1 :
元協会員:
2 :
元協会員:2007/03/24(土) 09:45:12 ID:ks8c4mCL
また4年かけて埋めるのも一興だ。
3 :
名無しのオプ:2007/03/24(土) 11:04:57 ID:khmsfcDf
>1 乙。ありがとう
4 :
名無しのオプ:2007/03/24(土) 16:56:22 ID:X18Obo1K
5 :
名無しのオプ:2007/03/24(土) 17:30:13 ID:6L061QO0
6 :
名無しのオプ:2007/03/24(土) 18:08:49 ID:X18Obo1K
1000まで埋め立て完了だよ
7 :
名無しのオプ:2007/03/25(日) 21:28:53 ID:Xal63HEl
サイモン・カーニックの新作は何時出るんだろう・・・
8 :
名無しのオプ:2007/03/28(水) 16:33:15 ID:Tx21ttJj
あげあげ
9 :
名無しのオプ:2007/03/28(水) 18:01:02 ID:gc3d/U6e
新スレ立て乙です。
ジェフリー・ディーヴァーがベストに挙げていた
ラピエール&コリンズの「第五の騎手」読まれた方いますか?
手に汗握る怒濤のサスペンス巨編だったら嬉しいのですが。
どうかこの作品のご感想(コメント)よろしくお願いします。
10 :
名無しのオプ:2007/03/28(水) 20:16:18 ID:YBQkIUDh
カーのベルリン三部作読了
11 :
名無しのオプ:2007/03/29(木) 02:41:30 ID:Blslcy5E
デニス・レヘインって面白いでつか?
12 :
元協会員:2007/03/29(木) 22:23:58 ID:UMJ8hHlM
マジレスすると泣ける
13 :
名無しのオプ:2007/03/30(金) 00:46:05 ID:y6dzO1fb
>>9 むゎたえらい懐かしいタイトルを…
うろおぼえですまんが、標準以上のサスペンス巨編だったとは思う
ただ、ディーヴァー的ではなく、もっとまったりしていた印象
このコンビは「パリは燃えているか?」とか「今夜、自由を」などの
ノンフィクションが、より面白かったとも記憶している
14 :
名無しのオプ:2007/03/30(金) 22:46:47 ID:r/NzQajn
>>11 「デニス・ルヘイン」表記のパトリック&アンジーシリーズを刊行順に読む。
15 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 02:21:32 ID:7YuhCoiC
>>14 釣りかもしれんがいちおう釣られておくと
そんなものはない
16 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 13:52:10 ID:KluoM1FW
だよね?
思わずクグってしまった。
17 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 17:02:06 ID:MBXrBK32
レイ・デントンのスレはここですか?
18 :
17:2007/04/02(月) 17:03:14 ID:MBXrBK32
やってしまいました。
19 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 17:11:24 ID:KluoM1FW
電灯?
20 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 17:12:28 ID:0+nTtSor
レン・デイトンな
一応エスピオナージュスレがある
21 :
名無しのオプ:2007/04/02(月) 18:38:36 ID:mujBQCyy
原りょうが好きなんだが、いかんせん彼は遅筆だ。
そのお陰で暇を持て余しているわけだが、何かオススメあるかな?
22 :
名無しのオプ:2007/04/03(火) 02:00:27 ID:p5xvVjXH
チャンドラー
23 :
名無しのオプ:2007/04/03(火) 19:59:56 ID:qhPARMgt
24 :
名無しのオプ:2007/04/05(木) 08:03:33 ID:HrCd2Ca3
『On the Wing ハヤブサに託した地図のない旅』
アラン・テナント著 鳥見真生訳 柏艪舎
ハヤブサにとりつけた発信機の電波を頼りにアラスカへ、カリブへ、
中年の研究者と老齢に差し掛かったパイロットが軽飛行機で追いかける。
ノンフィクションなんだけど、ほとんど冒険小説として読んだ。
ちなみに柏艪舎は札幌の出版社で、社長さんは山本光伸氏。
25 :
名無しのオプ:2007/04/08(日) 18:38:28 ID:Z+cx5M/P
ネプチューンの剣の続編は出ないのか?
26 :
名無しのオプ:2007/04/18(水) 12:52:14 ID:GHAlY1ln
マクナブの続きまだかよ〜?
27 :
名無しのオプ:2007/04/18(水) 13:37:18 ID:kX5+X/U4
シブミって面白い?
28 :
名無しのオプ:2007/04/18(水) 16:13:04 ID:rRhq+znk
冒険小説なら西村健だろ。
オダケンシリーズはすべて面白い。
紫波銀次が主人公のそれは一気に読める。
29 :
名無しのオプ:2007/04/18(水) 22:50:14 ID:7mp9bXnC
30 :
名無しのオプ:2007/04/19(木) 00:54:12 ID:7jRnt+kQ
>>28 西村健なら「脱出」が白眉。時点で「ビンゴ」次が「突破」
最新作の「劫火」面白かったけどもう少し削れたんじゃないか?って
気がしてならん。
31 :
名無しのオプ:2007/04/20(金) 15:05:49 ID:rLCfajmp
シブミって何?
32 :
名無しのオプ:2007/04/20(金) 23:28:34 ID:UCHghs4R
>>31 「渋み」
「渋さ」と似ているがチョット違う。
33 :
名無しのオプ:2007/04/21(土) 13:48:36 ID:UXN7Ggb4
「シブミ」は「ハンニバル・ライジング」の元ネタ、
とライジング読まずに適当に言ってみる。
34 :
名無しのオプ:2007/04/21(土) 19:51:33 ID:1ujycb0+
35 :
名無しのオプ:2007/04/22(日) 02:55:26 ID:VCTR/Tcy
>>33 絶対違う!
と 「ハンニバル・ライジング」 を読まずに言い切りますよ
36 :
名無しのオプ:2007/04/23(月) 23:16:11 ID:uxcOzJxk
シブミは映画ミュンヘンの原作
37 :
名無しのオプ:2007/04/24(火) 00:10:12 ID:uffaxVWV
>>36 【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
38 :
名無しのオプ:2007/04/24(火) 03:09:20 ID:Uz0xSA4s
正確にはミュンヘンはシブミの前半を映画化したものです。
後編にあたる沈黙のミュンヘン(スティーヴンセガール主演)はビデオ発売
のようですが残念ながら日本未発売です。
39 :
名無しのオプ:2007/04/26(木) 15:24:47 ID:fsq8Xufz
>>31 みんなムチャクチャ言うよなぁ。マジレスだったら可哀想でしょ。
「シブミ」は、戦前戦後の日本も舞台になる海外冒険小説の傑作。
海外の作家は日本を舞台にすると、得てしてオリエンタル趣味のアチャ〜なニッポンを描いちゃうけど、この作品に限っては全く心配はいらない。
作者のトレヴェニアンは、トマス・ハリスなんかと違って日本の伝統習俗を深く理解していて、日本人が読んでも全く違和感がない。・・・っていうか下手な日本人より理解が深かったりする。
タイトルの「シブミ」は、もちろん(わびさび)なんかの渋みのこと。
もし良かったらお薦めなんで読んでみて。
ついでに貼っておきます
トレヴェニアンを知ってるかい?
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1107086310/l50
40 :
名無しのオプ:2007/04/26(木) 15:41:23 ID:IiR4vvGQ
多少からかうのはいいとしてもアフターケアしないで放置するのは
よくない
41 :
名無しのオプ:2007/04/26(木) 18:16:13 ID:L6Nkcjrc
「シブミ」といえばトレヴェニアン
トレヴェニアンといえば「アイガー・サンクション」
「アイガー・サンクション」といえば山岳アクション
山岳アクションといえば「北壁の死闘」、
ということで、自分にとって今まで読んだ冒険小説の中でも
トップクラスで好きなのがボブ・ラングレー「北壁の死闘」。
だけど、処女作の「北壁の死闘」があまりに素晴らしすぎたせいか、
かえってその後のボブ・ラングレー作品にはそれほど期待が持てなくて
一冊も読んで無いんだけど、実際のところどうなの?
42 :
名無しのオプ:2007/04/26(木) 19:55:49 ID:81JtYWvo
>41
「北壁」と同程度のものはちょっと…
自分的に許せたのは「標的の原野」「砂漠のテロリスト」「最果ての征服者」
まあまあだたのは「オータム・タイガー」「エベレストの彼方」あたりか
>>39 ウイリアム・ディールの「カメレオン」読んだら、
大抵の日本趣味は許せるな、俺はw
43 :
39:2007/04/26(木) 20:28:58 ID:fsq8Xufz
>>42 「カメレオン」なら俺も読んでるぜ。
まあ、あの京都はご愛嬌ってことで・・・
トンデモな日本ではあったが、話自体は面白かったので俺は許してる。
44 :
名無しのオプ:2007/04/26(木) 21:53:25 ID:93Xd7djO
そんなあなたに『東京サッカーパンチ』
45 :
名無しのオプ:2007/04/27(金) 20:10:15 ID:5APP9tWV
>『東京サッカーパンチ』
なんちゅうタイトルセンスか…
面白いの? ( ´゚д゚`)
46 :
名無しのオプ:2007/04/28(土) 00:26:32 ID:uRBBopnJ
エキゾチックジャパンネタでは最高峰といってもいい、
ゲラゲラ笑いながら読めるロマン・(バカ)・ノワールw
ケッ作だよ。
47 :
41:2007/05/01(火) 09:59:25 ID:p5Y46qFt
>42
サンクス。やっぱ処女作が最高傑作だとあとが辛いね(作者も読者も)
日本ネタだとクーンツの「真夜中への鍵」がちゃんとしてたように思う。
そういえば昔、スティーブン・セガールが「シブミ」映画化したい、
ってインタビューで言ってたな。
実現しなくてよかった。
48 :
名無しのオプ:2007/05/01(火) 22:06:32 ID:uy7YEQld
あ
49 :
名無しのオプ:2007/05/02(水) 15:16:12 ID:/mFNd6Jc
>47
スティーブン・セガール→B級の権化だもんね。
大体、あの人ネイティブ・アメリカン?
どう見ても白人じゃないよね
50 :
名無しのオプ:2007/05/02(水) 16:25:59 ID:TEWhTD1o
51 :
名無しのオプ:2007/05/02(水) 20:57:26 ID:7olBD3W/
52 :
名無しのオプ:2007/05/02(水) 21:40:32 ID:64WqxUun
53 :
名無しのオプ:2007/05/04(金) 17:15:49 ID:okeoPSPJ
>>51 予告見ただけでも悪寒。
なんでもかんでも映画化するなよ。
54 :
名無しのオプ:2007/05/08(火) 23:25:33 ID:ZXUbOCzm
予告編ボーっと見たけれど、微妙ですね。
ダーティホワイトボーイズ
こっちのほうが映画化すると面白そうなんだけどな
55 :
名無しのオプ:2007/05/09(水) 12:29:24 ID:8oYgZiF7
テレビCMの「このミステリーがすごい!第一位を獲得した作品がついに映画化」というキャッチに引いた。
なんでそこで「このミス」に乗っかる?
本を売りたい出版社と読者を映画館に集客したい配給元の思惑が一致したのだろうが…
何か座りが悪かった。逆に映画のスケールを小さく見せてしまってるような気がした。
実際の映画の出来は知らんけど…
56 :
名無しのオプ:2007/05/10(木) 01:27:02 ID:qrCk30zK
殺戮者カインって面白いでつか?
57 :
名無しのオプ:2007/05/10(木) 23:02:46 ID:pKtmz3QU
冒険小説というよりは、アクション小説かな
58 :
名無しのオプ:2007/05/15(火) 09:24:08 ID:D7TkGFnb
というか、B級バカアクション。
59 :
名無しのオプ:2007/05/19(土) 15:18:15 ID:xGa580r0
ダーク・ピットシリーズについて語ってくれませんか?
60 :
名無しのオプ:2007/05/22(火) 01:08:19 ID:FegGmpUx
>>59 中国人実業家、朝鮮人の実業家と最近アジア人の悪役が続いてる。
61 :
名無しのオプ:2007/05/23(水) 22:02:04 ID:dZCDRlTF
アンディ・マクナブの新刊来たね
62 :
名無しのオプ:2007/05/24(木) 00:19:29 ID:mRy26BLa
お、日本語タイトルじゃん
楽しみ
63 :
名無しのオプ:2007/05/24(木) 08:57:30 ID:zNFOrrsg
ホントだ。
情報ありがとう!
64 :
名無しのオプ:2007/05/25(金) 15:26:35 ID:e9ZwBgvM
ハードカバー?
65 :
名無しのオプ:2007/05/25(金) 19:16:50 ID:e1MRJPMP
66 :
名無しのオプ:2007/05/26(土) 15:43:03 ID:GG6sPIAQ
新刊買った
67 :
名無しのオプ:2007/05/27(日) 00:22:25 ID:lLxgwNPl
俺も今買ってきたぞ『解放の日』。冒頭のアルジェリア潜入シーンをちょこっ読んだ。ワクテカ。
今回もボロボロにされるのかな。
でもイワン氏の訳はちょっと読み辛いんだよね。会話のセンスとか抜群にうまいけど。
68 :
名無しのオプ:2007/05/27(日) 02:23:42 ID:RevMdd0F
まだ途中だが、相変らず首まで糞の山に埋まってるようだなw
69 :
名無しのオプ:2007/05/27(日) 13:38:52 ID:rt9ZTeA3
>>67 でもこの手の小説で訳がイワンだと安心感あるんだよね。
鎌田でもいいんだけど最近少ないのが寂しい。
70 :
名無しのオプ:2007/05/31(木) 09:33:28 ID:epgeQudQ
なんとニックがGショックを使わなくなってるじゃないか!
トレーサーなんてすぐに壊れるぞ!
71 :
名無しのオプ:2007/06/07(木) 03:11:24 ID:/GMLZEW5
バカだな、ニック。
あのイーサン・ハントですら、Gを信頼しているのに。
72 :
名無しのオプ:2007/06/07(木) 08:29:43 ID:A49uFTNR
73 :
名無しのオプ:2007/06/16(土) 14:32:51 ID:ILJNlWWw
まあ、ニックは中学中退のDQNだからなww
74 :
名無しのオプ:2007/06/17(日) 18:52:51 ID:RiAtjrXG
『解放の日』読み終った。
またグダグダな展開かよ。もうニックは悪運だけで生きてるなw
75 :
名無しのオプ:2007/06/23(土) 12:11:46 ID:UcnjhwS4
特にこの分野(冒険・ハードボイルド)を意識したことはなかったけど
下記の作家がお気に入りです。
ハンター
セイヤー
マグナブ(まだドキュメントしか読んでないけど)
どなたか次に進むべき道を示してくれまいか。
とりあえず「北壁の死闘」は読んでみるつもりです。
76 :
名無しのオプ:2007/06/26(火) 05:16:03 ID:lj7lgpny
>>75 ミリタリーモノがお好きな様なのでクリス・ライアン&J・C・ポロック
辺りがお薦め。
77 :
名無しのオプ:2007/06/27(水) 20:51:08 ID:TudzUvcS
>>75 >マグナブ(まだドキュメントしか読んでないけど)
アンディ・マクナブだよね。
『リモート・コントロール』から始まる小説もすごく面白いよ。
78 :
75:2007/07/01(日) 00:39:06 ID:WLUw3r0Y
>>76 ありがとう。さっそく買ってみました。
かくも冷たき心 J.C.ポロック
暗殺工作員ウォッチマン クリス・ライアン
楽しみ。
>>77 マクナブです。濁りません、ね。ずっと勘違いしてた。
フィクションもぜひ読んでみたいと思います。
しかし言われてみるとただのミリタリ好きだなぁ。
他に(冒険っぽくないのも含めて)J・アーチャーも好きなんですが、
中でも一番興奮したのは「11番目の戒律」でした。
79 :
名無しのオプ:2007/07/01(日) 00:51:18 ID:jjESIoPi
国産ハードボイルドでおすすめを教えてください。
でもあまり古いのはパス。
80 :
名無しのオプ:2007/07/01(日) 00:53:53 ID:FX9rV3mv
ウォッチマンは傑作だわ
10回くらい読んだ
81 :
名無しのオプ:2007/07/01(日) 03:26:50 ID:S4Ty5ayx
>>79 風間一輝「されど卑しき道を」
>>75 ポロックだと「樹海戦線」「ミッションMIA」「終極の標的」は特に
お薦めしときたい作品。
82 :
名無しのオプ:2007/07/05(木) 20:17:27 ID:DTrJsd6f
ポロックは『復讐戦』が個人的にベストだな。常に命が狙われていないと物足りないヤツ、と評される
サンドマン(眠りの精)サンタナがイカス。主人公じゃないけど。
『樹海戦線』もいいね。捕虜になった経験から口の中に常にカミソリをいれている犬の訓練士ピート。小柄で細身
ながらベトナムで主人公を凌ぐ経験をしているライル。主人公以外に魅力的なキャラクターぞろい。
たった二人でスペツナズの精鋭を相手にするんだよね。おもろいぞ。
83 :
名無しのオプ:2007/07/15(日) 15:50:06 ID:d7kX5d+e
日本冒険小説協会はキモい奴ばっかりだったので速攻でやめた。
何が「俺たちはオタクじゃない」だ。並のオタクより一兆倍以上キモかったぞ!!
84 :
名無しのオプ:2007/07/15(日) 16:59:39 ID:C5+9aZow
新宿ゴールデン街(笑)
85 :
名無しのオプ:2007/07/16(月) 00:48:12 ID:6vZiVxYI
>83-84
日本冒険小説協会の会員は小説ファンというより会長の内藤陳の信者みたいなのが多い。
だからキモいんだが・・・。
内藤陳は船戸与一との対談で「浅草時代のビートたけしの相談役だった」みたいなこと
言ってたがものすごく怪しい。だってあいつの文章のギャグつまらん。
86 :
名無しのオプ:2007/08/02(木) 12:03:33 ID:s1DTFzx8
あげとく
87 :
名無しのオプ:2007/08/04(土) 14:17:15 ID:GozFKlIo
チャンドラーに影響を受けた探偵物ハードボイルドって何か有りますか?
88 :
名無しのオプ:2007/08/04(土) 14:17:54 ID:GozFKlIo
チャンドラーに影響を受けた探偵物ハードボイルドって何か有りますか?
89 :
名無しのオプ:2007/08/04(土) 14:33:20 ID:GozFKlIo
すいません二回書きこんでしまいました。
90 :
名無しのオプ:2007/08/05(日) 21:15:48 ID:L6zx/tDx
矢作俊彦のでも読んだらどうかな
91 :
名無しのオプ:2007/08/07(火) 03:46:35 ID:d6cTCoPi
チャンドラーにまったく影響を受けなかったハードボイルド物を探した方が早いと思う
ってこともないのか?最近のなんちゃってハードボイルドは
92 :
名無しのオプ:2007/08/08(水) 00:47:26 ID:pOqf3TJn
タフガイぶらずに一番優しい探偵って誰かな?
アルバート・サムスン
デビッド・ブランドステッター
ジョン・カディ
他誰がいるだろう?
93 :
名無しのオプ:2007/08/11(土) 15:45:14 ID:vHbQgYyH
>>91 チャンドラーの影響をまったく受けていないハードボイルド作家なら、
まずはダシール・ハメットだなw
ハメットの影響力たるやすごいぜ。なんせこのミス板の95%のレスは
ハメットの創造した探偵の名前で書き込まれているんだからな。
94 :
名無しのオプ:2007/08/11(土) 18:30:50 ID:lg6hp8s/
?
95 :
名無しのオプ:2007/08/12(日) 10:06:29 ID:MOflNmSJ
コンチネンタル・オプも最近は読まれないのかねえ
96 :
名無しのオプ:2007/08/12(日) 18:22:30 ID:G9UHGrI5
名無しのオプは、コンチネンタル・オプとは別物。
97 :
名無しのオプ:2007/08/12(日) 20:43:50 ID:34mzaHd0
じゃ何なの?
98 :
名無しのオプ:2007/08/12(日) 22:26:36 ID:G9UHGrI5
プロンジーニのやつでしょ。
99 :
名無しのオプ:2007/08/12(日) 23:13:24 ID:34mzaHd0
時代が先なのも、知名度も、ハメットの方がプロンジーニより数段上だが。
100 :
名無しのオプ:2007/08/15(水) 09:08:32 ID:+bjz0bk4
101 :
名無しのオプ:2007/08/16(木) 17:49:40 ID:E0A5gciz
名無しのオプと言えば、火サスで緒形拳がやってたのを思い出すな。
102 :
名無しのオプ:2007/08/23(木) 23:43:59 ID:aHZDLG8G
ジョー・ゴアズ、誰も読んでないの?
103 :
名無しのオプ:2007/08/24(金) 01:08:14 ID:+iYUh0LB
「野獣の血」は面白かった記憶がある
104 :
名無しのオプ:2007/08/25(土) 07:18:24 ID:zyYTX9Ht
「ハメット」
105 :
名無しのオプ:2007/08/25(土) 09:10:41 ID:8YSf07GW
「マンハンター」「狙撃の理由」も面白かった
そういや新刊出たんだね
106 :
名無しのオプ:2007/09/13(木) 23:03:50 ID:356v/xVZ
村上版長いお別れってどう?
107 :
名無しのオプ:2007/09/15(土) 07:10:59 ID:YTeMxRMU
ハメットを全く読んでない人間はまずハメットの何を読めばいいですか?
108 :
名無しのオプ:2007/09/16(日) 03:26:09 ID:PFFqukSE
やはりマルタの鷹では?
109 :
名無しのオプ:2007/09/16(日) 10:06:35 ID:RSIZ2vWT
読んでみる、サンクス
110 :
名無しのオプ:2007/09/16(日) 18:13:12 ID:sQWFOzyp
いや、血の収穫じゃないか?
111 :
名無しのオプ:2007/09/16(日) 18:45:13 ID:zLCS8F2w
いやマルタの鷹でいい。
112 :
名無しのオプ:2007/09/16(日) 19:34:06 ID:nvAijP79
どっちもいいよ。
個人的には、
「マルタ」はハンフリー・ボガードの映画のイメージが強すぎるんで、
原作をじっくり読みなおしたいとおもてるけど。
113 :
名無しのオプ:2007/09/17(月) 10:45:02 ID:28YxILJQ
今までにはまったのを整理したら、まず
チャンドラー、それからロスマク、プロンジーニだったから、
年代順かなと思った。
ハメットは「血の収穫」をむかし読んだとき
主人公の考え、行動がいまいちピンとこなくてまいった印象があって、
それから敬遠していたけど、最近もっかい読みたいと思うようになた。
新しいてかここ10何年くらいのでめちゃハマったのは、
アンドリュー・ヴァックスのバークものと
ローレンス・ブロックのスカダーもの。
この二人。
114 :
名無しのオプ:2007/09/18(火) 14:50:43 ID:QKIwpX2Y
アンディ・マクナブとかクリス・ライアンとか90年代以降のSASもののついていけないオレは
しこしこジェラルド・シーモアの70〜80年代IRAテロものを呼んでいます。
115 :
名無しのオプ:2007/10/22(月) 05:50:25 ID:qGc8gmNm
また読み返し中なんだけど、『深夜プラス1』はホントに面白い
116 :
名無しのオプ:2007/10/22(月) 13:41:22 ID:b/sqiGQs
シトロエンDSに萌える
117 :
名無しのオプ:2007/10/24(水) 13:44:43 ID:TTyEBCSP
児童書だけど三田村信行の「ぼくが恐竜だったころ」は
SF青春ハードボイルドの良作だと思うんだ
118 :
名無しのオプ:2007/10/25(木) 03:11:18 ID:S7iSEKkm
「鬼平犯科帳」をハードボイルドに入れちゃダメ?
119 :
名無しのオプ:2007/10/26(金) 15:44:47 ID:1S9sw27S
ああん、私のおまたにハメットしちゃう!
120 :
名無しのオプ:2007/10/27(土) 02:05:55 ID:IPY1UJ4L
ものすごく無口で陰気なお手伝いさんが、住み込みで働くという
「ハメットさん」というパロディを考えたことがある。
121 :
名無しのオプ:2007/10/27(土) 10:44:40 ID:LpzU/22O
背景にベトナム戦争が絡んでる作品ありますかね?
JCポロックの 樹海戦線をここで見つけて読んでます
他にも色々ベトナム戦争が背景にある作品が読みたくなりました。
ベトナム戦争の因縁とか ベトナム戦争時のスパイが・・・とか ベトナ戦争の個人的復讐とか色々面白そうな話がありそうで
もろベトナムを描いている作品も知りたいです
教えてくださいお願いします
122 :
名無しのオプ:2007/10/27(土) 20:00:09 ID:grjAnvSA
123 :
名無しのオプ:2007/10/27(土) 20:47:39 ID:KupJs+0r
>>121 「公園(セントラル・パーク)はおれのもの」 スティーヴン・ピータース
ベトナム帰還兵が主人公。かなりイケる冒険アクション。
まあ、乱暴に言っちゃえば「ランボー」みたいなもんなんだが(笑)、
敵の設定は「ランボー・一人だけの軍隊」よりも、ひと味ひねってる。
問題は入手困難なところかも。もちろん絶版なんで古書で探すしかない訳だが。
「ランボー・一人だけの軍隊」もおすすめ。
世間一般の評価は低いが「ランボー・怒りの脱出」も俺的にはOK。
1980年代の冒険アクションには、ランボーの影響か
ベトナム帰還兵のアクションが結構あったね。
124 :
名無しのオプ:2007/10/28(日) 00:19:45 ID:4UorhGls
>>123 あっ書かれたw
じゃあ「極大射程」 スティーブン・ハンター
たしか主人公B・L・スワガーはベトナム帰りの狙撃兵だったと思った。
映画の数100倍おもしろい。
同じくハンターの「真夜中のデッドリミット」にも元ベトコンのトンネルねずみの女兵士が
出てきたと思った。
両方とも読み出したら徹夜覚悟の面白本です。
おもしれぇぞ〜^^
125 :
名無しのオプ:2007/10/28(日) 06:42:17 ID:zy6Nnbip
126 :
名無しのオプ:2007/10/29(月) 05:40:41 ID:FnzJF499
つーかJCポロックのほかの作品もおもしれーぞw
まぁそのまんまずばりミッションMIAははまった。リアル系ランボーって
かんじ
トロイの馬もよかったなぁ
ただ、好みにもよるんだが、そこから先は覚悟して読むように。
アンディ・マクナブやクリス・ライアンに浮気したくなるかも試練。てかおれはした
127 :
名無しのオプ:2007/10/29(月) 23:38:37 ID:Dk0Emfee
ウルトラダラーてどうだった?
128 :
名無しのオプ:2007/10/30(火) 07:08:30 ID:PbN67gdF
このスレの香具師なら行くやつがいるかもしれん・・・・・・・・・・
「グッド・シェパード」
なかなか味のある、いい映画だった。WWUからキューバ危機あたりのCIAの裏側が
垣間見られて、なかなか興味深いぜ
ただし、だ。地上派までまつなんて悠長なことはよしたほうがいい。
なんでって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんつーか、マット・デイモンがひたすらエッチしてる合間にCIAの裏側が語られてるような
映画だからさw
129 :
名無しのオプ:2007/11/02(金) 14:47:26 ID:zcCVdyMk
デイモンならボーンアルティメイタムを見に行く
130 :
名無しのオプ:2007/11/02(金) 20:40:30 ID:y8MMLy4n
131 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 18:43:09 ID:XrWytSIN
ギャビン・ライアルの作品を再版してくれんかなー『拳銃を持つヴィーナス』とか読みたいんだが。
もう結構な期間在庫切れで実質絶版じゃん。そのクセ巻末の「他の作品」にはきっちり載せてある。
載せるなら載せるでちゃんと発行してくれ
132 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 23:00:25 ID:fnC8WH4E
>>131 趣旨は発行元批判てか叱咤激励?だと思うが、俺の場合はもう
まったく出版社なんてアテにしてないから、すぐにamazonのマーケットプレイス(中古市場)
とかヤフオクに走ってしまう。
(因みに、「拳銃を持つヴィーナス」はamazonにはゴマンと出てるし、ヤフオクにも出てる。
こういう状況てのは、出版社の再販意欲を殺ぐんだろうか・・ 俺は満足だが)
133 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 23:19:41 ID:F/xTz3q3
そーだねぇ。ライアル様もすでにブクオフで探したほうが手に入りやすいもんなぁ
100円棚にあったらタイトル見ないで保護するぜw
ところでおまいら、ライアルの「マクシム少佐」シリーズの次のスパイ物って、
文庫本になってるのかな?
新書でも手に入りにくいんだが
134 :
名無しのオプ:2007/11/05(月) 01:07:00 ID:FBtFK15c
>>133 『スパイの誇り』は文庫化してたような。
『ちがった空』とか『本番台本』とかそんなに人気ないのかねー
マクシム少佐シリーズ以前で新刊入手できるのは実質
『深夜プラス1』
『最も危険なゲーム』
くらいか。それが面白かっただけに他の作品も読んでみたいが
135 :
名無しのオプ:2007/11/05(月) 02:58:00 ID:zDtAet2f
図書館なら見つけやすい
136 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 15:00:37 ID:Abg9E95X
『深夜プラス1』的な、車も主人公も際立った、面白い作品って他に何かありますか?
137 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 16:01:31 ID:/bgZWetQ
A-10奪還チーム出動せよ/S.L.トンプスン なんかどう?
シミタツが「深夜+1」へのオマージュとかいって書いた「深夜再び」つーのもあったけど
俺的にはなんだかな〜だった。
138 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 17:10:12 ID:Abg9E95X
せっかくのトコすいません!
トンプソンはA10〜上空からの、まで読んでます。
他にありませんか〜?
139 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 17:25:32 ID:G24qdDGf
藤田 宜永の鋼鉄の騎士(上・下)は?
「深夜+1」は、、大昔読んだけどなあ…
メール欄しか覚えてないなあ…(´・ω・`)
140 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 17:32:34 ID:/bgZWetQ
そいじゃ、変化球で「スズキさんの休息と遍歴」矢作俊彦w
141 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 18:56:29 ID:z8PmX/EO
142 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 22:51:59 ID:CSKpEqHg
>>121 亀だけど船戸与一の非合法員も当たりだった。
143 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 11:23:33 ID:51IG3RyT
元々海外の本が苦手な自分でしたが JCポロックの樹海戦線を読んで海外のハードボイルド物に興味を持ちました
船戸さんや馳さんの本は好きで 普段は日本の本ばかり読んでます
今回 樹海戦線の後に読む作品をこのスレでお聞きして
今 スティーヴンハンターの 真夜中のデットリミットを読んでます
話の内容は面白いのですが 元々海外の本が苦手だたこともあり 読みづ辛いです
でも JCポロックの樹海戦線はまったく気にならずに読めました
これは翻訳家のせいなんでしょうか?それとも作者のせいなんでしょうか?
この後 JCポロックのミッションMIAと Sハンターの極大射程を読んで判断したいのですが
やはり海外の本は 翻訳家の力は大きいのでしょうか?
ご意見お聞かせ願いたいです。 言い方は変ですが そう言うことを踏まえたうえでの面白い作品も教えてください
144 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 17:44:27 ID:08+5kQOM
>>143 A)ほぼ単独ヒーロー活躍型(樹海戦線タイプ)
「原生林の追撃」デズモンド・バグリイ、「恐怖の関門」アリステア・マクリーンほか多数
最近の作家だと、やっぱりクリス・ライアンとかアンディ・マクナブとかでしょうか
「極大射程」はたぶんこっちのほう
B)群像劇型(真夜中のデッドリミットタイプ)
「高い砦」デズモンド・バグリイ、「ヴァルハラ最終指令」ハリー・パタースン、「バビロン脱出」ネルソン・ドミルほか多数
「ミッションMIA」はたぶんこっちのほう
A-2)ほぼ単独ヒーロー型で、おそらく原文が逝っちゃっているもの
「暗殺者」ロバート・ラドラム、「闇の奥へ」クレイグ・トーマス
翻訳の良し悪しは、明確に例示できる能力がありませんw
わたしはあまり気にならないほうです。やはりストーリー展開や
人物への焦点のあて方が影響するのではないか、と拝察しますが…。
上記の作品はすべて面白く読みました。慣れです。
好事家のご同輩からの補足または異論を期待。
145 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 17:57:59 ID:NDTlOWO5
>>138 景山民夫の「虎口からの脱出」はどう?日本軍、中国軍の両方を敵に回して
広い中国を逃げ回る。
146 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 21:52:44 ID:aEKKqQFm
>>143 ありゃ、俺は両方ともスラスラ行けちゃったけどなぁ。
144氏の言うように慣れだと思う。読書にも訓練がいるものかと。
>>144 A群にA・J・クィネルの「燃える男」も!
クィネルはいいよぉ〜
147 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 00:38:44 ID:iCVTs1l3
「燃える男」読んで
大藪晴彦の
「復習に明日はない」
をまじめにリメイクしたのかとか思っちゃったオレ、人として終わってたりします?orz
148 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 01:05:12 ID:D9tuhw2u
144ですが、復習は人として大事だと思う
>>146 クィネルはいいですねぇ
この人なら文章も読みやすいかも
149 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 13:08:21 ID:acOUsvzr
萌える男は俺も良かった
150 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 15:52:41 ID:TkamGGP1
「燃える男」、映画はひどかったな(「マイボディガード」)。
あれはピンタが××されるから、クリーシィの行動に共感できてラストのカタルシスにつながるのに。
まぁハリウッドじゃ子供が××されるのはタブーだから、予想はしてたが。
151 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 22:09:21 ID:Tlxa1uAQ
同感
しかもクリーシィは最後あんなんなっちゃうし・・・
152 :
名無しのオプ:2007/11/11(日) 00:40:56 ID:oy/LWUqe
ダコタ・ファニングは一度××されたほうがいい(映画の中でな)。
うるさ杉。
153 :
名無しのオプ:2007/11/11(日) 00:45:46 ID:fIxGeVtC
「クレイグ・トーマス」の名前を久々に見た。
あぁハイド&オーブリーの続きが読みたい。
154 :
名無しのオプ:2007/11/11(日) 03:50:02 ID:kTnh4csB
>>143 話自体も翻訳家も両方いい時は「当たり!」って気がして嬉しいけどね。
個人的に「この翻訳者なら大丈夫!」と思ってる人は沢川進、平井イサク、
鎌田三平、広瀬順弘、菊池光、山本光伸、田村源二、伏見威蕃。
今一番お勧めしたいのはロブ・ライアン。
特に「アンダードッグス」「9ミリの挽歌」は必読。
ハイド&オーブリーはご無沙汰。
帰省中に「DC-3の積荷」「救出」一気に読んだなぁ・・・
155 :
名無しのオプ:2007/11/11(日) 13:38:50 ID:PbAsbtjb
156 :
名無しのオプ:2007/11/11(日) 17:18:21 ID:kTnh4csB
157 :
名無しのオプ:2007/11/12(月) 01:35:24 ID:kWQDjumK
>>154 菊池光ってそんなにいいか? 結構バラツキがあるような印象だが。
特にディック・フランシスなんかそう。巻によってはかなり読みにくい。
158 :
名無しのオプ:2007/11/12(月) 02:17:43 ID:e8RueqY8
>>157 まあ個人的な意見だから勘弁してよw
やっぱり「深夜プラス1」「鷲は舞い降りた」が印象深いし、
スペンサーシリーズもこの人だしね。
フランシスは読んだ事無いから今度読んでみようかな。
(競馬自体全く興味ないから競馬ミステリーなんて・・と敬遠してた)
159 :
名無しのオプ:2007/11/12(月) 13:45:58 ID:IODkvqzL
> (競馬自体全く興味ないから競馬ミステリーなんて・・と敬遠してた)
俺も!
でも薦められて(無理やりw)「度胸」とか「興奮」読んでみた。
食わず嫌いはイカンと反省した。おもしろいよー。
シッド・ハレーから読んでみたら。オススメ。
160 :
名無しのオプ:2007/11/12(月) 17:59:00 ID:EJpiP4qq
冒険ものでさ、毎回主人公の恋人が誘拐されてそれを助けるの繰り返しで
4〜5作目で主人公が「君はガードが甘すぎる」と愛想を尽かすようなの
ないですか?
161 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 01:11:07 ID:QnWyBDWk
162 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 16:14:49 ID:eObXj4Wl
>>160 そこまで酷くないけど恋人に振り回されて大変な目に遭う主人公なら
スペンサーがいる。
163 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 19:13:20 ID:kLtGimZ9
>>162 それだとムカつくだけになりそうなんで……w
164 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 20:39:21 ID:jOINiH5K
165 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 21:56:06 ID:/lbWjU1D
スレの雰囲気からして、海外作品の話題のほうがいいんだろうけど、
船戸「山猫の夏」がよかったからカキコ。
げらっげら笑う主人公の「泣き虫小僧の俺が来ましたよ」のセリフが
印象に残りました。
166 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 22:57:53 ID:47yPYH1Y
>>165 どうしてもねらーのセリフに見えてしまうw
167 :
名無しのオプ:2007/11/13(火) 23:18:06 ID:zt5h70zB
>>157 この人は訳によけいな癖がないから安定してる
直訳に近いからね
168 :
名無しのオプ:2007/11/14(水) 06:45:35 ID:xN2+aQp4
169 :
名無しのオプ:2007/11/14(水) 12:30:36 ID:1hE5yvgM
170 :
名無しのオプ:2007/11/14(水) 12:47:38 ID:rg1HnMjI
171 :
名無しのオプ:2007/11/14(水) 18:14:02 ID:Yx9VgzuL
>>121 今更なレスだけどロン・ポッツの「戦士を狩れ」
どこからどうみてもランボー丸パクリだけど暇つぶしにはいい。
172 :
名無しのオプ:2007/11/15(木) 10:19:46 ID:bXqzjuhd
>>143です
>>143で翻訳とか生意気な事書きましたけど 真夜中のデットリミットと言う作品が自分には合わなかったのかもしれません
海外ハードボイルド物まったくの初心者でたまたまこのジャンル最初に読んだのが JCポロックの 樹海戦線で
面白かったのでこのスレを元に読みはじめていこうかと思い 最初に手にしたのが 真夜中のデットリミットでした
このスレに限らず真夜中のデットリミットは他のいろんなところでも評価されていて 自分には合わないなーって思いながらも
半ば無理をして読み進めましたが駄目でした
作者の意図だとは思うのですが 目まぐるしく場面が展開していき僕にとってはそれが 集中力というか本に入り込む と言うか
を、無くして行って場面が変わるたびに気が抜けてと言う繰り返しで 面白いシーンがあると思えば また退屈なシーンで
結果として全体が つまらないと言う印象でした
>>144さんのレスにある 群像劇タイプが僕には合わないのかもしれません
みなさんも絶賛されている作品が自分に合わなかったということありますよね? それとも僕がこのジャンル自体合わないのでしょうか
なんだか不安になってきました><
173 :
名無しのオプ:2007/11/15(木) 10:29:52 ID:2EsWjFeB
世評とそぐわず自分はダメだった〜というのはよくあることです。映画と同じw
懲りずにほかの作品にトライしてください。
こんなおもしろいジャンル、これで投げてしまうのはもったいないよ(^^)
174 :
名無しのオプ:2007/11/15(木) 12:12:59 ID:EwQPjUha
「ブラジルから来た少年」のアイラ・レビンが亡くなった。
合掌。
175 :
名無しのオプ:2007/11/15(木) 12:22:09 ID:IJKukyak
死の接吻しか読んでないけど合掌
176 :
名無しのオプ:2007/11/15(木) 17:28:33 ID:TVUmNhMa
>>172 色々読んでいけばそのうち「これだ!」ってのが見つかるよ。
177 :
名無しのオプ:2007/11/16(金) 00:10:12 ID:lXZzRs/5
マクナブ、ここ最近は毎年新刊出してるのに翻訳されないorz
ケリーが17歳になっちまった
178 :
名無しのオプ:2007/11/16(金) 02:59:14 ID:a1rs0qwI
ドナルド・E・ウェストレイクのドートマンダーシリーズって未訳が結構あると聞いたが。
少し前に波があったのでドーッとくるかと思いきや・・・
早川か角川あたりで出してくんないかなぁ。
179 :
名無しのオプ:2007/11/16(金) 06:10:13 ID:ksizCk59
>>169 ノンフィクションはこのさい省くとして・・・・・・・
小説第一作 リモート・コントロール
親友の家に遊びに行ったら家族皆殺し・・・生き残ったその家の末娘を守りきれの巻き
小説第2作 クライシス・フォア
作戦で知り合った脚がグンバツの女(仮名)にだまされてあやうく合衆国大統領暗殺に
手を貸しそうになる話
小説第3作 ファイア・ウォール
ロシア美人にそそのかされてアキバ系キモオタファッキンデブといっしょに敵の秘密基地
をやっつけに行く話し
小説第4作 ごめん、タイトル忘れた
子持ちの女の父ちゃんにだまされてギャングかなんかを暗殺しに行く話し
小説第5作 これも忘れた
子持ちの女の父ちゃん(うえと同一人物)に自分の正体を子持ち女にバラサれて、ふてくされながら
南フランスでアルカイダと鬼ごっこする話
あんたが求めてるのと微妙にちがうが、女に徹底的に弱い主人公が、毎回やりたくもない特殊作戦
に巻き込まれるって話だ
しかも本人はとっとと足を洗いたがってるってぇのに、第一作で助けたロリータ娘の維持費を稼ぐため
にヤバイ仕事から足を洗えないんだわ・・・・・・・・・・・・・
だめだ、元SASで英国情報部の凄腕なはずなのに、そのへんのDQNとそんなにかわらねぇよニック・ストーンorz
180 :
名無しのオプ:2007/11/16(金) 15:16:00 ID:/cvBoySq
4作目:ラストライト
5作目:解放の日
まあ、ニックは典型的ガテン系低能DQN
毎回同じパターンでドツボにハマる
やっぱり人間はしっかりと頭を使わないと幸せにはなれないんだなw
181 :
名無しのオプ:2007/11/16(金) 16:16:00 ID:Skve/Blb
182 :
名無しのオプ:2007/11/29(木) 11:34:48 ID:/wnLlL4H
クリス・ライアン 『究極兵器コールド・フュージョン』
例によって主人公は元SAS隊員。湾岸戦争の時にイラク軍の捕虜になった経験あり。
名前がニック・スコット、かつての同僚でアンディという人物もちょい役で登場します。
(今でもマクナブと連絡を取り合ったりしてるんだろうか)
ライアン作品では珍しく、いい歳をしたオヤジで若い時のようには動けません。
もうひとりの主人公が、ニックの娘の恋人で現役のSAS隊員ジェド。
少し衰えたOBと若い現役、父親と娘の恋人といった対比が面白い設定で
人物描写に深みを与えています。
そして、「衝撃と畏怖」作戦が開始されて巡航ミサイルが飛来する中、
2人は娘を助けるためにバクダッドのフセイン宮殿を目指します。
フィクションとは言え、バクダッドからの視点で描写されたイラク戦争は新鮮味があり
宮殿内の描写も真に迫っていて興味深いものでした。
ライアンの最近の作品は都合の良すぎる展開が鼻について好きになれなかったけど
今回は満足。軍事的な要素も薄いので冒険小説としておすすめです。
183 :
名無しのオプ:2007/12/12(水) 16:24:07 ID:iJ/G7iid
12/22公開の「エンドゲーム 大統領最後の日」
正月映画なのに扱いが地味すぎて泣けてくるが、脚本がJ・C・ポロックってのが
正直気になる所。
当初は「終極の標的」(原題同じだから)の映画化かと思ったが、主人公が
シークレットサービスってトコ以外は話自体殆ど共通点がないんだよな。
184 :
名無しのオプ:2007/12/13(木) 00:05:56 ID:01jbyH2E
へー、ポロックって脚本の仕事もしてるんだ‥。
185 :
名無しのオプ:2007/12/13(木) 15:00:37 ID:vSVfNvDZ
80年代のダメダメな冒険小説家としてロバート・ラドラムがいたが、
なんじゃ、ボーン・アイデンティティとかで映画化で偉い大ヒット飛ばしていたとは
しらなんだ。
新潮文庫の「暗殺者」はすげえ、適当な粗筋小説だったけど、適当で粗筋な分
映画化しやすかったんだろうな
186 :
名無しのオプ:2007/12/13(木) 16:17:45 ID:2Bu3hDeS
過去ログが見つからないのですが、どなたかお持ちではありませんか?
187 :
名無しのオプ:2007/12/13(木) 21:43:46 ID:Owl0YPNu
最近復刊した「不確定世界の探偵物語」がよかった。SFだが正統派ハードボイルド
だった。
188 :
無名草紙さん:2007/12/15(土) 19:07:35 ID:Igf+5AWY
複葉機が大空中戦を繰り広げる冒険小説を探しているのですが
零戦やジェット戦闘機はあっても…ないでしょうか、やっぱり?
189 :
名無しのオプ:2007/12/15(土) 19:50:47 ID:mbY91EAM
ヒギンズの『神の最後の土地』が複葉機メインだったけど、
大空中戦・・・は無かったな。
190 :
名無しのオプ:2007/12/15(土) 19:57:11 ID:mbY91EAM
ジョン・クリアリーの『高く危険な道』というのも思い出した。
ブリストル・ファイターが主役。
191 :
名無しのオプ:2007/12/15(土) 20:04:38 ID:Vgkdsxti
ロアルト・ダ−ルの「単独飛行」とか
サン=テグジュペリの「夜間飛行」とか…
って、これ全然「冒険小説じゃないな。
と言うか「宮崎駿」ワールドだし…
ヤパーリ、複葉機で空中戦って映像メディアのものかな?
映画だと、撃墜王・リヒトホーフェンの半生を描いた「レッド・バロン」とかあるんだけれども…
192 :
名無しのオプ:2007/12/15(土) 22:19:00 ID:EE8pET8k
リアルランボー自決
193 :
名無しのオプ:2007/12/15(土) 23:59:13 ID:jqI4IBEi
右手が動いてたから、2があるはず
194 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 00:31:25 ID:cJg4Y9zr
>>188 ドラキュラ戦記に一応そういうシーンが……
195 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 01:14:33 ID:zZvLHHAA
ウィルバー・スミス『灼熱戦線』の前半は第一次大戦下の複葉機乗りが主人公じゃなかったっけ?
後半はヒロインのアフリカ冒険譚だが
196 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 01:31:48 ID:j3/rKHKF
短編だけど、レン・デイトンの「宣戦布告」の中にもあったと思う。
197 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 14:52:59 ID:0dG66xpc
深夜プラス1は映画化して欲しかった。
今から映画化じゃあもう遅すぎるよな。
198 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 18:07:31 ID:3FyT2dsI
>>197 あれ、あんなに映画向けなのに映画化してないの!?
199 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 18:42:36 ID:vlwt8xJG
ハヤカワの期間限定カバーがすごすぎる。
いったいどんな連中をターゲットにしてるんだろう?
200 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 19:29:00 ID:tDupR8Xm
201 :
名無しのオプ:2007/12/16(日) 22:40:37 ID:mH6xEnij
>>200 おまいそんなことより、図書館スレで
大変なことになってるじゃねーかw
202 :
名無しのオプ:2007/12/17(月) 21:36:23 ID:5I6vYiI0
>>198 映画化しようとした事もあったみたいだけどね・・
ホント残念だよ。
今からじゃ当時の雰囲気は出すのは難しいだろうから、
60年代に撮って欲しかった。
>>200 日本でもオマージュ作品が有るね。
203 :
名無しのオプ:2007/12/17(月) 23:11:57 ID:Phl4G19t
見たかったよねぇ、疾走するシトロエンDS。
見たいといえば
「女王陛下のユリシーズ号」ってなんで映画化されないんだろ?
MGMや20世紀キツネあたりでとっくに映画になってても良さそうなもんだが・・・
マクリーンは結構映画化されてるのになぁ。
なんで?
204 :
名無しのオプ:2007/12/18(火) 04:36:05 ID:NG96LvSU
>>203 単に大変だからじゃない?
マクリーン原作の映像化といえば「歪んだサーキット」=「デッドショット」
「死の激流」=「デス・リバー 失われた帝国」の2本は酷すぎて泣いた。
この2本に比べたら「オーロラ殺人事件」「軍用列車」「黄金のランデブー」
なんて傑作と云っていい。
205 :
名無しのオプ:2007/12/18(火) 14:25:37 ID:/YthGmoF
「高い砦」「脱出航路」映画化希望!
「北壁の死闘」は脳内で忠実に映像化できた。
206 :
名無しのオプ:2007/12/18(火) 16:00:14 ID:QtJo4WAm
トニー・ケンリック、マドンナで映画化されたが、何かdでもないものに…orz
207 :
名無しのオプ:2007/12/18(火) 19:50:05 ID:QOOovZB1
えー、なんだっけ?
ネオン・タフだか上海なんとかだっけ?
60年代冒険小説はやはり60年代に撮ると、今見ても色あせないな
30年代を70年に撮った「チャイナタウン」は何度でも見られるのに
50年代を90年代に撮った「LAコンフィデンシャル」は、やっぱセット臭くてダメだ
208 :
名無しのオプ:2007/12/18(火) 19:54:36 ID:D8zAm7lz
「上海サプライズ」だね
「リリアンと悪党ども」や「スカイジャック」を観たいな
209 :
名無しのオプ:2007/12/18(火) 22:00:37 ID:nKttlzQy
映画化なら「バーニーよ銃を取れ」がいいな
映画向きの派手な打ち合いもあるし
210 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 00:08:46 ID:wFGtAlz6
>>209 バーニー読んだのですか・・・いいなぁ
一時期角川からケンリックの「スカイジャック」や「リリアン〜」が再刊されたけど、
バーニーは出ませんでしたよね?
出してくれんだろうか・・・
211 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 00:11:41 ID:stMPXhCg
ブクオフ回ればアリソン
212 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 00:20:44 ID:eoZ/GKiJ
>>209 あれは地の文のイカレ具合が魅力だからなあ
映画であの面白さを出すのは意外と大変そうだ
213 :
210:2007/12/19(水) 00:32:15 ID:wFGtAlz6
>>211 それがないのです・・・
>>212 イカレ具合ww ますます読みてぇ〜
同じことがドナルド・E・ウェストレイクの一連の作品にも言えそうですね。
214 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 02:19:45 ID:wnn3RocB
強くてかっこいい主人公にシビレたいと思い、冒険小説を読み始めました。
しばらく悩んで最初の一冊目はリー・チャイルドの「キリング・フロアー」に決定。
ところが主人公はかっこいいどころかただの自己陶酔野郎で、行動や作戦も不可解なものばかり。
そして作者自身もナルシストなのか、描写や文章も押付けがましくて好きになれませんでした。
落胆しつつ次に手に取ったのがS・ハンターの「極大射程」(ニワカ丸出しですみません)。
こちらはまだ序盤ですが、圧倒的に面白いですね。ページを繰る手が止まらない感じです。
215 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 10:12:46 ID:eoZ/GKiJ
ハンターの初期〜中期の作品は外れ無しなのでお勧め
216 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 14:27:58 ID:4lqLTdFp
トム・クランシーに「私はイアン・フレミングが嫌いだ」とか言われると
おまえのどこにリアリズムがあると突っ込みたくなるオレがいる。
217 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 21:20:45 ID:u63dTdtV
>>214 「極大射程」「ブラックライト」「狩りのとき」と続くので当分楽しめるね。
218 :
名無しのオプ:2007/12/19(水) 23:13:01 ID:wj6SED9e
>>217 でもって、お父さんのシリーズもあるしさ。
これから楽しく読める作品がてんこ盛りで羨ましいなぁ。
219 :
名無しのオプ:2007/12/20(木) 01:12:15 ID:wWxMexxY
S・ハンターで日本を舞台にしたB・L・スワガーの
「The 47thSamurai」 来年扶桑社からでるね。
タイトルからして浪士の討ち入りをボブ・リーがスナイパーとして
側面から援護するはなしだな、きっと。
220 :
名無しのオプ:2007/12/20(木) 04:14:41 ID:Q/9Zbmur
221 :
名無しのオプ:2007/12/20(木) 10:58:25 ID:E4aD9tRg
>>214は合わなかったみたいだけど、他の人はキリング・フロアーをどう評価してる?
読んでみようかと思ってるんだが・・・
222 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 04:49:34 ID:sHCMLXEa
>>221 リー・チャイルドは結構好き。
荒削りだけどアクションシーンもなかなか迫力あるし。
個人的には昔読んだ創元の「マック・ボラン」「デス・マーチャント」
辺りを思い出させてくれる感じがあるんだよね。
223 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 08:20:07 ID:6PSg3SGf
おお、ボラン!ナツカシスw
224 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 08:36:27 ID:JoWlPaQO
>>221 主人公の性格がちょっと変ってるけど、その辺りが気にならなければ面白く読めるはず。
そんな彼も「反撃」「警鐘」と進むにつれて人間っぽくなっていくんだけど、
翻訳がなかなか出ないのが残念。
225 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 13:32:29 ID:5yL5ILP6
命を狙われて「とても危険だ」とか言っているわりに
呑気な行動を取りすぎな主人公達って感じ→キリングフロアー
226 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 20:46:49 ID:ciZ9nGkC
このスレみて、今日、「極大射程」上下巻買った。
今120ページあたりを見てる。wktk
227 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 22:12:09 ID:Me2czdbQ
見てる???
読め!
228 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 22:28:34 ID:AzM1DlJG
しかしS・ハンターっていうと「さらば カタロニア戦線」もよかったけどね
名前が同じだけで、極大射程とか書いた人と中の人は別なのかな?
あるいは共同のペンネームだったりするの?
個人的には「クルドの暗殺者」「真夜中のデッド・リミット」あたりも面白いんだよな
クルドのほうは20年世に出るのが早かったきもするが、今、映画化したら社会問題になりそうで大好きさw
229 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 22:35:02 ID:Me2czdbQ
230 :
名無しのオプ:2007/12/21(金) 22:44:36 ID:G6gxi4Fy
そういえば、昔シドニー・シェルドンとシドニー・シェルダンに別人説が(ry
231 :
228:2007/12/21(金) 23:05:31 ID:AzM1DlJG
いやさ、「カタロニア〜」と「極大射程」
ずいぶんと違わないか作風が?
いや、どっちも面白いから困ってるんですが
232 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 00:18:21 ID:9TwLZ3ry
>>231 確かに作風が変わったと思う。
一般受けする感じとでもいうか。
舞台もポピュラーな時代や場所になったしね。
商業的に成功したのは、この作風が変わってからってことになるんじゃないかな。
233 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 01:12:08 ID:WfiX5ayy
>>231 「カタロニア〜」にボブ・ザ・ネイラーの名前がでてくるね。もちろん別人だけど。
234 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 04:10:51 ID:gaYMKfq+
これから死者を鞭打て読むお
楽しみ
235 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 16:57:44 ID:ZaQIT06G
>>227 只今2巻目突入中。ちゃんと読んでますよw
236 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 19:45:25 ID:PmLeynTJ
237 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 22:16:00 ID:ZaQIT06G
>>236 読了。
なかなか面白かった。ハッピーエンドはいいね。
238 :
名無しのオプ:2007/12/22(土) 23:18:21 ID:u4q7UqB3
なんで、ハードボイルドって、一人称が多いんでつか?
239 :
名無しのオプ:2007/12/23(日) 00:36:01 ID:r+BP8cq3
240 :
名無しのオプ:2007/12/23(日) 01:15:22 ID:UANCjJzM
241 :
名無しのオプ:2007/12/23(日) 12:19:05 ID:SUhmdTak
そういえば深夜プラス1ってハッピーエンドなのかな?
242 :
名無しのオプ:2007/12/23(日) 16:51:33 ID:lqj8LbpV
読む人に依りそうだね。
俺はハッピーハッピーだと思う。
理由は書けないが・・・
243 :
名無しのオプ:2007/12/23(日) 18:15:24 ID:erXaTb73
フリーマントルのチャーリー・マフィンシリーズって第2作以降も読んでみる価値ある?
244 :
名無しのオプ:2007/12/23(日) 18:26:03 ID:+utN9nCU
俺のデジャヴだろうか?
245 :
名無しのオプ:2007/12/24(月) 07:14:45 ID:n34wqMZw
昨日、ブクオフで見つけた、H.O.マイスナーの
「アラスカ戦線」」
面白すぎて徹夜しちゃいましたぜ。今読破したところ
これからデートだってのに眠いぞ畜生orz
しかしなんでこう、面白い小説って、致命的なタイミングで手に入るもんかねorz
246 :
名無しのオプ:2007/12/24(月) 10:24:36 ID:04uc6gmF
>>245 おや、なんて奇遇な!
俺も昨日なぜか「アラスカ戦線」が読みたくなって、部屋の中を散々探したのだけど
どうしても見当たらず、これから買い物に行きがてら買ってこようと、思ってたとこですw
マンハントものの傑作だよね。最後もさわやかだし。
ただ心配なのは・・・・早川まだ出していてくれてるだろうか・・?
247 :
名無しのオプ:2007/12/24(月) 23:23:37 ID:GcfudlAD
ライアルの『スパイの誇り』っておもろいですか?
248 :
名無しのオプ:2007/12/26(水) 00:48:44 ID:aMbmCCYg
マクシム少佐シリーズが楽しめるんなら、スパイの誇りも面白いと思う
マクシム少佐がだめなら、手を出さないほうが身のためだ
オレはマクシム少佐シリーズ大好きだけどな。戦車にのってドライブに行ったっきりMIAっつのが
なんともせつないな
いまの時代なら、少佐のような軍人が活躍する機会はいくらでもあるだろうにな
249 :
214:2007/12/26(水) 23:57:30 ID:OF4i1qid
ようやく「極大射程」読了しました。素晴らしい小説でした。
映画版よりもずっと面白いですね。映画も良い作品だったと思いますし
個人的には好きですが、エンディングに関してはなぜあの形になったのか不思議です。
続編に繋げることも想定して爽快な後味を控えたのかな?
それにしても、スワガーは日本的なヒーローですよね。
読みやすかったのは何よりそのためでした。
250 :
名無しのオプ:2007/12/28(金) 01:35:27 ID:zmCWpRgr
『クリプトノミコン』って早川SF文庫だけど冒険小説でいいよね?
ゴルゴダの建設〜脱出のところがいい。
暗号の薀蓄は流し読み。
251 :
名無しのオプ:2007/12/29(土) 01:17:24 ID:nfzKmJXP
深夜プラス1の限定カバー版なんて出てるんだね。
252 :
名無しのオプ:2007/12/29(土) 01:47:54 ID:gAcj6EUs
>>251 あれ限定なの?
D・フランシスも同じようなカバーだったので「・・?」と思ってた。
253 :
名無しのオプ:2007/12/29(土) 02:16:38 ID:RYmMdm4p
「究極のライフル」の著者の第二作が出てたが、「究極〜」が思いっきり
ハンターの劣化コピーみたいな出来だったんで食指動かず。
でも「ゲットカーター」は欲しかったんで購入。
254 :
名無しのオプ:2008/01/05(土) 16:22:05 ID:6pPl8EC2
競馬・菊池・地味題のせいで食わず嫌いだったディック・フランシスだけど、
やっぱ読んどいたほうがいいかなと思って取り合えず、シッド・ハレーものから挑戦。
「大穴」を読了して今「利腕」の中盤。ハレーがどうやって復活するのか、
目が離せなくなってきたところ。このあと「敵手」と「再起」を読んだ後は
評価の高い初期作の「興奮」を読んで、その時点でフランシスにどっぷり
はまってたらこれからも読み続けていく予定。
255 :
名無しのオプ:2008/01/10(木) 02:39:01 ID:lZMrD+CN
ミッキー・スピレインの『復讐は俺の手に』読んでる途中。
『裁くのは俺だ』からスピレインを読んで、これで二冊目。
なかなか癖のある文章で、たまに頭をひねりながら読んでます。
妙にインテリというか、ロマンチストっぽいハマーが良い。
256 :
名無しのオプ:2008/01/12(土) 06:57:35 ID:nFey7OYo
重複age
257 :
名無しのオプ:2008/01/15(火) 02:19:34 ID:8TVNH9VV
ダメだ。
ライアルは『深夜プラス1』以外馴染めん
258 :
名無しのオプ:2008/01/15(火) 04:26:19 ID:2TyqSNLR
>>257 そんな貴方にはワグドンを磨いてほしい。
259 :
名無しのオプ:2008/01/15(火) 18:51:48 ID:fCX1Ypyp
初心者におすすめの作品を教えてください。
もしくはそういった作品をまとめたサイトがあれば
教えてくださったらありがたいです。
国内、海外どちらでも良いです。
260 :
名無しのオプ:2008/01/15(火) 19:04:41 ID:z3eUGV2N
初心者だって嗜好ってェもんがあるでしょ
古典だ定義だってチャンドラから手つければ、難解さに離れてく場合もあるだろうし
面白いと思うまで読み漁るのが筋だと思うね
もちろんいちばん最初に面白いものがあれば最高だけど、映画原作も捨てたモンじゃない
ってことで個人的には、懐的にもハズレの少ない(ブクオフ105円並び)で
フリーマントル、クランシー、ラドラム、ハンター、クィネル、変わりどころでイヴァノヴィッチあたりを薦める
作家の芯がブレてないところで初期がいいけど、
訳者やら文体が定まってないんで、後期のが読みやすいのかなあ
261 :
名無しのオプ:2008/01/16(水) 17:38:07 ID:V2lra+cw
チャンドラってレイモンド・チャンドラーのこと?
262 :
名無しのオプ:2008/01/16(水) 17:53:23 ID:74E8Vhm1
30年前ならジャック・ヒギンズを薦めたが、今は……
263 :
名無しのオプ:2008/01/18(金) 09:29:11 ID:lp/7ipQ6
ヒギンズ「鷲は舞い降りた」は今でもお勧め
264 :
名無しのオプ:2008/01/18(金) 20:17:43 ID:vesopyx7
265 :
名無しのオプ:2008/01/18(金) 22:43:02 ID:7mBTlKZt
266 :
非261:2008/01/18(金) 23:28:19 ID:3EJYzbLD
自分でも無理やりな屁理屈だと思うが
銀河辺境シリーズを書いたSF作家にA・バートラム・チャンドラーと言うのが…
267 :
名無しのオプ:2008/01/18(金) 23:34:13 ID:rUbN/K2k
何て無理矢理な屁理屈なんだ!
謝れ!265じゃなく俺に謝れ!
268 :
266:2008/01/18(金) 23:47:52 ID:3EJYzbLD
ごめん<(_ _)>
じゃあウルトラマンの怪獣に(ry
269 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 03:10:13 ID:+mCa4nsW
マーロウは二作で止めたが
探偵沢崎は全作読めた
不思議だ。
270 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 14:53:57 ID:UFCw1mEj
沢崎は現代日本が舞台だからじゃない?
271 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 15:36:57 ID:/H26+SpW
沢崎もいいが二村もいい。
272 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 15:57:44 ID:6iNB1CtD
273 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 16:30:32 ID:zDJ1QkgW
鮭が飲みたくなった
274 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 16:34:58 ID:JAfxgYhK
読んだ当時はそう思わなかったけど
太田忠司さんの「阿南シリーズ」
(刑事失格、Jの少女たち、天国の破片)
が実直に硬いと最近思えるようになった。
年取ったからかな?
275 :
名無しのオプ:2008/01/20(日) 14:08:20 ID:wA+p7zDu
南里征典氏死去
新聞では冒険小説家と紹介されていて驚いた
エロ書きかと思ってたよ
276 :
名無しのオプ:2008/01/21(月) 13:33:53 ID:3CdFCeAa
そうか。
エロ企業小説を書く前は、そういや冒険小説も書いてたなぁ。
正直、西村寿行や勝目梓の劣化コピーのようなバイオレンス作品が多かったが‥‥
大藪春彦が逝き、谷恒生が逝き、西村寿行が逝き、南里征典もまた逝ったか‥‥
70年代の日本の冒険小説黎明期に活躍した作家が次々と逝くなあ。
淋しい限りだ。
277 :
名無しのオプ:2008/01/21(月) 14:22:06 ID:R9rKE/b4
西村寿行は死んだ後も評判落ちねーなあ
大藪なんか酷かったのに
278 :
名無しのオプ:2008/01/21(月) 23:37:47 ID:8W4rMRLG
西村寿行って評判よかったんか?
どうも人妻と後ろから・・のイメージしか無いのだが。
大藪は最後の方は今ひとつだったが、傑作が沢山あるじゃないか。
279 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 06:26:00 ID:alfHVn51
傑作はたしかに多いが、それに倍する駄作の数々をどーすんだよっw>大藪
主人公の名前をほかの作品に入れ替えてもぜんぜん成立するしなw
280 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 09:49:59 ID:zgu7TKje
大藪のってのは、ご当人のことじゃないの?
糖尿でインポだったとか、実は酒弱かったとか
アフリカの猛獣狩りで恐怖のあまりガイドの制止も聞かずに発砲して
怒ったサイに殺されそうになってガイドに助けられた、なんて、
劇中のヘタレ金持ちの描写こそが当人だったってバラされまくったじゃん
281 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 13:27:15 ID:vmM7kLc9
実は大藪先生が撃った獲物は全て自分のですって、
どこぞの銃砲店のオヤジの自慢話だな
俺様臭ぷんぷんだったから、あのオヤジ死んでから
同じ様にまわりに話聞きたいとオモタヨ
282 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 14:49:48 ID:myxacdZw
北方謙三みたいにチラチラと馬脚現してる方がほほえましくていいな
283 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 22:00:01 ID:sZ1ifwM9
ごめん、北方に詳しくないのだが、ちらちら馬脚って、どんなこと?
284 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 22:18:18 ID:N4CVsXar
例えば人生相談で困ったら
「ソープへ行け!」みたいな?
あるいは、昔「噂の真相」に載っていた
日本推理作家協会の理事長になるとき
あるいは、なったあとに、ちょっとゴチャゴチャとか?
285 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 23:19:11 ID:Tg387QUK
北方謙三はエラク年喰ってから免許取ったんだよね。舘ひろしの「免許がない!」って映画みたい。
286 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 23:42:01 ID:2Wla+NO6
287 :
名無しのオプ:2008/01/23(水) 01:22:56 ID:wdqjlxRV
北方はハードボイルドなんて読んでないし、意識もしてないって言ってるクセに
変なマンガ読んで染まった中学生みたいに、作品も行動もマネばっかだからオモロカシイ
288 :
名無しのオプ:2008/01/23(水) 02:01:58 ID:4qINSogk
HDPの時点で中学生しか相手にできねーってことでしょ
その昔読んだ時、ゴルゴ好きの中学生がノートに書きためた落書きみてーだと思ったけど
289 :
名無しのオプ:2008/01/24(木) 06:49:36 ID:zVA591rn
重複あげ
290 :
名無しのオプ:2008/01/27(日) 18:35:47 ID:aGzRerWB
深夜プラス・ワン限定カバーと聞いて、確認せずに本屋に注文した。wktkして待った。
('A`)
291 :
名無しのオプ:2008/01/28(月) 20:46:49 ID:vwWRTK4l
292 :
名無しのオプ:2008/01/29(火) 20:27:50 ID:gnOuaNfr
シトロエンDSとは似ても似つかないアメ車のまえに、ファーのついたジャンパー着てサングラスしたオヤジが…
全体は、セピアみたいな色。ジローラモさんが表紙やっている雑誌の、カンチガイチョイ悪オヤジみたいな表紙だった。
293 :
名無しのオプ:2008/01/29(火) 21:42:32 ID:vjylgdi0
>>292 ・・・ひでえな。
深夜プラス1大好きだから汚された気分だ。
294 :
名無しのオプ:2008/01/30(水) 08:58:50 ID:WHGfrXap
295 :
名無しのオプ:2008/01/30(水) 09:00:41 ID:EEatPZBC
……これは無いだろう
296 :
名無しのオプ:2008/01/30(水) 09:30:55 ID:W0WoyY0u
こりゃひどい
297 :
名無しのオプ:2008/01/30(水) 12:20:40 ID:qyInjUHC
昔の「航空救難隊」のカバーが好きだ。
298 :
名無しのオプ:2008/01/30(水) 14:13:18 ID:vvqxlbfj
ハヤカワ、センス無さ杉w
よくこれで通ったな。反対するヤツはいなかったのか?www
299 :
名無しのオプ:2008/01/31(木) 22:45:41 ID:16uu9SuF
西部劇の小説ない?
海外作家のやつ
300 :
名無しのオプ:2008/02/01(金) 10:40:28 ID:AeRy5afD
>>299 最近読んだので記憶に残ってるのは
『ガンマンの伝説』『アパルーサの決闘』 ロバート・B・パーカー
『5枚のカード』 レイ・ゴールデン
『セント・アグネスの戦い』 トム・イードスン
『ワイオミングの惨劇』 トレヴァニアン
でも一番おもしろかったのは海外じゃなくて
『アリゾナ無宿』『逆襲の地平線』 逢坂剛
301 :
名無しのオプ:2008/02/01(金) 15:23:00 ID:Jhz/Ri5v
>>300 逢坂剛あちらで映画化してくれないかなぁ
佐々木譲の「五稜郭残党伝」は幕末ウエスタンなんて呼ばれてたね
302 :
名無しのオプ:2008/02/02(土) 14:25:25 ID:kr+Gzo68
303 :
名無しのオプ:2008/02/02(土) 14:41:34 ID:dRdQqEWb
304 :
名無しのオプ:2008/02/02(土) 15:15:21 ID:m2k9gAtT
ムスタング載っててもセリカ貼っちゃうんだろうなあ
305 :
名無しのオプ:2008/02/02(土) 16:33:28 ID:3LkKyedP
>>301 佐々木さんは未読だった。北海道ウエスタンか・・・
調べてみたら『五稜郭残党伝』のほかにも
『北辰群盗録』 『雪よ荒野よ』 『帰らざる荒野』 『黒頭巾旋風録』
と、いろいろあったので読んでみる。
306 :
名無しのオプ:2008/02/02(土) 20:35:43 ID:cw/m8qlb
>>302 それ探す方がアメ車探すよりよっぽど難しいと思うよ。
307 :
名無しのオプ:2008/02/03(日) 03:26:43 ID:nYnLFfdB
「ちりとてちん」に出てたぞ>古マークU
308 :
名無しのオプ:2008/02/10(日) 21:57:49 ID:9Q1yYJlB
>>ハードボイルドの探偵小説や映画って,カッコいいけどあまり明晰とは
>>言い難い探偵が行き当たりばったりに捜査し,話がだらだらと展開したあげく,
>>なぜか事件が解決されてしまう…という話が多いけど,この作品は別。
シネスケでの『キッスで殺せ』のレビューの一つにこんなのあった。
本格ヲタにとってはハードボイルドってこんなイメージなんだな。
「本格モノのような理詰めの推理じゃない=行き当たりばったり」って・・・。
そもそも現実の犯罪捜査なんて本格モノよりはハードボイルドのそれに近いだろ。
こういう考えの人にとっては「足で稼ぐ捜査」は軒並み行き当たりばったりの部類に
入るんだろうな。
「頭で理屈こねくり回すよりまず行動してみる」のがハードボイルド探偵の持ち味なのに。
309 :
名無しのオプ:2008/02/11(月) 22:01:49 ID:xc3T4khn
所詮本格好きはそんなもん
310 :
名無しのオプ:2008/02/11(月) 22:16:48 ID:PxwxzhHz
運と勘がいいなとは思う
311 :
名無しのオプ:2008/02/12(火) 00:00:29 ID:QxzqtRhA
ネット上では本格オタによるハードボイルド・冒険ものへの蔑視が激しい
312 :
名無しのオプ:2008/02/12(火) 16:18:48 ID:pEyH5o+J
リアリティを追求すれば
時間的な妥協やら
グダグダやら
理不尽な終了通告やらが存在すべき
313 :
名無しのオプ:2008/02/12(火) 22:50:16 ID:++QMwzs5
図書館で偶然借りて今読んでる本、ちょっと面白い。
まだ上巻だけなのでなんとも言えないけど、「ルシタニアの夜」って本。
不幸な過去を持つ女性捜査官と、家庭に問題を抱える捜査官の話。
314 :
名無しのオプ:2008/02/12(火) 23:23:49 ID:nu1IEwMg
>>312 現実の犯罪捜査や探偵活動なんてハードボイルド小説以上に直感と人脈頼りの
グダグダだろうしな。何度も同じ人に同じことを尋ねたりとか。
315 :
名無しのオプ:2008/02/13(水) 00:18:29 ID:BzAdOqDb
リアルの世界で本格モノみたいな事件はあるわけないし・・・
それぞれ様式美として広い心でとらえればいいのだよ。
316 :
名無しのオプ:2008/02/13(水) 00:51:54 ID:eDLpukFC
アンソロジーのお薦めってある?
本格系に比べてあまり聞かないけど
317 :
名無しのオプ:2008/02/13(水) 14:02:19 ID:bsYXqwcu
現実の探偵なんて浮気調査とペット捜索だけだろ。
318 :
名無しのオプ:2008/02/15(金) 02:31:27 ID:q4Pxphun
身元調査も
319 :
名無しのオプ:2008/02/15(金) 08:20:35 ID:QglX3YG1
失踪人探し
320 :
名無しのオプ:2008/02/15(金) 09:06:34 ID:5M8Gx8Xr
>>308 現実とミステリのジャンルを比べてどちらの方が勝ってるとか意味ないだろ・・・
そもそも求めてるもんが違うだろうし
321 :
名無しのオプ:2008/02/16(土) 00:42:09 ID:pYP1Jue8
322 :
名無しのオプ:2008/02/16(土) 01:46:39 ID:flGqXpZu
「永久凍土の400万カラット」
面白いが題名で損してる気が・・・
せめて「凍土の煌き」とか「血の輝き」(ベタっちゃベタだが)みたいな
感じにして欲しかった。
323 :
名無しのオプ:2008/02/16(土) 01:57:13 ID:3HLaYFhQ
『暗い落日』が復刊するみたいなんだけど、どっちのバージョンなんだろうか
324 :
名無しのオプ:2008/02/16(土) 07:40:24 ID:ucs3yg0e
>>323 未読なんだが、やっぱ旧バージョンのほうがいいの?
325 :
名無しのオプ:2008/02/16(土) 13:01:12 ID:8YnVE4ph
>>324 旧版の方がいいと俺は思う
改稿版の方がいいという人にはまだ出会ったことがない
326 :
名無しのオプ:2008/02/17(日) 18:44:54 ID:WDm0tU2z
すいません、『深夜プラス1』や『闇先案内人』みたいな逃がし屋的作品を探しているんですが、何かありますか?
ちなみにあまり評判の良くない『深夜ふたたび』も読みました。
327 :
名無しのオプ:2008/02/17(日) 22:57:10 ID:n4Tx9/UP
>>326 『虎口からの脱出』景山 民夫
『夜の海に瞑れ』香納 諒一
とか
古いが読んで損はないはず
328 :
名無しのオプ:2008/02/18(月) 09:03:16 ID:CdokbGtw
『A-10奪還チーム出動せよ』も車で逃げてるよ
329 :
名無しのオプ:2008/02/19(火) 12:18:48 ID:/uC5XCfF
『虎口からの脱出』は『A-10奪還チーム出動せよ』へのリスペクトだと景山言ってたね。
330 :
名無しのオプ:2008/02/19(火) 17:11:14 ID:W8uW+hYp
>>326 「逃がす」ではなく「逃げる」でも良ければ・・・
ギャビン・ライアル『砂漠の標的』ハヤカワ文庫
・・・は如何?
331 :
名無しのオプ:2008/02/19(火) 20:42:58 ID:zY/Rs0tw
そうそう『逃げもの』ならジェフリー・アーチャーの
【ロシア皇帝の密約】も結構面白いと思うよ。
332 :
名無しのオプ:2008/02/19(火) 22:08:16 ID:o2E9h+2S
和ものでホノボノ路線なら
山田正樹の「謀殺の弾丸特急」とか
333 :
332:2008/02/19(火) 22:08:54 ID:o2E9h+2S
山田正紀だった…orz
334 :
名無しのオプ:2008/02/19(火) 22:48:12 ID:KogsNxgT
335 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 01:48:22 ID:uF6tqyVd
>>326 「深夜プラス1」を換骨奪胎した「キラーエリート」もお奨め。
(ちなみに映画版はお奨めできない)
336 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 02:53:37 ID:TtUyxqdS
326氏ではありませんが・・・
「キラーエリート」って原作あったですか!
たしかに映画(たしかペキンパ?)はあちゃ〜だったけど、原作はおもしろそうだなぁ。
探してみよう♪
337 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 14:36:46 ID:8yIQMerO
test
338 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 14:41:49 ID:8yIQMerO
>336
原作は映画と違ってアフリカの要人を守る話だから、
忍者なんて一人も出てこないので安心して。
映画があんなふうになったのは、脚本家のスターリング・シリファントが
自分の道場仲間たちが出演できるような内容に脚色したせいらしい。
339 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 00:16:59 ID:uAmZrJRl
そうですか、忍者でないのですか。
安心したけどちょっと残念w
当時のS・シリファントは発言力が強大だったんでしょうね。
340 :
名無しのオプ:2008/02/23(土) 00:18:03 ID:7uz+vDW7
砂漠の標的ってネタとしか思えんw
341 :
名無しのオプ:2008/02/23(土) 03:40:29 ID:tetAfc70
「逃げ物」ならジョン・ギルストラップの「若き逃亡者」「希望への疾走」
「雪原決死行」の三本もお奨めしたい。
342 :
名無しのオプ:2008/02/23(土) 15:16:54 ID:2Tzn9eFP
鳩の哭く街
私が殺した少女
初めてハードボイルドを読んでみた
面白い
343 :
名無しのオプ:2008/02/25(月) 04:27:46 ID:BVxQeoVF
みなさんイロイロありがとうございます!
トンプスンは『上空からの脅迫』まで読んでました。
書き忘れてスイマセンでした。
でもそれ以外は読んでないので早速Amazonで『夜の海に瞑れ』をゲットして読んでます。
それ以降のオススメ作品も順次チェックしてみます。
しばらくは逃げモノ週間が続きそうです。
ありがとうございました。
344 :
名無しのオプ:2008/02/27(水) 22:23:23 ID:QC6w7nSK
「このミリタリーノベルがすごい!」ての借りてきた
345 :
名無しのオプ:2008/02/28(木) 10:16:40 ID:sHGfnSyd
本屋でクリス・ライアンの特殊部隊シリーズを見かけて、
読んでみようかなと思ったけど何冊もあったので迷った。
最初に読むならコレって一冊はありますか?
346 :
名無しのオプ:2008/02/28(木) 10:36:46 ID:YD0iE81g
ブライアン・フリーマンって作家がいるんだけど
この人はフリーマントルとは別人だよね?
347 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 00:35:40 ID:suJoFeEF
>>345 ぶっちゃけ、クリス・ライアンを読む前にゃアンディ・マクナブのノンフィクション
「SAS戦闘隊員」
を読んどくのがお勧めw
SASってのは現実にどんな部隊で、どんな連中がやってるのかとかいう基礎知識
があったほうが、より深く楽しめるよん
正直、独特な用語の使いまわしや雰囲気とかがあって、それも他の冒険小説なんか
よりそーいったのが濃厚にでてくるから、骨の髄までクリス・ライアンを楽しみたかった
ら、矛盾するようだけど「SAS戦闘隊員」は読んどいたほうがいい。同じ部隊の人が
書いたノンフィクションだから、きっと勉強になるはず。
ってぇかクリスもSASもののノンフィクション書いてると思ったんだけど、見たことねーや
おれw
348 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 02:11:06 ID:yEodr/61
>>344の読んでみてるが紹介作品は悉く粗筋を最後まで書いている
これ酷いわ
アリアドネ企画ってミステリー読みもいるだろうにあまりにも
配慮に欠ける内容だ
ただ粗筋だけ知りたい人しか見ちゃダメな本
349 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 19:43:56 ID:P3Zn7Q6U
スナイパーが活躍する小説はないでしょうか?
私が知っているのは鳴海章やスティーヴン・ハンターの作品くらいです。
どなたか、知っている方がいましたらお願いします。
350 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 20:31:06 ID:zb7mYByt
「長く孤独な狙撃」パトリック・ルエル 早川ポケミス
「一弾で倒せ!」ジェラルド・シーモア 新潮文庫
新潮文庫や扶桑社文庫には、ほかにも狙撃ものがあったと思う
しかし年齢がばれるなw
351 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 20:36:20 ID:R7MTJyKg
>>344 軍事小説50冊 このミリタリーノベルスがおもしろい!
アリアドネ企画編集部/編 、アリアドネ企画
>>344のタイトルでは、どうしたって見つからない。
352 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 21:24:02 ID:yEodr/61
永遠に見付からなくて良いと思う
きっと抗議も来てるはず
353 :
名無しのオプ:2008/02/29(金) 21:37:41 ID:KLhHBRe9
349
ジャッカルの日が超有名
354 :
名無しのオプ:2008/03/01(土) 02:27:00 ID:NuV+oe56
>>349 お薦めなのはJ・C・ポロック「射程圏」「狙撃」
マンシェット「眠りなき狙撃者」
あまりお薦め出来ないけど暇つぶしなら「地上50m/mの迎撃 」
つまらないので全くお薦めできないのが
「究極のライフル―ハイパーショット 」
355 :
名無しのオプ:2008/03/01(土) 06:51:56 ID:ZMoOhWmv
作者の名前が出てこないけど、
「鼠たちの戦争」
WWU独ソ戦 スターリングラードでのスナイパー同士の対決のお話
実在のスナイパー、ザィツェフの話をもとにしてる小説だよん
オレはかなりお勧め。映画「スターリングラード」の原作でもある
映画も見に行ったんだが、虫けらのようにロシア兵がばたばたと死んでいく映画みながら乳繰り合ってるカップルが
昼間だってのに3組もいて、そっちが気になって結局映画はろくに見てないから、映画と小説がまるっきり違ぇとかい
われても苦情は受け付けん
356 :
名無しのオプ:2008/03/02(日) 23:42:22 ID:erTY6uea
>究極のライフル
誰か勧めるとは思ったがあれはやめとけw
357 :
名無しのオプ:2008/03/03(月) 17:11:29 ID:2MKp7dON
>355
ネタは同じだけど原作じゃないよ。
その小説は読んでないけど、最近出たその作者の新作「ルーズベルト暗殺計画」
は、ルーズベルト版ジャッカルの日、見たいな内容らしいのでちょっと面白そう。
358 :
名無しのオプ:2008/03/04(火) 12:24:58 ID:PAUMeSUE
ジェフリー・アーチャーにも「11番目の戒律」というスナイパー物があった。
「究極のライフル」を読むくらいならこちらを勧めたい。
359 :
名無しのオプ:2008/03/04(火) 19:53:07 ID:PzyeJN9B
ブライアン・フリーマントルも【ジャッカルの日】を土台にした感じの
チャーリー・マフィン シリーズで【狙撃】ってのがあったはず
360 :
名無しのオプ:2008/03/05(水) 00:10:10 ID:aVK7y/mz
てぇか誰もそのものずばりの「ジャッカルの日」をすすめねぇのなw
361 :
名無しのオプ:2008/03/05(水) 11:44:00 ID:n6imaC1L
362 :
名無しのオプ:2008/03/06(木) 02:49:20 ID:IENlop1j
狙撃をモチーフにした作品なら好きだったのにいつの間にか消えた作家
デビッド・メイスンの「暗殺阻止」も割と面白かった。読む前は
「自動狙撃装置なんて代物出して漫画みたいにならなきゃいいがな・・」
なんて思ってたが。
363 :
名無しのオプ:2008/03/06(木) 18:52:05 ID:GMheqkF6
>>357 ということは『スターリングラード』の原作は別に存在するの?
それとも映画オリジナルシナリオ?
364 :
名無しのオプ:2008/03/07(金) 09:32:03 ID:ZwNva5+6
>>363 あれは実話。
映画も小説も同じ実話を元に作られたので、当然同じような話になる。
ちなみに直接の原作は30年ほど前に出た
William Craig の"Enemy at the Gates: The Battle for Stalingrad"(未訳)
365 :
名無しのオプ:2008/03/08(土) 01:15:47 ID:h1weZDTA
創元推理文庫から「高城高全集」全三冊の刊行が始まったようですが、みなさんの評価はいかがなものですか?
366 :
名無しのオプ:2008/03/08(土) 01:36:12 ID:qMwXMPTm
質問。
昔の映画の007のボンドジョークとか、寺沢武一のコブラとかに
出てくるような種類のジョーク(ヨーロピアンジョーク?)
が好きなんですが、あのテのジョークがいっぱい出てくる
オススメの作品はありませんでしょうか?
ご存じの方いらしたらご教示をお願いします。
367 :
名無しのオプ:2008/03/08(土) 08:27:35 ID:p9RTdKkt
>>365 自分は、高城高をいままで知らなかったので、
読んでよかった。5月の2冊目も楽しみです。
368 :
名無しのオプ:2008/03/08(土) 09:11:03 ID:h1weZDTA
>>366 スレ違いになるけど カーター・ブラウンのユーモアミステリなんかいいかもね
369 :
366:2008/03/08(土) 13:36:59 ID:qMwXMPTm
370 :
名無しのオプ:2008/03/08(土) 22:44:19 ID:h1weZDTA
田中小実昌訳のポケミスならば 古本屋で簡単に何冊も見つかると思いますよ
371 :
名無しのオプ:2008/03/08(土) 22:47:36 ID:y6hduFv8
マスクド・ドラゴンを読んだら、
冒頭の「昭和70年」って設定だけでなんか執念を感じた・・・
372 :
366:2008/03/09(日) 02:26:06 ID:eTNz5HNE
373 :
名無しのオプ:2008/03/21(金) 19:47:30 ID:A8PBlLlI
「暗い落日」復刊あげ
底本は講談社文庫版(改稿版)だった
そんなにオリジナル版と違うの?
374 :
名無しのオプ:2008/03/21(金) 23:04:17 ID:yjn5yCAz
改稿版を底本にしたやつなのか
旧版だったら買い換えようと思ってたけどパスだな
375 :
名無しのオプ:2008/03/22(土) 07:46:26 ID:vY8MWVXY
376 :
名無しのオプ:2008/03/22(土) 09:54:46 ID:FTnhlKg9
>>373 改稿版しか読んだことないから分からんが、
話が別物になるわけじゃないし、大して変わってないんじゃないの
377 :
名無しのオプ:2008/03/22(土) 09:59:39 ID:d2s54eZ+
オタはそういうのこだわるよな
アホらし
378 :
名無しのオプ:2008/03/22(土) 10:14:59 ID:ecXkNCHd
いや 時代背景の書き込みが大幅にカットされていて動機の重みがわかりにくくなってしまったから改悪だと思うよ
詳細はたしか 池上冬樹が本の雑誌のコラムで以前に指摘していたはず
379 :
名無しのオプ:2008/03/22(土) 10:30:47 ID:5NXKTjX+
原作者が改稿してるのに旧版を出す訳ないだろ
380 :
名無しのオプ:2008/03/23(日) 03:01:15 ID:Zd4AC2Jk
そもそも暗い落日なんてもはや賞味期限切れの作品
381 :
名無しのオプ:2008/03/23(日) 08:21:28 ID:RPg2Zzfo
>>373 大して変わんないよ
>>379 当たり前だよねw
旧版信者は出るとでも思ってたんだろうか
382 :
名無しのオプ:2008/03/26(水) 09:59:30 ID:vhBYxiUn
少し前にここで紹介されていた
アリアドネ企画『軍事小説50冊 このミリタリーノベルスがおもしろい!』
をザッと斜め読み。
本当に酷い一冊でした。全然魅力のある作品紹介になってない。
何のために作ったんだろうって感じ。
個人的には、これが軍事小説?って疑問を感じる作品チョイスもあったし。
まぁこれは考え方の問題ですけど。
383 :
名無しのオプ:2008/03/26(水) 10:37:33 ID:427XdACD
まぁアリアドネだし
384 :
名無しのオプ:2008/03/27(木) 20:19:55 ID:4xhvH+Oi
流れ切るがジュール・ヴェルヌのアドリア海の復讐を読了。
タイトル通り復讐もので良かった。
385 :
名無しのオプ:2008/03/27(木) 20:44:59 ID:dZZl8VRf
デュマの劣化コピー以外の何物でも無かったけどね
386 :
名無しのオプ:2008/03/28(金) 22:34:36 ID:ijCI7aPT
『アラスカ戦線』めっさよいです。
387 :
名無しのオプ:2008/03/29(土) 16:47:23 ID:92XMrx/R
おを!こんなところに同志がw
アラスカ戦線、いーよねぇ。
ってぇか表現がうまい作家さんの小説って、食い物の描写がやたらうまそうじゃない?
オレ、アラスカ戦線で日本兵の皆さんがアラスカで取れたての鮭を食うシーンで感動
して、それまで食わず嫌いだった鮭が刺身で食えるようになったw
388 :
名無しのオプ:2008/03/29(土) 18:14:58 ID:AvEIuzSs
そう。トナカイとかオオシカとか。まさにジビエ。
同時にクマの肝臓は生で食べてはいけないことを学びますた
389 :
名無しのオプ:2008/03/29(土) 19:03:19 ID:CutLZCIQ
>>388 > クマの肝臓は生で食べてはいけない
この話、もう少し詳しく聞かせて
390 :
名無しのオプ:2008/03/30(日) 00:05:20 ID:23jb0+7i
391 :
名無しのオプ:2008/03/31(月) 13:06:07 ID:+YMBG8FD
鮭の刺身も危険だぞ
川魚は寄生虫あり
392 :
名無しのオプ:2008/04/01(火) 01:00:46 ID:Qdci//96
生もんは概ねそうだろ。
393 :
名無しのオプ:2008/04/03(木) 20:33:11 ID:0xc1khj3
一応、これですと。
今年の日本冒険小説協会大賞
日本軍
1位 警官の血(佐々木 譲)
2位 青に候(志水辰夫)
3位 ミノタウロス(佐藤亜紀)
4位 ゴールデンスランパー(伊坂幸太郎)
5位 果断 隠蔽捜査2(今野 敏)
5位 楽園(宮部みゆき)
7位 魔物(大沢在昌)
8位 サクリファイス(近藤史恵)
8位 誓いの夏から(永瀬隼介)
外国軍
1位 ウォッチメイカー(ジェフリー・ディーヴァー)
2位 復讐はお好き(カール・ハイアセン)
3位 正当なる狂気(ジェイムズ・クラムリー)
4位 キューバ・リブレ(エルモア・レナード)
5位 終決者たち(マイケル・コナリー)
5位 祝宴(ディック・フランシス)
7位 血と暴力の国(コーマック・マッカーシー)
8位 強盗こそ我等が宿命(チャック・ホーガン)
394 :
名無しのオプ:2008/04/04(金) 10:46:40 ID:x8DNoIeJ
>>393 情報ThanX!
時々見かけるんだけどさ‥、
ゴールデンスラン「パ」ー って。
「パ(PA)」じゃなくて「バ(BA)」なんだけど、ネタかマジなのか。
395 :
名無しのオプ:2008/04/05(土) 08:32:25 ID:ZD0EjEuL
Golden slumbers fill your eyes
Smiles awake you when you rise
396 :
名無しのオプ:2008/04/05(土) 11:05:26 ID:y6V7mPcp
>>393 これってどこに発表になるの?
HPは全然更新しないし、ブログも役立たずだし・・・・
397 :
名無しのオプ:2008/04/05(土) 17:16:51 ID:0HJPS8QX
カール・ハイアセンは好きでずっと読み(買い)続けてるけど、
「復讐はお好き」が2位になるような作品とは思えない。
398 :
名無しのオプ:2008/04/05(土) 19:21:25 ID:Q+dFZNoi
ゴアズの方がいがった
399 :
名無しのオプ:2008/04/05(土) 19:24:04 ID:Q+dFZNoi
400 :
名無しのオプ:2008/04/05(土) 20:02:19 ID:agaEcH6V
>>397 私もそう思うけど、とりあえずハイアセンがメジャーになるのは嬉しいので、
この際細かいことは気にしないことにしました。
401 :
名無しのオプ:2008/04/06(日) 01:17:40 ID:teB2q/2J
最近冒険小説が読みてーとのた打ち回っているのですが何を読んだらいいのかわからない。
皆さん教えてはくれませんでしょうか。
今まで読んだなかで面白いと思ったのは
『もっとも危険なゲーム』『深夜プラス1』『なめくじに聞いてみろ』『サムライ・ノングラータ』
『野獣死すべし(他多数の大藪春彦作品』『真夜中のデッドリミット』
銃撃戦が出てくれば結構満足な人間です
なにとぞこの右も左もわからない弱卒にどうか教えをお願いします。
402 :
名無しのオプ:2008/04/06(日) 01:54:07 ID:Nj7B+NY+
銃撃戦と言えばマック・ボランシリーズ(ペンドルトン)かな。
細かいことは気にしない人向けだが、くせになるお
403 :
名無しのオプ:2008/04/06(日) 11:24:39 ID:Ehf1UM5j
>>401 『真夜中のデッドリミット』読んだのなら、スティーヴン・ハンターの他の作品も読んでみたら。
ボブ →『極大射程』 『ブラックライト』 『狩りのとき』
アール→『悪徳の都』 『最も危険な場所』 『ハバナの男たち』
404 :
名無しのオプ:2008/04/07(月) 22:04:20 ID:aX8SbN9V
大薮晴彦が面白いんだったら・・・・・・・・・・・・・
A.J.クイネルのクリーシィシリーズなんか面白いかもしれんね
クィネル先生mクリーシィシリーズ以外にもいろいろ出してるけど
そっちは謀略/諜報モノの趣が強いんよ
クリーシィシリーズはわりと銃撃戦や仕込みが派手だけど、そこに
至る過程がえらく緻密なのよ。ドンパチそのものを楽しむにはいいか
もw
クリーシィなにげに大薮系主人公なみに表情一つ変えないでさらっと
残酷なことやってのけるところが似てるよーなw
405 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 02:16:51 ID:PKDkmQ7i
スレチかもしれんが、ハードボイルドを感じる音楽ってあったりする?
曲調でも歌詞でも雰囲気でもいいんだけど
406 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 08:24:59 ID:9RgHailX
アート・ペッパー「ウィンタームーン」
マイルス・ディビス「死刑台のエレベーター(サウンドトラック)」
407 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 11:41:25 ID:zQLDEIEo
Get Carter (OST)
昔、FMのラジオドラマで擦り込まれた
408 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 22:30:58 ID:LVy1/uoH
テイク・ファイヴ
タクシー・ドライバーのテーマ
ラロ・シフリンのしぶかっちょいい曲、ブリットのテーマとか
409 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 22:37:53 ID:dlr2Xvk2
俺は「真夜中のカーボーイ」のトゥーツ・シールマンスのハーモニカに
ハードボイルドを感じてしまうのだが。
「ゲッタウェイ」のシールマンスもええなぁ。
410 :
名無しのオプ:2008/04/10(木) 23:40:13 ID:fXXJM5xa
俺もタクシー・ドライバーで刷り込まれたクチだな。
イヤな事があったような夜に、たまたま雨の高速を走ってたりすると
タクシー・ドライバーのテーマが頭をグルグルする。
ので、デイヴグルーシンやトムスコット辺りの哀愁系のフュージョンやスムースJAZZを聴くと
たまらなくハードボイルドを感じる。
暗めのコード使ってるドJAZZ(主にモダンJAZZ)も大体ハードボイルドを感じるが
こっちは、古典ぽいか逆にスタイリッシュに感じる。
411 :
名無しのオプ:2008/04/11(金) 21:06:06 ID:/sD5grKW
Wes Montgomeryの「4 on 6」も合わない?
Lee Ritenourの演奏の方が好きだけど。
412 :
名無しのオプ:2008/04/12(土) 01:43:27 ID:jroFRthx
>>401 創元から出てたデス・マーチャントシリーズもお薦めしたい。
アクションシーンが濃い上にくどいんでそのうち胸焼けするけどw
後、新潮社の「ブレイン・マクラッケン」シリーズとか講談社の
「コーディー軍団」シリーズとか。
413 :
名無しのオプ:2008/04/12(土) 20:45:44 ID:UIzwzxYx
『拳銃猿』もいいかもしれん
414 :
名無しのオプ:2008/04/14(月) 13:35:50 ID:YGeE1g1l
>>411 俺がモンゴメリーだと『エアジン』を思い出すのは、島田荘司のせいだなw
415 :
名無しのオプ:2008/04/14(月) 14:13:37 ID:LveaTqXR
>>413 血なまぐさいのになんだか妙に軽い話な。続きは出ないんかな、あれ
416 :
名無しのオプ:2008/04/20(日) 09:00:41 ID:VzBJLfgp
>401
まぁ定番?なのかな、クリス・ライアンのSASモノなんか割と面白いぞ
アクションの描写がわりと緻密で、話の運びがなんとなくハリウッドチック
でさw
いろんな要素が緻密なわりにくどくないから、オレはけっこうお勧めしてる
ただ、女性の描写が最近画一的なきがするんだけど、軍情5課に恨みでも
あんのかクリスw
417 :
名無しのオプ:2008/04/21(月) 22:30:57 ID:rHpqZ6OK
マット・ブロウニングものの3作目は邦訳出たの?
418 :
名無しのオプ:2008/04/22(火) 13:19:48 ID:3NPV7Fmz
茹でた孫
419 :
名無しのオプ:2008/04/24(木) 15:07:09 ID:ioHqvTS5
ランボー・最後の戦場は、さすがにもうマレルじゃないんだな。
マレルだったら読んでもいいかと思ったけど、著者名を見て激しく萎えた。
キャラクターの権利だけ売り渡しちゃったのかな。
420 :
名無しのオプ:2008/04/24(木) 21:47:29 ID:rA+tOxCa
んでだれよ?ポロックだったりしたら大笑いなんだがw
でもマレルもなんつーか息子さんなくなってからアレだから
映画のシナリオは、ちゃんとエンタテイメントかける人がいいなう
421 :
名無しのオプ:2008/04/25(金) 10:17:44 ID:/v3so57A
>>420 シルベスター・スタローン他/著
これマジで(w
スタローンが原案を書いて、シナリオライターを集めて
肉付けし書き直させたって意味なんだろう
422 :
名無しのオプ:2008/04/26(土) 08:04:15 ID:Lics3L1C
>421
考えてみればロッキーだって、スタローンが自分で脚本書いて「俺を使ってくれ」
って自分を売り込んだのがあんなに当たったわけだし、スタローンは脚本がかける
人なんだろうなぁ
まぁ細かい設定とかは監修が入るんだろうけど、ストーリーとしてはある意味期待
できそうだ
423 :
名無しのオプ:2008/04/26(土) 09:25:45 ID:0lMhay9t
ロッキーもランボーもそれぞれ第一作の企画とストーリーはみごとなものだった
スタローンのキャラにも合致したリアリティがあった
どちらもあの時代のアメリカ映画を代表する傑作だろう
ただ、どっちも愚劣な続編を作りすぎて全体の価値を落としたのが実情だな
424 :
名無しのオプ:2008/04/26(土) 15:14:56 ID:zeli5QQw
425 :
名無しのオプ:2008/04/26(土) 21:55:00 ID:531yqGLT
ホラー畑?
マレルのホラーといったら「トーテム」と他数冊くらいしか思いつかないよ。
「一人だけの軍隊」はじめ「石の結社」「夜と霧の盟約」「テロリストの盟約」etc‥‥
どうみても冒険系の作家だと思う。
426 :
名無しのオプ:2008/04/27(日) 01:14:20 ID:n0hUskoO
北上を信じてテメレア戦記読み始めますた
427 :
名無しのオプ:2008/04/27(日) 10:03:11 ID:MNPiRLIr
>>426 結構面白かったですよ。
ちょっとホロリとするとこもあって。
ネルソン提督時代のイギリス海軍ネタが好きな人なら、もっと楽しめるかも。
428 :
名無しのオプ:2008/04/27(日) 19:40:48 ID:n0hUskoO
読み終った
まあ、ラノベって感じ
特に次は次は感は沸かないや
429 :
名無しのオプ:2008/05/12(月) 20:15:29 ID:gsRrWh3O
狙撃とかじゃなくて拳銃での手に汗握る銃撃戦の凄いのってある?
出来れば国産が良いんだけど海外でも可。
430 :
名無しのオプ:2008/05/15(木) 13:19:47 ID:/aCOPSIk
三田村信行「ぼくが恐竜だったころ」
児童書だがハードボイルドの傑作だと思う
431 :
名無しのオプ:2008/05/16(金) 15:31:16 ID:5e6ffn9V
432 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 19:34:50 ID:jVhJaUwm
ガイシュツかもしれんが・・・
昨日、ミステリチャンネル見てたら
関口苑生さんが、ペレケーノスの新作を紹介しながら
「これが売れないと、翻訳刊行中止になります」
と言ってた。
翻訳物ハードボイルドの低調ぶりって
ここまで来ちゃってるんだね。
なんか、ショックでした・・。
433 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 19:41:35 ID:jVhJaUwm
昔好きだったジョー・ゴアズは
扶桑社から新刊が出たけど
「野獣の血」〜ダン・カーニーシリーズは
古本でしか手に入らないし、
クラムリーがお休みしてた時好きになった
ジェイムズ・リー・バークも
新作の翻訳が全く出ない。
俺が好きになる作家って
角川に捨てられる人ばっかり・・・。
434 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 20:02:22 ID:XxP4X6EU
本格ファンみたくわあわあ言って騒げよ
「死ぬ!死ぬ!」
「冬の時代が来ちゃう!」
「人間が描けてさえいりゃいいんだ!」
とか
435 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 20:05:50 ID:jVhJaUwm
冬の時代はとっくに来てる。
436 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 20:15:02 ID:jVhJaUwm
>「人間が描けてさえいりゃいいんだ!」
このジャンルが「人間が描けてる」ってのは
一部のファンが強弁してる迷信みたいなもの。
描けてない(※特に女性)作品の方が多い。
俺は特定の街の情景(ニューオリンズやら
ワシントンDCやら、モンタナやら・・)や
風俗描写が好きで読んでるので、
構成やストーリーがイマイチでも
あまり気にならない。
ディティールの方により興味があるタイプです。
437 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 21:01:17 ID:mqlpR5nk
>>436 あなたにとって「人間が描けてる」ジャンル・作品ってなに?
438 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 21:11:24 ID:jVhJaUwm
>>437 よく出来た歴史小説と
よく出来たノンフィクションかな・・・。
ミステリには、あまりないんじゃないかな・・・。
やっぱり
創作で描き出す人間には限界があるでしょ?
※「よく出来た」ってのは
私の主観なので、あえて作品名は挙げません。
439 :
名無しのオプ:2008/05/29(木) 23:33:51 ID:0dhJyKNg
俺も
>>436と同じ意見。
ハードボイルド小説好きだけど、
人間の描き方もリアリティも
謎解き小説と変わらんと思う。
ロス・マクとクイーン、あんまり変わらんよね。
どちらも好きだけど。
440 :
名無しのオプ:2008/05/30(金) 02:18:05 ID:kWVd/zyo
>>438 単に歴史小説オタなだけでは?
エスピオナージュとかはどうなの?
>>439 いくら何でもロス・マクとクイーンが人物描写に大差ないってのは感受性なさ過ぎない?
人間関係(とくに家族間)の微妙な亀裂とかコンプレックスの描写の緻密さとか比べ物に
ならんでしょ。感情のずれが生み出す人間関係の静かな歪みとか抜群に上手いし>>ロス・マク
謎解きの面白さはさすがにクイーンが上だけど。
441 :
名無しのオプ:2008/05/30(金) 02:35:12 ID:kWVd/zyo
あ、あと「よくできた歴史小説」って言い方はちょっとズルイと思う。
そりゃ「よくできた」作品なら歴史小説だろうとハードボイルドだろうと
世界文学だろうと人間が描けてるのは当たり前だし。
それとハードボイルドはよくできた作品でも歴史小説より人物描写あさい?
442 :
名無しのオプ:2008/05/31(土) 01:53:19 ID:OP5lclTv
ハードボイルドがどうなのかは荒れるからさておき、ミステリーでもノワールに属する作品は
ジャンルの性質上、「人間が描けて」ないとそもそも作品として成立しないから、良質なノワール
は人間が描けてるとは思う。スパイ小説もそうだな。
ただ、個人的にはリアリティがあるか否かと人間が描けてるかは別問題だと思う。
そうじゃないと古典主義やロマン主義の文学作品は「人間が描けてない」ことに
なっちゃうし。
まあ、スレチガイさーせんww
443 :
名無しのオプ:2008/06/01(日) 12:13:34 ID:DQR0Lqou
いつもみなさまの知識をお借りし楽し読書をさせてもらってます
さて 今回みなさまにお聞きしたいのは私が次に読む作品をお勧めしたていただきたいと思いレスしました
探している作品は 脱出物です。 状況 年代たどは問いません 戦時下 収獄下 天変地異により閉じ込められた などなど 色々な状況を楽しみたいです
ご協力お願いします
444 :
名無しのオプ:2008/06/01(日) 17:34:05 ID:myvXKSlZ
>443
「高い砦」デズモンド・バグリイ ハヤカワNV文庫
「アルカトラズの6人」(ノンフィクション・ノベル) クラーク・ハワード(早川書房)
「バビロン脱出(上・下)」 ネルソン・ドミル(デミル) ハヤカワNV文庫 などなど
80年代ころに翻訳された冒険スパイ小説は潜入・脱出要素が強いものが多いです
「ファイアフォックス」「ファイアフォックス・ダウン」クレイグ・トーマス(ハヤカワNV文庫)、
「A-10奪還チーム出動せよ」スティーヴン・トンプスン(新潮文庫)など
助けに行って脱出する話では
プレトリア救出戦 ジェラルド・シーモア ハヤカワNV文庫、
鷲の翼に乗って(ノンフィクション・ノベル) ケン・フォレット(集英社文庫)
アンリ・シャリエールのパピヨン(河出文庫)てのもあったな
どれも困ったことに新刊書店ではおそらく入手難だと思います
「高い砦」は1年くらい前に復刊されていますが
古書店などでどーぞ 詳しい方、補足をよろしくお願いします
445 :
名無しのオプ:2008/06/03(火) 20:19:58 ID:SDKB0TUD
446 :
名無しのオプ:2008/06/06(金) 01:06:01 ID:Dsrprku2
原りょうや矢作は人物描写が繊細で好きだな。
ブロックやロス・マクも少なくとも人物描写だけなら純文学の良作にひけをとらんな。
447 :
名無しのオプ:2008/06/06(金) 12:18:26 ID:dHnIEOcY
原りょう&矢作。
両者ともチャンドラー好きで有名だが
矢作は「チャンドラーで遊ぶ」作家で
原は「チャンドラーになりたい」作家
だと思う。
448 :
名無しのオプ:2008/06/13(金) 23:45:54 ID:+1og95wp
今ね、『黄金のランデブー』読んでるの。90ページぐらい。
だんだん乗ってきたとこ。
449 :
名無しのオプ:2008/06/14(土) 01:45:05 ID:B/7EHpqi
ロス・マクはアーチャー以外の人物描写はホンの脇役にいたるまで秀逸だな。
その分、主人公の存在感はかなり薄い。
チャンドラーやブロックは主人公の人物造詣が秀逸。
その分、脇役はメイン級を除いてわりと類型的。
上でもちょっと議論になってたがハードボイルドにはハードボイルドの
‘人間の描き方’があるんだな。
450 :
名無しのオプ:2008/06/14(土) 11:02:35 ID:CTNMT6yB
>>443 遅レスですが、脱出といえばやはり「大脱走」は不可欠かと。
他、第一次大戦下での脱出譚「脱出せよ、ダブ」
極寒の強制収容所を舞台にした「シベリアの孤狼」
和物だと、若竹七海の天変地異&大火災&狂人と畳み掛ける災厄から
必死こいて逃げる「火天風神」はかなり読み応えあります。
451 :
名無しのオプ:2008/06/16(月) 00:57:46 ID:ayNuK37R
明日からBS2でアニメ版巌窟王スタート
興味あったらでいいから観てみて
452 :
名無しのオプ:2008/06/17(火) 18:25:59 ID:sdD5CCln
突然でスマンが
ペレケーノス「硝煙に消える」の翻訳は酷い。
クリッシー・ハインドを「クリッシー・ヒンデ」。
エルヴィス・コステロがデビューした頃のキャッチコピー
「アングリー・ヤングメン」を別のロックグループ名として
訳してるし、
極めつけは、アイリッシュバーへ入って注文する
「口当たりの滑らかなウィスキー」が“ジャミソン”・・・orz
これ「ジェイムソン」の事だろーがよ。
洋楽や酒の知識がないのなら、訳者も人に聞くとか、
校閲担当がキチンとチェックするとか、
もう少し神経使って訳して欲しいもんだ。
453 :
名無しのオプ:2008/06/18(水) 16:37:03 ID:hJCN4GK7
454 :
名無しのオプ:2008/06/18(水) 20:05:33 ID:YjFXJzCG
>>453 第7章の中程辺りで
1980年代初頭のニュー・ウェイブ・ロックについて
「アングリー・ヤング・メンや、エルビス・コステロや、グラハム・パーカー・・・」
という具合に書かれている文章があるんだが、
あの時代に「ニューウェイブ系」と云われて人気があった
ミュージシャンやバンドで
“アングリー・ヤング・メン”なんていう名前は、
私の知る限り「ない」。
ローカルなアマチュアバンド(インディーズ)ならいざしらず・・・だけど、
文章の流れからいって、E・コステロやG・パーカーの前に名前を持ってくるなら、
当然同程度の知名度があるバンドということになるはず。
この部分の文章は、恐らく
「“アングリー・ヤング・メン”エルヴィス・コステロや、〜」とか
「“アングリー・ヤング・メン”と呼ばれたエルヴィス・コステロ〜」という
訳文にするべきでは、ないか?
と私は思う。
455 :
名無しのオプ:2008/06/18(水) 21:09:05 ID:5epDbMmS
翻訳第1稿ができた段階で、複数の第三者に回覧させて多面的な誤訳潰しをする必要があるんじゃないか
大昔のような、西田政治・村崎敏郎・小野ヨチヨ級の
「あんた本当に翻訳家か」って以前に「その翻訳文は日本語か?」レベルの凄まじいのはいなくなっただけに、
なおさら、詰めのちょっとした甘さで評価を落とすようなことは避けて欲しい。
456 :
名無しのオプ:2008/06/19(木) 00:13:02 ID:yrYe225t
大切なオチの部分の意味が真反対になってるというとんでもない誤訳があったなぁ
ああいうのはさすがに直さなきゃいかんと思うんだけどな
457 :
名無しのオプ:2008/06/20(金) 14:02:11 ID:fsi4XSlZ
ペレケーノス。
『硝煙に消える』の佐藤耕士ほどじゃないけど、
『友と別れた冬』の松浦雅之も、やらかしてる。
25章で、Jethro Tull(ジェスロ・タル)を
“ジェトロ・タル”だと・・・・。
これはまあ、誤植の可能性もあるけど。
458 :
名無しのオプ:2008/06/22(日) 19:01:48 ID:4zCCd3Ek
ダン・ブラウン「天使と悪魔」読了。
強烈に面白かった。
最後の方は、凄すぎる展開に震えが来た。
こういうのって冒険小説!?
こういう小説をドンドン読みたいなあ。
こういう小説を紹介しあうスレってないかな?
459 :
名無しのオプ:2008/06/22(日) 19:05:48 ID:Q+TnVVU8
>>458 『暗殺者』以前のラドラム作品とか読むと良いんじゃないでしょうか。
「マタレーズ〜」とか「ホルクロフト〜」とか。
違うかな、「天使〜」読んでから随分経ったので、イルミナティ以外覚えてないや。
460 :
名無しのオプ:2008/06/23(月) 14:14:57 ID:fea5NBa9
トムソーヤ
ハックルベリーフィン
ロビンソンクルーソ
ガリバァ旅行記
親父の書庫にあった文学全集にあったので子供の頃読んだ
その当時は 文学とか読み物を読み始めたころで
ハックルベリー・フィンは異常に楽しかったな
いいタイミングでその本があったと思う
15少年漂流記、宝島もよかったなー
とまあ書かせてもらいました。こういのってスレチか?
461 :
名無しのオプ:2008/06/23(月) 17:41:32 ID:BmoInaBx
読んでないけどガリバー旅行記は以前、外国のドラマで観た。
ただ大きくなったり小さくなったりの話じゃなくて
人間の尊大さ、醜さや矮小さ、ずるさが見えてくるっていう
深い話なんですよねぇ。
462 :
460:2008/06/23(月) 23:25:31 ID:fea5NBa9
>>461 当時はなんとなく読んでたな
おもしろかったので、あと子供のころ絵本で見たおぼえがあるので
断片的ですが
あとで解説なりを読んで、別も見方で読んだらときも楽しかったよ
最後の章のヤフーとかいう馬の話が一番よかったかな
463 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 02:32:58 ID:nVxxEw2P
「15少年漂流記」おもしろかったねー。
オレも大好きだ。で・・・
ずいぶん前だけど書店でシャーリー・コンランの「悪夢のバカンス」というのを見つけ、
「15少年・・」と同じような匂いがしたので読んでみた。
これがかなりおもしろい!セレブもけっこうやるもんだわw
464 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 11:02:48 ID:lAq4TXeT
シャーリー・コンランは面白いよ
冒険小説・ハードボイルドではないけどw
シドニイ・シェルダンみたいな感じで読み始めると止まらない
翻訳が少ないのが残念
465 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 12:49:37 ID:fJmd9DbU
:2008/06/24(火) 09:40:55 ID:???
【ロンドン=木村正人】冷戦下の30年前、東欧のブルガリアから亡命し、当時の
独裁政権を批判した英BBC放送記者ゲオルギー・マルコフ氏がロンドンで毒殺され
た事件に関するロンドン警視庁の再捜査が、大詰めを迎えている。元ソ連国家保安委
員会(KGB)ロンドン支局長、ゴルジエフスキー氏(69)は産経新聞の取材に対
し、KGBの関与を認め、「暗殺者は生きている。イタリア系デンマーク人(62)
の男だ」と指摘した。
ジフコフ国家評議会議長(故人)の政権批判を繰り返していたマルコフ氏=当時(
49)=は1978年9月7日、ロンドン市内のウォータールー橋で傘を持った男と
ぶつかり、足に激しい痛みを感じた。マルコフ氏は高熱に苦しみ、3日後に死亡。解
剖の結果、ふくらはぎから直径1・52ミリの “弾丸”が見つかり、中から猛毒のリシ
ンが検出された。
466 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 18:42:56 ID:poed2SVc
図書館に漫画版「宝島」があった。
アニメのシルバーをイメージしてたけど
画がはだしのゲンの人だったので萎えた。
故買屋のおやじみたいだった。
原作ではシルバーはどういう風に描かれてるんだろう。
467 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 21:28:25 ID:iPdqzP6k
ラドラムはごめん、オレには難しかったorz
暗殺者も3回よんでやっと納得して、殺戮のオデッセイで嫌気がさして、
最後の暗殺者でさじをなげた
ま、手を出した当時リア厨だったもんで
468 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 22:33:39 ID:QvTEZhbZ
>>467 難しいとゆーかつまらないんだと思う、その頃のは。
ラドラム作品は『暗殺者』よりも前の作品の方が、
妙な勢いと大風呂敷な世界で面白いと思う、キャラも立ってるし。
469 :
名無しのオプ:2008/06/24(火) 22:40:18 ID:A1SqKPye
俺も22歳ぐらいで「暗殺者」読んだけど、糞だと思ったなあ。
ストーリーもイマイチだったし、それ以上に文章がへたくそだった。
470 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 00:04:38 ID:48ub+/5m
>>468ですが、『暗殺者』は面白いと思ってます。
私の書き方ちょっと悪かった。
『狂気のモザイク』も面白く読んだ記憶が‥二十年以上前の話。
でもラドラムの大風呂敷っぷりは、『暗殺者』より前の作品の方がw。
471 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 22:59:44 ID:CV0GxDZ9
ラドラムはまあ、まず「暗殺者」を読んでもらって、嗜好に合わなければ
もう二度とラドラムは読まなくていいよ、もし面白いと思うんなら他のも
読んでね、でも「暗殺者」を超えるものはないよ。って感じだね。
「暗殺者」は記憶喪失の主人公の正体は?という謎で読ませるけど
他の作品は陰謀の内容と黒幕の正体が謎解きのメインだから、
そこに興味が持てないとツライだろうね。
おまけに、複雑に入り組んでいる
というよりは無駄にごちゃごちゃしてわかりにくいだけ、な
プロットの組み立て方にもついてけない人は多そう。
自分も、最近デンゼル・ワシントン主演で映画化企画進行中という話を
聞いて、「暗殺者」に次ぐ出来栄えという(北上次郎説)「マタレーズ
暗殺集団」を読んだけど、やっぱスムーズには読めなかったよ。
472 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 23:44:32 ID:Sg7dw3/v
とりあえずコードネームの出しすぎw>ラドラム
473 :
名無しのオプ:2008/06/26(木) 04:11:35 ID:rBhqMObn
ラドラムって聞くとレッドラムを思い出す>シャイニング
474 :
名無しのオプ:2008/06/26(木) 14:25:08 ID:bTZ1gnFz
国際謀略小説で面白い小説ってないですか?
最近のものでお願いします。
475 :
名無しのオプ:2008/06/29(日) 20:30:35 ID:VH+gk5Sn
サイモン・カーニックの「覗く銃口」っての読んでるんだけど
男(タフガイ)の語りなのに「昼」が「お昼」なんだよな
2.3回出てきたけど・・・
476 :
名無しのオプ:2008/07/01(火) 01:17:59 ID:kC45VH6T
いま、S・ハンターの「クルドの暗殺者」を読み直してる
この人、釘打人ボブ以外でも面白い作品おおいねぇ
477 :
名無しのオプ:2008/07/03(木) 18:07:02 ID:6jo3eQuZ
【7月3日 AFP】
左翼ゲリラ・コロンビア革命軍からの劇的な人質救出作戦は、組織に潜入していたコロンビア軍の諜報部員が、FARC 司令官の命令を装って人質を連れ出したものだった。
3日、フアン・マヌエル・サントスコロンビア国防相と、イングリッド・ベタンクール元大統領候補ら救出された元人質らが、記者会見で明らかにした。
日の出とともに開始された作戦は、チェスの『王手』になぞらえて『チェック』と名付けられていた。
ゲリラに扮した諜報部員らは、FARC の司令官が人質の移送を要求していると偽って FARC メンバーをだまし、別々の場所で拘束されている人質15人を集めてコロンビア軍所有のヘリコプターに乗せることに成功。安全な空域まで離れてから、初めて人質らに正体を明かしたという。
ベタンクール氏は、「救出作戦は非の打ちどころがない完ぺきなものだった。知らされるまでは、何が起きているかに全く気づかなかった。1発の銃弾も使われず、誰の命も奪われなかった」と述べ、事実が発覚した際、人質らは衝撃を受けたと話した。
478 :
名無しのオプ:2008/07/08(火) 17:05:36 ID:iSnnMUQ4
こないだテレビで紳助がトカラ列島の宝島が小説の宝島のモデルになった
という説があると言ってたが流石に嘘だよな?
全然関係無さそうだが……
479 :
名無しのオプ:2008/07/09(水) 13:21:28 ID:Jso9nmIE
>>478 著者のロバート・ルイス・スティーヴンソンが
トカラ列島を訪れた事があったんだろうか?
俺はないと思う。
480 :
名無しのオプ:2008/07/16(水) 16:21:21 ID:X9AJ32Ds
エリック・ローランのセス・コルトンシリーズてどう?
481 :
名無しのオプ:2008/07/16(水) 19:59:46 ID:5hxK0r2n
>>480 個人的には「エロくない『プリンス・マルコ』」みたいな感じ。
482 :
名無しのオプ:2008/07/16(水) 20:21:49 ID:X9AJ32Ds
読む価値ないやないか
483 :
名無しのオプ:2008/07/20(日) 01:06:12 ID:dXLEnKWr
高く危険な道読んでるがなかなか良い感じ
484 :
名無しのオプ:2008/07/21(月) 17:39:22 ID:f8VL33Ko
>>466 遅レスですまんが、俺は最初に読んだ小学館の名作全集のイメージがあって、アニメ版は付いていけなかった。
というより、話の本筋が変わりすぎていて嫌い。シルバーも格好良すぎるし。原作では、残忍・狡猾・それでいて
人懐こく口が達者て魅力的、能力は一流なのに詰めが甘くやる事は二流の五十男といった感じ。小学館版の挿絵は
とてもリアルで当時の雰囲気を良く出しているとおもうけど、シルバーは「アナコンダ」の時のジョン・ヴォイトにそっくりだw。
485 :
名無しのオプ:2008/07/23(水) 19:04:16 ID:DkWoUUXo
やっぱりこの板は
本格系のファンが多いんだな・・。
こういうスレは全く盛り上がらないもの
486 :
名無しのオプ:2008/07/23(水) 21:00:46 ID:rslppW9x
『高く危険な道』いいねえ。
毛色は違うが『法王の身代金』もええで。
487 :
名無しのオプ:2008/07/26(土) 06:59:57 ID:VwxmeZro
ハードボイルドの名作、お勧めを教えて下さい
ハードボイルド物を沢山書いている作家さんもお願いします
488 :
名無しのオプ:2008/07/26(土) 09:41:22 ID:1xDwDj4l
489 :
名無しのオプ:2008/07/26(土) 20:37:18 ID:/z50WJQb
>>487 デニス・レヘインの「闇よ、我が手を取りたまえ」
490 :
名無しのオプ:2008/07/26(土) 21:18:46 ID:xaa+Uc7v
>>486 巻末で紹介されてたのはどれも面白そうだったから期待
491 :
487:2008/07/27(日) 19:39:20 ID:13b6n+Tp
492 :
名無しのオプ:2008/07/28(月) 01:27:32 ID:o2kopQT4
>>487 エド・ゴーマン、ウィリアム・P・マッギヴァーンは隠れた名作かも。
それと、藤沢周平「消えた女〜彫り師伊之助捕り物覚え」
493 :
名無しのオプ:2008/07/28(月) 23:10:21 ID:svukUQPf
うわぁw
いやそのなんつーか確かにハードボイルドなんだけど、本人そのつもりで書いてるのかなぁw
>彫り師伊之助捕り物覚え
へたな国産ハードボイルドよむなら、藤沢周平でいいんじゃね、とか思う。
そんなわけで
つ用心棒日月抄 以下用心棒シリーズ
読んでおけ!図書館でもブックオフでもいいから死ぬまでに読んでおけ!
494 :
名無しのオプ:2008/07/29(火) 08:13:22 ID:i2Hp4uwg
冒険小説かというと?が辺りを飛び回るが用心棒シリーズはガチで面白いな
495 :
名無しのオプ:2008/07/29(火) 21:16:07 ID:6qWmb5Bt
冒険小説っつよりむしろハードボイルド>用心棒シリーズ
496 :
名無しのオプ:2008/07/31(木) 03:01:37 ID:6sNgJgyR
時代物で冒険小説というと南原幹雄だな。
特に幕府直轄の極秘戦闘部隊「中町奉行所」が出てくる奴はハズレなし。
「灼熱の要塞」なんてもろ「ナバロンの要塞」だし。
>>487 ローレンス・ブロック 「八百万の死にざま」
トコトンまで堕ちても矜持を失わない男を描くってのはやっぱり基本。
497 :
名無しのオプ:2008/07/31(木) 03:16:07 ID:YhDqdxyS
>>493 藤沢周平は海外ミステリの大ファンだったから、意識してると思うよ
>>496 中町奉行所が出てくる小説あったんだ
ドラマしか知らなかった
498 :
名無しのオプ:2008/07/31(木) 04:10:43 ID:6sNgJgyR
時代物だと長谷川卓の「死地」「血路」「獄神忍風」もお勧め。
忍者に匹敵する能力を持った山の民(サンカ?)と忍者軍団の
バイオレント極まりない激闘が「これでもかっ!」って位に
展開されてて無茶苦茶燃える事間違いなし。
>>497 なんか「影同心」を三倍ダビングした様なヤツだよねw
499 :
名無しのオプ:2008/07/31(木) 09:53:36 ID:+leXfBWJ
藤沢周平って山本周五郎みたいな人情ものかと思ってた。
用心棒シリーズ、おもしろそうだねぇ。
幕府直轄の極秘戦闘部隊(しびれる!)による和製ナバロンもめちゃおもしろそうだし
サンカと忍者軍団の激闘にも激しく萌える。
時代物の冒険小説というのは盲点だった。
お盆休みに読む本が決まりました。挙がってる本買ってくるわ。
ありがd^^
ガチかもしれないけど
隆慶一郎の「影武者徳川家康」はおもしろかったなぁ。
500 :
名無しのオプ:2008/07/31(木) 10:51:23 ID:46fClVV0
山本周五郎も風流太平記とかは冒険ものと言って良いかと
作品社のミステリー全集の中にも冒険スパイものがあったね
501 :
名無しのオプ:2008/07/31(木) 14:36:50 ID:Ee7wvioq
北方謙三「黒龍の柩」も時代物だけど冒険小説だな
西郷が悪者になってるから好き嫌いがわかれそうだが
502 :
名無しのオプ:2008/08/02(土) 22:53:02 ID:+6N3vEn2
>>499 藤沢周平はハードボイルドだけじゃないぞ。短編集「暗殺の年輪」「又蔵の火」や初期の股旅物はノワールの一級品だ。
「獄医師立花登手控え」「隠し剣」シリーズもやりきれない、切ない話も多い。
俺的には日本ノワールの開祖は馳星周などではなく藤沢周平だと思っている。
503 :
名無しのオプ:2008/08/03(日) 19:53:05 ID:Fx5hMUaq
藤沢周平なんか、よそでやれよ。
ジジ臭いぞw
504 :
名無しのオプ:2008/08/04(月) 00:23:54 ID:Lr0Kmns8
冒険小説、ハードボイルドだけで十分爺くさいですけどなにか?
505 :
名無しのオプ:2008/08/04(月) 12:38:28 ID:lmFYUdYe
爺くさくない小説って
どんなの?
506 :
名無しのオプ:2008/08/04(月) 13:40:29 ID:4X9ywSsn
恋空
507 :
名無しのオプ:2008/08/05(火) 11:46:37 ID:V8ngJ/Q6
>>502 馳自身も藤沢の初期はノワールだって言ってたぞ。
508 :
名無しのオプ:2008/08/05(火) 13:02:23 ID:3XPMXnlo
509 :
名無しのオプ:2008/08/05(火) 15:17:21 ID:3HjIO720
池波正太郎もノワールなんじゃね?
梅安、雲霧、鬼平とか
510 :
名無しのオプ:2008/08/05(火) 19:17:41 ID:Tk2r9cov
佐々木譲の函館戦争後の北海道を舞台にした一連の和製ウェスタンもこのスレ向きだよな。もっとも最近の佐々木はこの手の話はご無沙汰で警察小説ばかりなのが寂しいが。 話は変わって渡辺裕之の「傭兵代理店」はなかなかの拾い物。
511 :
名無しのオプ:2008/08/05(火) 20:35:16 ID:yuoPIo5Y
藤沢周平自身も、初期作をノワール的ととらえていると思う(ノワールという表現では無かったかもしれないけど)。
ただ読後感があまり良くないので意識して変化させた、みたいなのを読んだ記憶がある。
512 :
名無しのオプ:2008/08/05(火) 20:42:07 ID:CBXv3vmH
獄医師立花登手控えを読んだ
10年ぶりに小説で徹夜した
こいつはすげぇ
おまえらアリガトナ。いい小説教えてくれて。江戸の町がロスやマンハッタンなんぞよりも
身近に感じられる分、なんか臨場感がすごかったよ
513 :
名無しのオプ:2008/08/06(水) 22:15:34 ID:aq63kM8f
>>509 あくまで私見だが、池波は悲劇でも悲劇的でない読後感がある。安心して読んでいられるというか、悪く言えば真に迫ってこないというか。
それに比して藤沢は(特に初期作品は)それほど悲劇的でない作品でもその後の行く末が案じられる終わり方をするものが多い。
二人の人生経験の差が色濃く出ているのかも知れない。かたや小卒でも才気に溢れ株屋で頭角を現し、若い頃から遊びを極めてさして苦労せずに
作家になった(勿論それなりの苦労はあっただろうが)様に見える池波。此方教職につくも結核で職を失い、業界紙を転々としながら若くして
妻を亡くし乳飲み子を抱えて、直木賞にも数度落選した苦労人の藤沢。池波は池波で無論好きだし面白いのだが。
514 :
名無しのオプ:2008/08/07(木) 04:44:39 ID:9d0PsV1g
とにかく藤沢周平はおもしろいってことですな?
図書館に全集があったから、休み前にドカンと借りてくるわ\(^o^)/
515 :
名無しのオプ:2008/08/07(木) 20:01:59 ID:bdyVXbVr
ってぇかさ、そういえば時代劇小説を語るスレなり板なりってないのかな
誰か誘導宜しくたのみます。なんかおもいっきり藤沢周平語りたくなってきたよ
516 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 17:42:22 ID:7E3ZnX7f
517 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 11:06:49 ID:LAJ7p5+j
一般的に広く知られているハードボイルドの王道作品を教えて下さい
もちろん人にもよりますが、例えば少年漫画と言えばドラゴンボールと言った具合の作品
宜しくお願いします
518 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 11:29:38 ID:SbKky28j
519 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 19:45:58 ID:3TMFwyDG
‥少しは自分で調べたらどうだろうかと思うよ。
520 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 19:59:04 ID:Rjx5+wA3
まあ、こういうスレに藤沢周平のことを書く阿呆よりはマシだろうよw
521 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 20:34:56 ID:kdhgBIeK
いや、それは別に良いよ
スレ違いじゃないし
522 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 20:53:02 ID:uDGLa4Wp
523 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 23:25:36 ID:7AxXRa3h
>>517 やっぱ王道となるとチャンドラー・ハメット・ロス=マクドナルドじゃないの?あとミステリじゃないけどヘミングウェイ。
個人的には創元で出ているロス・マク物は、早川で出してる奴の習作だと思うけど。
冒険小説ならジャック=ヒンギス・アリステア=マクリーン・ギャビン=ライアル辺りじゃないかと。
524 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 00:16:17 ID:GezPVSVV
どうでもいいけどドラゴンボール並に一般に知られている
ハードボイルドってあるのかな
チャンドラーがわずかに健闘するぐらいかも知れん
525 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 00:19:44 ID:hydFJ+Gz
>>523 ただ漠然と聞いてくる人に親切だなー。
「ググったら○○など出てきましたが、他にも一般的に〜」って聞き方なら、
こっちもじゃあ答えてみようかなと思うが。
526 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 02:03:41 ID:xZ4tbNNw
単純に心の広さ
523>525
ってことかと
527 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 02:11:19 ID:pTv76AJr
まあ、ハードボイルド自体一般的とは言い難いからなw。本格と違って線引きもしにくいし。
これ以外で「一般的な」ハードボイルド作家はいないだろ。言わばハードバイオレンス=菊池秀行と夢枕獏なのと同義。
俺も王道は?って聞かれたら
>>523と同じ作家しか思い浮かばない。これ以外で王道と聞かれたら悩むが。
528 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 09:16:14 ID:zLUOdx2u
ハードボイルドってぇとよくわからんが、冒険小説ならハヤカワの
「冒険小説ハンドブック」
をかって、そのランキングのトップ10くらいを手当たり次第に読んどけば
いいと思う
其のうちに自分の好みとか傾向がわかってきて、いろいろ探すようになる
から
まぁハンドブックじたいが相当ふるい代物だから、ランキングったって
あくまで「古典」のランキングのようなもんだからそこのところは割りきった
ほうがいいとは思うけど、いきなり本屋にいって、
「これなんかそれっぽい」ってな感じでテケトーにえらんで外れをひくより
はまだマシではあると思う
529 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 09:35:30 ID:XBUhyh92
モダンホラーに分類されるが、クーンツ読んどけ。
530 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 19:39:00 ID:hydFJ+Gz
読もうと思って聞いているとは思えない。
これも私の心が狭いせいかしらね。
531 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 19:55:36 ID:w1b3Ao6m
じゃなんの為に聞いてんだよww
お前狭すぎワロス
532 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 06:17:28 ID:KIz87QLx
ID:hydFJ+Gzワロタ
533 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 11:27:44 ID:ItkTv5HJ
>>529 クーンツなんてメジャーじゃない作家のうえに複数居るんだぞ
D.R.クーンツのことか?
534 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 11:42:22 ID:NdGN3ZH1
モダンホラーでクーンツったら一人しかいねえべや。
で、メジャーじゃないって?
じゃあ、メジャーって誰だよ?キングか?
535 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 12:34:08 ID:maTDIrmM
ちなみに「スティーヴン・クーンツ」なんて冗談みたいな名前の冒険小説家いたよな
すまん、余計なことだった
536 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 16:45:45 ID:92e+Cyhw
冒険小説読んでる人はもっと人間できてると思ったが
意外とねちっこい人が多いね
537 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 19:27:28 ID:RJzVwy41
クーンツの「心の昏き川」「ライトニング」最強
538 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 21:09:26 ID:W0C6QhIV
『コールド・ファイア』と『ウィンター・ムーン』が好き。
“超訳”以降は読んでないんだけど、どうなの?
だれか教えてたもれ。
539 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 21:11:29 ID:RJzVwy41
超訳の1発目は糞だった。
その後は読んでない。
540 :
名無しのオプ:2008/08/11(月) 23:49:53 ID:lkq4Sugi
>>536 どこにでも粘着はいる。ましてやここは2chw。
541 :
名無しのオプ:2008/08/12(火) 10:26:00 ID:45T0dvxm
クーンツの超訳以降に邦訳刊行された作品だと、
『サイレント・アイズ』『対決の刻』『チックタック』は印象に残っている。
ハチャメチャなキャラとエピソードがクーンツっぽくて。
最近出た『善良な男』は、ロマンスを抜いたロマンス本って感じだったな。
設定とか展開がロマ本によくある内容だったので。
なかったのはロマンス描写だけとゆー。
早川から出てる『ハズバンド』とあわせて、クーンツテイストが少ない作品って感じ。
542 :
名無しのオプ:2008/08/12(火) 12:40:16 ID:d2A8DBaf
『サイレント・アイズ』も『チックタック』も執筆されたのは2000年より以前。
それ以降も10作以上書いてるようだが、ほとんど邦訳されていないらしい。
あまり面白くないってことなんだろうか・・・
543 :
名無しのオプ:2008/08/13(水) 00:16:58 ID:qUf5n21T
ウォッチャーズが最高。またあんなのが読みたい。
544 :
名無しのオプ:2008/08/13(水) 11:14:40 ID:TwiV3Qd+
>>542 面白さとかだけでなく権利料金とかの問題ではないかと推測。
一度高額になったらなかなか落とせないだろうし。
それでもメチャクチャ面白いなら高額でも権利を取得するだろうけど、
本国での売れ行きがそこそこなら、日本での翻訳本のお寒い状況を考えると控えてしまうのかもね。
545 :
名無しのオプ:2008/08/15(金) 17:29:14 ID:yQhpa1Yu
そう言えば、ロバート・R・マキャモンも、再版するのに結構な額の再契約が必要なので、
再版できないって聞いたことあるな。
少年時代が文春じゃなくソニーで再版になったのもそんな関係らしいって。
文春文庫のはbookoffなんかで手に入りやすいけど、
スワン・ソングとかスティンガーとか狼の時なんか中々ないもんな。
もっと読まれてほすい・・
546 :
名無しのオプ:2008/08/15(金) 19:16:12 ID:4HoTBy6l
少年時代はちょっと前まで入手難で探し回ったんだが、
今は軽く手に入るね。
547 :
名無しのオプ:2008/08/15(金) 19:58:44 ID:pxyxW4GI
狼の時はかなり見かける気がする
548 :
名無しのオプ:2008/08/16(土) 21:56:14 ID:nXCyHsCJ
マキャモンといえば「魔女は夜ささやく」もそろそろ文庫化していい頃合だね
549 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 01:08:42 ID:oEalpAq1
グレッグ・ルッカの新刊がハードカバーなのが不満だ。高いし嵩張るし。
550 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 09:52:21 ID:ezBiymFC
>549
来月の文庫以外になんか出るの?
551 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 18:11:14 ID:oEalpAq1
「天使は容赦なく殺す」の話。新刊と言うには少し経ったかな。
552 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 18:37:21 ID:NFXE9WzT
それにしても『哀国者』という邦題はなんとかならんかったのか
553 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 19:16:30 ID:pnxyMRD2
>>551 奥付年月だと一年前なので、新刊というには‥って気が。
ルッカのシリーズ物は講談社から文庫だけど、
文春からのはハードカバーなんですよね(「天使〜」はソフトカバーだったか‥でも高い)。
554 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 21:16:47 ID:Gukhw4WL
講談社といえばリー・チャイルドはもう出ないのか?
555 :
名無しのオプ:2008/08/19(火) 21:24:56 ID:VMTFfV1l
サム・リーブスの本はもう出ないのか? 読みたい。書いてないのかな。
556 :
名無しのオプ:2008/08/20(水) 00:35:51 ID:9INfcXcS
向こうじゃ出てるけど、日本では売れないから出てない(出さない)とか。良くある事。
557 :
名無しのオプ:2008/08/20(水) 01:09:41 ID:YTvdFe/g
向こうで買ってこればいいのか
558 :
名無しのオプ:2008/08/20(水) 17:59:01 ID:7jxH94cQ
未訳の原書が出ているかどうかはamazon等で容易に調べられる
便利な世の中になったもんだ
559 :
名無しのオプ:2008/08/22(金) 13:16:00 ID:QAy7ufve
560 :
名無しのオプ:2008/08/22(金) 20:18:21 ID:Lgyn3jhq
561 :
名無しのオプ:2008/08/23(土) 08:13:33 ID:juPiyqZP
ラティマーって、今で言うハードボイルドって感じじゃないよな
雑誌がハードボイルド系だっただけの理由でハードボイルド扱い。
いま読んでも軽快で面白いが、いわゆる「軽ハードボイルド」とも色合いが違って、
どうも「アメリカ版島田一男」(島田が後発だが)としか思えない
562 :
名無しのオプ:2008/08/26(火) 09:07:08 ID:aslBZICj
ラティマーは昔風のハードボイルドだよ。「影なき男」とクレイグ・
ライスのあいだに来る。ガードナーはもっとシリアスな作風。
563 :
名無しのオプ:2008/08/26(火) 21:42:23 ID:i9EvsAJn
>>562 ラティマー
クレイグ
ガードナー
・・・『狼殺し』を連想したのは俺だけかな?
564 :
名無しのオプ:2008/09/06(土) 13:15:46 ID:zOoiuG+Z
ハードボイルド小説特有のあの「洒落た会話」や「クサい、気障なセリフ」が
どうしようもなく好きなんですが、
ロバートBパーカーやチャンドラー以外に、そういう会話やセリフが存分に味わえる
小説ってありますか?
オススメ度別に挙げられるだけ挙げて頂ければありがたいです。片っ端から読んでいこうと思います。
ちなみにアニメのカウボーイビバップなんかも好きなタイプです。
よろしくお願いします。
565 :
名無しのオプ:2008/09/06(土) 16:41:58 ID:QWrKpGvk
『ゴーリキー・パーク』と『シャドー81』復刻してんのな。
いい事だ。
566 :
名無しのオプ:2008/09/06(土) 16:55:58 ID:S64ECK+i
567 :
名無しのオプ:2008/09/06(土) 17:38:33 ID:LAyJkJ91
「ゴーリキーパーク」は映画も良かったね。
未公開だったけど。
ブライアン・ガーフィールドの「ホップスコッチ」「反撃」復刊してくれないかな。
568 :
名無しのオプ:2008/09/06(土) 18:14:58 ID:XjudpBmp
>>564 デニス・レヘインとジェイムズ・クラムリー
569 :
名無しのオプ:2008/09/06(土) 19:58:51 ID:hAmRql1W
570 :
564:2008/09/06(土) 19:59:26 ID:zOoiuG+Z
>>566 レスありがとうございます。絶版のものが多いですね。古本で探してみようかと思います。
入り口は「A型の女」あたりがいいんでしょうか。
>>568 レヘインはミスティックリバーの人ですね。映画は観たことあります。
ミスティックリバーの原作は読んだことがなかったので、ちょっと読んでみます。
ジェイムズ・クラムリーは調べてみましたが、あらすじや評判からしてモロに好みに合致しそうです。
早速アマゾンで「酔いどれの誇り」注文しました。
ちなみに国産ではそういうのはないですか? やっぱり海外が主流なんでしょうか。
571 :
564:2008/09/06(土) 20:00:45 ID:zOoiuG+Z
>>569 ローレンスブロックは小説作法本と、八百万の死にざま持ってるんですか
どっちも積ん読状態でした…。さっそく引っ張り出して読んでみます。
ありがとうございます。
572 :
566:2008/09/06(土) 20:12:51 ID:nyg974hq
573 :
566:2008/09/06(土) 20:44:56 ID:nyg974hq
あ、私立探偵物が希望だったね。
私立探偵アルバート・サムスンシリーズでは、「消えた女」がオススメ。
574 :
564:2008/09/06(土) 21:00:50 ID:zOoiuG+Z
>>566 ありがとうございます。「刑事の誇り」はシリーズ2作目のようですが、一作目から
読まなくてもわかりますかね? 大丈夫なようでしたら、読んでみます。
あと、パーカーとチャンドラーで探偵もの希望のような印象を与えてしまったかもしれませんが、
「気障な台詞」と「お洒落な会話」があればなんでも結構です。
村上春樹なんか大好きなので、ご存知でしたらジャンルを問わず教えて頂けると有難いです。
575 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 00:39:28 ID:+mLWOSvK
ギャビン=ライアル「深夜プラス1」・原 ォ「愚か者死すべし」以外の四冊
ジョージ=P=ペレケーノス「俺たちの日」・大沢在昌「夏からの長い旅」
あと読んでいるとは思うが一応、広江礼威「ブラック・ラグーン(漫画)」を。
576 :
566:2008/09/07(日) 00:51:30 ID:d5oXyYZv
>>574 「刑事の誇り」は、「気障な台詞」と「お洒落な会話」とはかけ離れた、
「嫌み」・「皮肉」の世界なのでw
やはり「消えた女」をオススメする。
577 :
564:2008/09/07(日) 07:48:05 ID:MbfFfuJd
>>575 深夜プラス1は読んだことがあります。あれは良かったですね。
原リョウは「日常ではまずありえない会話」みたいなアマゾンのレビューを読んで、即効で注文しました。
ストライクゾーンど真ん中っぽいですね。「俺たちの日」「夏からの長い旅」も続けて読んでみたいと思います。
ブラック・ラグーンはタイトルは知ってるのですが、読んだことはありませんでした。
ハードボイルドだったんですかね…? 漫画は好きなので、これを機に読んでみます。
レスありがとうございました!
>>576 「消えた女」ビッダーズで見つけたので注文しました。「嫌味・皮肉」はスペンサーっぽいですね。
マーロウもそうですが、人をうまいことおちょくるタイプも好きなので、「刑事の誇り」も折をみて読んでみます。
たびたびのレスありがとうございました!
578 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 11:35:10 ID:xtr5rIwO
矢作俊彦「さまよう薔薇のように」「ロング・グッドバイ」あたりも台詞がかっこいいお
579 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 11:42:21 ID:qojYjSLv
ブラックラグーンはただの萌え系ガンアクションかと思ってたら
意外としっかりした話の作りで驚いたな
580 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 17:47:42 ID:y9B2YxYy
萌え系というよりビッチ系だしな。
確か3巻の帯では船戸与一が推薦文を寄せていた。
その船戸は最近ちょっと……満州国演義は割といいが。
581 :
564:2008/09/07(日) 21:03:48 ID:MbfFfuJd
>>578 矢作俊彦の「ロング・グッドバイ」は気になってました。読んでみたいと思います。
ありがとうございました!
それにしても船戸与一が推薦文を書くコミックって…。ちょっと漫喫走ってきます。
582 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 23:01:23 ID:rIR/kkUo
ここ半年くらいで急に本を読み出した。子供に手がかからなくなったのもあるが。
本屋でなにげにハンターの狩りのとき?(だたような)を読んでハンターを
全部読み、クィネル、クランシー、クリスライアン、マクナブを読んだ。
一人の作品を全部読み終わった後、いつも誰を読もうか探すのに苦労してた
けどいいスレ見つけた。どんどん俺ら素人に教えてください。
とりあえず上記の後は誰を読めばいいですか?
583 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 23:02:38 ID:kn7Xagm5
584 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 23:12:50 ID:2o00gEZ4
ソビエト解体前のフレデリック・フォーサイス諸作品
585 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 23:21:36 ID:+JjREwwp
ハードボイルド・冒険小説の名作を三つ上げるスレ
も参考にどうぞ
586 :
名無しのオプ:2008/09/07(日) 23:24:09 ID:d5oXyYZv
>>582 ジェフリー・アーチャー
クーンツ
ロバート・リテル「スリーパーにシグナルを送れ」
587 :
名無しのオプ:2008/09/08(月) 01:29:09 ID:eC0PEdJj
>>581 作者の広江氏はよく小説を読むそうだ。マクリーンやジョゼ・ジョバンニ、
船戸与一等、男節・暗黒系が好きとインタビューにあった。推薦文は多分そのせい。
588 :
名無しのオプ:2008/09/08(月) 14:08:22 ID:adcD6LX2
>>581 洒落た会話と華麗な文章なら、矢作の「マンハッタン・オプ」をお薦めする。
「声に出して読みたいハードボイルド」とでも云おうか。
最近文庫でコンプリートされたから、すぐに見つかるとおも。
589 :
名無しのオプ:2008/09/08(月) 14:35:00 ID:DvOAdBDL
>>587 作中でバラライカが「真夜中のデッドリミット」を
読んでるシーンもあったね
590 :
581:2008/09/08(月) 22:49:58 ID:y+kFl101
>>587 それはかなり期待できそうですね…。アマゾンでとりあえず一巻だけ注文してみました。今から楽しみです。
>>588 アマゾンのレビュー読んで即効で4巻まで注文してしまいました。かなり雰囲気に浸れそうなシリーズですね。レスありがとうございました!
>>589 真夜中のデッドリミットは泣きましたよ…。ダーティーホワイトボーイズとかも好きなんですが。
かなり信用に値する漫画家さんみたいですね。ますます楽しみです。
591 :
名無しのオプ:2008/09/09(火) 21:33:44 ID:hEzUowHF
>>590 チャンドラーが好きならジョン・エヴァンスなんかもいいよ
592 :
名無しのオプ:2008/09/09(火) 22:47:04 ID:tr/nKQ03
エヴァンスの「栄光」4部作の探偵ポール・パインは、全般に抑制が利いていてマーロウほどええカッコしいでないのがいい。
マーロウのフォロワー各種は、途中で別路線に走ったロスマクのアーチャー(これも辛気くさいが)を除くと、
「絵に描いたようなハードボイルドの私立探偵」で、いかにも「どうだこれが男だ、カッコいいだろう」が過ぎて
正直お腹一杯になるのが多いから。
エヴァンスは赤狩りの時代に有名作家のゴーストライターになって気骨を見せたのが凄い。
よりによってスピレインの代作で赤狩り批判SF風サスペンスを書いたり(スピレイン本人の発想ではとても書けない)、
ノンポリの極致みたいなエラリー・クイーンの代作で「ガラスの村」書いたりしてるらしい……
593 :
名無しのオプ:2008/09/12(金) 02:21:26 ID:qGq7r0M4
エヴァンズもクイーンの代作やってたのか
スタージョン、デイヴィッドスン、ホックしか知らなかった
594 :
名無しのオプ:2008/09/12(金) 08:15:33 ID:1fku0Dx2
クイーンの代作ってほんと豪華メンバーだなw
595 :
名無しのオプ:2008/09/12(金) 10:19:29 ID:rkSZjxQO
それは初耳だけど、時期的に考えて『ガラスの村』が代作の可能性って
ほとんどないと思うんだが? 『盤面の敵』より9年も前だし。
どうなんだろ?
596 :
名無しのオプ:2008/09/14(日) 21:16:12 ID:e6mgQKAM
今日のGET品
デズモンド・バグリイ「黄金の手紙」
デズモンド・バグリイ「マッキントッシュの男」
デズモンド・バグリイ「バハマ・クライシス」
デズモンド・バグリイ「スノー・タイガー」
レン・デイトン「トゥインクル・トゥインクル・リトル・スパイ」
ハモンド・イネス「北海の星」
ジョエル・スワードロウ「コードZ」
東野圭吾「ゲームの名は誘拐」
各105円
マクリーンも10冊ぐらいあったが、
よくわからなかったのでスルー。
597 :
名無しのオプ:2008/09/15(月) 16:28:29 ID:5YKoJoqN
そりゃまたずいぶん粒ぞろいのbookoff(?)だな。
うらやましい。
598 :
596:2008/09/15(月) 18:38:41 ID:qigvN9vK
一生後悔しそうなのでw
マクリーンもGETしてきました。
以下の13冊。
「ユリシーズ」は確か持ってたのでスルー。読んでないけど。
「八点鐘が鳴る時」「ナヴァロンの嵐」「歪んだサーキット」
「金門橋」「北極基地/潜航作戦」「北極戦線」
「シンガポール脱出」「地獄の綱渡り」「北海の墓場」
「魔女の海域」「悪魔の兵器」「黒い十字軍」「黄金のランデヴー」
各105円 atブコフ
599 :
名無しのオプ:2008/09/15(月) 21:42:42 ID:yh9iK8mE
愛読家が逝ってしまって放出されたもの、とみた
600 :
596:2008/09/15(月) 22:20:57 ID:qigvN9vK
えーなんか気色悪っ
まあ、でもそれぐらいじゃないと、こういう一挙放出ってないよね。
601 :
名無しのオプ:2008/09/15(月) 22:28:02 ID:yh9iK8mE
すまん、聞き流してくれw
よしんば事実であったとしても、あなたのような人に渡れば
本も持ち主も本望であろうかと。
602 :
名無しのオプ:2008/09/15(月) 23:29:09 ID:g4Z6cYBc
札幌のブックオフで、
ある時それ系の本がやたら充実していたら
オレが死んだと思ってくれ。
『シブミ』の下巻200ページ前後に醤油のシミがあったら間違いない。
603 :
名無しのオプ:2008/09/16(火) 08:41:54 ID:H7X1Mx0w
「俺がハマーだ」の105頁と106頁が糊みたいなので張り付いていたら俺が(ry
604 :
名無しのオプ:2008/09/17(水) 04:46:52 ID:nHcT0YLt
こないだ俺が行ったブックオフも冒険小説系が割とあったな
その代わり本格はさっぱりだったが
605 :
名無しのオプ:2008/09/17(水) 10:50:28 ID:xzMNr+Hr
>>592 エヴァンズが『ガラスの村』の代作者っていう根拠・ソースを教えてくれ
これが本当だったら、凄いことだ
606 :
名無しのオプ:2008/09/17(水) 18:20:06 ID:ebCmSrmD
アダム・ホール「第9指令」って面白い?
同じ時期の国際謀略小説で面白いのがあったら教えてください。
607 :
名無しのオプ:2008/09/17(水) 23:21:53 ID:na4F8LRZ
608 :
名無しのオプ:2008/09/18(木) 23:39:04 ID:kVFFQ+yv
>>606 スパイ物が好きなら読んで損はないよ。 同時期ではないけど、バー・ゾウバーはハズレ無し。後、地味だけどフランク・ロスの「デッドランナー」「眠れる犬たち」とか。
609 :
名無しのオプ:2008/09/19(金) 21:07:47 ID:DEQ4gAqJ
「ナヴァロンの風雲」だけ図書館にあったので借りて読んだ。たいへんよく似ていた。
「雷鳴」も探したら無くて、リクエストしたら都立図書館からの貸し出し本が来た。
610 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 17:55:34 ID:9+IEO1P3
2008/09/20(土) 17:48:05 ID:???0
ジェイムズ・クラムリー氏=米国の推理小説作家
ジェイムズ・クラムリー氏(米国の推理小説作家)米ワシントン・ポスト紙(19日付)
によると、16日死去。68歳。米テキサス州生まれ。1978年に発表した、酔いどれ
探偵の姿を詩情豊かに描いたハードボイルド小説「さらば甘き口づけ」(日本では
早川書房刊)で一世を風靡(ふうび)した。
611 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 18:12:09 ID:z/MwzZ6p
風靡してねーしw
612 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 21:32:23 ID:uoBZ1x3u
若い頃、リアルタイムでで読んでいた作家が、このところ次々に逝くなあ。
仕方がないことだけど寂しい限りだ。
613 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 22:17:32 ID:t+B31MXv
寡作ながらかなり好きだったんだが・・・
RIP
614 :
名無しのオプ:2008/09/21(日) 00:20:02 ID:5F2gSvnY
まだ若いのにね。
615 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 15:55:51 ID:OobmVwJq
「さらば甘き口づけ」を読んで、"ちょっと文学寄り過ぎて自分には向かないな"、と
思ったきり読んでないな。
もう一度読み返してみようか。
616 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 18:28:35 ID:ZWxPBvEc
ネルソン・デミル「将軍の娘」
かなり面白かった。
ハリウッドの映画的な描き方で読ませるね。
ラストも上手い。
もう少し、ストーリーに説得力とヒネリが欲しい気もするけどね。
617 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 19:02:20 ID:OobmVwJq
>616
自分は先にアクションてんこ盛りの映画版を観ていたせいで、原作が
意外にも古典的な名探偵ものの枠組みに忠実に書かれた本格ミステリ
だったので驚いた。
618 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 22:58:38 ID:7vodK6CS
激しい輪姦シーンがあり面白い名作冒険小説教えてください。金持ちで高飛車な糞バイタが輪姦されるのとかが良いです。グロとかも大丈夫です。
619 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 23:00:29 ID:7vodK6CS
ちなみに将軍の娘はもうみたのでいいですm(__)m
620 :
名無しのオプ:2008/09/22(月) 23:03:15 ID:ZWxPBvEc
荒らすな
621 :
名無しのオプ:2008/09/23(火) 09:03:11 ID:GGl1sJad
>618
激しいか輪姦かどうか知らんが
ジョーゴアズ『野獣の血』
トンプスン&デイリィ『TVショウ・ハイジャック』
ディーン・R・クーンツ『ウィスパーズ』
ジリアン・ホフマン『報復』
ハロルド・ロビンス『冒険に賭ける男』
622 :
618:2008/09/25(木) 19:10:45 ID:Vw52B9b8
なるほどありがとうございますm(__)m
それらは輪姦うんぬん抜きにしても、話の内容も面白いですよね?
623 :
621:2008/09/26(金) 23:20:16 ID:VBu31VIY
もちろん好き嫌いはあるんだろうが、
基本的には保証する。補償はしないが。
624 :
名無しのオプ:2008/09/26(金) 23:30:55 ID:MgW6EqnJ
ちょと、何故突然「汚れた七人」復刊?
っていうか順番考えろ
あと「カジノ島壊滅作戦」も復刊するように
625 :
名無しのオプ:2008/09/27(土) 23:41:17 ID:5XUIfPtM
626 :
名無しのオプ:2008/09/28(日) 06:57:00 ID:Dgv2G96o
627 :
名無しのオプ:2008/09/29(月) 22:07:54 ID:xvlDwj/5
>>610 おおお…
ライアル辺りからどんどんという感じだなあ…
それはともかく、鳴海章のゼロシリーズ読んでる人とかいます?
628 :
名無しのオプ:2008/09/30(火) 00:16:01 ID:Vkxa+WhB
鳴海は今のトコ「撃つ」「キッカー」「ハインド・ゲーム」しか読んでないけどハズレはないね。特に「ハインド〜」は戦闘ヘリが主役ってのが嬉しかった。他で戦闘ヘリがメインの冒険小説なんてサバリンの「リンクス」「ハマーヘッド」位しか無いし。
629 :
名無しのオプ:2008/10/01(水) 11:09:02 ID:svdFey39
『攻撃ヘリ〈ハインド〉を撃て』 ジェラルド・ シーモア
630 :
名無しのオプ :2008/10/03(金) 21:22:08 ID:pdstaaIt
クラムリーは、ミスマガで追悼特集とか組まれるのかな?
無理かもな・・・・。
631 :
名無しのオプ:2008/10/03(金) 21:32:45 ID:WLQM2fil
勿論やるでしょ
早川だし
632 :
名無しのオプ :2008/10/04(土) 02:21:22 ID:pKN2MZKw
あ、そか、
小鷹さんの虎の子だしな・・・。
633 :
名無しのオプ:2008/10/13(月) 01:56:39 ID:VOpMFo+5
>>627 ゼロ・シリーズ面白いな。
戦闘機好き、冒険小説好きにはおすすめ。
鳴海章は最近の狙撃手シリーズ(?)も面白い。
狙撃シーンをはじめとする銃撃戦描写の迫力と
陰謀サスペンス系のストーリー展開がたまらん。
634 :
名無しのオプ:2008/10/13(月) 22:35:34 ID:Z7QUVPij
ジョン・ル・カレ 『サラマンダーは炎のなかに』(上・下)
11月11日 光文社文庫
635 :
名無しのオプ:2008/10/14(火) 03:10:24 ID:QXj5XHp+
>>628 『ハマーヘッズ緊急出動』はヘリ物に…なりませんな、オスプレイだし。
鳴海章の『ナイトダンサー』にも、アパッチの戦闘シーンがチラッとだけありますが…うーん。
>>633 狙撃手シリーズはまだ未読なんですが、たまらん感じですか。
さっそくチェックしてみます。
636 :
名無しのオプ:2008/10/17(金) 20:00:36 ID:A1XUV1W6
637 :
名無しのオプ:2008/11/06(木) 10:01:25 ID:M9WXp5+U
2008/11/06(木) 09:59:04 ID:???0
マイケル・クライトン氏(米作家)AP通信などによると、4日、がんのためロサンゼルスで
死去、66歳。家族が明らかにした。
42年、シカゴ生まれ。ハーバード大で医学を専攻。在学中に創作活動を始め「アンドロメダ
病原体」で人気作家に。「ジュラシック・パーク」や「ディスクロージャー」「ライジング・サン」などは
映画化された。
ロイター通信によると、作品は世界で1億5000万部以上が売れた。
日本でも放送されたテレビドラマ「ER 緊急救命室」の制作も手掛けた。(ニューヨーク共同)
638 :
名無しのオプ:2008/11/07(金) 20:35:20 ID:AZtZNoC+
うわああクラムリー亡くなってたのか全然知らんかった
ミロものもう1作くらい書いて欲しかったなあ‥
639 :
名無しのオプ:2008/11/07(金) 20:50:00 ID:80kakHpc
マイケル・クライトン若いなあ‥‥
そんなに沢山は読んでないけど読んだ作品はどれも面白かった。
合掌。
それにしても、マイケル・クライトンクラスに、1億5000万部
っていうのは、多いんだろうか。
赤川の2億部越えっていうのを聞いた後では感動が薄い‥‥
640 :
名無しのオプ:2008/11/14(金) 21:45:39 ID:91cLxkvE
まあ、赤川の方がマーケットの広さでは圧倒的に不利だからね。殆ど日本だけで二億部の方が凄いわね。
641 :
名無しのオプ:2008/11/15(土) 09:27:32 ID:rNweCoas
狭い日本で二億部も出して目障りだ
642 :
名無しのオプ:2008/11/15(土) 14:13:41 ID:r9Asqk1B
「楽園占拠」 とにかくグダグダ過ぎ。 同窓生が云々の件なんてどうとでも端折れるだろうに。しかも肝心のアクションシーンは盛り上がる事なく淡々と・・・
643 :
名無しのオプ:2008/11/17(月) 01:01:07 ID:ZegnbVmD
鳴海章の「撃つ」長い事積読だったけど漸く読了。 期待以上に面白かったがちょっとクィネルパクってるのも微笑ましいw
644 :
名無しのオプ:2008/11/20(木) 17:25:51 ID:HF0mAdpG
亀だけど、上のほうで藤沢周平の評判がすこぶる良いので、「用心棒」シリーズ読んでみた。
めちゃくちゃおもしろい!
今日ブックオフに行って他の本もドカンと買ってきた。
また寝不足になりそうw
推してくれた人たち、ありがとう(^^)
645 :
名無しのオプ:2008/11/24(月) 11:25:22 ID:f5CAPmHj
昨日、霞ヶ浦に史跡旅行に行ったんだけどさ。
越冬渡り鳥の餌付けしてる爺さんが「こいつらはハバロフスクから飛んできた」
「ロシア人の若者に教えてもらった」「彼らをあんな風にすべきではなかった」いうのよ。
で近所の浄土真宗の寺に行くと坊さんに偉く嫌われてさ。
成田から流れてきた坊さんでさ。
「あんたの著作を読んだ事がある、たしか三里塚闘争について書かれていたね」
「ものの見方が一面的すぎる」でおしまい。
で古い墓石探しているうちにロシア語の墓碑銘がでてきてさ
「1941.06.22 ロシア空挺狙撃兵22名ここに眠る」
で、そのあと村を出ていけ出て行かないの大騒ぎ。
鐘つきの爺さんがいうには
「彼らはミスタ東條を殺しに来たんだ」
646 :
名無しのオプ:2008/11/24(月) 11:42:14 ID:saKS5aZA
日銀図さん?
647 :
名無しのオプ:2008/11/24(月) 12:18:58 ID:f5CAPmHj
うん。でも書いてから気づいた。東條内閣は10月18日からだったorz
こうイギリスとかの自然を背景にした風光明媚な冒険小説よみたいなあ。
連休中、田舎周り三昧だけど、自然はええ
648 :
名無しのオプ:2008/12/07(日) 23:25:17 ID:hbO/By7V
>>647 国産だけど「シートンの毛皮」はお薦めしたい。後、樋口の山岳物はハズレ無しな気がするんで個人的には樋口は和製バグリイだと言いたい。
649 :
名無しのオプ:2008/12/26(金) 21:15:50 ID:3gcVKv13
ちょっと失礼。
ギャビン・ライアルってもうあまり語られないんですか?
当方、深夜プラス1、拳銃を持ったヴィーナス、影の護衛、スパイの誇りを読みました。
ウィットに富んだ会話、独特の暗欝で閉塞した感じとかが彼の持ち味かと思うのですが
改めてライアルの魅力を教えてください。
650 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 11:08:08 ID:jsX/lG54
>>649 あらためて語るとなると難しいですね
抑制とか節度の作家という印象があります
自分から口は開かないけど、問われれば簡潔に答えてくれる、そんな感じ
だから、「深夜プラス1」のラストのように、ハーヴェイの感情の表出(そしてカントンの心象)が
心に残るのだと思います
冒険はロマンのためではなく、撃ち合いもプライドのためではなく、
ただ必要だから、そこが自分の歩む道だから歩む
だから、ライアルの描くうらぶれた主人公は、諦念を抱えていてもどこか居直ったような、
胆の据わった感じがあって、他のヒーローとは格が違うな、という印象を抱きます
ハードボイルドのおかれた現在の状況を考えると、ライアルもまた
非常に古いタイプの作家と言えるのかもしれません
「ちがった空」「もっとも危険なゲーム」は探して読まれることをお薦めします
651 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 18:55:44 ID:aMGfFdSE
>>650 >649ですが、丁寧にこたえてくれてありがとうございます。
私は、例えばロス・マクも読むんですが、彼の物語には大人になろうとしてもがいている感じがします。
ライアルやフランシスなどは、大人の書いた小説だという感触がある。
大人の男性の世界や、達観したようなものの見方に触れた感じが、初めて「深夜プラス1」を読んだ時しました。
ただフランシスのヒーローたちは自己再生を果たすのに、ライアルの人物たちは変化(成長?)しませんね。
それに、独特の閉塞した感じがしたのですが。
薦めてくださった2冊、探してみます。
それと、一冊読んだだけですが、マクシム少佐が好きですね、あのペシミスティックな感じが。
652 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 19:37:32 ID:u5h09mJr
深夜プラス1の主人公は成長の兆しが見えると思うけどな
653 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 20:35:15 ID:NeOlZ3di
>>651 横から失礼。
>ただフランシスのヒーローたちは自己再生を果たすのに、ライアルの人物たちは変化(成長?)しませんね。
そこが肝だと思う。ライアルのキャラクタは、登場の時点で己を知り、最後まで自分の立ち位置を変えることがない。
過去や職業に密着した自己規定は、自ら欲しようとも、もはや脱ぎ捨てることもままならない。
「深夜プラス1」で、カントンが結局はカントンであることに戻っていったように。
654 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 21:12:48 ID:u5h09mJr
フランシスのヒーローって自己再生してるのかな?
危機を乗り越えても生き方を変えている様な印象は受けなかったけどな
むしろ変化せず自分自身を愚直に貫いてそれが最後に報われるって
風に捉えてる
生き方を変えたり成長したりするっていうと自分はD・M・ディヴァインを
思い浮かべる
655 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 21:44:44 ID:/BYvx0W4
>>653 失礼などとんでもない、いろんな意見が聞けて嬉しいですよ。
652、654の両氏もどうもです。
なるほど。
その報われるというか救済があるのが、再生という風に私は捉えてたのかな。
それで、ライアルにはそういう解放感を受けなかったという感じです。
656 :
名無しのオプ:2008/12/28(日) 23:14:03 ID:iiqf08AW
フランシスの主人公は、人格的な成長というかブレはないかもしれないけど、なにかコンプレックスを抱えていて、試練を通じてそれを克服していく印象はあるな
特に初期の作品
657 :
名無しのオプ:2008/12/29(月) 00:06:12 ID:9nbrdQ6s
>>655 651です
冒険物語の定型のひとつが自己再生の過程ととらえると、ライアルの物語は独特ですね
自己規定は息苦しいもので、閉塞した読後感があるという感想にも一部うなずけるものがあります
だからこそ、年配の読者に支持されるのかもしれません
おじさんみんな、ちょっと苦しいんですよ 皆が皆リーアム・デブリンを気取るわけにはいかんし
>>656 フランシスの作品はそのあたりが明確なので、カタルシスが常に高いですね
シッド・ハレーの話などは典型で、シリーズを通じて意識的にその構造を守ってお話作りをしているようです
ただ、「罰金」だったかなあ、主人公の奥さんが病気で寝たきりのやつ
あの話は傑作とは言えないかもしれないけれども、妙に印象に残る話でした
ライアルだったらどう書くだろうか、なんて思うことがあります
658 :
名無しのオプ:2008/12/29(月) 00:15:18 ID:9nbrdQ6s
↑
あら失礼 650です
659 :
名無しのオプ:2008/12/29(月) 01:04:09 ID:IrGTwk37
>>657 あー、「罰金」ね
なんというか、エンターテインメントと純文学の境界スレスレの、きわどい(重い)テーマを扱ってて、スリリングだったな
落としどころは、ほっとしたようなもの足りないような、でした
660 :
名無しのオプ:2008/12/29(月) 01:21:26 ID:cCld8XJU
>>657 655ですが、また丁寧にありがとうございます。
私が初めて「深夜プラス1」を読んだのは14歳位でしたか、勿論分からない機微がたくさんあったのですが、
分からないなりに海外の大人の小説を読んだという感慨がしたし、スッとあの物語に入れたんですよね。
でもそれ以降、ライアルの他作品にはスッと入れるという感じがあまりしないできて…
と、私は彼の小説には両義的な感情を持っていて、このような質問をした次第です。
661 :
名無しのオプ:2008/12/29(月) 18:51:52 ID:hpjbN49v
連投になってしまいますが、すみません。
いま「裏切りの国」を読んでいるけど、「深夜プラス1」はライアル作品で例外だったのかもしれませんね。
ケインやロヴェルは正義やモラルの意識が高いようにみえる。
サーバントのマクシム少佐らはともかく、氏はピカレスクを描いてきたのかな、と。
662 :
名無しのオプ:2008/12/30(火) 10:21:33 ID:/zIj86iW
マイケル・暗豚
合掌
|∧∧
|・ω・`) よろしければお茶どぞ
|o旦o
|―u'
663 :
名無しのオプ:2009/01/01(木) 00:41:01 ID:PwfBHSF0
深夜プラス1
危険なゲーム
マクシム少佐シリーズ
この辺り以外をとにかく復刊(?)してくれんかな。
在庫ないのに文庫本末尾に紹介文載ってるのを見るたびイラッとする
664 :
名無しのオプ:2009/01/01(木) 09:52:29 ID:a5y9/IFY
>>663 上二つは普通にamazonで買えるが。
665 :
名無しのオプ:2009/01/01(木) 09:52:46 ID:a5y9/IFY
と、勘違い。スマソ。
666 :
名無しのオプ:2009/01/01(木) 10:45:09 ID:sf/oZA0w
先日赤木かん子の子どもの本の事情を書いたものを読んだところ、
古い作品を再刊する場合、昔の版の活字だと今の読者が読みにくく感じるから、
フォント選択等々から作り直すようになっているとか。
そうやって出版社は古典をまた再刊し始めているというので、
ハヤカワの古い作品群も少部数で再刊されるかもしれないと、淡い期待を抱いています。
一応ライアルの作品は持っているんだけど、20年くらい前の本で紙はもう茶っぽいし、
今の活字に慣れている目には読みにくいし(老眼じゃないけど)、
リニューアルしてくれると嬉しいな。
667 :
名無しのオプ:2009/01/01(木) 22:04:15 ID:PwfBHSF0
>>666 やはり今の出版の趨勢というのは、カバーを漫画家のイラストにしたり芸能人を起用したりもそうだが読み易さや手に取りやすさ(?)が第一にされてるのかしらん。
図書館で高齢者向けの本を見てみると、笑ってしまうくらい字がデカイが(笑)
普通の文庫でポイントでかくするのもそういう理由からなのか。
個人的には今より一回りポイント小さい方がしっくり来るし、一昔前の表記(漢字・片仮名など)も嫌いではないので
デカイ字&隙間だらけのページを見ると小馬鹿にされたような気になる。
椎名誠さんがエッセイで言ってたが、ページ数嵩増し→単価上げる。って思惑が出版社にあるなら止めてほしいな。
物価が高騰するだの、一冊分の紙幅が多いだのって風潮みたいなものがあっても、文庫本は安価であることが結局娯楽として一番の『手に取りやすさ』に繋がると思う
自分の蔵書(文庫本)でも、創元辺りで10年ほど前に買ったものが
今アマゾンで見てみると数十円どころか百円近く値上がりしてて引くことがある。
668 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 01:47:58 ID:m7+xjMo3
>>667 ハードボイルドではないけれど
「夜明けのヴァンパイア(インタビュー・ウィズ〜)」から続くアン・ライスのレスタトシリーズの表紙が
思っくそやおい・BL・お耽美の少女漫画風イラストでドン引きしたことがある
669 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 02:51:42 ID:zV8+3hN9
>>667 帯と売り方一つで「行きずりの街」が売れまくる時代ですから
670 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 08:49:11 ID:ofHKgjxw
>>668 「深夜プラス1」の限定カバーもちょっとアレだったけどね
671 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 17:00:26 ID:Rjz5CfHf
最近、バグリィにハマッてる。
数年前に「敵」を読んだきりだったけど、久々に今度は
「タイトロープマン」「高い砦」と続けて読んでみたら大興奮。
後者は、登場人物やアクションも良かったけど、不時着した後の
乗客たちの身元を早々と明かして、"この中に敵のスパイはいませんよ"
と読者にはっきりさせるあたりに「俺はマクリーンとは違うぜ」という
自負が感じられた(じつはそこにも仕掛けがあるんだけど)
でも、次に読んだ「マッキントッシュの男」はちょっと単調。
中途半端に007っぽいのがイマイチだな。
672 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 18:26:48 ID:nALt7Q6A
2009/01/02(金) 18:17:13 ID:???0
・米小説家のドナルド・ウエストレーク氏死去
米ミステリー小説家の巨匠、ドナルド・ウエストレーク(Donald Westlake)氏が
31日に死去した。75歳。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙が2日、
報じた。妻のアビゲイル(Abigail)さんによると、休暇で訪れたメキシコで31日、
心臓発作に襲われたという。
1960年に『やとわれた男(The Mercenaries)』でデビュー。以降、50年にわたる
執筆活動の中で、エドガー・アラン・ポー賞を3度受賞。同氏が脚本を手掛けた
映画「グリフターズ/詐欺師たち(The Grifters)」(90年)はアカデミー賞にノミ
ネートされた。
多彩な作風の作家として知られるウエストレーク氏の公式サイトの作品リストには、
86冊の著作と脚本5本が挙げられている。執筆活動は手動式タイプライターで
行っていたという。
673 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 18:49:37 ID:Rjz5CfHf
おいおい、どうやら本当みたいだな。
新年早々だが、合掌。。。
674 :
名無しのオプ:2009/01/02(金) 21:25:32 ID:oh/ML4nQ
>>667 私も活字がみっちりしてる、段組構成が大好きな好きな古株の読者で、
文庫でも1行に41〜43文字、1頁17行以上じゃないと「損した」感じを受けてしまうタイプ。
でも新規参入者のことを考えると、活字の変化も仕方ないかなとも思ってます。
それで古い作品が生き残り新しい読者を獲得できるなら、それはそれで意味のある変化だし。
作品によって似合うフォントがあるのも事実だし。
なので
>>668のように表紙がアレ‥っていうのも、刊行されないよりはマシって思って受容することにしてます。
675 :
名無しのオプ:2009/01/03(土) 02:30:18 ID:8QeYu5d3
パンドラ抹殺文書ってオモロイでつか?
676 :
名無しのオプ:2009/01/03(土) 03:28:04 ID:ckSzVSiG
ドナルド・E・ウエストレイク亡くなったのですか・・・
とても残念です。合掌。
追悼の意味で未訳のドートマンダーシリーズ、スターク名義のものを
どんと出してくれないかなぁ、角川、早川あたりで。
ーそういえば、最近書店でハヤカワミステリアスプレスを見ない気がするけど
ひょっとして廃刊??
677 :
名無しのオプ:2009/01/03(土) 03:36:34 ID:fRqVBOtt
678 :
名無しのオプ:2009/01/03(土) 06:25:18 ID:TYVlieqh
深夜プラス1がオトナの物語(笑)
679 :
名無しのオプ:2009/01/03(土) 10:30:21 ID:Wjqo6Su6
>>672 >メキシコで31日、心臓発作に襲われ
って
これは「弱気な死人」のパターンじゃあ
んなこたあないか
……合掌
680 :
名無しのオプ:2009/01/03(土) 19:21:22 ID:AHjeCb53
>>676 最後に出たのが8年前の奴だから、そろそろなくなってくる頃合じゃないかね。
「古い骨」とか「女刑事の死」とか、既に何冊かはミステリ文庫の方に移ってきてるし。
それにしてもウェストレイクの死はショックだ……
681 :
名無しのオプ:2009/01/04(日) 11:10:56 ID:WFK6ovJY
「登場人物は決して主人公に意図的な嘘をつかない」というルール
682 :
名無しのオプ:2009/01/09(金) 21:27:52 ID:SKBtkkLH
スティーブ・マックイーンが映画化権を買った「深夜プラス1」は、
彼の「栄光のルマン」(全編ヨーロッパ・ロケ)がこけたから、流れた。
「ちがった空」はチャールストン・ヘストン主演と発表されたが、
その年、MGMが倒産して流れた。
結局、ライアルの作品は1本も映画化されずに終わってしまった。残念!
683 :
名無しのオプ:2009/01/09(金) 21:32:51 ID:QldZhsch
684 :
名無しのオプ:2009/01/09(金) 22:33:00 ID:2/I4AZ8N
まあ『殺しの烙印』があるがな
685 :
名無しのオプ:2009/01/11(日) 13:59:37 ID:jyH3o71Q
図書館で高城高を検索するために
「たかいしろ」と打って「高い城」と変換しようとしたら
「他界しろ」に変換されたorz
686 :
名無しのオプ:2009/01/12(月) 17:55:43 ID:uHdzA7c8
『北壁の死闘』ってオモロいですか?
友達から貰ったんですが・・・
687 :
名無しのオプ:2009/01/12(月) 20:32:20 ID:vy6XubdZ
読んでみれば分かると思うけど。
688 :
名無しのオプ:2009/01/12(月) 22:56:15 ID:VqBG4DmA
689 :
名無しのオプ:2009/01/14(水) 13:37:15 ID:HuWMWF+k
今イスラエルとパレスチナで戦争やってますが
お勧めの小説ありますか?ノンフィクションでもいいです
690 :
記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo :2009/01/14(水) 17:37:53 ID:bEoM647b
とにかく「深夜プラス1」を読め。
なんでもいいから「深夜プラス1」を読め。
圧倒的に面白い。
「シブミ」も「鷲は舞い降りた」も読んだがつまらない。
「深夜プラス1」を読めばいいんだ。
691 :
名無しのオプ:2009/01/14(水) 19:05:20 ID:F4CLjwL5
俺は「深夜プラス1」も「鷲は舞い降りた」もダメだった。
「シブミ」は持ってるが未読。
「パンドラ抹殺文書」「笑う警官」、フォーサイスの初期の作品、
このあたりは超面白かった。
692 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 02:51:40 ID:a+uc75Tk
ベックシリーズで「バルコニーの男」だったか「唾棄すべき男」だったか
本国スゥーデンで映画化したやつ、あれ良かったな、ドキュメンタリータッチで。
「笑う警官」はアメリカで映画化されたけど、良くも悪くもハリウッド製というかんじだった。
「笑う警官」の映画化と思わなければいい出来だと思うんだけど・・・
693 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 17:26:24 ID:e/cGXZye
やっぱりキャラクターが良くても、ミステリ的アイデアとか
大どんでん返しが無いとつまらなく感じるので、私もいまひとつでした
「鷲舞」&ヒギンズ作品…。
ライアルはディティールがいいので(「もっとも危険なゲーム」の
山越えシーンやラストの決闘etc)好きなんですが。
694 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 18:40:52 ID:nUgIoyj3
695 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 19:52:11 ID:vUljhOE9
『針の眼』が創元から復刊されるけど、これって面白い?
696 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 19:55:46 ID:NUShLKBZ
>>695 ちょっとモッサリしてるがまあまあ面白い。
中の上ぐらい。
697 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 20:08:24 ID:vUljhOE9
>>969 即レスどうも
最近になって冒険小説読み始めたんで気になってたんです
発売されたら読んでみます
698 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 20:46:04 ID:NUShLKBZ
「針の眼」を読むぐらいなら、
ロバート・リテル「スリーパーにシグナルを送れ」とかを読んでほしいな。
ブコフで100円で売ってるよ。
699 :
名無しのオプ:2009/01/17(土) 00:04:00 ID:xSTzrbxe
「ファイア・アロー奪回作戦」徹頭徹尾ハードなミリタリー物だと思ってたのに、主人公とイスラエルの女性士官のラブシーンなんか要らないだろ・・・ 読者サービスのつもりか知らんが読んでて水差される感じがして嫌だ。
700 :
名無しのオプ:2009/01/19(月) 02:40:53 ID:S0CNzvLR
T・ジェファーソン・パーカー氏のスレは無いのか
サイレント・ジョー、カリフォルニア・ガールと、
良い作品が多いと思うんだが
701 :
名無しのオプ:2009/01/21(水) 21:59:10 ID:VOKTKi+f
吉村昭の「漂流」「破獄」「ポーツマスの旗」なんかはかなり面白い冒険小説だと思っている。
702 :
名無しのオプ:2009/01/24(土) 13:06:55 ID:0KKAjdzk
>>700 なんでここで聞くのかわからないけど・・・
サイレント、コールド、ブラック読んだことある。
たしかに良いんだけど塩味が足らないのか
ピリッとしたものが感じられない。
最初にサイレントジョー読んで二冊目で
お腹一杯になる人が多いんじゃないの。
703 :
名無しのオプ:2009/01/24(土) 19:48:42 ID:jW8rb6HR
第11回大藪春彦賞の選考会が23日、東京都内で開かれ、福岡県在住の台湾人作家、東山彰良さん(40)の「路傍」(集英社)が選ばれた。賞金は500万円。贈賞式は3月6日午後6時から東京・丸の内の東京会館で。
東山氏は68年台湾・台北生まれ。5歳の時に来日し、いったん帰郷後、9歳から福岡で暮らしている。作家としては02年に「タード・オン・ザ・ラン」で第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受けデビュー。
東山さんは「受賞はうれしい。ペンネームを日本の名前にしたのは、自分のエスニシティー(民族性)を織り込まずに作品を読んでもらいたかったから。日本で育っているので、中国語で小説を書くことはできないし、夢も日本語で見ます」と話した。
704 :
名無しのオプ:2009/01/27(火) 19:48:50 ID:AVEs1XHW
ジェイムズ・リー・バークって全然新刊出ないですねぇ。
過去のヒットライターを拾ってくれる柏艪舎に期待するしかないかな。
705 :
名無しのオプ:2009/02/01(日) 07:03:36 ID:FG9Fi8Gb
ブローニングハイパワーM1935自動拳銃が登場し活躍する面白い冒険小説はないでしょうか?
706 :
名無しのオプ:2009/02/04(水) 14:24:07 ID:a7kQCwDA
不夜城2は不夜城を越えてる?
707 :
名無しのオプ:2009/02/04(水) 20:05:45 ID:VnuQvNMy
越えてる。
雪月夜はもっと凄い。
708 :
名無しのオプ:2009/02/04(水) 21:32:15 ID:37nSmRcJ
「ダークムーン」はさらに凄い
709 :
名無しのオプ:2009/02/07(土) 11:19:08 ID:cImboifC
近所の古書店で『ちがった空』をようやく見つけた。
読んでみたがどうにも翻訳がいまいち……『深夜プラスワン』には及ぶべくもないなあ。
こりゃ絶版になっても仕方ないかもしれん。
710 :
名無しのオプ:2009/02/07(土) 21:36:39 ID:FhpDgD95
このミス第1位の『チャイルド44』を読んだんだけど、おもろかった。
けど、ちょっと甘くね?1位かいなあ。
で、今、スターリン繋がりで10年以上ぶりに『雪の狼』読んでるが、いい。
これも若干甘いんだけどね。。
711 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 14:29:14 ID:5Y0qe1iR
>>704 「エレクトリック・ミスト」がトミー・リー・ジョーンズ主演で
映画化されたから、日本公開が決まった暁にはちょっとは
注目されるんじゃないかな。
712 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 18:33:15 ID:2o66N0KV
713 :
名無しのオプ:2009/02/26(木) 10:36:47 ID:Anmst58+
2月27日刊
ケン・フォレット 『針の眼』
ヒトラーの信任厚いドイツの情報将校が英国で活動中、連合軍の欧州進攻に関する極秘情報を入手した。
祖国への凱旋を懸けた脱出行の行方は。アメリカ探偵作家クラブ賞に輝いた冒険・スパイ小説の名作。
(創元推理文庫 予価1365円)
1365円・・・
まあ仕方ないけどさ・・・・
714 :
名無しのオプ:2009/02/26(木) 10:42:14 ID:zLg9Y1AD
ちょっと高すぎないか
そこまで分厚かったっけあれ
715 :
名無しのオプ:2009/02/26(木) 20:11:17 ID:uA+7eHZO
文庫を気軽にかおうとしたらこの値段はびびるな。
文芸文庫とか、ちくま文庫の全集レベルの値段だわ。
716 :
名無しのオプ:2009/02/26(木) 22:19:38 ID:clUxkQ7I
「針の眼」を読むぐらいなら、
ロバート・リテル「スリーパーにシグナルを送れ」とかを読んでほしいな。
ブコフで100円で売ってるよ。
717 :
名無しのオプ:2009/02/27(金) 19:36:23 ID:+qsJI3XD
「針の眼」だって105円コーナーの常連だろ?
誰が13倍も出して買うんだよアホか
解説立ち読みして終いだ
718 :
名無しのオプ:2009/02/27(金) 21:11:57 ID:2ZUIBdhm
でもこれがきっかけで、フォレットの新作が翻訳刊行されると嬉しいな。
719 :
名無しのオプ:2009/02/27(金) 21:27:05 ID:mFyuWxS8
フォレットはけっこう出てるよな
720 :
名無しのオプ:2009/02/28(土) 18:59:42 ID:w+Nuep1v
フォレットといえば大聖堂の続編が来月出るみたいだね
721 :
名無しのオプ:2009/03/03(火) 21:13:28 ID:4/bcSTfN
すげえ蛇足感……
722 :
名無しのオプ:2009/03/03(火) 21:20:12 ID:tEnxlMsE
>>713 初訳当時のハードカバー並の値段なんじゃないの
723 :
名無しのオプ:2009/03/04(水) 00:26:59 ID:26182M9J
ロバートクレイスの探偵エルヴィスコールの続きの翻訳まだーー?
いつまで待たせるんだよお、扶桑社さんよーーー!
724 :
名無しのオプ:2009/03/05(木) 20:58:56 ID:2B304rNV
>>717 「針の眼」をブコフ105円棚でやたらに見たのはもう10年前の話だ。今は見なくなった。
一頃、同じハヤカワ文庫スペースの近所になるノンフィク枠であれほど出回っていた
「JFK」「ナインハーフ」もだいぶ消えてるだろ。
(「ルアン先生」はまだ頑固に残ってるようだが)
とっくに裁断されちゃったのが多いんだろう。
日本で知名度を上げるきっかけになったドナルド・サザーランド主演の映画も1981年の作品で、
既に古くて忘れられちゃったし。
725 :
名無しのオプ:2009/03/05(木) 23:49:46 ID:wfpuy5nF
726 :
名無しのオプ:2009/03/06(金) 07:36:21 ID:CXRIJgEJ
「ナインハーフ」って面白いの?
727 :
名無しのオプ:2009/03/06(金) 14:43:54 ID:HW/EQ2s2
フォレットは女性だけのコマンド部隊の話以来読んでないが、
正直もういいかなという気はする。
話は変わってゲイル・リンズは十分ポーラ・ゴズリングの後釜狙えると
思うがなかなか新作出ないな・・・ 冒険物止めた?
728 :
名無しのオプ:2009/03/06(金) 14:59:29 ID:RNhw0dmh
>>724 それはない
10年前なんてブックオフに行ったことすら無かったもの
ここ数年の話ですよ
729 :
名無しのオプ:2009/03/06(金) 20:07:18 ID:CXRIJgEJ
ハヤカワ文庫の80年代後半〜90年代前半のって見ないよな
730 :
名無しのオプ:2009/03/07(土) 15:16:52 ID:gynCfm/z
>>725 読んでから語れや。
読んでるのなら読解力なさ杉w
731 :
名無しのオプ:2009/03/10(火) 01:20:10 ID:F/EsprJa
フォレットはハーレクインだからすれ違いじゃね?
732 :
名無しのオプ:2009/03/12(木) 12:43:58 ID:rWQDy8xr
>>729 ブックオフで「ローニン」「アルバトロスの血」「SBS三部作」纏めて
見つけた時は嬉しかったな。既に鞄パンパンだったから持って帰るの
往生したが。
733 :
名無しのオプ:2009/03/12(木) 20:55:23 ID:hx426h5T
734 :
名無しのオプ:2009/03/16(月) 03:10:25 ID:TPT/mPz5
>>733 面白かったよ。まあ前から読みたかったし。
735 :
名無しのオプ:2009/03/19(木) 20:40:31 ID:68mtOGbt
「このミス」でジョン・マノック『Uボート最後の潜行』が高く評価されてて気になったンだけど
読んだ人いたら感想聞かせて。
736 :
名無しのオプ:2009/03/24(火) 13:48:27 ID:qsUGQ2o9
>>735 ヒギンズファンなら楽しめる。
と言うか、ヒギンズオタクだろ、この作者(笑
まあ、露骨にヒギンズではあるけれど
久々に真っ当な戦争冒険小説として、
個人的にはわりとお気に入り
737 :
名無しのオプ:2009/03/24(火) 14:28:19 ID:RHkUvn30
ビギンズって読んで、なんでバットマン?と思った自分はダークナイトスレ住人w
738 :
名無しのオプ:2009/03/24(火) 20:54:27 ID:uvPDsIoQ
なんだそりゃw
739 :
名無しのオプ:2009/03/26(木) 21:28:39 ID:TxyyitUv
>736
サンクス!
面白そうだから読もうと思う
740 :
名無しのオプ:2009/03/30(月) 00:09:11 ID:vZf1OsZQ
ハードボイルド風の短編小説に挑戦してるのですが、
悪玉が最後に警察に引っ立てられるのってハードボイルじゃないよね?
どういう結末が一番一般的なの?
741 :
名無しのオプ:2009/03/30(月) 00:49:46 ID:LpilYC98
いあ、十分にハードボイルドでしょ
悪党がどう、ってよりハードボイルドは、自分がなにをどうするかが大事だからね
主人公が悪党を警察に引き渡すのが目的なら、それはアリだと思うし、その悪党
を殺すつもりで狙っていたところを警察に阻止されるのもアリでしょ?
一人称で乾いた文体で、たんたんと漬物をつける作業を描写するのも、十分にハードボイルドだとおもうがなw
742 :
名無しのオプ:2009/03/30(月) 01:08:37 ID:wbWLDv/F
>>740 原りょうの天使たちの探偵を参考にどうだろう
743 :
名無しのオプ:2009/04/01(水) 00:33:08 ID:8NbmxcnG
ハードボイルドの元祖ハメットの「マルタの鷹」は普通に犯人警察に突き出して終わってる
チャンドラーの主人公は基本的に警察嫌いだから、エンディングでも犯人はそのままってことも
ロス・マクドナルドは・・・1冊よんだけど忘れた
スピレーンの小説は悪党をとりあえず射殺して終わる
M・コナリーの「ナイト・ホークス」は愛する人が犯人で復讐のための犯行だったとわかっても
逮捕。まあ主人公刑事だからな。ポール・リンゼイの小説のFBI捜査官は犯人逮捕
の機会があったのに職務を逸脱して、犯人を殺すことで事件にケリをつけている。
744 :
名無しのオプ:2009/04/01(水) 00:37:26 ID:HZFTHXDJ
745 :
名無しのオプ:2009/04/01(水) 00:48:46 ID:8NbmxcnG
ああすまんorz
参考になると書いた。マナー違反だったなorz
746 :
名無しのオプ:2009/04/01(水) 22:51:54 ID:c3TnMHKo
んなことより>740よ
書きあげたらまず、どこかにうpしてくれよ、な
楽しみに待ってるぜ
747 :
名無しのオプ:2009/04/04(土) 23:33:58 ID:0qlEXmlo
一応、貼っとくぜ。
第27回日本冒険小説協会大賞
日本軍
1. 約束の地(樋口明雄)
2. 新世界より(貴志祐介)
3. 黒の狩人(大沢在昌)
4. ジョーカーゲーム(柳 広司)
5. 弥勒世(馳 星周)
6. おそろし(宮部みゆき)
7. テンペスト(池上永一)
8. 血の冠(香納諒一)
9. 出星前夜(飯嶋和一)
10. 悪魔は天使の胸の中に(柴田哲孝)
外国軍
1. チャイルド44(トム・ロブ・スミス)
2. 深海のYrr(フランク・シェッツィング)
3. フロスト気質(R・D・ウィングフィールド)
4. 聞いてないとは言わせない(ジェームズ・リーズナー)
5. ブルーヘブン(C・J・ボックス)
6. ワィルドファイア(ネルソン・デミル)
7. 審判(ディック・フランシス)
8. 20世紀の幽霊たち(ジョー・ヒル)
9. スリーピングドール(ジェフリー・ディーヴァー)
10. ホット・キッド(エルモア・レナード)
748 :
名無しのオプ:2009/04/05(日) 00:22:17 ID:hSR8ntrG
「チャイルド44」はかなり面白かった。途中ダレる部分もあるが、残っていく作品じゃないかな
749 :
名無しのオプ:2009/04/05(日) 00:22:41 ID:EquxIywB
『聞いてないとは言わせない』好きだったから、
こういうとこで評価されると嬉しいな。
750 :
名無しのオプ:2009/04/05(日) 01:20:09 ID:1Rh1pHO1
ついに樋口明雄が代表作を世に出したか
751 :
名無しのオプ:2009/04/06(月) 01:29:01 ID:KL6xvuTz
佐々木、笹本、今野といった「これからの冒険小説をリードするかも」
と思ってた面子が揃いも揃って「警察小説」に移行して寂しい感は
あったが樋口は頑固に「冒険小説」に拘ってて嬉しい。
「電影馬賊団」とか「スケアクロウ・コマンド」の頃から読んでたし。
ただ、最近は山岳モノ多いんで「稲見一良」みたいに落ち着かれても
ちと困る気はする。もう少し暴れてくれ。
752 :
名無しのオプ:2009/04/07(火) 20:58:56 ID:LL+3dEA7
[ニューヨーク 6日 ロイター] 「ジュラシック・パーク」などの
ベストセラーで知られ、昨年11月にがんで亡くなった米作家の
故マイケル・クライトンの遺作2点が出版されることになった。
出版社が6日、明らかにした。
それによると、1作は「Pirate Latitudes(原題)」という題名で、
1665年のジャマイカを舞台にした冒険物語。
クライトンの死後に、遺されたファイルから見つかったもので、
今年11月に出版される予定。
また、もう1作はクライトンが遺したメモを元に書き上げられる計画で、
内容は科学技術がテーマのスリラー。
著者やタイトルは今後決められ、出版予定は2010年後半だという。
753 :
名無しのオプ:2009/04/28(火) 03:01:29 ID:ZtjPY6QQ
そうか、俺の脳内ではSF作家の印象だったが、ERの原作でMWA賞を取ったんだっけ。
754 :
名無しのオプ:2009/05/01(金) 14:48:35 ID:hAX81cKB
スティーブン・ハンターの「魔弾」
読みますた
なかなかおもしろかったけど、突っ込みどころがいろいろあったな
亜音速弾だけで消音効果てなあるんですかねぇ、とか
755 :
名無しのオプ:2009/05/01(金) 17:20:50 ID:eXDmwi6m
>>753 NWA受賞した「緊急の場合は」(原題:A Case of Need)は、
テレビドラマ「ER」の原作じゃないぜ。
読んでみればわかるが、邦訳題だけみて、勝手に連想してないか?
ERの原作は「五人のカルテ」(Five Patients)。
756 :
名無しのオプ:2009/05/05(火) 21:54:00 ID:BSXzWQ6g
普段はまっっっったく小説を読まないんですが、
風間一輝という人の「男たちは北へ」というのが面白いと聞きました。
しかしブックオフに風間一輝先生の書籍が全くありませんでした・・・
そこで風間一輝先生のものでなくて良いので
「探偵ものではなく」(あまり好きでないので)
「100円コーナーにありそうな」
ハードボイルド小説ってどんなのがありますか?
757 :
名無しのオプ:2009/05/05(火) 23:47:23 ID:xRf3w0Jf
>>756 風間さんの本は、故人で寡作な上に、あまり部数が出てないみたいだからね。
でも、稲見 一良さんのは、部数も多く、比較的安価に手に入るね。
758 :
名無しのオプ:2009/05/06(水) 00:31:52 ID:c4rlEna4
探偵モノでない国産ハードボイルドねぇ
警官モノでも駄目なのかな?
となると香納諒一とかか?
あとは石田衣良とか樋口有介は手に入りやすいがハードボイルド色は薄いか
759 :
名無しのオプ:2009/05/06(水) 02:56:40 ID:h8YfZ6pP
>>754 その作品はみたことないけど
弾丸が音の壁を突き破った時にでる破裂音は結構なもので
超音速か亜音速かは重大らしいよ
つべに検証動画が落ちてたかと思う
760 :
名無しのオプ:2009/05/06(水) 09:02:45 ID:HoEt8lUw
>>756 藤沢周平の「用心棒日月抄」は時代物だけど固ゆでと言われておるぞ
761 :
名無しのオプ:2009/05/09(土) 15:10:56 ID:+SwpMii1
762 :
名無しのオプ:2009/05/16(土) 01:30:49 ID:ry6OZ6kl
ラノベ出身だけど、山下卓の「ノーサイドじゃ終わらない」は、
かなりハードボイルドしてた。
樋口有介をもっとハードボイルドにした感じ。
763 :
名無しのオプ:2009/05/16(土) 09:30:27 ID:qznq+yjn
>>762 それ、読もうか迷ってたんだよ。
それなら読んでみよう。
764 :
名無しのオプ:2009/05/17(日) 18:48:08 ID:9Jf5bdcd
amazonの内容紹介を見ると全く意味不明だな
765 :
名無しのオプ:2009/05/25(月) 16:31:50 ID:2ykmovU8
なんとなく最近ラグビー流行ってる気がするのは気のせいなのだろうか
766 :
名無しのオプ:2009/05/25(月) 22:35:49 ID:r+lq3GEa
ラグビーが流行ってるかどうかは知らんが、
「ノーサイドじゃ終わらない」ってラグビーの小説なの?
それとも矢作の「暗闇にノーサイド」みたいなもの?
767 :
名無しのオプ:2009/05/27(水) 22:51:16 ID:8SioNus8
まぁた書評にだまされたorz
「テロリストのパラソル」で懲りたはずなのに、まぁた書評みてだまされちまったよ
「ジョーカー・ゲーム」
どのへんが「このミス2位」なんだ、っつの
諜報と防諜の区別がついてねぇスパイ小説なんて、読んでるこっちが情けなくなっ
てくるよ
そのうえスパイテクニックが、ウォルフガング・ロッツの「スパイのためのハンドブック」
まる写しだしな・・・・・ほんっと、コメントにこまるわ
768 :
名無しのオプ:2009/05/28(木) 01:09:20 ID:p8Wp//7W
偉そうなくせに、書評に騙されるのか
769 :
名無しのオプ:2009/05/28(木) 06:51:18 ID:2bR9iR5a
とりあえず買ってきて積んだままにしているおれはどうすれば良いのだ orz
770 :
名無しのオプ:2009/05/28(木) 09:00:22 ID:p8Wp//7W
>>769 お好みなので。
面白いって人もいれば、つまんないって人もいるでしょ。
せっかく買ったんだから自分で読んで判断すればいいじゃない。
色んなランキングに入ったことをみれば、
面白いと感じた人が多かった作品なんだなって。
それを読んでみて面白くないと感じたら、次はランキングをアテにしなければいいだけで。
私はこういうテイストの作品は初めてだったので、楽しみましたよ。
771 :
名無しのオプ:2009/05/28(木) 21:36:20 ID:VuBMaaA4
クーンツは短編も素晴らしいんだよな。
扶桑社ミステリーの短編集3冊は最強。
772 :
名無しのオプ:2009/05/29(金) 15:46:30 ID:drh7mq1I
今さらながら、ブロックの『死への祈り』、『すべては死にゆく』を読んでいる。
スカダーとは、断続的(新刊が出てもすぐ読まなかったり)で、15年以上の付き合いになる。
ハードボイルドの本道ということではもっと適した作家、シリーズがあるのだろうし、
このシリーズには好きになれない部分も多少ある(猥雑さとか暴力の克明な感覚とか)。
然し長い付き合いだからか、ブロック流ハードボイルドは私には、他の現代作家よりすっと入れる。
773 :
名無しのオプ:2009/05/29(金) 16:07:25 ID:tyLHxj/L
>>767 あれは初心者向けでしょ
デイトンやルカレみたいに複雑怪奇じゃ大方の読者はついてこれない
774 :
名無しのオプ:2009/05/29(金) 21:59:42 ID:Z73Klv1u
でも、いまどきの初心者てなぁ攻殻あたりからこの世界に入ってくるんだろうし、もうすこしハードル高くてもいいんじゃね?
775 :
名無しのオプ:2009/05/30(土) 20:35:39 ID:3pk0P2QF
>>774 なんで「攻殻」?って思っちゃったけど。
ちょっと違うんじゃないかなぁ。
776 :
名無しのオプ:2009/05/31(日) 11:15:56 ID:shR/l0Nz
その線で行くならむしろ「カウボーイビバ(ry
777 :
名無しのオプ:2009/05/31(日) 13:34:50 ID:LyziAKB2
>>773 確かにル・カレのスマイリーものは半端なかったな・・・。
ル・カレもそれ以外は結構いけたけど、当時「スクールボーイ閣下」は
俺の頭じゃせいぜいフォーサイスやクレイグ・トーマスあたりが限界だと
いうことを嫌というほど思い知らせてくれた。
778 :
名無しのオプ:2009/05/31(日) 20:12:49 ID:RAvEK+xA
クレイグ・トーマス、続き全然だしてくれないよね‥。
読みたい。
ミッチェル・ガント&オーブリーものって、未訳作品まだまだあるんだよね。
779 :
名無しのオプ:2009/06/01(月) 11:54:15 ID:zZm2+Vj/
まじですか?
そんなにちょくちょくミッチェルはロシアに忍び込んではロシアの新型をかっぱらってきてるですかw
780 :
名無しのオプ:2009/06/01(月) 20:14:47 ID:bY0i+Taz
まちがえた。
ガントじゃなくてハイドでした。
781 :
名無しのオプ:2009/06/02(火) 13:02:33 ID:jjZcEmdb
>767まぁた書評にだまされたorz
レスを読む限り、このミスは凄いとか、明らかに出版社から金を貰った提灯記事に翼賛順位とわかった。
そうか、ウォルフガング・ロッソ丸写しなら、たぶん、作者はもともとスパイとか興味がなくて
「書いた」というより「書かされた」んだろうな
782 :
名無しのオプ:2009/06/04(木) 20:22:34 ID:XF5wiD0C
783 :
名無しのオプ:2009/06/06(土) 20:58:37 ID:NlgrBgQI
「山猫の夏」100円でGET
長い道のりであったw
しみが付いた汚いハードカバーはけっこう100円であったんだが、
許容範囲のやつはなかった。
784 :
名無しのオプ:2009/06/07(日) 11:22:18 ID:4ZcJgwJ5
船戸に絶版なんてあったんだ
文庫はあるけど、ハードカバーが絶版ってことかな
785 :
名無しのオプ:2009/06/08(月) 22:48:30 ID:mTgGkTBj
山猫は最近よく見るけどな。
講談社文庫の100冊みたいなやつで。
786 :
783:2009/06/09(火) 06:04:15 ID:8wQjmd+j
新品は一時期品切れだったような・・・
今は売ってるけどね。
ブコフで100円で買いたいなと思ってたんだよ。
土曜日に買ったのはソフトカバーの単行本だったんだけど、
昨日は文庫本を100円で見つけた。
なんだかな〜。
スレチだが、
納棺夫日記も100円でGET。
ありえねー
787 :
名無しのオプ:2009/06/10(水) 14:42:27 ID:V8wNJQW4
788 :
名無しのオプ:2009/06/12(金) 17:42:11 ID:BPkbtKIN
>>767 こまごましたとかぁ、評価が分かれるんだろうが
キャラクターが立ってて面白く読めるよ。
まっ、ハードボイルドを愛好されてる方は、細部の描写を大切にされるので
この作品の評価が悪くなるのかな・・・
俺様的に面白いんだけどなぁ
789 :
767:2009/06/18(木) 23:24:25 ID:nHrPT158
>788
そうじゃねぇんだよw
結城中佐があまりにもかっこよすぎるんだけど、その結城中佐が
ほとんど出てこないのがなんつぅか肩すかしっつぅかさ
あの中佐のキャラがある意味「スパイ・ゲーム」のウリだろ?
「殺人および自死は最悪の選択肢」
いくら情報部たぁいえ、太平洋戦争直前の陸軍でそんなこと言っ
てのけるんだぜ?
牟田口みたいな精神主義者を理屈でへこませるのかとおもって
たら・・・・
じつはただの変装が趣味なオッサンじゃねーかw
そのうえ、戦争直前のMI6にせっかく仕込んだスリーパーを
味方の上げ足とるのに無駄使いして・・・どのへんが「魔術師」なんだとw
790 :
名無しのオプ:2009/06/18(木) 23:44:26 ID:9qfQU05g
結城中佐批判の尻馬に乗っかると、当時の世界情勢にあって何十年も
外国に潜入する可能性に言及した所も、状況を分析出来てない感じがした
791 :
名無しのオプ:2009/06/19(金) 01:48:53 ID:t8azuwzM
陸軍中野学校ってのを見た
792 :
名無しのオプ:2009/06/19(金) 08:11:30 ID:E8PHtjNr
陸軍中野予備校なら知ってる
793 :
名無しのオプ:2009/06/19(金) 17:44:39 ID:1w9ysrF9
>>789 たしかにさ、結城中佐がカッコええ割りにイタイ点があるな
ごもっともだ。
野生時代に連載された、第二弾に期待したいところだな。
794 :
名無しのオプ:2009/06/19(金) 19:43:50 ID:zzHU1KuW
「男たちは北へ」
まじ神だったわ
ここで知ったんだが
ありがとうなお前ら
795 :
名無しのオプ:2009/06/20(土) 19:01:33 ID:iqTxMvqV
ラストに主人公が金持ちになったり、美女のねーちゃん手にいれたりしない、
バッドより、というかプラマイゼロなラストを迎えるような冒険小説が好きなんだけど、
たとえば樹海戦線、ダックコールの密猟志願、深夜プラス1みたいな。
オススメを聞きたいが、それだとネタバレになって余韻が楽しめないというこのジレンマ
796 :
名無しのオプ:2009/06/20(土) 19:08:09 ID:i80G4KNr
つ 鷲は舞い降りた
797 :
名無しのオプ:2009/06/20(土) 21:21:07 ID:PRAO3yfh
>795
まぁとりあえず、ニック・ストーン物がいいんじゃねぇかなぁ
毎回毎回これでもねぇってくらいひどい目にあうけど、まぁ
終わってみればプラマイゼロ?
798 :
名無しのオプ:2009/06/20(土) 21:57:18 ID:fo1VTgfe
799 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 00:40:22 ID:eUxpEdnJ
>795
「アイガーサンクション」かな。
大体においてトレヴェニアンの作品で物語の開始時点に持っていた以上のものを
最終的に手に入れる主人公はいなかったはず。
800 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 01:33:37 ID:+osc3njE
鷲は舞い降りたは読みました。面白かったです。
ニック・ストーン物ってやつ適当に読んでみます。
トレヴェニアンはシブミ気になってるのでそれ読んでみて判断します。
そんな感じの漠然とした勧め方ならあんまエンディング意識しないで読めそう。ありがとう
801 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 11:22:37 ID:TRU19uSl
ハードボイルドはストーリーが判りづらい
802 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 20:13:21 ID:BO1BCqQG
ていうか、ハードボイルドの魅力って
必ずしもストーリー性が関係してるわけじゃないからなぁ
かくいう俺は「酔いどれの誇り」でジェイムズ・クラムリー再入門中
ストーリーにまだ乗れないけど口説き台詞とか面白いね
803 :
名無しのオプ:2009/06/22(月) 23:27:53 ID:pPEyX7X4
ハンス・オットー・マイスナー「アラスカ戦線」は面白かった。読まずに死んだら後悔するレベル。
このスレに感謝。
804 :
名無しのオプ:2009/06/23(火) 00:06:15 ID:BpGJbhth
アラスカ戦線って名作ですなぅw
あんなに食べ物がおいしそうな冒険小説、おれはしらんw
805 :
名無しのオプ:2009/06/23(火) 20:16:09 ID:cEIXXS0+
『死体は血を流さない
聖堂騎士団vs救院騎士団
サンタクロースの錬金術とスペードの女王
に関する科学研究費B海外学術調査報告書』
というサブタイトルがやたら長い新刊をだれか読んだか?
これ冒険小説?ミステリ?
806 :
名無しのオプ:2009/06/24(水) 02:05:54 ID:sD0BTxnk
>805は、そんなセンスのカケラもないタイトルの何処に惹かれたのか。
807 :
名無しのオプ:2009/06/24(水) 06:53:06 ID:dKJrLIsR
センスはともかく、本格的なテンプルものっぽい。気にならないか?
808 :
名無しのオプ:2009/06/24(水) 16:09:42 ID:P5wzuJP/
冒険小説とは違うかも知れんが、ダグラス・ケネディの小説は
正にプラマイゼロのラスト
多分全部そうだと思う
809 :
名無しのオプ:2009/06/24(水) 20:56:03 ID:p7V2FFSC
>805
なんつーか、すごくラノベっぽいタイトルだね。でももしかすっとそれ、帯まで入れてない?
810 :
名無しのオプ:2009/06/24(水) 22:07:12 ID:1c9IrqzY
どうやらタイトル&サブタイトル&さらにサブタイトルみたいやね。
ついググって、この作者のHPで
「お笑いのレトリック マンザイとコントにおけるボケとツッコミの歴史的展開と構造的意味」
という論文を読んでしまった。なんだかよくわからなかったが、
長いタイトルが好きなんだという事はわかった。
肝心の本については全然わからんが、きっとつまらんぞ。
811 :
名無しのオプ:2009/06/28(日) 14:45:38 ID:A7EuXZpR
>>791 Gyao?二作目まで観たけど全5作なんだね
かなり非情なスパイ映画って印象
812 :
にゃいすらいふ:2009/06/28(日) 17:23:37 ID:5gQZowbJ
はじめまして冒険小説好きの「にゃいすらいふ」です
冒険小説好きにてかれこれキャリアは20年というところですか
近くのbookoffにてケン・フォレット「針の眼」発見!! 100円です。
昔映画化されたのを見て面白かった印象がある。
昔から評判は聞いていたのですがたまたま読んでいなかったので今回は挑戦
してみようかと思いました。
読みおわったらYAHOO AUCTIONに出してみようか!?
いくらか儲かるかも
現在ajクイネルの「バチカンからの暗殺者」を読書中
終わったら「針の眼」攻略といきますか
面白本の紹介ヨロシクネ
それではまた
813 :
名無しのオプ:2009/06/28(日) 18:46:23 ID:uO7h7tin
「針の眼」はまあまあ面白い。
中の上ぐらい。
クイネルは雰囲気ものw
814 :
名無しのオプ:2009/06/28(日) 18:52:34 ID:uO7h7tin
BOOKOFFに逝ってるんなら、
ロバート・リテルの「スリーパーにシグナルを送れ」(新潮文庫)をオススメする。
100円で売ってるよ。
815 :
にゃいすらいふ:2009/06/28(日) 22:39:53 ID:5gQZowbJ
ロバート・リテルの「スリーパーにシグナルを送れ」とハンター
「真夜中のデットリミテッド」
はずっと前に100円
でbookoffにて買ったものを自宅の書庫に蔵書してあります。
読もうとおもっているのだが時間に限りがあり読まずに現在に至っています
816 :
名無しのオプ:2009/06/29(月) 01:06:11 ID:NF6WPw6p
ってぇかブックオフっておそろしーよなぁ
世界中の名作が程度を気にしなければ一冊百円で手に入るw
俺みたいに「風呂で読むよう」にクイネルーをコンプリートする阿呆
もいるくらいだ
>815
「真夜中のデッドリミット」名作ですよねぇ。まさかあのトンネル鼠が
(以下検閲により削除)
あの展開にはびっくりしますねw風呂の中ででも時間を作って
読む価値ありです
個人的にはハンターは「クルドの暗殺者」とか「さらばカタロニア戦線」
がお勧めだったりします。ハンターっつぅとふつうはスワガーシリーズ
なんでしょうが・・・・・・・・・・
スワガーって強すぎるんですよ僕にとって。他の作品の主人公ってそ
れなりに人としての弱さ抱えてそれと向き合って一生懸命生きてる、
等身大のかっこよさが魅力の一つなんですが、ボブ・リー・スワガー
って通りすがりの野ブタうちころしてそいつの生レバーを貪り食うくらい
タフなんで、ちょっとなぁと
いや、それでもスワガーシリーズもおもしろいですし、すきなんですがw
817 :
名無しのオプ:2009/06/29(月) 09:15:14 ID:Yugi3Nx7
リテルは、『チャーリー・ヘラーの復讐』もいいよ。
818 :
名無しのオプ:2009/07/01(水) 00:11:00 ID:HcSGsjfn
リテルと言えば、「CIA ザ・カンパニー」がおもしろいと聞いたんだが、
なんせ上下巻各2200円は高すぎる。
図書館で借りるようだな。
誰か読んだ?いける?
819 :
名無しのオプ:2009/07/02(木) 11:22:36 ID:l2DaUFUq
>>818 CIAは面白いには面白いよ
現実の歴史とCIAにいる二重スパイは誰かというプロットが、
戦後すぐからソビエト崩壊まで続いている。
ただ、スパイ物と思うと肩透かしを食うかもしれない。
プリティカルフィクションとしての側面の方が強いかも
820 :
名無しのオプ:2009/07/02(木) 11:24:19 ID:l2DaUFUq
821 :
名無しのオプ:2009/07/02(木) 19:29:30 ID:+hKfYVAu
萌えるなw>プリティカル・フィクション
822 :
名無しのオプ:2009/07/02(木) 19:38:26 ID:oeIMGq0Q
ぷりぷりっ
823 :
名無しのオプ:2009/07/02(木) 23:17:14 ID:hnQDWPXW
プリプリプリっ、プリンス・マルコ
824 :
名無しのオプ:2009/07/03(金) 19:58:21 ID:IGRXUP/w
825 :
名無しのオプ:2009/07/09(木) 03:10:03 ID:kUPSu2HT
クリス・ライアンの新作詠んだ・・・
悪くないんだけど・・・
個人的には、やっぱり冒険小説的な面白さは『カーダ』がいちばんかな
826 :
愛を読むひと 文芸社:2009/07/11(土) 14:26:11 ID:/2mjFcaD
ゾボタをシュリンクと一緒にしたらだめだよ、
あれは別格なんだから。
ホモのシュリンクなんか、毎晩犬にケツを掘られてりゃ、
それでいいんだよ。
あんた『朗読者』のファンなら、シュリンクに
日本のコケシをたんと贈ってやれ。
やっこさん泣いて喜んで、
自分の黄色いケツの穴に突っ込むぜ。
オー、ヤーパン大好き、コーケシ大好き、
モット、モット、・・・。
827 :
名無しのオプ:2009/07/14(火) 20:20:47 ID:3o/nESGl
暗殺のジャムセッション 1,365円
ロス・トーマス(著)
ISBN: 978415 刊行日: 2009/08/10
ジャンル: ミステリ
〈ハヤカワ・ミステリ1827〉冷戦の最前線・西ドイツから帰国して結婚し〈マックの店〉を再開したマッコークル。だが死んだはずの元相棒が転げ込んできたことから、再び裏の世界へ。名作『冷戦交換ゲーム』の続篇が待望の登場
828 :
にゃいすらいふ:2009/07/15(水) 20:44:15 ID:sqE0rJyh
「バチカンからの暗殺者」AJクイネル 読了★★★★☆
大胆な構想で展開する、息もつかせぬポリティカル・サスペンス
ハイテンポな場面転換にて、最後の場面は超エクスタシーです。
クイネルは5冊目ですがこの本の面白さは格別ですね。
フォーサイスの「ジャッカルの日」を思い出しました。
bookoffにて100円で売ってましたので、そういうのを買えば
元は十分取れるかなと思います。
次は「真夜中のデットリミット」です。ここ3日くらいで上巻を読み終えましたが
面白さはイマイチです。下巻の追い込みに期待と致しますか。
829 :
名無しのオプ:2009/07/15(水) 21:03:04 ID:hfqptzSP
何言ってんだよ。
「バチカンからの暗殺者」なんかつまんねーよwww
830 :
名無しのオプ:2009/07/15(水) 21:43:50 ID:Ju5xBClV
ヴァチカンね
あれは面白い
831 :
名無しのオプ:2009/07/15(水) 23:09:52 ID:p2ovxjEh
クイネルにしてもハンターにしても、続きもので有名な人の単発ものって、なんかはっちゃけてて面白いんだよね
いつもと違うことやってるっつのかねぇ
バチカンからの暗殺者、俺も大好きです。あれが面白い人は、ぜひとも「スナップショット」行ってみてください。きっと
はまります。「イローナの4人の父親」もいいかもしんない
「真夜中のデッドリミット」このスレでも時々話題がでますなぁ。あれは後半から盛り上がってきますっす。前半は
半分流してるような気がします。でも、これが面白いんなら「クルドの暗殺者」ぜひ行ってください。おれん中じゃ
ベスト・オブ・ハンター(単発部門)ですねぇ。
832 :
名無しのオプ:2009/07/16(木) 06:00:04 ID:r0o1PW6/
チャイルド44読んだ。
昔読んだ蝿の王が読みづらくて洋物には偏見があったんだが
いい意味で裏切られた。書店のポップに感謝感謝!
今まで洋物を読まなかったことにすごい損した気分・・・。
833 :
にゃいすらいふ:2009/07/16(木) 08:32:43 ID:rZugHvzl
きのうbookoffにいってみたら「さらばカタロニア戦線」ハンターが上下巻100円で
売っていましたが、こちらはどうですか?
834 :
名無しのオプ:2009/07/16(木) 09:17:52 ID:0PbgpA9r
買えよ、読めよ
835 :
名無しのオプ:2009/07/16(木) 21:51:38 ID:XFxA+OhG
tえst
836 :
名無しのオプ:2009/07/16(木) 22:13:44 ID:XFxA+OhG
同じシリーズ物でもクリーシィ・シリーズは好きなんだが、
ヒギンズのディロンシリーズは何か「楽してるなぁ」って感じしか
しないんで途中で飽きた。どちらも同じ様な事やってるはずなんだけどなw
837 :
名無しのオプ:2009/07/16(木) 22:30:46 ID:TNxeuWLL
北村薫先生、直木賞受賞おめでとうございます
30秒前まで、僕、先生のこと女性だとおもってますた・・・・・・・・・orz
838 :
名無しのオプ:2009/07/16(木) 23:04:36 ID:yQDcVF3k
スキップとか書いてた奴かな?
あいつの文章はつまんねーんだw
839 :
名無しのオプ:2009/07/17(金) 01:02:52 ID:jbmG6ZG9
内藤チンさんももう70か
プレイボーイかなんかでぼつぼつ冒険小説の事書き出したのは75年頃だよな
すると35くらいか
もうテレビには殆ど出てなかったな面白かったのに
日劇ミュージックホールなんかには出ていたけど
まだ店はやってるのかなぁ
840 :
名無しのオプ:2009/07/17(金) 06:34:35 ID:PztocYK9
上のほうでトレヴェニアン薦められて今ワイオミングの惨劇読んでるんですけど
面白いっすねこれ。
841 :
名無しのオプ:2009/07/18(土) 14:19:41 ID:XWfxwoXe
ワイオミングの惨劇ってあらすじを読むとそんなに面白そうな話には見えないけど、
いざ読み出せば引き込まれるものがあるし、不思議と長く心に残る
ただ、タイトルのせいで読まずに内容を勘違いしている人が多そうな気はする
842 :
名無しのオプ:2009/07/18(土) 22:23:00 ID:Zl8dcz3l
トレヴェニアンの文章はなんでか苦手…。文意がぱっと頭に入ってこない。
843 :
名無しのオプ:2009/07/19(日) 21:53:17 ID:XZWdXgN3
「ダ・ヴィンチ・コード」やっと読了。
買ってから4年ほどでやっと読めた。
3回ほど読みかけて、最初の方で挫折するばかりだったんだけどね。
「天使と悪魔」は大傑作だが、
「ダ・ヴィンチ・コード」は題材はセンセーショナルではあるものの、
ストーリーは無理矢理感が強い。
だいたい、黒幕の正体が矛盾だらけじゃね?
なんであんなに売れたんだろう・・・
844 :
名無しのオプ:2009/07/20(月) 02:40:27 ID:AYVdqMSZ
>>795 カメだけど(規制だたもんで)、ドナルド・E・ウェストレイクの
「ドートマンダーシリーズ」がまさにそれだよ。
どうなるかわかっているけど最高におもしろいぜw
845 :
名無しのオプ:2009/07/26(日) 15:27:48 ID:V16B6E2Q
スカパーでやってる「銀髪の狼」の本日放送回の脚本担当が
ヴィクター・カニングだった
盲目の女性がすぐ側で母親を殺されて主人公が犯人を突き止めるという筋
846 :
名無しのオプ:2009/07/27(月) 12:33:06 ID:qBu1bdIQ
ちょいと質問。
高嶋哲夫って人のスレはどこにあるんでしょう? ない?
冒険小説って感じでもないのですが。
847 :
名無しのオプ:2009/07/28(火) 00:40:38 ID:sWPioRPp
アンディ・マクナブの『クライシス・フォア』が面白かった!
ヒロインのセアラが最高なんだ!
浮気した恋人の指を折っちゃんだから!
かわいいよね!
848 :
名無しのオプ:2009/07/29(水) 21:19:33 ID:u5S/KkAH
アンディにしろクリスにしろ、元SASって女で悲惨な目にあう主人公ばっかだよなぁ
だれか、女とうまくいってるSASの主人公ってしらない?
おれはマクシム少佐しかしらん。あのツンデレめ(怒)うらやましいじゃねぇか
849 :
名無しのオプ:2009/07/29(水) 22:01:58 ID:SflzHhN1
平賀・キートン・太一
はうまくいってないか…
850 :
名無しのオプ:2009/07/29(水) 22:12:10 ID:u5S/KkAH
娘とうまくいってるなw>キートン
851 :
名無しのオプ:2009/07/30(木) 11:30:03 ID:qM9QxrVB
久しぶりにジョー・ゴアズ(路上の事件)を読んだら
予想以上に面白かった。
852 :
読後感:2009/07/30(木) 18:44:27 ID:C/AxSJie
853 :
名無しのオプ:2009/07/30(木) 18:45:07 ID:5YoN3553
test
854 :
名無しのオプ:2009/07/30(木) 20:00:32 ID:5YoN3553
少年版007こと「アレックス・ライダー」シリーズ
「所詮ジュブナイルだろ〜」と舐めてたらなかなか面白い。
正直、レイモンド・ベンソン下ろしてこの作者に007書かせた方が
いいだろ?と思った位。
855 :
名無しのオプ:2009/07/31(金) 01:17:48 ID:A9zct0pJ
>>854 面白いよ、あのシリーズ。
YA向けだけど、容赦なく哀しいエピも入ってるし。
イラストもうまくハマっていると思う。
856 :
名無しのオプ:2009/07/31(金) 20:17:32 ID:SYSsjI7R
ロン・ハワード監督がR・ラドラム原作「狂気のモザイク」を映画化
「ボーン・アイデンティティ」シリーズの原作者として知られるロバート・ラドラムのエスピオナージ小説
「狂気のモザイク」が、「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督によって映画化されることになった。
米バラエティ誌が報じたもので、ユニバーサル・ピクチャーズが製作、
「ロード・トゥ・パーディション」(02)の脚本家デビッド・セルフが脚色にあたる。
82年に発表された「狂気のモザイク」(邦訳は新潮文庫刊)の主人公は、CIA秘密工作員のマイケル・ハブロック。
恋人がKGBのスパイだったことが発覚し、自らその処刑に加担せざるを得なかったハブロックが、
失意の底で工作員を引退することを決意して旅に出る。だがその旅先で死んだはずの恋人の姿を目撃し、
やがて米ソ両政府が絡んだ陰謀の存在を知るというストーリー。
なお、ユニバーサルでは現在、同じくラドラム原作「シグマ最終指令」の映画化と、
「ボーン」シリーズの第4弾が同時進行中だ。
857 :
名無しのオプ:2009/07/31(金) 21:08:48 ID:4+xIWTtW
冷戦時代の話をそのままの時代設定で映画化するのかな。
KGBの関与する話なんて最近あんまりみないけど‥‥
それとも、なにかのアレンジを加えて現在の話にするんだろうか?
858 :
名無しのオプ:2009/08/01(土) 00:10:19 ID:9UciLpN8
そういや冷戦が終わって一番困ったのは軍産複合体よりもむしろハリウッドだっていうしなw
いつまでもイスラム過激派を敵役にしとくわけにもいかんしなぁw
859 :
名無しのオプ:2009/08/01(土) 13:35:53 ID:6A5nWo4o
>>857 ふ〜ん。よく知ってるね。ネット(笑)で調べたんだ?
860 :
857:2009/08/01(土) 18:31:10 ID:jE4D5jWI
>>859 君のゆとり臭芬々たるレス(笑)からは、なにが言いたいのか良く分からないんだが?
俺は冷戦時代に普通のハイティーン生活を過ごしていたオヤジだから、
ネットで調べなくても当時のエスピオナージュの何たるかくらいは知ってるつもりだけどね。
ちなみに初期のラドラムは20年以上前にあらかた読破している。
そこで語られていた壮大な陰謀は、ほとんど記憶の彼方だが(笑)
861 :
名無しのオプ:2009/08/01(土) 23:40:57 ID:HGRIFevw
「パンドラ抹殺文書」読了、久々に外国の物を読むとなかなかページが進まないな。
それほど長くないのに。それでも、面白かった。
862 :
にゃいすらいふ:2009/08/02(日) 03:01:38 ID:1nFu0c2e
マイケル バー ゾウハーの他の著作もお勧めします
特に初期の作品は外れはありません
初めの?みはOK?(必ずハラハラドキドキするような事件が最初にある)
「エニグマ奇襲指令」
「ファントム攻略ルート」
この辺がお勧めかな
863 :
名無しのオプ:2009/08/02(日) 18:38:26 ID:7U1lDpvc
「無名戦士の神話」も面白かった。
864 :
名無しのオプ:2009/08/02(日) 21:14:45 ID:XQXk1oJv
25年前、クィネルの正体はバー=ゾウハーだと思ったオレは
「復讐のダブル・クロス」が好きです。
865 :
名無しのオプ:2009/08/05(水) 20:55:35 ID:QeiGijRw
深夜プラス1読了。
面白かったですぞ。
866 :
名無しのオプ:2009/08/05(水) 21:11:08 ID:1lwU2FU1
あれはバイブルですよ>+1
たぁいえ、シンジュクのあの店にはもう行きたくないなぁ
ウィスキー一杯千円てなんだよ、ボッタかよwゴールデン街て安酒のませてなんぼだろーがw
867 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 04:28:16 ID:P9PDWULp
ハードボイルドだど
868 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 10:30:57 ID:pUz1IOiG
カンパを強要されたという書き込みも昔あったよね
一度は行ってみたいが
869 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 19:34:45 ID:7/D0eAQi
一度は色々冒険小説について語り合ってみたいと思うが、
ジョバンニ大好きの陳さんの前で「復讐の狼」「狼たちの標的」しか
読んでません〜 なんて云おうもんなら説教されそうな気がする。
「もっと読まなきゃならん本があるだろ!」とかw
読まず嫌いは駄目だってのは判ってるが、どうもノワールモノは・・・
870 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 22:20:34 ID:ZbKWouTd
ブコフに「読まずに死ねるか!」のシリーズが何冊かあったんだけど、
買った方がいいんだろうか
871 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 22:26:45 ID:ImVjW5Yy
くさいダジャレに耐えられるなら
俺は我慢できなくて斜め読みして手放したよ
872 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 22:36:12 ID:ZbKWouTd
>>871 そーかぁ
ダジャレ耐性ないからスルーするわ
873 :
名無しのオプ:2009/08/07(金) 00:02:02 ID:esvbkKbs
生島治郎と別れた小泉喜美子と同棲してたんだよな>ミスター陳
でも小泉喜美子は「生島が好き」と言ってたらしいw
874 :
名無しのオプ:2009/08/07(金) 12:16:30 ID:FEmOh4x8
残念ながら生島はフィリッピーナの風俗嬢に走ってしまっていた、と
875 :
名無しのオプ:2009/08/08(土) 19:29:11 ID:cgifMqAv
876 :
名無しのオプ:2009/08/08(土) 19:48:03 ID:C/dmDPvy
そう。それを基に私小説ともいえる「片翼だけの天使」を書いた。
生島といえば、思い出深いのはエッセイ「ハードボイルド風に生きてみないか」。
私は、これの影響でハードボイルドや冒険小説を読むようになりました。
877 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 00:00:40 ID:6MH//41K
それって、ソープに入ったはずなのに
「私はプロとしてベストです。したがって、料金も一番高い」
って嬢に言われたのに手持ちが足りなくて、指名料、入浴料込みで手コキされた男の復讐劇?
878 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 01:17:54 ID:y8KOdazl
ブックオフに「さむけ」と「燃える男」がそれぞれ百円で売っていたので買ってしまった。
多少年季は入ってるけど傑作と評判の二冊を百円で読めるんだから目をつぶれるよ。
879 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 03:02:40 ID:THfuYhz1
それはそれはいい買い物を^^
今夜は徹夜じゃなうですか?w
「燃える男」は映画化や新潮社刊も手伝ってか、100円コーナーでもけっこう美本を見かけますね。
今日100円コーナーで大量の初期のドートマンダーシリーズやケンリックの本を見かけた。
復刊以前だったら飛び上がって踊りだしたかもしれんw
カバーイラストがいい味出してました。
これだから古書店めぐりはやめられないのです^^
880 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 07:36:55 ID:Sk9Zr0/S
ああ、それは同好の士が逝ったのだな。
881 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 08:49:44 ID:aVIrIooQ
「燃える男」はそうでもない。
「さむけ」は未読。
882 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 11:32:57 ID:pDJ0Nby3
「燃える男」と云えばケツマイトが印象的。
883 :
名無しのオプ:2009/08/10(月) 23:00:34 ID:yB9ObG6H
映画は諸般の事情で後半全然違う話にしたせいで無理ありまくりの脚本だったけど、
あのシーンをちゃんと映像化してくれたので意外とそんなに悪い印象はないな。
「カジノロワイヤル」の拷問シーンにも言えることだけど、強烈なインパクトのある原作の名場面をちゃんと映像化してくれるのは嬉しい。
映画化作品といえばジョー・ゴアズの「ハメット」がハヤカワから再刊されるけど
これが売れたら「マンハンター」も引き取って出して欲しいな。これも傑作だから。
884 :
名無しのオプ:2009/08/11(火) 00:41:39 ID:N4gaVTec
このスレで見て「女王陛下のユリシーズ号」を読んでる。
まだ読みはじめだが、わりとすらすら読めるな。船物はあまりよまないので、新鮮な気分だ。
885 :
名無しのオプ:2009/08/11(火) 02:03:31 ID:KK64TkyE
こんなクソ暑い時期にはクーラー効果も期待できるよw
海洋モノはいろいろ読んだけど、ユリシーズを超える本にはまだ出会ってないなぁ・・
「脱出航路」はよかった
886 :
名無しのオプ:2009/08/11(火) 22:06:46 ID:tE/xw03r
ジョイスの「ユリシーズ」と勘違いしそうになるなw
887 :
名無しのオプ:2009/08/12(水) 04:54:24 ID:sQ+x/yDF
「燃える男」を読んでいて思ったんだけど。
フランス外人部隊というのは何の軍経験もない素人が入隊させてくださいと頼んで簡単に入隊できるものなのかな?
イタリアからフランスに密入国して逃げたゴロツキのグィドーが簡単に入隊していたから。
888 :
名無しのオプ:2009/08/12(水) 07:20:01 ID:NtoTMIGV
889 :
名無しのオプ:2009/08/12(水) 18:16:23 ID:y32oMZO6
>>810 書評もどうかと思うが、著者の切り返しが笑える
5つ星のうち 1.0 ラノベでしょうか?, 2009/8/10
By TARA - レビューをすべて見る
良い印象が無いため、かなり厳しい評価になります。
作者の方は詳しく存じ上げないですが、
装丁と文体から若手作者が勢いで書いたラノベのような印象です。
読むのに苦労した割にはあまり内容を覚えていません。
また、今まで読んだ中で最も誤字脱字の多い本でした。
数行の段落内で単語のゆらぎ(しかも重要な人名)があるとは…。
一回も校正がなされていないようで、誤字がある度に興醒めです。
この値段でこれは酷い。
歴史的な蘊蓄部分を期待して買いましたが、内容が咀嚼されておらず、
歴史書を丸写ししただけのような書き方です。
ダ・ヴィンチ・コード等、他作品の検証の甘さを揶揄した台詞が多い割に、
同作品も似たようなものだという印象を受けました。
変にファンタジックなだけにこちらの方がやや安っぽく、
蘊蓄部分の信憑性もあまり感じられなくなっています。
作者が書きたいテーマを全部詰め込んだ挙句、
主人公のご都合主義なひらめきでラストに駆け込み、
見事に消化不良に陥っています。
大風呂敷を広げすぎたのか、各種伏線ももやもやした感じで残りました。
煽り文句の「哲学ファンタジー」に期待しましたが残念。
「エンターテインメント小説」だけは正しいと思います。
深く考えず、ストーリーの勢いを読む本です。
お金に余裕のある方はどうぞ。
890 :
名無しのオプ:2009/08/12(水) 18:17:55 ID:y32oMZO6
こっちが著者コメント
書評ありがとう。
この人、ラミー2000だの、ロディアブロック11だの、そんなのは自分だって持っているんだ、とか、小説の中の人物と妙に張り合っていた人だね。
人名は、揺らいでいるのではなくて、話者に応じて使い分けてある。同じ人でも、その人との人間関係によってまったく別様に呼ばれる。
(欧米の小説では、ファーストネームや肩書との使い分けが当然だが、日本の小説だと、話者に関わらず、記号的に人名を統一してしまうことが、たしかに多い。)
誤字脱字があったというのなら、申し訳ない。が、具体的に教えてください。校正は、じつは、ふつうの本の回数の比ではないくらい多く、しかし、
繰り返しの直しによって、かえって誤字脱字が紛れ込んでしまった可能性がゼロとは言い切れない。まあ、なんにしても結果がすべてなのだけど。
ちなみに、これ、ファンタジーじゃないし、ファンタジーなんて言ってないし、むしろ、ファンタジーなんか大嫌い、って、中にも書いてあったと思うけどなぁ。
それに、ウソと真実、現代と中世で、ストーリー全体が四重になっているので、深く考えず、勢いで読んでも、やっぱり文字面の誤字脱字くらいしか見えないのでは?
(『ハムレット』や『闇の奥』『ユージュアル・サスペクツ』のような意味で、話の全部がウソだらけなんだよ。そして、ウソの上に成り立つ真実として、別のストーリーがある。
カントの『実践理性批判』とか知らないと、このしくみ自体が、よくわからなかったかもしれないけれど。)
お金に余裕のある方は、一人三冊ずつくらいどうぞ。(一冊読んで、一冊は愛蔵、もう一冊はお友だちに貸してあげる。)
891 :
名無しのオプ:2009/08/12(水) 18:38:01 ID:sQ+x/yDF
>>888 調べれば日本人の体験記とかあって結構分かるものなんだね。
やはり簡単に入隊出来るわけではないのか。
ありがとう。
892 :
名無しのオプ:2009/08/14(金) 23:55:53 ID:f0dvQWGi
日本語版ニューズウィークの座談会にローレンス・ブロックが出てた。
ちらっとしか読んでないが、長編はもう書かないかもとのこと。
寂しいなあ。
893 :
名無しのオプ:2009/08/15(土) 09:13:02 ID:9A2RJp7o
>>892 男前でしたよね。
もう書きすぎるほど書いた、って。
うーん、でも読者は読みたいんですけどって思ったよ。
894 :
名無しのオプ:2009/08/16(日) 23:34:02 ID:eFKsUEHP
コンチネンタル・オプをもうちょっとワルくしたような探偵小説ってありますか?
というかほぼコンチネンタル・オプ(容姿含めてのリアリティ)がツボなんですが。
「マルタの鷹」とか「さむけ」とかも読んだんですけど、ちょっとスマート過ぎるきらいがありました。
エロはいりません。誰かオススメ教えて
895 :
名無しのオプ:2009/08/17(月) 00:25:03 ID:skPTJ166
馳星周
896 :
名無しのオプ:2009/08/18(火) 02:50:25 ID:uFmXSteT
馳星周「煉獄の使徒」上・下巻合わせて1200ページ「オウム真理教」
こんなのはハードボイルドじゃない
897 :
名無しのオプ:2009/08/18(火) 04:11:37 ID:TLds6LRs
薬丸岳「悪党」読んだ人いる?
898 :
名無しのオプ:2009/08/23(日) 10:58:47 ID:lTx3HWXD
ジョン・ゴーディの「サブウェイパニック」、
映画のリメイクにあわせて、何げに新訳で復刊されているのが
うれしかった。
899 :
名無しのオプ:2009/08/26(水) 16:47:35 ID:RmB4gurq
ようやく、「女王陛下のユリシーズ号」読み終えた。
他にも色々著作があるみたいだから、楽しみだな。
900 :
名無しのオプ:2009/08/26(水) 18:27:13 ID:7QOFc2Du
マクリーンは傑作も多いが凡作も多いので要注意。
とりあえず「ナバロンの要塞」は必読ですよ。
901 :
にゃいすらいふ:2009/08/26(水) 19:25:27 ID:FbsNOKWb
マクリーン 通称 冒険王
「冒険小説の王者」にふさわしいネーミングではありませんか
とりあえずお勧めなのが
同じ海洋冒険小説では
「黄金のランデブー」
「北極基地/潜航作戦」
ユリシーズみたいに厳寒の描写が細密なので
お勧めが
「北極戦線」
でしょうか・・・・
902 :
名無しのオプ:2009/08/26(水) 20:47:35 ID:WB1cDhV7
厳寒なら船じゃないけど、
「最後の国境線」が印象に残ってんなー
あれはよかった
903 :
名無しのオプ:2009/08/27(木) 18:06:35 ID:Y8YgVXkC
>>896 馳星周はハードボイルドじゃなくてノワールなので
904 :
にゃいすらいふ:2009/08/27(木) 20:51:09 ID:Fz3o5087
マクリーンの傑作本の傾向は1960年代までで1970年代は良くないらしい
1970年代に出された著書は読んだことがないので何とも言えないが…
905 :
名無しのオプ:2009/08/27(木) 23:14:40 ID:4h/VItJt
>>904 まあ一番脂乗ってた時期だから仕方ないかな。
でも70年代の作品でも「歪んだサーキット」「軍用列車」
「地獄の綱渡り」「金門橋」「巡礼のキャラバン隊」
「さらばカリフォルニア」は面白いと思う。
「魔女の海域」「雪原の炎」は個人的にイマイチだった。
後、心配だったけど割と面白かったのがマクリーン=原案で他人が
仕上げた「人質の塔」「ゼロ・プラス・ワン」
906 :
名無しのオプ:2009/08/27(木) 23:30:46 ID:z4lAcCjL
マクリーンてユリシーズとナヴァロン以外はほとんどが絶版じゃね?
907 :
899:2009/08/28(金) 00:48:15 ID:r0UC1E33
お勧めしてくれた方、ありがとう。というか、このスレ見てなかったら
ユリシーズ読むこともなかったもんな。感謝だ。
マクリーンの本は色々あったんで、正直迷ってた。レスを参考にして、探してみます。
908 :
にゃいすらいふ:2009/08/28(金) 01:49:45 ID:b5D0PpRw
最近はほとんど絶版だと思います
昔は神田神保町あたりでは、マクリーンの著作がよく100円ででていたのですが…
15年以上いっていないので、最近は古本で出ているかわからないが・・・・
909 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 14:29:29 ID:P9HTWP0h
去年の今頃、愛読家が逝ってしまって(?)ドーンと放出されたマクリーンを
100円均一でゲットした果報者がいたなぁ。。。
ブコフいろいろのぞいてるけど、ユリシーズとナヴァロン(要塞、嵐)しか見当たらないよ。
910 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 16:21:39 ID:n+WHc0uP
ジョン・シャーリーが昔ジョン・カッター名義で書いた「復讐者の怒り」ってどうなんだろ。
911 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 18:09:35 ID:9R0SWjIW
912 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 19:20:54 ID:9UENG3ue
>>909 「マック・ボラン再び!」と思えば腹は立たない。
かつての師が敵の用心棒になってる設定は面白かったんでブックオフの
100円コーナーで見つけたら要ゲット。
しかし創元はすっかりアクションモノ出さなくなったなぁ・・・
あの安っぽいカバー最高だったのに。
映画「レモ」公開後に出た「デストロイヤーシリーズ」の表紙、
レモがどう観てもシュワで、チウンがリー・バン・クリーフだったのも
安くて良かった。
913 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 19:24:02 ID:9UENG3ue
914 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 21:31:15 ID:9UENG3ue
さっき早川書房のサイト見たら来月トンプソンの
「A-10奪還チーム出動せよ」が文庫で出るらしいが、なんで今更、
しかもトンプソン?
915 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 21:50:33 ID:L2fbNT2v
シャドー81といい、新潮のいいのをつまんでるな
916 :
名無しのオプ:2009/08/28(金) 23:38:44 ID:P9HTWP0h
>>911 はやく読んでさいたま市見沼区のブコフに放出しておくれw
917 :
名無しのオプ:2009/08/29(土) 07:43:15 ID:mjSjJ+cW
918 :
名無しのオプ:2009/08/29(土) 19:10:20 ID:Fncg0QTJ
早川にはジョゼ・ジョバンニの復刻をしてもらいたいよ
せめて「犬橇」だけでも
919 :
名無しのオプ:2009/08/29(土) 20:01:12 ID:YRqAWzQt
個人的にはブライアン・キャリスンやジェフリー・ジェンキンズ辺りの
「面白いがイマイチ陽の目見なかった作家」を一気に廉価で出して、
「マクリーン、ヒギンズだけじゃない!」ってのを知らしめて欲しいが
今そんな冒険無理かw
920 :
名無しのオプ:2009/08/29(土) 20:17:30 ID:DFSO7wkE
砂漠のサバイバルゲームを復刊してくれ
921 :
名無しのオプ:2009/08/29(土) 21:58:04 ID:YRqAWzQt
>>920 今度、ガーフィールド原作の「狼の処刑宣言」が公開されるから
それの記念で復刊・・・されるといいな。
922 :
名無しのオプ:2009/08/29(土) 23:52:10 ID:QbnXMKcT
長い間「ホップスコッチ」「反撃」を探し続けてる者ですが
期待できるかな?〜♪
ダンカン・カイルを希望
>>900 しかし、映画だけだと明らかに「ナバロンの要塞」より「荒鷲の要塞」のほうが
面白いんだよな。(ちなみに小説はどっちも未読)
ナバロンのほうは同時代・同ジャンルの「大脱走」などと比べると時代を超えられずに
古びてしまった感があるけど、荒鷲のほうは最後まで二転三転するプロットと
「ベン・ハー」の戦車競争で有名なヤキマ・カヌートによるアクション演出が
今見ても面白くて、放送があるたびについつい最後まで観てしまう。
そもそも先に映画の脚本を依頼されて、そのために小説を書き下ろしたという逆パターンだから
映画的に面白いのは当たり前といえば当たり前か。
機会があれば両方の小説を読み比べてみるつもりだが。
そういえば古本屋で買った「黄金のランデブー」の原書のペーパーバック、
(ちなみに表紙はリチャード・ハリス)
積読したままだよ。
925 :
名無しのオプ:2009/08/30(日) 23:59:18 ID:Cb2wbxd/
そういやうちの文芸部の後輩どもが
「ナヴァロンの女子寮」
とか
「ナヴァロンの人妻」
とか
いう小説を書く、とか言ってたっけ。どこかでUpされてるかもしれん。読んでやってくれ
おれは頼まれても嫌だがorz
926 :
名無しのオプ:2009/08/31(月) 19:47:34 ID:32KitVdl
>>925 一体どんな経緯でそんなの書くんだw
話変わるがラドラム継いででボーンの新シリーズ書いてるのが、
「ニンジャ」のエリック・ヴァン・ラストベーダーだった。
同じ東洋趣味でも「ブラックカラー」のティモシー・ザーン位弾けてれば
いいが、その後に出した冒険ファンタジーも何か中途半端だったんで
読むモンなくなったら読もう。
927 :
925:2009/08/31(月) 20:30:10 ID:6+DrYRli
>926
いやさ、後輩とナヴァロン話になって
「ナヴァロンの嵐ってあれどの辺がナヴァロンなんですか?」
って後輩に聞かれて、俺答えられなかったんだよ
酒飲みながらの話だったんで脱線して
「作者が誰だろうと舞台がどこだろうととりあえず大冒険だったらナヴァロンでいいじゃねーか」
っつぅわけわかんねぇ定義をしたところまでは覚えてんだよorz
928 :
名無しのオプ:2009/08/31(月) 23:35:27 ID:FaQZZjQJ
難攻不落の要塞とか難易度の高いミッションの代名詞みたいなもんかね。
そういう意味じゃ「〜女子寮」も「〜人妻」もありだなw
写真、イラスト満載で刊行ヨロw
929 :
名無しのオプ:2009/09/01(火) 00:31:56 ID:Hfh5oRvB
スペランカーの要塞
スペランカーの嵐
スペランカーの人妻
スペランカーの女子寮
930 :
名無しのオプ:2009/09/01(火) 02:09:41 ID:UKr9EyMD
931 :
名無しのオプ:2009/09/01(火) 09:45:10 ID:KUTF1IQ+
超人戦隊スペルマン
932 :
無名草子さん:2009/09/02(水) 18:23:13 ID:BiGNNC35
自由国民社の「世界の冒険小説・総解説」というガイド本によると
「女王陛下〜」「ナヴァロンの要塞」「荒鷲の要塞」
「北極戦線」「北極基地潜航作戦」「黄金のランデヴー」
「八点鐘が鳴るとき」「恐怖の関門」「最後の国境線」までが
マクリーン作品のベストで、あとはお勧め出来ない(推薦するには
難がある)という評価でした。
(東京創元社から出た「ミステリー・エンタテインメント・ベスト700」
という採点形式のガイドブックでもほぼ同評価)以上、ご参考まで。
933 :
名無しのオプ:2009/09/02(水) 18:52:37 ID:1obbbcV0
934 :
名無しのオプ:2009/09/04(金) 20:34:20 ID:JaPxfspa
スティーグ・ラーソンのミレニアムって、このスレのみんな的に
おもしろいですか?
知り合いの女に薦められてるんだけど、女のオススメにはいつも騙されるので・・
935 :
名無しのオプ:2009/09/04(金) 21:46:41 ID:/IdUhLBq
丁度読んでるけど、正直中垂るみしてる感じがする
キャラクターはそれなりに面白い
あと、若干のフェミ臭とマスコミの正義に抵抗が無ければ
936 :
名無しのオプ:2009/09/05(土) 02:59:06 ID:m/IzONTP
ドン・ウィンズロウが『サトリ』っていう『シブミ』のエピソード1を書いてるらしい
期待できそうかどうかはとりあえず『犬の力』を読んで判断するつもり
937 :
名無しのオプ:2009/09/05(土) 15:24:39 ID:eAEfKsO8
創玄推理文庫に収録されてるはずのチャンドラー「大いなる眠り」、
どこの本屋回っても置いてないんだがもしかして絶版なのかな?
「かわいい女」や短編集とか比較的マイナーな作品でも結構見かけるのに
938 :
名無しのオプ:2009/09/05(土) 15:50:02 ID:UWNPxGts
939 :
名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:12:34 ID:KkrlV+nd
創元の「大いなる眠り」って例の「うふう」か
一昨年か去年くらいに田口俊樹の新訳が出る予定だったが、
いつもの如く創元クオリティ発動で見通しが立たない状態になった
たぶんその煽りを受けて旧訳の再版も止まってるんじゃないかと思う
940 :
名無しのオプ:2009/09/05(土) 19:36:52 ID:eAEfKsO8
>>939 情報thx
やはりそんな事情があったのな
色々理由があるのかもしれないけど、
創元にはしっかりしてほしい
941 :
934:2009/09/05(土) 21:54:08 ID:boFLkBKS
>>935 ありがと。
フェミ臭か・・
bookoffで見つけたら読んでみっかな。
942 :
名無しのオプ:2009/09/08(火) 22:31:51 ID:tZkqHl5X
>>939 なぜ「大いなる眠り」だけ双葉先生オンリーなんだろう? あの小鷹御大すら殴り込みをかけないのが不思議。
清水さんはポケミス分は先訳者の田中コミさんにナシつけてまで文庫の改訳をさせて貰ったのに……
(「高い窓」は命が保たなくて最後がなっちの代訳だが)
943 :
名無しのオプ:2009/09/09(水) 19:20:41 ID:DXAUyDW5
944 :
名無しのオプ:2009/09/11(金) 21:28:24 ID:Vge4o8Oq
ブコフでバグリイ「サハラの翼」「ハリケーン」を105円でGET。
このあたりの冒険小説が100円で拾えると嬉しい。
945 :
名無しのオプ:2009/09/15(火) 22:20:19 ID:VBddldz5
>>943 全部、ほぼ同じ話だったような気がする。
「極北のハンター」が一番良かったので後から紹介された二作はツマンナカッタ。
946 :
名無しのオプ:2009/09/18(金) 00:37:55 ID:CVHeHYSJ
「ヴァチカンからの暗殺者」読み始めた。いい連休になりそうだ。
947 :
名無しのオプ:2009/09/22(火) 12:25:47 ID:drZUR0m2
948 :
名無しのオプ:2009/09/22(火) 17:46:17 ID:NriDrfTF
生島治郎の「追いつめる」面白いな。
今まで「国産ハードボイルドなんて」と見くびっていたが、
結構読みやすい上にグイグイ引き込まれる。
己の信念を貫き通す主人公の格好良さが良い。
あと作中に出てくる乗末刑事のイメージがトミーズ雅を思い浮かべてしまうのは自分だけだろうかw
949 :
名無しのオプ:2009/09/22(火) 19:11:18 ID:lO/xf/Tq
>>947 スレ違いじゃないなと思って「無頼船長トラップ」の話振ったのに
全力でスルーされた思い出しかないなw
これとか「バンダースナッチ作戦」とか武装小型艇が活躍する話が
好きなんだけど最近ないんで寂しい。
950 :
名無しのオプ:2009/09/22(火) 19:54:36 ID:qevxVHLz
>>942 双葉御大、存命だから改訳してもらえばいいんだよ(無茶言うな)
951 :
名無しのオプ:2009/09/23(水) 03:34:58 ID:8TBDtmK5
>>949 それガイド本で評価高かったから読みたいと思ってる本だ
952 :
名無しのオプ:2009/09/25(金) 04:32:51 ID:FPQ8NZVB
「追いつめる」を読んでいて他に感じることは、
主人公の志田司郎はよくウィスキーを飲むなという所。
ウィスキーという酒はやはりハードボイルドを描く上で貴重なアイテムの一つなのだろう。
大沢在昌のウィスキー好きも自身が尊敬する故生島治郎の作品が少なからず影響しているのかな。
953 :
名無しのオプ:2009/09/25(金) 14:33:18 ID:Fp7UZPne
売れない時代によく飲みに連れて行ってくれたらしいね
954 :
名無しのオプ:2009/10/06(火) 22:01:08 ID:hp+hEM7p
オレの中でフォーサイス祭り発生w
いままで読んだことなかったんだけど、ブコフで一気に
「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」「戦争の犬たち」「ネゴシェイター」「神の拳」
をゲットしたぜ!
ところでな、やっぱり刊行順によんだほうがいいのかな?
955 :
名無しのオプ:2009/10/06(火) 23:12:31 ID:Poi5s42r
エルロイはハードボイルドなのでしょうか?
956 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 02:17:41 ID:Sag+ubX8
>>954 刊行順がいいと思う。
「悪魔の選択」「第四の核」も面白いよ。
957 :
にゃいすらいふ:2009/10/07(水) 13:40:32 ID:lRnxUVut
「神の拳」だけはは読んだことはないが、他のは全部読んでいます。(956も含めて)
面白さでは「ジャッカルの日」「戦争の犬たち」「悪魔の選択」がベスト3かな
以前「ネゴシエイター」より後の作品はどうも・・・・という発言があり、それから
あとの作品は読んでいないのです。
958 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 13:46:05 ID:G8bGmEsE
おれは騙し屋(だっけ?)とネゴシ〜であとはパス
ソ連の崩壊は痛かったようだ
959 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 14:10:44 ID:/TpP+ZwA
トム・クランシーもソ連崩壊後は迷走を続けて、白衣フェチだってのがばれちまったもんな
960 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 14:15:57 ID:/pXV0Tcf
それは全体的に言えることだね
961 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 14:41:02 ID:6ItqKM34
白衣フェチが?
962 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 15:06:37 ID:/pXV0Tcf
ばか
963 :
にゃいすらいふ:2009/10/07(水) 15:59:07 ID:lRnxUVut
「フォーサイス どこかで見てきたような嘘を書き」
フレデリック書く 字余り
964 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 18:35:54 ID:qUlqGmZ5
どうして誰も「シェパード」を挙げないんだ?
・・・好きなのはおれだけかorz
965 :
名無しのオプ:2009/10/07(水) 22:12:22 ID:Sag+ubX8
フォーサイスは前半が圧倒的に面白くて、
息が止まりそうになりながら、
後半に突入すると「あれれ??」っていうのもあったりするw
966 :
名無しのオプ:2009/10/08(木) 06:49:50 ID:R4WnkFwY
「ジャッカルの日」を久しぶりに読んでみたくなった
967 :
名無しのオプ:2009/10/08(木) 16:37:11 ID:QgxAapry
エド マクベイン好きはいないのか
968 :
名無しのオプ:2009/10/08(木) 18:14:02 ID:fDPZw4QI
キューバ・リブレってどう?
969 :
名無しのオプ:2009/10/08(木) 22:06:55 ID:R4WnkFwY
エドマクで面白い作品は?
970 :
名無しのオプ:2009/10/08(木) 22:42:06 ID:4NqWCYNE
87分署シリーズじゃないけど「ダウンタウン」は面白かったような記憶が。
つーか表紙が和田誠だとつい手にとっちゃうんだよ、俺は。
971 :
名無しのオプ:2009/10/09(金) 00:32:48 ID:dtjoWsC/
972 :
名無しのオプ:2009/10/09(金) 00:33:35 ID:dtjoWsC/
973 :
名無しのオプ:2009/10/09(金) 08:49:40 ID:zIrdfcNc
974 :
名無しのオプ:2009/10/09(金) 19:25:40 ID:G3xPC5SY
87分署シリーズは評判のいい「稲妻」を読んだことがあるが、
けっこう面白かった。
主人公(と思ってた)の婦人警官が簡単に殺されたのには驚いたけど。
あと、犯人が喋る小話みたいなのがよく出来てて感心したw
俺もあんな風に自由自在に小話が喋れたらなあ、と思ったなあ。
けっこう面白かったけど、
他の作品も読んでみようとは思わなかったな。
警官の話なら、
マイケル・Z・リューインのやつか、「笑う警官」が好きだ。
975 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 01:51:57 ID:MUx5MU+f
笑う警官もいいけど、ロゼアンナが良いな あのシリーズでは
976 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 11:45:56 ID:09+jRHW3
「警察署長」をもう一度読みたいが中々手をつけられない。
ありゃおもしろかったなあ。
977 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 11:48:36 ID:gCYZsfPq
「警察署長」はTVシリーズも面白かったな。
「ケインとアベル」のTVシリーズも面白かった。
978 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 13:34:41 ID:fVoxhjHD
マルティン・ベックシリーズも昔NHKでやってたね。
1,2回見たけど、なんかイマイチだった記憶。
映画の「刑事マルティンベック」はなかなかの佳作だったな。
979 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 18:14:58 ID:j3ll9BHO
警察物なら(FBIだが)トッツィ&ギボンズはハマッタな。
アメリカでは映画化されてる位人気なのに日本ではイマイチなのが
少しさびしいが。
980 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 17:21:21 ID:h79RUXsQ
刑事小説はイアン・ランキンのリーバスシリーズが好きだけど、
最近は新刊出なくて寂しい……途中の抜けてる巻も気になってる
981 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 22:22:11 ID:h79RUXsQ
っていうかもうそろそろスレ移行しなきゃだね、立ててくる
これまでに比べて今回はスレの消費が割と早かったなぁ
982 :
名無しのオプ: