アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版26th

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1名無しのエリー
商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。

【基本精神】
レビューの数が多いとレビューの精度が上がります。
カブっても気にせずあなたの視点で批評してください。

【ローカルルール】
◆レビュー中の割り込みレスは控えましょう。
◆レビューする側は十分に準備をして短期間に投稿を終えてください。
◆レビューを読む人にとってレビューのレビューは通常のレビューと紛らわしいので禁止。
◆レビュー以外の長文の投稿はスレのサイズオーバーを招き、本来のレビューの邪魔なので禁止。
◆反応すると削除依頼が通らなくなるので上記に対するレス禁止。(上記と同類にみなされます)
→反応さえしなければ削除依頼が通る可能性は十分にあります。
参照:http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1117204058/60
→13thスレで削除依頼通りました。
参照:http://music7.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1155204694/78-83
◆上記について何か言いたいことや議論したいことがあれば避難所へ
URL:http://jbbs.livedoor.jp/music/16782/

新レビュー保管サイト
http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm
旧レビュー保管サイト
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/3494/index.html
2名無しのエリー:2011/11/09(水) 19:30:48.60 ID:zt4SZvHT0
3名無しのエリー:2011/11/09(水) 20:25:44.84 ID:l/jheIWH0
スレ立てありがとうございます。
昨日に引き続き、MONKEY MAJIKのレビューです。

MONKEY MAJIK BEST 〜10 Years & Forever〜

1.fly ★★★★★
やはりアルバムのオープニングには、メジャーデビュー曲。

2.Around The World ★★★★☆
これとM-5なくしてモマジは語れないだろう。

3.フタリ ★★★☆
ライブではあまりやらないので少し影が薄い・・・という言い方はよくないか。でも良い曲は良い曲。

4.Change ★★★★★
コラボ3部作からわざわざこれだけ収録ということは、メンバーも気に入っているのだろう。

5.空はまるで ★★★★
やはりモマジを広く世に知らしめた一曲。

6.Together ★★★★
この曲の歌詞は、彼らの10年間の軌跡を体現しているのでは。
4名無しのエリー:2011/11/09(水) 20:27:53.95 ID:l/jheIWH0
7.あいたくて ★★☆
この曲を入れるくらいなら、goin' placesとかを入れてほしかった、とも思えなくもない・・・。

8.ただ、ありがとう ★★★★
本アルバムはハートフルな曲を優先的に入れている気がする。

9.アイシテル ★★★★★
思わず涙腺が緩むバラード。この曲の満点は譲れない。ピアノから始まって1サビのBlaiseソロ、2サビの
ハモリ、大サビまで、すべて違った素晴らしさがあって、どこも切り離しがたい。

10.虹色の魚 ★★★★★
一番爽快なロックチューン。間奏のツインギターも、幻想的な歌詞もインプレッシヴ。辛いとき、苦しい
ときはこの曲を聴いて深呼吸したいものである。

11.Open Happiness ★★★
昔の恋人を想った曲。キャッチーな印象ではあるが、歌詞の内容があまり好きなほうではない。

12.MONSTER ★★★★★
MONKEY MAJIKの新境地。今までの中で一番ヘヴィなロック。Blaise、Maynardそれぞれの異なったテイス
トのラップがすごいインパクト。あまりに強烈で、本当に聴いているこっちがMONSTERになってしまいそ
うだ。

13.SAKURA ★★★
カナダ人ボーカルにもかかわらず桜ソングを、というギャップが面白い。やはりメロディセンスは感じさ
せるのだが・・・彼らの曲にしては歌詞(特に2番)がちょっとベタで奥行きがないのと、楽器の音が少
しあっさりし過ぎかなと。でも大サビでBlaiseのバックボーカルが加わると、そんなのどうでもいいくら
いに美しい。
5名無しのエリー:2011/11/09(水) 20:36:16.12 ID:l/jheIWH0
14.FOREVER ★★★
本アルバム、並びに結成10周年の象徴みたいな一曲。だが、個人的には微妙。彼ららしくはあるのだ
けど、やっぱりどこかあっさりしているのが・・・。
15.Fast Forward ★★★★☆
若干M-10と被っている気もするが、これもクールなロックチューン。同じく聴いていて前向きになれる。

16.大丈夫 ★★★★★
M-14〜M-16の新曲(リリース当時)3部作のなかでは、個人的にはこれが一番。初めて聴いたとき頭のサ
ビから一気に惚れ込んでしまった。歌詞も秀逸だし、ソフトなメロディが聴く者の心を和ませる。

17.tired(remastered) ★★★★☆
結成初期の、幻の曲。Maynardが今より初々しい歌声で、また演奏も今よりさらに粗い。とにかく演奏の
技術を見たがる人からすれば「なんじゃこら」なのかもしれないけど、自分にはこの初めてなのに懐かし
く感じられる、そんなサウンドがたまらない。

18.Lily(remix & remastered) ★★★☆
インディーズ時代の名曲だが、ベース音がDICKのものに変わっただけでなかなかクオリティも増したよう
に思える。先代ベーシストの詞は、やはりtaxのものと比べて独創性が強い。

19.Livin' in the sun(remastered) ★★★
もちろん良い曲ではあるのだけど、なぜ数あるインディーズ時代の曲からわざわざこれをチョイスしたの
かはよくわからない。

総評:★★★★
結成10周年を記念したベストアルバム。
メジャーデビュー以降の代表曲が揃っている上に、新曲3曲、インディーズ時代の曲のリメイクまで加わっていて多彩。新規ファンの方には是非ともオススメしたい一枚。
だが、「MONKEY MAJIKのすべてがわかるアルバムか?」といわれると否ではないか・・・と思う。
本作では全編英語詞の曲がM-12のみ(M-4もそれには近いが)なので、彼らの持つ「洋楽アーティスト」的な
側面を知るにはこのアルバムだけでは足りない。本当にファンとしては「基礎中の基礎」的な曲で揃えられている。
あとtiredを入れてくれたのはファンとしては嬉しいことこの上ないが、やっぱり他のインディーズ時代の曲も入れて欲しかった・・・というのがある。
6名無しのエリー:2011/11/09(水) 20:38:04.01 ID:l/jheIWH0
westview / MONKEY MAJIK

1.Angel ★★★★★
MONKEY MAJIKらしすぎるくらいに、MONKEY MAJIKらしい曲。空はまるでを一回り大きくしたかのような。
美しいメロディ、勇気づけられる歌詞、軽快なラップ、すべて揃っている。アコギ、ドラム、ベースすべ
てが絶妙。エーゲ海の景色を脳裏に浮かばせる。

2.The Man You Were ★★★
Maynardメインの、シンプルな一曲。あまり派手ではないが、DICKのベースが痺れさせるし、ドラムもあ
っさりながら確かな存在感がある。

3.Sunshine ★★★★☆
これも彼ららしいメロディ。闇雲に努力していると忘れてしまいがちなこと・・・この曲が、思い出させ
てくれる。

4.夢の世界 ★★★
パーティーは終わったの主題歌。この曲のためにわざわざリリース延期したくらいだから、やはり壮大な
バラードとして完成されている。王道である分モマジの音楽、という感じが弱いので自分の中ではあまり
上位ではないのだが・・・王道好きな人は気に入る可能性は高い。
7名無しのエリー:2011/11/09(水) 20:39:32.92 ID:l/jheIWH0
5.魔法の言葉 ★★★★★
大切な人との別れを切なく歌ったラブソング(という解釈)。これは文句なしで良い。Maynardの声が物
悲しい歌詞にきれいに嵌っているし、後半にはBlaiseのキャッチーなラップが加わって、彼らの独創性を
堪能できる一曲。

6.Runaway ★★★☆
深みのある一曲。聴いていて落ち着く。彼らがもつ「洋楽テイスト」が表れている。曲名を聞いたときは
もっとアップテンポな曲を想像していたのだが。

7.Disco Girl ★★★★☆
本アルバムの中で異彩を放つヘヴィなロックチューン。BESTに収録のMONSTERと似ている。やはりテンションを上げら
れる曲。

8.Wonderland ★★☆
前の曲の高熱を一旦冷ますかのような。弾き語りに近いが、どことなく南国的ムードが漂っている。

9.Everything is going to be alright ★★★
比較的軽快なナンバー。あまりこれといったインパクトはないが。

10.the party's over ★★★
M-4の抱き合わせ。女性目線の歌詞は、taxにしては珍しいかもしれない。
8名無しのエリー:2011/11/09(水) 20:56:02.13 ID:l/jheIWH0
11.One Day ★★★
サビがM-6と被っている気がしないでもなかったが・・・より浮き沈みの大きい、ドラマチックな展開の
ラブソングとなっている。

12.Safari ★★★☆
ちょっとした変り種。非常にメロディアスだし、ラップも刺激的で良いのだけど・・・サビというサビが無いせいで、初めて聴
いたときは「あれ、もう終わり?」という感じが否めなかった。

13.If I Knew ★★★★
AメロBメロが日本語、サビが英語というパターン。曲自体はシンプルだが、なかなか奥が深い歌詞。

14.HALO ★★★★★
孤独に戦い続けている人へ贈る曲。サビの「天使が笑い悪魔が囁いて・・・」という歌詞は、必死に頑張
っても報われないような人の心情を巧みに表現している。最後の「Now I walk through the gate」とい
う一文まで、ストーリー性の強い仕上がり。今までのアルバムのラストの中でも、一番収まりがよかった
のではなかろうか。

総評:★★★★☆
現時点で最新のオリジナルアルバム。
日本語の曲中心のBESTと対照的に若干洋楽寄りのアルバムになっている上、シングル曲はM-3のみなので新鮮。あまり入門者向けという印象ではないが。
観光地としても有名なギリシャのサントリーニ島でレコーディングを行なっており、「西から見た日本」というコンセプト。
そういう視点で考えると、星評価とは別にM-1、M-8、M-12あたりが特にその「westview」的カラーが強い曲ではないかと思う。非常に抽象的だが。
曲全体に統一感はなくとも、アルバムとしてはいままでで随一の完成度といっていいのではないだろうか。M-1の出だしから一気に惹きつけられるし、終盤のM-13〜M-14の流れは非常に美しくまとまっている。
あえて欲を言うとすれば、英語の曲の中に、もっと爽やかなアップテンポの曲を入れてほしかったという気もする。M-7は非常に重厚なロックチューンだが、それ以外にもっと抜けるような気持ちよさの曲を。
とりあえず、海外レコーディングを行なったのでそれ相応にサウンドは良くなっているし、やはり彼らのボーダレスな音楽性を堪能できる良作である。
(★2点、☆1点の10点満点。書き忘れましたがBESTの方も同じ。)

9名無しのエリー:2011/11/09(水) 21:12:08.89 ID:XgVjvHmn0
>>8
乙ね

>>前スレの人
チョコシン盛ってるからもしもできたらやるわ
かなりレビューに困るタイプの音楽だがw
10名無しのエリー:2011/11/09(水) 22:02:25.35 ID:d750faK20
11名無しのエリー:2011/11/10(木) 21:06:52.84 ID:b4WBzAVoI
人生のsubstance Vお願いします
12名無しのエリー:2011/11/14(月) 01:19:45.25 ID:W3i7WqI+0
>>8
おっつおつ

Such a Lovely Place/槇原敬之

1.うたたね ★★☆
アルバムの先頭を切るのは槇原敬之らしいラブバラード。
ピアノ中心でシンプルなアレンジが良い。槇原の声も合ってるし。
ただし盛り上がりに欠けるので退屈。6分ちょいと長いしまさにうたたねしたくなるお。

2.Fan Club Song ★★★★
前曲とは違いコミカルなラブソング。「僕は君のファンクラブのメンバーだよ!」という内容。
槇原らしいヘンテコな設定の歌詞で聴いていて面白い。昔の槇原だなぁという感じ。
この曲も6分越えだけど退屈さは感じない。良曲。

3.Cleaning Man ★★★★
清掃員が主役のナンバー。こちらもラブソング。
彼らしい暖かい歌で聴いていてほっこりする。清掃員の恋という奇抜な設定も新鮮でグッド。

4.モンタージュ ★★★☆
シングル曲。片思いをテーマにした甘酸っぱいナンバー。
童貞チックな歌詞が良い。個人的にはとても共感できる。ただ若干ストーカーっぽいけど。
最後にもう少しなにか展開が欲しかった。シングルなのにインパクトも薄い。でも好き。

5.手をつないで帰ろ ★★★★☆
機嫌を悪くした彼女にいろいろと弁解する男の唄。
高校生同士らしくとても健全なラブソングになっている。甘酸っぱいのう。
若々しく青臭いナンバー。
13名無しのエリー:2011/11/14(月) 01:20:46.05 ID:W3i7WqI+0
5.手をつないで帰ろ ★★★★☆
機嫌を悪くした彼女にいろいろと弁解する男の唄。
高校生同士らしくとても健全なラブソングになっている。甘酸っぱいのう。
若々しく青臭いナンバー。

6.素直 〜Album Version〜 ★★★
シングル曲のアルバムバージョン。しっとりとしたバラード。
歌詞が最近の槇原っぽい。特に1番のサビ。でも最近の唄ほどくどくない。

7.情熱 〜Album Version〜 ★★☆
打ち込み満載のシリアスなナンバー。槇原のアルバムって必ずこういう曲が1曲はある印象。
夢へと向かって走って行く人への応援歌。最近ほど説教臭く無くサラッと聴ける。
ただ打ち込みが若干古臭く聴こえる。90年代のJ−POPだなって感じ。

8.印度式 ★★★☆
デブで毛深い男が雑誌の広告を見て美容整形を決意する歌。コンプレックス炸裂。
なんともユーモアな曲。[ホルモン注射]や[脂肪吸引]なるワードが出てくる歌なんてあまり無いだろう。
タイトル通りところどころインドっぽいアレンジになっている。途中のダサいラップも印象的。遊び心満点。
槇原が歌うからこそ説得力があるナンバー。
14名無しのエリー:2011/11/14(月) 01:21:31.99 ID:W3i7WqI+0
9.僕のものになればいいのに ★★☆
ミディアムテンポのラブソング。今作では一番大人っぽい。
ただ少々地味。1曲目同様長いので何回も聴こうとは思えない。

10.足音 ★★★☆
シングル曲。童謡チックなアレンジでしんみりとしたバラード。
槇原の優しく暖かい歌声が良い。夜寝るときに聴きたい曲。

11.Such a Lovely Place ★★★★★
ラストを締めるのは壮大なバラード。イントロの笛が印象的。
旅立ちをテーマにしており非常に前向き。アルバムの締めにぴったり。
このアルバムの中では珍しくギターソロがある。曲にマッチしていてグッド。
サビのメロディも良く歌詞もグッとくる。7分近くの大作だがメリハリがあるのであまり長さを感じない。
まさに槇原敬之の真骨頂であるナンバー。暖かい気持ちになれる名曲。

総評 ★★★★
槇原敬之の7枚目のアルバム。なかなかの良曲揃い。
逮捕前のアルバムだけあって今と違ってラブソングが多い。個人的にはこのころのほうが好き。
最近はなんというか堅苦しい曲が多いからね。こういうほんわかした感じが一番合ってるよ。
昔の槇原が好きな人にも最近の槇原が好きな人にもおススメ出来る一枚。
15名無しのエリー:2011/11/16(水) 12:06:41.67 ID:VhGG6cRL0
青空は突っ立ったまま眠っている/JELLY→ 2004/11/3発売


01.メキシコには逃げられない ★★☆ ときたまコード進行がかわるが、一本調子で終わる。
02.SPARROW (NEW MIX) ★★★☆ シングルの時より、ソロにリヴァーヴがかかった。そこそこな感じ無理な歌い上げに意味はあるのか?
03.与える木 ★★★★ コテコテな仕上がりで、メロコアに叙情感を漂わせてる。「案ずるなかれ いずれすべて 光浴びて ひとつの場所へ」の歌詞も叙情。
04.PLATONIC D.J. (NEW MIX) ★★ ヤフミがエモッぽく歌ってる。声が変になっちゃってるし、歌詞も意味が分からない。かろうじてDJの怒りの歌とだけはわかる。
05.RESTAURANT ”FEVER” ★★★☆ 完成度は高いと思うが、ひときわ目立つ部分もない中途半端なハードロック。
06.OCEANIC LIGHT ★★★ これもハードロック。オシャレでモダンな感じ。微妙
16名無しのエリー:2011/11/16(水) 15:04:19.81 ID:VhGG6cRL0
07.スタットリアの銃声 ★★ 急展開が激しいが、いまひとつというところ
08.極東ロックンロール ★★★★★ 今の日本の音楽市場を皮肉った痛快な歌詞をキャッチーな曲にのせていく。「カスJapさらして満足そう こいつが我らのrock n' roll」とかなり強烈。「赤鬼がのっかかった 赤マルは消えかかった」の言葉遊びが最高
09.青空は突っ立ったまま眠っている ☆ メンバー全員作曲。JAZZをやりながらの語り。
10.孤独のスパンコール ★★★ 哀愁漂う和風パンク。でもかなり疾走。
11.KNOW FUTURE ★★★★☆ ドラム切れてるねー。バンドの方向性はわからないが・・・
12.VISTA ★☆ 評価が難しい曲。中二っぽい歌詞の曲。ボーカルの自己陶酔してる感じがキモい。
13.I'm believin' ★★★ ラストにふさわしいって感じのアッパーな曲。人間賛歌漂う雰囲気。「バンドしてるよ」って感じ

Special Track:SUMMER RUDE BOYS ★★★★★ これを入れないとかオイシスギル・・・というぐらい最強の曲。

総評:★★★
JELLY→の5th。ヤフミがノリ重視でぶっ通してるのがスゴイ不真面目な印象を与えている。なにをやりたいのか全体を通してわからない。バンド側としても、そろそろ転換期を考えていた時期だったのかもしれない。
だが上の世代には案外ウケがいいかもしれない。狙っているようなビターなシブいギターが全体をオーソドックスにもしている感じが漂うが、
一方では半ば前衛的な構成曲が顔を見せ過ぎてしまってる。メロを極端にしたハード重視のロックアルバムにしたかったのだろうが、混迷している。明らかに。
前作のほうがハードさとメロディのバランスをうまく内包していたのに対し、新しい事に目をつけすぎて高みを望んでしまった結果バランスが見事に崩れている。作詞能力が成長している「KNOW FUTURE」と「与える木」ぐらいか。
ちなみに初回盤のみに、アルバムと一緒に封入されていた「SUMMER RUDE BOYS」という曲は文句なしの★5つ。なぜ収録しなかったのかが訳がわからない。
17名無しのエリー:2011/11/16(水) 15:12:57.09 ID:VhGG6cRL0
>>9ありがとうございます。そんなわがままきいてくださって非常に申し訳ない気持ちです。
18名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:15:21.89 ID:VhGG6cRL0
CAPE OF GOOD HOPE/JELLY→ 2006/4/5発売

01.DISCOVERY ★★★☆ 全体的に若干バンプな感じに。ヴァースでのコードの転調はあんまし意味がないと思うがね・・・。
02.FLY、BOYS FLY ★★★★ プロデューサー平出悟(現UVERworld、相川七瀬)に「シングル」で出したいとまで言わしめた曲だといってるが、ボーカルの力量不足が見え見え。だがもともとJELLY→はパンクバンドだったからいいか!
03.STAY GOLD ★★★☆ コードや展開はめまぐるしく変わるが、コーラスはほとんど一定の音程。後半の展開は胸熱。
04.LOSER ★★★☆ このアルバムで唯一パンクしている。ライブのイキイキした四人組が目に浮かびそうなぐらいライブ向けに作ったと思われる。「ちんこ腐って千切れちまっても」という歌詞はメジャーだったらコードに引っかかってたかもしれない。
05.ORANGE ★★★★★ 日本人バンド独特のイントロって感じで始まるのが印象的。印象的といってもかなりキレのある渋い哀愁なイントロ。メッセージ性と共感できる歌詞に驚嘆した。
「トリックのないマジックなんてないなんてシラケた大人になるなよ」「今の胸に残るもの ぶらさがる魂を 夜空に響く足音をさあ迎えにいこう」
06.BLUE BICYCLE ★★★★☆ 自転車と少年の歌。ヤフミが少年に移入しうたっているような感じに聞こえてきてホッとする。こういう純粋でまったりした曲調やアレンジをかけるロックバンドは結構ミュージシャンとしてポイントが高い。
07.FIGHTING ROAD ★★★★ だんだん歌詞にも貫禄がついてきている。人生と「喧嘩」するテーマの曲。いろいろ考えさせられるし、いい曲なんじゃないかと思う。
19名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:15:42.09 ID:VhGG6cRL0
08.When it rain,she stays inside ★★★ 夜に聞いたらモエルぜ!裏の青春歌。センチメンタルなハード。ただボーカルと無理やり盛り上げるギターがウルサイ。
09.RAINBOW BIRD ★★★★ おそらくライブ向けに作ったバラード。クラプトンのようなリフをロックバラードに落とし込んでいる。アレンジがオシャレ。
10.MORNING GLOW ★★★☆ 朝に聞くとスッキリスルゼ!メロディの上に歌詞をのせてボーカルが声をなぞっている曲。なんでそこでシャウトするかねというボーカルのかすれがダメ・・
11.ROLLING STONE ★★★★ 絶対コレはボーカル殺しの曲だと断言できるwwアッパー感は今アルバムで最高潮。最後にこれ持ってきたの正解。ただいろいろと不要な部分やパートがあると正直思った。
12.the universe is mine ★★★★★ 夏の夜のような静けさな雰囲気が体感できる。「なんかこのまま解散しそうなんじゃね?」って思わせる。

総評:★★★★
結構ポイントを高く入れたが、総評はかなり絞った(つもり)。なんといっても前作からのアルバムのバランスが、前作程じゃないにしてもやはり怪しい。
楽器隊のテンポやキーがボーカルの声に負担をかけすぎている気もした。少し長尺な曲が多い。そればかりか曲の構成も部分的にじゃなく全体にメロディすべてすべてに持たせすぎて
一回きいただけじゃ頭に入らない印象だった。最低でも4・5回きいて良さがわかる感じがした。無理な急展開も多いし、「そこは必要ないんじゃないか」っていう無駄な部分もちらほら聴いていて
かなり気づいた。ちなみにこのCDにはエンハンストCDになっていてメンバーの渡米時の一部のプライベートとライブ映像があるが、かなり編集されて見れたもんじゃないし、しかもBGMに「STAY GOLD」を挿入していて肝心の映像の音声が消されている。
いったいなんのために収録したのかわからない。しかも後で販売されるDVDでもその一部のプライベートとライブ映像はすべて見れる。(なぜ収録したんだ?)
20名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:28:25.47 ID:VhGG6cRL0
あぶらだこ − 4th Album 「あぶらだこ」(釣盤)

1.夜霧の停車場 – ★★★★
インスト。
まるで夜霧がかかったような薄いリヴァーブがかかっている。
…が、やっていることは今までとそう変わりなく、カオスなあぶらだこ世界が広がっている。
ただ、音が凄くきれいになって、ちょっとわかりやすくなったような気がしないでもない。

2.邁進– ★★★★☆
なかなかの良曲。
ディストーションなバリバリギターを尻目に、ボーカルがどんどんと曲を広げていく。
1分半で綺麗に終わるのもグッド。

3.天狗の畦道 – ★★★★
ずいぶんポップだ。
最初のギターリフだけ聴かされたら、あぶらだこと思わないであろう。
しかし、ボーカルが入ってからは完全にあぶらだこの世界。
訳の分からない展開に時々挟まれるポップなギターが良い感じ。

4.オー・マイ・ゴッド – ★★★★
ベースがブリブリでカッコいい。
このブリブリのベースが全編を支配している。
中盤のずかずかと言う高速になる展開と、相変わらずカオスなボーカルが良い。

5.錯走 – ★★★☆
バンドの全員が全員、別の方向を向いているような雰囲気が何か好き。
これも短いので手軽!(違うか)
21名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:28:49.84 ID:VhGG6cRL0
6.グリーンパーク – ★★★★
ピアノと電動ドリルを取り入れた野心作!
題名は爽やかだが、やってることはすっごくヘヴィー。
「時間がきて失望」で終わる歌詞が印象的。カッコいいぜ。

7.蕎麦桜 – ★★★★
なんだかんだで題名と歌詞が結びついているのである。
「無謀な策略あてをはずしてか
 そば屋の軒先目が覚める」なんて、意味が無いようで意味があって凄いと思った。
歌詞の長さの割に駆け抜けるように二分で終わってしまう。

8.蒼痍 – ★★★☆
全体的にぬめぬめしている感じ。
ヘンにリヴァーブのエフェクトがかけられていて、つかみ所がない。
この変態性はZAZENどころではないな。

9.タッピングペースト – ★★★★☆
歌詞を見た瞬間吹いた。
「ネバー製本/ネバー製本/ネバー製本
 オッケー板金」って何ですか。
内容はバリバリヘヴィーな、珍しくストレートなハードコア。
22名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:29:16.04 ID:VhGG6cRL0
10.提言 – ★★★★★
いきなりずしんとベースとドラムが一点で重なり、「おお」と思う。
そして、名言が続出する歌詞。
「神は紙なのか」「紙は神なのか」「未知は道なのか」「道は未知なのか」「自己は事故なのか」
…そして、ラストの一節に完全にノックアウト。
「事故は自己なのか
 天災」
最後、フィードバックノイズで締めるのが余韻を残していていい。

11.±0.5 – ★★★★★
リズミカルかつメロディアス(?)にキめてくる。
三連符系のリズムが面白くて好き。
最後の「なむなむ」がもうね。

12.啓蟄 – ★★★★
ボーカルにリヴァーブをかけてある、これまた野心作。
これもまたメロディアス。
聴いているとトリップしそう。
「ああーぁぁあはぁ きつおんぅ」とか、本当に変態的。

13.春望 – ★★★☆
そんなに綺麗なモノでもない。
歌詞も内容も亀盤を引き継いだようなあぶらだこハードコア。

14.オークランド・イン・ヘブン – ★★★★
ゆらゆらと浮かんでいるような不思議なイントロ。
そして、カオスなギターが入る訳だが、これもまた遠くで浮かんでいるみたいだ。
まさにヘブンな新境地。
23名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:29:34.20 ID:VhGG6cRL0
15.分陰 – ★★★★
最後にヘヴィーな曲でおなかいっぱい。
なんと、アコースティックギターを、ボーカルのヒロトモさんが弾いてます。
しかも彼、かなりの絶叫ぶり。本当に会社員なのか。
「彼方に揺らぐは存続の化生」。

感想 – ★★★☆
一曲一曲は良曲が多い。
しかしながら、15曲という大量の曲それぞれに個性があり過ぎ、しかもギターの音もどうしても似通ったもののため、悪い意味で方向性がよくわからない。
音質は今までに比べかなりいいと思う。
音圧が高まっているので、臨場感があってよい。
初心者向けではないのではないだろうか。
24名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:31:52.00 ID:VhGG6cRL0
あぶらだこ − 5th Album「あぶらだこ」(月盤)

1.ど宴会錦 – ★★★★
アルバムの初っぱなから飛ばしまくりです。
ガリガリとディストーションをかけたギターとベースが変拍子で駆け回る。
変態的な不規則な演奏の後に、やっとメロディーらしい部分が出てくる。
しかし、それもつかの間、「ど宴会錦」という間の手が入ると再び最初からのカオスに戻ってそのままEND。

2.やまびこ – ★★★★
ギターとベースがユニゾンっぽくなっているイントロが印象的。
イントロが終わるとボーカルが入る。前作もそうだが、今回もまた切れ味を重視している感じの、叫びにも近いボーカル。
なんでも音猫シティの中前寺蝿氏のバンド、スープーメッセンジャーのオープニングSEに使われたらしい。
これがオープニングで流れてきたら度肝を抜かれるだろうなあ。

3.湯ヶ島吟行 – ★★★★☆
これ凄い曲だと思います。
短い中にもの凄い濃い「あぶら」が詰まってる感じ。
合いの手も決まってるし、ギターソロが格好良過ぎ。
途中の、静かな部分に、進化を感じます。それにしても、メロディーも何もあったもんじゃない展開がさすがだ。

4.肴核 – ★★★★
題名読めません。
あぶらだこの中で難易度中くらいですね、きっと。
途中で付点のリズムになるのが、なんだか楽しげで好き。
ギターが相変わらずカオスです。今回はギターが主役?

5.索漠な信号 – ★★★★★
イントロのフレーズが変にポップで困る。
そこからおかしなコーラスが入り、変拍子はほとんど抜きで、それでも電ノコで切るような、チェーンソウのような鋭いギターは健在。
間奏が突き抜けていく様でカッコいい。
25名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:32:07.04 ID:VhGG6cRL0
6.新世界 – ★★★★★
この曲もキラーチューンです。
イントロのドラムソロから、不協和音のアルペジオからテンポの変化、叫びを含んだボーカルまで、形容し難い世界が広がります。
なるほど、それが新世界ってことか、と変に納得してしまうはず。

7.夕映 – ★★★★★
イントロのジャリジャリのギターソロが時代劇みたいで(!?)カッコいい。
7つめのコードから雰囲気が変わり、そこからAメロ(??)になだれ込む。
微妙にリヴァーブがキいていてよい。

8.律動 – ★★★★
「律動」。その言葉そのままの蠢くベースから始まる。
全体的に高音が突き抜けるみたいでよい。
「矛盾律な利率に幽閉された慌野」の後のアウトロがカッコいい。

9.冬枯れ花火 – ★★★★★(+★)
PVが作られた曲。なんでこの曲を…(笑)
まるで規則などなく、しかし根底にしっかりと規則があるように思わせる不思議な曲調。
個人的には「三連符」連呼〜「なったなった花火が/不発」までの展開が凄く好き。
最後、なにげにメロディアスでキャッチーなのが笑えます。
好き。

10.過去過去去来 – ★★★★
アルバムを締めくくる壮大な一曲。
とにかくカオスな世界が広がります。
何もかもを超えて昇天できそうな曲です。
「暈けて涙痕」。
26名無しのエリー:2011/11/16(水) 16:32:21.38 ID:VhGG6cRL0
感想 – ★★★★☆
前作より荒々しさを増している。
ギターもベースもドラムもボーカルも暴力的にこちらに迫り来る。
ドスドスと、ガリガリと、辺りを切り裂く変拍子は我々を戸惑わせてくれる。
やっぱり彼らは最高です。

このアルバム、彼らのパンクな面を全面的に表現した実質最後のアルバムだったりしませんか。
彼らはこの後「穴盤」「舟盤」で勢いやディストーションしたギターより楽曲の複雑さに重きを置いているような気がします。
27名無しのエリー:2011/11/19(土) 00:19:01.71 ID:OCBzCiYi0
木村カエラ 「8EIGHT8」 (11.10.12)

1.make my day ★★☆
パンキッシュな縦ノリロック。2009年のツアーメンバーで作りました感が一番出ている楽曲でもある。

2.KEKKO ★★★★
KATEのCMソングでも良さそうなクールネスが漂うナンバー。KEKKOは決行と結構をかけている。

3.8EIGHT8 ★★★
KATEのCMソング第5弾。大切な人を救う代わりに孤独になった黒クモの悲哀を歌っている。
表題曲でもあり、ジャケットのヴィジュアルの基ともなっている楽曲だが、
英語オンリーの歌詞も曲もアレンジもこれといった引っ掛かりが無く、あまり印象に残らない。

4.Ring a ding dong ★★★
DocomoのCMソングとなり、シングルでは初の1位となった。
着うたにもなったサビのフレーズがこの曲のすべてで、あとはどうでもよかったりする。

5.うたうらら ★★★
KATEのCMソング第2弾。静かなAメロとラウドなBメロ〜サビの対比が面白い。
でも最も印象に残るのはサビ後のシンセのフレーズだったり。

6.lollipop ★
NECパソコンLavieLのCMに使われたカントリー調の脱力ソング。
コケティッシュな面を強調したかったのだろうが、何回聴いても駄曲としか思えない。

7.ホシノタネ ★★☆
「喜怒哀楽plus愛」のカップリング。打ち込み中心に構成されたテクノ色の強い楽曲。
28名無しのエリー:2011/11/19(土) 00:21:12.27 ID:OCBzCiYi0
8.Moonlight ★★★★★
「Sea」というタイトルでオンエアされたKATEのCMソング第3弾。
幻想的なAメロ〜Bメロから感情が迸るサビ、そこから開放感あふれるDメロと
実にドラマティックなつくり。文句なしに今作のハイライト。

9.喜怒哀楽 plus 愛 ★★★★
KATEのCMソング第4弾。メロディにうまくハマった歌詞の歯切れ良さが気持ちいい。
タイトルは2番のサビで登場するフレーズだが、これだけで駄曲と決めつけられそうな抵抗感がある。

10.deep beep ★★★☆
KATEのCMソング第1弾。うねりまくるギターとベースがカッコイイ。
Bメロとか、声がひっくり返る寸前の高音が印象的なDメロなど
何か期待させといて何も起こらないという物足りなさがある。

11.A winter fairy is melting a snowman ★★
DocomoのCMソング。全編にわたりビートがパキパキ鳴っていて
CMで使われた冒頭部分のイメージで聴くと驚く。
アルバム中もっとも長い曲なので、途中で飽きるorここで聴くのを止めたくなりがちである。

12.orange ★★★☆
人形アニメ映画「チェブラーシカ」の主題歌。派手さはないけど聴いててほっこりする楽曲。
カエラのまっすぐな歌い方も良い。サビで一緒に歌いたくなる楽しさがある。

13.チョコレート ★★★
最後はしっとりと穏やかに。歌・サウンド共もっとシンプルな方が良かったかも。
29名無しのエリー:2011/11/19(土) 00:23:06.76 ID:OCBzCiYi0
総評:★★★☆
まず、渡邊忍が全楽曲の提供&プロデュースを手掛けているのに、これだけ多彩な内容に
仕上がっていることに脱帽。曲調もさることながら、アレンジもバンドサウンドに拘ることなく
様々なジャンルを取り入れてメリハリをつけることで、何回も楽しめるアルバムになっている。
特にKATEのCMありきで作られた、これまでにない翳のあるサウンドや楽曲で
シンガー・木村カエラの新たな魅力が提示されている。
むしろ4とか6、11のようなコケティッシュでファニーな路線はもう卒業して良いのでは?
30名無しのエリー:2011/11/24(木) 03:25:17.86 ID:gwACIXsR0
>>26>>29
乙ですお

HOW CRAZY YOUR LOVE/YUI

1.HELLO ★★★★
シングル曲。少女マンガ原作の映画主題歌だった。
爽やかなポップ。少女マンガみたいなキュンキュンな内容。垢ぬけた『CHE.R.RY』と言った感じ。
歌詞は至極真っ当。恋する女の子の不安なんかを上手く表現出来てると思う。

2.Separation ★★★★
恋人との別れの曲。以前のYUIの曲とは違いけっこう歌詞がリアルになっている。
歌唱力もかつてよりそこそこスキルアップしており歌手としての成長が窺える……気がする。
終盤の盛り上がりも良い。演奏もなかなかおしゃれ。

3.Get Back Home ★★★
ストリングとピアノを絡めたしっとりしたナンバー。
内容的には『Understand』に近い。全体的に暗いけど歌詞はけっこう前向きかな。

4.Lock On ★★★★☆
前曲と同じくしっとりな出だし。『Get Back Home』と似たような曲かと思ったら一転アップテンポになるロックナンバー。
チープな打ち込みのブラス音が良い味をだしている。転調が多く展開が目まぐるしい。今までに無いタイプの曲だ。
[退屈な大人]から脱却したいと願う歌詞が良い。昔みたいに厨二丸出しって感じでも無いし聴いてて恥ずかしくない。今作ではベスト。
31名無しのエリー:2011/11/24(木) 03:25:59.09 ID:gwACIXsR0
5.U-niform ★★★
学生時代の恋愛を回想するようなナンバー。3分ちょいなのであっさりしている。
野球部の先輩に恋をしてたという内容。相手がエースや4番打者ではなく補欠というところが変わっている。
青春青春アンド青春。甘酸っぱい。

6.Cooking ★★☆
タイトル通り料理の唄。アコースティックな曲調で恋人との幸せなひとときを歌っている。
彼氏のために慣れない料理を一生懸命作るなんて素敵やん。

7.Rain ★★★★
シングル曲。打って変わってシリアスなロックナンバー。
失恋のクリスマスソング。ピアノの音が曲の切なさを上手く出している。
華やかさは無いけど逆にそこが良い。地味だけど良曲。

8.Good night ★☆
YUIのアルバムによくある1分にも満たない小曲。
ピアノとYUIの唄声オンリーで、タイトル通りリスナーを眠りの世界へと誘おうとする。
正直これを入れる必然性はあったのか。[眠りましょう]じゃないよ……。

9.YOU ★★★
『HELLO』のカップリング曲。オリジナルアルバムにカップリング曲が収録されるのは初。
大げさなストリングスとアコースティックギターが印象的なナンバー。穏やかなラブソング。

10.It's My Life ★★★★
シングル曲。ゴキゲンなブラスロック。
内容は新社会人への応援歌的なモノ。「I LOVED YESTERDAY」に収録されている『OH YEAH』の豪華版と言ったところ。
前向きな歌詞がなかなか良い。少なくとも『Rolling star』よりかは応援されてるって気がする。
32名無しのエリー:2011/11/24(木) 03:29:42.49 ID:gwACIXsR0
10.It's My Life ★★★★
シングル曲。ゴキゲンなブラスロック。
内容は新社会人への応援歌的なモノ。「I LOVED YESTERDAY」に収録されている『OH YEAH』の豪華版と言ったところ。
前向きな歌詞がなかなか良い。少なくとも『Rolling star』よりかは応援されてるって気がする。

11.no Reason ★★★☆
爽やかなナンバー。サウンド的に2作目の「CAN'T BUY MY LOVE」に入ってそうな曲。
YUIのアルバムに必ず収録されいるドライブソング。好きだなホント。ただ今回は恋人も一緒。
以前はどこか張り詰めたようなラブソングが多かったけど最近はこういう肩の力が抜けた感じのが多い。
まぁどっちが良いかは人それぞれだけど。

12.Nobody Knows ★★☆
今作では比較的トゲのあるナンバー。
冒頭から『How crazy』を彷彿とさせる他者を寄せ付けない歌詞で始まる。
「キミのやりたいようにやればいいんだよ」というアドバイスに疑問を抱いて今曲を作ったらしい。
どうでも良いけどYUIは「頑張れ!」と声を掛けられると逆にムッとするようなタイプなんだろう多分。
大人になったYUIの葛藤やらなんやらが垣間見えるような曲。あまり共感出来なかった。

13.Green a.live ★★★★
ラストナンバー。初めて最後をシングル曲が締める。
ストリングスとアコースティックギター中心の曲。
どことなく初期のYUIを思い出す。久々にYUIが路上で弾いてそうな曲だ。
震災後に初めて作った曲らしく内容も「生」を意識した内容になっている。
辛い現実に直面しても前に進んでいこうとする歌詞が良い。ラストにぴったり。
33名無しのエリー:2011/11/24(木) 03:30:57.86 ID:gwACIXsR0
総評 ★★★☆
YUI5枚目のオリジナルアルバム。かつてのような厨二臭さが無くなり年相応の内容になっている。
なので今までリリースしたアルバムの中では一番聴きやすいと思う。万人受けするJ−POP。いきものがかりっぽい。
一方で厨二チックで刺々しいYUIに魅力を感じてた人はあまり納得しないと思う。
前作からそういう傾向だし古参のファンはそろそろ離れて行きそう。まぁYUIも24歳だし変わることは仕方のないことでしょう。
全体的にあっさりしすぎな感じもしないでもないがなかなかの良盤。まだまだあと何年かはやれそうな気がする。
ただ評価には加えないけど曲のタイトルをもうちょいとなんとかしてくれ……アルバム名さえ過去曲と被ってるし……。
34名無しのエリー:2011/11/25(金) 01:48:16.33 ID:y41DwF5Y0
35名無しのエリー:2011/11/28(月) 01:31:33.30 ID:XlyNjVczO
拙いレビュー失敬

musium/スキマスイッチ

1 時間の止め方 ★★★

ピアノから始まるバラードナンバー。
歌詞はスキマスイッチの音楽に対する考え方、ファンにへのメッセージの様な感じ。
Aメロ→Bメロと徐々にギター、ベース、ドラムが鳴りはじめ、サビで爆発する。
似たような展開は藍という曲であったが、藍よりもこちらの方がレベルが高いと思う。
一曲目から期待させてくれる曲。


2 アイスクリーム シンドローム ★★★☆

シングル曲。こちらはアルバムVER。
シングルVERとの違いは大きく言うとアウトローがフェードアウトせずにきっかり終わるところ。
これだけで曲の印象が全然違う。
しかし片想いの心境歌うの巧いなぁ…


3 石コロDays ★★

カップリング曲。タイトルのダサさはご愛敬
ドラマ中学生日記のテーマソングだけあって、青春時代の悩みや葛藤を歌っている。
いい曲ではあるんだけど、いかんせん地味な曲。
36名無しのエリー:2011/11/28(月) 01:35:24.49 ID:XlyNjVczO
4 LとR ★★★

ピアノの16連打で始まるポップな曲
今までのスキマスイッチに有りそうでなかった曲
歌詞もユニークで、左手から見た右手に対しての憧れの様な歌詞ともとれるし、スキマスイッチの二人の関係ともとれる
大橋の声の伸びもいい感じで、聴いてて心地よい。


5 ソングライアー ★★★★★もしくは☆

個人的に今作で一番の作品。
皮肉や自虐にまみれた歌詞がまたいい。
演奏もアコギがいい味を出している。
山崎まさよしや斉藤和義がカバーしたらすごく合いそうな曲。
でも只でさえ癖のある歌い方なのに、更に崩して歌っているため、人によっては受け付けないであろう曲。


6 センチメンタル ホームタウン ★★☆

軽快なポップソング
前曲の余韻を邪魔しない程度に吹き飛ばしている
正直地味だが、前曲の後だと心地よい
これは曲順の勝ち
Bメロがいい感じで、思わず口ずさみたくなる。
37名無しのエリー:2011/11/28(月) 01:36:23.16 ID:XlyNjVczO
7 さいごのひ ★★★★★

シングル曲。これもアルバムVER
ボーカルを取り直し、音のバランスも変えてきている

スキマスイッチのバラードの中でも上位に食い込む名作だと思う。
特に二番終わりからCメロの盛り上がりが素晴らしい。
「どうして僕には君しかいないんだろう」
シンプルだけど良い言葉やね。


8 Andersen ★★★★

クリスマスソング
サビのトントンと上がっていくメロディが聴いてて気持ち良い。
ブラスのアレンジを大橋が担当しているためが、ブラスが歌っている
これからの季節口ずさみたいね
38名無しのエリー:2011/11/28(月) 01:37:15.07 ID:XlyNjVczO
9 スモーキンレイニーブルー ★★★☆

ブルースでありファンクでありジャズなナンバー
街の明かりが消えた霧雨煙る路地裏を連想させるイントロがいい!
歌詞も結構シリアスで、「その男ともう関係もってんじゃねぇの」とか歌っている。
黒人の女性コーラスが参加していて、これもいい味だしている


10 晴れときどき曇 ★★★

シリアスな前曲とは打って変わって幸せ一杯のミディアムポップス。
世間一般のスキマスイッチのイメージに一番近い曲。
Bメロのメロディがなかなか難しく、スキマスイッチのいやらしさもちゃんと出ている。もちろん良い意味で


11 またね。★★

ラストは恒例のしっとりバラード。
何気に歌詞がダブルネーミング。
ギターに対する感謝の歌とも取れるし、最愛の人に送る歌とも取れる曲。
39名無しのエリー:2011/11/28(月) 01:37:55.23 ID:XlyNjVczO
総評 ★★★★

スキマスイッチ5枚目のアルバム。
前作「ナユタとフカシギ」で荒々しくも新境地を開拓した彼らが、今度はじっくり腰を据えて作り上げた、そんな作品になっている。
こういうアルバムが出てくると、邦楽もまだまだ大丈夫かな、と思えてくる。
大橋の癖のある声と歌い方で好き嫌いがはっきり別れていると思うけれど、一度このアルバムは聴いてほしい、そんな素敵なアルバムに仕上がっている。

拙い長文お許し下さい。
レビューって難しいね…
40名無しのエリー:2011/11/28(月) 14:50:12.57 ID:1GUrtjp/0
NO NEED/JELLY→(ゼリ→) 2002年5月30日発売

01.CHINA SURF #1 ☆ イントロ。ラジオから流れているような雰囲気でアルバムがスタート
02.sex on the beach ★☆ 音が薄い。前作より録音状態が悪く、矢井田瞳のコーラスも全然聞き取れない。普通。
03.0°C(NEW MIX)★★★ オーソドックスなパンク。
04.HOLIDAYS IN THE SUN ★★ グリーンデイのように淡々した演奏。世界平和の歌詞をを歌っている。ライブは結構アガる
05.次の晴れた日に ★★☆ こういう青春ソングは人によって好き嫌いが激しいとおもうので、一辺倒な評価しかできません。
06.TWO WATER FLOW ★★★ 今回の眉唾。バラードだけど甘ったるくはなく、ストレートに展開が進むので、歌詞も入りやすく共感しやすい。
07.SEVEN YEARS WAR ★☆ カッコつけたような歌詞が耳障り。バンド?って疑っちゃうくらいヘナヘナに薄い。パーティロックならぬパーティパンク。
41名無しのエリー:2011/11/28(月) 15:12:35.39 ID:1GUrtjp/0
08.SISSY DUCK(NEW MIX)★★★ そんなに悪くない。歌詞は結構真面目に考えさせられる。オリジナルヴァージョンに入っていたギターソロが無くなったのが残念。
09.GENERATION MUSIC ★★★★☆ ギターの切れ味やベースのうねり方が緊張感を漂わせる完成度の高い疾走曲。曲も2分しかないので印象に残りやすい。
10.光の残骸 ★★ ここにきて録音状態のピークが限界に。ボーカルが聞こえない。音がグチャグチャになってて、いい歌詞なだけに残念。
11.6/8 ★★ 8月6日。「もしも自分が生まれてこなかったら」と哀愁を綴っていくが、こういう終わり方は好ましくない。だって泣かせようとしてるのバレバレだもんww

総評:★★
相当曲の録音状態の差が激しく、粗をさがすまでもなく一目瞭然。
ライブ向きの曲を重視しすぎたために上っ面ったアガり、ノリ重視の曲ばかりですぐ飽きる
全体あわせて総時間30分弱しかなくパンチも弱い。しかしこの頃から歌詞のクオリティは他のファッションパンクの歌詞より高いのは評価できる。
学生あたりの人たちが聴くと、共感できるものもあって気軽に聞けるっちゃあ聞ける。
42名無しのエリー:2011/11/28(月) 16:47:46.35 ID:1GUrtjp/0
心臓e.p./JELLY→ 2006年12月10日発売

01.心臓〜動脈 ★★★☆
心臓の鼓動らしきSEがカウントの合図になり、そこにギターが入っていき、ドラム、ボーカル、ベースと重なっていく。
徐々に盛り上がっていく雰囲気はアルバムの最初にもってきたのは◎。空間の緩急が神々しくてオシャレ。

02.深呼吸 ★★★★
前の曲の心臓の鼓動が重なり、深呼吸するヤフミの声から始まり次の曲に入っていく。
急展開なギターリフがカッコイイ。サビは洋楽みたく、洋楽しか聴かない人にも抵抗がないかも。

03.SILENT RIVER ★★★★★
ちょっとメタル入ってる。
ギラギラした都会とかで車でかけてみたくなるようなゾクゾクした展開が最高。
哀愁+疾走を兼ね備えておいて、駄曲とはとても思えない。
夜の田舎の静かな道路とかでかけるとノスタルジーにひたれるような
渋さがこの曲にはあると思う。
43名無しのエリー:2011/11/28(月) 16:48:03.48 ID:1GUrtjp/0
04.SNOW NO. ★★★★☆
ファンの中じゃ不評らしいが、結構悪くないと思うんだがな・・
クリスマスを寂しい人を視点にした内容で、かなり文才能力が高い歌詞が目に付く。
でもパンクじゃないかもねこういう曲。

05.未来STEREO ★★★★★
サビの力強さにすごい希望がわいてくる。癒やしのパンク(メロコア?)。ロックをあんまり聞かない人にも
聴きやすい。

06.ベンジャミナ ★★★
メンバーがレコーディングスタジオに植えてある「ベンジャミン」の木をおそらく題材にしている。
直喩を使った歌詞がストレート。あんまり展開ないけど曲の善し悪し関係なくマターリできる曲。

07.心臓〜静脈 ☆
本来は「ベンジャミナ」の曲に収録されている。公式では独立してクレジットされている。
心臓〜動脈の最後の歌詞のフレーズをリプライズした曲。上手く幕引きできてていいじゃん。

総評:★★★☆
JELLY→の2006年のツアー「真冬の心臓」にて会場限定販売されたミニアルバム(?)
全曲ここでしか聞けない。正直いま販売されていないのが惜しいくらいの出来である。
テーマが冬にちなんだようなセンチメンタルな雰囲気の曲が大半立ち並ぶ。そして非常に表現力の高いバンドで、
このミニアルバム全てにこのバンドの魅力が備わっている。
だがボーカルの声がダメな人は感情移入しにくいと思うのでダメなものはダメかもしれない。
44名無しのエリー:2011/11/28(月) 17:01:34.98 ID:1GUrtjp/0
<<40
一曲抜けてましたスマソ
08 CHINA SURF #2 ★★★ かなりカッコイイ。でもインストww。まぁ次の曲へのつなぎって感じ?
↓以下こういう並び方です。申し訳ありません。
07 SEVEN YEARS WAR
08 CHINA SURF #2
09 SISSY DUCK
10 GENERATION MUSIC
11 光の残骸
12 6/8
45名無しのエリー:2011/11/28(月) 17:02:01.01 ID:1GUrtjp/0
>>40です。
46名無しのエリー:2011/11/29(火) 20:59:38.03 ID:XYQpW+Kg0
>>40
乙です。JELLY→懐かしいなぁ。おもちゃのピストル好きでした。


in your life / C.G mix


01. sky was g-ray ★★
クセのない歌唱とトランス風ポップサウンドというアクセントというオードソックスなOPナンバー。
コード進行とか、プロダクトは悪くはないんだけど、どうも声が浮いている気がする。
やっぱりC.G mix氏の歌声だと、どうしてもさわやかさがにじみ出てしまう。
どうせなら、もう少し憂いのある男性ヴォーカルに歌わせてもよかったのでは?

02. E.I.E.N ★★★
やさしげな声が心地よいポップス。それはいいのだがフックが弱い。
アレンジと声、メロディがまとまっているだけにもう一押しといったところ。

03. version up ★★★☆
初回限定盤のDVDにPVが収録されている、お得意のダンスポップナンバー。
どう聴いても往年のTKナンバーとかHIMです。本当にありがとうございました。
いや、どっちかといえば浅倉さんの音作りの方が近いか?
前2曲に比べてだいぶ歌声が曲に接近した印象。
結構コンパクトにまとめていて聞きやすいのは○。
47名無しのエリー:2011/11/29(火) 21:04:36.51 ID:XYQpW+Kg0
04. POINT ★★★
打って変わって、デジタルバラード。
メロディラインやミキシングは本当に本職だけあって出色の出来。
ただ、サビの説得力があと少しといったところ。
さすがにスケジュール上、声のレベル上げを行うのは難しいのだろうか。

05. DETECT ★★☆
同じI'veに所属する歌姫からMELLがコーラスで参加したアップチューン。
あぁ、歌唱力の差が浮き彫りになる・・・!
本人もがんばっているんだけど、やっぱりパワーが足りないのがすごく気になる。
そして、コーラスなのに自分の世界に染め上げるMELLスゲー。

06. distress ★★★
再びスローチューン。こちらは声質で歌唱力をカバーできている曲ではないだろうか。
多少は哀の色を出せるようになったようになったのは気のせいだろうか。
だからだろうか。ハイハットが浮いているような。サウンドボードのせいかな。

07. 青空をまちながら ★★★☆
こちらは声質とアレンジが噛み合っているように思える。
優しい音を選んでいるのか、耳にも優しいので安心して聴ける。
ただ、歌唱力のせいだろうか。若干、メロディに昭和アイドルの香りが・・・。
ジャニーズのタレントが歌うならともかく、クリエイターが歌うならちょっと足りないかな。
48名無しのエリー:2011/11/29(火) 21:08:04.86 ID:XYQpW+Kg0
08. preserve ★★
多分、90年代のTKサウンドを意識したサウンドなんだろう。
アレンジとか、展開が本当にTKっぽい。コードは詳しくないのでわからないけど。
発売した年を考えると、もう少し今っぽい音を選んでもよかった気もするんだが、
そうすると声が死ぬからすごく難しい曲だなぁ。

09. Please turn over ★★★
ようやくパブリックイメージであろうI'veっぽいアレンジとメロディが登場。
ただ、本人の歌唱力と声質を考慮してポップにしてあるのが丸わかり。
それはそれでいいんだが、どうもメロディに本人がついてこれてない気がする。
そして、後半は90年代が織り交ざってくる。うーむ・・・。

10. ミオクルカラ ★★★★
I'veに所属する前に発表していた曲のリメイク作品。原曲は未聴。
ようやく本人にガッチリ合った曲が出てきたように思える。
シンセソロの音がチープなのが気になるが、総合点ではそれほど悪くない。
逆を言えば、もう少し練れる曲ってことなんだが。
49名無しのエリー:2011/11/29(火) 21:21:54.72 ID:XYQpW+Kg0
11. in your life ★★★
アルバムタイトルを冠したバラード。デジタル音のみで構成するというアイディアは悪くない。
ただ、なぜここで生音に近い音にしようとしたのかが非常に疑問。
というのも、このメロディだと本人の実力に追いつけるのかと思えるからだ。
どうせならもっとデジタル音を主体にしたアレンジにしてもよかったのではないだろうか。

12. Welcome to HEAVEN! ★★★★☆
PS2で発売されたBLゲーム『学園ヘヴン』の主題歌。
最後はやたらさわやかである。BLだから? BLゲー主題歌だからか!?
ものすごいさわやかなせいか、これはさすがに合わないほうがおかしい。
どおりで腐ったお姉さま方に大好評なわけだ。
こういうラストも悪くはないが、OPでもいいし・・・困った曲だ。


総評 ★★★
アニメやゲームの主題歌を手がける音楽事務所・I've所属のコンポーザー、C.G mix初のアルバム。
さすがにI'veに所属する前から打ち込みを主体とした音楽活動をしていただけあって、
サウンドメイキング自体は悪くはない。悪くはないのだが・・・足りないと思える箇所が結構多かった。
I'veのコンポーザーとしての仕事がメインであるためか、歌唱力が声質便りと思える箇所が多々あるし、
かといってアレンジも声やアレンジに合わせてなかったりしているので、
もう少し練りなおせるかなというのが正直なところ。
『Welcome to HEAVEN!』はそういった意味ですごく困った曲。出来がいいだけにどの位置に来ても違和感。
次回作ではどのように進化するのかが気になる。
50名無しのエリー:2011/11/29(火) 21:32:30.10 ID:db2VHV8o0
>>49
レビュー乙
まさかの蜆さんwww
51名無しのエリー:2011/11/29(火) 22:41:27.02 ID:XYQpW+Kg0
>>50
ありがとうございます。蜆さんは前から目をつけてたので、
いつかレビューを囲うともくろんでいました。
で、実際に書いてみたのですが・・・
書き終わったらアニメ板側ではなく、こっち向けだったのでこちらにw

余談ですがさっき、某ゲームのアレンジアルバムのレビューも書き終わったのですが、
どう読み返してもH○Vとか○○wer ○○c○r○のフリーペーパー見たいな出来に・・・w
だからこそ気になるんですよ・・・OMYのレビューをここの住人がやったらどうなるか。
そもそも知ってる人、いるのかがすごく疑問ですがねw
52名無しのエリー:2011/11/30(水) 22:43:05.68 ID:iOMrfb8S0
EXILEのour styleとStyles Of Beyondお願いします
53名無しのエリー:2011/12/01(木) 00:37:25.18 ID:mMwIRjEc0
>>49
乙ー

実は思いっきりスレ違いなんですがコンサート祝いと全曲アルバム未収録ということで許してください

「指さえも/ダイスを転がせ」 小沢健二

1.back to back ★★★★★
いきなり名曲。
ABC「The Look Of Love」をゆるく元ネタに敷いていると思われる、オザケンとしては異色の80年代R&B風の楽曲。
音を本物のそれにかなり近づけているのであと一歩で個性がなくなりそうなのだけど、
そこに甘いメロディとクールな歌詞、そしてあの歌声が入るとあら不思議一気にオザケンの世界に。
古臭く煌びやかなシンセに「あのさ…」という声が入るイントロからもう引き込まれる事必須。
事実上カップリング曲なのだが、1曲目に来ている。理由は多分聴けばわかる。

2.ダイスを転がせ ★★★☆
これまたオザケンには珍しいロカビリー風の一曲。
これは確か元ネタがあったはず。前向きなようでどこか諦観が漂っている歌詞が印象的。
ぐいぐいと追い上げるような編曲が面白いが、展開が少ないので少しだれるかも知れない。
でも一度この雰囲気に乗れれば最後まで聴き通せるはず。
しかし実際、シングルのA面にはあまり向いてない曲w
54名無しのエリー:2011/12/01(木) 00:37:54.81 ID:mMwIRjEc0

3.指さえも ★★★
前曲に続くタイトルチューンだが、超地味。びっくりするほど地味。
リズムマシンのチープな音色とアコースティックギターとウッドベースで綴られる軽快でスローテンポなポップ。
正直フルアルバムの8曲目ぐらいにある曲といわれても違和感無い。
曲としてはノーテンキでほのぼのとした歌詞含め、何度か聴いているとお気楽な空気が癖になるスルメ曲。
しかし前曲といいこれといいどう考えてもシングルのA面に持ってくるような曲ではない。自由な時代だなあ。

4.流星ビバップ ★★★★
既発曲(「流れ星ビバップ」から改題)の一発録りジャズアレンジバージョン。
しかしこれがこの曲のメロディとものすごい合っている。
サビのメロディの美しさとアレンジとの親和性がかなり高くて聴いてると泣きそうになる。
原曲のハネたアレンジよりも個人的にはこちらのほうが好き。
それにしてもこのころのオザケンは本当に歌詞が凄い。確実に何かが降りてきてる。
55名無しのエリー:2011/12/01(木) 00:38:14.49 ID:mMwIRjEc0
総評:★★★
オザケンがアルバムをろくに出さずに8cmシングルを乱発していた時期に出されたシングルのうちの一枚。
曲と詞の完成度が急激に右肩上がりになっていた時期でもある。
ここら辺の曲は「ある光」(超名曲!)がやたら有名だが、他のシングルもなかなかどうして名曲揃い。
特にこの作品はカップリングが1曲目でタイトルチューンが2、3曲目に来ているあたり、
シングルというよりも一枚のミニアルバムに近い意識で作られたのではないかと思われる一枚。
楽曲もオザケンの知られざる一面を伺える4曲が揃っており、シングルとは思えないほど聴き応えがある。
しかし全曲アルバムには未収録のまま終わり、そのまま廃盤=プレミア化という後追いファン泣かせな一枚。
というかここら辺のシングル(「Buddy / 恋しくて」「ある光」「春にして君を思う」と、これ)は全てハズレなしなので、
運よくレンタル落ちやジャンク品の中にあるのを見つけたら迷わずゲットする事をおすすめする。
実はこの頃「アルバムを出す」という話もあったらしいが、何か消えたっぽい。そしてそのままオザケンは音楽界から長い間消息を絶つ。
もし出ていたら、岡村靖幸「家庭教師」やフィッシュマンズ「空中キャンプ」と肩を並べる名盤になっていたのではないだろうか…。
56名無しのエリー:2011/12/01(木) 21:54:04.03 ID:RX7d99Xr0
>>55
乙。このときは心配になったファンもいるんじゃないかな。
いきなりいなくなったしね・・・。

さて、こちらももういっちょレビューしますか。


ネバー・モア -「ペルソナ4」輪廻転生-


01. Pursuing My True Self ★★★★
ゲーム版OPのフルレングスバージョン。今回はヴォーカルを取り直したり、
バックトラックを新たに作り直すなどしているのだが、さすがにヴォーカルワークはゲーム版の方が好みかな。
クリアなのは嬉しいけど、どうも日本語訛りが強いのがすごく気になるんだよなぁ。

02. Heartbeat, Heartbreak ★★★
ゲーム版ではミドルチューンだったが、今回はテンポも上げてファンク要素を少し強めた印象。
途中のピアノソロがしっとりとしていて、逆にバックを盛り上げる役割というのが面白い。
そして、曲が進むにつれて雨脚が強まるアプローチも個人的にはアリ。
57名無しのエリー:2011/12/01(木) 22:05:01.93 ID:RX7d99Xr0
03. Like a dream come true ★★★★☆
原作ではサックスをフィーチャーしたポップスだったが、今回はビッグバンド風に生まれ変わった。
そのため、さすがに打ち込みではなく生ホーン隊を導入しているので、
いい具合にホーンの厚みが出ていてちゃんとしたジャズとして聴ける。
(構成はトランペット・トロンボーン・アルトサックス・テナーサックス・バリトンサックス)
最後までウキウキした気分で聴けるので、ドライブのお供にどうぞ。

04. I'll Face Myself(-Battle-) ★★★
まさか、原曲を前奏に持ってくるとは思わんかった。
ただ、さすがにちょっと音を足しすぎてる気がする。バイオリンメインに差し替えるだけでよかったんじゃ?
所々で主張しているTB-303がちょっと煩わしく感じてしまうし。ただでさえメロディが強いのにね。
あと、シンセホーンも鳴ってるようだが、これもあまり必要ないかな。
途中の展開はApocalypticaを聴いてるみたいでちょっとワクワクしたけど。
(すいません、書いてる人間・・・メタルも好きなんです)
後半にエンディングテーマが流れるという憎い演出もいい。

05. Reach Out To The Truth ★★☆
ロングバージョン製作に当たり、ヴォーカルを含めてすべて作り直したという。
やっぱり日本語訛りのヴォーカルが気になるなぁ。もう少し子音を意識してほしい。
どこかリフがDeep Purpleっぽいなと思ったらギター15トラックもあるんかい!w
しかし、ドラムが打ち込みなのはちょっと物足りないな。生ドラムバージョンで聴いてみたい。

06. Your Affection ★★★★☆
原曲では上品なハウスだったが、ヴォーカルを勤めた平田志穂子のリクエストにより、
Perfumeの「ねぇ」をオマージュにしたアレンジになった。
・・・そういえば、4年前も中田某っぽいアレンジやってたような。
実際にテンポも上がり、カットアップを多用したアレンジに仕上がっている。
正直、原曲もこのアレンジも好きなので甲乙つけがたい。
フロアでも使えるサウンドにもなっているので、イベントに合わせてリクエストを。
58名無しのエリー:2011/12/01(木) 22:14:43.05 ID:RX7d99Xr0
07. 夢想曲 ★★★★
原曲よりさらに音数を減らし、なおかつ細かい技量を演奏陣にまかせるスタイルにしたアレンジ。
構成はピアノ、バイオリン4丁、ヴィオラ、チェロ。
シンプルなメロディだからこそ楽器の感情が大事なんだとわかるアレンジ。
この曲の後にクサメロ流したら卒倒する人が続出しそう。

08. SMILE ★★★
これ、なんてimage?
なんてこった、この一言だけで終わる。葉加瀬太郎でもいいけどな!

09. Heaven ★★★★☆
原曲は幼女が誘拐されたときに現れたダンジョンのステージ曲で、
後半に盛り上がるタイプの曲だったが・・・バーが似合う曲に変貌を遂げている。
(作者いわく、原曲のBPMが122だったが、試行錯誤した結果、今回は106に落ち着く)
酒に合うアレンジではあるのだが、憂いを秘めた歌い方が何より艶っぽくていい味を出している。

10. Signs Of Love ★★★
原曲はハウス寄りだったが、ビッグバンド寄りのアレンジにされている。
ラップの入れ方もいいが、ブリッジも勢いがあって気持ちいい。
59名無しのエリー:2011/12/01(木) 22:28:46.01 ID:RX7d99Xr0
11. specialist ★★★★
原曲は落ち着いたミドルチューンであったが、まさかのラテンハウスへのリチューン。
生サックスもいい味を出しており、否が応でもテンションがあがってくる。
ぜひともゴーゴーか女性ダンサーを導入したくなる。
(ゴーゴー:ゴーゴーボーイの略称で、主にゲイクラブのステージ上やフロア、お立ち台で観客を盛り上げるダンサー、パフォーマーのこと)
欲を言えば、もっとバスドラムを強くしてほしいかなぁ・・・なんて。

12. Never More ★★★☆
原曲では落ち着いたR&Bだったが、今回は合唱風とのこと。
ゴスペルのように重厚さや神々しさがないのはそれはそれで寂しいが、
ゲームの舞台を考えたら合唱風はそれはそれで味になるかな。
ただ、せっかく素人を交えるんだからもうちょっと下手な人も入れていいんじゃね?
あるいはバラバラになってる箇所を突っ込むとか。ちょっとまとまりすぎかな。嫌いじゃないけど。


総評 ★★★★
現在、おかしな方向へ暴走し続ける(褒め言葉)アニメも放送しているゲーム・ペルソナ4の曲を
リアレンジ・ロングバージョンに書き直した楽曲を収めたアルバム。
前作のアレンジバージョンはスマートな印象があったが、こちらはポップな印象が強い。
気になったのが英語詞の曲。どうしても日本語訛りが気になってしまうので(特に再録組)、
英語の発音が気になる人には耳障りに聞こえてしまうのではないだろうか。
カラーとしては上手くまとまっているので、通して聴いてもそれほど疲れないのも強み。
ゲームを知らなくても楽しめる内容となっているので、ドライブ中のBGMにも向いている。
「オサレなCDがほしいけどヴィレッジ・ヴァンガードやフランフランに入りづらい」人にお勧め。
60名無しのエリー:2011/12/03(土) 10:38:42.19 ID:Xj2T9DyT0
>>59
レビュー乙
面白そうだね
61名無しのエリー:2011/12/04(日) 05:29:54.96 ID:0ockxako0
JPN / Perfume


01. The Opening ★
2曲目「レーザービーム」のイントロとも言える静寂なオープニング。

02. レーザービーム(Album-mix) ★★★
シングルver.と比較してサビから始まっている。曲のアレンジもディスコのノンストップアルバムに有りがちなスクラッチを多用している。

03. GLITTER(Album-mix) ★★★★
シングルver.と比較して壮大なアレンジが施されている。本作を聞いてこの曲をシングルカットした意味が分かった。

04. ナチュラルに恋して ★★★
ミドルテンポで穏やかな一面もありながら、躍動感も強い不思議な感覚を持つ曲。PVで踊る3人が印象的だ。

05. MY COLOR ★★★
このアルバムとしての新曲一発目。「ねぇ」や「微かなカオリ」の延長線上のような朝早くに聞きたくなる明るい曲。

06. 時の針 ★★★
Perfumeの中では珍しくアコースティック調が強い。シングル曲にはない合唱のような清楚なイメージを持っている。

07. ねぇ ★★★★
可愛らしくアレンジも凝った哀愁ユーロビート。シングルカットの中ではかなり好きな部類に入る。
62名無しのエリー:2011/12/04(日) 05:31:04.47 ID:0ockxako0
08. 微かなカオリ ★★★★
テクノバラードとも呼べる切なさを感じる曲。個人的には「レーザービーム」以上に気に入っている。日曜の昼下がりに聞くと心地良いと思う。

09. 575 ★★★
「微かなカオリ」に続くミドルテンポ。良い曲だけどカラオケでラップの部分が歌いにくそう。

10. VOICE ★★★★
80年代のアイドルを彷彿とさせる。最初聞いた時はサビの繰り返しが気になったが、後から好きになってくるタイプの曲だと感じた。

11. 心のスポーツ ★★★
恋愛をスポーツに例えている。この曲も懐かしく哀愁を感じさせるアレンジが凝っている。

12. Have a Stroll ★★★★
冬の夜景が似合いそうなゴージャスな雰囲気を持っている。シティポップにも通じる曲調で4つの新曲の中では一番好きだ。

13. 不自然なガール ★★★★
「レーザービーム」「GLITTER」と共にアレンジが加えられている。敢えてAlbum-mixと表記していないのは中田氏の遊び心か。

14. スパイス ★★★★
TBS系ドラマ「専業主婦探偵〜私はシャドウ〜」の主題歌。ラストに相応しいポップと哀愁が融合した流れである。
63名無しのエリー:2011/12/04(日) 05:32:49.64 ID:0ockxako0
総評:★★★★
現在数多くのアイドルが流行ってる中で、「JPN」の名に相応しい日本を代表するアイドルと呼べるんじゃないだろうか。
2年4ヵ月ぶりのアルバムだったということで新曲が少なくインパクトが薄いのでは思っていたが、そんな心配はなくすんなり耳に馴染む内容だと感じた。
しかし、全体的にポップな曲が並べれていて、「edge」や「Butterfly」のような壮大な曲が好きなファンにとっては賛否両論かもしれない。
最近の中田氏は様々なアーティストへの楽曲提供でも多忙だが、個人的にはcapsuleとPerfumeのプロデュースに専念してほしいなぁと思う。
次回はもっと新曲の多いアルバムを期待している。
64名無しのエリー:2011/12/04(日) 05:40:38.61 ID:0ockxako0
>>63で脱字が見つかりました。修正致します。

総評:★★★★
現在数多くのアイドルが流行ってる中で、「JPN」の名に相応しい日本を代表するアイドルと呼べるんじゃないだろうか。
2年4ヵ月ぶりのアルバムだったということで新曲が少なくインパクトが薄いのでは思っていたが、そんな心配はなくすんなり耳に馴染む内容だと感じた。
しかし、全体的にポップな曲が並べられていて、「edge」や「Butterfly」のような壮大な曲が好きなファンにとっては賛否両論かもしれない。
最近の中田氏は様々なアーティストへの楽曲提供でも多忙だが、個人的にはcapsuleとPerfumeのプロデュースに専念してほしいなぁと思う。
次回はもっと新曲の多いアルバムを期待している。
65名無しのエリー:2011/12/04(日) 16:25:49.97 ID:e82IJr1V0
66名無しのエリー:2011/12/05(月) 11:22:18.74 ID:8gURM4Vr0
乙です

乙姫鏡/MARCHOSIAS VAMP(マルコシアス・バンプ)

01.FAKE ★★★★☆ 初期の名曲。グラム全開!!マルコシはこうでなくっちゃ!正統派のロックスタイル。
02.ROUGEをふいて ★☆ 軽快でポップでファンキーです。これといった盛り上がりはないです。
03.悲しみの略奪者 ★★★☆ ブギーで楽しくノレル。おもしろいドラムが開放感あふれる。ギターがホントにセンスいい!こういう曲は抜け目ないですね。
04.LONELY CRY ★★★ う〜ん普通。万人にはなじみがいいと思う。しかし呑気な曲調なのにベースラインは結構侮れない。
05.MIDNIGHT THEATER ★★ 独特ではあるが妙に落ち着きすぎて煮え切らない。終盤なのにフルアルバムの中盤のような、けだるい雰囲気でラストになだれ込む。
06.CRY OUT YOUR NAME ★★☆ 忠実なグラム。少しふざけた感じでラストを迎える。ドラムもっと暴れてもいいと思った。中盤のユニゾンソロは聴きどころかもね。

総評:★★☆
マルコシの処女作なのですが、個人的に以外と捨て曲が多かったです。「FAKE」以外は平凡でした(スンマセン;)。
音楽関係の人には評判がよかったらしいと聞きます。この頃はミュージシャンズミュージシャンといった印象ですね。
「FAKE」ならわざわざこれ買わなくても、すでに出ているベストアルバムで済ますくらいがいいでしょう。
まあ人によっては興味や評価が変わるアルバムなんじゃないでしょうか?
次のデビュー作でびっくりするくらい大化けしていきます。本当この作品と比べ物になりませんので。
このアルバムは先入観なしに肩の力を抜いてから聴くといいかも。あとバンドの活動背景なども。
67名無しのエリー:2011/12/05(月) 11:23:01.45 ID:8gURM4Vr0

IN KAZMIDITY/MARCHOSIAS VAMP(マルコスアス・バンプ)

01.IMAGE TUNE ★★★ 
アルバムがこれから始まるがごとく奮い立つ演奏。タイトでミディアムなナンバー。

02.オレンジ色の月 ★★★★☆ 
シングル曲。彼らのサウンドの特徴が完璧に確立されている。
個性の片鱗が覗くマルコシだけの独壇場。一応評価はしたものの
これははっきり言って正当な評価は下せません。

03.REMEMBER SONG ★★★★
サビ以外は印象が薄いがそれは全体のバランスに特化している。気軽に口ずさめるわかりやすさもいい。

04.MERMAID ★★★☆ 
バラード。冗長なんだよなコレ。演奏はそこらへんのプロをうならせるね。
ベースの引き加減はちょうどいい塩梅。

05.BEAUTY BEAUTY ★★★ 
ノリでキャッチーな割に意外と印象に残らない。全体的にゴシック風味。
スネアの音がデカイですが、そこが最高なのです。

06.メビウスの館 ★★★★☆
ここからが本気の怒号サウンドが炸裂!ビートルズでいうアビーロード。グルーヴ感が全面に出てる。
リフがマジかっこええです(というより病みつきの表現が正しいかな?)
ソロとかは無くて一通りフレーズを弾いてるだけなんですが、これがまたキラーチューンなんです。
聞いてて楽しそうに秋間氏がギターを弾いてるように思えてくる。
バンドが思わずやりたくなるなあコレ聴いてると。
68名無しのエリー:2011/12/05(月) 11:23:51.33 ID:8gURM4Vr0
07.独房のマリー ★★★★★ 
前曲のような曲を作ったバンドとは思えない重圧なナンバー。
一瞬でバンドの違う顔を見せられました。邦楽ロック名曲のひとつだと思う。
この曲はベースの演奏が一番のキーマン。命といっていい。
閉塞した孤独な独房の背景が目に浮かんでくる。渋い哀愁が滲み出てる。
これを評価できない日本の音楽市場は本当に残念。

08.WELCOME TO MY DREAM ★★★★★ 
隙間という隙間がないくらい、シャッフル&ビートをかましてくれます。
バンドにハードさを求めてる人にはオススメだとおもいます。

09.ナポレオン・フィッシュの迷路 ★★★★☆ 
ボーカルの声がやみつきになります。いい意味でイっている。
ギターの揺れるような演奏はトリップします本当に。
69名無しのエリー:2011/12/05(月) 11:24:13.88 ID:8gURM4Vr0
10.C.C.W ★★★★★ 
最後の最後にやってくれますこのバンドは。曲には一瞬のスキもないし、妥協も見当たらない。
ストレートに突っ切っていつの間にか曲のケツまで引っ張ってくれます。
バンドのテンションが急展開に上昇していき、もう耳から離れないカッコよさです。こんな発想日本人にはないよ普通。
かといって外国人にこんな歌謡グラムは書けない!っていうかタイトル、なんの略なのかな?

総評:★★★★★
イカ天で宿敵「たま」と戦いを繰り広げた瞬く間に姿を表したグラム・ロックの新星「マルコシアス・バンプ」。
彼らの容姿とは裏腹に鬼のような演奏レベルですよコレ。ハードな演奏がアルバムの9割を占める。
もうこれは戦後の邦楽が誇る名盤のひとつとして語り継がれるべき。特に後半からの勢いが凄い。
なにもかもぶち壊してくれるような突破力。「バランスなんててんで考えてない」というかのようにキラーチューンが炸裂。
それに全体にかかっている大げさなエフェクトやエコーも神々しさに一味うっているのでバンドの空気感も最高潮に達しています。
このバンドが当時の音楽シーンで活躍してたのが奇跡なくらいです。ファーストでこれですからね。


このバンドのレビューは凄く難しいw 
誰か他のアルバムレビューも暇あればヨロシクしたいところです(-_-;)
まあしばらくは頑張ってみるとです(;´д`)ゞ
とりあえずここで中断しときます!
70名無しのエリー:2011/12/07(水) 10:51:43.93 ID:yUNWgJ3m0
BGM Of Punks Whereabouts/JELLY→(ゼリ→) 2009年8月30日発売

【Disc1】
01.アメリカンフットボール ★★★★★ 未発表曲のなかで完成度が高く歌詞もいいです。スポーツ好きに聞いてほしいです。
02.GLORY IN THE PARK ★☆ 正式な未発表音源なはずなのになぜか音が薄く最悪。曲もゼリ→っぽくないからはずしたのかな?
03.蘇る黄金の獅子 ★★★★☆ 古い曲の割に以外と後期に志してたような作風の曲。普通にこれリメイクしたらかなりの名曲。イントロのカッコ良さは中堅の賜。
04.BLEACH ☆ DEMO音源だし、歌詞も急ごしらえだと思われるので評価の範囲外。アーティストはこうやっていろいろと試行錯誤にアイディアを作っていくんだなというのがわかる。
05.AIR SHOP ★☆ DEMO曲。前の曲よりはよく、リフもサビも普通に聞けます。ただこじんまりしすぎていてコマーシャル意識って雰囲気もある。
06.加湿器 ☆ なんだこれ。ただただ退屈。 LIVE音源ってことはやったことあるのか?
07.SUMMER JAM 評価不可能。ただのLIVE用に作られたネタ曲だと思われる。あとヤフミ歌下手すぎ・・・
08.TOMORROW NEVER KNOWS ★★☆ これもDEMO。アッパー調ですが。コマーシャル臭します。やはり売れ線意識しすぎでは・・・
09.ユニオンジャック ★★★ 普通にまだ聴ける。スリーコードパンク。下積み時代のDEMO音源。
10.次の晴れた日に 〜It's Fineday〜 ☆ これはまだビジュアル系をやってた頃ですね。ヤフミがモロそれです。
11.We can't rewind ★★ これ「VIDEO CAN'T KILL MY LIFE」が歌詞の一部に入ってる。チープな哀愁が気軽にいい。
12.青の青さ ★★★ 青春を謳歌する人に強く打つ歌詞がいい。
13.MY LIFE MY WAY 評価不能。コーヘイの結婚祝いにヤフミが作った曲。さすがに評価はできないだろうこれは。

続きます。
71名無しのエリー:2011/12/07(水) 12:47:29.13 ID:4k76tTw20
【Disc2】
01.心臓〜動脈 ★★★★ イントロの心臓から鼓動を意識したギターリフが重みがある。一曲目から重いwけど名曲かと。
02.DISCOVERY ★★★☆ 前の曲と比較して、「夜明けから太陽が昇る」ような急激な盛り上がりを彷彿させます。歌詞は当時打ち上げられたディスカバリーをもじって宇宙。
03.LIBERAL DIARY ★★★★☆ 展開が非常に忙しい曲。「カミソリの閉じた 刃の裏で 転げまわる僕らの今」って歌詞が勢いにぴったりです。コードが秀逸。
04.SPARROW ★★★★ 中盤のダッダッって展開のキレ味はギターソロに匹敵する印象の高さです。耳に残るハードコアです。
05.HUNTING TIGER ★★★★☆ 口では言い表せないかっこよさです。サバンナの草原の厳しさがひりひり伝わる激しいドラミング。
06.RESTAURANT"FEVER" ★★★ うまくまとまりすぎていてつまらないなぁ。終わり方が尻切れトンボです。
07.OCEANIC LIGHT ★★★☆ 一般受けしないようなスローなテンポな横ノリロック。
08.RAINBOW BIRD ★★★★★ You TubeにあるPVで見ると、アットホームで親しみやすいバラードです。乾いているギターの音もあえてスキマを作ってる。
09.未来STEREO ★★★★☆ フーファイターズみたいな曲調。相変わらず安定した歌詞能力に感服します。
10.FIGHTING ROAD ★★★★ 若干聞きやすさが薄いので、結構飛ばしちゃう。そんな印象ですが、ギャップとは違う男臭い歌詞は力強い。
72名無しのエリー:2011/12/07(水) 12:57:20.41 ID:4k76tTw20
11.不良の行方のBGM ★★★★☆ グルーヴに重きを置いていて、ベースラインが重く渋いです。大人が楽しむ純粋なハードロックという印象。
12.ORANGE ★★★★★ 大人になったゼリ→に似合う子供から大人にな過程を抒情詞にした名曲。
13.I want someone everytime, want anyone everynight. ★★★ こういう普通のパンクでも落ち着いて聞かせてくれるとは。バンド独自の歌詞で青春のパンクを歌ってくれる。
14.Freedom will be there ★★★★★ ヤフミが骨折して、病院で書いた歌。純粋な感受性を含んでて力強さとポジティヴが強く出ている。
15.VELVET SNOOZER ★★★★☆ コード進行が本当に気持ちいいです。ラモーンズとかクラッシュへの愛情がにじみ出てます。
16.I'm believin' ★★★ ここにきて普通な印象。
17.VOLVO PUNK ★★★★ 歌詞が力強い。貫禄がでる青春パンク
18.ベンジャミナ ★★★ くどい感じがアルバムの終焉を漂わせる。
73名無しのエリー:2011/12/09(金) 06:00:44.71 ID:88lBr3qw0
>>69 >>72 乙です〜

被ってるけど

Perfume / JPN

1. The Opening ★☆
イントロのインスト。「JPN」というタイトルを体現するような静謐な小品。
前作のイントロとは違ってちゃんとした曲として作りこんである。
ヴォコーダーボイスといい、1分ちょっとというイントロにしては長めの尺といい、総じてcapsuleの作品のイントロっぽい。
そういえばcapsuleの最新作「THE WORLD OF FANTASY」のイントロがこんな曲だったような…?

2. レーザービーム(Album-mix) ★★★
両A面シングルより。曲自体はperfumeの王道ともいえる軽快でお洒落なテクノポップ・チューン。
不穏な低音が入ったあとサビで始まるというシングル版とは明らかに違うイントロ以降は、
シングル版と大差無い感じで進む…と思ったらなんかおかしい。そして間奏で本格的に覚醒。
箇所によっては針飛びと見紛うほどにシングル版をバッサバッサに切り貼りしている超アレンジ。
シングル版にあった正統派アイドルソング風の雰囲気はほぼ破壊されてると言っていい。

3. GLITTER(Album-mix) ★★★★★
「スパイス」のB面だった、こちらもまたperfumeの王道といえるナンバー。
爽やかながら一抹の切なさを感じさせるサビメロに乗せられた3人のコーラスワークが素晴らしい一曲。
ここでは全体的にチューンアップを施してあり、壮大で更に煌びやかな曲に変貌。
曲構成が大幅に変わってたり、一部の箇所ではメロディ自体違ってたり、
しまいにはシングル版より30秒も長かったりでもはや完璧に別物。Album-mixどころじゃねえ。
コンパクトにまとまったシングル版も良いので、聴き比べてみると面白いと思う。
74名無しのエリー:2011/12/09(金) 06:01:44.82 ID:88lBr3qw0

4. ナチュラルに恋して ★★★
先行リリース第一弾だった両A面シングルより。可愛らしいメロディが印象的なミドルテンポの曲。
1曲目からの怒涛の展開で興奮したリスナーをクールダウンさせるような配置が絶妙。
リズムトラックの構成がなんだか新鮮。それ以外はまあ、普通の良い曲。
メンバーがこちらを選んだため没ったというBPMが早いバージョンも聴いてみたい。

5. MY COLOR ★★★☆
アルバム曲一発目。またかよPerfumeの王道。一般的なperfume像をそのまんまなぞったような曲。
誤解されそうなので言っておくと、曲の出来は全く悪くない。シングルとして出しても十分なクオリティだと思う。
でもこれに関しては特筆すべき要素もほぼ無いんで、あんまり新鮮な驚きとかは無い。悪く言えばマンネリ。
正直これはこのアルバムでperfumeに入った人のための説明、あるいはサービスのような存在に感じる。
(評価のわりには★が多めですが、これは曲自体の完成度の高さとアルバムの流れを買っての採点です)

6. 時の針 ★★★
童謡寸前のほのぼのメロディをNHK教育みたいな素朴なアレンジで聴かせる異色作。
うーん…これは…どうだ?これも決して悪い曲ではないがあまりにもほのぼの過ぎて凄い微妙な雰囲気。
前作の「I still love U」なんかは90年代っぽいベタベタなメロディが逆に効果的だったのだけど…。
でもアルバムの中ではかなり効果的なアクセントになってるし、この実験精神に星ひとつ追加。
是非この路線を進化させた曲が聴きたい。次回作とかに期待。

7. ねぇ ★★★★
あれ?こんなに良い曲だったっけ?そうだよこんなに良い曲だったんだよ。シングル曲。
爽やかでちょっと哀愁があって万人受けしそうなメロディに骨太なビートを思いっきりぶつけたアレンジが斬新。
カーステでかければ効果的なドライブミュージックになり、フロアでかければ客を暖める起爆剤になりそう。
もともとがかなり素晴らしい曲なのにアルバムの流れで聴く事によって更に感動的に聴こえる。
あとこの曲は地味に歌詞が良いと思う。
75名無しのエリー:2011/12/09(金) 06:02:42.43 ID:88lBr3qw0

8. 微かなカオリ ★★★☆
両A面シングルより。
可愛らしい、一言で言えば女の子ウケがよさそうな素朴なポップソング。
メロディメイカーとしてのヤスタカの手腕が遺憾なく発揮されている。特にアウトロは素晴らしい。
アルバムの流れにはちゃんと嵌っているが、そのぶん曲の良さは少し殺されてる感がある。
アルバムよりも「レーザービーム」との対比で光る曲かもしれない。あと「時の針」とちょっと雰囲気被ってる。

9. 575 ★★★
あれこんなに良い曲だったっけその2。シングルB面曲。
「和」の雰囲気を感じさせる流麗なサビとラップ(!)が印象的なアグレッシブなメロとの対比が美しい曲。
これがB面曲だったというのだから恐れ入る。一応タイアップは付いていたが。
ただ、アルバムの中ではちょっと印象が薄い。普通に聴いたらものすごいインパクトのある曲だと思うんだけど…。
あと「ポチポチボタンをプッシュなう」というフレーズのセンスはちょっとどうなんだ。そこ以外は問題ないんだけど。

10. VOICE ★★★★★
シングル曲。はい出ました名曲。先行シングルいちのキラーチューンだと思う。
ポップで可愛らしくアジアンテイスト(らしい)ながら聴き手の胸をぐっと掴む切なさを湛えた作曲、
全編を通しての3人美しいコーラスワーク、当たり障りが無いように見えてメロディを引き立てているアレンジ。
正直全てが完璧だと思う。サビをしつっこくしつっこく聴かせる曲構成も面白い。
シングルと曲順を逆にしたのは正解だと思う。

11. 心のスポーツ ★★★★★
久々のアルバム曲。そして個人的にアルバム曲の中で一番好きな曲。
イントロの少し神秘的な雰囲気を思いっきりふっとばす軽快で明快なサビがとにかく素晴らしい。
少しメロディが古臭くもあり、逆にそれがなんともいえない哀愁を醸し出していてたまらない。
あんまり捻ってないアレンジも素敵。「心のスポーツ」って変なタイトルも曲に合ってる。
ちょっと前のPerfumeが好きだった人は確実にグッとくる曲だと思う。
76名無しのエリー:2011/12/09(金) 06:03:48.26 ID:88lBr3qw0

12. Have a Stroll ★★☆
これはなんというか…好き嫌いが分かれそうな曲。
個人的には苦手。サビのメロディがどうにも着地点が見つからない感じでちょっと気持ち悪い。
でもベースラインが凄く良い。あとメロが面白い。もしかしたら(自分にとっては)スルメ曲かも。
歌詞が可愛らしい。なんか普段は忘れかけているけどperfumeってやっぱアイドルなんですね。

13. 不自然なガール ★★★☆
シングル曲。表記は無いが実はアルバム用のミックス。
各所で1曲目と同系統のスクラッチが施されているのに加え、シングル版では少し尖っていた音が丸くなっている。
というかこれも表記ない割には結構大々的に変わってる。アウトロとか結構違う。
キャッチーなサビと綱渡りをするようなメロの対比が面白い。結構実験的な曲だと思う。
ヤスタカいわく「鬼キャッチー」らしい。…た、確かにサビはキャッチーだが…。

14. スパイス ★★★★☆
シングル曲。リアレンジ等は一切無いがアルバムの最後に配置される事によって曲の印象が激変。
シングルで聴いたときは不可思議なコード進行が神秘的な印象を醸し出す佳作、といった印象だったが
ここまでの13曲を経る事でメロディ自体の切なさがじんわりと心染みてくる名曲に様変わり。
「好奇心のスパイスはね 巡り巡り何か起こすの」という歌詞もシングルとは少し意味が違って聴こえてくる。
アウトロのメロディは1stにおける「wonder2」のそれと匹敵するほどに感動的。
アルバムのラストに置かれる事によってシングル以上の輝きを引き出す事に成功した一曲。
77名無しのエリー:2011/12/09(金) 06:06:04.48 ID:88lBr3qw0

総評:★★★★
もはや一種の貫禄すら漂わせる存在となったテクノアイドルperfumeの4枚目のフルレンス。
まず、新曲が5曲(実質4曲)だけ!という点について。聴く前はかなり不安に思った(前作は7曲も入ってたし…)が
幾つかのシングル曲を大々的にチューンナップする事でそれなりに対処している感じ。
また、実際にこの曲順で聴いてみるとシングルで単独で聴くのとは全く聴こえ方が違ってくる。
アルバムの構成は相当しっかりしている。バラエティは豊かながら、曲の連携具合は理想的とも言えるレベル。
ヤスタカの中ではアルバムの青写真は結構早い段階から出来てたのかも。(だとしたらヤスタカにしては珍しい製作の仕方だな)
さて、アマゾンのレビュー等で散々言われてるようにバッキバキのクラブチューンは一切ない。
「ねぇ」のカップリングだったヤスタカ暴走ナンバー「Fake it」も未収録。ここは拒否反応が大きく出そうなところ。
だが、個人的にはバキバキのアレンジよりもこのポップなアレンジのほうが狂気で脅威に思う。
たとえば「575」はサビとメロの雰囲気が結構乖離していて、ともすれば別々の曲を無理やり融合させたような曲になりかねない。
その乖離を違和感無く聞かせるためにはバキバキのアレンジというのは今までは良い回避策になっていたと思う。
しかし今回はそれを違和感なく纏め上げ、ちゃんとしたタイアップ付きJ-POPとして成立する曲に仕上げてしまっている。
実験的だったり多少狂気的な曲でも、楽しいアレンジと素敵なメロディに包んで違和感なく提示してしまうその手腕は本当に凄い。
しかもこのアルバムは全曲そんな感じ。ヤスタカのひそかな狂気を満喫できる一枚。でも次回作はもうちょっと新曲増やしてください。

勢いで書き上げたらほとんど歌詞について触れてなかった…
78名無しのエリー:2011/12/11(日) 21:24:43.25 ID:kLTbyiTl0
ベボベやテナーや踊ってばかりの国あたりの新譜レビュー希望
79名無しのエリー:2011/12/12(月) 12:50:59.28 ID:5eYmz/rE0
ロデオギャング/JELLY→(ゼリ→)2000年4月19日発売

01.RODEO RADIO ★★★ 
これからの始まりに軽めにパンクしている。
曲調はウィット。なんか平和的な曲調だね。パンク独特の鋭さはまだない感じ。

02.NO THANKS BLUE GHOST ★★ 
みんなおなじみ27時間テレビで中居とさんまの真夜中の放送でかかってる曲。
普通の日本のパンクですが。疾走感はライブバンドの実感そのものです。

03.光を放つように(GANG MIX) ★★★★
まだファーストであって、清春のコネクションによって一気に鰻登りだったためか、
以外とこれいいです。歌詞のなかの「正しいことは あまり知らないけど 知らないことは 間違いじゃない」
という歌詞を粉飾してなく、率直な当時の若者にメッセージ性がある。ゆとりの自分たちにはもっと響いたwww

04.HOWLING SUNDAY ★★☆
可もなく不可もないんじゃないんでしょうか?朝とかに聞くと目覚めがいいかも。
歌詞にも無駄な表現や気取ったようなオブラートがなくて直視できるところが、初期の良さなんだと思います。

05.MY WAY ★★☆
これも普通かな。歌詞はパンクしてますね。でも黒夢にも便乗しているようにも取れそう。

06.ROCKER(STUD BULL VERSION) ★★★
歌詞のごり押しは何回か聞いてると、力強く後押しされているような気分になってくる。
漢臭い歌い方です。

07.イナズマ ★★★
初期のグリーンデイのようなパンク。こんときのヤフミはランシドも意識してたのかな?

08.おもちゃのピストル(GANG MIX) ★★★☆
ゼリ→の代表曲。今じゃ共感できないけど、やはり初期のなかで一番心に響く歌詞じゃないかと思います。
80名無しのエリー:2011/12/12(月) 13:01:18.78 ID:5eYmz/rE0
09.I'm standing ★☆
コンパクトがあって割と比較的に聞きやすい。印象には残るほどじゃない。

10.FATMAN’S SLOWLY WALKIN’IN THE MORNING ★★
上と同じ感想です。

11.NITRO GANG ★★★
ライブで一番盛り上がる曲その1
この曲をすきじゃなければ、ゼリ→だけじゃなくどのパンクバンドの曲も無理だと思う。
ゼリ→初期の重要なマストソング。

12.Silver fox falls into pitfall(GANG MIX) ★★★☆
親近感もあるし、若さがあるっていうのもいいですね。
こういうのはゼリ→みたいな若者バンドに似合ってる。いくらベテランでも
ニューロティカがやったらまた違うんだよなぁ。

13.LONDON NIGHT MOVIE ★★★★
ライブで盛り上がる曲その2
いままでの曲がだめだった人。この曲だけは聞いてください。
あとは書く各々の考えにゆだねます。すみませんテキトーで。

総評:★★★
割ときめられた時間にかっちりと終わり、38分しかないが、ちゃんと起承転結のある曲ばっかりで
すっきりしたような感想。古くからのファンはやっぱりこの時期が一番の絶頂期だったといわれている。
良くも悪くも晩年のゼリ→も第二の絶頂期を迎えていたと思う。
81名無しのエリー:2011/12/12(月) 13:03:04.09 ID:5eYmz/rE0
終わりです
82名無しのエリー:2011/12/12(月) 14:01:17.49 ID:H4CWR98G0
>>73>>79
乙です
83名無しのエリー:2011/12/13(火) 00:27:25.06 ID:Xf7smtXH0
チームA 2nd Stage「会いたかった」 / AKB48

01.overture 
全公演共通の導入部。1stのレビューで書いたので割愛

02.嘆きのフィギュア ★★
80年代のアイドル全盛を思い出すような、コテコテの歌謡メロディにテクノポップなアレンジ
チープという一言が全て。でもまぁこういうのも懐かしくていいのでは

03.涙の湘南 ★☆
さらに時代を遡って70年代までいきました。都倉俊一みたいなメロディは好きなんだけど、アレンジがちぐはぐで
バスドラが主張しすぎ。これじゃ宅録だよ

04.会いたかった ★★★★
メジャー1stシングル
これぞ大人数アイドルって感じのパワーポップ。Bメロで溜めてサビで開放する展開は見事

05.渚のCHERRY ★★☆
この曲から前田敦子が初めて前面に押し出されたらしい。実質ソロ
歌の下手さが日本のアイドル特有の「未完成さ」を象徴してるような
曲自体は普通のアイドルサーフポップスです。大滝詠一のうわべだけ真似したみたい

06.ガラスの I LOVE YOU ★
こういうの秋葉原でよく流れてる。お店の宣伝ソングみたい
いかに当時のAKBがマイナーな存在だったかってのがわかる
今だったら絶対通用しないでしょ

07.恋のPLAN ★☆
日本のアイドルポップスがお手本にしてる70年代ブリティッシュポップまんま
音が悪くて、何が何やら
84名無しのエリー:2011/12/13(火) 00:27:37.68 ID:Xf7smtXH0
08.背中から抱きしめて ★★☆
ギターソロから始まるなんて珍しい。スピッツみたいにクリアなアルベジオがひっぱるサウンドは好きかも
でも展開がちょっと無理やりで、何が何やら

09.リオの革命 ★☆
リオの革命と言うだけあって、凄い低音が効いてる。全体的にちぐはぐな作りで言葉にしづらい
しかし安っぽいつくりだ

10.JESUS ★★
もう何も言うことないくらいベタな歌謡曲。逆にアングラ臭してくる
宝塚みたいっちゃみたいかも

11.だけど… ★★☆
AORですね
良くできてる

12.未来の扉 ★★★
ベタの塊みたいなこのアルバムの最後にふさわしい、これぞJ-POPって感じの曲
食傷になりそうだけど、でも悪い曲じゃないです

総評:★★
とにかく、どんだけ既聴感ある曲ばっかなんだって感じです
そういうのは別に嫌いじゃないんだけど、音が悪すぎて
録音段階でもう少しお金かけてもいいんじゃないかな
いかに当時のAKBがアングラだったかってことのわかる一枚です

お目汚し失礼しました
85名無しのエリー:2011/12/13(火) 01:11:46.95 ID:Xf7smtXH0
バトル アンド ロマンス / ももいろクローバ―Z

01.Z伝説 〜終わりなき革命〜 ★★★
改名後1st、実質7枚目のシングル
特撮のオマージュらしく、メンバーとももクロの自己紹介的な歌詞
水木一郎と立木文彦を使うところとか、そういうサブカル系への目配せは個人的に気に食わないところではある
曲自体はそのまんまOPに使えそうな歌謡ロック。でも地味にあるおかず的なピアノが良いかも

02.CONTRADICTION ★★☆
ガバ。とにかくアッパーかつ立てノリ。オランダじゃないんだから
ダンスミュージックとしては機能的だけど、別にアイドルが歌わんでも

03.ミライボウル ★★★★
3rdシングル。渋谷系的なうさんくさいおしゃれポップかと思いきや、サビではいきなり立てノリのダンスミュージックになるという、かなり思い切った展開の曲
途中から何故かレイヴになったり、感傷的になったりと忙しい。面白いです

04.ワニとシャンプー ★★★☆
これまた変てこな曲。某雑誌のレビューのパクリだけど、日本アイドル的な「未完成さ、恥ずかしさ」が詰まった曲
所謂電波ソングの系譜に入るのでは。その割に耳にすっと入ってくるのは、絶妙に痛くならないバランスのアレンジがあるからか

05.ピンキージョーンズ ★★★★★
メジャー2ndシングル
こりゃ名曲だわ。アイドルにドリルンベースを歌わせるって発想ですでに勝ち。日本のアウトキャスト

06.キミノアト ★★★
落ち着いたバラードです。箸休め的にこういう曲が来るとほっとする
AKBの「ポニーテルとシュシュ」と同じ作曲家らしく、流石の安定感
86名無しのエリー:2011/12/13(火) 01:12:07.47 ID:Xf7smtXH0
07.D'の純情 ★★★☆
1と同発のシングル。アイドルがたまに出すカッコいい系の曲
1とは対照的にかなり真面目な曲と言った感じ。ストリングスアレンジが見事ですね

08.天手力男 ★★★★☆
読み方は「あめのたぢからお」らしい。アマテラスがうんぬんとか
ADFみたいなミクスチャーロック。裏を取るパーカッションが気持ちいい。これを歌える表現力は中々凄いのでは

09.オレンジノート ★★★
普通のアイドルポップスかと思いきや、なぜかミスターロボットみたいな部分があったりする

10.行くぜっ!怪盗少女 ★★★★★
メジャー1stシングル。宇多丸がマブ論で2010年1位に選んだことが象徴するように、サブカル界では結構話題になった曲
ブリブリのダンストラックが既にアイドルとして異質。それでいて美メロだし、歌詞もアイドルをメタ的に捉えてて面白いし
これは金字塔では

11.スターダストセレナーデ ★★★☆
70年代ブリティッシュポップまんま。こういう王道もできるよっていうアピールなのかしら
個人的にはこういうの大好きなんだけど、このアルバムに入ってると少し弱い印象

12.コノウタ ★★★
これまたベタな曲。アッパーなんだけどどこか悲しげな雰囲気はSKE48の一連の曲に近いものを感じる

13.ももクロのニッポン万歳 ★★★★
これは凄い評価が分かれる曲でしょう。4の電波色をさらに強くした完璧ネタソング。流石ニコ動出身が作ってるだけある
ガバみたいな凄い早いBPMに乗せて、日本の都道府県をレぺゼンしていく基本構成自体でかなりきてるけど、展開がむちゃくちゃすぎて流石に笑う
ただ、作ってる側のドヤ顔が浮かんできてなんか癪に障る部分も
87名無しのエリー:2011/12/13(火) 01:12:18.34 ID:Xf7smtXH0

総評:★★★★☆
Perfume・相対性理論に続くサブカルのニューヒロイン、ももいろクローバ―Zの1stアルバム
とにかく作る側の気合がビンビンに伝わってくる一枚になってます
アイドルとは思えない多彩で複雑な曲群は、今のプチブームも納得なところがありますね
正直ファンにしか響かない内向きの作品だとは思うけど、それでもこのクオリティなら十分では
音がとてもいいのも印象的。AKBの後に聞いたからなおさらそう感じたのかもしれないですけど
アイドル好きならお奨めの一枚です

お目汚しすみませんでした
88名無しのエリー:2011/12/14(水) 20:32:51.81 ID:5/AfpEyo0
ここはよくないスレなので釘をさしておこう。
良くない理由は「顧客とは誰か」が全く見えていないからだ。
ネット用語(?)で言うと誰得ということばにも近い気がする。

ドラッカーはこう言っている。

>真のマーケティングは顧客からスタートする。
>すなわち、現実、欲求、価値からスタートする。
>「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。
>「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、
>「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足はこれである」という。

このスレの説明がつまらない理由は、
製品がこれであると言っているだけだからだ。

また、このスレで使われているような特殊な言葉は、
音楽について、文章で伝えることが重要だった時代には必要とされていた。
インターネットが未発達な時代ならば、このような言葉でも顧客は得をしたのだ。
現代ならば、さっさと検索して聞くほうがいいに決まっている。
つまり現代の音楽環境においては、製品がこれであると言ってもらう必要さえないのである。
89名無しのエリー:2011/12/14(水) 22:33:01.54 ID:oYT5SQ+p0
>>88
この文章こそ誰得
90名無しのエリー:2011/12/14(水) 22:35:19.26 ID:LwEX7S670
今更ドラッカーなんて引っ張り出されても…
91名無しのエリー:2011/12/14(水) 23:34:00.29 ID:6G/2x8LiO
名曲スレの基地外だろこいつ
勝ち組か負け組かでしか物事測れない下衆野郎
92名無しのエリー:2011/12/15(木) 02:25:39.53 ID:qHmJNT570
顧客はディスプレイの前のあなたです!
93名無しのエリー:2011/12/16(金) 20:59:08.70 ID:r7dW8RMI0
MIRAVAL/MARCHOSIAS VAMP(マルコシアス・バンプ)

01.l'overture ☆ 
幻想的なピアノイントロが引き立つインスト。ギターのフィードバックも聞こえてくる。

02.シセリアのまつげの下で ★★★★☆
ミクスチャーなグラム。前作の作風を引きずっている感じもする。
サビの独特な歌い上げがバンドのイメージに合ってる。
ただベースがもの凄く主張しててギターが喰われてる。

03.De la Fontaine a[、] BRIGNOLES ★★★★
電子楽器があまり使われていない。生音が中心になってるアコースティック曲。
北欧っぽい恋愛歌詞とは裏腹に、親しみや生暖かさが出ている。途中で曲調がガラリと変わる。

04.MOUNTARSEの誘蛾燈 ★★★
ミディアムテンポ。曲調は明るいが、内容はエロス。アングラの演劇を綴っているようにも聞こえる。

05.スパイダー・ウーマン ★★★☆
ちょっと危ない躁病患者のようなバンド独自の歌い方は狂気な歌詞そのもの。
サウンドはグラムというより若干プログレ。粘りつくようなオリジナリティがにじみ出る。

06.小人の行進 ★★☆
4曲目の歌詞の内容とほぼ同じ。ピアノの演奏だけなのであんまり評価は高くないです。
似非なフランスのディープな恋愛小説を読んでると出てきそうな歌詞。
94名無しのエリー:2011/12/16(金) 20:59:29.74 ID:r7dW8RMI0
07.ベイビー,ストップ・ユー ★★★☆
初期の流れを組んだ純粋なグラムロック。カッコイイと思うが歌詞は少ないので
メッセージ性は低い。

08.摩天楼の上で ★★★★☆
このバンドよく歌詞に「夢」とか出てくるwあと、夜が舞台なのも多い。
トリップをきめた男の妄想の内容がローテンポの音になだれ込み、だんだん聴いてると一種の禁断症状になってくる。
グランジとグラムが融合した新しいタイプ。酒を飲んだ時のような酩酊した状態とよく似ているなコレはw

09.ノー・ワンダー ★★★☆
この頃は凄く充実した曲が多い。フランスでのレコーディングが余程気分にあってたのか。
らしくないアメリカンロックが一層アルバムの質を上げている。

10.SPmG ★★
佐藤健二作曲のアンビエントにロックを組み合わせたインスト。

総評:★★★☆
デビューアルバムと比べると質はずいぶん変化しましたが、そんなにびっくりするほどの曲はありませんでした。
ただ本当に安定し新たなアイディアなどが少なからずあったりで、バンドとしても一番充実してたんじゃないかと思います。
最初のインパクトは薄いが、後からだんだんとアルバム独特の雰囲気に引き込まれていきます。
胡散臭い歌い方と硬派なサウンドが逆に上手くカッチリと整合していて怪しさ全開です。狂気にも近いです。
歌詞はネガティヴながらも煌びやかに、どこかモダンで無国籍ななんともいえない臭いが交錯しています。
1stを聴いた後に買うといいかも。
95名無しのエリー:2011/12/16(金) 21:00:05.48 ID:r7dW8RMI0
DYNAMIC WAS RUBY/MARCHOSIAS VAMP(マルコシアス・バンプ)

01.MIDNIGHT SUNSET ★★☆
ちゃんとグラムしてる。
こういう先人へのリスペクトが伝説のバンドになるきっかけだったのかも。

02.MONUMENT ★★
相変わらずだが秋間さんの声はイかれてる。
でもこのダウナーな演奏にはいいと思う。
好き勝手演奏しちゃってる。あんまりいいところはない。

03.CHANGE MY MIND ★★★
ファーストの流れが強いトリッキー色の強いナンバー。
Aメロとかギターとベースが喧嘩しているように聞こえる。
隙のない良く出来た佳曲。

04.眠らない夜 ★★☆
ギターの音が変態的。猥雑で妙に落ち着かない。
サビの妙にキャッチーになるところもなんか怪しい。

05.20世紀のミスキャスト ★★★★
この流れで全体のまったりしたテイストをいきなり断ち切られる。
萎えて気後れする。まぁでも出来は悪くないです。
ギターソロが独特。でも流れを断ち切らないところはすごいと思う。

06.GRIND TO CRY ★★☆
クールだがひねくれた感じ。無機質な演奏で印象に残らない。
デイヴ・ナヴァロ在籍時のレッチリのごとく歪んだ演奏のまま進んでいく。
終わり方も消化不良。歌詞もいつものパターン。演奏重視。
96名無しのエリー:2011/12/16(金) 21:01:09.74 ID:r7dW8RMI0
07.すべてこのままに ★★★
こうやってただギターをかき鳴らす曲、個人的に嫌いじゃないです。
むしろこのアルバムで一番耳に残りやすく神聖な感じもします。
ヴィヴラートをかけすぎた歌い方は良いかどうかはわかりませんが
無理に作りこんでないコード進行はそれだけで印象にのこります。

08.強い無意識 ★★★★★
本作唯一のキラーチューン。ギターが上手く決まってます。
スロウ&アップで交互にクッションとなって聞く意欲をかきたてる。
ここまでやると、胡散臭さもダサい通り越して自分たちのものにするとすごいと思う。

09.HALF NOTE(密告者) ★
捨て曲。まあ次への繋ぎでしょう。

10.REVENGE FAIR ★★☆
インスト。なんですが、佐藤さん作曲の余計なエフェクトやアレンジはなく、
シンプルな構成でもって落ち着かせたベースを聞かせてくれる。

11.COMFORTS PLACEにて ☆
捨て曲2 アイキャッチ。

12.TOMORROW ★
もちろん音楽の教科書にのってるアレじゃないです。
シングルにできそうなくらいポップです。でも聴きやすいだけ・・・
こういうどっちつかずなのは最後に持ってくるのはちょっと違うと思う。
最後も最後でなんかハーモニカを弾いてるだけの音が聞こえて、しかも急に途切れる。
97名無しのエリー:2011/12/16(金) 21:01:32.96 ID:r7dW8RMI0
総評:★★
びっくりするくらい退屈。ただただ虚しい。正直アルバムのテンションについていけない。
全体が勢いに満ち足りてないのは、メンバーにやる気がなくなったのかな?
終盤に向かい、急激に曲の質が落ちてくる。ファーストでアイディアを使い果たしたのか?
エフェクトでもふざけたようなものも多く、完璧に手を抜いているのが分かる。
前作の鬼気迫る展開が嘘のような本作。一回聴くとお腹いっぱいになる。

終わり
98名無しのエリー:2011/12/17(土) 02:58:31.05 ID:hJvPknGS0
マルコシってまだアルバム出してんの?
悲しいかなグラムロックは廃れたなあ…
毛皮も解散してもうたし
99名無しのエリー:2011/12/17(土) 18:22:20.01 ID:MdLyX/G00
もう解散したよ(´;ω;`)
100名無しのエリー:2011/12/18(日) 04:22:55.65 ID:uh6o+duu0
まあ音源はそこらに転がってるのを落として聴くんですけどね。
働けないしお金ないんで。仕方ないんですよ、病気なんで。
あ、でもけいおんの映画は最低3回見に行きます(笑)
101名無しのエリー:2011/12/18(日) 05:40:59.74 ID:UggHkLT90
オタクは死ねや
目障り
102名無しのエリー:2011/12/18(日) 13:19:32.91 ID:MzUtrWfJ0
誰か想い出波止場のブラックハワイと羅針盤お願いします。
103名無しのエリー:2011/12/18(日) 13:20:54.12 ID:MzUtrWfJ0
っていうかまとめサイトの更新はまだかかるのね
まあ仕方ないか
104名無しのエリー:2011/12/18(日) 13:50:58.05 ID:MzUtrWfJ0
夢の修理屋/Laid Back Ocean

01.カップラーメン ジェネレーション ★★★
LBOのデビュー曲として始まる一曲目。初期のヴァージョンより随分とエフェクトが多くなった。
キーが下がってデモでの高揚感がでていなくて残念。最初にしては上出来だと思いますが・・・
若干ボーカルの声に違和感あり。前バンドを知ってるだけあって、UVERのようなアレンジも違和感あり。

02.STAR RAIN〜空のおちこぼれ〜 ★★★☆
JAZZのにおいが全体的にするけど、ボーカルの歌い方が曲のイメージに合ってなくて、無機質さが出てて
不満が残る・・・ 原曲とライブとのギャップが激しすぎるとキツいものがある。
ライブで再現しにくいんじゃないかコレ?ヤフミはしっかりと歌うより声を張った方が良いと思う。

03.何も起こらない日の希望 ★★★★
ピアノの哀愁さから荘厳なサウンドからなだれ込む展開はゾクゾクする。でもバンドサウンドを意識してなくて、
ピアノを全面的に押し出したイメージが強い。タイアップされやすいようなさっぱりした作風だが
頭ひとつ抜けたような考えたアレンジもしてあってなかなか聞きごたえあります。

04.永久歯 ★★★★★
ちょっとボーカル感情移入しすぎでは・・・・やっと楽器隊を全面に押し出した曲が出てきてひとまず安心。
アルバムのなかで一番ライブで再現しやすいのですが、バラードなのがなあ。
アレンジも余計なエフェクトがなくて、ゼリ→のファンにも受け入れやすい。
105名無しのエリー:2011/12/18(日) 13:51:15.20 ID:MzUtrWfJ0
05.wataridori ★★★★
ロックにピアノをテイストした曲。ボーカルの声は棒なんだが、曲自体はカッコイイですよ。
これもライブとの差が激しそうな曲です。このバンドはライブとスタジオのイメージをなるべく同じにさせたほうがいいと思います。
そしてボーカルはよくライブでダレて、息が続かず原曲のように歌いきれないとまた辛いものがあると思う。

06.土の記憶 ★★☆
バンドのイメージにあってないなあ。演奏もあんまり特化するところもないです。劣化TERUがバラードを歌っているようにしかきこえないので(苦笑) 
今後はロックを全面に押し出したほうが絶対いい!!

総評:★★★
まだファーストなのでこれからの活動で評価は変わるのであまりはっきりとしたことは言えないです。
まあしかしデビューしたてにしては完成度は高いです。とにかくライブで確実に再現できるライブ向けの曲を増やすことが
まず必須だというのが正直な感想です。
106名無しのエリー:2011/12/18(日) 13:53:53.95 ID:MzUtrWfJ0
おわりです 
107名無しのエリー:2011/12/18(日) 17:32:10.24 ID:MzUtrWfJ0
だれかhideのHIDE YOUR FACEとJa,Zooレビューお願いします。
108名無しのエリー:2011/12/18(日) 18:42:11.75 ID:K1RUXYip0
ハイエイタスのレビューが見たい
109名無しのエリー:2011/12/18(日) 20:03:47.76 ID:MzUtrWfJ0
あげ
110名無しのエリー:2011/12/19(月) 11:32:06.02 ID:/jCOGPli0
>>89中二病乙
111名無しのエリー:2011/12/19(月) 19:07:42.74 ID:5P/Agyml0
>>88だわゴメン
112名無しのエリー:2011/12/20(火) 09:08:45.44 ID:vIHg/pIZ0
>>105
乙で ブラックハワイ今度やるね

きゃりーぱみゅぱみゅ / もしもし原宿

1. きゃりーのマーチ ☆
イントロ。出囃子みたいな曲。
コルテモニカの「カニモテルコ」聴いたときも思ったけど、ヤスタカこういう曲作るのへt(ry

2. チェリーボンボン ★★★★☆
今作を象徴するようなクラブ・ポップミュージック。
「チェリーボンボン」という単語をひたすら連呼するサビのキャッチーさが凄まじく、一回聴くと頭からなかなか離れない。
ヤスタカならではの少しばかりの切なさを利かせたメロディも完成度が高い。
アレンジはシンプルで、突出した音がないように感じる。インパクトはないが、じわじわ来る曲。
しかし、洋酒を使いまくったチョコを子供の孫にあげちゃうおばあちゃんってどうよw

3. PONPONPON ★★★★★
先行配信シングル。海外のiTunesStoreでバカ売れし、超異様な世界観ながらポップなPVで話題を掻っ攫った。
その評判も頷けるかなり強烈な一曲。まさにキラーチューン。
とりあえずサビが激キャッチー。前曲のサビのキャッチーさも凄かったが、ぶっちゃけこのサビには遠く及ばない。
メロもかなり頭に残る出来で、捻りのない単純な曲構成のおかげもあり一回聴けば多分最初から最後まで歌うことが出来る。
カラオケでもヘビーローテーションされそう。歌詞も単純なようで実はメッセージ性がほんの少し織り込まれている憎い出来。
ヤスタカ史上屈指といってもいい出来を誇る、4分ポップソングの傑作。売れるべくして売れた曲って感じ。
113名無しのエリー:2011/12/20(火) 09:08:59.50 ID:vIHg/pIZ0

4. ちょうどいいの ★★☆
少しエキゾティックなメロディの曲。
正直同じようなアレンジの曲が連続するのでミニアルバムなのにここら辺で飽きが入ってくる。
前曲が凄すぎたというのもあるが、それを抜きにしてもメロディの出来もあまりいいとは言えない様な気がする。
総じて印象が薄い曲。でもこの曲もサビのフレーズが頭から離れない。何でそこだけはしっかりしてるんだ。

5. ピンポンがなんない ★★★★
少し前のヤスタカ曲みたいなアレンジのメロディアスな曲。
この曲はこれまでの曲と違って特に頭に残るフレーズと言うものがないのだけれど、
ポップで可愛らしい中に少しだけ哀愁が漂う、というヤスタカの王道を行くメロディの出来が抜群に良い。
一聴したときの印象は薄いかもしれないが、何回か聴いているうちに良さが染みてくる曲。
また、アルバム中この曲だけ歌詞が抽象的なものではなく若干生々しいラブソングというのも面白い。
アレンジを変えたのも効果大。一枚のミニアルバムとしてのバランスを考えたときに、なくてはならない存在だと思う。

6. jelly ★☆
capsuleの曲のカバー。失敗している…。
というかここまできゃりーの歌唱に触れてこなかったのは曲と声の相性がよかったからなのだけれど、
これは曲ときゃりーの声質が致命的に合ってない。もっと他の曲にすればよかったような…
あと、このアルバムのカラーに合わせたアレンジが全然良くない。原曲を知っていると凄く生ぬるく感じる。
原曲にないフレーズ及び展開もあるが、付け加えた理由がよくわからん。
まあ、これは原曲を知っている人間の意見なので、原曲を知らない人には需要があるのかもしれない。
あと原曲のバキバキなアレンジを好まない人にはいいのかも。そんな人がヤスタカの曲を聴くとは思えないが。
114名無しのエリー:2011/12/20(火) 09:09:22.35 ID:vIHg/pIZ0

総評:★★★
筆者にとってはなんかよくわかんない存在、きゃりーぱみゅぱみゅのファーストミニアルバム。中田ヤスタカプロデュース。
レビューを見ればわかるように、正直良くも悪くも「PONPONPONのためのアルバム」という印象が拭えない。
ヤスタカなど売る側はそういう意識は多分なかったと思うが、結果的にそうなってしまった感もアリ。
というか「PONPONPON」が強烈過ぎ。他の曲も悪くないのだが、全体的に「PONPONPON」に負けてる感がある。
アレンジが画一すぎるのもそんな印象の原因のひとつか。5曲目以外アレンジがほぼ同じってのは…。
まあ、「PONPONPON」目当てで買っても他の曲も出来がいいので得した気分にはなる…とは思う。
因みにきゃりーの歌は…超下手ではないとは思うが、棒読み感アリ。ちなみに一時期のPerfumeのようなきついエフェクトはかかっていない。
音がシンプルなだけに、アートワークの全体的な「狙ってる」感がキツイ。歌詞カード読みながら聴くのはオススメできない。
ヤスタカファンのあなたはperfumeのアルバムのついでにご一緒に…
と言いたい所だが初回盤も通常盤も同じ2000円というのは強気すぎないか?
115名無しのエリー:2011/12/23(金) 23:54:56.53 ID:YU25rttlO
>>111
そもそもこのスレ自体厨二病だろ?
116名無しのエリー:2011/12/24(土) 02:08:51.92 ID:XrZZ6e3p0
何かしら自分の意見を発表する人は皆厨二病と呼ばれ得る可能性がある

人前でイエスノー以外なんも発信し得ない人は厨二病とは呼ばれない
それは厨二に及ばない、幼児みたいなもんだから
117名無しのエリー:2011/12/24(土) 07:04:05.20 ID:0mzXkdWM0
スレ違い死ね
118名無しのエリー:2011/12/25(日) 13:39:18.07 ID:ijUi3C/H0
このスレは個人の範疇承知でみんな書いてるんだよ。
誰も意見や物事を何も押し付けてないじゃないか。
要するに批判するやつはそもそもお門違いということだよ。
119名無しのエリー:2011/12/25(日) 17:21:31.07 ID:aWt7KnsT0
>>116
いいこと言うね。
120名無しのエリー:2011/12/28(水) 01:59:09.56 ID:0o3Aca3E0
HOW CRAZY YOUR LOVE/YUI

1. HELLO ★
映画「PARADISE KISS」主題歌で、サブタイトルにもなっていたがYUIの意向でアルバムではそれを外されたという曲。潔い露骨さ。
そこまでするならアレンジも今作から浮かないように大幅変更したほうが良さそうに思えるが、売れてる人の事情があるのだろう。
元の曲自体はそこまで悪いものとも思えないが、イントロから軽薄なアレンジに乗せてハロ〜ハロ〜とやっつけ気味に歌うのでうんざりする。
1番が終わるとこのアレンジのあざといキュートさというかぶりっ子っぽさもイラつく。ハロー連呼の間延びメロを独立させずに、
サビ終盤にハロー1回分の吸収スペースを設けたほうがスッキリしたようにも思う。作り込んだというよりは、マーケティング感というか、
客層を見越してそのレベルの仕事をあてがった感のある曲。

2. Separation ★★★★
いきなりクオリティが高くなるアッパー曲。譜割りの細かいドラムに空ピックを巧みに織り交ぜたベース、
ワウのかかったギターのクールなカッティングと、今までになく黒っぽい演奏。これはカッコイイ。2番のAメロが短いのも疾走感がある。
YUIの歌唱力も格段に上がってる。声量は相変わらず無いが、その声量の範疇で抑揚や表情を使い分けるようになった。
メロディは攻撃的に乱高下するような派手なものではないが、それ単体が一人歩きせず演奏と上手く噛み合っている。
YUIのバックバンドの変遷はよく知らないが、なんか今までよりやっつけ感が薄いというか、真面目にYUIの曲と向き合ってる感じがする。
121名無しのエリー:2011/12/28(水) 01:59:44.23 ID:0o3Aca3E0
3. Get Back Home ★★★★
全体的にシンプルに仕上げた印象のスローナンバー。仰々しいイントロでもなければ、サビで無理矢理盛り上げる作りでもない。
従来は売るために分かり易くデフォルメしてきたアレンジを、自然な形に戻したような印象。結果的に地味になったが、
歌入れの前にアレンジ全部仕上がってたような今までのイメージよりぐっと生バンド感が増した。素朴だけど存在感があるドラムも良い。
ロータムがよく響くのでタム回し時に迫ってくるような臨場感がある。今までもそうだったのかも知れんが、今作はそれが自然に感じ取れる
音作りになってると思う。か細い声を震わせて「きっと自分のために欲しいものなど何もないから」と歌うサビが切ない。
まあ十代からプロやってる彼女にしたら、音楽抜いたらああ私の人生空っぽだと思う時もあるのかも。そして駅に停めてた自転車探して
家に帰ろうと歌い曲が終わる。変身ヒーローものみたいな哀愁を感じる曲。3分半に魅力を凝縮し切ったのも見事。

4. Lock On ★★★★
今作のアルバム曲に多い、シンプルでどちらかというと土臭いアレンジの曲。途中でテンポアップするが、歪んだギターとか派手なドラムのフィルで
牽引する感じではなく、タッタカタッタカとどこか牧歌的なドラムとシンセ音源っぽいヘナッとしたブラスで主導するアレンジとなっている。
これは新境地。狙ってチープさを出すような曲がYUIで聞けるとは。ドラムをガンガンに響かせなかった時代の、例えばグレイトフル・デッドとかの
曲にありそうなアレンジ。サビでは山口百恵の詞を引用する意外性も。アッパーなのに渋い曲。

5. U-niform ★★★★
やはり土臭くフォーキーなミドルテンポ。憧れの先輩だったわと繰り返し歌うサビが新鮮。先輩とか青春とか歌う曲って
今までのYUIの曲にあったんだろうか。二人の関係も彼女の存在も曖昧なままに中音域をぼんやり歌う感じが、
恋に恋する乙女のふわふわした微熱感を思わせる。とっておきの体験談という程でもなく、かといって思い出を美化するわけでもないので
物語に大きなヤマは無いが、過剰な煽りがなく自然体なぶん気構えずに聞ける。結構特殊な青春時代を過ごした人だと思うが、
オンリーワンな濃い体験ではなく、普通な部分を抽出して詞にしているのが何とも不思議。
122名無しのエリー:2011/12/28(水) 02:00:17.82 ID:0o3Aca3E0
6. Cooking ★★
楽器編成は今までよりフォーキーだが、アレンジ的にはもう少し取っ付きやすくした印象の曲。3拍子もYUIでは珍しいのでは。
メロ的には何とも癖がない。慣れない3拍子に苦労したのか、意外性の無いメロ展開に収まってしまった印象。歌詞も曲名から見切れる範疇の内容。
しかも料理の工程をただ歌った部分が多く若干説明臭い。しかしバンドの仕事は良く、特にドラムは曲がコテコテの3拍子に聞こえないように
小気味よくスネアを刻んでいる。聴き心地は良いが単調で飽きやすい曲。

7. Rain ★★
えらく古臭い短調のビート系アップテンポ。80年代後半の臭いがする。BE MODERNとかその辺の。近年だとステレオポニーか。
コードもクサいしメロディもいなたい。サビ前のキメ部分で入るコーラスもなかなかの年代モノ。2番Aメロのアレンジも今更感が。
狙いすましたレトロ路線と取れなくもないが、過去におんなじような曲やったバンドがゴマンといる上、その中に混じっても特に際立つほど
出来が良いとも思えない。しかし押し殺し系の感情表現は上手くなってるし、詞が何故かクリスマスソングになってるのも面白い。

8. Good night ★★★
40秒程度のピアノ弾き語りの小品だが、スローテンポな上にどっから作ったのか分からないような構成になってる侮れない曲。
一聴した印象ではサビとサビ’みたいな並びで作ったように思えたが、実は各メロを2小節ずつのごく短いスパンで独立させて、
ラブラブ歌ってる部分のメロをサビに設定してるのかも。簡単には書けないような曲に聞こえる。短編の才能覚醒か。
123名無しのエリー:2011/12/28(水) 02:01:04.85 ID:0o3Aca3E0
9. YOU ★★★★
綺麗なストリングスとノスタルジックな笛の音が印象的なバラード。各メロがコンパクトにまとまっており、テンポよく曲が進む。
ちょっと淡白な気もするが、仰々しい引きを作るよりはこちらのほうが彼女に向いているのだろう。これを4分程度にまとめるのは技術だと思う。
メロディが短くなれば必然的に言葉数が減るのだが、聞き手に感情移入させる武器となる舞台設定の説明を削って、自分が思ったことや
相手への投げかけといった主観的な部分ばかりを残してるのが面白い。これ聞いただけでは背後にどんな物語があったのかはあんまり分からないし、
個人的には消化不良だが、件の「YOU」にはこれで十分伝わるのだろう。不特定多数を相手取って上手いこと立ち回るのがプロだとすれば、
彼女はプロっぽくはないのかも。前作は商業的なプロらしさを随所に見せてたけど。

10. It’s My Life ★★
最初からCMソングとして書き下ろしたのか、見事にCMサイズなアップテンポ。サビスタートだが、そのサビ単体に導入っぽさも加速感も
オチも盛り込まれて軽く完結してる印象。短編の才能覚醒か。しかしその先は取って付けたように雑なA・Bメロが続く。いきなり福山レベル。
詞も当たり障りない応援歌に仕上げてる感じ。昔みたいに尊敬できない大人を敵視した感じはなく、まずは自分に出来ることをしようというスタンス。
多くの人の耳に入るCM曲ということで空気を読んだか。M1もそうだが、タイアップ曲を作るときには事務所との駆け引きが発生してる感じがする。

11. no Reason ★★★★
過去の作風の延長上と思われる爽やかなアップテンポ。ギターのリフとかカッティングの乗せ方も至ってスタンダード。
リズム体も普通に盛り上げどころを盛り上げるオーソドックスなプレイ。しかしメロディ展開が綺麗にまとまってるので聴き応えのある曲。
Aメロの歌のラインを進化させて加速度をつけたようなサビが印象的。さらにDメロはサビ後半と掛けたようなラインで、畳み掛けるような連続性がある。
最初からきちんとアップテンポを想定して書いた曲って感じがする。天性の才能どうこうというより、実務的に巧みな作曲という印象。
124名無しのエリー:2011/12/28(水) 02:01:52.20 ID:0o3Aca3E0
12. Nobody Knows ★★★
スクラッチと単音系のギターリフを合わせたイントロで始まるミドルテンポ。90年代頃のUS女性シンガーソングライターっぽい曲。
邦楽だとhideに近いか。YUIにしか書けないというほどのオリジナリティは無いが無難にこなしており、幅を見せたという意味では成功か。
ただ、シンプルなアレンジの今作中では比較的音数の多い重厚なアレンジのため、歌の軽さは気になる。

13. Green a.live ★★★★★
ラストは短調のシリアスなスローテンポ。どちらかというと長調が得意な印象のYUIだが、これはメロディの持ち上げ方も落とし所も上手いのでは。
歌詞はえらく青臭い。正義って何だろうとか言ってる。デビュー当時ならともかく24歳の今言うことだろうか。と思ったがどうもこの曲は
2011年の大事件ありきで書いた曲っぽい。YUIにはYUIなりに今まで積み上げてきた価値観があったのだろうが、身近で起きたあまりの出来事に
今まで信じてきた正義も神様も全て否定されて彼方に押し流されてしまい、茫然自失としてる心境を素直に綴った詞という印象。
強がることより等身大の表現者であることを選んだのは彼女らしさか。頑張れを連呼することより、まずは当事者と目線を合わせることから
始めたいということだろう。「十年先灯す明かりのために」という歌詞が、一過性の盛り上がりでない決意を思わせる。
125名無しのエリー:2011/12/28(水) 02:02:40.36 ID:0o3Aca3E0
総評 ★★★
前作のみんなのYUI路線から再び洋楽路線に舵を取り直した印象のYUIの5th。
歌の表現力が増したので、同じようなメロでも今までと聞こえ方が違ってきてるのが大きな収穫か。
パワー不足は否めないが、切なさを出させたら侮れないレベルなのでは。起伏が使えるようになっただけでも大きな進歩。
作曲に関しては、荒削りな中にも光るものが…という1st時の印象は薄れ、特にアルバム曲で手堅い作曲ぶりが印象的。
まぐれ当たりではなく、技術的に上手いと思う。ありそうな曲だけどきちんと練られてる。世間で売れてる人でも、
もっと間延びした、行間の空いたブログみたいな曲書いてる人もいるような現状なので、出来はチャート上位保持者の中では健闘してる方では。
もっともタイアップのシングル曲は意図的にアレした感じというか、取り敢えず聴きやすい出来にしたようにも思えるが。
コンパクトな作曲の弊害で歌詞が説明不足に陥ってるが、物語設定や情景描写をとばして感情の部分を軸にする狙いは見える。
作詞家ぶりというか、上手いこと言いたがる面がほとんど無い。例えば二人が○○だったらとか、この気持ちまるで○○みたいとかを言わない。
妄想設定と比喩は女性作詞家に付きものかと思ってたが、そういう創作とか装飾の技術を見せるのではなく、自分の中から出た言葉を
そのまま並べる作詞。いいんだか悪いんだか分からないが、等身大であることは間違いないのでは。
アルバム全体から売れ線の匂いを発してた前作に比べると渋い曲が一気に増えたので、ファン層が変わる可能性はあると思う。
前作が最高傑作だと思う人にとっては今作は地味。YUIが大人になってくその時間が降り積もる間にファンも変わってく、そんな一枚。

あと>>114乙です
126名無しのエリー:2011/12/28(水) 11:42:03.07 ID:cKo2PC+H0
>>125
乙です。機会があったら、
>いきなり福山レベル
の「福山」についてもぜひ
127名無しのエリー:2011/12/28(水) 20:12:29.16 ID:qe0biHkS0
>>125
まさかの高評価
乙乙
128名無しのエリー:2011/12/29(木) 00:13:08.01 ID:GzeQUuZF0
>>125 乙です。いつもながら読み応えある。
129名無しのエリー:2012/01/01(日) 18:38:08.68 ID:aNEwdOsG0
>>125
乙です。レビュー、すごく勉強になりました!
130名無しのエリー:2012/01/07(土) 06:10:13.81 ID:Q5uaRStv0
>>125
乙です
あけおめ
ことよろ

小沢健二 / 刹那

1. 流星ビバップ ★★★
「痛快ウキウキ通り」のカップリング。
軽快でハイテンポなバックトラックにオザケン得意の早口ヴォーカルが乗せられる。
曲調は何気にジャジー。「球体の奏でる音楽」の前哨戦?
オザケンはこの曲をいたく気に入っているらしく、後に「指さえも」のカップリングで一発録りで再録される。
歌詞は壮絶の一言。「僕たちが居た場所は 遠い遠い光の彼方に」というフレーズがものすごい。

2. 痛快ウキウキ通り ★★★☆
たぶん確信犯的(誤用です)にノーテンキに仕上げたであろう、「LIFE」路線の一曲。
イントロのワウギターからして「なにか凄い曲が始まるぞ!」という予感がビンビンする。
曲の出来は言う事無し。特にサビメロの耳馴染みのよさは異常。
そしてやっぱり歌詞が可愛らしいようでいて強烈。
「喜びを誰かと分かりあう!/それだけがこの世の中を熱くする!」なんて単純なようでよく考えると凄い。
この歌詞を書けるのはオザケン以外にいないと思う。

3. さよならなんて云えないよ(美しさ) ★★★★★
ジャクソン5から拝借したというイントロの時点でもう既にやばい。
マイケル・ジャクソンの「Black Or White」のリフを引用した完璧なポップソング。
メロのフレーズの切なさ、「OKよ!」の楽しげな掛け声が逆に醸し出す哀愁、サビの軽快で美しいメロディーと曲もさることながら
この曲は歌詞が相当凄い。「別れ」という悲しい出来事をテーマに、「この瞬間は永遠に続くと!いつまでも」という錯覚と
「本当はわかっている 2度と戻らない美しい日の中にいると/そして静かに心は離れていくと」という現実の間で
揺らぐ心を聴き手の胸が苦しくなるほどに克明に表現した小沢健二渾身の名文。タモリがこの歌詞を激賞したというエピソードも良い。
詞と曲の相乗効果、4分20秒という再生時間が永遠に感じられる刹那。このCDの核になり得る曲だと思う。
131名無しのエリー:2012/01/07(土) 06:11:01.97 ID:Q5uaRStv0

4. 夢が夢なら ★★★★★
名曲2連発。
日本の四季の移ろいと、その中で別れを経験し移ろい往く人の心を見事に表現した歌詞を
そこはかとなく「和」を感じる美しい曲に乗せて歌う中期小沢健二の代表曲。
ファンの間では絶大な人気を誇る。「これが一番好き」という人も結構多い。
これと前曲ともに「別れ」をテーマにしていることに気付く。
そういえば「LIFE」収録の大名曲「ぼくらが旅に出る理由」も「別れ」をテーマにしていた。
オザケンは日本で一番「別れ」を美しく描ける人間だと思う。

5. 強い気持ち・強い愛 ★★★☆
筒美京平作曲。
ソウル調で希望に満ち溢れててかなりいい曲だけど、やっぱりオザケンの作る曲とは少し違う。
凄い良い曲だし、「筒美京平ってやっぱり凄いなー」とは思うけど、これ入れるんだったら「戦場のボーイズライフ」を入れたほうが(ry
歌詞は曲にあわせたのか、少しノーテンキでタイトルほどのインパクトはない。
しかしノーテンキなフレーズの全てが「今のこの気持ちほんとだよね」の一言に集約される構成はやっぱすげえ。

6. それはちょっと ★★★
これも筒美京平作曲。
ぶっちゃけ普通の曲。なんかクリスマスソングっぽいのは何故?リリース時期も2月と思いっきり関係ないし。
しかしこの曲は今までと違う意味で歌詞が凄いwタイトルの「それはちょっと」ってそういう意味かよ!
4分半にわたってひたすら結婚を渋り続けるという前代未聞の一曲。
しかしそんな曲でも3番で途端にリリカルな世界観になり、最後のサビはいきなりフルスロットルで才能を発揮。
でもオチはやっぱり渋って終わる。この作品の中でも異彩を放っている歌詞。

7. 夜と日時計 ★★☆
渡辺満里奈に提供した曲のセルフカバー。弾き語り。
静かで良い曲だが凄い地味。あとなんかものすごい長い。特にこれといった展開がないまま6分近く続く。
メロディがものすごい良いだけにもうちょっと短く編曲すればもっと良い曲になったんじゃないか?という気持ちが拭えないまま終了する。
歌詞も特に特筆すべき事はない。全体的に「地味」の一言に尽きる。
132名無しのエリー:2012/01/07(土) 06:11:19.78 ID:Q5uaRStv0

8. いちょう並木のセレナーデ ★★★★★
同曲のライブバージョン。武道館での公演の音源らしい(収録日時とかCDのどこにも書いてない…)。
最強アルバム「LIFE」の収録曲だけあって曲の出来については言わずもがな。やっぱり良い曲だねぇ。
客の暖かな手拍子と歓声が微笑ましい。
アレンジ(特に口笛が良い)やライブ特有の雰囲気がメロディの良さを増幅していて、「LIFE」バージョンより良いかもしれない。

9. 流星ビバップ ☆
ただのカラオケ。しかしこれを入れるって事は余程気に入ってるんだろうなあ。

総評:★★★
・なんで「戦場のボーイズライフ(ボーイズ・ライフpt.2:愛はメッセージ)」は入ってないの?
・なんで「Buddy」〜「春にして君を想う」辺りの曲を入れなかったの?
・なんでジャケットが無駄に3種類もあるの?
と疑問点を挙げればきりがない一枚だけど、オザケンの一番脂が乗っていた時期の曲をまとめて聴けるとても便利な一枚。
単なる寄せ集めではなくちゃんと全体の流れに気を利かせた一枚のアルバムになっているのも良い。
今からオザケンを聴く人は「LIFE」とこれを一緒に買うことをオススメしたい。
133名無しのエリー:2012/01/07(土) 20:23:19.35 ID:G1+K84bz0
以上、イタイ子のレビューでした
さようなら
134名無しのエリー:2012/01/07(土) 21:59:07.82 ID:Q5uaRStv0
>>133
確かに今なんか指先が猛烈に痛い
さようなら
135名無しのエリー:2012/01/07(土) 22:20:26.85 ID:Zy8FV5Zo0
>>132
136名無しのエリー:2012/01/10(火) 23:13:03.60 ID:n6nna3dx0
age
137名無しのエリー:2012/01/12(木) 10:48:05.49 ID:7Mqv9aTw0
そろそろゴールデンボンバーの降るレングスアルバムをレビューしてくれる猛者はいないかな?
138名無しのエリー:2012/01/12(木) 20:20:10.96 ID:kSQF7HmY0
こういう風に全曲レビューしてくれる優良ブログ知らない?
139名無しのエリー:2012/01/12(木) 20:34:42.72 ID:/YIToOoH0
知ってても教えない
140名無しのエリー:2012/01/13(金) 02:39:30.90 ID:sxX4S0p30
the HIATUS/ANOMALY

1.The Ivy ★★★☆
オープニングナンバーはいきなりトレモロ全開の激しい曲
どことなく歌い方がトムヨークぽいか?
柏倉の超絶なドラミングなど聴き所は色々ある。
オープニングに相応しい、てかこの曲はオープニングじゃなきゃダメ

2.Talking Reptail ★★☆
こちらはわかりやすいリフ主体のロックな曲。
サビがなんともキャッチー。
ただ終わり方の肩すかし感が否めない。
え、これで終わり?みたいな

3.My Own Worst Enemy ★★★★
ここで急転ファジーなギターリフが印象的なダークな曲。
サビでクリーンな展開となるが、ダークなギターとピアノの絡みが非常にかっこ良い。
静と動のコントラストが中々イイ。

4.Monkey ★★★
こちらも2曲目と同系等のリフ主体の曲。
曲構成自体は普通のストレートなロックナンバー。
普通にカッコいい。
なので星も普通に★三つ

141名無しのエリー:2012/01/13(金) 02:42:47.07 ID:sxX4S0p30
5.Insomnia ★★★★☆
シングル
大胆にもストリングスを取り入れた曲だが、JPOPのようなちょっとくどいストリングスではなく曲の雰囲気を損なわない。
サビでエモーショナルに爆発する展開であるが、歌詞も「SAVE ME」と叫ぶのみで凄い潔く、ストレート。
ロックとPOPの要素が上手く溶け込んでいる曲だと思う。

6.ベテルギウスの灯 ★★★☆
日本語詩。
このアルバムの中では一番エルレ期に近いテイストの曲。
あまりエルレと比較するのも良くないか。
イントロの開放弦を含んだリフといいメロといい終始エモい曲。
なのでそういうのが好きな人はこの曲を気にいるのではないだろうか。

7.Walking Like A Men ★★★
ここでガラッと雰囲気は変わりインダストリアルな曲。
なんだかんだでサビはエモいので、ナインインチネイルズっぽい感じか?

8.Doom ★★☆
7で落ち着いたかと思いきゃ一分ちょいで爆走するパンキッシュなナンバー。
だがドロップチューニングのため下向きな曲調なので、アルバム全体の雰囲気を損なってはいないと思う。




142名無しのエリー:2012/01/13(金) 02:43:33.51 ID:sxX4S0p30
9.Antibiotic★★☆
シングルのInsomniaにも収録されていたナンバー。
今までにはないポストロックな要素を押しだした実験的な曲。
だけどこういうの聴いてたらどうしても「レディオヘッドに影響すぎじゃね?」と思ってしまう。
一時期のストレイテナー程ではないが。
曲も6分程あるので、少々ダレるか。

10.Notes Of Remembrance ★★
こちらもポストロックな曲。
9.の繋ぎととれば良いのだろうか。
ちょっと印象うすいかな。
まあ箸休め的なものと思えば…

11.西門の眛爽 ★★☆
ラストは前二曲の重苦しい雰囲気を拭い去るような爽やかなナンバー。
雰囲気的にいえば徹夜明けの朝焼け、みたいな。
ライブ映えはしなさそうだが、アルバムをスッキリ締めくくれる、ラストに相応しい曲。
143名無しのエリー:2012/01/13(金) 02:44:22.19 ID:sxX4S0p30
総評 ★★★☆
細美のソロプロジェクト(?)であるthe HIATUSの2ndアルバム。
ストリングスを取り入れたtrack5や、インダストリアル、ポストロック調のtrack7.9のように前作よりもアプローチは幅広がっている。
しかし前半と後半で温度差があり過ぎる気が…
やはりどうしても後半がダレる。前半が良かっただけに。
あと前作のFlareやTwisted〜のようなインパクトのある曲がないかな。全体的に薄味ではあると思う。
せめて後半にそのような曲が一曲あれば…
まあアルバム全体の流れ自体は前作よりも起伏があっていいと思う。通しで聴くアルバム。
144名無しのエリー:2012/01/13(金) 02:46:48.75 ID:sxX4S0p30
ふぅ…はじめてレビュー書いたけど難しいな…
語彙少ないし文章チグハグだしうへぇ。
駄レビュー失礼しました。
145名無しのエリー:2012/01/13(金) 12:30:22.41 ID:zca46WUR0

知的なレビューだと思った 自分は結構聴く気になったよ
146名無しのエリー:2012/01/13(金) 14:36:57.22 ID:jb8TyUAY0
>>145ありがとー、そういってくれたら助かるます

次はペイマニかモーサムあたりをやろうかしら
147名無しのエリー:2012/01/13(金) 16:52:38.19 ID:jb8TyUAY0
再び駄レビュー投下!

Pay money To my Pain/Remember the name

1.This life★★★★
オープニングナンバーはミディアムテンポのエモーショナルな曲。
シンセが導入されているが、曲の雰囲気にうまく溶け込んでいる。
今までにない爽やかで非常に美しい曲

2.Weight of my pride★★★★★
コーラスのかかったアルペジオが特徴的な疾走感のある曲。
ハードコアらしくスタスタ…な展開であるがドラムパターンや高揚感のあるオクターブフレーズが非常にかっこ良い。
ラスサビの掛け声も一体感がでていいんじゃないだろうか。
funeral for a friendに近いテイストの曲。なので好きな人はハマる!はず

3.Drive ★★☆
ミドルテンポのロックナンバー。
途中でアコギが導入されたり、展開もどこか洋楽チック。
曲自体はまあ普通。
148名無しのエリー:2012/01/13(金) 16:53:25.57 ID:jb8TyUAY0
4.Relive ★★☆
ミドルテンポかつヘヴィロックな曲。DEFTONESぽい印象を受けた。あそこまでフワフワはしてないが。
展開も変わっており、スクリームも多用されているが、ちょっとダレるかな。

5.Deprogrammer ★★★★
ここで新境地、ハードコアにシンセなどの電子音を取り入れたエレクトロニカなナンバー。
これは賛否両論はあると思うが、個人的にはアリ。
電子音でハードコアの狂気さがさらに深まっているように思える。曲自体はそこまで重苦しい曲ではないが。
サビ前の単純なリフも曲の重さを際立たせていて良い。
アウトロは次の曲へのつなぎ。

6.13 monster ★★★☆
こちらは重戦車が突き進むようなミドルでヘヴィロックなナンバー。
やはりというか、サビではスローテンポになる最近のスクリーモあるあるな曲ではあるが、その部分もくどくはないので、特にダレることなく聴ける。
149名無しのエリー:2012/01/13(金) 16:54:30.83 ID:jb8TyUAY0
7.Atheist ★★★
エフェクトのかかった刻みリフが特徴的なスラッシーな曲。
ここでもサビでシンセが導入されおり、曲に広がりを持たせている。
人によってはそこが気になる人もいると思う。これも賛否両論はあるだろうが、全体的にエフェクトがかかっているので、まあいいんじゃなかろうか。
個人的には結構好きなんだけども。

8.Wallow in self pity ★★☆
いきなりブレイクダウンで始まり、そこから爆走するメタルコア、ポストハードコアなナンバー。
最近のヘヴィロック勢に影響されたのかなーと思う。coldrainやcrossfaithとかに。
案の定、サビでスローテンポになるが、ちょっとあざとく聴こえてしまう。
全体的にちょっととっ散らかってる印象。

9.Hourglass ★★☆
ここで小休止。しっとり歌い上げるちょっと枯れ気味の哀愁漂うスローナンバー。
ちょっとオルタナチックかな。

10.In the blink of an eye ★★★
9.に続いてスローテンポな曲。
打ち込みドラムにピアノにと、バンドサウンドから離れた曲ではあるが、前の比較的ヘヴィな流れからのいい意味で箸休めな曲である。
150名無しのエリー:2012/01/13(金) 16:55:55.16 ID:jb8TyUAY0
11.Gift ★★★★
付点ディレイのフレーズが特徴的。
全体的に哀愁感もあるエモーショナルな展開で、オーバーダビングではあるものの装飾は少なく、ストレートな曲。コーラスが特に綺麗。

12.Pictures ★★★★☆
シングル曲。
全編通してイントロのアルペジオが核となっており、それを支えるボトムの効いたベース、軽快なドラムなど、ストレートで広がりのある曲。
ライブなんかでは合唱おきる曲じゃないだろうか。
「過去のヘヴィな曲を追従するのではなく、より自然に自己主張出来るようになった」とインタビューで答えているように、バンドとしての成長が見られる曲でもあると思う。

13.Dilemma ★★★
ラストは1stのhomeのようなしっとりとしたバラード。
ラストを優しく締めくくってくれる。
151名無しのエリー:2012/01/13(金) 16:56:49.53 ID:jb8TyUAY0
総評 ★★★★
星4.5に近い★4つという感じ。
日本のポストハードコアの代表格であるPay money To my Painの3作目。
今までの曲を大切にしつつ、新境地に挑戦しているが、どれもクオリティは一定水準以上だと思う。
全体的にメロディアスで綺麗目なものが多いが、以前からのハードコアな要素もしっかり残っており、バンドとしてより広がりを持つことができ、成長を感じられた。
逆に以前のようなアンダーグラウンドな曲を求めている人はこのアルバムはちょっと物足りなく感じるかもしれない。あとちょっと最近のバンドに影響受け過ぎかなと思う(track8とか)
アルバムとしては高水準。新しく入るならこのアルバムが一番分かりやすいのではないだろうか。


余談だけども、初回限定版を購入したので、通常版に入っているGreedはレビューの対象外としました。あしからず。(こちらは従来のハードコアな曲。)
でも初回盤についてるライブDVDにGreedのPVが入っているし、ライブDVDの出来も良いので買うなら初回盤の方がオススメ。
てかなんで初回盤からわざわざ外したんだろ。
152名無しのエリー:2012/01/13(金) 19:40:48.40 ID:OMZO2mtC0
age
153名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:31:13.86 ID:XA8co3ck0
春待ちソレイユ/田村ゆかり

1.アイ マイ ボーダー ★★★★★
打ち込み風のリフをずっとテトテト弾いてるキーボードが印象的なアップテンポ。打ち込みドラムのテシテシしたスネア音もキュートな曲に合っている。
楽曲の出来はスウィンギング・ポプシクルとかに近く、括るなら渋谷系。もっと往年アイドル風とかの楽曲を想像していただけに意外。
音色としてはピアノとかピチカートストリングとかの可愛らしい音色が多いが、一筋縄でいかない黒っぽいベースも、転調をまたいでソロをこなすギターも
いい仕事ぶりで、穴がない。ギターソロ後にテンポダウンしたところでそのままフェードアウトかと思ったが、直後フルスロットルで
フィナーレに向けてもう一度盛り上がりを見せる構成もゴージャス。メロディがクールなせいかアレンジの派手さがくどくならない、バランスの良い曲。

2.ねぇ恋しちゃったかな ★★★★
ラテンテイストのアッパー曲。乙女チックな詞に情熱的なラテンは似合わんのでは、と思ったが、本人の歌い口の妙で割と柔らかい印象に。
パーカッションがメインのイントロの時点ではよくあるなんちゃってサンバかと思ったが、ギターのカッティングも軽やかなピアノやクラビネットも
ちゃんとマジもの。ギターソロとキーボードソロの受け渡しも綺麗だし、終盤のベースも粋なフレーズ満載。サンバお決まりの付点系キメを
サビ前に配して、ポップス的な上げ転調の足掛かりにした編曲も上手い。手元にクレジットが無いが、予想以上にバンドが良い。

3.MERRY MERRY MERRY MENU・・・ね! ★★
いきなりベタベタなアニソンといった趣になるアップテンポ。合いの手の入れ方なんかも大塚愛の「さくらんぼ」とかその系統のアレ。
アレンジも良く言えばキャラクターのはっきりした、悪く言えば聴いたまんますぎて聴きしろのないベタな出来に。
全体にキメキメすぎて脂っこい。狙ってのこととは思うがメロディも安直。田村に曲ごとの歌い分けの意識があるのが救いか。
154名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:32:17.03 ID:XA8co3ck0
4.真新しいカレンダー ★★★★
ここで再び作曲・演奏とも抜かりない仕上がりのミドルテンポのポップス。すんなり聴けるキャッチーな曲になってるが、
Aメロの折り返し地点でメロを意外なほうへ持って行ったり、サビの途中にひと捻り入れて憂いを持たせたりと、色気のある気の利いた作曲ぶり。
Bメロ終盤からサビにかけてのドラムも、歌メロと上手く絡んで曲を盛り上げている。さりげない味付け程度に控えめに刻むギターも大人っぽい。
ソウル色の強いベースも心地いい。隅々までしっかり味わえる、真っ向勝負の王道ポップス。

5.雨音はモノクローム ★★★
どっしりした打ち込みのリズムトラックに乗せて歌われるスローテンポのマイナー調R&B。曲の作りとしては結構古臭い。
中西保志とかの世代の歌謡R&Bといった感じ。ボーカルが2代目になった後のSO-Fiにもこんな感じの曲があった気がする。
楽曲の出来はしっかりしてる。哀愁漂うギターがいい味出しており、普段ニャーニャーしてる田村の歌も意外に悲しげに聞こえる。

6.トラウマの耳たぶ ★★★★
曲名の印象に反し、いきなり始まるギターソロがカッコイイ短調のアップテンポ。何となく予想はしたが、ついにモロなフュージョン色が出た曲登場。
とにかく演奏が上手い。サビ前のキメとか声優の曲でやるようなもんなのか。3回に渡るギターソロもイントロ時以上に本領発揮。ニーズあるのか!?
彼女がアイドル声優の筆頭格という情報を元に聞いてみた作品だったんだが、予想と全然違うとこで自分にしっくり来た。
もっと分り易くて大味な感じを想像してたが、じっくり聴くCDだなコレ。本来のファンの人と認識が一致してるか自信は無いけど。
ただ、ここまで来たらドラムも本気で行って欲しかったようにも思う。
155名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:33:13.41 ID:XA8co3ck0
7.滑空の果てのイノセント ★★★★
Aメロでコードが4度上に移行する時の緊張感がカッコいいアップテンポ。忙しく高音に駆け上がるサビメロもバタつかずに歌いこなしている。
Bメロで曲全体を煽るようなストリングスがサビでは伸びやかになるのもいい感じ。タイトルも手伝ってか、悪天候の雲海を突き抜けて
快晴の青空に出るようなイメージが浮かぶ。個人的にはこういう系統の曲名にあまりいい印象が無いが、この曲はすんなり聴ける。
歌詞が「愛は大事だよ」みたいな普遍的な内容だから。これが例えば「今ふたりは嵐を抜け 雲ひとつない無垢なる虚空(かなた)へ」みたいな
いかにもファンタジーな詞だったとしたら、まあ内輪で盛り上がるぶんにはいいんじゃないの程度に聞き流すところだが、
作詞をした松井五郎はもっと広い範囲を相手取って曲を届けるために、現代劇っぽさを出す努力をしてるように思える。
2回目のサビ後に登場する、Aメロを基調にリズムパターンを落ち着かせたDメロも貫禄がある。
シューティングゲームのBGMの、しかもサントラ盤アレンジといった感じの展開が印象的な曲。

8.Endless Story ★★★
スローなイントロから雅なバラードを予想したが、すぐにテンポアップする短調のロック。メロ的にはV系とアニソンの中間くらい。
田村の声質との兼ね合いか、ドラムがあんまり低音を強調してないので、相対的にシンプルな8ビートと派手なオカズを往来するベースに耳が行く。
ていうかベースだけ聴いてても結構満足できる。スライドやグリスが上手く、単純にフレーズを打ち込んだだけでは再現できないノリが出てる。
Aメロで、ギターのカッティングにスタッカート気味なオルガンの音色を重ねてる部分も面白い。ミュートカッティングの音程が上下にブレるような、
不思議な打ち込みっぽさが出てる。全体としては中川翔子とかの曲によくある、ストリングスとリズム体のバトルものという印象の曲。
156名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:33:56.18 ID:XA8co3ck0
9.if ★★★
バスドラ4つ打ちのダンサブルなミドルテンポ。生バンド色が薄れ、打ち込みがメインに。M1以来のテシテシしたスネア音になる。
メロとしてはありがちな感じ。取り立てて強烈な個性は無いが手堅くまとまっている。シンセのリフが印象的だが、同じフレーズを
Bメロとサビでそれぞれ短調、長調に当てはめて聞こえ方を変えている。今作中11曲の作曲を手掛ける太田雅友だが、エキセントリックな音色やら
無茶なスケールアウトやらに手を出すことなくきっちり曲ごとの個性を出すことに非常に長けてる印象。いぶし銀の作家。

10.プラチナLover's Day ★★
分かりやすいキメを随所に設けてライトな印象に仕上げたミドルテンポ。サビメロは音を連打するとこと切るとこをはっきり分けた作りで、
ライン的にはそこはかとなく和風。アタックを強調しない柔らかなストリングスは田村の歌声との相性が良い。ていうか田村の歌い方が
基本的には音程を曲線的に追うような柔らかい感じだから、合うのは必然か。ブニブニしたシンセベースは愛嬌があるが、サビとかで
ドゥンドゥンとしつこくグリス入れるので飽きてくる。自分が生演奏寄りだからそう思うだけかも知れんが。

11.Sympathy of Love ★★★
アッパーな曲が多い今作では貴重なアクセントの王道ピアノバラード。馴染みやすいメロディ、イントロ・アウトロを彩るピアノ、
2番サビ直前の盛り上がり等を含め曲全体を支えるストリングスと、主に耳に入りやすい高音パートは至ってポップ。
一方でベースは渋く、サビでは経過的な音選びも取り入れて2小節に渡る半音上げラインを組んだりしてる。ホント上手い。
ともすれば聞き流す人のほうが多いかもしれない部分までしっかり作り込んであるのは好感が持てる。
ただ、田村の発音が全体的にエ段が混ざった感じで癖が強く、歌い方もじっくりバラード歌うには甘ったるすぎる印象。
157名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:34:32.69 ID:XA8co3ck0
12.ほんのり桜色 ★★
再び打ち込み主体になるアップテンポ。ずいぶん昔から邦楽ポップスのテンプレとして存在する、パーカッション+鍵盤+エフェクトボイスな
イントロがちょっともたれる。作曲は田中隼人に替わるが、何故か打ち合わせたようなリフレイン・ルールがあり、今作中多い
サビ1小節目と2小節目で同じメロを繰り返すパターンがまたも登場。田村の過去作を知らないので、彼女にそういう繰り返しフレーズ多用の
イメージが定着してるのかどうかは知らないが、さすがにこの辺まで来ると飽きてくる。メインの太田が王道を抑えるのなら、
他の提供者はもっと転調バリバリの自由な人とかを使ってもよかった気はする。

13.チアガール in my heart ★★★
生でなくシンセのブラスを使うあたりに、ある種のコテコテの元気さを演出する狙いが見えるアップテンポ。不思議と、迫力あるアタックの
生ブラスよりも、こちらのほうがアニソンって感じがする。意外と普通の人が自覚しないようなところまでしっかりと意識を行き渡らせて、
アニソン系譜の守護者たり得ようと頑張ってるのかも。詞のほうは曲名通り自分にフレフレ言う曲。奔放に動き回るベースや元気なドラム、
2度のソロを披露するギターが見せ場を食い合い、いわゆるスラップスティック・コメディっぽい陽気さを発揮した曲。

14.好き…でもリベンジ ★★★
いかにもオーラスという感じの、ビッグバンド・ジャズ風のラストナンバー。演奏が強い曲が多い今作だが、
この曲は即興性を重視して小難しくするというよりも、ソロ以外は決められた通りに弾いてる感じで、突き抜けて陽気でポップ。
生ブラスの迫力が曲を牽引し、華やかにアルバムの幕を閉じる。
158名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:37:25.77 ID:XA8co3ck0
総評 ★★★
アイドル声優・田村ゆかりの9th。
まず、M2、M3、M12以外の全曲を手掛ける太田雅友の作曲ぶりが印象的。一聴して耳を奪われるような曲は多くはないが、
単なる丁寧にとどまらない、こだわりのある作曲を披露してると思う。大筋の大衆性と若干の職人気質というバランスは、
個人的に思う「正統派」のイメージにピッタリ来る。アニソン畑だとすごい転調の人が個人的には最も好きだが、正統派じゃないし。
作詞は大半を松井五郎が手掛けているが、曲名の印象に比べると押し付けがましく詞を聞かせようとする要素が薄く、あっさり聴ける。
裏を返せば設定の細かいファンタジー詞が好きな人には今ひとつかも。どちらかというと、設定よりも主旨を伝えたがってる感じ。
演奏は聴き応えのあるものが多く、特にベースは曲中に別のテイストを差し込む重要な仕事が多い印象。
田村は歌唱力というよりその声質に一定の需要があるから歌手やってるんだろうとは思うが、歌も予想以上に丁寧に歌っている。
声の型崩れを恐れてか激しい歌唱に踏み込むのには慎重なようだが、演じ分ける意識はあるし、無難にこなしてる印象。
個人的には歌が薄くてあまり耳に残らなかったが、歌をメインに据えて弾き語り連発とかするよりは賢明な作品の作り方なのでは。
この人のファン層は歌をメインに聴くだろうから、少しくらい奥まってても問題ないだろうし。
総じて拍子抜けなほど正統派な一枚。太田が他のアーティストへの楽曲提供をほとんどしておらず、漫画雑誌でいうところの
「太田雅友先生の曲が聴けるのは田村ゆかり作品だけ!」状態なので、太田が気になる人は聴いてみる価値はあるかも。

あと>>143>>151乙です。
159名無しのエリー:2012/01/13(金) 23:44:13.77 ID:XA8co3ck0
ちょっとお目汚し。
戦国鍋を番組で一通り聴いたのでレビューしようかと思ってますが、CD聴いてません。
CD版のアレンジが番組と同じかどうかご存知の方いらっしゃいますか?
160名無しのエリー:2012/01/14(土) 01:18:13.32 ID:WLUDL3bV0
まとめ見たら、ユーミンの80年代諸作は所々レビューないのが意外なので・・・(逆に、おまえらどんだけ「時のないホテル」好きなんだよw)
松任谷由実 NO SIDE (1984)
1. SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE ★★★★
壮大な歌詞のスケールのでかい1曲目。内省的なサウンドだった前作Voyagerからいきなり振っきれた感じ。
2. ノーサイド ★★★★★
学生ラグビーをテーマにした曲。ラグビーに限らず学生スポーツのシーズン終了間際のグラウンドの切ない雰囲気に合う名曲。物悲しいエレピ最高。
3. DOWNTOWN BOY ★★★★★
軽快で切ないサウンドに乗せた不良男子の歌。80年代の漫画読みながら聞きたい。
4. BLIZZARD ★★★★★
スキー、ゲレンデ、80年代のパワー満載なAORの傑作。シンセサウンドがとにかくかっこいい。
5. 一緒に暮らそう ★★★
同棲を始めるカップルの歌。年末を舞台にした愛らしい曲。リア充爆(ry

6. 破れた恋の繕(なお)し方教えます ★
ちょっとアレンジが古い感じがする。
7. 午前4時の電話 ★★
元恋人からの無言電話をテーマにしたAOR。ストーカーっぽい・・・
8. 木枯らしのダイアリー ★★★★
切ない冬の失恋曲。しかしこの時期のユーミンは次から次へと良メロディーの宝庫だ。
9. SHANGRILAをめざせ ★★
テンション高めで悪くないけど、このアルバムに入れるには元気ありすぎてちょっと違和感ある。
10. 〜ノーサイド・夏〜空耳のホイッスル ★
2曲目の続編的な感じ。

総評★★★★ 序盤の4曲のパワーが凄すぎる。バブル時代突入直前で、歌詞や音質的にも絶妙のバランスだと思う。
161名無しのエリー:2012/01/14(土) 01:47:27.05 ID:Bpq7EWID0
>158>>160乙!


MO'SOME TONEBENDER/LIGHT SLIDE DOMMY

1.凡人のロックンロール ★★★★★
のっけからピイイイイイ!!と耳を劈くようなハウリングとそこから粘りっこいファジーなリフで繰り出される凄まじい曲。
歌詞といい途中のセリフといい物凄い狂気を感じる。頭フィーバー!!
ツカミは充分。これからの展開に期待を持たせてくれる。
ライブでも最後によく演奏されるので、ファンの中でも人気のある曲ではなかろうか。

2.DUM DUM PARTY ★★★☆
頭の中の住人が爆音で大暴れー!!なこれまたぶっ飛んだ曲。
アーム全開のアドリブなソロもぶっ飛んでて非常に狂気的。
しかも途中でボサノバな展開へと転調した…と思いきゃやはり元のノイジーな展開に。
狂気さ、トリップ感でいえば前曲以上。
ここまで静と動が極端な曲もそうないだろう。
ただやはりこの粘り気のあるボーカルは人を選ぶと思う。俺は好きだけどね。

3.モダンラヴァーズ・ボレロ ★★★
こちらは幾分かわかりやすい、ベースの低音が効いた軽快なナンバー。
だがテンションは変わらず、ソロも相変わらずアドリブ全開である。
頭空っぽにして聴く曲。

162名無しのエリー:2012/01/14(土) 01:49:13.33 ID:Bpq7EWID0
4.FREEZE ★★☆
タイトル通り凍てつくような緊迫感のある曲。
歌詞も結局「冬は寒いんだぜ」てことを極端に描いてるだけだが曲にリンクした歌詞だと思う。
他の曲に比べてちょっと出来は劣るか。

5.カム ★★★★☆
これまたtrack1.2のような狂気じみた曲。歌詞が何故かカタコト…だがそこもまた雰囲気を出している。
5/4拍子の変拍子でタイトなドラム、拍を強調したベースのリフがかっこ良ろしい。

6.idiot ★★★☆
シングル曲。
これまでとは一転、アルバムの中でも比較的キャッチーな曲。
しかし焦燥感のある歌詞や、ラスサビ前の盛り上がりなど、非常にロックロックしている。
163名無しのエリー:2012/01/14(土) 01:50:16.95 ID:Bpq7EWID0
7.SIDE B ★★★☆
前曲の疾走感、焦燥感を受け継いだインストナンバー。
ギターはトレモロでずっと掻きむしっているのみだが、その裏で暴れまくるドラム、高音を所々で入れるベースがかなりかっこ良い。
次の曲をより引きだたせてくれるインスト。

8.革命のうた ★★★
ここでテンションは最高潮を迎えるか、これまた狂気じみた曲。
「今 希望や夢が 気安く街で 群れをなした」等、歌詞もドキっとさせてくれる。
タムが独特。

9.DLUM&NOISE ★★
7からの繋ぎ。曲名通りインプロなドラムとノイズにまみれたインスト。徐々に暖かみのある展開になっていき、次曲へと繋がっていく。
164名無しのエリー:2012/01/14(土) 01:52:05.56 ID:Bpq7EWID0
10.PHASE 807 ★☆
9.から繋いで穏やかな曲。
革命、戦争後の静けさのような雰囲気の曲。
単体では微妙だが、アルバムの雰囲気作りに一役かっている。

11.見知らぬところ ★★★☆
シングル曲。
アルバムの中では一番メロディアスでストレートな曲。
サビの最後で裏返るのはご愛嬌。
今までの濃ゆい流れの中でより爽やかさが際立つ。
実質ラスト扱いでいいんじゃないか。
にしてもこれとidiotきいてこのアルバム聴いた人はどう感じるんだろうか。一曲目からあんなだし。

12.ONE STAR ★★★★
エンドロール的な曲。
メランコリックな歌詞とメロディが特徴的。
オーバーダビングされたノイズも曲の雰囲気を際立たせ、広がりを持たせている。
こういうノイズを扱える曲を作れるようになったところが成長を感じられる。
165名無しのエリー:2012/01/14(土) 01:53:57.80 ID:Bpq7EWID0
総評 ★★★★★
日本のオルタナMO'SOME TONEBENDERの3rdフルアルバム。
モーサム史上最も正統派オルタナアルバムであり、前作よりも更にノイズや狂気さが洗練されたアルバムだと思う。
今までは良くも悪くもニッチなバンドではあった。しかし、そこを一段階飛び抜けて、よりその時のバンドの雰囲気をわかりやすく伝えられるように成長したと感じられる。
詩世界もより曲にリンクした情景が思い描けるようになったか。
またTRACK8までの轟音とノイズに塗れたハイテンションな展開から徐々に穏やかになる過程が凄い自然で綺麗。前半にアップテンポな曲を固め、後半にミドル、スローテンポな曲で締めるアルバムはよくあるが、ここまでドラマチックに展開するアルバムはそう無いだろう。
是非とも一枚通して聴いて欲しいアルバム。まあ非常に濃ゆいので疲れるとは思うけど。
純粋なオルタナティブロックを聴きたいリスナーにオススメしたい。
傑作!
166名無しのエリー:2012/01/14(土) 02:31:57.90 ID:Bpq7EWID0
うおうアルバム名DOMMYになってるよ!!
正しくはLIGHT SLIDE DUMMYですごめんナスorz
167名無しのエリー:2012/01/14(土) 09:47:32.08 ID:DvBRk6lA0
なぜ、狂気なんてものをアピールしなければならないのだろう。
たとえばバイクを盗んだりガラスを割ったりする人は、たしかに狂気だ。それがどうしたというのだろう。
昔の時代背景ではそれをアピールすることに価値があったが現代では伝わらない。
MO'SOME TONEBENDERをyoutubeで聞いてみたら演奏が上手いし、
考え方の古い人が安心して評価できるものだとは思った。

http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/01/post-385.php
168名無しのエリー:2012/01/14(土) 20:12:33.40 ID:tNva3lGpO
ガネクロの一番新しいアルバム聴いた人いたらレビュー欲しいな
169名無しのエリー:2012/01/16(月) 05:41:32.33 ID:Ch4iP0Yd0
>>165
乙 シンプルで読みやすい文章ですね、見習いたい

リクエストに応えたけど正直グダグダ

想い出波止場 / Black Hawaii

1. 天敵 ★
カリッとかカタッとかパキパキッとか神経を逆撫でするような音がたくさん鳴ってどんどん増えて最後に三角波ノイズ(多分)が一音。
このアルバムを象徴するようなアヴァンギャルド、というか意味不明なイントロ。

2. "LA CYCROTORONIC FLAH" ★★★★☆
「シェエエーイ!」という意味不明な掛け声で猛烈なファンクグルーヴの波に突入。
ベースはちゃんと鳴ってる上電子音や奇声などいろんな音が詰め込まれてるのになんだか全体的にスカスカしているのが謎。
ずっと鳴っているパーカッションがどことなく南国チック。中盤ではホーンセクションも乱入し、和やかに混沌としていく。
後半では何かの楽器を加工させたような奇妙で決して快適ではない音色が暴れ周り、リスナーの神経を削る。

3. I-FEEL-LIKE-I'M-FIX-IN-TO-DIE RAG ★☆
誰もが知ってるあの曲。のはずだが何故ヒップホップと融合させた。

4. PEACE BALL ★★★
ちょっと初期ボアダムスっぽくもあるオルタナロックな曲。
ボアダムスとの違いはフィーチャーされているのが喚きではなく意味の分からん「あっおいっえっおいっ」という奇声な辺りか。
中盤、コーラスをぶち込んで少しメロディアスでロックンロールな展開を見せるがまたすぐ元通りに。全体的に印象が薄い。
170名無しのエリー:2012/01/16(月) 05:42:13.06 ID:Ch4iP0Yd0

5. 台湾ディストーション ★★★☆
スカスカしたロカビリーに銃のSEがこれでもかと鳴らされる。外国人のボーカルが入る。
その後はやはりスカスカした音色で「イピアイヨウツゥアイアイヨウ」「レツゴーレツゴーワンツーワンツー!」の掛け声を先導に大暴れ。
なんか微妙にループがずれてるようなズレもアクセントで入ったりしつつ外国人がラップ?で再登場。
牛の鳴き声も入りいよいよジャンル訳が困難な境地に。
と思いきやロカビリーになりまたフリダシに戻る。何でこんな曲のレビューに挑戦したんだろう。
この曲はとにかくギターの音色がかっこいいんで、それを楽しめばいいと思います。

6. "CDと水爆” ★★★★★
シンセのポップでなんか薄気味悪いリフで始まり、その後は音が軽い似非ハードロックナンバーになる。
途中イヤホンの断線の如く音が途切れたりしつつ、かっこよく続く…と思いきや「ほんとだよ田中俺が水爆…」の一言が入った途端豹変。
気持ち悪いドラムの音をバックに不穏なホーンが鳴り響く謎パートに。と思いきやハードロック復活。てか謎パートとハードロック混ざっちゃってる。
アヴァンギャルドながらとてもポップに、かつ楽しく仕上げられており、それでいて3分未満に収められているという秀曲。
ライナーの解説によると「戦争オタクがエスカレートしていって核で自爆するまでを描いた一大スペクタクル」らしい。…まあそんな感じの曲。

7. "成り" ★★☆
暗くてなんだか不気味なバックトラックの上で山本氏がぼそぼそと「なーりーたーいー…」と歌うだけの曲。
ギターがまるで泥酔した人の千鳥足の如く不安定で定まらない。聴いてて凄い不安感に襲われる。
更に終盤では逆回転ボイスが入ってくる。不安感と不気味さに満ち満ちた雰囲気の中だとこの逆回転ボイスがかなり怖い。
それにしてもドラムの無茶苦茶さが凄い。
171名無しのエリー:2012/01/16(月) 05:43:43.03 ID:Ch4iP0Yd0

8. "オーインの逆峰" ★★★★★
イントロとかがなんか前曲に似てるんですが、意図的なものでしょうか。
シンセの奇妙な音色を軸に進む四つ打ちの…これはなんて言うジャンルの音楽なんでしょうか?
民族音楽っぽい笛の音色や呪術っぽいボーカルなんかも乱れ飛び、最早何がなんだかわからない謎な世界観に。
それでいて出所不明の妙なかっこよさが漂うわけわからん良い曲。前曲と同じバンドのものとは思えないテクニカルなドラムプレイが素敵。
ちなみにオーインの逆峰というのは実在するものらしい。ググってみたら登山ブログとかが数件引っかかった。

9. BOYA I ★★★☆
強烈なベースのリフで始まり、ハードコアパンク風の強烈なバンドグルーヴが…と思いきや
突如民族音楽風のバックに合わせて大勢の人が爆笑する怪曲に変貌。
その後いきなり噛みまくりのラップが入り、それに合わせてバックが高速に。
「実は俺は…実は俺は…実は俺は…実は俺は…沈む(?)、実は俺は変態だ!ヨウメ〜ン?」…終了。
なんというか、人を食ってるというか、どこまでが本気でどこからふざけてるのかがわからないというか…

10. BOYA II ★★☆
前曲の続編。にして、前曲が更に理解不能になった感じ。
最初は前曲と同じような雰囲気で始まる。笑い声も前曲で使われているものと同じ。そして唐突に前曲の最後で入ってきたラップが挿入。
ラップが終わった途端エコーを極端にかけたドラムと笛(?)が鳴りいきなり民族音楽風に。
しかし前曲と違ってたくさんの喚き声や架空言語のようなものを叫ぶ声が聞こえているうえ深ーいリバーブがかかっていてかなり不気味。
そしてラップが再登場するのだが、ドラムのエコーがノイズのようになりラップをかき消してぶつ切りで終了。
172名無しのエリー:2012/01/16(月) 05:44:59.13 ID:Ch4iP0Yd0

11. 結果オーライ〜ZEN BEAT MANIFESTO ★★★★
最初は妙なループ、次はジャズセッション風、次はロックっぽいブレイク、そしてハードコアパンク風のブレイク、
次にファンク+山本さんの早口ぼやき、そしてハードコアパンク風のブレイクに戻る。とまあ、こんな感じで冒頭1分半は曲調が全然定まらない。
その後はゆったりとした流れを持った、8曲目と同系統の出所不明のかっこよさが漂う音楽へ移行する。
なんかアルファベットを延々とつぶやいてますが、これを書き出したらなんか言葉が出て来たりするんでしょうか。面倒だからやらんけど。

12. SHELTER BEERHALL ★★★☆
ラストを飾るのは、どっしりとしたドラムが印象的な腰砕けファンク。
奇声やぼやきが多いこのアルバムの中では珍しく、山本氏がイイ感じに歌い上げている。しかし歌詞の脱力感がやばい。
最後のほうの「俺はやる!…そのうち」とかわざわざそんな事を歌詞にするのかって感じでかなり面白い。
大袈裟な展開(ホーン付き)の後にきらきらとした音をバックにした外国人の語りで終了。変なアルバムの締めを飾るのに適したいい意味で適当な曲。

総評:★★★☆
ボアダムスが「POP TATARI」を発売した頃に発売された想い出波止場のサード。
なんというか、前作「水中JOE」は「意味不明」なアルバムだったが、今作は「曖昧な部分」がかなり多い感じ。
ジャンルも断定できないような謎な曲が大量に収録されている。途中、今作のレビューに挑戦した事を何回か後悔しました。
何かを思い出せないときに発する「ほら、あれのあれ、あったじゃん」という言葉の、「あれのあれ」の曖昧さを突き詰めた感じというか…
正直このアルバムを買ってから結構時間が経っているしそれなりに聴いてる筈だけど、未だに自分の中では立ち位置を見極められない。
ずっと聴いているとなんか脳が筋肉痛みたいになってくる。頭の未使用領域を酷使されるアルバム。
さて、想い出波止場の中では正直地味な印象のある今作ですが、それは何故かというと、
前作「水中JOE」が傑作すぎたから、というのがどうにもありそう。正直これは初聴ではパッとしないという印象しか思い浮かばないと思う。
何回か聴いているとそのわけのわからなさと曖昧さがじわじわと効いてくるスルメ盤。故に初心者にはあまりオススメできない。
173名無しのエリー:2012/01/16(月) 13:53:48.04 ID:bxm/YWQg0
乙!!やっぱ想い出波止場は三人いたときの暴れっぷりが好きだなあ
174名無しのエリー:2012/01/16(月) 14:43:22.50 ID:szkMhPdI0
乙かれさまです!!!
お願いを聞いていただいて感謝のキワミであります。
ありがとうございます_(._.)_
175名無しのエリー:2012/01/17(火) 07:35:40.58 ID:YUBfY6AoO
ラルクの人こないな
176名無しのエリー:2012/01/17(火) 20:13:57.35 ID:a2/8LMe90

発売したんで、レイドバックオーシャンレビューします。

Bifrost/Laid Back Ocean 1月18日発売

01.せんたくのじゆう ★★★
荘厳なピアノイントロからアルバムが開始される。ヤフミはゼリ→の時のような歌い方に調整している。
最近のラルクがつくるような、万人向きのアレンジという印象しかなかった。
しかし、曲のアクセントやエフェクトなどがギターなどで表現されていて、
それはそれでおもしろかったりするけど、ライブではもうすこしストレートな楽曲で勝負をして欲しいな・・・

02.BEAUTIFUL ★★★☆
哀愁のある疾走系だが、すこしメロに力みが入りすぎて聞いていて疲れる。
緊張感を持たそうとして、いろいろ詰め込みすぎてて単調なのが惜しい。
中間のピアノソロはかなりカッコイイ。かえってサビのハモリが曲の質や臨場感を下げている気もした。

03.フライデー ナイト アイデア ★★★★
ここでなにかが剥けるかのようにオルタナロックへ変貌。
前作のwataridoriとテンポが一緒に感じるが、
途中で拍子が変わり、リズミカルになってノレる。
哀愁な歌い方とアンビエントな旋律の絡みが絶妙。
177名無しのエリー:2012/01/17(火) 20:30:17.18 ID:a2/8LMe90
04.揺れる ★★☆
OCEANLANEっぽいエモな雰囲気に。ものすごい違和感・・・・。
一方的にクドイところもあるので、正直曲に移入しにくい。
このボーカルはやはりポップ路線には合わない。
ボーカルにもっとリヴァーブをかけるとよかったかも。
ライブで大ゴケしそうこの曲。

05.サーチライト ★★★★☆
アルバムで一番完成度が高い。一番安心して聴けるデジロック。
ハウスがこのバンドにこんなに似合うとは思わなかった・・・!
普通にシングルで売れるって思ってしまった。しかしこのバンド、
ライブとスタジオの差は天と地ほどあるらしい。
これをライブで再現しやすいレベルにできないと後々厳しくなるのは過言ではない。

06.i+kill ★★
う〜ん。誰もが予想できそうな展開ですなぁ〜。
GLAYっぽいって言ったら皆さん、大体予想できるでしょう。
遠まわしに表現してるのが、軟派って感じがしてイヤだった。
僕にはダメです。最近のGacktぐらい酷いなコレ。

総評:★★★
ますますスタジオバンドに接近してきた。ライブでやりやすいような曲があまりない。電子楽器の多用が増え、益々ゼリ→のときのような荒れた印象がだんだんと薄れてきた。
とにかくミニアルバムなので無理に最後にバラードを持ってきて
装飾するのは別にいいんじゃないかっていうのが正直なところ・・・。バラードをやったところで
ピアノの生音とヤフミの歌声だと、レッチリのジョンの歌メロ志向とアンソニーぐらい
ミスマッチしてる。綺麗なエフェクト入れただけのを表面だけなぞったバラードなぞ、
ゼリ→のファンもLBOのファンもそんなもん望んじゃいやしない。

178名無しのエリー:2012/01/19(木) 22:15:55.65 ID:XpY8zzS50
誰かボアダムスのポップタタリかチョコシンのレビューできる方
はいませんか?
179名無しのエリー:2012/01/20(金) 05:51:36.31 ID:ZJMBOp0p0
>>177乙ですー

需要あるんかな…超今更なレビューだけど

V.A.『ALL APOLOGIES』

01. All Apologies/LUNKHEAD★★★★☆
原曲は現実に疲れた男が全てを悟ったかのように歌う物だったが、こちらは今までの苦悩を全力でさらけ出すかのようなエモーショナルなカバーに。
ラストのアウトロなど彼らが新たに付け加えた物であり、賛否両論はあるかもしれないが、原曲通りカバーしていたらすごく中途半端になっていただろう。
このアルバムで一番好みが別れそうな曲だが、個人的には自分達の持ち味を出した好カバー。
nirvanaの曲というよりも、彼らの新曲と捉えた方がいいのかも。
02. Very Ape/MO'SOME TONEBENDER★★★☆
こちらは原曲に忠実なカバー。
原曲の荒々しさをオルタナ方向に更に洗練させたというかスタイリッシュになったというか。
彼らのアルバムに入っていてもすんなり聞けそう。


03. Rape Me/detroit7★★★
こちらも原曲に忠実。というか一切の装飾のないまんまなカバー。
「セッションついでにやってみようかー」とかそんな感じ。
女性ではあるがハスキーなボーカルがかっこ良い。
余談ではあるが女性が「レイプミー!」と歌っていると思うと…ふう。
いやいや冗談ですって。
180名無しのエリー:2012/01/20(金) 05:52:37.84 ID:ZJMBOp0p0
04.Scentless Apprentice/髭(HiGE)★★☆
こちらは彼らの持ち味を出したカバー。
原曲もカオスだがこちらもある意味もっとカオス。
ちょっとカオス過ぎてレビューに困るんだが…
個人的にはサウスパークのようなカオスさを感じた。サウスパークみたことないけど。

05. Pennyroyal Tea/Dr.StrangeLove★★★
こちらも原曲通りのカバー。
原曲より哀愁感がより出てるか。
そこをくどく感じるか感じないかで評価はわかれるかも。

06. Molly's Lips/蝉時雨★★☆
ニルヴァーナもつ「毒」な部分が全くない爽やかでポップなカバー。
このバンドについては全く詳しくないのだが、この曲を聞く限り選曲的にはこの曲で正解なのではないだろうか。
181名無しのエリー:2012/01/20(金) 05:53:39.39 ID:ZJMBOp0p0
07. Smells Like Teen Spirit/B-DASH★★★★
やはりというかなんというか、
ドストレートなメロコアカバー。
あの憂鬱な曲がここまでパワフルでポップに!!
「やぁ!気分は最低?まあゲーセンでもいこうぜ!(超意訳)」みたいな。いや誇張しすぎたかも。
まあ彼らだと変に意識せず潔く等身大にカバーした方が良いのかも。
そういう意味ではある意味正解なカバー。
メロコアは何をカバーしてもメロコアだな!当たり前だけど。

08. Polly /吉井和哉★★★
こちらはニルヴァーナの世界観そのままカバー。
吉井の枯れた声がこの曲の退廃感をより引き出している。

09. Territorial Pissings/KING BROTHERS★★☆
原曲と同じようなテンションで進むパンキッシュなカバー。
まあ普通。
182名無しのエリー:2012/01/20(金) 05:54:56.11 ID:ZJMBOp0p0
10. Lithium/THE SALINGER☆
いきなり打ち込み多用、ボコーダーで加工したデジタルで壮大なイントロがきた!!…と思わせときゃ原曲よりテンポが早いだけのフツーのカバー。
なんか曲としてもカバーとしても中途半端。
イントロであんだけやってんだからもうちょっとなんかしろよと、
どうせなら原曲レイプするぐらいのカバーしろよと。
スピッツのトリビュートでチェリーをあそこまで原曲崩壊カバーしたPOLYSICSを見習えとry
…えーちょっと落ち着かせてと。
とにかく中途半端。そうとしか言えないっす。
個人的にはちょっと気取ったボーカルも鼻に付く。
決してこのバンドが嫌い!て訳ではないんだけどね。
ファンの人いたらゴメンナサイ。

11. Breed/音速ライン★★★★☆
「音速ライン?どうせ普通のJロックカバーだろー」と思って聴いたらまさかまさかの極悪インダストリアル仕様。
一体どうした音速ライン。
なんでよりによってbreedなんだとは思ったが。
サウンドの極悪具合とボーカルの気だるさのギャップがまた…ちょっと笑っちゃったよ俺。
前曲と方向性は一緒だとおもうんだけどなぁ…SALINGER、あんた音速ラインに負けちゃってるぜ。
出来はともかく、奇抜さでいえばある意味アルバム随一。
いや出来もいいけどね!


12. About A Girl/ART-SCHOOL★★★
カート大好き木下理樹率いるART-SCHOOLのカバーはちょっと不思議なメランコリックなカバー。
鉄琴ぽい音が不思議さを引き立てている。
てっきり原曲にガッチガチに忠実なカバーでくると思ったら…
まあ原曲の雰囲気を損なっているわけではないのである意味忠実。
183名無しのエリー:2012/01/20(金) 05:56:10.66 ID:ZJMBOp0p0
13. Blew /雅-miyavi-★★
ラストは雅がキレッキレなアンプラグド芸をご披露。
雅のカバーするBlewをご想像下さい。多分その想像の通りです。
よくも悪くも雅。

総評 ★★★
映画「LAST DAYS」が放映されるにあたって、日本のバンド(主にロキノン系)が参加したニルヴァーナのカバーアルバム。
まあ元々グランジ・オルタナなバンドも含め、自分達流にアレンジしたカバーアルバムと言えるかな。
個人的には等身大でありのままカバーしたB-DASHや普段自分達が取り扱わないジャンルでカバーした音速ラインなどは面白かった。
しかしそのカバーも面白いのは手法なのであって、原曲の新しい側面を見つけ出したカバーは皆無ではないだろうか。(あくまで個人的な感想です)
そういうのを楽しみにしている人や元々ニルヴァーナが好きだった人にはちょっとオススメはしにくいかも。
参加アーティストが好きな人向けのコレクターアイテム。という感じ。
まあavexが出してる「映画に乗っかって出しました〜」な商業目的全開な糞トリビュートよりかはトリビュートしているので、参加アーティストが好きな方、それでも気になるというニルヴァーナファンはとりあえず試聴してみてくださいな。
184名無しのエリー:2012/01/20(金) 23:35:16.70 ID:YgY9SMD90
槇原敬之/Heart to Heart 

1.二つのハート ★★★★
静かに始まり盛り上がるミディアムバラード。
恋人といる穏やかな日常を素直に歌い上げる。やっとこういう曲を歌えるようになったのね…と感慨深い。

2.Jewel In Our Hearts(Japanese Ver.) ★★★★☆
ニック・カーターに提供した曲。最近セルフカバー多いが、その中では出色の出来。アレンジ・歌唱ともに完璧。
後奏にゲイコミュニティのアンセム的曲、「虹の彼方に」のフレーズがさりげなく入ってる。
だから「肩書が何であれ」云々が出てきたんだろうけど、一言余計かなと思うので減点。

3.犬はアイスが大好きだ ★★☆
ラテン調の曲。リズムが楽しい。
某歌って混ぜるアイス屋とコラボした曲らしい。ペットを飼ったことのない自分にはちょっと共感しにくい歌詞。

4.LUNCH TIME WARS ★★★★☆
ご存じ「ヒルナンデス!」のテーマソング。
これまでも「困っちゃうんだよなあ」「印度式」など
定期的にパッキパキのダンスチューンを入れ込んできてた彼だけど
まさかこの手の曲が白昼堂々とTVで流れるとは。何も考えずに聴いた方が楽しい。
歌詞はよく読むと女の醜い生態を揶揄する感じ。中期の中島みゆきっぽいかも。
やっぱり昼向きではないと思う…w でも好きだ。

5.林檎の花 ★★★★
東北新幹線の八戸〜新青森駅開通のCMソング。5月の青森が舞台。
初期の神曲「三人」を思わせる素朴で美しいメロディ。CM映像ともマッチしていた。
詞は、「彼女」を密かに純粋に思い続ける「君」を見つめる「僕」という、槇原的には使い古された図式だけど。
185名無しのエリー:2012/01/20(金) 23:37:29.41 ID:YgY9SMD90
6.Appreciation ★★☆
一転してロックなアレンジ。
タイトルは「感謝」という意味。東日本大震災と反原発ムーブメントを受けて書かれた曲のようだ。
内容はかなり政治的な発言にもとれるが、本人はそこまで考えていない気がする。多分。
自分は被災者側の人間なので、安全な場所から感謝が大事だとか言うな、とちょっと不快ではあった。
ただ、一般庶民が不平不満を簡単に全世界に発信、世論操作できる今の世の中では、
アンチテーゼとして発表した意味はあると思う。かなり言葉足らずなので誤解を生みそうな曲。

7.White Lie ★★★
わりと普通のバラード。タイトルは某韓流とは関係ない。「白いウソ」=「ウソも方便」っていう意味。
内容はtrack6の続編。やや宗教がかってる上にやはり言葉足らず。
「神は何かを気づかせるために試練を与え給うた」みたいな。
共感するか反論するかはあなた次第です。

8.風は名前を名乗らずに ★★
佐橋さんのアコギが基調になってるフォーキーな曲。インストだったらいいんだろうけど…
楽器と槇原の歌があまりかみ合ってなくて、今一つ歌詞が頭に入ってこないのが難点。

9.軒下のモンスター ★★★★★
総打ち込みのリズムに乗せて、突如ここで自身の性の目覚め、性的志向を告白。
あの事件以来もう触れないのかと思っていたがついに来たか…
おそらくこのアルバムの真のリードトラックだろう。
マイノリティでなくとも、今「上手くいきそうにない」恋をしている人なら胸に迫るものがあるのでは。
自分は泣きました。

10.Remember My Name ★★★
 ミディアムバラード。曲は美しいんだけど…。「僕らは友達、ひとりじゃない、僕を信じて」
 こう叫ばないといられない彼の心の闇を逆に感じてしまって哀しく思う自分がいます。


186名無しのエリー:2012/01/20(金) 23:39:15.31 ID:YgY9SMD90
11.今日の終わりにありがとうを数えよう ★★★★
ピアノとストリングス、ウッドベース基調のシンプルなジャズワルツ。
詞はtrack6、7と大体同じ内容だけど、流麗なアレンジであまり気にならない。


総評  ★★★☆
かなりの意欲作であり問題作。あの事件以来レコード会社を転々としてきた彼が、
ようやく独自レーベルを立ち上げ、自分の歌いたいことを歌おうと試行錯誤しているのがうかがえる。
track1、2のような今の自分にとっての愛の歌を歌うために、track9は不可欠だったのだろう。
一方で震災を受けて書いた社会派ソングは、気持ちばかりが先走って空回りしている印象。
社会派が悪いとは思わないけど、もう少し色々な面からものを見てほしいなと思った。
歌声とアレンジ力は、やはり今の同世代のアーティストの中では抜きんでている。
とにかくつぎのアルバムが聴きたい。


長文駄文失礼いたしました
187名無しのエリー:2012/01/20(金) 23:41:12.06 ID:Ely+yG9Q0
>>186

聴こうか迷ってたんだよなぁ、聴いてみよっかな
188名無しのエリー:2012/01/22(日) 11:57:43.46 ID:4lUtDMHW0
>>186
同じく乙

「林檎の花」がワーナー初期を彷彿とさせていたので
気になっていたんだ。
189名無しのエリー:2012/01/23(月) 17:13:40.47 ID:uVzMEjWT0
>>186
乙。9曲目を歌うってことは彼sゲフンゲフンッ


さて、こちらは久々にスクリーモネタですよ。


キラリ / DAZZLE VISION


01.キラリ ★★★
エレクトリックピアノをベースにしたシンセパッドから始まるポップチューン。
当初は「ついにアンビエントに足突っ込んだか・・・」と思ったら普通にポップスだった。
ただし、サビ以外は着火材料としてはやや力不足といった印象。
個人的にはもう少しギターアルペシオはポストロックを意識した音にしてもよかったかなと。
あと、スクリームにエフェクトかけすぎ。もうちょい残響音っぽくできなかったのか。
190名無しのエリー:2012/01/23(月) 17:28:42.20 ID:uVzMEjWT0
02.REASON ★★★☆
なぜかベースがゴリゴリしているスクリーモ。てか、ポップス系の後にこれかよw
メロがゴシック寄りで、ギターとドラムが普通のロックっぽい音なのにこのベースはすごく不可解。
しかもサビがモロにUKのダルいロックみたいになっているので、日本人なら前半聴いて終わりかも。

03.Like I'm not real ★★★★
こちらはスクリーモを取り入れたYUIといったところか。
サビの気だるさとゴシック具合が上手くかみ合っていて、なおかつスクリームパートもちゃんと暴れている。
個人的にはアルバムの中で一番のお気に入りだが、スウィーツ的にはスクリーム邪魔なんだろうなぁ。

04.バラバラ雨 ★★☆
彼らとしては珍しいスローエモ。とはいえ、メロはやっぱりダウナー気味だが。
こういう曲は普通の女性ヴォーカルなら結構いい評価を得られるだろうが、
申し訳ないがMaikoの声質にこの曲は合わない。ハスキーなR&Bボイスがここで仇になったか・・・。
191名無しのエリー:2012/01/23(月) 17:31:05.32 ID:uVzMEjWT0
05.∞ ★★★☆
シンセパッドと打ち込み、Maikoのチャイルドボイスによるインダーリュード。
にしてはやけに気合が入っている(主にビートが)。

06.Miss Cinderella 2 ★★★★
グラマラスに進化した前作のポップロック。
こういうアレンジなら結構しっくりいったんだが・・・。

07.One for all, All for one ★★★☆
メタラー的にはアンジェラ・ゴソウが叫ぶあの曲を連想したくなるのだが、
こちらはアルバム内だと久々のアップロックチューン。
攻撃的なサウンドとスクリームに否応なくテンションがあがるし、
メロもかなりいい感じである。クリーンのパンチがあるとなおいいのだが。

08.12月 ★★★
エモバンドにありがちなリフで始まるスクリーモナンバー。
・・・イントロでエモだと思ったらスクリーモだったよ。
音は割りと正統派の楽曲。だからこそ曲評価に困る。
創作料理の中に既存メニューがまぎれてたような、そんな曲。
192名無しのエリー:2012/01/23(月) 17:35:39.04 ID:uVzMEjWT0
09.ゼロ ★★★★
なにやらロキノンファンなら食いつきそうな楽曲。
サビなんて一番エモいメロディじゃないだろうか。Maikoも感情の入れ方が強いし。
なのにすんなり聴けるのは素直にすごいんじゃないだろうか。

10.CONTINUE ★★★
時局へつなぐインターリュード。やさしいメロディラインが次への複線。
泣きの入ったギターソロがいい味を出している。

11.月と太陽 ★★★★
そして、泣きのギターがやさしく楽曲へご案内。
音のやさしさがすごく心地よく、Maikoの声も曲にマッチしている。
音もバランスが取れているので、さながらUKロックのように聴けるのではないだろうか。

12.桜  ★★★
ラストもバラードだが、こちらは若干、和のテイストを織り交ぜているようだ。
シンセパッドのやさしさとMaikoのクリーンがマッチしていていいのだが、
ちょいと無個性に思えるのは気のせいだろうか。
193名無しのエリー:2012/01/23(月) 17:37:07.90 ID:uVzMEjWT0
総評 ★★★
スクリーモ・ポップバンドを自称する4人組、DAZZLE VISION、5枚目のアルバム。
ギターは病に倒れたYuに変わり、ニコニコ動画で最後らへんのシ者というHNで活動していたJohnが担当。
前作がポップすぎた反動からだろうか、スクリーモ/エモ寄りの曲が増え、
ポップロックと呼べる代物がだいぶ減ったように思える。
楽曲のバランスとしてはちょうどよいがいかんせん、気になる要素がいくつかある。
ひとつはMaikoのクリーン。彼女の声質はハスキーで線の細い声で、R&B向けとされている声だ。
この声、しっとりとしたバラードならまだいいが、「バラバラ雨」のように
泣き濡れたメロディになると、途端にパンチ力不足となり、局の説得力を殺してしまうという
悲しい弱点が露呈してしまっている。今後はパワーのある声を身に着けないと、
スクリーモ・ポップを掲げるにはパワー不足と言われ続けてしまうだろう。
もうひとつはベース。こいつは無駄に視聴しすぎる曲がいくつか存在する。
ベースが目立つキャラだという図式が出来上がってるならともかく(たとえばホルモンとか)、
このバンドはあくまでMaikoとメロディが主役なので、ゴリゴリした音で主張するのはいかがなものか。
しかも、曲によってはギターを抹殺しているとしか思えないバランスだったりもする。
もう少し周囲に気を配れるベースに成長していただきたいものだ。
総合的にはいい仕上がりになっているので、初心者にはぜひこのアルバムを勧めたい。
194名無しのエリー:2012/01/23(月) 22:23:18.95 ID:IsDs4Z0I0
>>193
乙乙


キリンジの新譜いきまーす


キリンジ/〜Connoisseur Series〜 SONGBOOK 

[Disc 1 〜Cover Side〜]
1.jelly fish ★★★☆
泰行曲。今やakkoのソロプロジェクトになってしまったマイラバのアルバム「アイデンティティー」に提供。
すまん、のっけから原曲を聴いたことがなくて不勉強だったが、意外にakkoの詞世界と相性がいいようだ。

2.ロマンチック ★★★★
高樹曲。土岐麻子「Debut」に提供。
シンプルなロックだけど、土岐ちゃんの幻想的な詞世界を原曲よりも表現している。ベースラインが心地よい。

3.ハルニレ ★★☆
泰行曲。Keyco「P-TRAIN」に提供。
うーむ、まったりしすぎ。原曲は粗削りの歌唱だけど切なさが伝わってくるものだったんだが
このアレンジとヤスの声だとそれが今一つ伝わってこない。

4.髪をほどいて ★★★★☆
高樹曲で高樹ボーカル。みうらじゅんのカミさん、もといbird「vacation」に提供。
ピアノ一本で、原曲とはまた違う男の情念を歌い上げる兄。お薦め。

195名無しのエリー:2012/01/23(月) 22:24:22.90 ID:IsDs4Z0I0
5.若葉の頃や ★★★
泰行曲。畠山美由紀「リフレクション」に提供。作詞はEGO-WRAPPIN'の中野良恵。
美由紀さんの力強い歌声の印象が強くて、
ヤスがこの曲を歌っているイメージが全く浮かばなかったんだが、まあ悪くない。
「2人のコトは誰も知らない」あたりに、ヤス流の色気を感じる。

6.わたしの青い空 ★★★★
高樹曲。藤井隆「オールバイマイセルフ」に詞曲ともに提供。
満を持して兄ボーカルで登場。ボッサ風アレンジで、より爛れた大人って感じです。
原曲のギラギラした歓楽街感と比べてみよう。

7.お針子の歌 ★★★★★
高樹曲。南波志帆「ごめんね、私。」に詞曲ともに提供。
昭和レトロをキリンジらしく表現。これはちゃんと自分たちの曲に変えていると思う。

8.それもきっとしあわせ ★★☆
作詞高樹、作曲泰行。鈴木あみのコラボ企画"join"に提供・プロデュース。
またピアノ一本だが、ピアノにヤスの声が負けている。
196名無しのエリー:2012/01/23(月) 22:25:42.70 ID:IsDs4Z0I0
[Disc 2 〜Formal Side〜]
1.わたしの青い空/藤井隆 ★★★★★
兄と本間昭光が共同アレンジ。テクノポップなのに、妙な湿度と妖艶さがある。
それがアルバム「DODECAGON」につながっていったんだろう。
歌詞は援助交際?をイメージさせて結構きわどいんだけど、不思議な清らかさもあり。

2.髪をほどいて/bird ★★★★☆
編曲はオリジナルラブの田島貴男という、とっても豪華な一曲。
ねっとりしたストリングスとコーラス、birdの低音の効いたボーカルが絡み合う。

3.ロマンチック/土岐麻子 ★★★
軽やかでジャジー。可愛らしい。土岐ちゃんの曲としては割と普通。

4.ハルニレ/Keyco ★★★☆
ヤスが和製R&Bを書くとこうなるらしい。切なく初々しい失恋の歌。こういう歌い上げる系の人とも相性がよいみたい。
ちなみに「TVタックル」のエンディングで流れていたこともあるそうな(wikiより)

5.若葉の頃や/畠山美由紀 ★★★★
ヤス流ソウルな曲と、癒しと力強さを持った美由紀さんの歌声。素敵な化学反応だ。

6.somewhere in TOKYO/古内東子 ★★★★★
高樹曲、作詞は古内さん。シングル「コートを買って」にしか収録されてなかったので、未聴の人には嬉しいはず。
ある女性の一晩の心の動きをドラマチックに描ききったバラード。隠れた神曲。
個人的にはこれを兄ボーカルで聴いてみたかった。

7.愛が私に教えてくれたこと/松たか子 ★★☆
泰行曲。作詞は松本隆、編曲は現在の夫である佐橋佳幸。アルバム「home grown」に収録。
スタイリッシュなAOR。悪くはないが他の曲に比べて印象が薄い。
それにしても、DISC2の曲は辛い恋をしている女性の歌が多いな。
197名無しのエリー:2012/01/23(月) 22:26:50.89 ID:IsDs4Z0I0
8.それもきっとしあわせ/鈴木あみ joins キリンジ ★★★★★
これ、なんで売れなかったんだろうなあ…。
新しいことをやろうともがいている彼女の姿を見事に切り取った素晴らしい曲だと思う。
兄はアルバム「Fine」の頃酷い鬱状態にあって、その結果「Drifter」という名曲が生まれた。
その時のことを思い起こさせる。

9.プールの青は嘘の青/南波志帆 ★★★★
高樹曲。2ndミニアルバム「君に届くかな、私。」に詞曲ともに提供、編曲も担当。
夏、プールってことで「十四時過ぎのカゲロウ」に通じる夏の情景。
「私でありたい 私を捨てたい」など、兄にしては分かりやすい言葉で十代の心の機微を見事に掴んでいる。

10.春の嵐/ミズノマリ ★★★☆
高樹曲。Paris Matchのボーカルである彼女のソロアルバム「marriage」に詞曲ともに提供、編曲も担当。
track9よりさらに年を重ねた女性の姿、かな? 
少しうつむき加減の女性に対する素直な賛辞。デビュー当時ならこんな詞は書けなかったんだろう。
ミズノさんがデモテープ聴きすぎたのか、ヤスっぽい歌い方になっているのがちょっと笑える。

198名無しのエリー:2012/01/23(月) 22:29:38.30 ID:IsDs4Z0I0
総評  ★★★☆
キリンジの企画盤「Connoisseur Series」の第一弾。
DISC1:今まで他アーティストに提供した曲のセルフカバー盤と、
DISC2:その原曲+αを集めたコンピレーション盤
という豪華2枚組であります。

これまで基本的に個性の強い人々に提供してきたことが多いためか、
自分たちで歌うとオリジナルアルバムの楽曲と比べて、今一つ印象が薄くなってしまう傾向が…
どちらかといえばこの二人はアルバムアーティストであり、
歌詞と曲、アレンジがセットになって世界を作り上げてきたからというのもあるだろう。
そういうわけでキリンジのアルバムとしては低い評価になりました。

作家としての堀込兄弟に興味のある人には、敢えてDisc2をお薦めしたい。
鈴木あみ、マイラバ、birdなど比較的イメージの定着した人が、
ガツンとイメージチェンジを図るとき呼ばれることが多い印象。
どの曲も歌い手のことをよく研究して作っていると思う。
特に兄、堀込高樹は女性の心が人生の中で変化していくポイントというのを
よくわかっている人だなと改めて感心させられた。
199名無しのエリー:2012/01/28(土) 22:29:20.76 ID:tJrzWVMb0
乙こ
200名無しのエリー:2012/01/31(火) 01:56:44.44 ID:H7sB0/HcO
参考にならないレビューばかりだな…
201名無しのエリー:2012/01/31(火) 09:47:40.25 ID:jd94OFDs0
>>200
さぁ、今すぐ筆を執ってレビューを書くんだ。
202名無しのエリー:2012/02/05(日) 01:43:50.49 ID:RX0PUVA10
まあGIGSにあるレビューとかみるとやっぱり素人とプロの差を感じたわ
プロが書いた全曲レビュー本とか出してくれないかな
203名無しのエリー:2012/02/05(日) 11:18:10.07 ID:S6zmq55m0
雑誌が信用できねえからやってんだろ
今は亡きスヌザ以外どれもベタ誉めばっかじゃん
馬鹿か?
204名無しのエリー:2012/02/05(日) 12:41:39.12 ID:RX0PUVA10
と言ってもここの殆どがヲタによりレビューなわけで
アルバムや曲に好き嫌いがあってもアーティスト自体が好きでないと全曲も書けないよね
あとレビューを書く能力では雲泥の差があるし良い面だけしか書かなくてもしっかり理由付けされてるからな
で自分が聞く際に楽しめたりするんだけど、ただの感想みたいなものだからここのレビューじゃそれがないよね
まあたまに面白いレビューあるけど
205名無しのエリー:2012/02/05(日) 18:59:06.93 ID:6gFjhqGz0
>>202
>>204
そりゃ一円ももらわず書いてる素人と仕事で書いてるプロは違うわな。
ってか違わなきゃいけないだろ。

でも素人の文章にケチつける前にここでそういう書き方をされると
次の人が投下しづらくなるだけで何もいいことがないということくらい
理解できてもいいと思うんだが。
プロが書いた全曲レビュー本が読みたければ出版社に言え
206名無しのエリー:2012/02/05(日) 21:31:52.44 ID:sM70inh/0
むしろ信者レビューを読んで買うか迷ってるとき背中を押してもらっている
207名無しのエリー:2012/02/05(日) 22:01:45.51 ID:KJZ7Ysm8I
何回繰り返すんだ
参考にならないとか言ってる奴は、もう「過去に自分の好きな作品叩かれた逆恨み認定」してスルーしてやれ
208名無しのエリー:2012/02/05(日) 22:22:51.62 ID:S6zmq55m0
>>207
なるほど
だからああなるのか
そうとは知らず触っちまったよ、すまん
209名無しのエリー:2012/02/05(日) 22:42:52.21 ID:RX0PUVA10
>>205
そうだよねえ
誰もがわかっていた当たり前のことをわざわざ書く必要性なんてなかったよな
まあ多少ハードルは上がった方がいいんじゃねえの

あと自分の好きなアルバムガーと言っているが
自分の好きなアーティストは日本のロックの黎明期ばかりなんもんでレビューされること自体ないんですよねw
210名無しのエリー:2012/02/05(日) 22:45:47.43 ID:H218H6SJ0
>>209
マイナー好きなお前かけっけええええええええええええええええ!!!!
裸のラリーズレビューしてくださいよ先輩^^
211名無しのエリー:2012/02/05(日) 23:17:57.63 ID:Gc1nddWpO
黎明期でどっからマイナーになるんだ…
寧ろ日本のロックを語る上で欠かせない有名バンドがいっぱいいるだろ
流石に無知すぎるわそれは
212名無しのエリー:2012/02/05(日) 23:29:53.94 ID:Gjrcue2k0
自分ではレビューを書けない
「書けない」を「敢えて書かない」と思わせるために強がるだけ
このスレにはしょっちゅう同類が来てるし飽きた、他に芸ないならそっと帰っていいよ
213名無しのエリー:2012/02/06(月) 01:10:38.83 ID:oFCTbci20
>>209の言ってる事がまったくわからんのだが・・・

別にじゃあお前レビューしろよとか言わないから
せめてまず自分が整合性のある文章を書くことを意識して発破かけりゃ良いのに
いや、そうすることの是非は別としてさ
214名無しのエリー:2012/02/06(月) 01:45:32.58 ID:Whcb2P32O
普通に
(まっこのスレの住人自身レビューの質の低さを自覚してるようだし)
そんなわかりきったこと書く必要なかったがこれを機に(精々)向上させてくれや
ってことじゃないの?
215名無しのエリー:2012/02/07(火) 00:46:19.13 ID:5lN1BgZvO
決まりきった気持ち悪い陶酔みたいな文句しか書かないロキノンジャパンのレビューよりいくらかマシだと思うよ、ここは全般的に。
216名無しのエリー:2012/02/07(火) 00:54:56.70 ID:z96hXVJE0
>>1を読め
217名無しのエリー:2012/02/07(火) 03:36:52.31 ID:zybKxro20
2000年代以降のバンドばかりでしょ
古くったって90年代後半
218名無しのエリー:2012/02/07(火) 19:42:20.45 ID:S1Mk2Z7E0
ソルファ/アジアンカンフージェネレーション


01.振動覚 ★★ 
これといって特徴もなくしかも2曲目とどこなく雰囲気が似てるようなそんなイメージ。
サビがださいと思う。

02.リライト ★★★
アジカンの出世作?アニメの主題歌としては妙にはまっていたと思う。
サビのシャウトが印象的。

03.君の街まで ★★★★
イントロから引き込まれるポップな曲。サビの声が裏返るところが面白い。
好きな人も多いのでは?
219名無しのエリー:2012/02/07(火) 19:46:16.76 ID:S1Mk2Z7E0
04.マイワールド ★★★★☆
お気に入りの曲。この手の夏の曲は日本の人にしか作れないし良さもわからないだろう。
アジカンの演奏は全部同じように聞こえるのだがこれは曲のイメージに合っていてグッド!
歌詞にも注目すると良い。淡い夏の宴、マイワールドなど個人的に素晴らしいフレーズ。

05.夜の向こう ★★★
前曲から間髪いれずに曲が始まる。いい流れだと思う。
あまり特徴のある曲ではないが流して聞けば良い。

06.ラストシーン ★★☆
イントロが歌詞にもある遮断機を意識してるのかな?
ドラマッチックな展開、演奏が聞かせる曲。

07.サイレン ★★
これもイントロのギターがサイレンを意識してる感じ。
アルバムの流れ的にはいいが曲がイマイチ。

08.Re;Re; ★★★☆
演奏がシンプルである意味良い。
韻をふんだ歌い方がいいね!曲としての完成度は高い。

09.24時 ★★
この手のバンドにはありきたりな曲かも・・・悪くはないんだけどね。
220名無しのエリー:2012/02/07(火) 19:47:05.18 ID:S1Mk2Z7E0
10.真夜中と真昼の夢 ★★★★
普通にいい曲。マッタリできる。

11.海岸通り ★★★
面白味に欠けるが王道的なバラードかと、

12.ループ&ループ ★★★☆
シングル向きの曲。耳障りがよく初めてアジカンを聞く人も気に入るだろう。
あえてアルバムのラストに持ってくることでこれまでの流れを壊さず、
最後に爽やかにアルバムの幕が閉じる。

221名無しのエリー:2012/02/07(火) 19:47:35.17 ID:S1Mk2Z7E0
総評 ★★★★
個性的なシングル曲が多いながらも非常にまとまっていて聞きやすいアルバムだと思う。
アジカンの曲は似たようなものが多くてすぐ飽きるのだがこのアルバムよく
聞き込んだ。それだけアルバムとしての完成度が高いのだろう。
聞くたびに好きになっていったアルバムの一つ。
222名無しのエリー:2012/02/07(火) 20:15:24.45 ID:Q/D+wJzM0
>>221
乙です
223名無しのエリー:2012/02/07(火) 20:55:10.54 ID:7WcYCXXw0
おっつおつ
224名無しのエリー:2012/02/08(水) 03:42:37.98 ID:uf6LVIW90
>>221
乙乙できればソルファよりファンクラブ欲しかったが
ソルファ人気すぎ
225名無しのエリー:2012/02/08(水) 16:41:44.67 ID:Rg41vihu0
>>221
投下しにくい流れに乙です

>>224
まあ一番売れたやつだし仕方ない
226名無しのエリー:2012/02/08(水) 21:11:22.77 ID:m/vbnm010
I STAND HERE FOR YOU/大槻ケンヂ


01.青春の蹉跌のテーマ PART1
青春の蹉跌という映画のテーマ曲だったらしい(よく知らん)
どこか暗いピアノにのせてオーケンの語りが入ります。

02.モンブランケーキ ★★☆
あたりまえといえば当たり前なのだがオーケン節が炸裂してるので
演奏が筋少じゃない分違和感がある。どこか物足りない感じ。

03.猫のリンナ ★★★
チープトリックのカバー。歌詞は和訳ではなくオーケンのオリジナル。
洋楽の日本語カバーなのに違和感がないのがすごい。オーケンはこーいう才能もあるんだ。
それにしてもオーケンは猫好きだなぁw

04.青春の蹉跌のテーマ PART2
オルゴールVer,語りはない。
227名無しのエリー:2012/02/08(水) 21:12:14.82 ID:m/vbnm010
05.ののの唄 ★★☆
ののって誰だよ!っていうツッコミはおいといてなんか呑気な曲。
けどどこか悲しい感じがするのはなぜだろう?筋少の「香奈、頭を良くしてあげよう」みたいな感じ
って言えばわかるかなぁー

06.FOOLISH GO-ER ★★★
ギターに橘高氏、ベースに内田氏という安心のサポート。
それゆえ筋少っぽいのがうれしい。やはり迫力が違います。

07.それでも、また会えたらいいね ★☆
筋少の「また会えたらいいね」のセルフカバー。原曲のほうが好きです。

08.青春の蹉跌のテーマ PART3
I STAND HERE FOR YOUというアルバムのフレーズがででくる曲、というよりは語りかな?
PART1と違って長いです。なんか真面目すぎる感じであまり好きじゃない。
このアルバムのテーマというか核となる曲かと、

09.お世話になりました ★★☆
まんま歌謡曲です。これもなんかのカバーかな?
次の曲への流れがいいです。
228名無しのエリー:2012/02/08(水) 21:12:47.77 ID:m/vbnm010
0.天使たちのシーン ★★★★☆
知る人ぞ知るオザケンの名曲のカバー。原曲のような神々しさはないがむしろぶち壊されているのだが熱い!
原曲の淡々とした歌い方が退屈だった人はこれを聞けばはまる確率は高い(多分、)
10分以上もある大曲なのだが序々に盛り上がりを見せていきそう長くは感じない。ここが原曲と大きく違うとこかな?
ピアノに三柴氏、ギターに橘高氏という豪華なサポート。
キメどころで炸裂する橘高氏のギターにしびれ、この曲の要となる三柴氏のピアノがたまらなく良い。
オーケンの歌い方もいつも以上に気合が感じられる。
一度聞くとお腹いっぱいになりますw個人的には繰り返し聞きたくなるような曲が名曲であるという考え方
なので☆一個ぶんマイナスかな、満点でもいいくらいの曲なんだけどね。
とにかくこの曲のためだけにでもこのアルバムは買う価値はあるでしょう。

11.青春の蹉跌のテーマ PART4
ストリングスVer

12.あのさぁ ★★★★
このアルバムをしめくくるにふさわしい名曲かと、
オーケンのやさしい歌い方が実は好きだったりするんだなぁ。
229名無しのエリー:2012/02/08(水) 21:13:08.73 ID:m/vbnm010
総評★★★
筋肉少女帯の大槻ケンヂ(通称オーケン)の2枚目となるソロアルバム。
今回はオーケン独特の毒が足りない感じがした。
筋少好きには物足りないアルバムかと思います。
というかアルバムのテーマがタイトルからわかるように(俺がここにいるから平気だ)
という若干クサい感じなので自分的には合わなかったのかもしれない。こういうのが好きな人もいるでしょうが・・・
それでも天使たちのシーンのような聞き逃せない名曲がありますから聞く価値はアリ!
現在廃盤となっているがブックオフなどでたまに見かけるので見かけたら買ってみてはどうでしょう。

230名無しのエリー:2012/02/09(木) 02:29:50.47 ID:e5R8lx2K0
>>229
231名無しのエリー:2012/02/09(木) 11:40:03.63 ID:TMFuDXiJ0
またゴミレビューかよ
232名無しのエリー:2012/02/09(木) 21:32:49.20 ID:/S9Izu/j0
あげ
233名無しのエリー:2012/02/09(木) 21:42:19.13 ID:+SAlP1S00
ここにいたこと / AKB48

1.少女たちよ ★★★★
「言い訳Maybe」とか「ポニーテルとシュシュ」とかに代表される、これぞAKBって感じのさわやかガールズポップス
速めのBPMに乗せられた感傷的なメロディは、一つの物語を総括する装置としての機能性が抜群。歌詞もAKBのシステムをよく表してる
目新しさとか面白さは一個もないけど、たとえるならユニクロのシャツみたいなそういう存在も悪くはないです

2.overtake ★★☆
前曲の流れそのままに、眩しくなるような蒼い曲。こういうのって昔よくKinKi Kidsなんかが歌ってた
UKっぽいギター好きです。しかしサビだけのために作った曲という印象も受ける。サビは悪くないんだけどね

3.僕にできること ★★
前曲以上にサビのためだけって感じな曲。テレビサイズだと良いのかも
ここまで3曲似た印象を受ける曲が続いてます

4.恋愛サーカス ★★★
一気にオタク臭くなってびっくり。アニソン、それも少し古めの。決して差別的な意味合いではないです
でもこのわちゃわちゃした感じとか使われてる音とか、凄いヒャダインっぽいなぁと思ったんだけど、別人でした

5.風の行方 ★☆
打ち込みのエレピにアメリカンHRなギター、キラキラ鳴るベル、無駄にゴスペルチックなコーラス・・・これぞ薄利多売のJ-POPバラードですね
せめてメロディがもっと良ければね。歌メロのためにすべてがあるような曲なんだし

6.わがままコレクション ★★☆
4と同じような曲だけど。こっちは夕方のアニメって感じかな
小学校から帰ってくるとテレ東でこんな感じの曲流れてた気がする。懐かしくなりました
234名無しのエリー:2012/02/09(木) 21:42:57.77 ID:+SAlP1S00
7.人魚のバカンス ★★★★
おおこれは懐かしの渋谷系。ゆったりとしたテンポ・少ない音数・わざとらしくハワイアンなギター・ウィスパーボイス・男のエロいコーラス、こういうの大好物です
河西智美ってボーカルとして良い才能持ってるんだよねぇ。クラムボンあたりと組んだらいい仕事できそう

8.君と僕の関係 ★☆
前田敦子と板野友美だけで歌ってます。トミーフェブラリーみたいな80年代の香り漂うテクノポップ
まぁこれといって取り上げるべきところもない

9.イイカゲンのススメ ★★
1や2と同じアイドル印のポップソングだけど。サビで調が変わるのは最近のエイベックスみたいでなんか嫌
こじはるは良い歌声してるなぁ

10.High school days ★★☆
これは歌メロが良いです。アレンジといい初期ELTみたいで安心感があるね
しかしどうしてJ-POPってのはこういう、エレピに乾いたギターにどかどかリズム隊みたいなのばかりになったんだろう
エイベックスのせい?

11.チームB推し ★★★★☆
基本的には「あなたな今日で○○推し」というコールに対し、そのメンバーのキャッチフレーズをレスポンスするだけの、これぞ地下アイドルな曲
他にも「にゃにゃにゃ」言ったりよくわからんしゃべりが入ってたり、最後には「もーいっちょ行くぞー」というMIXが入ったり、完全な電波ソング
でも「推し」や「チーム」、「努力」「一生懸命」っていうAKBをあらわすテーマが随所に盛り込まれてて非常にメタ的によくできた曲。そもそも集団の中の個性=萌えってのが一つのテーマなわけだし

12.チャンスの順番 ★★☆
19thシングル。AKB全シングルでも屈指の地味さを誇る曲。まぁじゃんけん選抜っていうよくわからんことやった曲だから仕方ないけど
それにしても曲も適当感が凄い。このアルバムの中でも1の完全下位互換って感じだし
235名無しのエリー:2012/02/09(木) 21:43:27.67 ID:+SAlP1S00
13.Beginner ★★★☆
18thシングル。PVが過激すぎてお蔵入りしたり、めちゃくちゃな売り方でミリオンいったり、何かと話題になった曲
K-POPに影響受けたのか、はたまた中田ヤスタカを意識したのか、歪んだシンセと強調されたリズムのかっこつけトラック
演者があれじゃかっこよくなりようがないんだけどね・・・悪くはないです

14.ポニーテールとシュシュ ★★★★★
16thシングル。これぞアイドルポップスの到達点ともいうべき名曲。目新しいことは何もない、そんな保守的表現も突き詰めればとがるということ
この1曲だけで映画のような広がりを持ってます。歌詞も明らかに気合入ってるしね。1年間かけたというイントロとはっと景色の変わるCメロからの大サビは絶品

15.ヘビーローテーション ★★★★★
17thシングル。この曲から大ブレイクしたのかな。カラオケで新記録作ったりしたり、いまだに売れていたりAKBといえばこれといった感じの代表曲。
これも素晴らしい曲。ギターとベースをフジイケンジに頼んでパブロック的な演奏をしてもらったり、歌詞を両性的なものにしたり、それまでのアイドルソングから脱却を図った曲
超1流のパワーポップです

16.ここにいたこと ★★★☆
最後はしっとりピアノバラードで締め。48グループ全体が参加してるらしい
しみじみと良い曲だなぁと思わされる。こういう明るい離別の歌詞は秋元康の真骨頂

総評:★★★
今やCD市場を完全に荒廃させてしまった、問題だらけのアイドルグループAKB48の1stアルバム
90年代後半以降のJ-POPの見本市みたいで、こういうのもありかな
思ったよりも良質な曲が多くて、毛嫌いすることもないのかなと思います
シングル曲の質が抜けてるのも、アイドルっぽくてそれはそれでらしいというか
まぁ買っても損はしないかなぁくらいですかね。音質が良くないという欠点があるし

お目汚し失礼いたしました
236名無しのエリー:2012/02/09(木) 22:28:40.70 ID:DWy3/kdn0
>>233
おつ
わかりやすくて勉強になりました。

ポニーテールほんと名曲だよね!夏のはかなさを上手く表現してると思う。
売り方さえ普通だったらなあ・・
237名無しのエリー:2012/02/11(土) 06:04:10.13 ID:X8eKyFnb0
BUTTERFLY/L'Arc〜en〜Ciel

1.CHASE ★★★☆
シンセベース全開のデジロック。ここまではっきりシンベメインなのはNEO UNIVERSE以来かな。
このバンドが打ち込み曲やるにあたって強いのがyukihiroの存在。打ち込みのドラムトラックと上手に付き合いながら曲のグルーヴも出してくる。
ギターがBUCK-TICKっぽいとこもあったりと、ありがちな曲調ながらラルクとしては結構新鮮にも聞こえる。
サビがhydeの手癖って感じでそこだけ惜しい。

2.xxx ★★★★
ストリングスのオーケストラにニューウェイブっぽいシンセがあって、そこにローCの音域でズンズンやってしまう弦楽器。そんな無茶苦茶で妖艶な短調系バラード。
妖艶なのはhydeの声が大きい。同じオケでもhydeじゃなかったら多分こうならない。
だからこそこの手の曲調と声が苦手な人は全力で嫌いになりそうな曲。
ただオケは凄くよく完成してる。こういう曲やってそうで今までやってないから前曲に引き続き新鮮な感触。

3.Bye Bye ★★★
ライブで初披露してからはや5年。溜め過ぎ。
まぁtetsuらしいバラード。悪く言えばいつものお得意ポップス。
サビの印象薄いのがらしくないっちゃらしくない。
tetsu曲にしては珍しく音数少なめ。

4.GOOD LUCK MY WAY -BUTTERFLY Ver.- ★★★★
待ってた。こういうtetsu曲を待ってた。
曲調はゴージャスなREADY STEADY GOというか。早めの16ビートでガツガツ行く感じ。
前作からベースにローの音域の音が増えたことで低音部分も楽しめるし、ストリングスやらホーン系やらピアノやらの装飾系の音がふんだんに入ってるからどこ聞いても楽しめる。
サビは王道のコード進行だけどAメロはちょっと工夫してるし、メロディも手癖感が無いので飽きない。
238名無しのエリー:2012/02/11(土) 06:05:03.18 ID:X8eKyFnb0
5.BLESS ★★★☆
活動休止してんのにオリンピックのタイアップ付いて変なタイミングで出しちゃったもんだからイマイチ印象に残らなかったシングル。
メロディ綺麗だし、それでもメロディだけじゃなくてオケの出来が良くて結構良いバラードなんだけど。
自分で作曲しただけあって自分の歌がハマる位置みたいなのをしっかり把握してる。こういうとこの客観性もhydeの強みかなと思う。
ギターソロみたいなオーボエソロと取って付けたようなアウトロは若干疑問。そっからまだ30秒も続けるんだ?っていう。

6.shade of season ★★★
今回のyukihiro曲はニューウェイブ。そしてやたら初期ラルクの匂いが凄い。
冷静に聞くとyukihiroソロっぽいだけなんだけど、hydeが歌うとDUNEの頃を彷彿とさせるような曲に。
サビがややおざなりなのと、2番終わって突然謎の展開に入ってそこ回収しないまま終了なのはどうなんでしょうか。すごくモヤモヤします。ニューウェイブなんてたいがいモヤモヤした曲ばっかだけども。

7.DRINK IT DOWN ★★★★
詳しくは総評で書こうと思うけど、ラルオタ的には今更この曲聞かされても…となるでしょう。確実に。
ブレイクビーツを使ったビートにゴシックなシンセを入れて、弦楽器はパワーコードでヘヴィに。
ラルクにしては珍しく全員がアレンジに参加してるので、yukihiroが好きそうなヘヴィロック的展開もあればtetsuっぽくキャッチーなメロディもあるし、kenらしい理論的なコード展開もある。
こういうのラルクだと結構貴重。浮いちゃってるけど。

8.wild flower ★★★☆
大陸的な広がりを感じさせる優しいバラード。メロディで攻める感じというよりは雰囲気重視な感じかな。
何回も聞いてたらハマっちゃうタイプのスルメ曲。の割にはアレンジがシンプル目であんまりリピートは出来ないかも。
239名無しのエリー:2012/02/11(土) 06:05:57.88 ID:X8eKyFnb0
9.SHINE ★★★
前作が発売される前からアニメのオープニングで流れ、アルバム後にシングルで出てから3〜4年。だから溜め過ぎなのよ。
歌、コーラスをメインにおいたtetsuポップ。初めて聞いても目新しさは無いと思う。

10.NEXUS4 ★★★
シングルの曲順を逆さまにしただけってとこにまぁ驚いたというか。ここしか位置は無かったと思うけども。
1曲目よりはバンドの演奏主体のサイバーなアッパー曲。サイバー感はまぁラルクとしてはあんまりやってないのかもしれんけど、曲そのものはtetsuポップなんだよね…。

11.未来世界 ★★★★
跳ねたリズムのスローバラード。子守唄みたいな。
曲も歌詞もラルクじゃない。良い意味で。
特に歌詞は見たらちょっと驚くと思う。hydeのイメージが変わる。
tetsuもウッドベースでソロとかやるし。どうしたんだラルク。
240名無しのエリー:2012/02/11(土) 06:07:42.83 ID:X8eKyFnb0
総評 ★★
ラルオタの目線で言うと、シングルばっかじゃねぇか、と。アルバム曲4曲ってどういうことだ、と。まして完全な未発表曲は3曲ってふざけてんのか、と。4曲中3曲バラードって多過ぎじゃねぇのか、と。M5入れたらアルバム中4曲もバラード聞くことになるのか、と。
まぁ不満たらたらになること間違い無し。Xでいうダリア。
M7とかM11なんてもう4年以上聞いてる訳で。M7にいたってはその後のリマスタ盤でも聞いてる訳で。4年ぶりのアルバムとしてはいくらなんでも酷い。
シングル聞いたこと無いよーという目線だと、ジャンルバラバラな曲ばっかりで、飽きること無く楽しめるアルバムではあると思う。自分がラルオタじゃなかったらもう1個半星を追加してもいいかな。
ただそのバラバラ感もちょっとバラエティに富み過ぎというか、その曲無理して入れなくてもいいんじゃないかって曲もある。アルバムとしての統一性が無い。よくも悪くも。
シングルばっかで作った割には歌詞でひとつ物語が出来上がってるのは評価したい。最後のややバッドエンドな感じとか、M3〜M4の流れなんかは好きな人結構多いんじゃないかと思う。
1曲1曲は無駄の無いアレンジで音の抜けもいいし少なからず新しい試みも多いので、個別の評価では若干高めにしました。
まぁ…未発表曲がちょっと入ったベストくらいの感覚で聞いた方がいいな。オリジナルアルバムとしてはark、SMILEに続くがっかりアルバム。ヘタしたらがっかり感はそれ以上かも。
241名無しのエリー:2012/02/11(土) 16:31:22.40 ID:TqutS2VQ0
>>235>>240

ラルクはヲタにとってはかなり残念な内容だな
242名無しのエリー:2012/02/11(土) 18:23:20.73 ID:QeBJJaMbO

DRINK IT DOWNアルバムじゃ浮くだろうと思ったがやっぱり浮いてるのか
243名無しのエリー:2012/02/12(日) 16:37:41.56 ID:BnDVTKdL0

こういったシングルばかりのオリジナルアルバム
何年も前のシングルも収録されているアルバムのレビューって面白いな


ark、SMILEはどこらへんががっかりアルバムなのか
詳しく教えて欲しいぜ
244名無しのエリー:2012/02/12(日) 18:48:25.97 ID:/KSapawS0
>>243
おれも今回のアルバムとSMILEはがっかりアルバムだと思う。
おれは現時点でアルバムに入ってない曲を詰め込みましたって感じが好きじゃないし、曲順が微妙だと思う。
245244:2012/02/12(日) 18:49:39.40 ID:/KSapawS0
がっかりアルバムだけど収録曲は好きなのでし、アンチラルクではなくむしろファンです。
246名無しのエリー:2012/02/14(火) 09:41:52.75 ID:rzttRpSa0
>>237


>>245
そういう感想はファンだからこそ出てくるものだね
俄だったらむしろ知ってる曲が多くて喜ぶ
247名無しのエリー:2012/02/14(火) 16:52:11.44 ID:6B3VGzB90
乙です

このスレももうすぐ10周年か
すごいな
248名無しのエリー:2012/02/14(火) 18:01:42.70 ID:ine2CG650
もっとラルクのレビュー見たいな
最近人減りすぎだよね
249244:2012/02/14(火) 20:14:12.40 ID:PCZE+aKz0
>>248
おれの駄文でよかったら一週間以内に書き込むよ
250名無しのエリー:2012/02/14(火) 21:52:43.14 ID:wtlfx7Oe0
>>248
自分からもレビューして盛り上げてくれ
251名無しのエリー:2012/02/14(火) 23:41:29.16 ID:G6PLQVG30
1スレ目からいるけど気付いたら30代目前になっていたでござる
252名無しのエリー:2012/02/15(水) 00:00:55.29 ID:4AnAjhFx0
galileo galileiのポータルのレビューしてくれる人いないか
253名無しのエリー:2012/02/15(水) 14:05:30.40 ID:mcxlegPSO
>>237

楽曲には特に問題無かっただけになんか勿体無いな
シングル多く出しすぎなのは契約の問題なのかね

どなたか絢香のニューアルバムレビューしてくれませんか?
254名無しのエリー:2012/02/15(水) 19:29:06.38 ID:76LDivW10
ファンクラブ/ASIAN KUNG-FU GENERATION
1.暗号のワルツ ★★★★☆
今までのアジカンには無かったダークな始まり方
途中でドラムだけが3拍子から4拍子になるところなど今迄にはない
曲調の転換などが見受けられるのも面白い 
これはこのアルバムでのアジカンの能力の上昇の象徴と言える

2.ワールドアパート ★★★★
8thシングル曲 この曲はこのアルバム発売にあたり
そのための先行シングルを作れとの命令で作られたという経緯がある
その所以か後藤はこの曲を嫌っている
曲については初期のアジカンを思い起こさせるエモーショナルなシャウトをしている
未来の破片、リライト等今までのフルアルバムと同じようにアッパーな2曲目のシングル曲としての役割を果たしている
完成度は高く嫌々作ったとは思えない出来 しかし飽きやすいのが難点

3.ブラックアウト ★★★★★
基はナノムゲンコンピレーション限定だった曲
この曲もダークな雰囲気を漂わせているが
ソルファとファンクラブの境目に作られたこともありダークなポップと言った感じだ
その絶妙なバランスによってこの曲は成り立っているといえる
アジカンファンの中でも最高傑作に之を選ぶ人間は多いのではないかと思う
余談だがPVもとても面白いので 曲を気にいった人は見てみては

4.桜草 ★★★★
ブラックアウトの直後に始まる曲
歌詞が今までの抽象的ではないものとなっていてこれも
アジカンの変化がわかる曲といえる
同じフレーズを2回歌うのだが
最初は弱々しく歌い2回目で爆発しそのままサビへ持っていくという
syrup16gの不眠症のような曲調となっている 
歌詞と桜草の花言葉も関係しているというのが凝ってあって面白い
255名無しのエリー:2012/02/15(水) 19:46:25.69 ID:76LDivW10
5.路地裏のうさぎ ★★★☆
最初のギターリフはアジカンギターの喜多が考案した
なかなか格好良い出来ではある
ちょっと疾走感があるかな?という感じ

6.ブルートレイン ★★★★★
7thシングル 
この曲はドラムパートが非常に難しく
アジカンの中で唯一上手いと言われているドラムの伊地知の
テクニックというものが分かる曲でもある アジカンはドラムだけが
他の3人と比べて上手いのでドラムパートが難しい曲が多く中高生コピーバンドには
ドラムがキツイのではないかと思われる この曲もファンクラブを象徴するダークな雰囲気であり
なぜかはわからないが格好いい雰囲気がある 個人的にはかなり好きな曲

7.真冬のダンス ★★★
この曲は好き嫌いがわかれるのではないか
自分はあまり好きにはなれなかったが好きな人間も多々いるらしい
作曲者の後藤本人も自分がベストの選曲をするなら確実に入れるといっている
ほどの自信作ではあるらしい 

8.バタフライ ★★★★☆
かなりダークな曲 syrup16g顔負けである
この曲と次の曲こそファンクラブを聞く上での終盤の醍醐味でもある
歌詞も後藤節が見受けられる 
どうやら蝶にはなれないということを悟っている蛾のことを歌っているようだ

9.センスレス ★★★★★
イントロが前曲と似ていて対比させている感じがする
こちらも序盤から中盤にかけては前曲のようなダークな感じなのだが
サビでこれまでの鬱憤を晴らすようにシャウトする所は初聴時は驚いた
今まで希望のことを歌って来なかったが此処に来て少し救いをもたらしている
この曲がないとアルバムとしては危なかったかもしれない
256名無しのエリー:2012/02/15(水) 19:50:02.10 ID:76LDivW10
10.月光 ★★★★
前曲で少しの救いがあったと思うのも束の間
一瞬にして元通りになる曲
サビの後藤の歌が下手に聴こえるのが問題点だが
それがあっても名曲だといえる 元々はシングルになるつもりだったが
所属事務所のソニーの人間がこれでは売れないということでその案は没になった

11.タイトロープ ★★★★★
アルバムを締める曲 なんとなくノスタルジーを感じる
締めの曲としては素晴らしい出来ではないのかと個人的には思う
歌詞は相変わらずの暗さだが此処まで来るともう何も言うことはない
終盤は素直に美しいと思える こんな幻想的な曲を創れるのは凄いことだと思う

総評 ★★★★☆
名盤。ソルファまでとは違い(サイレンなどはあったが)かなりダークな雰囲気で
このアルバムにより売上を落としたと言っても過言ではないが
それでもこんなアルバムを作ったことには敬意を表したい。
ただ叫ぶだけと言われていたアジカンの成長も見受けられる事も楽しい。
初めてアジカンを聴く人には向いていないアルバムだと思うが
これはやはり名盤と呼んで差し支え無い出来で有ることは保証する
257名無しのエリー:2012/02/15(水) 21:14:56.83 ID:CmyTP1Z20
>>乙です。
258名無しのエリー:2012/02/15(水) 21:19:44.87 ID:CmyTP1Z20
すいません、間違えました。

>>240 >>256
乙です。
259名無しのエリー:2012/02/15(水) 22:10:31.92 ID:3tiQTCnC0
>>256
全体的にかなり評価高くてワロタww
260名無しのエリー:2012/02/15(水) 22:12:16.95 ID:BXH66//70
まぁ、名盤って主張してるから大丈夫でしょ
261名無しのエリー:2012/02/15(水) 22:22:02.01 ID:jD19y+dC0

アジカンって意外と鬱系多いのね、リライトしか聞いてなかったけど聞いてみるか
262名無しのエリー:2012/02/16(木) 02:23:32.66 ID:Q3cli35H0
ファンファーレと熱狂 / andymori

1.1984 ★★★★★
フォークロック。静かなボーカルが後半に向かいどんどん熱を帯びていく様は、まさに絶唱と呼ぶにふさわしい
曲・歌詞・演奏すべてが完璧な奇跡の一曲

2.CITY LIGHTS ★★★★★
これまた名曲。リバティーンズ直系のUKガレージサウンドを素早いBPMで奏でるハッピーチューン
どかどかしたドラムとさわやかなカッティング、ボーカル小山田独特の詰め込むような歌詞、でも勢いだけじゃなく緻密な計算も感じられたり。一回聞いたら持ってかれます

3.ずっとグルーピー ★★★☆
前曲の勢いそのままに突っ走るタイトなロックンロール。こっちの方がマイナーで強い怒りを感じます
途中でコーラスだけのパートを入れたり、緩急のつけ方も絶妙。2分弱の短い曲ながら、心に残ります

4.僕がハクビシンだったら ★★★☆
これまた2分無いロックンロールナンバー。でもメロディが良いからとても印象的
「いつも最低最高最低」 パンチラインだね

5.16 ★★★★★
ここでガラッと曲調は変わり、1のようなフォークソングへ。これまた凄い曲
特に歌詞が素晴らしい。ここまで若い女の子のことを切なく描いた曲があっただろうか

6.ビューティフルセレブリティ ★★★★☆
ラルクとかスピッツみたいな歌うベースラインがとても印象的。音自体は非常にUKです、気持ちいいくらい
相変わらずよだれが出るようなメロディラインと歌詞。たまらん

7.Transit in Thailand ★★★☆
これまた2分足らずのガレージロック。バスドラがどかどか、ギターはジャカジャカ、ベースはうねうね、ボーカルは叫ぶ
熱量が凄いですね
263名無しのエリー:2012/02/16(木) 02:24:01.49 ID:Q3cli35H0

8.クレイジークライマー ★★★★
ボーカルの自殺した友人の声から始まるという、なんともロックっぽいエピソードがある曲
「世界で一番お前が正しいんだよって俺が歌ってやる」ロックだなぁ。ここのボーカルのリズム感がたまらん

9.ナツメグ ★★★
30秒の小曲。でもテンポが変わったり、歌詞が詰め込まれてたり、情報量が凄い

10.バクダットのボディーカウント ★★★★
とてもタイトなリズムギターと鼓笛隊みたいなドラムが印象的。歌詞はここにきて社会派になる

11,オレンジトレイン ★★★★☆
このアルバムでは異色の5分近い曲。スローなテンポに乗せて、静かに熱く世界への違和感を歌い上げるバラード
ドラムに良い塩梅でリバーヴがかかってて、絶妙なインディー感を醸し出してます

12.SAWASDEECLAP YOUR HANDS ★★★★★
もう何もいうことはない。日本でこんなに素晴らしいガレージをやれるバンドがいるなんて
コーラスの入れ方も絶妙です

13.グロリアス軽トラ ★★★★
最後は牧歌的にミドルテンポの明るい曲で終わります
アイアンメイデンって言葉を最もかっこよく言った曲ですね
264名無しのエリー:2012/02/16(木) 02:25:16.32 ID:Q3cli35H0
総評:★★★★★
CDショップ大賞を受賞したことで話題になったandymoriの2ndアルバム
もう素晴らしいアルバムです。個人的には日本語ロックの歴史でも5本の指に入る傑作。
基本的にはフォーク調のゆったりとした曲かリバティーンズまんまのハイテンポなガレージロックの2種類しかないので、新しさとか複雑さとかそういうのは全くないです。
でもとにかく熱いサウンドとメロディと歌詞、特に歌詞が凄い。小山田壮平は現役では白眉のとんでもなく優れたリリシストではないでしょうか。
その壮絶さ、批評性、言葉の選び方等々、一番いいころの草野正宗に似たような凄みを感じます
語れば語るほど軽っぽくなるような気がするので、ぜひぜひ実際に聴いてみてください。こんな素晴らしいバンドがいるなんて、まだまだ日本も捨てたもんじゃありません

お目汚し失礼いたしました。
265名無しのエリー:2012/02/16(木) 03:44:28.08 ID:mHyFmzZOO
>>243
arkは禁愛で始まってヘブドラに続くとこと、バタフライスリープはかなり好きなんだけどな
266名無しのエリー:2012/02/16(木) 03:59:29.98 ID:1ZmBrGxs0
みなさん乙乙

Peace Of Mind/稲葉浩志

1.おかえり ★★★☆
アコギ中心の3分弱の曲。doaの大田と徳永がコーラスで参加している。聴いていて心地よい。
爽やかな曲調だが[戦場]や[警告のベル]などなにやら不穏な歌詞が出てくる。

2.Wonderland ★★★★
3枚目のシングル曲。恋愛バラエティ「恋するハニカミ」の主題歌だった。
しかし曲自体はラブソングなどではなく、人間同士の価値観の違いをテーマにしている。
稲葉らしい内向的でネガティブな曲。そういう曲も稲葉の魅力のひとつ。

3.THE RACE ★★★☆
疾走感が気持ち良いナンバー。ライブでは盛り上がりそう。
内容は日本の競争社会を皮肉ったモノ。なんでもかんでも「勝ち組」「負け組」に分けようとする日本社会を痛烈に批判している。
[笑って目指そう 今世紀最強の木偶の坊][走れよ走れ 無様にきらめいて]など歌詞の表現もいつになく辛辣。
B'zの『Liar! Liar!』を彷彿とさせる曲。

4.正面衝突 ★★★★
ミクスチャーロック。ソロのライブでは一番盛り上がる定番のナンバー。
内容はずばりセックス。B'zで言う『juice』みたいな曲。ただ稲葉の歌詞は相変わらず独特だ。
Aメロのまくし立てるような歌い方はさすが稲葉と言いたいけど、結構キンキンしてるので嫌悪感を催す人もいそう。
267名無しのエリー:2012/02/16(木) 04:00:06.61 ID:1ZmBrGxs0
5.水平線 ★★★★
前曲と打って変わって穏やかなバラード。
タイトルからB'zの『OCEAN』を思い出す。ただ『OCEAN』と違って失恋ソング。
海の情景やらが浮かんできてグッとくる。変に壮大になってないのが良い。
あとピアノの音が気持ちいい。B'zにはあまり無い綺麗なバラードだ。

6.すべての幸せをオアズケに ★★☆
稲葉流幸福論。なにやら哲学的なことを歌っている。
共感出来る人と出来ない人がくっきり別れそう。まぁそういう曲だからしょうがない。
あと間奏のラップがダサいのが難点。無理にラップ調にしなくてもよかったのでは。

7.Tamayura ★★★★★
不穏なピアノのイントロから始まる負の感情が爆発したようなナンバー。
ピアノを中心としたハードロック。おどろおどろしい曲調で聴く者に不安を与える。
しかしなかなかかっこいい。B'zの特徴であるダサさをあまり感じない。最後静かに終わるのも良い。
個人的には今作のハイライト。

8.ハズムセカイ ★★★
ゆったりとしたテンポのロックナンバー。
「君と居ればどんなことも幸せに感じるよ」的な内容。のちの『エデン』と似たようなタイプの曲。
今作では一番ほのぼのとしている。
268名無しのエリー:2012/02/16(木) 04:01:40.86 ID:1ZmBrGxs0
9.幸福への長い坂道 ★★★☆
アコースティックギター中心のナンバー。1曲目と同じく大田と徳永がコーラスで参加している。
終始淡々としていてあっさりと終わる。前向きな曲にも聴こえるが実はけっこうシリアス。
「この坂道を上り続ければ本当に幸せに辿りつけるのか?」という迷いがひしひしと伝わってくる。

10.横恋慕 ★★★★
琴の音がサンプリングされていてとても和を感じる曲。B'zではまず無いであろう。
内容はタイトル通り略奪愛。ただ実際に奪うわけではなく奪うところを妄想するだけ。とても童貞臭い。
終始横恋慕について歌っているのだが最後は何故だか戦争について言及して終わる。
[世界に平和が来るのはずっとずっと先よ]つまりこの横恋慕な感情が戦争などにも通じているということだろうか。

11.SAIHATE HOTEL ★★★★
架空のホテルを舞台にしたナンバー。そこの一室で恋人を待っているという内容。
とにかくこの曲は独特な比喩を連発するので非常に難解。世界観も不思議。
まぁテンポも良いし歌詞も面白いし飽きない曲。

12.I AM YOUR BABY ★★★★☆
車を題材にしたアップテンポなナンバーでドライブには最適。
愛する人への気持ちをストレートに綴った歌詞が素晴らしい。ヴァイオリンとアコギの音と相まってとても素朴な印象を受ける。
『Wonderland』のカップリングであるがA面に負けず劣らず良曲である。
269名無しのエリー:2012/02/16(木) 04:04:10.36 ID:1ZmBrGxs0
13.透明人間 ★★★★★
孤独な少年の心を描いたダークなナンバー。なにを思ってこの曲を作ったのかとにかく曲調も歌詞も重い。
「誰も自分の存在を認めてくれない」「いったい自分はなんの為に生れてきたのか」そういった悲しみや絶望感がひしひしと伝わってくる。
終始重苦しい雰囲気で展開し間奏後あたりからはもう悲痛。[もうどこかへ行きたい]と自殺を連想させる歌詞も出てきてなんとも救いが無い。
聴いていて胸が痛くなる名曲。

14.あの命この命 ★★☆
ラストはアコギによる弾き語り。命の尊さについて歌った曲でかなり歌詞が直球。
非常にシンプルでアルバムのラストを飾るのにふさわしい曲である。ただ声が曲に若干合って無い。

総評 ★★★★
ソロとしては3枚目のオリジナルアルバム。
傾向としては社会派な曲が多い。B'zでもそういう曲を作りだしてた時期なのでソロになって自由にやりたかったのだろうか。
B'zのときと違い変にぶっ飛んだ歌詞も少なく真面目に作られている印象。そういうところがソロならではか。
後ろ向きな曲も多いのでそういうところに稲葉ソロの魅力を見出している人たちはきっと満足する一枚。
B'zしか知らない人もたまには松本と一緒じゃない稲葉も聴いてみてはいかがでしょうか。
270名無しのエリー:2012/02/16(木) 23:13:51.52 ID:zRb7kbtD0
>>264
おれは思った以上に疾走感があっていつの間にか終わっているようにアルバムって言えばいいのかな。
このアルバムはそんな感じがします。総計が60分でも60分という長さを感じさせずいつの間にか終わってるみたいな。
271名無しのエリー:2012/02/17(金) 15:52:32.85 ID:iuHEPegV0
アジカンレビューが多いので

マジックディスク/AKG
1,新世紀のラブソング ★★★★
今までのアジカンには無い歌い方から
サビで一気に盛り上がる よくスルメ曲と直喩される 
今までのアジカンとは明らかに違う、それでいて出来は保っている 後藤の才能が枯れていないのが分かる曲
そして作詞能力も向上しているのが分かる 
2.マジックディスク ★★★★
いつも通りのアッパーチューンだが後藤の声にエコーが掛かっているのも新しい試み
ロック成分が失われたかと思っていたがまだ残っているなという印象
歌詞は消え行くCDのことを歌っている 特筆すべきことはないが佳曲
3.双子葉 ★★★
この曲もロックチューンだが 人を選ぶという印象
アジカンにはよくある曲 歌詞は少し凝っているのでバランスは保てている
4.さよならロストジェネレイション ★★★☆
語り的な歌い方が特徴的 1986とはバブル経済のことを歌っているのだろうか
終盤の語りが印象に残るのではないかと思う 
5.迷子犬と雨のビート ★★★★★
文句なしの名曲 ストリングスの使い方も上手い
パレード的な感じがする曲 四畳半神話大系のOPにもなった曲
これを聞けばアジカンって同じような曲ばっかりじゃんとは言えなくなる
272名無しのエリー:2012/02/17(金) 16:08:55.61 ID:iuHEPegV0
6.青空と黒い猫 ★★★
本スレでは発売当時嫌われ者だった曲
ギターのワウが特徴的かな
7.架空生物のブルース ★★★
前曲と似たようなものだがまだ聴きやすい アジカンにしては珍しいバラード
ピアノが入っているがこれはフジファブリックの金澤を入れるのを
前提の曲だったのだろうか
8.ラストダンスは悲しみを乗せて ★★★★☆
パーカッションが入っている曲 これもまた名曲
最後に転調を見せるのも素晴らしい
全てにおいて成功している
9.マイクロフォン ★★★☆
ギターではない何かの音が入っているが何だろうか
裏声ではなく高音を出そうとしているのが分かる
今までに有りそうでなかった曲調 何故かアジカンらしい
10.ライジングサン ★★★☆
ギターベース共にあんまり存在感がない曲
捻くれて日々を過ごすというフレーズが印象に残る
11.イエス ★★★★
何言ってるかわからないがメロディセンスはある
疾走感がある曲 今までとの決別を歌った曲
12.橙 ★★★★
歌詞に重点をおいた曲 全然ラストっぽくないが佳曲
13.ソラニン ★★★★
アジカンの中では知名度高いかな
ベースが格好いい 一番アジカンっぽいかなこのアルバムの中では
安心して聞ける曲

総評 ★★★★
今までのアジカンとは全く違うのでどれかのアルバムを経由して聴くべしなアルバム
何気にどれも味がある曲であり 変化を経ても後藤の才能が発揮されているアルバム
273名無しのエリー:2012/02/17(金) 19:23:52.85 ID:1n03Ha1Q0

たまにはアジカンとか聴いてみようかな
274名無しのエリー:2012/02/18(土) 00:00:28.21 ID:n10e0uUVO
全くの予備知識ゼロでレビューしてみようと思う。レビューしてほしいアーティストなどいますか?
275名無しのエリー:2012/02/18(土) 00:18:26.07 ID:ogVzy3v00
>>274
GO!GO!7188
276名無しのエリー:2012/02/18(土) 08:49:52.73 ID:h+gvk2tK0
>>274
Angelo(V系バンドの方)をお願いします
277名無しのエリー:2012/02/18(土) 10:22:59.84 ID:Ve7bZXR70
>>274
昔のEXILE、清木場俊介をお願いしたいです
278名無しのエリー:2012/02/18(土) 12:54:18.73 ID:/hd9DeuM0
>>274 毛皮のマリーズ little creatures さねよしいさ子、バラバラだけどどれかお願いします。
279名無しのエリー:2012/02/18(土) 18:13:27.65 ID:VyPdr9P90
>>274
あえて浜崎とか倖田あたりお願いしてみたい
280名無しのエリー:2012/02/18(土) 18:48:18.65 ID:H0LG4s+z0
自分で聴けよ
281名無しのエリー:2012/02/18(土) 20:21:44.09 ID:g6CUKfcA0
知らないアーティストをレビューするのは面白いよ〜
欠点は、真面目に聴いた結果何だこりゃひでえなと思って印象が悪くなったのを
「もとから嫌いで、貶すためにレビューを書いている」と言われること
次回作は良くなってるかもと思ってまた聴いたらひどかった、それをそのまま書くと
「嫌いな相手を執拗に貶している」と言われること
282名無しのエリー:2012/02/18(土) 20:31:37.54 ID:Uzjx9xSH0
TV STYLE II Songless Version /B'z


01. BLOWIN' ? ★★★★★
アコースティックな面もある非常にキャッチーなポップロック。
イントロが印象に残る。


02. ZERO  ★★★★
サビがなかなか出てこないという癖のある構成のハードロックナンバー。
バンドサウンドがかっこいい。


03. 恋心(KOI-GOKORO) ★★★★★
軽快なポップナンバーなのに凝りまくった演奏に思わず唸ってしまう。


04. TIME  ★★☆
質の高い王道バラードのせいかつまらない。
ファン人気は高いようだがこれぐらいの質なら他の有名じゃない王道バラード曲と大差無いと思う。


05. 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない  ★★★★★
最も売れたシングルだけあって文句のつけようがない。
オリエンタルテイストとハードロックの融合したアレンジが素晴らしい。
ギターとホーンの絡みがカッコイイ。


06. もう一度キスしたかった ★★★☆
切ない王道バラード。
この曲のほうが#4よりも泣きのメロが優れていると思う。
283名無しのエリー:2012/02/18(土) 20:32:27.44 ID:Uzjx9xSH0
07. Wonderful Opportunity ★★☆
悪くないポップナンバーだがわざわざ収録するほどのものなのか疑問。


08. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER- ★★★★
この中では古い曲だがキャッチーでハードなブラスロックというB'zサウンドを確立させた曲。
ギターの演奏のキレはこの頃のほうが上なんじゃね?と思う。

09. 裸足の女神  ★★★★★
アメリカンロックを感じる曲。
スタジアムやアリーナといった大きな会場で演奏すると映えるだろう。


10. Don't Leave Me ★★★☆
脱アイドル路線変更したブルースバラード。
良い曲だが好き嫌いが分かれるだろう。


11. MOTEL ★★★☆
前曲と同様にブルースバラード。
こちらの曲のほうが激しさが少なくて聞きやすい。

12. ねがい ★★★★
ジャジーなテイストがあるロックナンバー。
ストラトのカッティングが目立ち、これまでのB'zとは違っている。


13. love me, I love you ★★★★
ポップなブラスロックだが今までのB'zとは違う。
ワルツのテイストが入っている。
284名無しのエリー:2012/02/18(土) 20:32:51.50 ID:Uzjx9xSH0
14. LOVE PHANTOM  ★★★★★
超大作。最高傑作というファンも多い。
ストリングスとデジタルとハードなギターと疾走感を高いレベルで融合した曲。
#10〜#13の路線変更前に戻っている。


15. いつかのメリークリスマス ★★★☆
王道バラード。
この曲もメロやアレンジが泣ける。


総評 ★★★☆
これはカラオケアルバムである。
歌が入っていないのである。
ベスト盤と間違えて買ったのである。
最初は投げ飛ばしてやりたくなったが、バックの演奏が流石B'zと言えるほど優れているから聞けるのである。
ベスト盤のような収録曲だけあって最高峰のサウンドが聞けるがカラオケアルバムである。
ライブ時の観客の歓声がSEとなっているのが邪魔である。
お勧めはしない。
普通にベスト盤を買うことを勧めるのである。
285名無しのエリー:2012/02/18(土) 20:56:26.07 ID:n10e0uUVO
>>276>>277>>278>>279

レスありがとうございます。
angelo,さねよしいさ子,昔のEXILE,浜崎あゆみ
レビューしたいと思います。少し時間かかると思いますが、お待ちいだだけるとありがたいです。

>>275

リクエストいただいたのにごめんなさい…。GO!GO!は好きなバンドで、CD持っていたり、予備知識ありまくりなので今回は除外させていただきます。
ちなみに解散からまだ立ち直れません…。
286名無しのエリー:2012/02/18(土) 21:21:38.65 ID:6y9rijg/0
>>284
ワロタ乙
287名無しのエリー:2012/02/18(土) 21:40:18.77 ID:K8V8PnAw0
>>284
おれも仲間www
288名無しのエリー:2012/02/18(土) 22:37:01.12 ID:+uSWiv1rO
>>284
なんか投げやりな気がしたんだが総評で笑ったw どんまいw
289名無しのエリー:2012/02/18(土) 23:35:47.10 ID:Xq5Y+LT50
Songless Version
song=歌
less=無い、少ない
version=形式
290名無しのエリー:2012/02/18(土) 23:41:40.26 ID:PPuH9PT60
>>284

そういえばあったなカラオケアルバム
291名無しのエリー:2012/02/19(日) 04:21:08.31 ID:8Bldpi4x0
>>284
くっそワロタwwww乙、そしてドンマイ
292名無しのエリー:2012/02/20(月) 23:48:33.65 ID:eyLnw5F70
春休みに入ったから一気にレビューしようと思うんだけど
いつも自分の文章力のなさに絶望して途中で嫌になるんだけど
みんなレビューするときに意識していることってある?
293名無しのエリー:2012/02/20(月) 23:56:49.21 ID:jGGSJCYG0
無心
294名無しのエリー:2012/02/21(火) 01:22:27.63 ID:/y3OJt1b0
>>292
アルバムを聴いた時の第一印象と、何回か聴きこんだ時に感じた印象を大事にすること。
295名無しのエリー:2012/02/22(水) 02:24:17.39 ID:NvhLKysH0
>>292
音を文字にするのは不可能に近いし、聴いた所で思うことなんてそれぞれ違う。
けれど、それを踏まえてできるだけ自分の中で音を正確に表現することを心がけてます。
でも個人的な感想は忘れないようにしてます。
296名無しのエリー:2012/02/22(水) 03:39:31.44 ID:ffUOav48O
レビュースレかと思ったらただの馴れ合いスレだった
297名無しのエリー:2012/02/22(水) 07:41:26.20 ID:wXCyfxuVI
2ch自体が馴れ合いだろ
298名無しのエリー:2012/02/22(水) 21:39:04.28 ID:NktBzRNf0
なんだか、自分がよく聴くタイプのアルバムのレビューがしにくい流れだわ。
(ヘヴィメタル、スクリーモ、ハードコアパンクとか)
ポップスレビューもやってみたいけど、すでにいいレビュー書く一がいるからなぁ・・・。
299名無しのエリー:2012/02/22(水) 21:42:51.57 ID:yU/uwaEy0
レビュー書く事なんて自己満足させるためなんだから どんなレビューでもいいよ
自分が普段きかないレビューでも興味わけば聞き始める人もいるとおもうし
どんどん書き込んでくれ
300名無しのエリー:2012/02/22(水) 22:17:51.87 ID:NktBzRNf0
では、お言葉に甘えて・・・。


Camellia Japonica / Dazzle Vision


01.rain forest ★★
雨音から始まるエモ。この頃は本当にエモらしいメロディだったんだなぁ。
その分、Maikoの声質がむっちゃ足を引っ張っているんだがな。
アレンジはそれなりに聴けるんだがもう一工夫、かな。

02.COLORED ★★★
メロを聴かせたいって意図なんだろうけど、スクリームのミキシングを引っ込めてるのは
メタル大好きな私に対しての宣戦布告と取ってよいな?
(クリーン:スクリームの音量比率が5:1になってるくらい)
確かにメロディは結構ゴシカルでクサみがあっていいんだが・・・。
301名無しのエリー:2012/02/22(水) 22:19:50.57 ID:NktBzRNf0
03.Not try to fly ★★★
お、1stの空気が戻ってきたような曲だな。
密教のような妖しいメロディラインがすごくツボ。
だが、このミキシングはちょっとないなぁ。
リズム隊が割れ気味だし、スクリームもエコーかけすぎ。

04.Camellia ★★
こちらもゴシックロックっぽいメロディライン。
エモというには格式ばってるからそんな印象を感じる。
これもミキシングが雑。ミキサーがんばってくれよ。

05.left to cry there ★★
前半の空気はなかなかおいしいし、珍しくMaiko向けの曲だと思った。
ただ、後半がOTEP意識しすぎかなぁ。あんましメロディが印象に残らない。

06.crash in 2 ★★★
お、ようやくスクリームのミキシングがマシになった。
メロディはこちらもラップっぽい印象があり、印象に残りにくい。
どちらかといえばアメリカのメタルが好きな人向け。
例えばKORNとか、Limp Bizkitとか。
302名無しのエリー:2012/02/22(水) 22:26:18.30 ID:NktBzRNf0
07.To'us ★
チャイルドボイスを用いたエレクトロインターリュード。
何でだろう・・・普段より上手く聴こえるのは気のせい?

08.Child be found of... ★★★
子供視点の曲なのか、チャイルドボイス交じりの歌い方になっているが
これとスクリームの相性がいいな。メロも結構いいしな。
こういう路線を残してくれてくれると、後のアルバムみたいにならなかったんだがなぁ。

09.the mad 'o' party ★★
後のアルバムの路線をうかがわせるミドルチューン。
結構メロディも泣いていて、隠れた名曲といった趣か。
たまにポップ路線ならまぁいいでしょう。

10.starfish ★★
アコースティック主体のバラード。
さすがにこのタイプだとMaiko本来の声が生きるので
聴いていて気持ちがいい。やっぱりR&B声だよなぁ。
ラストとしてはすごくきれい過ぎるが、まぁいい。
ただ、メロディが平坦すぎる。
303名無しのエリー:2012/02/22(水) 22:29:58.01 ID:NktBzRNf0
総評 ★☆(曲自体だと★★★☆)
スクリーモ・ポップバンド、Dazzle Visionにとって2枚目となるフルアルバム。
メロディラインは悪くない曲もチラホラとあり、スクリーモをベースとするバンドとしては
これから伸びる要素があるなっていうのは『キラリ』を聴いていてよくわかっているが・・・
だからこそ、ミキシングの劣悪さがすごく気になって仕方なかった。
必要以上にスクリームを引っ込めたり、リバーブをかけすぎるわ、
リズム隊の音がしょっちゅう割れるわ、そのおかげで楽器隊の音が甘いわ・・・
もはや、ここまでくるとリマスタリング版を要求したくなる仕事振りだ。
これがブラックメタルならまだ許せるが、スクリーモでこれはいかんでしょ。
おかげで"★★★"以上がつけられない事態に。
ミキシング自体は次回作『Crystal Children』以降、改善されつつあるが
もう少し、音の作り方についてわかるミキサーを連れてきた方がいい。
日本人でそういう人がいるかどうか、疑問ではあるのだが。
304名無しのエリー:2012/02/23(木) 00:07:22.01 ID:WiUUv+br0
>>303
305名無しのエリー:2012/02/25(土) 19:40:18.82 ID:VI5/gQO20
だれかブランキーの「幸せの鐘〜」のレビューか、
それかBUCKーTICK「COSMOS」レビューしてくれるかたいませんか?

今度ファジコンのレビュー頑張ってみようかな・・・
306名無しのエリー:2012/02/25(土) 19:41:09.20 ID:VI5/gQO20
なかなかボアダムスのチョコシンのレビューが出てこないなぁ
307名無しのエリー:2012/02/25(土) 22:55:51.49 ID:rssDFvTkO
まとめのレビューとか見て思ったんだけど
しっかりしたレビューなら良いんだが、知識ないくせに上から目線で堅い感じのレビューって面白いなw
308名無しのエリー:2012/02/26(日) 16:07:26.50 ID:Gs+TjSBT0
でも嫌いじゃないわ
309名無しのエリー:2012/02/27(月) 02:49:46.97 ID:CmoYx96f0
>>305
ファジコンやってくれるとうれしいです
310名無しのエリー:2012/02/27(月) 12:19:37.01 ID:xWjP6V8XO
311名無しのエリー:2012/02/27(月) 12:34:55.30 ID:NKWDq1a60
知識ないくせに上から目線と聞いて

ヒラク宇宙ポケット/KOTOKO

1.TR∀NSFoRM ★★☆
1曲目は高瀬一矢による、コード一発気味のサイケなトランスチューン。
結局この路線か…相変わらずのI've純粋培養サウンド。水樹奈々に対するElements Gardenも大概だが、こっちも中々の囲い込みぶり。
全体にバックが散らかってる割にメロディは手堅く、奇妙なバランスを保っている。
I'veから抜けた意味は一体!?と叫びそうになるオープニングトラック。

2.☆-未来-列車-☆ ★★★★☆
あーまたトランス路線か、と思いきやPerfumeみたいな4つ打ちポップスになる展開にビビる曲。KOTOKOの発声もかなりエ段が混ざるかわいい感じ。
作曲はボカロ界隈でそこそこ有名なkz。めちゃめちゃ聴きやすいメロディだけに人気出るのもわかる。
シンセベースやらキラキラした電子音やらが代わる代わる前線に出てくることや空白を活かすことやらで意外とアレンジが巧み。なかなかくせ者だなkz。
サビの星を羅列する所がキャッチーな割に歌詞の切れ目と合ってなくて残念な以外は言うこと無し。
Tr.1の「開くドアへ迷わず飛び込むさ」ってこの曲の伏線だったのか。無いと思うけど。

3.メーテルリンク ★★
個人的にはあんまりピンとこないマイナー調のロック。
最近のロキノンという感じではなく、上木彩矢とかがやりそうな古っぽいやつ。
作曲はボカロ界隈でそこそこ有名なDECO*27。こういうのが気に入る人もいるんだろうか。
途中4+3拍子になる所もなんだかやっつけっぽい。
「青い鳥」がテーマの歌詞は結構うまい。

4.ラブレター ★★★
タイトルからは想像しにくいダウナーな曲。実際「渡せなかったラブレター」が主眼なわけだが。
加藤ミリヤとかが歌いそうなR&B風ポップスにI'veらしいエフェクトが乗る。
なんでもありな今作の中ではかなり影が薄いが、水準は低くない。
312名無しのエリー:2012/02/27(月) 12:38:01.41 ID:NKWDq1a60
5.青いジープで ★★
スリーコードで行けるところまで突き進むA,Bメロにメロディアスなサビの二段構えを有するパンクな曲。
同系統の「↑青春ロケット↑」に比べてかなり落ちるか。
テンポが速い割にメロディがダラダラしているのでスピード感が活かせないなんだか残念な曲。
サビもボーカルライン4つくらいある妙に分厚いコーラスワークが謎。なんかバランスが悪い。
A,Bメロで鳴ってるピアノが楽しいライン取りをしてるのが聞き所。


6.mirror garden ★★★★★
効果的に半音階を使ったシンセリフが強烈なダークな曲。
変なエフェクトを使わず、ずっとコードも変わらず、という直球勝負ぶりがアツい。
KOTOKOはエフェクトでお茶を濁す曲が多いのだが、この曲は真っ向からぶつかってきた。
最後はKOTOKOのボーカルだけを残すという大胆なアレンジだが、結果的には成功か。
歌詞のどす黒さもあいまって、異様な雰囲気を醸し出している。

7.Command+S ★★★
8分半のトランス曲。長い…
そもそもインスト部分が大半で、もはやKOTOKOの曲なのか、なんだかよくわからない感じ。
前曲からの流れを壊さずに空気を変えるという点では配置は正解か。
この曲もボカロ界隈の人が作っているが、I'veの人だといっても通じそうな曲調。I'veよりももうちょっとインスト寄りだけど。
こういうジャンルに慣れていないと後半は飛ばしてしまいそう。
313名無しのエリー:2012/02/27(月) 12:38:26.99 ID:NKWDq1a60
8.χ-kai- ★★★
イントロのバキバキなシンセとサビの少し開放的なピアノの対比が面白い。
所々で喋りが入って違和感があるが、それを除けば曲調がコロコロ変わるのが楽しい曲。楽しい曲調では決して無いが。
余談だが、Tr.5と同じ人が作っている。そうとはとても思えない…。

9.サ・ヨ・ナ・・・ラ ★★★★☆
四分音符ばかりのそんな単純でいいのか?みたいなサビが特徴的な曲。
リズムこそ単調だがメロディラインは相当練られている。和声的短音階と旋律的短音階をいったりきたり。
そしてKOTOKOにストーリー性のある歌詞を作らせるとやっぱり強い。
AメロBメロサビ前半でスケール大きく走馬灯を回し、サビのラストで一気に落とす。起伏もあって展開にも無理がない作詞ぶり。

10.beat ★
ポップロック。Bメロの起伏の少なさが新谷良子を思わせるが、あっちに比べるとバンド隊にアイデアが乏しく少々分が悪い。
そもそもエフェクトの小細工を除けば相当インスタントなアレンジになっている。メロディも単純。
歌詞は色々書いてるものの焦点が合わないよくわかんない出来。
314名無しのエリー:2012/02/27(月) 12:51:09.76 ID:NKWDq1a60
11.聞こえる ★★☆
無理のない音域で平熱なメロディに、アコースティックギターがメインのスローなポップス。
雰囲気としてはRie fuとかの得意ジャンル。
今作唯一のKOTOKO作曲。前作は気合い入れたI'veの皆さんの力作の中、良い意味で気負わない作曲ぶりが好印象だったが、kzやDECO*27といったいわゆるセミプロがのびのび活躍する今作では少々分が悪いか。
たまに三連符とかを持ち出して変化を付けたりとインスタントではないが、やっぱりちょっと地味かも。

12.開け!ソラノオト ★★★☆
そういえばKOTOKOってもともとアニソン歌手だっけ、と急に思い出す曲。
ずっと内向きな曲ばっかりだったので異様な開放感。
大体の印象としては長調になってストリングスたっぷりな「空色デイズ」。
大団円っぽいけどもうちょっとだけ続く。

13.地球-TERRA- ★★☆
インダストリアルな電子音にビビる曲。
何もこのタイトルでこんなルイナスな曲にしなくても。頽廃っぷりがヤバい。
サビのコード進行も不安定で、歪んだエレキギターも痛い。
宇宙旅行から帰ってきたら地球荒廃してましたみたいな後味悪い感じでアルバムを締める。バッドエンド。
歌詞はそこまでじゃないのになぁ…どうしてこうなった。
315名無しのエリー:2012/02/27(月) 12:52:56.17 ID:NKWDq1a60
総評 ★★★☆
悪くはない、悪くはないんだけど…KOTOKOの5thアルバム。
前作「イプシロンの方舟」に比べれば風通しがよく、軽くなった印象。
特にボカロ界隈のコンポーザー陣を導入したことは大きな変革と言っていいだろう。自分には合わなかったがDECO*27の曲が違った空気をいれたことは間違いないし、Kz、Hiroyuki ODAも高い水準の曲を提供してきた。
ただ、いかんせん方向がいまいち定まってないのが惜しい。
グニグニシンセのサイケな曲から青臭い青春パンクまで幅広いが、主戦場がイマイチ決まってないというか…
次回作はポケットの中身を整理したいところ。少なくとも前作よりは聞きやすい一枚。
316名無しのエリー:2012/02/27(月) 22:43:18.53 ID:vlKLOoWv0
>>315
乙。ちなみにHiroyuki ODAさんは海外トランスシーンでは著名な方で、
オランダの名門トランスレーベル「A State Of Trance (Armada music)」、
国内レーベル「Sevensenses Recordings」「Otographic Music」と契約した、
日本人では初めての快挙を成し遂げた方だそうです。
そんな方なので、当然フロアを意識するため、曲が長くなるんだとか。
317名無しのエリー:2012/02/28(火) 19:00:17.35 ID:rflggvJW0
>>306
あの時応えたものです…諦めかけてたけど頑張ったよ…!
かなりざっくりな上知識ないくせに上k(ryなレビューになりましたがご容赦ください

Chocolate Synthesizer / BOREDOMS

1.Acid Police ★★★★★
「アッシー!」「ポーリスー!」という掛け合いが伴奏なしで40秒ほど延々と続き、
その掛け合いを軸に民族音楽風のド迫力オルタナが繰り広げられる曲。ドラムの厚みが凄い。
ひたすら繰り返されるギターのリフがなんとも雄大で印象的。否応なくテンションを上げられる。
3分をちょっと過ぎた辺りでドラムがシンバルを鳴らし始めるのだが、ただシンバルが鳴っただけなのに興奮でぶっ倒れそうになる。
それで終わった…と思いきやちょっとだけ続いて終了。一曲目から聴くもののテンションを激しく揺さぶる一曲。

2.Chocolate Synthesizer ☆
パルス音にあわせてYOSHIMIがなんかぶつぶつ言ってるだけの超小曲。
何故これがタイトルチューンなのだろう…。前曲で上がったテンションは完璧に地に落ちる。

3.Synthesizer Guide Book on Fire ★★★
このアルバムの中では異色なメロディ主体の小曲。
フェイザーのかかったギターが民族音楽風の怪しいメロディをひたすら奏でる。
パーカッションが雰囲気出しまくり。2分半足らずで終わるのは勿体無い。
318名無しのエリー:2012/02/28(火) 19:00:55.88 ID:rflggvJW0

4.Shock City ★★★
リズムを刻むノイズに合わせて即興っぽいギターが鳴らされるイントロから
「WOW2」辺りを思い出させる若干民族音楽入ったフリーダムなオルタナが展開する曲。
YOSHIMIの吹くラッパの間抜けな旋律がグッチャグチャな曲の雰囲気をマイルドにしているのが面白い。
途中でちょっとダレる。が、ダレたあとの轟音とノイズが圧巻。

5.Tomato Synthesizer ★★★★
奇声とバンドの掛け合いから日本民謡みたいなリフに突入する一曲。
YOSHIMIのコーラスがかなり不気味だが、このアルバムの中ではまあまあポップな曲。
全体通してかなり「和」な感じのメロディラインで、海外で受けたのはこういう要素が入っているからというのもあるかもしれない。
と思いきや、中盤からはディストーションかかりまくりのギターに合わせてこれまた民族音楽っぽい旋律が現れる。
「バシャーぁ」で終了。

6.Anarchy in the UKK ★★★☆
タイトルからなんだか馬鹿丸出しだが、曲の方はいたって真面目なエスニックな旋律が印象的なオルタナ。
と思いきや途中からはなんかタイトルに合わせたようなちょっとアホっぽい曲になる。
基本的にこのアルバムの収録曲はバンドメンバーが言語なのかなんなのか良くわからない奇声を上げ続けているのだが、
この曲の奇声はなんだか収録曲の中でひときわアホっぽい。ついでに音にかかってるエフェクトもアホっぽい。

7.Mama Brain ★★★★★
とか言ってたらなんだか不穏な低音から始まる一大オルタナ組曲。
ここでも民族音楽っぽいリフをちらつかせつつ、ハードコアパンクのような疾走感を見せる展開に。
それからもひたすら猛烈なペースで聞き手のテンションをぐいぐい上げる展開が連続する。
そして2分47秒を過ぎたあたりからの展開は一種感動的ですらある。これはちょっと言葉ではうまく書けない。
うやむやでぐだぐだなアウトロ含め曲の構成の組み立て方が完璧。個人的にこのアルバムの中で一番完成度が高いと思う。
319名無しのエリー:2012/02/28(火) 19:01:23.11 ID:rflggvJW0

8.Action Synthesizer Hero ★★☆
ノイズで始まってそれからもひたすらノイジーに続く曲。ぶっちゃけダレる。
そのあとも民族っぽいリフが出たり変なブレイクが入ったりするがそんなに…
後半、一瞬だけいきなりロカビリーっぽくなるのは面白い。

9.Uoredoms ★★★
なんか普通のオルタナっぽいメロディが一通り流れたあとにタメと轟音が延々と続き、
その後は民族音楽っぽい怪しげなメロディを軸にひたすら続く曲。
もう何回民族音楽っぽいって書いたかわからないが、この曲は一際その要素が強い。
後期から今に至るまでのBOREDOMSの太陽崇拝路線の原型的な一曲。

10.B for Boredoms ★★★★
アルファベットの掛け合いに続いてBOREDOMSには珍しいぐらい標準的なオルタナポップが飛び出す一曲。
ひたすら暴れている印象がある初期〜中期BOREDOMSだが、
案外こういうのを作らせてもうまかったバンドだったのだ!って感じ。
ここら辺のバランス感覚が改めて見てみると絶妙。アルバムとしてもいいアクセントになっている。

11.EEEDOMS ★☆
ノイジーなイントロからいきなりクリーンでポップなギターが現れ、さらにはスパイ映画のサントラ風のラッパも現れ、おっ!と思うも
その後はもしかして適当なんじゃないかと思うぐらい山場無く続く曲。
アルバム終盤の箸休め的な存在か、と思いかけたところでいきなり轟音が流れ出す。
盛り上がるまでが長すぎ…。
320名無しのエリー:2012/02/28(火) 19:01:46.81 ID:rflggvJW0

12.Smoke 7 ★★★★☆
奇声というより単なる変な声から始まって、7曲目と似たようなイントロが流れ出す曲。
曲の展開的にも7曲目と対になっているような感じ。ギターの旋律がなんともキャッチーで印象的。
曲の構成もかなり良く出来ており、かなりいい感じにテンションが上がる曲。7曲目と並ぶアルバムの利き所だと思う。
ちょっと短いのが惜しいが、そこも含めての曲構成か。因みにこの曲の印象的なギターリフは『Soul Dischage 99』のCD盤に入っていた
「Songs Without Electric Guitars」という曲で使われていたものと同一です。

13.Turn Table Boredoms ★★★☆
ちょっとだらけたイントロから轟音オルタナを経て架空言語ラップに辿り着き、最終的に奇声合戦になる曲。
なんかこの曲はEYEさんと吉川さんの掛け合いのためだけにあるような曲だなーと思う。
後半でもなかなかカッコいい轟音展開が待っているのだがぶっちゃけ途中の奇声合戦が面白すぎてそっちの印象が薄いw
個人的には途中で一瞬だけ架空言語ヒップホップになるのがとても好き。

14.I'm Not Synthesizer (YPY?) ★★★★☆
ギターの変てこな旋律を軸にこれまた民族音楽っぽく展開し、そこからかなり全うなオルタナに辿り着いたかと思いきや
後半でまた民族音楽っぽいようでそうでもないような形容しがたいセッションに突入する曲。
音の出る玩具が出していると思われるキッチュで不気味なリズムが激しく印象的。
前半に出てくるかなり全うなオルタナっぽいギターリフがかなりかっこよい。あれしか使わないなんて勿体ねー。
全体的に不気味かっこよく仕上がっており、コンパクトにまとまっていて好印象。

15.Now Dom Go Synthesizer Way (WHY?) ★★☆
すっかすかなイントロから架空言語ラップを経て9曲目っぽい轟音民族音楽風の曲になり
一休みしてテンポ速いパンク風の展開になって手拍子を入れて一休み、パンク再開。
また一休みしたかと思いきや鉄琴登場、そのまま鉄琴の音に合わせてパンク再開…と思いきやグダグダになって終了。
鉄琴とテンポ速いパンク風の旋律が融合するところは鳥肌立つぐらいかっこいいのにそれは一瞬で終わるし
アウトロはグダグダしすぎだし正直何故これがラストなのか…。
321名無しのエリー:2012/02/28(火) 19:02:27.63 ID:rflggvJW0

総評:★★★★☆
ボアダムスの…何枚目だ?フルアルバムとしては4枚目?でいいの?まあそんな感じ。
カレッジチャートで10位に入り、ボアダムスの初期〜中期ハードコア路線の中でも一際有名な一作。
ボーカルは最初から最後まで意味不明な奇声、そして曲もどこにも着地しない意味不明な轟音オルタナ、といった趣で
とりあえず感情移入を音楽の評価の基準にする人にとっては地獄のような一枚に仕上がっている。
まず最初に、曲レビューでも何度も書いたように全体的に民族音楽からの影響がかなり色濃く感じられる。
何回民族音楽って書いたかわからないが、正直全曲にそう書いても構わない。
(いちおう)前作である「POP TATARI」にも民族っぽい曲はいくつか入っていたが、そこからもう一段階進んだ感じ。
そしてもうひとつは、曲の構成がかなり凝ったものになっていること。
かなりメリハリが利いた展開の曲が多く(逆にどうしようもないほどグダグダな曲もあるけど…)、
特に7曲目で見せた途方もない構成力はこれ以前の作品にはなかったものだと思う。
このあとBOREDOMSは「SUPERROOTS 5」などの実験作を経て太陽崇拝トランスに傾倒していくが、
もう既にこの時点で1曲目の曲構成や6曲目のメロディからその兆候を感じ取る事ができる。
このバンドにとってはある意味ターニングポイントになったであろう一作。
ハードコア路線のボアダムスを初めて聴く、という方はこれと「Soul Dischage 99」を聴くことをオススメします。
ちなみにEYEさんと一緒に元気に絶叫していた吉川さんはこのアルバムを最後に脱退します。
322名無しのエリー:2012/02/29(水) 01:07:12.80 ID:e8PRmebk0
>>311 >>317
乙 乙です
323名無しのエリー:2012/02/29(水) 17:09:42.18 ID:sPtah0mS0
ありがとうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
324名無しのエリー:2012/02/29(水) 19:06:12.16 ID:oPGpkzHW0
Tommy february6&Tommy heavenly6お願いします
325名無しのエリー:2012/02/29(水) 19:13:23.31 ID:PQ+4f1T6O
2作連続で良いレビューが続いてますな
326名無しのエリー:2012/03/01(木) 19:00:12.42 ID:npmgQ1C10
その前はダメだってか
327名無しのエリー:2012/03/01(木) 22:45:21.30 ID:sHpX/gxe0
いつもの批判だけする奴だろ
328名無しのエリー:2012/03/03(土) 07:14:12.39 ID:ogUKV2vX0
どなたかLIV MOONのレビューをお願いします。
329名無しのエリー:2012/03/03(土) 07:43:54.35 ID:Av4SDJMN0
FUZZY CONTROL/ファジーコントロール 3rd アルバム

01.モナリザ ★★★★
こんなに3人の息があった演奏はいままでのファジコンにはあんまりないと思います。
完成度も高いですよね。最初の曲にえらんだのは正解。ドラムに様々な表情があって本当にいい。
こんな調子で解散せずに、多彩に幅をきかせていってほしいな。

02.twilight ★★★☆
ちょっと暗げな雰囲気の曲。センチメタル自立ての佳曲。ポップなアクセントを入れずに、
今風な曲展開で勝負してるところに、このバンドの筋が伝わってくる。
でもギターの音色が一本調子。もうちょっと硬派なサウンドだったらよかったかもしれない。

03.easy beat ★★★
アッパーな調子かとおもいきや、ここでうって変わって、しんみりした味わい。
雨の日とかに聴くと、傘さしてルンルン行進してみたい(ちょっと女々しいな)
かなりJUONの表現が広がった。ベースは引き加減をおさえ気味。

04.STAY ★★★
全体的に乾いた印象。歌物で、歌詞はシリアス。
ラブソングなのに力強くうたっているのが印象強くていいね。

05.翼 ★★★★☆
なんか泣けてくる。無駄なエフェクトを入れずに、演奏だけで勝負している。
ベースの叙情的な趣きが、この曲の個性をひと際目立たせている。
ドラムもただでは終わらないようなリズムなども挿入していて抜け目がない。

06.baby of sun ★★
レッチリっぽいかな。あんまり印象に残らないかな?
なんか足りない感じ。
330名無しのエリー:2012/03/03(土) 07:49:26.55 ID:7rdUt2AQO
ガーネットクロウお願いします
331名無しのエリー:2012/03/03(土) 08:00:46.08 ID:Av4SDJMN0
07.i wanna be ★★★★
スカスカだがグルーヴが滲み出てる。コード進行のすっきりしたひたむきが
儚い。クラプトンにサイケが乗っかかったようなひねくれた曲。初見でも面白い。

08.senseless motion ★★★★
ダンスチューンだが、ベースラインが全体的に目立っててバンドサウンドとしても
とても安心のできる緻密なドラミング。ただでは終わらない。ポップはポップで割り切ろうとしない
ファジコンの音楽に対する真面目さがちゃんと出ている。曲の細部においてこだわりが深い。

09.against this love ★★★★
言葉では言いあわらせなッイィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!
スカっと&爽やかな爽快感で俺の心は満ち溢れてるぜぇぇぇぇ!!!!
ドドドドドドドドドド

10.talk about you ★★★★★
やっときたか。一番完成度が高いかも。モナリザより断然かっこいい。
歌詞では仕掛けがないとはいってるが、様々な仕掛けが曲全体に施されている。
不可思議でトリッキーな歌詞と見事リンクしてる。
332名無しのエリー:2012/03/03(土) 08:17:16.36 ID:Av4SDJMN0
11.too much ★★★☆
そこまで特筆すべきところはない。カッティングがいいので
そこだけ聞けばいいと思います。あとベースの演奏。

12.transfer ★★☆
一本調子かな、中盤が凄すぎたせいか、あんまり印象に残らない。
が、単発で聴くと哀愁が以外とある。サビのコード進行は親しみがあり
耳障りにならない。じっくり聞くことによって表情が変わる。

13.wave sound ★★★★☆
ムーディっぽくもあるが、どこか不安定でキャッチーなひねくれた音が漂わせる懐かしい感じ。
やりきれない気持ちやどうしてもこみあがる嫌気や不快な気分に聞くと、
ものすごく感動してしまいそう。そんな感じの佳曲。

14.見えない想い ★★
いろいろあるんだよ。多分。
・・・・・疲れた。

総評:★★★
少々聞き込みが必要なバンド。初見でボーカルの声にはかなり抵抗あるけど。
それを補えるほどの、技術やセンス、グルーヴ感覚は抜群に備えられている。
マニュアル通りじゃなくて、理論から少しズレたような感覚も兼ね備えられているから
良さが分かれば分かるほどクセになっていくアルバム。
洋楽っぽいが、洋楽ファンが必ず好きになるというバンドとは保証できないので、過度の期待は
しないほうがいい。あくまで個人の意見ですがね。
333名無しのエリー:2012/03/03(土) 08:20:59.33 ID:Av4SDJMN0
あとのファジコンのアルバムのレビューは任せた。
ほな寝るわぼけぇ
334名無しのエリー:2012/03/03(土) 08:59:59.79 ID:Av4SDJMN0
ファジコンもPANTERAみたいなバンドになってほしいなぁ
335名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:45:05.65 ID:m6laheEM0
The beginning/絢香

1. はじまりのとき ★★★★
ピアノで静かに始まるバラード。入りで一度下げてから持ち上げるサビメロの高低差がいい感じ。
ついにほぼ全曲単体名義で作曲するに至った今作だが、取り敢えず作曲については何の心配も抱かせない出来に思える。
かつては音楽塾時代の講師・西尾との共同作業だったが、一人になったら何故か曲が良くなった。西尾…。
ちなみに同じ音楽塾出身のYUIにはデビュー時に楽曲提供を断られている。西尾…。
歌詞は結婚や闘病という背景を思わせる内容だが、一人称を「僕」にしたことで作り話感が出てしまったように感じる。
歌い方は相変わらず仰々しく、歌詞が割と普通なことも相まって、安い脚本の愛憎ドラマでオーバーな演技を披露するようなドヤ感が出てて
ちょっと引き気味にさせられる。ただ、デフォルメ過剰とはいえ演技自体は上手いし、ダイナミックなメロディに乗せて力で持っていけてるのでは。
復帰第一弾シングルだが、再始動という事よりも今から始まるという事を強調しており、個人的にもこれでデビューだったら良かったのにと思う。
西尾にしたらまだまだ三日月とか歌ってくれというところなのだろうが、今振り返るとあれも小節数が半端でせわしないし、
ほぼ間奏なしの歌いっぱなしで、早足バラードとでも言うべき変な曲だったんだよな…。絢香はじまったな、と言われるのを期待して作ったと思われる曲。

2. Hello ★★★
今作では数少ない、明確にアップテンポな曲。出だしのカッティングは勢いがあるが、ブレイクを挟んで大味なリズムパターンに変貌してしまう。
サビでギターの勢いは帰ってくるがドラムはどっしり。間奏の三拍子のとこではドラム派手だけど。全体的にディレイ多めのギターがV系っぽい。
歌はさすがに起伏をつけて歌っているが、どうも発音がイ段に寄って聞こえる。Helloがヘイロウになるまでの過程が分からない。
しかし作曲は手堅く、Aメロでは音数少なめにしてサビで音符を密集させる盛り上げ構図を作っている。特別に秀でてる感じでもないけど、
我の強そうなイメージに反して普遍性のある曲を書いてる。逆にもっと独り善がりでもよかったんじゃないかと思うくらい。
歌詞は語彙が普通で組み合わせも意外性が無く、ほぼ印象に残らない。これももっと装飾してもよかった気がする。
336名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:46:08.21 ID:m6laheEM0
3. アカイソラ ★★★★
スティービー・ワンダーの「Isn't she lovely」とかそれ系統のシャッフルのポップス。いきなり渋くなる。輪郭のぼんやりしたオルガンと
効果音的なほわほわしたキーボードが心地良い。サビの締めのメロディ展開やDメロでの三連符の盛り方など、作曲もいい感じ。
シンプルに生演奏主体で仕上げているが演奏の質が高く、歌も仰々しく片っ端から埋め立てたりせずに切れ目を意識してるので聴き心地が良い。
絢香が何となく書いた曲をアレンジャーが無理矢理大人っぽく仕上げた感じではない。ちゃんと書いてる。同世代のシンガーソングライターが
あまり扱わないジャンルの曲が作れるのは強みだと思う。楽曲の印象に反し歌詞は悲観的。今作で一番まったりした雰囲気の曲だと思うが。
この人は癒し系の詞を書く印象が無いが、それを改めて思い知らされた感じ。

4. The beginning ★★★
またも絢香はじまったな曲。1stのオープニング曲も「Start to 0」という曲名だった気が。絢香はじまりすぎ。
後になってこれぞ始まりの曲って感じの曲が出来た時、ちょうどいいタイトル残ってなさそう。「エネルギー」とかそういう普遍的なタイトルも、
安易につけると20年以上後に必要になった時「エネルギヤ」で妥協する羽目に。しかも曲中での発音はエナジーにしてたのに。
それはさておきこの曲はさあ始まるぞという元気な感じではなく、ああ〜ああ〜と気だるいコーラスが重なるアンニュイなスローナンバー。
歌詞はどちらかというとリスタートといった感じで、全部脱ぎ捨てて裸になれば生まれたままの姿になることすら忘れていたよ、という内容。
いろいろ内包させようとしすぎて抽象的になってるのかもしれないが、単純な感想としては本気歌唱で情感たっぷりに歌う内容でもない気が。
本気ゆえの馬鹿馬鹿しさとでも言うのか、バカリズムの「贈るほどでもない言葉」みたいなものを感じる。
337名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:47:04.75 ID:m6laheEM0
5. HIKARI ★★
概ねR&Bっぽいが、サビ前で加わる歪んだギターでの激情テイストが安直すぎてちょっと引く曲。曲としては全体的には悪くないが、
コード進行がベタなせいか露骨に歪ませすぎてるせいか、サビのギターが何とも古臭い。R&Bで貫徹したらよかったのでは。
と思ったらアウトロでは男性が何か英語喋って、いかにもR&Bな雰囲気に引き戻してた。R&Bの中でも需要があるのか分からん要素だけど。
歌も上手いんだが、昔のほうが力強い低音出してた気が。高音域は元々そんなに得意な印象なかったけど。

6. 空よお願い ★★
またもやピアノと歌から入るスローナンバー。まあ得意なんだろうし、時間の無駄みたいなお役所仕事のイントロ聞かされるよりは
こういうスッキリした作りのほうが曲に入りやすいんだが、配分は考えたほうが。作曲の内訳が歌メロ制作に集中し過ぎてるというか、
色気のない作曲ぶりに思える。あまり広い音域を使わない曲にしたことで、つけ入る隙のない歌いぶりに。元々表現力で勝負するタイプだし、
シンプルなメロディをいかに歌い分けるかという点にかけてはさすがの実力。平凡なメロディをごたいそうに歌ってみせてるだけ、と言い換えると
急にウザイ感じになるが、まあ個性だろう。ところでこういう空に昇った人に歌いかける曲を聞くといつも思うのだが、もし本当に空から故人が
見てるとすると、普段どれだけ仏壇に手を合わせてるとか、足繁く墓参りしてるかとかも全部見てくれてるから特に歌わんでいい気がする。
逆に普段思い出しもしないのにこちらに都合のいいタイミングできれいな歌だけ届けようとしてもどうせ全部バレてると思う。
338名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:47:53.99 ID:m6laheEM0
7. 繋がる心 ★★
重いテンポと重いテーマが続いたところで息抜きの軽快ポップス。愛は重いけど。タイトル的にみんなの心を繋げよう的な詞かと思ったら、
あなたと繋がる心がまっすぐな道を作り出すという内容。特筆すべきことでもないと思ってスルーしてたけど、ここまでも「あなたとなら」とか
「あなたがいれば」みたいなのを執拗に繰り出してきてるので、もはやオノロケとかの次元でない気がする。そこまでKAGEROUに依存するのか。
むしろ、彼以外全員敵に見えてる、という見方をするほうが自然なのかも。そのほうが色々合点がいくし。
ところで彼女の道は曲がりくねったものかと思ってたが、得るべき人を得ればまっすぐになるものだったのだろうか。

8.THIS IS THE TIME ★★★★
ピアノに乗せてフェイクするイントロでまたかと思わされるが、ここからシングライクトーキングみたいなAORになる。
これはカッコイイ。こんなの書けるのか。Aメロからリズミカルな歌メロになってて歌うの難しそうだが、スムーズに乗りこなしてる。
サビも単に大声張り上げるのではなく、内に秘めた決意が自然に滲み出るような奥ゆかしい感じになってる。前より表現力が増してる印象。
書けたとしてもなかなか格好良くは歌えないような曲だと思う。シンガーソングライター絢香の可能性を見た曲。
作詞より作曲のほうが間違いなく得意。唯一気になるのがサビ後半の高音パートが細いうえに発音も不明瞭なことか。
曲としては良いんだが高音は絢香の得意音域でない気が。声域を把握したうえでの作曲という面では西尾のほうが出来ていたのかも。
339名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:48:23.81 ID:m6laheEM0
9. そこまで歩いていくよ ★★
もうピアノから始めるのやめませんか?今作に非常に多いしっとりしたスローナンバー。単体で見れば決して悪い曲ではないが被り方が…。
テーマが違うとか色々な理由で絢香本人にとっては各曲が立ってるのだろうが、詞が体裁を取り繕いきった上での商品という感じなので
イマイチ印象に残らない。投げやりになったり身も蓋もないことを言ったり人を見下したり性欲見せたりしなさすぎ。
概ね大多数が自然に聴ける模範解答みたいな詞ばかり。勿論、本当にそういう人なら問題ないんだけど、さすがに無理があるし、
人はどう思おうと私はこう思う、をもっと押し出したらいいのでは。事務所に黙って結婚した時の決意とか色々背徳的なテーマありそうだが。

10. 笑顔のキャンバス ★★
流れに沿って大人っぽい、ややアッパーなポップス。前向きだけど神妙な面持ちで重いテーマ歌ってる感じの曲が多い今作だが、この曲は
詞も割と肩の力が抜けた仕上がり。曲の作りもカノンコード頼みでざっくり作った感じで、あっさりしてる。ほぼ予定通りといっていい空気曲。
単体をバラで聴くなら優先度の低い曲だが、通して聴くならコレをとばすとかなり息苦しい曲で埋まってしまう。必要悪。

11. Magic Mind ★★★★
4つ打ちで始まるリズミカルなポップス。ピアノかキーボード以外で始まる数少ない曲。作曲はやっぱり上手い。憂いのあるAメロから
割とありがちで明るいキャラクターのBメロに繋がり、サビは宇多田が書きそうな陰のあるメロディになる。やっぱり資質は作詞家より作曲家。
間奏のコーラスなんかもいつもの押しが強い感じじゃなくて、たおやかな雰囲気。本人のコーラスなのかは分かんないけど。
歌の表現も芸が細かいが、爆発しきらないというか、最大声量も昔のほうがあった気がする。今くらいのほうが聴きやすいとも言えるけど。
340名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:49:04.73 ID:m6laheEM0
12. キミへ ★★★★
コバタケに曲もらってる時のSalyuって感じのミドルテンポ。今作の他の曲でも見られたが、サビでもう一度仕切り直し感を出すというか、
いったん低音に行くメロディ展開が印象的。シンガーソングライター絢香の個性と言っていいかも。遅い曲ばっか書いてるけど、
このくらいのテンポでもいい曲書いてる。バラードのほうが歌い慣れてるからこういうバランスになったんだろうけど。
詞は普通。それが個性。Salyuとの間に歌い方の共通点も無くはないが、Salyuのほうがまんまというか、よそ行き感が薄いむき出し歌唱かも。
低音がもう少し出てればもっと良かったが、この時点でも詞を聞き流してなお良曲といえる出来。むしろ詞は是非他人から貰って欲しい。

13. やさしい蒼 ★★★
やはり締めはピアノ主体のスローナンバー。誰かの曲に「蒼く優しく」ってのがあった気がするが、それへのアンサーソングという訳ではなさそう。
曲はアンジェラ・アキとかが書きそうな王道盛り上げバラード。歌も上手いし聴きがいがあるはずなんだが、どうにも詞に引っかかりがなさ過ぎる。
言葉尻に本音の気配ひとつ残さない徹底管理ぶり。この優等生キャラを貫くのにも並々ならぬ苦労があるんだろうけど、でもねえ…。
何よりも周りから良く思われることを重んじるという姿勢は好みの分かれどころ。漂流教室でいうところの大友君か。
341名無しのエリー:2012/03/04(日) 00:50:41.75 ID:m6laheEM0
総評 ★★★
自称シンガーソングライターから名実ともにシンガーソングライターへと進化した印象の、絢香復帰第1段。
歌の面では力強さが若干失われたかわりに、表情が以前よりさらに細分化された印象。全体では上手くなったと言っていいのでは。
ただし基礎体力が落ちてるので成長がここで頭打ちになる可能性もあるかも。一応表現の可能性自体は無限大だと思うんだが、
おどけた感じとか捨て鉢な感じとかで歌うのはこの人の選択肢になさそうなので、いわゆる誰が聴いても上手いと思う王道を
ひたすら極め続けるしかない印象。もう既に技術的には上手いので、大変身が待っているとは考えにくい。
作曲はかなり期待できる。こちらもやはり邪道嫌いな本人の嗜好がはっきり出てて、イジりにくい生真面目な曲が多いが、
年齢を考えたらこのくらい曲が書ける人は貴重。なに調子こいて作曲とかしちゃってんの、と言われる人ではない。絢香のほうが言う側。
ただピアノで始まる曲ばっかり9曲もあると頭出しで識別しにくいし、イントロ聴いた瞬間のキター感が薄いとは思うけど。
大体において歌も作曲もこなしてるから概ね聴き応えがあるんだが、一番伸びを期待できるのはやはり作詞に思える。
自分の深部をえぐってさらけ出すような自己表現をするより、自分が作りたいイメージを幾重にも厳重に築こうとしてる印象。
それは前からそうだし、そういう個性だという事でいいと思うが、面白い事を言うでも、普遍的なテーマで感動させるでもないとなると
技術の持ち腐れ感が強くなる。伝えたいことを伝えるために上手く歌いたかったのか、プロになるために上手く歌いたかったのかの部分で
彼女の動機が前者だと思う人はあまり多くなさそう。上昇志向の塊であることは歌唱技術や作曲技術の伸びぶりから充分伝わるんだが。
総じて手堅いが、その一方で技術は大人、心は子供というキャッチコピーが合いそうな面もある一枚。一聴目から通しはやや重いし、
全体の流れを作り込んでる感じでもないので、聴き易い曲から聴いていくのが吉。「あたし」のYUIと「僕」の絢香、とでも言うべきか、
自己表現にかけるアーティストのファンには向かないかも。あと西尾ファンにも不向き。
342名無しのエリー:2012/03/04(日) 01:49:28.04 ID:AEFPJuM+0
KAGEROUワロタw
343名無しのエリー:2012/03/04(日) 08:08:19.80 ID:D2xAhPy50
デビュー〜三日月ぐらいの癖の少ない歌い方が許容範囲内だから、今の絢香はもう無理だな
女版西川みたいなもんだけど西川はなぜか許されるという風潮
344名無しのエリー:2012/03/04(日) 22:13:43.69 ID:kb3sLmFG0
絢香は詩がなあ
345名無しのエリー:2012/03/05(月) 08:34:36.56 ID:WfIC2Z4a0
>>341 久しぶりに乙です。
346名無しのエリー:2012/03/06(火) 10:13:10.38 ID:lGw8zxQD0
>>341
乙です。こっそりKAGEROUネタ仕込みやがって・・・w

ようやくほしかったアルバム買ったのでレビューします。
V系でメタル要素強いので、苦手な人はごめんよ。


MASTER OF ROMANCE / SADIE

01. imaginary creatures ★★★★
叙情的なピアノウィスパー気味の歌唱が、硝子細工のようにきらめくバラード。
こういう叙情的な一面もあることにまず驚いたが、
なにより、オリジナリティを出そうとしている一面がちゃんと見えているのが良い。
347名無しのエリー:2012/03/06(火) 10:15:26.90 ID:lGw8zxQD0
02. Ice Romancer ★★★★★
先行シングル。ここでもまさかのメロスピ要素導入。
しかもちゃんと叙情性を保っているとはどういうことだ!?
グロウルも進化しているのが手に取るようにわかるしな。
クリーンの弱点はまぁ・・・これは総評で述べるか。
この路線をこっそりと忍ばせるのも悪くないな。
本当はギターソロも突っ込んでほしかったが、これはこれで悪くないな。

03. 心眼 ★★☆
・・・と、思ったらなんでVULGARになるんだお前らorz
まだモダンリフ使ってオリジナリティ出そうとしてるからまだいいけどさ。
そして、真緒って実はスクリーチ苦手なのな・・・。ガテラル嫌いなのかな?
そっちの方がらしい感じになりそうな気がする。

04. VARTUAL FAKEMAN ★★★
ほほう、インダスダストリアルの要素まで取り込もうとしますか。
(いや、どちらかといえばhideだけどさ。メロディの展開が・・・ね)
ただ、若干ポップなBメロが真緒のグロウルで邪悪になるアンバランスが逆に味になるね。
パンキッシュな歌い方は好みが分かれるかな。個人的にはあと一声ってところ。
ドラムもどうせなら心眼みたいな音にしても良かったかなぁって。
348名無しのエリー:2012/03/06(火) 10:16:55.49 ID:lGw8zxQD0
05. Scarlet ★★★☆
若干叙情性を出しつつあるスローチューン。
グロウルなしでクリーンがクリーンでもちゃんとそういう空気を出せるのは
まだまだ伸び白がある証なんだろうな。ライブで化けていることを祈ろう。
ただ、ラップが棒読みなのがなぁ。彼らの実力ならもうちょっと何とか出来ただろうに。

06. アゲハの亡骸 ★★★★
エレクトロニカを導入したバラード・・・かと思ったら凶暴性が顔を出してビックリした。
基本は静かなバラードなんだが、所々でグロウルが出てくるので、
なんだかメタルコアというよりスクリーモに近いアプローチに思えてくる。
これはこれでありなんだが・・・ポエトリーリーディングは邪魔かな。

07. Crimson Tears ★★★★☆
PVのアレっぷりが話題になったシングル曲。
やっぱり楽曲はあのバンドっぽいところが散見されるのが残念だが、
それでもメタルコアらしい強靭なリフは彼らの武器として機能しているな。
メインリフも結構熱い展開を見せてくれるしね。

08. 陽炎 ★★★★☆
後にシングルカットされた楽曲。
割とモダンなリフを多用しており、サビも今っぽいところがあるな。
こういうキャッチーな歌も歌えることに驚いているんだが、
それが様になっていることにも驚きだわ。
349名無しのエリー:2012/03/06(火) 10:18:56.24 ID:lGw8zxQD0
09. Parasite scene ★★★☆
ジャジーなイントロが流れたので再生したCDを間違えたかと錯覚。
多分、マリリン・マンソンが大好きな人ならニヤリとする展開だろう。
若干スローなシャッフルビートを用いながらも邪悪さを忘れないのはさすが。
グロウルとクリーンのユニゾンが結構癖になる。

10. Grieving the dead soul ★★★★
今度はハードコアテクノも取り入れたか。モダンキッズなら歓喜だろうよ。
ボコーダー加工した声も妖しく、さらには機械っぽく加工したグロウルも
画面から飛び出すゾンビをイメージさせてくれるのがいいな。
サビは往年のハードロックを連想させる爽快なクサさがある。

11. Swallow Rain ★★★
ようやくいわゆるV系と呼ばれるようなタイプの楽曲が到着。
2曲目を髣髴とさせる叙情性と郷愁性が滲み出ているのがいいな。
ただ、中盤のグロウルで突然疾走し、空気を壊すところがちょっと不可解。
しかも疾走具合がすごく中途半端。走るならもっとパワーがほしいわ。
350名無しのエリー:2012/03/06(火) 10:20:16.18 ID:lGw8zxQD0
総評 ★★★☆
Sadie通算5枚目、そして、本人たちにとっては初のフルレングスアルバム。
これまで散々Dir en greyのクローン扱いされてきた彼らであったが、
このアルバムでようやく自身の個性を出し始めて、なおかつ叙情性にも目覚めたのは
彼らの成長にとっては非常に大きい意味を持つであろう。
単にキャッチーなだけではなく、真緒のグロウルも成長しており、
より凶暴性がパワーアップしているのでこのまま本格的なメタルコアに
突入しても成長できそうな期待を寄せても良いように思える。
欠点はまだまだDir en greyの影響が大きすぎること。
特に真緒のクリーンが顕著で、『MACABRE』〜『Withering to death.』時代の
京のクローンと呼ばれても仕方ないほど似ている発声法はどうにかすべきだろう。
後にリリースする「COLD BLOOD」でもその癖が抜けていないので、
いち早い彼らしい歌声を模索したほうが、今後の展開としては楽になるだろう。
Sadie初心者ならこれと「COLD BLOOD」を聴いて判断してみるのも良いかもしれない。
351名無しのエリー:2012/03/07(水) 00:26:13.63 ID:aNOp/o1E0
乙です
352名無しのエリー:2012/03/07(水) 01:02:40.50 ID:oUTXsAPX0
>>350
乙。Ice Romancerのシングルだけ聴いたことあるけどディルとメリーを足したような印象だったなぁ。
353名無しのエリー:2012/03/08(木) 15:29:38.69 ID:r2bElkDd0
乙です。
この程、MONKEY MAJIKのニューアルバムが発売されました。

Somewhere Out There / MONKEY MAJIK (2012年3月7日発売)

1.Headlight ★★★★★
15thシングル。東北笑顔プロジェクトのインフォマーシャルCMソング。「震災でいろいろ辛いでしょうが、まあ頑張っていきましょう」みたいに第三者目線だったり、
「東北頑張れ!」みたいにあまりにもストレートすぎる内容の震災ソングはごまんとあるだろうが、この曲はそういうのとは訳が違う。仙台で被災した彼らが被災者目線で歌詞を綴り(しかも被災者の中でも彼らにしか考えつかないような)、
「音楽でこそ伝えられること」を豊富に盛り込んだ作品。基本はバラード調だがすこしHip-Hopの要素を含んでいるようなアレンジも、独創力を感じさせる。
ひとつだけ難点を挙げるとすれば、「サビよりほかの部分(Aメロ、Bメロ、大サビの直前)がお気に入り」みたいなことを言う人が多いことだろうか。でも決して流れとして失敗ではないし、それだけ至るところに彼らの想いがこもった曲なのだろう。
震災以外に、聴く人各々の辛い経験に拡大解釈してもいいと思う。

2.Black Hole ★★★★★
アップビートでダンサブルなナンバー。最近はスローな曲が多めだった彼らなのでたまにこういう曲を持ってきてくれると嬉しい。「苦悩にとらわれる」のを「ブラックホールに吸い込まれる」様に喩えた内容。
英語中心の歌詞の中に所々入ってくる日本語のアクセントが面白い。彼らの洋楽とj-popの壁を崩壊するスタイルを改めて感じられるような曲。

3.ホワイトノイズ ★★★★
Hip-Hop調。中盤のBlaiseのラップ部分がクール。アウトロまでかっこよくまとまっているのだが、全編英語詞なのに曲名がカタカナなのは何故?

4.U.F.O ★★★★☆
もしも宇宙人と交信ができたら・・・みたいな壮大な仮想を描いている。インディーズ時代の彼らに戻ったかのような独創的な内容だが、アレンジが格段に凝っている。ドラムがこの上なく曲調にマッチしている。
354名無しのエリー:2012/03/08(木) 15:31:09.62 ID:r2bElkDd0
5.Go with U ★★★
エレキギター中心のストレートなロックチューン。彼らの英語の曲としては可も無く不可も無くレベルだが、こういう素朴な曲を挟んでくることでうまい気分転換に。

6.RAIN ★★★★☆
最近の彼らにしては変り種も変り種、アンニュイで奇妙な流れの曲。歌詞の密度が低くゆっくりと時間が過ぎていくようだが、不思議なくらいスッと聴く側の心に染みる。
DICKの骨太なベースもかっこいいし、個人的にはかなり気に入っている。

7.足跡 ★★☆
過去を振り返りつつも、希望をもって未来へ進んでいこう・・・という応援歌。しかしなんとなくありがちな中身。
彼らは以前からこういう曲はつくってきたし、このアルバムの中では新鮮味が薄い方だと思う。Aメロがすこし単調なのと、これなら1箇所くらいMaynardソロのパートを作ったりすればもっと良い出来になったのではと思う。
新譜(M2〜M7)のなかでは個人的に一番微妙だった。

8.My Home Town ★★☆
小田和正氏のカバー。ピアノ中心でスローな本家とはまったく違う、アップテンポなロックチューンになっており、イントロや間奏部分に即興的なラップを挿入と、なかなか大胆なアレンジ。しかしそのわりに最終的な仕上がりは曖昧な気が。
ちょっと軽すぎるというか。でもこのアルバムに紛れると不思議と自然に聴こえる。
355名無しのエリー:2012/03/08(木) 15:34:28.65 ID:r2bElkDd0
9.トビラ ★★★★
M-1のカップリング曲。Maynardメインのシンプルな応援歌。シングルで聴いたときにはほとんどダブルA面と呼んでしまっても差し支えないほどのクオリティだと思ったが、
アルバムの終盤では少し地味に聴こえてしまう。

10.HERO ★★★★★
16thシングル。大切な人との様々な日常を、今までありそうでなかったような王道なメロディにのせたバラード。
そのメロディを生かすためにリズム隊の演奏はいたってシンプルであるが、味がある。
アカペラから始まってドラマチックに展開しており、後半の盛り上がりは彼らの全楽曲の中でも一、二を争う迫力。大サビが近づくと聴くたびに涙目になってしまう。

11.木を植えた男 ★★★☆
震災直後に作られた曲。タイアップしたアニメーション作家フレデリック・バック氏の作品に由来する曲名だが、震災にも重ね合わせ、当たり前の日常を改めて見つめ直すという歌詞。
内容的には文句なしで満点なのだが、この深いテーマで4分足らずは短すぎやしないかと。メンバー全員一番大変な時期だったから仕方ないといえば仕方ないが。あとサビの締め方が微妙。

総評:★★★★☆
彼らは東日本大震災を身をもって体験し、一般人に交じって売名ではないガチでのボランティアをやってきた(まあドキュメンタリーを組まれたりしたことで売名につながった部分がゼロではないだろうが)が、
そんな彼らがこの節目の時期に発売した最新のオリジナルアルバム。平均して満点かそれに近い評価が多くなってしまったが、これは決して震災にこじつけたつもりはない。(直接的につながっているM-1はともかくとして・・・)
原点回帰したようなロックチューンとか、「インディーズ時代の曲の方が好き」みたいに思っているような人は絶対気に入るであろう独創的なナンバーとか、そのうえでいつも通りの曲もありで、
ミュージシャンとしての幅が大きく広がったと思えた。演奏技術よりもっと大切なものを彼らは持ち合わせていると改めて感じさせられた一枚。
なお、Maynardメインの曲が2、3曲しかなかったのが個人的に唯一心残りなところ。
(★2点、☆1点の10点満点。)

またも駄文でごめんなさい。
356名無しのエリー:2012/03/08(木) 22:49:19.08 ID:57JzSHtO0
>>240
357名無しのエリー:2012/03/09(金) 01:20:34.73 ID:inLy2tkI0
>>240 乙です

タコに続く「山崎春美とその周辺」第二弾!第三弾はたぶんないです

ガセネタ 「Sooner or Later」

1.父ちゃんのポーが聞こえる(LIVE) ★★★☆
いきなり音悪っ!これはこのCDに入っている曲全てに言えるのだが
どこまでが計算で、どこまでが即興なのかさっぱりわからない。
もうこれでもかって感じで弾けまくってる。特に浜野さんのギターがすげえ。
何気にベースも下手とか上手いとかを超越した謎の効果を出しており、かなり引き込まれる演奏。
山崎氏によるヴォーカルは無しで、インストバージョン…かと思いきや
よーぉぉぉぉく耳を澄ましてみるとボーカルがうっすらと聞こえる。

2.◎?△□! ★
音合わせの即興セッションと思しきもの。それにしちゃできすぎた曲だ。
ボーカルはただひたすら「らりるれろ」としか言ってないwやたら短いのが残念。
358名無しのエリー:2012/03/09(金) 01:20:55.10 ID:inLy2tkI0

3.雨上がりのバラード ★★★
イントロのギターの鳴りがかなり衝撃的。
「もう何にも喋る気がしない 公園の陽だまり」という歌いだしもかなりイカレている。
山崎春美の息切れ喚き散らしボーカルもかなりかっこよくキマっている。
ひたすら同じフレーズを繰り返す構成のため、聴いていると妙な酩酊感に襲われる。
ちなみにぜんぜんバラードではない。

4.雨上がりのバラード ★★★★☆
基本的には同じ。
しかし前のトラックのテイクよりもギタープレイがより凶暴になっている。
本当にどうしたらこんなギター弾けるんでしょうか?自分にはまったく見当もつきません。
あと、こっちは若干テンポが速い。ラストの加速展開もこちらのほうが迫力がある。
というわけで、どっちが良いかと聴かれたらこちらのテイクのほうに軍配が上がる。

5.社会復帰 ★★★★★
ここまでの曲よりもわかりやすくパンクロックしている印象がある曲。
山崎春美のボーカルパフォーマンスも他より少しまともな感じ。
これもギターの音がキチ入ってる。中盤で始まるギターソロなんか何もかもが無茶苦茶すぎて本当に困る。
最後の方ではリズム隊もかなり無茶苦茶な動きをしていてかなりカッコいい。
いやー、カッコよかったなー…と思いきやメンバーがなんか揉めてるのが聞こえて終わる。
359名無しのエリー:2012/03/09(金) 01:21:37.61 ID:inLy2tkI0

6.宇宙人の春 ★★★☆
タコのファーストアルバムでおなじみの曲。
しかしこのテイクはなんかやけにテンポが遅くて、もっさりしてる感じ。
ボーカルもタコのアルバムに入っていた音源と比べると…と最初思ったんだけど、
こっちも何回か聴いているとなかなか良い。でも演奏陣のキレはあちらのテイクのほうが数倍上。

7.雨上がりのバラード(LIVE) ★★★
前半によくわからない曲が入ってる。お風呂に入れば弥勒になれる…?即興だろうか。
で、このライブテイクは音が悪すぎて正直なにがなんだかよくわからない。
半分ぐらい過ぎたところでやっと演奏がよく聞こえてくる。このテイクだとリズム隊が暴れまくってていい感じ。
ボーカルも多分相当に迫力のあるパフォーマンスを見せているのだろうが、音が割れすぎていてよく聞こえない。
音がよければかなりカッコよかっただろうなあ…。しかもなんか途中っぽいところで終わる。

8.宇宙人の春(LIVE) ★☆
恐らくタコのアルバムに入ってたのと同じテイク。これってライブテイクだったんですね。
でもこれも音悪すぎる!なんか音が物凄い勢いで左に寄っているし、全部かなり篭ってて超絶イライラするw
さらに途中から謎の高周波ノイズも鳴り出す。いくらなんでもこれは…
これに限っては音質の悪さが演奏の良さを猛烈に殺いでしまっている。
タコのファーストやボックスが再発された今、同じテイクを数段いい音質で簡単に聴けるので今となってはあまり価値がない音源。
360名無しのエリー:2012/03/09(金) 01:22:10.14 ID:inLy2tkI0

9.雨上がりのバラード(LIVE) ★★★★
こちらのテイクは7曲目に比べるとだいぶ音が良い。
しかし、なんかどうやって録っているのかはわからないが全ての音が遠く、そして薄い。
そのせいで演奏陣は良さげな演奏をしているのだが、なんかイマイチ迫力がない。
しかしボーカルだけは別格。演奏陣を食う勢いで暴れまくっており、狂ったヴォーカルスタイルを堪能することができる。
後半の展開はこのCDに入ってる同曲の全テイクの中で一番かっこいいと思う。

10.父ちゃんのポーが聞こえる ★★★★★
本編ラストを飾るは、一曲目のスタジオ録音版。
イントロの音割れしまくったベースからして既に異様な空気を発している。
5分30秒とこのアルバムの中では一番長い曲なのだが、開始から3分30秒ぐらいまでの間
ずっとバックトラックを無視して山崎春美氏が早口で何かまくし立てている。もうマジキチ(本来の意味で)。
その上、早口すぎてなにを言ってるのかさっぱりわからない。部分的には聞き取れるが。
そこに相変わらずなにを考えて弾いているのかわからないギターとぐわんぐわん動き回るベースがぶつかり合い、
さらに終盤で今までおとなしかったドラムもここに来て豹変。かなりフリーダムに暴れまくっている。
ちなみに泣けると評判の同名映画との関連性はまったくもって不明。

11.・・・・・・・・・・ ☆
前半はメンバーの音合わせの合間の雑談と思われるもの。
後半はライブ音源から抜粋したと思われるなかなか音が合わないギターのチューニング。
なんかこのCDの中でこのチューニングが一番音が良い。どういうことだ。
361名無しのエリー:2012/03/09(金) 01:22:53.42 ID:inLy2tkI0

総評:★★★
1970年代終盤に結成され、アングラシーンで暗躍したアヴァンギャルドなロックバンド。
…まあ現代のジャンル分けで言うとロックというよりかは圧倒的にパンクなんですが。
ここで得た人脈が後に「タコ」の礎にもなった。ちなみに持ち歌はなんとこのCDに入っている四曲のみ!
このCDは色々と曰くアリらしいですが(大里さんが勝手にまとめたから山崎氏がムカついた…とか)、
その片鱗は帯の長ったらしい謎な注意書きや大里さんの姿が意図的に削除されたアートワークに見ることが出来る。
音の方はというと、とにかく凶暴でどうしようもないろくでなしサウンド。
高速テンポで叩きつける強靭なドラムビートもなければ迫力満点の早弾きもないのだが、
全ての音に狂気が宿っているようで、なんというか、聴いているだけで殺されそうな感じがする。
特にサウンド面の核を成しているのが、浜野純氏のギター。この人のギターは本当に凄い。
技術的に何か凄い事をしているわけではないのだが、脳のどの部分で演算処理して弾いているのかが全く判らない演奏。
この人はこんな物凄いギターを弾いているのになんか今ではなにをやっているのかすらわからず、
これとタコ以外では連続射殺魔と不失者ぐらいでしかまともに活動してないみたいです。もったいねえ。
そして恐らく物凄いことになっているであろう山崎春美氏の作詞は…歌詞カードが付いてないんで確認できません…。
なんてこった…一応裏ジャケットには「宇宙人の春」の歌詞が掲載されているんですが。
しかし、ひたすらに音が悪い。とにかく音が悪い。そこに言及するのはナンセンスだという事は十分承知ですが、
それにしたって音が悪い。ライブテイクは特にひどい感じ。8曲目なんかは特にひどい。
でも1曲目なんかは音の悪さが却って音の凶暴性を引き出していてなかなか。ちなみにライブ音源の演奏データは一切不明。
間章氏をして「このバンドの為なら何でもする」と言われるだけの才気は十分すぎるほど感じる事ができる。
でもタコと同じでこれも安易に人には薦められない。まあ、どうせ四曲しかない(暴言)んでとりあえず興味がある人は
ボックス(この前出た)やベスト盤(この前出た)などに手を伸ばす前にこれを聴いてみましょう。
362名無しのエリー:2012/03/09(金) 03:14:04.41 ID:iu2f1btm0
363名無しのエリー:2012/03/09(金) 23:33:00.38 ID:MyrFTgYH0
みなさん乙。最近豊作だね
364名無しのエリー:2012/03/12(月) 01:24:00.62 ID:XFO0es2j0
だれかガルネリウスのFlag of Punishmentレビューお願いします。

次僕がボアダムスのポップタタリ頑張ってみますッ
365名無しのエリー:2012/03/12(月) 20:48:53.21 ID:PWqIsFO00
ちょっと確認したいんだけど、
邦楽アーティストによる洋楽カバーもこのスレでは対象?
いいと思って買ったのでレビューしようかと思ったんだけど、
カバー楽曲が洋楽かクラシックしかなかったので、念のため・・・。
366名無しのエリー:2012/03/12(月) 22:21:19.96 ID:+t+jMMN50
もちろんokだと思う
367名無しのエリー:2012/03/13(火) 10:57:54.92 ID:93Zc7xtU0
浜崎と倖田ってレビュー少ないよな
368名無しのエリー:2012/03/13(火) 22:07:44.05 ID:cYMz3RJz0
>>367
確かに・・・『Black Cherry』や『A Song for ××』のレビューが無いのは意外。

>>366
了解。なんで書いてみた。


melodia / 高垣彩陽

1. Amazing Grace ★★★★
日本でも有名な、ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌カバー。
さすがに声楽家出身だけあって、リラックスした歌唱を披露している。
アレンジが見事にライトクラシックそのものでラストがちょっと壮大すぎるが、
まぁ、歌声に合っているから許容範囲内。
369名無しのエリー:2012/03/13(火) 22:08:30.03 ID:cYMz3RJz0
2. Defying Gravity ★★★
原曲はミュージカル『Wicked』の楽曲。
今度はオードソックスなポップスアレンジで楽曲の空気を壊さないようにしているのがわかる。
さすがにこれくらいのことは出来るのはわかっているからこそ、
日本人特有のしなやかな声がすごく気になった。まぁ、アニメ声優って事を考えると
仕方ないかもしれないが、やっぱり太い声で歌ってほしかった。

3. The Rose ★★★★★
主演のベット・ミドラーが歌った『ローズ』主題歌カバー。
これはアレンジをシンプルにして正解。すごく落ち着いて聴けるし、
歌声もちゃんと盛り上がりつつもちゃんとセーブできている。
安心して聴けるカバーではないだろうか。
370名無しのエリー:2012/03/13(火) 22:09:44.27 ID:cYMz3RJz0
4. Oh Happy Day ★★★★
エドウィン・ホーキンスの作詞・作曲のゴスペルをカバー。
さすがに渋みのある声を出すにはある程度以上の経験や技術が必要なので、
このあたりが出ないのは残念だが、代わりに少年少女合唱団のような
瑞々しい歌声がすごく新鮮に聞こえる。高音もすごいのだが、
やっぱりコーラスのいい意味でエバーグリーンと呼べる歌い方が好印象。
こういうアプローチもありだし、日本人らしいカバーだと思う。

5. Quel Guardo Il Cavaliere ★★★★
いつかやると思ったガチオペラ。
これはドニゼティの「ドン・パスクヮーレ」で歌われる一曲。
こんなガチなの出されたらどう評価しろと!
まぁ・・・欲を言えば本物の管弦楽使ってほしかった。
てことで、歌唱力とあわせての評価は甘めですがこのくらいで。
371名無しのエリー:2012/03/13(火) 22:10:55.39 ID:cYMz3RJz0
6. Time To Say Goodbye ★★★☆
おなじみ、アンドレア・ボチェッリのオペラティック・ポップ。
・・・原曲と同じイタリア語なら原曲と同じタイトルにせんかい!
と、お約束はさておいて。やはり生のバイオリンとヴィオラはええのぉ。
歌声もすごく優しく、耳に心地よいアレンジで安心できる。
欠点は高音が強すぎかな。もうちょっと柔らかい高音だともっとよかった。

7. You Raise Me Up ★★★★☆
ケルティック・ウーマンも歌ったシークレット・ガーデンのカバー。
デビューシングルのカップリングとしても収録されているが、
当時のアニヲタはこの楽曲を聴いて驚愕した。
その理由は聴いて納得した。あまりに上手すぎるからだ。
通常、歌う声優たちはロック系かポップス系のどっちかだったが、
この人の場合は歌声の方向性が違いすぎる。しかも様になっている。
アレンジは結構無難で、ライトクラシック調アレンジとしてはがんばった方だと思う。
372名無しのエリー:2012/03/13(火) 22:11:16.80 ID:cYMz3RJz0
総評 ★★★★
声優であり、アイドル声優ユニット・スフィアのメンバーでもある高垣彩陽にとって、
初めてとなるミニカバーアルバム。上述のとおり、まったくもってアイドル声優らしからぬ、
普通にJ-POPはおろか、海外アーティストが好んで歌いそうな曲ばかりセレクトしている。
さすがに音楽大学で声楽を学んでいただけあり、クラシックでも柔軟に対応できる
歌唱力を持っているのはポップスというフィールドでは強い武器にはなるのだが、
その分、もう少し冒険してもよかったのではというのが正直なところ。
リラックスできる楽曲ばかりなので、落ち着いて聞くというコンセプトとしては成功しているし、
決して失敗ではないのだが(むしろ高水準)、もっと磨ける可能性もあると考えさせる隙を
与えてしまっているのは非常に惜しいなというのが正直な感想である。
ここから水準が上がったらどうなるのかが怖いが、ぜひとも高みを目指してほしい。
373名無しのエリー:2012/03/14(水) 03:44:19.50 ID:h8qMe8W60
>>372

カバーアルバムなんて出してたのか
374名無しのエリー:2012/03/14(水) 13:54:32.00 ID:9pBJ5Daz0
>>372

気になって少し聞いてみたが、確かに上手いな
375名無しのエリー:2012/03/21(水) 19:29:03.10 ID:7+FY7Utl0
他のレビューがくるかなと思ったらこなかったでござる。

thank you for the music! / ROCKETMAN


01. dancemusic ★★★★☆
iTunes Storeの総合チャートにて一週間1位を獲得していたシングル。
実際にハウスサウンドとして結構完成度が高く、
楠田を起用していた頃からだいぶ成長したなという印象を抱ける音になっている。
適度にキラキラした音にしているので、結構聴きやすい音になっているのも好印象。
ふかわのヴォーカルもこのミックスではそれほど苦しく聞こえないのもいい。

02. FLY AWAY (album edit)  ★★★
『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。フィーチャーヴォーカルにKARINを招いているが、
これが結構洒落たハウスサウンドに仕上がっている。
前曲が浸ることを前提にしているなら、こちらはアガる事を前提にした楽曲。
中盤のピアノがすごくかっこよく、この辺りはふかわならで肌と思う。
ただ、もう少しベースはセクシーにしてもよいかな。
376名無しのエリー:2012/03/21(水) 19:30:42.91 ID:7+FY7Utl0
03. EVERYDAY (album edit)  ★★☆
『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。某床が動いてると見せかけて壁が動いてる曲に
インスパイアされたのかな。そんな音使いをしているように思える。
フィーチャーヴォーカルにeicoを迎え、ふかわはラップを担当。
意外とこれが様になっており・・・ってラップの才能あったんかい!!
まぁ、歌とラップはそれほどそんなに悪くないんですよ。
問題はアレンジがなぁ。ちょっとポップすぎるんだよなぁ。
このタイプの曲ならROKETMAN名義でなくてもいいと思う。

04. IN THE LIGHT ★★★★
『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。フィーチャーヴォーカルにYu Sakai、
アレンジャーに大物・上野圭市を迎えて製作されたハウスチューン。
さすがにMAXらを手がけていただけあって渋めのトラックに仕上がっている。
メロディが優しいので、突き抜けた感じの音がほしい人には寂しいが、
上野の職人芸がところどころで光っているのは好評価。
欲を言えばもっとふかわのピアノがほしかった。あれでもピアノはいい腕してるんだし。

05. LOVE IS ALL ★★★★☆
ロケットマンプロデュースによるアイドルプロジェクト、COSMETICSのデビューシングル。
このときのヴォーカルは第1期のメンバー。
iTunes Storeダンスチャート2位をとったことはメンバーにとってはいいサプライズだっただろう。
楽曲はさすがに気合が入っていたのかシャープなハウスに仕上がっており、
歌唱力もなかなか安定している印象。・・・これならフィルター使わなくてもよかったんじゃ?
それでも全体的な完成度は高いのは非常にうれしい。
377名無しのエリー:2012/03/21(水) 19:31:27.98 ID:7+FY7Utl0
06. 過去はいらない (album edit)  ★★
『愛と海と音楽と』収録楽曲。
さて、全開はオードソックス過ぎるとぶっ叩いたんだが、やっぱり印象変わらず。
やっぱりふかわの歌声に合わない。今なら投稿動画サイトとかでちょうどよさそうな声を
調達できそうな気がするのだが、ふかわがそれに気が付くかどうか・・・。
あと、改めて聴いて気づいたが、シンセがちょっとうるさいな。

07. tomorrow ★★★★☆
第1期COSMETICSの2ndシングル。
ピアノがこもっているのが気になることを除けば実はアイドルを意識した、
キラキラとした乙女ハウスに仕上がっている。
これがなぜ携帯配信で売れなかったのかが謎だが、
歌声とメロディ、キラキラ度合いがしっかりとマッチした隠れた名作。
たしかにこれは1期メンバー終了をもったいないと詰め寄るわけだ。

08. いつもの朝 ★★
『愛と海と音楽と』収録楽曲。フィーチャーしたヴォーカルは一十三十一。
前回のレビューで『どうも音選びが無難』と書いたのだが、
どうやらアレンジャーが原因のような気がしてきた。
今のふかわならこのような音をあまり使わないだろうし、
やるなら別のアレンジャーを起用するだろう。なので、ふかわらしくない曲(悪い意味で)。
378名無しのエリー:2012/03/21(水) 19:32:03.75 ID:7+FY7Utl0
09. 雲は流れて (album edit)  ★★
『愛と海と音楽と』収録楽曲。またも本人歌唱である。
こっちはやっと吉田のアレンジがふかわの方向性に合致してると思えるのだが、
肝心のふかわはパワーのある歌声を出せない歌手という致命的な弱点があった。
もう、ふかわはラップかパワーを必要としない曲だけで歌ってほしい。

10. これから訪れるすべての悲しみへ ★★★☆
『re:dancemusic〜rocketman non-stop mix〜』収録楽曲・・・でいいのかな。
セパレート形式で収録されるのは今回が初。
アンビエント(いや、チルアウトか?)を作るとは珍しい。
優しいメインフレーズやアレンジが心地よい。
個人的にはドラムレスバージョンも聴いてみたいところ。

11. アイノウタ ★★★
鈴木亜美 joins ROCKETMAN feat. YOU THE ROCK★名義の曲で、
彼女のアルバム『DOLCE』に収録されている。
ポップ系ヒップホップとしては割りとオードソックスだが、
これは見事にYOU THE ROCK★にフォローされてるなとわかる曲。
さすがにメインブリッジもYOU THE ROCK★に作詞させてもよかったかなぁ。
379名無しのエリー:2012/03/21(水) 19:33:00.51 ID:7+FY7Utl0
12. LOVE IS ALL II〜これからはじまるstory〜 ★★☆
第2期COSMETICSデビュー曲。正直、第2期に比べるとふかわのアレンジと
相性が合わない声だなというのが正直なところ。
楽曲もハウス版Perfumeっぽい印象。こういうアレンジならふかわじゃなくてもいいだろ。
メロディがいいだけに、それがすごく気になってしまった。

13. ROMANTIQUE 66 ★★★★
『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。
ようやくふかわの歌声にマッチしたアレンジが登場。
そうそう、ふかわの歌声はこのようなタイプだと違和感無いんだよ。
アレンジはフロアというよりドライブ向け。
収録アルバムコンセプトとしては正解と呼べるアレンジだろう。
ピアノも結構いい味を出しているので、こちらとしては安心。

14. thank you for the music! ★★★☆
アルバム『dancemusic』収録楽曲。
生ピアノメインかと思ったら打ち込みに切り替わったので肩透かし。
様々なタイトルコールが入っているのがエンディングっぽくて好きだが、
なぜか収録アルバムだとラストトラックじゃないんだよな。なぜだ。
これもてっきりラストに収録されるかなと思ったんだが・・・。
以上のがっかりポイントのため、評価はこのようにさせていただきました。
本当にエンディングトラックとしては良い出来なんだけどなぁ。

15. LifegoesON2.0 (album edit) ★★★☆
アルバム『dancemusic』収録楽曲。シングルバージョンはiTunes Storeでどうぞ。
てことで、ラストトラックはインストハウス。
本人としてはこれからもがんばるぞって意味合いでラストにしたんだろうな。
楽曲はソウウウェーブを使用した乙女ハウスで、相変わらずピアノフレーズが秀逸。
ただ、この曲に限って言えばソウウェーブじゃなくてもよかったのでは?
380名無しのエリー:2012/03/21(水) 19:33:29.89 ID:7+FY7Utl0
総評 ★★★☆
ふかわりょうが音楽活動を行う際に行う名義、ROCKETMANが
ソロプロジェクトとなってから10周年を迎えたのを機にリリースされたベストアルバム。
さすがに『愛と海と音楽と』からは本人のセンスも上がってきたようで、
第1期COSMETICSで見られる乙女ハウスやイビザ系ラウンジハウスの才能が伸びているのが
このアルバムでよくわかった。その代わり、歌唱力はあまりあがっていないが。
ベストとしての選曲はそれほど悪くは無いが、14曲目と15曲目は逆にしてほしかった。
それでもROCKETMAN入門変としては申し分無い内容なので、ハウス好きにはオススメ。
余談だが、『愛と海と音楽と』からの曲はふかわが歌っていない曲だけ選ぶとだいぶ空気も違うだろう。
381名無しのエリー:2012/03/21(水) 23:52:58.28 ID:d8PB/9ol0
ふかわってこんなことしてたのか
382名無しのエリー:2012/03/22(木) 06:14:08.75 ID:x1XFoT3i0

そういや内Pでは内村と並んで下手とか言われてたっけ
383名無しのエリー:2012/03/22(木) 18:22:37.39 ID:ANS0MV4N0
ELLEGARDENのアルバム5枚(ベスト盤意外)全部
借りてきたから、一枚ぐらいレビューしようと
思う。どれをレビューしたらいいかな?
ちなみに、俺はエルレの信者とかじゃなくて、まぁ
まぁ好きなバンドって程度で…、音楽の知識0。
384名無しのエリー:2012/03/22(木) 18:49:09.40 ID:jP5wJhP+O
その前置きの臭さからしてエルレ厨
385名無しのエリー:2012/03/24(土) 02:24:13.22 ID:XwyJKaAI0
>>380
乙ケットマン

死んだ僕の彼女 「underdrawing for three forms of unhappiness at the state of existence」

1.conception for three forms of unhappiness at the state of existence ★★★
ディストーションギターが重なるいかにもシューゲイザーなイントロに
いきなりポップな鍵盤が入ってくるイントロから始まる曲。
重厚なサウンドにどこか物悲しいメロディ、ささやくような男女混声ボーカル、物々しい歌詞という
このバンドの持っているエッセンスを全て網羅した名刺代わりとも言えそうな一曲。
ただアルバムを通して収録曲を見返してみるとちょっと印象に残りにくい。

2.scyscraper kills my ghost in your memory. ★★★☆
いきなり超爽やかでポップなメロディが流れ出してびびる曲。
メロディ自体は少年マンガが原作の日曜の朝七時台アニメのオープニングに出来そうなほどキャッチー。
ノイジーなアレンジもメロディと抜群の相性を見せており、シングルで切れそうな感じ。
それ故にぼそぼそと力なく歌い続けるボーカルの異常さが際立つ。
そして歌詞では「いつか全てが消えるけど二人だけの秘密だよ」とか言ってる。
詞、歌声、曲、3つ全ての雰囲気が全く噛み合ってないのに雰囲気で纏めてしまっているという妙な曲。
386名無しのエリー:2012/03/24(土) 02:24:32.14 ID:XwyJKaAI0

3.ヴァンデミエールの頭 ★★★★★
タイトルは…なんなんでしょう。凄い似たタイトルのマンガがあるみたいですが、それが由来?
「君をこの手で殺せるなら 僕なんていつ死んでしまったっていいんだ」とか相変わらずな作詞が
ここにきてキャッチーかつ哀愁溢れまくりなメロディと最高の噛み合いを見せる曲。
ギターノイズを背景に鳴り響くシンセのフレーズが涙腺をものすごい勢いで攻撃してくる。
そこに「死んだっていいよ〜」という混声ボーカルが入るとなんか形容しがたいぐらい悲しい気分になる。
このCDを他人に紹介する機会があれば多少引かれる事を覚悟でこれを聞かせたい。

4.nasty mayer's daughter ★★☆
ここにきてちょっとダレる感じ。
いきなり音合わせで始まるが、これがなんか40秒ぐらいある。いらない。
曲自体は…なんというか相変わらずな感じで後半から良くなってくるけどさすがに飽きが…
という雰囲気をメロディのセンスで何とかカバーしている感じ。でも流石に一本調子過ぎ。
歌詞ではタイトルにもなってる「意地悪な町長の娘」が登場したり相変わらず人が死んだりしている。

5.桜花 ★★★
いきなりシンセメインのエスニックな曲。
正直成功しているとは言いがたいがwアルバムの雰囲気を転換するという点では最高の役者。
この曲だけ男性ボーカルが入っていず、女子二人によるコーラスとなっている。
(たぶん、男声がこの曲のメロディに合わないからだと思う)
あと、この曲だけ歌詞が普通に詩的な歌詞、といった感じのもので、
全体的にどういう状況を表した内容なのかがわからずエスニックなメロディと相まって逆に不気味。
387名無しのエリー:2012/03/24(土) 02:25:22.54 ID:XwyJKaAI0

6.aki no hachiouji ★★★★★
ラストを飾るのは相変わらず死を扱いつついやに日常的な歌詞を美メロに乗せてぼそぼそと歌う…
とまあ要するにここまでの曲と基本的には特に変わらないのですが、
メロディの出来がとにかく秀逸。今作で一番の出来、と言ってもいいかもしれない。
シンセのフレーズを前面に出したアレンジも絶妙で、ラストにはもってこいといった感じ。
サビが「儚さで」の一言だけを繰り返す、というシンプルなものなのもこの曲の重要なポイント。
ラストの大サビは正に大団円、といった趣。締めには最適な曲だと思います。
388名無しのエリー:2012/03/24(土) 02:26:15.48 ID:XwyJKaAI0

総評:★★★
シューゲイザーバンド、死んだ僕の彼女の二年ぶりのタイトルがやばい長い約5枚目のCD作品。石田ショーキチプロデュース。
ぶっちゃけバンド名でいけ好かないバンドだとばかり思っていてずっと聴かず嫌いしていたのですが
レコード店の店頭でかかっていた6曲目を聴いてやベー涙が止まらねーな状態になり(うそ、本当は泣いてない)
そのまま購入してしまった一枚。聴かず嫌いは改めてよくないと思った次第。
そんな個人的な経験談はさて置き、内容的には(やや変則的な5曲目を除けば)正にシューゲイザー。
ノイジーで重厚なアレンジでポップで曲によってはキャッチーですらあるメロディを奏でるというスタイルで一貫されている。
悪く言えば一本調子。それ故に6曲三十分未満という内容量はベストな塩梅。これ以上続くとたぶん飽きが来ると思う。
メロディのセンスはかなり良い部類に入ると思う。メロディ主体で聴く自分のようなリスナーにはたまらない内容だった。
さて、このバンドを聴くうえで一番の障害になりそうなのは歌詞のセンスだろうか。
バンド名で大体想像できる方もいると思うが、なんともどす黒いセンス。まず一般受けはしない。
聴く人によっては「厨二病」とか「根暗」とかそういうあまり良くないレッテルを貼られそう。
しかしこういう世界観を好む人には詞、曲ともにたまらない内容になっているはずなので
このバンド名や「君をこの手で殺せるなら〜」というフレーズに少しでもビビっと来るような人であればかって損は無い内容。
そうじゃない人は…まあ、ぶっちゃけ自分もこういう歌詞は得意な方ではないですがそれでもメロディーのセンスは本当に良いし、
実は6曲収録でありながら1050円とリーズナブルな価格なんで博打のつもりでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
389名無しのエリー:2012/03/24(土) 02:41:33.17 ID:xdNSb38m0
>>380
>>388
乙です。
390名無しのエリー:2012/03/25(日) 15:26:19.62 ID:4bvfyNFh0
>>388
乙、バンド名と歌詞がアレ過ぎて「うへぇ」ってなるんだけど
聞いてみるとびっくりするほど美メロで「悔しい…っ!ビクンビクン」ってなるんだよなあこのバンド
391名無しのエリー:2012/03/25(日) 15:35:49.37 ID:4RYg81n70
せめてバンド名だけでも変えてくれたら…
392名無しのエリー:2012/03/25(日) 18:02:28.22 ID:4bvfyNFh0
>>391
以前はmy dead girlfriend と英語だったからまだマシだったんだけどね
393名無しのエリー:2012/03/26(月) 20:37:29.16 ID:pzkwUWOZ0
豊作豊作。みなさん乙です。
では今悪い意味で話題のこの人を。洋楽枠かもしれないけどUtadaのアルバムがアリならこれもアリかな、と。

JAPONICANA / JIN AKANISHI

1. Sun Burns Down ★★★☆
先行配信シングル。だからとはいえアルバムの幕開けにはあまりふさわしくない淡々としたイントロなので萎える。
曲はStereotypesプロデュースのキャッチーな4つ打ち曲。赤西もそれに呼応するように後半でフェイクを駆使したり綺麗な高音を出したりやる気充分。

2. California Rock (feat. Prophet) ★★★☆
ダブステップの要素を取り入れた曲。歌詞の中身は「乱痴気パーティーしようぜ!」といったところか。
"Party party like the black eyed ps"なんてフレーズも。
低音メインのヴォーカルもなかなかキマっているが、後半登場するラッパーのプロフェットに全部持っていかれている感が。

3. That’s What She Said (feat. Uffie) ★★★
ロボボイス・ラジオボイス等も駆使した音遊びだったり言葉遊びなんかを楽しむ曲。
これまた歌詞の中身はドリンク+セックス。"Courage+Liquid=Swag Juice"とか歌ってるしw。
そしてブリブリ鳴ってる腰の太いベースを前面に出したトラックも下世話で、絡んでくるアフィの歌声も実にビッチ。

4. Like You ★★★
Stereotypesプロデュースのメロウなスローチューン。イントロをはじめ透明感のある音作りがとても上品。
曲と声の相性の良さを感じる一方で、声の線が細いので歌い上げる部分ではやはり物足りなさを感じる。
394名無しのエリー:2012/03/26(月) 20:39:32.35 ID:pzkwUWOZ0
5. Set Love Free ★★★☆
August Rigoのカヴァーである、爽やかなエレポップ。こちらもStereotypesプロデュース。
「(USの人間が聴いて)これは外国人が歌っているなと思わせるような歌い方をした」とのことで特にAメロなんかでそれが顕著だと思うのだが、それが遊び心としてイケているのかはわからない。

6. Aphrodisiac (feat. Static Revenger) ★★★★
Static Revengerプロデュースの疾走感あふれる4つ打ちエレクトロ。
音作りもカッコいいが、凝ったヴォーカルワークもいい。
これがクラブで流れたら間違いなくアガる。

7. Oowah ★★★★
KAT-TUN脱退〜ソロデビューの間に行われた2011年の「Yellow Gold Tour 3011」で披露されていた曲。
メロディーの流れが滑らかなエレポップで、覚えやすくキャッチーなサビからはなんとなくライヴの大団円のイメージが。
またビートのつくりにもかなり気が配られていて飽きさせない。

8. Test Drive (feat. Jason Derulo) (7th Heaven Mix) ★★☆
JR・ロテムプロデュースの全米デビューシングル。日本ではミニアルバムとしてリリースされた。
大仰なイントロから幕を開けるが直後の"uh〜yeah"の力の無さにずっこける。もっと歌えることは今までの曲でも証明されているのだが…。
またジェイソンの歌と聞き比べるてしまうとここでの赤西の歌は弱いと言わざるを得ないし、また変に力みすぎているようにも感じられる。最初のシングルだから緊張でもしていたのだろうか。
曲自体は疾走感のあるクラブチューンで、このリミックスでは上モノがより派手になった印象。

(通常盤ボーナストラック)
9. Tell Me Where ★★★★☆
イントロから語数の多めなコーラスパートへ雪崩れ込む冒頭がスリリングで痺れる。
このパートの出来が凄まじいので他パートが若干弱く思えるが、曲自体がさらっと終わるので好印象。
よほどの自信作なのか初回盤のボーナスにもこの曲は収録されている。
また以降のボーナストラックは全て「Yellow Gold Tour 3011」で披露されていた未発表曲だそうだ。
395名無しのエリー:2012/03/26(月) 20:42:00.78 ID:pzkwUWOZ0
10. Yellow Gold ★★★★★
華麗なシンセから始まる、2011年ツアータイトルでもある壮大なミディアム曲。この曲がアルバム1曲目であってほしかった。
アコギが鳴るAメロ・シンセに上品なオルガンが絡むBメロがともに切ない音使いで、やや線の細い彼の声とすごくいい相性。
シンプルで煽るようなサビはキャッチーだし、2度目のサビ後のCメロも含めメロディーの運びもいい。

11. Magnitude ★★★
6曲目あたりと同系統のエレクトロ曲。キャッチーなフックにやや欠けるが、曲構成が巧みで音展開も鮮やかなのでなかなか聴ける。

12. Body Talk ★★★★☆
美メロのスローバラード。チルアウトな雰囲気だがかなり歌い上げる部分があり、特に"Without you baby"の部分はかなりの高音を要求される。
が、普通に力強くかつ綺麗に高音が出ている。4曲目とか8曲目とかの歌唱は何だったんだ…。

(初回盤ボーナストラック)
10. Pin Dom ★★★☆
アングラ感漂う曲。サビのバックのミステリアスなシンセが耳に残る。
いっぱい唾が飛びそうな歌だなぁ。

11. Bass Go Boom ★★★
妖しい旋律のシンセと加工ボイス・加工コーラスが絡む奥ゆかしい曲。できれば中盤に配置してほしい曲である。
この手の曲は音源で聴いてどうのこうのというより、生でエロいダンスなんかとともに楽しむものだと思うのでコメントしづらい。
396名無しのエリー:2012/03/26(月) 20:46:27.85 ID:pzkwUWOZ0
総評 ★★★★(通常盤での採点。初回盤もしくはUS盤なら★★★☆)
元KAT-TUNのお騒がせスター"JIN AKANISHI"の全米&日本で発売された全英語詞1stアルバム。
ちなみに"赤西仁"名義ではわかりやすいくらいにJ-POP・J-R&Bな曲をリリースしているのだが、そちらとは完全に分けられているようでそれらの楽曲は今作に一切収録されていない。
さてこの作品、音のほうは流石最先端の洋楽を手がけるプロデューサーが手がけただけあって最高水準。
USマーケットの視点で聴いてもハイレベルだと思われるし、日本においては言わずもがな。
曲はプロデュース陣が手がけたものからJINが書いたものを添削したようなものまであるのだがこちらもハイレベル。
となると決め手となるのはやはりJINの歌唱。
少なくとも楽曲との相性はばっちり。
以前出たコバタケプロデュースの企画アルバムでの歌唱はなかなか酷かったが、こちらは本人が最も望んでいる路線だけあって歌の表情がまるで違う。
これまでの海外進出組(宇多田は別として)にありがちだった無理している感・やらされている感は全くなく楽曲を乗りこなしているし、英語に関しても日本人英語的な違和感をほぼ感じさせないナチュラルさ。
また曲によってはプロデューサーに引き出されるように多様な歌声を披露し加工ボイスやコーラスワークなんかもふんだんに盛り込むなど、ヴォーカルワークもなかなかの充実度。
ただそれでも向こうで這い上がっていくには、まだまだ足りないと思う。
JIN自身によりいっそうの個性が求められるだろうし、声も向こうの歌手と比べると細い。
397名無しのエリー:2012/03/26(月) 20:47:09.04 ID:pzkwUWOZ0
とは言え我々日本人が聴く分にはそこまで気にする必要は無いのかなと。
曲ごとの歌唱力のバラつきなんかは気にかかるものの、MAXの状態であれば日本人R&B歌手として充分上クラスであるからだ。
そのうち歌唱力に磨きがかかれば、ヴィ○ョンファクトリーの某歌手なんかに匹敵するレベルになれるかも。
あと英語歌唱をナチュラルに聴かせることができるのも日本ではかなりの長所である。
そんなわけでクラブテイストの音楽が聴きたければ手を出して損は無いかと。通常盤の曲数すら45分以内というコンパクトさなのでストレス無く聴けると思う。
んで聴くならその通常盤を是非。こちらのボーナストラック群が本編を食う勢いでいい曲尽くしなのだ。よりによって赤西の表情がムカつくジャケだけど。
さて海外での活動については意外にも地道なとこからじわじわところからやっていく方針らしいので、よっぽどのことをやらかさない限り次回作もあるだろう。
今後もこのクオリティーが維持され、そして水準が上がっていくことを期待。
398名無しのエリー:2012/03/27(火) 00:54:56.26 ID:rUz53BOe0
お前らインポかてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
399名無しのエリー:2012/03/27(火) 02:07:03.38 ID:2PQ/JsWU0

私生活はともかく音楽活動は頑張ってるんだな赤西
400名無しのエリー:2012/03/27(火) 08:39:47.56 ID:7/bDTXhT0
>>397
乙。赤西、R&B+エレクトロ嗜好だったのね。
そうなると、元来のジャニーズファンにはちょい刺激が強いかもね。
なんで洋楽耐性必須と解釈。アゲたいときのために購入検討しようかしら。
401名無しのエリー:2012/03/27(火) 16:48:35.59 ID:B6U6jF970

赤西脱退はKAT-TUN的にも赤西的にもwin-winだったみたいだな
402名無しのエリー:2012/03/29(木) 18:21:53.10 ID:D8XonbIb0
誰か初登場2位だった浜崎のパンティークイーンって奴をレビューしてくれ
403名無しのエリー:2012/04/08(日) 16:17:01.62 ID:Wj87lJbl0
過疎
404名無しのエリー:2012/04/09(月) 03:03:18.49 ID:R4CH7ZzO0
大規模な規制中だからしょうがないな
405名無しのエリー:2012/04/13(金) 03:10:16.11 ID:suAG4Ln40
もう散々レビューあるけど

Mr.Children / Atomic Heart

1. Printing
プリンターの音。それだけ。いきなり聴き手の意表を突く始まり方。

2. Dance Dance Dance ★★★
ロックチューン。詞は社会批判と、でも僕らの未来は明るいぜ!的な内容。
結構勢い重視というか、メロディは印象的だがそこまでの出来ではないように感じる。
あとこのアレンジは今の時代に聞くには正直キツイ。でもド派手な曲の割には聴き応えはサラッとしているし、
この勢いはアルバム2曲目(実質上のオープニングナンバー)という配置を考えたら納得できる。
歌詞はこの後(要するに「深海」とそれ以降)の桜井の社会批判詞と比較するとかなり薄い感じ。

3. ラヴ コネクション ★★★☆
ノリのいいロックンロールナンバー。歌詞はなんか中途半端なプレイもの。
女声コーラスが入ったりブラスがほぼ全編通して鳴っていたりとどことなくバブリーな曲。
曲としては「ローリングストーンを意識した」らしいが、桜井の歌い方や詞世界にどことなく岡村ちゃんを感じる。
アレンジはとてもシンプル、アップテンポな曲ながら聴いてて疲れない音作りになっている。
406名無しのエリー:2012/04/13(金) 03:10:57.02 ID:suAG4Ln40

4. innocent world ★★★
超ヒット曲。曲については今更コメントする必要もないかと。
今聴くとテレビなどで散々聴いたせいでイントロを聴いただけで一気にアウトロまで曲が
脳内再生されてしまうので最後まで聴き通すのが結構苦痛。
意外とアレンジは普遍性のあるものとなっており、今聴いても大して古さを感じない。

5. クラスメイト ★★★★★
ミドルテンポのソウル風のポップソング。個人的にこのアルバムで一番好きな曲。
日曜日、昔のクラスメイトに会う男。しかし事情は複雑なようで…という
倦怠感溢れる詞世界がゆったりとしたテンポのアレンジと絶妙にリンクしている。
休日が終わり平日が始まるあの憂鬱な空気を再現したアウトロは絶品。
一見真っ当なアレンジに聴こえるが、よく聴くと結構実験的な雰囲気。

6. CROSS ROAD ★★☆
アルバムの流れ的にはここからが中盤戦か。ヒットも納得のよくできたポップソング。
メロディもいいけど「innocent world」同様、今更何かを書こうとしても結構困る曲。歌詞は意外と鬱入ってる。
アレンジはメロディもあいまって結構ビートルズっぽい。というかかなりビートルズ。

7. ジェラシー ★★★★
いきなり超ダークなテクノ。な、なんで!?前曲があれで次はこれはないでしょう!…と書いてみたけれど、
実はアルバムの流れとしてはそれなりに嵌っている。というか前曲の当たり障り無さがいい緩衝材になっている。
性愛と遺伝子の業を描いたド鬱な歌詞含め、物凄い負のオーラに圧倒される。
この物凄い世界観に押されがちだがサビとかよく聴くと結構いいメロディしてる。
流石に音の節々に時代を感じるが、七分近いタイムを一気に聴かせる気迫がある曲。
407名無しのエリー:2012/04/13(金) 03:11:25.76 ID:suAG4Ln40

8. Asia(エイジア) ★★☆
スローテンポのロック。雰囲気が前曲ともろ被り。そのせいでだれポイントになってる。
この曲も歌詞も音もかなりダークな雰囲気を出すことに成功していて、単体で聴けばなかなかの佳曲だと思うのだが…
どうしても曲順的に雰囲気が被りすぎてて…不運としか言いようがない曲。
因みに実はドラムのジェン作曲。その割にはアルバムには馴染んでいる。

9. Rain
雨の音。しゃばしゃば。雰囲気転換のための存在。ここからラストスパート。

10. 雨のち晴れ ★★★☆
ろくでもない普通のサラリーマンをいやにリアルに描写した歌詞が軽薄なアレンジのポップチューンに乗る曲。
アレンジは本当にすっごい軽薄。サビも一見雄大っぽいがなんかちゃっちい。
だがそれが歌詞の情けなさ、そしてポップなメロディと抜群に合っている。アイデアの勝利。
個人的に間奏の無駄に綺麗なメロディとサビの取って付けたような前向きさが好き。

11. Round About〜孤独の肖像〜 ★★★★
アップテンポなロックのリズムにザ・歌謡曲なメロディを乗せた曲。
歌詞含めひたすらクサく、ひょっとしたらダサい。でも却ってそこが好印象。
このアルバムは全体的に捻った曲が多いが、この曲は直球ど真ん中な感じでなんか安心感がある。
普通に考えたら全然安心感を抱く様なメロディじゃないんだけど…アウトロとかむっちゃ安心感。

12. Over ★★☆
なぜかシングル曲でもないのにハートフルボッコ失恋ソングとして絶大な支持?を誇っている曲。
まあ…この歌詞は…マジに失恋した人にとってはたまらんだろう。無慈悲と言っていいレベル。
曲も王道の泣きメロで、歌詞との相乗効果抜群。そんなに失恋した人を殺したいか。残酷と言っていいレベル。
素直ないい曲だとは思うのだが、シメの曲としては若干物足りなさ、インパクトの無さを感じる。
あと、微妙なトレモロかかった電子音で曲が終わるのはアレンジ的に若干の後味の悪さを感じる。
408名無しのエリー:2012/04/13(金) 03:11:57.70 ID:suAG4Ln40

総評:★★★☆
2chではもっぱら一辺倒な崇拝とそれとは真逆の憎悪を一身に受けていたミスチルの4枚目のフルアルバム。
全体的には「よくできたアルバム」という印象を受ける。「これは稀代の名盤だ!」と興奮気味に書けるほどのインパクトは無いように思う。
その代わり、各収録曲は個性派、というか曲者揃いで繰り返しのリスニングにも耐久性がありそうな内容。
アレンジにも一捻りある曲が多く、レビューを書くために数年ぶりに聞き返したのだが結構発見があった。
アルバムの流れも中々良く出来ており、特に後半、雨のSEを入れるアイデアは秀逸。
しかし全体的には「よくできたアルバム」としか言えない。まとめサイトのレビューに「人畜無害なアルバム」とあるが、正にそんな感じ。
このあと「深海」「BOLERO」「DISCOVERY」など濃ゆい作品を連発する事を思うとなおさら無害度アップ。
ただ、逆を返せばそれだけ色んな人に受け入れられやすいアルバムだろう。有名曲も入ってるし。
世間に存在が浸透したぶんアレンジの古さもひとつのアイテムとして聞けるし、無害故に幅広い用途で使えそう。
ドライブデート、パーティーのBGM、作業のお供、休日の暇つぶし、色んなところで活躍してくれるであろう一枚。
但し失恋した人の傷心を癒す用途にはオススメできない。理由は主に12曲目。
409名無しのエリー:2012/04/13(金) 18:44:29.40 ID:WjyzhR4j0
乙です
410名無しのエリー:2012/04/13(金) 19:59:46.13 ID:+bC6P1Z80
乙乙
411名無しのエリー:2012/04/14(土) 01:28:03.68 ID:LQxLlfZFO

あの・・涙があるから愛があるんですケド。/遊助

01.Introduction ★★★
短いインスト。デジタル音が若干厚みに欠けるが入りがインストってのは良い。

02.一笑懸命 ★★★★
9thシングル。ダンスビートに沖縄民謡を加えたノリの良いナンバー。
勢いで聞くなら全然批判されるほど悪くない。歌詞が単純なので深読みすると色々矛盾すると思うが。

03.空飛ぶ電車 ★★
曲全体に抑揚が無いので、ちょっとイマイチな印象を受けた。
人生を電車に例えたメッセージソング。ラップ風だが韻を踏んでいないのが微妙。

04.Baby Baby ★★★
アルバムの先行シングル。
レゲエ調で終始同じテンポで明るい。
年とっても仲良く暮らしてこう的なハッピーなノリの曲。

05.I'll try my best ★★★☆
ミディアムバラード。AメロBメロは低い声で語り口調、サビは普通に歌メロ。抑え気味なので、結構地味かもしれない。
夢に向かって頑張れ的な応援ソング。
412名無しのエリー:2012/04/14(土) 01:51:55.14 ID:LQxLlfZFO
06.全部好き。 ★★★★★
7thシングル。ストリングス、バンドサウンドの相性がとてもいいポップバラード。
適度にポップスな所が遊助の軽い歌声に合ってると思う。

07.イナヅマ侍 ★★★★
侍とあるけど曲は洋楽寄り。レディガガとかのダンスビートに近いと思う。
テンポはかなり遅いけど。
サビは電子音が強くボーカルも加工してる。
ある意味イナヅマのような衝撃かも。

08.今夜は無礼講 遊turing 餓鬼レンジャー ★★
M7と若干似てるがテクノとダンスサウンドを合わせた感じのHIP-HOP。
あまり印象に残らなかった。

09.History ★★★
軽い打ち込みにラップが乗った、まあごく普通のHIP-HOPソングかな。
歌詞は自分の半生(History)を語ってる。

10.涙の金メダル ★★★
クラシックの有名な音楽からサンプリングした遊助流応援歌。
オリンピックイヤーだし、こういうのも遊助らしいね。
413名無しのエリー:2012/04/14(土) 02:17:13.03 ID:LQxLlfZFO
11.ガラスのエース 遊turing 柴田知美 ★★☆
女性ボーカルをフィーチャーしたシンプルなラップソング。
音数は少ないけど、ハンドクラップと小刻みなリズムが印象的。
ただ、女性ボーカルは遊助より普通に上手いので、遊助の荒さがかなり気になる。恋を野球に例え、交互にそれぞれの視点で話が展開されてる。

12.雄叫び ★★★☆
8thシングル。ナルトの映画主題歌。
早口で軽快なポップソング。軽快すぎてサラっと終わっちゃうけど。

13.君が消えた日 ★★☆
この曲もアニメのテーマソングに合いそうな明るい曲。何となく子供の頃の夕焼けの帰り道を思い出すような懐かしさ。ただ歌詞がイマイチ何言いたいのかが分からない。

14.Day by Day ★★
遊助の歌詞にしては結構クールな雰囲気のナンバー。
ラストの手前で地味。c/wなので仕方ないか。

15.かすみ草 ★★★★☆
最後を飾るのは遊助流のメッセージソング。
前作が子守唄っていうものすごく微妙な曲で終わったのに対し、この曲はしっかりサビで盛り上がるし作り込んでると思う。アレンジも和風テイストで味わいがある。
414名無しのエリー:2012/04/14(土) 02:45:03.36 ID:LQxLlfZFO
総評:★★★★
遊助の3rdアルバム。前2作よりもシンプルな作風になったと思う。全体的にはジャンル多彩で、HIP-HOP、ダンスビート、ディスコ、R&B、ロックと幅広く受け入れたアルバムと言える。
ライオンとかひまわりみたいな王道ポップス要素が少ないので、ライオン、ひまわりみたいなみんなの遊助的な曲期待してる人に微妙かもしれない。
415名無しのエリー:2012/04/15(日) 01:17:54.30 ID:bO6eaLce0
>>414
あら意外にも評価高め。聴いて見ます乙
416名無しのエリー:2012/04/15(日) 13:46:49.32 ID:x5d+ZfYe0
俺はいいかな…
417名無しのエリー:2012/04/15(日) 21:03:34.93 ID:/Ula/VuQ0
>>414乙です。なんだか久々に清らかな気持ちになれた
やめとこうと思ってたピロウズ絶賛レビューやってみようかな
418名無しのエリー:2012/04/15(日) 22:26:02.74 ID:kLcJrm4p0
>>408,414
乙。遊助といえばどうしてもミツバチでぶっ叩かれた挙句、
ニコニコ動画で散々遊ばれまくったイメージがあったのですが、
あれからだいぶ成長してきたんですね。
だが、ミツバチは今後もグロウルやシャウトで歌わせてもらうw
419名無しのエリー:2012/04/15(日) 23:53:53.10 ID:JuD9RShI0
>>414

上地の歌は良くも悪くも耳に残るんだよな・・・
420名無しのエリー:2012/04/19(木) 21:32:14.52 ID:o08NJBLw0
>>414
乙 こういうのを純粋にレビューしてくれる人は貴重だと思う

もう既にレビューあるけど

「CHIP TOY COMPANY」(レンタル版) / V.A

1. LOVE+PIECE+ICECREAM! / Hazel Nuts Chocolate ★☆
capsuleの初期作にも参加していた、ネオ渋谷系女性シンガー。
アレンジはplus-tech squeeze boxのハヤシベさん。
とりあえずこの人のヴォーカルスタイルは声優のような異様な作り声で、
こういうのが好きな人にはたまらんだろうが自分には別の意味でたまらない。
曲もそこまでにいいとは思わない。良くも悪くも平均的なネオ渋谷系ポップス。

2. Wonderful Tangent / Misswonda ★★★
標準的なエレポップ。
メロディは80年代の洋楽っぽい匂いを漂わせており中々良い。
アレンジもすかすかしてるけどメロディと合ってるし、あまり気にならない。
ウィスパーヴォイスがやや過剰な気もするが…。あと印象薄い。
ヴォーカルの女性のソロプロジェクトらしい。

3. believe it!(or not) / RUFUS ★★
Second Royal所属の男性アーティスト。
ちょっと南米音楽っぽさを兼ね備えたお洒落ポップ。
なんか…しょぼくなったHALFBYって感じ。
こういうのよくヴィレッジヴァンガードのポップ貼ってあるコンポから流れてる。
まあこのコンピは全曲そんな感じですが。
421名無しのエリー:2012/04/19(木) 21:32:40.11 ID:o08NJBLw0

4. Magical 8bit Tour / YMCK ★★★
超有名ピコピコ8bitユニット。現在は音楽の他にさまざまな媒体に8bitグラフィックを提供中。
初期路線のジャジーな8bit、いわばこのユニットのテーマ曲のような一曲。
ただ個人的には音数の増えた後期作品のほうが好き。
この曲は初期の曲の中でも特に音数が少なく、結構キツイ。
この音数の少なさでここまで出来るっていうのは凄いと思うけど…

5. キ・ラ・メ・キ・ムーンダイバー / エイプリルズ ★★★★★
毎年4月1日のみどこかで見たような女性テクノポップユニットになることで有名な音楽ユニット。
カノンコードのアップテンポな曲で、ネオアコとエレポップが融合したようなアレンジが良い。
サビメロは90年代J-POPを思わせる激キャッチーなものでシングルで切られたらそこそこヒットしそう。
2番でさりけなく入ってくるホーンや急に入るロボットボイスなどアレンジ的な面白み満載。
ボーカルも自己主張控えめで曲に合っている。5分あるんだけどあんまり長さを感じない秀曲。

6. Dough-Nuts Town’s map / PLUS-TECH SQUEEZE BOX ★★★☆
鬼才ハヤシベトモノリを中心とした音楽プロジェクトPLUS-TECH SQUEEZE BOX。
これは2ndアルバム収録の代表曲とも言うべき名曲。テレビ番組でもBGMとしてよくかかってる。
刻々と変わっていくバックトラックがとても面白く、音の移り変わりを追うだけで楽しめる。
この曲をほぼサンプリングだけで仕上げているというのだから恐れ入る。
が、このアルバムの中だと空気に嵌りすぎてて逆に良さが死んでる気が…。
422名無しのエリー:2012/04/19(木) 21:33:46.56 ID:o08NJBLw0

7. my honey dip / macdonald duck eclair ★★★★
三人組の音楽ユニット。ネオ渋谷系の重要レーベルの一つ、ウサギチャンレコーズにもいたらしい。
ジャジーでびっくりするほどシンプルなポップソング。
ここまで結構音の洪水のような曲ばかりだったので、かなり癒される。
メロディは2曲目からさらに80年代洋楽に接近した感じ。
ヴォーカルの発声も軽すぎず重すぎずで絶妙な配分。

8. Shine / Refely ★★
二人組の音楽ユニット。お洒落ラウンジダンスミュージック。それ以外は別に。
音の移り変わりはまあまあ面白いけどそれ以上にこの雰囲気に食傷。
こういうのよくヴィレッジヴァンガードのポップ貼ってあるコンポから流れてる。
なんかこれさっきも書いたような気がする。

9. Tilt / Plamo Million Sellers ★★★★★
日本屈指の宅録キ××イにして粘土作家。現在はventlaという名義でアルバムを大量に無料配信中。
森ガールを強く、とても強く嫌悪するゲームボーイマニア…をここに入れたらこうなるに決まってるわな…。
ロシア民謡風のイントロに軽くノイズが入り、物憂げなメロディが印象的な歌ものに。これが中々良い。
しかし1分42秒を過ぎた途端一変、悲鳴とノイズの嵐に見舞われることになる。まさかのノイズミュージック。
そしてそれが1分50秒ほど続いて唐突に終了。悪意しか感じない曲だがノイズに入ってからのカタルシスが半端無い。

10. FANTASTIC FESTA / fredo ★★
男性ミュージシャンのソロプロジェクト。Second Royal所属。軽いクラブミュージック。
こういうのよくヴィレッジヴァンガードのポップ貼ってあるコンポから流れてる。
なんかこれさっきも書いたような気がする。
前曲にその印象を全て持っていかれたかわいそうな曲だが前曲で終わっても後味悪すぎるか。
423名無しのエリー:2012/04/19(木) 21:34:39.65 ID:o08NJBLw0

総評:★★★
TSUTAYAレンタル限定のコンピレーション。この後にセル版も発売されたがYMCKのみ除外されている。
殆どのアーティストは当時の最新作からの抜粋だがPlamo Million Sellersのみ未発表新録でここでしか聴けない曲。
2005年当時といえばcapsuleもまだラウンジポップ路線。ネオ渋谷系も依然盛り上がりを見せていたはず。
そんな当時の空気を強く感じる人選(約一名ミスキャストしているが)。それ故に今聴くと若干弱い。
というか凄くヴィレッジヴァンガードのCDコーナーな感じ。なんかこれ何回も書いてる気がする。
統一感があるのは悪いことじゃないんだけど、ぶっちゃけ雰囲気被り過ぎ。何人か削れたんじゃないだろうか。
レビューの分量を見ても分かるように冒頭3曲の印象が薄い。というか数曲の濃い曲で成り立ってる感じ。
死に牌多すぎ。似た音楽性の人を集めて結果同じ様な曲ばっか集まって共倒れするコンピってよくあるけど、それになる寸前。
その代わりコンピにありがちな手抜き曲や選曲ミスな曲は無く、各アーティストを象徴する曲が集まっている。
「知らなかったアーティストやジャンルとあなたを結び合わせるような出会いの場になりたい」がコンセプトらしく、
レンタル専用という形態にもそういう意味があるみたいで、そういう意味ではなかなかよく出来たコンピレーションだと思う。
返す返すも雰囲気被り過ぎたことが惜しい。9曲目のような核弾頭…じゃなかった異色曲が前半にも一つ欲しかったかも。
とりあえず「FRUITS CLiPPER」以前のcapsuleが好きな人に是非オススメしたい。んで、9曲目で泣いてほしい。
424名無しのエリー:2012/04/20(金) 20:27:47.14 ID:zpceDKOs0
>>423
乙。そういえば一個目のレビュー書いたの俺だ。
久しぶりにTilt聴いたけどやっぱ頭おかしい。

ぱすぽ、9nine、さくら学院のどれを書こうかな。
425名無しのエリー:2012/04/20(金) 20:36:55.71 ID:QKa829pi0
だれかNEO POP STANDARD書いてくれないかなぁ〜
426名無しのエリー:2012/04/21(土) 03:31:59.14 ID:broxB/aTO
>>424
さ学で
個人的には女子流をやって欲しいが

>>425
それ自分も思ってた
427名無しのエリー:2012/04/21(土) 21:57:20.89 ID:gOQJhHvi0
どうせボロクソに叩いて
「1回しか聴いてないのであしからず」とか最後に付け加えるんだろ?
428名無しのエリー:2012/04/21(土) 22:03:50.15 ID:YROEhWPo0
world world worldのときのアレかwwwなつかしいな
429名無しのエリー:2012/04/21(土) 23:23:31.53 ID:Bk4g7Iyb0
あったあったw
430名無しのエリー:2012/04/22(日) 04:11:32.39 ID:nqgBuQLK0
THE BACK HORNのアサイラムってまだ誰も書いてないよね?
431名無しのエリー:2012/04/22(日) 06:48:00.47 ID:nqgBuQLK0
初めて書きます。駄文で申し訳ない。

アサイラム/THE BACK HORN

01.雷電 ★★★★
1曲目から混沌とした曲。
前作パルスの1曲目の「世界を撃て」のような曲が好きだったためなかなか聞かず嫌いしていたが、
聞くほどクセになるいわゆるスルメ曲。アジカンの「新世紀のラブソング」と立ち位置が似ている。

02.ラフレシア ★★★★
AメロBメロで溜めてサビで爆発というわかりやすい曲。
THE BACK HORNのほとんどのアルバムの2曲目はだいたいが勢い任せのこのパターン。
だがそこがいい。

03.戦う君よ ★★★★★
シングル曲。イントロからテンションが上がる。
大サビがこの曲の醍醐味でこれがなければここまで高評価を付けなかったと思う。
PVもなかなかぶっ飛んでいて良い。

04.再生 ★★☆
地味であまり印象に残りそうにないかな…と思ったら途中でガラっと変わる。
中盤で暴れたのは良かったが最後に落ち着いてしまったのがもったいないと感じる。
432名無しのエリー:2012/04/22(日) 06:50:12.57 ID:nqgBuQLK0
05.羽衣 ★★★☆
ここまでは勢いで来たので少し落ち着いた曲。
ベースがなかなか秀逸。終始うねうねしている。

06.海岸線 ★★★★☆
これまたベースが秀逸な曲。
やたら狂気や暴走などといった言葉がこのバンドには使われているが、
5曲目やこのような曲が書けるのもこのバンドの強みだとつくづく思う。

07.ペルソナ ★★★★★
ここに来て勢いが復活。
やはり真骨頂はこのような曲にある。
「商業主義の地獄行き」というフレーズはかなり頭に残る。山田も良い歌詞書くね。
「再生」とは違い最後まで勢いが落ちなかったのも高評価。

08.太陽の仕業 ★★★☆
前曲からの勢いそのままに来る曲。
無理やり詰め込んだ歌詞もなかなか良い。
433名無しのエリー:2012/04/22(日) 06:52:26.58 ID:nqgBuQLK0
09.閉ざされた世界 ★★★☆
シングル曲。前作の「罠」同様タイアップでいろいろ話題になった。
歌詞は救いようが無い暗さ。
鬱な路線の曲は少ないながらもこのアルバムに残されていることがわかる1曲。

10.汚れなき涙 ★★★★
引き続き陰鬱な印象のある1曲。
メロディーは綺麗だが歌詞からは無力感を感じる。
しかし希望も残されていることが伝わってくる。
「え?これがラストじゃないの?」と聞いている側は思わされる。

11.パレード ★★★★★
ここ2曲の混沌とした流れを一気に断ち切る曲。まさしく大どんでん返し。
THE BACK HORNのアルバムのラストは名曲というジンクスは相変わらずである。
印象は4thアルバム「ヘッドフォンチルドレン」のラスト「奇跡」を大幅に
レベルアップさせたような感じ。
アルバムのラストはしんみりとした曲よりもアジカンの「新しい世界」のような曲の
ほうが好きなのでこの曲を最後に持ってきたのは大正解だと思う。
434名無しのエリー:2012/04/22(日) 06:54:06.96 ID:nqgBuQLK0
総評:★★★★☆
発売当時本スレにて微妙な評判だった8thアルバム。
一通り聞いた後の爽快感、解放感は尋常ではない。
個人的には前作のパルスは超えており、THE BACK HORNの中でも
トップクラスの出来ではないかと思っている。
ちなみにアサイラムというのは「聖域、一時的な避難場所」という意味らしく、
リーダーの松田は「このアルバムが聞いている人の拠り所になってほしい」という意味を込めたようで、
断じて某大手B級映画製作会社からとったわけではないらしい。
あとちょくちょくアジカンを引き合いに出しましたがアジカンも好きです。
こんなしょうもない文章にお付き合いしてくださりありがとうございました。
435名無しのエリー:2012/04/23(月) 22:17:29.55 ID:ZlKHhmud0
乙です
436名無しのエリー:2012/04/26(木) 04:34:34.35 ID:ltuLXev4O

アサイラムベスト以後だと一番好きなアルバムだけど微妙な評価だったのか
437名無しのエリー:2012/04/26(木) 04:37:56.85 ID:ltuLXev4O
ベストじゃなかった、THE BACK HORN以後だった
438名無しのエリー:2012/04/26(木) 18:39:29.10 ID:E4pc74mY0
パルスの出来がかなり良かったからね
あと歌詞が昔に比べてインパクトが少ないって思ってる人も多いと思う
439名無しのエリー:2012/04/28(土) 22:23:01.83 ID:tdQ+vFKP0
書いてみました。

FIVE/浜崎あゆみ 2011年8月31日発売

1.progress ★★★★★
テイルズシリーズの主題歌。おそらくこのミニアルバムの核となる曲。
ゲームを想像して作詞したのかは知らないが、近年の中では歌詞は秀逸。
全盛期の軽い感じの応援ソングとは違ったまた良さ、重みがある。
アレンジがやや重たいがキャッチーなメロディー、適度な疾走感、しつこすぎないボーカル、
どれを取っても近年の浜崎の中では名曲かと。

2.ANother song feat. URATA NAOYA ★★★
AAAの浦田直也とのコラボ曲。
歌詞の最初が「なのになのに」ってどういうことw
この2人の声の相性が△。いっしょに歌うときの違和感がすごい。
今の浜崎に合うような男性ボーカルを見つけるってのも難しい話か。
浦田が入ったことで浜崎のドスの効いた感じや重たい感じはだいぶ軽減されて、
そういう意味では浜崎らしさはなくなってるがそれが吉と出たか凶と出たかかなり平凡な曲。
やたら転調してインパクトを持たせてる感。あとCメロ声加工しすぎ。浜崎の高音が出ないためか?

3.Why... feat. JUNO ★★★☆
元東方神起のJUNOとのコラボ曲。
コラボ相手がどっちも浜崎よりよっぽど済んだ声してる。
こっちの方が浜崎重視というかいつもの浜崎の声、アレンジになってる。
たださっきの曲もこの曲もコラボする意味がよくわからない。

440名無しのエリー:2012/04/28(土) 22:24:02.74 ID:tdQ+vFKP0
4.beloved ★★★
「ザ・最近の浜崎」みたいな曲。ビブラートきつい。
アレンジがシンプルなのにくどく聞こえるのはやっぱりビブラートのせいか。
歌詞の既聴感がすごい。全盛期ならこういう曲でも全然売れたんだろうな。
声の劣化とそれに伴うキーの低さが曲をもったいなくしている。

5.BRILLANTE ★★☆
イントロきつい。民族的なコーラス。なんか歴史物の映画見てるみたい。
アレンジの民族的な感じは楽器だけに留めておいてコーラスはなくてよかったかな。
アレンジのスケールがデカすぎる。変なアレンジだけど歌詞はいつも通り。

6.beloved(Orchestra version)
M4のオーケストラバージョン。割愛。

総評:★★★☆
シングルでオリコン1位を取れないであろうため出されたミニアルバム。
ひたすらにprogressがいい曲。レンタルならそれだけで価値あり。
1曲目にprogressが出てきてしまうのでミニアルバムにも関わらずそのあとがダレる。
通して聞いて思ったのはやっぱり浜崎はM1みたいな全盛期時代のような曲が一番似合ってるということ。
近年アレンジや曲の幅が広がってるのはわかるがしっくりこない。その例がM5。
アレンジの幅が狭くても同じような曲ばっかと思われるだろうが、広げすぎても収拾がつかない。
あとは声の劣化。ちょっといじってキー上げてみると聞いてみるとインパクトが出るし声も軽くなって聞きやすい。
それとビブラート。一時期改善したと思ったんだけどなあ…
キーが低いとどうしてもインパクトに欠けるが、ビブラート抑えるだけでもだいぶよくなると思うんだが。
441名無しのエリー:2012/04/29(日) 00:35:29.53 ID:hOUdrbD7i
Mr.Children/SENSE

1. I ★★★★
B'zを思い起こさせるようなロックナンバー。ギターが少ない分、ベース、ドラムが頑張っている。
歌詞は内向的で、歌い出しが気怠さ満開で、ちょっと気持ち悪いような歌い方。
だが、それがいい。
2. 擬態 ★★★★
爽やかなイントロから始まるポップナンバー。ただ、歌詞は決して爽やかではなく、そのギャップが魅力。
「目じゃないとこ 耳じゃないどこかを使って 見聞きをしなければ見落としてまう 何かに擬態したものばかり」
考えさせられます。
3. HOWL ★★★
ギターのカッティングから始まる。いわば現代版シーソーゲーム。
歌い方も昔のコステロ風になっていて、このアルバムは曲によってボーカルの歌い方にも変化があって楽しい。
ただ、ギターがちょっと弱く、それをピアノで埋めてしまった感がちょっと惜しい。



442名無しのエリー:2012/04/29(日) 00:36:35.29 ID:hOUdrbD7i
4. I'm talking about Lovin' ★★★
初期のミスチルを思わせるクリスマス風のちょっとかわいらしい曲。
告白しようと思うけど、振られるのが怖いと躊躇している曲。
ベースソロがとてもいい。
5.365日 ★★★★
Mr.Children王道バラード。名曲です。
これがシングルじゃないところがミスチルの凄さか。
6.ロックンロールは生きている ★★★★
前曲とは打って変わって電子音が入ったデジタルロック。
ギターソロが二回あるが、ボーカル桜井とギター田原が一回ずつ弾いている。手癖が違うため、聴いていておもしろい。
ロックンロールは生きていると歌っておきながら、最後のアウトロが意味深。
443名無しのエリー:2012/04/29(日) 00:38:32.86 ID:hOUdrbD7i
7. ロザリータ ★★
昭和の歌謡曲風バラード。別れた女が忘れられないちょっと女々しい男の歌。
匿名を使ってロザリータと叫んでいるようです。
8.蒼 ★★★
シンプルなピアノバラード。間奏で桜井の口笛が入ってる。
歌詞は自分の無力さを歌っています。
9.fanfare ★★★★
大人気アニメONE PIECEの映画の主題歌。普通にいい曲。盛り上がります。ただ少し曲が長い気も。
もともとは配信限定だったが、配信のより音質はかなり良くなっている。ストリングスとベースが力強い。
444名無しのエリー:2012/04/29(日) 00:40:34.52 ID:hOUdrbD7i
10. ハル ★★★
バラード曲。ストリングスがとてもはまっていて、二番からはバンドサウンドが入ってくる。曲単体で聴けば良曲なんだが、流れ的にまたバラードか…とちょっとダレる。
11. Prelude ★★★★★
このアルバムのハイライト。
ストリングス→ピアノ→カッティングと今までありそうでなかったイントロ。
バンドサウンド、ストリングス、ボーカルのマッチ具合が絶妙。
歌詞は過去の曲のフレーズが幾つか出てきて、今までの総括のような曲。名曲です。
12. Forever ★★★★
アルバム最後を締める素晴らしいバラード。前曲の余韻のようなものも感じる。
無機質なボーカル、サビのさりげないギターが素晴らしい。





445名無しのエリー:2012/04/29(日) 00:41:08.58 ID:hOUdrbD7i
総評★★★★☆
シングル曲なし、ほぼ宣伝なし、取材もなしと売り方が実験的だったアルバム。
アルバムタイトルのSENSEとは君のセンスで感じてくれという意味か?
ミスチルを聴いた事がない人ってよりはどちらかといえばファンに評価されそうなアルバムかもしれない。
446名無しのエリー:2012/04/29(日) 12:08:33.77 ID:La5fymyH0
>>440
乙。あゆは本当にどうしたいんだろうな。まだ迷走しているのが信じられんが。

>>445
乙。ファン向けかぁ。怖くて手がだせん。

さて、こちらもようやくレビューが書けたので投下。


RED LINE / Sadie

1. RED LINE ★★★☆
前作『COLD BLOOD』でも見せた、王道V系ロックをベースにしたナンバー。
シンプルながらもキャッチーなメロディパートと、適度に煽るグロウルの掛け合いが安心できる。
プロレスのテーマソングということなので、熱さが足りないのが不満だが、
テンションをあげるにはいい楽曲ではないだろうか。
447名無しのエリー:2012/04/29(日) 12:09:21.42 ID:La5fymyH0
2. RODEO SCREAM ★★★★
イントロでモダンヘヴィネスを連想していたらまさかのスクリーモ風メタルコアだったでござるの巻き。
いや、本当にそういう曲調です。特に最近のスクリーモ聴いてる人なら納得できると思う。
どちらかといえばピコリーモの方が近いかもしれないけど。
しかし、これが結構マッチするから驚き。エモ系は線が細くても大丈夫なジャンルなんで、
もしかしたら新機軸として採用するならこの路線なんじゃないだろうか。
そうなると、冒頭のアレは要らんな・・・。

3. 朦朧 ★★★
いつものエセDir en grey路線。が、叫び方面は前回からさらにパワーアップ。
ガテラルやスクリーチ(甲高いグロウルのこと。凶悪になったドナルド・ダックをイメージしろ)まで
習得しだしている。いつの間に身に着けたんだよ。てことで、叫びにはすごく満足できる。
が、歌い方はやっぱり京。そろそろ京から離れようや、真緒。

4. Skeleton Bug ★★
まさかのインダストリアル路線。それもロブ・ゾンビ方面ときた。
こんなにキャッチーな曲でいいんだろうか?こちらはまだ研究する余地があるけど、
アルバムやカップリングに1曲入れるならありかな。メインだと疑問だが。
448名無しのエリー:2012/04/29(日) 12:10:21.11 ID:La5fymyH0
5. daydream  ★★★★
ついにファストチューンでグロウルを封印。歌い方が曲にあわせて儚げにしており、
これが結構様になっているから驚きだ。ゴシカルなメロディがなかなかクサく、
アレンジも結構しっかりとした出来になっているのが好印象。
V系バンドだからこそ出来る路線だなと実感できる曲ですね。

6. 声 (評価拒否)
通常盤ボーナストラック。まさかの語りメイン。サンホラかw
語りで悶絶する人には向きません。


総評 ★★★
V系メタルコアバンド、Sadieにとって通産5枚目のミニアルバム。
今回はいつも以上に雑多な印象を受け、迷走、あるいは模索とも取れる実験作のように思える。
しかし、シンプルな方向性に行ったのがやはり仇になったのだろう。
進化の仕方をどうすべきかで悩んでしまうのは音楽をやる人間、誰もが迷うだろう。
本来なら、カオティック・ハードコアを薦めたいところだが、日本ではカオティックだと
とたんに売れなくなる路線となってしまうため、非常に悩ましい部分だろう。
そこで、鍵となるのが1曲目、2曲目と5曲目。これらは今後、軸として十分に機能できる路線だし、
これまでのエセDir en grey路線やシンプルなメタルコアも今の実力なら十分だろう。
以上のことから、上記路線を発見できたことだけでも大きな収穫といえる。
次回作以降はぜひとも、今作で得たものを生かしてほしい。
449名無しのエリー:2012/04/29(日) 22:15:25.19 ID:VMJWsY4z0
初めてレビューしてみます。

P-MODEL / 電子悲劇/~ENOLA (1997年11月29日)

1.ENOLA ★★★★★
びよんびよん(ぐにゃぐにゃ?)としたイントロは聞いたことある人もいるかもしれません。今でもライブで盛り上がる曲。
ティンパニーの音やメンバーのコーラスもあって騒がしくなっています。

2.HIDDEN PROTOCOL(release2) ★★★
1曲目から一転しちょっと静かになっています。間奏では音楽が左に行ったり右に行ったり気持ちがいいです。
マキシシングルの曲の別バージョン。・・・とは言ってもあまり変わっていません。

3.BOGY ★★☆
泣きメロ?のような曲。ピコピコしています。
福間さんの唯一歌っている曲だがサビでは平沢さんが歌っています。

4.Rocket ShootU ★★★★☆
マキシシングルの曲からの別バージョンだがコード進行のみ同じでほとんど違います。
マキシは明るい感じですがこっちは重たくて暗いです。

5.ENN ★☆
小西さんがメインで歌っている曲。
まるでお経を唱えるようなフレーズが続いたあと歌が始まります。サビは平沢さんと小西さんのデュオ。






450名無しのエリー:2012/04/29(日) 22:37:52.53 ID:VMJWsY4z0
6.衛生ALONE ★★★
こちらも泣きメロのような曲。静かで穏やか。やさしい感じ。

7.LAYER-GREEN(ver.1.05 Gold) ★★★★☆
こちらもマキシシングルからの曲。オペラのようなイントロから始まる曲。
間奏のギターもカッコイイです。

8.Spiritus ★★★★
まるで冒険していて、奥へ奥へ突き進むような感じの曲。
ピコピコしています。

9.ASHURA CLOCK(Discommunicator) ★★★★★
こちらもマキシシングルからの曲ですがさらにピコピコ、かっこ良くなっています。
#1と同じくこのアルバムのメイン?なのかもしれない。

10.Black in White ★★★☆
インドネシアの「ガムラン」が取り入れられています。悲しい感じの曲。
低音部分以外は声は編集しているようで半音高くなっています。

11.A Strange Fruit ★★★★
インストゥルメンタル。このアルバムの中で一番ポップな曲であり浮いている曲です。逆に不気味。
451名無しのエリー:2012/04/29(日) 22:51:57.70 ID:VMJWsY4z0
総評 ★★★★★
ドラマーの上領亘が脱退してからのアルバム。
ドラムは打ち込みになってしまったがよくも悪くも改訂P-MODELの中で一番バランスの取れているアルバムだと思います。
アジア系の曲、テクノ系の曲もあったりして初心者でも聞けると思います。

当時はマキシシングル、このアルバム、インターネット、ライブ会場が「LAYER-GREENの物語」
と大きなストーリーとなっており、上記4つとリンクして謎を解いていました。

その為、このアルバムはCD-EXTRAとなっています。今でも物語の一部が見れるかも。
452>>448:2012/05/02(水) 20:16:19.98 ID:ARz6deaK0
>>451
乙。簡易レビューってのも悪くないな。

ごめんなさい、ラスト二行抜けていたので、
申し訳ないですが、下記二行を追加願います。


なお、ファン以外は絶対に初回盤のどちらかに手を出すこと。
ファン意外にあのボーナストラックは強烈過ぎるんでな。
453名無しのエリー:2012/05/03(木) 19:41:17.83 ID:y0GjyxPF0
倖田來未のJAPONESQUEってアルバムが
予想外に良くてビックリしたからレビュー書きたかったけど
曲数多くて書くの面倒だからやめた。
454名無しのエリー:2012/05/04(金) 14:12:35.44 ID:EuENWKur0
>>453
インストが入っているの考慮しても20曲近いのは多いよなw

暇だったら書いてくれ〜
455名無しのエリー:2012/05/04(金) 14:43:54.00 ID:OlcRLloq0
初レビューです よろしくお願いします。

androp / anew / 2009年12月16日


1. Roots ★★★★
一曲目から爽やかな歌声で魅せてくれる。曲調はポップだが、細かいところでしっかりとしている曲。
2分11秒と非常に短い曲であるにもかかわらず個人的には高評価。

2.Tonbi ★★★★★
AメロBメロが不規則で早口のため、最初に聞いた時には なんだこれ? と思っていたが、何回も聞くうちに
サビの美メロにはまっていることに気づく。
今回のアルバムの中心核だと個人的に解釈しています。高評価。

3.Image word ★★★
前二曲と比べると、ゆったりとした曲。Voの声とドラムの音がマッチしていて非常に聴いていて気持ち良い曲。
ただ、インパクトはそこまでないかもしれない。
サビに入るに連れて少しづつ盛り上がっていくので、この曲を3曲目にしたのは良い判断かも。

4.Nam(a)e ★☆
歌詞がかわいい曲。なんだかバンプのような歌詞で自分には合わなかった。
演奏のレベルが高いだけにちょっと残念だった。

5.Halo ★★★
一曲目と同じようなポップで尚かつカッコイイ曲。最初からギターがジャンジャンなっています。
この曲も短いながら演奏が上手く、曲調も覚えやすいのでandrop入門に一番かもしれない。
456名無しのエリー:2012/05/04(金) 14:44:42.11 ID:OlcRLloq0
6.Te to Te ★★
「いつもいつもいつも祈ってる」という部分がこのアルバムの良いハイライトになっている。
曲調は明るいが、どこか寂しげな雰囲気が漂っている曲。
なんだか物足りない印象もある曲ではあるが、これはこれで良い曲ではないかと。
全体的に歌詞の使い回しが多いので、何回も聞くと飽きてくる。

7.Basho ★★★☆
この曲がアルバムの締め。
サビが良い。このアルバムのベストオブサビって感じ。この曲も曲調は明るめだが切ない感じの曲。
最後のギターの音が綺麗にアルバムを締めていて好印象。


総評 ★★★☆
全体的に演奏のレベルが高く、特にベースは素晴らしかった。
欲を言えば、全体的に曲のレベルは高いのだが、もっと弾けた曲が1,2あれば素晴らしいアルバムになったのになという感想。
最初の2曲のインパクトが大きすぎて、残りが尻窄みになっていたのもちょっと残念。
曲順を変えれば名盤になっていたかもしれない。
何はともあれ、ようつべで視聴してみて気に入ったら是非聞いてもらいたいアルバム。
ここ最近のアーティストでは実力に関してはトップクラスだと思う。
457名無しのエリー:2012/05/04(金) 17:00:45.26 ID:wtCX69WR0
マスターベイション/MARCHOSIAS VAMP(マルコシアス・ヴァンプ)

01.マスターベイション ★★★☆
最初SKID ROWかと思ったw
高野のような高らかなベースのうねりが壮大。贅沢な仕上がり。

02.生きてりゃ最高 ★★★☆
わりかしクドイ・・・・でも前前作のわかりにくさと比べると
比較的まだ聴きやすい。楽曲に表情が出てきて、印象も高い。
アコギが曲の顔としての役割を果たしている。

03.モンキー・パズル ★★★★
ゆったりとしたファンクです。いままでのような青々とした少年臭さは取り払われた。
秋間さんの声もバリエーション豊富で聴きごたえ十分。ルーズなロック好きには
おいしい曲だと思います。

04.鳥になる時 ★★★
洋楽にありそうなアコースティック曲。全体的にもはっきりとした歌い上げで、
引き締まったシンプルなアレンジです。楽器隊の気合のはいり方も暴走寸前といったところか。

05.TODAY〜矛盾な夜〜 ★★★★
ミスチルあたりがやりそう。こういったオアシスにちなんだUKのようなメロディ。
シンプルですが、神秘な歌詞と非常に相性がいいんです。
日本人独特の歌謡っぽさも程よい要素になっています。インストでも行けそう。

06.夢のかけ橋 ★★★★
いままでのマルコシのポップ曲では、一番わかりやすく、横道もそれない無難なアレンジ。
悪い感じはしない。全然有りだと思う。このアルバムの雰囲気に一番ふさわしい曲です。
サビは一転も二転も転がる作り込んでいます。聞いているこっちも楽しくなる。
458名無しのエリー:2012/05/04(金) 17:21:53.07 ID:wtCX69WR0
07. I WANNA TAKE YOU ★★
それはかくともといった。平凡な曲。

08.ONE LOVE ★★★★☆
起承転結をちゃんと作り込んだものは晩年になってやっと頭角を出してきたのですが、いやこれは;
リフかっこよすぎ!このバンドのケミストリーが最高潮になると
ここまで唯一無二のものができるのかというぐらいに完成度が高いです。

09.NO! NO! NO! ★★★★★
サイケデリックさを持ち合わせた新しいグラムと言っていい。っていうかマルコシは死んでいなかった
という認識が出来ただけでも感無量です!!理論で判断なんかできない。
ポップだろうがサイケだろうがマルコシがやればなんでもロックになるんです(笑)

10.水の泡 ★★☆
幻想を意識したリヴァーヴ。夏っぽさもでてる。
っていうか録音状態がすごくいいな。ラストなだけにすごく悲しくなる。

11.世界をゆらせ ★★★★
秋間さんの哲学や人間性がここに集約でもなされているかのように、
壮大でジャイアニズムなラストソング。メロディはビートルズみたい。
外国人が演奏してると言われたら多分気づかないだろうな。

総評:★★★★
ラストアルバムなだけに非常に贅沢なアレンジ。
プロデューサーは土屋正巳。よくこの人はバンドが必要としてる要素を引きずり出せるな・・・
両者ともセンスが爆発したマルコシがかつての勢いをとりもどそうとしていた野心的な
アルバム。
459名無しのエリー:2012/05/04(金) 17:33:05.43 ID:wtCX69WR0
残るマルコシのアルバムはルネサンスだけか。

買ったらまたレビューでもしようか
460名無しのエリー:2012/05/04(金) 17:38:51.92 ID:wtCX69WR0
だれか町田町蔵の「どうにかなる」かPeople in the boxのレビューお願いします。
4612代目まとめ人:2012/05/05(土) 01:28:57.31 ID:5K+UvONs0
 ∧∧/丶-、__
(・ω・/____/ < ちょっとサボリすぎた。。。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お久しぶりです。
25th.〜から↑まで+避難所分をタグ付きテキストに起こしたら2万行を超えててワロタ。
……ということで、シコシコ小出し更新にします。
スレが10周年を迎える頃にはすべてうpが完了すると思います。
462名無しのエリー:2012/05/05(土) 03:23:55.67 ID:GWRI029I0
おお乙です
もうすぐ10周年とはここも長寿スレだな
463名無しのエリー:2012/05/05(土) 21:24:39.78 ID:aTf+2dQq0
10周年おめでとう
464名無しのエリー:2012/05/06(日) 18:42:38.16 ID:/ZD7MR6z0
幸せの鐘が鳴り ただ僕は悲しいふりをする/Blankey Jet City


01.円を描く時 ★★★★

照井さんが作曲。アルバムのなかでも数少ない
ちゃんと浅井さんのうたが安定している曲。外国のバックミュージシャンの演奏に
全然食われていなくてスゴイです。ちょっと渋すぎるビターさは気になるけどいい曲。

02.親愛なる母へ ★★★☆

浅井さんがちゃんと自分の歌としてモノに出来てないですねこの頃は。
やっぱり曲が一時期書けなかった混沌の年とは聞いてましたけど。
アレンジのおかげで、曲の形は整えられています。楽曲の軽さとは裏腹に歌詞は暗くて、小説のような
文章が理屈っぽくわかりやすい。

03.風になるまで ★★★★

冬の夕方の静けさを彷彿させるっていうか、張り詰めたクールな印象を感じました。
中村さんのドラムも曲に表情をつくっている。物語を突き進めている真打ちのような役割になっています。
浅井さんの歌詞はどうしてこう凄く純粋で、且つ時代感を思わせないんだろうなぁ。感服してしまいます。

04. カモメ ★★★

あんまり言いたくないけど浅井さんってさ、ほとんどの曲で音外しまくっているよね。
歌い方はよそよそしくて、歌詞を強引に乗っけっちゃったってところでしょうかね?
歌詞をもう少し減らせば、全体的にスッキリしたまとまった作品になってたろうにな。
465名無しのエリー:2012/05/06(日) 19:12:22.66 ID:/ZD7MR6z0
05. 嘆きの白 ★★★

PONTIACSの曲をゆっくりしたらこんな感じになりそう。そんな曲。
キレギレに歌ってて、溜めて演奏してるのがすごくおもしろいです。
これも歌の部分だけあえて演奏を止めてるのも歌い方とメロディの違和感を無くすためでしょうか?
考えすぎでしょうか?ブランキーのロックテイストの曲の中じゃ印象は薄いけど、
このアルバムでは激しい曲が数曲ぐらいしかありません。
なので所々散りばめられているのでサーチするときに必ず耳に止まりますよ。

06.螺旋階段 ★★★☆

ファンの間では人気があると聞きますが、そこまで強烈な印象はありませんでした。
ですがブランキーのライブで培われた一体感ある演奏は聴きどころですね。
照井さんの才能が暴走してるようにもおもえました。
架空の街での男の屈折したロマンを痛快にジャズ&ロカビリー仕立てにしたというところ。

07.小さなガラスの空 ★★★★

他の曲と比べ、比較的後期の「言葉をなるべく端的にシンプルに」したような趣きのハシリのような気がします。
薄暗くなにか余裕のない曲全体の雰囲気にギターの怒涛が炸裂するところがすごく気に入った。
っていうかそこが唯一印象にのこる。後ろめたくも無理を押し込んでいる気配もなく、
音と歌声が解放されていて、鳥が鳴いている目覚めの良い朝の気分とかぶります。

08.幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする ★★★★☆

ごちゃごちゃした倉庫で通風口を開けている時かの如く、曲の隙間が多く、
楽器の細かい音が十分に聞こえているのが最高。しかし、浅井健一の優れた文才と言葉選びは
それ以上に最高。中村達也、照井利幸ともにこの3人の工夫やセンス、アイデアは
ここで頂点を極めたも同然とまで言ってもいいと感じました。
466名無しのエリー:2012/05/06(日) 19:15:29.46 ID:/ZD7MR6z0
一部修正

幸せの鐘が鳴り 僕はただ悲しいふりをする/Blankey Jet City
467名無しのエリー:2012/05/06(日) 19:37:37.64 ID:/ZD7MR6z0
09. 砂漠 ★★★★

まあアコースティックでここまで表情を持たせるのは正直いってスゴイな。
井上陽水に通ずるものはあるんでしょうね。すごく切ない。
真夜中の列車を思い描いているんでしょうか?「砂漠」ってのは感情に対してなんだろうか・・・・
聞き手のこちらもものすごく感情移入して聞いてしまうほど。この歌詞へののめり込みっていうのが、
一度読み込んでしまうと、その世界を一日中想像してやまない魅力がある。最後アイアンメイデンみたいなの
違和感あるけど個人的には嫌いじゃないかもね。

10. 青い花 ★★★★★

だれがなんと言おうが、この曲は名曲だと確信しますよ僕は。
あんまりこの曲に対しては偉そうに評価したくなる気分にはなれないです。
自分の青春とかぶせると涙腺がおもわず崩壊しちゃうような、
豆腐並みの儚さを放つ燃える魂って感じです。胸が熱くなってきますこの曲聴いてると。



総評:★★★★★

きいてるといろんな自分の想い出をあわせてしまいます。感情入れて聴いてると下手したら
素直に評価もままならなくなっちゃいそうです。ギターやベースにもエフェクターなんか必要以上なくても
これだけ感情を表現出来るのかと可能性をみてしまいます。ブランキーの音楽としての表現の臨界点。
これ以降は路線をまた戻してしまい、ハードロックを取り入れて再調整したような作風になります。
30代でこれ作ってるんだよね。よっぽど早熟していたんだなぁ。ブランキーの裏の名盤といってもいいでしょう。
468名無しのエリー:2012/05/07(月) 02:37:06.86 ID:r1L/DsRZO
きめぇ感想文だな
469名無しのエリー:2012/05/07(月) 04:34:42.17 ID:up3YyDpl0
長い間お蔵入りしていたレビューを修正しつつ今更発掘

group_inou 「 _ 」

1. ZYANOSE ★★★☆
初っ端から疾走感のあるリズムと黄昏を感じさせるメロディが印象的。
1曲目らしからぬメロディなので最初聴いたときにはこの位置を疑問に思うかもしれないが、
アルバム全体を見渡すとやはりこの曲は冒頭に置かざるを得ない、と思えるはず。
前作や前々作に比べるとリリックの下ネタ含有率はかなり減っていて、この曲では下ネタはゼロに近い。
PVあり。

2. LAMP ★★★
前作「ESCORT」収録の「SOS」で少しやっていたcpの声を使ったエフェクト遊びを軸に置いた曲。
この曲はとにかくcpがノっていて面白い。今作で一番楽しそう。妙な意味性を帯びたリリックも面白い。
トラックは実にポップなのだが主旋律がかなり不安定で面白い。とにかく、面白い曲。

3. STATE ★★★☆
テンポ遅めのかなりシンプルな曲。展開はかなり最小限に抑えられていて、少しダレる。
…と思いきや、ラスト1分で鳥肌モノの展開が待ち受けている。本スレではかなりの人気を誇る曲。
路線としてはファーストミニの「foods」に収録されていた曲群に感触が近いような…?
最初は退屈な曲だなーと思っていたんですが何回か聴いて良さが分かってきた。
470名無しのエリー:2012/05/07(月) 04:35:16.00 ID:up3YyDpl0

4. THERAPY ★★★★
ここで再び疾走感を取り戻す。これも最初聴いた時はイマイチパッとしないなーという感想を持っていたのだが、
何回か聴いていくうちにリリックの軽妙さや後半の盛り上がりの良さに気付け、
ポータブルプレイヤーでの再生回数が格段に上がったスルメ曲。トラックは結構細かい事している。
AC部による超カオスなPVあり。なるべく曲を先に聴いてからの視聴をオススメ。

5. HALF ★★★
下ネタ一切無しの叙情的なcpのリリックと、imaiのメロディセンスが爆発したメロウなトラックで魅せる佳曲。
imaiのメロディセンスは最近の若手バンドの中では頭一つ抜けていると思う。
後にシングルカット。シングルバージョンはアウトロがライブで演奏されているバージョンに近くなっており、
そちらの方が実はオススメなのですが限定生産盤だったりする。

6. MYSTERY ★★★★☆
恐らくgroup_inouの曲の中で最速と思われるナンバー。
わずか2分の間に変な台詞、下ネタありの意味不明なリリック、メロディアスなトラック、cpのシャウト…
と要するにgroup_inouのエッセンスが全て詰め込まれた曲。
ライブでは物凄い盛り上がるが、決してライブだけの要員ではなくホームリスニングにも耐久性のある出来。

7. HEART ★★★★★
一転、group_inou最長の6分20秒のミディアム・テンポのバラード。
ポスト「COMING OUT」とでも言えそうな名曲で、個人的に今作の最大の目玉にしてハイライト。
下ネタや最近の流行などをない交ぜにしたカオスなリリックが、一切隙の無いメロディに乗せられる様はかなり感動的。
そしてラストの大サビはどこか切ないリリック、imaiの才能全開のメロディ共に凄いの一言。
後に(AC部のPV付きで)シングルカットされました。興味があればぜひ聴いて頂きたい。
471名無しのエリー:2012/05/07(月) 04:36:04.73 ID:up3YyDpl0

8. ELEPHANT ★★★
シャッフル調のリズムが印象的な曲。こういう変則的なリズムは何気に初めてでは?
曲はなんというか、いつものgroup_inouといった感じの儚げなメロディ。全体的に落ち着いた曲調。
リリックには「そっくりばっかりがっかり なんでこんなんばっかり」というかなり攻撃的なフレーズが。
ちなみにタイトルはたぶん下ネタ。

9. GRAZIE ★★★★
ラストは前作「ESCORT」収録の「BOTTLING」路線のスローテンポな曲。
リリックは今作収録曲の中でもひときわ意味不明なのだがどこかしら異様な切実さを感じる。
「終わり」の悲しげな雰囲気が全編通して漂っている。重々しいトラックがサビでメロディアスに裏返るのがミソ。
ひたすらに物悲しいアウトロがとてもいい。アルバムを締めるのに最適な曲、という印象。

総評:★★★★★
エレクトロ変態ユニット、group_inouが2010年の初夏にドロップした2ndフルアルバム。
2010年リリースされたアルバムの中ではトップクラスの出来だと思う。
すごく構成が練られてる。捨て曲なし、というかマジで一曲でも外したら成立しない。
音もだんだん深みが増してきていて、imaiのメロディのセンスは良くなるばかり。
ただ、あらゆる意味でやってることは以前と一緒。
リリックの意味不明さは相変わらずだし、トラックは相変わらずエレクトライヴ一本。
そここそが彼らの最大の長所ではあるのだが短所でもあると思う。
自分はファンだから曲ごとの変化をいい感じに楽しめるが、
このユニットに対して何の思い入れが無い人が聴いたらそろそろ曲の違いが分からなくなる頃かも。
まあ、そういった点を抜きにすればとにかく傑作なので聴いて損はないはずです。お勧め。
特にメロディに飢えている人に激しくお勧め。このメガネ掛けた人、すごくいいメロディ作るんですよ。
あと、この作品はアートワークが凄く良い。
472名無しのエリー:2012/05/07(月) 17:27:05.72 ID:1/RwnJ7e0
乙!興味持って聴いてみたらすごいよかった ありがとう
473名無しのエリー:2012/05/07(月) 19:00:18.91 ID:+0zqmgPd0
>>468
こんなん個人の範疇やろうが( ゚Д゚)ヴォケ!!
474名無しのエリー:2012/05/07(月) 19:34:27.04 ID:+0zqmgPd0
まあ今度からはレビューに対して冷静にかくようにするか
475名無しのエリー:2012/05/07(月) 21:17:49.00 ID:HgJdCaGj0
音楽知識ゼロに等しいがレビューしてみるw

GLAY/SPEED POP

1.SPEED POP(Introduction)
1分ちょいのインスト。この曲だけ佐久間正英氏作曲。

2.HAPPY SWING ★★★☆
ファンクラブの名前にもなってる曲。歌詞がいかにもメジャーデビューしたてって感じ。
サウンドがペラいのが若干気になるが、こういう青臭い感じも悪くないw

3.彼女の“Modern...” ★★★
3rdシングル。GLAYのシングルではワースト1の売上だったがライブではもはや定番、
ベストにもほぼ常連と言っていいくらい入っているGLAY流R&Rナンバー。
何も考えずノレるしカッコイイが正直聴き飽きた。

4.ずっと2人で・・・ ★★
こちらもベストには必ず入ってる。そしてカラオケでも「HOWEVER」に並んで人気の高かったラブソング。
シングル版との違いはアウトロがフェードアウトという点のみ。・・・うん、シングル版のほうがいい。
そしてなぜこの曲順w

5.LOVE SLAVE ★★☆
パンクっぽいナンバー。デモテープ「SPEED POP」に収録されていた楽曲だが、う〜ん・・・微妙w
TERUの歌い方が今とだいぶ違う。
476名無しのエリー:2012/05/07(月) 21:19:09.28 ID:HgJdCaGj0
6.REGRET ★★★★
「Freeze My Love」カップリング。GLAYの中でも異質な曲。
最初は歌詞は「?」だったが、後から調べたらデビュー前のドラムに向けて書いた詩らしい。(AKIRA?NOBUMASA?)
「切なさに切り裂かれた胸、流れる血を見つめてた いつまでも見つめていた」って歌詞が何気に凄い。

7.INNOCENCE ★★★★★
「彼女の“Modern...”」カップリング。「彼女の〜」とはうって変わって切ないバラード。
リリースするまでどちらを両A面にするかで迷ったことがあるらしく中々完成度が高い。
いや、A面より良いかも。

8.Freeze My Love ★★★★☆
4thシングル。いかにもヴィジュアル系って感じ。
歌詞が氷室っぽい。ドラムが出過ぎてないのが良い。

9.真夏の扉 ★★★☆
2ndシングル。インディーズ時代の作品「灰とダイヤモンド」収録時にくらべるとテンポは落ちたが曲全体が重くなった。
ちなみにプロデュースは土屋正巳氏。ドラムを叩いているのはインディーズ時代に正式にGLAYのドラマーとして在籍してたAKIRA。なぜだ・・・

10.Life 〜遠い空の下で〜 ★☆
「真夏の扉」カップリング。正直、あんましパッとしない曲。いかにもカップリングだなあと。
ちなみにこれも同じくAKIRAが叩いてる。何でだ・・・

477名無しのエリー:2012/05/07(月) 21:19:50.13 ID:HgJdCaGj0
11.JUNK ART ★★
デモテープ「DANCE VISION」に収録されていた曲。
正直これも・・・って感じ。ただTERUの若かりし頃を知りたいならどうぞw

12.RAIN ★★★★
1stシングル。YOSHIKIとの合作で話題になり、そこそこ売れた。
YOSHIKIのピアノが美しい。ただ、メンバーの演奏がそれにのまれ気味な感じはあるが、普通に良いバラード。
ちなみにシングル版にあった出だしの雨の音はカットされている。

総評:★★
まず、シングル多すぎw
12曲中実に8曲がシングルとそのカップリングで構成されている。(その内1曲はシングルとしてカットされた)
更に2曲はデモテープからの選曲のため、実質本作での新曲は1のインストと2のみ。
ゆえに初期ベストみたいな内容。
まあでも5と11は本作でしか聴けないし、今なら中古で安く買えるので、ファンの方はどうぞ。

ちなみにジャケットにはGLAYの5人目のメンバーであるNOBUMASAが写っているが、レコーディングには一切参加していない。何故だ・・
478名無しのエリー:2012/05/08(火) 01:41:34.13 ID:d4zct/4m0
乙乙
479>>448:2012/05/09(水) 15:36:47.42 ID:rZqWNZfL0
>>477
乙。まぁ、最初は売れようといろいろと詰めようとするからねぇ。

さて、こちらは一部女性から嫉妬を買い捲ってるとうわさのバンドを。


TWIN GATE / exist†trace

01. DECIDE ★★★
80年代のジャパメタを連想させるようなV系メタル。V系といえばこういう曲。
ハードロックなんだけど、すごくキャッチー。そんな曲ですね。
王道すぎてちょっと物足りないけど、安定しているからまぁいいか。
480>>448:2012/05/09(水) 15:37:24.85 ID:rZqWNZfL0
02. オルレアンの少女 ★★★★
凛々しさとキャッチーさが同居したモダンチューン。男役のジョウが私って歌うと妙な感じがするな。
しかし、キャッチーでも演奏はまったく媚びてません。
世界観がしっかりしているのは好感持てるけど、冒頭の絶叫はちょっとなぁ。
スクリームかスクリーチにしてほしかったなぁ。グロウルはちょっと違うと思う。

03. KNIFE(Album mix) ★★
やや電子音が目立つミドルチューン。うーん、このバンドでやるアレンジじゃないな。
女性ヴォーカルって電子音とも愛称良いはずなんだけどねぇ。

04. Neverland ★★★☆
叙情的で湿り気のあるバラードナンバー。こういう曲だとジョウの歌声が映えるねぇ。
所々で使われるシンセがいい味を出している。

05. RESONANCE ★★★★☆
ややインダストリアル寄りながらも熱さを忘れていない疾走チューン。
2曲では違和感があったシャウトだが、こちらではいい味を出していると思う。
荒く歌う様も結構絵になっているもポイント。こういうことが武器に出来る女性ヴォーカルはいいのぉ。
演奏がメタルなのは言うまでも無い。
481>>448:2012/05/09(水) 15:38:17.31 ID:rZqWNZfL0
06. VANGUARD ★★★★
どちらかといえばメタルっぽさが薄い曲。幾分かキャッチーに仕上がっており、
展開も聞きやすくなるように工夫されているので、メタルが苦手な人でも問題ないだろう。
サビが天を煽るかのような爽やかさを出しているのもいいな。

07. Blaze ★★★★
アメリカのヘヴィミュージックと日本の歌謡を組み合わせたかのような曲。
本来なら、ダサいと思えるようなセンスだが、向こうの「ノれればいいんじゃあ!」という
グルーヴ感を組み合わすことで、ちょうどいい塩梅になったように思える。

08. unforgive you ★★★
マーチ調のスネア連打からモダンヘヴィネスへの変化はなかなか新鮮だが、
それ以上にすんなりと広がっていくようなサビにゾクっとくる。
こういう曲を聴くとつくづくSHOW-YAっぽいなと思う。
482>>448:2012/05/09(水) 15:38:49.20 ID:rZqWNZfL0
09. 「終わりのない世界」 ★★★☆
湿り気を忘れずに明るくなったアップチューン。
商業的にはこういう路線のほうが売れるんだろうな。
実際にメロディはキャッチーでなおかつ上手くすんなりと聴きやすい流れとなっている。

10. Cradle ★★★
シンセストリングスも登場するバラード。
どこかミュージカルのラストで演奏されていそうな曲調。それほどドラマチックということで。
しかし、そうなるとやはりもう少し高音の伸びがほしいかな。


総評 ★★★
日本でも珍しい女性だけのヴィジュアル系バンド、exist†traceのインディーズアルバム。
曲調はハードロックを基調としており、ジョウの声がハスキーであることもあり、
どことなくSHOW-YAと空気が似ているように思える。それゆえだろうか。
そこら辺の男性ヴィジュアル系バンドよりは硬派な印象を抱けるのが強みだろう。
だが、やや単調なのが難点で、今後は徐々に複雑にしていけるかが鍵だろう。
483名無しのエリー:2012/05/09(水) 15:39:19.90 ID:rZqWNZfL0
あ、名前はずすの忘れてたorz
484名無しのエリー:2012/05/10(木) 15:26:53.73 ID:yQTcmxj50
皆さん乙です。

MUSIC/清竜人

1.CAN YOU SPEAK JAPANESE? ★★★★★
一曲目から度肝を抜くミュージカル調の8分超の大曲。
ミュージカル調といってものあのわ1stみたいな雰囲気ではない。テニスの王子様ミュージカルみたいなアレ。
セリフ多すぎ。ストーリーあり。一応AメロBメロの概念は朧げに見える。
ひたすらノリノリなメロディにカラフルなアレンジで、聞き手をCDに無理矢理巻き込むオープナー。サビとか異様にキャッチー。
編曲は高橋諭一。「桃色片想い」など、ハロプロ界隈でお馴染みの名前だが、こんな真っ当じゃない曲でも行ける辺りただ者ではない。
堀江由衣がゲスト参加。ひたすら喋ってばっかり。凄まじいぜ。
つべに試聴が転がってました。
http://www.youtube.com/watch?v=XjiAJXW_dOI
うーんこの…

2.インモラリスト ★★
堀江由衣に提供した楽曲のセルフカバー。原曲は「ドラゴンクライシス」OP。
このアルバムの中では、真っ当すぎて影が薄いです。繰り返します。真っ当すぎて影が薄いです。
まぁ時折挟まる台詞がかなり気持ち悪いことになってますが。やっぱ声優って違うわ。
電波ソング界の大家ave;newのa.k.a.dRESSが編曲してる割には、あんまり元からガラっと様変わりしたところはない。逆に勢いが落ちている気が。ラスサビは結構面白いことになってる。
清竜人は裏声の声量が少々落ちるため、時折コーラスの堀江由衣に負けるのがちょいと厳しいか。まぁ原キーでやる方が悪いってことで。

3.Fall▽In▽Loveに恋してるっ♪ ★★☆
編曲MOSAIC.WAV。うわぁ…!
清竜人のメロディラインもいつもの柏森のような、短めのキャッチーなもの。というかかなり作風トレースできてる。こいつガチだな……
モザイク曲はいつも通り過剰ピコピコだから、そんなに楽曲に違和感はない。
だが、しかしだ。やっぱり電波ソングこういう曲は男が歌うものじゃない。
どうもこの曲は男のケータイがキラキラと異様にデコられてる感じに思えるし、何より中間部の佐藤聡美(けいおん!の田井中律役等)とのいちゃつくパートが気持ち悪すぎる。
楽曲自体はリズミカルなバッキングがかなり良い。相沢舞と佐藤聡美の2人による掛け合いとかもなかなか楽しげだし、みーこが歌えばかなり変わるような…?でも設定的に無理か?あー…
485名無しのエリー:2012/05/10(木) 15:43:18.36 ID:yQTcmxj50
4.おどれどつきまわしたろか ★★★
タワレコレビューでは「琴を用いた和サウンドとスウィンギンなジャズを融合」と書いてあるが、そこから想像されるオシャレさはそこにはない。
キノコホテルのようなうらぶれたサウンド。ガヤガヤした大阪の治安の悪そうな繁華街を想起させる。
時折拍子が変わるのが面白い。
ストーリーの着想としては実はサンホラに近く、一人のチンピラの顛末を描いたもの。衝撃のラスト。

5.雨 ★★★★☆
一気に普通なタイトル。だがまたも8分超。
本作唯一と言ってもいい、まともにメロディを聴かせる一曲。
モノローグから始まり、ピアノ一本→ストリングス合流の流れが美しい。
本曲は女優・多部未華子とのデュエット。ボーカルの受け渡しが非常にスムーズで、Crystal Kay×CHEMISTRYの曲を思い出す。
編曲はANANT-GARDE EYES。普段はLiaやLiSA等に曲提供をしている。アニメ「Angel Beats!」の劇伴もしていることもあって、台詞部分のバックもハイクオリティ。
前作以前の流れをくむのはこれだけ。ひどいぜ!
ちょっと語りが多すぎるのがクドいが、それを除けばかなりの名曲。

6.GENERATION GAPなんて言わせない! ★★★
スウィング調のブロードウェイミュージカル再び。老人四人とかよく考えると意味わかんないけど、でもこの流れで来るとあんまり違和感がない。あっれー?
編曲は川田瑠夏。絶望先生シリーズのキャラソンを多数担当してましたが、そのエッセンスがこの曲にもかなり入ってるように思えます。
「マネージャーもうるさいし曲作るかな」「音楽も飽きてきたし」と不穏な詞が見えている…

7.りゅうじんのエッチ▽〜ぼくのばちあたりな妄想劇〜 ★★★★
曲名が気持ち悪いことになってますが楽曲自体は案外?普通な渋谷系ラウンジポップ。誤解を招きそうだけどカジヒデキみたい。
スターウォーズのOPみたいな重苦しい雰囲気を一気に吹っ飛ばす佐藤聡美の「うふふっ♪」が可愛くて死ぬ。それ以降の合いの手もいちいち可愛い。実はこのアルバムの正しい楽しみ方って佐藤聡美に萌えることかもとか思い始めてきた。
編曲は新井健史。元fripSideのnaoの曲をいくつも手掛けている。この人もそういう界隈の方でしたか…
486名無しのエリー:2012/05/10(木) 15:44:48.24 ID:yQTcmxj50
8.ゾウの恋 ★★★
地味なようだがかなりのスルメ曲。人間の女の子に恋をしたゾウのうた。
とってもみんなのうた風。三拍子のトイポップに少年少女合唱団のコーラスが重なる。
この曲だけは数年前に作った曲のようで、毛色がちょっと違う。切ない佳曲。
宮川弾の編曲もさすがのバランス感で、音を絞るところでしっかり絞ってくる。トロンボーンやホルンでゾウっぽさを表すのがベタながら良い味だしてる。

9.バカ▽バカ▽バカ▽ ★★
男性ボーカルものでここまでチップチューンを前面に押し出すって珍しいな…
恋愛をロールプレイングゲームに擬えている歌詞や、ギターとシンセブラスに同じメロディを弾かせるイントロが、ひたすらヒャダインの曲っぽい。
声質もなんとなく近くなってる気がしてくる。さすがに気のせい?
曲名からはツンデレの歌かと思わせるが、そんな女の子を振り向かせたい男の子(というか清竜人)の歌。

10.ぼくはシンデレラボーイ
最後の最後までひっどい、10分を超える超大作。冒頭からエロゲのサンプルボイスみたいなのが両耳に飛んでくるし…
今作唯一の編曲・清竜人。これまでの曲に負けず劣らずどころか、一番キャラが濃い出来に。おいおい天才か。
これまでの流れから外れず、煩悩・欲望まみれの歌詞。面白いを通り越して気持ち悪い。気持ち悪すぎるぜ清竜人。
なんつーか、ぶっちゃけるとアニメオタクの自慰行為を見せられているようで非常に不快。
でもメロディ、展開、編曲、盛り上がりはピカイチなんだよねぇ…曲提供屋さんとしては一流になれそう。現に堀江由衣への提供曲2つは盛大に話題になったわけで。
評価に非常に悩む一曲。
487名無しのエリー:2012/05/10(木) 15:46:55.81 ID:yQTcmxj50
総評 ★★★★
twitterで検索したら見事に評価真っ二つで笑った。シンガーソングライター、清竜人の4th。
2ndでCDショップ大賞の準グランプリをとった時、誰が将来こうなると予想しただろうか。シンプルなプレイスタイルに憂いを帯びた雰囲気はどこへやら。
ミュージカル調な曲や、アニソン〜電波ソング、デュオのバラードと色んなジャンルに適性を発揮している様子はまさに異能。特にTr.3〜Tr.5は同一人物の作曲とは思えない。
なんだかんだでメロディと編曲が合致しているし、楽曲自体のクオリティは高いし、バラエティに富んでいる。
歌詞が大問題。一つの可能性としてトライしてみたという点では評価したいが、個人的には無しだと思う。Tr.3、Tr.10とか。
電波ソングはあくまでファンタジーとしての存在だから良いんだと思っているのだが、ここまでリアルに擦り寄られてしまうとちょっと引く。
もう一つの問題点は、このアルバムに「MUSIC」というタイトルを付けてしまったこと。
清竜人にとってはこれが音楽そのものだということ?次回作もこんなカラーでは、さすがに見限られる気がする。
「歌詞なんてあってもなくても変わらん」ってのに真っ向から相対する一枚。
MOSAIC.WAVのベストをヘビロテできる自分でも引くレベルの作品なので取り扱い注意。ハートマークが100個単位でとんでくる歌詞カードにはもはや恐怖を覚えたよ。

<訂正>
インモラリストのレビュー
×原曲キーで
○原曲キー-1で
488名無しのエリー:2012/05/10(木) 17:01:35.47 ID:KnUQ3ZQu0
>>487
乙。最初出てきたときはおしゃれな作風だったんだけど、どうしてこうなったw。
どちらにせよ天才なんだろうな
489名無しのエリー:2012/05/10(木) 17:01:53.48 ID:ek4bMmSo0
おつ
昨日タワレコで試聴してびびったよ…>清竜人
タイトルについては自分も同じようなこと思った
490名無しのエリー:2012/05/10(木) 18:31:19.96 ID:6fMjBRqj0
>>487

最初はこんなんじゃなかったよね?というか俺の知ってる清竜人だよね?
「アニソーンぷらす」に出て新作について何かを語っているのを見た時点で怪しいとは思っていたが
491名無しのエリー:2012/05/10(木) 21:52:07.60 ID:Ol399+0l0
>>484
ハロヲタだけど竜人若いのに諭一さんに目を付けるとは慧眼すぐる
普段の作風はオーソドックスで時々ぶっ飛んだアレンジをする人だからね
よく聴いてるなあ
492名無しのエリー:2012/05/12(土) 21:28:00.42 ID:kCTAFp350
みなさん&まとめ人さん乙です。

NEO POP STANDARD / ORANGE RANGE

1. Restart ★☆
タイトルからしてテンション高めな曲かと思いきやいきなり裏切られる。
平歌部分の無機質な音使いや雰囲気はいいが、サビで一転しポップになりメロも音もありきたりな感じになる。
とことんダウナーでもなければさほど盛り上がりもしないというどっちつかずざがもどかしい。
せめてサビだけ生音入れたりしたらメリハリが利いて良くなると思うのだが。

2. Subway ★★★
無機質な電子音で構成されたトラックにYAMATOをメインとする歌が乗っかる曲。
特にキャッチーなわけでもないのだが、YAMATOの独創的な歌詞と歌声で充分楽しめる。
どっかのインタビューでRYOが絶賛してたが「my name チャーリー バナナパフェ好きB型〜」という冒頭の歌詞がヤバい。

3. Soul to Soul ★★
これまた無機質な平歌→サビで広がるパターン。
平歌部分が良いだけに、サビがいまひとつなのが残念。

4. Hello Sunshine Hello Future ★★★☆
PVも作られたリードトラック。
久しぶりの夏ソングだが彼らの今までの夏ソングがけだるくて暑苦しい雰囲気だったのに対し、今回は非常に爽やか。メンバーの歌声も優しげ。
非常にあっさりしているのが新鮮でもあり物足りなくもあり。
493名無しのエリー:2012/05/12(土) 21:29:17.08 ID:kCTAFp350
5. Warning!! ★★★☆
疾走感のある3分半の小曲。「Warning!Warning!」というフレーズが癖になる。
平歌部分では同じ音を二度と使わない勢いで次々と多彩な音が飛び出すため相当面白いのだが、サビだけは普通のエレクトロパンクになってしまうのが残念。

6. Lion ★★
レゲエ・ダブのテイスト。特にコメントすることが無い…。

7. Dry Hard ★★★★☆
チップビートのチープな疾走感で駆け抜けるかと思いきや、サビで盆踊りのような泥臭いリズムになる怪曲。
「拳突き上げて oi oi oi」とか歌ってるが、このリズムだと「ほい ほい ほい」にしか聞こえない。

8. Morning View ★★☆
神秘的なシンセが印象に残る静かな曲。歌メロはあってないようなものだが、この手のタイプの曲はむしろそれで正解かと。
「始まり告げるように〜」とか歌ってるし、いっそこの曲が1曲目でもよかった気がした。

9. Deep Blue Sea Flower ★★☆
不穏なシンセフレーズやスクラッチ・ストリングスが絡み、浮遊感はあまり感じないもののタイトル通り深海にいるような感覚になる。
前曲と音色はぜんぜん違うがテイストとしては似ているので曲順をバラしてほしいところ。

10. Baby Baby ★★★★
やっときたポップチューン。歌詞が恋愛モノでこれも久しぶりな気がする。メロディーもなかなか。
2番サビ後のYAMATOパートへの流れなんかも二人の歌い手をうまく活かした曲構成になっている。
あとはRYOをどうにか上手いこと使えないものか。彼がこの手のタイプの曲に合わないのはわかるのだが。

11. Backpack ★★★
イントロ等で現れる音が良い意味で耳障りでおおっと思わされたが、いざ曲が始まったらこれまた普通にポップ。
盛り上がりきらない不思議なメロディーラインが妙に癖になる。
494名無しのエリー:2012/05/12(土) 21:31:28.36 ID:kCTAFp350
12. Magical Mystery Hunter ★★★★
三拍子のリズムによる牧歌的な歌と綺麗でメルヘンチックな音によって構成されるエレクトロニカ。
ほぼYAMATOによるソロでそれを前提にキー高めに作られてるんだろうけど、最後に出てくるメロはかなりキーが高く裏声などがちょっと聞き苦しくなってしまっている。

13. Anniversary Song 〜10th〜 ★★★★☆
彼らのデビュー10周年を記念した曲。アルバムに先駆けて先行無料配信されているので、これもリードトラックか。
隙間が多くユルユルなサウンドとこれまた脱力感のありすぎる歌が嫌でも頭に残る。HIROKIの台詞(?)に至ってはもう怒る気すらなくなるレベル。
ミクスチャーブームやチャラいラップグループブームの結果的に締めくくりのような形で世に出てきたORANGE RANGEであるが、10年経ってまさかこんなところにたどり着くと誰が予想しただろうか。
495名無しのエリー:2012/05/12(土) 21:32:35.86 ID:kCTAFp350
総評 ★★★
SUPER ECHO LABELがVictorのSpeedstarレーベルと提携したことで早くも実質的にメジャー復帰したORANGE RANGEの(インディーズから数えて)デビュー10周年記念作。
全編打ち込み・エレクトロサウンドというトピックも話題に。
しかも思わせぶりなタイトルに反して音数も少なめな実験的な作風(アッパーなダンスチューンもない)であるため、バンド10周年でありながらもはや「NAOTO feat.ORANGE RANGE」といった塩梅となっている。
だがこれが正直期待したほど面白くなかった。
というのも元々生音と同期音の両立が巧いバンドでもあったこともあり、生音を封じることが彼らの場合音の自由度を狭めることになってしまったからである。
もちろん今までも打ち込みのみの曲はあったし今回でも面白い音を出している曲はあるものの、アルバム全体になるとどうもパッとしない。
それにこの手のエレクトロ・シンセポップ界隈であれば他に面白いクリエイターはいくらでもいるしなぁ。
すると頼みは3MCになってくるが、前から予兆はあったが今回ラウド曲が省かれたことで低音担当RYOが完全に空気と化してしまった。
今作の様な楽曲群は彼には不向きかもしれないし、また自由奔放な二人を陰で支える役割も自覚しているみたいだが、それでもせっかくの他にはない3MCという武器を有効活用できてないのは痛い。 
飛び道具であるYAMATOの歌・歌詞がさらに良くなっているのが救いか。HIROKIに関してはなんか癖のある歌い方になってきたな…。
かなり否定的な感想になったが、7曲目や13曲目なんかを聴けばレンジの代替のきかない確固たる個性を感じられることは間違いない。近年の彼らが気になってる人は一応チェックすべき。
個人的には前作と今作から出来のいい曲だけピックアップしたらすごいアルバムができそうだなと思った。

まぁとりあえず公式HPから無料でダウンロードできる13曲目だけでも聴いてみてくれい!
496名無しのエリー:2012/05/13(日) 00:35:56.17 ID:iKX/gNVb0
いいかげんレビューのレビューする奴が必要だな
497名無しのエリー:2012/05/13(日) 03:23:21.31 ID:Tnm4aVGF0
うむ
最終的にはそのレビューする奴をレビューする奴が必要だな
498名無しのエリー:2012/05/13(日) 04:39:18.66 ID:xerIP/1I0
なんか名前を出してはいけないあいつの気配を感じたが気のせいか…

>>495

宣伝文句でだいぶ期待したけどあんまりな感じか
でもサイトで落とせた13曲目のアホっぽさとミニマルなトラックの釣り合って無さが良かったし
やっぱり気になるなぁ
499名無しのエリー:2012/05/13(日) 07:09:37.56 ID:cGBRu8zg0
>>495
500名無しのエリー:2012/05/13(日) 11:57:11.11 ID:/ZSgssXK0
「スレ違い死ね」の時といい
1回しか聴いえないのであしからずの時といい
オレンジレンジのレビューが投下されるたびに不穏になるのは何なんだ
501名無しのエリー:2012/05/13(日) 13:19:29.08 ID:hFMxkrmC0
>>500
スレ違い死ねって懐かしいなw
502名無しのエリー:2012/05/13(日) 15:17:32.40 ID:Et/Anv130
ダサい厨房アルバムのレビューばかり
これがダサい一般ピープルの感覚
だから、ヒットチャートにいいミュージシャンが来ない。
503名無しのエリー:2012/05/13(日) 18:11:37.38 ID:LPabrFe20
>>502んじゃその自信を買って、たまの「そのろく」の
レビューお願いできますかwww
504名無しのエリー:2012/05/13(日) 18:13:30.55 ID:LPabrFe20
>>502
あと、たまの「ろけっと」とボアダムスの「ポップタタリ」お願いします
505名無しのエリー:2012/05/13(日) 18:37:57.23 ID:f9m6iCUYi
>>502
「所ジョージ史上最大全集」のレビューお願いしますw
506名無しのエリー:2012/05/13(日) 19:46:23.57 ID:axb5E0aQ0
スレ違い死ね
507名無しのエリー:2012/05/13(日) 21:34:09.02 ID:Et/Anv130
たまは一番有名なしおしおしか知らんなw
興味有るのは>>505やわw
508名無しのエリー:2012/05/13(日) 22:48:29.64 ID:V6TfkZhMO
>>495
509名無しのエリー:2012/05/16(水) 11:47:32.45 ID:Jw7M9ZkN0
510名無しのエリー:2012/05/17(木) 01:27:41.86 ID:JqpLTdWI0
Ja, Zoo/hide

01.SPREAD BEAVER ★★★
楽しい感じのイントロなのに、収録曲の少なさや最後っ屁な雰囲気の空しさが漂う。

02.ROCKET DIVE ★★★★ 
hideの代表曲。幾年経って歌詞の深さが増した気もする。
hideの感情そのものを反映させたかのようにテンションの高い曲。
正直hideひとりでも十分にやってのけるところを見せてくれた。

03.LEATHER FACE ★★★
zilchのセルフカバー。さらにhideという人間が謎のベールを包み込まれていく感じがした。
つかみどころがない。ロックだけに囚われない形をちゃんと成しているのがスゴイ。

04.ピンクスパイダー ★★★★☆
いまさら言うことはあんまりないと思います。もうこれ聴いっちゃったら、
永遠に叶わない「その先」を求められずにいられない。

05.DOUBT'97(MIXED LEMONed JELLY MIX)★★★☆
hideが死ななかったらこういう曲も日本で普通に流行ってたんじゃないかな。
当時は中学生にとってhideは今のAKBのような立ち位置だったらしいしね。
511名無しのエリー:2012/05/17(木) 01:28:02.06 ID:JqpLTdWI0
06.FISH SCRATCH FEVER ★★★☆
ガールズロックもこの人にかかれば、あっという間に「インダストリアルのあえもの」に出来上がり。
hideの語彙の引き出し方のセンスには脱帽。

07.ever free ★★★★
これまでのアルバムの収録曲のなかでは一番軽快なのに、良く流れを断ち切らないなと・・・・
男臭さとキャピキャピしたポップを両方持ち合わしていて、男女問わずとっつきやすい。

08.BREEDING ★★★★★
詩、曲の組み合わせが完璧にあっている。表現の洪水。
躁鬱というか、曲のベクトルが展開ごとに全然違う。ラジオのチューナーをコロコロ変えているよう。
邦楽の法則に縛られない快挙をこの曲で成し遂げている。シンプルながらも洋楽に負けない唯一の一曲。

09.HURRY GO ROUND 
未発表曲。評価は無理。っていうか本人の意思関係なく出したのは致命的ミスだった。

10.PINK CLOUD ASSEMBLY ★
松本裕士本人の朗読。悲しみを通り越した熱い兄弟愛に満ち溢れている。
空白の時間は本来入るはずだった「コギャル」と「ZOMBIES ROCK」なる幻の曲のための余韻らしい。
本当に聞きたかった・・・・・

総評:★★★★★
初めてhideというアーティストを知るには打ってつけの一枚。完成していたらもっと恐ろしいものが出来上がったに違いない。
これほどコンパクトに収められ且つ印象の高い曲に昇華しているのはINAの力量が全て。
感無量。なにかと曲数の多いファーストやベスト買うよりここからhideを知っていくのがいいと思った。
512名無しのエリー:2012/05/18(金) 18:55:59.89 ID:dZLXQZug0
>>495
O2
好きな曲はバラバラだが総評にはすごい納得した

>>511
513名無しのエリー:2012/05/20(日) 10:11:00.16 ID:3YqsjRqIO
514名無しのエリー:2012/05/20(日) 22:46:47.85 ID:UoJbIFrK0
>>511
乙。今でもhideの遺作だってことに尻込みしてまともに聴けないアルバム。
本当に、彼が生きていてくれたら日本はきっといいインダストリアルポップスの
産地になったんじゃないんだろうか。
そういった意味では非常に罪作りなアルバムなんだよな。
515名無しのエリー:2012/05/20(日) 23:56:29.45 ID:z9bL4FRe0
この頃総評★5多いなw
516名無しのエリー:2012/05/21(月) 13:43:53.34 ID:VMyfJ1gx0
>>515
そんなに好きでもないCDのレビューって結構大変だしなぁ。
今作ってるレビューもかなり高評価になりそう…
517名無しのエリー:2012/05/22(火) 02:39:23.21 ID:UOgTYiVu0
>>515
じゃあちょっと「悪くないんだけど、でも…」なアルバムを

十七歳 / Base Ball Bear

1. 17才 ★★★★★
このアルバムのコンセプトを象徴する、ベボベ史上屈指の名曲。
ひたすら青春の素晴らしさを描く歌詞がビックリするほどキャッチーなメロディに乗せられる。
なんせサビの歌詞が「17歳 It's a seventeen」。そんなに直球でいいのかと思うほどに直球。
軽やかな手拍子や、湯浅の弾くギターリフが効果的に配置されたアレンジも抜群の出来。
つかみとしては最高の曲。PVも必見。

2. ドラマチック ★★★★
シングル曲。スポーツアニメのタイアップ付きだった爽やかポップロックチューン。
この曲も前曲と同じくメロディがとってもキャッチー(あと、歌詞も)。サビなんか一度聴いたら忘れられなくなること必至。
ちょっとメロがかったるいような気もするけど、それが逆にサビに至る焦らし効果になってるというか。
今思うとこのバンドが明確にポップな方向に進み始めたのはこの曲のあたりからだったかなーと思う。

3. 抱きしめたい ★★★☆
シングル曲。なんかこの頃のベボベはアルバムの前半にシングル曲を固めすぎる傾向にあるような…
曲はどこがサビなのかいまいちよくわからないというポップスとしてはかなり変な曲。
でもメロディとアレンジが凄いポップで実験性や小難しさとかは感じないし、シングルに出来る曲になってる。
ただ、シングルで聴いたときのインパクトは凄かったけどアルバムの中では印象が薄くなるというか…。
518名無しのエリー:2012/05/22(火) 02:39:59.86 ID:UOgTYiVu0

4. ヘヴンズドアー・ガールズ ★★★★★
バラード…になるのかな?アルバム曲の中では恐らく「17才」と並んで完成度が高い一曲。
曲はこれでもかというほどの泣きメロだが、あざとさを全く感じさせず、素直に「良い曲」と思える。
特にこの曲における湯浅のギターはどれも泣きのツボを突いて来る絶妙なフレーズばかり。
そこに「自殺」をテーマにした歌詞が乗る。この歌詞の表現が絶妙。
重いテーマを説教臭くさせずにあくまで詞として昇華できる手腕が光る。

5. 愛してる ★★★
シングル曲。この曲で完全にポップに振り切れる。確かこれ、当時ファンの間で賛否両論だったような。
これまでただのコーラスだった関根史織の声を前面に出した点も当時話題になっていたような(あやふや)。
今聴くとちょっと荒削りな感じ。悪い曲ではないが、特に突出した点は無いような…。
曲自体の完成度は決して低くないので、もし発売直後だったらもうちょっと星を加算してたかもしれない。
「愛してる」に「はず…たぶん…」をつける、ダサさを寸前で回避するような歌詞のセンスは良い。

6. SEVENTEEN ROMANCE ★★☆
スローテンポなバラードナンバー。この曲の良さがアルバムを買った当初からイマイチ分からない。
イントロとかメロとかのメロディはいいんだけど、何故か一曲通して聴くと妙な不完全燃焼感が残る。
サビが妙に抜け悪い感じがするからだろうか…あとちょっと長い気がする。
ただ、気まずさ満点の歌詞はかなり面白い。人事だから面白いとか言ってるけど、実際こんな体験はしたくないw
519名無しのエリー:2012/05/22(火) 02:40:49.60 ID:UOgTYiVu0

7. FUTATSU NO SEKAI  ★★★★
アコースティックギターを中心に据えた、哀愁を放つ歌謡曲風のメロディが印象的な曲。
この曲はメロディがひたすらに良い。あとアレンジが今までのベボベの曲には無かったような感じ。
不倫していた友人との会話を元に書き上げたという歌詞も一種異様な雰囲気を放っている。
当時これ聴いたときは「このバンドってこんな曲もできたのか!」と驚いた記憶がある。

8. 真夏の条件 ★★
シングル曲。「歌謡曲風」とか言ってたら本当に歌謡曲になっちゃったよ。
タイトルは勿論、メロディも、アレンジも、そして歌詞までド・歌謡曲。
曲者ぞろいのこのアルバムの中でも特にどう判断すればいいのか分からない超変な曲。
確かに変なキャッチーさはあるけど今思うとこれをシングルで出すって凄いな…。

9. 青い春.虚無 ★★★★☆
前曲からの流れを汲んだ、少し歌謡曲っぽさを含んだロックナンバー。
アレンジが歪んだギターを前面に出したものになっているため、少しだけインディーズ〜「C」期に戻ったような雰囲気。
歌謡曲の要素とこのバンドがもともと持っていた雰囲気を上手く組み合わせたような印象を受ける。
絶唱する小出の歌声と暑苦しいメロディががっちり嵌っており、かなり熱血な感じ。
ついでに歌詞も熱血。このバンドじゃ珍しいタイプの詞。タイトルはこれで「あおいはる.com」と読む。

10. WINK SNIPER ★★
迷曲。たぶん関根史織アイドル化計画。完全にバックコーラスな小出。完全に遊んでる。
何気にメロディがポップでよく出来ているのだが、何故か全ての音が歪みまくっている。
メロディとアレンジの乖離が凄い。聴き終わると妙に疲れると同時に脱力感に襲われる。
このあと関根がボーカルを取る曲が徐々に増えていくのだが、その始まりが今思うとこれ(と「愛してる」)だったんだな…。
520名無しのエリー:2012/05/22(火) 02:41:21.18 ID:UOgTYiVu0

11. 協奏曲 ★★★★☆
バラードナンバー。結婚した友人のために書いたらしい。
メロディの完成度が非常に高く、シングルで出せば普通に売れたんじゃないかとも思う。
歌詞は前述したエピソードから想像できるような内容で、小出の歌詞とは思えないほど綺麗w
アレンジもバラード曲のお約束的な要素がしっかりと詰め込まれており、安心して聴ける。
一つだけ難点を言えば7分半という長さだろうか。気軽に聴ける曲ではないというか。

12. 気付いてほしい ★★☆
最後の最後でいきなりレゲエ。しかも超軽い感じ。ズッコケ。
しかもサビでしれっといつもの感じに戻る。しかもこのサビが滅茶苦茶完成度高い。
間奏の裏打ちのフレーズを上手く取り込んだアレンジが非常に心地よい。
アウトロもかなり良いし、だったらメロも普通にやってほしい。歌詞も切実な内容なのに、メロで物凄い損してる。
このバンドにはこの後もレゲエ/ダブ的な要素を入れた曲がたまに出て来るのだが、勿論この曲よりずっと出来が良い。
521名無しのエリー:2012/05/22(火) 02:41:52.95 ID:UOgTYiVu0

総評:★★★
BaseBallBearが2007年にリリースしたセカンドアルバム。ジャケットが微妙。
この直後にベボベは大化けして傑作を立て続けにリリースするため、今となっては妙に影が薄い一枚。
曲単位で見てみると面白い曲が多くあるし、またバンドの歴史に残るであろう名曲もいくつか。
しかしアルバムとしてあまりバランスが良いとは言えない。印象に残る曲とそうでない曲の落差が激しい。
多分アルバムを一回だけ聴いて4日経ったら記憶に残ってる曲は半分ぐらいだと思う。
特に一部のシングル曲に至ってはシングルのはずなのに印象に残らないという妙な事態になっている。
キャラの濃い奴と薄い奴しかいなくて中間がいない。なのでちょっとアルバムとしてはちぐはぐな印象。
なんというかR-1ぐらんぷりの決勝見てて一回戦の時点では出てきた全員べんなく面白かったしかなり笑ったけど
見終わったら結果としてインパクトのあるスギちゃんと元から好きだったバカリズムしか印象に残ってないみたいな。
でもこの頃のいろいろ試行錯誤している雰囲気は今の意欲的な挑戦と違ってこれはこれで面白いし、
それに「17才」とか「ヘヴンズドアー・ガールズ」とかはこのバンドが好きなら聴かないと損なレベルの名曲なので、
他のベボベの作品を聴いてて気に入った方なら入手しても損はない一枚だと思います。
ただ、まだ真価が発揮されていない感があるので初めての一枚には向いてない…とは思うのだけど、
所謂「ロキノン系」なイメージを求めて彼らの作品を聴こうと思うならこれから入った方がいいのかもしれない。
522名無しのエリー:2012/05/22(火) 02:51:59.35 ID:EBGoaoIAO
ベボベなぁ・・・
出だした頃は聴けたけどすぐに引出しの少なさが露呈した感じ
523名無しのエリー:2012/05/23(水) 05:42:35.22 ID:7hgMOd1X0
お前の感想なんか聞いてねぇよ
524名無しのエリー:2012/05/23(水) 21:17:03.00 ID:5sW3oomlO
反応すんなよ
525名無しのエリー:2012/05/23(水) 21:53:55.44 ID:1g9PRWVw0
むしろ17歳までは青臭すぎて無理
筆者も言ってるが次作から良いんだよな
526名無しのエリー:2012/05/23(水) 22:19:40.24 ID:+oGvx3uy0
>>525
逆にクサメロ好きはキャリアを重ねたアルバムがダメに聞こえるらしい。
そういった意味では不思議なバンドでもあるな。
527名無しのエリー:2012/05/25(金) 19:03:38.85 ID:tnnVKYdf0
久しぶりに来たがレビューも少なくなったね
528名無しのエリー:2012/05/26(土) 22:03:02.05 ID:RxdV5lEd0
すみません。どこで聞いたらいいか分からないんで教えて下さい

日本の女性歌手で音楽の知識があり、歌が上手い人って誰になるのでしょうか?
(できるだけ有名で)
ただ用意された曲や詩を歌ってるだけの子は除外

・宇多田ヒカル
・吉田美和

これぐらいでしょうか?

529名無しのエリー:2012/05/26(土) 23:35:05.50 ID:KXwElouq0
YUIは?
530名無しのエリー:2012/05/26(土) 23:38:06.76 ID:0jtL+Mpm0
YUI?
またまたご冗談を・・・
531名無しのエリー:2012/05/27(日) 00:27:41.21 ID:HtrS1nmy0
ユーミン
532名無しのエリー:2012/05/27(日) 00:45:03.61 ID:ZVbkg/QW0
家入レオは?
533名無しのエリー:2012/05/27(日) 01:25:40.27 ID:MPYiaSJs0
Coccoでも聞いとけ
534名無しのエリー:2012/05/27(日) 02:25:32.50 ID:a2nVFTQ30
流れをぶち切って2連続レビュー・怒りの脱出

禁断の多数決 / 禁断の予告編

1. 禁断の予告編 (1stアルバムメドレー)
名前通り、夏に出るらしいアルバム収録曲の単なるメドレー。
評価は控えます。

2. 昨日は人類の脳の中、明日は神の脳の中 ☆
「昨日は人類の脳の中、明日は神の脳の中」という言葉を
誰かが朗読している声が幾重にも幾重にも重なる32秒の小曲。
ぼそぼそとした男性の声が激しく不気味。というか怖いんですけど。

3. とけるんです ★★★☆
おしゃれなR&B風のポップソング。ビックリするほど美メロ。
ローファイながらこなれた感のあるアレンジも抜群のセンスを発揮している。
男女のデュエットボーカルも浮遊感があっていい感じ。2分半という短さが惜しくなる出来。
実質的なアルバムのオープナーとしては十分すぎる。

4. こあらしスピン ★★★★☆
女性ボーカルによるバラードナンバー。これまた凄まじく美メロ。
メロディにしてもアレンジにしても、他のインディー系バンドが避けそうな部分に全力で突進している。
一歩間違えたら90年代の失敗したアイドルの曲的なダサさが漂いそうな感じというか。
しかしメロディと女性ボーカルがあまりにも良いのでどうでもよくなる。思考停止系の名曲。
これも「透明感」みたいになんか元ネタあるのかな。いかにも元ネタがありそうな曲なんだけど。
535名無しのエリー:2012/05/27(日) 02:26:01.78 ID:a2nVFTQ30

5. さようならマイワールド ★★★
ちょっとエレクトロニカ入った爽やか系ポップソング。女性ボーカル。
3曲目とちょっと印象被ってる。けどサビを一回で終わらせる辺りとか、曲構成のこなれてる感半端無い。
ギターの音が綺麗。

6. いくつもの砂漠の夜 ★★★★
男性ボーカル。前曲と三曲目を足して2で割ったような曲だが、これもやっぱりメロディが良い。
そしてこの曲やいくつかの曲でボーカルを取っている男性の声の存在感がとにかく半端無い。
神聖かまってちゃんのの子や毛皮のマリーズの志摩チックな、なんともいえないクセがある。
ただその二人とは違ってクリアかつハイトーンで、一部オザケンに通じる透明感があるというか。
ラストの大サビからアウトロの流れ、そして声の重なりがとても綺麗。

7. Glimpse ★
いきなり宅録感満載のローファイポップな1分ちょっとしかないインスト。
リズム感ゼロ。なんだこれ。ここまでの曲の流れを経た上での破壊力が凄すぎる。

8. ノスフェラトゥ ★★
以前からネット上にPVが公開されていた曲。前曲の流れを汲んだ超異色作。
聴く者のリズム感を狂わせるリバースシンバルに淀んだ不気味なシンセが無理やり乗っかっている。
ぶっちゃけ怖い。女性ボーカルも死んだようにぼそぼそとつぶやいてるだけ。怖い。
ちなみにこの曲と前の曲だけ作曲者がいつも作曲しているメンバーとは違う人。どおりで…。

9. バーニング・ラヴ ★★★☆
客演のyukaD(元オストアンデル)がボーカルを取るビートルズ風のポップソング。
ここまで殆んどの曲はバックが打ち込み+シンセ+ギターだったのだが、急にバンド演奏。
だがバンド演奏から生っぽさを抜くようなアレンジが絶妙で、全体から浮かずに収まっている。
音量控えめのシンセが雰囲気出してて良い感じ。これもいかにも元ネタがありそうな曲。
536名無しのエリー:2012/05/27(日) 02:26:27.97 ID:a2nVFTQ30

10. いまある光 ★★☆
これも以前からネット上にPVが公開されていた曲。シンプルなエレクトロニカのインスト。
youtubeのタグにもあるが、レイハラカミをアレンジの下敷きにしている感じ。
タイトルは多分オザケンネタ。アルバムの中では小休止的な役割か。

11. クリスマス・ナイト ★★★
これだけ作曲が坂本昌統という人。誰だ?
タイトルから想像できるような、直球ど真ん中なクリスマスソングなメロディ(歌詞はともかく)。
しかしアレンジが異様にスカスカしていて、逆にそのおかげで無難な曲にならずに済んでいる。

12. キリマンジャロ ★★★★
前曲からの落差が物凄い、不気味なメロディが印象的な準アンビエントな曲。
リズムレスのドローンなバックトラックの上で男女デュエットボーカルがぼそぼそと歌う。
不気味なコーラスなんかも入ってたりするが、それでもこの雰囲気は最高に心地良い。
正にチルアウト。アルバムの流れにも嵌っている。

13. Performer ★★☆
これもネット上でPVが公開されていた曲。男性ボーカルのサイケなロックチューン。
個人的にこういう曲は好きじゃないんで正直ネットで聴いた時から良さが分かんないんだけど、
浮遊感のあるアレンジは安定感があり、曲自体の完成度はかなり高い。ちなみにこの曲もバンド演奏。
洋楽でこういう感じの曲をたくさんやってたバンドがいたはずだけど名前を思い出せない…
537名無しのエリー:2012/05/27(日) 02:26:46.33 ID:a2nVFTQ30

14. 透明感 ヘア・スタイリスティックスremix ★★★☆
いきなり中原昌也登場。原曲は彼らがネット上にアップした曲の中でも一番の人気を誇る、
idiot popやスーパーカーの曲を織り込んだ爽やかポップソングだったのにどうしてこうなった。
サビの「とーめーかーぁん」の女性ボーカルのフレーズ以外には原曲要素はほぼ皆無。あってもわからない。
ダーク。不気味。キモい。(褒めてます)アルバム全体からも清々しい浮きっぷり。でも意外とまともにリミックスしてる。
あとこれは入ってるのに原曲未収録ってのが凄い。まあ配信販売してるから除外したんだろうけど。

15. I Love You ★★☆
男女デュエットで突然弾き語り。後半でちょっとだけ打ち込みっぽい音が入ってくる。
うーん、特に感想はない。

16. バニラナイト ★★
いきなり気持ち悪い声のループで幕を開けるアルバムの終曲。
超不気味でアヴァンギャルドなサウンドコラージュでノイズミュージック。どうしてこうなった。
中原昌也のリミックスはこのための伏線だったとでも言うのか。今まで散々ポップだったのにラストがこれってどんだけ。
薄気味悪いメロディのループがしばらく流れて終了。アルバムとしては後味が最悪な状態で幕を閉じる。シュール。
538名無しのエリー:2012/05/27(日) 02:27:08.52 ID:a2nVFTQ30

☆ここから以下は、指定されたメールアドレスにこのアルバムのジャケットを撮影した写真を送信するとダウンロードできる特典音源。

1.ポロックたいむ ★★★★☆
youtubeで映像付きで公開されている曲。実はアルバムのジャケットについて歌っている。
軽やかで風通しの良いアレンジと美しいメロディが印象的なエレクトロニカナンバー。
男性ボーカルの裏声と女性ボーカルの重なりも最高に心地良い。何故CDに入れなかった。
youtubeのタグに「Toro y Moi」とあるが、サラッと聴いてみた分ではそんなに似てない。
はっきりと元ネタにしている曲があるのかもしれないが。

2.I Love You(ローラーガールver) ★★★
アルバム収録曲の別バージョン。といってもボーカルとミックス以外は多分同じなんだけど。
何故かと聞かれたら困るんだけど、こっちの方が良いような。

3.Weekenders ★★
南国音楽風のインスト。かなりのんびりとした雰囲気。音的にはかなりローファイ。
最初の方リズム合ってない気がするし、それ以降もなんかところどころでリズムがずれてる気がする。
曲の締め方も謎。
539名無しのエリー:2012/05/27(日) 02:27:28.31 ID:a2nVFTQ30

総評:★★★☆
富山のまったくもって謎の集団、禁断の多数決が19日にリリースしたばかりの初のCDアルバム。
メンバーにはミュージシャンが約三〜四名(?)。それ以外の面子は揃いも揃って名前が意味不明。
ディスクユニオンと一部の店舗でしか買えないが、公式サイトの通販でも買える。
アートワークは近所の子供たち(!)を集めた「ポロックたいむ」なるイベントで作成されたもので、
子供たち+メンバーによって絵の具がポロック風に思いっきりぶっ掛けてあり、全てが完全なる一点ものとなっている。
更にオマケとして謎のメンバー紹介カードと国旗(お子様ランチのチキンライスとかに刺さってるアレ)と
輪ゴム三つ(封入と書いてあるが普通にジャケット留めるのに使われてるだけ)が封入されている。
バンド名だけではなくその全てがどこまで行っても徹底して雰囲気/世界の確立重視。
…という前置きからいくとなんだか得体の知れない意味不明な音楽を奏でる集団を予想される方も多そうだが、
実際曲の方はJ-POPといってしまっても差し支えないほどポップで聴きやすい(一部を除く)。
妙な存在感のあるボーカルも曲とよく合っており、アレンジも音作りはローファイながら異様に完成度が高い。
歌詞は歌唱した時の音の流れを優先しているっぽい。ちょっと狙った雰囲気も感じるが、聴く分には気にならない。
また、アレンジやフレーズの節々にはどこからかの故意犯的な引用があるようで、音楽に詳しい人は渋谷系的な楽しみ方も出来るかも。
因みに一部の曲はyoutubeのタグでネタばらしが成されている(例えば「透明感」にはidiot popとスーパーカーというタグが)。
ちょっとサブカル入った音楽が好きな人はもう絶対好きになれると思うし、意外とウケる範囲広そうな印象。
欠点は、(1)音には直接関係ないけどこのどこまで行っても雰囲気重視な佇まいは一部の層からは全力で嫌悪されそう。
(2)アルバム最後の曲が「バニラナイト」というのはもう底意地の悪さしか感じないし何がしたいのかわからん。
(3)もう今の時点でちょっとアレンジやメロディで雰囲気被る曲多いのが気にかかる。
特に3番目はかなり気掛りだけど一曲目に入ってる予告メドレー聴く分ではファーストアルバムもかなり期待できると思うよ。
540名無しのエリー:2012/05/27(日) 09:29:54.88 ID:9XIHZHqpP
乙。面白そうなことやってんだな。

>>628
aikoとか椎名林檎はどよ
541名無しのエリー:2012/05/28(月) 20:42:37.45 ID:FGMMLBG40
>>528
OLIVIAや八神純子なんかどうだ?
前者は洋楽ロック色が強すぎるけど。

>>539
乙。このグループは気になるな・・・。

さて、こちらもレビューを投下。

SHOCKING LOUD VOICE / DAZZLE VISION

※既存曲はミキシングを重点に評価しております。
 あらかじめご了承願います。

1.セカンド ★★★★★
新曲その1。デジタルシンコペーションを織り交ぜながら展開されるサウンドは
彼らが自称する「スクリーモ・ポップ」を体言しているといってもいいだろう。
構成も良く、なおかつ聴き易い良曲。滑舌に難アリってのが気になるのだが、
所謂2号さんソングってことをを考えたらこの方がいいかもしれない。
542名無しのエリー:2012/05/28(月) 20:45:09.70 ID:FGMMLBG40
2.Child be found of... ★★★★
2ndアルバムのからの楽曲で、リミックスとリマスタリングが施されている。
当時の不満であったプロダクションが大幅に改善されているのは嬉しい。
ドラムが丸くなりすぎているような気がするが、世界観が壊れたわけじゃないので許容範囲。

3.空迫(Live ver.) ★★★☆
なぜかこの曲だけライブバージョンと銘打ったリ・レコーディング作品。
なお、一発録りなのはMaikoパートだけだったという。
だから妙に楽器隊にまとまりがあるように聞こえたのか・・・。
ヴォーカルは一発録りにしては結構いいテイクだと思うけど、
楽器隊も一発録りでやってほしかったな。いい演奏だけど。

4.VISION ★★★
4thアルバムから。音はさほど変わっていない。はっきりとわかるのは
スクリーム時のリップノイズがなくなったくらいか。
低音が強いのか、静かになるときのギターが優等生っぽい。
個人的にはクリーンボイスの音は4thアルバムの時の方が好きだな。
なんというか、あっちの方が明るくなる展開に合うかなと。

5.HERE ★★★★
3rdアルバムから。3rdが球体ならこちらは正二十面体。
やや、楽器隊の荒さをフィーチャーしたような音になっていると思う。
あとは後半のスクリームが目立つようになった。
はっきりいって好みが分かれる音だと思う。
自分はスクリームが目立っていた方が好きなのでこっちがいいかな。
543名無しのエリー:2012/05/28(月) 20:46:53.06 ID:FGMMLBG40
6.left to cry there ★★★★
2ndアルバムから。はっきりいって改善点を挙げたらきりが無いぐらいのアップデートぶり。
iTunes Music Storeでこの曲を買うならこっちのバージョンを買うべき。
それくらいに音が格段に向上しているのが良くわかる一曲。
楽曲自体の味も出ているのも好印象。

7.Take my hand ★★☆
新曲その2。ノープランで作ったとの事だが、それゆえにさり気に変拍子も混ざった曲で、
これまでの彼女らに比べたら少々クセのあるトラックではないだろうか。
スクリームが無かったらクリーンはお経気味だし、
楽器隊も少々ぼやけている様に思える。カップリングならまだいいんだが・・・。

8.Eternity ★★★
3rdアルバムから。こちらはドラムやベースを増強してきたのだが
少々潰れ気味になっているのは失敗のような気も・・・。ドラムのアタックを強くするならまだしも、
このミックスはちょっといただけないかな。Maikoのクリーンも埋もれちゃってるし。

9.Miss Cinderella ★★
4thから。スクリーム付きの歌謡ロックである。確かにライブのセトリに良く入る曲だが、
これはリミックスする必要あるのか? 4thの音でも十分いい気がするんだが。
で、肝心のミックスだがこちらは逆にヴォーカルにエコーかけすぎている。
なんか、カラオケボックスにきているように感じるヴォーカルになっているのはいただけない。
楽器隊はまだマシなんだがねぇ。メンバーはどんな要望を出したんだ?

10.Camellia ★★★
2ndから。さすがにこの曲のミックスは期待していた方向と違ったな。
自分は原曲のゴシカルさを活かした、余韻を残すようなミキシングだと思ったのだが、
ライブのラストみたいなミキシングになっていたのでちょっと肩透かし。
楽器隊が良くなったのはいいんだがな。
544名無しのエリー:2012/05/28(月) 20:49:31.51 ID:FGMMLBG40
総評 ★★★☆
DAZZLE VISIONにとっては6枚目のアルバムで、ベストとも呼べるアルバム。
内容はライブを想定し、リミックスとリマスタリングを施した過去曲と新曲、
そしてライブ風再録を実行した過去曲で出来ている。
さすがに2ndアルバムからの楽曲はプロダクトが大幅に向上しているし、
「HERE」のように新しい一面を見せる仕上がりなら別に文句は無い。
だが、音としてはさほど悪くない楽曲をいじくりすぎたり、
楽曲を活かしているのか疑念の余地をはさんでしまう仕上がりには少々疑問が残る。
それでも新曲の「セカンド」は出色の出来で、先行シングルにしてもいい作品。
もし、課題を出すとすればもっと、自分たちの世界観を共有できるエンジニアを見つけてくれって事だろう。
てことで、ミキシングを気にする人は試聴してから買うといいだろう。
逆にDAZZLE VISION初心者にはうってつけのアルバムなので、ライブ予習にはいい素材だろう。
545名無しのエリー:2012/05/30(水) 22:46:23.27 ID:kAnwq2Eh0
初投稿。
ムーンライダースのレビューを書こうと思ったが太刀打ちできなかったので、
最近聴いた中でよかったライムスターを。
音楽知識ゼロなのでお手柔らかに。

ライムスター『POP LIFE』(2011/3/2)

M-1 After the Verse -
 前作のラスト曲「ラスト・ヴァース」の後奏からの続きによるイントロ。

M-2 そしてまた歌いだす ★★★★★
 アルバム発売時期に東日本大震災が重なったことにより、言い方は悪いが「箔がついた」曲。
 非常事態の時ほど歌うこと(≒楽しむこと)を忘れてはいけないというメッセージが心を打つ。

M-3 Just Do It! ★★★★
 威勢よく飛び出したは良いが、その次に何かを始めるにも億劫になりがちな性格を歌うのがライムスターらしいというか・・・。
 特に中盤の逡巡している様をユーモラスに描いた宇多丸のリリックは素晴らしい。

M-4 ランナーズ・ハイ ★★★
 一種のワーカホリックな状態を描いた作品。
 アルバム中では普通な印象。

M-5 ほとんどビョーキ ★★★★★
 ロックやヒップホップなど、若さに特権した表現に接してきた者が40歳を過ぎてからとりかかるべき表現とは?という命題に真摯に応えている。
 特に、マミーDのあえてリズムにかちっとはめたライムがユーモラスでいいアクセントになっている。
 
M-6 Hands ★★★★★
 児童虐待をテーマにしているが、虐待を加えてしまう親側にも事情があるという点を考慮している点が新しい。
 同様のテーマを扱った楽曲がジブラにもあったように思うが、それより一歩進んでいるように感じる。というか、暗にdisってんのかも?
 実際に親の立場から歌ったマミーDと、あくまでも社会派という立場から論理的にラップする宇多丸の対比が奥行きを増している。
546名無しのエリー:2012/05/30(水) 22:46:52.06 ID:kAnwq2Eh0
(続き)
M-7 ザ・ネイバーズ ★★★★
 隣人問題を扱っているようで、明らかに日中問題を揶揄した曲。
 
M-8 POP LIFE ★★★★
 ちょいジャジーな作品。イントロはアルバムの流れの中で実に感動的。

M-9 Born to Lose ★★★★
 アルバム中では比較的攻撃的な曲。最も攻撃的なM-11への助走か?
 前作の「ONCE AGAIN」の延長線上にある曲。

M-10 Walk This Way ★★★★
 シングル曲であり、超有名なヒップホップアンセムからタイトルを拝借している。
 ここでBPMを抑えているところがアルバムの構成上、際立つこととなっている。

M-11 余計なお世話だバカヤロウ ★★★★★
 さまざまな憶測を呼んでいるが、タイトル通りいらぬおせっかいを出してくる周囲の人々に向けた怒りのラップ。
 今回のアルバムではほとんど固有名詞は出てこないが、このラップの主人公はまぎれもなくマミーDであり宇多丸であり、そのことが歌詞を通して浮かび上がる構成が面白い。

【総評】★★★★★
 信者乙と言われるかもしれないけれど、ヒップホップという「場」を楽しむ音楽において、ロックの価値観の延長線上としての「名盤」が生まれにくい状況の中、活動再開後のライム

スターはリリックの普遍性を増すことで純粋に作品としての出来を高めているように感じられる(むろんそこには2人のMCのスキルも加えられるが)。
 本作は特に、ランニングタイムをぐっとタイトに抑え、ロックリスナーの耳にも届きやすいようにできている。
 全体のリリック、特に表題曲を読むと、リリックの内容は以前の攻撃性は若干後退し、大人の意見にシフトしている。
 つまり、仮想敵を作り攻撃してきたのが従来のロックやヒップホップとするならば、その仮想敵には実は自分に近い存在であるというところにまで言及するのがライムスター。
 それは思想家の内田樹にも通じる態度であり、世間を生き抜くための処方箋足りうるものになっている。
547名無しのエリー:2012/05/30(水) 23:02:50.38 ID:lF8hfdoh0
548名無しのエリー:2012/06/01(金) 05:01:02.52 ID:VkEZKcsUO
信者乙
549名無しのエリー:2012/06/03(日) 05:55:29.24 ID:sMW197fc0
何でもう6月

きゃりーぱみゅぱみゅ / ぱみゅぱみゅレボリューション

1.ぱみゅぱみゅレボリューション ★
アルバムのイントロ。
「エレクトロニカルパレード」風の旋律に否応にも期待が上がる。

2.つけまつける ★★★★
「つーけまつーけまつけまつけーる」というサビの旋律がどキャッチーなシングル曲にして代表曲の一つ。
今更ながら曲、詞ともに頭に残るフレーズの連続で、改めてヤスタカの手腕に脱帽。
前曲からの流れのお陰でテレビやネット上で散々聴いた曲の筈なのになんだか凄く新鮮に聞こえる。
というか前曲からの流れで聴かされる事で「こんないい曲だったっけ…」みたいな気分になる。

3.PONPONPON ★★★★☆
この流れ贅沢すぎ。1stミニアルバム「もしもし原宿」より。これまた文句なしの代表曲。
売れるべくして売れたというフレーズが相応しい、ヤスタカ史上に残る傑作。
この流れで聴いてもその質が下がることは当然無く。ここまで個性の強い曲を2連で並べても特に違和感が無いのが凄い。
ただ今作は「もしもし原宿」とは違い他の曲もそこそこインパクトがあるので初聴時のようなインパクトは流石にもうない。
550名無しのエリー:2012/06/03(日) 05:55:44.45 ID:sMW197fc0

4.みんなのうた ★★☆
サンバ風のノーテンキなベースラインに童謡っぽい歌メロが乗る曲。
「ぱーんぱーんぱぱぱぱーんwwwww」という部分だけ妙に印象に残って、
他の部分は印象に残る曲揃いのアルバムの中にあってあまり印象に残らない。
その割には長い。中盤の展開は中々良いと思うんだけど。

5.きゃりーANAN ★★
出た…「つけまつける」のカップリングだった超ぶっ飛びCMソング。
「あんあんああんあん ぱみゅぱみゅ あんあ(ry きゃりーぱみゅぱみゅ」という
洗脳チックな掛け声がほぼ全編に亘って流れ続けており、その後ろでは比較的爽やかな曲が流れている。
が、良くも悪くも掛け声のインパクトがでかい。好き嫌い絶対分かれる。自分はどっちかって言うと無理。
このアルバムの中では相対的にメロディ弱い気がするが…ともかく掛け声。そういう曲。

6.CANDY CANDY ★★★★
シングル曲。個人的な好みを言わせてもらえば「つけまつける」よりこっちの方が好きだったりする。
どこかで80〜90年代のアイドルポップを意識したであろう少し切なさ漂うメロディが素晴らしい。
ネタ感が強い前曲の後に聴く事によってそのシンプルな良さが一層染みてくる感じ。
ただシングルで聴いたときから思っていたけど「つけま」「PON」に匹敵するようなインパクトは無い気がする。

7.Drinker ★★★★★
ミドルテンポのR&B風ポップソング。今作の中でも突出して出来がいいと思う。
COLTEMONIKHA「Sleeping Girl」と同系統のヤスタカが得意とする(そして実はハズレが無い)曲調。
ちょっと大人っぽいアレンジや哀愁漂いまくりのメロディは正にいつものヤスタカ。
正直こういう曲をぱみゅでやるとは思っていなかったのでかなり嬉しかった。
少し背伸びしている感じの歌詞も新境地として受け入れられそうだし、もしシングルカットするならこれかな。
551名無しのエリー:2012/06/03(日) 05:56:19.67 ID:sMW197fc0

8.おねだり44℃ ★★★
タイアップつきの曲。なんか「きゃりーANAN」とアレンジと雰囲気被ってる気がする。
曲調が何気にラウンジポップ風で、capsuleの「phony phonic」辺りの雰囲気を若干髣髴させる。
この後の曲では「ハイカラガール」期を髣髴とさせる琴の音がかなりわかりやすい形で登場したりするし、
ひょっとしてヤスタカ原点回帰?歌詞がなんか面白い。勝手に休めよという突っ込みはナシで。

9.スキすぎてキレそう ★★★☆
perfumeのアルバムに収録されていても違和感なさそうな、王道ヤスタカエレクトロポップ。
ファンファーレ風のフレーズなんかもかなり既観感アリ。ハズレはしないが新鮮味も特にない。
この曲は歌詞が凄く良い。「スキすぎてキレそう」という、「きゃりー語」という名称まで付く様な意味不明な言葉を
何で「スキすぎ」ると「キレそう」になるのかという根拠を示して、ちゃんとしたラブソングにしている。

10.ぎりぎりセーフ ★★★★☆
琴の音となんか「和」っぽいメロディ展開で始まり「!?」な気分になるが、その後はいつも通りのポップソング。
この曲は歌詞と相反してメロディが哀愁漂う感じで凄く良い。メロディの出来ではアルバムの中でも屈指だと思う。
「原宿」という土地の特性をさりげなく織り込んだ歌詞も楽しい感じなのにメロディのせいでどうにも切なく感じる。
しかし何故か最後に熱帯雨林っぽい動物の鳴き声が入って終わる。違和感大。意図がわからん。
552名無しのエリー:2012/06/03(日) 05:56:56.64 ID:sMW197fc0

11.おやすみ ★★★★
三拍子のバラードナンバー。曲調もまんまワルツ。COLTEMONIKHA「アリクイワルツ」を思い出した。
メロディ、アレンジ共に「蛍の光」的などうにも切ない雰囲気を醸し出している。
結構単調な曲なんだけど、メロディの良さとアルバムの流れで退屈する事無く聴ける。
ここまでひたすらアグレッシブな曲ばかりだったのでこの曲の胸を締め付けるような切なさは結構来るものがある。

12.ちゃんちゃかちゃんちゃん ★★★☆
前曲で終わるわけねーだろ。最後の最後で謎のラップ(本人談)も飛び出すアゲアゲなテクノポップナンバー。
わいわいした感じで楽しく終わる、というのがアルバムのカラーにもぴったりだしアルバムの締めとしても良い曲。
間奏で「CANDY CANDY」「PONPONPON」「つけまつける」が流れ出す仕掛けはベタだけど鳥肌が立つ。
ただアルバムの中ではかなりインパクトあるが流れから外して単曲で聴くとインパクト薄いかも。
553名無しのエリー:2012/06/03(日) 05:57:52.20 ID:sMW197fc0

総評:★★★★
ぽーんぽんでウェイウェイウェイでつーけまつーけまなきゃりーぱみゅぱみゅのファーストフルアルバム。
シングル曲とミニアルバム収録の代表曲を網羅し、そこに8曲のアルバム曲、という内訳。
「遊園地のようなアルバム」とはきゃりー本人の弁。因みにラスト2曲はそれを意識したであろう歌詞になっている。
で、内容としてはひたすらキャッチーさだけを追い求めたような内容で、ヤスタカ作品の中ではかなりの異色作。
それ故にアルバム通して脳にフレーズが残る率が異様に高い。こうやって曲名を読んでてもほぼ全曲サビを脳内再生できる。
サビの全てがキャッチコピーのような歌詞まで含め、全力でリスナーの記憶中枢にドロップキックしているような気迫を感じる。
アレンジは一応前作になる「もしもし原宿」とは違ってかなり多彩(曲数も多いし当たり前といえば当たり前なのだけれど)だが
メロディのセンスとキャッチーさでもって雰囲気を纏めていて、バラつきやアルバムの流れの崩壊はほぼ無い。
そのぶんいくつか雰囲気が被る曲があるが、変に突飛な曲を入れて流れを破壊するよか余程良いと思う。
センチメンタルな「おやすみ」を除けば全曲辛気臭さや暗さとは無縁でノーテンキなので、少し聴いてて疲れるし、
何かしらの「鬱」的要素を音楽に求める人には絶対不向きな一枚だし、それと今作はひたすらポップに徹していて
capsuleで見せるようなダンサブルでビート優先な曲は一曲も無いので、ヤスタカのそれ系の曲を求める人にも不向き。
しかし何も考えずに聴けば楽しいことはほぼ間違いないので、ちょっと楽しい気分になりたい人は聴いてみよう。
厳しいこと言えば10年後に残る傑作には成り得ないかもしれないが、まーなんか今が楽しいから万事OK。そんな一枚。
ただ一つ難を言うなら、初回版が4000円近くするのはDVD付き(PVは必見!ただライブ映像はあんま良くない)で
パッケージも金かかってそうな仕様だからわかるんだけど、50分足らずのアルバムで通常版が3150円なのは何故?
「もしもし原宿」の時もそうだった(初回と通常が同じ2000円という謎仕様)けど、ワーナーは何故きゃりーの時だけやけに強気設定なのか。
きゃりーの曲を聴くファン層を考えたらもっと気軽に買えるようにすりゃいいのに。
554名無しのエリー:2012/06/03(日) 06:00:12.30 ID:sMW197fc0
というわけでヤスタカ信者によるレビューでした
これ、人によって感想がかなり変わると思うんで他の人のレビューも読みたい

>>544 >>546
乙です。
555名無しのエリー:2012/06/04(月) 19:20:11.88 ID:88twcki00
乙。ひたすら明るいのかー今度聴いてみるわ
556名無しのエリー:2012/06/04(月) 20:08:46.05 ID:la66+rYG0
メレンゲのミュージックシーンをお願いします
557名無しのエリー:2012/06/05(火) 03:43:46.28 ID:k6fF+r2a0
ぱみゅばみゅごときで何でそんなに長くなるのよw
当然読まないけど
厨房過ぎる
558名無しのエリー:2012/06/05(火) 08:56:31.08 ID:VHljxOzx0
せやな
559名無しのエリー:2012/06/05(火) 18:06:44.75 ID:g5A2u8+I0
読んでないのに批判とは
「一回しか聴いてないのであしからず」にすら及ばない自覚あるのかな、ないか
560名無しのエリー:2012/06/05(火) 19:04:39.82 ID:eynma6bii
早い夏休みだな
561名無しのエリー:2012/06/05(火) 21:50:41.82 ID:xaPyee8z0
夏休み連呼厨(笑)
562名無しのエリー:2012/06/05(火) 21:52:30.56 ID:6UxgKSM50
>>553
乙。こっちもタワレコで視聴した感じだと初期capsuleっぽいと思ったw
通常版値下げしないかなぁ・・・。
563名無しのエリー:2012/06/09(土) 14:08:53.47 ID:1Yx/F94b0
>>559
お前いつまでもしつこいんだよ消えうせろ
564名無しのエリー:2012/06/09(土) 14:34:15.53 ID:czIakGYIi
>>561
一回しか言ってないが
565名無しのエリー:2012/06/09(土) 18:31:16.84 ID:guBcn3ae0
嫌、夏休み連呼厨とか毎年現れるじゃん。
一回しか言ってないとか何言ってんだよ。
566名無しのエリー:2012/06/09(土) 20:36:50.31 ID:q+kRi7ol0
スレ違い死ね
567名無しのエリー:2012/06/09(土) 21:01:50.66 ID:4tfFu47N0
>>563
>>555>>559くらいしか書いてないが
568名無しのエリー:2012/06/09(土) 21:40:27.08 ID:czIakGYIi
まぁ、一回徹底的に荒れればいいよ。
腐らせる物は腐らせ、焼く物は焼くってよく言うし
569名無しのエリー:2012/06/10(日) 08:02:36.85 ID:ozP/OMB90
一回しか聴いてないのであしからずってあれもう3年前のレビューじゃんか
いつまで引っ張ってんのかってこと
570名無しのエリー:2012/06/10(日) 18:10:12.67 ID:GscWrOk40
>>569
いや>>559の主旨は>>557に対する「読んでもないレビューを批判するな」ってとこなのよ
一回しか〜を引き合いに出したのは単に一回でも聴いて批評する奴のほうがましって意味
別に引用が目的でも何でも いやわからないならいいんだけどね別に
571名無しのエリー:2012/06/10(日) 23:18:57.22 ID:Wvszwow80
>>569は「一回しか聴いてないのであしからず」のレビューを書いた本人じゃねーの?
572名無しのエリー:2012/06/10(日) 23:42:10.85 ID:A4VPc25d0
最近このスレ来たから一回しか聴いてないのであしからずってのが何の話だかさっぱり
知らなくて良さそうなことっぽいけど
どのレビューも面白く読んでますよ
573名無しのエリー:2012/06/11(月) 14:11:56.97 ID:nySmvzxA0
ど素人が歌ってる時点で☆4つとか付け過ぎだな
574名無しのエリー:2012/06/11(月) 21:06:08.10 ID:2o0dEniQ0
ラルクのBUTTERFLYのレビュー誰かしないの?
575名無しのエリー:2012/06/11(月) 21:38:35.72 ID:5xIVOZJI0
サカナクションのドキュメンタリーは?
576名無しのエリー:2012/06/13(水) 02:13:45.58 ID:IX3YjlkbO
Hey!Say!JUMPのJUMP WORLDは?
577名無しのエリー:2012/06/13(水) 21:45:13.04 ID:9ffa10KS0
ここであえてバクホンのリヴスコールを…
578名無しのエリー:2012/06/15(金) 19:59:13.68 ID:qCNb76Q+0

残念ながら僕は空気が読めませんでした

SORRY MUSIC ENTERTAINMENT/米米CLUB

1.I'm Sorry ★★★
前半では「柏田」と「先輩」が「I'm Sorry山」を制覇する物語が繰り広げられ、
勇ましげな行進曲が展開されると思いきや、途端にズッコける。しかしこのアルバムとしては序の口。

2.ボッサボサノバ ★★★☆
小学生が考えたようなタイトルからして脱力。そして曲を聴けばボサノバでも何でもない。
それでもメロディが妙に親しみやすく、ふとした時に口ずさみたくなるのが怖い。
「ココピュピュココピュピュコンピューター!!」なる突拍子もないフレーズに中毒を覚える者多し。

3.男同士 - POSTホモ伝説 - ★★★★★
ホモになれない「POSTホモ」の義理人情が任侠風な語りと共に繰り広げられる。
狙っている感バリバリの演歌歌唱と、テクノ調の裏打ちが同居するとんでもない怪作。

4.VIVAみたいなもの ★★☆
怪しげなアコーディオンと共に、「VIVAみたいなもの」を高らかに歌い上げる。
が、歌詞が意味不明極まりないので、最後まで「VIVAみたいもの」の何たるかは明かされず。
アウトロで突如ハードなギターソロが始まるも、どうも間抜けに聞こえて仕方がない。
579名無しのエリー:2012/06/15(金) 19:59:29.81 ID:qCNb76Q+0

5.ワンダブルSUNでぃ ★★☆
シングル曲だけあって、流石にほかのアルバム曲と比べると毒気は抑えられている。
曲自体は可もなく不可もなく、中南米の青空が連想されるパーティーナンバー。明るいのはいいことだ。

6.サマーラブストーリー ★★★☆
「恋多き乙女こと智恵子」が旅行先で書いた時代錯誤なラブレターから始まるスローバラード。
サビでは智恵子が旅行先で知り合った男が子分と共に現れ、曲調もガラッと変わり、ひたすら性的願望をブチまける。
最後は智恵子の彼氏「竜二」が登場、男の願望は脆くも崩れ去る…というあらすじ。

7.0721 ★★☆
タイトルと歌詞と「ドピュッ」なんてパーカッションさえ変えれば、まともなポップスソング。
むしろ、1番までは米米の他のアルバムに収録されていてもおかしくない。あくまでも1番までは。

8.THE HAIR ★★★
何を言いたいかと思えば、終盤で当時流行していたヘアヌードに対する抗議的な1曲だった。
「あれでは ぬけません」という歌詞はともかく、演奏は馬鹿みたいにカッコいいから困る。

9.日本の夏 ★★☆
芝居を織り交ぜつつ、日本の夏の風流をおかしな視点から歌う。種が無いだ種を出せだ、下ネタの応酬。
最後は祭囃子と共に「スッポンスッポンスッポンポン」と大合唱。ただの馬鹿。
580名無しのエリー:2012/06/15(金) 19:59:46.77 ID:qCNb76Q+0

10.DEEP IN YOUR NICE BODY ★★★★
ファンクと言いますかAORと言いますか、アダルトなサウンドがとても良い。
と思いつつ歌詞カードを見れば、何故かローマ字で書かれている、解読してみればやはり下ネタのオンパレード。
本人もやりすぎたと思っているのか、あたかも外国語のような発音で歌うも誤魔化しきれず。

11.いただきました ★★★
レストランに現れたクレーマーのドラマから始まる。こういうのばっかりだな。
曲自体はDURAN DURANのようなニュー・ロマンティック路線。流れるような疾走感。こんな曲に勿体ない。

12.虫の息 ★★★★★
何十年も前の歌謡曲をサンプリングしたようなしみったれたバラード。
中盤まではそれなりの体裁を保っていた歌詞も、一人語りを始めたあたりから次第に暴走し始め
「わたしは何語でしゃべってるんですか」などとほざきはじめる。まさに虫の息。

13.露骨にルンバ ★★☆
「ルンバっぽい」ムーディーなナンバー。後半は例によって男と「やよい」の即興芝居が繰り広げられる。
信じられないことだが、MUSIC STATIONでこの曲を披露したことがあるようだ。

14.ポンコツ君とガラクタ君 ★★★★
「非リアソング」を超越した「非人間ソング」。
「ポンコツ君」と「ガラクタ君」の悲哀あふれる日常を、ため息を交えつつ悲しげに歌う。
どこぞの童謡にありそうな分かりやすいメロディが良し。
581名無しのエリー:2012/06/15(金) 20:00:01.26 ID:qCNb76Q+0

15.アンジュール ★★
サンスクリット語らしいが、「東八郎」とはっきり歌っているあたり、どう考えてもデタラメである。
2番では通訳が登場し、柿の種を喉につっかえて死んだ「君」への暴言を連発する。一発ネタ要素が強い曲。

16.サンサルバドルの雪 ★★
サンサルバドルの民謡らしいが、肝心のサンサルバドルは中央アフリカに位置する都市である。
インスト故に大した引っかかりもなく、次曲、次々曲への流れとして聞き流せば良し。

17.世界ミュージックアラモード ☆
気持ち悪い声の男が次曲「タトゥーレ」を歌うオペラ歌手、マドレーヌ・フォン・スクヴァビッチの遍歴を語るだけで、最早曲でもない。
#16〜#18は、テレビ番組「世界ミュージックアラモード」の中の一部を切り取っているという設定らしい。

18.タトゥーレ ★★★★★
前曲で「オペラ歌手」と紹介されていた割には、あまりにも稚拙な歌い出しにズッコける。
「出産を祝う歌」らしいが、何語で歌っているのかすら分からない。歌詞カードを見れば、カタカナがズラーッと並んでいるだけ。
最後の最後で「やめろ!!」という声が聞こえる。本当にそう思う、こんなものをCDに入れていいものか。

19.伴天連の人魚 ★★
「セクシー」と連呼するだけの曲。
冒頭にはメンバーの雑談が収録されており、開始から数秒まではテープが回っていることに気付いていない。

20.スカンジナビアで逢いませう ★★★★★
ワルツ調。軽快に3拍子を弾くピアノの合間に「ジャーン!!」と入ってくるオケヒットが、何とも間抜けで笑えてくる。
歌詞にはスカンジナビアからコペンハーゲンから長万部まで様々な国の地名が登場するようだが、脈略は0である。
ラストでは「オイヨー!!」「ドンドドンドドーン!!」と謎の相槌が打たれる。最後まで開いた口が塞がらない。
582名無しのエリー:2012/06/15(金) 20:00:24.74 ID:qCNb76Q+0

21.金・金・金 ★★★
金を中心に回る社会を「馬鹿じゃねぇのかてんめー」と直接罵倒する痛快ナンバー。
比較的このアルバムの中では筋が通っているというか、辛うじて何を歌っているのか分かるので貴重だと思う。

22.てんぱってんだよ ★★☆
何だか知らないがてんぱっております。それだけはよく分かります。
翻弄される男は辛いのだ。

23.プロは大変だ ★★★☆
一発録りでそのまま収録されている。そのため、「あぁ間違えた…」という呟きや、コーラスのタイミングのミスがそのまま入っている。
どこをどう聴いても大変には聴こえないが、それはそれで彼らの実力のうちなのだろうか。

24.プヨプヨ ★★
名前の通り、ひたすら脱力感漂う歌。歌詞の意味を無理やり解釈するとすれば「四角い頭を丸くする」。
最後は「あーっ!!」という叫び声とともに強制終了する。

25.鶴のしかえし ★★★★
民話「鶴の恩返し」を米米なりにアレンジした…ぶっ壊した。
人間に撃たれた鶴をおじいさんが手厚く看病するも、鶴はおじいさんが自分を撃ったと勘違いし、仕返しを企てる…といったものだが、
メタフィクションバリバリで非常に情けない内容となっている。そして衝撃のクライマックス。

26.オーチャンガ ★★
サンバ風の楽しげなナンバーだが、歌詞は何もかもが意味不明。いい加減説明にも疲れてきた。
茶柱が立つだ何だ喚いているが、心の底からどうでも良い。
583名無しのエリー:2012/06/15(金) 20:00:47.78 ID:qCNb76Q+0

30.VIVA PEPE 評価不能
80年代に大ヒットした何だかの曲にそっくり。名前は失念。
どうも「デレッとしている人に向かって、『ちゃんとしなさい』と怒っている人の歌」らしい。意味が分からない。

31.アバンギャルド ★★★★
所謂「通どころ」が挙げる音楽家やアーティストの名前を出して得意になる男の歌。
最後には「山下/大滝」と、録音当時(1984年)の大衆向けアーティストを挙げることでオチを付ける。
オチが秀逸なので高得点。

32.マンボ踊り 評価不能
ライブテイク。マンボでも何でもないという突っ込みは野暮なのだろうか。
「ダカダカダン♪ダカダカダン♪」という間抜けかつ唐突な始まり方に脱力。

33.DRY MAN 評価不能
クリーニング屋の息子の悲哀を、BGMと共に延々と一人語りするだけ。
本当にそれだけ。

34.MY GIRL 第3章 評価不能
前曲の男が、女の人を部屋に閉じ込めてアレコレする歌謡曲的ナンバー。
ちなみに妄想オチ。

35.ハードでゆこう 評価不能
ソフトになりたかったりハードでゆきたかったりする男の歌。
歌詞カードのライナーノーツでは解説拒否扱いされている。そりゃそうだ、意味が分からないもの。
584名無しのエリー:2012/06/15(金) 20:01:03.97 ID:qCNb76Q+0

36.芸術家 評価不能
いかにも芸術家らしい、傍から見たら理解不能な散文詩が2編並んでいる。
そろそろ聴く側も限界である。

37.コロンビアのお花畑 ★★★★★
アコギのアルペジオに「ランララランララ…」というコーラスが乗るだけの小曲。
しかし、36曲を耐え抜いた後に聴くこの曲は格別なものである。解放されたような気分に襲われる。
というわけで久々に星を付けよう。

総評 評価不能
1995年、17人という大所帯になった米米CLUBが出したアルバムは2枚組、計37曲という大ボリュームだった。
そして、その中の殆どが「ソーリー曲」と呼ばれる度を越したおふざけ曲だった。この時点でヤケクソ感バリバリである。
「君がいるだけで」の米米の姿は無く、全編にわたってどシュールで理解不能な世界観が広がる。
得か損か、名作か駄作か、そういった評価さえ下せない。何と言ったらいいのか分からない。なんですかこれは。
585名無しのエリー:2012/06/15(金) 20:01:34.00 ID:qCNb76Q+0

#19からDISC.2です…
586名無しのエリー:2012/06/15(金) 20:52:59.41 ID:ZQCMBR0k0

露骨にルンバはMステのスーパーライブで演奏してたな
同時に披露した曲を「売れなかったから嫌いなんだよ」とか言って演奏を止めた挙句にw
なお事前に公開練習をした確信犯(誤用)の模様

ちなみに俺は米米CLUB(アルバム)の方が好き
587名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:10:53.84 ID:r34CFyHE0
乙乙
588名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:41:14.47 ID:k6DndxFN0
今話題のあのバンドを二枚れんぞくでいきます

シフォン主義 / 相対性理論

1.スマトラ警備隊 ★★★★
ディストーションギターがガッツリ鳴るキメまくりなイントロからしてインパクト大。
キャッチーなメロディと要所要所でへたれるバンド隊とのギャップが生み出す効果が面白い。
ナンバガのフォロワーの様なアレンジや被害妄想チックな歌詞が今聴くと新鮮。というか進行の田中の影響半端無い。
しかしこの曲の一番の聴き所はやくしまるえつこのボーカルスタイルだろう。今と全然違うじゃねーか!
椎名林檎の影響を感じる歌い方で、正直今の歌い方の5倍ぐらい良い。

2.LOVEずっきゅん ★★★★★
様々な媒体でパワープレイを勝ち取ったこのバンドの代表曲。そして名曲。
一度耳を通せばすぐに覚えられそうなほどにキャッチーで哀愁が漂う王道なメロディに、
「そうくるか」という展開がひたすら連続するアレンジとへなへなで若干リバーブかかったボーカル、
そして不思議ちゃんを極めすぎて精神病になったような歌詞、全てが奇跡的な相乗効果を生み出している。
やくしまるのボーカルも下手さと若干の作りっぽさのバランスが奇跡的なぐらい良い。

3.夏の黄金比 ★★★
ここまでの2曲とは違ってかなり軽い感じのアレンジ。メロディやコード進行は結構ベタ。
後半で挿入されるアイドルオタの掛け声みたいな男声ボーカルが面白い。
お洒落でありがちな雰囲気を破壊するには十分すぎる。これがあるかないかで曲の雰囲気が変わると思う。
因みに有名な「コントレックス箱買い」のフレーズが入る箇所はぶっちゃけ曲の中でかなり浮いている。
589名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:42:02.89 ID:k6DndxFN0

4.おはようオーパーツ ★★★★☆
ミドルテンポ。インパクト薄いけど何気に完成度が高い一曲。
90年代の懐メロのようなメロディラインと妙に頭に残るギターフレーズが醸し出す妙な浮遊感がツボ。
危うい感じのバンド演奏やBメロで鳴ってる変なギター?など異様な雰囲気のアレンジも曲に嵌っている。
Bメロの男性ボーカルは多分真部。彼の声がまたかなり独特で、曲の中で重要なフックになっている。
あと歌詞が凄く良い。あざといフレーズと散文詩的なフレーズの配分が絶妙。

5.元素紀行 ★★
なんかと色々間違えた感じのロックンロールナンバー。締めにこれはどうでしょう。終わった感じがしない。
ディストーションギターとクリーントーンギターの組み合わせもこの曲では悪い意味の違和感を発している。
ここまでの曲ではいい雰囲気を出していた男声コーラスもこの曲ではかなりのやっちまった感を出している。
1曲目とアレンジの発想は全く一緒なのに、こうも出来が違うのは何故だろう…メロディが弱いからだろうか。
まとめサイトのレビューの方も書いているが、イントロがナンバガの「IGGY POP FUNCLUB」と雰囲気が激似。
590名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:42:48.75 ID:k6DndxFN0

総評:★★★☆
このあと日本のインディー界の頂点に君臨したが現在絶賛内部崩壊中の相対性理論の1st。
自主制作のCD-Rをミックスし直して全国流通させたもの。どう見てもミニアルバムだが、これが正式なファーストアルバムらしい。
この頃から既に個性を発しており、同時に既にサブカル臭を発している。メロディの出来はどれもベタながら完成度高い。
またアレンジがどれも一筋縄ではいかない感じで面白い。素人だから出たアイデアなのか計算した上でこうなったのかはわからないけども。
やくしまるえつこのボーカルは今のような癖が弱く(それでもだいぶ聴く人を選ぶボーカルスタイルだが)、結構聴きやすい。
難点を言えばもともとデモCD-Rだったから仕方ないとはいえ演奏やミックスは全体的にかなりラフな感じになっている。
「独特の雰囲気を発している」という言葉で許せるレベルではないような箇所も若干見受けられる。5曲目のイントロとか。
というか総じて5曲目がダメ。ここにもっと違う曲を入れとけばもしかしたらもっと良いアルバムになってたんじゃと思ってしまう。
しかし初音源でこれは素直に凄い。もしユニオンの自主制作CD-Rコーナーからこれを偶然発掘したらテンション上がるだろうなあ。
ファンの中ではこれを最高傑作に上げる人が多いのも納得の一枚、この路線で押し通していればもっと凄いバンドになってたかもね。
591名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:43:14.28 ID:k6DndxFN0

相対性理論 / ハイファイ新書

1.テレ東 ★★★☆
1曲目からいきなり人を食ったようなスローテンポでミニマルな曲。
だがミニマルな中にメロディの滋味がじわじわ染み出てくる感じで、正直かなり良い曲だと思う。
しかしこの曲に実はネット上でちょっと前まで聴けたデモバージョンというものがあり、
そちらのほうがアレンジがシンプルで曲の良さが活きていた感がある。正直このバージョンはアレンジ過多。
地味に歌いこなすのが難しそうなメロディなせいか、この曲のボーカルはどっちかというと素な感じ。これでも。

2.地獄先生 ★★★☆
アニソンというか少女マンガみたいなベタベタな歌詞をミドルテンポでミニマルなポップソングに載せた謎曲。
これで曲が俗っぽかったらもう目も当てられないような曲になりそうだが、メロディのセンスが異常に良い。
耳障りな音色を鳴らすギターやへんてこりんなベースがサビであっさりと普通のプレイになるアレンジも面白い。
ボーカルは完璧に作ってるが、まだこういう歌詞を表現する演技として十分アリな範囲。
しかし個人的な意見を言わせてもらえばやくしまるえつこよりこんな歌詞書いちゃう真部がかわいい。

3.ふしぎデカルト ★☆
取っ掛かりは正直ボコーダーが飛び出すイントロだけ。
ずっと同じようなアレンジの曲が続いているのでここら辺で感性が鈍ってくる。
メロディ的には「あなたが霊でも〜」の辺りから良くなって来るが、そこまでがすごい長く感じる。
ついでに言うとこの曲におけるボーカルの作り声はかなり癪に障る。
592名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:43:36.72 ID:k6DndxFN0

4.四角革命 ★★★
アルバムの流れ的にかなりインパクトのあるイントロで幕を開ける曲。
その後も少々アップテンポでバンドっぽいアレンジになり、なんとかアルバムの流れ的に退屈を阻止した感。
サビメロは実は進行方向別通行区分「池袋崩壊」とほぼコード進行もリズムパターンも同じ。
まあこの曲はだいぶ前からあったみたいだし、こういうこともあるか。
結局このバンドに在籍していた進行組はこのあと見事にバンドからいなくなったわけだが。

5.品川ナンバー  ★★
しょっぼしょぼなディスコチューン。アナログ感のあるシンセの音色やB級感漂うサビのアレンジがいい感じ。
しかしこの曲はいくらなんでもミニマル過ぎる気がする。実際は4分も無いのに体感時間は5分ぐらいに感じる。
メインのシンセのフレーズがインパクトに欠けるため、これを延々と繰り返されるのは正直きつい。
あと、この曲のボーカルは結構鼻に付く。バックが無機質なだけに作りっぽさが際立って薄ら寒い。

6.学級崩壊 ☆
そしてボーカルに色々言いたくなるのがこの曲。なんかところどころでウィスパー風に歌っているが、これがひっどい。
出ない音域を無理やり出そうとして失敗して息しか出なかったみたいな声。これは断じてウィスパーじゃない。
その割にはサビではあっさり高い声を張り上げるように出すためメロのあの発声にどういう意味があったのかわからなくなる。
ボーカルパフォーマンスに物凄いバランスの悪さと不信感を抱くには十分な曲。
因みにバックは3曲目と同じ感じの若干失敗パターンです。
593名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:43:53.87 ID:k6DndxFN0

7.さわやか会社員 ★★★★★
前曲のがっかり感を吹っ飛ばすようなボサノバ調のアレンジに乗せられた素晴らしいメロディで始まる曲。
この曲はとにかくドラムが変。ボサノバとサンバとマーチを無理やり混ぜたような摩訶不思議なリズムパターン。
ベタなようで妙ちくりんなメロディも聴いててかなり心地よく、アウトロのギターソロが入るころには謎の感動を覚えるはず。
ボーカルも所々で前曲と同じようなおかしな発声をしたりしているけれどもこの曲の中ではちゃんと効果のレベルに収まっている。
あとこの曲の歌詞は他の曲の不思議ちゃんな感じとは一線を架している気がする。ネジ外れまくりというか。

8.ルネサンス ★★★
この曲もやっぱりミドルテンポ。元の木阿弥。せっかく前曲があんなにインパクトある良い曲なのに…。
この曲はアレンジとメロディの食い合わせが良く、何とか退屈な曲になることを回避している。
とはいえ正直ここまでの7曲と比べても突出した点は無い。普通に良いメロディだね、ぐらいしか書けない。
ボーカルもなんか普通に歌ってるし、歌詞は算数がどうこう言ってるがなんかもうどうでも良い。
そんな感じの正直パッとしない曲だが、男声コーラスが強調されたサビのエッジの立ち方が異常。

9.バーモント・キス ★★
最後の最後に最強にダレる曲を持ってきやがった。シンセをメインにしたスローテンポ。
例によってこれもひたすらミニマル。寂寥感のあるメロディは決して悪くない。
最後に大サビを持ってくるという構成も中々良い。だから単曲で聴けばそこそこ良いんだと思う。
しかしそれ以上にアルバムの最後にこれが待ち構えているという絶望感がすごい。
なるべくちゃんと曲とボーカルどっちにも言及しようと思うのだが、ボーカルとかもうどうでもよくなってくる。
594名無しのエリー:2012/06/16(土) 01:44:21.44 ID:k6DndxFN0

総評:★★☆
飛ぶ鳥を落とす勢いだったがつい先日いきなり内部崩壊した相対性理論のセカンド。
前作は何だったんだ。そこそこアップテンポな4曲目を除けば、ひたすらゆったりとしたテンポのミニマルな曲が続く。
じゃあほんわかとした気分になるのかと言えばこれが逆で、聴き通した後に物凄い疲労感が襲ってくる。
テクノやアンビエントで展開のない曲なら全然聴けるし、ある意味リラックスもするのだけれど、
ポップソングで起伏の無いミニマルな曲がこうも続くとここまで疲れるとは思っても見なかった。
ある意味アルバム全体の雰囲気は統一されているが、統一されすぎてて聴き手を置いてけぼりにしている感がある。
それでもメロディの出来は全体的に良いし、アレンジも面白い点が多々あるので、悪い一枚ではない…
というか、正直単曲単位で見れば★評価がもっと上がる曲がたくさんあると思う。問題は一つ。同じような曲で固めすぎ。
ぶっちゃけアルバム全部通して聴くより一曲ずつ好きな曲をつまみ食いするように聴いた方が良く聴こえると思う。
ボーカルは所々で声優ばりの作り声を見せるが、次作で更に物凄い事になるので逆にまだちゃんと歌っているように聴こえる。
あと、一部リードギターやギターソロの部分で微妙に音割れしてる気がする。2曲目のラスサビとか。
これは筆者の再生環境の問題かもしれない。でもCDでもiTunesでも同じところで音割れしてるんだよなあ…。
595名無しのエリー:2012/06/16(土) 03:38:06.59 ID:YeLMFJRr0
今更理論って何考えてんや
タルトタタンならまだしも。
596名無しのエリー:2012/06/16(土) 07:17:38.78 ID:WugWm3e6i
>>594


>>595
別に最新のしかやっちゃいけないスレじゃないんで
597名無しのエリー:2012/06/16(土) 12:36:06.67 ID:H6p22ujR0
>>594

今更だが、ドリカムの最新アルバムのを。
ドリカム信者だが出来るだけひいき目には見ずに書いた。

LOVE CENTRAL / DREAMS COME TRUE

1.LOVE CENTRAL ★★☆
毎回恒例のオープニングテーマ。
今回は前アルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』から「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」と「TRUE, BABY TRUE.」の2曲を組み合わせている。
ここ最近のアルバムはオープニングとしてだけでなく単に曲として聴いてもなかなかよかったが、
この曲はあまり単品では際立たないかなあと感じた。
アルバムのイントロダクションとしてはなかなかのもの。

2.その先へ ★★★★
FUZZY CONTROLをフィーチャリングアーティストに迎えて制作されたシングル曲。
ほとんどの部分で吉田美和とファジコンのギター・ボーカルのJUONの2人がハモっていて気持ちいい。
前向きな歌詞とさわやかなサウンドがマッチしていて良曲。

3.LIES, LIES. -ALBUM VERSION- ★★★☆
「その先へ」とは打って変わってダークな雰囲気の曲。
アルバム発売の1ヶ月前に先行シングルとして発売された曲で、今作に収録する際にアウトロが引き延ばされた。
アレンジ面ではイントロからずっとバックでジャカジャカ鳴るギターが印象的。
またアウトロでトラック全体をスピーカーの左右に揺さぶったりとお遊び的な面もあって面白くまあまあいい曲。

4.ANOTHER JUNK IN MY TRUNK ★★
スローでビートが特徴的な曲。
歌詞が口語的で安い感じがしてしまうところがもったいない。
メロディもあまりよくないか。
598名無しのエリー:2012/06/16(土) 12:38:36.11 ID:H6p22ujR0
5.POISON CENTRAL ★★★★☆
ブラスが一際目立つこれまたダークなナンバー。
ズンズンと1拍ずつ響いてくるベースがいい。
地声の最高音が今までで一番高いであろうA5で、とにかく圧倒される。
正直40代半ばの人間が書くとは思えない歌詞だが、
その辺を気にしなければアレンジ、歌唱、メロディ、どれをとってもクオリティの高い1曲。
個人的にはこういう曲をどんどんやってほしいなあと思う。

6.FALL IN LOVE AGAIN ★★★
いわゆる「ドリカムっぽい」曲。
メロディなどかつて特大ヒットを飛ばしていたころの面影がはっきり表れているが、
アレンジはここ最近のドリカムサウンドで、とにかく解放感がすごい。
安定した1曲だが、特別いい曲でもない。

7.ねぇ ★★★★★
2週連続シングルの1枚目として発売されたシングル曲。
1曲に2、3曲分のアイディアを詰め込んだような曲で、曲構成がわりと複雑。
特にブリッジ(大サビ)の部分でテンポをガラッと変えてくるので最初は驚くがそのうちに気にならなくなる。
その後の最後のサビでゴスペル調のコーラスが入りやけに壮大になったかと思えば、
最後はピアノ伴奏のみになって終わるという目まぐるしい変化のある曲だが
聴き終わってみればまとまって感じるのが不思議。
やりすぎな感じがしなくもないが間違いなくいい曲。
このアルバムの中で1番いい曲を挙げろと言われればこの曲を挙げると思う。

8.せつなくなぃ? ★★
電子音がピコピコと響く曲。
テクノ風味の曲を作ってみましたといった感じで特にインパクトもない。
いまいち盛り上がらずにそのまま終わっていく。
599名無しのエリー:2012/06/16(土) 12:40:11.70 ID:H6p22ujR0
9.生きてゆくのです ★★★★
2週連続シングルの2枚目。
さわやかでシンプルなアレンジの曲。
転調が過剰なまでに使われており、明確なサビというものも見えてこない。
3つほどサビが同居しているといったイメージか。
ベースラインが非常に複雑でこれを追っているだけでも面白い。
ひとつひとつの音をしっかり聴いて楽しめるアレンジが本当に素晴らしいと思う。
ただ後半同じメロディをこれでもかと繰り返すのはくどい。

10.GODSPEED! ★★★
この曲も電子音まみれだが8曲目より疾走感が強く、出来もそこそこいい。
近未来的なアレンジに加工されたボイスが乗ったりと挑戦的な1曲。
悪くはないが別にそこまで引っかかる訳でも…といったところか。

11.風切って行こう! ★★★☆
ベースがいい。
ベーシストが作曲・アレンジを担当しているだけあってインパクトのあるラインを書くのがうまい。
アレンジが若干古臭いがメロディにはまっていて悪くない。
でもこの曲も何回でも聴きたくなるとかそんな感じではないかな。
600名無しのエリー:2012/06/16(土) 12:41:49.69 ID:H6p22ujR0
12.MY DARLIN' DOGGYS♪ ★★☆
吉田美和の飼っている犬について歌われた曲。
2分半弱と短く簡潔に書かれている点はいいが、個人的には可もなく不可もなくという感じ。
犬飼ってたりする人ならもっと高評価になるかもしれない。

13.THE ONE ★★★★
ゴスペルコーラスが強調された力強いナンバー。
「何度でも」のようなここ最近のドリカムに増えている応援歌的内容の歌詞でなかなか深い。
最後にずっしり重い内容だがこの位置以外にこの曲は置けないだろうし
一番最後のプツッというSEもアルバムが終わるという雰囲気が出ていてよくできている曲だと思う。

総評:★★★☆
J-POPシーンを20年以上走り続けてきたDREAMS COME TRUEの16枚目のアルバム。
前作から売り上げは大幅に落としたが、内容はやっぱりドリカムだなという1枚。
アルバム全体のまとまりを非常に大切にして制作されているのが伝わってくる。
曲間が極力短くされていて一部の曲は繋がっていたりと
明確に「アルバム1枚通して聴いてください」といった姿勢が感じ取れる。
単体で聴くにはいまいちな曲もアルバムを通して聴くと案外いいと思ったりする、といったことが実感できる。
ただ歌詞が直接的な表現になりすぎていたり質が落ちている感も否めない。
また一般受けするような曲が少なめで既存のファン向けのアルバムだと思う。
とはいえ吉田美和の歌は確かなものがあるし、声が好きだったりドリカムの曲が心地いいと感じられる人なら
一回くらい聴いておいて損はしない出来。
601名無しのエリー:2012/06/18(月) 22:33:34.69 ID:wxS3NeKe0
>>600
乙です
世界の終わりの1st Albumをレビューしてみました。
中3のレビューですんで優しめに見てください。。

EARTH / 世界の終わり
1.幻の命 ★★★★
タワーレコード限定シングルとしても販売された作品。
メロディーはいいし、テンポもスローで癒してくれる。
けど歌詞がエグイ…

2.虹色の戦争 ★★★☆
前曲とは違いハイテンポな曲調。
「あなたが殺した」っていうのが衝撃的でした。
やっぱり歌詞がエグイなあ。

3.インスタントラジオ ★★★★★
前曲よりさらにハイテンポ。
歌詞も明るいし、ライブに行って聞きたい。

4.青い太陽 ★★★☆
最初から英語で始まる曲。
そこから英語中心で、日本語詞が少ない。
曲調は普通のポップソングで、1曲目と3曲目を足して割った感じ。
602名無しのエリー:2012/06/18(月) 22:35:13.82 ID:wxS3NeKe0
5.死の魔法 ★★★★
歌詞が深い曲。
(今を大切に生きていく、という意味??)
曲調ではこの曲が一番好き。

6.世界平和 ★★★
曲調は2曲目と3曲目の中間ぐらい。
歌詞があんまり好みじゃない…

7.白昼の夢 ★★★☆
ラストの曲。
1曲目に匹敵するスローテンポな曲。
俺の読解力がないのかわかりませんが、ちょっと重い歌詞。

総評:★★★★☆
世界の終わり(現 SEKAI NO OWARI)のインディーズ1st Album。
メジャーデビュー前より少し(いやかなり)歌詞に毒気が入っているアルバム。
(「インスタントラジオ」は例外として。)
歌詞はエグイですがメロディーはかなり素敵。
聞いたことない人はぜひ聞いてほしいです!

中3が書いたレビューなんで優しく見てください。。。
しかも称賛ばっかりですが。。
603名無しのエリー:2012/06/18(月) 22:42:59.28 ID:+69Zos9U0
>>584
>>590
>>594
>>600

米米のレビュー、3曲分抜けてるけどミス?
604名無しのエリー:2012/06/19(火) 19:27:59.58 ID:A8zb+3Pm0
>>601

BUCK-TICKの天使のリボルバーとmemento moriのアルバムのレビューってある?
まとめと26th見た限りない感じだったんだけど… にわかスマン
605名無しのエリー:2012/06/20(水) 15:04:51.65 ID:sMoKWPJQ0
>>601
乙!
興味が出たので聴いてみようと思う
606名無しのエリー:2012/06/20(水) 18:18:46.04 ID:8C7ATNM40
>>601乙。
同級生のお前のおかげで、自分もレビューする気が起きた。

DocumentaLy/サカナクション
1.RL★★
メンバーの声とキーボード(pcの)音だけのシンプルな
オープニング曲。コメントは特になし。

2.アイデンティティ★★★★★
サカナクションらしい大胆なコーラスと、1番の部分で
グイグイ動くベースが素晴らしい。衝撃を受けた。
今までのサカナクションにはなかった魅力がある曲。

3.モノクロトウキョー★★★
メロディー事体はそうでもないのに、ボーカルはすごく
暗い曲。自分の友達はお気に入りだったみたい。

4.ルーキー★★
テクノな感じが全面的に押し出されてる曲。
PV怖い…。シングル曲だということを考えれば、★★
が妥当かな…。
607名無しのエリー:2012/06/20(水) 18:21:21.71 ID:8C7ATNM40
5.アンタレスと針★★
サカナクションらしい詞だなぁ…と思った。

6.仮面の街★★★★★
これはいい!疾走感という言葉は彼らに当てはまらない
言葉だと思うけど、この曲からは疾走感を感じることが
できる。そう思うのは、自分だけかもしれないが…。
サビの大合唱がいい。

7.流線★
これは自分的に好きな曲じゃない。
ダラダラしてるし、6分って…長いよ…ちょっと…。

8.エンドレス★★★★
イントロのピアノ、最後のサビの部分の高揚感、アウト
ロのベースが魅力的。歌詞も好きだけど…、いっつも、
彼らの歌詞は周りの目線を気にしてる感がある歌詞を書
く…。まぁ、それが中二バンド扱いされて2chで叩かれ
ない理由だと思う。

9.DocumentaRy★★★
1曲目と同じ感じの曲。好きな曲ではないけど、小刻み
いいリズムで、なんか飽きない。

10.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』★★★★
個人的にわずかながら、スルメ要素があった気がする。
メンバー一人一人が歌うまいと思う。
初期から、サカナクションのコーラスの部分で、テンシ
ョンがメチャクチャ上がる。
608名無しのエリー:2012/06/20(水) 18:22:37.99 ID:8C7ATNM40
11.years★★
情緒的な歌詞の曲。悪くはないけど、曲に高揚感がない
から、ちょっとなぁ…。

12.ドキュメント★★★
ラストの曲にふさわしいメロディー。
歌い方がアジカンっぽい。夜寝る前に聞いたら、絶対い
いと思う。

総評:★★★★☆
サカナクションの5th Album。
今までのサカナクションは、一つのアルバムの中にサカ
ナクションらしい曲と、そうでない曲を平等に入れてき
てたとことで、アルバムごとの特徴を出してたと思う。
でも、このアルバムは全曲もろ、サカナクションらしい
感じの曲ばっかりだったなぁ…。そこは個人の主観もあ
るし、しょうがないか…。
聞く人によっては、「どうしてぇぇぇぇ!」ってなって
しまうかも。
演奏の面では、ベースがアルバムを更新するごとにどん
どん腕を上げていってる印象。今回のアルバムでは、ベ
ーシストの草刈さんがいなかったら、大分クオリティー
落ちてたろうな…。
全体的に落ち着いてて、ダラってしてしまうのが残念。
でも、曲単位でみると、アイデンティティとか、仮面の
街とか何度も聞いてしまうので、★4か★3かで結構悩ん
だけど、結局、★4つ。
彼らの音楽に興味を持っている人には全員、聞いてほし
いと思う。

609名無しのエリー:2012/06/20(水) 19:50:07.19 ID:OTAO4Qm70
サカナに関しては厨房がレビューしちゃダメやね。
610名無しのエリー:2012/06/20(水) 20:56:00.84 ID:UvCFWM8QP
>レビューの数が多いとレビューの精度が上がります。
>カブっても気にせずあなたの視点で批評してください。

ということなのでどうぞ
611名無しのエリー:2012/06/20(水) 21:39:03.39 ID:iEr0ZGMI0
>>606 乙!
6122代目まとめ人:2012/06/20(水) 23:03:00.84 ID:/leITeg+0
  ∧_∧
 ( ´・ω・) < 「スレ10周年の頃には。。。」といいつつまたマニュフェスト破りしたまとめ人です。
 (つ旦と)
 と_)_)

今日で邦楽レビュースレ10周年。おめでとうございます。(?)
てことで、当時のスレッドをローカル保存したものを期間限定でうp。

http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/first.htm

まとめサイト殿堂入りの冠二郎のレビューも、
当時は至るところでコピペされてた(最近もたまに見かける)河村隆一のレビューも、
ここに収録されておりますよん。

P.S.
ほとんど星しかないシンバルズのレビューをしてから10年、オレもオッサンになるわけだw
613名無しのエリー:2012/06/20(水) 23:39:08.13 ID:TNYbJCfj0
まとめ人さん乙です
10年はあっという間だな・・・
614名無しのエリー:2012/06/20(水) 23:57:07.88 ID:cGeLAM5R0
>>601 >>606
二人とも乙そしてファイト ネットはほどほどにね

>>612
本当に乙です 当時は殆どが一行レビューなのな…
615名無しのエリー:2012/06/21(木) 00:44:26.29 ID:QeNOgfok0
>>601>>606


キボンヌとか藁とか懐かしいな
616名無しのエリー:2012/06/21(木) 21:52:32.11 ID:SFPRnb4A0
凄い懐かしいw
個人的には河村隆一よりもB'zのレビューの方が印象深いけどね
てかワールドカップ公式アルバムとかあって気付いたけどこれ日韓W杯の年なのか。すげー
617名無しのエリー:2012/06/22(金) 18:36:38.52 ID:U/myzQ4G0

新譜投下です

松本孝弘 Strings Of My Soul

1.#1090 千夢一夜 ★★★
MステのOPである「#1090 〜Thousand Dreams」のバラードバージョン。
10年前のアルバム「華」に収録されていたもので、聴き比べてみると、ギターを録り直しているのが分かる。
曲全体もリミックスされており、ギターが前面に出る。特にプレイスタイルも変化が無く、悪くはない。

2.The Moment ★★★☆
20年ほど前からB'zのライブなどでも披露されていた。原曲はシングル「THE CHANGING」に収録。
元々は「ONE FOR THE ROAD」なる勇ましいタイトルが付けられていたが、どういうわけか変更された。
こちらもアレンジが多少変更されており、アレンジャーはスムース・ジャズの名プロデューサー、ポール・ブラウン。
細かいところを見なければ、やはり原曲と大差は無い。元が良いのでこの点数。

3.Live Life ★★★☆
新曲。外国人のボーカルを迎え入れての歌モノで、前曲に続きポールがアレンジ。
TOTOチックなジャズがかったAORで、その道が好きなら多分ハマるであろう、そんな曲。
欲を言えば、松本が若干引っ込みすぎか。
618名無しのエリー:2012/06/22(金) 18:37:42.35 ID:U/myzQ4G0

4.Trinity ★★★☆
ミニアルバム「Dragon From The West」収録のドラマチックなバラード。
アレンジ面においては変更されず、原曲との違いはギターが新たに重ねられている程度。
曲自体は99年の録音。松本がギブソンのシグネチャーモデルを手に入れ、気合が入っていた頃だ。

5.Blue ★★★
「華」収録、原題は「御堂筋BLUE」。
中間のソロが新たに録り直しされており、導入部でトレモロ。近年の松本はトレモロが大好き。
ブルースと言うよりは、古き良き歌謡曲のインストバージョンのような感じである。

6.華 ★★★☆
「華」収録。中盤の二胡のソロ前のパートが録り直され、原曲よりもスムーズな導入となった。
チェン・ミンとの共演などからも分かる通り、一貫してオリエンタルな展開。
今後の松本ソロの指標を決定づけることになった曲でもある、良くも悪くもだが。

7.恋歌 ★★★★☆
これも「華」収録。後期松本ソロの代表曲、何てったってメロが良い。
かなりのリミックスが施されているので、原曲を聴いている人は多少違和感を覚えるかもしれない
アウトロで新たに録りなおされたソロはこれでもかと言うほどオーバーダビングで、安いオーディオで聴くと音割れする。
619名無しのエリー:2012/06/22(金) 18:38:37.22 ID:U/myzQ4G0

8.Sasanqua 〜冬の陽 ★★★★★
96年のB'zのミニアルバム、「FRIENDS U」に収録されていたインストナンバーをソロ名義で収録。
松本がギタリストとしてかなり脂に乗っていた時期であるだけに、このアルバムの中では他を寄せ付けない素晴らしい出来。
余計な手を加えず、ほんの少し重ね録りしたのみで収録されたのも高ポイント。松本は分かっていた。

9.The Wings ★★★☆
石原都知事のやたらタイトルが長い映画の挿入曲。CD化は今作が初で、大幅にリアレンジして収録された。
同映画の主題歌だったB'zの「永遠の翼」のメロディを元にして進行していくが、大仰なバラードではなく終始和やかなムード。
中盤で転調してからのアコギソロに「おおっ」となるも、どうもこれ#2、3でアレンジを施していたポールが弾いているようで。
でも何となく分かるな、松本じゃないもんな、あの感じは。

10.Sukiyaki Featuring Larry Cariton ★★★☆
国民的名曲「上を向いて歩こう」をギターインストでカバー。
こうして音を比べてみると、やはりと言うか当然と言うか、カールトンの方が上手(うわて)です。仕方がないね。
ドラマーは、B'z関連では久々の山木秀夫。この表記をCDで見つけた時にはなんとなく嬉しかった。

11.MY FAVORITE THINGS ★★★☆
ビーイング系のギタリストが映画主題歌、挿入歌を持ちよせたコンピ盤「Theater Of Strings」に収録されていたもの。
原曲は「Sound Of Music」の挿入歌で、原曲との違いはリミックスのみか。
何はともあれ、この曲を聴いてまず最初に思い浮かべるキャッチフレーズはただ一つ。

12.Romeo & Juliet ★★★
どこかのコンピ盤に収録していたものを「華」で再度収録、そして今回も再度収録。
アコギからエレキから、ほぼ全てのパートが録り直しされている。原曲と比べると、若干落ち着いた印象。
それと同時にテクニカルな面もどっかに持って行かれてしまい、少し残念。
620名無しのエリー:2012/06/22(金) 18:39:29.42 ID:U/myzQ4G0

13.99 ★★☆
原曲は20年前のアルバム「Wanna Go Home」に収録されており、個人的には一番の問題作。
まず、6分近い原曲を4分を切るまでに短縮。初めて聴くならまだしも、原曲を知っている状態で聴くと違和感ありあり。
さらに、20年前と現在では、ギタートーンもまったく違う。が、録り直しは一部のパートのみ。
アルペジオやBメロのギターソロは当時のままなのに大サビだけ今の音ってのはどうもよく分からないが、
昔の音と今の音を比べて聴いてみてくれという意味なのだろうか。
で、肝心の録り直しパートについては首を傾げざるを得ない。悪くはないが、これはどうなのだ。
昔の繊細な泣きのトーンが、レスポールの大味なトーンにガラッと塗り替えられてしまっている。これは違うって。
色々な意味で、今現在の松本のプレイを痛感させられてしまうアレンジだった。

総評 ★★★☆
グラミー賞を受賞して以来の松本のソロアルバム。アメリカ進出を兼ねた、ベスト的な内容。
全曲リミックス、リアレンジ、録り直しなどが行われており、曲もAOR、スムースジャズチックな曲が多く、統一感が保たれている。
メロディに関しては流石の松本、といった感じだが、肝心のギタープレイについては少し疑問を持ってしまう。
「泣き」だ「トーン」だにここ10年もの間拘ってきた松本。このアルバムはその集大成とも言うべき内容なのだが、
結果的にそれが一番良く表れている曲は、このアルバムの中では96年の「Sasanqua 〜冬の陽」という皮肉な結果に。
更にラストの「99」の原曲ぶち壊しなレスポールプレイなどもあり、お前は本当に拘っていたのかと言いたくなってしまう。
「華」を発表してからの松本は何かに思い上がっているんじゃないかと、そう感じずにはいられないのだ。
しかし、そういった細かい部分を除けば、とても耳触りが良く、まったく悪くないアルバムだ。今の松本を知りたい人におすすめの一枚。
621名無しのエリー:2012/06/22(金) 18:55:42.22 ID:U/myzQ4G0

と、ついでに…
前回投下した米米CLUBの「SORRY MUSIC ENTERTAINMENT」のレビューですが、
一部のレビューが抜けたまま投下してしまったようです
避難所かどこかを借りて、いずれ再投稿を行いたいと思います
622名無しのエリー:2012/06/22(金) 21:06:01.79 ID:u6oBzica0

やっぱ松本のギターは過大評価なんだなぁ
623名無しのエリー:2012/06/23(土) 02:56:35.45 ID:XKgzBR0d0
>>620
乙です
松本の演奏は素人向けだからちょっとでも音楽をかじるとしょぼいのがわかるね
624621:2012/06/23(土) 11:50:13.85 ID:sMVgZaGzO
自分のレビューが曲解されているようで何とも。
私が言いたいのは、松本はかつてのファンが求めるものからずれた道を、自己満足的な方向で進んでいるんじゃないかということであり、
過大評価だちょっとでも音楽をかじると〜だ、申し訳ないですが的外れも甚だしい…
625名無しのエリー:2012/06/23(土) 11:58:59.73 ID:/KHmY6FU0
元スタジオミュージシャンに「素人向け」とか何言ってんだこいつ
626名無しのエリー:2012/06/24(日) 01:49:53.87 ID:endUifaK0
新婦でもないし、需要もないのに投下

CLOUD NINE / T.M.Revolution


1.CLOUD NINE -instrumental-
インスト。若干メカっぽいSEが入ってるが別に次の曲ともアルバム全体とも関係なし。

2.Pearl in the shell ★★★★
シンセキラキラ、ベースブリブリの艶やかアレンジの曲。色んな音が重なっててなかなかの聴きごたえ。歌メロが冗長に感じるかもしれないが慣れればそうでもないと思う。

3.Naked arms ★★★★
シングル。タイアップで何度もお世話になってる戦国ゲームの曲で、歌詞もそれにちなんだもの。ギターとデジタルが織り成すサウンドがかっこいい。サビの突き抜けるような力強いVo.が聴きどころ。

4.水に映る月 ★★★
バラード。歌詞はいいが、歌メロがもうちょっとどうにかできなかったものかと不満。あとキー低めで歌いづらそう。歌詞抜きなら★☆。
627名無しのエリー:2012/06/24(日) 01:52:34.13 ID:endUifaK0
5.Wasteland Lost ★★★☆
うってかわって速めの曲。Vo.にエフェクトかけたり珍しい試みも。
成功しているかどうかはともかく。歌詞がなかなかTMRらしくて良い。
「勝手しったる法則を」などとなぜか唐突になまったり、
「厚かましい魂は」と“厚かましい”と“魂”で韻を踏む。かっけぇ。
ただ、もうチョイ派手アレンジでもよかったかな。TMRだし。

6.Thousands Morning Refrain ★★
キティちゃんとのコラボ。キティちゃんとのコラボ。
(悪くないけど、面白みにも歌詞にも欠けます)

7.SWORD SUMMIT ★★★★
シングル。M3と同じく戦国のタイアップ。かっこいい系のM3と比べ、
こっちはシンセバリバリ&歌詞うぇ〜いwwwみたいな、
ノリ重視の楽しい曲。キーたっかい。シンセならでの爽やかな疾走感、
ジェットコースターのようにうねるサビのベースもかっこいい。
また刀のシャキーン(`・ω・´)とかのSEも楽しい。
歌詞はまともな戦国アニメではないことも幸いし、かなりTMRらしい
俗っぽい詞に。明らかにアルバムに不向きな、単品で聴くべき曲。

8.09 (nine) Lives ★
休憩^p^ インストに近い役割。語りあり。ファンは歓喜&爆笑。

9.Fate and Faith ★★☆
休憩^q^ 良いんだけど、Vo.と合ってない。
もうちょいVo.が低いか高いかなら良かったのだが。
あと色気ある歌い方は西川さんにはムリ(泣

10.Reload ☆
休憩^r^ アコギで聴きやすいお^ω^
歌詞は昔のTMRっぽいが、それを普通の曲にのせられてもしゃあないっすわ。
628名無しのエリー:2012/06/24(日) 02:00:06.08 ID:endUifaK0
11.Fortune Maker ★★★★★
休憩終わり。そして一番良い曲。ミドルテンポで明るく元気で骨太な曲。
デジタルとバンドが絶妙のマッチ。そんな全盛期のTMRを彷彿とさせるサウンドながら、
前アルバムと西川がバンドabsを経て得たハイレベルの生楽器音により格段に進化している。
キラキラシンセにB’zっぽいギターソロ、まさにTMR。派手でパワフルで単純な曲。
一方歌詞も秀逸。ダサくて、ダメ男で、カッコつけで、フェミ男で、でもどこか憎めない、
そんなキャラクターがそこにはいる。くたびれながらもへこたれない。
「誘うだけ誘って逃げる女神のドSさに酔わされながら」など、なんと情けない。逃げられたうえにまだ酔ってんのかよ、
と言いたくなるどうしようもなさ。しかし決して上からじゃないし遠くもない、身近さが染みる歌詞。
歌はいわずもがな。音程、ビブラートはもとより、圧倒的声量で気持ちよく全力で歌うVo.が素晴らしい。
三分ちょいに詰まりに詰まったTMRに更なる進化を期待しちゃう一曲。

12.Save The One, Save The All ★★★★☆
アニソンシングル。歌詞はアニメにちなんだもの。
波のように押し寄せる怒涛の歌が秀逸。
迫力満点のサウンドでアルバムの最後を駆け抜けます。


総評 ★★★
正直ファン以外が買うと損する。個別の歌に当たりはずれがあるのはいいとして、
曲順とかバランスをもうちょっと考えてほしかった。バラードしょぼいし。
ただ、ミックスに関してはデジタル、生楽器ともビックリするぐらいのレベルの高さなので、
そこと歌だけは保証あり。なにせ6年ぶりだし、次のアルバムに期待。
アニソン尽くしじゃありませんように…
629名無しのエリー:2012/06/24(日) 02:01:30.48 ID:endUifaK0
一つ目の投稿、改行忘れてて見にくくてごめんなさい
630名無しのエリー:2012/06/24(日) 07:26:16.02 ID:X5kaqxIG0
>>617>>626
おっつおつ

NEWTRAL/いきものがかり

1.歩いていこう ★★
シングル曲。『泣くもんか』と似たようなゆったりとした曲調のナンバー。
王道的なポップスで非常に彼ららしい楽曲である。ただ長い。

2.笑ってたいんだ ★★★
シングル曲。前曲とは違い比較的アップテンポなポップソング。
彼ららしく前向きでハツラツとしている。6分弱とこちらもかなり長い。

3.いつだって僕らは ★★★
シングル曲。前曲と同じくアップテンポなポップソング。
ユーキャンのCMソングだけに前向きでかなり爽やか。
『笑っていたいんだ』とかなり被るけどこっちは比較的短いのでサラッと聴ける。

4.KISS KISS BANG BANG ★★★☆
『気まぐれロマンティック』の流れを汲む明るいポップソング。
『じょいふる』的な歌詞が印象的。あそこまで意味不明では無いけど。
聴いていて非常に楽しい気分なる曲。

5.会いにいくよ ★★☆
バラード曲。シングルとしてもイケそう。
ただ既視感が半端ないです。この曲に限ったことでは無いけど。
631名無しのエリー:2012/06/24(日) 07:27:46.96 ID:X5kaqxIG0
6.地球 ★★★
アコースティックなバラードナンバー。ハーモニカの音が郷愁を誘う。
ゆったりとしたテンポの曲で聴いてると、とても穏やかな気分になる。
高校時代に制作した曲らしいが、変に小難しい言葉を使ってないだけ最近の曲より良い。

7.センチメンタル・ボーイフレンド ★★★☆
中学生の恋愛を歌ったようなラブソング。とても初々しい内容。
ボーカルの吉岡聖恵は当初「27歳の自分がこの歌を歌って大丈夫なのか……」と戸惑ったとか。
アレンジに派手さは無いけど良い感じに仕上がってると思う。この曲も6分近くあるがそれほど長く感じない。

8.白いダイアリー ★★★★
吉岡聖恵が作詞作曲を担当したバラードソング。
今作もバラードがたくさん収録されているがその中では一番の出来。
耳に残るメロディでストリングスなどのアレンジも良い。そして吉岡聖恵の歌声が曲にすごく合っている。
抜群な歌唱力ってわけでは無いけど、逆にそこが彼女の魅力だと思う。親しみやすいというかなんというか。

9.恋詩 ★★★★
いきものがかりのアルバムに一曲は必ずある大人な雰囲気のナンバー。
相変わらず背伸びして大人ぶってる感じだけど、かつてほど鼻につかなくなった。
彼らも多少はこういう曲が似合うようになったのかも。もうアラサーだし。
ただ古風で妖艶な歌詞なのに吉岡聖恵のボーカルからいやらしさを全然感じない。タイプは違うが原由子みたいである。
間奏では珍しくホーンソロがあり、今までの彼らには無いタイプの曲。今作では一番新鮮。
632名無しのエリー:2012/06/24(日) 07:32:40.83 ID:X5kaqxIG0
10.NEW WORLD MUSIC ★★★★☆
シングル曲。朝の情報番組の主題歌だっただけに爽快感溢れるナンバーに仕上がってる。
珍しく一部ボーカルを加工したり、ラストで転調したりするのでいつもより新鮮に感じる。
ひたすら陽気なので、登校や出勤の際に聴くと気分がすっきりするかもしれない。
ポジティブでまさに彼らの真骨頂と言える曲。

11.愛言葉 ★★★
ストリングスをふんだんに使ったバラード。
なにを伝えたいのかがイマイチ分からないが何となく感動的なのはわかる。
6分半とこれまた長いのが欠点だが、雰囲気は良い。

ただもうちょっとわかりやすい歌詞にしてもらいたい。

12.おやすみ ★★★☆
ラストを締めるナンバー。タイトル通り子守唄みたいな曲。
NHKのみんなのうたで流れても違和感が無い。優しくしっとりとしたバラードに仕上がっている。
変に壮大になりすぎていないのが良い。アルバムの幕を閉めるのにぴったり。

総評 ★★★☆
前作から約2年ぶり5枚目のオリジナルアルバム。
ベストを挟んでのリリースだったので、多少は芸風を変えてくるかと思ったらそんなことは無かった。
ひたすら王道を突き進む、まさにいきものがかりという一枚。老若男女にウケるであろう。
新味の無い内容かもしれないがこれはしょうがないことでしょう。王道が彼らのポリシーだし。
ただ無駄に長い曲が多すぎる(特にバラード)。全部聴き終るとちょっとした徒労感が残る。
とは言え前作より遥かに良い。このままこの路線で行けるとこまで行ってほしいものだ。
633名無しのエリー:2012/06/24(日) 07:41:19.14 ID:X5kaqxIG0
訂正
×総評 ★★★☆
○総評 ★★★
634名無しのエリー:2012/06/24(日) 18:25:40.20 ID:P0fcV1Z6O
635名無しのエリー:2012/06/26(火) 04:37:41.94 ID:qIe4NnDE0
みんな乙!
636601:2012/06/27(水) 18:49:41.85 ID:kkaj8sqV0
>>626
>>630
乙です
>>612
一行レビューだったんですね…
じゃあ今回は一行レビューで行きます。
別にめんどくさいとかそういう訳じゃ(ry

Perfume 〜Complete Best〜 /Perfume
1.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル ★★★★★ 凄すぎる。10年後も残っててほしい。
2.リニアモーターガール ★★★ なんだか好きになれない。 中毒性はあり。
3.コンピューターシティ ★★★★ 今よりもエフェクトがかかってる。と改めて感じる曲。
4.エレクトロ・ワールド ★★★☆ なんだかんだ言ってシングル版のほうがいい。
5.引力 ★★☆ う〜ん…なんかなじまない。 おいしいレシピを入れ(ry
6.モノクロームエフェクト
7.ビタミンドロップ ★★★☆ アウトロが中途半端。
8.スウィートドーナッツ ★★★★☆ シングル版もいいけどこっちのほうがスッキリ聞ける。
9.ファンデーション ★★ 単調、としか言いようがない。
10.コンピュータードライビング ★★★★ テクノってこうゆうのだよね!ライブでも盛り上がる。
11.Perfume ★★★☆ 乗りやすい曲。
12.wonder2 ★★★★★ 感動的。ファンタジックな情景が浮かぶ。
総評 ★★★☆
引力が浮いてる感じはする。ファンデーションが単調。
でもそれを吹き飛ばすぐらい1,8,12がイイ!!
Perfumeはある程度聴いてる、っていう人にお勧め。
さ〜てテスト勉強でもやろうかなww
637名無しのエリー:2012/06/27(水) 19:45:39.98 ID:RqBFNCHi0
>>636

ファンデーションとコンピュータードライビング自分との評価逆すぎワロタwwww
リニアモーターガールがなんか好きになれないというのに同意
638名無しのエリー:2012/06/27(水) 20:12:40.09 ID:EVPrlSd40
安室の新作が初日で10万以上売れて好調
かなり完成度高いからこんどレビューしょう

ラルクのBUTTERFLYがまだ1つもないのが意外だな
639636:2012/06/27(水) 21:34:48.27 ID:kkaj8sqV0
>>636
6.の評価★★★★でお願いします。
640名無しのエリー:2012/06/27(水) 23:54:34.90 ID:LCS3QeSw0
乙乙
ただテスト勉強とかそういう関係無いのは書かないほうが良いよ
641名無しのエリー:2012/06/28(木) 01:28:21.85 ID:FxAVC5VO0
>>638
あったよ
642名無しのエリー:2012/06/28(木) 15:49:23.86 ID:0/tUUi2y0
ダサい厨房スレ
643名無しのエリー:2012/06/28(木) 20:52:24.20 ID:GtRm0Pq90
>>627
勝手知ったる、はなまりじゃないよ。
読み方:かってしったる
様子を知っている、または十分に把握しているさま。
他人の家がまるで我が家であるかのように振舞うさまを「勝手知ったる他人の家」などと言う。

644名無しのエリー:2012/07/02(月) 19:35:13.71 ID:rCh5rr9t0
過疎りすぎだろ
645名無しのエリー:2012/07/04(水) 01:41:16.46 ID:zSau1AARO
米米興味深過ぎるな、ロマン飛行大好きな母ちゃんそそのかして買わせよう

>>621
最近の松本はなんか暴走してる気がしたけどそう思う人他にもいるんだね
大好きなギタリストだし華の時はすごくきれいなギター弾いてたのに寂しい
646名無しのエリー:2012/07/04(水) 01:42:51.58 ID:zSau1AARO
>>620だった
647名無しのエリー:2012/07/06(金) 12:49:18.42 ID:Qgyt9vh90
PARADE II 〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜

個別の☆は無しでいきます

1. Acid Black Cherry - ROMANESQUE
初期の定番曲。演歌チックなメロディーが特徴的なナンバー。
原曲よりもラウドなアレンジだが、歌は正統派。1曲目に相応しい感じ。

2. BREAKERZ - JUST ONE MORE KISS
1stシングル。たしかレコ大で新人賞とった。
声は好き嫌い分かれそうだが、演奏はバカうまで、アレンジも凝ってる。THE プロ集団の仕事。
また、このアレンジだとイントロのギターフレーズの恐ろしいほどのキャッチーさを再認識できる。

3. cali≠gari - MISTY ZONE
全然再販されない初期のミニアルバムの1曲目。最近本家もアレンジしてライブで演ったりしてる。
かねてからB-Tからの影響を公言していたバンド。選曲はマニアックだが割りと正統派なカヴァー。
と、思いきや何かのコメントで、5曲分の要素が入ってるとかなんとか言ってて、よく聴くと
「悪の華」のギターリフがちょろっと聞こえてきたり、聴く度に新たな発見があって楽しい。

4. POLYSICS - Sid Vicious ON THE BEACH
原曲は今井ボーカルの、パンクっぽい曲。
もう、POLYSICSはPOLYSICSでしかないという感じ。
でも意外とハヤシのボーカルが丁寧な気が。もっとぶっ壊れても良かったかも

5. 氣志團 - MACHINE
本作中で一番原曲に忠実なアレンジ。ボーカルも超ローボイスで櫻井になりきってる。男気を感じた。
歌詞も氣志團のイメージにあってて、グっとくる。
648名無しのエリー:2012/07/06(金) 12:49:57.71 ID:Qgyt9vh90
6. MERRY - 悪の華
cali≠gariと同じく、B-Tからの影響を公言してて、且つディレクターも同じなのでもう弟分みたいなもん。
の、割りに王道過ぎる選曲な気もするが、悩みまくった結果、逆に、という感じだろうか。
で、カヴァーの方は、これぞMERRYって感じでカッコイイが、正統すぎる気も。いや、それで正解なんだけど。
ただ、音が悪いのが気になる。

7. MUCC - JUPITER
cali≠gari、MERRYと同じく・・・つまりそういうこと。んで前回誰もカヴァーしなかった王道バラードに挑戦。
櫻井と似ているようで、また違った響きのボーカルが面白い。急にヴィジュアル系っぽくなったりするし。
間奏で急に「スピード」のリフを入れてきたり、後半微妙にラウドロックっぽくなったり小ネタも効いている

8. Pay money To my Pain - love letter
原曲は全英語詞で、B-Tの中でもハードな、リフものの曲なんだけど・・・
原曲は大好きだし、貶すつもりもないが、なんちゃって洋楽が洋楽になったって感じ。
参りました。文句なし。

9. D'ERLANGER - ICONOCLASM
この曲は89年のダークな原曲と、92年のアッパーな再アレンジ・バージョンがあって
本家のライブだと専ら再アレンジ・バージョンしか演ってないんだけど、これは原曲のほうが元っぽい。
正直、一番期待してなかったんだけど、そこはやっぱ年の功、特にドラムがハチャメチャで面白い。
途中で「KISS ME GOOD-BYE」のフレーズを入れてくなんて、ベテランらしからぬ遊び心も嬉しい。

10. N'夙川BOYS - EMPTY GIRL
メジャー1stの1曲目。
なんか、ここは一番B-Tとの繋がりが見えないなーとか思いつつ
このバンドがどういうバンドかを知ってるか否か、で全てが決まると思う。
1コーラスごとに、おそらくパートチェンジしてて、チェンジ中の物音もそのまま入ってたり
ドラムはモタったりで、もう無茶苦茶。でもそういうバンドなんだから仕方ない。個人的には楽しめました。
とくに女性ボーカルは貴重なうえ、バカっぽい、キュートさが曲にマッチしてて惚れそう。
649名無しのエリー:2012/07/06(金) 12:50:41.20 ID:Qgyt9vh90
11. THE LOWBROWS - エリーゼのために (REMIX)
ここはリミックス。前作でいうKEN ISHII枠かな。
ざっくり言うと中田ヤスタカっぽい、角ばったサウンド
LOWBROWSって全然知らなかったけど、イイね。他の曲も聴きたくなった。

12. acid android - SEXUAL×××××!
原曲のビートロックっぽさは皆無で、ポップなメロディを残しつつ
アンビエント・テクノ風にアレンジ、それをyukihiroが歌い上げる・・・
正直、最初聴いた時はぶったまげて、yukihiroやっちまったなと思ったけど
トラックはやっぱ秀逸。美しくて、ちょっと狂ってる感じ

13. AA= - M・A・D
AA=を好きな人が、AA=の新曲として聴く分にはいいんじゃないかな・・・と
何か、トリビュートとしての面白みに欠けるというか
うーん、なんだろうなあ・・・選曲ミスかなあ。
そもそも、この曲は本家が1回ブっ壊してるから
壊し加減にインパクトが足りないのかも
650名無しのエリー:2012/07/06(金) 12:51:45.91 ID:Qgyt9vh90
総評:★★★
BUCK-TICKトリビュート第二弾。
前作は、参加アーティストに懲りすぎたと言うか
「とにかく、異ジャンル」というメンツだったのに対して
前回なぜ参加しなかった(させてもらえなかった?)というメンツもいて
割とストレートな、これぞトリビュートといった内容。

BUCK-TICKファン的には、やはり選曲が初期に偏ってしまうのが残念。
まあ、彼らが影響を受けた時期ってのがあるのでしょうがないか。
5年後、10年後に最近のBUCK-TICKに影響を受けたと言うアーティストが
トリビュートを出してくれるのを祈る。

BUCK-TICKを知らないと、やっぱ面白みは半減。
参加アーティストに興味があって聴く場合は、Youtubeでもなんでも良いので
一回原曲を聴くのをお勧めします。

しかし、曲中に違う曲のフレーズを入れるのって流行ってるのだろうか。
いや、聴いてる方は楽しいけどね。
651名無しのエリー:2012/07/06(金) 21:41:22.24 ID:84rJg8JL0
文才が欲しいぜ…


Uncontrolled / 安室奈美恵

1.In The Spotlight(TOKYO) ★★★★★
今までの安室作品になかったようなエレクトロをふんだんに使っており、最近で言うビヨンセ、リアーナ、BEPなどにみられる流行りの曲調を安室風に作り直した様な曲。
安室作品に今までなかったようなダンスナンバーで思わず腰を動かしたくなってしまう。
また、今作では合計5曲ある全編英語詞の中のひとるである。

2.NAKED ★★★★
大沢伸一が作曲で、彼らしいダンスナンバー。歌メロがあまり変化しないので地味に見えるが何度も聞いてるとハマってくる。
「この問題から逃げられないから迎えるしかないの」、「あついキャラじゃないのに何故かカラダが動く、今すぐやれることあれば教えて、だって見てるだけなんてイヤだから
アクション起こすしかない」など今の日本に対して正面からぶつかっているような攻撃的な歌詞。
また「どこ探しても、テレビを見ても、答えはどこにも、見つからなさそうで」と近年音楽番組に出演しなくなった彼女だからこそ言えるのではないか。

3.GO ROUND('N ROUND 'N ROUND) ★★★☆
化粧品のCMソング。元々シングルでは日本語+英語で歌われていたのだが、アルバム用に全編英語詞に作り直された。また、シングルのイントロ数秒をカットしているのだが
それがまたアルバムの流れに合っている。曲単体で聴くなら、シングル版の方がいいかもしれないが、このアルバムでは英語版の方が合っているのでいい判断だと思う。
クールなイントロとAメロ,Bメロとは対照的に春らしさを感じるさわやかなサビと安室の二つの面を堪能できる。
652名無しのエリー:2012/07/06(金) 21:42:10.43 ID:84rJg8JL0
4.Sit! Stay! Wait! Down! ★★☆
月9の主題歌。久しぶりにT.Kura/michicoが作詞作曲を手掛けている。
面白い曲なのだが。単調な曲なので若干曲が長いことがネックに。

5.Hot Girls ★★☆
近年日本で大量にデビューした韓国系グループに見られるようなR&B曲。
明らかに歌いづらいこの曲をさらっとカッコよく歌って見せてしまうのは毎度素晴らしい。

6.Break It〈AL ver.〉 ★★★
4年前のシングル。正直聞きあきていた曲だが、アレンジが変更されているのでまあよしとする。
しかし肝心なアレンジが中途半端なものであり、シングル版の方が良く感じてしまう。

7.Get Myself Back ★★★
こちらも4年前に発表されたシングル曲。前向きな詞で「大丈夫きっと全てはうまくいく」と壮絶
な人生を送ってきた安室だからこそ言える言葉である。

8.Love Story ★★★★☆
月9の挿入歌で久しぶりにシングル、配信でも大ヒットした曲。
日本にありふれたJ-POPよりなバラードではなく、R&B風バラードに仕上がっている。
「生まれ変わっても、愛し続けるけど、一緒にはいられない」など安室と同年が共感しそうな歌詞
がちりばめられているが、男側から見ても嫌味を感じないのは安室ならでは。
653名無しのエリー:2012/07/06(金) 21:47:11.28 ID:84rJg8JL0
9.Let's Go ★★★★
今回の新曲4曲の中で唯一日本語が混じっている曲。
こちらは流行りのエレクトロ+小室以降の安室がうまい具合に融合している。
新曲の中では一番受け入れやすいはず.


10.SINGING "YEAH-OH" ★★★☆
こちらもM3と同様シングルから英語のみに作り直されている。
流行りのエレクトロダンスナンバーでもあり、シンセを使用していた初期の雰囲気も感じられる。
小気味良い譜割りが日本語よりも英語にマッチしている。
よく聞くと「no-o no-o」の部分がシングルの時よりも気合が入っている。

11.Fight Together ★★★☆
ワンピースの主題歌でさわやかなJ-POPに仕上がっている。
ワンピースに歌詞を合わせているのだろうが、2番以降の詞が安室の人生と照らし合わせるとホロっとくる。

12.ONLY YOU ★★★☆
全編英語詞の5曲目。開放感抜群のポップチューンとなっており
詞の内容は分からないが自然と前向きに頑張ろうと背中を押してくれそうな曲。

13.Tempest ★★★
シングルの時ではいまいちと感じたのだが、曲順によって完全に化けた。
決して派手なバラードではないのだが、凛とした安室のボーカルがこのアルバムをしっかり締めてくれている。
詞の内容も震災を意識しているのではないかと感じる。
654名無しのエリー:2012/07/06(金) 21:48:07.30 ID:84rJg8JL0
総評 ★★★★
小室プロデュースを離れて、自身がやりたい音楽を追求した結果が「BEST FICTION」や「PAST<FUTURE」に集約されていたが
デビュー20周年を迎え今までR&B、Hip-hop路線から現在(いま)の流行りの音楽を安室風にアレンジし直したものが目立つ。
さらにデビュー初となる全編英語詞を5曲揃えていたり、M1、M2などのエレクトロ、M11、M12のようなポップ、M8、M13などのバラード
また今までやってきたR&Bなど幅広いジャンルの曲が収録されている。
前作「PAST<FUTURE」は濃いR&B曲が9割占めていて聞いていて疲れる感じがしたが
今作では上手い具合にバラードやポップ曲がちりばめられているのでライトファンでも聴きやすく、非常にバランスがいいアルバムに仕上がっている。
シングル曲が13曲中9曲と半ベスト状態だが、英語詞に変更したり、アレンジを変えたりと様々な工夫が施されており
シングルを全て持っているファンに対してのサービスも忘れていない。
M8とM9とM10も手掛けているT-SK / TESUNG Kim / NERVOからなる作曲チームや欧米系のクリエイターの起用が目立つ。
また、おなじみのクリエイターも起用されておりバラエティ豊かな作品となっている。
安室がライバル視しているのはその年にデビューしてきた新人と言っているように、常に新しいものを取り入れようという姿勢がアルバムから伝わってくる。
その結果が90年代、00年代、10年代と3年代連続でのオリジナルアルバムの首位という偉業を成し遂げたのだろう。
655名無しのエリー:2012/07/06(金) 22:48:57.96 ID:KILrASMI0
安室さんの楽曲って作詞作曲編曲ぜんぶ他人がやってるんじゃないの?
656名無しのエリー:2012/07/06(金) 22:55:55.46 ID:84rJg8JL0
>>655
過去に数曲作詞したけど、ほとんどはそうだよ
657名無しのエリー:2012/07/06(金) 23:03:24.82 ID:KILrASMI0
んー、ではその作詞家・作曲家等の起用については、
安室さんが主体的に判断しているということ?
つまり、総評では安室さんのどこを評価しているのかな、と思って
658名無しのエリー:2012/07/07(土) 11:10:14.37 ID:VxnVxKJV0
>>650,654
乙乙
650の4行目の「前作」は今作の間違い?
659名無しのエリー:2012/07/07(土) 18:47:53.89 ID:FanJvN5NO
>>658
カリガリとかの普段からBUCK-TICK好き好き言ってるのに前回に参加しなかった人ら、ってことだと思う
660名無しのエリー:2012/07/08(日) 01:10:37.68 ID:sdRSh21u0
ああそうか、なんかぼんやりしてて読み間違えしてたみたいだわ
すまんね
661名無しのエリー:2012/07/08(日) 09:20:44.65 ID:JYCKNBbQ0
過去のをざっと見てGARNET CROWの8枚目以降がなかったのでとりあえず8枚目を書いてみた。
信者臭くなるわ言葉の引き出しが少ないわでひどいですが。

parallel universe (初回盤) / GARNET CROW

1.アオゾラ カナタ ★★★
静かなオルゴール調のイントロで始まるGARNET CROWにしてはかなり明るめの曲。
最初にゆったりとしたサビがあった後、テンポアップ・転調があるのだが結構強引。
まあ、強引な転調はいつものことなのだが。
アルバムの導入にしてはインパクトが少々薄いかな。

2.As the Dew 〜album version〜 ★★★★
今作と前作の間に発売されたベストアルバムに新曲として収録されていた曲で
一番最初にサビを追加したりその他アレンジも若干変更されている。
特にエレキギターが目立つようになってベストの音源よりハードに聞こえる。
GARNET CROWお得意のダーク路線で安心の一曲。
でも最初のサビは蛇足としか言えない。

3.Over Drive ★★★★
今作唯一のシングル曲でコナン映画主題歌。
今までにないくらいの爽やかさがあっていい曲。
シングルなだけあって覚えやすい曲だが、よく聴くと転調しまくりで落ち着かない。
特にBメロはやりたい放題でアレンジの古井氏がなんとか力技でまとめあげた感じ。
中村氏との相性の良さには本当驚かされる。

4.tell me something ★★★☆
前曲と似た雰囲気。
安定感は流石といったところだが、人によってはつまらないかも。個人的には好きなほう。
サビの「tell me something」の繰り返しがキャッチーで親しみやすい。

5.迷いの森 ★★
悪くはないけどいい印象も持てない。いつもの暗めの曲。
662名無しのエリー:2012/07/08(日) 09:21:52.61 ID:JYCKNBbQ0
6.空に花火 〜orchestra session〜 ★★☆
このアルバムの数ヶ月前に発売されたカップリング曲とアルバム曲を集めたアルバムに収録されていた曲。
原曲は聴いていないが、オーケストラを導入しており大迫力。
曲の締めが壮大すぎて何かよくわからない違和感がある。

7.渚とシークレットデイズ ★★★
またまた明るい曲。
ガシッと心をつかんでくるタイプの曲ではないが何故か引き込まれてしまう。
GARNET CROWはこういうのが多い気がする。

8.The Crack-up ★★★☆
初期からのファンが好んで聴きそうなミディアムナンバー。
個人的にはツボに入らなかったが、中村氏の声がよくなじんでいる曲だと思う。

9.strangers ★★★★
こちらは少し明るめのミディアム。
メロディ、アレンジなどはやっぱり安定した出来。

10.今日と明日と ★★★★★
最後もミディアムだが、ここにきて一番の名曲。
この曲のために上記9曲がある、と言ったら言い過ぎだけどそれほどの曲。
メロディが半端じゃなく良く、特にサビの頭は抜群。
昔より張り上げるようになったボーカルがピタッと嵌っている。
なんとなく切ない雰囲気が漂うギターの音色も素晴らしい。
663名無しのエリー:2012/07/08(日) 09:22:35.53 ID:JYCKNBbQ0
総評:★★★★
GARNET CROWの8th Album。
暗い曲が多いGARNET CROWだが今作ではそのような曲は少なめになり
代わりにパッと明るくそれほど聴きこまなくても良さを感じられる曲が大幅に増えた。
そうは言っても薄っぺらい聴きやすさではなくしっかり聴きこめるようなエッセンスを含んでいるのでなかなか飽きない。
アレンジ面ではエレキギターの音がよく鳴っている印象があり、
個人的にはどこまでも続く荒野をイメージさせる曲が多かった(ジャケットのせいでもあるが)。
10曲で約45分(通常盤はボーナストラックが1曲増えて約50分)なので割と気軽に聴ける点もいい。
GARNET CROWは初めてという人も聴きやすいかな。
ただ曲順はもうちょっと考えてほしかった。
最後のミディアム連発はきつい。
664名無しのエリー:2012/07/08(日) 23:25:22.25 ID:cQBeeOiP0
>>661
665名無しのエリー:2012/07/09(月) 00:11:54.69 ID:Iv1QHFjJ0
おおお BUCK-TICKのトリビュートのレビュー出てる!乙です
その勢いで天使とメメントもやってくれませんか

トリビュートはやっぱり中古で買おう・・・
666名無しのエリー:2012/07/09(月) 16:29:24.23 ID:s2X25kph0
乙乙

もうすぐ次スレか
667名無しのエリー:2012/07/10(火) 00:35:36.96 ID:nFxTaAV10
>>665
俺もだれかmemento mori書いてくれんかなとおもう
668名無しのエリー:2012/07/11(水) 16:21:55.67 ID:fU6bjmUs0
上に世界の終わりがあって懐かしくなったので自分も

EARTH / 世界の終わり

1.幻の命 ★★★★
世界の終わりの代表曲。これで知った人が多いんじゃないだろうか。
曲調はポップ
2.虹色の戦争 ★★★
明るくポップなナンバー。で聞きやすいがどこか暗い雰囲気も併せ持っている。
ピアノの音が心地よく響く。
歌詞はおそらく人工妊娠中絶のことを歌っている。
これが賛否両論で本スレが荒れてたのもいい思い出。個人的には悪くない。
これも聞きやすくてよい。メロディーセンスはなかなかだと思う。これは大きな武器だね。
アレンジは無難な感じ。取り立てていうこともないし面白みもそんなかな。悪くも無いが。流れるようなシンセが印象的。

3.インスタントラジオ ★★★★☆
アップテンポでノリがよい。ここに来て無駄に二人いるギターがやっと活躍してる。
編成については総評で触れようと思う。
とにかくこの曲は良い。ただこの曲のテンションを期待してアルバム聴くとがっかりしてしまうかも。個人的にはこのアルバムのベストトラック。

4.青い太陽 ★★★
ピアノと加工されたボーカルから始まる。流れるようなメロディーが印象的。
シンセとギターの絡みも悪くない。
ただ普通。好きな人は好きだろうし何も感じない人も多いと思う。
669名無しのエリー:2012/07/11(水) 16:25:36.30 ID:fU6bjmUs0
5.死の魔法 ★★★
これも普通ですね。メロディーは本当に聴けば聴くほど良いのだが如何せんアレンジが・・・。
編成的にももっといろいろ遊べそうなんだけどなぁ。小奇麗に収まってる感じ。
カラオケとかには最適なんだろうね。

6.世界平和 ★★★☆
はげしめのピアノが良い。アコギのバッキングも疾走感を出しててグッド。
間奏はこれでもかってくらいシンセの音をかぶせて壮大な感じに。
比較的好きな曲。

7.白昼の夢 ★★☆
うーん・・・長い。最初2分ほどギターとボーカルだけで2分過ぎからほかの音も入ってくるが
取り立てて面白いところは無い。だが、3分半過ぎからうねるシンセソロはなかなか。
その後も悪くは無いが6分48秒はやっぱり長い。
最後まで聞くのはちょっとしんどい。

総評:★★★
このバンドで着目すべきはベースとドラムがいないこと。代わりに打ち込みを使っているがこれがひどい。
強弱も無ければ音色も糞。
好きな人もいるかもしれないが自分はこれがどうしても受け付けなくてこれ以降このバンドのCDは買ってない。
シンセをふんだんに使っているからスカスカってわけではないがやはり物足りない。アレンジも全部似たり寄ったり。
後は本当に2人なのかと疑いたくなるようなギター。ボーカルじゃないほうのお前なんでベースを採らなかった・・・。
それでも何とか聴けるのは上で何度も触れているメロディーセンスがあるからだと思う。
悪く言えば普遍的で面白みの無いメロディーなんだろうけどよく言えば王道ってことですごく耳に残る。
バンプとかフランプールとか好きな人は普通にはまれると思う。歌詞もそれらに似た感じ。
670名無しのエリー:2012/07/11(水) 16:35:45.90 ID:fU6bjmUs0
すいません1個目の上のほうミスしたので訂正

1.幻の命 ★★★★
世界の終わりの代表曲。これで知った人が多いんじゃないだろうか。
曲調はポップで聞きやすいがどこか暗い雰囲気も併せ持っている。
ピアノの音が心地よく響く。歌詞はおそらく人工妊娠中絶のことを歌っている。
これが賛否両論で本スレが荒れてたのもいい思い出。個人的には悪くない。

2.虹色の戦争 ★★★
明るくポップなナンバー。これも聞きやすくてよい。メロディーセンスはなかなかだと思う。
これは大きな武器だね。アレンジは無難な感じ。
取り立てていうこともないし面白みもそんなかな。悪くも無いが。流れるようなシンセが印象的。
671名無しのエリー:2012/07/11(水) 20:37:56.49 ID:PRTk2y1C0
みなさん乙です。
初レビューです。
8月に渋谷「WWW」でライブが決まった山本精一のレビューします。


ラプソディア/山本精一

1. BE ★★★★☆
古風なギターリフが印象的。淡々と歌う山本さんのVoは、どこかやるせない雰囲気が漂う。
サビからのノイジーなギターが心地よい。良曲です。


2. ラプソディア ★★★★
タイトル曲。メロディも素晴らしいが、後ろで色々やってるギターがすごい。
「使い古された ありきたりの メロディ」
など歌詞は消費が激しい今の音楽に対しての山本さんの皮肉か。


3. 眼がさめる前に ★★★☆
3曲目でも徹底的に淡々と歌い、ギターを重ねている。
終始冷めた風に歌うが、最後のギターソロで盛り上げる。 


4. いつものうた ★★★
うーん。悪くはないんだけど、あんまり印象に残らない。
672名無しのエリー:2012/07/11(水) 20:40:20.10 ID:PRTk2y1C0
5. Mothlight ★★★☆
サイケなこっちも長尺曲。
タイトルのように夜の街灯に集まる虫たちような…。
夏の夜にのんびりしながら聞きたい。
ただ前曲と両曲とも9分あるので少しダレるかも。


6. DISCORD ★★★★
前曲から一変、ロック色強め。低音を鳴らす鋭いギターが印象的。 
どこか投げやりな歌詞も曲にあっている。


7. ハルモニア ★★★☆
またまた山本節全開なドキッとさせられる歌詞。
それを淡々と歌うからなんとも…。
ただリードギターがまだいけたはずなので、−☆。
あと最後になるけど、アルバムを通してドラムがギターの音(特にアコギ)とうまく絡み合い
曲を盛り上げていると感じた。



総評 ★★★★
様々なアプローチから作品を発表し続ける、一部に熱狂的ファンを持つ山本精一のソロ最新作。
「なぞなぞ」、前作「PLAYGROUND」とはまた違う山本精一の「うた」の世界が堪能できる作品。
羅針盤で確立した、フラット唱法でどこか冷めた歌詞を淡々と歌い、アルバム全体に寂しげな雰囲気が漂う。
サウンド的には、フォーク、サイケ、プログレ、AORなどを混ぜ合わせた感じ。何より何重にも重ねられたギターが聞き所。
淡々と歌う山本精一独特のうたの世界と、彼のギターの持ち味の一つのディレイギターが堪能できる。
山本精一にカオスを求める人は地味に感じるかもしれないけれど、、本当に繰り返し聞ける良盤。
山本精一ってよく聞くけど、どれから聞けばいいのって人は、これから入るのもいいとおもいます。
673名無しのエリー:2012/07/12(木) 15:51:12.33 ID:ZkDVDns20
>>668
>>671

山本精一関連はボアしか聞いたことないな…。
今度聞いてみる。
674名無しのエリー:2012/07/14(土) 19:59:25.12 ID:K5qYIPnr0
乙乙
675名無しのエリー:2012/07/17(火) 19:02:37.91 ID:vOEj8OOB0
このスレは配信限定のアルバムでもおkなんすかね?
676名無しのエリー:2012/07/18(水) 00:42:13.82 ID:fhUphhaE0
おkじゃないかな
むしろ配信限定はハズレだったら残念だから
よりレビュー見てから買いたいって気もしますし
677 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/07/18(水) 01:26:53.33 ID:7R6lJ0kh0
>>675
ゆよゆっぺの配信限定アルバムがすでに投下されてる&まとめにもあるから大丈夫かと。
678名無しのエリー:2012/07/18(水) 02:29:20.03 ID:n0gGmto60
>>676>>677
把握しました
679名無しのエリー:2012/07/18(水) 18:16:39.07 ID:IiFA/W9p0
便乗して訊きたいんですが、無料配信のアルバムはどうでしょう?
自主制作のCD-Rと同じような扱いでレビューしても大丈夫かなと思うんだけど
680名無しのエリー:2012/07/18(水) 20:48:05.81 ID:fhUphhaE0
ちなみにその無料配信のアルバムってどんなアーティストのものなんですか?
すんごいインディーズのアーティストとか?
それともメジャーだけど企画かなんかでその一枚(?)は無料配信って感じ?
681名無しのエリー
>>680
草の根系自主制作も、メジャーな人のも問わずやりたいと思っている
できたらだけど(でも圧倒的に数の多い前者の方が主になる予感)

ただ媒体の性質的にどうかなと思って…