NO4・古き「名作」「いい映画」観たい時は俺に聞け
1 :
1:
こんな時は、ご相談下さい。
1・悲しい映画を観たい時
2・楽しい映画を観たい時
3・感動する映画観たい時
4・○○○映画を観たい時
その他、監督の事、俳優の事、思い出せない題名の事,ETC
映画に関する事、皆で楽しく、のんびりと語りましょう。
質問には、出来る限り早く、解る範囲で返信しますので、ご遠慮なく
申し付け下さい。
2 :
名無シネマさん:02/03/22 18:42 ID:pNb5WkXn
2ゲットォォーーーー!!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩ ∩
〜| ∪ | (´´
ヘノ ノ (´⌒(´
((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
3 :
名無シネマさん:02/03/22 18:49 ID:nEOSw+wf
4 :
ドコドン:02/03/22 19:02 ID:i/zyjrWS
>1さん
4号店、開店おめでとうございます!
5 :
:02/03/22 19:10 ID:HinSFA+3
6 :
ホリヰ:02/03/22 21:12 ID:4VLlkVo4
1さん、この“俺聴け”スレも4つ目となりましたね。
しかもほとんど荒れることもなく…。
これもひとえに1さんのマターリしたお人柄におうものと思われます。
これからも良スレでありますように…。
「裁きは終わりぬ」
殺人事件の法廷に 集(つど)う七人、陪審員 見知らぬ男女が顔揃え
あらわる被告の名はエルザ 感情抑えた表情の 彼女の容疑は恋人殺し
不治の病の末期癌 彼に頼まれ安楽死 愛する男のためなのか
男が書いた遺言の 遺産が目当ての殺人か 固唾(かたず)を飲むは傍聴人
陪審員の七人は 性格・職業、様々に それぞれ異なる人間模様
農家の主人マングレは 畑をまかせた作男 妻との浮気が気にかかる
教会勤務のフラヴィエは 性格異常の息子が悩み 妻と将来、嘆いて暮らす
退役軍人アンドレは 古き頭の頑固(がんこ)な親父 娘の恋人気に入らぬ
放蕩(ほうとう)青年モンティソン 富豪の娘を射止めたが 昔の女がつきまとう
ノブレはカフェのウェイター 陪審員が晴れ姿 フィアンセ呼んで得意顔
初老の金持未亡人、ミクラーレンに言い寄る男 中年男のコードロン
同宿ホテルで色目を使う されどマダムは見向きもせずに 若い男に熱中す
審理が続く法廷に 死んだ男の妹が エルザの浮気を告発す 兄とは別の愛人と
逢引き現場を見られた夜に 遺言、書替え恐れたエルザ 兄に致死量、注射する
全ては計画殺人なり エルザはそれに反論す 愛人・密会、真実なれど
病に苦しむ恋人のため 約束守って死なせただけで 遺産目当ての事件にあらず
証言台に立つ青年 エルザの愛人クレメール 陪審員のマダムを狙い
買収しようとしたものの マダムに謝罪し真実告げて エルザの無実を訴える
ついに結審、最後の日 陪審員の七人の 意見は分かれる 白と黒
白熱・議論を重ねるが 最後はついに多数決 3対4の一票差
情状酌量、認めたものの エルザは懲役5年の刑に 判決聞いてどよめく法廷
財産目当ての殺人ならば 死刑に処すべき罪状なれど 恋人想う故(ゆえ)ならば
5年はあまりに重すぎる エルザの名を呼ぶクレメ−ル あわれ二人は引き裂かる
審判下ったその直後 昔の女の自殺を知った 陪審員のモンティソン
エルザと彼女をだぶらせて 自分の判断、後悔す せめて評決前ならば
あわれな彼女に同情し 無罪に一票入れたはず 悔やんでみたが、時遅し
裁きを下す人々の 人生観と偏見が 被告の一生、左右する 陪審制度の非情さよ
愛する二人に過酷な5年 エルザは獄に繋がれて 裁きは終わりぬ、今ここに
人生模様も十人十色 裁かる者と、裁く者 いずれも名もなき、一市民
裁判制度が抱える矛盾 鋭く描いた問題作は フランス映画の重鎮で
弁護士出身、監督の その名は、アンドレ・カイヤット 法廷ドラマの最高作
8 :
名無シネマさん:02/03/22 23:33 ID:MChbV+GQ
アゲまする
9 :
銀幕最高:02/03/22 23:57 ID:eMKBc9od
失敬、
今しがた、「新・古き「名作」・・・」の方にルパン、アル・パチーノ、あと
シネマ三四郎さんが
>>655で書いたラマルク、メンデルの調査報告などを
書き込んでしまった、
誰か読んでくれー(でもこれラスト
>>680をゲットてことか)
10 :
1:02/03/23 11:50 ID:9FJp//N6
>>4 ドコドンさん
ありがとうござます、今後ともよろしくお願いします。
>>5さん
過去ログ、前スレありがとうございました。
すみませんね、俺も気が付いていたのですが、以前に教えてもらったリンク貼り
と言うんですか、すっかり忘れて、まぁいいかと思って・・・
>>6 ホリヰさん
いやいやそんな事ありません。皆さんのお蔭ですよ。
でも映画って面白いですね、俺は今まで監督であるとか、俳優であるとか、
ストーリーの事しか頭になかったのですが、皆さんのスレで撮影や効果、音楽
その他の事を知る事が出来ましたよ、次に映画を観た時に「なるほど、なるほど」
と思う事が多いんです。
普通の人より少しだけ多くの映画を観ただけの俺にも、「映画の観方」が少しづつ
解って来たような気がします。
>>7 名画紹介 七五調さん
パチパチパチ、ええぞええぞ、嬉しいですね、最高ですよ。
俺は名画紹介さんが、もし「裁きは終わりぬ」を七五調にしようとしても、
無理じゃないかなぁ、と思っていましたよ。あの映画をまとめるのは至難の技
ですよ。「三つ数えろ」の時も思いましたが、かなりの時間を費やした事と
思います、観た方は解ると思うのですが「三つ数えろ」の入り組んだ
ストーリーを「裁きは終わりぬ」の各人のエピソードを一つに要約するのは、
並大抵じゃ出来ないですよ。又忘れかけていたストーリーを思い出す事が出来
ました、いつもありがとうございます。
俺はこの映画で初めてミッシェル・オークレールを観たのですが、凄く印象に
残りました。
後に観た「海の牙」(R・クレマン)「アンリエットの巴里祭」(J・デュヴィヴィエ)
「情婦マノン」(H・J・クルーゾ)の時も良かったですね。
>>9 銀幕最高さん
読ませて頂きますとも。
11 :
名無シネマさん:02/03/23 12:33 ID:Cnlcvq2/
さっきWOWOWで「大空港」を見ました。
これに出ていたヘレン・ヘイズの出ている映画でお勧めがあったら
教えてください。
以前、「追想」(イングリッド・バーグマン、ユル・ブリナー主演)と、
「ラブ・バック」とかいうタイトルのディズニー映画は見たことがあります。
(意思を持った自動車の話です。)
12 :
名無シネマさん:02/03/23 15:30 ID:7l+D+XjD
カルロス・サウラ監督の「狩り」がどうしても見たいです。
やっぱりスペインに行くしかないのでしょうか?
内容的には「脱出」と同じような感じですか?
教えてください。
13 :
名無シネマさん:02/03/23 15:38 ID:KnaBel1L
>>11 クーパーと共演の『戦場よさらば』が有名かな。
ちなみにビデオ題は『武器よさらば』になっています。まあ、商売としては、
ヘミングウェイの小説題を使ったほうがいいんでしょうが。ただ、悪名高い
IVCのビデオなんで画質は期待しないほうが・・・。
ところで、ヘイズは著名な脚本家チャールズ・マッカーサー夫人でもありました。
蛇足ですが。
14 :
シネマ三四郎:02/03/23 20:56 ID:A8rfqXX3
1さんへ。
このスレッドも、はや第4章。
私もホリヰさんと同じく、1さんのお人柄の賜物だと思います。
できるだけ長く続いてほしいですね。
銀幕最高さんへ。
「扉の影に誰かいる」ですが、おっしゃるようにハードボイルドものではなく、
また、アクション映画でもありません。
ちょっと変わったストーリーのミステリーものです。原作は結構有名らしく、
映画公開当時の評判は、原作と比較してイマイチという感じでしたが、私はわりと面白いと思いました。
ブロンソンの映画ではあと、
「狼の挽歌」と「雨の訪問者」が私は好きですが、
夫人のジル・アイアランドと共演した「正午から三時まで」という西部劇がありました。
コメディ・タッチの映画ですが、ラストがちょっとひねったどんでん返しになっており、
印象に残っています。未見でいらしたら、機会があればぜひご覧になって下さい。
15 :
名無シネマさん:02/03/24 00:36 ID:g5mUgKFq
試しに前スレに書き込んでみたら本当に書き込めなかったっす。
16 :
名無シネマさん:02/03/24 00:37 ID:g5mUgKFq
>>14 どんでん返し」と言った時点で、その映画はすでにどんでん返しではない。
17 :
1:02/03/24 16:59 ID:OB5FNNYA
>>11 名無シネマさん
ヘレン・ヘイズの出演作、申し訳ありません。思い出せないです。
>>12 名無シネマさん
内容的には「脱出」と同じような感じですか?教えてください。
カルロス・サウラ監督の「狩り」、未見です。すみません。
>>13 名無シネマさん
ありがとうございます。
「武器よさらば」にはロック・ハドソン、ジェニーファー・ジョーンズ版もあり
ましたね、ヴィットリオ・デ・シーカも出ていましたよ。
>>14 シネマ三四郎さん
出来るだけ長く続いて欲しいと思いますね。
「大空港」で思い出したのですが、同じような飛行機パニック映画で、
グロリア・スワンソンが実名で、マーナ・ロイが酔っ払いお婆さん出てくる
映画はありましたね、この映画でしたか?エフエム・ジンバリストJRが
パイロットで出ていましたね?、ごっちゃになっています。
やっと先日借りた「驟雨」(成瀬巳喜男)観ました。
題名からは「浮雲」を予想していたんですが、同監督の「めし」と小津監督の
「お早よう」を足したような雰囲気でした。
でも面白いですね、小津監督での原節子は不平不満を顔や口に出さない
「古来日本女性の鑑」の女性ですが、成瀬監督の原節子は顔や口に出てくる、
ごく普通の女性として描かれていました。
最近どうも「原節子中毒」になって、一週間も経つと、あの声や独特の喋り方が
妙に恋しくなってくるんです。
「宗方姉妹」(小津安二郎)の高峰秀子は若くて可愛いかった。田中絹代も独特の
雰囲気がありますね。
田中絹代の夫役、山村聡の人間像が、俺には最後まで解らなかったです。
18 :
メイヤー:02/03/24 22:14 ID:Ls326WWS
>>17 1さん
グロリア・スワンソンとマーナ・ロイが出ていたのは「エアポート'74」でしょうか。
「大空港」と同じシリーズのはずです。
19 :
銀幕最高:02/03/24 23:18 ID:viEShxDw
この週末はいきなり風邪で高熱にうなされるは、おかげで失くしものはするは、
散々でした・・
>>7 名画紹介「裁きは終りぬ」
こりゃリアリズムだけでなくフランス映画らしい硬派のペシミズム、センチメンタリズムが
感じられる、いわゆる「グランドホテル形式」の人間模様を描いたものでしょうか。
ミシェル・ルグラン心を打つメロディーが合いそうだ。場は法廷内にほぼ限定される
のだろうか、あとは回想シーンとしてのみ語られるのだろうか?
シネマ三四郎さんのC・ブロンソン情報等、また調べてみます。
本日はこの辺で・・
20 :
スモーキー:02/03/24 23:48 ID:wB92N+Ht
>>17 1さん
やっと見つけました、まずは新装開店おめでとうございます。
>同じような飛行機パニック映画
エアポートシリーズの2作目「エアポート'75」ですね。
シネマ三四郎さん、つっこみスマソw
確か映画の舞台となる旅客機の機内上映が
「アメリカン・グラフィティ」だったような。
>前スレ 銀幕最高さん
「恋のためらい」、多分観てないです俺。
90年代のアル・パチーノで観たのは前に挙げた3タイトル以外で、
「ヒート」「ディアボロス」だけだと思います。
ちなみに2タイトル共、俺はいまいちでした。
>>14シネマ三四郎のブロンソン話でふと思い出した事。
先日、20数年ぶりに「狼よさらば」観たんですが、
冒頭でブロンソンの妻と娘が暴漢にレイプ&殺されますが
なんと暴漢3人組のリーダー格っぽい男、「ザ・フライ」の
ジェフ・ゴールドブラムなんですな。これ有名なんすかね?
21 :
悪趣味大王:02/03/25 00:16 ID:sbaS9IuC
銀幕最高さん。前スレの632さん。
このような『名作』『いい映画』スレなのにあのような興味本位の
映画の事を聞いてしまい、荒らしてるのと同じだと自己嫌悪に陥っていました。
今、前スレを恐る恐る見てみると丁寧で親切なレスがついており、大変感謝しています。
スレ違いの質問にも丁寧にレスしていただき本当にありがとうございました。
22 :
ホリヰ:02/03/25 11:41 ID:nnMw2ZK9
>>20 スモーキーさん
同じくブロンソンの「セントアイブス」にもジェフ・ゴールドブラムが出てきますよ。
ブロンソンの弟子だったりして…。
23 :
1:02/03/25 12:36 ID:MQkuaZFq
>>18 メイヤーさん
「エアポート'74」でしたか、ありがとうございます。
このシリーズは豪華なキャストで、もう頭の中でごちゃ混ぜですよ。
この映画のマーナ・ロイは可愛いアル中おばさんでしたね。G・スワンソンも
さすがに貫禄一杯で年老いても妖艶な雰囲気は衰えていませんでしたよ。
>>19 銀幕最高さん
高熱はダメですよ、高熱は。鼻水や咳などは充分な睡眠でその内自然と治りま
すが、高熱は恐いので、熱が下がらない時は直ぐに専門医にかかって下さいよ。
無理はダメです。パソコンは少し休憩して、1に睡眠、2に睡眠です。
>「グランドホテル形式」の人間模様を描いたものでしょうか。
俺も詳しい解らないですが、「グランドホテル形式」は関わりの無い各人間模様
が一つの映画を作っていると思っているのですが、「裁きは終わりぬ」の場合は
同じ関わりを持つ人間模様と言いますか、「有罪、無罪」に至った各陪審員
の心理を描写しています。(説明下手ですいません)
>場は法廷内にほぼ限定されるのだろうか、
>あとは回想シーンとしてのみ語られるのだろうか?
場は法廷内に限定されておらず、回想シーンもあったと思いますが、
各陪審員が判決に至るまでを、同時進行の形もとっていたと思います。
>>20 スモーキーさん
申し訳ない、前スレで新スレのリンク貼りをするのを、忘れていました。
>エアポートシリーズの2作目「エアポート'75」
ありがとうございます。
>>21 悪趣味大王さん
>このような『名作』『いい映画』スレなのにあのような興味本位の
>映画の事を聞いてしまい、荒らしてるのと同じだと自己嫌悪に陥っていました。
そんな事全然ないですよ、映画には色々なジャンルがあり、どの分野に興味を
持つかは、各自のその時の好みの問題で、決して悪趣味であるとは思いません。
自己嫌悪に陥る必要はないと思いますよ。
又、いつでもよかったら参加して下さいよ。
24 :
シネマ三四郎:02/03/25 14:22 ID:CTUShSI8
>>20 スモーキーさん
>>22 ホリヰさんへ。
「狼よさらば」と「セント・アイブス」にジェフ・ゴールドブラムが出ていたんですか。
これは気付きませんでした。
彼は「SF/ボディ・スナッチャー」にも出演していましたね。
最近では「インデペンデンス・デイ」ですか。特徴のある顔の俳優さんですね。
ところでさらにブロンソン映画ですが、他には
「軍用列車」と「テレフォン」が私は気に入っています。
ブロンソンは以前は本当に色々な種類の映画に出まくっていましたが、
「狼よさらば」以降は、役柄が同じものばかりでちょっと寂しい思いをしたのを
思い出します。そう、そう「狼をさらば」といえば同じマイケル・ウィナー監督で、
ジャン・マイケル・ヴィンセントが共演した「マカニック」は良かったですね。
25 :
メイヤー:02/03/25 16:43 ID:B99zq4+E
タイトル訂正です。
誤 「エアポート’74」
正 「エアポート’75」
>>24 すみません。タイプミスです。
「メカニック」ですね。独特の雰囲気を持った映画でした。
>>16 そうですね。一般に「ドンデン返し映画」として知られていない映画を
そう表現してしまうのは、ストーリーをばらしてしまうルール違反になる恐れが
ありますね。うかつでした。以後、気を付けます。ご指摘ありがとうございました。
>>19 銀幕最高さんへ。
「裁きは終りぬ」には、回想シーンはありません。
陪審員の日常生活の描写と、法廷場面の対比が実にうまく表現されていると思います。
ところで、私のパソコンはずっと「PROXY規制」に引っかかって書き込み不能状態
が続いていましたが、2chの「批判要望版」に載っていたPROXYアドレスで試してみたら
書き込み可能になりました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
27 :
名無シネマさん:02/03/25 21:39 ID:3Jzwd4T7
「サンセット大通り」の最後の方に、
有名なゴシップライターのヘッダ・ポッパーが本人の役で出てきますね。
このあいだTVで見て、初めて気づいた。
28 :
スモーキー:02/03/25 23:16 ID:xxcFEtxs
前のレス、「エアポート'75」の箇所でメイヤーさんと
シネマ三四郎さんのお名前書き間違えてしまいました。
お二方すみませんです!
>>24 シネマ三四郎さん
いわれのないツッコミを俺に入れられ唖然とされた事と思います。
アホな小僧の仕業と受け流して頂きほっとしております。
「軍用列車」のブロンソンてかなり知的なキャラでしたよね。
屈強な大男たちの中、切れる頭で事件を解決していく小男て感じ
の設定が、意外かつユニークだと思いました。
あ、そういや「狼よさらば」の彼もそんなに腕力に自信がある
タイプの人種ではなかったですね。
>1さん
さっき、16才の原節子を観ました。山中の「河内山宗俊」です。
初々しくていいですね、でも少女というよりは
むしろ女の色気と気品を既に兼ね備えたハイクラスのねーちゃん
て感じでしたよ。ほんと当時の生の原節子、観てみたいという
欲求がふつふつとわいてきました。
(最近ケーブルTVに加入して多少今までより古い映画が
観やすくなったであります)
で、今夜やっと「人情紙風船」をデジタルリマスター版で
観れるので今からワクワクしております。
それと来月のBS2ですが大まかにチェックしたところ
4/19の成瀬「放浪記」、4/26の溝口「近松物語」この2本が
俺的に超ビッグタイトルでした。
WOWOWは最近どうもいまいちですね、契約やめようかな...。
29 :
銀幕最高:02/03/26 00:52 ID:jj/LejO/
まず
>>23の1さん、御忠告有難く思います、
週末寝通したら何とか平熱になり、今朝は普段通り7時に起きて出かけました。
>>16氏、26シネマ三四郎さん、
「どんでん返し」じゃないでしょ、「ちょっとひねったどんでん返し」なんでしょ(笑)
シネマ三四郎さん、本格復帰良かったですね、一方の私は青息吐息ですが。
こういう対比何て言うんでしたか、「捨てる神ありゃ拾う神あり」じゃなくて・・
他皆さんの書込み、楽しく読んでます、明日か明後日あたりに本格参戦させてください
こんな書込みでも age くらいにはなるでしょ
30 :
1:02/03/26 15:31 ID:IsvF3Jts
>>26 シネマ三四郎さん
>「裁きは終りぬ」には、回想シーンはありません。
あちゃ〜、そうでしたか。少しあったかと思っていました。
「PROXY規制」とかの難しい事は解りませんが、書き込み可能に
なりましたか、良かった良かった。
宜しくお願いしますよ。
>>27 名無シネマさん
>有名なゴシップライターのヘッダ・ポッパーが本人の役で出てきますね。
すみません、初めて聞く名前です。
>>28 スモーキーさん
>さっき、16才の原節子を観ました。山中の「河内山宗俊」です。
そうですか、綺麗でしょうね。
スモーキーさんも気を付けないと「原節子中毒」に罹りますよ。もっと綺麗な
女優さんはいると思うのですが、顔が目に焼き付いて、あの鼻にかかった声が
耳にこびり付いて離れませんよ。
小津監督の映画の中での別れの挨拶が、どうも不思議な気がしてならないです。
「ご機嫌よう」と言えば相手も「ご機嫌よう」と言い返す。日常でこういう風景
を見た事がないので、奇妙な感じがしてならないです。
>「人情紙風船」をデジタルリマスター版
このデジタルリマスター版って何ですか??
>WOWOWは最近どうもいまいちですね、契約やめようかな...。
早まっては駄目だと思いますよ。2000円高いと言えば高いですが、安いと言えば
安い!!
>>29 銀幕最高さん
無理は禁物ですよ、無理をするとロクな事がありません。
31 :
ホリヰ:02/03/26 17:26 ID:MYqT6gl/
>>26 シネマ三四郎さん
↓ 「PROXY規制」についてはこれも参考になるかと…。
http://www.skipup.com/~niwatori/index3.htm#cookie >>28 スモーキーさん
>さっき、16才の原節子を観ました。山中の「河内山宗俊」です。
そういえば以前友人に原節子そっくりのAV女優がいると聞いて探しまくったことがあります。
見つからないのでその友人に聞き直したら、
AV女優ではなくて少女ヌード写真集のモデルだとのこと。
それとなく探したら見つけました。2冊出ていました。
小嶋しのぶという16歳の少女で割に似ているとおもいます。
それがどうしたかといわれても、どうってことないんですが…。
ちなみに私は2冊とも持ってます。
32 :
シネマ三四郎:02/03/26 20:17 ID:pcXKMw+L
>>31 ホリヰさんへ。
いろいろとありがとうございます。
私はパソコンを扱い始めてまだ2年足らずなので、本当に戸惑ってしまいました。
原節子については、西のグレタ・ガルボ、東の原節子という感じですね。
彼女の存在は、私が映画を見始めた頃からすでに伝説化していました。
二人とも、「もうあれだけの女優は出ない」と言われているところも似ていますね。
原節子の映画は、私はもちろんすべて見ている訳でないので、えらそうなことは
言えないのですが、小津映画の彼女もいいですが、黒澤明の「我が青春に悔いなし」の
演技の素晴らしさに大変感動した覚えが私にはあります。
33 :
スモーキー:02/03/27 00:46 ID:m8u3lsBJ
>>30 1さん
確かに(ご機嫌よう)は実際にはあまり耳にしませんね。
これと同様に(〜したまえ)という言葉も実生活で聞いたことない、
少なくとも俺は一度も聞いたことないですね。
>デジタルリマスター
俺もたいして詳しくないんですが、最新のデジタル技術を用いて
劣化の激しい古いフィルム等の映像ノイズ、音声ノイズを除去し
綺麗に復元する事だと思います。
で、その「人情紙風船」ですが、シャープな画質、クリアな音質で良かったです。
タイトルからハートウォーミングな話を連想してたんですが、
内容は結構厳しい現実を描いたものでした。
うまく言い表せませんが味わい深い映画ですね。
>WOWOW
2000円、安いといえば安いですね。
じきにタイソンのタイトル戦もあることだし保留にしときます。
ただもう少し古い邦画にも力を入れてほしいもんです。
成瀬特集、溝口特集、川島特集、それに原節子全作一挙放映w
>>31 ホリイさん
へぇ、原節子似の少女モデルですか。
うーむ、ネットで探してみようかなw
34 :
1:02/03/27 15:55 ID:6etqRzlN
>>33 スモーキーさん
小津監督の映画では、普段耳にしない言い方が出てきますね。俺は関西人だから
馴染みが少ないのかと思ったりもしましたよ。
>デジタルリマスター
そうですか、今は色んな事が出来るのですね。「人情紙風船」楽しみじゃない
ですか、俺の観たビデオは本当に酷かったです。
>WOWOW
やはり安いですよ、6月でしたかタイソン戦も見逃せないし、
「アカデミー」「グラミー」「トニー」も一応は見たいし、
23日にあった「バーブラ・ストライサンド」も悔しい思いせずに済んだしで・・・
そう言えば、古い邦画の放映は少ないですね。
35 :
ドコドン:02/03/27 16:17 ID:4YfXQ4RJ
デジタルリマスター版の『人情紙風船』気持ちわるいくらい
セリフがクリアですね。
デジタルリマスターとはまるで関係ありませんが
昔はもちろん現在でも、
俳優の声って、編集後に音入れしてるわけですよね。
撮影中に録音できるわけないですもんね。
ウン十年映画を観ててたけど 、
こんな簡単なことに気づかなかった……!
36 :
シネマ三四郎:02/03/27 16:29 ID:LKp8jMBL
>>35 ドコドンさんへ。
映画の音声は、セットで撮影されるシーンは同時録音がほとんどです。
屋外撮影では、周囲の雑音などで音声がうまく拾えない時は“アテレコ”に
なりますが、現在はマイクの性能が良くなっていますので同時録音が主流とのことです。
ところで、トリフォーの「アメリカの夜」の劇中の映画撮影現場で、
なんどもNGをくり返す大女優が、「もう、フェリーニ式にしない?」というシーンが
ありました。イタリア映画はアテレコ録音が多いようですね。
37 :
ドコドン:02/03/27 16:41 ID:4YfXQ4RJ
>シネマ三四郎 さん
そうなんすか、いまは同時録音なんですか?
「アメリカの夜」そのセリフは忘れたけどセット中にセリフの
アンチョコを張り付けてましたね。
38 :
銀幕最高:02/03/27 17:35 ID:LGPvrN8+
本格参戦。
まず前スレより
>>675シネマ三四郎さん、
>「マクベス」はロマン・ポランスキー監督作品です。
>映画自体もすばらしいのですが、あの、シャロン・テート事件のあと、
>こういう映画を作るとは、ポランスキーとはすごい人だなと驚いた記憶があります。
ちょっと解らないんですが、良かったら御注釈を。
「チャイナタウン」見てーよー、ニコルソン見てなさ過ぎ、不運もあったんです、
今日こそ「シャイニング」と思った日に、貸し出し中の札がイマイマシクも掛かってたり・・
新スレへ
>>12 カルロス・サウラと「狩り」ね、また宿題・・
>>21(前スレの628氏改め)悪趣味大王氏へ
ところでお求めの映画は見つかったんですか?
でもも一度のぞいてくれるモンなんですね。
じゃあと言っては何だけど、あの春から大学生氏(前スレ
>>666、
>>674)が再た覗きに
来ることを期待し、今さらながら、既に選んであった「ヒマな時に見るべき映画」。
ヒマな時にはあえてシンドイ映画を薦めます。シンドイて言っても難解なものじゃ
なく(ヒマな時には頭はたらかないからね)、描かれる現実の過酷さ、醜さを直視するのに
忍耐力、体力が要る映画、見終わって陰惨な気分になる映画(でも良い映画)
「仁義なき戦い」(日、73)、「ベニスに死す」(伊、71)「イージーライダー」(米、70)
「道」(伊、54)、「禁じられた遊び」(仏、51)、「市民ケーン」(米、41)、
「嘆きの天使」(独、29)
死んじまう映画ばっかり・・・
番外編
「八月の鯨」(米、87)老いることを正面から描いた作品で、出て来るのが老人ばかり
なのがやや不自然だが、リリアン・ギッシュとベティ・デイヴィスの名演と、静かながら
秀逸なラストを見た時、ここに描かれるのは決して「老人」にのみ関する事じゃないと
気づくと思う
「アンダルシアの犬」(仏、28)大したストーリーがある訳でも無く20分程度なのに、
見終わった後、残忍な仕打ちを受けたような気分になった、でも忘れられない作品
次にブロンソン情報を
http://charles-bronson.hoops.ne.jp/menutop.htm で見ましたが、彼が昨年11月アルツハイマーを公表した事を知りました。もう80過ぎ
なんですね。だからブームの70年代は既に50代、主にアクションスターのイメージの
俳優としては驚異的に遅咲き、気合入れられた気分ですよ
>>30の1さん、小津映画の別れの挨拶
「ご機嫌よう」「ご機嫌よう」たしかに数年見てなくともまざまざと聞えて来る(笑)。
こんな簡単なセリフほどその俳優の持ち味、巧拙などがはっきり分かってしまうものでしょうね。
>>31ホリヰさん、小嶋しのぶね、個人的サーチ開始
39 :
シネマ三四郎:02/03/27 18:42 ID:62l/SU8T
>>38 銀幕最高さんへ。お身体はもういいのですか?
「シャロン・テート事件」はもう遠い過去の出来事ですよね。
ポランスキー監督作品「吸血鬼」で共演した女優・シャロン・テートはポランスキーと
結婚し、彼の子を身ごもります。
しかし、臨月の彼女を惨劇が襲います。
当時の、“教祖”チャールズ・マンソン率いる狂信的グループがポランスキー邸を襲撃し、
シャロンと屋敷のパーティーに参加していた数人を惨殺したのです。
ポランスキーが留守中の凶行でした。
その殺し方があまりにもむごい方法だったので、当時マスコミで大変な話題になりました。
そこで「マクベス」ですが、映画はわりと原作に忠実なのですが、
血まみれのシーンが多く、「血塗られたシェイクスピア」という批評があったほどです。
夫人があれだけ残忍な殺され方をしたのに、数年後、こういう作品を作ったポランスキーに
対して、私は驚かされた、というわけです。
といってもポランスキーの「マクベス」は、格調高い優れた映画だと私は思っています。
余談ですが、事件を起こしたマンソンについては、
記録映画「マンソン/悪魔の家族」と
劇映画「ヘルター・スケルター」というタイトルで映画化されています。
40 :
スモーキー:02/03/28 00:26 ID:yDDYgxa6
>セットの同時録音
いつも思うんですが大映ものの同時録音てエコーが凄くないですか?
屋外シーンなのに声が反響しまくってて「室内感」バリバリで
萎えてしまうことが多いです。ヘッドホンして視聴すると特に。
>シャロン・テート事件
胎児は引きずり出され床に放置してあったと聞きましたが
本当なのかな?
>1さん
今日TVタロウでチェックし直して気づいたんですが、BS2
「放浪記」の前日、4/18に同じく成瀬の「流れる」やりますね。
41 :
シネマ三四郎:02/03/28 15:58 ID:xjINCXGn
>>38 銀幕最高さんへ。
「八月の鯨」は、名優ベティ・デイヴィスも素晴らしかったですが、
私にとっては伝説のサイレント映画の名女優、リリアン・ギッシュが、
90歳を越えてのあの名演技。本当に驚き、感動しました。
“老人問題”のテーマを扱った映画は以前にも話題に出ましたが、
私はやはりフランス映画「旅路の果て」が白眉だと思います。
葬儀のシーンで、ルイ・ジューベがつぶやく科白は、
なんとも残酷で切なく迫るものがありました。
42 :
名無シネマさん:02/03/28 17:03 ID:TMcCNIOm
こんな良スレがあったなんて...なんで今まで気が付かなかったんだろう?
でも、このマターリさが良スレの所以でしょうね。
>>40 スモーキーさんへ。
「流れる」やるんですね!
杉村春子の演技が最高であると本で読みました。
BSももっと昔の邦画を放送してほしいです。
個人的には「幕末大陽伝」が大好きです。
皆さんのお勧めは?
43 :
名画紹介 七五調 26:02/03/28 18:23 ID:GL5q/JW3
「民衆の敵」
戦前アメリカ、不況の時代 トムとマットは親友同士 子供の頃から悪ガキで
二人仲良くチンピラ稼業 仲間のプティに誘われて 毛皮強盗企てる
ところが計画失敗し 間一髪で助かるが プティは裏切り逃亡す
もはや抜けれぬ悪の道 ギャングのボスに認められ 密造ビールで大儲け
美人の情婦をはべらせて 得意満面、親友コンビ 家族に内緒の悪事が続く
第二次大戦、開戦し トムの兄は戦場へ 悪い噂を聞いた兄 戦地に向かう前日に
トムを呼びつけ問いただす 老いたる母を思うなら 悪い仲間と縁を切れ
話を聞かぬ弟トムに 兄は怒りの拳(こぶし)を下ろす 兄の気持ちを無視するトムは
暗黒街で名を売って マットと共に出世する ついにボスの片腕に
羽振りを利かす幹部のトムが 街で出逢ったひとりの女 その名はグウェイン、美貌の女
トムは彼女にうつつを抜かし マットも美女と所帯を持って 我が世の春を謳歌する
ある日酒場で見かけた男 昔、二人を裏切った にっくき男、プティなり
トムとマットは背後に迫り 命乞いするプティに対し 鉛の弾(タマ)で復讐す
全てが順風満帆なれど しょせんは汚れた裏街道 暗雲、深く二人を覆う
ボスが落馬で急死して 対立ギャングが縄張りあらし 大抗争に発展す
命を狙わる幹部の二人 トムとマットは身を隠す ふとした油断が命取り
アジトを見張る敵共の マシンガンが轟いて 親友マットは蜂の巣に
友を殺られちゃ黙っておれぬ トムは一人で無謀にも 敵のアジトに殴りこむ
激しい雨中の銃撃戦 トムは瀕死の重傷負って 命からがら病院へ
報せを聞いた兄と母 すでに絶縁したものの 見捨てておけぬ家族愛
ベッドに横たうトムの眼に 母と兄との姿が写り トムは二人に頭(こうべ)を垂れる
兄の忠告聞かぬがために 家族みんなに迷惑かけた 兄はトムに優しく告げる
怪我が治って元気になれば みんなで暮らそう昔のままに うなずくトム見て母は泣く
暗黒街に身を置いた ギャングに安らぎ許されぬ 仇敵(きゅうてき)、トムの病院襲い
トムはその身をさらわれて 実家で気をもむ兄と母 そのとき電話のベルが鳴り
トムが仲間と帰宅の報せ 喜ぶ母は寝室で トムの帰りを待ちわびる
玄関ドアを叩く音 扉を開けた兄の眼に 変わり果てたる弟トムが・・
ジェームズ・キャグニー、熱演し ジーン・ハーロー共演で ショックなラストが語り草
暗黒街をリアルに描き 当時の世論を二分する 悪党・礼賛映画にあらず
ギャングの世界に身を置いた 青年トムの運命と 家族の情愛、切々と
綴る、数奇な人間ドラマ ウィリアム・ウェルマン監督の ギャング映画の草分けなり
44 :
名無シネマさん:02/03/28 19:38 ID:i2emxUqI
過去ログ読んだら、「お早う」が、小津映画の中でいまいち・・・
という記述があって、残念。
俺的には小津の中で、ベストなんですが。
おならネタとか、すごくなつかしい。昔は、いい音出せるやつが偉
かった・・うちの親父も、音が良くて臭くないことを自慢してた・・・
それから、「男はしゃべるな。女の腐った・・・」とかも、親父に良
く言われたなーとか。
でも、そういう当時の(ナン)センスって、、ある程度年寄りじゃな
いと、ピンとこないよね。
そういう意味では、いまいちなのも、納得。
45 :
スモーキー:02/03/29 03:13 ID:x0327aEj
>>42さん
「放浪記」も「流れる」も観たことないのでとても楽しみです。
レンタルでも借り難い作品なので、こういう放映はすごくありがたいです。
「幕末太陽傳」いいですね、フランキー堺は後光が射してますね。
ラストの終末感、あの不思議な感覚が好きです。
川島の「幕末太陽傳」つい最近観た山中の「人情紙風船」共に、
監督自身の行く末を暗示したかような、
未来に対して感じる漠然とした不安感のようなものが
色濃く反映されたラストショットだったようにも思います。
お勧めですが、では同じ川島雄三監督で1本。
ご覧になってるかもしれませんが「州崎パラダイス 赤信号」。
画面から滲み出てくる『艶』に俺は完全KOされました。
46 :
銀幕最高:02/03/29 06:44 ID:Vag74ZTR
>>12 カルロス・サウラがスペイン映画監督であったことを発見(恥)。
同時に「ミツバチのささやき」のビクトル・エリセもスペイン人であった・・
スペイン映画などブニュエル以外知らず、不毛な国だと思っていた
>>39シネマ三四郎さん、
ポランスキーの事件は衝撃的で、その数年後の「マクベス」はまたまたショッキング
ですね。少しフィルモグラフィなど調べてみます。何か見たものがあるかも
>>41シネマ三四郎さん、
「八月の鯨」は初めて見た時、ラストシーンと音楽が美しいとの印象だけが強かったん
ですが、実は祖母が普段めったに映画など誉めないのに、この映画の主役2人は
「ホントに上手かった」と珍しく口にしたのを聞きビデオで見直してみると、リリアン・
ギッシュもベティ・デイヴィスも「全身全霊」を込めた演技を、それとは気づかせぬほど
さりげなくやってるところに圧倒されました。
デュヴィヴィエの「旅路の果て」は未見です。L・ジューヴェは同監督の「舞踏会の
手帖」の演技がかっこよかったのですが、2作品とも30年代後半ですよね。「舞踏会
の手帖」でナイトクラブのオーナーを演じたあのジューヴェが数年後に老人役を完璧に
こなしたとすれば、ホントに天才ですね(笑)
>>42氏、おすすめとしては最近「わが青春に悔いなし」が話題に出たので、もうひとつ
黒澤の思い出深い作品「野良犬」を推します。何か敗戦直後の闇市に行ってしまいたく
なります。降り続く雨の音、夜の電話ボックス(終戦直後にあったっけ)、言いようの
ないスリルを感じます。三船もまだ完成されてなく、危なげで良い。「酔いどれ天使」
見てないのが悔やまれる
>>43名画紹介「民衆の敵」
ジーン・ハーロー出てたんですね、彼女の映画には傑作は無いと思ってましたが・・
>>44氏、俺の中の小津の個人的イマイチ作品は「麦秋」なんです。「晩春」の無駄の
一切無いシナリオに感動した自分は当然これもイケルだろうと見たんですが、何か会話
がごちゃごちゃしてて、途中で退屈して後は何見たんだか覚えてません。皆さんいかが
でしたか
47 :
名無シネマさん:02/03/29 09:14 ID:U0JT7D/i
3月27日、ビリー・ワイルダー監督が95歳でお亡くなりになられたようです。
監督の業績を懐かしみながら、話をしましょう。
ご冥福を・・・楽しい名画をありがとうございました。
48 :
名無シネマさん:02/03/29 10:57 ID:Uep/V3aL
>>45 スモーキーさん
>>46 銀幕最高さん
さっそくのレスありがとうございます。
川島の「州崎〜」は見たい見たいと思いながらも未見の1本です。帰りに
レンタル屋で探してみます。
「酔いどれ天使」は面白かったですよ。若き日の三船がギラギラしてて。
私は「隠し砦の三悪人」であまりのかっこよさに、「今の俳優なんかより
よっぽどいい!」と三船に惚れてしまったのですが、友人たちに話しても
「えー?」みたいな感じで淋しいです...
ビリー・ワイルダー亡くなりましたね...
マッソー&レモン、モンローと天国で再会してるのでしょうか?
49 :
桂小米朝:02/03/29 11:45 ID:t+sXv/PR
ズガガガーーーーーン!!
昨日のMXテレビの「細雪」は1959大映のだった・・・
見たかった・・・
出来れば、1950新東宝のも見たい今日この頃。
50 :
1:02/03/29 12:54 ID:iOTHH3P6
>>38 銀幕最高さん
>ご機嫌よう」「ご機嫌よう」たしかに数年見てなくともまざまざと聞えて来る
脚本の小津監督と野田高梧のは独特ですね。子供のセリフは大人に比べると、
子供らしいと言うか、常に結構乱暴な気がしますよ。
>>40 スモーキーさん
>今日TVタロウでチェックし直して気づいたんですが、BS2
>「放浪記」の前日、4/18に同じく成瀬の「流れる」やりますね
ありがとうございます。すっかり「テレビタロー」買うの忘れていますたよ。
「流れる」楽しみですね。
最近観た「彼岸花」「宗方姉妹」で田中絹代の毅然としたセリフの言い回し
が、妙に印象に残っているところでした。
>>41 シネマ三四郎さん
>「旅路の果て」葬儀のシーンで、ルイ・ジューベがつぶやく科白は、
俺はヴィクトル・フランサンの「役者としてはとるに足らぬ男であったが、
友人としてはいい男であった」(こんな感じだったかな?)
の弔辞が印象的でしたね。
>>42 名無シネマさん
>杉村春子の演技が最高であると本で読みました。
杉村春子さんは最高ですね。俺は役者の巧拙はあまり解らないのですが、
杉村春子は巧いですね。
昨日も、吉村公三郎「誘惑」を観たのですが、佐分利信の病身の妻役でしたが、
良かったです。ついでに原節子も綺麗でした。ただラストだけは、こけそうに
なりました。
>>43 名画紹介 七五調さん
相変わらずの名調子でありますね。
俺はキャグニーギャング映画なら、この映画と「明日に別れの接吻を」「白熱」
が好きですよ。
>>44 名無シネマさん
>過去ログ読んだら、「お早よう」が、小津映画の中でいまいち・・・
多分、俺だと思うけど申し訳ない。その時は今まで観た小津映画と雰囲気が
違っていて、面食らいました。
>>45 スモーキーさん
>ご覧になってるかもしれませんが「州崎パラダイス 赤信号」。
かなり以前に観た映画なのに、各場面憶えていますよ。印象に残る映画でした
51 :
ホリヰ:02/03/29 13:14 ID:S9DcrDGA
「流れる」は未見です。幸田文の原作は持っていますがまだ読んでいません。
山本夏彦の「最期のひと」は読みましたが…。
見たいけどBSじゃあなぁ…。
52 :
1:02/03/29 13:38 ID:zj7LplF3
>>46 銀幕最高さん
>L・ジューヴェは同監督の「舞踏会の手帖」の演技がかっこよかったのですが
俺もL・ジューヴェを初めて見たのは「舞踏会の手帖」でしたが、あの目付きと
いい、凄く印象に残りましたよ。
それにしても「舞踏会の手帖」は全編面白かった。
>最近「わが青春に悔いなし」が話題に出たので
昨日「わが青春に悔いなし」観ました。後半はすっかりと忘れていました。
原節子は凄かったですね、いや〜参った参った。
「酔いどれ天使」の三船敏郎は最高であります。最初から最後までギラギラして
おります。
ジーン・ハローでは、F・キャプラ監督「プラチナ・ブロンド」も、と言っても
ロレッタ・ヤングの方が目立っていましたが・・・
「麦秋」は二本柳寛と最後に結婚する映画でしたか?、
俺はあの映画では、二本柳寛の母の杉村春子に原節子が結婚承諾をする場面で
杉村春子が原節子の手を取って、何度も何度も確認するシーンが好きでした。
「晩春」「麦秋」と題名聞いても、ゆっくり考えないと、俳優やストーリー、
思い出せないです。
>>47 名無シネマさん
非常に悲しいですね。ビリー・ワイルダー監督の映画はどのジャンルでも、
最初から最後まで観客を飽きささず、楽しませてくれる天才監督ですよ。
>>48 名無シネマさん
>「今の俳優なんかよりよっぽどいい!」と三船に惚れてしまったのですが
今の俳優に、当時の三船敏郎のような格好よく、激しい野性味のある人は
いないですよ。
53 :
ホリヰ:02/03/29 17:26 ID:S9DcrDGA
>>52 1さん
私は「暗黒街の対決」の三船敏郎が好きです。
この映画はマンがチックで、三船の漫画的スーパーマンぶりが良かったです。
ギラギラした三船もいいですが、「暗黒街の対決」の荒唐無稽な刑事役も
三船にして初めてできるのではないのかと…。
あの映画、登場人物が「ディック・トレイシー」のキャラクターみたいに現実離れしていて、
それでいていて板についているところがいいですね。
平田昭彦も天本英世も中丸忠雄も若松明もみんなマンガのキャラみたいです。
私にとっては無国籍アクションの最高傑作です。
54 :
アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこへ持って来い ◆ALfRDzjA :02/03/29 20:36 ID:Cbc/htV+
>>44 「お早よう」大好きですぜ!
押し売りを追い返すおばあちゃんの独り言。
キャバレー勤めの若夫婦がシャバダバ歌いながら出勤。
「ほら、ここんとこ押してごらんよ」プウゥ「どーだい!」
ああ、また見たくなって来た!
55 :
1:02/03/30 12:02 ID:7vQeeLki
>>53 ホリヰさん
>私は「暗黒街の対決」の三船敏郎が好きです
ごめんなさい、俺は岡本喜八監督の映画は観た事がないんです。と言うより
無国籍アクション映画も東映やくざ映画も観た事がないんです。
「悪名」「兵隊やくざ」ばっかりで・・・
>>54 アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこへ持って来いさん
お久しぶりです。
>押し売りを追い返すおばあちゃんの独り言。
押し売りが、殿山泰司で、最初は杉村春子が応対するが、太刀打ち出来ずに
母親の三好栄子を引っ張り出して来ましたよ。
さすがの殿山泰司も逃げ出しました。
それにしても三好栄子って、豪快な顔してますね。あの映画の役柄も豪快でした。
たまに「わが青春に悔いなし」では原節子のお母さん役で、上品な感じでした。
>キャバレー勤めの若夫婦がシャバダバ歌いながら出勤。
泉京子と大泉滉でしたね。
>「ほら、ここんとこ押してごらんよ」プウゥ「どーだい!」
最初は何をしているのか、さっぱり解りませんでしたよ。
56 :
スモーキー:02/03/31 00:03 ID:/fjmUue5
あらら、ワイルダーがついに...。
95才ということなので大往生なんだろうけど
好きな監督だっただけに残念です。合掌。
こうなるとキャメロン・クロウの対談の功績は大きい!
>1さん
>「州崎〜」各場面憶えていますよ
ほんと各場面で人物が活写されてて、味というか艶というか
溢れてていいですね。
基本的に大人の話なんですが子供が絶妙のタイミングで登場して
艶を中和するのもいい感じです。
嗚呼、だまされ屋に行って玉ちゃんにカケソバ注文してーw
もちろん店のBGMは、かわいい かわいい さかなやさん♪
>三好栄子
同じ黒澤の「生きものの記録」では三船の奥さんでしたね。
古風で寡黙な女性で、いつもオロオロしており、泣きながら
「ブラジルいっておくれ〜」と意志表示するのが精いっぱいで、
未見の「お早よう」とはえらい違いだw
57 :
銀幕最高:02/03/31 04:52 ID:tLRorsdi
(熱は無いのに咳が止まらん、グルジィ・・)
ポランスキーのフィルモグラフィを
http://www.nona.dti.ne.jp/~hideman/old_page/kyosyo/roman.htm 等で調べましたが「ローズマリーの赤ちゃん」は余りにも有名過ぎて、ポランスキー
作品とは知りませんでした。しかし69年に身重の愛妻を惨殺され、71年に「血塗られた
『マクベス』」を撮り、77年に少女レイプで逮捕されるとは・・ただ者じゃ無い。
>>41シネマ三四郎さん、
老人映画と言えばあの悪名高き?(「ドゥ・ザ・ライト・シング」からオスカーを
奪ったから)「ドライビング・ミス・デイジー」はモーガン・フリーマンの枯れた
演技に只々見入りました。ジェシカ・タンディはちと枯れ過ぎかな(笑)。彼女は
「鳥」の方が強烈だった。はっきり言って鳥達よりJ・タンディの方が不気味だった。
この女優は「欲望という名の電車」の舞台の初演で、マーロン・ブランドの相手役
(ヴィヴィアン・リーが演った役)をやったそうですね
>>47氏、
B・ワイルダー死去ですか・・最近はすっかり師匠のルビッチの方がカッコいいなどと
思ってましたが、思えば映画を見出した頃はワイルダー作品に浸ったもので、その感動
も今も薄れてはないな。「深夜の告白」「異国の出来事(外国の事件)」「サンセット
大通り」「七年目の浮気」等が好きですが、ワイルダー集大成はやっぱ「お熱いのが
お好き」!最近TVで「シャーロック・ホームズの冒険」をやっていて、70年の作品
だから全盛期を過ぎてるしあまり期待してなかったけれど結構楽しめました。ただあの
演技オーバーは「イージーライダー」「明日に向って撃て」と同時期と、とても思え
ないほど
>>49桂小米朝氏、
「細雪」て1984年版しか知らんかった・・
>>50の1さん、田中絹代といえば伊藤大輔監督の「おぼろ駕籠」なる作品を思い出し
ます。主演は山田五十鈴で田中絹代は脇を固める感じでしたが、その力の抜けた朗々
たる演技は、山田五十鈴が大根に見えてしまいました
>>52の1さん、「麦秋」はおっしゃる通りの作品だと思いますが、結婚相手は
菅井一郎だと思います。
>>53ホリヰさん、
「暗黒街の対決」そんなオススメですか、調べてみますわ。似たタイトルが多すぎだが。
三船といえば「野良犬」と共に「静かなる決闘」も忘れがたい。この頃の三船(40年代)
はホント色んな役に果敢に挑んでましたよね。黒澤も一作一作が実験作という感じ
だった。50年代後半のやや血迷った?黒澤+三船(「生きものの記録」「どん底」
「蜘蛛の巣城」)も捨てがたいかな。
58 :
1:02/03/31 11:27 ID:5x/iaVec
>>56 スモーキーさん
「州崎パラダイス/赤信号」の題名を聞いて真っ先に思い出すのは、
河津清三郎がスクーターに乗って、轟由起子がやっている小料理屋に来る場面
なんです。まだ初々しい芦川いずみが岡持ちを持ってうどん配達場面やら・・・
いつもおっとりした女性役の多い新珠三千代が、したたかな女を好演していま
したね。
ふと「小早川の秋」で、父中村雁治郎の女道楽に目を光らせる、
しっかり者の長女を思い出しましたよ。
三好栄子は、はやり「お早よう」や「新・夫婦善哉」、で淡島千景の母親で
下町の「おでんや」などが一番ピッタリくるように思いますね。
三好栄子を始め、長岡輝子、桜むつ子、高橋とよ、千石規子、中北千枝子など
の名脇役はこの時代の映画を観ると頻繁に登場しますね。
>>57 銀幕最高さん
ビリー・ワイルダー「異国の出来事」も面白かったですね。
いつもは男勝りなジーン・アーサーがウブな女性を、デートリッヒが男を手玉に
とる女を・・・この二大女優の扱いもよかったですね。
>伊藤大輔監督の「おぼろ駕籠」
この映画は未見なんですが、田中絹代の背筋を伸ばした姿勢で、
毅然とした喋り方は想像出来ますね。
>「麦秋」結婚相手は菅井一郎だと思います。
俺もごちゃ混ぜになってしまうのですが、この映画では菅井一郎、東山千栄子が
両親で、笠智衆、三宅邦子が兄夫婦、近所に住む幼友達が二本柳寛、その母が
杉村春子だったと思うのですが。
59 :
スモーキー:02/04/01 01:31 ID:osaVYoOi
1さん
>河津清三郎のスクーター
はははwピカピカした推定価格1万円のやつですね。
この映画の脇役は皆見事ですが、特に飲み屋の女将役の轟夕起子は
良かったですね。
普段は気丈に振る舞いながらも、時折浮かべる厭世的な表情が
やたらと印象に残ってます。
蔦枝(新珠)が客の落合(河津)に白々しく媚びを売ったりして
それを眺める女将の笑顔がすーっと引いていくとことか。
>田中絹代の毅然とした台詞の言い回し
そういえば「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」の中で
新藤兼人にインタビューされた時も毅然とした受け答えで
溝口との恋仲を完全否定してましたねw
女優というより女政治家みたいな色気の無い話ぶりだった。
元々女っぽい話方はしない人なんでしょうね。
>銀幕最高さん
体調回復されたようで何よりです。
「おぼろ駕ご」、時代劇専門チャンネルで先日やってたので
録画しましたよ、近いうち観てみます。
この映画の山田五十鈴はそんなに酷いんですか?ちょっと心配。
60 :
銀幕最高:02/04/01 02:44 ID:Z6YuSAqX
>>54アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこへ持って来いさん、
今もNYに御滞在なんでしょうか?
>>56スモーキーさん、B・ワイルダー+キャメロン・クロウを簡単に説明してもらえ
ませんか?
>>58の1さん、
「麦秋」に関しては1さんの方が正しいと思います。何せほとんど覚えてないし、
手元の本で見ただけなので。
>>59スモーキー-さん、
>体調回復されたようで何よりです。
有難うございます。熱は下がったんですが、代りに咳が止らず、昨夜は4時までベッドで
のたうち回ってました・・
>(田中絹代)女優というより女政治家みたいな色気の無い話ぶりだった。
>元々女っぽい話方はしない人なんでしょうね。
不思議な女優ですね、若い頃の「愛染かつら」のワンシーンを見た時は、愛らしい声で
アイドルぽかったですが(でも「愛染かつら」のビデオなんてあるのか)
>(「おぼろ駕ご」)
>この映画の山田五十鈴はそんなに酷いんですか?ちょっと心配。
少なくとも容姿は若くて色っぽいですよ、ただちょっと力入ってるかなと(絹代と共演
で力んだか)。映画全体は随所に気の利いた仕掛けを散りばめた、楽しいものと記憶
してます
61 :
ホリヰ:02/04/01 09:02 ID:kORCQdI4
>>58 1さん
>「州崎パラダイス/赤信号」の題名を聞いて真っ先に思い出すのは、
>河津清三郎がスクーターに乗って、轟由起子がやっている小料理屋に来る場面
あの小料理屋に集うメンツ、特撮ヲタクの私にとっても美味しいシーンです。
先ず、三橋達也は「ガス人間第一号」の岡本警部だし、河津清三郎は小田基義監督の
「透明人間」の旧日本軍の透明特攻隊の生き残りの“透明人間”本人。
轟由起子のダンナとして現れる植村謙二郎はその“透明人間”の名を騙って悪さをする
偽透明人間でした。
おまけに店の客のおばさん娼婦の田中筆子は特撮テレビ番組の「スーパーロボットレッドバロン」や
「アイアンキング」で小手をかざして「ゆけ!グランマタドール!!」とか「ゆけ!バキュミラーよ」とか
ロボット怪獣に命令を下していました。
おまけに田中筆子が誘いをかける大工風の男の山田禅二は「大巨獣ガッパ」で怪獣ガッパの
子どもを日本に運んでくる船の船長をやってたり、特撮テレビ番組「たたかえマイティジャック」の
『亡霊の仮面を剥ぎ取れ』の巻で目医者に化けてマイティジャックのキャプテンの
南廣に罠をかける敵組織“Q”のエージェントをやってました。
文芸作品の名作といえども特ヲタの手にかかるとこうなってしまいます(w。
ところで数年前「州崎パラダイス」の原作が突然コンビニの店頭に並んだので買って読みました。
表題作のほか短編を収録したオムニバスですが、映画はその短編のうち数編を一つにまとめた
物だということがわかりました。
「足摺岬」もそうでしたね。
62 :
1:02/04/01 13:47 ID:AwvSHFOv
>>59 スモーキーさん
>河津清三郎のスクーター
>はははwピカピカした推定価格1万円のやつですね。
そうです、そうです新品ピカピカ、河津清三郎が乗っているのを見て、
スクーターとは、うまい呼び名を付けたもんだと思いましたよ、原付じゃ感じ
が出ないし、バイクじゃ格好良すぎるし、ピッタリの名前ですね。
>田中絹代の毅然とした台詞の言い回し
田中絹代の声も、毅然とした声と言うのもおかしいんですが、強さがあると
言うか、色気がないと言うか、全く隙のない感じがするんですよ。
>>60 銀幕最高さん
>「麦秋」に関しては1さんの方が正しいと思います。
まだ最近に見直したから、憶えているんです。後2〜3ヶ月も経つと、直ぐに
忘れてしまうんですがね。
>>61 ホリヰさん
>あの小料理屋に集うメンツ、特撮ヲタクの私にとっても美味しいシーンです。
そうなんですか、俺は特撮物はあまり知らないので解りませんが、
植村謙二郎、田中筆子、山田禅二は名前も知らないのですが、こう言う映画を
観ていて、出演しているのを発見したら楽しいでしょうね。
俺も、最近では中堅として活躍している俳優さんを、古い映画でをチョイ役発見
した時なんか、嬉しくなって、得した気分になりますね。最近では
「銀嶺の果て」で花沢徳衛、「安城家の舞踏会」で神田隆、
「東京物語」で安部徹、なんかがそうでした。
>「州崎パラダイス」の原作
こんな小説がコンビニに売っているんですね。
先日、成瀬監督の「山の音」を観ました。
冒頭、笑顔の原節子が楽しそうに自転車に乗って、義父に逢うシーンを見て、
俺の観た成瀬監督で初めて幸福な主婦役だなと思っていましたが、
とんでもない事でした。あの笑顔からはてっきり幸福満点と思ったのですがね・・・
今までは山村聡が出演していると、佐分利信の方がいいのにと思っていたの
ですが、この映画で上原謙の父、原節子の義父役の山村聡は良かったですね。
佐分利信が好きでしたが、山村聡も好きになりましたよ。
63 :
シネマ三四郎:02/04/01 15:38 ID:fx3DIe5T
>>57 銀幕最高
ポランスキーのWeb情報ありがとうございました。
私はロマン・ポランスキー監督の熱烈なファンなんですよ。
先日亡くなったビリー・ワイルダーも、シリアスものからコメディまで、
幅広いジャンルで名作を残していますが、ポランスキーも、
ミステリー・ホラー・コメディ・文芸ロマン・ハードボイルドなどなど、
実に多様なテーマをこなした上、ほとんどの作品が傑作ぞろいというのは、
本当に奇跡的と言いたいくらいです。
特に感心するのは、映像に深みがあってショットのつなぎにもリズムがあり、
途中でダレることがあまりないという点ですね。
監督の名前で映画を見て、裏切られることがまずない、
貴重な映画監督のひとりだと私は思っています。
>>57 銀幕最高さんへ。すみません。
>>63で敬称が抜けておりました。
そういえば、“銀幕”という表現も今ではあまり見かけなくなりましたね。
誰が作ったのかは知りませんが、“SCREEN”の訳語として実に素晴らしい言葉だと思います。
65 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/01 17:19 ID:0WgzkCQk
ロミー・シュナイダーの「太陽がいっぱい」カメオ問題への懺悔として、
そして「名画紹介」さんの向こうを張って、
私が唯一つくったのが「太陽がいっぱい」であった事の恥ずかしさから
4月まで書き込まない事を誓い、勝手に禊ぎは済んだと判断し、
今日からお邪魔させていただきます。
しかし、自ら誓いを立てたものの、どうしてもいま書き込まなければと言う時は、
クルーゾーの如き変装にて書き込んでいた事を白状します。
「ほがらかに・・・」の再放送の日時の書き込み、及びルパンのサイト情報。
ワイルダー監督死去の書き込み。
「細雪」が見たかったと書いた小米朝。
いずれも私です。
もっと修行せねばと思い、
ブックオフで買った中古ビデオの話は明日から書きます。
そんなもの見たくない? いいえ、見せます、見させます!
ロミー・シュナイダーの「太陽がいっぱい」カメオ出演をご存じない方へ
映画の冒頭、モーリス・ロネとアラン・ドロンが路上カフェにいます。
そこへモーリス・ロネの友達が女性ふたりをはべらせてやってきます。
この二人のうちのひとりです。セリフは一言。
「ねぇ、もう行きましょうよ。」
友人は「先に行ってろ」とつれない素振り。
ロミータンにそんな素振りをするから、後で・・・
66 :
スモーキー:02/04/02 01:22 ID:ycEeuHAE
>銀幕最高さん
あわわわ、すみませんです。
沢山書き込みされてあるので回復されたものと思ってました。
そうです、( )内の文章、あのグルジィ・・の一文を
不覚にも読み飛ばしてしまったんです(汗)
>ビリー・ワイルダー+キャメロン・クロウ
これも言葉足らずでした、すみません。
数年前にクロウがワイルダーとの長時間インタビューに成功し
その内容が一冊の本となって出版されたんですよ。
--------------------------------------------------
「ワイルダーならどうする?」
キャメロン・クロウ著 宮本高晴訳 キネマ旬報社 4700円(税抜)
--------------------------------------------------
「ヒッチ/トリュフォー 映画術」のワイルダー/クロウ版
のようなものを想像して頂ければ良いかと。
ただ気難し屋のワイルダーなんで、映画術のヒッチのように
嬉々として語ってるとは言い難いんですよ。
映画術だとトリュフォーが旨い具合に会話をコントロールしながら
作品の制作順にインタビューしていくので
読者が作品別に内容を読み分けることが簡単に出来、
便利なんですが、ワイルダーはその時の気分で話が飛ぶ飛ぶw
試しに「麗しのサブリナ」が何ページににのってるかというと
26 28 42 43 57 76 78〜83 113 114...。て感じですw
↑不満な点もありますが、ワイルダーの生の声が正確に
掲載された書物はどうやらこの本だけらしいので(過去に出版された
ものは嘘の記述が多いとワイルダー自身オカンムリでした)
ワイルダー好きには価値有る一冊だと思います。
1さん、銀幕最高さん
>田中絹代の声
そういやトーキー1作目「マダムと女房」('31)で
「あなぁたぁ」と猫なで声出してたの彼女でしたっけ。
元は愛らしい声が売りだったんですかね。
実のところ、彼女の映画はあまり観てないのでよく判らないす。
>>61 ホリイさん
州崎〜の出演者でそこまで特撮に話を広げる、そのディープな知識
凄いです、ただただ敬服するのみであります!
>クルーゾーさん
「ほがらかに鐘は鳴る」情報はクルーゾーさんでしたか。
おかげで無事録画することが出来ました。
改めて、ありがとうございました。
67 :
銀幕最高:02/04/02 06:36 ID:MZ/t2bYW
昨夜は少し眠れたぜ、ハハ・・・
ホリヰさんイチ押しの岡本喜八の「暗黒街の対決」の件調べてたんですが、脇へそれて
「暗黒街の顔役」(1959)の三船(やられっぱなしの修理工場のしょぼい親父役)、
同年の「独立愚連隊」での三船(くるくるぱー隊長なるキワモノ)にショックを受け
ましたが、当時の世界的スターをこんな使い方した岡本喜八も並じゃないが、演った
三船も奥深いな
田中絹代という女優は10代で結婚、スピード離婚してから後は生涯独身を通したらしい
ですね、それでああいう男勝りな仕事一筋の女になっていくのかな。で1950年頃の
日本映画界のもう2人の代表的女優の京マチ子と原節子も独身貫いてますね。外国女優の
結婚し放題やり放題とエライ違いですな。こういう風潮が変ってくるのが吉永小百合
の世代あたりからなんすかね
>>63シネマ三四郎さん、
ポランスキー最新作「ナインスゲート」(1999)は
http://www4.plala.or.jp/jony/kantoku/RomanPoransuki.htm ではイマイチ評価になってますが、それでもポランスキーらしさは十分漂ってるようで
、まだ老け込んじゃいないようですね
>>64シネマ三四郎さん、
「銀幕」って白黒映画の美学を表した語と個人的に解釈してるのですが、どうですか。
たとえば比較的最近のイザベル・アジャーニが幾らスターだからって銀幕の美女って
言うんでしょうかね、スクリーンの美女なら分かりますが
>>65クルーゾーさん、
ご不在の理由は多分そういうとこかなと思ってましたよ。「修行が足りない」て書いて
あったから修行に出てるのかと。その間にも情報を頂き有難いことです。
「細雪」の1959年版とは京マチ子主演なんですね、でも知名度低くないですか
>>66スモーキーさん
「ワイルダーならどうする?」情報有難うございます。いやワイルダーってもっと
温和な丁寧に喋る人かと思ってましたよ、結構おもろそうですね、ちょっと調べて
みますわ
68 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/02 08:55 ID:YPEjtYVT
ワイルダー監督の訃報が伝えられた数日後に、読売新聞(だったと思う)に
河原畑寧の追悼文が出てたと思います。
ここから先はうろ覚えです・・・
氏は以前にワイルダー監督の自伝を翻訳して出版したらしく、
監督に「売れ行きはどう?」と聞かれて嬉しかったと書いてあったと思います。
しかし、その後「ワイルダーならどうする?」が出た時に、中身を読んだら
監督自身が「あの自伝はインタビュアーの80%でっち上げなんだよ」
と書かれてあったのでショックを受けたそうです。
食えないオヤジだ!とも書いてあったような・・・
1959「細雪」の四姉妹は
轟夕起子、京マチ子、山本富士子、叶順子です。
ちなみに1950のが
花井蘭子、轟夕起子、山根寿子、高峰秀子です。
どうですか?市川監督版よりすごいと思いませんか?
市川版で一番綺麗なのは背景だと思うんです。
69 :
名無シネマさん:02/04/02 20:34 ID:MrfI4s0F
70 :
銀幕最高:02/04/03 04:41 ID:2tDWN/Dn
age
手抜きでスミマセン、調査報告等はまた明日書かせてもらいます
ところでどなたか、哲学者ジャック・ラカンがブニュエルの「エル」について書いてる
文章が、何処に見つかるか御存知ないですか。
71 :
名無シネマさん:02/04/03 11:40 ID:4u+PlehC
今月のBS2とwowowの映画でこれだけは見とけ!っていうのを教えてください。
72 :
奈奈氏:02/04/03 12:14 ID:zT6xyA//
この前深夜映画を途中から見てて、リチャードギア主演で殺人か何か犯罪を犯して、
女性と一緒に逃亡する(誘拐なのかわからない)映画があったんですけど、
わかれば教えてください。ちゃんと見たいです。
昔の映画でした。最後の警察に包囲されたときがメチャクチャかっこよかった。
73 :
名無シネマさん:02/04/03 12:36 ID:00zt4nwi
>>72 おそらく仏映画「勝手にしやがれ」のリメイク版だと思われます。
タイトルは・・・忘れた。スマソ。逝ってきます。
74 :
名無シネマさん:02/04/03 12:44 ID:f4y79v5m
『ブレスレス』
「勝手にしやがれ」
盗んだクルマをすっ飛ばし パリへと急ぐ男が一人 名前はミッシェル・ポワカール
パリに着いたら、盗難車 闇で転売、ゼニ儲け ところがスピード出し過ぎて
白バイ相手にカー・チェイス わき道それてひと安心 思ったところがエンストで
白バイ警官、背後に迫る 捕まりゃ当分、ムショ行きだ あせった青年、ミッシェルは
なりゆきまかせの無軌道さ ダッシュボードのピストルで 警官、射殺し逃走す
パリに戻ったミッシェルは まるで何もなかったように オンナのもとへと転げ込み
寝起きの彼女のスキを見て 財布のカネを失敬す 次に行く先、本命の
ショート・カットのアメリカ娘 彼女の名前はパトリシア 作家志望の可愛いカノジョ
理屈が多いオンナだけれど なぜか気になるその魅力 彼女もミッシェル、気に入るが
今は仕事が優先と 言い寄るカレにひじ鉄食わせ 今日も仕事の打ち合わせ
あきらめきれないミッシェルは クルマを盗んでデートに誘う そのころ捜査の手は伸びて
身元が割れたミッシェルは ついにパリ中・指名手配 新聞広げて顔隠し
くわえタバコに、サングラス あてなくさまようパリの街 ボガート・ファンのミッシェルは
カネを作ってオンナと共に イタリア行きを画策すれど 盗んだクルマは転売できず
いよいよあせる、追っ手は迫る 仕事をつかんだパトリシア 有名作家にインタビュー
あすへの希望に心は弾む そこへ刑事が現われて カレの殺人容疑を告げる
しょせんは別れるつもりのオトコ 殺人犯の共犯に なるよりいっそ、密告を・・
ミッシェルと過ごした翌朝に 彼女は刑事に電話する 部屋に戻ったパトリシア
カレの無邪気な顔を見て 密告電話を告白す 彼女は逃亡すすめるが
愛するオンナに裏切られ 自暴自棄のミッシェルは もはや、逃げる気力は失せる
そこへ仲間がクルマで誘い 逃げる手助け申し出る ミッシェルはそれをも断って
「刑務所行きも悪かねえ 俺はほんとに疲れたよ 勝手にしやがれ、もういいさ」
そのとき追っ手の刑事が迫り ミッシェルめがけて発砲す 弾丸、彼の背中をえぐり
ミッシェル、よろめき走って逃げる ついに彼は息切れて パリの路上に倒れ込む
「全てが最低」ひとこと残し 両のまぶたを我が手で閉じて おろかな一生、幕降ろす
カレの最期を見届けて 冷たくつぶやくパトリシア 「全てが最低、何のこと?」
全篇、パリのオール・ロケ ジャズの音楽、バックに流れ ショットもカットもリズミカル
きらめくような白黒画像 全てが鮮烈、ヌーベル・ヴァーグ 60年代、旋風起こす
魅力満点、ベルモンド ジーン・セバーグ、可憐な美貌 うねる荒波、斬新に
革命起こした映像は カリスマ監督、ゴダールの 衝撃・長編、第一作
76 :
1:02/04/03 14:02 ID:VPiP2RPE
>>66 スモーキーさん
>田中絹代の声
俺も40〜50代の2〜3本観ただけの感想なんですよ。もっと以前には、
可愛い声だったか、解りませんね。今月放映される「流れる」「放浪記」も
中年以降の作品ですね。
>>71 名無シネマさん
>今月のBS2とwowowの映画でこれだけは見とけ!
個人的好みですけれど・・・
4/3 BS2 PM4:00〜6:00「オペラハット」(フランク・キャプラ)まだ間に合います。
4/3 BS2 深1:15〜3:25{サムソンとデリラ」(セシル・B・デミル)史劇スペクタクル
4/4 BS2 PM4:00〜5:45「西部の男」(ウイリアム・ワイラー)クーパー&ブレナン、ロイビーン物語
4/5 BS2 PM3:50〜6:00「恋人よ帰れ!わが胸に」(ビリー・ワイルダー)レモン&マッソー
4/8 BS2 深1:15〜2:40「友だちのうちはどこ?」(アッバス・キアロスタミ)精神安定剤
4/10 WOWOW PM1:45〜3:45「突破口!」(ドン・シーゲル)チンケな泥棒マッソーVSマフィア
4/11 BS2 PM8:00〜9:45「アフリカの女王」(ジョン・ヒューストン)ボギー&ヘップバーン
4/11 BS2 深1:30〜3:35「ロゴパグ」(ロベルト・ロッセリーニ他)オミニバス
4/12 BS2 PM2:35〜4:10「新婚道中記」(レオ・マッケリー)K・グラント&A・ダン、コメディ
4/12 BS2 PM8:50〜10:50「三つ数えろ」(ハワード・ホークス)ボギーのF・マーロー
4/15 BS2 PM3:40〜5:40「ビルマの堅琴」(市川昆)僧になった日本兵
4/18 BS2 PM3:40〜5:40「流れる」(成瀬巳喜男)田中絹代、山田五十鈴
4/19 BS2 PM3:55〜6:00「放浪記」(成瀬巳喜男)田中絹代、高峰秀子
4/22 BS2 PM4:00〜5:40「リディアと四人の恋人」(ジュリアン・デュヴィヴィエ)
4/23 BS2 PM4:00〜5:40「陽気な幽霊」(ティヴィット・リーン)レックス・ハリスン主演
4/24 BS2 PM3:35〜5:00「幽霊西へ行く」(ルネ・クレール)ファンスタチック・コメディー
4/26 BS2 PM4:15〜6:00「近松物語」(溝口健二)「おさん茂平衛」物語
4/30 BS2 深1:15〜3:10「ベリッシマ」(ルキノ・ヴィスコンティ)アンナ・マニャーニの魅力
ごめんなさい、少し多くなりすぎました。
77 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/03 17:44 ID:t/C6+jwf
>>71 1さんの推薦に追加させていただきます。BS2のみです。
今夜の「我が道を往く」。「新婚道中記」と同じくレオ・マッケリー監督です。
「戦争と平和」ソ連版を前回放送の時にお見逃しのようでしたら、
13日の深夜からまた放映されますので、この機会にどうぞ。
16日には邦画の「戦争と平和」があります。これはかなり貴重だと思います。
15日からはパゾリーニ監督のものが続けて放映されます。
「奇跡の丘」「アポロンの地獄」「アッカトーネ」
「愛の集会」「パゾリーニの鳥」
私としては、17日「なつかしき笛や太鼓」木下恵介監督
同じく17日の「がんばれ!ベアーズ大旋風」もチェックしたいところ。
WOWOWが見れれば、30日の「華やかな情事」は見てみたい・・・
78 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/03 18:42 ID:t/C6+jwf
失礼しました。「我が道を往く」は昨日でした。すいません。
79 :
シネマ三四郎:02/04/03 18:52 ID:rLz1BqYG
>>67 銀幕最高さんへ。
たしかに“銀幕”という単語はモノクロ映画向きで、カラー作品には不向きではありますね。
カラ−といえば、昔は宣伝文句で“総天然色”と言っていましたね。
映画史において、最大のトピックは無声映画からトーキー映画への移行だと思いますが、
モノクロからカラー化という件は、その次くらいの“事件”なのではないでしょうか。
映画に“色”がついたことが嬉しくてたまらない映画人の気持ちが、
“総天然色”という言葉によく表現されていると私は思います。
>>72 奈奈氏さんへ。
リチャード・ギア主演映画では、「ブレスレス」もいいですが、
ポール・シュレーダー監督の「アメリカン・ジゴロ」も私は好きです。
未見でしたら、ぜひご覧下さい。
80 :
奈奈氏:02/04/04 17:26 ID:ojY1WYnT
皆さん、ありがとうございます。『ブレスレス』も『アメリカンジゴロ』も
両方見させていただきます。
早速ビデオ屋いってきます。
81 :
シネマ三四郎:02/04/04 20:04 ID:3s5/HmjQ
>>80 奈奈氏さんへ。
ジャン・ポール・ベルモンドの「勝手にしやがれ」で思い出したのですが、
彼の主演で「オー!」というフランス映画がありました。
「冒険者たち」で有名なロベール・アンリコ監督作品です。
ラストに余韻が残る映画ですね。
たぶん品揃えのいいショップにはビデオの在庫はあると思うのですが。
82 :
銀幕最高:02/04/04 21:43 ID:neilxwWA
>「ワイルダーならどうする?」
色々寸評読んでみると、とっちらかってるようで実はかなりねちっこい内容で読み
応えありそうですな、「ヒッチ映画術」とまた違った魅力をもった映画ファン必読の
書かな
>>68「細雪」1959山本富士子いいですね、見てみたい。ただ1984版は吉永小百合が
いるからな。吉永小百合てここで話題に上りませんね、あまり良い映画無いのですか
>>75名画紹介「勝手にしやがれ」。
今回も楽しく読みました。
そこでまた一読者の勝手な提案。最後の紹介の節を、一度思い切ってアタマに持って
来たり又はカットされては?たとえば「全てが最低、何のこと?」で終わるのもオツ
かなと。
カットしたら紹介にならねえよってか
>>76の1さん、
「友だちのうちはどこ」=精神安定剤のくだりが印象的でした。
新しいのも結構好きじゃないですか
>>77クルーゾーさん、
邦画の「戦争と平和」って何だっけ。調べなきゃ・・
>>79シネマ三四郎さん、
たしかに映画史でトーキー化の次の転機がカラー化ですね。でもトーキー化で凋落した
スターはバスター・キートン、グロリア・スワンソン、ジョン・ギルバート等いるけど、
そういやカラー化で落ちぶれた俳優って聞きませんね。あとトーキー化で駄目になった
監督っていましたかね、キートンもその一人ですかね、E.V.シュトロハイムはどう
でしょう
83 :
お世話がせの紀子:02/04/04 22:20 ID:R96fIwwl
>>79 「銀幕」の由来は、スクリーンが真っ白だと反射でかえって映りが悪くなるから、
むかしは銀粉を混ぜていたの。これを英語では「シルバースクリーン」というの。
そこから「銀幕」っていうのよ。ちなみに最近のスクリーンはガラスファイバーなど
が混ぜられているわね。
それと前にも書いたけど「総天然色」というのは、正確には三色テクニカラー方式のみ
を指す言葉。だからそのほかのカラーには使わないのがホント。
84 :
ホリヰ:02/04/05 08:03 ID:BSUffXng
>>83 >それと前にも書いたけど「総天然色」というのは、正確には三色テクニカラー方式のみ
>を指す言葉。だからそのほかのカラーには使わないのがホント。
イーストマンカラーは“層”天然色ってとこかな。
85 :
シネマ三四郎:02/04/05 12:00 ID:XTOPRaYt
>>83 紀子さんへ。
“銀幕”の件、ご指摘ありがとうございました。
私は、白いスクリーンを何故“銀幕”と表現するのか、うまい描写だとは思いながら
不思議に感じておりました。白米を“銀シャリ”というような日本独特の表現かなと
漠然と思っていたのですが、“シルバー・スクリーン”の訳語だったんですね。
今の日本で、“シルバー・スクリーン”や“銀幕”なんて言うと、
「えっ?お年より向きの映画のこと?」なんて返されそうですね。
86 :
1:02/04/05 13:06 ID:FGrCI84p
>>77 クルーゾーさん
こうして見ると、何やかやと多くの映画観たもんですね。
俺は個人的にパゾリーニの映画が苦手なもんで・・・
>>82 銀幕最高さん
>吉永小百合てここで話題に上りませんね、あまり良い映画無いのですか
そういえば、吉永小百合さんの映画は「キューポラのある街」くらいですね。
どう言う訳か観ていないですよ。
>新しいのも結構好きじゃないですか
俺は最近と言えるかどうかは解らないですが、観た映画で今思い出すのは、
「バクダッドカフェ」「芙蓉鎮」「?嶺街殺人事件」「父/パードレ・バドローネ」
くらいです。
87 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/05 17:15 ID:rvXN2l7A
週末なので、まとめ書きします。
>銀幕最高さん
16日BS2の「戦争と平和」(1947東宝)
http://www.jmdb.ne.jp/1947/bw000550.htm 簡単ではありますが、キャスト・スタッフはこんな感じです。
TVタロウによれば、
敗戦後、新憲法発布を記念して製作された民主主義映画。
戦時中に投獄された記録映像作家・亀井文夫監督の初の劇映画。
ということです。
このあたりの邦画に関しては「紀子さん」がお詳しいと思うのですが・・・
>銀幕最高さん、1さん
「細雪」の話題からの吉永小百合への評価。敬称略です。
う〜ん、この人って、私の中では大竹しのぶのような感じなんです。
役者としては数段、大竹しのぶの方が上だと思っていますが、
どちらも若い頃はすごく演技が巧かったと思うんです。
特に大竹しのぶにおいては、信じられないくらい巧かったと思っています。
ふたりとも今でもそれなりの演技をしているんですが、
若い頃と比べるとちょっと・・・と言う感じです。
特に吉永小百合の方は、やはり型にはめられてしまったと言う感じが否めません。
ご自分でも、それを打破しようとヨゴレ役に挑戦したりはしてましたが、
やはり限界があると感じました。
サユリストの方々、若輩ものの意見ですので、ご容赦ください。
88 :
銀幕最高:02/04/05 17:28 ID:sltS3hnQ
>奈奈氏さん、シネマ三四郎さん、
リチャード・ギア、まともに見たのは「プリティ・ウーマン」くらい。が改めて考えると
なかなか味のある男優かも知れませんね
>>81シネマ三四郎さん、
ロベール・アンリコ「オー!」カーレーサーから転落し暗黒街に身を投じ、しまいに
ルパン+カポネ=オー!と呼ばれるまでになる・・面白そうですね。ベルモンドでは
ベッケル?の「いぬ」もちと気になってます
>>83お世話がせの紀子さん、
「銀幕」の由来、ありがとう。でも銀粉がスクリーンに混ぜられてなくとも、「銀幕」って
モノクロ映像美にハマってますね
>>86の1さん、
「芙蓉鎮」「父/パードレ・パドローネ」は帰国後必見と思ってます。そういう自分は
新しめ(80年代以降)で何が印象的かな、ゴダールの「パッション」やタルコフスキー
「ノスタルジア」とか、やっぱすぐには思いつかないな
89 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/05 17:34 ID:rvXN2l7A
ぼくの中古ビデオ購入記 その1
懺悔謹慎中に、酒を飲んだ勢いで、
普段寄らないブックオフに行ったんです。
中古ビデオのコーナーへ行ってみると、
今までの倍のスペースがとってあった!
見てみると、古い東宝・大映・松竹・その他の新品ビデオが、
中古として売られてあるではあ〜りませんか!
しかし、給料日前だし、酒代で飛んでいった後だしで、
財布の中には1000円札が1枚。
海外映画のコーナーで手に取った
「これがピーター・セラーズだ!」はどうしても買いたかったし、
週明けに銀行で金を下ろしてすぐ来れば間に合うだろうと、
半ば自分に言い聞かせるようにしてその日は帰りました。
しかし、週明けに来て見ると無い!
欲しかった数本が無くなってた。
特に、錦ニィの「弥太郎笠」は最後まで迷った一本だったのに・・・
くそ〜と思い、まだ残っていた中からまとめ買いをしてしまいました。
その日に買った洋画中古
ジェット機M7号 1953 A・アナキス監督
とにかく題名にそそられた一本。
内容もなかなか面白そう。
戦慄の黙示録 1987 バート・ランカスター ケイト・ネリガン イングリッド・チューリン出演
内容は核シェルターの話のようです。
最後に待っている「どんでん返し」と言う文句が気になった。
それに晩年ではあるが、名優達が揃っているので買いました。
第十七番 1932 ヒッチコック
200円だったので買いました。
ヴィスコンティの肖像
これは以前に買い逃してしまったDVDと同じものだろうか?
ということで、こんな話は他人にはつまらないとは思いますが、
邦画編に続けたいと思います。(強引グ・マイ・ウェイ)
90 :
シネマ三四郎:02/04/05 18:08 ID:XTOPRaYt
>>82 銀幕最高さんへ。
吉永小百合さんの映画ならば、名作として残るのは「キューポラのある街」だと思うのですが、
当時大ブームを巻き起こした「愛と死を見つめて」も私には忘れられません。
いわゆるお涙頂戴映画ではありますが、彼女の魅力が存分に堪能できますよね。
浜田光夫とは本当に名コンビだったと思います。
ところで、70年代初めにNHKで放映されたドキュメンタリー・ドラマで、
「国境のない伝記」という作品がありました。(確か1時間ものの4回シリーズだったと思います。)
このドラマで、彼女は明治時代にオーストリアの伯爵家に嫁いだ実在の人物、
青山光子さんを演じており、同時にドキュメンタリーの進行役も果たしていました。
小百合さんもよかったのですが、作品自体も大変素晴らしい出来で、
当時大変感動した記憶が私にはあります。
ちなみに、「カサブランカ」に描かれた、ボガート扮するリックに亡命を頼みに来るラズロは、
この光子さんのご子息をモデルにしているとの事です。
ヨーロッパ統合を唱えたリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーという人です。
91 :
ドコドン:02/04/05 18:46 ID:7kc27hWq
リチャード・ギア
「天国の日々」ってのが最高ですよ。
「ミスター・グッドバーを探して」は、
マリーナ・ショーのテーマ曲だけ好き。
※唐突ですが、元ブラジル代表(サッカーの)の
レナト・ガウショという選手が、リチャード・ギアにそっくり(笑)
目のタレぐあいとか
92 :
ホリヰ:02/04/05 19:27 ID:BSUffXng
>>89 クルーゾーさん
>第十七番 1932 ヒッチコック
> 200円だったので買いました。
いいないいな。
めっちゃうらやましい。
「第十七番」ってクライマックスの機関車とバスのチェイスシーンがミニチュアワークで
特撮ヲタクとしてはとても美味しい一作です。
「機関車トーマス」もかくやというほどの絢爛たるミニチュアワールドです。
しかも200円とは…。
私も探してみようっと。
93 :
シネマ三四郎:02/04/06 11:17 ID:/gHwUdvx
>>91 ドコドンさんへ。
「天国の日々」。大事な映画を忘れていました。
本当にすばらしい映像美ですよね。私はこの映画を映画館で見たとき、
そのあまりの美しさに驚嘆しました。こういう映画はめったに見れないと思います。
映像美に感嘆させられた映画といえば、他にはカラー作品では
「素晴らしい風船旅行」「ブラザーサン シスタームーン」
白黒映画では、
「我が谷は緑なりき」「嵐が丘」「シベールの日曜日」「我が青春のマリアンヌ」
などが思い浮かびます。
映像美の映画もうひとつ追加です。
なんといってもスタンリー・キューブリック監督「バリー・リンドン」ですね。
それと白黒の邦画で「泥の河」も忘れられないですね。
95 :
銀幕最高:02/04/06 17:13 ID:npnTDWwI
>>87クルーゾーさん、
「戦争と平和」は亀井文夫と山本薩夫の共同監督なのですね。で山本薩夫は「ああ
野麦峠」「白い巨塔」等を残した人ですね、この度初めて知りました。
吉永小百合と大竹しのぶを比べたことはありませんでした(世代が違うからかな)。
吉永小百合の若い頃を知らないんですよ。大竹しのぶでは近年山田洋次の「学校3」を
見て、何をやってもそれなりに巧くこなす人だなと思いましたが。
>>89クルーゾーさん、
知らないのもあるのですが「ヴィスコンティの肖像」はそそられます、伝記的なもの
ですよね
>>90シネマ三四郎さん、
吉永小百合「愛と死を見つめて」たしかに良作だと耳にしたことがあります。少し
彼女の経歴もひもといてみましょうかね。
あとNHK等の良作ドキュメンタリーもどんどんビデオ化して欲しいもんですねー。
吉永小百合はナレーターとして良い味を出すことがありますね
>>91ドコドンさん、
リチャード・ギア情報ありがとう。早速サーチしてみます
>>93シネマ三四郎さん、
挙げられた「素晴らしき風船旅行」ですが、真赤な風船を子供がいつまでも追いかけて
いく映画でしたかね。
ところで新しい映画で何が印象的だったか考えてみましたが、仏ならジャン=ジャック・
ベネックスとレオス・カラックスは痛いことに見てません。リュック・ベッソンは
「グラン・ブルー」良かった、後は見たのもあるけど語る気せず。ジェラール・
ドパルデューもので何か良いものがあったかも知れません。独でヴィム・ヴェンダースは
「東京画」良かった、「ベルリン・天使の詩」つまんなかった。
あと米ですが、監督も色々いましょうが、俳優でスタローンとシュワの存在感は
「・・・世代」なんて枠をはみ出しちゃってると思います、スケール大きいだけに
失敗した時は目を覆いたくなるけど。シュワなら「ターミネ-ター(1)」、スタローンなら
「ロッキー(1)」「クリフハンガー」が白眉かな。あとスピルバーグは「激突」が
良く、「レイダース・失われたアーク」も楽しんだ記憶があります。
邦画では以前書いた岩井俊二「ラブレター」、これ1さんでもイケルのでは。死んだはずの
恋人にラブレターを送ると、思いがけず返事が来てしまう、そこから時間に埋もれていた
恋が蘇っていく。中山美穂が可愛いから入りやすいし、豊川悦司の演技も光る、北海道の
冬景色も印象的。
あと友人が妙に薦めてくるのが相米慎二「お引越」と北野武「ソナチネ」
96 :
シネマ三四郎:02/04/07 18:26 ID:66KjSOKQ
>>95 銀幕最高さんへ。
前のスレッドでも話題が出ましたが、
少年が真っ赤な風船を追いかけていく(というか風船が少年についてくる)映画は、
「赤い風船」。「素晴らしい風船旅行」は少年が発明家のおじいさんと気球で旅を
するお話です。どちらもアルベール・ラモリス監督作品。
2作品とも、監督の実の子供が主演です。
どちらも、その映像のあまりの美しさに驚嘆させられること間違いなしの傑作です。
「愛と死をみつめて」では、吉永小百合扮する不治の病に冒された主人公のために
恋人・浜田光夫が電話口からギターで「禁じられた遊び」を弾いて聞かせるシーンが
泣かせどころです。父親役は笠智衆。宇野重吉も出ていたと記憶しています。
97 :
銀幕最高:02/04/08 05:34 ID:O7zgIv65
>>96シネマ三四郎さん、
ラモリス作品の訂正と、「愛と死を見つめて」の情報、有難うございます。
「愛と死・・・」早速見たくなりましたよ。
週末用事が立てこんでちょっと調べもの出来ませんでしたが・・(他の皆もそうかな)
「赤い風船」の映像も見事でしたが、自分も少し映像美に惹かれた作品、
記憶の中を探ってみますわ
98 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/08 09:08 ID:c0bH1nGC
「愛と死を見つめて」は、
マコ、あまえてばかりでごめんね〜♪
って、歌のですか?すげーーー間違えてるかも???
「国境のない伝記」
今月の28日からNHK総合で
「ミツコ・二つの世紀末」という番組が
アーカイヴの中で放送予定になっているのですが、これと同じものでしょうか?
こちらは1987年製作になっているのですが・・・
なんだなんだぁ、皆さん「赤い風船」をご覧になってるんですね。
BS2でやってくれないかなぁ・・・
99 :
名無シネマさん:02/04/08 09:45 ID:o7yxKn25
100 :
ドコドン:02/04/08 12:19 ID:V9lrnAbb
>シネマ三四郎さん
映像美に関しては全部、激しく同意です。
「バリー・リンドン」って、室内シーンを人工照明なしで撮影したなんてうわさ話を聞いたことあるんですが、本当なんでしょうか?
ちなみにオイラは、時代劇とか観てると夜のシーンの明るさがとてーも気になるんです(w
101 :
エイモス:02/04/08 23:13 ID:QSeywGhR
久しぶりに駄文を書かせて下さい。
「愛と死をみつめて」は吉永小百合、浜田光夫共演の映画版(斎藤武市監督)より
大空真弓、山本学共演のテレビ版(東芝日曜劇場で1964年4月に
2週にわたり放送、映画は同年9月封切り)の方が感動しましたね。
青山和子さんの歌う主題歌(同年のレコード大賞受賞)も大ヒット。
大空真弓さんも大熱演でした。
吉永小百合さんでは、「愛と死をみつめて」よりも前年の「泥だらけの純情」
(中平康監督、浜田光夫共演)の方が好きですね。
吉永小百合さんのことがでていたので書いてしまいました。
浅丘ルリ子さんも素敵ですね。
くだらない事でおじゃましてスミマセン。
102 :
スモーキー:02/04/09 00:40 ID:7cOx6J1b
>>100 ドコドンさん
「バリー・リンドン」は全て自然光で撮影されたはずです。
あ、夜はキャンドル・ライトですね。
これらの自然な光を再現する為に特殊な撮影レンズが開発されたそうです。
自然な光といえば「天国の日々」の日没前の神秘的な自然光、
何でしたっけ、マジック何とか、ともかく綺麗な映像でしたね。
>吉永小百合
この人の若い頃('60年代半ばくらいまで)の10本程観たけど
高潔で熱血で気性が激しい、大まかにこんな印象の役柄が
多かったです。たまたまなのかな?
個人的には女として(役者云々ではなく)そそられるのは
断然、浅丘ルリ子ですね。
ヤキモチやいてツンツンした芝居とか特にそそられますw
103 :
銀幕最高:02/04/09 04:48 ID:oaauSNJ4
映画史の年代にそって、順を追いながら観てみたい。
音楽だと、専門誌がそういう企画で
年代別に歴史的なレコードを紹介したりするんだけど。
ロックの誕生をビートルズの1stアルバムを起点にとって、
現在まで年ごとに5枚ずつ挙げてくとか。
映画にも、手頃な媒体でそういう企画をあつかった本はありませんかねえ。
105 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/09 09:00 ID:2h8Q921P
ではまず、吉永小百合の出演作リストです。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0073190.htm ぼくの中古ビデオ購入記 その2
うちの近くのレンタルは、邦画がかなり多く揃っています。
特に松竹・大映は品揃いが良く、便利は便利なのですが、
好きな東映時代劇が少ないのが残念に思っていました。
おお、ブックオフに大量に置かれてあった
新品の東映のビデオを見つけた時の喜び!
まずは、
「浅間の暴れん坊」S33 錦ニィ
「瞼の母」 S37 もちろん錦ニィ
これは当然、見てはいましたが、永久保存として購入
「疵千両」 1960 大映 長谷川一夫 田中徳三監督 長谷川伸原作
長谷川伸先生の原作だし、粗筋を読むと良さそうだったので購入
「剣聖 暁の三十六人斬り」 1957 新東宝 嵐寛寿郎
ご存知!荒木又衛門鍵屋の辻です。
実際は演出のために36人ではなく50人ちかく斬っているんだそうです。
「怪談 お岩の亡霊」 S36 若山富三郎 桜町弘子 近衛十四郎
云衛門は若山です。近衛十四郎は民谷とつるむ薬屋の役。
これも観たことがあるような・・・
「御金蔵破り」 S39 大川橋蔵 片岡千恵蔵 石井輝男監督!!
「無宿(やどなし)」 S49 高倉健 勝新太郎 梶芽衣子
内容を読むと、「冒険者たち」アンリコ監督のような内容。
以前にここのスレで
洋画のパクリの邦画の話をした時に出てたような気も・・・
「ギャング忠臣蔵」 S38 オールスターキャスト
もうこのまんまの「忠臣蔵」の現代ギャング版です。
「ちゃんばらグラフィティー 斬る」 S56
これも見たことはありましたが、保存用として購入。
あきらめた作品
「親子鷹」 勝海舟親子の話です。
市川右太衛門と子役時代の北王路欣也が親子役。
「第十七捕虜収容所」
泣く子も黙る収容所 ナチスの捕虜のアメリカ兵 脱走計画遂行すれど
トンネル抜けた仲間の二人 警備の兵隊、待ち伏せて 機銃掃射で蜂の巣に
鬼の所長は嫌な奴 脱獄、謀(はか)った 懲罰に 獄舎のストーブ撤収す
秘密の作戦、筒抜けに まさかスパイが味方の中に? 疑心暗鬼の日が続く
捕虜の仲間は個性も豊か ハリーとアニマル、ドタバタ・コンビ 獄で恋しや柔肌が
警備をだまして、忍んだ先は ロシア娘の殺虫小屋で 看守に見つかり大慌て
クールな男、セフトンは ビジネス上手の現実派 がめつい才覚、発揮して
所内の娯楽を取り仕切る ネズミ・レースに 焼酎バーに 女性の捕虜の別棟を
望遠鏡で覗き見興業 商売繁盛、長蛇の列で 果ては看守を買収し
ロシア娘とねんごろに あまりの優雅な“生活”に 彼はスパイの嫌疑を受ける
セフトン、必死に弁明すれど 状況証拠が揃いすぎ リンチを受けてパンチの嵐
あわれその顔、腫れ上がり 同情する者、一人もおらず 孤独に耐えるその姿
この借り返さにゃ気がすまぬ こうなりゃ一人でスパイを捜し 汚名、はらさで置くものか
スパイの連絡方法は 電灯コードとチェスの駒 仕掛けに気付いたセフトンは
密通相手の看守を見張り ついにスパイの正体、掴み 熟する時をじっと待つ
獄舎で迎えたクリスマス 聖よしこの夜のパーティーは 野郎同士のダンスだけれど
年に一度の はめ外し はしゃいで踊って 唄って騒ぐ そこに入った驚く報せ
捕虜の仲間の空軍中尉 列車爆破の容疑を受けて 身柄を拘束、護送が決まる
行く先、地獄のSSだ なんとか俺らで救わねば 翌朝、護送の車をめがけ
発煙筒で眼くらまし 慌てるナチスを煙に巻いて 給水塔に身を隠す
中尉と逃げるサポート役に なんとスパイが名乗りを上げる そこでセフトン、証拠と共に
スパイの正体、初めて明かす 仲間はスパイを縛り上げ 手柄を立てたセフトンに
濡れ衣着せた非を詫びる 「いいってことよ、その代わり 中尉と共に脱走し
富豪の中尉の実家から 謝礼をたんまり貰うとするか」 セフトン、中尉を導いて
脱走作戦開始する スパイを囮(おとり)に放り出し 銃声響く、その隙に
二人はまんまと逃げ失せる 鬼の所長は地団太踏んで 仲間は歓喜の祝杯揚げる
戦争映画は数あれど 他に類なきストーリー 収容所内の人間ドラマ
役者も揃って芸達者 ウィリアム・ホールデン筆頭に ネヴィル・ブランド、ドン・テーラー
ピーター・グレイヴスまだ若く 所長はオットー・プレミンジャー 貫禄たっぷり、名演技
スリルとコメディ・サスペンス さすがの巨匠、監督は その名もビリー・ワイルダー
107 :
銀幕最高:02/04/09 17:04 ID:TCUPZDA6
>>105氏
角川文庫の「名画365日・洋画篇+邦画篇」(たしかこんな題)なんかどうでしょうかね。
>>106クルーゾーさん、
小百合フィルモグラフィ有難うございます、早速なめるように見てみます
あと映像美をテーマに思いついた作品ですが、
アフリカのマリのスレイマン・シセ「ひかり」。内容全然覚えてない、「砂、水、街、
そして光。地球の生命の糧によって語られる、新しいアフリカの神話」よくわからない、
があの透き通る画像は忘れられない
エリック・ロメールの「海辺のポーリーヌ」なる作品も主役の女の子のビキニ姿も可愛かった
けど、海の画が美しかった、ロメール作品って他もやっぱきれいなのかな
タルコフスキーの写真もいいですよね、何せ水と火と風(?)の詩人だし、「鏡」
「ストーカー」未見だけどいいんだろうな
古くはF・ラング「ムーンフリート」のカラーがまさに幼い頃読んだ童話の様で忘れられない。
モノクロになると「雨月物語」の幻影的世界が真先に思いつきますね
108 :
名無シネマさん:02/04/10 00:11 ID:wmFOfsNF
>>76 亀レスですが、このリストには肝心なものが抜けてます。
つまり
1.世界の監督の中で映画評論家・映画人が選出すれば間違いなくベスト20に入る巨匠
でありながら、
2.またその監督の大傑作でありながら、
3.過去に一度も地上波・衛星などで放送されておらず、
4.日本ではビデオ・LD・DVDにもなっておらず、
5.日本初公開から一度もリバイバルされておらず、
6.この30年間は名画座・フィルムセンター・特殊上映会でも上映されておらず、
7.その貴重な作品が抜けている!
趣味の問題もあろうが、こういうのを抜かすとはやはり(以下略)
109 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/10 08:18 ID:LDrTLz06
110 :
名無シネマさん:02/04/10 08:53 ID:BnPgbLdw
111 :
銀幕最高:02/04/11 02:02 ID:0qjOuGgZ
クルーゾーさんに教えてもらった吉永小百合フィルモグラフィ見ました。
「青い山脈」「伊豆の踊子」「潮騒」(三島?)なんか演ってたんですね。「明日は
咲こう花咲こう」は
>>103で僕が挙げたページで、これぞ小百合の真髄って感じの評
でした(スモーキーさんも小百合は熱血の60年代、みたいに書かれてましたよね)。
「男はつらいよ」も2作出てるんですね。「映画女優」は知ってました、ただ田中絹代と
小百合はイメージ的にピンと来ないかな
>>106七五調「第十七捕虜収容所」
野郎臭い雰囲気がプンプンにおってきましたよ
>>108氏、
もったいぶった書込みだねー(日本にいないとイマイチ分かんないよ)
昨日、映像美のことでE・ロメールを出しましたが、ヌーベル・バーグならトリュフォー
よりゴダールの画が格好いいですね。トリュフォーは見た限り全体の筋、語りで惹き
つける作家という印象で、一方ゴダールはワンシーンごとのインパクトが魅力のように
思います。だから写真はゴダールの方が鮮烈に感じます(「中国女」の赤色とか)。
トリュフォーの「知性」対ゴダールの「感性」て感じでしょうか。
だからトリュフォーは批評家として巧いフレーズでインパクトを与えますね。最近知った
のが「ジョン・ヒューストンの最も面白い映画は、ハワード・ホークスの最もつまらない
映画よりつまらない」。どっちも骨太の監督と思ってた自分にはショッキングでしたが、
その後ヒューストンの代表作のひとつ「白鯨」を見た時トリュフォーの言わんとする
事が分かった気がした(「白鯨」が駄作という意味でなく)。でも実はヒューストン
あまり見てないんですけどね。
112 :
シネマ三四郎:02/04/11 13:40 ID:4W/rVm+C
またしても“PROXY規制”でネットカフェからお邪魔します。
1さんは最近お見えでないですね。お仕事がお忙しいのでしょうか。
ご病気でなければいいのですが。ちょっと心配です。
>>98 遅くなりましたが、クルーゾーさんへ。
「ミツコ・二つの世紀末」は、「国境のない伝記」の続編です。
できれば2作品とも再見したいですね。
両作品とも、吉永小百合ファンのみならず、「カサブランカ」を見て感動した方も
必見のドキュメンタリー作品だと私は思います。
113 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/11 17:27 ID:MfIRD/Au
>シネマ三四郎さん
続編でしたか・・・
情報ありがとうございました。
そうですね。1さんは5日以来いらっしゃいませんね。
新年度・新学期はお忙しい時期なのでしょうか・・・
114 :
ホリヰ:02/04/11 20:50 ID:ltzltmq0
>>112 シネマ三四郎さん
私も“PROXY規制”に引っかかってしまいました。
この映画板は書き込めますが、アニメ板に書き込めず鬱々としています。
どうしたらいいんでしょう。
一応批判要望板で救助をお願いしておきましたが…。
115 :
名無シネマさん:02/04/11 21:16 ID:wBoWBlRD
PROXY規制ッてこわいね
なんでここのひとばっかり??
116 :
スモーキー:02/04/12 00:45 ID:REQ/M5LB
ほんと1さん、どーしたんだろ? ちと心配ですね。
>銀幕最高さん
108、やたら気になるんで調べてみたんですがw、俺の予測では
4/23wowowベルイマンの「仮面 ペルソナ」ぽいかなと。
100%自信有る訳じゃないですけど。
あ〜「おぼろカゴ」早く観なければ。
117 :
銀幕最高:02/04/13 06:17 ID:t+So1pPv
age
おやすみなさーい、起きたら書き込みまっせ
118 :
1:02/04/13 12:37 ID:wzIxliL6
>>87 クルーゾーさん
どえらい亀レスになってしまいました。
>役者としては数段、大竹しのぶの方が上だと思っていますが、
俺は大竹しのぶさんの映画は殆ど観た事ないのですが、「麻雀放浪記」の時は
良かったですね。鹿賀丈二扮するドサ健の借金のかたに女郎に売られて行く
一連のシーンで、高架にぶら下がったドサ健との会話の場面が特に好きですよ。
薄幸な女の一途な気持ちが良く伝わって来ましたよ。
テレビでは「北の国から」で旦那が蛍と駆け落ち、その事で富良野に田中邦衛を
訪ねるシーンが印象的でした。
>>93 シネマ三四郎さん
>本当にすばらしい映像美ですよね。
俺は映像美についてはあまり解らないのですが、凄いと感じたのは
黒澤監督の「姿三四郎」で藤田進の三四郎が、月形龍之介扮する桧垣源之助?
との早朝での決闘場面は凄かった、本当に驚くばかりの映像でした。
それと「羅生門」で、三船敏郎が森の中の木に登って佇んでいる時に、
ギラギラした太陽の光が、三船敏郎の顔、首筋を直射して肌から滴り落ちる
汗を見ていると、見ている方まで蒸し暑くなり、首筋がじと〜〜として来ま
したよ。
>「赤い風船」。「素晴らしい風船旅行」
何回出てきても、いいですね。何とも表現出来ない素晴らしい映画でしたね。
>>106 名画紹介 七五調さん
俺はこの映画では、くだらん事ばかりやってる、ロバート・ストラウスばかり
印象の残っていますよ。
ピーター・グレイブスもちょこちょこ、この時代に映画に出ていましたね。
「狩人の夜」「長い灰色の線」にも、ちょこっと出ていましたね。
>>108 名無シネマさん
何でしょうね。
>>76のリストと言うと「今月のBS2とwowowの映画」ですね、その中に
仰っているような作品抜けていますか 、その作品教えて下さいよ・・・
>>112 シネマ三四郎さん
>>113 クルーゾーさん
>>116 スモーキーさん
お気遣い、有難うございます。長年の不摂生が祟り、
暫し、のたうち回っておりました。
>116 スモーキーさん
>「仮面 ペルソナ」
「仮面 ペルソナ」って、ビデオないですか?
>115
それは言わない約束でしょ!野暮なお人!
120 :
副官:02/04/13 16:34 ID:XjhiTIcx
121 :
銀幕最高:02/04/13 18:09 ID:SxZDL3kA
おはよございます
PROXY規制って全然わかんないけどいざなったらうっとうしそう。
クルーゾーさん、
>>105で挙げてた「無宿(やどなし)」どうでしたか、高倉健+勝新太郎でアンリコの
「冒険者」のリメイクてむちゃソソられますね、まずタイトルが僕好みなんですわ。
梶芽衣子て名前知ってるけど可愛いんですか、でやっぱずっとビキニ着てるんですか
>>116スモーキーさん、
ベルイマン「仮面・ペルソナ」でしたか、ビデオ化されて無かったんですねー
ところでベルイマンのカラーの映像美も捨て難くないですか。詳しい方いませんかー
(余談だけど1さんがベルイマンを挙げなかったのは当然とも言える、「苦手」と
明言しときながら「今月の必見」に挙げたら分裂症の気ですな)
あと「おぼろカゴ」そんな肩凝るモンでもないですよ、疲れた時にでも気軽に見ては・・・
阪妻っていいですね
また今さら浅丘ルリ子のフィルモグラフィ見ましたが、
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0236670.htm 60年前後の活躍はすさまじいですね(1960年だけで15本に出演してる)、80年代以降は
半引退じゃないですか、俺の知ってるのはやはり寅さんだけ
話変ってモノクロ映像美は先日「雨月物語」を書きましたが、海外では「カメラの
レオナルド・ダ・ビンチ」ことジョセフ・フォン・スタンバーグは欠かせないでしょう。
ただ見た中で良かったのが「ブロンド・ヴィーナス」(32)ですが、ここらから世間に
理解されなくなっていきますね、で「恋のページェント」「スペイン狂想曲」は耽美的
世界でイッちゃってるようです。ビデオが見つからないのが悔しいが本で見たカットや
ドキュメンタリーで見た数々のシーンは、ほとんど非現実の芸術でフリークにはたまらない
でしょうな。こういった破綻した後期作品群が今古典と崇められてるから、スタンバーグて
不思議な作家だなー
ところでヌーベル・バーグの話を出したらあまり反応が無かったですが、このスレで
以外に話題にならないのが、チャップリン、エイゼンシュタイン、ゴダール、北野武
ですね。スレ違いなんですか?
最後に1さんおかえりなさい
122 :
104:02/04/13 18:39 ID:rIs8PD05
>銀幕最高さん
>クルーゾーさん
遅レスになって申し訳ありませんが
ありがとうございました。
123 :
名無シネマさん:02/04/13 23:10 ID:z+0NBs6o
age
124 :
スモーキー:02/04/14 02:25 ID:JVaeYA6K
>>118 1さん
ご無事で何よりです。体調はもう大丈夫なんですか?
あ、「仮面ペルソナ」はビデオ出てますか。
じゃ、俺の予測はハズレでしょうね。
という訳で銀幕最高さん、108氏に答えてもらうしか
知る術なさそうですね。
ところで「仮面 ペルソナ」、俺は当然未見なんですがw
これ、どーなんですかね?おもろいのかな?
>大竹しのぶ
俺もそんなに観てませんが同じく「麻雀放浪記」が好きです。
例の高架の場面と、雪道で岡持ち下げて転ぶ場面が印象深いです。
>>121 銀幕最高さん
ルリ子フィルモグラフィ拝見。
改めて膨大なリストを見ると俺が観た作品なんて
ほんのごく一部ですね。記憶に新しいところで2ヶ月くらい前に
デビュー間もない頃(14〜15才)の「銀座二十四帖」(1955)を
観たんですが、なかなかの美少女でしたよ。
役柄は花屋のバイトをしてる孤児たちの一人、その中の
リーダー的存在。可愛さと爽やかさで他を圧倒しておりました。
>ヌーベルバーグ
ヌーベルバーグに限らずヨーロッパものはあまり観てないんです。
別に嫌いではないんですが。皆さんの書き込み読んで勉強勉強!
>「おぼろカゴ」
やっと観ました、面白かったです。
50年代プログラムピクチャーの底力を再認識です。
田中絹代は仰るとおり良かったですが、山田五十鈴も無難に
こなしてたと思います。
彼女の役柄は田中絹代の役柄とは対照的で、
ストイックというか感情を率直に表現しづらい役柄、
つまり演技の振幅を抑えなければならない役柄ですから、
二人の芝居を比べられると何となく山田五十鈴に分が悪いような
気もしますね。
阪妻演じる生臭坊主が「河内山宗俊」だった事に俺が気づいたのが
映画の終盤ということは、絶対に秘密ですw
125 :
1:02/04/14 11:59 ID:D/dQWsB1
>>121 銀幕最高さん
>梶芽衣子て名前知ってるけど可愛いんですか
梶芽衣子は以前に太田雅子と言う芸名でしたかね?、確か太田雅子の芸名の時に
不良少女役か何かで観た事があります。後年、梶芽衣子で出てきた時に、
ありゃ〜と思った事がありました。
>映像美
これを映像美と言うかどうか解りませんが、俺は「アラン」(ロバート・フラハティ)
の大自然の映像が、凄いなぁ、と思った事がありました。
>チャップリン、エイゼンシュタイン、ゴダール、北野武
そう言えば、チャップリンは話題になりませんね。俺は特に印象残っている
作品は「黄金狂時代」「モダンタイムス」「殺人狂時代」「独裁者」で中でも
「殺人狂時代」が一番好きですね。
エイゼイシュタインは「戦艦ポチョムキン」しか観た事がありません。
ゴタールは「勝手にしやがれ」だけで、俺自身はあまり好きじゃありません。
北野武は全て未見です。
>最後に1さんおかえりなさい
ただいま、であります。
>>124 スモーキーさん
何分、懲りない性分で同じ事を繰り返しております。他人には偉そうな事を
言えるのですが、自己管理はさっぱりですね。
>「仮面ペルソナ」はビデオ出てますか。
出ていたような気がするだけなんですよ。
>「大竹しのぶ」雪道で岡持ち下げて転ぶ場面が印象深いです。
1・ドサ健がキャバレーで働いている大竹しのぶに、お金をせびりに行くシーン
2・女衒の達、加藤健が大竹しのぶを、上州寅、名古屋章が「喜楽荘」の権利書
を掛けて、坊や哲、真田広之の年齢を丁半で勝負するシーン
3・女衒の達と入った店で、達に殴られるシーン、
など大竹しのぶ出演シーンは良く憶えていますよ。
>浅丘ルリ子
石原裕次郎との共演作意外では、「私が棄てた女」(浦山桐郎)が印象的
でした。
126 :
名画紹介 七五調 29:02/04/15 12:18 ID:1bHzSDqo
「灰とダイヤモンド」
終戦直後のポーランド 国は戦争(いくさ)で荒れ果てて 不穏な空気が渦巻き、淀(よど)む
左右の陣営、激突し いまだ平和は訪れず 町外れの教会で 労働党の要人の
命を狙う暗殺者 サングラスの青年、マチェク 機関銃で車を襲い
二人の男を蜂の巣に ところが相手は人違い あわれ犠牲は罪なき市民
すべては祖国と人民のため 目的遂げねば後には引けぬ 真の標的、党書記・シチェカ
彼のホテルを突き止めて 息を潜めて、時期(とき)を待ち マチェクは酒場で疲れを癒(いや)す
ホテルのバーで働く女 クリシャは戦禍で両親、亡(な)くし 故郷のワルシャワ、後にして
心に傷持ち、孤独に暮らす マチェクは彼女に好意を寄せて ウオツカで顔を火照らせながら
クリシャを口説き、部屋へと誘う 明日をも知れぬその命 短き一夜を彼女と過ごす
二人で歩く廃墟の市街 偶然立ち寄る葬儀屋で マチェクは棺(ひつぎ)の死体を眼にす
おのれが殺(あや)めた、名も無き市民 悔恨、初めてマチェクに芽生え 組織と理想と現実と
脳裏に想いが去来して 殺伐としたこの地を離れ クリシャと暮らす夢を見る
思い悩んだテロリスト 同士に離脱を告白するが マチェクは冷たく突き放される
たかが色恋、女のことで 大儀を捨てるは許されぬ 平和な世ならば大学で
勉学、励む頃なれど 憂国・闘士の茨(いばら)の道は いまさら出来ぬ、後戻り
一夜の契りは幻(まぼろし)か マチェクはクリシャに別れを告げて 書記へのテロルを決意する
我が子の行方を追うシチェカ 息子はわずか十七歳 されど反抗勢力の
仲間に入り、逮捕の報せ 政党・書記とて人の親 父の気持ちは揺れ動く
シチェカは急ぐ、夜の街 ついに巡った、そのときが この機を逃せば後はなし
マチェクは書記の後を追う 時代のうねりと運命が 二人の男を近づける
マチェクはシチェカを追い抜いて 振り向きざまに銃を撃つ シチェカは悲痛な叫びを上げて
マチェクの身体(からだ)にしがみつく そのとき、夜空に花火が揚がり 瓦礫(がれき)の街を照らし出す
闇夜に轟く、音響は 逝った書記への葬送曲か マチェクは見上げる、虚空の花を
翌朝、マチェクは駅へと急ぐ 逃亡途中で、官憲に 路上でぶつかり、あわてて走る
官憲、マチェクに発砲し 銃弾、身体(からだ)を貫いて マチェクは逃げ込む洗濯場
白いシーツに血が滲(にじ)み 真赤に染まる手のひらの その血は饐(す)えた死の匂い
荒涼と広がるゴミ溜めに マチェクは倒れ、うずくまる そして苦痛に身をもだえ
汚物にまみれて息絶える 祖国の焦土の灰の中 ダイヤモンドは無かりしか
マチェクを好演、チブルスキー 戦後の動乱、背景に 廃墟と化した母国の土地で
おのれの思想と感情に 苦しみもがく青年を 東欧映画の俊英が 哀感込めて描ききる
アンジェイ・ワイダ監督の 心に沁(し)みる鮮烈画像 空しさの後に感動が 静かに胸に迫り来る
127 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/15 12:19 ID:1asoI5IR
まずは、5月のBS2の映画の予定をどーぞ
http://www.nhk.or.jp/bs/ こちらのBS2の「来月の番組・ガイド」の映画・ドラマでごらん下さい。
とにかく、来月もすごいラインナップです。
今月末に予定されていた「ヴェリッシマ」は来月頭に移動したみたいです。
お寒いですう・・・
129 :
名無シネマさん:02/04/15 21:50 ID:Twk4cF3Q
春ですよ?
130 :
銀幕最高:02/04/16 07:00 ID:BHf8oCQv
電話線とパソコンをつなぐモジュラージャックが故障、でも一日で復旧して良かった・・
>>118の1さん、
「姿三四郎」、愛すべき映画、シンプルで力強い。40年代の黒澤はホントいい、
ピンと張り詰めてサスペンスがあって
「羅生門」も「雨月物語」同じく宮川一夫カメラマンでしたな、あの人ほとんど監督扱い
してる批評家もいるくらいですね
1さん、日本は急に温かくなって、おかげで体調崩しのたうち回ってる人が多いようですね、
くれぐれも御用心
>>124スモーキーさん
>彼女の役柄は田中絹代の役柄とは対照的で、
>ストイックというか感情を率直に表現しづらい役柄、
>つまり演技の振幅を抑えなければならない役柄ですから、
>二人の芝居を比べられると何となく山田五十鈴に分が悪いような
>気もしますね。
非常に記憶が怪しげになって来ました(トホホ)、覚えてるのは絹代が脇役で受けに
まわっても良い味出してたってこと・・
大竹しのぶは速報によると福田和子役を演ることが決ったようですね
>>125の1さん、
フラハティですか、よくぞ掘り出してきましたね、ドキュメンタリーの巨匠ですよね、
未だ見る機会がありません、やっぱ迫力満点ですか。
僕もエイゼンシュタインは「戦艦ポチョムキン」しか覚えてません、多分見てないん
だろうな。でもNHK「映像の世紀」で流れた「十月」のワンシーンの画に何だこれは!
と凍りついた記憶があります。あと彼の流浪の人生も興味ソソられますね
あとそうそう浅丘ルリ子って裕次郎の相手役けっこう演った人でしたね、スモーキーさんの
書いてた10代のルリ子、段々ソソられて来ましたよ。ところで帰国したら裕次郎作品
たくさん見たくて仕方ない何故かそんなこの頃です
「殺人狂時代」!死ぬほど好きな映画、また後日書かせてもらいます
>>111でホークスとヒューストンについて自分が書いた事を補足しますね
トリュフォーがどういう意味で上記の発言をしたかはっきりと知らないが、ホークス映画は
どんなジャンルでもミュージカルのようなはじけるリズムがある、ヒューストン映画は
例えば「白鯨」も「マルタの鷹」も忍耐強く語っていく文学性みたいなのがある気が
するんですが(ヒューストンて原作に忠実な特徴があるらしいです)。ホークスは西部劇
「リオ・ブラボー」なら「皆殺しのバラード」「リオ・ブラボー」「ライフルと愛馬」と
名曲のオンパレード、モンローが「紳士は金髪がお好き」で歌う「ダイアモンドは女の
友達♪」はマドンナがそのままパクったほど楽しいし、別に「ハタリ!」「三つ数えろ」
みたいな歌の無いアクションやサスペンスでも、あたかもアステアのダンスの如く
リズミカル!
ヒューストンはとことん主題を突き詰めていく息詰まる演出があるような感じがしますが・・
ヒューストンに詳しい人、何かあったら教えて下さいよ。
131 :
1:02/04/16 14:37 ID:y249Andu
>>126 名画紹介 七五調さん
いや〜、良かったですよ。忘れかけていた場面、場面が蘇りますよ。
でも映画って、こうして名画紹介さんの七五調を読むと思い出しますが、
俺の場合は、大半は忘れてしまっていますね。
御蔭さまでいつも記憶更新させて頂いてます。
>>127 クルーゾーさん
>こちらのBS2の「来月の番組・ガイド」の映画・ドラマでごらん下さい。
ありがとうございます。チラッと見ただけなんですが、良いですね。
「ベリッシマ」「汚れなき悪戯」「ぼんち」
「すべての道はローマへ」「逢びき」「誓いの休暇」 なんか楽しみですね。
後ほど、じっくりと見させて頂きます。
>>130 銀幕最高さん
>40年代の黒澤はホントいい、
俺は黒澤監督は「どですかでん」以前の映画は全部好きですね。
「七人の侍」「生きる」「羅生門」「酔いどれ天使」「野良犬」「天国と地獄」
何かが特に好きですね。
>「羅生門」も「雨月物語」同じく宮川一夫カメラマンでしたな、
監督、俳優意外は殆ど知らない俺でも、知っているくらいですから、有名な方
なんでしょうね。
>日本は急に温かくなって、おかげで体調崩しのたうち回ってる人が多いよう
ですね、くれぐれも御用心
ありがとう、今日はめちゃめちゃ暑いです。とにかく湿気があって気持ち悪い
ですよ。体調崩しは、俺の場合は天候の所為じゃないようです。
>フラハティですか、よくぞ掘り出してきましたね、ドキュメンタリーの巨匠
>ですよね、未だ見る機会がありません、やっぱ迫力満点ですか。
以前「アラン」を観た同じ日に「老人と海」を先に観たのですが、同じ様に
鮫が出てくるシーンがありました。方や大自然、方やセットと言ってしまえば
それまでですが、「アラン」の迫力には参りましたね。
明り取りの燈油を確保する為に鮫を捕獲するのですが、海は荒れに荒れ、
今にも転覆しそうな小さな船で鮫と格闘する様はとにかく凄い物がありましたよ、
その様子を家族が岸壁から心配そうに見ているのですよ。
砂の無い土地柄なので、作物を作る為に岩を砕いて土代わりにするシーンなども
印象に残っています。
この映画の後は人間の強さを感じる共に、飽食日本を改めて痛感しましたよ。
132 :
ホリヰ:02/04/16 15:21 ID:7IWaY58b
>>120 副官殿、某スレではご無沙汰しております。
私にこの“俺聞けスレ”を紹介してくださった副官殿ですが、
ここにカキコされるのは初めてなのでは?
“串規制”対処法をお教えいただきありがとうございました。
お教えいただいた(1)はやってみましたがダメでした。
(2)はどうやったらいいのかわかりません。
いずれにしても、この度突然“串規制”に引っかかったのは私ばかりでなく、
たくさんの人が引っかかっているようですね。
管理者側が対処してくれるのを待つしかないようです。
ところでシネマ三四郎さんは前回復調させたときはどのようになされたのでしょうか?
133 :
名無シネマさん:02/04/16 19:46 ID:M74M9Rn7
あげ
134 :
名無シネマさん:02/04/16 22:35 ID:EUwYQPJd
録画しといた「新婚道中記」見ました。
とても軽快でシャレたコメディー映画ですね。
こういうのをスクリューボール・コメディーって言うのかな?
主演のアイリーン・ダンは、たしか白黒版の「ショウボート」に出てた人ですね。
決して美人ではないけど、チャーミングで、いい味を持った女優さんだと思いました。
135 :
1:02/04/17 11:01 ID:iw9hO511
>>134 名無シネマさん
「新婚道中記」は楽しい映画でしたね。
ラストの壁掛け時計のオチも楽しいものでしたね。
>こういうのをスクリューボール・コメディーって言うのかな?
俺ももう一つスクリューボール・コメディーっていう定義が解りません。
ただ代表作として同じケーリー・グラントとロザリンド・ラッセルが主演する
「ヒズ・ガール・フライデー」(ハワード・ホークス)が、スクリューボール・コメディー
と言う名前が出て来た時に必ず登場していたように思います。
>主演のアイリーン・ダンは、たしか白黒版の「ショウボート」に出てた人で
>すね。決して美人ではないけど、チャーミングで、いい味を持った女優さん
>だと思いました。
「ショウボート」は未見なんですが、出演していたと思います。
俺もアイリーン・ダンが大好きなんです。
俺の好きなアイリーン・ダンの映画薦めさせて下さい。
「邂逅」(レオ・マッケリー)、「めぐり逢い」のオリジナルで、シャルル・ボワイエと共演。
「ママの想い出」(ジョージ・スティーヴンス)キャサリン・フォーブス「ママの銀行預金」の映画化
「裏街」(ジョン・M・スタール)これは未見なんですが、是非とも観たい映画です。
機会があればご覧下さい。
136 :
シネマ三四郎:02/04/17 13:46 ID:l4dqF/rk
>>132 ホリヰさんへ。
私は会社のパソコンの社内LANからアクセスしていますので、
そもそもPROXYは通しておらず、なぜ規制に引っかかるのか分かりません。
一時書込み可能になったのは、「批判要望板」に載っていたPROXYアドレス
を使ってみたのですが、1週間位でまた規制されました。
2chで使える“串”を見つけるのは至難の技のようです。
今、私のホストの規制解除をお願いしているのですが、気長に待つしかなさそうです。
>>116 スモーキーさんへ。
WOWOWで今月放映されるというベルイマンの「ペルソナ」は、
私にとっても永いこと幻の映画でした。楽しみにしています。
私は衛星放送に加入していないので、知人に録画を頼んでいます。
137 :
ドコドン:02/04/17 19:51 ID:twAoo1il
ここで時々でてくる「ママの想い出」って、とてもいい映画ですね。
七五調さん、やってくんないかなぁ。
138 :
銀幕最高:02/04/18 02:20 ID:YVAhBpdH
>>125の1さん、
>ゴタールは「勝手にしやがれ」だけで、俺自身はあまり好きじゃありません。
>北野武は全て未見です。
北野武は90年代に入ってテレビの仕事が雑になった気がして「こんないい加減な奴に
ロクな映画が撮れるか」て思って拒絶してたけど、最近考えが変ってきた。もしかして
映画撮るためにテレビで稼いでるのかも。
ゴダールは自分の調子が良い時はあまり受けつけません。鬱になったり目的を見失った時に、
急に心に染み入って、救われた気持になることがあるのです。だから何度か期待を
裏切られても、やはり非常に気になるのであります。「彼女について私が知ってる2,
3の事柄」良かったです
「殺人狂時代」、これだけはチャップリンの思惑をも超えた作品の様に思います。
オーソン・ウェルズ原案とか、チャップリンが当時赤狩りや、私生活の乱れで迫害された
状況にあったり。他の代表作は皆チャップリンが隅々までコントロールした映画に見え
ますが、これだけは時代に作らされてしまった作品のように見えます。が、だからこそ
チャップリンが(当人も予想しなかった様な)才能の開眼を見せたのじゃ無いでしょうか
(抽象的な文章でスミマセン)。名シーンの宝庫と思ってます
>>126七五調「灰とダイヤモンド」
当作見てないけど、良かったです、七五調氏の思い入れ(怒り?)かなり強いんじゃ
ないですか。なにかマチェクって名前やるせない響きですね・・
>>127クルーゾーさん、
5月のBS、市川雷蔵特集がすごいですね。
「逢引き」、デビット・リーンの出世作かな。静かな語り口の心に染みる小品でしたね。
クレマン+G・フィリップ「しのび逢い」は地味だけど、多分佳作なんじゃないか、
と予感。「空がこんなに青いわけがない」もなにげに見てみたい。「恐怖の岬」は
リメイクの「ケープ・フィアー」しか見てない、デ・ニーロが演技過多だったような・・
>>131の1さん、
フラハティ「アラン」の解説面白く読みました。鮫と格闘する漁師というだけでワクワク
します。それが良質のドキュメントなのだから迫力保証つきですね
最後にアイリーン・ダンって誰だろうと思ってたんですが「ママの思い出」の女の子なら、
ビデオのパッケージで見ました、A・ヘプバーンをボーイッシュにした感じの顔立ちの
ようでしたが(全然違ったり)
139 :
CT:02/04/18 03:16 ID:1gymRO4b
140 :
シネマ三四郎:02/04/18 21:26 ID:22qKfcIL
やっと書ける“串”を見つけました。多分、数日間の命でしょうけど・・・
>>138 銀幕最高さんへ。
「恐怖の岬」は、バーナード・ハーマンの音楽がいいですね。
マーチン・スコセッシ監督のリメイク版「ケープ・フィアー」の音楽は、
エルマー・バーンスタインでしたか。
スコセッシは「タクシー・ドライバー」でハーマンを起用(これが遺作)しているところ
を考えると、彼自身がハーマンの音楽のファンだったのではないでしょうか。
たしかにロバート・デニーロはオーバー・アクト気味ですが、あれだけの不気味さと
異様な雰囲気を出せる俳優は、そうはいないと思うのですが。
142 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/19 12:04 ID:xA3hXfBe
>141さん
土屋嘉男さんを語る掲示板とはすごいですね・・・・・
あ!土屋さんに失礼になるかな?
土屋さんはお年を召してから知りましたので、
「七人の侍」に出てると言われても、どれ?という感じでした。
まさか、あの「えのきどいちろう」似の人とは・・・・
また失礼な事を書いてしまった!
BS2の「ベリッシマ」
今週発売のTVぴあを買ったら、30日放送と書いてありました。
ぎりぎりまで放送日がいつになるか分からない、予断を許さない状況ですね。
若い頃の大竹しのぶの演技
「青春の門」「ああ野麦峠」「事件」などで見られます。
機会があったら、ごらん下さい。
まあ、青臭いという意見もあるんですけど・・・・・
私はこの頃のほうが好きです。
「無宿(やどなし)」
まだ、見てないんですよ・・・・すいません。
なるべく早く見るようにします。
「ヴィスコンティの肖像」のほうを先に見てしまったんです。
どうやら、このビデオは来月のBSの放送予定のものとは違うようです。
放送予定のものは、以前に私が買いそびれたDVDのもののようです。
時間が60分だから。私が買ったものは70分です。
しかし、私が買った物は、
ランカスター、ドロンのインタビューは無かったんですけど・・・・
マストロヤンニのはありました。
で、このビデオの中で、
ヴィスコンティの一番好きな作品についてナレーションが入るんです。
『私が一番好きな作品、それは「夏の嵐」ではなく、「若者のすべて」です』
私も、あの作品は好きです・・・・哀しい映画ですけど。
この間、久しぶりに本屋へ行ったんです。
そうしたら、マストロヤンニの自伝というのが売ってたんです。
でも、3000円以上したんです。給料日前にはつらい・・・・
それに中は、行間がスカスカなんです。とりあえず、立ち読み・・・
デ・シーカについて書かれてあるところを読みました。
たった3ページですけど・・・
143 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/19 12:37 ID:xA3hXfBe
つづきです。
フェイ・ダナウェイを迎えての作品「恋人たちの場所」
の脚本を読んだマルチェロは、あまりのつまらなさに、
プロデューサーのカルロ・ポンティの所に言いに行ったそうです。
そうしたらポンティいわく、
「監督に言ってよ。監督はOKしてくれたよ。」
デ・シーカの所に行ったマルチェロに監督は、
「じゃあ、僕の借金は誰が払ってくれるの?」と言ったそうです。
デ・シーカ、マルチェロともに、宵越しの金は持たない主義の人だったそうで、
映画でお金が入ってきても、すぐに使ってしまっていたんだそうです。
マルチェロは納得して帰ったそうです。
で、ちょっとデ・シーカの事を調べてみようと思い、
(本当はちょっとどころか、重要な事があったのですが、
今はまだここでは書けません。)
データベースを見ていたら、
デ・シーカの孫にあたるブランド・デ・シーカという人が、
公開延期になっているディカプリオの
「ギャング・オブ・ニューヨーク」にでているんだそうです。
それと、お聞きしたい事がありまして・・・・
デ・シーカの最後の監督作品に英題が「ボヤージュ」というのがあるんです。
1974 リチャード・バートン ソフィア・ローレン
邦題が何で、どんなお話なのかご存知の方がいらっしゃいましたら、
教えてください。よろしくお願いします。
144 :
名無シネマさん:02/04/19 12:48 ID:oM3RG9Vo
東宝提供のおすすめ作品教えて下さい。
今日中に見ないといけなくて、でもしょーもないの見ても
しょーもないし。
お願いします。ペコリ
145 :
1:02/04/19 12:51 ID:wySrlcdr
>>137 ドコドンさん
「ママの想い出」は名画紹介さんにやって欲しいですね。
本当は是非ともやって欲しい作品が50本程あるんですが、無理は言えません。
一本作るのにかなりの時間費やしていると思いますよ。映画の粗筋を本で読ん
でも、これほど要所要所を的確に捉えているのは無いかと思いますよ。
まして巧く七五調にまとめ上げて、ただただ敬意を表すばかりです。
>>138 銀幕最高さん
>「殺人狂時代」
今までのチャップリン映画からは考えられない「殺人」、例えそれが戦争批判に
繋がる物であっても・・・、最初に観た時は「殺人」と言うのが不思議な感じが
しましたよ。
それだけ戦争に対する抗議の気持ちが強かったのでしょうか。
でも映画全体から受ける感銘や面白さは、他のチャップリン映画同様に素晴
らしい物がありましたよ。
>「灰とダイヤモンド」
この映画は銀幕最高さんのお好み映画のような気がしますよ〜。
>「逢びき」
シリア・ジョンソンといい、トレヴァー・ハワードといい、もう最高でしたよ。
多分低額な制作費のような気がするんですが、いいですね、心に沁みますね。
俺はデヴィット・リーンなら数々の大作よりもこの映画が一番好きです。
それに「幸福なる種族」「ホブスンの婿選び」が自分のベストスリーです。
駅が舞台ではこの映画とデ・シーカの「終着駅」が大好きですよ。
トレヴァー・ハワードでキャロル・リード監督の「文化果つるところ」が
どうしても観たいのですが、機会がありません。
>「恐怖の岬」
この映画のロバート・ミッチャムは気持ち悪かったですよ。「狩人の夜」と同じ
くらい不気味でした。途中で観るのを止め様かと思いましたよ。
>アイリーン・ダン
「ママの想い出」のお母さんです。「邂逅」「新婚道中記」よりは少し老けて、
少し太って貫禄たっぷりです、いかにも良妻賢母の雰囲気ですよ。
「アラン」は絶対に機会があれば観て頂きたい映画です。あんな下手な解説では
到底伝わらない感動や、素晴らしさ、驚きがあると思います。
146 :
1:02/04/19 13:30 ID:z2QHArLN
>>143 クルーゾーさん
>1974 リチャード・バートン ソフィア・ローレン
>邦題が何で、どんなお話なのかご存知の方がいらっしゃいましたら
クルーゾさんすみません、邦題は「旅路」ですが、観る機会がなく内容について
は解りません。
バート・ランカスター、デボラー・カー、リタ・ヘイワース出演の「旅路」とは
別物で同名の邦題だったと記憶しています。
>>144 名無シネマさん
もう一つ主旨が解らなかったのですが、今日中に東宝作品を観ないといけない
訳ですか?とりあえず、今日3::55からBS2で「放浪記」があります。
ビデオレンタルなら、どこにでもある黒澤明作品「七人の侍」「生きる」ETC
ビデオ屋さんで捜すのに苦労するかも解りませが、
「浮雲」(成瀬巳喜男)
「夫婦善哉」(豊田四郎)
「私は貝になりたい」(橋本忍)
今思いついた作品なんですが、主旨と違っていたら、ごめんなさい。
147 :
144:02/04/19 13:36 ID:cC0oCQ5a
>1さn
おっ。ありがとうございます。
「浮雲」(成瀬巳喜男)
「夫婦善哉」(豊田四郎)
「私は貝になりたい」(橋本忍)
探してなっかたら「放浪記」見てみます。
148 :
シネマ三四郎:02/04/19 14:39 ID:xXZp4oyD
>>143 クーゾーさんへ。
「旅路」ですが、私は公開当時に映画館で見ました。
ヴィットリオ・デシーカ監督の往年の作品と比べるとやはり見劣りはしますが、
デシーカ作品という事を特別意識しなければ、大スター共演の悲恋ものとして、
水準の出来栄えだったという感想を私は抱きました。
TV放映はされたとは思いますが、そういえばビデオは見かけませんね。
149 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/19 14:49 ID:xA3hXfBe
>1さん、シネマ三四郎さん
早速のレス、ありがとうございます。
「旅路」ですか・・・・・
それも悲恋もの・・・・
いつか出会えるといいな。
>144さん
もう遅いかもしれませんが・・・・
東宝というと、やはり黒澤明ですね。
森繁の「三等重役」もそうだったような・・・・
個人的には、「悪魔の手毬唄」なんかお薦めです。
150 :
小津安二郎之墓:02/04/19 21:19 ID:f361WCYD
/二二ヽ
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| 無 |
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|´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ソ
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151 :
小津安二郎之墓:02/04/19 21:20 ID:f361WCYD
/二二ヽ
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152 :
名無シネマさん:02/04/20 03:21 ID:Q5K7kdzM
「ママの想い出」はいい映画だね。そしてアイリーン・ダンでは、1947年の
未公開作品"Life with Father"(マイケル・カーティス監督)も中々いいYO
15歳のエリザベス・テイラーが可愛いし。
ALL CINEMA ON LINEにはヴィデオ発売になっているけどあるのかな?
尤も俺は今日観たばかりさ。最近ではネット上で映画を配信している
サイトがあって、映画が楽しめるんだね。
ttp://www.ak.tv/ ここは24時間映画を配信しているテレビのサイトで
無料で登録できて視聴できる。アメリカのサイトだから
日本語字幕は無いけど無料だから贅沢はいえない。
そして無料配信できる作品は限られているのか
同じ作品を繰り返して放送しているみたいだけど。
因みに明日というか、もう今日だけど37年版の
W・ウェルマン監督の「スタア誕生」がある。
ADSLで繋いでいる人はこういうサイトで映画を
楽しむのも面白いYO
検索すればこのようなサイトは他にも幾つかあるので
かなり楽しめるYO
153 :
銀幕最高:02/04/20 06:16 ID:cr4hkPtV
>>139CT氏、
ジョン・フォードか、自分にとっては戦前の作家。「男の敵」「駅馬車」が迫力満点、
「わが谷は緑なりき」も良かった、比較すると「荒野の決闘」「黄色いリボン」も
薄い映画のような(フォードスレに書けって?そのまま載せるかな)
>>140シネマ三四郎さん、
>やっと書ける“串”を見つけました。多分、数日間の命でしょうけど・・・
こっちがひやひやしますわ
「ケープフィアー」スコセッシ作でしたか。作品としてはさすがに良くまとまってたで
しょうね、ただあのデ・ニーロがまるで白黒映画のベティ・デイヴィスみたく大向こうを
狙った演技に見えてしまったのですよ(ヘンな比較)。彼は「グッドフェローズ」で
華麗なるマフィア界の重鎮をより伸び伸びと演ってた気がします。
こうしてみると新しい映画知らん僕でもデ・ニーロをそれなりに見てるんだな、と思い
ました。それは彼がハリソン・フォードと共に主役も張れて脇でも懐の深さを見せられる、
80年代以降の米映画界で土台にあたる役割を果して来たからでしょうか。だからこそ
何本か見ただけではデ・ニーロもH・フォードも「未知の俳優」です(特に「レイジング・
ブル」と「ブレード・ランナー」見てないし)
バーナード・ハーマン、バースタインとも著名ですね、ヒッチと組んだのはどっちだっけ。
彼らのフィルモグラフィも面白そう。
>>142クルーゾーさん、
ヴィスコンティは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「若者のすべて」「ベニスに死す」
の初期・中期・後期の3本を良く覚えてます(一方「地獄に堕ちた勇者ども」途中で
寝ました)。「郵便配達・・・」の荒削りな演出、「ベニスに死す」の豪奢なセットや
人間観察もそれなりに味があるのでしょうが、僕も「若者のすべて」が最も好きです。
ドラマチックだし白黒画像も格好良かった(「ベニスに死す」のケバさが無い)
デ・シーカ重要情報お待ちしてます
>>145の1さん、
>>「灰とダイヤモンド」
>この映画は銀幕最高さんのお好み映画のような気がしますよ〜。
ワイダ「地下水道」は強烈でした、「灰とダイヤモンド」も多分裏切らぬ作品と思って
ますし、チブルスキーなる男優は一度見とくべき役者でしょうね、「夜行列車」なる
人生模様を描いた映画にも出てませんでしたかね
アイリーン・ダン「ママの思い出」のお母さんでしたか、A・ヘプバーン似と違うで
しょうね、何と取り違えたんだろ
「逢引き」のトレヴァー・ハワード、渋い俳優ですね。フィルモグラフィ見てみようかな
あと「恐怖の岬」はデ・ニーロの代りにR・ミッチャムでしたね。デ・ニーロの白目を
むいた顔とミッチャムのスリーピーアイズじゃ不気味さでも対照的でしょうなあ
「殺人狂時代」の超名シーンは、チャップリン扮す殺人狂の青髭が次なる毒薬を試そうと
街の女を拾い部屋に招き女のワインに毒を盛る、実は女が昔の男のために犯罪を犯し
出獄したばかりだったことを知る、青髭おもわずワイングラスを取替えてしまう、
自らの情けに苦笑する、女になけなしの金を与えて帰す、その女のセリフ「醜い世の中が
ほんの少しの優しさでこんなに美しくなるのね」。毒に満ちたこの作品の中でこそ
チャップリンの哀情が光ったと思います、「どんな悪人も完璧な悪人になれるほど強く
ない」と。
>>152氏、
ネットで映画見るなど考えたことも無かった(高そうだし)、けど37年版「スタア誕生」
なんて最高だ、ジャネット・ゲイナーの可憐さはハマリ役、フレデリック・マーチに
ついては何をか言わんや
154 :
シネマ三四郎:02/04/20 11:07 ID:Rt2PP4sU
>>153 銀幕最高さんへ。
ご心配頂いてありがとうございます。昨日から“串刺し”せずに書き込めるようになりました。
ようやく規制解除されたようです。どうもみなさん、お騒がせ致しました。これからもよろしく。
ところで、昨日びっくりするニュースがありました。
アメリカ映画「冷血」(原作:トルーマン・カポーティー 監督:ピーター・ブルック)
に主演したロバート・ブレークが、なんと殺人罪で逮捕されたとのことです。
23才年下の夫人を射殺したとの内容でした。
真相はまだよく分かりませんが、性格俳優としてのロバート・ブレークのファンだった
私としてはかなりショックな事件です。
彼の主演作では「冷血」の他には、
「夕陽に向かって走れ」「グライド・イン・ブルー」、TVシリーズ「刑事バレッタ」
などが印象に残っていますが、あの刑事バレッタももう67才になっていたんですね・・・
いささか感無量です。
>>154 すみません。また間違いです。
「冷血」の監督はピ−ター・ブルックでなく、リチャード・ブルックスです。
以前も同じ間違いをやらかしましたが、どうもこの二人をいつも混同してしまうんですよ。
156 :
1:02/04/20 15:45 ID:TPK4KBrP
>>152 名無シネマさん
>"Life with Father"(マイケル・カーティス監督)も中々いいYO
もう題名からして良さそうじゃないですか。きっとアイリーン・ダンはきっと
この映画でも良妻賢母を演じているのでしょうね。と言ってもA・ダンに悪妻は
似合わないですよ。
>最近ではネット上で映画を配信している
>サイトがあって、映画が楽しめるんだね。
へぇ〜、知らなかったですよ。有難うございます。
でも字幕の出ないのは、チト辛いですね。
>>153 銀幕最高さん
>僕も「若者のすべて」が最も好きです。
俺も好きですよ。アラン・ドロンがいいじゃないですか。
A・ドロンは「太陽がいっぱい」「冒険者たち」「若者のすべて」の三本で
魅力が満喫出来るように思いますね。
アニー・ジラルドも何とも言えない味を出していましたよ。
「マンハッタンの哀愁」「パリのめぐり逢い」などでも、普通じゃない男女関係
が似合いますね。
>ヴィスコンティ
ヴィスコンティでは「揺れる大地」がいいですね。とにかく良かったですね、
ラストも印象に残っていますよ。
後は「ベリッシマ」もいいですよ、ステージママ物でアンナ・マニャーニの
魅力大爆発ですね。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「夏の嵐」「白夜」など初期の作品は
好きですね。
>「夜行列車」なる人生模様を描いた映画にも出てませんでしたかね
チブルスキー出ていましたよ、相変わらずサングラスしていたんじゃないかな?
「夜行列車」はイエジー・カワレロウイッチ監督で、奥さんのルチーナ・ウイン
ニッカを中心とした人間模様でした。
>恐怖の岬」はデ・ニーロの代りにR・ミッチャムでしたね。
そうです、そうです。俺はデ・ニーロはどの映画でも変質者に見えて
仕方ないんです。
>「殺人狂時代」の超名シーン
いかにもチャップリンらしい場面でしたね。
>フレデリック・マーチ
前にも書いたんだけど、F・マーチの名前見る度に思います。
「セールスマンの死」(ラズロ・ベネディク)がどうしても観たいです。何か情報が
あればお願いします。
157 :
CT:02/04/21 01:37 ID:erepir37
158 :
銀幕最高:02/04/21 08:38 ID:xfnvxNK1
>>145の1さん、
トレヴァー・ハワードは出演作も多いはずだが、フィルモグラフィが見つからない
(探し方が悪いのかな?)。ただ「第三の男」でO・ウェルズを追い詰めていく大佐役を
やってたことすっかり忘れていた、存在感は抜群だったのに。でもこれ名優の一条件かも
知れないなあ
>駅が舞台
「終着駅」は未見ですが、駅って大好きなんですよ。電車の限られた空間もいいけど、
駅は人生の岐路で広がりがあって。ドラマを予期させますね。自分が駅に行く時も
ワクワクするんですよ。駅と聞いて思い出すのは小説「オリエント急行殺人事件」の
冒頭の駅、ポアロが真夜中の停車中に気分転換に降りてみる駅、共に凍てついた空気と
引き締まったドラマが連動してる様で大好きな場面です。映画版でこの駅の描写が
イマイチだったのが残念です
同じクリスティ原作ワイルダーの「情婦」の駅のビストロでは妙な女が現れて謎めいた
言葉を残し瞬く間に雑踏に消えていく、プロットの鍵になる名場面でした。
ワイルダーは「お熱いのがお好き」の冒頭しばらくしての駅も好きです。J・レモンと
T・カーチスがいきなり女装になり雑踏の中を闊歩、女だけの楽団に加わろうとする、
マリリン・モンローが遅れてやって来る、とんでもない事が起ること確実!まさに
ドラマの幕開けの駅でした。
ついでに空港ターミナルで忘れ難いのが「卒業」の冒頭、虚無的な目、だが胸に一物
もったダスティン・ホフマンが「サウンド・オブ・サイレンス」をバックに、機内から
空港に降り立ち、ターミナル内を表情も変えず進んで行く、何か起るぞ、と思わずに
いられない。よく引かれるあのラストシーンより好きなのです
>>152氏、
「無料配信」て繰り返し書いてくれたのに「高そう」とかトンチンカンな文章でスミマセン。
無料なら字幕無しでもイイな、好きな俳優、渋好み作品が見れるのだし
>>154シネマ三四郎さん、
ロバート・ブレーク知りませんでした、なにやら弁護士の謎の死もあるようですな・・
「雨のニューオーリンズ」でR・レッドフォードと共演してるようですね
>>156の1さん、
「セールスマンの死」あんな有名なのに、見つからないですか・・
フレデリック・マーチは
http://www.nona.dti.ne.jp/~hideman/old_page/kako/starpage/star74.htm http://www2s.biglobe.ne.jp/~pagu/renai(ma).html
も悪くないけど網羅的じゃ無い、「生活の設計」も抜けてるし。マーチはちょうど
現代のデ・ニーロみたく色んなところに出没してるのじゃないか、出世作「ジーキル博士と
ハイド氏」見たいです。
159 :
名無シネマさん:02/04/21 09:19 ID:NZQJMC2v
/二二ヽ
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| 無 |
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ソ::::::::::::::::::::::::::::::::ソソ
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160 :
1:02/04/21 11:39 ID:t1axQvLv
>>157 CTさん
誠に結構なページを貼って頂きましたが、この手のページは見飽きて卒業した
次第です。
尚、この手のページには胡散臭い物が多いので呉々も注意して下さい。
>>158 銀幕最高さん
恥ずかしい話なんだけど、フィルモグラフィって何ですか。
俺、全く映画用語が知らなくて情けないです。ローアングルと言うのも、この
スレで知った位の無知なんです。
>トレヴァー・ハワード
「第三の男」では格好良かったですね。「逢びき」では誠実な医師、観たいと
思っている「文化果つるところ」では、もうどうしようもない卑怯な男を
演じています。
>「オリエント急行殺人事件」
この映画は豪華な出演者だったですね。I・バーグマン、R・バコール、S・コネリー、
A・パーキンス、J・ビセット、R・ウイドマーク、ポワロ役はアルバート・フィニーでしたね。
アルバート・フィニーは「トムジョーンズの華麗な冒険」(トニー・リチャードソン)も
良かったですが、カレル・ライス監督の「土曜の夜と日曜の朝」でのマーロン・
ブランド並みの野性味のある若者が印象に残っていますよ。
>「お熱いのがお好き」の冒頭しばらくしての駅も好きです
この映画のJ・レモンを見ていると、この映画の為に生まれて来た位にぴったりの
役柄で「アパート・・・」「あなただけ・・・」「恋人よ・・・」「フロント・・・」など
一連のワイルダー作品では、J・レモン以外では考えられないですよ。
>駅
駅が舞台じゃないですが、駅で思い出すのは「鉄道員」ですね。
冒頭、ピエトロ・ジェルミの運転する特急列車がホームに入って来ると、息子役
のエドアルド・ネヴァラが駆け寄って「パパ〜」と言ってジェルミn抱きかかえ
られるシーンは「パパ〜」の声と共に脳裡に焼き付いていますよ。
子役のE・ネヴァラは次のP・ジェルミ監督「わらの男」でもジェルミの息子役
でした。因みに奥さん役はこちらも同じで、ルイザ・デラ・ノーチェでした。
もう一本、冒頭の駅のシーンで忘れられないのは「若者のすべて」で家族移民
の為に夜にミラノ駅に到着したシーンですね。
>フレデリック・マーチ、出世作「ジーキル博士とハイド氏」見たいです。
確かこれは何ヶ月前にBS2放映があったと思います。
F・マーチでは「我等の生涯の最良の年」(W・ワイラー)「奥様は魔女」(ルネ・クレール)
「必死の逃亡者」(W・ワイラー)などが好きですね。
「巨星ジーグフェルド」
20世紀を目前に シカゴで開かる博覧会で 怪力男を売り物に 客を呼び込む大声の
ジーグフェルドは興行師 向かいの小屋の商売がたき ビリングルスと知恵比べ
お客を集めて自信をつけて 父の反対押し切って 乗り込む都会はニューヨーク
一時は成功したものの たちまちあきられ文無しに 次なる野望はレヴューの世界
スターの歌手を探すため ジーグフェルドはロンドンへ そこで見つけた歌姫、アンナ
ビリングルスを出し抜いて 甘いささやき、蘭の花 専属契約結んだ上に
美女の篭絡(ろうらく)、お手のもの ついでに彼女と結ばれて 初演の舞台も大成功
ジーグフェルドの“フォリーズ”は 全米中に鳴り響き ミュージカル・レヴューの呼び物に
意地と度胸と才覚と どこか憎めぬ性格に 相手を取り込む、その話術
ブロードウェイの大物に ジーグフェルドは成り上がる 廻り舞台の大規模セット
らせん階段、天まで届き きらめく衣裳の踊り子たちが 紳士淑女を魅了する
舞台は好評博するも 豪華なセットに大所帯 完全主義の弊害で 赤字が膨らみ財政難に
銀行・投資家、手を引いて 破産の危機に瀕するが 困った時の悪友頼み
ビリングルスの援助を受けて 新人発掘、大当たり 場末の歌手が一躍スター
綱渡りの連続なれど タレント見る眼と事業の勘は 他人の追随、許さぬ男
偉大な“巨星”と称(たた)えられ 彼は仕事に没頭し 妻との間にすきま風
些細(ささい)な誤解とすれ違い ついに二人は破局を迎え 涙で身を引く妻、アンナ
失意の彼に美貌の女(ひと)が ショーの踊り子、名はビリー たちまち二人は恋仲に
ビリーと再婚、娘も生まれ 理想の家庭は築いたけれど マンネリ・ショーは酷評続き
映画になびく観客と 冷たくささやく街の声 「ジーグフェルドはおしまいだ」
一度は深く落ち込むが 妻の励まし背に受けて 『ウーピー』・『リオ・リタ』・『三銃士』
さらに大作、『ショー・ボート』 4本同時にヒットを飛ばし 起死回生の復活果たす
歓喜の後には失望が 全米襲う大不況 株価は底値の大暴落で 時代のうねりの荒波に
ジーグフェルドも巻き込まれ ついに迎える破産の憂き目 綺羅(きら)星の輝き、消え失せて
疲弊の彼を病魔が襲う 病に伏せる“巨星”の許(もと)へ ビリングルスが訪れる
想い出話に花は咲く 若きあの日の情熱と 恐れを知らぬ行動力が 傑作レヴューを連発し
その名は世間に轟ろくも 今では共に無一文 悪態ついた仲なれど 気心知れた旧友の
背中を見送るその部屋を ジーグフェルドの舞台のネオン 灯りがほのかに照らし出す
淡い光に包まれながら 老いたる“巨星”は静かに墜ちる 波乱の舞台の終幕なり
ウィリアム・パウエル、巨星に扮し 美貌の共演、マーナ・ロイ 助演はフランク・モーガンで
ルイーゼ・ライナー、オスカー受賞 ロバート・レナード監督が ショービジネスの帝王の
伝説化した生涯を 華麗なショーもたっぷりと 豪華に描く長編は MGMの超大作
162 :
CT:02/04/22 02:23 ID:G43P7/J0
あっちのジョン・フォード・スレで
>>157 出現の報告があったんで、来ましたで。
当然、偽物。荒らし目的のコテハンならともかく、普通はコテハンではこんなことは
せん。ましてや、フォード・スレを立てた報告のあとでなあ。
>>160 の 1 さんは本物かどうか探る意味でのレスでもあったような気がしますけど、
アホな騙りはそれで「うまくいった」とか思いよるんで、今後は偽物であることを
さりげなく指摘するか、無視してやってくれ。
まあ、せっかくお邪魔したんで、このスレにふさわしいレスらしきものもちょっと。
『ジギル博士とハイド氏』は、今では誰もやらんオーヴァーラップの変身シーンが、
妙に主人公の心の病の表れをみせてて、印象的やった。
SFX なき時代の単純な特撮は、逆にフィルムならではの生々しい説得感がある。
『吸血鬼ノスフェラトゥ』とか、あと、スェーデン映画の無声映画で『霊魂の不滅』
いうのがあって、二重写しの魅惑をたっぷり感じさせてくれよった。
IMDb のトレヴァー・ハワードのフィルモグラフィーは、こんな感じやったな。
http://us.imdb.com/Name?Howard,+Trevor
163 :
銀幕最高:02/04/22 07:23 ID:/d6JbUhP
>>140シネマ三四郎さん、
バーナード・ハーマン
http://www4.justnet.ne.jp/~eden/FC/Herrmann.htm そうそうたる作品リストですな、「市民ケーン」「偉大なるアーバンソン家の人々」
「ジェーン・エア」とO・ウェルズ関連から50年代ヒッチ、60年代トリュフォーまで。
でも「鳥」て音楽無かったですね、ウーン深い・・
エルマー・バーンスタイン
http://ww4.tiki.ne.jp/~sumire/eiga/ongaku/E_bern.html は何故かあまり縁が無い、名作沢山手掛けてるのにね、誰でも知ってるのが「ゴースト
バスターズ」。
>>156の1さん、
カワレロウィッチ。ワイダと並ぶポーランドの巨匠てとこですか。見たことないので
ワイダとどう違うのか良く分かりませんが・・
>>160の1さん、
フィルモグラフィは出演作リストまたは監督作リストといったとこです(ちなみに歌手の
CD又はレコード作品リストはディスコグラフィと呼ばれます)
アルバート・フィニー・・宿題。
ピエトロ・ジェルミですか、歳重ねるごとに見たくなってきたなあ。「わらの男」題名
だけでイイじゃないすか
ルネ・クレールは戦時中ハリウッドでろくな仕事しなかったと言われるけど、第一作
「奥様は魔女」は良品らしいですね(マーチ主演とは知らんかった)。ボギー+F・マーチ
(これも知らなかった)「必死の逃亡者」はこりゃ俺にゃ必見だ
>>161七五調「巨星ジーグフェルド」
手つかずだった幻の映画をとっつき易くしていただき感謝。
でもやっぱ「灰とダイヤモンド」が良かったよー
>>162真CT氏、
トレヴァー・ハワード・フィルモグラフィ、サンクス・・・て英語版!ちとゆっくり
見るわ(汗)
「ジーキル博士とハイド氏」はルーベン・マムーリアンだからね、フレデリック・マーチ
主演で品質保証付。マムーリアンはビデオ化作品少ないのかな、「クリスチナ女王」は
見る機会があったが史実を大胆に曲げてまで傑作を撮ってしまう根性が凄い!それと
「市街」が見たいんよ、とにかく。
マムーリアンと並ぶ30年代の職人兼芸術家はフランク・ボゼージ(「戦場よさらば」等)
と思ってるけど、ルビッチ脚本ボゼージ監督と豪華な「真珠の首飾り」が見れなくて
悔しくてね・・
がサイレント・スウェーデン映画と来たか、さすが本スレ。「霊魂の不滅」?聞いた事
無いな、マウリッツ・スティルレルとヴィクトール・シェーストレーム、他に誰かいたかな
164 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/22 09:33 ID:PpG4j+rT
デ・シーカの重要な事と言うのは、私にとって重要なだけで、
あまり大したことではないんです。
先日、デ・シーカ監督の「子供たちは見ている」1943のビデオが
3000円で売られているのを見つけたんです。
少しどんな映画なのかを調べようと思って、検索したんですが、
題名を間違えて検索をかけていたらしく、ヒット無しだったんです。
とりあえず買わなければと思ったのですが、
ここで名前を出して、先に買われたら困るなぁと思い、
もって廻った書き方をしてしまいました。
早速、昨日見ましたが・・・・
見終わった後はだいぶダメージが大きく辛くなってしまいました・・・
話は悲しい話でしたが、
映画としては一部の隙も無いくらいの素晴らしい映画でした。
脚本のザヴァッティーニとデ・シーカの演出、それぞれ完璧に思える映画でした。
買った後に知ったのですが、
この映画にはマルチェロ・マストロヤンニがエキストラとして
出演しているんだそうです。どこだか、さっぱり分かりませんでしたが・・・・
マルチェロの自伝の話の続き等は、また後で・・・
165 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/22 10:03 ID:PpG4j+rT
マルチェロの自伝の話(立ち読み)
1940年ごろ、既に俳優としても有名であり、
監督作もあったデ・シーカに会いたかったマルチェロ少年は、
(既に俳優になりたかったそうです)
タイピストとして働く自分の母親の同僚にデ・シーカの姉がいる事を知る。
そこで母親に頼んで、デ・シーカの姉宛てに手紙を書いてもらい、
それを届けに、デ・シーカ宅をちょくちょく訪れていたという事です。
マルチェロにとって、
デ・シーカは叔父さんのような存在であったとも書いてありました。
マーティン・スコセッシの家に招かれたマルチェロ。
行ってみると、スコセッシの家には映画のポスターが
沢山貼ってあったのだそうです。
それも、どれもがイタリア映画のものばかり。
中でもひときわ大きく目立つように貼ったあったのが、
ヴィスコンティの「山猫」だったそうです。
スコセッシ曰く、「我々はみんな、イタリア映画をとても愛していますし、
影響を受けています。」
かのアクターズ・スタジオに招待されたマルチェロ。
英語が巧くない事を引け目に感じないように、
ちょっと一杯引っかけてから会場へ。
映画の中のセリフだけで会話をしようと、
声をかけた女性が見事に応対してくれたそうです。
それがアン・バンクロフト。
マルチェロは彼女の印象を
「アンナ・マニャーニの娘のような人」と書いていました。
マルチェロが息を引き取る時に枕元にいたのは、
娘さんと、カトリーヌ・ドヌーヴだったそうです。
再び「子供たちは見ている」の話。
この映画の音楽担当は、レンツォ・ロッセリーニ。
そう、あのロベルト・ロッセリーニの弟さんです。
166 :
1:02/04/22 12:33 ID:GHMMzLob
>>162 CTさん
誠に申し訳ない、決して本物と探るつもりもなかったんです。
正直に言うと、
>>139 CTさんを完全に見落としていました。
気を悪くさした事は重々お詫び致します。本当にごめんなさい。
>>161 名画紹介 七五調さん
>「巨星ジーグフェルド」
今までに観る機会はあったんですが、ミュージカル映画が苦手で、この映画も
勝手にミュージカル映画と思い込んでいました。
今、七五調を読んで自分の思い違いが解りました。次に機会がありましたら
観る事にしますよ。
>163 銀幕最高さん
>カワレロウィッチ。ワイダと並ぶポーランドの巨匠てとこですか。
俺もよくは知りませんが、そう言う事と思います。
>フィルモグラフィは出演作リストまたは監督作リストといったとこです
よく解りました。
>「わらの男」題名だけでイイじゃないすか
題名もいいけど、内容もいいですよ。
>>164 クルーゾーさん
>デ・シーカ監督の「子供たちは見ている」
辛い映画でしたね、親の身勝手は子供にはお見通しと言うところでしょうか。
ラストが特に印象的でした。
>脚本のザヴァッティーニとデ・シーカの演出
チェザーレ・サヴァティーニとヴィットリオ・デ・シーカのコンビの映画は最高ですよ。
「靴みがき」「自転車泥棒」「ミラノの奇蹟」「屋根」
「終着駅」「ウンベルトD」ETC
そう言えば、デ・シーカ監督でフレデリック・マーチが主演している映画
「アルトナ」がありました。
167 :
通りすがり:02/04/22 19:58 ID:s2pryVFf
1さんが謝ることは無いと思われ。
俺もてっきり本物かと。
もともとCTさんのキャラが誤解されやすいんですよ。
168 :
シネマ三四郎:02/04/22 19:59 ID:gGh50I9t
>>166 1さんへ。
ヴィットリオ・デシーカが俳優出身ということは知っているのですが、
私は彼の出演映画を一本も見たことが無いんですよ。
お勧めの作品で、現在ビデオなどで鑑賞可能なものを挙げて頂けませんか?
よろしくお願いいたします。
169 :
CT:02/04/23 02:57 ID:SuNnTPSV
>>166 いや、1 さんは悪くないで。謝られると、恐縮しますがな。
確かに
>>167 の言うように誤解されやすいしな。下ネタ自体は好きやし(笑)。
>>163 マムーリアン、わしもあんまり観てないけど、エエ監督やなあ。
『絹の靴下』は、ルビッチの『ニノチカ』のリメイクやけど、負けず劣らず好き。
アステアの伊達男ぶり、シド・チャリシーの美貌と脚は言うに及ばず、
ギャグ担当のソ連スパイにピーター・ローレが入ってるのが泣ける!。
170 :
名無シネマさん:02/04/23 03:12 ID:GWiA331R
シネマオンラインで4つ☆名作だった
「我が道を住く」を昨日初めて見たけど
言うほど感動はしなかったなー
171 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/23 09:13 ID:wkLAI4Oy
フレドリック・マーチ
とりあえず
http://us.imdb.com/Name?March,+Fredric これを見るとけっこういろんな役をしてますね。
ジャン・バルジャンとかスクルージとか・・・
ジャン・バルジャン役の時は、ジャベールがチャールズ・ロートンですよ!!!
「必死の逃亡者」
この作品はリメイクされましたが、その時のマーチの役をA・ホプキンス。
ボガートの役はミッキー・ロークでした。
私の中では、「カサブランカ」での役や、マーロウよりも、
ここでの役や、「アフリカの女王」のようなちょっと汚い役の方が
顔に合ってると思うんですけど・・・・
ローレン・バコールに怒られるか・・・怒られると怖そうだな、あの人。
スクルージがらみで
同じく「クリスマス・キャロル」のこの役をやっているのが、
アルバート・フィニーですね。
「オリエント急行」でのフィニーの演技に関しては前にも書いた記憶があるので、
ここでは省きますが、たしかアクターズ・スタジオ・インタビューで、
リチャード・ドレイファスだったと思いますが、尊敬する俳優として、
彼の名前をあげていたと思います。
で、アルバート・フィニー版「クリスマス・キャロル」には
アレック・ギネスも出てるのですが、
このスクルージの役はギネスにも合ってると思うのですが、
データベースには記載がありませんでした。
「アルトナ」ですか・・・・みたいぃ
172 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/23 09:46 ID:wkLAI4Oy
ルネ・クレールとハリウッド
1945に「そして誰もいなくなった」を作ってるんです。
これは有名なミステリーが原作ですから、
少し今までのものとは毛色は違いますが、
メインには、バリー・フィッツジェラルドですから
かなり滑稽なものに仕上がってます。
国内ビデオは出てませんが、私も海外で購入しましたので、
スイスでも見付かるかもしれません。
昨日の新聞でレジナルド・ローズの死亡記事を見ました。
「12人の怒れる男」の脚本家です。
で、他にどんな作品を書いてるかと思い、調べてみると、
「西部の男」「ワイルドギース」なども書いているようです。
他にもあるのですが、英題なので邦題が何なのかが分かりません・・・・
「シーウルフ」マクラグレン監督
グレゴリー・ペック、デビッド・ニーヴン、ロジャー・ムーア、
トレヴァー・ハワード出演のこの作品は邦題も「シーウルフ」なのですか?
他にも、カサヴェテスが出演した作品などもあるのですが・・・・
173 :
名無シネマさん:02/04/23 09:55 ID:I4Mm3O8+
>>172 『西部の人』ではないですか。アンソニー・マンの。
174 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/23 10:24 ID:wkLAI4Oy
175 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/23 11:19 ID:FXqKVr8a
「シーウルフ」は「シーウルフ」なんですね。
stingrayのall cinema ON LINEの方が、
データも多いし、日本語なので便利でした。
176 :
ホリヰ:02/04/23 12:49 ID:SuZ73YjH
>>172 レジナルド・ローズが亡くなった…。合掌。
追悼で「12人の怒れる男」でも観るか…。
「シーウルフ」はナチの将校役で「レイダース」でやはりナチの
デートリッヒ大佐役をやっていたウォルフ・カーラーが出てましたね。
この人イギリスの映画俳優ですが、顔が顔だからドイツ人役ばっかり。
「ファイヤーフォックス」ではKGB長官時代のアンドロポフなんかも
やってましたが…。
グラナダテレビ版の「シャーロックホームズ」の『ボヘミアの醜聞』の
某国皇太子もこの人でしたね。
あと「シーウルフ」のロートル特攻隊のひとりで「ネモ船長と海底都市」で
かわいそうな死に方をする閉所恐怖症の炭鉱技師ロマックス役の
アラン・キャスバートンの顔も見えますね。
イギリス映画やイギリスで撮影された映画には知った顔の俳優が
たくさん出てくるので観ていて楽しいですね。
177 :
1:02/04/23 13:13 ID:pCsKW+/B
>>167 通りすがりさん
どういう経緯にしろ、人の気分を害するのは、拙い事と思っているんですよ。
>>168 シネマ三四郎さん
>「ヴィットリオ・デ・シーカ」、私は彼の出演映画を一本も見たことが無いんですよ
一番印象に残っているのは、ロベルト・ロッセリーニ監督の
「ロベレ将軍」でしょうか。他の作品では温厚な紳士役が多いのですが、
この映画では詐欺師の役です。でもそこはデ・シーカでありますので・・・
次はこの当時映画にしたら、のんびりとした太平楽な映画です。
ルイジ・コメンティーニ監督の「パンと恋と夢」、この映画では脇役で、
警察署長役だったと思います。「自転車泥棒」「道」などの辛い映画に合い間
には最適な清涼飲料水のような映画です。
この映画ではあどけない可愛いさでグラマーなジーナ・ロロブリジーダを
拝む事が出来ます。
もう一本は仏映画で、マルクス・オフュルス監督「たそがれの女心」
将軍にシャルル・ボワイエ、その妻に名花ダリエル・ダリュー、貴族にデ・シーカ
です。一つのイヤリングを巡っての恋模様であります。
他の出演作で思い出せるのは、
「明日では遅すぎる」(レオニード・モギー)「武器よさらば」(チャールズ・ヴィドア)
くらいです。
尚、この三本は俺の行くビデオ屋さんにはありますが、置いてある店は
少ないと思いますね。
>>169 CTさん
>マムーリアン
「絹の靴下」は未見なんですが、俺もマムーリアンなら銀幕最高と同じで
「市街」が観たいですよ。ダシール・ハメットの原作に主演がゲーリー・クーパー
に大好きなシルビア・シドニー、早くBS2あたりで放映して欲しいですよ。
>>170 名無シネマさん
「我が道を住く」がもう一つであれば、同じレオ・マッケリー監督の
「明日は来たらず」はどうでしょうか。
>>171 クルーゾーさん
>ハンフリー・ボガート
俺の観た中では「孤独な場所で」(ニコラス・レイ)の感じが一番ボギーらしく
思いましたよ。映画もグロリア・グレアムも妖しい魅力だったし、面白かった
ですよ。
ボギーで一番好きな映画は「俺たちは天使じゃない」ですね。
楽しい映画でした。ジョーン・ベネットが最高でしたよ。
178 :
シネマ三四郎:02/04/23 14:13 ID:754DXJBR
>>177 1さんへ。
さっそくデシーカ出演映画の情報をありがとうございました。
「パンと恋と夢」は昔見た記憶があるのですが、デシーカの出演場面は
全く覚えていません。ぜひ再見したいですね。
ところでこの「パンと恋と夢」、邦画の
「黒い画集」(原作:松本清張 監督:堀川弘通 脚本:橋本忍 主演:小林桂樹)
で、主人公のアリバイ作りに利用されていましたね。
179 :
通り:02/04/23 15:01 ID:qaEBHvXH
180 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/23 17:19 ID:GRJVnWTF
さっき、ラジオで言ってたんですが、
阪東妻三郎の映画特集があるんだそうです。
でも、聞き流していたので、それがいつ?どこで?かが全然分かりません。
何でも、日本では見付からなかった作品が中国の方で見付かり、
それを含めてほとんどすべてを上映するらしいのです。
「ぴあ」を調べても、まだ載ってないみたいで・・・・・
阪妻の生誕100年で去年京都で映画祭をしてしまったので、
もしかすると聞き間違いかもしれないのですが
どなたかご存知の方はいらっしゃいませんか?
181 :
銀幕最高:02/04/23 18:16 ID:BCbsPDTR
>>169CT氏、
「絹の靴下」がマムーリアン!知らんかった。50年代までいい仕事してるんだ・・・
アステアも60年くらいまで踊りつづけてるなー。
アステア、おそらく映画史上最も美しい男優
「絹の靴下」が「ニノチカ」のリメイクってのは知ってたけどシド・チャリシーって
顔が思い浮かばんのよ。俺の好きなミュージカル女優は「巴里のアメリカ人」のレスリー・
キャロン!
「ニノチカ」はいいけどあのガルボは嫌だ。ガルボは品の無い口元が嫌だ、写真見ると
ムチャ綺麗、サイレントの「肉体と悪魔」も妖艶だった、騙されてトーキー見たけど
喋って口開けるから、品の無さが目についた。喋らせない方が良かった女優と思う
(でその下品な面を巧く逆手に取ったのがスウェーデンの珍奇な女王役を充てたマムーリアン
で「クリスチナ女王」)。「ニノチカ」でガハハ笑いをした日にゃ「どうぞ引退して下さい」
て思った
>>171クルーゾーさん、
F・マーチのリスト感謝です(英語だけど・・)。「メアリー・オブ・スコットランド」
ってフォードじゃないですか!? ずっと見たいと思ってた作品だけどフォード+マーチとは!
>>172クルーゾーさん、
ルネ・クレール「そして誰もいなくなった」ですか、いい発想。サーチしてみますよ
レジナルド・ローズですか、名前知らないけど「西部の人」は自分にはクーパーのベストの
一本。前編通して苦渋に満ちたあの暗いクーパーにジーンと来るのですよ
>>171クルーゾーさん、
>>177の1さん、
ボギーは「脅迫者」なる地味な映画が結構彼らしさを味わえる気がします(R・ウォルシュ
監督かな?)。「麗しのサブリナ」もちと力を抜いててイイですね。晩年の作品は40年代と
また違って枯れた味わいもあるでしょうね、「ケイン号の反乱」の悪役、「裸足の伯爵夫人」
の迫力演技も見たいのですよ
ボギー、おそらく映画史上最強の男優
最後にスイスで「千と千尋の神隠し」公開中です。様式美に走っとるなー
182 :
メイヤー:02/04/23 18:55 ID:g8Qv8s0m
「メアリー・オブ・スコットランド」はキャサリン・ヘプバーンがヒロインで、マーチ夫人のフローレンス・エルドリッジがエリザベス1世を演ってますね。
あるシーンではヘプバーン自身が演出を受け持つことになったとか。(ヘプバーンの自伝から)
183 :
名無シネマさん:02/04/23 19:07 ID:vePA6ehW
184 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/23 19:17 ID:GRJVnWTF
>>183 ありがとうございます!!!
本当にありがとうございます!!
185 :
ホリヰ:02/04/23 20:06 ID:SuZ73YjH
ところで「12人の怒れる男」の劇中で話題になる
「驚嘆すべきベインブリッヂ夫人」って映画本当にあるんでせうか?
186 :
スモーキー:02/04/24 01:46 ID:nA2sJbTq
七五調さんやCTさんのおかげで、ここが
微妙にハリウッドミュージカルづいてきて嬉しかったりw
いや、別にミュージカルが苦手の1さんに当てつけて言ってる
訳じゃないんですけどねw
シド・チャリシーのダンス大好きです。
ミュージカル女優、俺はどちらかとゆうとエレノア・パウエル、
ジンジャー・ロジャース、アン・ミラーのようにタップ踏む人が
好きですが、この人は例外的にしかも盲目的に好き。
ダンシング・イン・ザ・ダーク♪(バンド・ワゴン)の優雅な身のこなし
レッド・ブルース♪(絹の靴下)のダンスのキレ、あまりの見事さに
いつ観ても軽いめまいをおぼえます。
>>181銀幕最高さん
アステアは70才くらいまでテレビの特番で踊ってたようです。
以前その抜粋を観ましたが体型や身のこなしもRKO時代と
殆ど変わらなくて(さすがに激しい動きはなかったですが)
パートナーの女性を粋にリードする姿はさすがプロだなと感心しました。ほんとカッコ良かったですよ。
ちなみにアステアのダンス・ナンバーで一番好きなのは
「踊るニュウ・ヨーク」のビギン・ザ・ビギン♪です。
>>185 ホリイさん
あ、それ俺も気になってたんですよ。
187 :
名無シネマさん:02/04/24 10:44 ID:NnRWHK9B
>>185 ないです。
和田誠と三谷幸喜の対談本『それはまた別の話』(文藝春秋)でもまったく同じ質問
を三谷さんがしています。
188 :
1:02/04/24 11:39 ID:HGPN5YZd
>>178 シネマ三四郎さん
>「パンと恋と夢」
のどかな田園風景のような映画でしたね。映画史で語られる映画とは思いま
せんが、後味の良い映画でした。
「黒い画集」は観ていませんでした。松本清張シリーズは一応観たつもりで
したが・・・「パンと恋と夢」がアリバイ工作に使われていたと言うのは、今度
観ると時に楽しみになりますね。
>>181 銀幕最高さん
「脅迫者」では刑事か検事かの役でしたね。おぼろげに憶えていますよ。
監督はラオール・ウォルシュじゃなかったと思います、あまり馴染みの無い名前
だったと・・・
>「ケイン号の叛乱」
いいですね、この時のボガート、偏執者というか臆病者こういう役は上手いと
思いましたね。思い出しましたよ
「黄金」(ジョン・ヒューストン)でも猜疑心の強い男を演じていましたよ。面白かった
ですね。ラストを思い出すと「現金に体を張れ」のラストを思い出しますよ。
それに「デッド・エンド」(W・ワイラー)や、「汚れた顔の天使」(M・カーティス)などの
キャグニー映画の悪党役もいいじゃないですか。
>最後にスイスで「千と千尋の神隠し」公開中です
スイスでも人気あるんですか??
>>186 スモーキーさん
どんどんミュージカルで盛り上がって下さいよ、楽しく読んでいます。
189 :
銀幕最高:02/04/24 18:00 ID:Cp32+Ghx
>>160の1さん、
>>171クルーゾーさん、
アルバート・フィニー調べてみたけど、「オリエント急行」以外知りませんでした、
なかなかアクの強い人のようだが。申訳無いけどポアロ役にはあつ苦しい感じがしたの
です、というか映画自体が原作の寒々しい空気がかもし出す謎めきを失ってたように
思えて(オールスターキャストだからそうなったのか)。クルーゾーさんが前書いた
バーグマンの演技は成る程と納得しましたが
>>172クルーゾーさん、
ルネ・クレール「そして誰もいなくなった」、色々調べたらユーモアのセンスも光る
佳作のようですね、「ハリウッドでろくな仕事しなかった」発言取り消しますわ
>>182メイヤーさん、
「メアリー・オブ・スコットランド」F・マーチにK・ヘプバーン!フォード作としちゃ
意表中の意表。「政治的思惑の絡んだ結婚を重ね、数々の陰謀に操られて、最期は断首刑に
処せられた薄幸の女王の一生をドラマチックに描いた大河ドラマ」だそうで、フォード作と
しちゃ女性を描き切った異色作ですかね(黒澤の「わが青春に悔いなし」を連想)
190 :
ホリヰ:02/04/24 20:26 ID:/Wbg+eaB
>>187 レスありがとうございます。
それにしても流石“俺聞け”スレ。クイックレスポンス!
191 :
銀幕最高:02/04/25 05:48 ID:VpBcC0rK
>>186スモーキーさん、
ちとお久しぶり
>アステアは70才くらいまでテレビの特番で踊ってたようです。
>以前その抜粋を観ましたが体型や身のこなしもRKO時代と
>殆ど変わらなくて(さすがに激しい動きはなかったですが)
>パートナーの女性を粋にリードする姿はさすがプロだなと感心しました。
そうですか70まで踊りましたか、80年代に死んだと思うけど、晩年の写真を見たら
あの「ソラマメのお化け」の顔そのまま、笑顔絶やさず、が眼は笑ってない、30年代の
ままでした。
30年代のG・ロジャースとのコンビ時代が黄金期だけど、いわゆる名作は40年、50年代に
多いみたいですね。でも個人的に「イースター・パレード」(48)はあまり惹かれなかった
です、やっぱり白黒画面の中でロジャースと活き活き動き回ってたイメージの方が強いです。
アステアの実物は頭が固く偏屈だったようですね、G・ロジャースは30年代のコンビ作品を
「毎日が喧嘩、本当に疲れた」と振り返ったそうで・・・それがいざ一緒にタップを
踏むとロジャースからJ・ガーランド、果てはA・ヘプバーンまで巧みにリード、パートナーを
引き立てる名手に変貌する!この人を思うとパートナーと共に踊ることによってこそ、
いや共に踊ることによってのみ他人と息を合わせることの出来る、映画界の一人の奇人に
思えてしまいます
>>188の1さん、
「脅迫者」はブレンティン・ウインダスト監督ですが、ノンクレジットでラオール・
ウォルシュがメガホンをとっていたらしいです。途中で交代したのかも知れませんが、
名匠ならではの見せ場があったのはウォルシュマジックでしょうか
「ケイン号の叛乱」
>いいですね、この時のボガート、偏執者というか臆病者こういう役は上手いと
>思いましたね。思い出しましたよ
ボギーは40年代からヒーロー=善玉のイメージを覆して、時代を先取りしてたんじゃ
ないですか。ボギーの他に、大スターなのに悪漢や憎まれ役を平気で演じたクラーク・
ゲーブルも古びない存在でしょう
>>最後にスイスで「千と千尋の神隠し」公開中です
>スイスでも人気あるんですか??
それなりの映画館で2週目でも9割方入ってましたよ。日本の伝統美とグロテスクな
生き物がわんさか出て来て、そこで観客が湧くわけで、何か違うんだよなーって複雑
でした(昔の宮崎と比べて)。様式美に凝るから主題(親探しの旅)が曖昧になるし、
主人公の女の子も、例えば同じ様にやはり旅する女の子がヒロインの「魔女の宅急便」に
比較すればキャラクターが薄れているのがよく分かります
192 :
シネマ三四郎:02/04/25 13:55 ID:8JYQYDsV
>>191 銀幕最高さんへ。
アステアは74年製作の「タワーリング・インフェルノ」に出演して、
ほんのちょっとですがタップを披露しています。詐欺師の役でした。
ちなみにこの映画には、ウィリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズも
出ていました。あの「慕情」から、なんと約20年ぶりの共演!
アステアはスタンリー・クレーマー監督の「渚にて」にも出演ていましたが、
踊りはなくシリアス演技のみだったと記憶しています。
193 :
ホリヰ:02/04/25 20:25 ID:axR/AKGg
私の父がフレッド・アステアを見て
「あんならっきょうを逆さにしたような顔でいい踊り見せるねぇ」って云ってました。
そういえばデビッド・ニーブンのことも“逆さらっきょう”っていってたな…。
194 :
シネマ三四郎:02/04/25 21:17 ID:8JYQYDsV
>>193 ホリヰさんへ。
アステアを“逆さラッキョ”って、私の母も言ってました。
子供心に「ヘンな表現だけど、うまいあだ名だな」と思っていたのですが、
もしかしたら全国的に流行っていたのかもしれませんね。
ちなみに大人になったミッキー・ルーニーは“とっちゃん坊や”と呼んでました。
195 :
銀幕最高:02/04/26 02:03 ID:iHrPdLuL
>>192シネマ三四郎さん、
「タワーリング・インフェルノ」パニック映画だと思ったのですが、アステア踊りましたか、
ニューマンもマックイーンも真っ青ですね。オールキャスト映画だと思いますが、昨日
書いた「オリエント急行」含め、60年代70年代と豪華キャスト作品が沢山作られましたね、
「史上最大の作戦」「パリは燃えているか」とか(テレビへの対抗策かな)、不思議と
食指が動かないんです。「ニュールンベルグ裁判」見ましたが、スペンサー・トレイシーが
良かったほか特筆すべきモノで無い気がします、劇中歌「リリー・マルレーン」だけは
忘れられませんが。
何かオススメはありますか。
>>193ホリヰさん、
>>194シネマ三四郎さん、
「らっきょ」「へちま」・・・アステアの顔はホントに「美しい」と感じるな。
アステアとジーン・ケリーどっちが好きですか(難しい質問)
196 :
CT:02/04/26 02:20 ID:fKZx3XxJ
>>191 >この人を思うとパートナーと共に踊ることによってこそ、
>いや共に踊ることによってのみ他人と息を合わせることの出来る、映画界の一人の奇人に
>思えてしまいます
帽子掛けさえ、立派なパートナーにするんやから、驚きやのう。
197 :
1:02/04/26 12:00 ID:1QPBETAt
シネマ三四郎さん
>>178「パンと恋と夢」、邦画の「黒い画集」(原作:松本清張
>監督:堀川弘通 脚本:橋本忍 主演:小林桂樹)
>で、主人公のアリバイ作りに利用されていましたね。
気になって水曜日にビデオ屋さんに行きました。てっきり松竹の松本清張
シリーズだと思って捜したのですが見つかりませんでした。
他の作品でリスト一覧が載っていて見ましたが、そこにも載っていませんでした。
店の人に検索して貰いましたが、置いていないの返事で、余計に観たくなり
ましたよ。
ビデオは発売されているんかご存知ないですか??
>>192 シネマ三四郎さん
「タワーリング・インフェルノ」でのジェニファー・ジョーンズ、ウイリアム・
ホールデンは見るに忍びなかったですよ。
W・ホールデンは仕方ないにしろ、「慕情」で抜群のスタイルで中国服を着こなし
可愛い雰囲気だったJ・ジョーンズが、いくら年老いたとはいえ醜く太り、
幾多の苦労を物語る顔を見るのは辛かったですよ。
「白昼の決闘」「黄昏」「終着駅」などの映画のジョーンズは素晴らしく魅力的
な女性でした。
198 :
シネマ三四郎:02/04/26 12:37 ID:Wl71cCnj
>>197 1さんへ。
うっかりしていました。正式なタイトルは、
「黒い画集/あるサラリーマンの証言」ですね。東宝の作品です。
同じく清張原作で、山岳ミステリーの「黒い画集/ある遭難」という映画もありました。
2作とも私は映画館ではなくTVでみました。そういえば、ビデオは見かけませんね。
お役に立てずにすみません。
松本清張原作では、「張り込み」が一番いいと思いますが、
「ゼロの焦点」と「点と線」も私は結構好きです。
こういうミステリーものは、不思議と何度見ても見飽きないですね。
私は、3作品ともビデオで20回位見てます。
ビデオではありますが、今まで私がもっとも多く見た映画は、
ヒチコックの「ダイアルMを廻せ!」です。
会社から帰って1回見ることを1ヶ月間毎日続けたことさえあります。
多分、合計で200回以上見てると思います。
みなさんはそんな経験はないですか?
199 :
ホリヰ:02/04/26 13:04 ID:qlOObXAm
>>198 「五番町夕霧楼」「喜劇団体列車」「瞼の母」
この3本何回見たかわからないけど、さすがに200回は見てません。
あっ、怪獣ものは別格ね。
200 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/26 14:17 ID:UoZ8j7Tg
フレッド・アステア
最初に見たのが、「タワーリング・インフェルノ」なんです・・・・・
あとで数多くのエレガントなダンスシーンをみて、びっくりしました。
で、アステアは「ゴーストストーリー」というホラー映画にも出てるんです。
共演はメルヴィン・ダグラス、ダグラス・フェアバンクスJr!!!
もちろん晩年の作品です。
たしか、「男はつらいよ」の中で、寅さんがさくらに向かって
「らっきょおでこ」と言って、からかってたような・・・・
やはり第二次世界大戦をテーマにした映画は
オールスターキャストのものが多いと思います。
第二次大作ブームとでも呼ぶんでしょうか?
「空軍大戦略」「勝利者」「ネトレバの戦い」「遠すぎた橋」等々
201 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/26 14:34 ID:UoZ8j7Tg
お!200ゲットしてる・・・・
という事で、連続カキコ。
「メアリー・オブ・スコットランド」
>182 メイヤーさんとかぶってしまいますが・・・出典も同じかも。
「歴史は女で作られる 歴史・伝記映画名作選」集英社文庫
この本の中で書かれてあるヘップバーンとフォードのこの作品への思い出。
「私はメアリー役をちっとも好きになれなかった。
ちょっとどうしようもない女じゃないの?とさえ思った。
脚本を読んだ時点では、
むしろエリザベスの方に心惹かれていたと言ってよい。
脚本はあまりぱっとしない。(脚本はダドリー・ニコルズ!)
なぜフォードがこの作品を撮る気になったのか?
私にはさっぱり分からなかった。」(K・ヘップバーン自伝)
メアリーとボスウェル伯(フレドリック・マーチ)のからみ
「下らん場面だ!何でこんな場面でなんで悩まなければならないんだ!」
と、フォード。
「ここがこの映画で最も肝心な場面だと思います。」と、ヘップバーン。
「だったら、君が演出すればいい。」セットから出て行くフォード。
このシーンはヘップバーンが演出。
でも、この二人、結局はよりが戻る・・・強い男と強い女。
202 :
1:02/04/26 15:00 ID:AyfbJgoP
>>198 シネマ三四郎さん
>「黒い画集/あるサラリーマンの証言」
ありがとうございます。東宝作品でしたか。もう一度捜してみます。
「パンと恋と夢」がアリバイ工作に使われているなんて、嬉しいじゃありま
せんか。
>「黒い画集/ある遭難」
これは映画は観てないですが、本は読みましたよ。
>「張り込み」
宮口精二と大木実の刑事コンビでしたね。
犯人が立ち寄る先と思われる高峰秀子を、旅館?か民家?から張り込んで犯人を
逮捕する映画でしたね。
シリアスなタッチで面白かったですね、俳優陣も良かったですね。
犯人は木村功でしたか?、いや木村功は「野良犬」でしたね。でも木村功かな??
>「ゼロの焦点」と「点と線」
どっちがどっちか解らなくなっています。
新婚の夫、南原宏治が突然行方不明になって、妻の久我美子が捜し出そうと・・・
ラストで岸壁の上で高千穂ひずるが加藤嘉に告白するんでしたか??
この映画はどっちでしたか??、もう一本はどんなストーリーでしたか?
一応、原作も読んでいますが、すっかり忘れてしましました。
>今まで私がもっとも多く見た映画は
「素晴らしき哉、人生!」ですね。50回位観ました。
友人、知人に聞かれた時に真っ先に薦めていました。ダビングする時に、
その都度観ていましたよ。
次は「燃えよ、ドラゴン」ですね。30回位
これは公開された当時に遊んでいた友人と、酒を食らった帰りにオールナイトを
毎週観に行きましたよ。今でもストーリーは殆ど憶えています。
この映画のブルース・リーには本当に燃えましたよ。
同じく30回位
「レディ・イヴ」この映画も何回も観ましたよ。P・スタージェスで一番好きで
すね。何回観てもメチャメチャ面白いです。大好きです。
後は「我が家の楽園」「アパートの鍵貸します」「現金に体を張れ」
「自転車泥棒」「逢びき」「マダムと泥棒」「道」「鉄道員」「邂逅」
などもよく観ました。でも200回は凄いですよ。
203 :
ホリヰ:02/04/26 15:53 ID:qlOObXAm
私はフレッド・アステアの踊りが見られる映画って見たことがないです。
アステアの出てくる映画で昔、テレビで見て面白かったのは、お金持ちのアステアが、
結婚したばかりの姪のところにやってきて、新郎をないがしろにして
姪を連れて遊びまわるってやつ。
最後、アステアはコケにしていた垢抜けない新郎に「俺のオヤジは貧乏だったが、
遊び暮らしているあんたよりずっと立派だった」と啖呵を切られてしまいます。
これってなんて映画ですか?
私はどうも映画はテレビで漫然と見ていることが多いので、
題名を思い出すのもままならなくて困ります。
おかげでリピートしたくてもできないことが多いです。
考えてみれば、この手の題名の思い出せない映画って
この“俺聞け”スレで聞けばよかったんですね。
それにしても、らっきょうネタにこんなにレスがつくとは…。
204 :
名無シネマさん:02/04/26 16:19 ID:FLC0sTzK
>>203 「結婚泥棒」(ジョージ・シートン監督)のことですかな。アステアがずっと昔に
離婚してすでに再婚している元妻(デビー・レイノルズ)から、彼らの娘の
結婚式の招待状を受け取り、祝福するどころか、元妻と娘相手に引っかき
まわすというストーリーでした。アステアは東京からJALに乗って
元妻の元へ駆けつける設定でしたね、確か。
205 :
宣伝マン:02/04/26 16:45 ID:co9YII9E
206 :
ホリヰ:02/04/26 17:07 ID:qlOObXAm
>>204 早速のレスありがとうございます。
「結婚泥棒」ですか。
ウ〜ン、デビー・レイノルズの元妻云々のあたりはすっかり忘れていますが、
「アステアは東京からJALに乗って」のあたりはそうだったかも知れません。
そういえば、最後、中国人コックといっしょに飛行機に乗って
去っていくんじゃなかったでしたっけ…。
それにしてもさすが“俺聞け”スレ。
映画の事を聞くにはここに限りますね。
住民のレベルが高い!!
207 :
シネマ三四郎:02/04/26 17:22 ID:Wl71cCnj
>>202 1さんへ。
「張り込み」の犯人は木村功ではなかったと思います。
何回も見た割にはちょっと自信ないですが・・
この映画、犯罪シーンや派手なアクションは全くないのに、あれだけの緊迫感を
維持させるストーリー・テリングが本当に見事ですよね。
久我美子主演は「ゼロの焦点」です。清張の初期の小説では私は一番気に入っています。
「点と線」は、時刻表を巧に使ったアリバイのトリックを刑事が崩していくという話でした。
主演は南広、共演は山形勲と病弱の妻役が高峰三枝子でした。
「燃えよドラゴン」は、私も映画館とビデオで、10回位見ています。
この映画は、初公開の数ヶ月前に、プレス試写にもぐりこんで、全く予備知識なく見ました。
もちろん、ブルース・リーもクンフーも全然知らずに、です。
そのときの衝撃は本当に忘れられません。
映画を見てあれだけ驚いたのはこの映画が最初で、おそらく最後だと思います。
震えるほど感動した映画は他にもありますが、衝撃度という点ではやはり一番ですね。
208 :
名無シネマさん:02/04/26 17:40 ID:FLC0sTzK
>>206 そうですね。元妻夫婦の家でで働く中国人系の執事を連れて行きます。
この作品のオチにあたる部分ですが...
>>202,
>>207 「張込み」の犯人役は田村高廣でしたね。出演者たちがとても暑そうに
しているシーンが多かったことも印象に残っています。
209 :
@:02/04/26 18:12 ID:UVPX+/uH
「E.T」って日本語にすると
どういう意味なのでしょうか?
地球外生命体になるのですか?
210 :
1:02/04/26 19:05 ID:26nDtz3O
>>207 シネマ三四郎さん
>「張り込み」の犯人は木村功ではなかったと思います。
そうでしたか、違うような、そうだったような気分でした。
そう言えば、派手なシーンは全然なかったですね。
>「点と線」は、時刻表を巧に使ったアリバイのトリックを刑事が崩していくと
>いう話でした。主演は南広、共演は山形勲と病弱の妻役が高峰三枝子でした。
う〜〜ん、時刻表ですか、まだ思い出せないです。
主演が南広とは懐かしい名前ですね。山形勲に高峰三枝子だったら、映画は
観てないですね。
>「燃えよドラゴン」、そのときの衝撃は本当に忘れられません。
衝撃を受けた最初のシーンは、ハンの要塞に入ってのオハラとの試合。
妹を自殺に追い込んだオハラとの対決場面、妹が村でオハラ一味と出会って
自殺するまでの回想シーン〜オハラが試合前に木版を素手で叩き割ると、
「木は反撃しない?」とリー、両者片手を合わせ試合開始、瞬時にリーの攻撃で
膝をつく〜続いて蹴りを入れられ吹っ飛ぶ〜間近にあったビール瓶を割って
両手に持つ、そこでハンが「オ〜ハ〜ラ」と叫ぶ〜そこからはスローモーション
でしたよ。
共演していた、ジョン・サクソン、ジム・ケリーの格闘場面は大した事なかった
ですよ。でもハンの手下のボーロは凄いムキムキマンでしたね。
>>208 名無シネマさん
>「張込み」の犯人役は田村高廣でしたね
ありがとうございます。そうでしたか、でも聞いても思い出せないんですよ。
>出演者たちがとても暑そうに
>しているシーンが多かったことも印象に残っています。
暑苦しそうでしたね、宮口精二はよくポケットから白いハンカチで汗をぬぐって
いた記憶がありますよ。
画面全体から湿気が漂って来る感じがありましたね。
えくすとら てれすとりある
外の 地球の でいいのかな?
212 :
ホリヰ:02/04/26 19:42 ID:qlOObXAm
「燃えよドラゴン」公開当時の興奮が伝わってくるみたいですな。
ハンの手下のボーロ役のヤン・ツェは、友人の話だとその後「Gメン‘75」とか
ドリフターズの「8時だよ!全員集合」にゲストでしょっちゅう出てきたそうです。
加藤茶に鼻の穴に指を突っ込まれてふき出すところが笑えたそうです。
ところで「燃えよドラゴン」のブルース・リーの妹役のアンジェラ・マオインと
ジョージ・レーゼンビーが出てくる「電撃ストーナー」って映画スゴク気になるんですが、
誰か見たことある人いますか?
213 :
スモーキー:02/04/27 02:20 ID:P/9i7WAL
アステアの味のある顔は俺も好きです。
ただMGMが映画デビュー当時のアステアを主役として
起用しなかったのは彼の風貌に華が無いと判断して為だそうです。
それで1作出ただけでRKOに移り、結果、大スターとなる訳ですね。
聞くところによるとMGMでの最初のカメラテストの評価は
演技ダメ 歌ダメ 頭髪うすい ダンスそこそこ
だそうです、むむう...。w
アステアは確か1899年生まれですから'35年なら35才、
'57年なら57才、ダンサーとして一番脂が乗っててた時期は
やはり30年代のRKO時代あたりなんでしょうね。
俺、アステアの自伝の類は読んだことないので彼の性格は
よく知りませんが、一般の人たちにはかなりフレンドリーで
道でファンに「踊って」と頼まれたらお安い御用とばかり
その場でサラリとステップ踏んでくれる人と、
何かで読んだ記憶はあります。
ただしダンスパートナーとなると、別の話、
本番前のパートナーに対する口癖はいつも
「気楽にいこうよ、でも絶対にミスはするな」だったと思いますw
当然のことながらダンスに対する妥協は一切無し。
1つのダンスシーンで30回、40回のリテイクもザラですしね。
>「イースター・パレード」
あらら、ダメでしたか、俺はアステアのベスト5に入れたいくらい
に好きですね。
アステアの踊りにジュディの唄は当然のことながら
アン・ミラーのタップ(シェイキン・ザ・ブルース・アウェイ♪)、
コメディリリーフ、ジュールズ・マンシンの見事な一人芝居、
それに全編を彩るアービング・バーリンの数々の名曲。
どこを切り取っても俺の好み、ストライクゾーンど真ん中ですw
最後にアステアかケリーか?のご質問ですが
昔は紙一重でアステアだったんですが、今は紙の厚さが
ダンボール3枚くらい厚くなってます。
でも一番好きなミュージカルは?と問われれば
月並みですがケリーの「雨に唄えば」なんだなぁ、これがw
>衝撃を受けた映画(の場面)
4才? ハリーハウゼンのダイナメーション(グワンジ?)
12才 1さんと同じく一連のブルース・リー作品
14才 アステアのタップ(足長おじさん?)
16才 「天国と地獄」の煙突の煙
17才 「サード」のオナニーシーンw
特に最後のやつは
「うゎーマジメな青春映画なのにここまで表現するんだ出来るんだ
映画ってスゲー、マジスゲー!」と青臭く感動しまくりでした。
214 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/27 08:58 ID:gO27HVNM
「点と線」
松本清張の作品は、ほとんど読みました。
読んだ作品が多いと、困ったもので、頭の中でごちゃごちゃになってます・・・
この作品はどういうトリックを使ったかは、ほとんど覚えてませんが、
品川駅の四分間の所だけは覚えています。
暑そうなシーン
同じく邦画で、「砂の器」でも丹波哲郎と森田健作は暑そうにしてましたね。
>ホリヰさん
ああ、そのヤン・ツェと言う人は、
「Gメン」で倉田保昭といつも戦ってた人ですね?
アステアのすごさ
だって、立川談志が自称アステア・マニアだって言うから、
はあ、そんなに凄い人なのか・・・と思い、見始めたのでした。
「ママの想い出」
私はママを想い出す サンフランシスコのラーキン通り 六人家族の小さなわが家
私は長女のキャサリンで 兄のネルスと妹ふたり クリスティーナとダグマと子猫
父母の故郷はノルウェー 働き者で、やさしいパパと そして私のママがいる
食後のおやつはパパから貰う コーヒーに浸した角砂糖 土曜はパパの給料日
ママが眉間にしわ寄せて すばやく計算、生活費 銀行預金は手をつけず
不足のときは貯金箱 ママはコートをあきらめて ネルスの進学費用に充てる
下宿の役者はハイドさん 夜には彼の朗読を みんなで聴くのが、楽しい日課
名作聴くたび、感涙し 私は作家にあこがれる ところがある日、ハイドさん
家賃を払わず立ち去るが 私に本を残してくれて それが私の進路を決める
ママの姉妹の伯母さん達は 三人そろって個性も豊か いつもガヤガヤ騒がしい
トリィナ伯母さん、結婚話 相手は気弱な葬儀屋さんで 伯父を巻き込み、大騒動
末っ娘、ダグマが入院し 手術でママは気をもむが 病院、規則で面会できず
ママは逢いたい一心で 掃除婦に扮して、潜入し ダグマに聴かせる子守唄
今日はうれしい卒業式で ママから貰ったプレゼント 夢にまで見たお化粧セット
ところがそれを買うために 祖母の形見を売ったママ 身勝手過ぎる自分を恥じて
化粧セットをお店に返し ママに手渡すブローチを あなたの物よと、くれたママ
お前も立派なレディになった パパが差し出すコーヒーは ちょっぴり苦い大人の味覚
北部のクリス伯父さんが 危篤の報せに駆けつける 大酒のみで下品な伯父は
一族みんなの嫌われ者で 伯母たちそろって、悪口言うが 伯父が他界し、その後で
意外な伯父の一面が 慈善の寄付の事実が分かり ママは目頭、熱くする
作家志望の私だけれど 投稿作品、没つづき 才能無いわと、あきらめかける
私のために一肌脱いで ママは訪ねる、有名作家 ママがメモしたアドバイス
背伸びをして書く、小説よりも 身近な体験、書きなさい 才能、必ず開花する
伝言守って書き上げた ママをモデルの小説が ついに採用、出版決まる
契約金の小切手、届き これでママのコートが買える 銀行預金も増やせるわ
ところがママはみんなに話す 銀行預金は嘘なのよ みんなに心配かけないために
苦しい家計をやりくりし ママが作った架空の預金 家族思いの、ママの智恵
楽しい日々の想い出は サンフランシスコの坂道と にぎやかな伯母と、潮風と
かけがえのない私の家族 そして笑顔で包んでくれた ママを私は想い出す
ママを熱演、アイリーン・ダン 監督、ジョ−ジ・スティーヴンス 愉快でやさしい人々の
日常生活、コミカルに 描いて出色、家族のドラマ こころが芯から温まり
いついつまでも心に残る 笑いと涙の珠玉の名画 忘れられない、宝物
216 :
1:02/04/27 12:00 ID:oKcmysKH
>>212 ホリヰさん
>ハンの手下のボーロ役のヤン・ツェは、友人の話だとその後「Gメン‘75」とか
>ドリフターズの「8時だよ!全員集合」にゲストでしょっちゅう出てきたそうです
全然知らなかったですよ。ヤン・ツェ言うんですか。
ハンの要塞での夜間警備に過ちのあった若者を制裁を加えるシーンのボーロは
凄かったですよ。若者の体を両手で抱え上げ、背骨を折って二つに曲げてい
ましたよ。その後に相撲の四股を踏むように自分の筋肉を誇示した時、
胸の筋肉がブヨヨンと波打ち、両手に力を入れると首がボキボキボキと
音を発て、上半身の筋肉からも鈍い音を発てていました。
>「電撃ストーナー」
観ていないです。妹役のアンジェラ・マオインも「燃えよ、ドラゴン」以外では
見た記憶がないです。
香港映画でのリーの恋人役は、ノラ・ミアオ?なんかこんな名前でしたね。
>>213 スモーキーさん
>衝撃を受けた映画(の場面)
俺は「燃えよ、ドラゴン」に尽きますね。
もう本当に吃驚仰天、「スゲ〜」の一言でした。何回観ても飽きなかったです。
でも後に公開された香港映画でのリーには、さほど感激はしなかったですね。
>>214 クルーゾーさん
>「点と線」
確か冒頭に九州だったと思うけど「目刈神社」(漢字??)、「目刈神事」って
出来ませんでしたか、他の小説だったかね。
何か一枚の写真が問題になった記憶もあるんですが・・・
>「砂の器」でも丹波哲郎と森田健作は暑そうにしてましたね。
島田陽子が汽車から和賀英良の犯行に着ていた血のついたシャツを小さく
ちぎって投げたのを線路沿いに捜すシーンを思い出しましたよ。
これは、雑誌に載った「紙吹雪を投げる女?」からヒントを得て、捜したと
思うのですが、これには、いささか無理があるように思いましたよ。
それと捜査会議で、丹古馬鬼なんとかが暑そうにしていましたと思うのですが・・・
捜査一課長は内藤武敏でしたかね?
「砂の器」で殺された緒方拳の養子で東京に身元確認に来るのは、
テレビで仮面ライダーがウルトラマンを演っていた佐々木剛でしたね。
「砂の器」で思い出せない所
緒方拳が伊勢参りから急遽東京に行く事になったのは、暇つぶしに行った
映画館でニュースを観たからでしたか、野球のニュースの観客に和賀英良を
見出したんでしたか?
217 :
1:02/04/27 12:38 ID:j99SoQHv
>>215 名画紹介 七五調さん
無理を言いました。名画紹介さん、誠にありがとうございます。
上手い!!、毎度の事ですが、忘れかけていた細部を思いだす事が出来ました。
七五調を読んでいると、あのシーン、このシーンが頭の中で鮮やかに蘇り、
フッと目頭が熱くなりますよ。
久しく観ていないので、観たくなってきましたよ。誠にもって感謝、感謝。
ママの想い出
なつかしぃー!感動です。
ありがとう
>>215さん
『愛の荒らし』以外でシャーロット・ランプリングを堪能できる
映画を教えてください。
>219
「さらば愛しき女よ」。
レイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド。
シャーロットは美しく繊細、魔性。
221 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/27 14:28 ID:m2D3BobY
>>219 ランプリングを堪能
「蘭の肉体」「トレンチコートの女」も、良いと思います。
>名画紹介さん
リクエストに見事答えるなんて、すごいですね。
ああー、布刈神社の神事の事は薄々と覚えているのですが・・・
家に帰って、調べなきゃ! こういうのがイライラのもと・・・
丹古母鬼馬二さんではないでしょうか?
そうですね、捜査一課長に内藤武敏。
緒形拳の息子役は、松山省二ですね。
たしか映画館(主は渥美清!)で、映画を見ようとすると、ニュース映像が流れて、
加藤剛が映るんでしたね。婚約者役の山口果林の父親役の佐分利信は大臣なので
大臣の娘と新進作曲家として取り上げられてたと記憶してます。それか、
野球のニュース映像に偶然映ってしまったという感じもするんです・・・
どっちだったか?
「鬼畜」「影の車」も好きだな・・・「霧の旗」(倍賞千恵子の方)とかも。
222 :
1:02/04/27 14:39 ID:8kG3Ggl0
>>219 名無シネマさん
俺も「さらば愛しき女よ」です。
と言うか「愛の嵐」と「さらば愛しき女よ」(ディック・リチャーズ)しか観て
いないです。
倒錯の愛のS・ランブリングも良かったですが、「さらば・・・」の颯爽とと言うか
凛としていると言うか、S・ランブリングも素敵だと思いますよ。
未見ですが、ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」や、ポール・ニューマン
の出ていた裁判物、う〜〜ん題名が出てこない・・・にも出ていたと思います。
明日はNHK教育テレビで「サンセット大通り」がありますので、お忘れなく!!
時間はPM10:00〜12:00までとなっております。
223 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/27 14:46 ID:m2D3BobY
ポール・ニューマンとのは「評決」ですね。
ジャック・ウォーデン、ジェームス・メイスン共演
1さんが「燃えよ、ドラゴン」を衝撃的な映画にあげておられるのは、
ちょっと意外でした。
224 :
名無シネマさん:02/04/27 15:07 ID:klkqOx09
シャーロット・ランプリングなら「さらば美しき人」もいい。
中世イタリアが舞台で、兄妹で近親相姦→妊娠。
シャーロットはそれを隠し結婚。
兄はシャーロットを殺し、その心臓をとり出し宴席に持っていく。
宴席で新郎一家による兄弟一家大虐殺が始まる。
そういえばシャーロットって一時、男二人と同棲していたはず。
225 :
1:02/04/27 16:59 ID:gOdA5PGr
>>221 クルーゾーさん
>ああー、布刈神社の神事の事は薄々と覚えているのですが・・・
そうだ、そんな漢字でしたよ。「布刈神社」でしたか、
「めかり」と読むんでしたね。
>丹古母鬼馬二さんではないでしょうか?
そうそう、漢字が出てこないですよ。
捜査会議の時に、斜め前からのショットと思うのですが、それでなくても
暑苦しそうなのに、髭を生やしていて、一層暑苦しそうでした。
>緒形拳の息子役は、松山省二ですね。
ありゃ〜、息子は松山省二、と言われれば、そうでしたね。
佐々木剛も何かで記憶があるんですが・・・全然別の映画でしたか??
>たしか映画館(主は渥美清!)
あぁ、思い出した。
映画館に写真が飾ってあって、渥美清が大臣の佐分利信の後援会か何かで、
その時の集合写真に和賀英良が端っこに立っていて、その写真を見ていましたよ。
でもニュースでも見ていたようだったし・・・う〜〜んどうだったかな??
>「鬼畜」
この映画は俺は途中で止めました。
岩下志麻が赤ん坊の口にご飯を無理矢理入れる場面あったでしょう。それから
緒方拳が子供を棄てに遊園地に連れて行く場面も、そこで止めてしまいました。
>「影の車」
この映画を最初観た時、主人公の加藤剛が気の毒に思いました。
>「霧の旗」
この映画でも主人公の滝沢修が気の毒に思いました。
この映画を観た時に、ちょっとニュアンスは違いますが、「眼には眼を」を
思い出しました。
>>223 クルーゾーさん
>ポール・ニューマンとのは「評決」ですね。
そうでした。そのような題名でした。
>「燃えよ、ドラゴン」ちょっと意外でした。
俺は、暴力的な映画は好きじゃないんですが、この映画は興奮しました。
もう、スカッとすると言うか、気分爽快でしたよ。
あの映画のB・リーは冒頭の少林寺の練習で少年の頭を叩場面〜香港から要塞
までの船中場面〜変な相撲をしている歓迎会場面〜その夜の基地偵察場面〜
武道大会から最後まで、大層に言えばリーの顔の動きから、手足の動きまで
記憶していると思います。
>>224 名無シネマさん
>「さらば美しき人」
最初は「さらば愛しき女よ」かと思いました。良く似た題名ですね。
粗筋を読むと「兄妹で近親相姦→妊娠。シャーロットはそれを隠し結婚」
面白そうと思ったんですが、そこからはかなり強烈ですね。
226 :
:02/04/27 19:01 ID:k6c+Oojr
>>225 >映画館に写真が飾ってあって、渥美清が大臣の佐分利信の後援会か何かで、
>その時の集合写真に和賀英良が端っこに立っていて、その写真を見ていましたよ
あぁそうでした。
刑事が緒形拳の足取りを調査したところ、2日続けて映画館に行っている。
しかし、上映作品は1日目と2日目で入れ替わっていた。目的は映画では無い。
彼をして映画館へ2回通わせた「もの」は何か?これが走査の手掛りになりました。
227 :
スモーキー:02/04/28 01:58 ID:4uaZHsEm
>>216 1さん
「燃えよドラゴン」オープニングの武術試合で、リーの
対戦相手がサモ・ハン・キンポーなのはすぐ判りますが
ジャッキー・チェン(整形前)がどこに出てるのかよく判らないんです。
リーの妹を襲う暴漢の一人、橋の上で通せんぼして無理槍キスする
男がそれっぽいなと思うんですが...。どうなんでしょうね?
ノラ・ミャオ懐かしい!昔は映画雑誌の読者が選ぶ人気女優の
ベスト10にもランキングされてましたよね。
あとリーの相手役でマリア・イーとかもいましたっけ。
話変わりますが
BS2の「流れる」「放浪記」もうはご覧になりました?
「放浪記」の高峰秀子も最高ですが「流れる」の豪華女優陣の
競演には鼻血が出そうなほど興奮しました。
映画でこんな興奮したのは久しぶりでしたよ。
>>213の書き込みは主に
>>191銀幕最高さんへのレスでした。
お名前入れるの忘れちまいました。
228 :
銀幕最高:02/04/28 03:41 ID:owEkJMe/
>>196CT氏、
アステア
>帽子掛けさえ、立派なパートナーにするんやから、驚きやのう。
どっかで見たような・・・なんて題すかね。
アステアは踊りだけでなく歌も表現力がさすが、「♪ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・
ルック・トゥナイト♪」とロジャースに優しく歌いかけるシーンは「コンチネンタル」
でしたかね
>>198シネマ三四郎さん、
合計200回!僕1回しか見てないけど「ダイヤルMを廻せ」どのシーンが特に御気に入りで?
>>200クルーゾーさん、
>やはり第二次世界大戦をテーマにした映画は
>オールスターキャストのものが多いと思います。
>第二次大作ブームとでも呼ぶんでしょうか?
第一次大作ブームとは第一次世界大戦がテーマ、の訳無いか、「グランドホテル」の
あたりの30年代ですか。
>>201クルーゾーさん、
ヘプバーン「メアリー・オブ・・・」
>「ここがこの映画で最も肝心な場面だと思います。」と、ヘップバーン。
>「だったら、君が演出すればいい。」セットから出て行くフォード。
>このシーンはヘップバーンが演出。
>でも、この二人、結局はよりが戻る・・・強い男と強い女。
ゾクゾクする逸話ですねー でもさすがに二度と二人は組まなかったのですね、残念。
>>213スモーキーさん、
>>「イースター・パレード」
>あらら、ダメでしたか、俺はアステアのベスト5に入れたいくらい
>に好きですね。
アステア+ガーランドで期待しすぎたのかな。アステアよりガーランドの歌にイマイチ
のれなかったんです・・当作や「スタア誕生」など見ると50年前後のガーランドは
「オズの魔法使い」で聴かせた柔軟な歌声を失ったように思えるのですが(ドラッグ常習と
関連あるのかな、とか)。晩年の歌声についてはまた違った味わいがあるでしょうね。
ガーランドの歌で鳥肌モノは「若草の頃」(ヴィンセント・ミネリ)の中で静かに聴かせる
「ハブ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」、ミネリはガーランドを愛し
尽くしたんだなーと感じます。「ハブ・ユアセルフ・・・」は「ゴッドファザー」で
M・ブランド演ずドンが街角で撃たれるシーンのバックに流れていました、男性の歌手です。
余談ですがクリスマス・ソング関連で、救急医療チームのTVドラマ「ER」の1シリーズ
5話目あたりで「クリスマスソング(タイトルそのまま)」が流れたラストシーンは
秀逸でした
ラストシーンと主題歌なら宮崎駿は「千と千尋の神隠し」でも、相変わらずラストの
鮮やかさ、それにかぶせるテーマ曲の選択のセンスはさすがでした(歌手は知らないけど)。
一番涙モノは「紅の豚」を締めくくる加藤登紀子の歌声
>最後にアステアかケリーか?のご質問ですが
>昔は紙一重でアステアだったんですが、今は紙の厚さが
>ダンボール3枚くらい厚くなってます。
何かスモーキーさんと最近すれ違うのですが(笑)、僕その逆なんです、昔ダンボール3枚、
今紙一重・・G・ケリーは自己中なスポーツみたいな踊りがイヤだと言う人がいて、
同感だったんですが、あのエネルギーを惜しまぬ汗かく踊りに最近シンパシーを感じるの
ですよ。で一番好きなミュージカルは「巴里のアメリカ人」で、ケリーとレスリー・
キャロンの恋物語が非常に楽しかった、アステアとロジャースの洗練された恋愛とまた
違ってね
>>227スモーキーさん、
「燃えよドラゴン」冒頭のサモ・ハン・キンポーとの試合は「余興」みたくあっさり
流されてしまいがちですがパンチ、投げ、キックから関節技で締める今のバーリ・トゥード風
でしたね。当時B・リーが30を超え、瞬発力のみでなくオールラウンドな武術を研究して
いたのでは、とうかがわせ、リーの当時の方向性について憶測を呼ぶ意外に重要なシーンです
229 :
1:02/04/28 13:01 ID:1cjRjZC2
>>226さん
>刑事が緒形拳の足取りを調査したところ、2日続けて映画館に行っている。
>しかし、上映作品は1日目と2日目で入れ替わっていた。
そうでしたね、面白いですね、こうして教えて頂くと、
思い出してきましたよ。
丹波哲郎が旅館で聞き込みをするシーンやら、映画会社に行って当日上映
された映画を試写室で観るシーンやらが浮かんできましたよ。
>>227 スモーキーさん
>ジャッキー・チェン(整形前)がどこに出てるのかよく判らないんです。
ひぇ〜、そうなんですか、出演していた事すら知らなかったですよ。
>ノラ・ミャオ懐かしい!昔は映画雑誌の読者が選ぶ人気女優の
>ベスト10にもランキングされてましたよね。
へぇ、そんなに人気があったんですか、知らなかったです。
>BS2の「流れる」「放浪記」もうはご覧になりました?
情けない話、すっかりビデオ録画忘れていて、たまたま休日だったので
テレビをつけたら「流れる」していたので、途中から観ました。
最初は田中絹代は全然解らなかったです。いつ出て来るんだろうと、ずっと
思って観ていました。あまりに出てこないので途中に気付きましたが、何か
顔や声が違っているような気がしてなりませんでした。
山田五十鈴は良かったじゃないですか、栗島すみ子も良かったですね、貫禄が
ありましたよ。高峰秀子、岡田茉莉子、杉村春子のそうそうたるキャストでした
が、俺はだらしない中北千枝子が印象深かったです。同じ成瀬巳喜男監督
「山の音」の出戻り娘のような役は上手いですね。
杉村春子はいつでも最高ですよ、田中絹代に頼んで買って来て貰ったコロッケを
食べ、田中絹代にも一つお駄賃に上げるシーンなんか大好きですよ。
「東京物語」で夫の中村伸郎が義母東山千栄子に買ってきた饅頭を「勿体無い」
と自分で食べるシーンを思い出しましたよ。
途中からだったので、宮口精二の役柄がもう一つ解りませんでした。
230 :
シネマ三四郎:02/04/28 18:13 ID:5jHeh9pV
>>228 銀幕最高さんへ。
「ダイヤルMを廻せ!」ですが、どこのシーンというより、作品全体ですね。
200回見たといっても、映画館で見たのは1回だけで、毎日TVで見ていたのは、
TV録画した吹替え版です。
こういう推理ものは気楽に見れるので、面白い作品は何度見ても見飽きないわけです。
この時代は、鍵をキーホルダーにつける習慣が無かったんでしょうね。
今だったらこのトリックはちょっと成り立たないでしょう。
>>229 1さんへ。
「砂の器」で、映画館のニュースで成長した和賀を発見するのはTV版の方です。
ところで映画版で、丹波哲郎が売店で買う煙草が“しんせい”でしたね。
ここで年配の客から笑いが漏れていました。
「燃えよドラゴン」のラストの鏡の部屋での格闘のアイデアは、
オーソン・ウェルズの「上海から来た女」を参考にしているようですね。
ところで、今日はNHK教育で「サンセット大通り」が放映されますが、
そのあと総合TVで、以前ご紹介した吉永小百合が出演するドキュメンタリー
「ミツコ」がありますので、遅い時間ではありますが、できれば見ていただきたい
と思います。これは続編の方ですが、正編のフィルムも少し紹介されているはずです。
大変すばらしい、良質のドキュメンタリーですので、お勧めいたします。
「カサブランカ」の時代背景もよく理解できます。
231 :
教えて下さい:02/04/28 18:34 ID:axPC8xfH
例えば遭難して無人島に流れ着き、サバイバル生活を描いているような映画
何かないでしょうか?
232 :
スモーキー:02/04/29 03:51 ID:bUT8arVu
>>228 銀幕最高さん
横レスですみませんが「帽子掛け」は「恋愛準決勝戦」ですね。
もう一つの、アステアの歌の方はよく判らないです。
アステア&ロジャースものは「ロバータ」を除いて全部観てますが
記憶が色々ごちゃ混ぜになってて...。
>「若草の頃」いいですね。
ダンス主体じゃないミュージカルは本来、俺の好みとは微妙に
ズレますがこれは好きです。
仰るとおりハヴ・ユアセルフ〜♪、ザ・ボーイ・ネクスト・ドア♪
とジュディのしっとりとした歌声、ほんといいですわ。
ちなみに楽曲としては一番好きでなのはトロリー・ソング♪かな。
それにしても末娘マーガレット・オブライエンの
号泣はど迫力でしたね!
あれ芝居ですかね?どー見てもマジ泣きにしか見えんものでw
>「巴里のアメリカ人」
俺もケリーのサービス精神旺盛な「汗かく踊り」好きです。
ケリーが子供たちの前おどけて踊るアイ・ガッタ・リズム♪
これなんか、その極みだと思いますね。
(「ガール・クレイジー」のフィナーレでミッキー&ジュディも
が踊ったのもこの曲でした)
ケリーのダンスをワクワクしながら見つめる子供たちの
表情やリアクションも最高ですね。
ダンスの幕引きも、ケリーがやたら格好つけたポーズで
子供たちの前から去って行くんですね。
これと同様のダンスルーティンをアステアが
「イースター・パレード」冒頭のオモチャ屋でやってましたっけ。
ドラム・クレイジー♪というナンバーですが、確かケリーが
このダンスシーン撮ってる最中に骨折して、急遽アステアにお鉢が
回ってきたそうですね。
>B.リー
確かジークンドーの創始者でしたよね。
これって、打つ、投げる、キめるの総合格闘術ですかね。
いや、あんまり詳しくないんですが。
サモ・ハンも腕キめられてタップしてたようだし。
>>229 1さん
>「流れる」
すみません、北中千枝子てどの人ですかw
山田五十鈴の妹(子持ち)ですか?
情けないことに昔の邦画の脇役さんは、顔と名前が一致しない
ことが多くて...。
杉村春子はお手伝いの田中絹代に対しても一番気さくに接して
くれて、根はいい人なんだろうけど、微妙に狡猾そうで
「こいつは絶対何かやらかすに違いねえ」と思ってたら
案の定、最後に大暴走してくれましたw
宮口清二は、あの置き屋を最近やめた若い芸者の親父役です。
未成年の娘に客を取らされた上、給料もピンハネされたとの理由で
因縁をつけて女将から30万円ふんだくろうとしてたんです。
ただ女将側にもそれなりに非が有るので対応に苦慮してた訳です。
春子暴走の引き金も、このピンハネ問題からでしたね。
233 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/04/29 10:43 ID:D14vMtNd
>>231 最近のものでは、トム・ハンクス「キャスト・アウェイ」が有名ですね。
「青い珊瑚礁」とか、そのあたりのカップル離れ小島ものもありますし、
「流れる」(邦画ではなくってイタリア映画)の主従関係が
サバイバルしている内に、形勢逆転物。
たしかピーター・オトゥールが離れ小島に一人残されて、サバイバルしながら
日本軍と戦うという戦争映画もあったと思います。
>1さん
「砂の器」
シネマ三四郎さんのご指摘の通り、ニュース映像を見るのは、TV版のようです。
原作でも、松竹映画版でも写真を見るようです。録画で確認しました。
私の記憶がいかに頼りない物であるかが見事に露呈してしまい、
まったく恥ずかしいです。
布刈神社
正式には、和布刈神社のようですが、
これも記憶違いでした。
ここが出てくるのは、「時間の習俗」でした。
ここにはこの「時間の習俗」の文章が句碑として残っているんだそうです。
「点と線」と同じ刑事コンビが出てくるものです。
話の内容が、土屋隆夫の「影の告発」と似ていたので、
ここでも記憶が錯綜してました。
「鬼畜」
「子供たちは見ている」日本版と名づけてみましたが、どうでしょう?
234 :
1:02/04/29 13:20 ID:I4ODnWgN
>>230 シネマ三四郎さん
>映画館のニュースで成長した和賀を発見するのはTV版の方です
そう言えば、テレビ版ありましたね。仲代達矢が刑事でしたかね?、それに
絡んで真野響子も出ていたと思うのですが。確か義理の妹役だったと・・・
生島治郎の「追いつめる」だったかな、二つがごっちゃになってますよ。
あぁ、殺された巡査の息子で東京に身元確認にくるのはテレビで佐々木剛じゃ
なかったですか?
テレビの「砂の器」詳しく憶えている人いませんか??
>丹波哲郎が売店で買う煙草が“しんせい”でしたね。
そうでしたか、残然、そのシーン憶えてないですよ。今度観る時は必ず注意
しておきますよ。
>「燃えよドラゴン」のラストの鏡の部屋での格闘のアイデアは、
>オーソン・ウェルズの「上海から来た女」を参考にしているようですね。
俺は「上海から来た女」の方を後で観たので、その時に一瞬「燃えよドラゴン」
をパクったなぁと思ったもんです。
>吉永小百合が出演するドキュメンタリー「ミツコ」がありますので
う〜〜ん、それは残念な事しました。このレスを見たのが遅すぎました。
>>231 教えて下さいさん
>遭難して無人島に流れ着き、サバイバル生活を描いているような映画
今レスを読んで考えているんですが、難しい。
ちょっと言われている主旨と違うと思うのでが
「太平洋の地獄」ジョン・ブアマン監督、無人島に一人残った日本海軍兵の
三船敏郎と、その島に漂着したアメリカ兵リー・マーヴィンの・・・です。
ごめんなさい、これしか思い出せないです。
>>232 スモーキーさん
>すみません、中北千枝子てどの人ですかw
>山田五十鈴の妹(子持ち)ですか?
そうです、加東大介に捨てえられる、だらしない女性です。
ああいう役が上手いです。「山の音」では幼い頃より可愛いげが無く、
父山村聡から愛されず、出戻って来る娘を好演していました。
>宮口清二は、あの置き屋を最近やめた若い芸者の親父役です。
そうだったんですか、何で恐喝めいた事をされるのか解らなかったですよ。
>>233 クルーゾーさん
>松竹映画版でも写真を見るようです。録画で確認しました。
わざわざ確認して頂き、すみませんでしたね。
何も恥ずかしい事なんてないじゃないですか、でもこういう細かい事を確認
するのも中々楽しいもんですね。
>ここが出てくるのは、「時間の習俗」でした。
そうでしたか、毎度ええ加減ですんません。てっきり「点と線」と思ってい
ましたよ。
>「鬼畜」
「鬼畜」は堪忍ですよ。あの場面を思い出す度に気分が悪くなるんですよ。
数少ない途中で止めてしまった映画なんです。
「子供たちは見ている」の方も親の勝手ですが、まだ情状酌量の余地はあるように
思うのですよ。
235 :
231:02/04/29 13:52 ID:Wt72l3PR
>>1さん
>>233さんありがとうございます。
早速探して来ます。
無人島じゃなくても良いのです、タイトル忘れましたが、確か南極かどこかの
観測基地のような所で食料が無くなり、靴を食べるシーンのある映画や、
「生きてこそ」はいまいちでしたけど、イメージは近いです。
またなにかありましたらお願い致します。
236 :
シネマ三四郎:02/04/29 16:19 ID:1Rxg0qYR
>>235 231さんへ。
クルーゾーさんが
>>233で挙げられた、ピーター・オトゥール主演映画は、
「マーフィーの戦い」ですね。
南極ではなく北極での遭難ものでは、実話を元にした映画で、
「赤いテント」という作品がありました。
極地の英雄・アムンゼンにショーン・コネリーが扮していましたね。
クラウディア・カルディナーレも出ていたと記憶しています。
「靴を食べるシーン」といえばチャップリンの「黄金狂時代」が浮かびますが・・・
70年代の映画で、これも実話を元にしていますが、
「奇跡の詩」という映画がありました。
これは、旅客機がジャングルに墜落し、たった一人生き残った女性が必死の思いで
ジャングルを脱出する、というサバイバル映画です。
>>234 1さんへ。
「ミツコ」ですが、今日、後編が放送されるようです。
237 :
1:02/04/29 17:41 ID:tV9/CnfY
>>235 231さん
>無人島じゃなくても良いのです
全然お捜しの映画と違いますが、少しだけその要素があるような気がして・・・
「抵抗」(ロベール・ブレッソン)ドイツ軍に捕らえられたフランス軍将校の脱獄物です。
囚人となった仏兵の心理や行動を綿密に描写しており、生きる事への執念が
伝わる作品のように思います。
>靴を食べるシーンのある映画
直ぐにチャップリン「黄金狂時代」を思い出しましたよ。
>>236 シネマ三四郎さん
>靴を食べるシーンのある映画
三四郎さん、やっぱり直ぐに思い出しますね。大きな鍋でグツグツ煮るん
でしたね。
パンにフォークをさして、足に見立てて踊らせるシーンも思い出しましたよ。
>「ミツコ」ですが、今日、後編が放送されるようです。
ありがとうございます。
蝿の王?とかはドゥですか。作品的には疑問だが狙い的(人間心理的面)にはよいかも。ちょいCUBEな感じ←あくまで匂いがね…
239 :
銀幕最高:02/04/29 23:33 ID:lNaYolM/
>>228の1さん、
>俺はだらしない中北千枝子が印象深かったです。
中北千枝子って「素晴らしき日曜日」の印象が強くて、だらしないイメージが湧きづらい
ですよ。
この人他にも黒澤の40年代作品のクレジットでよく見かけるのに、どこに出てたのか
記憶が無い・・がひとつ思い出したのは「わが青春に悔いなし」の生け花シーンで、
原節子が狂ったように花をちぎり出す横でアングリ口開けてる友人役でした、何てチョイ役なんだ!
>>229シネマ三四郎さん、
>こういう推理ものは気楽に見れるので、面白い作品は何度見ても見飽きないわけです。
やはり何度も見てしまう作品とは
1、かめばかむほど味が出る、発見があるもの
2、娯楽性の高いもの
じゃないでしょうか?自分の場合はジャック・タチの「ぼくの伯父さん」なんですよ
>>231 >サバイバル映画
これはクルーゾーさんが出してきた「そして誰もいなくなった」つながりでしょうかね
海上の遭難ならヒッチコックの「救命艇」があります、ボートに取り残された数人が
日に日に猜疑心のかたまりになっていく、そこへ友情、愛情が絡む・・・サスペンスと
心理描写、救命艇という一点に凝縮された緊密なドラマ、「サイコ」みたく派手な殺人など
無くともヒッチコック・タッチの冴えた傑作です!
「ロビンソン・クルーソー」ならメキシコでブニュエルが撮った作があってナカナカの
出来らしいですが、ビデオ見つけたことが無いのですよ。
ブニュエルなら「皆殺しの天使」も「遭難」映画、ある家にパーティに集まったハイソな
連中が何故か「出口」が見つからなくなり、家の中で遭難する!やつれゆき、気取りすました
化けの皮がはがれゆく・・メキシコ時代らしい濃い佳作ですよ
240 :
スモーキー:02/04/30 00:54 ID:mIVoo4ZJ
>>239 銀幕最高さん
下 し 拍 ど 皆
さ て 手 う さ
い を か ん
すみません、ちょっと遊んでみました。
そうでしたか、北中千枝子て日曜日のデート代35円のうち
20円を捻出したあのねーちゃんでしたか!
全然気がつきませんでした。
ともかく浮浪児と「皆さんどうか拍手をして下さい」の
インパクトが強すぎて、あとは殆ど忘れてしまいました。
「わが青春に悔いなし」の生け花シーン、3つ浮かべた花が
幸枝、野毛、糸川の3人の関係を表してるようで印象的でした。
ここでも、北中千枝子は完全ノーマークでしたよ。
うーむ、修行が足らん...。
241 :
銀幕最高:02/04/30 06:49 ID:KUPRfuBL
>>232スモーキーさん、
帽子掛けをパートナーに踊るのは「恋愛準決勝戦」でしたか、調べたらホテルの部屋で
壁や天井まで伝わって一人踊りまわるシーンも入ってますね。俺この映画見た記憶無いのに
2シーンとも知ってるんです・・何で見たのだろう、アステア映画もぐちゃぐちゃに
なりがちだがなー
あと「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト」はスタンダードナンバーだけど、
アステアと組みでサーチしても出てこないんです、僕絶対アステアがロジャースに歌い
かけてるシーン見たはずなのに。
「若草の頃」の「メリー・リトル・クリスマス」の詞の逸話が
http://freepages.cultures.rootsweb.com/~xmas/have.html に載ってました、良い詞だ、マーガレット・オブライエンも号泣するっちゅーねん
(スタッフがひっぱたいたとは思いたくない)
同曲はどうやらシナトラが詞を変えてカバーしたようで、「ゴッドファザー」の狙撃シーンで
流れたのはシナトラかも(余談、あの山下達郎もカバーしてました、大好きなアーティストで
英語も達者だけど「メリー・リトル・クリスマス」に関してはジュディの足元にも及ばない)
「巴里のアメリカ人」のガキ達のリアクションよく覚えてましたね、妙に生々しく
よみがえってきました。冒頭のレスリー・キャロンのプロフィール紹介でのしなやかな肢体から
ラストの20分近いケリーのダンスまで、ここまで若さと肉体の躍動に満ちた作品も珍しい。
御気に入り作品「雨に唄えば」のケリーの生きる悦びを全身で表したようなタップですが、
これだけはさすがのアステアにも見つからないかも
B・リーのジークンドーですがハン・キンポー戦でオープンフィンガー・グローブを着けてる
の見て「あの時代にそんなに流行ってたかな」と気になったんですが、リーが先見の明が
あったと何となく思ってみたい。
242 :
銀幕最高:02/04/30 06:59 ID:mJuZRnFl
書き忘れ
ジュディの「トロリー・ソング」素晴らしいですね、
20歳くらいで歌ったのもよし、1960年代のコンサートのハスキーヴォイスも良し。
243 :
ホリヰ:02/04/30 08:38 ID:pVSeLNGO
中北千枝子って東宝のプロデューサーの田中友幸夫人ですよね。
そんでもって「自転車で今日も行く」“ニッセイのおばちゃん”でしたよね。
ところで私の友人はブルースリーは“ブルー”が苗字だと思ってたそうです。
ばっかでぇ〜、“スリー”が苗字なのに。
244 :
日本ではでは党総裁:02/04/30 08:59 ID:Lq8yK3EX
>>241 どうも、はじめまして
ブルース・リー(以下、BL)は
昨今の総合格闘技ブームのルーツのような人で
現在の一戦級格闘家の多くが子供の頃に
BLの映画を観て格闘家を志してます。
あのサモハン戦で使われた防具類も
ほぼコピーされてますし。
言及された
オープンフィンガーグローブ→NHB
もそうですし、
キックレガースはいわゆるU系に使われてますしね。
どっちも、
彼がルーツ(もしくは、「発掘」したもの)です。
ただ、
ジークンドーは格闘技としては不遇ですが。
245 :
1:02/04/30 11:16 ID:0K4jLvup
>>239 銀幕最高さん
>中北千枝子って「素晴らしき日曜日」の印象が強くて
あの映画からは想像出来ないでしょうね。年を食ってからは、俺の観た映画では
だらしない、女として魅力に欠ける役が多かったですよ。
それが又、上手いのですよ。
中北千枝子が出てくると千石規子、長岡輝子、桜むつ子、高橋とよ何かの顔も
思い出しますよ。この時代の映画を観ると必ずと言っていいほど、誰かが脇役
として出ているので嬉しくなりますよ。
男優で言ったら、田中春男、藤原釜足、殿山泰司、花沢徳衛と言うところで
しょうか、他にも色々な俳優が居たと思うのですが、思い出せませんよ。
>「救命艇」
くだらん事なんですが、最初にボートに乗っていた女性が遭難した割には
綺麗な格好だったので、不思議に思いました。
「救命艇」が出てくると「海の牙」(ルネ・クレマン)も思い出しますよ。
>>243 ホリヰさん
>中北千枝子って東宝のプロデューサーの田中友幸夫人ですよね。
名前は知らないですが、東宝のプロデューサーのはずです。
ニッセイのおばちゃんは憶えてないですね。
246 :
ホリヰ:02/04/30 13:23 ID:pVSeLNGO
>>245 田中友幸は「ゴジラ」をつくったプロデューサーです。
247 :
スモーキー:02/05/01 02:19 ID:Fm6cR0GY
>>241 銀幕最高さん
帽子掛けと天井ダンス、「ザッツ・エンタテインメント」でも
紹介されてたと思います。もしやこれをご覧になったのでは?
>ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト♪
気になったので、ビデオで確認してたら勘が冴え1作目でビンゴ!
「有頂天時代」でした。
アステアとロジャースが口喧嘩して、ロジャースは機嫌損ねて
バスルームへ。そこでアステアは部屋越しに、彼女に向かって
ピアノで優しく弾き語り。(仰るとおりいい曲ですね)
その唄声にメロメロの彼女はシャンプー頭のまま
彼に吸い寄せられ... という展開でした。
この歌、ラストシーンではロジャースの方が口ずさんでますね。
>オブライエン号泣
あーそっか、ハヴ・ユアセルフ〜♪のシーンでも彼女、涙を
流したんでしたっけ。(後でリンクして頂いた逸話、覗いてみますね)
俺の書き方がマズかったです。
俺が言わんとしてたのは雪ダルマ首刈り事件wの事でした。
一家に引っ越し話が持ち上がり、せっかく作った雪ダルマを
一緒に連れて行けないならと、オブライエンが狂ったように
庭中の雪ダルマを「皆殺しじゃー!」と破壊、破壊、破壊!
彼女の狂乱ぶり、その後の号泣もスーパーリアルで、
またそれがとても痛々しく、すごく印象に残ってます。
>1さん、ホリイさん、銀幕最高さん
戦慄すべき事に俺、中北を北中と連呼しまくっているではないですかwww
たった今気づきましたよ(恥)
しかも1さんが俺の文章を引用した時さりげなく修正してるのに、
それにも全然気づかずに、また北中と書いてますw
10年謹慎します。(嘘)
248 :
銀幕最高:02/05/01 06:34 ID:E9oh7844
>>240スモーキーさん、
「わが青春に悔いなし」の生け花シーン、3つ浮かべた花が3人の関係を象徴とは凄い!
たしかにさだめに弄ばれるが如く、水面を漂っておりましたな・・
>>243ホリヰさん、
>>245の1さん、
中北千枝子は美人じゃ無いがホンワカした魅力があるから、すれた役は想像つかなかったけど
意外と芸域が広いのですね、あの人が勧誘に来たら生命保険も契約するわな・・
>>244日本ではでは党総裁(??)さん、
おおきに。
>ジークンドーは格闘技としては不遇ですが。
ジークンドーは格闘技の型といより格闘哲学だと聞いた事があるのですが、如何でしょうか
(そうなるとリー思想が今日に受け継がれ実を結んだワケですが)
そうリーは哲学科出身ですよね
>>245の1さん、
>千石規子、長岡輝子、桜むつ子、高橋とよ、田中春男、藤原釜足、殿山泰司、花沢徳衛
圧倒的なリストですなあ。
ところで脇役、準主役と監督の黄金コンビならウォルター・ブレナンとホークス、
ヴィクダー・マクラグレン(晩年)とフォード、ヒッチコックとヒッチコック(?!)が
思いつきましたが、日本では小津と杉村春子以外になにかオイシイのあるでしょうかね。
「救命艇」
>最初にボートに乗っていた女性が遭難した割には
>綺麗な格好だったので、不思議に思いました。
ここからヒッチは真綿で首を絞めるが如くタルラ・バンクヘッドを疲弊させてゆくのです(笑)、
「逃走迷路」「見知らぬ乗客」と共に個人的ベスト・オブ・ヒッチコックですよ
>>247スモーキーさん、
「有頂天時代」でしたか、嬉し過ぎ!「ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト」
ロジャースも歌いましたか、これも色んな人がカバーしてる大好きな歌。しかしシャンプー頭のまま
寄り添うとは、良く出来てる。
当作の原題何て言うのでしょうね、調べてみよかな。ビデオで直ぐ見れるなんて羨ましい!
帰国したら迷わずビデオ屋直行で借りたい、感謝号泣です
原題ついで「・・時代」ついでに1さんが前、言及してた「殺人狂時代」ですがチャップリンは
「ムッシュー・ヴェルドウ」と付け、日本で「殺人狂・・」となったのですね、配給会社の
思い切りの良さに感心(今日なら絶対「ムッシュー・ヴェルドウ」のまま)
オブライエン雪だるま首刈り事件、あったあった、そこで狂ったように泣いてジュディの
クリスマスソング聴いて顔クシャクシャにしながら鎮まってゆくのでありましたな、たしか
(追)スイスの新聞各紙がダニエル・ダリュー本日85歳の誕生日と書き立ててます。
「やっと最近昔の主演作を見る気になれた」そうで、写真に映る顔は品の良い老婦人そのもの
(ちと紗がかかってたか?)。30年代ダリューが見たくて「うたかたの恋」探し回った日を
思い出します、その後ビデオは出たのかな?俺が見たのは古くて「赤と黒」の頃なのであります
249 :
日本ではでは党総裁:02/05/01 13:38 ID:XhV8cJGb
>>244 銀幕最高さんのおっしゃる通り、
ジークンドー(以下、JKD)は
技術体系というよりも格闘理念とでも
言うべきものです。
高弟と弟子達が問答形式で
共同作業で道を究めていくのがJKDの基本ですが、
その形式が故に、
「教則本等を見て、個々で鍛錬する」
ようなことは難しいことで
格闘技としてのJKDが流行らないのは
当然の帰結です。
結局、JKDの究極理念は
BLの頭の中にしか存在してなかったですから。
また、ご指摘のように
JKDの理念そのものはそううたってはいないものの
総合格闘技に生きづいてますね。
250 :
日本ではでは党総裁:02/05/01 13:55 ID:XhV8cJGb
>>244 続きです
しかし、NHB系に代表される
昨今の総合格闘技の大半は
柔術家なら関節or締め技で・・・といった具合に
競技者の元々のフィールドで勝利を納めることを
基本とした(それが悪いという意味ではありません)ものが
ほとんどで、
本来のJKD思想からは「ズレた」ものだと思っています。
個人的には、
一番正統な形でJKD理念を受け継いだのは
日本の第2次UWFだったと考えます。
もっとも、
UWFの基礎を創った佐山氏は
「極める」に重きを置いているようですし、
第2次UWF自体は
スペクタクラー・スポーツ(≒エンタテイメント)
としてプロレスの範疇にあったと考えますが。
日本ではでは党はこういう団体↓です。
ttp://www.geocities.co.jp/Milkyway/6304/index.html
1さん、映画の話しもせんとスマソ
252 :
ドコドン:02/05/01 14:19 ID:ESoSm3fO
遅くなりましたが、
七五調さん「ママの想い出」、ありがとうございます。
ほんとに宝物みたいな映画ですね。
コピペして大切にとっておきます。
253 :
ドコドン:02/05/01 14:21 ID:ESoSm3fO
シャーロット・ランプリングって「ジョージ・ガール」にも出てましたよ。
映画はまあまあ、けどシーカーズのテーマ音楽は大好きです。
すいません、スレ違いかもしれませんが
摩天楼はバラ色に(マイケルJフォックス主演)の
音楽について聞きたいんですが・・・
サントラ買ったんですが入ってない曲があるんですよ
それの題名を調べたいんですが、どこで聞けばいいですか?
255 :
1:02/05/01 18:04 ID:HKoLDn9R
>>246 ホリヰさん
>田中友幸は「ゴジラ」をつくったプロデューサーです。
そうなんですか、昔読んだ本でチラッと出ていて、何となく憶えていました。
>>247 スモーキーさん
>たった今気づきましたよ
俺はこのスレで教えてもらうまで、ジェームス・ギャグニー、
ハンフリー・ボガード、ジェーソン・ロバーツと思っていました。
>>248 銀幕最高さん
>ところで脇役、準主役と監督の黄金コンビなら
こんな事考えるの大好きなんですよ。
ジョン・フォード&ウォード・ボンド
プレストン・スタージェス&ウイリアム・デマレスト
フランク・キャプラ&エドワード・アーノルド
エリア・カザン&カール・マルデン
黒澤明&千秋実、&藤原釜足、&土屋嘉男
大島渚&戸浦六宏、&佐藤慶
黒澤明、小津安二郎&加東大介、&田中春男、&東野英治郎
小津安二郎&中村伸郎、北竜二
成瀬巳喜男&加東大介
小津安二郎&三宅邦子
東宝社長シリーズ&久慈あさみ
ちょっと違いますかね・・・
>ダニエル・ダリュー本日85歳の誕生日と書き立ててます。
「うたかたの恋」はビデオ発売されてます。
その他の古い映画では「暁に帰る」はビデオ屋さんで見た事があります。
その他の古い映画ではビデオの発売は解りませんが、
「禁男の家」「隊長ブーリバ」で出演していたと思います。
256 :
1:02/05/01 18:21 ID:XazkoENS
>>251 日本ではでは党総裁さん
俺は「ジークンドー」と言うのが知らないので、話に参加出来ませんが、
B・リー関連でいいじゃないですか、色々と勉強になりますよ。
誰でも最初に「燃えよ、ドラゴン」を観たら、一時的には格闘技を目指したく
なりますね。
俺も最初に観た時は、少林寺習って、理不尽な奴をやっつけたいと思いましたよ。
でも軟弱な精神なので、厳しい練習にはとてもじゃないが、ついて行けそうにも
無いので、直ぐに断念しましたが・・・
257 :
シネマ三四郎:02/05/01 18:30 ID:9xbYNmUe
>>253 ドコドンさんへ。
シャーロット・ランプリングは「ナック」と「地獄に堕ちた勇者ども」にも出ていましたね。
ところで、彼女のフィルモグラフィーを見ると、
「バニシング・ポイント」が挙がっています。
私はこの映画は大好きで5〜6回は見たのですが、彼女の出演場面の記憶がありません。
どのへんに出ていたのかご記憶でしょうか?
258 :
ホリヰ:02/05/01 19:27 ID:kSUQCWdI
「脇役、準主役と監督の黄金コンビ」というと
岡本喜八&佐藤允とか…。
マニアックに云うと岡本喜八&小川安三かな?
259 :
ドコドン:02/05/01 19:56 ID:ESoSm3fO
>254さん
くやしいけどわかりません。
ただ「摩天楼はバラ色に」の音楽はデヴィド・フォスターです。彼の『シンフォニー・セッションズ』('88)というアルバムの中から多くの曲が使われているらしい。
>シネマ三四郎さん
ランプリングが「バニシング・ポイント」に出てたんですか。びっくりしました。
自分も大好きな映画なんですが、観た当時は彼女のことを知らなかったせいか、まるで記憶にありません。
波乗りしてた女の人、パトカーでイタズラされてた女の子……
どちらでもないですね。
260 :
ドコドン:02/05/01 20:05 ID:ESoSm3fO
>254さん
くやしいけどわかりません。
ただ「摩天楼はバラ色に」の音楽はデヴィド・フォスターです。彼の『シンフォニー・セッションズ』('88)というアルバムの中から多くの曲が使われているらしい。
>シネマ三四郎さん
ランプリングが「バニシング・ポイント」に出てたんですか。びっくりしました。
自分も大好きな映画なんですが、観た当時は彼女のことを知らなかったせいか、まるで記憶にありません。
波乗りしてた女の人、パトカーでイタズラされてた女の子……
どちらでもないですね。
あっ、最後の方にヒッピー娘がでてきましたね。
「あのDJの声ならわかるわ……」なんて言ってた。あの娘かな。
261 :
スモーキー:02/05/01 23:55 ID:01S8O2zC
>>248 銀幕最高さん
「有頂天時代」('36)の原題は「スウィング・タイム」
(SWING TIME)(6作目)です。
このシリーズの邦題、「〜時代」とつくのが他に2つ。
当時の流行でしょうかね。
●「空中レビュー時代」('33)「フライング・ダウン・トゥ・リオ」
(FLING DOWN TO RIO)(1作目)
●「気まま時代」('38)「ケアフリー(?)」(CAREFREE)(8作目)
1作目の原題「フライング・ダウン・トゥ・リオ」ですが、
これから「バンド・ワゴン」観る人、この原題を覚えておくと
冒頭の楽屋落ちが理解でき、より愉しめます。
ちなみにアステア&ロジャースもののオイシイ常連脇役なら
(9本全てに出演してる訳では無いですが)
エリック・ブロアとエドワード・エバレット・ホートンですか。
コメディリリーフ的役回りをいつも上手にこなしてました。
>>255 1さん
嘘ついて1日で復帰しました。てへへ。
今月はBS2の雷蔵特集も愉しみですがチャンネルNECOでやる
田宮二郎「犬」シリーズ1〜4がとても気になります。(未見だし)
5作目の「鉄砲犬」が最高傑作だそうですが、これは放映されない
みたいです、来月やってくれるといいな。
田宮好きの1さんのオススメは「何犬」でしょう?
BS2、田宮つながりで「白い巨塔」、薩夫つながりの「氷点」と
これらも観たことないんで愉しみです。
あ、何か忘れてると思ったら「PARTY7」の録画忘れてる...。
262 :
名無シネマさん:02/05/02 00:00 ID:ZxrL5sw8
BSで「白い巨塔」やるんですか?
原作読んだばかりなので、すごい楽しみ。
財前教授は本当に田宮二郎にぴったりだと想う。
ついでに「華麗なる一族」もやってくれないかな。
263 :
名無シネマさん:02/05/02 00:51 ID:a4HxRqA9
BSでティーンウルフ見てたら、80年代のアメリカ映画見たくなったんですが
なにかおすすめの映画ってありますか?
いいのあったら今から借りにいこうと思います。
264 :
CT:02/05/02 02:43 ID:cc08QWju
シャーロット・ランプリングは『スパイ・ゲーム』で久々にお顔を拝見して、
嬉しかったなあ。
265 :
銀幕最高:02/05/02 07:09 ID:EGZhBbRV
>>249、250日本ではでは党総裁さん、
なるほどJKDとは形の無い、言ってみりゃ個々人の内にのみ存在する武術といったとこ
でしょうか?
そんな視点から総裁さんにとってのBLベスト映画は何ですか、「死亡遊戯」「ドラゴン拳法」
こそ凄いという人もいるようです
「日本ではでは党」ページ覗いてみました、総裁さんの文「ではでは」で終ってませんが(笑)
>>253ドコドンさん、
シーカーズてCM等で流れてますよね、映画音楽も多いのでしょうか
>>255の1さん、
ワア、ほとばしる如き黄金コンビリスト、ゆっくり吟味です。自分でエリア・カザン&
カール・マルデンが出て来なかったのは痛いな。三宅邦子て小津の常連だったのですね。
常連脇役は映画作家を考察する時重要ですね。主役級スターは取替えなきゃ観客に飽きられ
ちゃうけど、脇役は監督の「チーム」を形成してて常に不可欠な存在だったりする
(有名なのがフォード・チームですね)、いわば監督の「宇宙」を構成する俳優達・・
ヒッチやワイルダーは主演級の常連は居るけど、好みの脇役俳優は居なかったのですかね
>>259ドコドンさん、
「摩天楼はバラ色に」の音楽がデヴィット・フォスターとは!この人の音楽、誰もが
どっかで耳にしてるんです、僕は「君がいた夏」「セントエルモス・ファイアー」も
観てませんが
>>261スモーキーさん、
原題挙げて頂き再た感謝です、「・・時代」流行は「黄金狂時代」からですかね、
アステア+ロジャースの高テンションのムードにぴったりですね。今なら全部「スウィング・
タイム」「フライング・ダウン・トゥ・リオ」「ケアフリー」のままでしょうね、
何とかして欲しいと思う風潮でもあるが・・(例「ジュテーム・モア・ノン・プリュ」)
エドワード・エヴァレット・ホートン、脇役名優のこと考えた時真先に思いついたんですよ、
ただアステア+ロジャースとは!僕はルビッチ映画を考えたんです「天使」「極楽特急」等。
以前(「新・古き名作・・」の
>>557)「天使」のクライマックスシーンと調理場の扉の
関係を書きましたが、調理場に居る執事役ホートンが扉に負けず劣らず表情豊かでしたよ
話変ってダンス好きのスモーキーさんは集団ダンスミュージカル「ウェストサイド物語」
好きですか、この映画からダンスミュージカルはつまらなくなったというダンス・フリークも
いますが。
>>263、
「ティーン・ウルフ」みたくファンタジックなコメディならトム・ハンクス主演の
「ビッグ」が思いつきます、どうすかね
266 :
銀幕最高:02/05/02 07:16 ID:Uz0L5LvF
また書き忘れ
1さんダリュー作品情報有難うございます、
「うたかたの恋」のダリューとシャルル・ボアイエは絶品らしいすね
267 :
クルーゾー ◆jzAyxf0s :02/05/02 09:09 ID:1KI+yZ1i
>シネマ三四郎さん
「バニシング・ポイント」は1971のですよね? いろいろ調べたんですが、
ランプリングが出ていたことが記載されてある所が見付かりません。
ソースを教えていただけますか?
1971には「ポイント・ゼロ」という映画はあるんですが・・・・
>224で名無シネマさんがあげていらした「さらば美しき人」
調べてみたら、この作品はジョン・フォードの「アナベラ」のことなんですね。
日本では「哀れ彼女は娼婦」という題名の方で通っているようです。
このジョン・フォードは監督ではなくて、シェークスピアと同時代(たしか?)
の作家です。私も最近知ったんですけどね・・・
この作品が事件のキーワードとなっているドラマを見たんです。
BS2でやっている「バーナビー警部」というものです。
で、この映画より前にヴィスコンティが舞台にかけているんです。
アラン・ドロン、ロミー・シュナイダーの共演!!! みたぃ・・・
268 :
シネマ三四郎:02/05/02 11:37 ID:LXG/TYVm
269 :
ドコドン:02/05/02 11:54 ID:ceX+2HlP
270 :
マンフリントンソン:02/05/02 16:51 ID:zLM7aPp/
>>268シネマ三四郎さんへ
「バニシング・ポイント」のリメイク版ですが、
主演は「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセン。
オリジナル版と大きく違うのは
主人公に、瀕死の恋人(自然公園監視員だっけ?)に会いに行くという
ロマンティックな動機を与えたところ。
見せ場のカーチェイスでは、闇夜の砂漠の中を、赤外線スコープをつけて
無灯火で突っ走るという新趣向があります。
また、「サブウェイ・パニック」のリメイク版のほうですが、
主演は「ザ・セル」、「メン・イン・ブラック」のビンセント・ドノフリオ。
彼が、オリジナル版でロバート・ショーが演じた乗っ取り犯のリーダー役を演じています。
配役は地味ですが、オリジナル版に引けを取らないリアルな演出が光っていました。
どちらも悪くない出来栄えでしたよ(TV用映画としては)。
271 :
シネマ三四郎:02/05/02 17:24 ID:LXG/TYVm
>>270 マンフリントンソンさんへ。
「バニシング・ポイント」と「サブウェイ・パニック」のリメイク版の情報を
早速ありがとうございました。
どちらも私の青春の思い出の映画なので気になります。
ビデオは出てるようなので、今度見てみることにします。
特に「バニシング・ポイント」は忘れられない映画のひとつですね。
この作品には、単なるカーアクション映画というジャンルを超えた
“何か”があると私は思っています。
272 :
日本ではでは党総裁:02/05/02 20:25 ID:t2OY/tkl
>>265 銀幕最高さん
JKD思想は『燃えよドラゴン』での
台詞の「Don't think. Feeeeeeel.」や
BLがインタビューで語った「水のように」あたりに
集約されるかと。
JKD思想を伝える意味でのBLベスト映画は
反則気味ですが『死亡的遊戯』でしょうね。
前半のドキュ・ドラマ部分でも
「大木は降り積もる雪に耐えきれず折れてしまうが、
細い枝はしなやかに曲がって受け流す。(意訳)」など
JKD思想について説くBLを再現してます。
余談ですが、
前半でBLを演じるデヴィッド・リーは
顔は劇似では無いものの、BLの仕草をほぼ完コピで
「おぉ!」と唸らせられるシーンが多々あります。
ベスト・バトルシークエンスは本作での
対池漢載(チ・ハンサイ/金帯の韓国合気道の大家)戦
ですね。
クローズアップされることの少ない
「投げ」を合気道を相手にすることによって
「打つ」と「極め」と「同階層」まで引き上げていて
JKD思想描写はもちろんのこと、
みているだけでもエキサイトなシークエンスです。
あと、対池漢載戦の前の対ダン・イノサント戦では
JKDの「しなやかな」思想をBLの口から
語るシーンがあり、とても興味深いですよ。
ところで、これを書いていて思ったんですが
「しなやかな県政」をうたい文句にしている
田中康夫長野県知事は
JKD思想を受け継いでいるんでしょうかねぇ。(笑)
>>265 党事務局へのご来訪、感謝です(笑)
ここのような浮動スレッド式BBSでは
「ではでは」での締めはむずかしいんですよね。
ツリー式BBSやメールでは
「ではでは」締めはしてますが。
>>265 >>268 どーもです。
スプラッシュいいですね。
ずっと前に1度見ただけなので忘れましたが
もう1度見てみようと思います。
275 :
スモーキー:02/05/03 02:09 ID:yExxSasi
>>262さん 「白い巨塔」5/19 AM0:45〜の放映予定です。
>>265 銀幕最高さん
エドワード・エバレット・ホートンはルビッチ作品にも
出てたんですね。俺、ルビッチ4本しか観てなくて件の2本も
観たことないです。
「天使」面白そう、観たいリストに入れておきます。
>「ウエストサイド物語」
異論反論ある方も多いかもしれませんが個人的には
ミュージカルの本流はミュージカル・コメディだと思ってます。
その前提からするとシリアスなテーマ性を抱えた本作は
俺の中では、かなり異質なミュージカルという位置付けになります。
DVDも発売日に買ったくらいですから、決して嫌いな映画じゃないですが。
昔、これ観た友人が「踊りながら喧嘩するなんてバカじゃん」
で、俺「ミュージカルたぁそーゆー様式なの、様式」
と反論しつつ何かいまいち釈然としない、引っかかりを感じました。
友人が、この映画の弱点をピンポイントで突いてるようでw
群舞に関してはそこそこ満足してます。
そこそこ止まりなのは俺の好みがタップ主体の踊りだから、
という笑ってしまうくらい単純な理由です。
理想の群舞となると、やはりバズビー・バークリー振り付けの
ものでしょうか。
人間万華鏡、マスゲーム、集団タップ等にプラスして
ルビー・キーラー、ジェームズ・キャグニー、
ミッキー&ジュディといった面々の個人技までも堪能でき
非常に満足度が高く感じます。
>>269 ドコドンさん
>ハーレムのボージャングル♪
アステアがアル・ジョルスンばりの黒塗りで踊るんでしたね。
専門的なことは判りませんが、俺のような素人目で見ても
ダンススタイルがいつもと違うし(黒人特有の動き?)
あれは珍しいですね。
276 :
名無シネマさん:02/05/03 03:02 ID:H+8Igjrl
>>271 シネマ三四郎さんへ。
「バニシング・ポイント」俺も大好きです。
>>270 マンフリン・トンソンさんへ。
「ダーティーメリー・クレイジーラリー」も語ってくれる?
277 :
銀幕最高:02/05/03 04:44 ID:9bULbrbP
278 :
名無シネマさん:02/05/03 05:31 ID:PiwdiVFv
「丹下左膳余話」という作品を観たいのですが、どうすればよいのでしょう?
279 :
銀幕最高:02/05/03 06:05 ID:BNvO4Oyq
280 :
スモーキー:02/05/03 09:06 ID:DqJ/lJHd
死し死し死し死し死し死し死し死視し
281 :
名無シネマさん:02/05/03 11:58 ID:vsQ7ljdZ
名脇役というと思い出すのはトニー・ランドール。
「夜を楽しく」「恋人よ帰れ」「恋をしましょう」「花は贈らないで!」など
50年代後半〜60年代前半のラブコメでは欠かせない存在だった。
結構2枚目なのに情けない、という役をやらせると絶品。
その上、主役は喰わない。
282 :
名無シネマさん:02/05/03 12:07 ID:xb7Jg75/
トニー・ランドールは「ラオ博士の7つの顔」が面白かった。
あれも主役なのに傍役なんだよな。
283 :
1:02/05/03 13:16 ID:Ssv2r7Ow
>>261 スモーキーさん
>田宮好きの1さんのオススメは「何犬」でしょう?
俺は「悪名」、清次の田宮二郎が大好きでした。「犬」シリージは一本も観て
いないのですよ。
>「白い巨塔」
前にも書きましたが、田宮二郎のメークキャップがとても気になりました。
顔が異様な黒さで・・・それと田宮二郎の大阪弁が不自然な感じがしました。
義父の石山健二郎が怪演でしたが、少しやりすぎかな、とも思いました。
>>263 名無シネマさん
年代は忘れたたのですが「アメリカン・グラフィティ」「スタンド・バイ・ミー」
などはどうでしょうか。
>>265 銀幕最高さん
>三宅邦子て小津の常連だったのですね。
小津監督の映画では、殆どの出演者が常連のような気がしています。
会社のセットもどの映画でも似てますし、家の居間も何通りかで、これに出演者
が変らないので、色々な映画が記憶の中でごっちゃになってしまいます。
>ヒッチやワイルダーは主演級の常連は居るけど、好みの脇役俳優は居なかった
>のですかね
自分が知らないだけかと思いますが、映画界の規模の割には脇役の有名な人は
少ないように思いますね。自分で気が付いた脇役と言えば
イライシャ・クック、B・フィッツジェラルド、P・ローレ、トーマス・ミッチェル、アーネスト・ボークナイン、
ジャック・パランス、パット・オブライエン
欧州映画で
セルジュ・レジアニ、シャルル・ヴァネル、ジョン・ミルズ、トレヴァー・ハワード、ミッシェル・オークレール
くらいでしょうか。
>「うたかたの恋」のダリューとシャルル・ボアイエは絶品らしいすね
ダニエル・ダリューが夢のような美しさ、可愛いさです。
シャルル・ボワイエに関しては、もみ上げが少し長いように思いました。
>>277 銀幕最高さん
>ウォード・ボンドって誰だ!?
一番解り易いと思うのが、「長い灰色の線」でタイロン・パワーが勤めた体育教官
の上官で妻になるモーリン・オハラの父親役、最初に出て来るボクシング場面では
コーチを演じていた。
284 :
名無シネマさん:02/05/03 13:29 ID:3AAeYdA6
「心の旅路」「哀愁」など
マービン・ルロイ監督作品は
誰が見ても「古典」「クラシック」
285 :
名無シネマさん:02/05/03 13:35 ID:Sx5n1rs8
>282
検索してみたが、すごい面白そう。
謎の中国人はじめ、サーカス団員全員がトニー・ランドール。
しかし見る方法が…。
286 :
1:02/05/03 14:58 ID:HZtTHNSH
昨日、時間があったので映画五本観ました。
「赤線地帯」(溝口健二監督)
売春禁止法成立前の売春婦の生態を描いた映画で、売春婦に、京マチ子、
若尾文子、三益愛子、小暮実千代が、売春宿の親父に進藤英太郎、女将に
沢村貞子が扮していました。面白かったですよ。
特に小暮実千代はいつもの妖艶な役柄ではなく、眼鏡を掛け病気の亭主持ち
の役で、今で言う主婦売春の役を好演していました。
三益愛子、京マチ子、若尾文子も良かったですよ。進藤英太郎n狡猾な親父も
いい味を出していました。
「姉妹の約束」(山本薩夫監督)
原節子でビデオレンタルしたのですが、面白かったですよ。
原節子、花井蘭子、若原春江の姉妹物語でしたが、原節子が今まで見た事の
ないようなお転婆で活発な役柄でめちゃめちゃ可愛いかったですよ。
今まで良く見る顔でしたが、名前の知らなかったお母さん役の英百合子も
良かったですよ。
「風船」(川島雄三監督)
森雅之、三橋達也、新珠三千代、芦川いずみ、北原三枝、左幸子の出演でしたが、
自分が思っていたほどには、面白くなかった。
「ジャコ万と鉄」(谷口千吉監督)
去年にBA2で録画したのをやっと観ました。
思っていたほどには、面白くなかったです。月形龍之介のジャコ万の性格が
中途半端な描き方のような気がしました。
この映画の三船敏郎は、なぜか頼りなく感じましたよ、
それと進藤英太郎は描き方がコミカルすぎると思ったのですが・・・
母役の英百合子、姉の清川虹子、その夫の藤原釜足は良かったですが・・・
「砂の器」(野村芳太郎監督)
シネマ三四郎さん、ありました、ありました丹波哲郎が「しんせい」を買う場面
渥美清と帳場から木の仕切り戸を開けて出てくる時に、煙草売り場が見えたので、
ビデオ一時停止して「ここで、しんせいを買うんや」と得意げに家人に説明、
再生させて、丹波哲郎が煙草を買った後「なぁ、言った通りやろ」と自慢気に
言いましたが、無視されました。
俺の聞き違いか解りませんが、最後の捜査会議での誰かのセリフで「順風満帆」
と言葉が出てくるのですが、「まんぽ」と読んでいるように聞こえました。
これは以前に観た時も気になっていました。違う熟語と感違いしているのかも
知れませんが、今度観る時には気を付けていて下さい。
「麦秋(むぎのあき)」
ところは米国、不況の時代 ジョンとメリーは若夫婦 都会はいずこも就職難で
日々のパンにも事欠く始末 田舎の土地を譲り受け 農民暮らしを決意する
都会育ちの悲しさか 鍬(くわ)を持つ手もぎこちなく 早くも壁にぶち当たる
ジョンは未来を夢想する 多くの仲間が集まって 広い農地で大収穫
ジョンは募集の看板立てる 職にあぶれた様々な 技術を持った人々が
われも我もと押し寄せて たちまち出来る共同体 ジョンは推されてリーダーに
額に汗する人々の 努力と苦闘の日は続く そして大地に新芽が吹いて
流した汗は報われる 喜び踊る、仲間たち ところがその時、通告状が
保安官の通達で 土地の競売、開始され 大金作れぬジョン夫妻
かの地を手放す大ピンチ そこで仲間が知恵絞り わずかの額で競り落とし
農地は彼らの手に戻る ある夜、街からひとりの女 妖しい美女の名はサリー
ジョンの家屋に居座って 主人のジョンに色目を使う メリーに不吉な予感が走る
実りの秋はまだ遠く 備蓄の食料、底をつき 収穫前に餓えの危機
お尋ね者の大男 無口でやさしい力持ち ルイが仲間の窮地を救う
刑務所行きと引替えに 自分にかかった賞金の 500ドルを仲間に贈る
すくすく育つ穀物に 大収穫も目前と ジョンは期待を膨(ふく)らます
ところがまたもや悲運が襲う 大旱魃(かんばつ)に見舞われて あわれ枯れゆく作物よ
必死の思いで祈れども 灼熱・太陽、照りつける 天は我らを見放すか
万策尽きて失意のジョンは サリーの誘惑、振り切れず メリーと仲間を裏切って
サリーと二人で土地を去る 車中のジョンの眼前に 往く手をさえぎる幻(まぼろし)が
犠牲になって救けてくれた ルイの姿を見たときに 悪い夢からようやく覚める
渇いた大地が呼んでいる 水が欲しいと俺の名を 今すぐ帰ろう、我らの土地に
仲間の許へと戻ったジョンは 3キロ先の貯水池の 水を畑に導くために
水路工事を提案す 期限はわずか5日間 無謀で危険な計画なれど
帰ってくれたリーダーの 意気に感じた仲間たち 農具を持つ手に力を込めて
不眠不休の作業が続く ついに水路は完成し 合図と共に怒涛の如く
恵(めぐみ)の水が押し寄せる 畑はみるみる潤って 泥を被って皆んなではしゃぐ
念願叶った、麦の秋 ジョンとメリーは肩寄せあって 苦難の道を振り返る
不況の時勢を乗り切って 農地に活路を見出した 夫婦と仲間の奮闘を
キング・ヴィダー監督が 丹精込めて描写する 広がる田畑と作物と
汗にまみれた人々の 開拓精神、さわやかに 母なる大地が主役なり
288 :
1:02/05/03 15:39 ID:8jJSeA9W
>>278 名無シネマさん
>「丹下左膳余話」という作品を観たいのですが、どうすればよいのでしょう?
ビデオが発売されていれば、ビデオ屋さんで捜すか、テレビでの放映を待つか
しかないでしょう。
>>284 名無シネマさん
>「心の旅路」「哀愁」などマービン・ルロイ監督作品は
>マービン・ルロイ監督作品は誰が見ても「古典」「クラシック」
「心の旅路」のグリア・ガースン&ロナリド・コールマンは良かったね。
ラストの「スミシー」は何度聞いても、涙が出てきますよ。
「哀愁」のV・リーは綺麗でしたね。R・テーラーと美男美女でした。
「蛍の光」で踊っている二人は、思い出すと物悲しいですね。
マービン・ルロイ監督には「心の旅路」「哀愁」のようなメロドラマの秀作も
ありますが、ギャング映画「犯罪王リコ」、帰還兵、刑務所問題などを扱った
硬派作品「仮面の米国」などもあります。どちらもめちゃ面白い作品なので、
未見でしたら、ご覧下さい。
289 :
1:02/05/03 16:56 ID:hE6I0agQ
>>287 名画紹介 七五調さん
いつもありがとうございます。
キング・ヴィダー監督「麦秋(むぎのあき)」は「南風」と共に題名だけは
知っていました。七五調読んでいると、面白そうですね。
「サリーと二人で土地を去る」を読んだ時、一瞬「サンライズ」(F・W・ムルナウ)
を思い浮かべましたよ。
ビデオは出てないですね??
290 :
スモーキー(本物):02/05/04 02:32 ID:gYjpHyiQ
>>277 銀幕最高さん
バークリー振り付けのレビューは実際のレビューでは観ることの
出来ない映画ならでわの視点(斜め上や真上から観た壮観な群舞等)
を用いたミュージカルのハシリですね。
「四十二番街」の大詰めで、レビューの主役がアクシデントに
みまわれ、急遽代役を立てそれが大成功しますが、
このパターンも本作が最初だったと思います。
「空中レビュー」ですが、あれ、単なるアクロバット飛行で、
振り付けとは無縁のようなw
ちなみに振り付け師はこのシリーズをずつと手がけている
ハーミーズ・パン、それともう一人デイヴ・グールド。
アステアのソロの部分は多分アステア本人でしょう。
「ブロードウェイのバークレー夫妻」てバズビーの伝記物なんですか?
俺数回観ましたが、完全にフィクションだと思ってるんですが、いやマジでw
>>283 1さん
「犬」シリーズ、俺の勘違いみたいです、すみません。
番宣で6月も「鉄砲犬」以降全作やると言ってました。
とりあえず録画するだけしてみます。
「赤線地帯」面白そうですね、前から観たいと思ってますが
たまに店行くと運悪くいつもレンタル中。
溝口が描く底辺に生きる女、つながりということで
山田五十鈴の「浪華悲歌」「祇園の姉妹」も是非一度ご覧下さい。
先日放映の同じく溝口「近松物語」はご覧になりました?
進藤栄太郎、ここでも狡猾ぶりを思う存分発揮しておりますw
291 :
スモーキー:02/05/04 02:35 ID:gYjpHyiQ
エイの字間違い、英太郎でした。
292 :
銀幕最高:02/05/04 04:48 ID:top5Mobo
293 :
銀幕最高:02/05/04 04:49 ID:top5Mobo
>>278、
>「丹下左膳余話」
「文芸春秋・日本映画ベスト150」によるとキネマ倶楽部から通販のみで5本セット48000円と
書いております(何とセットかは分からず)、どっかのレンタルにあるかも。
>>283の1さん、
恥をしのんで聞きます、三宅邦子て「晩春」のどこに居たのですか(あんなシンプルな
映画なのに)。
あとウォード・ボンドですが「長い灰色の線」未見なのです・・
トーマス・ミッチェル好きです、39年だけで「風と共に去りぬ」「駅馬車」「スミス都へ
行く」に出てるんだから超売っ子ですよね。イライシャ・クックは「シェーン」で
ジャック・パランスにあっさり撃たれるオトリ的脇役でしたよね。ピーター・ローレは
「マルタの鷹」「カサブランカ」、ジャック・パランスは「バグダッド・カフェ」ですね、
パット・オブライエンは???
欧州勢シャルル・ヴァネル、ジョン・ミルズ、ミシェル・オークレールは有名だけど、
出演作が浮かんで来ないな
米名脇役ならチャールズ・ロートン、欧州名脇役はミシェル・ピコリ、フェルナンデルが
思いつきます、どうしても男優が多い・・
フランソワーズ・ロゼーは脇役も多いんじゃないかな(「舞踏会の手帖」は準主役ですね)
>>287七五調「麦秋」
よっ、かっこいいぞ!(名前すら知らなかった映画なのに)
硬派な作品は七五調さんの十八番ですね
>>290スモーキーさん、
「ブロードウェイのバークレー夫妻」情報です
http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/musical/musical01.html ちなみにこのページに出て来る「水着の女王」エスター・ウィリアムズが見たくて
たまらないっす。
そしてこのページの「空中レビュー時代」の画から昨日貼った「四十二番街」の画を
連想してしまったワケで・・
「ゴールド・ディガース」の写真
http://www.jk-cinema.com/musical.htm もかっこいいっす。いずれも「メトロポリス」「イントレランス」の写真を見るような
ゾクゾク感が走るのでありました
>>288の1さん、
>「哀愁」のV・リーは綺麗でしたね。R・テーラーと美男美女でした。
>「蛍の光」で踊っている二人は、思い出すと物悲しいですね。
原題は「ウォータールー橋」、日本のタイトルも良いが、フランスでの題は「暗がりの
ワルツ」らしい、いいとこついてますよね
294 :
278:02/05/04 07:21 ID:FW1zVZvD
>>293銀幕最高さん
ありがとうございます。銀幕さんの情報をたよりに検索したところ、
日活のweb通販で売っていることがわかり、早速注文しました。
本当にありがとうございました。
タイトル 丹下作膳餘話 百萬両の壷
ジャンル 時代劇 製作年 1935
監督 山中 貞雄
出演者 大河内 伝次郎、喜代三
ビデオ:日活、キネマ倶楽部
LD:パイオニアLDC(「山中貞雄と日活明朗時代劇」として「河内山宗俊」「赤西蠣太」「鴛鴦歌合戦」とセットで発売)
参考
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shadow/hyakumanryo.htm
295 :
1:02/05/04 11:45 ID:3kalNrh4
>>290 スモーキー(本物)さん
スモーキー(本物)さんも大変ですね。でも直ぐに解りますよ。
>「犬」シリーズ
時々行くビデオ屋さんには日本映画が揃っていて、「犬シリーズ」も多数置いて
あります。行った時はいつも一度は手に取るのですが、原節子の誘惑に負けて
しまいます。「鉄砲犬」ですね、題名憶えていきます。
>山田五十鈴の「浪華悲歌」「祇園の姉妹」も是非一度ご覧下さい。
ありがとうございます。これも何度かはビデオ屋さんで手にしたのですが、
横にあるパッケージに原節子の写真を見つけると、ついついそちらに手が伸びる
次第です。
>先日放映の同じく溝口「近松物語」はご覧になりました?
以前より「近松物語」のビデオはあるんですが、中々観る気がしなくて・・・
時代劇と思うと、どうも食指が動かない有様で・・・
>進藤英太郎
幼い頃父親に連れられて行った東映娯楽時代劇では決まって悪役を演ってい
ましたよ。悪代官やら悪徳商人やら・・・その当時に悪徳面した吉田義夫と言う
役者も悪人専門で出ていた記憶があります。
進藤英太郎が「一心太助」で大久保彦左衛門を演じた事はないですか??
何かそんな記憶があるんですが・・・
>>292 銀幕最高さん
>キャプラ「群衆」は見ました、でもアーノルド特定出来ず・・
バーバラ・スタンウイックが勤めている新聞社の社長です。
「スミス都に行く」での政財界の黒幕。
「我が家の楽園」J・スチュワートの親父の会社社長。
>カザンの「群衆の中の一つの顔」とか)
俺もずっと捜しています。以前はBS2やらWOWOWにリクエストしたんですが・・・>
>ウイリアム・デマレスト
俺はP・スタージェスでしか見た事ありませんが、出てきたら直ぐに解ります。
元ドリフターズの荒井注に風貌もキャラクターも似ています。
「レディ・イヴ」のヘンリー・フォンダの護衛役が一番印象的ですが、
「結婚五年目」「偉大なるマッキンディ」「凱旋の英雄万歳」「サリヴァンの旅」
の一連のスタージェス作品に出ていたと思います。
>加東大介
小津作品で思い出すのは、以前ガルシアの首さんが大好きなシーンのある
「秋刀魚の味」で海軍で上官だった笠智衆と岸田今日子のやっているバーでの
シーン、「軍艦マーチ」にのせて敬礼をするんです。それに応えて笠智衆と
岸田今日子も敬礼をするんです。
後、小津作品では「小早川家の秋」、他の作品での記憶もあります。
でも加東大介、この当時の映画にはどの監督の作品でもよく出てきますね。
296 :
1:02/05/04 13:07 ID:YWwRKL6U
>>293 銀幕最高さん
>三宅邦子て「晩春」のどこに居たのですか
この映画では出演時間は短かったです。
娘原節子と二人暮しの笠智衆が、自分を一人残して娘が結婚できないと案じて、
再婚する事になったと娘を騙す、その再婚相手で中盤頃に原節子と二人で歌舞伎
か何かを観に行く場面で、三宅邦子を遠くから眺め「あの人と再婚するの}の
原節子に笠智衆が頷く場面があったと思います。
>トーマス・ミッチェル
他に「素晴らしき哉、人生!」でJ・スチュワートの会社の運転資金$8000を
落としてしまう叔父さんや「真昼の決闘」でゲリー・クーパーへの助力を断る
町長などを思い出しますよ。
>イライシャ・クックは「シェーン」
「シェーン」では格好つけすぎて、あっさりと殺されました。
俺がイラシャ・クックで一番印象的な映画は「現金に体を張れ」で悪妻マリー・
ウインザーに騙される、気の弱い亭主ですね。もう最高でしたよ。
主演のスターリング・ヘイドンよりずっと目立っていたように思いました。
>ピーター・ローレ
他では「毒薬と老嬢」も思い出しますよ。
>ジャック・パランスは「バグダッド・カフェ」ですね、
「バクダッド・カフェ」の時は良かったですね。全盛時の悪役から一皮むけた
いい表情をしていましたね。
俺が一番印象的な映画は、数少ない主演作、ロバート・アルドリッチ監督の
「攻撃」ですね。この映画で卑怯な上官エディ・アルバートを追いつめる
パランスは大迫力でしたよ。
>パット・オブライエンは
以前に俺はカール・マルデンと勘違いしていて、116さんに教えて貰いました。
「汚れた顔の天使」で少年時ジェームス・キャグニーと悪事を働いたが改心、
ラストで死刑になるキャグニーに対して、ギャングに憧れる少年達の為に、
臆病で無様な死に方を見せて死んで欲しい、と頼む牧師役でした。
>シャルル・ヴァネル
大大大好きな脇役です。
やはり代表作は「恐怖の報酬」でしょう。恐いもの知らずのヴァネルが、
死の恐怖に怯える様は最高に上手かったですよ。
「外人部隊」でのフランソワーズのぐうたらな亭主。
「我等の仲間」で妻ヴィヴィアンヌ・ロマンスに振り回される小心な亭主。
「埋もれた青春」の検事、「悪魔のような女」の警部と芸の幅が広いですね。
>ジョン・ミルズ、
実娘のヘイリー・ミルズと共演する「追いつめられて」で、犯人ホルシト・ブッツ
ホルツを最後に追いつめる刑事。
「ホブスンの婿選び」の長女と結婚する真面目な靴職人。
「大いなる遺産」での成長したピップ。
>ミシェル・オークレール
代表作はクルーゾ監督の「情婦マノン」でのラストにマノン役のセシル・オープリ
を逆さに砂漠を歩き力尽く青年であります。
「裁きは終わりぬ」での被告人の恋人。
「アンリエットの巴里祭」のやくざ。
297 :
1:02/05/04 14:42 ID:ocUC2rnv
>>293 銀幕最高さん
>パット・オブライエンの続き
キャプラ監督の「狂乱のアメリカ」で、ウォルター・ヒューストンの信頼の厚い
前科持ちの行員役。
「犯罪都市」でのヒルディ役、「ヒズ・ガール・フライデー」でのロザリンド・
ラッセル、「フロントページ」でジャック・レモンの演った役です。
>米名脇役ならチャールズ・ロートン、
レオ・マッケリー監督「人生は四十二から」のイギリスから借金のかたにアメリカ
に行く事になった執事が印象的です。
>ミシェル・ピコリ
名前は良く聞くんですが、名前と顔が一致しません。
>フェルナンデル
一度見たら忘れられない顔ですね、藤田まことも吃驚の馬面。
「舞踏会の手帖」以外では「ドン・カミロ」シリーズしか知らないです。
>フランソワーズ・ロゼーは脇役も多いんじゃないかな
どちらかと言うと夫ジャック・フェデー作品での主役が多いと思うのですが・・・
「舞踏会の手帖」のロゼエは鬼気迫るものがありましたね。
脇役で思い出すのはアメリカ映画でウイリアム・ディターレ監督の「旅愁」で
飛行機事故で死亡した事にして、新しい生活を始めたジョン・フォンテーンを
諭すピアノ教師?で出演していました。
女性の脇役で思い出すのは
ジョーン・ベネット、グロリア・グレアム、セルマ・リッター、エルザ・ランチェスター、シェリー・ウインタース、
クレア・トレヴァ、ヴァージニア・メイヨ、リンダ・ダーネル
くらいで欧州映画では誰も思いつきません。
>原題は「ウォータールー橋」、日本のタイトルも良いが
前も書きましたが邦題で一番頭に来るのが、大好きなシルビア・シドニー
とヘンリー・フォンダ「丘の一本松」(ヘンリー・ハサウェイ)、直訳すれば大体そうなる
感じでしたが、センス悪すぎですよ。
それとキャプラ監督の「恋は青空の下」「波も涙も暖かい」何かもイマイチの
感じがするんですが・・・
298 :
シネマ三四郎:02/05/04 15:22 ID:sA5cMbcd
>>276 「ダーティーメリー・クレイジーラリー」も面白かったですね。
パトカーが何台も派手にぶっ壊れるところは爽快でした。
ピーター・フォンダが主演でスーザン・ジョージが共演でしたね。
スーザン・ジョージといえば、ブロンソンと共演した「おませなツインキー」と、
D・ホフマンとの「わらの犬」(監督:サム・ペキンパー)が私は印象に残っています。
>>297 1さんへ。
ミシェル・ピコリは、「ロシュフォールの恋人たち」の“ムシュー・ダム”ですよ。
恋人役がダニエル・ダリューでしたね。
85歳の彼女の顔は見たいような見たくないような・・・
299 :
日本ではでは党総裁:02/05/05 00:56 ID:yZQbfKtP
田宮二郎といえば『黒』シリーズは、
やっぱり『試走車』がベストなんですか?
『超特急』しかみてないんですが、
あれは良かったですね。ビターエンドぶりとか。
余談ですが、
船越パパ(名前、失念)の悪役は余りみたことないんで
驚きました。
>銀幕最高さん
『死亡(的)遊戯』
そいうえば、
バジャール戦でBLは「肩固め」を使うんですよ。
肩固めが(日本の?)格闘界でクローズアップされたのは
確かパンクラス以降だと思うので
↑の後で『死亡遊戯』を再観した時はトリハダものでした。
つか、船木はBLマニアなので
『死亡遊戯』で肩固めの存在を知った・・・
線もありかな
301 :
スモーキー:02/05/05 03:19 ID:3US3OoI0
>>293 銀幕最高さん
ありがとうございます、早速リンク先を拝見しました。
まず「ブロードウェイのバークレー夫妻」ですが、
あそこでは確かにバズビーの伝記物と書かれてますね。
でも、アステアの役柄からして全くの別人だと思います。
アステア&ロジャースは、夫妻のダンスコンビの役柄ですし。
RKO時代の「カッスル夫妻」なら判るんですけど>伝記物
>ゾクゾク感
はいはい、よく判ります。
是非とも本編で味わって下さいまし。
スイスでは昔のミュージカルを揃えたレンタル店、どうですか?
ご近所にあるといいのですが。
エスターの本編は「水着の女王」「百万$の人魚」しか観て
ませんが、オススメは断然「百万$の人魚」です。
呼び物である水中バレエが桁外れに豪華、豪華絢爛の極みです。
一連のWBでのバークリー作品は以前WOWOWで放映された
「四十二番街」「フットライト・パレード」「ゴールド・デイガーズ」「ゴールド・デイガーズ'36」
を観ましたがレビューシーンの愉しさなら「フットライト・パレード」が一番だと思います。
何と言っても水中バレエの原点がこの映画の
バイ・ア・ウォーターフォール♪
モノクロという事を除いて華やかさでは、エスターの水中バレエ
に引けをとってないです。
おまけにフィナーレの上海リル♪ではジェームズ・キャグニーの
軽快なタップまで観れます。
勿論バークリーお得意の人間万華鏡、マスゲーム、群舞と
何でもごされ。初めてご覧になる人は
今から70年近く前に、こんな呆れるくらい凄い娯楽映画が
存在してたのかと驚嘆されると思います。
それと言い忘れてました。
影と踊るアステアですが、これもドコドンさんが仰ってた
「有頂天時代」ハーレムのボージャングル♪の一場面です。
>>294さん
よ、よ、48000円ですか。太っ腹ですね。
実は先月スカパーの時代劇専門チャンネルで山中の現存する3本が
放映されたばかりなんですよ。
残念ながらリピート放映は今のところないみたいですし、
あと一ヶ月早くわかってれば...。
>>295 1さん
言い忘れてました、若尾&小暮の「祇園囃子」も是非。
>「一心太助」シリーズ
すみません、東映時代劇は殆ど観たことないんです。
手元の資料によると、
「一心太助 男の中の男一匹」('59年)シリーズ3作目
「家光と彦左一心太助」 ('63年)シリーズ4作目
進藤英太郎は少なくともこの2本には出演してますね。
「人生は四十二から」これ観てみたいです。
レオ・マッケリーの中でも白眉の出来らしいですね。
前にマッケリーの「新婚道中記」面白いという話が出てたので
昨日観たんですがほんと笑えますね。黒猫はドア押し返してるしw
ラストも洒落っけたっぷり。
302 :
名無シネマさん:02/05/05 04:37 ID:IYLjQd8R
タイムマシンが流行のリバイバルってことで、昔のタイムマシンをDVDでみたぜよ。
特撮技術は年代的に今の技術に比べればそれはお粗末だけど、それでもおもしろいのは、頭使って出来る範囲で技術をつぎ込んでいるからすらばしい。
タイムマシンの考え方は、ドラえもんのタイムマシーンやデロリアンのような動く乗り物って概念が植え付けられていたけど、この作品ではどちらかといえば、ドラえもんでのタイムベルトに近い考え方だな。
おすすめだな。
303 :
銀幕最高:02/05/05 06:39 ID:NoYxHLeK
>>294の278さん、
ワア、即行注文されたのですね、48000円ですよ、山中貞雄の吸引力はスゴイな・・・
貼って頂いたリンクからの引用
「もしあなたが山中貞雄の映画を全く見たことがないのなら製作順に「百万両の壺」
「河内山宗俊」「人情紙風船」と見ていくことをお薦めします」
そんな「あなた」です(笑)、「丹下左膳余話・百万両の壷」この機会に勉強し、
帰国した際に探してみますわ、もちろんレンタルで・・
>>295の1さん、
>>キャプラ「群衆」は見ました、でもアーノルド特定出来ず・・
>バーバラ・スタンウイックが勤めている新聞社の社長です。
もう直ぐわかっちゃいましたよ、さすが名脇役!
>「秋刀魚の味」
>「軍艦マーチ」にのせて敬礼をするんです。それに応えて笠智衆と
>岸田今日子も敬礼をするんです。
見てないけど小津らしいシーンだと1さんの文章だけで思えますよ(笑)
>>296の1さん、
>三宅邦子「晩春」
ああスッキリした。
>トーマス・ミッチェル「真昼の決闘」
そうそうでした、出番は短かったけど筋の要になる様な極太の存在感でした。売っ子_だけじゃ
なく息も長い名脇役。この人下手すると主役食っちゃいそうですよ
>>297の1さん
>パット・オブライエン
「汚れた顔の天使」「ヒズ・ガール・フライデー」未見なのです、「お熱いのがお好き」に
出てるらしいですが・・(この作品、ジョージ・ラフトが渋かったぞ)
>シャルル・ヴァネル
「大大大好き」ですか(笑)、こりゃ要チェックですね。「外人部隊」の飲んだくれ亭主
でしたか、感謝です(あと何気に「埋もれた青春」名タイトルですね)
>ミシェル・オークレール
「情婦マノン」の有名なラストシーンの男優か、ああ再度スッキリ
>ミシェル・ピコリ
一連のブニュエル作品、ゴダールの「軽蔑」(ジャック・パランスも良い)で覚えてます、
でもその他沢山名作に出演してる様なので、
http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/show_p.php3?num_p=38454&frmHeaderSearchType= をどうぞ
>フェルナンデル「舞踏会の手帖」強烈な顔
ホントにあの映画の脇を固めるのはクセの強い奴らばかりでマリー・ベルがかすみそう
ですよ。ブニュエル、フェルナンデルつながりで(?)フェルナンド・レイも思い出し
ましたがこの人も多様な映画に出てますな
>女優名脇役
ジョーン・ベネットて主役しか知りませんでした、エルザ・ランチェスターは「情婦」で
チャールズ・ロートンとさすが夫婦の呼吸でした、シェリー・ウィンターズ「陽の当たる
場所」のリズの陰になる恋人役はモンティより哀れでした、クレア・トレヴァー「駅馬車」
以外にもう一本超有名作に出てたような、ヴァージニア・メイヨ有名ですが出てきません。
304 :
銀幕最高:02/05/05 06:46 ID:80E1ATcI
>>297の1さん、
>原題と邦題
「丘の一本松」ですか(笑)当時の観客向けサービスも入ってますかね。キャプラなら
「オペラ・ハット」は原題「・・氏都へいく」を変えたものでしたね。
「哀愁」「望郷」等、名邦題と呼ばれますが似た題が多すぎるのが難かな(「旅愁」
「旅情」「旅路」・・・まあ「群衆」もそうか)。
ドラマチックなのが小説ピエール・ルイス「女と操り人形」でスタンバーグが The
Devil is a woman とし日本で「スペイン狂想曲」となる、更にブニュエルが「欲望の
あいまいな対象」に(どれも個性的だ)。
90年代の米スター映画はそのままカタカナ書きでイメージ湧かない(「ケープ・フィアー」
よりやっぱ「恐怖の岬」でしょ)、ひらがなや漢字が混じってるだけで懐かしくなって
しまいます(笑)。嬉しい例外はT・クルーズ&N・キッドマン「遥かなる大地へ」
(佳作だったし)。ハリソン・フォードもの(「心の旅」「推定無罪」「逃亡者」)と
メグ・ライアンもの(「恋人たちの予感」「星に想いを」「めぐり逢えたら」)は
90年代も何故か純日本語題になってます、名タイトルかどうかは別問題・・・大人の観客も
取り込もうとする作戦かな。
直訳でも日本語にして欲しい。「紳士は金髪がお好き」の「お」がいいんすよ(笑)
>>299日本ではでは党総裁殿、
>「死亡遊戯」バジャール戦
(最近は袈裟固めも流行りつつあるようで)
B・リーが如何なる流れで肩固めに至ったか、是非教えて頂きたいです(うつ伏せの
敵に馬乗り→肩固め or 投げ技→腕とって固め、ちと難しいかな)
ところで最近B・リーとF・アステアの話題が同時進行する中で何故か、自分にとっての
少年時代の衝撃の格闘家「北の湖敏満」が何度も頭をよぎったのです・・容赦無い完全主義者
ぶり、動作の無駄の無さ、スペクタクルを(さりげなく)盛り立てる資質等々、
やっぱ変すかね
>301スモーキーさん、
>スイスでは昔のミュージカルを揃えたレンタル店、どうですか?
>ご近所にあるといいのですが
まずレンタル・ビデオて文化が発達してないと思いますね、いずれにせよ一時滞在だから
ビデオデッキはおろかテレビも共同部屋にしか無いんすけどね(笑)。
ただケーブルテレビは発達してるからチャンネル数はめちゃくちゃ多い、良い映画も
やってる、住人間のチャンネル争いさえ無ければ・・・
明日のゴールデンタイムは待ってましたの「生きるべきか死ぬべきか」、でも仏大統領選挙を
見る奴が多そうな悪い予感・・
>エスターの本編は「水着の女王」「百万$の人魚」しか観て
>ませんが、オススメは断然「百万$の人魚」です。
いずれにせよ水着姿で踊りまくるならOK、ムチャ見たいっす
>「フットライト・パレード」
記憶いたしました
昨日
>>293で貼ったリンクを見ながらミュージカルには伝記モノが多いな、と感じました。
まあ硬そうで敬遠されがちだから、楽しい歌と踊りで見せようとする訳ですね。そうなると
ただ「ウェストサイド物語」如き矛盾が観客の中に起こり「パール・ホワイトもアンデルセンも
カラミティ・ジェーンも歌わねえよ」とか突っ込むんでしょう(笑)
ちなみに僕が好きな伝記映画は「モンパルナスの灯」「クリスチナ女王」「打撃王」
「平原児」等々、ミュージカルの歴史モノなら「会議は踊る」はまあ古めかしさは
否めないとしても、「ただ一度だけ」を歌い続ける長い長い移動シーンは当時の観客の
カタルシスを共有出来た気がしたな、一方「未完成交響曲」てミュージカルすかね、
地味なドラマに思えたな。
伝記はあまり史実に忠実なのより自由な解釈に惹かれます。見たいのはスタンバーグの
「恋のページェント」(ロシアのエカテリーナ2世」)やケン・ラッセル「ヴァレンチノ」、
ロッセリーニ「火刑台のジャンヌ・ダルク」
>>304 銀幕最高さん
『死亡的遊戯』では・・・
立ち技の応酬のさなかでBJの前足に蹴りを入れるBL→
片膝をついたJBの顔面に拳を撃ちこむBL→
仰向けに倒れたJBに袈裟固めの体勢で密着するBL→
BLの顔面を掌で押し退けて脱出しようとするBJ→
BJの腕を横に逃がして肩固めに移行するBL・・・
こんな感じでした。(BJ=バジャール、です)
通じるでしょうか?(笑)
昨今の格闘界はNHB系に代表される
総合格闘技の隆盛で袈裟固めや肩固めなどの
埋もれかけた技が復活しているようで嬉しいですね。
個人的には片羽締めの復活もみたいものです。(笑)
私のとっての衝撃の格闘家は貴闘力関です。
銀幕最高さんがおっしゃている(たしか)北の湖関ら
上位関取らとの立ち会い前での心理戦は痺れましたね。
それだけに最近の低調はさびしいですが。
(相撲に興味が向いたのは遅かったのです。
高見山フィーバーがおぼろげな記憶にあります)
BL≒アステア≒北の湖
おかしくないじゃないでしょうか?
もっとも、私が
ミュージカルでまともに観たのは
シナトラの『七人の愚連隊』だけですが。
(↑も正統から観れば邪道なんですかね)
307 :
1:02/05/05 12:45 ID:mQm0SRei
>>298 シネマ三四郎さん
>ミシェル・ピコリは、「ロシュフォールの恋人たち」の“ムシュー・ダム”
「ロシュフォールの恋人たち」って、カトリーヌ・ドヌーブとフランソワーズ・ドルレアックが
出ていた映画ですね。今思い出してるんですが、それが全然憶えていないん
ですよ。二人で立った時、ドルレアックの方が背が高かったという、どうでも
いい事しか憶えていないのです。
>>299 日本ではでは党総裁さん
>田宮二郎といえば『黒』シリーズは、
>やっぱり『試走車』がベストなんですか?
他の『黒』シリーズは憶えがないのですが、これは観た記憶がありますよ、
詳しくは憶えていないですが産業スパイ物でしたね。面白かった記憶があります。
この映画で、後に田宮二郎の嫁さんになる藤由紀子?も出ていた気がするん
ですが・・・
一時、田宮二郎が五社協定か何かで、干された事ありましたね、理由はなんで
したかね??
>船越パパ(名前、失念)
船越英二で嫁さんは長谷川裕見子です。
>>301 スモーキーさん
>若尾&小暮の「祇園囃子」も是非。
ありがとうございます。どんどん観たい映画が増えてきたのに、
家にテレビ一台しかなく、それも殆ど子供に占領されている始末です。
>進藤英太郎は少なくともこの2本には出演してますね。
出ていましたか、でも大久保彦左衛門役とは限りませんね。子供の時に観て
「いつも悪役の人が善役やっている」と思った記憶があるもんで・・・
>レオ・マッケリーの中でも白眉の出来らしいですね。
「明日は来らず」も「人生は四十二から」同様素晴らしい映画と思います。
>>303 銀幕最高さん
>パット・オブライエン
「お熱いのがお好き」に出ているんですか。今考えているんですが、
全然解らないですよ。
>ミシェル・ピコリ
リンク貼りと言うんですか、ありがとうございます。
>フェルナンド・レイ
あまり憶えがないのですが、貫禄があり、髭をたくわえた紳士じゃなかった??
「旅路の果て」ヴィクトル・フランサンのような顔と雰囲気の・・・
>脇役のジョーン・ベネット
「花嫁の父」「可愛い配当」でS・トレーシーの嫁さん
「俺たちは天使じゃない」でレオ・G・キャロルの嫁さん
>エルザ・ランチェスター
「媚薬」(R・クワイン)で魔女のキム・ノヴァク、ジャック・レモンの叔母さん魔女。
>クレア・トレヴァー
「キーラーゴ」でアル中の落ちぶれた歌手。
「デッド・エンド」ハンフリー・ボガートの元愛人で落ちぶれた売春婦。
>ヴァージニア・メイヨ
「虹を掴む男」等のダニー・ケイ物のヒロイン
「我等が生涯の最良の年」でダナ・アンドリュースの悪妻
「白熱」でジェームス・キャグニーの情婦
「死の谷」でジョエル・マクリーの情婦
308 :
アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこへ持って来い ◆ALfRDzjA :02/05/05 13:10 ID:q6b7zOK8
店主、マンハッタンでは夜な夜なツインタワーの亡霊が出現します。
309 :
1:02/05/05 17:32 ID:CVulwKwT
>>308 :アルフレド・ガルシアの首を漏れんとこへ持って来い さん
お〜〜〜い、ガルちゃ〜〜ん、元気かい。
ごめんよ、忙しかったのでレス遅くなったよ〜〜
今はニューヨークか〜い、元気な姿で帰ってきておくれ〜〜。
又、便り待ってるよ〜〜〜。
昨日もガルちゃんの好きな「秋刀魚の味」の加東大介の話が出たよ〜
「軍艦マーチ」&「敬礼」の話が出たよ〜〜。
310 :
1:02/05/05 18:51 ID:DZi9kSUO
>>304 銀幕最高さん
俺は殆ど原題を知らないです。邦題であんまりトンチンカンと思うのだけ、
原題を知っている程度です。
でもあの「丘の一本松」は頂けませんよ。題名だけでは、どう転んでも米映画
とは思えませんよ、東映の娯楽時代劇でしょう。
「離愁」は内容から「離愁」でもいいような物ですが、あまりに類似の題名が
多いので、原題の「Le Train」から単純に「列車」の方が雰囲気があっている
ように思いましたよ。
>好きな伝記映画
「モンパルナスの灯」、俺も大好きなんですよ。あの映画で
ジェラール・フィリップとアヌーク・エーメのついでにリリー・パルマーの大ファンになりました。
「打撃王」G・クーパー&T・ライト
「甦える熱球」J・スチュワート&J・アリスン
「グレンミラー物語」J・スチュワート&J・アリスン
「愛情物語」T・パワー&K・ノヴァク等の夫婦物が好きですよ。
「翼よ!あれが巴里の灯だ」も独身だけど好きです。
311 :
銀幕最高:02/05/06 06:02 ID:lvXqHrN+
>>297の1さん、
>欧州の脇役名女優
一連のC・シャブロル作に出たステファーヌ・オードランがいました、いい味出してる
名優と思われます
http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/show_p.php3?num_p=39046&frmHeaderSearchType= を御覧下され、1さんみたく説明出来なく歯がゆいですがこのページは気になる作品を
クリックすると説明が読めて便利と思えますよ。オードランは「バベットの晩餐会」なんつう
珍作にも出てるのでありました(既見でしょうか、1さんにオススメなのですが)
そういやこの人の元夫らしいジャン=ルイ・トランティニャンや、又はジェラール・
ド・パルデュー等は脇役も結構いけそうですね。
あとモーリス・ロネて人も居ましたね。
>>302、
>昔のタイムマシン
つうとH・G・ウェルズものか何かでしょうか。
ドラえもんのタイムベルトは記憶に無いな、タイムマシンと発想の差は何なのだろう。
詳しく無いですが興味が湧きました、私達の様な古き映画を好む人間とはタイムマシンに
惹かれるものじゃないでしょうか(笑)
SFつながりで今レイ・ブラッドベリ「華氏451度」読んでますが、誰かトリュフォー
見た人いますか。
>>305日本ではでは党総裁さん、
BL対BJ面白いですね、
>片膝をついたJBの顔面に拳を撃ちこむBL→
>仰向けに倒れたJBに袈裟固めの体勢で密着するBL
まずここで敵にうつ伏せ逃げられぬため、素早さと頭のてっぺんから足先まで駆使した
技術が要る、
>BLの顔面を掌で押し退けて脱出しようとするBJ→
>BJの腕を横に逃がして肩固めに移行するBL
ここで敵の力を逆利用する素早い発想の転換が要る、
てとこでしょうか・・
>片羽絞め
これは何故にまた!?
>>306同党総裁さん、
おっとシナトラ。昨日彼のCD聴きながら、しんき臭い「マイウェイ」より軽めのパンチの
効いた歌がいいな(Fly me to the moon など)と思ってたとこで。
『七人の愚連隊』どうでしたか
312 :
銀幕最高:02/05/06 06:03 ID:lvXqHrN+
>>307の1さん、
>フェルナンド・レイ
確かに髭をたくわえたしかつめらしい顔しながら色んな性格演じ分けられる「職人」の
イメージです、僕は主に晩年ブニュエルですがアクション等にも多く出演してる様です、
フィルモグラフィは
http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/show_p.php3?num_p=38097&frmHeaderSearchType= です。
>今考えているんですが、全然解らないですよ。
手間を取らせスンマセン、自分で探します
>クレア・トレヴァー
そう「キー・ラーゴ」でした、あの役でオスカーでした、有難うございます
>ヴァージニア・メイヨ
その後自分でも探して見ました、どうやら一本も見てない様で、失敬・・
>>308、
神出鬼没のアルフレド・ガルシアの首を・・さんの短い文はどことなくポエジーがありますな
>>310の1さん、
「離愁」はロミー・シュナイダーものの事ですね、たしかに邦題も悪くないが、70年頃だと
考えればこの手の出尽くした題はつけるべきじゃ無かったかも、1さんの「列車」に
同感です、シュナイダーとトランティニャンに劣らず列車の姿にも哀愁が漂っておりました
「モンパルナスの灯」ていや仏の脇役リノ・ヴァンチュラが居たのを我々忘れていたのでは!!
ところでリリー・パルマーてモジリアーニの若い愛人か何かだったですか。
「打撃王」実はクーパーよりT・ライトの映画と思ってるくらいです(他にも良い脇役が
居たような、W・ブレナンかな)。ライトの40年代中期は華々しいですね「疑惑の影」
「我等の生涯の最良の年」・・彼女とジーン・ティアニーて癒し系でいいですね。
「甦る熱球」は「打撃王」のサム・ウッドでしょ、絶対見たいよー。
J・スチュアートは実は伝記を演じるのが巧かったってことを今知りましたよ
313 :
シネマ三四郎:02/05/06 11:04 ID:Kqsws3OH
>>1さんへ。
「離愁」は、私も「列車」をタイトルの中に入れた方が良かったと思います。
「列車」といえば、そのイメージにぴったりなのは、ロバート・ワイズ監督の
「ふたり」(主演:ピーター・フォンダ/リンゼイ・ワグナー)ですね。
アンリ・ドカエのカメラが実に美しく心に残る映画でした。
>>312 銀幕最高さんへ。
トリフォーの「華氏451」は、原作の良さを必ずしも映像化しきれていないのかも
しれません(原作のファンで映画を批判する人が多いようです)が、
なにか独特の雰囲気を漂わせる映画で、私は好きです。
「甦る熱球」は、私はテレビで何度か見ましたが、これは大変面白いですよ。
ジミー扮する主人公が、ベンチからマウンドめがけて勢いよく駆け出すと、
バットにつまずいて転んでしまい、それが最愛の妻と知り合うきっかけになったという
エピソードが記憶に残っています。
314 :
:02/05/06 11:10 ID:W1jRErts
こんな不景気な世の中、失業者がたくさん発生している
先が見えない今、それでもこの先希望をもって生きていこう、と
思える素晴らしい映画を教えてください。
ショーシャンク、ライフイズビューティフル以外で。
315 :
名無シネマさん:02/05/06 11:22 ID:MHS7ZvOu
わあ、凄いですねここ。
初心者で過去ログも飛ばし読みしたので、激しくガイシュツかもしれませんが、
ゲーリー・シニーズ監督『二十日鼠と人間』で、愛犬を殺された老人役の方。
高校生の時観て、悲しさのあまり夜眠れませんでした。
(ラストよりもそっちで泣けて)
あの方、芸歴も長そうだし、色々脇役してると思うのです。
知ってる方いたらお勧め映画教えてください。
幸せそうな顔を見てみたいです。。。こんな理由で観るのも不純ですが。
316 :
シネマ三四郎:02/05/06 12:18 ID:Kqsws3OH
>>314 お尋ねの主旨にはそぐわないかもしれませんが、私からは次の映画をお勧めします。
「素晴らしき哉、人生!」「奇跡の人」(アメリカ映画)
生きる希望が湧いてくると共に、自分の悩みがいかにちっぽけなものかが、よく分かります。
「自転車泥棒」「鉄道員」(イタリア映画)
仕事に誇りを持つ父親とその家族との愛情とと葛藤。
親子間の関係で悩みを持つ人は必見です。
最後にイタリア映画の「道」
大道芸人のザンパーノとジェルソミーナが歩く“道”は、正に人生そのもの。
人の道とはなにかを深く考えさせてくれる名画です。
317 :
1:02/05/06 17:21 ID:sYyYZ0aC
>>312 銀幕最高さん
>フェルナンド・レイ
リンク、ありがとうございます。
>「モンパルナスの灯」ていや仏の脇役リノ・ヴァンチュラ
確か元ボクサーでしたね。デヴュー作「現金に手を出すな」の時は若かった
ですね。ジャンヌ・モローも若かった。でもやはり一番に印象に残るのは
「冒険者たち」ですね、最高でしたよ。
>リリー・パルマーてモジリアーニの若い愛人か何かだったですか。
少し年を食ったパトロン的な女性です。レックス・ハリスンの元嫁さんです。
レックス・ハリスンが英女優ケイ・ケンドールと浮気、でもケイ・ケンドールが
白血病の為に余命幾ばくも無い事を知り、身を引いたと読んだ事があります。
>T・ライト
W・ワイラー監督「偽りの花園」「ミニヴァー夫人」もありましたね。
>ジーン・ティアニー
何と言ってもマンキウイッツ監督の「幽霊と未亡人」が大好きでした。
>「甦る熱球」
サム・ウッド監督ですね。この映画のジューン・アリスンは「打撃王」のT・ライト
と、甲乙つけ難いくらいに可愛いかったですね。
J・スチュワートの、あの朴訥で飄々した雰囲気は、
俺にとっては最高の癒しなんですよ。
洋画のJ・スチュワート、邦画の原節子と言うところです。
318 :
1:02/05/06 18:10 ID:fkeo8VQ1
>>314 さん
>先が見えない今、それでもこの先希望をもって生きていこう、と
>思える素晴らしい映画を教えてください。
主旨を外していたら、ごめんなさい。
「自転車泥棒」(ヴィットリオ・デ・シーカ)
「靴みがき」(ヴィットリオ・デ・シーカ)
「屋根」(ヴィットリオ・デ・シーカ)
「ミラノの奇蹟」(ヴィットリオ・デ・シーカ)
「揺れる大地」(ルキノ・ヴィスコンティ)
「越境者」(ピエトロ・ジェルミ)
「アラン」(ロバート・フラハティ)
置いてあるビデオ屋さんは少ないかも知れませんが、一応ビデオは全作品
発売されています。
>>315 名無シネマさん
>ゲーリー・シニーズ監督『二十日鼠と人間』
リュイス・マイルストン監督版「二十日鼠と人間」なら少し記憶があるんですが、
ゲーリー・シニーズ監督は初めて聞いた名前なんです。
申し訳ないです、ごめんなさい。
319 :
名無シネマさん:02/05/06 19:20 ID:vyRKurca
>>318 315です。ご丁寧にありがとうございます。恐縮です。
ゲーリー・シニーズはおもいきし最近の人ですし、少しスレ違いでしたね。
すみません。ちなみに「フォレスト・ガンプ」で両足をなくしてしまう彼です。
リュイス・マイルストン監督版も泣けますかね?探してみます。
320 :
1:02/05/06 19:38 ID:4DX7V5lb
>>319 名無シネマさん
またまた、ごめんなさい。「フォレスト・ガンプ」、きちっと観てないんです。
「二十日鼠と人間」はスタインベック原作の映画でしたね。
あまり詳しくは憶えていないのですが、凄く良かったような記憶があります。
ビデオ屋さんでは見た事がないので、多分ビデオ出ていないように思います。
321 :
日本ではでは党総裁:02/05/07 00:02 ID:WrgITdsE
>>311 銀幕最高さん
JB対BL戦は、立ち技だけ、寝技だけ、ではなく
投げ技も含めてあるゆる局面に即座に対応できる
究極のボディ・コントロールと、
それを可能にする柔軟な精神(「水のように」、ですね)
を端的に表した理想的なJKD伝道シークエンスですね。
「片羽締め」は、
新生UWF初期の有力フィニッシュ・ホールドでした。
実は新生Uをリアルタイムで観ていない(汗)私には、
ある意味、神格化(笑)されてますので。
322 :
日本ではでは党総裁:02/05/07 00:48 ID:WrgITdsE
>>311 銀幕最高さん
『七人の愚連隊』
異色ミュージカルという触れ込み
前述の通り、門外漢の私には他の同種作品との
比較はできませんが・・・
小難しい話ではなく、
肩の力が抜けた、気楽に観られる娯楽作です。
ギャングものとは言っても
ヴァイオレンス描写はないです。
若き日のピーター・フォークが悪役なんですが
彼が最初に歌うんですよ。
『刑事コロンボ』、『キャリフォルニア・ドールズ』
の彼しか思い浮かばないので、ちと驚きでした。
そんなにうまくないですが。>フォークの歌
本職のラット・パック連と較べるのは
酷ですが、それ故にトップバッターだったんでしょうね。
他の歌のシークエンスは、
ラット・パック連のソロが各1回ずつ、
シナトラ&ディノにビング・クロスビーが加わる
シークエンスが1回、
クロスビーは客演だけあってソロが2回あり、
トリはラット・パック揃い踏みです。
本作を観ていると
劇中に引き込まれて、思わず口ずさみたくなるような
「ワクワク」する感覚・・・
他の面白い映画を観ている時とは違う、
愉しさがあります。
これがミュージカルの愉しさなんでしょうね。
323 :
日本ではでは党総裁:02/05/07 01:08 ID:WrgITdsE
>>314さん
方向性は違いますが反面教師的な(?)作品で
『渚にて』はいかがでしょうか?
>>307 1さん
『試走車』はおっしゃる通り産業スパイもので、
『超特急』は新幹線用地買収に伴う利権ものですね。
現在、『黒』シリーズは
簡単に観られるものではないので、
権利会社は頑張って欲しいものです。
田宮が健在なら65才前後ですが、
どんな役者になっていたでしょうかねぇ・・・。
「五社協定」
ググル〜検索して知ったんですが、
創世期のTV業界に人材&作品が「流失」ことを
阻止するためのものだったんですね。
いままで、協定五社間での
「不可侵条約」かと勘違いしてました(汗)
干された原因はわからないです。スマソ
船越英二氏の件、感謝です。
スレ違いですが田宮二郎氏の遺書の一部です。
英光そして英晃は僕の片鱗を持っている。
僕と幸子の血を受け、僕の姿の一部を持っている
あの可愛い二人を僕だと思って愛してやって欲しい。
あなたの心を与えてやって欲しい。
二人の子供は、僕以上に、あなたを幸せにしてくれる筈だ。
僕はそう信じる。
325 :
銀幕最高:02/05/07 05:55 ID:2YkXjHFw
日曜の夜は「敵」より間一髪早くテレビ室へ入って「生きるべきか死ぬべきか」見ることが
出来た・・(嬉泣)
>>313シネマ三四郎さん、
トリュフォーの「華氏451度」は独自の解釈なのですね。
あのまるで夢で出会う様な登場人物達をどう処理したのかと興味あります
先日歴史に忠実でない映画の件を書きましたが、原作に忠実でない映画も結構好きで、
ラストのがらりと変わる「ティファニーで朝食を」も原作とまったく別モノとしてまずます
楽しめた覚えがあります。「アンナ・カレーニナ」はサイレント時代G・ガルボ+J・ギルバートで
映画化された際、ガルボがラストで電車の線路に飛込むのではなくギルバートの胸に
飛込むというハッピーエンド版を作って、プレミアで不評、撤回された様ですが(笑)
>>313シネマ三四郎さん、
>>317の1さん、
「甦る熱球」かなり期待出来そうです
「ロッキー」外でスポーツ・ドラマの白眉教えて欲しいです。
>>314、
実は昨日「生きるべきか死ぬべきか」を見ながら似たようなことを考えたのです。
今回新たに受取ったルビッチの秘められたメッセージは「どんな状況下にあっても
ユーモアを忘れないこと、たとえ死が間近に迫っても」、そしてこれは次作「天国は待ってくれる」に
引き継がれてるなと思いました。
話それました、思い出したのは「チャップリンの殺人狂時代」です、
(娼婦が言う)「こんな醜い世の中・・」の中で、皆ギリギリのところで生きてるんだと
感動させられました、美しい映画です。
あと老いと死という過酷な現実に直面してなお希望を失わぬ事の尊さを、朴訥な語り口で
観せる「八月の鯨」も忘れられない・・
自分が今度希望や目的を失いかけ時是非見たいのは、はるか昔にぼんやりと観ただけで
理解出来なかったのに、何故か残像が鮮やかな「旅芸人の記録」です
>>315、
「二十日鼠と人間」でキャンディを演じたのはレイ・ウォルストンなる俳優らしいです。
ビリー・ワイルダー中期(60年代)の作品の常連らしく「アパートの鍵貸します」に
出てるらしいです、役を特定出来ないですが幸せそうな顔見れそうっすね
326 :
銀幕最高:02/05/07 05:57 ID:2YkXjHFw
>>317の1さん、
>リノ・ヴァンチュラ
ボクサー上がりでしたか、いい味出してるハズだ(ヴィクター・マクラグレンもボクサー
でしたね、いかにも・・)
>ジャンヌ・モロー
は「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」等50年代末〜60年代前半が最盛期で
たしかに色気もあるけど、実は僕「現金に手を出すな」の若くチョイ役の彼女が一番好きっす
>リリー・パルマー
ありゃ年食ったパトロンがいましたか、好きな映画と言いながらも印象に無い・・
レックス・ハリスンとのエピソード良い話ですね、ちとクーパーとP・ニールを思いました
>T・ライト
は「偽りの花園」でも泥臭い人間関係の中でひっそりとかつ強く咲く百合の如き癒しを
与えてましたね
>ジューン・アリスン
T・ライト風ですか、顔思い浮かばんけどまた嬉しい女優が一人増えましたよ
>J・スチュアート
40、50年代米映画好きな人なら、無意識のうちにも馴染んでしまって旧い友人のような気に
なる人ですよね(笑)、自分は主にヒッチコックで馴染みましたが
>>321日本ではでは党総裁殿、
水のように・・これが出来ないんだ、ほんとになかなか・・
B・リーの膨大な蔵書には哲学、演劇など心・技・体すべてに関する資料があったのじゃ
ないかな?
>片羽絞め
研究してみます、「穴」だったのです
>>322同総裁殿、
>「七人の愚連隊」
凄いエンターテインメントですね、前座からクライマックスまで退屈させないじゃないですか。
昨日書いたように肩の力を抜いたF・シナトラはいいですよ、ほんと。
B・クロスビーて映画で観たこと無いですよ。
ちなみにシナトラやクロスビーて踊れるんですかね。
あっこれスモーキーさんへの質問か(笑)
327 :
ななし:02/05/07 11:13 ID:Bgxrl5vQ
>>325銀幕最高さん
315です。わお!感謝感激雨霰!!
レイ・ウォルストンかあ。ビリー・ワイルダーの常連とは。
「アパートの鍵貸します」チェックしてみます。感謝!!!
328 :
シネマ三四郎:02/05/07 11:59 ID:keWvQ6eD
>>326 銀幕最高さんへ。
スポーツものですが、“白眉”といえるのかどうかは分かりませんが、
私の印象に残っている映画では、
ポール・ニューマンの「傷だらけの栄光」(監督:ロバート・ワイズ)
ハンフリー・ボガートの「殴られる男」(監督:マーク・ロブソン)
カーク・ダグラスの「チャンピオン」
などです。この中でも「傷だらけの栄光」は、私が映画好きになったきっかけの
映画でもありますので、特に忘れられませんね。ご存知とは思いますが、
実在のボクサーで、無敗のまま引退した世界チャンピオン、ロッキー・マルシアノの
伝記ものですが、とにかく破天荒な面白さでした。
比較的新しい映画では、
ジェームズ・アール・ジョーンズの「ボクサー」(監督:マーチン・リット)
バート・レイノルズの「ロンゲスト・ヤード」(監督:ロバート・アルドリッチ)
ウォーレン・ビーティーの「天国から来たチャンピオン」(監督もビーティー)
ポール・ニューマンの「スラップ・ショット」(監督:ジョージ・ロイ・ヒル)
ニック・ノルティの「ノース・ダラス40」
などが思い浮かびます。
また、70年代に「ローラー・ボール」という未来のスポーツを描いたSF映画がありました。
この映画、公開前からSFとスポーツ好きの映画ファンの間で、かなり話題になっていて、
主演は「ゴッド・ファーザー」のジェームズ・カーンだし、監督も一流のノーマン・ジュイスン
ということで、私もかなり期待して見に行きました。
ところが、あまりにも期待が大きすぎたせいか、見終わってガッカリした記憶があります。
ただこの映画、テーマは大変興味深く、時代を先取りしていた点もあると思います。
聞くところによると、現在カルト・ムービー化していて、熱狂的なファンがいるとのことです。
329 :
名無シネマさん:02/05/07 12:03 ID:xSOy/o/7
『逆噴射家族』これを観ずに日本映画を語っては失礼!
330 :
1:02/05/07 14:48 ID:hxKQugP1
>>313 シネマ三四郎さん
三四郎さん、ごめんなさい。すっかり読み飛ばしていました・
>ロバート・ワイズ監督の
>「ふたり」(主演:ピーター・フォンダ/リンゼイ・ワグナー)ですね。
全然知らない映画です。楽しみがどんどん増えますよ。
>「甦る熱球」
俺は、足を怪我したジミーがジューン・アリスンに促されてキャッチボールを
始めた時に、腰を落として捕手になったJ・アリスンが帽子を横被りにしている
一連のシーンがめちゃめちゃ可愛らしく、好きな場面です。
>>323 日本ではでは党総裁さん
>田宮が健在なら65才前後ですが、
>どんな役者になっていたでしょうかねぇ・・・。
俺にはあまりに「悪名」の清次の印象が強すぎて想像がつかないですね。
>>325 銀幕最高さん
>「ロッキー」外でスポーツ・ドラマの白眉教えて欲しいです。
「傷だらけの栄光」(ロバート・ワイズ)多分ご覧になっていると思うのですが・・・
「罠」(ロバート・ワイズ)老ボクサー、ロバート・ライアン、これはチト違う気が・・・
「民族の祭典」(レニー・リーフェンシュタール)スポーツ・ドラマじゃないですが・・・
「チャンピオン」(マーク・ロブソン)未見ですが、ずっと捜しています。
「長距離ランナーの孤独」(トニー・リチャードソン)スポーツ・ドラマとはチト苦しいですが
ごめんなさい。全然思い出せなくて主旨と違う映画ばかりになって
しまいました。
>>315さん
>レイ・ウォルストンなる俳優らしいです。
レイ・ウォルストンならビリー・ワイルダー監督「ねぇ、キスしてよ」の主人公
で、ディーン・マーティンと絡む、嫉妬深い売れない作曲家です。
>ヴィクター・マクラグレンもボクサーでしたね、いかにも・・)
マクラグレンは賞金稼ぎのようなボクサーだったと思います。その後サーカス
などで働いていたみたいです。
>ジャンヌ・モロー
「現金に手を出すな」の時は可愛いかったですね。でも次に観た「死刑台のエレ
ベーター」では数年しか経っていないのに、もう貫禄たっぷりでしたよ。
>クーパーとP・ニールを思いました
後のP・ニールの苦労を思うと辛い話ですね。
>J・スチュアート
俺は、やはりキャプラ映画のJ・スチュワートが最高であります。
331 :
ppp:02/05/07 15:09 ID:5cRhYuZ9
シケえれは雑魚場が地上波でみたおくんなはれや見た。
ヘドリクツのただのりは荒野のなんとかで
西部劇ブーム来るか?と思うも、キラーコンテンツでは
なかった。一本筋の通ったこう映画そろそろ犬言
332 :
ppp:02/05/07 15:20 ID:5cRhYuZ9
ザッパにた奴でもよかった。
333 :
1:02/05/07 16:06 ID:lo0rYfaS
>>328 シネマ三四郎さん
>ハンフリー・ボガートの「殴られる男」(監督:マーク・ロブソン)
あの巨人ボクサーはでくの坊みたいでしたね。
大きな看板を掲げた宣伝カーが街中を入っていましたが、絵に描かれていた
巨大ボクサーも弱そうでした。
あの映画のあまり迫力のない拳闘シーンには驚きましたよ。
それに引き換えロッド・スタイガーは悪の迫力と凄みがありましたね。
>「傷だらけの栄光」
好きな場面は、ピア・アンジェリとニューマンが教会に行く為か、役所に行く
為かベンチで座って会話する場面があったでしょう。あの時のP・アンジェリが
いじらしくて、思わずテレビごと抱きしめたくなる程、可愛いかったですよ。
334 :
ホリヰ:02/05/07 22:03 ID:6ecQdvGi
>>328 「ローラー・ボール」がスポーツ映画のジャンルに入るなら
「デスレース2000年」もお勧めですね。
335 :
スモーキー:02/05/08 02:55 ID:lBvrBGoS
>>326 銀幕最高さん
TV室のチャンネル争奪戦、かなり過酷な視聴環境なんですねw
クロスビーに比べるとシナトラの方が踊れるというか、
動けるという印象ですかね。
特にシナトラの初期出演作「錨を上げて」('45)「踊る大紐育」('48)
「私を野球に連れてって」('49)
は結構頑張って踊ってると思います。
ただし隣で踊ってるのがケリーなんで、どうしても見劣りするのは
仕方ないですね。
>スポーツ映画
ボクシングから、べたですがデ・ニーロがリアル激太りの
「レイジング・ブル」新しすぎかな。
純粋なスポーツものとはいえないと思いますが
野球コメディ「春の珍事」を一度観てみたいです。
「ローラーボール」、東京ボンバーズも出てたような...。
あの競技、ローラーゲームでしたっけ?
盛り上がりもスゴかったが廃れるのも早かったですね。
>>330 1さん
「アパートの鍵貸します」のレイ・ウォルストン、
重役連中の一人でしたよね。
モンロー似の女をナンパしたのって、彼でしたっけ?違ったかな?
「犬」の1作目「宿無し犬」観ました。
予想どおりの展開で面白さもまずまず。
田宮のキャラも清次に近い感じがしました。
「どやら、あんたの方が俺より一枚上手らしいな
そやけどツラの方はあんたらより俺の方が一枚下の二枚目や!」
と能書きも絶好調。
同じ大映「座頭市物語」や「眠狂四郎 無頼剣」のニヒルな仇役が
印象的な天知茂が、しょぼくれた刑事をコミカルに演じているのも
このシリーズの楽しみの一つになりそうです。
336 :
シネマ三四郎:02/05/08 10:39 ID:okJbMbQm
>>335 スモーキーさんへ。
マーティン・スコセッシの「レイジング・ブル」は、いい映画と思いますが、
ちょっと懲りすぎかなとも感じました。
「春の椿事」は、子供のころテレビで見た記憶があります。
確かレイ・ミランド主演でしたよね。博士が「木をよける液体」を発明して、
それをバットに塗ってプロ(?)野球で活躍する、というストーリーだったと記憶しています。
それで思い出したのですが、ディズニーの実写の劇映画は、この手のストーリーが多いですよね。
特に「フラバア」は傑作でした。バスケットの試合場面では、お腹がよじれるほど笑ったものです。
ディズニー映画は、アニメももちろん素晴らしいですが、私は一連の劇映画を見るのを
楽しみにしていました。
「黒髭大旋風」「脱線あしか騒動」「ラブ・バック」
「裸足の重役」「テニス靴をはいたコンピューター」
「雪だるま超特急」「そら見えたぞ、見えないぞ」などなど・・・
本当に懐かしいです。ディズニー映画で好青年を演じていた、カート・ラッセルが
のちにアクション映画スターになったのには驚きましたが、もっとびっくりしたのは
私が大ファンだったゴールディー・ホーンと結婚したことです。
ふたりの娘も最近映画デビューしたそうですね。
>>336 失礼しました。訂正します。
「春の椿事」で、ミランドが液体を塗るのはバットでなく、ボールの方でした。
これを塗った球を投げると、ボールがバット(木)をよけるので、
打者のバットは、絶対にボールに当たらない。というわけです。
この映画、ビデオになっていないようですので、TV放映の情報があったら、
是非教えて下さい。よろしくお願いします。
338 :
1:02/05/08 11:10 ID:w9j60fGi
>>335 スモーキーさん
>「アパートの鍵貸します」のレイ・ウォルストン
重役の一人でしたか、俺は「アパートの・・・」はそれこそ20回程観ているのに、
全然気が付かなかったです。
>「犬」の1作目「宿無し犬」観ました。
>田宮のキャラも清次に近い感じがしました。
そうですか、むちゃくちゃ楽しみですよ。あの独特の言い回しの能書きが、
大好きですよ。
俺も昨日の仕事帰りにビデオ屋さんに行って、「鉄砲犬」と「黒の試走車」
を借りました。
「祇園囃子」「祇園の姉妹」もあり、どうしようか迷いましたが・・・
でも色々と雑用が多いので、観ないで返却になりそうですが・・・(このビデオ屋
さんに寄ると帰宅時間が一時間遅くなるんですよ)
>日本ではでは党総裁さん
昨日寄ったビデオ屋さんに「黒の超特急」もありました。出演者を確認すると
田宮二郎の奥さんの藤由紀子さんが出演しているのは「黒の試走車」の方では
なくて、「黒の超特急」の方でした。
339 :
名無シネマさん:02/05/08 12:07 ID:vGi8OWwR
さ
340 :
スモーキー:02/05/09 01:35 ID:jZ/ioKPO
>>336 シネマ三四郎さん
>「春の珍事」
この「木をよける薬を発明」というバカバカしくも魅惑的な設定が
いいですねぇ。やはりビデオも出てないとなると、
頼みの綱はNHK-BSあたりでしょうかね。
それにしても「コール ミー スネーク!」のカート・ラッセルが
ディズニー実写もので好青年を演じていたとは驚きです。
全然知りませんでした。(一本も観たことないから当たり前か)
ガキの頃は怪獣命だったもんでw
>>338 1さん
まず、別の資料を見て知ったんですが
「家光と彦左と一心太助」の彦左役は進藤英太郎だそうです。
(シリーズ5作のうち、本作のみ)
おっ、「鉄砲犬」借りられましたか。
俺は来月の放映まで待たねばなりませんが、簡単な感想でも
聞かせて頂けると嬉しいです。
341 :
銀幕最高:02/05/09 07:31 ID:X3EcmufU
>スポーツ・ドラマ
皆さん情報感謝です。
ドラマ観たい時は映画を借りる、スポーツ見たい時はスポーツ・ビデオを借りる、
でスポーツ・ドラマはポッカリ抜けてました(理由にならんか)
大映ドラマ「スクール・ウォーズ」なら見てたけど・・
>>328シネマ三四郎さん
ボギーとカーク・ダグラスは好きな俳優なので佳作ならメモっときます(でも「殴られる男」て
ビデオあるのですか)
アルドリッチ監督は知ったのが遅くて見ようと思いながら見てない作家です(もしかして
知らずに見てる可能性もあるが)、1さんも最近「攻撃」を挙げてましたね。
日本で知られなさ過ぎの監督じゃないですかねー
バート・レイノルズもニック・ノルディもTVじゃ良く見かけるけどこれって映画は
知らない、がスポーツものはハマってそうだ
シネマ三四郎さんと1さんの挙げたP・ニューマン「傷だらけの栄光」ですが、そんなに
良いとは知りませんでしたよ(当然未見)、ニューマンは60年代からと思ってたけど、
コレが出世作なのですね。ニューマン&ジョージ・ロイ・ヒルのコンビ「スラップ・ショット」なる
作品は名も知らなかった、黄金コンビで期待出来そう
個人的に50年代米映画から入り40年代と60年代へ広げていったんですが、60年代後半から
70年代前半に黄金期を築いたニューマン、S・マックイーン、C・イーストウッドは
自分には3大「掴みきれてない」男優です(笑)。その後のデ・ニーロ、D・ホフマン、
スタローン世代はリアルタイムで観てるからまだ親近感があるんすけど。
が数本ずつ観た限りニューマンら上記3人は米映画史にて稀な運動機能が発達した男優じゃ
ないかな(J・ウェイン、シュワも発達してそうだが)。ニューマンら3人が揃って
カーレース、カーアクションものに主演してるのも意味深い。
「打撃王」見た時クーパーのへっぴり腰が気になりませんでした?ケビン・コスナーは
3本ほど野球ものに主演してると思うが(皆未見)、投球もそれなりに巧いらしいですが、
何故か見てみたいとあまり思わないな。「マトリックス」のK・リーヴスのカンフーの
真似事はどうにかして欲しかった(笑)
運動神経の良さそうと言えばチャップリンも忘れちゃいけませんね、「スケート」は凄かった。
でもキートンには負けそうだけど
342 :
銀幕最高:02/05/09 07:32 ID:X3EcmufU
>>330の1さん、
>俺は、足を怪我したジミーがジューン・アリスンに促されてキャッチボールを
>始めた時に、腰を落として捕手になったJ・アリスンが帽子を横被りにしている
>一連のシーンがめちゃめちゃ可愛らしく、好きな場面です。
スポーツものも恋人役の女優次第じゃないですかねー 「打撃王」のT・ライトみたく
男を引き立てながらも芯の強いとこのある女性がピッタリきますね、「ロッキー」の
タリア・シャイアとか、「ハスラー」のニューマンの相手役(名前失念)とか・・
モンローやバーグマンじゃダメなんでしょうね(笑)、エリザベス・テイラーは
「ジャイアンツ」を見ると良妻賢母ぶりも板について(私生活から想像出来ないけど)
意外とスポーツものいけるかも。
女性のスポーツものもありましたね、ジーナ・デイビス主演マドンナ共演「プリティ・リーグ」
など評判良いですね、まあひとつも見たことないですが。
宮沢りえがシンクロ選手を演じたドラマ「スワンの涙」なら毎週クギ付けになってたけど・・・
>レニ・リーフェンシュタール「民族の祭典」
ですか、これ何度レンタル屋で手にとって棚に返したことか・・ 当作を真似たのか
知らないけど市川こんの「東京オリンピック」も名作のひとつに挙げられてますね、
あとフランス映画?「白い恋人たち」もオリンピックものでしたかね、全部見たこと無いですが。
話それますがリーフェンシュタールが今年約半世紀ぶりに百歳にて映画を発表すると
ニュースで見ました(年とって始めたダイビング関連ものらしい)。この人の自伝が
めちゃ面白かった。リーフェンシュタールてM・ディートリッヒの陰画みたいな生涯ですね、
片やハリウッドに渡り連合国側について結果、華やかな戦後を生きた、片やリーフェンシュタールは
戦犯になり映画活動も出来なくなりヒトラーの影を20世紀最後まで引きずり続けた、
名誉挽回まで死に切れないてとこでしょうかね。
>「長距離ランナーの孤独」
再た名タイトルですね(未見)、「ゴールキーパーの不安」(W・ヴェンダース)も
良いし(未見)。トニー・リチャードソン監督はフリー・シネマとか言わる様ですが
気になります、何か教えて欲しいです
>>334ホリヰさん、
「デスレース・・」てスタローン製作・主演もののことですか?俺はスタローン好きですが
実はそれほど運動神経良いと思えないのです、スポ魂を通したあくまでドラマの「名優」と
思ってます、あまりスポーツにこだわるのは損な気がするのですが。
「デスレース・・」は良いのかどうか知らないんですが・・
>>335スモーキーさん、
歌声からクロスビーよりシナトラが動けると予測はしてました。
先日書いた通りパンチの効いたアップテンポの歌を完全に自分の心肺機能に合わせ消化してしまう
才能は並じゃない、その結果リズム感覚が芸術的の域に達すると思うのですよ。
クロスビーの歌は靜のイメージ、リズムより詞の解釈に優れてるのじゃないでしょうか・・
>「レイジング・ブル」
あ、また言われると辛いこの作品を出して来るなんて・・何故見てないのか自分で
不思議なくらいだ。
が「激太り」なんですか?激ヤセじゃなくて(ビデオパッケージじゃ体絞ってるように見えたけど)
343 :
ホリヰ:02/05/09 08:24 ID:rwWVzTSH
>>342 銀幕最高さん
「デスレース2000年」はスタローン製作・主演ではありません。
製作は確かロジャー・コーマンで、主演はデビッド・キャラダインです。
スタローンはライバル役ですね。
実はスポーツ物云々は洒落で、この映画の内容は一般道を使ったレース中
どれだけたくさんの人をひき殺したかで勝敗が決まるという
SFバイオレンス物です。
ナンセンスな感覚が私は大好きです。残酷だけど…。
「私は死にたくない」
サンフランシスコの夜の街 美人の娼婦、バーバラは ワルの仲間にそそのかされて
強盗犯のアリバイの ニセの証人引き受けて たちまちばれて偽証罪
懲役一年、刑期を終えて 足を洗ったバーバラは バーテンダーと結婚し
可愛い坊やも生れたけれど 夫は連夜のギャンブル狂い 泣く泣く離婚を決意する
裏街道から抜けてはみたが 女ひとりじゃ生きては行けぬ 悪の誘いに手を出すが
それが彼女の命取り アジトはサツの手入れを受けて ブタ箱に入ったバーバラの
罪状、なんと殺人罪 金持ち老婆の強盗殺人 仲間が仕組んだ計画に
まんまと乗せれ主犯にされて 新聞・雑誌は書きたてる “極悪女王、魔性の女”
孤立無援のバーバラに 獄舎の仲間が助け船 ニセのアリバイ作るため
ひとりの男を紹介す ワラをもすがるバーバラは 刑事が作った汚い罠に
まんまと嵌り、窮地におちる 身に覚え無き罪状なれど 売春・常習、偽証罪
過去の前科が偏見生んで 陪審員は耳貸さず 彼女はついに有罪に
死刑判決、ガス室送り 刑の執行、待つばかり 自暴自棄のバーバラに
救いの神が現われる パームバーグ弁護士は 彼女の無実を確信し
新聞記者とコンビを組んで 無罪の立証、奔走し 再審開始も目前に
悪魔は再び訪れる 正義の弁護士、病死して 再審請求、退(しりぞ)けられる
隔離の獄舎に移送され 悪夢の執行、日程決まる 覚悟は決めたバーバラなれど
最後の面会、我が子の姿 よちよち歩きを見たときに 涙が溢れる、とめどなく
私は生きたい!死にたくない 無実の彼女が叫べども 最期のその日は間近に迫る
ついにその日の朝は来た ガス室に歩むそのときに 電話のベルが鳴り響く
知事へと繋がる直通電話 記者の必死な請願で 執行、一時延期さる
ひととき聞いた生への鼓動 されどもそれはつかの間で 再び響くベルの音(ね)は
悲劇の終章告げる音 助命嘆願、却下され 一縷(いちる)の希(のぞ)みも空しく消える
彼女は牧師に導かれ 命を断ち切る死の部屋へ 手かせ・足かせ、嵌められて
合図とともに死のガスが ゆっくり吹きだし彼女を覆う 死出の儀式は見世物か
報道陣の野次馬が 見守る中でバーバラは 神の許(もと)へと旅に発つ
バックに流れるモダンジャズ 主演はスーザン・ヘイワード 迫真演技でオスカー受賞
実在・女性の死刑囚 手記を脚色、映画化は 死刑執行、ガス室を
怒りを込めてリアルに描き 衆愚(しゅうぐ)のマスコミ、告発す 無情な世間の人々に
重きテーマを投げかける ロバート・ワイズ監督が 真摯(しんし)に世に問う衝撃篇
345 :
ホリヰ:02/05/09 17:17 ID:rwWVzTSH
>>344 >映画化は 死刑執行、ガス室を怒りを込めてリアルに描き
「私は死にたくない」のガス室って本物そっくりに作ってあるんでしょうか?
実は東宝の特撮SF映画「ガス人間第一号」で村上冬樹扮するマッドサイエンティストが、
土屋嘉男を“ガス人間”に改造するチェンバーのデザインが
「私は死にたくない」のガス室にそっくり。
美術の北猛夫はこの改造チェンバーを「私は死にたくない」を見てデザインしたのか、
それとも本物のガス処刑室を元にデザインしたのか。
私は特撮ヲタクとして長年このことの真相を是非知りたいと思っていました。
346 :
銀幕最高:02/05/10 05:48 ID:VYR233An
>>343ホリヰさん、
>「デスレース2000年」
予想してたのと全然違いました、ほとんど「オーバー・ザ・トップ」扱いしておりました(笑)、
「お勧め」てハッキリ書かれてたのに、失礼・・
がSFバイオレンスなんぞ随分シュールなものにスタローンが出たものです、
ライバル役なら発想としてGoodかも、やはり「ドラマ」のスタローンを見たいから
>ナンセンスな感覚が私は大好きです。
スタローンは考えちゃいけません(笑)
SFバイオレンスもの古典てどんなものがあるんでしょう
>>344七五調「私は死にたくない」
まず名タイトル。
これまた骨太社会派ドラマ!未見作ながら七五調氏の文体、日本語を堪能、グッと胸に
応えましたよ・・
でもロバート・ワイズは「ウェストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」で
お馴染みだから「傷だらけの栄光」「罠」と言われた時は似た名前の人かと疑りましたし
当作もイメージと違います、が調べてみると「市民ケーン」からキャリアを始めてる様で、
そして晩年は「スター・トレック」まで・・告発ものからダイナミックなミュージカル、
SFまで、ウーンつかみ辛い作家
(追)最近話題に出た田宮の「宿無し犬」なる映画から思い出した、
クルーゾーさんは「冒険者たち」のリメイク高倉健+勝新「無宿」観られたのだろか・・
347 :
シネマ三四郎:02/05/10 11:26 ID:HtAb7r/J
>>345 ホリヰさんへ。
「私は死にたくない」のガス室ですが、本当にリアルですよね。
セットだけでなく、ガスが噴き出して来る描写と外から聴診器の長い管を伸ばして
死刑囚の“心音”を測るところなどは、かなりショックでした。
死刑執行シーンといえば洋画では、
「冷血」(絞首刑)と「死刑台のメロディ」(電気椅子)が思い浮かびます。
どちらもかなりリアルに描かれていてゾッとした記憶があります。
邦画では大島渚の「絞首刑」ですね。これもリアルではありましたが、
現在では死刑囚が乗る“羽目板”は、あのようにレバーを引いて外すのではなく、
5〜6個並んだボタンを刑務官が一斉に押すのだそうです。
誰のボタンが死刑囚の死につながったのかは分からない、という訳ですね。
今のアメリカは“注射刑”が主流だそうですが、注射となると刑務官がする訳には
いかないでしょうから、当然、執行は医療関係者ということになり、このへんの実情は
どうなっているのか、私は疑問を感じていましたが、
映画「デッドマン・ウォーキング」がこの問に答えてくれました。
さすがアメリカというべきか、死刑執行までオートメーションにしてしまうところは驚きですね。
実はこの映画の原作者で、映画にもワンカットだけエキストラ出演している、
シスター=ヘレン・プレジャンが、近く来日されます。
私はシスターにお会いする機会がありますので、ショーン・ペン(見事な演技!)が演じた
死刑囚の執行に立ち会った彼女(映画ではスーザンサランドン)から、実際の状況を
可能であれば訊いてみたいと思っています。
今回は長文になりました。「ガス人間第一号」の件はまた後ほど。
348 :
ホリヰ:02/05/10 14:23 ID:JIw3KTzf
>>346 銀幕最高さん
>SFバイオレンスもの古典てどんなものがあるんでしょう
ウ〜ン、「マッドマックス2」以降、今じゃSFバイオレンスなんて珍しくもないけど、
古典(60年代ぐらいまでかな)となるとほとんど思いつきませんね。
「SF最後の巨人」とかは70年代だし…。
>>347 シネマ三四郎さん
処刑シーンのある映画というと「汚れた顔の天使」が有名ですね。
最後、処刑されたジェームス・キャグニーに「俺の顔のつばをかけるな」という
看守役を「十二人の怒れる男」の第6陪審員役のエド・ビンスがやってました。
この人「北北西に進路を取れ」でタウンゼント邸で殺されかけたと
訴えるケーリー・グラントと一緒に現場の邸に赴く刑事役で出てきます。
このときケーリー・グラントと同行する弁護士は、「それゆけスマート」で
トム・アダムスのスマートにいつも困らされるチーフ役をやってた人でした。
それにしても「汚れた顔の天使」も「十二人の怒れる男」も
「北北西に進路を取れ」のこのシーンも何故か三つとも舞台がニューヨーク。
ニューヨークが舞台になると良く出てくる俳優っていますね。
リー・J・コッブとかも「十二人の怒れる男」をはじめ「灰色の服を着た男」とか
ニューヨークを舞台にした映画が多いですね。なんで?
そういえばエド・ビンスは「未知への飛行」で
超音速爆撃機ヴィンディケーター(実際はB58ハスラー)で
モスクワに水爆を落とそうとするパイロットの役もやってました。
349 :
ホリヰ:02/05/10 14:44 ID:JIw3KTzf
>>348 >「それゆけスマート」でトム・アダムスのスマート
おっと、間違えた。
トム・アダムスじゃなくてドン・アダムスでした。
トム・アダムスはリンゼイ・ションテフ監督の三流スパイ物の傑作「殺しの免許証」の
主人公チャールズ・バインをやってた人でした。
この映画の中古ソフトを古本屋で見つけたときは狂喜したものです。
ところが同じションテフ監督が主人公チャールズ・バインドに
ニッキー・ヘンソンを起用して撮影した続編というかリメイク版の
「シークレットサービスNo.1」が「女王陛下のトップガン」のタイトルで
ビデオリリースされているはずなんだけど見当たらない。
最近、中古ソフト漁りも出来ないから気になって気になって
「ナジカ電撃作戦」のコミックはようやく手に入ったというのに…。
尤もこの映画、ビデオソフトよりテレビ放送した
日本語吹き替えバージョンの方が欲しいんですが…。
なにかというと「天下御免のNo.1!」と叫ぶ青野武の声をまた聞きたい…。
350 :
1:02/05/10 15:06 ID:O3+OMnDo
>>340 スモーキーさん
>「家光と彦左と一心太助」の彦左役は進藤英太郎だそうです。
そうでしたか、ありがとうございます。
幼い時に観たきりなんですが、妙に数場面、憶えているんですよ。
>「鉄砲犬」借りられましたか。
昨日、酔っ払っていましたが観ました。
キャラは「悪名」の清次と殆ど同じでしたが、個人的には拳銃の遣い手と言う
のが、日活の無国籍映画のようで好きじゃなかったです。
映画の作りとしては、上手く言えませんが、凄く軽かったです。
「悪名」などもそうですが、それなりにキチッと作られていると思うんですが、
大雑把なような気がしました。全体的にコミカルすぎるように思いました。
ですが肩の凝らない楽しい映画でした。天知茂のコミカルな役は初めて見ました。
懐かしい姿美千子が出ていましたよ。確か当時、巨人の高橋一三投手と結婚
したんでしたね。
続いて「黒の試走車」を観ました。白い巨塔」と同様、目的の為なら何でも
するという役で、別の田宮二郎のはまり役でした。
高松英郎があまり若いのでびっくりしましたよ。叶順子は色っぽかったです。
菅井一郎も相変わらず好脇役の感じがしました。
>>341 銀幕最高さん
>殴られる男」てビデオあるのですか)
確か出ていると思います。
>アルドリッチ監督
観た映画の中で、思い出す作品は、
「攻撃」(出演ジャック・パランス、エディ・アルバート、リー・マーヴィン)
「北国の帝王」(出演リー・マーヴィン、アーネスト・ボークナイン)
「ヴェラクルス」(出演ゲーリー・クーパー、バート・ランカスタ^-)
「特攻大作戦」(出演リー・マーヴィン、ジョン・カサベテス、テリー・サラヴァス)
「飛べ、フェニックス」(出演ジェームス・スチュワート、アーネスト・ボークナイン)
>ケビン・コスナー
確か実際に学生時代は野球選手だったんじゃないかな。
>「打撃王」見た時クーパーのへっぴり腰が気になりませんでした?
そう言えば、あまりサマになってませんでしたね。
スポーツじゃないですが「麻雀放浪記」でも鹿賀丈史以外は手つきが上手く
なかったですよ。
>「ハスラー」のニューマンの相手役(名前失念)
パイパー・ローリー
>>レニ・リーフェンシュタール「民族の祭典」
オリンピック映画なら全部観てる訳じゃないけれど、
市川昆監督「東京オリンピック」はリアルタイムで東京五輪を見たので、
面白いですね。
>トニー・リチャードソン監督
あまり詳しくは知らないですが、『怒れる若者たち』と呼ばれる英ニューシネマ
の旗手だったと思います。
バネッサ・レッドクレイヴと結婚していました。
後、憶えている「蜜の味」「トム・ジョーンズの華麗な冒険」
一番印象深い作品はジャンヌ・モロー主演の「モドモアゼル」、農村の小学校で
教鞭をとり、皆から尊敬されるJ・モローが、夜になると鬱積した性的欲望を
紛らわす為・・・というような映画です。
351 :
モゥ〜 ◆mOwwWWww :02/05/10 20:34 ID:3js9kN19
『北北西に進路を取れ』 North By Northwest
ハイ淀川です。「逃げて逃げて絶対に逃げられない男が逃げられるような映画を
作るよ」と、ヒッチコックは言いましたが、この作品はまさにそれ。
広い広いトウモロコシ畑でケーリー・グラントが飛行機で狙われる絶体絶命の
シーン。一番の見どころですね。ハラハラドキドキ、胸さわぎするようなときに
ヒッチコックは非常に美しい風景の場面を入れるの。美しいことと怖いことを
同時に見せる。このあたりがにくいなあ。ラストのラシュモア山を逃げる
サスペンス。名所見物を観客にサービスして、しかもすごい恐怖の危機感を
盛り上げましたね。というわけでこの作品は心理サスペンスというより、
見て面白い大衆版ですね。
352 :
銀幕最高:02/05/11 07:26 ID:Maph/WjC
>>348ホリヰさん、
>SFバイオレンスの古典
書き方悪かったです、SFの古典が60年代中葉の「2001年・・・」なのに
SFバイオレンスの古典がその時代に無いですよね。
聞きたいのはそのジャンルにて伝説化した映画のことですが。
>「十二人の怒れる男」とニューヨークから思いついたこと
・・ヘンリー・フォンダてハリウッドに馴染み切らずニューヨークの演劇界と往復し続けたそうですね。
明らかにハリウッド派とニューヨーク派があるでしょうが、ニューヨーク派て何なんですか、
アクターズ・スタジオ系でしょうか。モンローも演技派開眼のため「七年目の浮気」の後
ニューヨークに勉強に行って、その後の出演作じゃ明らかに演技が変わりましたが。
あとニューヨークを舞台にした映画て代表的なの何すかね、ウディ・アレン?
ところで俺は「欲望という名の電車」見てニュー・オーリンズに惹かれましたよ。
>>350の1さん、
>ロバート・アルドリッチ
「ヴェラクルス」もそうでしたか、クーパー晩年の代表作の一つですね、B・ランカスターが
ムチャいいという噂ですが。
>ケビン・コスナー
野球選手でしたか、バスケット選手もやってたらしいけど。が何か中途半端なたるんだ感じするの
俺だけですか、若い頃の事は知りませんが。ニューマン、マックイーンの方が明らかに
運動機能に勝ってそうですよ。
野球の巧拙は別として俳優としちゃコスナーよりクーパーが数段上でしょうね。クーパーが
「ヴェラクルス」撮影現場について語ってたの思い出します「自分はつくづく動かざる男だと
感じた、ランカスターは常に走り回ってたから。でも演技というものは動き回ってばかりじゃなく
静かに瞑想し想像力を働かすことが不可欠じゃないか」(うろ覚えです)。
ここまで書いてなんですがK・コスナー嫌いじゃないっす(笑)
>「麻雀放浪記」の鹿賀丈史以外の手つき
思わず笑いました、1さんかなりいけるクチですね、僕も見習いたいモンです
>パイパー・ローリー
記憶しました、好みのタイプですから。
>「モドモアゼル」(T・リチャードソン)、
何かブニュエル作を彷彿とさせる雰囲気ですな、J・モローはこの役がハマってそう。
思いついたのは夜は貞淑な妻、昼は娼婦のカトリーヌ・ドヌーヴ「昼顔」。
>>351モゥ〜さん(トリップつけてるから常連でしょうか)
ヒッチコック=名所見物と言えば、当地に居る以上「間諜最後の日」を挙げぬ訳にはいきませぬ、
日本にいる時は見向きもせんかった映画だけど。
以下あるページからの引用、つかおそらくトリュフォー「ヒッチ映画術」の抜粋かな。
ちなみに映画の舞台はスイス、
「スイスにはミルクチョコレートがある、アルプスがある、古い村の踊りがある、
湖がある(中略、本作でスパイの巣窟はチョコレート工場の中に設定されているらしいです)。
・・・そういった地方色や土地柄やその国ならではの地理的条件を、映画の背景以上のものとして、
真にドラマティックに使われなければならない。湖もアルプスも殺人の場として使うこと。
湖では溺れ死にさせることができる。アルプスでは頂上から谷底へ突き落とせばいい」
他にヒッチはこんな名所紹介をしてくれたのでしょうか・・・「裏窓」「ロープ」では
不可能ですね(笑)
この種のサービス精神はJ・フォードがH・ホークスより断然優れてますね、同じ男性映画でも。
ロッセリーニも巧みな観光案内役じゃないでしょうか(「イタリア旅行」等)
日本の風景(田舎でも都会でも)を美しく描写してみせた映画て何ですかね、俺が思いつくのは
以前書いた「ラブレター」(岩井俊二)の小樽の雪景色(絶景)
353 :
銀幕最高:02/05/11 07:27 ID:Maph/WjC
プドフキンを一本も見てないのですが、誰か見た人感想教えて下さい。
グリフィス+L・ギッシュものも一本も知りません、感想聞かせて欲しいです。
354 :
名無シネマさん:02/05/11 07:39 ID:Kp66rGgP
355 :
名無シネマさん:02/05/11 08:58 ID:x+vtL9IZ
ロバート・アルドリッチ
すごいのを抜かしてますよ。
「何がジェーンに起こったか?」。おまけに「ふるえて眠れ」も付けちゃおう。
「北北西〜」の飛行機シーン
あれ?変だぞ。というのがあるので有名。
356 :
名無シネマさん:02/05/11 09:09 ID:3MUFQm4o
イブ・ロベールの死亡記事が新聞に出てる。こいつの映画には
よく全裸の少年が出てきたな。ほんもののペドだったんだろうか。
357 :
スモーキー:02/05/11 11:06 ID:wJg84DWK
>「私は死にたくない」
有罪判決の決め手は何だったんでしょう?
あれじゃ、まるでアリバイが無いから死刑と言ってるみたいで、
どーも納得いかん。(ご覧になった方は皆そうでしょうけど)
もしや本作のアンサー・ソングならぬアンサー・ムービーとして
「12人の怒れる男」が作られたのかと思って調べてみたら
「12人〜」の方が一年早く公開されてたんですね。
ロバート・ワイズはSF、オカルト、ミュージカル、社会派等、
色々なジャンルを手がけてますね。
>銀幕最高さん
>レイジング・ブル
激ヤセ、激太り、両方やってます。
違う意味で、「サマー・ストック」のジュディは1本の映画で
体型がバラバラw。
>ニューヨーク派
シドニー・ルメットやマーティン・スコセッシもこのカテゴリーに
入りそうですね。
ちなみにニューヨークの映画ですが
「踊るニュウ・ヨーク」「踊る大紐育」「めぐり逢い」等の
往年の名画?が基本的に好きですが
スコセッシ「タクシー・ドライバー」、ルメット「質屋」
シュレジンジャー「真夜中のカーボーイ」のような
シリアスドラマにも秀作が多いように思います。
ちなみにご質問のSFバイオレンスの代表作ですが、
ニューヨーク絡みで「ニューヨーク1997」を候補に挙げときます。
>雪景色
前にWOWOWで観た「忍ぶ川」のラスト、田舎のあぜ道に降る雪の
シーンが忘れられないくらい好きだったんですが録画に失敗...。
週明けにスカパーで放映されると知り嬉しい限りです。
>1さん
「鉄砲犬」の感想ありがとうございます。
田宮の曲撃ちが最大の見せ場でもあるかわり、弱点でもある、
ということですかね。いや、よく判りますw
俺も日活無国籍アクションを明朗調に仕上げてきてるなと、
思いましたね。
(エースのジョーものだと、明朗調もあるのかな?)
ハジキは好きだが絶対に人は殺さないと、はぐれヤクザにしては
あまりにも良い人すぎるキャラに多少無理を感じると言えば
感じますね。ま、十分に及第点つけられる出来ですが。
358 :
モゥ〜(ネタバレ有り) ◆mOwwWWww :02/05/11 16:52 ID:PzYexQas
『真夜中のカーボーイ』 Midnight Cowboy
ハイ淀川です。テキサスの若者ジョーが、ニューヨークにやってきた目的は女に
買ってもらってお金を儲けることだったのね。ところが金を儲けるどころか逆に
女から金を催促されてしまう。町の映画館では少年に自分のモノをさわられたりして
散々な目にあうあたりは面白くって怖いなあ。そしてジョーがラッツォと出会って、
汚いビルの廃墟みたいなところでどんどん仲良くなっていくところがいいんですね。
最後の最後、ラッツォが病気になって、ジョーがフロリダへ連れていったんだけど
彼は死んでしまう。このラスト。孤独な男と男の友情と愛が見事に描かれていました。
ジョン・シュレシンジャー監督の男の愛の名作です。
359 :
名無シネマさん:02/05/11 17:32 ID:Wiq6NSiW
こういう役の方が合ってるね、ダスティン・ホフマン。
360 :
1:02/05/11 19:46 ID:Zp5e1Pkg
>>344 名画紹介 七五調さん
>「私は死にたくない」
2ちゃんねる、ここは映画のスレッドよ、映画紹介七五調、いつも上手いと
感心だけじゃ、俺も男だマドロスだ、感謝の気持、作って見せよう七五調。
とは言って見た物の、そんなに上手く行かないよ、生まれついてのどんくささ、
国語の出来も悪かった。己の語彙の少なさに、出るは溜め息ばかりなり。
意気込んではみたけれど、時間ばかりが過ぎて行く、所詮俺には無理な事、
普通の言葉で締めくくろ。
いつも、本当にありがとうございます。
>>347 シネマ三四郎さん
>死刑執行シーン
俺はそのシーンが苦手なので、両手で目を覆います。だからそのシーンが
あったかどうか解らないですが「汚れた顔の天使」「私は貝になりたい」
「青春の蹉跌」であったような気がするんですが・・・
>>352 銀幕最高さん
>「ヴェラクルス」、B・ランカスターがムチャいいという噂ですが。
良かったですね、黒ずくめに白い歯が印象的でした。
B・ランカスターで一本特に印象的な映画が「雨を降らす男」、観た時はそんなに
思わなかったのですが、ランカスターの名前が出ると直ぐに思い出すんですよ。
>クーパーが数段上でしょうね
俺は野球ー長嶋茂雄 サッカーーペレ、バスケットージョーダン、
米映画ーゲーリー・クーパーと思っています。
G・スチュワートが大好きですが、米映画と言えばG・クーパーかと・・・
>「麻雀放浪記」、1さんかなりいけるクチですね
二年前に急に面白くなくなりましたが、それまで32年間寝食を忘れ頑張って
参りました、ハイ。
>「モドモアゼル」
>思いついたのは夜は貞淑な妻、昼は娼婦のカトリーヌ・ドヌーヴ「昼顔」。
ドヌーヴよりも、もっとドロドロした女の性を感じさせる、J・モローならではの
凄い映画でした。
>>355 名無シネマさん
>「何がジェーンに起こったか?」。おまけに「ふるえて眠れ」も付けちゃおう
そうなんですが、二本共に気持ち悪いでしょう。
苦手だから外してしまいました。
俺個人的には、B・ディヴィスもJ・クロフォード、ハビランドも怪奇的な映画で
見るのが嫌でした。
>>357 スモーキーさん
俺はやっぱり田宮二郎は「悪名」のモートルの貞&清次です。「犬」シリーズ
ではひょっとしたら代役が務まるかとも思いますが、清次役は田宮二郎以外では
絶対と言っていいほど無理だと思っています。
あのお調子物で能書きと言うか啖呵と言う時の田宮二郎は最高ですね、可愛い
エクボもありましたね。
361 :
名無シネマさん:02/05/11 22:23 ID:wQRSXlLB
_
_ r' ,..,,.ヽ
r' ,..,`,; lr'ニ ニ l ,.-- 、
!/_,. _,.l l ‥ l |,,...,,,..)
/`、 ゝ/,.-` ~‐'-、|-,`- | ちょ、ちょ、ちょ、止めて下さい
| `l  ̄l/ l。/ l ヽ- `ヽ
| `l、/ ∧ l。 l ヽ/ / | ちょ、神輿(みこし)やないねんから
L\ / |=====∧`-'/ l
|::::::`,,-‐''"ヽ ノ 〉/ノく__| ちょっとー
|:::::| _,, /`'`' //:::::/
|:::::l l \/ヽ l:::|::::::|
.|:::::l___/`====' l____l::|:::::/
l::::::i_/====\_!:|:::::|
`ー' `ー'
362 :
銀幕最高:02/05/12 06:21 ID:5iK9suip
363 :
モゥ〜 ◆mOwwWWww :02/05/12 09:37 ID:uzWGeufA
『レインマン』 Rain Man
『レインマン』とは何か。それはお父さんが子供のころに、トム・クルーズに
教えた歌の題名ですね。でも一歳、二歳のころだからよくわからない。ところが
実はこの兄が教えたということがわかってくる。そして二人の幼少時代が甦る。
しかし、この映画の見どころはダスティン・ホフマンですね。この自閉症の
何を考えているのかわからない男。それをオーバーアクトで鼻もちならない演技
ではなく、なんとも知れん哀れさを肩で芝居している。首すじの芝居で自然に見せる。
このあたりにダスティン・ホフマンがほんとうの名優になってきたことがわかります。
この兄弟愛をこんな形でみせたのか。見事な名作です。
364 :
名無シネマさん:02/05/12 09:47 ID:HehDr6h3
>363
レイン・マンはレイモンドの事では?
365 :
1:02/05/12 13:22 ID:p6lW+xvN
>>362 銀幕最高さん
>相撲=北の湖ですが
年代が違う所為でしょうが、相撲と言えば若乃花勝治です。
俺達の小学生時代は娯楽がなくNHK「大相撲」は毎日視聴率60%前後
ありました。当時横綱は前後して吉葉山、鏡里、千代の山、栃錦と居ましたが、
「栃若時代」と呼ばれ、子供には断然若乃花が人気がありました。
そう言えば「土俵の鬼・若乃花物語?」と言う映画もあったと思います。
当時若乃花に土がつくと、翌朝の新聞の一面を飾っていましたよ。
>ドヌーヴ
そう言えば、あまり名前が出てきませんね。俺もこれだけの女優さんなのに、
2〜3本位しか観た記憶がありません。
決して古臭い事はないと思いますね。
366 :
名無シネマさん:02/05/12 20:52 ID:xS1pZN/q
デニーロ、パチーノで良い映画、おもしろい映画教えて下さい。
いまさらですが、お願いします。
367 :
銀幕最高:02/05/13 05:53 ID:Ty7KehJd
>>351モゥ〜さん
今更思い付きました、ヒッチの名所紹介、「海外特派員」も良かったっすねー。
>>356 >イブ・ロベール死去
土曜のスイス新聞に大きく出てました、
が誰だか分からない。
>>360の1さん、
>七五調
内容は別として(笑)なかなかリズム感に溢れてるじゃないすか
>>363モゥ〜さん
「レインマン」解説特にタイトル由来思い出し感動です、
>しかし、この映画の見どころはダスティン・ホフマンですね。
俺がひねくれてるのかも知れないけど(笑)、いかにも演技ってハッキリ分かってしまうものは
オーバーアクトで無くともどうも受けつけないんです。鳥肌立つのは演技と地の境界線が
曖昧になったスレスレのアクトです、極端な例なら「見知らぬ乗客」のロバート・ウォーカー
(直後に睡眠薬で死亡)、「サイコ」のA・パーキンス、「欲望という名の電車」の
M・ブランドとV・リー等。それ程極端でなくとも昨日書いた様に「ファミリー・ビジネス」の
ホフマンは無類の遊び人コネリーを相手役に自らの生真面目さに戸惑ってるかのような、
演技の様な地の様な・・つまり演出の力によって役者自身の思惑をも超えてその役者の
資質があらわになってしまうところに醍醐味を見るのですよ。J・ウェインの「自分は
アクトしてるのではない、リアクトしてるのだ」の言葉好きです。
そうすると「レインマン」は自閉症の俳優に演じさせなきゃならんのか、という問題が
起こりますが・・そこはまあ、も少し無名の役者でも使って一発勝負させた方が作品として
面白かったのじゃないかと。
とド素人の意見でやんした(それに「レインマン」1回しか見てないし)
>>365の1さん
>俺達の小学生時代は娯楽がなくNHK「大相撲」は毎日視聴率60%前後
>ありました。
最近亡くなったルー・テーズの記事にも力道山戦50-60%と書いてました、あっスミマセン
1さんの世代じゃ無いですね・・
>>366 パチーノは未見だらけですが、前のスレで色々教えてもらいました、
http://tv.2ch.net/movie/kako/1009/10092/1009277619.html の
>>638から盛り上がってますよ(笑)
デニーロも見てないのも多いですが、やはりスコセッシ監督とのコンビを抜いて語れないんじゃ
ないかな、個人的に好きなのは「グッド・フェローズ」、テンポが良くて暗黒街の男達の
人生模様を哀愁込めて描いてます、今ムショウに見たいのは(スコセッシじゃないと思う)
「ディア・ハンター」
368 :
シネマ三四郎:02/05/13 10:57 ID:Af9IUP7L
>>367 銀幕最高さんへ。
ダスティン・ホフマンで思い出したのですが、彼のデビュー作の「卒業」の主人公は、
最初キャスティングではロバート・レッドフォードだったと聞いたことがあります。
今の時点では「えっ?まさか」という感じですが、確かに物語の設定をよく考えると、
主人公のベンは、中流以上の家庭で一流大学を卒業した好青年なわけですから、
ホフマンよりもレッドフォードの方が合っているような気もします。
レッドフォードの「卒業」ならば全く違った印象の映画になったでしょうね。
「ディア・ハンター」の監督はマイケル・チミノです。
彼の作品では、クリント・イーストウッドとジェフ・ブリッジスが主演の
「サンダーボルト」が、私はわりと気に入っています。
369 :
1:02/05/13 11:30 ID:rXfBS1I9
>>366 名無シネマさん
>デニーロ、パチーノで良い映画、おもしろい映画教えて下さい。
たくさんは知らないのですが、
アル・パチーノ
「セルピコ」「スカーフェイス」「狼たちの午後」「ゴッドファーザー」
ロバート・デ・ニーロ
「タクシー・ドライバー」「ゴッドファーザーU」「ディアハンター」
「ミッドナイトラン」「俺たちは天使じゃない」
>>367 銀幕最高さん
>ルー・テーズの記事にも力道山戦50-60%と書いてました
小学生の時に、家の近所にあった街灯テレビで見ました。当時は家庭にテレビの
ある家は少なかったので、街灯テレビの前は黒山の人だかりでした。
シャープ兄弟、グレート・アントニオ、パット・オコーナーが来日時も凄かった
ですよ。迎え撃つ日本勢は力道山、豊登、吉村道明、遠藤幸吉でした。
スレ違いですが、後にあったボクシング、世界バンタム級タイトルマッチ、
「エデル・ジョフレVSファイティング・原田」の試合も70%近い視聴率だった
と思います。
小さい頃にやっていた米テレビドラマも軒並み高視聴率でした。
「ララミー牧場」「ライフルマン」「ローハイド」「コンバット」「ボナンザ」
「ハワイアンアイ」「サーフサイド6」「サンセット77」「MRエド」ETC
370 :
1:02/05/13 14:39 ID:YL6UFOvl
>>368 シネマ三四郎さん
>「卒業」、最初キャスティングではロバート・レッドフォードだったと聞いた
>ことがあります
ほんとですか、でもどうしてもレッドフォードではイメージが湧かないですよ。
ラストの教会からエレーヌを連れ出すシーンも、レッドフォードではどうも
しっくりこない感じがするんですよ。
この映画は高校生の時に、同級生の女の子と二人で行きましたよ。
アン・バンクロフトとのベッドシーンでオッパイが見えた時などは、まだ純心無垢
な青年だった為、ゴクンと生唾を飲み込み、ジロッと睨まれたもんです。
ダスティン・ホフマンが主演している映画で、ピエトロ・ジェルミ監督の
「アルフレード・アルフレード」ってご存知内ですか??
371 :
名無シネマさん:02/05/13 15:11 ID:Af9IUP7L
>>370 1さんへ。
「卒業」とレッドフォードの件ですが、私が読んだ映画の本には、
オファーを受けた彼が「自分は適役ではない」と断ったとの事です。
監督のマイク・ニコルズは、レッドフォードがジェーン・フォンダと共演した
「裸足で散歩」の舞台版の監督ですので、おそらく同じような都会的コメディを
考えていたのだと思います。たしかに両作品は似た所がありますね。
断った理由を問われたときのレッドフォードの言葉です。
「考えてもみてよ。大学を出たて僕がまだ女性を知らない男っていう風に見える?」
「卒業」は、やはりホフマンあっての名作ですよね。
「アルフレード アルフレード」は見ています。
イタリア語をしゃべる(もちろん吹替え)ダスティン・ホフマンにちょっとびっくりしましたが、
大変面白い映画でした。イタリア女優のステファニア・サンドレッリが共演でしたね。
私は、彼女がジャン・マリア・ヴォロンテと共演したイタリア映画
「山いぬ」という作品が忘れられません。
372 :
名無シネマさん:02/05/13 17:46 ID:AEz4Z2V/
「裸足で散歩」って30分のコメディ番組になってた思うんだけど…。
シャマシャマ〜。
373 :
シネマ三四郎:02/05/13 18:16 ID:Af9IUP7L
>>366 デニーロ作品ならば初期の映画で、ベルナルド・ベルトリッチ監督の
「1900年」を、私は断然おすすめします。
ビデオで2巻・5時間の長尺物ですが、大変見ごたえがあります。
1900年の同じ日に生れた、地主の息子と小作人の息子がたどる人生模様と
歴史絵巻。音楽もいいし、重厚で素晴らしい映像美の映画でもあります。
374 :
モゥ〜(ネタバレ有り) ◆mOwwWWww :02/05/13 20:43 ID:iLSxTkp/
『1900年』 Novecento
ハイ淀川です。大地主の次男のアルフレードと小作人頭の孫のオルモ。幼児から幼年、
そして少年を迎えたこの友愛の美しさ。やがて、北イタリアのポー河沿いのエミリア地方
に吹き込んでくる時代の流れ。この歴史がさながら大河小説のようにたくさんの人物が
登場して描かれていきます。そのタッチはメロドラマとかホームドラマの安易さを乗り越えた
ロマン美術ですね。1945年になって、今は76歳になりお互いに白髪だけど、少年時代の
遊びにふけり楽しむ友情のラストシーンの美しいこと。映画が詩となって、歴史を謳い
人生を語っていくその荘厳とも言えるこの美しい長編に拍手を送りました。
ベルトルッチのエネルギーに酔いました。
『卒業』 The Graduate
ハイ淀川です。よくご存知の映画。何回見ても面白い。マイク・ニコルズ監督の傑作。
大学の優等生を演じたダスティン・ホフマンとロビンソン夫人をやったアン・バンクロフト。
この二人の名演技が話題になりましたが実にうまい。息子のようなベンジャミンを犯す
ロビンソン夫人の芝居が見どころの一つですね。そして、最後の最後は結婚式で花嫁を
さらって逃げるベンジャミン。傷だらけになりながらも幸運を掴むあたり。
このラストシーンは映画史に残ると思いますが、ここにアメリカの自由、アメリカの若者たちの
青春が見事に描かれていました。この監督は『バージニア・ウルフなんかこわくない』
でデビューしましたが、これが代表作です。
375 :
名無シネマさん:02/05/14 12:17 ID:xU7Ls7o5
あら〜、もう6月のBS2の予定が出てる。
ttp://www.nhk.or.jp/bs/ ソ連映画名作選に、ベルイマンの軌跡と、ヨダレもんがあるな〜
錦ニィの「真剣勝負」も知らんかったし、「愛の勝利」というのも楽しみ。
前に話題に出てた「黒の画集・あるサラリーマンの証言」の
堀川監督と橋本忍、小林桂樹と同じメンバーによる「白と黒」も楽しみな1本。
録画済ビデオが増える一方・・・・
376 :
1:02/05/14 12:17 ID:BTX3PCyR
>>371 名無シネマさん
>「卒業」は、やはりホフマンあっての名作ですよね。
俺もそう思うんですよ。他の役者ならこれほど話題にならなかったように思うん
ですよ。ラストは無精髭で風采の上がらないホフマンだから良かったものの、
レッドフォードなら雰囲気が出にくいように思いますよ。
>「裸足で散歩」
未見ですが、ニール・サイモンでしたね。シャルル・ボワイエが奇人役で出ている
のだけを知っていますよ。
>「アルフレード アルフレード」は見ています。
面白かったですか、一時ピエトロ・ジェルミ監督作品ばかり見ていた時に、ビデオ
捜したのですが、ありませんでした。衛星放送のジェルミ特集でも放映されな
かったです。
>「山いぬ」
いい映画でしたね。カルロ・なんとかと言う発音し難い名前の監督ですね。
主役の復習に燃える農民がジャン・マリア・ヴォロンテでしたか、
愛し合う村娘がステファニア・サンドレッリでしたね、後はP・ジェルミ監督の「誘惑されて
棄てられて」や「イタリア式離婚狂想曲」にも出演していましたね。
377 :
名無シネマさん:02/05/14 12:53 ID:a4xNpSZE
>375
「白と黒」は黒澤明が編集の直しをやった、という噂あり。未見なので
ちょっと気になるな。
378 :
シネマ三四郎:02/05/14 13:08 ID:5Yq6FDVr
>>376 1さんへ。
すみません。名前を入れ忘れていました。
>>371は私です。
「アルフレード アルフレード」は、結婚はしたものの妻に幻滅した主人公が
やっとの思いで離婚して、理想の彼女と再婚するが・・・
というコメディです。やはりイタリアはカトリック国なので、一度結婚したら、
別れるのが大変なんですね。
同じようなストーリーで、「ふたり自身」という映画もありました。
379 :
1:02/05/14 17:58 ID:CPGAdO9s
>>375 名無シネマさん
>川監督と橋本忍、小林桂樹と同じメンバーによる「白と黒」も楽しみな1本。
楽しみですね。
後、俺は「ステラ・ダラス」 「傷だらけの山河」 「甘い汗」なんかが
楽しみですね。
>>378 シネマ三四郎さん
三四郎さんでしたか、「アルフレード アルフレード」は「誘惑されて棄て
られて」や「イタリア式離婚狂想曲」のような、艶笑喜劇と言うですか、
そちらの作品みたいですね。
俺はやはりピエトロ・ジェルミ監督は「鉄道員」「わらの男」「刑事」「越境者」
などの初期の作品が好きですね。
380 :
モゥ〜(ネタバレ有り) ◆mOwwWWww :02/05/14 20:16 ID:fMYUO4v6
『鉄道員』 Il Ferroviere
ハイ淀川です。イタリア映画は多情多感。まるで脂のついた手でさわりまくるような
人間の喜怒哀楽をうまく見せますね。まさにホームドラマの天才。父と子の、家と仕事の
その写実主義が見事ですね。”父ありき”の親と子の愛が日本人にも通じ身にしみますね。
ピエトロ・ジェルミのお父さん。今思い出しても涙が出ますね。やさしいお母さん、
パパを誇りに思っている坊や、それに年頃を迎える娘たちの家族描写のうまいこと。
人生はまるで線路を走る列車じゃぁないかと思わせます。トンネルの明るさ、暗さ、
そしてカーブもある。突如として飛び込む自殺も起る。ラストのお父さんの死。
これはほんとうに胸をうつイタリアの家族ドラマの名作ですよ。
「田園交響楽」
舞台はフランス山間部 あたり一面、銀世界 クリスマス・イブを間近に控え
牧師一家に訃報が届く 村の外れの粗末な小屋の 老婆が息を引取って
後に残った幼娘(おさなご)は 光が届かぬつぶらな瞳 神が与えし試練の道か
天を仰いだ牧師のジャンは 我が手で育てる決意して ジェルトリュードと名を付ける
動物並に育った少女 なんとか早く人並みに 牧師夫婦の献身的な
努力と熱意が実を結び 月日は流れて十数年 ジェルトリュードは成長し
いまや美貌の女性に育つ 牧師夫婦の長男、ジャック 都会で暮らす音楽家
しばしの休暇で帰郷の報せ ジャックのフィアンセ、ピエットは 愛する彼を待ちわびる
ジェルトリュードをひと目見た ジャックはその美に驚いて 婚約中のわが身を忘れ
熱き想いを彼女に寄せて 手に手を取って、ワルツを踊る もはやジャックは彼女の虜
父親のジャンはそれを知り ジャックを厳しく咎(とが)めて叱る 彼女は絶対、手放せぬ
ジェルトリュードが愛する人は ジャックの父であることを 母は気付いてひとりで悩む
揺れる想いのピエットは 彼女も恋に苦しみ、悩む 美貌で敵わぬ相手だけれど
ジェルトリュードの眼が開けば ジャックの同情、消え失せて 彼は私を選ぶはず
牧師夫婦に進言し ジェルトリュードは眼を手術 そして手術は成功し
光が戻った彼女の瞳 笑顔のジャックがその眼に映り 彼は想いを打ち明ける
ところが彼女が一途に想う、 相手が父だと知ったとき 絶望の淵に立たされる
婚約解消したジャック 失意で故郷を後にする 母は悲観し涙にくれて
激しく夫を問い詰める 牧師の立場でありながら 美貌の乙女を手元において
家族の想いを踏みにじり 息子のジャックを遠ざけた 涙で叫ぶ妻の声
愛と家族と信仰と 運命に悩む聖職者 ジェルトリュードを愛するジャンは
思い悩んだその夜に 彼女を手放す決意をするが 悲劇の幕は無情に開く
ジェルトリュードは全てを悟り 我れとわが身を責めて泣く 私がここに来たために
不幸の種が知らずに育ち 善意の人々、傷付けた もしも盲目(めしい)のままならば
平和な一家でいたものを 私の瞳が悪魔を呼んだ もはや生きる術(すべ)はなし
深夜に部屋を抜け出して 暗く冷たき泉の中に ジェルトリュードは身を投げる
あわれ、みじかきその命 静まり返った泉のほとり 冷たくなった彼女の身体
両手で抱いた牧師のジャンは 神が定めし運命と 己(おのれ)のおろかな感情を
想い巡らし、立ちつくす 死の影の谷に一筋の 光は汝(なんじ)を照らし給う
名優、ミシェル・モルガンと 牧師はピエール・ランシャール 雪国の中で綴られる
妖精のように美しく 宝石の如く輝ける ジェルトリュードの生涯は
原作、文豪アンドレ・ジイド ジャン・ドラノワ監督が 描く、悲恋の物語
382 :
1:02/05/15 17:33 ID:Ld4/ocxr
>>380 モゥ〜(ネタバレ有り)さん
>『鉄道員』 Il Ferroviere
ピエトロ・ジャルミの機関士仲間の人の良さそうなサーロ・ウルティは、
ジェルミ映画の常連ですね。丸顔で人懐っこい顔ですが、「越境者」では
移民志願の農民を騙す詐欺師役を演じてました。
もう一人忘れられないのが、長女役のシルヴァ・コシナ、あの清純そうな女優が
あんなお色気女優になるとは想像も出来ませんでしたよ。
>>381 名画紹介 七五調さん
この映画は未見でした。
七五調を読んでいると、面白そうですね。題名と内容はかなり違いますね。
一瞬、ウォルター・ヒューストン、ジェーン・クロフォードの「雨」を思い出しました。
ミッシェル・モルガンは個性的な顔立ちですね。俺は「霧の波止場」のトレンチコート姿が特に
印象的でした。それと「落ちた偶像」「愛情の瞬間」なんかが直ぐに思い出し
ました。
ピエール・ランシャールはブランシャールと同一人物ですかね??
そうだったら「舞踏会の手帖」のもぐりの堕胎医や「罪と罰」で主演して
いた人ですね。
383 :
モゥ〜(ネタバレ有り) ◆mOwwWWww :02/05/15 19:53 ID:qxgNofai
『雨』(32) The Rain
ハイ淀川です。牧師さんがバイブルを読んでいるうちにキャメラは彼女の首筋にいくのね。
キャメラは牧師さんの目になっている。次の朝、島の岩に牧師さんの靴が脱いであった。
この牧師さんは自殺しちゃったんですね。どうしてこうなったのか。牧師さんはこの女を
やさしくやさしくいたわっているうちに欲情して女を犯しちゃったんですね。
そして最後はウイスキーの瓶を持った女が飛び出してきて、「男ってバカだね」という
ところで終わる。男なんて牧師だろうがヤクザだろうがみんな同じだというあたりのすごさ。
これはなんとも知れん怖いお話で、ルイス・マイルストン監督の見事な演出。それに応えた
ジョン・クロフォードの名演技で名作となりましたね。
384 :
白夜の陰獣:02/05/15 20:00 ID:Q15w/FA9
>>383 淀川さん。溝口健二の「浪花女」について語って下さい。
385 :
>>384:02/05/15 20:41 ID:nkOtOCSG
サア、今夜は日本映画ですよ、「浪花の恋の物語」。内田吐夢がこんな近松の悲劇をものの見事に
やりとげましたね。誰もが楽しめるA級娯楽映画です。成沢昌茂の脚本が巧く、近松自身現れるという、
例えば「ハムレット」にシェイクスピア自身が出てくるような無茶苦茶が、うまくさばけて、近松が
出ることで現代性を感じさせるあたりが面白い。有名な新口村の場面を、舞台の文楽人形にしたのも
面白いところですね。これを見せたいばっかりに近松がのさばりでたのかもしれませんが、
この演出工夫は成功しています。錦之助の忠兵衛は若々しく瑞々しい。有馬稲子の梅川はローソクの
灯に育った女には見えませんが努力賞。溝口健二を失ったいま吐夢に期待しましたが裏切らなかったですね。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
―――――v――――――――――――――――
,.r―‐----、_
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/ ,r''"゙'''"''^~ ゙ヽ、= ヽ
i 彡' ゙ミ`i
!ソj jiiii=、_ _,.=iiiii .)jリ
トーrr=====、_r====v'レ、
frレハ'-〜' ,ハ '゙〜:,ノ ト,!
ヽ.lN ー‐'r,、 ,),、‐‐' .イ/
トj ト、 " ,___,.` ノ n. ,、
.∧ヽ. "(__ソ` ,ノ 「゙j. ! ! !.l.i゙l
,..:'f' \ヽ丶、_,.ィ ,ハ-、 !. i.! ,l.! l,! l
'" l ヾヽ、 .ハ ,-、 ,}. i!
! \`ヽ-'く .l \゙‐' ‐、,.:' j
\ ,/
386 :
白夜の陰獣:02/05/15 20:48 ID:Q15w/FA9
>>385 「浪花の恋の物語」でなくて
1940年京都松竹.溝口健二監督.田中絹代主演「浪花女」
387 :
>>386:02/05/16 20:39 ID:wNzGCRaY
サアこの映画、井原西鶴の「好色一代女」を溝口健二が宿願の映画化しました。この夜鷹は
しょぼしょぼと寺の横の入口の五百羅漢のところを通り抜けて帰っていく。自分と昔、契ったか
恋した男たちを羅漢の顔を見ながら思い出すんですね。そして、夜鷹は路地を通って一軒家の
格子戸を開けますね。向こうにいる三人の夜鷹らしい女が火鉢を囲んで茶をすすりながら
「また、お茶をひいたんか」。すると、この夜鷹は「へぇ」と言って、頭からかぶった手ぬぐいを
パラッと取ると、無残な六十もちかい女の厚化粧。次のシーンでは京都のさるお店のきれいな娘。
つまり、そのきれいな娘が、いまのなれの果て。見事なファーストシーン。語りだしでこの映画の
すべてがわかります。田中絹代の老女の夜鷹が実にうまい。「西鶴一代女」、すごいね。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
―――――v――――――――――――――――
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388 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/05/16 23:05 ID:TSdlfCb/
直接映画には関係ないけどどれぐらい古くてどれぐらい最近のまではわかるんですか?
重いけど愛を感じる日本映画教えてください。
で、しかも女優さんがいい感じのがいい。
391 :
シネマ三四郎:02/05/17 12:10 ID:CagkxV3X
>>389-390 「重いけど愛を感じて女優さんがいい感じの日本映画」
私は、邦画にはそれほど詳しくはないんですが、昔見た
「暁の脱走」(監督:谷口千吉 主演:池部良/山口淑子)
は、この条件に合っているような気がします。
392 :
1:02/05/17 15:27 ID:KAx+vG4f
>>389 名無シネマさん
>>390 名無シネマさん
>「重いけど愛を感じて女優さんがいい感じの日本映画」
「妻は告白する」(監督・増村保造)、若尾文子。
「宗方姉妹」(監督・小津安二郎)、田中絹代。
「浮雲」(監督・成瀬巳喜男)、高峰秀子。
「麻雀放浪記」(監督・和田誠)、大竹しのぶ。
「わが青春に悔いなし」(黒澤明)、原節子。
お捜しの映画と違っているか解りませんが、今思い出したのはこれくらいです。
ありがとうございました!
394 :
名無シネマさん:02/05/18 03:24 ID:B2IocDw/
>>389-390です。
重いけど愛を感じる映画で女優がいいかんじ、洋画だと自分にとってはひまわりでした。
395 :
銀幕最高:02/05/18 04:15 ID:puY10Y7+
アルプスの頂上から突き落とされ湖に沈められ5日ぶりに生還しました・・
実は電源コードとパソコン本体の接続が悪く修理に出してました、
ワープロとインターネットの無い生活も気分転換てとこでした
(以下の書き込みをする時にプチッと電源が落ちた)
>>368シネマ三四郎さん、
>>370の1さん、
>>371、
>>374モゥ〜さん、
>「卒業」キャスティング
以前にも書きましたが、僕は本作の冒頭から前半にかけてニヒルなホフマン(+「サウンド・
オブ・サイレンス」)が大好きなんすよ、有名なラストシーンのカタルシスよりずっと・・
これ60年代ですよね、シネマ三四郎さんが
>今の時点では「えっ?まさか」という感じですが、
と書かれたのと全く同感で、現在のレッドフォードではしっくり来なくとも果して当時は
どうだったか・・まだレッドフォード=正統派のイメージが固着する以前であれば意外に
面白かったと思います。他の人と食い違った見方だけど個人的に後半から花嫁かっさらいまでの
エネルギッシュさはホフマンよりレッドフォードが演じた方が凄かったんじゃ無いかと
思うくらいです、ホフマン=コンプレックスに満ちたヒーロー、レッドフォード=どこか
冷めてるがダイナミズムも持つというイメージから、前半=ホフマン、後半=レッドフォードて
とこすかね。
この映画実は2つの別のストーリーを継ぎ接ぎしたものだった、なんて説は無いすかねーやっぱ
>>369の1さん、
>エデル・ジョフレVSファイティング・原田
凄かったらしいですね、何度か因縁の対決を繰返したのじゃないかな、90年代の辰吉vs
ラバナレスより凄かったのかなー
>小さい頃にやっていた米テレビドラマも軒並み高視聴率でした。
挙げられた作品中バーバラ・スタンウィック演出+主演の大ヒットがありましたか。
あと90年代にちょっとしたルシル・ボール・ブームがありましたが「アイ・ラブ・ルーシー」なども
ご存知ですか。
も少し後に「スパイ大作戦」「刑事コロンボ」と2大サスペンス作が登場!完成度は
傑作映画に引けを取らないものですよ、T・クルーズ「ミッション・インポッシブル」は
「スパイ大作戦」のリメイクと名乗る資格の無いアイドル映画!一方90年頃の「刑事コロンボ」も
イマイチ好きじゃないなー(ウィスキーのCMのP・フォークは大好きだが)
396 :
銀幕最高:02/05/18 05:15 ID:PJ9SW9CM
>>375 >6月のBS
ヨダレ出そう
・エイゼンシュタイン「十月」(出来れば「全線」も)誰か絶対見て教えて下さいよ!
・裕次郎、ひばり特集など泣かせますなー(無性に見たい)
・ありゃ目下読書中のブラッドベリ+トリュフォー「華氏451」もやりますな、
やっと半分読めた程度(汗)
・クサそうな「セント・エルモス・ファイアー」も実は見たい、「ゴースト」より更に
5歳も若いD・ムーアが見られるなら
・忘られてならぬ名優R・フェニックスの「旅立ちの時」も要チェック、最近話題の
シドニー・ルメットだしね
・「ステラ・ダラス」はサイレントから在ったのですね、37年スタンウィック版がオリジナルと
思ってた(37年にルシル・ボールが出てる様ですね)
・ベルイマン特集も通好みの選択だけど、俺有名作も見てないからちとこれはキツイな
・何気に一番凄いのはムルナウの「ファウスト」か
>>381七五調「田園交響楽」
これ随分ドラマチックですね、ジイドのえげつない自伝的作品かと思ってました。
ジャン・ドラノワはフランス文学に固執する異色の監督ですね、「クレーヴの奥方」
なんて何百年か前の小説もやっちゃったし
>>382の1さん、
>ミシェル・モルガン「落ちた偶像」
モルガンええ女ですね。
C・リード「落ちた偶像」て子供の視点から見られててローアングルが印象的でしたよね、たしか。
リードはウェルズかぶれなのかな?「第三の男」関連もあるから。
>>383モゥ〜さん
>「雨」
あの頃はS・モーム・ブームだったのですね、B・デイヴィス「痴人の愛(人間の条件)」、
ガルボ「彩られし女性」もたしかそう、皆30年代前半だしね
397 :
1:02/05/18 13:40 ID:A5ScxhAF
>>394 名無シネマさん
>洋画だと自分にとってはひまわりでした
同じ様なうな題材で、
「戦争と貞操」(ミハエル・カラトーゾフ)
「かくも長き不在」(アンリ・コルピ)も、お捜しの映画ぴったりと思います。
>>395 銀幕最高さん
>実は電源コードとパソコン本体の接続が悪く修理に出してました
そうでしたか、何処か旅行かと思っていましたよ。
>90年代の辰吉vsラバナレスより凄かったのかなー
これは比べ様がないですが、関心度から言うと全然問題にならなくて、
翌朝、各新聞の第一面を飾りました。国民的レベルの出来事のようでした。
F・原田とジョフレはこの一戦だけだったと思いますけど、これにメキシコの
ジョー・メデルが加わって「黄金のバンタム」と呼ばれていたと思います。
>挙げられた作品中バーバラ・スタンウィック演出+主演の大ヒットが
>ありましたか
この中にはありません。確かスタンウイックが男勝りの牧場主だったと思います
が、え〜と、う〜〜ん、題名が出てきませんよ。
>「アイ・ラブ・ルーシー」などもご存知ですか。
よく憶えていますよ、大人気でした。「ルーシー・ショー」と言う題名だったかな
とも、思うのですが・・・
会場の笑い声を流す、最初の番組じゃなかったかね??
どちらも子沢山のルシル・ボールがヘンリー・フォンダと再婚する「合併結婚?」
と言う映画も観た記憶があります。
>も少し後に「スパイ大作戦」「刑事コロンボ」
その前に忘れてならないのがロバート・ヴォーン&デヴィット・マッカラムの
「0011/ナポレオンソロ」、大人気でしたよ。
レオ・G・キャロルもいい味を出していましたよ。
398 :
シネマ三四郎:02/05/18 16:13 ID:5lq5wp3X
>>394 「ひまわり」がお好きなら、ヘミングウェイ原作の映画で2本
「誰が為に鐘は鳴る」(主演:ゲーリー・クーパー/イングリット・バーグマン)
「武器よさらば」(主演:ロック・ハドソン/ジェニファー・ジョーンズ)
もおすすめです。どちらも戦争と戦場を背景にした悲恋ものです。
1さんが挙げられた「かくも長き不在」も素晴らしい傑作ですが、
私は、アンジェイ・ムンク監督の「パサジェルカ」という映画が忘れられないですね。
この映画は、製作途中で監督が亡くなってしまい、後半はスチル写真での構成でしたが、
それでも大変感動させられたのを覚えています。
1の感覚で言うと「震える舌」は1〜4のどれですか?
400 :
名無シネマさん:02/05/18 17:03 ID:jjbqx2VU
401 :
1:02/05/18 17:08 ID:8zHSaJl6
>>398 シネマ三四郎さん
アンジェイ・ムンク監督の「パサジェルカ」
題名には記憶があるんですが、ストーリーその他、全然思い出せません。
>>399 名無シネマさん
申し訳ない、意味がよく解らないのです。
>>394 名無シネマさん
>洋画だと自分にとっては「ひまわり」でした
5/20(月) BS2 PM8:10〜9:40「逢びき」(デヴィット・リーン)
この映画も、重いと言う程じゃないけど、どこか「ひまわり」を連想させる物が
あるように思うのですが・・・
402 :
モゥ〜(ネタバレ有り) ◆mOwwWWww :02/05/18 17:11 ID:caYRWgdK
『ひまわり』(70) I Girasoli
ハイ淀川です。この映画のいいところは後半ですね。マストロヤンニがソフィア・ローレンを
どうしても忘れられなくなってイタリアに探しに戻ってくるところ。男と女は目が合いましたが、
そのとき、雷鳴と夕立。停電しました。ローソクをへだてて二人は接吻することもできない。
そうかと思ったときに、パッと電気がついて明るくなった。その明るさで、二人の心の覚悟が
ハッキリと決まりました。二人はもう一緒になれないんだ。それぞれの家族を持ってしまった。
覚悟のあきらめた顔に涙をためるこのラストシーン。男女の覚悟を、ローソクと停電、そして
電気がつくところで、見事に表現しました。デ・シーカの名作ですね。
403 :
シネマ三四郎:02/05/18 17:56 ID:5lq5wp3X
1さんへ。
ポーランド映画「パサジェルカ」は、ずいぶん昔に一度見ただけですので、
ちょっと自信ないのですが、おおよそ次のようなストーリーだったと記憶しています。
ナチスの看守だった女性が新婚旅行(?)で、船の旅に出ます。
(「パサジェルカ」というのは「乗客(英語のパッセンジャー)」
と言う意味だったと思います。)
その船の中でアウシュヴィッツ収容所で囚人だった女性を偶然見かけて、
あの悪夢のような収容所での出来事が甦る・・・
・・・という内容だったと記憶しているのですが。
私は「愛の嵐」を見たとき、この映画をすぐに思い出しました。
たいへん重いテーマを扱った映画ですが、深い感動を与えられた同時に
未完成版で、これだけ素晴らしいのならば、無事完成していたならどんな
映画になっていた事かと、ムンク監督の急死を惜しんだものでした。
404 :
名無シネマさん:02/05/18 23:26 ID:G5jUKjAb
405 :
銀幕最高:02/05/19 05:56 ID:SZfAisLT
>>388 >直接映画には関係ないけどどれぐらい古くてどれぐらい最近のまではわかるんですか?
サイレントで「良かった」と素直に言えるのは古くて16年頃のチャップリンの「番頭」「スケート」、
でもチャップリン短編は外してくれと言うなら、グリフィス+L・ギッシュもの一本も見てない俺としちゃ
25年まで進みます、ドイツのG・W・パブストは「喜びなき街」第一次大戦後の退廃したウィーンの
人間模様を描く社会派ドラマ(若きガルボが出演)、鋭い風刺と内面描写が鮮烈な飽きさせない傑作
(第一にタイトルが最強だよ)、同年は「戦艦ポチョムキン」「黄金狂時代」、次年は「メトロポリス」と
徐々に俺にとっても御馴染みが出てきます。
話それるけどサイレント作品のどうにかして欲しいのは、バックに流されるあの単調なピアノ!
「眠れ」と言わんばかり。おかげで大好きなルビッチの「結婚哲学」「ウィンダミア夫人の扇」も
チャップリン「巴里の女性」も駄目だった、一方19年「カリガリ博士」はワイマール帝国を象徴する如き
「影」の用い方がかっこ良かった(表現主義とか呼ばれてる)が作品として感動したとは言えない・・
サイレントスターはルドルフ・ヴァレンチノとグレタ・ガルボくらいかな(ソ連のイヴァン・モジューヒンと
ドイツのエミール・ヤニングスという伝説的名優が居たらしいが)、しかも超有名作
「肉体と悪魔」(27年)程度しか思い浮かばん(ちなみに「喜びなき街」のガルボは準主役)
新しいの・・・監督は(80年代新生)ゴダール、タルコフスキー、W・ヴェンダース、
80年代中盤までのスピルバーグ、G・ルーカスまでで精一杯(やや苦しい)
俳優は米デ・ニーロ、仏G・ドパルデューあたりまで。
日本は女優で夏目雅子、薬師丸ひろ子まで。
>>394、
>>400 て訳で現代日本で「重いけど愛を感じさす」女優は薬師丸ひろ子だ!若き日の代表作「Wの悲劇」を
推します、世良正則も好演、駆け出しの高木美保が薬師丸のライバル役でエッチぽいのも良、
化け物女優役三田佳子も見もの。薬師丸自身は当作よりもっと若い「セーラー服と機関銃」の頃が
エッチで好きだけど。
「スローなブギにしてくれ」の浅野温子もいい感じだったような(うろ覚え)
406 :
銀幕最高:02/05/19 06:02 ID:XNpnvf0L
>>397の1さん、
>翌朝、各新聞の第一面を飾りました。国民的レベルの出来事のようでした。
ボクシングにとって幸福な時代だったのですかね、ジョー・メデルも私でも知ってます、
個人的に辰吉にはかなり燃えるし国民的ヒーローだけど大手新聞の一面に来ませんわな、
今一面に来るなら柔道の田村亮子ですかね(こちらではあの柔道の篠原をシドニーで怪しい判定にて下した
仏のダヴィッド・ドゥイエが週刊誌の表紙の常連です)
>確かスタンウイックが男勝りの牧場主だったと思います
そう聞きました、是非見たいもので。スタンウィックは50年代はB級西部劇等にも精力的に出た後
TVに進出し華々しく成功した様ですね、あの時代既に輝かしいキャリアを持つ大スターが
B級モノやTVに果敢に出て行くのは抵抗があったでしょうね、
B・キートン自伝を読んでて彼はトーキー初期に凋落後TVに活路を見出し50年頃は
既にTVにハマってたことがうかがえます、実際「ライムライト」見てもキートンのシーンは
活力とウィットに満ちてとても老いさらばえた「旧スター」では無かった!
>「ルーシー・ショー」と言う題名だったかなとも、思うのですが・・・
90年代のルーシー・ブームで「ルーシー・ショー」はTVで見たのですよ、これカラーで60年代と
聞いてますが、その前に白黒でルーシーが旦那と共演してブレークした「アイ・ラブ・ルーシー」があったと
聞いたのですが(50年代?)、スミマセン古すぎました。
スタンウィックものやルーシーもの等TVもどんどんビデオ化して欲しいものですね
>どちらも子沢山のルシル・ボールがヘンリー・フォンダと再婚する「合併結婚?」
オモロそう、フォンダのコメディは記憶に無いですわ、ボールは(前書いたけど)
映画に興味無かった頃、深夜TVで70年代の「メイム」なるコメディ見て当時70歳近かったと
信じられぬドタバタ喜劇に芸達者な人だと唸ったモンです(そこから徐々に映画にハマっていきます)。
それまで音楽も映画も洋モノは駄目と思ってたからボールの芸は国境を越えるのでしょう、
先日キートン自伝読んでたら「トーキー以降の最高のコメディ女優」として登場しましたよ
>ロバート・ヴォーン&デヴィット・マッカラムの「0011/ナポレオンソロ」
ショック!聞いたことが無い、題名がスゴイ、ビデオ化無いでしょうか。
>>398シネマ三四郎さん
>ヘミングウェイもの
個人的に「誰がために鐘は鳴る」より同じクーパー主演「戦場よさらば」がずっと好きなのですが
(ヘミングウェイも同意見じゃないかな?)、女優としちゃ「戦場よ・・」のヘレン・ヘイズより
「誰がために・・」のバーグマンの方がずっといい感じですよ。
>アンジェイ・ムンク「パサジェルカ」
初めて聞く名です、「ナチスの看守の女性が新婚旅行に出る」なる設定は反戦モノでも特異な
気がしますよ、ポーランド映画界改めて勉強したいと思いますね
407 :
1:02/05/19 14:04 ID:L+azOUDJ
>>403 シネマ三四郎さん
>ポーランド映画「パサジェルカ」
ありがとうございます三四郎さん、わざわざストーリー書いてもらったのに、
思い出せませんよ。多分勘違いで未見映画と思います。
でも面白そうな映画ですね。
>>405 銀幕最高さん
>ドイツのエミール・ヤニングスという伝説的名優が居たらしいが
ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督「嘆きの天使」でマレーネ・デーチリッヒに人生を狂わされる、
ラート教授役が有名です。
以前教えて貰ったんですが「ヴァリテ」では若い曲芸師に惑わされる、
サーカスの老曲芸師を演じていました。
>国民的ヒーロー
野球、ボクシング、相撲、プロレス以外で国民的ヒーローだったのは
水泳の男子自由形の山中毅、女子背泳の田中聡子、重量挙げの三宅義信、
陸上男子100Mの飯島秀雄、80Mハードルの依田郁子、アマレスの渡辺長武、ETCが
東京オリンピックではそんな感じだったと思います。
>「ルーシー・ショー」
リアルタイムで観ていたのは、やはり「ルーシー・ショー」でした。
>TVに進出し華々しく成功した様ですね
後、思い出すのは、「素晴らしき哉、人生!」のメアリ役のドナ・リードが
「うちのママは世界一」、「深夜の告白」「アパートの鍵・・・」のフレッド・
マクマレーが「パパ大好き」で人気を博してました。
>フォンダのコメディは記憶に無いですわ
他で俺の観たのは、「レディ・イヴ」と「美人は人殺しがお好き」ですね。
どちらもバーバラ・スタンウイック共演です。
>ロバート・ヴォーン&デヴィット・マッカラムの「0011/ナポレオンソロ」
>ショック!聞いたことが無い
今から35年程前、俺達の高校生の頃は、凄い視聴率でめちゃめちゃ人気が
ありましたよ。
ビデオ出ていると思うのですが・・・
408 :
名無シネマさん:02/05/19 17:51 ID:Nx85Rfbx
あげ
「小さな女の子とオッサンのハラハラドキドキのアクション。」(某ジャンレノのは×)
そんなアルトラ(超暴力)全開の映画をビジィーたいんだ。
お礼にカッター銭くらいは差し上げます。
小さなデボチカは幼稚園ぐらいが理想。そういう趣味じゃあないけど、なんか無償に
そんな映画をビジィーたくなったんだよ。
なかなかのホーラショーで興奮がガティワッツにビンビン来るのをたのむよ、兄弟。
410 :
ネタバレ有り ◆mOwwWWww :02/05/19 18:56 ID:86YaZ1/U
『黄金狂時代』 (25) The Gold Rush
ハイ淀川です。私の生涯のベストワンを選べと言われたらこの『黄金狂時代』ですね。
これは残酷と貪欲と愛の悲しさ美しさを描いた人間ドラマの名作中の名作。
ゴールドラッシュを描くのではなく人間の運命、飢えの恐怖、愛の美しさを凄まじいほど
見せました。この作品の二つのポイントは、「靴を食べる」ところと「ロールパンのダンス」。
至芸とはまさにこれ! 飢えはチャップリン映画の悲しい笑いの種(シード)でしたが、
靴を食べるほどの飢えはなかった。自分のトレードマークを食べた。私はこれを見たとき、
チャップリンはもう映画を撮るのをやめるのかと思ったぐらい怖かった。その陰惨な地獄絵図を
チャップリンは笑いの中で見せました。
『戦艦ポチョムキン』 (25) Bronensets "Potyomkin"
ハイ淀川です。映画史上でほんとうに好きな作品は何かと聞かれれば、一本はチャップリンの
『黄金狂時代』。もう一本はこの作品です。どうして私が好きなのか。それは映画の
モンタージュを初めて生んだ記念すべき作品だからなのね。まさに映画美の表現方法がどの場面にも
どの場面にも溢れているんです。水兵のスープの中にうじ虫が入っていた。そのキャメラの目による
感覚表現。オデッサの港にコザックの兵がやってくる。このときの大騒ぎ。群集が逃げて逃げて
石の階段をサッと降りていくところ。乳母車に赤ちゃんが乗ったまま滑り落ちていく。
その感覚の鋭さに目を見張らずにはいられませんね。
411 :
銀幕最高:02/05/20 06:50 ID:qsKndVvV
はじめに
言い忘れてました
>>374モゥ〜さん
>「1900年」
素晴らしい解説感謝です。
簡潔で、七五調さんのリズム感ある日本語の響きとまた別種の魅力でした
>>407の1さん
>エミール・ヤニングス
もって回った書き方しました・・・
「嘆きの天使」のヤニングスは迫力こそあれ大げさすぎる演技によって、
傑作なはずの映画をかえって古臭くしてしまってる様で、
名優のなれの果てのように感じてしまったのですよ。
このヤニングスの演技が魅力という人もいるのかも知れないですね、
でも本作以降のトーキーの彼のキャリアについては実際あまり良い評価が無い様ですね。
ヤニングスの真髄は「ヴァリエテ」や「最後の人」等の作(未見)に見られる筈だと信じ、
「名優が居たらしい」と書いたのです(ところでこの2つサイレントでしたよね)。
「ヴァリエテ」でのヤニングスは如何でしたか?是非知りたいです
>国民的ヒーロー
「新聞一面」で思い付いた事です、
先だって「ダニエル・ダリュー85歳の日」を新聞各紙が報じたと書きましたが、
数ヶ月前には「今日カーク・ダグラス75歳」が紙面を賑わしました、
日本ではあり得ないですね(原節子今日80歳!とか)。
文化の差があるでしょうが、映画が文学同様の地位を得てあらゆる大学で講座があるほど認知されてる風土と
関係あるでしょうかね、すると名優=人間国宝的発想が生じてくるのも自然かも知れませんが
>TV進出
「パパ大好き」「うちのママは世界一」は聞いた事あるけど、思い浮かびませんわ・・
TVドラマも素晴らしいのありますよね、「スタートレック」も付加えときます。
日本では山田太一脚本で20年ほど前ガキの頃親につられて見た「想い出づくり」なるドラマが忘れられない、
美女揃いで田中裕子、古手川裕子、森昌子(笑)が出てました、はねっかえり不良役でデビュー当時の
田中美佐子が良かった、主題曲も頭を離れない、御存知無いかな?
倉本聡も流行りましたね、あの人は挿入歌が巧かった、さだまさし、中島みゆき、尾崎豊らを巧く使ってた気がします
>「レディ・イヴ」
ブレストン・スタージェス+H・フォンダ+スタンウィックでしたか、奇想天外だ、
かなり期待出来そうです。
412 :
銀幕最高:02/05/20 06:54 ID:NsQN4V1s
>>409アレックス氏
ようわからんからフリッツ・ラング「M」(31年)でも見たら?
実在の連続幼女殺人鬼を元ネタにしててチビる。
(おまけ ×無償 ○無性)
>>410ネタバレ有りさん
>「黄金狂時代」
成る程「靴を食べる」=自分のトレードマークを失うだったんですね、
そう言えばあの映画のチャップリンには並ならぬ緊迫感が感じられましたよ
>「戦艦ポチョムキン」
オデッサの階段シーン。
普通これだけ有名なのは「勉強」みたく見てしまうから感動しないけど、
これはスリリングだったなー
最後にクルーゾーさん、2−3週間見かけませんが、パソコン修理じゃないですよね、
俺は「名無し」で参戦されてるのではとうがってるのですが
413 :
ホリヰ:02/05/20 18:02 ID:dYd7GYEt
実家のオフクロちゃんに頼んでおいた「放浪記」をやっと見ました。
感想。
「怪奇大作戦」が無性に見たくなった。
何しろ牛鍋屋のシーンでSRIの牧史朗こと岸田森と『死神の子守唄』で
犯人役をやった草野大悟が出ているし、編集者の役で『殺人回路』で
平田昭彦に命令されて神田隆を殺そうとする杉裕之まで出ているもんだから…。
それにしても東宝の大部屋俳優はあらかたわかるのに、
この映画の端役の人は知らない人多かったな。
東宝の俳優といえば伊藤久哉が出ていましたな。
この人、「地球防衛軍」で空中戦艦ベーター号から新兵器電子砲で
宇宙人基地を攻撃する役で出て来るのですが、
トレイがきゅっと反ったサービスキャップを被り、青いカッターシャツを着て
「発射!」と叫んで電子砲の発射レバーを引くところが
むちゃくちゃカッコよかったのでちょー萌えたのに、
「放浪記」ではスケコマシの劇団の男という役で
「おいたわしや久哉どの〜」って感じでした。
もっともこの人、なさけない役結構多いですが…。
それにしてもあんな貧乏くさい宝田明はじめてみた。
宝田明も仲谷昇も伊藤雄之助も加藤武も文学者役で
みんな実存主義者みたいに髪を長くして前にたらしているのがおもしろかった。
たしか林芙美子って過労死したんですよね。
平林たい子が「マスコミに殺された」といったとか…。
414 :
ネタバレ有り ◆mOwwWWww :02/05/20 20:31 ID:cphjII+D
『M』 (31)
ハイ淀川です。風船売りの老人が通りすがりの青年に口笛のことを告げるのね。
青年はとっさに白墨で手に"M"と書いて、街で行きかったその男の肩にバーンと叩いて
"M"という字をつけちゃうの。あれが絶対に犯人だと言って街の人たちがその男を
探すことになるんですけれど、そのスリル、サスペンスのうまいこと。子供は殺されたけど
死体がない。エッ! と思っているとキャメラが上がっていくの。そこに電線の上に
その子供が持っていた風船が引っかかっている。みんながびっくりするあたりの怖さ。
ラングはヒッチコックに負けないどころか、ヒッチコックがラングを真似たと思うほど
見事なタッチ。そこを見てほしい作品です。
415 :
銀幕最高:02/05/21 06:03 ID:1XOCa6c0
>>407の1さん
>TV進出
で大変なの忘れてました、裕ちゃん「太陽にほえろ!」。
1987年7月17日(たしか)に裕次郎死去の時、その前あたりは国民的騒ぎでしたが、
10代の俺でも釘付けになるほど「同時代人」て感覚だった、古い映画は全然知らなかったけど・・
「太陽にほえろ!」と言えば、山さん演じた露口茂って急に見かけなくなっておかしいな、
と思ってるんですが。
このドラマ神田正輝、渡辺徹、三田村邦彦登場あたりで印象薄れました、
やはりショーケンと松田優作あたりですね。
そういやショーケンの映画代表作て何ですか。松田優作なら幾つか見てるのですが・・
>>414ネタバレ有りさん
ラングも、ヒッチやルビッチ同様「見せない」ことによってサスペンスを生み出す巨匠ですね、
あるじを失くしてプカプカ浮く風船、呼び声だけが虚しく響く団地の階段などなど。
ラングがサスペンスの巨匠と呼ばれることは少ないけど「飾り窓の女」のサスペンス+ロマンスは
超一流、あとは「扉の奥の秘密」見てみたいなあ。
ラングが生涯に3度撮った「ドクトル・マブゼ」、これ誰か見てます?
やはりサスペンス・タッチかな。
>>413ホリヰさん
>たしか林芙美子って過労死したんですよね。
>平林たい子が「マスコミに殺された」といったとか…。
そうでしたか、この人の人生も語り草ですね。
成瀬巳喜男「めし」なる映画の原作がこの人だとつい最近知りましたよ、
すばらしきタイトルで気になってはいたのですが。
でも森光子さんいつまででんぐり返しやるんでしょう、「花の命は短い」はずなんですが(笑)
416 :
名無シネマさん:02/05/21 06:33 ID:aUpkjXZs
日本の映画?で南の島(沖縄のほう)にキャンプ行って
土のついた漬物を食べて腹痛になる話知りませんか?
なんか偶然食べなかった人がそれを救う感動的な話なんですけど
たぶんノンフィクションです。
「桑港(サンフランシスコ)」
20世紀の初頭の街は サンフランシスコの物語 大衆クラブの『パラダイス』
店の主人はブラッキー やり手の彼は世話好きで 下町みんなの人気者
商売仲間に推薦されて 下町・権益、守るため 市政官選挙に出馬する
クラブはショ−が売り物で ある日、歌手の面接に 店を訪ねる美女・メアリー
世間知らずの娘だけれど 純粋無垢な性格に 強く惹かれるブラッキー
採用されたメアリーは たちまち、綺麗な歌声で 『パラダイス』の看板歌手に
山の手・富豪のバーリーが 評判聞いてあらわる 彼も彼女にひと目惚れ
オペラの舞台のスターにすべく 引き抜き工作開始する 大金積まれたブラッキー
選挙資金は足りないけれど 彼女は譲れぬ絶対に 宿敵・バーリー、追い返す
ブラッキーの親友の 牧師のティムは忠告す 彼女の将来、想うなら
千載一隅、このチャンス オペラの世界に彼女を送れ 幼なじみの親友なれど
メアリーだけは手放せぬ ついに二人は喧嘩になって ブラッキーは牧師を殴る
それ見たメアリー、ショックを受けて 野蛮な男は大嫌い ブラッキーを見限って
バーリーの許へと走り去る 夢にまで見たオペラの舞台 彼女の才能、花開き
一躍、オペラのスターになって バーリー、彼女に求婚し 彼女もそれを受け入れる
愛する女(ひと)と親友を 一度に失くしたブラッキー さらに悲劇の追い討ちが
もぐりの賭博は違法なり 『パラダイス』が手入れを受けて 店の芸人、ブタ箱行きに
あわれクラブは閉店で 破産寸前、ブラッキー 裏で糸引く、バーリーの
黒い策略、耳にして 全てを悟ったメアリーは ブラッキーを救うため
『パラダイス』の芸人名乗り コンクールの舞台に上がり “サンフランシスコ”を美声で披露
優勝賞金、手にしたメアリー ブラッキーに手渡すが 依怙地(いこじ)になったブラッキー
そんな施(ほどこ)し、受け取れぬ 冷たく彼女をあしらって きびすを返し、立ち去るが
そのとき起きる地響きが シスコを襲う、大地震 ビルは崩壊、阿鼻叫喚
瓦礫(がれき)の中のブラッキー 間一髪で助かるが 愛しのメアリー、見当たらず
廃墟の街を彷徨(さまよ)いながら 彼女を捜すブラッキー ティムを訪ねて教会へ
一度は絶交したものの 幼なじみの親友同士 無言で通ずる友情を 固い握手で確認す
ティムは友の手を引いて 荒野の丘に案内す そこには愛しきメアリーが
無心に唄う、あの歌を “サンフランシスコ”が高らかに 失意の人々、勇気付け
街の再建、希望に満ちる ようやく出逢った二人には 明日のシスコが眼に映(うつ)る
主演のクラーク・ゲーブルに ティムはスペンサー・トレーシー 夢の共演、大作は
特撮効果も迫力満点 波乱の恋を演じる美女は 美声のジャネット・マクドナルド
監督、W・S・ヴァン=ダイク MGMが総力挙げた スペクタクルの巨篇なり
418 :
アレックス:02/05/21 21:06 ID:v29NgetR
>>412 今日、何件かはしごしてやっと「M」をビディーったよ。おもしろかった!
モノクロだったので最初ギョッとしたよ。モノクロなんて「七人の侍」以来だったから。
今年「M」ってリメイクされるみたいだぜ。シュワルツネッガー主演で。
あつかましいけど、オッサンが少女を助けるっていう風なのはないの?気長に待つからおねがいします。
419 :
銀幕最高:02/05/22 08:19 ID:DTHKnLBX
1さん今日も休みか・・パソコン修理かな。職場だ、ンなわけ無いか
>>416 ノンフィクション+キャンプもの(日本映画)は「キャンプで逢いましょう」が思いつきますが、
御探しとは違いそう、何かも少し(俳優等)ヒント無いですか。
>>417七五調「桑港」
嬉し過ぎ。
僕クラーク・ゲーブルが米映画中最高に好きな男優に入るけど意外と見てないのですよ、
第一、全盛期の30年代作品ビデオ化少な過ぎでは。
スイスへ来てからTVのゲーブル特集でシナ海を舞台のジーン・ハーロー共演ものとか見たけど、
こんなありふれたパニックものなどでゲーブルのダイナミックさが爆発しますね、ゲーブルは30年代が良い。
その中でも代表作「桑港」、バクチ有り歌有り友情有り楽しそうっすね!
ゲーブルは脳天気で豪放な外見の裏で淋しさが漂ってるのがいい、
「風と共に去りぬ」なら前半の皮肉屋で無頼漢、ひねくれた求愛の仕方がたまらんのぉ・・
後半は重苦しいドラマでイマイチはまって無かった気が。
ゲーブルはS・トレイシーとよく競演、舞台裏でもトップの座をめぐり火花を散らしたそうですね
>>418アレックスくん
>オッサンが少女を助けるっていう風なのはないの?
前は「アルトラ超暴力全開」て書いてたやん、
だからチビリ系にしたんだけど。
レンタル屋ハシゴとはご苦労さん、
「M」楽しんだなら良かった、ありゃ古い映画ダメな奴でもチビる映画だよね。
がシュワでリメイクされてるとは!とんでもない盲点だった、大体シュワはどの役なんだ?!
ぜひ情報よろしく
オッサンと少女てなかなか難しいね、
オッサンと少年ならゴロゴロ有りそうだけど(「パーフェクト・ワールド」「インディ・ジョーンズ」
「チャップリン・キッド」)。
で、ひとつ思いついたのはW・ヴェンダース「都会のアリス」、
未見だけどずっと見たいと思ってる個人的幻の名画。ストーリーは
http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/show_c.php3?num_c=15801&frmHeaderSearchType= を見て判断してくれ、
観たら報告ヨロシク
420 :
シネマ三四郎:02/05/22 11:07 ID:BygmKMmT
>>418 アレックスさんへ。
おじさんがデボチカ(娘っ子)を助ける映画というと、
「タクシー・ドライバー」が思い浮かびますが、これはビディ(見て)いますよね。
中年男と少女が主人公の映画ならば、モノクロですが、フランス映画の名作
「シベールの日曜日」がおすすめです。
そういえば、キューブリック作品では米国版「痴人の愛」ともいうべき、
ジェームズ・メイスン主演の「ロリータ」もありましたね。
私も「時計じかけのオレンジ」は大好きな映画です。
アンソニー・バージェスの原作も読みました。原作を読むと「時計じかけのオレンジ」の
意味がはっきり分かりますね。ところで、この映画を見て疑問に感じたことがあります。
映画では「デボチカ」とか「ビディ」などの「未来のスラング」がたくさん出てきますよね。
われわれ日本人は字幕の「ルビ」によって意味が分かるんですが、
アメリカ人やイギリス人は、台詞だけ聞いて理解できるのでしょうか?
なんとなく雰囲気で分かるのかな?
「時計じかけのオレンジ」とちょっと似た雰囲気の映画では、
同じくマルコム・マクダウェル主演のイギリス映画
「オー!ラッキーマン」(監督:リンゼイ・アンダーソン)
を思い出します。これも大変ショッキングな映画でした。
421 :
1:02/05/22 12:22 ID:mT2KFtPR
>>411 銀幕最高さん
>「ヴァリエテ」でのヤニングスは如何でしたか?是非知りたいです
良かったですよ。と言ってもあまりよくは憶えていないですが・・・
俺は「嘆きの天使」のヤニングスも良かったですね、凄く好きでした。
確か「ブルグ劇場」(ヴィリー・フォルスト)のウェルナー・クラウスが見出したと、本で
読んだ事がありますよ。
>>415 銀幕最高さん
>「太陽にほえろ」
「太陽にほえろ」は観た事がないんですよ。どうも苦手で・・・
刑事物なら、「七人の刑事」や「部長刑事」なら見ていたんですが、
ずっと昔にあった「事件記者」なども大好きでしたが・・・
>ショーケンの映画代表作て何ですか
唯一観たのは、石川達三原作の「青春の蹉跌」だけですね。
日本版「陽のあたる場所」と言うところでしょうか。この映画でモンティの役を
演じていました。
因みにE・テーラーは壇ふみ、S・ウインタースは桃井かおりでした。
>>416 名無シネマさん
申し訳ないです、ちょっと解りません。
>>417 名画紹介 七五調さん
この映画、以前からレンタルしようと思っていて、すっかり忘れてしまって
いました。ストーリーは殆ど解っちゃいましたが、それでも面白そうですね。
スペンサー・トレーシーの牧師役を聞くと、「少年の町」のフラナガン牧師を
思い出しますよ。
>>418 アレックスさん
>オッサンが少女を助けるっていう風なのはないの
これはお捜しの映画とは違うと思うけど、それにアクション映画ないですが
少女&おっさんまで行かないアンチャンで
「追いつめられて」(J・リー・トンプソン)
少女にヘイリー・ミルズ、アンチャンにホルスト・ブッツホルツ、めちゃめちゃ
面白いサスペンス映画です。
「ペーパー・ムーン」(ピーター・ボグダノビッチ)
少女にテータム・オニール、アンチャンにライアン・オニールで二人で詐欺行脚、
ハートフルな映画であります。
>>419 銀幕最高さん
珍しく一日中忙しい日がたまにあります。滅多に無いんですが・・・
422 :
ドコドン:02/05/22 15:32 ID:H3qf4BMx
〜徒然に〜
イブ・ロベールって「わんぱく戦争」の監督?
あれは、とてもいい。
フランス映画の大好きなところがいっぱい。
終盤になるとちょっと陰鬱になるけど。
「ぐうたら万歳」みたいなタイトルのヤツも観たかったなぁ。
「1900年」─ネコ好きは、観ちゃダメです。
ナポレオン・ソロは何本か映画にもなりましたね。
けどテレビの方が好きでした。
>ホリヰさん
穴あき靴下のチャールズ・パインですね(w
423 :
名無シネマさん:02/05/22 22:22 ID:E5cV9yyw
BSで「汚れなき悪戯」みました。いい映画だと思ったのですが、
この映画は切支丹的にはハッピーエンドと考えていいですよね?
神自らの御手によって天に召されるわけですから。
それに対する皮肉もちょっとあるのかなと考えるのは、ひねくれてますか。
童話の「マッチ売りの少女」にめでたし、めでたしと思えん人間なので。
424 :
名無シネマさん:02/05/22 22:40 ID:Cw5gY5ek
俺も30年前の小学生の時に、初めて見たときはただ
感動しただけだったが、今日、改めて見るとイエス様
が、あんなに簡単にマルセリーノを天国のママのもと
に連れて行っていいのか?と考えさせられた。
俺も6才の子供の父親になったからだろうな。
425 :
名無シネマさん:02/05/22 22:47 ID:8bgi3Uqy
>>420 「時計じかけのオレンジ」は名画座でやってた頃は、いわゆる普通の字幕でした。
だからビデオで「デボチカ」とか変な字幕になっちゃった時は、どうもしっくり
きませんでした。キューブリック様の指示だというのはわかるんですが、どうも・・・
はじめから現在の字幕版で観ると素直に観れるんでしょうが。
426 :
名無シネマさん:02/05/22 23:41 ID:Cw5gY5ek
さっきBSでやっていた「汚れなき悪戯」のラストの教会で
大勢の人が祈りを捧げているシーンのイエス像の左側の壁に
かかっていた絵は、テレビゲームの「バイオハザード」の
絵画の部屋に掛かっていた子供の絵と同じように見えた。
ピンぼけではっきりとはわからなかったが、あの絵は有名な
絵なのかな。
427 :
スモーキー:02/05/23 04:14 ID:wgsCJZe4
少年とオッサンの異色バイオレンス西部劇「11人のカウボーイ」
公開時には子供による仇討ちシーンが問題になったそうです。
あ、お題は少女か...。
>ショーケンの代表作
「約束」はマイナーすぎですかね。
メジャーなやつだと「八つ墓村」か、うーむ。
>時計じかけのオレンジ
スレ違いかもしれませんが良いタイミングなので質問させて下さい。
本作のオリジナルの画面サイズは何なのでしょう?
俺は初期のDVD-BOX持ってますが、ヨーロッパ・ビスタという
4:3のTVサイズに近いもので収録されてます。
実は昔リバイバル時に小屋で観たんですが、その時はもっと
横長の普通のビスタくらいだったと思ったんですが。
上下マスキングして上映してたのかな?or単なる俺の記憶違いかな?
要はDVDに収録されてる映像が、監督の意図した構図であれば
(勝手にトリミングされてなければ)それでOKなんですが。
428 :
銀幕最高:02/05/23 06:46 ID:fGWy3QW8
>>418アレックス氏
>オッサンと少女
追加・・・高倉健+薬師丸ひろ子「野生の証明」。
思い出した自分がちとウレシかったよ
>>420シネマ三四郎さん
>おじさんがデボチカ(娘っ子)を助ける映画というと、
>「タクシー・ドライバー」が思い浮かびますが
そういや孫ギャルみたいなジョディ・フォスターが出てたんでしたね
>映画では「デボチカ」とか「ビディ」などの「未来のスラング」がたくさん出てきますよね。
なんだ、2ちゃねる用語かと思った。
>>421の1さん
>俺は「嘆きの天使」のヤニングスも良かったですね、凄く好きでした。
なんかクサす様な事書いて御免なさい。
そういや何故ヤニングスがオーバーアクションに見えたかって言うと、
彼は本作中でセリフあまり喋んないですね、
つまりサイレント作品の延長上で表情とジェスチャーだけですべてを表現しようとしてた、
て事があるのかも知れません。
>「青春の蹉跌」
>因みにE・テーラーは壇ふみ、S・ウインタースは桃井かおりでした。
スミマセンつい笑ってしまってしまいました、
だって桃井かおりの方が男をかっさらって行きそうじゃないですか、如何でしたか?
>「太陽にほえろ」は観た事がないんですよ。どうも苦手で・・・
>刑事物なら、「七人の刑事」や「部長刑事」なら見ていたんですが、
えっ、失礼ですが「太陽にほえろ」苦手な人は初めてといっていいくらいです!
他の刑事ものと比べて何がダメなんでしょう、殉職シーンとかの血なまぐさ?
>>422のドコドンさん
>イヴ・ロベール
「わんぱく戦争」ならタイトル知ってると思って検索したら
「プロヴァンス物語・マルセルの夏」「プロヴァンス物語・マルセルのお城」の監督だったのですね。
これ第二外国語の仏語の講義で何故か見せられた、「癒し系」の作品という印象。
>>427スモーキーさん
>「11人のカウボーイ」
こりゃまたJ・ウェインも晩年のカルトを掘り出して来ましたね、つい検索かけちゃいましたよ、
キャスティング見たら見事にウェイン以外誰も知らない・・
(ロバート・キャラダインの名は聞いたような、でも良くある名前だからなぁ)
>(ショーケン)メジャーなやつだと「八つ墓村」か、うーむ。
「八つ墓村」はTVでも何度も放映されたからさすがに知ってるけど、
あれだけの俳優の代表作としてはやはり寂しいものがありますよね。
やっぱショーケンの代表作は「太陽にほえろ!」と「前略おふくろ様」なのだろうか、
まあ「居酒屋ゆうれい」等もありますけどねぇ、何かまだ物足りない。
ところで「前略・・」TVで見た人います?
この「おふくろ様」は田中絹代らしいので相当古いとは思いますが。
429 :
シネマ三四郎:02/05/23 19:07 ID:S2L+q/Tn
>>427 スモーキーさんへ。
萩原健一の主演映画では、神代辰己監督の「アフリカの光」が私は割と気に入っています。
「時計じかけのオレンジ」の画面サイズの件ですが、そういえば初公開当時、
「あれ、画面が小さいな」と感じた記憶がありますが、定かではありません。
キューブリックはポスターやチラシなど、すべての宣伝媒体にあの有名なイラストを
使うよう指示したそうですが、このへんはさすがですよね。
ところで、この映画の中で主人公のアレックスがレコード店に入るシーンがありますよね。
この場面をめぐって、私は友人と大激論をした懐かしい思い出があります。
私は「未来にあんなレコードがあるはずがない、きっともっと小さいカセットテープに
とって替わっているはずだ」と主張し、
友人は「いや、カセットが普及しても、レコード盤がなくなることは絶対にない。」と反論します。
ちょうど磁気テープがオープンリールからCカセットに切り替わった時期でした。
映画を見たあと、この件について夜遅くまで議論したのを思い出します。
二人とも、コンパクト・ディスクの登場については予測できなかったというわけです。
この少し後、映画評論家の水野晴男さんから、思いがけない場所で、
「絵の出るレコード」という夢のような話を聞くのですが、この話はまた今度。
430 :
メイヤー:02/05/23 20:13 ID:yYufurst
>>419 銀幕最高さん
スペンサー・トレイシーは一時、ゲーブルとの共演以外では必ず配役順序一番だったそうですよ。
この二人は互いに認め合っていたという話を聞いたことがあります。
「桑港」の劇中劇でグノー作曲のオペラ「ファウスト」が登場しますが、マクドナルドは後に舞台で演じています。
431 :
スモーキー:02/05/23 22:41 ID:qredXdXa
>>428 銀幕最高さん
>11人のカウボーイ
作風自体は正統派だと思うんですが、子供が、いくら敵とはいえ
大人を殺しまくる展開が一般受けしないんでしょうね。
名の有る役者は敵のボス役がブルース・ダーンでした。
(ウェインを殺すのが彼でした)
主役が中盤過ぎで死ぬ映画も珍しい、あ、やはりカルトか?
でもカルト西部劇といえば、これもオッサンと少年のコンビ
(何故に少年は全裸?)の「エル・トポ」でしょうw
>>429 シネマ三四郎さん
>「アフリカの光」
「ハタリ!」みたいなのを想像しながら調べたら、全然違いましたw
面子からして70年代の空気感がびしびし伝わってきそう。
機会があれば観てみたいです。
時計じかけの画面サイズの情報ありがとうございます。
ところでキューブリック作品の音声は殆どがモノラル収録だったと
思いますが、何か訳有りなんでしょうか?
単に監督がステレオ嫌いなだけなんでしょうか?
ご存じの方いたら宜しくお願いします。
432 :
ネタバレ有り ◆mOwwWWww :02/05/24 20:43 ID:Fisq8Nje
『時計じかけのオレンジ』 (71) A Clockwork Orange
ハイ淀川です。アレックスの顔はクローズアップ。片目に女のつけまつげをつけていますね。
ここに男性自身のセックスがすでに匂いますね。高校生不良組のありったけの不良ぶり。
モダンな猫ばあさんが、大きな男の性器の置物でぶち殺されるすさまじさ。前半はフェリーニの
『81/2』をしのばせ、フィルム編集の見事さはモダン・バレエの香りです。
音楽をふんだんに加えて、スラップスティック・コメディの様式で、しかも『ウェスト・
サイド物語』からあらゆる甘美さをはぎとった青春エネルギーの暗黒の強風。それが後半になり、
入獄のあたりからはブラック・ユーモアに移っていきますね。これほど才走った作品をつくる
アメリカの監督はいませんね。
433 :
ホリヰ:02/05/24 20:43 ID:0yF2HJTV
>>422 ドコドンさん
>穴あき靴下のチャールズ・パインですね(w
あの穴あきは、アクシデントなのかギャグなのかリアリズムなのか?
でも靴下に穴があいているのはバインではなく殺し屋の方でしたね。
あの舞台になった再開発するために人がいなくなった区画というのは、
ルパン三世の「7番目の橋が落ちるとき」にアイデアが使われたいました。
434 :
銀幕最高:02/05/25 06:37 ID:qHsuAY9R
今夜はヘベレケで支離滅裂っぽいですが(それでも書く)
>>423 >切支丹的にはハッピーエンド
俺の女友達によると「道」(フェリーニ)はキリスト教的にハッピーエンドだそうです、
何かこの見解スノッブぽくて西洋かぶれぽくて嫌なんだけど、どうでしょうか
>>429シネマ三四郎さん
>ショーケン
これだけの俳優だからもう少し引っ張りましょうか。
「極道の女たち」三田佳子バージョンは、姉さんは志麻姉さんの魅力に敵わなかったものの、
ショーケンの持ち味が本作を支えてたと言えると思います。
この人50歳くらいですかね、何故か松田優作と比べてしまいます。
M・ブランドが「若死にしなかったJ・ディーン」とも呼ばれ50代で第2黄金期を築いたように
「死ななかった優作」ショーケンもそろそろスパートかけてくるでしょうか。
健さんや小百合よりショーケンを生かす事を映画界は考えるべきかも。
>>430メイヤーさん
>ゲーブルとトレーシー
何か本で、この二人がクレジットのトップをめぐり大人げなく争ったというエピソードを読んだのですが。
ただそれでも互いに認め合ってなけりゃ、何回も共演できるはずはありませんよね。
S・トレーシーももっとビデオ化して欲しいものです、
K・ヘプバーンとコンビ作はほとんどレンタル店で見たことが無いです。
1さんの挙げた「少年の町」も代表作の一つらしいすね、これもビデオ見かけたこと無いな。
トレーシーはひねくれ者でハリウッドでも異色、よく大成したなと思う男優です。
M・ディートリヒが自伝で「共演したアメリカ男優はほとんど嫌いだったが唯一例外がトレーシー」
と書いてたような・・
欧州受けする洗練味と知性があるのかも。
>ジャネット・マクドナルド
はモーリス・シュバリエとコンビでシネ・オペレッタ(ルビッチ監督)演ってた事しか知りません、
正統派ドラマ「桑港」も演ったのですね。実際可愛かったのかな。
>>431スモーキーさん
>「エル・トポ」
かなり以前、ブニュエルにはまり出した頃、友人にメキシコ映画に興味あると言ったら、
プロレスファンの彼はメキシコの魅力を語り始め、
更には「エル・トポ」を映画史上の比類無き名画だからと無理やり見せられました。
殺し合いシーンばかり焼きついてストーリー覚えてないくらいですが、
砂漠の白色と血の赤色ばかりが鮮烈で、人物のアップがほとんど無かったのでは?
とにかくあんな美しい殺し合いは見たことが無いです。
ひょっとして映画史上最強のカルト映画ですかね。
ブニュエル自伝には「メキシコでは人命は他所より重要性を持たない」と書かれてた、
メキシコ行ってみたいな、死ぬならメキシコがいいかな・・
>>433ホリヰさん
>あの舞台になった再開発するために人がいなくなった区画というのは、
>ルパン三世の「7番目の橋が落ちるとき」にアイデアが使われたいました。
ドコドンさんの「穴あき靴下のチャールズ・パイン」からこの宮崎ルパンまで、
良く解らんのですが直接の影響関係があるのですか?
435 :
1:02/05/25 14:47 ID:uZH1HGme
>>428 銀幕最高さん
>桃井かおりの方が男をかっさらって行きそうじゃないですか
そう言えば、S・ウィンタースのように陰ながら生きていくと言う雰囲気じゃなく、
煙草なんぞをプカプカふかして、何かふてぶてしい感じだったかな・・・
>他の刑事ものと比べて何がダメなんでしょう
あまりにリアリティがなくて、お遊びの感じが好きじゃないんです。
どうしても刑事のイメージは「飢餓海峡」の伴淳、「張込み」の宮口精二、
「野良犬」の志村喬などの思い込みが強い物で・・・もっと地味な感じがするん
です。
>S・トレーシー
ブロードウェイで活躍していたS・トレーシーを見出したのはジョン・フォードで
「河上の別荘」でデヴュー、同じくこの映画でボギーもデヴューしたんじゃなか
ったかな・・・でも気性の激しいアイリッシュで酒と喧嘩で映画会社をクビになって
別の映画会社に拾われて「我は海の子」「少年の町」で連続アカデミー受賞した
と。でもトラブルは絶えず、例の「必死の逃亡者」でのH・ボガートとの序列順位
で降板、題名は忘れましたが新人のロバート・ワイズとも揉めに揉め降板したと
思います。
436 :
銀幕最高:02/05/26 06:58 ID:mdEwMfq+
>>435の1さん
>桃井かおり
この人代表作は何でしょう?
「もう頬づえはつかない」とかいうのはこれ劇場映画ですか?
「幸福の黄色いハンカチ」に出てましたね。
それに岩下志麻と法廷で対立するドラマがあったような記憶、「疑惑」だったかな。
ちなみにこの人と緒方拳のコメディ・ドラマ「ちょっとマイウェイ」毎週見てました、
忘れられない。
>太陽にほえろ!
>あまりにリアリティがなくて、お遊びの感じが好きじゃないんです。
たしかにエンターテインメント要素が強くてそこが逆に大衆受けしたけど、
確固たる刑事像を持つ人には許し難いかもしれませんねぇ。
ただショーケン&優作のストイシズムに溢れるキャラが居た時代と、
後年のアイドル3羽ガラス(先日書いた神田正輝等の頃)と一緒には出来ないけど。
「あぶない刑事」など問題外なんでしょうね(笑)。
藤田まこと、柴田恭平の「はみだし」系は如何でしょう、二人ともいい役者だと思ってますが
>S・トレーシー
たしかやはりディートリヒ自伝だったと思うけど
「ニュールンベルグ裁判」ではトレーシーが「演じられる気になる」まで、
共演者達を半日待たせる事も珍しく無かったとか。
オールスターキャストでこれやっちゃうんだから、トレーシーの気難しさも筋金入りですな。
あの映画のトレーシーは3−4時間の作品をひたすらストイックに演じ続け、
しかも飽きさせない表情の豊かさがあった、なかなか居る役者じゃない・・
さて明日のゴールデンタイムは何とマムーリアン「絹の靴下」!
裏で「フィラデルフィア」と、R・シュナイダー&トランティニャン「銀行家(?1980年作)」がやってるが、
夕食後から陣取って何とかアステア&チャリシーを見たいものだ。
437 :
銀幕最高:02/05/26 07:11 ID:4c0nkc8y
今日新聞見たら黒沢清「キュア」が今頃スイスで公開のようで、文化欄に大きく出てました、
ただ役所広司の写真だったのに記事には役所の「や」の字も登場しなかった、
彼の認知度はまだまだ低いのかな。
僕は方向転換して「Shall we dance?」「うなぎ」「失楽園」でブレイクする前の、
大河ドラマの信長役で鮮烈に世に出た時からの役所のイメージが大好きでした、
貴重な役者を失いました・・
438 :
名無シネマさん:02/05/26 08:54 ID:VqTVtCyu
「特別な一日」これ、どうでしょうか。ソフィア・ローレンなので見たいのですが・・・。
439 :
1:02/05/26 11:07 ID:TeXTl1Nr
>>436 銀幕最高さん
>桃井かおり、この人代表作は何でしょう?
ちょっと解らないです。なにせ観た映画が「思い出の黄色いハンカチ」と「疑惑」
だけですので、「疑惑」の球磨子でしたか?、弁護士の岩下志麻とやり合う
場面は印象的でした。
>藤田まこと、柴田恭平の「はみだし」系は如何でしょう、
これも観た事がないんですよ。
松田優作の大藪春彦シリーズの映画は面白かったですが・・・
テレビドラマの刑事物で印象残っているのは、生島治郎原作の
「追いつめる」ですね。同僚の刑事を誤って射殺する役を仲代達矢が演じてい
たと思います。
>「ニュールンベルグ裁判」
S・トレーシーとデートリッヒが何気ない会話を交わして歩くシーンが妙に残って
います。
あの映画のデートリッヒは穏やかな表情でしたね。
>>438 名無シネマさん
「特別な一日」(エットーレ・スコラ)、何とも言えない雰囲気の映画ですね。
変った映画です。ソフィア・ローレンは巨大アパートに住む一般庶民の主婦の役
ですが、良かったですね。表情はあまり明るくなく丁度「ひまわり」の時の感じ
ですね。
ナタバレになるかもしれませんが、屋上の洗濯物がはためく中でのラヴシーン
を思い出しますよ。
440 :
スモーキー:02/05/26 22:10 ID:COWxLYh6
前に1さんが仰ってた「0011/ナポレオン・ソロ」、
スカパーで放映開始するようです。
観てみたいんですが連ドラだし、時間つくれないかも。
洋物ドラマは全くの門外漢で、ろくに番組欄をチェックしたこと
なかったんですが、よく見ると昔のドラマ色々やってるようです。
「ローハイド」「拳銃無宿」「シェーン」「モンキーズ」等。
和物は「ザ・ガードマン」「プレイガール」「キーハンター」
「Gメン'75」「ワイルド7」「これが青春だ」「刑事くん」
「キャプテン・ウルトラ」「恐怖のミイラ」「孤独のメス」等
それに銀幕最高さんが仰ってた「太陽にほえろ!」(ジーパン編)
(スコッチ編)、「スワンの涙」と、色々気になるんですが、
「ママはライバル」「パパと呼ばないで」をたまに観るのが
精一杯。さすがに映画と連ドラの二股は時間的に厳しいですね。
>銀幕最高さん
自分で話題をふっておきながら、こんなこと言うのも何ですが
俺のようなミーハーにはホドロフスキーはちとツライですね。
「エル・トポ」五体不満足な人たちが洞窟からゾロゾロと
這い出すシーンは衝撃的でよく覚えてます(あとは殆ど忘れました)
これはまだいいんですが後に観た「ホーリー・マウンテン」が
訳判らなくてほんと疲れました。
つーか訳なんか判りたくもない、ミーハーちゃんは思考停止ですw
ブニュエルは「アンダルシアの犬」しか観たことないです。
これは時間が短いせいかw結構耐えられました。
例の眼球カットのシーンですが、牛の眼球を使ったと聞いたような
記憶があります。
「もう頬づえはつかない」(1979ATG)
俺も観てませんが、映画で間違いないです。
監督は前年のキネ旬ベスト1「サード」を撮った東陽一ですね。
「絹の靴下」是非ご覧下さい。
ピーター・ローレもちょーカワイイですし。
ただ、トリミング放映ならヤバイかな。
例の踊り、画面の端っこでやってたような気がする...。
ノートリ放映であることを祈ります。
441 :
銀幕最高:02/05/27 06:53 ID:1xEUCHSo
>>439の1さん
>桃井かおり「疑惑」の球磨子
生々しく思い出しまして笑いました、何て名前つけたんだ!!
おそらく80年頃の桃井全盛期の話題作でしたね。
>松田優作の大藪春彦シリーズ
「処刑遊戯」「殺人遊戯」等、前期優作は画面に出てるだけで満足出来るスターでしたね
>同僚の刑事を誤って射殺する役を仲代達矢が演じていたと思います。
なるほど仲代達矢がいましたね、この人なら「用心棒」の殺し屋などを見ても、現実味ある刑事を演れるかも
>「ニュールンベルグ裁判」
>S・トレーシーとデートリッヒが何気ない会話を交わして歩くシーンが妙に残って
>います。
このシーンの背景に「リリー・マルレーン」が流れたのですかね、
又はビストロで酔っ払い達ががなり声で合唱してたかな。
トレーシー名演と「リリー・マルレーン」が忘れられぬ作品です。
ディートリッヒはナチ側の女を演じてたのじゃなかったかな、
「外国の事件」もナチのスパイだったかな、
連合国側についた彼女の大戦後のハマリ役がナチの女ってのが矛盾してますな。
ヒトラーが見込んだ通りナチのイメージに実は合ってたのかも・・
442 :
銀幕最高:02/05/27 06:55 ID:1xEUCHSo
>>440スモーキーさん
>「拳銃無宿」
マックィーン出世作ですか?こりゃ必見では
>「Gメン’75」
大きなの忘れてました、これまた娯楽性高いですけどね、
丹波哲郎がキリリとチームを締めておりました
>「スワンの涙」
傑作です、内容もビジュアル的にも。
大映ドラマですよね、「スチュワーデス物語」「不良少女と呼ばれて」「スクール・ウォーズ」の陰に隠れてますが。
あと「転校生」も忘れられない、高部知子はやる気出せば大女優になれるのじゃないかな
>ブニュエルは「アンダルシアの犬」しか観たことないです。
ありゃブニュエル嫌いを作る不幸な映画でもあります。
気楽に見れるメキシコ時代の傑作群なら大丈夫です、
ラング(アメリカ時代)やルビッチ・ファンなら、難なく馴染めるハズと個人的に思います。
既見作なら、
「エル」
(新婚の夫の妻への嫉妬と妄想にまみれたストーカー的愛憎の物語)
とか、
「昇天峠」
(主人公が母親瀕死の報を受け、田舎の乗り合いバスに乗って駆けつけようとする、
けどこのバスが道中で霧で立ち往生したり、バス内で赤ちゃんが生まれたり、川が氾濫して渡れなかったり、
運転手のお母さんが誕生日で乗客みんながパーティに招かれたり・・・超ナンセンス!)
がオススメ!
あと未見作で「幻影は電車に乗って旅をする」
(市電をクビになりそうな車掌と修理工の2人が、夜中にこっそり電車を動かして街中を走るが、
ひとくせもふたくせもある乗客達が乗り込んで来る、というファンタジックな物語)
はカルト・ファンが多いです
とにかくブニュエル・メキシコ作品はナンセンスに腹抱えて笑ってまいますよ
>「絹の靴下」
見れましたぜ!
夕食後の友人との閑談も唐突に打ち切って、TV室に駆け込みましたがな!
とにかく一言、最近のかったるかった心身に精力と喝が満ちた!
見終わったばかりの今は嬉し過ぎてこれしか言えない・・明日書き込みます。
ただ、
>例の踊り、画面の端っこでやってたような気がする...。
これ何の話だっけ?
443 :
銀幕最高:02/05/27 07:17 ID:QmhdBU3n
書き忘れ。
昨日書いた通り
今夜「絹の靴下」の裏でR・シュナイダー&トランティニャンのコンビ作がやってましたが、
今夜はシュナイダー特番だったようで、
TV欄に「シュナイダーが死去してジャスト20年です」と書いてました、
1982年5月26日だったのかな?
「うたかたの恋」
今を去ること百余年 オーストリアの皇室の 美男のアドルフ皇太子
政府批判の新聞記者は 気心知れた親友なれど 首相の鋭い眼が光り
自由な行動ままならぬ 不本意ながらも、アドルフは 政略結婚、受け入れて
愛なき怠惰な日はつづく 見張りに日夜、監視され 己の定めを呪って暮らす
せめての息抜き、憂さ晴らし 毎夜の如く、酒宴を開く されど空虚な心は晴れぬ
ある日出かける、夜の街 忍んだ先は公園の 庶民が集(つど)う、遊園地
見かけた可憐な乙女の姿 男爵令嬢、その名はマリー 白鳥の如く美しく
けがれを知らぬつぶらな瞳 彼女に惹かれる皇太子 心は癒され、無邪気に遊ぶ
人形劇を見た後に 真実(まこと)の愛が、初めて芽生え マリーの虜(とりこ)の皇太子
正体明かせぬ、そのつらさ 名前も告げずに別れたが 再び逢いたい、想いはつのる
神の恵(めぐみ)か運命か オペラの劇場、貴賓席 社交デヴューのマリーの姿
マリーは彼の立場を知るが 恋の炎は、誰にも消せぬ 愛しい殿下に導かれ
夢見る夜をふたりで過ごす されど政情不安な時代 皇室・貴族のスキャンダル
お国のためには許されぬ 首相のスパイが密告し 世間にあらぬ噂が走る
噂を聞いたマリーの母は 娘を遠くへ引き裂いて 孤独なアドルフ、自暴自棄
逢瀬はいまや、ままならぬ 愛する人とも自由に逢えぬ 自分の地位が恨めしい
愛しきマリーを忘れるために 酒に溺れる皇太子 鏡に映るは、荒(すさ)んだ我が身
鏡像めがけて銃を撃つ その時そこに、マリーの姿 ふたりは涙で擁(いだき)合う
マリーがなくては生きては行けぬ 決意を固めたアドルフは 法王宛てに離婚を願う
想いは無下に却下され 皇帝からも叱責される もはやこの世で結ばれぬ
運命、悟ったアドルフは マリーに囁く、道行きを 彼女はそれを受け入れて
あなたとならば何処へでも 殿下に捧げたこの命 マリーはわずか十七歳
戻れぬ道を選んだふたり 落ち合う土地はマイエルリンク 輝くばかりの銀世界
山荘で過ごす最期の一夜 恋するふたりが初めて逢った 公園の夜を想い出す
ふたりで見たあの人形劇の 「幸福な者は生贄に」 悪魔の科白(せりふ)が甦る
粉雪、深く降り積もり 最期の夜は静かに明ける 息まで凍る寒い朝
二つの銃声、静寂(しじま)を破り 一途な愛を貫いた ふたりは還らぬ旅に発つ
真白き雪の丘の上 泡沫(うたかた)の如く、その恋は 神に召されて消え去りぬ
悲恋を演ずる、美男と美女は シャルル・ボワイエ、ダニエル・ダリュー
欧州諸国を揺るがした 歴史に名高い心中事件 クロード・アネの小説を
耽美に描くフランス映画 乙女の涙を絞った名篇 詩的で甘美な映像ロマン
445 :
1:02/05/27 11:58 ID:b1yUnYM5
>>440 スモーキーさん
>「0011/ナポレオン・ソロ」
毎回単発だったと思います。スモーキーさんなら一度見たら、癖になるかもしれ
ませんよ。とにかく当時は人気がありましたから・・・
俺は時々しか見なかったですが、高校の同級生には熱狂的ファンが多くいま
したね。ロバート・ボーン演じるソロはジェームス・ボンドのような役柄で、
声は若山弦蔵、名コンビのイリヤ・クリアキンにデヴィット・マッカラム、
その声は野沢那智だったと思います。その上司でとぼけた味を出すのが、
「俺たちは天使じゃない」で気のいいジョーン・ベネットの亭主役のレオ・G・
キャロルでした。
>>441 銀幕最高さん
>>松田優作の大藪春彦シリーズ
あのもじゃもじゃ頭と、喋り方は最高でした。
>このシーンの背景に「リリー・マルレーン」が流れたのですかね
それは憶えていないですね、その時にS・トレーシーは黒いコートを着て、
ゆっくり、ゆっくり歩いている後ろからのショットがあったと思います。
>ディートリッヒはナチ側の女を演じてたのじゃなかったかな
絞首刑になった将校の未亡人役だったと思います。
あの映画では、アメリカ側の検事R・ウイドマーク、被告となった元大臣役の
B・ランカスター、その教え子で弁護人マクシミリアン・シェルなどを憶えてい
ます、B・ランカスターだけが罪を認めるのでしたね。
>とにかくブニュエル・メキシコ作品
「エル」「昇天峠」「幻影は電車に乗って旅をする」に、以前出て来ましたが、
俺は大傑作と思っている「忘れられた人々」も加えてください。
おっとそれに「ナサリン」もそうじゃなかったかな??
>>444 名画紹介 七五調さん
絶好調、最高でありました。場面場面が甦りましたよ。
でもこの映画のダリエル・ダリューはホント綺麗と言うか可愛いと言うか、
最高に美しかったです。
446 :
ホリヰ:02/05/27 12:58 ID:sNAW4Blx
>>434 銀幕最高さん
>ドコドンさんの「穴あき靴下のチャールズ・パイン」からこの宮崎ルパンまで、
>良く解らんのですが直接の影響関係があるのですか
「殺しの免許証」のクライマックスシーンは主人公チャールズ・バインと
敵の殺し屋が無人の町で戦うシーンです。
互いに足音で自分の要る位置を悟られないようにするために靴を脱ぎますが、
殺し屋が靴を脱ぐと靴下の親指のあたりに穴があいています。
この無人の町はロンドン市中にあって、再開発のため住人が立ち退いた町で
19世紀のたたずまいを残しております。
確かクリストファー・プラマーがシャーロック・ホームズ役をやった
「黒馬車の影」(題名正確でないかも…)という映画でも使われていました。
この無人の町のたたずまいが「ルパン三世」の『7番目の橋が落ちるとき』に出てくる
再開発のため無人になった町にそっくりなのです。
「ルパン三世」のスタッフはあの当時のスパイ物やアクション物から
ずいぶんネタを拾ってますね。
造幣局でこっそりとお札を刷る『罠に掛かったルパン』などは、
モロに「黄金の七人」の一本のパクリでした。
ところで、「風の谷のナウシカ」にペジテ市という都市が出てきますが、
じょうごを伏せたようなドームがのった建物が林立しているデザインは、
ポール・ニューマンのデビュー作「銀の盃」の舞台となった
古代の町がモデルになっていることがわかります。
それより先に「魔女っ子メグちゃん」でもこの“じょうごを伏せたような
ドームがのった建物”が出てきました。
昔のアニメはけっこう映画からネタを拾っていたんですね。
447 :
ホリヰ:02/05/27 13:14 ID:sNAW4Blx
>>445 1さん
恐れながら閣下、「0011/ナポレオン・ソロ」のロバート・ボーンの声は若山弦蔵ではなくて
「ナジカ電撃作戦」でオープニングナレーションをやっていた矢島正明にてございます。
若山弦蔵は「バークにまかせろ」のジーン・バリーの方ですな。
レオ・G・キャロルのウエバリー長官の声は真木恭介だったかな?
真木恭介は「スカイヤーズ5」でも「キャプテンスカーレット」でも長官の声でした。
448 :
1:02/05/27 14:55 ID:mob4RLZo
>>447 ホリヰさん
せやった、せやった、ホリヰ殿。
矢島正明でしたね。この字に見覚えがありますよ。
若山弦蔵は「バークにまかせろ」か、懐かしい題名ですね。俺は声優は殆ど
知らないですがテリー・サラヴァスが主演していた「刑事コジャック?」の声は
森山周一郎でしたかね、違うかな?
真木恭介は全然知らないですよ。
若山弦蔵は他にも色々とやっていたと思うのですが・・・
あぁ、思い出した「鬼警部アイアンサイド」叉違ったかな??
「逃亡者」のリチャード・キンブルの声は誰でしたか?、妙に印象に残っているん
ですよ。
449 :
ホリヰ:02/05/27 16:06 ID:sNAW4Blx
>>448 1さん
矢島正明は「スタートレック」のカーク船長とか「鉄腕アトム」のヒゲオヤジなんかを
やってましたね。
テリー・サラヴァスの「刑事コジャック?」の声は森山周一郎で正解です。
「鬼警部アイアンサイド」は若山弦蔵かどうか見ていなかったのでわかりません。
ペリー・メイスンはどうだったんでしょうか?
「逃亡者」のリチャード・キンブルの声は、睦五郎です。
この人といい田口計といい顔を見せれば悪代官ばっかりやっていますが、
声だけだとロマンチックな役を多くやってますね。
ジェームス・メイスンの声を多くやっていた横森久も悪代官を良くやっていました。
450 :
ドコドン:02/05/27 21:21 ID:SbWCXyOW
>ホリヰさん
そうでしたね。穴が空いてたのは殺し屋の方でしたね。
女装した東洋系の殺し屋とかもいましたね。
>銀幕最高さん
「7番目の橋が落ちるとき」の方は知りませんでしたが
この間テレビで放送されていたヤツかも。
451 :
銀幕最高:02/05/28 06:55 ID:bCIzuQaJ
本日の「ル・マタン」紙の第一面いっぱい、天を仰ぐポランスキー、
タイトルは「ついに!」。
ポランスキーに賞は似合わない様にも思えるけど、
カンヌはブニュエルのあの残酷な「忘れられた人々」で、
忘れられてたブニュエルに監督賞を与えたんだから、
ポランスキーだって既に獲っててもおかしくなかったでですよね。
古くからのコアなファン、シネマ三四郎さん、どんな気分でしょうか
>>440スモーキーさん
>絹の靴下
思いつくままに・・・
・アステアのダンスをはじめて真面目に観察しました。
彼の足は床に吸い付いている!
紙一枚分ほど浮いたスリ足のタップは、ほとんどスケート。
終盤15分くらい、他のダンサー達が踊ったが、彼等は派手にジャンプしてしまう、見栄えはいいかも知れないが、
観る者の心と体までフワリと浮かしてしまうアステアの足さばきとは、見応えが段違いだった。
・終盤のブレークダンスの如き仰向けの踊りでも、腰がフロアに吸い付いていた
(アマレスをやらせたら強かっただろう)。
・アステアはパートナーの動きから決して目を離さない、
当然回転するからパートナーが死角になる訳だが、
アステアの首は驚くべき速さで(体より先に)回転し、パートナーを視野にとらえる。
・これを還暦ちかくでやったのだからオドロキ。
・作品は、いかにもミュージカルという映画でなく、
マムーリアンのスクリューボール・コメディという印象でした(終盤15分を除いて)。
・シド・チャリシーは歌や踊り無しのドラマだけでも、十分いけそう。
・前半のおカタい女高官はさすがに「ニノチカ」のガルボがハマリ役だけど、
マムーリアンは、チャリシーの打つタイプライターの音で「カタさ」を表現してたのが巧い!
・後半「女」になっていくニノチカは、チャリシーがガルボの10倍良い
(当然チャリシーの足もフロアに吸いついていた)
・ニノチカを女に変えてゆくキスシーンは、アステアよりメルヴィン・ダグラスが上手だった。
以上です、如何でしょう?
452 :
銀幕最高:02/05/28 06:57 ID:bCIzuQaJ
>>444七五調「うたかたの恋」
これ史実だったのか!!
>>445の1さん
>「ニュールンベルグ裁判」
「リリーマルレーン」は、大衆酒場で店中の酒飲み達が合唱しだしたシーンだったと思います。
ドイツに行ったらビストロで、ビール+ソーセージ+リリー・マルレーン体験するぞ!
トレーシーが最高だったけど、ランカスターもハマリ役でした、ウィドマークも悪くなかった、
マクシミリアン・シェルはオスカー獲るほどには思えなかった、
J・ガーランドとM・クリフトは見るに忍びなかった
>俺は大傑作と思っている「忘れられた人々」も加えてください。
>おっとそれに「ナサリン」もそうじゃなかったかな??
僕はビデオ借りて他の事しながら上の空で「流してる」ことも多い奴なんですが、
「忘れられた人々」は用事も忘れて画面に釘付けになりましたよ、斬新な映画でした、
ただスモーキーさん好みかどうかは・・・
「ナサリン」見てないんですよ、必見のはずなんだけど。如何でしたか。
メキシコ・ブニュエルであと「嵐が丘」「乱暴者」が特に見たい。
>>446ホリヰさん
再開発のため無人になった町の話、ありがとうございます。
『7番目の橋が落ちるとき』で特に覚えてるのは、
ルパンらが地図上(又は模型?)で、ひとつずつ橋を指差しながら作戦を練るシーン、
この地図が良かったんですよ!ゾクゾクしました
>「ルパン三世」のスタッフはあの当時のスパイ物やアクション物から
>ずいぶんネタを拾ってますね。
以前書いたように大隈正秋は特に映画カブレですね
(「ルパンは燃えているか・・・・?!」 「さらば愛しき魔女」などなど)。
「ナウシカ」「メグちゃん」エピソード、おもろいですね!
>>450ドコドンさん
>「7番目の橋が落ちるとき」の方は知りませんでしたが
>この間テレビで放送されていたヤツかも。
ルパンシリーズ2は要らないからシリーズ1を何度も再放映すべき(深夜じゃなく)
453 :
1:02/05/28 14:11 ID:iuvlJCw7
>>449 ホリヰさん
>矢島正明は「スタートレック」のカーク船長とか「鉄腕アトム」のヒゲオヤジ
アッそうか、カーク船長か、スポックも聞き覚えのある声でしたよ。
>森山周一郎で正解です。
そうですか正解ですか、良かった。
森山周一郎もいい声ですね。顔は悪そうにも見えるし、紳士にも見えますね。
そう言えば役柄もどちらもこなしていましたね。
>「逃亡者」のリチャード・キンブルの声は、睦五郎です。
ぎぇ〜〜、あの声が睦五郎ですか。あの顔からは想像できませんよ。
睦五郎と言えば直ぐに「兵隊やくざ」で同僚を罠に嵌めて水谷良恵を
ものにしようとする部隊長を思い出しますよ。当然後で大宮二等兵にボコボコに
殴られますが・・・
田口計も顔を見ずに声だけ聞いていると、いい声ですね。時代劇ではいつも
悪代官やっていましたね。この人の善人役は見た事がありませんよ。
横森久と言うのは全然知らないですね。
>>452 銀幕最高さん
「ニュールンベルグ裁判」でのM・クリフトはホント見るに忍びなかったですね。
「女相続人」「陽のあたる場所」「終着駅」などのモンティとは別人の
ようでしたね。
>「忘れられた人々」は用事も忘れて画面に釘付けになりましたよ
俺もですよ。子供=純粋、老人、身障者=弱者のタブーを破る映像、
弱きはより弱い物をいたぶる・・・非行少年→更生などの小手先のヒューマニズム
など、かけらもない凄い映画でした。
454 :
シネマ三四郎:02/05/28 14:49 ID:POyVcIDq
>>453 1さんへ。
声優の話で盛り上がっていますね。
「逃亡者」のデヴィッド・ジャンセン=睦五郎は本当にいい声でしたね。
私は、洋画の声優というとすぐ浮かぶのは、
ヘンリー・フォンダ=小山田宗徳 バート・ランカスター=久松保夫
アラン・ドロン=野沢那智 クリント・イーストウッド=山田康雄
ショーン・コネリー=若山弦蔵 チャールズ・ブロンソン=大塚周夫
チャールトン・ヘストン=納谷悟朗 ピーター・フォーク=小池朝夫
オードリー・ヘプバーン=池田昌子 マリリン・モンロー=向井真理子
などですね。
特にオードリーの声は、いまだに池田昌子さんの声じゃないとピンと来ないくらいです。
ところでTVシリーズの「逃亡者」は、
たしか最終回が2回に分けて日米同時に放送されたんですよね。
ドキドキしながらテレビにかじりついて見たのを今でもはっきりと記憶しています。
当時、日本中がこの話題でもちきりでしたよね。懐かしい思い出です。
455 :
名無シネマさん:02/05/28 20:59 ID:C8esE5ez
あげ
456 :
銀幕最高:02/05/29 07:47 ID:ZlrQ9MLo
>>453の1さん
>忘れられた人々
>弱きはより弱い物をいたぶる・・・非行少年→更生などの小手先のヒューマニズム
>など、かけらもない凄い映画でした。
少年達が、手足を失った身障者を転がす場面、
妙に「爽やか」に描かれててゾッとしませんでした?
なぜか身障者にも悲壮感が無い、少年達もどこか愛嬌さえ感じさせてしまう・・
あの傑作でブニュエルが伝えようとしたメッセージが未だにつかみ切れません、
それが魅力といえば魅力だけど・・
リアリズムというだけでは言い切れない何かが隠されているような映画です。
ところでブニュエルはロッセリーニの「無防備都市」を「死ぬほど嫌い」と書いてましたよ、
中途半端なヒューマニズムと、感じ取ったのかも知れません。
457 :
スモーキー:02/05/29 09:23 ID:NrHtHXcB
>>445 1さん
>>440 銀幕最高さん
とほほな事に「ナポレオン・ソロ」は既に放映開始しておりました。
俺のチェックが甘かったです。
とりあえず今週放映の第4話を観てみようと思います。
あーどうせなら1話目観たかったな、ぐやじー。
宮沢りえのビジュアルがやたら気になる「スワンの涙」は
来週の5話目を観てみます。
「スチュワーデス物語」も始まりましたが、こっちは以前
時々観てたし記憶も鮮明なんでパスします。
>>455 シネマ三四郎さん
昔、茶の間のTVで「パニック・イン・スタジアム」か
「メイデイ40000フィート」か忘れましたが、
デビッド・ジャンセンが登場した時の事。
洋画にうとい母親が「あらー、キンブルさんじゃなーい♪」
と突然のハイテンション!?
この意外な展開に俺は何事かと思い「はあ?」と尋ねると
母親曰く、かくかくしかじか。その時初めて
当時の「逃亡者」人気のすさまじさを知った次第であります。
>>442 451 銀幕最高さん
ブニュエル情報ありがとうございます。
自分でもちょいと調べてみました。
おすすめしてもらった「昇天峠」が気になりますね。
なるほどブニュエルの盆踊り時代か、判ったような判らんようなw
「絹の靴下」無事ご覧になったようで何よりです。
バレ気味かと思いボカしといた「例の踊り」ですが、
ピター・ローレのいんちきコサックダンスの事です。
どうでした?ちゃんと収録されてました?
2回やってたような気もするんですが、少なくとも後の1回は
レッド・ブルース♪中、シネスコ画面の端だと思ったもので。
アステアの動き、事細かに観てありますねぇ!さすが。
俺はぬけてるせいか、そこまで詳しくは観てなかったです。
どちらかと言うとアステアは60手前ということで少し陰りが
出てきたかな、という印象でした。
陰りといっても過去にくらべてという程度で、仰るとおり
素晴らしいことには変わりないのですが。
この映画に関してはレッド・ブルース♪におけるチャリシーの
長身を活かしきったダイナミックでパンチのきいたダンス、
全身バネのような体のキレから生まれるあの躍動感が
全てを(アステアのダンスさえも)凌駕しているように感じます。
前にも書きましたがめまい起こしそうになるくらい好きな
ダンスナンバーの一つです。
ストーリー展開に関しては、記憶がごっちゃになってて...。
小道具はルビッチの方がうまかったような気もしますが。
一連の「帽子」の展開はどうだったかな。
確かガルボは被り、チャリシーは被らないというより、
小道具として使われなかったような気もします、あってます?
では、帽子に代わる小道具は何なのか?
銀幕最高さんが指摘されたタイプライターもこの一つのようですし。
こりゃ久々に両方見比べないといかんかな。
458 :
シネマ三四郎:02/05/29 11:29 ID:P+rlx2P2
459 :
銀幕最高:02/05/30 06:43 ID:yX/oXA1s
>>457スモーキーさん
>「スワンの涙」
宮沢りえ、薄いシルバーのシンクロ・ユニホームに毎回めまいがしてました。
>「スチュワーデス物語」
ティーンの堀ちえみと若き風間杜夫のやりとり、
爆笑ものなんだけど、どこかあやしげ、もう一度味わってみたい・・
>ブニュエルの盆踊り時代
この表現初めて耳にしました!色んな解釈出来るけど・・
「昇天峠」等は考えちゃオシマイ、なことはたしかだと思います。
>「絹の靴下」ピーター・ローレの踊り
冒頭5分ほど見逃したのですが、
つけた時にはローレが椅子からずり落ちた格好で
けっこう長い時間タップ?踏み続けてました、端っこの方でかわいく。
ありゃかなり特訓したと見ましたよ。
後半3人で揃って踊るシーンも(レッド・ブルース?)
端っこが切れる事無くしっかり見られましたが、あの3人でこぼこトリオで統一感ないですね(笑)、
そこが売りなのでしょうが、
とりあえず「3人同志」的なルビッチ版の設定とは少しずれてましたね。
>どちらかと言うとアステアは60手前ということで少し陰りが
>出てきたかな、という印象でした。
おそらくアステア&ロジャースもののダンスを堪能した人にはさすがに物足りなさもあるかも知れませんね、
がそこはアステア、年齢をカバーするダンス哲学を研究してたのでは?
もしかそれがスリ足と首回転だったり!
30年代見直さなきゃ。
>この映画に関してはレッド・ブルース♪におけるチャリシーの
>長身を活かしきったダイナミックでパンチのきいたダンス、
>全身バネのような体のキレから生まれるあの躍動感が
>全てを(アステアのダンスさえも)凌駕しているように感じます。
曲名を知らないのですが、
一人部屋中で女高官服を脱ぎ捨てシュミーズ姿、チュチュ姿へお着替えするシーンじゃないすか?
あのしなやかな腰!細身だけどピッタリくっついた両腿、
ソフィスティケートとエッチのすれすれ境界線でした!
>一連の「帽子」の展開はどうだったかな。
>確かガルボは被り、チャリシーは被らないというより、
>小道具として使われなかったような気もします、あってます?
チャリシーは被らなかったで合ってますが
帽子は「資本主義的堕落」のモチーフになってた気がします、
なにせ日本語字幕なしなのでこれ以上は堪忍して下さい・・・
ガルボはガルボ・ハットなる言葉があったくらいだから被らずに済まされなかったのでしょう(笑)
460 :
名無シネマさん:02/05/30 21:07 ID:8oskOqK+
あげ
461 :
シネマ三四郎:02/05/31 13:25 ID:O6ZkdzeJ
>>345 ホリヰさんへ。
ちょっと遅くなりましたが、「ガス人間第1号」のガス・チェンバーの件。
前述の「デッドマン・ウオォーキング」の原作者・シスター=ヘレンに
「私は死にたくない」の話をしてみたのですが、彼女はこの映画のこともよく知っていました。
実在の女性死刑囚の手記を映画化してるだけあって、ガス室のシーンは本物そっくりのセットだそうです。
そうすると「ガス人間第1号」も、実際の米国のガス室を参考にしているのかもしれませんね。
ところで、この「ガス人間第1号」は、人間がガス化するというアイデアも秀抜ですが、
ストーリーがたいへん面白いですね。
土屋嘉男扮する“ガス人間”が、八千草薫のことを「お金のかかる人だ・・」とつぶやく
シーンには笑ってしまいましたが。
同傾向の映画では「美女と液体人間」という映画もありました。
もう、タイトルを聞いただけで見に行きたくなる映画です。
この作品は、あのスティーヴン・キングが絶賛していると聞いたことがあります。
真偽の程は分かりませんが、まんざら作り話でもないような気がするのですが・・
462 :
名無シネマさん:02/05/31 20:24 ID:OZQEJMXX
長レスが多いから読むのも大変
463 :
スモーキー:02/06/01 00:51 ID:p4WrudRF
>1さん
またナポレオン・ソロ見逃してしまいました、もーアホアホ。
しかし何でリピート放映してくれんかな...。
書き忘れましたが「忘れられた人々」、1さんと銀幕最高さんとの
やりとり読むうちに俄然観たくなりました。
今月のBSですが、いつもに比べ観たいのが少ないです。
でも6/9のタイソンVSルイスで何とかもとは取れそうです。
スカパーの若尾文子「性典」シリーズに期待(していいのだろーか?)
>>459 銀幕最高さん
レッド・ブルース♪は確か最後のアステアのダンスナンバーの
一つ前、ロシアのニノチカの部屋での群舞ですね。
ニノチカの部屋に凸凹3人組が訪ね、4人でパリを懐かしむ、
そのうち集合住宅の住人が多数参加しての群舞、ってやつです。
>ガルボ・ハット
へーそんな言葉あったんですね。
セシル・カットやサブリナ・パンツみたいなもんですね。
日本なら裕次郎カットやマチコ巻きてとこですか。
ではルビッチ版公開時は巷で相当流行したんでしょうね。
そんなに認知度高くガルボの影がちらつく「帽子」なら
チャリシーも被りにくいハズだw
464 :
銀幕最高:02/06/01 06:23 ID:isyjdN1b
>>458シネマ三四郎さん
リンク貼られたの見ましたよ、
死刑制度ウンヌンについては未見だから何とも言えないけど、
ショーン・ペンが良かった、て書き込みが多く妙に感銘を受けました、
何故ならスキャンダル先行型で潰れるにはもったい無いキャラだとずっと思ってたので
>>462 スンマセン、
長レス(それも改行無し)の常習者です。
書きたい事が一杯だから、縮めるのは無理でも、
少なくとも読み易く改行するべきでしたかね。
改行し過ぎるとエラーが出るし、行数増えて場所取るだけの気もして
だらだら続けて書いてましたが。
まあここ数日このスレも少しゆっくり進んでる様なので、
そう言わずに遡って読んでみて下さいな
>>463スモーキーさん
>「忘れられた人々」
見て真っ青にならないでくださいね・・・
>タイソンVSルイス
皆の大きな期待を、タイソンがキレてヘマやらかしてぶち壊しにしない事を祈るのみです
>若尾文子「性典」シリーズ
俺、若尾文子って全然知らないんですが、略奪結婚で世間を騒がせた小悪魔だと友人が言ってました、
「性典シリーズ」とっても楽しめそうじゃないすか(笑)
>レッド・ブルース♪は確か最後のアステアのダンスナンバーの
>一つ前、ロシアのニノチカの部屋での群舞ですね。
アホアホなのは俺です・・・
お着替えするチャリシーと、アステアのブレークダンスもどき(と妙な米スター女優役の人)に目を奪われて
「めまいがする」ほど素晴らしいはずのこの群舞でのチャリシーとローレが残ってないんです・・・
(ねてたのか!そんなハズは無い!)
何かチャリシーの踊りに関して眠った記憶を覚ますヒントなど無いでしょうか・・
>ガルボ・ハット
俺いまこちらに三省堂の「コンサイス外来語辞典」(1987年版)ての持って来てるんすが、
何故か「ガルボ・ハット」項はあるのに「ガルボ」項は無い、変な話ですね。
「バレンチノ(ルドルフ)」「ディートリッヒ」「ゲーブル」項は有って
それなりに説明してるのです。謎だ!
>そんなに認知度高くガルボの影がちらつく「帽子」なら
>チャリシーも被りにくいハズだw
確かに帽子を触ってみて被らず戻すシーン、
「ニノチカ」観た人へのフェイントじゃないか!と感じたほどです
465 :
1:02/06/01 15:30 ID:eADnlz8v
>>454 シネマ三四郎さん
どえらい亀レスになりました。
>小山田宗徳
もうむちゃくちゃ懐かしいですね。俺は声優では憶えはないのですが、俳優と
して小さい頃に良くテレビに出ていましたよ。
良く似たイメージで柳沢真一とかも声優もやっていましたね。
>久松保夫
この人も独特の声でしたね。家庭にテレビが登場した頃に、映画評論家の
双葉十三郎さんが何かで参加していた「日真名氏飛び出す?」と言う探偵ドラマ
がありました。その日真名氏を久松保夫さんが演じていました。小学校低学年の
頃でしたが、良く憶えています。相棒は高原駿雄さんでした。
>ピーター・フォーク=小池朝夫
ピーター・フォークは字幕で見るとピンとこないですよ。小池朝夫さんが本当の声の
ような気がしてなりません。小池朝夫さんは役者としても貴重な存在でしたね。
「兵隊やくざ」の卑怯な上官や、「私は貝になりたい」でF・堺に米兵殺しを命令
する上官などが直ぐに思い出します。
>たしか最終回が2回に分けて日米同時に放送されたんですよね。
そうでしたかね、あの番組は毎回ハラハラしどおしでしたよ。
ジェラード警部でしたか、一種偏執狂のような執念深さが、あの番組をより一層
面白くしていたと思います。
でも最終回は何か呆気なかったのうな気がしましたよ。もっと劇的に盛り上げて
欲しかったと当時思ったものです。
>>456 銀幕最高さん
>少年達が、手足を失った身障者を転がす場面
確か両足が無い身障者が乗っている、板の四角に車を付けた簡易な乗り物を
引っくり返すのでしたね。もうあの場面にはただただびっくりしただけでした。
>>457 スモーキーさん
>当時の「逃亡者」人気のすさまじさを知った次第であります。
毎回、執拗に追跡してくるジェラード警部に、間一髪の所で逃亡に成功するの
ですが、わざとらしくなく毎回面白かったですよ。デヴィット・ジャンセンの
逃亡者としての表情も良く家族全員で楽しめました。
でもデヴィット・ジャンセンはあの役柄があまりに強烈で、不幸な事に
リチャード・キンブルの名の方がずっと有名になりました。
>>463 スモーキーさん
>6/9のタイソンVSルイスで何とかもとは取れそうです。
俺もめちゃめちゃ楽しみですが、Wカップもあり盛り上がらないですね。
発売即完売予定だった入場券も半分以上残っているみたいです。スポーツ新聞等
でも、Wカップ一色で、大々的には取り上げていないですね。
>若尾文子
仙台高女時代は、その美貌が仙台中に知れ渡り、下校時の校門前は一目見ようと
毎日黒山の人だかりだったと、当時仙台一高の学生だった井上ひさしが、
何かの本で書いていました。
余談ですが、当時仙台一高には菅原文太も在籍していたと思います。
466 :
名無シネマさん:02/06/01 16:51 ID:ZZ66H9+f
>>465 1さんへ。
TV「逃亡者」のモチーフは、かのヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」だったと
聞いたことがあります。
リチャード・キンブル=ジャン・ヴァルジャン ジェラード警部=ジャヴェール警部
というわけですね。そういえばなんとなく名前も似ていますね。
主人公を執拗に追った「レ・ミゼラブル」のジャベール警部は真実を知った時、
川に身を投げますが、「逃亡者」のジェラード警部はキンブルに謝罪し、
二人がお互いを認め合うシーンが印象的でした。
ところで、この「レ・ミゼラブル」ですが、児童向けに短縮した翻訳本では、
題名が「ああ無常」となっています。私は「レ・ミゼラブル」という意味について
日本在住のフランス人教師に尋ねたことがあります。
彼によると「もうどうしようもなく、救いようがない惨めな状態を指していう言葉」
とのことでした。
昨日、W杯サッカーの試合を見たフランス人は「レ・ミゼラブル」と叫んだのでしょうか。
467 :
1:02/06/01 19:24 ID:LdSCqznZ
>>466 名無シネマさん
>TV「逃亡者」のモチーフは、かのヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」
>だったと聞いたことがあります。
そでしたか、全然気が付きませんでした。そう言えば名前が似ていますね。
>「逃亡者」のジェラード警部はキンブルに謝罪し、
>二人がお互いを認め合うシーンが印象的でした。
うろ覚えなのですが、最初はジェラード警部はキンブルが犯人と確信して追跡
していたようでしたが、途中からは真犯人が別にいようと刑事の使命で追跡が、
最終回間近ではキンブルに協力して片腕の男を追跡していたんじゃなかったかな。
俺としては、最後の最後までキンブルを犯人として追いつめて行って欲しかった
ですよ。
当時見ていた時に、最終回に進むに従って、その辺の所が甘く成って行ったと、
そして最終回が大甘だったので、不満に思った記憶があります。
昨日の「セネガルVSフランス」は面白かったですね。
フランスの決定的なシュートがことごとく外れて、これが勝負でしょうか。
俺はラグビーが大好きなのですが、ラグビーではほぼ戦前の予想通りに、
実力通りの結果になりますが、サッカーはこういう所が面白いのでしょうね。
今日は「アイルランドVSカメルーン」を録画してありますので、家に帰るのが
楽しみなんですよ。
帰りの電車で結果を誰かが話していないのを、祈るばかりですよ。
468 :
名無シネマさん:02/06/01 22:00 ID:PxW2nG0C
ろむあげ
469 :
名前なし:02/06/01 23:04 ID:9Ruu7Osa
黒澤明の『羅生門』と『蜘蛛城〜』はおもろい?
470 :
銀幕最高:02/06/02 06:01 ID:MvH/BpkS
>>465の1さん
>ピーター・フォークは字幕で見るとピンとこないですよ。小池朝夫さんが本当の声の
>ような気がしてなりません。
俺声優ってほとんど気にしてなかったから話全然ついてって無かったけど、こりゃピンと来ました、
小池朝夫さんだと冷静に敵を追い詰めてくコロンボ像、フォークの声はキンキンでコミカル、
最初字幕版見たら違和感感じました、慣れてくるとキンキン声も別種の味わいが出て来た。
ところで数年来視力が落ちたせいか、字幕モノ見るのかなりうざくなって
吹替えレンタル趣向に変ってしまいました、
といっても昔の洋モノはそんなもの無いから、
店内で邦画に変更したり、気分次第でスポーツ・ビデオ、更にはアダルトになったこともあった・・
>確か両足が無い身障者が乗っている、板の四角に車を付けた簡易な乗り物を
>引っくり返すのでしたね
「忘れられた人々」てこのシーンみたく、
前1さんが書かれた如くヒューマニズムのかけらも無く、
だからリアリズムだけでも無い(でブニュエルはロッセリーニのネオ・レアリスモが嫌い)、
これがいわゆる「超リアリズム」ってか?
あっ、でもブニュエルはデ・シーカ初期作品のこと好きって書いてたな、
ロッセリーニとの違いが良く解んないや、ブニュエルは説明してくれないからな、
彼に論理的に書けって方が無理かも、「大好き」「死ぬ程嫌い」それだけ・・
>>若尾文子
>仙台高女時代は、その美貌が仙台中に知れ渡り、下校時の校門前は一目見よう
>と毎日黒山の人だかりだった
皆さんこんな体験無いですか、
俺は原田知世を待ち伏せ、友人は同じ高校の菊池桃子を待ち伏せ、見れなかったけど
(「早春物語」のプレミアで知世がチケット売り場に居て思いがけず手をさしのべて来た時には、
ウブだった自分はポスターやパンフをバラバラ落した、
それを渡して来たのが角川春樹だったことには大分経ってから気づいた)
>>466 >>467の1さん
昔の「逃亡者」ビデオてシリーズものは見つけたこと無く、
1巻だけ(100分程度)のを以前見つけました、
例の如き片目で画面、片目でワープロなる見方してストーリーなど知りませんが、カッコいいなとは思いました、
あれ何だったのか、短縮版?
>>467の1さん
>昨日の「セネガルVSフランス」は面白かったですね。
羨ましい、昨日も今日も御付合いのせいでTV室にも行けなかったよー
>今日は「アイルランドVSカメルーン」を録画してありますので、家に帰るのが
>楽しみなんですよ。
悔しい、テレビ+ビデオが有るなんて(ごく平均家庭か)
悔しさのあまり、帰りの電車で結果を誰かが話してるのを祈るばかりです(人間失格)
>>469 「羅生門」挫折組・・(俺だけだったらどうしよう)
>「蜘蛛巣城」
これ「マクベス」っしょ?さすがに話濃くて見入った、見終わった後の爽快感は保証しないが
471 :
1:02/06/02 12:36 ID:fUb31wv1
>>469 名前なしさん
>黒澤明の『羅生門』と『蜘蛛城〜』はおもろい?
俺は『羅生門』は面白かったです。叉怒られるかも知れませんが、ちょいと
難しい映画は苦手なんですが、これは面白かったですね。
山賊の多襄丸の三船敏郎が野性味満々でよかったですよ。襲われる武士の森雅之
の表情も印象深いものがありました。
冒頭の強い雨の場面も良く憶えていますよ。
アメリカ映画でリメイク作品があるのはご存知ですか。マーティン・リット監督
「暴行」と言う題名です。そうそうたる出演者でしたが、作りがそっくり
そのままだったような気がします。
三船敏郎=ポール・ニューマン 森雅之=ローレンス・ハーヴェイかファーリー・グレンジャー(どっちが
どっちか今でも解らない)、京マチ子=クレア・ブルームの出演です。
羅生門が荒野にある駅で、志村喬、千秋実がエドワード・G・ロビンソンと人気テレビ番組
「宇宙大作戦」のカーク船長のウイリアム・シャトナーだったと思います。
黒澤監督の「羅生門」を観て、後で「暴行」を観るのも、叉楽しい物ですよ。
>>470 銀幕最高さん
>ブニュエルはデ・シーカ初期作品のこと好きって書いてたな
そうですか、それは嬉しいなぁ・・・俺はヴィットリオ・デ・シーカ作品は大好きですが、
特に初期の作品が好きですね。
「子供たちは見ている」「靴みがき」「自転車泥棒」「ミラノの奇蹟」
「ウンベルトD」など、どの作品も最高ですよ。
472 :
シネマ三四郎:02/06/02 18:15 ID:lCH+Y7Xa
>>467 1さんへ。
また名前を入れ忘れていました。
>>466は私です。
TV「逃亡者」ですが、私は1さんの見方とは少し違っています。
私もこのドラマの最終回は、キンブルが片腕の男を見付け出して、ジェラード警部に
突きつけ、長年の怨みをはらす・・・という結末を想像していました。
ところが、事件の真相を知る意外な人物(目撃者)が現れた上に、物語は意外な展開になり、
キンブルは、長いあいだ苦しめられたにっくきジェラード警部を許すというストーリーに
驚いたと同時に、のちに「レ・ミゼラブル」がモチーフだったと知らされて、
なるほどと思いました。
「逃亡者」は娯楽作品ではありますが、「レ・ミゼラブル」と同じように物語の根底には
キリスト教の教えである「愛と寛容」の精神が流れているように感じます。
>>469 「蜘蛛巣城」はシェークスピアの「マクベス」の翻訳ですね。
もちろん傑作ですが、「マクベス」はオーソン・ウェルズ版とロマン・ポランスキー版が
あります。見比べてみるとそれぞれの監督の個性が見事に出ていて、
私は大変興味深く感じました。
黒澤作品の「乱」は同じくシェークスピアの「リア王」の戦国版ですね。
「リア王」はソ連版もあり、モノクロですが見事なできばえでした。
黒澤明がなくなったとき、スティーヴン・スピルバーグ監督はインタビューに答えて、
「クロサワは映像の世界のシェークスピアだ」と言っています。最大限の賛辞だと思います。
473 :
銀幕最高:02/06/03 06:26 ID:7tV1SkvZ
>>471の1さん
>「羅生門」
>ちょいと難しい映画は苦手なんですが、これは面白かったですね。
ああ良かった、やっぱり黒澤でもやや難しめなんだ、
その割に皆が良いって言うから挫折したの俺だけか、て心密かに孤独でした、
何故って他に黒澤で難解だったのって特に記憶に無いから(後期は知らない)。
芥川読んで無いって事も大きいのかな。
人によっちゃ「蜘蛛巣城」などの方が複雑で見辛いとか言うけど、
波乱万丈のストーリーだから普通に見たな。
いやこりゃただ劇場とビデオの差か?
>ブニュエルとネオ・レアリスモ
すみません、
ブニュエルが「死ぬほど嫌い」なのはスタインベックでした、
「無防備都市」は「大嫌い」だそうです(笑)
これが大嫌いでデ・シーカ初期が好きとは
デ・シーカ「自転車泥棒」しか見てない自分には良く解りません。
ただブニュエルは「無防備都市」の、拷問を受ける司祭と隣部屋で女と酒飲むドイツ将校との
「安直な対照」が嫌だと付加えてますが
何がそんなにも違うと思います?妙に気になります。
僕の印象じゃ「自転車泥棒」は淡々と描写、「無防備都市」はも少し強いイデオロギーが
込められてた気はしますが。
ブニュエル、あんたが本当は説明すべきなんだよ(笑)
>声優
でもう一件思い出したのですが
「スパイ大作戦」のシナモンの声がどうも。
あそこまでハスキーにしなくとも、と思ったの俺だけかな
「禁断の惑星」
西暦2200年 遥かな未来の宇宙の彼方 キャプテン・アダムス、率いる艇は
宇宙連邦・光速船 銀河を超えて旅をする 目指すは惑星、アルテア-4(フォー)
20年前、消息絶った ベララホン号、探すため 地球を発って1年あまり
未知なる星の軌道に入る その時、無線で男の声が 着陸拒否の警告、発す
ベララホン号、生き残り 語学博士のモービアス 彼の警告、無視した船は
アルテア-4に軟着陸 クルーを迎える、ロボット・ロビー 彼らはロビーに案内されて
博士の邸を訪れる そこはあたかも、パラダイス 科学の粋(すい)の要塞で
庭には草木が生い茂り 動物たちがたむろする 博士は娘と二人で暮らす
美貌の娘の名前はアルタ アダムス相手に恋をして まだ見ぬ地球にあこがれる
博士が作った脅威の下僕(しもべ) ロボット・ロビーは万能で 愛嬌満点、その姿
異星語自在に操って 警備に料理に運転手 頭脳明晰・力持ち 人間守る安全装置
欲しいものなら何でもござれ 艇のコックの依頼を受けて 作ったバーボン数百本
アルテア-4のクレール人は 遠い昔に滅びたが かつては高度な文明、誇る
偉大な歴史を研究し 博士は操る、不思議な機械 知能を倍に高める装置
エネルギーは無限に近く 未知なる技術を手に入れた 博士はクルーを敵視する
その夜、奇怪な事件は起こる 透明怪獣、クルーを襲う 博士の憎悪が機械によって
具現化された獣(けだもの)は 博士の仲間を全滅させた 姿が見えぬモンスター
その名も「イドの怪物」なり 部下を死なせたキャプテンは 博士に地球の帰還を命ず
アルタも父を説得すれど 博士は忠告、聞く耳持たず その時、「イドの怪物」が
防御装置を破壊して うなりを上げて襲い来る レーザー銃も歯が立たず
ロビーに反撃、命令するが 安全装置が働いて 博士の分身、攻撃できず
博士は自作の怪物の 毒牙にその身を引き裂かる 科学の過信が自滅を招く
おのれの愚行を悟った博士 自爆装置を作動させ アルタを託し、こと切れ
爆破寸前、間一髪 緊急発進、光速艇 恐怖の星を脱出し みるみる星は遠ざかる
ロビーとアルタとアダムスが 窓から見守るアルテア-4は まばゆい光に包まれて
宇宙の藻屑(もくず)と砕け散る 地球の先祖のその星で 欲望のままに理性を忘れ
神が定めた禁断の 木の実を貪(むさぼ)る愚かな者は 天の怒りで滅び去る
電子音楽、バロン夫妻 主演はレスリー・ニールセン ウォルター・ピジョンが博士に扮し
アン・フランシスの曲線美 影の主役はロボット・ロビー 特撮・デザイン、秀抜で
多彩なアイディア、語り草 神学・哲学盛り込んだ 類(たぐい)まれなる空想科学
シェイクスピアの「テンペスト」 素材に創った傑作は SF映画の原典なり
475 :
名無シネマさん:02/06/03 16:53 ID:I1kdyQeO
ジェニファー・コネリーのヘアヌード+???
「レクイエム・フォー・ドリーム」
以前、πと言う映画で話題になった監督作品
ビジュアル系好きにはok
結構、衝撃的、悲惨
この監督には期待してます
476 :
88:02/06/03 18:20 ID:0i6fJ98e
今日からBSで放送の美空ひばり作品はどうですか?
『悲しき口笛は』家城監督だから観てみようと思うけど…
477 :
七誌:02/06/03 18:46 ID:cRNKMowA
>>1 泣きじゃくれる邦画教えてちょ。
前にサトラレ見たんだけどアレはよかった・・・
あんまし古いのじゃない方がいいなー。
ってことでよろしこー
478 :
白夜の陰獣:02/06/03 19:05 ID:36pCo6oE
>>471 「暴行」は森雅之の役は、ローレンス・ハーベイ
上田吉次郎の役がエドワード・G・ロビンソン
479 :
名無シネマさん:02/06/03 19:52 ID:teqkxrhP
あげ
480 :
銀幕最高:02/06/04 05:40 ID:KWU/CqIA
>>474七五調「禁断の惑星」
今回は変化球でしたね。
いつもと違ってカタカナが多いから異色作ですね。
とてもSF映画も御好きな様ですね?
50年代も傑作SFがあったことすら知らなかった自分には新鮮です。
調べてみたら50年代はSF映画ブームが有ったらしい・・
以前30年代のSFというかタイムマシン映画の書き込みが有ったけど、
50年代以前のSFはすごく神秘的です、どんな画面なんだろうって。
「神学」「哲学」が盛り込まれてますか、やはりやや文学寄りになるんでしょうか。
まあ以前話題にした「華氏451」だってブラッドベリだからSFの一種だろうし、
SFって言っても特殊技術ばかり連想するモノでも無いですね
そう言えば「華氏451」読書、ここんとこ止ってる、半分くらいのとこで・・
実は結構クライマックス、ホントおもしろいんですよ、でも一気に読める本じゃ無い・・
そろそろ再開するか、借り物の本だし
>>475 ジェニファー・コネリーのヘアヌードだと?何か許せん情報(ああレンタル店探そかな・・)
>>476の88さん
>美空ひばり作品はどうですか?
俺も聞きたい、「ジャンケン娘」が気になる
>>477七誌さん
>泣きじゃくれる邦画教えてちょ。
あまり映画見て泣かないけど(つうか出来れば泣きたく無い・・)、
「幸福の黄色いハンカチ」はガキの頃見てかなり泣いてしまった記憶・・
あれアメリカの新聞にピート・ハミルが載せた短いコラムでしょ、よく高校の授業で出てくる、
あの教科書読んでるだけでかなりヤバかった記憶・・
山田洋次は泣けるんじゃないの。
ところでサトラレてなに
481 :
シネマ三四郎:02/06/04 11:22 ID:3zmsaVgq
>>476 88さんへ。
私は美空ひばりの映画はあまり見ていないのですが、
「ひばりのたぬき御殿」は放映されるのですか?もういちど見てみたい作品です。
>>477 七誌さんへ。
私は最近の映画をほとんど見ていない上に邦画は苦手ですから、おすすめする資格は
まったくないのですが、2〜3年前に見た映画で、是枝裕和監督の
「ワンダフルライフ」は、たいへんいい映画だと思います。
泣ける映画とは言えませんが、静かな感動がずっと残る佳篇ですね。
タイトルから察すると、古いアメリカ映画の傑作「素晴らしき哉、人生!」
(原題:IT'S A WONDERFUL LIFE)へのオマージュのような気もします。
谷啓と由利徹が好演でしたね。
ただ、「ワンダフルライフ」というタイトルは、少し抵抗があります。
最近の邦画全般にもいえることですが、今は洋画がカタカナ題名ばかりなだけに、
こういう、しみじみとした日本映画には、やはり日本語のタイトルをつけて欲しいですね。
「ワンダフルライフ」は、私はたまたま偶然見たのですが、このタイトルでは、
特に年配の人は積極的に映画館にまで見に行かないと思います。
オールド・ファンにもぜひ見て欲しい映画だけに余計そう感じます。
482 :
名無シネマさん:02/06/04 21:21 ID:KYtvIJ9A
ワンダフルあげ
483 :
スモーキー:02/06/05 01:52 ID:tcPIckae
日本惜しかったですね。
>「禁断の惑星」
大好きです、ロビー君の50年代的流線型デザインがいかしてます。
オープニングのナレーション
「21世紀末人類は月に到達した」はご愛敬w
愛娘が他の男にヤられるのが嫌な博士が、嫉妬のあまり創造する
イドの怪物、この発想も最高。
無機的な宇宙空間にドロドロした人間の意識がとぐろを巻いて
いるあたり、そしてそれが実体化するのはかなり不気味でいいです。
銀幕最高さんも是非一度。
>1さん
「十代の性典」「続十代の性典」観ました。
性をテーマとした学園ドラマですが予想通り
たいして過激な内容ではなかったです(ちと辛気臭い話でした)
女学生役の南田洋子、嵯峨三智子さすがに若い。
でも若尾文子の可愛さは他を圧倒しておりました。
小顔でウエストがキュッとしまってて、体の線がいー感じ。
ボディコンシャス風のセーラー服姿、正直萌えますわ。
これ20才の頃ですから、リアル女学生時代に彼女の下校姿を
見るために黒山の人だかりが出来るのも納得ですね。
>銀幕最高さん
>眠った記憶を呼び覚ますヒント
えーと、ともかくチャリシーは弾けんばかりに四肢を伸ばして
踊りまくってます。ウィ ガッタ レッドブルースとかいう
フレーズ記憶にないですか?
あと衣装は上下ベージュぽいやつで、上は胸のラインくっきりの
ニットセーター、下はスカート、だったかな。こんなんで判ります?
>ジャンケン娘
6/5放映ですね、俺もこれだけが少し気になるんで録画します。
>>477さん
「野菊のごとき君なりき」「二十四の瞳」あたり如何?
古すぎ...ですよね。
>シネマ三四郎さん
もしや「ワンダフル・ライフ」て天国の入口みたいなとこに
集まる人たちが、人生で最も幸せな記憶を持って昇天する、
といったやつですか?
TV放映時、たいして期待もせず予備知識なしで観ましたが、
俺もかなり好印象でした。
484 :
銀幕最高:02/06/05 08:14 ID:R7T+J+Cu
>>483スモーキーさん
>「禁断の惑星」
いやホンマに神秘的!
そういやメリエス「月世界旅行」ってあれSF?
>「十代の性典」
まあなんと羨ましいハナシざんす、ボディコンシャス風のセーラー服姿なんて。
知世と桃子の普通の高校制服でも萌えたのに。
>チャリシー
>上は胸のラインくっきりのニットセーター、下はスカート
思い出しました、「ウィ・ガッタ・レッド・ブルース♪」も記憶にあります(そのままやんけ・・)。
こんなボケでも見てから1週間ちょいだから思い出しましたよ、アリガトウ
ひとつ残念なのは小さいTVでしかも上下の切れた(あれ何て呼ぶの?)横長画面で見ると、
どうしても「群舞」の迫力が半減してしまう・・・
1人〜3人にスポットを当てたダンスシーンのインパクトに負けてしまう、
そんなことないかなー
めまいを起こしそうなくらい素晴らしいダンスのハズなのに、面目無い
そうそう、「絹の靴下」や「ニノチカ」の展開のキーの一つのキスシーンは、
メルヴィン・ダグラスがアステアより上手かったですが、
色々良いキスを思い出してしまいましたよ。
名女優ではやっぱバーグマンです、北欧系の冷たさと糸引きそうな濃密キスの対照がスバラシイ!
名男優ならC・ゲーブルは濃いねー(相手女優がクラクラしてる)
まあ自分個人のは、とっても受身で使いモンになんないんすが・・・
ベーゼで女性のイデオロギー転換なんてさせてみたい
あとスモーキーさんに書き忘れましたが、
自分も「エル・トポ」辛かったです、2日に分けて見たくらい、
ただあんな砂漠の白色、どうやって出たのかと思うくらい、
ある意味映像美の極致ですね
「ママはライバル」「パパと呼ばないで」とか見てます?時間無いかな。
2つとも70年代の伝説的TVドラマのようで。
実は俺、2つとも危うく書き込みしそうになったんですが・・
前者はゴクミ&中山美穂と勘違い(=「ママはアイドル」)、
後者は田村正和主演のコメディと勘違い、
嫌な予感で検索したら・・・ああサブ
485 :
シネマ三四郎:02/06/05 13:35 ID:gncgQqlk
>>483 スモーキーさんへ。
邦画の「ワンダフルライフ」については、そのとおりです。
この映画、海外でも評判が良かったようでいろんな賞を受賞しているようですね。
私がこの作品で感心したところは、作品の中で一般の方の“語り”と俳優の演技とが、
実に自然に融合しているという、その映像構成にあります。
この映画のストーリーを映像化にするには、様々なパターンが考えられると思いますが、
おそらく製作者側は、俳優の演技だけではただの作り話になってしまうので、一般人の自然な語りを
取り入れたものと推察されます。一つ間違えば大失敗作になる可能性があったのに、
果敢にチャレンジした上に、映画作品として見ごたえのあるものに仕上げた監督の手腕を、
高く評価したいと私は思います。
それと若手とベテラン俳優のキャスティングもいいし、俳優達も静かな深みのある演技で
期待に応えていると思います。
こういう映画を見ると、映画の映像表現における可能性は無限大である事を痛感させられます。
今だ見た事がない映像の新境地を、他の日本の若手監督に開拓してもらいたいと願っています。
486 :
銀幕最高:02/06/06 06:11 ID:KU5gFD84
性典あげ
487 :
ホリヰ:02/06/06 16:59 ID:IG5lNKEg
>>461 シネマ三四郎さん
「ガス人間第1号」のガス・チェンバーの件。ありがとうございました。
やはり「ガス人間第1号」も、実際の米国のガス室を参考にしているんでしょうね。
「美女と液体人間」は『ムービーマジック』という特撮映画史の本でも
高く評価されていました。
スティーヴン・キングが絶賛しているという話は私も聞いたことがあります。
ストーリーは、ギャングもの+SFホラーという変り種で必ずしも成功しているとは
思えませんが…。「宇宙大怪獣ドゴラ」といいこの映画といい、東宝は不定形生物を
怪獣にすると必ずギャング団を登場させますね。怪物が不定形では文字通り掴み所が
ないからそれだけではドラマを創りにくいからギャング団を出してくるのでは
ないでしょうか。
私も、もしタイトルが「美女とやりたい人間」なら聞いただけで見に行きたく
なりますが…。って、下品ですいません。
>>473 銀幕最高さん
>「スパイ大作戦」のシナモンの声がどうも。
>あそこまでハスキーにしなくとも、と思ったの俺だけかな
あれって、山東昭子ではなかったですか?
そんなにハスキーではなかったような…。
「スペース1999」のバーバラ・ベインの此島愛子はハスキーっぽかったですが…。
488 :
ホリヰ:02/06/06 17:00 ID:IG5lNKEg
>>474 >「禁断の惑星」
>シェイクスピアの「テンペスト」 素材に創った傑作は SF映画の原典なり
私は深層心理が怪物を作るというモチーフは「テンペスト」よりも
「源氏物語」の六条御息所が元ネタといった方がいいと思うんですけど…。
って「禁断の惑星」の制作者は「源氏物語」なんて知らないよね。
>>480 銀幕最高さん
>50年代も傑作SFがあったことすら知らなかった自分には新鮮です。
「宇宙戦争」「地球最後の日」「宇宙水爆戦」「遊星よりの物体X」「地球の静止する日」
そして我が「ゴジラ」「地球防衛軍」は、みんな50年代のSF映画ですね。
これらがあってはじめて「2001年宇宙の旅」が出てくるわけです。
今にして思えば「禁断の惑星」は「スタートレック」の1エピソードという感じですね。
「スタートレック」の第1話の「惑星M113の吸血獣」の冒頭シーンは、
ウォルター・ピジョンならぬ怪優アルフレッド・ライダー扮する博士が惑星上陸を
拒否するところから始まるところもそっくりでした。
そういえば、最初に「イドの怪物」に殺されるのは「バイオニックジェミー」で
ゴールドマン局長をやっていたリチャード・アンダーソンでした。
「イドの怪物」はジョシュア・ミューダーというディズニープロの
アニメーターだった人が光学アニメで作り上げたものですが、
正直言ってマンガそのもので子どものころ見たときはげんなりしました。
今ならCGでやるでしょうね。
489 :
スモーキー:02/06/06 17:26 ID:k3vyHBQJ
>>484 銀幕最高さん
>月世界旅行
人面月にロケットが突き刺さるシーンが有名なやつですよね。
この写真はよく見かけますが本編は未だ観たことないです。
>ボディコン
ま、そんな、たいそうなセーラー服でもないんですが、
若尾のウエストの締まり具合が妙に生めかしくて。
ちなみに「続十代の性典」のセーラー服です。
>上下の切れた横長画面
大雑把にワイドスクリーンと呼んでいいと思いますが、
細かく分けると、どうなるんでしょうね。
35mmアナモフィック(2.35 : 1)シネマスコープあたりかな?
>「ママはライバル」
はい、時々観てます。
岡崎友紀の重ね着ルック+ミニスカートの通学姿がいいです。
70年代ラブコメ特有のケレンミたっぷりのバカ芝居もまた楽し。
その真骨頂は毎回化け物メイクで登場する隣のお騒がせオバハン、
「おのれ〜コスズメ」連発の冨士真奈美。
この前は意外なことに沢村貞子が客演してました。
>「パパと呼ばないで」
こちらも時々。たまに向田邦子シナリオだったりするみたいです。
こちらでも近所のお騒がせ女がやはり冨士真奈美w
田村で昔「パパはニュースキャスター」てやってましたっけ。
>>485 シネマ三四郎さん
なるほど、言われてみれば素人と役者の会話なんか
とても自然でした。これがポイントだったんですね。
作り方次第ではペラペラの絵空事で終わる題材ですが、
確かにあの映画には独特の深みを感じることができました。
490 :
シネマ三四郎:02/06/06 17:56 ID:RgrmfvZg
>>487-488 ホリヰさんへ。
東宝の特撮ものでは、私も「妖星ゴラス」という作品がありましたね。
今見るととんでもないストーリー展開ですが、当時は大興奮して見た記憶があります。
東宝の怪獣映画で私が特に好きなのは、「ゴジラ」は別格として、
「ラドン」と「モスラ」ですね。
特に「モスラ」のストーリーを考えた人は天才だと思います。
「蛾」を怪獣に仕立てるというのは誰でも思いつきそうですが、
その怪獣を南の島の守り神に設定して「小美人」の双子の美女を登場させ、
巨大な玉子からかえった幼虫(いも虫)が海を越えて日本に上陸し、
口から糸を吐いて東京タワーに「繭」を作り、その繭から成虫の「モスラ」が出現する・・・・
当時、これだけの斬新なアイディアを考えついた人も素晴らしいけれど、このストーリーを
実際に特撮映画として作り上げた人々に対しては本当に敬服します。
映画の醍醐味は、われわれが実際に見ることが絶対に出来ない世界をみせてもらえる
ところにもありますよね。
491 :
ホリヰ:02/06/06 18:22 ID:IG5lNKEg
>>490 シネマ三四郎さん
「妖星ゴラス」は一時期もっとも外貨を稼いだ映画とのことです。
政府は特撮映画が外貨を稼ぐということで補助金を出していた時期がありました。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」とか「サンダ対ガイラ」とか
東映の「海底大戦争」など日米合作の映画が1965年前後に多く創られたのは
そういうわけだそうです。
>今見るととんでもないストーリー展開ですが、当時は大興奮して見た記憶があります。
とんでもないストーリーを大まじめに作っていますね。
科学的考証もそれらしいし…。
思うに本多猪四郎監督が、なまじSFというものを知らないから、
かえってまじめに一から勉強したのがよかったのでしょうね。
私はいまだに「妖星ゴラス」を日本SF映画の最高傑作と思っています
>当時、これだけの斬新なアイディアを考えついた人も素晴らしい。
「モスラ」の原作者は中村真一郎、福永武彦、堀田善衛という純文学畑の人たち
ということになっていますが(だからフランキー堺扮する主人公の名前が福田善一郎)、
実際は脚本の関沢新一が大まかなアイデアを考えたのでしょうね。
関沢新一は「アンコ椿は恋の花」とか「涙の青函連絡船」とか「夫婦春秋」などの
作詞家として有名ですが、本当に多彩な人という感じがします。
私が暗黒街映画の傑作と思っている「暗黒街の対決」もこの人の脚本でした。
関沢新一は1967年時点で「ゴジラ・モスラ・エビラ南海の大決闘」という映画に
“赤い竹”という悪の組織を登場させて暗に文化大革命を皮肉っています。
日本の知識人がこぞって文革礼賛をしていたときによくやったと思います。
ゴジラ映画こそ真の反骨映画だったんですね。
492 :
銀幕最高:02/06/07 07:00 ID:ZS7XtZXp
>>487ホリヰさん
>あれって、山東昭子ではなかったですか?
>そんなにハスキーではなかったような…。
山東昭子でしたか
ホリヰさん、シナモンが閉所に長時間隔離されて理性を失ってくストーリーって覚えてます?
あの悶え、もっと美しい声で聞いてみたかった・・
>「美女とやりたい人間」
アダルトのタイトルの巧妙さにはうなる時すらあります。
実際バカにしたモンでも無いですよ、安っぽいドラマより日頃の心身の疲れをとってくれるモノだってある。
ポルノなら「赤い髪の女」が有名だけど、
自分は渥美マリの「しびれくらげ」(増村保造)見ました、ホントは「でんきくらげ」の方が良いようですね
ってホリヰさんへの返答になってない・・
>>488ホリヰさん
ありがとうございます。自分でもSF映画検索してみました。
H・G・ウェルズ原作の「宇宙戦争」て名画なんすね・・
「地球の静止する日」を検索したら「赤狩りの最盛期に良くぞこれをつくったものだ」とのコメント・・・
劇場で見るなら「スター・ウォーズ」みたく超娯楽作も良いけど、
家でビデオで見るなら、SF=科学批判思想の入ったもので、じっくり考えてみたいものです。
SFのジャンルに対する見方が少し変わってきました
>今にして思えば「禁断の惑星」は「スタートレック」の1エピソードという感じですね。
俺続けて見たのは、最近の「スタートレック・ボイジャー」(スイスでもやってる)だけなんです、
これ邪道?
>>489スモーキーさん
>ワイドスクリーン
ありがとうございます、俺なに聞いてんだろ・・
>岡崎友紀
よく聞くのですが顔が出てきません、80年代以降は消えちゃったのかな?
かわゆいですか。
>沢村貞子
この人も演じてるの、見てません、
「おていちゃん」はムチャおもろかった、ここにもゲストで出てたかな・・
>向田邦子
この人のドラマの常連、田中裕子は最高に好きです、
ただ向田ドラマじゃちょっと疲れてて好みの役柄じゃない・・
もっと色っぽく弾けて欲しい、
「天城越え」が見たい
>近所のお騒がせ女がやはり冨士真奈美
この手の役は、今なら山田邦子にもっと頑張って欲しいです
493 :
シネマ三四郎:02/06/07 13:36 ID:UjmyVo83
>>491 ホリヰさんへ。
「幼星ゴラス」の他には「海底軍艦」もよかったですね。
「モスラ」の原作者の件は知りませんでしたが、やはりあのストーリーは、
手軽に出来た事ではない事が推測されますね。
このころの東宝映画の怪獣ものとクレージー・キャッツの「無責任男シリーズ」は、
なぜか画面が垢抜けしていてアメリカン・ナイズされた雰囲気ですよね。
なにか外国映画を見ているようで、田舎の子供としてはあこがれでもありました。
ホリヰさんが挙げられた50年代の米国SF映画はどれも秀作ぞろいですね。
私は特に「宇宙戦争」と「宇宙水爆戦」が気に入っています。
「インデペンデンス・デイ」を見ると、「宇宙戦争」の影響がいまだに残っている事を
感じさせられます。どちらも「ウィルス」が物語のポイントでしたね。
それと、これはSFといえるのかどうか分かりませんが、あのデヴィット・ボウイが
主演した映画に「地球に落ちてきた男」という映画がありました。
題名を聞いて純然たる娯楽SF映画と思って見に行ったのですが、
その考えは見事に裏切られました。
が、不思議に気にかかる映画ではあります。
娯楽性を排除したSFといえばタルコフスキーの「惑星ソラリス」という傑作が
ありますが、「地球に落ちてきた男」も異色の芸術的SF映画として記憶にとどめる
価値が十分あると私は思っています。
494 :
名無シネマさん:02/06/07 13:37 ID:l4SOtPLr
495 :
ホリヰ:02/06/07 14:06 ID:vEWQEL2l
>>493 シネマ三四郎さん
「海底軍艦」いいですよね。
私は怪獣と人型巨大ロボットと万能戦艦は
日本SF映像の十八番であると思っています。
黒船で無理矢理開国させられた日本は、常に世界一の“黒船”を作ることに
最大の努力を払ってきました。
長門も大和も少数の超戦艦で多数の通常戦艦を圧倒するという
まさにスーパーシップ(万能戦艦)の発想で、小国日本が開国以来いだき続けた
夢といって良いでしょう。
デヴィット・ボウイの「地球に落ちてきた男」。
私はキャンディー・クラークの失禁シーンしか憶えていなかったりします。
496 :
名無シネマさん:02/06/07 20:23 ID:5uSRpnX1
∧_∧
( ´∀`) ジャーンプ
⊂ つ
ノ ノ ノ
∧_∧ (_ノ、_ノ
( ´∀`) 彡
⊂ (⌒)
| ,'__,,ノ
(__)
497 :
88:02/06/07 23:41 ID:xPLbBJMN
『マタンゴ』『ガス人間第一号』も忘れないで!
>ひばり作品
松竹、東宝、東映の作品が放送されたのですが、各社のカラーがはっきり出た作品で楽しめました。
やっぱりカラッとモダンな東宝が好きでやんす。
&『悲しき口笛』はひばりさんじゃなく津島恵子さんが主役なんですね。
498 :
名無シネマさん:02/06/08 04:41 ID:W+JJJTvg
>>497の88さん
へえ、東宝って「カラッとモダン」なんだ
ひばりは「悲しき口笛」も好きだけど、
晩年の「おまえに惚れた」「しのぶ」が最高、
とんねるずのオールナイト・ニッポンにゲストで来て
「愛燦燦」聞いた時にゃ、ガキ心に大変泣けた・・
♪風、燦燦と、この身に荒れて♪の2番がヨイよー!
ひばり映画見れなかった身には、88さんにはもう少し感想聞きたいな
ところで1さんは、ワールドカップでぶっ飛んでらっしゃる最中と見ました。
まあ「サッカーもいいけど、映画もね」(ああ、ミキちゃんなつかし・・)
499 :
銀幕最高:02/06/08 05:05 ID:/YZJK61N
と書いたのは私でした。
500 :
シネマ三四郎:02/06/08 18:27 ID:O74YMskd
>>497 88さんへ。
「マタンゴ」もありましたね。「マタンゴ」で思い出したのですが、
ちょっと新しくなって確か松竹映画で「吸血鬼ゴケミドロ」という、
インベーダーもののSFスリラー映画がありました。
私はこれをあの丸山(美輪)明宏主演で三島由紀夫が特別出演した、
「黒蜥蜴(くろとかげ)」と2本立てで見た記憶があります。
シャンソン歌手の高英男の額が割れて「ゴケミドロ」が“侵入”するシーンが
強烈に印象に残っています。
>>499 銀幕最高さんへ。
ぶしつけな質問ですが、スイスの映画事情(?)について少し教えていただけませんか?
スイス映画というのは私はあまり見た事がないのですが、
自国製作の映画はかなり多いのでしょうか?それとも外国映画中心なのでしょうか?
501 :
名無シネマさん:02/06/08 21:49 ID:pjoHJyPZ
ポランスキーの袋小路と水の中のナイフってどうですか?
502 :
銀幕最高:02/06/09 07:25 ID:e37RvH6x
昨日のひばりの話題でふと思ったことですが、
今海外に居て自分にとっての「日本」は山口百恵だな、とつくづく感じます、
味噌汁のように懐かしいのです、人それぞれ性別、世代、趣向に拠るでしょうが。
ただ百恵の映画はほとんど覚えてません、
近年、深夜に「赤い・・・」シリーズの特集で宇津井健と共演してるものを見て、
十代のショートカットで、うしろ暗い陰があって、かつ可愛らしい百恵は、ホントいいなーと萌えたのですが
(僕は引退間近の派手なパーマの百恵はキライ・・)。
百恵映画って、やっぱ良いの無いのかな
>>500シネマ三四郎さん
うーん、痛い質問・・・いつも自問自答してた疑問ですので
スイスの巨匠って言えば「トスカの接吻」のダニエル・シュミットしか知らないし、これ一本も見てない・・
以前スイス人の友人に尋ねたら、「他にも・・・がいる」とか並べてたけど、知らない名前ばかり
(発音のせいかも、なんたってチャーリー・チャップリンを「シャーリー・シャップラン」と
発音しちゃうのがフランス語だから)。
いずれにせよ公開中の映画を観る限りフランス、ハリウッド、英国、次に日本やドイツ映画といった感じで、
輸入が多いと思いますよ。
あとファンや批評家の目ですが、僕の居るのはフランス語圏なので、非常にフランスの価値観の影響がある気がします、
だから日本映画はかなり崇められてます、溝口、小津からたけし、黒沢清まで・・
でもアメリカに対しては、おそらくフランスほど意固地じゃなく、
ハリウッド映画もバンバン入って来ます
スイスは何に関しても、良くも悪くもナショナリズムの希薄な国だな、と痛感します。
オリンピック等でも、皆大好きなのに、自国の選手に盛り上がる、という事が少ない、
ドイツ語圏、仏語圏、イタリア語圏が有り、英語も通用しと、雑多な文化の混交だからかも知れません。
このナショナリズムの希薄さは、映画文化の乏しさ(少なくともそう見える)に関係あるのじゃないかな?
だってフランスなど、あれくらいプライドが有るからこそ、今だに映画の高水準を保ってるんだろうし
でも帰る前に一度、図書館でいつも目にしてる「スイス映画史」の本を読んで勉強します、
秘められたスイス映画の歴史が有るはずです!
>>501 挙げられたポランスキー作品について、僕は何一つ言えません、
今日あたりきっと満足出来る解答が得られるよ!
503 :
銀幕最高:02/06/09 07:29 ID:R3xHMqKg
わあ!赤信号が出ちゃった、どうしよう。
誰か新スレの立て方、知ってる人います?
504 :
88:02/06/09 08:33 ID:2rG+aFPE
■百恵作品
市川崑はんが撮った『古都』はそこそこ好きですねー。
原作のファンとしては不満な部分も多々有りますが、崑はん独特の映像美がよかですよ。
でも、引退間際の作品なので銀幕最高さんは駄目かもしれなひ…
■ゴケミドロ
観たい作品なんですよ!。松竹制作ってのとタイトルに惹かれます。
吸血鬼恐怖物といえば岸田森さんがドラキュラに扮した『血を吸う薔薇』が強烈でした。
幼少期に観たのでストーリーは覚えていないのですが、岸田吸血鬼の顔は今でも鮮明に覚えています。
505 :
1:02/06/09 10:52 ID:x8SAVQxA
私事で恐縮ですが、一大事が起こり、中々書き込む時間がありません。
とりあえず、新スレッド立てておきます。
よろしくお願いします。
仕事中の2ちゃんがバレて、リストラですか?
508 :
銀幕最高:02/06/12 06:32 ID:/edkzEtI
509 :
名無シネマさん:
毎日が夏休み