1 :
名無シネマさん:
2 :
名無シネマさん:2009/01/14(水) 11:33:06 ID:RhD21VsY
2get
3 :
名無シネマさん:2009/01/14(水) 22:22:16 ID:Uvc69Nat
ワン・ミス・コール
えっ!てくらい怖くない。でも、原作の日本版も全く怖くないので忠実なリメイクといえるのかも。
作り・役者さんの演技とも丁寧なのでのんびり観るにはいいかもしれません。
ちなみに学生役の主役女優は30歳です。
4 :
名無シネマさん :2009/01/14(水) 23:42:03 ID:GC5h65/i
わが命つきるとも
オスカー時期もまもなくなので鑑賞。
イギリス国教会ができた辺りの顛末を知っておいたほうが物語に集中しやすい。
演出も文芸的なので、史劇好きでも好みは分かれるかもしれない。
ほかに、「エリザベス」「ブーリン家の姉妹」辺りと合わせ鑑賞という方法もあるかも。
5 :
名無シネマさん :2009/01/14(水) 23:49:08 ID:GC5h65/i
炎のランナー
序盤は誰が映画の中心人物なのか分かりづらく、やや混乱。
スポーツに賭ける物語、といっても意外と淡々と物語が進んでいき、
肝心のレースシーンでは記録映画?と感じるほどの淡泊さ。
ヴァンゲリスのテーマ曲が有名なだけに、さぞドラマチックに描かれると勝手に思いこんでた。
ついタイトルシーンで「火の車」と訳してしまった。
6 :
名無シネマさん:2009/01/15(木) 03:25:34 ID:G2+lpmkO
ゴーストワールド
久々に38度越えの熱が出たので
苦しさを忘れるコメディでも観ようと思ったのが間違いの始まり。
面白い。完成度も高い。望み通り笑える場面もたくさんある。
でも基本的には重いお話。
それを軽妙な語り口とセンスを感じさせるBGMで彩って、
できるだけ重さをそぎ落としてはいるものの、
体調の悪さと相まって気分はどんどん沈んでいくはめに。
うらぶれたおっさんと若い女の子の織り成す、
ホット・チックっぽいコメディかと思いきや、
中盤を過ぎた辺りからどんどんシリアスに傾いていき
終盤は笑い一つ起こらないうえに妙に文学的なラストへと突入する。
おっさんとしては、おっさんに感情移入するつもりが、
居場所がなくなっていく少女に惹き込まれてしまった。
熱で弱った身体とともに、なんだか精神的にも衰弱して
体調が戻るのに3日くらい遅れた気がする。
7 :
名無シネマさん:2009/01/15(木) 03:35:12 ID:G2+lpmkO
屋敷女
ようやく体調が万全に近づいたので、これが観れる。
購入したものの、さすがに高熱時にスプラッターは控えよう。
まあ、お話としてはありきたりというか、読みやすいというか。
もともとそんなところを期待する作品ではないか。
売りであるグロ描写は、思ったほど多くはない。
けれどなかなか効果的に使われており、
「見たいな」とこっちが考える描写はほぼ全て見せてくれる。
音や映像によるびっくり演出がそれほど多くはないのも好印象。
そして何より、グロ描写に痛みが伴っているのがいい。
思わずこっちも痛い痛いと言ってしまいそうなシチュエーションの数々。
男だからこそちんこきゅ〜ってなっちゃったり、
男なのにおへその辺りがきゅ〜ってなっちゃったり。
治まった熱がぶり返しそうな映画でした。
さて、げに強気かな母の愛。
出産とは戦争なのですね。
ちなみに、レンタル版だとグロシーンにモザイクが入ってるみたいです。
無修正はセルオンリー。
8 :
名無シネマさん:2009/01/15(木) 11:02:12 ID:IYOzUNm6
リボルバー
Jステイサムの無駄遣い これっといったアクションもないし
わけわからん心理がどうたら ハッキリ言って糞
9 :
名無シネマさん:2009/01/15(木) 22:01:30 ID:IXzM5pka
潜水服は蝶の夢を見る
終始重度の脳梗塞で半身不随+片目の瞬きだけで、
会話するオトコと成り果てた主人公の主観でストーリーが展開するので、
ドラマチックな難病ものというよりもある種哲学的モノローグ作品なのかも。
映像も空想場面はコラージュ風だったり、映像がぼやけたり超アップ画像だったり、
バレエダンサーが病室に登場なんて、なんかアートっぽい感じも出てた。
極めつけがラストの氷山崩壊のスロウ逆再生映像。
妙な酩酊感溢れる不思議なトリップ感あり。余命無い主人公の運命と寂寥感を漂わす
ラストに涙が出た。
この監督の作品は三本見たが、どれもダメになっていく人間の
物語ばかり。その中でも一番出来いいじゃないだろうか。インパクトあった。
10 :
名無シネマさん:2009/01/15(木) 22:25:14 ID:IXzM5pka
つぐない
前作「プライドと偏見」のロケハンが活きまくりな美しいロケーション映像が素晴らしい。
冒頭のコミカルな感じの演出から徐々に重くなって行くところもいい。
戦場シーンの長回しは余計だったかも。ただ歩く主人公を追いかける映像を
延々と見せられてもね。ほら戦争って悲惨でしょといわんばかりの演出に鼻白む。
後キーポイントのブライオニーの少女時代と大人時代の別キャストの差が気になる。
ナース姿のブライオニーに魅力を感じなかった。
逆に老齢になったブライオニーを名優ヴァネッサ・レッドグレイヴが演じ見事に
重しの役目を果たしている。作品に重厚感が出た。
キーラ・ナイトレイとジョームズ・マカヴォイは旬なので、キャスト的には
この作品の花の役目としてお見事。
ヒロインのセリフ"Come Back To Me"と繰り返すところは、
「タイタニック」や「ある日どこかで」を思い出す。
悲恋もの×ある文学少女の贖罪と合わせ技で見せる傑作。
11 :
名無シネマさん :2009/01/16(金) 18:35:30 ID:XbUZeHOe
カジノロワイヤル(新)
「慰めの報酬」が続編なので、予習に。
007シリーズはスパイアクションということで、宇宙とか要塞とか何でもアリな感じだったけど、
今作は無茶な設定が抑えられていて、やたら硬派な印象。
アクションシーンも、ムキムキな体を張っており、迫力満点。
過去の007よりジェイソン・ボーンに対抗している気がする。
ついでにオープニングテーマのカットも格好良かった。
12 :
名無シネマさん :2009/01/16(金) 18:40:43 ID:XbUZeHOe
この胸のときめき
主演の2人に華がないのですが、いい年した二人がギクシャクしつつも意識し合うところや
周囲で二人を盛り上げようとする老人達の気遣いが見ていて心地いい。
とはいえミニー・ドライバーはロマコメのヒロインは厳しいんじゃないかと。
・・・特にアップになるとイカツい。
13 :
名無シネマさん :2009/01/16(金) 18:52:44 ID:XbUZeHOe
12人の怒れる男(ロシア)
くどい。転がりが悪い。
陪審員一人一人に人間的背景を与えようとしたのかもしれないけど、
個人的エピソードの披露合戦は無駄なモノが殆ど。
滑舌の悪さも相まって、160分という長い尺の殆どが無駄に浪費されていく感じ。
他人の人生を決めることの重みなんかを討論している分には良いんだけど
どんどん勝手な推論を築き上げていったり、仮定に過ぎない再現をしてみたり、説得力が薄い。
後付でもいいから、証拠の見直しとか捜査ミスを突いた討論の展開がもっと欲しかった。
陪審員長の最後の指摘は、なかなか鋭いところを付いているとは思った。
望んでないのに裁判員に選ばれたとして、早く終わらないかなーという苦痛を体験できる一本かも。
14 :
名無シネマさん:2009/01/16(金) 23:48:49 ID:t29QlJdJ
L change the WorLd
本当にひどい映画だった。脚本家は原作を読んでいないのだろうか。
まったくキャラ設定を活かしていない。それを抜きにしても、脚本の幼稚さも文句を言う気がしなくなるほどひどい。
ただでテレビでみたからまだマシだけど、映画館で観た人はマジギレじゃないの?
最悪、邦画が嫌いになるわ。
15 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 01:15:48 ID:XzgHkXtM
L change the WorLd
9.20から10時まで半分眠ってたけど、別に困らんかった
ナンチャン最高
16 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 03:54:38 ID:jS43DQh1
ハルク(アン・リー版)
やたらと画面分割、コミックみたいなコマ割りが気になったけど、
マッドサイエンティストの父親、その実験の犠牲となった息子の
葛藤話に収斂するのかといえば、そこはアメコミ。
少なからずヒロイン登場→ロマンスへと展開。
もちろん最後は女に背を向けてひとり孤独に生きてゆく主人公。
悲劇のモンスター映画なのかアメコミヒーローものなのか
脚本がポイントしぼり切れてない。
「インクレディブル〜」で無かった事にされたほど、
酷い出来ではないが、予算の割りには当たらなかったのも仕方ないかも。
17 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 10:58:10 ID:djumUFjq
チェ・28歳の革命
難しいと聞いていたがネットや他の映画で予習していたので、ほとんど
困らなかった。特に「モーター・サイクル・ダイアリー」を観とけば、
この映画のゲバラの気持ちみたいなものがなんとなく掴めて、感情移入
しやすくなった。後編も楽しみ。
18 :
名無シネマさん :2009/01/17(土) 15:45:04 ID:/dzFcr9a
慰めの報酬
やっぱり、カジノロワイヤルを観ておくことを推奨。
監督は替わったけど、前作同様、シリアス・肉弾なボンドが活躍します。
陸海空を制するアクションはかなりの迫力。
ただ人物関係が複雑なので、頭の中で整理しつつ観ると良さそうです。
この路線の007で行くのもいいけど、Qも捨てがたいですねぇ。
19 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 15:55:29 ID:/R7yUa9I
ベオウルフ 呪われし勇者
もっと単純な、魔物の親玉を倒して「わーお仕舞い」みたいなのを想像してたけど違った。
古典叙事詩だけあって、日本昔話みたいな道徳的寓話を
CG技術で再現し、さらには話を引き伸ばした感じ。
取り立てて面白い話ではないが、映像はまずまず。
ただ、3Dを前提として作られているので、
槍の先端を画面真正面から捉えたり、色んな物が手前に転がってきたりする。
3Dで見たら凄いんだろうなあと思いつつ、こっちは所詮2Dなので迫力はない。
英雄ベオウルフを、一人の不完全な人間として描いているので
観終えた後の爽快感は薄い。
宰相が踏んだり蹴ったりでした。
宰相も踏んだり蹴ったりしてたけど。
20 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 18:29:36 ID:jS43DQh1
丘を越えて
たまたまNHKで菊池寛の特集番組を見てたので、
予習たっぷりで挑んだのがよかったのか、
思いのほか興味深く楽しめた。
なにより昭和初期の難しい時代を描くというよりも、
それぞれの役者の力量が炸裂した役者の映画として楽しめる側面もあるのがいい。
ハマちゃんとは違うベクトルのシャイで割と真面目なキャラクターの
西田敏行が要所要所で笑いを誘うので、重い時代の空気感と真逆の
軽やかな雰囲気がラストのオールキャストのダンスシーンに繋がり気持ちよかった。
久しぶりに澤井信一郎の「めぞん一刻」ミュージカルシーンを思い出し
たのだが明るく希望を持たせるラストで良かったと思う。
朝鮮人貴族たる馬海松(西島秀俊)が語る過酷な朝鮮人貴族階級の現実を語るシーンは、
菊池寛の朝鮮人に対する同情的な感情と相容れない葛藤を感じたり、
現代にも通じる高等遊民=ニート、世相が右傾化、日本×朝鮮という現代にも通じるような
テーマが見え隠れするところもこの映画の魅力だったりする。
21 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 18:55:57 ID:WxjBD+cq
22 :
名無シネマさん:2009/01/17(土) 21:10:37 ID:n9xazLB3
もがりの森
2007カンヌ受賞作。しかし期待したわりにぜんぜん良くなかった。
暗く内省的な映画はけっして嫌いなわけじゃないのだが、
認知症老人、心に傷を負った女、原初の森・・・・
という良い材料をそろえただけで満足して終ってしまってるような作品。
説明やセリフを最小限に抑え、トーンをひたすら暗く重くすればアートになる、
という短絡さを感じてしまった。
そもそも介護の現場はあんなに暗くないぞ。
23 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 01:07:39 ID:zfDnJbNV
短パン
24 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 06:24:03 ID:jxt/vcZ+
マレーナ
「ニューシネマパラダイス」の監督作品
面白かった
みんなムッソリーニ嫌いだったのね
日本国とは大違い
1年後に旦那と戻ってくるのはすこし出来杉早杉の気がした
5年後くらいにしてマレーナはブクブクに太って
主人公も青年になっていたらもっとカンドー出来ただろうな
25 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 07:19:26 ID:IWPTTH7n
若き日の次郎長 東海の顔役('60)
マキノ雅弘監督による錦之助主演次郎長シリーズ第一作目。
いわゆる次郎長が清水の次郎長一家を立ち上げるまでを描くのだが、
ヤクザになって戻ってきた次郎長を家族が褒めたたえるところなぞ、
実録ヤクザ路線〜破防法以降では考えられないこと。当時の世相が伺われる。
脇役も生臭坊主の田中春男と錦之助のやり取りは楽しいし、
米泥棒しようとする浪人とその娘。
浪人の娘はその後遊女として売られた女郎屋で次郎長と再会するところは、
マキノ演出の真骨頂。哀感漂う美しさ。
対照的に丘さとみ演じるお蝶と錦之助のやり取りはコミカルで微笑ましい。
任侠路線に突入する直前の痛快娯楽時代劇〜任侠ものをつなぐ作品と見た。
26 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 07:27:37 ID:IWPTTH7n
若き日の次郎長 東海道のつむじ風('62)
錦之助主演、マキノ雅弘監督による次郎長シリーズ第三作目。
一作目にくらべて明らかに子分が増えてる。その中には見事な
歌声を披露するジェリー・藤尾やコメディリリーフ的な渥美清もいる。
ストーリーはイマイチ情感不足だが痛快度はそれなりにある。
キャラクターが多すぎてちょっと分かりづらいところも有り。
27 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 09:44:51 ID:/ccpAuJt
あなたになら言える秘密のこと
静かに話は進んでいくが、なぜか引き込まれてしまう。
座禅を組んで瞑想を終えたときのような澄んだ気持ちになった。
地味ながらティム・ロビンスとサラ・ポーリーの演技がいい。
ググッたらサラ・ポーリーってこだわりのある名優みたいだ。
ジョディ・フォスターとイメージがかぶる
28 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 17:32:36 ID:EZt/7fNE
「永遠の子供たち」
日曜の昼間に映画なんか行くもんじゃないね。
29 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 18:17:10 ID:G+6UuLKr
ウォーク・ザ・ライン
あんなホモ顔のおかま男がキャッシュ役とわね。
あれじゃキャッシュがただジューンのケツを追いかけまわす
女々しい男にしか見えない。
せっかくサンなんだから、
もっと他のミュージシャンとの交流メインにしてほしかった。
なんたって1兆億万円クワルテットだぜ?
30 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 19:39:21 ID:7tq+YA//
半落ち
あー眠い眠い眠い眠いおおおおおおおおおおお
31 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 21:42:27 ID:Xgn17cJi
フリーダム・ライターズ
今見終わったけど最高だった。
これって公開時はどんな評価だったんだろう。
キネジュンも映画秘宝もどっち側の人も評価高かったのが頷けるわ。
32 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 23:12:28 ID:hGgcVVOf
スコーピオンキング2
前作やハムナプトラの外伝的雰囲気とかはまったくない。
むしろ、シュワちゃんのコナンとかのクラシックスな剣と魔法の世界やね。
エロい女妖術師、ミノタウロスとかオーソドックスなキャラが多いのでRPGゲーム好きは楽しめる佳作だと思う。
ちょいグロい触手シーンもあるし、なぜか出演している格闘家のランディ・クートゥアがいつも上半身裸で見事な体を披露しているので、女性やアッー!な人にもお勧めだ。
33 :
名無シネマさん:2009/01/18(日) 23:42:16 ID:hAPB8Bn1
その男ヴァン・ダム
全編セピア調の映像と、それを反映するように重く沈んだ物語。
腹の底から笑うのではなく、時系列を前後させながら淡々と進む話の中に
散りばめられたシュールな笑いを拾い集める感じ。
章立てられているので、時間が前後しても特に混乱することなく観られる。
自虐的なストーリーだが、普段のヴァンダホーなアクションよりも
はるかにかっこ良く撮れているからこそ成立する作品。
劇中口にする、映画や空手への想いはなかなか感動的。
フィクションではあるものの、B級アクションスターという下地があるために
まるでドキュメントのように見えてくるから不思議。
派手なアクションは冒頭の劇中劇以外皆無だが、
スクリーンという大画面で見ると、ヴァン・ダムの動きはまだまだいけると思った。
思いのほか哲学的な映画でした。
34 :
名無シネマさん:2009/01/19(月) 01:33:24 ID:obQt7UtF
「007 慰めの報酬」
>>18さんも書いてるが、前作の鑑賞を前提とした作品。
マーク・フォースターが撮ったわりには、あんまり登場人物が悩まないのね。
それを是とするか否とするか。この監督さんは文芸作品のほうがあってるのかも。
MK12が手がけたタイトルバックはかっこいい。でも、GUIのほうはやりすぎなんじゃないかw。
マチュー・アマルリックは試写見てガッカリしたかもしれんなあ。
35 :
名無シネマさん:2009/01/19(月) 04:33:23 ID:g4YlFMFH
アイアムレジェント
まったくの期待はずれ
久しぶりの映画で楽しみにしていたのにこれはねーわ
36 :
名無シネマさん:2009/01/19(月) 04:39:58 ID:jbTWRqSw
銀色のシーズン
なんか映画の中の人達だけで盛り上がってた感じで
見ているこちらはすっかり置いてけぼりにされた気分。
スキーのスタントもホントは凄いんだろうが作品に生かされてない。生殺し。
37 :
名無シネマさん:2009/01/19(月) 07:19:35 ID:OrSfOn35
L Change The World
悪い評判ばかりがレヴューで続いていたが、
中田秀夫作品としては前作「怪談」より面白かった作品。
特にキャスティング、子役出身で演技派の工藤夕貴と鶴見辰吾が頑張っていて、
ちょっと演劇的なオーバー演技が漫画原作の荒唐無稽さを中和する役目を果たしていたような。
テレビや他の作品に出演した時とはイメージが違うが、さすが演技派という感じ。
テロリスト役の高嶋政伸もこういうクールな役だと端正な顔が効果的
ナイフで容赦なく殺しまくる佐藤めぐみに対する演出も中田秀夫らしい冴えがあるし、
やはりパンデミックシーンのホラー演出は際立っていた。
それにしてもやはり2人の子役も使い方が上手いと思った。
ただし、後半の音楽がやたらとうるさいのセリフでテーマらしきものを
語らせすぎているところはマイナスだが、邦画で予算多めの娯楽作としては合格点。
いっそのこと「感染列島」も中田秀夫に任せれば面白かったろうに。
38 :
名無シネマさん:2009/01/19(月) 17:05:02 ID:pH60+nn7
レボリューショナリーロードに備えて「アメリカン・ビューティー」
ソーラバーチとミーナスバーリの組み合わせはいいと思うが
今を考えるとミーナスバーリは微妙だな、劇中のチアの振り付けはポールアブドルか
私は今でもウェスベントレー君の時代が来ると信じています
一方大人陣は隙が無い。アネットベニングはオスカー取れなかったのかと調べると
ヒラリースワンクだった。うーん、主演じゃきついかなと助演を見るとアンジー、やっぱだめか。
ソーラバーチは深夜の「ゴーストワールド」も必見
39 :
名無シネマさん:2009/01/19(月) 18:54:41 ID:eHPTtCX/
「スナッチ」
洒落た画とテンポのいい編集、いい味の悪党たち、パルプノワールの雰囲気が良く出てた
些細なことを言えば結構ハマってたデルトロが消化不良でもったいなかったり、
ブラピが流石の存在感で印象が強すぎてバランスが悪く感じたりもした
でも楽しめたし、前作よりも中身がないってかくだらない話で好きかも
40 :
名無シネマさん:2009/01/20(火) 02:59:49 ID:lxhoY3eN
俺も日曜日に「ウォークザライン」見た。
正直あんまり楽しめなかった。
パッケージにある「プロポーズすること〜年、無視されること10年」ってのに惹かれて借りたわけだが、後半の後半になるまで重要じゃないじゃないか。
「ブロークバックマウンテン」
ジェイクギレンホールが好きになった(役者として)。ゲイ系の映画だからいままで見るのをためらってきたけど見てよかった。
ラストからエンドロールまでが秀逸すぎる。
41 :
名無シネマさん:2009/01/20(火) 05:07:48 ID:Q7qegezZ
「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」
去年から観に行こうと思ってたけど、ロックの映画を観るなら吉祥寺バウスシアターってことで。
月曜の朝っぱらから片道1時間以上かけて観に行った甲斐がある音だった。
冒頭とエンディングのスコセッシがなんだかなあ、っての以外は、とても素晴らしいライブ映像。
自分は「ストップ・メイキング・センス」のように、客をほとんど映さないのが好きなんだけど、
ミック・ジャガーのパフォーマンス追いかけてたらそういう訳にはいかんだろうなあ。
初老の男があんなに動き、歌いまくる姿に感動した。
地元にたどり着いたら、ミックじゃない方のジャガー(の中の人とおぼしき方)がお店の
修繕をしていた。こっちのジャガーもがんばれ、と心の中で応援した。
42 :
名無シネマさん:2009/01/20(火) 15:12:15 ID:NJdIOUZg
疑惑('82)
松本清張原作、野村芳太郎監督作品。
稀代の悪女、球磨子(すごいネーミングセンス)役に桃井かおりが。
バツイチ男勝りな弁護士役に岩下志麻。当時恐らくこの二人の競演が目玉だったろうと
思われる。ストーリーは保険金殺人を巡る裁判劇の一部始終。
二時間サスペンスの源流は松本清張×野村芳太郎の映画連作シリーズだと思っていたが、
これを見て、いや二時間サスペンスよりも酷い。
今見ても賞味期限が過ぎてるのか、ストーリーはご都合主義的でリアリティも糞もない。
まるで一昔前の大映テレビ製作ドラマを見てるようだ。
残るはタイプの違う女優同士の演技合戦という楽しみも、
それぞれの自己模倣的演技で、ワインを掛け合うくらいしか見るところがないし。
ようは賞味期限切れなストーリーにメリハリのない単調な演出と合わせ技で、二重におもろない
作品になってしまったという事。こういうのが勢いでヒットした時代があったんだとおもた。
結局注目ポイントは主人公鬼塚球磨子(ホントすげ〜名前)は
熊本の天草出身で泳ぎが上手いってことぐらいか。
43 :
名無シネマさん:2009/01/20(火) 15:15:42 ID:JECrO8rb
「惑星キン・ザ・ザ」
クー
44 :
名無シネマさん:2009/01/20(火) 16:44:38 ID:aW4s2nYp
『ゴッドファーザー』
スクリーンで観たよ。かなり久々に観た訳だけど、
マイケルが便所から出て射殺するまでの
ドキドキ感はたまらんね。
音響もよいからなおさらかな。
45 :
名無シネマさん:2009/01/20(火) 17:05:14 ID:nZCha/zi
アーサーとミニモニの不思議な国
ボウイが吹き替えしてるとゆうので見たけど
他にもマドンナとかデニーロとかちょっとビックリ。
内容は難解でよくわからんかった。
46 :
名無シネマさん :2009/01/20(火) 23:08:27 ID:oIzxdmZM
タイガーランド
ベトナムの戦場に送り出される前の訓練って、これとかフルメタルジャケット見る限りじゃ最悪ですね。
人間の正気を奪って、生きるために人を殺すマシーンにしてしまってる。
でも、フルメタル〜に比較すると迫力不足は否めない。
しかし、コリン・ファレルが賞レースに顔を出すようになったんですねーしみじみ・・・
47 :
名無シネマさん :2009/01/20(火) 23:14:54 ID:oIzxdmZM
プロヴァンスの贈り物
リドリー・スコットとラッセル・クロウが組んでおいて、人生を見つめ直すドラマだとぅ?
とあまり興味もなく観ましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。
ほのぼのリラックスして観れるバカンス映画で、R・クロウの3枚目な部分が観れたりします。
しかし、バリバリなエリート人生か広大なシャトーかなんて、恵まれ過ぎな選択肢で嫉妬。
しかめっ面が多いR・クロウにしては、笑顔や穏やかな表情をしてるシーンばっかでしたが、
それってあの人にとってはある意味、最大限の演技を必要とした役柄にも思えた。
監督も監督なので、絵作りは美しかったと思います。
48 :
名無シネマさん:2009/01/21(水) 14:59:16 ID:9vSPRTfB
フィメール・トラブル
基本的にはピンク・フラミンゴと同じく、
ディバインのディバインによるディバインのための作品。
ただしあっちほど(あくまであっちほどだが・・・)通常の人がドン引きするような
場面は少なく、逆に物語としての面白さは増しているような気がする。
二役で、男性姿のディバインが見られるが、思いのほかまともな男。
そりゃ太ってはいるが、奇抜な化粧の女装よりもなんとなく品がある。
道徳観念などないに等しいし、日本版なのでちんこにモザイク&ぼかしが
入りまくりで何がなんだか分からない状態になってるしで
決して人には勧めるどころか観たことさえ口にするのをためらわれるが、
100分弱があっという間に過ぎていく楽しい映画でした。
ピンク・フラミンゴよりも物語として洗練されてる。
比較対象があれだが。
49 :
名無シネマさん:2009/01/21(水) 17:01:28 ID:XM6ebjhs
顔役('65)
兄貴分鶴田浩二、舎弟高倉健によるヤクザ映画だが、
音楽はズージャだし車は赤いオープンカーと逐一モダンな
雰囲気がはっきしいって後の任侠ものや実録やくざものに比べて、
ちょっと面食らう。
その分同じ石井監督によるギャングシリーズの雰囲気は受け継いでいるとおもた。
それでも全体的な構造は敵対するヤクザの抗争話だし、
兄貴分と弟分の任侠的要素もたっぷりあり、
後の東映看板シリーズの原型がここにある。
キャストもほぼ東映オールスターキャストで、
まだ幼い感じの藤純子までかり出して脇を押さえている。
ラストの何もないだだっ広い埋め立て地に敵対するヤクザ同士が、
一列にならんでにらみ合う構図を空撮したラストショットが見事。
ギャングシリーズほどドライでなく、任侠ヤクザシリーズほど
こてこての義理人情の世界でもないいいあんばいに洗練された
ヤクザものとして楽しめた。
ただし高倉健が弟分いうのはまだしっくりこないが。
50 :
名無シネマさん :2009/01/21(水) 18:04:08 ID:Crp97HR3
アンドリュー/NDR114
序盤はいい感じ。
娘の成長を見つめながら、普遍の者の立場から
時間と人生の大切さを見いだしていく辺りまではじんわりと心にきます。
ロボットをハウスキーパーにする位なのに、ロボットがほうきで掃除とか
空飛ぶ車が行き交ってから更に時間が過ぎたのに、現代的な道路とかハイテクなのかローテクなのか。
ただ、中盤以降はややダレていく感じ。
終盤に至っては行き過ぎな感じと、予定調和的なラストで退屈気味でした。
序盤くらいのロボットの出来なら、そのうちどこかのメーカーが作れそうな感じもしますが、
映画内では2005年製造・・・・・・過ぎちゃった。
51 :
名無シネマさん:2009/01/21(水) 20:18:54 ID:fyPINHFx
「地球が静止する日」
正直な感想・・・なんだこりゃ。
52 :
名無シネマさん:2009/01/21(水) 21:00:54 ID:y1AUZoZd
「感染列島」
ちゅらさんはばちがあたったです。
53 :
名無シネマさん:2009/01/21(水) 21:20:24 ID:9S+zAaWv
バーバー吉野
心温まるw吉野苅り
54 :
名無シネマさん:2009/01/21(水) 21:53:35 ID:RYoVswLr
新幹線大爆破
いやぁ、まさか昔にこんな面白い日本映画があったなんて!
キアヌのスピードがまさかこれのパクリだったなんてっ!!
爆弾を仕掛けられた新幹線、80q超えるとスイッチが入り
80q以下になると大爆発を起こす。
犯人vs警察、鉄道職員達の攻防戦は見物でした。
犯人側に若い(?)高倉健、運転手は千葉真一。ほか、みんな若いのよw
とにかく色んな人が出てくるから是非見て下さい。
えっ?おれがおくれてるの…
55 :
名無シネマさん :2009/01/21(水) 22:02:25 ID:uJx/FRUh
BSでやってた
あなたの寝てる間に
サンドラブロックかわいかったな
昔は
56 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 00:59:18 ID:8aSDaTWR
[●REC] レック
この監督とは相性がいいので、かなり期待して観たのだが
ほぼその期待に応えてくれる作品でした。
最近また微妙に流行っている一人称カメラなので、酔う人は酔う。
特に終盤は、横になって観てたら酸っぱいものが込みあげてきた。
それでもこの監督作品は、ネイムレスといいダークネスといい
暗闇と閉塞感の表現が非常に巧み。
音と映像でびっくりさせるタイミングも上手いが、
それ以外の静の部分の緊張感を生み出すのが更に上手。
大して危機感を覚えない状況が一転して
雪崩のように悪化していくのもいい。
アンヘラのうざさも許容範囲。
暗視映像で先っぽが見えたような気がする。
いや見えた。
57 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 01:59:24 ID:a2aRvyQX
幸せのちから
サクセスものではあるが、ほとんどがギャグみたいな苦労の連続なのが
現実的で面白い。子供がいたので頑張れたのかも知れないが、不幸も
ここまで来ると慣れだよな。忙し過ぎるのもプラスになったかも。
58 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 02:04:43 ID:N2OkZ0ZM
ヘルボーイ ゴールデンアーミー
ものすごく好みな映画を観てしまった。
洪水のようなビジュアルの美しさを心行くまで堪能。
意外にもデートムービー向きなので、カップルの方は是非。
59 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 03:00:01 ID:oX4vgGxf
「イギリスから来た男」
ソダーバーグで一番好き。ストーリーは平凡だけど編集が隙のない趣味の良さ。
古い映像を使った終わり方もニクいししびれた。またこういう小品撮って欲しいな。
ところでPフォンダが若い恋人とプールでいちゃつきながらの会話、
「俺は人じゃなくてモノか?」
「あなたはバイブレーションみたいなものよ(笑)」
「言ったな(笑)」
みたいな会話は誤訳だと思う
バイブはバイブレーションじゃなくてバイブレーターのような
60 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 17:21:16 ID:Pb5RmGwN
クリスマスツリー('69)
ウィリアムホールデン主演、007でお馴染みのテレンスヤング監督による、
ファミリー映画。しかも泣かせの子供難病もの。
たぶん70年代にテレビで何度も放映されているので、
かなり70年代洋画の中でも有名なのかも。
内容はフランスを舞台にしたバカンス映画のような側面と、
後半の子供が亡くなるまでをシュガーコーティングしたような、
観客の願望に忠実に映像化しているので、今見ると当たり障り無さ過ぎて、
歯がゆ過ぎる。悪い人間は一人も出てこず、狼を動物園に盗みに行っておとがめなしとか、
狼が何故か病気の子供になついたり、病気で苦しむ描写は一切なく、
まるで眠るようにクリスマスツリーの下で亡くなるというのは、
美し過ぎるでしょう。
一つだけ引っかかったのが、子供が白血病になる原因。
爆撃機の墜落による被爆だとか。そこだけ何故か社会派?
61 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 18:18:53 ID:Rk37qbAb
「感染」
ホラー映画だが、ストーリーにもヒネリがあってなかなかよろしい。
62 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 19:04:09 ID:drfTh6Ws
ワイルドスピード3
人でいっぱいの渋谷の交差点に猛スピードで突っ込んでって
ぎりぎりで人がサーってよけて道ができるとこなんて
よく撮影できたな。都知事のおかげかな。
でも、どんなに車をドレスアップしても
日本のナンバープレートのだささで台無しだね。
63 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 19:22:34 ID:qSfJ7zBI
女の座
名匠成瀬の堂々たる失敗作
随所に面白いシーンはあるのだが
高峰秀子1人に不幸が乗し掛かる感じ
子供の突然の事故死とか唐突なラストとか・・・
脚本は成瀬と高峰旦那の松山善三
64 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 19:27:55 ID:qSfJ7zBI
ダークナイト
10年に一本出るかどうかの傑作
漫画を原作とした荒唐無稽な設定の中に
人間の善悪の葛藤を描き切っている
ラストのバットマンは信じられないくらいにカッコイイ
65 :
名無シネマさん :2009/01/22(木) 21:44:58 ID:H4WLZqzR
市民ケーン
あまり昔の映画も見なければ知識もないので、
どの辺りが評価されたのかが分かりませんでした。
何でも手に入れられながら、全てを失ってしまうケーンの人生を淡々と描いた感じで
「バラのつぼみ」も結局何の役に立ったのか・・・
まー近年作しか見ない者の感想程度として聞き流してください。
66 :
名無シネマさん :2009/01/22(木) 21:55:52 ID:H4WLZqzR
ストレイトストーリー
デビット・リンチお得意の意味不明、不条理展開が無く、素直に見ることができました。
基本的に人情に包まれた温かい旅ですが、鹿のシーンでは思わずクスリ。
旅の目的に間に合うのか気になりつつも、ついのんびりした旅につきあってしまいます。
一方、広大な畑の中をノロノロ走ってるシーンも多く、
いくつか盛り込まれたエピソードも静かな展開のモノが殆どですので、動きのある映画好きな人には鬼門。
・・・そういう人は観ないか。
67 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 23:22:43 ID:DpojePNl
よがりの森
68 :
名無シネマさん:2009/01/22(木) 23:55:15 ID:TIHBpA/R
69 :
名無シネマさん:2009/01/23(金) 00:55:51 ID:N+DrmBjl
ザ・クリーナー 試写会
サミュエル・L・ジャクソン、エドハリス、エヴァメンデス、監督レニーハリソン、シネパトス公開
とB級臭さプンプンですが、そんなに破綻してないしわるとまとも?
まあたしかに事件そのものはそれはないなと思うけど、軽い気持ちで見るならいいのでは?
キキ・パルマーは黒人優等生少女でしばらく活躍しそうだ
70 :
名無シネマさん:2009/01/23(金) 12:09:07 ID:zXMqGi9J
ロレンツォのオイル/命の詩('92)
難病〜実話ものというジャンルがあるならおそらく
その歴史に残る名作だと思う。
それぐらいに細かくも丁寧な演出力に映画ファンとしても
唸らされた。特に発病してから寝たきりになるまでの描写、
徐々にホラー映画じみて可愛い子供がモンスターみたく怖くなり
「震える舌」「エクソシスト」風な描写に展開していくのだが、
それが余計に夫婦の病気と立ち向かう絶望的な戦いの困難さを表して
その分ラストの救われた感もいっそう強烈。
この少年の手が最後動いた時、思わずこの両親と同じ気持ちになって
泣いてしまった。
中盤以降のミステリーの謎解きのように、医者でもない二人が懸命に勉強して、
難病の謎を説こうとする常軌を逸した姿に、
きれいごとでない作り手の熱意もひしひしと感じるし、
もちろん主演二人の名優の熱演も尋常でないくらい凄い。
元医大生の経験を活かした、「マッドマックス」ぐらいしか記憶にない
ジョージ・ミラー監督の演出も一部の隙なし、賞賛に値する。
映画館でヒットせずレンタルになって話題になりベストに上がる、
作品として「ショーシャンク〜」の名がすぐ挙がるが、それを越えたね。
少なくとも個人的には。我が心のオスカーを差し上げる。
「潜水服は蝶の夢を見る」と合せてみると余計に理解が深まり感慨深いものがあり。
71 :
名無シネマさん:2009/01/23(金) 13:05:41 ID:Ofwse/kN
>>70 俺もその作品2日ほど前に見た。数年前にCSで放送された分の録画で、
当時簡単なあらすじをみて、何気なく録画していた。
親の難病の子に対する姿が凄過ぎた。あれだけ調べて勉強できるものなんだな。
俺もマイベスト作品に値する。
72 :
名無シネマさん:2009/01/23(金) 23:15:25 ID:/2w8D6wJ
ヴェラクルス(1954)
バート・ランカスターが自身のプロダクションに
大先輩のゲーリー・クーパーを招いて制作した西部劇。
冒頭クーパーとランカスターの出会いから中盤の革命軍襲来まで、息をもつかせぬ面白さ。
馬車に隠された300万ドルを巡って登場人物があれこれ画策する様は面白いが、
その都度少しロマンスがかった雰囲気になるのは正直たるい。
ラストのヴェラクルスの砦での戦闘シーンは迫力あるものに仕上がっているが、
そのままクーパーVSランカスターの一騎打ちに持っていくのは、
レオーネファンの俺にはちとタメが足りなくてアッサリしすぎに感じた。
汚らしい格好しながら綺麗な白い歯を見せてニカッと笑うランカスターにマジ惚れる。
しかしちょっとした銃の扱い方や、ポーズの付け方といった所作では、
やはりベテランクーパーに軍配を上げたくなった。サマになりすぎ。
(というかランカスターが大先輩に花を持たせる演出の一環だったのかな?)
73 :
名無シネマさん:2009/01/23(金) 23:52:44 ID:yIpaUzOV
K−20 怪人二十面相・伝
ようやく今年初の映画館鑑賞。
気持ちいいぐらいのエンタメ映画で、ワクワクしながら楽しめた。
松たか子のお嬢様っぷりは、かなりツボ。
74 :
名無シネマさん:2009/01/24(土) 10:50:26 ID:JOUFa76N
クライマーズ・ハイ
NHKのドラマ版も良かったが、こっちもまあまあ良かった。
特に脇役陣の充実ぶり。個人的に大人計画の皆川猿時が悪役を
ちゃんと演じていて印象に残った。
75 :
名無シネマさん:2009/01/24(土) 18:28:12 ID:434ogq3H
007 慰めの報酬
もっと分かりやすく撮れないものか。
アクションシーンは寄り過ぎてて分かり辛かったし、
ストーリーのテンポも速いし、人間関係も全く分からず
途中から冷めてしまって楽しめなかった。
楽しみにしていた作品で、久しぶりの映画館鑑賞だっただけに残念。
76 :
名無シネマさん:2009/01/24(土) 18:41:27 ID:iNfsm4rT
カビリアの夜('57)
フェリーニのミューズ、ジュリエッタ・マシーナが演じる、
男に裏切られながらも純真無垢に真の愛を求める娼婦カビリアの受難劇。
ジュリエッタゆえに成り立たないであろうドラマであることはよく判る。
フェリーニらしい宗教〜サーカス的見世物〜純粋なものへの憧憬など、
らしいものがちりばめられている。
人生はサーカスのようなもといわんばかりの、「8 1/2」のような名作
に連なる感覚がニーノ・ロータの音楽と共にほのかに、
希望を感じさせてくれるラストに思わずじわりと感動が。
やっぱフェリー二は良いね。
77 :
名無シネマさん :2009/01/24(土) 22:29:30 ID:CpX4gRqT
ボルベール<帰郷>
女性〜3部作ということで、男性の存在はつけ合わせ程度。
3作中、もっとも男性の扱いがひどい気が・・・。
業の深い母娘達のたくましさや絆の深さを描いてますが、それより何より
ペネロペ・クルスが非常にセクシー。
「歌」のシーンでは思わず唇の動きに見とれてしまいました。
78 :
名無シネマさん :2009/01/24(土) 22:38:32 ID:CpX4gRqT
ショップガール
出だしのナレーションの雰囲気からラブコメあたりを想像してたら、
お昼にでもやってそうなセクシュアルな男と女のドラマでした。
にしても、スティーブ・マーチンはミスキャストじゃないかと。
セクシーさが全然足りないので、金を持ってる助平爺さんにしか見えなかった。
ほのぼのパパのイメージを払拭して作品層を広げたかったのかな。
それに対抗する若い男もただの甲斐性なしな上、成長のきっかけが愛のCDって・・・。
寂しさを紛らわすために、手近な男で自分を満足させようとしてる痛い女の話にしか見えません。
女性視点の進行が基本なのに、ナレーションがS・マーチン語りというのもなんか変だったな。
79 :
名無シネマさん :2009/01/24(土) 22:46:10 ID:CpX4gRqT
トレーニング・デイ
非常にインパクト・迫力がある展開でした。
デンゼル・ワシントンは褒められつくしてるので、相方のイーサン・ホークのほうを。
髭を伸ばして箔を付けようとしてるけど、いつまでたっても顔つきが若いから
正義感が強いルーキーというのがピッタリはまっていた感じ。
「ロード・オブ・ウォー」とかの敏腕捜査官といわれるより倍以上の説得力があります。
主演2人のバランスが非常に良かった感じです。
80 :
名無シネマさん:2009/01/25(日) 03:40:23 ID:3O7aUWj2
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎原作だけど、評判よさげなので見てみた。
これはやりのタランティーノ風時系列をいじったサスペンス劇だけど、
明らかに客の呼べそうなイケメン俳優を二人キャスティングした時点で、
個人的に好感度激下がりな勿体ない出来だ。
特に瑛太が○○○○だとはさすがにそれは何でもリアリティ無さ過ぎ。
それに松田龍平も病気で余命少ないという設定も。
カッコいい俳優が真っ当にカッコいい配役というのはどうもひねり無さ過ぎだろ。
差別される外国人留学生の視点を導入した珍しいテーマを描いたものだけに
ストーリーは面白気なのにキャスティングで説得力を落としている。
ブータン文化の鳥葬とかプロットに使うところなど多分原作の美点だろうが、
そういう面白いところが勿体ないなあと思う。
濱田岳はほとんど媒介物で空気、おどおどした演技を終始して邪魔にならない程度。
それでも総体的には見て損はない出来でオススメです。
81 :
名無シネマさん:2009/01/25(日) 04:13:19 ID:3O7aUWj2
全然大丈夫
テレビで「さば」を見てから、劇団大人計画出身で同じ演出家担当の、
劇場作品を面白そうなので借りてみた。
勝手に井口昇や三木聡のようなオフビートな脱力系コメディを想像していたら、
そういう所ももちろんあるが、意外と「カモメ食堂」のような癒し系で少し驚いた。
それでも荒川良々はいつも通りのキャラだし、木村佳乃はその美貌をかなぐり捨てた、
痛々しいまでのドジっ子で報われなさそうな地味な文系タイプの女だし、
ココリコ田中の思わぬ美味しいモテ男ぶりだが、そこははやり顔に痣のある男の設定で
こういうところに大人計画出身の演出家らしいところが表れてる。
結局もっともまともな普通人キャラが岡田義徳だけで、最後は貧乏くじを引いてしまう役だったのは、
最も共感を得やすいキャラクターで最後はちょっと同情した。
まとめると、社会の底辺で隠花植物のように密かに生きる、ちょっと変った人達のちょっとした
不幸と幸福な生活をほのぼのとしたテイストで描いた、癒し系底流生活のススメと言った感じか?
この次は底流生活のダークサイドとして、吾妻ひでお「失踪日記」原作で映像化を求む。
82 :
名無シネマさん:2009/01/25(日) 04:30:45 ID:2jK1s72T
ダークウォーター
感想というか、最後まで観れなかったけど。
エレベーターのシーンになると何故か何度も停止になってしまって、怖くなって観れなかったw
昨日DVDプレイヤー使ったばかりだから、プレイヤーもDVD自体にも問題ないと思うんだけどなぁ。
83 :
名無シネマさん:2009/01/25(日) 04:35:16 ID:WLLMAIC/
11:14
変わった作品。
一日に何件も交通事故が起こる。それには様々なドラマがあり、話が進につれてすべての事件がつながって行く。
11:14に起こった事件をすべて繋げただけの映画だった。
チン○が切れる映画なんて始めてみた。そこは感動した。
84 :
名無シネマさん:2009/01/25(日) 13:49:51 ID:ugQloQOk
シューテム・アップ
スミスさん、ボク達を食べてくれてありがとう。
生でかじってくれる人は、あんまりいません。
でも、あんな使い方はやめて下さい。
人参一同
85 :
名無シネマさん :2009/01/25(日) 18:34:47 ID:yDKttdCD
砂と霧の家
序盤は、家を奪われた女性と投資のために家を得た男、という印象で
イラン人大佐が利己的でイヤな人間に思えてしまうのですが、
女性との接点を持っていく過程で、イラン大佐の家族(特に奥さん)の優しさや
大佐自身の家族を養うためという切実な思いが見えてきて、うまい解決に至らないモノかと願ってしまいます。
追いつめられた女性に救いの手を差し伸べようとする辺りでは、
一瞬、歯車が巧くかみ合ったのかと期待してしまうので、
ラスト30分の展開には呆然としてしまい、観賞後は切なさが残りました。
関係ないですが、ジェニファー・コネリーは美しいです。
86 :
名無シネマさん:2009/01/25(日) 20:07:44 ID:8UxC6JJ9
007慰めの報酬
明日あたりメンズデーで観にいく人もいると思うので早めに書いてみる。
アクションシーンは申し分ない。今回もガタイを張った(まあスタントメンがね・・・)斬った張ったや
冒頭からのチェイスシーン、前回のようなヤマカシ(だっけ?)なみの飛んだり跳ねたりも健在。
ストーリーは前回のすぐ続きといったところ。Mrホワイトを護送して尋問するところから話は始まる。
そこから黒幕は誰り?〜という流れなんだが、出てくる人は多いし、誰がどういうつながりでどのような
役割を持った人物だったのかというところが良くわからない。だって観客が理解する前にボンドが
皆殺しにしてゆくんだもんww まあ劇の中の人は何がどうなっているか理解しているので話は進む。
最終的にボンドが彼女の思い出をどう克服してゆくかということだけを、アクションまみれで突き進んで
いく映画なので、ボンドの活躍を「おお〜」と見ているだけで話は終わっちゃうw
アクション映画で受けるカタルシスは十二分に受けられると思うので、そういう映画が好きな人は劇場へ
足を運ぶがよかろ。
逆にボンドがあまり思い悩んだりしないので、超然過ぎて人間ドラマとして見ると面白くないかも。
何があってもあの突き出し唇はビクともしませんw
まあこの時期のおすすめならこれが一番かな
87 :
名無シネマさん:2009/01/26(月) 07:20:41 ID:l6rF2nTD
暗黒街の顔役 11人のギャング('63)
犯罪シリーズ四作目、今回はメインどころに杉浦直樹がやってきて、
高倉健は運転手役でほとんど出番が少ない。結局やっぱりこのシリーズ鶴田浩二のものですね。
一作目のようなサクサク進むテンポ感はないが、和製「オーシャンと11人の仲間」っぽい
展開は板に付いてきたような感じだ。
ラストは身もふたもない○○○○だが、コネタが効いた石井輝男演出が所々で光りシビれる。
八木正生の音楽も今回はより派手にビッグバンドジャズしてて炸裂気味。
ゴケミドロでお馴染み高英男が出てた。
88 :
名無シネマさん:2009/01/26(月) 07:39:20 ID:l6rF2nTD
神戸国際ギャング('75)
高倉健、菅原文太ダブル主演による、
戦後まもない混乱期の闇市をめぐる三国人vs日本人な抗争事件から、
内ゲバ的展開で見せる、変わり種ヤクザ映画。
この映画田中登が監督してるだけあって、エロ部分はほとんどレイプまがい。
しかも名作「(秘)色情めす市場」「実録阿倍定」とか連発してた頃の作品。
ゆえに冒頭の爆弾のアナだらけの廃墟での乱闘シーンから傑作の予感がした。
見終わってみると主演高倉健だけミスキャストっぽいけど、それを除くと、
ドコを切っても田中登の映画で満足度高し。深作欣二とは違うベクトルだけど、
猥雑でエネルギッシュな感覚はいい。田中登映画好きなら是非見るべき。
キャストも割と豪華で、戦地帰りの夏八木勲に高倉健を陰ながら慕う女に
夏木洋子、中国やくざのボスに大滝秀治(変ななまりの日本語が可笑しい),
丹波哲郎、戸浦六宏とか良い顔の役者が揃ってる。
田中組の常連の石橋連司の在日役は良かった。
あと泉ピン子とかガッツ石松のタレントまがいの配役は余計。
89 :
名無シネマさん :2009/01/26(月) 19:09:52 ID:nylG9iVQ
BUG
ナニ、コノエイガ・・・
虫の襲来に襲われるパニック映画じゃなくて、虫の存在に怯える心理劇。
ほぼモーテルの一室内で話が進行しますが、展開に呆然としてしまうので恐怖感はゼロ。
虫の恐怖の感染も唐突すぎて、「え?なんで?」と付いていけなかった。
アシュレイ・ジャド最近見なくなったなーと思ったら、こんな映画で盛大に脱いでるし・・・。
ただ、男がフリチンで長々とウロウロするのは歓迎しない。
90 :
名無シネマさん :2009/01/26(月) 19:17:54 ID:nylG9iVQ
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
基本的にMr.ビーンの芸風は嫌いですが、珍道中は思ったより面白かった。
会話のすれ違いとか、意外と世間体を気にしたり、無神経なようで気が利くビーンは楽しめた。
ただ、大スクリーンでまで顔芸とかただの変な動作を見るのは馬鹿らしい。
そこいら辺のさじ加減でしょうが、これ以上劇場版作る必要もない気がする。
あと、カンヌ映画祭のシーンは、ツマンネ。
合わないようで合ってる映像は面白いのかもしれないけど、
スタンディングオベーションが起きるのは無理があったかな。
91 :
名無シネマさん :2009/01/26(月) 19:31:19 ID:nylG9iVQ
つぐない
・・・あの変態さえ居なければ・・・。
恋を夢見る夢想モードに入ってるブライオニーが可憐すぎる。
シアーシャ・ローナンが魅力を振りまいてしまったが故に、
中盤のブライオニーを演じた女優(名前知らない)が割を食ってしまった感じ。
すこーし上の人が書いてたけど、フランスの砂浜の長回しは、戦争の凄惨さを訴えると言うより
映画の趣旨的には、「帰ること」を約束しながらも、その道を見失ってしまった・・・という
運命の混沌を表してるように感じた。
92 :
名無シネマさん:2009/01/26(月) 20:04:29 ID:eYXGmPxf
93 :
名無シネマさん:2009/01/27(火) 03:02:50 ID:x3xhRnL+
最高の人生の見つけ方
病室が一緒になった余命の少ない男二人の友情を描く。
ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンという名優揃い踏み。
友人が良かったと言ってたので観てみた。最初、こういう話って
ありがちだよなぁと思いながら観ていたが、派手なシーンの合間
にさりげなく交わされるお互いの気持ちが段々効いてきて、最後
泣いてしまった。二人の俳優自身が役柄そのものに思えたり、
細かい描写が実に上手い。
007慰めの報酬
「カジノロワイヤル2」という呼ぶべきか。「ダイ・ハード」の中に
ボンドがいるというか。復讐の鬼・ボンド。最終兵器・ボンド。
でも観て良かった。ダニエル・クレイグはやっぱいいよ。
94 :
名無シネマさん:2009/01/27(火) 03:32:23 ID:erbFOHG7
犬神家の一族
有名だから一度見ておきたかった。
見始めは、なんかつまらなそう…と思ったけど、すぐに面白くなってきた。
みんなのリアクションがいちいち大きくて面白い。
松坂と萬田のコンビがいい味出している。
ストーリー自体は、特に心に残るものはなかったな。
有名作品を見れた、という点で満足です。
95 :
名無シネマさん:2009/01/27(火) 06:22:45 ID:/f/Yapfl
透光の樹('04)
ちょっと前の作品だけど、ショーケン逮捕の原因になった
作品だけにイメージが悪かったが、見てみたら
割とまっとうなエロス文芸作品でした。
しかも脚本の田中陽造が頑張ってて、
ちょっと周りが見えなくなってる感ありな、恥ずかしい
男女二人の文学的セリフがビシバシ登場する。
この二人のやり取りにハマれるかどうかがこの作品を評価出来るか
どうかの分かれ目だと思う。
それでも男が死んだ後の15年後、
ボケた女の姿までさらす演出は、まるで
同じように片方が生き残った「ブロークバックマウンテン」のよう。
この二人に完全に共感出来たとは言いがたいが、
評価されるのも理解できる大人向けの純愛映画。
後主演二人の年齢設定がちょっとおかしいのはショーケン途中降板の所為?
96 :
名無シネマさん:2009/01/27(火) 06:33:30 ID:/f/Yapfl
継承盃('92)
面白かった「社葬」と同じ脚本家ということで、
借りてみた。基本的に普段パンピーが見れない
組長の継承式の裏側を見せる部分と、
それの媒酌人を依頼されたダメヤクザ親分のドタバタコメディ。
前半はアクションスターの真田広之の見せ場たっぷりみせといて、
後半で愛すべき酔いどれヤクザな緒形拳が結局いいところは
全部さらって行く。それと支える勝ち気でいてエロいヤクザ妻の古手川祐子がいい。
ヤクザ向けハウツー本「盃事のすべて」がパンピーに売れてるぐらい
だから、その手の興味のある人向けには、
クライマックスに継承式をじっくり見せてくれる。
やっぱりこういうオトコ臭いダメ男役は緒形拳ハマるね。
97 :
名無シネマさん:2009/01/27(火) 19:43:28 ID:NWrKzpF9
全然大丈夫('07)
描かれているのは30歳を目前に控えた男の日常。それ以上でもそれ以下でもない。
生きかたを変えろと諭されても、やる気になるのは一瞬で、咽もと過ぎれば熱さ忘れる
で、全然変わらない。
そんな平凡な青年の日常にも、小さな動きがあるわけで、損応が丹念に描かれている良作。
バックに流れるウクレレの音が舞台の高円寺の街並みに妙にはまっているのもいい。
98 :
名無シネマさん :2009/01/27(火) 20:36:24 ID:qQAuWQXV
俺たちステップブラザース 義兄弟
濃ゆ〜いウィル・フェレルに、これまた濃ゆ〜いジョン・C・ライリーが加わって
この上なく、鬱陶しい義兄弟になってます。
少し障害でもあるんじゃないだろうかという馬鹿展開に、少々の下品ネタ。
中盤やや飽きてくるかもしれませんが、「最高のパーティ」でまたまた脱力感増量。
力が抜けるけど個人的には楽しめました・・・が観る人を選びそうな感じ。
スタッフロールが始まっても気を抜かないようにご注意を。
かつてこれほど大人げない大人を見たことがない。
99 :
名無シネマさん :2009/01/27(火) 20:44:01 ID:qQAuWQXV
ハンコック
けっこう好き嫌いが分かれてるようですが、ダラダラ長い作品でないので楽しめました。
中盤辺りまでのハンコックのあり得ない活躍っぷりは見ていて痛快です。
残念なところがあるとすれば、
中盤から後半にかけて、やや理屈っぽくなってしまったこと。
終盤の山場で、悪者たちが余りにも無策すぎること。
「ケツの穴に頭を突っ込むぞ」は行き過ぎな感じだったこと。
とくに↑コレが無ければ、ファミリーでも楽しめますよと言えたんですが・・・
つまらなさそうw
明日、朝起きて20世紀少年とミストのどっちを観るか迷ってる。
しかhし金ローでどうやって放映するのかと思ってたら、
もうひとつのとか言って編集版じゃないの?>20世紀
スティング
このころのRレッドフォードはやっぱり同じくらいの年齢のブラッドピットに似てる
でも老け方はポールニューマンの方が素敵
始めに出てきた黒人詐欺師がロバート・アール・ジョーンズとあって
ダーズベイダーの声の人かと思ったら、父親だった。このひと1900年生まれで2006年まで生きたんだと
103 :
名無シネマさん:2009/01/28(水) 05:43:04 ID:mu3YOaxj
女ざかり('94)
大林宣彦監督、丸谷才一原作による中高年向け吉永小百合スター映画。
と思ったのだが、監督好き放題やってます。
大手新聞社の論説員に昇格した主人公が他の
先輩論説員たちとディスカッションするところからして、
ショットの切り返しが目まぐるしすぎて気分が悪くなりそう。
他にもどう見ても変な鶴太郎の特殊メイクだったり、岸部一徳のズラをかぶった怪演に、
性欲に悶々とした三国連太郎は砂浜に「あなたとやりたい」とデカデカと書いちゃいし、
津川雅彦はフリチンさらし、吉永小百合と藤谷美紀にはエロいことやらせてるし、
何故か松坂慶子はボケ老人役だし、書き出したらきりがない。
森田芳光とかも時々変な映画作るが、大林監督もやってくれよね。
吉永小百合ファンはこの映画見てどう思ったんだろう。
大林宣彦の脳内映像が暴走してるような映画。しかも世間のセンスと少しずれてるし。
別の意味で楽しめた。普通の映画に事足りない人にオススメ。
104 :
名無シネマさん:2009/01/28(水) 05:55:28 ID:mu3YOaxj
クローバーフィールド
近頃はやりのPOV映画の代表作?
とはいえこれは明らかに911以降のアメリカ人の不安を
ターゲットに作られてるよね。
「ミスト」の時も思ったけど、ビルが崩壊するところを
下から撮った映像はモロあの時の映像そのまま。
'50年代ゴジラが作られた頃、戦争を知っている
戦中派がエキストラで多数参加して、映像に迫真性が加わったということがあったが、
これも同じく、同時多発テロの忌まわしき記憶が作った側にも見る側にも、
リアルにあるからこそ興行としても成り立つ娯楽映画になったのだろう。
何年後かに2008年度を代表するパニック映画として「ミスト」
「クローバーフィールド」が上がるような気がする。
エンディングテーマ音楽がもろゴジラ風というのもなんか関係ありそう。
105 :
名無シネマさん:2009/01/28(水) 06:58:38 ID:s1Npw8Kp
ビッグ・ヒット
人が好すぎる凄腕の殺し屋をマーク・ウォールバーグが演じるコメディ。
ヒロインが日本人役で、変な日本感が出てくるので
そこら辺が許せない人には向かないが、テンポもよくアクションもまずまず、
登場人物たちのキャラも立っており退屈しない90分間が過ごせた。
物語よりもそれぞれのキャラを楽しむ感じで、
特にモックンそっくりなルー・ダイアモンド・フィリップスの悪役っぷりが面白い。
ヒロインは中国人らしいが、ミニスカの制服とそこからちらちら覗く純白パンチラが
なんとも言えない魅力をかもし出している。
実生活ではキアヌ・リーブスの恋人なのね。なんだか納得。
人がバンバン死ぬが、そこで笑いを取るような演出が少ないのも好印象。
オナニーに目覚めた黒人殺し屋とか
妙な品揃えのレンタルビデオ屋などなど、思わずニヤッとしてしまう良作でした。
あの場面で優良レンタル会員は笑うって。
106 :
名無シネマさん:2009/01/28(水) 07:10:04 ID:veseWSs7
サイレント・ヒル
母子相姦ものに見える自分は腐ってる。
マルホランドドライブ
リンチ映画は初体験。
よく分からない映画だけど、それなりに楽しめた。
途中というか、初っ端から混乱するけど「訳の分からない映画」という評判を聞いていたので
もう理解するのを放棄して、ただリンチが描いたオナニーのような世界観に浸りました。
リンチというよりウンチのような気はしましたが、もっとリンチのウンチのような映画を見てみたいと思いました。
100点中60点、もう見ることはないとは思いますが出会えてよかった。
108 :
名無シネマさん:2009/01/28(水) 13:46:29 ID:cAAPjVwX
デルスウザーラ
なんでデルスが殺されにゃならんのだ。
生きてたって意味ないんだから
みんな早く死んじゃおうよ!
っていうメッセージを頂戴いたしました。
それにしてもこのデルス、適役すぎ。
109 :
名無シネマさん :2009/01/28(水) 18:59:08 ID:oJqbRNXY
SEX AND THE CITY THE MOVIE
TVドラマのほうは未見なので、付いていけるか不安でしたが、
序盤でサクッとキャラ紹介もされるので、30分くらいで名前とかおおよその位置づけも把握できました。
エピソードもテンポ良く繋がっていくので、2時間半弱というやや長めな尺も気になりません。
完結編と銘打つことができそうな内容で、TV版のファンだったら、より感慨深いんだろうなーという感じ。
いちげんさんから見ると、サラ・ジェシカ・パーカーは顔がゴツいのが気になるんですけどね。
あと、PG12というのはハードルが低いのではないかという気もしましたが・・・
歩いても 歩いても
じわじわくる。
111 :
名無シネマさん:2009/01/29(木) 00:41:33 ID:vPjCScfG
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
いま怪物を撮らせたら世界一と名高いギレルモ監督の
趣味と実益を兼ねたシリーズ第二弾。
一応ヘルボーイの履歴は出てくるものの、前作を観ておかないと
微妙に分からない人間関係や能力があるので予習はしておくに越したことはない。
1は妙にしみったれているという批判を気にしてか、
今作はかなりコメディ色が強くなっている。
また、主役&ヒロインコンビについてはすでに色々と解決しちゃっているので
今回はテレパス水棲人・エイブに焦点が当たっている。ほぼこっちが主役の勢い。
人間社会において異端の存在が共生できるかという骨子は引き継がれているが、
それよりも恋愛色が強くなった。
が、それはさておき何よりも種々様々な怪物たちを、
時には愛敬たっぷりに、時には満点の迫力をもってして見事に演出する手腕はさすが。
特に市場のシーンはスター・ウォーズと見紛うくらいの雑多ぶり。
ただ物語中盤の巨大クリーチャーが最高潮で、以降は微妙に尻すぼみ。
エルフの王子との決着も、やや物足りなさが残る。
続編を意識してか、謎や問題を抱えたまま終わりを迎えるのもいただけない。
心の底からの爽快感が湧いてこないのは、ギレルモ作品ならではか。
こういう作品ながら、短パン太ももをさらしてくれるセルマ・ブレアに感謝。
ワールド・オブ・ライズ
ハニさんかっけぇ!!
レオとクロウは安心してみれる!
リドリーはやっぱり映像がかっこいいね!
プレステージ
オチが微妙過ぎる。
役者は(・∀・)イイだけにストーリーが残念。
なんで中途半端にSF行くかなぁ……
サーチャーズ2.0
ロビーで売ってるグッズが映画本編に絡んでくる映画というものを初めて見た。
映画に詳しいともう少し面白かったかも知れない。
最後の対決シーンからあっと驚くエンディングまでの流れに大笑いしてしまった。
「俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-」
ウィル・フェレルとジョン・C・ライリーのケミストリーが素晴らしい。
「エルフ」みたいな幼稚なおっさんが二人なんだものw
暑気払いだとしてもこんな暑苦しいおっさん達の映画を夏に公開したアメリカ、すげえな。
吹き替えも山寺宏一(ウィル)、江原正士(ジョン・C)で楽しかった。
でも、その制作費か容量の都合か北米盤には入ってるらしいコメンタリーが収録されてなくてちと残念。
「俺たちニュースキャスター」や「タラデガ・ナイト」みたいにくだらないのが入ってたんだろうなあ。
「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」
いじめれられっ子3人組が、明らかに「スーパーバッド」のセス、エバン、フォーゲルを踏襲してるので
「スーパーバッド」が好きな人なら楽しめるかも。
オーウェン以外のフラットパックやアパトー組はほとんど出てないし抱腹絶倒て訳でもないけどね。
片腕マシンガール
前評判通りテンポが良くて笑えて面白かった。
血がどばどば出まくってるけど、コミカルな演出のおかけでほとんどグロくないですね。
役者では、AV女優の亜紗美さんが気の強い女性を好演。
私はAVのほうに興味はないですが、この映画では活き活きとしてとても魅力的でした。
116 :
名無シネマさん:2009/01/29(木) 15:15:33 ID:vPjCScfG
スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする
へー、やっぱそうなんだ
としか言いようがないラストを迎える。
過去と現在が入り混じる中盤にたどり着くまでに
睡魔と戦うことになるが、それ以降は案外観れる。
物語としての面白さよりも、精神病患者の内面や考え方というのは
こういうものなのかなあと連想させる映像演出。
まあ実際は違うんだろうけど。
覚悟したよりもつまらなくはなかったです。
117 :
名無シネマさん :2009/01/29(木) 17:37:26 ID:jAsJGjrs
デッド・サイレンス
オープニングの音楽・編集と劇中の滑稽な人形の間に微妙なギャップがあって、
その「なんか怖くないね」感を最後まで見事に維持してくれました。
日本人の“夜中に日本人形を見るとなんか気味悪い”という感覚に似た感じが欧米人だとあるんでしょうか・・・
ラストは「ソウ」の製作者だねーというたたみかけ方でしたが、
そこまで至る展開は本気で怖がらせようとしてるのか疑問が残りました。
アビエイター
正直つまらなくて途中で観るのやめた。ミリオンダラーベイビーみたあとだったから落差も大きかった。
119 :
名無シネマさん:2009/01/30(金) 01:31:45 ID:Y5almWLJ
誰も守ってくれない
志田未来の表情もう少しなんとかならんものだったか。
観る日の気分によって人物に対する印象変わるなと思った。
120 :
名無シネマさん:2009/01/30(金) 02:33:44 ID:5+3vyEVL
誰も守ってくれない
登場人物云々よりも「好奇心の暴走」をじっくりと描いている
映画だと思った。で、結局タイトル通りで結末はないんだな。
この後は映画「手紙」みたいになるのだろうか。
ヴェロニカ・ゲリン
アイルランドの麻薬撲滅記事書いて
マフィアに暗殺された女子ジャーナリストの映画
ラストにホンモノの彼女の顔写真が出てくるが
ホンモノを観てしまうとどうにも居心地が悪い
それまで主人公に感情移入していた気持ちが無になってしまう
殉職してしまった彼女の功績を讃えるなら
ドキュメンタリーの方が良いと思った
122 :
名無シネマさん:2009/01/30(金) 19:53:16 ID:DQsYz3mQ
いかさま博奕('68)
鶴田浩二の無数にあるうちの博奕打ちシリーズの一本。
ちなみに小沢茂弘監督初体験。
職人監督で早撮りで有名な監督だが、
マキノに比べてショットの切り返しも構図も味気ないので、
そういう味わいは薄い。
が本がいいのか、任侠精神に準じる主人公常太郎のクライマックスへ、
繋がる動機付けがしっかりしているので、これぞ任侠映画的感動に満ちている。
仇役の若山富三郎はちょっとクールないかさま師を演じるには
単細胞バカにしか見えないルックスなのでミスキャストっぽいが、
それでも最後の死に様には花があったような気がする。
ヒロイン中村玉緒もちょっと色気なしだが、
関西の料亭を旦那亡き後、ひとりで支える女将という設定にはハマっていたと思う。
結局脚本の良さで最後まで楽しめるので鶴田ファン〜任侠映画好きにはオススメできる。
123 :
名無シネマさん:2009/01/31(土) 04:02:56 ID:aaGAKuY8
悲しみが乾くまで
デルトロとハル・ベリーという名優競演による重厚な人間ドラマ。
麻薬中毒という設定を上手く使っている。
薬物との距離があまりに近くて、変な意味でアメリカの成熟を感じる。
子供がジャンキーを完全に理解して受け入れているのが凄い。
登場人物がいい奴ばっかり。特に子供たちが良い。
124 :
名無シネマさん:2009/01/31(土) 12:17:01 ID:2Y/ElyPu
二十世紀少年
原作もちょっとだけ読んでストーリーも少し知ったつもりで
まともに見てみると、これはどうにも生理的に受け付けない。
なまじ演出がどうのという前にストーリーがな。
どう考えても厨房の脳内妄想的展開だと思われ付いて行けない。
感情移入がピクリともしなかった。謎のウィルス&人体破壊描写の恐怖だけは伝わったが。
それに思い入れの強いT-Rex&ボブディランの曲を使うとはムカッ。
悪役=カルト宗教という単純な図式も厨房的。
カルト宗教描写もまさしく幼稚で説得力ゼロ。せめてオウム辺りをだぶらせる描写でもあれば。
子供のころの夢+仲間+友達へのノスタルジー、ロック、とか題材そのものは、
完全にオタク世代の40代前後辺りをターゲットにしてるのかな。
こんな映画に客が入る日本っていったい?
125 :
名無シネマさん :2009/01/31(土) 15:01:35 ID:mgbKDQWA
二十世紀少年・第2章 最後の希望
とりあえず前作を見ていなければ始まらない作品。
カンナを中心にまとめ上げてある分、他のキャラのエピソードが駆け足気味なので、
原作も読んでいないと、登場人物の多さに付いていけないかもしれない。
個人的には、小泉響子がけっこうピタッとはまっていた。
スタッフロールにはご丁寧にも最終章予告までのカウントダウン付き。
でもスタッフロール中にも伏線張ってるので、油断禁物。
二十世紀少年
TVでやってたけど、30分でチャンネル切り換えた。
127 :
名無シネマさん:2009/01/31(土) 23:39:27 ID:aeQ2eYxi
「マンマ・ミーア」
イギリスでは「タイタニック」の興行成績を超えたとか。
ABBAファンとしては、見ざるを得ないところだが、出来は微妙。
ストーリーは単純なんだけど、その割に最初のほうが訳が分かりにくく、
スッと入り込めなかった。後半は盛り上がっていくけど、
出来のいい映画のストーリー展開と比べるともの足らない。
やっぱりこの映画は、ABBAの曲を楽しむ映画なんだな。
映画の出来ばえよりも、ABBAの曲の完成度の凄さを再認識した。
128 :
名無シネマさん :2009/02/01(日) 00:18:08 ID:EkuO76j6
「二十世紀少年 第2章」
時間の都合がある関係でしょうが、原作では結構ページが割かれていた
ショーグン、サダキヨ、小泉響子あたりの話が意外にアッサリ描かれていました。
サダキヨなんかは怪しさが全然足りなかったし・・・
局の記念作品とはいえ、あくまで原作のファン向け映画という感じもします。
原作の雰囲気を出そうとしてる、表情、仕草なんかは、
知らない人が見ても「大根演技」にしか見えない可能性がありそうです。
漫画ベース、雰囲気を残そうとした演出という辺りを了承していないと
バリバリのアンチスレが書けそうです。
ところで作中の氏木氏・金子氏の作品は浦沢絵で行って欲しかったとデス。
「マンマ・ミ−ヤ」
メリルすげー!
130 :
名無シネマさん:2009/02/01(日) 13:43:03 ID:+ANNUHMZ
007/慰めの報酬
アクションを全部つぎ込みました。
的な映画なので、意外と賛否が分かれるかもしれないが、
自分はとても堪能できたのでよかった。
陸海空、対人そして爆発。
SFに属さないジャンルのアクションを幕の内弁当にして提供。
それぞれの時間がそれほど長くないのも、
テンポを重視した感じで好印象。
無駄に長いカーチェイスとかって、だれるもんね。
オルガ・キュリレンコ演じるボンドガールも可愛い。
ロリータ・フェイスに艶やかさを兼ね備えた彼女だからこそ、
この役はよく似合っている。
でも本当のボンドガールはMだったのね。
前作の続編というよりは、この後に当然あるだろう最終作への繋ぎなので、
カジノ・ロワイヤルを観てないとまるで分からないし、
今作でも終わりを迎えないので、そういうのが苦手な人は数年の我慢が必要か。
前作ともに悪役に小物感が漂うのは仕方のないところ。実際小物だし。
ただ今回は、その小物感が良い方に転がっていた。
二十世紀少年・第2章 最後の希望
とりあえず原作を見ていなければ始まらない作品。
カンナを中心にまとめ上げてある分、他のキャラのエピソードが駆け足気味なので、
前作も見ていないと、付いていけないかもしれない。
個人的には、小泉響子がけっこうピタッとはまっていた。
スタッフロールにはご丁寧にも最終章予告までのカウントダウン付き。
でもスタッフロール中にも伏線張ってるので、油断禁物。
コピペするならせめて別なスレにしろ
134 :
名無シネマさん:2009/02/01(日) 16:58:10 ID:RGDH6+Ms
『エレジー』
すべてが素晴らしかった
個人的には早くも今年度ナンバー1決定かも
135 :
名無シネマさん :2009/02/01(日) 17:31:29 ID:EkuO76j6
>>131は、微妙に訂正したつもりかもしれないが訂正前ので通る。
前作見てれば、原作見て無くても構わないし、
登場人物は、前作に出てないのも多いので原作を知ってたほうが楽。
「マンマ・ミーア」
内容はあってないようなものなので、頭空っぽにして楽しむべき映画。
歌は良い曲が多かった。
聞き覚えのあるのも多くて「この曲だったのか」と初めて知ったものもあった。
まぁ思ったより手短にまとまってて気楽に見れて面白かった。
137 :
名無シネマさん :2009/02/01(日) 17:45:21 ID:EkuO76j6
チェ・39歳、別れの手紙
前編には革命達成という人生の頂点までを描いてましたが、
後編は革命の失敗、死という重いパートなので、見ていて非常に疲れます。
演出で感情に訴えようということはなく、淡々と進行しますし
エンドロールも盛り上がれ的音楽は無し、どころか、ほぼ無音です。
人の人生はドラマとは違うんだ、という印象が残ります。
後編だけというのはキツい作りなので、DVDは前後編併せて出して欲しいものです。
20世紀少年 第2章
第1章が構図までマンガそのままだったとすると、これはマンガ原作映画レベルにはなった
マンガなら17歳のコが中心でも気にならないが、映画だと難しいなあ
考えてみれば唐沢がいなくてトヨエツの出番も少ないのによく作ったもんだ
ヤマネとサダキヨの変化が書かれていないのは時間がないとは言え描写不足
海ほたるからの脱獄はもっとうまく出来たはず
新顔では藤木ははまり役のはずなのにイマイチ、まえけんはよかった
日テレのアナウンサー、なんか老け方が不自然な人がいたな。徳光には笑った
チェPart2
上の人も書いているますが、ほんとうに疲れる映画です。
チェのボリビアでのゲリラ活動を淡々と綴るだけ。チェの追体験という触れ込みですが、
政府軍の行動も追っていたりいまいちスタンスがよく分かりません。
チェもあまり喋らず、彼の理想とか目指すものなどあまり表現されていません。
結局冒頭にカストロが読み上げるチェの別れの手紙が、この映画における彼の心情の
すべてであったのでしょうと後で理解できます。
前編のような戦車がでてきての派手な戦闘というのもなく、ジャングル戦なので銃火は
交わってますが戦闘のアクション的なものも堪能できません。
なんともお勧めしづらい映画です。実際チェの足跡を知りたかったら良質なドキュメンタリーが
あるのでそちらを見るほうが良い。これはデルトロ・チェを味わうための映画でしょうか。
椿山課長の7日間
ツマンネェーだろうなと思い見始めたが
マアマア面白かった
伊藤実咲はコメディーに剥いているな
渡辺典子と余貴美子の老いらくに絶句した
誰も守ってくれない
後半失速するけど、中々面白い。
酒鬼薔薇事件の時、加害者の家族ってこんな状態だったんかなーと
、つい考えながら見てしまう。
これからあの子はどうなるんだろう・・・
142 :
名無シネマさん:2009/02/01(日) 23:37:26 ID:+ANNUHMZ
マンマ・ミーア!
いいミュージカルの条件というのは、楽曲も物語も優れているのが
まず第一第二だろうが、ABBAの耳慣れた楽曲を取り入れている時点で
ある程度の品質は約束されている。
個人的には悲劇のミュージカルよりも、こういったコメディタッチのほうが好きなので、
ギリシャの眩しい太陽の下、むちむちボディを水着でおおった能天気な準ヒロインと、
老いてなお盛んな真ヒロインのメリル・ストリープ+2名のアラシックスティオーバーの
怪演を心の底から堪能できた。
ほぼ満員の場内の8割が女性、残りの1.9割がカップル、余りものが男一人(俺)
という完全アウェー状態のなか、のっけからノリノリで楽しませてもらった。
中盤の展開と準ヒロインの不安定な台詞にちょっと疑問符を覚えるも、
終わり方はエンドロールも含めておおよその期待には応えてくれるだろう。
ピアース・ブロスナンの歌声は、彼の歌が始まると聞いているこっちが
びっくりしてしまうくらいドッキリなので、優しく見守ってあげよう。
声質は太くていいと思うのだが。
143 :
名無シネマさん:2009/02/02(月) 10:38:20 ID:OdPzgg41
「誰も守ってくれない」をきのう見た
>>141さんも言ってるように後半は勢いが落ちる。
泣ける場面はけっこうある。
私は、母親に会うと言って泣きわめくシーンと海辺で向かい合って話すくだりがヤバかった。世の中理不尽だけどそれでも希望を持って生きなきゃと思わせる映画。
他の人の感想・意見も聞きたい
144 :
名無シネマさん:2009/02/02(月) 17:47:31 ID:bAzmSOfm
チェ 39歳
淡々と進行していくので、終盤の渓谷での銃撃戦くらいまでひたすら睡魔との闘いだったw
以前に、チェゲバラの青春時代を描いた「モーターサイクルダイアリーズ」(なんちゃらベルナールというハンサムな役者がゲバラ役でなかなか良い映画だった)を観てて、爽やかな好青年の印象があるので
第1部と併せて観終わった感想としては、どうしてこんななっちゃったんだろ?wって感じ
MIB
昔テレビで垣間見ただけで満足しちゃってたことを後悔したくらい面白かった
パグのシーンには笑った
マンマ・ミーア!
ピアース・ブロスナンをキャスティングしたのは誰だ。
沈黙の標的
最後に主人公が勝つのは分かりきってるんだから
主人公はこのセガールみたいに徹底的に強いほうがいい。
できれば開始後すぐに敵ボスを殺して1分で終わってほしい。
それでこそ良いセガール映画なのだ。
148 :
名無シネマさん:2009/02/03(火) 02:36:55 ID:MIIdsKij
チェ39歳・別れの手紙
90%戦争映画だな。アメリカなどでは、間に休憩入れて2本連続
上映らしいのだが、そういう方がこの作品の見せ方として良いのでは
と思った。
149 :
名無シネマさん:2009/02/03(火) 05:15:33 ID:SuluazSQ
椿山課長の七日間
どう考えてもこれは二時間ドラマ並みの演出だし、
後半の怒濤の泣かせ展開も臭過ぎると思いながらも、
浅田次郎の原作付き作品には何故か泣かされる。
今回も俺のハートをわしづかみにして、ラスト三分の一はほとんど
涙腺が緩みっぱなし。よっぽど相性が良いのだろう。
日本人が好みそうな人情話を書かせたらぴか一じゃないでしょうか。
テレビで見た「天切り松 闇がたり」を見た時から、
上手いなあと唸らせられっぱなし浅田マジックにハマリっぱなしだ。
あとキャスト的には子役二人がいい。
逆に伊東美咲と成宮はイマイチ。大人の中では余貴美子も良かった。
いつものハマちゃんを期待すると出番が少ないのでがっかりするかもよ。
150 :
名無シネマさん:2009/02/03(火) 17:27:46 ID:SuluazSQ
アフタースクール
さすが話題になるだけのことはある、
よく練られた脚本は邦画では画期的。
前作「運命じゃない人」とくらべて
明らかにキャストが豪華になって、
一般人も取っ付きやすくなった。
その分誰が悪くて誰が良い人的なハラハラ感が無くなったが、
それでも大泉洋の初主演作品としては成功の部類。
邦画にもこの監督みたいに次作が期待される監督がまだいるとことを
実証したね。
大泉と堺雅人はいつも通りのイメージだが、佐々木蔵之助のニヒルな
世を斜に構えたような屈折した役柄がハマってた。瞬きしない半白眼が怖かった。
151 :
名無シネマさん:2009/02/03(火) 17:55:45 ID:SuluazSQ
俺たちステップ・ブラザーズ -義兄弟-
ウィルフェレル×ジョン C.ライリーという「タラデガナイト」コンビによる新作。
だがこれは明らかに大まかにストーリーが決めてあって、あとはアドリブで
ギャクセリフを埋めて行ったと思われる無理矢理な展開が惜しい。
前半の40近くになっても親と同居するダメ男っぷり描写がすこぶる面白くて、
そこからお決まりのまとも大人として立ち直るところになると急速に展開し過ぎ。
起承転結というよりいきなり起→転結という感じ?
クライマックスもオペラ歌うシーンの感動的展開が、無理矢理な感じでまことに惜しい出来。
まあウィルフェレルの映画にストーリー的な感動は求めてないので、
明らかにバカコメディに免疫のある人でないと怒るでしょうね。
二人のギャグは絶好調なので、まだまだウィルフェレルはジョンC.ライリーという相棒を得て、
快進撃は続くでしょう。この調子で新作も期待したい。
152 :
名無シネマさん :2009/02/03(火) 22:10:56 ID:DwLe4d22
アウェイ・フロム・ハー 君を想う
しんみりした大人(高齢)の愛の物語。
闘病の辛いところは、患者・家蔵共々、精神的・経済的に疲労してしまうことですが、
アルツハイマーの場合、ある時期を経て、患者側が負担を感じなくなってしまうので、
旦那さんが孤独に取り残されていってしまう辺りに感情移入しまくってました。
滅多に表情を変えない人でしたが、胸が締め付けられるような想いだったろうと勝手に想像してしまいます。
ラスト5分が切なくてやりきれないです。
見終わって気づいたけど、誰しも人ごとと思っていられない問題ですよね。
153 :
名無シネマさん :2009/02/03(火) 22:29:19 ID:DwLe4d22
ランボー 最後の戦場
丁度注目を集めてた時期のミャンマーを選び政治色を加え、
人道支援という大義名分、如何な理由があろうとも殺人を許さない人間の救出というドラマ性、
これだけ揃えたんだから、映画のメッセージ性はさぞ・・・
と思ったら、やはりバリバリのランボーで、開始30分で既に魂に着火完了。
「人を殺すのは国のためではなく自分のため」とまで言い切り、なんの迷いもありません。
昨今では、反戦等のメッセージ性を含ませない映画ってB級モノばっかになりましたが、
監督も務めたスタローンはなんも深く考えません。
悪役は悪役、徹底的に悪くて同情の余地無しの、娯楽アクション・コマンド映画です。
ロッキー6では勝ち負けよりチャレンジ精神!とファンのツボを押さえてたし、意外と分かってる人なのかも。
ただ、射殺、刺殺、爆殺と殺し方が豊富な上、手足は飛び散る、頭はトマトのようにグチャッと吹っ飛ぶ、
子供ですら地面に押し倒して撃ち殺すなどバイオレンスの限りを尽くしてるので
お子様にはお勧めできません。
スタローンの心の底には何か黒い衝動が渦巻いてるんでしょうか・・・
154 :
名無シネマさん:2009/02/03(火) 23:11:53 ID:J0VeLG27
「ダークナイト」
評価が高いのがよく分かる。ジョーカーの狂気をよく描いてる。
正義と悪とその狭間に立つバットマンとのバランスが絶妙。
映像、役者、シナリオ、すべてが素晴らしい。
後味がよくない部分があるが、それがバットマンってものだろう。
「マンマミーア」
>>146 007が完璧な人間ではないことが分かっただけでも収穫だろう。
マンマ・ミーア
お祭り騒ぎ。
婆ズの露出にうんざりしたがソフィアの水着姿がかなり良かったのでプラマイゼロにしておく。
ソフィア役の女優さんは歌上手いわ巨乳だわ将来有望だな。
細すぎず太すぎず程よくむっちりした太もももなかなか。
007の歌は覚悟して見たせいかそれほど衝撃ではなかった。
個人的にはそれより最後脱いだ時の体型の崩れっぷりがショックだった…
やっぱ常に鍛えてないと元007といえどあっちゅーに間にメタボなのね
157 :
名無シネマさん:2009/02/04(水) 14:19:20 ID:gPIIdiaY
食人族('81)
伝説の疑似ドキュメンタリー〜モンド映画的+スナッフ映画=残酷映画の金字塔。
今更嘘ってバレちゃってるのでショックシーンもただひたすら気持ち悪いだけだが、
作る側の露悪的な見せ方が安っぽいB級感全開。さすが「ソドムの市」
を生んだイタリア映画の伝統、食べるために動物殺害+性器露出(ボカシ有り)→レイプシーンが意味なく多い。
監督によるコメンタリーが山師的うさんくささ全開で意外と面白かったりする。
もう二度とこの作品は見ないと思う。
158 :
名無シネマさん:2009/02/04(水) 14:33:36 ID:5vVG8/Kv
食人族
本編が嘘でヤラセって言ってる処刑ビデオが本物て!!
ヒュンヒュン!!
159 :
名無シネマさん:2009/02/04(水) 14:52:15 ID:gR/4Pp8L
天国と地獄
重い!しかもかっこいい!
重心が低いのだ!
仲代がパトカーで無線してるスチールが
邦画とは思えないほどかっこいい。
160 :
名無シネマさん:2009/02/04(水) 16:20:01 ID:PmKq+Jzx
グッドフェローズ
デニーロ格好良すぎ!レイ・リオッタも渋くていいね!女が絡んだ辺りからつまらなくなったけど。かなりいい作品
161 :
名無シネマさん :2009/02/04(水) 18:07:50 ID:paNQJ0Gb
ネバー・バックダウン
年末も人気の総合格闘技を舞台とした青春ドラマ。
ファイトクラブ崩れの粗暴映画だろ・・・という先入観を覆しての優等生映画でした。
師弟愛、家族の絆、恋愛、友情、心技体の成長、と青春モノに必要な要素を余すトコ無く取り入れ
禍根を残さぬ爽やかな展開に、思わず熱い涙が溢れます。
ただ、寄り気味かつ動き回るカメラワーク、ビートに乗せた細かい編集、明滅等の効果が多用された
MTVばりな画像に目が疲れないこともないです。
関係ないけど、主人公がニヤニヤする表情がトム・クルーズに見えて仕方なかったです。
不滅の恋 ベートーヴェン
ベートーヴェンの遺言状に残された「不滅の恋人」を探し、
秘書でもあった弟子がたどり着く結末は…というストーリーです。
この映画で明かされる不滅の恋人はフィクションらしいけど、
脚本や構成、それに音楽の使い方も良かったなあ。
曲と場面がよく合っていて、個人的には「月光」と「皇帝」が流れるシーンが
忘れられない。
ゲイリー・オールドマン、今何してんのかな?
163 :
名無シネマさん :2009/02/05(木) 20:19:51 ID:cJWX1ita
ステップ・アップ2 ザ・ストリート
“2”だけど、前作は気にしなくていい映画。
前作ではヤンチャだったテイラーが、今作の主人公の一歩目を後押しする程度の作品関係。
ダンスも、クラシックとヒップホップの融合とかでなくて、ストレートにストリートダンスです。
初めは、主人公が属するのが、ストリート・ギャング系だったり、
「チームはファミリー」とか言いながら、かなり狭量なチームだったりしたので、
若者たちがダンスで天狗になってふんぞり返ってる映画かと思いましたが、
そこいら辺は巧く回収してて、チームメイトも良い若者達でした。
チームでのダンスバトルということでメンバーの個性が薄かったのが残念かな。
ただ、雨は反則・・・スタイリッシュに見えすぎるす。
あと、意外な伏兵だったのが、ソフィー。
164 :
名無シネマさん :2009/02/05(木) 20:27:54 ID:cJWX1ita
Mr. ブルックス 完璧なる殺人鬼
ケビン・コスナー×デミ・ムーア競演のサスペンス。
とありましたが、ケビン・コスナー×ウィリアム・ハート競演が正しい感じです。
演出のせいかもしれないけど、ミステリアス度が足りないところを、ハートがカバーしてくれた印象。
正直、作中のハートみたいなアドバイザーがいれば便利だろうなー。
・・・真面目に考えてくれれば・・・。
前半は平凡な印象で始まりますが、中盤から刑事側の抱える問題、ブルックスの家族の問題、相棒の問題、と
様々な無視できない問題が山積みになってきますので、その辺りから楽しくなると想います。
そして、驚愕のラスト10分では!!!!!!
・・・初見なら楽しめると想うので、予習しないでの鑑賞を勧めたいです。
165 :
名無シネマさん:2009/02/05(木) 22:48:28 ID:rNZT6uKx
新宿区歌舞伎町保育園
単なるイケメン映画かと思っていたけど結構楽しめた。
話の流れが丁寧で
最後は泣けるハートウォーミングな映画だった。
ランボー 最後の戦場
無駄のない、直球勝負の90分でした。
ランボーはこれでいいと思います。
167 :
名無シネマさん:2009/02/06(金) 15:50:30 ID:iPsXvC46
愛のコリーダ 2000
オリジナル劇場版と比較してないので何とも判りにくいが、
これは局部ぼかしあり過ぎで元々のインパクトが薄くなっていると思われ(ry
監督が裁判までやった作品を、こういう形でビデオリリースOK出すとは、
身体の具合が悪くて治療費目当てで日和ったとか?
定役の松田英子はいかにも貧乏で不幸顔なのにカラダはバッチリで文句無しに阿部定。
対する藤竜也はちんちんさらす勇気は賞賛に値するが、
うっすら海パンのあとが見えるのがちょっと残念?
確かに一連のロマンポルノと違う迫真性は感じるが、
ボカシがなあ、作品の芸術的価値を貶めているような気がする。
さすがにボカシ無しは無理としてもボカシだけ改訂版が見てみたい。
168 :
名無シネマさん:2009/02/06(金) 20:27:10 ID:5vDagD99
ダンテ 01
つまらなかった
169 :
名無シネマさん:2009/02/06(金) 21:00:58 ID:iPsXvC46
夜よ、こんにちは('03)
78年の赤い旅団によるモロ首相誘拐→殺害事件を犯人側から描いた映画。
ここ最近反体制運動華やかりしテロ活動をした団体を扱った作品が続いているが、
これも日本赤軍と同様に国際的なニュースになることが多かったイタリアの
赤い旅団の誘拐事件を元に、関わったうら若き女性の視点から、
首相殺害における逡巡を軸にドラマが展開していく。派手な場面はほとんどなく、
首相が閉じ込められている部屋が中心の場面ばかりなのだが、
ピンクフロイドのインスト曲を効果的に使い、ドラマチックに盛り上げていた。
やはり主人公の夢想的なラストを最後に持ってきたのは、かつて左翼活動に
理想を感じた監督の個性だろうと思われ、唯一救いだった。
「実録・連合赤軍〜」「ミュンヘン」「ラスト、コーション」
など反体制〜左翼テロリストをテーマにした映画に興味のある人にお勧め。
170 :
名無シネマさん:2009/02/06(金) 21:05:50 ID:DG7KHplV
「マッハレーサー」
微妙な映画。ストーリーは大した事はない。
映像は凝ってる。それが唯一の見どころだけど。
子供向けに作ってあるんなら、どうも中途半端。
監督の自己顕示って感じもする。
アジア系のメインキャストは浮いてた。
そういう顔じゃない。
ランボー4
スプラッターなグロシーンが多くてよかった。
ぜひ、ゆとり世代の子どもや女性にお勧めしたい。
青い鳥
無機質な面白みのかけらもない公立中学校が舞台。
狭い賑やかな教室の様子にうんざりするような思い出が蘇る。
もし学校時代にいじめにあったり苦痛な思い出があるならトラウマスイッチが入る。
つまらないわけではないけど中学校の教室内の出来事が中心なので
途中で苦痛にもなってくる。ドラマチックな出来事はない。
役者はみなよかった。
追加。
でも「青い鳥」一見の価値ありです。
174 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 01:18:20 ID:UVky9htU
無ケーカクの命中男(Knocked Up, 2007)
今、ダメ男映画を作らせたら右に出る者がいない感じのアパトー印。
比較的、男向けの映画が多い中で、突然の妊娠を描いてる本作は女性にも受け入れられそう。
男女それぞれの思いの丈が、ユーモラスに弾けます。
衝突はあるものの、中心の2人がポジティブに頑張るので後味も爽やかでした。
最近見た、映画を振り返ってみたら・・・
ステップアップ2では“島原”Tシャツや“チ(意味不明)”と書かれた帽子をかぶってたり、
Mr.ブルックスでは、主人公の会社の製品が日本酒の箱(“酒”と書いてたから多分)だったり、
本作では、「吉野屋ビーフボウル(牛丼?))」とか言ってたり、日本文化も頑張ってる印象を受けました。
セックスアンドザシティでも寿司の女体盛りやってたな・・・
175 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 01:27:09 ID:UVky9htU
ブラッド・パラダイス(Turistas, 2006)
題材的に、かなーりグログロな展開を期待してしまいますが、
ヒルズ・ハブ・アイがNGだった、ツ○ヤでもレンタルOKなのも納得な感じでした。
思わせぶりな展開が続いて続いて、引っ張って引っ張って・・・
終わってました。
確かにグロシーンが皆無というわけでもないんですけどね。
息をのんで観ているうちに、登場人物との肺活量勝負に持ち込まれた感じです。
結局の見どころは、ビーチでのセクシーシーンだけだったかも(男性向け)。
176 :
名無シネマさん:2009/02/07(土) 03:10:41 ID:wtDZ6IBc
20C少年
なんか、もうすぐ飽きた。
延々と他人のお祭りを見ているようで、
祭りは参加してなきゃつまんねぇや、と思いました。
177 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 13:16:59 ID:UVky9htU
寝取られ男のラブ・バカンス(Forgetting Sarah Marshall, 2008)
またまたアパトー製作、ダメ男映画。
内容としては思いの外、ロマコメ寄りだったかも。
とはいえ、油断していると普通に画面にチン○が映ってますが。
あんま、印象的なシーンがなかった気もします。
アパトー関連作は主人公の周囲にいる面々のやりとりが結構面白いのですが、
今回は、スーパーバドの警官役とか無ケーカクにも出てた人が面白かったです。
178 :
名無シネマさん :2009/02/07(土) 13:26:18 ID:UVky9htU
シャッター
奥菜恵のハリウッド・デビュー作!
・・・こんなんで良かったんでしょうか・・・
その他大勢的な♂にもチューされてたのが悔しかったというのは秘密です。
内容としては、リメイク元の「心霊写真」は観ていませんが怖くないですね。
奥菜恵という先入観をさっ引いても、恐怖演出がヌル過ぎだと思います。
話にもひねりが無く、最後の心霊写真ではむしろ笑いそうになりました。
カメラマンの彼の日本語は比較的頑張っていた方だと思います。
でも、通訳をしていたという設定のメグミの英語が稚拙なのがチョット・・・
(旧作)血のバレンタイン
最近リメイクされたホラーの古いほう。バレンタインパーティに現れた殺人鬼が次々に人を殺していく。
もちろん殺されるのは、80年代ホラーでおなじみの妙に明るくて軽薄な若者たちが中心だ。
サスペンス要素もあるが、副線一切なしでいきなりおまえが犯人かyo!なので期待しすぎてはいけない。
ランボー4
久しぶりに平和のありがたさを感じる映画でした。
すばらしい。
181 :
名無シネマさん:2009/02/08(日) 01:18:13 ID:MrNGXzuh
あなたになら言える秘密のこと
同監督の前作「死ぬまでにしたい10のこと」の
ちょっと奇をてらった感ありな展開と比べたら、
正攻法に突き刺さる人間ドラマでした。
患者役のティムロビンスもほとんど寝たきり演技ながらも
顔の演技で苦悩を滲ませる名演級。
それにもまして凄かったのは、事故によって停止中の巨大な石油堀削所を
孤独な人間たちのドラマの舞台に選んだことだと思うのだ。
中盤に「Forever now and then/Clem Snide」がかかる、
閑散とした巨大な海上油田堀削所の風景。
トラウマを負った孤独な人間たちのドラマにふさわしく、
「バクダッド・カフェ」のような癒し効果もありそうな雰囲気。
クロアチア兵士のレイプ&虐待について無知なので問題の告白シーンも
ちょっとふ〜んてなもんでピンとくるものがなかったが、
この荒涼とした風景は深く心に迫るものがあった。
今回も前にも増して音楽センスも良かった。
007慰めの報酬
金返せと言うほどつまらなくはないが、面白くもない。
冒頭のカーチェイスは迫力あっておおぉっ!と思ったが、映画通じて一番面白かったのがそこだし。
オルガ・キュリレンコはガングロ杉。ウクライナ美人っつーから、色白の性悪そうな女期待してたのに〜
それ以外の映画の印象は、あまりない。つか、既に印象薄れたw
個人的には、今年のベスト10にもワースト10にも、どちらにも入らない映画だと断言できる。
アマロ神父の罪
タイトルとパッケージの印象で官能的な映画かと勘違いして観たら
意外にもカトリックの腐敗に斬り込む社会派映画でした。
登場人物の配置がかなり巧みで、
前半と後半でそれぞれの人物の印象が全く変わるという
皮肉が効いた構成になっています。
社会的地位を持つ者とそうでない者
信仰者とそうでない者
誰が本当の「卑しい心」を持っているのか。
それが理解出来るラストシーンでは、本当にやり切れない気持ちになります。
しかし、キリスト教圏で良く製作出来たなぁ……。
184 :
名無シネマさん:2009/02/08(日) 14:30:02 ID:XQe5V3Ot
ブリット
オープニングが古臭くて貧乏ったらしい感じがしたので止めようと
思ったが、40年前のサンフランシスコの街並みが映し出され、
マックィーンが登場してくる頃にはそんなことは忘れてしまっている。
マックィーンのことは好きでも嫌いでもなかったが、この作品を見て、
本当にかっこよくて存在感を放つ大スターだったんだなと思い知らさ
れた。
昨今のそれとは違う、ひたすらシンプルな追走劇のカーチェイス!
空港の張り込みや機内の探索時の目力!
ベンジャミン バトン
評判はいまいちの映画だが、そこそこいいのでは。
淡々と人生が流れていく
確かに 淡々としすぎて深みはないかも
しかし一番の問題は、上映時間の長さと思う
あると思います。
東京五人男
昭和20年公開の新東宝映画
終戦が8月だからその数ヶ月後に撮影されたと思われる
監督は斎藤寅次郎
終戦直後の東京の街並みがそのまま映し出される
コメディーではあるがある意味ドキュメンタリーの側面も持つ
特殊技術は円谷英一
ミニチュアワークが凄い
188 :
名無シネマさん :2009/02/08(日) 22:18:41 ID:CLMSZhj5
いのちの食べかた
ナレーションも一切無く、食料の製造工程の部分部分を見せ続けられるだけ。
それだけに人それぞれ感じ方は違う作品になると思われます。
命を頂くことのありがたみを感じたいなら、最近の邦画の「豚なんとか教室」の方が良いと思われ。
機械による管理、淡々とした作業は、数十年前に見たら“未来的”だったかもしれませんが、
食料の安全性がいろいろ指摘されてきている現代においては不気味さを感じます。
なんかすんごい嫌がる牛を一瞬で殺してしまうシーンでは、今後、牛丼が食べづらく感じられたりも・・・
これは、あえてお勧めしません。
189 :
名無シネマさん :2009/02/08(日) 22:25:41 ID:CLMSZhj5
エイリアン2
前作のSFスリラーを大胆にSFアクションに作風変更して見事成功した例。
迫力シーンの連続は、今見ても遜色ないですね。
むしろ、最近の邦画におけるVFXシーンと比較しても遜色がないのが凄い。
鬼○郎とか、西○記とか、見事にVFXが画面から浮いてたからなぁ・・・。
へっぽこ隊長がバスクエスを助けに行って男を見せるシーンは、何度見ても良い。
今年のオスカー監督賞がベンジャミン・バトンに行ったら
このシリーズ1〜3までオスカー監督作になってしまいますが、さていかに。
190 :
名無シネマさん:2009/02/09(月) 00:05:37 ID:4fAHcFz+
となり町戦争
江口洋介・原田知世・瑛太が出演しているのに全く話題にならなかった映画。
突拍子もないストーリーの割りに静かなシーンが多くてダレる。
原作は面白そうな感じ。
ミスト
「諦めたらそこで試合終了ですよ」スラムダンクを読んだやつは100編この言葉に
感謝する事になるだろう。アメリカ人も読んどけ。
まあやはり一番怖いのは人間だし。
192 :
名無シネマさん:2009/02/09(月) 04:05:42 ID:YJkG8cx1
ハリーとトント
最後、トントに似た猫を見ておもわず追いかけるハリー
わかるなぁ・・・うちの猫が死んだ時もそうだった。
でもね、アメリカ横断に猫を連れまわすのはかわいそうだよ。
193 :
名無シネマさん :2009/02/09(月) 18:53:29 ID:SNdgFCO5
AVP2
噂に違わぬ驚きの暗さ!
恐怖心を煽ろうとしたのかもしれないけど、そもそも何が起きてるのか一切見えないので迫力皆無。
チープさを隠すため?とも思ったけど、製作費は極端に落ちてないはずだし。
日中の日常シーンも光量不足か逆光気味だったし、なんのことはなく演出の大失敗だったぽいです。
物語はこの映画以外の設定も詳しい人にはサービス的エピソードもあるらしいですが、基本的に平凡。
ラストはなんか、ゾンビな映画でも観たような展開だったな・・・
194 :
名無シネマさん:2009/02/09(月) 21:49:40 ID:I0u4gwyg
エクソシスト:ビギニング
1973年にマックス・フォン・シドーが演じたメリン神父の前日譚。
第1作とうまく繋がっていると思う。
これでエクソシスト4作全部みたのでまあ満足。
えっ、まだあるの?
195 :
名無シネマさん:2009/02/10(火) 02:33:41 ID:hExkbZp7
20世紀少年・第二章
原作は最後の方で挫折したのでラストは知らない。
第一章はキャスト勝負で実写化しただけという印象だったが、
今回はかなり夢中になって観てしまった。警官役の人やブリトニー
とか主要キャストじゃない人々が良かった。
196 :
名無シネマさん:2009/02/11(水) 04:42:32 ID:Cd0kfExG
ハンコック
飛行機の中で暇つぶしで観るにはピッタリの作品。
197 :
名無シネマさん:2009/02/11(水) 06:02:32 ID:z+b+D4hr
ゴーストハウス
普通すぎるほど普通。怖くもなんともない。
主役の女が好みならいいけどわしは好みではない。
がしかし!
見終わった途端に天井で誰かが歩くような音がしやがった。
怖くもなんともないけど、明るくなるまで起きているのだ。
マンマミーア!
最初はメリルのテンションの高さに驚いたけど、最後は思ったよりもじんわり心に染みた。
自分も元気出してがんばろう…
モンスター
レズ物w どうせありあちな犯罪者をテーマにしただけの映画だろw
…と、なんとなく観始めたけど…
よかった。観てよかった。
彼女のしたことは決して許されないことだけど、どうしようもないやるせなさと無力感で
ただただ哀しかった。
200 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 18:21:15 ID:/+qGAofi
バベル
国境と言葉の壁で通じ合えない人々のもがき、
軽はずみな行動が悲劇を生み出していく連鎖・・・
と、これも静かに重くやるせない映画でした。
そんな中で生まれるモロッコでの絆が微かな光だった感じです。
言葉の壁による他人とのふれあいの渇きを凛子さんは体現してましたが、
オスカーノミネートはゴールでなくてエントリーと思って欲しいものです。
病院のシーンなど、一部映像が荒くてプレーヤーの寿命かと思って
斜め45度チョップ入れてしまいましたが、元からのようでした。
201 :
名無シネマさん :2009/02/11(水) 22:48:32 ID:/+qGAofi
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
基本的に、おもちゃ箱をひっくり返したような絵本映画ですので、
頭の中は空っぽにして観てみて、気づかずに1時間過ぎてたら最後まで大丈夫でしょう。
チャーリーとチョコレート工場が合った人は合うのかも。
ただ、やっぱり単純なおとぎ話なので、大の大人が敢えて観るモノでもないかもしれない。
好みの問題ですが、ナタリー・ポートマンのセシルカットはあんま合わなく感じた。
202 :
名無シネマさん:2009/02/11(水) 23:29:39 ID:DcknX9GW
20世紀少年 第2章
夢中でテンポ良く見れた。原作は一度通して読んだだけですが、
どのキャラも、原作のイメージを大切にされてて、楽しめました。
レボリューショナリー・ロード
これは怖い。
終盤のあるシーンで、「いやあーーーーーー!!」と危うく叫びそうになった。
ご夫婦でとかカップルでは観ない方がいい。
姿三四郎
柔道一直線はこれが元だったのかあ
寄るな、さわるな、はじけて飛ぶさの
主題歌の歌詞もそのまんまじゃないですくわ!
知らなかった、いや〜びっくらこいた。
しかもおもしろい。
姉のいた夏、いない夏
邦題ホイホイ。でもロードムービーは好き
ランボー最後の戦場
ストーリーよりテーマを前面に打ち出した力作でしょう。
映像的グロさより、シチュエーションのほうが惨い。
見ているのがつらくなった。日本に住んでいることの有難みを感じた。
クライマックスはプライベートライアンのオープニングに負けていないでしょ。
207 :
名無シネマさん:2009/02/12(木) 17:30:06 ID:9oEsHUcO
「 ティンカー・ベル 」
ピクサーでなくディズニーということで期待せずに観たんだが、
はっきりいって007やヘルボーイより高評価。10点満点で10点。
さすがにジョン・ラセターが総指揮に立っただけのことはある。
リストラされた奴、派遣を切られた奴、明日の見えない奴は観た
ほうがいいよ。
208 :
名無シネマさん :2009/02/12(木) 20:35:35 ID:tD/rSDsc
幸せの1ページ
ファンタジーが入ったアドベンチャーで、ファミリー向けといった感じの作風でした。
ニムとアレックスの交流がメインなんでしょうが、
お父さんやガリレオをはじめとするニムの友達達の奮闘っぷりも描かれているので
ニムとアレックスが会ってからの展開がアッサリしていて、絆を築く演出が薄かった印象。
とはいえ、アレックスを演じたジョディ・フォスターのドタバタが楽しめる一本。
ダンスシーンは「告発の行方」以来の度肝を抜く踊りでした。
209 :
名無シネマさん :2009/02/12(木) 20:43:36 ID:tD/rSDsc
イーグルアイ
情報化社会・監視社会への警鐘・・・とでも銘打てそうなテーマですが、
はっきりいってメッセージ性なんか気にせず、アクション・スリルを楽しむ娯楽映画です。
基本的に、一回目の鑑賞に全てをかけるタイプの映画なので、
映画・DVD情報誌、各種映画サイト等での情報収集は一切せずに鑑賞するが吉です。
“イーグルアイ”の正体が明かされる辺りで「○○は○○に○○」的展開になるのが想像付くんですが、
達成されるか、されないかを賭けて登場人物達が命をかけて駆け回るので
クライマックスまで飽きずに引き込まれたままでした。
個人的には、ラストのラストが少し残念だった印象はありましたが。
あと、序盤のカーチェイスシーンはめっちゃ目が疲れます。
210 :
名無シネマさん:2009/02/12(木) 22:58:58 ID:rZRaHSsb
クリスタルスカルの王国
作るべきじゃなかった。
ハンコック
めちゃめちゃ面白いってほどじゃないけど飽きずに最後まで見れる
ランボー4
グロイけど、面白い。ランボーのトラップをもっと見たかった・・・
212 :
名無シネマさん:2009/02/13(金) 00:14:25 ID:bWj51LRk
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ひと言で表すなら、フィンチャー版フォレスト・ガンプ。
ただあっちよりも若干シリアス度が高めなので
感動作としてもなんとか成り立っている、はず。
160分の長編だが、場面場面はタイタニック方式の回想で
きっちりと分かれているためにそれほど長さは感じさせない。
入れ替わり立ち代わりが激しい登場人物たちも
みな個性的なので「これ誰だっけ?」ということにもならない。
シリアスであるとは言いつつも、肩肘を張らずに楽しめる娯楽作の範疇なので
胃にもたれはしない。だが、膀胱にはきた。
L.A.コンフィデンシャル以来、十数年ぶりに途中でトイレに駆け込む羽目に。
周囲が涙でハンカチを濡らすなか、一人パンツを濡らしながら用を足したら
エンドロール直前でした。不覚。
家でゆっくり観るほうが向いてる作品かもしれない。
トゥモロー・ワールド
・戦闘シーンがその場にいるようで気持ち悪くなった。(褒め言葉)
・ストーリーはいまいち。無子化や紛争といったテーマではなく映像を楽しむ映画
シカゴ
痛快
續姿三四郎
キチガイで女装趣味の敵キャラとか
その後の世界中の敵はみんなこれをモチーフにしてたんだな
原作は知らないから全部黒澤のせいにしちゃうけどすごい
戦争中にこんな映画つくれるなら戦争に勝てるぞ
も一度戦争しろ!
いや〜、戦意が高揚するなあ。
216 :
名無シネマさん:2009/02/13(金) 19:59:13 ID:ktW50/EZ
スピードレーサー
監督の原作を大事にしたい気持ちは十分判るのだが、
物語がよく出来ていた割りには、イマイチインパクト薄かったのは、
レース系ゲーム映像を見るような
けばけばしい色彩と目まぐるしい編集で、
全体的にチープな印象が強く残ってしまう。
主人公の「何故自分は走るのか」という問いかけの重さも、
無しにしてしまうようなプラスティックな安っぽさ。
あとディズニーみたく魅力的なコメディリリーフ的
キャラが薄く笑いが少なかったのもマイナス要因。
それでもエンドロールの音楽にはテンション上がったし、
ハリウッドブロックバスター映画的盛り上がりに満足はした。
しかしウォシャウスキー監督が手がけた理由が判らん。
個性的なデジタル〜サイケな映像ぐらいなのかね、こだわったのは。
これの何分の一しか掛かってない金のかかってない、
スパイキッズ3-Dとほとんど印象が同じというのが
致命的、金の使い方間違っていると思う。
怪談(2007)
脚本が弱い。
主人公があそこまで恨まれる義理もないし、
最後にその主人公が取り殺されるなら、
とっとと取り殺してくれと思ってしまうような脚本では駄目でしょう。
それとなんで鎌一本持ってるだけの主人公があんなに強いのさ。
◆ベンジャミン・バトン
おとぎ話的なフォレストガンプ。
説教じみていて抑揚がない。
CG技術の進歩を確認するためだけの映画。
◆マンマ・ミーア
音楽はノーテンキなのにストーリーの登場人物はウジウジしている。
結婚式に呼んでおいて、結局結婚しない。
20歳の娘を家族の反対をふりきって若くして産んだなら40歳ぐらいじゃないのか?メリル・ストリープ年とりすぎ。
ヒロインの娘、安室奈美恵似。
◆20世紀少年2
中だるみ、漫画を読んでいてもつまらない。
マスクしてたら死んだ人間かどうか、入れ代わっていても判別つかない。
狂言かと疑わない世界のVIPは間抜けすぎる。
219 :
名無シネマさん:2009/02/13(金) 21:36:30 ID:pQKMHZXt
「リトルミスサンシャイン」
無口な兄貴が印象的。
コカイン摂取で死んだオヤジの遺体を皆でせっせと病院から運び出すくだりがいい。
最後は意外と地味な終わり方。それがまたよかった。
220 :
名無シネマさん :2009/02/13(金) 22:49:57 ID:FnLcOv36
旅するジーンズと19歳の旅立ち
前作から見たほうが、登場人物が大人になっていくのを見守っている実感があります。
大学生になり、それぞれの進む道を探し始める4人を描いています。
ただ、今回はジーンズは様々な出来事が起こる4人が常に履いてることは少なく、
ジーンズの場所関係なく、それぞれが大人に成長するエピソードがほぼ同時進行な展開です。
とはいえ最後はジーンズを巡る4人集合エピソードで爽やかに大円団。
ブリジッド役の女の子は健康的にセクシーで美人でしたが、恋話なかったな・・・
221 :
名無シネマさん:2009/02/14(土) 01:21:02 ID:A6sJ2l06
13日の金曜日(2009年)
リメイクではないです。
1を冒頭3分で、その後の流れを序盤で終えて、
後は最近ではテキサス・チェーンソーに見られるような
ティーン向けで、微妙にグロが豊富なホラーを丁寧に撮りつつ、
オリジナル版にあったセックスやお馬鹿エロ、お約束的要素を散りばめて
なるべく飽きさせないように作られた物語。
グダグダになってしまった13金シリーズをもう一度再生させるんだ!
という意気込みは伝わってくるし、そこそこ、いや結構楽しめたりしちゃう。
けれど如何せん怖くはない。
まあ、オリジナルからして怖い映画じゃないから仕方ないか。
テキサス・チェーンソーよりもストレスは少なく、適度にコメディ・タッチな要素も入っており、
このシリーズをもう一度立ち上げるという観点では、
個人的には成功しているんじゃないかなあと思った。
まあ過度な期待はせずに、ジェイソンが繰り広げる殺人のバリエーションを楽しむのが
正解なのかもしれない。
映画の構成的に、物凄い勢いで人が死にまくるのはご愛敬。
殺される側に同情の余地があまりないので、
若干不謹慎ではあるが、殺しの爽快感を得る作品かな。
意外と満足できました。
映画館にホラーを観るために足を運ぶのは二十何年ぶりというおばちゃんもいたし、
いつもガラガラな劇場が満員に近かったのを観ると、13日の金曜日のブランドを感じた。
イーグル・アイ
ノンストップアクションムービーでとってもおもしろい
しかしながら
ストーリーはどこかで見たことあるのでいまいち面白くない
さらにいえば、最終的には
アメリカによるアラブの一般を虐殺を平然と正当化する話なので
腹が立って仕方がない
映画アクションとしては面白いが、真面目に考えると、アメリカの残虐非道に腹が立つ
ファイトクラブ
今更やっと見たんだけど、
あーまたやっちゃったー!って感じ。
「ゲーム」でひどい目にあったのにまた騙されたよ!!
でもテレビでだらだら見てたのに最後まできっちり見させる力はすごい。
3分の2まではすごく面白かった。暴力シーンもまあ平気。
最後はなんか違う話になっちゃった気がす。
ゲームもそうだけど話のまとめ方が変。前半のリアルな感じからしたら無理があるだろー。
でもこれ監督の個性なんだろうな。
ベンジャミンバトンもこんな思いするんだったら見るの躊躇するわ
224 :
名無シネマさん:2009/02/14(土) 04:42:00 ID:+ADmCSwR
ジョデイフォスターの幸せの1ページって新作を借りて見た
一ヶ月前にガリレオミラクルっていうアルキメデスの原理を応用した
温度計を気に入って2種類買って来てあったのだがテーブル上のガリレオ時計が視界に有る中
ドラマ中のペリカンがガリレオと呼ばれているの見てのけぞって受けてしまった
very interesting’
225 :
名無シネマさん :2009/02/14(土) 11:45:41 ID:yiwcd1wh
いつか眠りにつく前に
死を前にした母親の追想と、その娘達が人生を見直す姿が描かれてますが、
やや中途半端な印象でした。
母親の半生の語り部が不在で、完全な回想なので、
娘達が人生について考えるきっかけになってるわけでない感じだし、
途中途中に入る現代シーンで、回想シーンに入りこんでた気分をいきなり引き戻されたりしました。
120分がやや長く感じられました。
幸せの1ページ
また予告編に騙された('A`)とりあえず、小憎たらしいだけのニムに一切感情移入が出来ない。
作品板にスレが無いのもよくわかる。劇場で見なくてよかったわ〜
227 :
名無シネマさん:2009/02/14(土) 17:29:39 ID:uFAGvLeQ
犬と私の10の約束
割と実写版ゲゲゲが好きなので、同監督の
作品ということで見てみたが、
昔はこんな小品が大作の併映で付けられたっけ、
と懐かしく思い出すほど、こじんまりっぷりが
ある意味みごと。
そこかしこに演出の冴えがちょっとだけ
光るが、全面的には文部科学省推薦映画レベル。
バカボンのママみたいな慈愛に満ちた高島礼子に、例の10の約束を
語らせている所はホロリと来たが、
シンディローパーのタイムアフタータイムを
何度か伏線的に想い出の曲として使っているので、
てっきり最後に使われてると思ったら、
BOAの曲が流れてズッコケた。
田中麗奈を泣かせ過ぎ、顔アップ大杉。しらける。
何故韓国人が音楽を担当してるの?
228 :
名無シネマさん:2009/02/14(土) 23:23:55 ID:GYxpB0vR
嫌われ松子の一生
家族が映画館で見てきたときは不評だったからダメダメな映画かと思ってたけど…今日見たらこれが面白いな
しかし女が落ちぶれていくのがなんで面白いんだ?
このじんわり温かい涙は何だ?
まあとにかく一度ご覧あれ
ベンジャミン・バトン
分かりやすく絵が美しい。可もなく不可もなく。
ブラット・ピットは何度見ても好きになれない。
最後にタイトルが出たところで、ベンジャミン・ボタンやんけ!と思った。
バトンだと最初のワーナーとパラマウントのロゴがひとつも面白くないんだが。
最初に出た時に気付けよ
ディファイアンス
史実通りかはさておき
俳優の演技がみんな良く更に個々のキャラが立ってるので楽しめた。
正義感が強くカリスマ性のある長男、熊面ツンデレ次男、ヘタレのち男気を見せる三男。
ラスサムの福本先生的ポジションのメガネや先生、とぼけた見張り役もいい味出してた。
上映館が少ないのが勿体ない。
232 :
名無シネマさん:2009/02/15(日) 03:56:15 ID:DNdgX4YQ
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
非常に気持ちの悪い映画。
それを狙って撮ったのだから、作品としては成功しているのだろう。
けれど、観ていてとても居心地が悪い。
無茶な前提だが、これが9.11前の作品なら
爽快感のあるサクセス・ストーリーになるのかもしれないが、
そうではないので軽いタッチの場面でも、口の中には苦いものが混じる。
どこまでが本当で、どれが虚構かというのは
この映画に関してはあまり意味を持たず、
原因と過程そして結果が全てを物語っている。
公開時の宣伝はコメディだったが、笑えるシーンはほとんどなく、
気軽に観れる政治ものの皮をかぶったアイロニカルな作品でした。
面白かったけど、好きじゃないや。
お試し105円ということで、AUの携帯で映画を観るなんてことをしたが、
3インチ液晶でも意外と字幕が見れるものなんだね。
まあもう二度と携帯じゃ観ないと思うが。
ワンダーラスト
悪くはない。悪くはないのだが…
演出がかなり細かく行き届いていて、それゆえに脇役に至るまで、
全ての登場人物のキャラクターが見事に立ち上がっている。
が。かなり荒っぽい脚本は、登場人物の背景や内面を説明しない。
あえて説明しないのではなく、どう見ても単なる説明不足。
そのため、やたらとよく泣く登場人物たちが、一体何に突き動かされて泣いてんだか分からない。
もっとダメダメな連中の話かとオモタら、非常に「半端にダメ」な人々の話でした。
その半端にダメな人たちが、半端にダメな行動を繰り返したあげく、
なぜか大した理由もなくハッピーエンドに行き着いてしまう。
それとも、あれを額面通りのハッピーエンドと受け取ってはダメなのか?
「インドの貧しい子供たちのために」という名目で集められた募金は、一体誰のものなのか?
というわけで、「単なるダメなラスト」なのか「皮肉」なのかすら、よく分からないのだった。
マドンナは画面作りのセンスや演出力はある人のようなので、もう一作ぐらいは様子を見てみたい。
しかし脚本は、専門家に任せたほうが良いだろう。
『紀元前10,000年』
似た内容の『アポカリプト』とどうしても比較してしまうが、せっかくの後発
作品だというのに『紀元前10,000年』の方がずっとつまらない。時代考証を無視して
(というよりもSFにして)マンモスやダチョウ、サーベルタイガー、大規模なピラミッド
という具合に内容が派手になっている一方で、脚本や役者の演技、演出 全てが
まるで学芸会レベルの子供騙しである。マンモス狩りから戦闘シーンに至るまで
アクションシーンの緊迫感の無さもただごとではない。
235 :
名無シネマさん :2009/02/15(日) 10:08:36 ID:1IDZSHlW
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
アイロニカルなのは作品自体でなく劇場予告。
冷戦への勝利に政治生命の全てをかけながらも、世界はそんなに単純には終わらなかった。
ラストに引用される一言が非常に、主人公の悔しさが表れてる。
・・・なのに、あんな軽い口調の宣伝と音楽の予告作ったやつ誰だよ!
難解な映画と思われると客足が遠のくから印象を変えようとした確信犯じゃないのか?
エリン・ブロコビッチ
やっぱジュリアロバーツって美人だな〜
話自体は面白かったけど、なんていうか焦点がちょっと絞りきれてないような気がした
もちろんエリンに焦点があたってるんだろうけど…
クイーンとか太陽みたいに内面が印象的に描かれてるわけでもなく、
スタンドアップみたいに内容をしっかり見せるわけでもないし、
と言ってプラダを着た悪魔みたいに女優を眺める映画ってわけでもないしなー。
それらをちょっとずつ取り入れた結果、宙に浮いちゃったような?
例えになってないかw
一番印象的だったのはジュリアの笑顔と豊満なオパイ。素晴らしすぎる。羨ましい
237 :
名無シネマさん:2009/02/16(月) 02:18:46 ID:1/FGh5Rj
迷子の警察音楽隊
イスラエルの田舎町に置き去りにされたエジプトの音楽隊をユーモラスに描く。
こういう異文化交流の映画って結構あるけど、この映画はかなり上手い作りで
センスを感じる。そしてコメディと思わせておいて、凄く深いメッセージが
込められてもいる。文化や言語が違っても、結局「人と人」だよね。
238 :
名無シネマさん:2009/02/16(月) 02:29:31 ID:LgJjtWWx
宇能鴻一郎の濡れて打つ('84)
「プライド」で俄然話題沸騰、金子修介監督のデビュー作にして、
「エースをねらえ」のパロディ+ロマンポルノ作。
しかし金子修介って平成ガメラにデスノートといい、
ちょっとちょっと早すぎたオタク監督なのね。
ちょっと聖子チャン風なヒロミ役の山本奈津子とお蝶夫人役の林亜里沙が
意外といい。時代を感じさせる80年代全開なお気楽エッチ映画程度な、
エロ描写もオタクっぽくて好感度。
正直「デスノート」より演出も冴えてます。
55分しかないのに全然短く感じないのもいい。
239 :
名無シネマさん :2009/02/16(月) 17:21:35 ID:haUfafZC
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
派手な展開はないものの、ユーモアも交えつつ静かにドラマチック。
様々な人との別れも描かれているので、切なさも少々。
ベンジャミンとデイジーのラブストーリーを軸に、観客層世代も過ごしてきた
時代の移り変わりが織り込まれてるので、娯楽性も十分でした。
そんなに頻繁に描かれるわけではないけど、フォレスト・ガンプに似た印象を受ける人が多いのも納得。
映像的にも、どこまでが自然で、どこまでが人の手によるモノなのか分からないほど。
時間もエピソードの積み重ねのテンポが良く、長く感じることはありませんでした。
あと、雷はつい数えてしまいます。
240 :
名無シネマさん:2009/02/16(月) 18:33:40 ID:LgJjtWWx
ありがとう
前半の阪神淡路大震災を意外とまともに映像化してて、ちょっと興奮。
後半からは主人公のプロゴルフテスト合格までの、
顛末だが、クライマックスラストショットの盛り上げに映像にテンション上がる。
まるで松竹が作るような年寄り向け、人生の応援歌的映画で
手堅い演出もたまには悪くない。
同監督の「接吻」があまりにエキセントリックだっただけに、
正攻法な演出に意外と職人的技量がある人ではと思う。
脇の役者もいい味だしてる人が多い。
空撮から入る冒頭も割と好き。
ミッドナイトイーグル
先日テレビ録画したのを何の予備知識も無しに観た。
「カッコいい死に方」だけに力を入れた
悪い意味でハリウッド追従的な作品。
日本で「アルマゲドン」やろうとしてもちょっと無理があるなあ。
『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』
暇つぶし程度にはなる面白さ。しかし、ずい分と雑な脚本だなぁと感じた。本当に面白い作品は、
観ている途中は何も気にならないものだが、今回は観ながら いちいち気になったり 頭の中で
突っ込み入れたりすることが多かった。また、今までは神や悪魔みたいな とらえどころの無い
神秘的なものが出てきて、それが古代遺跡という舞台やナチス・ドイツという仕掛け等によって
絶妙な雰囲気を醸し出していたが、いくらオカルトつながりだと言っても アレを出したら駄目
だろう。まるで「ゲゲゲの鬼太郎」に火星人が出てきたくらいの違和感がある。
せっかくインディの息子を出すのであれば、アクションは息子が担当し インディは要所要所で
知恵を出すという役割に徹した方が良かったのではないかと思う。アレも出さずに、南米に
伝わる予言とかピラミッドの遺跡と絡めて話をよく練れば十分に面白いものが作れたのではないだろうか。
243 :
名無シネマさん:2009/02/17(火) 00:50:59 ID:cj2vO3o2
少年メリケンサック
得意の小ネタで笑いを取りつつも、クドカンの「パンク愛」が炸裂している作品。
笑うよりも音楽映画としてちゃんと観てしまった。佐藤浩市いいね。
>「ゲゲゲの鬼太郎」に火星人が出てきたくらいの違和感
それは君が鬼太郎を読んだ事がないからでしょ。
雑談する馬鹿
パプリカ
妄想代理人のアナザーワールドで全部同じか・・・
終盤まで楽しめたけど、あの終わり方はない罠。興ざめ。
ショートが限度だったな。映画丈の終わり方として弱過ぎる。
247 :
名無シネマさん:2009/02/17(火) 05:25:26 ID:UKP7qNT4
ブルーサヴェージ
ジョーズです。
冒頭はスリリングで迫力もあるのだが、
以降の展開は突っ込みどころが多く、父娘の関係や恋愛などを盛り込んだ上に
唐突にコメディのようなアクションあり、マッチョな肉弾戦闘ありと、
詰め込みすぎでなおかつ統一感がないので微妙にだれる。
なぜか協力的なお金持ちや、おかしな警察の受付など、
1、2回しか出てこないキャラが妙に立っているのは面白い。
メガロドンの大きさがいまいち伝わってこないし、あんまり出てこない
というのは鮫映画としてどうなのだろうと思いつつ、そこそこ楽しめました。
演出面で技巧に頼りすぎているのはマイナスかな。
吹き替えで観たのだが、女性科学者の声がX−filesのスカリーの人で、
女優さんもどことなくジリアン・アンダーソンに似ていた。
248 :
名無シネマさん:2009/02/17(火) 16:21:51 ID:2ItQsj1J
虹の橋('93)
和久井映見×渡部篤郎がまだ若い頃の映画だが、
なにせ江戸庶民の人情話→遊郭へ人身売買→死亡という展開が、
なにせ大好物、個人的に涙腺を直撃するので、
ストーリーを読んだだけでも見たくなった。
松山善三の名前でちょっと躊躇していたのだが、
見たら意外と面白い。おおむね満足。
ググってみたら日本アカデミー賞とった作品なのね、
黒澤組のスタッフが参加してるそうで、
どおりでしっかりした映像作り。
ただラストはもうちょっとどうにかならなかったもんだろうか。
江戸時代の子供たちはこうして大人になったって言われてもねえ。
え〜これで終りって。もうちょっと余韻に浸らせてくれ。
249 :
名無シネマさん :2009/02/17(火) 17:55:51 ID:yZkSKVbl
ネバー・サレンダー 肉弾凶器
最近はマッチョヒーローは流行らないけど、あえてネバーサレンダーな精神で作った感じ。
はっきり言って、撮りたかったのは爆破シーンだけだろう。
爆破最高!爆発は男のロマン!ストーリー性?何それ?
主人公は元海兵隊員ということで頑丈さだけは十分、普通死にます。
一方の悪役達に、何故かコメディぽい濃いキャラクター付けがされたり、
チョイ役の警備員に味があって、バディムービーかと勘違いさせてくれたり、
主人公の存在感が薄すぎ。
250 :
名無シネマさん :2009/02/17(火) 22:46:50 ID:yZkSKVbl
88ミニッツ
サスペンスとしては、中途半端な印象。
スリルな展開の演出が物足りなかったし、
短時間でころころ転がってしまう物語の浅さも気になった。
昨今の殺人描写はエグさ向上の一途をたどっている中での比較的押さえた演出は
良心を感じ取った・・・とはいえ猟奇度はやっぱり必要だった気もする。
キャストの扱いを見てると、最後のキーパーソンが容易に想像できてしまったり、
なんでアル・パチーノがこんな映画に、という前に監督を責めたい。
番格ロック
女番長シリーズ等に比べると薄味で上品とすら言える。
二軍の試合を見せられてるような物足りなさを感じた。
252 :
名無シネマさん:2009/02/18(水) 03:53:47 ID:igXYtsIt
ランボー・最後の戦場
ポイントさえしっかり押さえておけば、面白い映画は撮れると
スタローンは教えてくれたのでした。ただ地上波では放送できないだろ。
253 :
名無シネマさん:2009/02/18(水) 04:44:52 ID:mAQY57vG
ポリスバカデミー マイアミ危機連発!
コメディセントラルの人気警官コメディの映画版だが、
冒頭のダニーデビート登場&意外とお金掛かってる?と
思ったら夢オチ。つかみはOK。
コント+ドキュメンタリー的撮り方なので、
行き当たりばったりのアドリブギャグでかなり安くも
ゆるい雰囲気タップリ。映画館でみるのはあれだが、
レンタルで見るなら十分楽しめる、バカコメディ。
デビート以外にもロック様がカメオ出演してるし、
他にもウィルフェレルの映画でお馴染みのニック・スワードソンも
やっぱりオカマ役で出て無茶やってます。
晩菊
1954年製作の成瀬巳喜男監督作品。
かつて芸者だったオバサン連中の話。
金貸しの主人公、杉村春子を筆頭に、細川ちか子、望月優子、沢村貞子たち
初老の女達の日常が描かれる。
そのやりとりはおかしくも悲しくもあり素晴らしい。昔はこんな映画化ゴロゴロあったんだろうな。
かつて愛した男、上原謙が会いに来る時の杉村の演技は絶品。
曽根崎心中
近松門左衛門原作、増村保造監督1978年のATG映画。
人形浄瑠璃の名作を舞台的手法で描いた傑作。
梶芽衣子と宇崎竜童が見事に適役で二人のセリフを聞いてるだけで心地良い。
井川比佐志と橋本功も最高。
256 :
名無シネマさん:2009/02/18(水) 16:52:34 ID:mAQY57vG
ビッグトラブル('06)
Hot Fuzzのサイモンペッグに国民的シットコム"フレンズ"でおなじみ
デビッド・シュワイマー主演。
シュワイマーががやっぱりいい人だけど、どこか頼りない役柄、
サイモン・ペッグも憎めない詐欺師役。この二人に、
小悪魔的悪女をアリス・イヴが演じて、三人のバランスがいい感じ。
この手のコメディタッチの犯罪サスペンスもちょっと食傷気味だが、
これは役者のキャラで面白い雰囲気を醸し出して良い。
一時間半弱の短い時間ですっきり収めてオチも悪くないし。
同タイトルの映画三本あるうちの中でも、
ティムアレン主演のやつと同じくらい面白いと思う。
同監督の他の作品もチェックしてみることにする。
257 :
名無シネマさん:2009/02/19(木) 16:58:59 ID:xYHVjoD2
イースタンプロミス
クローネンバーグ黒社会もの第二弾。
ゴア描写に元スプラッタ監督の意地をみせるも
今回は、脚本がいいのかドラマ部分が明らかに深化してる。
特にボスのダメ息子役を演じたヴァンサン・カッセルがいい感じだ。
語りすぎない終わり方もナイス。グルジアの少女のモノローグで
終らせる余韻も心地よい。
こうなると次はゴッドファーザーみたいな
マフィアものの大作をお願いしたいところ。
映画賞を狙えるような大監督にクローネンバーグが
なるのはちと淋しいが、たまには変な映画も撮ってね。
258 :
名無シネマさん :2009/02/20(金) 17:09:35 ID:D/eCohRL
チェンジリング
最近、見終えたあとハッピーな気持ちになる映画じゃないのに、
なんかまた見たくなる気がして保存版に入れてしまう映画ばっか撮ってくれるイーストウッド作。
今作も、派手じゃないけどスリリングな作品になってます。
予告編では、「一人の母親が腐敗した権力に立ち向かう勇気の映画」ですが、
実際はやや真実の残酷さが高め、やるせなさが涙腺を刺激します。
丁寧な作品作りで監督評価が高い人だけど、オスカーが欲しいとしたら実は作曲賞なんじゃ・・・とも。
グラン・トリノも待ち遠しいけど、久しぶりにスペース・カウボーイみたいなリラックス雰囲気の映画撮ってくれないかな。
259 :
名無シネマさん:2009/02/21(土) 01:14:41 ID:/Nr+UJye
「ランボー 最後の戦場」
やりすぎw。こりゃ地上波放送禁止。ゾンビ映画超えるホラーだわ。
ストーリーは、ひねりなくまっすぐそのまま。
ただこの手のアメリカ映画の作り込みは、実に凄い。
スタローンの見せ方も上手い。クリスタルスカルと大違い。
映画のメッセージは、平和主義者が戦争を起こすってとこか。
260 :
名無シネマさん:2009/02/21(土) 03:30:03 ID:Fd83bA0F
「フェイクシティ ある男のルール」
決してスカッとする映画ではないが、
ガツン!とくるクライム・スリラー。
キアヌ演じるラドローはいきなりウォッカ飲んで現場へ。
危なそうな韓国人に日本語で挨拶して挑発。
「何がコンニチハだ。俺は韓国人だ!」
世界中どこにいても日本大キライの韓国人はブチ切れてキアヌを殴る蹴る。
今のアメリカをリアルに活写した刺激的な場面から始まって
最後まで緊迫感が途切れない。
主人公ラドローは、オノレの正義感のまま突っ走るが、サブタイどおりマイルール気味。
その正義と別の正義が錯綜する。
顎の骨が撃たれて砕けたりして、インパクトあるバイオレンスが良い。
「ランボー 最後の戦場」みたいな「人体破壊」でなく、こちらはあくまでアクションとして成立しているので
見ていて不快感はない。
261 :
名無シネマさん:2009/02/21(土) 05:19:39 ID:6MZp2cU/
バットマン ビギンズ
謙ちゃんダサすぎだし、なにをかいやんわだね。
262 :
名無シネマさん:2009/02/21(土) 18:04:53 ID:nRXuxN5h
じっくりと映画を観たい気分だったので下記2本をチョイス
「告発のとき」
作品の中の二つの言葉によって、とても印象に残る作品となりました。
一つは、同僚兵士の「彼(マイク)なりの○○○○だったんだ」という
言葉。
<失踪した息子の足跡を父親が辿る話>としか知らなかったので、この
言葉でそこまでの話の流れが一挙に像を結び、またこの映画の主題も自
分なりに認識できてインパクトを受けました。
そしてもう一つは、一番最後幼い息子からの問いかけに、母親が答えた
言葉です。じんわりと胸に残りました。
それとやはり、マイクに自分を見たことも大きいと思います。
「海を飛ぶ夢」
「あんた達に何が分かる」といっているような主人公の眼差しに釘付け
になり、その後は意識していたわけではないのに主人公の表情ばっかり
見ていたような気がします。
この映画は‘尊厳死’云々が取沙汰されるので、重く暗い映画だと思い
敬遠している人も多いのではないでしょうか。実は自分もそうだったの
ですが、軽い気持ちで画面に向ってみて下さい。感じるインパクトや思
うことは、見る人それぞれの歩んで来た人生に依ると思います。
両作品とも派手な展開の無い映画なので、じっくりと映画を観たいとい
う気分の時に手に取られてみては。
263 :
名無シネマさん:2009/02/21(土) 19:15:35 ID:pJVH5Q63
プッチーニの「ラ・ボエーム」
歌劇と同じ内容でした。
途中から居眠りました。
お終い。
フェイクシティ/ある男のルール
ガツンと褒めてるレスがあるので少々書きにくいがw正直に書く。
煽りとか釣りなんて事ではない、念のため。
導入部は非常に面白かった、キアヌ、汚いアパートで目覚めたと思ったら、
そのままサイドテーブル上の銃をむんずと手にとり、入念に分解清掃。
車を飛ばし、雑貨屋に寄りウォッカ小瓶3本購入、
で、ウォッカ引っ掛けながドライブコンテニューで現場へ・・・
韓国・日本ネタ、苦笑だがその通り、コワザ効いていい感じ、
感心しつつ件の韓国人後血祭りに上げ・証拠捏造、妙なしこりは感じつつもキアヌに共感。
文書にすると恐ろしいまでの厨描写なのだが、リズムとキレのある描写で一気に引き込まれた。
で事件が二転三転し、多様な登場人物が登場する、
描き方も達者でストーリーが判りにくいことなんて全然ない。
しかし、上記の厨的ノリが終いまで続く・・・見てるこっちもバカじゃないよ、
おいおい、ここまでLA市警腐っちゃいないだろ、いや、腐っててもこんなに大ぴらに不正まかり通る筈なじゃん・・・
話が進むにつれて、俺のニュートラルな心がつぶやきだし、一気にクールダウン。
疾走感は前半だけ、いや、後半も疾走するが強引な展開。カッコイイ刑事PV見せられてる感じ。
その上中盤以降、事件の全容も黒幕もソコが透けて見える。
もう少しリアルなアプローチしていれば、
テンションキープ出来た傑作となった感じはする。
265 :
名無シネマさん:2009/02/22(日) 07:54:38 ID:bI3O5Xfl
ブルース&ロイドの ボクらもゲットスマート
結構ジャケのチープに反してしっかりつくってある
ゲットスマートのスピンオフ作。
良作だと思う。
ロイドの非モテ男っぷりが可哀想なので、
続編あれば彼女あてがってあげて。
266 :
名無シネマさん:2009/02/22(日) 08:12:07 ID:bI3O5Xfl
ピザ男の異常な愛情
基本的にブラックユーモアなホラー作だが、
途中まではスラッシャーホラーなノリで進むのだ、
がしかし中盤で一般人のはずの被害者家族が反撃に転じると
一気にストーリーが迷走し始め、いい感じに。
ジョンウォーターズの「シリアルママ」には二歩ほど及ばずだが、
何故か最後まで普通に楽しめたのでさして文句なし。
だけどなにかすっきりしないんだよね。褒めたい気がしない。
あと邦題が悪いと思う。ヨーロッパにありがちなアート系映画か
と勘違いした。
学園ドラマ的BGM的80'sニューウェーヴ音楽の
オンパレード的音楽は気持ちよかった。
267 :
名無シネマさん:2009/02/23(月) 06:44:52 ID:RdPh6NAO
アイドルハンズ('98)
時代的にスクリームとかラストサマーのような学園ホラーの
亜種?なのかな。一応学園ホラー系コメディだけど、
有名どころではセスグリーンもあっという間に主人公に殺されちゃって、
どうなるのと思ったら、ゾンビとなって行き返り
その後要所要所で主人公に突っ込みを入れる。
しまいにゃ守護天使になってめでたしめでたしと。
今とほとんど変わらんジェシカ・アルバは相変わらずキュート。
悪魔が片手に乗り移って連続殺人やらかすって、
ちょっと無理矢理感があって、イマイチ乗れなかったけど。
ソウシリーズのようなテイストを求める向きには×だが、
全体的にはアメリカンで大味な
スプラッタ描写が好きな方へオススメしときます。
『デイ・オブ・ザ・デッド』
レンタル屋の新作の棚にあったパッケージの写真が物凄くB級臭くて、
逆にそれが興味を引いて手にとってみたら、『死霊のえじき』のリメイク
作品だとのこと。ロメロに敬意を表してDVDを借りることにする…
と書きたいところだが、主役が『アメリカン・ビューティー』の美少女だと
いう理由が一番であった。内容の出来具合には最初から期待して
いなかったおかげか、結構 面白く感じた。ここは駄目だ、あそこも駄目だ、
と指摘することはいくつもあるが、観る前の心構え一つで 気分は全然
違ってくる。『アポカリプト』を観た後に 少し期待して観た『紀元前1万年』が
恐ろしいくらいの糞作品で殺伐とした気持ちになったのとは好対照である。
さて、主役のミーナ・スヴァーリは期待通りの可愛さ。州軍の伍長役という
ことで迷彩服を着ているのが残念だ。お色気は弟の彼女(金髪美人)が
担当している。天井を這ったり高所から飛び降りても平気な異様な運動
能力のゾンビを見ても、もう少しなんとかならんのかなという脚本も、
フィルムの早回しも、ミーナ・スヴァーリを見ていれば許せてしまう。
269 :
名無シネマさん:2009/02/23(月) 07:20:17 ID:RdPh6NAO
28週後...
前作の取って付けたようなのどかなラストと比べて、
ありがちだけど極度な鬱的展開のこちらのラストの方が好きです。
画面ブレ〜やたらとシャープでちょっとドキュメンメンタリータッチな
ハンディカメラで撮ったような映像が、恐らく低予算で作られた、
ロンドンの町並みロケと相まって割りとリアリティを醸し出して良かった。
「ミスト」「クローバーフィールド」とこの作品と
鬱展開映画が続くのは時代の大きな思潮のながれなのか、
分析したくなるような....
270 :
名無シネマさん:2009/02/23(月) 12:16:53 ID:Yc+aWffX
「NEXT」
いかにもハリウッド的、ニコラスケイジ的ど真ん中映画。
ロマンス、核兵器、銃撃戦、テロリスト、FBI、超能力・・・。
退屈しのぎに見るには、まあいい映画。
メゾン・ド・ヒミコ
退屈な映画だった。ジョゼ虎の監督の作品だから期待してたんだけれど
なんでもかんでもラブシーン入れりゃいいってもんじゃないよ
しかしオダギリジョーは色気がすごい、観ててくらくらした
272 :
名無シネマさん :2009/02/23(月) 18:10:46 ID:zd0EYUdf
真夜中のカーボーイ
夢を追うはずが金がなければ生きても行けず、待っていたのは孤独だけ・・・
と、なんか昨今の経済情勢では人ごととも割り切れない切ない題材です。
スレてない田舎者で、騙されてもお人好しなジョーと
まさに鼠の如く地をはうように生きながら密かな夢を抱き続けるリコ、
孤独を埋め合いながら生きる、主演2人の魅力で見せられました。
リコがナチュラルに小銭を探る姿は「あーなんか見た気が」と今に通じるものが。
あと、どうでもいいことですが「ウルトラマン」の1シーンが挿入されてたような・・・
273 :
名無シネマさん:2009/02/23(月) 21:33:29 ID:kXMHot6V
醜聞
淑子ちゃんの世界一の美しさに目を奪われがちだけど、
こんな早い時期からマスコミ批判をしてたのは驚きの驚愕。
早く総理大臣になってマスコミ規制の法律をつくろうと決心しました。
淑子ちゃーーーーーん!!!!!!
274 :
名無シネマさん:2009/02/24(火) 02:07:55 ID:EBcrVOnu
「穴」
主人公Gj!
275 :
名無シネマさん :2009/02/24(火) 23:05:00 ID:hgh84Rh1
スモーキング・ハイ
アカデミー賞でも「ミルク」の1シーンで微妙な空気になって笑わせてくれた
セス・ローゲン×ジェームズ・フランコ共演、アパトー印の脱力コメディ。
冒頭からアメリカの歴史の闇が暴かれますが、映画を観てると結局、
マリワナってアメリカの社会的にOKなのかNGなのかよく分からなくなってしまいます。
友情を描いて爽やかな展開のようで、モラルの欠片もありません。
ラストに行けば行くほど非道くなってます。
今、ダメ男と言ったら、オヤジ系のウィル・フェレルか若手系のセス・ローゲンかってところでしょうが
ジェームズ・フランコのユルみっぷりが今作の一番の味付けだった感じ。
あと、妙にダイハードな奴が居たのもインパクト有り。
276 :
名無シネマさん:2009/02/24(火) 23:16:54 ID:hgh84Rh1
スカイ・クロラ
台詞少なめに動かない画、静かな長めの間、見終わったあとの虚無感にも似た感覚、
いつもの押井守監督作でした。
題材的にドッグファイトとかが見せ場かとも思ってしまいますが、意外に少なく、
キルドレ達の心の葛藤などがメインに描かれてる感じです。
好きな人は好きだと思いますが、なれない人はダレてくる可能性も。
個人的には、アリだと思いました。
ちなみに原作および、その他映画誌等の事前情報は完全シャットアウトして臨みましたが、
特に問題なく鑑賞できました。
序盤は通常シーンと戦闘機シーンの質感の違いにとまどいましたが、
慣れてしまえばあまり気にならず(というかシーン自体が少ない)、
むしろ草薙 水素の台詞回しのほうが気になってしょうがなかったです。
無機質さを演出したのか、単に声を当てた菊池嬢が下手だったのか・・・。
277 :
名無シネマさん:2009/02/25(水) 04:09:17 ID:c/E2ON4Q
モンゴル
監督はロシア人、主演は浅野忠信。去年のアカデミー外国語映画賞に
ノミネートされていた作品。チンギス・ハーンの若き日を描いている。
本人は何回も敵に捕まって死にそうなっているし、妻も敵に捕まる
たびに子供できているんだけど、そんなの関係ないって感じで地球の
半分を征服しちゃう。なんてタフな夫婦。
278 :
名無シネマさん:2009/02/25(水) 06:15:07 ID:ARDG+iR3
キリングミーソフトリー
エロい。良いおっぱい。
しかしなんか話が強引。
『ダーク・ナイト』
この題名が似合うような暗い内容である。前作「ビギンズ」で
散見されたようなユーモアのあるシーンはなくなり、バットマンの
格闘シーンも ずい分と地味で無骨なパンチ主体になっていることから、
“シリアスに徹してますよ”という演出の意図が伝わってくる。
その影響なのだろうか、前作よりもヒロインがかなり不細工になって
しまったことは大変残念だ。ブルース・ウェインが連れ歩く美女と
著しく対照的になり相手を引き立てる効果がある、というのは認めよう。
だが、『スパイダーマン』シリーズと同様、不細工ヒロイン採用により
『ダーク・ナイト』に対する私の評価は2割下がった事は確かである。
モンスター
この私のかわいいセロンがブスメイクしてまでやる意味はなっかたよう
中身も薄いし、おもしろくない。
281 :
名無シネマさん :2009/02/25(水) 23:16:34 ID:r82uqV7R
インクレディブル・ハルク
オープニングでチャチャッとハルク誕生過程が説明されてしまうので
その後の展開に説明的な部分を盛り込む必要が少なく、単純にアクション作として楽しめました。
むしろ、ドラマパートの素っ気なさが気になったくらいで。
「ハルク」のほうのラストバトルの敵がチョットアレだったもので、
今回くらいのライバルの存在が、娯楽作には丁度いい感じ。
とはいえ、必殺技に名前付けるのはどーかなーとも思う。
でも一番楽しめた瞬間は、映画が終わった・・・と思った後。
ナイスなスーツのガイの登場に思わずビックリ、ニヤリ。
順番的にも、そっちのほうを先に見ていたから、今後に期待が広がります。
282 :
名無シネマさん :2009/02/25(水) 23:30:38 ID:r82uqV7R
ニュルンベルグ裁判
敗戦国の立場から観ると、戦勝国が一方的に敗戦国陣を裁く裁判も素直に観れない。
とはいえ、微妙な立場の上にある、重大な判断に悩む判事、
最後まで沈黙を守り通すかに思われた被告人、
罪を追求する立場のはずが政治的配慮から不完全燃焼な検事陣営、
様々な立場の人たちの思惑の交錯にいつの間にか3時間つきあってしまいました。
弁護の立場とはいえ、証人の傷をえぐるように追いつめる弁護士や、
判事を籠絡しようとするが如く判事に接近するマレーネ・ディートリッヒがなんか好きになれませんでしたが。
ところで、マクシミリアン・シェルって、助演のように感じたんですけど・・・
283 :
名無シネマさん:2009/02/26(木) 02:13:30 ID:6k/BtB42
「L チェンジざワールド」
お、そ、ま、2ーー!!
284 :
名無シネマさん:2009/02/26(木) 02:22:15 ID:7EvfJIEd
あかね空
上方から江戸に来た豆腐職人の家族の話。もっと枯れた感じの
映画だと思ったら、話が動いて面白かった。
セリフがほぼ現代語なのでやたら見やすい時代劇。
285 :
名無シネマさん:2009/02/26(木) 02:36:43 ID:ITmR1b0X
危険な遊び
未見の方は、ぜひ深夜に1人で見ることをお勧めします!はじめはだらだら可愛い少年の不気味な物語が続きますが、ラストになるにつれてじれったさとハラハラ気分が味わえます。
何といっても見所のカルキン君とイライジャコンビ、少年でもさすがです。
「スモーキング・ハイ」
ラリパッパな前半は面白いけど、後半はゆるいアクション映画になって失速。
薬物に厳しいこのご時勢、日本でDVDがリリースされるだけでもマシ、とは言え
映像特典もコメンタリーもないのは寂しいかも。
冒頭のビル・ヘイダーが無茶苦茶おもしろかったんで、そろそろ主演作が観てみたいす。
287 :
名無シネマさん :2009/02/26(木) 20:00:07 ID:RsTRoiMi
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
自身所有の山小屋をぶっ壊してまで作ったという監督の執念は分かりますが、
どの辺りを狙った作品なのかがよく分かりませんでした。
事実の記録としては、死んだ同士のフラッシュバックがやたら入ったり、
「俺たちの青春」的な音楽が延々流れ続けて感傷を煽ってる感じがして、納まりが悪かったし、
連合赤軍メンバーの人間的側面を捉えようとしたとしても、特にこれといった印象的な場面がない感じ。
森・永田の怪物っぷりは十分出ていたと思いますが、この二人が悪いとだけ言えるわけでもないし・・・。
男と別れて、別の男とくっつく理由が「共産主義的に一番いい」というとこでは唖然としました。
あと、字幕がすぐ消えちゃうのと、固有の修飾過多な言い回しのおかげで
一時停止機能と巻き戻しが結構便利です。
分かってる奴だけ観ろってことなのかもしれませんが。
288 :
名無シネマさん :2009/02/26(木) 20:13:11 ID:RsTRoiMi
アイズ
ジェシカ・アルバ主演のほうで、リメイク元の香港版は未見。
予告では、救われぬ魂を救う感動の物語っぽかったですが、実際は、コケ脅し映画でした。
せっかくの角膜移植ネタなんだから、角膜のドナーの記憶をカギに持っていけば良かったのに、
記憶というより能力まで受け継いでたり、視覚以外の感覚まで刺激しちゃったりしてたり、
ネタを活かし切れてない、話の練り込み不足感が。
視覚的にも、謎の“影”とか残念すぎる出来で苦笑が漏れます。
映画の一番インパクトあるシーンが予告に入っちゃってたのも残念。
ミスト
今更だが知り合いのビデオ屋店長曰く お前に合わないと言われ敬遠してたが
ダラボンだからみた。
確かに(笑)
マジェスティクが好きな俺にはハッピーエンドがよかたわ
確かに訴えたいことはよくわかる 麻原は早くぶっころせ 出る杭は打たれる
なるほど正論だわ
ダラボン 見損なったわ ハゲ
親切なクムジャさん
復讐が実に趣味的でよかった。クムジャさんの目が死にすぎてて最高。
完成度はオールドボーイの方が上だけど、十分面白かった。
ケーキ屋の男は全く不必要。
291 :
名無シネマさん:2009/02/27(金) 02:52:29 ID:jOsC748B
ベンジャミン・バトン
観始めて、何でこんなのがアカデミー賞で評価が高いのかわからなかった
けど、人妻のあたりからいい雰囲気になってきて、後半は切なくて良かった。
結果的にあまり長さも感じなかった。
角は取れたけど、フィンチャーはフィンチャー。次も楽しみ。
292 :
名無シネマさん :2009/02/27(金) 18:13:01 ID:YDO5yOr+
イントゥ・ザ・ワイルド
「一人の青年の自分探しの旅」と一言でくくるには、けっこう過酷な物語。
序盤では理屈で頭でっかちになってしまった感じにしか見えなかったのが、
その背景にある事情も描かれるにいたって、いつの間にか感情移入。
だから、川のシーンでは一緒にギョっとしてしまいます。
旅の途中で出会った人々には“真理”を見つけさせながら、
自分がそれを見いだすには、ずいぶん遠回りしてしまったなぁ、としみじみ。
何も知らずに見ていたもので、ラストで事実ベースの映画と知って驚きました。
ストリートファイター レジェンドオブチュンリー
脚本やキャラクター造りは1ゲームファンとしては
「え?」って感じがありますが、監督さんや俳優の皆さん、
スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりらしいです。
ファンの皆さんは別次元の『新ストリートファイター』
として鑑賞するのが正解かもしれません。
現場のパワーでB級テイストたっぷりの
日曜洋画劇場で放送されたら突っ込みで実況が盛り上がりそうなくらいの
傑作にはなっていますよ!
地上波放送をおおいに期待しています!
永遠のこどもたち
予告を観て、ファンタジー?ホラー?どっちなのか、と思っていたら、
しっかりホラーだった。途中から鳥肌が立ちまくり。
ただし、ただただ恐怖をあおるようなハリウッド的な描写は抑えめ。
死の世界側にいる者を必要以上に怖く醜悪に描かないことで、
死と生がニュートラルに描かれている。
だから、普通に考えれば怖いラストなのだが、ある種の感動を感じることができた。
「おくりびと」とは別の方法で、死を温かく感じさせる映画だと思った。
お年寄りはこっちは見ないだろうけど。
自分は傑作だと思う。
古い屋敷、子供を思う母の想いの強さ、それに話のプロットの一部等から
アザーズを思い起こさせるが、あれより怖くて、しかも悲しく感動的。
「バトルランナー」
昔地上波で見て面白かったような覚えがあったから、レンタル落ち100円を鑑賞。
前半設定しっかりしていて面白かったけど、進むにつれて単純明快な勧善懲悪アクションに
なっていったのが残念だった。盛り上がりのツボは満点だけど。とか思ってウィキやら
ポチってみたら、著者がキングな上に原作は悲哀漂うラストで全然違うらしいね なんか納得。
「ロリータ」
エイドリアン・ラインのほう。きもかった。
296 :
名無シネマさん:2009/03/01(日) 08:21:11 ID:RFLr9jG4
ノーカントリー
いやー、面白かった。
確かにツッコミ所は幾つかあったし、ラストやや失速した感は否めない。
それでも、それを補って余りある俳優陣の圧倒的存在感、前半の観る者を
引きつけて止まない凄い緊迫感。
やはり男の映画だと思う。
297 :
sage:2009/03/01(日) 09:20:06 ID:T2OGmK4E
チェンジリング
何故絶賛されてるのか理解不能。
警察の腐敗を描きたいのか、母の子供への愛情がテーマなのかがはっきりしないので、闘う牧師役マルコビッチが中途半端な印象。
298 :
名無シネマさん:2009/03/01(日) 09:56:23 ID:QsVHWZnG
ボンベイ('95)
個人的に大好きな「ディルセ〜心から」のマニ・ラトナム×ARラフマーンコンビによる、
監督の知名度を不動のものにしたボリウッド・社会派ラブストーリー巨編。
前半はロミオとジュリエットみたいな苦難を乗り越えて行くラブストーリーで、
後半はがらりと雰囲気が変り、社会派感動巨編みたいな感じにシフトするのだが、
基本ヒンドゥーvsムスリムという宗教対立が火種となって同じインド人同士
殺し合うクライマックスは悲惨で重い。
しかしそれにもましてなによりラフマーンによる音楽が、いくらか古典的な
演出を見せる映像と相まってスバラし過ぎる。二人が出会って恋に落ちる、
掛け合いの歌も妙に説得力があって良い。
マイケルジャクソン風のシャープな踊りもご愛嬌。
二人の間に生まれた双子の子供がクライマックスの再会シーンをめちゃ盛りあげ、
ホント使い方がうまい。
コテコテの古くさい話なのにこれだけ新鮮に惹き付けられるのは、
たぶん今のハリウッドや邦画が失った何かがこの映画にはあると思うから。
全盛期のハリウッドミュージカルのパワーを感じる。
「踊るマハラジャ」ほどアホじゃないし、「ディルセ」ほど
重くない。普通の映画ファンに勧めやすいインド映画だと思う。
興味ある人はレンタルビデオだったら割と見つかるかも。激オススメです。
キャスティング・ディレクター
タイトルと内容ほとんど関係ないと思ってもいいかも。
ケヴィン・スペイシー、ショーン・ペン、メグ・ライアンの3人が共演ということで
宣伝してたようだが、メグ・ライアンなんてほとんど脇役で、完全にショーン・ペン主演の映画でした。
映画始まって30分くらいは凄くつまらなくて失敗したと思ったけど、
ショーン・ペンが壊れていく後半にいくにつれて面白くなった。
現実と折り合いが付けれない、不器用で繊細すぎる男を演じさせるとペンの右に出る役者は居ないな。
正反対の性格のケヴィン・スペイシーを友人の一人に据えたことで、
主人公を追いかけるだけじゃない、皮肉も交じった、ほどよいさじ加減の映画になってる。
ストーン・カウンシル (2005・フランス)
100年にひとり現れる特殊な能力を持った子供を
「ストーン・カウンシル」という儀式で生け贄にしようとする集団から護ろうとする里親の話
ホラーとしてもオカルトとしてもSFとしても今ひとつ
脚本が酷いです、中学生くらいの子が書いたようなお話
ストーリーは全てセリフで説明されます
モニカ・ベルッチの熟女全裸ヌードくらいしか見どころがないです
十分です。
蜘蛛巣城
千秋実の幽霊がただ座ってるだけなにあな怖ろしや
これはもう怪談とかホラーのレベルじゃないね
まるでシェークスピア!
よくわからんがとにかくすごい
何がすごいって矢がすごい!
苦労のあとが偲ばれました。
おくりびと
ちょっとあざとい部分があるが、よかった
でもラストの石を見つけるくだりはいらないと思うんだ…
広末可愛いかった。まさかのエロ腹にときめいた
靴に恋して
微妙。思ったより暗い
「オーストラリア」
ハッピーエンド→え、もう終わり?あ、まだ続く→ハッピーエンド→終わりか?あ、まだ続く。西部劇から戦争映画になっちゃったよ。どこまで話進めるんだ。
人妻のくせにおぼこ娘な演技のニコールに苦笑。あんな役は20代の若手に譲れw
305 :
名無シネマさん:2009/03/02(月) 00:11:59 ID:50Upkywz
「テネイシャスD 運命のピックをさがせ」
ロックのお笑いおバカ映画。気楽に見られて面白かった。
かっこ悪い2人がロックやってるのが、逆に好感度アップ。
日本にもこういうバンドがあってもいいのに。
306 :
名無シネマさん:2009/03/02(月) 00:20:31 ID:50Upkywz
「ブラック・サイト」
予備知識なくて借りたけど、いわゆるサイコ系だった。
アイデアはよかったんだと思うけど、映画としてはイマイチ。
あんまり怖くもなくスリルもなく殺人方法や展開も
いまいちヒネリがない。
ダイアンレインはすっかりオバサンでガッカリ。
307 :
名無シネマさん:2009/03/02(月) 00:23:53 ID:50Upkywz
「ラスベガスをぶっとばせ」
面白かった。相当脚色入ってそうだが、話がらみってところもいい。
ブラックジャックのカウントについて、もっと説明は欲しかったが。
ケピンスペイシーの教授は、ぴったりはまり役。
308 :
名無シネマさん:2009/03/02(月) 00:30:06 ID:50Upkywz
「ベガスの恋に勝つルール」
これも面白かった。出来のいい映画。
アメリカのラブコメは、ほんと色々いい脚本作る。
ロマンスだけでなく、いろんな要素を上手くよく盛り込んでくる。
キャメロンディアスはちょっとオバサンぽくなったけど、
さすがに存在感がある。
サイドウェイ
おもしろかった。ワイン飲む人ならもっと楽しめるかも。
全裸で追いかけてくる男にびっくりw
終わり方も好きだ。
311 :
名無シネマさん:2009/03/02(月) 19:09:26 ID:jT1NqGUH
動天('91)
北大路欣也主演、舛田利雄監督による幕末ロマン大作。
だがどうもテレビ時代劇的こじんまり感が拭えない出来。
ラスト近くの店舗爆破シーンだけは、何故か東映時代劇的
血筋を感じたが、総じてしょぼい。
終始ハイテンションなソフバンCMでお馴染みの北大路も
浮いちゃって魅力的な人物に見えない。
歴史上の人物を知るには本読んだ方がマシ。
舛田利雄に時代劇は無理と感じた。
312 :
名無シネマさん:2009/03/02(月) 19:15:20 ID:jT1NqGUH
さびしんぼう('85)
大林宣彦ファンにとっては鬼門(?)となるような代表作。
よって自分には合わないなあと思う。
雪の降った尾道の風景が一瞬映るがそこだけ良かった。
演出も役者の演技の付け方も独特の大林臭が凄すぎて、
たぶん生理的にムリってことで。
雇われ企画時の時の大林作品の方が遥かに好き。
インクレディブル・ハルク
ウォッチメン原作を読んで、内容の濃さにクラクラ来たのでこれ。
ハルク映画化!で期待するものを過不足無くまとめた映画。
ガツンとくる驚きや、予想以上のものは全くないけど、こんなのもいいよね。
どん底
みんなでワイワイやってればどん底でもなんでもないし
長屋が傾いてるのに強風にびくともしないで頑丈すぎ。
黄門様の妻だけは悲惨だった。
315 :
名無シネマさん:2009/03/04(水) 10:51:03 ID:jDPBgtJr
LOOK
ドキュメンタリーだと思ったら、監視カメラ的な目線で撮影した映画だった。
アメリカの悪意を詰め込んだ感じ。エロ多し。
ザ・フォール/落下の王国
「リーグ・オブ・レジェンド」+「世界遺産」という雰囲気で映像が綺麗。
構図や人間を美しく撮っている。でも大事なのは現実の世界での出来事だったりする。
子役の女の子がブサかわいい。
316 :
名無シネマさん:2009/03/04(水) 17:26:38 ID:j74ZeZg6
フィッシュストーリー (試写会にて)
アヒルと鴨のコインロッカーのスタッフ
原作 伊坂幸太郎
この2点にひかれて見てきた。
当時売れなかったある曲が時空を超えて地球を救う
設定はSFっぽくもあるが実はそうでもない
4つの時代のオムニバスな話が次々に転換して行って
最後、一つに繋がっていくさまが痛快
レベルの高い、劇中曲アクションと見どころ多し。
今年度ベスト10の中に今から入れておこう
317 :
名無シネマさん:2009/03/04(水) 23:09:13 ID:+LbABOOM
ミスト
火炎放射のシーンで、全く関係ないけど沖縄の地上戦のことが頭に浮かんだ
やっぱり戦争ってよくないよね
318 :
名無シネマさん:2009/03/05(木) 03:52:56 ID:kDe/DrOZ
落語娘
協会前面協力による落語家映画。
女前座噺家にミムラ、破天荒な師匠役に津川雅彦。
この二人のキャストが一見ハマってるようにみえて、
実はずれてる感あり、微妙に惜しい。
ストーリーは主人公の成長話と、キワもの的異端の師匠の
おもしろエピソード的展開かと思わせといて、
後半は曰く付き禁断の怪談話がメインになって、
このクライマックスがJ-ホラー的展開でしっかり見応え有り。
オチもまるで落語のような粋な仕上がりで、後味さっぱりでGood。
落語の善し悪しが判らない人にも、それなりにその面白さの糸口になりそうな
感触だけは味わえる。たぶん原作が良い所以だろう。
これぞ映画と思える映画的なシーンの一つでもあれば,絶賛したろうが、
ちょっとデジタルっぽいチープな色調が気になった。
それでも中原俊の新作がテレビの「ウメ子」以来見れたので特に文句なし。
過度な期待は禁物だが、粋な小咄を聴いたような心地よい満足感。
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
途中で自分がエイリアンを見てるんだか、アビスを見てるんだか、
何を見てるんだかわからなくなったけれど、
思ってたよりは面白かった。たぶん。
まぁハリソン・フォードは相変わらずダンディだからいいやって思った。
悪い奴ほどよく眠る
冒頭の解説が実に醜い。
ベテラン記者同士が知ってて当然の事を、順番にしゃべる。
バカじゃね?
普通は新人とかよそ者とかに説明するかたちにするだろ。
このせいで映画全体の印象も悪くなる。
「ゴッドファーザー」
冒頭の結婚式、ビトー始めヘイゲン含めた4兄弟、腹心・敵・妹etc・・・
多数の登場人物出てくるのに、見事な描き分け方。
この語り口の達者さのおかげで、人物関係に迷い無くドラマに没入できた。
コッポラ曰く
「クロサワの“悪い奴ほどよく眠る”の結婚式での人物紹介手法をマネた、
非常によく計算されたシーンで、大変参考になった」だってさw
322 :
名無シネマさん:2009/03/05(木) 21:51:34 ID:wZMVtyd5
僕らのミライへ逆回転
前半がテキトーコメディの展開ながら、後半がいい話にまとめようとしてた感じで、
そのトーンの違いのせいで中途半端な映画になってしまってた気がする。
どっちかっていうと映画マニアの大暴走路線で通してくれた方が楽しめたかも。
テンポも悪かったので、90分くらいにまとめられそう。
有名映画の有名シーンを超チープに撮り上げていく過程も見ていて面白いんだけど、
出来上がったシーンを殆ど見せてくれないのも消化不良気味。
323 :
名無シネマさん:2009/03/05(木) 21:58:20 ID:wZMVtyd5
ハロウィン(2007、ロブ・ゾンビ版)
過去のホラー映画リメイク・ラッシュが続いてますが、中でもこれは成功例かと。
過激さとかで前作を超えようと必死なあまり迷走してしまう続編とは違い、
原点に返って十分に恐怖描写が磨かれてます。
ただ、監督のロブ・ゾンビ・・・丁寧に入魂製作しすぎたんじゃないかという不安が。
このご時世でこんな猟奇描写たっぷりの映画作って良いのかな・・・
レーティングは成人指定でも文句は言えない出来だと思います。
324 :
名無シネマさん:2009/03/05(木) 21:59:25 ID:wZMVtyd5
追記
少年時代のマイケル・マイヤースを演じた男の子が迫真の演技過ぎ。
本当に○ってるのかと疑ってしまいます。
325 :
名無シネマさん:2009/03/05(木) 22:08:54 ID:wZMVtyd5
さらに追記
(特にビッグネーム女優)とかがベッドシーンを演じると
ブラを付けたままセクスしてたりで「下着付けるのが世界基準?」
と不満を隠しきれなかったわけですが
ハロウィンで乳振り乱して逃げる女性を見て「やっぱ下着付けないよな」と一安心。
326 :
名無シネマさん:2009/03/05(木) 22:39:19 ID:nXI+soCt
チェンジリング。
実際あった話でショック。
Aジョリー、怒りのあまり頬がピクっとひきつる場面があった。ほんとに役に入り込んでる。
マルコビッチが良い味だしてる。元娼婦役のAライアンもすてきでした。
全体を通しての感想は・・・う〜ん、悲劇としか言いようがない。
最後の一言はその悲劇を締めくくるような言葉だった。
327 :
名無シネマさん:2009/03/06(金) 04:33:15 ID:u8kQoolt
ロビン・ウィリアムズの もしも私が大統領だったら・・・
最近すっかり、不器用だけど良い人的なキャラが定着しちゃった
ロビン・ウィリアムズのことだから、あれよあれよという間に大統領になる
サクセス・ストーリーだとばかり思っていたが、さにあらず。
機械化された投票システムの危うさを提示するサスペンスタッチをスパイスにした
ちょっとブラックなコメディ。
政治には変革が必要という主張を声高に訴えているのは
この頃から流行り始めていたチェンジをいち早く取り入れていたのかな?
そんなにえぐいジョークはないものの、下ネタや汚いものも多々あるので
家族で観るには向かないが、退屈することなく楽しめる作品でした。
クリストファー・ウォーケンが相変わらずいい味を出していました。
どですかでん
おもしろくなかったけど、乞食の父親が好き。ゲバゲバ90分を思い出した。
黒澤映画のオープニングは、ほとんど黒地に文字だけだけど
これは珍しく凝ってたんで期待したんだけどね。
闇の子供たち
言われてるほど虐待シーンはたいしたことがなかった。
江口洋介が小児性愛者なんだけど、違和感あり過ぎ。演技の質というより、そういうタイプじゃない。
もっと神経質で謎めいた人のほうがよく似合う。平井堅とか、槇原とか。
宮崎あおいは、NGOによくいるパープリン女をよく演じていてイライラさせます。
内容は監督自身も迷いながら作ってたようでスッキリしない。
最後のサザンの歌は酷過ぎ。あれじゃまるでコントだ。
330 :
名無シネマさん:2009/03/07(土) 14:30:11 ID:OJKMjULk
ヤッターマン
子供の頃はご多分に漏れず、このシリーズをほとんど観ていたが、
それほど熱心なファンかと問われるとそうでもない。
そんな自分からすると、この実写映画を好き嫌いで分けるなら、圧倒的に好き。
いまいち切れのないアクションやすべり気味のギャグ。
安っぽい映像にご遊戯演技などなど、否とする材料の宝庫なのだが、
アニメだからこそ許されていた演出を真っ向から実写にするという力技が
何とも言えない味わいを出している。
ドロンジョのテーマに乗って踊る奇妙なダンスやヤッターマンの勝利のポーズ。
思いっきりがに股になったときに見える、際どく切れ上がったハイレグ。
生瀬の今後の役者人生が心配になるくらいのボヤッキーっぶりや
意外とはまっていたトンズラ。
ただやはり違和感があるのはドロンジョ。
姿かたちではなく、声の弱々しさがらしさを消してしまっている。
これ絶対処理してるよねってくらい際どい網タイなど、頑張っているのは素晴らしいが、
たとえるなら最近の北斗の拳の宇梶・ラオウに似た印象。
それと全体的にはヤッターマンに対する愛情が感じられるのだが、
ラストの展開だけかなり疑問というか白けるというか。
ヤッターマンもドロンジョ一味も置いてけぼりで阿部サダヲ劇場が開幕。いらんて。
それでもドロンジョたちのラストシーンは、当時テープレコーダーで録音した身としては
懐かしくて感涙しそうになった。
注意する点としては、下ネタが多いので、家族で観に行くと無言になるかもしれない。
ヤッターワンのあれは、大人でも引くわw
ちなみにエンドロール後にも面白い映像があるので、
嵐の歌にぶち切れて席を立たないように。
「裏窓」
後半に色々とカラクリが明らかになっていくのかなと思ったら、
そのまんまの展開で、こんなもんかと思った。
ちょっと最終局面はドキドキして怖かったけど。やっぱりケリーが綺麗でいいわあ。
332 :
名無シネマさん:2009/03/07(土) 17:23:23 ID:Ayh9zg63
刑事ジョン・ブック 目撃者
当時は“アーミッシュ”という存在を知らなかったんで
変な世界観の映画だな・・・程度で見てましたが、
改めて観たら、静かなドラマ映画ながら面白かったです。
サスペンスと異なる文化への理解とロマンスのバランスが良いし、
クライマックスも過剰さが無く、好感が持てました。
台詞もない脇役で見たことある人が居るなと思ったら、
ヴィゴ・モーテンセンだったりしたのも、なんか得した気分。
幸せのちから
期待したのにガッカリ
登場人物誰にも共感できなかった
ストーリーのほとんどが「こんなに苦労しました」という鬱なエピソードばかり
一か八か大きく儲けることばかり考えてる親父に振り回される家族やまわりの友だちが可愛そう
いっそコメディにしたら良かったのに
三国志
アンディー・ラウ萌え映画だった。
シリアスなはずなのに「そんなあほな」な演出がところどころに入るのはどうかと思う。
衣装がいい。
ラストUボート
ドイツと日本が「イタリア抜きで」米英と戦う潜水艦もの(注意:アルバトロス配給)。
そういうのは最初から期待しちゃいけないんだろうが、敗戦国の戦争映画ってのはみんなラストが
同じような感じでガッカリだ。たまには痛快冒険活劇でもいいと思う。
パッセンジャーズ
主人公含め全員航空事故で死んでました、
っていうシックスセンス落ちなんだけど、ネタバレしないよう引っ張り過ぎた気がする。
どうせ観て5分で分かるネタなんだから、もっとハートウォーミングにもっててもえがったきがする。
主役のアン・ハサウェイは、
目も口も鼻もすべてデカイいかにもなハリウッド美人で迫力があって怖かった。
百万円と苦虫女
蒼井優ちゃんが好きなので観てみた。原作の小説は知りません。
友達なし彼氏なし、就職できずにふらふらバイトをする不器用な女の子が主人公。
役柄と蒼井優ちゃんの相性は抜群です!彼女自身が失礼な話、世渡り上手な人ではない雰囲気があるので。
ただ、花とアリスやかもめ食堂のような雰囲気を求めていた私は、
恋愛や弟のいじめが絡んできた途端に現実に引き戻されて興醒めしてしまいました。
また意地悪な地元の女の子や、彼氏に近づく後輩の女の子の演技がいろいろぶちこわし…。
細くて可愛い蒼井優ちゃんが淡々と百万円を貯めては街を転々とするだけの方が良かったな。
338 :
名無シネマさん:2009/03/08(日) 12:26:27 ID:MFypl87z
パッセンジャーズ
俺は面白かった。だが、確かに、ネタばれするとしらけるかも。
あの似たような名作に比べると、少し落ちる
でも、ヤッターマンよりはよかった・・・・・・・
ホルテンさんの初めての冒険
久しぶりにチラシに騙されたよ!
「ああ、結婚生活」もダメだった自分としては、これからはル・シネマ上映作品には注意しようと思った。
341 :
名無シネマさん:2009/03/09(月) 01:22:10 ID:9iwWpnPY
チャイナタウン
ジャック・ニコルソンも若いときはギラギラセクシーだったんですねー。
物語としては非常に込み入った話で、人間関係ももつれるので、
一緒に推理しながら観ていて、想像ついた!と思っても
実は微妙にねじくれたりで、ラストシーンでは徒労感に襲われます。
鼻は見ていても痛いです。
342 :
名無シネマさん:2009/03/09(月) 02:33:15 ID:DPtCZMpk
百万円と苦虫女
女性的な映画だと思った。女の人が考えそうな話、演出。男の自分が見て若干距離を感じた。
女にとっての、ある種の不完全な形の理想像としての蒼井優、憧れと共感を与えるための展開。
女のために作られた映画だ。
蒼井優が見たくて見て、見れたのでまあいい。
343 :
名無シネマさん:2009/03/09(月) 06:26:03 ID:/FosLmau
26世紀青年
基本的に昔あったような猿の惑星やソイレントグリーンのような、
デストピアもののゆる〜いパロディといった感じだが、
フラットバックの連中によるバカコメディというよりも、
まっとうな風刺の効いたゴージャスなSFドラマだったので少し驚いた。
バカな人たちの未来社会が割とお金を掛けて再現されているのもびっくり。
それもそのはず脚本にはイーサンコーエンの名があるではないか。
コーエン兄弟もスカした賞狙いな犯罪劇よりも、
こういうネタコメディ監督すれば好感度上がるのに。
バカコメディを想像するとギャグ少なめでがっくりだが、
SFパロディ作としてはまあまあの出来。
プロットだけは最高に面白そうなんだけど、イマイチ
決定打に欠ける感じか。
邦題が内容とほぼ無関係なのでそこはかなり損してると思う。
穴(ゾーラ・バーチに出てる方)
一応最後まで見たけどすげえダルかった。
見た時間がもったいないと思った映画は久しぶりだ。
ミリオンダラー・ベイビー
もう、ね。イーストウッドさん衰え知らず過ぎるわ。
落ち込んだから今からウォンテッドみる。
ウォンテッド
主人公のアホさ加減になんともいえない気持ちになる。
つか、電車の乗客大量死だよねぇ。
うーん、警察早く捕まえてあげて。
アクションは面白いけど、似たような演出が多いのが残念だった。
あと、これアンジョは助演じゃね?マカヴォイ頑張ったよ……。
ゾンビ
ようやく見れた。初めて見るのに既視感を感じまくって感動。
歴史に触れた。
ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛
子どもの頃原作読んだときも、映画一作目を見たときも
「なんかつまんない……けどアスランだけは大好き!辛抱たまらん!」と
思っていたが、今回もやはりアスランもええええええええ
もふもふしたいもふもふもふもふううううう
でも今回はアスラン以外も結構面白かった
スケールの小ささは否めないけど(どうしてもLORと比較してしまう)、
顎割れ王子かっこいいいし、大人になりつつある長男長女と次女の対比とか
次男は次回頑張れとか、冒険以外に楽しめる要素が盛り込まれたのがよかったのかも
全然派手じゃない、王様との泥臭い戦いも面白かったな
それにしてもヨーグルト食べたい
349 :
名無シネマさん:2009/03/09(月) 22:36:16 ID:HT1uRw+O
チェンジリング
駄作。
最近のイーストウッドは駄作連発。
感情移入だけが目的の可哀想なお話を作ってるだけ。中身は無い。
可哀想な主人公たんに感情移入させるために可哀想な話を選択し、
いかにも意地が悪い登場人物を配して、水戸黄門ばりの白黒登場人物。
馬鹿の一つ覚えみたいな暗い映像を繰り返しているのも芸が無い。
感情移入というか感情操作系のくだらない話ばっかり繰り返しているイーストウッドは
そろそろ痴呆が始まったか、老人性の鬱にでもなったか。
感情だけで中身の無い映画は時間の無駄。
褒めてる奴は「感動しました!泣けました!」とかほざく馬鹿CMの客と同レベル。
最後に一言。ジョリーはミスキャスト。でかいクチビルに真っ赤な口紅はマヌケにしか見えない。
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスマン
私の中の偏見に満ちたイギリス人像が、そのまま展開されてる英映画で、安心しつつ爆笑して観た。
やっぱり夜はパブに終結するし、変な魔術集会があるんだなw
SATSUGAIシーンが不必要に残酷で、見ごたえあり。
351 :
名無シネマさん:2009/03/09(月) 23:10:16 ID:e8tlhxSe
最近録画した黒沢映画を毎日観ているのでまとめて。
「一番美しく」戦意高揚映画をうまく女性スポ根ものに仕上げてる
「姿三四郎」途中のフィルムみつからないって・・・。
「虎の尾を踏む男達」歌舞伎&コメディアン夢の競演。エノケン良い。
「わが青春に悔いなし」原節子が田植え。メッセージ色濃すぎでカオス。
「素晴らしき日曜日」ネガティブVSポジティブ。ヒロイン素敵。
「酔いどれ天使」タイトルからすると主役は志村?あかひげに続く。
「静かなる決闘」現代のエイズ問題に通じるものが。あかひげに続く。
「羅生門」京マチコやりたい放題。沢尻エリカに続く。
「生きものの記録」メッセージ色強すぎてホラー映画か。
「蜘蛛巣城」そうホラー映画です。
黒沢映画は内容以前に音声の状態が悪すぎて聞き取りずらい
353 :
名無シネマさん:2009/03/09(月) 23:36:52 ID:IkQT0nD9
何がジェーンに起こったか
ヴェティデイビスの瞳ってどんなに魅力的なんだと思ったら
すっげえおっかねぇ
354 :
名無シネマさん:2009/03/10(火) 00:46:28 ID:uDg71DC4
ヘンダーソン夫人の贈り物
第一声は、おっぱい。
あとイギリス人お婆ちゃん可愛い。主演のジュディの目元と頬がたまらん好きだ。
「スラムドッグ$ミリオネア(Slumdog Millionaire)」
この手の作品は好きです。
見ててユージュアル・サスペクツを思い出した。
OPの四択の答えをしっかり考えながら・・・・・
「バーン・アフター・リーディング(Burn After Reading)」
・・・・全く、訳がわからん。
秒速5センチメートル
前評判がいいから期待して観たが…
とにかく背景の絵が綺麗。すごい綺麗。それだけだった。
これだけリアルにするならアニメじゃなくとも実写でよかったんじゃないか?
人物の絵と背景が合って無い気がした。主役とヒロインの声が苦手。
ストーリーもたいしたもんじゃなかったし、そんなにいいかねえ、これ。
シリアナ
話があっちこっち目まぐるしく飛び回って混乱する
ボソボソしゃべるセリフとか
手ぶれさせて隠し撮りのようなカメラとか
わざとやってんのか!
359 :
名無シネマさん:2009/03/10(火) 22:39:26 ID:eKI2vUzG
ゲットスマート
裏の世界の諜報員による謀略戦や007のハードアクションに飽きてきたらお勧め。
オープニングで真にアメリカの平和を守る組織「コントロール」の知的レベルの高さの驚かされ
徐々に的組織「カオス」の危険性が見えてくれるに付けて・・・
作品自体が非常に油断ならないものへと進化してきます。
ナニこの小ネタの多さ、気を抜いたり油断してるともう次のネタに入ってるし。
微妙なアンバランスの笑いテイストとアン・ハサウェイのビューティー&キュートが楽しめます。
ダンスやエントラップメンな場面、具体的には脚線美もっとじっくり見たかった。
360 :
名無シネマさん:2009/03/11(水) 04:07:49 ID:S06BvK8g
ウォンテッド
おおっ!なかなかワクワクする出だし
↓
少しダレてきた
↓
期待し過ぎたかな
↓
おおっ!このラスト
ダークナイト
あああああああもう体中がかゆいむず痒い
後半に行くにつれてひどいイライラするだれか殴りたくなってくる
すっごいストレスたまる 見るんじゃなかったああああかゆい
手紙どっちがほんとなんだよウジ虫野郎が
登場人物の心理もよくわかんねえし例ちぇるぶさいくだし
心底虫唾が走る点ではジョーカーはいい悪役だったのか?
ああでもほんとだめしゃべり方とかだめ気持ち悪い分類不可能のきもさ
かゆいかゆいかゆいジョーカーかっこいいとかそういうレベルじゃない
尊敬するジョーカーかっこいいとか言ってる人を心底尊敬する
ほんとダメもうだめかゆい体中痒い叫びたい生理的に受け付けないこの映画
見るんじゃなかった意味わかんねええええええええええ
アルフレッドだけが救い ジジイ結婚してくれ
362 :
名無シネマさん:2009/03/11(水) 21:31:07 ID:S06BvK8g
サウスバウンド
昔、過激派だった夫婦とその家族の物語。
もっとクセのある映画かと思ったら意外とスローライフな映画。
豪華なキャストだけど、元は取れんのか。退屈はしなかった。
363 :
名無シネマさん:2009/03/11(水) 21:37:23 ID:udlMVxh3
ベティの小さな秘密
ベティという女の子を自分の幼少期に照らし合わせて見た
精神病院を抜け出した青年の不安もわからんでもなかった
しかし、やっぱりロリコン映画でしょ?
そう思う私は未熟者?
パンフ買ってよく研究する必要があるかな
364 :
名無シネマさん:2009/03/11(水) 22:55:10 ID:Fe505dKG
ハロウィン(ロブ・ゾンビ版) アンレイテッド・バージョン
中盤はかなり忠実なリメイク。
印象的な旋律にカメラワークまでトレースしている感じ。
そこに至るまでの50分と終盤は、ハロウィン2の設定を活かしたオリジナル展開。
カーペンターのハロウィンは、純真に見える少年が
邪悪であるという恐怖を描いているのに対して、
こっちでは邪悪であることに説明がある。
また、殺されても惜しくない連中がどんどん出てくる、
ある意味高揚感を煽るような作品になっている。
カーペンター版にあったような理不尽でどこか渇いた雰囲気は失われたが、
これはこれで完成度が高く映画として面白い。
ヒロインこそ露出がないものの、その他は脱ぎ惜しみしない。
奥さんゾンビは相変わらずおっぱい出さないが。
劇場公開版は観ていないのでどこが違うのか分からないが、
とりあえずこの手のホラーで2時間越えはさすがに長かった。
一つ気づいた違いは、ヒロインの友人のリンダが
劇場公開版だと下半身の露出はないがアンレイテッドだと丸見えだった。
でもぼかしが入っていた。
365 :
名無シネマさん:2009/03/12(木) 02:50:39 ID:y4mu9q3H
レイヤーケーキ
なんか気になったのでもう一度見返したけど
主人公が最後まで名前で呼ばれてないことに意味ねーーーー!!!!!!!
誰のせいでもありゃしないのか!みんな俺が悪いんだよな
きみに読む物語
ベタな身分違いの純愛もの。マリー役のレイチェル・マクグリルがビッチにしか見えなかった。
ドラゴンボールエボリューション
ビジュアル面ではとっくにあきらめて
バトルシーンとかその他の部分でなんらかの見るべき部分があるかと期待してたが…
名前を借りてきただけのキャラの描写は薄く、物語的にも盛り上がる場面がない。
ドラゴンボールとしてもつまらないし、
別物と割り切って見る「ネタ映画」としてもつまらないし、
単純にアクション映画としてもつまらない。
フィッシュストーリー
いや〜伊坂×中村は外さないねー原作を越えた楽しさがあったよ。
森山未來、高良健吾ら若い役者達がそれぞれいい仕事していて、大森南朋が脇(いや主役の一人だな)をよく締めてた。
そして反則気味の多部未華子の可愛いさ。
邦画益々面白い。
369 :
名無シネマさん:2009/03/12(木) 21:04:41 ID:qZrmaIjE
東京湾炎上('75)
黒人テロリストの中に何故か水谷豊の姿が。しかも最後は水中銃で○○。
テロリストを騙すためのコンビナート爆破を特撮で再現したり、
東宝特撮陣の能力を示したかったのではというところもちらほら。
アクション的の見せ場も(プレカンフーな)柔道家まがいの藤岡弘と、
水谷豊の傷天っぽいやさぐれな死に様ぐらいか。
ただしアフリカ系黒人のテロリスト集団が主張する、
地球資源の先進国独占という現実はこの映画が作られた三十年前と
何も変っておらず、現代でも通じるメッセージだとおもた。
コメンタリーの監督によると、当時洋画と邦画の興行が逆転して、
洋画のパニック大作などが注目を集めていた頃らしい。
当時の邦画としては頑張ってる方なのかな?
特撮ファンには見所有りだと思うが、
アクションサスペンスとしては喰い足りないっす。
秒速5センチメートル
「あ〜、俺もあったあった、昔こんな切ない思い出が・・・(涙)」
・・・って、ねーよ!こんな奇麗な記憶なんかww
しかしあったと思わせて、その喪失感で悶々とさせるかなり反則な映画。
映像の力は大きいね。
新海誠は少しは知ってたが、SFと思っててSFじゃなかったのも不意を突かれた。
371 :
名無シネマさん:2009/03/13(金) 02:53:01 ID:8nvnQXiV
チェンジリング
実話なので「面白い」って書くとなんか不謹慎な気分になるほど映画に
引き込まれてしまった。今年、映画館で観たなかでは一番かな。
こういう容赦のない映画作ってくれるイーストウッドには、長生きして
欲しいものだ。
ナンバー23
オカルト映画じゃないのに犬!なんだあの犬?
てかこれエンゼルハートじゃん。
レッドクリフPARTII
うーん、拡大公開でワースト候補。DBもあるけどあれはスタッフを見れば内容が予想がつくわけで
こちらの方がきびしい。いつまで経っても赤壁の戦い始まらないし、女絡みのストーリーが酷いのは前作と同じ
新基軸としては各火器、ここは斬新ではないけどそれなりの見所。他の戦闘シーンはパート1とほぼ同じ
ジョンウーの劣化振りは本物だと再認識させられた
「狂い咲きサンダーロード」
DVDが単体でリリースされて本当に良かったと思う。
当時の基準からしても録音はヘタクソだし小道具も安っぽいと思うけど
今観ても仁さん(山田辰夫)の魂の叫びがビリビリ伝わってくるよ。
「DRAGONBALL EVOLUTION」
契約書どおりのギャラもらえた人以外は誰も幸せになれない企画のような。
これなら「バレットモンク2」って題名でも別に問題ないつーか。
375 :
名無シネマさん:2009/03/14(土) 10:11:57 ID:XOpoF8Xw
シンプル・プラン(a simple plan)
観る者を飽きさせない良質のサスペンス。
雪山でいわくありげな大金を偶然見つけた3人。その3人の関係に
亀裂が入る。
我々は「この後どうなるんだろう」と、時にはハラハラしながら、
胸を締め付けられるようなやるせなさ、ザラザラとした感傷と共
に見守ることになる。
出演者もとても良い。特にお兄さん。
『ランボー 最後の戦場』
スタローンが『ボーン』シリーズに対して挑戦的なコメントを出して
いたのが印象に残っている。思えば彼は、この『ランボー』シリーズや
『ロッキー』などによって、“筋肉馬鹿” “知性が無い”みたいなイメージ
が自身に付いてしまい それを払拭できないまま還暦を迎えてしまった。
一方、ジェイソン・ボーンはアクションもできる頭脳派ということで、マット・
デイモンに元々 知的な雰囲気があったこともあり、『ボーン』シリーズは
商業的に大成功をおさめただけでなくマットのイメージアップにもつながった
と思う。 ……分かるよ、スタローン…… 悔しかったんだね!
そんなスタローンが開き直って作り上げたと思えるようなこの作品。
過剰なまでに筋肉を太らせ、B級刑事アクション『コブラ』をパロディ化して
コブラ捕りとなり、鍛え上げた手で怒りを込めて敵兵の喉を引きちぎる。「畜生、
どうせ俺はこんな役しかできねーんだよ!駐車場係しかできねーんだ!
いや、違った。ホントはジェイソン・ボーンみたいな役やって知性のある
とこを見せたかったんだ!畜生、畜生!!」 怒りのあまり重機関銃をブッ放して
敵兵を粉砕するスタローン… あ、すみません、私の偏見が入ってます。
この作品、ランボー・シリーズの最後を飾るものとして秀逸な出来だと思います。
クリムゾン・タイド
なるほど本当に白人の艦長が若い黒人の副長(既婚、子ども二人)に敗北して去ってい
る。マケインがオバマに負けて敗北宣言して去る時に、この映画の曲がかかっていて、
そしてあの状態はこの映画にダブるということなので、遅ればせながら観る。
テンポがよく、無駄もない見ごたえのある映画だった。
テンポがいいと言うか私にとっては速く、また字幕に漢字(緊急行動命令とか)
が多いので、絵を見ながら字幕をバッと読むのが、ウハッ苦しいという感じだったが、
観ていたら慣れた。
378 :
名無シネマさん:2009/03/14(土) 18:17:28 ID:4RqcM6U3
マーシャルの奇跡
アメフトが題材と言うことで、弱体チームを鍛え上げるスポ根モノかと思って観たら
チームの再建と、チームを含む町の人々の心の癒しを描いたドラマでした。
実話ベースということらしいですが、事実は小説よりなんとやらですねー。
とはいえ、クライマックスは当然に試合で、目頭が熱くなりました。
マックGて案外、丁寧なドラマも撮れるんですね。
ターミネーター4の期待が少し上がりました。
トレインスポッティング
気取ったサブカルオシャレ映画だと思って敬遠してました。
めちゃくちゃ面白かった。食わず嫌いはいかんね。
トイレ汚すぎ。デスペラードより汚いトイレ初めてみた。
七人の侍
七郎次最高。
太陽に灼かれて
こんな可愛い子役、他に見たことない。
それにより悲しさが増幅される。
ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!
このサブタイはないよ〜純粋なコメディに受け取られてしまう。
実際はミステリー・ホラー・アクション・コメディが絶妙に混じった映画だお。
よほどのセンスがなきゃ、こーいうのは作れない。面白い。
砂漠の鬼将軍
これは原題通りに「砂漠の狐」にした方がかっこよかったのに、動物ものだと
思われるからか?ぜんぜん鬼将軍じゃないし、あと家族の絆とか愛情をちゃんと
描いたのはこの時代の映画らしい、と思ったら似たような感想をネットで
読んだ。同じようなことを思う人は沢山いるんだろうなあ。
51年作だから戦争終わってそんなに経たないのに、敵国だった独の英雄ロンメル将軍の
映画を作るとは余裕がある。しかも好意的な。
「ロンメル将軍が食堂車でウィンナシュヌツェル?を食べてるシーン」
を探してたけど、これにはなかった。「史上最大の作戦」か?まあいいや。
乱
「日本映画がこれだけの風格を持ってくれると涙がにじむ」
淀川さんはいいこと言うなあ
私の場合は涙がにじむ程度では済まなかったけどね。
鬼気迫る秀虎は黒澤そのものだったんだろう
これはもう時代劇どころの騒ぎではない
まるでシェークスピア!
385 :
名無シネマさん:2009/03/15(日) 22:56:23 ID:gSTVYtBv
バイオハザード3
今更ながら見る。ゲームと同じキャラクターが実写で出演するのはいいけど、話はもう別もんだなあ。
すでにTウィルスで地球は滅亡しているかの状況だし、地表がほとんど砂漠化してたらもう人類ダメポじゃん。
主人公アリスは強くて、両手の双ククリ(某漫画の登場人物ではない)でゾンビをバッタバッタとなぎ倒すのはかっこいいが、
それプラス超能力者って設定はいかがなものか。まるで某■エニの”光速の異名を持ち重力を自在に操る〜”のような
厨設定ではないか、どうなのか。というかスタッフゥ〜(↑)の誰かの銃夢の読者バレバレっぷりはなんとかしろ。
結局最後の最後まで活躍したのは作品一作目からのキューブのパクryのレーザー通路でしたとさ。ちゃんちゃん♪なお話。
386 :
名無シネマさん:2009/03/16(月) 13:52:27 ID:Ju2FCAdq
プライスレス 素敵な恋の見つけ方
仏版「ティファニーで朝食を」
387 :
名無シネマさん:2009/03/17(火) 00:02:17 ID:JJTs2Z8M
アメリカン・ギャングスター
今、荘厳な娯楽映画撮らせたら一級ですね、R・スコット。
のし上がったとはいえ、強大な帝国築き上げて権力をふるう男と
私生活は乱れ、はいずり回りながら追い続ける刑事の執念の対比が
終盤の突撃シーンから検挙のシーンを盛り上げてくれます。
やっぱり悪い人間は罰を受けるべきだなという思いが強くなるので、
さらに続く、一斉検挙シーンでも当然スカッとします。
最後に、ドラッグいくない!
388 :
名無シネマさん:2009/03/17(火) 00:08:08 ID:fw6F51Pq
フィクサー
追いつめられていく三者三様の選択とその結末が面白い。
・半生をかけた仕事の意義を見失い、精神的にも社会的にも追いつめられていく弁護士
・本来、大胆な性格ではないにもかかわらず、究極の選択をせざるを得なかった会社役員
・私生活は冴えず、有能であるが故に地下の仕事専用に身を置かねばならないフィクサー
勝者はおおよそ予測が付くんだけど、勝っても得るモノもなく、失うモノのほうが多い。
ラストのマイケルの苦笑いは何を思って漏れたのでしょうか・・・
389 :
名無シネマさん:2009/03/18(水) 10:48:42 ID:AQwYeQLg
悪い奴ほどよく眠る
話が進むほど娯楽度が増して面白かった。
ラストも含めて、みんなで一生懸命考えた脚本なんだなぁと感心した。
390 :
名無シネマさん:2009/03/18(水) 17:17:50 ID:+IyW/lUb
誰も守ってくれない
他の皆も言うように、後半は失速してたな。
あと、伏線みたいなのが有りながら全く回収がなかったのがいくつかあったのが気になった。
自分としては不完全燃焼なのだが・・・・・
登場人物それぞれがその後どうなったのか気になる。
ローグアサシン
「あの目だ。目だけは変えられない」
このクロフォードのセリフが間抜けすぎなんじゃ。
凌ちゃんもただのオヤジ役者になっちゃったんだな。
今夜も一人で飲まずにいられませんでした。
392 :
名無シネマさん:2009/03/19(木) 10:25:46 ID:U07+y/ib
長い長い殺人
同じ原作者の「理由」同様に連続殺人事件を様々な人物の視点から描いた、
オムニバス的エピを積み重ねながら展開していく推理サスペンス。
よく練り上げられたストーリーと、財布のモノローグという
面白い語り口ながらも、演出がサスペンスドラマレベルなので、
映画的な面白さを追求するような方にはオススメ出来ない。
谷原章介はみたまんまなタイプキャストで楽しそう。
大森南朋の回顧系人情話だけ余計、いらんと思う。
最後まで語り切ってないので、推理ドラマとしてはマイナス点だし、
終らせ方も演出力の無さを露呈して不満足。
金払って映画館に見に行くような作品ではないが、
たまたま見たテレビでこれをやってたら、
二時間サスペンスファンには大満足な仕上がり。
393 :
名無シネマさん:2009/03/19(木) 23:11:19 ID:fW49VJNU
ビー・ムービー
フィクサーをはじめとする最近のアニメは練り込まれたシナリオと
アニメならではのダイナミックなカメラワークや演出で良作が多いんだけど、
これは展開がちょい突飛すぎたんじゃないかな。
無駄なシーンも目についたし、盛り上がるべきところがアッサリ描かれてたりで
時間の割にエピソードを詰め込みすぎた感じ。
大人でも楽しめる、というよりはファミリー向け。
『アメリカン・ギャングスター』
ワイロを受け取らない正義の刑事。しかし私生活では、妻と離婚し
子供の養育権を争い、女と浮気をして、ギャングと親交を保つ。
一方、一人の女を愛し、ファミリーの絆を重んじ、旧来のマーケットを
崩して麻薬を売るギャング。二人の対立というよりも、この二人
を並行して描写しながら警察の腐敗、旧来の“秩序”の破壊を
描いていく。主人公の二人には“進歩的”な人間としての共通点が
ある。だからこそ 終盤の展開を納得して観ることができる。
いくつか物足りなく思う部分があるものの、あまりにアレコレと
やり過ぎてしまうと作品全体のバランスを崩してしまうので、これで
良かったのだろう。とても観応えのある、終わった後で満足感に
浸れる作品だと思う。
エアポート24時 (1998年アメリカ)
公開時のタイトルは「乱気流/グランド・コントロール」(原題 Ground Control)
主演のキーファー・サザーランドが「24」でブレイクした後に
邦題が エアポート「24」時 と改題され
吹き替えも小山力也が担当してDVDリリースされた映画
ちなみにこの映画の主人公の名前も「ジャック」という
予算があまりかかってないのか画面は暗く全体的にチープな作り
演出もあっさり目で映画的な盛り上がりには少し欠ける
それでも登場人物それぞれの人間模様、緊張感の連続する航空管制官の業務の様子など
真面目に丁寧に描いていて好感が持てる
396 :
名無シネマさん:2009/03/21(土) 18:35:32 ID:ATjvKqc+
おくりびと
序盤はコミカルなシーンもあって、ライトな感じで観れる雰囲気ですが、
中盤以降はしんみりとしたドラマになります。
人の死で喰っているという先入観を持たれつつも、死者の旅立ちを愛情深く飾ってゆく姿に心を打たれます。
だから丁寧で美しい納棺のシーンでは涙ぐんでしまいました。
俳優陣も丁寧で、一部からは蛇蝎の如く嫌われている広末も邪魔には感じませんでした。
まぁ、もっくんの妻なら甘えたような口調でなくもう少し大人びた台詞回しが良かったでしょうが。
日本人俳優の名前疎いので分かりませんが、銭湯客の爺さんが良い味出してました。
『オール・ザ・キングズ・メン』
政治家や役人の腐敗に怒る素朴な地方役人であったスタークが
州知事になり政治活動を行う過程で変貌していく物語…というよりも、
彼のスタッフである元新聞記者・ジャックが知事の行動に巻き込まれ
悲劇を生んでいく物語が中心となっている。これはこれで面白いが、
変貌していく一政治家を名優ショーン・ペンがいかに演じるかという
醍醐味に期待していたので少し思惑が外れてしまった感がある。
また、州知事が汚職を行う場面や浮気をする場面が具体的に描かれて
いないため、本当に知事が汚職政治家だったのか、周囲の謀略により
そういうことにされてしまったのか不透明なまま結末を迎える。スタークが
ジャックにウィンクをした意味を秘密のままにしておいたように、全て
を謎に包んで終わらせるのは この作品の作り方として妥当なのかどうか。
少し釈然としない思いが残った。
ファクトリーガール
アンディーウォーホルやボブディランをよく知らないから、少しはわかるかなと思って見た
なにこのビッチなにこのビッチなにこのビッチなにこのビッチ
ドラッグやりすぎたイーディが悪い、ドラッグでめちゃくちゃになるまでは良かったのに
実話だからどうにもならないか ならダメだ 終わっとる
「スーパーバッド 童貞ウォーズ」
う〜ん、時間泥棒。自分、アメリカ人でなくて良かった。
400 :
名無シネマさん:2009/03/22(日) 18:42:57 ID:vwTfQ52h
P2
スプラッタ/ホラー系監督ではめきめき頭角を表してる、
フランス人監督アレキサンドル・アジャ製作参加による、
ワンアイデア〜一晩の怖い出来事系による監禁サイコスリラー。
とにかく冒頭オフィスで見る主人公の品のある美女ぶりにやられた。
監禁後のスリップドレス姿に意外と巨乳なのもまたよい。
犯人キャラ設定がプレスリーマニアで、
「ブルークリスマス」「サンタベイビー」とか流れて
クリスマス定番曲が使われて意外といい感じだが、
そこまでやるかと思うほど過剰な血みどろ描写だけは、
アジャらしいとおもたが、そこから一歩突っ込んだ
アイデアが足りない気がする。こういう低予算
サスペンスで頭を使ってない展開ってのは
最後まで見るのがちょっとツライ&ものたりない。
ソウ5
3から変わらずただのグロ映画だった。
いつまでも引っ張るのだろうと思った。
だが見てしまうのがこのシリーズ
ソウ5
レンタルでたくさん入荷してるのに借りられてないのはナルホド…………(;-_-)
いのちの食べ方
ドキュメンタリー好きなので期待大だったが、ちょっと肩透かし。
アートを狙ったのだろうが、説明まったくゼロなのは疑問。
DVDのチャプター見てようやく何のシーンか分ったのが多い。
思ったほどショッキングなシーンは多くないが、
牛の屠殺&処理シーンはやっぱり日本人にはキツい。
ボーン・コレクター
人名よりも証拠が大事な主人公。
お前は誰だよ!な犯人。
雑なラストがより一層、見て損した。
405 :
名無シネマさん:2009/03/26(木) 23:20:59 ID:d2ddg0MV
ワイルド・バレット(Running Scared, 2006)
全然期待せずに見たんだけど、思いのほか緊迫感があって面白かったです。
細かく刻んだようなコマ割り演出なんかは見飽きた感のある流行りですが
多数の思惑のねじくれ方と、登場人物の意外な良さで掘り出しモノ感あります。
主演のポール・ウォーカーが眉間にしわ寄せて叫んだり呻いたりしてばっかの中で
奥さんや物語のキーになる隣に住む少年の機転、
さらにはその義父の意外なキャラクターがアクセントになります。
ラストは期待に沿うか、外れるか微妙でしょうが、個人的にはこれで良かった気がします。
ところでなんでスタッフロールがあんなファンタジー調なんでしょう・・・?
ゴッドファーザー
三男がカタギからマフィアとして頭角を現す描写をもっとやってほしかった
「バンク・ジョブ」
実際に起こった事件やスキャンダルを結びつける秀逸な着想。
事件が動き始めるまではどうにも地味なので、もっと男臭い話にしても
よかったんじゃないのとオモタ。
レンタル版でもオーディオコメンタリーつきって点もGOOD。
オールアバウトマイマザー
トーク・トゥー・ハー
バッド・エデュケーション
ボルベール
の4つのアルモドバル作品を一気に観た。
映像の鮮やかさと女性(主に母親)の強さの描き方が特徴的。
劇中映画や劇中劇の挿入も上手い。
どの映画も陰惨な事件がポロッとあるけれども
どこかカラッとしてるのは
スペインの気質なのか、この監督の気質なのか。
あと、前作の俳優が結構ゲスト出演してたり、
映画と母親が大好きな人なんだろうな、と考えてしまった。
ジェンダー学の面で深く掘り下げたら面白そう。
409 :
名無シネマさん:2009/03/27(金) 22:37:05 ID:BucBS/Ds
俺たちダンクシューター
そいえばむかーし昔、奇抜なプレイをするバスケチームが
テレビで取り上げられたのを見たことあるなーと思い出したりした。
ウィル・フェレルは相変わらずクドいけど他の作品に比較すればずいぶんマトモ。
そのうえ共演のウディ・ハレルソンがけっこう真面目な役どころなので、
作品的にはいつもの鬱陶しいことこの上ないコメディ映画とはなりませんでした。
・・・スポ根としてのパワーもないし、中途半端な感じ。
ただ、見終えたあと気になって調べたら、ABAって3ポイントシュート発祥のリーグだったんですね。
作中に出てくる、最近のプロバスケでも見かけるあの技も本当にABAから生まれたのかが気になる。
荒野の用心棒
フォードやホークスのような綺麗な西部劇とちがって
開拓者精神に重きをおかれておらず、残酷描写とガンファイトを中心にした
非常に寓意的な西部劇になってた。若干三十代でこんな映画を撮ってしまった
レオーネ恐るべし。この監督が用心棒をパクってくれたおかげで日本にマカロニ
ウエスタンが流通したと思うし、タランティーノやロドリゲスといった現代の巨匠にも
多大な影響を与えてる作品なので人生で一度は見ておくべき作品だと思う
411 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 02:01:33 ID:yLhizZg6
バード・オン・ワイヤー
メルが一時期ギャラナンバー1になったのがわかる気がする
よき映画時代って感じでとてもよかった
ゴールディもかわいくて←当時45歳 びっくり
「U23D」
どうってことないスタジアムライブ映像だって3Dになると激変するというコロンブスの卵。
マイクスタンドやドラムセットってこんなに存在感あったのかよと再認識。
アンコールの"The Fly"はVJの映像との融合ぶりが無茶苦茶カッコよかった。
ボノが嫌いじゃなきゃ、2000円払って観る価値あり。
U23Dや去年のダークナイトのようにIMAXで観ればもっとスゴいであろう
コンテンツが存在するのに関東圏では観られないという現実。
新宿や品川のIMAXシアターが健在だったらなあ…と、今悔いても遅いやね(´・ω・`)
413 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 04:11:37 ID:ZwrT7NyT
ゲット・スマート
最初何度か笑うシーンがあったが、後半はありがちの展開で萎えた。
意外にマシオカたちが面白かった。アン・ハザウェイも良かった。
414 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 06:12:10 ID:hGl/JgSZ
「地獄に堕ちた勇者ども」76年?ンー・・・ルキノヴィスコンティって監督の。
なんとか3部作とかって、有名らしいけどナチスとオカマとか幼姦とか全くカンケーない。
わざわざ連想させてて陳腐極まりない駄作だつた
喜ぶの三島由紀夫とかのホモだけ
つか。長いナイフの夜事件を主題にしたいなら直で粛正シーン撮れや ヴォケ〜!と言いたい。
トットと廃盤じゃ廃盤ンンンンンンn
415 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 09:09:10 ID:F8mm2vJM
■誘致企業と警察の黒い癒着■
鳥取市の誘致企業リコーマイクロエレクトロニクスに
対する疑惑を書いたホームページを作った。
リコーマイクロエレクトロニクスはすぐに鳥取警察署に連絡をした。
警察は父親を呼び出し
「強制入院の手続きを取る。息子さんがかわいいでしょう」と言ったそうだ。
強制入院だと問題を表沙汰にせず処理できる。この時はホームページ閉鎖の脅しにすぎなかったようだが・・・
鳥取市で誘致企業の機嫌を損ねると怖い。
-----------------------------------
リコーマイクロエレクトロニクスにアルバイトに行っていた。 勤務態度不良でリコーのアルバイトをクビ同然で辞めた。
その後、鳥取市のテスコという工場に勤め真面目に働いていた。
「真面目に働いているのはリコーに対する報復(あてつけ?)」という噂でテスコをクビになった。直後、テスコの社長から雇用保険の書類をとりに来るよう泣きそうな声で電話があった。
噂は嘘だと知ったのだろう。
雇用保険の手続きのため職安に行った。職安の次長と相談すると、口止めをされた。職安と会社は連絡を取り合っていたらしい。
しかし噂は狭い鳥取市である程度広がっているようだ。
リコーマイクロエレクトロニクスに電話を掛けた。
「君はうちのような一流企業が組織ぐるみでやったとでも思っているのかね?」
「そんなことはありませんけど」
「じゃあ会社には関係ないじゃないか」
しかし公的機関(職安)も巻き込んだ組織ぐるみの人権侵害の揉み消しである。
416 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 10:43:53 ID:rk8tSsRp
バンク・ジョブ
いつも同じヘアスタイル、クールにマッチョ、とワンパターン化激しく
スティーブン・セガール化が懸念されるジェイソン・ステイサム主演てことで期待低めに見積もってましたが、
アクション控えめで、犯罪に政治が絡むシリアスな作品になっていて緊張感高かったです。
複数の組織の思惑に狙われる中、いかにして切り抜けるか・・・
と傾向としては、ロック・ストック〜とかスナッチ方面好きには楽しめそう。
実話ベースながら、しっかり娯楽作品になっています。
417 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 11:50:53 ID:i6xELm1C
クローバーフィールド
評価はあまり良くないようだったが予備知識入れずに観たらなかなか面白かった。
以前から、怪獣映画はできるだけその他大勢の一般人視点で撮るべきと思ってたから
「よくぞやってくれた」感が大きい。
無理して観づらい手持ちカメラ映像にこだわらず、普通に撮っても良かったんじゃないかな。
「ドラゴンボール エボリューション」
前から予想はしてたが糞映画だった。
ゴークゥー(笑)、ムーテンローシ(笑)、キー(笑)、カーメェイハァーメェイHA−(笑)、
など笑いどころ満載。だが、鳥山のコメントにもあったように、
俺たちがイメージしてる「ドラゴンボール」じゃないわな。
419 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 17:15:03 ID:rk8tSsRp
ウォッチメン
予告編ではけっこう派手なシーンが使われててアクション満載な印象を受けますが、
実際はアクション控えめ、フィルムノワールっぽい探偵ものテイストでした。
ヒーロー映画といっても超能力的存在や活躍を見せる感じではなく、
人間関係や心の苦悩・葛藤が中心に描かれてます。
とはいえアクションシーンではスピード感と力強さを引き出す編集で
格好良い&スタイリッシュ、さすが監督ザック・スナイダー。
予備知識なしに鑑賞に臨みましたが、世界観が見えてくる中盤辺りまでけっこう難解。
ただ「アメリカがベトナムで勝利したもう一つの世界」の話という設定は予めあっても良いかも。
ニクソンとか冷戦とか描かれてるから実際の歴史の裏話と思って観てると途中で混乱します。
あと、見終わってから知ったんですが、上映時間160分超。
道理で尻が痛いと思った・・・水分補給は計画的に!
420 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 19:05:01 ID:rk8tSsRp
サーフズ・アップ
時期的にハッピー・フィートと前後して作られたけど、
なんで同じような時期に同じような題材のが作られるんだろう?
こっちのほうが絵が可愛くないし、ペンギンなのに南国?
とか思って敬遠してましたが、見てみたらドキュメンタリー風演出が面白かったです。
サーフィン未経験としてはチューブの中というのは未知の空間だからもっと見たかった。
吹き替え版で見ましたが、若者の根拠のない自信に満ちた自分語りにイラッときた
・・・ということは巧かったんだと思います。
421 :
名無シネマさん:2009/03/28(土) 21:52:38 ID:ZwrT7NyT
ラスト、コーション
長い。エロい。でも細かく描くためにはどちらも必要なんだろうな。
女スパイに誘惑されるトニー・レオン演じる男の女性に対する
アプローチが興味深い。ドSのように犯したかと思えば、プレゼント
を贈ったりする。AV並みの絡みは中国ではカットらしいが、それで
映画の意味が通じるのだろうか。女優さんも良い。
夕陽のガンマン
ヘルツォーク作品以前にもキンスキーがこういう役柄で出てきたのに驚いた。
クリーフもこの作品以降、次々と話題作に出演してきてるし
二人の転機になった作品は多分これの事だと思う。
中半の金庫強奪のシーンはセリフがほとんどなくて映像だけで表現してるから
少し分かり辛かった。けどフォードが「セリフが少なくアクションの多い映画は傑作だ」
みたいな事言ってたし、撮影するときレオーネはその言いつけを常に守っていたんじゃないかな。
キャプテン (2007年)
爽やかでほろ苦い青春野球映画
主役を含む中学生役キャストのほとんどが一般オーディションで選ばれた素人なので
演技力はどうしようもないが、それに慣れてくれば等身大の中学生の姿が良い
同じく野球を題材とする漫画を原作とする「タッチ」や「バッテリー」と比べて
なんといっても野球の描写に優れている
非常にベタな展開ではあるが試合のシーンは見ていて楽しい
424 :
名無シネマさん:2009/03/29(日) 06:06:15 ID:abZfKDUl
アフリカン・シンジケート
若夫婦が新婚旅行の南アフリカでさらわれる話。
主役の若妻が日本人好みのキュート系でとてもかわいらしい。裸も初初しくてよかった。
話は日本のライトノベルのような他愛無いもの。
DRAGONBALL EVOLUTION 3回目
3回見るとさすがに慣れてきて出来が気にならなくなってきた
しかし脚本がクソなのは問題だが、それより緩急のない演出の方が酷い
ウォッチメン 2回目
映画→原作→映画の順番
原作を見ていたのでオープニングの過去回想が楽しい。モスマンがかわいそう
わりと早く出てる素顔のロールシャッハもお楽しみ
ハレルヤ!
クローンウォーズ
くだらんアニメ。
なにがすかぴょんだ。
ジャバの息子はアザラシみたいでけっこうかわいい。
427 :
名無シネマさん:2009/03/30(月) 20:07:01 ID:CgYHwSxC
クローンウォーズ(劇場版)
皮膚感がチョット…髪や髭が硬そうで外骨格みたい…動きがチョットカクカクしてる…
という先入観と共に見始め、パチモン臭いオープニングで不安がつのり、
やたら目が大きくて顔のバランスが悪く、妙にはしゃいでるアソーカの登場と共に絶望感に襲われました。
でも見進めるにつれ、あんま気にならなくなります。(吹き替えの“すかぴょん”はともかく)
次第に生まれるアナキンとアソーカの微妙なリラックスした師弟関係も心地良いし。
アクション・バトルシーンも多く、極端な話、メロドラマだったエピソード2より面白いかも。
今後、NHKでアニメ版が放送されるようですが、むしろアソーカがどうなってしまうのかが気になってしょうがないです。
話の位置づけ上、バッサリと悪役を切っておしまい、とはならなかったのが物足りなくはありますが。
ところで、アソーカの頭って、髪?かぶり物?皮膚?
天国までの百マイル
(未読だが)浅田次郎の素晴らしい原作、豪華キャスト陣、手堅い演出、
しかし何だかイマイチ。
結局主人公がどう救われたのか?曖昧なラストで尻すぼみ。
ロードムービーにしては中途半端だし、伝説の心臓外科医も結局は顔見せだけ。
元嫁は重要な役柄のはずだが、共感出来ない何だかよく分らないキャラに。
大竹しのぶの巧さだけ妙に目立ってしまった。
脚本がまずいのか、監督の力量不足か、素材は良いが消化不良が残念。
429 :
名無シネマさん:2009/03/31(火) 15:23:01 ID:jd2MuxVc
「高校教師」(93年)
ドラマとは全く違う展開・設定&残酷さは2割増
ドラマはまだほのぼのしてたけど、こっちは妙にリアリティがあった
というか出てくる登場人物皆異常
情景描写は言うことなし
演技に関しては唐沢も遠山も少々大根だったが、遠山の素人っぽさが逆に良い
荻野目慶子の演技は神がかっていたが、見たあとトラウマになる
ウォッチメン
グロ注意。スプラッタ系が苦手な人はかなりきつい。隣の「ドロップ」と間違えて入ってきたようなジャージカップルは泣いてました。
80年代の風俗が分かっていないと面白さ半減な気がする。
オープニングのボブ・ディラン「時代は変わる」が効果的。
他にも「アンフォゲッタブル」とか、レナード・コーエン「ハレルヤ」とか、個人的に音楽がツボだった。
さりげなく映っているロバート・パーマーのビデオについ目頭が熱くなる。
431 :
名無シネマさん:2009/04/01(水) 00:15:29 ID:ew+vC71Z
ブーリン家の姉妹
王の寵愛を巡るアンとメアリーの姉妹による愛憎劇が軸ですが、
意外にねちっこい展開にはならずアッサリ目に描かれてる印象。
とはいえ、アンを演じたナタリー・ポートマンの冷たい眼光はなかなかでした。
当時の王の離婚がどれだけの問題だったかまでは描き切れてはいないので、
深く興味がわいた人は「わが命つきるとも」とかに興味を持っても良いかと。
クライマックスも盛り上がり不足感があって、ラストは想像通りテロップでその後の説明。
ヘンリー死語ももっとドロドロするので、これまた興味沸いたら「エリザベス」ですか。
トータルで言うと、荘厳な歴史劇を描いたと言うよりは、メロドラマ。
ゴッド・アーミー 悪の天使
天使ものの話だけど某キアヌ映画と設定が似てるしあんまり宗教っぽくないので
個人的には見やすい ジャンルは何になるんだ?オカルトホラー?
野郎とおっさんばっかりだけど面白い
ヒロインとキスシーンどころか主人公がへryだけどかまわない
ヴィゴモーテンセンとかも出ててそっちに注目が行くようだけど
やっぱりウォーケンの極悪永遠に俺の嫁天使が好き ブルネット最高 存在がえろい
炎バーンとか子供と遊んでるとことかレイチェルへのセリフとか好きなシーンは数知れず
書きたいこといっぱいあったけど忘れたので最後に
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ! DVD化最高!
∧_∧ / / バンダイ様本当にありがとう!
(´∀` / / + あとウォーケンと脳内で結婚した!
,- f 俺はウォーケンと脳内で結婚したぞ!
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
433 :
名無シネマさん:2009/04/01(水) 23:29:44 ID:ew+vC71Z
かけひきは、恋のはじまり
作風は異なっても一昔前を描くのが好きなのかなジョージ・クルーニー監督作。
演技でもライトなテンポで二枚目と三枚目を気楽に演じてる感じ。
ただ、恋のさや当てとかはあるんだけど、邦題から期待する程ラブバトルな印象でもない。
フットボールのプロと言っても草試合のような時代から、競技へと成長する黎明期の移ろいを
古き良き日を懐かしむかのようにのんびり描いてて原題の「レザーヘッズ」のほうがしっくり来るかも。
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
「ベートーベン」系のドッグコメディかと思ったら
新婚夫婦が犬を飼って15〜6年を共にする話だった。
犬というよりも若い家庭を描いた映画かな。
最初はリア充イチャイチャ夫婦乙って感じだったが
最後にはボロ泣きした。やっぱ犬と過ごす生活ってかけがえないわ…。
道徳観にうるさい人は見ない方がいい。
ドロップ
おもしろかったよ
436 :
名無シネマさん:2009/04/01(水) 23:51:47 ID:DlB6C0W6
パッセンジャーズ
なかなか見応えありました エリック役のパトリックのセクシーな身体も見れるオマケもあって ラストも含めて予想外に楽しめたっすね!パトリックはイイ男だなぁ
ホット・ファズ
・・・・・まあ、、、本当に面白い映画なら
署名運動なんかしなくても普通に公開されるわな。
期待したのがバカだった、、、
「ウォッチメン」
あらゆる視点から見た「正義」を描いた映画。
スケールは大きいが、逆にテーマが広大かつ、多岐に渡っているため、
160分という長尺ではあるけども、たくさん詰め込んだ割には一つ一つが浅いかなという印象。
2作くらいに分けて、ヒーローそれぞれの抱えたドラマをもっとじっくり描いた方が良かったんじゃないか。
あれだけ広げた風呂敷を、ああいう形で一つのテーマに収束させたのは素晴らしいんだが、
それだけに、何か惜しいというか、若干の消化不良感でモヤモヤした物が残った。
439 :
名無シネマさん:2009/04/03(金) 01:01:12 ID:SyRCGE3M
ワルキューレ
トム・クルーズ主演の割りにまともな映画だった。全編英語もあまり
気にならなかった。本当に脇役の若い兵士たちが映画の行方に関係
していて、印象に残った。ただトム・クルーズじゃなくても良い気もする。
【ウォッチメン】
原作やコスチュームヒーローに知識がない身としては
作り手たちの〈愛)がしんどい、壮大な馬鹿映画に思えます。
Dr.マンハッタンという人、物理学者の時はしょぼいオヤジなのに、
再構成されたら筋肉ムキムキに。やっぱ神(に近い存在)は腹割れてなきゃダメ?
ナニもあれが理想ですか。パンイチだろうとフルチンだろうと、
シリアスな場面だろうと、すいません、やっぱ目がそっちに…
若干ネタバレになりますが
道具立てだけでなく、中身が最早レトロ。
米ソ対立の融和→全面核戦争の回避=平和っていうのは、
一応人間たちだけで冷戦をくぐり抜けてきた現在となっては…
ヒーローたちの悲壮な決意も有難味が薄れるというもの。
技術的に映像化が可能になったからやりましたというのでは、
ハリウッドのオタクたちの原作への〈愛〉もいかがなものかと。
デッド・フィッシュ
錠前師の妻に一目ぼれをした殺し屋の話。
これは思わぬ拾いものだった。小洒落てテンポがよく面白い。
よく分からん映画に手を出してるとこういう大あたりがたまにあるから止められない。
ゲイリー・オールドマンもファニーでいい。
ちょっと借りてくるわ
「堕靡泥の星 美少女狩り」
輸入盤が届いたんで視聴。期待通りリージョンALL盤。
初見なので女優さん達の頑張りとちゃんとした美術に感心。
ヒロイン(新人)に演技力があればさらに深みが増したのだろうなあ。
娯楽映画におけるご都合主義の効用を鈴木則文監督が説くコメンタリーは
説得力ありました。
シッコ
病気になったり怪我したら死んだほうがいいな。
無理に生きることもないと思いました。
445 :
名無シネマさん:2009/04/05(日) 04:14:39 ID:OlQPt7WD
ペネロペ
クリスティーナ・リッチは本当にこういうファンタジー映画が合うね。
マカボイとのカップルもお似合い。
小粒だけど話にまとまりがあるし、少しメッセージ性も感じる。
アナコンダ3
スネークハンターのおっさんがどこかで見たことあるな〜と思ったら、ナイトライダーのマイケルだった。
かなりしょぼい役で、かつてのナイトの姿を知る者としてはしょんぼり。
内容は水曜シアター9でよくやってるB級でした。
ブーリン家の姉妹
かのイギリス国教会が成立するきっかけとなった事柄を描いているが
歴史的な観点より、題名通りに二人の姉妹の愛憎劇として面白かった。
サンディ・パウエルの衣装はアクセサリーも含めて肖像画と
そっくりに作られていたが、生地の色彩やカットや細かい装飾が
ある意味現代風に魅力的に作られていて流石。
二人の対照的な性格が効果的に物語を織りなしている所が好印象。
残念なのは、登場する男たちが誰一人魅力的に演出されていない所。
完全に女性メインのストーリーで分かり易く物語をまとめるには
仕方なかったのかもしれないが。
448 :
名無シネマさん:2009/04/07(火) 03:36:21 ID:gIus0PTG
ヘンリー・プールはここにいる 〜壁の神様
パッケージの解説にはコメディドラマって
書いてあったが、笑うとこ一切なし。
真面目な、人生しみじみ回顧系ドラマでした。
同趣向なコメディ役者がシリアスドラマに挑戦的な、
「主人公は僕だった」に何となく雰囲気似てる?
トンデモどんでん返し系サスペンスの問題作
「隣人は静かに笑う」のペリントン監督作にしては
ラストのどんでん返しがなくてガックリ。
しかし主人公と境遇が似た人が見ればシンパシー感じるだろうし、
なにがしか教訓的なものが残る割と良作だと思う。
ボーカル曲の使い方が雰囲気の盛上げに貢献。音楽の使い方
が上手いところも「主人公は〜」に似てる。
フィアレス
飛行機事故で生還して以来、恐怖を感じなくなった主人公と周囲との葛藤劇。
恐怖=畏怖の心を無くしたら人間オカシクなってしまんうんだぞ、
そんだけで神の視点なんて、笑わせるな
というキリスト教のお説教がテーマなのか?
そもそも主人公始め共感できるキャラがほとんど居ないのが失敗だと思う。
力の入ったラストでなんとかまともな映画になった。
450 :
名無シネマさん:2009/04/07(火) 23:49:23 ID:m2Hr0e8L
トロピック・サンダー
意外と配慮が行き届いていて、それぞれに見せ場が用意されてたりした。
中心の3人はともかく、やっぱりテロには屈しない豪腕プロデューサーが一番輝いてた気はする。
その総帥の傍らで微妙な怪しさを放つ製作者はアパトゥ関連作でもお馴染みのあの人ですね。
相変わらず楽しい役を演じてます。
比較的、割を食ったのは監督役でしょうが、(偽)ドキュメンタリーではしっかり出番多いので
それで相殺と言うことで・・・出来はともかく。
バンク・ジョブ
まあまあ。ステイサムがいなかったら観てない。
452 :
名無シネマさん:2009/04/08(水) 01:40:15 ID:ZcapxYvI
レッドクリフ2
1は見てなかったので、
三国志のマンガで勉強してから。
けっこう楽しめた。
と思ったら、
1は12日にテレビでやるそう。
グラン・トリノ
未来がある若者と、ないDQNに老兵はどう示しをつけるか。クリント・イーストウッドはこの作品を遺作にしようとして撮ったんじゃないかと思えた
プリティ・プリンセス2
幸せになるための27のドレス
ペネロピ
久しぶりにラブストーリーばっかり続けて見た
個人的には架空の国とかおとぎ話風のものが好きなので
プリティ〜とペネロピがよかった。画もきれいだったし
それにしても今さらすぎるけどプリティ〜は
そのまま「プリンセス・ダイアリー」でよかったのになあ…
さらば愛しき女よ
音楽がよい
ダル〜なふいんき
中身とかミッチャムとかもうどうでもいい
むしろ音楽だけで2時間ならよかったね。
ネバー・バックダウン
サッカーのロナウド似のDQN主人公が総合格闘技で成功していく青春ストーリー。
昔のカラテキッドの総合格闘技版のような感じ。
ハリウッドでおなじみティーンに見えない人々は苦笑もんだけど、
意外と人間ドラマの部分が丁寧に描かれてたのが良かった。
八月のクリスマス
日本版リメイク8月の〜と比較のために鑑賞
ヒロインの職業が違うぐらいでほとんど一緒
同じ内容の作品は先に見た方が面白い
レイチェルの結婚 試写
家族内口論戦争
レイチェルとキム(アン・ハサウェイ)の冷戦も凄いが
母親(デブラ・ウィンガー)の投げっぱなしが怖い怖い
レッドクリフパート2
最近オスカー関連作をたくさん見たからか、さすがにこれは大味すぎて困った
緩急というものがまるでない。メーターで言ったら1か10しかないので
女二人が下手なのに出番が多いのも謎。売り物の戦闘シーンはまあまあ。雲のCGに萎え
これで戦争に勝者はいないとか言われてもなあ。監督引退した方がいいぞ
460 :
名無シネマさん:2009/04/11(土) 16:10:03 ID:0E/4QX5c
レッドクリフ・パート2
ソ連が国家の威信をかけて完全映画化した「戦争と平和」のような
三国志を完全に蘇らせた映像化、という期待はやっぱり崩れ去りました。
よく考えたらジョン・ウーが繊細な演出した作品って思いつかないし、当然の結果だったのかも。
完全にジョン・ウー版三国志と割り切るしかないです。
で、最大の戦犯は誰か考えてみたら、前後編を通じて“尚香”に軍配が。
女が戦場を駆けめぐったり、敵陣に潜り込んだり、女性に配慮したつもりなんだろうか。
あとは、オリジナルキャラクターの存在が意味不明です。
甘寧じゃ見せ場が作りづらいから無茶な動きができる架空の関興を作ったのはなんとなく分かった。
ゲスト出演と言うことで団子の食べ方も一人だけ、お上品でした。
後編に登場する隊長クラスの若者の存在が、どんどん三国志じゃない方向に・・・。
黄蓋が残念な扱いなのは前半からうすうす感じてましたが、
その他、劉備は孔明との秘策で演じてたというより、本気でやる気がなかったようにしか描かれてないとか、
孔明が気象学的に風を予測したとしても、あえて風乞い?で士気を鼓舞するというのもアリだったんじゃ?とか、
そもそも、隙あらば癌になりかねない孔明を除こうとしてたはずの周瑜が孔明と仲良しだったりとか、
期待以上に迫力はあった水戦より陸に上がってからの戦いのほうが比重が大きくてノルマンディーか?とか、
この一大決戦において、あのラストはなんだよ!!!!とか、
突っ込みたいとこ満載なので、趣味の合う人と一緒に見た方が良いと思います。
最後に、白い鳩ね・・・
さりげなく使うならならともかく、もはや失笑ものとしか言いようがない無意味なこだわり。
結局のところ、監督からが間違いだったんだと思います。
荒野の七人
ユルブリンナーにすぐ会っちゃうし
すぐ引き受けちゃうし
農民に悲壮感はないし
種子島に代わる物もないし
あっけなさすぎ。
レッドクリフパート2
1は無駄に長いシーンばっかでかなりうんざりしたけど、今回はそういうのがだいぶ減って苦痛は感じなかった
やっぱ原作にあるエピソードは面白くて、オリジナルなパートになるととたんにダレる感じ
ラスト敵の大将前にしてなんであれで終わるんだか意味不明
とりあえず合戦シーンのすごさだけで見る価値はあったかな
463 :
名無シネマさん:2009/04/11(土) 23:12:28 ID:wYNYef+6
1408号室
期待してただけにガッカリ。「ミスト」って面白かったんだなぁと再認識。
Xファイル・真実を求めて
今回の基本ネタは映画よりもドラマにした方が面白いんだろうな。
なんか人間ドラマで膨らませすぎな気がする。
レッドクリフ2
1同様やっぱり要らないと感じるシーンが多くて冗長な印象
1よりは曹操のキャラクターが掘り下げられてたのは良かった
が、魏側の描写は余りに薄い
オチは納得出来ない
長すぎて尻が痛くなった
465 :
名無シネマさん:2009/04/12(日) 00:29:32 ID:E9uK7TGI
レディ・ジョーカー
なんじゃこりゃ出来が悪いにもほどがあるぞ
ドラゴンヒート エリック・コット監督
人生最悪の映画かも。数分でもう見る気無し。
壊れた映像を延々見せられている感じ。
ザ・バンク
地味なキャスティング、暗い色調、どんどん殺される登場人物。
時々禅問答のような台詞。
難解ではないけれど少々複雑なので一般的な受けは悪そうだ。
それから、登場する建物が美しい。グッゲンハイム美術館とかもうたまらん。
余談だけれどクライブ・オーウェンってでかいんだな。
「この自由な世界で」
さすがケン・ローチ&ポール・ラヴァティならではの重さ。救いの無さw
100分未満の映画なのに見終わった後の疲労感ったらないよ。
去年夏の公開時よりも、経済環境が激変したDVDリリース時の現在の方が
ちょっぴり上の階層の労働まで買い叩かれてる分、痛みが伝わりやすいかもしれんね。
最終絶叫計画4
個々のパロディは面白いけど、物語展開のグダグダ感・投げっぱなし感は3より酷い。
呪怨や宇宙戦争はともかくヴィレッジはオリジナリティのない、演出命の映画なので
イジりにくい映画であるし、パロってもどうしても陳腐なものにしかならない。
その点も含めて色々残念な映画。
それにしてもレスリー・ニールセンは老化が激しすぎてアップが辛くなってるなぁ。
470 :
名無シネマさん:2009/04/12(日) 14:31:25 ID:03Hglcgp
ラスト、コーション[R-15版]
トニー・レオンには悪いですが、脇役にしか感じられなかった。
ヒロイン役の女優さんの繊細な演技や表情・眼差しが見事で他がかすむほど。
長めの尺も、複雑な時代と微妙なバランスの中で燃え上がる愛を丁寧に描いていて気になりません。
エロス描写に関しては、TV用に監修されたR−15版のためか、
それほど過度なものではなく、二人の関係を表すのに必要な程度だったかと。
最初のアプローチには、やや引いてしまいましたが・・・。
いちおう、一人で見るほうが気まずい空気を回避できるとは思います。
映画に直接関係ないですが、女性の脇毛が妙にエロチックに見えてしまいました。
アパートメント(仏・1996)
ヴァンサンカッセルって、フランスの二枚目俳優なんだろうけど、
何とも奇妙な宇宙人顔ですねぇー。
この顔が最初の30分間にしょっちゅう大写しになるもんだから、
若干イライラしてきたところに、モニカベルッチたんがご登場。
今度は、モニカの顔が大写しになり始め、途端に機嫌よく見ることができました。
この映画でカッセルとモニカは知り合って、
モニカはそれまで数年間婚約していた彼氏がいたのに別れて、
カッセルと結婚したとのことだけど、
こんな役演じたら、二人とも、意地でも一緒にならんと気が済まんなるやろ、そりゃ、
というのが感想です。
472 :
名無シネマさん:2009/04/13(月) 23:09:09 ID:ZLVl2khP
ザ・バンク
地〜っ味。銃撃戦はすごくよかった。最後のほうはアレ?これで終わり?って感じ。
渋めの雰囲気はいいのだが、話的に盛り上がる部分がもっとあってもいいんじゃないか?
ラッシュアワー3
面白くないのにわるのりしすぎでなんかはらたつ
最後のジャッキーの踊りは見てらんない。
数日前にテレビで放送した「宇宙戦争」をDVD録画したので見てみました。
ハッキリ言って駄作!
主人公は逃げ惑うだけ、オチは最後のナレーションで解説するお粗末さ、
親子喧嘩しながら逃亡している印象しか残らず、感動も共感も一切何も
視聴者には与えない、ただのCG多用の(制作費の)贅沢映画。
久しぶりにこんな駄作を見たので、思わずここに書きたくなるほどの映画。
俺も宇宙戦争観た。
親に反抗するのはバカ兄貴のほうだけにしてダコタ・ファニングには
可愛い娘役をやって欲しかったな。
そうすればどんな駄作でも擁護する価値があっただろうに。
トロピックサンダー
グロすぎ。小さい子供にはみせられないな
米沢守の事件簿
赤壁2
クローズ02
映画代が惜しくないと思ったのは赤壁2。
アクロバットは笑えるが。
他の2本はレンタル、テレビの放送待ちで充分オッケー。
レッドクリフ
みなが三国志を知ってる訳じゃないだろうに、
なぜあんなに大ヒットになったのか分らない。これも時代劇ブームの追い風だろうか?
俺は多少は三国志を知ってるが、演義ストーリーをダイジェスト的に
あっさりと済ませ、各武将の個性もイマイチで、これでは一般人は辛いだろうと思った。
ジョン・ウーってこんな普通な監督だったの?
個人的にはチャン・イーモウの「英雄」路線みたいにもっと壮大でぶッ飛んだ演出にして欲しかった。
魔笛
まったくもって意味不明と言うしかねーだー!
「レッドクリフ」
おれは2ちゃんでさんざん「冗長」「退屈」と聞かされてたから怖いもの見たさで見たけど面白かった。最後までイケた。
三国志は葬送(もう漢字わからん)が口八丁だ、くらいしか知識がなかったが人物描写を絞ったのか、キャラが混乱しなかったのも巧いなと思った。
おかげで2は劇場に行こうと思った。船の戦いが超楽しみ。
481 :
名無シネマさん:2009/04/16(木) 23:55:52 ID:u3Tci5E1
ライラにお手あげ
またしても、ベン・スティラーが振り回される映画。
ライラのエキセントリックぶりは尋常じゃないけれど、生活ぶりや過去のことなんかは
知ってから結婚を考えた方が良いな・・・というのは人ごとではないです。
でもライラに悪気がなくて、たまに健気なモンだから、男のほうの無責任さが目に付いてきたりした。
それだけにオチが面白かったです。
エンドロール途中に挿入されるワンシーンはいらなかったけど。
新婚旅行なので、夜のシーンはワイルドなので、お子様の目に触れないように・・・。
GOEMON
ゲームとか「300」をやりたいのに、なんでヒューマニズムでごまかすのかな
自分の描いていた画を映像には(質はともかく)出来てるので監督は成長してるので
前作が10点なら今作は25点
キャストでは信長がしょぼい
チェ・ホンマンが秀吉のボディーガードって、知っててやってるのかな
483 :
482:2009/04/18(土) 01:16:48 ID:cRzoGw6/
書き忘れ
レッドクリフパート2もそうだけど。GOEMONも最後に戦争イクナイってのが説得力ないんだよなあ
ルート225 (2005)
すごくよかった。見終わった後、心にジワーっと染み込む感じ。
とってもせつなく悲しい事だけどそこに立ち止まって泣いていてはダメだ
という前向きさを感じさせるラストはこれで良いと思う。
「イエスマン “YES”は人生のパスワード」
久しぶりにジムキャリーのコメディ映画を見た。
ジムキャリーちょっと老けたかな?
全体的にあっさりし過ぎてる感じで今一物足りなかった。
消えた天使
リチャードギアが気持ち悪い年の取り方しちゃってまあ
黒目だけになっちゃってるし
一番の変質者に見える
487 :
名無シネマさん:2009/04/20(月) 06:18:00 ID:GJ5bmx4w
王将('61)
ご存知辰巳柳太郎の舞台での当たり役坂田三吉を
巨匠伊藤大輔による3度目の映画化。
今となってはテレビの赤いシリーズの悪役や、
釣りバカのスーさん役のイメージが強くなってしまった
三国連太郎が三吉を演じる。
最初オーバーアクト気味かなと思ったが、
徐々に気にならなくなっていく。恋女房の小春との
関係が涙を誘い、娘役の三田佳子や弟子役の千葉真一とか
若い頃なので初々しい。脇の殿山泰司や花沢徳衛とか良い顔の
バイプレイヤーも味わい深い。
大胆に省略&美味しいところだけを見せ切った伊藤演出も手堅い。
でもやっぱりこういう万人に愛されるキャラは、
坂妻や辰巳柳太朗あたりのスター役者に演じてもらい気もスル。
488 :
名無シネマさん:2009/04/20(月) 06:31:50 ID:GJ5bmx4w
狂気の海('07)
リングシリーズとかで有名なシナリオライター高橋洋の
監督第二作目。とはいえ映画学校の授業として5日くらいの
日数で製作された超低予算短編。たった34分しかない。
がしかしそこから垣間見える禍々しいストーリーは
予告編を見た時から強烈に惹き付けられた。
前作「ソドムの市」を遥かに凌駕する、
ハチャメチャな世界観に圧倒させられる。
ムー帝国の末裔やら「一神教を信じる国から平和憲法第九条を
妄信する、戦争が生み出した狂った理想の国日本」だの、
オカルト?日本戦後思想?日本神話、
はたまた巫蟲や呪殺〜霊的国防だの恐ろし気な言葉が
舞うが、実際その壮大な世界観に反して、
ほとんど密室劇とあとは富士の麓でのイロイロやら、
見せ方はとにかくチープ。
監督の高橋洋に億単位の制作費渡して、
ちゃんとした娯楽映画として完成させてもらいたい気もスルが。
まあ無理でしょう。意欲だけは強烈に買います。
客を選ぶが「幻の湖」好きにはオススメ。
(スティーブ・マーティンの)ピンクパンサー2
ジャン・レノのおっさんっぷりがすごかった。
クルーゾーにもついに引導が… 次はないのか。
「ノーカントリー」
絞殺シーンでもなく、ガスボンベ銃で脳天ぶち抜くシーンでもなく、
店のレジでねちっこくイチャモンつけるシーンが一番怖い。
エンディングはなぜか「逃げ切るといいな」と思っちゃう。
491 :
名無シネマさん:2009/04/22(水) 21:57:33 ID:Xfl0+g0L
ウォーリー
地球のシーンのジオラマっぽい感じが好き。
イブ=ジャガー横田 ウォーリー=医者の夫 と脳内変換してみた。
トロピック・サンダー
一番おいしいのはトム・クルーズじゃないのか。ジャック・ブラックの
キャラはなんか物足りなかった。
名探偵コナン漆黒の追跡者
普通に面白かった。東京タワー綺麗
マルコムX
過激で狂信的な運動家、という先入観があったが
意外やかなり真っ当な人物であった。
映画としても非常に真面目な作りの力作で良かった。
けどやっぱりちょっと長過ぎ。
クールでキレたチンピラから突然目覚めて更生する下りもやや違和感。
主人公が崇めていたイライジャ師は日本の某メジャー教団のあの人とダブったww
494 :
名無シネマさん:2009/04/24(金) 00:53:26 ID:0nVstaiW
彼が2度愛したS
ハニートラップ怖い!俺に仕掛けてもメリットないけど。
セクシャルな内容ながら、エロスは抑えめなので、安心して鑑賞いただけます。
キャストの割に地味な印象の映画ですが、主演2人がピタッとはまってた感じ。
最近、お人好しの役が多いユアン・マクレガーはともかく、
気さくでスタイリッシュなヒュー・ジャックマンには孤独を抱えてない男でも惹かれるだろ。
一方でヒロインが演出不足かな?心の動きが描き切れてなかったと感じた。
だから、ラストが突然すぎるような後味が残りました。
原題をカタカナ表記にしただけの洋画も増えてる中、頑張ってミステリアスな邦題を付けたのは好印象。
どの時点をもって“2度”とカウントしてるのかは分かりませんでしたが。
495 :
名無シネマさん:2009/04/24(金) 01:03:07 ID:0nVstaiW
グラン・トリノ
いぶし銀演出はここずっと続いてますが、今作も静かな演出という印象を受けました。
ただ、最近重いばっかの展開が多かった中、少しコミカルな味付けがされていて劇場からクスクス笑いが聞こえました。
人間嫌いで牙を剥きだした犬のようなうなりをあげるイーストウッド翁は、得意の?差別的・排他的な偏屈頑固じじいを演じてます。
とはいえ、今作では周囲の善意の嵐に圧倒されて、穏やかな表情が多く、近所づきあいする姿が楽しいです。
それだけに中盤以降展開は胸の奥に不安が起こりますが、
ラストは人によってはとらえ方が違うんではないでしょうか?
最後に流れる穏やかなしわがれた歌声と相まって、優しい映画だなーと個人的には感じました。
496 :
名無シネマさん:2009/04/24(金) 17:18:53 ID:Y4tQrsjj
片腕マシンガール
井口監督の抑圧された脳内願望を映像化した、
惨過ぎる映像満載。インパクト大。
ビジュアルの強烈さの割にはストーリーは、
単純なイジメ→復讐話なので、血飛沫+ドリルブラに
あまり興味の無いクチにはちょっと喰いなりない。
もうちょっとひねりが欲しかったかも。あと魅力的なキャラを
もう一人ぐらい欲しい。
それにしてもナニゲにポスト三池崇史的なポジションになっているのでは。
テレビの栞と紙魚子の怪奇事件簿も面白かったし。
井口昇監督の次回作に期待。
プレステージ
あんなマシンを手に入れて瞬間移動の
マジックにしか使わないのがバカすぎる。
ボウイも普通のおじさんになっちゃったなあ
テスラ役ってのがボウイらしいっとね
498 :
名無シネマさん:2009/04/25(土) 00:28:23 ID:kher5mVB
メメント
おもしろかったが、結局何が真実か?
誰か教えて
500 :
名無シネマさん:2009/04/25(土) 04:04:50 ID:DaR/M0Z1
501 :
名無シネマさん:2009/04/25(土) 04:16:00 ID:q0LXlIsQ
アンダーカヴァー
ウォルバーグ目当てで見たけどフェニックスに惚れた。
地味な作品だけど容赦ない暴力描写にびっくり。
502 :
名無シネマさん:2009/04/25(土) 18:11:30 ID:7/clP7V/
アンダーカヴァー
キャストに演技派を揃えて、渋く緊迫感がありました。
アンダーカヴァー状態の前半より、中盤以降の展開がスリリングで気を抜けません。
車のシーンもスタイリッシュさを求めた細かい演出でなく、迫力がありました。
全体的に無駄な贅肉がなくて、中だるみする暇なかったです。
観てるうちに正義感というか、マフィア許すまじ!という思いがメラメラ燃え上がります。
503 :
名無シネマさん:2009/04/25(土) 18:20:59 ID:gN8bcP/b
グラン トリノ
うああああ〜!!!!
泣けた。
505 :
名無シネマさん:2009/04/26(日) 18:16:18 ID:HSTM3kNY
WALL・E
ほぼ台詞無しのロボットを中心に据えるというチャレンジブルな設定ですが、
見始めたら、ウォーリーとイブの仕草や行動がエモーショナルで、言葉いりませんでした。
ウォーリーの健気さとイブの必死な姿で終盤は胸がキュっときます。
低血圧っぽいウォーリーがなかなか可愛かったです。
でも、一番気に入ったのは、執念深い「モー」。
506 :
名無シネマさん:2009/04/26(日) 18:33:20 ID:HSTM3kNY
キミに逢えたら!(Nick & Norah's Infinite Playlist,2008)
大きな山場があるでもない、とりとめのない青春の中の一つの恋模様を描いた映画。
二人の音楽の趣味の一致がキーになるんだけど、
あんまりニックのCDや二人の音楽語りが前面に押し出されることはなく、
徐々に惹かれ合っていく二人の雰囲気を楽しむ感じで、派手な恋話ではないです。
全米興収TOP10マニア以外、あんまりチェックしてる人居ないんじゃないかとも思いますが、
映画の個性も何もないテキトーな邦題にガッカリ。
原題の直訳のほうがマシだったんじゃないかと思います。
507 :
名無シネマさん:2009/04/26(日) 18:33:45 ID:WeW7YSjG
火宅の人('86)
もちろん長い小説のエピを適当に省略〜強調した演出がなされてるのだが、
とにかく細かいエピソードの作り込みが細かく、割と見応え有り。
舞台装置のしっかりした、いい舞台を見たような満足感が味わえる。
緒形拳&いしだあゆみを筆頭に濃いメンツが揃ってるので、
派手な演技になりがちでちょっと胃もたれ気味。
音楽は井上尭之が担当、70'sイズムが溢れたちょっとやすっぽい感じ。
刑事ドラマかとおもた。
全体的にみて、不倫というよりは浮気〜さすらい的な、
主人公の放蕩を繰り返しつつも憎めないキャラを楽しむ
映画で、そう言う意味では原作読んだ方がいいかもしれん。
ただし九州を中心にロケした風景映像が美しかった。
卒業(菊池桃子主演・テレビ映画)ネタバレあり
今の人の鑑賞には堪えられない出来。
物語の序盤で犯人が誰なのか知るのに、なぜ警察に通報しないのか疑問。
家族と血が繋がってないエピソードとかいらん。昔の少女漫画でももうちょっとマシだと思う。
509 :
名無シネマさん:2009/04/26(日) 19:45:29 ID:RoN1kB4E
おっぱいバレー
単純かつ素直に楽しめた映画でした。
ミリオンダラー・ベイビー
あんたを見直したよ。イーストウッドさん。
グラン・トリノ
筋書きは西部劇のそれなんだけれど、いやあ素晴らしかった。
あとの段取りをすべて整えてから最後の決闘に向かう主人公の姿が美しい。
年寄りは若者の良きメンターたりえてこそ地域に生きる価値がある。
512 :
名無シネマさん:2009/04/27(月) 05:44:27 ID:xNXJsu9z
ぐるりのこと
去年の映画賞総なめ的に話題になったこの作品をやっと見た。
予想に違わぬ、主演二人のナチュラルな演技に引き込まれる。
特にリリーフランキーが素人ながらここまで演技が出来るとは意外。
木村多江も美しすぎないその美貌で精神的に病むヒロインを演じ、
新境地ではなかろか。
橋口監督も前作「ハッシュ」からさらに深化させた緻密な
脚本と絶妙のバランスのキャスティングでその演出の冴えを見せる。
90年代に起った重大事件と夫婦と家族〜そして社会との関係を見事にリンクさせた
見せ方は、ある意味ハリウッドでは「フォレストガンプ」「ベンジャミンバトン」で
やったようなことを、邦画でやるとこうなる感じだろうか。
それに前作もそうだったがこの監督、家族関係の軋轢の描き方が上手い。
今回は木村多江の兄貴のヤンキー系嫁が絶妙。
「おくりびと」
伊丹十三監督作品
「お葬式」のテレビリメイク
もくんのキレ芸、
とってもとってもとってもとってものぶりっ子芸、
徐さんの籠もり芸
山崎翁の盗み見等
各人の得意技がもれなく披露されてるものの
死人達にかなわず。
風評に惑わされずDVDでGW前全品レンタル代半額キャンペーン中に当日返却105円で見て正解。
ウォッチメン
見苦しいからパンツはけよ
515 :
名無シネマさん:2009/04/28(火) 00:41:58 ID:kHEEf2e5
グラン・トリノ
これは「ダーティー・ハリー・最終章」と言ってもいいかも知れない。
差別用語のキャッチ・ボールが面白くて場内爆笑。良いキャラクターを
作った脚本家と演じたイーストウッドに拍手。
516 :
名無シネマさん:2009/04/28(火) 03:21:27 ID:yOKuyfEJ
鴨川ホルモー
予想外に面白くて公開してる間にもう一度見たい。ただ、頭の中は、レナウン娘の唄に汚染されたwww
先日NHKBSで録画した「河童のクゥと夏休み」を見ました。
2時間を超える大作でしたが、意外と面白かったです。
親子で見てても、大人も子どもも楽しめる映画でした。
518 :
名無シネマさん:2009/04/28(火) 21:29:43 ID:WRDwj5q5
Death Sentence デス・センテンス
ケヴィンベーコン主演の社会派(?)ドラマ
仕事も生活もすべてがうまくいっている主人公ニック、その将来を嘱望されている自慢の息子が
ギャングの襲撃にまきこまれて殺されてしまう。犯人のチンピラは刑務所に入れても3〜5年で
でてきてしまうという司法の理不尽さに疑問を感じたニックは、自らチンピラに裁きを下す。
だがその兄はギャング団のリーダーで、姿を目撃されていたニックの身元は明かされ家族にも
ギャングの魔の手が・・・・
かなり重いテーマで見ていて疲れます。ただベーコンの演技は見ごたえがあり、普通の会社員が
復讐鬼に代わっていく様も説得力十分。銃撃戦や駐車場でのアクションもハラハラします。
この映画は撮り貯めしていたもののなかから何の期待もせず選んで見たのですが、意外と掘り出しものでした。
ただ半生を暴力一つせず生きてきたような普通の社会人が、復讐の念だけで一人でギャングと渡り合うだけの
銃撃戦をやらかすのはどうなんでしょう(;^ω^) ちょっと評価を調べて見ると、この点だけリアリティが欠けると
いう意見がやはり散見されました。
しかしこれは佳作、次のGWで何を見るか迷った方はぜひこの一本を。
519 :
名無シネマさん:2009/04/28(火) 21:45:25 ID:kHEEf2e5
今夜、列車は走る
アルゼンチンのビターな人間ドラマ。
鉄道の民営化で仕事がなくなった人々のその後の生活を描く。
こういうケン・ローチっぽい映画好きだし、この映画もその
国の事情とか理解できて面白いんだけどさ、同じような顔した
ハゲが二人出てきて頭が混乱したぞ。
「ヨコハマメリー」
タイトルロールは、実際に横浜・伊勢崎町付近に出没していた謎の白塗り老女。
地元じゃ有名人。その他の地域で知ってる人は少ないと思う。
この映画は一気に最後まで観ないと駄目だ。
モヤモヤ・ドヨ〜ン・(´・ω・`)・・・
↑内容の2/3は、観ていてこんな気持ちにさせられる。なのに、
最後に救われたような気分になるとは、思いもよらなかった。
彼女はどういう人だったのか?何故消えてしまったのか?
この映画がなければ知ること(ほんの少しだけど)は出来なかった。
製作スタッフに感謝します。
喫茶磯辺
あまり内容はないんだけど
撮影や音楽に力を入れてる
仲里依紗の表情があまりにも可愛い リハウスのCMを一本ね映画にした感じ
みたあと仲里依紗が好きになれる
グラン・トリノ
現代劇だというのに、まさかのあのお約束展開。
ちょっと感傷的すぎるような気もするけど、
テンプレな展開であそこまで楽しめるとは思わなかった。
主人公の少年に対する愛情の深さが、台詞ではなく行動から伝わってきてジンとする。
穏やかなエンドロールを見ながら、あ〜映画っていいな〜としみじみ思った。
ザ・クレイジーズ
ロメロ爺さんなので、いつもどおり人間不信映画です
基本はゾンビを細菌に置き換えただけですね
今年リメイクされるそう
524 :
名無シネマさん:2009/04/30(木) 10:11:40 ID:muRifIZ+
おろち
久しぶり(三回目の鑑賞)に見て思うのは、
セットと音楽はホント素晴らしい。だけど主演の二人の女優がちょっと弱い。
これが、それこそ昔でいうところの「Wの悲劇」のころの三田佳子や、
荻野目慶子あたりの弾けた演技をやれる人がやってたら、
もっと注目浴びたかも。
それにしてもこれだけ際物な原作を上手く映画にしてる。
きょうび多い、
何億も掛けてテレビドラマなのか演劇なのかわからんような邦画が多い中、
低予算ながらも映画を見た感覚をこれだけ濃厚に感じさせるのは凄い事。
監督の演出力のおかげだね。
特に母子絵画の使い方が上手かったおかげで、
母娘ものとして鑑賞でき感慨もひとしおでした。
525 :
名無シネマさん:2009/04/30(木) 13:37:10 ID:HtlhpjBF
グラン・トリノ
素晴しいとしか言い様がない。あのおっさんの映画はやっぱり凄い。
この映画は絶対に観るべきだと思った。
グラン・トリノ
平均年齢60超え、ジジババでほぼ満員状態の中で鑑賞。
かっこえーなぁ・・夕陽のガンマン最終章・・って感じ。
いい映画でした。若造こと是非見るべき映画ですよこれ。
527 :
名無シネマさん:2009/04/30(木) 15:52:16 ID:Qnr6z2jy
グラントリノ
イーストウッドがこれで俳優引退するのは分かる。この年齢でこの役以上の役はあり得ない。
映画も最高だし、エンディングのグラントリノの、マッタリ感が味わい深くていい。とにかく必見でしょう。
528 :
名無シネマさん:2009/04/30(木) 17:13:22 ID:wPN45cz3
ゴースト&ダークネス
化け物めいた人食いライオン2頭と、ハンター2名の命懸けのタッグマッチ!
実話を元にしたという、恐怖と迫力の物語!
…と言いたいとこれだが、なんだこりゃ(´・ω・`)
せっかくマイケル・ダグラスとヴァル・キルマー共演なのに、映像は美しいのに、
登場人物たちの恐怖心や、対立、パニック等も
肝心のライオンとの決戦も描写不足。
もっと面白く作れたろうに…リメイク希望。
グラントリノ 、どこもかしこも絶賛だらけじゃんw
530 :
名無シネマさん:2009/05/01(金) 13:03:23 ID:ji/OXzy9
「スライサー」っての観た。
なんじゃこりゃああwwちょっと面白かったが
スティーブン・キング原作なら
閉じ込められた人間たちの恐怖心とか
おっさんのバケモノぶりとか
もっと描き込んだ方が良いんじゃないかと。
怖さやグロさより、
おっさんや、刃物シャキシャキ機械が
なんかユーモラスに感じたが
ギャグ入りホラーにしても描写が半端だなあ。
おっさんのギョロ目はキモ怖くて良かっただけに残念。
531 :
名無シネマさん:2009/05/01(金) 13:27:33 ID:S/a1ucAP
『若葉学園 チェリーボーイ』
童貞の切なさと、次原かなの美しさに胸がいっぱい。
☆☆☆☆☆
ハプニング
シャマランなのにどんでん返しがないじゃないか!
SAW
謎を提示するとこまではいいんだが展開がグダグダ。
「ミルク」
ショーンペンって、ミスティックリバーはどこからどう見ても柄の悪いDQN親父だったんだが、
この映画では本当にチャーミングで愛すべき「ミルク」だった。
ゲイ等マイノリティのあり方とか、そういう部分ももちろん考えさせられる映画だったけど、
彼の人間らしい優しさに強く惹かれるし、それがあってこその作品だと思った。
ミッション(1986)
南米の山奥で苦心して布教した村を死守するキリスト宣教師の話(実話が元らしい)
キリスト教に興味無いし、最初観たときはよく分らず退屈な印象だったが、
ストーリーや時代背景を調べてからの2度目鑑賞では、なかなかに重厚壮大で
カンヌ大賞獲ったのも納得の映画。
オール南米ロケ、ほとんど実際の原住民を使ったのがすごい。
めずらしく熱血役のデ・ニーロがかっこいい。
ラストサムライ好きな人はお勧め。
535 :
名無シネマさん:2009/05/01(金) 23:52:34 ID:vCNJ2Wnq
バーン・アフター・リーディング
「アカデミー賞監督作」とか「ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット出演」とか
プラスイメージの良い先入観を持って見ないほうが良いかもしれない。
出てくるキャラクターはどこか格好悪く滑稽にあがいて空回りしてるし、
監督の味付けも、いつも通りのブラックでブラッドなテイストでクセがある。
ストーリー的にも7本の糸が絡まって、もつれて、結局ほぐれない、そんな感じ。
どう収拾を付けるのかワクワクしてたのに…な、ぶん投げ方でおもわず苦笑が…。
どんよりした気持ちで迎えるエンドロールで流れる「CIAマン」でさらに脱力。
分かりづらいですけど、かなり好印象です。
536 :
名無シネマさん:2009/05/02(土) 00:18:57 ID:OngFCVE0
俺たちダンクシューター
ウィル・フェレル主演のスポ根もの。アメリカのコメディ映画
はここ数年非常に充実している。ウィル主演の映画はハズレがない。
やっぱりボケや天然をリアルに演じるには、それ相応の知性が
必要なんだなと実感。笑うのではなく、笑わされる展開が
秀逸。ダンクでは熊のエピソードで腹がよじれた。
不細工でブヨブヨなおっさんウィルが最後はカッコよくなる
エンディングもうまい。
重力ピエロ
切なくて悲しいけど優しい。これ、好きだな
538 :
名無シネマさん:2009/05/02(土) 03:30:42 ID:zvYHiVg5
鴨川ホルモー
とにかく楽しい。山田・濱田・栗山のやりとりをずっと観ていたい。
特撮部分もよく出来ている。
PS 草なぎもあの儀式をしていたのか?レナウン♪
539 :
名無シネマさん:2009/05/02(土) 06:47:57 ID:GzTVSCh5
キミに逢えたら
基本ボーイミーツガールなストーリーなのだが、
はぐれた親友を探したり、お気に入りのバンドを見るため
右往左往する主人公とヒロイン+友人たちの一晩の物語を
さらっと見せてくれてとても良い。
何故かゲイ比率多い設定+コリアン系?キャストが多いのが気になるが、
それでもインディー系の心地よい音楽と、
マイケルセラの性格の良さそうなキャラに癒されてしまう。
ノラとニックの二人の音楽の趣味が合うってのがカギなのだが、
同じ事がこの映画にも言えるかも。
ピンとこない人にはどうでもいい一本だが、
趣味の合う人にとってはたまらなくいとおしい作品だ。
ジュノもそうだったがナニげにジョンヒューズ系青春映画が復活してるのか。
大好きな作品がまた一本増えたとオモ。(邦題はマイナスポイントだけど)
セブン
異常犯罪をグロく描いただけの作品。
傑作扱いされてる理由がまるでわからない。
パトリオット(主演メル・ギブソン)
最初はゆっくりな流れだったけど次男が殺されたあたりから
先の読めない怒涛の展開、最後の私闘は燃えた
長いけどこの映画は良い映画、一回は見てほしいわ
「ミルク」
世界をちょっと良くした人の伝記映画は見ることで勇気をもらえる。
ショーン・ペンはさすがの演技。ジェームズ・フランコもいい俳優さんだね。
この映画の心優しきゲイから「スモーキング・ハイ」のボンクラまで幅広い活躍だこと。
集団での投票行動と、ドブ板選挙と、恩を売って取引する、ってのはどのレベルの政治でも大事だなと。
現憲法下では難しいが、日本でももっとレファレンダムやれば選挙に行く人が増えるだろうになあとオモタ。
そんな日がくればこういう掲示板はコピペでもっと酷くなるかもしれんが。
「グラン・トリノ」
クリント翁は映画の神様に愛されてるなあ。
「グラントリノ」
暴力や戦争へのアンチテーゼ、憎しみが憎しみを生み、更なる不幸へと繋がっていく無常さ。
「硫黄島からの手紙」で感じたことを、この映画でも痛感させられた。
いろいろな見方があると思うが、自分はこれを見て「いじめの問題」を連想した。
「やられっぱなしではますますエスカレートする。だが、やり返せばやり返したで更にエスカレートしていく」
タオやスーの純真さに胸を打たれ、「何とかしてあげてくれ」と願う気持ちと、解決の糸口の見えない恐怖とやるせなさ。
理性を失い、執拗につきまとう相手に、どう対処すれば良いのか。
それに対し、最後に出したウォルトの答えに、子供を守ろうとする親の愛と同じものを感じた。
それを思えばこれは「親子の愛の物語」でもあるんだな。
絶望の果てに見出した真の「希望」とはどういうものか、安っぽい奇麗事では決して得られないものを、
この映画から学ぶことができたと思う。
「グラン・トリノ」
完璧すぎ。
あくまでも「B級映画の小品佳作」のはずなのにこの奥行き広がりは何だ。
ただの冷たい小物として扱われていたように見えた日本車販売の息子が
「異民族を理解しえたもの」としての共感を親父に送っていたらしい
ラストにもアッと言わされた。
もういいからアカデミーは「クリント賞」作ってこの怪物を永久表彰しろよ。
545 :
名無シネマさん:2009/05/03(日) 00:37:29 ID:+I69U3XW
ダウト 〜あるカトリック学校で〜
教え以外の理論を受け付けない厳格な学校長を演じたM・ストリープが怖い。
でも、今の学校にはこれくらいの教師がいた方が良いとも思ってしまった。
フィリップ・シーモア・ホフマンは、小心、粗野、繊細、知的、色んな役をやり分けるなーと感心。
基本的にはインテリが似合あうのかな・・・。
どんな役をやっても本人にしか見えない、ディカプリオが羨ましがりそう。
ストーリーは核心の事実は明かされることなく心理的な駆け引きがメインですが、
主演2人の迫力に圧倒されて息抜く暇がありませんでした。
問題の中心となる少年の母役で登場した、ヴィオラ・デイヴィスは思った以上に出演時間が短くて
よっぽどインパクトがあったのか、他の対抗馬が居なかったのか、宣伝合戦の勝利か・・・
なんにせよ、じっくりもう一回みたい映画です。
ミスト、ラストがアレだけど・・・っていうかもう映画じたいネタがなくなってきて
ああいう終わり方をしなければなくなってきたのか
「何がジェーンに起こったか?」
雰囲気が、楳図かずおの漫画っぽい。
かなり古い映画だけど、今観ても色褪せていない。
細かいキチガイが凄い。そしてわかりやすい。例えば
相手の話なんか全く聴いちゃいないで、執拗に
自分の自慢話ばかりする。それを何度も何度も繰り返して
相手も「あれ?この人少しおかしい・・・」と気付いていく小さな恐怖。
548 :
名無シネマさん:2009/05/04(月) 19:58:24 ID:bVZCw2eb
ゴッド・アーミー/悪の天使('94)
クリストファー・ウォーケンにヴィゴ・モーテンセンと、
狂気を孕んだ系役者共演で戦う天使vs悪魔という、
漫画家が考えそうな荒唐無稽なアイデアもムリ無く
説得力を持つ映像に仕上がってると思う。
それにしてもB級アクション的ながらも、
メキシコ国境近く(?)の廃坑のある閑散とした町を
舞台にしたやさぐれた雰囲気もいい。
70年代アクションのような安っぽいかっこよさも個人的にかなり好み。
ただ主人公の謎を追う刑事がほとんど空気だったな。
他のこのシリーズも見てみたい。
「グラン・トリノ」
GW一の傑作。すばらしい。アジアンに対するチャーミングな描き方もうれしくなる。
550 :
名無シネマさん:2009/05/05(火) 00:25:37 ID:mJjfrOip
メアリー・シェレーのフランケンシュタイン
ロバート・デ・ニーロ、ケネス・ブラナー共演
ケネス・ブラナー監督
すげえこれ。泣いちまった(((;ω;)))
ラブ・アクチュアリー
開始10分で「前に観た!」って気付いたw
よく前に観た映画をレンタルしてしまうorz
ゾンビーノ
「僕、死んだらゾンビになる!」
おもしろかったのはこのセリフだけでした。
553 :
名無シネマさん:2009/05/05(火) 01:25:09 ID:PUcWgxBc
GOEMON
いわゆるゲームの戦国無双にファイナルファンタジーの
ビジュアルやメルヘンチックな演出といった世界観がミックスされたとんでも時代劇って感じかな
とにかく石川五右衛門の身体能力に唖然しまくり
才蔵親子の釜茹での場面なんて
ヲイヲイwそんなに身体能力高いんだったら
フツーに救出できただろとまぁとにかくツッコミどころは満載です
まぁラストの家康に襲い掛かるシーンのオチは唯一の救いかな
ゲームの域から出てないCGやその粗さも
もうちっとなんとかならんかったのかと
う〜ん、コレが10年前ってんなら
まぁまだわからんでもなかったかもだけどね
554 :
名無シネマさん:2009/05/05(火) 01:32:19 ID:2YPh1uxo
「新宿インシデント」
登場人物全員、日本からいなくなってくれ!
「ディスタービア」
すごい面白い。主人公の男の声とか話し方の演技何か好きだな。しかしそこそこかわいいヒロインとのキスシーンで舌入れてるような感じにキスしてたのですこしムカついた。
トランスフォーマーに出てた男か。確かBウィリスの車の横に乗って何か笑えた記憶が蘇った。
アメリカの家はすごい広くていいな。
デビットモースも怪しくて怖い男を上手く演じてて良かった。
「新宿インシデント」
拳也って、キャプテン・サワダさんようぉ。
557 :
名無シネマさん:2009/05/05(火) 15:38:28 ID:JIJ0QueC
「ニューイヤーズデイ」
ん〜終始消化不良だった。レンタル料250円分の価値はなかったかな
558 :
名無シネマさん:2009/05/05(火) 16:01:56 ID:Lguvki6L
ミリオンダラーベイビー/クリントイーストウッド監督
あんまりだ 貴重な時間を使ってわざわざ落ち込む事は無かった
惨いのは現実で十分 映画は夢が無いと
559 :
名無シネマさん:2009/05/05(火) 16:55:59 ID:0ib90eag
新宿インシデント
東京!狂った街!
Mrビーン/カンヌへ行く
結構笑えたし面白かった。
フランスの景色も綺麗な場所映って見る事できた。
オーシャンズ12
レーザーの警報のよけ方が漫画みたいでくだらない
話がわかりずらいからオチが理解できないよ。
新宿インシデント
ジャッキー、これはただのバカな男
「レッドクリフPart2」
さんざん引っ張っといて結論があれか!
無駄なシーンが多いなあ。そして衣装がダメだった。
「イエスマン “YES”は人生のパスワード」
人生は一度きりなのでやってみたいことは何でもやりましょう。
あの人に迫られたらYESっていうよなそりゃ、と自己啓発セミナーのシーンで「教祖」が出てきたのを観て思った。
564 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 04:31:17 ID:FfCSKi+m
バンク・ジョブ
銀行強盗が終わったあとからドロドロして面白くなる。
ダイアリー・オブ・ザ・デッド
ロメロの過去の実績で撮れたような映画。色んな意味で中途半端。
ライラにお手あげ
「トロピック・サンダー」よりこっちの方が好き。
565 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 08:26:40 ID:mJoP5VWB
アキレスと亀
北野武監督の映画で腹抱えて笑ったのは初めて。
座頭市を撮ってから監督として開眼したような出来。
日本を代表する映画監督だと思う。
淡々と絶望的な狂気を表現できてる。
それが陰惨にならないのは、狂気を笑うことができるから。
才能が目覚めた子供時代、才能が開花した青年時代、
青年時代に才能が駄目になっていく過程と、それでも絵を
描くことの狂気。三人によって演じられる序、破、急に淀みがなく、
ラストまで一気に収束してゆく流れもすばらしい。
ビートたけしの演技を、北野武が描いた絵が補完しているところが
画期的。最初のアニメのシーンもそうだが、監督のアイデアが作品
に非常にうまく活かされていると思えた。
566 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 13:14:17 ID:RgEPdAzi
無ケーカクの命中男/ノックトアップ
ジャドアパトゥ監督第二弾だが、
役名からして友達役はそのまんまの名前で使ってるし、
ヒロイン姉の子供役は実の子を使ってるし、
セスローゲンはカナダからの不法滞在設定そのままだし、
ほとんど実生活ドキュメンタリー的要素満載のバカコメディか?。
邦題から想像するようなアホ要素を期待すると裏切られると思うが、
他の出演作同様のポストウィルフェレル的な男同士のバカ話的感覚は相変わらず健在。
途中からは一般人の日常で起こりうる酔ってセックス→妊娠的ドタバタを、
人間ドラマへと昇華することに成功していて、
ほぼアドリブと思われるツボを得た会話劇的面白さも楽しいし、
出産に向かって盛り上がるクライマックスは結構感動した。
一歩間違えると調子いい時のウディアレン映画っていうのは言い過ぎだろうか。
これはなかなかの傑作じゃないですか?
スティ−ブン・カレルがどうも生理的にムリだった、
監督の前作「40歳の童貞男」より遥かに好き。
しかしセスローゲンの役が23歳って。実年齢も
ほぼ同じようなモンと知ってちょっと驚いた。30歳越えだと思ってたから。
老けすぎじゃ。
567 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 21:04:27 ID:FfCSKi+m
奈緒子
地味ながらお約束の展開で楽しめた。
原作は知っている程度だけど、奈緒子が走る話じゃないのね。
568 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 21:59:29 ID:siTDi58x
パンチドランク・ラブ ばかで変態のバリーがおかしい
569 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 23:11:01 ID:uYUW/K42
バーン・アフター・リーディング
ブラッド・ピットの笑顔が哀れ・・・
ジョージ・クルーニーの最後の扱いが哀れ・・・
リチャード・ジェンキンスの想いが哀れ・・・
570 :
名無シネマさん:2009/05/06(水) 23:32:59 ID:X/LpfBmo
米沢守の事件簿
萩原の演技が見ていて痒くなる、六角さんといつもの脇役は良かった。
余計な演出部分があり間伸び、最後の犯人は意外だったが、スッキリしねー
571 :
名無シネマさん:2009/05/08(金) 00:53:28 ID:y93wBs9f
PSアイラブユー
なんか「セックス・アンド・ザ・シティ」みたい。
ちょっと色んな要素入れすぎな気がする。
あとアイルランドの観光映画という感じも。
悪くはないが期待し過ぎたかな。
572 :
名無シネマさん:2009/05/09(土) 10:59:28 ID:qiIK3NnD
ボーダータウン
社会派サスペンスというか告発映画だな。
ラテン・アメリカ系俳優の気合を感じる。
政府も警察も機能していないみたいなので今もあまり変わってないんだろうな。
南米とかアフリカって人の命が軽すぎる。
573 :
名無シネマさん:2009/05/09(土) 15:23:25 ID:jfiJqBzi
寝取られ男のラブ♂バカンス
なるほどねえ〜。これも評判良いはずだよ。
米本国でヒットしたのも頷ける。
主演のジェイソン・シーゲルによる脚本につきる。コメンタリーによると、
本人の実話らしいし、しょっぱいだめんズ的雰囲気満載な、
男子向けラブコメの傑作に認定。
主演のハナのなさをチンコさらすことで補完、
ある意味身体を張った演技に脱帽?
これから何度もチンコさらした役者として見た人の記憶に残るでしょう。
ハワイの観光映画としても最高の部類。
ベルセバとか音楽も良かった。癒される。
ウォーロード 男たちの誓い
いやあ絵面が小汚くてヒロインが地味で良かったなあ!
コミック雑誌なんかいらない
このころの裕也やたけしはかっこよかった。
こんなリポーターがいたらおもしろいだろうに
豊田事件最高!
「バス男」
シュールなスクールコメディ。
主役のナポレオンの強烈なインパクトに惹かれた。
とにかくダサいんだけどどこか憎めない、愛すべきキャラクター。
一気にナポレオンのファンになってしまったw
高校時代の友達で、あんな感じの奴がいたけど、そいつも良い奴だったなぁ。
577 :
名無シネマさん:2009/05/10(日) 21:34:22 ID:03TF4Etf
グラン・トリノ
このスレで悪い評価を聞かなかったので劇場へ
結果から申すと、う〜ん、どうも最後までみてもあまり心に来なかったな。
まあ期待が高かったせいもあるからだろうが。期待してなかったら違ったかも試練。
クリント・イーストウッドの熟年の演技はよかったが、これはなじみのアクターが画面に
現れて安心してみれたからだろう。
話はネイティヴなヤンキー(インディアンではない)から見たマイノリティ文化と、その文化を
許容できるようになった頑固一徹おやじの心の変遷を描いているんだが、いかんせん
それを”分かりやすく”表現しようとして、まるで教会で聞かされる寓話のように思えた。
登場人物とか音楽の使い方とか、まあそれぞれマッチはしている。しかし、教科書の国語の
テストに出てる例題のような、どれもステレオタイプなものばかり。
それがイカンなどとは言わないが、俺のような心の捻じ曲がった人間には、もうこのような話
では感動できなくなってしまったのか。まあそういう人もいるということで。
この映画って結局、イースドウッド老がブレイクした”ダーティ・ハリー”のアンチテーゼとでも
いうべきものなのだろうか。主題歌(?)「グラン・トリノ」の老の歌声はよかった。
578 :
名無シネマさん:2009/05/11(月) 02:02:18 ID:zQmQ3Ml1
『ブラックサイト』
「ソウ」シリーズに似てるがしつこくない。
「一緒に殺す?」をキーワードに被害者に仕掛けを施しネット中継しアクセスが伸び上がるのと比例し仕掛けにより被害者は死へと近付く・・・
あっという間の一時間半でした。怖い・・・
579 :
名無シネマさん:2009/05/11(月) 02:13:30 ID:zQmQ3Ml1
『空中庭園』
・・・それでも家族なんだ・・・
て感じ。
正直、観なくていい。ま、どっちでもいい。多分みたことも忘れるかな。
邦画はやっぱり暗い。
580 :
名無シネマさん:2009/05/11(月) 03:12:55 ID:ER2NqCKt
ミリオンダラーベイビー
父親と娘がテーマになっているが、この父親が
アメリカ人の倫理観や道徳観を象徴していた。
有能なボクシングの老コーチ扮するクリントイーストウッド。
最初は黒人を育て、次は女性をプロにするのだが、黒人は
チャンピオンを目指してジムを離れ、女性はコーチを父親の
ように慕うようになる。しかし二人が目指した夢は頓挫する。
この夢をどうやって終わらせるかが、まるでアメリカンドリーム
の終焉のようである。それが悲劇なのかはまだ決定すべきではない。
残ったパートナーでもある黒人の老コーチの元に、身寄りのない
ちょっと知能障害のある若者が戻ってくる。
老兵は死なず、ただ消え去るのみ、という寂寥感は残ったけれど
決して絶望的な結末ではなかった。
宇宙からのメッセージ
こんなくだらない幼児映画にでるなんてどうしちまったんだ軍曹!
悲しいです!
ワールド・オブ・ライズ
完成度は高いものの、リドリーの昔の映画のようなガツンとくるような衝撃はもはやない
リドリーも老境に入ってるんでしょうね
演技ではデカプリオやクロウよりも、マーク・ストロングが出色の演技で印象に残ったな
583 :
名無シネマさん:2009/05/12(火) 02:39:25 ID:+oBdMB8O
西の魔女が死んだ
原作は児童書なのかな。それにしてはキム兄の人相が悪すぎる。
おばあさんが宮崎アニメから抜け出してきたような人だった。
シャーリー・マクレーンの娘なの?
母べえ
母・吉永小百合、叔母・壇れい、娘・志田未来など。
この家族がピンチだったら、俺でも一生懸命に助けるよ。
普通の日常に「残酷」が存在する時代であったことがよくわかる映画。
太陽の帝国
スピルバーグの失敗作みたいに言われてるけど
かなり異色で面白い映画だった。
たしかに日本軍の描き方とか変な部分はあるし反戦映画としては
メッセージがいまいち分りにくいが
世間知らずだった少年の成長物語としてみれば出色の出来。
デスルーム
昔あったトワイライトゾーンとかああいうホラーTV番組風の怪奇オムニバス映画だった
裸が多いのがよかった。杉本彩も出てた。ちなみにこの人はなぜか脱がなかった
「スローターハウス5」
地元のTSUTAYAでは旧作扱いでレンタル開始してたので大喜びで鑑賞。
原作読んでたりとかして、どういう作品なのかって前知識がないと、
そういうものだ。
と受け入れるのは難しいかもしれんが、評判どおりの上手い映画化ですね。
吹き替えは、放送当時のものを収録、って触れ込みなんだけど、
放送でカットされてる部分は英語+字幕になるので、レンタル版では割愛して
セル版では昔の吹き替え版は別のディスクに収録って仕様の方が良いかもしれんね。
587 :
名無シネマさん:2009/05/16(土) 01:20:49 ID:GZo8O9FE
天使と悪魔
“ダ・ヴィンチ・コードの続編”と宣伝してるけど、前作未見でも全然構わない2作目。
主役がラングドン教授ということと、前作でカトリックと微妙な関係になったという程度。
相変わらず異常なまでの頭の回転の速さでパズルのピースをはめ込んでいく教授に引きずられっぱなし。
今回は、時間的制限が設定されてスピード感があり、凄惨なシーンもあるので、心拍数は全体的に高め。
重厚な音楽が雰囲気を高めてくれるので、座席までビリビリ来る音量で観れる劇場鑑賞が良い感じです。
ただ今回は前作「最後の晩餐」みたく「え?そうなの?」とピンとくる場面がなかったので(※教養度により個人差があります)
実際に現地へ行って確かめてみたくなる衝動に駆られます。
・・・と思ったら、劇場パンフにそこいら辺の説明は書いてありました。
事前警告無しにネタバレ書いてありますので、パンフを読むのは観賞後にどうぞ。
教授のヘアスタイルは、ごく普通になってました。
588 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 00:16:40 ID:gVyyJIaf
>>587さんの説明読んで見に行きたくなりました。
「マイボディーガード」
期待していなかったけどよかった。
デンゼル・ワシントンいいよ。役にはまってました。この人とサミュエル・L・ジャクソンかぶります。
>>587 > “ダ・ヴィンチ・コードの続編”と宣伝してるけど、前作未見でも全然構わない2作目。
それは原作がダビンチの方が後だから。
ダビンチの方を映画化したのは天使と悪魔がより教会批判だからじゃないかと
原作読んだ知人が言ってたが、俺は読んでないので詳しくは知らんw
雑談スマソ
590 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 00:51:24 ID:qdOx2B90
ディパーテッド
ひょろっとしたディカプリオがタフガイを演じる違和感
591 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 02:35:30 ID:nKaLETv6
魔法にかけられて
うわさの掃除シーンはそんなに笑えなかったが、
「彼も歌うんだ…」で盛大に吹いたwww
ディパーテッド
オリジナルが素晴らしすぎるせいもあって見劣りするね。
男の哀しみが全然無いよ。ガキが騒いでるだけって感じ。
ダメダメ。ラストはひっくり返った。
オリジナルは音楽も最高だったし、演技と画が絶妙にマッチしていた
593 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 06:58:38 ID:DbODebx5
トロピックサンダー
「地獄の黙示録」への偏愛が見て取れる、
ベンスティラー一世一代の野心作。
たぶん他にも「プラトーン」とか「プライヴェートライアン」
とかか戦争映画で一時代を作った作品からネタを拾ってきてます。
最近のバカ映画は結婚とか童貞喪失とか世界観が狭くなった中での
ちまちました展開が多かった内面成長物語が多くなった分、
こういう大枚がかかった野心作はさすがハリウッドと言う感じだ。
観客にこびず自分らが面白いというものを作ったという感じ。
子供に対する扱いがアンモラルな感じとか生首蹴ったりとか悪趣味加減は、
「不動」(三池崇史)→「ホステル2」(イーライロス)からの流れを受け継いでる?
とりあえずはベンスティラー監督作の中ではもっとも面白かったです。
594 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 07:49:16 ID:98/BVUTM
シューテム・アップ
内容はともかくスタイリッシュでテンポ良い展開で、スッカとしました。
モーターヘッドやモトリー、ニルヴァーナ辺りが流れててメタル系好きならお薦めです。
モニカのお色気もあり
595 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 09:21:37 ID:1eQ1D+lx
デスプルーフ
なんだあの終わり方は?
チャレンジャー乗ったら必ずブルドーザーに突っ込まないといけない
法律でもつくれやボケ!
596 :
名無シネマさん:2009/05/17(日) 20:53:15 ID:GtQ467MG
デイブは宇宙船
俺が中学生なら少しは楽しめたかも知れない。
レイジングブル
デニーロいいね!役作りが尋常じゃない
感動した!
「チェ28歳の革命」
なんかひたすら退屈だった、気づいたらラスト20分寝ててDVD
終わっちまってた
599 :
名無シネマさん:2009/05/18(月) 01:29:00 ID:bAiDsEnT
インサイドマン 全部見たがまったくわけわからない
P2
時間の無駄。観た後何も残らない。
601 :
名無シネマさん:2009/05/18(月) 23:52:00 ID:Ux2jeJ7S
紀元前10000年
歴史考証とかシナリオの巧みさとかどっかに忘れてきた視覚的インパクトに欠けた作品。
観た後何も残らない。でもまぁそれが娯楽映画ってモンなんだろう。
サーベルタイガーやマンモスの映像化は大画面で見たほうが迫力はあったんだろうな。
とはいえ単純なヒロイックストーリーだし終盤がけっこうテキトーな展開なので、
テレビで見て良かったとも思う。
602 :
名無シネマさん:2009/05/18(月) 23:52:50 ID:Ux2jeJ7S
603 :
名無シネマさん:2009/05/19(火) 01:14:37 ID:zenKC5GZ
NEXT
ニコラスケイジかっこええ。
ジュリアンムーアかっこええ。
604 :
名無シネマさん:2009/05/19(火) 03:56:37 ID:SJMS4WhG
地球が静止する日
はいはい人間が悪い悪い。
スラムドック$ミリオネア
上映中、手元にあったコーラをほとんど飲めないほど画面に集中した。
コーラの氷を溶かしたのは、この映画の「熱」なのだろうか。
605 :
名無シネマさん:2009/05/19(火) 07:05:31 ID:twU5OtZ+
スローターハウス5
久しぶりに見直したが、
ドレスデン爆撃が思いのほかちゃんと描写されいて、
随分と悲惨に思える主人公の人生に深みを与えていて○
主人公のマイケル・サックスはちょっとくずれたライアンオニールみたい。
バレリーペリンの脱ぎっぷりのいいおっぱいに好感触。
個人的には「ガープの世界」「ホテルニューハンプシャー」とならんで、
好きな作品です。
スタートレック
70年代のオリジナルをリメイクし出来れば新キャストのシリーズとして確立し、
尚且つ旧来の作品とファンを否定することなく旧新シリーズ共々の映像ソフトを売り続けようという魂胆ミエミエの浅はかな作品。
矛盾だらけの内容をアクションと戦闘でごまかしているに過ぎない。
話自体は単純なのだが、その割に整合性が破綻してる。
並行世界は破綻した設定をごまかす手段として使ってはならないと思うのだが。
そもそも敵のロミュラン人がロミュラン人らしからぬ性格でどうしようもない。 あれではクリンゴンだ。
607 :
名無シネマさん:2009/05/21(木) 01:28:42 ID:Fp/nsS4L
アイアンマン
兵器企業のボスにして天才科学者という設定じたいが、
ちょっと年齢高めの層にむけてつくってるヒーローものなのかな。
ちょっとくたびれかけたプレイボーイ。なおかつそれを色々あった
ロバート・ダウニーJrがやってる所がミソ。
飛翔部分はさすが、ハリウッド。スパイダーマンとかでも証明された、
特撮+CG技術は最高峰。
しかしそれにまつわるお話はちょっと地味。
いや、日本人が共感するにはちょっと難しい内容。
ヒーロー造形もどこかロボコップっぽいし。
ダークナイトほどは内面の葛藤というか、ちょっと哲学的な
問いかけがないところが気楽に楽しめるし、嫌いじゃないけど、
バンザイと絶賛するほどのタマでもなかった。
敵もあきらかに中東のゲリラ。無国籍という設定だけど。
とりあえずは不振のハリウッドも意外と国内向け設定に
ウケ要素があった事がこの映画で発見したのでは。
608 :
名無シネマさん:2009/05/21(木) 13:28:19 ID:Fp/nsS4L
ライラにお手上げ
ファレリー兄弟×ベン・スティラー「メリーに首ったけ」コンビ再び的な、
70年代の名作「ふたり人自身」のリメイク。
オリジナルはニールサイモン脚本×バカラック音楽という売りだけど、
今回のリメイクは完全にファレリー兄弟の映画になってます。
「メリー〜」にくらべたらヒロインにハナがないが、
カラダはってますレベルは完全にこちらが上。
とくに漫才でいうところのボケ役のライラが壮絶。
ここまでやるかっていうくらいに下品。
しかし突き抜けた下品なので痛快、運命の人ミランダと
上手くいきかけるラスト近くにもう一回見せ場が欲しかったくらい。
相変わらず音楽の選曲センスは最高で、
今回はデビッドボウイのジキーの頃の曲が何曲もかかります。
懐かしー。
一回エディがミランダに振られるとろこはビターなテイスト。
ファレリー兄弟テイスト健在という感じで大満足。
1日で見た3本順位つけると
1.スラムドッグ$ミリオネア
ご都合主義はいなめないが、醜と美、恐怖と夢のような家族愛とロマンス、劣悪な環境と生き抜く強さ
すべての対比が鮮やかでバランスがよく、イギリス人が撮ったインドだからお洒落。
見た後、気持ちよく前向きに帰れるので大衆うけしやすそう。
2.天使と悪魔
ダヴィンチ・コードより見やすい。
イタリアの街並みと教会が美しい。
人間に深みはまったくないが2時間サスペンスとして飽きることなく楽しめる。
ジェットコースタームービー。
3.グラン・トリノ
クリントイーストウッドのためのPV映画。
クリントイーストウッドをかっこよく見せるための映画。
先日BSで放送した「虹の女神」を見ました
オムニバス形式?映画で、7〜8章に分割されて話が進行する。
・大学の映画研究会で監督として自分の映画を製作する話。
・悩みながらも就職して夢を追いかける話。
・障害を持つ妹の話など。
その底辺には、好きだと言えない彼への「一途な思い」が潜んでいる、
ちょっと悲しい映画でした。 主役の上野樹里が良い演技をしていた。
今日の夜、「ベイビィ・ベイビィ・ベイビィ」を試写会で見ますので、
感想は明日にでも。
611 :
名無シネマさん:2009/05/22(金) 00:25:35 ID:NdPRehvG
ミニミニ大作戦
クライム映画の佳作。原題はThe Italian Job。原題そのままだとなんやようわからん映画だと思われそうなのは
分かるが、邦題もうちょっとなんとかならなかったものか・・・・
邦題の通り、ミニクーパーがカーチェイスでがんばるシーンが見所の一つ。ていうかエンジン音からしてもう市販の
ミニクーパーとは別もののような気がするが。しかし題にするほどカーチェイスは凄くないのが残念だった。
この映画はキャストの配置が絶妙なので、どのシーンも楽しめる。ような気がする。
ドナルドサザ爺の存在感は最後まで圧倒的。最初のほうしか出てはこないが、主役を完全に食ってます。おそるべし。
ついでいいキャラクターだったのがハンサム・ロブことジェイソン・ステイサム。全世界の禿から注目をあびる禿界の
プリンス、いやゴッド。彼が確立した”セクシー☆ハゲ”という新しいジャンルは世の禿男性に輝ける希望を与えています。
あとヒンヌー美人のシャーリーズ・セロンええよぉ〜。特に作業着姿のヒンヌールック最高!
そういやあのキャラがエドワード・ノートンだったとは最初気づかなかったわ。奴が悪役やると小物にしか見えんw
ん?主役?ああ、サルみたいな顔のがいたっけな。
ストーリーと感想を書こうとしたが、これは蛇足になると思うのでやめる。大作ではないが、レンタルで借りるとだいたい
87%の確率(当社比)で楽しめるであろう映画です。エルォいシーンは無いので家族で見るのでもよし。まあ犯罪映画
なので、ある程度の年齢でないと楽しめなさそうではあるが。
612 :
名無シネマさん:2009/05/22(金) 00:45:38 ID:pys0uBC3
ヘルボーイ ゴールデン・アーミー
キャラクター付けは前作に任せてるので、見てキャラ関係知識あっても良いかも。
最近、アメコミ物はドラマとしてのクオリティも高くなってる一方、
単純明快、痛快な娯楽的な作品類が息を潜めてる中(B級は知らん)
今作は深く考えず、豪快なアクション、美しいほどの剣舞が楽しめる作品でした。
特に不気味さと幻想さの中間で微妙なバランスを取っていた各種デザインは秀逸。
ストーリーにあまり広がりがないのと、編集のつながりの悪さが気になるけど、
気軽に見るには最適な一本かも。
色気はないです。でもセルマ・ブレアが美人なので許す。
「ベイビィ・ベイビィ・ベイビィ」を見てきました。
(観月ありさ・松下由樹・神田うの・斉藤由貴、他出演)
オーソドックスですが、面白い娯楽映画でした。
女性はもちろん、独身男性も、子どもでも楽しめる映画だと思います。
話の展開は、妊娠発覚から妊婦の経過を追っていき、当然ラストは・・・
彼女とデートで見る映画としても、お薦めできる映画です。
ただ制作はナースのお仕事のスタッフですので、その辺の雰囲気と
言うか、テレビ的な映画と言えばいいのか、重みのある本当の映画
では無い気がしました。
フジテレビが絡んでいますので、一年後には地上波で放送しそうです。
公開は23日(土曜日)からです。
614 :
名無シネマさん:2009/05/22(金) 07:02:51 ID:mVpWlU9O
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)
こわ〜。内ゲバで殺し合う展開までは、
ホラーなみの集団異常心理劇風で、
後半の浅間山荘立てこもりから一気に、
アメリカンニューシネマ的暗黒青春ドラマ風盛り上がりで燃えた。
三時間超えのたっぷりとした時間かけて、連合赤軍内部からの
視点で描く崩壊へのレクイエム。
総括&自己批判という名の下に、
化粧が厚いだのいちゃもん的イジメでドエスの永田洋子が
坂井真紀扮する遠山美枝子をなぶり殺す場面は壮絶過ぎる。
何十年かたったら今度はオウム事件を映画にして総括されるのだろうか。
あとなぜか宮台真二がほんの一瞬出ていた。
演出はなぜかフラッシュバックを多用したアナクロっぽいね。
ジムオルークの音楽も地味ながらも良い。
「ヤング@ハート」
なんてことないラブソングも、歌う人が変われば生や死がテーマの切実な歌に変わるんだね。
たまに出てくる爺婆たちのPV風のが愉快でよかったっす。
「天使と悪魔」
相変らず牽強付会。
近所のTOHOシネマズがデジタル上映で普段の映写よりくっきりハッキリしてたので、
レイト料金分程度には楽しめたけどね。
616 :
名無シネマさん:2009/05/23(土) 18:50:20 ID:7MQRhRzF
クライマーズ・ハイ
男っくさい映画でした。
「大惨事を知らせなければならない」という使命感というよりは、
「このネタは俺のモンだ」という縄張り争い・競争心でかけずり回ってるという印象で
獲物を奪い合う野獣のようなギラギラした目つきがインパクトあります。
事故を直接描いてるわけではないのに、スピード感が感じられる展開でしたが
象徴的に挿入される絶壁のシーンが勢いを削いでいた気がしないでもない。
終盤の駆け引きは息をのんで見入ってましたが、その分ややカタルシスが欠けた感じ。
ブッシュ
ノワ・ワイリーは平田広明、ジェームズ・クロムウェルは犬塚弘、リチャード・ドレイファスは樋浦勉で。
618 :
名無シネマさん:2009/05/23(土) 22:59:30 ID:z9m9ESI+
ブルース・オールマイティ
前半ダルイ
真面目なライバルキャスターの醜態が面白くて、笑える。声が出るほどに。見る価値あり。
スターシップトゥルーパーズ3
2よりはかなりマシ。だが、パワードスーツの質感は、もうちょっと何とかならなかったんだろうか。
生身の人間が立ち向かう方が、映画としてはわかりやすくて正解なのかもしれん。
軍隊、リア充、宗教、全部小馬鹿にしてるんだけど、毒気無し。
消されたヘッドライン
面白い!!
只少し軽い感じ。政治的問題作を期待すると肩透かし
面白いのだが、スクリーンで見ないといけないと思わせる動機付けが弱い
621 :
名無シネマさん:2009/05/24(日) 22:50:04 ID:FFp3Ly10
「Sex&the city」
ドラマを昔見てたから面白かった。だんだんネタ切れくさくなってきてからは見てなかったけど・・・(ドラマは)
映画は破天荒でスィーツな女達の生き様みたいに他人事だからオモシロイ。
自分は違う人生でよかったとか思ってしまう。。
ニューヨークも何回か遊び行ってたからか思い出重ねながら楽しみました。
アイアムレジェンド
犬がかわいかった
終わりが近付くにつれ糞つまんなくなる映画でした
623 :
名無シネマさん:2009/05/25(月) 18:12:15 ID:Xa39pS34
偉大なるアンバーソン家の人々('42)
たまには名作をと思い視聴してみた。
なるほどウェスアンダーソンが「ロイヤルテネンバウムズ」で
完コピやりたくなるキモチが判らんでもないほど、
前半の舞踏会の流麗なカメラワークと美しい構図の連続技でハマった。
がしかし後半終り近くになばなるほど、ストーリーが
端折られて展開早すぎ。ググってみれば映画会社とウェルズの
間で一悶着あったそうで二時間強が一時間半弱へと再編集されてるそうだ。
(取って付けたようなハッピーエンドも)それなら納得、
それでも改めて名作と言わざる負えん、ウェルズの若き才気が素晴らし過ぎる。
オリジナルはもう見れないというのも残念だが、そう言う意味で呪われた名作だろうね。
GMが破綻しかけてる今、自動車中心社会を実現した今だからこそ、
警鐘を鳴らす意味で、リメイクする時期なのかもしれない。
「チェイサー」
粗は多いけど面白かった。邦画ではこの手の作品は市場から駆逐されてるし。
河本準一を膨らましたようなおっさんが劇場映画に主演できるとはなあ。
男前がやると嘘っぽくなるからこれはこれでいいのだろう。
これが初監督作品とのことなので、この監督さんの次の作品も日本で公開されるといいな、
と思った。
「学校」
イノさん(田中邦衛)が素敵すぎる。オグリキャップ。修学旅行。
トゥルー・ライズ
シュワルツネッガーの乗った馬。あんなごつい、
デカイ男を乗せられる馬が偉いと思う。
ギャングオブニューヨーク
何か地味だなあ…と思ったら最後らへんが凄かった
シャッガンかっこいいよシャッガン
「ソードフィッシュ」を見ました。
以前にWOWOWの無料放送を録画したものです。
銀行を襲撃して預金を振り込む話ですが、送金にはハッカーが
関わっていて、その人を中心に話が展開していきますが、襲撃
犯の親玉であるジョン虎ボルタが格好良く描かれています。
話の展開が早くて判り難いので、2回も見なおしましたが、
ストーリーが面白い訳でも無く「CG&虎ボルタが凄いね」
という感想の映画でした。
「ヒーロー・ネバー・ダイ」
「エグザイル/絆」のリリースに合わせてついにレンタル版DVDが出たので借りてきた。
↑どころか「ザ・ミッション 非情の掟」(大傑作)よりも前の作品なので実に泥臭いのだけど、
銃撃戦やバイオレンス描写は素晴らしかった。さすがジョニー・トー。
2009年リリースなのに、4:3LBでシネスコ、という仕様で画質に難あり。
なので強くは勧められないけど、「強敵」と書いて「友」と読ませる、って話が好きな男子は
めちゃくちゃ楽しめる筈と確信する。
「学校II」
前半の神戸ちゃん大暴れは面白かった。後半は失速する感じ。
神戸ちゃんはじめ養護学校の皆さんの演技が良いだけに山村レイコの演技がなあ。
前作よりも西田敏行のアドリブ成分が多いように思った。
629 :
名無シネマさん:2009/05/27(水) 16:23:00 ID:/g+UnHPS
竜二('83)
金子正次の存在感につきる。
リアルヤクザと思わせるほどの存在感。
それにくらべて演出がちょっと…。
ラストが判りやすい演出し過ぎ。
ちょっと安っぽくなってしまった。
それでも個人的には「インディアン・ランナー」
「ファイブイージーピーセス」と
タメはるほど、ドロップアウト映画として評価する。
いいね、いいっ
631 :
名無シネマさん:2009/05/27(水) 22:47:20 ID:ryBQvJDZ
イキガミ
イキガミのルールいらなくね。映画は「人間交差点」で成立するだろうし。
ザ・スピリット
試写会で鑑賞。
つまらなかった。たしかに映像はすごいけど、それ以外にすごいとこがない
設定やキャラクターが、仮面ライダーみたい(死んだ主人公に、敵が薬を投与して超人として復活させる。ショッカーみたいな雑魚要員がたくさん出てくる)
やたらシュール(サミュエル・L・ジャクソンがちょんまげ着けてるシーンや切腹するシーンがある)でダークで、コメディーな部分もあって、なんか中途半端
とにかくスカレート・ヨハンソンとサラ・ポールソンがかわいかった
インファナルアフェア1,2,3
ハリウッド版の終わり方にムカついたので見る事に
1=ハリウッド版より面白かった
2=1より前の話。面白かったけどあまり印象に残ってない
3=1の後の話。面白いけど超複雑。え?何?どういう事?ってシーンが幾つもあった。俺がバカなだけかな…
そりゃこっちを先に見たらハリウッド版つまんねってなるだろうな。って出来
3部作共通で言える事は主人公2人がカッコイイと言う事。そしてなによりキョンと言う脇役が良い味を出していて、笑わせてくれる所。
サガン 悲しみよこんにちは
作者名とデビュー作だけは知ってるが、本もなぜか持ってるが、読んだことない
たぶんこれからも読まないだろう。でもなぜか本棚に飾っておきたい。
作中、私生活に関する質問をする記者にイラついたサガンは言っていた。「みんな作品に興味がない。“サガン”にしか興味がない」
公共の敵
ソル・ギョング主演の韓国映画。
「チェイサー」(未見)の評判聞いても思うけど、もう粗暴で泥臭い刑事ものって
韓国とか香港でしか作れないんじゃないか。
こち亀が香取慎吾主演でドラマ化されるという話を聞くに付けつくづく思う。
色々設定投げっぱなしだし決してスマートな映画ではないけど、楽しめたな。
死霊の盆踊り デラックス版
最初の車の場面で夜と昼が混ざってたりしてたけど
監督のインタビュー見て納得。
でも夜が明けるのあっという間すぎ!
638 :
名無シネマさん:2009/05/28(木) 23:04:38 ID:3gKO2vFO
シャッフル
予備知識無しで観たので、メメントぽい展開に気づくまでやや混乱。
構成に気づいてからはパズルのピースを一緒にはめていくつもりで見続けてたけど
どこがスタートなの?とか、なんで覚えてないの?とか欠けたピースが気になって完成せず。
終盤は2〜3通りの展開が予想できますが、おおよそ外れないと思います。
観客を驚かせようと考えて作れば、一番たどり着きやすいラストかも。
ただ、綺麗にまとめようとしたのかよく分かりませんが、ラスト3分が要らない。
言いたいところは分かるものの、ミステリアスさを全く感じさせず興味も引かない邦題もマイナス点。
639 :
名無シネマさん:2009/05/28(木) 23:27:26 ID:xzvJxSx4
ワールド・オブ・ライズ
まさにタイトル通りの内容。ディカプリオは「ブラッド・ダイヤモンド」も
そうだけど今回も体張ってて良いね。しかし実際にこんな仕事きついなぁ。
出世したらラッセル・クロウみたいな仕事に変われるのかな。
640 :
名無シネマさん:2009/05/29(金) 14:19:04 ID:chVjAz7F
エミリー・ローズ
まあまあ面白かった。
でも2度は見ないなー。1回見りゃ十分。
ジェニファー・カーペンターの演技すげえw 体柔らかいんだなあ。
641 :
名無シネマさん:2009/05/29(金) 15:23:03 ID:1PaL8Sfn
スタートレック(2009)
いくつかシリーズあるけれど、エンタープライズ号と言えばカーク船長が一番!という人にはお勧め。
技術の向上と若返りでスピーディ・ダイナミックになり初めて見る人でも十分楽しめると思いますが、
作り手の旧作へのこだわりやサービスも強いので、オールド・ファンも不満は感じないでしょう。
メンバーそれぞれに見せ場があって、一人揃うごとに思わずにニヤニヤできます。
クルーの制服のデザインも、なんか安っぽいあのコスチュームで良かった。
もちろん単なるファン・サービス映画に終わらず、ストーリーもしっかりできてます。
敵が単純な悪役じゃなく、陰を背負っていて妙に格好いいのは、エリック・バナ補正でしょうか・・・
でも、もっともサプライズだったのは、バルカン式の挨拶が見れたことでしょうか。
あるいは、ウフーラが昔はスレンダー美女だったことでしょうか・・・
スタートレック
SF好きにはたまらない映画。CG画面は平面的なのは残念。
脚本もちょっと強引で矛盾してね?
どこぞの有名評論家さんには傑作らしいが、絶対にありえねー。
しかし、それでもスカッとする娯楽大作。お勧めだ
サスペリア・テルザ 最後の魔女
ホラー規制前のテレビ東京深夜枠で放映されていた映画(主にすげえ安いホラーとか女囚残酷ものとか)の中に紛れていそうな映画だった。
主人公を追う刑事が70年代顔。そしてあのオチ。
好きな人は大好きなんだろうが、自分はいまひとつ乗り切れなかった。
日本語字幕の映画を観ていて、いきなり日本語をしゃべる人が出てくるのは結構びっくりするものだ、と思った。
余命一ヶ月の花嫁
2時間ドラマでやれ 以上
フォーリングダウン
あらすじみたら、ブチギレしたバカが暴れるって言う笑える映画。と、思ったらあら不思議。マジキチ映画でした。
確かに気持ちは分かるけど…ってシーンはあった。レンタルで見てたら後悔しなかっただろうな…何で買ったんだろう。
荒野の1ドル銀貨
当たり前のことだけどとにかくジェンマがかっこいい
マカロニウェスタンとしてはエログロ薄めで老若男女の別なく楽しめると思う
ラストも伏線や照明を上手く利用してて楽しめた
ちょっと金塊周りのエピソードが手間かけすぎてタルく感じる人もいそうかな
647 :
名無シネマさん:2009/05/30(土) 02:21:42 ID:yXuJ2Y7n
エグザイル・絆
キザというかダサかっこいい西部劇という感じ。なんか妙にクセになる演出。
金塊のシーンくらいからワクワクしてしまった俺がいる。
タランティーノが好きそうな映画。
GOEMON
徹底的にカッコいいシーンにこだわった映画というか動く漫画。
「リンかけ」とか「アストロ球団」を読んだような後味。
何も考えず、映像の洪水に浸るべし。
「スター・トレック」
予告編がとてもカッコよかったんで情報入れずに見に行った。
なのでエリック・バナやウィノナ・ライダーが出てたのはエンドロールでやっと知った(汗
TOSはぼんやりとした記憶しかないが、あの人やあの人が出てくるとやっぱり嬉しくなった。
悪意抜きで「スターシップ・トゥルーパーズ」作るとこういう風になるんだろうなあって映画だが、
若返ったエンタープライズのクルー達の活躍がまた観たくなる、とても良い仕切り直し作品だね。
「エグザイル/絆」
2枚組の方のDVDを購入。
本編については、劇場公開のとき同様、銃撃戦すげえ、としか言いようがない。
レッドブルの缶、成功するまで本当に蹴ったりヘディングしてたのなw
「学校III」
リストラされたおばさんやおっさんを主役に据えて、先生の影が薄くなった学校シリーズ。
「学校」ってシリーズじゃなくてもいいのではって映画なのだが、熟女二人の水着はじめ、
実にアダルティなテイストなので個人的にはこれが一番好きかもと思った。
「十五歳 学校IV」
ついに学校に行かない子供が主役の映画になってしまった。
丹波が歌詞なんて覚えてくれないのを逆手に取った山田洋次はすげえ。
日向国浪人こと引きこもりの登さんのポエムでは泣いた。
649 :
名無シネマさん:2009/05/30(土) 16:06:30 ID:7d1bnIf0
スラムドッグ$ミリオネア
けっこう過酷、というか残酷な話でもあるのに、爽やかな映画でした。
巨額の賞金をかけたストーリーながら、主人公の青年が挑むのは愛と運命。
そのひたむきなピュアさがけっこう涙腺を刺激します。
それに、音楽がイイ!
オスカー作曲・歌曲とったくらいだから当然にスラムの騒然とした様、躍動がよく出てると思いますが、
それよりなにより耳なじみのあの音楽。
つい、みのもんたの顔を想像してしまうあのメロディでここまで胸が弾むとは思いませんでした。
歌曲賞を取った「Jai Ho」はエンドロールまでお預けでしたが、そのエンドロールがインド映画ぽくてこれまたイイ。
吹き替え版では、みのさんが声を当てるのかどうかも非常に気になるところ。
絶対、みのさんじゃないとだめw 盛り上がらない
「チョコレート・ファイター」
「ROOSERS秋復活」や「預金1億のAV嬢の未入籍の旦那」のキャストやスタッフはテレビ屋だからこの映画の爪の垢を呑んでも無駄だから「ラスト・ブラッド」あたりにしとくがよろし。
ラスト・ブラッド
ストーリーは最初から期待してなかったらもういいけど、
売りのアクションも、細かいカットとか、アップでいろいろとごまかしていてイマイチ
主演の韓国の女優さん動けていないから、
もっと別のアクションができる女優を探してくるべきだったか
ま、日本の女優じゃいないだろうけどw
「余命1ヶ月と判って荒稼ぎ」
携帯動画サイトで無料でやれ
654 :
名無シネマさん:2009/05/31(日) 13:49:55 ID:/AB5xv5y
ある公爵夫人の生涯
結婚が、愛情より政治色の強かった頃の愛憎劇。
でもあまりメロドラマ的味付けは強くなくて、文芸的な仕上がり。
ストーリーとしては非常に地味な印象でした。
実話ベースということで変えようがないんですが、ラストの説明も何とも言えない微妙な感じ。
けっきょくは「子はかすがい」ってところでしょうか・・・
当時のファッションリーダー的存在だったと言うことで衣装やヘアデザインは豪華。
あとは観賞後にパンフ読んで、アール・グレイの名の由来に「へー」と思った程度。
655 :
名無シネマさん:2009/05/31(日) 18:02:11 ID:hXSdWd/x
攻殻機動隊S.A.C. S.S.S.
神山作品にしては面白かった。
テレビシリーズだと途中で見るのをやめてしまうが、2時間弱だと
一気に見てしまう。
ハリウッド化も決まっているらしいが、必要ないようなできばえだ。
スタートレック
スタートレックじゃなくて普通に宇宙モノ映画の1本として発表してもいいくらいの仕上がり。
それでもやっぱりオールドファンにはブリッジでのカーク達のやりとりは涙ものじゃないのかな。
スポックのタイムパラドクスなんか気にするな的発言はワロタ。
657 :
名無シネマさん:2009/06/01(月) 09:37:37 ID:M1ytUKip
トランスフォーマー
中盤以降のアクションが意外にもすごかった。
スピード感はトランスフォーマーというよりマクロスのバルキリー。
日本の巨大ロボットアニメの終着点がこれ、なのか?
草葉の陰でガンヘッドが泣いている。
「幻影師アイゼンハイム」 評価B
謎解きではないけれどトリック的な感じの映画
「ヘルボーイ ゴールデンアーミー」評価B
まぁゴールデンアーミーは強いという事が分かりました
「ウォーリー」評価B
なんとなくほのぼのしていてウォーリーのひた向きさが良い
スタートレック ★★★★☆
久しぶりに映画館で映画観た
スタートレックは全くの初見で、満足度90%超えという前評判の高さもあり、相当期待して観に行きました
で、正直、期待が高すぎたのか、拍手したいくらい面白かったとは言えない
映画館ならではで序盤から迫力満点の映像に引き付けられたけど、
アクションシーンでめまぐるしく変わるカメラワークにめまいがしそうだった
ストーリーもなんというか最初から飛ばしすぎたのか最後はもう一工夫して欲しかったかな
スターウォーズやインディペンデンスデイなどの方が分かりやすくて楽しめる
スタートレックは映画よりTVシリーズ向きのストーリーという印象 宇宙航海のイメージ
と若干辛口の感想になりましたが、DVDやBDまで待つような作品ではありません
一人でもデートでも家族揃って行っても結構楽しめる作品だと思います
「スラムドッグ$ミリオネア」
話がサクサク進むので割と見やすかった。
ダニーボイルの作品って、題材の割りには、ガツンと来るものがないというか、
良くも悪くも「もっと重くて良いはずなのに何故か軽くて新鮮味がない」作品が多かったんだけど、
今回はそれが丁度良かったのかも。
良い具合に映画が綺麗にまとまっていた。
スラム街でたくましく生きる子供たちを見て、複雑な心境になりつつも、
何かいろんな意味で生きる力を貰った気がする。
ロッキー・ザ・ファイナル
まず感じたのは、歳を取ると理屈っぽくなる!
あと意味不明だったのが、試合後1人の女がフッってほくそ笑む場面が
あったけど、あれ何?
『 穴 』
自分で勝手にオカルト・ホラーものだと思い込んでDVDを借りてみたら、
単なるサスペンス・ドラマだった。主要登場人物の誰にも共感できない
ので今一つ作品世界に入り込めないし、ドンデン返しが面白いわけでもなく、
物語の真相が分かっても「ふーん…。それで?」といった気分だった。
少なくとも、こういう作品は脚本を多少変えてでも美人を主役にするべきだと思う。
サイン・オブ・ゴッド
着想はすごく面白いので、掴みはよかった。あとはグダグダ。
原作がダメダメらしいのでそれに足を引っ張られたか。
あとドイツ人の顔の見分けがつかなくてちょっと混乱した。
『ザ・グッド・シェパード』
ピッグズ湾の情報を誰が敵に漏らしたのか?という現在(60年代)のサスペンスを
一つの軸に、主人公・エドワードの学生時代からOSSでの活動〜CIAの創設といった
過去の話をもう一つの軸として、現在と過去それぞれの場面を交互に出す構成。
歴史事実と絡めてOSSやCIAといった情報組織を描写していくのだが、説明過剰に
なることなく淡々と“概観を説明していく”といった塩梅となっている。
敵のスパイや邪魔者を始末する場面も、あまり派手にすることなく、必要なシーンを簡潔に
映して後は観客の想像に委ねるという 自分にとっては好感の持てる演出である。
諸々の諜報組織の活動が淡々と描写されているためなのか、エドワードと恋人、エドワード
とその家族との関わりについては、比較的 しっかりと描写されているように感じてしまう。
諜報組織の活動を描く大抵の作品は、こうした家族愛だの 主人公の葛藤だのは あくまで
オマケ程度の扱いであり、少しでも“深み”を持たせようとする付け焼刃のアリバイ的なものに
なりがちな中で、この作品は、むしろこちらが主なテーマなのではないかと思えてしまう
(実際にはそうではないのかもしれないが)。
ただ、エドワードが、友人の妹を妊娠させた責任を取って結婚したことや、寡黙で感情をあまり
表に出さない彼が 元恋人と再会して楽しそうに会話をする場面を見ると、結局は全篇に
漂うもの悲しい雰囲気は、“エドワードの運命を変えた一夜の過ち”という部分から来ている、
と勘違いしてしまうのである。
すなわち、この作品から読み取れることは、「世の独身男性よ、中出しはするな。」という
ことに尽きる。
スタートレック
概ね好評価を聞いて見に行ったせいか、ううむ…詰め込みすぎ?
展開が早ければいいってものでもないと思うが
元祖スタートレックは、多様なテーマを持つSF冒険活劇として楽しんでいたけど
今回のはテーマがはっきりしないように思う
続編をロマンス路線に持って行ったら、スタートレックも毒されてしまったな
スターウォーズ新3部作の二の舞になりそう…
とは言え、懐かしいメンバーの新たな登場は興奮した!
ボディーガード
惚れてしまうやろ〜とは、まさにw
ケビン・コスナーの背中を見ているだけで、至福の時です
監督は犬が好きなのか
犬好きにも堪らない
フランクの事が気になってるレイチェルの視線が可愛い
半年に一回は見てる気がするけど、何度見てもいい
666 :
名無シネマさん:2009/06/03(水) 22:06:19 ID:SH4VgJoD
バンコク・デンジャラス
フリーのアメリカ人暗殺者がその腕を買われてバンコクで暗殺を遂行するお話。
正直この映画はなにをしたいのかよく分からなかった。いままで何年も暗殺を行ってきた人物が
なぜかバンコクで人間愛に目覚め、自己を犠牲にしてまで人々を助ける行動をするなんて、
どう考えても設定に無理がありすぎる。
レオンからハリウッドでは人気のテーマとなっている暗殺者ものに、バンコクのエスニックなふいんきを
織り交ぜ、安定した人気を持つニコラス刑事を起用して集客を狙ったのだろうが、ストーリーがあまりに
チープで映画としてはなにも楽しめない。ニコラスが演じる暗殺者は最後まで”ニコラスが演技している”
暗殺者としか思えなかった。
暗殺のシーンも007をショボくしたようで何も目新しいものはなく、ハリウッドのアクションとしては平凡。
主人公は長年”暗殺者”という職業をやってきた古参にしてはまぬけすぎる。
と、俺はぜんぜん楽しめなかったがあまり考えずに見れば普通にエンタメしてる映画なのかも。
「県警対組織暴力」
廉価盤が出たので買ってみた。(実売価格2000円超えるので安くはないけどね。)
松方弘樹のドウドウドウや、取調べという名のリンチくらう拓ボンは何度観てもすばらしい。
これからも何度も観たくなるんだろうなあ。観るたびに最後は切なくなるとしてもだ。
「仁義の墓場」
これも廉価盤で。
西部警察のどの犯人よりも渡哲也が演じた石川力夫は危険な人だなあ。
文字通り、鬼気迫る演技であった。出番は少ないが、邦衛も強烈だった。
戦艦バウンティ号の叛乱
反乱が起こるまでが長すぎて退屈しちゃうわ
デス・フロント
暗澹とした塹壕と暗闇と雨が不安を誘う。
適度にグロも有り面白かった!
軍服含め色んな意味で大尉が素敵でした。
「スラムドッグ$ミリオネア」を見てきました
ひとことでいえば、
スラム(街の)ドッグ(犬=貧乏人が)ミリオン(ルピーの)ネアー
(お金を手にするか?)という話です
イギリス映画ですが、全編インド内の話なのでインド映画として見て
良いです。 最後にインド映画お決まりの集団ダンスシーンがあります。
本当のインド映画だと話の途中にもダンスが出てくるようですが、
それは無かったので安心しました。
インドのムンバイ、ボンベイを舞台に、母親を宗教対立で失った幼い
兄弟が、裏の世界で生き抜いて行く展開。 幼なじみとなる少女を絡め、
みのもんたの司会で日本でも馴染みのあるクイズ番組「ミリオネアー」
に出場した弟が次々とクイズに正解していく。
クイズの正解をなぜ知っているのかを丹念に追っている。
スラム街の描き方がちょっと見ていて気持ち悪くなるほどだが、
インドではあれが本当なのかな?とも思えるほどです。
クイズのドキドキ、幼なじみとの再会のワクワク、恋の行方と、
見ていて最後まで飽きない良い映画でした。
671 :
名無シネマさん:2009/06/04(木) 23:47:15 ID:lAtlScl1
フェイク・シティ ある男のルール
ポリス・アクションでなく、クライム・ドラマ。
渋い、男臭い、血なまぐさい。
キアヌ・リーブスが綺麗事だけでは片づけられない部分の処理役をシリアスに演じてます。
とうとう、ルーキーを連れて歩くようになった彼に、感慨深いものを感じてしまいますが
映画の展開は待ったなしに容赦ありませんでした。
後半、ややセリフで説明しすぎな感がありましたが。
当然に円満解決とはいかず、理屈はわかるけど納得いかないようなラストも良かったです。
派手さはないですが、結構おすすめです。
672 :
名無シネマさん:2009/06/05(金) 00:00:27 ID:vPXK05Um
レジェンド・オブ・ウォーリアー(Pathfinder, 2007)
普段ならレンタル棚に置いてても目にとまらず完全スルーしてしまうような作品。
邦題からして微妙な感じの、バイキング vs. ネイティブ・アメリカン!
でもアメリカ公開時はトップ10にランクイン(1週だけ)した気がして、思わず手が・・・。
伝説“的”英雄譚で比較してしまうと、クッキリすっきり見せすぎた「紀元前100万年」より
照明や色彩に気を配っていて雰囲気はこちらが上。
序盤の虐殺シーンの残虐さや人の死骸を獣が食べている生臭さを感じるようなシーンも迫力十分。
以上、褒めるところ。
海と山、雪と緑、怪我と回復、反発と信頼etc...時間がかかりそうな場面も
画面を切り替えただけで進行してるアッサリ設計で、物語の深さを感じられませんでした。
序盤20分くらいを過ぎると、残り90分は単調な追跡と迫力の乏しいアクションの繰り返しです。
雰囲気でカバーしていたアラも技術が必要なシーンの多い後半には目に余るようになってきて、
ラストの怒濤のようなチープさに圧倒されます。
見どころ?と問われたら、主演のカール・アーバンの胸板の厚さ?
でも鎧を着込んでしまうと、まんまロード・オブ・ザ・リングの王子。
「グリズリーパーク」
愛すべきB級作品。散々な評価が多いけど俺は嫌いじゃないよ。
それにしても2008年の作品なのね。もっと昔のかと思った。
674 :
名無シネマさん:2009/06/05(金) 04:34:32 ID:flSc40al
「12人の優しい日本人」('91)
いまさら三谷幸喜の脚本というよりも、
中原俊の手腕の方に唸らされた。
特にここ最近の隔靴掻痒的な三谷幸喜監督作に比べると、
遥かに映画的で痛快。
同じ室内+会話劇である「キサラギ」よりも確実に面白い。
ほんのちょっと前のことなのに隔世の感ありな
ネット普及前〜喫煙者の権利もそれほど叫ばれないのどかな時代、
アメリカの陪審員制度の実体を下敷きにしたドラマゆえ、
単純に娯楽性を追求した、しっかり足の付いたドラマという感じがする。
まだ実質の成果を挙げてない+問題点もはっきりと浮かび上がってない制度を元に、
手探り感ありありな民放発のスペシャル裁判員制度ドラマが
中途半端なドラマツルギーしか提供してないことに対して、
すっきりと地に足の付いた面白さを追求しているのがよかった。
半端な啓蒙ドラマ放映するより、
すべからくこの傑作をゴールデンタイムに放映するべし。
ビシッと決まったねっ!w
陰日向に咲く
原作は未読だが、おそらく結構良いのであろう。
でもメインキャストが岡田だの塚本だの超イケメンではアカン!
それだけですでに失敗作だ。
あんな連中が「陰」な訳ないだろ!
オタクとみゃーこのエピソード部分だけは良かった。
677 :
名無シネマさん:2009/06/06(土) 01:07:44 ID:loR6X3iw
スタートレック
TNGからのトレッキーである俺だが、せっかくなのでこの初代宇宙大作戦の新作映画の扉をくぐってみるぜ!
と勢い込んで観にいった今回のスタートレック。ドラマのほうは某CSでちょっと見てはみたものの、あまりの大味の
演出がどうもノりきれず、とりあえず1〜5の映画版でカーク達の活躍を知っているのみ。
どちらかと言えば、エンタープライズDのピカード艦長がお気に入りなので、あまり期待はせず、しかしスタトレ映画は
一種お祭りなのでせっかくだから観て来ました。あ、なんかしつこいですか?しつこいですね。
結論から言えば、とても楽しめました!( ^,_ゝ^)ニコッ しかしそれはやはり”スタートレックというものを知っている人なら”
という但し書きがつくもので、けっして一見さんがホイホイついてきてもウホッっとはならない作品ではアリマス。
SF映画ですが、スペオペなのでSFガジェットを楽しむ程度で、SF考証的にはとてもSF者には耐えられない設定である
のは許容しなければなりません。まあハリウッドのこの手のものをギーギー言っても始まらない。
しかし一つだけ。この作品は結局のところドラマの宇宙大作戦とは別のパラレルな世界のお話になってしまって、深い思い
入れのあるファンには受け入れがたい作品になっているかもしれないのが残念。今回の映画化にあたり、思い切ったシナリオを
描き、観客を楽しませようとした製作者の英断には拍手はするが、こういう”ナンデモアリ”はちょっと反則ではないだろうか。
ともあれ、少しはスタートレックを知っている人ならば楽しめるであろう作品。正直最初のほうのシーンで”SAVATAGE”が
流れたときはどうなることかとハラハラしたが、このような古きよき、しかして新しきSF冒険活劇は最近はdと見かけなかったので、
この映画で存分にSF成分を吸収できたのはSF者としてとてもよかった。
>>677 × ”SAVATAGE"
○ Sabotage
オリジナル見ない人ってトレッキーって言うの?
679 :
名無シネマさん:2009/06/06(土) 02:04:30 ID:tdAP8TxK
アクロス・ザ・ユニバース
ミュージカルはほとんど観ないし興味がないのだが、
ビートルズファンの友人に勧められて鑑賞。
この映画はビートルズファンというより、ビートルズ
の楽曲ファンへ向けた作品。
曲の歌詞が登場人物と時代背景を物語っていて、その映像
がメロディとシンクロするような美しさと鮮明さがある。
今まで聞き流していた歌詞の意味が、60年代の若者へ
向けたメッセージから、最後は普遍的な若者へのメッセージ
に変わって、その楽曲のよさに改めて感動した。
ビートルズファン必見の傑作映画。ポップアートやサイケな映像
美も素晴らしい。あとU2ボノやジョーコッカーの歌と演技も良かった。
「ターミネーター4」
ターミネーター3は全く観てなくても大丈夫。
ジョン・コナーが前の人からクリスチャン・ベールに変わってカリスマあるリーダーに見えるのは良かった。
オマージュというかパクリというか、ターミネーター2のクリシェに頼りすぎなのはいかがなものか。
見てる間はそれで飽きないけどさ。
ソニーの映画だからタイアップはしょうがないんだけど、あんな大変な未来世界でソニー製品が動いてるとは
思えないよなあ><
681 :
名無シネマさん:2009/06/06(土) 04:57:48 ID:jWdQ48SF
キム・ギドク監督「受取人不明」
人間の理性、感情、本能を平気で表現してしまう
ギドク監督はやはり天才なんだろう。
この映画には人間の全てがある。神だけがいない。
神の代わりに、人間に屠られる食用の犬がいる。
「受取人不明」は不快な映画である。
人間の肉体と精神が病み、腐敗し、破滅していく様子を
映像として見せることだけが目的の映画である。
ギドク監督は殺される犬の視線で人間を見つめている。
犬が殴り殺される為に生まれてきたのなら、動物である人間も
その運命からは逃れられない。
それは同じ民族、同胞同士で殺し合い、いまだ停戦状態から
抜け出すことができない運命でもある。
脳天気な娯楽映画ばかり観ていると、たまにこの手の作品が観たくなる。
観た後はたいがい嫌な気分になるけれど、映画が好きなので仕方がない。
トレッキー(笑)
683 :
名無シネマさん:2009/06/06(土) 08:20:28 ID:Gi+3Kxgt
レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで(ネタバレにふれてます)
原作は知らず、邦題と予告トレーラーから受けた印象は「単調な毎日に埋没していくことに悩む夫婦の愛」。
実際観てみたら、観ているだけでノイローゼになりそうな絶望映画でした。
見終わってから原作の邦題ぐぐってみて、「なるほど」と思ってしまった。
精神的に余裕のあるときに観ないと、胃に重いです。
中盤以降、微笑んでも目が笑わないケイト・ウィンスレットは終始迫力があって
妻とすれ違いつつも現実と妻の夢想の間で悩む旦那のディカプリオがスター性控えめで良かった感じです。
で、オスカー候補になったマイケル・シャノン・・・
この人にはこういうのが合うのか、印象に残ってる役柄って
「ワールド・トレード・センター」のいきなり電波受信したかのごとく現場に赴く役とか
まんま電波を受信しっぱなしの「バグ」とか・・・目つきが危なげだからですかねぇ。
ちなみに二人の中を最終段階に追い込む謎のゴム製品の使用法については
「4か月、3週と2日」や「ヴェラ・ドレイク」に詳しいです。
「レディ・イン・ザ・ウォーター」
公開当時、つまらないという評判だったので見てなかったんだが、
普通に感動してしまった。辻占とかオカルト知識がないとわかりにくいのかな?
この映画のポイントは、未来を知り受け止める男と、
過去を克服する男にあるわけで、後者は「サイン」でも出てきたテーマ。
設定が荒唐無稽と言って批判する人は、シックスセンスも批判しないとおかしいだろw
「ハプニング」はだめだった。あれはつまらない。
685 :
名無シネマさん:2009/06/06(土) 16:35:23 ID:11m3J0xx
ステップブラザーズ
日本にはおよそ150万人の引きこもりがいると言われている。
20過ぎた子供を親が養う現実は人それぞれだろうが、日本の
映画はこの現実と向き合うことをしない。
どう向き合っていいのか分からないし、それが悲劇なのか、喜劇
なのかも理解できない。そんなものを映画にして興業するには、
あまりにもリスクが大きい。そういう判断だけがはっきりしている
のかもしれない。
ステップブラザーズは、40近い大の男が就職もせず、余裕のある
親に養ってもらっている話である。
ウィル・フェレルとジョンCライリーが、大人になれない子供を
演じる喜劇なのだが、実は狙った喜劇ではない。おっさんが小学生
のようにふるまったらどう見えるかを、シリアスに追求した映画
だったりする。追求することによって際立つのが、親子の共依存や
克服できない幼児期の嗜癖、ニートという現象が見えてくる。
ただ、この追求があまりにリアルすぎて、ストーリーのハッピーエンド
にはどこか物足りなさを感じたりするが、それくらいシリアスな
問題意識を孕んでいる作品でもある。
また、フェレルとライリーの圧倒的な演技力には、日本のお笑い芸人が
決して到達できない知性がある。
彼らの優れた表現力がなければ、ただの悪趣味映画で終わってしまっただろう。
ザ・スピリット
予想通り我侭ジョハンソンのコスプレだけが見所。
けど、エンドクレジットは拾い物。
この映画でエバ・メンデスが低予算界のジョリ姐ぃである
ことが判明。
けど、脱ぎ惜しみが残念。
『ブラッド・ワーク』
数々の傑作を世に送り出したイーストウッド監督。その彼が
監督・主演というのだから ついつい期待も高まろうというもの。
しかし残念ながら期待外れの作品。オジイちゃんのラブシーン
なんか要らん。
『私をスキーに連れてって』
素人が作った最高の映画とでも呼ぼうか。十数年ぶりに観賞し、
昔は見えなかった“粗”がよく見えて仕方なかったにもかかわらず、
やっぱり面白いのである。もう夏だというのに観終わった後
スキーに行きたくなった。
688 :
名無シネマさん:2009/06/07(日) 04:59:21 ID:evmaRWWm
愛しのローズマリー
久々に見直したら、最初見た時よりハマった。
下品でストレートなギャクと身障者をなにげに周りに配置する
こまかなくすぐりがあるけど、結局
キャプラ的なハートウォームな血筋を感じさせるファレリー兄弟の映画には
ここ最近のジャドアパトウ映画にも繋がってるのでは。
ファレリー兄弟の主人公とジャドアパトウの負け犬なキャラは地繋がりな感じがする。
あと選曲センスが個人的にツボ。
60'sバブルガムポップにフレイミングリップスとかジョナサンリッチマンとか。
取って付けたようなファンタジックな設定をフックに使ったコメディだが、
嫌み無くテーマを観客に届けられるのはファレリー兄弟の力量ゆえだと思う。
689 :
名無シネマさん:2009/06/07(日) 08:31:28 ID:S2UVYh6X
アキレスと亀
北野武監督作は暴力映画以外は良さが分からなかった。
この映画に関しては、ビートたけしがテレビ東京で
司会をした「誰でもピカソ」のファンだったことがあり、
鑑賞する気になった。
座頭市から腕を上げたというか、北野武は日本を代表する
映画監督になったなと、ファンとして感慨深い作品だった。
幼年時代、青年期、中年から初老期をそれぞれ別の俳優が
演じることで、オムニバス作品のような構成になっている。
テーマは、人間にとって芸術とは何か。
その問いに、独断と偏見で答えてみる。
本当の芸術とは、商業性をひたすら排除して生まれる
偶然の産物である。にもかかわらず、画家として生計を
立てようとする男の狂気。まさにアキレスと亀の矛盾。
この矛盾から逃れられず、男は自分の死を覚悟する。
最後に男は救われる。男を救ったのは、かつて夫婦や家族だった
頃の成り立っていた生計、その生きるための計り事を支えてきた
妻の存在だった。
まあこれが正しいわけでもないし、絶対に異論がある。
でもこんなふうに理解して、十分に自己満足できた。
690 :
名無シネマさん:2009/06/07(日) 16:28:46 ID:gPtuU+Nj
『ブラック・ダリア』
うーん、原作をベースにしてるから仕方ないんだが、脚本はビミョーだった。
ジョシュがヤリチンなのが(。Д。;)尻もたるんでたし。
でもアーロン・エッカートが見られてラッキーだったよ。
『ダークナイト』にも出演していたアーロン・エッカート、かたや今のジョシュは・・・ハリウッドは下剋上ですな。
ブライアン・デパルマ監督の作品だったら『スネーク・アイズ』が1番好き。今回も回しっぱなしがあってよかったんだが、レズビアン嫌いなのか?www
ひどいっすよ、フィンチャーさんw
この映画を見て思ったことは、巷を騒がすスキャンダルな未解決事件があったときってのは、必ず「ヒトカドの人物」が犯人として浮上する。
でも実際はたいしたことない奴だから、話題にすらならないのでは?と思った。
映画の後にやっていた『ヘルボーイ ゴールデンアーミー』が面白そうだった(゜∀゜)
「ガマの油」
役所広司は、役者に専念するべきだと強く思った。
692 :
名無シネマさん:2009/06/07(日) 18:56:24 ID:VccuesGt
ボラット
サシャ・バロン・コーエンはMTVムービーアワードでエミネムを
怒らせたケツだしパフォーマンスが最近の話題だが、そのパフォーマンス
が映画ブルーノの宣伝でもあったらしい。
日本では公開予定はおろか映画の存在すら知られていない。
吉本芸人が居酒屋で内輪のバカ話するようなお笑いバラエティ
なんぞ見たくもない。学生の宴会芸をレッドカーペットでやる
自虐ネタにもうんざり。
せめてブルーノのDVDリリースだけでも、といったところか。
ここ何年もテレビはつまらない。全然笑えない。
そのかわりというか、最近の洋画コメディが面白い。ジャッカス
みたいなバカ映画じゃなくて、ブラックユーモアや毒舌メインの
お笑い映画。
ボラットは社会風刺モキュメンタリー映画。
クストリッツア監督の映画から飛び出してきたような偽カザフスタン人。
そのアンチグローバリストによるお笑いテロ映画。標的はアメリカ人
の本音と建前。
まあジプシーや東欧、アメリカに興味がない人間は全然笑えない映画
ではある。ただ、吉本芸人にうんざりした人には多少お勧め。
693 :
名無シネマさん:2009/06/07(日) 20:47:17 ID:BQCDgTqE
694 :
名無シネマさん:2009/06/08(月) 22:23:31 ID:BpgXzARP
フィフス・エレメント
さすがに今観るとクリーチャーや各種デザインに陳腐さを感じる。
というか、衣装デザインもいかがなものかと思うし、
キャラ設定もめちゃめちゃで物語の中心をぼやかしてしまっている。
SF/コメディだと割り切っても、クリス・タッカーはうるさいし、
ラストの光線が「なんだそりゃ」だし、とりあえず褒めるところが見つからない。
695 :
名無シネマさん:2009/06/08(月) 23:11:05 ID:y8QOdRzm
タクシードライバーを久々にBSで観たがDVD欲しくなった。
日本人は人生に勝ち負けは無いとか勝ち負けなんて自分で決めるものだと
綺麗事を言うのが好きだが劇中にハゲオヤジがオレたち負け犬に何ができるんだ、というセリフに
現実が如実に現ている。
一日12時間も酔っ払いや娼婦如きの足になりポルノ映画くらいしか楽しみがない人生など確かに屈辱的だ。
しかも不眠症なら壊れていくんだろうな。
696 :
名無シネマさん:2009/06/08(月) 23:25:01 ID:5znEV8uQ
『ヘルボーイ』2004年
ゴールデンアーミーではなく最初の方ね。
アメコミスレでは「1はあまりおもしろくなかった」という感想が目立ったが、いやいや普通に面白かったよ。
見た後は「おもしろかったああああ!(。Д。)ウッヒョ〜!」と絶叫したくらい面白かったですよ。
ヘルボーイが大暴れしていたのでエイブやリズにももうひと暴れしていただきたかったところ。ゴールデンアーミーではリズの暴れっぷりと、評判上々のヌアダ王子に期待。
のっけからヘルボーイが気持ち悪い不細工なわんちゃんとの追いかけっこだったり、リズとマイヤーズの散歩をストーカーっぽく尾行して9才児に突っ込まれてたり。
自分の容姿にコンプレックスがあるところが可愛い。それと戦闘中にも毒づくんで笑えました。
最後にキスシーンがある映画は大っ嫌いなんだが、この映画のカップルのキスシーンは好きだ。ヘルボーイ熱くないのかしらw
・本編前の予告編について
予告編ではトラボルタが悪役で出ている『パニッシャー』があったから見たけど、音楽がWWEのケインだったw
ジョニー・デップやアーロン・エッカートのプロフィールから削除されていそうな作品のCMが見られたのはラッキーだったかもね(・∀・)
697 :
名無シネマさん:2009/06/09(火) 00:47:14 ID:K7adCQ3j
記憶の棘
ハリウッド産娯楽作のカメラに慣れた目には、
どっしり腰を落ち着けたようなカメラワークはちょっと新鮮。
ニコール主演作としては「アイズ・ワイド・シャット」を思い出す。
他にもカリエールが脚本を書いたブニュエル作だったり、
「マックスモンアムール」とかオゾンの「まぼろし」
など思い出してしまう一作。
文芸的で摩訶不思議なプロットで、
MV出身監督の処女作としてはかなり野心作だし、
そこそこイケてるのだけど、
かつてのビスコンティとかパゾリー二のように
アートを言い訳に性器露出も厭わず的なエロ要素もぶっ込む
度胸がないのがちょっと残念かな。
まあ少年と大人の女性の性愛的なものを匂わすだけでも充分野心的ではあるのだが。
とりあえずは監督の映画というよりも、
カリエールと撮影監督したゾディアックのハリス・サバディスの映画
といった方が通りがよいと思う。
アン・ヘッシュが脇に出ていたがハリソンフォードの相手役をやってたころと
まるで別人。でも今の方が魅力的だったのは拾い物。
698 :
名無シネマさん:2009/06/09(火) 00:49:01 ID:m9vxabDb
ディー・ウォーズっての観た
ロード・オフ・ザ・リングのナズグルと
ハリー・ポッターのバジリスクと
ダーズベイダーの大群に追っかけ回される、宿命の男女w
ナズグル群と戦闘ヘリ隊の空中戦はアホで面白かったよw
699 :
名無シネマさん:2009/06/09(火) 19:24:15 ID:1Iudz1iX
誘拐犯 クリストファー・マクファリー監督
チェ・ゲバラを演じたベニチオ・デル・トロと
ライアン・フィリップ主演のクライムアクション。
監督がユージュアルサスペクツの脚本家なだけに、
アクションにも一工夫ある。
代理母の妊婦を誘拐して、父親の大富豪から身代金を
強奪しようとする二人組みの話だが、犯罪が進むにつれ、
登場人物の本性が明らかになっていく。
まずデル・トロとライアン二人組みがプロの犯罪者で、
得体の知れない凄味がある。
大富豪に命令されて、妊婦を監視しているボディガードもプロ。
最初の誘拐シーンで繰り広げられる銃撃戦が、彼らの犯罪歴を
暗示する。登場人物の本性が心理的な駆け引きによって明らか
になっていくのだが、人間の欲望に善悪はないという虚無的な
世界観が露になる。
救済されるべきは、まだ世に現れていない胎児だけであり、
その母親は守られる必要がある。それ以外の男たちは、全員死んでも
いいような存在。だからこそ必死に殺し合うという、過酷なロマンチ
シズム溢れる作品。このハードボイルドを演じきったデル・トロは、
ゲバラの映画でも垣間見ることができる。
敵役のジェームス・カーンは本物のマフィア。彼が雇ったプロの殺し屋
たちが全員初老で地味な男たち。淡々と仕事をこなすように銃を撃ち合う
シーンも圧巻だった。
、
700 :
名無シネマさん:2009/06/09(火) 20:53:43 ID:K7adCQ3j
Jの悲劇
割と演技派であるダニエル・クレイグが
あの「ヒューマンネイチャー」とかで猿オトコを演じていた
ブサメンなリス・エファンスとのやおい的な組み合わせは×でしょ。
それを除けば、「つぐない」のイアン・マキューアン
の作品が原作だけあって、ちょっと高尚な感じもある。
邦題からしてエラリークイーン的なものを想像していたのに
意外に文芸的なニューロティック・サスペンス風味が好感触。
イギリス的な晴れた田園風景に赤い気球→悲劇的な事故発生という印象的な冒頭と、
男ストーカーに主人公が追いつめられていく徐々に雨降り多めな
王道スリラー的展開とヒッチコック風の音楽も良かった。
思わぬ拾いものでした。
701 :
名無シネマさん:2009/06/09(火) 21:26:52 ID:GJu/sU00
shinobi
山田風太郎の甲賀忍法帖の映画化
ハリウッドの影響をもろに受け、忍者の動きもCGとの
合成で、人間離れ、化け物じみている
しかし演じている人物が、棒の一振りも出来ないような
しょぼさなので、笑いがこみ上げてくる
足運び一つ出来ていない
上っ面のかっこよさだけを追い求めた愚作
もはや時代劇臭いもしない
シーンだけを見れば何の時代かさっぱり分からないだろう
アゲたがる奴の感想は長文な上に退屈
オナニー見せられる不快感
703 :
名無シネマさん:2009/06/10(水) 10:47:37 ID:39HGw1jJ
>>702 そのオナニーを覗き見するド変態。
そして書き込みまでする精神異常者。
社会に迷惑をかける前に死ね。
>>702 ここは雑談禁止スレだ。
正直、感想の討論くらいはしてもいいような気も少々するがね。
雑談禁止なのを逆手にとった不愉快な感想が多いのは事実だ。
しかしオナニー呼ばわりはよくないぞ。
705 :
名無シネマさん:2009/06/10(水) 16:13:05 ID:qZg4ozYP
>>702 わかりました。
今度から感想は短めにします。
706 :
名無シネマさん:2009/06/10(水) 17:58:54 ID:TYhLhS9y
宇宙水爆戦
やっぱり昔のSFは退屈だな〜なんて見てたら
なんとあの超ウルトラスーパー有名なミュータントが出てきやがって
この映画だったのかーとテンション一気にあがったのに
すぐ退場ってなんじゃそりゃ!!
T4
最後にシュワちゃん出てきて感動。
予告では出てなかった気がするからびっくりした
709 :
名無シネマさん:2009/06/10(水) 22:20:35 ID:yH+rImAm
リーグ・オブ・レジェンド〜時空を越えた戦い〜
イギリス文学とアメリカ文学に詳しく、アラン・ムーアを知らない人なら多いに楽しめる映画。
日本語のサブタイトルは詐欺も甚だしいw
う〜ん、原作は知らないがイマイチ。やはり有名なハリウッドスターを主役に置いてはいけない。ショーン・コネリーとジェイソンフレミングにばかり気をとられてしまったじゃないか。
若山源蔵の声は美しかったけど、彼のショーン・コネリーは見れない、と考えると貴重な作品だ。
神奈ノブトシ氏と八尾カズキ氏を間違えてしまった。
ネモ船長はかっこよかったねえ。ドラキュラおばさんも決めてくれたし。
この映画を見ると『ウォッチメン』がいかに大健闘を果たしたかが分かったし、『リーグ〜』のように成らなくてよかったよ。
ウィキで原作を調べる前に見てよかった。
そしてアラン・ムーア作品は映画化しない方が良いと思うなあ。映画会社とファンの為にも。
710 :
名無シネマさん:2009/06/11(木) 06:58:59 ID:OII51iCl
グローバーフィールド
画期的な怪獣映画。ベースは日本製のゴジラにあるのかも
しれない。ゴジラと決定的に違うのは、映画の主人公が
逃げ惑う人々であること。それをビデオカメラの映像で見せる
ことによって、ドキュメンタリーのようなリアリズムが
生まれている。出現した怪獣と、攻撃する軍隊についての
説明が一切ない。パニックで始まり、ホラーで登場人物が描かれ、
最後のサバイバルで、怪獣対人間の戦いが明らかになる。
つまり、ここから日本版のゴジラが始まるという予感につながる。
まさに怪獣のPVと、その製作ドキュメントだったという驚きで
映画の幕を閉じる。
それはラストの伊福部昭へのオマージュによって、記憶の中のゴジラが
甦る瞬間でもある。
なぁ自分の文章に酔っ払った感想はやめようぜ
ブログじゃないんだから
どう書こうとオナニーにしかならないんだから、どうでもいいだろ。
>711
人に文句垂れたいなら先ず自分が手本となる感想を書け。
文句はその感想の最後に言え。
今回は逆だな。じゃあ今からすぐ感想をかいて名前欄に711と入れろ。
すぐにだぞ、いいな?
714 :
名無シネマさん:2009/06/12(金) 00:44:34 ID:z1QUYK4e
>>711 なぁ、自分が低脳で何も書けないからって
他人を妬むなよ。
バカは黙ってロムってろ。分かったか?
ザ・バンク・ジョブ
トランポーターの主役のハゲの人が主演の映画なんだが
基本的に、オーシャンズ11と似てる
が、最後の方は緊迫感ある展開でおもろかった
>>680 3のジョン・コナーの俳優じゃなくて良かったよ
ベールのがかっこいいし、強そうだし
717 :
名無シネマさん:2009/06/12(金) 00:57:40 ID:D3Jbzuo5
荒れるので雑談はヤメれ。
>>536 オレはソレダメだったわ
フィギュアスケーターはすげー爆笑しておもろかったんだが
今作はつまんなかった。
719 :
名無シネマさん:2009/06/12(金) 02:22:32 ID:0EqPSNSd
ヘルボーイ・ゴールデンアーミー
キャラクター祭りって感じで楽しい。
エイブ、元気出せよ。
バックトゥザフューチャーシリーズ三作
地上波放送の録画だからカットシーンかなりあるとは思うが最高だった!
三作とも面白かったよ
721 :
名無シネマさん:2009/06/12(金) 16:35:08 ID:/HXnkOfN
俺は、面白いと評判の「バタリアン」をやっと観てみた。
なんだこりゃ。…
メチャクチャおもろいやん!(・∀・) !
722 :
名無シネマさん:2009/06/12(金) 17:41:24 ID:Iu9asfuF
ID:J4gi5Ze5
なぁ自分の文章に酔っ払った感想はやめようぜ
ブログじゃないんだから、の結果が715〜721なのか?
おいおい、感想にすらなってねえぞ。
ただの池沼の妄想垂れ流しじゃねえかよww
デビルマン
(°д°;)なんじゃこりゃ!噂に違わぬ糞映画。
これが10億?嘘でしょ?
しかしながら史上初の糞映画だったので貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
もう少し謙虚に生きていこうと思った。
デビルマンの訂正。
史上初の糞映画→人生初の糞映画
『幻の湖』がありましたよね。こちらも見てみたい。そして、腹を抱えて大笑いしたい。
725 :
名無シネマさん:2009/06/12(金) 22:05:52 ID:0EqPSNSd
ディー・ウォーズ
「観始めた映画は最後まで観る」というのが自分のポリシーなんだが、
この韓流SFの90分はつらかった。韓国の映画やドラマはわりと
観ている俺でさえ、この映画は酷い。
ミスト
このラストはヘビーだ
人生の分かれ目で常に正しい選択ができるのは映画の主人公だからなんだよな
現実は常に霧の中・・・そして宗教は怖い
ヴェニスの商人 (2004)
原作は読んだ事がないけど話の筋は知っているという程度の前知識で見た
なんかやたらとシャイロック(ユダヤ人の金貸し)に同情的な演出になってる
画面は綺麗だしキャストも豪華なんだけどなんか物足りない
728 :
名無シネマさん:2009/06/13(土) 09:04:07 ID:4ob3vB5W
ターミネーター3
1,2があまりにすばらしい出来なので、辛口になってしまうのは仕方がないとしても、
この作品はひどすぎる。第一にターミネーター以外の登場人物に
全く魅力がない、どうしてこうも俳優として輝きの乏しいのをキャスティング
したんだろう。アホで見苦しい奴なんて別にどうでもいいやって気になる
次にストーリーの破綻、ご都合主義に陥っている。
729 :
名無シネマさん:2009/06/13(土) 09:15:28 ID:FaZN2/nT
頭が悪い奴が映画観ても
頭が悪そうな感想しか出てこないんだな。
所詮バカは何やってもバカでしかない。
知識も教養も経験もないからバカなんだけどな。
バカはバカなりに自己主張したいのも分かるが、
よそでやれよ。
糞つまんねえし、うざいだけだよ、バカはさ。
730 :
729:2009/06/13(土) 09:20:45 ID:NjfHkfWN
以上、自己紹介終わり。
732 :
729:2009/06/13(土) 14:43:54 ID:5KpSlCys
コマンドー
今日はゴミの日?
ばっばっばっ
うぉぉぉぉ!!
ドカァーン!!
オッケーイ!
ズドォーン!!
あんた人間なのォォオ?
ガッシャーン!!
離してやった!
どおおおおおおおんグヲシャァァァンッ!!
何がはじまるんですぅぅ?
733 :
名無シネマさん:2009/06/13(土) 17:25:40 ID:NWSia8Uq
フロスト×ニクソン
キャストが渋く、派手さは無いけど娯楽性十分でした。
たった数日間のインタビューなのに、駆け引きが熾烈で心拍数がずっと高め。
とにかく、フランク・ランジェラ演じるニクソンの存在感が圧倒的で
このままフロストが押しつぶされてしまうんじゃないかとハラハラします。
とはいえ、ニクソンが単なる憎まれ政治家に終わらず、人間ドラマとしても見応えがありました。
ニクソン=ウォーターゲート=悪役、程度の認識しかなかったんですが、
見終えた後パンフ読んで、実は功労者の面のほうが大きいと知って勉強にもなりました。。
734 :
名無シネマさん:2009/06/13(土) 17:43:48 ID:NWSia8Uq
ターミネーター4
T2のとにかく派手なアクションとシュワ知事の光りすぎたカリスマ性のインパクトの後なので不安が大きかったですが、
派手さ・過剰なアクションに囚われすぎることなく、シリーズのドラマ性に深みができた感じでした。
とはいえ、スカイネット軍と抵抗軍の戦闘は迫力も十分です。
T1、T2は観ていないと不完全燃焼になる可能性ありですが、音楽の使い方とか見てる人は思わずニヤリとするでしょう。
で、やっぱりT3は無かったことに・・・。
関係ないですが、マイケル・アイアンサイドは久しぶりに見た感じ。
4にスカイネット軍と抵抗軍の戦闘描写なんてほとんどなかったような
1,2などで挿入される未来戦争シーンのほうがよっぽど軍同士の戦いだった
007 ザ・ワールド・イズ・ナット・イナフ
中盤がドリフみたいで面白かっったが最後は・・・・・。ピアース・ブロスナンは少し無理があるような・・・今思い出すとキムタクに見える。
私にはこのシリーズの良さが全く分からない。新ボンドのダニエル・グレッグはカッコイイ。それは認める。
でも映画を見る気が起きないのは何故だろう。あまり長い間見つめていると胃もたれを起こしそうなクドイ顔。
余計な心配をすると、ボンドのイメージで終わらないかが心配だ。
腐りものと同じで、こういう映画はその時に見ないとダメなんだろうな。なんだか古ぼけて見えた。白いオデブちゃんが頑張ってたのは好感が持てました。
32点。
オマケ。『ノウィンド』のCM。20世紀少年のパクりではないと思いますよ。暗号解読の手法はダヴィンチの預言のそれと似ていて、どうとでも解釈出来たような。
でもニコラス・ケイジなんで見る気が起きないな〜。
黄色いロールスロイス
バーグマンのプロレスラーみたいながっしりした体に興奮しました。
カーセックスもしてほしかったです。
第二話がほのぼのしててよかったです。
738 :
名無シネマさん:2009/06/14(日) 04:59:24 ID:+FW5J0Cq
金融腐食列島 呪縛('99)
なんとも恐ろしげなタイトルだが、
なんでも大手銀行が闇の勢力と手を切れない旧態依然の
経営風土のことをさしてるんだとか。
映画の内容的には面白そうな経済バトル映画なのだが、
残念ながら原田眞人の変な演出が気になって内容に集中できない。
若村麻由美扮するジャーナリストの変なキャラ付けに、
何故か帰国子女らしき英語の発音がやたらといいカメラマンとか。
うざくて仕方なかったわ。あとやたらと異常にテンション高かかったりとか、
セリフも聞き取りづらいし。役所広司が以上に速いジョギングだとかも。
結局最後まで面白そうの一歩手前で終ってしまった。
総会屋とはなにかの理解には繋がりそうなとこだけプラスだ。
739 :
名無シネマさん:2009/06/14(日) 08:16:07 ID:BBOYFm9M
BOY A
何の映画だか知らずに観たら
少年犯罪をテーマにした作品だった。
感動や興奮よりも、考えさせられる社会派映画。
青年の起こした事件が小出しに出てくるので、それを
陪審員のように判定していく感じになる。
証言者は父親のような保護監察官と、母親のように優しい
ガールフレンド。
だが、この映画は事実に基づいていると思われる。
青年の結末を判断するのは、映画を観た人間だけなのだ。
個人的な感想だと、青年は事件を起こした年齢から時間が
止まっている。保護され、監視されたまま大人になって
しまった。自由を手にいれたら、その責任を果たすべき
なのに、それをしなかった。
ガールフレンドに自分の罪を告白できたら、多分違う
結末になっていただろう。
更生した青年が突然不運に見舞われる。そんな映画
ではない。決してその程度の映画ではない。
「ザ・レスラー」
ドキョメンタリータッチを堪能し、
ミッキー・ルークの生き様といやおう無く
だぶらせて感動して帰ったら
ノアの三沢選手の事故死。
あげく技を受け損なって(?)の死と聞いて、
やっぱり映画だなぁと一挙に醒めた。
三沢さんずるいよ…
741 :
名無シネマさん:2009/06/14(日) 10:46:54 ID:b0ZQOIgY
ドキョとルーク
『ディアフタートゥモロー』
ツッコミ所満載! ご都合主義満載!なのですが、夏場に見るにはとっても良い お気軽作品です。
リダクテッド 真実の価値
イラク駐留の米兵による少女レイプ&一家惨殺放火事件を扱った映画なんだけど、
人間の嫌なところばかりみせられて、見終わった後ヘトヘトになったわ
日本人の自分ですらうんざりなんだから、米人はだれもこの映画みないだろう
744 :
名無シネマさん:2009/06/15(月) 22:59:32 ID:SDL9SJqy
フェイクシティ
ジェームス・エルロイ原作の映画なんで、ある程度
覚悟していたが、いったいこんな映画誰が観るんだ、
という内容。LAコンフィデンシャルやブラックダリア
は50年代の古き良きアメリカの虚像を暴くような
作品だったが、フェイクは現代が舞台。
いきなり在米韓国人をコンニチハとからかい、その後
皆殺しにする冒頭でいきなり暗黒。
ずーと現代の暗黒を描きっぱなし。本当に救いがない。
後半、黒人ギャング二人組みとの殺し合いは理解不能。
ただの自殺行為。
しかし、そんな自殺行為をやらないと暴けない悪がある。
そんなキアヌ・リーブスはヤクザの鉄砲玉にしか見えない。
ヒットマンですらない暴走ぶりに呆然。後味も暗黒だった。
746 :
名無シネマさん:2009/06/15(月) 23:17:22 ID:EBSm3xrb
余命1ヶ月の花嫁
大泣き。周囲の人も大泣き。
しかし、榎本さんが上手かった。
ザ・レスラー
試合以外は淡々と他人の一日を見せられてるようで退屈だったわ(ほぼ必要なシーンなんだけどさ)。
駄作ではないが人に薦める気にならん。
748 :
名無シネマさん:2009/06/16(火) 03:19:59 ID:OAKcOMaZ
フェイク・シティ
やっぱり映画って脚本だよなと思わせる素晴らしい作品。
単なるサスペンス・アクションになりそうな流れなんだけど、
そこにはしっかりとしたドラマが描かれている。
スタローンの「コップランド」を思い出した。
本国に負けず劣らぬ日本嫌いの在米韓人に「コンニチワ」と言ってボコられるリアルなところから始まって笑ってしまった。
脚本にエルロイが関わってるだけに、
どんでん返しが単なる面白半分でなく、テーマに直結してくるのはさすが。
原題「ストリートキング」が、実はストーリーの肝。
銃撃シーンもリアルで良い。
腐敗を拭う手もまた血にまみれ金にまみれているという厳しさ。
「LAコンフィ」よりもさらにテーマを掘り下げると、
見えてくるのは絶望か希望か。
↑↑
あ、タイトル入れ忘れ
「フェイク・シティ」ね
751 :
名無シネマさん:2009/06/16(火) 07:14:26 ID:/O4GtQPu
シティ・オブ・メン
ブラジル映画、シティ・オブ・ゴッドの続編
というか、ファヴェーラ・サーガの後編みたいな作品。
スラム街の貧困と暴力をドキュメンタリータッチで
描きながらも、少年同士の友情や親子の愛情をテーマに
した物語。登場人物は全員DQN。というか、武装した
少年ギャングに支配されたスラムで、まともな大人は
生きていけない。ギャングで内部抗争が起きると、メンバー
以外の家族も巻き込まれるという悲劇。
ブラジルのスラムは現実問題であり、いまだに貧困と暴力の
問題を解決できないのだろう。
ただ、映画として世界に問題提起はできるようになった。
映像としても十分世界基準。最後まで集中して観ることが
できる作品。
752 :
名無シネマさん:2009/06/16(火) 17:16:05 ID:/VfmHL2p
ペルセポリス
日本人から見ると取っつきにくい絵柄でスルーしそう。
映画の賞関連で名前が挙がってなければ私も観ることはなかったと思います。
人物を簡単に描いてたり、コミカルなシーンを入れたりしてますが、
実はかなり手の込んだ演出で、政治・宗教・人生などなど丁寧に描かれています。
ストーリー的には実写で撮られておかしくない内容ですが、
敢えてアニメ手法というのも、映画の世界も奥が深いと感心させられました。
結構、字幕を追っかけて理解するのが大変ですが、大人向けの一本です。
753 :
名無シネマさん:2009/06/16(火) 17:22:10 ID:Pn86Rj7G
ランド・オブ・ザ・デッド
意外に面白いのでびっくり。
カーペンターの「ニューヨーク1997」「ゴースト・オブ・マーズ」みたい、
ホラーとB級アクションの合わせ技でおそらくその手が好きな人なら気に入るでしょう。
キャストも悪の総本山をデニス・ホッパーがやっててマル。
ロメロにこういう映画が撮れるとは知らなかった。
「ダイアリーオブ〜」も見てみることにする。
754 :
名無シネマさん:2009/06/16(火) 20:21:14 ID:ZRUSFPkk
ブラックダリア
ジェームス・エルロイ原作、ブライアン・デ・パルマ監督
による映画化。その前に、エルロイによるブラックダリア事件
の小説化がある。
エルロイが作家になったきっかけは、「わが母なる暗黒」に
詳しいが、実の母親が何者かに殺され、その犯人が捕まっていない
というトラウマ(暗黒)がすべてである。
アメリカ文学の狂犬と呼ばれるエルロイは、ブラックダリア
と呼ばれたポルノ女優、エリザベス・ショートを成仏させる為に
LA四部作を書き上げた。母親とショートの死に対するエルロイの
執念と妄想を知らなければ、ブラックダリアは理解できない。
デ・パルマの才能をもってしても、「わが母なる暗黒」の現実には
及ばなかった、というのが正直な感想である。
事実は小説より奇なりというが、迷宮入した事件の怪奇は、小説より
も映画の方がずっとわかりやすかった。エルロイの愛読者にとって
物足りない感じは否めないが、十分楽しめる作品。
755 :
名無シネマさん:2009/06/16(火) 20:24:28 ID:FBORGYy0
ブラック・ダリア
こんな退屈な映画をつくるこのクソ監督は
よっぽど才能のない無名な人なんだろう
主役が子供すぎだな
ブライアン・デ・パルマなめんなっ!
757 :
どぶ川長治:2009/06/17(水) 23:43:58 ID:eyglPLVa
「アンタッチャブル」
デ・パルマが 名作つくった 試し無し
日本で言う所のフジ月曜ドラマランド級の駄作量産監督。
758 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 00:33:18 ID:HzDkJ6eQ
女囚さそり 701号怨み節('73)
梶芽衣子のヒット曲「怨み節」が主題歌であることでも有名な、
シリーズ四作目。
元学生運動戦士でありながらも、警察による拷問であそこが
とろけてるらしい田村正和が大きく絡む。
後に眠り狂四郎やってるだけあったクールでニヒルなキャラと
初々しさがないまぜになった意外な配役。
追いかける刑事役の細川俊之も女房を殺され、
最後のさそりとの対決ではなんとも間抜けな死にっぷりにガックリ。
その手下の刑事どもも看守長を集団レイプって、絶句。
こここの作品のエロ最大の見せ場ね。
おおむね全般的に赤や緑のアングラでケバケバしいライティングと
劇画ちっくなトンデモ展開が東映ファンには何とも堪らない、
ある意味プログラムピクチャーの王道を行く作品だと思う。
男を刺殺したあとの奈美のセリフ
「あんたを殺したんじゃない。
あんたに惚れた奈美を殺したんだ」って
痺れるわ。
759 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 00:33:28 ID:OM4aE4J6
キャリーは名作な件。
昔のデ・パルマは傑作多し
761 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 01:45:13 ID:d0p6F2aW
ダーウィン・アワード
優秀なプロファイラーというよりも妄想刑事という感じで面白かった。
同じサンフランシスコを舞台としたドラマ「モンク」や「トリック」
みたいな良質なサスペンス・コメディ。
主役はオスカー取った「恋するシェイクスピア」の人なんだね。
あ、メタリカも出てます。
>>760 ファントム・オブ・パラダイスって デ・パルマだっけ?
好き。
763 :
どぶ川長治:2009/06/18(木) 03:24:59 ID:rYQZ5nE2
続人間革命
1976年興行収入日本一。
500万人の観客を動員した池田大作先生
原作の神映画。主演は丹波哲郎。
俺はこの映画に感動して小便を漏らした。
この映画に比べれば白人の洋画など糞。
全部がフジ月曜ドラマランドレベル。
TBSのルーキーズや余命一月の花嫁も神映画。
この二作に感動しないゴミどもに映画を語る資格なし。
764 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 05:14:57 ID:pTeGeFD5
ブラインド
白い失明のやつ
糞映画 吐き気が止まらない 死ねよ
765 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 12:07:49 ID:D8JkVESC
エネミーオブアメリカ 弁護士がギャングと戦う映画 打ち合いのシーンがかなり見にくい映像だった
ハゲタカ
経済ドラマの癖に、変な所で泣かせるなよ〜。頭から離れなくなったわ。
〉阿修羅城の瞳
映画製作者に、初めて殺意を覚えた。酷すぎる。
767 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 12:51:40 ID:VaHpVHyi
人間革命て つたやで見たことないなぁ
また見たい
28週後・・・
結構えげつない殺戮シーンは良かった
ナルニア カスピアン王子の角笛
ぶっちゃけ全然面白くない
まったくのめり込めない
センター・オブ・ジ・アース
これは子供の観る映画だな四十代のオレが観ても…
結構楽しめた。
770 :
どぶ川長治:2009/06/18(木) 16:15:22 ID:NpCjECrq
>>763 あんたデ・パルマなんてゴミ監督を笑われたのがよっぽど悔しかったんだろうけど
他人の名を騙ってコソコソと物を言うなんて姑息もいいとこだね。
むしろコテ付けてあのゴミ監督を堂々と擁護したらどうだ?
カジノ・ロワイヤル
これはかっこいい!
マンネリぎみの007だったけど
新しいボンドがこれまたかっこよろしい。
21世紀の007が見えてきた!!
なんて喜んだのは前半まで
カジノ以降が急につまらなくなる。
ヨーロッパの高級カジノに黄色人種がいると品位が落ちるね。
772 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 16:39:31 ID:oxWQ3VmS
バカコテ、テメーが寒いコテハンにトリップ付ければ済む話だ>偽者コテ
クソの投げ合いは雑談スレでやれ。
俺に文句あるならいつでも雑談スレ来い。
773 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 18:32:04 ID:9h0LvFdX
つまんねえ低脳が調子こいてコテなんかつけやがって。
こいつが層化TBSのゴミ工作員てことは確定だな。
糞コテはうぜえから消えろ。
774 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 18:52:11 ID:vcxq+JgC
ID変えてまで必死だなw
775 :
名無シネマさん:2009/06/18(木) 23:47:07 ID:nB+9rIMT
ウォーロード 男たちの戦い
中国人豪華キャストで贈る時代劇。今をときめくジェット・リーとかアンディ・ラウとか出てる。
これにも出演してる金城タケシはそんなに俳優として凄いのか?ゲーム「尾に武者」の棒読み役者のイメージしかないわ。
とにかく、実話を元(?)にした太平天国の乱で活躍した武人たちにスットポをあてた今作。もうなんかひたすら鬱orz
アックション大作とか言って宣伝されてたらしいけど、しょうがなく兵士になってしょうがなく戦場にきてしょうがなく戦ってます。
みたいなノリが付きまとって、どうしてもその三国無双を映像化したようなアクションを楽しむというふいんきではありますん。
しかも時間を追うごとにその戦争の理不尽さがオンパレードで押し寄せてくる様はまさに圧鬱orz モウヤメテヨ…
で、そんななかでリーの演じる主人公が「みんなが平等に暮らせる世の中に・・・」とか正義を語られても、なんともはや。
今の中禍民国を風刺しているのかどうなのか。なんとも空虚な言葉にしか聞こえません。映画にテーマを持たせようとする
ムリヤリ感たっぷりです。
映画も後半に入ると、その主人公とヒロインの不倫のゆくえが・・・・なんてもうどうでもいいようなストーリーぐぁ
こんなメロドラマを見ようとして映画見てるわけじゃないんだけど。そういえば映画「レッドクリフ」でもいらん中途半端な官能
シーンがおっぱじまってたっけ・・・・・ これが最近の中禍映画のブームなのか。
豊富なエキストラを使えるからこそのCGを使わない(たぶん)戦闘シーンを見るのでしたらオススメ。あとは流して見るべし
776 :
名無シネマさん:2009/06/19(金) 00:01:59 ID:KNDn4f2K
なげぇ割に中身ない感想
改行位置は他の人を参考にすると良いと思う。
文字が小さいのか、ウインドウがデカいのか分からんけど。
778 :
名無シネマさん:2009/06/19(金) 00:38:44 ID:0nOSKn9S
土日みたいと思える映画はいくつあるかな?
答えておくれ(*^-^)b
番号でもよいよ♪
01 ターミネーター
02 ROOKIES-卒業-
03 天使と悪魔
04 真夏のオリオン
05 余命一ヶ月の花嫁
06 ハゲタカ
07 アイ・アム・ウィズ・ザ・レイン
08 スター・トレック
09 60歳のラブレター
10 お買い物中毒な私
11 愛を読むひと
12 劔岳 点の記
13 トランスフォーマー/リベンジ
「トランスフォーマー:リベンジ」
構図といいロケ地といい、大画面でとても映える映画。
俺の地元だと明日からは最大スクリーンがROOKIESに取られてしまうので、
今夜見にいっといて良かった。IMAXデジタルのお披露目にはいい作品だと思う。
ハリー・ポッター始まるまでに余裕があれば行ってみたいわあ。
良い所も悪い所も前作どおりで、今回はバッド・ボーイズ風味が増したように感じた。
スローモーションで揺れるミーガン・フォックス嬢のおっぱい。見せ方をよくわかってる。
デバスターはせっかくの合体ロボなのに日本人男子から見ると残念なデザインで…。
781 :
名無シネマさん:2009/06/20(土) 00:14:53 ID:pP/WApde
君のためなら千回でも
アフガニスタン出身の作家カーレド・ホッセメニの
ベストセラー小説を映画化。
アメリカで911テロを起こしたアルカイダ、その
背後にあるタリバン政権を取り上げた作品でもあるが、
さすがはドリームワークス。面白くて為になる一流の娯楽作品
に仕上がっている。
アメリカに亡命したアフガン人の父と息子の描き方がいい。
イスラムの世界が千年以上かけて創り出した価値観がはっきり
現れている。
例えば、イスラムでは利子が禁止されている。かつてユダヤの
戒律には、金で金を買うことが禁止されていた。なぜなら、
この習慣でユダヤの国が滅んだから。なぜ滅んだかというと、
金の支配する社会ができあがったから。
そういう社会では、自分の利益だけを追求するあまり、自分の家族、
一族郎党、地域、共同体、国家の力が必然的に弱まる。
主人公はアメリカで暮らすうち、個人主義(グローバリズム)の考
えになれていた。
作家になり恋人と結婚したが、唯一の身内、父親を癌で失う。
自分だけが幸福になることに罪悪感を覚えるのは、封建社会という
ローカリズムで生まれ育った者の運命でもある。
主人公が己の運命を受け入れた時、かつて幼い頃家族同然で暮らした
親友の息子を救出を決意する。
アメリカ人よりも日本人やアジア人の方が感動しそうな映画だと思う。
782 :
名無シネマさん:2009/06/20(土) 01:11:27 ID:qZfZOIsU
テルマ&ルイーズ
鬱な二人が殺人というきっかけで不満を爆発させて好きかって放題やって自分のした事から逃げまくって恋人も夫も捨てて
死のダイブ
評価が高いらしいが自分には合わなかった
783 :
名無シネマさん:2009/06/20(土) 01:22:37 ID:urdKWzP7
愛を読む人
戦争という時代に阻まれた悲恋を描いた物語という先入観を持って鑑賞。
まぁ確かに戦争の傷が二人の関係を微妙なバランス上においてしまいます。
ですが、逆らえない時代の流れに対する切なさ、と言うより
救済の可能性がありそうなのに、踏み出さないもどかしさで憤りのような感情が強かった気もします。
終盤も贖罪と言うよりは、むしろ唯一の希望を足蹴にされた気分。
恋におぼれた少年よりも、秘密を守り抜こうとした女性のけなげさの方が訴えるものありました。
ちなみに周囲の女性客はハンカチ取り出してましたので準備を忘れずに。
最後に・・・ゴールデングローブの助演女優ノミネートは間違い。どう見ても主演。
007/カジノ・ロワイアル
今までの007はどれも荒唐無稽で、自分とっては、オースティン・パワーズと
変わらないようなものだった。つまりばかばかしい
しかし、今作は趣を一変。主人公は泥臭く、リアリティにあふれている
それでいてかっこいい。アクションシーンの迫力といい、
007この時点での最高傑作ではないだろうか
「レスラー」
ミッキー・ロークの背中(と尻)の演技。
今回はダーレン・アロノフスキー自身が脚本書いてないし、撮影もマシュー・リバティークではないが、
何かに憑かれた男がそのためにぶっ壊れていく、って点ではやっぱりこれまでと共通してると思う。
エンドロールは涙で読む余裕など無く、上記のことは家に帰ってから気付いた次第。
三沢社長やテッド・タナベさんのこと考えずに見られると良かったんだがなあ。(´・ω・`)
ほかの選手や団体のこと考えちゃってやっぱり正気ではいられないんだろうなあ。(´・ω・`)
「トランスフォーマー:リベンジ」
IMAXにて鑑賞
映像 10点中7点
内容 10点中2点
でかいのが弱すぎ
787 :
名無シネマさん:2009/06/20(土) 21:24:16 ID:urdKWzP7
トランスフォーマー・リベンジ
詰め込みすぎというか、くどいというか、マイケル・ベイの悪いところが出てしまった感じ。
スローの使いすぎとか、状況をつかめないほどの早いコマ割りとか・・・。
登場人物には総花的に見せ場を作ろうとしすぎたのも、尺が長くなった要因かもしれない。
激しい戦闘も多いけど、意外に肝心な戦闘はアッサリしてる気がしないでもない。
ロボバトル、戦車とかの砲撃、爆発の中を逃げ回るサムたち・・・等のシーンのつながりも悪くて、
別々に撮ったシーンのつなぎ合わせ感が強い、というか全体的にシーンのつなげ方が粗い。
オートボットにコテコテ強烈なキャラが加わったのに対し、ディセプティコンの個性が薄かった。
特に予告で使われてるロボたちは迫力があっただけに期待してたんだけどなぁ。
と批判的なことばっかかいたけど、コミカルなシーンは結構好きです。
大学生活を楽しみにしてるバンブルビーは可愛かった。
788 :
名無シネマさん:2009/06/20(土) 21:33:17 ID:urdKWzP7
ミルク
実在の人物を描いてると言うことで結末は分かってるんだけど見入ってしまいました。
今の日本はともかく、激動の時代において何か変革を遂げようとすると命を張らねばならないですね。
ゲイを描いてるということで身構えましたが、「ビロークバック〜」のように生々しい場面はありません。
政治活動がメインなので、時代背景、展開の理解は必要ですが、困難度は低め。
ショーン・ペンも同じく政治家を演じた「オールザキングs〜」みたく、やりすぎ感はなし。
エンドクレジットでは本人たちの写真も出てきますが、ハービィ・ミルクに関しては
ハビエル・バルデムのほうが顔立ちが似てる印象。
でもハビエル・バルデムが実在のゲイを演じる・・・って前にも観たな。
789 :
名無シネマさん:2009/06/21(日) 14:54:29 ID:xJDrU8oY
トランスフォーマー1作目
意外と面白かった。
評判悪いのは知っていたけれど、
マイケル・ベイには「アイランド」でSFマインドな無さに落胆したし、
逆にスピルバーグがプロデューサーに名を連ねているので
ちょっと不安も解消されてるかなと思う。
とにかく目まぐるしくあのデコラティブなデザインの
ロボたちが戦いまくる映像は、現在ではマックスの映像かもしれん。
あとそれと米国民向けなコネタ満載なところと、
911を思わせるような摩天楼での市街戦が印象的。
内容はそれこそお子様ランチだったのだが、
もうちょっと戦う意味付けを説得力あるものにすれば、
大人受けももうちょっと良かっただろうに勿体ない。
とりあえずは二作目は劇場には観に行かないですけど、なにか。
791 :
名無シネマさん:2009/06/21(日) 16:01:54 ID:U9bfO+Ya
ハンティング・パーティ
戦場の実態を世界に知らせるべく命をかけるジャーナリストの姿
ではなく、もっと別の執着心に動かされてる感じ。
でも実際に戦犯を捕らえようと動いた記者たちが元のノンフィクションらしいので
命がけの取材?のわりに演出に重さが足りなかった印象。
ただ、フィクション要素もかなり強いので、
どの辺りまで、真実が含まれてるのか観賞後にチェックしてみたくなります。
勉強心をくすぐる一本ではありました。
ちなみに、本作公開後に、状況に変化があった模様・・・
792 :
名無シネマさん:2009/06/21(日) 22:23:03 ID:U9bfO+Ya
ハムナプトラ3 呪われし皇帝の秘宝
もはや、ハムナプトラとは何の関係もない作品。
いっそ、邦題の考え直しも検討した方が良かったんじゃ・・・
内容的にはアクションの迫力と見せ場のインパクトが物足りない。
1作目の砂やミイラのような視覚的驚きがなかったし、本作の見せ場と思われる終盤シーンも今一つまとまりない。
アクションも、キャストの意味がない、細切れとスローの連続。
せめてジェット・リーの剣舞くらいまともに見せてほしかった。
シリーズの名前に頼りすぎて、企画の練り混みが足りなかった印象。
エラゴン/遺志を継ぐ者
途中で何回か眠くなった。なにこの超展開
オープニングから駆け足すぎませんか、これ。なんかよく分からんままストーリー進んでく。俺が悪いのか?
これは絶対途中の話がっつり端折ってるな。じゃないとあんな風にならない。しかも、あの終わり方は・・・・
続編作るつもりだったんだろうな。でも、続編の話聞かないって事は、予想通り消えたわけだ
ていうかこれ、スターウォーズみたい。新たなる希望のストーリーに似てる
最後に、シエンナ・ギロリー可愛かった。バイオ2の時より可愛かった
794 :
名無シネマさん:2009/06/22(月) 00:07:27 ID:oqlhtVwu
アメリカン・ギャングスター
テレ朝の平塚八兵衛ドラマを見てこの映画のラッセル・クロウ
を思い出した。吉典ちゃん事件の犯人とデンセルワシントンに
も近い感じがある。
犯人は事件を起こす前にさんざん迫害、差別され、そうとう
タフになっている。自分の欲望を満たすよりも、欲求を達成する
犯罪者の方がタフで賢いし、将来の成功に投資する犯罪者のプロ
は明らかに巧妙である。
ベトナム戦争によってアメリカ国内でドラッグがもたらされ、
その後、アメリカによって経済的に搾取された南米が供給地
にとなり、現在世界最大のヘロイン産出国はアフガニスタン。
覚せい剤の生産中心国は中国とフィリピン。その覚せい剤を
売りさばくのが北朝鮮。いまや世田谷の主婦が客となっている。
アメリカン・ギャングスターは実話が元になっていて、黒人の
マフィアと白人の刑事がお互いをプロとして尊敬することで、
事件解決の糸口につながっていく。
三億円事件は未解決になったが、やはり外国や組織犯罪の影を
感じる。
そういえば県警対組織暴力という東映の映画もあった。
795 :
名無シネマさん:2009/06/22(月) 01:42:47 ID:A/6sx/Sh
ハゲタカ
鷲津ファンドの面々が戻ってきて、それだけで嬉しい。
タマテツは池上遼一の劇画のキャラみたいでカッコいいと初めて思った。
レボリューショナリー・ロード
絶対に夫婦で観てはいけない映画という評判だったが、
独身の俺からすると人生勉強になり面白かった。
タイタニックのコンビでわざわざこんなヘヴィな映画を
やるという意気込みも感じた。
796 :
名無シネマさん:2009/06/22(月) 22:26:09 ID:yllyTxP8
レボリューショナリーといい、愛を読む人といい
昨年のケイト・ウィンスレットは重かった。
蟹工船
こんな酷い出来なら公開すべきではない
この監督に二度と映画を撮らせるな
798 :
名無シネマさん:2009/06/23(火) 02:48:37 ID:e23XdryY
無法松の一生('58)
物語からして、「王将」とか「わが町」とか
思い浮かぶ、日本人のココロの拠り所たる人情ドラマ。
を戦時中の検閲されたことを根にもって稲垣浩監督自ら
リメイクしたもの。しかも東宝で。
どうも黒澤映画のイメージが強い三船が主役ってのもピンとこないが、
肝心の未亡人役が高峰秀子ってのもどうだろうか。
もうちょっと清純さのある女優の方が良かったような。
あと笑いと泣きのそれそれエピソードの積み重ねが今イチめりはりが弱い。
主役の三船がひとり張り切って演技してるようにみえる。
とはいえ邦画の最盛期の作品ゆえ、スタジオセットに書き割りと
あとまだ高度成長まえの日本で再現した明治のころの小倉の風景が
目にしみて素晴らしい。
ユー・ガットメール
メグかわいいなぁ
レイクサイド マーダーケース
なんだ、こりゃ?
801 :
名無シネマさん:2009/06/23(火) 10:37:17 ID:tJj7ubJH
ミスト
ホラー映画のテーマは恐怖である。その恐怖をどう表現
するかで、映画のレベルは決まる。
ミストは恐怖に向き合う人間を描くことで、怪物以上に
怖ろしい人間の心理を浮き彫りにした。
恐怖を受け入れない者、恐怖に飲まれるもの、恐怖と戦う者。
やがて恐怖で人々を支配する者と、恐怖に抵抗する者で争いが
起きるが、この時に銃が使われる。
助け合うべき人々が争いを始めたことで、結末が決まってしまった。
911テロの報復でアメリカはアフガンを侵攻し、核の恐怖から
イラク戦争を起こした。もしアメリカ政府がテロの恐怖で国民を支配
したのなら、その代償が何なのか、考えてしまう映画だった。
そんなに考えてみないなぁ
ホラー映画のテーマが恐怖とか、あの人の感想は御大層な書き方してるだけで要約すれば三行ですむから
804 :
名無シネマさん:2009/06/23(火) 19:45:37 ID:3MZAgzzh
ハルク
面白かったが、緑のデカイ奴はかっこよくない。
こんなキモイのは日本人に受けない。
俺はまあまあ許せるが、アニオタみたいなのや
ジャニオタみたいなカスには無理だろ。
805 :
名無シネマさん:2009/06/23(火) 19:56:56 ID:b5ROz9Le
ルーキーズ
字幕が苦手なんで日本の映画しか観ないが、
ボソボソ喋って聞き取れない映画も多い。
そんな映画は途中寝ることも多いが、
ルーキーズは聴き取りやすくていい映画だった。
回りも小中学生とブスばっかりで、俺のような
高校野球ファンはあんまりいなかったかな。
でもデカイスクリーンで野球見たと思えば
安いもの。試合はつまんねーが、こんなもんだろ。
806 :
名無シネマさん:2009/06/24(水) 00:15:00 ID:MgnEdVpG
アパルーサの決闘
渋い、渋すぎる、エド・ハリス監督作。
過剰な盛り上げや感傷は抑えて、格好良さとかありません。
人間くさいです。
決闘シーンも必ずしもスマートに決まらないところがかえってイイ。
とはいえ、ヴィゴ・モーテンセンがジリっと姿勢を整える姿は緊張感が感じられました。
決闘シーンは、瞬きしてる瞬間で勝敗が決まってしまうような感じなので、
自分も決闘に加わってる気分で目は見開いたままにしましょう。
807 :
名無シネマさん:2009/06/24(水) 00:22:48 ID:MgnEdVpG
ベイビーママ
アメリカではダメ男たちのグダグダ映画が結構ヒットしてますが、
これはそんな雰囲気の女性版という感じ。
代理母に選ばれるにはエキセントリック過ぎやしないか?このジャンク女。
会社はちゃんと身元調査やってたのかよ!
とか色々突っ込みつつも、絆ができていったり、自覚が芽生えていったりと
最後はさわやかな鑑賞感でスタッフロール開始後も微笑ましい。
もう一方の代理出産を依頼する側の女優さんが結構美人・美脚さんでした。
アンダーカバーブラザー
いや〜、おもしろかった。
JBが出たのにはびっくらこいたびっくらこいたびっくらこいた
とってもソリッドなんだぜ?
809 :
名無シネマさん:2009/06/25(木) 00:01:38 ID:MgnEdVpG
マンマ・ミーア!
年長組のキャスト陣は歌がうまいわけでもないし、
年甲斐もなくはしゃぎまくってるのが観てて痛々しかった印象はあります。
母親の年齢をもう少し下げても良かったんじゃないかなとも思いました。
それでも何となく鼻歌歌いながら見入ってしまうのは聴き心地の良い歌曲のおかげ。
あと、海と空の綺麗さ、ヒロインの女の子の健康的な魅力でしょうか。
全編通してみんなで踊れば怖くない・・・という感じはありましたが、
エンドロール始まってからのアレは衣装も相まってさすがに苦笑が・・・。
特にピアース・ブロスナンはミュージカル出ちゃ駄目な気がしました。
もう一つ、この映画に張り巡らされた罠が。
曲に聴き入ってダンスに見入ってると・・・・・・字幕を読み損ねます。
810 :
名無シネマさん:2009/06/25(木) 00:54:09 ID:LF42yhBz
戦場からの脱出
ヴェルナー・ヘルツォーク監督、クリスチャン・ベイル主演、
日本未公開。ベトナム戦争で捕虜になったアメリカ人の実話
を基にした映画。
ベイルの体を張った演技に圧倒された。脱獄モノ映画として
はありきたりだが、ヘルツォーク監督のこだわり、自然と
対峙する人間の姿が胸を打つ映像になっている。
痩せこけたベイルが食事をするシーンを直視できれば、
感動のラストが待っている。
ベイルがどうやってジャングルを脱出したのか、乗り越える苦境は
一体何なのか、ずっと集中して楽しむことができた。
ドイツ人監督作だけあって、シンレッドラインよりも偽善は軽い。
日本の映画会社はヘルツウォークのグリズリーマンも是非
DVD化して欲しい。
811 :
名無シネマさん:2009/06/25(木) 04:01:30 ID:26CeOTSa
狼と豚と人間('64)
三国連太郎、高倉健、北大路欣也の三人が兄弟という
設定からして濃過ぎる。しかも兄弟で殺し合い。
ヤクの取引から金とブツを強奪し、それを取り合うって。
豪快なバイオレンス巨編。さすが深作監督。
しかし音楽ファンには、
エレキ〜GS突入前夜なジャス喫茶の雰囲気も味わえてグッド。
風俗的には不良グループがウエストサイドのシャーク団風に、
指をならしながらみんなで歌い出すところはご愛嬌です。
ラストがあまりにも救いが無さ過ぎるので、
リメイクするならもっと活劇っぽくした方がよいと思う。
ハゲてる方だけに言いたいことがある。
遂にリアッ●のニューバージョンが販売された。
これって、本当に髪の毛が生えるのだろうか・・?
調べてみたところ、てっぺんハゲには高い効果があるらしい・・
そして、ハゲ疑惑がある、あの若手有名人も利用しているらしい・・
でも、海外には、もっとすごい商品があるらしい・・
ロゲインとか、倍毛DXとか、かなり生えるらしい・・
813 :
名無シネマさん:2009/06/25(木) 05:30:49 ID:EhBaxJn2
デトロイトメタルシティ
全部が中途半端で生ぬるい。というわけで、つまらない。
お笑い映画なのに、笑いにつながりがない。出演者の一発芸
がすべりまくってる感じ。こんなネタが面白いんじゃないの?
みたいな空気で笑わせようとしてる映画。監督や松山に同情
して笑うのは無理。
テネイシャスDとまでは言わないが、ちょっとは笑わせてくれ。
814 :
名無シネマさん:2009/06/26(金) 08:34:28 ID:AZdw/37B
【Jの悲劇】
カジノロワイヤル、レイヤーケーキと見て
ダニエルグレイグにハマった。
ヒッチコック風の押し迫る恐怖感といい
予測不能なストーリー性といい、2時間が
あっという間に過ぎた。良いぞ
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
キムタク要らん。
あんな演技しかできんクセに日本代表とか恥ずかしいーw
英語の発音がダメ過ぎてセリフ削られたって共演女優にバラされてたらしいけど
英語の喋れん私でもわかる位に発音がヒドスw
演技もキムタク一人ヘタクソ過ぎて見てるこっちが恥ずかしくなる位だった。
頼むからこいつは日本から出さないでくれよ日本の恥だ。
当初の予定通りダニエル・ウーにしといて地味に公開してりゃよかったのに。
どう考えても大々的に宣伝をかますような内容の映画じゃないし('A`)
個人的には作品の内容は500円でも高いと思うくらいつまんなかったけど
久しぶりにショーン・ユーを見れたのは嬉しかったし
イ・ビョンホンの派手なシャツには笑わせてもらった。
シタオ捜しよりもショーン・ユー演じる刑事とイ・ビョンホン演じるマフィアの
戦いを描いた方が面白いんじゃないかと思った。
車を逆送させて挑発するシーンが唯一良かったシーン。
ボトム・ダウン
1989年8月20日にテムズ川で起こった。クルーズ船と大型船の衝突事故を
証言で再現したドラマ。
大型船の船員に飲酒の事実が明らかになり、責められるのは当然だが、
10分以内に救助しないと生存率はなくなるからと、ラストにコメントしてたが、
救助隊を非難するのは、どうも釈然としない。
一番非難されるべきは、現場でも、救助より取材を優先していた
こういうマスコミ連中じゃないのか?
まぼろしの市街戦
眠くなった
先ほどまで地上波で放送していた「たそがれ清兵衛」を見ました。
なかなか良い映画でした。
馬鹿な監督だと結末を字幕やナレーションで済ませる映画も多い
のですが、最後に少しだけ清兵衛のその後を娘を使って語らせた
のは、映画全編を娘の目を通して描かせた監督の腕の見せ所でも
あります。 できることなら、再婚後の様子も少しだけ映像で見
せて欲しかったところです。
幕末混乱期の藩内のお家騒動を、貧しい武士の家庭を通して描い
た秀作だと思います。
819 :
名無シネマさん:2009/06/27(土) 04:13:01 ID:EX3yqzjz
悲しみが乾くまで
ドリームワークスの作品という理由だけで鑑賞。
デル・トロとハル・ベリーならうまい演技で
そこそこ満足できると予想していたが、ストーリー
もまあまあ良かった。
内容は楽しくもないし、面白くもない。不幸に遭遇した
人間をじっくりと観察して、映画のメッセージに耳を
傾ける感じになる。鑑賞中に嘘や欺瞞でつまづいたら、
メッセージを見失う。
映画を観終わって、心に残るセリフ(言葉)があった。
というわけで、このデンマーク出身の女性監督は才能があると思う。
820 :
名無シネマさん:2009/06/27(土) 04:42:22 ID:2oNc91eq
マーダーボール
今更だけど初めて見た!
車椅子ラグビーで激しいな。ドキュメンタリだけどいい映画だったわ!
821 :
名無シネマさん:2009/06/27(土) 08:14:59 ID:sC7qaews
トランスフォーマーの一作目
続編観に行く気がなくなりました。
真昼の死闘
強烈な敵役がいないからなんか物足りんなあ
それでもシーゲルとモリコーネの組み合わせにはただ涙でした
823 :
名無シネマさん:2009/06/27(土) 10:38:34 ID:ghWGDumB
ヱヴァンゲリヲン・破
ヤヴァスキ。
ほぼ、オリジナル展開ですね。
え?この興奮状態で次はいつまで待てばいいの?
824 :
名無シネマさん:2009/06/27(土) 11:46:33 ID:P342gEC5
エバゲリオソ・再編集版2
ルーキーズやごくせんのようにテレビの無料放送をちょっと再編集しただけで、キモヲタがほいほい万単位で現金を落とすんだから、たまらんちんでんな。
劇場内、キモ臭とポップコーンの匂いで吐き気がしるww
825 :
名無シネマさん:2009/06/27(土) 14:15:44 ID:uC/clu9I
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破
“序”はTV版に技術的なてこ入れを加えた再構成という感じでしたが、
“破”は新しいシーン追加どころか、展開自体が全然変わっていて別物です。
使徒とのバトルも熱いんですが、シンジ・レイ・アスカの雰囲気が微妙に違うのにニヤニヤできました。
このとき、別な行動・決心をしていたら・・・
とゲームで違う選択肢を選んでみたかのような別ストーリーに入った感じです。
エンドロールで宇多田ヒカルが流れはじめても誰も席を立つ人おらず。
当然、予告も入りますが、もう次待ちきれません!早くして!
ちなみに、うちの地域の深夜行列組の先頭は60代の夫婦でした。
最後に、ストローがじゃま・・・
>>638 今日、暇だったんで俺もTSUTAYAレンタルで見てみた。
俺はこの映画、面白かったと思うな。
基本、ハッピーエンド好きな俺は最後はあんな風にはならないでもらいたかったけど…。
中身に関しては面倒くさい内容なんで省略w
築城せよ!
殿様を演じる片岡愛之助がハマりすぎている。 ふせえりも相変わらずで
安心した。
イースタン・プロミス
出てるのを見終わってから知ったがヴィゴの演技上手い。ヒストリーと同じ人だとは思わなかった。
面白かったよ。
「ワイルドバンチ」
NHK BS-hiでやってた奴。
2時間30分近くやってたからディレクターズカット版の方なのかな。
"Let's go."、"Why not."、外でニッコリしてるアーネスト・ボーグナインのくだりは
いつ見てもたまらんですね。
「ブラックホークダウン」
普段はあんまり観ないジャンルの映画だし、
時間も、2時間半近くあるので気楽に見始めたらどんどん引き込まれていった。
殆どが戦闘シーンでしたが、最後まで緊張感が続き、いい映画だったと思う。
前に「エニグマ」を観たとき、
超絶イケメン(個人的にです)なんで思わず目をそらしちゃった
俳優さんがいた・・・
831 :
名無シネマさん:2009/06/29(月) 18:38:41 ID:PFVVBJ+n
ローリングサンダー
1977年のアメリカ映画。タランティーノが絶賛している
らしいが、ストーリーが日本のサムライ映画風。
脚本があの小津や三島に影響を受けたポール・シュレイダー、
ということでやや納得。ザ・ヤクザとタクシードライバーの
窮鼠猫を咬むような暴力シーンがかっこいい。
真夜中悪夢にうなされ飛び起き、いきなり腕立て伏せを始めたり、
義手のリハビリで銃を扱う姿がストイックでジーンとくる。
元部下のトミー・リー・ジョーンズが兄貴に黙ってついていく
姿はもろヤクザ映画。
当時のB級映画の銃撃シーンは映画館で観ておいてよかった。
ハリウッドは是非この映画をリメイクして欲しい。
惑星ソラリス
1972年、タルコフスキー監督。
眠かった。でも画面と音にシビれた。
高速道路走るシーンが個人的にツボでした。
内容は哲学的すぎて盆暗なオイラにはちんぷんかんぷん。
でも絵と音がいいから退屈しなかったよ。
「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」
さっきBS2でやってた奴。完全版の方だったので3時間あって長かったけど、
若き日のクリント・イーストウッドの立ち姿のカッコよさと
イーライ・ウォラックの軽妙な演技で楽しく見られた。
最後の3すくみで緊張感を煽りまくる音楽と編集はほんとに素晴らしいす。
今では撮れないすごい映像だけれども南北戦争関連のエピソードは…。
ワイルドバンチ
オープニングがかっこよかった。映像が静止し一瞬白黒の絵に変わり、また
もどって動き出す。それが何回か繰り返される。バックの音楽と共に、これから始まる
映画への期待を高める。
町の中を歩いていたのは兵隊かと思えば、さにあらず、賊なんだな。鉄道で銀を運ぶと
いう情報を仕入れてやってきたのだ。しかしこれは賞金目当ての鉄道会社が流した
ニセの情報。賊、強盗団は待機しているライフルに気づき、町の人を巻き込んで
銃撃戦が始まる。
この銃撃戦とラストのもっと大がかりな銃撃戦が、暴力的に過ぎると批判されたのだろうか。
今の眼で見るとそれほどではない。
男っぽい映画だった。入り込めないものを感じた。
ラストのラスト、生き残った爺さん(しぶとい。気のいい孫も死んでしまったというのに)が、強盗団の頭、
パイクを追ってきたソーントンに、声をかける。わしらじゃ大したことはできないが、
いっしょにいかないかと。ソーントンは脱力したように座り込んでいたが、少し考えてすぐに
立ち上がり馬に乗る。
現実的な判断がいい。伊達に歳をとってはいない。まだ生きていくつもりだし、流れ者になると言った
ところで一人では何もできない訳だから。(ま、強盗なんだけど)寂寥感漂う。
この映画はこの監督の代表作の一つに違いないな。余り好きじゃないけど。
835 :
名無シネマさん:2009/06/30(火) 19:19:01 ID:vpec2WA+
恐喝こそわが人生('68)
これ松竹映画なんだけど、濃厚な東映カラーが
監督ゆえに出てて良いですね。しかも東映の快作「狼と豚と人間」同様に
救いのないラストがたまらん。
言ってみれば、松竹ヌーベルヴァーグの大島渚の青春残酷ものと、
プレ「仁義なき〜」的ワイルド感の合体?
ラストも日劇前でゲリラ的に撮影されたと思われる、
松方射殺シーンも鮮烈!
このころはモノクロとフラッシュバック+ストップモーションの回想映像を
インサートするのが深作監督のカラーだったのかな。やたらと多用してるけど。
キャスティングもまだ有名になる前の室田日出男にジョー山中、
佐藤友美と組み合わせも新鮮でした。
ミスト
馬鹿親父が馬鹿を見たってだけの映画。触手初登場とか蜘蛛が人体からゾワッて
出てきたりしたとこはビジュアル的に最高だった。質感の追及があるぶん笑える。
あとは所々JCのパラダイムとか漂流教室とかサイレントヒルっぽいなーと感じた。
監督の次回作が華氏451度と特典欄に書いてあったのでめっちゃ期待。
>>834 パット・ギャレット&ビリー・ザ・キッドもおすすめです。
837 :
名無シネマさん:2009/07/01(水) 03:59:54 ID:hUdoBiE/
リアル鬼ごっこ
糞。
この糞っぷりを是非皆さんにも体験して欲しい。
戦艦ポチョムキン
モンタージュであまりにも有名な歴史的名作
得てして、こういうほとんどのベストテンで顔を出すタイトルは、
今にしてみれば、退屈に終始するものがほとんどであるが、
この作品はそれら凡百のものとは一線を画していた。
オデッサの階段シーンは乳母車の転げ落ちるショットで、
アンタッチャブルによるオマージュとしても記憶されているが、
この白黒映画のほうが迫力、物語性、面白さではるかに上を行っている
全体としては国威掲揚のプロパガンダだが、階段シーンが
これほど面白いとは思わなかった
ヱヴァンゲリヲン破
ふつーに面白かったです。
昔の毒っ気やギラギラ感はなくなったのは庵野監督が年を取ったせいでしょうね。
その分、人間描写が優しくなった。監督として円熟期に入って娯楽作に徹したという感じ。
トランスフォーマーリベンジ
「ストーリー?演技だぁ?おまえらそんなのみたいわけじゃないだろ!
ロボットがバキバキ、バコバコ殴りあうシーンがみたいんだろ!」
自分はオーイエー!というタイプなので、面白かったです。
「ごくせん・ザ・ムービ」を一足早く見てきました。
毎度おなじみ、テレビ放送の内容をそのまま引きずった流れ。
映像を見てもテレビ的で、特に良さは感じなかったが、
毎週1回、十数回のテレビ放送を見るよりも、1回で完結する
映画なので、ごくせんの内容を知らなくてもそこそこ楽しめる。
起承転結のはっきりしている話なので、万人向きの話でした。
若いイケメン俳優を総動員していて、女性は違う視点で楽しめる
のかも知れない男臭い映画だが、仲間・ほしのあきファンならば
見るのも良し。
ジャニオタ向けの作品であることは間違い無い。
日テレ放送網グループ総動員という感じなので、1年後には
テレビ放送する可能性極大です。
841 :
名無シネマさん:2009/07/02(木) 14:50:21 ID:MRXBytqm
マッチポイント
ウディ・アレン監督のイギリス映画、舞台もロンドンという
わけで、はっきりと階級社会の描写が出てくる。
貧しくも優秀な若者が野心を抱き、犯罪に手を染めるという
感じではない。身寄りがないゆえに貧しく、同じ立場の魅力的な
女性と恋に落ち、それを浮気にしてしまった男の話である。
罪と罰ではなく、幸福と不幸、あけすけに言うと金か女の選択が
テーマにある。豊かさの代償が凡庸と無知、刺激も興奮もないセックス。
その豊かさを手に入れる為に失った幸福と、死ぬまで続くだろう憂鬱。
タイトルのマッチポイントは、試合に勝って勝負に負ける、みたいな
意味があるのかもしれない。
842 :
名無シネマさん:2009/07/02(木) 16:02:42 ID:vwZUfPJD
まぼろしの市街戦
患者たちが淡々と病院に帰る最後はちょっと怖いし
町から出た途端ついてこなくなるとこなんかゾッとした
戦争から逃げるためにキチガイを装ってただけなんだな
戦争は人間の本能なんだからちゃんとやれ
843 :
名無シネマさん:2009/07/02(木) 23:59:40 ID:/wmZCo4b
レック:ザ・クアランティン
あっという間のハリウッド・リメイク。元の作品は見てないですが。
観客にその場に居合わせている錯覚を感じさせる演出ということで
ホラーやパニック作品ではPOVが一つの方法としてすっかり確立した感じ。
ただ、一回目の鑑賞のインパクト勝負なので2回目はない・・・というのが殆どでしょうが。
どんな状況になっても撮影してるのはジャーナリズム精神のたまものと言うことで・・・。
で、今作ですが個人的には怖さが今ひとつ。
起きることが想像できた分、何が起こるのかわからず背後が気になってしょうがなかったブレアウィッチのほうが怖かった。
あと、正義を振りかざすような態度のヒロインが傲慢に見えて好きになれなかったのもあるかも。
部屋は暗くしてみたけど、入り込めなかった感じ。
知ってる俳優が出てると急に冷めて見えてくるのもPOV映画の弱点かも。
844 :
名無シネマさん:2009/07/03(金) 00:08:53 ID:6d3ShMZE
キューティー・バニー
邦題はアレですが、なにも考えずに楽しめるオバカギャル映画。
レックの口直しにはうってつけでした。
ガールズムービーとして捉えると、男に媚びすぎな感じもしたけど男なので無問題。
主人公のプレイボーイ・ギャルが常識はずれで周囲に迷惑をかけまくる映画かと思ったら、
意外に要領よく世話焼き、かつキュートな魅力を振りまくので好感度が妙に高かったです。
逆に寮の住人の面々の駄目駄目さの方が際だってた感じ。
ま、そこはお互いに補い合いながら最後は爽やか。
女の子映画と言うことでコリン・ハンクスの影の薄さはご愛敬。
845 :
名無シネマさん:2009/07/03(金) 06:20:19 ID:9JYZc0Bj
1408号室
スティーブン・キング原作のお化け屋敷ものだが、
主役が作家で家族問題にトラウマを抱えるところは、
「シャイニング」を想起させ前半はなかなか、つかみはOKだと思った。
がしかし後半にかけての夢と現実の境目があやふやになる展開は
ありがちで、それを重要なサミュエルLジャクソン演じる支配人のキャラが
いまいち描写不足ゆえに、喰い足りなさに拍車をかけてる。
ラストも、え〜それで終り的なものたりなさが残る。
それでも主演のジョン・キューザックの熱演でなんとかB級スリラーに堕すことなく
最後まで見れる。キューザックの演技に救われているというか、
ジョン・キューザックに好感触をお持ちの方にはオススメしときます。
少なくとも、同じキング原作の「シークレット・ウィンドウ」よりははるかに面白いと思う。
サイコ2001
サイコなんてまったく関係ないじゃねーかクソヴォケ!
いいかげんな邦題は死刑にできる法律の制定こそが急務なのだ
847 :
名無シネマさん:2009/07/03(金) 23:32:36 ID:SAdYF0C9
崖の上のポニョ
人間になった時のポニョがあまりかわいくない。
848 :
名無シネマさん:2009/07/03(金) 23:44:34 ID:YDW4eIQr
スウィングガール
学芸会レベル
少女たちが、最後まで下品でひたむきさも無く共感できなかった
849 :
名無シネマさん:2009/07/04(土) 00:01:41 ID:6d3ShMZE
ミラーズ
オープニングからいきなり見ているだけで痛い!
グロさに「う…」と思ったら、最初にアレクサンドル・アジャと表示されて思わず納得。
でも徐々に何でもアリになってきて、まさに開いた口がふさがらない感じになっていきます。
最初はオカルト・ホラーのつもりで観ていたのに
途中から捜査色が強くなってきて、あれ?ジャック・バウアー?状態に・・・
終盤はなんだか分からないうちにヒロイックな展開で、暗い部屋で観てても怖さあまり無し。
精神的に迫る怖さよりも、なんか物理的に襲ってくるほうが大きくなってしまうのは土葬の国と火葬の国の文化の違い?
ラストにひとひねり入れてはありますが、
アジャ監督はあんまりお金かけて大げさにせず、悪趣味路線で突っ走ってほしいと思いました。
850 :
名無シネマさん:2009/07/04(土) 00:09:45 ID:BZZ0sJIJ
崖の上のポニョ
ひたすらメルヘンな童話。
大冒険を描いた映画ではなく、ささやかな物語でした。
老若男女、難しいことは考えずにのんびり観るのが吉。
ポニョも可愛いけど、リサカーのフォルムと動きもなんか可愛かった。
でも、せめて人魚と言って・・・
BS2で放送し録画しておいた「まぼろしの市街戦」を見ました。
ミュージカル映画のような歌や踊りが多くて、変わった映画でした。
戦争風刺映画だと思うのですが、伝書鳩係の兵隊が街中の爆薬を探し
てあたふた。 住民は非難して無人の街を、病院の患者達が演劇して
遊んでいるところに伝書鳩係が巻き込まれる。
結局、患者達は戦争への徴兵逃れで演劇し続け、街の外に出て戦闘に
巻き込まれるのを避け、戦争が終わるのを待っているのか?
爆薬の場所や、起爆方法の暗号(のようなもの)の謎を解いていく
一種のミステリー的な要素・ミュージカル的な要素・戦争中なのに中世
の演劇的要素・ドイツ、連合軍が鉢合わせして双方が全滅する戦争
風刺的な要素と、いろいろなメッセージが含まれているように感じた。
地上波で「エヴァンゲリオン新劇場版:序」も見ました。
ほぼテレビで放送した前半くらいの内容(アスカ登場前部分)を
ダイジェストにしたような話の内容。 一部、目新しい場面も散見
されたが、テレビと流れは同じなので「映画館まで行って見る必要な
ど無いじゃん!」という感想でした。
現在公開中の破はテレビとは違うのかな?
この分だと、新劇場版は4〜5作くらい作るのでしょうかね。
できることなら、ちゃんと完結して欲しいものです。
補完計画とか槍とかリリスとかの意味が、いまだにわからないんです。
バタフライ・エフェクト
なんつーか 時をかけるメメント って感じだった
853 :
名無シネマさん:2009/07/04(土) 17:22:30 ID:qV62U1QB
エターナルサンシャイン
ミッシェル・ゴンドリー監督、チャーリー・カウフマン脚本、
演じるのはジム・キャリーとケイト・ウィンスレッドという
まさに夢の共演で、夢がテーマの映画。
切ないラブロマンスが、人間の無意識に踏み込むことで、
ホラーやオカルトの映像になっていくところが素晴らしい。
失恋はトラウマやPTSDをもたらすし、恋愛は強い依存を生む
快楽でもあり、相手の記憶を消すことは、まさに禁断症状を伴う苦痛。
アルツハイマーが緩やかな死だとすると、自分の記憶を消すことは
自殺に近い。
しかし死んでも死に切れない恋人たちは、幽霊のようになって、
お互いを見つけ出すことがあるのかもしれない。
854 :
名無シネマさん:2009/07/04(土) 17:46:37 ID:faQLeUD3
007/カジノロワイヤル
ショーンコネリー版007に慣れ親しんだ目でみると、
まったくの別物で愕然。せめてタイトルバックぐらいは
オリジナルの雰囲気残してもいいのでは。女性ヌードなし
主題歌印象薄すぎ。
明らかに「ボーンアイデンティティー」シリーズの影響下に
あるアクション映画だが、主演のダニエルクレイグの
PVと思えるほど筋肉見せつけるシーン多し。(特に拷問シーン必見)
原作に忠実&リアリティー路線のアクションものとしてみると、
ボンドの身体能力あり過ぎな描写連続であっけにとられる。
もうちょっとユーモアあってもよかったのでは。
脚本ポールパギスじゃしかたないか。
それでも特Aクラスのアクション映画であることは確か。
とにかく次作を見るまで新ボンドの評価は保留。
リング
タイトルエンド、「きっとくる〜、きっとくる〜…」
たけしの本当は怖い家庭の医学ジャン
こわーーーーー
感想スレで長文のうちパケ裏の解説移しがほとんどのいつもの奴ホントつまらんね
映画板だよ
知識披露はみんな控えてんの
にちゃんならではの感想書けないならブログでオナって
日本語でおk
>856
映画の感想すら書かないオマエはクズ
860 :
名無シネマさん:2009/07/05(日) 03:49:43 ID:aSAA5yGS
>>856 メモ代わりでOKということじゃないの、
どういう根拠でパケ裏の解説移しと言うのか解らん。
こんなの湧いてくるのならもう書かんわ。
あとにちゃんならではの感想ってどうゆうの?
自分で書いてみろ。
861 :
どぶ川長治:2009/07/05(日) 05:14:06 ID:OcypESGR
>860
キニスンナ。
むしろストーリー引き写しで書いてやれw
こんなアホを黙らせるにはそれがイチバン効く。
自分の好きな様に感想を書け。それがジャスティス。
862 :
名無シネマさん:2009/07/05(日) 07:56:30 ID:eluV5n4k
レクイエム・フォー・ドリーム
タイトルのドリームは、エレン・バーンスティンが赤いドレスを着て、
テレビ番組に出演することだったが、現実はジェニファー・コネリー
が・・・。またジャレッド・レトが死ぬ前に見た夢には、ジェニファーが
赤いドレスを着て、穏やかな日差しの下、コニーアイランドの海岸で
微笑んでいる。
コニーアイランドと言えば、ルーリードのコニーアイランドべイビーを
思い出すが、ヘロインやウェイティング・フォー・ザ・マンなどの麻薬
を歌った曲も、この映画を知る手助けになった。
イギリスでは最も陰鬱な映画ナンバーワンらしいが、さすが国民三分の一
がドラッグを体験しているだけのことはある。
というわけで、ヘロインの映画でもある。イギリスが中国に密輸して、
のちにアヘン戦争にまで発展した究極のドラッグ。そんなドラッグ体験や
禁断症状の経験がない人々にも、麻薬の恐ろしさは十分伝わってくる。
ジャンキー作家ウィリアム・バロウズの引用だと、中毒者の生活はいたって
シンプルらしい。売人から薬を買い、それを転売した金で自分の薬を手に入れ、
それで生活が成り立つという廃人生産ねずみ講。ヘロインの純度を落とすことが、
拡大再生産の資本主義そのものでもあるが、これを宣伝するのがテレビ。
「タビーの炎のダイエット」によるダイエットピルの販売。
ダイエットピルジャンキーになった母親のテレビ出演の夢は、幻覚へと変質する。
それは麻薬売買で金を稼ぎ、恋人とブティックを経営する息子の夢である。
まるで金融工学が生み出したバブルそのものでした。
この映画の原作ヒュバート・セルビー・ジュニアの「ブルックリン最終出口」が
50年代アメリカの悪夢なら、レクイエムは90年代の悪夢ということになる。
知識がないと理解できない映画でもある。
小説家を見つけたら
良かったけど、もっと主人公の心をえぐってくれないと物足りないな
差別とか嫌な講師とかそうゆう外的な痛みじゃなくて、もっと内省的な部分で掘り下げてほしかった
ショーンコネリーは若い時代しか見たことがなかったが、おじいちゃんになってからのほうがいい味出してるな
インディジョーンズみたいな役でまた映画出てほしいな
レクイエム見たくなった・・・
雑談・自演禁止
866 :
名無シネマさん:2009/07/05(日) 23:59:20 ID:XgiynrtN
美少女探偵 ナンシー・ドリュー
名探偵コナンの血の気がない話のような感じ。
ただ探偵といっても、あまり謎解き要素はないかも。
仲間の存在感も少なくキッズ向けとして見るには少し寂しい。
でも毒はないので安心してみていられます。
エマ・ロバーツはジュリア・ロバーツよりきれいになる気がする。
867 :
名無シネマさん:2009/07/06(月) 00:08:15 ID:jAr7jS1e
スパイダーウィックの謎
冒険ファンタジーだけど、序盤はあまりスケールの大きさを感じさせないです。
それがだんだんファンタジー色強くなっていきますが、あくまで家族単位の冒険。
ナルニア国の極小規模版といった感じでしょうか。
ただラスト付近が「それで全滅かい!」と突っ込みたくなったり、
ラスボス退治は意表をついたキャラが美味しいところをさらって食ってしまった感じ。
大人一人の鑑賞よりファミリー向け。
868 :
名無シネマさん:2009/07/06(月) 00:18:11 ID:jAr7jS1e
光の六つのしるし
連続にファミリー向けになりますが、運命を背負った少年の冒険ファンタジー。
でも短時間に冒険と少年の成長を描ききるのがつらかった印象。
少年の成長はほぼ触れられることはなく、感情移入が難しかったし、
肝心の冒険パートは、脈絡もなく突然、偶然に発生して、特に機転を利かせるわけでもなく解決。
だから無関係のパートを無理矢理つなぎ合わせたかのような印象が残ります。
ファンタジー演出も細切れシーンの連続と明滅の多用で見づらい。
刺客となるべき敵の存在の不在、いや、いたけどほぼ存在感ゼロなのが緊張感の薄さの要因かも。
ラストのアッサリした、且つご都合な終わり方も残念。
マシューバーニーの拘束のドローイング9『ネタバレ有り』です。
ネット探すと見たって人結構いるけどどう解釈したのかってことまで言及してる人いないね
最後のシーン、婚礼の衣装に身を包んだ二人がお互いの足を切り刻んで遂には足を切断
するといつしか二人は鯨?に変化していて海へと泳ぎ去る・・・・
そして最後は、鯨専用の港に設置されている
鯨を解体するためのコンクリの船着場みたいのが
いきなり「ドカン!!」と崩壊こっぱみじんに!!
コレってもろ捕鯨反対のメッセージじゃね?
さんざ日本の伝統文化を彼なりの美意識で再構築とか思ってたのも、振り返ると、茶化してたのか
美術館側がどんだけつぎ込んで招致したのか知らんけど
現代美術という一種のギミックによって相手にそうとはわからせないように
全面批判するって!やっぱ、ましゅーはすごいのかもw
でもやっぱ日本人て間抜けだわ〜
自身の伝統文化コケにされても怒るどころか(つか理解できないのかな?)
なんか好きとか言ってるのってどーよ
世界的アーティストだかなんだか知らんけどブーイングくらい起こってもよかったんじゃないの?
もうすこし、本質を見ようとする目考えようとする意思を持ってもらいたいもんだわ
じゃなかったら、マジでつぶれるこの国。つか、つぶれかかりだよ、もう。
だって、ダメな政治家は国民が作っているのだし。その国民が物事の本質を深く知ろうとしないのだもの。
私は捕鯨反対論者ではないけど鯨は食しません。
870 :
名無シネマさん:2009/07/07(火) 04:29:45 ID:FQC/EVQ6
キューティー・バニー
ソロリティやプレイボーイ・マンションとか
アメリカ文化に疎いオレみたいな人間には、ちと
理解が厳しいとこもあるが(そんなところがDVDスルーの理由か)、
それでもアンナファリスの魅力と、
アダム・サンドラー印のバカコメディ女子ヴァージョン的
なウェルメイドなコメディとして充分平均点以上面白い。
肝心な押さえどころのセリフがちゃんと説得力があるので、
荒唐無稽なフェアリーテールな内容ながらもちゃんと女子成長物語として
感動もあったりする。
例えるなら「キューティーブロンド」に近いかな。
871 :
名無シネマさん:2009/07/07(火) 05:18:04 ID:hQgXtg6Z
「BOY A」
少年期に人殺しをしてしまった青年が、過去を捨て新しい人生を歩んでいこうという物語。
ラストが疑問だが、主人公の友人の「人間ってあっけないよな、簡単に死ぬ」
という言葉に納得。
もっと丁寧に、同級生の女の子を殺した心情を描いてほしかった。
そのとき一緒につるんでいた少年のことも細かく描くべきだった。
「パラノイド・パーク」
カンヌ映画祭で60周年記念特別賞を受賞した作品。
まるで絵画のような美しい映像、主演の少年もまた美しい。
しかし伝わってくるものはなかった。
何を伝えたかったのか全く解からない作品。
主演の少年(新人)のプロモーションビデオというところか…
872 :
名無シネマさん:2009/07/07(火) 11:41:56 ID:YsvhTLT0
ディパーテッド
主役が二人とも童顔でしらける
しかも長い
このクソ監督は映画さえつくらなきゃ
かわいいおじいちゃんなのにね
874 :
名無シネマさん:2009/07/07(火) 15:59:08 ID:MePXaIau
雑談は禁止だが…
>>871自分の感想とまるきり一緒だ。
『プルートで朝食を』
主演のお兄さん、どこかで見た事があったのに最後のエンドロールを見るまで思い出せなかった。主演の彼こそ役者のカガミではなかろうか。
例の脇役で出演していた超大作よりも私的にはこちらの方が好きだ。
そして本物の俳優だと思った。
政治的であり悲劇的な内容にも関わらず、全編には寓話的な雰囲気があって、一気に映画に引き込まれた。
876 :
名無シネマさん:2009/07/07(火) 23:04:14 ID:uAuA6WaD
ウィンブルドン
名前は一番上に来るけど、キルスティン・ダンストは完全に脇役。
ということはポール・ベタニーが映画のほとんどを背負うんですが、
疲れた役どころとネガティブなモノローグが妙に合っていて思いの外はまってます。
脇役もダメな弟のジェームズ・マカヴォイとか、妙に格好イイ親友とか、
はてはチョイ役なボールボーイまで好感度が高くて、ヒロインが食われまくってる印象です。
試合らしい試合描写はラストまでないです・・・ってテニスて映画の盛り上げには難しいのかな。
ネタバレになるけどラストの試合の会場の雰囲気は、こないだのローランギャロスのフェデラーでした。
877 :
名無シネマさん:2009/07/07(火) 23:06:43 ID:1ZQ3tKbC
『エンロン』
アメリカを牛耳った巨大石油企業エンロンのビジネス戦略、最盛期から没落までを描いたドキュメンタリ映画。
エンロンの幹部陣やトレーダー達のあまりの愚かさに呆れ果てた。ここまで人間性が皆無だと儲け第一主義もいかがなものか。
全てはお金の力なのでしょうか。
経済に疎い人間から見て、理解出来ない部分もあったものの、わかりやすかったです。テキスト映画として最適かも。
富士山頂
いやーつまんなかった
ヘリコはあんな一点凝視で操作できるのかよ
ラストの左遷も後見悪い救い無し
「ライアンの娘」
Overture(序曲)がついてる映画は見たことがあるが、Exit Music(終曲)が
ついてる映画は初めて見たわあ。
880 :
名無シネマさん:2009/07/08(水) 18:06:18 ID:74cGLsDc
ヘルボーイ/ゴールデンアーミー
予想通り面白かった。
「パンズラビリンス」の低予算ぷりが解るくらいに大きな予算かかってるけど、
作家性が縛られるほどでなく、ほどよい加減ではなかったかと。
いいスタッフが付いているのか、ファンタジー〜SFファンが溜め息を
漏らすようなアート造形が素晴らしいです。
あと「ブレイド」直系っぽいワイヤーアクション的見せ場も多く大満足。
あと森の神様?はちょっと宮崎駿入ってるかな。敵役のヌアダ王子の顔がクラウザーU世似。
セルマ・ブレアはローレンバコールに雰囲気似だった。
ラブコメとかいろんな要素が入ってて割とヒーローもの苦手な人にもオススメできるかも。
881 :
名無シネマさん:2009/07/08(水) 21:28:00 ID:NkTsshaD
「ザ・マジックアワー」
久しぶりに見た邦画だが、想像以上に面白かった。
コメディのはずなのに初めのほうはやけに緊迫感があった。
終盤の展開は賛否両論だろうが、面白さは十分だと思う。ところどころに渋さを感じさせるのも◎
こんなに長いのに飽きなかったのはダークナイトとウォッチメン以来だった。
882 :
名無シネマさん:2009/07/09(木) 04:44:56 ID:HJIF1Qmi
その土曜日、7時58分
名匠・名優揃い踏みの重厚な人間ドラマ。最近のイーストウッドの映画
が好きな人にはおすすめ。バカっぽいイーサン・ホークが上手い。
ミラーズ
サービス盛り沢山なホラー映画。暇つぶしには十分な出来。
グロ描写はさすがって感じ。妹の死に方が豪快(笑)。
883 :
名無シネマさん:2009/07/10(金) 06:27:16 ID:3Mj3E4jJ
『ハプニング』
アマゾンの中古DVDで購入したが再生できなかった・・・本当の『ハプニング』だった・・・・・・・・・
884 :
名無シネマさん:2009/07/10(金) 06:37:43 ID:Ep4CM8Z6
海と毒薬('86)
これ今となってはまったくピンとこない。
医療ミステリー的な面白さを読み取ろうとすることもできるが、
やはりこれは命に関わるモラルに関する問題提起だと思うし、
そしてその有効性はすでに失効している。
助監督のところに韓国人らしき二人の名前発見。
ヒド過ぎる軍隊描写ゆえに、いわゆる左巻きで反日映画の部類に入るのかな。
人権社会&欧米化された現代日本人の目からみれば、
当時日本人があっけらかんとしてアンモラル過ぎて笑ってしまう。
平気で白人捕虜を人体解剖してしまう白人憎しな日本人が
ちょっと露悪的に描かれすぎているような気がする。
「レスラー」
映画館で視聴。客席はガラガラだった。
プロレスをブックありのエンターテイメントとして描いていて驚いた。
ただ話としては中盤のデスマッチがピークでそれ以降はベタな脚本と凡庸なカメラワークでそこそこ退屈。
「痛み」の演出は素晴らしく、所々顔をしかめながら見ていた。
見て損はないと思う。
886 :
名無シネマさん:2009/07/10(金) 10:39:17 ID:F25jd5GM
ファニーゲームUSA
感想を書こうと思ったら、玄関に客が来たみたいだ・・・
887 :
名無シネマさん:2009/07/10(金) 21:38:29 ID:Ep4CM8Z6
早春物語('85)
久しぶりに見たら、原田知世が結構エロかったりする。
澤井信一郎はアイドルでも情け容赦なくシゴいてるのがなんとなく分かる。
相米慎二ほどではないにしろ、大林宣彦映画の原田知世とはまるで別人だ。
さすがに上司の失敗をかぶって左遷させられる哀愁の商事会社の
サラリーマン林隆三に感情移入するし、自分もこの年になると余計に染みる。
仙元誠三のカメラが起伏の激しい鎌倉の美しい風景を切り取り活写する。
特にテラスから一望できる海の美しさが素晴らしい。
少女の成長物語のスキマから垣間見える大人の事情の物語がかなりシビア。
アイドル映画なのに。いやアイドル映画らしいのか?そんなとこ。
ヒドゥン
おもろい!フェラーリ壊しまくりでもB級なの?
「物体x」と「SF/ボディ・スナッチャー」をたしてカーアクションと
銃撃で味付けした娯楽作。尺も短く良い具合に最後まで飽きない。
B級ファンならずとも楽しめますね!
地上波で放送した「県庁の星」をみました。
ハリポタ、釣りバカと同時間帯の放送で、どれにしようか悩んでしまいます。
映画ファンとしては、3局同時では無く、2局同時くらいにして欲しいものです。
さて映画の方は、起承転結型の分かりやすい展開とストーリーで、見ていて
飽きない典型的なテレビ局制作の映画でした。
スーパーの裏側と県庁勤めの公務員を対比させながら、お互いの問題点を
解決しようと、奔走していく。
重要な結末も恋の予感を感じさせつつ、未来に目を向けるような結末で、
とても好感が持てました。
890 :
名無シネマさん:2009/07/11(土) 17:10:09 ID:rW6gvSb5
ランド・オブ・ウーマン 優しい雨の降る街で
家族の絆を第三者から見て描いた感じ?
ほかに死生や恋愛が絡んでくるけど、どれが柱なのかよく分からなかった。
何となく見ていたら何となく見終えてしまい、特に印象に残らなかったです。
役柄云々を抜きに、メグ・ライアンは華がなくなったなー。
ハンニバル
おそらく何度も言われてきただろうとは思うが
アンソニーホプキンスとフィレンツェの風景のPVだった
892 :
名無シネマさん:2009/07/12(日) 02:18:03 ID:aiEnx4tQ
「オープン・ウォーター2」
「オープン・ウォーター」がなかなか悲しい話(実話らしい・・・)だったんで興味だけで見たんですがなかなか今回はイライラさせる内容(シチュエーション)でした。
人間の極限なんかを見るのが好きな人にはオススメです。
最後に一言、無知は罪です。
893 :
名無シネマさん:2009/07/12(日) 18:28:56 ID:X+sJTcNf
チャンス
BS11で観た。 知恵遅れのチャンスという男を財界セレブや大統領までも只者ではない!と思い込み政財界のブレーン的な立場に!!
シリアスタッチなところが面白かった。 エリートの一般常識のなさを皮肉ったのかな
だれか観た人います?
ミスト
後味が悪すぎる。怪物の恐ろしさもさながら人間も極限に追い込まれると恐ろしいな。
怪物メインではないからか分からないけどデザインがショボイw
その例の計画のシーンを見せない所からこの監督特有のやりかたなんだなって思った。
リアルハント
お兄ちゃんが凄い頑張ってて何だか涙出そうになった。
精神崩壊した母親が恐い反面ムカついていい加減にしろ!って思ったよw
でも実話だと思うとゾッとする。
895 :
名無シネマさん:2009/07/12(日) 23:04:41 ID:VOiQKn0x
オリエント急行殺人事件
犯行の全貌よりもポワロのアクの強さに気が行ってしまいました。
観客の意表をついてナンボな昨今の観客には、想像つく展開でもありますが、
ポワロは推理と言うより直感で組み立てていってしまうのが凄い。
逆に、イレギュラーなポワロの出現に即興的に合わせた犯人もすごい。
896 :
名無シネマさん:2009/07/12(日) 23:12:20 ID:VOiQKn0x
レイダース:失われた聖櫃
インディ・ジョーンズ:魔宮の伝説
インディ・ジョーンズ:最後の聖戦
インディ・ジョーンズ:クリスタル・スカルの王国
とりあえず疲れた。
劇場で4を観たときは、久しぶりにシリーズを観たこともあって、
「何じゃこの落ちは!」と不満ばっか書き連ねた気がしないでもないけど、
続けて観ると、オカルト・非科学なんでもアリなシリーズだったなと思い出して
テーマ曲鼻歌に歌いながら意外とすんなり受け入れられた。
ただ、ソ連の女幹部の存在が切れ者すぎるわけでもなく、なんか中途半端な印象。
言葉遣いのアクセントが胡散臭いというかわざとらしすぎたのもある。
ゲストは、シャイア・ラブーフに絞って良かったんじゃないかな。
で、結局は4のラストはやっぱ意味不明ではあったな。また後でみとこう。
897 :
名無シネマさん:2009/07/12(日) 23:16:17 ID:VOiQKn0x
ウィンブルドン
イギリスにも回転寿司あるのか・・・
898 :
名無シネマさん:2009/07/12(日) 23:22:23 ID:wy38W8vv
「ブラッディマンディ」
ラスト5分だけ見た。
なんだありゃ。演技脚本糞な上に歌も最悪。
DNA見た。
不条理ホラーって大体レイプ要素が含まれてるよな・・・
本当いや〜な気分になるわ。
落ちが救いようがなさ過ぎ・・・
にしても、あんな森でばらばらに行動するなよ。
不自然なぐらい皆常に一人で行動するんだよな。
まあそれはいいとして、敵の目的は伝統ある血族を絶やさないためのようだが、
おばはんがいきなり奇形の息子?を早くに殺しとけばよかったと言って殺したのは、唐突に感じた。
それまでこの息子自体がはっきりと映像に出てきたわけではなかったし、息子とおばはんの関係も全然描写されてなかったので。
もう一つ見たのはミラーズ
これは安心して見れる米ホラーという感じ。
主人公とその家族が呪われ?て、その原因を主人公が探って解決するという王道パターン。
難点は、吹き替えで見たせいかキーファー・サザーランドが終始暴れてるジャック・バウアーにしか見えなかったことだ。
901 :
名無シネマさん:2009/07/13(月) 03:15:01 ID:UvQIDasZ
「ブライトネス」
目がいきなり見えなくなるのが感染して世界が壊れていくパニック映画。
なかなか面白かったです。
人間を軸とした見せ方がよかった。あと、綺麗なものと汚いものの対比が天国と地獄のようで解りやすかったです。
「ブライトネス」w
見えんのかよっ!
「ブライトネス」
観た本人がブラインドネスだったのだろう。
904 :
名無シネマさん:2009/07/13(月) 11:11:23 ID:UvQIDasZ
すみません。
題名間違えてましたか?
おはずかしい
905 :
名無シネマさん:2009/07/13(月) 11:13:51 ID:yNn8BF7L
イギリスにもアメリカの場末のショッピングセンターにも回転寿司はあるよ
名古屋のパチンコ産業がコンベア輸出してる
906 :
名無シネマさん:2009/07/13(月) 15:58:14 ID:8rRhWm6f
地上('58)
当時絶好調の川口浩が貧乏学生で、
後のリアル妻、野添ひとみが社長令嬢役で、二人の悲恋物語に、
労働運動など絡めて社会情勢も反映した内容。
今みると和洋折衷な風情のあるインテリアだの着物の柄だったりと
昭和ファン(?)的な見方では見所たくさんあり。
苦界に身を落とす女性に香川京子が演じたり、佐分利信が
黒幕役だったりと、同時代の小津や成瀬〜溝口作品出演時とはイメージが
ちょっとダーク目。コテコテのメロドラマが得意なのかこの監督は。
それでも同時代のスタッフによる丁寧な画面作りには好感を持った。
東京戦争戦後秘話('70)
大島渚の厨坊丸出しな、学生映研製作風アヴァンギャルドATG映画。
今となってはパターンがモロバレで、ラストも読めた。
ハイウェイの映像が上下逆さになるところが
ロックバンドのPVっぽくてカッコ良い。音楽もラーガジャズロック風。
あと裸ボディに映像映写もサイケデリック。だけどそれだけ。
黒の凶器('64)
ジミにスタイリッシュな構図とモダンジャズ。
だけど大映のせいかどことなく垢抜けない。
しかし同シリーズの増村監督作よりも良かったかも。
産業スパイにまつわる復讐潭に田宮二郎がハマりまくり。
こういう野望に燃える役すると良いね。
907 :
名無シネマさん:2009/07/13(月) 16:05:37 ID:8rRhWm6f
大学の若大将('61)
シリーズ第1作目。
しかしどんだけスーパー大学生なんだよ、若大将は。
と思うほどヨットに水泳〜歌と八面六臂な大活躍。
だけどそれが嫌みにならないところがスターたる所以。
水泳部という設定でやたらと当時の日本人の足の短さと
貧弱なカラダが目についた。戦時中の食料事情が反映か?
あとむだ毛処理も行わない日本男子の大らかさも。
東宝王道のプログラムピクチャー的良心作。
908 :
名無シネマさん:2009/07/13(月) 18:17:35 ID:FZ2o2WiN
エヴァンゲリオン・破
早くDVD出して、続編公開してほしい。
逞しいシンジと可愛いアスカと温かいレイとボリュームたっぷりのマリが良かった。
>>893 劇場で見ました
自分が見たコメディのベストファイブに入れたい大傑作
ピーター・セラーズは本当の名優です
910 :
名無シネマさん:2009/07/14(火) 01:58:09 ID:xQkWlidT
「ハプニング」
不思議な現象で人々が脳をやられて次々と自殺していく・・・
シャイニングみたいな怖さもあったし面白かった。
「サウスランド・テイルズ」
ドニー・ダーコの監督ってことで見たんだけど
一回見ただけではストーリーを理解できなかった
2回みてやっとなんとなくわかった
もうちょっとわかりやすくできなかったのかと
ノウイング
途中まではそこそこおもしろかったのになぁ・・・・・・なにあれ。違う映画始まったのかと思ったよ
ハリウッドの最近の流行りか何かなのか?もう嫌だこんな展開
数字が世界中の重大事件を予言している、と言う割には途中からはアメリカ国内オンリーで事件発生とかは、いつも通りの展開だけど
まぁ、映像がすごいだけの映画かなぁ。デジタルで見ると絵も綺麗だけど、音が凄かった。重低音でビリビリきたぜ
しかしこれは、完全に予告編に騙されたパターン。これから見に行く人は、あまり期待しないで見た方が楽しめるよ!
913 :
名無シネマさん:2009/07/15(水) 01:50:26 ID:Oai/eUgD
「ザ・セル2」
ザ・セルが面白かったイメージだったので見たら「・・・」て感じでした。
ソウとかで鍛えられてるからかあまっちょろい様に思える自分が少し恐い・・・
『パビリオン山椒魚』
山椒魚パビリオンだったかもしれない。
『茶の味』みたいな不思議系邦画なんだろうが、グダグタだったから良く分からない上に詰まらない事この上なかった。
時間の無駄だった。
915 :
名無シネマさん:2009/07/15(水) 16:54:13 ID:xnBP7910
白い野獣('50)
時代的に見て梅毒恐ろしい的な啓蒙映画的物語ではあるが、
キャットファイトに、レズ関係を匂わすような世俗に媚びたような
メリハリある展開もいい感じの、巨匠成瀬巳喜男の意欲作。
有名でない作品でもこの面白さとはさすが成瀬だ。
しかし北林谷栄に千石規子と今でもたまに見るような役者って、
どんだけ息が長いんだよって。
当時から汚れ役だったのが良〜く分かった。
916 :
名無シネマさん:2009/07/15(水) 17:08:06 ID:z0UCYd8X
MW
玉木宏スタイルいい
ロン毛の山田なんとかが素敵だった
やはり手塚治虫の作品は映画向きではないのだろうか
917 :
名無シネマさん:2009/07/15(水) 17:12:53 ID:ItKprzWi
針壺半ケツ王子
つなぎ。 じじいおつ。
あと2回か…
禅
眠りながら見るのには最高の映画でした
嫌味じゃなくうつらうつらになるので気持ちがよかった
ドラクエ9
サブシナリオの丁寧な作りはさすがだけど、メインシナリオの吸引力がないのがな〜
それ以外はいつものドラクエクオリティで、シリーズのファンなら楽しめると思うよ
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
ページ数だけはしっかりある原作のダイジェストとして、実に手堅い。
でも、本気出した時のダンブルドアの凄さとか、(自主規制)の葛藤はもっと見せといた方が。
次回作(前後編になるとのこと)でちゃんとフォローできるといいのだけど…。
エマ・ワトソン嬢のヒップラインや胸の谷間に時の流れを痛感。
回を重ねるごとに出来が良くなるクィディッチのシーンはIMAXデジタルだとどうなるんだろか。
921 :
名無シネマさん:2009/07/18(土) 14:45:43 ID:TwBxizLW
グエムル 漢江の怪物
たまたまひかりTVで途中から見た。
怪物が暗喩している反体制とか反米とか、
やはり日本の一般人にはもう、そういう要素ないから、
だから日本では興業的に当らなかったのでは?
怪物相手にクロスボーとか火炎瓶って、日本人には理解不能。
見せ方は上手いと思うけど。それもパトからいただきっぽいし。
織田裕二版椿三十郎
近頃の若手俳優のづらの合わなさ衣装の着こなしが致命的。
織田も演技に迷いが?三船の物真似ショーと化しとる。
レイヤーケーキ
登場人物多すぎ。覚えらんねーよ
クライグはボンドより、こっちのが合ってるんじゃない?
テラビシアにかける橋
一人のいじめられっこの少年の心の成長物語
たまには感動物もいいなと思った。
橋の向こうにはきっとレスリーもいると思う。主人公の心の中で生き続けるんだから。
ノウイング
やっぱりアレックス・プロヤス好きだなあ。
皆さんはきっと駄作だとお思いでしょうが。
テラビシアにかける橋
>>923 これ泣けるよな。ただのファンタジーものだと思って油断したら目から汗が出た
ちなみにT2の液体ターミネーターも出てる
ハンコック
中盤ぐらいまではまぁまぁ良かったのに後半いきなり斜め下展開だったわ
927 :
名無シネマさん:2009/07/19(日) 19:21:36 ID:8p08/UP6
慰めの報酬
アクションシーンとチェイスシーンが満載で迫力たっぷり。
細かいシーン切り替えで目が疲れないこともないですが、スタイリッシュで格好良い。
全作から続く登場人物と新登場の人物たちの人間関係を頭の中で整理するのが結構大変なので、
2回目の鑑賞で余裕持ってストーリーに集中できます。
オリガ・キュアレンコがワイルドに色っぽいですがセクシーさは控えめ。
「ヒットマン」では無駄なほど色気振りまいたのに・・・
脇では、ジェフリー・ライトが美味しいポジションにいる感じです。
928 :
名無シネマさん:2009/07/19(日) 19:37:27 ID:8p08/UP6
潜水服は蝶の夢を見る
マチュー・アルマリックつながりで鑑賞。
重そうな話の上、フランス語の響きが苦手なので敬遠してましたが、大間違いでした。
生きることの大切さと、信念の奇跡を見せられた感じです。
本を見事に出版しきったところでは胸がしめられるような思いがしました。
画面に正対して、枕を高めに設定して寝そべってみると、息苦しさ倍増ですが、
いつの間にか、一緒に瞬きしてしまったりします。
929 :
名無シネマさん:2009/07/19(日) 19:38:22 ID:8p08/UP6
アマルリックでした
930 :
名無シネマさん:2009/07/19(日) 21:38:50 ID:5hGBAV8M
黒の天使 Vol.2
せいぜいVシネに毛の生えた程度の映画だと最初舐めてました。
いや〜、石井隆は凄いね。
濃密な全編に渡る退廃的な雰囲気と統一された美意識。
リアルな黒社会描写と魅せるアクションシーン、そして切ない人間ドラマ。
テレビドラマの天海とセリフ少なめなせいかクールで別人だ。
スタイリッシュでカッコいい。エロ担当は堕ちる女、
片岡礼子担当だが、みごとなオッパイに目が釘付け。
大和武士もちょっと棒っぽい演技だが、無骨なイメージが
役に合ってます。
この調子でまた女アクション娯楽作撮って欲しいもんだ。
スピードレーサー
機が合っていなかった不運な映画。パワーアップした続編観たいな・・・
932 :
名無シネマさん:2009/07/20(月) 02:18:03 ID:9PLBLzUZ
「クライシス」
あぁ・・・私の2時間を返せ!! アイロン当てながらみりゃよかったわ。
ヘルレイザー
カット箇所があるとは聞いていたが確かに顕著だった。自分は事前情報を得ているとはいえもう少し違和感無く切れよ、と
修道士の最期は映画が人体飛散がピークでやりたいことやりつくしちゃったんで作り手が「あえて」あっさり風にした、
演出意図と思いたい。やばい完成度のSFXシーケンスの連続で予算尽きたのだろうし、収拾つかないだろうし。
そうと考えでもしなくてはあの前半でカリスマ性満点の修道士たちがいきなり弱くなったのにはマジで納得できない・・・
とりあえず観終わった後なんか釘頭や歯のフィギュアがたまらなく欲しくなった。
あとベルセルクのゴッドハンドのグラサンはこの映画からのアイデア頂戴か?似すぎ。
934 :
名無シネマさん:2009/07/20(月) 06:25:42 ID:fXvPaLGS
ゲド/戦いのはじまり
アニメが酷かったので期待しないで観たら予想外に良かった。
ヒロインが可愛かった。
ハリー 最新作
前作は全作品中一番でだめだと思ったが、今回はだいぶ盛り返してきた
確かに、ここの人物の掘り下げは浅く総花的
それでも、なかなかの佳作だと思う
星空の用心棒
銃撃戦の演出がひどすぎですよクソ監督さん
音楽はかっこよいのにね
937 :
名無シネマさん:2009/07/20(月) 15:43:31 ID:ElbZJxJ5
現代やくざ 人斬り与太('72)
ほぼプレ実録やくざもの〜「仁義なき〜」な
手持ちカメラとストップモーション使いまくりなスタイル確立した、
これは傑作の部類でしょう。
時代的にアメリカンニューシネマ的な滅びの美学も入ってるのか。
「仁義なき〜」に比べると画面が妙に明るいが、
やたらとトルコ風呂や、まっぱでの格闘シーンが多い。
意外と「イースタンプロミス」のヴィゴの真っ裸での格闘場面
はこれの真似かもしれない。違うか。
渚まゆみの暴力バーのパン助役が超印象的で好きだ。
あと安藤昇もダンディな存在感、ちょっといい役だった。
同じ破滅型やくざでも「仁義の墓場」とは違う、
文太兄いの懐のでかさで後味が余り悪くない印象。
MW
美智夫が殺人に躊躇しないのはいい
雰囲気は出てたと思う
でも米軍が弱すぎたり治外法権っぷりがSFすぎたり
PCのインターフェースが、80年代の人が「未来のコンピューターはこうだ!」って
想像して作ったような…スタートレックみたいな画面のPCばっかでわろた
全体的に「まだ社会に出てない中学生が、いろいろ頑張って想像で作ったような世界」。
リアルさが全くなくてつっこみどころ満載。製作者、何も調べてないんだろうなと思った
あと最後は美智夫がしゃべりすぎ
あんな説明っぽくしなくても、最後のひとことだけで充分わかるよ
うた魂♪
スィングガールズなどコメディ系青春映画のひとつなんだけど
最近多いこの手の邦画の中ではかなり良いと思う。
ベタ&凝ったギャグが多いんだが、脚本とテンポが良くてそれほど苦にならない。
オープニングとラストは美しい名場面。
歌が好きな人はお薦め。
940 :
名無シネマさん:2009/07/20(月) 22:05:49 ID:Me2hUr6F
アメリカを売った男
渋いけれど、地味に行き詰まるポリティカル・サスペンスでした。
諜報部員といってもドンパチやエクスプロージョンとか派手なシーンなし。
でも、常時、上司と部下が互いを敵か味方か見極める駆け引きが続くうえ、
時間的に切迫したシチュエーションもあったりで、いつの間にか口の中が乾いてます。
見終えた後も、達成感とは無縁で、胃が重くなった気がする映画。
冒頭で実話ベースと明かされますが、家族にも真相を話せない、命の危険さえ伴う仕事、
はっきり言わせてもらうと、そんな部署に就いてる人の肝の大きさには呆れてしまいます。
ドリームキャッチャー
まさかギャグ映画とは…途中までは結構好き
942 :
名無シネマさん:2009/07/21(火) 01:27:35 ID:tzCyHSnG
デトロイト・メタル・シティ
最初はなんか腰の坐ってない、
原作レイプな映画?とながら見してたけど
後半ライヴのクライマックスに
かけてちょっと血が騒いだ。
コメディとしてはハジけ切れてない気もするが
音楽部分に手抜きはないようなので、そこはよしとする。
渋谷系とメタル軍団の対比をもっと強烈にした方がもっと面白いと思う。
あとクラブ系〜ヒップホップ系とかいろんなイケてるとか
言われてる人たちをもっとちゃかしたりとか。ヤバいぎりぎりのラインで。
あと演出面、この監督今イチ力量不足では。
伝わりにくいよ笑いのセンス。あくまでにやにやどまりで
爆笑がなかった。音楽映画としてはまずまず、コメディとしては失敗。
エヴァンゲリオン 破
おもしろかった
いい感じに旧TVシリーズも忘れてるnotエヴァファンだったが
最後の方シンジが懸命に手を伸ばすあたりからとうとうと涙が流れた
まさかエヴァ観て泣かされるとは露ほども思ってなかったわ
音と疾走感と映像の圧倒感は劇場で観たほうがずっといいなこれ
時間置いても一回くらい観にいくかなあ
ジョーズ87
こりゃひどい
最後に食われた黒人が生きてるなんてありえない
これがジョゼフサージェントってのはもっとありえねー!
945 :
名無シネマさん:2009/07/21(火) 20:41:45 ID:cslIxWdc
君のためなら千回でも
話が出来すぎな感じもするが、良い映画だった。
ボロボロにされる前のアフガニスタンの雰囲気も伝わってきた。
あと凧のバトルが戦闘機みたいだった。戦いが好きな民族なんだな。
946 :
名無シネマさん:2009/07/22(水) 16:07:23 ID:St6TKAKh
人斬り与太 狂犬三兄弟('72)
傑作には違いないのだが、
今作カメラワークはちょっとおとなしめになった分、
極悪非道ながらもどこか憎めないお調子者的主人公権藤を
取り巻く人間ドラマがより強調された作りで良い。
特にまったくセリフがない田舎娘役を
渚まゆみがカラダを張った演技で見せてくれてます。
今ここまでやれる女優がいるだろうか。
というかこういう映画撮る監督もいないけど。
それとは虫類系キャラの三谷昇が前作同様不気味すぎ。
相棒田中邦衛は最後むざん、実母に斬殺!むご〜。
とかあまりにも惨い展開ゆえにこれ以上続編が作られなかったのかも。
ヒットした「仁義なき〜」に比べるとあきらかにやりたい放題やったのはこっち。
「仁義なき〜」はたぶん国家権力に気配りが見て取れる。
河童のクゥと夏休み
原恵一渾身の作品 という事だったが、予想外に良くなかった。
確かに思い入れたっぷりで丁寧に作られてるが
演出のリズムが悪く入り込みにくい。尺も明らかに長過ぎる。
いじめっ子達など嫌な人間が沢山出てきて、そのまま何も変わらず後味が悪い。
スピルバーグやジブリだったら同じ題材でもっと上手く作れたと思う。
ちょっと残念。
ビッグフィッシュ
つまらない妄想話ばっかでうんざりしてたら
それが実話だったことが明らかになる後半
段々と目が潤んできて
架空の人物と思ってた人たちが全員集合する葬式では
涙で何も見えなくなってしまいました。
嘘も方便とはこおゆうときに使うのだ!
949 :
名無シネマさん:2009/07/23(木) 23:30:16 ID:SmKgBymq
ワルキューレ
意外とあっさり目のサスペンスに仕上がっていた印象。
撮る監督が違ったなら、より重厚感があるドラマ史劇にもなりそうな題材です。
主演があんまりオーラを発しまくりにならなかったのが良かったです。
ワルキューレ作戦発動後が、やや収束が早くて物足りない感じもしましたが
結果が分かっているのに見入ってはしまいました。
950 :
名無シネマさん:2009/07/23(木) 23:36:35 ID:SmKgBymq
ブラッディ・バレンタイン
劇場で3Dでワーキャー騒ぎながら観るならアリかもしれませんが
自宅で一人で観ても、苦笑するしかありません。
なんというか・・・ホラーじゃない!
いかに飛び出すシーンを散りばめるか工夫をしたんでしょうが、普通の観賞法だとどこか抜けた映像に。
ストーリーはあって無いようなもので、だいたい想像を裏切らないと思います。
951 :
名無シネマさん:2009/07/24(金) 01:48:19 ID:opKf420C
アフタースクール
前作に比べたら展開の強引さ目立ったが、エンターテイメントに徹した作品で面白かった。
内田けんじは凄く才能がありますね。
次が見たくなる監督。
952 :
名無シネマさん:2009/07/24(金) 02:53:24 ID:T6WPQL6O
「1408号室」
期待してなかったから意外と面白かった。
からっぽで見ると入るね。
デイオブザデッド
(リメイク)
ふざけんな。
ロメロに謝れ。
デイオブザデッド
(リメイク)
可愛いよミーナ。
ロメロも見れ。
955 :
名無シネマさん:2009/07/24(金) 13:38:26 ID:yHHM4veo
儀式('71)
横溝正史的土着〜封建的ドメスティックな世界観に満ち満ちた感じ。
眉毛のない渡辺文雄とか怖すぎ。小山明子の死にっぷりがまさに横溝ミステリー風。
右翼っぽい弟?もなんか怖いぞ。そこらへんの味付けが大島渚なのか。
大昔たしたキネマ旬報で絶賛されてた記憶があるので、
もっとじっくりと見直してみたいもんだ。
ナルニア国物語
剣で殺すのはためらうのに、槍なら良いのか?
バッサバッサ行きすぎではないのか?
957 :
名無シネマさん:2009/07/24(金) 20:10:07 ID:vYmLNCkf
コレラの時代の愛
一途で純粋な愛、一方で一つの幸せな結婚生活と二つの愛の形が描かれてます。
真顔で言うと引かれそうですが、ロマンチックな話だったなーというのが感想。
男性のほうが夢想家で、女性のほうがアグレッシブと言うか情熱的なのは現代にも通じるかもしれません。
・・・が、現代に置き換えるとミもフタもない展開になりそうではあります。
「コレラの時代」も単なる時代背景でなかったのが印象的。
シェイド
冒頭いきなりカードマジックのテクニック大公開。
さらに主要な登場人物の名前は全て有名マジシャンw
ダイ・ヴァーノンに至っては、ダイ・ヴァーノンという人物と更に生前の
彼そっくりの人物(しかも名前はプロフェッサー!)が登場する。
ストーリーはともかくマジックファンは必見だ(みんなもう見てるか)。
959 :
名無シネマさん:2009/07/25(土) 16:43:07 ID:Q6n2ZdZX
ミディアン
なんか最近見たような既視感が、とおもたら、
ヘルボーイの二作目に似てるなこれ。
ティムバートンのバットマンリターンズとか、
ヘルボーイ/ゴールデンアーミー好きには結構堪んないものあり。
ただ全体的にあまりにチープな作りのB級感と、
ド変態クローネンバーグの存在感がマル。
そこら辺評価の分かれ目。
960 :
名無シネマさん:2009/07/25(土) 19:29:34 ID:BoZG/0iJ
ジャケット
期待せずみたらおもろかった
終わったのし思わず拍手 ブラボー
961 :
名無シネマさん:2009/07/25(土) 21:10:38 ID:7gpqe86q
湖のほとりで
2ch的には
放尿するょぅぢょをガン見するハゲデプキモDQNと
若いイタリアねーちゃんの全裸(乳首、陰毛露出なす)だけでOK
レミーのおいしいレストラン
天才ネズミと何をやってもダメな少年のナイスなコンビが楽しい。
料理も楽しそうで料理に愛情が湧いてくる。
ピクサーのアニメって面白いんだね。なんの気なしに見ていたらはまった。
アニメは日本だと思っていたが、日本以上に贅沢に丁寧に作りこまれていてびっくりした。
デイオブザデッド
(リメイク)
ここまではっちゃけてれば許せるわw
原作へのリスペクトも糞もないもの。正に真実の中二病映画
964 :
名無シネマさん:2009/07/26(日) 15:55:13 ID:5uu7XOD+
マジックアワー
想像以上に面白かったけど、
やっぱスタジオセットが良いと映画に奥行きが出るね。
これまでの三谷映画の欠点が判ったような気がする。
舞台的というか平面的だったんだ。
どうでもいいけどこれだけ荒唐無稽な設定のギャング・コメディにするなら、
日活映画などの引用もあれば良かったのにと思いました。
ネタがほぼハリウッド作というのもなんともポイント低し。
あと「カイロの紫のバラ」を思い出した。
965 :
名無シネマさん:2009/07/26(日) 17:38:14 ID:p6EdW6sq
真夏の夜の夢
昨日から公開された「ナビィの恋」「ホテル・ハイビスカス」の中江裕司監督の新作。
シェイクスピアの原作を沖縄の小さな島に置き換えた。
沖縄の現実を反映したほろ苦いラストといい、なかなか一筋縄ではいかない映画。
8割のセリフがうちなーぐちなので字幕がないとわからない。
蔵下穂波が素晴らしい存在感で演技をする。柴本幸は演技はそこそこだが、抜けるような白い肌が魅力的。
メンデルスゾーンではなくて、バッハが効果的に使われている。
なぜか無伴奏チェロをビオラで演奏する渋さなのだが、どういう意図があるのだろうか。
アイスエイジ3
今年一番のお勧め 気楽に見られるし、子供にも安心して見せられる良作
サラウンド感もいい感じ。
2Dだったけど3Dはどうだったかなあ?
でも、日本じゃヒットしねーよな
アマルフィ/女神の報酬
事件はアマルフィで起きてるんじゃない!もっと別のところで起きてるんだ!
これ一行で十分です。原作ではアマルフィでもっとなんかあるのかな
誘拐事件から、あんな最後になるなんて。途中からなんかおかしいとは思ってたけど。あれは予想してなかった
それより、なんか画質悪いぞこの映画。せっかくの綺麗な景色もぼやけてて勿体無い
もっとちゃんと撮れなかったのかね。それとも、映写機が悪いのか・・・・・・どっちだろう
ヘルレイザー2
ファンタジーアクションへと路線変更にビクった
ラストシーンは辟易するようなお約束と見せかけて予想斜め上で最高。
「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」
笑えたけど、「おいおい、やり過ぎだろ」と本気で
引いてしまう場面も。
仕込みかと思ってたけど、ガチでやってた部分もあると知って更に引いた。
「17歳の風景 少年は何を見たのか」
映る景色すべてがどこか寂しげで、
17歳という思春期をそのまま現しているようで、
懐かしく、また切ない。
淡々とした演出と情緒溢れる日本の街や自然の景色、出会う人々、
悲しい映画だけど、そこからたくさんのものを読み取れる。
少年の、孤独で繊細な心を芯から感じられる映画だった。
971 :
名無シネマさん:2009/07/28(火) 00:30:19 ID:cwgnD0o1
ターミネーター4
レジスタンスのやつらは「敵のマシン軍は音に敏感だ!」とかいってたはずなのに、
「基地が敵にばれたらまずい!」とかいいいつつ基地で地雷はボンボン爆発させるわ、派手な銃撃戦はするわ
突っ込んだら負けってくらい、突っ込みどころ満載でした
ただ、アクションシーンは迫力あるので、粗には目をつぶってみる価値はあります
アフタースクール
画面外で実はこうでしたをやり過ぎるくらいやる演出は面白いけど
映画としてはちょっと反則がすぎた印象。映像の疾走感でカバーしきれてはいるからいいけど。
ベンジャミン・バトン
連投だけど、いくらなんでも3時間は長いよ、長すぎだよベンジャミン
燃えよNINJA
解説によると忍者ブームを巻き起こした一品らしいが、
そこはタイトルからしてC級D級映画。ストーリーなんてあってないようなもの
一生懸命忍者の雰囲気を出そうとしているしぐさが笑いを誘う
肝心のアクションシーンがすごければ、多少でも見る価値あるかもしれないが、
そこがまたしょぼい。すべての動きが体操みたいで、緊迫感のないこと
はなはだしい。本当にヒットしたの?これ
「選挙」
来月に迫った総選挙を前に、「選挙とは何ぞや」ということを知る良い機会になった。
選挙の裏側ではいろんな人間関係があって、いろんなセオリーがあるんだなぁと思った。
会う人一人一人に挨拶、電柱にも頭を下げると冗談で言ってたけど、
それぐらい必死さが伝わってきた。
党内もガチガチの体育会系で、非常に上下関係が厳しく、
議員同士のやり取りも非常に気を使っていてその辺の気苦労がまた見ている
こっちが疲れてくる程。とても見ごたえのある、内容の詰まった映画でした。
あと、個人的に山内さんの奥様にはもうちょっとしっかり夫を支えて欲しかったな。
自分もいろいろ言われて腹が立ったんだろうけど、旦那さんに八つ当たりって、
一番しちゃいけないことでしょこの場合。
976 :
名無シネマさん:2009/07/28(火) 16:49:51 ID:SA3Leg9M
忍者武芸帳 ('67)
実験的映画化とか言われてるが、
その実験的な部分が消失してしまって、
単なるストーリーをなぞっているだけのような。
原作漫画も普通に手に入る現在では、映像化作品として
見る価値があるのか疑問。
でも久しぶりにストーリーを思い出して逆に原作の偉大さを思い出し、
また読み返したくなった。原作しらない若い衆には見ることをオススメする。
個人的には原作通りの「我々は遠くからやってきた。そして遠くへ行くのだ」の
名台詞が聴けたのと、意外と声優陣が頑張ってる感あるのがマル。
977 :
名無シネマさん:2009/07/28(火) 17:14:17 ID:SA3Leg9M
続 網走番外地('65)
前作のヒットの煽りで即席で作られた所為か、
なんか監督の趣味というか、別企画を無理矢理合体させたような
活劇ものになってる。想像以上に娯楽的要素が多くて楽しめた。
東映ギャングシリーズを思わせるような宝石をめぐる
争奪戦的サスペンスが生まれているし、テンポも悪くない。
ストリッパーの三原葉子のフケセンならたまらない、
ブヨブヨの体も堪能できる活劇娯楽作。
こういうライトコメディ風活劇の健さんも良いな。
ミッドウェイ
超豪華キャストなのに、映像がつぎはぎで残念な映画でした。違和感がなければ
マニア以外気がつかないと思うのですが、画質等がはっきりと違うのでどうしようも
ありません。
ですが、この映画が作られて本当によかったと思うのです。スター達も高齢化しまして
戦争映画に出られるのも、この時期がぎりぎりだったと思うからです。
あっ●●だー、△△も出ていたんだね、と観る映画は最近ちっともありませんからね。
そういった意味で観てよかった映画でした。
979 :
名無シネマさん:2009/07/28(火) 20:53:43 ID:6DeSNJ75
マジックアワー
どうも自分には三谷作品は難しい。
特にこれほど世間の高評価と自分の印象が分かれたのは初めて。
自分の映画鑑賞眼が不安になったほど。
三谷は全部観てるわけじゃないけど、
一応「みんなの家」「笑いの大学(舞台)」「王様のレストラン」はかなり楽しめた。
この人は小さな舞台の方が活きると思うんだが。
ナイトミュージアム2
1と同じく毒にも薬にもならんファミリー映画だった
夏休みにぴったり
ジェイコブスラダー
私も死んだら即効で死を受け入れようと思いました
983 :
名無シネマさん:2009/07/29(水) 14:22:40 ID:RMYpmUwJ
博徒外人部隊('71)
返還直前の沖縄を舞台にしたヤクザ映画。
鶴田浩二が殴り込み→刃物で斬殺するような、
やんちゃな役がちょっと違和感。
普通達観したような任侠映画での鶴田浩二はいい感じなのに、
こういう深作イズムあふれる作品だとちょっと合わないのかも。
この頃の深作欣二作品同様いえることだが、
これも最後はあまりに惨い終り方で、
ある意味マゾヒズム〜滅びの美学的感性がある人でないと、
楽しめないかも。
それでも沖縄独特の郷愁感と、死に行くものへのエレジー的
情感が感じられて悪くないと思う。
984 :
名無シネマさん:2009/07/29(水) 19:13:58 ID:xOpG1NI/
次スレ立つまで自重よろ
こんなスレ末に書き込んでも読まれません
分かりにくいじゃなくて、明らかに間違い
今飛んで見たらこんなんだった
【女子高生好き】自称批評家前田有一24【転職】
エヴァンゲリオン新劇場版:破 二回目
初鑑賞時は前半が好き後半「?」だったのに今回は印象がガラリと正反対に(英字のアイキャッチで前後ね)。
表層部分から読み取ると、さすがに庵野監督も近年の仕事から2時間の枠に収める、映画という媒体の表現性と制約
を踏まえてさじ加減を調節してうまく作りこんであると実感。特にトウジを一貫して小市民のサイドに置く変更点や
マリの投入の部分は本当にイイと思った。他はまだまた次に、て感じ。特にレイとリツコ。
正直この質を保っていただきたいのでQはなんなら5年先でも構わないです
キング・ソロモンの秘宝
こういうの終末TVのゴールデン枠でまたやってくれよ、て感じた
昨今は手堅いクールな映画ばかりだから今時の小中学生とかからはどんな映画マニアが育つのだろう?
↑「週末TV」ね。
アイアンマン
炊飯器みたいな顔してるけどかっこいい。中身がおっさんなのもいい。
冒頭は、小学生が考え出したような荒唐無稽なストーリー展開が気になったが、
物語中盤の炊飯器の活躍っぷりは、コテコテで見ていて安心する面白さ。
旅するジーンズと19歳の旅立ち
夏休みに観るべき青春少女映画。前作も良かったけど、こっちの方が飽きさせない展開。
一人一人のエピソードが素晴らしい。(特にサッカー少女と演劇少女)
もう続編は出来ないんだろうけど、また2年後の彼女達の成長を見てみたい。
〉987
面白いところに飛びすぎ
携帯だけど、ワクワクして飛んでみたら普通につながった
と思ったら986の補正版だった
986乙
ハロウィン(2007)
作り手は原典の魅力を非常によく理解していると思う。それをわかったうえで、
題材への入れ込む点をシンプルに絞り込んだ演出はかなりレベルの高い出来。
だってここまで原典と恐怖演出のアプローチが正反対だというのに、きちんと「マイケルマイヤーズ」、
「ハロウィン」として観れるなんて。一歩間違えれば氾濫してる下品なだけの半端なB級殺人鬼ものになりそうなのに。
ホラー四天王のうち、いちばんハードルの高いリメイクだと思っていたがこれは成功。
でもルーミス救援以後の流れはやっぱ冗長。一本の作品としてなら、特典に入ってた別エンディングでも良かった。
994 :
名無シネマさん:2009/07/30(木) 16:04:56 ID:WfYOIEnK
兵隊やくざ('65)
これは面白い。
変わり種戦争映画、というか敵兵が出てこないので兵隊映画だな。
鉄拳制裁当たり前な兵隊内部の無法でささくれた人間ドラマ中心で、
なんといってもケレン味たっぷりな勝新の演技、魅力炸裂です。
田村高広の大映ドラマ直系な異様にハキハキしたセリフ回しに、
ひょっとすると座頭市よりはまり役な勝新太郎。
増村作品のなかでも女優作品を除けば、かなり上の方に位置する作品。
少なくとも個人的にはそう。
どことはいえないけど、ロバート・アルドリッチ的な感覚があるような。
主人公大宮(勝)と田村演じるインテリ落ちこぼれ上等兵の
売春宿に一緒にいっちゃうような疑似同性愛的関係とか。
独立愚連隊とか好きな人へオススメだ!
995 :
名無シネマさん:2009/07/30(木) 21:49:54 ID:icBLhsdk
>>994 白黒だったよね、結構好き。
なんか勝はタフなんだかそうじゃないんだかよくわからないけど。
996 :
名無シネマさん:2009/07/30(木) 23:00:48 ID:JUrGEaSS
クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
バンドのメンバーを話に絡めたほうがよかったのではねーのかな
クイーン弱すぎ
アニメ「サマーウォーズ」を見てきました。
一言でいえば、現代版ジブリ映画。
ネット、バーチャル、アバター、携帯、+恋愛ありの、若い人向きの
内容だけど、信州上田の田舎で、大家族が事件に巻き込まれる数日間
を描いている。
年寄りはどうかと思うけど、大人も子ども楽しめる、良い映画だと
思いました。
日本テレビが多いに絡んでいるので、来年の夏にはテレビ放送確定かも。
8月1日(土)から、全国で公開されます。
998 :
名無シネマさん:2009/07/31(金) 02:12:06 ID:Jf1qbe5V
「アイアムレジェンド」
ゾンビ好きな人 どうぞ。
自虐の詩
原作漫画を知らない嫁は大変感動していた
原作知ってる自分でも楽しめる映画だった
幸せと不幸をこう考えられれば自殺者も減るかも
この作品に限らず中谷はもっと評価されるべき女優だと思う
1000 :
名無シネマさん:2009/07/31(金) 13:57:58 ID:a/NQ8iEs
まんこ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。