もしもバイオハザードが起こったら 9体目

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1('A`)
2('A`):2007/06/05(火) 13:40:48 O
うはは乙である
さあ暇な俺を楽しませておくれ
3('A`):2007/06/05(火) 13:41:33 0
保守
4('A`):2007/06/05(火) 14:00:00 O
喪母さんまだー
5('A`):2007/06/05(火) 14:05:03 0
おれの作品がまとめサイトに載ってるんだぜ
6('A`):2007/06/05(火) 14:12:47 0
もしもバイオ起こったら格闘家たちが一番生き残れるのか?
7('A`):2007/06/05(火) 14:22:15 O
格闘ゾンビになる
8('A`):2007/06/05(火) 14:40:53 O
>>5
どれだい
9('A`):2007/06/05(火) 14:50:03 0
>>6
普通に考えると自衛官や海上保安官だろう
10('A`):2007/06/05(火) 14:51:54 0
ニートが一番強いんじゃない?
誰にも関わらないから感染しない
11('A`):2007/06/05(火) 14:53:17 0
食料の備蓄が尽きた時点で終了
12('A`):2007/06/05(火) 14:53:54 0
ゾンビ達とスパルタ兵の戦いが見たい
13('A`):2007/06/05(火) 15:06:37 0
まおちゃん達がきっとなんとかしてくれるよ。
14('A`):2007/06/05(火) 15:10:25 0
>>13
その発想はなかったわw
15('A`):2007/06/05(火) 16:05:59 0
海に逃げたらいいんじゃね?
感染者が一人でも居たら全滅だけど
16('A`):2007/06/05(火) 16:10:21 0
>>8
今更特定されるのはちょっと照れちゃいますぅ><
17('A`):2007/06/05(火) 16:36:00 0
誰か問い詰めてやれよ
18脳内豚番長 ◆ZRWyVAVYq6 :2007/06/05(火) 16:42:14 O
うおおお
なつかしー>>1
19('A`):2007/06/05(火) 16:49:21 O
早く誰かなんか書いてよ
20('A`):2007/06/05(火) 17:00:59 0
ちょっと閃いたけど、オチが思いつかないから保留
21('A`):2007/06/05(火) 17:01:59 0
なんか最近懐かしスレブームだな
何があった
22コブン:2007/06/05(火) 17:10:49 0
でも、オレはここゾウサンと同じくらい好き。
>>20がんがれ
23('A`):2007/06/05(火) 18:00:58 O
>>18
はやく曙の続き書けよ
24('A`):2007/06/05(火) 18:16:08 0
早くだれか公開オナニーしろよ
25('A`):2007/06/05(火) 21:56:09 O
きっと今みんな書いてるんだろうな
楽しみだな
26黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/06/05(火) 22:13:18 0
>>1
お前最高
27('A`):2007/06/05(火) 22:23:17 O
>>26
おまえ昔のスレ見てたの?
28黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/06/05(火) 22:24:22 0
>>27
見てた、名無しで書き込んでたりもしてたな
29('A`):2007/06/05(火) 22:25:56 O
ほほう・・・じゃあ今回も期待してるぜ?フヒヒ!
30脳内豚番長 ◆ZRWyVAVYq6 :2007/06/05(火) 23:46:31 O
過疎ってるなあ…
キモサバイバーとかめちゃめちゃ続きみたいのに…
作者はどこ行ったんだよ
>>23
今PC使えないんだ
内容はなんとなくあるけど
31('A`):2007/06/05(火) 23:53:18 0
>>30
是非書いてくれ
32('A`):2007/06/06(水) 08:31:31 O
ぬふぅ
33('A`):2007/06/06(水) 15:26:29 O
まだ保守はいらないな
34('A`):2007/06/06(水) 15:34:40 0
このスレに限らんけど、いつも長編小説を必死で書き綴るものの、
載せられるくらいに完成した頃には、すでに他の奴の小説が連載されていて、
おまいらは皆それで盛り上がっていて、そこに割り込む隙は全く無く、
強引に割り込んだところで、まともに読まれず、邪魔物扱いされて叩かれる事は確実だろうし、
そこで盛り上がってる小説と比較しても、
とても自分のが面白いとは自分ですらあまり思えなくなるし、
空気読まずにそんなモン載せたら余計に叩かれる事は間違いない。

そんなわけで、せっかく書いた大作が、
自分と同類の喪男にすら読まれず毎回闇に葬られる。
35('A`):2007/06/06(水) 15:40:43 O
泣けるでえ!
36('A`):2007/06/06(水) 15:43:26 0
流れぶった切って悪いがって書くやつのレスは何故か特別面白くない
37('A`):2007/06/06(水) 15:51:06 0
>>34
2ちゃんで何か書くときは極力短くするようにしてる
1レスで25行以内、どんなに長くても10レス以内で終わらせる
ただでさえ長文なんて読んでくれないのに他の人の長編が既にある場合はますます読まれなくなる
短ければ片手間に読んでみようかと思われるかもしれない
3834:2007/06/06(水) 15:55:15 0
最後にもう一言

乞食のくせに態度悪りーんだよなこいつら
だから投下したくないヤツが出てきて過疎るんだよ
そんなこともわかんねーで「早くしろ」だの「ツマンネ」だのえらそーにしてんじゃねーぞ!
もうぜってーココには作品載せませんから。

じゃあな!あばよ!
39('A`):2007/06/06(水) 16:02:47 0
2ちゃんの長文は冗長的でくだらなく
しかもこれっぽちも面白いと思わせるものがほとんどない
ぶっちゃけ要約する能力のないやつが書いた駄文しかない
40('A`):2007/06/06(水) 16:10:00 O
文章を要約するのはとても難しいことだよね
さらにそれを面白くまとめるなんてとてもすごいことだよね
41('A`):2007/06/06(水) 16:16:00 O
てか>>34って誰なんだよ
昔ここで書いてた人?
42('A`):2007/06/06(水) 16:31:51 0
なんでいきなりキレ始めたんだろ。。
43('A`):2007/06/06(水) 16:49:56 0
書き溜めて一気に投下したらどうかな
44('A`):2007/06/06(水) 16:58:36 O
今はまだ誰のSSでも盛り上がってないんだからチャンスじゃん?
45('A`):2007/06/06(水) 17:10:27 0
>>34
ガンバレ
46('A`):2007/06/06(水) 19:08:58 0
まあ>>34>>38だけ見てもコイツの文章力が大した事は無いであろうことはわかる
47('A`):2007/06/06(水) 19:09:22 0
まぁ誰もそんなもの期待してないし
48('A`):2007/06/06(水) 20:17:41 0
作り手ってのは辛いもんだな。作ること自体が好きでないと案外務まらんかもしれん。
49('A`):2007/06/06(水) 21:03:03 0
確かに過去のスレで連載されてたSSも
半分くらいは未完に終わってたな
50('A`):2007/06/06(水) 21:12:19 0
長編の場合、評判見ながら書いてて少しでも否定意見あるとやる気が一気にうせるからな
51('A`):2007/06/06(水) 21:13:31 O
完結した長編って何作品あるんだ?
52('A`):2007/06/06(水) 21:36:54 0
まとめサイトにあるやつは大体3割ぐらい完結だな
53('A`):2007/06/06(水) 21:40:41 0
まだ完結してない奴ら全員さらってきて
無理矢理書かせてしまえ
54('A`):2007/06/06(水) 21:42:19 0
もしもバイオハザードが起こったらゾンビっ娘メイドさん激萌え。
55('A`):2007/06/06(水) 22:16:52 0
非難してるのって多分一人だけだと思うよ
前のスレでも粘着なのいたからね。
でも一人だけでも嫌な感じなんだろうね、書いてる人にとっては
56('A`):2007/06/06(水) 22:23:29 0
自ら生み出した存在を肯定的に承認されないのは寂しいものがあるからな。
57('A`):2007/06/06(水) 22:25:35 0
>>39とか>>46みたいのがいるから過疎るんだよ
文句いうなら来なきゃいいのに
58('A`):2007/06/06(水) 22:25:36 0
>>49
途中でスレごと無くなったしなぁ
59('A`):2007/06/07(木) 03:31:01 0
>>57ヒント:ツンデレ
60('A`):2007/06/07(木) 09:39:12 O
おにいt
61('A`):2007/06/07(木) 16:41:03 O
まだ保守はいらないな
62('A`):2007/06/07(木) 16:47:16 0
今書いてる奴いるのか?
63('A`):2007/06/07(木) 16:49:46 O
きっといるさ。俺はそう信じてる
投下が始まるまでは過去スレの話でもしてるさ
64('A`):2007/06/07(木) 16:55:23 0
まとめサイト全部読むのしんどいからお前らが好きなやつ教えてくれ
65('A`):2007/06/07(木) 17:15:12 0
途中までで完結してないやつでもいいか?
66('A`):2007/06/07(木) 17:17:07 0
>>65
いいよ
67('A`):2007/06/07(木) 17:25:01 0
この状況下でどうすればいいんだ?
朝、目が覚めたときはすべてが異空間に変わっていた。
ベランダから眺める風景はカラスがゴミを漁るように人の肉を食っている。
これだけでもおかしいのに、その人の形をした肉塊はカラスに体をつつかれながら歩いていた。
普段の喧騒は全て狂い、鳥のさえずりが奇妙なうなり声に変わっていた。
母親は買い物に、仕事へ出かけていったはずだ。
二人は無事だろうか?
そして、玄関からはバンバンと乱暴なノックの音が聞こえる
手持ちの護身の物は頼れるのか頼れないのか木刀一本だ。
――――ますますドアを叩く音が大きくなる。
「いやだ・・・いやだ・・いやだぁ・・・・」
さっきベランダから人が襲われているのを見かけた・・・・。
その人は散々抵抗をしていたが、アメにたかるアリの用に重なって食われていた。
そこからが奇妙だった、散々かじられていた人間が立ち上がり、他の奇妙な連中に加わった。
最初は夢かと疑ったが、今は恐怖で頭が冴えきっている。
――バタン!
ひとつ、大きな物音が玄関から聞こえた。
神様がいるなら・・・いやいないはずだ。
木刀を握り締めて、ドアの横に立つ入ってきた奴から頭をかち割ってやる。
人を木刀で思い切り殴るなんて初めて、しかも今回はティーバッティングだ。
僕の部屋まで足音が近づいてくる・・・。
部屋の扉に何かぶつかる音がする、いよいよだ・・・・・。
バキィッ!
ドアが破られた、僕は今一度木刀を握りなおしフルスイングで―――。
できなかった。
「お母さん」
そう認識したときには柔らかい指が肩を掴み、僕の首に歯が触っていた。

終わり

68NO.14:2007/06/07(木) 17:28:05 0
7月10日
もうすぐ夏休みだ。
今年の夏休みは、なんだかとてもいい事がおきそうですごくワクワクしている。

7月11日
来週から期末テストが始まる。
テストが終わればいよいよ夏休み。待ちきれないな。

7月12日
本当はテスト勉強の予定だったんだけど、
あんまりいい天気だったんで市営プールに行ってしまった。
ちょっと罪悪感があったけど、それも隣のクラスのシマダに会うまで。
学年1の美人と話しをしてしまった!
でも、あんな秀才でも試験前にプールへ行ったりするんだな。
秀才たがらこそ許されるのか。

7月13日
勉強はかどらない。なんだかやる気がおきない。
夏休みの期末っていつもこうだ。
ベッドにねっころがって、ずっとシマダのことを考えていた。
あいつ絶対彼氏いるよな。あんなにかわいいんだもんな。
そう考えたらますます何もする気がおきなかった。

7月18日
やっと期末が終わった。久しぶりの日記だ。
試験の結果? 全滅の一言。
なんか、もうシマダのことが頭から離れないや。
シマダと会いたい。

7月19日
電話帳をめくったら、シマダの家の住所と番号がのっていた。
当たり前だけど。

7月20日
シマダシマダ、ああ、せっかく夏休みがくるのに、なんかすっきりしない。
シマダとつきあえたらなぁ。

7月25日
なにもやる気がおきない。
こないだの月曜日、シマダが男(たぶん彼氏だろう)と歩いているのを見てからだ。
ちくしょう。

69NO.14:2007/06/07(木) 17:28:53 0
7月30日
今日から家族は信州の別荘。
勉強を言い訳にしてぼくは行かない。
とてもそんな気にならない。
夜、眠れない。

8月3日
なにもしない。
夜も眠れない。
あけがた、近所をうろついていたら、いがいときもちよかった。

8月4日
よなかから、うろうろする。
たのしくないけど、ほかになにもするきがおきない。

8月6日
大変だ。シマダは今、ぼくのベッドで眠っている。夢みたいだ。
実は今日の朝、いつものように近所を散歩していたら、道にシマダが倒れていた。
乗っていたらしい自転車はバラバラで、どうやら車にひき逃げされたらしい。
なんてラッキーなんだろう。
自転車はスクラップ置き場に捨てておいたし、しばらくは見つからないだろう。

8月7日
昼過ぎ、一度シマダが目を開ける。
思い切って告白したけど、意識がぼんやりしているみたいで、返事はしなかった。
近所ではシマダの捜索が始まっている。

8月8日
なんでいままで気づかなかったんだろう。
今日はじめてシマダに着替えをさせてあげた。
シマダは思ったとおり、とってもきれいな体だった。
ただ、あちこちにあざやきずがあるのがいやだった。
きょうはいちどもめをさまさなかった。

8月・・・
きょうもめをさまさなかった。
おしっこをもらしていたからおふろにいれてきれいにしてあげた。


しまだのかおがくらい
きょうはこんびにへいっておへやのこうすいというものをかってきた
これでへやのなかもくさくなくなるだろう


しまだがとけてきた
こんびにへいっておへやのこうすいをかいにいってすごくへんなかおをされた
きっとぼくもくさいんだ


しまだのめんたまがなくなった
いしょけんめいさがしたらべっどのしたにあった


もういらない
しまだいらない

70('A`):2007/06/07(木) 17:32:38 0
なんかバーって読んだけど完結してないのばっかりだな
オチがないから良し悪しがつけにくいね。
探すの疲れるから自分で書いてみる
71('A`):2007/06/07(木) 18:23:15 0
新しいのがきたと思ったらコピペか・・・
72('A`):2007/06/07(木) 18:51:35 0
今日のブートキャンプ終わったし何か書いてみよ
73禿:2007/06/07(木) 21:49:36 0
「今日もニートだご飯が旨い」
俺は親が仕事に行ってから30分後の8時に
下の1階リビングで飯をあさりに行く。

そしてリビングに設置してあるPCを立ち上げ
2ちゃんをつけて実況でオヅラと書き込む。

だが今日はちょっと違った。


「朝か・・・」
目覚ましは7時56分を指している。
人間とは不思議なもので8時に目覚ましをセットすると
それより少しはやく目が覚める。

下は静かだ・・・
もう両親は仕事に行ったはず。
また気ままなニート生活をエンジョイできる。

親や妹に入ってこられないように簡単な物だが
一応3重にしてある鍵を外し意気揚々と階段を降りた。
74禿:2007/06/07(木) 21:56:59 0
「なんかくせぇな・・・」

異臭がしたような気がした。
だがもともとアレルギー持ちで鼻がよくつまってるので
大して気にかけなかった。

だがいくら鼻炎でもさすがにこれを気にしないわけには
いかなかった。

「お〜〜お〜〜」

そこには顔が半分溶け落ちた母親の姿があった。

俺は全く動けなくなった。
目の前の状況を理解し判断することは容易ではなかった。

「あ・・あ・・」
やっと声が出たような気がした。
「お〜〜お〜〜」
母親が手の届く範囲まで近づいてきた。

「ガブ!」

「痛!!」

俺はとっさに母親を蹴り飛ばした。
やっと頭が目の前の惨劇に追いついた。

噛まれた左腕からは大量の血が流れでている。
俺は一目散に階段を駆け上がり3重の鍵をかけた。
75禿:2007/06/07(木) 22:02:47 0
「痛い・・・痛い・・・くそ!」

腕からはどくどくと血が流れ出る。
ふと俺は窓から外を眺めてみる。

「お〜〜お〜〜」

町にはモンスター達が徘徊していた。

「たまに想像してた世界だけど・・・」
俺はそんな事を口走った。
いざこうなるとどうにもできない。
現にもう腕を噛まれて死亡フラグが立っている。

そんなことを考えるとドアが突然揺れだす。

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

怖い・・・怖すぎる・・・

俺は息を殺してうずくまった。

ドゴ・・・

階段を降りて行ったようだ。

俺はもう自分が長くないことを悟り
どうせ生きてもゾンビの餌になるのだからと
何か自殺できそうなものを探した。

ふとまた窓の外を見てみる。

「た、助けて〜〜」

そこには美少女がいた。
76禿:2007/06/07(木) 22:14:04 0
「生きよう」

俺はまず美少女を助けるために道具を部屋から探す。

数分後・・・探し出せたのは

・エアガン
(BB弾は20発ちょっと。攻撃力は低い。目に当てても
奴らは匂いに反応しそうだし自分の腕前も素人レベル)
・爆竹
(花火でよくやるやつ。攻撃力は皆無。
しかし誘導効果がありそう)
・机の脚
(むかついて机を壊したときの残骸。
リーチは微妙だが攻撃力はこの中で一番ありそう)

こんなところか・・・
あとはフィギュアとかしかない・・・
俺はもう一度辺りを見渡す。

そこには俺のこれから起きる壮絶な戦いに欠かせない
ものがこちらを伺っていた。


オナホール
77禿:2007/06/07(木) 22:15:07 0
とりあえず休憩
78('A`):2007/06/07(木) 22:16:09 0
うむ
79('A`):2007/06/07(木) 22:16:53 0
これはひどい

けど期待
80('A`):2007/06/07(木) 22:21:13 0
さっきノート読み返したら殴り書きのバイオネタ見つけた
んだけども、内容が正月なんだよね。
でも日記形式だから変更は可能なんだぜ?
81('A`):2007/06/07(木) 22:38:01 0
>>80
大丈夫、みんな正月休みだから
82('A`):2007/06/07(木) 22:42:20 O
典型的なバイオが投下されてるな
83('A`):2007/06/08(金) 01:31:59 0
やっと書けた

橋 その1

感染爆発から3日目、やっと俺達陸上自衛隊にも治安出動の命令が下された。
昨日から駐屯地の外で市民団体が『感染者の人権を守れ!』なんてプラカードを掲げてデモを起こしてる。
そいつらを横目に俺達の部隊を乗せた輸送車はフル装備で出動した。
2km先の警察が守ってる橋を一つ超えた所はもうゾン・・・じゃなかった、感染者で溢れて何十人も死んでるのに熱心なことだ。
移動中、不安と興奮が入り混じったこの状況について仲間達と話す。
4年前に虐められて高校を中退した後、銃が好きだしとにかく強くなりたくて自衛隊に入った。
入隊した時はこんな事になるなんて少しも思っていなかった。
気がつくと脚が震えている。
84('A`):2007/06/08(金) 01:34:40 0
橋 その2

現場について後部のドアが開くと同時に命令に従い展開する。
いつもの訓練どおりだ、何も怖いことはない。
橋を守っていた機動隊と交代し俺達が盾を持った状態で横一列に並ぶ。
機動隊員がボソボソと話してた内容によると放水車はダメになって指令系統も無茶苦茶らしい。
だからまだ指令系統がまだ大丈夫な俺達と交代したのか。


橋の中央に何台かのパトカーで作られたバリケードがあるが何匹かの感染者がそれを乗り越えようとしていた。
「この橋より東側は隔離地域となっています。自宅で待機してください。繰り返します・・・」
後ろでスピーカーで何度も同じことを繰り返している。
感染者に聞こえているのだろうか。
きっと聞こえているんだろう。
その証拠にバラバラに歩いてた奴らが橋へと集まってきている。
85('A`):2007/06/08(金) 01:37:12 0
橋 その3

盾と銃を構えるがまだ安全装置は外していない。
発砲許可が下りていないのだ。
「それ以上前進すると発砲する」
またスピーカーで叫んでいるが感染者どもはますます集まってくるだけだった。
じりじりと迫ってくる感染者ども。
どっとあふれ出る汗をふき取り盾を握りなおす。
この状態だと盾だけで感染者を追い返さなければいけない。

感染者との距離が残り10mを切った。
正式な発砲許可が下りることはないだろう。
5m、4m、3m、2m、1m。
ついに感染者と盾一枚を挟んだ白兵戦が始まった。


残りは明日にでも
86('A`):2007/06/08(金) 06:13:02 0
おちゅでし
87('A`):2007/06/08(金) 09:42:20 O
乙です!
いいねえー活気付いてきたね!
88('A`):2007/06/08(金) 10:02:34 0
SATの林さんがモデルかな
期待しまつ
89('A`):2007/06/08(金) 13:43:38 O
90('A`):2007/06/08(金) 14:21:25 0
橋 その4

盾にずっしりとした力が加わる。
声にならないうめき声、鼻を覆いたくなるような腐臭。
盾にべっとりと赤っぽい液体がへばりつく。
とにかく盾で感染者を追い払おうとした。
つかまれさえしなければ力は思ったより強くはない。
何とか押し返すと目の前にいた感染者が倒れ後ろの何人かもドミノ倒しで倒れた。
横から感染者の手が伸びる。
つかまれる直前、振り払い後ずさりした。
周りを見ると既に何人かが後退しはじめている。
俺も後退しようとした瞬間、右側で友人が後ろに倒れ感染者に襲われようとしていた。
俺は反射的に安全装置を外し感染者に銃口を向け発砲した。
91('A`):2007/06/08(金) 14:27:43 0
橋 その5

爆竹のような乾いた音が響くと友人を襲おうとした感染者の頭が砕け血が飛び散る。
次の瞬間、撃て!と隊長の声が聞こえた。
関を切ったように周囲から銃声が響く。
俺は友人を起こし後ろに下がった。
幸いにも友人は怪我をしていなかった。
弾も残り少ない。
銃剣を装着し、再び感染者を撃つ。
左側の感染者が起き上がった。
銃剣で切りつけるとその感染者の右腕が無くなる。
トドメを刺そうと銃を構えた瞬間、俺は気付いた。
その感染者が高校時代俺を虐めていた女であることに。
92('A`):2007/06/08(金) 14:33:37 0
橋 その6

俺はためらいなく引き金を引いた。
女の胸から上がぱっくりわれたザクロのように弾ける。
その瞬間、全身にしびれるような感覚があり下着がじっとりと濡れているのがわかった。
女だった感染者の後ろにいた感染者達の顔。
どいつもこいつも一生忘れないであろう顔だ。
同窓会でもしてたんだろうか、全員小奇麗な格好をしている。
俺は引き金を引き撃ち続けた。
この時、俺は笑っていたと思う。
93('A`):2007/06/08(金) 14:37:27 0
橋 その7

橋の上での白兵戦は1時間ほどで終わった。
幸運にも自衛官に負傷者はおらず橋周辺にいた感染者130人ほどは全滅した。
まだまだ感染は収まりを知らず既に東京周辺の機能は停止しかけらしい。
翌日から新聞は自衛官による一般市民虐殺などとはやし立てた。
この駐屯地の入り口にも毎日マスコミがいる。

戦闘に参加した俺達は被告人席に立つことになった。
罪名は殺人罪。
だが、きっと近いうちに感染者は人間じゃないと認められるだろう。
そうなったら俺は最前線の部隊に志願するつもりだ。
すぐにこの騒動が収束しないことを願う。
94('A`):2007/06/08(金) 14:48:29 0
おちまい?
95('A`):2007/06/08(金) 14:53:06 0
これで終わり
まとめサイト読んでたらひきこもり系喪の話が多かったからたまには戦闘系喪の話があっても良いんじゃないだろうかと思って書いた

他の人の話楽しみにしてるよ
96('A`):2007/06/08(金) 15:00:13 0
おちゅです
もっとハードボイルドでもいいとおもうぜ
次も期待
97('A`):2007/06/08(金) 15:19:58 0
個人的には素晴らしいと思う。なかなか喪らしいとこもあって結構好きw

というかこれで書き手さんが増えるきっかけになってくれるといいな
98('A`):2007/06/08(金) 15:37:01 O
短くキレイにまとめてあってよいな。GJであると言わざるを得ない
99('A`):2007/06/08(金) 16:05:37 0
さりげなく喪っぽい雰囲気があるのがいいね
100('A`):2007/06/09(土) 03:06:28 O
私怨
101('A`):2007/06/09(土) 07:26:00 0
まだ保守はいらないな
102('A`):2007/06/09(土) 10:20:05 0
よかばい。よかばい。安心たい。
103('A`):2007/06/09(土) 10:22:45 0
(;∀;)イイハナシダナ-
104('A`):2007/06/09(土) 10:22:52 0
日本はすでにバイオ状態
105('A`):2007/06/10(日) 00:20:22 0
一応保守でもしておくか
106('A`):2007/06/10(日) 00:22:06 0
保守はいりまーす
107('A`):2007/06/10(日) 01:01:59 O
まだ保守はいらないさ
108('A`):2007/06/10(日) 01:17:03 0
保守ピタル
109('A`):2007/06/10(日) 01:20:21 0
保守総一朗
110脳内豚番長 ◆ZRWyVAVYq6 :2007/06/10(日) 20:40:45 O
ぐえ…文章保存したはずが保存できてなかった…












かゆ う ま
111('A`):2007/06/10(日) 20:48:23 0
粥旨
112('A`):2007/06/11(月) 11:59:59 0
>>110
もう一回書き直して管さ
113('A`):2007/06/11(月) 12:03:11 O
豚番応援あげ
114('A`):2007/06/11(月) 19:13:35 O
115('A`):2007/06/11(月) 19:31:57 0
スレ復活おめでとうございます
116('A`):2007/06/11(月) 19:33:36 0
おう、ありがとう
117('A`):2007/06/11(月) 19:37:45 0
とりあえずGやらキモオタやら戻ってこいや。
118('A`):2007/06/12(火) 09:58:22 O
豚番まだー
119('A`):2007/06/12(火) 11:41:19 O
120('A`):2007/06/12(火) 13:04:59 0
 朝までかゆうま騒ぎ!!
   ゾンビ系
 リッカー〜タイラントまで
   ジル友
  i/j/PC/対応

女ゾンビの子もたくさん来てね
  激安銃&スプレー情報
 各種ウィルス情報
全国STARS女子隊員制服集
  ハーブ儲けみっけた
ハンター&キメラに大人気
  ネメシス情報
121('A`):2007/06/12(火) 13:54:53 O
かつての精鋭は皆もしも時間を30秒止められたらスレに引き抜かれたと
僕は勝手に思っていたのですが違いますか?
122('A`):2007/06/12(火) 18:51:58 0
違うんじゃね
123('A`):2007/06/12(火) 23:45:08 0
違うよな
124('A`):2007/06/13(水) 01:12:21 0
元作者ですが、バイオ小説って結構縛り(制限)がキツくてですね
アイデアが思いついてもそれがオチに結びつかなかったりして
なかなか筆(タイピング)が進まないんです
まぁ30秒スレはその点緩いんで書きやすいんですけど。
125('A`):2007/06/13(水) 04:17:37 0
それならもしも30秒止めれたらバイオハザードでも生き残れるかな?

ってテーマはどう?
126('A`):2007/06/13(水) 07:09:00 0
お断りです
127('A`):2007/06/13(水) 08:05:48 O
128('A`):2007/06/13(水) 11:39:35 O
>>124
何書いてた人ですか
っていうかまた書いてよ
っていうか原減った
129('A`):2007/06/13(水) 13:56:03 0
          ____ ..::/     \  おはようございますw
        /     \  ─    ─\      ___
今沖田w /  ─    ─\ ⌒  ⌒  ヽ     /      \
     /    ⌒  ⌒  ヽノ(、_, )ヽ    |  / ―   ―  \  仕事?ありえませんねw
    |       ,ノ(、_, )ヽ    |-=ニ=-   / /   ⌒  ⌒   ヽ
     \     -=ニ=-   /:.      <  |     ,ノ(、_, )ヽ     |
    ノ            \⌒ ̄ ⌒⌒〜 \    -=ニ=-    /
   〜⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒〜         >        <
                   \    /⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒〜
130脳内豚番長 ◆ZRWyVAVYq6 :2007/06/13(水) 15:06:59 O
書いてみるけど期待しないで
滅茶苦茶時間かかるが
131('A`):2007/06/13(水) 15:57:38 0
wktk
132('A`):2007/06/13(水) 16:08:07 O
豚番期待ハゲ
133('A`):2007/06/13(水) 17:35:22 O
>>125
30秒スレで似たようなもの書いてる人いるよ
確かここの元作者だったと思う
134('A`):2007/06/14(木) 09:01:58 O
135('A`):2007/06/14(木) 10:48:31 O
俺も久々になんか書くべかな
だがまだ保守はいらないな
136('A`):2007/06/14(木) 12:24:48 0
保守してほしゅーの
137('A`):2007/06/15(金) 01:00:29 0
まだ保守はいらないな
138('A`):2007/06/15(金) 09:40:40 O
139('A`):2007/06/15(金) 13:58:29 0
保守してしゅーの
140('A`):2007/06/15(金) 14:25:10 0
書く場合は最初からトリップ付けてたほうがいい?
141('A`):2007/06/15(金) 14:30:18 O
まあ今の状況ならトリいらないかもな
名前欄にタイトルだけでいいんじゃないですかね
142('A`):2007/06/15(金) 18:57:05 0
ネタ思いついたから書こう
多分今日の夜か明日にはうpできる
143('A`):2007/06/15(金) 19:00:04 0
けっこう作者予備軍増えてきたんじゃないの
144('A`):2007/06/15(金) 19:50:20 0
続きちょっと書き溜めます
145('A`):2007/06/15(金) 22:24:38 0
は・や・くw
146高速道路1:2007/06/16(土) 00:35:05 0
とりあえず前半だけ
今日中には残りも書く


「確かにお渡ししました」
僕は倉庫の管理人から配達したことを証明する書類を受け取った。
「暑い中ありがとう。帰りも気をつけてな」
「またよろしくお願いします」
お礼を言うと僕はトラックに乗り込みキーを回してエンジンを動かす。
乗り込んだ瞬間汗がどっと出てくる。
車内は日光でサウナのようになっていた。
この車はトラックとは言っても感染者から車体を守るために全身に鉄板を貼って外見は装甲車のように見える。
感染爆発から半年。
気温も上がって蝉の声がそこら中で聞こえる真夏となった。
147高速道路2:2007/06/16(土) 00:37:11 0
その間に日本の人口は3割以下になり東京や大阪を始めとした太平洋側の都市はもう感染者達がさ迷うネクロポリスになっている。
他の国もこんなもんらしい。
感染者達は生前の記憶を少しだけ持っているらしく自分の生活圏内からは出ないようだ。
生き残りは各地方に分散して今は自治体が国のようになっている。

僕の仕事は自治体から自治体へ荷物を運ぶ運送屋の運転手だ。
入社から1ヶ月が過ぎやっと研修期間も終わった。
今日は二回目の1人の仕事だ。
通る道路は主に高速で感染者の少ないルートを会社が選んで指定している。
帰りの道を通るのは研修期間も含めて今日で二回目だ。
感染者は少ないが途中で一車線になりカーブも多くあまり好きな道ではない。
早く帰ってゆっくりお茶でも飲もう、今日は給料日だ。
148高速道路3:2007/06/16(土) 00:42:03 0
出発して一時間ほど経つ頃には道幅が狭くなり車線が一つになった。
感染者がどんどん増えていく。
ここは一車線だから引き返すことは出来ない。
感染者を轢き殺すたびに肉や骨が砕ける音、感触がタイヤを通して伝わってくる。
先輩達は「気にするな、すぐに慣れる」と言ってたけど僕には一生無理だと思う。
ステレオの音量を最大にした


片手でジュースを取ろうとしたがなかなか取れない。
ここで一瞬目を離したのが悪かった。
車体に壁が当たりバランスを崩した。
ハンドルを切ろうとするが言うことを聞かない。
車体を建て直して視線を前に向けたときには遅かった。
今まで気付かなかったが前方に何十人の感染者がずらっと並んでいる。
トラックはそこに突っ込み感染者を何人も磨り潰しながら100mほど進みやっと止まった。
149('A`):2007/06/16(土) 02:06:24 0
わっふるわっふる
150高速道路4:2007/06/16(土) 03:57:27 0
僕が気がついた時、事故から何分も経っていなかったと思う。
フロントガラスは血や肉片で真っ赤に染まっていた。
サイドミラーを見ると周りにいた感染者がどんどん集まってきていた。
僕はとにかく車内にあった護身用の斧とナイフだけ持って屋根の上に上がった。
既に前も後ろも感染者で埋まっている。
下手に歩き回るよりは良い。
屋根の上に座り込んでから水分を持ってないことに気付いた。
帰還予定時刻から10時間を過ぎたら自衛隊に捜索願いをだすことになっている。
今僕がいる場所は規定のルート通りだから捜索さえ始まればすぐに見つかるはずだ。
ポケットに入っていた携帯電話を取り出して時間を確認する(通話もメールも出来なくなっているけど時計とゲーム機として持ち続けてる)
午前11時。
早くても救助は明日の朝になるだろう。
それまで僕は乾きに耐えられるだろうか。
151高速道路5:2007/06/16(土) 04:12:51 0
感染者は発症して数時間で視力を失う。
その為、獲物の足音に反応して襲う。
毎日ラジオで流されている暫定政府発表でこう説明されていた。
屋根に上がってから僕は寝転がり周囲を見渡す時も匍匐で極力音を立てないようにしている。
すると1時間も経つと感染者達はそれぞれある方向に歩いていったりトラックの周りをぐるぐるまわりだした。
とりあえず僕がどこにいるかなどは認識できてないようなので一安心した。
太陽は僕の真上にある。
気温がジリジリと上がり容赦なく体力と水分を奪っていく。
水が欲しい。
あの時のジュースをそのまま持ってこれたらどんなに良かったか。
金属製の屋根自体が熱を持ちさらに温度を上げる。
ガムでもないかと上着をまさぐると手ごたえがある。
取り出してみるとクッキーだった。
道路に投げ捨てた。
152高速道路6:2007/06/16(土) 04:14:48 0
暑さと渇きで意識が朦朧としてきた。
思い出したくも無いのに昔の記憶がどんどん蘇ってくる。
両親と最後に行った家族旅行、あの時も暑い日だった。
母はその三日後に男と家を出た。
その日酔いつぶれた親父に僕が不貞の子だと教えられた。
親父はそれでも僕を大学まで行かせてくれた。
感染爆発後に唯一届いた手紙には「心配するな。お前は勉強頑張れ」と書いていたっけ。
手紙を読んだ時にはもう大学はなくなっていたんだけど。
その後、金が無くて困っていたところでこの運送会社が求人しているのを見つけた。
そういえば今日は給料日じゃないか。
初めての給料だ。
親父に何か買ってやろう・・・
153高速道路7:2007/06/16(土) 04:17:30 0
午後9時過ぎ、運送会社からトラックの運転手が帰還予定時刻になっても帰ってこないと通報があった。
風なく平穏な夜だったので夜間にも関わらず捜索命令が降りた。
夜ではあるが救助用ヘリに乗り込み規定のルートを上空から辿ってみる。
裁判で無罪が確定してから3ヶ月、4回ほどやった簡単な救助だ。
事実、捜索を開始してから2時間後にトラックを発見した。
俺達はヘリからロープで屋根の上に降り運転手の生死を確認する。
脱水症状で意識を失っているがまだ息はあった。
もし救助が遅れていたら命は無かっただろう。
しっかりと身体に固定し俺は再びロープを伝ってヘリに乗り込む。


トラックの周辺には数キロに渡って感染者が列を成して歩いている奇妙な光景が見えた。
この周辺はほとんど感染者が存在しないので通行許可が下りていたはずなのに。
何気なく時計を見て気付いた。
今日は8月13日。
去年まではお盆休みだった日だ。
感染者達はウイルスによって脳の人間性を司る部分をほとんど破壊されている。
それでも奴らは本能だけで故郷に帰ろうとしている。
感染者は故郷の目前にある警察や自衛隊の守る検問所で始末される運命だ。
彼らの魂はどこに行くんだろう。
154('A`):2007/06/16(土) 04:21:48 0
終わり

わかると思うけど橋の後の話
主人公があんま喪っぽくない上にゾンビもあんま出なかったけどまぁ良いや
155('A`):2007/06/16(土) 07:11:11 0
ご馳走様でした

続編期待してるぜ!ではバイトいてくるノシ
156('A`):2007/06/16(土) 16:41:38 0
>>154
乙!続編期待してる。

Gとかキモサバイバーとか戻ってきてくんないかなァ
157タイトル未定:2007/06/16(土) 19:37:36 0
俺の名前は木下春。
○○市在住、△△大学の生物系学科に通う18歳の男。
趣味は読書、特技は短距離走。
ごく普通の大学一回生だ。
なにか変わったところがあるとすれば・・・・・・そうだな、女が苦手って事ぐらいだろう。
こう言うと女に興味がないとか、そんな感じに聞こえるかもしれないが
そういうことではない。
女とはうまく話せないのだ。そうなった訳は・・・・・・・・・・・・話すほどの事でもないだろう。
そんなごく普通(?)の俺が、あんな恐ろしい事件に巻き込まれるとは思ってもいなかった・・・・・・・・・・・
158('A`):2007/06/16(土) 19:55:35 0
わっふる!!!
159その1〜探偵の帰宅〜:2007/06/16(土) 20:32:55 0
おれはサトウコウイチ、私立探偵だ

今日も難解な事件を解決し愛車をかっとばし我が家へ帰る途中だ
ここは一つ車を止めて軽く自己紹介といこう
自分で言うのも見苦しい感じもするが、おれには才能がある
具体的に「こうゆう能力だ」と断定出来るものではないが、人には無い物をもっている
まぁ、その話はこの件に関係のないことなので割愛させてもらう
一言で言えば、その能力のおかげでこのサトウコウイチ
人様から手厚く感謝される探偵になったと言うわけである

さて時間を戻そう。いや車を走らせよう
おや、愛車が腹を空かせたみたいだ。ガソリンスタンドで腹一杯ご馳走してやらねばな
因みにおれの愛車はJEEPだ。「Oh my JEEP」のJEEPだ。
目の前にスタンドが見えてきた
おれは車を止めて無人の給油機へ向かった

このJEEPは3.6リッター。ゆえにハイオクガソリンだ
いつもはさらに洗車をするところなんだが今日はやめておく
いや、決まったルーティーンを崩すのは不吉の前触れだ…
ここはいつも通り洗車をするべきだろう
だが心のどこかが歩みを止める。頭の片隅で何かが忠告してくる



……おれはしばし考える

160('A`):2007/06/16(土) 20:33:34 0
わくわく
161('A`):2007/06/16(土) 21:48:05 O
162('A`):2007/06/16(土) 23:23:28 O
キモヲt
163('A`):2007/06/17(日) 02:07:25 O
喪っぽくなければ作ってみようと思うんだがなぁ。
164('A`):2007/06/17(日) 02:12:58 0
>>163
別に喪を題材にしなけりゃいけないって事はないし作ってみてくれよ。
165('A`):2007/06/17(日) 02:22:30 O
>>164
りょーかい。
ちと時間を貰うけどやってみっか。
166('A`):2007/06/17(日) 02:26:24 0
ああ、「もし喪」じゃないのね。
167('A`):2007/06/17(日) 02:31:04 0
いいねえ作品増えてきたね
168('A`):2007/06/17(日) 02:34:59 0
長編もの待つ間に短編日記とかうpしてくれるとウレシイ
169('A`):2007/06/17(日) 02:37:59 0
長編ものの場合やっぱ連載形式になると思うけど
何も言わずに消えるのだけは勘弁してくれよ。
続きが気になるからww
170その2〜探偵の帰宅U〜:2007/06/17(日) 04:54:26 0
`長年の勘´というのは大事にしなければならない
それが、時として危険に身を晒すことさえある探偵業でも
命を落とさずにやってこれた要因だ。

そうだったな… ここは直感を優先しよう…
おれは愛車のタンクに流し込んだガソリン分の料金を、無機質で愛想のない機械の口に入れてやった

さてと、、、帰りますか
颯爽と愛車に乗り込みエンジンを掛ける。
大好きな洗車がお預けになったのを察したのかエンジンの噴けが悪い。
だが甘やかすの好きじゃない。おれは構わずギアをローにぶち込みクラッチを繋いだ
派手にタイヤを鳴らし立てて愛車は夜の街へ潜り込んで行く。

ふっ、もう機嫌が直ったか
3ブロックほど直線を走り続けると愛車のハートもノッてきたようだ

よし相棒、このまま突っ込むぜ? おっとビビるなよ
スピードメーターは140kmを指している。おれは一つ息を吐いた。
次の交差点まで約30m、シフトレバーを握る手に力が入る

今だ!
ギアをトップからフォース、ヒール&トゥでサードへぶち込む。
車体の重心が前輪に乗った瞬間を見逃さずターンライト。軽快にハンドルを切る。

大丈夫… おれのウデはまだまだ鈍っちゃいないな。
どうだい相棒、いいコーナリングだったろう?

JEEPは夜の交差点を豪快にそして優雅に
誰もいないこの大都会の街を存在感を示しながら走り抜けていく
フルアタックで交差点を3つほど攻め落としたところでおれはアクセルを緩めた
疾風のように過ぎ去っていってた街並みがゆっくりとおれの視界に跳びこんで来る

いい風だ…
パワーウインドウのスイッチに触れた瞬間、心地よい風がおれの頬を擽った
JEEPは順調に家路までの決まった道筋を辿って行く
171('A`):2007/06/17(日) 10:29:29 O
172('A`):2007/06/17(日) 15:56:08 O
あご
173('A`):2007/06/17(日) 16:00:30 0
オナホールの人は終了しちゃんじゃろか
174('A`):2007/06/17(日) 21:26:15 0
期待age
175165:2007/06/17(日) 22:52:33 O
プロローグだけは出来上がったがバイオ殆ど絡まNEEEEEE。
文才の無さを呪うわ・・・・。プロローグだからしゃーないと言えばしゃーないけど。
176('A`):2007/06/17(日) 22:59:32 0
>>175
は・や・くw
177('A`):2007/06/17(日) 23:29:40 O
まさかバイオスレがここまでの復活を見せるとは思わなかった
正直50もいかずに「あーそんなんあったなやー」で終わるかと思ってた
感動を禁じ得ないと言わざるを得ないなまさしく・・・
178175:2007/06/18(月) 00:08:35 O
>>176
今週末辺りにはまとめて公開出来ると思う。
全部いけるか分からないけど出来の悪さはご勘弁を。
アナザールートも構想予定。
179ヤマダ一家:2007/06/18(月) 01:33:16 0
7月21日 はれ

今日から楽しい夏休みだ
もうワクワクしてねむれそうもない
そうゆうことでこの時間をりようしてしゅくだいをする
あまった時間をゆうこうりようするなんて
ボクってかしこいな・・・(ヘヘヘ)

と思ったけど今日はとくべつ書くこともないので寝るとします
おやすみ、なつかしの学校せいかつ!
まっててね、いとしの夏休み君!!



7月22日 はれ

夏休み2日目、だけどもふつうの日よう日だ。
とくにすることなし。
でもお父さんが明日からしゅちょうとかに行くらしい
お母さんと二人でじゅんびしてた。



7月23日 はれ

あつい・・・
今日はきんじょのマー君とプールに行ってきた
もっと泳いでいたかったけど、マー君がウンチしたいと言ってきかないので
泳ぎもそこそこにきがえた。もうマー君とはプールにいくのやめよう
帰るとちゅうでおねえちゃんとそうぐう。タナカヤでアイスを買ってくれた。
あのケチなおねえちゃんかねぇ・・・ めずらしいこともあるもんだ



7月24日 くもり

頭のイイコは7月中にしゅくだいをすますらしい
それはぼくのことかな?
ちゃんとやってますよ、はい。
しゅくだいぐらいチョチョイのチョイだね。
帰ったらちゃんとやりますから
180ヤマダ一家:2007/06/18(月) 01:35:27 0
7月25日 あめ

しゅちょうからお父さんが帰ってきた
おみやげをきたいしてたのに、ない!って言われた
いつもならおまんじゅうぐらいは買ってきてくれるのになぁ・・・
それにしても少し、いやだいぶ、きげんがわるいなお父さん
今日は早めにねよう



7月26日 あめ

朝おきたらおねえちゃんがないてた。
なんでもお父さんがおねえちゃんをブッたみたいだ
お母さんがひっしにお父さんになにか言ってたけど
お父さんはしらんぷりだ。
どうしちゃったんだろう・・・



7月27日 くもり

今日のお昼ごはんはカレーだった
おねえちゃんは朝から出かけたみたいでいなかった
しゅくだいはあまりすすんでない。
だいじょうぶ、ボクはできるコだから



7月28日 くもり

おねえちゃんが帰ってこなかった
お母さんは心ぱいしてたけどお父さんはごきげんだった
けいさつに行こうとお母さんがさけんでたけど
お父さんは一人でおニクをムシャムシャ食べてた。
朝からすごい食よくだよ・・・
うるさいおねえちゃんだけど、いなくなるのは少しさみしいや
181ヤマダ一家:2007/06/18(月) 01:40:24 0
7月29日 はれ

とうとうおねえちゃんは帰ってこなかった
けいさつの人はこなかったみたいだけど
お母さんもいなかった。きっとおねえちゃんを探して
あちこちさがしてるんだと思う
お父さんは今日も朝からおニクをムシャムシャ食べてる
よく食べるねっていうと、お父さんは少しイラッとした
ほんとどうしちゃったんだろ・・・あんなにやさしかったのに・・・・

そういえば、おふろがきのうから使えないみたいだ
夏はあついからあせくさいのに・・・・
もうじごくだー



7月30日 はれ

おねえちゃんにつづいてお母さんも帰ってこなくなってしまった
これはさすがにいちだいじだと思う
お父さんに聞いてもキッチンでせっせと何かやってて、ぜんぜんきいてくれない
なにしてるの?ってきくと、少しイラッとしてなにかボソボソ言ってた
こんなきもちじゃ楽しくないよ、ほんとにさ
ぜんぜんアソブきもおきないね・・・

あーもう、りょうりなんていいから、おふろなおしてほしいよ
体だけじゃなく、おうちの中までヘンなにおいでいっぱいだしさ
え、しゅくだい?(ハハハ)



7月31日 はれ

今日は朝からお父さんのきげんがいい
お昼はリョウイチのすきなもの食べていいって言われたから
おすし!って言ってやった
そしたらじゃあおふろに入っちゃいなさいって言われた
ヤッター!
いつもはめんどうなおふろだけど、これだけ体がベチョベチョだとヘッチャラだね
さっきからお父さんはほうちょうをせっせとシャコシャコやってるけど、まぁいいや

ではオフロにいっちゃいますかー
じゅんびはイイデスカー

おすしおすしー!
182('A`):2007/06/18(月) 01:47:48 0
はい終りです。オチが弱くてすいません
なにぶん即興で書いたので...
あとバイオっぽくなってるかも不安ですが...

出張に行ったお父さんが帰宅後に異変が――って話です
↑のしまださん日記に触発されたけども、ぜんぜんでしたね
……日記はむずかしい
183('A`):2007/06/18(月) 02:01:40 0
>>182
バイオというより食人鬼の物語だなw
だが乙
184('A`):2007/06/18(月) 12:27:29 O
あげ
185('A`):2007/06/18(月) 13:14:23 O
乙ッ!
186僕達のバイオハザード:2007/06/18(月) 14:09:34 O
毎日10時間以上寝る。
大学を卒業して四年。何をするでもなく、だらだらと過ごしていた結果、辿り着いた先は立派な引きニートだ。
落ちるのは、本当にあっという間だ。そしてそこからはい上がるのは、言うほど楽ではない。
その日はパトカーのサイレンで目を覚ました。ずいぶん喧しい。
時計を見ると21:18。朝、めざましTVを見てから寝たから、今日は11時間睡眠か。二桁の睡眠だと、空腹も同時に目が覚める。
顔を洗うのもそこそこに、キッチンの棚を開ける。カップ麺がない。冷蔵庫には梅干ししかないことはよく知っている。
「ンだよ…」
長くこういった生活をしていると、コンビニに行くだけでも気怠い。
ため息をついて寝癖を整える。辛うじて生き残っている外行きのTシャツを着て、外に出た。
例年のこの季節の夜は、湿気でむしむしとした熱帯夜なのだが、今年は湿気がない。乾いた涼しい風が吹き、なかなかどうして快適だ。遠くではサイレンが聞こえる。
最寄りのコンビニまでだらだらと歩いている途中、道端に倒れ込む人を見かける。
酔っ払いが…。
普通は駆け寄り、声を掛けるのだろうが、社会適合性が著しく低い僕は、そんなことはしない。できない。
そして何より、もっと気になることがある。目の前のアパートの駐車場前で足を止めた。
あのコがいる。
このアパートに住む、おそらく大学生であろう女の子。長い茶髪にノースリーブ、短パン姿で、アパートの階段前に立っている。
僕はあまり外に出る方ではないが、それでも外出するたびに何度か見ていた。
整った顔に長い足。今風の感じを出しながらどこか純朴そうな彼女。僕とは対極の、陽の当たる世界で、そのコはとても輝いて見えた。
今日も見れた…
一呼吸おいて、歩き去った。遠くから見ているだけで、満足だった。
187('A`):2007/06/18(月) 14:16:41 0
わっふる
188僕達のバイオハザード:2007/06/18(月) 15:01:49 O
やけに路駐の目立つ道路を歩く。
コンビニの前では、妙な光景が広がっていた。
明かりがついていない。そういえば、町自体に明かりがあまりない。これはどうしたことか。すぐ近くに発電所があるのだが、そこで何かあったのだろうか?
代わりに月明かりが照らす。複数の人が倒れ、その上にまた複数の人間が覆い被るようにして何やらごそごそとやっている。
風が生臭い。
遠目にはあまり気にしなかったが、近づくにつれ心搏数が上がるのがわかった。
いけない。ゲームのやりすぎで変な妄想が浮かぶ。「んな馬鹿な」と自分に言い聞かせた。背中に変な汗をかきながらゆっくりと近づく。
水撒きでもしたのだろうか。路面が激しく濡れている。グチュグチュと妙な音が聞こえてきた。
そして次の瞬間、消えていた周囲の明かりが一斉に点き始めた。見えなかったものが浮かび上がる。
それは、倒れこむ人を、覆い被さる人が噛りついている姿だった。…いや、食べてるのか?
「おい、あんたら!」思わず声を上げる。噛りついていた人たちが皆、ゆっくりとこっちを向いた。鼓動が更に激しくなる。
彼らは一様に肌が爛れ、ブジュブジュと組織液が吹き出ていた。肉や皮の境がわからなくなるほどだ。中には骨が露出している者もいる。
そして、皆一様に声にならない声を上げていた。その姿は、下に横たわる無残な肉塊と、露出した内蔵、広がる血液と合わさり僕にあるものを連想させた。
「わぁあああ!」
大声を上げて走りだす。
冗談だろ。どこかにそんな考えがあった。一人のサラリーマン風の男性を見かけたので走り寄る。
「すいません!そこのコンビニで…」
服の袖から爛れた肉が見えた。先程の集団と同じ顔が、そこにもあった。死んだ鯖のような目をしたソレは
「ぇぇえぇ…」と呻きながらこちらを向いた。
紛れもない現実だった。
189('A`):2007/06/18(月) 15:25:36 O
わっふるわっふる
190僕達のバイオハザード:2007/06/18(月) 15:43:45 O
アパートに辿り着き、玄関で息を整える。全力で走ったので、息が上がる。
それほどの距離でもないのに、肺が裂けそうだ。何年も運動をしていないとこんなものか…。
なんとか落ち着き、急いでテレビを点ける。数十時間ぶりに目の当たりにする外の情報に、我を疑う。
多くのチャンネルは各都道府県の状況、避難場所の所在、そして国や自衛官やらのコメントが羅列されていた。
一部のチャンネルでは現状の中継をしている。どこかの駅前のようだ。
バリケードを張った自衛隊が、バリケードの向こうに群がる群衆に銃撃している。リポーターが何やら叫んでいるが、よく聞こえない。
しばらくテレビの前に居座った。どのテレビ局も混乱していてひどかったが、少し状況が把握できた。
今日の正午過ぎ、日本に3発のミサイルが飛んできたらしい。
それは警戒ラインを越え、しかし爆発ではなく強烈な閃光を放ったらしい。
3発の閃光は、ほぼ日本全土を襲ったらしい。
その閃光を一定量以上浴びた人間が、人外となり、今の混乱を招いている。と言うことらしい。
情報が統制されておらず、どの局も手探りだが、大まかにはこんなとこだろう。
最後に民放を見る。最寄りの避難場所と、安全権に向かう電車の時刻がテロップで流れていた。
一息つく。
寝ている数十時間の間にそんな映画みたいなことが?そんな馬鹿な。大体、あいつら何だよ。
テレビの中では未だ自衛隊の発砲音が止まない。
ニュースを読み上げるアナウンサーが速報だと読み上げる。アメリカと中国がなんやら援助してくれるらしい。
とにかく、生き残った人間も多いようだ。どこの避難所も大混雑だと。物資が行き渡らず、不安の声を洩らす市民がどうこう…
「はぁ…」
ため息をついた。なんだか少しがっかりした。
別に、普段からマッドでサイコな思考をしているわけではないが、大抵の人間が生きている以上
結局なにも変わらない。今までどうりの底辺な僕だ。
洗濯機の中から、洗濯に使う網をとりだし、外に出た。
気になることは一つだけだ。
191('A`):2007/06/18(月) 15:58:22 0
わっふる!
192僕達のバイオハザード:2007/06/18(月) 16:24:56 O
外にある手ごろな大きさの石を探し、洗濯網に入れる。遠心力を利用した簡易ハンマーってとこか。
近くのアパートまで走る。途中、コンビニに行くときにも見かけた倒れこむ人のそばに駆け寄る。
死んでいる。しかし、多少体を「失って」いるが、綺麗だ。アイツらじゃない。アイツらに襲われたのだろう。
死体を見るのは初めてだ。しかし、不思議と吐き気や不快感はない。汗を拭いて、先を急いだ。
アパートの前には、先程と同じようにしてそのコは立っていた。
ここだけは…このコだけは。祈りながらゆっくりと近づく。
単パンから伸びる長い足。しかしそこには綺麗な肌はなかった。
ノースリーブから見える細い腕。しかしそれは爛れた肉棒だった。
近づくにつれ、云い知れぬ絶望感が襲う。後数歩のところまで近づいたとき、彼女が僕に気が付いた。
頭から先に、ぐりんとこちらを向く。
そこには、いつも遠目から見ていたあの綺麗な顔、屈托のない笑顔はなかった。
「あぁ…」
泣けた。日本がどうなろうが、他人がどうなろうが正直どうでもよかった。
ただ、このコだけは変わらないでほしかった。一番あってほしくないことが現実になってしまった。
彼女が口を開け、僕に向かってきた。何かが切れる音がした。
次の瞬間、洗濯網を握りしめ、思い切り彼女の頭に振り上げた。
『ゴッ!』
鈍い音がして、彼女はその場に崩れ落ちた。俯せに倒れたその頭からは、ドクドクと血が流れ出す。
簡易ハンマーは衝撃で網が破れてしまった。即席だからしかたない。
僕は帰り血を拭いてしゃがむと、彼女の頬を撫でた。ジュルッと肉が剥げた。ゾンビとゆうよりは、本当に火傷に近い爛れだ。
頭が真っ白になる。目を見開き、単パンを脱がす。その時、彼女の体がビクンと波打った。
ハッと我に返った瞬間、激しい腐臭と汚物の臭いに吐き気を堪えきれなかった。

嘔吐なんて久しぶりだ。
僕が手を下して決まった彼女は、未だ小刻みに痙攣を繰り返している。
僕は涙を拭いてその場を立ち去った。
大げさかもしれないが、僕にとって一つしかない希望が今、費えたのだ。
遠くでは相変わらずサイレンが響いていた。
193('A`):2007/06/18(月) 16:46:29 0
僕達のバイオハザード=>>178=ブサイク童貞

でいいんですか?
194('A`) :2007/06/18(月) 16:48:22 0
それでおk
195僕達のバイオハザード:2007/06/18(月) 16:58:36 O
駅の近くまで歩いてきた。周りは爛れた死人ばかりだ。
ここまで歩いているうちに、一つわかったことがある。
アイツ等は自分達の仲間とそうでない者を区別していない。動いているものを見境無く襲うようだ。あちこちで共食いを見かける。
もうこの近くには生きている人間はいないのか…
…どうでもいい。
そういえば、民放で安全権までの電車がどうとかいってたな…もう行ってしまっただろうか?
正直、それもどうでもいい。
今までの人生、絶望したことはなかった。周りの人間は「お前絶望的だよな」と言うが、それほどでもなかった。
しかし、彼女の頭を砕いたときから、どうしようもない絶望感がたえない。
別に毎日付きまとっていたわけでもない。名前を知っているわけでもない。ましてお互い、会話したことなんか一度もない。
それでも、稀に外に出て、稀に彼女を見かけた日は幸せになれたのだ。
もう、その幸せはやってこない。多くの人間が生き残っている中、なぜ彼女も生き残れなかったのか。
なぜ僕が生きているのか。逆だったら、僕は救われていただろう。自分は死んでも、それでも彼女には生きていてほしかった。
路地裏に入る。さっきまでは暗かった町だが、途中から街頭も点き、いくらか明るくなった。
ガードレールに腰掛け、月を見上げる。僕の人生にも、こんな小さな明かりでいいから、ほしかった。
そう思うと、急に淋しくなった。誰かに抱き締めてほしい。
後すぐからは、「ぇえぇえ…」とうめき声が聞こえてくる。
知っていたさ。ソレの存在を。最初から。
僕はゆっくり立ち上がり、後ろを向いた。目と鼻の先に、スーツ姿の、女性「だった」ソレが立っている。
名前も知らない他人。
髪型や体系から、生前は綺麗な人だったんだろう。陽の当たる世界の住人だったんだろう。
「こんな僕にも、陽を当ててください。」
ゆっくり抱き締めた。ソレもしっかりと抱き返してくれた。
あぁ、そういえば、抱き締められるのって初めてだなぁ…………



僕の首筋に、彼女の歯が食い込んだ。
    おすまい。
196('A`):2007/06/18(月) 17:05:59 0
>>195
乙!
しかしここの作品はハッピーエンドが少ないねw
197('A`):2007/06/18(月) 19:01:33 0
>>196
まぁ待ってろって
198178:2007/06/18(月) 19:54:28 O
>>193
それ書いたの俺じゃないぞ。俺のはまだ第一章しか出来上がってないし。
しばらく時間くれ・・・
199('A`):2007/06/18(月) 19:59:55 0
落し所を模索している
200('A`):2007/06/18(月) 20:05:31 0
>>198
はあくした
201('A`):2007/06/18(月) 20:11:20 O
ふ、筆が進まねえ!
202('A`):2007/06/18(月) 20:17:45 0
まとめサイトのNO98って、見覚えあると思ったら僕が書いたやつですね
懐かしいなぁ
203('A`):2007/06/18(月) 21:45:43 0
10日前で懐かしいもなんもないだろ
204('A`):2007/06/18(月) 22:04:22 0
ここに書けばまとめサイト載るのか・・・
キリ番100取りたかったけどもう無理だな
205('A`):2007/06/18(月) 22:33:04 0
NO.100ってどれだ?
206('A`):2007/06/18(月) 22:38:49 0
今サイト見たら>>157だった>NO100
207('A`):2007/06/18(月) 22:49:03 0
一番筆が進んでない俺かよ・・・・・・・・・
208('A`):2007/06/18(月) 23:46:45 0
がんばれですぅヽ(≧∀≦) 
209('A`):2007/06/18(月) 23:47:30 0
>>208
頑張ってみますw
210('A`):2007/06/19(火) 00:00:45 0
抜けがあったのでまとめサイトの番号ズレました
211('A`):2007/06/19(火) 00:06:54 0
ということはセーフッ!
212('A`):2007/06/19(火) 00:10:23 0
のんびりじっくり書きます
213('A`):2007/06/19(火) 01:10:53 O
まとめサイトがまだ機能しているということは
まとめに載っている未完の作品を今から再開させて
完結させるのも遅くはないってことですよ!
わかったかドララァ!
214('A`):2007/06/19(火) 01:16:11 0
マトメさいとの番号ずれたんですか?
ぼくは何番になったんですか?
215('A`):2007/06/19(火) 02:55:02 O
>>214
それぐらい自分で調べろよw
216('A`):2007/06/19(火) 07:25:04 O
217('A`):2007/06/19(火) 14:37:30 0
期待age
218僕達のバイオハザード・裏:2007/06/19(火) 15:40:38 O
「失礼します」
大きなガラス張りの戸をよっ…と押して職員室に入る。なんでこんなに重いのか、理解に苦しむ。
「おぉ、すまないな」
言って、一人の講師が手を挙げる。30半ばで、髭の剃り後が青白く目立つ、ガタイのいい男だ。
「本当は生徒に頼むようなことじゃないんだがな。」バツの悪そうに笑いながら頭を掻く。
「いえ、いいですよ」
講師は机の引き出しから鍵を取り出した。勢い良く引くものだから、机がガタガタ揺れる。コーヒーのカップが少しずれた。
「その封筒だ。頼むな。」
鍵を受け取り、脇にあった大きな封筒を脇に抱える。「あぁ、そういえば!お前、就活しないって本当か?」
思い出したように、首を伸ばして講師が言った。
「え?はぁ、…今のところは、そのつもりですが。実家の家業を手伝おうかと。」
「そっかー。御実家は旅館経営だっけ?じゃあ、お前女将さんになるのかー。」
ガハハと笑う。
ちなみに実家は場末の小さな民宿だ。
「まぁ、まだ二年ありますし、わかりませんけどね」
私も吹き出して笑ってしまった。
「じゃあ、私行きますね」立ち話をしていると、抱えた封筒がずり落ちてしまいそうだ。
講師はぱたぱたと手を振った。
「失礼しました」
ふんっ…と力を入れて戸を開けた。ふぅ、と深呼吸をする。どうも昔から職員室の空気というのは慣れない。
窓からは突き刺すような日差しが差し込んでいた。本来は梅雨時期なのだが、今年は湿気も雨もなく、快適だ。
私の実家は民宿をやっている。家業があるのだから、大学なんか行く必要はないだろうと両親と揉めた時期もあった。
家業に不満はないが、それとこれとは別。キャンパスライフと気ままな一人暮らしを楽しみたい!ここは両親にも譲れなかった。
若い時分は一度きりだ。後悔はしたくないもの。だもんで、両親に頼み込んだ結果の今の生活。
もちろん、我が家は裕福ではない。仕送りは最低限、生活費はバイトで稼いでいるような、
どこにでもいる普通の大学生だ。それでも、私は日々の生活に充実感を感じていた。
絶好の洗濯日和。明日の休日は布団を干そう。手をかざし、太陽を仰ぐ。
219('A`):2007/06/19(火) 15:52:19 0
わっふるわっふる
220僕達のバイオハザード・裏:2007/06/19(火) 16:32:12 O
「もう用事は済んだの?」
途中で声がかかる。
「ちがーう。用事を頼まれてきたの」
私は抱えた封筒を揺すって見せた。
「あちゃー。あの青髭も、人使い荒いからね。」
「使わなくなったOHPのフィルムだって。今時OHPって。」
笑いながら二人で倉庫まで向かう。
倉庫は敷地内の隅にあり、広いキャンパス内は歩くだけでもいい運動になる。
「ぁあ!今日さ、ガッコ終わったらちょっと付き合ってよ!」
バシン!と肩を叩かれる。Tシャツの下がヒリヒリした。
「いいけど、なにかあるの?」
「水着!夏に向けて水着チェック!」
「まだ梅雨も明けてないのに?気が早いんじゃない?」
とはいえ、この天気だ。わからなくもない。
「何言ってんの、目当ての水着に向けて!ダイエットすんじゃない。明確な目標があったほうが気合い入るでしょ!」
遠くを差して叫びはじめた。大学二年の夏だ。皆今から予定を立て、それに向けて浮き足立つ。
「なるほどね。いいよ、付き合おう!」
バシンと肩を叩いた。お返しだ。
夏を楽しむ準備は抜かりない。それは皆同じだ。私も水着のチェックをしようか…
脳内で、近く、入るであろうバイト代の逆算が始まった。

倉庫は閉めきってあり、窓がないためとても蒸す。鍵を開け、扉を開けたときに「むわっ」と熱気が漂った。
「うっへー、私、パス!」
友人は煙たがるようにして離れた。
私は友人に向かって少し請う目をした後、ため息を吐いて中に入った。まるでサウナのようだ。
中にはいくつも棚があり、以外と整理されているようだ。私は封筒をしまう棚を探して奥に進んだ。
外では「ゴォォ…」と飛行機のような音がする。やたら大きく聞こえるが、低く飛んでいるのだろうか?
「おー、なんだあれー?」友人が呟いたように聞こえた。
次の瞬間、激しい轟音と共に強烈な閃光が辺りを包んだ。
いや、倉庫内にいた私には詳しくはわからないが、入り口から強い光が差し込んだ。
音の衝撃で倉庫内に積んであった物が崩れ落ちた。
「ちょ、あぁ!」
バランスを崩して倒れた私に、棚が覆い被さってきた。
221('A`):2007/06/19(火) 17:27:25 0
わっふる
222僕達のバイオハザード・裏:2007/06/19(火) 17:40:03 O

痛っ…
ホコリと段ボールの中、私は目を覚ました。蛍光灯の明かりが舞い上がったホコリで霞んで見える。
体を起こそうとすると、頭の後ろに痛みが走った。後頭部を打ったようだ。
「ねー、どうなってるのー?」
外にいるであろう友人に呼び掛ける。応答はない。
がらがらと体の上の荷物をどけ、立ち上がる。身体には、これといって怪我はないようだ。
パンッと身体に付いたホコリを払うと、それが一斉に舞い上がる。
「ゲホッ…」
ムセ込みながらふと腕時計に目をやる。
10分程度経っていた。何があったのだろう。外は大丈夫なの?散らばる段ボールをどけながら外に出た。
急な日差しに目が眩んだ。目を細めて友人を探す。
…ッ!見つけた友人は、俯せになって倒れていた。急いで駆け寄る。
「大丈夫!?」
抱き抱えたその時、ジュルッという音と共に彼女の皮膚が剥げた。
「ッ!キャアアアッ!」
思わず手を離してしまった。彼女の身体がベチャっと落ちる。
見ると、顔も含めた全身が、腐敗したような、重度の火傷を負ったような、そんな状態だった。勢い良く地面に落ちた彼女からは、あらゆる組織と血が交じったような体液が流れ出た。
身体を抱えていた手には皮膚と肉らしきものがべっとりと張りついている。
「……!」
恐ろしさに声が出ない。息が詰まるのを感じる。彼女は死んでいるの?
酸欠で気の遠くなる中、彼女がゆっくりと立ち上がった。
「あ…ぃ……」
何やら呟いている。…生きている?しかし、すぐに普通ではないことに気付く。
鯖のような濁った目。ただれた皮膚は落ちた衝撃で、立ち上がったと同時に一部がずり落ちてしまった。
それでもかまう事無く、焦点の定まらない目で、うまく立ち上がれない私を見下ろす。
そのまま一歩、二歩とゆっくり近付き、私に覆い被さってきた。
「ちょ、やめてッ…!」
勢い良く突き飛ばした。 血肉が飛び散る。動かなくなる彼女をみて、私は泣きだしてしまった。
助けを求めようと周囲を見渡す。
「だれか…だれかぁ!」
しかし、改めて見渡すその光景は、流れ出た私の涙を瞬時に止めた。息を呑む。
逃げ惑う人、襲われる人、泣き叫ぶ人…そこは見慣れたキャンパス情景とは程遠い、恐ろしい光景だった。
私が目の当たりにしている恐ろしい非現実は、そこらじゅうに蔓延していた。
「痛ッ!」
左腕に痛みが走る。
もう動かないと思っていた友人が、いつの間にかそこにいた。私の腕に噛み付いていたのだ。
一心不乱に噛み付くその風貌に、少し前の面影は微塵もない。
反射的に振り払う。歯が肉に食い込んでいたので、ひどくえぐれた。
尚も襲い掛かる彼女に、私は近くに落ちていた彼女のバックを投げ付け、走りだした。
逃げることしか頭にない。恐くて何も考えられない。

空は快晴。相変わらず涼しい風が吹いていた。
223('A`):2007/06/19(火) 17:57:44 0
わっふる!
224('A`):2007/06/19(火) 18:04:21 0
わんわん!
225僕達のバイオハザード・裏:2007/06/19(火) 18:43:21 O
そこらじゅうから叫び声と悲鳴が聞こえる。
周りには点々と倒れ込む人と、その上で蹲る人「のような」者の群れ。
ゴソゴソと何かしているようだが、恐ろしくて考えたくない。左腕からは血が流れていた。
「た、助けてッ!」
不意に声がかかる。振り向くと、ソレに押し倒されて、必死にもがいている女性がいた。
何とかしなきゃ!周りを見渡す。私は近くにあった『ビン』と書かれたごみ箱の中からゴミ袋を引っ張りだした。予想以上に重たいが、これなら…
ゴミ袋を引きずり、すぐ後ろに立つ。ソレは女性を襲うのに夢中で気付かない。
少し躊躇ったが、身体を半身捻り、スイングして叩きつけた。遠心力の力も加わり、ソレは思いの外吹き飛んだ。
「だ、大丈夫?」
「あぁぁ…」
彼女は抱きつき、泣きだしてしまった。少し緊張の糸が切れる。私も泣きたい…しかしまだ安心はできない。ソレはそこらじゅうにいる。
「おい、あんたら!」
また後ろから声がした。見ると、少し離れた高い位置にある階段に、三人の男が立っている。それぞれ、手にはバットを持っていた。
先端が赤く染まったバットは、妙な威圧感を漂わせていた。
「大丈夫か!?」
一人が叫んだ。
「助けて!襲われてるの!」
私は悲鳴に近い声で叫んだ。
「わかってる!動くな!いいから、動くな!」
…動くな?何を言っているの?しかし、動きたくても助けた女性が縋りついて動けない。
「そいつらは動かなければ襲ってこない。動くなよ!」
言って三人は走りだした。目の前のソレを殴り飛ばしながら、豪快に突き進んでくる。頼もしい話だが、正直、直視できない。
三人はあっという間に駆け付けてきてくれた。
「おい、怪我をしているのか?立てるか?」
はぁはぁと息を上げ、額の汗を拭いながらこちらの状態を確認する。
「私は大丈夫です。この人を…」
抱きついて離れない女性。どうやら腰が抜けているようだ。
「そのコは俺がおぶって行く。体育館が安全だ。そこまで走れるか?」
早口で聞かれた。残りの二人は周りを警戒している。
聞きたいことは色々ある。何が起きているの?みんなはどうなったの?私たちはどうなるの?
……
「大丈夫です。急ぎましょう」
口から出た言葉は違った。
安全な…一息付ける場所に行ってから、色々考えよう。もう、疲れた………
神経は限界だった。助けが来た安心感でプツンと切れそうなのを必しで堪えた。
私たちが走りだした頃、悲鳴で溢れていた周囲は、異常なほどに静まり返っていた。
226('A`):2007/06/19(火) 19:45:22 0
わるッふわるっふ
227('A`):2007/06/19(火) 20:05:25 0
わんわんっ
228('A`):2007/06/19(火) 20:07:13 0
大学に職員室なんてあったろうか?
229僕達のバイオハザード・裏:2007/06/19(火) 20:29:30 O
体育館には少数だが人がいた。
皆、恐怖と不安で騒ついてはいるが、私は安堵感が一気に身体を駆け抜ける。思わずその場に崩れ落ちてしまった。
「とりあえず、安全だ。」
助けてくれた男の一人が、水と包帯、消毒液を置いていった。しかしすぐに立ち止まって、少し経って振り向いた。
「あぁ、一人じゃ無理だな」
頭を掻いて応急処置をしてくれた。包帯の巻き方など、手慣れている。
「俺、ラグビーやっててさ。包帯の扱いには慣れてんのよ。」
不思議そうに見る私に、男が話す。返り血がひどく目立った。

しばらくして、落ち着きを取り戻した私は、改めて周囲と現状を観察した。
体育館には水や食料、医療品が十分にあった。男性が中心になり、いくつかのグループに別れて購買や保健室から集めてきたらしい。
そして、同時に生存者の救出も行なっていたようだ。しかし、それでも初期の混乱で大半は犠牲になったらしい。
また、初めは繋がらなかったラジオが、一時間もすると繋がるようにった。私たちは普段聞き慣れないラジオに耳を澄ませた。
謎の閃光が日本を襲ったこと。人が人を襲う事実。
「はは、なんだこれ。まるっきりゲームじゃん」
誰かがそんなことを言った。当然だ。信じられるハズはない。しかし、外から帰ってきた救出部隊の人達がため息混じりに首を振るのを見て、
この現実を認めなければならなかった。少なくとも、このキャンパスには、私たちしか生きていない。絶望感が、お互いに伝わった。時計は17時。あれから四時間ほどが経過していた。

私は倉庫で気絶してたから助かったのね…。両親はどうなっただろう。シャワー室で汗と返り血を洗い流す。排水溝に吸い込まれていく赤い水を眺めながら、
そんなことを考えていた。お湯が肩のキズに染みる。何かが切れたように、涙が溢れてきた。
もう、あの日常には戻れない。一瞬にしてすべてが変わってしまった。仲のよかった友人も、思い出も。
流れる血と、鉄の匂いがそれを物語る。その場にしゃがみ込む。
「うっ…うぅっ…」
隣の個室からも啜り泣く声が聞こえた。
みんな、同じなのだ。
私の涙の音は、シャワーの音がかき消してくれた。

230('A`):2007/06/19(火) 21:08:48 0
ふっわるふっわる
231('A`):2007/06/20(水) 02:50:28 O
わんわん
232('A`):2007/06/20(水) 03:26:23 0
わんわんっ!
233('A`):2007/06/20(水) 04:47:35 O
わっふるとかわんわんって結局何?
荒らし?
234('A`):2007/06/20(水) 05:47:03 0
説明しよう
新しい作品が待ちきれない、または進行中の作品に期待を寄せている時に使う
支援ageと似たような特性を持つがsage時にも用いられる事がある非常に便利な言葉
235('A`):2007/06/20(水) 06:31:07 0
つまり
「続きが気になるから早く!早く!」
ってことだな。
236('A`):2007/06/20(水) 06:51:08 0
そんな感じのニュアンスだな
「わんわんっ」はワッフルの派生だと思うが、ワッフルは比較的有名
237('A`):2007/06/20(水) 06:55:17 0
そういやここって一時期落ちてたんだよな・・・・・・・・
238('A`):2007/06/20(水) 06:57:26 0
盛り上がって結構じゃない
夏になったら俺も作品投稿しようかな
239('A`):2007/06/20(水) 07:02:44 0
わんわんっってエサを強請る犬の真似してんじゃないの?
それだったら「にゃんにゃん」でもいいってことだな
240('A`):2007/06/20(水) 07:04:58 0
俺はてっきりいぬかみっ!のノリかと思ってた
241('A`):2007/06/20(水) 07:05:42 0
オマイらは歴代の作品の中で何が一番好き?
俺はキモサバイバーに最近はまっているw
242('A`):2007/06/20(水) 07:12:38 0
>>240
それいいな
ようこがおねだりしてる感じでとても興h・・・・

ほちゃ・・・・
243('A`):2007/06/20(水) 08:00:02 O
そういえばいぬかみのアイキャッチで「わんわんっ!」って言ってたな
244('A`):2007/06/20(水) 08:11:30 O
>>241
水を差すようで悪いけど、残念ながら完結してないよそれ
245('A`):2007/06/20(水) 10:45:26 O
タイプGさんは戻ってこないの?
246('A`):2007/06/20(水) 11:40:26 O
完結したものだけで人気投票しようぜ
247('A`):2007/06/20(水) 12:15:50 O
Gが1番凄かった
248僕達のバイオハザード・裏:2007/06/20(水) 12:19:53 O
「すまん!手当てを頼む!」
捜索に出ていたメンバーの一人が、肩を抱えられて入ってきた。肩から血を流し、息が荒い。
私は消毒とガーゼ、包帯を持ち、応急手当てをする。もう何人目だろう。捜索に出るたびに怪我人が増えていく。大怪我をしている人も少なくはない。
早く適切な治療を受けないと危険だ。しかし、簡単な医療品しかないここでは、しっかりと手当てができない。そして私たちにはそんな知識や技術はない。
「もう、これで最後にしよう。」
鉄パイプを投げ捨て、男が言った。血肉が床に散らばるが、不思議と最初ほど嫌悪感が無い。
「!でも…」
思わず声が出てしまう。
「陽も落ちてきたし、これ以上は危険だって」
もう一人がなだめるように言った。確かに、怪我人が増えるばかりで、新しい生存者が運ばれてくることはない。どこからか啜り泣く声が聞こえた。
18時を過ぎると、辺りも暗くなってくる。それが、みんなの不安を煽るのだ。何か、私にできることは…。私はスイッチを探し、体育館の明かりを点けた。
「!おいッ!!」
背の高い男が叫んだ。私は驚いて飛び上がりそうになるのを堪えた。
「何やってんだ!明かりを消せ!」
ズカズカと近づいてくる。「お願い。消さないで。こんな状況で明かりが無いなんて、みんな耐えられないわ!」
男の前に立って叫んだ。返り血を浴びた大男。正直恐い。
「バカ言え、アイツ等が群がってきたらどうする!」
もっともだが、このまま明かりを点けずに夜になってしまえば、誰かが発狂する。
「みんな不安なのよ。明かりがあれば、少しは落ち着くし…」
「お願い、消さないで…」
周りからも声がした。男を見上げて言う。
「譲らないわよ。ここだけは…」
少し睨み合ったあと、
「…チッ。汗だくで気持ちわりぃったらねーよ。」
と言って男はシャワー室に向かった。一息つき、皆一様に座り込む。私は周りを見渡した。
怪我を負っている人、蹲る人、泣きだす人…。私たちは助かるのだろうか。私もその場に座り込んだ。

「吸うかい?」
タバコをくわえた男がやってきて、一本差し出してきた。
「ありがとう。でも、私は吸わないわ」
言って、少し横にずれる。そこに男が腰を下ろす。タバコに火をつけ、文字どうりに一息つき始めた。
「あんたは泣かないのな。女の子はみーんな泣いてんのに」
フーッと煙を吐きながら男が言った。鼻からも出てる。
「私はもう十分に泣いたから。」
少し笑って言った。
「ま、明日には軍か警察が助けに来てくれるさ。幸い明かりがついてんだ。案外もうすぐ来るかもしれないぜ」
男も笑いながら言った。そう、諦めるにはまだ早すぎる。
その時、急に一人の女が立ち上がり、大声で叫びだした。
「もうイヤッ!限界よーッ!私帰るぅうー!」
249('A`):2007/06/20(水) 12:29:57 0
現行で投下してくれてる人がいる流れで
「人気投票イェーイ」ってのもどうかと思うよ

作品読みたいんならそのへん考えて携帯さん
250('A`):2007/06/20(水) 12:31:14 O
わんわんっ!
251('A`):2007/06/20(水) 14:05:49 O
携帯とかPCとか余計なこと言うと荒れるよ
ともかくわっほる
252('A`):2007/06/20(水) 14:08:36 0
251 名前:('A`)[] 投稿日:2007/06/20(水) 14:05:49 O←
携帯とかPCとか余計なこと言うと荒れるよ
ともかくわっほる


説得力ゼロですwwww
ROMっててくだちぃ><
253('A`):2007/06/20(水) 15:11:30 0
>>244
それぐらい知ってるよw
ただ表現が面白いなと思ってるだけさw

わっふるわっふる
254('A`):2007/06/20(水) 15:13:15 0
期待!わんわん!
255('A`):2007/06/20(水) 17:24:35 0
age
256('A`):2007/06/20(水) 18:25:37 0
いつのまのかすごいいっぱい上がってる!
257('A`):2007/06/20(水) 18:56:44 0
         /  \ `ヽ     /   /  , '   / |     、 ヽ  \\r─ 、
       /´ ̄\   |  |   ※  /  , '     /  | l::..   ヽ 丶  ヽ∨  ヽ
     / ヽ   !  }  /   { ..゚..i  ,'  *. / / :| l:::::::.   `、  、  ヾ!   i
    / _、  U  |  /‐'´ ̄ヽ !   * :!.   /!: {___i:| {_、::::::.    .     i:.   |
     |  〉   |  ノ´(__ノ /  {   l * + i'´|八 :{ `ヾヽ::::::::.   ! i   |:  |
   /|   \_ノ ̄    `/   ヽ  廴:|: l.|_vrZマ气 \::\:::::ゞ;j:::..ll:   |: ! j
   {:.{       、 _,.. イ       `トミ≧|: |: |゙{ーッ'゙^}     `\:ノ\|:l:  j / /
    {.::| 、__,.    {:/ }       j :{゙..人:ト:| ゞー-′     __- 、 ノ/:  //:/
   ヽ|       /  丿     ,' .::V {`ゞ、````     ´ `ヾミ::十::/ノ⌒☆
      \    /   /     / ..::::/  |:'、           ′ ゙゙''≦彡f´
  : . .  `ー‐'゙  /`〉    / ___::/:|  |:::}ヽ    ヽ フ     / │ |
  : : : : . . .    r   /  _/ ̄`ーー-| ::!:ノ  \      _.. イ::  ! i    わんわんっ!
  : : : :. . .    {:._ /  匸_        U ::![〕_   ` - r<l:::::::::|::. j:. |
  :           バ ̄ ̄`ヽ.._r勹 i ::{ト、[〕_     {ヘヘ::|::::::_j:: /::  i
             /. ヽ       〈   ヽ、:`、\{〕ヽ  _〔〕兀´/:. />┐l
          /:.:    \       \___厂い、 \   ´ 〔} ||/ジ´  ヘU
          ,':.:      ヽ...       〈゙ ̄` `ー云 ̄´ ̄几r‐/´\!
                  `       ` ー‐勹//| |ー─'  }〈  ̄` }
                   ノ::-‐::      〈_/ l|_j     {/ ̄ ̄ |
                 /、:::.:.:.:.           { |_}      _{  ̄`ヽ /ヽ、
              ,.. -''´:{:::.:.:.:ー...        / ̄`ヘ   //〈 ̄´ /::)  }
258('A`):2007/06/20(水) 19:33:28 O
続きが気になるわっふる
259('A`):2007/06/20(水) 19:39:27 0
>>257
萌えぇぇぇ

ともはねカモン!
260('A`):2007/06/20(水) 21:40:41 0
一気にダァーっと書いたけど、ここにきてペース落ちたな。

ともあれワッフル!!
261('A`):2007/06/20(水) 21:54:40 0
圧縮
        ______
      / //    /|
      | ̄/  ̄ ̄,:|//!
      |/_,,..,,,,_ ./ .!/|
      | ./ ,' 3/`ヽ::|っ.! 
      | l /⊃ ⌒.|つ|
      |/ー---‐'''''"|/ 
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


解凍   
        、ゞヾ'""''ソ;μ,
       ヾ  ,'3     彡
       ミ         ミ  
       彡        ミ
       /ソ,, , ,; ,;;:、ヾ` 



エラー
       _,,..,,,,_
      ./ 。  `ヽーっ 
      l o 3  ⌒_つ
       `'ー---‐'''''"



深刻なエラー
      _,,..,,,,,,..,,,,,..,,,,,,..,,..,,,,,,..,,,,,,,,..,,,,_  
     / ,' 3,' 3,' 3,' 3,' 3,' 3' 3,' 3,  `ヽーっ
     l   ⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃. ⌒_つ
      `'ー---‐---‐---‐---‐---‐'''''"
262('A`):2007/06/20(水) 21:58:04 0
このAA、過去のバイオスレでも見た覚えがあるな
263('A`):2007/06/20(水) 21:59:23 0
深刻過ぎるだろ
264('A`):2007/06/21(木) 00:44:18 0
AGE
265('A`):2007/06/21(木) 02:25:33 0
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)


>>75
つ 【12点】

>>177
つ 【45点】

>>188
つ 【1点】

>>218
つ 【51点】

>>235
つ 【57点】

>>248
つ 【44点】
266('A`):2007/06/21(木) 02:31:31 0
お前何様?作者を大事にしような?お前の居るスレは採点されることを前提に来るわけだが。
ここの職人が採点を望んでいるとは限らんだろ?SS系のスレでもう少し職人たちを大事に扱う概念が普及することを切にねがう。




妄言スマソ
267('A`):2007/06/21(木) 03:16:58 0
大体レスの場所間違ってるだろw
268僕達のバイオハザード・裏:2007/06/21(木) 03:46:17 O
急な絶叫に周囲がビクついた。あれは…さっき助けた人だ。
泣き叫ぶ彼女は私達のすぐ後、出口に向かって走りだした。
「帰るって…おい」
男がポロッとタバコを落とした。
「ダメよ!落ち着いて!」
私は立ち上がり、彼女を押さえ付けた。
「帰して!私を帰してぇー!」
静だった体育館が騒つき始めた。
「しっかりして!みんなが不安がるわ。必ず助けは…」
言い掛けたが、彼女叫びが遮った。
「来ないわよ!」
「…!」
思わず身が竦んでしまう。「助けなんか来ないわ!きっともう、この町には私達しかいないのよ!
助けが来る保障なんかない!みんな死ぬ!私達も助からない…」
『パンッ!』
…つい、手を出してしまった。
きっと、みんな一度は同じことを考えたはずだ。それでも、あえて口に出さなかったことを、彼女はズカズカと言ってのけた。
わかっている。彼女も限界なのだ。
「ごめんなさい…」
「…ろしてやる…」
ポツリと呟やき、彼女の手元が鈍く光った。
「危ねぇ!」
すごい力で腕を引かれた。後ろに転びそうになる私の目の前を、下からすくい上げるように光の筋が駆け抜ける。
―――ナイフ!
「どいて!どけぇ!」
刃先を私に向けて彼女が叫ぶ。
「ナイフなんて、どこから…」
「わ、私はぁ…家に、かえるの、よぅ…帰るぅ…どいてよぉ」
「お、落ち、着いて…」
刃物を人に向けられたことなんかない。声が震えてしまう。
「どけぇ!!」
彼女の叫び声と同時に『ガコンッ』と音がして、目の前が真っ暗になった。
「…!?」
「なんだぁ!?」
「キャアアアアアア!」
辺りが一斉に騒ぎだす。照明が落ちたのだ。
「イヤ!私を帰してぇ!」出口に向かう足音が響く。「おい、明かり!誰か明かりを持って来い!」
「さっきの女を抑えろ!」「みんな、お互いの位置を…!」
暗闇…遂に体育館もパニックに陥ってしまった。同時に『ガチャン』と大きな金属音が響く。同時に響きわたる甲高い叫び声。
この叫びは、少し前にイヤというほど聞いた。断末魔…
『…』
一瞬、パニックが静まる。静寂の闇のなか、あの声が聞こえてきた。それは小さく、
耳を澄まさなければ聞こえないほどだったが、今は不気味なほどに響く。
『ぁあ…ぃ…』
あいつらが入ってきてしまった。
「武器を出せぇ!」
誰かが叫んだ。次いで『ガラガラ』と何かが床に散らばる音がした後、私の足に何かが当たった。
手探りで拾い上げる。冷たい金属の感触…これは鉄パイプだ…
「早く、明かりを……」
震えた女の子の声がした。それ以降、誰も何も話さない。闇のなか、聞こえるのはグチュグチュという肉を貪る嫌な音だけだ。
私は手探りで壁を探し、背をつけた。息を潜めようとするが、恐怖で鼓動が早まりうまくいかない。
両手で握った鉄の感触が、妙に心強かった。
―――――動けない時間がつづく。恐い…でも、動かず、じっとしていれば…動かないで。動かないで……?
!私はとっさに叫んだ。
「ダメ!無闇に攻撃してはダメぇ!」
同時にそこかしこから鈍い音が響いた。
269('A`):2007/06/21(木) 04:01:08 0
わふっる
270('A`):2007/06/21(木) 07:33:02 O
271('A`):2007/06/21(木) 10:14:22 O
僕達バイオ・裏の惨劇度は過去スレを含めても今まででトップクラスだな・・・
272('A`):2007/06/21(木) 10:59:50 O
わんわん
273('A`):2007/06/21(木) 12:23:36 O
そうか?
274('A`):2007/06/21(木) 13:19:42 O
わっふる?
275('A`):2007/06/21(木) 15:13:37 0
           , -、- 、 ,-、_ , 、_
         ┌ 'ヽ , -- = -- 、 `''7_
       ┌ ´, -〃´ : : `: ー-、 `ヘ`\ ' ┐
       ヽ/ :/ / , : :ヽ: : ヽ:\ : `ヽ ヽ/
       / : ./, /.!: |ヽ ヽ \ \ ヽ : ヽ: :ヽ
       /: : :l│l: |:! !、\:\ :ヽ:_!__! !│: : .!
       |.: : .!| l |t!弋‐\ヽーヽ」_|: !T|:| : : : !
       l/: : .!| !ル_.二_    ===、// : :i/:ト
        ノイ\、:、ヽ'´ ̄ `  ,   ,,,, ノ ': .,レ.| |!
        リ : 〉、:\ヽ""         ∠: ノ.|/リ    わんわんっ!
        レ/: ``t丶   ` ´    ノ: : : .!
           !: : : . !:|ヽ 、      /|/: : : :|
      ,.、‐-、|: : : : .!| 7 l,` ‐ ´ 」 ∨ : : : .:!--‐,┐
    /  〉  | : : : : :Y   `ヽ'´  /.: :│ : |   | |
    |ヽ/:丁`l : :ヽ:ヽ| ,-/::ヽ-、 .!i: : / : /|.┬ !、|┐
    l !:::::{  |、: : .ヽ!|. l_,| :::::|_j |l ::/ , .: /: |::::::|、ノ
     「_l::::: `丁'ト、: : :!|!´ ヽ ニノ `リl/ /:/ノ厂:::::::l |
    └| :::::::: -ヽ|、}  ヽ l /   lイ/く'´::::::::::::|ノ
      |:::::::::: !:l┘ リ!'     ∨    |/ / :::::::::::::|
      |::::::::::: !`ー、ノ      l!     〉' :::::::::::::: |
     |::l:::::l::: ! :::::ヽ     ||     /, ::::::::::::://
       !:|:::::|:::::.!::::|: :〉    ハ   //:::::::/.: //
      |:|:::::|: :::::::::|/    /||ヽ  //::::::./: :::'/
   、-─l|::::::!:::::::::::|    ' !|:!丶//::::::/::::::'/─-、
    ヽ |::::|:::::::::::|         {/:::::/.:/: /   /
276('A`):2007/06/21(木) 15:38:25 0
ぼくらのバイオさんの投下量はすごいな。
書くスピードが早いのか、今まで溜め込んでいたのか。。
前者なら次の作品もすぐ拝めそうですね。
期待しておりますです

>>275
なでしこちゅわ〜ん♥
277('A`):2007/06/21(木) 17:06:57 O
あげ
278コブン:2007/06/21(木) 17:07:08 0
僕達バイオ・裏はバトロワみたいな雰囲気だな…
なんか飽きないで次が読めます(´;゚;ё;゚;)
279('A`):2007/06/21(木) 19:12:11 O
犬神の支援ageワロタ
280('A`):2007/06/21(木) 19:35:50 0
age
281僕達のバイオハザード・裏:2007/06/21(木) 22:07:49 O
『ドカッ!ゴキンッ!』
激しく殴打する音。次いで何かがバタバタと倒れる音がする。
(…ッ神様!)
「あっ…キャアア!痛いぃ!」
誰かが襲われた!?
「誰か助けてェー!!」
「どこ!?どこにいるの!?」
「お互いの!位置を!…ちくしょう!コイツ!」
再び絶叫と打撃音が響いた。暗闇がみんなの冷静な判断力を奪う。
(助けに行かないと…)
一歩、踏み出す。しかし、動きだした私の前…たぶん1m程先。そこに何かの気配を感じた。
「…!誰ッ!?」
とっさに鉄パイプを前に構えた。それはゆっくりこちらを向いた気がした。周囲ではパニックが続いている。
「何か話して…あなた誰?」
それは何も言わず一歩、踏み出した。『ズリッ』と音がする。私は足が震えた。
相手は1mの範囲だ。組み付かれるわけにはいかない。…攻撃するなら、今しかない。…でも…
(お願い…何かしゃべって…)
手に力を込める。その時、ソレが声を出した。小さいが、不気味な声。
『ぃぁあ…』
「ッ!」
とっさに腕を振り上げた。『バキンッ』
何かを砕いたような感触…顔に何か温かいものが跳ねた。
「明かりはまだァ!?」
思わず叫んでしまった。同時に、小さな懐中電灯の明かりが差す。
「み、みんな…いるぅ?」
誰かが明かりを手にしたようだ。小さな明かりだが、とても安心する。
「周りを照らせ!みんなにも明かりを!」
どこからか聞こえた。明かりの主は言われたとうりに体育館をゆっくり照らした。何人か床に倒れている。
あぁ…これは…
「みんな…みんなぁ!」
明かりが照らした先。あいつらに混じって倒れている…これは、共に体育館に非難していた仲間だ…
「うぉぉ、ヤッちまったぁ!!」
「イヤァァ!ごめん、ごめんなさぃ!」
何人かは、あいつらにやられたのではないことはすぐにわかった。一部が砕けているだけで、体の残りは綺麗だ…
同士討ち。そう…あいつらは動かなければ襲ってこないのだ。私は顔を俯けた。

明かりを受け取り、周りを見渡す。…かなり減ってしまったようだ。
生き残った何人かは…違う。運良く、仲間を手に掛けなかった人達は次の対策を話し合っていた。
「まず、電気をなんとかしよう…」
「ブレーカーがやられたんだ。何人かで見にいこう…」
私は少し離れた所からそれを聞いていた。脇に目をやる。近くで女性がしゃがみ込んで泣いていた。動かなくなった友人を抱えている。
肩の傷がズキンと痛む。近づいて、腰を下ろした。
「しっかり…あなたのせいじゃないわ…」
他に言葉が出てこない。しかし、友達を失った悲しみは、痛いほど…
「私…わたし…あぁぁ!」
全身を血に染めた彼女は、はち切れたように縋りついて泣きだした。思わず、私も涙が込み上げてきたが、ぐっと堪えた。
まだ、私たちは生きている。
すぐ横ではブレーカーを見に行く案がまとまったようだ。私は彼女を抱きしめ、立ち上がった。
「私も…行きます。」
282('A`):2007/06/21(木) 22:21:57 0
わっふるわっふる
283('A`):2007/06/21(木) 23:29:12 0
産業しか進んでねえええええええええええ
モウダメポ…
284('A`):2007/06/21(木) 23:36:53 0
>>283
執筆中?
285('A`):2007/06/21(木) 23:45:22 0
その問いにはyesと答えておこう
286178:2007/06/22(金) 00:34:17 O
四章までは書けたがなんかグダクダっぽい。
先、長えぇぇぇeeeeee。
287('A`):2007/06/22(金) 00:48:15 0
>>286
とりあえずエピローグぐらいまで公開してみないかい?
288('A`):2007/06/22(金) 00:49:00 0
悪い、プロローグの間違いねw
289('A`):2007/06/22(金) 00:58:38 O
>>288
パソで作ってるけどパソは繋いでないから週末辺りにネカフェに用事があるんで
その時に四章迄でよければついでに公開するわ・・・。
正直酷い内容だけど。
290('A`):2007/06/22(金) 01:25:58 0
>>289
期待して待っとくw
291('A`):2007/06/22(金) 02:33:00 0
ヘタレは脳内豚番長 ◆ZRWyVAVYq6だけだな
あとはみんな頑張ってるぞ
292その3〜探偵の遭遇〜:2007/06/22(金) 02:54:30 0
ん……
綺麗に整備された街の角は有名チェーン店がほとんどを占領している
その一つであるバーガーショップの駐車場に差し掛かった時、ふと何かを感じた
バックミラー、サイドミラー、順に確認してみるが何も不審な物は映らない

気のせいか...
だが心臓は思考とは裏腹に鼓動を増してゆく。
なぜか嫌な予感がする…
考えるより先に身体が動いていた。
おれはJEEPを路肩に止め、エンジンは掛けたまま歩道に歩み出る

ふと無意識に脇にぶら下がってる冷たい鉄器に触れてみる
危険な状況下で何度も命を助けられた第二の相棒がそこにいた。
スプリングフィールドXD、ブラックテイルの愛称で呼ばれている高性能のハンドガンだ

残念ながら私立探偵というのは大した武器は携帯していない
いや、中には武装を信条とした下品な輩もいる。が、おれは違う。
それぞれの考えがあり拘りがある。それに付き纏うメリット・デメリットも当然ある。
武器を持つ。それはこちらの立場を有利にする反面、それに無意識に頼ってしまう傾向にある
そしてほとんどの者がその事を自覚できてない。言わば武器の便利さと強さに依存してしまう。故に隙が生まれやすい。
この世界で生きてる上で、隙はなるべく作らないほうが窮地に陥らないで済む(当たり前だが)
そしてそれは、思っている以上にとても大事なことだ
よっておれは銃が嫌いなのである
だがしかし、そこは小心者のおれ、コウイチ先生。ハンドガン程度は嗜み?として身につけているわけだが
この銃を見る度に一つのシルエットが脳裏を占領する

マチルダ...
過去の仕事はなるべく忘れることに努めてるおれだが、あの事件だけはどうも無理らしい…
いや違うな。事件のことなんてこれっぽっちも覚えちゃいない
思い出されるのは、くすんだバーのカウンターにシェリー酒
そしてそっとカウンターの椅子に、警戒するように腰掛ける寂しげな表情の彼女の背中だ
293('A`):2007/06/22(金) 03:08:01 0
マチルダさーん
294その4〜探偵の情事〜:2007/06/22(金) 03:28:19 0
男と女の出会いの場としては些か無粋な場所かもしれない、が
そんなことはおれにはどうでもいいことだ。なにしろ声など掛ける気は毛頭ないのでね
なーんて、ささやかな硬派としての意地など何処へやら…

カウンターでお決まりのシェリー酒をマスターに告げ、グラス2つ片手に彼女の傍へ
(銘柄はどうでもいい。が、種類は〔フィノ〕に限る)
職業柄、女を口説くのはお手の物。だが女って生(ナマ)物は気紛れだ。
いつもこっちの都合通りにことが運ぶとは限らない。
ダメだったときの言い訳がましく聞こえるのは自信のなさの表れだろうか…だがしかし彼女とは自然とウマが合った
おれが持っていった酒が彼女のお気に入りだったことが大きかったようだ

いい女だ…
この仕事はとてもハードで繊細だ。行きずりの女と恋に落ちて身を滅ぼすケースなんて多々ある
故に女と接するときには知らず知らずのうちにフィルターをかけてしまう
それでもこの目の前の女にはそれさえも無意味なようだ。

たまにはこんな夜、こんな出会いもいいかな...
何度目かの乾杯でグラスを重ねたとき、ふと嫌な予感が一瞬脊髄を横断した。

見張られてる…
いや、大丈夫だ。店にはマスターとおれたちしか残っていない。窓も閉め切ってある

I've bad feeling about this....

『どうしたの…?奥さんのことでも想いだしたのかしら?』

いや、ちょっと飲みが足りないらしい。少し寒気がしただけさ
それよりおれはまだ独身だぜ?

『あら、そうなの?あたしに嘘を付くとよくない事が起きるのよ』

オーライ、マチルダ。今夜は本音でいこう。おれは独身だ

『ウフフ、まぁいいわ。お互い詮索するのはやめましょう』

ほんとに寒気だったのかな...
たまには勘違いもたまにあるもんさ。
蟠ったモヤをオンザロックで払拭し、酔いを加速させるため立て続けに2杯胃にぶち込んだ。
ふと横の彼女をみるとおれに合わせるかのように彼女もグラスをいっきに煽っている。

空気の読める女ってわけか...
その夜は二人して近くのモーテルで夜を明かした
最初からそれが決まり事のように、ごく自然な行動だった

想像以上に彼女のスタイルは抜群に素晴しかったが、彼女のテクニックはさらにおれを驚かせた
酒が入っていなければ、とっくに果てていただろう。それぐらい彼女は名器の持ち主だった
295その5〜探偵の情事U〜:2007/06/22(金) 03:29:13 0
『I've got a crush on you』

彼女は自ら腰を激しく動かし熱い洪水を溢れさせ3度目のアクメに達した
おれもそれに合わせて彼女の中に勢いよく放った
発射してからも快感が止まらないので続けて腰を振る
連続して押し寄せる快感に再び堪えきれず中に放つ。
彼女はさきほどから意識を失ってたらしく寝息を立てている
起こさないように体をずらしおれはシャワー浴びにベッドを降りた

マチルダ...
驚いたことに彼女も私立探偵らしかった。らしかったと言うのは
おれたち探偵業は酒の席であまり同業者を好ましく思わない傾向にある
好まないというよりかは、馴染みになりたがらないと言った方が的確だろうか。
ソイツと仕事がバッティングする可能性はもちろんだが
酒場で知り合った次の日にそいつがターゲットになる場合だってあるわけだ
そして一度下った指令には絶対に逆らえない。同情を挟む余地は無い。
生か死か…そんな悲しい出会いは出来るだけ避けたいんだが…時としてこうゆう出会いもある。
そしておれの勘違いであって欲しかった嫌な予感は、次の日に不幸な現実となって降り掛かってくるのだった

Vこの女を始末しろV
一行だけ書かれた便箋に添えられた写真には、マチルダの物憂げな横顔がはっきりと写っていた

おっと…いかんね、どうも… 思い出話はこれぐらいにしていいかい?
こんな夜はつい饒舌になっちまう…
おれは気を引き締め、彼女の形見であるブラックテイルをそっと左手に構えた
296その6〜探偵の遭遇U〜:2007/06/22(金) 03:36:45 0
やはり様子がおかしい… 誰もいないじゃねーか…
普段、この辺のブロックは比較的遅い時間まで空いてる店が多く、深夜でも人通りが絶えないはずだ
腕時計を見ると深夜1時半。バーガーMは当然まだ営業してるはずだ…よな?
『24時間営業』を売りにバーガー界に進出し瞬く間にチェーンを拡大、
業界きっての店舗数と売上げを伸ばし続けているバーガーM。
『あなた〜の街にかなら〜ず〜』たしかそんなCMだったな…目の前のソレも週末ともなれば
窓際の席は半分以上は若者が陣取りクダラナイお喋りにうつつを抜かしてるはずである
なのに今は誰一人いない。いや、いた。駐車場に男が一人立っていた
だが様子がオカシイ。半径1mぐらいの間隔をフラフラと、まるでクラゲのように漂っている

ジャンキーか…?
どうも違う。ここらの中毒者どもは見るも無惨な井出達である。
それに対しあの男はフォーマルスーツだ

酔っ払いってわけでも無さそうだな…

確かめてみるか
銃をホルスターに戻し足早に男の傍に近寄った

Hey!! Can I talk to you?
おれは気さくに話しかけた。が、男は反応しない。
さらにゆっくり近づき男の背中が数メートルの距離になった時、ソレは見えた

こいつぁ一体… どうなってやがる…
男の後頭部にあたる部分に赤く不気味なツヤの物体が張り付いていた
よく見るとソレは血のような色の液体をじわりと滴らせながらモギョモギョと蠢いていた
まるで舌の動きのように滑らかに後頭部を這い蹲りながら「ギュゴンギュルンバリバリジュルルル」と耳障りな音を発している
動いては音を出しそして止まる、さらに音を出す。まるで何かの連携作業のようなリズムだ
おれはすっかり魅入ってしまっていた。最初に見た状態と比べると明らかに異なる箇所がある
男の後頭部がパックリと開いているのだ。真後ろから脳幹と小脳がはっきりと見える
昔、どこかの国で飛び降り死体を見たことがある。死体(生きていた男)は頭から落下したらしく
後頭部がパックり割れて脳みそがだらしなくはみ出していた。

それとどことなく似てるな...
ってことは、こいつもドコからか飛び降りて頭でも打ったのか…
辺りの地面を見ても血の固まりは無かった。それにココらには飛び降りれるビルなどない。

Hey!! Are you all right?
そっと男の肩に手を置いた瞬間だった。男の手がおれの首に伸びてきた
とっさに横に避けて2メートルほど距離をとり身構えた

あ゛ぁあ゛ぅう゛う゛ぅぅ
そのときになって初めて男の顔をみた。少なくとも後頭部が割れるほどの衝撃を受けた顔立ちではない
多少顔色が悪い程度でいたってその辺のサラリーマンと区別はつかない。
だが男の目だけは違う。何かにとりつかれたなんて目じゃない

これは… 悪魔か…
充血なんて言葉じゃ足りないほど男の眼は真っ赤だった。全部が黒目かと思うぐらいドス黒い赤で覆われていた
観察してる間に男は手をこちらに伸ばしケッタイな呻き声を続けながら近づいてくる
297('A`):2007/06/22(金) 03:38:37 0
俺がもしバイオハザードに巻き込まれたらこの娘をヒロインにしたい
http://slash.if.tv/fairy/photo_g.php?page=11&no=3
298('A`):2007/06/22(金) 03:39:14 O
探偵というより殺し屋だなw
だがワッホルワッホル
299その7〜探偵の遭遇V〜:2007/06/22(金) 03:39:50 0
Freeze!! Don't move!!

おれの声が聞こえているのか…?
男は尚も真っ赤な瞳をこちらに向けながら歩を進ませている

もうダメだろうなコイツは...
もはや人の姿をしたモンスターだと直感しおれは覚悟を決め、左脇に収まっている相棒を引き抜いた

You shall die!! 

Bang!

お、おい‥ウソだろ‥‥
しっかり眉間に一発ぶちかました。なのにコイツぁ…
「戸惑ってる場合じゃないぜ」相棒が笑いながら忠告する

BANG! BANG!

BANG!

眉間に続いて首筋、首筋、右目の計4箇所に9oパラベラム弾を撃ち込まれた顔面は
ホローポイントでも食らったかのように無惨に弾けていた

嫌な気分だなおい…
男はうつ伏せの状態で痙攣を繰り返している。もはや助からないだろう
その元凶である後頭部を見遣った。先ほど見えた脳幹と小脳の他に何かがへばり付いていた

エイリアン…
それが率直な感想だった。軟らかそうな脳ミソと異質な物体。尻尾のように細長い棒状の先に
銛のような形の尖ったものが外にはみ出ていた。根元はしっかりと脊髄に繋がっているようだ
どうもこいつが先端だな。中から外に飛び出し後頭部が裂けたみたいだな
銃の先で先端を突いてみるが硬さは硬質ゴム程度はある。
余程の圧力が加わらないと、こんな裂け方はしないはずだ
とにかく深入りはゴメンだ。銃声を聞きつけた住民がpoliceに通報する前に撤退すべきだろう
周囲を見回し人気が無いのを確認し男の上着からサイフを取り出し、愛車に戻った

まぁ、危ない目にあったしこのぐらいはね、と
サイフの中にあったのは50£紙幣が3枚、20£2枚に硬貨は50ペンス20ペンスが4枚づつあった。
名刺には男の勤務先と思われる社名と男の名前が載ってあった。ふと気になる物が札入れに挟まっている

【club old'man】
どうやらパブのマッチらしい。住所は…マンチェスターか。ここからそう遠くない距離だ

遠くないだって?おれも未練がましい男だな。そこへ行く気マンマンらしい
まぁいい。これも何かの縁だろう。クラッチを切りシフトを1stに入れアクセルを軽く吹かした
意外にもエンジンは高い音色をこだました
待たせたことを根にもっていないようで愛車はご機嫌のままらしい

さてと、今度こそ帰ってネンネだ相棒。とにかく今日は疲れたよ
かっ飛ばしたい相棒を尻目におれは安全運転で深夜の街を抜け家路に向かった
300('A`):2007/06/22(金) 03:50:56 0
「探偵じゃねーじゃん!」って思われる人もいると思いますが、
って書こうとしたらやはり>>298さんに言われましたかww

まぁ駄文なんで適当に流してください。
一応、今後は探偵っぽい役で登場する予定ですので、、はい
301僕達のバイオハザード・裏:2007/06/22(金) 04:20:03 O
電気系統は全て校舎の地下にある。
「距離があるからな。武器や薬はガッツリ持ってこうぜ。」
男が隅にあったポリバケツを持ってきた。ドカッと蹴飛ばすと、すごい量の武器が床に散らばった。
バット、鉄パイプ、鎌、ハンマー、チェーンソー…チェーンソー?
「なんで、こんなもの…」
刃に血が付いている。…すでに使用済みのようだ。
「俺たちが集めた武器は、大概用務員室から拝借したものだからな」
「シゲさんの道具だろーよ」
シゲさん…雑務から修理・庭師まで手広くこなす、キャンパス内では有名な凄腕用務員だ。
「これはアンタが使えば?」
言って、男がチェーンソーを持ち上げた。小型で、ベルトが付いている。
「わ、私?」
驚いた。そんな物、使ったことなんかない。
「そんなモンじゃ、この先戦えないぜ?」
男は、私の持っていた鉄パイプを指差して言った。
「女の力じゃ、握力がすぐにダメになって使い物になんねーよ。
その点、コイツなら大して力も使わずにバッサリよ。」
男はふざけて切る真似をした。
「ちょ、やめて…」
戯れあう私達に「おい、さっさと行くぞ!」と呆れたような声がかかった。
みんな思い思いの武器を選んだようだ。私は半ばしかたなくチェーンソーを受け取り、背に背負った。

懐中電灯を照らす。体育館の出口辺りには、まだ数人あいつらがうずくまって何かやっていた。
「!」
みんな息を呑む。うずくまる奴らの真ん中で倒れている女…停電直前に錯乱した、あの女だ。
こちらに気付いたのか、俯せに倒れていた彼女が頭を上げ、手を伸ばした。
「た、助けて……」
生きている!私は彼女に駆け寄ろうとしたが、すぐに腕を掴まれた。
「ダメだ、やめとけ!」
「なぜ!?離して!」
必死に振りほどこうとしたが、みんなの様子がおかしいことに気付いた。
「た、助けてよぉ…」
彼女が這いずるように前に出た。ズル…
「キャアアア!」
後ろで叫び声が聞こえた。上半身は少しづつ近づいてくる。が、腰から下がついてこない。
あいつらが貪っているのは彼女の下半身だった。ちぎれた胴体を引きずりながら這いずっている彼女。
動くたびに体から腸が伸び、それを更に後ろからあいつらがすすり食っていた。
「おぇぇ…」
この世の物とは思えない光景に、後ろから嘔吐する声がする。
「私は…死にたくない…」
尚も前に出る彼女。逃がすまいと、後ろで下半身を貪っていた一人が、伸びて、引きずっていた腸を引っ張った。
「あ゛ぁ!…」
ガクンと引き戻され、それ以降、動かなくなってしまった。
「ちくしょう!」
あまりの光景に、見ているしかできなかったみんなが、一斉に駆け出した。
私は動くことができず、顔を背けた。その先で、嘔吐している女性が目に入った。同時に私も耐えきれなくなった。
…再び視線を戻したとき、そこにはビクビクと痙攣するあいつらと、変わり果てた彼女の姿があった。
「泣いてる暇はないぞ…」
彼女を見下ろし、男が言う。
私は、見開いたままの彼女の瞳をそっと閉じた。
302ジルと上塚と僕 1/2:2007/06/22(金) 04:48:32 0
僕たちは今、車で新土井市に向かってる
車は一般的なミニバンのオ○ッ○イだ
運転席にはこのグループのリーダー格であり今回の主役である僕の親友、上塚が座り
頬杖をつき、気だるそうな表情で運転をしている
自分たちが出発した田井等登市から、ぶっ続けでもうかれこれ8時間は上塚が一人で運転してる計算になる
さすがに成人男性でも弱音を吐いていいもんだが、黙々と運転し続けるところはさすがはリーダーというべきか
そんな彼から左に視線をずらすと、我らがグループのオアシス的存在にして
妙に安心感を与えるおっかさん的な存在でもあるヒロイン、時田瑠衣が上塚持参のi-podを物珍しそうに弄ってる
才色兼備とは彼女の為に作られた言葉ではないかと思ってしまうほど、その言葉がしっくりくる女性だ
その愛くるしい瞳で頼み事をされようものなら、二つ返事でハイと言ってしまいそうな小悪魔的美貌の持ち主だが
ジル(時瑠)はそんなキャバクラ嬢みたいな真似はしない
今ここに魔法のランプが出てきて「三つだけオマエの願いを叶えてやろう」と言ってきたとしても
彼女は「ん〜」と暫くは黙ってしまうだろう。それぐらい他人の目から見ても恵まれた境遇の持ち主だ
容姿は説明した通り申し分ないのに加え(本人はバリバリ不満だらけとほざいてるが)
実家はなんと、この地方都市どころかこの国では知らないヤツはいないとされる大大大企業、
鞍部黎(株)の重役令嬢なのである。
富も美貌も兼ね備え、なおかつ頭脳まで優秀、人格も問題なし。
前世で神に賄賂でも渡したのでは?と勘繰ってしまいそうな位、パーフェクトなのである
そんなジルに密かに惚れてる男性は数知れず、と言ったところだ。
その一人でもある僕は、後部座席でうつらうつらしつつ窓の景色とジルの後頭部を交互に眺めている始末だ
隣で爆睡してる張は…まぁ寝てることだし、今は放っておこう
ひと言で言うなら張はタフである。出発してからずっと寝っぱなしで「何がタフだ」と言われそうなものだが
それは大目にみてもらいたい。彼のタフさは、まぁそのうちわかると思うので今はグータラ張でよしとしt・・・・
303ジルと上塚と僕 2/2:2007/06/22(金) 04:50:33 0


パラパラパラパラパラパラパラパラパラパラパラパラ



トツゼン 意識ガ フキトンダ・・・・

アレ オカシイゾ ボクタチ ドウナッタ

アレ ウエツカー ナニ ヤッテンダ

「悪いな○○。塩撒かせてもらったよ。今まで黙ってたけど、おまえ死んでるんだわ・・・ゴメンな」

エ、、ボクガ シンデル・・・・

ウソダ・・・ ボクハダッテ ハカセ カラ コノクスリ・・・・

「スマン○○・・・もうダメなんだよ、おれたち。もう一緒に旅は出来ない・・・」

ソウカ・・・ ボクハ ゾンビニ ナッテ・・・ ジル コロシタ・・・

「勘違いしてるかもしれないから言っておくと、ジルは死んでない。そこで寝てる彼女はちゃんと生きてる」

エ・・・ ソウナノ・・・

「○○が殺したと思ってるのはあの施設の事務員だよ。ジルじゃあない。だから安心してくれ」

ソウカ・・・ ヨカッタ・・・ ヨカッタ・・・・

「それに事務員さんも死んじゃいないんだ。怪我はしたけどね」

ウン・・・

「おまえが感染し、ばら撒かれたウイルスもちゃんと始末したよ。
ほら、ここからでも見えるだろ・あの煙の元があの施設の焼け跡だ」

ミエル・・・ ミエルヨ ウエツカ・・・ ヨカッタ・・・ ヨカッタ・・・・

「だからもうおれたちのことは心配しなくてもいいんだよ○○。ゆっくり休んでくれ」

アリガト・・・・ アリガトウ ウエツカ・・・ ジル ニモ アリガトウッテ・・・・

「ああ、おまえはがんばった。よくやってくれたよ。ありがとう○○。おれたちはずっと親友だ」

ウン アリガトウ ジャア ソロソロ イクネ 
ネムクナッテ キタヨ・・・ウエツカ・・・・オヤスミ・・・

「おやすみ○○・・・・ ありがとう」


こうして僕たちのドライブが終了した        〜FIN〜
304('A`):2007/06/22(金) 05:44:58 0
一応わんわん
305('A`):2007/06/22(金) 05:52:59 O
すげえええ一気に上がってる!!!
これはわっふるせざるをえない

朝飯くいながら読むわノシ
306('A`):2007/06/22(金) 06:07:35 0
完結率の高さといい歴代スレの中でもかなりクオリティが高いスレだな。
307('A`):2007/06/22(金) 06:37:18 0
すげー量あがってんなw
これは作家さん同士がお互い触発しあってイイ方向に作用してるのかな?
とにかく乙です。わんわんです。
308('A`):2007/06/22(金) 07:19:56 O
309('A`):2007/06/22(金) 11:04:36 O
こうも昔の隆盛を取り戻すとは・・・おいちゃん感激です
310('A`):2007/06/22(金) 16:38:35 0
あげ
311('A`):2007/06/22(金) 16:55:51 0
                         /: . : . : .,r: . : . : . : . : \
                        /: . : . : /ミミz,、: . : . : . : . :\    わっふるわっふるです
                       /: . :./: . /:/./: /`:ミk、: . : . : . : ヽ__
                      /: ./: /: ./-/:、/:/: . : . : .ヾミk,: . : .ヽ ‐:、`丶
                    /: ./ /: ,:_レ l/ヽハ|: l: . : . : . : ヾ゙}: . : . |: . ヾ`ヾ、
               、__ /: . /: .l: . :|~`ヽ、  j∧.;|: ト: . :i.: :.|: . : . |─、: ',
               _ー彳: . : /: . : .j/|:.|       ソ`ヽ,:/: . .|: . : . |、フ 〉: !
        、-─‐-、/   /\:/: . : . : ..ハ{    ,   =、,/ノハ|/: |: . : . |ヘ,くl:.. |
        |       /  {|: . : l: . :∧! (_ >     ヾ/ノ: ./|: . : . :|二/1:.|
        |      /    ト|: .l:|: . :| ∧_      /ン:´l::::|: . : |: .ト、/   !:|
        ヽ     /     ∧:|゙|: .|ト   `ア¬ ''´:.:.::::::::::|::/: . : .l: ..|〉〉   ソ
        /}    /      /| ド、ヾ、_  〈∧:.:.::::/:.:.::::/:.:./: . : . : ∨/  ´
       /升 ノ/ "ヘ    ///:.:. .  ̄ヽ l__//∧:.:./:::::/:.:./: . : . : .l〈,/:.ゝ、
       ,|  ´/     \_.| |i:.:.     >,'' / ノ:.:.´:.:.:ィノ:/:l: . : .ハ: .}`ヾ、_
     /|   /:.:..   〉 ̄_二>、/_, ‐ "´´ ー彳-‐ハ'ノ 人:.:/}: . / }: ト、
    /  \,/:.:.:.:.:.:.  >フ´⌒ハ \        /ン  乂 ノ: .;〈 ノソ | l
    !    </:.:.:.:.:.:.:.:./ / .;: ∧ l  \     /   |   '⌒ン´ヽ
312('A`):2007/06/22(金) 17:54:28 0
ネタが浮かばねええええええええええええ
モウムリポ……
313('A`):2007/06/22(金) 18:58:37 0
>>312
俺なんかまだキャラクター設定の段階だから心配スンナw
314('A`):2007/06/22(金) 19:11:54 0
俺なんかもう何がどうなっていくのか自分でもよくわからなくなってるぜ
315('A`):2007/06/22(金) 19:22:27 0
YOUとりあえず書き込んじゃいなよ
316('A`):2007/06/22(金) 19:23:24 0
おまいら・・・・・・・
よっしゃもう少しがんばってみるぜ!
317('A`):2007/06/22(金) 20:44:47 0
age
318僕達のバイオハザード・裏:2007/06/22(金) 21:50:31 O
外は雲一つなく、不気味な暗闇を月明かりが淡く照らしだしていた。
涼しい風が頬をなでる。僅か数時間ぶりだが、随分懐かしく感じた。
青白い夜の世界。そこに蠢く無数の死者。それらが魅せる美しさと戦慄は、ある意味では芸術に近かった。
私はずっと気になっていたことを確認するために、すぐ隣にあった非常階段を上った。
別行動をする私を、誰も引き止めない。みんなも気になっているのだ。
この街の様子…
私達のキャンパスは、小高い山の中腹にある。なので、高いところからは街を見渡すことができた。
ここから見る街の夜景はとても綺麗で、この辺りでは有名なデートスポットだ。私はその景色がとても好きだった。
「………これは…」
非常階段を二階ほど上った辺りで異変に気付いた。街に明かりが何一つない。家々はもちろん、駅も、信号も、街灯も、店の看板も…
漆黒。黒い絵の具で塗り潰したような…そこに見慣れた街の夜景はなかった。こんな状況だから、不思議ではない?
違う…街灯や信号が消えるのは、おかしい…私は階段を駆け下りた。
「学校のブレーカーじゃないわ!」
「なんだって?」
「学校の電気は関係ない。街の電気…発電所がやられたのよ」
「発…マジかよ……」
皆の落胆がわかる。発電所は山のさらに上の方だ。距離がありすぎる…
「ちょっと…みんなぁ!来たわよぉ!」
仲間の一人の叫び声でハッとする。あいつらがこちらに気付いたようだ。大勢での黒い影が淀み、蠢き、歩み寄ってきた。嫌なことはなぜこうも連続するの…
「クソ!」
皆一斉に武器を構える。凄い数だ…
「生き残ってみせる…」
仲間の女の子がポツリとつぶやくのが聞こえた。私も…死にたくない。やってやる…生き残って、その後は…
背負っていたチェーンソーをかまえた。同時に、誰かの金属バットがあいつらの頭を砕いた。戦いの合図。もう、逃げられない…

あいつらは組みついて、噛み付くくらいしか攻撃手段を持たないようだ。その点では、武器を使う私達は有利だった。
次々とあいつらの頭を砕いて回るみんなを尻目に、私はまだその場を動けずにいた。
「なにやってんだ!死にたいのか!?」
怒鳴られた。
「う、動かないのよォ!」
私は慌てて叫んだ。さっきからスイッチを押しているのに、チェーンソーは動く気配がない。あいつらが目の前に迫っていた。
「バカやろ、こーすんだよ!」
気付いた男が近付き、スイッチを押してロッドを引っ張った。
『ブイィン!』 夜のキャンパスに不似合いなエンジン音が響いた。
「使ったことねーの?」
「あるわけないでしょ!」
激しい振動と音。回転する幾重もの刄。とても頼もしく感じるはずのこの状況で、私はそれに恐怖を感じた。
(こんなもので…人を…?)
どうなるかなんて、安易に想像できる。足が震えた。
「おい、来たぞ!」 驚いて前を向く。既に目の前にまでそれは来ていた。口を開けたその目。薄く濁った眼球と目が合った。
「…ッ!」
とっさに振りかぶった唸る刄が、それの首筋に食い込んだ。
319('A`):2007/06/22(金) 22:00:42 0
         /  \ `ヽ     /   /  , '   / |     、 ヽ  \\r─ 、
       /´ ̄\   |  |   ※  /  , '     /  | l::..   ヽ 丶  ヽ∨  ヽ
     / ヽ   !  }  /   { ..゚..i  ,'  *. / / :| l:::::::.   `、  、  ヾ!   i
    / _、  U  |  /‐'´ ̄ヽ !   * :!.   /!: {___i:| {_、::::::.    .     i:.   |
     |  〉   |  ノ´(__ノ /  {   l * + i'´|八 :{ `ヾヽ::::::::.   ! i   |:  |
   /|   \_ノ ̄    `/   ヽ  廴:|: l.|_vrZマ气 \::\:::::ゞ;j:::..ll:   |: ! j
   {:.{       、 _,.. イ       `トミ≧|: |: |゙{ーッ'゙^}     `\:ノ\|:l:  j / /
    {.::| 、__,.    {:/ }       j :{゙..人:ト:| ゞー-′     __- 、 ノ/:  //:/
   ヽ|       /  丿     ,' .::V {`ゞ、````     ´ `ヾミ::十::/ノ⌒☆
      \    /   /     / ..::::/  |:'、           ′ ゙゙''≦彡f´
  : . .  `ー‐'゙  /`〉    / ___::/:|  |:::}ヽ    ヽ フ     / │ |         わっふるっ!
  : : : : . . .    r   /  _/ ̄`ーー-| ::!:ノ  \      _.. イ::  ! i
  : : : :. . .    {:._ /  匸_        U ::![〕_   ` - r<l:::::::::|::. j:. |
  :           バ ̄ ̄`ヽ.._r勹 i ::{ト、[〕_     {ヘヘ::|::::::_j:: /::  i
             /. ヽ       〈   ヽ、:`、\{〕ヽ  _〔〕兀´/:. />┐l
          /:.:    \       \___厂い、 \   ´ 〔} ||/ジ´  ヘU
          ,':.:      ヽ...       〈゙ ̄` `ー云 ̄´ ̄几r‐/´\!
                  `       ` ー‐勹//| |ー─'  }〈  ̄` }
                   ノ::-‐::      〈_/ l|_j     {/ ̄ ̄ |
                 /、:::.:.:.:.           { |_}      _{  ̄`ヽ /ヽ、
              ,.. -''´:{:::.:.:.:ー...        / ̄`ヘ   //〈 ̄´ /::)  }
320('A`):2007/06/22(金) 23:18:33 0
わっふるわっふる
321僕達のバイオハザード・裏:2007/06/22(金) 23:43:41 O
『ブシューーッ!』
腐敗しきった軟らかい肉は、まるで除雪車から吐き出される雪のように飛散した。雨のように降り注ぐ血肉に、目の前が紅くなる。
貪り、進む刄の音が『ガッガリガリッ!』と何かを削るような音に変わったのはその後だった。
「キャアアアァッ!」
あまりの惨劇に悲鳴が出た。思わず手を離すが、首筋から胸まで食い込んだ刃は止まることなく、重力の力を借りて尚も両断しつづけた。
『が…ぁ…………』
恐らく、既に絶命しているだろうそれは、刄の振動に合わせて身を揺らすだけだった。
恐怖で頭が真っ白しなる。(こんな…こんなの…!)
その光景は、私の想像を遥かに超えて残酷だった。
不意に踊るように身を揺らしていたそれが、私の両肩を掴む。
「イャアアアアアァ!止まってッ!止めてェ!!」
叫ぶしかできない。足から崩れるようにしてその場に座り込んでしまった。
顔を背けたくても動かない。目を閉じたくても閉じられない。電動音と血飛沫のなか、二股に別れていく体が脳裏に鮮明に焼き付いた。
程なくして両断を終えたチェーンソーは地面に落ち、文字道理真っ二つになったそれは八の字に崩れた。
それでもまだ、回転する刄は止まることはなかった。
「はっ…はっ…」
呼吸が荒い。動けない。
(こんなの…こんな…)
「おい、大丈夫か!しっかりしろ」
アヒル座りのままから動かない私の肩を、仲間が揺らした。
「わ、私には…無理よ…こんな…」
震えた口から、なんとか声を出す。周りでは、まだみんなが戦う音がする。永遠にも思えた残酷な時は、わずか数秒の出来事だったようだ。
「こんなの…普通じゃ…ないわよ……」
周りを見渡すと、私の周囲は血と臓器の海だった。激しい腐臭が漂うが、不思議と吐き気を催すことはなかった。
「そのまま座ってると死んじまうぞ」
男は赤く染まったチェーンソーを取り上げて言った。「わた、私……」
私は今、どんな顔をしているのだろう。ひどく情けない顔をしているのか…それとも恐ろしい形相をしているのか。
周囲の音がやけに小さく感じた。
「わたし…神様…こんなヒドい…こと…」
涙が出てきた。同時に私の周りにいたあいつらの内、一体が吹き飛んだ。私は戦意を喪失しているが、相手は違う。当然、私の周りは今にも襲い掛からんとする敵が蠢いている。
彼が持っていたバットで殴ったのだ。
「俺はまだ死にたくないからさぁ…」
もう一体殴る。
「生き残るためならどんなヒドいことでもやるよ…」
次々と私達に群がる相手を殴り飛ばしながら、彼は言った。
「おぃ、どうした!?」
「誰か怪我したの?」
周りで戦っていた仲間も集まってきた。
「ヒドイとかヒドくないとかよ…」
そう言ってバットに付いた血を払う。ビチャッと線状に散った。
「神様に懺悔したけりゃ、生き残ってから好きなだけ懺悔しな!」
そう叫んで私に襲い掛かる一体の頭を殴る。頭上をバットがすり抜けた。
「みんな、ここで死ぬつもりはないだろう?」
肩で息をしながら言った。いつの間にか仲間のみんなが私を囲むようにして戦っている。
そうだ。私は、まだ死ねない。死にたくない。どうかみんなで…
「ごめんなさい。私は…大丈夫」
立ち上がり、武器を受け取った。絶望するのは、まだ早い…!
遠くからパトカーのサイレンが聞こえたのは、ちょうどその時だった。
322('A`):2007/06/22(金) 23:47:45 0
                 「⌒`i           「¨ヽ、                     -=、ー 、
                ,ム  |,! -一ァ‥¬ー-、   !   /7_            ,. -一‥¬‥ー-ミ、\ \、
            /_;ゞ´-.:.:.:.:.:__:.\:\:、:.\| ! //´.:.:.:`ヽ       /             \ \ ヽ\
               /:.:{.////:.:.l:.:.:.:ヽ:.ヽ:.ヽヽ:.:ヾ∠_⌒ヽ:.:.:.',      /               \ \  ヽ.
           /:/:/:.:/.:./:/:l:.:.:.:l:.:.:.:.:.|:.:.|:.:.:|:.:|/:.:',\\ヽ|.:.:.:|   , ′                  ヽ     ヘ
            l/:.:.|:|:.|:.:.|´|`|:.ト、l、:.⌒ト、:!:.:.,:.:.|:.:/:|  /.:.:!:.|:.j   /                        '.
           /:.:/:|:|:.|:.:Yf_ヾ ィ示ミ/:.:/:.:/:/.:/_Y.:.:.:.:.:|/:/   /         /       __           ∨!
            /:.:/.:.:ヽ:「|:{ ヒり    {rと尢/:.:/、:.:/´ .l:.:.:.:.:.:l.:/   !      /   ,. -――一'´          | |
.           /:.:/.:.:.:.:._」.lr|  ′  `二イ:_:イ'⌒ヽ  |:.:.:.:./:,′   |       / ,. '´                  | |
         /:.:/.:.:.:rくニヽ!l   t_ァ   ` ̄ ri     '. l:.:.:.:.|:.|    |!      {/                      /
          |:./.:.:.:.:.ヽ' U l\         ,rf|    ',.|:.:.:.:.!:.!    \ \  ミ二                      /
          l:.!:.:.:.:.:.:.∧  j  ` ,ーァ< fソ ||ヽ.   `、:.:.:.|:.|      ,ゝ- ニ二´                   /
.          ,|:|:.:.:.|:.:/ |   |  /  | f} fソ ,ムヽ.`、    `、:.ヘ:!      /{   ,z≦,二ニ=,.== 、、        ∠
         /ハ|:.:.:.l:/.  !   ! ./ ヽ| f}fソ/  ,.ベ=`、    ヽ:_ゝ-、r‐、ヽ.  ,ハ::::::`:ー'/ ,. -‐ヾー-`ー=¨ ̄
       〃 |:|:.:.:.||  l   ! /  /\¨' /     ヽ.    ヽ.} ニ}ニ!一Tヽソ:::::::::::::/ /     `、
        || .|:|.:.:.:|!   |   |'    !\_,/       \ 丶 \!ニ}   !:::{::::::::::l-//         i
      ‖ !:!:.:.:.!、_ l    !  /{  {_:}、        二7\    \!  |ニ!-r'´l//'´          |
      '、 !ヘ:.:.:!  |   / , ′\ L! ` ー-、 ‐一テ´ニ/,\    丶、j:::/_/::::/′,.、 /ス     ,′
.         `||´ヽ:'、  !   /    ` ー- 、二ニァ´ニニ/人_ .ヘ、   丶、:::::/  //イ//    /
         ヾ==ヾ=-`ー'´         ` ̄ ̄ヽニィ´ヽ/-=ニ≧.、    ` <  _/〉     /
                                L.人ノ , ´        `  、     /     /
                                   , ′          |  ` ̄´      /
                                     /         /!        /
                                  /         , ´ ′       /
                               /           ′ .′       /
                                  /         ′ /         /
                               /        . ′  /          /
                            /          ′   /          /        わんわんっ!
                               /        , ′  ./          /
                            /        /     /          /
323('A`):2007/06/22(金) 23:52:39 0
AAでの支援は場所ばかりとるから止めにしないか
324('A`):2007/06/22(金) 23:53:56 0
わっほるわっふる
325('A`):2007/06/22(金) 23:57:19 O
確かに場所とるな…
可愛いけどごめんなようこ
326('A`):2007/06/23(土) 01:06:41 O
あげ
327僕達のバイオハザード・裏:2007/06/23(土) 01:52:25 O
この音は…
「パトカー!?」
「助けが来たぞ!」
確かにサイレンの音はこちらに近づいてきている。
「体育館にいるやつらに知らせろ!助けが来たぞ!」
私はすぐ目の前の敵に体当たりをして道を開くと、すぐに駆け出した。入り口の死体を飛び越え、大声で叫ぶ。
「助けが来たわ!みんな外へ…!」
しかし私を見るみんなの表情が歪んでいる。
「…あぁ、ははは」
血肉滴るチェーンソーを持ち、全身に返り血を浴びた人間。誰でもビビる。思わず笑ってしまった。
私はチェーンソーを投げ捨て、近くに落ちていたバットを拾った。私としても、戦う戦わないは別として、もうアレを使うつもりはない。
「大丈夫。外は恐いけれど、大丈夫よ。助けが来たわ。行きましょう…」
もう一度、優しい口調で言った。

サイレンの音はすぐ近くまで迫っていた。外ではみんなが体育館の入り口を護るようにして戦っていた。
「来たか!門まで走るぞ!」
そう言って皆走りだす。逃がすまいと追ってくる多数の影。私は立ち止まって彼らを見渡した。
彼らも今日の朝、目が覚めた時は人間だったのだ。それが、わけのわからぬままに未来を奪われ、襲い・襲われる狂気の世界に追い込まれてしまった。
人外の姿になっても、彼らの無念は伝わる。
「…ごめんなさい」
私は走りだした。

急ブレーキと共に、門にパトカーが二台滑り込んだ。
「こっちだ!!」
中から4人の警官が飛び出して叫ぶ。同時に周りの敵を銃撃し始めた。まるで映画のような光景だ。
私達がパトカーにつく頃、辺りは一時的に静けさを取り戻していた。
「明かりが見えていたから、まさかと思って来てみれば…だが、もう安心だぞ」
警官は簡潔に状況を説明してくれた。
軍が働き、一部の地域の安全を確保したこと。安全域への電車。警察が駅の周囲にバリケードを張り、住民を保護していること…
そういえば、ラジオの存在を忘れていた。もちろん、それどころではなかったけど…
「人数が多いですね。二度に分けないといけませんね…」
ただ、どうやらこれで私達は助かるようだ。ただ、一つ気になることがある。
「街の電気が落ちているのに、電車は出るんですか?それに、生存者の救出も…」
「電車は心配ない。確かに駅の電気は死んでいるが、電車の運行に使う電力は、隣街のを使っている。」
その後、悔しそうに言った。
「生存者の救出は、確かに困難ではあるが君たちの例もある。我々も尽力するよ」
心配はいらないと肩を叩かれた。その手から、赤く染まった包帯が見えた。
…きっとこの人たちも沢山苦労したのだろう。沢山仲間を失ったのだろう。
でも…
「ごめんなさいッ!」
私は走りだした。
「君ッ!待ちなさい!」
警官が呼び止める。
私は、助けが来たことより何より、“他にも生存者がいる”という事実が嬉しかった。きっと、もっと多くの人を助けることができる……!
「後でかならず合流します。みんなをお願いします!」
「おい!…」
呼び止める声を無視して走った。電気さえ戻れば…。目指すは発電所だ。

駐輪場。一台の自転車の鍵を外した。安っぽい私の自転車。今朝もこれに乗って学校に来た。腕時計を見ると、ちょうど21時になるところだ。
まだ夜も明けていない…とても長い一日に感じる。私は勢いをつけて地を蹴った。
328('A`):2007/06/23(土) 01:59:09 0
わっふるわっふる
329('A`):2007/06/23(土) 03:42:41 0
わふる
330('A`):2007/06/23(土) 04:09:24 0
おれスゴイことに気づいちゃった・・・・
でもきっとネタバレになるからここでは言えないな
331('A`):2007/06/23(土) 05:06:53 O
>>330
ここの作品についてのこと?
332('A`):2007/06/23(土) 05:23:06 0
うんそうだよ
結末がわかっちゃったんだ
でもみんなには内緒
333('A`):2007/06/23(土) 06:31:22 O
かわいいヤツだな
334('A`):2007/06/23(土) 07:34:00 0
どうせ予想なんだから書いてしまえばいいんだ
335('A`):2007/06/23(土) 08:35:26 O
336('A`):2007/06/23(土) 11:03:58 0
ageeee
337('A`):2007/06/23(土) 12:12:38 O
犬神支援禁止?
338('A`):2007/06/23(土) 12:18:49 O
自分自身がすでにバイオハザードなのだが
339('A`):2007/06/23(土) 12:41:06 0
それは残念としかいいようがない
340('A`):2007/06/23(土) 17:32:54 0
バイオ日記のパロディ版です
暇つぶしに..


5月8日
金が尽きたと言い出しやがったのでマリカとは別れてやった。
あの野郎、人前で見苦しく捨てないでと縋り付いてきたが
金のない女には用はねえ。腹に何発か喰らわせたら大人しくなった。
女ってやつは弱っちいから殴り甲斐がないな。次はもっと美人のモデル系の
巨乳でも探すとするか。

5月9日
昼、ホストのヒカルとユキヤ、バーテンのヒトシと麻雀をやった。
ヒトシの奴、やたらとついてやがったきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。

5月10日
今日、カリスマホストでNO.1の流星さんから新しいオバサン客の世話を頼まれた。
毛の少ないゴリラのような奴だ。
生きた魚介類が食いたいってんで、海老とホタテを殻ごとやったら、奴ら、
足をもぎ取ったり内臓を引き出したり 遊んだあげくやっと食いやがる。

5月11日
昼頃、仮面舞踏会みてえなマスクを付けた主任に突然たたき起こされて俺もマスクを
付けさせられた。なんでも、近くの研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、女とも寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
これだからブサイク童貞は…

5月12日
昨日からこのいまいましい仮面をつけたままなんで、モミアゲがむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせに子飼いのブスどものマン毛を剃ってやった。
いい気味だ。

5月13日
あまりもモミアゲがかゆいんで主任にいったら、ホッペにでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は仮面を付けなくていいと主任がいった。
おかげで今日はよく眠れそうだぜ。

5月14日
昼起きたら、モミアゲだけじゃなく顔中痒かった。ボリボリ掻いてたら主任に
もう店に出なくていい、と言われた。意味が分からず店に降りて行ったがホストの数も全然たりねえ。
宿無しになっちまったんで連絡してなかったブスどもに連絡すると即OK。
これだから色男に生まれてよかったぜ。こんな糞ホストクラブなんざ、こっちから辞めてやらあ。
341('A`):2007/06/23(土) 17:35:34 0

5月15日
久しぶりに見るショウコはなかなかイイ女になってた。が、俺様の顔を見るといきなり
帰ってと怒鳴りやがった。言い返す間も無くドアを閉めて、それっきり無視しやがってあのアマ。
ドア越しに叫んでたら、隣のオバハンが何やら警察に電話してたんで、ここは引き返す他なかった。
イライラしながらコンビニでビールとサラミを買ったら、ギャル風の店員二人が何やらヒソヒソ
こっち見ながら言ってやがる。チャンスと思いナンパするが断られた挙句、お釣を上から落とされた。
今日はなんなんだ、いったい。

5月16日
緊急事態ってことでヒトシんちに勝手に合鍵で入る。これぐらいは親友ならゆるしてもらえるだろう
顔はあいからずカユイ、熱もでてきた。ふと鏡見たら不細工いた。きっと気のせい 

5 19日
コンビ で買もの また笑わ キモイ 言わ た
ヒトシ 帰て たが おれの顔 キモイ ブサイク と笑た 

21日
キモイ ブサイク  ヒトシ笑
鏡見 ひどいかおなんで ないた
かなしかっ です。

4

キモイ
ブサ
342('A`):2007/06/23(土) 17:51:48 0
………
343('A`):2007/06/23(土) 20:06:02 0

なんぞこれー!
344('A`):2007/06/23(土) 21:19:10 O
ワッホルワッホル
345('A`):2007/06/23(土) 21:48:22 0
僕たちのバイオ、表(?)と裏読んだけどさ。主人公の第三者から見た描写が
ないからイマイチ姿形が想像できない。
いや、別に批判しているわけじゃなしに、作者はどんなキャラをイメージして書いているんだろう・・
346('A`):2007/06/24(日) 01:16:44 O
あげ
347175:2007/06/24(日) 01:34:22 0
一応宣言してしまったから途中だけど投下しますわ。
文才の無さとグダグダ感は勘弁を。
ってかまだ佳境に入ってないし出だしだから戦闘まるでNEEEEEEEEEeeeeeeeeee。
348175:2007/06/24(日) 01:36:08 0
主人公
宮下 雄二 (28歳)
デパート衣料品部門パート店員
親元から離れ二つ隣の県で一人暮らし
一人で居るのが好きだが根暗、引き篭もりと言う訳では無く
異性関係無く誰でも話こそするが、これといった進展まで行かず終わるタイプ


中田 正康 (24歳)
宮下と同僚



序幕

 〜終日〜



「そろそろ閉店だし店閉めようか」
俺は相方に声を掛けて閉店作業に入っていた。この仕事を始めてもう1年、元々は
運送業で正社員を勤めて来たが体を壊しまい力仕事に制限がかかり否応無しに不慣れな事務業務に追いやられた。
使い物にならない人間には会社という組織は冷たいもので俺が窓際事務に移り他の社員の冷たい目から逃れるように
自己退職するまでにはそう長い時間はかからなかった。
しかし生きていくには金がいる、一旦は実家に帰ろうかとも考えたが一人で暮らす方が気楽だった理由から意地でもその結論だけは
出さなかった。だがこの不景気の世の中では簡単に仕事なんか、ましてや正社員でこんな
傷物人間を雇い入れてくれる会社なんてそうそうありはしない。結局次の"まともな職の繋ぎ"と都合のいい言い訳を
自分自身に言い聞かせ少ない給料でもパートにつかざるを得なくなった。
「俺もそろそろ年も年だしまっとうな仕事につかなければいけないんだがな・・・」
心の奥底で何度も何度も自問自答しながらもダラダラと無常に月日だけが流れ行き今に至る。
『全く、買う気が無いならいつまでも店に居らずに帰れっちゅうに、閉店作業がすすまないよ、ねぇ宮下さん』
不意に自分の世界から引き戻される声。相方の中田だった。
年は俺より4歳下、同じ時期に働き始めたが趣味も話もかみ合ってかすぐに意気投合するようになった。
まだ社会人としては若い方なのか仕事上、時折首をかしげるようなマナーの悪さはあるが俺も数年前までは
こうだった事もあり時々過去の自分自身を見ているような気がして何とも言えない気分にもなった。
今では俺が年上という位置付けから中田の愚痴の聞き役になっている。
349175:2007/06/24(日) 01:37:12 0
「まぁ、そう言うなって。片付けれる所から片付けて行こうや」
すっかり愚痴の聞き役及び、なだめ役にも慣れてしまったせいか受け流す事も日を追う毎に上手くなっていくものだ。
『でもただでさえ人手不足だってのに波多野の馬鹿、無断欠勤なんてありえないって。夜番これじゃ俺たち二人しか
いないしシフト回せないのによ〜・・・』
波多野と言うのは俺と同じ夜のシフトに働く女の後輩だ。上司や仕事に対して文句を言う事こそあれど自分の与えられた
業務には忠実で無断欠勤する奴では無かった、それだけは言える。それに俺の脳裏には一つ引っかかっていた事がある。
「そういやあ数日前からやたらダルそうにしてたなぁ。休憩時間でもバックルームの机にグターっと寝そべっていたし」
『何それ?病気?それとも男にフラレたとか?』
中田が茶化すように笑いながら、その中でも休みを潰された腹いせも込めたような口調で俺に言った。
「分かんね、ただやたらあちこち体を引っ掻いていたのだけは覚えてるな、ってか彼女見たのそれが最後だわ。」
『げ・・・麻疹か風疹か水疱瘡か・・・どれにヒットしても休み長くなりそう・・・俺何日連続勤務になんだろ・・・』
夜のシフトは必ず二人以上体制と決まっていた、まぁ防犯の意味合いを考えれば当然だろう。しかも俺の勤めている店には
俺と中田、波多野以外は子持ちの主婦ばかりで夜のシフトになんかまず入ってくれなかった。自然、夜のシフトの俺、中田、波多野の内
誰かが休めばその日公休の人間にお呼びがかかると言う訳で、労働基準法なんざあって無いようなものだ。
「ハハハ、愚痴るな愚痴るな。俺なんかもう6連勤目突入だぜ、まぁ俺的には前の仕事程キツくないから死なない程度には十分だけどな
 金さえ入れば何だっていいよ俺は」
『タフっスね・・・宮下サンは』
中田はあきれたような顔で俺を見ていた。
「ん、そうしてる間にお客が帰ったみたいだぜ。さぁさぁ、閉めちまおう閉めちまおう」
愚痴る中田を宥めつつも俺は閉店作業に戻った。

 
 
 ・・・その時俺はその波多野に表れた症状、その原因こそがこれから始まる惨劇の幕開けになるとはどうして思えただろうか。



序幕


〜終日〜  完


続く
350175:2007/06/24(日) 01:38:44 0

第一幕

〜予兆〜


 閉店業務も片が付き俺と中田は指定時刻が来るまで休憩をしていた。
俺の職場では出勤、退勤とタイムカードを機械にスキャンする事で管理しておりタイムカードを通す機械の退勤指定時刻が
定時を過ぎずにスキャンしてしまうと早退扱いになってしまうからだ。
「後、10分か。ま、適当に休もうぜ」
時間いっぱい働かないサマは不良店員そのものだがこちとら足りない人間の分まで働いているのだからその位は許して貰いたいものだと
自分の頭の中で勝手に解釈し俺は事務所の椅子に座り買ったジュースを飲んでいた。
『10分ッスか・・・さっさと帰りたいのになぁ・・・俺、帰りがけに買い物しないといけないんスよ。スーパー11時で閉店するから急がないと』
中田の様子に落ち着きがなくずっと機械の表示時刻を眺めていた。
「買い物?飯か何かか?それなら親さんが作ってくれるだろ?」
中田の家は母親と二人暮し。食事は母親が作ってるような事を前に本人から聞いたからだ。
『そうなんスけど、数日前から急に具合が悪くなって寝たきりになってて。こんな時に休日出勤なんて・・・あの波多野のヤ・・・』
「そいつは難儀だなぁ。風邪かなんかか?」
このまま中田を喋らせればいつものようにデラックスな愚痴コースに進んでしまうだろう。仕事疲れの今の俺には
たまったものじゃないと遮る様に俺は話をすり替えた。
『え?あ〜、いや・・・多分風疹辺りじゃないかって思うんスよ麻疹や水疱瘡は昔かかったような事を言ってたから恐らく、
 ってか医者もそう言ってたらしいし。』
「ふ〜ん、最近流行ってんのかね皮膚病って。ってか、らしいしって何?お前そんな状態で一緒に行かなかったのか?」
『行きたかったんスけど俺がこんな状態で休めないからクソ親父に頼らざるを得なくなって今親父が看病してるんス』
中田の両親は父親の借金が原因で離婚して別居暮らし、一人息子の正康は借金の無い母親の元に引きとられた事を前に聞いた事がある。
本人は別に気にしていないのか気にしていないフリをしているのかあっけらかんに話していたが俺はその事に関しては敢えて踏込もうとは
思わなかった。
『毎日しきりに体が痒いとか言ってて。こっちも見ててどうにかしてやりたいんだけどこればっかりは自分の回復力だけッスから。』
口は悪いが中田は親思いな所もあり稼いだ給料は殆ど生活費に入れているらしい。そんな所が口が悪いアイツを憎めないキャラにでも
しているのかと思える時もある。俺は機械の時刻に少し目をやり
「お、そうこう言ってる間に時間だぜ帰ろ帰ろ」
徐に財布から取り出したカードを機械に通し帰り支度を始めた。
『うぉ、マジだ。帰りましょっか』
不意を突かれたのか慌てて中田もカードを通して支度を始め出した。
351175:2007/06/24(日) 01:39:39 0
 『それじゃあ宮下さんお疲れ様〜っス』
今度いつやって来るか分からない休日を考えていたのか中田がダルそうな声で駐輪場に歩いて行った。
あいつの家は割合近場にあるらしく自転車通勤だ。俺は自動車通勤なので離れの駐車場に車を取りに向かう途中ある不吉な事が
頭をよぎった。

「そういえば部屋に、米残ってねぇよな・・・確か」

アパートを出るまでは覚えていた、米が無いから休憩時間に夕飯になるものを買っておこうと。しかし仕事の忙しさの中で
その記憶が遥か彼方へ忘却されてしまっていたのだ。
俺の頭の中で部屋の戸棚、冷蔵庫、食料のありそうな至る所のイメージを展開する、しかし無常にもその何処にも食料が見当たらない。
「ハ・・・ねぇ、何もねぇ。夕飯になりそうな物が何一つねぇじゃねぇか・・・」
数日前の事ならいざ知らず数時間前の事なんてちゃんと覚えておけよと言う言葉が俺の頭の中をぐるぐると駆け巡る。
酷く自己嫌悪に陥りながらも
「しょうがねぇ・・・コンビニでも行って何か買うか・・・」
現状で夕食を手に入れる残り少ない手段の中でもありきたりな結論を出し俺は車を走らせて行った。



今までこんな事は何度もあった。飯を用意し忘れていたり作るのが面倒くさかったりと、その上で住んでるアパートのすぐ傍に
コンビニでもあればいつもそこを利用してしまうと言う訳で

ピンポーンピンポーン

『いらっしゃいませ〜、こんばんわ〜・・・あ、宮下さん、お仕事終わりですか?』
すっかり常連様になってしまったらしく店長に名前まで覚えられてしまう有様だ。店にとっては売り上げにもなりいいのかもしれないが
自分自身からみればただの自炊をしない駄目オヤジなんだろう。
「えぇ、ようやく。でも夕飯用意して部屋出るの忘れてましてねぇ、ハハハ・・・。」
俺が愛想笑いをすると店長が曇った顔で
『え、そうなんですか・・・』
と、声のトーンが下がりバツの悪そうにしていた。最初は何故か理由が分からなかったがすぐに結論が出た。
弁当コーナーの商品が殆ど、いや皆無と言ってもいい程にガランとしていたのだ。
「な・・・何コレ?」
ここのコンビニは店は綺麗で品揃えも良く店員のマナーも抜群、おまけに駐車場も広いと四拍子揃った理想の店であり
俺も今までに何度となくこの店に足を運んで来たがこのような事は初めてだ。
「あ、分かった。発注ミスったんでしょ。」
昔、俺自身も違うコンビニでバイトをした事があるがその店の店長がこういうミスをした事を目の当たりにした事があったからすぐ気が付いた。
『いいえ違うんですよ。いつもなら配送のトラックが1時間前辺りには来るんですが今日は今の時間帯になっても来る気配すらないんですよ
 配送センターに連絡したんですけど定時に出発したらしいんですがそれから連絡がつかないの一点張りで・・・』
店長もイライラしているのか所々の言葉に怒気が孕んでいた。
352175:2007/06/24(日) 01:40:24 0
『大体今日こんなに道路に車が走って無いのになんでこんなに遅れるんでしょうねぇ』
店長がふいに外に目をやった。その時俺もいつもとは何かが違う、そんな違和感を感じていた。
職場のデパートからこのコンビニに来るのにおおよそ15分程度、市内の中心道路を走って来たにも関わらず殆ど車という車を
見かけ無かったからだ。いつもなら嫌でも遅い車の見たくも無いテールランプを眺めながら
「早く行けよなぁ、全く。」
とぼやく事など無い日の方が少ないからだ。
見かけ無かったと言えば嘘になるが遠くの方でやたらパトカーのサイレンが鳴り響いていた事は覚えている。
「そういえばここに来る時も殆ど見ませんでしたねぇ。付近で大きいイベントでもやってそこにみんな客を 
 取られてしまってるんじゃないですか?」
他人事だから確証も無い推論で俺が適当に話を合わせると
『それならそうでいいですけど商品来ないと商売あがったりですよ。夕方から夜にかけて仕事終わりのお客さんのラッシュがあるのに
 今日に限ってパッタリお客さんが来ない事が救いと言えば救いなんですが、まぁ販売業がこんな事言っちゃいけないんでしょうけど。』
店長はやれやれと言わんばかりに疲れた表情で笑っていた。
「まぁ、いいんじゃないですか。働いていれば文句の出ない事の方がおかしいものですからねぇ」
まぁ店としても被害者なんだろうと自分自身で勝手に解釈をし適当に愛想笑いをして俺は夕飯の物色を始めた。
とは言うものの給料前で残り資金も少ない俺に贅沢は出来るはずも無くカップ麺と弁当コーナーに残っていた梅干おにぎりと言う
安物コンボで会計を済まし帰る事にした。
コンビニを出た時遥か遠くでまたパトカーや救急車おまけに消防のサイレンがごちゃ混ぜになって鳴り響いている音が聞こえてきた。
「なんだよ・・・救急に消防?。放火事件でもあったんじゃねぇだろうな」
深く考えることも無く俺はけたたましく遠くで流れるサイレンを背にアパートに向かって車を走らせていった。


夜も日付を過ぎ午前1時半、夕飯をすまし風呂も入った後適当にニュースを眺め、さぁ寝るかと言うその時にふと頭をよぎった。
「そういえば明日燃えるゴミの日だった、ゴミ捨てないと」
昼から夜にかけて仕事の俺はいつも昼前ギリギリまで寝ている為に朝間にゴミを出さず夜の内にゴミをだしてしまう習性が
根付いてしまっていた。本当はいけない事なんだろうが朝起きてゴミを出して二度寝するよりは今のうちに出してしまい
ギリまで寝る方が自分自身には遥かに合理的だからだ。それにゴミ出し場迄は目と鼻の先、アパートから歩いて十秒もかからない所に
ある事もその行為に拍車をかけていた。俺は徐にゴミを袋に詰めてゴミ出し場に向かった。

ドサッ

これで今日も昼迄は寝られるな。出したゴミを眺めつつアパートに戻ろうとしたその矢先、ゴミ出し場の裏手の奥に人影が見えた。
「やっべ、見られたかなぁ、まぁ怒られたら平謝りしておけばいいか」
と思っていたが、その人影がこちらに来る事も無くただあさっての方向を向き突っ立っていた。
いや、突っ立っていたと言うよりはその上半身だけを不規則な円を描くようにゆらゆらと漂わせていた。

オォ・・・オ・・・ヴォォオオォオオ

人影の方向からオともヴォともとれるような妙な声が聞こえてくる
「何だろう・・・?徘徊してる痴呆老人か?仕事で嫌と言う程疲れているんだから面倒な事は御免だぜ・・・ったく。」
自治会の誰かが何とかしてくれるだろうとタカをくくり俺はそのまま人影をほっとき部屋に戻る事にした。



 ・・・ここで俺が人影に向かって踏込んでいたらどうなっていただろうか?この数時間後に俺はこの時本当に運が良かったと
   否応無く思い知らされる事になった


第一幕


〜予兆〜  完  


続く
353175:2007/06/24(日) 01:41:26 0
すいません、言い忘れてました。
本編の主人公の言葉は基本「」を使います。
主人公以外の言葉は基本『』の方を使います。
354('A`):2007/06/24(日) 01:47:49 0
おっすおらピッコロ(・∀・)
355('A`):2007/06/24(日) 01:52:05 0
わんわん!!
356175:2007/06/24(日) 01:53:56 0

第二幕

〜発生〜

AM 4:00
酷く疲れていたのか夢を見る事もなく俺は熟睡していた。しかしその眠りは突然の女の大声によって否応無く起こされる事になった。
『何なの!?ねぇ・・・タカシ・・・やめてよ・・・やめてってば!!』
隣の部屋は彼女彼氏の二人暮し。最初はテレビでも見ていたかそれとも彼氏に迫られているのかと思い、こんな早朝から羨ましい事でと
軽く舌打ちをしてまた布団に潜り寝入ろうとしたが何か様子がおかしい事にすぐ気が付いた。
隣から聞こえる女の声が明らかに嫌がっているとかそういう次元ではなく何かから逃げるようなそんな悲鳴に聞こえたからだ。
その上、物を投げつけるような物音や食器の割れる音、何かをひっくり返すような尋常ではない音まで聞こえてくる。
「チッ・・・まさか痴話喧嘩じゃないだろうな。勘弁してくれよ・・・。」
俺のアパートは二階建てで上下に三世帯ずつ、合計六部屋の小さいアパートだ。俺の部屋は二階の真ん中で両隣に部屋こそあるが
一方の部屋は空き部屋な為に声の出どころはすぐにもう一方の部屋と理解できた。
だが妙な事はここからだ、隣の騒音と一緒になってすぐに気付かなかったが下の部屋からも悲鳴ともとれる声がしていた。
ガラスの割れる音、住人の叫び声、ゴミ捨て場の人影の奥で聞こえたオともヴォともとれるような妙な声。全てが入り混じり俺の部屋の
床板を通し生々しく聞こえてきた。
「・・・・・・・は?」
これと言った気の利いた台詞も思いつくことも無く俺は布団から飛び起き失礼なのは承知の上で隣の部屋を仕切っている壁に
耳を当て中の様子に聞き耳をたてた。
『ヤダ・・・タカシ・・・やめて!来ないで!来ないでぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!』
女の叫び声がまだ聞こえる、テレビとかそんな機械から発する声じゃない、間違いなく住人本人だろう。
何かに躓いたのか床に倒れるような大きい衝撃音がした後に覆いかぶさるようなドサッという音が壁を通して
俺の部屋中に響いた、その瞬間


『ギヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!』


とても女性が発したとは思えないような叫び声、断末魔とでも言うのだろうか、聞き耳を立てていた俺の耳を刺激してそれを最後に
女性の声が聞こえなくなった。しかしそのかわりに


クチャ・・・グチャ・・・ブチッ・・・・ジュル・・・


何かを噛み千切る様な音、すする音、それを飲み込む音、肉食動物が獲物を捕らえた後にはらわたから噛み千切り餌を喰い漁る、そんな
音が壁を通して聞こえてくる。
隣が静かになれば今度は下の物音がより鮮明に聞こえる、やはり同じように何かに襲われているような悲鳴だ。
「おかしい・・・何かがおかしい。」
俺は携帯を手に取り警察に連絡をいれた、だが電話は何度も空しくコール音を繰り返すばかりで出る気配すらない。
357175:2007/06/24(日) 01:55:27 0
こうなったら何でもいい、とにかく警察に連絡さえ行き着けばと思い、俺は警察への連絡を諦めすぐさま消防に連絡を入れ直した。
結果は同じ、何度掛けてもコール音ばかりが鳴り響き俺の希望を少しずつ着実に確実に絶望に追いやっていった。
「クソッ!何がどうなってやがるんだ!警察も消防も連絡がつかないなんてどう考えてもおかしいだろ!」
焦りと不安がピークまで高まりつつあったその矢先、突然俺の部屋のドアを叩く音が部屋中に響き渡った。
しかもノックなんてそんなレベルじゃない、掌で加減なんかまるで無視して叩きつけるような轟音だった。
只事では無い事ぐらいは平和ボケしている俺の頭の中でも瞬間的に理解出来る、すぐにドアを開けるのは自殺行為だ、俺はまずドアの
覗き穴から外の様子を探る事にした。叩く振動で揺れるドアの覗き穴にそっと目をやるとその先の光景に俺は自分の目を疑った。
近所の知り合いの住人の顔がそこにあった、しかしその顔は土気色に染まり心臓らしき臓物は体からはみ出てぶら下がり白目をむき、
口元には何か・・・いや間違いないだろうドス黒い血のりがべっとりとこびり付いていた。その人間の形をしたモノ≠ヘ
一心不乱に取り憑かれた様に俺の部屋のドアを両手で叩きつけている。
頭の中にゾンビ≠ニ言う言葉がよぎる、そのサマは今までつまらないB級ホラー映画でよく出てくる
ゾンビそのものだった。その脇にも二人・・・いや二匹、同じように土気色のソレ≠ェ妙な唸り声を上げて部屋を叩いている。
俺は一枚ドアを隔てて外の光景と、その外で悲鳴が起こっている惨状から軽くパニック状態になりながらも今発生している現状を
整理し始めた。

 ・・・外には何故かゾンビになってしまった人間が他の住人を襲っている。恐らく隣の住人もそいつらに殺られた、
 違う、喰われたんだろう。そして次は俺を狙っている・・・

どうしようか・・・どうするかなんて決まっている!ここから逃げないと、しかしドアの向こうから唸り声が高まりつつあると言う事は
俺の部屋には何体ものゾンビが迫って来ているのだろう。
ドアにはキーで開く鍵、その上下に部屋から掛けるフック式の鍵二つ、そう簡単には破られない筈。後、侵入してくると言えばドアの隣にある
トイレの窓、しかし仮にガラスが破られても外側からなら高さ160p位、幅30センチ辺り、簡単には入ってこれまい。
風呂場には換気扇のみで窓は無く侵入の心配は皆無。こんな住みにくいアパートの設計に感謝するなんて初めての事だ。
しかし念には念を入れて入り口のドアには冷蔵庫を、トイレのドアには小箪笥を置くことにした。
火事場の馬鹿力とでも言うのだろうか冷蔵庫も箪笥もあっさりと動き入ってくるであろう入り口を封鎖した。
取り敢えず安心したその時だった、突然隣の部屋を隔てる壁から叩きつける音と唸り声が聞こえてきた、だが妙だ。
その唸り声はさっき襲われていた女性の声そのものじゃないか。
壁を叩く音は徐々に大きくなっていく、誤算だった。そこまでの計算は全くしていなかったからだ。
俺は急いで着替えを始めた、トイレでガラスの割れる音がする、そこから気持ち悪い唸り声が鮮明に聞こえてきた。
「クソッ!思ったより早かったか」
隣からはミシミシと軋む音がする、俺でも靴を履いた状態で全力で蹴りを入れれば壊せるかもしれないそんな壁だ、
破られるのは時間の問題だろう。着替えも大半終わり車のキーをポケットに突っ込
358175:2007/06/24(日) 01:57:42 0
「後、必要な物・・・」
武器になりそうな物を物色したが料理に使う長包丁と趣味のガス銃程度しか無かった。
「包丁ならまだしもガス銃なんかあんな奴ら相手に意味なんか・・・無いよりはマシか」
俺は包丁と予め冷蔵庫から取り出しておいた食料をスポーツバッグに、ガス銃に弾を込めガスを注入しポケットに忍ばせ携帯を回収した。
入り口のドアの蝶番と鍵の壊れる音が響く、入り口が破られた。蝶番が破られたらフック式の鍵なんか意味など無くなってしまう。
しかし冷蔵庫を置いている為にまだ完全に侵入されてはいなかった。
しかしトイレのドアの向こう側からドサッと何かが落ちる音がした瞬間トイレのドアを内側から叩きつける轟音が部屋中に響き渡る。
「俺の命綱はあの冷蔵庫と箪笥だけか・・・」
だが脱出出来なくては意味が無い、しかし俺には最後の賭けが一つだけあった。
外のベランダの入り口だ。幸いここはアパートの二階、高さ的にも飛び降りた所でいい大人が怪我をしたり、ましてや
死ぬような高さでは無い。しかし下にもゾンビが埋め尽くされていたら俺の一生はここで幕引きとなるだろう。
俺はイチかバチか切なる願いを込めてベランダのカーテンを手に取り一気に開けて下の光景を確認した。
しめた!ゾンビは居ない、これなら俺の車までダッシュで行けば脱出出来るかも知れない。俺の心の奥底でほんの僅かだが
希望の光が繋がった気がした。
脱出経路が確保したら後は逃げるだけだ。・・・恐らくもうこの部屋に帰って来る事は無いかもしれない、それが生き延びて脱出出来たか
それとも、もう一つの最悪の結末になったとしても・・・、何故かそんな感覚が体中をよぎる。
否、生きている以上絶対に生き延びて脱出してやる。そう胸の中で決意を込め、これだけは持って行こうと思う物を物色し始めた。
部屋には数台のゲーム機、DVDレコーダー、MDコンポ、高値で買った物こそあれど、命が懸かっている現状で俺の心を引く物は無かった。
その中で目を引いたのが仕事でも多用していたこの中で一番高値であろうノートPC、後は何故かゲーム機に取り付けるキーボードが
不思議と訴えかけるように俺の目に付いた。どうせ二階から飛び降りるんだ、手荷物が多くなるのは頂けない
どちらか持って行くのは一つ。

 ・・・どちらにしようか
  
   @パソコンに決まっているだろうが!一体俺は何を考えているんだ、時間が無いってのに

   A何・・・?このキーボード俺に何を言いたいんだ・・・?


第二幕


〜発生〜  完


続く
359175:2007/06/24(日) 02:00:16 0
ここで訂正します。
>>357の最後はポケットに突っ込んだ≠ナ、終わります。
後、>>358の最後の選択ですがAはアナザーシナリオを考えてますので
っていうか予測出来ると思うけど・・・、取り敢えずAは今のところ、忘れて下さい。
360('A`):2007/06/24(日) 02:06:42 O
>>359
別にそうゆうのイラネから続きヴォ書け
361175:2007/06/24(日) 02:08:49 0
選択 @ルート


第三幕

 〜脱出と遺言と〜


 「んなモノ選択の余地ねぇじゃねぇか!」
ノートPCのケーブルを一つずつ外し専用の鞄に詰め込み始める。
パソコンも詰め終わり時を同じくしてトイレのドアを塞いでいた箪笥が勢い良くズレてゾンビが部屋の中まで侵入してきた。
入り口も隣の壁も時間の問題だろう。侵入してきたゾンビから異常なほど腐臭が漂う、脳みそは露出し鼻と頬は爛れ目玉は落ち所々に
噛み千切られた後があり血を垂れ流しているにも関わらず両手を突き出し唸り声を上げゆっくりと俺に近づいて来る。
「アンタに喰われるつもりはねぇよ・・・」
捨て台詞を吐き捨てた俺はベランダの柵から一気に飛び降りた。流石に地面に着地するとなると足に衝撃が走るので悪いとは思ったが
真下の駐車場に駐車してあった住人の車の上に着地した。
ドンッという音と共に車の天井が衝撃で大きくへこむ。
「スイマセン・・・俺も死にたくないんで。でもどうせ殺られてしまっているのだろう」
と、問題発言にもなりかねない事を考え車から飛び降りた。
そしてふと後ろをみるとアパート一階のベランダの入り口のガラスは軒並み破られ中の住人であったであろう肉塊をゾンビがむしゃぶりついていた。
臓物を引き千切り貪り喰う、喰われる方は性別も年齢も関係無い、鼻を突き刺す酷い腐臭、ウッ!っと吐き気を催しかけたその瞬間、
部屋で肉塊を喰らっていたゾンビがゆっくりと振り向いた。


 次 は 俺 が 獲 物 な の か ・ ・ ・ ?


ゾンビはゆっくりと立ち上がり俺に向かってにじり寄って来る。気付けば他の部屋からも複数のゾンビが俺に歩を進めていた。
「見物してる時間なんかねぇな・・・」
俺は自分の車に向かって走り出した。幸い俺の車まではゾンビは少なく距離を取り簡単に逃げ去る事が出来た。
その途中あちらこちらから悲鳴、子供の泣き叫ぶ声、唸り声、火の手まで上がり閑静な住宅街は地獄絵図と化していた。
これが夢であって欲しいと俺は何回願っただろう。
車のキーを差し込みドアを開け中に入り込んだのも束の間、気付けは車の数メートル傍までゾンビが近づいて来る。
パソコンの入った鞄に食料、包丁の入った荷物を助手席に投げるように置きキーを差し込む。
あと5メートル・・・4メートル・・・3メートル・・・ゾンビの手が車に差し掛かったその時エンジンを吹かせ車を発車させた。
「成る程な・・・あのゴミ捨て場の人影はそういう事だったのか」
何とか車を発車させて少し冷静になったのかゴミを捨てに行った際に見たあの人影の記憶を頭の中で反芻する。
あの時俺が面倒な事を承知で踏み込んでいたら俺がああなっていたのかもしれない。アパート一階で喰われていた肉塊が頭の中をよぎる、
想像しただけで寒気が走りそうだ。しかしその想像する暇さえ与えてはくれなかった。ゾンビが三匹通路を塞ぐような状態で
ゆっくりとこちらに歩み寄ってくる、もしこちらが止まれば命を捨てる様なものだ。
「テメェら退けや!!こっちは止まる気なんか更々ねぇぞ!!!!!!」
俺はアクセルを更に踏み込みゾンビを跳ね飛ばした40キロ制限の道路で瞬間軽く90キロは出ていたであろう。
血がフロントガラスにこびり付いたがウォッシャー液とワイパーを使いすぐに取り除く。
362175:2007/06/24(日) 02:09:40 0
「しかし逃げるって行っても何処に逃げればいいんだ・・・」
公民館、警察、病院、役所、消防署、自衛隊、学校、そういえば少し走った所にローカルラジオの局もあった事を思い出す。
俺の頭の中をぐるぐると駆け巡るが肝心な事に気が付いた。
実家だ!実家はどうなっている?この町がこんな惨劇に見舞われているが実家の方は無事なのか?
俺は震えた、身内があんな化け物になっていたらもしくはそんな化け物に襲われていたら?恐る恐る俺は携帯を取り
自宅に連絡を入れた。朝の5時前、常識では電話を掛ける時間では無い、しかし今の俺にはそんな常識を守る余裕など皆無だった。

トゥルルルルル・・・トゥルルルルル・・・トゥルルルルル・・・

出るか出ないか、実家もこんな惨劇に包まれていたなら勿論電話など出る筈も無いだろう、まぁ時間も時間だから普通でも
なかなか出ないものだが。
コール音が続く、俺の不安がより強くなっていった。その時

ガチャ!

『はい、もしもし』

その受話器の音で俺の心臓は張り裂けそうだった、出た!出て来れた!。俺はほっと胸を撫で下ろす。
『もしもし、どちら様ですか!?』
声の主は兄貴だった。時間も時間なのであろう電話先の主は少し苛立ちを含めた声をしている。
「もしもし兄貴か?俺だ!雄二だ!」
『雄二?え?何でこんな朝早くに電話なんかして来るんだ?』
言葉とは裏腹に苛立ちを含めていた声が消え驚いた声へと変貌する。
「今から言う事をよく聞いてくれ、家の周りで変わった事は無いか?例えば変な人間が外をうろついているとか叫び声が聞こえるとか」
一から話すと時間がかかり過ぎる。俺はとにかく実家の状況を確認したかった。
『え?特に無いと思うが・・・?』
「思うがじゃなくてザッと見てきてくれ!!!!!」
俺の怒気を孕んだ声が尋常じゃないと察したのか
『わ・・・分かったちょっと待っててくれよ』
受話器の先から離れていく足音が聞こえる。
363175:2007/06/24(日) 02:10:33 0
頼む・・・何も起きていないでくれ。願いを込めていたその瞬間、曲がり角の先からゾンビが飛び出してきた。
「退けっつてんだろうがぁぁぁぁぁァァァァ!!!!!」
俺は半狂乱でアクセルを踏み込んだ。強い衝撃でゾンビが跳ね飛ばされて行く。
『な・・・何やってんだお前!?』
兄貴が戻って来たらしい、俺の声が聞こえていたらしく酷く驚いた様子だ。
「何でも無い!話せば時間が長くなる!もう一つ聞かせてくれ、親父とオカンはどうしてる?様子を見てきてくれ。」
まさかとは思うが俺は両親があんな化け物になっていないかそれだけは確認したかった。
『親父とオカン?分かった、見てくる・・・。』
離れる足音がまた受話器の中から聞こえる、実家は一つ県を離れた所にある、車でとばせば3時間辺り。俺の頭の中では
実家が無事と仮定してここから実家までのルートを頭の中で割り出していた。
『おお、どっちもでかいイビキかましてよぉ寝てるわ。って何なんだ急に?』
兄貴が戻って来た、その言葉を聞いた瞬間、避難先が確定した。実家に戻る!俺の頭の中でそれが最優先事項に決まった。
「そっか・・・今から俺そっちに帰るわ・・・いや、帰れるかどうか分からないが・・・。」
この先スムーズに脱出出来る自信なんてこれっぽちもありはしない。俺はここで今から帰るとはっきりと言えなかった。
『今から?いや・・・ちょっ・・・ま・・え・・・えぇ?こんな早朝にか?』
寝起きなのか俺の言葉を理解出来ていないらしく言葉にもならない声を発している。
「あぁ、今からだ。だが、これだけは言っとく。」
10メートル先に居たゾンビを避けるようにハンドルをきる
「もしも明日までに帰らなかったら俺はもう二度と帰って来れないと思う。だから俺は死んだものと思ってくれ。」
尋常では無い話の内容に首を傾げる様な声をしながら
『はぁ?お前何を言ってんだ?ってかこんな時間から何やってんだ、オイ?』
「分からねぇ・・・俺自身も何が起こってるのかさっぱりわからねぇんだ。だがこの街全体が何か恐ろしい事に巻き込まれている事だけは間違いないと思う」
推論ではっきりとした物事は言えない。ゾンビの事を話した所で余計パニックになるかゲームのやりすぎだと馬鹿にされるかのどちらかだ。
「もしも俺が帰らなかったらオカンと親父の事宜しく頼むわ。長男だししっかりやってくれや」
自分で言うのも何だが殆ど遺言みたいな内容だ。それもそうだ、この電話が生涯最後の電話になるかもしれないから。
『お前何いってやがるんだ!?今何処に居る?今からそっちに・・・』
「来るな!!来たら必ず後悔する事になる。絶対に俺に何があったとしても来ないでくれ。いいか、絶対に来るな!頼むから
 家で俺が帰るのを待っててくれ・・・事情はその時に全部話すから。」
ここで犠牲者を更に出す訳にはいかない。兄貴も巻き込まれでもしたら両親は取り残されてしまう。
子供に全て先立たれた親なんてなって欲しくない。それに簡単に俺も死ぬつもりも無い、しかし万が一、最悪の事態になった時、
それだけはどんな事があっても俺自身が許さなかった。
『意味がわからねぇって!何なんだ?いっ・・・

ピーッ・・・ピーッ・・・ピーッ

携帯の電池が切れる音が車中に鳴り響く。
寝る前に充電しておかなかったのが裏目に出ちまったかぁ。つくづく俺はついてないな。
フゥっと軽く溜息をつき数分前までは運が良かったと思っておきながら今度は自分の運の悪さを呪いながら
俺は携帯の電源を切りポケットに突っ込んだ。
十代やそこらのクソガキじゃないんだ、グズグズ泣いてる暇なんて無い。今、電話で話した遺言紛いを全て無かった事≠ノする為に
俺は目を据わらせ強くアクセルを踏み込んだ。



第三幕 @ルート 


〜脱出と遺言と〜   完


続く
 
364175:2007/06/24(日) 02:11:57 0
取り敢えず今の所ここまでです。
ってかまだ全体の3分の1も行ってねぇ・・・。
365('A`):2007/06/24(日) 02:18:31 0
>>358
A
366('A`):2007/06/24(日) 02:18:46 O
わっふるわっふり
367('A`):2007/06/24(日) 02:23:26 O
いいね、頑張ってよ
368('A`):2007/06/24(日) 02:50:57 O
乙乙乙
369('A`):2007/06/24(日) 03:07:05 0
まとめサイトの管理人さんってここ見張ってんの?
370('A`):2007/06/24(日) 03:47:11 O
支援だわんわんっ
371('A`):2007/06/24(日) 03:59:36 0
何気に>>340みたいに気楽に読めるやつが好き

わんわんっ!
372('A`):2007/06/24(日) 04:05:16 0
面白そうなスレだと思って開いたら、すげーオナニー小説が書かれててビックリ
373('A`):2007/06/24(日) 04:29:14 O
>>372
ここは昔から誰かが書いてくれたバイオの小説を楽しむスレ。
だいたいその発言は創作活動全部を否定することになる訳で・・・
374よしこ ◆JAvoZFKxD. :2007/06/24(日) 04:39:28 0
ずっと待ってるんだけどなぁ
375('A`):2007/06/24(日) 05:29:25 O
>>372の空気読めなさ具合にビックリ
376('A`):2007/06/24(日) 12:02:47 O
よしこって誰やねん
誰を待っとんねん
377('A`):2007/06/24(日) 12:06:01 0
>>372はまともな意見だと思うが
378('A`):2007/06/24(日) 12:08:26 O
ここはオナニーを楽しむスレだから
379('A`):2007/06/24(日) 12:14:47 0
     /   メ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     〈 /´ : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ: : : : : : : :i : : : : : : : : : : : ハヘ
     i /: : : : : : : : : : : : : : :l: : ト、/ ヘ: : : : : : : l: : : :l: : : : : : : : :ハl
     ノ i: : : : : : : : : l: : :l : : l: : トミ///i: : : : : : : l : : : l: :l: : : :i: : : ハ
    i. l: : : : : : : : : l: : :l : : l: : ト-l,-‐l: : : : : : : l: : :l: l: :l: : : :l: : : : ハ
    l l l: : : : : : : : :l: : :l: : :il: : l     l: : : : : : /l: : :l: !: :l: : : :l: : : : :ハ
    ヽl l: : :l : : i: : : l : :li: : :l', : l     !: : : : : / .l: : l:/l: :l: : : :l : : : l、 l
     l l: : :l : : l: : : l',: :l ',: :l ', :lノノ /: :`ー-ム..l_/ l : l: : : :l : : : l i l
     l l: : :l : : :l : : l ', :Lヽ:l‐', l  /: : : :/   l: :/¨l /l : : : l: : : : l l l
     l l : : l: : : l : : l,キ:! ヾ ',lu 〈 : : :./   __」∠ l/.l : / :l: l : : l l l
     .l l: : :l: : : ヽ : l >i'.,ニニニミ \:〈  Z-―-ミヽ, l: /: / /: : :l 〃
      l l、 : ' , : : ヽ: K/        ヽ:`i     ´ l:,イ: /:/ : : //
      ll ヽ: :ヽ: : :lヽl  ////    V //// /l:l: // l: : /
       l ヽ: : ヽ: :ヘヾ、        i        / ll/l/: :l: :/
         l\: :l\丶  u    ___ ....、       //: : l :l,イ
         l: : \i: :ヾ、ヽ.     (     ノ   /l l : : l:/: l
         l: : : l:ヾ、:l lヽ l`i 、   ` ー‐ '  , イ:l: :l l: : :l: : :l
         .l: : : l: : : トL_L廴l `丶、 ..__ .. '  l、〜''l: : :l: : :l
_        l: :l: :l : : :l   / `丶、     _/~ ヽ .l: : l: : :l        ,, - '' ¨
  ¨ '' ‐ - ..._  l: l : l: : : l. /     ./7>、 r<ヽヽ   ヽl : l: : :l    ,, - ''
        ¨ ''l l',: l: : : l´l    ///,ゝ- 、ヘヾ、   .l : l : /- 、, ''
380('A`):2007/06/24(日) 12:34:03 0
若くて背が高くてスタイルが良い美人、可愛い女性をレイプ

タイプはOL風が大好きです あと長身女性も大好き
381('A`):2007/06/24(日) 13:09:13 O
当分投下はやめとこ。
382('A`):2007/06/24(日) 13:15:44 0
大体オナニーを自己満足とかいう風に訳したら
人間の行動なんてほとんどオナニーって言われてしまうだろ・・・・・・・
バカか?
383('A`):2007/06/24(日) 13:43:04 0
>>381
あんなのほっとけ
わっふるわっふる
384('A`):2007/06/24(日) 13:48:48 0
>>369
更新してあるからな
385('A`):2007/06/24(日) 14:18:17 O
>>372>>377>>378の自演でFA?
386('A`):2007/06/24(日) 14:25:39 0
>>385
>>372のような考えなら元々ここには元々来ないと思うしねえ・・・・・・・
387('A`):2007/06/24(日) 15:02:56 0
続き期待
388('A`):2007/06/24(日) 15:45:35 O
まんま
389('A`):2007/06/24(日) 16:08:59 0
今週はずっと「保守」の生活になりそうな悪寒…
よしこって誰やねn
390('A`):2007/06/24(日) 16:30:40 0
今こそ支援の時かも
391('A`):2007/06/24(日) 16:53:29 O
いぬかみ支援!いぬかみ支援!
392('A`):2007/06/24(日) 16:54:21 0
やめてくれ
393('A`):2007/06/24(日) 17:46:20 O
即答ワロス
394僕達のバイオハザード・裏:2007/06/24(日) 18:01:47 O
私はよく夢を見る。見渡すかぎりの真っ白な世界。そこに私と小さな石ころ。石は決まって言う。
「私は君が羨ましい」
私は決まって言う。
「どこが羨ましいの?」
「まず、君たちには言葉がある。自由もある。夢も。可能性も。全部、私は持ち得ないからね」
「だって石だもの」
私は石を拾い上げる。
「それに、夢も可能性も…大人になるにつれて限られてくるのよ」
私は小さい頃、将来の夢は保母さんだった。でも、年を重ねるにつれて、比例するように夢も狭まっていく。色々な現実が、そうさせる。
「涙も、怒りも嫉妬も、私には持ち得ないものだからね。」
石はさらに続ける。
「どんな傷跡も後悔も、幸せも喜びも、全部まとめて“君”を作ってる。私は鉱石のみだから」
「あまり沢山混じっても、困るわ」
私は毒づいてみせた。
「それでも、私から見れば君たちは輝いている。…何が言いたいかわかるかい?」
石は決まってそう聞く。そして私は決まって答える
「私には、わからないわ」
…そんな、何の脈絡もない夢。まぁ夢なんてそんなものだ。なぜ今こんなことを思い出すのか…暗い坂道を登りながら考えていた。

山道とはいえ、舗装されているのでそれほど大変ではない。20分程の全力疾走で大きな金属塔…発電所が見えた。辺りに焦げ臭い臭いが漂う。
入り口は金網のフェンスで囲まれている。車が停めてあり、周りには何人かあいつらが倒れている。…ここでも戦った跡…私は自転車を停め、髪を後ろで束ねた。
山を見下ろすと、木々の間からは隣街が見えた。やはり向こうはいくらか明かりが点いて見える。私はフェンスをよじ登って中に入った。
『ブゥゥゥゥゥン』
という機械音が響く中、金属塔のある中心部に向かって歩く。周囲は暗闇だが、あいつらが潜んでいることはなんとなくわかる。
ここに来て、私は武器を持っていない、丸腰だということに気付いた。
(あぁ…私バカ……)
それでも、今更引き返すわけにも行かない。唯一の持ち物である懐中電灯を両手で握り締め、気付かれないように、なるべくゆっくりと前に進んだ。
鉄塔の下に近づくと、小さな明かりが見えた。よくわからないが、何人かで大きなパネルのようなものをいじっているようだ。
遠目からでもよくわかる。この動きは…人間だっ!
「あの……!」
私は思わず走りだした。次の瞬間、明かりを持っていた人間が驚いてこちらを照らし、何かを構えて叫んだ。
「…!動くな!誰だ!?」
急な閃光に立ち止まってしまう。あの服装は…警官?構えているのは…拳銃!?
「撃たないで!私は人間よ!」
とっさに両手を上げる。時が止まったような時間が流れたあと、男は銃を降ろして言った。
「…すまない。状況が状況だけに…許しておくれ」
私は息を撫で下ろした。改めて近づくと、そこには三人の男性がいた。年の頃は皆50半ばくらいか。一人は警察菅。後の二人は作業着を着ている。
「しかし君…その格好は…」
警官が不可解な目をして言った。
「え?」
私は自分を見下ろした。…血だ。今まで気にもしなかったが、どうやら全身血塗れのようだ。
作業着の人たちも心なしか挙動が怪しい。私は警戒されているのだ。…まぁ、こんな格好では仕方ない…
「あの…すいません、こんな格好で…。今まで必死だったので…」
少しうつむいて話す私の言葉を、作業着のオジさんの声が遮った。
395('A`):2007/06/24(日) 18:06:46 O
>>345
しゃーぺんの落書きイメージ画ならあるけど、貼ると見てくれてる人のイメージが壊れてしまうので…
すいません。なんとか妄想して下さい
396('A`):2007/06/24(日) 18:28:12 0
小説ってそんなもんだしな
397('A`):2007/06/24(日) 18:34:14 0
あのゾンビゲームが復活しました。
世界規模でゾンビが発生した世界で、日本のデパートに逃げ込んだ人々(キャラ)に成りきり、ゲームを行います。
そこで自殺してもよし、生き抜いていくのもよし、脱出するのもよし自らでゲームエンドを決める。 いつでもやめてかまいません。
お気楽に見に来てください。ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1182676219/l50
398('A`):2007/06/24(日) 18:36:50 0
逆に人物像などを完全に限定できないのが小説のいいところの一つ。
399('A`):2007/06/24(日) 18:39:30 0
日本みたいに、人口密度が高くて銃器が普及してない国だとまじで全滅だろうね。
アメリカみたいに人口密度がやたら低くて(都市部以外)銃器が蔓延してるとこだと
結構生き残る人間が多そう
400('A`):2007/06/24(日) 18:45:01 0
わっふれわっふれ
401('A`):2007/06/24(日) 18:58:16 0
>>369
別に見張っているわけではないですけど…
402('A`):2007/06/24(日) 19:18:58 0
何を見張るのかが分からんw
403('A`):2007/06/24(日) 19:48:34 0
ストーカー扱いかよw
見守るとか言いなさい
404('A`):2007/06/24(日) 23:10:03 0
age
405('A`):2007/06/25(月) 00:01:02 0
初めて管理人さんが見れてちょっと感激したわ
406('A`):2007/06/25(月) 02:45:12 0
期待
407('A`):2007/06/25(月) 19:04:37 O
アゲ
408('A`):2007/06/25(月) 21:11:59 0
フンフフフン〜φ フンフフン〜Ψ

保守ハイリマス
409('A`):2007/06/25(月) 23:35:56 0
ほっしゅ
410('A`):2007/06/26(火) 02:46:42 0
全作者さん、カマ掘るカマ掘る。         
411('A`):2007/06/26(火) 03:21:20 0
キモサバイバー復活しないかなぁ。
412('A`):2007/06/26(火) 08:55:53 O
おk!
413('A`):2007/06/26(火) 09:44:10 0
>>358
  @

→A何・・・?このキーボード俺に何を言いたいんだ・・・?
414('A`):2007/06/26(火) 18:47:49 0
はやく更新をw
415('A`):2007/06/26(火) 19:22:15 0
こうゆうときこそ日記を・・・・
416僕達のバイオハザード・裏:2007/06/26(火) 23:25:45 O
「まぁ、最近の若者の格好じゃあねーやな」
そう言ってオジさんは首に巻いたタオルを差し出した。既に乾いた血液はそれほど取れることはなかったが、うれしかった。
少し汗臭いタオルは、どこか懐かしい。人と出会うことがこれほどうれしく感じることは、今までなかった。
話を聞くと、作業着の二人はここの職員で、街の電気が消えたのに気付き、修理に駆け付けたらしい。
警官は街の警察官。停電を不審に思い、駆け付けたとのこと。
「こんな状況だしな。助け合わないと。君もそう思ったから、そんなになってまでここに来たのだろ?」
そう言ってオジさんは笑った。思わず目頭が熱くなるのを堪えた。
「な、直りそうですか?」
私はパネルを覗き込んだ。もちろん、何が何だかわからない。とりあえず今は顔を見られるとヤバい。
「奴らがケーブルに突っ込みやがったんだ」
そう言ってオジさんは『立入禁止』と書かれたフェンスを指した。見ると、壊されたフェンスがあり、
中には沢山のケーブルと大きな機械がある。ケーブルの一部には黒く焦げた人のようなモノが絡まり、バチバチと火花を散らしていた。
「配線はこちらで何とでもなるんだが、送電するにゃ施設の中で操作せになゃならん」
「何か問題が?」
「入り口という入り口の鍵が壊されていてね。中に入れないんだ」
警官がため息混じりで答えた。施設の戸は大きく、少々のことでは壊れそうもない。皆、ここで手詰まりの様子だった。
私は辺りを照らした。排気構がある…
「あそこから入れません?」
「あー、ありゃ小さすぎてダメだ。…あんた、まさか」
確かに少し小さいが、多分、何とか…
「私が行きます」
オジさんは驚いて言った。
「だけどあんた、中だって何があるか…」
「もうすぐ電車が来ます。急いだほうがいいんでしょ?」
恐くないといえばウソだ。でも、私だけ見ているのは…
「いや、ダメだ。」
警官が不意に口を開く。
「私は市民を守る立場にある。その市民を、わざわざ危険に晒すようなことはできない」
「でも!」
言いたいことはわかるが、今はそんな場合じゃない。言おうとした私を、オジさん達が遮った。
「刑事さん、ここは助けてもらいましょう。私たちではどーすることもできんでしょう」
「アンタの考えは立派だけどよ。今、何をすべきかアンタもわかるでしょう」
オジさん達が説得している、ちょうどその時だった。
『フォォォォォオ!』
闇夜に、聞いたこともない大きな雄猛びが響いた。
「な、何!?」
驚く私たちに、警官が叫ぶ。
「亜種だッ!」
あしゅ…?
「稀に出てくるんだ。とても狂暴で、手が付けられない!しかも亜種は、やつらと違い私達を『敵』と認識して攻撃してくる!」
…私はそんなモノ、知らない。そんなのがいたの?辺りを緊張感が包む。
「何にせよ、これで選択の余地はなくなりましたな」
そう言って、オジさんは私に紙を差しだした。
「手順はここに書いてある。制御室を目指してくれ」
私は紙を受け取り、走りだした。
「君!」
警官が呼び止める。
「…くれぐれも、気を付けて」
私は強く頷いて、排気構をよじ登った。
417('A`):2007/06/27(水) 00:04:15 0
わふるわふる
418僕達のバイオハザード・裏:2007/06/27(水) 00:33:21 O
施設内は暗く、何の気配もない。ホコリと蜘蛛の巣を払い、懐中電灯を照らした。
階段といくつかの部屋があるようだが、施設の大きさのわりには部屋数が少ない。私は一つ一つ部屋のプレートを照らし、制御室をさがした。
(…場所を聞いておくんだった)
一階には見当たらず、二階に上る。暗い施設内で非常灯の明かりだけが妙に明るい。
階段の途中から、微かに啜り泣く声が聞こえてきた。どうやら、二階の一室から漏れてきているようだ。
(人が…いるの?)
恐る恐る戸に近づいた。確かに、男性の泣き声だ。私は静かに戸を開けた。
「うぅぅ…」
室内は長テーブルとパイプ椅子が並ぶ、会議室のような部屋だった。その中で、机に突っ伏したようにして男性が泣いているようだ。この人も作業着を着ている。
「あの…」
私が声を掛けるより早く、懐中電灯の明かりに気付いたのか男が立ち上がった。年の頃は30前後か。小太りで、眼鏡をかけている。
「大丈夫ですか?」
男を照らしたが、男はこちらを向かず、泣きながら言った。
「うぅぅ…ぼ、僕のヨーコが…。あいつらに…食われちゃった…」
(ヨーコ…?)
「ヨーコ…僕に優しくしてくれた、唯一の…うぅ…」
…この人も、誰か大切な人を亡くしたのだろうか…
「あの…ここは危険ですよ。一緒に避難しましょう…」
しかし、私の話を無視するように男は呟く。
「うぇ…く、食われちゃったんだよぅ…」
そう言って、犬のリードを握り締めた。
(い、犬…?)
「あの…ヨーコって、犬…?」
私は恐る恐る尋ねた。尚も号泣する男は、黙って頷く。
なんだ…そう呟くところだったが、さすがにそれは失礼だ。
「悲しいのはわかりますけど、今は…」
すると、今度は男が突然笑いだした。
「ヒヒヒ…そうだよね。泣いてる場合じゃないよね」
そう言ってこちらを向いた。
「だって、もう悲しくないもんね。ヨーコが…帰ってきてくれたもんね」
「…?」
「ヨーコ…おまえ、人間の姿になって、僕のところに帰ってきたんだね」
男は満面の笑みを浮かべて言った。
「あの、私は…」
私の声を男が遮る。
「ぼ、僕はさぁ、女の子に全然相手にしてもらえないからさぁ…おまえ、わざわざ女の子になって、来てくれたんだよなぁ?」
そう言って、パイプ椅子をガタガタ言わせながら一歩一歩近づいてくる。思わずあとずさった。
「気の毒だけど、私はヨーコじゃありません」
「…ヒ…ヒヒ…もう、離さないからねぇ。ずっと、一緒だからねぇ…ヒヒ…」
こちらの言うことはまったく聞いていないようだ。だらしなくニヤケた口からはよだれを垂らし、目はこちらを見たままで瞬き一つしない。
いい知れぬ恐怖を感じて、つい声を荒げた。
「いい加減にして!状況をわかっているの!?私はあなたの可愛がっていた犬じゃないッ!!」
…すると、男は立ち止まり、とたんに悲しいとも不機嫌ともとれる表情をした。
「…よ、ヨーコお前…ご主人様に向かってその口の聞き方はなんだよ…」
「だから…」
「いつも言っているだろう。俺はお前のご主人様なんだから、尊敬し、敬い、尽せって……」
少し、肩が震えているのがわかる。
「せっかくさぁ…しゃべれるようになったんだ…まずは言葉遣いから…」
そう言って、リードを胸元で引っ張ってみせた。
「しっかり調教してやるからなぁ…!」
(…コイツっ!)
背筋に激しい嫌悪感が走る。私は思わず部屋を飛び出した。
419('A`):2007/06/27(水) 00:33:51 0
わんわんっ
420('A`):2007/06/27(水) 01:31:22 0
変な奴が来たwwww
421('A`):2007/06/27(水) 06:31:59 0
422('A`):2007/06/27(水) 07:45:33 0
あれ、主人公って女だったのか・・・
423('A`):2007/06/27(水) 11:31:45 O
キモヲタきたー
424('A`):2007/06/27(水) 12:40:14 O
支援だわんわんっ
425('A`):2007/06/27(水) 14:17:55 0
426('A`):2007/06/27(水) 16:03:22 0
                         ____
                      ,   ´:. :. :. :. :. :. :. : `  、
                      /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\
                      /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :./:. :. :. :. :. :. :. ヽ
                    /:. :. :. :. :. //:. :/:. :.::/:./:. :. :. :. /、:. :.:ヽ
                     /:. :l:|:!:. :i:.:.|:.|:._/__://i:.:.l:. :. :/:./川、;l:.ヽ:.',
                ,':. :. 川:. :|:.:.l: |´/ !//`lヽl:. :.:,':./`ヾ卅i:.i:.l:.:',
                     ,':. :. :川 :. l: :lV|/ レ   lハ:. :i:l:.j    ゛|:.|:.|:.|:.|
                i:. :. rY::|:.:.|:.:.| ヾ、__  |:./lj:.| ̄ヽ j: l:.j::|:.|
                  j : . { {|Vi:. l:.:.|  `"""´ V  |j   V::/:.:l::l: !   はいはい、保守すればいいんでしょ?
                   |: : :jヽ| |ヽヘV         ヾ、_ /:/:. :.j:jリ
                   |:. / :. | |: ヽl            、  `゙/:/: :.//
               j:./:.:.:/| ',:. :.|    /⌒ヽ、    /イ:.:.://
               |/:. :/::l:. l :. l\  l   /    /|//l/
                 /:. :/::∧:.ヽ:.l  ヽ、`ー '  _ , イ:.:!:.|:. ||
-――― 、         /: :./::/: _',: :. :ト、__,二T、 ´:l::|:. |:. :|:.l:.:.||
_     ヽ、_       /:. :/-‐'´ ',:. :.:',:::::::::::::::::ノへl:.|:. |:. :|:.|ヽll
/`ー―   ヾヽ__∠r‐'''´       ',:. :.l::::::::::::::::j   \:|: :j:j:.:.ヾ
    /    |/l´| | |          ',:.:|――-/     |://、_:\
         ノノl ヽ | |          V ̄ ̄'/      ,lj/  / / ̄j
427('A`):2007/06/27(水) 16:35:47 O
428('A`):2007/06/27(水) 18:44:01 0
   \     毛       /
  腿  \_  |   _/
          彡彡彡
          ミミミミ クリトリス
         ミミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄
         ノ σ ヽ 尿道
       / / ゜ヽ ̄ ̄ ̄ ̄
大陰唇 / //\\ \ 
 ̄ ̄ ̄ ̄  ( ( 膣 ) ── 小陰唇
      \ \\// /
         `   \/  '
\         *──アナル      
  \_____/\_____/
429('A`):2007/06/27(水) 21:48:20 0
胴体切断女とチェーンソーのくだりで吐き気を催したんだけど、
帰ったほうがいい??
430('A`):2007/06/28(木) 04:32:16 0
胴体切断女?どこで出てきた?
431('A`):2007/06/28(木) 09:29:31 0
なつかしー>>1
432('A`):2007/06/28(木) 10:00:52 0
わふわふっ!


>>428
尿道以外触ったことあるよ

433コブン:2007/06/28(木) 11:10:57 0
この展開は完全にネ申w
wktkが止まらない(´;゚;ё;゚;)
434('A`):2007/06/28(木) 11:17:16 0
女主人公ならでは、だな
クレイジーなオタク相手に危機を感じるのは。
435('A`):2007/06/28(木) 21:15:50 0
俺らだとナカーマだからな
436('A`):2007/06/28(木) 21:59:06 0
行動力があってでしゃばる女は嫌いだ
437('A`):2007/06/28(木) 22:20:50 0
だけど…中途半端にしかvip語を話せない自分はもっと嫌いだお
438('A`):2007/06/29(金) 06:49:08 O
439('A`):2007/06/29(金) 09:08:14 0
おれもクレアみたいなアクティブなヤツァ好きくない
出来ればもう主要キャラとしてはバイオに出ないで欲しい
クリス編のムービーのみとかでヨロ
440('A`):2007/06/29(金) 09:36:13 0
中古屋さん行って並んでるFFシリーズ見ても
動画サイトで上がってるFFのシーン見ても
12だけはどうも二度とやる気にならん
他は何年か周期でヤリタイ感でムズムズするんだが、12はこれっぽっちも思わん
サントラ聞いて「あぁナツイな」と思うぐらい
441('A`):2007/06/29(金) 09:37:17 0
誤爆です>_<; 
ミナイデェー
442('A`):2007/06/29(金) 13:05:27 O
期待age
443('A`):2007/06/29(金) 19:10:33 O
わっふるわっふる
444('A`):2007/06/29(金) 20:43:05 0
                      __
                 _, '"´      `丶、
                /            \
                  / ,' /  / /  ヽ   `ヽヽ
               l l j __ // ,イ   、ハヽ   }! ハ
               l l 「 j_从7ヽハ  !七大 ` } リ }/
                | l Vf゙i圷/ jl ノィアト、ヘ// /
                  j l  l  V_:ソ  ´  V:リ /jイノ
               ,' ハ ヘ.       '  ` ,'  l ! わっふる!
                / / l  ヽ   ー ‐  .厶 |ハ
                //' ∧  弋ト 、 __ , r<7  l ヽ
          / / / ∧   Vー、 Kヽ{   ヽ  ヽ
         /  /./  /¨}   ',__∧_j_l::::ハ   \ }/
         ,′  l {  /:::/   /::::ヾ ☆Y:::ハ    X
         {   V r'::::::/   /::::::::::\__j:::::入xぅ/  \
         ヽ  l  { :::/   /::::::::::::::::::V://∠     ',
          }  ! j/  /:!::::::::::::::::::∧V _二}:ヽ   /
          /  /  {   〈:::::::l:::::::::::::::/:| j/ -ーソ:::ノ   /
         / /  |ヽ  \:::l:::::::::::/∠/j  rテ':〃  ( ヽ   ,
.      / /  、__jノ   ∧{::::::/ ,/ {  _/:::ハ   `ー彡
      /  〃  、__ >   /::;>'´   /! ∨ヘ::::ヾ::\   < _
      ヽ {{    =ァ 彡<::/     { >く{ ヽ:::::ヽ:::::ユ=―'´
445ジュピター☆キング ◆r1lnRLmLxg :2007/06/29(金) 20:56:28 0
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)


>>358
つ 【84点】

>>361
つ 【41点】

>>362
つ 【45点】

>>363
つ 【4点】

>>416
つ 【23点】

>>418
つ 【60点】
446('A`):2007/06/30(土) 00:43:05 O
お前は誰だw
447('A`):2007/06/30(土) 01:13:53 0
期末テスト終わったら、書いてみるかな。
448('A`):2007/06/30(土) 02:56:56 0
ちょwww4点wwwww
449('A`):2007/06/30(土) 04:00:00 O
>>440
まだ出てから2〜3年しか経ってないのにもうナツイか
450('A`):2007/06/30(土) 07:08:03 O
451('A`):2007/06/30(土) 12:31:21 O
あつがなついぜ!
452('A`):2007/06/30(土) 16:49:20 0
 ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  作者さんまだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/
453('A`):2007/06/30(土) 16:52:16 0
>>445
そのスレってどこにあんの?
454('A`):2007/06/30(土) 17:29:04 0
>>453
俺もきになってたw
455('A`):2007/06/30(土) 19:22:13 O
わんわんっ?
456('A`):2007/06/30(土) 22:10:26 0
ho
457('A`):2007/06/30(土) 23:00:43 0
このままじゃ、ただの雑談スレになっちまうぜベイビー!!
458('A`):2007/06/30(土) 23:48:14 O
好意で公開してる内容に嫌がらせのように点数付ける馬鹿が居たら
公開する人間も居なくなるわな。あまりにもデリカシー無さ過ぎ。
こっちも楽しみにして見てんだから余計な事すんなや馬鹿が。
459黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/06/30(土) 23:49:17 0
毎回ワクテカがとまらんぜ
460('A`):2007/06/30(土) 23:59:22 0
    ,>-、_       `ー、;;;;;;|::... `ヽ,
   /:::..{ ̄`ヽ,_ |      }_ノ ̄`、  ヽ
  ./:::...,ri   |::`~'  〕 _,,,-一!    :i   i
  {:::....{;;;\_ノ}    ´~|:.{ `、 i     :i   l
   !:...(_);;;;;;ノ.:i     |:r!、_ハi   ..::}  :i
  _}_::...`ー´、ノ     |:|;;;;ノ.:! i::.....:::ノ  :i
   `ー-、;;;ム     |0-'.::i ト--'´  ..::/
 ´"''~゙゛、、,r-一ー、   !、;;;;/ i ゙゛   ::ノ   >>445
      /:     'v´ ̄`ヽ 、L_;;;-ー´
\/   {::.         `,゛ `,       お前つまんねーしウザイ。死ねチンカス野郎
::../\   '、::..    ,i::..    ノ   i
::::::,-一、..  `ー-一´`ー-一'´  /
:::/;;;;;;;;;;;`ー、_:::::::::::..._ノ_::::::_ノ´
`|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、;-、_;-´;;;;;;`i´
 !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;へ;;};;;;;;`i;;;;;;;;;;;;;}\
461('A`):2007/07/01(日) 00:01:01 0
AAもやめようね。同じくらいウザイから。
462('A`):2007/07/01(日) 00:04:30 0
本人乙
463('A`):2007/07/01(日) 07:28:24 O
464('A`):2007/07/01(日) 09:21:44 O
バスケットはお好きですか?
465('A`):2007/07/01(日) 11:45:47 0
続きマダー?
466('A`):2007/07/01(日) 17:44:56 0
>>464
大好きです
スポーツマンですから
467('A`):2007/07/01(日) 20:27:17 O
俺は街が閉鎖される前に脱出 だが自衛隊や警察に知り合いもいるので心配だな 戦闘、襲われて殺害されてゾンビ化とかもありえるし
468('A`):2007/07/01(日) 20:36:07 0
おれは実家だから、自分だけ感染を免れたとしても家族がゾンビで寝込み襲われ×
家族も無事な場合、肉体的にひ弱な母親と妹を守らなきゃいけない
もし隣の家族がゾンビになったら守れる自信がない。よって×

数年後って設定で一人暮らしの場合
これは色んなパターンがあるな
だけど考えるの面倒

作家さん、続きおながいしまーす
469('A`):2007/07/01(日) 23:19:37 0
ほかにも、子持ちのウーマンとか、特殊部隊からの視点を描くのも一理あるな。 作者さん、ガンボ。
470('A`):2007/07/01(日) 23:43:06 0
うちは4人家族。
両親は比較的健康で、専門学校生の弟と共に戦力になりえる。
しかも武器としてひぐらしで出てくるあのサイズの鉈がある。
自分は力には自信が無いが、バイオでは生存フラグとも言える初歩的なピッキングが出来る。
交通網は死んでるだろうからどこまで役に立つかはわからないが、全員車に乗れる。

…結構生存率は高そうだ。
471('A`):2007/07/02(月) 00:32:15 0
じゃあ趣味で競技射撃してるからショットガンとライフル持ってる俺は
生存フラグ立ちまくりじゃね?w

まあこんな発言した時点でフラグ消えかけてるけどなwww
472470:2007/07/02(月) 00:41:17 0
>>471
パーティー組めば問題ない。
ただ2人だけだと過疎ってる所をアイテム集めするには良いかもしれないけど、敵の数が多いとまずい。弾無駄遣いしたくないし。
弾の温存のために格闘戦が得意な人と、後はメディカル系の人もほしいな…

そんな訳で…

1:格闘型
2:471
3:470
4:メディカル

これってなんていうか……
『くさったしたい が あらわれた』
の世界観になりそうだ。
473('A`):2007/07/02(月) 00:47:32 0
>>472
それ完全にゲームだろw
まあ確かに現実ではゾンビなんて発生しないけどなwww
474('A`):2007/07/02(月) 01:15:32 0
現実にゾンビが一匹でも湧いたら
世界は確実に滅亡する
475('A`):2007/07/02(月) 01:47:30 0
>>474
一匹ならダイジョブじゃね?
ウイルスの潜伏期間が長くて拡散すれば危ないけど。
476('A`):2007/07/02(月) 02:22:06 0
ダイジョブじゃないと思うよ・・
まずゾンビに対抗する術どころか
ゾンビがどんなものなのか最初は誰も知らないってことがそもそも致命的
被害は間違いなく加速度的に拡がる
一度拡がればもう収束する術は無いだろうね
477('A`):2007/07/02(月) 02:24:46 0
478('A`):2007/07/02(月) 02:27:28 0
うまいなあ
こういうのさらさらって描けるやつが羨ましい
479('A`):2007/07/02(月) 02:43:49 O
でも最初の一体が銃持っててしかも被害妄想癖のある奴の所にいったら即終了だなw
まあそいつは実は世界を救ったヒーローなのに犯罪者として扱われちまうけどなwwwww
480('A`):2007/07/02(月) 04:09:34 0
銃の不法所持&公共の場での乱射で犯人というか英雄はソッコーぶちこまれるだろうけど
頭部に弾丸撃ち込まれたゾンビの司法解剖だってやるだろ
撃たれる前から腐敗の激しい死体なんてありえないだろうし、
これはおかしすぎる、ってんで法医学の権威がだな
数人集まってああでもないこうでもないやるわけだよ
「すんません、○○さん、ちょっとここ見て貰えますか?」
「なにどれどれ・・・あ」
「どうしました?」
「いや、なんでもない、遺体の血がガスで飛ばされて目に入った・・かまわん続けてくれたまえ」
「はい、この遺体は紛れもなく遺体なんですが、
皮膚組織そのものは腐敗しつつ再生していた形跡がですね・・・」

ってなる
481('A`):2007/07/02(月) 04:12:33 0
逆に考えよう。宇宙のどこかにゾンビだらけの星があったしよう。そこに何の因果か普通の人間があわられるってのはどうだ?
ゾンビが普通の人間になってしまう病気。まぁ、即食われて終わりっぽいけど。普通の人間であること自体が病気な状態だから普通の人間になってしまったゾンビを食らったゾンビはみんな普通の人間になってしまう。
いつの間にやら普通の人間の数は急速に増えて星を二分した世界大戦が勃発するとかどうだろう。
またそのゾンビ星は実はTウィルスの蔓延した未来の地球であり、何らかの方法(あるいは事故)で時空を超えて今の俺らのいる時代の人間が
ゾンビ星(未来の地球)に飛ばされて、そこで出逢った普通の人間になる病気に掛かった勢力とともに、存亡を懸けた戦いに巻き込まれる。
ゾンビ星(未来の地球)に飛ばされた喪男(主人公)は地球(現在の地球)に居た頃に片思いしていた美少女そっくりな普通の人間(元ゾンビ)とめぐり合い
恋心が芽生える。喪男であるゆえの自信のなさが恋の邪魔をする。
また、地球(現在の地球)に帰りたいと当初は思いなんとか戻る方法を模索するが、やがてゾンビ星での戦いや恋愛の中に地球(現在の地球)に居た頃には味わえなかった充実感を感じ始める
しかし、ゾンビ星での戦いはやがて普通の人間だらけの惑星をつくることを目的とした戦いなのだ。(普通の人間の勢力視点では)
戦いやゾンビ星での暮らしに自分の居場所を見出しつつも、やがて訪れるかもしれない自分が居た地球と同じような未来に不安を抱き、主人公は苦悩する。

日本語でおkとか言われそうな文章だが、こんな小説書いてみたい。
482('A`):2007/07/02(月) 07:41:54 O
483('A`):2007/07/02(月) 15:15:37 0
>>481
書いたらええんや!書いたら!
484('A`):2007/07/02(月) 20:34:20 0
アイデアあるならすぐ書けばいいのに・
485('A`):2007/07/02(月) 20:40:18 0
オレは宇宙に廃棄したウイルスが流星群の破片に当たって落ちてくる、みたいなのを考えたことがあった。
いつかバイオハザードみたいになってくれないかなぁ、みたいな願いが本当に叶った〜みたいなの。
486481:2007/07/02(月) 21:40:57 0
うん、ちょいと書いてみる。以前別板でSS書いたら、批判されたことがあるんだ。
臆病風に吹かれて、ちょっとみんなの反応を覗う形をとってしまった。
批判を恐がるなら、創作なんかするなとか言われそうだが、やっぱり恐いもんは恐かったから。
ちょいと時間が掛かるけど、大学のテスト明けくらいにはうpできるように書いてみる。


487('A`):2007/07/02(月) 22:10:38 0
待ってるわんわん!
たまに採点してくる空気コテがいるけど、無視する方向で
488('A`):2007/07/03(火) 07:24:06 O
489('A`):2007/07/03(火) 12:04:31 O
俺も放置してしまった作品の続きを書いてくる!
今度こそ俺はやるっ!!
490('A`):2007/07/03(火) 12:08:42 O
そっそれはどの作品の復活フラグですか!
491('A`):2007/07/03(火) 13:30:36 O
>>490
>>157なんだ・・・・・・
実は少し書きためてたんだが途中で文才の無さに嫌気がさして放棄してしまった・・・・・・
Gとかそういうクオリティの高い人じゃなくてごめんね。
492('A`):2007/07/03(火) 23:01:51 0
           ┌v ''''i''''v┐
           (. ){.  |  } .)
.           ( .)゙'ヽ_,ノー'
.          `ー' ,、.┴┴ 、
            ノ >-─|<`ヽ、
            く へ,   V、_,/
          (⌒ヽ\ノ,〉 >'、\/⌒j 
         { ヽ、  テ彡⌒ ⌒}  ノ | 
         | }  丶 . .,,___ノ、ノ/{ i
         |. {           } |
        ⊆ニゝ     ●   ヽニ⊇
      ̄ ̄ ̄ ̄|: :   ぶり : :  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
493('A`):2007/07/03(火) 23:20:27 O
今の時点で展開に期待してる作品って何?
494('A`):2007/07/04(水) 00:05:11 0
僕・裏と>>157
495('A`):2007/07/04(水) 01:09:48 0
これって誰がいつ書き始めてもいい空気?
496('A`):2007/07/04(水) 01:45:07 0
いい空気さ
497('A`):2007/07/04(水) 02:59:53 O
点数付ける厨さえ居なくなればいい空気になるだろうがな。
498('A`):2007/07/04(水) 04:24:04 0
なに、↑コイツも採点厨と変わらんさ
499('A`):2007/07/04(水) 07:11:56 O
500駄文:2007/07/04(水) 07:36:21 0
飯がこない。



引きこもりを初めてどのくらい月日が立ったのだろう
おおよそ半年くらいなのだろうか。
周りから否定され続け世の中というヤツから自分を隔離したかった。

目の前のPCだけが自分の世界だった。


朝、昼、晩
おおよそ決まった時間に親の運んでくる飯
家の人間が出払っているときに入る風呂
部屋の中でたまにする運動くらいがぼくの人生の唯一の楽しみだ

その楽しみの一つが何故こない。

「ババァめ。オレを殺す気か」
501駄文:2007/07/04(水) 07:43:10 0
どんなに待っても朝飯はとうとうやってこなかった。

「あのババァ・・・・ 体でも壊したか?」


どこかに八つ当たりしたくなる衝動をぐっと押さえ
外の気配をうかがってみた
家の中に誰もいないようだ

たまには自分で冷蔵庫を漁ってみよう
冷凍食品はレンジでチンするだけだし

便所がてらに慎重に外に出た。
やはり誰もいる気配がない

トイレで用を済ませ台所に向かう。
何やら外ではババァ共が井戸端会議でもしてるのだろうか
やかましい声が聞こえる
502駄文:2007/07/04(水) 07:56:01 0
「う・・・ うまい!!」
近頃の冷凍食品はあなどりがたいものだ。
自分で作ったということがなおのこと美味くしているのかも知れない。

気分も良くなったので久しぶりに髭でも剃って自分の部屋に戻った。
まだババァ共の声が外から聞こえる。うるさい。
やかましい声に悩まされつつ満腹感に包まれたまま僕は眠った。


どぉぉぉぉおおん・・・・


「!?」
何か大きな音がした。
結構近くだったぞ・・・

久しぶりにカーテンを開けて窓から外を眺めて見る
何か様子が変だ。
人は・・・いる。歩いている。
だが何か虚ろだ。顔色も悪い・・・
大丈夫なんだろうか?

まぁ自分には関係ないからどうでもいいが。


音のした方向を眺めてみた。
近くのガソリンスタンドが燃えているようだ。
「おーお・・・ 派手にやっちゃって・・・」
野次馬どもが群がりそうなネタが出来上がっていた。

そんなことよりボクにとってはどこかが燃えようが
この後の晩飯の方がはるかに大事なのだ。

さっさと帰ってきて晩飯作ってくれ。ババァ
暇つぶしにPCでもしてることにした。
503('A`):2007/07/04(水) 07:56:15 O
いつのまにか復活してたんだね、>>1乙!
504駄文:2007/07/04(水) 08:07:24 0
適当にネットサーフィンした後に時間を確かめてみる

21:53


「ババァ・・・ 殺す・・・」
家の中の気配を探ってみた。

・・・おかしい。 
誰もいる気配が無い。
というより今思えば外の様子もおかしい。
さきほどの火事もいまだ鎮火してないようだ。

何やってんだ。消防署


そんなことより飯だ。どうなってんだ今日は。
慎重に周りの様子を確かめて
部屋を出てみた。家の中に明かりはついておらず
やはり誰もいないようだ。

「飯も作らずたいした身分だな・・・」

いないならいないでさっさと風呂に入ることにした。
よく体を洗い、PCの前で凝り固まった体をほぐす。


風呂から上がりそそくさと部屋に戻る。
自分の部屋から外を見るとまだ火事が続いている。
いいかげん消えても良い頃だとは思うが・・・
505駄文:2007/07/04(水) 08:17:46 0
「・・・・誰・・・けて!!」

ん?なんか外から声が?

「助けて!!」
はっきりと悲鳴が聞こえる
外を眺めていると暗くてよく分からないが
女が何人かに追いかけられているようだ。

あわ・・・ あわわわわ!!!
落ち着け。こんなのはエロゲで何度もあるシチュだ。
どうしよう。声を出すのは恥ずかしい・・・

「えーい!!後でババァの部屋のヤツと交換だ!!」
思い切って窓を叩き割ってやった

その音に気づいてくれたのかその女もこっちに気づく。
なんとかジェスチャーで家に来いと伝えて
女も後ろの変態共も家に向かってくる。

急いで玄関に走りカギを開ける。
「早く!こっち・・こっち!!」
女を家に入れてすばやくカギを懸け扉を閉める。

「ありがと・・・ 本当に・・・ありがと」
女は泣きながらへたれこんだ。

きれいだ・・・・。 年は同じくらいなんだろうか?
美しい女性だった。

「い・・・いや!!そんな!! そ! それより
 大変でした!ね!け・警察に電話しましょう・・か!!」

家の電話を取って警察に電話することにした
506('A`):2007/07/04(水) 10:41:13 O
乙!


つーか俺も書いてるんだけど、
最近スパロボが面白すぎて帰ってもPCつけないで終わる・・・
507('A`):2007/07/04(水) 11:06:35 0
また改行厨か('A`)…と思ったら面白いな
508駄文:2007/07/04(水) 13:31:15 0
おぉ、構想5分のクソ駄文にサンクス

もう落ちは出来上がってるのでリアルの用事終わったら一気に書き上げまつ


もう女居る時点で落ちわかるかもわからんが('A`)
509('A`):2007/07/04(水) 13:32:55 0
くぁsくぇdrsftgfvjmhgrfmjhんgbfヴぇd
510駄文:2007/07/04(水) 14:56:17 0
>>505より

「多分・・・ つながらないと思うよ」
何か彼女が呟いているがかまわず110に電話した。

繋がらない・・・・
何度やってもダメだ。
今度は地元の警察署に電話をかけてみる。

電話はかかるが誰もでない。
今日は消防署といい警察といい
何やってやがる・・・!!

奇妙なことはもうひとつだ。
外にいるであろう暴漢達が家に入ろうとする様子が見られない。
いや・・・正確には入ろうとしているのかも知れないが
ドアを開けようとしていない・・・ まるで開け方が分からないような・・・
511駄文:2007/07/04(水) 15:05:08 0
とりあえず玄関にすぐにあのアホ共が入ってこれないよう
ソファーやら何やらを置いておくことにした。

家の一階は極端に窓が少ないし
あったとしても小さな窓なので
大人が入れるとしたらまず玄関以外にはありえないだろう。

とりあえず簡易バリケードを作り一安心したところで
彼女に何があったのか聞いてみる。

「あ・・・ あの。 なんで・・・ 追われてたんですか?
 いや!!その言いたくなかったらその!!別にい!いいんですけども!!」

「TV・・・ 見てませんか?」

ずっとエロサーフィンしていたボクがみる訳も無い。
とりあえずTVをつけて見た。

・・・・ なんだこりゃ?


「N県S市にて不発弾発見」
512駄文:2007/07/04(水) 15:10:54 0
「付近の住民の避難はすでに完了しており・・・・」

いやいや、待てよ。ここにまだ居るんだが・・・
ていうか家の前にもまだ数名いるぞ?

そもそも避難勧告なんてあったのか?

「あれ・・・?避難勧告ってあったんですか?」

「・・・そんなもの・・・ありませんでしたよ・・・」


???
どうも事態が飲み込めない・・・
というか不発弾が発見されたなら一刻も早くここから出なくてはならない
巻き込まれでもしたらたまったものではない。
513駄文:2007/07/04(水) 15:24:13 0
「今日・・・ 外に出てないんですか?」

「え?いやぁ・・・ その今日は休みで・・・
 疲れてて・・・ 部屋で体を・・・ 休めてて・・・」

必死に引きこもりとバレないようにごまかした。

「多分・・・ 今日の朝・・・ 朝なのかな・・・・
 おかしな人たちが・・ そう・・・
 まるで生気がなくて・・・ でも・・・ものすごい力で・・
 人をかみ殺して・・・ みんな・・・」

よほどおぞましい光景を見てきたのだろう。
その場でうずくまり泣き始めた。

「私も会社に行ってる途中に襲われて・・・
 そこで・・・ガソリンスタンドの店員さんに助けられて
 私もそこで警察に電話したけど通じなくて・・・」
514駄文:2007/07/04(水) 15:30:22 0
「みんな・・・ みんなまともだったんですよ!!
 でも・・・ 誰かがいれたお茶を飲んだら
 みんなおかしくなって・・・ 私一人でまた逃げて・・・・」


・・・どうなってんだ?
お茶飲んでおかしくなる?
人間をかみ殺す? 
この人アタマ大丈夫なのか?

そういや・・・ ババァはどうした。
あの野郎朝から見かけてないが・・・・
515駄文:2007/07/04(水) 15:35:17 0
「えっと・・・ そ・・ それじゃとりあえず・・・
 なんか飲む? 気持ちでも落ち着けて・・・さ?」

そう言い残して
とりあえず台所に向かった。


お茶を飲んで・・・ おかしくなる。
アホらし、茶葉にそんな成分あるんかいな・・・。

とりあえずコーヒーでいいだろうと思って
適当なインスタントコーヒーを取り出して
お湯を沸かそうと思いやかんに水をいれた。


・・・・水・・・・

「朝から・・・」 「お茶を飲んで・・・」


そういや俺今日水道水飲んでないな・・・
516駄文:2007/07/04(水) 15:38:46 0
居間に戻って彼女にある質問をした

「あの・・・今日水道水飲みました?」

ここいらの地域ではまず水を買って飲むヤツなんかいない。
田舎もいい所だからもっぱら水道水を利用するヤツが大半だろう。

「いえ・・・・ そういえば・・・」


まさか・・・な・・・。 いや思い過ごしだとは思うが・・・
気味が悪くなったのでコーヒーはやめて
冷蔵庫の牛乳を温めてホットミルクを作ることにした。
517駄文:2007/07/04(水) 15:47:06 0
「ありがとうございます・・・」

彼女の前にカップをおいて
ボクもゆっくりとソレをすする。

適当に作ったにしてはいい温度だ。うむ。
あいかわらず外のアホどもは扉の前で往生してるようだ。
近所の人も助けに来てくれたっていいだろうに・・・

普段から変な妄想ばかりしていたから嫌に落ち着いてる自分がいた。


「とりあえず・・・ 警察にも連絡取れないし・・・
 そ!・・・外には変なヤツも居るから・・・今日は
 その・・・ えーと・・・ ですね・・・ そのですね!!
 泊って・・・ い ・・ いってください」

「え・・・ あ! ありがとうございます・・・」

疲れきっている彼女をとりあえず休ませるのが
優先事項のように思えたので布団を居間に持ってきて寝かせた。
今日初めてあった男が近くに居ては熟睡も出来ないだろうが
近くにいてもらわなくては何があるか分からない。

彼女と距離を取って彼女には眠ってもらった。


エロゲだったらこれはセクロスフラグ・・・・
そんなことを思っていたが童貞のボクにはそんな行動力はなかった。
女性特有の甘いにおいが居間を包んでいた
518駄文:2007/07/04(水) 15:53:01 0
居間の電気を豆電球一つにしてTVを見ていた。
あいかわらずババァも帰ってこない。
嫌な妄想だけがアタマを駆け巡る。

飯は誰が作るんだよ!!!ったく!!!!


今はこの人もいるし部屋に引きこもっている場合ではない。
とりあえず玄関、外の様子に気を配っていた。
あいかわらず火事は続き、変態どもは玄関前にいる。

TVは相変わらず不発弾の処理のニュースをやっていた。
ひきこもりということもあってかその処理現場がどこなのか
皆目検討がつかない。そもそもボクの住んでる所なのか?コレ?
519駄文:2007/07/04(水) 16:01:36 0
そもそもなぜ彼女はTVを見てくれといったのか?
不発弾などない、避難勧告もなされていない。
そのことを知っているはずの彼女がTVのニュースを
ボクに見せて伝えたかったことはなんなんだろうか?


嫌な妄想が頭をかけめぐり、ソレを払う。
払うがどうしてもその考えがアタマから離れない。
まさか・・・ とは思う。
思えば人肉を食らうような常軌を逸した出来事が起きているようなのだ。
ガソリンスタンドの火事などニュースになってもよさそうなものであるだが・・・

ある考えがボクの中で構築されつつあった
520駄文:2007/07/04(水) 16:05:38 0
真昼間眠ったおかげか余裕で徹夜出来た。

朝を迎えてもとうとうババァは帰ってこなかった。
おそらくはもはや手遅れだと心のどこかで考えるようになってきた

彼女が起きたようだ

「おはようございます・・・」

やはりどこか疲れてるようだ。
しかし女性の寝起きのなんともかわいらしいものである。

エロゲだったら隣に眠れていたのに・・・・
いや、そんな妄想をしている場合ではなかった。
521駄文:2007/07/04(水) 16:10:34 0
ボクは彼女に聞いた
「ここいらで一番大きいデパートってあります?」

「・・・○○って所ですかねぇ・・・?」

どう行けばいいのかさっぱり分からなかったが
彼女が知ってるならまぁ大丈夫だろう。

ボクはそこに行こうと提案した。
もちろん理由はある。
というか恐らくそこに行かなければ僕達は死ぬ恐れがある。
ボクの「妄想」が当たっていればの話だが。
522駄文:2007/07/04(水) 16:16:50 0
家の玄関前の様子を伺う。
相変わらず4〜5人のアホ共がいる。こちらは二人だ
正面突破は難しいだろう。

ボクの部屋から家のガレージを確認する。
なんとか2階の屋根伝いにあそこに降りられそうだ。

ババァが最近のガソリン代高騰の煽りを受けて
自転車通勤を始めていてくれたおかげで車はガレージに残ったままだ。
もちろんボクは運転出来ないので

「免許持ってます?」
と彼女に聞いたところペーパーだが出来るそうだ。

ボクとそんなに変わらないような気もするがまぁいい。
運転してもらうことにした。
523駄文:2007/07/04(水) 16:20:43 0
慎重に屋根伝いにガレージに近づく。

「いいですか?せーの!!」

同じタイミングで飛び降りて勢いよく車に乗り込み
急いでカギをかける。これで一安心だ。

・・・・?
一向に車が発進しない。
アイツらも気づいたようでこちらに向かってきた。

「・・・いや!あの!!発進しましょうよ!!」

「すいません・・・すいません!!私AT限定なんです・・・」


やはりボクと変わらないじゃないか!!!
だがキレイだから許すとしよう。
そんなボケをかましてる間にもヤツらはこちらに向かってきた
524('A`):2007/07/04(水) 16:25:20 0
おっと、いっぱい上がってるw
今オナってるからそいたjすぐかおあ
525駄文:2007/07/04(水) 16:26:47 0
「分かりました!! 変わって・・・ 変わってください!!」

こんなピンチはネトゲで何度も味わっている。
まずは冷静になることだ。深呼吸をしつつ
ボクの知識をフル活用した。


まずエンジンがかからない


確か昔のレースゲームで「クラッチ」を押しながらでなければ
ギアを変えられないゲームがあった
つまりギアを変えるにはクラッチなるものを踏めばいいわけだ。
よし。まずクラッチを押しながらエンジンをかけてみることにしよう。


しかし引きこもりのぼくにクラッチの場所がわかる訳がなかった
足元には3つ踏むものがある。どれだ!!
526駄文:2007/07/04(水) 16:30:07 0
こういうときは消去法だ。
「普段運転するときってアクセルってどこですか?」

「一番右です!!」

彼女もかなりテンパってきている。これはヤバい。
右ということは一番右はクラッチということはありえないということだ。

ということは左か真ん中になる。
こうなりゃ二分の1に懸けてみるもんである。

真ん中のペダルを踏みつつキーをまわした。


まるでエンジンはかかる気配はない。間違えた
527駄文:2007/07/04(水) 16:32:43 0
ということで左を踏みながらキーを乱暴にまわす

エンジンがかかった!!

そしてここからが問題だ。
おそらく今ギアはニュートラルという場所にあると推測される。
これを昔のゲームの知識の照らし合わせて
ギアの場所を考えてみると右上が1速のはずだ。

ギアを踏みつつ一気に1速に入れる
ガコンと手ごたえを感じ一気にアクセルを踏み込んだ


進まない
528駄文:2007/07/04(水) 16:35:18 0
ギアを踏んでるとダメなのだろうか?
ゆっくりとギアを離しつつアクセルを踏んでみた

アクセルを踏み込みすぎていたのだろうか
ものすごい勢いで車は前へと発進した。


アホ共の一人を引いたがもはやそんなことを気にしてはいられない状況であろう。
おそらく・・・おそらくではあるがもはやあれは人ではないはずだ。
529駄文:2007/07/04(水) 16:36:25 0
>>527
右上でなく左上でつねw訂正します。スマソ
530('A`):2007/07/04(水) 17:16:34 0
あ、、おれの外車だから右でも違和感なかったわ

続きわんわんっ!
531('A`):2007/07/04(水) 17:17:21 0
わっふるわっふる
532駄文:2007/07/04(水) 17:40:03 0
無事に車を発進させることが出来て
彼女もやっとリラックスした表情になったようだ。

「あの・・・・」

「はい?なんですか?」

「サイドブレーキ引きっぱなしですよ・・・?」


どうもいまいちかっこよくないのはひきこもりクオリティなのだろう。
彼女にサイドブレーキを解除してもらい1速のままデパートへと向かった。
あいかわらずガソリンスタンドは轟々と燃えている
もはや鎮火する人間すらいないという証明でもあるのかもしれない。
533('A`):2007/07/04(水) 17:54:59 0
支援だわんわんっ!
534駄文:2007/07/04(水) 18:41:47 0
途中スポーツショップに寄ることにした。
周りに人がいないことを確認してそそくさと中に入る。


バット、プロテクター、剣道の防具、竹刀
着替え用のシャツをごっそりとかっぱらっていった。


ちょっとしたRPG気分だ。飲料水の確保も忘れずにしていく。
あまりゆっくりしてるといつキチガイが襲ってくるか分からないので
そそくさと車に戻ることにした。

すると彼女が聞いてきた
「あの・・・ なんでデパートに行くんですか?
 このまま町の外に出てもいいんじゃないんですか?」

やはりこの質問がきたか。当然だ。
ボクは説明を始めた。
535駄文:2007/07/04(水) 18:48:33 0
「えっとですね・・・ 昨日アナタに言われてTV見たんですよ・・・
 そしたら不発弾がこの町で見つかった・・・
 し・・ しかもですね!!住民はすべて避難完了だと。
 うむ。こらおかしいわけですよ」

ボクは続ける

「まず十中八九報道規制がかかってるのは間違いないんです。
 となると何故かけるのか?ずばり
 この事態の隠滅と見てまず間違いないと思うんですよ。
 お上が絡んでるとなるとまず警察あたりは当てにならない
 下手に見つかるとどうなるか分かりません。
 ネットでマスコミにリークも考えたんですが
 こちらが生きてるということを悟られたくなくしませんでした」
536駄文:2007/07/04(水) 18:52:49 0
さらに続けた

つまり生き残るためには何をするべきか?
夜徹夜しながら考えてみたが「篭城」が一番ローリスクのように思えた。

昨日あのキチガイ共を見ていて気がついたのが


「人間以外を食べている様子がまるでない」
のである


しかし人間は食べるわけだ。彼女の話が本当ならば
エネルギーを人間から摂取してるとすると
我々を食べなければあのキチガイ共もいずれ動かなくなるんじゃないかな?と

まぁ体が変異して葉緑体が沸いていたりして光合成できるように
なっていたらおしまいだが試してみる価値はある。
ゆえにデパートに篭城をかますことに決めたのだ。

下手に隣町に行き、通行不可能な状況になっていたら
それこそ「死」を覚悟しなくてはならなくなる。
537駄文:2007/07/04(水) 18:59:27 0
そんな説明をしながら目的のデパートについた。
少し人が沸いているが全員正気を失っているのが遠目から見ても分かった。


改めて思うが何なんだろうか?この状況は?


まぁ気にしていられない。何が原因でなったかはさして
今は重要ではない。今考えるべきは生きることだ。

車を正面玄関に突っ込ませてデパートの中に突っ込んだ。


突っ込む前に、気になるものを見つけてしまった
見つけなきゃ良かった
538駄文:2007/07/04(水) 19:03:50 0
ババァのチャリンコだ。
あのババァ。
未だにオレの中学生のときのチャリンコを使ってやがる。
ご丁寧に前輪のカバーにオレの名前が白マジックで書いてあった。


あぁ・・・・見なきゃよかった
おそらく・・・ このデパートに・・・

昨日の晩飯はあった・・。 つまり晩飯を作って
その後自転車でここまでババァは来ていたのか・・・ 
その時点でもう・・・


頼むから出会わないように祈りながらこれからのことを考えていた
539駄文:2007/07/04(水) 19:09:18 0
篭城するにはたっぷりの食料と
隔離された部屋があればベストだ。

昨日のことであのアホ共はどうやら
「扉を開ける」という行為すら出来ないようで
ただひたすらにボクたちが目的なのだろう。


とりあえず食料品売り場のところまで車で突っ込んだ。
何人か引いたような気もしたが気のせいだ。
あれは人じゃない。そう思い込んだ。

かたっぱしから窓から乾物関係、飲料水なんかをこれでもかと確保した。


そんな感じでゆるゆると車を進めていたらあっという間にボクたちは囲まれていた。
540駄文:2007/07/04(水) 19:14:52 0
「ふん・・・!
 このクレイジー○クシーで鍛えた腕!!
 今こそ見せるときよ!!さぁ食らうがいい!!」

思いっきりアクセルを踏み込み
包囲網を一気に突破してやった。
慣れていくものだ。人を轢くというこの行為にも。

彼女にはとりあえず目をつぶってもらっている。
これはトラウマになりそうだ。車もベコベコだ。

とりあえず食料は一ヶ月は持ちそうだ。
一ヶ月・・・ こいつらもその頃にはくたばっているか
共食いを始めて数が減っているだろう。

隣町のヤツらだっていつか異変に気づくはずだ。
あせってはいけない。あくまで
「助けがくる」
それが確実になってから助けを求めるべきだと思った。
541駄文:2007/07/04(水) 19:23:16 0
デパートを後にして篭城場所を決めることにした。
出来ればマンションのようなヤツらの入ってくることができないような
そんな場所が好ましいが・・・ そんなに都合いい場所はないだろうな・・・

とりあえず周りを見渡せるような
高い建物を探すことにした。
これならエレベーターを使わなければ上には来れないし
あのアホ共もそんなこと出来るようとは思えなかった。

てなわけで自分の家の近くのとある雑居ビルに入った。
ここなら駅も見えるし町の様子もよく見える。


中には案の定というか
「キチガイ」が居たがボクは思い切りバットで
ソイツの頭部めがけてフルスイングした。
何かが砕けたような鈍い音がしたがなるべく
ソレを見ないようにして玄関まで足で蹴りながら運んだ
542駄文:2007/07/04(水) 19:26:47 0
後は中にあった机やら何やらを玄関前に
かたっぱしから並べてやった。

ここは何かの会社だったのだろう。
給湯室も付いていた。その気になればここで歯を磨いたり
体を洗い流すことも出来る。彼女が洗ったあと
ボクがそこに入ってハァハァできたりするのだ!!

なんて素晴らしいんだ!! 


ボクと彼女は篭城を始めた。
543駄文:2007/07/04(水) 19:31:50 0
篭城を始めて何日たったんだろうか。
おおよそ2〜3日くらいだとは思う。

ひきこもりだったボクが他の人と一緒にいるなんて
しかも相手は美人だ。まるで夢のようだ。
この狂った現実がなければなおいいが。

毎日外を眺めながら過ごしてたまに会話をする。
大体会話を止めてしまうのはボクだ。
人と話すスキルを養っていなかったので当然の結果ともいえる。
そんなボクにも彼女は優しく話してくれる。

なんていい人なんだろう・・・
三次元の女に惚れ始めている自分がいた。


そんなとき外から声が聞こえた。
544駄文:2007/07/04(水) 19:39:22 0
男だ。しかもイケメンだ。とびきりの
誰でもいいから人を探してるようだがコイツもアホだ。
周りが危険なのに声を出すなんて愚の骨頂だ。

それとも恐怖に耐え切れず声を出さざるを得なくなったか。


とりあえず彼女の手前窓から物をそのイケメンの前に投げて
こちらの存在を気づかせた。

このとき正直言うとコイツ助けたくなかった。
助けた後に恐らくコイツと彼女はいい感じになる。
そんな気がしていたから嫌だった。

しかしそんなことも言ってられない。非常事態だ。
イケメンがこっちに向かってきた。

一階はすでにバリケード状態で入ることは出来ない状態だったので
カーテンをつなぎ合わせて簡易ロープを作ることにした。
2階からなら十分間に合う長さだ。
545駄文:2007/07/04(水) 19:45:33 0
イケメンが安堵の表情を浮かべてこっちにきやがる。

オレは歓迎してないんだが・・な!


よく見るとイケメンの後ろにキチガイが迫っていた。
いや・・・ 正確にはキチガイではない
よく知ってる人物だった。 買い物袋をかたくなに握り締め
そのままイケメンに襲い掛かろうとしている。

「あぁ・・・ まさか・・・」

イケメンも泣きそうな顔でこっちに走ってくる。
このままカーテンをたらしてもイケメンは
あのキチガイの餌食になるだけだ。

しょうがない。援護するしかない・・・。
したくない・・・ したくない理由はイケメンが気に食わないからではない
プロテクターとバット、剣道の防具を装備して
カーテン伝いにボクはしたに降りた
546駄文:2007/07/04(水) 19:54:01 0
「あの・・・ こっから上に行けますから!!行けますから!!」

イケメンに聞こえるように叫んでこっちに誘導してやった。

「あ・・ありがと・・・う」
疲れきってやがる。情けない。

とりあえずさっさと登らせる。
登らせてる途中でヤツがきやがった。
遠めで見てまさかとは思ったがやはりそのようだ。


ババァだ。
なんだその買い物袋は。
そんなにがっちり握り締めやがって。
がめついにもほどがあるぞ。

さすがに・・・ さすがにババァは・・・
殺さなくてもいいだろ・・・ そう思っていたら
彼女が二階から色々物をババァに向かって投げ始めた。

「いまのうちに早く!!!」
彼女が叫んでいる。最初に比べると随分アクティブになったもんだ。

そりゃそうだ。今までだってそうやって
キチガイ共を・・・ 殺してきたわけだ。
だけども彼女はババァを知らないわけだ。

いや・・・ これはババァじゃない。きっと他人の空似だろ。



そう思い込んでこっちに近づいてきた瞬間フルスイングしてやった。
547駄文:2007/07/04(水) 20:02:51 0
ババァのそっくりさんはそのままぶっ倒れた
体の骨が砕けているのだろう。ピクピクいってる。

倒れた衝撃で買い物袋の中身が出てきた。
腐ったピーマン、ひき肉、冷凍食品・・・・


どれもこれもオレの好物のものだ。
そんなにかたくなに握り締めてやがって
何がしたかったんだ。
なんで昨日出かけたんだ。
なんで家に帰ってこれなかったんだ

どうしてオレの好物なんか買いに出かけやがったんだ


イケメンが上に上り終えたようだ。
ボクもそそくさと上に上ると同時にトイレに駆け込んだ。

イケメンが何か感謝の言葉を言っている気がしたが
よく分からなかった。 なぜか泣いて疲れて眠った
548('A`):2007/07/04(水) 20:03:40 0
乙だが、そんなに急いで書く事もないんじゃない?
小出しにすれば長く楽しめるし
549駄文:2007/07/04(水) 20:11:46 0
イケメンも加わって、一週間ぐらい過ぎたのか。
そこそこ楽しい毎日を過ごしていた。

思ったよりイイヤツですぐにみんなと打ち解けた。
こういうヤツはDQNと相場が決まっていそうなものだが
世の中見た目だけで判断できないものだなと
一人でうんうんと頷いていた。

そんな際、ふいにイケメンが彼女に
「付き合ってた人とかいないの?」
などと突拍子もない質問を吹っかけた。

なんだイケメン。フラグ立てるのに必死だな。
「いやぁー いないですねぇ・・・」

おぉ・・・ なんというフラグ前兆・・・
こら決まったか・・・。おめでとうイケメン

「へー・・・ じゃぁ彼なんてどうなの?結構頼もしいし」

('A`)
550駄文:2007/07/04(水) 20:19:56 0
「いいかも・・・しれないですね!」

なんだこりゃ。なんだこの展開は。
フラグが急転直下で成立か。
なんだなんだ。なんなんだこのエロゲは。

「おお!!付き合っちゃいなよ。お二人さん!!」

「だってさ・・・ どうする?」

まさに願ったり叶ったりだ。
このボクも誰かに愛されるような男になったのか・・・


ただ何日か前から思っていたことを実行に移す
いい機会になった出来事ではあった。

ボクは結局彼女とは付き合わないことにした
そんな状況ではないということで断った。
落ち着いたら付き合おうと。 
あちらもそれでヨシとしたようだ。
551('A`):2007/07/04(水) 20:30:14 0
エエ話や・・・
とても構想5分に思えん・・。
「5分の奇跡」という言葉を贈らせてくれ。
552駄文:2007/07/04(水) 20:32:11 0
次の日、給水室でコップに水を入れて
ボクはそれを持ちながら離れの一室へと向かった。





バ・・・ いやボクの母を殺してから色々と考えた
今までのボクの愚かな行為を思い返していた。

誰もあの時殺したのがボクの母だとは気づいていない。
もちろんボクが引きこもりだったなんて気づいてもいないだろう。
彼女はボクを愛してくれているのだろう。おそらくは。
だが今まで、本当に今まで愛してくれていた人物はボクの母だったのだろうか。

罪の意識に日に日にボクは正気というヤツを保っていられなくなっていた。

生きるためには生きる気力が必要だ。
その大事な部分がごっそりと抜け落ち
今までの愚考を思い出し、ボクはあろうことか誰かに愛されてしまった。
そんな資格などあるはずもない。

相談だってしたかった。でもきっと嫌われると思った。
社会のゴミだったぼくの過去を知られたくないチンケなプライドもあった。


何より母を殺してしまった現実にもう耐え切れなかった。

限界だ。
553駄文:2007/07/04(水) 20:40:21 0
ボクはゆっくりと椅子に腰掛けた。

目の前には例の水道水がある。
奇妙な開放感がそこにはあると感じられた。



遠くでヘリコプターの音がする。
あの音はボクたちに救いをもたらす者か。
それともすべてを闇に葬り去る者なのだろうか。

そんなことすらボクにはもう興味が沸かなくなった。
目の前のコップをぼんやりと眺めた。
彼らも起きたようだ。 さて・・・・



ボクの楽しみは今でも朝、昼、晩の食事だ。
次に目が覚めるときにはボクは食事が楽しみなボクなのだろうか

「・・・どうでもいいか・・・」








ぼくは ゆっくりと 目の前のコップを 手にした
554駄文:2007/07/04(水) 20:42:52 0
てな訳で一応終了を迎えますたw
手痛い批判!待ってるぜ!! 
急いで書いたから誤字脱字やら矛盾があるやも・・・・
なんか後半グダついた感が自分でもわかるんだよなー orz

駄文スマソですた。ここまで長ったらしい文章読んで頂いた皆様に感謝でごぜーます
555('A`):2007/07/04(水) 20:52:11 0
いやー、良かったっスよ
短時間で書いたとは思えないっスよ
今後も期待です
乙です乙。
556('A`):2007/07/04(水) 20:59:49 0
落ちキレイだな。構想5分の時に落ち決まってたの?
557駄文:2007/07/04(水) 21:00:46 0
うい、もちろん
今日始めてこのスレ見つけて
「こりゃ・・・書くしかないな」とw

読んで頂いて幸いです
558('A`):2007/07/04(水) 21:01:47 0
おっつんおっつん
559('A`):2007/07/04(水) 21:08:03 0
立て続けで悪いが、俺も明日、書いていいかな?
560('A`):2007/07/04(水) 21:15:53 0
いつ何時でもおk!
561('A`):2007/07/04(水) 21:33:28 0
>>557
タイトル考えてる?
562駄文:2007/07/04(水) 21:36:56 0
タイトル・・・ ほぁ
いやー 考えてなかったす。
もし付けるとしたら

「贖罪」
ですかねぇ
563('A`):2007/07/04(水) 22:20:07 0
こりゃ良い話
ババアを殴り殺す辺り、ちょっと目頭が…
564後に死を従えて。:2007/07/04(水) 22:24:42 0
>>駄文
マジで面白かった、乙


俺は拳銃と麻薬の密輸、密売を生業としている。
元は海外の戦争地帯で傭兵として雇われていたが、もっと金の儲かるこっちに鞍替えした形だ。
名前は城島、歳は秘密にしておこう。
謎の多い男ってのはカッコイイだろ?
トゥルルルル
胸ポケットの携帯がけたたましく鳴っている。
俺は発信元を確認してから営業トークを開始した。
「よお、久しぶりじゃねえか、高山。何が必要だ?」
「相変わらずだな、城島。」
「よく言うぜ。相変わらずはお互い様だろ。で、何が欲しい?」
高山は声色一つ変えずにこう返した。
「ありったけの武器を頼む。出来れば今日中にな。」
「嬉しいねえ、こりゃバカンスだな。」
「冗談なんかじゃない。金ならいくらでも払ってやる。」
「俺も売人やって長いんだ、本気なのぐらい声で分かるさ。で、いつもの場所で良いか?」
「ああ。3:00にいつもの場所で。」
電話を切り煙草を吸いながらふと考える。
(あいつ戦争でも始めんのか・・・)
まぁ、俺には関係のない話だ。
金さえ貰えれば何だって構わない。
お宝が詰まっているコンテナへ車を飛ばし、ありったけの武器を車に積み込んでいつもの場所へ向かった。
「よお。約束のもんは揃ってるぜ。」
「急がせて悪かったな。ほら、お目当ての金だ。」
「毎度。また何か欲しけりゃ連絡してくれよ。」
「・・・・・」
「どうした?」
「城島、お前も逃げた方が良い。」
「は?サツにビビってんのか?パクられやしねえよ。」
「いいから、その金持って海外に行け。」
高山は冗談を言う人間ではない、それは付き合いの長い俺がよく知っていた。
しかし、その男が真剣な顔でそう言っている。
「何があったんだよ。聞かなきゃ納得いかねえな。」
俺も引き下がる訳にはいかなかった。
高山は車に積まれた拳銃に目を落としながら語り始める。
「お前、ゾンビって知ってるか?」
拍子抜けした俺は半ば呆れ口調で返す。
「ゾ、ゾンビ?ゾンビって映画とかゲームに出てくるやつだろ?」
が、高山は淡々と続けた。
「そうだ。そいつらがこの街にいる。いや、もう日本中にいるかも知れない。」
いくら冗談を言わない高山の話だとしても、そんな現実離れした話を信じられる訳がない。
「ちょっと待てって、そんな訳ねえだろ。死人が生き返って人間を食うってか?」
その俺の言葉を遮る様に高山は続ける。
「お前が海外に行っている間、街外れの科学工場で事故があった。死傷者は7人。病院に搬送されたが、全員死んだ。そう、一度は・・・な。いいか、奴等に出くわしたら必ず頭を撃て。」
真剣な高山の顔を見て、もはや疑う余地はなかった。
「成程ね。面白そうだ。」
俺はそう言い放つと、煙草に火をつけて車に乗り込む。
「死ぬなよ、城島。」
「お前もな。」
遠ざかる高山をミラーで確認しながら、俺は暗い街へと車を走らせた。


考えながら書いてるんで、ストーリーや台詞回しがグダグダですまん
ハードボイルドっぽい作品になれば良いなと思ってる
結末は考えてないんで自分でもどうなるかわからん
565('A`):2007/07/04(水) 23:40:33 0
わるっふわるっふ
566後に死を従えて。:2007/07/04(水) 23:48:49 0
やけに静かだ。
見慣れた筈の街並みが不気味に映る。
奴等はまだいない。

俺は無言のまま一点を見つめてマンションへ向かった。
自分の部屋に着くと、今用意出来るであろう全ての武器を引っ張り出した。
全てに弾を装填し終えると、傭兵時代に着ていた服に身を通し、安全靴の紐を固く結び直す。
手に持ったサバイバルナイフの感触を確かめながら、静かに目を閉じた━━━。

どれくらい経っただろうか、遠くで爆発音が鳴り響いた。
とっさに身構えたが、窓から覗く限りでは距離はありそうだ。
「行くか。」
誰に聞かせるでもなくそう呟くと、俺はナイフを腰に下げ、武器の詰まったバッグと無線機を手に取り車へと向かった。
車の後部座席にバッグを投げ入れて車を発進させる。
地下の駐車場にタイヤの音が鳴り響く・・・

!?

柱の陰から“何か”が飛び出してきた。
とっさに急ブレーキを踏んだが、それは車に弾き飛ばされて地面を激しく転がった。
「あーあ。」
俺はそう言いながら車を降り、地面に転がって動かない何かに目を落とす。
服がボロボロで肌が紫色に変色した“それ”は、間違いなく先程まで生きていた人間とは形容し難いもの。
既に腐臭すら発している。
「これがゾンビか。生でお目にかかるのは初めてだ。」
自分でも驚くほど落ち着いていた。
ホルダーから銃を抜き、ゾンビの足に向かって一発発射する。
乾いた音が地下に鳴り響く。
「死んだ振りすんなよ。」

グア゛ア゛ア゛ア゛アアア

異様な唸り声を上げてゾンビはゆっくりと起き上がり、こちらに顔を向けた。
白濁した目、血だらけの口、飛び出した内蔵、腐臭。
傭兵時代に嫌というほど目にした戦死者の死体とはまた違うモノ。
決定的に違うのは、死んだ筈の人間がまた生き返り、化け物になって動き回っているということだ。
暫し観察した後、ゆっくりと頭に照準を合わせて引き金を引く。

パアアアアン

ドサッ

額を撃ち抜かれたそれは力無く崩れ落ち、地面にはドス黒い血が拡がった。
「高山の言った通り━━━」
ふと気付くと、いつの間にか奴等が湧いて出てきていた。
数にして10体はいるだろうか。
「こりゃ参ったね。」
車に乗り込み勢いよくアクセルを踏み込む。
数体を轢きながら車は地上に出た。

目指すは空港だ。
567('A`):2007/07/05(木) 00:26:01 0
わっふるわっふる
568後に死を従えて。:2007/07/05(木) 00:38:07 0
何処か違う見慣れた景色を窓越しに見ながら、空港へと向かっている。
相変わらず“生きた人間”は見当たらない。
「そうだ、食いもんと水を確保しなきゃな。」
また誰に聞かせるでもなくそう呟きながら、俺は街中にあるコンビニの前へ車を停めた。
電気は点いているが、外から見る限り店員の姿は見当たらない。
銃を構えながら足を踏み入れ、カゴの中に保存の効く食料や水を詰め込んだ。
「万引きでパクられちまうな。」
苦笑いしながら店を後にしようとした時、ジュース棚の向こう側から物音がした。
「誰だ。生きてんなら何か喋れ。」
俺は強めにそう言うと、銃を構えてジュース棚の扉を足で蹴る。

ガチャ

事務所側のドアが開く音がする。
「俺の言葉が理解出来るんなら、両手挙げてゆっくり出てこい。じゃなきゃ殺す。」
中から出てきたのは涙でグシャグシャな顔をした若い女2人だった。
「殺さないで下さい・・・殺さないで・・・殺さないで・・・。」
1人の女がそう連呼しながらまた泣き崩れた。
1人は18、19歳、もう1人は12、13歳というところだろうか。
コンビニのユニフォームを着ているのを見ると、ここの店員で間違いないだろう。
もう1人は学校の制服だ。
「生きてるみたいだな。人を助けるのは趣味じゃねえんだが、女子供2人を見殺しにするほど腐っちゃいねえ。」
俺はそう言うと、2人を立たせ、食料と水の入ったカゴを抱えて出入り口へ向かう。
が、扉の前には奴等が3体いた。
「ったく、どっから湧いてくんだよ。」
2人にカゴを持たせてから後ろに下がらせ、的確に頭に弾をぶち込む。
物体が崩れ落ちるや否や2人に叫ぶ。
「車まで走れ!!!」
店の近くまで大量のゾンビが迫っていたのだ。
2人(と食料と水)が車に入ったのを見届けた俺は、ゾンビを店の中に誘き入れ、窓を割って外に出た。
そして、手榴弾を店内へ投げ込んだ。

ドグウオオオオン
・・・・

すさまじい爆音と爆風の後の静寂が心地良かった。
「感が戻ってきたかな。」
車に戻った俺を2人は黙って見つめていた。
「あ・・ありがとうございました・・・。」
「礼なんかいらねえよ。さあ、行くぜ。」
何故か照れ臭かった。
人に感謝されるなんて何十年振りだろうか。
傭兵として人を殺す事に生きてきた俺が、今じゃ人に感謝されてる。

(こりゃ笑い話にもなんねえや)

そんな事を思いながら、再び車を走らせた。
569後に死を従えて。:2007/07/05(木) 01:34:57 0
「簡単には逃がしてくれねえんだな。」
大通りは封鎖されていた。
おまけにバリケードの向こう側には自衛隊が控えてやがる。
『ここから先は一切の通行を禁止する!早急に引き返せ!』
「ちょっと待て!俺達は人間だ!」
『立ち去らなければ撃つ!』
「馬鹿共が・・・。この分じゃ、別の道も駄目か。仕方ねえ。」
俺は引き返し、郊外にあるショッピングモールへと車を走らせた。
いつ来るか分からない救助に賭け、そこで籠城する事にしたのだ。
ナイフで鍵を壊し中に入り、2人を事務所に置いてから1階にある全てのドアの鍵をチェックして回った。
「どうやらここは安全そうだ。」
俺がそう言うと同時に店員の女は小さくか細い声で俺に聞く。
「私たち、どうなるんでしょうか・・・。」
「さあな。生きるか、死ぬか。ま、飯でも食って一眠りしようや。」

目覚めて時計を見るとお昼を回ったところだった。
「店内散策してくらあ。」
抱き合うようにして寝ている2人に声を掛け、俺は銃を持って1階、2階を全て回った。
奴等はいない。
エレベーターが3階に着いてドアが開く。

カチャッ

目の前に3つの銃口があった。
「おいおい、俺は人間だぜ。早まるなよ。」
「うるせえ。こっから出てけ。」
「何もしやしねえ。暫く居させてくれりゃいいんだ。下には女2人もいるんだ。頼むぜ。」
「・・・チッ、しゃーねーな。ただ、勝手に動き回るんじゃねーぞ。」

3階にいたのは男3人、女2人の5人、彼等は横須賀から逃げてきたそうだ。
米軍基地で銃と車を手に入れ、ここに来た。
最初は9人いたらしいが、ここに来るまでに4人は死んだ。
死んだ後は、分かるだろ?

下にいる2人を呼び、計8人で奇妙な同居生活が始まった。
不自由は無い。
食い物や飲み物は山ほどあるし、トイレもシャワーも、ゲームもオーディオもある。

翌日、俺は煙草をくわえながら屋上に出た。
「こりゃ傑作だ。」
下に降りるとみんなに声をかける。
「ちょっと来てみな。面白いもんが見られるぜ。」

・・・・・。

「何でだよ!何でこんなに集まってんだよ!」
「俺達は餌だ。」
「餌!?」
「ああ、奴等は本能でかぎつけたんだろう。」
みんなが口々に叫ぶ。
「もう嫌だ!」
「死にたくない!!!」
「うちに帰りたいよおおお!」

絶望が目の前で口を開けて待っている━━━。
570('A`):2007/07/05(木) 11:06:37 0
タイトルが臭いなw

わっふるわっふる!
571('A`):2007/07/05(木) 11:12:52 O
わっくすわっくす
572('A`):2007/07/05(木) 11:22:21 0
だれかー日記ぃ
573('A`):2007/07/05(木) 13:21:42 0
わっふるわっふる
574('A`):2007/07/05(木) 14:10:40 0
うおおお!!アイディア降ってきた!!!!
じっくり考えて流れをみて投稿するぜ
575('A`):2007/07/05(木) 14:21:25 0
そうゆう人って全然書かないんだよね
576('A`):2007/07/05(木) 14:39:17 0
まぁ見てろって。一発かましてやるよ
577('A`):2007/07/05(木) 15:07:44 0
じゃあ期待しちゃうよ…?
ううん、ダメって言ってもしちゃうんだからッ
578('A`):2007/07/05(木) 16:25:29 0
行き詰ったw
579('A`):2007/07/05(木) 17:38:34 0
書いていい?長い奴だけど。
580('A`):2007/07/05(木) 18:03:51 0
いいよ
581('A`):2007/07/05(木) 18:03:53 0
('A`)b
582('A`):2007/07/05(木) 18:19:39 0
オレは、ただのフリーターだ。
今はコンビ二でバイトをしている。
今日はやけにひまだった。他の店員も、店長ですら顔を見せていない。
そんな具合で、早朝の仕事をすべて一人で済ませる羽目にはなった。

品を積んでくるトラックが来ない。
流石にこれはおかしいと思って、オレは携帯で店長にかけてみた。
「もしもし、店長ですか?」
『ああ、君か。すまない、今日は体調が悪くてね。
そういえば、ほかの者も皆休みだったな』
少し考えるようにうなる声がして、
『すまないが、君が一人でなんとかしてくれないか?
誰か別の日の担当を呼ぶとかなんとかして』
「わかりました。お大事に」
切れて数秒後、舌打ちした。
呼び出せるほど、親しい仲間はいなかった。

とりあえず、品だしはすべて終わらせた。
途中で客が来たら、どうしたものかと気がもめたが、誰も来なかった。
オレは少し経ち、怪訝に思って外に出た。
この辺のカラスはそれ程凶暴でもない筈なのに、ゴミ箱でギャーギャーしているのが
数匹居る。
そいつらを箒で追っ払うと、誰も居ない通りを見て、立ち尽くした。
583('A`):2007/07/05(木) 18:31:33 0
わっふるわっふる
584('A`):2007/07/05(木) 18:33:27 0
確かに、ここは田舎だ。
しかし、いくらなんでも人っ子一人いないのはおかしい。
オレは不気味に思いながらも、先ほど店長の存在を確認したばかりなので、ろくに
動けもせずに店内に戻った。
またしばらく過ぎると、不意に男が入ってきた。

オレは、はじめ客かと思ったが、あきらかに普通のコンビニに対する用で来た奴では
ない事がわかった。
最初にそいつの気配に気がついたのは、自動ドアの数歩前へ近づいた時だ。
先ほどのカラス共が、男に群がった。
群がった、というのが大げさではないくらい、複数で激しく突付きまわされたのだ。
男から赤い肉片がいくつか持っていかれるのを見て、ぞっとした。
そして男は自動ドアに額をぶつけ、いくらか困惑したあと、自動ドアが開いたのでそれを
くぐった。

オレは絶句して、「いらっしゃいませ」なんて間違っても出てこなかった。
男は一般的なジャンパーをひっかけた、何処にでも居る親父の格好をしている。
少し背は低めだが、特徴になるくらいでもない。
とにかくオレの目を引いたのは、男の目が濁ったような白い色をしていて肌が腐りかけて
いる事だった。
585('A`):2007/07/05(木) 18:49:31 0
男はオレの前で立ち止まると、首だけをこちらへ向けた。
まだ、オレとこの男の間にはレジのカウンターがある。
オレは非常ベルのスイッチに手を伸ばした。
「・・・・・・ク・・・イ・・・・モノ」
手が、止まった。
オレがまゆをひそめると、男は繰り返すように、しかし聞き取りづらい声で、
「ク・イ・モ・ノ」と言った。
いよいよ恐怖が沸き出始め、オレはとりあえず弁当の棚を指差した。
男は正直にそれに従う。
オレはその隙に外へ逃げ出した。

わけがわからない。
あんな基地外、はじめてみた。
ここは田舎だろう? 頭のおかしくなるような要素なんてあるか?
まあ、前に福島のガキが、親の首をぶった切った事件をニュースで聞いたが。
とにかく、あの男。あきらかにあの風貌はファッションじゃない。
それに、コンビニに来て店員に「食い物」なんて注文するか?
オレの頭の中で、思考が急回転する。

走りながら、携帯で警察にかけたが、応答はなかった。
次に店長へかけるが、留守電のアナウンスが返事をする。
さらに途中で、放り出されるように車が何台か置き去りにされていた。

「おい!」
呼び止められたのは、いくつかの角を曲がったところだった。
十数メートル先に、中年のサラリーマン風の男が居た。
そして、その周りに、五人のグループ。
さらに、その道は行き止まりになっていた。要するに、男は追い詰められていたのだ。
オレが立ち止まった瞬間に、グループの一人が男へ襲い掛かった。
586('A`):2007/07/05(木) 19:02:26 0
「君、助けてくれ!」
そいつと取っ組み合いになりながら、男はオレに助けを求めてきた。
やがて、手に持っていた鞄でいい一撃を野郎にくらわせる。
しかし、すかさず他の連中が覆い被さり、すぐに男は崩れ落ちた。
絶望的な断末魔と、亡者共が肉をむさぼる音がした。

オレは、とにかく家へ逃げたかったが、行く手にさっきの連中と同じ雰囲気の
奴が複数居たので、引き返した。
結局たどり着いたのは、あのコンビニだった。
男の姿は見えない。
ウィンドウからでは、棚が荒らされている事しか確認できない。
オレは意を決して中に入った。

失望した。
さっきの基地外の男は、何気なくそこに居たのだ。
まるで、それが当たり前カのように。
オレは踵を返そうとしたが、その次の瞬間、ある事に驚いて足をとめた。
「待ってくれ」
基地外男が、オレを呼び止めたのだ。
587('A`):2007/07/05(木) 19:17:00 0
わっふるわふふる
588('A`):2007/07/05(木) 19:49:23 0
オレは無視して店を出ようとした。
しかし、自動ドアが開いた途端、カラスたちが舞い降りてきた。
仕方なく引き返すと、再び男に向けて身構える。
しかし、連中と違って――唯一違うといえる――、彼は襲ってこなかった。
ボーッと、こちらを眺めているだけだった。

とりあえず、今日は疲れたからここまでにするわ。
駄文、長文スマソ
589('A`):2007/07/05(木) 20:20:13 0
ハァハァ
590僕達のバイオハザード・裏:2007/07/05(木) 22:35:33 O
「フヒヒ…」
男は不気味にニヤつき、ゆっくりと追ってくるようだ。私はすぐ隣の部屋に逃げ込み、急いで鍵を掛けた。
小さな窓から差し込む月明かりで、部屋の様子が見てとれる。八畳ほどの部屋はひどく殺風景で、壁にスクリーンがあり、机と椅子が一組あるだけだ。
…隅に何かある。ライトを…その時、ドアノブがガチャガチャと鳴った。
「ヒヒ…ヨーコぉ。逃げないで、出てこいよぉ。仲良くしようよぅ」
ドアの向うから男の声がする。ベタつきのある、不快な声だ。
「――入り口の鍵を壊したのは、あなたね?」
「仕方ないだろぅ?自分の身を守るためなんだ。」
「外では生き残った人がみんなで協力し合っているわ。あなたも、私たちに協力して」
そう言いながら、ライトを部屋の隅に当てた。…あれは…
「フヒヒ…他人なんかどーだっていいよ。みんな死ねばいい。ヒヒ…お前と、僕だけで…ヒヒ」
あれは何…?小さくて、黒い塊…僅かに漂う、血の匂い…あれは…
「い、犬!?」
思わず声を上げてしまった。
「…フヒヒ、お前がこの部屋に入るのはわかってたさぁ。だって、前のお前がいる部屋だもんね」
隅に横たわる、無残な犬の死体。一分を除き、完全に欠如している。
「あなた、ここで何をしたの?」
「し、仕方なかったのさぁ。お前を助けたとき、お前はもう死んでて…僕は、ここでお前を抱えて、泣いて…」
「……」
「お前はさ、僕を見つめるんだよ。離さないでって。一緒にいてって。そう訴えたんだよ。…な?そうだろ?だから僕は…」
「…た、食べたの…?」
暗闇が恐怖を煽り立てる。この犬…恐らく、ヨーコの死体。激しい損壊具合は、まるで複数の野犬に食い散らかされたようだ。
ヨーコを貪り食った相手が、ヤツ等じゃないとすれば…
「そ、そうさぁ、僕が、た、食べたんだよぅ。だって、これで、ずっと、一緒だろう?お前は、俺の中で、ずっとォ…」
ゾクゾク…!頭から爪先に、激しい悪寒が走る。日本が『壊れて』から数時間、悪夢や絶望は何度もあった。だけど、こんな恐怖は初めてだ。
「く、狂ってるわッ!どうかしてるわよ!?」
恐怖に怯え、叫ぶ私に、男はとても高揚した声で話した。
「あぁ…でも、やっぱ神様はいるんだね…。ヨーコを失って絶望した僕に、こうしてまた、お前を返してくれたんだから…」
同時に、『ガチャ』とドアの鍵が開いた。
「あ…」
「生まれてからずぅっと不幸だった僕を、神様が哀れんでくれたのさぁ…」
ドアを開け、男が入ってきた。顔はいやらしくニヤつき、よだれを垂らしている。
「なんで…」
「僕はね、ヨーコ。神様が、君と二人で仲良くやれって言っているように聞こえるよ…」
そう言いながら、チャラッとキーをちらつかせた。おそらく、この施設のマスターキーだろう。
「あ、あなたは狂ってるわ…」
それだけ言うのがやっとだった。次の瞬間、男はすごい勢いで飛び付いてきた。
「ヨーコォ!」
「あッ!」
撥ね除けようとしたが、震えた足には力が入らない。そのまま勢い良く床に押し倒されてしまった。
「フゥ…フゥ…フヒヒ…」
ちょうどマウントのような態勢で、両腕を押さえ付けられている。すごい力だ…
「は、離してッ!」
もがいてみるが、どうにもならない。男の体重がお腹にかかって苦しい…
「フゥ、フゥ…よ、ヨーコォ。もう、僕ら以外みんな助からないさぁ。ここにいれば、安全だよ。だ、だから、二人で…」
男の目はギラつき、鼻息が荒い。興奮しているのがすぐにわかる。
舐め回すように私の身体を見渡した後、涎を垂らしながら続けた。
「フヒヒ…ダメじゃあないかぁ…こんな短いスカート…こんな格好で外に出ちゃ…」
そう言いながら、男はヒザを私の太股の間にねじ込ませた。
「ッ!!」
591('A`):2007/07/05(木) 22:56:40 0
にげてええええええええええええええええええええええええええええええ
592('A`):2007/07/05(木) 23:40:58 0
とりあえず591が最高の観客なのは分かった
593('A`):2007/07/06(金) 00:29:40 0
フヒヒってww
どんだけーwww
594('A`):2007/07/06(金) 00:39:21 0
saizensen!
saizensen!!
595僕達のバイオハザード・裏:2007/07/06(金) 00:43:18 O
咄嗟にヒザを上げ、男の急所を蹴り上げた。
「うんッ!」
そう唸り声を上げ、男が蹲る。瞬間、体重から解放された。急いで男の下から這い出て、鍵を奪った。
「ぐぅう…よ、ヨーコォ…」
男は蹲ったまま私を見上げ、目に涙を浮かべながら唸った。気の毒だけど、私にはその痛みがわからない。
私は床に転がった懐中電灯を拾い、急いで部屋を後にした。
あの男は危険だ。何か武器を…私は廊下にある消火器をとった。中身の入った消火器は、ずしりと重い。
そのまま急いで走りだし、片っ端から部屋を開けて回った。制御室も探さなくてはならないのだ。
「あぁッ!もう!」
五つ目の部屋が空振りに終わった時、思わず声を上げてしまった。人間、急いでいるときほど空回りする。
私は一度、深く深呼吸をした。
「…」
膝に、嫌な感触が残っていた。
自分を落ち着かせ、改めてその部屋を見渡す。様々な工具が置いてある、倉庫のような部屋だ。
特に意識していなかったが、私は部屋に足を踏み入れて、色々と物色した。
大きなタイヤのように丸まったケーブル。高く積まれた段ボール。釘にハンマー。鋭利なノコギリや、高枝切りバサミのような巨大な鋏…
発電所の倉庫は、何かと物騒だ。
「何に使うのよ、こんなもの…」
ペラッペラの金属板をベコベコさせながら、そんなことを呟いていた。ちょうどその時、
「み、みつけたぞ…」
「!」
咄嗟に声の方を照らした。…あの男だ。廊下にあの男が立っている。急な明かりに多少驚いたようだが、あのニヤついた顔はかわりない。
…もう復帰したの?
見ると、片手には犬のリード。もう片方には小型の斧を持っている。
「フヒヒ…ヒドイじゃないか…あんなこと…」
男が一歩、踏み出した。
「近づかないで!」
叫ぶが、男は聞いていない。
「ご、ご主人さまに逆らったんだ…少し、お仕置きしなきゃ…なぁ…?」
リードを垂らしながら、ゆっくり近づいてくる。消火器を握る手に力を入れた。
「よ、ヨーコはさぁ、僕がいないと生きていけないんだよなぁ…
安心しなよぅ、ちゃんとエサも、散歩も今までどーりしてあげるからさぁ…」
…この男には、もう現実は見えていない。世界に入り込んで、私の声には耳を傾けない…
「その前に、もう一度!お前のご主人さまが誰なのか、教えてやるッ!」
ガツンッと斧を壁に叩きつけ、突然男が怒鳴りつけた。
「ッ!…」
一瞬ビクッとしたが、これではっきりした。歪んだ妄想に走ったこの男。このままだと確実に殺される。
同時に男が飛び掛かってきた。私はライトを捨て、両手で消火器を持って振り上げた。
『ガコッ!』
しかし、消火器は積み上げられた段ボールに角をぶつけてしまった。狭い場所では思うように振り回せない。
反動でホースがバラけ、態勢を後ろに崩してしまった。
「フヒヒ!犬に道具が扱えるかっ!」
そう叫んで、男は消火器を持った右手を押さえ付け、もう片方の手で私の喉元を締め上げた。
「か、かはっ!」
そのまま勢い良く壁に押しつけられたので、嚥舌が開いた。
唾が飛び散り、男の顔にかかる。しかし男は気にする素振りもない。
「フ、フヒヒ…お前は僕なしじゃ、生きていけないんだ」
べろんと顔にかかった唾を舐めとった。
「かッ…は…」
締め上げる力の加減を知らない男のそれは、かなり凄まじく、すぐに意識が遠退いてきた。
私は痙攣し始めた右手人差し指で消火器のピンを外した。
「ヒヒ…ヨーコォ…その顔も、いいなぁ…」
男は気付いていない。私はそのままトリガーを引いた。
『ブシュゥゥゥウウ!』
垂れたホースから、勢い良く消火粉が吹き出した。
596('A`):2007/07/06(金) 00:53:31 0
さいぜんせん?
597僕達のバイオハザード・裏:2007/07/06(金) 02:12:50 O
「うわぁっ!」
驚いた男はパニックになり、締め上げていた手を離した。私はそのまま床に倒れこんだ。
「ゲホッゲホッ!」
絞められたのと、撒き上がる粉でむせる。
吹き出る粉の勢いで踊るホース。部屋はあっという間に消火粉が充満した。薄目を開けるが、何も見えない。
しかし、それは相手も同じだ。近くで男のむせ込む声がする。今の内に…
まだ少しヒザがガクガクするが、急いで出口と『思われる』方向に駆け出した。
しかし同時に、男が腕を掴んだ。
「!」
「ヨーコぉ…に、逃がさない…ッ!」
グイッとすごい力で引き寄せられる。周囲の粉が舞った。
(ちょ…!)
咄嗟に伸ばした手が、何かを掴んだ。それが何なのか、確認している暇はなかった。
「ヒヒッ!」
そのまま後ろから抱きつかれた。いや、抱き絞められたと言ったほうがいい。
身体が少し浮き、顔のすぐ横で男の吐息がする。
「ヨーコお前…血の匂いだなぁ…ヒヒ…いい匂いだぁ」
力では適わない。組み付かれたからには、もう助からない…!
(くぅ…!)
私は持っていた『何か』を勢い良く男の腹に突き立てた。
『ブツッ!』
瞬間、とても嫌な感触と音がした後、男の腕から力が抜けるのがわかった。咄嗟に男の手を振り払うが、
その拍子に『何か』が引っ掛かり、『ブチブチ!』と横にズレた。
…解放された私を、男が追ってくる気配もない。
「ハァ…ハァ……げほっ!」
私は自分が何をしたのかわからず、また、男がどうしたのかもわからない。とりあえず手探りで出口を捜し、廊下に飛びだした。
『ドサッ』
そのまま床に崩れ落ちる。同時に、私にかかっていた大量の粉が落ちた。喉が痛み、呼吸が整わない。
視界は晴れたが、明かりが無い廊下は真っ暗で、結局よく見えない。
とりあえず壁にもたれ掛かり、呼吸を整えた。倉庫はまだ粉に満ちていて、中を確認できない。
(…あぁ、私のライトはあの中だった…)
コツンと指に何かが当たる。小さなペンライト…あの男が使っていた物だろう。それを広い、壁にもたれたまま倉庫の中を照らした。
始めはよくわからなかったが、徐々に粉が落ち着いてきて、様子が見えてきた。
「…あ…」
薄いピンク色の粉が舞う中、男は腹を押さえて茫然と立ち尽くしていた。
ライトを照らす。その膨らんだ腹は、横に広く裂け、赤い血が腸と共に溢れだしていた。
「フ、フヒィ!」
男も今気付いたのだろう、慌てて飛び出した臓物を腹の中に戻そうとする。
しかし動かせば動かすほど、中身はドロリと溢れた。手と手の間から漏れだす血液が、稀に水鉄砲のように吹き出す。
私が男の腹に突き立てた『何か』は、ちょうどマチェーテのような形をした、鋭利な刃が幾重にも連なったノコギリだった。
「ヨーコ…お前ェ…」
男は一歩踏み出したが、その拍子でいくつか臓物が床に落ちた。粉でピンク色だった床が、鮮やかな紅に染まっていく。
「うっ…うぅ……」
そのまま男は力無く床に崩れ落ち、動かなくなった。
「……」
私はしばらくその場を動けないでいた。舞い上がった粉は完全に落ち着き、床と廊下の一部に広がっていた。
倒れた男から流れる血が、その粉を飲み込みながら広がっていく。
「…ヨーコと仲良くね。」
私はそう呟いて立ち上がり、身体に付いた粉を払った。
今までの騒動がウソのように静まり返った施設。その暗い廊下を歩きだした。
598('A`):2007/07/06(金) 02:16:25 0
待ってましたわんわんわんっ!!!!!
599僕達のバイオハザード・裏:2007/07/06(金) 04:00:22 O
「ここだ…」
何コ目の部屋だろうか。巨大なモニターと、パネルや基盤等の機械…やっと制御室に辿り着いた。
窓が二つあり、確認のためだろうか、片方は町の方向に窓がある。今は暗くて何も見えないが…
反対の窓からは鉄塔の麓…オジさん達が見える!
「オジさんッ!」
窓を開け、勢い良く叫んだ。
「!…おぉ、無事だったか!」
向うもこちらに気付き、手を振って答えてきた。…身体の力が抜けるほどの安堵感だ…
「あんまり遅いんで、心配したぞぉ!」
老警官が言う。三人とも無事なようだ。
「ここの場所を聞いておくんだった!迷っちゃって!」
こちらも手を振って答えた。ガハハと三人が笑った。
「こっちは準備完了だ!あとはそちらで頼む!」
私は頷いて部屋に戻った。外でオジさんから受け取った紙を取り出す。手順がわかりやすく記載されている。それ程難しく無さそうだ。
私は口にペンライトをくわえ、紙と睨めっこしながら基盤とパネルを行き来した。

「…これで、最後…」
手順の最後にある、赤く、太いレバーを引いた。
『ブウウゥゥン…』
という機械音が響き、部屋に明かりが点いた。私は急いで窓から街を見下ろした。
今まで真っ暗だった街に、ポツポツと明かりが点き始めた。それは街灯や信号、24Hのコンビニ程度だが、駅に向かうほど鮮やかに色付き始めた。
「やった……」
思わず呟いた。
「これで…」
その時、頭に鋭い衝撃が走り、私はその場に崩れ落ちた。
「…え?」
周囲がぐらついてよくわからない。これは…天井?私はどうなったの?
訳が分からず、動けないでいる私の視界に、見覚えのある顔が入り込んだ。 「…あ…」
あの男だ。腹が破れ、倉庫で朽ち果てたはずの、あの男…生きていた?
私は急いでその場から逃げようとしたが、頭に激痛が走り、身体がうまく動かない。後ろから殴られたの…?
状況がわからずぼーっと天井を見上げている私に、男が馬乗りになってきた。
「はぁ…ま、まったく、女ってヤツはこれだから…さ、最初からこうすればよかったんだ」
『ガツンッ!』
そう言って男は再度、私を殴り付けた。
「ぐぅ…」
痛みで顔を歪める私に男は言い放つ。
「う、動くなよ。声も出すな」
この男の顔を見上げるのは、これで二度目だ…
「ヨーコ、お前も人間の女になっちまったから…その辺の女と同じように、
アバズレになったんだ。高慢チキになったんだ!」
そう言いながら、自分の作業ズボンのベルトをカチャカチャと外し始めた。
裂けたままの腹からは、身体が動くたびに臓物が漏れてくるが、男は気にしていない様子だ。
アバズレって…何よ…私は、はっきりしない頭でそんなことを考えていた。
「お、お前もどうせアイツらみたいに、俺のことを気持ち悪いと思っているんだろ?不気味だと思ってんだろ!?」
そう言って、私のお腹を力を込めて掴んだ。
「ぐえぇ…!」
子宮と膀胱が圧迫され、激痛と共に情けない声が漏れた。
「フ、フヒヒ!お前はな、その気持ち悪い男の遺伝子を受け継ぐんだよぉ!」
嫌な声で高笑いする男。笑うたびに腹から吹き出す血で、私のTシャツは真っ赤だ。

…しかし、それ以降、男が動くことはなかった。身体が冷たくなっていったのも、知っていた。
男は、馬乗りになったまま、絶命していた。
私はゆっくりと男の下から這い出た。ゴロンと男が転がる。まだ頭がぼーっとする…
更に赤く染まったTシャツを見下ろす。そこに落ちた腸を手繰った。ぬるっとした手触り。男の身体とは反対に、まだ暖かい。
「あぁ…また汚れちゃった…」
なぜかそんな事をポツリと呟いた。吐き気がきたのは、その後だった。
600('A`):2007/07/06(金) 07:04:56 0
ちっ
601('A`):2007/07/06(金) 09:48:09 O
わっふる
602('A`):2007/07/06(金) 10:26:15 0
>>576
早くかましてくれよ
603('A`):2007/07/06(金) 10:30:51 O
かますには時間がかかるものさ・・・多分
604('A`):2007/07/06(金) 10:31:45 0
ちょっと待てって。
今回はじっくり考えてコクを出しているのだよ
605('A`):2007/07/06(金) 10:36:18 0
んもぉ〜 またそうやって逃げるんだからぁ
606('A`):2007/07/06(金) 10:55:57 0
いやまじだってばさw
一度駄文って名前で書かせてもらったもんだよぃ。
落ちとテーマが出来たから後はちょこちょことストーリ考えてまつ
607('A`):2007/07/06(金) 11:01:06 0
そうなのか?
では待ってますので
じじっくり熟成させてくださいな
608('A`):2007/07/06(金) 11:03:13 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>501-505

つ【32点】

>>510-528

つ 【39点】

>>532-547

つ 【16点】

>>549-554

つ 【41点】
609('A`):2007/07/06(金) 11:06:56 O
>>564

つ 【11点】

>>566

つ 【8点】

>>568-569

つ 【21点】

>>568-569

つ 【45点】

>>582

つ 【57点】

>>584-586

つ 【30点】

>>588

つ 【71点】
610('A`):2007/07/06(金) 11:08:45 O
>>590

つ 【3点】

>>595

つ 【10点】

>>597

つ 【21点】

>>599

つ 【2点】
611('A`):2007/07/06(金) 11:10:01 0
にっきー
612('A`):2007/07/06(金) 11:15:20 O
>>608-610
0点
613('A`):2007/07/06(金) 11:16:51 O
創作系スレで最もうざい荒らし方をする奴だなコイツ
614('A`):2007/07/06(金) 11:22:04 O
ちょwwwwおまwww2点wwww
615('A`):2007/07/06(金) 11:53:57 0
というかそのスレみたいんだがwww
616('A`):2007/07/06(金) 12:45:33 O
不覚にも2点ワロタ。
617('A`):2007/07/06(金) 13:35:08 O
点数上下激しすぎwww
618コブン:2007/07/06(金) 14:26:42 0
裏バイオ楽しい…
でも、もっと卑猥な表現もほしかったかもw
619('A`):2007/07/06(金) 16:07:38 0
客観的に見てどこがどうだとか
言われるのは一向にかまわんさwそういう捉え方もあったり
こうすればもう少しよくなるかもと考えることも出来る。

そういったこともなくただ点数評価されるとなえるわな
620('A`):2007/07/06(金) 16:29:43 0
いやあの点数評価は明らかにネタだろwwwwww
621('A`):2007/07/06(金) 16:29:45 0
携帯でそんだけ文字数打ったらキーが潰れないか?
おれはメールのやり過ぎでいくつかのキーが凹んでるし
決定キーのメッキが完全に剥げちまってる

別にどうでもいいんだけど
622('A`):2007/07/06(金) 21:33:19 0
さて・・・ どうしたもんか
623('A`):2007/07/06(金) 22:24:03 O
2点ってwwwwwww
624('A`):2007/07/06(金) 23:24:40 0
もうちょっと採点が具体的だったら嫌なんだろうけど。ネタと荒らしの狭間で頑張るな。
625('A`):2007/07/07(土) 03:36:13 0
ほす
626('A`):2007/07/07(土) 06:32:55 0
さぁファイトだ諸君
627('A`):2007/07/07(土) 07:19:32 0
ゾンビよりあんたを殴らせろ
628('A`):2007/07/07(土) 08:26:15 0
588だけど、なんか続きが書き辛え・・・・・・
629('A`):2007/07/07(土) 09:26:04 0
続きを待ってる俺がいる
630('A`):2007/07/07(土) 11:46:49 0
まぁお互い頑張ろう
おでもできたら速攻投下する
631('A`):2007/07/07(土) 16:45:20 0
ほすさん
632588:2007/07/07(土) 19:03:04 0
>>629
ありがとう
続き

とにかく、外にはカラスがいて出られない。
オレはとりあえず、今のところは襲ってこないこの基地外と、ある程度
距離をとった。

「オ・・・・ナ・・・・・・・マエ」
再び、基地外が口を開く。
お名前?
まさかと思いつつも、答えてみた。
「オレは××××だよ」それから、もう一つ試しに「お前は?」
基地外は答えなかった。オレは幾分かの落胆を感じながら、床に
座り込んだ。

まだ基地外はこちらを見つめている。
オレはそれににらむような視線で応えた。
「ちくしょう。お前といい、外の連中といい、どいつもこいつも、まるで
ゾンビみてえだ」
「ゾンビ」基地外がオウム返しする。
オレを呼び止めた時と似て、その時だけ妙に発音がハッキリしていた。
オレはもう一度、彼を見据えなおした。
他の連中と同じ白い目をしてはいるが、狂気は感じられない。
それは、学校にいた頃に見かけた、知能の発達が遅れた障害者の
目を思い出させる。
その目に妙な安堵感を覚え、何故かオレは気を許してしまった。
許してしまった、とはいっても、どれだけこちらが無防備になろうと、こいつは襲って
来なかった。
オレは彼に、何か名前がつけられないものかと考えた。
そして
「オーケイ、お前は今日からジャンピだ。よろしく」
ジャンパーをひっかけているから、ジャンピ。
笑いも呼べないようなセンスのなさだが、オレには、子供が犬に「ぽち」とか
「たろう」とか、安易な名前をつけるぐらいの感覚しかなかった。
ジャンピは、本当に微妙だけれど言葉が話せた。
オレはしばらく、彼と会話を楽しんでいた。とは言っても、ほとんど一問一答
だったが。
633588:2007/07/07(土) 19:23:10 0
一段落すると、カラスたちが居なくなったた隙を見計らい、シャッターをすべて閉めた。
そして、入り口の自動ドアは電源を切り、ブラインドを下ろして中の様子を見れなくした。
ついでに武器になる物を探し、とりあえずはモップの柄を持ち出した。
その日はそれきり、オレはさほど警戒する事もなく、ジャンピを放っておいて眠った。

次の日。
誰かがシャッターを叩く音で、オレは目覚めた。
相変わらず、ジャンピはその辺に突っ立っていた。
オレはシャッターの傍によると、
「あんたが生きている人間なら、もう一度、三回だけ叩いてくれ」
と言った。
向こうの誰かは、言われたとおりにした。
オレは、自動ドアのスイッチを入れると、ブラインドを上げた。
「助かったぜ」
オレと大して年の変わらない男が入ってくる。
「ここに俺も入れてくれ。いいだろう?」
構わないさ、と答えながら、俺は再びドアのスイッチを切り、ブラインドを下ろす。
「なっ!?」
男はジャンピを見て驚くと、なんと、拳銃を取り出した。
「待て待て、そいつは敵じゃない!」
俺は慌ててそれを制止した。

今日はここまで。
634('A`):2007/07/07(土) 19:29:02 0
まさか感動物かな・・

乙。
635('A`):2007/07/07(土) 20:21:17 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>632

つ 【18点】

>>633

つ 【20点】
636('A`):2007/07/07(土) 21:22:51 0
俺もがんばって書き溜めますよ
637('A`):2007/07/07(土) 21:28:16 0
>>635
面白くないw
638('A`):2007/07/07(土) 21:39:06 0
僕・裏長げーよ!!いつまで書き続けるつもりや!?



毎回楽しみにしてます。
639('A`):2007/07/07(土) 21:41:49 0
もしかして裏さんのストーリーは
いや、やめとこう。ネタバレになってしまうからね
期待してまつ
640('A`):2007/07/07(土) 22:11:20 O
>>635
点数辛っwwwwwww
641('A`):2007/07/07(土) 22:18:01 0
>>633
いいと思うぞー
642('A`):2007/07/07(土) 22:23:48 0
どうしよう怖くて眠れなくなっちゃった><
643('A`):2007/07/08(日) 03:48:40 0
おぉ・・・ 乙。
楽しみにしてます
644('A`):2007/07/08(日) 04:05:53 O
自分で作った妄想オナニーを自画自賛するスレはここですかw
645('A`):2007/07/08(日) 04:50:48 0
>>644
創作という物が分からない人は帰りなさい。
646('A`):2007/07/08(日) 05:34:16 0
妄想オナニーだろうが
それを人前に出すということは
それはそれは・・・

そんなこと言ったら漫画全般
妄想オナニーだわな
647('A`):2007/07/08(日) 08:45:27 O
皆さんの作品いつも楽しくよませてもらってます
648('A`):2007/07/08(日) 10:40:11 0
どんな感じに投下するのが一番ええんじゃろね?
連続の方がやぱみなさん読みやすかったり?
それとも小出しの方がええんかな?
649('A`):2007/07/08(日) 12:39:20 O
オナニーの小出しwwwww
650('A`):2007/07/08(日) 13:22:44 O
以後スルーの方向で
651('A`):2007/07/08(日) 13:24:26 0
うむ
652('A`):2007/07/08(日) 17:05:44 0
ほす
653('A`):2007/07/08(日) 17:06:24 0
ふぉふぉふぉふぉ
654('A`):2007/07/08(日) 18:04:26 O
PCのモデムが逝ってしまった…
>>648
2、3日は小出しでお願いします。
655('A`):2007/07/08(日) 19:22:01 0
おk。うまくいきゃ今夜の深夜に投下しまつ。
じくーり投下するか
656僕達のバイオハザード・裏:2007/07/08(日) 21:29:06 O
「フゥ…フゥ…」
落ち着いたのは、二度目の嘔吐が終わってからだった。逆流した胃液が食道に残り、気分が悪い。
男の臓器と私の嘔吐物が交じりあう光景は、更に嗚咽感を煽った。
「おーい、どうした?何かあったのか?」
外から叫ぶ声がする。私は口元を拭った。
「な、何でもないです。それより、電気は戻りました。私達も、早く非難しましょう!」
時計を見ると、そろそろ21:30になる。
「君はそのまま裏の非常口から出たまえ。中からなら鍵を開けられるだろう。」
オジさんが裏手を指差して叫ぶ。
「こちらには戻ってこれないが、裏から山道に出られる。そこから駅に向かったほうが早い!」
「それはいいですけど、みなさんは?」
「私達はこの刑事さんの車で駅に向かう。心配ないよ」
「嫌だな、私は刑事じゃないですよ」
老警官が笑った。車…入り口に止めてあったやつか。
「でも…」
「心配するな。私も一応警官だぞ!」
そう言うと、老警官は力瘤を作る仕草をした。
「裏に止めてある自転車を使うといい。私達のものだ。気ぃ付けていきな!」
…どうやらこちらは心配ないようだ。私は少し皮肉ぶって叫んだ。
「年寄りの冷や水は勘弁して下さいよ!みなさんも気を付けて!」
「うはは…何をぅ!?」
私は手を振って、裏口に向かった。

非常口から外に出ると、乾いた涼しい風が頬を撫でた。とても静かで、虫の声が一層際立つ。
周囲を見渡したが、なるほど。大きな壁に遮られていて、入り口側には行けそうもない。
近くに小さな駐輪場があり、自転車が何台も並んでいた。中には少々錆付いたものもある。私は、比較的キレイな物を選び取り出そうとしたが、どこかが引っ掛かった。
乱雑に置かれた自転車は、絡まったように取りづらい。
「もぅ!整頓くらい…してよねッ!」
『ガチャガチャ』と喧しい音を立てながら、何とか引きづりだした。
すぐ目の前には森が広がり、生い茂った木々がさわさわと音を立てていた。脇には小さな道らしきものがある。
あまり舗装されておらず、小石や雑草が散らばっていて、ここの職員やその他の関係者程度しか使われていないような、
『山道』と呼ぶのに相応しい道だ。
「これで…帰れる…」
片足で助走をつけ、勢い良く自転車をこぎだした。木々が流れ、軽快に風を切る音が聞こえる。
ガタガタと、決して乗り心地がいいとは言えないが、ここを抜け、駅まで行けば助かる。
生き残った人々がバリケードを作り、安全権への電車を待っている。状況を知っていると、希望も見えてくる!
「帰れる…助かる…!」
独り言のように呟く。自然と込み上げる笑みは、止めることができない。とても長く、地獄のような一日。それも、もうすぐ終わりを告げようとしていた。

しばらく進と、道はT字に別れていた。反対を行くと隣街だ。T字路は崖に面していて、下を覗き込んでも暗くてよく見えない。
パラパラと落ちる石ころが、崖の高さを物語っていた。
「こわっ…」
私はT字路を右に折れた。ちょうどその時だ。
上の方で木がガサガサと大きな音を立てた。何かが『落ちて』くるような音だ。
(……何か来る!?)
私は急いで自転車に飛び乗った。それが何かわからないが、人間ではない。…これは直感だけど。
私は一層強くペダルを踏み込んだ。希望はすぐそこだ…逃げ切ってみせる。
『ドンッ!!』
しかし、降り注ぐ大量の木の枝と、大きな影が私の行く手を塞いだ。
657('A`):2007/07/08(日) 21:53:26 0
おぉ。待ってたぜ。乙
658('A`):2007/07/08(日) 21:54:45 0
わっふるわっふる
659('A`):2007/07/08(日) 21:56:56 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)


>>656
つ 【16点】
660僕達のバイオハザード・裏:2007/07/08(日) 22:10:28 O
『ガガガッ!』
急ブレーキでバランスを崩し、その場でつんのめってしまった。
「な、何!?」
転んだ拍子で少々擦り傷ができたが、そんなことはどうでもいい。
その大きな影は、片足をついたまま一息つくと、ゆっくりと立ち上がった。
立つとその大きさが更に際立つ。暗くて細部まではっきりとは見えないが、恐らく3m近くあるだろうか。倒れたままの私は完全に見上げる形になった。
その身体は、全身の筋肉が膨張したように太く、逞しいとも言えるが、人間のそれとは程遠い。
『フシュウ…』と鼻で息をするたびに、ゴツゴツとした肩が上下し、骨と筋肉がミキミキと音を立てた。
暗闇でも一際目立つ大きな二つの瞳は赤く輝き、じっと私を睨み付ける。
「…あ、亜種…」
不意にそんなことを口にした。発電所で聞いた叫び声。警官が言っていた、狂暴な怪物。
私の五感が警報を鳴らした。――コイツだッ!
『フォオオォォ!』
突如、怪物が甲高い雄叫びを発した。鼓膜がビリビリ鳴る。
「ヤバッ…」
私が立ち上がると同時に、そいつは右腕を大きく振りかぶった。 「ッ!」
咄嗟に屈んだ私の頭の上を、丸太のような腕が通り過ぎた。風圧で髪がなびき、髪を結んでいたゴムが切れた。
『バキンッ!』
空振りした右腕が、そのまま横にあった大木にめり込んだ。拳が砕けるのではなく、文字どうり、手首辺りまでめり込んだのだ。
背筋に冷たいものを感じた。
(――無理だ)
脳が直接命令を出したように感じた。私は咄嗟にそいつの脇をすり抜けようとした。
しかし、同時にそいつはめり込んだ腕を引きぬいた。『メリメリッ』
拳が抜ける拍子で、大木は音を立てて軋んだ。
そして、勢いを付けて振り上がったそいつの右肘が、今、まさに真横にいる私を直撃した。
「あっ……!」
反動で、身体が大きく宙に浮いた。吹き飛んだ先には、私を支えるものは何もなかった。
瞬間、目に見えるすべての物がスローに見えた。
大木は真ん中からゆっくりと折れ、崩れ落ちた。葉っぱの一枚一枚まではっきりと見えた。
怪物は、自分の肘が私に当たったことにも気付かない様子で、キョロキョロと周囲を見渡していた。浮き出た筋肉とその血管。それらが脈打つ様子まで、はっきりと見えた。
私は…?
振り向くと、眼下には無限の闇が広がっていた。
「キャアアアアア!」
重力が、私を闇に引き落した。
661('A`):2007/07/08(日) 22:13:06 0
         {     }く  /          ∨ヘ       |
        |:    ,′>='-=ニ二フム、_     ∨ヘ    j
        l:     レ:.:'´:.:.:./__:.:.:.:._:."/:ハ    ∨ヘ   /  ←>>659
      ,ヘ  |    L_,z-<::::: `ヽ:.:.:.':.:j〃ヽ    ∨ヘ  /
      {:.:.ヽj    {`ヾ::ヽ_}:::::::::::}:.:.:.:.:./  `、   VハV
      ヽ:.:./     〉 j::::::::::::::::::/:.:.:.:二>  }   }N〈
       l:.ハ    >'´:::::::::::::_ノ:.:.:`ヾ、ヽー-、/ヽ   {Nハ
       |:{:`r=='"::::::::::::><´_:.-=< ̄`   ヽハ  ∨ ヽ
       l:∨:::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:; -‐'´    、  ∨  \_人____ /
       i:.:.:`ー=一' .:.:.:.:.:.:.:.__>  {     lヽ ∧__ノ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:
       ヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ._`:ト、i}    V ′.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
    ー== ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ} ヽ    /.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
      `ヽ_ :.:.:ノ:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'^\ '⌒ヽ'′.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
          ̄{:.:.:.:l:.:.:\:.:\:.ヽ、:.:.:.:.:.フ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:
           ヽ:.∧:.:.:.:.:\::.:>ー'´ ̄.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
662('A`):2007/07/08(日) 22:18:14 0
>>661
粘着は華麗にスルーしようぜ
そしてわっふるしようぜ
663('A`):2007/07/08(日) 22:31:20 0
粘着に対する対応の仕方からして、
何とも民度の低い住人だなオイ

せっかく、物語は面白いのに
664('A`):2007/07/08(日) 22:34:47 0
わふわふ
665('A`):2007/07/08(日) 22:42:24 O
わっふるわっふる
666僕達のバイオハザード・裏:2007/07/08(日) 22:44:37 O
『ドサッ!』
激痛は、すぐにやってきた。身体中を強打したような…
「うぅ…」
頭を抑えながら周囲を見渡した。
…そこは、人が一人ギリギリで立てるような、崖から飛び出した岩の上だった。パラパラと小石が下に落ちていく。
上を見上げても、下を覗いても、暗くてよくわからない。私は…崖から落ちたのだ。
とりあえず亜種が追ってくる様子はない。
「………」
私は立ち上がり、身体を調べた。幸か不幸か、大きな怪我はないようだ。
崖をよじ登ろうと、手を掛ける場所を探した。しかし、見渡すかぎり「断崖絶壁」と呼ぶに相応しい側面には、手を掛けられるような場所などない。
「…そんな」
希望は、すぐそこまできていた。
『ガッガッ』と壁を殴打するたびに、削れた小石が奈落へ消えていく。
「…ウソでしょ…こんな」
自由は、すぐそこまできていた。
ポタポタと水滴が落ちる。…雨ではない。
状況を見ればすぐにわかるであろう絶望。それを、認めたくないという縋る思い。
「イヤよ…こんな」
ここまできて、それはないでしょう?今まで必死に生き延びてきたのに。
ガツンと頭を壁にぶつけた。上も下もない暗闇が、私から希望を奪う。ひんやりとした空気が辺りを包んだ。
「誰かーッ!」
大声で助けを求めた。しかし、闇に吸い込まれていく私の声に、答えるものはない。
ザワザワと木々が揺らぎ、遥か上にあった茂みの間から、月明かりが差した。
――私は、ここまでよ。頭の片隅で誰かが言った。
「誰か!だれかーッ!」
悲鳴に近い声で叫ぶ。
………………………

手で顔を塞ぎ込んだ。漂う血の匂い。汚れた身体。
あと少し…あと少しだった…
周囲の異常なほどの静けさと、青白い世界。
私にとっての残酷な世界は、こうして終わりを告げる。

「イヤァーーーーッ!」
泣き叫ぶ私の叫びは、月の間にこだまして、静かに消えていった。

    おすまい
667('A`):2007/07/08(日) 22:56:25 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>660

つ 【25点】

>>666

つ 【8点】
668('A`):2007/07/08(日) 23:10:04 0
なんと救いようのない話・・・ 乙!!!
次はオレの番だNE!!
669('A`):2007/07/08(日) 23:12:14 0
なんか連載物を読んでる気分になった
うp主乙!!
670('A`):2007/07/09(月) 00:00:22 O
4点ってwwww
栄えある0点や1点が出て来る頃も長くないかもなこりゃwwwwww
671('A`):2007/07/09(月) 00:01:31 O
もとい8点www
ワロて手元が狂ったwwww
672('A`):2007/07/09(月) 00:04:48 0
>>677>>670>>671
バレバレな自演乙です
673('A`):2007/07/09(月) 00:06:22 O
なんて救いようのないストーリーwwwwwwwww
674('A`):2007/07/09(月) 00:19:49 O
>>666>>668>>669>>672

自演乙
675('A`):2007/07/09(月) 00:22:57 0
>>674>>667
携帯な時点でバレバレなんでwwww
676('A`):2007/07/09(月) 00:33:41 O
>>675>>666>>668>>669>>672

パソコンの時点でバレバレなんで、って言ってるようなもの。
アホかコイツ、ちなみに俺は点数付けた奴じゃないので悪しからずwwww
っていうか被害妄想乙wwww
677('A`):2007/07/09(月) 00:34:56 0
相手すんなって
678('A`):2007/07/09(月) 00:40:08 0
住人の程度が低いなオイ
679('A`):2007/07/09(月) 00:43:32 0
ここで満をじして>>157が登場
680('A`):2007/07/09(月) 00:49:34 0
なんと投稿しにくい空気w
>>157じゃないけどおkかな?
681('A`):2007/07/09(月) 01:00:19 O
まとめて

自 演 乙
682('A`):2007/07/09(月) 01:08:36 0
>>680
オッケー!
>>679
あとちょっとだけまって・・・・・・
683駄文:2007/07/09(月) 01:14:43 0
暑い・・・・

毎年この時期になると「彼」のことを思い出す。
そういえばあの日もこんな風にひどく暑い日だった。

右腕が痛む。少し横になり目を瞑った。

私は横になりながら少し物思いにふけった。
そしてそのまま眠りにつき、夢を見た。



むかしむかしのゆめをみた
684駄文:2007/07/09(月) 01:15:35 0
「被験者No.57」

肉体組織の崩壊、再生を交互に繰り返しており
痛覚神経は相変わらず麻痺している様子
筋力、反射神経などの強化に重点を置きつつ経過を見守ることとする。




「やっとここまできたかぁ・・・」

レポートを纏め、目の前の化け物を眺める。
何度見てもコイツが元人間なんて信じられん


命は平等などとキレイごとほざいてるアホ共にはうんざりする。
外見がかわいい動物には動物愛護団体なるアホ団体が付いてまわり
汚らしい外見の生物、昆虫などはいつだって迫害される運命にあるのだ。


生きてるモノ。生まれてくる理由はいたって簡単だ。
すべての生は子孫繁栄、繁殖の義務を持って生まれてくる。
日本の高校生達はそれに忠実に生きているわけだな。
まったくうらや・・・ ではない。 
ご苦労なことである。

しかしそれが気に食わなかった。
画一化された価値観を壊したかった
薄汚いものでも、蔑まされながら生まれてきモノ
生あるものに別の意味を持たせたいと思った時
気が付けばこんな薄気味悪い実験に関わるような仕事に就いていた。


次々に運ばれてくる人間に「ある実験」を繰り返す
「生物兵器を作る」
それが我々の実験の目的だ。某国から軍事目的に頼まれているのか
それとも違うことに利用するのか
使用目的は不明だがしったことではない

ただ私達は日々の作業を淡々とこなすだけだ。
ここに運び込まれるのは戸籍上は
存在しない人間らしく、人体実験もなんの問題もないとのことだ。

実験は順調に進んでいる。
685駄文:2007/07/09(月) 01:16:23 0
股間の怒張が収まらない・・・!!

学校帰りにwikiwikiしながらボクは原チャリを走らせた。
そのスピードたるや一流のバイクレーサーとさして変わらないであろう
家に帰って一刻も早く自慰行為に勤しみたかったのである。


ボクから言わせてもらえればエロビデオなんぞ
借りるやつはアホなのだ。
小一時間エロサーフィンしながらのオナ○ーは
まるでハリソンフォードの某映画のように
宝物を探す一角の冒険者のような気分になれる。

いいオカズをGET出来た際には
筆舌に尽くしがたい快感がボクを襲うと同時に
激しい虚無感に襲われるのが難点だ。

「何故オレはこんな無駄な時間を・・・」


その虚無感が強い際には
せっかくGETしたオカズを消してしまったりするのだが
後日後悔してしまうことは言うまでも無い。


そして一通りの行為が終わった後いつも思う

「もっと刺激的なことはないものか」

ありきたりな日常。ありきたりな毎日。
平和な毎日をただただボクは過ごす。
まずセクササイズ的な刺激がボクには足りない。

何よりゲームのような・・・
あんな刺激的な非日常的な出来事が起こらないものか
「死」が間近にせまってくるよなスリルを感じられる現実

心の奥底でそんなものを起こるわけないと
分かりつつも望んでいた。

あぁ・・・ つまらん日常だ。
ボクはもう一回オナ○ーをすることにした。
気持ちいい。
686駄文:2007/07/09(月) 01:17:22 0
「やーっと終わった!!!」
後輩の研究職員の一人が叫びながら喜んでいる。

それもそうか・・・ こんな片田舎で
何ヶ月もカンヅメになってりゃ叫びたくなるというものだ

例の化け物が一応の完成をみたのだ。
コイツは死なない。定期的にこのように
培養液に浸せば何度でも蘇る。
というより自己再生を助長させるといった方がいいか。

外見は分厚い鉱物のようなもので体を守っており
普通の銃弾ではコイツを殺すことは到底叶わない。
ロケット弾、RDXなど殺人的な火力を持った武器を
用いたとしてもコイツに致命的な傷を負わせることは難しい
ものの数分でコイツの体は勝手に自己再生するのだ。
破壊的な突進力。何者も受け付けない屈強な体。
何よりもこの異形の右腕にかかればコイツに歯向かう前に
肉塊に変えてもらえるだろう。

不死の化け物。

まるで夢話だったものが今の科学力が実現させた。
後はコイツの細胞やらを採取したり
こちらがコントロールできるように色々と調整して終わりだ

そしてもう一つの依頼物を私は着々と増殖させていた。

その依頼物とは「蚊」だ。
687駄文:2007/07/09(月) 01:18:32 0
「眠てぇ・・・('A`)」

今日もけだるい朝から平和な日常が幕を開ける。
昨日はオナニーし過ぎたせいかものすごいダルい。
学校に行きたくない。エロゲしたい。
そんなこと考えていたら不覚にも少し勃起。
一発抜いてから学校に行くことにした。
気持ちいい。


イラクの市場で爆弾テロ、105人死亡250人以上負傷

TVをなんとなくつけたらテロ関連のニュースをやっていた。
まるで別世界の出来事のようにニュースを見る。
この平和な日本じゃテロなんざありえねーわ。

あって自動車事故。犯罪なんて滅多に巻き込まれる訳ないし。
「死」なんてものは僕らの現実から遠く無縁のモノ。

そんなことを思いながら原チャリを学校に走らせた。
今日も学校に行く途中にある白い建物が目に付く。
何度見ても場違いなんだよなぁ・・・これ。

こんな田舎にまるで似合わない真っ白な建物。広大な敷地。
中で何やってるんだかさっぱり分からない。
そもそも人の出入りを見た人だってあんまりいないそうだ。

何度か定期的に馬鹿でかいワゴン車が敷地の奥に入っていくのを僕は見たことがある。
あんなでかい車の中でならAVだって取れそうだ。
そんなこと考えたら不覚にも勃起した

もっとも僕も人の出入りは見たことはないのだが。


そうこうしてる内に学校に着いた。
退屈な一日の始まりだ。家に帰って早くオナニーがしたい。
それだけが僕の唯一の楽しみだ。
688駄文:2007/07/09(月) 01:19:22 0
授業が終わりそそくさと家に帰る。
今日も元気にエロサーフィン。

あ^〜元気があれば何度もシコる
イクぞー!!

などと猪木の物まねをして己を鼓舞する。
こうして僕の一日は本当の意味での始まりを迎える。
今日も相変わらずマッハの速さで家路につく。

「〜〜〜・・ めろ!!」
「・・と・・・せ!!」


途中例の白い建物から怒号のようなものが聞こえた気がした。
どうせ空耳だ。さっさと帰ろう。

途中、嫌に虫が多いような気がした。
いよいよ夏本番である。あぁーうざいったらない。
689駄文:2007/07/09(月) 01:20:19 0
家について僕は速攻パンツ一丁になり
臨戦態勢を取る。
今日もPCと僕のガチバトルが始まるのだ。
滾る気持ちを抑えられず一発、発射してしまった。
あまりの勢いのよさに手に少しこびり付いた。
参った。降参だ。

適当にティッシュで拭い、気持ちを落ち着かせる。
指にティッシュがこびり付いたが気にしてはいられない。

「二回戦に突入しよう」
そう思った矢先の出来事だ。

家の玄関がすさまじい勢いで破壊され
そこには異形の生物が佇んでいた。

そのとき、僕には何が起こったのか理解できるはずもなかった。
690駄文:2007/07/09(月) 01:20:54 0
時は少し遡る。





私は、化け物の最終調整も終わりに近づき
プロジェクトのリーダーとして締めの作業にかかっていた。
「蚊」の培養を後輩に任せっきりにしていた。

思えばこれが間違いだったのだろうか

培養室に入る前には何重にも防護服を着る。
そして後輩もこれを守っていたのであろう。
守っていたにも関わらず
何故このような事態が起こったのかもはや確かめる術はない。


奇妙なことが起こっていた。

後輩が培養室に入り、出てくるときには
培養室には何故か一匹も「蚊」がいなかった
691駄文:2007/07/09(月) 01:21:51 0
虚ろな顔をして後輩が培養室から出てくる。
何故か顔は薄ら笑いを浮かべている。

笑いを浮かべながら
あろうことか後輩は防護服を着込んだまま外に出ようとしている。

場所が場所だけに外出には許可がいるので
勝手に出ることは許されない。

そのことを後輩だって知っている。
知っているはずなのに入り口に向かって足を止めない。
なので当然、警備員に拘束される。
・・・・はずだった

あろうことか警備員の体は宙を舞い
壁面に叩きつけられ微動だにしなくなった。
692駄文:2007/07/09(月) 01:22:34 0
その場に居た皆があっけにとられ、動けなかった
そうしてる内に後輩は外に出ていた。

「早くアイツを止めろ!!」
私がそう叫んだ後にはもはや全てが手遅れであった。
外に出るやいなや、おもむろに防護服を脱ぎ捨てる。
そこには培養室で育てた「蚊」が犇いていた。

「アレが飛び散る前に全て殺せ!!早く!!」

私の悲鳴にも似た叫びは空しく研究所に響きわたり
後輩の・・・いやもはや後輩ではないだろう
「化け物」の雄たけびと同時に群がっていた蚊は我先にと散開した。

もはや誰にも止められない悪夢が眼前に広がっていた。
693('A`):2007/07/09(月) 01:54:43 0
すばらすぃ!!わっふる!わffる!
694('A`):2007/07/09(月) 01:58:26 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>683

つ 【21点】

>>684

つ 【30点】

>>685

つ 【18点】

>>686

つ 【2点】

>>687

つ 【20点】
695('A`):2007/07/09(月) 02:00:44 O
>>688

つ 【5点】

>>689

つ 【12点】

>>690

つ 【20点】

>>691

つ 【21点】

>>692

つ 【3点】
696駄文:2007/07/09(月) 02:02:29 0
後は>>654たんのリクに応えて
ぼちぼちと様子を見て投下しまつ。
出来上がってるので2日くらいかけて投下しまつね
697('A`):2007/07/09(月) 02:05:27 0
ザックスとクラウドの話っぽいね

いや、いいんだ。何も言わなくてもわかるよ

乙です乙
698駄文:2007/07/09(月) 02:24:53 0
むふふ。意識したつもりはないけどそうなのかな?w
でもでもオチはおそらく全く違うものになってるはずザーマスよぃ
699('A`):2007/07/09(月) 02:28:16 O
3点キター!!!!!wwwwwwwww
700('A`):2007/07/09(月) 02:45:02 0
だから自演s(ry
701('A`):2007/07/09(月) 02:57:51 O
>>697>>698

作者も自演してまで自画自賛するようなら終わりかと。
702('A`):2007/07/09(月) 02:59:30 O
っていうかマジでそのスレ見てみてぇwwwww
703('A`):2007/07/09(月) 03:07:15 0
携帯自演すんなボケ
704('A`):2007/07/09(月) 03:18:59 0
以後自演の話もスルーで
705('A`):2007/07/09(月) 03:22:51 O
>>697>>698=>>=700=>>703>>704
自演厨はお前だろうがハゲ。
少なくとも俺以外にもう一人は居る事は確か。
706('A`):2007/07/09(月) 03:25:17 O
アンカーミスった

>>697>>698>>700>>703>>704

だな。どうせ妄想オナニー厨らしい妄想から来る被害妄想だろうな。
707704:2007/07/09(月) 03:35:09 0
俺が自演厨ってwww
俺はただこんなIDもない板で自演だとか自演じゃないとか言い合ってても
仕方ないからやめさせようとしただけなのに・・・・・・酷いや、グスン
708('A`):2007/07/09(月) 03:40:53 0

           , -‐  ̄ ̄ ̄`  、
        , ´:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : \
    /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.:\\ヽ
.    /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヽ卅ゝ;:ヽ:ヽ:ヽ:ヽ
   /:. :. :. :. :. :. :. : l:. :. :. :. :',   ヽ:ヽ:.ヽ:ヽ:ヽ
  ,':. :. :. :. :. :. l:. :. |: : i:. :. :l |   ',:.:l:l:. i: :lV
  l:. : |:. :. :i:. :.|:. :. |: : l:. :. :l |´ ̄`l::j:|: :|: :|   はい、そこまで!
  ',:. :.|:.l:. :.l: : ト __i_l: :.|:.:l: |リ   _リj:.:ハ:.j
   ',: :ヘl:. :. l/lヽ;|リヽlV'V   ,'" ̄゛ l/:.V   ケンカはやめて仲良くしなさい?
    ',:. :ヽ:.:/:ト、| ,,===、      、、、、 |:. :|',
    ',:. :.h::、:. ハv'      、    j:.:. l:.',
    ',: :ヽl::\ヘ `````         イl:. :.|ヽ'、
     ',: : :l:. :.:.:|:.\    ‐ ´ /j:ll:.:. |:. :ヾ、
     }: : |:. :. :|: |:l ` ーn---y´::::{7||:.:.:j:. :. :. \
     |: : ヘ:. :.:|:.jj /ヽ ̄ ̄:::::: / .||:.:,' ̄`/7ー ヽ
     | :. :. |ヽ:.ヽ´   |r' ̄ ̄ / .lj:/  / / /./`ヽ
     | :. :. | ハ: :ヽ   | ̄ ̄ 7  レ' //,イ./   ',
     | :. :. |:| l \l.  |   /   //// |    ',
     | :. :. |:| l、\\ |   /  /// / l     ヽ
709('A`):2007/07/09(月) 03:58:30 0
かわええ
710('A`):2007/07/09(月) 06:03:14 O
ヒナギクさまああああああああああああああああああああああ
711('A`):2007/07/09(月) 07:48:22 O
712駄文:2007/07/09(月) 10:43:42 0
>>692より

「うぉわ!!!」
オナニーにふけっていた僕の家に突然爆音が鳴り響いた。
MOTHERにこの情けない格好を見られないように
慌ててズボンを履き、すかさずPCの電源を消す。
相変わらず忍者のごときの素早さだ。
我ながら惚れ惚れする動きである。うむ。

・・・ではない。 なんだ今の爆音は。



恐る恐る自分の部屋から音のした方向を見る。

僕の人生で今まで見たこともない「生き物」がそこに居た。
人間・・・なんだろうか?
薄ら笑いを浮かべ、焦点の定まらない瞳で何かを見ている。
クンクンと何かを嗅ぐようなしぐさを何度か繰り返し

僕をじっと見つめた。

薄ら笑いが獲物を見つけたかのような喜びの表情へと変わり
勢いよく僕の方へと向かってきた。
713駄文:2007/07/09(月) 10:48:23 0
う・・うわわわわわわわわああぁぁぁああ!!!!!!!

慌てて原チャリの鍵を握り締め窓から外に飛び出した。
と同時に僕の部屋の入り口は粉々になっていた。


なんちゅう馬鹿げた力だ。
自分の体もボロボロじゃないか・・・。

どうやらアタマは悪いようで
僕が窓から逃げたなどと容易に判断も出来ないようだ
ヤツがぶっ壊れた僕の部屋に佇んでいるうちに
そそくさと原チャリの元まで走り、僕は一目散に逃げ出した。

外を原チャリで走るとそこら中にあの怪物が溢れ返っていた。
あれほど願ってやまなかった「死」を間近に感じられる現実があり
悲鳴、血しぶき、阿鼻叫喚の地獄絵図。
恐怖のあまりさきほどまで怒張の限りを尽くしていた
我がイチモツも萎縮の極みへと達していた。
714('A`):2007/07/09(月) 11:03:34 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>712

つ 【15点】

>>713

つ 【6点】
715駄文:2007/07/09(月) 11:06:42 0
うむ。高得点。良し。
続きは4時ごろにでもうpしまつね
716('A`):2007/07/09(月) 11:34:17 0
>>715
お前の懐の深さに泣いた
717('A`):2007/07/09(月) 11:39:31 O
乙おっつ乙
718('A`):2007/07/09(月) 12:57:38 O
>>715>>716

自演醜杉
719('A`):2007/07/09(月) 15:24:28 0
スルー
720駄文:2007/07/09(月) 15:25:33 0
恐怖のあまりどこをどう走ったのか・・・・
気が付けば最初、怒号の聞こえたあの建物の近くまで来ており
例の白い建物の周りにも怪物共が大挙して押し寄せていた。

ただ少し様子が違っていた。
ヤツらがうずくまり、苦しげにしている・・・ように見えた。

どうせこのまま走り続けていてもガソリンが切れたら
ヤツらの餌食になるだけだ。
アイツらがマトモに活動できない何かがあそこにあるのなら
行ってみる価値は・・・ある!!

・・・のか?


しかしもうそれ以外の選択肢は僕に残されていない

恐怖に支配され、おおよそマトモな思考なぞ働かない僕が
唯一見出せた、助かる希望のようにそのときは思えた。

それは希望か、それとも永遠に続く苦痛の始まりか。
721駄文:2007/07/09(月) 15:26:10 0
「バシュ!!」

建物に近づくに連れ、妙な音が聞こえるようになる。
そんなことを気にしている場合ではない。
僕はかまわず原チャリで建物の敷地内に突っ込んだ。

入り口と思しき所で一人の男性が
何やら馬鹿でかいボーガンのようなもので
あの怪物共を地面に串刺しにしていた。

「たたたたた!!! たぁーすけてくださーい!!!!」

大声でその男性に呼びかける。
こちらをちらりと見て、また怪物共を串刺しにし始めた。

なんて危ない野郎だ。クレイジーガイにもほどがある。
というか僕はシカトか。そうですか。
いいさ。学校でも空気扱いには慣れている。

と思っていたらその男が建物に入り
入り口には何やら分厚い隔壁が降りてきていた。

慌てて原チャリから飛び降りて
僕はなんとか滑り込みでその建物に避難した。
722駄文:2007/07/09(月) 15:27:00 0
「なんだコイツは・・・・?」

急に近づいてきたと思ったら図々しくも
私と一緒にここに入ってくるとは・・・・。
「蚊」が一緒にいるかも知れないので
急いでスプレーを吹っかけてやった。


・・・・・・・・・・・・・・・


どうやらヤツらの影響はなさそうだな

「ぶっあ!! 何を吹っかけるんですか!!!」

おぉ。怒りはじめた。
一応だが保護してやってる形なので
感謝してほしいくらいなのだが・・・・

まぁいい。こんなガキは放っておいて
私は私のやることをしなければ。

私は急いで荷物をまとめ、
デスクに隠してあった「あるモノ」をポケットに忍ばせた。

長居している暇も、ガキにかまっている暇ない。
早くここから脱出しなければ確実に死ぬ。


「ブッギョォォオオ!!!」

いちいちうるさいヤツだ。
・・・元・後輩に殺された研究員を見て腰を抜かしているようだ。

「死・・・ 死んでますよ!! 死んでますよ!!!」

いちいちうるさい。知ってるよ。


「アイツの仕業だよ。お前も死にたくなけりゃ少し黙れ」

ある一室の扉を開けてやった。
そこには壁に打ち付けられている後輩が
未だに苦しみの表情を浮かべている。
723('A`):2007/07/09(月) 15:55:57 0
わっふるわっふる
724('A`):2007/07/09(月) 15:57:30 0
ほほう
725('A`):2007/07/09(月) 16:11:29 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>720

つ 【18点】

>>721

つ 【15点】

>>722

つ 【11点】
726駄文:2007/07/09(月) 16:22:01 0
後はちょくちょく投下しまつ。
伏線を多めに張っといたんで
オチが予想しながら気長にまってくだちぃ
727駄作:2007/07/09(月) 16:34:10 0
投下待機中に、この俺の情けない文章力を堪能してくれないか?
728('A`):2007/07/09(月) 17:04:23 0
喪前の話、おもしろいな…
嫉妬せざるをえない
729('A`):2007/07/09(月) 19:20:32 O
わふる
730('A`):2007/07/09(月) 19:44:18 O
>>726-727

自演乙
731('A`):2007/07/09(月) 19:45:46 O
もとい
>>727-728
自演乙だったwwww
732('A`):2007/07/09(月) 19:57:19 O
スルー
733('A`):2007/07/09(月) 20:08:12 O
                      /
                         \      _
                       \/  ○|_| 
                 |_     ○        ○/ 
                 _|               \/\ 
                  ○                    ○ ノ
            \/\                         |    ○_ノ
     __○_ノ    /○                        ̄|  /       __○_ノ
ニ三    /                                    \   ニ三   /    
ニ三  _」 ̄|              >>732                 /   ニ三 _」 ̄|  

                京、>>732を華麗にスルー!!

よって自演乙
734('A`):2007/07/09(月) 20:08:22 0
>>732
いや、それは出来てないぞw
735('A`):2007/07/09(月) 20:10:35 O
 あーっとここで>>732を更にスルー!!!
        r'::::::::i
         トーf/__
      /  イ| 、ヽ
      //_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
      /    } /             ,_-‐、
     /\/,ー 'ヾ          i"_Y 〈i
     〈  < /              ゝ^-'"
     \i"ヽ、  \\     //
     ├ i\i カ      ,、
      |_,,i ノ_ソ    )     ゝ

よって>>727-728自演乙
736('A`):2007/07/09(月) 20:12:45 0
いや、おまえらスルー出来てないから
737('A`):2007/07/09(月) 21:44:15 0
泥沼ですな
738('A`):2007/07/09(月) 21:55:37 O
アホかwwwwwwwww
739('A`):2007/07/09(月) 22:10:59 O
>>733 >>735
吹いた

つ 【100点】
740('A`):2007/07/09(月) 22:14:28 0
まとめて邪魔だから出てけよクズ
741('A`):2007/07/09(月) 22:17:35 O
お前がなクズ
742('A`):2007/07/09(月) 22:24:15 0
引き続き携帯さんの自演をご覧ください
743('A`):2007/07/09(月) 22:27:47 0
一部だろうが、住人が低劣杉ワロタ
744('A`):2007/07/09(月) 22:29:17 0
携帯うぜえwwww
745('A`):2007/07/09(月) 22:34:52 O
>>742-744
自演乙
引き続きオナニー作者の低レベルの被害妄想自演をお楽しみ下さい
746743:2007/07/09(月) 22:42:00 0
>>745
喪前に言ってるわけじゃないがな…
747('A`):2007/07/09(月) 22:45:05 0
もそろそろやめにしない?
748('A`):2007/07/09(月) 22:55:37 O
点数付ける奴が居る以上どうにもならないかと。
これなら当面投下しない方がまだマシ。少なくとも俺はそうした。
荒らしに対して当てつけがましく投下してもあほらしいだけだから。
749('A`):2007/07/09(月) 22:56:21 0
おまえがいうな
750('A`):2007/07/09(月) 23:00:22 O
>>749
俺が?
今回書き込みが久し振りだけど何か言ったか?
751('A`):2007/07/09(月) 23:05:08 0
再三の、民度低杉ワロタ
752('A`):2007/07/09(月) 23:06:20 0
カオスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
753750:2007/07/09(月) 23:09:09 O
ぶっちゃけ意味分からん。
ちなみに俺はこのスレの>>175だが点数付けられて萎えて休止した。
疑心暗鬼酷すぎるわ、本当にカオスなスレになってしまったなぁ。
754('A`):2007/07/09(月) 23:10:31 0
もういいよ・・・
ここ数スレは「保守」でなんとか保ってたのに
今回はこんなに作品に溢れてる
それだけで十分立てた甲斐があったよ
まとめサイトも潤っただろうし、このまま作者さん来なくてもいいっす

ありがとうみんな
あとは荒らすも落とすも好きにしてくれ
755('A`):2007/07/09(月) 23:13:44 0
>>175氏の作品は続き出来てるの?
756駄文:2007/07/09(月) 23:14:00 0
なんというカオス・・・・
しかしアレだね。こんな自分の書いた長文を
>>728みたいにわざわざ読んでくれる人が居る。
それだけでもオイラ大分嬉しいよ。

まぁ点数付けるのもいるが気にしない('A`)
とりあえずオイラのお話、キレイに終わらせちゃうよ。
757('A`):2007/07/09(月) 23:15:45 0
>>754
喪前が、粘着に過剰反応してる香具師だとして。
それはあまりにも自分勝手すぎるだろ。
「作者さん来なくてもいいっす」じゃないだろ
喪前が来なくてもいいんだよ

喪前が、粘着に過剰反応してる香具師では無いなら、
書き込む内容タイミングが、若干斜め上いってるから
ROMってた方がいい
758('A`):2007/07/09(月) 23:16:51 0
>>757
オマエガナー
759('A`):2007/07/09(月) 23:24:21 O
作品を待ち望んでる人がいるんだから
こんなの気にせず投下してください、作者さん。
760('A`):2007/07/09(月) 23:25:03 0
創作系スレって、最低一人はこういうのがいるよなあ
まさか同いt…いや、止めとこう

自分で自分のスレを汚すのはアホらしいと思わんのかね、全く
761('A`):2007/07/09(月) 23:30:14 0
アイツがクルー
762175:2007/07/10(火) 00:14:11 O
>>755
第八章まで出来たから週末にでもネカフェに用事があるしついでに投下も考えたけど
>>749>>751みたいに携帯だと自動的に悪人にさせられるスレなら俺も投下はもう止めとこうと思う
763751:2007/07/10(火) 00:17:25 0
待て待て、僕は別に携帯に対して言っているわけじゃないぞ
というかむしろ、過剰に反応しすぎるPCに対してのレスなのだよコレが
764('A`):2007/07/10(火) 00:21:48 O
>>763
民度低いとかと荒れるから言わないでおこうぜ?
どうせ荒らしのせいなんだから。
765駄文:2007/07/10(火) 00:40:56 0
>>722より

・・・・あの時。
後輩が外に出て事態の収拾が不可能だと判断した瞬間。

私は急いで研究所の、あるモノを取りにいった。




あの「蚊」は僕たちのメインプロジェクトの化け物の
細胞をあらゆる生物に組み込むために生み出された生物兵器だ。
刺された生物は否応無く、あの化け物の細胞に汚染され
ほぼ不死の状態になるようだ。


痛覚もおそらくは無くなり、筋力なども増加。反面知力は失われるようで。
おそらくは銃器、鈍器などの通常兵器では止めることは叶わないと思われる。
まだまだ分からないことが多い。

・・・というのもまだあの「蚊」での人体実験は
されておらず、刺された人間がどのような形の生き物に変わるのか?
それすら予想してない状況下での出来事だ。
766駄文:2007/07/10(火) 00:43:06 0
よってまだテスト段階であった
この馬鹿でかい杭打ち機のようなモノを使う羽目になった。

そもそもの仕様用途はあの化け物の暴走時、
いかにしてヤツを止めるかという目的で作られたものなのだが・・・・

まだまだ試験段階で威力は押さえ気味だが
元・人間を地面に串刺しにする程度の威力は持ち合わせているようだ。


私がコレを取りに言ってる間に
元・後輩の・・・ 
ゾンビなどという陳腐な表現をしてもよいのだろうか。
私以外の研究員、警備員はただの肉の塊と化していた。


「殺戮」


これこそがあの化け物の生きる目的として
彼を作りあげ、そして彼に与えた生の意味だ。
他の生を一方的に奪うことのみに特化した
破壊的な暴力。そしてそれこそが
貴様の生まれた理由なのだ・・・・ と。
767駄文:2007/07/10(火) 00:44:13 0
どうやらその細胞を組み込まれた連中も
ソレに忠実に生きてるようだ。
周りの連中を片っ端から皆殺しにしている。

「蚊」にはある特定の匂いが非常に苦手との
データが取れており、私は例の武器を取ると
同時にそのスメルがするスプレーを自分に吹きかけた。

そのスメルとは男性の生殖器より出る
白濁のアレに非常に類似しているので
あまり気持ちいいものではないが・・・


そんなことはいっていられまい。

そして後輩が私の後ろに迫ってきたとき
私は躊躇無くトリガーを引いていた。
768駄文:2007/07/10(火) 00:45:07 0
この人はなんなんだ・・・
いきなり怒られた・・・。
死体を見てもなんとも思わないのか?
いや待て。なんだその落ち着きっぷりは!?


人が死んだんだぞ!いっぱい人が死んだんだぞ!


思わず修正してやりたくなったがそうも言ってられない。
なんだあの壁に張り付けにされてる人は・・・・
家に来たヤツと様子が似ている

「あれ・・・ なんなんですか?」

思い切って聞いてみた・・・が

「アレが何かより今どうするかの方が重要だろう。
 それとも何か?何者か分かったら君の今の状況は好転するのか?」
769駄文:2007/07/10(火) 00:45:56 0
また怒られた。なんなんだこのDQNは。
ちょっと泣きそうになった。

と思っていたらいきなり例の杭打ち気を渡された。

「一つだけ言う。アイツらはおそらく死なない。
 信じる信じないは勝手だ。
 これでヤツらが出てきたら片っ端から壁に打ち付けろ。
 現段階じゃアイツらを止めるのが精一杯だ」

「いいか。アイツらに傷でもつけられて見ろ。
 私は君をすぐに見捨てるからな
 きっと次の瞬間は君もヤツらと同じになっているぞ」

「・・・・ はい」

「躊躇するなよ」


なんなんだ。今日は。
オナニーを楽しもうとしていただけじゃないか。
僕が何したってんだ。
それとも日常にささやかなスリルを望んでいた。
それがいけなかったのか?
そんな不謹慎なことを考えた僕がいけないってのか。

もういい。家に行ってPCをやらせてくれ。
寝かせてくれ。何も考えず眠りたい。

泣きそうになった。家に帰りたかった。


しかし次の瞬間
周りの死体が笑いを浮かべながら立ち上がるのを見て
そんな安らかな日常には当分帰れないということを
改めて実感させられた。
770駄文:2007/07/10(火) 00:46:48 0
「トリガーを軽く引け。マーカーが出る
 後はマーカーの位置にしたがって深くトリガーを引け。
 ヤツらを地面か壁、どちらかに打ち付けろ」


淡々と説明したかと思うともう一つの
杭打ち機で彼は蘇った死体を淡々と地面に打ち付ける。


コイツが一番恐ろしいんじゃないか・・・・?

いや、一応人間だ。今は一緒にいよう。
何より一人じゃ心細い。泣きそうになる。

直視しないように起き上がってくる人たちにトリガーを引く。
腕に当たり、必死で地面から杭を抜こうとしている。

ふぅ・・・ 神経に堪えるな・・・ こりゃ。

そんな感じ目を背けながらおどおどと打ち付けていた。
すると、いきなり彼に胸倉を掴まれた

「お前・・・ 助かりたいと思ってるのか?」


・・・は?なんだ?なんで急にキレてるんだ?コイツ?

と思った次の瞬間、彼は僕の打ちつけた人達の胴体に
もう一発ずつ打ち込んでいた。

相変わらず情け容赦ない人だ。
771駄文:2007/07/10(火) 00:47:41 0
うおっ!!校了ミス!!

そんな感じに目を背けながら・・・

ですね。スマソ
772駄文:2007/07/10(火) 00:48:17 0
「一つ聞く。お前の今すべきことはなんだ?」

僕は答えた

「彼らを・・・ 止めることですか?」

すると彼から怒鳴り声にも似た返答が帰ってきた

「違う!!この町から出ることだろう!!
 君は生きてここから出たくないのか!?」

「いいか。これが最後の忠告だ。
 君が生きるためには彼らに遠慮なんかしてる暇なんかない。
 君が生きるためには彼らを完膚なきまでに行動不能にする必要がある。
 それとも彼らが可哀相か?痛そうに見えるか?
 笑わせるなよ。君はチンケな虫やゴキブリを殺すとき心を痛めたことがあるか?
 偽善者ぶるのもここまでにしろ。さもなきゃここで死ね。
 君が生きるために彼らを止めるか。それとも君が死ぬか、好きにしろ」


怒り・・・ いや、彼なりの思いやりだったのだろうか。

僕は一気に捲くし立てられ、少し泣いた。
773('A`):2007/07/10(火) 00:51:07 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>765

つ 【10点】

>>766

つ 【14点】

>>767

つ 【11点】

>>768

つ 【9点】

>>769

つ 【2点】
774駄文:2007/07/10(火) 00:52:38 0
素晴らしい点数をゲット出来たな・・・。良!!
次でラストまで一気に書き上げますねー。
775('A`):2007/07/10(火) 00:52:43 O
>>769

つ 【8点】

>>770

つ 【12点】

>>772

つ 【12点】
776('A`):2007/07/10(火) 00:57:05 0
>駄文
おk、どんと来い

変わらず嫉妬しつつ、
僕も話になりそうなネタが浮かんできたなぁ
777駄文:2007/07/10(火) 00:58:20 0
サンキュ。そういう一言はまじに元気出る
これはスレの活性化の予感。
さっさとオイラの話を終わらせて次の人の話を楽しむとしよう。
778('A`):2007/07/10(火) 00:58:58 O
2点ショボwwwwwww
必死に負け惜しみを言う>>774見苦し杉wwwwww
779('A`):2007/07/10(火) 02:00:40 O
確かに文体がショボい。
780('A`):2007/07/10(火) 02:16:55 O
右から左へーうっけながすー♪
781('A`):2007/07/10(火) 03:02:52 O
                      /
                         \      _
                       \/  ○|_| 
                 |_     ○        ○/ 
                 _|               \/\ 
                  ○                    ○ ノ
            \/\                         |    ○_ノ
     __○_ノ    /○                        ̄|  /       __○_ノ
ニ三    /                                    \   ニ三   /    
ニ三  _」 ̄|              >>780                 /   ニ三 _」 ̄|  

                京、>>780を華麗にスルー!!
782('A`):2007/07/10(火) 03:03:42 O
 あーっとここで>>780を更にスルー!!!
        r'::::::::i
         トーf/__
      /  イ| 、ヽ
      //_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
      /    } /             ,_-‐、
     /\/,ー 'ヾ          i"_Y 〈i
     〈  < /              ゝ^-'"
     \i"ヽ、  \\     //
     ├ i\i カ      ,、
      |_,,i ノ_ソ    )     ゝ
783('A`):2007/07/10(火) 03:17:37 O
なんというデジャブwww
お前らちょっと遊びすぎwwwwwww
784('A`):2007/07/10(火) 03:31:52 O
妄想オナニー作者の自画自賛自演醜杉wwwwwww
自分で自分の妄想オナニーを褒めたたえるとはwwwww
785駄文:2007/07/10(火) 04:50:41 0
少し言い過ぎたか・・・・

いや、そうも言っていられない。
私も彼を助けるほど余裕があるとは言いがたい。
なんせ私は一科学者だ。彼の身は彼自身で守ってもらわなくては。


今の我々には時間が無い。
後輩が研究所を滅茶苦茶にしてくれたおかげで
あの化け物がいつ起きるかおおよその検討もつかない。

ヤツが目覚めたら、我々二人を待ち受けているのは
確実に「死」だけだ。
こんな貧弱な武器では歯向かうことすらままならない。

さっさとここから脱出するとしよう。
786駄文:2007/07/10(火) 04:51:21 0
警備員の死体から、キーをもぎ取り
地下の脱出口まで足を進める。

この研究所の裏手の山に流れる川に続く出口。
そこから川沿いに出ればなんとか助かる見込みはある。
おそらくそこまでは「蚊」の影響もないだろう。

「・・・行くぞ」


黙って彼は頷いた。やはり言い過ぎたか。
ヘコんでいるようだ。

彼を呼び、研究室の隔壁を閉める・・・。
と同時にこの建物の入り口の隔壁がぶち破られ
大量の化け物モドキが入ってきた。


なんだってここの隔壁はこんなに降りるのが遅いんだ!!!


とっさに武器をかまえ、ヤツらに杭をぶち込む。
・・・が何人かはかまわず突っ込んでくる。
同時に私の武器は弾切れを起こす。

ヤツらは私達の方向へラグビー選手のごとく勢いよく迫ってくる。
その表情は恍惚に満ち、我々を死へと誘わんとしている。

「殺される」

今更ながら私は恐怖を覚え、己の作り出したこの状況に
罪の意識を感じるようになっていた。
787駄文:2007/07/10(火) 04:52:27 0
「・・・行くぞ」

彼が僕に話し掛けた。くそ。説教かまして偉そうにしやがって。
どこに行こうってんだ。チクショウ。

チクショウ。分かってる。
遠慮なんてしてる場合じゃないってのは分かる。
分かってる。でもそんなこと言われていきなり
「アイツらを打て」だなんてどうかしてる。

マトモな神経じゃない。第一僕は状況の把握すら出来てないんだぞ。
生きてここから出たってやりたいことなんてない。
やりたいことなんてオナニ○くらいだ。クソッ!!クソ!!
クソったれめ!!!


死にたくない、死ぬのが怖い。
死んでたまるか。まだ生きたい。
やりたいことなんて無くても死ぬのは・・嫌だ。
次は必ず躊躇せず打ってやる。生き延びてやる。
クソ・・・・。


彼の後に黙って付いて歩いてゆく。
この奥に出口でもあるのだろうか。

彼が何か操作をして入り口と同様、ゆっくりと隔壁が閉まってゆく。
と同時にものすごい爆音と共に入り口がぶち破られた。


「・・・死んでたまるか」
788駄文:2007/07/10(火) 04:53:11 0
もはや何も考えられなかった。
というより考えるのをやめた。

ただ死にたくない。それだけが僕を突き動かしていた。
気が付けばヤツらの胴体に躊躇無く杭を打ち込む僕がいた。

彼らが何者で何故、僕を襲うのか
もはやそんなことどうでもいい。向かってくるならもう容赦しない。


僕は死にたくないんだ。


シンプルな動機が僕を突き動かす。
隣の彼の武器の杭が尽きたようだ。
何かを悟りきった表情をしているがしったことではない。

隔壁近くまで来た化け物共を、かたっぱしから壁に打ち付ける。
そうこうしてる内になんとか隔壁は閉まり
僕の方の武器も杭が無くなっていた。
789駄文:2007/07/10(火) 04:53:52 0
「見直したよ。さっきとはまるで別人だな」

皮肉交じりに彼が言い放つ。
もう少しマトモにお礼を言えないものか。
やっぱり修正してやりたくなった。

「ここ・・・ どこに続いているんですか?」

彼に聞いてみた。

「この建物の裏の山があるだろ。
 そこに繋がっている。そこから川伝いに下っていけば
 なんとか助かるかもな。さぁ急ぐぞ」

そういえばあそこの隔壁もいつ破られるか分かったもんじゃない。
僕と彼は小走りに出口へと急いだ。


そして10分程度走っただろうか。
少し先からはフクロウの声が聞こえ、外が近いことを知らせている。

どっと力が抜けた気がした。
悪い夢の終わりを迎えることが出来る。
心の底からそう思った。
790駄文:2007/07/10(火) 04:54:25 0
外に出ると闇が周りを覆い尽くしていた。

「ふぅ・・ 助かった・・・んだよなぁ・・・・」

その場で僕はへたり込んでしまった。
とりあえず休みたかった。なんだか一生分の冒険をした気がする。
もうスリリングな日常はゴメンだ。
やっぱり平和が一番だよ。うん。

彼は出口の隔壁を下ろそうと何やら作業をしている。
あれが閉まったら今度は川を下って
ゆっくり眠れる。これほど布団が恋しいことはない。
とっとと横になりたい・・・・。


そんなことを考えているときだった。
僕の顔に雨が降りそそいだ。馬鹿に生暖かい雨だった。

そして、それが雨でないことに気づくのに、ものの5秒もいらなかった。
791駄文:2007/07/10(火) 04:56:29 0
「ふぅ・・ 助かった・・・んだよなぁ・・・・」

彼が安堵の表情を浮かべている。
それもそうか。あんな状況下から生き延びれたんだ。
助かったと思ったら私も体の力が抜けた。
最後にここの隔壁を閉じて・・・お終いだ。

隔壁を閉じる作業をしながら
私は自分の今までの研究を省みた。

私は・・・罪深い人間なのだろうか。
もしもこの事故が無く、アレらが世界にばら撒かれていたら
私がさきほど感じた死の恐怖を
多くの人々に与えることとなっていたであろう。

そんな権利は・・・私にも、誰にもあるわけがない。

これから外に出て私が何をすべきか。
それを考えてるときであった。


熱かった。胸が急に熱くなった。
胸を見ると大量の血が私の胸から噴出していた。
あの化け物の右腕と思しき爪が私の胸を突ら抜いていた。


隔壁から右腕だけを覗かせ、素早く私の胸から爪を抜く。

私はその場に倒れこんだ。
あと少しというところで・・・。
因果応報というヤツか・・・ ハハハハ。
急に笑いがこみ上げると同時に
数分後に確実にやってくるであろう自らの「死」を実感する。

と同時に

「なんとか・・・彼だけは・・・」

そう思うと同時に私の手はポケットの中にある
「あるもの」を握り締めていた。
792駄文:2007/07/10(火) 05:01:29 0
「う・・・・うわぁあああああ!!!!大丈夫ですか!!」

彼が私に近づいてくる。私はもはや助かる見込みがないのは
彼にも分かっているだろう。
私に残された時間は少ない。

「・・・君には・・・・ 夢があったのかい?・・・
 やりたいこと・・・ 叶えたいこと・・・
 君の・・・ゴホッ!! 君の望む未来は・・・どんな・・・ゲホ・・!!」

彼に質問する。

少しキョトンとした表情で私を見る。
当然だろう。意識が白んできた。
ヤツもそろそろ隔壁をぶち破ってくる。
時間が・・・ない・・・な。

「何も言わず聞いてくれ
 もう私は助からない。だが・・・君は・・・」

「しゃべらないでください!! あぁ・・・血が・・・」

「もう・・・いい・・。いいんだ・・・
 いいか・・・今から君にあるものを渡す。
 使えば・・・君は死ぬかもしれないが・・・
 使わなくても待っているのは確実に死だ」

彼の手にそっと「アレ」を渡す。

「こ・・れを右腕に・・・ 打ち込めば・・・
 あるいは・・・ ・・・・ ・・・・」

 
こんなものをきみにたくす
わたしをゆるしておくれ

そう心の中で呟き
私は罪を償えたのか。それとも一人の青年の未来を奪ったのか
その答えを見つける前に私は絶命した。
793駄文:2007/07/10(火) 05:02:10 0
死んだ・・・ 死んでしまった。
彼が死んだ。目の前の隔壁は今にもぶち破られそうだ。

なんなんだ・・・・ この化け物は・・・・
ぽっかりと空いた穴から覗かせる右腕は
今までのヤツらとは桁はずれの大きさだ。


僕は死ぬのか。


そう思わざるを得ない死の恐怖に僕は侵食されていた。
左手には彼から渡された妙なモノが握り締められていた。

簡易注射器・・・なのだろうか。
コレを右腕に打てというのか?
そうしたらどうだというのだ!?ヤツが死んでくれるのか?

隔壁が吹っ飛ばされ、巨大な化け物が僕を見下ろしていた。

圧倒的な恐怖が目の前に立っていた。
僕に出来ることはもう一つしかない。
おおよそコイツから逃げることは叶わないと直感が知らせていた。

キャップをはずし思い切り右腕に注射器を突きたてる。

と同時に中の溶液が勢いよく僕の体に入りこみ
僕の体はまるで焼かれているような熱さに襲われた。

「あ・・・熱い・・・ あ・・あぁああぁあ!!!」
僕はあまりの熱さにその場で蹲り、動けなくなっていた。

そうしている間に化け物はゆっくりと僕に近づき・・
そして、力の限り僕の体を蹴り上げた。
一体、何メートル、何十メートル吹っ飛ばされたのか。
体の熱さも次第に消えうせ、僕の意識は遠のいていった。


僕の・・・ 、僕としての人生は、ここで終わりを迎えた。
794駄文:2007/07/10(火) 05:16:25 0
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

「・・・・ あめだ」

雨が降っている。家の中で雨が降っているのか・・・。
不思議なこともあるものだ・・・。

寝ぼけ眼で周りを確認する。

「・・・ どこだ?ここは?」
雑木林の中で僕は眼を覚ました。
何故だ?一体どうしたんだ?

体を起こし、記憶を探る。馬鹿に体が軽い。
そして自分の体のある一部を見て愕然とした。

右腕がまるで怪物の手のように異様な発達を遂げている。
その爪は何メートルあるのか。
立って手を伸ばすと爪が地面に届くほどの長さだ。

思えば僕の体も変だ。妙に力が漲る。
変な感覚だ。集中すればまるで周りの風景が
スローモーションのように見える。

どうしたというのだ・・・僕は。
改めて僕は自らの記憶を辿った。
795駄文:2007/07/10(火) 05:29:52 0
目を覚ましてから何時間経ったのだろうか
全てを僕は思い出した。そして呆然としていた。
何をすればいいのか分からなかった。
この体で何をしろというのだ。


とぼとぼと林を歩き、僕が吹き飛ばされた後を辿り
「彼」の元へと行ってみた。

目的などなかった。ただ行こうと思っただけだ。
あれから何日経っていたのか。
時間の感覚は分からなかったが彼の衣服だけが
そこにあった。不思議なことに服と彼のカバン以外
彼の存在を残すものは何も無かった。

何気なく彼のカバンを覗き、一枚のレポートに目を通す。
796駄文:2007/07/10(火) 05:41:55 0
        「T-057型の殺害方法についての考察」

体の表皮を特殊な鉱物で覆い、通常兵器では傷つけることすら叶わない耐久力を実現し
自己再生能力の特化により爆発物等の攻撃においても、致命傷をあたえることは難しい。
ゆえに私は「毒」を作った。それは自身の爪に含まれる毒である。
あらゆる生物の細胞を一瞬にして破壊し、その生物の痕跡をこの世に残さぬほどの毒
もし057が暴走し、手におえなくなったとき、現段階では不可能だが
自身に爪を突き立てるよう、指令を送れるよう調整を進めている。
この毒こそが057を殺せる唯一の武器となり、現段階では特殊な武器を用いての
足止めの実験の段階である。しかし鉱物を貫く程の威力にはまだまだ程遠いようで改良の余地有。
797駄文:2007/07/10(火) 05:52:15 0
・・・・爪。
僕は試しに近くの木に右腕を突き刺し、振りぬいてやった。
太い木すら軽がると真っ二つに出来た。
そんなことにすら僕はもう驚くことはなかった。


数分後・・・・
木は腐り始め、見る見るうちにその姿を無くしていった。
半ば予想していた事が起こり、
僕は放心状態のまま白い建物の中伝いに自分の町に戻ろうとしていた。

自宅で横になりたかった。それだけだ。

町に戻った僕の眼に飛び込んできたのは
あの薄ら笑いを浮かべる化け物、
僕と同じ右腕を持つ怪物と交戦する人間の姿だった。
798駄文:2007/07/10(火) 06:05:46 0
ヤツらは銃で撃たれても怯むことなく人間に襲い掛かっていた
僕を蹴り上げたあの怪物がじっと僕を見つめた。
他のとりまきの化け物共も僕を見つけたようだ。

不思議とヤツらに見つかっても恐怖を感じなかった。
それどころか妙な昂揚感を覚えていた。



笑いが胸の奥底からこみ上げてきた。



とたんに周りの風景がスローモーションになり
気づけば僕はヤツらを細切れにしていた。

あの怪物も体の鉱物ごと一気に貫いてやった。
図体はでかいが素早さがまるで無かった。
あっけないもんだ。何度も何度も突き刺してやった。

皆、ぶすぶすと煙を上げて消えていった。
799駄文:2007/07/10(火) 06:19:39 0
その後。
僕は生きている人を探し、保護しようと町中を散策した。
今思えば、チンケな正義感など振り回さなければ良かった。
確かに生きている人たちはいた。しかし


「化け物!!こっちにくるな!!」


皆、僕の右腕を見つめ、ある人は恐れおののき
ある人は僕を罵倒し、同じようなセリフを吐いた。

僕が何をしたというのだ。礼こそされど
罵しられる筋合いなど、どこにもないというのに。
僕はもはや人間ではない。皆にそう言われているように思えた。
実家に戻り、破壊された自室で少し横になる。

町中、母を捜したが、どこにも見当たらなかった。


「これからどうするか・・・・」

横になりながら、僕はこれからのことを考えていた。
800駄文:2007/07/10(火) 06:37:42 0
長い夢を見ていた。
昔、昔の夢だ。

眠りから覚めると私は右腕を包んでいた布をおもむろに取った。

目の前には馬鹿でかい白い建物がある。
やっとここまできた。

あの後、私は死に物狂いでアレらが何者の仕業で
何の目的であのような研究をしていたのか調べ上げた。

世界中にあのような建物があり、そして同種の実験をしているということ。

バイオハザードを人為的に起こし、それをネタにして
各国を脅迫しようとしている組織があるということ。


そして私にはそれを止める力があるということ。


そうすることで私は私の生きている意味を実感できた。
私にしか殺すことのできぬヤツらを葬り去ることで
私は生を実感し、私の存在意義を見出していた。


片っ端から世界各国の関連施設を潰して回り
いよいよ諸悪の根源たる大元の建物が目の前に聳えていた。


カチャリカチャリと右腕の爪を鳴らす。
向こうも私に気づいたのか。数百人の化け物共が大挙して押し寄せてきた。


胸の奥からこみ上げる昂揚感が抑えられない。





私は笑みを浮かべながら化け物共中へと突進していった。
801駄文:2007/07/10(火) 06:41:36 0
はい。長々とスマソですた。おしまい♪

後は>>175氏やら>>157氏の作品に
みんなでwktkしませう。

ふぃー。最後まで読んでいただけた方がもしいらしゃったらお礼申し上げます
長々と読んで頂いてありがとうございました
802駄文:2007/07/10(火) 06:46:59 0
うわー。最後ミスってますねw
化け物共「の」中へと突進していった

ですね。うへーかっこわりw
803('A`):2007/07/10(火) 11:27:49 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>785-800

つ 【0点】
804('A`):2007/07/10(火) 11:43:26 0
>>駄文
乙。なかなか面白かった
805('A`):2007/07/10(火) 11:47:34 0
つーか頭悪いやつ多すぎ
中学生はネットで遊んでないで勉強しなさい
806('A`):2007/07/10(火) 11:55:07 O
>>802>>804-805

自画自賛キモっ!wwww
っていうかとうとう0点キター!!!!!!!!wwwwww
807('A`):2007/07/10(火) 12:03:03 0
>>803お前が原因なんだよ。邪魔だから死ね。
面白いと思ってやってんのかもしんねーけど、ハッキリいって面白くない上に迷惑
いい加減気付け
808('A`):2007/07/10(火) 12:17:00 0
初期の人とは違う人じゃないの?
809('A`):2007/07/10(火) 12:26:46 O
作品がたまるとまとめサイトの更新が大変だぜ('A`)
810('A`):2007/07/10(火) 12:29:26 O
1.勝手な評価をして住民及び作者を煽る

2.それをネタに荒らす(自演)

3.端末を変えて荒らし(自分)に反応してさらに荒らす(自演)

4.その流れに誘われて他の住人も荒らしに反応し、スレはカオスに陥る

5.荒らしコンプリート


解決法→荒らし及び荒らしへの反応を徹底スルー
811('A`):2007/07/10(火) 12:34:44 O
>>807-810

自演乙wwwwww
0点というのは適切な評価で尚、乙wwww
812('A`):2007/07/10(火) 12:45:10 O
〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
813('A`):2007/07/10(火) 12:52:08 0
>>811
採点厨涙目wwww
ボロクソ言われて反論出来ねーでやんのwww
自演自演ってバカじゃねーの?お前www
マジ携帯から連投ご苦労さんッスwwww
814('A`):2007/07/10(火) 13:04:29 O
>>812の方が一枚上手だな。

つ 【100点】
815('A`):2007/07/10(火) 13:06:40 O
>>813

顔真っ赤でつねwwwwww
816('A`):2007/07/10(火) 14:56:42 O
荒らしにかまったら荒らしになってしまいます。
ここから↓はスルーでいきましょう。
817感染者:2007/07/10(火) 15:06:22 0
6月28日

暑いのか寒いのか分からない。いや、暑いとか、寒いとかだけじゃなく・・・
何も分からない・・・3日前まで俺を襲ってきた猛烈なかゆみも無い。
どうやら俺の聴覚視覚以外の五感は機能を停止したようだ。いつだったか・・・6日ほど前か・・・

深夜、AVをレンタルした帰り道。道端に倒れていた女性を正義感とスケベ心を持って助けようとした。
それが全ての始まりだった・・・いや、今考えると「終わっていた」のかもしれない。俺が女性の顔を覗き込むやいなや、その女は・・・いや、生きた死体は血にまみれた唇を近づけてきた。
俺はソイツが生きた死体だとは気づかなかった・・・ソイツの欠けた歯が、俺の首の肉をむしるまで・・・

俺はソレを突き飛ばし、急いでアパートに帰った。部屋のドアを閉める・・・。
(まさか、こんな・・・ゲームの世界じゃなかったのか?
 映画だけの話じゃないのか?
 以前から想像はしていたが・・・まさか・・・まさか・・・)
自分でも自分が錯乱していると気づいた。首から滴る赤い液体はとどまる事を知らない。ひとまず、布で止血することにした。
暑かった・・・全速力で走ったのは高校の部活のとき以来だったからだ・・・。
熱かった・・・首の傷口が脈打つたびに熱くなる・・・。
そのとき俺は思い出した。

咬まれた者は、【感染】する

という大前提を・・・
咬まれた、間違いなく咬まれた。鏡で見てみると歯形のとおりに肉が削げている。
自分の顔も、心なしか黒ずんでいるようだ。そのとき、俺の意識は闇に飲まれた。
・・・
次に目覚めたときには、首の傷の事は忘れていた。夢だと思った。俺は安堵した。安堵したと同時に痒みに襲われた。
本能の赴くままに体中をかきむしった。なんだか腕が臭う。ここで始めて思い出した・・・。
俺は【感染者】であったことを・・・。頭によぎる絶望と次の過程・知能障害・・・。夢じゃなかった・・・。でも、痒かった。ただ痒かった。
掻いた、掻いた。掻いた・・・掻いた、かいた・・・カイタ。カイタ。カイタ。かItA;意識は再び闇に飲まれた。もう、目覚める気はしなかった・・・

俺は目覚めた、いや・・・目覚めてはならなかった。俺は一度死んだ。
ソレの仲間・・・。鏡に映った自分の体。腐敗し、異臭を放つ体。ただれた肉、滴る体液。床に落ちている肉片。まさにソレだ。

だが、俺とソレらとは決定的に違うことがあった。
知能になんら障害が出なかったことだ。目覚めた俺はひとまず飢えを満たすために・・・冷蔵庫の肉を全て喰った。
今のところ、俺は人を喰っていない。この部屋を出てみることにした、ソレらに襲われてもイイと思えるようになったからだ。と、いうか襲われることも無いだろう。と。
街は異様な静けさだった。
今・・・俺は思い出の母校にいる。思い出していた、無免許運転がバレて真冬に罰掃除をさせられたこと。
真夏、教室のクーラーが壊れて汗だくになったこと。
だが今は、かつての体が感じたあの寒さと暑さを感じない。
ふと涙がこみ上げてくる・・・でも、俺の涙腺はすでに機能を停止していた。涙が出なかった・・・
(・・・後ろに誰かいるな)
気配に気づいた、後ろを振り返る。女が立っていた、キレイな女だ。
俺はもうキレイな女性はコリゴリだったが・・・。俺の姿を確認した女は叫んだ、耳を劈くような大声。非常に五月蝿い。俺はお前なんか喰うつもりはないのに。
まぁ、そんな事は相手にはわからんだろうが・・・。俺はゆっくり遠ざかった・・・だが、その声に聞き覚えがあった。
高校時代、想いを寄せていた女だった・・・。俺は再び女のもとに向かうことにした。女は気を失っていた・・・。
(こんなところにいてはヤツらの餌になるだけだ)
そう考えた俺は、自分のアパートに彼女を連れて行くことにした・・・。

・・・いったん休憩・・・
818('A`):2007/07/10(火) 15:27:08 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>817

つ 【13点】
819('A`):2007/07/10(火) 15:31:28 O
一つ言える事は>>813>>812に全て当て嵌まる事はよく分かった
820('A`):2007/07/10(火) 15:38:45 0
スルーで
821('A`):2007/07/10(火) 16:19:20 O
                      /
                         \      _
                       \/  ○|_| 
                 |_     ○        ○/ 
                 _|               \/\ 
                  ○                    ○ ノ
            \/\                         |    ○_ノ
     __○_ノ    /○                        ̄|  /       __○_ノ
ニ三    /                                    \   ニ三   /    
ニ三  _」 ̄|              >>820                 /   ニ三 _」 ̄|  

                京、>>820を華麗にスルー!!
822('A`):2007/07/10(火) 16:20:09 O
 あーっとここで>>820を更にスルー!!!
        r'::::::::i
         トーf/__
      /  イ| 、ヽ
      //_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
      /    } /             ,_-‐、
     /\/,ー 'ヾ          i"_Y 〈i
     〈  < /              ゝ^-'"
     \i"ヽ、  \\     //
     ├ i\i カ      ,、
      |_,,i ノ_ソ    )     ゝ
823('A`):2007/07/10(火) 16:48:02 0
もうダメだなここ
824('A`):2007/07/10(火) 17:39:36 O
>>823
まだだ、まだ終わらんよ。

どうぞ作者さん続きをどうぞ
わっふるわっふる
825('A`):2007/07/10(火) 19:13:11 0
何というPCの醜態…
民度低杉、もうワロえんね
826('A`):2007/07/10(火) 19:31:27 0


ここから↓は荒らしにかまってる人も荒らしとしてスルーしていきましょう。


827('A`):2007/07/10(火) 19:41:26 O
                      /
                         \      _
                       \/  ○|_| 
                 |_     ○        ○/ 
                 _|               \/\ 
                  ○                    ○ ノ
            \/\                         |    ○_ノ
     __○_ノ    /○                        ̄|  /       __○_ノ
ニ三    /                                    \   ニ三   /    
ニ三  _」 ̄|              >>826                 /   ニ三 _」 ̄|  

                京、>>826を華麗にスルー!!
828('A`):2007/07/10(火) 19:42:26 O
 あーっとここで>>826を更にスルー!!!
        r'::::::::i
         トーf/__
      /  イ| 、ヽ
      //_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
      /    } /             ,_-‐、
     /\/,ー 'ヾ          i"_Y 〈i
     〈  < /              ゝ^-'"
     \i"ヽ、  \\     //
     ├ i\i カ      ,、
      |_,,i ノ_ソ    )     ゝ
829('A`):2007/07/10(火) 20:22:30 O
ほしゅ
830('A`):2007/07/10(火) 21:50:55 0
俺はさっさと逃げる。街中がゾンビなので
自動車でさっさと逃げる もっと遠い地域にな 
近くだとすぐにT-ウイルスが広がるし 
831('A`):2007/07/10(火) 22:06:25 0
おれんち結構広くて近所じゃ「金持ち」扱いになってるから
火事場泥棒にあいそうでそっちのが恐怖だよ・・・
832('A`):2007/07/11(水) 06:29:35 0
833('A`):2007/07/11(水) 09:32:29 0
>>831
その泥棒もゾンビ化で終了だ。ゾンビに襲われて感染か
知らずにうちに感染かどちらかでな
バイオでは市民のほとんどがTウイルスに感染した事すら気づかなかったらしい
834('A`):2007/07/11(水) 12:59:44 0
泥棒キャラって中盤まで生き残ってラスボスに殺されるぐらいは行かないか?
835('A`):2007/07/11(水) 13:31:04 O
天下の大泥棒ゴエモンと正義の忍者エビス丸ならいけるよ
836('A`):2007/07/11(水) 16:48:30 0
ほしゅっふる
837('A`):2007/07/11(水) 17:00:56 0
そいえばどうやってラクーン市内にウィルスが蔓延したの
838('A`):2007/07/11(水) 17:56:44 O
下水
839('A`):2007/07/11(水) 20:04:36 O
せっかくモデム復活したのに、ソフバン規制中とは('A`)
とりあえずまとめサイトは更新する予定です。
840('A`):2007/07/11(水) 20:24:34 O
管理人さん乙でっす!
841('A`):2007/07/11(水) 21:39:39 O
乙カンリニン
842('A`):2007/07/11(水) 21:54:36 0
僕・裏とかジャンピの人って、もう来ないのかな・・・
843('A`):2007/07/11(水) 22:54:07 O
またいつか来てくれるさ
844('A`):2007/07/11(水) 23:11:06 O
ジャンピ?
845('A`):2007/07/12(木) 00:19:59 0
僕裏の人は作品投下以外会話ないからなぁ。人知れず書き溜めてんのかも。
↑632のことだと思うよ。
846('A`):2007/07/12(木) 09:21:00 0
作品保管サイトのTOP絵がやべええええええええええええええ!!!!!
847('A`):2007/07/12(木) 10:36:03 O
だから?
848('A`):2007/07/12(木) 16:12:39 0
TOP絵wwwwwwwwwww
849コブン:2007/07/12(木) 16:52:04 0
>>817
wktk
850('A`):2007/07/12(木) 19:20:28 0
なんかもう設定という大風呂敷に負けた。

自衛隊がイラク行った→遺跡の中に研究所ありました
→ゾンビ、リッカーが何故かうようよ→戦闘開始
→そこにウェスカー登場→・・・・・

みたいなバリバリの戦闘物書こうと思ったら
・自衛隊の発砲、武器使用する際の条件は?
・何故、その遺跡に立ち寄るのか?その明確な理由作り。
・リアリズムの為の現地の自衛隊の活動を綿密な調査・・・

ざっと考えただけでも調べること大杉('A`)
戦闘もんは書くの大変ですねぇー・・・
妥協して日本のヤクザでも使って書こうかと思いましたが
はてさてDQNなんて書きたくねーし警察なんてありきたりだし・・・
もう他の人の作品を見ながらプロット考えてまつ。
長々とすいませんでした。
851('A`):2007/07/12(木) 19:29:24 0
まずは現地に行って取材をしてくるんだ
852('A`):2007/07/12(木) 19:29:34 0
設定とかちゃんと考え始めると時間が無限にかかるよねw
853 ◆YSProoBGGA :2007/07/12(木) 19:32:18 0
>>851
それなんて首切りフラグ?

>>852
そうなんだよねー・・・
でもちゃんとしないと陳腐きわまりない作品になりかねないし・・・
うおーめんどくせぇッ!!でも読んでもらいたんだよね( ^ω^)
854('A`):2007/07/12(木) 19:50:51 0
とりあえず頭と最後だけ考えて後は書きながら考えて行くのがよろしいかと
855('A`):2007/07/12(木) 20:21:16 0
自衛隊が遺跡に行くのは大量破壊兵器を探すのを手伝えばいいんだろ。どうせモテないんだから。
武器使用の条件は遺跡内でゾンビが生物兵器であることを示す資料を見つければいいんじゃね。どうせ風俗行くんだから。
自衛隊がイラクでやってたの飲料水作ったりとかだから解決後に水にワクチン混ぜたとかでいいんじゃね。どうせ素人童貞だろうし。
856 ◆YSProoBGGA :2007/07/12(木) 20:41:53 0
>>855
なんだ文末の叫びはw
Wiki見るとさ
「陸自によるサマーワでの活動の3本柱は「給水」「医療支援」「学校・道路の補修」の人道復興支援活動である」
と書いてあって、大量破壊兵器を探すの手伝うってなるとどうも
プゲラーって感じになってしまいそうででけないのよ('A`)

でも携行火器に「84mm無反動砲、110mm個人携帯対戦車弾 」
とか馬鹿に面白そうな武器が多数あったので
盛り上げる戦闘を書くにはもってこいなんだがはてさて・・・


857('A`):2007/07/12(木) 21:35:31 0
壊れた学校の地下に研究所の通路がありましたでいいじゃん
858('A`):2007/07/12(木) 21:48:32 0
とりあえずみんなでL作戦マーチ聴こうぜ
859('A`):2007/07/12(木) 22:55:14 0
>>855の人なんですが大量破壊兵器探すのは戦闘行為でも無いから俺は気にしないが。SF色強いフィクションである事がスレ的に前提だし
860('A`):2007/07/13(金) 00:20:01 O
えいりあんVSやくざでも書いとけwwww
861('A`):2007/07/13(金) 01:22:44 0
つーかなにこのコテ
862 ◆YSProoBGGA :2007/07/13(金) 01:23:27 0
というかぶつくさアイディア貰っといて
ケチつけて申し訳ないぜ('A`)>>855たんよ

SFでピンとキタァー♪って具合の話が
なんかアタマに降ってきたんで
次スレあたりにでも楽しみながら書いてみるよ。
さて・・・ どなたか投下せんもんかねw
863('A`):2007/07/13(金) 01:39:36 O
〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
864('A`):2007/07/13(金) 01:50:01 0
点数('A`)?!
865('A`):2007/07/13(金) 02:14:07 0
>>864
バカはほっとけw
866('A`):2007/07/13(金) 10:12:52 O
じゃあ>>865の馬鹿はスルーでwwww
867('A`):2007/07/13(金) 10:39:17 0
そうか、そろそろ夏休みか・・・
868('A`):2007/07/13(金) 12:04:54 0
夏厨の季節か
869('A`):2007/07/13(金) 12:05:08 O
妄想オナニーが増えれば点数付ける大チャンスwwwww
870('A`):2007/07/13(金) 23:47:39 0
粘着に我慢できないゆとりにワロタ
「〜厨」レッテル貼りは基本だね
871('A`):2007/07/14(土) 01:07:47 0
このスレはダークサイドの力を知らない。
872('A`):2007/07/14(土) 12:37:27 0
旧スレから復活する場合ってまとめサイトに載ってる所の続きから再開すればいいよね?
873('A`):2007/07/14(土) 13:00:33 O
だっ誰だ!?
874('A`):2007/07/14(土) 13:36:33 O
復活する時にまとめサイトに乗ってる題名を書いてくれるとわかりやすいかも。
875('A`):2007/07/14(土) 15:28:18 O
採点の用意をwwwww
876('A`):2007/07/14(土) 18:44:46 O
>>872に期待
877('A`):2007/07/14(土) 18:45:34 0
すげーショボイヤツだったらウケるwww
878('A`):2007/07/14(土) 18:55:49 0
自演ばっかの夏厨にウンザリ・・・
クソつまんねぇ採点とか誰も求めてねーよ
879('A`):2007/07/14(土) 18:59:42 O
>>875に期待!!!!!!!!!!!!!!
880バイオ・パニック:2007/07/14(土) 20:08:05 0
第1話 いつもと変わらぬ筈の朝

なにやら外で物音がする
けたたましいサイレンの音も聞こえた
近くで火事でもあったのだろうか
眠りを妨げられた俺は枕もとに置いてある携帯を開き、時間を確認する
10:35
ふざけるな、今日は久々の休みなんだ
昼過ぎまでは寝てやる
携帯を閉じ、俺は布団を頭まで被って目を閉じた
携帯のランプが不在着信があったことを告げていたが、それは無視した

次に目を覚ました時には携帯の時計は16時近くを指していた
寝すぎてしまったようだ
頭を掻きながら掛け布団をどけ、タバコに火をつけた
不在着信を示す携帯のランプに気付いたのはタバコを灰皿に置いたときだった
「誰だ?」
仕事関係の電話だったら嫌だな、と思いながら携帯を開いてみた
「ミキ?」
着信履歴を見ると妹のミキからだった
それも8件も着信があった
時間的に授業中のはずだ
何かあったのだろうか?
俺は不安になり、ミキの携帯にコールバックしてみた
「おかけになった電話は、電波の届かない所にあるか、電源が入っていない為、かかりません」
無機質なアナウンスが聞こえてきた
どうしたのだろうか?
学校の校舎内であればつながらないはず等無いのに
もう一度着信履歴を開き、最後の着信があった時刻を確認すると、13:17となっていた
まぁ、なにかあったのならまた電話してくるだろうと思い、携帯を閉じて枕もとに放った
ベッドから降り、大きな欠伸をしながら全身を伸ばす
「しまったなぁ・・寝すぎだよ、俺・・・今日はバイクのメンテしたかったのに」
そう呟きながらカーテンに手をかけ、一気に開いた
今は夏なので16時近くとは言え、日はまだ高い
西日が部屋に差し込んでくると同時に、信じられない光景が俺の目に飛び込んできた・・・

―続く―
次回、「腐乱・殺戮・捕食」
881('A`):2007/07/14(土) 20:20:17 O
わっふるわっふる
882バイオ・パニック:2007/07/14(土) 20:53:30 0
第2話 「腐乱・殺戮・捕食」

窓の下には何かに食い散らかされたような人間の死体が転がっていた
俺は吐き気を覚え、窓から飛び退いた
ただ怪我をしているというわけではない、一目で「死んでいる」と解るほど体は損壊していた
動物園から猛獣でも逃げたのだろうか
俺は今朝辺りの物音とけたたましいサイレンを思い出した
そしてミキからの8回にも渡る電話
一抹の不安が脳裏によぎる
俺は慌てて携帯を取り、ミキに電話をかけた
「おかけになった電話は、でんp」
「クソッ!」
俺は携帯を切り、大急ぎで身支度を整えて階下に下りていった
「・・・いや、待て・・」
無闇に外に出るのは危険
そんな胸騒ぎがした
とりあえず情報を集めよう、今いったい何が起こっているのか
自分の荷物を見てみると、携帯・財布・タバコ・ライター
情報を多く得られれば準備ができる
俺はとりあえずテレビを見ることにした
だが、それは無駄な行為だった
テレビはおろか、ラジオでさえ一切の情報を俺に与えてはくれなかった
「どうなってるんだ?」
次に思い浮かんだのは携帯のWEB機能だった
ニュースサイトによると「特別非常事態宣言」と言うのが全国に発令されたらしかった
らしかった、と言うのはその「非常事態」と言うのが具体的にどういう事なのか全くかかれていなかったからだ
「全国民は救援隊の到着を待って輸送車に乗り込み、速やかに国外退去すること・・・国外退去だって!?」
ニュースサイトを見ていくと、救援隊が巡回する時間が明らかにされていた
最後にこの辺りに来る巡回は・・・13時となっていた
13時と言えばミキからの最後の着信があった時刻だ
ミキは救援隊の車に乗って既にどこかに行ってしまったのだろうか
8度にわたる電話は俺にこの事を知らせようとしていたのだろうか
「しかしずいぶんとまた、急だな」
今朝突然特別非常事態宣言が発令され、即時国外退去
よほどの事が起こったのだろうが、その”よほどの事”が明かされていない
情報が圧倒的に少なすぎた
外の死体が何によってあのようになったかが気になるが、とりあえず俺は護身用に特殊警棒とカイザーナックルを持っていくことにした
アキバで衝動買いしたモノだが、無いよりはずっと心強い
俺は恐る恐る玄関を開けた
「うっ・・!?」
ドアを開けた瞬間に鼻につく激臭が漂ってきた
生き物の腐乱臭
祖母の家に行った時、飼い犬が死場所に縁の下を選んだせいで発見が遅れてしまった
液状化するまで腐乱が進んでしまい、凄まじい腐臭に悩まされたのを思い出した
顔をしかめながら玄関から外に出て、バイクのエンジンを始動させる
ヴオオオン!
いまいち吹けが悪い
今日は久々にメンテナンスしてやろうと思っていたんだけどなぁ・・
そんな事を思いながら俺はシートにまたがり、メットを被った
エンジン音とヘルメットによって、俺は背後に迫る”モノ”の足音を完全に聞き漏らしていた
その”モノ”の足音が聞こえる頃には”ソイツ”は俺のすぐ後ろにいた・・・

後半に続く
883('A`):2007/07/14(土) 21:12:58 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>880

つ 【12点】

>>882

つ 【4点】
884('A`):2007/07/14(土) 21:14:59 O
>>880>>882
タイトルのセンスは0点wwwwww
885('A`):2007/07/14(土) 21:28:47 0
>>883>>884
もうやめなよ・・・やってて悲しくならない?
886('A`):2007/07/14(土) 21:33:18 O
>>883
乙wwwww
887('A`):2007/07/14(土) 21:37:02 0
>>885
相手するとキリがないぞ
888('A`):2007/07/14(土) 21:40:25 O
ではここで流れをぶった切るように

〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
889バイオ・パニック:2007/07/14(土) 23:11:55 0
ソイツの顔がミラーに写った時、俺は反射的にアクセルを全開にしながら後輪を空転させ、ターンしていた
俺に覆い被さろうとしていた”ソレ”の腕は空を切り、その場に倒れこんだ
「な、なんだ!?」
ソレは先ほど自分が二階の窓から見下ろしていた「何かに体を食い散らかされたような死体」だった
いや、実は死んでなどいなかったのかもしれない
瀕死の重傷を負い、俺に助けを求めてきたのかもしれない
「お、おいあんた!大丈夫か?」
俺はバイクにまたがったままソレに話し掛けた
助け起こそうとしなかったのはソレに対する嫌悪感―いや、警戒心からだろう
「何があった?」
しかしソレからは答えは返ってこなかった
ゆらりと立ち上がったソレは、ぼーっと突っ立っているだけだった
「おい!聞いてるのかよ!」
その声に反応し、ヤツはこちらを見た
いや、見えているのかは解らなかった
ヤツの眼球は死んだ魚のように濁り、焦点が定まっていなかったからだ
改めてその姿を見た俺は、「ありえない・・」等とつぶやいていた
頬肉は削げ落ち、腹を食い破られて腸が垂れ下がり、四肢は無数の噛み傷があった
それだけではなく、全身に渡って皮膚がただれていた
否、溶けていたと言うべきかもしれない
まるで腐っているかのようだった
とても生きている―嫌、動いていられる状態では無かった
890バイオ・パニック:2007/07/14(土) 23:18:47 0
「あ゙ーーー・・」
そう唸るとヤツは俺に向かってヨタヨタと近づいてきた
慌てて特殊警棒を伸ばし、左手に持ち換える
バイクで走って逃げるにしても、目の前の化け物をどうにかしない事には外には出られなかった
それ以前に、バイクのギアはニュートラルのまま
クラッチ操作をしなくては発進すら出来ない
ついに化け物は眼前まで迫ってきた
一足一刀の間合いと言う奴だ
俺は警棒を振り上げ、一瞬躊躇いはしたが化け物の頭部にそれを振り下ろした
ゴッ
鈍い音が響く
嫌な手応えが左手に伝わってくるが、化け物はさらに歩を進める
今度は警棒を横薙ぎに振り、化け物の右頬を打つ
先ほどよりも手応えがあった
奴は横によろけ、出口までの道が開けた
「今だ!」
警棒を握ったままクラッチを操作し、チェンジペダルを蹴る
アクセルを開けながらゆっくりとクラッチをつなぐ
ここで焦ってはだめだ
エンストなんか起こしたらもう逃げられない
ガチャ
ヴオオオオオオン
バイクは勢い良く走り出した
フロントの加重が抜け、多少ふらつきはしたがなんとか門柱をくぐる
バイクを左に傾け、アクセルを更に開ける
目的地などは決めていなかったが、とにかく走った
少し落ち着きを取り戻し、辺りを見回す余裕が出来てきた
道路には車が乗り捨てられ、店のガラスはほとんどが割れていた
動いているのは先ほどの化け物と同じ”人のようなもの”だけだった
動かなくなっている”人のようなもの”に群がって必死に食っていた
家を出た瞬間に嗅いだ腐乱臭はこいつらが発しているもののようだ
みな一様に腐り、我を失っていた
何が原因でこうなったかはわからないが、なんとなく起きている事態は解ってきた
これらから逃げるために、国外退去なのだろう
バイクを走らせていると電柱に衝突し、動かなくなっているパトカーを発見した
乗っていたであろう警官は居なくなっていたが、無数に残る血の手形が何が起きたかを物語っていた
「ザザ・・・の・・・高校ににgザザザ・・・」
無線が入っているようだった
俺はあたりに奴らがいないのを確認し、バイクのエンジンをかけたままパトカーに近寄ってみた
「繰り返す、いまだ○○市立○○高校には逃げ遅れた生徒が取り残されている模様、至急救助に向かわれたし」
「ザッ・・こちらは手一杯だ、□□の方はどうだ!?」
○○高校といえば、ミキが通っている高校だ
もう一度ミキの携帯にかけてみるが、相変わらず無機質なアナウンスが帰ってくるだけだった
「ミキ・・・」
俺はバイクの進路を○○高校へと向けた・・・

続く
次回:「密閉空間」
891('A`):2007/07/14(土) 23:22:01 0
wkwk
892('A`):2007/07/14(土) 23:31:35 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>889

つ 【11点】

>>

つ 【7点】
893('A`):2007/07/14(土) 23:40:20 O
期待age
894黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/07/14(土) 23:41:40 0
TOP絵にまるで緊張感が無い
895('A`):2007/07/14(土) 23:43:23 0
何か問題でも?
896バイオ・パニック:2007/07/14(土) 23:47:54 0
第3話「密閉空間」

「迎えが来るまで、教室から出ないように」
教師はそれだけ言うといそいそとどこかへ行ってしまった
学校へは来てみたものの、授業は始まらず待機命令が出されていた
どうやら通学中になにかよくない事が起こり、自分達はいったん学校へ集められた後にどこかに連れて行かれるようだった
私達だけではなく、この街に住む全員が対象だということは隣の席に座るサヤカから聞かされた
「家族はもう移動が済んだみたい
なんか自衛隊が来てるみたいよ」
私はサヤカの話を話半分に、兄の携帯に何度も電話を掛けていた
何度かけても兄は出ない
今日は久々の休みだと言っていた
おそらく昼過ぎまでは起きないだろう
起きて電話に出たところで寝起きの悪い兄の事だから怒鳴られるかもしれない
それでも兄の声を聞きたかった
朝から異様な胸騒ぎが納まらなかったからだ
キーン・・コーン・・カーン・・コーーン・・・・
本日何度目のチャイムであろうか
これは本鈴の前の予鈴と言う奴だ
その音にビクッと飛び起きる生徒もいた
することがなくて居眠りしていたのだろう
胸騒ぎは止まらなかったが、自分も眠くなってきていた
昼過ぎまではグッスリであろう、兄が羨ましく思えた
「あれ?誰かくるよ!迎えの人かな?」
窓際に座っていたユカが学校まで通じる道をフラフラと歩いてくる人達を見つけた
ざっと20人くらいだろうか
迎え というくらいだから車かバスが来ると思っていたのに、徒歩で来るとは・・・
自分達も歩かなくてはいけないのだろうか?
なんか嫌だな
彼らは校庭まで入ってきた
すると先生が何人か手に長い棒のようなものを持って校庭に出てきた
不審者等を捕らえる為のサスマタと言う物だ
サスマタを構えた先生が何か言っているようだったが、彼らはまったく意に介さずにこちらにむかって歩いていた
「何?あの人たち!」
窓際のユカが叫んだ
2階の教室から見ても解るくらいに、学校に侵入して来た者達は一様に血まみれだったのだ
教室にどよめきが広がる
クラスのほぼ全員が窓際にかけよってくるのと、最初の犠牲者が出るのはほぼ同時だった
校庭に侵入してきた一団の一人と教師がつかみ合いになったかと思うと、教師の首筋から勢い良く鮮血が噴出したのだ
クラスに広がっていたどよめきは絶叫に変わった
そして、謎の一団は次々と教師達に襲い掛かった
ガララッ!
教室のドアが勢い良く開け放たれた
それに驚いた何人かの生徒は声を上げながら床に座り込んでしまった
神経質そうなメガネの中年女性が立っていた
「あなた達!すぐに窓から離れなさい!」
「先生!なんなんですかあれは!」
「あいつらおかしいよ!」
突如乱入した教師に何人かの生徒が詰め寄りながら問いかけた
「良いから窓から離れて、カーテンを閉めておきなさい!
誰も教室から出てはなりませんよ!」
それだけ言い残すと教師は隣の教室に向かってツカツカと歩いて行ってしまった
謎の一団は出てきた教師達を文字通り血祭りにあげ、玄関に迫っていた
玄関では残った教師達によって机や椅子でバリケードが作られていた
897黒帽子 ◆KNnR/ob96E :2007/07/14(土) 23:48:57 0
>>895
だがそこが良い
898('A`):2007/07/14(土) 23:50:38 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>896

つ 【2点】
899('A`):2007/07/15(日) 00:06:41 O
ワッフルワッフル
900('A`):2007/07/15(日) 00:15:51 O
がんがれ
901バイオ・パニック:2007/07/15(日) 00:25:26 0
教室は依然、パニックになっていた
「お兄ちゃん・・・起きてよ・・・・」
休みの日は昼過ぎまで起きない
そんな兄の習性は知っていたが、電話をかけずにはいられなかった
「お願い・・・」
呼び出し音だけが、空しく響く
「ねぇ!どんどん増えてるよ!」
ユカは今にも泣き出しそうな声で叫んだ
カーテンの隙間から外を覗き込んだのだ
校庭には倒れて動かなくなっている教師に化け物達が群がっていた
学校に通じる道には、同じような化け物が無数に列を成してこちらに向かって歩いてきていた
「に、逃げた方がいいんじゃないかな・・」
となりのサヤカが震えながらつぶやいた
「このままだとここに閉じ込められちゃう」
「で、でも迎えが来るって」
「迎えって何!?あいつらの事!?いくら待っても来ないじゃない!」
そう言えばそうだった
「迎えが来るまで待機」
その迎えとはいつになったら来るのだろうか
「あ、あいつらが離れた・・」
倒れた教師に群がっていた一団はゆっくりと立ち上がった
今まで何をしていたのだろうか
カーテンの隙間からでは良く見えなかったので、ユカはカーテンを少しだけ開けて、教師達が倒れていた所を凝視した
「・・・ひっ!?」
ユカは窓から飛び退き、そのまま地面に倒れこんでしまった
「あ・・・あ・・・・・・あう・・」
窓を指差し、声に成らない声をあげている
顔は青ざめ、あごはカタカタと震えていた
別な者が窓の外を見やるとそこには・・・

「くそ!遅かったか!」
無線機を車の床にたたき付け、イシカワ一曹は地団駄を踏んだ
「既に・・4名の教師が犠牲になったみたいです・・」
「なんでチャイムを切らなかったんだ・・指示はちゃんと伝わってるはずだぞ!」
「イシカワ!落ち着け!」
「―ッ!」
上司に一喝され、イシカワ一曹は床に叩き付け――落とした無線機を元の位置に戻した
「あと10分以内に現場に到着します」
「5分で着くようにしろ、奴らが立ち塞がったら迷わず轢き殺せ」
「隊長、現場には既に100以上の敵がいるようです
自動小銃の使用許可を」
「もちろんだ、だが生徒と教師の保護が最優先であって、敵の殲滅は二の次・三の次だと言うことを忘れるな」
「ハイ!
総員戦闘準備!」
902('A`):2007/07/15(日) 00:25:51 O
自演でわっふる自画自賛とはwwwwwwww
流石妄想オナニー厨だなwwwwwww
903('A`):2007/07/15(日) 00:26:34 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>901

つ 【10点】
904('A`):2007/07/15(日) 00:33:56 O
わっふるわっふる
905バイオ・パニック:2007/07/15(日) 00:37:42 0
校庭は既に押し寄せた化け物で埋め尽くされていた
最初に犠牲になった教師達はもう骨しか残っていなかった
文字通り食い尽くされたのだ
4人に対して化け物20匹
1人を5人で”仲良く”平らげたようだ
校舎の中は既にパニックを通り越した地獄絵図となっていた
教室から出ようとする生徒を止めようとした教師は逃げ出す生徒たちの下敷きとなり
階段では群衆雪崩が起きていた
この時点で数十人の犠牲者が出ているようだったが、その事を気にかける余裕は誰にも無かった
ガシャーン
パリーン
階下から聞こえる破壊音が、パニックを更に煽った
「中に入られたぞーっ!」
「上だ!とにかく上へ逃げろ!」
「うわああーーーっ!」
上へ逃げた所で行き止まりなのはわかっていた
だがそれでも逃げるしか無かった
最上階である4階は既に満員
半数近くの生徒が3階に残されていた
化け物達はまだ1階にいるようだが、悲鳴も聞こえている
まだ1階に残されている人間がいるようだ
生徒達はとりあえず3階へ通じる階段にロッカー等でバリケードを作る事にした
まだ下に人が居ようが、それを気遣う余裕が無かったのだ
誰もが助かりたかった

パンパンパンパン!
ガガガガガガガ!
外から聞きなれない轟音が聞こえてきた
陸上自衛隊が到着したのだ
既にトラックから降り、横一列に並んで自動小銃や機関銃を化け物達に浴びせていた
校舎に入りきれなかった化け物たちの何割かはそちらの方に向かっていったが、弾幕の前に次々と倒れていった
「助けが着たぞ!」
残された生徒達に安堵の表情が浮かんだ
「迎えって、やっぱり自衛隊だったんだ」
教室から飛び出してからずっと一緒に行動していたサヤカは窓の外を見ながらつぶやいた
ミキは相変わらず携帯を握り締めていた
兄からのコールバックは無い
まだ寝ているのか、それとも化け物に・・
ミキはふと浮かんだ悪い予感を振り払うかのようにもう一度兄に電話をしてみた
呼び出し音が何度か聞こえ、諦めて終話ボタンを押すのとほぼ同時に今度は上の方からガラスが割れる音が聞こえた
場が再びパニックに包まれそうになったとき、野太い声が頭上から降り注いだ
「慌てるな!自衛隊だ!全員落ち着いてゆっくりと屋上に出てくるんだ!」
906('A`):2007/07/15(日) 00:53:06 0
907('A`):2007/07/15(日) 00:55:48 O
  .ヘ⌒ヽフ
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 / ~つと)

>>905

つ 【9点】
908('A`):2007/07/15(日) 00:57:32 O
>>905>>906
正しい点数評価を名無し自演で指摘とは妄想オナニー厨は醜いな。
909バイオ・パニック:2007/07/15(日) 01:06:00 0
校門に展開した銃撃班が化け物の注意をひきつけている間に、屋上から校舎の裏へ生徒達を逃がす作戦なのだ
滑り台のような器具で一人ずつ順番に下まで降下し、順次トラックに乗り込んでいく
何台のトラックがきているか解らなかったが、トラックは満員になり次第次々と発車していく
生徒のおよそ半分が脱出し終わった頃に、それは現れた
それはまず脱出器具を破壊し、次に自衛隊員に飛び掛った
隊員は叫び声を上げる間も無く、絶命した
それが隊員から離れた時、隊員の首から上は無くなっていたのだ
ドサッ
と生徒達の上に何かが落ちてきた
それは緑色の帽子を被った自衛隊員の頭部だった
屋上に通じる階段にいた生徒達は蜘蛛の子を散らすように階下へと逃げて行った
その様子を、それは天井に張り付きながらじっと見詰めていた・・・
ミキ達は3階まで降りてくると、教室に備え付けられている脱出器具の事を思い出した
それは校庭に向かって降りるように出来ていたが、玄関とは逆方向に降りる事ができた
化け物どもは既に半分近くは校舎の中だが、残りは外の自衛隊員達のほうに注意が行っている
「上も下も駄目なら、なんとかこれを使って校庭に出よう
その後はトラックまで一気に走ればなんとかなるわ」
「そうね、他の人たちも呼んでこなきゃ」
「駄目よ、広い屋上ならまだしも、こんな狭い教室にみんな来たら大変よ
4階にも同じような器具があるから分散した方が効率が良いわ」
「じゃあ、私がその事を伝えてくるね」
そう言ってユカは階段を駆け上っていってしまった
「さぁ、ミキ
まずはミキから
走るの遅いんだから、先に行ってて」
「う、うん・・・」
シュルシュルシュル・・・
ミキの体は器具によって減速されながら下まで降りていった
工程に降り立つと、自分が上履きのままである事に気付いた
「みんなそうだもんね」
辺りを見回すととりあえず化け物はいないようだった
体育館の裏にトラックが止まっているのが見えたので、そこまで一気に走り出した
後一歩、と言う所でトラックは走り出してしまった
「そんな・・・」
「おーい!君!こっちだ!」
体育館の方からミキを呼び止める声が聞こえた
「ウチダ先生!」
「はやく!体育館の中へ!」
「でも!」
「この中なら安全だよ!」
次のトラックを探すべきだったが、教師の「安全」と言う言葉につられてミキは体育館の方に走り寄った
中には4人の生徒と2人の教師がいた
ガラガラガラ・・
体育館のドアが閉められた
「次のトラックが来るまでここにいると良いよ・・」
教師ウチダの目が怪しく光る・・・

続く
次回:「感染/侵食」
910('A`):2007/07/15(日) 01:06:16 0
だから携帯wwwwww必死っすねwwwww
911バイオ・パニック:2007/07/15(日) 01:11:18 0
今日はここまでかな
この分だと続きは次スレ(あるのか?)かね?
912('A`):2007/07/15(日) 01:31:56 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>909

つ 【8点】
913('A`):2007/07/15(日) 01:32:42 O
>>910>>911
自演オナニー厨必死だねwwwwwwww
914('A`):2007/07/15(日) 01:54:58 O
>>911
乙です!
915('A`):2007/07/15(日) 02:06:56 O
端末変え自演wwwwwwww
妄想オナニーちゃん必死でつねwwwwwww
916914:2007/07/15(日) 03:27:39 O
糞厨>>911じゃなかった。
>>912
乙です!!
917('A`):2007/07/15(日) 04:49:10 O
わっふるわっふる
918('A`):2007/07/15(日) 06:12:30 O
次スレはさ、sage進行ではどうか?
てゆーか、管理人さん!…次も立ててね(´・ω・`)
919('A`):2007/07/15(日) 06:20:44 O
いいかもねsage進行。
スレは管理人さんが立てなくても誰か立てると思うよ。
920('A`):2007/07/15(日) 10:38:35 O
なんかツマカスがいるけど書き手さんキニスンナ
921('A`):2007/07/15(日) 13:14:31 O
こういう流れでヤケクソで投下するのもどうかと思うけどな。
922('A`):2007/07/15(日) 16:28:03 O
作者さんはヤケクソになんてなっていないでしょう。
俺としては気にせず書いてほしい。
923('A`):2007/07/15(日) 16:36:48 0
ヤケクソっていうか、相手してもしょうがないから普通に投下してるだけでしょ
924バイオ・パニック:2007/07/15(日) 17:51:58 0
第4話「感染/侵食」

ハヤトは死を何よりも恐れていた
幼少より大病を患い、医師からはいつも余命宣告をされていた
だがハヤトは奇跡的にも17歳まで生きながらえてきた
しかし、徐々に衰える自分の体に限界を感じているのだった・・
小学校高学年になったころから学校を休みがちになり、中学3年の頃にはほとんど登校することは無かった
通信制の高校に通い、たまのスクーリングには努めて出席してはいたが
それも1年までの話で、2年に進級した今となってはほとんど寝たきりだった
「みんなに忘れられたまま死ぬのは嫌だ」
ハヤトは死を何よりも恐れていた

「なんなんだよ・・これは」
ハヤトは我が目を疑った
街中に亡者達が溢れ、生者達を食らっていた
「・・ッハハハ・・・ついに迎えが来たのか?」
自室の窓辺に立ち尽くし、呆然としながらハヤトは薄ら笑いを浮かべていた
ガシャーン
家の窓が破られた
奴らが中に入ってくる
父と母の叫び声が聞こえる
あぁ、助けを求める声だ・・
自分はこのまま死ぬのだろうか
それは嫌だ
しかし、抗う術は無い
窓の外を見ていたハヤトは再び我が目を疑った
食い殺された筈の通行人が、何事も無かったかのように立ち上がったのだ
いや、”何事も無かった”と言うのは間違いなのかもしれない
その立ち上がった人間の動きはは周りにいる亡者そのものだったのだ
ハヤトには何が起こったのか即座に推測することができた
この”亡者化”は『伝染』する
死して尚動き回るそれは『死を超越』した者に見えた
彼らは闇雲に人を襲っているのではない
恐らくは捕食行動と、もう一つは仲間を増やすことが目的なのだろう
これは言わば人類の進化なのだ
死をも超越した完全なる人類の姿がそこにある
「僕は死なない、更なる進化を遂げ、僕は永遠に生き続ける・・・ッハッハッハッハッハ――――!?」
首筋に生暖かい感触を覚えた
シュウーッと言う音が聞こえた
音のした方を見ると、壁が真っ赤に染まっていた
「そうか・・・」
と言いたかったのだが、ヒュウヒュウと言う風切音が響くだけだった
925バイオ・パニック:2007/07/15(日) 18:15:42 0
意識が遠のいてきた
これは死ではない
次の段階へ進むための眠りなのだ
もう、恐怖は無かった
”彼”の死に顔はとても穏やかだった

あれからどれ程の時間がたったのだろう
次に目を覚ましたときにはあたりは静まり返っていた
辺りを見回すと、真っ赤に染まった自分の部屋の壁が目に入った
あれは僕の血
――!
そうだ、僕は噛まれたんだ
そして一度死に、生まれ変わった
ガバッと飛び起きた彼は、自身の体に力が漲っているを感じた
「や・・やったぞ!僕は死を乗り越えた!」
大きな満足感と達成感を得た彼は、自分が腹ペコになっている事に気づいた
何を食べようか、冷蔵庫に入っているものを思い浮かべてみるものの、食欲は沸いてこなかった
「そうだ、母さんに何か作ってもらおう」
母の姿を思い浮かべたときに、急に食欲がわいてきた
「いや・・それよりも母さんを食べちゃおう」
彼は台所に行ってみたが、そこには誰もいなかった
台所には争った跡と、大きな血溜まりが出来ていた
「そっか、母さんも父さんもなんだね・・」
人間が食べたい
彼は本能に従い、表に飛び出していった
誰でも良かった
とにかく人間が食べたい
だがそこには人間の姿はもはやなく、進化を遂げた亡者達がさまよっているだけだった
ここである事に気づく
彼らと自分に違いがある事を
彼らは一様に皮膚が爛れ、肉がこそげ落ち、目は死んだ魚のように白く濁っていた
恐らく視力は失われているだろう
ただ当ても無くフラフラと歩いているだけだった
自分は首筋を噛まれたと言うことを思い出し、噛まれた場所を触れてみた
しかし傷跡は綺麗に消えていた
「夢だったのか・・?」
ガリッ
その手を下ろそうとした時だった
何かにその腕をつかまれたようだった
そちらの方に視線をやると、亡者が自分の腕に噛み付いていた
「ゔうううぅぅぅ・・・」
ハヤトは亡者を振りほどこうと腕を必死に振り、なんとか亡者を突き飛ばした
自分の腕を見ると亡者によってすっかり食いちぎられていた
だが、不思議と痛みを感じないし、出血も無いようだ
次の瞬間、その傷口が物凄い速さで修復を始めた
ものの数秒で傷口は完全になくなっていた
その様子を満足気に見届けたハヤトは、空腹感がさらに増している事に気づく
眼前には先ほどの亡者が自分を食おうと迫っていた
「お腹・・空いたなぁ・・・」
926('A`):2007/07/15(日) 19:18:05 O
  .ヘ⌒ヽフ
 ( ・ω・) 適当な文章を書いてうpし採点してもらうスレ から来ますた!(`・ω・´)
 / ~つと)

>>924

つ 【11点】

>>925

つ 【9点】
927('A`):2007/07/15(日) 21:28:54 0
                                                          ┏┓
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928('A`):2007/07/15(日) 22:08:03 O
>>924-925の妄想オナニー厨へ


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929('A`):2007/07/15(日) 22:17:02 0
夏休み終わるまで我慢だぜみんな
930('A`):2007/07/15(日) 23:49:11 O
>>922
ヤケクソかどうかはともかくとしても今の時点で投下し続けても
荒らしに餌を与えているようなモノ。
これなら当面放置で様子見するべき、それが夏厨なら尚更だ。
931('A`):2007/07/16(月) 00:24:15 0
へんな粘着がついたなこのスレ
932('A`):2007/07/16(月) 00:27:13 O
>>929-931

一人芝居乙wwwwwwwwwwww
933('A`):2007/07/16(月) 02:25:57 0
おおかた昔作品を晒したがツマンネーとか言われた奴じゃね?
934('A`):2007/07/16(月) 03:11:51 O
とうとう同士討ちか。
このスレ終わっとる。
935('A`):2007/07/16(月) 03:18:10 0
バイオハザードになったら・・か・・・

俺の机の中とかロッカーの中にもショットガンとかハンドガンの玉とかが入ってて、
その横で、死体になった俺がいるんだろうな・・
936('A`):2007/07/16(月) 04:13:27 O
ではここで流れをぶった切るように

〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
937('A`):2007/07/16(月) 06:30:41 O
作者さんに期待
938('A`):2007/07/16(月) 07:10:42 0
いい感じに盛り上がってますな。
期待sage
939('A`):2007/07/16(月) 12:26:12 O
同士討ちに期待wwww
940コブン:2007/07/16(月) 16:47:01 0
殺伐とした雰囲気はある程度なら仕方ないですけど…

>>925
微妙にwktkしながら待ってます(´;^;ё;^;)
941('A`):2007/07/16(月) 19:56:06 O
今の時点での無難な対策=>>930

で終了
942('A`):2007/07/16(月) 20:04:45 O
作者さんが書きたいときに書けばいい。
それでいいと思うけどね。
943('A`):2007/07/16(月) 21:21:48 0
放置してから再開したって荒らしは沸く
ならばスルーを続けるが吉
944('A`):2007/07/16(月) 21:29:13 0
作品投下を止めさせたがってる奴がいる事はわかった
945('A`):2007/07/16(月) 21:50:19 O
続きが気になる
946バイオパニックの中の人:2007/07/16(月) 21:59:19 0
なんかスレの雰囲気が微妙なんで投下をためらってます
思いついたままに書いてるから跡から読み返したらアラが出すぎで多少萎えてもいます
947('A`):2007/07/16(月) 22:10:35 O
続きwktk
948('A`):2007/07/16(月) 22:18:34 0
            ___
        ,  ´:. :. :. :. :. :.`  、
      /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ
     /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ
.    /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.l__i:.:ヽ:. :. ',
   ,':. :/:. :. :. :l:. :.l:. :. :. :.:.|卅卅|: : l:. :. :.',
   |l:. | :. :. :. i|: : |:. :. :. :. |   |: :j|:. :. l:.l
   l|:. | :. | l、:ハ:.ハ:.|:.:.:i:l/   ,ィ:.:ノ|:. :. l:.!
   lハ:.|:.l:i| l\_l_| Vl: :/リ_/__l/: ト : :.l:.|
    ヽハ |Vl弋_ゾ V  弋_ゾ/ノ: :lノ: : l:.|
        l:ハ /////////// |l: :jl:. :. l:.|   つ、続きが見たいなんて思ってないんだからね!
         |: :lヽ、  '    /l:l:.ハ:. : l:.!
       j|:.i:.|::::lit 、_-__ , イト、_l:l:j::::|:. : l:.|
      /j: l:.|-'  |:::::::::::::::/ // ̄メ、:.:l:.l
     ∧ ヽl:|   |三三 / // .//ヽi:.:',
     ,'  V、 \.  l   /  "//l/  ',:.',
     |  | i\`=ヽ ,/=='イ /_   }:.:',
     /! \lヽ__>ーVr'''ー‐' /へ   j :. ',
    j   r‐// ̄`ヽl`ー―/ニニゝ /:. :. ',
   / /く__l レ     `ーく_二つ  ,'l:. :.:.|: ',
   /     ヾ         ` ヽ  ,': |:. :. |:.:.:i
  ,'l       `ー--、_       /:.:.|:. :. |i:. :l
  | ヽ、    _、__>、        /:. :.j:. :. j l:.:.|
  |: :ハー┬r'´  l   /  `ー―┬‐' |:.:./:. :.:ノ |:. |
949('A`):2007/07/16(月) 22:19:11 O
ではここで流れをぶった切るように

〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
950('A`):2007/07/16(月) 22:27:26 O
>>944
投下が無くなったら点数が付けれないもんな、点数厨が。
951('A`):2007/07/16(月) 22:31:10 O
荒らし気にせずスルーして作品を投下すればいいじゃね
952('A`):2007/07/16(月) 23:08:20 0
僕もそう思うよ
953('A`):2007/07/16(月) 23:14:15 O
そして

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

となる。
954('A`):2007/07/16(月) 23:18:16 0
なんで君はそんなに粘着するの?
このスレにうらみでもあるの?
955('A`):2007/07/16(月) 23:23:37 0
構うな構うな
956('A`):2007/07/16(月) 23:44:59 O
妄想オナニー大好き厨の>>954-955を華麗にスルーして
ではここで流れをぶった切るように

〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
957('A`):2007/07/16(月) 23:52:00 0
携帯はあぼーん設定にした方が利口
作品を待ちましょう
958('A`):2007/07/17(火) 00:18:05 O
                      /
                         \      _
                       \/  ○|_| 
                 |_     ○        ○/ 
                 _|               \/\ 
                  ○                    ○ ノ
            \/\                         |    ○_ノ
     __○_ノ    /○                        ̄|  /       __○_ノ
ニ三    /                                    \   ニ三   /    
ニ三  _」 ̄|              >>957                 /   ニ三 _」 ̄|  

                京、>>957を華麗にスルー!!
959('A`):2007/07/17(火) 00:19:06 O
 あーっとここで>>957を更にスルー!!!
        r'::::::::i
         トーf/__
      /  イ| 、ヽ
      //_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
      /    } /             ,_-‐、
     /\/,ー 'ヾ          i"_Y 〈i
     〈  < /              ゝ^-'"
     \i"ヽ、  \\     //
     ├ i\i カ      ,、
      |_,,i ノ_ソ    )     ゝ
960('A`):2007/07/17(火) 06:11:48 O
>>956
>>958
>>959

こいつ凄いな…なんかもう意地になって粘着してる気がする…
でも、こういう痛いの見るとさすがは喪板って感じするね
961('A`):2007/07/17(火) 07:10:46 O
喪というよりDQNだろwwwww
962('A`):2007/07/17(火) 09:26:52 O
どんなツラしてんだろうな。マジで。
まぁ、スルーしてあげるのも年上としての役目なわけで。
963('A`):2007/07/17(火) 10:23:17 O
意外と中年ニートだったりして・・・
964('A`):2007/07/17(火) 10:44:06 0
そろそろ次スレでも立てるかね?続きも気になるし
965('A`):2007/07/17(火) 12:49:03 O
この速度なら980くらいになってからでもオウケイなんじゃない?
966('A`):2007/07/17(火) 13:00:04 0
では座して作品を松部。
967('A`):2007/07/17(火) 21:59:37 O
ではここで流れをぶった切るように

〜痛い妄想オナニー厨の法則〜

1.自分の妄想オナニーに対して自演をしてまで褒めたたえる

2.辛い評価は全て同一自演と被害妄想をする

3.辛い評価を荒らしと捉えてヤケクソに自分の妄想オナニーを上げるが内容がショボく泥沼になる
なのでまた自演してまで好評価を得ようとする(更に泥沼)

4.コテハンの場合は器量の大きそうな所を見せるが名無し自演の時は
自分の妄想オナニーが辛い評価を付けられたら必死に罵倒する

5.揚げ句の果てには端末を変えてまで自演して好評価をする

解決法→所詮、被害妄想にかられたオナニー厨なので徹底した辛い点数管理を
968('A`):2007/07/17(火) 23:41:10 O
このスレ楽しみにしてていざ更新してみるとたくさんレスが増えてると思って嬉しくなったんだが

     SSネェージャヌェカ!!

先に行っておくが
俺の期待をあまり裏切らない方がいい
なぜなら俺は傷つきやすいからだ
969('A`)
おはバイオハザード