房の妄想でしかない。
282名無しのオプ:2009/02/28(土) 13:16:46 ID:8uhNR5UO
妄想野郎の同族嫌悪かw
283名無しのオプ:2009/02/28(土) 14:42:51 ID:AiqoifVS
長すぎたのは謝るがw、笠井潔が厨房の夢、愛し過ぎて、現象学探偵作り出して、何もできない切なさ描くことに全力尽くして、
更に厨房の夢以上のどうしようもない、消防の妄想持ってきたのは、単なる事実じゃん(笑)
厨房批判に消防持ってくるのはどうよって。頭大丈夫かって。


まあ、金も地位も得ると、ただの現代思想で柄谷や後輩の法月の形式化や他者(ドストエフスキーが先にいるが)や、
現代思想の単なる解説でフーコーやラカンになるのも、なんだかなだけど。
矢吹=漫画=オタクを利用してそれ以下の消防=革命幻想に使おうとか悲しいが。凄まじく理論武装した消二病患者という笑うところだろうが。
284名無しのオプ:2009/02/28(土) 15:58:41 ID:bkM3+P14
今私の手元には、嘗て愛読した笠井の『バイバイエンジェル』の文庫版がある。
嘗て幾度となく読み返し、なんど人知れず涙したことだろう。
カバーもなく、ボロボロになっている。
捨ててもいいのだが、何故だかとってある。たしか今までに三冊は買ったはずだ。
奥付きには、1995年5月19日 初版 とある。
一時期は熱狂的に愛読し、ハマりきったのだが、今思うと些か気恥ずかしいというのは
恐らく私だけではないのだろう。
>>281 さんの書き込みを読んで、笑いとともに共感を覚えてしまう私を、私はいま狭い団地の一室で
噛みしめているところだ。
『一体、私はこの十年で、何を得て、何を失ったのか』漠然とそんなことを考えている。
そんな私だからこそ、今、此処で、ハッキリと皆さんにお伝えしたいことがあるのだ。
それは、あの小説の、真のあるべき結末のヴィジョンである。それは、こういったものだ、、、

まちるど「ね〜〜駆けるぅ〜〜〜!! あたしぃ、いまぁ〜〜、チョ〜〜〜〜ダルビッシュ〜〜〜!!  
    てか〜〜〜、ちょ〜〜〜人生つまんね〜〜し〜〜!」
かける (前髪を、指でつまんでシコシコ)
まちるど「あんたさ〜〜〜! ホントはア〜〜ッしのこと好きなんじゃね〜〜の〜〜?」
かける (尚も、シコシコ)
まちるど「ほんとは、ア〜ッシのこととかぁ、考えてぇ、シコってんじゃね〜〜のぉ〜〜〜?
     部屋とかでぇ〜〜! それってぇ〜〜、マジでキモいんだけどぉ〜〜〜!?」
かける (シコシコ)
まちるど 「てゆ〜かさ〜、アタシの作ったサークル入んない? シタラさ、アタシのビラ、舐めてもいいよ、まじで」
かける  (シコシコシコシコ、、、、)
まちるど 「はっきりしろよ〜〜〜、ショポイやつだな〜〜〜w」
かける (シコシコシコ、シコシコシコ、)「はうぅっ!!」
まちるど 「、、、サイテ〜〜〜〜、、、」
かける  (、、、マイ ワンダフル ライフ、、、コ レ で い い の だ、、、)       
      
      
              バ イ バ イ エ ン ジ ェ ル    完
285名無しのオプ:2009/02/28(土) 16:58:13 ID:AiqoifVS
>>31
> もう諦めてます>完結
> 初期三作を読めただけで良かったとしないと

そうだよな、永田たんハアハア、ケツの穴なめたい、の三部作が読めたんだから。
286名無しのオプ:2009/02/28(土) 17:17:35 ID:AiqoifVS
>>96

> 笠井の、ミステリ批評上の課題を掲げて実作に向かう態度は
> 面白いと思うんだけど、
> 作品自体で、その課題を引き受けて見事にこなしたって思えるのは
永田たんハアハア、と思えば、成功しているよ。
287名無しのオプ:2009/02/28(土) 17:56:59 ID:AiqoifVS
永田洋子結果的に殺しちゃうのも、究極のツンデレ愛のためだし。
永田洋子を分身とかいいながら、ナディア無視し続けるのも、ナディアになじられて、
笠井潔本人が射精するためだし。本当に深い作品だよな。
288名無しのオプ:2009/02/28(土) 21:15:03 ID:NArYxHLu
>>278
お前はわかってる
289名無しのオプ:2009/03/01(日) 09:19:55 ID:gzc7hUwV
バイバイ、エンジェル、白に対する赤、そして私に取り憑かれた物語。冒頭の白っぽい服装に包まれたナディアに贈られる薔薇色のシトロエン。
そして白い紙に書かれた赤字のIイコール地塗られた私を見よ。
裁きは行われるだろう。心せよ。I。

赤い部屋の血だまりの中の死体。壁の血文字。緋文字。赤い血の舞踏会。
首のない赤いI。
ラストの対決シーンの消えそうになる蝋燭の炎。闇。これは他殺だろうか、自殺だろうか。
ピレネーの雪山に消え赤く死んでいく若者たち。
バリケードの三日間の輝きに耐えられない彼らと彼らを引き止め、黒い珈琲を払いのけられない無力な駆。ただそれだけでいいのに。血を止められないI。探偵。


永田洋子たんハアハア、ケツの穴なめたい、の執念が可能にした傑作。
290名無しのオプ:2009/03/01(日) 13:10:16 ID:Te6yhfXN
カヴァたんって一時期マンガの評論してたけど、単行本になってないよね。
ガンスリンガーガールしか覚えてないんだけど、他に何紹介してたっけ?
291名無しのオプ:2009/03/01(日) 22:56:55 ID:rCqGI/v6
実は私は駆けるシリーズは天使、黙示録、薔薇しか読んでないんですよ。
密室とかも読んでみたいんだが、金が勿体ないやら、めんどくさいやらで、
読んでません。
どなたかその後のカケルっち話のあらすじをおして下さいませんか?

ナディアを東京につれてきて三つ編みヘアーを編ませて、中出しして、入籍して、
かける命って恥骨に入れ墨をするように強要して、
ていうのは本当ですか?
292名無しのオプ:2009/03/02(月) 22:16:17 ID:H9DPIXmR
>>291
> ナディアを東京につれてきて三つ編みヘアーを編ませて、中出しして、入籍して、
> かける命って恥骨に入れ墨をするように強要して、
> ていうのは本当ですか?
かけるがナディアではなく笠井潔があなたに対してやります。それで完結です。永田洋子の代わりです。
293名無しのオプ:2009/03/02(月) 22:40:19 ID:GKrowl0f
なんか、ひとり変なのが湧いているな。
294名無しのオプ:2009/03/03(火) 01:45:07 ID:dWwN+Ybx
この手のスレにはありがち。
295名無しのオプ:2009/03/03(火) 16:12:56 ID:yHzBHf4V
バイバイ、エンジェルのラストで電波な革命話、黙って聞いている駆。輪をかけて電波な話ししだす駆。最後の対決。



永田洋子のおまんこ舐めたいの一念感じなければ全く理解不能じゃん。
ヴェイユやバタイユや天使の話も、理解不能じゃん、永田洋子通さないと。
296名無しのオプ:2009/03/03(火) 16:36:03 ID:BYpf/adp
NGワード推奨 永田洋子
297名無しのオプ:2009/03/03(火) 18:50:14 ID:yHzBHf4V
正確には永 田 連合赤軍洋 子個人なんか問題じゃなく革命信じてるってことなんだよな。彼ら以上にあられもなく。
今でも。厨房以下の消防だということ。これを押さえておかないとわけがわからなくなる。
消防が大学生の知識振り回して厨房批判している。それが矢吹駆シリーズのお約束。
298名無しのオプ:2009/03/03(火) 18:52:26 ID:yHzBHf4V
バイバイ、エンジェルのラストで電波な革命話、黙って聞いている駆。輪をかけて電波な話ししだす駆。最後の対決。



革命のおまんこ舐めたいの一念感じなければ全く理解不能じゃん。
ヴェイユやバタイユや天使の話も、理解不能じゃん、革命への信仰通さないと。
299名無しのオプ:2009/03/03(火) 19:58:18 ID:WxAwRTNF
ナディアって実際どんなルックスなんよ?
実在のフランス女優とかにたとえたら?
300名無しのオプ:2009/03/03(火) 21:03:51 ID:fz6cpA8z
ソフィー・マルソー
301名無しのオプ:2009/03/03(火) 23:03:16 ID:yHzBHf4V
全十四巻。既刊が六冊。毎年一冊として八年。倍だとして十六年。


だけど完結の暁に残されるものとしては、三日間のバリケードの子ども達の輝きですべていいたりているんだよな。
それ以上でも以下でもない。
302名無しのオプ:2009/03/03(火) 23:56:25 ID:kJYKkicC
ナディアのイメージは、サイボーグ009のフランソワーズ
303名無しのオプ:2009/03/04(水) 00:15:53 ID:bflQt4CJ
リュディヴィーヌ・サニエ
304名無しのオプ:2009/03/04(水) 09:13:54 ID:tiS2D0EJ
ナディアは金髪に染めた滝川クリステル
305名無しのオプ:2009/03/04(水) 15:34:53 ID:63290m9C
哲学者の密室
熾天使の夏ってのは
初期三部作と比べて
面白いんですか?
306名無しのオプ:2009/03/04(水) 16:32:35 ID:eTcN6GNe
>>305
哲学者の密室
大量死がどうたらの議論が嫌いでなければ。

熾天使の夏
ミステリーじゃなくて良ければ。
307名無しのオプ:2009/03/04(水) 21:09:13 ID:ECeH4lB4
「哲学者の密室」読むなら、その前に予習として「存在と時間」読破しとかないとな。
308名無しのオプ:2009/03/04(水) 22:22:58 ID:m2a1E64h
敷居が高すぎる。
それにしても、2つあるうちの片方の事件の真相にはがっかりしたものだった。あの厚さだけに脱力。
309名無しのオプ:2009/03/04(水) 23:03:51 ID:7SBnid6n
もう一方が良かっただけに
310名無しのオプ:2009/03/05(木) 00:44:50 ID:3YxZqaVS
>>301
>三日間のバリケードの子ども達の輝きですべていいたりている
どういうこと?
311名無しのオプ:2009/03/05(木) 00:45:49 ID:91MmRBWe
>>305
熾天使の夏は青銅の悲劇の副読本。
312名無しのオプ:2009/03/05(木) 07:03:04 ID:yJ5lg6bB
>>310
バイバイエンジェル時点でいまだに革命を信じてる描写があるってことでしょ
ラストの対決のとこ
313名無しのオプ:2009/03/05(木) 09:57:36 ID:CO681h1c
(ブリジット・バルドー+オドレイ・トトゥ)÷2
314名無しのオプ:2009/03/05(木) 12:22:55 ID:J7XJUc12
>>312

左翼さえ否定する革命命でアナーキストだからね。国家民営化論w

組織だ何だ、連合赤軍さえ否定してあらゆる束縛逃れた一瞬の蜂起しか求めない、連合赤軍以上の革命フェチで死んでいくw
315名無しのオプ:2009/03/05(木) 12:52:55 ID:J7XJUc12
ハイデガー批判もそれが詰まらない突撃隊とかの組織に転化するからで、
フーコー批判も同じで内と外の区別は捏造。区別ないままに天使として何も恨まないままに、
日常を肯定したままであらゆる束縛逃れるものとしての蜂起ならウエルカムなんだよな。
316名無しのオプ:2009/03/05(木) 16:19:04 ID:J7XJUc12
ハイデガー批判、日常否定して先駆的決意性とか言って突撃隊みたいな組織応援してんじゃねえよ。
フーコー批判、外と内の分割恣意的に強調して権力批判する権力握ってんじゃねえよ。
日常肯定しつつ、その中からあらゆる組織、権力を逃れる観念の暴力から自由な革命だ、三日間のバリケードだ。
317名無しのオプ:2009/03/05(木) 17:06:14 ID:/IDhkiVu
何か面白くないことでもあったのか?
外に出て刃物とか振り回すなよ
318名無しのオプ:2009/03/05(木) 18:02:37 ID:J7XJUc12
>>317

ん?
笠井潔の言っていること、そのままだけど?
319名無しのオプ:2009/03/05(木) 18:07:08 ID:StOg+jGi
なんか変なのが住み着いちゃったなあ……
リアルで誰にも相手にされない構ってちゃんなんだろうなあ
320名無しのオプ:2009/03/05(木) 18:12:19 ID:J7XJUc12
左翼も右翼も否定するあらゆる観念の権力否定するアナーキストだろ。
意識しか認めない現象学的アナーキスト。
321名無しのオプ:2009/03/05(木) 18:21:20 ID:J7XJUc12
>>319

プゲラ、俺の大事な駆ちゃんは、違うってかw
322名無しのオプ:2009/03/05(木) 20:02:20 ID:60gcHzMa
ハーハハハ、ドウシテ日本人ハスグニソウ悲愴ニナルンデスカ!
カケル・ヤブキ!
323名無しのオプ:2009/03/06(金) 02:06:03 ID:FO2mQ5fk
いまどき プゲラ だってさ
324名無しのオプ:2009/03/06(金) 07:44:35 ID:KrmPsfij
笠井潔を侮辱するのはいい加減止めろよな。
バイバイのラスト。最後の対決。血塗られたIイコール私。
現象学で違うはずの私が分身として区別つかない。革命への深い共感、渇望、支持なしに全く理解不能。
薔薇の女。バタイユ丸写しの悪の解説。しかし、まともに答えず議論せずお茶を濁すだけ。
笠井潔の議論は観念の権力の批判。バタイユの悪や至高性さえ観念の悪の正当化に利用されると批判される刺身のつま。
全てを区別するな。子供のように天使のように全てを受け入れつつ観念の権力から自由になれ。
フーコー批判。内と外の捏造により、権力批判しつつ権力握る、観念の権力批判。全てを区別するな。以下同文。
笠井潔は革命への深い共感と観念の権力批判で一貫している。全ては子供のように天使のように権力から自由になるバリケードの三日間を肯定するため。
325名無しのオプ:2009/03/06(金) 07:48:41 ID:fwR/2MEf
笠井潔に女取られて悔しい。まで読んだ
326名無しのオプ:2009/03/06(金) 07:55:12 ID:KrmPsfij
笠井潔を侮辱するな。

あえて、革命が全てだとか天使になれとか、わざと書かない。そこまで書いたら小説にならないから。
観念の権力批判が全てだとかバタイユやフーコー駄目だとか書かない。
そこは、読者に読み込ませ読者に主体的に考えさせるために。

しかし、いくら自由を残しているとは言え、作品の主題から明らかなもの見落としていいはずがない。
何もわからず何も考えず、自分の願望、好み押しつけ恥じないのは笠井潔への侮辱以外の何ものでもない。

荒らしはやめろな。
327名無しのオプ:2009/03/06(金) 12:54:11 ID:JPTVO4Pn
アレクセイと基地外対決して欲しいw
328名無しのオプ:2009/03/07(土) 02:14:13 ID:YDmcoWbS
いなくなったな荒らしw
329名無しのオプ:2009/03/07(土) 07:44:18 ID:CEk9n14g
荒らしは死ねばいいのに。
笠井潔を侮辱するキチガイは死ねばいいのに。
つうか、革命大好きで大好きでしようがないとか、バタイユの悪や至高性は観念の権力に無防備で駄目だとか、
もろに書いたら小説にならないだろ。直接書かないで暗示することで読者に補完させる。読みとらせる。
笠井が思想家使う、作品中の意味やシリーズ全体の関係とか考えたことないの?
小説への最大の侮辱だぞ。ろくに読まず作者の訴えたいこと読み落とし無視する。
笠井潔を馬鹿にするな。荒らしは死ね!
ただのキャラ萌え?犯人あて?ファッションとしての現代思想?
作者が当然期待している、読者への読み取りさえ無視して、キモい読み方しかできないキチガイは死ねばいいのに。
書いてて恥ずかしくなあ?笠井読者として死にたくならない?
荒らしは死ねよ、死ぬしかないよ。
330名無しのオプ:2009/03/07(土) 07:47:36 ID:CEk9n14g
>>327>>328
悔しい?悔しい?

死ねよ!
作者の言いたい大事なこと無視して荒らすキモオタ死ねよ。
331名無しのオプ:2009/03/07(土) 16:29:56 ID:+hiaWZKe
CEk9n14g
332名無しのオプ:2009/03/07(土) 18:46:20 ID:CEk9n14g
作者の言いたいこともまともに読み取らないで荒らして恥じない人でなしは死ねばいいのに。

革命大好き、観念のテロル批判のために作中に様々な知識人、思想だして批判していること、
全てを差別なく受け入れる子供の目で支配の束縛のない解放を目指していること。
誰が読んでも当たり前のことを読めないで逆ギレして叩くキチガイ荒らしは死ねばいいのに。

恥を知れよ。
恥を知れよ。
333名無しのオプ:2009/03/08(日) 10:46:52 ID:yV+KIhoe
革命大好きっ子、笠井潔の気持ちも踏みにじって、スレ荒らす馬鹿は死んだの?

いったいキチガイの頭の中では矢吹駆シリーズどう読まれていたか気になるな。キモい。
334名無しのオプ:2009/03/08(日) 13:41:46 ID:Ctl9ne/8
作者が変だと湧いてくる住人も変なんだな
335名無しのオプ:2009/03/08(日) 14:10:45 ID:yV+KIhoe
>>334

言えるなwww
336名無しのオプ:2009/03/08(日) 18:46:32 ID:fv3NT6P2
妙に伸びてると思ったらこれか…
矢吹駆シリーズは、ナディアに萌えるための作品だということがわかってない奴が多すぎて困る
337名無しのオプ:2009/03/08(日) 19:19:28 ID:yV+KIhoe
>>336

また、特殊な趣味を。なぜナディアw
338名無しのオプ:2009/03/08(日) 21:31:02 ID:c2UBeaK8
笠井氏は、ナディアになりきることで、精神的女装を満喫しているのである。
哲学だのはそれの隠れ蓑ということに誰も気づいていない。
339名無しのオプ:2009/03/08(日) 21:42:30 ID:fv3NT6P2
>>337
カケルの胸に倒れ込みたいのを、嫌われたくなくて我慢するとか、
カケルの方から電話してくれるのをずっと待ち続けるとか、かわいすぎるだろ
340名無しのオプ:2009/03/08(日) 22:16:37 ID:yV+KIhoe
ナディアになりきりながら、永田洋子のオマンコ舐めたいの駆に虐待されたい、
何重にもねじくれた高度なSMプレイ、放置プレイ。
その答えが駆のでない日本篇。
341名無しのオプ:2009/03/08(日) 22:19:42 ID:yV+KIhoe
>>339

さすが笠井読者、変態ですね。
342名無しのオプ:2009/03/09(月) 00:06:09 ID:yLSIAqzA
変態だらけのスレになって笠井も本望だろう
343名無しのオプ:2009/03/09(月) 12:41:38 ID:m3VA/SGF
笠井作品の本質は実は萌え以外の何者でもない、
ということに諸君はそろそろ気づく必要がある。
情けない漫画好きとアニメ好きの体質を隠蔽するために、
その反対(と笠井氏が考えているところの)の難解な世界を
取り込んで、「俺は元祖キモオタじゃない!」と
見せかけているにすぎない。
彼の今の人生は、それを証明することに費やされているのである。
344名無しのオプ:2009/03/09(月) 15:30:49 ID:fIgpBQco
森博嗣がカケルシリーズの事を「究極のキャラ萌え小説」って言ってたな
345名無しのオプ:2009/03/09(月) 16:27:39 ID:m3VA/SGF
また、当然のことながら、笠井ファンも萌えオタクであることを
晦渋な(に見える)「てつがくろんぎ」で隠蔽するという手法に
心酔している人たちばかりだから、当然、感想も「てつがくろんぎ」ばかりになる。
この「てつがく」の武装は非笠井ファンにも有効なのである。
この「てつがく」とか分厚さのために、パンピーは皆、うれしいことに
「笠井作品って難しそうだよなあ」
と勘違いして、近づかないでくれるからである。
その正体がキャラ萌え小説とバレずに済んでいるのは以上の理由である。
346名無しのオプ:2009/03/09(月) 17:39:22 ID:A0fnqNmR
永田洋子萌えですね。深いですね。
347名無しのオプ:2009/03/09(月) 19:04:49 ID:fIgpBQco
ファンは寧ろ笠井潔萌え
V系バンドの追っかけと大差ない
348名無しのオプ:2009/03/09(月) 19:33:28 ID:A0fnqNmR
永田洋子に萌えている笠井潔に萌えているわけですね。わかります。
変態ですね。わかります。
349名無しのオプ:2009/03/09(月) 21:14:43 ID:QT51KSKr
A0fnqNmR
350名無しのオプ:2009/03/09(月) 21:36:22 ID:A0fnqNmR
>>349
変態ですね。わかります。
351名無しのオプ:2009/03/10(火) 00:24:45 ID:Q0ZLQrWX
連 投
352名無しのオプ:2009/03/10(火) 07:53:10 ID:XUgmJ/VN
今日も永田洋子でしこる笠井潔でしこる変態へ。
353名無しのオプ:2009/03/10(火) 08:12:25 ID:1wl/icP8
俺はナディアとアグネシカ萌え
あとヴェルナー
354名無しのオプ:2009/03/10(火) 10:58:32 ID:51ZqRLIj
なんとなくだが、笠井の真の後継者って「戦場のローレライ」とか書いた
福井なんとか(いつも下の名忘れる)のような気がする。
哲学とか愛国心とかたいそうなこといいながら
実は書きたいのは単に萌えって構図が同じような……
355名無しのオプ:2009/03/10(火) 14:46:12 ID:XUgmJ/VN
皆、永田洋子でこいているくせに。
356名無しのオプ:2009/03/10(火) 14:47:27 ID:b2KD6lw/
今日も連投
357名無しのオプ:2009/03/10(火) 15:07:13 ID:XUgmJ/VN
>>356
あれえ、熱い視線、困るなあ。いなくなると寂しいくせに。


キモッ!
358名無しのオプ:2009/03/10(火) 15:21:07 ID:gTE3toAO
だから永田洋子って誰だよ
359名無しのオプ:2009/03/10(火) 19:29:57 ID:XUgmJ/VN
うらやましいな。笠井潔のこと何も知らないんだ。
360名無しのオプ:2009/03/10(火) 19:42:48 ID:EeOG3rSG
で、誰?
説明できないの?w

キモッ!
361名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:02:09 ID:XUgmJ/VN
>>360

検索って知らない?
362名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:10:49 ID:2Sxl2XG5
>検索って知らない?

キモッ!
363名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:20:18 ID:XUgmJ/VN
>>362

お前さ、痛い目あったほうがいいぞ。
世の中甘えていればすむもんじゃねえぞ。
死ねよカス、キチガイ。
死ねよ。荒らし死ねよ。
自分がものを知らないのにつけあがるな、キチガイ。
364名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:33:29 ID:JaKoD3XW
結局自分じゃ説明できないんだw

キモッ!
365名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:35:04 ID:aaJqhQxd
wwwwwwww
366名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:36:41 ID:XUgmJ/VN
>>364

つけあがるな、屑。
白痴が顔真っ赤にしていきがって。
死ねよ、カス、笑える!!
367名無しのオプ:2009/03/10(火) 20:44:10 ID:XUgmJ/VN
>>364
キモッ!
368名無しのオプ:2009/03/11(水) 00:04:55 ID:CkfiYCju
今wiki堕ちてるっぽいし、説明してやれよ
>>XUgmJ/VN
369名無しのオプ:2009/03/11(水) 12:13:34 ID:kVM6qmzB
静かになったな
370名無しのオプ:2009/03/11(水) 19:26:59 ID:FqZmqu9p
荒らしは去ったか。
笠井潔から連合赤軍問題切り取ったら笠井潔じゃなくなるようにからな。何まで考えてるんだろう。
荒らしている奴は。
371名無しのオプ :2009/03/11(水) 23:52:29 ID:fT4KGKjv
>>354
何で福井某が出てくるのか

単なる軍事オタクで愛国バカと一緒にされちゃあ気の毒
372名無しのオプ:2009/03/12(木) 00:47:59 ID:dR9AhHBv
>>370
日本語でよろ
373名無しのオプ:2009/03/12(木) 01:07:13 ID:sAv2VFKq
哲学オタクで合ってるんじゃないかw
374名無しのオプ:2009/03/12(木) 08:48:45 ID:sKiOPxqf
ようにからな 何まで考えてる
ようにからな 何まで考えてる
ようにからな 何まで考えてる
ようにからな 何まで考えてる
ようにからな 何まで考えてる
ようにからな 何まで考えてる
ようにからな 何まで考えてる
375名無しのオプ:2009/03/12(木) 08:51:54 ID:wYvm8JgF
>>374

キモッ
376名無しのオプ:2009/03/12(木) 08:52:50 ID:sKiOPxqf
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
幼尼唐名 菜仁摩で観がエテル
377名無しのオプ:2009/03/12(木) 16:13:10 ID:seixkvjB
すっかりキモスレ
378名無しのオプ:2009/03/12(木) 16:29:36 ID:wYvm8JgF
>>376

つまんない
379名無しのオプ:2009/03/13(金) 17:25:57 ID:DxKMZAZ2
笠井キモシということで
380名無しのオプ:2009/03/14(土) 21:13:47 ID:WHfLvf8/
筒井康隆の「本の森の狩人」の「哲学者の密室」の回は何度読んでも笑ってしまう
381名無しのオプ:2009/03/14(土) 21:25:37 ID:RgTIC137
トイレ
382名無しのオプ:2009/03/15(日) 00:29:53 ID:S7tjcdn4
ちんちん
383名無しのオプ:2009/03/16(月) 15:23:13 ID:Lt40XVG2
馬鹿なジャン=ポール
384名無しのオプ:2009/03/18(水) 16:03:38 ID:ukVTmZS2
例外社会はもう売っているのか?
385名無しのオプ:2009/03/19(木) 05:25:51 ID:TnYC/6d9
熾天使の夏に出てきた憑二って苗字あったっけ?

http://drupal.cre.jp/taxonomy/term/3864
なんかここに「藤堂憑二」と書かれているんだが。この先出てくるのかな?
386名無しのオプ:2009/03/20(金) 00:59:04 ID:wkZykLPs
>>384
もう売ってる

例外社会
「ゆたかな社会」の終焉(仮)
ttp://www.bk1.jp/product/03100394
387名無しのオプ:2009/03/20(金) 08:34:33 ID:65Odred3
>>385
青銅の悲劇にチラッと名前は出てくる
爆破テロで逮捕され、黙秘を続けてるんだったか
藤堂憑二は矢吹駆と同じで変名だな、本名忘れたが
388名無しのオプ:2009/03/24(火) 09:09:08 ID:FwsNEcO9
私の脳内公式では

潔+社交性-潔癖性=宮崎の哲っちゃん

ということになっておりますが

このフィーリングは正しいでしょうか?
389名無しのオプ:2009/03/24(火) 12:59:38 ID:u0RrpKAa
「フィーリング」の時点で正しくない気がする
390名無しのオプ:2009/03/26(木) 21:38:03 ID:N89KSH9R
青銅やっと読み終わった。皆ありがとう。ここのおかげで買わずに図書館ですませた。
読むのが辛く、苦行の様だった。トゥルーNが出てからは興味ある所だけ読んで終わり。
私の中では青銅は無かった事にしようと思う。
391名無しのオプ:2009/03/27(金) 13:18:32 ID:KsPuGy3K
笠井翔くんの作ったゲームがいよいよ発売だぞ♪

ttp://www.sputnikworks.com/index2.html
392名無しのオプ:2009/03/29(日) 07:50:03 ID:csJWdVKB
例外社会のあとがきを立ち読みしたら
容疑者Xのネタバレをされた……orz
393名無しのオプ:2009/03/30(月) 13:02:11 ID:CM7zByJX
『例外社会』もぶ厚い。老化現象かな?
394名無しのオプ:2009/03/30(月) 21:49:05 ID:HqAmpNP3
X問題 どこまで粘着なんだよ
395名無しのオプ:2009/03/31(火) 19:50:13 ID:qEqA78h/
>>387
脱走したって書いてあったと思う
396名無しのオプ:2009/03/31(火) 22:05:15 ID:OY48vkte
社会評論やらずに小説だけ書いてればいいのに。
しかしあのあとがき小説の読者をバカにしてたね。
分厚くなったのは小説誌の読者を考慮して、なんだそうだ。

しかし「正社員が非正社員を搾取している」という竹中流の与太を
笠井が「リアル」として支持するというのに、あまり驚きはないね。
ああ、やっぱりこいつ「搾取」が理解できてなかったのかという。
「観念」というミイラを捕りに行ったはずがミイラになったというか。

結果、すがるものはナンシーの「共同体」ではどうしようもない。
「共同体のために犠牲になる」ことを奨励するなら、まず自分から
やってみたらどうだろう。
397名無しのオプ:2009/04/02(木) 12:58:32 ID:aaxkg2/6
自分はやらないが他人に要求だけするなんて、
まるで笠井は文化人のようだね
398名無しのオプ:2009/04/06(月) 19:45:13 ID:Aq015tos
じつは僕は数年前、笠井先生の清瀬の別荘でスキーがてら宴会があったときに
知人のお供で連れていってもらえるラッキーに浴したラッキーボーイなんです。
僕は笠井先生の大、大ファンなもので、しかも始めてお目にかかったので
緊張のあまり殆ど口も聞けなかったんですけど、その時は何人かの人たちと泊めていただいたんです。

そんで寝る前とかにお風呂に入らせてもらったんですが、丁度僕の前に、憧れの笠井先生が入った後だったんです。
独りで脱衣所で服を脱ぎながら脱衣籠を覗いたら、な、なんとソコには先生の脱ぎたての生下着(ビキニ)
があるではありませんか! たかなる僕の鼓動。
悪い事とは知りながら、しっかりパクらせてもらいました。
カヴァたん先生、 奥さん ごめんなさい。
一応僕は真面目な愛読者だと思うのですが、セックスファンタジーは、とまらないのです。
でも総括はしないでっ!!

僕がその下着でどんな妄想でぶっこいたかって? 
もし『このキモイ下着ドロの変質的オナニー幻想を垣間みたい!』
そんな方がいらっしゃるのであれば、ゆってください。
399名無しのオプ:2009/04/07(火) 02:21:31 ID:pIAEhUUn
うんこ事件思い出した
400名無しのオプ:2009/04/09(木) 02:42:52 ID:Mge97Ekp
例外社会買いに本屋いったんだが
ミステリー作家のコーナー探しても見つからなくて
社会学のコーナー探したら
新刊特集の棚で吉本隆明の新刊の隣に並べてあってびっくりした
401名無しのオプ:2009/04/09(木) 06:37:29 ID:pGOOaZL2
さすがにミステリのコーナーには置かんだろ
402名無しのオプ:2009/04/09(木) 17:48:09 ID:cR/9VTaN
ttp://www.kenkyusha.co.jp/purec/#ISBN978-4-327-47219-1

第II部:ポーのジャンル横断
2)本格推理小説 (笠井 潔)
403名無しのオプ:2009/04/10(金) 02:23:27 ID:A7R+G1WN
「例外社会」
トリッパーで掲載してる頃から読んでいて、
色々書きなおし期待して今回まとめて読みかえしてみたんだけど、
シュミットへの理解も、アガンベンも、ハイデガーも
ひどく単純化された把握のままだった。
日本社会の状況分析も他人の分析との距離から測られていて、
しかもそのやり方が具体的なデータに基づかない脳内分析だったんで、
そのあたりの補足も期待していたんだけど、
やっぱり空疎なままだった。


404名無しのオプ:2009/04/10(金) 19:44:36 ID:rk9aYRuu
探偵小説はセカイと遭遇した
のまとめ(1200字程度)
を書いてよ。「例外社会」
のまとめ(1200字程度)
も書いてよ。
読まなくてもいいような。
405名無しのオプ:2009/04/11(土) 00:09:17 ID:N92+YR5l
@シュミットへの理解も、Aアガンベンも、Bハイデガーも
ひどく単純化された把握のままだった。

@〜Bについて、それぞれ100字程度にまとめなさい。
406名無しのオプ:2009/04/11(土) 07:45:11 ID:1y2YVRcb
アタシはカヴァたん先生の大フャンです
最近ムカつく事があります
なんですかあの、東典洋だかヒロノリだか知らないが
柄谷コーチンの御弟子さん? アタシと同い年なのよね
なんだか知らないけど、必要以上にアタシのカヴァたんに急接近してるそうじゃないですか?
なんでも一緒にコラボで新書まで出したらしいじゃないですか!!
キィーッ! ムカつくわ、あのメタボの泥棒ネコ!
東大卒だか何だかしらないけれどねぇ、こちとら美大除籍なんだよ
それにあたしはあんな奴メタボよりよっぽど美人だし、水泳で鍛えてるからスタイルもいいし、フェラだって巧いし
カヴァたんの気持ちがわかってるんだから、もうこれ以上つきまとわないでほしいわ!! 穢らわしい!
ああ、一度でいいからカヴァたんにお仕置きされてみたい、罰としてお口で先生の忌まわしいスペルマを啜り取って
さしあげたい。
もし、あたしがカヴァたんの肉便器になったら、先生の頭脳もスッキリして、もっといい小説が書けるでしょうに。
407名無しのオプ:2009/04/11(土) 08:19:58 ID:6W6ADaaO
どうしてカヴァたんと呼ばれているの?
408名無しのオプ:2009/04/11(土) 11:27:35 ID:CPMIEQQ/
例外社会、読み終わったが、長かった。何というか、力業だな。
409名無しのオプ:2009/04/11(土) 11:41:39 ID:Xq5a1gA6
>>405
シュミットやアガンベン、軽くでもいいから読んでみて。
笠井、東が編集している「思想地図」での対談で、社会批評基準の根拠づけとして、
「面白くなるかどうか」を挙げていて、その例として
「成田の空港が、何人かの農民の抵抗によって中途半端になっているが、
それは面白いからそれでアリなんだ」と語っていた。
根拠づけに「面白さ」もってくるのは、
一見「無根拠に飛躍する」決断主義のように読めるけど
自身を危険にさらさない立場からのこうした言葉は
それこそ批評を「自分にとって心地いい巣作り」に落ち込ませてしまう
恣意性の擁護になる。
で実際、「例外社会」には「笠井にとって面白い」強引な読みが
ちょっと多すぎると思う。
シュミットもハイデガーも、法学、哲学の分野に限って、
それこそ批判の対象に顔突き合わせるようにして論じていくんで、
そうした恣意性からはみ出していくんだけど、
笠井はかなり自分の論拠に都合のいい部分だけの引用ですませてくかな。
410名無しのオプ:2009/04/13(月) 15:45:30 ID:92awhQdx
なんだかめんどくさいひとですね。
411名無しのオプ:2009/04/13(月) 18:36:35 ID:HkXfEifF
あれだけボロクソやりあった東浩紀にあっさり"ありがとう"だもんな
一通り怒ったらケロッとしてる。ツンデレというより天然な人なのか?

…振り回される方はたまったもんじゃないがw
412名無しのオプ:2009/04/13(月) 22:11:59 ID:Vm02KcpI
東浩紀と対談(?)してるのは、思想地図のVol2?
1は持ってるんだけど。
413名無しのオプ:2009/04/13(月) 22:53:17 ID:OtLgCCLP
思想地図vol.2のは、座談会

「動物化する世界の中で―全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評」
って新書で東浩紀との往復書簡を公開してる
問題になったのは(たぶん)そっち
414名無しのオプ:2009/04/13(月) 23:44:21 ID:7FP0pEMG
か?ぁたんほんとにあの東大卒インテリメタボの東さんと仲Eんですね
でもね
トーダイ東はカヴァたんにかくれてミヤDってひとと援助交際してるんだよ
あたし見ちゃったんだ 与宇都辺市内で 東大同士いちゃついてたよ
それにね カヴァたんは東さんのオタク癖を軽く見てますよ
彼のLUMちゃんへの愛情は病気ですよ 結婚しても無駄 無駄
だからさ 東っちのことなんかさっさと忘れて
あたしとつき合ってよ この見た目が浅尾美和ソックリの微中年のボクとさ
軽井沢でスキーばっかしてないでさぁ
東京でておいでよ あたしがお口でちゃんと処理してあげるからさぁ
うち豊洲の近くなんだよ カヴァたん月島すんでたんだから 懐かしいでしょ?
すっごい気持ちいいよ あのスガのスケベ爺なんかインポのくせに『もういっかい、もういっかい』って
サクランボかっつーの!
それにもしカヴァたんが望むのなら 新宿で一緒にバスに放火したり
チベットの山奥にメートルに逢いにいくことすら厭わないわ!
東クンと別れて お願い!
あたしは真剣よ!


415409:2009/04/14(火) 00:45:19 ID:ZgvN70V+
すいません。二号の「座談会」でした。

「例外社会」では先行テクストの大量引用がなされているんですが、
どうもその多くが笠井の論旨にひきつけられて解説され、
その範囲内で肯定されたり否定されていて、
引用されたテクストが本来持っていた固有の可能性が開かれていく部分が
無いんじゃないかと。
答えがまずありきの状況論になっている。
「20世紀思想の枠内に収まる」とか「否定神学的」といったレッテル貼りで
処理されていいものでないだろうというものまで
狭い理解の中で結論付けられていて、それはどうなのだろうと思え、
ミステリスレッドにも関わらず書いてしまいました。

ミステリファンの方々を不愉快がらせたならばすいません。
416名無しのオプ:2009/04/14(火) 06:59:52 ID:RYI2nh22
ミステリファン以外でもわざわざ笠井の本を読む人がいたのね。
417名無しのオプ:2009/04/14(火) 13:04:06 ID:XuDx/zUc
>>415
笠井さんの魅力、テクスト本来の可能性を犠牲にして(?)
ご本人の論旨にフィットするように改変する強引さだと思うけど。
418名無しのオプ:2009/04/14(火) 23:02:36 ID:ZgvN70V+
>>417
強引さが「面白い」ものとして魅力になることはあると思うのですが、
どうも「例外社会」ではそうした「強引な読み」の魅力は感じられなくて。
これはミステリ批評でも感じるんですが、90年代後半以降の笠井の批評は、
なんだか現代で流通している批評(たとえば東浩紀、宇野)といかに折衷するか?
という内向きに「強引な読み」が展開されているよう思えます。
419名無しのオプ:2009/04/14(火) 23:18:48 ID:K22w97m4
本日、「青銅の悲劇」挫折しました。。。
420名無しのオプ:2009/04/14(火) 23:31:13 ID:Poh1PyJS
青銅〜は、どっちかっつーと天啓シリーズの外伝って感じだった気がする
…一歩間違うと清涼院の作品みたいになりそうだったけど
421名無しのオプ:2009/04/15(水) 13:01:14 ID:6gS5DLxE
矢吹駆が濁暑院留水のポジションにいる・・・たぶん
422名無しのオプ:2009/04/15(水) 18:33:37 ID:QG393Cza
大量死史観みたいなのは維持してるんでしょう?
423名無しのオプ:2009/04/17(金) 16:00:39 ID:XuORl/K5
オウム批評が日本篇の中心になっていくと思うよ
鷹見澤家の山からヒヒイロカネが出るんじゃないの
424名無しのオプ:2009/04/17(金) 18:04:00 ID:pqakYiMk
次の巻で多少やるだろうけど、天啓シリーズでも散々取り上げたし
今更シリーズテーマの中心に据える可能性は低いんじゃない?
425名無しのオプ:2009/04/18(土) 12:17:37 ID:vuo10Wqk
矢吹シリーズは発売順に読まなきゃだめ?
バイバイ、エンジェル読んだら面白くて
426名無しのオプ:2009/04/18(土) 12:27:11 ID:pHWtSXeO
>>425
作者が次の作品で前作のネタばらしをするから、順番通り読まないと犯人とか判っちゃう
427417:2009/04/18(土) 13:20:50 ID:LQl/haOj
>>418
『例外社会』未読でした。
『テロルの現象学』や『黙示録的情熱と死」では
強引さが光っていたと思うのですが。
428名無しのオプ:2009/04/19(日) 10:01:57 ID:hoZJyBkQ
>>426ありがとう。順に読むよ
429名無しのオプ:2009/04/26(日) 13:50:41 ID:WCINSw3N
「青銅の悲劇」
いま読んだらコレ、和歌山カレー事件のパロディにも見えるな
430名無しのオプ:2009/04/26(日) 17:00:53 ID:EJGvfVjg
「青銅の悲劇」の
推理の要約とかって、
ネタバレサイトとかにないですか?
たぶん未来永劫読まんだろうし。
ちなみに、カレー事件では、
1)真須美んちの砒素と、カレーの砒素が一致(スプリング8)
2)真須美の髪から砒素
3)真須美らしい人がカレーの鍋を開けているところを目撃
この3点だけで有罪にしたらしいよ。
特に3)が怪しい(し、この3点だけで有罪といえるのかも怪しい)。
疑わしきは罰せずというのを実践するのが、いかに難しいかってことだよね。
431名無しのオプ:2009/04/27(月) 15:55:02 ID:AmOhYYuv
殺人犯人は、動機と、状況証拠と、脅迫的に引き出された自白によって決定された
毒殺未遂の犯人は、「殺人がおまえならコレもおまえがやったんだろ」的な理屈で

いわゆる、アンチミステリーですね
でも、こういう解決って通常のミステリーにも多いよ、「名探偵」だから間違わないだけで
432名無しのオプ:2009/05/02(土) 20:25:48 ID:aAsj8zuO
探偵小説論序説って、本格大賞評論部門を
受賞してるけど(権威ありますよね。)
内容はどういうことが書かれてあるんですか。
っていうか、どうすれば入手できるのか。
433名無しのオプ:2009/05/05(火) 18:36:18 ID:kqHXheYX
探偵小説を解体すると近代文学批判になったみたいな感じ?
434名無しのオプ:2009/05/06(水) 16:32:30 ID:q6IxyVb9
戦争で人がいっぱい死ぬとミステリーが発達します。
435名無しのオプ:2009/05/06(水) 16:40:52 ID:0rcLh7zB
密室を発明したのは曹操
436名無しのオプ:2009/05/07(木) 04:32:24 ID:iO3oiCwd
>>435
キモいオタはあっちいけよ
437名無しのオプ:2009/05/07(木) 09:44:01 ID:67fNnWY2
笠井先生は恐ろしく多作だと思うのですが、
一日原稿用紙換算で何枚くらい書いておられるんでしょう。
青銅の悲劇、
例外社会、
…。といった分厚い本を連発されていますが。
438名無しのオプ:2009/05/07(木) 20:03:47 ID:vOu57pfb
朝日新聞夕刊に記事が出てました >例外社会

もう60歳なんだね
439名無しのオプ:2009/05/10(日) 21:03:34 ID:cOwhh24e
60で筆を折ると言ってたのはどうなったの?
ダンカイの活動家ってふかすだけふかしていざとなると無かったことにするよね
440名無しのオプ:2009/05/10(日) 23:20:13 ID:W6le5TFE
それは擁護できないw
俺も最初から60で定年なんて言わなきゃ良かったのにと思ってるからw
441名無しのオプ:2009/05/11(月) 01:18:27 ID:GCZov3YZ
もう一花咲かせる気まんまんだよなw

てか、何年か前から、60じゃカケルシリーズ終わりそうにないから
引退はもう十年位延長しようかと思うって言ってた気がする
442名無しのオプ:2009/05/11(月) 01:52:15 ID:MhEO9zKD
格好つけて言うだけ言って、その時が近づいたら適当な理由をつけて撤回
あの世代ってそういう価値観で生きてるから
443名無しのオプ:2009/05/11(月) 13:48:45 ID:u+7xGzOV
格好づけも価値観も何も無いゆとりよりはマシ
444名無しのオプ:2009/05/11(月) 13:57:01 ID:moT2B/aF
だれも60で引退しろなんて言ってないのに
自分で言い出していざ60になるとやっぱやめます
これはきつい
445名無しのオプ:2009/05/13(水) 00:38:45 ID:c+gf5jmJ
せんせいをいじめないでっ
あたしにはやさしかったの
正妻には納まれなかったけど
アタシは満足です
つよがりじゃないもん?
446名無しのオプ:2009/05/15(金) 13:07:39 ID:bG/E23Gv
あんた誰?
447名無しのオプ:2009/05/24(日) 07:22:34 ID:RqD1hKgR
test
448名無しのオプ:2009/05/24(日) 07:56:22 ID:RqD1hKgR
test
449名無しのオプ:2009/05/25(月) 12:54:34 ID:1RudeHJH
test
450名無しのオプ:2009/05/25(月) 13:13:55 ID:ms/PQaC2
test
451名無しのオプ:2009/05/26(火) 07:34:47 ID:765dV6G5
test
452名無しのオプ:2009/05/26(火) 07:55:23 ID:765dV6G5
test
453名無しのオプ:2009/05/28(木) 02:19:44 ID:pK41RzZ/
栗本薫死去。笠井さんもラストスパート
してくれないと、未完のままで…
454名無しのオプ:2009/05/28(木) 03:31:19 ID:QStK/E2b
翔くんがいるじゃない
455名無しのオプ:2009/05/28(木) 16:52:02 ID:C4Woc2Av
クリスティみたいに、駆シリーズはシリーズ最終作だけ書いて、
金庫にでも入れてといてくれないかな。
456名無しのオプ:2009/05/31(日) 22:04:22 ID:pRU8Rs2b
吸血鬼はいつになったら単行本になるのかね
457名無しのオプ:2009/06/02(火) 09:52:24 ID:08v1Pmwn
test
458名無しのオプ:2009/06/02(火) 10:26:26 ID:1HaB9xJG
test
459名無しのオプ:2009/06/03(水) 04:21:29 ID:erC69Qv/
ぬるぽ
460名無しのオプ:2009/06/07(日) 01:23:51 ID:WzoRSRAR
1Q84読んで天啓の宴思い出した
461名無しのオプ:2009/06/19(金) 01:09:56 ID:A+rhNu34
1Q84
どう?
462名無しのオプ:2009/06/30(火) 12:52:46 ID:QfmHIYrR
藤田直哉スレからぬっとんできますた!

笠井氏とか小森氏とかが俺達の藤田たちとセカイ系の本出すそうで。
なぜか大笑いできたので記念マキコ。
笠井スレのログ読んでこよう。
463名無しのオプ:2009/06/30(火) 13:17:19 ID:QfmHIYrR
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6347649

笠井氏のキャラがよくつかめませんでしたが、次のカラオケ大会に
「きよしのアナルはイエーイエイエー♪」で参加フラグでつか?
464名無しのオプ:2009/06/30(火) 13:54:50 ID:xladk2y5
誰?
465名無しのオプ:2009/06/30(火) 15:15:51 ID:4sKOrcwF
東浩紀のゼロアカ生の子でしょ。
お祭り男。
466名無しのオプ:2009/06/30(火) 18:11:11 ID:zIsOZCuR
笠井さんの作品て、なんかホモネタ多いような気が。気のせい?
同性愛ってミステリアスな雰囲気あるからね。
467名無しのオプ:2009/07/01(水) 09:20:32 ID:fi0UgTK+
>>466
801・・・ゴクリ・・・
おぬぬめありまつか?

468名無しのオプ:2009/07/01(水) 10:37:30 ID:lbADZ/vz
オイディプス症候群だけだろ
469名無しのオプ:2009/07/01(水) 13:26:47 ID:5POUNy8f
薔薇の女は解釈によってホモ臭くもなる
470名無しのオプ:2009/07/01(水) 16:24:22 ID:6WJZHdHS
天啓シリーズなんかもそうだね

笠井さんの作品は、延々討論しあってる場面ばかりで
異性との恋愛描写が殆どないってのはあるかもね
伝奇シリーズは未読だからよく知らんけど
471名無しのオプ:2009/07/01(水) 17:46:00 ID:6WihRYF7
伝奇シリーズは異性とバッコーン!よ
1巻ごとにバッコーン!
新しい女性とバッコーン!
472名無しのオプ:2009/07/01(水) 21:37:42 ID:NRdXKnRT
でもあまり興奮できない
473名無しのオプ:2009/07/02(木) 13:33:04 ID:rnA7U+PZ
笠井、やるな(((゜д゜;)))

みなさん、情報トンでつ。
評論だけじゃなく、ミステリーの方も有名な人なんだな。
474名無しのオプ:2009/07/02(木) 14:19:32 ID:HMQzwCvR
なんだこいつは
475名無しのオプ:2009/07/02(木) 22:31:47 ID:v3LzTLTs
本人曰く「石ころのようにありふれたセックス」の描写如何で
作者の力量が分ると豪語していたが、実用性ないんじゃダメじゃんw
>471の性別は分らんが、女の自分には他の伝奇小説と同レベルの興奮できないエロだった。
てっきり男性には興奮できる男性目線エロだと思ってたんだが…
476名無しのオプ:2009/07/03(金) 16:25:00 ID:iuV/2rqb
笠井の一番のエロ小説は熾天使の夏
全裸で縛りつけた女のクリトリスに電極をつけて拷問するシーンだな
477名無しのオプ:2009/07/03(金) 18:47:34 ID:em/efF1j
>>474
スマン
藤田スレで笠井が話題になってたから、そこから来た新参でつ。
とりあえず薔薇の女が近所のブクオフにあったから買ってきた。

>>476
ギャーw

笠井の新刊の社会は存在しない、入手した人いる?
478名無しのオプ:2009/07/03(金) 20:21:36 ID:HcrrC6lU
陰毛が焦げて異臭がするんだよな、確かw
479名無しのオプ:2009/07/03(金) 23:29:15 ID:/vWaE/wZ
そんなハレンチ野郎も、金づるとして飼いならされてしまうという
480名無しのオプ:2009/07/05(日) 01:27:04 ID:TnAmLwQs
ヴァンパイアー戦争にも変なエロ拷問具が出てきたな
アレは実在するんだろうか
481名無しのオプ:2009/07/05(日) 05:58:16 ID:Tp3lcTIW
すべてよし
482名無しのオプ:2009/07/05(日) 16:38:09 ID:iUZEEahL
328 :考える名無しさん:2009/06/30(火) 17:07:12 0
>>327
笠井潔だけにアナルコ・サンジカリズム爆笑したわw


329 :考える名無しさん:2009/06/30(火) 17:09:51 0
ああ、新曲できるな旧ラルク

潔のアナルはイエィ・イエィ・イエー♪
潔のアナルコサンディカリゥム♪
潔のアナルはイエィ・イエィ・イエー♪
潔のアナルコサンディカリゥム♪
483名無しのオプ:2009/07/07(火) 03:06:45 ID:YF1Zsgbq
>>476
え!? 手元に熾天使ないがそんなシーンあったっけ? 
内ゲバで拷問されてる男を駆が鼻の骨折れるまでぶん殴ったとこなら覚えてるけど。
ヴァンパイアとかの伝奇モノのほうじゃないの?
484名無しのオプ:2009/07/08(水) 16:17:23 ID:AFkXq3q/
>>483
昔の仲間(ハレンチ)が駆に相談に来るシーン
回想というか告白というか
485名無しのオプ:2009/07/14(火) 20:22:44 ID:hbbfAUPs
いまごろ青銅読んでるんだけど、おたくせりふが出てくるとむずがゆい。
ファーストガンダム直撃世代としては。
かばたん、どうして現象学から萌えに走ってしまったの?
486名無しのオプ:2009/07/14(火) 22:43:55 ID:hSFkfTSk
しかもその萌えをまるっきり誤認してるから寒々しくてもう
487名無しのオプ:2009/07/15(水) 01:06:24 ID:kF30VsDT
さあて、サイキック戦争でも読むか
488名無しのオプ:2009/07/15(水) 07:21:20 ID:yM0g02oc
>>486
正直初期の駆が一番萌える
489名無しのオプ:2009/07/15(水) 20:56:07 ID:vMKckVbj
無意識に出来ていたことが、アタマで考えようとすると間違ったほうに行っちゃうんだよね
490名無しのオプ:2009/07/17(金) 03:06:44 ID:bjdI9lYD
萌えの感覚ってよくわかんないんだけど
そんなにまちがってたんだ?
491名無しのオプ:2009/07/17(金) 10:30:07 ID:V1gMSOaN
萌えというより、最近はコードギアスがお気に入りらしい
…まあ、好きそうだわな
492名無しのオプ:2009/07/17(金) 11:09:56 ID:ZVz4u4bY
現代のラスコーリニコフって言ってたね
ゼロ年代という意味では妥当かもしれないけど
ちょっと宇野理論にひっぱられすぎ?
東理論よりはしっくりくるんだろうけどw
493名無しのオプ:2009/07/17(金) 18:19:39 ID:7ZOTb9HP
コードギアスと萌えは両立すると思うが
494名無しのオプ:2009/07/17(金) 19:50:59 ID:R5bV6R8N
コードギアスに関しては萌えから入ったんじゃないってことじゃない?
このミスのコメント読むかぎりは
そっちにも興味あるんだろうけど
495名無しのオプ:2009/07/17(金) 22:14:08 ID:0Fn3pT7s
笠井に萌えは要らない。趣味で留めてカッチカチの書いてくれよ
496名無しのオプ:2009/07/17(金) 22:42:02 ID:7ZOTb9HP
そういえば、奈須きのこ(とおまけの絵師)との対談で、きのこ先生から「キキに萌えました」とか言われてたっけ
497名無しのオプ:2009/07/18(土) 01:01:55 ID:MTgIy1/d
天啓の虚まだなの?
首を長くして待ってるんだけど
498名無しのオプ:2009/07/18(土) 02:41:36 ID:vydkfMlK
テラ首長族w
499名無しのオプ:2009/07/18(土) 02:58:14 ID:mr5DdHMC
あれ自分も気になってるけど、作者が興味なくしちゃってるようなw
最近の関心とメタ的な内容が合致しないかぎり単行本にはならないかもね
500名無しのオプ:2009/07/18(土) 06:51:24 ID:GVKHj5cG
潔は社会は存在しないのイベントで喋らないの?
501名無しのオプ:2009/07/18(土) 07:10:45 ID:aQ0/zx8P
潔は存在しないに見えたww
502名無しのオプ:2009/07/19(日) 05:53:46 ID:REf69J39
潔は宇野ちゃんに接近する気はないのかな
向こうはまるで興味ないだろうけど
503名無しのオプ:2009/07/19(日) 11:35:27 ID:x169ufGp
まさに存在しない潔
504名無しのオプ:2009/07/19(日) 13:32:22 ID:muG6vZ7B
潔は社会評論の方に戻ると言っていたんだけど
限界小説の方はそれで続けるんだね

関係ないけど期を一にして
宮崎哲也はサブカル評論に戻ろうと思ってるようだね
505名無しのオプ:2009/07/19(日) 19:02:32 ID:Qquvjg/4
>>501
ワロスw

ミヤテツのサブカル評論は少し興味あるなあ

潔ちゃん×宇野ちゃんの討論をザクティで藤田ちゃんが撮ってくれないかな
506名無しのオプ:2009/07/20(月) 00:34:04 ID:EPuuYkhm
それにも興味あるわあw

意見は東MAXのほうが合いそうだけど、
宇野ちゃんとのほうがズレずに話ができそう潔ちゃん。
507名無しのオプ:2009/07/20(月) 08:56:30 ID:Ub8+KRHz
この人たちが何の話してんだかさっぱりわからない
508名無しのオプ:2009/07/20(月) 09:54:35 ID:woaQ0YzL
潔の読者って、評論と小説にかっちり分かれてる人たちも多いんだろうね?
小説オンリー>両方ふくめて潔ちゃん!>評論だけ
って感じかな。数的には
509名無しのオプ:2009/07/20(月) 10:52:18 ID:BEfxYF1Q
小説を楽しむためにはその小説だけを読んでおけばいいが、
評論は評論の対象となっているものを読み、さらにその周辺の膨大
な物事の知識がないと楽しむことが出来ないのでハードルが高い。
510名無しのオプ:2009/07/20(月) 13:56:41 ID:tyupVkUv
評論方向にも目を向けると、AIRだの月姫だのコードギアスだのの知識もないと、何を言ってるのか分からなくなる
511名無しのオプ:2009/07/20(月) 15:21:15 ID:F8bxnOfu
評論は評論だけで、論旨だけでも十分に面白いときは面白いよ
ていうか、小説ん中でもそういうのバリバリ入ってるじゃんw
知らない知識はある程度、どっちも読み飛ばしてるしね
なんというか、熱気みたいなものが感じられてイイw
といいつつ、実は伝奇系は読んだことないんだけど、
そっちもやっぱり同じようなノリなのかな?全然違う?
512名無しのオプ:2009/07/20(月) 17:54:44 ID:clbPPrdV
>>506
言えてるw
でもあずまんは、最近ブログで潔ちゃん達のこと「党派的?」っていう
印象与えるようなことあからさまに書いたからなあ。
宇野ちゃんとの対談みたいわーw

>>507
最近潔ちゃんが小森健太郎ちゃんと若い批評家たちと組んで批評本だしたんですよ
そこにザクティって小型カメラで批評界等を撮影してネットにうpしちゃう藤田って子とか、
東と色々揉めたというもっぱらの噂だった波状言論っていう子たちもいる。
基本的に潔ちゃんたちの本は、宇野常寛っていうオタク叩きの人への反論本。
こんな感じかな
513名無しのオプ:2009/07/20(月) 17:56:20 ID:clbPPrdV
>>511
その通りだと思うよ。
514名無しのオプ:2009/07/20(月) 18:22:41 ID:j0PJ8Nmz
>>512
東って、党派的なものに対する警戒心強すぎだよねw
書簡のときも笠井が佐藤友哉持ち出した途端、
「僕はミステリー派閥に関わりたくありません!」ってキレだしたし。

丁寧な説明ありがとう

決断主義みたいな発想は笠井がよっぽど思考してきた部分だろうしね
宇野常寛も意外とそういう攻められ方はしたことないんじゃないかな
素材は悪くなさそうなだけに、あの過剰に戦略的なポーズがそれで解けることを期待w
515名無しのオプ:2009/07/21(火) 03:37:33 ID:6HkYd6aP
>>514
佐藤友哉のでキレタことあったなw

潔と本出した限界小説研究会の動画きたw
これ観ると、潔は緩い兄貴分なのかな?
普通のお兄さんたち↓
http://www.youtube.com/watch?v=ReV3QFioFm8&feature=channel_page
516名無しのオプ:2009/07/21(火) 11:51:30 ID:bymU+OAe
若くて微笑ましい。第一段ってことだから笠井も出るか、次。
517名無しのオプ:2009/07/22(水) 18:19:41 ID:FisUq+nH
>>515
若い物書きの居酒屋トークを初めてみたなあ。
時代だね。
518名無しのオプ:2009/07/22(水) 23:30:03 ID:CpkgOhfm
519名無しのオプ:2009/07/23(木) 00:55:15 ID:jmnSiW21
宇野は決断主義を情緒レベルでしか語れてないよな。
で、笠井、「社会は存在しない」で
サブカルと決断主義絡めて語っていたけど
「マブラヴ」とか「ヘルシング」、佐藤大輔あたりは
どう思っているんだろう。
セカイ系に話題区切らないでいいのにと思えてしまった。
520名無しのオプ:2009/07/23(木) 04:01:06 ID:QpBE1inK
>>519
そうそうそう情緒的にしか語ってないよね>うの
セカイ系はフックにすぎないんじゃない?
521名無しのオプ:2009/07/23(木) 11:40:57 ID:jmnSiW21
笠井のサブカル批評、正直、萌えやらキャラやらを
ミステリ批評の文脈とつなげようとして後追い感付き纏うものになってしまっていたけど、
決断主義なら、東あたりの後追いにならない「笠井ならでは」の切り口
打ち出せそう。
宇野は「社会は存在しない」で誰かが言ってたけど、
「決断」の無根拠性への理解が足りないんだよな。

「ヘルシング」の大佐の演説とか、
「マブラヴ」の、主人公は決断に根拠づけ求めてのたうつけど、
周りのヒロインたちはとっくに決断している・・・って展開は
「喰霊」より先駆してると思う。「喰霊」ももちろんいい作品だけど。
522名無しのオプ:2009/07/23(木) 12:19:29 ID:bmb//SJw
そういう意味では宇野ちゃんは起爆剤としては十分すぎる役割を果たしてるよなあw
評価していいと思うよ。
平成ライダーがうまく東に届いたように、
そういう作品群も笠井に伝わるといいねえ。
523名無しのオプ:2009/07/23(木) 13:30:41 ID:Ywxgp0Ub
ライダーだろうが萌えアニメだろうが
主人公がテロリストなら一瞬で食いついてきそうな気がする
524名無しのオプ:2009/07/23(木) 14:48:30 ID:/J0VP0g/
いえてるw 業みたいなもんだからね
龍騎の浅倉(わかんない人ゴメン)なんかは戦いたいという「欲望」で戦ってるから
無根拠な決断主義ではないのか むしろ動物的なキャラなのかな
『社会は存在しない』まだ読んでないからわかんないや
525名無しのオプ:2009/07/23(木) 16:03:04 ID:KKNBApYX
あずまんにライダー教えたの宇野ちゃんなの?
ライダーは、宮台とかと同席した講演で、
H報堂とT・Sの人が呆れてたぞ>あずまんの話
宇野ちゃんが起爆剤なのは確かかもしらんが、あずまんが暴走してて逆効果w
暴走というか勉強不足みたいだが。

>>523
wwアイスコーヒーふいたwwwww
526名無しのオプ:2009/07/23(木) 18:41:35 ID:aglyfmNP
教えてた人は複数いたようだし、見始めたのは娘さんきっかけらしいけど
注目したのは宇野理論が意識にあったからってことでしょ
これで宇野常寛力がついたとか言ってたからw
起爆剤になったのは、批評界(といってもこの界隈だが)にじゃないかな
結局みんな決断主義フックにして語るようになっちゃったし

宇野ちゃんの研究会ひいては潔ちゃんへの反論が楽しみだな
「しょせん老害の党派主義(笑)」みたいに終わったら残念、ありそうだけど
527521:2009/07/23(木) 20:15:45 ID:jmnSiW21
萌えやらキャラやらは、東や普通にオタクな方に比べて、
いかにも勉強しましたという追認感抜けれなかったけど、
「これは決断主義か否か」や、前-決断主義的な根本気分の表象分析は
東や宇野に、笠井が後れを取るもんじゃないと思う。
論争になったら今度こそ笠井が主導する部分出てくると思うんだけど。

ただ笠井、いかにも文芸畑の人らしい言葉によりかかった分析は気になる。
漫画やアニメやゲームを分析する時に台詞だけ意味として抜き出すような
批評は避けてほしいんだけど。
絵の力ってのがなんといってもアニメやマンガの根幹にあるんで、
そのあたりの視点を息子さんにケアしてもらった方がいいかも。
528名無しのオプ:2009/07/23(木) 20:39:58 ID:BaxmMYMm
月姫とからっきょって、主人公テロリストだっけ?
529名無しのオプ:2009/07/23(木) 20:42:15 ID:BaxmMYMm
>527
しかし、東の分析も西尾維新あたりからは「的外れな感じがする」と言われてたから、厳密には合致していないのかもね
530527:2009/07/24(金) 01:27:10 ID:JO4MUAaL
>>529
そうだとすると、ますます笠井が東のサブカル文脈に乗る必要なくなるね。

ちなみに、「ヘルシング」でも「マヴラブ」でも
アニメ、漫画系の決断主義的傾向ある作品群って、
どこかに強く永井豪、石川賢といったダイナミックプロ系の影響受けていて
(エヴァもそうなんでややこしいんだけど)
「うる星やつら」からオタク始めた東より、
70年代の永井豪を現在進行形で追っていた笠井の方が、漫画史的な文脈でも
微妙なニュアンス汲みとれるんじゃないか。
東も宇野があのあたりを語ろうとしても、
古典として完結してしまったものを読む「お勉強」的な接近にならざるえないし。

「喰霊」にもでてきた日本刀振り回す「サムライガール」の起源って
やはり「あばしり一家」あたりなのかな?
531名無しのオプ:2009/07/24(金) 11:54:33 ID:Vd7lUje9
いや、それ西尾本人が言ったんだよね?
作者も所詮「作品の読者」だから取り立てて気にする必要はないでしょう。
的外れかどうかは「批評の強度のみが決める」 by笠井 でしょうなw

永井豪は詳しくないんだけど、決断主義からの捉え直しってのは面白そうだね。
結局一人の人間が語れるジャンル・作品ってのは偏らざるを得ないもんな。
笠井も「分からないことは分からない」って言う質だし
萌えあたりは玉砕覚悟で発言してるんじゃないかな。
532名無しのオプ:2009/07/24(金) 20:04:19 ID:kizEfcH7
東は党派的なものを批判する立場に立ちたがるけど、
なによりも本人が党派的な人なんだよね。その裏返しというか、しょせんはありふれた同族嫌悪でしかない

ヤナシタ病とかいうあほみたいなことを言い出した「構ってちゃん」宇野に対しても
どうせまともな批判はしないと思うよ。せいぜいプロレスを演じるだけ
東は団塊とおんなじ二枚舌体質で、だからこそ笠井潔と通じたりぶつかったりし得るんだろう
533名無しのオプ:2009/07/24(金) 20:36:47 ID:yyHmRsOZ
東は、往復書簡のせいでスルースキルが低い印象がある
534527:2009/07/24(金) 23:39:28 ID:JO4MUAaL
東や斉藤環の功績は、萌えとかキャラといった漠然としたものを
言語化して批評として接近可能なものにしようと考えたことかな。
批評ツールとしての使い勝手の良さ悪さはともかく、
ツールの必要性を問うた、ということはなによりも評価されるべきと思う。
言語化した時にすくい揚げられなかったものも少なくないんだろうけど。

宇野は決断主義語るけど、そもそも宇野自体は決断主義と安全に距離を取る
かなり皮相な状況分析屋だと思う。
彼が立ちあげた「セカイ系VS決断主義」の構図を
個々の作品の分析通して作品の視点から批判した笠井論文は
説得性高いんじゃなかろうか。

笠井は決断主義とどういう距離とってくるだろうかな?
「哲学者の密室」が、ちょっと古いけど参照になると思うんだけど、
改めて読み直してみるとカケル対ハイデガー、正直
「決断主義者VS決断主義者」の色を濃厚に持っているものに思えた。
たまたま時代状況的に優位に立つカケルが、思想的にケリをつけることなく
レヴィナス的な倫理主義でハイデガーを否定してしまったけど、
そもそも倫理の土俵にハイデガーを囲い込むことでハイデガーを否定することが
ハイデガー思想との対決として充分なのか・・・との示唆もあって、
これからどうなるんだろうなと期待してしまった。
(ハルバッハ死んでるけど)
535名無しのオプ:2009/07/25(土) 15:45:20 ID:PCfxq6io
536名無しのオプ:2009/07/27(月) 04:22:31 ID:neoupht7
限界ザクティ革命 1.5 コモトーーク、
http://www.youtube.com/watch?v=Wjc5tt7tBtA
http://www.youtube.com/watch?v=yrHOUkDIdIw
537名無しのオプ:2009/07/28(火) 07:27:51 ID:NudLuwXI
こ、小森先生……
538名無しのオプ:2009/07/29(水) 22:39:40 ID:nsgQjivc
>>534
確か青銅の悲劇だっけ?ハイデガーは別にいることになってたよね?w
そういう意味で保険かけてんのかな
539名無しのオプ:2009/07/30(木) 02:37:24 ID:P8LER92F
>>538
「ハイデガーは別にいることになってた」
ホント? 本当だとしたら凄いな。
笠井いうところのありえた可能性「並存」の文学的表現なのかな。
どこかでハイデガーとハルバッハが可能態として分岐したという。

笠井が時々挙げてくるヴィスコンティ監督の映画「地獄に堕ちた勇者ども」を
見てみたんだけど、笠井の言うナチ革命の「気分」伝えてくるだけでなく、
腐女子受けしそうなニュアンスもあって面白かった。傑作。
検索掛けたら、腐女子ややおいの前段階ともいうべき
美少年雑誌「ジュネ」の愛読者のバイブルだった映画とのことで、
70年代の笠井のサブカルアンテナ、敏感だったのだなと思わされた。
540名無しのオプ:2009/07/30(木) 19:35:10 ID:y/VnRqRj
ああ、ゴメン>>179>>191でも同じようなこと言ってたw
しかしその発想は面白いな
だとしたら実作でも東理論に影響されてるのかもね
宗像も「ありえた笠井」みたいな描き方されてるし
何的実存って言ってたっけ コペンハーゲン的実存じゃなくて…忘れた orz
日本編の展開はそっち系にいくかもしれないな
ラスボス東とかw
541名無しのオプ:2009/07/30(木) 23:51:00 ID:sSm7FJOt
書籍版『天啓の虚』には
東が宗像と蘊蓄垂れあう場面が150頁位追加されそうな気がする
542名無しのオプ:2009/07/31(金) 00:33:44 ID:lWa2t8VY
それは袋とじ『動物化する世界の中で』おまけ付きみたいなw
543名無しのオプ:2009/07/31(金) 01:18:17 ID:A2SiknN1
笠井は「表現者」でも西部相手に「並存」「在りえた可能性」の
話してたな。
東やギャルゲーからの刺激もちろんあるだろうが、笠井の文脈からだと、
小松左京の時間SF「果てしなき流れの果てに」や、その小松に影響与えている、
フッサールやハイデガーの捉え直しにつながっていく概念なのかもしれない。
今後の練磨に期待。
青銅でハルバッハとは別にハイデガーが存在していて・・・というのは、
もちろんそうした「並存」の表現として意図的に置かれていたじゃないだろうと思うが、
もしかすると、これ、結果オーライで面白いこと生み出すかもしれんね。
544名無しのオプ:2009/07/31(金) 02:18:31 ID:TMO6DEL5
もともと共振するものは持ってたってことか
そういや「ゲーム的リアリズムの誕生」の書評でも
東君、ようやく実存について考え始めたね フフフ みたいに嬉しそうだったなw
結構いろんな人と対談してるよなあ笠井って
対談集でも出してくれんもんかしら
545名無しのオプ:2009/07/31(金) 13:52:56 ID:A2SiknN1
共振・・・東は一方的にすり寄られた、と考えていそうだけどね。
実際、東が笠井批評に影響受けたというのはなさそうだし。
(新伝奇ブーム作りでの党派的身振りへの反発が、否定的契機としてあったかも知れんが)
ただ、「コードギアス」評見ても、笠井は笠井なりにのサブカル批評の取っ掛かりつかみ始めたんで、
これからは一方的な影響というわかりやすさはなくなってくるんだろうけど。

笠井は、サブカルについての決断主義論では台詞やキャラの行動から主題を抽出して、
それを分析という形とっているけれど、
どっちかっていうと日本のアニメは
見上げる構図で、どーんと巨大なロボットがやってきてビルや家を粉砕する、
正義のロボットなのにシルエットは不気味なもの、
それをリミテッドで溜めに溜めた動きで見せる!
そういう言語化以前の「動き」こそ、なによりもまず「前-決断主義的」な気分を
浸み出させてきたと思うんだよな。
ハイデガーが語るような「我々は今こそ戦慄に向けて呼びかけねばならない」
その呼びかけにまず踏み込むのは、アニメの場合は「動き」だろうと。
そのあたりの「動き」への反応がないまま、台詞からの主題論的作品評価されると
監督や脚本家の世界像レベルや、ここ何年かの情勢分析を読み解く形に批評が閉じちゃって、
戦後日本で特異な進化遂げたロボットアニメのようなジャンルを問うジャンル論まで、
射程がのびていってくれないんだよな。
限界研の次の一手では、そのあたりを踏まえた論議を読んでみたいんだが。
546名無しのオプ:2009/08/04(火) 21:41:19 ID:eYFIBE7+
そういえば東、瞬間的にだけど
探偵小説論に触発されてSF版を書こうとしてたこともあったね
すぐ飽きちゃったみたいだけどw 残念

笠井って結構普遍的に有用なターム作り出してる気がするんだけど
あまり活用されないのは全共闘臭wみたいに思われてるからかな
個人的にはそういうのまったくスルーしちゃってるんだけど
あるいはそれっぽいネーミングセンスの悪さかw 「ジャンルX」「脱格系」「例外社会」…
547名無しのオプ:2009/08/06(木) 02:30:27 ID:mEUImV8Q
東、SFに限っての批評書こうとしていたんだ。読みたかったな。

そういや笠井もエヴァンゲリオンブームの頃に
「エヴァに刺激受けた。またSF書きたい」とか言ってたけど、
あれはどうなったんだろうか?
笠井のロボットSFならぜひ読んでみたかった。
今でも構想練っているんならぜひ実作して欲しいんだが。
決断主義的な「敵」とか
「鉄のラインバレル」なんかよりはるかに
うまくキャラ付けできそうな気がする。

「例外社会」は使われるかな? 
限界研の面々が使い出せば、それなりに定着してくるんだろうけど。
548名無しのオプ:2009/08/06(木) 03:42:23 ID:HPmqE2oH
限界研って小者ばっかじゃん
549名無しのオプ:2009/08/06(木) 05:19:39 ID:oj9UHKOs
メフィストで連載しようとしてたね
「探偵小説論にはかなり説得された。しかしこれは探偵小説に限ったことだろうか」
みたいな感じで。冒頭だけ書いてすぐ頓挫してたw

エヴァの刺激も言ってたね、ダヴィンチだったかな
容疑者Xを批判した笠井なら今回のヱヴァには刺激されてないと思うけど(?)
今やってる社会論とからめたもので来たら面白そう
駆シリーズ終了後に、どうかひとつ…w

限界研ってまだあんまり目を通してないんだけど
福嶋とか渡邊あたりが有力そうなのかな?
550名無しのオプ:2009/08/06(木) 09:21:16 ID:Wpp9vCoT
渡邊は十年文章修行してから人様に読んでもらうようにしろ
論旨は面白いのに構成下手糞すぎて読みにくくてかなわん

あとは小物とドンキホーテのしがない集団っていう印象だけど
551名無しのオプ:2009/08/06(木) 10:14:45 ID:9rvij4I/
おお、なるほど
渡邊さんは評判よさそうなんだね
552名無しのオプ:2009/08/06(木) 13:44:50 ID:mEUImV8Q
>>549
「しかしこれは探偵小説に限ったことだろうか」
笠井の言説にはこういうところが付きまとうね。
先頃の「例外社会」でも、カール・シュミットの「例外状態」が取り上げられて
「現代は『例外状態』が恒常化している」とされるんだけど、
どうも「例外状態」が拡大解釈されすぎていて、
これならいつの時代にでも
「例外社会」恣意的に運用できてしまうじゃないか、と思わせられる。
オタクジャンルで特定作品を語った時に使われた「新しさ」にも感じたけど、
やはり枠組み広すぎて、その「新しさ」なら、当てはまるものいくらでもあるよ、
となっちゃうんだよな。
限界研のメンバーと、笠井が議論続けていくんなら、
そういう概念の曖昧さを研磨させていくこと期待したいな。

「ヱヴァ破」笠井はどうなんだろうな。
東は面白く見つつ、前のエヴァの特別さを再確認というところらしいけど。

553名無しのオプ:2009/08/06(木) 21:05:38 ID:nJwReS6A
>>552
「東くんはライダーに夢中でもうヱヴァはどうでもいいみたいです」
とか書かれてたなー。

笠井潔原案・構成・脚本のギャルゲー及びエロゲーを死ぬまでにそれぞれ
1作、作って欲しいのだが・・・絵描きに誰を選ぶかにもよるだろうがやはり
売れないんだろうなぁ。

echo? ナニソレワカンナーイ。
554名無しのオプ:2009/08/06(木) 22:02:00 ID:yXlhU6CF
>>552
当の東もそういう論法で宇野に反論されちゃったわけだし
探偵小説論に関してはもともと対象を絞ってたとこもあるだろうけど
(Vである程度補完した…んだよね?読めてないのだがw)
「例外社会」(これまた連載立ち読みのみで読めてない^^;)に関しては
ご指摘の通りなら、まさに時代性を重要視する笠井だけに
見過ごせない不充分さといえそうだね

東はヱヴァを面白く見たのかな?
「分析すればよく出来てるといわざるをえないけど、どうにもノれない」というふうに受け取った
(個人的にほぼ同じ意見だったからよりそう読めたのかもしれないけどw)
笠井なら「コメンテート」と「クリティック」を混同しているというかもしれないねw

>>553
それ誰に書かれてたの?w もしかして笠井?
ギャルゲー、SF、先生には長生きしていただきたいものだなあ。
555名無しのオプ:2009/08/06(木) 23:59:48 ID:mEUImV8Q
>>554
カール・シュミットは法学の人間なんで、
既存の法律では対応できない状況「例外状況」もやっぱり法学上の概念として
設定されているんだよな。
だからこそ「決断」、法なき状況で決断下す「独裁権」の話題と繋がっていくわけで。
笠井の「例外社会」はそういう法律上の空白状態指すものというよりは、
単に「法律の耐用年数が来ている」「このままじゃケアできない」レベルの法律的不備、
あるいはそもそも法律や国家では対応しきれないレベルの問題も含めて
「例外」設定されているんで、どうにも大雑把なんだよな。

まぁ、笠井や限界研のメンバーが「例外社会」使っていって、
より具体的な使用例示すことによって
第三者にも使用できるタームになればいいかな。

俺が読んだ東のヱヴァ評、週刊毎日に載っていたものだけど、
そういえば「面白い」とは書いてなかったかも。
批評には誘われないが、しかしけなすせるものでもないといったスタンスだったか・・・?

ヱヴァ破、確かに前エヴァの深読み、批評を誘発する謎の強度はないんだが、
(「ツインピークス」と「ロスト」の差異に近いもの感じた)
手錬れのアニメーターによる動きはやっぱり圧倒的なんだよな。
そのあたりの錬度は凄くて盛り上がってしまった。
金田アクションや板野サーカスといったアニメーターの技術は
そこから受けたインパクトを批評的に言語化するの難しいんだけど、
そこを避けて、動きへの欲望の充満からくるものを
「前エヴァのような語る誘惑を起こさせない」で切ってしまうと、
庵野みたいにアニメーター上がりが監督することも多い日本のアニメの
何かを捕らえそこなったままのアニメ批評になってしまうんじゃないかと。
こういう動きの魅惑の言語化は、それこそ否定神学的な接近を必要とするものかもしれないんで、
東的に「ノレない」のはわかるんだが。
556名無しのオプ:2009/08/07(金) 00:50:37 ID:FY5cnnfn
>>555
おお分かりやすい解説どうもです
どうにも無学で知らないことが多いので助かります^^

そうか、こっちはブログで見たから
週刊朝日(だね?)とちょっとニュアンスが違ったかもしれないね
スタンスはその通りだと思うよ

ちょっとスレ違いになってしまうけど…と断っておいて

いや、それは実によく分かるんですよw
これも東とかぶってしまったんだけど使徒、
とくに前半の使徒戦なんかはかなり圧倒された部類だしw
それでも殊に終盤戦心が離れていった感覚をあえて意味論的にとらえちゃうと
今の空気みたいなものをむりやり90年代の器に詰め込んでるような気がして
その辺りのいびつさが脚本の辻褄合わせ感にも出ちゃってるかなあと
人気も高いようだし今後のフォロワーの出現次第では意見は変わるかもしれないけれどw
アニメ批評に関しては、身近にもそういう一家言の持ち主がいるので
ふだんから大いに賛成してますw むしろあまり得意でない自分のような人間には
そういう補完をしてくれる人の存在はすごくありがたいというかなんというか
東も郵便的不安たちのエヴァ論ではその辺りの重要性を説いてたと思うけど今はどうなのかな?
笠井も身近にそういうことができる人間がいると確かに面白いかも
557名無しのオプ:2009/08/07(金) 04:22:16 ID:vX6mlYNP
こちらもスレ違い、すいません

>>556
東、どこかの雑誌で「かんなぎ」の監督と対談していたんだけど、
そこで、「作り手の意図以上のものが映らないのがアニメ」という捉え方していて
それはどうだろうか、と思わせられたんだよな。
「かんなぎ」監督が意識してるような蓮見重彦風の映画批評を
アニメに適用することの無理を訴えたかったんだろうけど、
原画マンが動画を管理しきれるわけでもないし、
原画マンが、作画監督に言われるままに自分の癖を制御できるわけでもなく、
(ヱヴァ破では「ワンピース」のルフィみたいな動きする使徒とか
出て来たけど、好き勝手やらせてて良かった)
作画監督がレイアウトとは違った動きを描いてしまうこともあって
(しかし金田アクションに見られるように、背景パースから
はみ出すような動きはむしろ迫力を持つ)
監督の意図とは違ったもの、絵レベルではいくらでも殺到して来るからね。

(そもそも日本アニメのお家芸的な、
リミテッドアニメのセル数の少ない動きを生かすための
力を溜めに溜めて、それを一気に動きとして放出するタイミングの取り方も、
最初は低予算故の、作り手の意図の外から始まったものだしね。
この「溜めた力感」の表現の獲得が、マジンガーやエヴァや
コード・ギアスといった巨大ロボットアニメの日本における隆盛の条件として
あると思う)

限界研、やっぱり文学が批評のメインの対象になっていくのかもしれんけど
アニメや漫画にも言及して行くなら、
絵と動きがどう物語と関わってくるか、触れていって欲しいんだよな。
庵野なんか特に動きに情念向ける人だしね。

「週刊朝日」じゃなくて「週刊毎日」だったと思う。
東の連載コラムで取り上げられていた。
558名無しのオプ:2009/08/07(金) 12:17:14 ID:tqxyyVna
ここまで矢吹駆の話なし、と
559名無しのオプ:2009/08/07(金) 15:06:13 ID:cOOto3cw
>>553に出てる「Echo」ってのは何なんだ?
実は変名でそういうゲームのシナリオ書いてた、とか?
560名無しのオプ:2009/08/07(金) 15:09:35 ID:93B8d2ys
561名無しのオプ:2009/08/07(金) 19:55:26 ID:jRBqWab/
吸血鬼の精神分析が出れば盛り上がるんだろうけどね

いつ出るものか・・・
562名無しのオプ:2009/08/07(金) 22:26:57 ID:vX6mlYNP
たびたびスレ違いすまん。
539と543で書いた「並存」は「複存」の間違いだった。
「並行」と「複数化」 ともに分岐を起点にした言葉なんでごっちゃに
なったんだけど、だいぶ意味が違うね。
「複存」のほうが生成のニュアンスあるのか。
笠井、限界研がらみでもミステリ板でミステリ外の話題は駄目だね。ごめん。
563名無しのオプ:2009/08/07(金) 22:37:51 ID:CCVVMHJN
>>557
ああ、その対談は読んでないけど
「作り手の意図以上」うんぬんっていうのは、
阿部和重との対談でも言ってたな。実写との対比の話で。
ただミステリーズ!の押井論では前置きに、
アニメというのは作家性といっても製作過程だけで様々な人間の意図が働くものだから
ひとくちに語るわけにはいかない(それでもあえてするんだけど)、
とくどいくらい断ってたから、「作り手」っていうのは監督とイコールで結んでないかも
フレームで切り取るのではなくフレームを埋めていく、みたいにたしか前出の対談では言ってたから
(同一ではないけど)自然主義的リアリズムとまんが・アニメ的リアリズムの対比的な意味合いで言ったのじゃないかな?
なにぶん現物を読んでないので見当違いなら申し訳ない^^;

しかしその説によるとまさに郵便的な誤配が混じりこんで作られるものなんだね、アニメっていうのは
そう考えると、いわゆる笠井のいう「大文字の作者」と「小文字の作者」を重ねにくい表現形態でもあって
ポストモダンなアートとしての関心は持ってるのかもしれないな、笠井もw

と書いたところで>>562に気づきましたw
そうか、ミステリ板でしたな^^;
564名無しのオプ:2009/08/08(土) 00:39:18 ID:EUjmDx0o
ん?別にいいんじゃね?
ミステリ板だからってミステリの話だけじゃ
ヴァンパイアとかもスレ違いになっちゃうじゃんw
ミステリじゃない評論も何回も話題にのぼってるし
第一、前なんてラノベ板にあったくらいだからなwwこのスレw

ただでさえ過疎井潔なんだから
ジャンジャン語っちゃいなよ!すべてよし!笠井潔!
565名無しのオプ:2009/08/08(土) 23:57:50 ID:35iAME/i
東・宇野って、限界があからさまだから、
読者にとって面白い切り口が見つかるんだと思う

その点、
普通の意味で模範的なオタクの小森や限界研の面々には拡がりを感じない

566名無しのオプ:2009/08/09(日) 00:21:16 ID:2EoU7/vM
それは面白い見方だなw
拡げてやろうって意思があるから限界が見えやすいんだろうね
限界研はそれこそ名前どおりそこに挑まないとダメってことか
小森も論理学の違いっていう観点は面白いけど、
本人の意図と違って今のとこそれを突き詰めていくだけみたいに見えるね
笠井潔は極端に拡げようってタイプだと思うけど
東宇野らに比べると語りすぎちゃうきらいがあって
逆にすごく狭いとこを語ってるように見られてる気がする。
567名無しのオプ:2009/08/11(火) 02:43:17 ID:N/ZBnLXP
>>563
「くどいくらいに断ってたから」
なるほど。じゃあ東、「自覚した上で、あえて」というスタンスなんだね。
正直、蓮見的な表層批評、作家主義をアニメでやられてもピンとこないんで
(アニメの背景や小道具といった美術デザインは当然のように
「魔女っ子」ものや「巨大ロボット」ものといった、作家の意図以前の
ジャンルという「深層」に規定されてくるものだから)
蓮見的な映画批評をアニメに適用する向きに釘を刺すという点では東の「あえて」も在りなのかな。
阿部和重のやるような、「事故」をも監督に帰して作家主義的に
映画監督幻想を煽る批評は、現場のダイナミズムが矮小化されているようでせまくるしいもんな。

「郵便的誤配が混じり込んで作られる」
ああ〜、こういう形容されると、思想的な言葉が見事に創作の現場の言葉に変わってくるね。

>>535
「限界があからさまだから」「拡がりを感じない」
限界研は今のところ、東、宇野に対して「後出しじゃんけん」的な立ち位置にいて
間違ってはいないんだけど、先行批評の修正にすぎない、大胆な誤読のようには読者を挑発して来ないところあるよな。
解釈学のガダマーがハイデガーについて「彼は『正しい』わけではないが、
『大胆な間違い』によって新たな問い立てに踏み込んだ」という評価しているけど
限界研もこういう「新たな問い立て」に踏み込んで欲しいんだよな。
笠井やメンバーズが自分たちの批評についてどういう評価基準を置いているのか
見えてくるのはこれからなんだろうけど。
以前の笠井のサブカル批評は、正直、東にお伺い立てつつ書いているような、
アニメを見ることが「サブカルのお勉強」であるかのような委縮を感じさせられたんだけど、
「社会は存在しない」のコード・ギアス評は久々に「対象にのめり込んで、踏み込む」テンションあったと思う。
次の限界研の本でも、そういうテンション期待したいな。
568名無しのオプ:2009/08/12(水) 16:28:38 ID:9YUt96UW
・ツタンカーメン的
・長髪
・切れ長の目
・厚い唇

これらの特徴から俺がイメージした矢吹駆の顔
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org27143.jpg
569名無しのオプ:2009/08/13(木) 04:41:31 ID:9FgeTIVT
田舎住まいなので煉獄の時が連載されている別冊文芸春秋を一度もお目にかかったこと
ないんだけどどのくらいまで進んだの?事件の一つも起きたかね?
570名無しのオプ:2009/08/14(金) 08:06:24 ID:8hmcBC2e
test
571名無しのオプ:2009/08/14(金) 08:37:29 ID:skiFCZqd
test
572名無しのオプ:2009/08/14(金) 11:42:39 ID:IByAqWkY
>>568
そのネタ何度目だよ……
573名無しのオプ:2009/08/19(水) 17:59:18 ID:134Us/vn
>>567
そういうジャンルという「深層」をとらえるという意味では
まさしく笠井の探偵小説把握と同じだね
笠井は表層批評もいわゆる「小文字の作者」主義も嫌いだろうからw
そういう見方には多かれ少なかれ気づく(気づいてる?)かもしれないね

「社会は存在しない」 東からの親離れ宣言みたいな感じなのかw
宇野はこの本をこのままスルーしちゃうんだろうか
574名無しのオプ:2009/08/19(水) 20:42:42 ID:TeHd2v0j
80年代の笠井の蓮実に向けての「物語批判」批判は
もうちょいきちんと検討されてしかるべきものだったけど、
蓮実は批判者をスル―して、批評外の力で批判を「乗り越え」たかのようにふるまう
ひとだったから、身のある議論起こらなかったね。つまらんことだった。
宇野は「社会は存在しない」をスルーしちゃ駄目だと思うけどね。
正直、宇野の論説はここ10年の「宇野の見たセカイ」としか思えなくて、
一旦、強烈な批判に身をさらして論旨を再構築しなおさなくちゃ、
ホントに宇野自身が批判しているはずの自己完結に陥ってしまうんじゃなかろうか。

日本の批評家は作家主義的な視線で批評する者多くて、
ジャンル論ですら、そのジャンルから「逸脱する作家」論の形取ったりするが
そういえば笠井は、昔からジャンルの規定づけ熱心に行う批評家だったね。
サブカル批評ではあまり、どういう文脈に繋がって出てきた表現なのか、という
基礎知識欠けてたせいでキレがなかったけど・・・。
そのあたりは限界研メンバーに期待かな。
575名無しのオプ:2009/08/21(金) 08:50:34 ID:cU/e3ThV
蓮實の文章には実は触れたこともないんだけど…^^;
青銅の悲劇での扱いを見るにつけ笠井の憎悪はすさまじいものがあるねw
東なんかはあのへんのポストモダニズムを
あの時代の空気をあらわすのに必要だったって評価してるから
そのあたりが一番食い違ってる根本のような気もするね
そういう意味では宇野は決断主義に沿って作家を並べてみせたわけだから
作家主義ということにはならないのだろうけど
彼自身嫌ってるはずのオタク的嘲笑も好きだからなあ…w
まさに同類相憎むというか、あの辺から脱皮しないと
「決断主義」という言葉だけ残して早くもシーンから取り残されかねないよね
個人的にはミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つじゃないけど
もう彼のいう意味でのゼロ年代的な想像力も完了してしまった動きのようにも思えるし

「宇野の見たセカイ」とは言いえて妙w
576名無しのオプ:2009/08/21(金) 21:06:34 ID:bYCeh4HO
>>569
単行本にならないと読まない主義だからなあ
ていうか答えたらネタバレになっちまうよ
577名無しのオプ:2009/08/23(日) 16:12:50 ID:H53fehFI
限界会の藤田のスレからの転載なんだけど、笠井のこと新人と思うような層が読者にいるんだな。
ちょっと驚いた。

28 :ww:2009/07/24(金) 00:22:39 0
社存読んでる。トップバッターの笠井という人、トップを張るんだから業界というか界隈でそこそこの力は持ってるんだろうが、若いんだろうが、力み過ぎだな。
まるで火の通ってないベジタブルミックスのように、多彩なトピックスが非有機的に並べられている。
エバの伸治対伸治父のからみを、旧来のオイディプス悲劇的、しかも強権vs虐げられし人的なドのつくエディプス的視座で捉えようとするなんて、その周回後れ、わざとにやってるだろとかしか思えない。
年がいもなくきちんと痛い伸治父は、伸治のエディプス的人格形成の゛碇゛になってくれてるんだよ。
アヤナミも女司令官も、伸治というとりわけ痛い正直な奴を通して、自身の、欠落した家庭の中での母や姉としてのロールプレイを補完しようとしている。
碇親子はまさしくアンカーなんだよ。
伸治父は今時珍しく゛父゛であり、伸治は、今時珍しく子どもなんだよ。
そこを読めてないのは悲しいな。ただ、この人は頭は良さそうだな。10年後にはきちんとした仕事をしてるだろう。
578名無しのオプ:2009/08/23(日) 16:34:28 ID:OPY7BAX2
ミステリー業界のニューフェイス笠井w
579名無しのオプ:2009/08/23(日) 17:16:03 ID:Gst3rocj
これわざと皮肉で言ってるんでしょw
だって著者紹介とか載ってるよね?
で、社会は存在しないを読めてないんだけど
この人の批判ってどんなものなの。
580名無しのオプ:2009/08/23(日) 20:21:17 ID:QUe4wI8B
>>575
東一本かぶりになっていたオタク、サブカル系の表象の批評を、東と距離とって
批判的にアプローチするという宇野の戦略はある種の「対話」になったと思うんだが、
ただ、宇野は自分に打ちかえされて来た言葉への反応が鈍いんで、
矛盾に満ちている世界に対して、見て見ぬふりをする言説に
すぐなっちゃっうんだよな。
「文学界」で掲載していた批評の「ダークナイト」の悪役ジョーカー通しての
「無根拠な悪」論も、「9・11以降」の情勢論にのみ還元されていて、
「バットマン」の原作者ボブ・ケインが、ジョーカーの造形を、
ハイデガーやシュミットが主著を準備していた頃のワイマール・ドイツで作られた
表現主義映画「笑う男」(原作はユーゴー)からインスパイアされているという
キャラの根っこ無視されていて、宇野の批評のとらえる表象史のパースペクティブの
狭さ象徴するものになってしまっていたと思う。
(ドイツの表現主義映画、「メトロポリス」や「ドクトルマブゼ」の脚本家テア・フォン・ハルボウが
ユンガー主義者で、「マブゼの遺言」では決断主義、戦慄主義的なマニフィストともいうべき
「犯罪の原理」登場させていて・・・
それがJホラー主導した高橋洋によって重要なものとして掘り起こされてきてるが、
このあたり、現代日本の決断主義受容の文脈から見ても興味深いな、と)

笠井はもちろん情勢論という縦軸も重視するけど、ジャンルを形成していく欲動の流れといった
批評の横軸にも注視してきた人だから、
「研究会」という形で、世代間のオタク文化受容の差を自覚させられる場に身を置いていったら
斎藤環とは違ったアプローチで(斎藤環の分析は分析で相当なものと思うが)
サブカル、オタク的な表現のジャンルの欲動について面白い分析行えるんじゃないかな。
そろそろ東や宇野とは違う、ジャンルの実作者としての強みを出してきてほしいな。
ジャンルの内的な欲動について、内側からドキュメントするような。
581名無しのオプ:2009/08/27(木) 22:34:49 ID:XfhrhBFp
あえてそういう過去を断ち切って大雑把に捉えるという方法論もあるとは思うけど
宇野はあえてという感じでもないもんなあ
まあ個人的にはゼロ年代最強のコンテンツであると考えてた
平成ライダーに光を当ててくれただけでも讃辞を与えたいとは思うがw

と言ってたら次の思想地図は宇野を共同編集に迎えて
「想像力の未来」だそうだね
笠井が呼ばれてるかは分からないけど
あれほど党派的なものは嫌いと言ってる東のことだからw
きっと限界研の誰かは入ってくるんじゃないかな
対談もあるみたいだし、宇野もこれは真正面から受けるしかないかも。
582名無しのオプ:2009/08/29(土) 02:34:21 ID:NqmcgsTj
おいおいわたなべ大丈夫か?
583名無しのオプ:2009/08/29(土) 21:06:11 ID:rQrYY51D
力不足ってこと?
584名無しのオプ:2009/08/29(土) 22:22:39 ID:0qb3E5ww
書き込んでるのがモロバレだろ
585名無しのオプ:2009/08/30(日) 00:26:36 ID:KWrXMp/1
そうなんだ。全然わからんかった。
586名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:52:39 ID:pZjX14hQ
笠井は何処に投票したんだろうな

自民→大嫌い
共産→収容所群島
587名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 16:14:42 ID:rHks/Dg7
きまじめな優等生タイプも好きじゃないから
普通に投票棄権ってのもありそうだけどね。
588名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:14:10 ID:P4QxKFbF
もう資本論の美味しいところだけつまみ食いすればいいような時代になったとか
言ってたから共産党あたりに入れてるかも知れん
589名無しのオプ:2009/08/30(日) 21:21:33 ID:pr0sTobW
なんとなく民主には入れてない気がするのはなぜなのかなw
自民には絶対入れてないだろうけど
590名無しのオプ:2009/08/31(月) 08:28:35 ID:/T+fazR/
>>587
投票棄権は創価に投票したのと同じだからない
591名無しのオプ:2009/08/31(月) 08:53:38 ID:Si2fciBX
笠井は議会制民主主義をいかに円滑に運用して、
国民の生活水準をあげるか?に、特に関心持ってないだろうな。

592名無しのオプ:2009/09/01(火) 17:51:44 ID:+7tZY17f
「円滑に運用」「生活水準をあげる」
むしろ嫌ってそうww
593名無しのオプ:2009/09/03(木) 16:55:35 ID:uHTvR2X/
この人の評論って、主流文学の矮小化だけが残念だな
594名無しのオプ:2009/09/03(木) 17:32:20 ID:3ZfxTvS0
渡邊大丈夫かって書かれたとたんにクソ長文が消えたな
図星だったか
595名無しのオプ:2009/09/03(木) 17:36:20 ID:IHttPmfW
矮小化なんかしてたら
村上春樹も評価しないし探偵小説論Vも書かないよ
大衆小説との線引きが恣意的であまり意味がないって言ってるだけ
596名無しのオプ:2009/09/03(木) 18:13:34 ID:SDgO3q1A
>>581
「対談もあるみたいだし、宇野もこれは真正面から受けるしかないかも」
対談、実現してほしいなぁ。笠井が出るのもいいんだけど、
腕試しで他の限界研のメンツが出ていくのも面白いかも。

限界研の活動、個人的には、批評家同士の対話もいいんだけど、
限界研で注目しているクリエイター招いての対談も行っていってほしいな。
笠井がいま注目している作り手というと誰になるんだろうね?
批評家は、腑分け的に作品の時代における見取り図、分類図作って
整理して終わり、みたいな、彼らの設定した問いを自分たちで答えるような
答えあわせを仕事にしてしまうこと多いけど、
できれば受け手を作り手に惹きこむ、若い作り手を鼓舞して未知に誘惑する、
そうした答えのない問いかけを批評で行っていってほしいね。
597名無しのオプ:2009/09/03(木) 20:43:38 ID:IgKICnvQ
>>594
宇野ちゃん乙
598名無しのオプ:2009/09/04(金) 19:47:12 ID:oHag4XDN
>>595
藁人形叩きじゃん
探偵小説には主流文学の成果を全部盛り込む一方で、脳内の「純文学野郎」を想定して矮小化。
599名無しのオプ:2009/09/04(金) 23:28:35 ID:hJRYqGTe
>>598
いやいや
探偵小説論Vは探偵小説以外にも同じような大戦の影響はあった、っていう論旨
探偵小説がジャンルとして特にそれを蒙ってるとは主張してるけど
主流文学の評論だって何本も書いてるし
藁人形叩きかはともかく、純文学をことさら特別視する「純文学野郎」が嫌いなのは事実だね
600名無しのオプ:2009/09/05(土) 00:08:37 ID:g5eSAGRJ
>>599
だからその叩きが脳内でしょ
自分は主流文学の成果を全部使えるからさらに優位に立ってるという、
ポジショントークに堕してるときがあまりにも多い
601名無しのオプ:2009/09/05(土) 02:35:18 ID:PlbWjr1N
ポジショントークかぁ。
ジャンル文学をどう評価するか、文学史にどう位置づけするか、で、
主流文学をあて馬化してしまう傾向は
笠井に限らず、ジャンル文学史家全体にあるかもね。
ただ、ジャンルにこだわることによって顕かになるものが
実際にあるんで、そこに注視する立ち位置からの文学史は在り!だと思う。
ポジションを共有しないものにとっては偏向に映るのはやむをえないけど。

それより笠井の80年代に春樹、大江扱った主流文学批評は、
文学作品を「観念論批判」出来ているかいないかに還元して、査定する批評で、
今では批評としては読むに堪えないものになってないか?
笠井の怨念が面白くはあるんだけど、
バフチンやベンヤミンときちんと対決していない、
自身のイデオロギーに引きつけた読みで、
取り上げられた文芸作品が単純化されてるようにしか読めなかった。
小松や中井英夫作品あたりへの作品評は、
むしろ作品固有のアイデアをどう見るか、という笠井のイデオロギーに
還元できないものに注視する視点あるのに・・・。
602名無しのオプ:2009/09/05(土) 03:58:47 ID:PlbWjr1N
>>600
600さん的には、笠井の
「自然主義的リアリズムの枠内に捉えられたもっともらしい「人間」像の
のり超えをジャンル文学は主流文学に先駆けてはたしていた」という
ジャンル評価の要諦はどう評価してるのかな?

ミステリじゃないけど、ジェイムズが「意識の流れ」を
文学に取り入れていこうとして行った試みが「ねじの回転」という、
ホラーに限りなく接近する作品の形を取って顕れたということ見ても、
笠井の批評はある程度の妥当性持っていると思うんだけど。
603名無しのオプ:2009/09/05(土) 11:47:44 ID:g5eSAGRJ
>>602
だから、そういう評価は普通に主流派の批評もやってるじゃん?
という評価
本当のまっとうな研究書と接してないんじゃね?といわざるを得ない

笠井の論点そのものはおおむね妥当というか、
むしろこの人の文学趣味は正統派過ぎるところが欠点なぐらい。
よって変なルサンチマンに基づく主流の矮小化「だけ」が残念なのさ
604名無しのオプ:2009/09/05(土) 11:49:38 ID:g5eSAGRJ
「自然主義的リアリズム」を仮想敵にするのは、
大塚英志とか東浩紀とかにも見られるけど、
「私小説」の影響力を過大に見積もりすぎているうえ、
「つまらんくせに威張ってる権威」として矮小化しすぎだろう。
605名無しのオプ:2009/09/05(土) 11:51:47 ID:g5eSAGRJ
あと、「第三の波」の連中のゴシック趣味は、
基本的には大層なもんじゃなかろう。天童とかの泣かせと大差ないのに、
ジャンルの要諦に基づくからといって大目に見すぎ。
これって笠井が嫌いな蓮實の映画批評と同様の欠点。
606名無しのオプ:2009/09/05(土) 16:29:53 ID:PlbWjr1N
>>603
「矮小化『だけ』が残念なのさ」 なるほど。
笠井の「主流文学の矮小化」にはルサンチマンとともに
批評上の「戦略」も感じられてくるね。
笠井の文学史に適応する形に個々の作品の可能性が読まれていて、
評価されている作品すら、どこかで矮小化、単純化された上で
文学史上の定位置与えられている狭苦しさある。

ただ、ジャンルに拘泥する者として思うんだが、
いまだにジャンル作品についての書評や紹介に、
イージーに「単なる犯人あてに終わっていない」や
「怖いだけのホラーではない」という、リアリズムからの査定が
ジャンル作品をめぐる言語の流通に強くこびりついていて、
姿の見えない「権威」として自然主義リアリズムの支配が
無視できない水準でいまだ在るとも思えるんだよな。
これなんかは主流文学の側からは実感されずらいものだろうし、
叙述トリックの虚構性が持った可能性について、
ミステリの側からもあいまいな評価にとどまる無意識の原因ともなって、
笠井が「ルサンチマン」と捉えられようとも
自然主義リアリズム、私小説を現在進行形で「矮小化」する
文学史を描かなくてはならなかった生臭い要因は健在と思う。

なんでこういう文学史が描かれたのか、を慮って評価するのでなく、
批判するところは批判されるべきとはもちろん思う。
出来ればミステリ批評家の中から、笠井文学史をプレさせる文学史を
描き出すもの出てきてほしいんだが。
607名無しのオプ:2009/09/05(土) 16:58:33 ID:mDWcx9g/
そんなリアリズムなんてないっつうのが最初からの意見ですよ
だからこそその対比でジャンル性が過大評価されてしまうわけで
608名無しのオプ:2009/09/05(土) 17:01:43 ID:mDWcx9g/
言い直すと、笠井が参照したメタフィクション論が駄目すぎるのだと思うよ

なんというか、今さらロブ=グリエの時代の「自然主義リアリズム」批判を読まされてもって感じだ

それと、後続のミステリ批評家に期待できるかな?
限界研でいうと、小森は笠井以上に「主流文学」をわかっていない気がする
609名無しのオプ:2009/09/05(土) 17:03:11 ID:mDWcx9g/
法月綸太郎の方がそういう部分では興味深いな
610名無しのオプ:2009/09/05(土) 17:10:56 ID:mDWcx9g/
>>606
>いまだにジャンル作品についての書評や紹介に、
>イージーに「単なる犯人あてに終わっていない」や
>「怖いだけのホラーではない」という

こういう査定をする際に、必ずしもリアリズムに依拠する必要はないでしょう。

それと、ジャンル性に拘泥する以上、
そのジャンルの射程を論者がどう見積もるかによって、
「内」と「外」を区切る論理特有の陥穽に囚われてしまうことの自覚が必要でしょう。

まっとうな「主流文学」の人は、その種の「内」と「外」のロジック自体を放棄しているんじゃないの?
一応二十世紀文学の成果って、そういうことだったはず。
もちろんその成果が共有されていないのが問題なのだけれども。

ミステリやSFの批評では、論者自身がジャンルを体現していることを、
読者集団に「まず」認めさせないといけないところが、若干窮屈なのではないかな?
同じ事は主流文学?にも言えるけど、
ジャンルへと自身を閉じ込めるだけに、自縛的にもなる。

つまり、探偵小説のパズル性以上に、自身をジャンルに縛りつけることのゲーム性が問われるでしょう。
そういうあり方を快く思わない人が出るのは、当然ではないかな?

ジャンル小説のコミュニティは、その排他性が心地よいという側面があるわけだし。
611名無しのオプ:2009/09/05(土) 17:30:53 ID:mDWcx9g/
まとめると、ジャンル小説のジャンル性を掲げる以上、
メインストリームからの偏差の査定が必須になってしまうわけだが、
そこで「絶対に勝てる」藁人形を論敵に設定する必要はないっしょっていう印象だ。

「自然主義リアリズム」って、そろそろ禁句にした方がいいよ
そういう貧相な敵との戦いから勝ち取られる成果はたいしたもんじゃない。
612名無しのオプ:2009/09/05(土) 18:16:50 ID:PlbWjr1N
「リアリズムに依拠する必要はないでしょう」
必要はもちろんないんだけど、
「単なるミステリーでない」=「『人間』が書けている」とする俗説に
根拠づけを置いている言葉は多いと思う。
それは主流文学内の言説がどうであれ、
ますますわかりやすい評価基準として流通を広げているんじゃなかろうか。

「内と外のロジック自体の放棄」を成果として語る立場からは
そもそもジャンルが成立し、それが多くの読者を魅惑し続ける状況は
どう映っているんだろうか?
「密室」とか「幽霊」とか「宇宙人」を呼び起さざるをえないジャンルと、
そうしたものを文学的成果として使いこなす現在のメタフィクションとで、
はたして成果は「共有」されなければならないんだろうか?
すまないがどうも610さんの言葉はどうも主流文学の達成から
ジャンルの欲動が整理されすぎていると思えてしまうんだよな。

ジャンルが運動体として動き続けるためには、ジャンルの射程が常に
刷新されつづけなければならないとして、
それはジャンルの周辺を広げていく遠心力的な運動であるとともに
ジャンルの成立する根拠づけを問い続ける求心的な運動でもあるべきで、
そうした矛盾の中に笠井のジャンル批評はあると思う。
ジャンルに向けての求心的な運動は、内と外のロジックを放棄したところからは
起こってこないと思うんだが、それを「窮屈」であるとしても、
存在しなくていいものと考えていいんだろうか?

笠井のメタフィクション論、啓蒙臭さが気になるんだけど、
具体的にはどのあたりが駄目なんだろうか?
そのあたりは教えを乞いたい。
613名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:02:39 ID:mDWcx9g/
>>612
人間が描けているかにこだわるのは、
中高の文学教師が抱えがちな十九世紀的文学観の残滓だし、
藁人形を捨てたって、同じ事はできるでしょ?

ジャンルの求心性にこだわる批評はあってしかるべき。
でも、いつものように「芸術vs娯楽」という擬似問題が混じってる気がするわけよ。

「芸術」を求心的に掲げることのメリットも、もちろんわかるよね?
ポーは探偵小説も生んだが、象徴詩も生んだわけだ。
笠井はそこをネグりすぎている。

ジャンル小説の批評家って、多数の読者を抱えていることを誇りにする傾向が否めないと思う。
だからこそ、読者集団の方を向いた言葉が紡がれる。
でも、かなりショボく刈り込まれた「私小説」は、そもそも相手にしなくていいよ。
怨嗟と自己満足の再確認にしかならないから。
そこには認識は含まれていないから。

あなたにも言えるけど、メタフィクションにジャンルの達成が「簒奪」されているかのように感じてしまう意識が良くないんじゃないの?

読者は集団としては規則的な動きをするけど、
個々人はけっこう雑多だと思いますよ
614名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:05:29 ID:mDWcx9g/
ポピュラーカルチャーの方が、
「人間」とか「独創性」みたいなものに固執した批評が横行しがちだと思うんだよね。
マンガにおける「パクリ検証」なんて、その最たる物。
こういう態度を「主流派文学」のせいにするのは倒錯もいいところでしょう。
615名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:10:10 ID:mDWcx9g/
ちょっと途中の論旨が混乱したけど、
どんな文学であろうとも、一定のフォーカスに基づいた集団的探究がなされているんだと思うわけよ。
その準拠点が「ジャンル」かどうかは自明ではない。

そもそも「自然主義的リアリズム」という蔑称に対しては、自然主義なめんなと言いたい。
616名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:11:47 ID:mDWcx9g/
笠井のメタフィクション論の欠点は、
やっぱり『ドラキュラ・ホームズ・ジョイス』みたいな藁人形の設定がショボいんだと思うね
617名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:14:34 ID:mDWcx9g/
笠井は現象学的還元を標榜している割には、思考の弁証法的性質においてヘーゲル的とでも言うか……
同じ現象学でも『精神現象学』に近いんじゃないっすかね
618名無しのオプ:2009/09/06(日) 01:10:05 ID:W+Ai72kK
傍から興味深く観戦していたものですが
「エロゲーをおっさんに啓蒙するなんてもう意味がない」
「いやいやまだまだそういう権威は依然としてあるんだよ」
という宇野VS東に相似的な議論だなあw
個人的にはパフォーマティブ性にはあまり争点を見出せない質なので
それぞれの思うようにやればいいのじゃないかなあと思ってしまうのだけど
方向性の差異はコンスタティブにも何か決定的な差異を産み出してしまうものなのかな?
お二方のやりとりを見ていると、どうも「ジャンル」に対する評価づけと意味づけが
鋭い対立点となっているようだけどむしろそこに起因するものかな…?
笠井はジャンルは形式の自己運動という定義づけで
一般的なマッピングのようなとらえ方はしていないよね
だから恋愛小説は単に似たような話というだけでジャンルとはいえない
現代文学でジャンルと呼べるのはミステリとSFくらいだ、みたいに
むしろ伝統芸能なんかとの相似性を強調しているよね
619名無しのオプ:2009/09/06(日) 01:40:29 ID:i7cVsnxH
「メタフィクションにジャンルの達成が纂奪されていると感じる意識」
すまない、それはまったく考えていなかった。
むしろ別種のものであるミステリの達成をメタフィクションの達成と
同一視することの危険性を感じている。

本当に「論旨の混乱」感じるんで、もうちょい整理して書いてくれ。
別に速攻のレスじゃなくていいし。
「人間が書けているか」を自然主義に還元できるかどうか、は
「倒錯もいいところでしょう」で終わらせるべきでなく、
それこそ演劇におけるリアリズム運動や、
いまでは鼻もひっかけられないものの一定の影響力もった社会主義リアリズムが
どのような受容を受けて来たか、等々とともに
息の長い考察と共に考えられる問題と思う。
「絶対に勝てる藁人形」相手も不毛だけど
自然主義について語る時に、その最良のものだけを取り出して
免罪符をあたえるような議論は議論にならないと思うんで。

メタフィクション論批判も具体的でないままだし。
主流文学のメタフィクションと笠井のメタミステリでは、当然ずれるわけで、
そのズレを主流文学の基準から単なる時代遅れで捉えるのはどうなのか?
ということを問いたい。
笠井自身が「天啓」シリーズで、そのメタミステリの塑像を示せていない
ということもあるんで、書きづらいのはわかるんだけど。


620名無しのオプ:2009/09/06(日) 02:02:08 ID:i7cVsnxH
しかし613さん、
基本的に「ジャンルの求心性にこだわる批評はあってしかるべき」と
考えているんだね。
実のところ、そうした批評を、「芸術vS娯楽」その他擬似問題の仮設無しに
どう立ち上げていくか、というのがジャンル批評の問題としてあって。
596で書いたんだが
擬似問題のような「あらかじめわかっている答えに向けて問い立てする」
不毛さは実感している。
笠井の批評を、たたき台としてミステリ批評家がどんどん論争的に読んでいく
状況が生まれてくるのが望ましいんだよな。
621名無しのオプ:2009/09/06(日) 23:04:42 ID:gN3nflsh
90年代は本格、00年代はラノベ、10年代はどうなるだろうな
622名無しのオプ:2009/09/07(月) 07:26:23 ID:5EWErpQ+
評論は適当に切り上げて小説書いてほしいなあ
と本人もどこかで書いてたけど
623名無しのオプ:2009/09/07(月) 11:51:43 ID:TUb82nxv
1年1作だったら今年は吸血鬼の精神分析が出るハズだったが
624名無しのオプ:2009/09/07(月) 22:53:43 ID:aYY6RFyH
「セカイは存在しない」 
今日発売の「新潮」の書評欄で福嶋亮大が取り上げてたね。
ある程度文壇でも注目集めてるのか。

福嶋、手際よく要点をまとめつつも、セカイ系は決断主義的な読みよりも
書き手が商業上の制約を受けていること考えて、
サバルタン的な主体に引きつけた読み方してみるのはどうか?と書いていた。
セカイ系の具体的な作品への言及は一行しかないんで、
きちんとした作品分析から出てきた視点というよりは、
「セカイは存在しない」で挙げられるシュミット、ハイデガー的な決断主義への
反発からくる政治的な反応という印象。

まぁ、2ページの書評ったらこんなもんなのかな?
625名無しのオプ:2009/09/07(月) 23:11:04 ID:DmRzG3vL
あれ?福嶋亮大って限界小説研究会やめたのか?
政治的ってことはケンカ別れ?
だから執筆陣にいなかったのか
626名無しのオプ:2009/09/08(火) 00:27:52 ID:653LgtD1
「セカイは存在しない」をきっかけに
セカイ系について論議が巻き起こればいい、と書いていたんで、
喧嘩別れではないと思う。
掲載や対談の場所作れば参加するんじゃない?
627名無しのオプ:2009/09/08(火) 18:44:18 ID:pWl08mH5
「社会は存在しない」な

自分たちで否定してどうするよw
628名無しのオプ:2009/09/08(火) 20:45:29 ID:VvS6RBxe
いい議論。
できれば、612さん(?)と613さん(?)は名前蘭に番号だけでもいれてほしい。
ひとりは512さんかな。
629名無しのオプ:2009/09/08(火) 22:25:45 ID:NxQxU5Pw
>>623
このままだと出そうにないなw
630名無しのオプ:2009/09/08(火) 22:46:19 ID:VvS6RBxe
>625
もともと福嶋は限界研じゃないんでは。。。ゲスト扱い。
631名無しのオプ:2009/09/08(火) 23:39:33 ID:pWl08mH5
>>629
どうせ無理だと思ってたけどなw
8月後半になって立てた夏休みの宿題の計画みたいw
632名無しのオプ:2009/09/13(日) 23:18:17 ID:WKJXi8uo
笠井さんもあんまりのんびりしてると船戸与一みたいに...((;゚Д゚))ガクガクブルブル
633名無しのオプ:2009/09/14(月) 01:46:06 ID:sYLWd+rg
船戸与一どうかしたの?
極太のクロニクルを低価格にするため
あえて三段組みにしたって話で好感度高いんだけど
そういえば笠井さんも評価してたよね、船戸さんは。
634名無しのオプ:2009/09/14(月) 22:37:08 ID:p3pOHGrz
笠井ってひぐらしについてなんか書いてる?
635名無しのオプ:2009/09/14(月) 22:49:03 ID:+J5krZN/
>>633
余命一年
636名無しのオプ:2009/09/15(火) 02:17:21 ID:kGo4MU+/
>>635
なんと…そうだったんだ。
637名無しのオプ:2009/09/16(水) 12:15:43 ID:3S1tF0OD
>>634
限界小説研究会は触れてるみたいだけど
笠井自身が言及してるのは見たことない
一時ミステリのゲーム性を論じようとしてたから興味あってもよさそうだけど
もうミステリ専門には評論しないって言ってたしな
うみねこなんてもろ後期クィーン問題っぽいね
638名無しのオプ:2009/09/16(水) 19:23:38 ID:2+sniEba
>>637
竜騎士は笠井が好きじゃなさげな社会派ぽいのと、
法月やら笠井やらの評論に目を通してるっぽいと思ったんだよね
639名無しのオプ:2009/09/16(水) 20:24:36 ID:RCtzJY+Z
メッキがはげてミステリ論壇で相手にされなくなって敗走しただけでしょ
探小研を追い出されて南雲堂で限界研の本を出してもらうのが精一杯になってるのが現実なんだから
ゲームだってネタにしやすそうなタイトルをチェックしてただけだし、もともと素養もこだわりもないわな
640名無しのオプ:2009/09/16(水) 22:33:18 ID:dgFXPi8y
竜騎士は、自己申告じゃ京極夏彦すら知らずに「京極に似てますね」と言われて、京極=同人作家と思ってたんじゃなかったっけ?
奈須はあからあさまに、笠井信者をアピールしてたが
641名無しのオプ:2009/09/16(水) 22:40:28 ID:gMGePsf6
>>631
立てた予定が一度崩壊してるんだから、
後はズルズルと延びるだけw
642名無しのオプ:2009/09/17(木) 08:34:34 ID:FtJ2muin
カッコつけて言うだけ言っといて、あとは適当ってのがこの手合いのパターンでしょ
年1冊プランなんて60歳引退計画とおんなじ
643名無しのオプ:2009/09/17(木) 09:10:19 ID:F5DGp8N+
正直60歳引退を撤回したのにはがっかりした
644名無しのオプ:2009/09/17(木) 09:31:04 ID:FtJ2muin
コンスタントに矢吹駆シリーズを書いて
きっちり完結させて60歳で引退したら褒める準備をしていたのに・・・
645名無しのオプ:2009/09/17(木) 09:43:52 ID:1l0GoiRg
まあ年うん冊とかよく他の作家も口にして反故にしてるけどな
むしろ作家の業だ
646名無しのオプ:2009/09/17(木) 19:49:27 ID:Mwb96Enb
>>638,640
そもそもひぐらしを作ったきっかけが
最近こういう仰々しいミステリーものがないじゃないか!
っていう不満らしくて、太田克史に「いや、日本には新本格というものがありまして…」
って説明されてたからw まったく知らなかったみたいだよ竜騎士
それで勉強したのかうみねこで十角館っぽいシーンとかあったけど
いきなり後期クィーン問題みたいなとこに行きつくのはすごいセンスだな
647名無しのオプ:2009/09/17(木) 22:45:19 ID:bada8Vrg
来年中に出れば良いよ、もう。
648名無しのオプ:2009/09/17(木) 23:03:59 ID:ITUxM5VO
そんなわけでジャーロを図書館で借りて、「吸血鬼の精神分析」を読んでいる俺だった。
出ないかも知れないし…。
649名無しのオプ:2009/09/18(金) 01:19:04 ID:u4b+wuqx
連載だけでいいならなんとか完結可能かもしれない
650名無しのオプ:2009/09/19(土) 11:11:19 ID:YJK53m+C
>>638
笠井のひぐらし論読みたいね。
限界の藤田は書いてたよBOXのパンドラの何月号かに。
結構笠井は好きそうだと思うが、そもそもゲームとかはプレイできなさそうorz
651名無しのオプ:2009/09/19(土) 12:23:50 ID:tOoSf+cT
隔月誌じゃなくて月間誌に連載を移して
スピードを上げて欲しい。
652名無しのオプ:2009/09/19(土) 15:46:59 ID:MXlY6SCd
竜騎士、自己申告では横溝もツインピークスも影響関係否定していたのに
ずっと経ってから訂正していたような・・・。
まぁ、十何年前に接したものの影響じゃ最初は意識には上がってこないか。

笠井、うみねこのテレビぐらいは見てないもんかねぇ。
653名無しのオプ:2009/09/19(土) 19:26:52 ID:eVJ5Cjms
あれギャルゲーってやってたんじゃなかったっけ?
654名無しのオプ:2009/09/19(土) 19:29:08 ID:eVJ5Cjms
うみねこって黒い仏みたいだよね
ゲームはやってないけど
655名無しのオプ:2009/09/19(土) 22:34:40 ID:mjdt6r34
うみねこは中年キャラに萌えが大量発生してるのが新しいな
656名無しのオプ:2009/09/20(日) 14:55:37 ID:9jYEZBCT
そうか?中年キャラに萌えるなんて前から有ったろ。
657名無しのオプ:2009/09/20(日) 15:19:45 ID:uycODDiP
萌えの大量生
658名無しのオプ:2009/09/20(日) 16:07:40 ID:l53mapCe
使い古された萌え要素の大量死
659名無しのオプ:2009/09/20(日) 17:15:32 ID:REGOXQ7X
>>654
それは殊能に失礼
660名無しのオプ:2009/09/20(日) 19:41:35 ID:46Abi4UR
竜騎士と比べるのが失礼というなら、
売上はたぶん比べモノにならないし、
どちらも著名な評論家に高い評価も受けてるから、
世間的にはまったく失礼なことはないと思うけど。
661名無しのオプ:2009/09/21(月) 14:10:12 ID:99o75xl6
ミステリ作品としての評価基準は、売上や「著名な評論家の評価」といった
世間的価値に支配されてあるものじゃないとは思うけど・・・
アニメの「うみねこ」見てる限りじゃ
少なくとも今んところは「珠能に失礼」って感じはしないな。

限界での「うみねこ」評、どんなもんだったんだろう?
662名無しのオプ:2009/09/21(月) 14:41:30 ID:bwiCPFPX
>>661
「ミステリ作品として」と限定した時点で比較作品・作者に
「○○に失礼」という物言いは既にして失礼なのでは?
そもそもそのような前提はなされていないのだし。
せめて世間的価値に収まらない独自の評価基準を明らかにしてもらわないと。
663名無しのオプ:2009/09/21(月) 16:01:16 ID:99o75xl6
「『〇○に失礼』という物言いが既にして失礼なのでは」
ああ、これはそうだね。ごめん。

「うみねこ」のゲームやってなくて、放送中のアニメからだけの判断なんで、
ゲーム終わらせた人から見ると、「うみねこ」のトリック、語りの構成が、
「黒い仏」に比べて問題点がある、しかしネタばれはできんし・・・と
659さんにはみえてるのかな、と思って。
664名無しのオプ:2009/09/21(月) 16:30:06 ID:7RwL1nn1
>>661
いわゆるロジック性を重視すると物足りないのかもしれないけど
ひぐらしといいい全体の構成にジャンルを刺激する要素があふれてるね
そういう意味で限界研よりもよっぽど探偵小説研究会が(否定的にしろ)
触れなきゃいけない作品だと思うんだけど
触れてるのかな・・・?
665名無しのオプ:2009/09/21(月) 17:29:29 ID:99o75xl6
>>664
感想サンクス。
かつてのゲームだと「かまいたちの夜」は結構取り上げられて
評価に上がっていたけど
ゲームのシステムとミステリの構造の親和性まで突っ込んだような批評は
見かけなかった記憶が。
探偵小説研究会、ゲームへの関心はあまりないのかな。
不勉強で詳しくは知らないんだけど。

限界研が「うみねこ」取り上げていくなら
ゲームのシステムのメタ性も俎上に上がってきそう。
666名無しのオプ:2009/09/21(月) 17:39:04 ID:OLEDpXN5
そういや、かまいたちの夜の原作者って、乱歩賞受賞作中最低の出来な作品を書いたと罵倒されてたな
667名無しのオプ:2009/09/21(月) 17:54:21 ID:yWZe0EOM
え?
って一瞬色々考えたけどそれ違うw
弟切草の原作者でしょ?長坂秀佳『浅草エノケン一座の嵐』
読んでないけど確かにボロクソ言われてたみたいだねw
脚本家としてはすごく好きなんだけどな
特捜最前線なんてそれこそミステリー的にはっとさせられるエピソードも多かった
668名無しのオプ:2009/09/21(月) 18:01:25 ID:OLEDpXN5
ああ、そうそう。勘違いしてた。かまいたちの原作者は我孫子だっけ?
669名無しのオプ:2009/09/21(月) 19:29:26 ID:Ae3mJvo4
ひぐらしは小森が触れてたっしょ、e-novels見てなかったん?
670名無しのオプ:2009/09/21(月) 19:29:27 ID:mC2rNCp7
そうそう我孫子
かまいたち御殿建てたってねw
ヴァンパイヤー御殿とか本当かな
671名無しのオプ:2009/09/21(月) 20:45:06 ID:jttkTd1E
竜騎士はTRPGのリプレイを一番意識してそう
672名無しのオプ:2009/09/21(月) 21:14:36 ID:JXCZC4/M
東浩紀もゲーム的リアリズムの元祖的なのはTRPGって言ってたな
673名無しのオプ:2009/09/22(火) 09:16:56 ID:hQxRyz7l
>>669
ああ、ごめん。小森は限界研にカウントしてたw
探偵小説研究会ではあんまり広がってない印象があったから
あと完結してなかった(?)からかその時は各エピソードがミステリとして残念
って判断だったよねたしか
探偵小説の論理学読んでないけどその辺は変わったのかな
674名無しのオプ:2009/09/22(火) 13:29:57 ID:ERCeY9Bw
>>673
批判から擁護に意見を変えたみたいだね
675名無しのオプ:2009/09/22(火) 20:29:20 ID:bQmnbMBU
>>674
おおそうなんだ、ありがとう
西尾維新も後から評価するようになったって言ってたね小森
676名無しのオプ:2009/09/23(水) 16:22:23 ID:+lDDQuQ1
「僕は切れた振りをする評論が嫌いなんです。切れてないやん(笑)と」

そんなとこでイヤミ言ってるんなら
どう切れてないか正面から反論してみたらいいじゃない
こんな輩を猿山のボスに担いでる時点で終わってるな本格ミステリ界。
677名無しのオプ:2009/09/23(水) 17:32:03 ID:vszvSVjP
サル山のボスっていうと、某あず(ryを思い出すが。
678名無しのオプ:2009/09/23(水) 19:26:27 ID:8aQj6gM0
猿どもが言うこと聞かなくなったからサル山から出て別のサル山作るって惨めだよな
679名無しのオプ:2009/09/23(水) 20:32:18 ID:MnG3qKMo
惨めだと思うよ
まさか子飼いの猿たちがあんな低レベルだったと知った時にはw
というか一番ダメなとこは
そんな分かり切ってたこと、今さらになって気づいたってことだよなw
680名無しのオプ:2009/09/23(水) 21:09:25 ID:cm6ie0CT
低レベルな猿山から追い出されて、もっと低レベルな猿を集めてるボスもたいがい低レベルじゃね
681名無しのオプ:2009/09/24(木) 03:30:21 ID:6suHLrHT
何の根拠も示さずに
低レベル低レベル言ってるあんたらが一番低レベルだろうな。
682名無しのオプ:2009/09/24(木) 08:17:18 ID:fIdtkX/1
そういえば限界研の連中のイベントで、司会役の佐々木敦が
「個々の作品の向こうに(共通の)構造見つけ出して、
その成立条件を説明する」式の批評と距離を取りたい。
「構造なんて頭のいい人はいくらでも見つけられるんだから」といったこと
語っていたが、このあたりは笠井はどう思ったんだろうね。
笠井の批評も、割と構造を見つけ出していく類のものだけど、
大塚、宇野のような「社会情勢の反映を作品に見つけて分析し、
自身の情勢論をより補完していく」のとは違い、
そうした分析をミステリの実践の中でどう生かすか?という
個々の作品への具体的な視点が維持され続けているから
佐々木のスタンスも気になるんじゃないかと思うのだけど。

「社会は存在しない」の論文の多くは、そのレベルはどうであれ、
作品論と情勢論、どちらにも落ち着かず引き裂かれていて
このまま安定せずに引き裂かれ続けてほしいと思った。
セカイ系と決断主義を相容れない対立軸とする視点から解放して
せめぎ合いのダイナミズムの中で捉えようとした故なんだろうか。
福島が書評で書いていた「セカイ系のサバルタンに引き付けての読み」は
ちょっと「頭のいい人の構造発見」になってしまいそうかな。
683名無しのオプ:2009/09/24(木) 10:02:16 ID:lqVEoDTj
その手の批判というか反発は
常に出てきてるものだから特に気にしないのじゃないかな
上の方で話題になってる本格系の書き手からもそうだけど
作品主義に見えていわゆる作家主義というか人間主義に根差した意見だよね
作品は社会が産み出すのではない個人が産み出すのだ、といった
でも笠井の譬えにしたがえば個々の作品は大河の一滴なわけだから
その流れと滴の煌めきを語るのは隷属関係というものではないと思うのだけど
「構造なんて頭のいい人はいくらでも見つけられる」っていうのもその通りだけど
それこそミステリと同じでその中でもより魅力的な解はある、正しさではなく強さを競うべきだ
っていうのが大体「極端な相対主義」の嫌いな笠井が言いそうなことじゃないかな
684名無しのオプ:2009/09/24(木) 12:46:16 ID:zr8C/zff
>>681
その言い分は買い言葉の域を出てないよ。間違いじゃないかもしれんが
この評論がすごいんだぜ!こんな評価されたんだぜ!こんな実績残したんだぜ!って言えない限り、
説得力を感じる人はいないと思う
685名無しのオプ:2009/09/24(木) 13:45:03 ID:ki3CIy9t
あいつバカw

そのバカよりバカw

どこがバカか言ってみろよ大バカども

バカじゃないって言えないやつもバカ ←New !
686名無しのオプ:2009/09/24(木) 17:43:27 ID:fIdtkX/1
「より魅力的な解はある。正しさでなく強さを競うべき」
なるほど、まさに!
ただ、このあたりの「正しさより強さ」基準になると、
佐々木の批判する社会情勢の反映を見つけるような構造分析だけでは終わらない
同ジャンルの先行作品との比較や、
それこそミステリにおけるトリックの尖鋭性についての話となって、
個々の作品論に向かう読みを基礎づけるものともなってくるよね。

いや、682では舌足らずですまなかったけど、
笠井はミステリ史で構造分析やりつつ、同時に常に
そこからどう個々の作品論に向かうかで色々苦闘している人と見えて、
佐々木の言葉に批判とは違うもの見出すかも、と。
キッチリとした作品論書いてみるか、と鼓舞されたりなんぞしないか、と。
いや全くわからないが。

「探偵小説論」がミステリー史総体を相手にするために構造分析に足を掛けているのに対し
限界研での活動ではむしろ作品論に
体重乗せたもの書き出してほしいという期待があって
そこらへんで佐々木の言葉がどう受け取られたのか気になって。

687名無しのオプ:2009/09/24(木) 17:51:23 ID:458Ug9AH
>>678 円堂乙
>>680 千街乙
>>684 佳多山乙

まあそれは冗談として
>>681
根拠も何も>>224見ればわかるだろ
ベスト10=ベルトコンベアとか批判自体理解してないとしか思えないこじつけで
人格批判までしたり、
本格大賞のコメントも大概だったぞ。
「笠井が探偵小説研究会のメンバーも入れざるを得なかったことに窮状が見える」
とかまともな論評の場で言うようなことか?
特にこの二人には割と期待してただけにかなりガッカリさせられたよ。
もっとがっぷり四つで論戦敷いてくるかと思えばこのザマだからな。
限界研究会がこうなるかはまあこれからの話だ。
688名無しのオプ:2009/09/24(木) 18:24:49 ID:iAEpQiKb
アジビラみたいなノリで口汚く新保茶木をギッタギタにしてたのは誰だっけな?w
あれを評論集に入れたってのは恐れ入るw
689名無しのオプ:2009/09/24(木) 19:58:17 ID:zr8C/zff
それはもうパラダイムの問題
よくいえば闘士体質、悪くいえば節操も品性もないゲス
690名無しのオプ:2009/09/24(木) 22:02:22 ID:UameIg6e
ありゃそもそも向こうが正面攻撃してこなかったからだろ。
別に笠井が聖人君子人だとか言いたいわけでもないし。
(最後に研究会辞める経緯とか、聞いた分じゃ大人げないとしか思えんしな)
ただ少なくとも公になった文章で論戦挑まれてるのに、
それを避けて横からウジウジグチグチうるさい奴は
まず評論家としては面白くもないしレベル低いとしか思えねえってこった。
691名無しのオプ:2009/09/24(木) 22:12:44 ID:zr8C/zff
>横からウジウジグチグチうるさい奴はまず評論家としては面白くもないしレベル低い
それはまったくその通り。
アジビラみたいな罵声を吐き散らして、それを評論集に収めた笠井もそれと同格かそれ以下ってだけの話。
692名無しのオプ:2009/09/24(木) 22:48:36 ID:UameIg6e
あんた話通じないのか?
あれは匿名で評論を批判されたから、
批判するなら名前明かして堂々としろって話だろ。
実際尻馬に乗った吉野仁がボロボロに反論されてたじゃないか。
アジビラみたいな罵声だのなんだのは別に否定する気はねえけど、
そもそも土俵に乗ってきてねえって話だよ。
693名無しのオプ:2009/09/24(木) 22:53:53 ID:UameIg6e
そっちが笠井をどう評価しようが自由だが、
勝手に人の意見をねじって自分の結論に接ぎ木しないでくれるか。
694名無しのオプ:2009/09/24(木) 23:17:51 ID:JikZSRIF
>>686
こちらも舌足らずだったけど
そうした先人の見出した流れに便乗して「あれもそうだ!これもそうに違いない!」
というフォロワーをこそだからそういう論法で批判されるべきじゃないかなと
佐々木の著書自体しっかり読んでないので一般的に想定しただけだから
まるで見当違いなことを言っていたら申し訳ない
限界研では彼のいうジャンルXを総体的に捉えようと
セカイ系というワードに拘泥している気がするね
探偵小説史では虚無への供物を特異点としてその流れを一気に見出したように
しばらくはそうしたものを探して個々の作品論に傾くかもしれないね
695名無しのオプ:2009/09/24(木) 23:18:07 ID:zr8C/zff
あんたこそ話通じないだろ。
まず笠井批判の話があったところへ、あんたが「評論家どもがレベル低い」って割り込んでんだよ。
そこで「評論家批判も結構だが、笠井もたいがいだろ」と言われてんだよ。
誰も彼もが、あんたの意見にハイハイと「だけ」言わないと気が済まないってか。
あんたが評論家を批判すんのが自由なら、こっちが笠井を批判すんのも自由だ。

わざわざ強調しなくても、あんたが「土俵に乗ってきてねえ」評論家を批判してることぐらいわかっとる。
しかもそれに同意までしてんだよ。そもそも「人の意見をねじって」ってどこをどうねじってるの?

つーかそもそも、あんたは何に怒って何に絡んでんの? オレのレスを引用すんな!ってことならアホ丸出しだし。
696名無しのオプ:2009/09/24(木) 23:27:13 ID:PWdWcoso
おれさまの正しい評論家批判を
こともあろうにカヴァたん批判の踏み台にしやがってムキー
って感情論にすぎない
697名無しのオプ:2009/09/24(木) 23:41:05 ID:zr8C/zff
つまり話が通じない人か。
評論家へのヒステリーで頭がいっぱいになっちゃってるのね。
698名無しのオプ:2009/09/24(木) 23:41:08 ID:XwNWDzOY
便所の落書きに何マジになってるの。
699名無しのオプ:2009/09/25(金) 00:03:19 ID:RNRAC9DL
>>695
>そっちが笠井をどう評価しようが自由だが、

わざわざ念のためにつけ足しておいたのに、話が通じないどころか文字も読めないようだな。
それにしても研究会の連中もそうだが、
ちょっと意見を強い口調で言われるとすぐ「自分の意見に従わないと気がすまない」
とか言い出すのはどこでもいっしょらしいな。
そっちも自分の意見に従わないと気が済まないのか?と言いたくもなる。
納得しないうちは無駄だと思うまで意見を言うさ、そりゃ。
700名無しのオプ:2009/09/25(金) 00:06:32 ID:RNRAC9DL
ねじってるってのは「横から」という部分を恣意的に無視してるってことだよ。
そこは笠井とは違うって話をしてるのに、その通り笠井もたいがいだ
なんて言われりゃそりゃ反論するに決まってるだろう。
繰り返すが笠井をクサすのは自由だがそれは自分の理屈でやるか、
あるいはこっちの理屈が間違ってるという話でやってくれってことだ。
あと悪いけど自分は>>676>>687だから
そもそもの話はこっちから始まってんの。名乗ってなかったの悪かったけどね。
それから付け加えるのもバカバカしいが、この程度の言葉で怒ってるとか思われてもな。
罵声にひどく敏感らしいが、こっちはそれほど上品じゃないもんでね、悪いけど。
701名無しのオプ:2009/09/25(金) 00:07:45 ID:RNRAC9DL
>>696,697
まあこうやって土俵から降りて野次を言うようになったら
こっちも無駄だと思うからやめるけどなw
702名無しのオプ:2009/09/25(金) 05:49:22 ID:4XoKcnDM
あの覆面座談会って例えるなら、著名な評論家が2chあたりで駄弁ってたのを雑誌に載せちゃったような代物じゃないかな
703名無しのオプ:2009/09/25(金) 11:21:50 ID:ZU83oUrM
話自体は面白いんだから、どちらか一歩引いて話を続けてほしいかも。
704名無しのオプ:2009/09/25(金) 11:23:02 ID:ZU83oUrM
>>687
あと「人格批判」ってなんだっけ?
705名無しのオプ:2009/09/25(金) 11:23:42 ID:87QMeKdC
始末に悪いのが署名原稿の方でも平気な顔で笠井周辺を批判してたよね
それにしても後に本格ミステリ作家クラブに新保さん入会するとき
笠井さんが推薦者になってるのは驚いたな
いつのまにか和解してたんだ
706名無しのオプ:2009/09/25(金) 21:11:07 ID:yitmWS3F
>>704
笠井が 容疑者X批判=環境型管理社会批判 をしておきながら
環境型管理社=ベスト10システム に対する矛盾きわまる態度は人としてどうか、ってとこ。
一応断っとくが人格批判が全部ダメってわけじゃないぜ。
品はよくないかもしれんが論旨にそってゆえあるなら仕方ない場合もあるだろう。
ただ円堂の場合仮定に仮定を重ねるようなほとんど三段論法でそこまで言ってるうえに、
それならせめてこれに対する意見はどうか?と一度は反論を待つべきだろう。
707名無しのオプ:2009/09/25(金) 21:13:25 ID:yitmWS3F
どうも批評と書評は違うって言われたことが癪にさわったみたいだが

>信頼できるコメンテイターの紹介を頼りに、筆者も未読の新刊書を手にとることはある。
>としても、コメントと批評を同一視するわけにはいかない。
>批評として書かれていてもクズがほとんどだし、形は書評でも批評的な文章が書かれうる

っていう笠井の文章を

>“批評”と“書評”は、入り組んだ関係になっている。
> [宣伝ビジネスの要求に応じて書かれた紹介や書評の類と、本来の批評はどう違うのだろう。](※笠井)
>などと単純な問いを立てて「クリティック」と「コメンテイター」を対立させてみせ、
>「本来の批評」「クリティック」に軍配を上げて一件落着とする考えかたに、今さら意味があるとは思わない。

なんて読めるのはよっぽどの悪意がなきゃとんでもない無能ってことを晒け出してるだぜ。
708名無しのオプ:2009/09/26(土) 09:26:57 ID:mzmdPqx5
>>694
佐々木の90年代前半までの映画批評はいくつか読んでるんですが、
そちらは蓮実重彦が引いた表層批評のフォロワーという水準でしたね。
「映画史の流れの中から個々の作品をどう位置づけるか」を問いつつ、
「飛沫の煌き」の形状に言及しようとして、言及しきれていなかったという感触あります。
ファロワーが個々の作品について言及しようとした時に、
先行する批評家の引いたジャンル史に遡及的に別な線を引き直さなければならなくなる時があるのに、
90年代前半までの佐々木は蓮実の線を描き直すことに大胆になれなかったな、と。
一応、人間主義的な印象批評からは距離を取っていると思うのですが。

笠井が「飛沫の煌き」を捉える事を中心課題と考えたならどういう批評が
生まれてくるのだろう? 
ミステリやSF文学から離れた視覚モチーフに限界研での活動では挑む機会出てくると思うのだけれど
その時に、文学では妥当だった批評が、取り上げた作品のもたらす驚愕、戦慄に
何も触れてこないまま終わる、まるでノベライズ版への批評のようなものとなってしまう
危機ありますね。
笠井が住み慣れた場所から離れて、
笠井にとって語りなれぬ不気味なものを言語化しようとした時に、
文学作品にはなかった形の驚愕、戦慄の表出をどうとらえていくか。
それが作品論にも繋がってくると思うのですが。

「象徴としてのフリーウェイ」で「ブレードランナー」を語った時に「汚れ」という触感的なものに
ふれていましたが、これは短すぎてしたね。
(しかし「コメント」としては十分に誘惑的なものでした)

709名無しのオプ:2009/09/26(土) 10:35:15 ID:HxRY3mOn
探偵小説研究会の方は、笠井が抜けてから、今度は小森を追い出して、ま
すます、しょうもなくなってきているな。
710名無しのオプ:2009/09/26(土) 11:36:00 ID:CPepvU8c
>>682
そのイベント行きたかったけど、東京に行けなかった。
行ったTLは正直つまんなかったって書いてたけど、そんな話もしてたんだ。
笠井氏も藤もんも登壇しなかったつうから、いいかなと思ってたんだけど、
そんな話してたなら無理して行けばよかったかな。
笠井氏は来てたのかな、その会場に。
つるば氏とか大人しい人達じゃなくて、笠井氏のガチの対談とか見てみたい。
佐々木敦とかじゃなく。
正直最近までこの人知らなかったけど、「例外社会」的セカイ系っていう提案、面白いし。
711名無しのオプ:2009/09/26(土) 11:42:39 ID:CPepvU8c
社会は存在しないは、>>682の人が書いてるみたいな魅力もあるのかもしれないけど、
小林氏のとかつるば氏のとか、セカイ系との接点が僕には分からないな今でも。
あと長谷川氏とか岡田氏とか文句言いたいわさすがにあれは。
多分ここで話題になってる探偵会とかの流れが分かる人には違う受け取り方があんのかもしれない。
それと、限界会って未だに実体が分からないんだが。
社会は存在しないとその前の著書に載っている人が会員なのか??
それだと福嶋氏も会員なのかとか。分からん。
712名無しのオプ:2009/09/27(日) 10:45:39 ID:Y/wFUmOl
こもりんも放逐されたのか
713名無しのオプ:2009/09/27(日) 11:24:18 ID:Y/wFUmOl
>>710
まあ笠井さんも対談ではそこまで激しくはないけどねw
監視社会に対して「テロ(レジスタンス)の権利が奪われる」っていうくらいだから
大人しくはないと思うけどw
こちらは逆に探偵小説研究会の流れは多少分かるけど
社会は存在しないは未読だからどうなんだろ
あんまりその流れとの関係はなさそうな気がするけど。
福嶋氏は他の人が言ってるのを見ると
関わってはいるけど距離を置いてる、みたいな立場かな。
714名無しのオプ:2009/09/27(日) 12:51:20 ID:y1pa17Qc
>>713
そうなんだ。レスありがとう。
小森氏の居酒屋トークが面白かったから笠井氏の対談とか見たいし、単純に顔が観てみたいとかいうのがある
。自分語りすまんけど、おれフリーターなんだけど、笠井氏の例外社会的セカイ系提示の方が、なんか宇野氏が言ってたオタクの逃げみたいのよりしっくり来る気がして。
社会は存在しないは、半分ぐらいの投稿作品は面白かったよ。もっと色々分かりやすくして欲しいけど。
715名無しのオプ:2009/09/27(日) 15:53:31 ID:oPVIx4qg
>>708
当時本格系評論家に絶賛された『火蛾』に対しても
「理論をそのまま小説化しただけ」というふうに判断を留保していて
巷間言われるイメージよりも作品の肉体性を重視する人なので
映像作品にしてもその重要性自体はよく理解しているだろうね
言われればブレードランナーの評論は印象深く残っているな
他ジャンルに比べ本格探偵小説評論では
その類の肉感的なコメントが少なかった気がするね
ジャンルの特質からあえて語ることに大きな意味を見出してなかったのか
ジャンルXに対してもその観点の延長で見ている節はあるから
そこがどう表出してくるかは興味深いものがあるな実際
おそらくは性格から実作にも並行して影響が出てくるだろうし
(ただしそうした意味での小説技術は必ずしも高くないと思うので
 評論ともども難しい作業にはなるだろうけれど)
716708:2009/09/27(日) 23:16:00 ID:E23Mbcom
>>715
「『理論をそのまま小説化しただけ』と判断を留保」
へええ、これは興味深いですね。確かに理論家としての笠井イメージを裏切る!

笠井、1984年11月の「ユリイカ ファシズムの美学」号で、
ハイデガーのナチ関与問題で「革命勢力としての突撃隊」が浮上してくる遥か前に
突撃隊と親衛隊の政治と美学の対立を捉えた「黒の美学と褐色の美学」という論文書いていました。
そこで、三島由紀夫の戯曲「わが友ヒットラー」とヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」が
並べて語りつつ、三島戯曲の古典主義的なセリフでは捉えきれなかったものに
ヴィスコンティの映像は届いていたと見る。
台詞からどう肉付けをなしていくか、肉付けがどう定着したか、という
つまり、戯曲や映画における「演出」の力に触れてくるような部分ありました。
突撃隊の革命性に笠井が気づき驚かされるのが、主要人物の行動や台詞でなく、
突撃隊員たちの放吟する歌だったというのが興味深かったですね。

ただ、1984年の笠井の視線は演出の力には向かわず、
割りとシンプルにヴィスコンティの「克明さ」讃えるだけなんですが。
今だとどうなんでしょうね。
「空の境界」のアニメ映画版について笠井が取り上げてくれば、
「原作との比較の中で、その『演出』をどう評価するか」が
そのまま原作、アニメ版両作の作品論としても見えてきそうな気がするんですが、
笠井、アニメ映画版「空の境界」には関心がないのか・・・?
717708:2009/09/27(日) 23:45:49 ID:E23Mbcom
そういえば笠井、「社会は存在しない」で、決断主義的セカイ系として
アニメ「餓霊 零」の名前も挙げていましたが、ホントに名前だけ出しただけだったんで、
あの作品のどういう具体に決断主義的なもの見出したのか?
そのうちどっかで触れて見てほしいものですね。
原作を読むと、主人公たちの敵として登場してくる呪禁道の連中が、
何かのための手段としての闘争でなく、闘争そのものがそれ自体目的とされる闘争の中に生きていて、
おお、これってワイマールドイツの決断主義者ユンガーの戦争小説のようだと思ったんですが
(現代作で同じく漫画だと「ヘルシング」の大佐がくるのでしょうが)
考えてみると、アニメ版の「餓霊 零」は原作の前日譚でした。
呪禁道の連中出てこない・・・。

(しかし決断主義的かどうかはわからないんですが、「餓霊」、「宿命」が主題化されて、
その「宿命を受け入れる」が「巨大な化け物と鎖で繋がれる」という
視覚のスペクタクルでなされていたのは巧かったですね。
「餓霊 零」で、ヒロインの背中からズワーッと化け物が伸びていく様には
ゾクゾクきました)
718名無しのオプ:2009/09/28(月) 01:04:58 ID:qmCqypzJ
わたなべさんはそういうことは自ブログでお書きなさいな
719704:2009/09/28(月) 10:39:06 ID:HD1ksAX0
>>706
トンクス。
720名無しのオプ:2009/09/28(月) 10:41:25 ID:HD1ksAX0
東スレみならって、渡辺大輔二世でいいんじゃね?
721名無しのオプ:2009/09/28(月) 11:26:41 ID:JnK/UT6u
>>714
顔はけっこう著者近影でも露出してるから画像検索でもすぐひっかかるよ。
対談自体はかなりいろんな人としてるけど
トークショーってことだと最近なら(といっても2年前か!)
東浩紀×海猫沢めろん で鼎談したのがユリイカに収録されてたと思う。
ちょうどその頃話題になってた宇野さんのことが主に俎上にのぼってた。

いや評論だって根っこ自は分語りなんだと思うんだけど、
宇野さんなんかはちょっと、他人に届けようと昇華されてない感じがあるねw
昔の厨二な自分が許せないみたいな敵意があふれちゃってw
722名無しのオプ:2009/09/28(月) 11:52:35 ID:JnK/UT6u
>>717
闘争そのものがそれ自体目的とされる、ってのは決断主義的なんだ?
それだとやっぱり仮面ライダー龍騎の浅倉威なんてそのもののキャラって気がするなあ。
でも決断という人間的な単語からは最も遠いところにいるような感覚もする。
個人的には乱立する個人の物語を粉微塵に打ち砕いてくジョーカー的存在として、
なぜか爽快なくらいひどく惹かれてしまうところが興味深かったなあ。
ていうか、あれほど決断主義とセカイ系が深いとこで入り混じった作品もないから、
ブーム(?)に乗ってぜひとも笠井さんには観てもらいたいw
ディケイドの劇場版では
蛸壺のセカイをつないでひとつの大きなセカイにすることは解決にならなくて
その「旅」こそが重要なんだっていう示唆はちょっと面白かった。
723708:2009/09/28(月) 17:49:59 ID:05GMYG28
>>722
「闘争それ自体の目的化」は決断主義というよりは、それを醸造する
前-決断主義的な根本気分として在るのかな、と。
ユンガー、シュミット、ハイデガーのそれぞれの「決断」規定はズレると思うのですが、
そのあたりは(多分にあらかじめ批判する立場に基づいた分析ではありますが)
笠井も参照していたフォン・クロコウの「決断」に詳しいですね。
ハイデガーの「決断」規定は「跳躍としての決断」語った「哲学への寄与」よりも
「言語の本質への問いとしての論理学」がわかりやすかったです。
いや、わかった気になっただけかもしれませんが。

ユンガーの実体験にもとづく戦争文学作品は確か翻訳されておらず、
笠井の「薔薇の女」で言及された哲学者バタイユの
ユンガーへの嫉妬混じりの論説や断片の翻訳などから想像した部分多いのですが、
ユンガー自身の戦争規定は
「戦闘の中に置かれた人間は誰しも不安によって捉えられる。しかしながら
その戦い自身を導いていくのは一つの意志であり、戦いは生への意志の表出なのである。
戦闘の中において過去と現在は夢の中におけるが如く合一し、
ここに戦争の歴史的生起としての根源的意味が把握される」というものですね。
個人の主体的な人格が弾き飛ばされ、ニーチェ的な力への意志、生への意志が沸騰する場として
戦場が捉えられる。

「仮面ライダー龍騎」面白そうですね。観れていないのがくやしい。
朝倉威というキャラクターの造形、人格というより「闘争への意志そのもの」といった
造形となっているんでしょうか?
724名無しのオプ:2009/09/28(月) 19:53:02 ID:wKSPBt+r
カバ先生は日本の近代文学で誰が好き?
725名無しのオプ:2009/09/28(月) 21:51:06 ID:hmq+J53X
>>724
政治活動する前に、蔵書キレイさっぱり売り飛ばした時に、
どーしても手放せなかったのが、太宰治全集だったとか
726名無しのオプ:2009/09/29(火) 01:06:50 ID:t0k2xBBL
そこまで立派な論説が言えるのならユンガーぐらい読みなよ
取りあえず英語でもいいだろ
批評理論で読解とかそういうのは充実してるだろうし
727名無しのオプ:2009/09/29(火) 01:12:47 ID:CYgugetg
>>726
宇野ちゃん二世しつこいよ
728名無しのオプ:2009/09/29(火) 09:51:02 ID:5LMCmvBQ
>>726
戦争文学作品以外なら結構読んだんだけどね。
「線について」を探しているんだが、手に入らない。

しつこくてすまんが・・・
一次大戦時に、本来は手段のはずであった戦争がそれ自体目的化し(「総動員」)
結果、戦争以前のブルジョワ文化体系の経済や伝統的体制維持を根拠づけとした
「合目的性からの世界了解」が粉砕されて、「根拠なき」決断主義が開かれる・・・
闘争それ自体の目的化と決断主義の関係性の間には
こうしたことが起こっているのではないか、と。
笠井の大量死理論みたいになるが、まぁ同時代ってことで。

「闘争の中でそれ以前の人格が吹き飛ばされる」というのは、「エヴァ破」の
ビーストモードにまで引き継がれる永井豪の得意技だけど、
考えてみると「ヴァンパイアー戦争」にもあるな。

ほんとしつこくてすまんね。なんか笠井の80年代の著作読み返して、
ついで「地獄に堕ちた勇者ども」見ていたら、色々と妄想に狩り立てられて。


729名無しのオプ:2009/09/29(火) 14:58:07 ID:4RWWMpDw
>>720
>>726
ワロタw
730名無しのオプ:2009/09/29(火) 16:39:19 ID:ep5BH3Ah
宇野ちゃん二世のツボはわからん
731名無しのオプ:2009/09/29(火) 18:18:15 ID:oAlAltER
732名無しのオプ:2009/09/29(火) 19:08:00 ID:cI8QsJz7
>>728
ユンガーはかつてあった祝祭的なものとして戦争をとらえてたってことかな?
しかし笠井潔はナポレオン戦争等と第一次大戦以降を明確に断絶していると捉えてるよね。
でもユンガーはハイデガーと違ってナチスには傾倒しなかったのか。
その辺の相違はなんだか興味深いね。
大量死が呼び込むそうした決断主義的なものと、
高度情報化社会が呼び込んだいわば宇野的決断主義を、
ようするに笠井潔は長い移行期間として本質的に差異はないと捉えてるのかな?

浅倉威の場合はそういう「意志」みたいな人間的なものすらうかがえなくて、
ただ闘争を餌にして空腹を満たすような動物的な
それでいてなぜかキャラ(=人間)として魅力ある
もはや矛盾そのものといった描写がどうにも惹きつけられたんですね^^
まあ機会があったら観てみてくださいw 娯楽作品としてもとてもよくできた作品です。
こちらもユンガーやヘルシングなど興味をおぼえました。
733名無しのオプ:2009/09/29(火) 20:59:44 ID:5LMCmvBQ
>>731
サンクス。「鋼鉄の嵐の中で」翻訳されてたんですね。しかし1930年刊か・・・。

>>732
バタイユなんかはユンガーの「戦争」に過剰蕩尽の祝祭の現代的な在り方を見てますね。
ナチへの評価、ユンガーはナチの下劣な人種理論を弱者がすがるものとして徹底的に
唾棄していたんじゃなかろうか。
デリダ「精神について」の分析など参照すると、ハイデガーも
人種を根拠づけに持つ理論をニヒリズムの作用として対決していたと思うんだけど、
一方でユダヤ−ヘブライ的なものを排除してのギリシャ−ドイツの「同一性」への
執着まぎれもない。
しかしハイデガーが愛人にしていたのはハンナ・アレントなどの
ユダヤ系女性だったというのが、下世話ですが面白いところですね。
(ガンダム冨野の新作アニメが「ハンナ・アレントみたいな少女の活躍する巨大ロボットもの」だそうですが)

「長い移行期間として本質的に差異はないと捉えているのかな?」
どうなんでしょうね? 実は笠井の「例外社会」規定も、
今のところ頭ん中で具体的な像を結んでくれなくて。
かつての新本格への「大量性」用いての説明と同じで、
「例外社会」枠組みが大きすぎて、「当たっているんだけど、分析になっていない」
感触受けているのです。
このあたりは限界研の次作でよりクリアに語りきってほしいですね。
734名無しのオプ:2009/09/29(火) 21:09:47 ID:5LMCmvBQ
>>732
龍騎、見てみたいですね。
平成ライダーシリーズ、「555」で王蛇がカーラジオでオールディーズの名曲
「ブルーベルベット」聞いているうちに狂ってきて・・・というシーンあって
リンチの映画「ブルーベルベット」のデニス・ホッパーかよ!と驚かされたんですが、
なにか妙にファナティックな表現、過剰なものへの志向持ちますね。
友人によると龍騎、アメリカでリメイク作業中だとか。
アメリカ版、どういうものになってくるんでしょうね。
735名無しのオプ:2009/09/29(火) 21:16:51 ID:5LMCmvBQ
733「大量性」用いての説明×
  「大量生」用いての説明○でした。 すいません
736名無しのオプ:2009/09/30(水) 00:07:00 ID:k797Wj7U
今ゆんがーに食いついてるのって、スガの舎弟の千坂恭二なんだな
737名無しのオプ:2009/09/30(水) 12:59:33 ID:IruxU6/3
今ってゆうか結構前から?
738名無しのオプ:2009/09/30(水) 14:44:03 ID:Msfzjwd9
>>734
あれ555にそんなシーンあったっけ…^^;
そっちも熱心に見てたクチだけど忘れてしまったw
ヘッドフォン聴きながらバス乗客惨殺とか凄いシーンだなと思ったけど。
あと王蛇は龍騎のライダーでは?
リメイクはもう放送されてるみたいですよ。
向こうでは明確な悪の組織みたいなのが設定されてるようですが
1話観たかぎりだとやっぱり演技とかの質はいいですねw
739名無しのオプ:2009/09/30(水) 14:55:34 ID:Msfzjwd9
>>733
人種的なものやキリスト教的なものって頭では分かってもちょっと捉えにくいものありますね。
テッド・チャンの『あなたの人生の物語』でも表題作はとてつもない傑作と思えたけど、
同じく評判という「地獄とは神の不在なり」は向こうの人は衝撃的なんだろうけど
ちょっとピンと来なかったなあ…^^;
こちらでは単に記号にすぎないエヴァなんかの天使とかはどう捉えられてるのか興味深いところ。

たしかに大量生で第3の波を説明しようとた探偵小説論Uは、
大量死で明確にクリスティや横溝を捉えたTよりもちょっと弱さを感じたね。
その辺りは波が終わったと規定する今連載中の探偵小説論Wで、
より明確に捉えてくれるのか期待したいところ。
そう考えると限界研界隈の論考もなかなか時間がかかりそうですね。
740名無しのオプ:2009/09/30(水) 18:25:10 ID:5Ht6HbeJ
>>738
王蛇、龍騎のライダーでしたか。いや友人宅で平成ライダーシリーズを
ランダムに見せられまくった時の一夜の記憶で書いているんで色々混乱してます。
すいません。
王蛇役の俳優が役作りの時に監督からデビッド・リンチの映画作品見せられて・・・
と語っていたので、てっきりくだんのシーンの悪役が王蛇だと思い込んでました。

リメイク版、もう放送始まっているんですか。
738さんの書かれていた浅倉のニュアンスがきっちりすくい撮られているといいのですが・・・。

大量生、ハイデガーがアウシュヴィッツなどの絶滅収容所(大量死)と
プロイラーの食肉工場(大量生)を「近代技術の極限」として並べていて、
笠井の思索もそこからのものなのかと思えているんですが、
ハイデガーの指摘が、倫理的な問題孕みつつも、死権力と生権力が
近代技術の中でどう表れるか?という、比較思考可能な枠を持つのに対して、
笠井の「大量生」は概念上の区切りが限りなく曖昧な、
下手をしたら恣意性に堕ちてしまいそうな危険感じさせられました。
「例外社会」は自分がシュミットの法概念にとらわれ過ぎていて、
笠井の再定義をむしろ飲み込めなくなっているのかもしれませんが・・・
できれば732で問われているような、かつてのドイツ決断主義と
現代に批評語として起き上がってきた「決断主義」の差異を考える中で
「例外社会」概念も具体的に問い続けていってほしいですね。
741名無しのオプ:2009/10/01(木) 19:08:11 ID:1VXWBjmS
人間の消失・小説の変貌

笠井潔

ttp://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488015275

小説、評論、共に精力的に活動を続ける著者が、鋭い感性で時代を代表する
作品群を読み解く。『容疑者Xの献身』『生首に聞いてみろ』『神様ゲーム』など
話題のミステリのみならず、『1Q84』『グロテスク』『半島を出よ』など
幅広く文芸作品を扱い、さらにドラマ、アニメ、コミックにいたるまで、
ジャンルをまたいで論じることで遷りゆく時代を浮き彫りにした、力作評論集。
著者あとがき=笠井潔
742名無しのオプ:2009/10/01(木) 23:16:55 ID:m3OE8a4U
いつまでXに粘着してんだよ
743名無しのオプ:2009/10/01(木) 23:36:50 ID:F77WCYkz
ミステリーズ!連載をまとめたものですが何か?
744名無しのオプ:2009/10/02(金) 15:59:54 ID:KnDBSLz0
鋭い感性…
745名無しのオプ:2009/10/02(金) 16:35:41 ID:U4BHyEtO
>>740
ああ、その逸話はなんか聞いたおぼえあるなあ
平成はライダーがインフレしてるからw分かりづらいだろうねw
吹き替え版がCSで今月から、春からは地上波も来年始まるみたいです。楽しみ。

大量生は 第1・2次大戦→起きなかった戦争としての第3次大戦=冷戦
その裏返しの抑圧という比較で 大量死→大量生 という図式は分かるんですが
裏返しだけにうまく視覚化できないうらみみたいなのものがありますね。

ちなみに以前話題に出てた佐々木敦さんだけど
反論大歓迎とウェルカムだった東浩紀がブログでいきなりブチキレてましたw
「強さを競う」っていうのは東も同じ姿勢なんだね。
746名無しのオプ:2009/10/03(土) 00:31:44 ID:wB+qTcTy
>>745
「状況分析ばかりして作品論がない」という佐々木の批判に対しての東の
「ならばあなたがやればいい」というのはシンプルにまさに!ですね。
佐々木、「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」などで映画批評をしていた時に
党派的な対立に巻き込まれて映画批評から離れていった、という経緯ありますが、
結果、批評そのものから距離とって情報整理屋的なスタンスに立ってしまっていた。
その立場からメタに批評状況を批判するのは
ある意味一番最悪な「状況分析」「構造分析」にしかならないかもしれないですね。
ほんとにきっちりと作品論やり始めてほしい。

ただ作品論は、社会的な状況、構造分析と、
ジャンルを規定してくる欲動が社会状況の中で
どのような現れ方を見せたのかの歴史的な記述(ジャンル史)、
こうした巨視的な視点が作品論においても(というよりむしろ)欠かすことできず、
そのせめぎ合い捉えることで作品の持つ固有の「強さ」や「過剰さ」の分析が
第三者に対して説得的に言語化しうるのではないかと思うので、
「やるぞーっ」といってなかなか作品論書けるものではないだろうとは思うのですが。

一読者としては、ジャンルの欲動への理解を欠いたまま、状況分析的なアプローチでのみ
作品から「構造」が取りだされていくのはやはり読んでいて物足りなさ感じるんで
笠井のサブカル、オタクジャンルへの批評、
それこそ「アニメ」「ロボットもの」「ギャルゲー」を成立させる欲動の
『本質直観』を息子さんや限界研のメンバーたちとの対話の中でおこなっていってほしいですね。

笠井と「コードギアス」「餓霊 零」といった作品の作り手との対話、
読んでみたいんですが、限界研ってインタビューとかしないのかなぁ。

「龍騎」 友人らに話振ってみたらみんな観ていました。
放送時はずいぶん盛り上がっていたようですね。気付かなかった・・・。
747名無しのオプ:2009/10/03(土) 14:05:32 ID:HrwQyVJd
ジャンルの欲動って自律的に取り出せるものなの?
批評家が筆力でそのつど勝ち取るものなのではないか?
748名無しのオプ:2009/10/04(日) 12:07:40 ID:oh7dI/pH
>>747
「ジャンルの欲動」どうなんでしょうね。
先行作群によって挑発され続けた作り手や受け手の中に、
言語化されていないけれど「在る」といっていいのか?
あるいは批評家が言語化したことから遡及的に生まれてくる枠組みとして「在る」のか?
ただ、「ミステリ」にせよ「ホラー」にせよ「巨大ロボットアニメ」にせよ
受け手の広範な支持がある、そうした土壌の上で進化、深化遂げてきたもので、
批評家が「ジャンルの欲動」の言語化を成し遂げるにせよ、
その土壌の持つ威力への了解は欠かせないんじゃないかと思います。
749名無しのオプ:2009/10/04(日) 16:13:04 ID:tJai4ZIX
>>740
ファイズのライダーは全員数字だから、そこで識別できるかな、555、913、315とか。333、000は苦しいが
まあ193とか753みたいに、ファイズじゃないけど数字なのもいるが


ところで、ヘッドフォン聴きながらバス乗客惨殺とか凄いシーンって、どっちの作品のシーンなんだ?
750名無しのオプ:2009/10/04(日) 18:08:01 ID:0tRnnztc
>>749
193と753は語呂きれいすぎるw

バスは555の澤田登場のシーンっす。
751名無しのオプ:2009/10/07(水) 19:26:29 ID:qqrdhWMv
死相地図、福嶋はいるけど限界研究会のメンバーは対談になし。
まあまだまだ小物だから妥当な気もw
752名無しのオプ:2009/10/07(水) 23:33:57 ID:LAM+UCoH
批評発表の場はいくら在ったっていいとは思うが、
もうちょい「限界研」の切り口の地固めしてもいいかもね。
うちの近所のジュンク堂からは「社会は存在しない」なくなっていたんだけど、
売れてるのかなぁ。
753名無しのオプ:2009/10/08(木) 03:23:17 ID:7GSmdXgH
近所の書店に社会は存在しないは存在しない
754名無しのオプ:2009/10/09(金) 07:47:38 ID:fRGDgGWu
最寄りの図書館にも存在しない・・・
755名無しのオプ:2009/10/11(日) 17:36:21 ID:DCBqWjHW
岡和田は落ち着けといいたい
756名無しのオプ:2009/10/11(日) 19:23:27 ID:5g0s44ed
オイディプス読了
イリイチってもしかしてもう長くない?
757名無しのオプ:2009/10/11(日) 19:27:22 ID:LoYaKYbL
そんな匂わせる描写あったっけ?
758名無しのオプ:2009/10/11(日) 22:58:59 ID:AOjYH8Qh
>>755
って、東たんに釘刺されてたよ。
759名無しのオプ:2009/10/12(月) 00:24:04 ID:u0or51bj
>>756
ほっとけば勝手に死ぬよ
760名無しのオプ:2009/10/12(月) 01:19:07 ID:YwsLeOiu
? 「もう長くない」の意味が分からない?

皮肉にしてもギャグにしてもさ
761名無しのオプ:2009/10/12(月) 01:27:16 ID:u0or51bj
メール欄のことだろ
762名無しのオプ:2009/10/13(火) 07:38:43 ID:gs8BFDTQ
おかわだ君という人は、落ち着くというより、あの独特の不快な文章と立ち居地見直さなきゃ
話にならないよ。
あんなんも限界会所属かよw

763名無しのオプ:2009/10/13(火) 13:11:41 ID:DLC6RVAD
性悪学者ならああいう人もいるが、岡和田は学問も翻訳もからきしだからな……
764名無しのオプ:2009/10/16(金) 18:54:06 ID:ahkM9gL6
>>732
「大量死が呼び込む決断主義と・・・宇野型決断主義と、笠井潔は長い移行期間として
本質的な差異はないと捉えているのかな?」
気になって宇野の「ゼロ年代の想像力」読み返してみたんですが、
宇野的決断、「ゼロ年代の想像力」の段階では
ユンガーやカール・シュミットらの決断主義とは全くの別物ですね。
むしろ戦後における古典的な問い立て
「日本の母系支配的な浸透に対してどう『個人』を立てるか?」の系譜にある批評で、
無視されていいものではないですが、
戦後からこっち断裂なく反復され続けた言葉でもある、という感触うけました。

で、改めて「社会は存在しない」序文読み返すと
むしろ笠井こそに、先行する批評の文脈に断裂持ち込もうと
「決断」の本格的な読み込みをはじめてやるぞ、という意欲持っているなと
思えてきました。
765名無しのオプ:2009/10/17(土) 02:09:22 ID:6b123vYW
やっと大体社会は存在しないを読み終えた。
笠井さんの例外社会を今日図書館で借りてきたが、厚すぎてかばんが千切れるかとおもたwww

>>763
そのオカワダさんという人と長谷川さんという人の論考は、酷いなんてものじゃなかった。
笠井さんが一番面白かったけど、他の人のも結構いいのあったが。
オカワダさんという人は、文章とか単語の選び方と人間的にカルチャー教室とか
通えばいいのに。
宇野さんよりムカツク文章だよ、宇野さんとは違う意味で。引用も無駄すぎるし。
766名無しのオプ:2009/10/20(火) 08:41:09 ID:4k85pK9d
>>764
連載の時点では大きな物語が崩壊したポストモダンの必然として
エヴァ的ひきこもり→デスノート的決断主義が生じる、というのが主で
東批判=母系支配批判はちょっと付けたりのような感じだったのだけど
単行本ではそっちにさらに重点を置いた形になってるのかな?
笠井も例外社会の連載でおそらく宇野の論を念頭において
母系支配批判に一定の理解を示しつつも
それだけには収まらないものがあると言ってたからそれは楽しみです。

>>765
例外社会図書館にあるのうらやましいなあw
767名無しのオプ:2009/10/20(火) 16:32:07 ID:f+cyQz1L
「ゼロ年代の想像力」連載時の注釈がどのようなものになっていたのかわからないんですが、
連載では青山真治の映画「ユリイカ」「サッド・バケイション」についての分析は
あったでしょうか?
2ページほどの短い記述ではあるんですが、宇野の関心事、作品を評価するポイントが
かえってタイトに見えてくる言葉になっていたと思えました。

笠井の「決断主義的セカイ系」という分類、
宇野的「決断」から離れてシュミット、ハイデガー的な水準で「決断」を思考し始めたことからくる
分類と思えています。
とはいえ宇野が「決断」という言葉を持ち込まなかったら、
笠井の中に今のような形で決断-シュミットという類推が起こったかどうか?というのはありますね。
「ヱヴァ破」のパンフ読んでいたら、マリについて
「戦いたくて戦っている。『戦うか否か?』って問われていても絶対に悩まない。
選択するという選択肢すらないのかも」と演出家が語っていましたが、
こういう主体を超えたところで選択は「すでになされている」感覚、無根拠のままの選択・行為化が
新しい要素としてエヴァに入り込んできているというのは面白いですね。
「決断」が批評語として蘇ってきたのもむべなるかな、です。


768名無しのオプ:2009/10/22(木) 21:38:33 ID:PrRh5eHR
ヱヴァのマリは
シンジの「悩み続ける」キャラクターへの
アンチテーゼとしての「まったく悩まない」キャラクター、ということであって
宇野さんとか「決断」とか時代の流れとはあんまし関係ないと思ふ
769名無しのオプ:2009/10/22(木) 22:20:44 ID:tWrN6KHs
まったくその通りなのだが
むりやりこじつけるのが評論家の仕事です
770名無しのオプ:2009/10/22(木) 22:29:23 ID:9sdPAI8h
>>768
宇野のいう「決断」はシンジの「悩み続け」てひきこもる
に対するアンチテーゼとしてあらわれたものだから
その捉え方ならまさに「ゼロ年代の思想」まんまってことだよ
というより宇野本人が言ってるように
そういう理論を「お勉強して」投じられたようなキャラに思えて
いまひとつ自然に作品から生まれたという印象感を受けないかったかな個人的には
(ループの示唆は「ゲーム的リアリズム」からの導入だし)
ただあえて90年代的なものにゼロ年代的なものを混入してみるという実験として
Qがどうなるのかっていうところまでは見届けたいとは思うけど。
771名無しのオプ:2009/10/22(木) 22:31:19 ID:9sdPAI8h
おっと文章がw
>印象感を受けいかったかな →印象を受けなかったかな
772名無しのオプ:2009/10/22(木) 22:50:49 ID:JXJC+0Og
すごく痛々しいな…
773名無しのオプ:2009/10/23(金) 01:26:27 ID:Ss6Y/iQ1
マリが不自然な感じがするのは
庵野の作ったキャラじゃなく
そのうえ浮いて見えるのが意図であると
作った人が言ってるんで
別に「理論を基に作ったから結果として浮いている」ワケではない

大体あのスタッフ、宇野さんなんて読んでないだろ
774名無しのオプ:2009/10/23(金) 01:50:17 ID:Wa3ZZiZo
スタッフが読んでるかどうかは問題ではない。スタッフの意図も関係ない
宇野の仕事はでっち上げとこじつけなんだから
775名無しのオプ:2009/10/23(金) 01:53:54 ID:mBwNhKBF
政治屋火災の方がなんぼかマシってか
776名無しのオプ:2009/10/23(金) 15:30:00 ID:HaWxYcCv
パンフの演出家インタビューだとマリについて「昭和の親父キャラ」って形容してるんで、
作り手は、マリの乗ってた仮設五号機が「ゲッター3」意識されているように
ゲッター3操縦者のムサシとか、ああいう能天気な好戦家を
意識してキャラ造形したのかもしれないとも思えました。
(無理やりゲッターに乗せられる竜馬や、学生運動やってた隼人と違って、ムサシは自分から乗りたがる)
出どころ、作り手の意図はともかく、今見ると確かにエヴァが象徴してしまった90年代的なものに
ゼロ年代的なものを混入させる試みに見える感は確かにありますね。

笠井はどう判断するだろうか。
宇野的な決断主義からはみ出した「決断主義的セカイ系」見出すか、
後追い的にゼロ年代的なもの追いかける尖鋭性欠いた作品と見るか、
それともまったく別なもの見出すか、
物語作者でもある笠井は「批評に影響された物語」考える時も
宇野とは違ったスタンス持つだろうとは思うのですが。



777名無しのオプ:2009/10/23(金) 17:35:28 ID:9oKNBK5y
>>773
鶴巻和哉は東浩紀を読んでるらしいから
流れで宇野理論も知ってる可能性は高そうだけどね
それはともかくあくまで「お勉強したような」であって
実際に参考にしたかは問題じゃないよ
ようするに宇野の指摘するような00年代のトレンドを
90年代作品に「はめ込んだだけ」のように見えるってこと、今のところ
それがただの実験に終わるか何かを産み出すかはQまで判定できないけど。

>>776
しかしなるほど、ゲッターロボの影響と考えるのは逆に面白そう
笠井は確かに創作から受ける影響も批評から受ける影響も等しいと捉えているけれど
「破」では逸脱する模倣ではなく単に模倣のレベルにとどまっているように見えたんだよね
しかし永井豪的な方向からの捉え方だとまるで違うものも見えてくるのかな。
778名無しのオプ:2009/10/23(金) 20:32:47 ID:lTHdK28E
普通にグレンラガンの続きじゃね
779名無しのオプ:2009/10/24(土) 19:14:47 ID:M6kP8TXe
グレンラガン自体も昔のロボアニメのリバイバルのような
780776:2009/10/25(日) 00:18:08 ID:qLMfxLiL
「ヱヴァ破」 色々な関係性の線引けると思うんですが、かつてのエヴァようには
猛烈な深読み、言語化への誘惑には人を狩り立てないですね。
そこを欠点とは思わないんですが・・・。

「マジンガーZ」の「お前は神にも悪魔にもなれるんじゃ」という兜博士の遺言や、
「ゲッターロボ」のハヤトの、首相暗殺を企むテロリストから、ゲッター2に乗りこんで人類の守り手となる、
ああいう中間の選択肢を持たせない、極端から極端へ飛ぶキルケゴール的な選択を
登場人物の前に置くダイナミックプロの作劇は
多分に決断主義的な要素孕んでいたと思います。
(同じ巨大ロボットものでも、「鉄人28号」の金田正太郎少年のように自身を警察機構の一員とするような
中庸の選択肢、既成の法秩序の中で諸問題を解決していこうとするスタンスもあったんですが)
90年代の「エヴァ」はデビルマンその他のダイナミックプロ作品からの影響受けつつ
「決断」を先延ばししていく展開作っていましたが、「ヱヴァ破」では
むしろダイナミックプロ的なものに回帰したのか、という感触受けました。
回帰だとしたらどうなのか?というのは「Q」見るまでは
なかなか判断しずらいですが。
作品の新しさ、古さはは、それこそ一歩後退二歩前進みたいなとこもあるんで、
作品完成するまでは語りずらいですね。
781776:2009/10/25(日) 00:38:59 ID:qLMfxLiL
「灼眼のシャナ」や「断章のグリム」といったラノベ、
あるいは「マブラヴ」「ワールドエンブリオ」といったゲーム、漫画作品などには、
「死」よりももっと悪い、周囲の人々に忘却されて
「『存在』すらしていなかった」となるような可能性の「無」に
登場人物が直面させられるシチュエーション在りますが、
こういうのが少年向けのエンターテイメントの中に現われてきて、割りと人気作なのを見ると
ホントに共同体の中で自身の存在の根拠づけを求めて得られることがない、
実存不安が生々しいものとして触知され始めている感じしますね。
「決断」とともに「決断」の裏側にある(あるいは「決断」が裏側なのか)
こうした不安、恐怖をどう言語づけていくのか、を含めて
笠井、限界研の「決断主義的セカイ系」批評の射程、どのようなものになっていくのか
興味深いところですね。
東、宇野ではカバー出来ないところあって、そしてそれは存外に広いんじゃないかと。
782名無しのオプ:2009/10/25(日) 02:34:27 ID:gT1Y93Pc
そこいらの小学生にフェンス際のフライの捕球を期待するような期待だと思うけどねー
783名無しのオプ:2009/10/25(日) 03:04:22 ID:HYVCoU9f
うまくない喩えw
784名無しのオプ:2009/10/26(月) 14:22:23 ID:a2RUi1Xo
>>780
笠井、鉄腕アトムより鉄人28号が好きって言ってた
あんま関係ないか
785名無しのオプ:2009/10/26(月) 16:01:22 ID:wn7ioT3r
詳しくないんだけど、笠井って矢作俊彦とはどういう関係なの?
微妙に反目しあいそうな予感がする
786名無しのオプ:2009/10/26(月) 23:06:08 ID:2MHGe+n9
関係は知らんけど、ららら科學の子は評論で取り上げてたよ。
787名無しのオプ:2009/10/27(火) 07:15:35 ID:B8yGzAGU
>>784
なんか書き方の流れで「鉄人28号」を貶めるような形容になっていしまいましたが、
「鉄人28号」も凄い作品と思います。
鉄人が「正義の味方」でなく、コントローラーさえ奪われれば、とたん「悪の手先」となる。
このあたりを横山光輝はとことんこだわって「マーズ」では一つの究極見せたと思います。

横山光輝は「鉄腕アトム」に対して敬意を払いつつ、しかし物足りない部分として
「機械というのはもっと恐ろしいものなんじゃないか」と語っているんですが、
この恐怖感情が日本の特異に進化した「巨大ロボット」ジャンルを
規定づけてくる根本にあるんじゃないかと思います。

笠井が「鉄腕アトム」より「鉄人28号」が好き、と語っていたのは
どういう文脈でだったんでしょうか?

「ゲッターロボ」で、内閣総理大臣が会いに来ているのに、早乙女博士が
「待たせとけ」と言い放つ。
恐竜帝国という敵の顕現(例外状況)の中で、
超法規的に決断を下す主権者がどうも日本政府関係者から一博士に移行しているらしい・・・
こういう仕掛けをサクッと見せるのはダイナミックプロ、ホントにうまいですね。
横山作品では行われないタイプの作劇だと思います。
788名無しのオプ:2009/10/27(火) 10:08:43 ID:6Lm17DNI
>>787
あ、そうそう、その横山さんの台詞どおりかな
操縦者によって悪にも正義にもなるからって
アトム、っていうか、手塚治虫はヒューマニズムから出てないって
789名無しのオプ:2009/10/28(水) 13:05:04 ID:aXcOjf1M
>>788
ありがとうございます。
手塚治虫が本当にヒューマニズムから出ていないかどうかはともかく
笠井潔、やっぱり圧倒的な力の持つ両義性に視線いくんですね。

790名無しのオプ:2009/10/28(水) 16:13:33 ID:Q8nY4biJ
この界隈の手塚軽視はどうもな
手塚を神格化する連中がキモイのは当然としても
791名無しのオプ:2009/10/28(水) 16:15:55 ID:OyH4eTzs
カバちゃんは手塚の0マンをベストに挙げてたじゃん


792名無しのオプ:2009/11/06(金) 23:57:07 ID:hBf+JK5Q
笠井は手塚を評価してるよ
ただ時代的な制約から手塚で「さえ」
近代主義を超えられていないと
そういう意味で永井豪に惹かれるみたいなことを
確か二階堂黎人との対談で言ってたんだったかな。
793名無しのオプ:2009/11/08(日) 23:47:58 ID:mNc2ITQq
今日サザエさんで「長編探偵小説を書いてるの」みたいな台詞があったんだけど、
実況で「長編短編小説?」「イミフw」みたいなレスが飛び交って泣けたw
分かってたの数人しかいなかったよ
笠井先生、「探偵小説」の呼称ぜんぜん浸透してません!
794名無しのオプ:2009/11/10(火) 21:15:35 ID:VxM8AizR
笛吹けど踊らずというか
誰もついてきてくれないんだよなw
そのへんは島田御大も同じだが
795名無しのオプ:2009/11/11(水) 23:08:56 ID:vDqcvlu2
東浩紀が出演した朝生を観てて痛感したんだけど
やっぱりオピニオンリーダー的な人は言葉で圧倒的に人を巻き込んでしまう力があるね
笠井には批評家としての言説が劣るとは思わないけど
その辺りの資質が決定的に欠けているような気がする
そうしたものも含めて批評の力として問うているのか
本人の見解までは分からないけれど
796名無しのオプ:2009/11/12(木) 14:50:40 ID:vkSvqTKY
自分をキャラにするか、キャラを作るかの違い
あずまは作品作れないよ
797名無しのオプ:2009/11/12(木) 19:00:39 ID:/RjZSx3B
え?作ってるよ?
798名無しのオプ:2009/11/12(木) 23:34:33 ID:vkSvqTKY
自分のキャラを作ってるけど虚構は作ってない
799名無しのオプ:2009/11/13(金) 00:21:38 ID:+pnCStbd
>『新潮』で1年間連載していた長編小説ですが、『クォンタム・ファミリーズ』と改題し12月に新潮社から刊行予定です。

合作だけど『キャラクターズ』も出してるね、もう。
800名無しのオプ:2009/11/13(金) 07:36:07 ID:HKsKUF7N
あずまん、作家活動のイメージ浸透してないんだなw
801名無しのオプ:2009/11/13(金) 21:22:00 ID:FM5WtZLi
あんなの書いてるうちに入らないだろ
802名無しのオプ:2009/11/14(土) 04:09:28 ID:v+VA1Q2P
それを言い出したらキリがないでしょw
単独名義で1冊刊行すれば立派な作家だよ評価はさておいて
それにしてもその当の東や大塚英志ひいては森博嗣なんかにいたるまで
笠井が創作と評論を並行させてることをものすごくリスペクトしてたのが印象に残ってる
803名無しのオプ:2009/11/18(水) 20:35:25 ID:p9r6U9Xa
笠井がツイッター始めたみたいだけど
非公開にしててみられない
804名無しのオプ:2009/11/18(水) 21:13:00 ID:8vKWANuM
マジ?
なんだよでも非公開か。
805名無しのオプ:2009/11/18(水) 21:22:24 ID:p9r6U9Xa
806名無しのオプ:2009/11/18(水) 21:45:38 ID:8vKWANuM
おおサンキュー
東フォローしてるなw
807名無しのオプ:2009/11/19(木) 18:59:49 ID:44WTyFEE
東は解決可能な問題と解決不可能な問題をきっちり線引きして
解決可能な問題に焦点定めてうまく言語化して説明するの巧みですよね。
だから読者や聞き手も東の批評読みつつ、自身の立ち位置を確認することが可能になる。

笠井はやっぱ方法論で接近するのが不可能な
「群衆蜂起の灼熱に焼かれること」の答えのないアポリアに憑かれているから、
笠井の言葉に接して、論理ですっと理解できる、というような影響関係は
なかなか築きづらいんじゃなかろうか。
808名無しのオプ:2009/11/24(火) 01:31:10 ID:w9Zq7J2F
限界会の藤田と東の喧嘩祭りw
大森望が火付け役してたわ。
藤田って東と対立してたんだな。
809名無しのオプ:2009/11/24(火) 08:29:55 ID:uhQMxqpJ
これで『社会は存在しない』への東の発言が分かりやすくなったw
完全に限界研って反東の駆け込み寺になってるんだな
笠井自身はあきらかに親東なのに面白い
そこへ持ってきて円堂までチョロっと後から点火しようとしてる…w
大森の話を鵜呑みにすれば、SF界くらいなのか目立った党派対立がないのは
810名無しのオプ:2009/11/24(火) 10:23:40 ID:bn0z59XI
>>808>>809
昨日のあずまんの発狂ぶりは凄かったみたいだね。
藤田君が比較的冷静にあずまんを批判してたら、あずまんが、
>>はいはい、なんでもいいですよ。ぼくが悪うございました。思想地図はぼくの暴君的な批評誌なんで読まないでくださいね。w
http://twitter.com/hazuma/status/5970306345
って書いてたときはさすがに笑っちゃったよ。
あずまんのポストは多すぎて全部引用できないけども。
811名無しのオプ:2009/11/24(火) 10:47:36 ID:w9Zq7J2F
藤田は正面きって東に言ったなー。
あと東があんな若い子にすごいムキになっていて驚いたw

で、今朝は北田に軽い文句、教員なのだからもう少し慎重にと諭したゴルフ場経営者の人を日経の記者に続いてブロックw

そのうち笠井にもキャラクターズみたいに文句書くかもな。
812名無しのオプ:2009/11/24(火) 11:48:07 ID:aNVwOt9u
そのためにはぜひぜひ、笠井さんも公開にしてほし〜ぃ

でも意外と、こうして見てみると
笠井さんってスルースキル高かったんだねw
813名無しのオプ:2009/11/24(火) 15:15:48 ID:w9Zq7J2F
うん、ツィッター公開して欲しい。
やっと例外社会読み終わったから。関西のイベントはいけなかったからレポート探してるけど見つかんね。
しかしあずまんはあんな痛い人だと思わなかったなあ。
一日中ツィッターやってる。仕事しろよw
814名無しのオプ:2009/11/24(火) 17:09:37 ID:xpUiW6iB
>>809
反東の駆け込み寺の和尚か笠井氏はw
二年後とかにちゃっかり宇野氏あたりも限界小説界に入ってたら笑うが。
815名無しのオプ:2009/11/25(水) 01:08:59 ID:nX6MXHtw
>>813
一応、仕事してる時=ツィッターしてる時、らしいよw
816名無しのオプ:2009/11/26(木) 19:51:03 ID:T94E51eY
殊能将之に1週間に2度対談を断られた男
817名無しのオプ:2009/11/26(木) 20:14:28 ID:aEgdh/vg
だれ?
818名無しのオプ:2009/11/26(木) 21:26:08 ID:nXKSCJDZ
このスレの人w
819名無しのオプ:2009/11/28(土) 08:36:22 ID:cxPaSMLp
思えば笠井がミステリを見誤り始めたのも
ハサミ男を第3ステージの端緒と見なしたことだった
あれでズルズル容疑者Xまでひきずる結果になった
820名無しのオプ:2009/11/28(土) 21:00:37 ID:QeXY/+qW
容疑者X問題はどんな扱いなんだろう業界内では

twitterで見て思ったけど、宇野氏は完全に東氏の子分なんだなあ
てか東氏の性格w
笠井先生たちの社会は存在しないを、宇野氏が無視し続けている理由が分かったような
あの人たちこそ党派性というか
821名無しのオプ:2009/11/28(土) 22:02:30 ID:7W7wrPXG
そこで笠井「先生」と書いたら、あんたも党派になっちゃうやん
822名無しのオプ:2009/11/28(土) 22:50:41 ID:P4VSQU/A
ちょっと『吸血鬼の精神分析』今年中に出ないの!?
823名無しのオプ:2009/11/29(日) 17:13:42 ID:yXcMtez1
>>821
漫画家と小説家で好きな人には、先生ってつけちゃうんだよなw
批評家にはなぜかつけないけど。
824名無しのオプ:2009/11/29(日) 17:23:45 ID:FpsVQX/t
じゃあこれからは笠井尊師とお呼びしようぜ
825名無しのオプ:2009/11/29(日) 19:05:14 ID:oyvT76Ya
「思想地図」の「想像力」特集号読んだんですが、
見事に「社会は存在しない」の視座はスルーされてましたね。
「決断」の言葉が上がることもあるんだけど、宇野と笠井の概念把握の差異に言及されることもなく
そもそもその差異の意味あることすらすら考えられていないような。
アニメについての対談で氷川竜介というアニメ批評畑の方が思想地図の面々に対して
「ヱヴァ破」や「空の境界」めぐって「若い世代はあなたたちとは違う見方はじめているんじゃないか」みたいなこと
匂わせていましたが、これもなんとなくスルー。
あの対談の場に、限界研のメンバーか、あるいは山本寛のような「批評を勉強している」作り手とは違った
違った文脈でもの考えてきた表現者がいれば枠組み広がったかと思うんですが、
どうもあまり「郵便的」な対談になっていなかったですね。
「けいおん」ファンにとっては画面に映らない男子生徒こそ「敵」とか、面白い分析もあるんですが、
どうもベクトルが作品の位置付け、「整理」に向かっていました。
あの対談に笠井が乱入して、「実存」とか「若い世代にとっては『大きな物語』が説得性持ち出してきているんじゃないか?」とか
言い出したら・・・とつい期待してしまいました。
「整理」に行かず「混乱」起こったんじゃないかと。

批評は作品に対してメタに立っているようで、批評の読者は、作品こそを
批評の言葉に対してメタに置く、ということも行っていると思うんですが、
なんか「社会は存在しない」を通過すると、
宇野の作品評定基準としての「新しさ」が古びたものに見える、ということ起こりますね。

826名無しのオプ:2009/12/02(水) 08:24:12 ID:d3e+8DK9
否定神学と否定信仰なんていっしょ、神秘主義には興味ありませ〜ん
ってのと同じで、差異にはあんまり興味がないんじゃないかな? 東さんは
ところで実存はともかく、大きな物語が復権してるって言い出してるの? 笠井さんって
827名無しのオプ:2009/12/02(水) 17:29:50 ID:OAPv/plA
>>826
「朝日ジャーナル」の別冊「1968-2008」で笠井は北田相手の対談で
「敵を名指しすること」を主張してましたね。

東はアニメ対談においては、「差異」に興味がない、というより、
もろもろの差異をあえて無視することで「整理」してしまっていたかと。
それが東だけならいいなんですが、他のメンツも巻き込んで行われているようで気になりました。
氷川の主張しているのは作品がどう観られたか?という「観客論」だと思うんですが、
東や宇野は作り手の先行作と引き比べての「ヴェルメイドだから」という作家論で答えてしまっていて、
そのまま「整理」の枠組みも縮こまってしまったよう感じられました。
なんかもう一人、別な文脈持つ方対話に引き込んだほうが、
ああいう場の持つ可能性を広げたんじゃないかと。


828名無しのオプ:2009/12/02(水) 21:16:31 ID:Am17TKdO
思想地図ではやらないだろうね
黒瀬は比較的差異を見るタイプだと思うけれど
829名無しのオプ:2009/12/02(水) 23:05:34 ID:71UTKRK7
>>827
>「敵を名指しすること」を主張

もう少しだけ詳しく教えて下さい
830名無しのオプ:2009/12/03(木) 11:52:13 ID:YxAEvf+j
>>829
手元に本がないんで、おおざっぱにしか書けないんですが「朝日ジャーナル」対談
「例外社会」からの流れで
「例外国家」を「例外社会」と対峙させるといったこと触れつつ、
「敵の名指し」を語ってきましたね。
「敵」概念はシュミット思想の中核で、そこからシュミットは
「大政治のクライマックスは、敵が敵としてくっきりと見えてくるその瞬間にある」と
規定してくるんですが、
笠井はシュミットの規定をなぞりつつ、具体的に名指しするとすれば
シュミットが捕らえたものとは全く違う「敵」を語ってくるんじゃないか、と。

「例外社会」連載時ではまだ捉えきれていなかった何かを総体的につかまえる
手ごたえ感じてきているんじゃないかと思えましたね。


831名無しのオプ:2009/12/06(日) 22:02:12 ID:xAmIF10Z
思想地図、本屋で軽く読んだだけだけど、やっぱり社会は存在しないはスルーかあ
宇野は東と波状と藤田と笠井あたりは「敵」って決めてんだろうなあ
つまんねえ奴だな宇野も
論で返せよ、東がブログでおかはだとかいう限界会の一番雑魚のくそ文批判して、福嶋に変な批判書かせただけじゃなあ
今の宇野よりは笠井の社存の論文の方が上だろどう考えても
832名無しのオプ:2009/12/08(火) 20:06:07 ID:+0v/JexT
今年の隠し玉によると、矢吹シリーズフランス編8作目のミステリ的主題は「誘拐」で
モデルとなる哲学者は「ハンナ・アレント」だそうだw
833名無しのオプ:2009/12/08(火) 21:01:05 ID:7WoCgxqY
吸血鬼の精神分析も仕上がってないのに何を言ってるんだw
834名無しのオプ:2009/12/08(火) 21:03:55 ID:2qXPcwyA
8作目、アレントがモデル哲学者なんだ!? へええ。
ガンダム冨野の次回作もアレントがモデルのヒロイン活躍する巨大ロボットものだというし、
なんかアレント注目されてんのかなぁ。

 
835名無しのオプ:2009/12/09(水) 07:38:59 ID:KAxsslq6
>>833
来年中には改稿終わるそうだがw
サルトルがテーマの七作目も来年連載終わるそうだが刊行相当先なんだろうな・・・
836名無しのオプ:2009/12/09(水) 08:15:25 ID:8N11XC0R
>>830
遅れたけど、ありがとうございます。
例外状態のみならず、最近は笠井氏はシュミットに依拠して思考を進めてる感じなんですね。
ハンナ・アレントといい、政治に興味が向いてることもあるから
東氏とはセカイ系よりも一般意思2.0=ルソーでぶつかることがあるかもしれませんね。
837名無しのオプ:2009/12/09(水) 15:29:55 ID:+6bbbS5A
笠井の現在の思考、シュミットに依拠しつつ、
笠井が「決断」する時のベクトルはシュミットとは全く違ったものになるだろう・・・
というスリリングさありますね。

サルトル、アレント・・・今となっては結構突込みどころ多い思想家ですが
(アレントの「全体主義の起源」の『アフリカの無時間性の野蛮が、植民地経営者を
通じてヨーロッパに感染した』なんてあたりは、
アレントが批判しているはずのナチのイデオローグの似姿じゃないかと)
矢吹シリーズでは、問題点の指摘に終わらない
ミステリならではの切り口をやはり期待したいですね。
アレント篇はやはりアイヒマン裁判の、
カントの定言命法めぐるものになるんだろうか・・・。
838名無しのオプ:2009/12/09(水) 16:37:50 ID:DFyAsvbG
ハイデガーとアレントのセックスを濃密な描写で描く
839名無しのオプ:2009/12/09(水) 16:42:44 ID:4XAxoIsJ
ハルバッハじゃないのw
840名無しのオプ:2009/12/09(水) 19:53:03 ID:maZIgjtq
>>831
そのおかはださんが日本SF評論賞を獲りましたよw
841名無しのオプ:2009/12/09(水) 22:24:43 ID:+6bbbS5A
>>838
ちょっと読んでみたいですね。その内容で。

笠井がどこだかで触れていた「愛の嵐」という映画が、
元ナチとユダヤ人人妻のセックス濃厚に描いた官能作品だったなぁ。
あの映画もラストになると、元ナチと人妻が逃避行始めて、夫が
「妻が『誘拐』された」と騒いでましたが・・・。
笠井がエロにとことんこだわったら、どんな描写が出てくるのか。

岡和田、流石ですね。
他の限界研のメンツにもいい刺激になるだろうな。
842名無しのオプ:2009/12/10(木) 00:54:29 ID:sXy+ICkK
>>841
>笠井がエロにとことんこだわったら、どんな描写が出てくるのか。

ヴァンパイヤー戦争
843名無しのオプ:2009/12/10(木) 14:27:06 ID:clB4KqE6
>>842
「ヴァンパイヤー戦争」 警察官僚の熟女夫人の卑猥すぎる下着や
顔はものすごい美形だが矮人の悪役とか、なんかセックス描写そのものより、
妙なアンバランスさが発散するエロス強く印象に残りましたね。
80年代のエログロバイオレンスは倒錯性を前に押し出しているけれど、
案外みんな無理して書いてんじゃないか、と思える中で、
「笠井は本物」感受けました。
「巨人伝説」獣姦の位置付けなんかも論理にエレクトしてる触感あって。

矢吹シリーズに出てくるアレントが、もう姥桜になってんのに、ハルバッハとの
昔の行為思いだして・・・みたいなアンバランスさ出ると面白いんですが
流石に実在モデルいるのにそっちにはいけないか・・・。
844名無しのオプ:2009/12/11(金) 01:07:49 ID:IgpyR5DG
今年中は諦めたから今年度中に新刊を出してくれ。
845名無しのオプ:2009/12/11(金) 01:09:40 ID:BjX9TvoA
いやそれも無理だろうw
846名無しのオプ:2009/12/16(水) 00:55:35 ID:KyRXjQ9l
>『吸血鬼の精神分析』も、一〇年度中にはなんとかしたいと思うのだが。

だそうですよ。
847名無しのオプ:2009/12/16(水) 06:36:27 ID:Xii/939n
つまり11年3月までか
848名無しのオプ:2009/12/16(水) 06:45:50 ID:03veknJU
思うの「だが」 ←注目!!

それにしても「死ぬ」とかさびしいこと言うなよ・・・
849名無しのオプ:2009/12/18(金) 11:47:54 ID:lqNYZIA5
この人押井については映画以外で何か言ってる?
パックスヤポニカみたいなのには笠井はどう思うかね
850名無しのオプ:2009/12/20(日) 17:24:04 ID:hPdNqE3s
柄谷行人と仲いいの?
851名無しのオプ:2009/12/23(水) 16:49:46 ID:gKdZkb5q
>>840
尾川だ、sf評論のなんかの賞とったのガセかと思ってぐぐったらマジでワロタw
藤もんが前にとってるやつだろ?
終わったなsf評論なんとか賞。

>>850
相性悪そうな気がする。知らんけど。
柄谷嫌いだよおれ。思想が抑圧的だし。
852名無しのオプ:2009/12/23(水) 20:15:47 ID:9ip5B7R7
デュエット本を出していたのを知らんのか
853名無しのオプ:2009/12/23(水) 20:16:00 ID:j7QmYlSL
>>851
いやいや笠井はかつての柄谷は
日本の思想家で多分一番リスペクトしていたよ
脱構築とかもろ経由で影響受けてるし
対談本も出してたくらい
ただその脱構築路線を自己批判しはじめてからはあまり評価してないみたいだね
(ちなみに反否定神学派の東浩紀は評価が真逆)
もう交流もずっとないんじゃないかな?
854名無しのオプ:2009/12/23(水) 20:36:30 ID:5JhwvpLW
>>849
立喰師、かく語りき。 は読んだ?
対談してるけど。俺はまだ読んでないから内容はわからんw
855名無しのオプ:2009/12/25(金) 03:22:00 ID:HVfs4fQT
>>853
そうなんだ
トン
柄谷ってある年代の人らからは異常に評価されてるよなあ
つい最近授業で扱ったんだが、皆柄谷つまんねって感じの反応だったがなあ
つうか、おれは最近笠井をフォローし始めたから、著作が多すぎてなかなか把握できねええ
どんだけ書いてんだよw
856名無しのオプ:2009/12/25(金) 18:11:14 ID:j2L+0ash
笠井の評論はいつも途中からミステリそっちのけで
政治とか革命とかそういう本当に書きたいこと書いちゃうからな…
857名無しのオプ:2009/12/26(土) 21:18:27 ID:HH24g8G/
>>856
それある意味かっこいいじゃんw
編集者はうざっと思うかもだけど。

藤田スレから転載。今さっきまでやってた思想地図イベントで社会は存在品しないをあずまんdisしてたって。

東:僕が「社会は存在しない」をあまり評価できないのは、セカイ系は社会を反映するものではないと思うから。ゼロ想は社会反映論として読めるが、セカイ系はファンタジーであって、必ずしもそういうものではない。
東:思想に与えられている役割はロマンチシズムの提供。僕が小説を書いたのは、愛とは何か、家族とは何か、人が生きるとは何か、といったことについて語りたかったから。思想には本来その役割があったが、その語彙を失くしてしまった。
858名無しのオプ:2009/12/27(日) 15:03:18 ID:E1JPm8L3
>>857
「セカイ系は社会を反映するものではないと思うから。ゼロ想は社会反映論として読めるが、セカイ系はファンタジーであって・・・」
このあたり、ジャンル批評書き続けて「何故この時期にこうしたジャンル作品群が勃興したか」考えてきた笠井が
どう反応するか楽しみですね。

「思想地図」の座談会で、氷川の観客論に東が何の反応も示していなかったのが気になったんですが、
エンターテイメントの書き手として笠井は
「読者、観客が何を求めているか?」「何故それが読者を撃ったのか?」を思考の中心課題としていて、
作品と観客との関係性から「社会反映」考えているよう思います。



859名無しのオプ:2009/12/27(日) 15:14:25 ID:HxhIovtm
また転載。
182 名前:考える名無しさん :2009/12/27(日) 09:09:39 0
社会は存存しないの否定の前後の実況まとめ
行ったけど、大体これで骨子つかめるんじゃないかな。
同じABCだっだが、限界のイベの方が人数は多かった。限界の渡邉tsuruba 、佐々木の喋りは東には負けてたが。
内容じゃなくパフォー力な。宇野はいまいちですた。内容はあんまよくなかったかもなあ今回。

宇野:それぞれがどういう現実を反映しているか。セカイ系はビッグブラザーは死んだという想像力。バトルロワイヤル系はリトルピープルが溢れてきたという想像力。前者はありふれた前提になっているのではないか。 #shisou1226
約14時間前 Twittelatorで

東「しかしバトルロワイヤルこそがありふれた現実のただの反映で退屈ではないか。君がセカイ系について言っていることはバトルロワイヤル系についても言える。ロジックとして弱い。」ヒートアップしてきた #shisou1226
約14時間前 Twittelatorで
返信
セカイ系は小さな物語への回帰であるかそうでないか。宇野「ループは超基本。けいおんとエンドレスエイトを比べても、エンドレスエイトは自爆だと思った。セカイ系はもう前提となっていて、退屈であると思った。」 #shisou1226
約14時間前 Twittelatorで
宇野「小さなロマン主義が過剰に溢れたのがゼロ年代。」東「大きな物語が壊れたから当然そう。しかし僕は思想で『超大きな物語』をやりたい。」 #shisou1226
約14時間前 Twittelatorで
東:僕がやりたいのはロマンティシズムの復権。批評空間はそれを避けていた。しかしその帰結として、思想は現実の労働などの問題に対して細かいパッチを当てるだけのものになってしまった。 #shisou1226
860名無しのオプ:2009/12/27(日) 15:18:07 ID:HxhIovtm
>>858
確かにその通りだねえ。

ゼロ想は社会反映論として読めるが、セカイ系はファンタジーであって・・・
って言ってるのは、社会は存在しないや笠井氏の論は社会反映論として
読めないからだめって意味でもあるよね。
でも、社存は、正直面白いのとちょっとな……ってのはあったが、
普通に読めば宇野の社会反映論に対しての応答&否定だよなあ。
861名無しのオプ:2009/12/28(月) 01:54:31 ID:lz+UZy4B
編集者さんとお話をさせていただいたところ、
『社会は存在しない』と『本格ミステリー・ワールド2010』は
売り上げがかなり好調とのこと。最近もまた売れているらしい。
買っていただいた皆様ありがとうございます。

ttp://twitter.com/naoya_fujita/status/7093750780
862名無しのオプ:2009/12/28(月) 04:59:44 ID:J62pCCCC
つうか、潔はツイートしないのー?
あずまんや特に宇野とかとやりあってほしい。あと小谷野とか佐藤亜紀。
ベテランだし小物じゃないから、東や宇野はあえて潔はスルーかもしんないけど。
へんみさんが買う気満々だけど、重いぞ・・・・・例外社会。クロネコヤマト泣かせの本。
crow_henmi
@naoya_fujita 「例外社会」は近日中に買うつもりではあります。「セカイ系と例外状態」は読みましたが、シュミットの本来の問題意識とどう接続すべきか悩んでいます。
約3時間前 Tweenで naoya_fujita宛て

crow_henmi
@naoya_fujita 笠井さんの問題意識に肉薄したいのであれは早く通読したいなと思ってます>「社会は存在しない」。
863名無しのオプ:2009/12/28(月) 05:31:42 ID:IT5lVv8y
なんか東とか見てたら、笠井は軽くツィッタしない方がいいかもとか思える。
やったら多分追っかけるけど。
新刊はどうなんだろ。興味はある。だか金が無い。
864名無しのオプ:2009/12/28(月) 14:08:56 ID:Sae6+p4M
>>859
宇野の「セカイ系はビックブラザーは死んだ、という想像力、バトルロワイヤル系はリトルピープルが溢れだしてきたという想像力、
前者はありふれた前提になってきているのではないか」という枠づけ、
なんか個々の具体的な作品を当たっていくと、かならずしもそうきれいに回収できるものではない、
論理が破綻するのではないか?と思わせられますね。
宇野が「社会は存在しない」に反論するには、
自説の反復では追っつかないじゃないかと。
865名無しのオプ:2009/12/31(木) 00:40:55 ID:npfp62gN
長谷川壌「セカイ系ライトノベルにおける恋愛構造論」ひどすぎる。著者が後輩とかなら徹底的に指導したいところだが赤の他人なのでこう言うしかない。
「お前もう何も書くな」
866名無しのオプ:2009/12/31(木) 03:57:10 ID:txZ2uTjr
186 名前: 考える名無しさん Mail: 投稿日: 2009/12/27(日) 15:51:33 [ 0 ]
QFはクラナド絶賛小説だから
187 名前: 考える名無しさん Mail: sage 投稿日: 2009/12/27(日) 15:57:30 [ 0 ]
>>186
個々の小説でそれがあっても全然いいんだけど、
「社会は存在しない」は、つまりセカイ系の作品には社会が存在しないって本だったよな。
でそれは一理あって、そこにちゃんと応答してほしかったけどな。
特に宇野。
東も民主主義2,0とかって社会の存在を意識しちゃってんだから。
188 名前: 考える名無しさん Mail: sage 投稿日: 2009/12/27(日) 16:02:21 [ 0 ]
>>187
ぶっちゃけ笠井や小森にシンパシーがないので、
そういう問題を浮かび上がらせる時に、
過剰にSFとミステリが持ち上げられすぎだと思う。
東のエロゲとどっこいどっこい
867名無しのオプ:2009/12/31(木) 03:58:50 ID:txZ2uTjr
196 名前: 考える名無しさん Mail: sage 投稿日: 2009/12/27(日) 17:10:50 [ 0 ]
なんでミステリ・SFの特権化に疑問があるかというと、
何かと「主流文学」を敵視するルサンチマンが醜いから。
ロジックではなく、こういう部分で宇野に負けているのだと思う。

197 名前: 考える名無しさん Mail: 投稿日: 2009/12/27(日) 17:23:59 [ O ]
宇野の扱ったサブカルは多勢(オタク以外にも)が消費するコンテンツって強みは確かにあったな。
sfやミステリーは被差別意識が強いのかもしれない。
だから藤田とかはジャンル横断を必然的にしてるんだと。
オタクが東信者が多いのも、元は被差別意識。
映画の作品論なら藤田は下手したら宇野に勝てるから、方向の模索が必要かもな。
宇野は戦略はうまかった。今はうまくいっていないようにもみえるが。
868名無しのオプ:2009/12/31(木) 21:57:03 ID:1BuZ3fKC
佐藤心って社会は存在しないにイリヤ書いてた人だよな
今東とコミケ打ち上げのustやってる
東に謝罪してたMAEJIMAといい、元波状は降伏が相次いでるな
しょうもなー

ゼロ年代終わりだからageるぜい

869名無しのオプ:2009/12/31(木) 22:31:15 ID:f2UF3LbR
http://twitpic.com/w0kai

東の子分が晒してた笠井翔と佐藤心。
きもい。
870名無しのオプ:2010/01/01(金) 03:45:23 ID:jIPa0cM7
ust出なくて良かったなJr
例によって黒瀬の女の性癖暴露とか年越し早々下品際まりないわ
佐藤が坂下とかいうのと対談ustやるつもりだったみたいだが、坂下が女につかまってこなかったっぽい
冬コミ恐すぎ。夕方帰ってきたよ普通におれは。
坂下がこないからあずまんがきれてた。
笠井Jrなんかエロゲ系の仕事とか言われてたけどマジかよw
871名無しのオプ:2010/01/01(金) 04:32:30 ID:jIPa0cM7
あけおめ!

azuma自身が晒してるよ。多分右が笠井息子エロゲーかと。
飲み会に出てる奴を、子分認定しちゃうために晒すんだよなw
相変わらず性の話ばかり。
>佐藤心と笠井翔なう。宇野は消えたのでセカイ系マンセーなうw http://twitpic.com/w0kai
872名無しのオプ:2010/01/06(水) 09:08:47 ID:NMODPlU7
>>867
「映画の作品論なら、藤田は下手したら宇野に勝てるから」
宇野もそうですが、笠井、東も、映像言語のショット分析的なアプローチ
本当に稚拙なレベルでしかなされていないですね。

カット割らずに強引なパース交えての長いショットが「飢霊」なんかにもありましたが、
ああいう運動を見た時のエモーション無視しての映像作品論は
どっか片手落ちに読めてしまうんですが、
東の周辺よりも限界研のほうがそのあたりのアプローチ、
積極的に乗り出してきてくれそうで期待。
873名無しのオプ:2010/01/06(水) 17:48:27 ID:Bnddpx4l
渡邊乙w
874名無しのオプ:2010/01/07(木) 04:08:35 ID:JWDQOk1S
去年の年末から今年の年越しは、笠井潔さんのお宅に招いていただき、
大変綺麗で瀟洒なお宅で、山田正紀さんのお歳暮の鮪をいただきました。
大変美味しかったです。神林長平さんと高柳カヨ子さん、
飯田一史さんとの年越しは楽しく、お話のなかから沢山の
アイデアが湧いてきました。ありがとうございます

http://twitter.com/naoya_fujita/status/7400722589
875名無しのオプ:2010/01/07(木) 18:31:17 ID:jzzMv36x
すごく今さらだけど、ヴァンパイヤーのアニメを見れて、
すごく嬉しかった・・・(絶対見れないと諦めていたから)
あれ、て続編ありますよ的な感じの作りだったけど当時のアニメ
会社の計画として続編制作を考えていたんだろうか
876名無しのオプ:2010/01/07(木) 21:03:04 ID:0Qjv18uV
まったく売れなかったんだよ
俺もブックオフで色褪せたのを見つけて買った
877名無しのオプ:2010/01/09(土) 03:30:08 ID:RuAQfdTm
>>873
お前、渡邉大輔の論文まともに読んだことないの丸わかりな。
878名無しのオプ:2010/01/09(土) 04:02:11 ID:t79OibD0
>>869
笠井七光りポーズかこいいw
879名無しのオプ:2010/01/09(土) 16:49:10 ID:/m4POU0E
うーん。本格ミステリワールドの座談会読んでみたら笠井、
たしかに「社会反映論」と切り捨てられてもしかたないくらい
やや面白みのない解析ばかりしてたねえ。
ちょこちょこ現代社会の問題をつまみ食いしてるだけというか。
大量死論が面白かったのはひとつの論理で
まるで関係なさそうと思われてたものをひとつに貫いてしまったところなんだけど
もちろん、まだそういうものが見つけられてない(表れてない)って段階なんだろうけど。
880名無しのオプ:2010/01/09(土) 22:41:32 ID:b8fNlgr0
評論なんてどうでも良いから、
今年こそは矢吹シリーズの新刊を出してください。
881名無しのオプ:2010/01/09(土) 23:05:23 ID:tWs2zn2C
出ません。
882名無しのオプ:2010/01/09(土) 23:14:12 ID:LjEVrER6
883名無しのオプ:2010/01/10(日) 19:31:43 ID:dxFz67mC
>>860
それちょっと読み方が違うんじゃないかな
東はゼロ想も社存も社会反映論だからダメであって
セカイ系はその読解ではとらえきれない
ようするにゲーリアの環境分析的読解が必要って言ってるんだと思う
884名無しのオプ:2010/01/11(月) 17:22:38 ID:6qRUqN0V
ゼロ想は完璧に社会反映に作品の価値まで還元されてる感じするが、
社存はそうかなぁ?
885名無しのオプ:2010/01/11(月) 19:59:51 ID:1zafMVYU
tes
886名無しのオプ:2010/01/11(月) 20:39:42 ID:1zafMVYU
>>854
「立喰師、かく語りき」は読みました。
若い頃(活動家時代)の話がメインでしたね。

要は押井の戦争観について笠井氏ならどう思うか
知りたかったんですけどね。
887名無しのオプ:2010/01/12(火) 16:38:49 ID:pC8oKg62
>>879
「本格ミステリワールド」の鼎談、読んだんですが、
確かに急ぎ過ぎな見取り図づくりで終わっている感じしますね。
掲載本の性質考えると、ああならざるをえないのか・・・。

それはそれとして、「1Q84」第三部や「ヱヴァQ」について、
かなり具体的に次の展開妄想して「こうなってくれないと」と語る笠井は
やっぱり根っからの物語作者なんだなぁと思えました。
社会反映考えていても、そこから作品を裁断するんじゃなくて、
作品の持っている可能性の次を考える方へ行く。
なんかちょっと「ヱヴァQ」のシナリオに笠井が参加してくれないか、と考えてしまいました。
しかし笠井は、「闘争を通じて、タコつぼ間に対話の線を引く希望のモデルを提出する」ような物語展開は
ほんと考えないんだなぁ

笠井がこだわる「決断」「千年王国運動」「黙示録的情熱」は
もちろん時代性を帯びて浮上してくるものではあるんだけど、
と同時に、エンターテイメントの物語を動かす太い動輪ともなっているものですよね。
その両義性が笠井の批評を単なる「社会反映」から
逸脱させ続けている感じします。
888名無しのオプ:2010/01/12(火) 22:36:37 ID:QIrB/A/l
>>851

いや岡和田は藤田より受賞ランク上だからw
優秀賞>選考委員特別賞
889887:2010/01/13(水) 13:34:34 ID:Iq26gYjx
そういえば笠井、「ミステリワールド」の鼎談で「ヱヴァ破」の「闘争」について
宇野的決断でなく、30年代ドイツで言語化された「根拠なき決断」の枠組みで捉えていましたが、
これは説得的に思えました。
宇野は自説の枠内で捉えきれると語っていましたが、
マリの、飄々として、しかしピーストモードをアクションするキャラ造形は、
過剰な正義感や、バトルロイヤルにおける生存目指しての行動化という水準の「決断」では
やはり収まりきらないな、と。
宇野、たとえば「ダークナイト」の分析でも、
9・11以降のアメリカが、あっという間に加害者の側に舵を切ったのに対して、
「ダークナイト」のドラマの中の民衆が加害者になることを拒絶する展開、
つまり現実の自画像のグロテスクさに直面することを避けた、
アメリカ人を慰撫する作劇含んでいることを言語化しえていませんが、
どうも「社会反映」においても鈍くなってしまってきているのではないか。

笠井、状況論的な「社会反映」を考えるにしても、
それ以前にはなかった、新しいトリックの成立という
エンターテイメントの具体の中で捉えようと模索されていて、
その方法論を「社会反映」で済ませてしまうのは、
むしろエンターテイメントに向けての言説が
矮小化になってしまうのではないかという気がしますね。




890名無しのオプ:2010/01/16(土) 05:13:34 ID:Mo5X0GT1
例の東×宇野トークショーの社会は存在しない批判の部分
http://www.cinra.net/interview/2010/01/12/000000.php?page=5

これちゃんと読むと東は

>限界小説研究会の議論は、僕はすべては支持していません。

「すべては」と前置きしているし、これは前にブログで取り上げたときと同じ姿勢だね。
ちなみにそのときは刺激を受けた論考もあった、と言っている。
そしてやはり支持していない議論に関しては「宇野くんと同じ視点」だと批判している。
さらにこの話題を持ち出したのは宇野の方からだし
一部であった東も党派的じゃないか、というのはちょっと当たらないね。

ちなみに笠井に関してはかつてゲーム的リアリズムの誕生の書評で
環境環境分析的読解をオリジナルではないがといいつつ一定の共感は示してたし
そこに関しては探偵小説論なんかを見てもあまり食い違いはないと思う。
891887:2010/01/16(土) 10:27:06 ID:+t0bLkvz
宇野が、自身の規定づけた枠組みの中に「セカイ系」を囲い込もうとしているのに対して
東はその枠組み自体を無効とする・・・、非常に興味深い文章とは思うんですが、

ただ、このトークショーを読んでいて感じるのは、
個々の具体的な作品が、セカイ系の枠自体を遠心力的に広げたり、時に求心化したりする
創作のダイナミズムから離れたところで会話されている触感ですね。
作者が人間である以上、そして時代、歴史的な制約の中にいる以上、
作品がセカイ系の構造を持ちつつも、そこに書き手なりの
世界像、歴史観、実存史がぶつけられていくということを避けることはできない。
「セカイ系」という作品はないわけで。
そのぶつけられていく作用反作用をみる眼差しから「社会反映的」な視点だけは
排除してしまうというのは、あまりに潔癖ではないか、という気がします。
エンターテイメントのダイナミズムというのは、色々な物を飲み込む雑食性に
在るのではないかと。
笠井も、限界研もそういうダイナミズム引き受けているかと。。
東はかつての清涼院分析など読むと、そこらへんわかっているだろうと思うんですが、
政治的視座の求心力の強さゆえ警戒してしまっているんじゃ、という印象ありますね。
(自分なども大塚英志の、政治的視座が他の視点を
スポイルしてしまう批評はどうかと思いますし)
892名無しのオプ:2010/01/26(火) 23:59:10 ID:fnEKneLk
まあ東は本人も言ってるけど「セカイ系」というものが成り立つ
ポストモダンについて語りたいっていうのが究極だろうからね
ただ「社会反映論」は排除してないと思うよ
「バトルロワイヤルだってつまらないんじゃないの?」
って反論のあともちろんそう言いたいわけじゃないって注釈してるし
むしろそこは宇野に対する「社会反映論至上主義」に対する反論かと
893887:2010/01/29(金) 02:13:08 ID:FDe1tDQB
批評における社会反映論、対象とされたテキストにおいて「どう問われているか?」が
精緻に考えられねばならないですね。

笠井批評、最近の松本清張の人物入れ替えトリック分析読んでいて改めて感じたんですが、
やはり社会状況の変化が、元々人間に在る、物語への欲動、ジャンルを生み出していく欲動と
どうぶつかっているか?というところから考えられていて、
ぶつかった結果、具体化され露現したものが「トリック、そしてその説得性」として現れてくると捉えられている。
作品の評価が社会反映に単層化していくことをあらかじめ封じていくような読みが
批評の中に組み込まれていると思えました。

もちろん、時にイデオローギッシュな読み急ぎと感じられる論説もありますが。

「ミステリワールド」だと「ヱヴァ破」で使われていた昭和の名曲から
「68年的なもの」見出すのは読み急ぎではないか、と思えたんですが・・・
一方で、村上龍読者の庵野が「昭和歌謡大全集」のイロニーを継いでいるかもしれず、
ならば庵野が意識していなかったかもしれない系譜に笠井が触れている、とも見え・・・。
「ミステリワールド」は求められていたのが総論だったせいか、
分析が論拠不十分なままポンと並んでいる感じで、
もっとじっくり論じてほしいとの欲求不満生まれましたね。
894名無しのオプ:2010/02/03(水) 11:57:38 ID:16weEL1w
>>888
おかはだ乙
つか、そんなん知らねえよ門外漢からしたらw
おかはだは、SFのサイトで他の人とやりあってる文章とか、かなりやべえだろ。
社会は〜もあれと長谷部は別の意味で読めたもんじゃなかった。

意外と小林のも面白かったな。
やっぱ笠井のが一番広がりがあるけどなぁ。

>>893
お、そういや、村上龍と笠井ってなんか相性微妙にいい気がする。
視野の広さとか政治性かな。
895名無しのオプ:2010/02/03(水) 12:15:03 ID:16weEL1w
渡邉乙ってたまに冗談めかしてあるけど、渡邉って少しまどろっこしいけど
面白いよな。
藤もんとのようつべの対談はいい子ちゃんで今一だったけど。

ツルバ、ってのは世界系と関係ねえだろ、あの論。
長谷部 論外
おかはだ ムカツク無駄な文 kitty
笠井 ファンになった。知らんことの提示が多くておもろいわー
藤もん これからも内容はついていくから文をもうちょい読みやすくしろ
渡邉 なんとなく面白いが、ちょい全体が分かりにくい
飯田 内容はまぁまぁ楽しめたが、やはり世界系と何の関係が?
小森 いつも通り
佐藤 東っぽい。あれなら東のほうがいいな
小林 世界系との関係はやはり謎だが、それなりに楽しめた

俺は親父が10歳で死んだから、笠井に傾倒し過ぎかもしらん
藤もん経由で知ったけど、ちょっと距離とらんとオルグだれちまうなw

twitterにも感想書いてるぜい
896名無しのオプ:2010/02/04(木) 19:11:54 ID:dwvfMLsq
笠井、村上龍についてはたびたび語っていましたね。「昭和歌謡大全集」もどこかで触れていたような
「黙示録的情熱と死」収録の「『ダチュラ』の運命」なんかを読むと、
村上龍的な挑発はもはや失効している、と考えているかもしれませんが。

「『ダチュラ』の運命」は「ディアハンター」の「分裂が情緒に回収されてしまったラスト」を批判しつつも
「地獄の黙示録」や「ブラトーン」より評価する言葉が、本論とは
どういう形で繋がってくるのかきれいには見えてこない、など
整理されていない言説がゴロンと投げ出されている感じで面白かったですね。

笠井の指摘が気になって「エヴァ破」のサントラで「翼をください」「今日の日はさようなら」を
聞きなおしてみたんですが
日本語のつたない外国人の子供たちの合唱というアレンジもあってか、
「愛」とか「未来」といった意味が根拠を失って宙づりになったものとして
憧憬されているよう聞こえてきて興味深かったですね。
「今日の日よ さようなら」という歌詞のそもそもの変さに気づかされたというか。
限界研のイベントのメンバー入場の曲に使われていたそうですが、合っていたのか。


897名無しのオプ:2010/02/12(金) 13:37:40 ID:fFltN+UJ
限界の笠井のブログいいね。
すげえ活動家みたいで意外だった。
898名無しのオプ:2010/02/24(水) 05:22:06 ID:o77PahPK
限界小説研究会に入るにはどうしたらいいの?
899名無しのオプ:2010/02/24(水) 05:48:45 ID:eI2XI38U
知るか
ツイッターで訊いてみたら?
900名無しのオプ:2010/02/25(木) 02:14:25 ID:NQ36wjIV
小谷野先生が笠井をバカと堂々といってるね。
笠井批判をした3流評論家に対して厳しくお怒りになった研究会の方たちは
小谷野先生を無視するわけにはいきませんよね?よね?ね?
901名無しのオプ:2010/02/25(木) 07:08:37 ID:2cVT4Xw9
>>898
限界研の活動が順調に続けば、そのうち論文の一般公募もあるんじゃない?

>>900
小谷野、笠井のどのあたりを馬鹿って言ってんの?
902名無しのオプ:2010/02/25(木) 07:19:18 ID:6spCuSxF
これのことだろ

ttp://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100222


こちらで紹介されている笠井潔『『探偵小説論T』とかでしょうか。
http://bit.ly/d6EVhI ただ、その論理は小谷野先生を納得させるもの
ではないかもしれません・・・。 RT @tonton1965 『虚無への供物』って意味不明

ttp://twitter.com/kokada_jnet/status/9465928744

笠井潔、読みましたよ。ブログに書きましたけど、下らない。実に下らない。

ttp://twitter.com/tonton1965/status/9519008096
903名無しのオプ:2010/02/25(木) 13:27:31 ID:jOgS4NIx
解体も自己批判もできないなら、自己模倣を死ぬまで続けておればよい
得意満面でな
904名無しのオプ:2010/02/25(木) 17:42:07 ID:2cVT4Xw9
>>902 サンクス
小谷野、論理なしに自分の関心語っているだけですね。こういうのはただつまらない。

小谷野見るついでにブログ廻ってみたけど、結構、笠井の例外社会や内戦論の文脈で
サブカル批評おこなう人増えてきてますね。
社存、読まれてるなぁ。

ギアスのシナリオライターの新作「ダンス・イン・ザ・バンパイアバンド」あたりも
解散、総選挙で民意を問うというデモクラシーの手続きが主人公側の
恐怖手段で覆される展開描かれていて、
宇野的決断よりも笠井-シュミット的決断のほうが参照になると思えたし、
限界研の新刊、待ち遠しい。
(シュミットのハムレット論「ハムレット、あるいはヘカベ」読むと、法の形成、破棄に関わる力と
物語を発生させる動因が重ねて捉えられていたけど、
こういう読みを要求してくる作品、日本でもこれから増えてくるんじゃないかと)


905名無しのオプ:2010/02/25(木) 22:41:06 ID:Ul/pvZ3I
猫猫先生は今までの相手とは比べ物にならない強敵ですね!
限界研の真価が問われるな。
906名無しのオプ:2010/02/26(金) 00:11:37 ID:1hcYIdxR
どうせ無視でしょ(笑)
そして小者相手にだけ喧嘩うって強いふりw
907名無しのオプ:2010/02/26(金) 00:49:42 ID:ts/sqKJ1
こんだけ噛み合ってないのに相手しても仕方ないよ
908名無しのオプ:2010/02/26(金) 02:01:30 ID:1hcYIdxR
まあこれから先、笠井批判した相手にかみついても
「小谷野は無視したくせにw」としか思われないな。
909名無しのオプ:2010/02/26(金) 05:46:25 ID:kcs2bwJ5
というか小谷野の批判がくだらなすぎて反論できないだろw
あんなもんは反論とすら呼べない
910名無しのオプ:2010/02/26(金) 05:47:52 ID:kcs2bwJ5
批判とすら呼べない、だ
まつがえた
911名無しのオプ:2010/02/26(金) 20:36:28 ID:ohSqE+2z
いくら笠井とつるんでいるといっても、
若い連中まで「探偵小説の解体」という笠井のマニフェストに共感しているわけじゃないでしょ
そもそも笠井自身、むかしは「形式化を推し進めて探偵小説を自壊させる」
みたいなことを言っていたが、
今では矢吹シリーズにしても安定的に物語を供給する普通のシリーズ物でしかないし。
912名無しのオプ:2010/02/27(土) 00:25:21 ID:NmZuf99I
笠井は矢吹シリーズをだらだら書き続ける
日本編だけじゃ済まないかもな
だった、それしか金にならないんだもの
老後の頼みの綱
913名無しのオプ:2010/02/27(土) 07:40:05 ID:uV2y/5NP
まだ老後の蓄えできてないのかよ!
914名無しのオプ:2010/02/27(土) 09:36:37 ID:nyWrzmhl
>>911
「オイディプス症候群」の動機をめぐる構造は、
「形式化を推し進めて探偵小説を自壊させる」こと狙っていたんじゃ?
2002年の単行本発表時にはもうすでに批評でさんざん聞いたアイデアになっていて、
「批評の課題が組み込まれてるな」以上の感慨は受けなかったんだけど。

915名無しのオプ:2010/02/27(土) 13:50:06 ID:p1Xhhqte
オイディプス症候群はむしろ「矢吹駆シリーズの自壊」を狙ってるように思ったな
それ以降の作品読んでないから、断言はできんけど
916名無しのオプ:2010/02/27(土) 14:15:15 ID:eGEU/vDf
ナディア暴言
「あなたの喋ったことなんかみんな愚にもつかない哲学談義だけじゃないの」
↓10年後
「本質直感とか、作者から答え教えてもらっただけww」
917名無しのオプ:2010/02/28(日) 07:30:00 ID:1V0CLryn
>>915
「ニコライ・イリイチ対カケル」が笠井の中でもはや切実な課題足り得ていない感ありますね。
そのあたりからナディアスピンオフとか模索されているのかなぁ。

限界研ブログの「階級形成論の方法的諸前提」読んでいたんですが、注釈の
「フッサール、ハイデガーの科学批判が日本においては西田門下生、「近代の超克」派に担われ、
それを戦後アカデミズムが無知蒙昧として批判し、そのアカデミズムをさらに
学生ラディカリズムが非合理主義の傾向取ることによって攻撃した」という解説が面白かったですね。
師が教え子育てるという学派形成的な形での影響関係でなく、
「反発への反発への反発・・・」という影響。
こうしたもの通した「決断主義的セカイ系」の精神史的位置付けが書かれるのだろうかと
期待してしまいました。
918名無しのオプ:2010/02/28(日) 12:48:59 ID:w0r9Zkq6
>>911
ていうか前島賢もいつのまにかやめてたみたいだし
なんか単著出すまでの踏み台って感じにされてるようなw
東界隈は東理論のフォロワー多いけど
限界界隈はほとんどいないって印象だなあ
919名無しのオプ:2010/02/28(日) 12:49:45 ID:w0r9Zkq6
ああ、限界界隈には笠井フォロワーがいないって印象ね
920名無しのオプ:2010/02/28(日) 22:10:57 ID:anxD4DrH
そのぐらいの距離感があったほうがいいと思うよ。
あんまりべったりしていると不気味でしょう。
過激派だかなんだかわからない団塊オヤジが、大学のサークル内で幅を利かせている
ような光景にはなってほしくない。
921名無しのオプ:2010/03/01(月) 00:00:43 ID:cdiMzvFC
まあね。
922名無しのオプ:2010/03/01(月) 00:09:01 ID:8KeIpcP4
東浩紀周辺みたくならないでくれる方が嬉しい
あれは言辞の内容以前につきあいきれん
923名無しのオプ:2010/03/01(月) 00:17:22 ID:U9XUR8uM
もちろん派閥とか作る必要はないんだけど、
単に笠井フォロワーがいないのはちょっと寂しいなと思う
(逆にその立場で対立してもいいくらい)
まあ笠井は求道者的な面もあるから広がりにくいんだろうな
だからクリエイターにはけっこうフォロワーはいるんだけど。
924名無しのオプ:2010/03/02(火) 23:32:09 ID:zusoCWkw
フォロワーなんて必要ないだろ
自分で自分をフォロワーする達人じゃん
925名無しのオプ:2010/03/03(水) 01:18:08 ID:HSubyZHs
>まあ笠井は求道者的な面もあるから広がりにくいんだろうな

笠井なんてルサンチマン抱えたただのオナニストだろwww
自嘲も自己満足に過ぎないwww
926名無しのオプ:2010/03/03(水) 02:21:32 ID:S+dJvzJc
現代思想家ならツイッターやって素人と討論してみろ
927名無しのオプ:2010/03/03(水) 03:49:38 ID:azZF6kY0
>>924
死んだら終わってまうわ
あんたは終わればいいと思ってるか知らんが
>>925
別にそうとれるのは否定せんわ
そこに魅力を感じる人間もいるだけの話
>>926
それは賛成だわ
928名無しのオプ:2010/03/03(水) 07:09:16 ID:HSubyZHs
かくいう私もオナニストでね(キリッ
929名無しのオプ:2010/03/03(水) 14:44:26 ID:9A9cUYfa
限界研、むしろ笠井が若いメンバーから刺激受けてる部分大きいんじゃ?
他のメンバーが、笠井の批評文脈引っ張って「この作品のここが現代の例外社会状況の反映だ」的な当てはめ
結論に持ってくるような言説がないから社存は面白かった。

>>892
「『社会反映論』は排除してないと思うよ」「宇野の『社会反映論至上主義』への反論かと」

今出ている「ミステリーズ」掲載の東の小松左京論読んだんですが、小松とセカイ系の共通点について
「第一の敗戦から出てきた小松左京と、第二の敗戦ともいうべき状況から出てきたセカイ系」という
ちょっと強引に思えるぐらいの社会反映からの類推で論立てされていて
なるほど。東、社会反映論排除していないですね。
トークショーでの社会反映論批判は、やっぱり社存経由しての宇野の
社会反映に作品価値を還元する読みへの批判なのか。
東が批判している読みに、社存で近いといえば・・・やっぱり笠井の巻頭論文になるのかなぁ。
ただ、逆に社存の他の論文に笠井フォロワー的な内容薄いために、
笠井論文は他論文との相互補完、あるいは対立秘めた緊張感作りだしていて
批評論文集の巻頭言としてはすごく刺激的なものになっていたんじゃないかと。
930名無しのオプ:2010/03/03(水) 15:59:31 ID:orAsTBDW
>>929
>「第一の敗戦から出てきた小松左京と、第二の敗戦ともいうべき状況から出てきたセカイ系」
この辺は前にも話に出てたけど
東浩紀が笠井の大量死論を受けた展開かもしれないね
たしかその幻の連載開始時にも小松左京を論じたいと言ってた気がする
実は笠井と東は共通して小松左京を高く評価してるんだよね
そして二人ともドストエフスキーを最も好きな作家にあげてる
もう一度くらいは接近ありそうな気がするな
といっても別につるむという意味ではなく批評的に対立する形でもいいんだけどね
931名無しのオプ:2010/03/04(木) 06:12:03 ID:pu71S/0+
小松はある世代の人は好きな人多いから。
うちの元指導教官も文学の学者じゃないけど好きみたいだし。
前島氏と福島氏は東に再回収されたみたいだねw
ブログ見たら、
オカワタがメンバーみたいで絶望した。東や小谷野より文やかばやまって作家の動画が不快。
932名無しのオプ:2010/03/04(木) 06:53:47 ID:FfT6Sis2
>>930
「小松左京を高く評価」「ドストエフスキィを最も好きな作家に挙げてる」
そういや東、筒井康隆との対談でもドストエフスキィを話題にあげてましたね。
東「ドストエフスキーの極端な人物造形は「キャラ」に近い」
筒井「いや、当時のロシアにはあんな感じのやつらが実在していたんじゃないかと」
みたいな内容だったと思うんですが、
わりと話題がすぐ桜坂洋とハイデガーに移行してしまって(その話はその話で面白かったですが)。
笠井と東のドストエフスキーめぐる対談、どこかでおこなってくれないものか。

小松左京まじえての、笠井、東、小松の鼎談なんかも、後の可能性のために実現させてほしいですね。
笠井が限界研ブログの論文注釈で、「フッサール、ハイデガーの科学批判が日本においては西田門下生に担われ・・・」
といったこと書いていたんですが、小松ってまさに京大でフッサール、ハイデガー学んでいた(戦後ではありますが)。
笠井、あるいは東一人が個別に小松に話聞くより、鼎談のほうが、文学表現、思索、あるいは小松が原作になったSF映画群が
どう次の世代に受けとめられていったかの厚みのある対話形成できると思うのですが。



933名無しのオプ:2010/03/04(木) 15:41:39 ID:jWDj8CNa

『哲学者の密室』、読みますた。
文量もさることながら、読めない漢字もあったりで難儀したけど、読み応えは相当ですね。
簡単に他人に薦められるような本じゃないし、読み終わると虚脱感すら覚えるけど、何度か読み返したい気にもなる。
他のシリーズも読んでみたいと思ってるんですが、読む順番を間違えましたかね?
934名無しのオプ:2010/03/04(木) 20:25:57 ID:z/SY+BEs
いいんじゃないの。
935名無しのオプ:2010/03/05(金) 00:19:43 ID:htqxEVQf
>>932
東のドストエフスキーの「キャラ」に関する話は平野啓一郎との対談で詳しくしてる
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/201001_talk03.html
>>933
犯人当てという意味でなら失敗だけど
気にせず読めばいいとおもうよ
936933:2010/03/05(金) 02:08:19 ID:ZDkuTtgL
レス、サンクス
続けて『オイディプス症候群』の文量を読むのは躊躇いがあるので、>>2>>3を参考に他シリーズ読んでみます
アドバイス、どうもありがとう
937名無しのオプ:2010/03/05(金) 08:15:09 ID:rWZwindF
>>435
サンクス。 平野と東が「プロットの強さOK」「説話的還元で全然OK」と話しているの読むと、
ハスミ物語批判に対して80年代の段階でキチンと反論していた笠井批評を
読み返してみるか、という気にさせられますね。
平野も筒井と同じで「当時のロシアにはああいう変な人たちいたんじゃないか?」のスタンスなんですね。
確かにいそうですが・・・、一方でモデルとなる人間を言葉に置き換えていく時の
ドストエフスキーの描写の手つきに、「キャラ化」過程みる目線も
その強引さが新しい読者を呼び込みそうで「面白いんじゃないか」と。
実際、ドストエフスキーキャラ、萌え度高いですしね。
笠井はどちらの側に立つだろうか。

笠井のSF論「機械仕掛けの夢」収録の小松論で取り上げられていた小松の処女作「地には平和を」
読んでいたんですが、めちゃ面白いですね。
時間犯罪アイデアによって、世界の滅亡と日常が対置される、
坂口安吾「堕落論」と日本浪漫派的なものがともにとりこまれつつ、
どちらの立場にも立てない小松の混乱が
作品を通じて今、迫ってくるようで、改めて小松は凄いなと思わされました。
938名無しのオプ:2010/03/11(木) 11:30:30 ID:9NDqWjFL
>>930
「東浩紀が大量死論受けての展開かもしれない」
注釈見てなくて気付いていなかったんですが、
東の小松論文「小松左京と未来の問題(2)」注釈に、小松の日本浪漫派的部分への指摘絡みで
笠井の「機械仕掛けの夢」が参照項であげられてましたね。
「未来の問題(1)」探し出して読まねば。

しかし「未来の問題(2)」に「小松の未来は、敗戦が産み出した「廃墟」「無」を埋めるために要請された」という文あるんですが
この「○○を埋めるために要請された」って言い回しが、内容でなく、文体レベルで笠井の得意技を東が使っている
かの触感受けました。
「中景の消失は社会的承認の剥奪、実存的不安の前景化を意味する」という文もあるんですが、
これも以前は別な言い回しで語っていたことが、
「機械仕掛けの夢」との連続性示すための言葉選ばれてるような・・・。

「中景の消失が、実存的不安の前景化を意味する」
そういえば30年代決断主義者でも、ユンガーやカール・シュミットは、社会的コミットするに当たり、
階級概念とは違った、機械労働の超克を意味する「労働者」概念の提示や、
「内戦」がどれほど避けるべきものか、を言説化して、
「存在的」レベルのかくあるべき社会モデル提示しますが、
ハイデガーはそういう存在的、政策的、具体的な社会モデルの提示一切せずに
ただただニヒリズムにどう応するか、応しないかの「存在論的」記述のみを行い続けていきますね。
かつてはそれが、ハイデガーの政治的無知を示すものとして捉えられていましたが、
社存の笠井論文読んでいると、そうした捉え方とは違ったハイデガーテクストの読み方
気づかされますね。





939名無しのオプ:2010/03/13(土) 17:18:02 ID:gdc0YKJB
ここ、何のスレ?
940名無しのオプ:2010/03/13(土) 22:18:51 ID:GTxOaKsi
活動家のファンスレ
941名無しのオプ:2010/03/14(日) 15:45:28 ID:589R4zO9
素人のオナニー垂れ流しスレ
942名無しのオプ:2010/03/16(火) 16:35:42 ID:tx3+MhbG
>>938
遅レスだからもう探したかもしれないけどここにあるよ
http://www.webmysteries.jp/sf/azuma1001-1.html
943名無しのオプ:2010/03/16(火) 23:53:19 ID:RfOftywe
>>942
わざわざすいません、助かりました。

東が挙げていた、ゼロ年代版映画「日本沈没」における中景の消失は、
原作から、選良の活躍とともに、「日本浪漫派」的、フォークナー的なものも取り除く形でなされていて、
時代の要請であるとともに、いかにもテレビ局主導のあたりさわりのなさ、
アジア市場への色目からくるものも感じられて、
能動的な再解釈として評価する気にはなかなかなれないんですが、
小松作品の、セカイ系との近似性の例証として考えると説得的ですね。

笠井と東の小松論、重なるもの多いと思うんですが、
「伝統的なもの」が、「母なるもの」でなく、小松においては
「飛田のパン助」として上がってくるという東の指摘は
笠井においてはなされていなかったもので興味深いですね。
「絶対理性とそれに反逆するもののせめぎ合い」と相似形のものが
「伝統」の表象においても行われていたのだなぁと。
944名無しのオプ:2010/03/23(火) 03:41:23 ID:hi1kXRvi
すいません。
『哲学者の密室』、途中で挫折しちゃいそうです。
もう就職が決まっちゃって、時間がなくて。。。

ただ、すごく気になるので、ぶっちゃけ身も蓋もなくあらすじ全般と結末が
数ページ分程度の分量で読めるサイトORネタバレ本とかないでしょうか?
ぜひ紹介ください。
945名無しのオプ:2010/03/23(火) 08:03:18 ID:mytVWRLT
犯人は庭男
実は元ナチ将校
946名無しのオプ:2010/03/23(火) 11:45:50 ID:L9c7/PV9
ネタバレすんな馬鹿
947名無しのオプ:2010/03/23(火) 14:13:45 ID:gNQxT1+C
女囚は所長の妄想
厳しい収容所では皆が自我を保つのが大変なためトラブルが絶えなかった。
そこで所長が「バカモン! お前らたるんどる!
   いいか、ここに絶世の美人の女囚がいると思え。そう思ったら、その女囚の前では
   カッコ良く行動しようと思うだろう! わかったな!」
イリイチパパが気になって噂の女囚人を探すも発見できず
ハルバッハも女囚を見に来たが、お目通りすることはかなわなかった。
その後、収容所は攻撃によって崩壊するが、最後の日まで収容所の規律は保たれたままだったという。
948名無しのオプ:2010/03/23(火) 16:12:59 ID:cPOb8HNj
梅の木で部下を励ました曹操みたいなエピソードだなあ
949名無しのオプ:2010/03/24(水) 19:17:16 ID:YRnwu3aV
944じゃないけど、マジで助かった。
「哲学者の密室」ってそんな話だったのか。
創元推理文庫版が出たときにちょっと読んでみたんだけど、
はじめのうちはまだよかったんだけど、話がナチに移ってからは
「海外の小説の翻訳でもないのに、ドイツ人が日本語しゃっべてる…」
と思ってしまいなんだかバカバカしく感じられてやめちゃったんだよな。

これで今後は俺もネット上で知ったかぶりができますありがとう。
950名無しのオプ:2010/03/25(木) 03:12:08 ID:OfcVIATW
その前からフランス人も日本語しゃべってますが
951名無しのオプ:2010/03/25(木) 17:49:02 ID:MzJkCXxv
主人公なんて日本人なのにサンスクリット語を話したりするんだぜ!
952名無しのオプ:2010/03/28(日) 13:30:53 ID:0fjllY45
月曜は新宿で娘と一緒に「シェルター」を見る予定。
火曜日は昼から飯田橋で所用があるためにそのまま娘の部屋に泊めてもらう。
火曜の夜は久しぶりに笠井潔と軽く飲むことになりそう。
火曜日の朝は娘に「デニーズ」の朝食をおごらなければならない。
娘の映画代と朝食代、まあ、泊賃と考えれば安いか

ttp://twitter.com/anaryusisu/status/11167707592


火曜には山田正紀を飲むようです。
笠井のツイッターが公開になってたけど
つぶやきゼロだねw
953名無しのオプ:2010/04/08(木) 18:10:05 ID:cQZnefpF
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2161540&x=B

>メフィスト 2010 VOL.1
>発行年月日:2010/04/06
>サイズ:A5判
>ページ数:927
>ISBN:978-4-06-216154-1
>定価(税込):1,575円
>
>内容紹介
>矢吹駆シリーズ始動!
>笠井潔「夜と霧の誘拐」第1回 一挙300枚掲載!!
954名無しのオプ:2010/04/08(木) 20:08:06 ID:KHeY0H6v
フランクル?
955名無しのオプ:2010/04/08(木) 21:16:01 ID:YubmFPrA
うむ、いかにものタイトル
956名無しのオプ:2010/04/11(日) 00:53:19 ID:Hpci2qCy
シリーズ前々作、前作がまとまってないのに新作始動とか…ムチャクチャじゃんww
でもそんな笠井が嫌いじゃないぜ。
吸血鬼、さすがに今年は読ませてもらえますよね。。。
957名無しのオプ:2010/04/11(日) 04:24:25 ID:z32ancuD
>>953
今ポチった。
楽しみだ。

定期チェックしてるが、限界会のtwitter、岡和田のうんこみたいな情報多杉。
笠井の>>953みたいな情報流せよ…
958名無しのオプ:2010/04/11(日) 04:55:02 ID:f/BXhGwl
限界くんの中身は岡和田なの?
959名無しのオプ:2010/04/11(日) 13:24:20 ID:36AY51gg
ナディア「誘拐とかどうせまたイリイチがからんでるんだろ、
      もう全部イリイチのしわざでいいよ」
960名無しのオプ:2010/04/11(日) 20:44:09 ID:ZJNc7/0E
>限界会のtwitter、岡和田のうんこみたいな情報多杉

探してみたが見当たらないな、どこに岡和田のことが出てるんだ
961名無しのオプ:2010/04/12(月) 00:55:12 ID:RQy7m8mX
到底無理と思われた駆シリーズ全10作完結への道が、ほんのわずかだけ見えてきたな。笠井頑張れ。
でも日本篇はイラネ
962名無しのオプ:2010/04/13(火) 18:20:59 ID:DM5Csk+e
シリーズ完結させず放置する気はないみたいで安心した
ただし単行本が出るかはわからないがw
963名無しのオプ:2010/04/13(火) 23:49:10 ID:1TAjFiis
最悪、本になる前に笠井が死んでも原稿があればなんとかなるからな
単行本化は後回しにしてシリーズ完結を目指すのかな

そう考えると、吸血鬼が出るのはシリーズ完結後かw
964名無しのオプ:2010/04/14(水) 01:26:48 ID:jY4i/00c
「連載は下書きにすぎない」と以前から公言してたからね。
下書きとはいえ文章はちゃんとしてるから、
連載だけでとりあえず完結まで持っていくのでも全然かまわない。
ていうかむしろそうしてほしいかも。。
オイディプスなんて連載終了してから単行本になるまで8年かかったんだぜ……
965名無しのオプ:2010/04/15(木) 14:06:12 ID:OXvVz/VQ
青銅の悲劇に一箇所だけ矢吹駆が出ているらしいが
どこだかわかる人いる?
966名無しのオプ:2010/04/16(金) 13:53:03 ID:VgmgjUt1
主人公の回想に出てきますやん
967名無しのオプ:2010/04/17(土) 00:37:01 ID:CeNZ9ADl
>>957
分からんが、岡田君の受賞とかの情報は他メンバーより多いね。
小森や長谷部なんて生きているのかすら分からない。
前久君がまだやめてないのはブログで分かった。


>>958の苦情の次の日、限界君が笠井の駆シリーズの新作情報流してたw
限界君はこのスレを見ている。
968名無しのオプ:2010/04/17(土) 00:42:20 ID:CeNZ9ADl
あと、飛鳥井全死は間違いないって、笠井の私立探偵飛鳥井に関係あんのかな。
新作の駆シリーズの前に読んでみたが面白いわ。
969名無しのオプ:2010/04/18(日) 20:12:54 ID:YNPJRwkZ
元長、以前、限界研についてなんかツイートしていたね。

「全死大戦」の第二部で、コンドルセの学校教育改革法案を
「敵」として全死が名指ししていた手つきは、そういやカケルっぽい・・・のかな。
970名無しのオプ:2010/04/19(月) 20:22:32 ID:qQ+nKZYG
>>958

私怨乙。
あと一番多いのは藤もんだったゾ
971名無しのオプ:2010/04/20(火) 05:03:25 ID:pTqAfJO6
>>970
唐突なレスだな。
なんで私怨なの?部外者にはさっぱりだ。
内ゲバ?
前にSFのサイトで岡田君と藤田君が論争して
参戦した他のSF評論家と岡田君が泥仕合やってたのは見たけど。
限界会に関係ないポストは、確かに岡田君関連の情報が一番多いよ。数えてみ。
他の人はまばら。
笠井先生と小森先生中心にしてほしいね。
972名無しのオプ:2010/04/20(火) 05:08:38 ID:pTqAfJO6
>>958の質問書いたのは俺じゃないけど、
なんでその質問が私怨なんだろうか。さっぱり。
しかもあげてまで。

書店で最後の一冊だった赤いメフィストゲットした。
笠井先生の駆シリーズがど真ん中に書いてあっていい装丁。
読み始めはいいぜー
973名無しのオプ:2010/04/20(火) 19:03:07 ID:1OpuA48K
なんで「先生」なの?
他意のない洒落みたいなの?
身内なの?
974名無しのオプ:2010/04/20(火) 22:31:03 ID:Gs//8QIk
>>973
身内ではないよ。
俺も編集の端くれだが、青年漫画の方だから
笠井先生とは全然面識なし。
学生のときからのただのファン。
975名無しのオプ:2010/04/20(火) 22:32:50 ID:Gs//8QIk
漫画はさ、担当している作家もそうでない作家も先生と呼ぶ。
ファンだからそう呼びたいという無意識もあるのかもしらん。
976名無しのオプ:2010/04/21(水) 02:52:58 ID:hHUC5KWd
<矢吹駆シリーズ>               <コムレ・サーガ>
1979『バイバイ、エンジェル』      1982〜1990『ヴァンパイヤー戦争』
1981『サマー・アポカリプス』        1983〜1988『巨人伝説』
1983『薔薇の女』               1986〜1987『サイキック戦争』
1992『哲学者の密室』           1987『エディプスの市(まち)』
1997『熾天使の夏』             1989『黄昏の館』
2002『オイディプス症候群』        1991『ノヴァ、ノヴァ』
2008『青銅の悲劇 瀕死の王』

<私立探偵飛鳥井シリーズ>       <その他>
1995『三匹の猿』               1988『復讐の白き荒野』
1996『道 ジェルソミーナ』        1988『嵐が丘 鬼丸物語』
2003『魔』                     1993『梟の巨なる黄昏』
                       1996『群衆の悪魔 デュパン第四の事件』
<天啓シリーズ>                 2001『天使は探偵 スキー探偵大鳥安寿』
1996『天啓の宴』               2008『吹雪の山荘 赤い死の影の下に』(リレー小説)
1998『天啓の器』              

<未単行本化連載作品>
『無底の王』 (1995〜1996年 早川書房「SFマガジン」連載終了)
『黄泉屋敷事件』 大鳥安寿シリーズ (2000年 「週刊アスキー」連載終了)
『天啓の虚(うつろ)』 天啓三部作 (1999〜2004年 双葉社「小説推理」連載終了)
『吸血鬼の精神分析』 矢吹駆シリーズ (2003〜2008年 光文社「ジャーロ」連載終了)
『煉獄の時』 矢吹駆シリーズ (2008年〜 文藝春秋「別冊文藝春秋」連載中)
『夜と霧の誘拐』 矢吹駆シリーズ (2010年〜 講談社「メフィスト」連載中)
977名無しのオプ:2010/04/21(水) 03:54:00 ID:aRhcPzA6
>>970
久々に痛いレスを見たw

>>967
限界研究に特に関係ないものへの細かいレスポンスが多いんだよね岡羽田のだけ
前島の新書と笠井関係や色々自分も感想書いたが無視だし>限界君
知らんけど、編集者とか個人が自分の情報を適当にツイートしてんじゃないの?

>>976
978名無しのオプ:2010/04/21(水) 04:00:00 ID:aRhcPzA6
ついでに、夜と霧の誘拐はハイデガー思い出すよ
ネタバレしないように細かいことは書かないけど
読み終わった
979名無しのオプ:2010/04/22(木) 22:24:22 ID:pH2kERR4
ナディアたんの長ったらしい回想&近況報告からの幕開け、
偉大なるマンネリズムって感じで好きだw
980名無しのオプ:2010/04/24(土) 05:59:22 ID:pX4rhf6I
俺も好きw
981名無しのオプ
次スレからはこれもテンプレに


笠井潔
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