処女喪失!田中れいな一夏の初体験 六日目

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314le petite fee
「じゃあさ、誰にも見つからないように持ってきてくれよ。屋上とかが人いなくていいかな?」
「うん、わかった♪」
怒ったり悩んだり笑ったり、ほんと表情がコロコロ変わる奴だな。
でもやっぱ笑顔が一番可愛いと思う。
「でもさ、なんか誰にも見つからないようにとかってさ、俺達隠れて付き合ってるみたいだな。ハハハ」
俺が笑いながら言うと、れいなは顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
それを見て俺は、れいなをちょっといじめてやりたくなってきた。
「れいなってさ、好きなやつとかいるの?」
とニヤニヤしながら聞く。
「え・・・そんなん・・・ユ・・・えっと・・・」
ははっ、困ってる困ってる。
「え?何?どうなの?」
追い討ちをかけると、
「もうバカ!!知らん!!」
れいなはそう叫んで走り出してしまった。
ハハハ、逃げられちゃった。
俺は家まであとわずかとなった道を走り出した。
れいなの好きなやつ、れいなの気持ち・・・
俺なりにわかってるつもりだ。ただ・・・
俺自身の気持ち、れいなの気持ちに応えていいのか・・・
立場的にはもちろんダメだ。でも、俺の知りたいのはそんな答えじゃない。
俺にはその答えがまだわからなかった