1 :
名無シネマさん :
2005/06/08(水) 11:22:11 ID:2uebWGZK
2 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 11:40:42 ID:KD9dI6yi
2、いけるかも?
3 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 12:23:32 ID:7105C8cf
いけるいける…。
次スレ、ここでいいの? 次回(もしあればだけど)は気の効いたテンプレを皆で考えよう。 ここまでの流れの概観と、CG肯定派、否定派双方にやんわり 挑発が入ってるような奴。
5 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 14:14:50 ID:bmdgYJQ6
前スレの1000GET!
6 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 14:50:01 ID:W7+RA+gl
CGが映画をつまらなくしているのは間違い無いだろ これは最近10年の映画とそれ以前の映画を較べれば誰の目にも明らか CGを映画に使う事はサイボーグにオリンピックをやらせるようなもの シラケる事この上ない
7 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 15:06:33 ID:BGp68Cwr
6みたいな香具師は「ドグマ95」作品見ればいいんだよ
8 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 15:27:38 ID:qKoBXCpD
前スレで「出演者全員CGになったら」という話題が出ていたが、それに類似することは『バットマン・フォーエバー』で起きている。 高層ビルから飛び下りて着地→そのまま歩き出すという一連の動きをフルCGで造ったのだが、スタント協会(俳優だったか?)からクレームが付いた。 高層ビルから飛び下りるところは生身では出来ないのでCGでかまわないが、着地後歩き出すところは生身の人間で出来るのだから実写を使えということだ。 完成フィルムでは着地以降はカットされている。
9 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 16:03:17 ID:W7+RA+gl
いずれは俳優は首から上の表情だけを演じるようになるだろうね ちょうどアニメの声優の様に 今はまだ、人間の体の動きをCGで創り上げる事は、観客に不自然さを感じさせる 結果にしかならないが、これは技術の進歩とデータの蓄積で、遠からず解決される
10 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 16:26:25 ID:7MT6kLMW
音声も合成されて演技力も何もなくなるわけか… ダンスも上手いとか下手とかなくなるな。 そんなの見たいか? 舞台中継の方が流行ったりして。
11 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 16:40:14 ID:/vBP3FnM
>>10 音声については、香港映画とかはかなり昔からアフレコが普通じゃなかったっけ?
12 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 16:50:56 ID:7MT6kLMW
>>11 吹替えは当然のように映画で使われているとしても、
演技を売り物にする映画は吹替えだとしても普通は本人でしょ。
演技が見所じゃなくなるのはいいのかどうかはっきりはわからないけど、
個人的には良くないと思う。
未来では、香港カンフー映画が絶滅するか、
それともCGじゃないアクションってことで珍重されるか。
ミュージカルもどうかなあ。
13 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 17:41:31 ID:jfw4JJOA
誰だか知らんけど立ててくれた人乙。 あと前スレの品質維持してくれたBiSHOPタン乙。 正直、あんなに実のあるスレになるとは思わなかった。 パート3のハイライトは200番台くらいからだね。 現場の人を交えての「製作の実体と大人の事情」話は凄い参考になりました。 > 高層ビルから飛び下りて着地→そのまま歩き出すという一連の動きをフルCGで > 造ったのだが、スタント協会(俳優だったか?)からクレームが付いた。 これ、NHKかなんかでTV放映された時に出て来た話だと 思うんだけど、実は俺はこの話「つくり」なんじゃないかと思ってる。 この場面の続きって、地面にぽっかり開いたマンホールに、 そのままバットマンが吸い込まる様に突っ込んで行くショットに 繋がってるんだよね。 その他『バットマン・フォーエバー』全編に渡って、飛来した バットマンが"優雅に着地して歩いて行く"シチュエーションが 当てはまるシーンはどこにも存在しないのだ。 着地して歩いて行くショットが存在するのは確か。 でもその部分は、FXスタジオのデモンストレーション だったんじゃないかと思う。 「本物そっくりのCGを作ったけど生身の俳優に忌諱されて・・・」 っていうのは、CGと役者の関係を示すのに余りに都合の良い エピソードすぎる。これは一種のヤラセっぽいなぁ、と番組を見た 当時思ったもんでした。
14 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 17:49:12 ID:qMPqKvCo
基本的にはアンチCGなんだけど オペレッタ狸御殿でCG美空ひばりにちょっと感激 CGのデキは悪いんだけど 音声はスゴイと思っちゃった
15 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 17:50:12 ID:jfw4JJOA
>6 >CGを映画に使う事はサイボーグにオリンピックをやらせるようなもの 「スタントマンを映画に使う事はサイボーグにオリンピックをやらせるようなもの」 「スタジオ合成を映画に使う事はサイボーグにオリンピックをやらせるようなもの」 「操演技術を映画に使う事はサイボーグにオリンピックをやらせるようなもの」 全部当てはまっちゃいますねぇw 実際にやることに意義があるスポーツ競技と、フェイクが前提の 映画を無理に比べるとこういう事になる。 もっともらしさを演出するのに実際にやってみせる必要は無い。 って話はもういい加減いいやね。 >12 > 演技が見所じゃなくなるのはいいのかどうかはっきりはわからないけど、 演技が見所じゃない映画ってのも映画草創期から既にあったりする。 生身のパフォーマンスは今でも映画の華であり続けてるけど、 そういうのを必要としない映画だって勿論あるってことね。 更に言えば、パフォーマンスを上手く活かす方法で様々なフェイクを 盛り込むってのはハリウッドのお家芸だったりもする。 それが上手く決まった時のシーンの素晴らしさはこの上ないやね。 大道具やワイヤーワークと同じ範疇で、CGにもそういう活用の仕方が ある訳だ。
16 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 18:48:34 ID:7MT6kLMW
でも、露骨なワイヤーアクションが増えてから見る気がなくなってきたからなあ。 個人的にはこの先CGがもっと増えたら確実にアクション映画は見なくなる。 俳優の演技やダンスは実際にやることに意味があるという面があるので 極論で否定するのはどうかなあ。
17 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 19:08:46 ID:7MT6kLMW
CG否定してる人たちも一切を否定ってことはなくて、
極力目立たないように使えばいいって人が大半でしょう。
>>6 のような人もロケ先のマズイ背景を一部修正なんて使い道は否定しないと思う。
でもCGはもうその範疇を超えて使われてしまっているような。
活用の仕方ではなくて現状の使われ方に不満の方が大きいんじゃないかなあ。
18 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 21:03:26 ID:3Vh3jjc4
検索キーワード:CG加工 IMA 新しい 画像ソフト ZZZ
19 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 22:42:55 ID:Zbg1jaC0
>>12 カンフー映画は香港映画全体の中では少ない方だよ。
多くの作品で吹き替えが使われているしそれは特に問題になっていない。
本人がやった方がいいという理屈は分かるんだけど
実際は問題にならないレベルの差なんじゃないかね。
20 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 22:58:20 ID:iDpnWb+j
ツイスターも音入れの時に吹き替えだったよ。メイキング番組で見た。ま、本人だけどね。 でも、それを言ったらハリウッド関係なんて本当に本人の声かどうかは 分からないよね。ああいう音響効果が特殊な映画じゃなくても。 ミュージカルの歌部分の吹き替えは大昔からアリだったわけでしょ。 舞台(ブロードウェイ)ではありえなくても、映画なら。
21 :
名無シネマさん :2005/06/08(水) 23:01:06 ID:oI4i3gwZ
>>13 新電子立国でやったバットマンの話はまゆつばらしいよ。
放送の数年後、日本の特撮マンがアメリカの関係者に聞きまわったが
だれもその話を知らなかったとか、なんかの本にかいてあった。
22 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 01:32:05 ID:peabaV5s
>>20 つかハリウッド映画は基本アテレコだと聞いたなあ。
特殊効果やロケセットが多いから、てのがその理由らしいが、
キャメロン関係のメイキングでちょっと見ただけだからソースは堪忍。
23 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 03:58:28 ID:kT5UpUm+
ちなみに香港映画で(オリジナル音声でも)吹替が 当たり前になってるのは、広東語を話せない役者が多いため。
24 :
13 :2005/06/09(木) 06:03:22 ID:Lutt/BWK
>21 やっぱりそうなのか。そうやって"逸話"ってのは出来てくもんなのね。 吹き替えって言えば、「ロード・オブ・ザ・リング」の一作目で 二人の人物が登場する場面を一人の人が吹き替えてたってのがあったな。 飛行機の都合で一人帰っちゃって、残ったヒューゴ・ウィービングが 自分の役と相手の役を吹き替えたとか。 映画のセットって結構うるさいもんで、機材の音や外の音だけを完全に 分離してセリフ収録出来るほどには、今の録音技術は進歩してない。 結果アフレコ(ループ)が必須になっちゃうんだけど、いずれ外部の音と 音声を完全に切り離す技術が登場するんじゃないかと思う。 CGが一段落した後の、次のブレイクスルーはその辺りなんじゃないかな。
25 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 07:43:36 ID:/ha3KPmL
おっ、こんどはのいずきゃんせりんぐかい? まいったねどーも。
26 :
13 :2005/06/09(木) 08:01:22 ID:GqdcFTKQ
送風機やら発電機やらカメラのモーターやらの中から かぼそいささやき声を抜き出す「ノイズキャンセル」技術ってのは 中々難しいと思うぞ。 生声と遜色無いデジタル補正技術が必要ってことだからね。
27 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 08:28:48 ID:iNoTq5aW
ニッポンでも「あの雲が邪魔」「向こうの山の雪が邪魔」だなんだって言う 巨匠いたけど、今だったらどうなるのかな。
28 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 11:57:57 ID:dgmwwevj
今なら消しちゃえばいいじゃん。
29 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 12:51:35 ID:/6joBnXC
>>26 最近のノイズキャンセル技術は”潜水艦並”に凄くて、
音響を米のスタジオでおこなったローレライのメイキングを読むと、
船内のシーンで、同録で声と一緒に録ってしまった木のセットのきしむ足音が、
金属の硬い音に差し替えられていて、監督が驚いていたとありました。
しかし、後から消すのは手間も時間もかかるので基本は撮影中は余計な音は出さないことです。
撮影機材などでどうしても音が出る場合は、撮影後にカメラや機材を止め
その場で役者さんに同じ演技をさせて声だけを録音し、あとで映像に合わせたりもします。
同じ場所で録音した方が音に違和感がないからです。
パーティなどのシーンでは、エキストラは声を出さずに会話をしている芝居をして
役者の声のみを同録してます。
ビートたけしの話では、ハリウッドではセットの色んなところにマイクが隠してあって
その中から一番いい音を取り出していたそうです。音でも物量作戦なわけです
香港では、言葉の問題以外に街の近くに空港があったため、
頻繁に離着陸する飛行機には勝てず同録は最初からあきらめていたとのことです。
音も映像と同じで、現場やそのショットで一番適した方法で録られているわけです。
30 :
めろん :2005/06/09(木) 13:14:59 ID:vHYG3eDC
シンセサイザーが音楽をつまらなくしてる、というのと似てるん じゃないかというのは、誰か指摘しましたか?
31 :
めろん :2005/06/09(木) 13:29:28 ID:vHYG3eDC
あっ、コンピュータによる打ち込みが音楽をつまらなくしてる の方が適切だったかもしれません。 サンプラは貼り付けたテクスチャという感じでしょうか? サンプラとは楽器の音を事前に録音しておいて、生楽器などを 模倣する電子楽器です。
32 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 13:37:46 ID:BBuOqdCa
>>31 似たようなセンの話はたくさん出ているよ。
ストレートなアナロジーは、まあ誰もが“いまさら”と思ってる
ので出てこないみたいだけど。
ちなみ、いまのこのスレのCG論は、
・反・電子楽器原理主義者(初代スレ建て主)
クラフトワークとか、キモくね?
・穏健族・肯定派(適材適所派)
じゃ、非現実的なサウンドが欲しい時はどうするんだよ?
『マネー』(ピンク・フロイド)みたいに、破綻すんのか?※1
アコースティックにはアコースティックの、電子楽器には
電子楽器の長所があるんだから、使い分ければいいじゃん。
・穏健族・否定派(現状憂慮派)
そうは言っても、打ち込みの氾濫のせいで安手のウタモノが
粗製濫造されている最近の業界はどうにかならんのか?
・製作サイド派
なこといって、生身のオケをいちいち呼んでくんのかよ!?
予算が下がって、豪華なオーケストレーションが
ポピュラーになっていいじゃねーか?
・アコースティック派
そうは言っても生楽器の味わいってのが無視できないわけじゃない?
・リアリスト派
そもそも、スタジオワークにエフェクトやパンチインを
使ってる段階で、アコースティックなんて虚構。
(続く)
(続き) ・否定族・印象派 でも、ピコピコサウンドって疲れるよね。 ・肯定族・開き直り派(懐古派を含む) オマエはウォルター・カーロスや冨田勲が出てきたときの 峻烈な驚きを覚えていないのか!? ・肯定族・博識派 オマエの認識はトレバー・ホーンやスクリッティ・ポリッティで 止まっているんか? んん? オマエは最近のバックトラックで何がサンプリングで 何が生楽器なのか区別が付くのかと小一時間…… ・歴史派 ムーグ・シンセサイザー登場にさかのぼっても、もともと音楽というのは、 技術的なブレイクスルーとその受容による進歩の連続であって…… ・超歴史派 それをいうなら、もともとサンプラーとしてのメロトロンや 電子楽器としてのテルミンというのが在ってだな…… ・超々歴史派 言うたら、昔のフルートは音域が狭くて、それに合わせて スコアが書かれてた訳で。 ついでにトランペットにピストンがついたことも、モマイは 否定するんだな? ふ〜ん。 (続く)
(続き) ・ポストモダン派 そもそも、クリステヴァなんかが写真論で言ってることだけど、 テクストにおけるシーニュ(記号)と言うのはデリダ的な<差異の戯れ> がミシェル・フーコーによって再発見されるまでは、 ソシュールがドゥルーズで、つまりは柄谷行人の言うところの(略 などが入り乱れて、相当面白いことになっています。 よかったら常駐して下さい。 ※1 ピンク・フロイドが拝金主義を皮肉った曲、『マネー』を 録音する時、実験として【一切、楽器を使わず】、キャッシュレジスターや コインを弾く音などなど、カネにまつわる自然音だけを集めて それをテープ編集して一曲分のトラックを完成させようと試みたことがあった。 当然、製作は全く進まず挫折。 (例によって記憶を頼りに書いてるので、訂正あったらプリーズ)
36 :
13 :2005/06/09(木) 19:55:18 ID:0eboJrl9
「ウェストワールド」はテルミンかw
37 :
名無シネマさん :2005/06/09(木) 23:58:34 ID:dgmwwevj
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA が言っている事は無知な自分には 高尚過ぎていまいち分からないのだが、 うちの地方はド田舎で、知る人は知っている有名な蛍の群生地がある。 それを子供の頃から見慣れている自分には、CGで創った蛍が飛び交うシーンは 本当にうそ臭く、あまりにも本物と違うのでかなりの違和感を感じる。 しかし、本物蛍の群生を見た事がない人は、何がおかしいかなんて分からんのが 普通だと思う。んで、現在の日本でどっちの人口が多いかを考えると、 本物の蛍なんて無意味だと思えてきた。これは単なる例え話で、他にも実体験で たくさん同じことが言える。山桜がこんなところに、という事とかさ。 キルビルの外人視点でかかれた日本を、本物の日本人である我々から見ると いろんな意味でおかしいような感じかなあ。
38 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 00:08:52 ID:oIMhhy1d
>>33-35 ・過激派
オービタルマンセー!電気グルーヴマンセー!アンダーワールドマンセー!
はないんですか?
オイ! NHK教育みれ! 新海誠がインタビュー出てるぞ! 背景とか素材はPhotoshopみたいなんだが、 最後のコンポジットに使ってる、このツールはなんだ? 仮想セル画台みたいに機能する奴。 このツールがなんだか激しく知りたい。
40 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 00:32:05 ID:E+LoRopx
今、TVつけた。 製作現場はもう終わってしまってるようなんでわからんが アフターエフェクツかレタスじゃない?
41 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 00:49:07 ID:Yu0dCWIO
(インタビュー終了)
……んー、やっぱり出発点は機材ヲタ、方法論ヲタなんだよなあ。
それでいて、あの内省的で超ノスタルジーな詩情性が同居してるんだから、
完成までの粘りを差し引いても、異能者だよなあ。
>>40 レタスの画面はむかし見たことある。ちょっとだけ。
インターフェースのテイストはAdobeっぽかったから、
AfterEffectsかなあ。
42 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 00:58:09 ID:E+LoRopx
43 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 00:58:27 ID:GGKvLC03
チョー亀レスな上に流れを読めてなくてごめんね。今更だけど前スレの話題。 >327 名前: 名無シネマさん Mail: 投稿日: 05/02/06 21:48:27 ID: IFdWH41V >北の零年って映画で、明らかに汚い映像があったんだけど >これは多分、露出に失敗して現像では真っ黒→プリント時に >無理やり増感したんだろうね。 やっとこさ観る機会があったので注意して見てたんだけどね。 確かに強引な増感部分があったけど、あれ別に失敗じゃありませんぜ。 ちゃんとした狙いです。しかもかなり成功している。 「狙い」と言ってもカメラマンが「これが俺の撮りたい絵だ!」という狙いじゃなくて 「この場合はこうするしか仕方ないだろ‥‥」という消極的な狙いなんだけどね。 あれ、一般に「疑似day」と呼ばれる手法です。要するにロケで夜に昼間のシーンを撮ってるのね。 「なんで昼間に撮らないの?」と言うと、撮れないから。 憶測だけど、日が沈んでしまったのに役者がその日で最後だったとか ロケ地を移動する前日で次の日以降では撮影できなかったとか ま、要するにその日の内に撮ってしまわないと仕方なかった事情があったんでしょうね。 「日を改めて昼間にちゃんと撮れば良いじゃん」と思った人、あなたは正しい。 でも「正しいこと」を全て出来るわけじゃない、というのがお金と時間の制約がある現場の辛いところ。 んで、「夜間に昼間のロケシーンを撮る方法」ですが。 大きいライトで太陽の代わりの光源を作る、というところまでは誰でも想像が付くと思う。 でもこのままでは月面で撮った写真のように、コントラストの高い絵になってとても昼間には見えない。 何でかと言うと、昼間の光源というのは太陽だけじゃないんですね。 青い空も重要な光源になっている。太陽が当たらない部分は空が光源になっているので コントラストが幾分か下がるわけです。
44 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 00:59:03 ID:GGKvLC03
じゃ、ロケ先で空の代わりを作れば良い訳だけど、これがかなり面倒。 空っていうのは点光源の太陽と違って面光源になるんだけど、これを作るのはかなりの時間と 機材とが必要になるのね。狭い範囲ならそんな難しくもないんだけど、ちょっとワイドになると大変。 スタジオなら上から面光源を吊って作れるんだけど、野外だと吊る場所を作るところから始めなくてはならない。 下手すりゃ作業をしているうちに本物の昼間になっちゃうかも知れない(w それじゃ何のために夜に撮影するのかワカランので、空の再現は最初から諦めざるを得ない。 なので、中間を大幅に省略して説明しちゃうけど、最終的に増感に頼ることになる。 増感すると真っ黒の部分が少し明るくなってコントラストが弱まるからね。 日が沈む前に空が写り込むショットだけ撮っておけば、何となく似たようなコントラストで繋がるわけ。 もちろん、粒子が荒れて綺麗にはならないけどね。当然の事ながら日が沈む前に撮ったショットも 勿体ないけど現像段階で荒らす事になる。でないと夜に撮った部分とスムーズに繋がらない。 ま、良い仕上がりにはならないけど、少なくともプロの第一条件である「納期を守る」だけはクリアー出来るわけ。 とは言ってもこれが難しい。明るい部分と暗い部分の計測を一歩間違えてしまうと 後でどんな補正をしても救えない大失態になる。天空の補完の無い暗部だけど 補完が無い分だけ他の役者の衣装の反射や、地面の反射の影響を受けやすい。 恐らく計測をした撮影部の人は現像が上がるまで胃の痛い日々を過ごしたでしょうな。南無ー。 で、成功しても誰も「キレイだ」とは言って貰えない、報われない作業ではあります。 ま、あれだけの増感を必要とする露出ミスっていうのは考えられないですよ。 絞りが余計に入っていればファインダーの中も当然暗くなるんで カメラマンが有り得ないほどバカでない限り、普通は気付きます。
私物化ついでに、チラシの裏。
新海誠「雲の向こう、約束の場所」part1
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1100873869/250 250 名前:BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA [sage] 投稿日:04/11/29(月) 16:26:34 ID:/CcGYo9F
知り合いに書いたメールを、落書き代わりに書き残しておく。
お好きにツッコまれたし。
・『雲の向こう、約束の場所』
いやー、“燃え映画”ですか。私はノスタルジーに萌え狂いましたがね。
遅れてきた80年代のセルアニメの傑作。
大体、プロットが冷戦を引きずってるあたりで、着想した時期が
分かるというもの。いきなり平行宇宙論とか言い出すあたりも80年代風。
画面からただようリアリティゆえの暗さや田舎鉄道の描写を
ねちっこくやるあたりは『パトレイバー』みたい。
目指すは一瞬の飛行のカタルシスで目的は青春の蹉跌の救済、
下では近代兵器のバトルというシチュエーションはまさに『オネアミス』。
そこにプラスで“こっち側”はネルフ司令部のエッセンスをイタダキで、
“あっち側”のイメージは『ラーゼフォン』的異世界と、もうサービス満点。
高校・浪人時代に各種OVAやら『オネアミス』やらを観て、
「なんか、『ヤマト』『ガンダム』とはチョト違う、
すんごい時代が来るかも……」
その後、予感は見事に実現したり裏切られたりするのですが、
その頃のワキワキ感が久しぶりによみがえって、甦って、蘇って。
……これで、声と作画があれだけド下手クソでなければねぇ。
46 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 01:56:46 ID:wcHonw3H
>>44 なるほど勉強になります。
逆に昼にフィルタをかけて夜のシーンを撮っちゃう「アメリカの夜」とか「つぶし」
なんて技法もありますなあ。夜なのに地面にくっきりと人物の影が映っていたりして
笑っちゃうけど。本当に夜に撮ろうとするとノイズだらけの画面になるか
真っ暗になるかなんでしょうけど。NHKのハイビジョンス-パーハープカメラの
デモ見たことあるけどノイズもなく、まともに夜景が撮れてたんでこれからどんどん
使われるでしょうね。
47 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 02:24:21 ID:E+LoRopx
>>46 変質狂・・・もとい妥協をしない天才キューブリックの「バリーリンドン」は
30年も前に夜のシーンは、特注レンズを作らせてろうそくの明かりだけで撮ってますが、
その後普及しなかったところを見ると、
夜は普通にライト当てて撮った方が良いんじゃないかという風に落ち着いてるような気もします。
この先どうなるかは分かりませんが・・・。
そういえば、トリフォーの「アメリカの夜」には
「イタリア映画はアフレコだから、現場では台詞をまったく覚えられない」という女優が出てきてたなあ・・・。
48 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 03:24:00 ID:GGKvLC03
>>47 普及しなかったのは「普通の撮影では無理がある」からじゃないでしょうか。
あの映画が蝋燭の光のみの撮影に成功しているのは単純に
「灯りに芝居を合わせているから」という理由に過ぎないと思います。
普通の映画では芝居に合わせて照明を決めていくわけで、
バリー・リンドンのようには行きません。
あの映画を見たのはかなり昔の事なんで、あまりよく憶えていないのですが
所謂「蝋燭撮影」の時は人物の動きが少なかったように記憶しています。
蝋燭から一定の距離にいる役者ってあまり動かなかったように思いますね。
いかにキューブリックと言えども「照度は光源からの距離の二乗に反比例する」
という自然界の法則には逆らえないわけですから。
あの「蝋燭撮影」というのも、実はちょっと都市伝説めいた部分がありましてね。
例えば本当に卓上に置かれた燭台の明かりだけで撮影しているわけじゃない。
いかにも燭台の明かりしか無いように見せるためにあの手この手を使ってます。
レフ板で燭台の明かりを拾って増幅したり、フレームの外に別の蝋燭(大量)を用意したり。
ライトの中に電球代わりの炎を出す装置を組み込んで使ったりもしたとか。
今なら電子回路でライトを炎のように自然に明滅させる機械もあるので
そんな事はしなくても良いってだけなのかも知れません。
>>38 このスレ、主旨が“映画をつまらなくしてる(かもしれない)CG”なんで、
最初から電子処理をバリバリ前面に出して、なおかつ
「それがトンガってて良いでしょ?」という作品があまり話題に上らないんですね。
例外としては、『トロン』くらいで、これは世代的にはZAP(ロジャー・トラウトマン)や
グランドマスター・フラッシュくらいの位置付けなので、
“肯定族・開き直り派(懐古派を含む)”に合流してしまうんですね。
強いて言えば、いまのケミカル・ブラザーズやアンダーワールドや
一群のデトロイト・テクノに相当するのは、おそらくPIXER作品やドリームワークスの
『シュレック』と言うことになるので、最初から「土俵が違う」と他のスレに行ってしまうのです。
そういえば、そういう過激な作品がないねえ。
どんな非現実的な事象をCGで作っても、それは“ありえないことが現実に起きた!”という
脚本を“できるだけリアルに”描写しようとした結果だし。
MTV出身とかで、『キャシャーン』をさらに過激にしたような抽象的でヒップホップな
カットがバンバン入る作品……、酷評で火ダルマだろうなぁ。
>>37 ああ、それはCGやアニメや、電子音楽などなど、
“ゼロから合成した素材を使って創造する作品”に共通して存在するジレンマですよ。
新人アニメーターが“自然現象をしっかり観察しろ!”と言われて鍛えられるのは
ご存知かもしれませんが、ペン(タブレット)でなんでも自由にやれるからと言って、
全部自由にやると、リアリティが損なわれます。
やっぱり、どこかで“本当の自然現象”が見せる表情を勉強して
取り込まないと、客は違和感に気が付く。
その上で、カネと時間をかけて、リアルなCGを追求するほど、予算がかさんで、
「じゃあ、本物を仕込んで撮ればもっと安く早くあがるじゃん」という声が出てくる。
蛍にせよ、その他の自然現象にせよ、自由度と利便性を考慮して
機械が生成したイメージで代替しているのに、自由度を突き詰めると“不自然”になる。
結局は規範(お手本)としての自然現象を模写しないと人が信じてくれるものが作れない。
サンプリングシンセサイザーが登場したとき、「これでスタジオミュージシャンは全員失業だ」
と言われたものですが、結局サンプラーに素材を提供するためにはアコースティック楽器を
弾けるミュージシャンが必要で、なおかつ奏法やらを現実に近づけるプログラミングを
する手間を考えたら、本物のミュージシャンを呼んだほうが早かったりする場合があるのです。
ただ、ハリウッド映画が描写する日本のように、「どうせ客には見分けが付かない」ことを
あてこんだ山桜のようなトンデモ描写は、おそらくこれまでもこれからもCG、非CGに
関わらず存在しつづけると思いますがね。
>>43-44 それは、フィルムの感度曲線の端っこのほう、露光と発色の直線性(リニアリティ)が
損なわれるあたりのカーブをわざと利用して、低露光、大増感でトーンカーブを
いじるテクニックだという理解でいいんでしょうか?
だとしたら、これまた前スレで話題になっていたDIPは日本ではトレンドじゃ無いんでしょうかね。
一旦スキャンしてコンピュータに取り込みさえすれば、胃の痛くなる思いをして
現像結果を待たないでも、プルダウンメニューから“ガンマ曲線”を選んで、
クイっとカーブをつけるだけで、影がスッと軽くなる。
よしんばイレギュラーな光源が反射しててもマスク処理(これも手間には手間だけど、
まあ、俳優のブッキングよりは無理が利くでしょう)で露出の調整が自由自在。
しかも一発勝負のプレッシャーとも無縁。
すでにハリウッドでは標準的なアプローチらしいのですが。
もちろん、フィルム⇒スキャン⇒コンピュータ⇒プリント⇒フィルムで世代は落ちますが、
それでも増感で粒状性が悪化したり、増感の副作用でシアン(だったっけ?)が
カブることを逆算しておかなければならないことを考えれば、十分勝算がある
アプローチだと思うのですが。
でもまあ、素人には窺い知れない部分もあるかも知れず。
たとえば、あれだけエフェクトを使いまくった『リターナー』で、わざわざ
“銀残しやってます、フフン”と自慢げだったりするのを知ると、
ポスプロ処理のエフェクトではどうにもならないテイストがアナログ処理には
あるのかなあ。
あと、
>絞りが余計に入っていればファインダーの中も当然暗くなるんで
無知ですみませんが、映画用カメラって、一眼で、ファインダーには
ハーフミラーで絵を送ってるんですか?
52 :
名無シネマさん :2005/06/10(金) 19:43:34 ID:GtHd8rTY
>>48 >ライトの中に電球代わりの炎を出す装置を組み込んで使ったりもしたとか。
そんな装置があったとは知りませんでした。さすが完全主義者。
でもまあ、キューブリックの中では凡作なんで、自分も殆ど記憶にないです。
>>51 北の零年は見てない(と言うか、脚本家の名前を見ると拒否反応が出てしまうんで今後も見ないのですが)
のでどういう具合なのかよく分からんのですが、シーンを印象づけるための演出と言うわけでもないんですかね。
DIPに関してはズバリお金でしょう。またまたローレライのメイキングの話ですがこの映画でも
アメリカ撮影分はデジタル処理されたそうなのですが、そのほかの部分は予算の都合で出来なかったとありました。
>ハーフミラーで絵を送ってるんですか?
普通は回転ミラーじゃないのかな?
メイキング映像などで、カメラがスタートすると同時にモニターにフリッカーが出るヤツは回転ミラーのヤツですね。
あと楽器の話はスレ違いなんでアレですが
クラフトワークといえばバリバリのアナログ時代じゃん!と言う突っ込みを入れようと思ったけど
でも、興味のない人にとって見れば同じシンセでひとくくりだよな・・・とも思ったり。
でも音はともかく、見た目は昔の方が男汁出まくりの漢楽器ですな(笑
53 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 16:23:32 ID:8mpalnfE
何回か新海誠のハナシ出てるけど、CGによる効率化で、一人で映画が作れちゃうのが つまんなくしてる元凶なんじゃないか? キャシャーンとかスカイキャプテンとか、あとスターウォーズEp1・2 とか、監督のイメージ をまんま再現出来すぎてて逆に狭っくるしい世界になっていると思う。 アニメなら原画師によって微妙に顔が違うとか、映画ならもうそれこそカメラマンや照明や 役者の気分によってどんどんズレが出てくるけど、その齟齬が逆に作品世界に膨らみを もたらしているんじゃないかと。 勿論、たまには、キューブリックのように神の如く映画をコントロールして名作を撮る監督 もいるけどね。
54 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 17:21:26 ID:psjO8HpG
代々木ゼミナールや河合塾等の予備校が、衛星を使った授業を行っている。 いわゆるライブに対するサテライト授業。 その教室には講師不在で、スクリーンとスピーカで講師の姿や板書を見、声を聞く。 情報量は変わらないのだが、これに批判的な人たちは、とにかく「生の授業でなければならない」と主張する。 しかし、ナマでなければならない根拠とは、いったい何なのか。 スレ違いに見えるかも知れないが、ここにはある種の並行性がある。
55 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 17:28:16 ID:bx1Rk1Hb
要するに気持ちの問題でしょ?
56 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 17:48:18 ID:psjO8HpG
ジャン・ジャック・アノー監督のThe Bear(小熊物語)やTwo Brothersが 全部CGでした、ってことになったら、たしかに<現代の>観客は怒るかもしれないが そのうちに、熊や虎のサイボーグに演技をさせて、それを実写で撮るという局面も想定できなくはない。 その場合、それはCGと比べて、良いのか悪いのか。 何事も本物に価値を置く人は、スーパーで“天然”(本物)と表示された“養殖”(偽)マグロを買って満足する。 見分けなどつかないくせに、どうしてそこに拘るのだろう。 フィリップ・k・ディックが『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で暗示したように 本物と偽物の境界は曖昧になり、それでも人間は本物にこだわり続け 最終的に、そもそも自分自身が偽物なのではないか、という懐疑に直面する恐怖は あながちSF的に設定された世界に限ったこととは云えないかも知れない。
57 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 17:56:49 ID:EW/Z64Ca
極端じゃない?
未だに蛍のCGも花も雪も本物と特別のつかないのなんか
撮れないくせにさ。
まずはそのあたりが出来るようになってからだろ。せめて。
>>50 >新人アニメーターが“自然現象をしっかり観察しろ!”と言われて鍛えられるのは
へえー。自然現象をちゃんと描くなと言われているのかと思いましたよ。
ジブリ以外。
58 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 20:48:39 ID:Qw5Qe485
3Dモデル見ていていっつも思うんだが、なんつーか、微妙な動作のもっさり感というか 慣性デカすぎる感じというか、アレ理由は何なの? もうちょっとなんとかならんのか? ゴラムは大分マシだと思ったけど、やっぱりちょっと重みに違和感あった。
59 :
名無シネマさん :2005/06/11(土) 22:55:01 ID:XsPb8UAY
60 :
名無シネマさん :2005/06/12(日) 00:46:53 ID:J/eG9Ubo
(なんかすげー長文ばっかりでここまですっ飛ばした)
61 :
名無シネマさん :2005/06/12(日) 01:13:50 ID:tdAy54RC
ゴラムの動きはキャプした人(中の人)との体格差だと思った。 人間らしい動きだけど、ひょろっとしたゴラムと比べて中の人は 中太りだから、動作に違いが出るのかと、 モーションキャプチャで作ったCGの動きは割りと気にならなかったが、 矢を受けて倒れ込む騎馬などの動きは何か違和感があったなあ だからと言って作品がつまらなかったとは思わないが。
62 :
名無シネマさん :2005/06/12(日) 03:06:55 ID:ntN1tujl
動物関係はけっこう諦めた方がいいよ。 ムツゴロウさん絡みの、チャトラン大量溺死とか、もはや無理だろ。
63 :
13 :2005/06/12(日) 10:32:57 ID:93QJC+3U
>53 「スカイキャプテン」の場合、結局は総勢100人以上のアニメーターが 各場面をそれぞれ作ることになった。スターウォーズもILM謹製だよね。 やってることはアニメ制作スタジオの人海戦術とそう変わらない。 その上で「集団の相互作用が出ていない」とすれば、それは集団を統率 する監督の統制が行き届きすぎたっていうだけの事なんじゃないかと。 "監督の感性が貧しかった"って言い方もあると思うけど、俺はあんまり スカイキャプテンにそれ感じなかったなぁ。 >57 >未だに蛍のCGも花も雪も本物と特別のつかないのなんか >撮れないくせにさ。 北国育ちの俺から見ても、雪の描写はかなりクリアしてるね。 「ポーラーエクスプレス」や「キングダム・オブ・ヘブン」を 見る限り、本物との区別はもはやつかない。 尤も、「完全な本物志向」ってのが観客の感じる「本物っぽさ」と イコールかっていうとそうでもないんだけどさ。 「遊星からの物体X」なんてわざわざアラスカまで行って吹雪の中 ロケしてたけど、正直セット撮影とそう変わらない映像に なっちゃってたし。 あちこちのスレで良く出る話だけど、結局"リアル"と"リアリティ"って 目指す方向がちょっと違うんだろうね。
64 :
名無シネマさん :2005/06/13(月) 00:54:14 ID:q1Mt29U5
内容が面白くないから、CGのアラ探ししてるんじゃないの? 面白ければCGの不自然さなんて気にならないと思うが、
65 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/13(月) 08:39:59 ID:BQmByueO
話としては面白くても、アラ(CGに限らず)があれば気になるよ。 レニー・ハーリンの『ディープ・ブルー』は面白かったけど、鮫に食いちぎられた 人間の足が、画面のど真ん中でビクンビクンと痙攣するシーンのCGがチャチで 萎え萎えだった。
66 :
名無シネマさん :2005/06/13(月) 10:14:33 ID:SNmUfUmH
>北国育ちの俺から見ても、雪の描写はかなりクリアしてるね。 >「ポーラーエクスプレス」や「キングダム・オブ・ヘブン」を >見る限り、本物との区別はもはやつかない。 まじっすか?!人それぞれだからいいけど。
67 :
名無シネマさん :2005/06/13(月) 19:33:01 ID:j5/qIw0h
68 :
13 :2005/06/13(月) 19:33:50 ID:IcnVhVg3
人それぞれに気になったり気にしなかったりする状態なら、 それは十分に「要求水準」に達してるって事なのさ。
69 :
名無シネマさん :2005/06/13(月) 21:55:16 ID:SNmUfUmH
ふーん。さすが民主主義。
70 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/14(火) 05:36:58 ID:PhNDWJxx
>68 それは一概にそうとは言えないでしょ。 同時代の他の映画と比べて、明らかに稚拙で不自然なCGを使ってたら、 「まぁ、気にしない人も居るんだから、これはこれで要求水準を満たしてるよ」 では済まないと思うよ。 言わば映画には、その時代その時代の技術的なハードルってモノがあって、 あんまりにもそれを下回っちゃうような映画は、その点は非難されてしかるべき なんじゃないかなぁ。
71 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 07:51:22 ID:SuMWWK/J
私無知なので、どういうくらいのレベルが下回っているのかがわからない。
大体、CGとばれちゃいけない様なところでモロばれだと興醒めでしょ。
でも
>>13 =
>>68 のような詳しい人はいろんなことがわかるから、かえって薀蓄があって
あれは、こういう意味があって稚拙に見えるけどもこれはこれで仕方ない事なんだ、
と理屈立てて言われたら、こっちは単なる素人の無責任さで言った事を
引っ込めざるを得ない。
72 :
13 :2005/06/14(火) 08:23:40 ID:fNKB+SdV
>70 とある時代の中で極端にハードルを下回ってたら、大抵は ほとんどの人にダメ出しされると思うのね。 最近の例だと「ローレライ」とか、昔懐かしい「エアフォースワン」とかさ。 というか要求水準って、その「ハードル」そのものだと思うのだ。 技術的にある一定の水準があって、それをクリア出来てる映像が 日常的に眼に触れていて、かつその上で、映画の中でそれが足を 引っ張らず邪魔にもならずに収まってるっていうね。 もちろん人によって「個々人のハードル」は高かったり低かったり する訳だけど、そういう振幅と明らかに稚拙な映像ってのは、 やっぱり別の括りになるんじゃないかな。 例えば(ちょっと古いけど)「ハムナプトラ2」に出て来た スコーピオンキングなんて、ちょっとCG見慣れた目からすれば ソフビ人形みたいですげー出来悪いんだけど、 あれはあれで映画に奇麗に収まってはいた。 ああいうのは、ハードルに擦ったけど落ちなかった例だと思う。 >71 ばれちゃ行けない所でばれちゃったら、それは映画が君の要求水準に 及ばなかったって事。 そういうのは自信もって「このCGは映画をだめにしてるぞ!」 って言っちゃっていいんじゃない? 具体例もなしに、ひとしなみに駄目だしすりゃ、そりゃ俺みたいのは叩くさw
73 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 10:01:19 ID:UnlUurBK
そうだよね。 ロードオブザリングのついてくる奴なんて 研なおこで代用可能だし
74 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 10:30:02 ID:94K+qAL3
>>65 レニーハーリンの「エクソシストビギニング」で、狼(?)の集団が子供を
食うシーンがあるけど、もろに動きや質感がCG丸出しで萎えだった。
「ハンニバル」の豚みたいに本物持ってきて食わせれば生々しさが出せるのに。
CGが安くなって安直にCGに頼りだす様な作品が増えてきたらイヤだね。
最近じゃ低予算ホラーでもCGを使ってるし。その前にもっと工夫しる!
>>73 わはははははははははは!
ツボにはまった。
76 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/14(火) 11:14:32 ID:PhNDWJxx
>71,74 CGモロバレってのは、やっぱ萎えちゃうよな。 そういうのは、ハードル下回っちゃってるって、言ってイイと思う。 技術的に稚拙なものしか出来ないなら出来ないなりに、「見せ方」ってもんが あるし、もっと言えば、CGを使わずに昔ながらの特撮で撮るとか、あるいはその シーンは見せないで、前後のカットとの繋ぎでそれとなく匂わせるとか、いくらでも やり様はあるんだから、その辺は工夫して欲しいと思うよ。 プロなんだし。
77 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 12:46:16 ID:57ZCSoHF
>CGを使わずに昔ながらの特撮で撮る これはどうかなぁ…。 これはこれで、特撮モロバレなの多いわけじゃん。萎える。 なんとか頭絞って工夫しれっつーのは同意だけど。
78 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 13:26:46 ID:JyNqj/u8
CGが悪いんじゃない。 CGを上手く使えていない製作者が悪い。
79 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 14:31:29 ID:SuMWWK/J
>>78 うん、そうだと思う。
でも、例えば「殺人の追憶」なんて、CG使ってるけど使っている
箇所ががわかりにくいよね。そもそも使う意味が違うし、補助的な使い方だし、
だから使い方が上手い、と言っているわけでは勿論ないよ。
本来、ハムナプトラシリーズみたいな物を撮る為にCGって発達しているように
思ってしまうんだけど、あそこまで全部わざとらしいCGだと実写映画を
撮る気があるのかどうかさえが、疑わしいわけよ。(たまたまハムナプトラを
出したけど、リーグオブレジェンドでもデイアフタートゥモローでもいい。)
群集のシーンなんてエキストラ使った方が安いのか、CGのほうが安いのかさえ
私は知らないんだけど、今はCGのほうが安く上がるのだろうか?
もしそうならば、CGを使う意味があると思うんだけどね。
80 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 14:34:04 ID:i0oqTZ96
チャチさを生かす演出の場合もあることを忘れちゃ困るよ。 マーズ・アタックなどがその典型。 こういうスレはどうしても技術厨ぎみになる。 時代ごとの「技術的要求水準」も、 その映画の演出次第で、かなりの幅を持っていることも考えてくれ。 俺はチャチを演出しているCGのファン。
81 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 16:09:37 ID:MktheSOl
>>79 エキストラを使うという事はお金以外の問題を抱えるということ。
つまり、コントロールが効かない事態が起きかねない。
「タイタニック」のような分かり易いシチュエーションの撮影でも
何人かのエキストラが沈んでいる船首の方に駈け出してNGを出している。
エキストラのシーンでNGが出ると、次のテイクの準備に時間がかかる。
俳優としての訓練を受けていないエキストラは「じゃあ、スタート位置に戻って」
という指示があっても俳優のように迅速には動けない。
人が増えれば増えるほど、助監督が丁寧に説明しても動きを理解できない人が
必ず出てきてしまうし、単に歩くとか走るとか難易度の低いものから
戦いのシーンなどの難易度の高いものになると、そういう人はもっと増えてしまう。
日本人のエキストラは照れあってか「悲鳴を上げつつ逃げる」という芝居が苦手だし
欧米のエキストラは逆に何とか目立とうとカメラ前に殺到するので整理が大変。
そんなわけでエキストラを使った撮影には時間=お金が非常にかかる。
規模が大きいモブ・シーンになればなるほどCGの方が安上がりだし
コントロールが効きやすい。
82 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 16:16:17 ID:V68UGwrA
CGの群集シーンを特に見たいとも思わない。
83 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 17:26:09 ID:JyNqj/u8
CGの使い方次第によっては、エキストラを使うよりリアルな群集シーンを撮れる場合がある。
84 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/14(火) 18:07:38 ID:PhNDWJxx
>77 特撮って言っても、バレバレの奴じゃなくて、わからないように 工夫した特撮の話ね。 >83じゃないけど、下手なCGを使うよりは、立て看板の群集 の方が、撮り方次第ではリアルになるだろうし。 (さすがに動く群集は難しいだろうけど。) >80 『マーズ・アタック』みたいなのは、本当に特殊な例でしょ。 演出上、CGである事を意図的に観客に分からせる必要が ある映画なんて、ごく少数でしょ。
85 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 18:34:33 ID:+7s59cHM
リアルかどうかじゃないと思われ。
86 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 19:02:15 ID:JyNqj/u8
映画によってはリアリティが重要な要素になっている。
87 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/14(火) 19:09:54 ID:PhNDWJxx
リアルが要求される場合もあるし、逆にリアルじゃない事が要求される場合もある。 例えば>80が書いた『マーズ・アタック』みたいにな。 問題なのは、演出意図に合った道具として、CGを使えているかどうかなんじゃないかな。
88 :
13 :2005/06/14(火) 23:15:26 ID:WDZfu04a
>87 だね。 ということで再度「デイ・アフター・トゥモロー」。 前スレにも書いたけど、あの映画は氷結したマンハッタンとか 竜巻の乱舞みたいにキャッチーな「わかりやすいCG」がある一方、 インドのデリーで雪が降ってるとか、冒頭の北極圏が実はフルCGでした なんて、言われなきゃわかんないCGも結構出て来てる。 両者とも同じスーパバイザーの下で作ってる以上、それは技術的な 格差じゃなくて、あくまでも「狙って」やってる事は自明な訳。 場面ごとに何が要求されてるのかを作り手が把握出来てるって事ね。 でもって、要求されるものの種類によっては、観客が「CG」である事を 全く意識せずに済ませてる場合もあったりする訳だ。 一本の映画の中の「エフェクト」の影響力を云々する時は、 やっぱりその両方を把握した上でやりたいもんだと思うのでした。
89 :
ROM :2005/06/14(火) 23:37:32 ID:o/17qcMB
マーズ・アタックの時代にリアルさを狙うCGなんて技術的な可能だったんですか? DATのオープニングがCGだってことは何となくわかった。 文字の影が描かれていたし、テラジェンなどの画像をよく見るので風景CG独特の違和感が鼻につく。 インドの雪は全く気付かなかったわ。
90 :
名無シネマさん :2005/06/14(火) 23:40:54 ID:nnAuv759
インデペンデンス・デイはそれなりにリアルっぽくしてたと思うが。
91 :
13 :2005/06/14(火) 23:54:33 ID:WDZfu04a
>90 あれほとんどミニチュア。f-16だけCGなんだって。 「マトリックス」とか「ロード・オブ・ザ・リング」もそうだけど ディテールみっちり仕込んだ重量感のあるオブジェクトについては、 まだミニチュア撮影技術に一日の長があるそうな。 一応「普通のドラマで通用するCGはフォレスト・ガンプあたりから」 っていうのが前々スレあたりの結論だったけど、マーズアタックと 同じ時期じゃなかったっけか。
92 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 00:07:09 ID:BOMrRa1b
ID4のホワイトハウス爆破なんてCG全然使ってないモンな ラージスケールのミニチュアを爆破であれだけの迫力。金かかってるよ。 ひるがえって戦国自衛隊1549のお城爆破。CGのお城にCGの火花と 実写炎を合成しただけで実にチャチイ出来。これはまあ予算の違いかねえ。
93 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 03:39:27 ID:w1rSS3S6
CGによって逆の弊害もあると思うね。せっかく苦労して撮った本物の映像を、 観客が「どうせCGでしょ」と思ってしまって伝わらなくなる。
94 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 04:09:44 ID:6JWx1cbw
>>93 >観客が「どうせCGでしょ」と思ってしまって伝わらなくなる。
オマエの周りはこんなひねくれた奴ばかりなのか?
普通、CGでも映像が素晴しかったら「どうせ…」とは思わないんジャマイカ?
95 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 04:25:17 ID:smX9iN7i
>>90 インディペンデンスデイの戦闘機はいろいろおもちゃっぽすぎだろ。
96 :
13 :2005/06/15(水) 06:53:07 ID:8CjNgRqE
>93 その辺は宣伝の責任もあるだろうね。 あと映画自体が見せ物的にCGを使いすぎてる場合とか。
97 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 08:20:06 ID:40QJiDge
>94 > 普通、CGでも映像が素晴しかったら「どうせ…」とは思わないんジャマイカ? いやいや、それを思わせてしまったことが、まさに「CGが映画をつまらなくしてる」 ってことなんだよ。
98 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 09:46:46 ID:xlf4uaXF
>>97 バカか。
実写だろうがCGだろうが、できあがったものが良ければいいんだよ。
しかるに、おまいはCG自体がマイナスポイントという立脚点に立ってる。
じゃなきゃ、「どうせ…」なんて意見にはつながらない。
99 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 10:02:49 ID:6JWx1cbw
>>98 禿同
>>97 「どうせ…」ってことは、例えどんなに素晴しい映像でも「え?これCGなの?じゃあ駄目じゃん」と思うってことだろ?
それは「CGが映画をつまらなくしてる」んではなく、ハナッから「CGはつまらないと思ってる」んだろ。
そんな思考停止ヴァカは話にならんな。
100 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 10:25:09 ID:urUfzB8U
>>63 立体造形だと技術的、予算的に実現不可能なイメージが多すぎて、
特撮の専門家ではない監督は現場の判断を優先してしまう場面が多いんだよ。
他人の感性が入り込む余地がCGより格段にデカい。創造主の数が増える。
CGだととりあえずなんでも作れるから、監督のイメージを貫きやすいわけ。
監督がビジュアリストであればあるほど、その傾向が強くなるんでしょう。
>>88 >あの映画は氷結したマンハッタンとか
>竜巻の乱舞みたいにキャッチーな「わかりやすいCG」がある一方、
>インドのデリーで雪が降ってるとか、冒頭の北極圏が実はフルCGでした
>なんて、言われなきゃわかんないCGも結構出て来てる。
>両者とも同じスーパバイザーの下で作ってる以上、それは技術的な
>格差じゃなくて、あくまでも「狙って」やってる事は自明な訳。
あのー、何でそんなこと狙うの?
CGってわかんなきゃわかんないほどいいのかと思ってましたが。
102 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 11:16:17 ID:SOKBOWqW
パンフの仕入れ方ってしってる? 映画会社から直で仕入れてるのと、仲介業者が卸してるのと2通りあって この仲介業者が海賊版を造っているらしいんだよね。 関東から北のシネコンは仲介業者が絡んでるんだって。 その仲介業者から依頼を受けて制作した印刷所の人からの話だから 間違いないと思うよ。 気を付けて買わないと海賊版の可能性があるから、 皆さん確認して買いましょう。
出来上がりが良ければいいってことはないんだが、 技術に詳しい人ほど理解しない傾向があるね。 殺陣なんて実際に斬っているように見えるかどうかじゃなくて、 役者の動きを見てるような部分も大きい。
>>103 >殺陣なんて実際に斬っているように見えるかどうかじゃなくて、
それは最低条件なんでは。
明らかに空振りな殺陣を見て「役者の動きの鑑賞」もクソもないでしょ(w
>>104 って、ここで『椿三十郎』ラストの決闘シーンの
リアリズムが与えた影響、とかの話題を投下すると、これには
各種評論家を含めたCGどころじゃない大論争の歴史があるので、
さらに紛糾するかな?
>98-99 なんでいきなり人をバカ呼ばわりするかな。 「そんな思考停止ヴァカは話にならんな」 自分に気に入らない意見を「バカ」の一言で排除するのは思考停止バカじゃないのか? だから、そういう思考停止バカを産んだことが 「CGが映画をつまらなくしている」と言わせてる原因だと言ったんだよ。 93はそういう人間は少ない、というけれど、「「え?これCGなの?じゃあ駄目じゃん」」という 人間はまだ多くいるんだよ。
それとも、>98-99は、 「いや、そんなことはない。世の中のすべての観客はCGについて詳しい。 CGだとネタばらしをしたって、それで幻滅する人間なんかほとんどいない。 CGだろうが実写だろうが誰もが素晴らしい画像は公正に評価できる」 と言いきれるのか?
>>104 動きとしては斬れている様には見えるが、
実際に絵として斬れているようなエフェクトやカットが入るかどうかって事。
空振りは動きとして既に問題外。
人間が実際に流れるような動き(演舞とか)をするとか、
動物が実際に芸をするとか、そういった面に対する歓心は映画においても存在する。
あ、そりゃそうと、『戦国自衛隊1549』観てまいりました。 えーとですね、 CGが映画をつまらなくしてました。 ご存知のとおり、自衛隊の実車と実機が大量に仕込んであって、 そこはそれなりに贅沢な絵作りというか、絵を作っていないナマの迫力というか、 ともあれ、堪能できたのですが、CG屋が無駄な演出を付けすぎ。 パンフを斜め読みしたところだと、VFXスーパーバイザーが、 「CG追加シーンに関して、監督の構想が薄味だったので、こっちの判断で コッテリ味を提案しちゃいました。ボクって偉いでしょ?」(大意) もうね、何とかしてくれって感じ。 たとえば、ヘリが発射する空対空ミサイル。正確にカメラを向いてるから 真円に見えるミサイルがウネウネとスクリーン上を徘徊しながら、 どんどん大きくなってくるから、こっちに突進しているのが分かるって、 そんなの、いまどきアニメでもやらないよ。 たとえば、最後のカタストロフ。ローターをバキバキに折りながら墜落するヘリが これまたカメラというか観客に向かって横転しながら突進。 見て見てー大迫力でしょ? エッヘン! ……リアリティとケレン味の二項対立以前の問題として、センス悪すぎ。 ストーリーに冷水ぶっ掛け状態。 CGは悟られたら負け、というのを肝に銘じて、まずは「それがカメラで撮影可能か?」を 考慮した視座を設定して欲しい。 凝ったカメラワークの可能性を超えて、論理的にありえない視点からの映像を出すなと。
ドキュメンタリー映画じゃなくても、映画にはドキュメンタリーとしての部分がある。 それは実在のものを撮影したという部分だ。 それが映画の楽しさの一部分なのだから、無くなっては面白さは減る。 代わりの要素が減った部分を上回ればいいのだが、 簡単にそうはいかないのが難しいところだよ。 場合によってはさらに減らされたりして… 現実をも超える映像を作れる監督なら可能だろうけどね。
>>109 おおむね同意だが以下の部分だけはちょっと引っかかる
>まずは「それがカメラで撮影可能か?」を 考慮した視座を設定して欲しい。
>凝ったカメラワークの可能性を超えて、論理的にありえない視点からの映像を出すなと。
これでは従来の映画と変わらない。CGで見せるのならば、
「カメラでは撮れないがそこにいる人間なら見たであろう映像」
カメラを意識させず、臨場感を作り出せるのならそういう映像こそCGで作って見せて欲しい。
当然、乗り物にでも乗っていない限り「人間より速く動く視点」は問題外という点では共通だ。
112 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 18:15:03 ID:6JWx1cbw
>>106-170 ID:40QJiDge
>93はそういう人間は少ない、というけれど、「「え?これCGなの?じゃあ駄目じゃん」」という
>人間はまだ多くいるんだよ。
何を以って多く居ると断言できるんだ?統計でも取ったのか?
アンチCG・CG支持・どうでも良い…これらの人々の比率を知っているとでもいうのか?
2レスに渡って必死に書き込んだ割には、荒唐無稽な内容だな。
40QJiDgeが
>>97 でいいたかったのは
「この映像凄いけど、まあCGだったらなんでもできるからなぁ」
と思わせてしまうのがマズイ、ということではないの(違ったらすまん)。
まあそのあとのレスは支離滅裂になってきてるけどな
114 :
13 :2005/06/15(水) 19:11:46 ID:aaTCowYc
> CGってわかんなきゃわかんないほどいいのかと思ってましたが。 竜巻や大津波なんてのは、現実に再現不可能だってことは 大抵の人が常識として知ってる。 それが映像として目の前に出てくるって事は、何らかのフェイクが 使われてるって事を「観客の側も納得して見る」のが大前提に なる訳ね。 しかも昨今はデジタル映像の大氾濫期だ。観客だって 目新しい映像が出てくれば、どうしたって「CGなんだろうな」って 思っちゃう。 そういう観客の思考の流れまで織り込み済みで、それでも 作ってみせたのがDATの大竜巻や津波や氷結したマンハッタンの 描写だった訳。 もちろん十分なリアリティは確保して、見てる側がフェイクだと 思っても尚迫力と美しさを感じられる様に配慮してね。 DATにおけるそういう場面は、「CGだとばれても良しと割り切った上で 作られた場面」だったっていう事。 (こういう場面の作り方は、当然CG以前にも幾つもあった。 大抵の大人は心が汚れてるから、本当に海が割れたり船がひっくり返ったり 人間が空飛んだりはしないと思い込んじゃうものなのだ。) 「フェイクとわからなければそれにこした事は無い」けれど、 それにも常識レベルでの限界はあるって事ね。
>>113 >「この映像凄いけど、まあCGだったらなんでもできるからなぁ」
この際こういう思考停止状態の奴は無視で良いだろ。
こういう奴らは結局どんなに効果的なCGも全否定なんだから。
確かにCGなら何でもできるかも知れんが、それにもそれなりの労力がかかっていることや、
何でもできるという無制約の中で面白い物を創り出す事の難しさも理解できないような奴らを何故相手にする必要がある?
映画観た後に大感動しても、CGだと聞かされたとたんに金返せと言いかねないようなキティガイ共は無視すべし。
米宗教右派の原理主義者なんかかが CG批判したら面白いんだけどなあ。
>>115 手品見て「凄いけど、まあ種も仕掛けもあるからなあ」
って言ってるのと同じかな。
118 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/15(水) 19:35:31 ID:UI3nwvGX
>115 >>「この映像凄いけど、まあCGだったらなんでもできるからなぁ」 >この際こういう思考停止状態の奴は無視で良いだろ。 「スゲェなぁ!一体どうやって撮ったんだろう?」みたいな驚きや感嘆が、 映画から失われたのは、疑う余地の無い事実だな。 それを寂しく感じる人も、おそらく少なからず居るだろうけど、まぁ新しい 技術が生まれた時には、必ずそれと同時に失われてしまう『楽しみ方』が 存在しているわけで。(例えばトーキー登場によって失われた、弁士&生 伴奏とかね。) ただ、そういう『失われてしまった楽しみ方』だけを根拠にして、「映画が つまらなくなった」と言ってしまうのは、やはり視野が狭い感はあるね。
>>111 たったいま思いついた考えなんだけど。名づけて、“軸足理論”。
CGに限らず、特撮、特殊効果の目的には、
・ありえない事象を実在しているかのように見せる
・特定の事象をありえない見せ方で見せる
という2つの側面があって(もっと有るかもしれないけど)、一方をやる時は
他方をやってはいけない、やるとバレるし、興醒めすると思うのよ。
たとえば、DATの大津波やID4のUFOなんかは、「ありえない事態」を
描写するのが主目的なんだから、カメラワークは保守的にしたほうが
リアリティが増すし、トリニティの鷹爪脚キックや『パニックルーム』の
豪邸なんかは、別に実在してもおかしくない被写体なんだから、
バレットタイムでグルングルン回しても、コーヒーカップの取っ手を
くぐり抜けるカメラワークで不安げな演出をやっても客は消化不良を
おこさない。
ただし、どちらかに“軸足”を置かなきゃ絶対にダメと言うわけでは
なくて、軸足が両にらみになればなるほど、総合的な“特撮力”に対する
達成要求度というか負荷というかハードルの高さが上がっていくのよ。
だから湯水のようにリソースを投入できるなら、新SW、EP1, 2, 3みたいに
ナブーファイターもカメラも一緒に飛んで飛んで飛んで回って回って回っても
少なくとも映像に破綻は出さずに済むけど、邦画みたいにナケナシの
特撮力で絵をつくるなら、“普通ではありえない”部分ってのは、
慎重に選択して絞る必要があるんじゃなかろうか。
120 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/15(水) 19:42:07 ID:UI3nwvGX
>117 ちょっと違うんじゃないかな。 手品に例えると、多分こんな感じなんだと思う。 CG以前の「ありえない映像」 → 目の前で品物を消すテーブルマジック (すげぇ!どうやったんだ?) CG以降の「ありえない映像」 → VTRの中の消失マジック (まぁ、やろうと思えば何でも出来るからな)
TV放送の手品の種がCGだったら、面白くも何ともないとしか言えないからねぇ 本物と特別がつかないくらいの処理は大変なんだよって説明しても意味ないし
>>122 そうなんだけど、帽子の中から飛び出す鳩を吊っているワイヤーがバレたり
ウサギが明らかにハンドパペットでも「萎えた」という人が少ない不思議(w
萎えた人は少なくないでしょ ただ技術的な限界として無理だから許容されていたに過ぎないと思う ちょっと前で統計取ったのかみたいなレスがあったが 正確なところはわかんないけど
まとめると「フォード・フェアレーンの冒険」のコアラが最強ってことですね?
126 :
13 :2005/06/15(水) 21:38:21 ID:Ur5SJc6N
コアラは2番手。最強は「ボールズ・ボールズ」のモグラ君です。 映像に対する人のリアリティの感じ方っていうのは、いつでも その時々で一番「リアルな」映像化の枠内に収まっちゃうのね。 ジュラシックパークの恐竜が出るまでは、着ぐるみや人形アニメや 背びれをつけたトカゲに「本物らしさ」を見出していられたし、 物量の群衆シーンを目の当たりにするまでは、書き割りに人間まで 書き加えられていても観客は気にしないでいられた。 「それ以上」を見た事がないから、そこで想像力というか 解析能力もストップしちゃうって訳。 ある意味幸せな事でも情けない事でもあるけどね。
それ以上を見ても、それ以外が受け付けられなくなるわけじゃないけどね よく再現されたセットとかはある意味本物だから、これを超えるのはムズかしい
128 :
名無シネマさん :2005/06/15(水) 22:53:38 ID:3Oyd0C8K
映像に対する人のリアリティの感じ方っていうのは、いつでも その時々で一番「リアルな」映像化の枠内に収まっちゃうのね。 これ、モロに人によるかと。
>ジュラシックパークの恐竜が出るまでは、着ぐるみや人形アニメや >背びれをつけたトカゲに「本物らしさ」を見出していられたし、 >物量の群衆シーンを目の当たりにするまでは、書き割りに人間まで >書き加えられていても観客は気にしないでいられた。 そうか? やっぱり観客も、「なんか嘘っぽいけど仕方ないんだろうなあ……」と我慢しながら 観ていたと思うんだけど。
我慢と言うか、代わりに他の事に気を取られるような工夫があったと思う。 ジョーズとか。
CGがつまらなくしてるんじゃねー人間そのものが 段段とつまんなくなってんだよと言ってみる
前スレでもジョーズはサメが出てこないところが良くて、 サメそのものは大したことないから萎えみたいな意見もあったね
>>132 さよならジュピターのサメを見た後ではそんなことはいえない。
そういやジュピターのCGは凄かったなあ。
>>133 ジュピターのCGって、後にも先にも木星の爆縮シーンだけだったと
記憶しているんだが。
8ビットPCでシコシコ作ったらしいが。
>>134 ミネルバ基地への侵入者を走査するCGがありましたな。
ミネルバのシリンダー部分のワイヤーフレームでしたが、当時としてはご馳走ですた。
尾翼を損傷したJADE3の破損状況のディスプレイも3DCGではなかったか?
「モデルを撮影して加工すりゃ出来るだろ」とも思えるけど
動き等が何となくCGっぽかったような記憶がある。
あと、木星の大赤斑への進入コースを示したものも3DCGでしたね。
他にもあったかも知れないけど思い出せない。
>>134 木星のシーンはトロンに影響を受けた小松センセイがスーパーコンピュータ
を借りて作りました。
モニターに映るCG(もどき)は小松ファンクラブの素人に毛の生えた人が
PC88か98で作ったそうですが。
ほとんど同時期に作成された2010年の木星シーンと比較して悲しくなりましたが。
137 :
13 :2005/06/16(木) 06:23:29 ID:ZogM/KSk
> やっぱり観客も、「なんか嘘っぽいけど仕方ないんだろうなあ……」と我慢しながら > 観ていたと思うんだけど。 その「仕方ない」のしきい値が時代と共に変わって行く訳ですよ。 映像でできるのはここまでっていう了解が、その時々の観客の 頭の中に勝手に出来ちゃってるのね。 「なんかカクカクしてる様な気もするけど細かく動いてるし・・・」 みたいな。 観客の頭の中で「フェイクで出来るのはここまで」って了解事項が 漠然とあるのね。それを超えた世界は全部「リアル」って事になる。 で、フォームラテックスとかコンピュータ制御とかCGとかの ブレイクスルーが起きると、そのしきい値が一気に上昇する。 今までの「仕方ない」を飛び越えた映像が登場する訳だ。 一気にリアルの範疇に飛び込んだ映像を見せられて観客は驚嘆する。 (まー実際の所、方向性は"リアル"だけじゃないんだけど、 今まで見た事無い世界が突然やってくるって点では一緒だよね) 「フェイクで出来る到達点」が更に高い所に移って、 そうなるとまた、観客の頭のなかでの「フェイクとリアルの分水量」 が仕切り直されるって訳。 映像の向上と共に観客の「映像を受け止める目」の向上するプロセス って、そういうものだったと思うんだわ。
138 :
13 :2005/06/16(木) 06:24:37 ID:ZogM/KSk
CG登場とその後の技術向上って、その「しきい値の移動」を これまでになく高い所まで引っ張り上げちゃったんじゃないかと思う。 それこそ観客がしきい値を意識する必要が無い位までね。 しかもコンピュータ技術そのものがドッグイヤーで驀進してるから、 数年のうちにどんどんフェイクに出来る領分が増えて行く。 しかも大抵はこれまでの技術よりも安く付くと来てる。 そりゃ作り手は飛びつくよね。 飛びつく必要もない人まで飛びついちゃったり、夢見すぎて 観客が納得してくれる範疇を飛び越したりすると、その時に 「映画を駄目にするCG」が登場するんじゃないかと思う。 「ジュピター」の木星なんて好例じゃないかな。 JPLまで行って木星爆発シュミレートしたのに、実際に絵になったのは 「黒バックの前で空気の抜けた風船がしぼんでく映像」でしか なかった。 「2010」の単純なアニメの方がずっと効果的だったのね。 これは小松左京が余計な夢見た結果だったと思う。 まぁ「ジュピター」の場合はCGが駄目にするまでもなく・・・ ってのもあるけどさw
単純に、サラマンダーなんか「120億もどこに一体かけとんじゃ!クズ!」とか ヴァンヘルシングとかの「所詮絵かよ!」みたいな観客側の気持ちと言うか 感想は、素人が実状を把握も出来てないのに目ばっかり肥えやがって、 って感じなんですかな?
そのうちCG以前の特殊効果使った作品を見たことがない世代が出てきて 「何あの子供だましw おっさんらあんなの真剣に見てたの?」 って言い出す予感。
ヒッチコックがすでにそういう扱い
ある意味、ゲームに似てるかも。CGが発達して絵ばっかりよくなってるけど、それが演出過多に なっちゃって、押し付けがましくなってくる。肝心の内容とかがともなってない。
>>140 技術に寄りかかった映画は仕方ない
公開当時最高峰の特撮だったスターウォーズでさえ何度もリストアされてる
>>142 まあ、それは昔っからそうななわけで、
一つの表現や技術がウケると、二番煎じを狙った映画が大量に作られ、
それらの殆どは、とりあえずお客様を確保するために
目先の絵面や技術にばかり気を取られていて中身が伴ってないので
やがて飽きられて廃れていく。
反面、それらのお陰で技術が発展、蓄積されて次のステップの肥やしにもなってるし。
ごく一部の有能な新人スタッフ、キャストの登竜門にもなる。
大まかな流れで言えば
70年代だとカーチェイス多用の犯罪モノや動物パニックモノ、
80年代だとSFX多用のSF冒険モノや特殊メイク多用のホラーモノなど
90年代前半は爆発過多アクションで後半からはここで語られてるCG大作。
ビデオ屋に行くと一握りの傑作の後ろに大量の凡作が置いてあるあるが
その後ろには、廃盤になったり、ソフト化もされず消えていった駄作たちがいる。
CGの次って何なんだろう…
147 :
名無シネマさん :2005/06/16(木) 14:48:09 ID:Lf+q2bt0
>>137 ちょっと括り過ぎかな。
技術が大幅に飛躍して、以前よりは格段にリアルになっても、
自分の中の絶対的なリアルの基準から程遠いために、
あまり見る気がしないとか、軽い気持ちでしか見れない人もいるし。
技術が自分の基準をクリアして見方を変える人もいるし、
その辺はまさに人それぞれでは?
「なんかカクカクしてる様な気もするけど細かく動いてるし・・・」と
「一気にリアルの範疇に飛び込んだ映像を見せられて観客は驚嘆する。」は
全然違うと思うんですけど。
148 :
名無シネマさん :2005/06/16(木) 16:03:20 ID:eeoij7U1
ttp://www.jdaf.gr.jp/summary/2005_win.html グランプリ:「tough guy! 2005特別編集バージョン」
2005年国際博覧会賞:「MICHILD」
石川賞:「夏と空と僕らの未来」
トム・シート賞:「Spiral rhythm」
ファイナリスト:「砂色の空」
ファイナリスト:「ウンコがしたい」
JDAFの応募規定に”違反”しているにも関わらず無理やり応募した上記の作者に敬礼!!
よくぞ”違反を恐れず”に応募してくれた!
君達は作品の力でJDAFの応募規定を”捻じ曲げた”!すごいぞ!すごずぎる!
”有 名 無 実”となったJDAFの応募規定(もはや意味無し)に乾杯!
JDAF2007には気兼ねなしに既に発表・受賞・TV放送された作品を応募しよう!!!
149 :
13 :2005/06/16(木) 18:38:47 ID:ypu0r3KL
>147 「なんかカクカクしてる様な気もするけど」の背景には、 カクカクしてる人形しか見た事無い時代性ってのがある訳でさ。 そういう時代の中にいると、フェイクとはそういうものだっていう 了解事項が出来上がると思うのね。 作り物特有の制約や至らない部分を「既存の映像から」既定する、 それを以て今見ている映像をフェイクと断じるっていうね。 認識の順序がひっくり返る訳さ。 「本物と違うからこれは偽物だ」じゃなくて、 「(おなじみの)偽物特有の絵だから偽物だ」っていう事になる。 ブレイクスルーは、そういう認識の仕方を一旦無効にしちゃうのね。 偽物特有のモーションや色彩やカメラワークを取り払って、 観客から「だから偽物だ」っていう判断基準を取り上げちゃう。 勿論観客の側は、取り上げられた次の瞬間には「本物との比較」を 始める訳だけど、そういう"能動"を強いたっていう事自体が、 もうひとつの驚異を観客に与えてる、っていう訳さ。 あと、「自分の中の絶対的なリアルの基準」って、却って危うい。 そういうのって実は自分が見聞きした映像や音声によって形作られてる 部分が大きいからね。 かなりの部分、「その時代の技術的制約」に捕われちゃってたりも するものじゃないかな。
ジュラシックパークはじめて見た時も大してよくなかったけど。
1は脚本自体は今でも上手いと思うよ。学者のローラ・ダーンとサム・ニールが、 これまで考古学レベルで骨しか見た事が無かった恐竜を初めて目の当たりにした時の あの専門家らしい感動が伝わってきた。リアルタイムに見たんだけど、あの当時は あれが頂点のCGだったでしょ。当時のメイキング番組で、人形アニメでもためしに撮って見たけれど CGの方が遥にリアルな動きだったので、その選択をした、と確かスピ自らが言ってた様な…。
あのエンドで上手いか? ってすれ違いか。
153 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/16(木) 21:21:12 ID:TY4kwLH6
>142 新しい技術が世に出てきてからしばらくの間は、多分いつの時代も そんな感じだったんじゃない? きっとトーキーの時も、カラー映像の時も、映画の中身は二の次で トーキーである事カラーである事を、無駄に前面に押し出した映画が 作られてきたんだと思う。
物理的に感光したフィルム原理主義を提唱します。
>>153 「サンセット大通り」でトーキー時代の大女優(グロリアスワンソン)も
「最近の女優は喋り過ぎ」と文句を言ってますしね。
157 :
名無シネマさん :2005/06/17(金) 06:18:59 ID:fFKEOzLF
>153 「ジャズ・シンガー」なんて今見たって単なる歌の寄せ集めでしかないしね。 70mm登場当時の史劇群なんて、無理に画面の広さを強調するもんだから、 視点をあっちこっちに移動させられてくたびれる。 カラー草創期の資料って意外となくてこの辺は良く判らないけど、 似た様な奇をてらった作品群はあったんじゃないかな。 そういう思考錯誤の積み重ねの上で見せ方の「洗練」が進んで、 同時に観客の方も新技術に馴れて驚かなくなって、 新技術に寄りかかった"だけ"の映画は衰退する、と。 そういう繰り返しで映画技術は進歩してきた様なもんだからね。 そういう意味じゃ、今ここにきて「CGが映画をつまらくしてる!」 なんてスレが人を集めるっていうのも、そういう「観客が馴れて 驚かなくなった」事のひとつの証明ではある訳だ。 CGに寄りかかった映画への反動はもう始まってて、後は作り手の ステップアップが要求されてる時期なんだろうね。
158 :
名無シネマさん :2005/06/17(金) 10:33:31 ID:IGc1rbr8
実写で撮れるのにコスト削減の為だけにCGを使うな 表現に必要な時だけ使え 当たり前の実写シーンでCGがバレバレなほど興ざめするものは無い
>>158 なるほど、お説ごもっとも。
で、そういったCGを使ってる例をいくつか挙げてくれませんか?
>>158 別にCGや特殊撮影が糞でも脚本がシッカリしてる映画の方がおもしろくね?
つーか、
>実写で撮れるのにコスト削減の為だけにCGを使うな
コレだと一度は成功を収めて金をもてあました大御所しか作品作れないじゃん。
アイデアや情熱が有るけど金が無い…そんな映画人の作品の方が期待できると思うが。
批判されるような映画はそのアイデアが予算に比べて壮大すぎる感じがするけどね。 世界を救うとか歴史物とか。
>アイデアが予算に比べて壮大すぎる それだ 壮大な物語は、CG使うのでも実写でも金かかるもんなあ
163 :
名無シネマさん :2005/06/17(金) 20:12:20 ID:MxertjOM
例えばスピルバーグとかブラッカイマーみたいのしか 撮れなかった秘境冒険アクションが、デジタルバックロットの お陰でどこの馬の骨とも知れない奴でも撮れる位に「安く」なった。 そうやって出来た「スカイキャプテン」が、果たして 予算削減の悪影響を被っているのかどうか。 独特のプロダクションデザインで逃げた部分も含めてね。
超映画批評がライフ・アクアティックのヘンリー・セリックによるストップモーションアニメを CGと勘違いしていてビックリ。 いくらなんでも。
映画の画質が上がりすぎたのが問題のような気が少ししてまいりました。
起きてる人間はテレ朝観てくれ。 『タイタンの戦い』やってるぞ。 マクゴナガル先生(マギー・スミス)、若いなぁ。 これはこれで、捨てがたい味があるよなあ。 今リメイクしたら、どんなテイストになるだろうなぁ。
168 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/18(土) 03:50:55 ID:DA8ci2Ak
CGの影響って、実はキャラクターよりもむしろエフェクトの方が大きいかも。 どよーんと霧が立ち込めていたり、ビカーっと後光がさしたり、みたいな。 昔はショボショボのスモーク焚いたり、マット絵で勝負したりしか出来なかったからなぁ。 しかし、ストップモーションの動きってのは、これはこれで味があるなぁ。 でもこういうのも、これからは『ウォレスとグルミット』みたいな純アニメでしか生き残れない 技術になっちゃうんだろうね。きっと。
169 :
名無シネマさん :2005/06/18(土) 11:46:06 ID:1ziYSnDe
>1 幻想だな。語るに堕ちる。
>>168 TVチャンピオン見て思ったけどクレイアニメとストップモーションの相性はこれ以上ないというくらいぴったりの手法だと思う。
かりにCGで年度の質感を再現したとしても動きがなめらかだと興ざめになりそうだし。
「すすいだ瞬間キュキュッと落ちて……」 ってCMのあの人形アニメ風の映像、 動きが滑らかすぎない? 「人形アニメを模したCG」って気もしてしまうんだけど。
静かだな……、よし、 『リング2』 ご存知のとおり米国オリジナル脚本。貞子が都市伝説的な存在から、 かなり能動的にあれこれ画策するモンスターになってて、鈴木光司的にそれはOKなの? と 思わないでもないのですが、ともあれCGI。 動き回る水の演出やら壁の焼け焦げが伸びていくところなど、地味な超常現象のシミュでは かなり頑張っていました。ただ2箇所ほど、 ・導入部というか冒頭ショックシーン、例によって馬鹿若者が(略)なのですが、ビデオ再生の TVと画面のハメコミ合成のマッチムーブが少〜しだけ合ってませんでした。 あまりにも微細なズレだったので当方の誤解かもしれませんが。 ・えー、凶兆の演出として動物が使われているのですが、これがフルCG。 『ジュマンジ』や『ドリームキャッチャー』みたいにモロバレするほど 稚拙ではないのですが、ピーカンの日中にアレだけ長々と出してたら、 そりゃバレるよ。 あれだな、両方とも不出来だったらカットしても全然問題ないシーンだったんで、 なぜ残したのか疑問。というか、その影には成功してるからバレてない後処理は 一杯あるんだろうなあと想像。 というか、『仄水』のように水がウネウネと演技したり、クライマックスだけ『らせん』だったり、 Jホラーのエッセンスを『ROBO TECH』※のようにグチャグチャにミックスしてるのは、 日本の映像作品にたいするディスリスペクトだと複雑に思わないでもなかったり。 ※『ROBO TECH』 ジャパニメーション隆盛の開祖。といえば聞こえは良いが、製作会社の悪徳プロデューサーが 『マクロス』『オーガス』『モスピーダ』のアクションシーンを好き勝手に編集して作った 超冒涜モノのオリジナルストーリー。買い付けた日本アニメは作品ではなくて素材で、 米国キッズ番組のフォーマットに合わせて好きに改変して良い、という悪しき流れを作った番組。
『バットマン ビギンズ』 “硬派だからCG使いません”という、『マッハ』というか、このスレ初代スレ主みたいな ポリシーで撮ったようですが、現実離れした描写はたっぷり堪能できたので、 VFXではないSFXもまだまだハリウッドでは健在のよう。 逆に言えば、方法論にすぎないCGが作品の質の風潮になんか影響しないよ、という結論を再確認。 ただねぇ、ブルース・ウェイン両親の篤志家ぶりの象徴として出てくるゴッサムシティの モノレール、あれ、言ってるようにフル・ミニチュアには見えないんだよなあ。特にターミナル駅周辺。 よしんば撮影の対象たる“ブツ”が実在してたとしても、そのあとDIPで徹底的に手を入れてると 思うんですが。 ガン-カタの中の人とクワイ・ガン・ジンの中の人と勝元の中の人が派手な殺陣をやるのですが、 この辺も微妙にアングルや色調が整理されすぎてて、良くも悪くも今風。 ただ、マーベル、じゃねぇやDCコミックスだから、えーと、“ヒーローアクション”映像化の方針としては、 CGIのギニョールは使わないと言うのが正解のような気がします。いまのところ。 末期症状だった『Mr. フリーズ』などなどはもちろん、バートン版のダークファンタジーとも一線を画した 別路線もの。お好きな人なら観て損はないです。
最近のトロイとやキングダムオブヘヴンなどでも デジタル合成でなんぼでも人数ふやせるのに、わざわざ 数千、数万のエキストラをやとって大合戦させたり、 巨大な街のセットを莫大な金額かけて作ったりしている。 結果的に制作費がうなぎのぼりになってるけど、 ハリウッドでも「生身の人間、実際の建物」に対する こだわりを持つ人間は多いのだろうか。
>>173 ギニョールっていうと、なんかパペマペみたい。
176 :
名無シネマさん :2005/06/20(月) 17:03:01 ID:4KeCmnoy
>173 吹き抜けの階段の真ん中をバットマンが飛来してくる場面さ、 予告編ではただ落ちてくるだけだったけど、劇場版はCGIの コウモリの乱舞の中を落ちてくるんだよね。 このコウモリが凄く出来が良い。ブレブレだからアラなんて 見えないし、なんか禍々しい洪水みたいな雰囲気出してた。 こういうちょっとした味付けだけにCGI使ってみせた所が あの映画のクレバーな所だね。 ・・・でも、前景のナーバル島(模型)とバックのゴッサム 中心街(実景)のコンポジットは失格。 カラータイミングはきちんと合わせましょう。
177 :
名無シネマさん :2005/06/21(火) 02:57:05 ID:J/Xilu2H
CGとか詳しくないんだけど SFXとVFXの違いをおしえてくれ
>177 ググレば?
SFXとVFXははっきり区別される、とかいてるのに バレットタイムがSFXに区分されてるので、ややこしい。 結果的にできあがるものではなく、作る過程、 プロダクションとポストプロダクションの違いか?
wikiって初めて見た。インターネッツって便利なんだねぇ 「SFX技術」の項目にあるのって、SFXもVFXもひとまとめに してるみたいね。
>>180 どうやら、フレーム全域を一旦完全にデジタルコンピュータに取り込むか
そうでないかが、判断の分かれ目のようだね。
F/Xって映画にでてくる特殊効果は全部現場でこしらえるSFXのほうだよね。 あれはアイディアが結構面白かった。
>>183 あれは、SFXの中でも、特殊メイクの範疇にはいる
テクニックばっかりだったね。
若干、趣旨は違ってるが、『マイク・ザ・ウィザード』も見てみれ。
あれはポスプロ系のアナログSFXが主役の映画だから。
CG自体が悪いというより 安易にCGに頼る人が作る映画が駄作なんじゃ
186 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/23(木) 20:25:14 ID:faAqUwLk
定期age いまは日本繰り上げ出場のことで頭が一杯。
>>157 >カラー草創期の資料って意外となくてこの辺は良く判らないけど、
>似た様な奇をてらった作品群はあったんじゃないかな。
資料的なことじゃなくて単なる主観ですまん。
カラー草創期のミュージカル映画「略奪された七人の花嫁」では
お祭りに行くきこりの七人兄弟が、全員色違いのど原色のシャツを着てる。
七人並ぶとまるで虹かカラーバー。
ミュージカルコメディってことを割り引いても、
今の感覚ならちょっと笑っちゃう人は多いだろう。
自分はなんか「色を自由に使えるなんて、すげー嬉しいから思いっきり使っちゃうぜー」な
印象を受けて、そのやりすぎ感を微笑ましく感じた。
でも当時は観客のほうも、「やっぱり世界は色付きなのよ! リアルだわ」と
思って感動してたのかもしれない。そんで、中にはCG濫用否定派のように
「色使えるからってやりすぎだろバーカ。効果的に使え。かえって冷めるんだよ」って人もいたろうな。
ウルトラマンの科学特捜隊がオレンジ服なのも、カラー放送を意識してだっけ?
なんか思い出したけど、なんだっけ? モノクロのお堅い世界にカラーの世界の住人が入り込んじゃったのを きっかけに、モノクロの住人が自分の殻を破り、世界が色づいていくって いう映画。 その処理はCGでやってたはずだけど、あれは効果的な色彩・CGの使い方だと 思った。
結局、CGの使い方が下手な香具師が増えてるってことじゃあないのかな SWなんておもっきりCG使ってるけど全然違和感無いしな
SWはもはやリアルなCGアニメ状態。あれはあれでいかがなものかと思う。
192 :
名無シネマさん :2005/06/24(金) 00:48:44 ID:emkRnWFr
最低だと思ったのは 「ファイナル・ファンタジー」 にとどめをさすな。 見終わった後、無性に腹がたってしょうがなかった。 映画に対する冒涜だな、あれは。 CG屋のマスターベーションだとおもた。
SW、クリーチャーの振り付けはどうかと思う……Ep2 で草原にいた豚みたいなヤツは 重量感ゼロだったし、闘技場の3匹もなんかPS2 のゲームみたいな動きだった。
>>193 まあ、そういう技術的に困難な所はいいじゃん・・・
それよりライト・セーバーの出来栄えを褒めてやってよ
>>189 カラーオブハートかなあ。
アレは当時絶賛されたよね。本来アクション特撮でばかりCG使うのが
能じゃないって。
196 :
13 :2005/06/24(金) 06:44:34 ID:NCsfehVe
>189 >195 「カラー・オブ・ハート」大好き。ゲイリー・ロスは「ビッグ」の 脚本書いてた頃からのお気に入りなのだ。 あの映画の凄いところは、業界内外で否定的だったカラライゼーションの 技術と方法論を180度ひっくり返しちゃった所だよね。 完成品に余計な色を乗せるんじゃなくて、色彩を追加して行く過程が そのままストーリーに直結してる。 ああいうのが、デジタル技術とストーリーテリングが一番いい形で 結びついた例だと思うのでした。
197 :
13 :2005/06/24(金) 06:48:54 ID:NCsfehVe
>187 「略奪された七人の花嫁」、なんかリメイクの話あるんだってね。 確かに一年中山に籠ってる木こりが、なんであんな派手な服着てるんだ ってのはあるなぁw "テクニカラー時代"はやっぱり、こぞって色彩を豊かにしようっていう 意欲が映画から見えてくる。マックスファクターの化粧法なんて そういう下地の元で進化してったんだろうけど、やっぱり匙加減間違えて やりすぎちゃってるのも多い。 今のCGも、そういう「やりすぎちゃった作品群」も含めて、とにかく どんどん使ってやろうっていう意欲が進化させてくんじゃないかな。
198 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/24(金) 12:18:55 ID:Zmd0AsLE
>>197 『カラー・オブ・ハート』というか『Pleasantville』に関して言うと、最大のワンダーは
公開時:トビー・マグワイア=学生役
リース・ウィザースプーン=その妹(学生)
だったのが、
最近作:トビー・マグワイア=相変わらず学生
リース・ウィザースプーン=“キャリアウーマン”
と演じる年齢層がガクンとずれていることだよ。
考えてもみい、キャットウーマン(ハル・ベリー)なんか’66年生まれ(当時37歳)
共演のシャロン・ストーンが’58年生まれ(当時45歳)だぞ。
このボディ&フェイスケア(あえて○×△術とは言うまい)こそ、広義、というか真の
SFX技術だがね。
このスレで「それでもナマの役者の演技の味わいが……」とか言う人は、
チャリティーイベントやらに出現するエリザベス・テイラー(’32年生まれ)の
顔を見てから言ってもらいたい。
アレをもってナマの役者というのか。
昔から、俳優・女優のメイクは「特殊撮影」だからな
ええ、ハル・ベリーって私より上!? マジっすか・・・?
201 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/24(金) 12:39:09 ID:Zmd0AsLE
>>199 となると、その次に来るべきは、このスレ的にいうと、
メイク技術のコンピュータライズになるわけで。
守秘契約違反になるので、詳しくはいえないのだが、一時期カリスマとまで
言われた某大物アイドル。
アー写の借りポジ(所属事務所から借り出す、タレントのポートレイトのポジフィルム)に
びっしりと指示の書いてあるドキュメントが添付されている。
(俺が直接担当したわけではないのだが)
“ここのシミを消す”
“このクマを消す”
“このほくろを消す”
つまりレタッチ前提でポジが借り出されているわけだ。
ちなみに、その人、たしかにCMで見てもポスターで見ても、見事にCGくさい。
というか、エアブラシで描いたファインアートみたいになってる。
近い将来、俺たちは、『ハリポタ』最終作の時期でもロリロリのエマ・ワトソンや、
ダコタ・ファニング、50年経っても相変わらずエルフのお姫様をやれるリブ・タイラー
(まさにエルフだ!)をスクリーンで見ることになるんじゃなかろうか。
浜崎あゆみはなんかのCMで(ピンクの服着ている奴) 明らかに体を立て伸ばしにしていると思う。
>>201 ヲーターワールドのSFX費用のかなりの部分が
ケビン・コスナーのハゲ隠しに使われたというネタを
昔の2ちゃんでよく見たなぁ。
DTP屋さんやってますが、某ビジュアルバンドのメンバーの
どでかい顔写真の頬にかかる影を消してくれという要望があったんで
必死に消して、ついでにサービスでお肌のざらざら感やほくろも
全部とってやりますた。
206 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/24(金) 17:37:50 ID:Zmd0AsLE
>>205 俺も見た。
うぇーん、怖いよー。
アンブレラ社の薬の副作用みてぇだ。
出会い系の写メール交換には使える技術ですな(ボソ
グリーンマイルだっけかな。老ポールが一人で語るシーンで目線がカメラからそれて 見栄えがよくないというんでCGで目線を修正したという話を聞いたことがある。 こうなると役者の演技さえもCGで修正される時代になるのだろうか。 マドンナとかスタローンあたりにはありがたいのかもしれんが(w
209 :
13 :2005/06/24(金) 23:55:07 ID:C/UrQSpi
>208 SWでもエピソード1から使ってるよね。 3テイク目の輪郭に12テイク目の目線だけ持って来て・・・とか。 役者もそう文句は言わないらしい。 >201 ハリポタに関しては、今ILMが必死でニキビ消してるそうなw
映画では世界最初のCG場面って、ヤングシャ−ロックの騎士のお化けらしい。 これもスピルバ−グ…。 やはりユダヤ系は世界を支配するなぁ。
>201 ショーン・コネリーが再びボンドを演じるとか……。 指輪のリヴ・タイラーはむしろ、CGでケイト・ウィンスレットあたりと置き換えてほしいトコロw
「オペレッタ狸御殿」で、 新曲を歌う美空ひばりが観られるわけだしね。
>>210 それはジュラシック・パークDVD特典のスピ本人の談がソースなんだろうけど、思いっきり
大嘘ですw
前年にすでにラスト・スター・ファイターがあり、さらに二年さかのぼるとトロンがあります。
一応、ウェスト・ワールドのロボット主観映像とか続編の未来世界のモザイクとかが最初じゃ
ないかな。どっちもビデオエフェクトレベルだけど。どっちもM・クライトン原作。
あと世界初のフルCGアニメってのもトイ・ストーリーの時言われてたけど、それは劇場用映画
では初であってイギリスのリブートのがはるかに先。
>>213 そういえばクライトンで思い出したけど、
『アンドロメダ病原体』のクライマックスにも
解決策を発見して隔離空間から脱出しようとする科学者に
施設の人工知能がレーザー光線の照準をつけるシーンで
プリミティブなCGが使われてたと思った。
あれと『ウェスト・ワールド』とどっちが先だっけ?
アニメ映画を観て、「アニメだって丸分かりだよ、萎えるなー」 という人はいないが、 実写映画のCGを観て、「CGだってバレバレ、萎えー」 という人はいる CGで作ってあるのだが、 CGとは思えないような粗のないすばらしいスペクタクルな映像を観ても、 「どうせCGだろー、つまんねー」という人もいる 要は、観客に対して、映画鑑賞のスタンスの変化が求められているのだと思う 某監督が最近の映像技術の進歩を踏まえて、 「全ての映画は、アニメになる」と言っていたと思うが、 これからの観客はアニメを観るように実写映画を見なければならないのかも知れない
>213 そういえば2001年でワイヤーフレームが出てきたけど、アレはCGじゃなくて、電子線かなんかを 操作するとかしてそれっぽいのを作ってるのかな?
アナキンことヘイデン・クリステンセンのインタビューによると、 ある日撮影が前倒しになった時、カツラをつける暇がないと監督にいったら、 ルーカスいわく「ポストプロダクションでカツラつけるから問題ない」、 別な日、ルーカスが撮影がおわったあとに突如セリフをかえるといったので 撮影しなおすのか?とヘイデンが聞いたら「ポストプロダクションで君の 口の形をかえてアフレコでセリフをかえるから問題ない」 ヘイデンは俳優の存在ってなんだろうと思ったそうだが、CGは演技のありかたにも 大きな影響を与えているのかもしれない。
シモーヌの世界…
ダースベイダー姿になって以降はマジでCGオンリーで十分かもな。
221 :
名無シネマさん :2005/06/26(日) 10:29:52 ID:8Lyt+5lI
>215 > 「全ての映画は、アニメになる」と言っていたと思うが、 > これからの観客はアニメを観るように実写映画を見なければならないのかも知れない そうだとしても それを作るのは大変 書けばすむ という単純な問題でもない
ちょっとすごい映像を見ると「これCGでしょ」と良く分かりもしないくせに 簡単に「CG」という言葉を使う輩が増えてきたな。クソガキからオバハンまで。
その場合はすごい映像じゃないな。 単にド派手な映像の場合が多い。
224 :
名無シネマさん :2005/06/26(日) 18:59:31 ID:wt1+L3Gv
その場合は案外CGを使ってないわな。
225 :
名無シネマさん :2005/06/26(日) 19:22:05 ID:8Lyt+5lI
手書きマットペイントの合成?
え、じゃ何?ローレライの海の中とか…
このあいだ、ハリーハウゼンの初期作品集を観てて、 ひとつひとつのキャラがあまりにも魅力的で感嘆した。 それで思ったこと。 最近の映画のCGIの怪物、化け物、動物キャラクターって、 「今までにない映像造ったぞ、すごいだろ」って言われてるだけのものが多い気がする。 それに対して昔のストップモーションアニメには 「こいつが好きなんだー。かわいい/カコイイ!」ってのがひしひし感じられる。 キャラクターそのものに対する愛情の違いっていうか。 一概には言えないし、好みの違いでそう感じるのかなっていうのもあるけど。 最近の、キャラが立ってないものが多くないですかい? キングコング、イーマ、グレムリン、ザ・フライの蝿、ナイトメア・ビフォア・クリスマス、グルミット、こまねこ →萌え系の要素有り。 ジュラシックパーク恐竜、ターミネーター、ザ・グリードのミミズ、MIBのゴキブリ →ただのすごい映像。 CGがどうのの問題じゃないかも。 手に取れる形であるものと、画面上にしか存在させてないものに対する 愛情の違いって出てくるのかなあ。 アイ、ロボットのサニーには可能性を感じました。
228 :
名無シネマさん :2005/06/26(日) 20:08:42 ID:XX7arGYZ
エイリアンを忘れないで・・・・ ギーガーの最高傑作かな? 日本では、ゴジラや ウルトラマンシリーズの造形を超えるものは未だにないわな。
>>228 ギーガーの最高傑作はエイリアンのタマゴだと思ってます…。
スピーシーズのエイリアンもギーガーなんだよね。
ウルトラマンの怪獣、宇宙人のデザインはホレボレしますね。
230 :
名無シネマさん :2005/06/26(日) 20:40:58 ID:XX7arGYZ
要はクリエーター(創造者)と呼ばれるCG屋が な〜んにも創造してないのが一番良くないのではと・・・・
クリチャーに関しては、 人形アニメで撮影して、CGでモーフィングで動きやレタッチで質感の調整をするのが、 良いのかもしれませんね すでにそういう手法は使われているそうで、 割と上手くいっていると聞いたことがあります
>>230 見識ないんだったらあんま迂闊なこと書かんでほしい。
ここはプロかプロはだしが集うスレ?
234 :
3スレ144 :2005/06/27(月) 01:56:15 ID:ijohw216
新スレ乙(遅いって)
>>227 胴衣
MXテレビで再放送のウルトラマン、偶然ドドンゴの回観て泣けてきたとこ。
「グレムリン」のギズモなんて可愛いもんなぁ。
CGではスタトルのバグズ、「グリード」のモンスターかな、キャラ立ってたのは。
けっきょく創作者の「お人柄」ってところかも。
235 :
230 :2005/06/27(月) 02:14:33 ID:b3QyjaQz
以前、フルCG映画を手がけたという触れ込みで さるCG屋と仕事をしたことがある。 できた代物は酷い出来で、そのせいで製品の売上が落ちたとまで言われた。 社内の評判は酷く、ワンシーズンで打ちきり。 CMを普通のものに作り変え、売上もじょじょに回復。 おい等も首の皮一枚残して、会社に残る事ができた。 今では、その時のCMの話は社内ではタブーとなっている。
>>235 もしかしてサンプルのCGも作らせずに仕事を発注したのか?
237 :
230 :2005/06/27(月) 03:02:34 ID:dc/MVAbZ
サンプルはあった。 が、できたものは酷かった。
大塚美容外科の、人間でいて人間に見えないCGはすごかった。 あんなCMつくらせるのはどういう美的感覚なのだろうかと思った。
239 :
名無シネマさん :2005/06/27(月) 03:12:36 ID:7dR+kvJY
240 :
名無シネマさん :2005/06/27(月) 03:17:57 ID:7dR+kvJY
>>238 11頭身?12頭身だったけか?
頭の大きさから計算すると2m以上になる。
241 :
230 :2005/06/27(月) 03:20:25 ID:RmkTabrz
大塚ではないよ(w でも、これ以上は勘弁。 身元ばれるし・・・・・
せめて商品のジャンルだけでも…>230
>>238 え?そう?
美容外科の宣伝に、美女ではあるがどこか不気味な作り物を出すなんて
すばらしいセンスじゃないか。
244 :
名無シネマさん :2005/06/27(月) 05:05:29 ID:KUDfoIqC
モデルアニメ:グワンジかわいい、抱きしめたかった。
CG:ジュラパの恐竜、綺麗で感心したけど、そんだけ。
モデルアニメ:猿人ジョーヤングのジョー、無骨ですげーかわいい。
CG:マイティジョーのジョー、綺麗でなおかつかわいい。
PJ版コングに期待!
>>234 うんうん。創作者の「お人柄」かなあ。
スタトル、と見ると、スタトレかと思ってしまう…。
一瞬、カーンの逆襲の虫かとオモタ…。_| ̄|○
246 :
3スレ144 :2005/06/27(月) 10:35:30 ID:ijohw216
>>245 > 一瞬、カーンの逆襲の虫かとオモタ…。_| ̄|○
あの耳から侵入する洗脳虫怖かったね。
あれ逆転の発想で、動かせる虫模型の大きさに合わせて人間のでかい耳作ったんだよね。
CGだとそういう錯覚のアイディアがそもそも必要ない。
そういういろんな製作の切り口から映像的面白みや人間味が欠けていっちゃうのは、
CGの欠点と言えるんだろうね。
CG嫌いな香具師は、単にフェチ心をくすぐられない、 と言っているだけのような気がする。 特にぬいぐるみにこだわる意見。 わからんでもないが、映画はフェチが全てではないと思うよ
248 :
名無シネマさん :2005/06/27(月) 12:43:07 ID:EDE+y88L
>単にフェチ心をくすぐられない それはお前の思い込み。
249 :
名無シネマさん :2005/06/27(月) 13:22:35 ID:o6su/sud
>映画はフェチが全て などと誰も言っていません。 話を捻じ曲げないように。
さて、漫画映画化も落ち着いてきたの? 「逆境ナイン」「クロマティ高校」に続く作品はある?
251 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/27(月) 18:30:03 ID:Ub3/MNQ/
>>250 『三丁目の夕日』の映画化。タイトル忘れたのでググった。
『ALWAYS 三丁目の夕日』。
山崎貴が起用された経緯には興味が湧くね。
『Returner』がパッとしなかったオシオキというか、仕事を選べる状況ではないのか、
それともノリノリで買って出たのか。
というか、製作サイドとしてはノスタルジー=山崎貴というセンで
頭に浮かんだのだろうけど、正直、彼の得意とするテイストは
かなりバタくさいものなので、予告編を見ても西岸良平ワールドとは
ちと言いがたい。
素直にアニメ化すればよかったのに。
それこそ、「今年は漫画実写化がキテます!」というマーケティング部やら
経営企画部やらの捏造トレンドが、いつのまにか各社の横並び意識のおかげで
本当にトレンド化してしまったような、その流れの果てのような。
西岸良平的な昭和の下町で、あの、ジュヴナイルで幻想的かつ少し郷愁はいってる
山崎貴ワールドをやってくれるとしたら、それはそれで見てみたい気がしないでも
ないけれど。
252 :
名無シネマさん :2005/06/27(月) 18:37:52 ID:nupAUPNv
ブレードランナー − 原作はフィリップ・K・ディックの 「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」 でも、本来感情を持たないレプリカントが生きていく過程で感情を持ち、人間性を獲得していくのに レプリカント・ハンターがレプリカントをハンティングするにつれて人間性を失っていく その対比が面白いのであって、それが無かったら只の特撮アクション映画になっていただけだと思う。
253 :
252 :2005/06/27(月) 18:39:08 ID:nupAUPNv
254 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/27(月) 18:57:56 ID:Ub3/MNQ/
>>252 そのかわり劇場版は、サイバーパンクというかW・ギブソン的な
荒廃した未来社会をいち早く視覚化して我々に提供してくれたわけで。
「人間を人間たらしめているものは何か?」という部分もゼロではなかったし。
もし原作リスペクトが足りん! と言うつもりなら、そもそもTV説教師が
いつのまにかブレードランナーと一緒になってレプリカント狩りをしていて、
しかもそれに一切の説明が無い、というあの現実崩壊ッぷりを
脚本に入れなけりゃ、ディックワールドをやったことにはならんし、
やったらやったで、観客はドン引きだろう。
「なんだこの前衛映画は?」って。
255 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/27(月) 18:59:34 ID:Ub3/MNQ/
リターナー、興収的にはパッとしないどころか劇場配収だけで黒字だし、アジア圏 での海外配給も成功してるぞ。 なんでオシオキされる必要あんの?
そうだったのか。 印象だけで語ってしまった。申し訳ない。 できれば、ソース付きで語ってくれると、さらに皆が納得すると思うが。 というか、好きな作品だっただけに、まずは良かった。 アンド、ますます『Always』出馬の理由が分からなくなった。 勝算があるのかな?
260 :
13 :2005/06/28(火) 07:00:51 ID:egoWABvc
そのうちこのスレにも墓が乱立するのか。あっちこっちで住人かぶりすぎw
261 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/28(火) 10:11:01 ID:0JmyGU80
PJ版キングコングの予告が公開されたが、背景がまだ若干CGくさい。 あと、恐竜がやけに無味な単色っぽいのだが、これは昔の恐竜のイメージの 再現なのだろうか。コングはまるっきりゴリラ。いや、ゴリラなんだからしょうがないけどさw
263 :
3スレ144 :2005/06/29(水) 00:45:21 ID:f7jIpez5
アメリカ人はエイプが好きだよなぁ。 日本人はそれほどではないんだよな。 日本人の現実認識はCGと反りが合いすぎていて、それゆえグローバルスタンダードな リアルと対立してしまう、と言ってみるテスト。 宇宙戦争明日からだ、ワクドキ。
264 :
名無シネマさん :2005/06/29(水) 00:49:51 ID:3KN5ot9d
外出だと思うが「グリーン・マイル」は あの虫のCGがもっと何とかなってたら 完璧なのに(w
265 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/29(水) 00:59:49 ID:SIECJ1s1
CGでも可愛いキャラクター居るじゃん。 トイ・ストーリーの連中は、80年代生まれのキャラクター達と比べても 遜色ないくらい可愛いと思うよ。 結局のところは、キャラクターの造詣って作り手のセンスだと思うなぁ。 で、そのキャラクターが末永く愛されるかは、これはもう「運」だと思う。
正直、ディズニーキャラで戦後一番キャラ立ってるのはピクサー作品でしょう……。 リアル系だと、やっぱりゴラムはキャラクターとして認知されてたと思う。 あと、行動のあまりのウザさに知名度高いのがジャージャー・ビンクスw
267 :
ROM :2005/06/29(水) 01:26:51 ID:mSecqa+c
キング・コングの公式サイト
http://www.kingkongmovie.com/ 予告編見たけど、
>>262 と同じく背景のCGが気になる。
ニューヨークの街並みはかなり描きこまれているけど、お世辞にもレンダリングの質が高いとはいえない。
海上のCGの質はタイタニックのほうが断然上なくらい酷い。。
海辺でカメラを回しているシーンの後ろのほうの波もCGなのかな?
キング・コングはかなり頑張っているけど、恐竜もかなり地味。
LOTRでも思ったけど、CGの量を増やすために意図的に質を落としているように思える。
まあ、CGでしかできないキング・コングの大暴れに期待しましょう。
そういえば今日からか。 混むかな?
【アイアンジャイアント】もロボはCGですよね。 ジョージョンストンはいい仕事するなぁ。
270 :
3スレ144 :2005/06/29(水) 10:51:22 ID:f7jIpez5
>>269 あぁジャイアントは素晴らしい。
スカイキャプテンのぎこちないロボットの数倍リアルだった。
センスだねまさに。
271 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/29(水) 14:32:28 ID:Gue+lfoO
>>266 あれだ、アメリカのネットのどこかで、『ファントム・メナス』の海賊再編集版が
出回っていたらしいんだが、あのオチャラケ両生類の登場シーンをほとんどカットしていて、
公開版を超える凄い完成度らしいんだ、これが。
いかに、あれが邪魔なキャラクターでも、それなりにストーリーにからんでいるので、
編集で取り除くなんて不可能に見えるのだが、激しく見てみたいんだがなあ。
ジャージャーなんかカットされようとカットされまいとどうでもいい。 ただアナキン坊やがワトーにこき使われて油まみれでクッタクタになって一息 ついてふと空を見上げる姿が、沈みゆくタトウィーンの二重太陽に真っ赤に染め 上げられるカットが新たに挿入されてるんなら……3万までなら出す!
273 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/06/29(水) 17:38:55 ID:Gue+lfoO
>>272 はははは、砂漠に二重太陽の寂寥感がSWの最大のキモだって人。多いみたいね。
あれだ。岡田斗司夫だったっけ?
「サンダーバードにおいて、ミニチュアも設定もストーリーも全てオードブルに過ぎない。
爆破シーンという最大の大ごちそうを味わうためのオードブルなのだ」
という発言に通じるものがあるな。
274 :
13 :2005/06/30(木) 00:06:13 ID:Zo9frkA/
>272 >273 そんなあなたにエピソード3。 無駄に盛り上がる音楽込みで御楽しみください。 今回のエピソード3、流石というかなんというか、エフェクトの 面ではかなりの完成度。まだデジタルパフォーマーが少々ぎこちなかったり するけれど、宇宙船のドッグファイトなんかは大ごちそうでした。 宇宙戦争見て来た。一番凄いショットがトライポッドでも宇宙人でもなくて、 「走る自動車」ってのがスピらしいというかなんというか。
二重惑星の夕日が見たいってだけじゃないのよ。 辺境惑星の片隅で瑣末な日常に縛りつけられてる者が宇宙と冒険に想いを馳せる からこそグッとくるんよ。地方出身者は。
>>274 おほう、言われてみれば思い出した。
ひたすら前方を睨むトムクル父、キーキーとパニックを起こすダコ娘、
問い詰める兄、3人を乗せた車の中から外から右から左から後ろから前から
カメラが回る回る回る。
しかもそれが余りに自然すぎて、どこをどう処理したのか全然わからないときてる。
というか、さすがこの規模の布陣だけあって、CGに違和感がなさすぎ。
米軍からウォーマシンからエイリアンから、観終わって頭の中で再確認するまで
特撮って感覚が全くしないところがすごい。もう完璧。
<スレ違い話>
んで、改めて思い知らされたのが職人としてのスピの腕前だな。
なんというか、ETあたりから、俺的には
“お子様に夢とファンタジーをお届けする総合プロデューサー、
名前が売れたら、文芸作品というか政治色の強いのにシフト”
という部分ばっかり意識に残ってたけど、今回は画面設計といいカットのタイミングといい
脚本の語り口といい、地味ながらキレキレに切れて冴え渡ってる。
『未知』、『ジュラパ』『マイノリ』みたいなビジュアルSFのプレゼンターじゃなくて、
『激突』、『ジョーズ』のころの映像作家としての素のスピルバーグを久しぶりに観た。
いやね、正直ね、プレビズ時代のSFスペクタクルで、心から「ごちそうさま、ペロリ」
って思える作品に当たってなかったのよ。
俺の感性が老化してきたのかなと悲観していたけど、違ったよ。
この作品、脚本自体は○×△■だから、ΦβΩεな筈なのに、∀∩≦のシーンの
「志村〜! 志村〜! 危なーい!」感とか、グイグイ引き込まれるところがいっぱい。
いやいや、老いてなお盛んとはまさにこの人。
</スレ違い話>
あと、スタン・ウィンストンのエイリアンとILMのエイリアンが全く同じに見えた
ことも特筆しておきたい。まあ、見せ方の工夫だけど、これもA級未満の作品で
なかなか実現できていないのよ。
宇宙戦争、冒頭とかの微生物CGが 本編とかなりテイスト違うよね。面白い試みだと思った。
宇宙戦争は本スレとかでもCGに対する悪評はありませんね。 VFX関連は(ILMはSWで手一杯だったためか) ILMだけでなく複数のプロダクションで作ったそうです。 画面が70年代の頃(続激突や未知との遭遇とか)のようなテイストだったのが良かった。 ただ、鑑賞後、自分の脳内では主演がトム・クルーズじゃなくて、リチャード・ドレイファスになってしまっている。(笑 キング・コングの予告もやってましたが、 恐竜は、スクリーンで見ると結構ディテールしっかりしてましたよ。 それより、冒頭のPJが異様に痩せていたのに驚いた。
>冒頭のPJが異様に痩せていたのに驚いた。 じつはあれC(ry
昨日トップガンをTVで見たがエネミーラインなんかと比べると やっぱりCGと実機の質感の違いは埋めがたいもんだなと思った。 あの差はなんなんだろう。
実写の方が情報量が少ないような気がする。 CGで細かく作るとかえってその辺が嘘っぽく見えるのでは ないかと でもトップガンってそんなに凄い作品でもないと思う。
#昨日、書き込みしたのに反映されてない。しょうがないから書き直す。 宇宙戦争はまあ傑作だったということで良いとして、本編前に色々と かかってた予告編について。 『ステルス』 これが期待大。F-30だか40だか50だかの最新鋭戦闘機を無人化したら、 搭載したAIが自我に目覚めて核弾頭を抱えて勝手に離陸、とまあ どこかで聞いたような、それでいて誰もやってない組み合わせのプロット。 同型の有人機に主人公3人が搭乗して追跡するんだけど、 この戦闘機が前退翼かつ曲線・曲面だらけという、いかにもな近未来戦闘機で (知ってる人はOVA版『雪風』か『雲の向こう 約束の場所』を思い出してください) 当然ながら実機は無いから全部CG。 予告編を見るかぎりでは、板野一郎的なケレンと写実性がギリギリのところで バランスしたドッグファイトが実にいい感じ。ストーリーは上に書いたとおり 予告編で丸分かりだし、それ以上のサプライズなんて用意してくれなくて いいから、あのドッグファイトがもっと見たい。 『キング・コング』 PJ、痩せたなーじゃなくて、なんだかホビットみてぇだ、と思った。 (メリンだったか、ピピンだったか、あるいはその両方か) 本編? ゴメン、俺、巨大生物系のスペクタクル、あんまり興味ないのよ。 コングと、あと競演の○□のCGIはすげえと思ったけど。 むしろ、未開人というか■人に囲まれる恐怖の描写が進化してるのに注目した。 オリジナル版みたいに腰巻の黒人エキストラが「ウッホッホ! ウッホッホ!」って 踊ってるんじゃなくて、LotRのオークみたいに、まさに蛮族! 異種族! 怖ぇー! って感じ。
キング・コングの予告観たが 質感はCG感があったけど 動きはなんか微妙に人形アニメっぽかったような気がした
285 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/05(火) 14:54:26 ID:4EFE0A08
>>284 チョナンカンと柴崎はどーでも良いとして、田所博士と山本総理大臣の中の人は
今度はどうなるんだ?
以前はそれぞれを小林桂樹と丹波哲郎がやっていて、否が応にもシリアスで
熱苦しい感じが出てたんだが。
総理の役をハマコーか村山富市にでもさせれば少なくとも話題にはなる。 (両者ともテレビドラマにて演技経験あるにはある。) 竹内均は亡くなったが、(専門外でも)養老孟司や秋山仁など 「適度においしい」文化人いるし。 (養老猛史はガメラ2出てましたしね。) 邦画界にはいざとなれば森繁が存命ですから、何とかなるでしょう。
>>286 養老猛史は全く畑違いなのでどうかに?
それよっか地学系の教授かなにかを引っ張ってきて
そのまま講義させればよろしい。
竹内均だって映画出演時、一般には殆ど無名。
(学者じゃないが)立花隆は勘弁な。 オバちゃんがなんか喋ってるみたいな印象になるから……。
無名な人か、演技派の役者がやるのがベスト 下手に露出が多い学者とかが画面にでると 映画に没頭するときに邪魔。
じゃあ宮台で
291 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/06(水) 09:58:54 ID:WqLLkIJK
ということで、俺も含めて誰もCGというかSFXに言及しないこの状態。 『沈没』がディザスター系人間ドラマだと、みんなの認識が共通しているからだ、と 好意的に考えておく。 というか、実際、深海探査船を除けば、山が火を噴き、土地が割れ、という 天変地異系のSFXに関して言えば、日本の技術力を前提に考えた場合、 CGで『DAT』なみのスペクタルを、と希望するよりはミニチュアでオーソドックスにやったほうが 効果が高いような感じなんだもん。
292 :
名無シネマさん :2005/07/06(水) 16:49:18 ID:IQTLJSgc
>291 >291 DATてなに? 宇宙戦争のスペクタルシーンが連発みたいのを期待したらだめなんだろうな 平成ガメラみたいにツボを抑えた映像ならまだ見れるんだけどなぁ
293 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/06(水) 17:11:37 ID:WqLLkIJK
>>292 悪い悪い。『Day after tomorrow』。
>>291 今は、そういう大がかりなミニチュアセットを組めるような
スタジオが少なくなってるからねぇ。
東宝のプールも無くなっちゃったわけだし。
CG製のピンポイントなパニックシーンをチマチマと見せて、
ストーリーのメインは、チョナン柴咲の悲恋とかw
>>294 オリジナル「日本沈没」の特撮を撮った第九ステージは健在。
第七ステージはより広くなった。
「交渉人真下」の地下鉄管制室のセットが組まれたステージだね。
昔の第七にはとても建てられない規模のセット。
プールは無ければ無いで(不便だけど)
もともと他の施設で代用できるような規模に縮小されていたので何とかなる。
今のトレンドは地方の使われていない遊水池やプールの利用ですな。
と言うか、もともと「日本沈没」ってあまりプールが必要でない題材だったような。
最も大プール向けのカットと言えば、コンビナートの爆発シーンだったけど
あれ、今だったら陸上だけ撮って海面は合成にした方が
ミニチュア臭も薄れると思う。水はスケールダウン出来ないからねぇ。
それに「どうしてもプールで」となればステージ内にプールを組めば良い。
日中のシーンならステージ内での撮影は照明的に難アリだけど
夜間だったので別に問題は無いかも。
津波のシーンはオリジナルも室内に組まれてましたね。
「地震で倒壊」とか「怪獣が踏み潰した」だけでコンビナートが 爆発すると、興ざめしてしまうのはオレだけか? そんなにいきなり爆発するのって不自然だと思うのだが
297 :
13 :2005/07/07(木) 00:58:25 ID:iMpWsMUm
東宝はあの大ステージに拘りすぎたから、構図が画一的になって 失敗したんだと俺は思う。 かといって「ローレライ」レベルのCG技術で自然現象は絶対無理。 DATの津波のシーンだって、並列サーバー数十台をパンク寸前まで 追い込んで仕上げた物量構成だもんね。予算的に張り合えない。 となると、ちょっと前まで流行りだった「ビガチュア」の線を追求 した方が、ずっとプラクティカルだって事になるだろうね。 でなきゃ外注に出す。ILM今ヒマだぞw
ILMは業界一値段が高い上、海外向けは手をぬくらしい。 昔 クロサワの「夢」のSFXをILMに発注したら使い物にならないレベルの フィルムがきたそうな。
>>298 「業界一値段が高い」は本当だろうけど、「海外向けは手を抜く」は嘘だよ。
SWクラスの映画でも、最初に上がって来た状態では使い物にならないレベルの物をリテイクして、あの画になる。
スーパーバイザーの違いか?
いっそのことディープインパクトとかID4とかアルマゲドンとかダンテズピークとか ボルケーノとかの災害映画から災害シーンだけ金払って借りてきて切り貼りした方がいいかもしんない。 デザスターライブラリーとかないものか。
301 :
名無シネマさん :2005/07/07(木) 06:28:51 ID:yH1xWc+V
日本がアラスカやロスになっちまうW
>>298 それは黒沢さんの注文レベルが高すぎたのだが
パーフェクトストームはCGと実写を上手く合わせていましたよね。
305 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/07(木) 12:18:23 ID:U1f+Bp9C
>>300 題名忘れたけど、むかしツェッペリン号の墜落事故を題材にした映画で、
墜落の瞬間だけ全部記録映像を使って、逃げる役者達もそれに合わせて
モノクロにしてインサートした映画があったなぁ。
あれを“演出”と強弁できる神経の太さに恐れ入った記憶がある。
306 :
名無シネマさん :2005/07/07(木) 12:44:00 ID:VR2PMRM7
>>296 かなりの確立で爆発する。事実は小説よりも危険なんだよ
車の爆発も映画は大げさにやってるわけじゃない
地震のときにできた火と煙の柱や津波
WTCの崩壊時にでた煙の量だって、映画をはるかに超えていた
災害は映画なんかより恐ろしいよ。一度体験するとわかる
>305 ツエッペリン?「ヒンデンブルグ」でない? あれは一応ミニチュアのヒンデンブルグ号を燃やして、ニュースフィルムと うまく編集してたけど。当時「スクリーン」かなんかのカラースチルで燃える ヒンデンブルグを見ていて、映画にもそれを期待したらいきなり白黒に なったんではなはだ失望した思いがある。 ヒンデンブルグで思い出したが(あんまり関係ないけど)エアポート’77 のクライマックス、ジャンボ機が一瞬だけ海面に浮かび上がるカットは 今撮ったら確実にCGだろうが、当時はどうやって撮ったんだろう。 まさか実機を沈めたわけじゃないだろうし、やっぱり大がかりなミニチュアだったのかな。 CGが当たり前になってくると、こういう想像力を働かせる余地が無くなって その分映画はつまらなくなったといえるわな。 もとよりそういう想像力を持ち合わせていなかった人や想像をしたことのない人には わからんだろうが。
308 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/07(木) 20:34:00 ID:U1f+Bp9C
>>307 ああ、『ヒンデンブルグ』だったかの? 記憶あやふや。
そりゃそうと、
>CGが当たり前になってくると、こういう想像力を働かせる余地が無くなって
>その分映画はつまらなくなったといえるわな。
この点については、ある程度は同意するしかないな。
映画自体の本質的な楽しみとは離れたところにあるのかもしれないけど、
芸としてのSFXに驚嘆する、という楽しみは確かに減少している。
残された道は、ワシらが“デジタルVFX”の見巧者になって、
その裏ではらわれている芸、たとえば、「StudioMAX使ってるな」とか、
「うひょー、このレンダリングの巧みさ!」とか、そういうレベルで
VFXを楽しめるようになっていかないと、特撮ファンというのは、
絶滅に近い希少種になってしまうかもしれんね。
>306 WTC といえば、雪のように舞い落ちる書類は誰も予想出来なかったよなあ。 それ以前にCGでやってたら「美しいけどリアリティがない」とか言われていただろう。 そこ以外は、漫画AKIRA にそっくりで大友克洋って本当にスゴイんだなあ、とビックリした覚えが……。
>>309 (・∀・)っ 「Xファイル・ザ・ムービー」
まあ、これはミニチュア(ビガチュア)ですが...
WTCの前にFBIのビルで起きたテロを参考にビル崩壊、書類の飛び散りが
見事に描かれてますた...
あの事件を参考資料の名目で残しているのは確かな事だろうな
あれは何度見てもあきるなんて事無かった。 ニュースで繰り返し繰り返し見てるのに やってると見入ってしまってた。もうテレビではそうそう流れないだろうな。 映画のワンシーンじゃあこうはいかない。何故だろう。
313 :
名無シネマさん :2005/07/08(金) 17:01:51 ID:txLFgD3b
>312 それは作り物ではないからだろ 燃え盛るビルの中には ほんとうの人間がいるんだから、感情移入できるかどうかの違いでは
CGで作ると綺麗だよね。でも只それだけ。
315 :
名無シネマさん :2005/07/08(金) 17:34:45 ID:gyH5nCVZ
ひそかに「ニャッキ」を紹介してみる
>>315 まあ、「ニャッキ」も素材こそ粘土をコマ撮りだけど、
カメラはCCDでHDD録画だし、PCでコンポジェットしてるし
アナログ風味だけどデジタル技術使いまくり。
それどころか、伊藤 有壱氏はもとはCG屋さん。
目的にあわせて手段を選んでるだけですな。
317 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/08(金) 21:09:10 ID:4yneHIBn
>>316 >目的にあわせて手段を選んでるだけですな。
もし『モンティ・パイソン』の時代にAfterEffectsがあったら、
テリー・ギリアムは使ってかな? 微妙だな。
あの切り絵アニメは圧倒的に省力化されてたと思うんだが、
「自分の求めるテイストに合わない」とかいって、やっぱり
シコシコと切り絵アニメをやってるかもしれんのう。
318 :
名無シネマさん :2005/07/08(金) 23:12:27 ID:xL8LDkp6
>>1 じゃあ、CG使わずに本当に爆破しまくって壊しまくって、
俳優とか出演者がバンバン死んでいいわけだ?凄いですね。
CG屋っていう事が極端だよね。
320 :
名無シネマさん :2005/07/08(金) 23:16:16 ID:HMYs64Pa
予告編は映画をツマラナクシテイル。いやまじで。
321 :
名無シネマさん :2005/07/09(土) 00:04:20 ID:XRHsfBOZ
>318 特殊撮影はCG以外のやつもたくさんあるのだけど, >320 理由はなに
予告で一番おいしいシーンや、ネタバレシーンがあるからじゃないの? でも、それは本編を見ないと分からないし、そういう予告で興味を 持って観に来てもらえるのなら、それはうまくいったと言えるのでは?
323 :
名無シネマさん :2005/07/09(土) 03:09:37 ID:XRHsfBOZ
>322 たしかに マトリックスあたりから ハイライトシーンを予告編につかっているような気もするけど でも特撮にしろハイライトシーンも映画の要素の一つにすぎないわけだが、 ちなみにアメリカでは映画の予告編は 専門の業者が作成している もちろん日本にも予告編専門業者はある。 それと予告はちゃんと宣伝戦略を考えて どのターゲットにどのように見せるか考えられている。
324 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/07/09(土) 03:54:01 ID:oLTGk1Qy
>322 関根勉が、その話を著作で書いてたなぁ。 予告編が面白そうだから期待して見に行ったら、「なんだよ!面白いシーンはみんな予告編で 流しちゃってるじゃんか!」と怒ったのが、『ブルース・リーの死亡遊戯』 逆に、予告編ではつまらなそうだったけど、実際に見に行ったら「うおぉ!スゲェ面白れぇよ!」 ってなったのが、『レイダース』だったそうな。
>>324 関根勉が昔、架空の映画をネタにコント作った事があったね。
抱腹絶倒だった。
326 :
13 :2005/07/09(土) 09:40:03 ID:5QQLR3zh
>324 323の言ってる「宣伝戦略」てのがさ、特に日本のTV向けだと 「山場だろうとオチだろうとかっこいいい絵流して釣っちゃえ」っていう すごいイージーなもんだからね。 客の失望が次の機会損失に繋がるとかまで頭まわんないらしい。 本国の劇場向けトレイラーとかはもっと巧く作ってあるんだけどねぇ。 で、無理矢理スレタイに繋げると、そういう見せ場連打の場合でも なけりゃCGを予告編に使う頻度って減ってるよね。 大多数がデジタル映像に馴れてきた結果なんだと思う。
>ちなみにアメリカでは映画の予告編は 専門の業者が作成している >もちろん日本にも予告編専門業者はある。 日本の独自予告が往々にして改悪に見えてしまうのって、 本国の予告のままだとお金取れないからかな。 そんなもんで映画の内容を勘違いさせられたり大ネタバレ見せられたりする 日本の観客は辛いな…
テレビ東京の予告編は詐欺。
>>328 あれはあれでひとつの世界だからw
さすが木曜洋画だぜ。
330 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/07/09(土) 12:24:43 ID:oLTGk1Qy
>328 確かにそうかも。 映画本編に較べて、予告編が面白すぎだもんな。 しかも映画の中身と関係の無いところでw
予告編が映画の内容と関係ないという事以上に スレの内容とは全く関係のない話題が続いている方が問題だと思う。
え〜と、俺は日本の予告編の方が好きなんだが・・・。 映画の見せ場は、本来シーンのつながりがあってこそ盛り上がるもので 瞬間的な見せ物ではないと思ってるので、予告に見せ場があっても 俺は断然OKだ。何か少数派っぽいな・・・。 絵的な面白さのみ追求するモンじゃないと思うし・・・。ってかけば ちょっとは理解してくれる人もいるんじゃないかな。 日本版予告は米版に比べてテロップが多い。 それも最近は文字が良く動くのなんのって。 ああいうテロップはCGで入れてるんですかね?と無理矢理本題に近づけてみる。
333 :
13 :2005/07/09(土) 15:04:33 ID:IO7M1M6Z
>332 瞬間的な見せ場連打されるとさ、ちょっと映画見慣れた奴なら 見せ場と見せ場の間を全部補完して映画一本分くらいすぐ連想 できちゃうのよ。 ついでに全体のクォリティとか出来具合まで大体判っちゃうのね。 それが嫌。 文字が動いたりなんだりってのは全部CGでやってると思うよ。 それも文字データ入れ替えるだけで、本国版作ってる所がやってる と思う。「宇宙戦争」なんてそのままだったよね。 SWのオープニングに出てくる「あらすじ」は、各国語版を全部 ILMで作ってるんだって。CGの無い時代はいちいち文字の合成 しなきゃならなくて大変だったってさ。
>各国語版を全部ILMで作ってるんだって ウリジナルソフトでテキスト入力すれば、サクっと出来ちゃうんだろうな。
>>333 旧シリーズのオープニングの字幕で一番大変だったのは
合成より撮影だったそうですよ。
パースを付けるためにワイドレンズを使わなくてはならないんだけど
そうなると広角レンズ特有のディストーションに悩まされる事になる。
要するに魚眼レンズの歪みの「軽いバージョン」の歪みが発生するわけ。
なので、そのディストーションの補正に非常に手間が掛かったとの事。
何げに見ているあの字幕ではあったが
一行一行がスクリーンの下端と平行に気持ちよくスッと出てくるためには
思いもよらない苦労があったってわけですね。
もちろん、合成もタイトル明けのファーストカットと地続きな長いショットなので
埃の影響を受けやすいデュープ作業にかなりの神経を使ったそうです。
SWep3を見てきたけど、これくらい思いっきりハチャメチャな画面を出してくれると、 正直CGがどうとかこうとか言う気が無くなる。 CGなんてらしくないよヽ(`Д´)ノウワーンって言っても、ここまで作品と一体化してると その是非を問うことは全く無意味に感じてしまう。
Ep3 は、なんか2に比べて大分良くなった気がする。 ヴァン・ヘルシングとか見るにつけ、どうにもILM が苦手なんじゃないかと思いたくなる クリーチャーが減ったというのもあるけど、ジェダイ聖堂の柱がある間とか、かなり現 実味が増してた。
>>337 >クリーチャーが減ったというのもあるけど、
いや、CG多過ぎて印象には残ってなくても量的には増えてるんじゃない?
毛むくじゃらウーキーの大群なんて、常軌を逸してる(笑
あと、クリーチャーではないけどスタントの顔を役者に入れ替えたCGマスクや
全身入れ替えるCGダブルも大量にあったし。
オビワンが乗るトカゲみたいのはちょっとマンガっぽかったけど、全体的に生物系のCGもかなり良く出来てた。
それにしてもこんな物量CG見せ付けられた後で、
エンドロールに出て来るAMDのマークは物凄い宣伝効果がありますなぁ。
>>338 AMDってOptelonでやったのか!?
OSとアプリは何を使ったんだろう……
あと、なんか、Spesial Thanks to Sony Studio Atsugi とか書いてあったな。
何を貢献したんだろ。
>>339 powerd byAMD 64とあったのは憶えてるけど、Optelonの字はあったっけ?
Spesial Thanks to Sony Studio Atsugi は、カメラ関係じゃないかと。
たぶん相当厳しい注文つけて特注のカメラを作らせたんじゃないかな。
OSは・・・winやLinuxじゃないのかなぁ・・・たぶん。
341 :
13 :2005/07/10(日) 09:02:17 ID:rLz6M0B7
デジタル撮影用のカメラ提供してるのがSONY厚木工場なんだよね。 撮影中にタイマー発動しなくて本当に良かった・・・
342 :
名無シネマさん :2005/07/10(日) 10:20:05 ID:98ZGFUOk
>341 業務用と民生品はかなーりちがうと思うが
344 :
名無シネマさん :2005/07/10(日) 13:38:25 ID:aRCCpIYW
345 :
13 :2005/07/12(火) 08:46:03 ID:jO58T/TS
宇宙戦争3回目見て来た。 最初のトライポッド出現で、二つに割れた教会の前の方だけ 横にずるずるスライドしてくロングショットがあって、 カミンスキー流の光線の使い方を完璧に再現してたのに感心した。 規模から言ってあれは実際にセット動かした訳じゃないよなぁ。 CGじゃなくて模型使ったのかもしれないけど。
346 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/13(水) 14:42:17 ID:RsxIhbd1
>>345 ビガチュアの可能性が高いと思う。
詳しくは、DVD&メイキング収録待ちですな。
宇宙戦争は最後の建物崩壊がちょっと違和感感じた。 壊れ方が序盤の建物倒壊と違いCGっぽく見えたなあ
348 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/14(木) 14:45:38 ID:fQd/iaP7
定期age。 誰か『HINOKIO』のインプレッション、プリーズ。 俺的には観るか観ないか当落線上だから。
そろそろ気づけ。
350 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/14(木) 16:04:19 ID:fQd/iaP7
351 :
名無シネマさん :2005/07/14(木) 16:06:34 ID:7noG4gNf
352 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/14(木) 16:09:03 ID:fQd/iaP7
>>351 おお! そりゃそうだな。
ありがとう。
宇宙戦争観て来たけど、巨大メカと触手がちゃんと説得力をもって描かれているのってこれが初めて じゃないか? スパイダーマン2のメカ触手とか嘘臭いにも程がある出来だったし(まあアレはコメディだからいいん だけど)。
355 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/15(金) 18:36:40 ID:cFh9FujD
>>354 ありがとう。
あれだ、絵的にごちそうでも、話が楽しめないなら、どうかってところだなぁ。
既出だと思うけど、CGが映画をつまらなくしてる、なんてことはあり得ない。 テクノロジーの進歩は、選択肢の幅を広げることはあっても他の選択肢を失わせることはないわけで。 映画がつまらなくなったとは思わないけど、1のスレ主がそう思うのなら映画という分野において作り手が創造力を失っただけでそ。 なにはともあれ、スレタイがこのスレの印象を悪くしてる、のは間違いない。
>>356 しかしCGは"Star Trek: The Motion Picture - The Director's Edition" を確実につまらなくしている。
何だよ何だよ!前情報無しで見たらビクーリしちまったじゃねえかよ!
ブラーのかかったタイトルに馴染めねーよ!
ただの白文字がゴールドスミスのテーマ曲に合わせてパッと出てきた方が好きなんだよ!
バルカン星も微妙に直してるんじゃねーよ!
妙に完成度の高い情景カットが出てきたんで、記憶違いするほどモーロクしたかと心配になったじゃねーかよ!
そこを直すならバルカン語と合わないリップシンクまで直せよ!
それからシスコの宇宙艦隊司令部でも驚いちまったよ!
あの金門橋のマット画が好きだったのにサクッとカットすんなよ!
プラットホームも微妙に直すなよ!
「どこが違うか」とか変な方に気をとられたじゃねーかよ!
それからトラベルポッドに微妙な影とか付けてるんじゃねーよ!
「あれ、これは公開当時にあったかな?」とか気になるんだよ!
それを直すなら平面丸出しのポッド内部のリアプロをどうにかしろよ!
それから「ビジャーの正体」なんて要らねーよ!
ビジャーの外見なんてモヤモヤでいーんだよ!
ルーカスみたいにまるっきり変えられても困るけど
こういう微妙な修正も困るんだよ!
てか、そんな金があるならST3のスペースドック内の合成をやり直してくれよ!
エクセルシオのマットラインがどうしても一箇所だけ気になるんだよ!
とにかくルーカスもワイズも俺に早くLD捨てさせてください。おながいします。
>>357 むちゃくちゃ怒ってますねw
356は映画一般に関する発言ですので、
個々の映画において「CG使わないほうが良かった」「CGの使い方が悪かった」等の批判はたくさんあると思います。
いずれにせよpart1のスレ主のようにCGそのものに対して文句言っても仕方ない。
せっかくの良スレで、読んでて勉強になるのにスレタイがひどくて残念だなあと。
359 :
357 :2005/07/15(金) 22:10:25 ID:VWsvP+Up
いや、別に怒ってはいません。 ちょっと驚いただけ。 でも何となく怒ってる風に書いちゃった。 ネタっぽく受け取って貰えば良いなと思ってたんだけど、スマソ。
360 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 22:32:37 ID:rHp9q/nV
CGが映画をつまらなくしてる−事実
「映画」って、フィクションでもドキュメンタリーでも 「撮影された場所に実際に起こったことの記録」だったと思うんだ。 アニメやCGが「映画じゃない」とする極論も(そういう人がいたなぁ…)、 それなりの理屈ではある。 だから、「CGが映画の映画性を変化させている」というのは確かじゃないかな? 面白い、つまらない、という趣味判断は、これとは全く別の話。 原理的なものと趣味的なものがごちゃごちゃになったまま議論が進んでいるように 思えるけれど、たいていそこで議論されているのが「CGも使った実写映画」だから 仕方がないのかな。
そこでスタージョンの法則ですよ CGが使われた映画の9割はつまらない しかしCGが使われていない映画も、その9割はつまらない
フルCGアニメには、そんなに批判されないよね。 まだ目新しいというのもあるかも知れないけれど、 CGだけ、という明快さがあるからだろうね。 「映画」とは別物だと、はっきり分かるから。
364 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 22:53:32 ID:bJJcZTHk
>>363 んな事は無い。FFのレビューを見てみ?これ以上ないくらいぼろ糞だから。
あ、そういう映画あったね… うん、間違いでした。
366 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 22:55:13 ID:d6VeTccm
>>362 >CGが使われた映画の9割はつまらない
>しかしCGが使われていない映画も、その9割はつまらない
CGが前面に出すぎた映画
100%つまらない
367 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 22:56:41 ID:d6VeTccm
>>365 FFの場合、余りにも酷すぎて、みんな記憶から消したがっているわな(w
トイ・ストーリーは面白かったよ。 「トイ・ストーリー」って、ATOK一発変換で「・」が入るんだ。 すごい。
「映画」を「撮影された場所に実際に起こったことの記録」と定義した場合、
アニメやCGが「映画じゃない」とする主張はかなり正当なのではないでしょうか。
スレタイほどではないにせよ、「CGが映画の映画性を変化させている」という361さんの命題にも違和感を覚えます。
「映画」を上記のように定義すれば、CGを用いたものは「映画ではない」と言い切ってしまうほうがすっきりします。
逆にCGを用いたものも「映画」に含めて広く定義するならば、
「映画の映画性を変化させている」というよりも「映画に多様性をもたらした」というほうが適切ではないでしょうか。
新しい映像技術の登場に伴って、狭い定義における「映画」を撮ることが不可能になったわけではないからです。
余談ですけど、「CGが」とCGを主語にして記述することに、僕は、違和感を覚えますね。
CGは使われるだけの存在で、何もしないからです。
>>359 =357
こちらこそスマソ。ネタで怒ったような文章を書いてると気付いてました。
370 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:04:02 ID:d6VeTccm
371 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:05:15 ID:GEvh0Tev
372 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:06:34 ID:d6VeTccm
>余談ですけど、「CGが」とCGを主語にして記述することに、僕は、違和感を覚えますね。 >CGは使われるだけの存在で、何もしないからです。 本来、空気のように気づかない存在であるべきが 自己主張が過ぎるのが問題。
>>372 どなたかの字幕とパラレルした問題ですねw
字幕屋には自己がありますけど、CGにはありませんよ。CGを責めても仕方ない。
374 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:11:09 ID:d6VeTccm
>>373 CG屋に問題多しですよ(w
CGと言えども人間が作っているので人間サイドの問題です。
375 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:12:56 ID:uJI1MXl+
>370 アニメは映画ではないと!
>>369 「アニメやCGは映画ではない」と(原理としては)思っているけど、
「アニメやCGを用いたものは映画ではない」とは言えないかな。
例えば、フィルムで(絵を)撮影されたアニメはどうなのか?
映画が「撮影された場所に現実に起こったことの記録」とすれば、
これも「記録」には違いない(屁理屈だけど)。
それって、「映画」というよりも「写真」の特性なんだよね。
写真を考える時、「カメラ(レンズ)」と「印画紙(感光剤)」という
二つのアスペクトを同時に考える必要があるんじゃないかな。
フォトグラムみたいな表象の仕方もあるわけだし。
>CGと言えども人間が作っているので人間サイドの問題です。 禿同ですな。 「CGが映画をつまらなくしてる」って主張は「核ミサイルが世界を破壊しようとしている」って主張くらい認識がズレてる。 テクノロジーではなくて人間サイドの問題、と思ってみたりもする。
378 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:24:18 ID:d6VeTccm
>>377 正しくは
「CG屋が映画をつまらなくしてる」
と言うべきなんでしょうね。
CGなんて、吉本の舞台の後ろの「書き割り」みたいなもんじゃないですか? 特殊撮影なんていうと大げさですけど、 映画発祥から、映画人は、どうやったら観客が驚くか、新鮮な画が撮れるか、 いろんな工夫してきたはず。 CGもその延長。 「科学が悪い」なんていう自然環境団体みたいなこと言わないでよね。 火で肉を焼く それだって充分、科学、なんですから。 要は、受け入れるか、否か。
>>378 CG屋はオーダーに答えて映像を提供するだけの立場なんじゃないスか?
381 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:29:56 ID:OkICweIQ
はてCG屋のやっている事を科学の範疇にいれていいかどうか? それが問題ですね。
科学の範疇に入れたい訳じゃないです。 たとえです、例え。 もひとつ、例えれば、 よく、「本を読め」、なんていいますけど、 グーテンベルグが活版印刷を発明した時代の人々は、 「本なんて読むな」 って、ファミコンしてる子供に外で遊べって言ってるようなことを言っていました。 CGが映画をつまらなくしてる、 なんていうのは、 きっと今だけ通用するものです。
>>380 >CG屋はオーダーに答えて映像を提供するだけの立場なんじゃないスか?
って問いが生まれるから主語をCGにすべきでないと、力強くそう思った。
384 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:40:37 ID:8dqQrYRW
>>380 要求に応えていない事の方が多いという事なのですよ。
>>382 CG屋は科学的知識とても乏しいですよ。
>>384 >
>>382 > CG屋は科学的知識とても乏しいですよ。
ミソクソ一緒みたいな、根拠のない偏見はよした方が良いですよ。
一部の人間がそうであっても、真剣に自然科学を研究して、CGに反映している人だっているのですから。
それに、「科学」の件は、CGを蔑視する人々は、科学が悪いっていう人々と同じだ、という例えだと、
まだ、おわかり頂けませんか?
物事を単純化しないと理解できないから、簡単にCGが悪いと言ってしまうんでしょうか?
386 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:56:27 ID:NhAVCFrO
>>385 実際に一緒に仕事した事あるから(w
恐ろしい程低いです。
そうだよね。物理シミュレーションとかもあるし。 素人考えだけど、「CG屋(下品な言葉だなぁ…)が科学に疎い」というのは 大雑把すぎるんじゃない?
黒沢監督の「雲待ち」「天気待ち」とか有名ですけど、 でも、待って待って撮れた「空」は正直、監督の思い描いてる「空」では無いと思うんです。 神様が用意する「空」はそれに限りなく近いだけではないでしょうか? 本当に完璧な「空」は監督の心の中。 思い描く「空」は描けるんです。 いまなら。 役者が演技していること自体、とっくに「作り物」でしょ。 撃たれて「やられたー!」ってシーンのCGも許せないなら、 アルカイダの捕虜殺害フィルムでも見ていなさい。
389 :
名無シネマさん :2005/07/15(金) 23:59:52 ID:7wjR5lvU
「CG屋が映画をつまらなくしてる」 スレ立てしましょうか?
「一緒に仕事したCG屋が映画をつまらなくしてる」スレ が、正解
391 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 00:06:30 ID:6CBBV9v9
>>389 「CG屋が映画を駄目にしている」
の方がイイ!!
>>388 >撃たれて「やられたー!」ってシーンのCGも許せないなら、
>アルカイダの捕虜殺害フィルムでも見ていなさい。
これは、実は映画の本質でしょ。「映画」という言葉が曖昧なら
「フィルム」と言ってもいいけれど。
20世紀は映像の世紀だったと言われるけれど、映画館にかかる「映画」よりも
膨大な「記録映画」こそが、むしろその本体だと思うしね。
あと、「ビデオ映像」をどう考えるか。結構難しい問題なんだよな…
だねぇ。 ビデシネを数に加えて、映画100本出演、なんて言ってる哀川翔兄キもいるからね。
ついに「CG屋が」と来ましたか。 つまんね。 何か手っ取り早い「戦犯」を見つけて叩いて鬱憤晴らしというのは 2ちゃんでよく見る思考パターンだけど、モロにそれだね。 ヒッチコクの「鳥」で「貴女が来たから鳥が襲ってきたのよ!」 という女性を見て「バカか?」と思った人は多いと思うが そんな単眼的な視点ではあの登場人物を笑えませんぜ。 「CGが」というのは確かに漠然としている。 でも漠然としているからまだ論点を絞られずに多角的な話が出来た。 でもCG屋の吊し上げになったら話も広がらない。 好きにやってれば?って感じだな。
下品で的外れなものはスルーすればいいよ。
396 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 00:32:45 ID:/SMlwbhf
>>394 >好きにやってれば?って感じだな
じゃスレ立てでもして好きにやりますか(w
正直全部CGだったら見る気がかなりなくなる。
でも、貼ってあるテクスチャは写真だったり手描きだったりするわけで…
399 :
13 :2005/07/16(土) 00:40:21 ID:czpD809+
> 「映画」を「撮影された場所に実際に起こったことの記録」と定義した場合、 これ違うだろー。 一番原始的なスチルカメラの時代から、もう多重露光はあったんだし。 「撮影」で得られるのは単なる素材なんであって、 それを集積し取捨選択し体裁を整えた結果を俺達は 「映画」って呼んでるんじゃなかったっけか? てことになると、映画を映画足らしめてるものの本質は 「映写」にあるのではなかろうかと・・・・。 ・・・・しまった!DLPを忘れてた!
いや、映画では演技も見るから。 (CG)アニメはアニメの演技も見るけどこれはまた別。
>>397 ま、CGアニメ以外にフルCGを求める人はあまりいないだろうね。
観客は純粋に映画の内容だけを楽しみにして映画に行くわけじゃない。
たとえば舞台を見るような気持ちも映画を見る時の気持ちの中にはある。 舞台で歌やダンスや演技を見るような気持ちね。 その割合は人によって違うだろうが、これはフルCGじゃほぼなくなる。 >撮影された場所に実際に起こったことの記録 こういうことにこだわる気持ちはわかるよ。
403 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 00:47:50 ID:dRSLh7Mn
フルCGにすると役者が大根に見えてしょうがない。 はっきり言って壮大な金の無駄遣いにしかみえない。 ま、これこそがCG屋と言われる所以のような気がするが
フルCGでも、フル役者でも、作り物には変わりない。 ようするに、フルCGでも、最後の最後まで気がつかない出来ならいいんでしょ。 「バレバレなCGのおかげで冷めちゃって、映画をつまらなくしてる」スレ
405 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 00:49:07 ID:dRSLh7Mn
かわりがないってひとまとめにしすぎw おれの彼女もおまえの彼女も女にかわりがないから交換しろって感じだぞ。 暗いとどうせ区別つかないよとか。 この場合匂いとか感触は置いておいて。
>>399 多重露光は関係ないと思う。「多重」に「露光」されただけだから。
それから、「映画」と言う時に、それが「フィルム」なのか「シネマ」なのか
きっちり区別した方がいいと思う(写真は「フィルム」から区別して「フォト」と呼ぶとか)。
「フィルム」の本質って難しいけれど、連続した「フォト」のイメージが残像によって
一つのシークエンスとして認識されるもの、みたいな感じ?
「シネマ」となると、もう対象が広すぎて一言で言えないや。
>>402 アメリカには「ビデオ・ダンス」という、撮影を前提として組み立てられた
ダンスがあるらしい。70年代のパフォーマンス、ハプニング、ビデオアートといった
アートの文脈から出てきたものだそうだ(見たことないから詳細は分かんないけど)。
おれの彼女もおまえの彼女も女にかわりがない というふうにゃ書いたが、 交換しろ とまでは書いてないぞ。 正確に例えるなら、 お前の彼女と俺の彼女の区別がまったく付かなかったら、いいじゃんってこと。
何か「言葉の定義」みたいな話になるとグッと伸びるな、このスレ(w
まったく同じなんだぞ。 違うって他人に言われなきゃ、お前の彼女だなんて知らないんだぞ。
ごめん。 >お前の彼女と俺の彼女の区別がまったく付かなかったら、いいじゃんってこと。 これがあくまでおれにとってよくないってことね。 だからいいじゃんって人がいてもそれはいい。
「全く同じ」という言葉が出てくるだけで不安にはなるわな。
スワッピング愛好者じゃないぞ。 双子って意味でもない。 自分の女だって思ってる(という意識すらない)んだから。
たとえば人から本を借りてそれを汚してしまったから、 まったく同じ本を買ってきてばれないようにしたらいいかって言うような、 (この場合まったく同じで絶対ばれないと仮定するとして) そういう感情の問題を含んでくる。
それは、問題提起のようで、感情問題をあらかじめ仕組んである誘導的な例えですね。 CGは、はなから罪悪感がある、かのような、誘導的な例えです。
だって感情が支配するからね。 理屈で言うと同じなんだからいいじゃないというのは正しいが、 その通りに感じるとは限らない。 映画はフェイクだからといっても、フェイクでいいと思えるところとダメだと感じるところがある。 これは当然個人差がある。 そして見た目にかかわらずCGだと嫌だという感じ方(当然これは個人差)もある。
おいらが女の例えを持ち出した訳じゃない。 それに、作る=フェイクじゃない。 クリエートって、訳してよ。 創造、創造。 想像を創造。 SWEP3で、ヨーダはCGと分かるが、まさかR2−D2が「全部」CGとは思わなかったでしょ? CGだっていわれなきゃ分からないシーンは既に沢山あるし、 そのシーンでCG嫌いの人も泣いてるかも知れない。 CGは人の目を欺くものだ なんて思っているのなら、それは偏見だと思います。 映画は、感動してナンボ、だと思うから。
EP3見てない… SWはもう本物の俳優さんを含めてアニメの気持ちで見てます。 演技がどうとか思わない。 フルCGで実在の人物とまったく区別つかなくなったら、すべての映画に対してそうなりますね。 おれの気持ちであって、他の人はまた違うと思うけど。
EP3のR2-D2って全部CGだったんだ。「機械もの」は、ばっちり出来るようになったんだね。 EP2のクローントルーパーの時点でもう十分な出来だったけど、ヨーダが「ヨーダそのもの」 になるにはもうしばらくかかるのかな…無責任な観客としては「ちょっと手間取りすぎ!」 なんて思っちゃう。膨大なバジェットと手間暇をかければ、今でもいけるんだろうけど。 あと10年もすれば、リアルタイムでCGと実写を同時撮影したり出来るようになるんかね?
ん?調べたらEP3にケニー・ベイカーがキャスティングされてるのだが… 何をやったんだ?
もしこれで全部CGじゃないってオチだったら嫌だな。
それはやだ〜!
オープニングタイトルとかクレジットとかCGだから、 ほとんどの映画で冷めてるのね。 これからの映画はCGも実写も垣根がどんどん無くなって、 さりげなくどんどんミックスされていくでしょ。 今だって、「あのCG、凄かったねぇ」 なんて、映画評自体が充分恥ずかしい、古くさい世の中なんだから、さ。 CGがどうの言って、食わず嫌いしてると、 90%以上の映画は見られなくなるよ。 残った10%が絶対面白い、感動するとは限らないんだからさ。 10%しか見てないなら、それこそ、映画を語れなくなるし。 いや、それ以前に、もったいないよ。 映画はいろんな感動や勇気、活力を与えてくれるのに、CGだからって放棄するのは。 スクリーンの前に座ったら、作り手気分なんか捨ててさ、撮影手段で差別なんかしないでさ、 「作品」として映画を楽しもうよ。 あなたにとってもったいないことだよ。
425 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 02:00:08 ID:x1OJPLTE
>>424 そうだね。くだらないCG屋のせいで、いい映画が駄目になっていくのはもったいないね。
逆にスポーツなんかが凄く感動的に思えるので、損でもないです。 アニメはアニメとして楽しめるし、ただ割合の問題に過ぎないので。
リュミエールが「映画」の特許申請したときの「映画」の定義は 1.動く絵であること 2.それで物語が語られること だったって聞いたことがある。うろ覚え。 CG使ってるからどうの、アニメだからどうのと言ってる「ジャンル極端派」はすっこんでないさい。 光当てりゃいいと思ってる照明屋。 映ってりゃいいと思ってる撮影屋。 そんなのに並んで、兎に角やっつけ仕事のCG屋、なんて 完全に淘汰されないまでも大作には関与できなくなるでしょう。 【海のオーロラ】は遡上に上らないのな。語るほどの作品でもないか。
定義と面白いかつまらないかは全然関係ありませんが。 CGは映画の定義に沿っているかどうか話してるわけじゃなし。
で、EP3のR2-D2はフルCGなの?
「メイキング・オブスターウォーズ エピソード3 シスの復讐」
ttp://www.sonymagazines.jp/starwars/index.html という本には、実物大のアナキンの戦闘機にセットされたR2-D2のプロップが写っておりました。
まあ、厳密にはすべて3Dと言うわけではないようです。
私はざっと立ち読みしただけなのですが、見るとかなりのミニチュア使われてる事がわかりますよ。
というか、CG関係の写真は載せても面白くないためか、あまり載ってない(笑
昔はシネフェックスみたいな本があったけど、最近のVFX関係の情報って みんなどこから入手してるの?お勧めの本とかあったら紹介して!
433 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 14:11:35 ID:wKbW8jAF
昨日、シネフェックスという向こうの特撮専門誌をパラパラみてたら ミニチュア背景も実物大セットも結構使ってるじゃん なあんだ、さすがILMと思ったよ めでたしめでたし
シネフェックス日本版は今休刊してるんだっけ? 本家はちゃんと新刊でてるのに… 特撮やCG技術に興味を持つ人が減ったのか、CGソフトの話ばかり で面白くないのか、、?どうなんでしょ。
>>432 お、どうもです。そうだ、ビデオαね。
CG WORLDはちゃんと読んだことないから買ってみようかな。
436 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 14:47:43 ID:jIlvm3dx
>>428 ここのスレタイ
【危機!】CGが映画をつまらなくしてる 4
437 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 14:48:12 ID:jIlvm3dx
CGが映画という定義に沿っていようがいまいが面白いものもあるしつまらんものもある。 つまり定義とは無関係。 CGが多用されると萎える人がいるのはなぜかということを考えないとね。
439 :
13 :2005/07/16(土) 21:57:55 ID:q/z+RqJD
>434 どこに置いてありました?俺も欲しい。
>CGが多用されると萎える人がいるのはなぜか SW3や宇宙戦争はところどころのレスで評価されてますが。 私は映画の定義が出てきたのはスレタイを考える上では自然な流れだと思いますけどね。
441 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 22:04:21 ID:5jKROlQA
なんか荒れてるから、ちょっと話題を変えて、あの映画のこのCGに感心したって例を 挙げてみよう。そうすれば理想のCGの使い方が見えてくるかもしれないから。
やっぱり最初にジュラシックパーク観たときだな
>>442 「CGだけに頼らない撮り方」に感心した事はありますね。
ロード・オブ・ザ・リング第一章のビルボ家の中シーンは驚きでいっぱい。
ガンダルフとホビット達は設定上、もの凄い身長差があるわけだけど
これを表現するためにデジタル合成だけでなく
ありとあらゆる「あの手この手」が使われている。
単純なカメラポジションの切り返しによる身長差の表現から
サイズの違うセットをイン・カメラで一つに見せるようにして
背丈の殆ど変わらない役者同士の身長差を強調したり。
この辺は時々挿入される合成カットのタイミングの巧みさもあって
鵜の目鷹の目で見ていても本当に飽きない。
445 :
名無シネマさん :2005/07/16(土) 22:52:33 ID:5jKROlQA
CG屋はとかくCGで何でもやろうとする。 実はこれが大間違い。
八百屋が野菜を売り魚屋が魚を売るのは当たり前なんですが。 てーかね。 何でもCGでやろうとする視覚効果スタッフなんて 探す方が難しいですよ。 「仕方がないのでCGで」という事はあるにはあるが これは素材撮りをする予算が無い場合が殆ど。
447 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/17(日) 00:59:40 ID:QbPNTrlu
>>439 本家シネフェックスを手にとると、幻滅する部分がかなりある。
紙質ペナペナ、印刷ヘロヘロ、おまけに広告がどっちゃり。
まあ、日本の印刷技術が高すぎてそれに慣れてしまった我々が不幸だとも
いえるんだけどさ。
ただ、実際には業界紙ノリのチープな本家シネフェックスをパルコ出版テイスト
(って言って分かるかなー……要は、バブリーでカルチャーっぽいパッケージング)
で想定して日本の舶来志向をくすぐったバンダイ出版は作戦が上手いと思った次第。
CG反対派の諸君! CG(またはCG屋)のせいで、つまらなくなった映画をあげよ。
449 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/17(日) 01:12:28 ID:QbPNTrlu
450 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 01:13:41 ID:J8MRBXaV
アルバトロス・フィルムとかから出ている「日本未公開」のB級映画って、 CG丸出しでイイ味出しまくりだよな。 なんかもう予算無いもんだから、スペック低いパソコン使って、 人件費安い駆け出しの三流アーティストが一生懸命作ったって感じ。 あれはあれで心温まるよw。
スレ違うよ!
452 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 01:14:07 ID:CpToYzsD
みなさん >CG(またはCG屋)のせいで、つまらなくなった映画をあげよ とCG屋がほざいております。
453 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/17(日) 01:18:37 ID:QbPNTrlu
>>448 過去スレ、過去レスは御覧になりましたでしょうか?
>>450 アルバトロスのキングスパイダーって奴、
予告しか観たことないんだけど
CGもすごけりゃいわゆる特撮もすごいよね
>>447 バンダイ版とトイズプレス版は装丁もちがうの?
456 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/17(日) 01:48:02 ID:QbPNTrlu
>>455 ごめんなさい、トイズプレス版ってのは知らないです。
というか、出版社移ってたんだ……、知らなかった。
当時は子供だったんで立ち読みだったからなぁ。
いつもの棚に無かった時点で、「廃刊だぁ」と思ってあきらめちまってた。
457 :
450 :2005/07/17(日) 01:54:05 ID:J8MRBXaV
>>454 生物系が特にすごいよね。何の臆面も無く丸出し状態。
予算、時間、機材、ソフト、職人の腕、etc.・・・。
もうあれ以上どうにもならないんだろうな。
>>452 >CG屋がほざいております。
と、映像技術の進化についてゆけないヤローが、八つ当たりしております。
神様っ!
文明に取り残されていく未開人たちをこのままそっと放っておくほうが、彼らには幸せなのでしょうか?
猿が火を手にして人になったように、いつか彼らも人になる日が来るのでしょうか?
460 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 02:42:08 ID:UpbD36gH
>>459 傍から言わせてもらうんだけど、どう見ても君の方が八つ当たりしている様にしかみえないよ。一応注意しとく。
>>445 んなことないよ反対、むしろ不得手なことはやりたくない
手間ばっかかかっていまいちだから。むしろCGならなんでもできると
思ってる無知な監督あたりがやばす。
462 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 03:35:31 ID:++GzUXPr
映画制作者の中には、CGを魔法の箱と思い込んでいる人がいる。そりゃそう なんだけど、CGは幾ら便利だと言っても、多用すると画面から想像するとか 考えるとかの行為を剥奪しちゃうよね。見たまんまになってしまうよね。CG はあくまでも裏方に徹した作品づくりが望ましいけど・・・。まったくいらな いわけではないんだけど、おかしな方向に進んでる感じがします。
463 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 04:22:16 ID:bwnpYqPG
映像美で見せる映画ももちろんあるけど 普通一番大事なのはストーリー ストーリーがしっかりしている旧作は 特撮技術が古くてもちゃんと鑑賞に堪える
CGは使い方次第の、まだ発展途上の技術だよね。 CGの方が良く見えるシーンならばCGを使うべき。 実写の方が良く見えるシーンならば実写を使うべき。 それだけの事だ。 でも、場合によっては実写の方がいいのにCGを使う場合もあるから CGが叩かれちゃう事があるんだろうなーと思う。 クリーチャー関連は、アニマトロニクスの方がまだちょい優位に見えるかな。 勿論シーンによるんだけど。
>>462 >おかしな方向に進んでる感じがします。
これ、ちょっとひと昔前の認識じゃないかなぁ。
アメリカはもちろん、日本でも「CGを魔法の箱と思い込んでいる人」はあまりいないと思う。
紆余曲折があった後にようやく「CGでも得手不得手があるのだ」って事に落ち着いたんじゃないかと。
バットマンシリーズのゴッサムシティーの変遷を見ても分かりますね。
「バットマン・フォーエバー」ではゴッサムシティーの建物のかなりの部分をCGで作り
カメラ・ムーブメントも殊更それを誇るようなものが多かった。
ところが「バットマン・ビギンズ」でのゴッサムシティーは大ミニチュア大会。
CGでの素材足しも最早円熟の域に達しているのか、どこからがミニチュアでどこからがCGか判らない。
あのモノレールもカット毎にCGとミニチュアで使い分けられているみたいだけど
目まぐるしいカッティングと相まって使い分けは殆ど判別出来ませんでしたね。
日本でも、あれだけCGに慣れ親しんだテレビ局スタッフが中心となって製作した
「交渉人・真下正義」に於いてさえ、大規模なミニチュアユニットが組まれていた。
確かに永田町駅通過の部分や車輪幅切り替えの部分はヤバい出来だったけど(w
その他の走行シーンではミニチュアとCGの使い分けを判別するのは難しかったと思います。
それから実際には存在しないクモハはCGかミニチュアで撮らなければならないのでともかく、
普通の地下鉄の走行カットも大部分がミニチュアだったとは
気をつけて見ていないと判らなかったと思う。
467 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 23:58:30 ID:7hiqzYsX
>463 STAR WAWS のEP4が 良い例だと思う。
468 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 00:23:02 ID:zGXcFnof
>>466 なんでも出来ます!!っていうCG屋さんがいたよ。
でも出来たものは糞だった。
469 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 00:26:22 ID:ueSycQTL
電車はCGが無いと話しにならんだろ
よく映画紹介で、「ここの場面は一切CGなしです!」って 誇らしげに宣伝してっけど、CG多用ってなにかうしろめたいのかな? でも自分もシナリオ書いてても、CG用の場面を一つは考えちゃうよ。 でもそれはスト−リ−の補佐、って思ってるんで後ろめたさはない。
踊る大捜査線のプロデューサーは「俳優とその足元まわりの映像が あればポスプロでどうにでもなる」と豪語していたなあ。 かわいそうな合成屋さん(涙
472 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 00:42:09 ID:UxnubmK6
CG使ってない様な映画を映画館まで出掛けて金払って見る気には なかなかなれない、DVD借りて見ても劇場で見ても変わらないし
今時の映画のエンドクレジットはたいていCGだからあんま気にするな。
いいね−今時の少年って。 映画好きじゃないなら無理して見なくてもいいよ。
>>468 そりゃ、営業のためならそう言うだろ(w
>よく映画紹介で、「ここの場面は一切CGなしです!」って >誇らしげに宣伝してっけど、 場面場面なら使用してなくても、 CGを一切使用してない映画って今あるのかな。 カメラをコンピュータで制御とかはCG嫌いの人でも受け入れてるの?
CGとコンピュータ制御と直接関係ないじゃん。 実物をカメラで撮影しないという所に問題があるんでしょ。
ジャンルによってはCG必要無い映画あるだろ、恋愛物とか ドキュメンタリーとかなら、使わんで出来る作品はいっぱい有る。 ミニチュア使ったってバレバレのも有るんだし、CGがどうのこうの 粗探しして観るより、凄い演出だなあ!と感心して観た方が 気分良いよ。
>>468 で、何でも出来るって言われてデモ・リールの提出とか要求しなかったの?
そのCG屋の過去の作品をチェックするのは発注側が当然やるべきだったと思うけど。
それをやってなかったとしたら、そりゃ発注側の手落ちですわ。
デモ・リールに騙されたとしても、それは発注側が悪い。
見栄えの良い映像に騙されずに、製作条件の違いとかを検討すりゃ
自分が発注する際の製作条件でどれくらいのものが出来上がるかは判断出来るんだし。
それに出来上がったものは糞だったとか言っても、
CGなんだから製作途中でチェック出来ると思うけどね。
その製作途中でのチェックを怠ったり、もし意図に沿わないモノを寄越された場合の
予備日数や予算を見越してスケジュールや予算を組んでなかったら
そりゃ出来上がったものを黙って受け取るしか無いでしょうな。
>>475 の言うとおりの「営業トーク」に騙された側のミスとしか言いようがない。
もし、営業トークじゃなかったとしても、そのCG屋が今までヌルい仕事ばかりしていて
「何でも」のレベルが低かったという可能性もあるね。
その場合でも「何でも」がどの程度のものなのか、受注側と発注側で打ち合わせを詰めていれば
未然にそんな惨事は防げるはずです。CGでも、一般の撮影でも上がりが酷い場合の原因は
殆ど決まっている。「事前の打ち合わせが不十分」。これですね。
コンピュータ・グラフィックにたいしての偏見は、 「風と共に去りぬ」の夕焼けがCGだった、くらいのインパクトがないと、その呪縛は解けそうにないみたいですね。 フォレストガンプは、群衆とか夕陽とか、背景にもさりげなくCG使ってるけど、 フォレストガンプがつまらないのは「CGを使ったから」ってアンチCG派は思うんだろうし、 バックトゥーザフューチャーやジュラシックパーク、スパイダーマン、マトリックスを、 アンチCG派はCG無しで作れるんだから、たいしたもんだ。 でも、CGに関して許せないと思うことは、CG制作費の高騰ですね。 あれは僕にも許せない。 せっかく、巨大な船や要塞のセットの建設費や、数千人のエキストラの人件費を浮かしたのに、 億単位のCG費用が発生しているのが、 本末転倒で許せないですね。
BTTFの1はCGは使ってないと思うぞ。
「CGに対する偏見」を訴える意見こそ、CGの性質を無視していますね。 偏見も何もありません。「撮影」という行為とCGは、まったく別のものです。 優劣の問題ではありません。 ただし、文化装置として、未だに「映画」(これは「撮影」という行為とは イコールではありません)がより支配的であり、CGはその一部分に 組み込まれるべき技術として認知されているのです。 そこから「CGが映画をつまらなくしている」という考えも生じます。 CGを過度に擁護する人々は、こうしたことに対する基本的な知識と省察が欠けています。 例えば、「ドキュメンタリー」というジャンルを支えているのは「撮影」という 行為の真正性です(それが本質的にどこまで保証され得るかは別の問題です)。 少なくとも、CGには同様の真正さはありません(だからいけない、ということではありません)。 仮に、「ディープ・ブルー」にCGによるポスト・プロダクションが大幅に加えられたなら、 それは全く別の「映画」になります。それは依然として「映画」なのです。 なぜなら、「映画」にとって「撮影」は本質的な要件ではないからです。 しかし、それはすでに「ドキュメンタリー」ではないでしょう。 そして、CGという新しい技術によって、改めて「映画」は、かつては、それが フィクションであるとドキュメンタリーであろうと、特殊効果を使っていようと、 「ドキュメンタリー」としてあった、ということが事後的に認識されるように なったのです。
×フィクションであると→○フィクションであろうと
ん、過去に見たような話題だな・・。
ドキュメンタリーなんて映画の本筋ではないよ だったらなぜ科学映画じゃなくて劇映画という形で定着したんだ? 初期映画史を知れば知るほど、 「ドキュメンタリーの真実」がむしろ映画の一部でしかない事実が浮かび上がる。
なぜなら、一つの文化ジャンルはそれが用いているメディアの リダクティブな性質にのみ立脚して形成されないからです。 文化装置としての(いわゆる)「映画」は、「フィルム」や「撮影」の本質から 逸脱するものを含んで成立しているからです。これは映画に限らず、 すべての事柄について言えることです。 それと、メディアの性質や本質をリダクティブに思考することは別のことであり、 どちらか一方だけしか許容され得ないようなことでは全くありません。 「ドキュメンタリーの真実が、むしろ映画の一部ではない」のは当たり前のことで、 「むしろ」は単に蛇足です。
しかし、CG全否定派なんているのか? 私は自分の事をCGマンセー派じゃないと思っているが、 それだって「実写で可能or実写の方がいいかも」な部分まで 予算いっぱい貰ったからってはしゃいでCGにしちゃうのが嫌なだけであって。 いや、はしゃいだかどうかは勝手な憶測だけどさw 現在の技術じゃ、まだCGも完璧じゃないのは明らかだから、 得意不得意はしっかり分けて撮って欲しいとは思う。 CGの技術の所為で、出来ない事がかなり減った為に「CGより良く」撮れるかどうか って事を考えなくなってるケースもあるんじゃないか、とか想像。 SWの新三部作を見てしみじみキャラクターはまだまだだな、と思ったし。 何でもかんでもCG使うなってのは流石にいないだろうと思うのだが。
488 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 08:43:05 ID:XvuEh7al
>>479 長文を書くのはいいけど言い訳に聞こえるのは何故だろう・・・・
CG否定派ではないが、たまにCG無使用作品を観ると妙に落ち着く。
ディープ・ブルーにCGは使われていたよ。マリアナ海溝のシーン。
ちゃんと”大幅に”って言ってるじゃん。
>>488 色眼鏡越しに読んでいるからじゃね?
言ってることは当たり前のことばかりだが。
493 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 15:45:56 ID:2/WE836/
>>492 横槍ですまんけど
君はこのスレ来ない方がいいんじゃないかな。
494 :
13 :2005/07/18(月) 15:55:21 ID:AHpyzO4D
>482 ごめんねー、 > ただし、文化装置として、未だに「映画」(これは「撮影」という行為とは > イコールではありません)がより支配的であり、CGはその一部分に > 組み込まれるべき技術として認知されているのです。 ここから、 > そこから「CGが映画をつまらなくしている」という考えも生じます。 ここに飛んじゃった時点で全部タワゴト。
映画なんてちょっとしたことでつまらなくなるもんだ。 たとえば主役の顔が気に入らないだけでもつまらなくなる。 CGだと思っただけでもつまらなくなる、そういうもの。
つまりはCGも舞台なんだから 記号として定着するのに もうちょっと時間がかかるだけ。
497 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 19:44:50 ID:FrABSWP0
>489 でも 見てわかるのか?
コマ撮りアニメとか背景実は手描きとか ミニチュアや合成の限界を破るために CGやデジタルが使われてるんだけどなぁ。
過ぎたるは及ばざるが如しだね。
人形浄瑠璃やマペットムービーがしょぼいか? 要はそう言う事だよ。
501 :
13 :2005/07/18(月) 22:42:04 ID:4Nc3SjfF
人形浄瑠璃やマペットを普通の役者と混在させて、 尚リアリティのあるドラマを作れるか?っていう事でもあるよね。
>>494 >ここに飛んじゃった時点で全部タワゴト。
なんという酷いまやかしのレトリック。
「CGは映画の一部分」→「CGが映画をつまらなくしている」を、
まるで論理的な帰結として訴えているかようにミスリードした上で非難する、
その回りくどさの真意は何ですか?
いいですか?「CGは映画の一部分、ゆえにCGが映画をつまらなくしている」
という「ひとつの考え方」も成立「しうる」、と言っているんですよ?
書かれていない価値判断を妄想し、それをネタに他人に難癖をつける。
ヤクザと一緒です。
書き込む前には、スレの流れを見るだけでなく、自分の心を見つめなさい。
あなたは偏向しています。
映画におけるリアリティーかあ。。。
使い方次第でCGは武器になる。 それでもCGが映画をつまらなくしてる、と感じるなら、それはシナリオと演出の欠陥じゃないかな。 スタ−ウォ−ズ1,2はCG使いすぎ、ってことでかなり批判したけど、3に関してはそうは思えない。 ホント今更だけど、実際、柱となるテ−マがしっかりしてれば、CGの多用も気にならなくなる、 って事を3で初めて感じた。 部分的な面では、ジェラシックパ−ク2のバスのガラスひび割れとか。 まぁCG自体が稚拙な出来なら、すべておじゃんだが。 テ−マ云々を説教しまくりだがCG目立ちまくりのキャシャ−ンなんて、問題外なんだろうけど。
映画とはあくまで見世物興行であると考えると、 多くのお客様が見たがっている(であろう)モノをお出しすると言うのは正しい姿。 メジャーな映画を見に来る客の多くは”映画なんて年に2〜3本、デートや家族づれでしか見ない。 選ぶ基準は、主演の役者や派手なTVCM、最後に口コミ(ネット)。”という人なので そういう人は「特撮自体には興味ない。アナログでもCGでも、面白ければどっちでもええよ」となる。 そういうわけで、少なくとも今は、派手にCG使った映画が受けているので、そういうものが多く見受けられるだけ。 しかし興行は水物。お客が飽きたら一斉に他の見せ方に移る。 そうなっても技術は技術。CG屋さんは、主流を外れても脇でしっかり仕事をすればイイだけ。
506 :
13 :2005/07/19(火) 22:11:15 ID:GnQASLnz
> いいですか?「CGは映画の一部分、ゆえにCGが映画をつまらなくしている」 > という「ひとつの考え方」も成立「しうる」、と言っているんですよ? だからタワゴトなのさ。 「ひとつの考え方」は「あらゆる考え方」の中のひとつでしかない。 そんなの何も言ってないのと一緒じゃん。 延々4スレ続いて、やっと前スレ辺りから情報も増えて 軌道に乗って来たここで、今更出す様な話じゃないんだよね。 映画の表現技術が進化して来た中で、何故「CG」が突出して 「映画をつまらなくしている」と言われるのか?って問いに 対する何らかの答を持ってないなら、君のレスには何の益も ないって事になる。 ※俺にしろBISHOPタンにしろ○の人にしろ、前スレのあいつや アーキテクトに至まで、みんながとりあえず携えて来た 諸々の「答」なんだしさ。 一般論を今更振りかざして「そういうもんなんですよ」なんてのは どれだけ真面目なフリしてみせたって所詮はタワゴト。 出直しといで。
別にCGが突出して叩かれてはいない。 あいつ(俳優とか、作曲家とか、脚本家とか、監督とか)のせいで、 あれ(アクションがへぼいとか、音楽が耳障りとか、辻褄が合ってないとか、 セットがちゃちとか衣装が変とか)のせいでなんてのは、 どれも言われている。 CGを気にしている人はCGがと言われているのが頭に残るということだろう。
仮につまらなかった、もしくは萎えたシーンがCGでなく 特撮(ミニチュア、コマ撮り等CG以外を用いた手段と思って) だったら良かったのか?と聞かれればどうだろう? CG、というよりそのシーンそのものがダメなだけでは 無いのかなあ。
509 :
13 :2005/07/19(火) 22:24:59 ID:GnQASLnz
>507 ところがそうでもないんだよね。 「そうでもなかった」というべきか。 >505の人も書いてるけど、ひとつの技術が突出して「もてはやされ」て、 猫も杓子もそっちになびいちゃうってのは、ハリウッドで繰り返し 起きてた事なんだ。 トーキーや大スクリーン、ジャンルで言えばミュージカルやガンアクション への系統とか、ハリウッドがこぞって一極集中し、結果革新が生まれる 事もあれば一気にすたれる事もある。 で、今はCGの番てわけ。 本当はデジタル技術っていうのはもっと多岐に渡るしいろんな 部分で浸透もしてるんだけど、とりあえず目立つCGIに観客の意識は 集中し、結果それが云々される機会が増える。 機会が増えるとけなされる頻度もぐっと増える、と。 ことに「目新しさ」に対する観客の貪欲さっていうのは凄いもんだから、 技術の進化するペースをあっという間に追い抜いちゃう。 その結果「まだ足りないまだ足りない」の大合唱が起こるって次第。 ちょっと前までのCG技術を取り巻く状況って、そういうもんだったと 思うんだよね。
どうしてそう決め付けるのかわからんね。 宇宙戦争スレでもSWスレでもCGはほとんど叩かれないよ。
単に役者が演じにくい、慣れて無いって事じゃ無いかなあ。 たとえば、コンタクトでボッドに乗る時のフォスターの歩き方とか、 なんか違和感がでて、そこに居る気がしないような。 役者も映画をみているような感じ。 SWじゃ演技は関係ないし。
>>507 ちゃうちゃう。
貴方が書いたのは、
「(この映画に関して言うと)、音楽がショボかったしミスマッチだった。
だから、この映画は台無しだった」
でしょ?
そうじゃなくて、ここの初代スレ立て主その他、アンチCGの人の大半は、
「映画に音楽が入るようになって、つまらなくなった。
昔のように、音楽なんてナシで勝負していた時代の映画のほうが
良かった」
というのが“言いたいこと”らしいのよ。
【危機!】トーキーが映画をつまらなくしてる 【危機!】総天然色が映画をつまらなくしてる 【危機!】シネスコープが映画をつまらなくしてる 【危機!】立体音響が映画をつまらなくしてる 【危機!】ノンリニア編集が映画をつまらなくしてる 【危機!】デジタル撮影が映画をつまらなくしてる
>>512 言われて考えてみたけど、ミスマッチやしょぼいというもあるけど、
反対にひとつの要素が自己主張しすぎという場合もあるのかもしれない。
BGMが無理やり感動を与えようと大げさだったりすると、不快に感じる時があるようにね。
CGも効果的に使われている映画では、普通はそれほど叩かれないと思う。
「CGを過度に擁護」なんかしてねー。 単純に「受け入れてる」だけ。受け入れてるって意識も無いくらいに。 ダメな映画の理由はひとつじゃない。 CGは技術のひとつだ。 それを上手に使いこなせないのなら、それは監督の腕が未熟だからだ。 電子レンジが料理をダメにしている 女が社会をダメにしている 細木数子がおさるをダメにしている はなわがエンタメをダメにしている スノーボードがスキー場をダメにしている (って例えといて当たってるものもあったりして?) 分かりやすそうなキーワードに失敗した原因を押しつけたいだけだよ。 「(CG無しで)苦労して撮影しました、(苦労をくみ取って)見てください」 そんな、制作側の自己満足を押しつけるな! 観客はCGだろうがオールロケだろうがスタントマン使わずけが人が出たとか、関係ない。 2時間を、面白く、感動できれば、映画はいいのだ。
516 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 16:36:28 ID:ltEi3+ME
電子レンジが「それまでの」料理をダメにしている 女が「それまでの」社会をダメにしている 細木数子が「それまでの」おさるをダメにしている はなわが「それまでの」エンタメをダメにしている スノーボードが「それまでの」スキー場をダメにしている 違うモノを一直線に並べる史観は一切疑われない不思議。 確かに「荒らし」に見えるのだろう。
518 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:04:55 ID:AyaYBZgy
>>515 が荒らしだとは思わないが
何で責任転嫁に必死なんだろうとは思う
業者の人かな?
だとしたら納得も出来るが
>>510 何を言うか。
ボコボコに言われとるやんけ。
特にSWは2あたりから過度のCGの使い杉で、背景が全部チャチで安っぽい。
520 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:19:58 ID:I632zBK1
もしかしてCGってTV画面程度だと比較的アラも目立たないけど 映画館の大スクリーンに耐えられないのじゃないのかね?
スターウォーズはエピソード4の時からちゃちいと言われてるよ。 特撮ファンは凄いというが、技術に詳しくない人からはそんなもの。
え、そう?DVDの方がCGバレするような気がしていたけど…
523 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:27:01 ID:dNJmS93P
>>517 こいつかなり上の方から、同じような事を言っているけど
こんな比喩は無意味。って言うか
詐欺師が人を騙す時の典型的やり方。
馬鹿にしか見えないから止めた方がいいと思う。
524 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:29:18 ID:z3mgNO83
映画がつまらなかった ↓ その映画ではCGが使われていた ↓ CGが悪い こういう単細胞的な視点はウンザリだね。 515は当たり前の事を言ってるだけだよ。 単細胞手視点よりもっと突っ込んだ視点で問題点を話し合った方が面白いと思う。 もちろん「単細胞的な視点」の中には反論を全て「擁護」と決めつけ 擁護している ↓ 叩かれるのが嫌な業者 とか言い出すデムパも含まれる。 間違っていると思ったら第三者だって反論して当たり前だろ。
525 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:31:42 ID:dNJmS93P
>>524 君はこのスレあまり来ない方がいいと思う。
>>523 感情的に反応しているせいで、たぶん全く逆に読んでいると思うよ。
気づかないんだろうけど。馬鹿にしか見えない、とは思わないけどね。
映画がつまらなかった ↓ その映画ではCGがうまく使われていなかった ↓ CGが悪い
528 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:33:27 ID:6MYJhrpT
>>527 それだと「単細胞」の前に「的外れな」が付くぞ(w
CGが「全部」悪いだったらね。 しかし全責任がCGにあると言わない場合は普通の感想。
531 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:39:07 ID:DCvc7AEX
全責任を監督にあると言う場合は異常な感覚。
映画がつまらなかった ↓ その映画では脚本がうまくなかった ↓ 脚本が悪い 映画がつまらなかった ↓ その映画では配役がうまくなかった ↓ 配役が悪い CGが使われているだけで否定される分けじゃない。 うまくなかったというのが必要。 T2などではCGも良しとされている。
533 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 17:48:50 ID:Fhq0yEFZ
言い訳は飽きた。
>>533 俺はその前に現状説明を「言い訳」としか取れない単細胞に飽きている。
「大人の事情」の先にしか本当の問題点って無いと思うんだけどねぇ。
535 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 18:03:55 ID:61l38pha
CG屋って・・・・・・・陰湿だなぁ・・・・・・
結局、最後は「荒らすな」「来るな」か。 反CG派のみなさん CGだったシーンが実写だったらホントに面白くなると、思ってるんですか? CGでも実写でも撮影スタッフの腕次第じゃないですか? 今でも、これからも「妥協」していかなきゃならないということに気がついてないんですか? CGを5秒だけ使ってるけど、全体として面白かった、なんて映画、ありますよね? 「いや、あれは背景だけだから」 「ストーリーと関係ない場所だったから」 「人は実写だったから」 「全部CGってわけじゃ無かったから」 って、段々、CGを受け入れなきゃならなくなる。 ファミコン時代のCGじゃ無いんだからさ。 「つまらない」なんて言ってちゃ進歩がない。 こうつまらないから、こうした方が良いって、建設的な話し合いができませんか?
>CGだったシーンが実写だったらホントに面白くなると、思ってるんですか? 当然そういう場合もある。
538 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 18:34:18 ID:HcwaIsAH
>>536 >こうつまらないから、こうした方が良いって、建設的な話し合いができませんか?
その話し合いを一番阻害しているのが自分だと何故気づかないのかね?
つまらない映画でも?
CGの方がいい場合と、実物の方がいい場合がある。 CGを擁護するのは良いが、全てにおいてどちらでもいいという主張には偏りがあると思う。
擁護なんてしてないよ。 無意識に受け入れてるだけ。
擁護しているようにしか読めない。 >CGでも実写でも撮影スタッフの腕次第じゃないですか? こういうところでもそれを感じる。 俳優の力は無視してるんですか?
543 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 18:42:44 ID:HcwaIsAH
>反CG派のみなさん >CGだったシーンが実写だったらホントに面白くなると、思ってるんですか? こういう対立構造を作る事に何か意義でも感じているのか?
俳優って、書いてないだけでしょ? 言いよどんで最後は、個人攻撃ですか (^_^) 携帯電話を今さら排除できないように、 映画界に入り込んだCG技術を今さら擁護もなにもないでしょ。 劇場はデジタル化が進んでるし、フィルムもデジタル編集が進んでるし。 CG導入で余った費用や時間を、演出やセット、なんでもいいから、映画が良くなるようにつぎ込めばいいって思ってます。 現場って、撮るだけじゃないもの。 結局、人。 人に余裕がないといい作品に仕上がらない。
個人攻撃ってなんだそりゃ。 レスするなってことか?
はいはい。 どちらかというと懐古主義な人間ですから、ベンハーやクレオパトラ…。 巨大セット全盛時代の一大スペクタクルものは大好きです。 でも、CGはまだ、あの「迫力」までは描けてないですよね。 実態のない質感というか。 だからって、もう一度、巨大セット時代に戻ったら、スタジオ経営は難しくなるだろうし、 そうなると、ドキュメンたりーや新人監督の玉石混淆の作品は追いやられる。
547 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 19:07:02 ID:KplIqkcq
>言いよどんで最後は、個人攻撃ですか はぁ何だそりゃ? 被害者にでもなったつもりか?
何で巨大セット使ってスペクタクル映画を作らなけりゃならんのか… 予算がないなら無理しないで等身大の話にすればいい。
CGていうもの自体がこれまでの歴史もまだ浅いだけに、
人から見て不自由を感じないほどにCGを使う人の技術が発展していない
(もしくはそれだけCGを使いこなせる人間が映画界に少ない)ってことだと思うなあ。
一昔前のセット撮影も、ひどいもんはひどかったし。
ただCGは、
>>546 の言うとおり質感に実態がないというか
リアルに作ってもどこかリアリティに欠けるところがネックになってるから、
それも「CGが映画をつまらなくしてる」といわれる一つの原因だろね。
最近のハリウッド映画は意地でミニチュアを使ってる気もする。 CGに特殊撮影が負けるのが恐いのか。
551 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 19:57:54 ID:OBl0t1g8
その方がリアルだからだろ。
552 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 20:09:46 ID:ts+Uaw/N
>CGに特殊撮影が負けるのが恐いのか 語るに落ちたなCGマニア これをいっちゃぁお終いよ ここまで来ると、最早宗教
キングコングの新作はCGだけど 今更1933のコマドリアニメもないだろうしな。 それやったらギャグ映画になってしまう。 SWのep5の歩行兵器もコマ撮りで動きガッタガタだよね。 あのヨーダもちゃちいし(どうみてもヌイグルミだ) 修行してた惑星もセット感丸出しでね。 CGも特撮も見せ方次第なんだよねぇ。
良スレなんだけどときどき凄くレベルが落ちるのは やはりスレタイのせいもあるんじゃないかなと思いますが
555 :
名無シネマさん :2005/07/20(水) 20:51:48 ID:QXqv5PMd
このままで良いよ。 このスレがCGが映画のレベルを落としているんじゃないかって言う危機感を議論するスレなんから。
>>555 が非常に高度な日本語を駆使している件について。
557 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/20(水) 22:32:36 ID:Qwt4pdSL
>>550 というかね、あれなんだって。
まだまだCGでやるよりミニチュアのがコスト的に有利なシーンがいっぱいあって、
その代表が複雑な自然物なんだと。やはりそうか、とも思うが。
先週末、アート・オブ・スターウォーズ展に行ってきたんだけどさ、
ウターパウの地下坑道、キャッシークの巨木(ウーキーの生活圏)、
極めつけはムスタファーの活火山、全部ミニチュアだそうな。
もちろん、ポスプロで徹底的に手をいれてるんだろうけどさ。
溶岩流の表現なんて、“川底”に当たる部分が透明アクリルでできてる
ミニチュアの火山があってさ、そこに、低温部のためのオレンジ色と
高温部のための黄色をしたオイルと言うかワックスをそれぞれデロデロデロ〜っと流して、
下から強力なライトをあてて、あの赤熱している溶岩流を表現しているのよね。
もう、紹介VTRに釘付け。
その反面、スペースクラフトのたぐい(つまり、機械で、しかも飛び回ることが要求されるもの)は
完全にCGIの独壇場になってるみたいで、そっち系に関してEP1、2、3のミニチュア展示は一切無し。
(いや、プレゼン用のマケットはいくつかあったけどさ)
スターウォーズ展の毎度のお作法として、順路の最初に最大スケールのスターデストロイヤーを
アクリルケースに入れてデン! と展示して、客をホットホットに興奮させるのが
セオリーで、それは今回も同じだったんだけどさ。
今回に限っては、なんだか衰えが見え始めたプリマドンナが、それでも無理してオープニングアクトを
張ってるような悲哀と言うか、モノのあわれを感じた。
なにせ、新進気鋭の後輩たちは、みんなバーチャルスペースから出てきてくれないわけで、
早く誰かが彼女を引退させてあげられないのか? みたいな。
旧シリーズ用のミニチュアと新シリーズ用のミニチュアを並べて展示したら 不必要に落胆する人が続出しそうだな。 エピソード2以降はミニチュアの精度を大幅に上げなくてはならない事情があったので それと比べてしまうと旧シリーズのミニチュアは素人目には「手抜き」にしか写らないだろうからね。
私、ヨーダはだんぜん人形の方がよかったと思うけどなあ。
ようは、適材適所だと思うんだよ。
何でもかんでもどっちかじゃなければいけないのではなく
得意な方をやればいい。
よくないのは、CGが万能だと思い込むこと。
今のところは、まだ万能とは言い難いからね。
特に生き物なんかはまだまだだし。
>>557 水なんかも、CGだとコストが掛かりすぎるって言うよね。
リアルタイムでヨーダの進化を見てきたけど 個人的には今のCGヨーダの方が好きだな。 人形ヨーダは(声は別として)動きから漂ってくる「セサミストリート臭」に最後まで違和感を覚えてた。 まぁ、同じスタッフが動かしてたから当たり前なんだけど。 あと、顔の表情の乏しさも(その仕掛けの大変さは知りつつ)嫌だった。 「帝国の逆襲」のヨーダは、登場したての頃はよく笑うんだけど 目がマジのままなんで、はっきり言ってコワイです(w
チューバッカがCGだとなんか嫌。
フル3DにこだわってるのってFFくらいで 映像系の人はみんな使い分けてると思うよ
563 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/21(木) 19:06:19 ID:phUmnVo+
定期age
CG派反CG派の対立構造煽らんとこのスレ死にそーーー
565 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/22(金) 00:31:43 ID:IVNxh+dr
>>564 そういうときには、最近の作品のインプレ交換し合ったり、
昔の特撮談義をやったり、けっこうマッタリ楽しくやってるものよ。
このコメントだけでは何なので、ちと気になったこと。
EP3、最初に初期型デストロイヤーを回るように飛びながらフレームに入ってくる
ジェダイ・スターファイター、なんだかフィギュアスケートのペアみてぇ、というのは、
まあおいといて。
最初、軌道上から見たひたすら綺麗なコルサント上空に、優美に
デストロイヤーが単独で入ってきて、そこから二機にフォーカスが移って、
何度か視座がグルングルンと回ると、いきなり分離主義勢力とハンパじゃない
大激闘をやってる戦場に突っ込んでいるのよね。
フルCGでやっている以上、論理空間には全てのオブジェクトが
あらかじめ配置されているはずで、あれだけアングルを回して
最初の何十秒間か、戦闘シーンが全くフレームに入ってこないってのが
不思議でならない。
映像の嘘で、最初は各種戦闘艦艇を描画しないで、いざ、そのアングルになった
瞬間にいきなりあの宇宙戦闘を発生させたのか、それとも、そこは
整合性を重んじて、戦闘空域が見えないようなカメラアングルの回し方を
追求したのか、疑問が湧くね。
というか、ミニチュアとかメイキングとか特撮映画特有の素敵なオマケが
提供できなくなったなら、そのかわり、本番の戦闘シーンを別の俯瞰アングルから
キッチリとレンダリングしたものが見てみたいね、すごく。
おそらく、本番用の視座から見て一番迫力が出るように、極めてご都合主義的に
スペースクラフトが出たり引っ込んだり、使い捨てのオブジェクトの裏側の
モデリングが極めていいかげんだったりと、実に美味しいビハインド・ザ・シーンに
なると思うんだけどなあ。
>>564 伸びないなら伸びないで構わん。
このスレがグッと伸びている時は
下らん概念論ばかりと相場が決まっている。
>>565 >フルCGでやっている以上、論理空間には全てのオブジェクトが
>あらかじめ配置されているはずで、あれだけアングルを回して・・・
いや、一般的にCG画面はレンダリングする時は、各オブジェクトごと表面や光、影などのエレメントをバラバラにレンダして、
出来上がった各素材を最後に合成してますよ。
その理由は、マシンに対する負荷が少ないことや、一つのオブジェクトの色調など変更する時などは後で合成ソフト
(アフターエフェクツなど)で調節した方が位置からレンダしなおすより早いなどがあります。
しかしアレだけの物量となると、いったいどうやってアニメーション付けたのか謎ですね。
指輪のAI群集ソフトのようなAI空中戦ソフトなど開発したのだろうか・・・
全部一画面に入れるって発想が やっぱしろうとだよな>BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA
569 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/22(金) 02:53:02 ID:IVNxh+dr
>>568 素人だよ。半可通なマニアではあるが。
だから、このスレがとても良い情報源になってる。
つうか、玄人がこんなところで必死こいてCGを擁護してるんだったら お寒い限りだわな。
すいません、個人的な質問なのですが、この板にいらっしゃる(BiSHOP@出張中 さんをはじめ) CG(VFX)、SFXに詳しい方々 は制作側になろうと考えられた事はないのでしょうか? ちなみに私はCG制作者です。 スミマセン、ずっとこの板をROMってきて、私の周りの人々よりよっぽど熱い思いをお持ちの 方々ばかりなので...つい気になりまして 関心がなければスルーしていただいて構いません。
572 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 12:42:06 ID:162ausFI
>CG(VFX)、SFXに詳しい方々 は制作側になろうと >考えられた事はないのでしょうか? それは何か? 製作に携わらないと何も語っちゃいかんのか? 俺はこういう風に考えるCG屋の頭の構造に不快感を禁じえない。 反吐がでるぞ。
573 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 13:04:28 ID:2DoExwzP
デイ・アフター・トゥモローのCGは良かった。十分迫力がありましたよ
とりあえず
>>572 は自分の頭の構造を何とかしろと。
577 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 14:15:58 ID:FIzZq75n
製作者擁護乙
評論家には誰でもなれる
579 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 14:21:18 ID:t7n8u0vN
>>571 別になりたくないだけだろ?
それほど魅力のある仕事でもないと思うが。
580 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 14:28:27 ID:wz+3iULa
>>578 つか身銭を切って映画を観てくれる人に
何も言うな、文句言わずに観ろも無いもんだね。
金払った以上、文句を言うのは観客の当然の権利だからな。 なんで「あそこが好き・嫌い」レベルの文句なら別に構わん。 でも「何が原因か」という話になった時に、 近視眼的な的外れな決めつけを垂れ流すアホは素人の俺から見ても迷惑。
582 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 15:01:11 ID:K+LwZO9A
製作者擁護乙
583 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 15:02:46 ID:K+LwZO9A
>>565 遅すぎレス返しだけど、
あれはシナリオに、「星の海からパンすると」って書いてある。
CGうんぬんとは別。
反CG派は、シナリオとかコンテで「あーしようこーしよう」となってるものまでCGのせいにしている場合もあるってことですかな?
対立煽りすぎw とりあえず565じゃないけど シナリオのほんの一行をあんな大げさに解釈したのは CG屋だ、という煽り返しでOKですか
あ、しまった これじゃ煽り返しじゃなくて尻馬じゃん 13階から飛び降りてきます
>584 なまじCGで何でも作れるようになったばっかりに、それに頼りきったような糞シナリオ糞コンテ が増えてきたってことでないか?しかもできあがったCGがしょぼしょぼ。
588 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 16:56:56 ID:uCtsD+zn
CG屋の中には詐欺まがいの椰子も多いしね。 CG屋と思しき発言には充分注意をはらわないとね。
589 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:06:47 ID:LqJu986M
最近のCGって何かあるとビカーッって光を多用するけど あれって最初見たとき凄いと思ったけど、かなり飽きた。 リアルさに欠けると思うし、何か安直。
590 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:09:04 ID:LqJu986M
>>585 >対立煽りすぎw
気のせいか
CG屋さんが出てきて製作の苦労話をし始めたあたりから
流れがおかしくなってきたように見える。
591 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:10:43 ID:jTMnjYtF
お前らがCGなして映画つくりゃいいじゃん あほか
>>587 「せっかく金を注ぎ込んだショットだし、調整は自由に出来るから」って事で
何でも美的感覚の範囲内に収めてしまうのも問題かも。
あまりにも絵画的な仕上がりになったCGショットってそんな臭いがある。
実際に風景を撮影した場合、全てをコントロールするのは難しい。
なのにバーチャル環境の中で全ての要素をコントロールしようと試みたのが
間違いの発端じゃないか、というCGショットってよくあるよね。
スター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リングみたいに、
元々絵画的な指向性を持った絵作りの映画だと気にならないけど。
593 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:20:03 ID:kipCrQnj
要するにCG屋の思い上がりが映画を駄目にしているでFA?
このスレで言うCG屋って、ルーカスとか入るの?
元祖CG屋だな。
>>584 うん、だから、「星の海からパンすると」という一言から、
あのジェダイ・スターファイター長回しをヒネリ出した
ストーリーボードに対して文句が言いたいわけじゃないんだ。
初めから論理空間に全オブジェクトを並べている訳じゃなくて、
あとから各エレメントをAfter effectsでコンポジットしているにせよ、
最初は全く見えなくい戦場に突然飛び込んでる、あのシーケンスは
空間上の配置とアングルにおいて、ちゃんと矛盾が無いように設計されてる?
というのを疑問に思っただけ。
ちなみに、演出効果としては、あの一連の画像作りに全く文句は無い……、
でもないな。
上にも書いたとおり、優美な二機の飛翔から泥沼の乱戦の中へ、
というのが、ちとご都合主義的な流れに感じたのは事実。
597 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:33:43 ID:c5CEJIQV
次スレのタイトル 【危機!】CG屋の思い上がりが映画を駄目にしている 5
アフリカにヨーロッパ人が入植し始めた頃の話だ。
ある村に宣教師が来た。その村に来た白人は彼で二人目。
その日から村には前代未聞の疫病が流行る事になる。
宣教師は村人に捕えられ、長老達の前で吊し上げを食らった。
相手は未開人。宣教師は異教の地で命を落とす覚悟を決めた。
が、呪い師の判決が彼を救う。
「前に来た白人も彼も同じ帽子をかぶっている。原因はあの帽子だ!」
かくて帽子は村人の憎しみを一手に引き受けてビリビリに引き裂かれた。
>>593 のようなレスを見掛ける度にこの話を思い出す。
599 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:38:48 ID:ySVRrzPV
600 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 17:53:10 ID:vZ1YT/Vx
まぁCG屋さんが思っている程、観客も馬鹿じゃなかった という事で、CG屋さんはこれを反省点とし 肝に命じて今後は精進して貰いたい が結論ですね
遅レスだけど、
>>578 >評論家には誰でもなれる
まったくだ。
<チラシの裏>
というか、
>>571 これが一番俺にとって痛い質問だったりする。
俺は逃げたんだよ。
中学、高校のころから、ボンヤリと
「卒業したら身体一つでロサンゼルスに渡って、どこかのSFXスタジオにもぐりこもう。
もし親のバックアップが期待できるなら、なんとかしてUCLA映画学科に行こう」
とか考えてたんだよね。
でも、大学に受かったあたりから、どんどんモノの考え方が手堅くなっていって、
結局、気が付いたら普通に就職活動をしていて、気が付いたら社会人になってた。
まあ、ヲタ系のサークルに出入してたんで、ハタチすぎたあたりから、
“夢喰って生きてる業界は、必然的にとんでもねぇタコ部屋だ”ってのと、
ハリウッド映画のメイキングに出てくるような広〜いパーティションの中で
優雅にコンソール操作してるようなクリエイターは本当に頂点の少数だってのははっきりと理解してたし。
日本の現場に関して言えば、各種特撮系のヒトが書いた文章を読んでも、
俺程度のタフネスじゃあ間違いなくアッサリ淘汰される、ってのは予測できた。
その後、出版業界に入って、ハッキリしたことは、
「やっぱりクリエイティブ業界ってのは、情熱が完全に摩滅したところから、
業界人としての本当のキャリアとサバイバルが始まるんだなあ」
という予想通りの事実なわけで。
いまでもSFXは大好きだけど、本当に好きだからこそ、外から眺めて
楽しむことに徹するのが一番の選択だと思ってるんだよね。
もし、好き好きが昂じて制作をすることになっても、あくまでも
自分のPC一台で作業して、Do-Gaとかに応募するのにとどまると思うよ。俺は。
こんな人間、俺の他にも大勢いるんじゃないかね。
</チラシの裏>
602 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 18:25:34 ID:WvEeaMWK
ここで使われてるCG屋って言い方良いね。 早速職場で使わせてもらおう。
酷い流れです。
604 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 19:27:05 ID:I5MZCxfJ
>お前らがCGなして映画つくりゃいいじゃん あほか 職業人として決して言ってはならない言葉ですね。はい。
605 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/22(金) 20:03:25 ID:N0+XxdiJ
>>604 というか、詭弁の初歩の初歩に、そんなに目くじら立てるの止めようよ。
「ほう、そこまで言うなら、自分でやってみろよ。
言ったからにはやるんでしょ? ほら、何が実際にやって御覧なさいよ、
それとも口だけなんですか?」
って、議論の場で相手を口だけの矮小な人間に見せようとして
結局自分がドツボにはまるパターンなんだから、放っておくが吉。
606 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 20:49:05 ID:M256ZbJ3
つか今日は奴が戻って来たのか? レスから臭ってくる頭の悪さがそっくりなんだが。
607 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 20:59:32 ID:LHcu5TTp
奴って誰だい?
このスレで「奴」と言えば一人しかいない。
609 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 21:43:47 ID:Rp3OBLmz
雰囲気悪いなこのスレ
そんなに悪いとは思えない。
611 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 21:50:42 ID:uKlSLdVF
>って、議論の場で相手を口だけの矮小な人間に見せようとして ほんとだ(w
夏だねぇ
あははははは 見事、対立構造を煽って、スレを活性化成功!!!! 結局、煽るなとか言いながら、おまいらがCG屋一緒くたに呼ぶ 「いまさらCGがどうの騒ぐなよ、絵文字ってなんだ、メールがなんだって言ってるオヤジみたいじゃん、と思ってる派」が出てこないと、 つまらないんだねぇ。 意見の合わないものを排除したいくせに逆に盛り上がってるってのは、皮肉だねぇ。 そんなんだから、シラケた仲間がどんどん抜けて、スレがサビれんだよ。 こっちは真面目に問いかけたのに言葉につまると「煽ってる」とかいって逃げてさ。 こっちは一人なんだから、みんなで言い返してくりゃいいのにさ。 あーあ。 もう、つまらん。
614 :
名無シネマさん :2005/07/23(土) 01:46:08 ID:VKK8Zlkt
(´・ω・`)ノ さよなら
てーか、スレの趣旨と殆ど関係無いレスで伸びるのが「活性化」と言うのかと。 ここ何日間かのレス中の情報量の濃度は、最近でも最も薄い部類。 情報量よりもスピードを求める人は実況板でも逝って下さいってことで。
616 :
571 :2005/07/23(土) 07:27:10 ID:pmovACXx
>>579 、601
野暮な質問に答えて頂いて本当にありがとうございます。
BiSOP@出張中 さんのおっしゃる事、よく分かります。
自分も逃げ出す寸前の所までいきましたが何とか踏みとどまっております。
情熱を失った時が辞め時なのだと覚悟はしております。
スレタイの話題について、
個人的には「CGの安易な多用が映画をつまらなくしている」 のではないかと思っております。
(ここでいう「CG」は今までのスレの流れから = 3DCG&デジタル合成 = VFX と解釈しています)
クォリティの低いCGはどうなんだ、と言われると、それはCGを制作した人間の責任であって
CGそのもののせいではないと思います。
”演出に沿った使いどころ” で ”適正な分量”が使用されている分にはCGはむしろ作品をおもしろくする
重要な役割を担えるのではないでしょうか。
>>616 多分、大抵の人がそう思ってると思うよ。
問題になるのは、適正な場所でない部分で使用している場合ではないかと。
ただ、その中に「クオリティの低いCG」は入ってしまっているかも。
素人の目には、下手くそだから浮いて見えるのか、
CGだから浮いてみえるのかの区別は難しいからね。
618 :
名無シネマさん :2005/07/24(日) 22:19:43 ID:SHudNKtL
下手くそなCGやVFXでも おもしろい映画はおもしろい なんてことをいっても人によってはNGなんだろうな
619 :
名無シネマさん :2005/07/24(日) 23:18:44 ID:jkLKJmR5
俺はCGが好きで、CGに違和感感じる人の気持がわからない。 SW新三部作もピクサーのアニメも大好きなんだけどね。 「男はつらいよ」も続編作ってほしいんだ。 車寅次郎はフルCGで作ってさ。
>>618 それがNGの人は周星馳の映画は楽しめないんだろうなぁ。
俺は少林サッカーでヘボヘボCGの「味」を知った。
オレも割りとCGには寛容な方だが、 寅さんの場合は声がなあ、イメージが強烈なキャラは リアルになればなるほど細かい所が気になるからなあ、 映像の技術の次は音声面で画期的な技術が出来るのかなあ? 故人の声を再合成して違和感無いせりふを喋らせる、とか ルパンみたいに物まねを使った方が安上がりか、、、、
622 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/25(月) 00:42:44 ID:gaaE8qxm
>>621 http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/movie/1084796925/682 682 名前:BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA [sage] 投稿日:04/07/09 22:35 ID:6RO3Z/uX
>>680 趣味で作曲・レコーディングなんかしてるんだが、この世界もフルデジタル化の
波が押し寄せて、(ちょうどCGみたいに)アナログでは職人芸だったような
高度なサウンドを指一本で可能にするようなエフェクターや音源ユニットが
ワンサカ出ている。
んでもって、チョロっとカタログで見ただけなんだが、どうやら
“フルデジタル・ヴォーカルマシン”
というのが発売されているらしい。
これまでも音痴の矯正機や、男声→女声へのコンバータとかはあったが、
これは、そもそも誰かの発声をソースにしなくても歌が出てくるらしい。
さあどうだ。これまでCG映画は声優もウリだったりしたけれど、これからは
オペレータが付けた抑揚と演技で完全合成の芝居とセリフの映画が出てくる可能性があるぞ。
マヂで。
……と、再録だけではナニなので、ソースを探そうと思ったら、俺が見かけたラックマウント式の
ハードウェアタイプの奴は探せなかった。
そのかわりに、VSTベースのソフトウェアタイプのヤツが見つかった。
【VOCALOID】
http://www.crypton.co.jp/jp/vocaloid/vocaloid_top.html あとは、こいつのライブラリで【渥美清】というのを作れば良いだけ……なんだけど、
そこがネックになりそうだね、なんでもサンプル対象になったボーカリストは、
あらゆる抑揚・音程とあらゆる母音、子音を取り込んで、そこからフーリエ変換で
発声の特徴を定式化して、再プログラミングに備えてライブラリをこしらえるらしいんだけど、
すでに存命ではない人は、たとえ過去の発声が山ほど残っていたとしても、はたして
そこからライブラリが作れるかどうか?
623 :
名無シネマさん :2005/07/25(月) 00:49:59 ID:3dfanFa6
シンセサイザーがあれば どんな楽器の音でもだせるという考えと同じように思えるな それは精巧な模写に過ぎないのに、 死んだ役者をCGで復活させてことは技術的には評価できても それ以上のことはあんまりないような.. 本人が演技することに意味があるのに どうしてもというのであれば 普通の役者が寅さんの役をやるのがいちばんいいような
624 :
名無シネマさん :2005/07/25(月) 01:06:29 ID:3dfanFa6
>622 > 波が押し寄せて、(ちょうどCGみたいに)アナログでは職人芸だったような > 高度なサウンドを指一本で可能にするようなエフェクターや音源ユニットが だからといってよい作品が作れるとは限らないというのが世の常
625 :
名無シネマさん :2005/07/25(月) 01:21:23 ID:upVYf/iC
>>623 俺も同じ事思ってた。
音楽界でムーグシンセサイザーが出て来たとき、同じような言い方をされてた。
あれから数十年経って、実際に全ての楽器がシンセに置き換わったかと言うと、そうはならなかった。
いや技術的には既に充分可能だと思うがね。
実際、ギターでもチョーキングという技術があるんだが
これをMIDIで再現しようとすると泥沼にはまり込んでしまう。
膨大な時間と手間隙をかけて再現した音が
ちょっとギターの上手いやつ連れてくればもの5分で弾いてしまう。
これじゃ割があわない。
音楽に関しては ゆらぎの概念を超えない限りデジタルがアナログを超えることはまずないかと。
ううむ。 ここであまりシンセの話とかは出さない方が無用な混乱を避けれると思うんだが。 シンセ出始めの頃とCGとでは似ているようで実はあまり似てない気がする。 シンセの場合って「生音で十分に出来てる事をシンセで出来るか?」て話だったでしょ。 CGの場合は最初から「ミニチュアや生身では不可能な事を」という使われ方だったので 比較にはならないような気がするんだけどな。
CGをシンセに例えたところで例えでしかないでしょ。 音楽で当てはまることが映像では当てはまらないとか。
629 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/25(月) 02:19:49 ID:gaaE8qxm
一言弁解させてもらうと、俺の投下したレスは、 「(すでに死去した俳優の)映像は合成できたとしても、あの喋りがなぁ」 というレスに対して 「いや、喋りも近いうちにシュミラクラが出現するぞ」と返しただけの、 映像技術であるところのCGスレという意味からすれば脱線レスだったわけで。 映画産業のデジタル化と音楽産業のデジタル化をアナロジで語るのは、 たしかに乱暴かもしれんので、上の数レスに関しては、同意。
結局技術ヲタが知識ひけらかすだけのスレになるんだね
633 :
名無シネマさん :2005/07/25(月) 06:22:35 ID:1PRskWVM
本物を超えるくらいの勢いで造ってくれと
まぁ仮面ライダーの映画で故天本英世の死神博士がデジタルで出てくるらしいのだが。 死神博士役に忸怩たる思いを生前から表明していた故人の遺志を思いっきり無視してw 生前ほとんど交流のなかった遺族の許可とっただけでなw
視覚と聴覚を比べると、視覚の方がはるかに抽象化・象徴化しやすい。 現在の音声合成技術で作られた「人のしゃべり」を聞いて違和感を感じない人はいない。 CGの場合、個人の経験による視覚に抽象化・象徴化の程度が違うので 「凄いリアル!」と思う人もいれば「もろCGだな…」と思う人もいる。 音声合成は、現在のレベルと比べて桁違いの複雑さ(と曖昧さ)が必要だろう。 CGによる視覚(によってとらえられる映像)のシミュレーションも、まだまだ 発展の余地が余っている(特に、実写映像とCGをコンバインしたようなものは)。
>>シンセの場合って「生音で十分に出来てる事をシンセで出来るか?」て話だったでしょ。
いや、シンセという楽器単体で見るとどちらかというと
生音でできないことができるという扱い。
>>634 美空ひばりもでたぞ、あんなもん
デジタルどうこういう以前の話やん。
637 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/25(月) 11:42:49 ID:gaaE8qxm
>>633 その、あれだ。
フルCGのバーチャル渥美清にバーチャル倍賞千恵子バーチャル前田吟バーチャル下條正巳バーチャル笠置衆(略)を、
バーチャル柴又にセットして、山田洋次の作劇術をエミュレートする上位プログラムと一緒に
地球コンピュータ級のスパコンにぶち込んで、
100メガmps(movies per second)で吐き出させてみたら、って、それは不可能です。
なぜなら、マドンナのバリエーションで
理論上の上限値が決まってしまうからです。
全部、浅岡ルリ子でいいってんなら別だけど。
最悪、首から下は別人の実写なら、安く出来そう。 そんなん観たいかどうか別にして
>>638 それジュラシックパークで1カットやっただろ
恐るべしだな
640 :
14 :2005/07/26(火) 08:41:15 ID:bBo1pMBb
>639 だからドゥークー侯爵・・・ なんだよ俺がいない間にあいつ来てたんじゃんかよー
>640 じゃなくてドゥークー伯爵・・・ サルマンvsガンダルフは二人ともガチだったらしいが
642 :
13 :2005/07/27(水) 00:15:15 ID:VMw9SyI6
>596 あれ一応、位置関係は合ってるよ。 軌道上にカメラが浮いてるとして、最初カメラが捉えてるのは コルサントの地平線。 で、カメラが下向くと分離主義者の戦艦が一隻浮いてる。 下向いたカメラがそのまま戦艦につけてパンするとスターファイター 登場。この時カメラは最初の位置から180度回転してるのね。 つまり映画の最初では、カメラは激戦区に背中向けてたのだ。
643 :
名無シネマさん :2005/07/27(水) 11:37:25 ID:o4cyuPhg
映画というエンターテイメントが 今だ過渡期だってこと 電子音楽の話が出たけど 音楽の世界じゃほぼ住み分けが完了して 共存できているじゃない 別物じゃん、と それはそれでつまらないものさ それに、今更だけどさ 上にもあるように 技術が映画をつくるのではなく、人がつくり、人が鑑賞するわけだ CGが非難される最大の要因は技術先行になってしまっていること 人が技術についてゆけてないから 見るものによっては稚拙だったり、味気ないものになってしまう 映画がつまらなかった→その映画がCGをつかっていたから 確かに極論だし、正確には誤った認識なんだろうが そういわれても仕方ないくらい、しょっぱいのがCGというものの現状なんだよきっと もし技術屋さんなんてのがここにいるんなら 上記のような暴論でもしっかり受け止めないと 映画自体がまだまだ若い文化で その中でもポっと出の技術に過ぎないじゃないかCGなんて・・ 威張り腐るようなもんじゃないだろう そのうち CGの世界でも、ギターでいうジミヘンみたいな大天才が出てくるよ その時はじめて、CGという技術の本当の価値を知るのさ
映画はその出自からして見世物だし。見世物小屋の蛇女の 本当の価値とやらを論じることのむなしさよ。
突然ふと思ったのでカキコ。 CGが嫌われがちなのは 「制作者が必要とする画をCGで作っている」のではなく、 「制作者がCG(又はその他のシステム)に作らされている」からじゃないだろうか? 押井守が「若い子はある時期みんな似たような画を作っちゃう」みたいなことを どこかで言ってたが、最近のCGにありがちな「カメラに向かって物が飛んでくる」 みたいなカットはCGに作らされてる画の最たるものじゃない? 監督は「迫力あるだろ?」なんて思ってるかもしれんが俺は飽き飽きしてる。 「宇宙戦争」ですら爆発がことごとくフレームインするカットがあってそこは萎えた。 「スピルバーグ、おまえもか!」ってねー。 (↑冒頭のトムがデスレイから逃げるカットね。ガイシュツネタだったらスマソ)
押井守はある時期から みんな似たような画になったけどな
あはは まあ彼の作品の善し悪しはまた別の話ってことで勘弁してね
648 :
名無シネマさん :2005/07/27(水) 15:38:35 ID:f0aKyhAY
>>646 そういう突っ込みは2ちゃんでは良く見るけど、意味の無いレスだね。
まあまあ 俺の言い方が悪かったかも。 「若い子は最新のソフトでいろいろ作るけど、ある時期に差し掛かると皆似たようなものを作る。 でもそれって結局ソフトに作らされてるんだよね」 と、押井発言は正しくはこんな感じ(うろおぼえだが)。 ある映画作品のアングルだとか構成の話ではないのね。 ソフトに作らされているというお話でした。
その押井守も、 アバロン、イノセンスと 編集で彩度を落として、輪郭にじませて、ぼかして、 ハーレーション起こり気味の絵に全部しちゃってるよね。 スカイキャプテンもにたような処理をしてるけど、これらって撮影の段階や 特殊現像でやるより、PCでやったほうが速いし楽だからね。 彩度落としたり、特定の色に転ばせるのってはやってるよね。ゲームのムービーとかでも。 かっこよく見えるからだろうね。
アイコラと同じだなw
っていうか、マトリックスの時代からデジタルでカラーマネジメントして 特殊な色調つくるのなんて珍しくもないぞ。
マトリックスの時代w
>>643 とりあえず「CGの現状」ってやつを(大雑把で良いので)全て把握した上での
CG批判というのを一度でも良いから読んでみたい。
このスレの初期からずっと読んでるけど、あまりそういうレスって無いんでね。
このスレで批判の対象になるCGっていうのは、ほぼ二種類に絞られる。
1・空想上の産物など、CGでしか描けないもの
2・現実にあるものだが、技術的に失敗してCGだとバレてるもの
で、現実にあるものをCGで再現して、成功した例というのは「擁護派」という
人達からしか出てこない。CGが嫌われがちなのは(
>>645 )1を抜かせば
失敗例しか知覚されないから、という理由は確実にあると思う。
ミニチュア特撮の頃は、どんなにセットアップが上手く行っても
カメラワークの制限等から「あ、これはミニチュアだな」と判別出来た。
全てを「あ、これはミニチュアだな」と判別した後に
「それにしても良く出来ている」「これはちょっとイマイチだな」という判断があった。
でも、本当に上手く行ったCGというのは予備知識がないと判別が出来ない。
「あ、これはCGだな」と思われた時点で(1を抜かせば)失敗例であるわけなので
それが「CG嫌い」な人を増やしている原因なんではないかと。
655 :
名無シネマさん :2005/07/27(水) 22:22:49 ID:f7n8BjX3
終了
656 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/07/27(水) 23:26:38 ID:Gcz4723A
再開
657 :
名無シネマさん :2005/07/27(水) 23:34:00 ID:wiqnUOTO
再び終了。でないと圧力かけるよ。
658 :
名無シネマさん :2005/07/27(水) 23:38:54 ID:f7n8BjX3
最下位。
CGってうまいと誰からも指摘されなくなるもんだよ 宇宙戦争だってうまいからもうCGの出来なんて話題にされなくて 話の欠点や矛盾点ばかりが話題になってる
660 :
1 :2005/07/28(木) 00:56:50 ID:6jCxoPaH
\ /_ / ヽ / } レ,' / ̄ ̄ ̄ ̄\ |`l`ヽ /ヽ/ <´`ヽ u ∨ u i レ' / └l> ̄ !i´-) |\ `、 ヽ), />/ / 地 ほ こ !´ヽ、 ヽ ( _ U !、 ヽ。ヽ/,レ,。7´/-┬―┬―┬./ 獄 ん れ _|_/;:;:;7ヽ-ヽ、 '') ""'''`` ‐'"='-'" / ! ! / だ. と か | |;:;:;:{ U u ̄|| u u ,..、_ -> /`i ! ! \ :. う ら | |;:;:;:;i\ iヽ、 i {++-`7, /| i ! ! <_ の が __i ヽ;:;:;ヽ `、 i ヽ、  ̄ ̄/ =、_i_ ! ! / ヽ ヽ;:;:;:\ `ヽ、i /,ゝ_/| i  ̄ヽヽ ! ! ,, -'\ ヽ、\;:;:;:;:`ー、`ー'´ ̄/;:;ノ ノ ヽ| / ,、-''´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ Y´/;:;:;\
偶然このスレを見つけて吹いた そんなバナナな木曜日
何だか荒れてるなぁ。 人寄せでageてたけど、これからはsage進行かなぁ。
663 :
名無シネマさん :2005/07/28(木) 16:06:33 ID:ylXkcz+A
.__ ( l | | ∧_∧| (´∀` )| バーイ ! /⌒' ~ ) ( く ノ | イ ヽ,_'ァ , .| ノヽ ._λ_ ) ./ ノ| ノ ( -く |ー( \ └,.| .) ,┘/ (__) = = = = - -
664 :
13 :2005/07/28(木) 23:03:31 ID:w9mkrcrD
vipあたりが目つけたかな? それとも単に夏なだけか。
665 :
名無シネマさん :2005/07/28(木) 23:41:16 ID:uVkkiInF
期待値が高いんだよ 昔の特撮だのなんだのとはそこが違う プロやマニアな人は 限界を知っているからあれなんだろうが 素人にとっては関係ないもんね だから「もろ」CGだったりするのが 分かっちゃうと、なんとなく萎えちゃう 制作費うん百億なんて聞いちゃうとよけいね 使わないでいいよ 昔のやり方でいいよってなっちゃう 見る側にとっても 見せる側にとっても、現状では難しい技術なんだろう 今時、CGも使わんで映画なんか撮れるかよって 思っちゃうのが一番危険だよね
666 :
名無シネマさん :2005/07/28(木) 23:44:02 ID:3zJ2Kk5P
,.─-- x /:::::::::::::/,,ヽ ,● ● i:::::::::::::::i ii`!l/ \l::::::::::::::l ト,゙ji )) /⌒ヽ⌒ヽ (( |:::::::::::::| し/ / ヽ ヽ::::::::;;t_ノ / ヽ |::::|、 デンデン / ヽ ,|::::(| l⌒l / Y ヽ (つ:(/ 祭りだ! | つ / 八 ヽ/ ,`'' | | ( __//. ヽ ,, , ) / | | 丶1,,,,;;::::::::::: 八.,,,,;;::''''''! / | | / " ;;:::::::'''" 八. ,,-'''ヽj/ | |' /,;''"'''-;,_ l,::,l/!" ●)j ヽ_/| ( ● > >><<`"'''''' | | !"'''''''' 八 | | i し " i '| |ノ ( ( ,-、 ,:‐、 ) | ( '~ヽ i ‖ │ __,-'ニニニヽ ‖ | l l.. || | l l || | l l | | | ヾニ二ン" | | \ ∵∴∴∴∴∴∴/ /` ∴∴∴∴/^" / /`ー――''''' { / / ノ / /_ \ `ヽ i___,,」 \ \ ノ _> <.,,_/~
667 :
3スレ144 :2005/07/29(金) 01:20:18 ID:/n3DxsOt
荒れてたんですな。
一ヶ月間「宇宙戦争」の幸せに浸っていました。
この事実がCGが映画を詰まらなくしてるんじゃないということを証明してるかな。
>>643 > そのうち
> CGの世界でも、ギターでいうジミヘンみたいな大天才が出てくるよ
> その時はじめて、CGという技術の本当の価値を知るのさ
つかティペットが既におれの神。
しかし映像を記録(レコード)として見ると、我々が堪能したいのは演者のプレイ
であるとも言えるので、まったく妥当な意見ですね。
映像がCGであれそれが主体的に演じている限り、観ている側は納得するよ。
ただしどうやってデジタル映像にその「魂」を込めるかは、CG職人の勘なので、
具体的かつ理論的に説明するのは至難だろう。
即興が反影するCGとかそういうのだろうか。
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;/l;ソ;;/ |;;;;;;/| l;;l゙ヾ;;;ト、;;;;;;;;;;;;;i |;;、;;;;;;;;// /,'' / l/ |/|/ ゙l ヾ、゙i;;;;;;::::/ /ヾ;;/ソ , , ヽ l;;l"゙l '、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/ ………… /ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\ /;;;/::ミヾ、./ / / ) '゙ /ミ"i;;;;;;;;\_ _,.-;;'";;;;;;;;r‐ ミ/゙ ,/ / /_!/` /,,l;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;~\ _,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-/ヽ /;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_ ‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ / .ノ / ,,, / ノ/';;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'';;;,,、_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ/ ノ / /,,,,/ /;;;;ミ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / /;/ /;;;;;;ミ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ , `゙ /―''':::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
669 :
13 :2005/07/29(金) 09:59:52 ID:n6ljn1rU
>665 >だから「もろ」CGだったりするのが >分かっちゃうと、なんとなく萎えちゃう >使わないでいいよ >昔のやり方でいいよってなっちゃう 素人(って言い方ヤだけどさ)ってのは、CGの限界を知らないのと同じくらい 「昔のやり方」の限界も知らないんだよね。 一画面に登場させられるオブジェクトに限界が出てきちゃうとか、 サイズ変更に伴う物理的制約なんかが理解できない。 する必要もないんだけども。 記憶の中の映像ってのは勝手に補正されたり美化されたりするもんだから、 昔の技術でもこんくらい出来るんだと根拠も無しに考えちゃったりする。 でもって、そこに「最近のトクサツは全部CG」っていう半可通な知識が 被さってくるわけだ。そりゃCGが悪いって短絡しちゃうのもしょうがない。 出来の良いCGは、既に識別できないレベルまで行ってるしね。 まあでも、徐々に脱却しつつあると思うよ。既にデジタル技術って 「珍奇な新発明」じゃなくなりつつあるしね。 かってピアノ線原理主義者が駆逐されてったのと同じ過程で、 なんでもCGの所為にしておけば済んだ時代も終わってくでしょ。
670 :
名無シネマさん :2005/07/29(金) 12:20:36 ID:YqiOQOSF
,.─-- x /:::::::::::::/,,ヽ ,● ● i:::::::::::::::i ii`!l/ \l::::::::::::::l ト,゙ji )) /⌒ヽ⌒ヽ (( |:::::::::::::| し/ / ヽ ヽ::::::::;;t_ノ / ヽ |::::|、 デンデン / ヽ ,|::::(| l⌒l / Y ヽ (つ:(/ 祭りだ! | つ / 八 ヽ/ ,`'' | | ( __//. ヽ ,, , ) / | | 丶1,,,,;;::::::::::: 八.,,,,;;::''''''! / | | / " ;;:::::::'''" 八. ,,-'''ヽj/ | |' /,;''"'''-;,_ l,::,l/!" ●)j ヽ_/| ( ● > >><<`"'''''' | | !"'''''''' 八 | | i し " i '| |ノ ( ( ,-、 ,:‐、 ) | ( '~ヽ i ‖ │ __,-'ニニニヽ ‖ | l l.. || | l l || | l l | | | ヾニ二ン" | | \ ∵∴∴∴∴∴∴/ /` ∴∴∴∴/^" / /`ー――''''' { / / ノ / /_ \ `ヽ i___,,」 \ \ ノ _> <.,,_/~
|‐'' .|,,,,,,,,,,,,,______ ,、L,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-‐‐‐''''"~´_____,,,,、、-‐'r゛ , -‐' ________,,,,,,,、、、-=;;''''ヽ| ,,、-‐''" < ―‐'''!'''''''h''T'''廿'i= .r廿´| { r~  ̄ ̄ |⌒i r ヽ-- ' |i‐‐‐' }| |λ|{ ヽ | . |ヽi | , r.' | lV r | CGはとんでもないものを盗んでいきました `、 ! ‐‐''''''''"""' ! ヽト "" / 我々の人生です |\ ,.!
とりあえず、いかにもデジタル処理しましたってんじゃなく、 本当に高いとこから人間が飛び降りたり飛行機にしがみついたり、 そういう生のスタントを映画ではもっと見てみたい。 人間が動いてアクションするところでは出来るだけデジタル合成 は使わないようにしてほしいな。
>本当に高いとこから人間が飛び降りたり飛行機にしがみついたり、 やったとしてもCGで顔だけすげかえかもよ
>>672 一昔前の香港映画でも見て我慢しなされ。
当時の香港では、密入国して来た中国人が
手っ取り早く大金を稼ぐために無茶なスタントを引き受けてたらしい。
あまり表には出てこないけど、その後亡くなったり、後遺症で苦しんでる人がたくさんいると
香港で撮影したことがある映画監督がテレビで言ってました。
たしかに、昔のものが良いと信じきる人はいるよな。 映画に携わる人間が、不自由な状況下から頭をこねくりまわして 生み出してきた表現手法が、CGではいとも簡単にできちゃう。それが腑に落ちないんだろう。 もちろん、演出としての音や構図よりも、映像美が評価される時代ではあるけど、 つまらないかどうかは別問題だ。観客はみんな素人だし、ニーズに答えるのが資本主義社会。
676 :
名無シネマさん :2005/07/30(土) 02:09:59 ID:p2DmroUC
677 :
名無シネマさん :2005/07/30(土) 03:59:25 ID:Dbl5aS5F
>>659 宇宙戦争のCG、たいしてよくなかったよ。いかにもCGな動きとかあったし。
ジュラパより若干退化したと言ってもいいね。CGの技術というより、使い方・表現方法が。
680 :
13 :2005/07/30(土) 11:44:44 ID:tflvk7Zk
宇宙戦争のあれは、どこまでがCGの進歩のお陰で、 どこまでが演出の手腕なんだか切り分けが難しい。 デミス・ミューレンがSWから離れてこっちやった成果は 間違いなくあったと思うけどね。
681 :
名無シネマさん :2005/07/30(土) 11:51:22 ID:QKoLne+F
宇宙戦争 地下室の宇宙人3匹はあれアウトでしょ。バレバレ エイリアン4のフルCGのころのレベルと進化してない。 かといってあれをマペットでやるとギャグ映画になってしまうがw
そんなエイリアンの造形に引っかかって映画に集中できないなんて、 なんて批評家かぶれしてるんでしょうね、かわいそう。 おいらは、「黙れトランクス親父! 見つかっちまうだろう!」って、はらはら、楽しませてもらったぜ。 ったく、お仕着せの人生ばかり歩いてきた野郎は、想像力も他人頼みなんだからなぁ。 リアルなものは案外、地味なもんだ。 ペンギンをまったく知らない人に、 「海を飛ぶように泳ぐ飛べない鳥がいる!」 と言って想像させて、 「はい、これ」と、ペンギンを見せたらきっと 「なんだかなぁ」って思うだろう。 「鱗とかあってもっと凄い生き物」なんかを想像するからな。 それより、3本足だから乗り物をトライポッド(三本足)かぁ、とか、単純に喜べ。
単に質感が浮いててCGとわかるってことだよ
宇宙戦争ですげぇ、どうやってんの?なCGと言ったら 宇宙人やトライポッドとかより、やっぱ車で逃げ出すシーンでしょ。
686 :
名無シネマさん :2005/07/30(土) 20:49:14 ID:KRjEQW2Z
>>682 >エイリアン4のフルCGのころのレベルと進化してない。
かなりの進化を遂げてますね。
エイリアン4のCGは皮膚の下を再現出来ていなかった。
「皮膚の下」と言ってもCG生物のメイキングで語られるような
筋肉とか骨格じゃなくてね。薄い皮膜とその下の皮膚とを
かなりのレベルで再現出来ていたと思う。
特に観客の目が行きやすい宇宙人の目の周囲の作り込み方は大したもの。
光の拡散の仕方も自然で質感的にもかなり高レベルだと思いました。
違和感を観客が感じるとしたら、あの「動き」じゃないでしょうか。
あっちのアニメーターにとってハリーハウゼンの影響というか呪縛って
かなり大きいんだなぁ、と今更ながらのように感じました(w
もう、あっちの映画でクリーチャーが出てきたらハリーハウゼンするのは
もはや「お約束」だと思っているので、和みはしたけどそんなに気にはならなかった。
何にしてもモーションの素早さで誤魔化すしかなかったエイリアン4のCGとは
比較にならないほどの進化を遂げてる、とCGに関してはズブの素人の自分にも感じられました。
「バレバレ」だったのは、あれがCGでしか再現出来ない、と判ってるからじゃないでしょうか。
もうここまで来たら「宇宙人を見せるか、見せないか」という監督の采配に掛かっているような。
ああいうクリーチャーを出したら、今の観客は「ああ、CGなのね」と判ってしまう。
じゃあ、ジョージ・パルの「宇宙戦争」のように手だけ見せてお終いにするか
「それじゃ観客が納得しないから」と宇宙人を見せるのか。
スピルバーグもかなり悩んだんじゃないですかね。
何にしても「CGも遂にここまで来たか」って感じの映画でしたね。 同時期の「エピソード3」のCGショットが未だに「何を観客に見せたいのか」 という主張を感じさせるのに対して、こちらは「たまたま写ってただけ」のような見せ方。 まぁ細かく見返すと、かなり細かく計算した上でのショットなんだけど。 特にトム・クルーズと子供達が乗った車に合わせたパン・ショットの後ろで 高速道路が崩壊していく様子の見せ方はかなり贅沢な見せ方。 あれ、高速道路だけ写しても十分に成り立つものね。 とりあえず、次号のシネフェックスが楽しみ。 「スポン、スポン」と気持ちよく灰になっていく人間の 舞い上がる衣服ってどこまでがCGなんだろう?
689 :
名無シネマさん :2005/07/31(日) 03:29:30 ID:Cpaaay91
,.─-- x /:::::::::::::/,,ヽ ,● ● i:::::::::::::::i ii`!l/ \l::::::::::::::l ト,゙ji )) /⌒ヽ⌒ヽ (( |:::::::::::::| し/ / ヽ ヽ::::::::;;t_ノ / ヽ |::::|、 デンデン / ヽ ,|::::(| l⌒l / Y ヽ (つ:(/ 祭りだ! | つ / 八 ヽ/ ,`'' | | ( __//. ヽ ,, , ) / | | 丶1,,,,;;::::::::::: 八.,,,,;;::''''''! / | | / " ;;:::::::'''" 八. ,,-'''ヽj/ | |' /,;''"'''-;,_ l,::,l/!" ●)j ヽ_/| ( ● > >><<`"'''''' | | !"'''''''' 八 | | i し " i '| |ノ ( ( ,-、 ,:‐、 ) | ( '~ヽ i ‖ │ __,-'ニニニヽ ‖ | l l.. || | l l || | l l | | | ヾニ二ン" | | \ ∵∴∴∴∴∴∴/ /` ∴∴∴∴/^" / /`ー――''''' { / / ノ / /_ \ `ヽ i___,,」 \ \ ノ _> <.,,_/~
「宇宙戦争」はCGで叩かれるけど、 「マーズ・アタック」はあまり叩かれないね。まぁ、話題にする人少ないけど。 CGでリアリティを出そうとすると嫌われるのかね。 サム・ライミとかは嫌われないしな。死霊のはらわた最終章は大爆笑だった。
マーズ・アタックはストップモーションやりたかった監督の恨みCGだし。
実写、模型、絵、CG、映像の進化はこれで終わりなのか?
693 :
名無シネマさん :2005/08/01(月) 02:36:34 ID:MRDf8pKB
>>690 それはCG屋が思っているリアリティと
観客が思っているリアリティに
大きなギャップがあるせいだよ
あるねえ。特にこのスレって詳しい人多いみたいだけど、詳しい人には良さがわかって いいね。一般人の自分にはさっぱり。どこがすごいのかわかんない。
695 :
693 :2005/08/01(月) 16:42:48 ID:EFXLiVEm
ちょっと言葉を間違えたので修正 それはCG屋が思っているリアリティと 現実が持っているリアリティに 大きなギャップがあるせいだよ
宇宙戦争のはガレキとかがトムに当たらない、トムを避けてるのが やっぱり気になるよね。ああ、はいはい背景とかそこ合成ね〜。っておもっちゃう。 奥からドカーンと手前まで来て、トムにもペチペチ当てたりして、繋がりを持たせて欲しかった。 どうも2次元というか平面的な画面構成なんだよな。 で、今新スーパーマンがプレビズ段階で、3D作成の動画がアプされてるんだけど、 人体も3Dモデルでアニメつけてる。背景のビル群も、もち3D。 そのまま人もCGで行くみたいだ。危ないしね。。 SWもそうだけど、作品が、リアルな3DCGアニメーション・カートゥーンになってきちゃってるな。 外人の付けるアニメって、2D・3D問わず、辺に誇張されたアニメで嫌なんだよな。
699 :
名無シネマさん :2005/08/01(月) 21:44:06 ID:NY//O3RT
>>696 宇宙戦争のガレキの話ってトライポッド出現のシーンのこと?
あそこは走っているトムがどんどん埃まみれになるっていう
特殊効果・視覚効果ともに相当細かい事をやってるんだけど。
他ではあまり爆発の側にいるようなシチュエーションは無かったように記憶してるけど。
700 :
名無シネマさん :2005/08/01(月) 23:14:08 ID:d1KpZR+h
「CGが映画をつまらなくしている」というスレタイに対する答えとして、 「映画をつまらなくしているのは“CGという表現技法”そのものではなく、“CGを用いた演出の仕方”」ということでいいのでしょうか。 CGは実物やミニチュアでは作れない・撮れないものを実現可能にする表現手段として有効で、それを用いた「演出の仕方」を誤らない限りは、充分鑑賞に耐えうるモノになる。と。
>1 まともなCGさえも作れない日本映画界が何を抜かす。 ハリウッド映画にしか言う権利はない。
アニメは映画じゃないって言ってたり アニメ見ない、嫌いな人は CGも抵抗あるんだろうな。
703 :
13 :2005/08/02(火) 07:11:12 ID:ASVDQiEM
>699 >あそこは走っているトムがどんどん埃まみれになるっていう >特殊効果・視覚効果ともに相当細かい事をやってるんだけど。 そう、実はあそこはフィジカルエフェクト大活躍なのだ。 走り始めたトムの周囲で人がどんどんハジケてく場面は多重合成だけど、 アップになったおばさんがハジケる瞬間、一度建物に入る所、爆発で空いた 建物の壁からまた外に出る所、この3箇所はそれぞれ別テイク。 スピルバーグお得意の「画面をフラッシングさせて切り替える」手で 一連のシーンに見せてるのね。 (ある意味ヒチコックへの返歌みたいでこの技法好き。) そうやって、段々白くなってくトムをライブでやってみせてる。 しかも場面後半になると、周囲で散乱する瓦礫や爆発する家とかは 一部本当に火つけてるし。 単にCGで色塗っただけじゃあそこまでは行かないよね。
新作スーパーマン、旧作みたいにちゃんとワイヤーとクレーンを使ってスーパーマンを 飛ばせてくれるだろうか。1のラスト、刑務所の庭から飛び立つシーンはかなりの高さまで 飛び上がりサーチライトがそれを追う。まさに「飛んでいく」感じだった。 新作、飛行シーンが全てCGじゃないよねぇ。ちゃんと場面毎に使い分けてくれるよね?
705 :
名無シネマさん :2005/08/02(火) 12:49:18 ID:hhgjCdcc
CGは便利だから使ってもいいけど上手に控え目に使ってほしい。スターウォーズのEP3の 胴体着陸シーンの機体とかモロ絵だぞあれ。現状の技術だったら適材適所はあるんじゃないの? あと、元々がアニメ好きか写真好きかで画面に対する見方も大きく変わりそうな気がする。 両者のいう「リアリティー」の認識や定義にズレがある気がするので。
アニヲタ上がりの現実感覚か。。。。厳しそうだなw
707 :
名無シネマさん :2005/08/02(火) 14:04:30 ID:DYSSHAVf
アニヲタってCRTとか液晶とかの四角い画面上でしか現実を認識しないからな
スターウォーズにはもともとリアリティはないぞ。
SWはルーカスの意向でペイントリライクな質感に したって読んだ。 動くハイパーリアルなイラストが最終目標の、日本のFFと方向性が近い。 アニメーションなんだよ。
710 :
名無シネマさん :2005/08/02(火) 14:27:06 ID:EsPoMME7
SWは、ムスタファーの溶岩とかキャッシークの木とか、ウータパウの穴とか あの辺はミニチュアなんだよね。 人体CGは、スパイダーマンのが凄く良く出来てたと思う。 正直、スタントと区別付かなかったorz CGだと思ってた所がスタントだったりするんだもん。 動きが凄く良かった。力感とか重力感とかあって。
CGのヨーダの表情ってリアルというよりは デフォルメが強くないかな?あれは何故だろう。 もちろん人形のヨーダは人形の域は出ていないんだけどさ。 CGってやりすぎちゃうところが制作側にないかね?従来の撮影時の様々な劣化 という現象を切り捨てアナログの限界を超えて新しいリアルを提案したいのかな。 なら、話はわかるけどそうにも思えないし。 アニヲタうんぬんのこともこのへんと関連があるような・・。
アメリカ人はジェスチャー一つとっても 大げさだからな。 動きは国民性だろ? あんな動きは逆に日本人には付けられないよ。もっと堅くなってしまう。
>>705 そもそも「リアリティー」を求めてるか求めてないかってのは
あるかもね。
>>699 >宇宙戦争のガレキの話ってトライポッド出現のシーンのこと?
もしそうなら
>>696 は大事な事を見逃しているな。
あそこは瓦礫がトムに「当たらない」のではない。
制作者が意図的に「当ててない」のだよ。
アニメーションの背景をミニチュアで作るってすげえ発想だな 日本じゃ絶対こんな手間も金も掛けないだろうと思うとちょっと焦るよね。 日本の唯一の世界に通用するアニメーションも、もう斜陽だねえ。
つーか背景をミニチュアで作るって事は60年以上前のフライシャーでもやっとるわ。
本国じゃ大コケらしいが、公開前は期待してたのになぁ。
>719 それこそ実際にミニチュアを組むか仮想世界でミニチュアを組むかだけの違いだろ。
CGでやるかミニチュアでやるかの違いは大きい その後の見栄えや出来ることに大きな差がでるでしょ。 今の日本は金も時間もないからCGというCGにもミニチュアにも不幸なことになってる。
>>721 俺も俺も。
で、観に行って微妙に期待はずれ。
肝心のミニチュアを利用した背景ですが、CGでもファインアートでもない
妙な雰囲気、という飛び道具的な効果以上のものは無かったですな。
あれだ、『耳をすませば』の古道具屋の背景画が写真レベルの
超々々ファインアートで描かれていて、「うよ? これはどうやってこしらえた絵だ?」
と思わされた、その程度の効果。
725 :
名無シネマさん :2005/08/04(木) 00:07:40 ID:0FKx6utj
邦画の鬼ショボCGだけはなんとかならんかと小1時間・・・
ごめん...
邦画のCGが鬼ショボイのは、お金がないから?時間がないから?
>>727 金
時間
人材
どれでもよりどりみどり
「三丁目の夕日」の特報の30年代の東京は出来いいっすよ。 ただこの監督本編マッタリしすぎってところがあるんで、 今回はそこのとこもがんばってほしいなぁ。
HINOKIOは日本で史上最高のクオリティでした。
>>727 「宇宙戦争」の歴代予告編を通して見る機会があったら見てごらん。
トライポッド出現のシーンの、車が飛んできて地面に激突するカット。
飛んでくる車はもちろんCGなんだけど
あれ、初代から最終予告編まで三段階くらいで進化してるんだよね。
初代の頃はかなりヤバい出来。
質感は背景と馴染んでないし、実際に落として撮った実車への乗り換えも上手く行ってない。
正直言って「これと比べると邦画のCGは‥‥」とは言い難い出来映え。
それが次のバージョンになるとかなり馴染んでいる。
最終バージョンになると、付け加えた破片とか地面の影とかの要素がグッと増えている。
予告編と本編を見比べてないので何とも言えないんだけど
実際にはそこから更に進化している可能性もある。
要するに、あのカットに何人かが予告編の初代バージョンから最終バージョンまで
(あるいは本編公開直前まで)ずっと付きっきりで作業しているわけ。
「これが原因」とは明言しないけど、何となく何が原因かは分かるでしょ。
732 :
名無シネマさん :2005/08/04(木) 02:09:42 ID:sigLI8ox
同じ編集の予告編でも世代によるバージョン違いってあったりする。 フィルムを差し変える予算のある大作に限られるけど。 DVDに収録されるのは、その中の1バージョンだけ。 全部を見るには映画館に通ってないと難しいかも。 予告編ってたまに視覚効果に回される前のフィルムがそのまま使われてたりするよね。 クリフハンガーではスタントマンの付けてる安全索がそのままだったり バットマンリターンズではバットモービルに跳ね飛ばされる車を引くワイヤーがそのまま見える。 セットの窓外の合成用のブルーがそのままの事も多い。
SWのCG観てて、冒頭のファイター撃墜で部品と共にパイロットが 浮遊してたり、ドロイド切った時の断面が前作と違って赤く焼けていたり 描写が細かくなっているのを見ると、製作者の技術でまだまだ進化 するんじゃないかと思った。
735 :
名無シネマさん :2005/08/05(金) 14:22:39 ID:dA4iytzF
>>707 それは偏見だよ・・・ごめん、そんなヤツ多いわ。ごめん。
もうすぐルークの顔もCGで修正されます
レイアのブサイク顔の方が先。
事故前はきれいだったのにねぇ>ルークの顔 若い頃のデビッドボウイも彷佛とさせていた。
739 :
名無シネマさん :2005/08/06(土) 19:21:19 ID:rybaLUYw
日経サイエンスでCGの特集をやっている 進化したヨーダの姿 スター・ウォーズ最新作に見るCG技術 それにしても グリーバス将軍へたくそ CG見え見えなんて 批評は見たことないなぁ だれも気がつかないんだろうか(W
CGでしか表現出来ないものを「CG見え見え」とか言っても 偉くも何とも無いからだと思う。
グリーバスをCG以外でどうやれと?
>>741 まあ、モデルアニメで出来ない事はないだろうけど・・・
あのマント動かすとアニメーター2.、3人は死ぬだろうな。
>>742 モデルって何?
等身大のマペットみたいな人形をコマ撮りするの?
なぜ等身大? アルゴ探検隊のガイコツとかが等身大だったとでも?
>>743 要するに「ドーモ君」のような人形アニメーションの事。
基本的に自立させるだけで苦労するような実物大のモデルは使われない。
30cmくらいの身長のモデルが主流。
747 :
名無シネマさん :2005/08/06(土) 23:31:29 ID:rybaLUYw
>746 そして ワイヤなりエアーなり操作すると
今の技術でロボット作っても動きがギクシャクして あんなアクション絶対出来ない。
てか、コストパフォーマンス的に釣り合わないっしょ(w
要するにそういうこった。 映画に生身の超絶テク・壮絶バジェットを期待する人はCGを楽しめない。
CGは許せるけどHD撮りは許せん
752 :
名無シネマさん :2005/08/07(日) 08:03:27 ID:VT4/0l6l
>749 話を無理やり展開すると なにも1台のロボットでやる必要はなく カットごとに作ればなんとか あるいは古典的な合成でなんとか
753 :
名無シネマさん :2005/08/07(日) 08:08:58 ID:pKCzR1Kh
まさに共感!そのとおり 俳優の個性、演技力がまったく感じられない
>752 まともに動かせないから 結論としてはCGになる。
755 :
名無シネマさん :2005/08/07(日) 18:56:33 ID:X0KoWx7V
>>753 CG屋は役者じゃないんだ。
仕方ないだろ。
756 :
名無シネマさん :2005/08/07(日) 19:12:07 ID:ky+Z2L7Y
グリーバス最高だったじゃないか。 あれに文句言う奴がいるのが信じられん。 CGの成功例のひとつだと思うよ。
グリーバス、デザインがへにょい
758 :
名無シネマさん :2005/08/07(日) 22:57:15 ID:Sw3/3zyN
>>758 意味の無いレスなんか書かないで
もっと具体的に言えば?
言えないなら絡まないほうがいいぞ、頭が悪い人に見える。
そうだな、ここはCGをこき下ろし罵倒するところだからな。
妖怪大戦争の機怪という敵キャラはCGなんだけど、 わざと動きをコマ撮りっぽくぎこちなくしたそうだ。
そういうやり方嫌い。だからマーズアタックは嫌い。 モーションキャプチャーも好かない。CGは好きだ。
764 :
名無シネマさん :2005/08/08(月) 03:07:02 ID:Tb5FHVnH
>>756 その通り。
あの良さが分からないやつは、
ドグマ95の純潔映画を一生見てればいい。
ドグマだってさ。
プラモだってCADで作るんだし、別にいいんじゃないの
770 :
13 :2005/08/08(月) 22:46:12 ID:fjrWCXF0
夏だねぇ・・・・ グリーバスは成功例だと思うよ。 目元のクローズアップにまで耐えられるデジタルキャラって今までなかったもんね。
上のほうにあったけど宇宙戦争のCGはすごいねぇ。 車が撥ね飛ばされるところとか、教会が地割れとともに動く所もCGなのかな? 高架線が紙切れのように吹っ飛ばされるところなんて、スピルバーグは 破壊の衝動を映像で昇華させるのがうまいお人だなあ。 まあ、その「いいシーンを撮りたい!」が先に来てストーリーにちょと難ありだったが。 映像としてみるには見飽きないね。CGもあれほど完成度が高いと。
772 :
3スレ144 :2005/08/09(火) 00:51:15 ID:MiHnucdE
「呪怨ハリ版」をコメンタリで観たら、主演のサラが 「日本ではCGで誤魔化さず、ぜんぶ本物を使うのよ!」 と言ってたけど、あちらでも「誤魔化す」ような印象があるんだなと思た。 「このハエも本物よ!」とか、金無いだけなんですけどw でも天井から髪の毛でぶら下がりシーンまで実写で撮ったのは感心した。 てっきりCGなのかと、ずっと思っていたよ。
>772 吊りは日本の伝統芸ですから(ちょっとちがう)
774 :
名無シネマさん :2005/08/09(火) 22:13:05 ID:r+pn6vIG
>768 女子アナコレクションをぜひ 作ってほしい
ニューヨーク1997で、既に模型とCGは融合していたわけだが…
中子真治、お弁当屋さんになってたのか…
>>775 あれ、「融合」って言うのか?
マンハッタンのミニチュア模型の建物のディティールや輪郭に
白テープを貼って、それをグリーンのフィルターかけて撮影して、
ワイヤーフレームもどきの映像を実写で作っただけじゃん。
778 :
名無シネマさん :2005/08/09(火) 23:02:53 ID:rx5Ogby4
俺はCG大好き。 ピクサーのCGアニメも好きだし、SWや宇宙戦争のように実写の中にCGを派手に取り込んだ作品も好き。 もともと映画の画面にリアリティは求めてないから、CGまるわかりという場面も別に気にならない。 たとえばSWエピソード1のグンガン族とドロイドの戦闘シーンとか、いかにもCGだけど、あれでいいと思う。 そういうの少数意見なのかな…。
779 :
名無シネマさん :2005/08/09(火) 23:24:09 ID:URM4AnIu
778に同意 エンターテイメント色が強い映画なら普段できない、あり得ない事が起こる方が 断然面白い。 観るほうはCGって分かっているのだからすごいものが観たい。
>>777 融合とは思わないが、あれのアイデアはよかった。
映画だから本物である必要は全然なくそれらしく見えればok。
CGだから凄い映像ができるなんて手段と目的を取り違えた
映画(キャシャーンとか。。。)はいやだなあ
というかその一年後にはTRON公開されてるわけだが、 あっちのが力技の融合だし、SWでもえせCGは色々。
CG嫌い派ではないが、SWのアレは萎え萎えだったなあ。 アニメ見せられてる気分だった。 私の中ではあれはCGの失敗例になってる。 逆にEP3の冒頭の空中戦なんかは大好き。
ここ見てるとCG肯定派の方がはるかに多そうだが、 なんでスレが4つめまでのびてるんだろう? CGについて語るところと解釈してもよいのでせうか?
784 :
名無シネマさん :2005/08/10(水) 03:57:33 ID:cDNP6yPv
>>783 >ここ見てるとCG肯定派の方がはるかに多そうだが
若干一名が暴れてるだけだよ
785 :
名無シネマさん :2005/08/10(水) 04:35:10 ID:CFQCkHkr
CGマンセ
荒らすな
ああ・・・CGを一切使わない作り手の温かみが伝わってくるような古き良き特撮が いっぱい見れる時代はもう戻ってこないのかな・・・。 正直もう時代についていけないよ・・・。ついこの間まで自分は幼稚園児だと思っていたのに 同級生が次々と結婚して子供を作ったり家を建てたりしている・・・。 2歳の頃から同じ生活をしている僕にはそんな難しいことはできないよ・・・。 体から生えてくる体毛が憎い・・・。もう二度と生えてこないことを祈りつつ剃っても剃っても 生えてくる・・・。小学生の頃に履いていた半ズボンを履きたいんだ・・・。 まだ食事はお母さんに作ってもらって部屋まで運んでもらってるよ・・・。 大体今ぐらいの時間にお店がやってるのがおかしいよ・・・。昔に戻りたい・・・。 就職なんて難しすぎるよ・・・。いつまでもいつまでも温かいヒーローに囲まれて 暮らしたいんだ・・・。いつか僕の凄さを円谷のおじさん達が認めてホシノ君みたいに 出入り自由の少年になるんだ・・・。
789 :
名無シネマさん :2005/08/11(木) 00:50:13 ID:MaHHiXwS
>>787 それを言う前に
ちゃんと仕事した奴に
金 払 え
以上
ウラ焼きして反転した文字を直すとか、電線を消すとか、 サングラスに映り込むカメラを消すとか、そういうみみっちいCGならOK
>サングラスに映り込むカメラを消す これは映画の根幹に関わる。
>>サングラスに映り込むカメラを消す >これは映画の根幹に関わる。 黒澤なら消すね そこまでコントロールしてこそ演出ってもんだから。
黒澤ならw
てか、ロン・ハワードでも消してるから(w 『アポロ13』でトム・ハンクスが月面を歩く空想シーン。 ここでは宇宙服のバイザーに写り込むカメラや撮影機材を CG技術によって消している。 その他、宇宙船内のシーンではカメラを計器パネルの中にセット。 計器の一つを外してそこから撮影。 これなら写り込んでも観客には計器の写り込みにしか見えない。 そういう「姑息な」手を使えない出発前のシーン。 医務室で宇宙服を着込む飛行士達の宇宙服のバイザーに写り込むカメラは 全くと言って良いほど偽装されず、写り込んだまま画面に登場する。 その代わり、カメラクルーが医務服を着用。 これなら写り込んでも「何だか判らない機械の回りにいる人々」にしかならない。 写り込んでいるのは1st助監督、カメラ・オペレーター、フォーカス・プラー。 まぁ、要するに実際の撮影現場では「最も効果的な方法」を採用しているだけで 「CGかミニチュアか」みたいな論争は出る余地が無いって事ですね。
ま、普通消すわなw EP3でも、ぴかぴかのC3POの映り込んだいろんなもの消すの 大変だったみたいだし。 何より問題なのは「CGなら出来るから」と、アイデアを駄々漏れにさせる事だ。 「可能かどうか」じゃなく「CGで見せた時、それは映画の1シーンとして効果的なのか」 をよーく考えて欲しい。特に金をいっぱい使える奴。 背景や効果なんかは問題ないと思うが「キャラクター」はよーく考えて欲しい所だ。
男と女のクロード・ルルーシュは映り込みを消していない。 おかげで心霊現象と間違われた事もある。
フル3Dならハイライト成分 (照明の写り込み) リフレクション (環境の写り込み) まで完璧にコントロールできて、別々に吐き出せるから、 質感かなり追い込めるんだよね。 安っぽい部分が実はミニチュアでした、ってのは 模型だとそこまで照明追い込めないモンね。カメラの限界もあるし。 人間撮るときも、セットに天上があるのとないとじゃ高級感が違うってのは聞いたことあると思う。
798 :
13 :2005/08/12(金) 12:40:53 ID:UzVY+E4q
>794 > 『アポロ13』でトム・ハンクスが月面を歩く空想シーン。 > ここでは宇宙服のバイザーに写り込むカメラや撮影機材を > CG技術によって消している。 事実はちょっと違う。 あのシーン、ハンクスはバイザーつけてないのだ。 バイザーとそれに映る映像一切合財をCGで作り上げちゃったのね。 『アポロ13』は適材適所の好例だと思うよ。 無重力シーンは合成だと限界あるからって本当に無重力下で撮影して、 そっくりに作ったセットでのクローズアップと編集で巧妙に繋げたりとか。 放物線飛行中の貨物機の中で撮ったシーンからカメラが急激に引いて、 CG製宇宙船の窓外に飛び出してっちゃうところなんて壮観。
799 :
名無シネマさん :2005/08/12(金) 15:21:51 ID:9G+O6z7Z
ゆらぎのないゲーム画面みたいな ロードオブザリング ハリーポッター などはCGで誤魔化しただけのB級映画
B級でググれ
うんうん、アポロ13はホントに絶妙だった。
アポロ13はリアルストーリーってのが大きいと思うけどね。
803 :
名無シネマさん :2005/08/12(金) 18:00:51 ID:s/GibcRb
「グリーンマイル」 虫を吐き出すシーンで萎えた
804 :
名無シネマさん :2005/08/13(土) 11:07:51 ID:UmrrVOi0
ランゴリアーズの怪物もCG? あれはちょっとすごい出来だが、俺はアレでもいいと思う。 CG嫌いな人って、アニメも嫌いなんかね?
実写とアニメが混ざってるからいやなんじゃね?
映画って実写を使ったアニメーションじゃないの??
実写を使ったアニメーションもある。 アニメーションの語義を考えれば分かること。
809 :
名無シネマさん :2005/08/13(土) 14:40:46 ID:7uDgl2AP
「LotR王の帰還」 幽霊の軍団が攻めるとこで萎えた
ハニメーションってあったよね。一瞬たりとも流行らず消えたけど。覚えてる?
ハリーロードの不満・・・ ドビーゴラム なんであんな不気味なCGにしたのか アラゴグシェロブ 生命感のないCGでマシンにみえた
>810 単に庵野以外にあんな絵を作ろうと思う監督がいないだけだろ。 板野サーカスだってポイントを押さえて使うから面白いんであって、 全編それで埋め尽くされたら目障りなだけだ。
庵野といえばロケット発射シーンだろ アポロ13がCGでやった氷の描写とかも手で描いちまった 自身アニメーターとしてのピークと認めてるだけはある
>>813 すごいけど結局NASAの記録映像のコピー。
オリジナリティはないと思った。
パヤオの悪口いうな。
ハヤオは、そんな当たり前の発射シーンなんて面白くない、 高山の上までレールを張ってカタパルトで打ち出せば面白い、って言ったんだよな。
817 :
13 :2005/08/14(日) 20:46:44 ID:HJDasGPz
>816 それジョージ・パルのコピー・・・
>>816 それじゃなくて、パヤオは20年前に一回見た
映画のカットをタイミングまで完璧にコピーできる人
ついでにいうと庵野のあれは記録映像を再現すること自体が目的なのだし (ザクがライフル撃って薬莢飛び出すのと一緒)単にコピーするだけなら ロトスコープした方が手間はかからんがそうではなくあの記録映像をいかに 動画で再現するかということなのでアニメーターの仕事としてはまっとう。
WOWWOWでやっとサンダーバード見たよ 息もつかせないアクション、そして最新CG。 いやあ久々に本格的なメカアクション観たーって感じ。 でもまあティンティンの透けビーチクには負けてたかな。
二段ロケットの切り捨てられる方にも人間が乗っていたら面白かった とか言っていたな。
822 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/08/17(水) 11:06:25 ID:QBcFna6y
というわけで、某イージス艦映画を見てきたわけですが、えーとですね、 はっきり言って、 CGが映画をつまらなくしてませんでした。 これは大きいよ。 CG自体は準ヘチョヘチョの水準で、イリュージョンを楽しむと言う線には 程遠い出来だったけれど、大切なことは、使いどころをわきまえていて、 自慢げに画面全体になにやらヘンなものを開陳するところが 一切無かったこと。 基本は実物と実物大セットで見せて、どうしても現物指向で 撮れないものだけ、そっとCGIに置き換える、という路線を徹底した結果、 なによりも本編に集中できたのが大きい。 そのうえで、轟沈する○○とか海中を突進する○○とか、そういうCGIは、 あくまで記号として扱うことができて、画面に出てきたとしても、 「ああ、そういうことが起っているんだなあ」という以上の印象を 持たせないことに成功している。 このへん、戦国自衛隊とくっきり明暗が分かれたね。
823 :
ネタバレ注意 :2005/08/17(水) 15:10:08 ID:E+l7PGTt
>>822 そして最後のしょぼいモデル艦沈没でがっかりしちゃうわけですね?
そもそもイージス艦の轟沈を目で見た人間など一人もいないのだが。
似たようなものならテレビや映画で見てるよ。
826 :
名無シネマさん :2005/08/18(木) 01:23:50 ID:sxa7OJeB
ブレイドのバンパイアが斬られた瞬間のあれはなんか CGのお手軽感が伝わってきてゲンナリした。安易な感じ。
>>826 あれをCG抜きの実写でどうやれと?
俺そのシーンだけ大好きなんだよね
根性でやれってことじゃね?根性の魂を見せろみたいな。 結果が駄目駄目でも心意気が伝われば良いんだろ。
829 :
13 :2005/08/18(木) 05:31:24 ID:s3ZRlE/x
>828 普通の人は心意気なんてどうでもいいから映画に酔わせて貰いたいんだと思うが。 とか言って「俺的普通」をみんなして振り回してもしゃーないやね。
830 :
名無シネマさん :2005/08/18(木) 05:41:52 ID:fvycLFTM
>>826 斬られたとこから火の粉が舞って、ジュワ〜の効果音付きで灰になるのが
いいんだよ!
と言いたい(`・ω・´)
831 :
名無シネマさん :2005/08/18(木) 07:00:06 ID:sxa7OJeB
なんかもっと凝って欲しかったわけ。お手軽に済ましちゃった感じがする。 灰になるにしても、厚みや重みをもっとどうにか出せなかったかと。せめてスターシップトゥルーパーズぐらいのさ… 「あーこりゃ楽だ」って声が聴こえてきそうな気がする。 作り手からもブレイドからも
832 :
名無シネマさん :2005/08/18(木) 07:42:37 ID:ylW19EBR
いずれにしても、手抜きに見えたらガッカリだよな
フライトナイトやレイダースなんかは根性でアナログでやってたな。 ただブレイドみたいに雑魚をバンバンぶっ飛ばすたびにあんな根性を 見せられてもそれはそれで疲れるしなにより飽きてしまうと思うのだが。 その他大勢は「お手軽」に、メインの敵やラスボスには根性入れて ってのがいいと思う。この場合の根性はアナログに限らないよもちろん。
なにげにブレ2はティペットじゃん
835 :
名無シネマさん :2005/08/21(日) 00:43:37 ID:YjyGtHiD
三丁目の夕日のCGは上出来っぽいぞ。 スパイ・ゾルゲの5倍くらい。
>>835 >スパイ・ゾルゲの5倍
それじゃ良いのか悪いのかわからん。
邦画は糞
838 :
名無シネマさん :2005/08/21(日) 03:12:22 ID:noh84WA3
どう見ても500倍くらいはいいんじゃない?
ゼロを5倍しても500倍してもゼロ
マイナスをかけるとよりひどくなるぞ
映画にすらなっていなかったもんなぁ>ゾルゲ 主演のイアン・グレンが気の毒になるほどだった。
華奢ーンのCGはそれなりに見れた。 でもあれは、CG効果としてでは無くCGアニメだね。 登場人物以外のすべての背景が安っぽいけど、あれだけのイメージを作れる監督もいたのと高く評価した。 まあイメージは日本のアニメのあっちこっちから拾ってきたものの二番煎じだが。 見せ所もあるし、最近見た邦画では普通にたのしめました。(邦画自体年に数本しか見ないけど) 専用スレとかみてないけど、華奢ーンにする意味あったのかね? 別にオリジナルで十分だと思うけど。 アニメ原作というのが一般客から受け入れられるのか疑問。 HITしたんか?
>>オリジナルで十分 企画が通らない、資金が集まらない、 まぁ、半分以上監督の名前で通ってる企画とはいえ、 キャシャーンが通るのも充分不思議なんだが。 >>HITしたんか? 同時期に大ゴケした同様の漫画原作CG映画の 群れの中、これは健闘したぶるい
845 :
名無シネマさん :2005/08/23(火) 00:51:50 ID:8iE4QsYT
三丁目の夕日はブログ見ると結構ミニチュア使ってるらしいね。 画像の街並みなんかも建物はミニチュアかな? それにしても、予告編で車の中から見える街並みのカットは凄いと思う。
846 :
名無シネマさん :2005/08/23(火) 02:41:42 ID:PbuQm+p+
ライティングされたミニチュアを一旦CGのなかに取り込むというテクニックが使われているらしい。
847 :
名無シネマさん :2005/08/23(火) 02:50:51 ID:CFhdGEFh
亀レスだが『キャシャーン』は制作費の二倍(14〜15億)くらい稼いだと聞いたよ。
叩かれていましたが、キャシャーンは結構成功しましたね。
849 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/08/23(火) 15:48:13 ID:JnHn3NvO
>>844 マジか! 追悼&合掌。
俺的には、そのスレの
67 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2005/08/22(月) 19:10:56 ID:j3HHdL140
俺も、ヤマハのCS01押し入れから引っ張り出してくるよ。
弾いて追悼しよう。
74 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2005/08/22(月) 19:22:09 ID:FlPiTZTG0
>>67 追悼終わり次第、そのCS01私に譲っていただけませんか?
95 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2005/08/22(月) 19:55:40 ID:j3HHdL140
>>74 音が出ませんですた('A`)
というやり取りに不覚にも不謹慎にもワロス。
850 :
名無シネマさん :2005/08/23(火) 16:38:21 ID:dsFqrtyR
【アボガド】週刊「戦艦大和を作るオッケ〜〜!!」【バナナかと】
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>850のわけの分からないコピペで、男たちの大和を思い出したのでHPを見たら
予告やメイキングが充実していた。
結構よさそうだね。特撮もミニチュアを多用してCGに頼りきっていない感じ。
まだ派手なCGショットが出来上がってないからかもしれないけど。
>>845 監督の山崎氏はCGの人だけど、CG至上主義ではないからね。ジュラシックパーク
等の影響で特撮が総CG化するかのように言われていた頃、ミニチュアは無くならない、
むしろ仕事としては増えると言いきっていたし。
>>852 いくらなんでも予告だけでそれは言いすぎ・・・って俺は釣られているのか?
>>852 まあ、一番の不安要素は監督が「北京原人」の人であることなのだが・・・
855 :
名無シネマさん :2005/08/24(水) 00:03:12 ID:8iE4QsYT
男たちの大和の新予告。 映像的には意外とイケるかも。 早く久石の音楽を聴きたいな。
>>854 個人的には「主題歌:長渕剛」がその不安に輪をかけている。
>>856 4ヶ月先のお前には長渕の良さが分かるようになるから
心配するな。
>>857 悪いが、元からアレの歌が嫌いだった上に
「英二」の撮影時にアレの言動を至近距離で見続けた俺には
そんな機会は何百年経っても訪れないと思う。
ちなみに「主題歌:長渕剛」に不安を覚える理由は「アレの曲が使われるから」ではない。
「最後に長渕を流せば良いんじゃね?」という制作側のスタンスから透けて見えそうな
アレコレが不安で不安で仕方がない。何と言っても今どき佐藤純彌だしねぇ。
「金は掛かってるけど、ただの浪花節」になった日にゃ目も当てられん。
と、「連合艦隊」で谷村新司が流れた瞬間にテンションが
グッと下がってしまった経験のある俺は思うのであった。
859 :
名無シネマさん :2005/08/24(水) 10:27:11 ID:sv1IVC/j
>>857 自分がそうなってしまうのなら、自殺したい気分だ。
ゾンビ化するのと長渕化するのと、どっちがおぞましいだろう。
【零戦燃ゆ】 石原裕次郎 【二百三高地】 さだまさし 【大日本帝国】 五木ひろし 【連合艦隊】 谷村新司 【男たちの大和】 長渕剛 コテコテの日本戦争映画主題歌ラインナップ。
女王陛下のユリシーズ号はなんで映画化しないんだろう・・・
862 :
名無シネマさん :2005/08/24(水) 19:29:09 ID:ebMxoaja
出来の悪いCGの醸し出すチープさはこれまでなかったものだから、 (マットの絵が下手というのとはちょっと違うし)、 単に出来が悪いというだけでは済まない違和感を感じるんだよな。 まぁ、ここまでCGが使われるようになってから言うのもアレだが。 だから、CGは新たな表現方法を切り開くと同時に、 新たなチープさ出来の悪さも発明してしまったという側面もある。
>>822 地味ながら対「うらかぜ」シーンは、観客に「これがVFXかどうか」等と
余計な詮索をさせないレベルには達してたんじゃないですかね。
これは確かに技術的に云々もあるけど、見せ方が良かった面も大きい。
VFXを感じさせたのは爆煙の中から二発目のミサイルが飛び出てくるところくらいかな?
いくら海自全面協力とは言っても、撮影のためにミサイルや対空機関砲を撃ってはくれないし
あんな危険な場所にカメラを据えたライブラリー・フィルムなんていうものは存在する訳がない。
だから、ミサイル発射や対空機関砲の射撃は全てVFXによって作られているわけで
それを考えると全てVFXで作られた対「うらかぜ」のシーンはかなり良かったんじゃないですかね。
あと、艦底爆破は内側がミニチュアで、外側がVFXらしいけどこれも良かった。
クライマックスの轟沈に関しては「うーん」ですかね。
実物大爆破→ミニチュア爆破までは良いんだけど、沈み出すとちょっと・・・・。
水絡みじゃない爆発カットが順光なので、それに轟沈カットを合わせた結果
「水」「火」「煙」というミニチュア最大の敵を含む三重苦のカットが
最も被写体を明確に照らしてしまう順光になってしまい、失敗したような気がします。
かなり細かい水柱とかを足して頑張ってるんだけどねぇ・・・。
思い切って逆光のアングルに入るとか(東京湾で逆光のポジションというとお台場が入らない危険があるが)
立ち上る黒煙に陽光を遮られた、ってことでシルエット気味にした方がまだ勝算があったような。
順光だとどうしても沈み出した時の色鮮やかな艦艇部分がミニチュア感を強調してしまうような気がしました。
あの部分の艦内のミニチュアセット(ブリッジ・機関室・廊下だけかな?)は
メイキング本とか見るとかなり大がかりなわりに、編集でゼータクな切り方をしててこれは良かった。
ま、関係ないけどとりあえず「お話を支えるためのSFX」を評価しているBiSHOPタソには
意外なダークホースであった某交渉人も観て欲しいと思うのでした。
実写では不可能なカメラアングルが「CGで作りました」感を 強調しているんだと思う。
昨日久々にDVDでJAWSをみたのだが、こういうのをみるとこのスレタイも頷けてしまうのだな。
チョコレート工場、本当にチョコを流すのは幾ら何でもやりすぎじゃないかw?
平成生まれの映画ファンが【物体X】見ても 造形に対する興味って沸くのかなぁ?
868 :
名無シネマさん :2005/08/26(金) 14:13:52 ID:JZLruPiI
ハリウッドはCG史上主義みたいにいわれてるが、なんだかんだで 実際にセットやモデルつくることにこだわる監督はいるんだな。 ティムはチョコレート工場のセットにこだわった結果、この映画で 1億5000万ドルつかったわけだし。
史 上 主 義
>>867 マイティジョーヤングを見てCGがいやになりました。
古いSFXのほうが箱庭感覚で面白い。
CGには重厚感がないのがいたい。 エイリアンVSプレデターでたまにプレデターがぶっ飛んでる。 かといってセットだと、エイリアン2のマザーエイリアンは釣られてふわふわしてるし。 重さがどうにかなればCGはもっとよくなるとおもうよ。
仮にcgより凄いテクノロジーが出来れば cgの時代は素朴な味があって良かったと言われることだろう
そういう方向性どうよ?という議論は置いておいて、妖怪大戦争のCGのストップモーション具合は 結構レベル高かったw
>>868 >ティムはチョコレート工場のセットにこだわった結果、この映画で
>1億5000万ドルつかったわけだし。
やっぱ、金が使える監督(稼げる監督)は好きなことできるよね
悲しいのはセット作らせる金もなし、CGのレベルを高くする金もなしな人だな
スレ違いだが、今度やる「容疑者〜」は ロケ許可が降りなかったので新宿通りを丸ごとセットで作ったらしい 金はあるところにはあるんだな。 でも多分ビルの上の方とかはCGで足すんじゃないかと予想
>でも多分ビルの上の方とかはCGで足すんじゃないかと予想 つまり誤魔化しがきくところ
>>876 テレビでセット見たけど、まんまそんな感じ一階部分だけ。
アルタ前から伊勢丹手前までのオープンセット。お金があるっていいね。
>>879 ほぼ同じ場所を実際に使って、「ターン」では
非難ゴウゴウの中人止め・車止めをして
「無人の新宿」シーンを撮ったんだよね。
遅ればせながら、宇宙戦争みてきました。 この作品、もちろんVFX満載でしたが、 一番「これどうやって撮ったんだろ?」って思ったシーンは、 序盤でトム親子三人が車で逃げるシーンで、かなり長い時間を ワンカットで撮ってるシーンですね。 三人の車中の会話をフィーチャーしつつ、ぐるっと車の周りを 回ります。 一瞬、車の上半分だけが本物で下は台車かなんかかなあと思ったんですが、 すぐに車の全景が映し出されます。 カメラワークのスムーズさと安定性から、車とカメラクルーが並走して 撮ったのではないと思いますが、だとすると車と背景は合成かなと。 中々おもしろいカットでした。
普通にそれぞれ撮ったカットをワンカットに見えるようにCGでつないだんじゃないの? フィンチャーとかがとっくにやってそう。
883 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/08/29(月) 11:54:52 ID:BWv/d0MQ
>>863 遅レス深謝。
うん、分かる分かる。「これは、まあ悪くない」と思う作品にであったら、
実際のところは遥かに高度な仕事が裏で地味〜にほどこしてある、ってわけね。
CGの特徴たる“成功すればするほど、印象に残らなくなる”という部分が
うらめしいね。
たしかに、撮影に全面協力とはいえ、シースパローもファランクスも実弾射撃を
やってくれるわけはなく、ミニチュアに加えてデジタルでトリートメントして
いることは明らかなので、コレについては印象に残して分析できなかった俺の
完敗だわな。
某『交渉人』ですが、あれです、その、なんだ、某刑事モノをTVも映画も全く見ていない
人でも、楽しめるのでしょうか? それならDVDで味見してみますわ。
あれは、某ベーシストや某一世風靡セピアなど、キャラクター模様の妙味を
味わうTV放映に適したフォーマットで作られていて、映画はあくまで
ファンサービス興行だと思っていたので。
ところで、ロメロ先生の『ランド オブ ザ デッド』見てまいりました。
まあ、内容的には可もなく不可もなく、御大のリバイバル公演という
以上のものではありませんでしたが、それでも微妙にCGが忍び込ませて
ありました。特殊メイクに見えて、微妙に後処理が見え隠れしたり。
(まだプロダクションノートも見ていないので大嘘かもしれませんが)
884 :
13 :2005/08/29(月) 22:24:44 ID:ePsnYaP0
>881 >882 あれの端緒は「ホワット・ライズ・ビニース」。 骨組みだけの車の中で役者が演技してる所をスタジオ撮りして、 ライブの風景とか予算があると100%CGとかで周囲を飾り付ける。 「宇宙戦争」の場合は横からのショットと前からのショットと車内からの ショットを繋げてるね。
>>884 あれ(宇宙戦争)って背景作ってますかね?
背景実写なら、マッチムーブ大変そう。
>>885 お前のパソコンでもチンコ追跡してモザイク掛けることなんて朝飯前だよ。
つうか全然意味ね〜
888 :
名無シネマさん :2005/08/30(火) 15:05:39 ID:4+HqPxSE
age
>>883 「交渉人」ですが。
この映画は最初は「踊るシリーズとは何の関係もない地下鉄パニック映画」として構想された。
なので、特にシリーズに触れていなくても途中で置いてきぼりを食らう事は無いと思う。
まぁ、時々「シリーズ・ファンへのサービス」というのが挿入されはするけど
それらは「いかにもファン・サービス」な演出が為されている事が多いので
それなりに他のシリーズものの映画を見慣れていれば苦労はしないかと。
ま、全然「交渉」からイメージされる頭脳プレイとはあまり縁がない映画ではありますが
変な期待をしなければ上映時間中はお尻をモゾモゾさせずに過ごせると思いますよ。
特撮以外にも世界に何台もない高感度HDカメラ・システムを駆使した夜間撮影、
A・B・C班の三班体制で撮られた本編の、豊富な編集素材があったからこそ実現した
ハリウッド映画に迫る勢いのカッティングのテンポの良さなど見どころは有るし。
惜しむらくは「ハイテク頭脳犯罪」を題材にした割りには
(恐らく専門的なアドバイザーの不在と脚本執筆期間の短さから来ると思われる)
緻密さに欠ける脚本ですかね、欠点は。
ま、致命的な欠点ではあるけど、それを補うだけの勢いはあると思います。
>>889 ふうむ。
>この映画は最初は「踊るシリーズとは何の関係もない地下鉄パニック映画」として構想された。
それはつまり、そこそこ完成している近未来宇宙ウォーシミュレーションゲームの
エンジンに、キャラクター商品としての某ご長寿アニメのムービーシーンを
合体させて、『なんとかの野望』を作って、ゲーマーもアニメファンも取り込んで
ウハウハ、みたいな感じですかの。
ともあれ、そこまで言われると観たくなる。
よしゃ、借りてみるか。
ご意見感謝。
>>890 ま、困ったことに「シリーズ・ファンへのサービス」を超えた
他の番組からの内輪ネタもあるにはあるんですけどね。
そんなにTVを見ない人間には何の事やら。
とりあえず西村雅彦が出てきても「お、何かしでかすのか?」とか
変な期待はしないで下さい。
なんてレスを書くために検索してたら。
本編はD班(空撮班)まであったのかぁ。
ミニチュア・ユニットを加えたら五班体制だったのですね。
何と豪華な。
892 :
名無シネマさん :2005/08/31(水) 02:13:21 ID:8DGXwtiZ
このシリーズの行く末については、ワクさんをデジタル技術で復活させるかどうかが重要な 要因の1つになると思う。
893 :
13 :2005/08/31(水) 08:08:58 ID:EoB9x+vx
>>889 >この映画は最初は「踊るシリーズとは何の関係もない地下鉄パニック映画」として構想された。
・・・「スピード2」とか「ダイハード3」とか想像してしまった。
こないだ「ヴェラ・ドレイク」見に行ったんですよ。
VFXなんぞとは縁のないマイク・リー監督の。
例によって濃密かつ豊穣な会話劇が狭苦しい下町のアパートの一室で
展開されてた訳ですがね。
カメラの真っ正面に鏡があるわけですよ。
カメラ映ってないんですよ。
マイクリーみたいな奴まで、そんなに予算もかけてなさそうな映画で
さりげなくCG補正やっちゃう時代なんだなーと思った。
よく考えりゃ当然なんだけどね。
デジタルバックロットで役者に無茶な想像力強いる様なCGばっかりじゃなくて、
演技の邪魔になる煩雑なセッティングを回避するって方向で、
役者を助けるデジタル技術ってのも当然あるんだよね。
踊る大捜査線といえば劇場版第2作で主な舞台となるベイブリッジ。 あれの大半が四国だったかの未開通の高速道路で撮影されたものだそうな。 それをCGで見事にベイブリッジにしてしまっているわけだが、いわれるまで それと気付いた人はそういないんじゃないだろうか。 普通に考えればCGでやる必要がないもんね。
895 :
名無シネマさん :2005/08/31(水) 10:20:01 ID:l22/xAKQ
つまりは、作り手の使い方、センス次第ということだね、と、したり顔でまと めてみたりする。 しかしモブシーンでの安易な多様はうんざりだよな。CGなんてしらないお じいさんでも、なんかおかしい、と感じてるようだし。
最近のB級怪獣映画はCGになって魅力が急降下した。
交渉人〜は、韓国が作っていれば絶対「劇場版パトレイバーのパクリ」と言われそうなプロットが……。
898 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/08/31(水) 12:34:45 ID:98oqOrhx
>>893 『世界で一番不運で幸せな私』
http://www.albatros-film.com/movie/sekai/ 結局、観ないことにしたんで、断言は出来ないんだけど。
予告編を見る限り、『アメリ』とか、まあ、実にそういう風なフランスの
新しめのラブストーリー。
キーとなるガジェットのメリーゴーランド型のお菓子の缶が
主人公カップルの心象風景として本当にメリーゴーランド並に大きくなって、
そこで二人が逢瀬を楽しむ、というシーンがあったような。
これもまあ、最新技術の恩恵と言えば恩恵で。
899 :
13 :2005/08/31(水) 18:45:20 ID:tTcWMveH
>>898 >主人公カップルの心象風景として本当にメリーゴーランド並に大きくなって、
>そこで二人が逢瀬を楽しむ、というシーンがあったような。
そういうの一番喜んでやりそうな大林宣彦が最近全然おとなしいのも不思議だよね。
あと、ウッディ・アレンはここ5本くらい必ずILMと組んでるのだが、
正直どこで使ってるのかがさっぱりわからない。
ベースのクオリティと、CGを使った場面のクオリティにレベル差があると冷めてしまうのではないかと思う。 別にこれはCGだけに言えることではなくて、ピアノ線だのミニチュア使ったってそうなんだけど。 だから悪名高きFFだってベースと演出全てCGだから、ストーリー面でのつまらなさはあっても ある一場面のせいで興ざめしてしまうという人はすくないんじゃなかろうか。
> カメラというか観客に向かって横転しながら突進。 これでは従来の映画と変わらない。CGで見せるのならば、 「カメラでは撮れないがそこにいる人間なら見たであろう映像」 カメラを意識させず、臨場感を作り出せるのならそういう映像こそCGで作って見せて欲しい。 当然、乗り物にでも乗っていない限り「人間より速く動く視点」は問題外という点では共通だ。 「カメラに向かって物が飛んでくる」 カメラワークの制限等 実写では不可能なカメラアングル > アニメでは空間、パースを無視したカメラに向かっての演技、 舞台や演劇じゃお客様に向かって演技をするのに、 なぜ実写になるとこうも皆さんはカメラに向かってくるのを嫌うの?そこが良くわからない。 今までの実写が怠惰なだけなんじゃないかな。カメラに向かってパンチしたり刃を突き立てるのも 別にやろうと思えばできるよね。 あの映画はイマジナリライン無視してるから駄目だ!みたいな幼稚な意見だと思う。
>>902 キミが不幸にして作品世界に耽溺することがなかっただけじゃない?
ズームと同じで観客がカメラの存在意識してシラケるんだよ。
あえて意識させたい演出意図がある場合はかまわないけど、カット単位での刺激しか
認識できないバカには一生理解できないだろうけど。
>>897 まあ「踊る〜」シリーズ自体パトレイバーにインスパイアされて作ったもんだし
905 :
13 :2005/09/01(木) 05:30:49 ID:etBLoR0E
>903 優れた演出はズームレンズの存在自体意識させないけどね。 リドリー・スコットなんかはズーム大好きっ子で、自作のあっちこっちで 寄ったり引いたり大忙しだ。でも観客は全然気にしない。 ズームによる対象への肉薄が、演出の一部になってるからなんだね。 「大列車強盗」以来、そうしたカメラや構図に頼った臨場感の創出ってのは、 演出技法が発達する上での大事な柱になってる。 上手い下手はあるだろうけど、そういうのが気になって映画に耽溺できないって 人がいるんなら、そもそもその人は映画に向いてないんだよね。
906 :
13 :2005/09/01(木) 05:34:50 ID:etBLoR0E
で、「じゃ安易なCGでのオブジェクト飛びまくり」がズームと同じ方法論で やってるのかっていうと、それはそれでちょっと違う。 あれは大抵の場合、その場しのぎの「画面への色付け」でしかないから。 見当違いの場所に色をつけちゃった失策を、カット毎、作品毎に検証してく 類の演出な訳。 「アルマゲドン」の画面をかすめる破片はシラけるけど、「マトリックス」で 叫びながら飛んでっちゃうスミスとか、「宇宙戦争」終盤での、手前の 建物を丸ごと粉砕して眼前に倒れて来るウォーマシンなんかはむしろ観客を 煽り立てる。 一概に「手前に飛んで来るからだめ」って訳でもないって事ね。
【忍 SHINOBI】予告でも 手前に手裏剣飛んでくるカット多用されてましたな。 ワンパターンで覚めた。
カメラの存在を意識させることで現実感を持たせて、映画の中に
没入出来る時も無い?ハンディでの手振れや、レンズに水滴が付いた表現ってあるよね。
ライアンなんかは凄い好きだ。
CGでの仮想カメラに、現実同様の物理的制限、(アイリス送りやレンズmmとか)をかけて、
カメラの存在を気づかせることで、リアルに見せることもあるし。
>>907 それは見てないけど、手裏剣投げられる側の視点で撮っちゃダメなのかな。
傍観者としての観客を引きずり込む、簡単な方法の一つだと思うよ。
映画は客との対話だって意見もあるし。
そういやジュラかロストワールドでも恐竜カメラにトンで来たっけ・・
チーム・アメリカ、無意味に手前に飛んでくる破片が再現されていてワラタ
910 :
名無シネマさん :2005/09/01(木) 23:10:53 ID:wMerBpol
手裏剣投げられてカメラが多少でも避けるような動きがあって初めて臨場感が出るのに ほんと、少しでいいんだから
>>902 >カメラに向かってパンチしたり
これ凶気の桜のオープニングシーンにあったよ。
窪塚の逝っちゃってる顔がマジ必見。
912 :
13 :2005/09/02(金) 04:16:38 ID:U8aR3mNz
ちなみにアメリカ映画初の「モダンな編集」という事になっている エドウィン・ポーターの「大列車強盗」は、強盗の一人がカメラに向かって 拳銃をぶっ放すミドルショットのお陰でその地位を確保してるそうな。 問題のショット自体はあまりに唐突に登場するもんで、フィルムの散逸した 今じゃ映画のどの部分に元々入ってたショットだか判らなくなってるそうだけどね。 「最先端をとりあえず使って驚かせてやろう」って意欲は、 映画草創期からもう存在していた、って話でした。
まともなCGつくってから文句を言ってね>1 日本人はまず、ハリウッド並みのCGをものにして大きなことを言えっつーの!
日本人もハリウッド映画のVFXに関わっているわけだが・・
金が無ければ工夫で何とかする、ってのが日本の特撮の姿だったと思うのだが。 ハリウッド並みに金を使えないなら工夫で何とかしようよ。
>>912 俺の見たバージョンでは件のカットはラストについてた。
映画生誕百周年の頃の雑誌でもそういう記事見たことあるので
ラストで確定だと思ってた。
そういや【ポチョムキン】以後に
「モンタージュが映画をダメにした」って意見見たことあるな。
CGってあんまり工夫の余地がない気がするが。
>>916 大列車強盗のそのシーンは、
映画館がどっちか選べるようになっていた。
DVDでは最後に付けるパターンを採用しているんですね。
でもポチョムキンは、
ポーターのような映画の見せ物小屋っぽさを
「アトラクションのモンタージュ」
と呼んで、それを再現しようとしていたはず。
モンタージュが嫌われたのは、
ドキュメンタリー性至上主義の人に、
長回しの持つリアリティが寸断されると思われたから、です。
ちょうどCGが非難されているような感じ。
>>912 >「最先端をとりあえず使って驚かせてやろう」って意欲は、
>映画草創期からもう存在していた、って話でした。
映画自体がそういうものだよね。
たかだか100年ちょいの歴史しかないメディアだもんな。
新し物好きで当然。
922 :
13 :2005/09/02(金) 21:56:25 ID:U8aR3mNz
>921 そいつは本末転倒じゃないか? 始めにありきは「何が映画にとって効果的か?」でしょ。 そこを踏まえた上で、「俺らがCGで出来る事は映画の足しになるんだろうか?」が 出て来る訳で。 自前の技術やスキルでいけるっていう算段がつくんなら、 CGでもなんでも使って行けない理由はないやね。
923 :
13 :2005/09/02(金) 21:58:12 ID:U8aR3mNz
>920 新しいものへの意欲が映画を生き延びさせて来たって所もあるしねぇ。 同じ頃に誕生した他の文芸ジャンルがのきなみ気息奄々なのに比べると、 映画がまだしも元気に見えるのって、常に新しさに対して敏感だったから、 っていうのは間違ってないと思う。
924 :
名無シネマさん :2005/09/02(金) 22:22:26 ID:jQdAJo/b
人間が想像出来るものは全て映像化出来る こんな便利な道具を映画界がほっておく筈がなかろう ハウゼンも円谷も今生きて居たら喜々として使っていただろうね
>>人間が想像出来るものは全て映像化出来る
今だそんな便利な道具ではない。付け加えると普通にできていないという以上に
人間の想像力は物理的や視覚的矛盾を持ったものでも矛盾なく並立させてしまう、
カットバックなんかはまさにそれを擬似的に映像として表現するものだけど、
そのようなもの全てを映像化することは無理。
>>922 表現として完成度の望めないものをいかにうまく排除するかというのは
本末転倒というよりものをつくる時に避けては通れない原則論。
ゲームのICOのディレクター上田氏もリアリティ向上の手法として
そのようなものを徹底的に排除するというようなこといってますな。
926 :
名無シネマさん :2005/09/03(土) 03:16:23 ID:V9Ejvcs8
静止画ならば人間が想像しうる全ての映像を再現可能 問題は動画だが、これとてアニメーション的な考えで静止画の連続と考えれば手間はかかっても表現は可能なはず あとはどこまで正確かつ詳細に想像出来るかという人間側の問題
>926 あと予算と時間の問題
予算と時間を工夫でかいくぐるってことはできないのかね。
929 :
13 :2005/09/03(土) 17:10:47 ID:MsNTJ6QR
>925 >表現として完成度の望めないものをいかにうまく排除するかというのは そりゃ「表現として完成度が望めません」っていう前提があっての話。 まずは出来るか出来ないか検証する所から入らなきゃ。 でもって、可能性があるなら研究開発にまで踏み込むとかさ。 そこを回避しちゃうと、未だにピアノ線で飛行機吊ってるなんて事にも なりかねない訳だから。
カメラワーク一つにしてもいかに不必要なものを排除するか というのはごく当たり前のこと。 あなたのいってるのは根性論、わたしのいってるのは技術論 並列してしかもわざわざごっちゃにしてする話ではないよ。
>>930 京都の撮影所の
思考の停止している照明屋みたいな考えだな
933 :
13 :2005/09/04(日) 15:28:26 ID:VgknbiwK
>930 >あなたのいってるのは根性論、わたしのいってるのは技術論 間違い。 技術も根性も出て来る前の、プランニングの時点のお話なのよこれ。 そもそもの始まりだった、918と921の掛け合いを読み直して ごらんなさいな。 >918 >CGってあんまり工夫の余地がない気がするが。 ↓ >921 >まず使わないという工夫。 ね? 「技術検証もなんも必要ない、切り捨てる所から始めよう」って 921では言ってる。 それじゃ新技術なんて全然育たないじゃん?
934 :
3スレ144 :2005/09/04(日) 20:51:14 ID:G7tMvUCi
CGが導入された時点で映画は以前とは異なるものに変貌したわけだから、 いろいろ軋轢が生まれるのはしょうがないかな。 否定派はいわば政治の世界での保守反動みたいなもんだから。 スピの「宇宙戦争」は真正面だけど、「下妻物語」冒頭のCGだってCG なんだよね。 でもあのCGが駄目って言う人はまずいないだろう。 そういう感じ。
問題は軋轢じゃなくてこれで映画離れがあるかどうかだな。
ゲームなどでCGに慣れ親しみ、CGをすんなり受け入れられる世代が 次の時代の映像をつくるとは樋口シンジの弁 リサーチでも映画主に見る世代は10-30代だって言うから まあいいんじゃないのかな。離れるけど新しい層も取り込める。 離れた人は数多ある名画でも見ていてくれってことだろう、、。 例えば 昔の時代劇は良かった!って言っても撮れる世代も居ないし、見る世代も居ないと。
旧い世代は名画の基準にリアリズムをもってくるけど、若い世代は関係無いみたいだね 「リアルだけど、それが何だ?」みたいな
938 :
3スレ144 :2005/09/05(月) 00:57:43 ID:l8FhYUzl
>>937 > 「リアルだけど、それが何だ?」みたいな
あ、面白いねぇ、確かにそれは前から思うんだ。
リアルがなんだ? 糞がリアルに臭ってくればうれしいか? って思ってる部分も確かに。
>>938 『ムトゥ』を観て、涙が出るほど感動したクチなんだけど、
その後で、どこかの評論家が、
「まあ、こういったものは、日本では長谷川和夫、片岡千恵蔵
あたりがとっくにやっているジャンルなのであるが、
その辺りを知りもしないで云々……」
とか書いていて、むちゃくちゃ変だと思ったことがある。
“じゃ、何で今の日本では絢爛豪華なプログラムピクチャーが
キチンと毎年供給されないの? 駆逐されて衰退しちゃったんでしょ?”
とかそんな感じで。
石井克人とか、『下妻物語』(観てないけど)の中の人(知らないけど)とか、
大まじめにリアリティを無視してくれる作品は、最近は復権しつつあるんでしょうか?
どうでしょうか?
若いうちからリアリズム大好きなんて方が普通じゃないからだろ。
941 :
13 :2005/09/05(月) 09:30:31 ID:aOwi/Ldl
ムトゥの楽しさってのは、ドラマのものすごいピュアな部分を てらわずに恥ずかしがらずにやった事の楽しさだからね。 知恵蔵の活劇や美空ひばりのレビューものに通じるのはある意味当然。 MGMミュージカルやハリウッド製活劇なんかも一緒ね。 作り手がスレちゃうと、かえってそういうの難しい。 長谷川和夫の時代の日本映画はそういうのが可能だったけど、 ATGとかが出て来て駄目にしちゃった。 同様にアメリカではニューシネマがそういうのに駄目出した。 でもそれは全部「作り手の都合」だから、 ピュアな映画の楽しさを楽しみたい客層ってのはごっそり残ってたんだよね。 「スター・ウォーズ」や「ロッキー」みたいのが時々出て来て、 評論家なんかには蔑まれながらも大ヒットするっていうのは、 そういう「映画産業の変な成熟と観客が求めるものの温度差」が 判りやすく表に出て来たって事なんだと思う。 インド映画で偉いと思うのは、CGやSFXをどんどん取り込みながらも (ムトゥでも物凄く奇麗な多重合成やってたよね)、観客を楽しませるって 一点を絶対外さない所。山田宏一式の言い方すれば「映画の幸福感」を 大事にするっていうか。 そういう姿勢を、映画が発達する過程の通過点と考えちゃうと、 >939が読んだどっかの評論家みたいな変な理屈になっちゃうんだと思う。
942 :
名無シネマさん :2005/09/05(月) 10:14:28 ID:37pYSzSL
>>939 復権しつつあるかも知れない
「妖怪大戦争」も大ヒットだし
943 :
名無シネマさん :2005/09/05(月) 13:57:09 ID:TG2kqI+Y
娯楽映画も3本くらい続けて見ると飽きる。
でもリアリティって大事だよ。リアリティ=説得力。 CGは見た感じはリアルだけど、感覚的な部分(光や重さや動き)が まだまだリアリティが低い。そこらへんが改善すれば最強。
945 :
名無シネマさん :2005/09/05(月) 16:26:12 ID:kq5G/bHm
リアリティとリアリズムはちょっと違うんじゃないかと思われるが… > 「リアルだけど、それが何だ?」みたいな これはCGの方にも言える事だしね。
アニメって全然リアルじゃないのにヒットしてるよな 映像のリアルさを捨ててでも得たい物や伝えたい物があるなら それはそれで良い姿勢だと思う。
日本のプログラムピクチャーを衰退させたのはTVということはないのか? 豪華さという面でハリウッドはまだその地位を保っているが。
それは大アリでしょう。
949 :
3スレ144 :2005/09/06(火) 00:28:25 ID:3GyIqfW5
馬鹿を承知で言えば下妻は面白いですよ、騙されたと思ってぜひ観てください。 呪怨に続いて日本映画では、ここ数年で1、2位を争う出来。 どちらにも共通する点=初期衝動に忠実 大好きです。 ハリウッド板呪怨が興収でコラテラルを超えてるってのも誉めてあげて。 カミカゼガール(下妻の海外公開時の題名)はあまり受けなかったみたいだけど。 タンクガールてのもあったなぁ。 今、神林長平の「グッドラック戦闘妖精・雪風」読んでるんだけど、これなんか アニメじゃなく映画化して欲しい。 「北極圏で雪風が日本海軍の空母に着艦した」って一行読んだだけでうぉぉって思う。 なんというか、技術じゃなく、そういう衝動をスクリーンにぶつけて欲しい。 スピのジュラのブラキオザウルスを見上げるシーンにはそれがあったし。
>>949 下妻が面白いってのは同意するが、あのビデオ画面が生理的に嫌。
…とはいえ、CG使おうと思ったらビデオ撮影だろうと、スキャンだろうと、あの画質になるんだろうけど。
951 :
3スレ144 :2005/09/06(火) 01:12:24 ID:3GyIqfW5
>>950 確かにCG云々の前にビデオ撮影やビデオ合成という問題があって、コラテラル観て
いて思ったのは、ビデオはフィルムより肉眼に近いんじゃないかということ。
フィルム表面の感光粒子の露出は均一だが、ビデオの感光素子?は一個一個個別に
露出のコントロールがある程度可能みたいだから、明暗に幅があって人間の肉眼で
見たように見えますよね。
コメンタリを聞いていると監督のマンは明らかに映画の絵画的表現(影=不必要な
部分の隠蔽)より、見た通りのロスの風景を再現したかったようで、ビデオ撮影を
最大限多用してる。
でも結果的にその衝動がフィルムへもフィードバックして、あの映画の映像的効果
を上げている。
もともとテレビドラマの演出をしてたというのもあるだろうけど、その自由度が
堅物のシネマプロパーな監督たちの凡百な表現を軽く飛び越しているところに感銘。
専門知識ないからうまく言えんけどね。
どうしてもCG以外じゃできなくて、どうしてもそのシーンが必要なときだけCG使え 模倣犯の爆破シーンとか他に方法あっただろ絶対w
こまどり>>>>シージー
コマ撮りがCGより優れているとは思えない。
956 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/09/09(金) 15:46:22 ID:CDJoPn/a
俺はかしまし娘のほうが味があって好きだな。
こまどり姉妹とかけてるの?
958 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/09/09(金) 16:35:19 ID:CDJoPn/a
うん
表向きの数字はってことだろ?
960 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 02:17:53 ID:lgLbOE92
____ ∧∧ ヽ_★∠ ./ \ ∧_∧ <丶`∀´>-( `ハ´ ) -<`∀´丶>ヽ (_) 社 (_) | 民 | | 公 (_) | | │ | | |.∧_∧| | お前には俺しかいないんだ、 | |,,,,,,,,,,,,,,,| |. ∧_∧ (´<_` ) | < 周りをよく見ろ・・・ | |ミ,,,,,,,,,,;;ミ /(´・ω・`)二´ (___) ヽ ( `_っ´)∪ 国民 ヽ/ 自 / ) (_/ ヽ| |___.(⌒\___/ / | 共 ヽ、\ ~\______ノ| ____.| |ヽ、二⌒) \ |\ .| ヽ\..|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| | \ヽ、__ .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
961 :
名無シネマさん :2005/09/13(火) 15:22:02 ID:5WuTbtUD
age
パイパンシャラポワとSEXしてーなー。 俺「ケツの穴にも入れていい?」 シャラポワ「ダブルOK」 みたいな
CGだから穴はありません。
964 :
3スレ144 :2005/09/15(木) 02:23:06 ID:mRrFq6O1
最近、ネタ不足だね。 それとも議論が出尽した?
965 :
BiSHOP@出張中 ◆T4zNduZqFA :2005/09/15(木) 10:17:27 ID:2P+3inDo
いや、いろいろと書きたいことや聞きたいことはあるのだけど、 ひょんな事から始めた某サイドビジネスが、なんだか軌道に乗りそうで乗らなくて、 時間がとれへん。 とりあえず、今週末は『ファンタスティック4』だな。フォー! 『チョコレート工場』も見ねーとな。
おっと、チョコレート工場の方ね。
968 :
967 :2005/09/17(土) 00:23:35 ID:Zmf6E6W2
チョコレート工場観に行った。 まぁティム・バートンらしいつえば、らしい映画じゃね。 恐ろしいくらい金の掛かった映画ですた。
969 :
13 :2005/09/17(土) 07:25:35 ID:krT0/Mhk
チョコレートみたよー。ウンパルンパ最高。 でも俺は今週末までフリッツラングで忙しくてそれどころではないのだ。 今日はメトロポリスなのだ。 ラングとかオブライエンとかヒッチコックとかにCG使わせてみたいなぁ。 なんかきっと狂った事やってくれたんだろうなぁ。
黒澤明がCGを使ったときには「狂ったのか!」と・・・。
昨日の「トゥモロー・ネバーダイ」観てて改めて痛感したんだけど、 例のオープニングのアクションシーンでCG使うのはホントに勘弁して欲しい。 興冷めもいいところ。明らかにCGと分かるから、全然ハラハラドキドキしないし。 「ムーンレイカー」や「私を愛したスパイ」みたいに生身のアクションでお願いしたい。 トリック使うにしても、せめて「オクトパシー」みたいに上手くやってくれ。
ステルスがこのスレのタイトルのように思えて見る気がしない。
973 :
3スレ144 :2005/09/20(火) 00:47:23 ID:A0x3V9+V
>>971 音楽もあわせて「リビング・デイライツ」の冒頭のスタントシーンを見習って
欲しいもんですよまったくw
世にも不幸な物語のCGはどうでしたか?
975 :
名無シネマさん :2005/09/20(火) 23:21:41 ID:u9c9SToy
トップガンのリマスター版、観てきました。 スクリーンで観れて興奮してしまった(20年振り?)。やっぱり実写は迫力が違うねぇ。 「ステルス」はどうなんだろ?
「ステルス」か・・・ あの前進翼とカナードが、いかにも胡散臭いな。 CG以前の段階で「リアルっぽさ」がないと言うか。 これはあえて非現実性の演出を企図したものなのだろうか?
そもそもF117の時点で「リアルっぽさ」がない罠
>>976 あの形で地球の空をちゃんと飛ぶ気がしない。