2 :
名無し募集中。。。:04/07/12 06:00
ひでースレタイだなしかし
即死回避保全
両方保全ていくらなんでも早杉
6 :
名無し募集中。。。:04/07/12 09:07
7 :
名無し募集中。。。:04/07/12 09:32
>>1
乙ですがまたスレタイが・・・!
また!が半角祭りorw
9 :
名無し募集中。。。:04/07/12 10:18
選挙終わってるよ?
祭りにはならんよ
11 :
名無し募集中。。。:04/07/12 10:47
夏厨が出てきたところで
そろそろルールも必要かもな
12 :
名無し募集中。。。:04/07/12 11:22
13 :
名無し募集中。。。:04/07/12 11:59
>>12 962以降は基地外荒らしで見なくていいよ
14 :
名無し募集中。。。:04/07/12 12:00
15 :
名無し募集中。。。:04/07/12 12:10
>>1
乙〜
あれだけあれば夜までもったよな
ああいう事する奴最近多いよな。
夏が近いと言うことか orz
夏厨がどこかで荒らす⇒アク禁⇒小説かいてる人と同じプロバイダだったら・・・
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
ああゆうことが無いようにスレ立ては慎重に頼む
今回は夜に立てるのが妥当でしたよ
21 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:07
何を言われようと別にかまわないし一応参考にはする
しかしこれだけはハッキリ言っておく
ヾ从 ;` ヮ´;)ノ<れいなはボーボーたい!
22 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:08
いやー書いてるとどうしてもれいなはトゥルトゥルの設定になってしまうんだよなぁ
23 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:11
从 ´ ヮ`)<マジレスされても困るにゃー
24 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:12
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
25 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:13
ノノ*^ー^)<れいなはトゥルトゥルですよ?
26 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:14
从 ` ヮ´)<れいなはオンドゥルルラディッタンディスカーたい
27 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:28
マジで夏厨の季節到来だなこりゃ
夏厨夏厨いうやつに限って夏厨
29 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:31
またかよ
30 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:32
('A`)ナツチュウバッカリ・・・ウツダシノウ
31 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:33
狼住人ならこんくらいスルー出来るっしょ
32 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:34
reinaまんこpinkだね。
33 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:35
おまえら作家さんが離れる事だけはするなよ
34 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:36
だいじょうぶ、俺がいるから
35 :
名無し募集中。。。:04/07/12 13:37
れいなはスリジャヤワルダンプラコッテ
華麗に保全
37 :
名無し募集中。。。:04/07/12 14:29
とりあえず、いつも通り行きませう保
38 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:19
そろそろメタルネタいい時間帯?
39 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:26
もうメタルはいいよ
そればっかになるじゃん
40 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:28
正直俺も食傷気味だったけどただの保全よりは面白い
41 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:31
別に夜以外ならいつでもいいんじゃん?
俺ついてけないから嫉妬しちゃうけどw
誰も他に話題振らない時はいいでしょ
42 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:32
>>41 あー 放置よりも嫉妬して叩いてくれた方がいいかもね
それはそれで小説のネタになりそうだし
岸辺露伴並みの貪欲さでいきますよ(w
43 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:34
叩いたりしたら荒らしが喜ぶだろ
44 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:35
岸辺露伴???また分からんw
ぐぐって来よう
45 :
名無し募集中。。。:04/07/12 15:38
普段煽りと叩きの中でアンカーつけてクロストークしてるから
ちょっとやそっとじゃ荒らしとは感じなくなってしまったな
46 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:20
雑談かまわんが少しは空気をよめ
47 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:24
何のネタでもいいのでゎ?
48 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:28
ネタふってくれればなんでもいいよ
乗れるか乗れないかは人それぞれだし
夜は控える方向で・・・みたいな感じで
49 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:39
>>46 空気読むの苦手なんで空気書いてくれないかな。。。orz
ただいまの空気、みたいに。。ごめ、やっぱ何かおかしいか
50 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:40
>>49 うまい返しだ!天国のれいなも大笑いしておられますぞ
51 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:41
ガキかよ
52 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:42
れいなが死んだのSOMEさんのだけだっけ?
53 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:42
しかしSOMEDAYは名作だった
54 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:43
うーん。。結構真面目なんだけどorz
1レスで流れが2転3転するとこにいたもんでorz
SOMEDAYは思い出しただけで泣けるんですが。。
55 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:45
そんな面白いの?読んでみようかな。長い?
56 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:47
>>52 そう
あの作品のれいなを俺の作品で出したいけど…
それもダメだから別の場所で発表するよ
>>55 まとめサイトの最初にリンクされてるからGO。読みやすいから長文は気にならない
58 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:48
59 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:48
SOMEさんのまめ先輩が羨ましいんだよなぁ
語り部として使いまわせるから
俺もああいうキャラ欲しい
60 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:49
>>56 読みたいね 確かにここじゃまずいね
羊とか飼育とか?上げたら誘導よろ
61 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:50
63 :
名無し募集中。。。:04/07/12 16:52
改めて読み返して涙が・゚・(ノД`)・゚・。
64 :
名無し募集中。。。:04/07/12 17:01
65 :
田中れいな最強伝説。(´・ω・`) ◆Vww08/Qg.c :04/07/12 17:04
田中れいな最強伝説。
夏厨大杉
sageスレ化希望
67 :
名無し募集中。。。:04/07/12 17:23
>>64 それ言うとちょっと読んでくださってる皆様に「早く書け!」って怒られそうなんで(w
68 :
名無し募集中。。。:04/07/12 17:29
69 :
774募集中。。。:04/07/12 17:42
FIRST?
70 :
名無し募集中。。。:04/07/12 17:53
ヾ从 ;` ヮ´;)ノ<れいなはボーボーたい!
71 :
名無し募集中。。。:04/07/12 18:34
はいはい華麗に保全
72 :
名無し募集中。。。:04/07/12 18:38
⊂⊃
⊂⊃
⊂⊃
⊂⊃
ノノハヽ ノノハヽ ノノハヽ ノノハヽ
从 ` ヮ´)从*・ 。.・)ノノ*^ー^)从VvV) カラカラ♪
( O┬O ( O┬O ( O┬O ( O┬O カラカラ♪
≡ ◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ ______...,、___
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::: ;;: :,;: ;;.. : :; ,:.; / /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ /.., ,; .: ,,。, ::;;,
75 :
名無し募集中。。。:04/07/12 18:58
>>72 こういうのっていいなぁ
みきてぃ含めた6期が出てくる小説まだないので見てみたいな
昼間のあの進行を見ると…やっぱり下げとくのがいいと思う
77 :
名無し募集中。。。:04/07/12 19:03
78 :
◆reinaDaRw2 :04/07/12 19:11
ばん、というドアを閉める音に、階上を振り仰いでから、中澤さんは苦笑してこちらを見た。
「おこらしてしもたんやねぇ…そんなつもりやなかったんです。
事情も知らんと、失礼しました」
「急なので、びっくりしただけだと思います。
ただ、あんなふうですし、すぐに引き取るというのは…」
中澤さんは、やや薄い唇をきりっと結んでうなずいた。
「あの子の一番つらいときについててやっていただいたわけですから、
こちらをれいなが本当に信頼して、居心地がいい場所だと思っているのがよく分かります。
事故から三週間以上も、いえ、あの子にとっては十何年もほったらかして、
急に親戚やなんて、びっくりしても不思議はないですし。
あの子を見てよく分かりました。これからどうするかはゆっくり考えるにしても、
当面はこちらにいさせてもらうように、主人にもうちから話して見ます」
俺は、中澤さんに気づかれないように細いため息を漏らした。
れいなを失うというのは、想像しただけで最悪の事態だった。
あいつなしでどうやって生きていったらいいのか分からないくらい、
れいなは俺の人生にしっかり根をおろしていた。悲しいほどはっきり思い知らされた。
中澤さんはまっすぐに俺を見た。
「それに、何よりもまず、せんならんことをうちは忘れてましたわ。
ご両親とお兄さんに、お線香をあげさせてください」
案内した仏壇に焼香し、静かに手を合わせている中澤さんの横顔を見て、
この女性の別の一面を見た気がした。現実的に物事をまくし立てるばかりではないのだ。
実は、ささいなことにも心をくだく、かなり繊細な女性なのかもしれない。
リビングに戻って、コーヒーを挟んで再び向かい合った時には、なんとなく打ち解けた気分になっていた。
「ただ、れいなの家の荷物は、実のところ早く片付けんとあかんらしいんですわ。
色々ある物件でして、うちもかけあったんやけど…」
中澤さんは再び現実的な話に戻った。
「あいつの荷物は、ある程度こっちに持ってきています。当面生活するには困らないはずです。
ただ、その荷物の運び出しのときも、俺がついていったんですが、かなりつらそうでした。
一時間といられないんです。いろいろ思い出すんだと思います」
俺が見ている前では、めったに泣かない娘だ。涙こそ見せなかったが、
できるだけ手早く作業しようとしていながら、ふと手が止まり、唇をかみしめる様子が痛々しかった。
「そしたら、まずやるかやらないかはあの子に決めさせます。やらんって言うようなら、
家具なんかの大物は処分するにしても、形見になるような価値のあるものや、
記念のものは、博多の持ち家に送ることにしようかと思います。
それは、れいなにさせる場合でも、もとからうちがついててやるつもりでしたし、
うちがしますわ」
たしかに、家族のものの処分だ。やはり、れいな自身の決断抜きには進められない話だろう。
「れいながいないと、話が進みませんね、呼んできます」
れいなの部屋は、日暮れたというのに明かりもつけず薄暗かった。
軽くノックした。
「れいな、入るぞ」
返事はなかったが、そっとドアを開けた。
れいなは、うなだれてベッドに掛けていた。
その隣に、なるべく静かに腰をおろした。ティッシュが散らかっている。
…泣いていたのか。
れいながそっとメモを差し出した。
メモは、何度も書きかけて消したかのように、ページが乱暴に破り取られたり
ぐるぐると塗りつぶされたりした跡があった。
《おにーさん、れいなをあの人のうちにやっちゃうと?》
首を横に振って、れいなの薄い肩をそっと抱き寄せた。
「れいなはここにいたらいいんだ。中澤さんもそう言ってくれてるよ」
れいなはぱっと顔をあげた。
薄暗がりに、花でも咲いたようにほのじろく顔が浮かんだ。
《ほんと?》
「ほんとだから。俺を置いて、どこにも行かないでくれよ」
わざと冗談めかして言うと、れいなは俺の腕にぎゅっとしがみついてうなずいた。
「れいなの今の家のことで、中澤さんがどうしても話したいことがあるって言うんだ。
降りて来れるか?」
れいなは唇をかんですこし考えるようにしていたが、力強くうなずいて、立ち上がった。
れいなの家の片付けは、やはり中澤さんに任せることになった。
《何にもいらんけん、捨ててしまって》
「れいな…大事な思い出やないの」
《思い出はここにあるけん》
れいなは自分のタンクトップの薄い胸を指差した。
《見ると悲しかよ。強く生きてく気持ちが折れるけん、見たくない》
中澤さんはすこし微笑んでうなずいた。
「それやったら、私が判断して処分するわ。判断できひんものは、博多の家においとくし、
れいなが十分大人になってから決めたらええし」
《ごメイワクをかけますが、よろしくおねがいします。
代わりに、ほかのお手伝いは何でもするけん》
「そんな他人行儀なこといわんとって。これからも、うちはれいなの叔母さんなんやから」
れいなは関係ない、という風に首を振った。
人に迷惑をかけるかとか、そういうところはすごくしっかりした娘なのだ。
中澤さんも苦笑した。
「それやったらな、うちのお願い、一つだけ聞いてくれへん?」
れいなは何? というように首をかしげた。
「荷物の片づけの間、家を留守にせんならんやんか。
うちにな、小学生の子が二人おんねん。二人っきりで留守番させるのは心配やし、
れいなも夏休みやろ? ベビーシッターをしてほしいねん。
バイト代はちゃんと出すし」
俺は慌てて口を挟んだ。
「関西ですか? れいなをひとりでやるのは…」
「ちがいます、今は東京に住んでるんですわ」
れいなはこくりとうなずいた。それでは足りないと思ったのか、丁寧な字で書いた。
《バイト、したい。おねがいします》
とりあえず今日は以上です
来客前緊急UP(汗
乙です
ゆーちゃん、つんくの子供がいるのか・・orz
Remember me氏乙です!
れいなのはかなげな強さにハァ━━━━ *´Д`* ━━━━ン!!!
乙〜
エロはまだ無くてもこのストーリー好きです
>>85 更新乙です!
荒れ気味ですが今後ともヨロ♪
いい展開だ♪
>>86 実物も相思相愛なんだけど一線は超えてないらしい
三十代のくせに中学生カッポー状態なので非常に見苦しい
こんだけ書き込み数少ないんんだからsageしなくても上がってこないのに…
以降このレスにレスはスルーします
>>94 別に恋愛の形はそれぞれなんだからいいじゃん
うーん、若い子でもいるのかな?
>>96 毎年結婚したーいって言うのも風物詩だしね
>>94は住人になりすましたアンチなのでスルーお願いします
言わなくても狼住人なら大丈夫、なはず
若い子もさ、もっとおじさん達の頑張り見てて欲しいな
そういうのいらないと思う
荒れる原因になりそう
これも余計か
というわけでとりあえずやっとけ
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
うんうん、困ったこれだ
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!
父「・・・れいな、それちょっと派手じゃないか?」
从 ´ ヮ`)<うるさかたい!今日はデートやっと♪
从 ´ ヮ`)<どれにしようかな〜?これはどげん?
父「・・・だめだ。。。」
从 ´ ヮ`)<これは?
父「だめだ・・・」
从 ´ ヮ`)<これはどげんね?
父「・・・目も当てられん・・・。」
从 ´ ヮ`)<あ〜ん、もぅ!どれにするとよかと!?
父「・・・下着はいいから早く服を選びなさい。。。」
短編ですか乙です!
>>104乙〜!
なんかほのぼのしててこういうのもいいねw
おねだりスレを思い出すな
いいね
前スレ
>>719 「で、毎回花火大会の後におれが死んで、気が付くとこの部屋にいるのか」
「うん」
「……」
ありえない話だ、と思う。そんなの嘘に決まってる。
あれだけ泣いて何を言うかと思ったら……。
「あのなぁ―――」
「やっぱり、信じれん?」
れいなの瞳が、不安そうに揺れていた。
信じられるわけないだろ、とは言えなかった。
でも、本当にそんな事がありえるんだろうか。
「……わかっとぉ。れーなやって突然こんな話されても信じんもん」
れいなが自嘲気味に笑う。
「……アホみたいな話っちゃけど、ホントの話やけん」
小さくため息をついた。
れいなには小さい頃からよく騙されてきた。
今考えるとありえないような嘘に何度もひっかかった。
「マジ信じたと? ありえねー。やっぱおまえはアホやねぇ」と、
馬鹿にしたように笑うれいなの顔をはっきりと思い出せる。
でも、さっきの涙は信じてもいいような気がした。
もし嘘でも、また笑われるだけだし。そんなのたいしたことじゃない。
「……信じるよ。なんとなくだけど」
おれの声にれいなが少し驚いた顔をした。
「―――」
「なんだよ?」
れいなはおれの肩に頭をこつんとぶつけて「ありがと」とつぶやいた。
信じると言った理由は、ここにもある。
普段のれいなは絶対にこんなことはしない。
何かあったことだけは確かみたいだ。
「おれが死ぬことと、おまえの時間が繰り返すことって関係あんのかな」
「よくわかんないけど、あると思う」
「じゃあ、おれが死ななきゃいいのかなぁ。
……つーかなんでおれアホみたいに何回も何回も死ぬんだよ」
「アホやけん」
れいながいーっと舌を出してみせる。
ずいぶん落ちついたみたいで良かったけど、むかつく。
れいなの話によると、
毎回花火大会で感動して(なんで毎日見て感動できるんだ?)
その後色々あって(色々の部分は教えてもらえなかった)
その帰りにトラックにひかれたり暴漢に襲われたり、
とりあえずあの手この手を駆使しておれが死ぬらしい。
なんだよそりゃ……。
「死に方は色々なんだな」
「そうやなかったら、いくらなんでも助けられるたい」
れいなが口を尖らせる。
「……なぁ、花火大会行かなきゃいいんじゃないのか?」
「え?」
宙に視線をさまよわせたれいな。
「あ」
「あ、じゃねぇよ。少しは考えろ」
「うー……」
一瞬口篭もったれいなは小さな声で言った。
「でもでも、花火楽しかったけん。絵里もさゆもいて、おまえと一緒で、綺麗で」
れいなはおれを真っ直ぐに見つめて言う。
「おまえは知らんかもしれんけど……楽しいことがいっぱいあったと」
「……」
「何回でも行きたかったと」
痛みに耐えるような顔で笑うれいなが、なんだか急に大人っぽく見えて、せつなかった。
「でも今回は同じ過ちは繰り返さんよ! 花火が駄目なら海やね、海」
「はぁ? 家でじっとしてたほうが―――」
「こんな天気いいのに家にいたら脳みそ腐る!」
いつも通りのテンションに戻ったれいなは、やっぱりれいなだった。
「あ! せっかくだし友達誘ってもよか?」
言いながら、すでにれいなは携帯を取り出していた。
やっぱり騙されたのかもしれない。
まったく、なんつー女だ。こいつは……。
ここまでです
前回分と金魚の話のレスありがとうございました
(・∀・)イイッ!! ヨー
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
どうなるの
サマー氏乙です!
一体どうなるんだ。。眠れない
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
更新乙です!
続き気になりますね〜
>>12 前スレでお願いした者です。れいなありがとう!
乙〜
123 :
名無し募集中。。。:04/07/12 22:53
前スレの951以降なんか小説ありましたか?
スマソ
ageてしまった…
なぜ「毎回花火大会で死ぬ」という同じループにいることをれいなが知っているのだろう。
てすと
127 :
名無し募集中。。。:04/07/12 23:14
すまんすまん
落ちたかと思って心配したと
>127
あんがと
新スレ乙おめ!とうとう一週間超えましたね!
ってことで
´ ヮ`)っN[ロングシュート]
>931
SIDE A
…どうすりゃいいんだよ…。
確かに昔から心臓は弱かった。
でも…今度の、今度の試合だけは!
…高校最後の試合なんだ…
…チキショウ…チキショウ!!
…チュンチュン…チチチ…
結局一睡もできなかった。
バタン!
「先輩!オハヨーゴザイマス!!」
!? れ、れいな!?お前なんで…
「なにびっくりしとるの?れいなは先輩…○○くんの彼女ばい!今日は土曜で学校休みだし、朝から看病しに来たったい!!w」
彼女!? …あ、そ、そうか。うん。そうだ。昨日告白されたんだっけ…
「まさか…覚えとらんの?」
い、いや、覚えてるよ!うん…彼女…か。
「そうったいwれいなは○○くんの彼女。ね?」
>132
「…でね?…だったばい!!あれはおもしろかったっちゃねぇw」
あははw…
その日は一日れいなが付き添ってくれた。
おれは正直安心した。
れいなが一生懸命いろんな話をしてくれたおかげで、バスケのことを考えなくてすんだからだ。
…安心したら…急に眠くなってきた…
「? 眠そうばい。寝てもよかよ。時間になったら帰るけど…明日もまた来るから!」
うん…ありがと… zzz…
>133
SIDE B
「 zzz… 」
よく眠ってる…。きっと昨日は悔しくてあんまり眠れなかったとね…。
大好きなバスケがもうできないなんて…
…悔しいだろうな…
「 zzz… 」
…寝顔カワイイw さて、れいなもそろそろ帰ろうかな…
「 zzz… ん…れ…いな… zzz… 」
!!
○…○○くん…
ちゅ。
(おやすみ!また明日来るばい!)
キィ…パタン パタパタパタ…
れいなの初めてのキス。
○○くんにはナイショの…元気が出るおまじないったい!
>132 名前間違えた…orz
駄文スマソ
136 :
名無し募集中。。。:04/07/12 23:26
Nさん更新乙です!
やっちゃった駄目だなぁ
Nさん乙です!
今の子にはなさそうな青春だ。。俺は好きですがw
>>12を読むためにLive2chをダウンロードしたんだが
datファイルをどうしたらいいのかわからん
教えてエロい人
世話が焼けるおじいちゃんだな
はぁ?
わしゃ耳が遠いでのう
「恋愛☆同盟」作者です。前回更新分(前スレ673-679)で訂正です。
れいなと絵里は中2で「13歳」です。
始めの設定が中3の冬からだったので直し忘れてました・・・・気を取り直して本日分を。
>>679(前スレ)
それから2人は、近くの喫茶店で第1回の対策会議を開いた。
「それじゃ絵里ちゃん、まず、出会いの状況について考えようか!」
「いえ、まず、同盟規約を作るのが先です!」
んん???どうめいきやく???
「はい、同盟を結ぶためには、規約を作ってお互いの承認を得ることが大切です」
「いや、でもそんな大層なものでもないから・・・」
「れいなさん!!」絵里は突然厳しい視線でれいなを睨む。
「はいっ!」
「こういうことは、まず形からです!」
「はあ・・・」なんだろ、この人は。さっきまで「むりですう(くねくね)」って
言ってたくせに・・・。
「それじゃれいなさん、規約を考えましょ(にこにこ)」
「はいはい・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
小1時間かけ、2人の同盟規約が出来上がった。まあ、ほとんどが絵里の提案なのだが。
出来上がった規約は、これ↓
☆☆ 田中れいな&亀井絵里 恋愛同盟規約 ☆☆
第一項 この同盟は、田中れいな(以下れいな)と亀井絵里(以下絵里)の恋愛を
成就させるために結ばれるものである
尚、成就とは付き合い始める時点を指す
第二項 れいなは中田俊輔(以下俊輔)、絵里は上原和博(以下和博)との
恋愛を成就させるためにこの同盟を結ぶ
他の誰との恋愛もこの同盟の範疇から外れる
第三項 れいなは絵里と和博の、絵里はれいなと俊輔の恋愛成就のため最大限の努力を惜しまない
尚、最大限の努力に関わらず失敗した場合、その責を負わない
しかし、努力を惜しんだ場合はその責を負うことがある
第四項 同盟破棄はいずれかが他方の努力に疑問を感じた場合、
または恋愛を成就させる気持ちが薄れた場合に成立する
尚、必ず双方の合意を必要とする
第五項 この同盟は双方の恋愛が成就した際に消滅する
第六項 同盟規約の変更や追加は2人の合意によって行われる
以上 田中れいな(印)亀井絵里(印)
・・・・・・・。
れいなには正直なんだか分からない文章もあったが、とりあえず承認しておいた。
絵里は国語や社会が大得意らしく、嬉々として規約を作り、承認した。
「よし、きょうはここまでですね、れいなさん。今後のことはあした考えましょ」
絵里はにこにこしながら、帰っていった。
「・・・うーん、弾みで同盟結んじゃったけど・・・大丈夫かな・・・心配。」
きょうはここまでです、キリがいいところで・・・・
しかし、どうも前作よりも文章が進まない・・・更新スピード遅くてもよろしくです
おつかれさまです 規約の内容が本気でワロタ
>>139 912 名無し募集中。。。 04/07/11 23:27
>>910 じゃあ埋まったら適当なところにうpしておきます
一応圧縮しとくので解凍して1089127288.datと1089127288.idxというファイルを
Live2chがあるフォルダのlogフォルダ内にあるex7.2ch.netというフォルダ内の
morningcoffeeというフォルダにコピペすればよろし
と、前スレ912のお兄ちゃんが言ってたよおじいちゃん
>>139 ※以下の作業はLive2chを終了させた状態でやること!
Live2chをインストールしたフォルダを開く。
logというフォルダがあるからそこを開く
その中にex7.2ch.netってフォルダがあるからそこを開く
その中にmorningcoffeeというフォルダがあるからその中にdatファイルとidxファイルを貼り付けてください
それからLive2chを起動させて、このスレに貼られてる前スレのURLをクリックすれば出てくると思う
[このスレはdat落ちしてます。再取得しますか?]とかいうダイアログ出てくるけど無視していいです
乙です、何か可愛らしいなぁ
俺もそんな同盟の対象になりたかったよorz
>>146 更新乙です!
大変でしょうが頑張ってください
正直萌えますた
名前が気になってしょうがない
どうしても清原の顔が浮かんじゃう・・・orz
153 :
名無し募集中。。。:04/07/13 00:48
俺も清原の顔が浮かぶw
実は俺もだ
俺もorz
清原スレじゃねえんだから
お前らちょっと落ち着け
そうだ、もちつこう
モチツケェ━━━━ *´Д`* ━━━━ン!!!
モチツケ>(^ー^*从♥从 ´ ヮ`)<モチツケ
おじいちゃんよかったねぇ
てか、小説じゃないけどちょっとした話需要あります?更新までの繋ぎで 聞いた話
じい様おめ〜
悪いニュースでなければなんなりとw
悪くないよ全然それは大丈夫
聞いた話でもなんでも投下知る
(深夜のちょっとしたお話)
某所での出来事。
○君は廊下をダッシュしてました。手には大きなダンボール。早く行かないと
先輩の怒声が飛んでくるそうです。○君は某社若手スタッフ。
向こうから、某アイドルグループが歩いてきました。
○君は、壁際によけて、「おはようございます!お疲れ様です!」と挨拶したそうです。
無言で通っていく人、チラッと見るだけの人。かすかに挨拶してくれる人。
この業界、挨拶は肝心です。が、○君くらいの若手スタッフは挨拶しまくりですが、返しても
らうことはまれです。仕事のときは別として。
○君は、次々とくるメンバーに頭を下げ続けたそうです。それも仕事の一つ。
「おはようございま〜す」某○○様から返りました。
「あ、お疲れ様です。よろしくお願いします!」某○○さんからは丁寧な答え。
別に○君とこれから仕事ではないですが、非常に丁寧な返答です。
「お疲れ様です!お先すみません」某○○○さん(ここの主役のお方)
非常にはきはきとした元気な挨拶だったそうです。
よけて自分達を先に通してくれた○君への、お先すみません、なんでしょう。
○君はえらく感動したそうです。普段はゴミ屑みたいに扱われてるそうですから。
凄い嬉しかったなぁ・・・○君は嬉しそうにそんな話をしてくれました。
以上、そんな深夜のちょっとしたお話。(作り・誇張は勿論無しです)
投下しました
遅くなりましたが更新された作家の皆さん、乙でした!皆さん頑張ってください!
166 :
名無し募集中。。。:04/07/13 01:28
れいないいこ!すごいいいこ!ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ADさんのお話っぽいなぁ。。。
何かこれだけでも作家様には肥やしになりそうですねw
投下乙でした!
「腹減った・・・・」
昼休みまではまだたっぷり1時間程ある。
今日は朝食も食べていなし、いつも2時間目と3時間目の間に食べるカロリーメイトも食べていなかった。
れいなが弁当作ってきてくれるらしいからだ。
女に飯作ってもらうなんていつ以来だろう?
俺は弁当作ってもらう側の礼儀として、最大限まで腹を空かせて待っているわけだ。
窓の外に目をやると、なんだか良く分からない鳥が数羽飛んでいる。
「・・・あの鳥旨そうだなぁ・・・」
時計を眺める。時間の進むのがやけに遅く感じる。
頑張れ長針!!気合入れて進め秒針!!
早く来い来い昼休み!!
キーンコーンカーンコーン・・・・・・・
昼休みの始まりを告げるチャイムがなると同時に、俺は部屋を飛び出した。
廊下と階段を最速で歩き抜ける。廊下を走ってはいけません。
屋上へ出て周りを見渡したが、誰もいないようだ。
屋上に出るのを禁止されているわけではないが、夏に屋上で暑いおもいをしようとする人はいないんだろう。
ただ、今日は太陽も雲に隠れていてそんなに暑さを感じない。
風も適度に吹いており、なかなか心地よい。
俺は階段室の上に登って、そこに腰を下ろしてれいなを待った。
1、2分したところでドアが開き、れいながやってきた。
両手で弁当箱と思われるものを抱えて、あたりをキョロキョロ見回している。
このまま隠れてれいなを観察してるのも面白いかと思ったが、早く飯にありつきたい気持ちが勝った。
「おーい、こっちこっち」
上かられいなに呼びかける。
「あ・・・なんでそんなとこ登っとーと?」
不思議そうな顔をして俺を見てる。
「一番高いとこの方が気持ちいいだろ?登れるか?」
登るのに邪魔になる弁当箱を受け取り、れいなが登ってくるのを待つ。
「わぁ・・・・高かねー」
「結構いい眺めだよなぁ」
れいなも結構ここが気に入ったようだ。
「れいなんちも見えるかなぁ?」
「はは、そんな高くはねぇよ。それよりはやく食べようぜ。俺もう腹へって死にそう」
「うん。頑張って作ったっちゃけど、うまくできとーかなぁ・・・」
そういいながられいなは弁当箱を開けた。
久しぶりかつ今日はこれだけです。(´・ω・`)
171 :
名無し募集中。。。:04/07/13 01:32
お疲れさまでっす!
十分です。>le petite fee氏
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
乙です!れいなの手作り弁当。。
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
>>170 ご無沙汰です&乙でした のんびり更新して下さいです
>>167 俺の知り合い某社スタッフです 以前書いた話の女性スタッフとは別の職場の男
やっぱり芸能人オーラが凄い出てたって言ってましたよ
>>164 ええ話や
実際に礼儀とかは結構しつけられてるらしいし
その割にチビ二人が食い散らかすのは誰にも止められないらしいが
ユウ先生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
作家の皆さん深夜の更新乙でした!
ほ
ぜ
皆さん乙〜
ほ
183 :
名無し募集中。。。:04/07/13 08:12
朝勃起age
保
ほ
一週間突破おめ
ほ
ぜ
ん?
ほ
ん
192 :
名無し募集中。。。:04/07/13 17:15
「世界の中心で、愛を叫ぶ」って原作何ページくらい?
194 :
kita150020.kitanet.ne.jp:04/07/13 17:33
>>193 206ページってAmazonには書いてある
蹴りたい背中はもっと。。。orz
てかあれは何故に芥川賞なんだろう、
ココの作家さんだと同じレベル描けると思いますorz
198 :
名無し募集中。。。:04/07/13 18:03
>>197 なにいってんの?
ここの作家の方が上だろ
話題作りって意味合いもあるんじゃないかな
200 :
名無し募集中。。。:04/07/13 18:05
>>198 物事を決め付けて発言するのはやめとけ。
お前が書けるわけでもないのに
落ち着け落ち着け
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
202 :
名無し募集中。。。:04/07/13 18:07
>>201 すまんかった
ハッハハッハハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
斜め読みしたからもしかしたら深いメッセージあるかもなぁと
加味して、同じぐらいってことにしておきましたorz
芥川賞って日蝕みたいな凄まじいのもあるし
好みの問題で言うと断然ココの作家さんのほうが好きですねぇ
>>192 ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!とでも言っておこう
ま、どうでもいいかなw
とりあえずハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ほ
ん
「お疲れ様でしたぁ」
笑顔を振りまいて4人仲良く楽屋へ戻る。
でも、これも偽りの顔。
楽屋の中はいつも静かだった。
みんな、仲が悪いわけじゃない。
仲が悪くなるほど関わろうとしないから。
今は「仲間」だけど、みんなの頭の中ではそれぞれがライバル。
この「X'is」も、ソロで活動するための踏み台でしかない。
そのためだけに4人は協力してる。
足を引っ張ろうとするわけではないけど、助けようともしない。
外に見せる顔なんて全部仮面だ。
もう慣れた。ずっと仮面をかぶり続けてここまできたから。
あたしがあたしでいられるのは家族といる時だけ。
楽屋で一息つくと、いつものようにバッグを探った。
・・・・・ない?
そんな、どうして?
バッグの中をかき回してみても見つからない。
台の上に中身を全部ぶちまけて念入りに探したけど、やっぱりない。
「ね、ねぇさゆ、あたしのパスケース知らない?」
鏡を覗き込んだまま、さゆみは興味なさ気に、
「知らない」
と答えた。
「絵里、あたしのパスケース知らない?バッグの中に入れてたんだけど」
「知りませんよぉ〜」
同じく鏡を覗き込んでいた絵里が、クスクスと笑いながら言う。
「美貴さん、知りませんか?」
「何あんた?あたしが盗ったとでも言うの?」
あからさまに不機嫌な声。
「い、いやそんなこと・・・・」
美貴さんはつかつかと歩み寄ってきたかと思うと、煙草の煙をあたしの目の前でフーッと吐き出した。
「冗談やめてよね」
と、一睨みしてから背を向けた。
どうしよう・・・。あれが無いと、あたしはあたしでいられない。
どこにいったんだろう?
落とした?
でもどこで?
・・・・・あっ!!
ひょっとしてあの時・・・。
取りに行かなきゃ!
気付くと、あたしは慌ただしく荷物をバッグに詰め込んで、メイクも落とさないまま楽屋を飛び出していた。
「ちょっとれいな」
後ろから名前を呼ぶ声が聞こえたけど、構ってなんていられない。
あたしは局の外に出ると、すぐにタクシーを捕まえてあの場所に向かった。
「みんなお疲れ様」
「あ、和田さん、お疲れ様です」
楽屋の入り口にマネージャーの和田が立っていた。
若干29歳の女性ながら、かなりの敏腕マネージャー。
なかなかの美人なのだが、切れ上がった目が鋭さ、キツさを強調して、男が寄り付かないようだ。
「あれ?れいなは?」
「さっき慌てて出て行きましたよぉ〜」
Eriが相変わらずクスクスと笑いながら言う。
「いいんですか?」
「ん?まあ11時までに戻れば文句は言わないさ。締め付けすぎると爆発するからね」
「飴と鞭ってやつですか?」
「そう」
Mikiと和田は目を合わせると、お互いにやりと笑った。
「さて、じゃあ残った3人は私とご飯でも食べに行こうか?」
「ご馳走様です」
「ほらさゆみ、いつまでも鏡ばかり見てないで、さっさと着替えな」
昨日の騒ぎのせいで、俺たちはなんとあのファミレスから出禁を喰らった。
あの程度でアホかと。
それで今日、俺は騒ぎの元凶となったマメ男のアパートにいた。
雲ひとつない青空で、4時を過ぎてもクソ暑かったので、まあ何かと理由を
つけて冷房完備のマメ男の部屋に転がり込んだってわけだ。
「う〜ん・・・・」
「よぉ、どうしたんだよ?さっきからウンウン唸って」
マメ男が俺の肩に手をかけて手元を覗き込んだ。
「何だこれ?パスケースか?」
「ああ」
「これがどうかしたのか?」
「拾った」
「拾ったぁ?どこで?」
「ファミレスの近く」
「誰のだよ?」
「あの女の子」
「女の子?」
マメ男は一瞬考えるそぶりを見せた後、
「あー、あのクソガキか」
そう言って、俺の手からパスケースを奪い取った。
「捨てちまえこんなもん」
マメ男は窓を開けると、大きく振りかぶった。
「バ、バカ!やめろって」
慌ててマメ男の腕を掴んでパスケースを取り返した。
「ちぇ、いいじゃねーかよ。いい気味だ」
ガシャン、と乱暴に椅子に座ってマメ男は煙草に火をつけた。
「定期だけならどうってことなかったんだけどな」
「じゃあなんだよ?」
「これ、見てみろよ」
俺はパスケースの中から一枚の写真を取り出した。
「あ?なんだこれ?」
写真には家族が写っていた。右に父親、左に母親、間に3歳くらいの女の子。
おそらく遊園地かどこかで取った写真だろう。3人とも幸せそうに笑っている。
もう色褪せてしまっていて、かなり古い写真だ。
「真ん中があのガキか?」
「多分な」
「けっ、ブッサイクなガキ」
「こんなもん入ってたら捨てらんねーだろ?」
「ふ〜ん。で、どうするんだ?」
「渡してやろうと思って」
マメ男は小さくため息をついて、写真をピッと指先で弾き飛ばした。
「お前は相変わらずアホだな」
「ほっとけ」
写真を拾い上げると、俺は寝転がって何気なく空に透かせて見た。
こんな笑顔をする子がどうしてあんなんなっちまったのかねぇ?
それにあの目・・・・。
ぼーっと写真を眺めてたら、ふいにマメ男が立ち上がって、
「おい、行くぞ」
と言って俺を足蹴にした。
「あん?どこにだよ」
「カラオケ」
「はぁ?」
唐突に何を言い出すんだコイツは?
「どうせ暇なんだろ?付き合えよ」
「何が悲しくてこんな明るいうちから男二人でカラオケ行かにゃならんのだ」
「明るいっつってももう6時だろ。暇だから晩飯食うついでに行こうぜ」
もうそんな時間なのか?携帯を取り出して見ると、もう6時5分を過ぎていた。
まあどうせやることもないしいいか。
「しゃーねーな。2時間だけだぞ」
「オッケー。俺の華麗なマワリを見せてやるよ」
「暴れて店の物を壊すなよ。前みたいなのは勘弁だからな」
「分かってるって。じゃあ行こう」
「たく、2時間っつったじゃねーか・・・」
俺はブツブツと言いながらすっかり暗くなった道を歩いていた。
案の定、嫌がる俺を脇目にマメ男は強引に時間延長した。
それだけならいいが、酔いまくった挙句に大暴れ・・・。
俺たちは店を叩き出された。
マメ男はその後も酔いに任せて街で暴れまわり、俺はマメ男を置いて一人で逃げた。
あいつとは二度と行かねー。
「10時か・・・、どうするかな」
どうも気が晴れなくて、マメ男と別れた後も俺は夜の街をブラブラしていた。
「あそこ、行ってみるか・・・・」
特にやることもなく、ただなんとなく歩きたかっただけなので、俺は例のパスケースを拾った場所に行くことにした。
「ま、いるわけないか」
裏路地出口の大通りに俺は立っていた。なぜそんなふうに思ったんだろう?
俺はこの場所にあの女の子が居るような気がしたんだ。
「さあ帰ろうかね」
俺は気が抜けたように呟くと、裏路地(こっちのほうが近道)を通ってファミレス近くに抜けた。
「なんか疲れたな・・・。タクシーでも使うか・・・」
そう考えてた時、ちょうど目の前に1台のタクシーが止まった。
中から人が降りてくる。
グッドタイミング!
俺は入れ違いにタクシーに乗り込もうとした。
「あ!」
「えっ?」
すれ違い様の声に、俺は振り返った。
「嘘だろ・・・・?」
通り過ぎていく車のヘッドライトに照らし出された相手の顔を見て、思わず声が出た。
あのReinaが俺の目の前に立っている。
「あ、あの!」
Reinaの生の声!テレビで聴くよりなちょっと鼻にかかってるかな?
って、ひょっとして俺?
周りをキョロキョロと見回しても、辺りには俺しかいない。
「えっと、」
言いかけると、Reinaは何かに気付いたような顔をして、
「ごめんなさい、なんでもないです」
と言った。
はぁ、やっぱり人違いか・・・。
でも、こんなチャンスは滅多にない!何か喋らないと・・・。
「あの!」「あの、」
えっ?
もしかして、やっぱり俺?
「あ、どうぞ・・・」
俺は高鳴る鼓動を必死に抑えながら言った。
Reinaは少しの間、何やら考え込んだ後に、
「ここで何をしてるんですか?」
と俺に訊ねた。
俺は頭の中が真っ白になって、咄嗟に、
「え、え〜と、帰り道でたまたま通りかかっただけで・・・」
とモゴモゴと言った。
そしてすぐに後悔した。
しまった・・・。このままでは会話が終わってしまう。
Reinaはどこか、もどかしげな表情をしてる。
なんか、なんかつなげないと・・・。そうだ!
「こ、ここでパスケース拾ったんすよ。それで、」
そう言ってReinaに目を向けると、Reinaの顔がパッとひらめいたように気がした。
よし、いい感じだ。
「中学生くらいの女の子だったんですけど。コレが生意気なガキで・・・」
「余計なおせ、ゎ・・・」
えっ?今なんて・・・。よく聞こえなかったけど、なんか怒ってる。
そうだよな。悪口とか聞いてて気分のいいもんじゃないからな。
なんとか取り繕わないと・・・・。
「でも、悪い子じゃないと思うんですよね。きっと寂しくて、強がってるんだと思うんです」
「えっ?」
と、Reinaが声を上げた。口を押さえて、驚いたような目で俺を見てる。
俺、なんかまずいこと言ったかな?
あ〜あ、なんかもう無言だよ・・・。調子乗り過ぎちゃったかな?
もう駄目だ・・・。諦めよう。
「すみません。調子乗り過ぎました。じゃあこれで・・・」
そう言って俺はガックリと肩を落としてReinaの脇を通り抜けた。
「待ってください!」
俺の背中をReinaの声が追いかけてきた。
振り返った俺にReinaは笑顔で言った。
「もう少し、お話しませんか?」
今日はここまでです。
長いな・・・
こまめに切って更新できればいいんですけど
GJ!
何か展開がツボすぎ。。
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
( ・(ェ)・)
乙〜
いいねいいねー
なかなかいいね
226 :
名無し募集中。。。:04/07/13 22:43
ho
227 :
名無し募集中。。。:04/07/13 22:48
あげてご免ね
>164
SOMEさん乙!w そろそろ新作どうですか?
>恋愛☆氏・le氏・翼氏
みんな乙!!どれも見逃せなくて自分のが進まない…orz
…ってことで
´ ヮ`)っN[ロングシュート]
>134
SIDE A
パタパタパタ…ガチャ!
「オハヨー!」
あ、おはよw
「よく眠れたと?」
あぁ。なんかすげぇいい夢見たんだけど…忘れちゃったなぁ。れいなが出てきたような…?
「! ユメジャナイカモ…」
ん?
「いいいいやなんでもなかよ!w」
なんだよニヤニヤして?
「そういえば退院はいつになると?」
あ、今週の水曜日。木曜から学校行くよ。
「そっかぁ…じゃあ次の日曜日…」
?
「…デートせんと?」
えええええ!?で、でぇ…って、あ、付き合ってるんだっけ…
「デートばい! で・え・と♥ 」
>231
え? …でも今度の日曜日は…
「試合っちゃろ?」
! 知ってたのか…。
「うん。毎日練習見とるけん。 …だから…」
…おれの事心配して…?
あぁ。
「 ? 」
行こう。遊園地。
>232
「…ホントに!?」
れいなが言い出したんだぞw ホントだよ。
「やったぁあああ!! 何乗ろうかなぁ〜れいなあんまり行った事無いけん楽しみばい!!」
はしゃぐなってw おれも久しぶりだよ。最近は部活ばっかりだったから…
「あ…あ、えーっと、そ、そんなこと考えちゃいかんばい!二人の初デート!ね?」
あ、ご、ゴメン。そうだよな。じゃあどこ行こうか?
「ディ○ニー!!えーっとえーっと…う、ウォータースライダー乗るったい!」
…ねぇよ。 でもまぁ、いいか。よし!ディズ○ーランド行こう!
「シーがよか!」
…コイツ決めてたな… いいよ。ディズ○ーランド行こう。
「シーがよか!」
どっちでもいいですよお姫様…。じゃあ待ち合わせは近所の駅前のスタバに ・ ・ ・
>233
SIDE B
今日は○○くんと初デートばい!
まだ待ち合わせまで20分くらいあるけど…待つのも楽しかねぇw あ、アイスラテショートで。
なんたってれいなの初めての彼氏との初めてのデートばい!www
>234
ちょっと早すぎたかな♪
…一言目は「お待たせ!待った?」「遅〜い!なんてねw今来たト・コ♥」なんてベタな感じがよかね。いやぁあああテレるったいw
楽しみだな♪
…「初デート」響きがよかねぇw…どうしよう、いきなり今日れいなの初めての…きゃあぁぁ♥ …でも一応…勝負パンツったい!完璧やねw
10秒前…3…2…1…はい!遅刻ぅぅ♪
…緊張して寝坊でもしたんかな?「いやぁ緊張して眠れなくて寝坊しちゃったよ」なんてねw 意外とカワイイやつったい!
まだかな♪
…○○くんどんなカッコしてくるだろ?れいなは1週間悩みに悩んだからばっちりばいw
10分遅刻ばい…。
…こんなかわいいれいなを一人で待たせるなんてひどかねぇ〜w 罰としてお昼はおごりったい!
20分…。
…おかしいっちゃね?もしかしてまだ寝とると?電話でもしてみようかな?
ピ・ピ・ピ
えーっと…○○くん…は、あった。
トゥルルル…トゥルルル…
…出よらん。マナーモード?あんたがマナー守れって感じばい!
>235
…〜♪
うわっ!…びっくりした。メール?…あ、○○くんじゃなかと?
どんな言い訳しよるやろwえーっと…
< From : ○○くん Title : れいなへ 本文 : ごめん >
…!!!
っっっぷはぁ!!長かった!!
今日はがんばったぞ!でも内容は別だ! …ヨワイ…orz
ではまた ノシ
238 :
名無し募集中。。。:04/07/13 23:20
乙〜
ヾ从 ;` ヮ´;)ノ<れいなよりバスケがすいとーとね!?
トゥルルルで想像が働いて勃起してしまった…不覚
>240
ゴメソ…orz
週が明けた月曜日から、れいなは中澤さんの家に通うようになった。
中学生が一人で電車に乗って通うことを考慮して、中澤さんはどんなに遅くても
5時までにはれいなが帰れるようにしてくれた。
小学生の子守りをするのは、れいなにはよい気分転換になっているようだった。
土日は休みにしてくれていたのだが、一週間、五日も通うと、ずいぶん表情が生き生きしてきた。
夕食後の雑談の話題は、もっぱら中澤さんの家でのことになった。
《それでね、あいりちゃんもみやびちゃんも、いつもしっかりしてるのに、ケーキ作ってて
レンジの中でモコモコ〜ってふくらんでくるのがすごくってびっくりしちゃって
きゃーってなって〜》
「みやびちゃんいくつだっけ」
《小6?かなー? あいりちゃんが小4》
れいなはせっせと二人の宿題のコピーを解きながら、筆談の手も忙しい。
「宿題どうしてれいながやるの?」
《わかんないところだけ教えてあげるたい》
すっかりお姉さんぶっている。美貴さんと二人姉妹だったから、妹ができたみたいで嬉しいのだろう。
毎日毎日、れいなが楽しそうにしているのは、嬉しかった。
しかし、心の隅には、どす黒いわだかまりができ始めていた。見ないように、見ないようにしていた。
俺以外の人間が、れいなをこんな風に楽しそうにさせている。
俺は、あの暗闇かられいなだけを頼りにして戻ってきたのに、れいなは俺のいないところでこんな風に笑っている。
そのことにどうしようもなく嫉妬し、寂しさと焦りを感じ、しかしその感情のあまりの身勝手さに呆れて
できるだけ表に出さないようにしていた。
れいなはなおも楽しげに宿題を解きつづけ、終わるとたっていってアイスティーを淹れてくれた。
《来週の火曜日で、片づけが大体終わりそうやけん、
バイトはそれまでやってゆーこさんが言っとったと》
れいなはグラスを両手で挟むようにしてストローをくわえた。そのしぐさが妙に色っぽかった。
「そうしたら、ゆっくりできるな」
《でもちょっとさみしか。
おにーさんも会ってみてよ、二人ともとってもいい子。つんくさんゆーこさんも優しいし。
ほんに楽しかよ。ずっと居たいくらい》
その一言で、カチリ、と音を立てて心の奥底で何かが外れた。
「れいな…!」
ほとんどさらうようにして乱暴に抱き寄せた。
れいながテーブルに置きかけていたアイスティーのグラスが倒れ、床に静かに非定型の水溜りを広げた。
れいなは驚いたように目を見開き、床を指差して口を開けた。
構わず、その唇を唇でふさいだ。むさぼるようなキスだった。
離して、細い体をぎゅっとだきしめて耳元でささやいた。
「どこにも行かないでくれ、れいな、好きだ。好きなんだ」
れいなはいやいやをするように首を振った。
それから慌てて、困ったように俺の顔を見て、何度もうなずいた。
れいなが何を考えていて、どうしたいのか、さっぱり分からなくなっていた。
それが不安で、不安で仕方なかった。
れいなの全てが欲しかった。奪い取ってでも。
細い腕で力なく抗うのにかまわず、ソファに押し倒した。
深く口づけながら、白いブラウスの胸元をそっと撫でた。
れいなは首を振って、口づけを逃れた。
ブラウスのボタンに手をかけたとき、れいなの口から、叫びが漏れた。
「いや、おにーさん、いや!」
一月ぶりに聞くれいなの声だった。
その紅潮した切れ長の目じりから、すっと涙がこぼれた。
その瞬間、俺をどうしようもなく重い自己嫌悪が襲った。
あの夜以来のれいなの一言目を、こんな悲しい言葉にしてしまった。
それはまぎれもなく俺の罪だった。
「…ごめん」
顔を合わせていることができなかった。
「…おにーさん!」
れいなの声を背中に聞きながら、逃げるように俺は階段を駆け上がり、自室にこもった。
改めて読むと>233グダグダだな…Nl ̄l_
>239
あり〜
>241
从 ` ヮ´)<ボーボーたい
ミヤビチャン ミヤビチャン
今日はここまでで
そろそろスレタイに近づいてきたし〜
250 :
名無し募集中。。。:04/07/13 23:51
あああああ気になるっ!気になるっ!
ダークサイドお兄さん
彼の心がどう救われていくのかが見所か
とにかく幸せになって欲しいよホント
>232
「…ホントに!?」
れいなが言い出したんだぞw ホントだよ。
「やったぁあああ!! 何乗ろうかなぁ〜れいなあんまり行った事無いけん楽しみばい!!」
はしゃぐなってw おれも久しぶりだよ。最近は部活ばっかりだったから…
「あ…あ、えーっと、そ、そんなこと考えちゃいかんばい!二人の初デート!ね?」
あ、ご、ゴメン。そうだよな。じゃあどこ行こうか?
「ディ○ニー!!えーっとえーっと…う、ウォータースライダー乗るったい!」
…無いよ。
でもまぁ、いいか。 ディズニーランド行こう!
「シーがよか!」
…コイツ決めてたな…
どっちでもいいですよお姫様…。じゃあ待ち合わせは駅前のスタバに ・ ・ ・
>234
更新された作家の皆さん乙です!
続きが気になるのばかりだ・・・明日が待ち遠しいですよ
>Nさん、どもども これだけ連載あれば今はいいかなーと またネタ聞いてきますよ
Nl ̄l_…ゴメソ…これでお願い…。
>Reme氏
エロノヨカァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
255 :
名無し募集中。。。:04/07/14 00:06
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
257 :
名無し募集中。。。:04/07/14 00:13
ハァ━━━━;´Д`━━━━ン
もしもシリーズなんてのもあるんだな
全然読んだことないから知らんかった
>>229 すんませんちょっと質問れす
>>164がSOMEさんだってどうして分かるんですか?
前後も見たけどそれっぽいレスないし、
なんかIPでも覗く方法があるのかと…
261 :
名無し募集中。。。:04/07/14 01:24
>>260 someさんが昔そういう仕事してたって言ってた
からじゃない?
ここならIP覗かれてもいいと最近思うorz
皆さん乙です!遅くなってすいません。。
>>113 おれ達が住む街から海までは、電車で一時間半ほどかかる。
乗り換えの必要はないから、移動は結構楽なんだけど。
「れーな、そのチョコあたしの!」
「もう全部食ったったい」
れいなにお菓子をとられて不機嫌そうなれいなの友達。
「海……焼けたら困るの」
つばの広い白い帽子を目深にかぶったもう一人。
結局三人に増えた同行者がやたらうるさい。
電車の中で始終はしゃぐれいなは、もう今朝のれいなとは別人だった。
「どう? れーなさんの水着」
海の家で着替えを済ませたれいなが、その場でくるっと廻ってみせる。
赤いビキニ。肌の白いれいなによく似合うんだけど……。
細いな、お前。胸も。
「うーん、まぁまぁ」
「はぁ? ……少しは気の利いたこと言えんと?」
そう毒づきながらも海が余程うれしいのだろう、顔には笑顔がのぞいている。
確かにすごくかわいいんだけど、おれにはそれ以上に気になることがある。
さっきかられいなの肩越しに見える二人。
青の水着が爽やかな絵里ちゃん、ピンクのビキニが可愛いさゆみちゃん。
……二人とも、れいなよりずいぶん大人っぽく見えるなぁ。
特にさゆみちゃん……ビキニから伸びる白くて長い手足が、真夏の太陽を浴びて輝いている。
れいなと一つしか違わないはずなのに、なんなんだこの差は……。
「やっぱれいなの赤もかわいいねー」
「えへへ。そう?」
絵里ちゃんに誉められたれいながうれしそうにポーズをとる。
「でも、やっぱりあたしが一番だと思―――」
「わかったわかった、さゆが一番かわいかよ」
「えへへ。知ってるけどありがと、れいな」
可愛く口に手をあてて笑ったさゆみちゃん。
それにしても発育良すぎないか……?
ああ、おれのさゆみちゃん。最高だなぁ、海って。
「さゆばっか見んな」
いつの間にそこにいたのか、下かられいなに冷ややかな目つきで見上げられていた。
「え? あ、え? 何言ってんだよ」
「……毎回毎回、おまえはホントにエロい」
呆れた表情で、れいながため息をつく。
「毎回ってなんだよ……」
「変態」
れいなはおれを睨みつけると、おれの薄い胸板にパンチした。
おれが何したっていうんだよ……。
「早く泳ご! あ、浮き輪いらんと? 浮き輪!」
はしゃいで走り出すれいなを、頂点まで昇った太陽がまぶしく照らしている。
「あー、見て見て! でっかいイルカー」
海の家の店先に置かれている大きなイルカの浮き輪に駆け寄るれいな。
「高いよ? イルカ」
さゆみちゃんが値札を指差す。
「やーだー、れーなはイルカー!」
れいなはイルカにまたがって、駄々をこねるように腕をぶんぶん振りまわす。
「あーあ……あいつ言いだしたら聞かないからなぁ」
ため息をついて、絵里ちゃんにつぶやく。
「一途、なんですよね、れーなは」
「一途?」
「はい、色んな意味で」
絵里ちゃんはにっこりと笑ってそう言った。
一途、か。頑固なだけの気もしないではないけど……れいなに似合う言葉な気もする。
視線を海の家に戻すと、イルカにまたがって腕を振るれいなの後に、
さゆみちゃんもちょこんと座って腕をぶんぶん回していた。
「なぁ、なんかの映画みたいにサメが出てきてパクッとかないよな?」
「さぁ?」
イルカに乗って上機嫌でぷかぷか浮かぶれいな。
……お前本当に心配してるのか?
「……よくわかんないけど命かかってんだろ? おれ」
「まぁ大丈夫やなかと? 今まで明るいうちに死んだことないし」
おいおい、それでいいの?
「それに、変なの出てきたらこのイルカさんが戦ってくれるったい」
れいながイルカの頭をぱんぱんと叩く。
このイルカさんは噛まれたら一発だよ、れいな……。
「それよりほら、押せ」
「押してください」
「押して欲しいの」
れいなが叫び、絵里ちゃんがにっこり笑い、さゆみちゃんが首を傾げて微笑む。
「はぁ?」
「あのブイまで、れっつごー!」
三人が腕を上げた。
仕方なく、はしゃぐ三人の乗ったイルカを押して泳ぎだす。
無理矢理三人乗ったイルカはすこぶる安定性が悪い。
懸命にバランスを取りながら、目指すブイはまだまだ遠い。
その後も、イルカ係、ビーチボールを拾いにいく係、砂浜に穴掘る係と、
すごく楽しい役目を仰せつかったおれはずっと動きっぱなしだった。
でも。
正直なところ、これだけかわいい子達に囲まれて過ごすのはかなり楽しい。
いつのまにか、今朝のれいなの話はおれの頭から抜けていた。
空に浮かぶ真夏の太陽が、徐々に傾いていった。
日もすっかり暮れた防波堤の上に、はしゃぐ姿が三つ。
まぁ他人から見たら四つだろうけど。
「うわー、それ綺麗! 交換しよ」
「やだ、れーなのそれ、なんか地味だもん」
日が暮れると、れいなが突然花火をすると言い出した。
海沿いのコンビニで花火を買い込んで、この防波堤の上へ。
「れーな、あたしのと交換するの」
「わーい、ありがとさゆ……って、それ煙出てるだけやん!」
さゆみちゃんの足元では、煙玉がもくもくと煙をあげていた。
なんでそんなの買ったの……?
楽しそうに笑う三人を見ていて思う。
なんか変な一日だったけど、楽しかった。
その刹那、強い海風が吹きつけて、花火用のロウソクがぱたっと倒れた。
一瞬で辺りは暗くなる。
「あっ」
さゆみちゃんの声が聞こえて、振りかえる。
月と、街から届くうっすらとした明かりの中、さゆみちゃんは駆け出していた。
伸ばしたその手の先には、風に舞った白い帽子。
「さゆっ!」
れいなの声が響いた時、すでにさゆみちゃんは視界の外に消えていた。
ここまでです
レスありがとうございます がんばります
がんがれ
超がんばれ
271 :
名無し募集中。。。:04/07/14 01:47
なんてところで止めるのさ…
272 :
名無し募集中。。。:04/07/14 01:48
うわあああああああ
273 :
名無し募集中。。。:04/07/14 01:51
>>269 乙華麗奈
今度は帽子を追ってトラックに…とかれすか?
ちょっと「冬のソナタ」を思い出しました。
260
>>261 そうれすか。
心配しました
ありがと
274 :
名無し募集中。。。:04/07/14 01:59
ビール無理して飲む
ヤグハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
275 :
名無し募集中。。。:04/07/14 02:00
>>260 someさんがそういう仕事してたって前にレスしていたのもありましたね。
あとsomeさんが前のコテ名乗ってた頃から別のスレで一緒だったので雰囲気でなんとなく。
ね?someさんw
IPはわからないのでご安心ください。
ちなみにおいらも名乗ってないのにsomeさんにバレたこともありますw
長レススマソ っN
>>269 深夜の更新乙です!
続き楽しみにしてます!
なんつー誤爆だ
260
>>276 わざわざありがと
ADか〜。結構キツい職場みたいね。
そういや以前どっかの雑誌に、○○帝がADを罵倒して土下座させたとか何とか書いてました。
正直、記事の信憑性は「?」なんだけど、マゾスレ住人とかは大喜びだったような
ホゼ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ほぜ
>>269乙です!いいとこで続くのね・・気になるわぁ
>>276雰囲気で分かりますね「あぁNさんだ」って 全部じゃないけど 前から一緒だし
俺自身がADではないけど、あの業界の仕事してますから今も なので知人から聞いたり
皆さん更新乙〜
続き気になるね
ホゼ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
昨日の夜、ヒトイネだったから帰ってきたら
落ちてるんじゃないかとか心配してた
287 :
名無し募集中。。。:04/07/14 10:30
しやっす
ほ
(\(\
ノノ/_、ヽo∈
从 Å`) にゃーん
(^/ つ_つ
( ノ
し'し'
彡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キャワ!
291 :
名無し募集中。。。:04/07/14 12:58
気になるな
ほ
ヾ 从 ;` ヮ´;)ノ<とんだとんだ!
トゥルトゥルれいにゃハ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ヾ 从 ;` ヮ´;)ノ<ボーボーたいっ!!
トゥルトゥルタン。。。
ザ☆ピース?の衣装のれいなめっちゃかわいいなぁ〜
チェックのスカートが良く似合う子だ
从 ´ ヮ`)<あーかいーなーのーうじー いつわりーをー てーらしーだーしてー
ふーかいーねーむーりにー おされまーいーてー たおーやーいーでー♪
前スレの
>>428の続き
──*
れいなの住むその村は、魔法使いの隠れ家『ボンダーマ』。
100人ほどの魔法使いが暮らすボンダーマは、結界によって外界
の邪悪な力から守られている。・・・と、魔法使い達は言っているが、
実際はその逆で、外界から魔法使い達が隔離されていると取るの
が正しい見方のようだ。魔力を持たない人間は特殊な能力を持つ
魔法使いをひどく毛嫌い、敬遠しているのだ。世界にはいくつもの
こういった村があり、それぞれの場所で、たくさんの魔法使い達が
ひっそりと暮らしている。結界の中で生まれた魔法使いは、一度も
外に出ることなく、一生をその結界の中で終えるのである。
れいなの両親はれいなが物心のつく前に死んでしまったらしく、れ
いなは親の顔を知らない。ずっとオババの手によって育てられ、オ
ババの手によって魔法の指導を受けてきた。オババの言う大魔導
士とは、結界を作った人物であり、村一番の魔法使いのことだ。一
般の魔法使いはまず会うことができない。
そんな偉いお方がなんで私に?れいなは不思議に思いながら、大
魔導士の住む家へと足を運んだ。
「すいませーん。オババのとこのれいなですけどぉー。なんか呼ば
れたらしくってぇー」
ひと際目立つその大きな家は、村から少し離れた場所に建ってい
る。辺りを森で囲まれた静かな場所。そこにれいなの呑気な呼び
声が響いた。家の中から召使いらしき男が現れた。
「遅いぞ。お待ちかねだ。入れ」
中へ通されたれいなは、そのあまりの広さに萎縮してしまった。
こんな大きな家、一体どんな人が住んでるんだろ・・・
玄関のすぐ前にある大きな扉を開けて広い部屋に入ると、そこに
はベッドに横たわるヨボヨボのおばあさんがいた。
「おぉ・・・お前がれいなか・・・こっちへ来て顔を・・・ごほっ!ごほっ!」
「だ、大丈夫?おばあちゃん!」
苦しそうに咳き込むおばあさんに、れいなは慌てて駆け寄った。す
ると召使いの男がれいなを怒鳴った。
「こらぁ!大魔導士様に対して無礼であるぞ!」
「これこれ・・・ごほっ・・・良い良い」
れいなは目をぱちくりさせた。
「大・・・魔導士・・・様? えええ〜!?このおばあちゃんがぁ〜!?」
れいな、大魔導士っていうくらいだから、3メートルくらいある大男か
と思っとった・・・。
れいなの予想に反し、大魔導士と呼ばれたそのおばあさんは、威
厳のかけらもなく、ただ弱々しくベッドに寝そべるだけだった。
話を聞くと、いくら大魔導士とはいえども老いには勝てなかったよう
で、結界を張るために膨大な魔力を消費してしまったということもあ
って、かなり衰弱しているらしかった。命もそう長くないと聞かされ、
れいなはどう反応していいのか分からなかった。パニクった挙げ句、
あろうことかれいなは笑ってしまった。召使いの男に頭を叩かれた。
「れいな、もっと顔を見せておくれ・・・」
れいなが顔を近づけると、大魔導士はまるで何かを探るようにじっ
とれいなの目を覗き込んだ。
「おぉ・・・これは・・・オババの言っておった通りじゃ・・・素晴らしい・・・」
「あ、あの・・・れいなの顔に何か付いてますか?」
れいながそう言うと大魔導士は笑い、視線を外した。
「れいな・・・さっきも言った通り、私の命はそう長くない。結界の力
も弱まって来ておる。そのせいか、最近外界の様子が空気を伝っ
てここに届くようになった。これはあくまで私の推測だが・・・今、世
界は大きな転換期を迎えようとしておる。古来より、変革の時には
多くの人間が血を流してきた・・・。何か不吉な予感がする・・・。だ
がこの村だけは何としても守りたい。私の死んだ後は、オババが大
魔導士となり、新たな結界を敷くことになるだろう」
「オババが!?いやぁ〜、あの人は止めた方がいいっすよ」
「こらぁ!黙って聞けぇ!」
大魔導士はふふっと笑い、そのヨボヨボの手を、傍らに座るれいな
の頭に上にそっと置いた。
「れいな・・・お前には生まれ持った素晴らしい才能がある」
「才能〜?いやないと思う・・・だって魔法もほとんど使えないし・・・」
「ふぉっふぉっふぉ・・・それはまだ力の使い方が分かってないだけ
だよ・・・。いずれお前は私を越える魔法使いになる。その時は・・・
この村を頼んだぞ・・・」
れいなは苦笑いを浮かべながら、適当に頷いておいた。
大魔導士の家から自分の家に歩きながら、れいなは珍しく色々と
思考を巡らせた。
オババも大魔導士さんも、れいなには才能があるって言うけど、ど
うも胡散臭いなぁ〜。同じ年の子だったらカーラやペコの方が絶対
に魔法上手いし・・・。れいななんか基本的な火の魔法『フィーボ』も、
水の魔法『パウレト』だって、数えるくらいしか成功したことないのに。
まあ別に使えなくてもいいけど。それに、不吉な予感がするって・・・
こんな小さな村には関係ないよ。いつだって平和。村のほとんどの
人が顔見知り・・・
「よぉれいな、お遣いかい?」薬屋のガダルさん
「やっほーれいな、明日一緒に遊ぼうよ」友達のカーラ
「れいなこんにちわ、良い天気だね」道具屋のラッシャさん
みんないい人。みんな大好き。オババも大好き。怖いけど・・・。み
んなが元気でいてくれるんなら、れいなはそれでいい。魔法なんて
使えなくてもいいんだ。平和が一番!
れいなは何かものを考えても、いつも結局はそこに行き着くのだった。
家に帰るとオババが晩御飯を用意して待ってくれていた。程よく火
の通ったカエルを、れいなは満面の笑みで口にほおばった。
れいなは子どもながらに、そんなフツウの幸せというものに、心から
感謝していたのだった。
そんなれいなには、世界のどこかで確実に膨らんでいく邪悪な意
志の存在など、気づくわけもなかった。ましてやそれが、直接自分
に関わってこようとは・・・。
事件はそれから二週間後に起きた。
月も傾き始めた夜遅く、ドーン!という聞いたこともない凄まじい音
で、れいなは目を覚ました。そして再びドーン!という耳をつんざく
ような音がした。今度は小さな地響きも伴っていた。れいなはベッド
から起き上がり、愛用の黒いローブを寝巻きの上に羽織ると、オバ
バの寝る部屋へと向かった。
夕方保全用ってことで勘弁してちょ
>305
個人的にしたらばに今までの小説を2ちゃんブラウザで読むためにまとめてるんだけど
このお話のタイトルは何ていうの?
やばい、なんか笑えるw
ポルトガルヲタ?
防御魔法コウトとかありそうだw
>>306 特にないんだけど魔法使いれいなとかで
>>307 いや別にw
あと知ってるのはルイ・コスタくらい
>>309 気持ち分かる
こういうのって名前考えるのが一番きついんだよね
SOMEDAY読んだ。・゚・(ノД`)・゚・。
オチ知ってたんだけど。・゚・(ノД`)・゚・。
次どれ読めばいい?
>>312 「鳥籠」かな?
個人的には「無人島からおめでとう」
>>312 「君ならば、大丈夫」の次に「鳥籠」に行くのが通
>>312 順番に読んでいけばいいさ…と言いたいところだが
名無し娘。さんのやつを読むと救われる気分になるぞタブン
もしくは同じ作者による鳥籠だな
>>313 >>314 人それぞれってことがよく分かったw
鳥篭ってSOMEの人だよね?
違うか FIRSTだっけ
>>315 やっぱりそうか
じゃあとりあえず鳥篭読むかな
ありがとう
鳥籠(とりかご)じゃなくて烏龍(うーろん)だと思ってた俺は逝ってよし
読み進むまで誰もが一度は間違えるやつだなw
とりあえず
>>305乙〜
保全っていうにはおおがかりな作品でウマー
原作とかあるのかな?
例のDiaryのパクリのみきれな小説を読んでみたい
322 :
名無し募集中。。。:04/07/14 20:41
そろそろなんかくるな
降臨街
>>145 6月18日
放課後。第2回目の対策会議が開かれた。
「それじゃ絵里ちゃん、まず、出会いの状況について考えようか!」
「いえ、まず、双方の情報を共有するのが先です!」
・・・またこの人は。れいなは呆れたが、ちょっと面白かったので乗ってみた。
「情報の共有って?」
「うーん、それじゃれいなさん、しゅんちゃんのどういうところが好きなんですか?」
「え?・・・そんな、言えないよ・・・」
「いやれいなさん、そこが分からないと協力の仕様もありませんから(にこにこ)」
あ、そっか。仕方ない、正直に言うか。
「うーん、私、俊輔君の一生懸命な姿が好きなんだよね・・・
私、今は部活やってないけど、前は新体操部にいたんだ。
隣でバスケの練習やってて、俊輔君はずっと補欠。でもさ、一生懸命なんだよ。
腐ったりしないで、ずっとひたむき。
私なんか面倒くさくて部活辞めちゃったけど、俊輔君のこと、ずっと気になってたんだ」
「ふーん、そうですかあ(メモメモ)・・・それで、しゅんちゃんはれいなさんのことを?」
「えーと、全然知らないと思う。話したこともないから・・・」
「ふーん、奥手なんだれいなさん、意外・・・」
そんな分析はいらないよ、恥ずかしい・・・れいなは思ったが、どうも絵里の前では調子が狂う。
とにかく話題を変えなきゃ・・・
「それじゃ、絵里ちゃんはカズのどんなとこが好きなの?」
「えー、言えませんよー(くねくね)」
オイッ!!れいなの突っ込みが炸裂・・・する前に絵里が話を続けた。
「・・・って、それじゃいけませんよね。私、1年の時に和博君と同じクラスだったんです。
それで、和博君がすごく優しくて・・・。他の男子みたいに何か裏がありそうな優しさじゃなくて、
本当に人を大切にしてるんだな、って思えたんですよお(くねくねくね)」
・・・ふーん。れいなは感心した。
まあ、絵里ちゃんは可愛いから「裏がある優しさ」なんて良く受けてるんだろうしね・・・
意外とよく人を見てるんだな・・・
ずっとくねくねしていた絵里が、口を開いた。
「私も学年が変わって以来、和博君とは話してないですし・・・・
どうやって出会うか、大切ですねえ」
「そうだね、難しいね・・・」
あれ?れいなは単純なことに気づいた。
「・・・そうだ、新しい友達ってことでさりげなくお互いを紹介すればいいんじゃない?」
「・・・そうですね。でも、ちょっとインパクト付けたほうがいいのでは?」
「・・・そう?」
とたんに絵里は熱弁を振るい始めた。
「そうですよ、絶対そうです。人間、出会いのインパクトが大切なんです。
かの豊臣秀吉も織田信長とはじめて会ったときに・・・」
「いやいや、それは別にいいけど、インパクトって具体的に何?
まさか、一発芸でもして登場するとかじゃないでしょ?」
「それもいいけど・・・・名前じゃないですか?」
「なまえ??」
「やっぱり、インパクトのあるあだ名で親友同士呼びあってる、って感じで印象を持たせたいですね」
「そうかな・・・」
「それじゃ、れいなさんは『れいにゃん』で。」
「ええええ?」
「そして、私は『エリザベス』で。」
いやいやいやいやいや・・・それには疑問が山積山積ですわ・・・
れいにゃん(?)は頭がくらくらしてきた。
「それはどうなのかな・・・インパクトはあるけど、効果は・・・」
「でも、名前は覚えられますよ。それからですよ、関係を作るのは」
うーん、まあ、そう言われてみればそんな気もしないではないかな・・・
「でもさ、絵里ちゃん。”れいにゃん”ってどこから出てきたフレーズなの?」
「うーん・・・(くねくね)、なんとなく猫っぽいかなって・・・」
「・・・そうかな?」
「そうですよー」
それじゃ、まあいっか。れいにゃん、いやれいなは簡単に懐柔された・・・・
ん?でも・・・
「でも、エリザベスは?」
「はい、なんとなくです!(にこにこくねくね)」
「・・・・・・・・・・・・・でも、あんまり親近感を与えるネーミングじゃないような・・・」
2人を、沈黙が支配した・・・
れいなが、雰囲気を探りながら口を開いた。
「・・・えりりんとか、その程度のほうがカズも驚かないような気が・・・」
エリザベスの表情が、ぱっと明るくなった!!
「そうしましょ!!!!えりりんで!」
「え?それでいいの???」
「さすがです、れいなさん!ちゃいこーです!!」
あ、そう・・・喜んでもらえるなら、いいけど・・・・
「それじゃ、明日はしゅんちゃんにれいなさんを紹介しましょ!やっと同盟が動き出しましたね!」
そうだね。とりあえず、これから本格的に始めましょ。
きょうはここまでです
前回以降レスくれた方ありがとうです、深夜更新の方がんがってください
331 :
名無し募集中。。。:04/07/14 22:22
乙です〜
333 :
名無し募集中。。。:04/07/14 22:30
乙
335 :
名無し募集中。。。:04/07/14 23:02
./\__,ヘ,
| ノノハヾヽ. 。。
从*´ ヮ`)゚○゚ レイニャ
(( (○ (⌒) ))
(__ノ
. .,ヘ,__/゙i
ノノハヾヽ|. 。。 ニャーン
(´ヮ `*从゚○゚
(( (⌒) ○ノ ))
(_)
乙でした
れいにゃが新体操部だったってのはどこから来たネタ?
体育館を使う部活ってことで選んだんじゃないの?
>>337 別な小説でも新体操部だったし、もしかして小学校時代やってたのかなぁと思って
こちとられいなスレ住人じゃないからさっぱりわからんちん
>>335 ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
340 :
名無し募集中。。。:04/07/15 09:24
341 :
名無し募集中。。。:04/07/15 10:25
復活記念小話↓
343 :
名無し募集中。。。:04/07/15 11:02
今日のポケモーのショップ写真、れいなだよ。
しかも「にゃ〜」ってw
344 :
名無し募集中。。。:04/07/15 11:25
ex7フッカァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ツ!!!!
復活おめID付きなのもなかなかよかったよ
お?復活してますな。
ではほんの少しだけ…
´ ヮ`)っN[ロングシュート]
SIDE A
バタン!
間に合った…おいっす。
「おいっす…って○○!?自分大丈夫なんか?風邪やばいんやろ!?」
風邪? …あ、あぁ。大丈夫だよ。だって今日は絶対に負けられないだろ?
「せやけど…」
大丈夫。…さあ行くぞ!円陣組め! ・ ・ ・
「では××学園対△△高校を開始します!ジャンプボール!」
ピィーッ!
キュキュッ!
ダンッ!
ワァアアアアアア・・・!!
(ゴメン…れいな…)
SIDE B
ゴメン…って、まさか…
『…こんなことが続くと本当に…お前の命にかかわることだぞ!…』
○○くん!ダメったい!!
早く、早く止めなきゃ…!!
SIDE A
《29対34》
ワァアアアアア!!…
…ハァッ…くっそ…もう少し…あともう少しだ…
[…ドクン…]
…!?
[…ドクン…]
…ぐ…こんな…時に…
[…ドクン…]
…動け…ハァッ…あ、あと少しでいい…チキショオオオオオ!!
ワァアアアアア!!…
SIDE B
早く…早く止めなきゃ大変な事になるかも… 神様!!…
あ、た、タクシー!!
××体育館まで!急いで!!
…○○くん!…
昼休みにつき以上。
今夜には最終回まで…いけるかな?
ではまた ノシ
乙!
気になる〜〜〜
乙
乙
从;´ ヮ`;)<死なないでー!
356 :
名無し募集中。。。:04/07/15 13:01
Nさん乙
なんか某サッカー漫画思い出す
357 :
名無し募集中。。。:04/07/15 13:02
今夜で完結って早すぎですよ でもいい話期待してます。
358 :
名無し募集中。。。:04/07/15 13:25
れいなの胸が大きくなっちゃう話。
ひさびさにSOMEDAY読んでる
何度も切なくさせてくれるよホント
メリハリ効いた構成だからだろうな…やっぱすごいよホント
362 :
名無し募集中。。。:04/07/15 14:25
363 :
名無し募集中。。。:04/07/15 14:44
クソバンドだと思ってたThe Strokesの
SOMEDAY聞きながら読んだらマジ泣けた
364 :
名無し募集中。。。:04/07/15 14:45
去年生でSOMEDAY聴いたぜ
いいよねアレ
365 :
名無し募集中。。。:04/07/15 15:05
映画化とかドラマ化されたらこぞって糞呼ばわりするんだよな(w
もしもの話だけど
367 :
名無し募集中。。。:04/07/15 15:25
保全するにゃ〜
369 :
名無し募集中。。。:04/07/15 16:25
Q.0から9の中で最も好きな数字は何ですか?
飯田:「8」私は8月8日生まれだし、0:08に生まれたんですよ…。8に運命を感じる。8は永遠って意味らしいし…。
矢口:「1」と「5」かな。あわせてイチゴなんつって(はーと)何か特に理由はなく、なんとなくスキな感じ(はーと)
吉澤:「8」
石川:「2」ニィ〜! 昔からなんか好きなんですよねぇ(笑)
辻 :「3」
加護:「2」「7」(はーと)誕生日の数字だから(はーと)
高橋:「9」
紺野:「7」!!
小川:ラッキー「7」
新垣:「2」です! ニコニコ2ばん(はーと)
藤本:「ソロコンサート」
亀井:「2」がすき・なんとなく!!
道重:「4」(はーと)幸せの4(し)だから。ポカポカ〜
田中:「1」
てすてす
374 :
名無し募集中。。。:04/07/15 17:25
れいなの1は誕生日から取ってきたのかな?
吉澤石川のならびが逆だね
コメントもないしやっつけじゃない?
確認しちゃったおれはあほ
>>304 ちょうどオババが慌てた様子で部屋を出るところに遭遇した。
「オババ!今の音は一体何と?」
「わ、わわわ分からん。とりあえず外に出てみるんじゃ。何やら騒が
しい」
オババは一度部屋の中に戻って愛用の杖を持って来ると、走って
玄関に向かった。れいなもその後を追った。玄関のドアを開けると、
そこには混乱が渦巻いていた。一方向に向かって、たくさんの魔法
使い達が走っていた。わけの分からないことを叫びながら、まるで
何かから逃げるように。その顔は一様にして恐怖に怯えていた。家
の前で呆然と立ちすくむれいな達に気がついた一人の男が、青い
顔をして駆け寄って来た。道具屋のガダルだった。
「オババ!」
「ガダル!一体これは・・・」
「黒竜だ!」
「な、何じゃと・・・!!??」
オババの顔色が変わった。口を震えさせた。れいなはキョトンとし
ていた。
「結界が破られた!さっきのはその音だ!黒竜がやって来た!」
「そ、そんなバカな・・・」
「本当だ!黒竜が来たんだ!もうだめだ!この村はおしまいだ!
逃げろ!北の方はもうほとんど焼かれてしまった!ここも時間の
問題だ!」
「北じゃと・・・?!大魔導士様は!?」
「知るか!いくら大魔導士様でもあんな化け物には勝てない!
今頃・・・」
「大魔導士様を置いて逃げて来たのか!?恥を知れぃ!」
「ふざけるな!俺はこの目で見たんだ!あれは・・・この世のもの
じゃねぇ・・・!俺は逃げるぜ!オババは好きにしな!」
ガダルはそう言うと、逃げていく村人達の波に混ざり、そのまま走
っていった。次の瞬間、北の空が赤く光った。村人達は恐怖に顔
を引きつらせながら悲鳴を上げた。れいなは何が起こっているのか
全く理解できていなかった。
「オババ・・・大魔導士さんが?」
「うむ・・・ワシは行かねばならん!れいなは皆と一緒に逃げるのじゃ!」
「イヤ!れいなも行く!」
「ろくに魔法も使えんお前は足手まといじゃ!」
「イヤだ!この前言われたの!村はお前が守るんだって!大魔導
士さん言ったもん!れいなも行く!」
「・・・・・・勝手にせい!」
そう吐き捨てると、オババは全速力で走り出した。皆の逃げる方向
とは逆に向かって。れいなも走り出した。すれ違う魔法使い達は「お
い!どこ行くんだ!死ぬ気か!?」と、変人でも見るかのような目で
叫んだ。
さきほどの光はどうやら火の手のようだった。北側の建物は炎に包
まれていた。そしてその中で揺らめく大きくて真っ黒な影。れいなは
自分の目を疑った。
「あ、あれは、一体・・・?」
れいなは思わずは立ち止まってしまった。500メートルほど先で、
北側の建物を次々と破壊していく、巨大な化け物がいた。
「黒竜じゃ!最強最悪と言われたモンスター。じゃが、何故こんな
ところに・・・!?奴らは『ピース』によって封印されていたはず・・・!!!」
「黒竜?ピース?オババ何言ってるか全然分かんない!れいな分
かんないよ!あれは何!?みんなは!?村はどうなるの!?」
狼狽するれいなをよそに高さ10メートルほどのその化け物は、鋭
い牙が覗けるグロテスクな口から物凄い勢いで火を放ち、重く硬そ
うな尻尾を振り回していた。化け物は建物を破壊しながら、ある方
向にゆっくりと進んでいた。
「いかん!あいつは大魔導士様の家を狙っておる!」
オババはそう言うと同時に走り出した。れいなは頭が混乱しながら
もその後を追った。
「大魔導士様!ご無事でしたか!」
「おお・・・オババ」
オババは家に着くなりドアを蹴破る勢いで開け放ち、大声を上げて
大魔導士の無事を確認した。大魔導士はやはりベッドに横たわっ
ていた。
「早く逃げてください!ワシが奴を引き止めておきます!」
「無理だよ・・・あやつの力は人智を超えている・・・私達は無力だ・・・」
「そ、そんな・・・せめて大魔導士様だけでも・・・」
「ここで逃げても同じだよ。村は終わりだ・・・」
オババはそれを聞いて何も言えなくなっていた。オババにも分かっ
ていたのだ。もうどうしようもないことを。れいなは相変わらず事態
が呑み込めず、ただ呆然と二人の会話を聞いていた。窓の外を見
張っていた召使いが、指を差しながら大声で叫んだ。
「き、来ました!ば、化け物です!」
「さてと・・・」
大魔道士はそう言うと、弱った体をベッドから起こした。
「このおいぼれの力がどこまで通用するか・・・」
オババは無念そうに顔を伏せた。そしてれいなの方を向くと、持っ
ていた杖を差し出した。
「れいな、これは先祖代々伝わる由緒ある杖じゃ。受け取ってくれ」
「なに?由緒あるから何だって言うの?なんでれいなにくれるの?
そんなのあとでいいよ!何とかしなきゃ!村がなくなっちゃう!」
「れいなは逃げるんじゃ」
「イヤだ!」
「分かってくれ・・・お前はこんなところで死んではならん。分かって
おったよ。いつかお前とは別れることになるとな・・・」
オババはそう言いながら、杖を無理やりれいなに持たせた。
「お前を家に預かったのがつい最近のことのように思い出されるよ・・・」
「イヤだ!そんな話聞きたくないよ!大魔道士さん何とかしてよぉ!
偉い人なんでしょ?あんなの一発で倒しちゃってよ!」
大魔導士は自分を嘲るように苦痛そうな顔で笑うと、両手の平をれ
いなに向けた。すると、れいなの体の周りがぼうっと光り始めた。
「な、なにコレ? れいなに何を?」
「前に話した通り、今の私にはもう以前のような力はない。お前を助
けるので精一杯じゃ」
「や・・・体が・・・動かない・・!」
「私の睨んだ通り、世界は今邪気に満ちておる。れいな、お前が世
界を正しい方に導いておくれ。頼んだぞ」
「れいなにそんな力があるんなら、今使うよ!今使って村を助けるよ!
だから・・・だから・・・」
れいなは泣きながらわめいた。召使いが「すぐそこまで来ています!」
と叫んだ。木々の倒される音や、炎を吐き出す轟音が、確かにすぐ
近くで聞こえ始めていた。
「大魔導士様・・・!」
「うむ・・・れいな、世界を頼んだぞ」
「さようなられいな、この14年間本当に楽しかったぞ・・・元気でな」
「イヤだ!私も・・・きゃあっ!?」
大魔道士が「ピルロ」と呪文を唱えるトと、れいなの体は宙に浮き、
部屋のドアを抜けて玄関をくぐり、れいなの意志とは無関係に物凄
いスピードで飛ばされた。外に投げ出されるとれいなの体はどんど
ん高度を上げていった。れいなは遠ざかる村を空中で見ながら、気
絶してしまった。
気がつくとれいなは広い原っぱに倒れていた。体のあちこちが痛
む。手にはオババに貰った杖が握られていた。その杖に体重をか
けて起き上がり、顔を上げたれいなは、愕然としてしまった。真っ
暗な夜空、はるか先に見える光景、何かが赤く燃え上がっていた。
そしてその上には、勝ち誇ったように羽をばたつかせる、化け物の
姿が見えた。夜闇の中、全焼するボンダーマと、その火に照らされ
て不気味に光る黒竜だけが、れいなの目を捉えたのだ。れいなは
その場に崩れ落ちた。
「オババああぁぁ!!!みんなああぁぁ!!!」
地面の上で握った拳に、大粒の涙がぽたぽたと落ちていく。
誰もいない夜の草原に、れいなの泣き声だけが儚く響いた。
14歳の小さな魔法使い、彼女の幸せは脆くも崩れ去ってしまった。
荒れ狂う大海に投げ出されてしまった一匹の子猫。
れいなの長くて辛い冒険が、今始まったのだ。
第一話 「はじまり」 おわり
ごめんなさい長すぎましたもうこんなことがないようにします
第一話とか後付けです
>>363 明るい曲じゃなかったっけ?w
乙です
別に問題ないよ〜
黒龍=ギア?
どんな歌聴いてても泣けるぞ
392 :
名無し募集中。。。:04/07/15 18:25
>>390 ?分かんないけど違うと思う
>>391 そっかそうだね
ていうかどんな曲だったか思い出せない・・・
今日も狼落ちそうな悪寒だけどだいじょうぶかなぁ?
VIPに爆撃されてんだろ?
辛いな
10時すぎには落ちそう
夜落とされるとこのスレにとっては致命傷だね・・・
難民か鳩に避難所立てようか?
眠ることもできなくて、電気もつけないまま窓の外をぼんやり眺めていた。
何時間もそうしていた。
いろいろなイメージが頭をよぎった。
幼い日に父に連れられて歩いた河川敷の、真っ白く陽射しを照り返す舗道。
母が丹精こめていた庭の沈丁花が食卓に飾られた朝の強い香り。
兄が美貴さんを家に連れてきた日。
はじめて会ったれいなの、泣きはらした真っ赤な目。
刑事の前では一粒の涙もこぼさず、トイレにこもって泣いたのだそうだ。
れいなが作ってくれた数々のごはん。母とは違う、甘い目の味付け。
ソファの上に髪を乱して、涙を流しながら俺を見上げていたれいなの、
すがるような、おびえたようなまなざし。
後悔ばかりが押し寄せた。
言ってやれなかった言葉、おぼえていられなかった朧げな映像、
耳の底に柔らかな調子しか残っていない優しい声の語る内容。
大事なものはいつも、しっかり捕まえる前にこの腕から離れてしまう。
兄の笑顔も、母の笑い声も、父のクセだった人の頭に手を置く、その感触も、
なにもかも幻のようにまぶたの裏に浮かんで、しかし捉えようとすると
ゆらゆら壊れてしまった。
なぜ、あの一瞬、この一瞬、全てを大事に生きられないのか。
全てを記憶にとどめて、大事に抱えていられれば、
今日こんな風に抱えきれない不安をあのいたいけな少女にぶつけて、
なによりも無くしたくない信頼を壊してしまうこともなかった。
れいなは離れていかないと思っていた。根拠のない安心で、
あの事故以来、心に巣食った寄る辺ない気持ち、不確かな信じられなさを
覆い隠して、忘れて、見ないようにしていたのだ。
れいなを支えるなんてかっこつけて、
自分のことをごまかし、ごまかし生きてきたのだ。
こんな惨めな自分を、あの白い半月もわらっているのだろうか。
ひとりぼっちのれいなについていてやったなんて嘘だ。
俺が、俺自身が、どうしようもない孤独感をれいなに救われていた。
思考はイメージと自己嫌悪を反復した。
その往復運動の中で、しだいに、れいなに向かって心は収束していった。
れいなは泣き、笑い、怒り、振り返って手を振り、手を合わせて祈っていた。
やり直せるなら、取り戻せるなら、かなうなら。れいな。
れいなのことだけは、謝って、やり直したかった。
失ったものを取り戻したかった。
鯖落ちに耐えて、よくがんばった!感動した!>作者さん、感想職人さん、保全職人さん
とりあえず今はここまでです
明日からしばらく交信できない状態だし、山場なので
今日中に終わらせたいのですが…
がんばれ自分、がんばれ鯖
>>401 更新乙です!
最近の状態を見ると今夜もやばいですね
落ちない事を祈りましょう
403 :
名無し募集中。。。:04/07/15 19:40
サームデーィ サームデーィ
405 :
名無し募集中。。。:04/07/15 20:43
>Reme氏
乙!! 深い…読ませる内容は脱帽です。
ってことで一気にいきます。がんばりました!量多いけどガマンしてくださいw
´ ヮ`)っN[ロングシュート]
唐揚げ【からあげ】[名]
何も書かずにageること。
荒らしの一種。
>351
SIDE A
《51対54》
ゼェ…ゼェ…チ…キショ…
[…ドクン…]
…おれの…ハァ…最後の試合…ハァ…ま…負けれねぇんだ!
キュッ!
ザシュッ!
「ナイスシュー○○! 1点差! 時間無いぞ!!」
ゼェ…ゼェ…わ…わかってるよ…
[…ドクン…]
ぱんっ
…?
「…ハァッ…おまえに…ええカッコばかりさせられんやろ…ハァッ…最後は頼むで…」
…寺田…
[…ドクン…]
SIDE B
ブオォオン!キキィイイッ!
えーっと…あぁもぉお釣いらんばいっ!!
バタバタバタ…
Aコートは…ここね!?
バタン!
ワァアアアアアア!!!
…○○くん? …いた!!あんなに苦しそう…まさか発作がきとると?
と、止めなきゃ…○○くん止めなきゃ…
「…ええかおまえらぁ!○○の取ったこの1本意地でも止めたるぞぉおお!!ハンズアップ!!」
「「「おおぉ!!」」」
ギュギュッ!!
…!!
…え…あ…む、無理…無理ったい…
れいなには止められん…みんな…
…神様っ!!
SIDE A
ギュギュッ!
ダムッダムッ…
「 …! …!!… …!…」
「シュート!!リバウンド取るぞぉおお!!」
…外れろ…頼む!!
ガンッ!…
バシッ!
「○○!!走れぇええええ!!!」
[…ドクン…]
ぉぉぉおおおおおお!!!
キュキュッ!!
[ドクン]
…このシュートは…絶対に 決 め る …
キュキュッ!ギュッ!
… イ ル カ … ホ ン ト だ … 聞 こ え る な …
[ドクン]
… あ れ ? … れ い な … ? … 来 て た ん だ … 約 束 破 っ ち ゃ っ た な … ゴ メ ン …
[ドクン]
… 泣 い て る … そ り ゃ 怒 る よ な …
[ドクン]
… こ の シ ュ ー ト 決 め た ら … 喜 ん で く れ る か な …
[ドクン]
「○…○○!!!決めてぇええええ!!!!」
… れ い な ・ ・ ・ あ り が と ・ ・ ・
キュッ…
ザシュッ!!
・・・・・・ ウワァァァアアアアアアア!!!! ・・・・・・
Extra Track
ここ強いって言うから入部したけど…なぁ?
あぁ、さすがに練習キツイっすね…
「こらぁ!!吉澤!小川!喋ってないでさっさとアップ終わらせるったい!」
ひええ…今日も鬼マネ健在ですな。
くわばらくわばら…
「早くしろーっ!!」
ハイっっ!!
ザシュ!ゴン!ダムダム…ザッ!
「よーしシュート練習終了!次はランシュー行くったい!ほら藤本!ボーっとするなぁ!」
…はぁい。
「いい?シュートの極意は『絶対に決める』っていう気持ち、信念ったい!
負けないっていう気持ちが勝利に結びつくったい!ここの先輩たちはそうやって強くなったとよ!」
出たぞ?鬼マネ田中先輩の『信念』だw
「新垣!なんか言ったと!?」
! なんでもないっス!…ったく顔はかわいいのにキビシイねぇ。練習終わるとやさしいんだけど…
「 に い が き ! 」
ハイっっ!新垣シュートいきますっ!
「田中ぁ、そんなに厳しくせんでもええんちゃうか?」
「寺田コーチは黙っといてください!」
「…はぁい。コワイコワイw」
「じゃあ次は3対3!ハーフでいくとよ!」
「お、やってるな?噂どおりだw」
「!!! ○…○○!なんで…退院は明日じゃなかと!?」
「びっくりさせようと思ってねw 鬼マネージャーっぷりを見に来たよ」
「ままままさか!鬼マネージャーじゃなかよ!!…ねぇ?み・ん・な?」
…さっきとはえらい違うじゃねーか…
「なに…ですか?藤本くん?」
うわ…キショい…。
「アトデオボエテロ…」
「さて、と。寺田!鬼マネ借りてっていいか?」
「しゃあないなぁw うちの大事な鬼マネージャーやけど貸したるわ。大事にせえよ?」
「鬼マネじゃなかと!…ですよ?じゃあ皆さんお疲れ様でしたぁ〜♥」
…田中先輩のあんなとこ見たことねぇぞ…
…いや、別人だなあれは…
「今日退院だったなんて…またダマサレタ…」
「あははw ゴメンゴメン。あ、れいな明日休みだろ?退院の手伝いに来るって言ってたけど。」
「れいないっっっつも○○にだまされっぱなしばい!もう知らん!」
「スネるなってw こんなおれをあれから2年も看病してくれたれいなにお礼があるんだよ。ほら。」
「…? あぁ!ディズ○ーシーの入場券ばい!!」
「本当にありがとう。 あの時一緒に行けなかったから、今度こそ…な?」
「○○… 今度約束破ったら…承知せんけんね!!」
´ ヮ`)っ⌒r (終)
ありがとうございました!!!
「…」多いとか擬音わかりづらいとかいろいろいろあると思いますが…。
あえて「無人島」と違う感じにしてみました。
お付き合いありがとうございました!! Nl ̄l_
胸がキュ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
となりました!!
乙です
エロは無かったけど乙です〜
Nさん乙でした!なんか爽やかな気分になりましたよ どこか懐かしいような
某スレからずっと読ませてもらってきてますがやはりNさんの作品大好きですわ
ほんと乙でした (b)
「もう少し、お話しませんか?」
あたしは精一杯の作り笑いを男に向けた。
いちいち言う事が気に障るけど、今ここで別れたらもうパスケースを取り戻せない。
我慢しないと・・・。
でも、どうやって取り返そう?
あたしのだって言うわけにもいかないし・・・。
あーもう!なんでこんな時にメイクしたまんまなんだろう。
「あの・・・、お話って?」
おそるおそる男が言う。
「え、え〜と・・・」
ど、ど、ど、どうしよう?
なんて言えばいいんだろう?
なにか話題、話題、話題・・・。
「そ、その女の子の話、聴かせてもらえますか?」
「女の子の話?」
男は少しビックリしたように言った。
「そ、そう。どんな子なのかなぁ〜って、アハハ、アハハハハ」
我ながらなんて白々しい言い方だろう・・・。
男が凄い不審そうな目で見てる。
「ご、ごめんなさい・・・・」
駄目だ〜、もう何言えばいいか分かんないよぉ。
「あ、謝んないでくださいよ」
男は焦ったように言った。
「そうですね、なんかこう、強がってる感じの子でしたね」
「強がってる?」
「ええ、何て言うのかな?弱いところを見せたくないって言うか」
そんなことない!って、もう少しで口に出そうになった。
「あ、でも一瞬だけ、凄く寂しそうに見えたんですよね。なんて言うか、」
男は少し考えてから、再び口を開いた。
「自分を見て欲しいって、そういう目をしてました」
何言ってんの?なんで?
ちょっと会っただけのあんたに何が分かるの?
なんか無性に腹が立った。
適当な事言わないで。
いい加減にして!
「そうそう」
怒鳴ろうとして、男の声に遮られた。
「なんかね、そういうところ、あなたに似てるなって思ったんですよ」
えっ?
「あ、なんか目立ちたがりって言ってるみたいですね。そうじゃないんです」
あたしは言葉を失った。この人は、なんで?
男はそんなあたしに気付かずに続けた。
「その・・・、自分に気付いて欲しいって、そういう目。Reinaさんもたまにそんな目をしてるような気がして・・・」
「やめて!」
ハッとして口を押さえた。
言うつもりはなかった。
なのに、気付いたら声を上げていた。
キョトンとした目で男はあたしを見てる。
「すみません。その辺の女の子と一緒にするとか、失礼でしたね」
男は申し訳なさそうに頭を下げた。
「い、いや、そうじゃないんです。ごめんなさい・・・」
そう言って、あたしは顔を伏せた。
「ホントすみません。不愉快にさせたみたいで・・・」
男がもう一度謝る。
やめてよ・・・。謝らないで。
この人と話してると、なんかイライラする。
もういい。もう時間もないし、メアドだけ訊いて帰ろう。
これ以上この人と話してると頭が爆発しそうだ。
「あの、もう時間がないのでこの辺で・・・」
あたしがそう言うと、男は残念そうに顔をしかめた。
「そうですか・・・」
うなだれて、男はボソボソと呟いた。
「それで、あの、よかったらメールアドレス教えてくれませんか?」
あたしは精一杯の笑顔を作ってみせた。
男は顔を上げると、表情をコマ送りにように変化させた。
「よ、喜んで!!」
声を裏返して、男は大きく頷いた。
そんなに喜ばないでよ。あたしは嬉しくもなんともない。
心の中でそう呟きながら、わたしはバッグから携帯を取り出した。
「それじゃあ」
あたしは軽く手を上げて、男に背を向けた。
「あ、あの!」
また裏返り気味の声があたしに呼びかける。
「また、会えますかね・・・?」
あたしは顔だけ後ろに向けると、何も言わずに小さく笑って見せた。
11時3分前、門限ギリギリにあたしは部屋に戻った。
門限を破れば、ささやかな自由さえ奪われてしまうので、絶対に破るわけにはいかない。
マンション自体が会社の持ち物で、あたしたち4人は秘密保持のためにここに住まわされている。
一箇所に集めておいたほうが監視に都合がいいのだろう。
言ってみれば監獄みたいなものだ。
部屋に入ると、シャワーも浴びずにベッドに倒れこんだ。
消えたままの室内灯をぼんやりと見上げる。
全身に疲労感がまとわりついていた。
肉体的なものよりもむしろ精神的なものだ。
何が原因なのかも分かってる。あの人だ。
あの人の一言一言があたしの神経を逆撫でした。
強がってる?寂しい?
そんなもの、もうとっくの昔に慣れた。
勝手な想像で言わないでよ。
虚空にあの男の顔が浮かび上がる。
キッとひと睨みすると薄くなって消えていった。
・・・・なんか疲れたな。
全身の疲労感が睡魔となって襲い掛かってくる。
目を閉じると急速に世界が閉ざされ始めた。
あたしの意識はほどなくしてまどろみへと落ちていった。
「パパ・・・、ママ・・・」
ここまでです。
Nさん乙でした
なんかすごく幸せな気分になりました
>>427翼氏乙です 凄くいい感じですね
広告嵐のせいでまた狼落ちそうな予感が
Rem氏や他の作家さんの夜更新大丈夫かな
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
これすらsageでないとマズイって・・・
あいつらスレ一覧の上から絨毯爆撃しているだけだろうからいずれやって来るだろうけど・・・
430 :
名無し募集中。。。:04/07/15 22:17
あぁ!
432 :
名無し募集中。。。:04/07/15 22:20
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翼氏乙です
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今日は凄いな
こりゃがんばって耐えるしかないな
446 :
名無し募集中。。。:04/07/15 22:55
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481 :
名無し募集中。。。:04/07/15 23:56
482 :
名無し募集中。。。:04/07/15 23:56
どうして長続きしないビジネスに騙されるんですか?
飲みもしない商材にお金を使うんですか?
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483 :
名無し募集中。。。:04/07/15 23:57
484 :
名無し募集中。。。:04/07/15 23:58
それは見飽きた。
1で紹介してるサイトに入ろうぜ。
pointinがおすすめ。
こんなのが一晩続いたら朝見る頃には1000いってそうだな
いいかげんにしろやクズが
まあ狼だし。この程度風物詩って感じで
軽く流していきましょう。明日もある。
>>485 そんときには俺がスレ立てておきますよ
>>467 乙です
えまのんだとあぼーんしなくてもダイジェストでレス一覧見れるので問題なしですよ
488 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:03
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>467ののたん氏
アリガト━━━━━━ ;´Д`)っN ━━━━━━ン!!!!
>嵐の中レスいただいた皆様
スマ━━━━━━ ;´Д`)っN ━━━━━━ン!!!! アリガト!!!
>someさん
レス見ツケタ━━━━━━ ;´Д`)っN ━━━━━━ン!!!!
いつも褒めていただいてすいませんorz 恐縮です!!
492 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:12
たれさん発見!!
いつもgtのスレでお世話になってます
ではでは…
この状況でRemember me続きUPしたもんかかなり迷い中
なんか書いても読みにくそうやし
明日の朝までにはスレ流れそうやし
どう思う?
事情で明朝までにUPできないと月曜夜以降になっちゃう
それも間開きすぎでイマイチだし
494 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:14
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495 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:14
続きカモンナ!小康状態みたいだし、今がチャンス!
496 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:15
とか言ってる先から広告貼られた_| ̄|○
ののたん氏が見てくれてるなら
まとめ上げでゆっくり読んでもらうことを期待して無理に上げてみるのも手?
ののたん氏見とー?ノシ
498 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:15
松田博子が告発されてからも大野県税にいたのもおかしい。疑わしきは罰する。税務の現場においておくのは何かと問題だった。
松田の実家である中野、この中野の所長(企業庁の現場の所長してた男)が松田が県税にいる間に住宅を新築した。市が家屋調査したものかもしれないが当然引っかかるんだな。
中野の所長は12年には工事検査室の参事で松本課長補佐の上にいた。松本は大野市税務課にその時いた松本と親族関係にあると見ていい。
松田はすぐに座を明け渡すわけにはいかなかったということだ。他のものが来て悪事がまくられることを防止しなければならない状況にあった。
http://jns.ixla.jp/users/pop8ou9pnoie657/
じゃ最終回行きます、よろしくです
こつ…こん。
静かなノックの音におどろいて、時計を見た。午前二時を回っていた。
ドアを開けると、パジャマ姿のれいなが、本のようなものを抱えて立っていた。
謝る言葉をいくつもいくつも考えていた。なのに、本人を前にするとおかしいほど出てこなかった。
俺はうろたえて立ち尽くした。
れいなはそんな俺に構わず、腕の下をくぐるようにして室内に入り、本を床に置くと、
背中から俺の腰に腕を回した。
「おにーさん、れいな、しゃべれるようになったと!」
「れいな…その、さっきは…」
ごめん、という月並みな言葉しかどうしても浮かばなかった。
「怒ってないよ。おにーさんやけん。びっくりしただけ」
優しい、優しい言葉だった。
れいなの腕を捕らえて、できるだけそっと体を動かしてれいなと向き合った。
「れいな、ごめん。本当に。俺が悪かった。びっくりさせて、ごめん」
一度口にのぼると、言葉は次々とあふれた。
「違う。あやまらんで」
れいなは背伸びして、俺の口を自分の唇でふさいだ。
俺の首に腕を絡ませて、唇を離してささやいた。
「れいな、おにーさんのこと、好き。好きって言ってくれてうれしかったとよ」
俺はれいなの勢いに押されるようにして二歩ほど下がり、
ベッドに足があたってへたりと座り込んでしまった。
れいなはすかさず俺のひざに上がり込んだ。
「彼女なのに…れいなの方こそ、ごめん、かもしれんたい」
「おまえが謝ることなんかないよ」
俺が慌てて言うと、れいなはいたずらっぽくわらって俺の唇に指を当てた。
「じゃあこの話はもうなしたい」
俺の胴に腕を回して、しがみつくようにしてれいなは続けた。
「さっき、ぎゅってしてもらって、生きてるって初めて実感できたと。
幸せになるはずだった美貴姉と、パパママだけ先に行かせて、
一人だけ生き残ってる自分が、ずっと、ずっとつらかったと。
それが、ああ、生きてる、生きてていいんだ、幸せになりたい!って
心の底から思えたんよ。
でも、おにーさんの目がつらそうで、ちゃんと伝えなきゃって思って、
そんで、こうやって来たと」
れいなは相変わらず、子猫のように軽かった。
いとおしくて、それを伝えたくて、抱きかかえる腕にそっと力をいれた。
「人間らしく感じて、生きていたいけん、…」
語尾はささやくように小さくて、しかも衝撃的だった。
…おにーさんが欲しい。
「れいな、おまえ、それ…」
「わかっとうよ。れいな、子どもじゃない。わかっとうけん、そうしたい」
「だめだ、だって…まだ、ちゅ」
「子どもやないけん。
…人間に、なりたいよ、私。人らしく感じて生きたい!
ここを通らなくちゃ、どこにもいけん…」
れいなの決意は固かった。俺は、弱い人間なのかもしれない。
けれど、気持ちに嘘をつくことはできなかった。
れいなと、ほかならぬこの少女と、そうしたかったのだ。
できるかぎり優しくしようと努めたが、ときおりれいなは苦悶の表情を浮かべた。
俺が動きを止め、いたわると、れいなはきまって言った。
「痛いのも、生きてるって感じやけん、ぜんぶ、あじわいたい…」
命のおきを掻きたてるような、短く激しい時間だった。
503 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:22
今まで1番よかったのってどれ?
504 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:22
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汗ばんだ腕に、れいなの頭を載せて、行為の余韻にたゆたうように
よりそって寝転がっていた。
「おにーさん、すき」
こっちを向いたれいなが微笑んだ。
「好きだよ、れいな」
笑顔を返した。ほんのりと目のふちを染めた彼女は、たしかに女の顔をしていた。
「おにーさんに見せたいものがあるとよ」
れいなは起き上がってパジャマの上だけを身につけ、先ほど床に置いていた
本のようなものを取り上げた。
ベッドのふちに腰掛けたれいなを、後ろから抱きかかえるようにして肩越しに覗き込んだ。
2冊のアルバムだった。
「それ…」
れいなは硬い厚紙の表紙をいとおしそうに撫でた。
「思い出なんていらんと思っとったと。でも、昨日、中澤さんに渡されて、
あの日以来初めて見たとよ。こんなに大事なものだったなんて、初めて知った。
れいなは何もわかっとらんかったたい」
「こっちは、中澤さんが家から持ってきてくれたれいなの。
こっちは、おにーさんのパパとママの部屋で見つけたおにーさんのたい」
れいなは、それぞれの一番最初のページを開いた。
登場人物や背景はすべて違うのに、判で押したようにそっくりな写真が貼ってあった。
赤ん坊のアップの写真。真っ赤な顔にしわを寄せて、泣いている。
そして、別の写真では、病院のベッドで赤ん坊を抱えた女性が微笑んでいる。
周囲にいる家族や親戚らしい人々も皆微笑んでいた。
れいなの写真のうち、一枚だけは見覚えがあった。中澤さんが初めて会った時見せてくれたものと同じだ。
「このページ、おにーさんのも、れいなのも、そっくりたい。
こんなにみんな、生まれてきたことだけで、嬉しいって思ってくれたとね。
それなのに、赤ちゃんは泣いとったとよ。
きっと、今もそう。
れいなも、おにーさんも、悲しくて、寂しくて、いっぱいつらい日を過ごしたけど、
きっとパパもママも、おにーさんのパパとママも、美貴姉とお兄さんも、
れいなとおにーさんが生きているだけで嬉しいって思ってくれてるはずたい。
こんな風に、生まれてきたっちゃね。
こんな風に、愛されとったちゃね。
それはずっと、かわらないことたい」
「れいな…」
その言葉は、かわいた大地に雨が降るように、俺のひび割れた心にしみとおった。
ずっと、種のまま冬眠していた、心の一部分が、れいなの言葉の雨で
芽を噴き、確かに根をはって、ぐんぐんと育って、花開こうとしていた。
「離れても、かわらないよね? ずっとずっと、いつだって見ていてくれるから、
ありがとうのかわりに、幸せになりたい」
「ああ、かわらない。離れても、変わらないよ。ずっと、れいなのことを愛してるんだ。みんなそうだ」
俺のことも、離れてもかわらずに、思っていてくれているのだろう。みんな、そうなのだ。
507 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:24
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「れいなね、やっぱり、中澤さんのところに行こうと思う」
「どうして?」
驚くほど冷静にその言葉を聞けた。
「おにーさんとずっと一緒にいたいよ。だけど、いま、れいなはまだ一人前やないたい。
おにーさんと対等にいたいの。そうでなきゃ、ずっと一緒にはいられないと思う。
つんくさんとゆーこさんは、れいなのパパとママのかわりに、
きちんとれいなを一人前にしてくれると思う。厳しくてあったかい人たちやけん。
一人前になって、おにーさんのこと支えられるようになったら、
れいな、そのときにもう一度、おにーさんに出会いたいの」
「決めたのか?」
れいなは、唇をきっとかみしめて、前方の闇を見据えた。
意思のある、ひとりの人間の目だった。
「ほんとはね、遊園地でスノーボール買ってもらったときから考えてた。
一人前にならなくちゃ、一緒にはいられないって。
このままいたら、甘えて何もできなくなる。
れいながおにーさんにあげたい物を、自分の力でつかみ取れるようになりたい。
おにーさんのそばにいて、おにーさんに笑えるようにしてもらうんじゃなくて、
れいなからおにーさんに最高の笑顔をあげたいの。
…でも、離れるのがこわくて、今日まで言えんかった。
れいな、育ちたいとよ。焦って、ダメにしたくないけん」
なんて聡明な子だろうか。改めて、俺は自分の不明を恥じた。
「れいなが決めたことだ。れいなの思うとおりにすればいいよ。
ただ、忘れないでくれ。俺はずっと、ずっとれいなが好きだ。
戻ってきたれいなを支えられるように、俺も頑張るよ。
だから、きっと、戻ってきて欲しい」
れいなは俺を振り返って微笑んだ。
「うん。離れるの、実は、すごく寂しかよ。
恋人同士だもん、週末には時々会おうね。
そうやって、ゆっくり、ゆっくり、大事なものを重ねていきたいっちゃ」
「そうだ」
俺はデスクの引出しから写真屋の紙袋を引っ張り出した。忘れていた。
「れいなのやつにはっとけよ」
メリーゴーランドの白馬の上で、微笑んで手を振るれいなの写真だった。
あの嵐のような日々から、5年がすぎた。
いらいらと腕時計の盤面を叩く俺を、雅ちゃんがくすくす笑ってからかった。
「逃げちゃったらどうします?」
「いや、それはないね」
自信たっぷりに言い返すと、雅ちゃんははじけるように笑い声を上げた。
ポケットの中で、さびかけたブリキのホイッスルを握り締めた。
「もう少しって、さっきパパが電話してきましたから」
とりなすように言うのは、しっかりものの愛理ちゃんだ。
ほどなくして、ばたん、とドアが開いた。
「ごめん、美容院で時間かかったけん、ぎりぎりになって…」
肩を上下させ、普段はしないアップスタイルの髪に白い花を飾ったれいなだ。
俺は立ち上がって人生最高の笑顔でウエディングドレス姿のれいなを迎え、その肩を抱いた。
「れいな、きれいだよ。…さあ、皆に、幸せを見せに行こう」
愛理ちゃんが、手に持っていたカメラを俺たちにむけた。
「れいなお姉さん、笑って! いいお顔はだーれ?」
了
511 :
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512 :
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513 :
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515 :
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Rem氏乙でした こんな状況で書ききった根性に乾杯!そして感謝
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ハァ━━━━;´Д`━━━━ン
ただひたすらにハァ━━━━;´Д`━━━━ン
Remember me氏こんな混乱の中本当に乙でした。
・・・Happy Endでよかった
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
520 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:37
気がつけば今日で二作終わってしまったのか
誕生日に良いもの読めて幸せだぃ
>Reme氏
乙━━━━━━ ´ ヮ`)っN ━━━━━━ン!!!!
ウエディング姿は初めてかな?想像して激萌です!!
524 :
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名無し募集中。。。:04/07/16 00:46
( ゚Д゚)<ボクメーツ
>>521 ありがとうなのれす 自分でも通して読み返してみるのれす
この混乱の中あんな重いの読んでコメントくれてありがとうです
多大なインスピレーション(と若干の文章表現w)をくれた
れいにゃと、スレの作家さん感想さん雑談さんと、KOKIA、ありがとうです
530 :
名無し募集中。。。:04/07/16 00:50
他のスレ見てみたけどこの嵐の中住人が会話してるのはここくらいだw
从 ´ ヮ`)ノシ <さすがれいなばい!!
はじめまして26歳の会社員Yですとかいう文章がまじってハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!!した
533 :
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イイヨイイヨー!
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おじさん社長やってんだよ
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二つも終わってる・・・まとめて読んできます
作家さん、ののたんさん乙でした
ぐあ、落ちてから始めてみたらかなり進んでるorz
今から読みまーす、作家様方本当に乙です。。
551 :
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ほ
え〜と作家の皆さん荒らしの中乙でした!
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名無し募集中。。。:04/07/16 02:56
556 :
名無し募集中。。。:04/07/16 03:03
いつまで続くんだろうな・・・
一応言っとくね
スレタイの!は全角でヨロ〜♪
気分転換に「Remember me」一気に読んでみた
作家の皆さん、すごいな
荒らしが気になるなら新スレ立てればいいよ
新しいスレは荒らされてない
まあ人がいないから明日の夜まで放置でいいけど
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ではどうして運営出来るのか?本当にそこそこ儲かるのか?(毎月120万くらいは儲かります)
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自動保全機能だなこれw
ちょっとウザイけどな
気にしなければ問題なしですねw
朝まで続いても大丈夫そうだね
>>267 「さゆみちゃん!」
あわてて防波堤の縁に駆け寄り下を覗き込む。
2メートルほど下の暗い海面に、さゆみちゃんの姿があった。
おれはそのまま飛び込んだ。
もちろん海水は冷たくないが、一瞬視界が真っ黒に染まる。
すぐそばで、さゆみちゃんがたてる水音がばしゃばしゃと聞こえた。
「大丈夫だよ! 落ちついて!」
音のするほうへ向かって叫ぶ。あがる水飛沫と、ばたばた動く白い手が見えた。
さゆみちゃんの元へ泳ぎより、その腰に手を回す。
よほど怖かったんだろう、それでも彼女は冷静さを取り戻さない。
さゆみちゃんは大きく手を動かし、なおも暴れる。
視界のほとんどない夜の海は、おれにだって怖い。
「大丈夫だから! 暴れないで!」
懸命に水を蹴りながら、さゆみちゃんを支える。
すぐ近くに、白い帽子が浮かんでいた。手を伸ばしてそれを掴む。
あとは陸に上がるだけだけど……防波堤は高すぎて登れない。
浜まで泳ぐしかないか……。
浜はそう遠くないし、ある程度泳げば足もつくだろう。
さゆみちゃんを抱えたまま、泳ぎだした。
片手と両足で懸命に水をかく。
でも、服を着たままの体は思うように進んでくれない。ましてや人を抱えたままだ。
ほとんど何も見えない状態で、ただ岸のぼんやりとした明かりだけを目指した。
どれくらい泳いだろうか。
さゆみちゃんも大分冷静になったみたいで、隣でおとなしくしている。
「っ!」
必死に動かし続けた右足に違和感を感じた。―――つった?
自由の利かない体が、徐々に沈んでいく。
おいおい、ちょっと待ってくれよ。
水を飲んだのか、さゆみちゃんの体が再び暴れだして……。
おれの体は完全に水中に沈んだ。
明かりは見えない。体は思うように動かない。右足が痛い。
海面はどっちだ? どっちだよ!
混乱する頭には上も下もわからない。
今朝のれいなの話が突然頭に浮かんだ。
……おれが死ぬ……?
その思いから逃れるために、ただ闇雲に動かす体。
怖い怖い怖い―――
かいてもかいても光りは見えない。
必死に動かした体が、空気を欲している。苦しい。
おれは今、浮いてるところなのか? それとも沈み続けてるのか?
それすらもわからない。
体の動きも、思考も、暗くどこまでも続く水に搦め捕られてしまう。
上はどっちなんだよ!
このまま死ぬ? そうださゆみちゃんは? ……れいなは……また泣くんだろうか?
迫り来る恐怖、それから逃げるように、おれの意識は遠のいていった。
何かにどこかを、ぐいっと掴まれた。それだけは覚えている。
顔から水の気配が消えた。空気?
吸い込もうと大きく開けた口から、逆に思い切り水を吐いた。
「もう大丈夫だからな!」
耳元で、誰かの声が聞こえた。
おれは頭から毛布を被せられていた。
隣には同じような格好をしたさゆみちゃん。後から絵里ちゃんが背中をさすっている。
良かった……。無事だったんだ。
「ごめん……ごめんね……」
目の前には、そう繰り返しつぶやくれいながいる。
「れーなが海行こうなんて言ったから……おまえも、さゆも……」
れいなはそう言うと、再び「ごめん」を繰り返した。
「れーなが謝る事なんてないの。それより、心配かけて、ごめんね?」
さゆみちゃんがれいなの頭を優しく撫でながら言った。
「落ちついたか?」
声のほうを振りかえると、おっちゃんが数人立っていた。
よく日に焼けた、海の男って感じの人達だ。
ここは海の監視所みたいなところで、おれ達を助けてくれたのは地元の漁師の人達らしい。
さゆみちゃんも、後先考えず飛び込んだおれも、ずいぶんと説教された。
レスキューや救急車が来る騒ぎにまでなったらしい。
申し訳ない……。
おれ達は散々搾られた後、解放された。
帰り際、おっちゃんの一人がおれに近寄ってきて耳打ちした。
「あのお嬢ちゃんに感謝しろよ」
おっちゃんが指差したのは、れいな。
「え?」
「普通ああいう時はパニックになったりするんだけどな。
あのお嬢ちゃんは偉かった。
もう一人に119番頼んでな、自分はおれ達のとこへ走ってきて。
ものすごい形相で、助けてくれって叫んでな。びっくりしたぞ」
その人の声は、暗い海の中で聞いた声だった。
おれはただ頭を下げる。
おっちゃんにもれいなにも、感謝してもしたりない。
「ありがとう、なの」
さゆみちゃんがおれにぺこっと頭を下げた。
「え? あ、いやなんか……ごめん。なんも出来なかった」
おれは慌てて顔の前で手を振る。
何も出来なかったし、かえって状況が悪化した気さえする。
「何持っとぉと?」
れいなの声で、自分が何かを握っていることに気づいた。
しわくちゃになったさゆみちゃんの帽子だった。
「あ……」
さゆみちゃんはそれを手にとると、もう一度「ありがとうなの」と微笑んだ。
帰り道、れいなはずっと緊張した面持ちだった。
小さな音にもびくびくして、握ったおれの手を離そうとしない。
あんなことがあったから、おれにももうれいなを疑う気持ちはない。
家に帰り着くまで、生きた心地がしなかった。
ここまでです
>>566名前欄間違えました ごめんなさい
>>573 びっくりした〜更新乙です!
助かってよかったよ〜
まだこれからもドキドキなんすね
575 :
名無し募集中。。。:04/07/16 05:48
台風は通り過ぎたかな?
Remember me さん、The summer in the bottle さん、
あらしに負けず更新乙です
良い作品ばっかり保全
The summer in the bottle氏おつ。
でスクリプトと「あげ」とかやってるカスは氏ねよ。
嵐も収まったようでハァ━━━━;´Д`━━━━ン
更新おつかれさまでつ
580 :
名無し募集中。。。:04/07/16 08:44
朝っぱらから更新乙!
どうなるかドキドキでしたが生きててよかった…
サマーさん乙です!
ええ話や。。。ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
携帯から乙ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
保全ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
フビライハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
現在進行中…
前スレからは>3参照
The summer in the bottle>109-113>263-267>566-571
恋愛☆同盟>143-145>325-329
le petite fee>168-169
翼が無くても>208-218>422-426
魔法使いれいな>299-304>380-386
終了まとめサイト(提供( ´D`)ノシののたん氏)
ロングシュート>467
Remember me>521
深夜のちょっとしたお話>164
以上皆様お疲れ様です!! っN
587 :
名無し募集中。。。:04/07/16 15:48
588 :
名無し募集中。。。:04/07/16 16:48
589 :
名無し募集中。。。:04/07/16 17:48
590 :
名無し募集中。。。:04/07/16 18:48
これでsageならいい保全になるんだがな
とりあえず穂
平和って素晴らしいことだね
ほっと
するとき〜
596 :
名無し募集中。。。:04/07/16 22:17
あの中で書いてたのか
すごいな〜
_| ̄|○
今日はなんも来ないの??
最近更新は日付が変わる頃に多い、慌てない慌てない。
了解
TBS泣かせてくれるぜチクショウ!
ノノ/_、ヽo∈
从 Å`) <…れいなよりはるかのほうがよかと?
从*・ 。.・)<私が一番カワイイ
606 :
名無し募集中。。。:04/07/16 23:25
れいにゃハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
>>571 「ただいまー。やっと着いたー」
「ただいまぁ」
おれもれいなももうぐったりだった。
「お帰り。あら、れいなちゃんも一緒?」
「こんばんはぁ」
リビングから顔をだしたおれの母親に、れいなが余所行きの笑顔で答える。
誰だおまえは……。
「ご飯は? れいなちゃんも食べるでしょう?」
「いや、飯はいい―――」
「はい、れーなもいただきます」
どこに食欲隠してたんだよ……。
「ゆっくりしてってね。おうちには連絡しておくから」
「はいっ」
満面の笑みで答えるれいな。そのキャラ怖い。
食事を終えておれの部屋に戻り、疲れ果てた体をベッドに投げ出す。
「うっ!」
れいなが上に乗ってきた。
「重い、れいな」
「重いわけなか! アホ」
れいなが更に体重をかけてきた。
……でもこのままでも眠れそうだ。
それくらい、体も精神も疲れきっていた。
「もうちょっとやね。今日が終わるの」
「うん」
とても長い一日だった。
壁の時計は、間もなく11時30分をさそうとしている。
「このまま、ちゃんと明日になると?」
「なるよ、あと30分で」
「……そうやね」
それからおれ達は、何をするでもなく、ただそこにいた。
会話らしい会話をすることもなく、かといって眠ってしまうわけでもない。
ただじっと、時間が過ぎるのを待っていた。
おれもれいなも、12時になるのだけをただひたすら待っていた。
12時になればもう大丈夫なんて確信があるわけじゃなかったけど。
でもそう思っていなければやりきれない。
早く区切りが欲しかった。もう大丈夫だと言ってあげたかった。
時間は伸縮するって誰かが言っていたけど、本当にその通りだと思う。
焦れるような長い時間が、ゆっくりと過ぎていく。
「あと1分……」
れいなが言う。おれが頷く。二人息を潜めて、時計を見つめる。
やけにゆっくりと動く秒針がもどかしい。
しっかりとつないだ掌には、じっとりと汗がにじんでいた。
30秒―――
ドクドクと鳴り止まない心臓の音は、おれのものか、れいなのものか。
10秒―――
呼吸が、止まる。
5.4.3.2.1.―――0
三本の針が重なって、秒針だけが再び動き出した。
「終わった……と?」
れいなが不安そうな瞳をおれに向けた。
「……多分」
念の為、携帯を取り出しボタンを押す。
『午前0時1分30秒をお報せします』
おれは携帯を耳に当てたまま、れいなを見た。
れいなはその大きな瞳いっぱいに涙を湛えていた。
そこにいるのは、今朝までただの幼馴染だと思っていた女の子。
でも今は、何よりも大切だと思える人。
おれはただ、涙を浮かべるれいなが愛しくて。
ずっとそばにいてくれたれいなの体温が愛しくて。
「もうよかと? もう全部……終わったと?」
れいなの声が震えていた。
「うん、もう大丈夫だ」
今はただ、れいなの全てが愛しかった。
だから。
れいなを抱きしめる。感じる愛情と、感謝を全部腕に込めて。
「……痛かよ」
れいなが泣き笑いでつぶやく。でも力を抜く気になんかなれない。
「ありがとう、れいな」
誰にも嘘だなんて言わせない。
「好きだ」
れいなは濡れた瞳でおれをしばらく見つめて、やがて目を細めた。
「……ん。れーなも」
れいなはそこで一度言葉を区切って。
猫が甘えるような仕草で、おれの肩におでこをぐいぐいと押しつけた。
「好いとぉよ」
そのまま、つぶやくように言った。
あ、甘い夜ハァハァ
左手でれいなのあごをゆっくりと持ち上げる。
れいなは目を閉じていた。
ゆっくりと近づいて、れいなに口づける。
「んっ」
壊れてしまいそうなほど小さな吐息をもらしたれいなは、
なぜか悲しそうに顔を歪めた。
「嫌だったか?」
「ううん、そんなんやなか。でも昨日の、昨日のキス・・・・・・
おまえが覚えてないのかなって思ったら、ちょっと悲しくなったと」
れいなが困ったような顔で言う。
なんでれいなにばかりこんなことが起こるんだろう。
おれの記憶も一緒に、残っていればいいのに。何も知らない自分が歯痒い。
「ごめんな……」
「でも、おまえといられるこんな日が続くなら、それはそれでいいかもしれんね」
「ばか。おれは死んでないよ。もう大丈夫だから、そんなこと言うなよ」
「……うん」
れいなが安心したように笑う。
れいなの繰り返した一日を思う。胸が痛かった。
それ以上言う言葉を探せないまま、もう一度唇を重ねた。
ここまでです レスありがとうございます
もうちょっと
おつんかれー
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!×17
The summer in the bottle氏おつです。
>>616-617 ハァーンだけかよ!まあいい俺も
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
乙〜
>猫が甘えるような仕草で、おれの肩におでこをぐいぐいと押しつけた。
>「好いとぉよ」
ハハハハハハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!!!!!!
オツゥ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!
俺は人の死に関わると弱いなぁ。。ボロ泣きですよorz
ほ
626 :
名無し募集中。。。:04/07/17 01:45
え
り
り
ん
きゃわ!!
ho
さ
アサァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
あさみオメホゼン
636 :
名無し募集中。。。:04/07/17 09:26
po
ze
NN
640 :
名無し募集中。。。:04/07/17 13:18
ボーボー保全
?
なんか荒らしの日から寂しくなっちゃったな・・・
んなこたーない
うむ、それはない
そうか それならいいけど
ただ、雑談がなくなっただけorz
ならお前らが聞いてる洋楽アーティスト教えてくれよ
俺はbritney, j-kwon, avril, linkinが最近お気に入りかな
洋楽とか聞かない
モーニング娘。一筋だから
SUGARCULT、BASTED
slayerとか激しいの好きならオススメ
ここで洋楽の話は無理があるだろ。
いつまでたってもgammaray
強いてあげるならAvenged Sevenfold
アメリカ産の音楽は聴かない
ストラトヴァリウス最高
symphonyXも駄目?orz
あとfobiddenとかヴィシャス・ルーマーズとか
T W I S T A 聴 け !
美白
僕キラキラしてる音色が好きなんですよ困ったことに
キラキラ言うと、SONATA ARCTICAとかそうじゃないか?
てかフィンランドは大体そうかorz
IMPERANONもキラキラしてるよ
メロデスだけど 最近のヒット
む、また知らない名前だな。。最近のかなora
昔は好きだったな、キラキラしたの
最近はやっぱり初心に帰ってるなぁ。。
>>661 ギターがちゃんとメロディ弾いてるならソプラノだろうとデスボイスだろうとさゆみんだろうとかまいません
モトリー・クルー、ポイズン、プリティボーイ・フロイド
>>662-663 チルボドがいけるなら大丈夫 あとはNORTHERもいいよ
ラプソディーはとっくにおさえてる?
[ウソ発見器]
||___||
/ノノハヽo∈
| 从 ` ヮ´)<れいなはボーボーたい
| (oっ |っ
|  ̄ ̄ ̄|)⌒) ブ────
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
えっ俺の思い違いじゃなければ思ってるのであってると思うけど
そう言われると不安になってくるのだが
>>672 何のCDに入ってました?>J.STORM名義
>>673DANCIN’ IN MY DREAMじゃなくて?ユーロアルバムのやつ
友人から借りてその為だけに聴いた 違ってたらすまんです
>>675 正解!いやーなんか嬉しいな♪
CD借りてるならあれのイントロ誰弾いてるのかは聞くまでもないね
てゆうかあの曲、もろザ☆ピ〜スだよね
ピティ・パブロってどう?
>>676 よかったw同名の別ユニットとかあるんかと思ったよ
たしかにあの曲はまさに!でもかっちょいいよね 最初びっくりしたもん
海外のメタルバンドで娘の熱狂的なマニアを自称してたの誰だっけ?ど忘れした
J.STORMよりはPOWERFUL T.の曲の方が好き
でもLABYRINTHよりはRHAPSODYの方がなんか心惹かれるな
>>678 娘ヲタなやつの話は初めて聞いた
682 :
田中幹生 ◆EOZgn84GbE :04/07/17 22:13
愛情イッポン!見て思ったんだけどぁゃゃって結構太い声出せるんだよな
「かわいい」という存在だけど顔立ちは凛々しい系だし身体は鍛えてるし
結構メタルっぽいハードな曲も歌えそう
今にしてみればごまっとうってすごい実力者集めたユニットだったよな
誤爆した。
お前らモーヲタなら
黙って娘を聞け
俺は未だにfirst kiss回してるぞゴルァ!!
>>386 第二話 「緑の服の盗賊さん」
失意に打ちのめされながら、れいなは歩いた。知らない道をただ
真っ直ぐに。それもそのはず。れいなが結界の外に出るのは初め
てのことだったのだから。一度はボンダーマに戻ろうかとも思った。
しかしオババや大魔導士の、あの時自分を外に送り出した時の顔
を思い出すと、戻ってはいけないような気がした。焼けていく村を
見るのは、14歳のれいなには刺激が強すぎた。れいなの目から
は次から次へと涙が溢れた。
どれくらい歩いただろうか。森を一つ抜けた。辺りは薄明かりに照
らされていた。知らないうちに太陽が昇り始めていたのだ。振り返
ると、そこにはもう化け物の姿も、ボンダーマの姿も見えなくなって
いた。辺りは永遠と森や山や平原などの自然が広がっていて、人
工的なものは一切見られなかった。れいなはそれでも歩く足を止
めなかった。進むより他に、道はないのだから。
ずいぶんと冷静になってきている自分に気がついた。れいなは胸
に手を当てて大きく深呼吸をした。落ち着いてきたと同時に、れい
なの頭には色んな疑問と怒りが沸き上がってきた。
あの化け物は何者?黒竜だって?あんなの、信じられないよ!な
んで村を襲ったの?大魔導士さんを狙って?何故?何故村のみ
んなを殺さなきゃいけなかったの?許せないッ!あの化け物!オ
ババ、見てて。大魔導士さんの言うように、もしもれいなに大きな力
があるのなら、みんなの仇はれいなが打つ!あの化け物をやっつ
けてやる!
杖を握る手にグッと力をこめて、れいなはそう心に誓った。
それからしばらく歩いていると、前方に街らしきものが見えた。ボン
ダーマ以外の街を見るのは初めてだったので、れいなは少し怖気
づいた。しかしどうも様子がおかしい。街全体から黒い煙が上がっ
ていた。一キロほど先にあるその街、れいなは徐々にその距離を
縮めていった。
街の入り口に立ったれいなは、呆然として動くことができなくなった。
ボンダーマより少し大きいその街は、ほとんどの建物を木材で間
に合わせていたボンダーマとは違い、鉄や銅などの金属を多分に
利用していて、とてもモダンな雰囲気を漂わせていた。
・・・のだろう、おそらく、少し前までは。しかし今れいなの目の前に
あるそれは、ボロボロに破壊され、あちこちに煙の上がった、廃墟
同然の街だった。人影は全くなく、静まり返っていた。
なんで・・・?一体何があったの・・・?
れいなは恐る恐る街に足を踏み入れ、家を一軒一軒見て回った。
火は見られなかったが、おそらく少し前まで燃えていたのであろう、
焦げ臭い匂いが至る所からして、れいなは思わず鼻を覆った。
どの家もやはり人の気配はない。その代わりに赤黒い染みがそこ
ら中に滲んでいた。れいなはその染みが何なのかを考えて、吐き
気がした。
血・・・?一体何が?ボンダーマみたいに?でもそれにしたって人
影が・・・
街の中央には広場があった。
基本的に地面は土なのだが、そこだけは均一の長さに刈られた草
が生えていた。しかし近づいてみると、草は荒らされていて、こげ茶
色の地面にまだらに緑が混ざっている程度だった。
「あれ・・・?」
れいなは思わず声を出してしまった。荒らされた草地、その草が剥
ぎ取られた部分が、足の形をしていた。れいなはしゃがんでそれを
確認した。確かにそれは足跡だった。しかもよく見ると、そこだけに
ではなく、れいなが今まで歩いて来たところ全てに、その足跡があ
った。街は無数の足跡で埋め尽くされていた。それは大人の男の
倍ほどの大きさで、指は三本しかなかった。獣の足跡だった。
何?何なのこれは?こんなにいっぱい・・・何の動物・・・?
れいなは恐怖心に襲われ、身震いした。
その時、れいなの目の前にある家の中で、何かがさっと動いた。れ
いなは驚いて、しゃがみ込んだまましばらく動けなくなった。目を丸
くしたまま、瞬きもせずにその家を見つめた。
な、何・・・?誰・・・?街の人?それとも、この足跡の・・・
れいなは立ち上がり、両手で杖を握った。その手は震えていた。
大丈夫・・・れいなは魔法使い・・・ラクショーだよ。オババの教えて
もらったとおりにすれば・・・杖をかざして・・・フィーボは火の魔法・・・
パウレトは水の魔法・・・大丈夫、大丈夫・・・
れいなは自分を勇気付けるようにぶつぶつと独り言を言いながら、
ゆっくりと家の中に入った。
外壁はそうでもなかったが、中はやはりめちゃくちゃだった。家具は
バラバラに破壊されて床に散らばっていた。
ガタン!という音がして、れいなは咄嗟にその方向を見た。ボロボロ
のベッドの陰に、何者かの気配を感じた。
「だ、だれ!だれなの!」
れいなは杖をその方に向け、震える声で叫んだ。すると、驚いたよ
うな声で返事が返って来た。女の声だった。
「え〜?人間?」
ベッドの陰からひょこっと人の顔が現れた。そしてれいなをジロジ
ロと見た後、安心したようなため息を漏らすと、全身をれいなの前
に現した。
「だ、だれ?街の人?」
「ははは、違うよ」
その人物はれいなより少し年上かというくらいの少女で、頭に濃い
緑色のバンダナを巻き、そのバンダナより少し薄い緑色の服で全
身を覆っていた。透き通るような白い肌と、少し太めの体型が印象
的だった。
少女はニヤっと笑うと、腰に提げてあった小さなナイフを抜き、それ
を器用にクルクルと回した。
「モンスターかと思ってびっくりしたじゃん。私はシーフ。盗賊だよ」
「と、盗賊!?」
ナイフがギラリと光り、れいなは息を呑んだ。
メタル好き多いね、偶然??
ポップロック好きはいないかな
>>685 ニューアルバム出ないねぇ
>>692 アルバムどころかシングルも出ませんが。
でも永遠にしゃがんで待ちます。
そして更新乙!
>>692 乙!
メタル好きはたぶん俺ともう一人だけー
>>695 自分が出ないって言ってるのはあぁ!なんです。
もう皆さんの記憶からも去りつつあるかもしれませんが。
鹿島市は・・・無理。
あぁ・・・
ほ
れいな目立ってなかったぽ
キッズ推すより6期押せと
俺の中ではいつでも目立ちまくりです
704 :
名無し募集中。。。:04/07/18 00:18
俺もれいなしか見てなかったからわからんな
>>329 6月19日
放課後。第3回目の対策会議が開かれた。
「れいなさーん、うまくいきましたね」
「そ、そうかな?」
「絶対しゅんちゃんもれいなさんのことが気になったはずです!」
・・・・うーん、そうかなあ。
「でもさ、恥ずかしかったよ私。絵里ちゃん、あんなことさせるんだもん」
「あんなこと?」
「猫の真似だよー。『れいにゃんの得意技は猫の物まねなんです。ほられいにゃん、
にゃんにゃんやって』・・・って、もう私、顔から火が出るかと思ったよー」
「でも、上手でしたよ。恥ずかしがるところも、しゅんちゃんのポイントゲットって感じで」
・・・そうなのかな。ま、幼馴染の絵里ちゃんがそういうのなら良いのかな・・・
「それじゃ、明日は絵里ちゃんをカズと会わせればいいわけね」
「そ、そうですね・・・・(くねくね)」
「何?絵里ちゃん。いきなりくねくねしだして」
「別にそんなことないですよ・・・(くねくねくねぐねぐねぐね)」
・・・・・。
「大丈夫、あしたは私がなんとかするから」
「でも、心配だな・・・和博くん、結構シャイだし・・・」
「大丈夫だって、私にドーンと任せな!!」
「・・・れいなさん、男らしい・・・・・・」
その表現はどうなのかな、絵里さん。
6月20日
放課後。第4回の対策会議が開かれた。
「れいなさん、結構うまくいきましたね!」
「そうね、これは問題無しでしょ!絵里ちゃんのくねくねも、いつもどおりだったし」
「れいなさん、やっぱり私が見込んだだけのことはありますよ。
あんなにスムーズに話題を持っていくなんて」
「そう?まあ、カズとなら話は上手く合わせられるし、好みも分かるしね。
カズも絵里ちゃんを気に入ってくれると思うよ」
「本当ですか?嬉しい!!」
・・・その笑顔を見せられたら、全国のたいがいの男は気に入るよ・・・。
れいなはちょっと羨ましい気分に苛まれたが、単純に絵里に喜んでもらえたのは嬉しかった。
「それじゃ絵里ちゃん、これからどう動くかだね・・・」
「そうですね、とりあえず顔は覚えられたので、それを浸透させましょうか」
「・・・しんとう?」
「とりあえず今までどおり、体育館で部活を見学しましょう。
幸い、バスケ部と卓球部はお隣さんですから、2人で揃って見てれば一石二鳥ですよ」
「そうだね」
「これを1週間くらいやって、それから勝負に出ましょうか?」
「勝負??」
・・・・・・
「えーと、勝負の内容は・・・まだ考えてません・・・」
「そう・・・まあ、1週間くらい考えてみよ。」
「そうですね」
きょうはここまでです
ほかの作家の皆さん更新乙です
710 :
名無し募集中。。。:04/07/18 00:50
ヨカヨカ
乙〜
乙津です
誰か俺にも勝負を仕掛けてきてくらさい
乙です!
勝負か。。
( `.∀´)<勝負よ?
ヤスのAA見ると心が安らぐ・・・
病気かも
716 :
名無し募集中。。。:04/07/18 01:19
くねくねキタ〜!更新乙でした!
このあとれいなはカズ、えりりんはしゅんとかにならないよな
FIRST さんの続きが読みたいんですけど
もう更新無いのかなぁ〜
>>612 れいなの薄い唇を、舌で押し開ける。
舌先でれいなの舌を探り当て、おれの舌をゆっくりと絡めた。
小さな歯の向こう側で、れいなの舌が戸惑うように動いた。
「は……ぁ」
れいなの口からもれた吐息が、鼻先を生暖かく掠める。
赤いタンクトップの上かられいなの胸に触れる。
その小さな膨らみにわずかな罪悪感を感じたけど、もう理性では抑えられない。
タンクトップの背中に左手を滑り込ませ、ホックをはずした。
「あ……」
直に触れる、れいなの小さな膨らみ。
「んっ」
木目の細かいれいなの肌が、うっすらと汗ばんでいた。
その膨らみの頂点に触れると、れいなの体がぴくっと動いた。
「ぁ……」
れいなから切なげな声がもれる。
れいなの乳首を指の腹でこねた。
「んん……んっ」
指の動きに合わせて、れいなの唇が小さく揺れた。
れいなのタンクトップをたくし上げる。
白い肌と小さな胸、つんと上を向いた薄いピンクの乳首が顕になった。
ピンクの乳首を唇ではさみ、舌先で刺激する。
「はぁっ……やっ……」
れいなの体は、少し海の味がした。
れいなの太股に手を這わせる。
白いホットパンツから伸びた太股は、予想以上に細い。
内股を撫でるように通りすぎ、足の付け根に触れる。
勢いにまかせてホットパンツのボタンに手をかけた。
「だ……め」
なんのひっかかりもなくするっと脱げたホットパンツを放り、下着に手をあてた。
てらてらとした生地の上を、指先が滑る。
下着の上からでもわかる。れいなのそこはじっとりと濡れていた。
「はぁ……んっ」
下着すらも剥ぎ取り、れいなの溝を指先でなぞる。
くちゅくちゅと湿った音が、おれの耳に届いた。
きっとれいなにも聞こえているはずだ。
「恥ず……か、し……」
いやいやをするように首を振ったれいなが、びくっと体を反らせた。
「ん、電気……明るか……」
懇願するような視線で、れいなが言った。
「暗くしたらつまんない」
「……へんたい……」
れいなが眉間にしわをよせた。
おれはれいなの裸の体を見下ろす。
ほっそりとした白い体。胸の小さな膨らみと、綺麗なピンク色。
女らしいとは言えない体かもしれないけど、これ以上綺麗なものはきっとない。
恥ずかしそうに身をよじったれいなの胸元で、
唯一身につけたままのシルバーのネックレスがカチャっと音を立てた。
おれはれいなに自分をあてがった。
れいなはしっかりと目を閉じた。
ゆっくりと動いて、れいなに入っていく。
かき分けるような感触と、何かを押し開くような感触にぎりぎりと絞めつけられる。
「い、た……」
れいなの顔が痛みに耐えて歪む。
そんな顔さえ愛しかった。
れいなの指が、不器用におれの肩を掴んだ。
「ぁ……っん!」
深く入れば入るほど、肩を掴むれいなの手に力がこもって。
食い込んだ爪が、すぐそれとわかるほどの跡を残した。
一番奥まで届いたところで、おれはれいなの小さな体をぎゅっと抱きしめた。
「れいなのこと、全部全部好きだから」
涙目のれいなが、幸せそうに微笑んだ。
「……うん」
おれはれいなの体温を、体中で感じた。
「れーなのこと、忘れんとってね」
仰向けに寝転んだおれの胸に頭を乗せて、れいなが言った。
「ん?」
「もしも……もしも次に来る朝が、また花火大会の朝でも」
言いながら、れいながゆっくり顔を上げて、そっと視線をおれと合わせた。
「今のれーなのこと、忘れんとって」
れいなの瞳にはみるみる涙が溜まっていく。
「今日のこと……初めてのこと……」
くりくりしたれいなの瞳が瞬きをした拍子に、
大きな涙の粒が頬を伝っておれの胸に落ちた。
すごく熱くて、痛かった。
「大丈夫だよ。おれは忘れないし、明日はきっと、明日だから」
もっとちゃんとした事が言えればいいのに。
胸が痛くて、出来なかった。
れいなの頬をつねるようにして涙を拭った。
「ブサイクになってるぞ」
「うるさか」
無理矢理作ったおれの笑顔に、れいなもちょっと笑ってくれた。
「あっ、これ……」
れいながおれの肩を指差す。そこにはれいながつけたの爪の跡。
「ごめん、痛か?」
「平気だよそんなの。れいなの初めてをもらった記念ってことで」
おれはそう言ったけど、れいなは少し申し訳なさそうな顔をして。
まるでミルクを飲む子猫みたいに、
その傷を舌先でぺろぺろと舐めた後、顔をあげて笑った。
「好いとぉよ、にいちゃん」
れいながその呼び名を使ったのは何年ぶりだろうか。
そんなことを考えながら、誘い込まれるように眠った。
ここまでです
レスありがとうございます 次で終わります
正直勃起した
絶対ピンク色だよな、オイ
間違いない
正直で走になった
いや、乙です
731 :
名無し募集中。。。:04/07/18 02:19
深夜のエロティック更新乙でした!
先生!
731君が堪らず勃起上げしてます!!
勃起スパイラル…sage
ノノ/_、ヽo∈
从* ヮ`)<だれもいないのかね?
もう下げなくていんじゃないかな
めんどくさくなってきたよ
736 :
名無し募集中。。。:04/07/18 04:44
ノノ*^ー^)<めんどいけどさげましょうよ(くねくね)
変なのがきちゃいますよ?
川’ー’川<呼びましたか?亀井さん
738 :
名無し募集中。。。:04/07/18 05:57
別にsageにチェック入れるだけなんだからめんどくさいもないだろ
740 :
名無し募集中。。。:04/07/18 07:04
恋愛☆同盟氏
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
The summer in the bottle氏
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
乙でした。
朝から…
スゲェイイヨ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!!
>恋愛☆氏
二人の必死なアホさ加減がたまりませんなw
>summer氏
ハハハハハァ━━━━━━ *´ ヮ` ━━━━━━ン!!!!
エロの書けないおいらにはマジうらやましい!!
743 :
名無し募集中。。。:04/07/18 08:34
さ
ゆ
イラネ
746 :
名無し募集中。。。:04/07/18 09:52
いるね。間違いない。
アンアン
皆さん若い子が着ても暖かく見守りましょうね
749 :
名無し募集中。。。:04/07/18 10:33
着ないだろ
私一人だけ居残りレッスンだった…
何度やっても上手に出来なかった…
一人で歩く駅までの道、券売機の前に立つと洋介さんが…
「あっ!洋介さん…」
「れいなっ、お疲れっ。ハイこれ」
洋介さんは1枚の切符を渡してくれた‥??
「まだ帰るのは早いでしょ?散歩に行こう」
「えっ!?」
同じアップフロント所属でシンガーソングライターの洋介先輩は、私の手を取り、いつもと違う、乗ったこともないオレンジと緑色の電車に…
車窓からの初めて見る景色、トンネルもくぐった大きな川に架かる鉄橋も渡った。
「次の駅で降りるよ」
小さな駅。なんか懐かしい感じのする風景
駅前の交差点を曲がるとそこには…
「わぁ〜!綺麗けんね!!」
目の前には、一面に咲くコスモス畑。
「イイ所でしょ?俺と亜弥ちゃんもさ、思うようにいかない時とかに来たりするの」
どうしょうもなく疲れて重くなってた心が、軽くなっていくのを感じた。
「いい所ですね!洋介さんっ」
「だろ〜?…何でれーなをここに連れてきたかってゆ−とね、1本で生えてるコスモスも綺麗だけど、沢山で集まってるコスモスはもっと綺麗だろう?1本で生えてるのは、俺や亜弥ちゃん、後藤だよ。
……沢山で生えてるコスモスの良さが、モーニング娘。の良さなんだよ…それを再確認してほしくてさ」
鮮やかなコスモス畑が、涙でにじんできた
「あぁ!れいなぁ。ここに2人で来たことは、亜弥ちゃんには秘密な」
「えっ?何でですか?」
「ホラ…亜弥ちゃん、すんげぇ嫉妬深いからさ」
「ふぅ〜ん…じゃあ、またここに連れて来てくれるって約束してくれたらいいですよぉ」
「れいなが落ち込んだら、無理矢理にでも連れてきてやるよ」
「じゃあもういっこ!…洋介って呼び捨てにしてよか?」
「はぁ?!そりゃあ図々しいだろ!」
私、モーニング娘。なんですよね。
先輩達と同じ、モーニング娘。なんですよね。
気付かせてくれてありがと、ようすけ。
秋の風に秋桜(コスモス)が揺れた。
752 :
名無し募集中。。。:
これ新作かな?乙んつん!勃起あげ!