則 天 許 私 

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ぐるぐる ◆cX.CDUbs
おれがたまに何かを書くスレ。
2ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/07 06:58
速攻でdatに逝った前スレ
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1026341728/
3名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/07 10:09
逝ってよし
4あ みか ◆Qncu8tCg :02/08/07 17:16
すごいスレ発見
5ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/07 20:01
>4
すごいって、まだ何も書いてないわけだが。
まあ、いきなり>>3であんなのが来るとは、
すごいと言えばすごいかも。
6名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/07 20:11
あっぷらぽるけ
7手首 ★:02/08/07 20:12
お。ぐるぐる立てたねぃ。
サイトはどうするのー?
8鈴木:02/08/07 20:12

■■■■■■■■ ■■■
 ■■■■■■■■■■
    ) ━┓,、┏━   ヽ
   /〈 ●〉 〈 ●〉   6|
  〈  """ノ  """  / |
   ヽ_...:(●●)::..,,,ノ  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |:::::::::::||::::::::::::::\ |<http://www.google.com/search?num=50&hl=en&ie=Shift_JIS&q=cX.CDUbs+&btnG=Google+Search&lr=lang_ja
    |::::::::::从:::::::::::::::::)|  |
    (-=ニ二ニ=-)://  |
    ヽ:::::` ̄´:::::: _/   \_______
     (;;;;(;;;;;ノ-´
9名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/07 20:18
10うしゃ。:02/08/07 21:07
新スレもげ
11名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/07 21:08
もげまるちゃうだー
12偽黒:02/08/07 22:15
とりあえずもいどけ。
13名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/07 22:55
あらくとふねす
14手首 ★:02/08/07 22:56
>>9
なんじゃこりゃあ!
15ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/08 05:37
>6
意味わからん

>7
サイトはやっぱめんどうなのでやらん。

>8
同じトリップのやついるんだな。
おれじゃねーぞ。
このトリップパス簡単だからな。
トリップかえようか。

>9
あとでゆっくり見てみる

>10
はい。

>>11
意味わからん

>12
上に同じ

>13
上に同じ

>14
おれもよくわからん
16あげあらし:02/08/08 05:55
エブリサーチフォーザヒーロー ゼアフォー ベレロフォン。
ドッキュン!
17ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/08 07:03
ぐるぐる読書記録。

「きれぎれ」町田康

2年くらい前の芥川賞授賞作。
ある種の、反俗的な小説。decadentの部類だな。
こういう小説には、厭世主義的な雰囲気がまとわりつきやすいのだが、この小説は、戯作調の文体がそれを制御していて、どこか(いい意味で)楽観的。「神のおびえないエピキュリアン」といったところか。
たまにはこういうのもおもしろいと思った。
18ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/08 07:53
また誤字だな。
>>17の下のほう。
「神のおびえない」→「神におびえない」

天に則ってこんな誤字塗れのおれを許してやってくれ。
19名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/08 11:28
こんな本読んだんだぞ
えらいだろー
ってことか
20手首 ★:02/08/08 11:38
人は苦しみに耐え得、 幸福に達し得る。
苦しみは耐えれなーい。いやー。
21ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/09 00:06
>19
ここはもともとそういう自己満スレですが、何か?
だから、sageでやってるわけだが。

>20
エピクロスとエピキュリアンって言葉は、
もう完全に分離して考えるべきだな。
正反対の意味になってる。
エピクロスになるか、エピキュリアンになるか。
このへんなんかおもしろいな(藁

ついでに、
「資本主義の行き着く先は、歪んだ形の個人主義である」
みたいなことを書いた経済学者の名前が思い出せん。
知ってたら教えれ。
22ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/09 08:24

http://www.1101.com/torigoe/archive/2002-04-23.html

↑もうちょっと大騒ぎしてもいいような事件だと思うのだが、
意外とおとなしいな。まあ当日はそれなりに騒がれてたが。
3ヶ月以上も前になるのか。

ものすごくかいつまんで説明すると、
検察の裏金作りを実名で内部告発しようとした検事が、
告発のためテレビの取材を受けるはずの当日の朝に
いきなり逮捕されたというわけだ。
ものすごいタイミングだな。
で、これはいわゆる「口封じ」のために逮捕したのではないかと。
というか、どう考えても口封じだろ(藁
別件逮捕とか、そんななまぬるい問題じゃないなこれは。

そしてこれまた、
ものすごいタイミングで、
上のページの執筆者である鳥越さんがやってる番組、
「ザ・スクープ」(テレ朝)が打ち切り決定。
こんなスキャンダラスな匂いプンプンな問題が残ってるのに、
番組打ち切りとはどういうこと?>テレ朝さん

とにかく、鳥越さんがんがれ
23ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/09 08:32
24ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/09 08:42
逮捕されたときの記事。
http://www.asahi.com/national/prosecutor/K2002042200591.html

口封じ疑惑か?という記事。
http://www.asahi.com/national/prosecutor/K2002042200985.html

記事見てみると、「検事」じゃなくて、「高検公安部長」って書いてるな。
失礼、訂正。
といっても、両者が具体的にどのように違うのかを詳しく説明する能力はおれにはないが。
25ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/09 10:02
さらによく見てみると、
「現職検事」ってちゃんと書いてるな。失礼。
「検事」ってのが母集合で、そのなかのひとつの要素が、
「高検公安部長」になるのか。
なるほど。
26ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/10 00:20
10日の朝刊一面コラム、同じ話題になってるだろうか。
もしなってたら、また各紙比較みたいなのやってみる。
27ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/10 09:48
と、書いてみたものの、
実際、朝刊コラムを読んでみたら、
各紙あんまりおもしろくないのでやめとこ。
28名無し戦隊ナノレンジャー!:02/08/10 21:59
最近いちばん面白かったのは、小学生殺しの宅間の犯行理由だな
すげえ共感した
29ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/11 06:22

女が手に持っているバッグというのは、やたら重い。
何度か持った、というか持たされたことがあるが、まるで3kgの鉄アレイみたいな感じだった。
何がそんなに入っているのだろうと不思議に思って、2、3年ほど前に一度だけ、本人了承のもとで中身を見せてもらったのだが、いろんなものが出るわ出るわ。まるで4次元ポケット。

携帯・財布・化粧品・手鏡・ハンカチ・ティッシュ・筆記用具・手帳・無数のプリクラ、しまいには分厚い雑誌が2冊出てきた。

そらあ重いはずだ。
おれが外出するときに持って出るものといえば、財布とジッポとタバコくらい。それ以外のものは、おれは基本的に持って歩く必要がない。そんなおれからしてみれば、女はよくあんな重いもんを持って歩けるな、と思う。

男と女とでは、脳味噌の構造が微妙に違うらしい。
女のほうが男にくらべて、左脳と右脳をつなぐ、「脳梁(のうりょう)」という部分が太くできているらしい。ということで、左脳と右脳とのあいだの情報伝達がしやすく、男よりも女のほうが、一度に同じことを同時にやってのけることができると。
音楽を聞きながらテレビを見ながら雑誌を読みながら電話でしゃべりながら菓子を食うという、聖徳太子も面食らうような女がいると聞いたことある。太い脳梁を持ってるからこそ、なせるわざだな。おれにはとてもできん。
種々のものが入ってバッグが重くなるのも、太い脳梁のゆえだろうか。
30ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/11 06:38
きのう、文芸春秋9月号を買ってきた。

おれ的な主な内容。

道路公団「潰せ」「潰すな」大論争 猪瀬VS亀井
夏休みの生徒に危険な本 斎藤孝 福田和也
第127回芥川賞発表(全文掲載) 「パーク・ライフ」吉田修一

こんなところか。
猪瀬・亀井の両氏は説明の必要はないだろう。
斎藤孝ってひとは、半年くらい前に、「声に出して読む理想の国語教科書」とかいう本を出して有名になったひと。
福田和也ってのは、文芸評論家だな。少し前に、歴代総理大臣に、100点満点中、何点かってのをつけた不遜な輩。
吉田修一氏のことは、おれは何も知らん。

まだぜんぜん読んでない。おもろかったら、ここに何か書くかも。
31ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/11 06:49
で、きのう読んだもの。
ドストエフスキー「悪霊」の第1部だけ。
っていうか、第1部だけで300ページあるし。

ドストエフスキー5大長編のうちで、新潮文庫から出版されてるのは、「罪と罰」「白痴」「悪霊」「カラマアゾフの兄弟」の4つなんだが、悪霊以外の3つはむかし読んだ。今回悪霊。
っていうか、ドストの長編は、覚悟を決めて読まんと、かなり神経が参ってしまう。1年に一回くらいしか、その覚悟が決まらんのだ。で、その覚悟が、3日前くらいにやっと決まった。
まだ第2部と第3部が残ってるんで、何も言えんが、本文より、ちょっとだけ引用。

「自由というのは、生きていても生きていなくても同じになるとき、はじめてえられるものです。これがすべての目的です」
32ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/11 07:06
>28
Nステで見たんかな?
そんならおれもちょっとだけ見た。
おもしろかったんなら、それでいいと思うぞ。

正直に言うと、おれも28と同じく、共感する一部分がないこともなかった(あくまでも一部分)。共感したやつっていうなら、日本中探したら一万人くらいはいると思う。
っていうか、うまく行かなくなったとき、地球よ壊れてなくなれやみたいな破壊願望を覚えることは、別に不思議でもなんでもないろう。おれなんか、小学校のころ宿題忘れただけでそう思ってたな。

問題なのは、実際に破壊活動をやるかやらないか、ということだな。
ということで、いくら共感してもいいが、28はやるなよ。おれもやらん。
33ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/12 07:02
>>30の3つのなかで、吉田修一の小説はきのうのうちに読んだ。
ぜんぜん期待してなかったのだが、むちゃくちゃおもろかった。
一見すると、オーソドックスな形を取っているように見えるが、激しく前衛的。
まるで各場面ごとに、主人公である「私」の人格が新たに更新されているような印象。ほかの登場人物と「私」とのあいだに、さまざまな交渉があるが、その場面ごと、「私」はそれを完全に自分のものとして内臓に取り込み消化している。
そして、それぞれの「私」が、反響・共鳴しながら、また「私」を更新し、別個のものとして樹立させる。まるで、「ひとり『薮の中』」を読んでいるようだった。
これほどおもしろい現代文学は、はじめて。

追記。
毎回、選評で眠いことしか書けない芥川賞選考委員の村上龍と池沢夏樹、お前らふたりはさっさと選考委員を辞任しろ。
34ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/13 05:51
どうなってるんだ・・・
>>22-24でいろいろ書いたんだが、
ニュース議論板で、
「テレビ朝日の良心 ザ スクープの打ち切り」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news2/1025096717/
このスレがスレストされてる・・・
1の文面はたしかに問題あるが、
既出でもないし、めちゃくちゃ荒れてるというほどでもないし、
(荒れてないとは言えないが)
もちろん板違いでもない。
スレストされる理由がわからん・・・
こうなったら、
「検察から2chに圧力かけられたのか?」と疑ってしまう。
口封じはどこまで続くんだろう・・・
35ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 05:11
竹島問題をまとめたページらしい。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2800/takeshima/
36ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 05:16

http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1029252562/
相変わらず韓国ネタは、ものすごいいきおいで消化するニュー速+のスレ。

日本人ならば、黙過していい問題ではないのだが、
いまのところおれは、>>22-24に書いたことのほうが興味ある。
37ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 06:12
>>22で、ものすごくかいつまんで説明したが、あれじゃわかりにくいだろう。っていうか、あの時点ではおれもあれ以上の説明はできなかった。

で、ちょっとネットを駆使して勉強してみた。
たぶんまちがいだらけだと思うんで、丸々信じ込むのは危険。なにせ書くのがおれだから。お役所的なかたい文章は苦手だし、法的な知識はまったくないし。

まず、「検察」と「警察」の違いだが、、これも微妙。
両方とも犯罪を捜査したり、犯人を逮捕したりするわけだが、決定的に違うのは、警察には「公訴権」がなくて、検察にはあるということ。
つまり、犯人を起訴して裁判にかけるかどうかを決定する権利を検察だけが持っているということだな。たぶん、犯人を警察が逮捕した場合は、検察に身柄を渡されて、検察が起訴か不起訴かを決めているのだろう。
検察は、犯罪の捜査もするわけだから、秘密裏に捜査をするためのお金も必要。
それが今回問題になってる「調査活動費」、略して「調活費」なわけだ。しかし、その調活費が、ちゃんと調査活動に使われているのかどうか、はなはだ疑問なところがある。というか、実際は飲み食いゴルフに使われていたらしい。

で、今回の問題。
そのことを内部告発しようとしたひとりの検事が、いきなり告発する当日の朝になって、いきなり検察に逮捕された。本人にしてみれば、さぞ驚いたことだろう。だって、同僚にいきなり逮捕されたわけだから。
検察にしてみれば、調活費を飲み食いに使っていたとバラされたら、大きな問題になることは必至。何がなんでも避けたいとこだろう。だからそれを、検察の武器である「逮捕」によって封じ込めた。
38ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 06:15
ここで考えてみなければならんのが、「逮捕」という行為自体について。
逮捕は、警察や検察の一存だけでできるモンではない(現行犯の場合は除く)。どういう手順を踏むかといえば、検察が裁判所に逮捕状を請求し、裁判所が逮捕状を出してはじめて逮捕できる。
つまり、今回、内部告発しようとして逮捕された検事にも、逮捕状を裁判所が出したということになる。
それがどういう犯罪で逮捕状が出たかといえば、わかりやすく言ってしまうと、「数十万円の脱税未遂」。実際に脱税したわけではなく、あくまでも「未遂」。ふつうは、こんなことでは逮捕状を請求したりしなくて、ちゃんと納税を修正かなんかしておしまいらしい。
検事という立場上、「未遂」でも大事と言えないこともないかもしれんが、逮捕まで至るのはおかしい。懲戒免職でも重すぎるくらいだろう(内部告発しようとして逮捕された検事は、逮捕後に懲戒免職になってる)。
(こうなってくると、裁判所まで検察の「口封じ」の片棒かつぎをしてるとも疑えてくるな)

そのときの森山法務大臣は、「現職検事が逮捕されるという不祥事を起こして申し訳ない」みたいな、極めてばかばかしいことをホザいた。「口封じみたいなことではない、悪いやつは捕まえて当然。我々はちゃんと仕事してるのだ」みたいな。

で、検察は逮捕したあと、起訴するか不起訴にするかを決めるわけなんだが、ふつう逮捕すらされないような事件を強引に起訴しやがった(起訴するかしないかは、いってしまえば検察の気分次第のところがある)。
なんで強引に起訴したかといえば、逮捕後20日くらいで起訴しなければ、釈放しないといけなくなるから。
そして、再逮捕。今度は収賄の容疑で。
なにがなんでも、内部告発しようとした検事を有罪にして極悪人にしたいらしい。調活費を飲み食いゴルフに使っていたということを、意地でも隠し通したいんだな。

ここまで出揃ってくると、まじで口封じでしかないと思わざるを得ないわけだ。
39ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 06:27
もうひとつ見えてきた問題。マスコミのことだな。

今回の件で、検察は、「この現職検事を脱税未遂の容疑で逮捕しました。同僚(検事)が悪いことして、どうもすみません。こいつは悪いやつです」みたいに発表して、調査活動費については、否定するだけ。
そして、逮捕当日のニュースは、
「現職検事が逮捕されました。非常に許されないことです」みたいに、検察の発表を繰り返すだけ、調査活動費については、ほとんど報道せず。
たとえば、汚職事件みたいなのだと、マスコミは検察から情報をもらってくるわけだから、検察には逆らえないらしい。検察に都合の悪いことは、マスコミ自身のために報道できない、と。
マスコミが報道しないんだから、ほとんどの人は、
「検事のくせに悪いことするなや!」みたいに思って、検察の調査活動費疑惑については、ほとんど知らないだろう。

このことを報道してきた、テレビ朝日の「ザ・スクープ」も、視聴率不振を理由に打ち切り。
(ここで、検察からテレビ朝日に圧力があったか、ということも疑えてくるな)
40ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 06:37
さて、日本国内において、唯一「公訴権」を持つ組織である検察だが、それを監視する組織はないのかといえば、いちおう、ある。
「検察審査会」という、民間人で構成される組織。あくまでも「民間人」であって、法の専門家の集まりではないらしい。
しかし、この「検察審査会」は何をするかと言えば、ものすごくわかりやすく言うと、
「当然起訴されるべき事件を、検察が起訴しなかった場合に、検察に文句を言う組織」
だから、起訴されるような重い犯罪でもないのに起訴された場合は、この検察審査会は手出しできない。つまり、今回の事件に関して検察審査会は何もできないわけだ。

検察の悪事は、誰が監視するのだろうか、ということになれば、、、、、
これはもう、「世論が監視する」としか言えない。現在のシステムでは、それしかない。
しかし、その世論を生み出す母胎でもあるマスコミすら、検察の犬になっているのが現状。
41ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 06:58
ちなみに、ロシアの作家ゴーゴリに「検察官」という戯曲があるらしいのだが、おれは味読。すんません。
だって、本屋に売ってなかったんだもん。
42ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 07:08
>>36のスレがストップされたことを考えれば、このスレもいつどうなるかわからんな・・・。
この状況を客観的に判断すると、もう2chにも検察の圧力がかかっているor検察に買収されていると見ていたほうがいい。

最後に、このスレの>>23の、上から二つ目のスレより、これをコピペして終わり。長文すまん。
もしもっと詳しく書ける人、間違いを指摘できる人がいたら、おながいします。

605 :名無しさん@3周年 :02/08/12 05:35 ID:znFtBBrY
>>>603>>604

まず、今一度確認しておこう。
どうも、ことの本質をキッチリ把握していない向きがある。

この事件でもっとも重大な点は、検察の裏金では断じてない。
検察の口封じだ。

裏金は単なる汚職だ。民主主義が機能していれば、
汚職は無くなることはなくとも、いずれ落ち着くべき
ところへ落ち着く。それで国家が滅びるなどということは
ありえない。

しかし、公権力による口封じを国民が看過したら、
国家の土台の民主主義自体が死ぬのだ。
民主主義は最後の砦なのだ。

汚職と口封じとでは意味がぜんぜん違う。

口封じは、民主主義に対する大逆罪であり、通常の
犯罪とは次元がことなる。
43ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 07:34
>>42訂正。
一行目「>>36」→「>>34
44ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/14 07:44
さらに訂正。>>41
味読→未読
45ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 07:55
今日は、終戦記念日。
46ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 08:07
 朕深ク 世界ノ大勢ト 帝國ノ現状トニ鑑ミ 非常ノ措置ヲ以テ 時局ヲ収拾セムト欲シ 茲ニ 忠良ナル爾臣民ニ告ク
 朕ハ 帝國政府ヲシテ 米英支蘇 四國ニ對シ 其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨 通告セシメタリ
 抑々 帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ 萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ 皇祖皇宗ノ遣範ニシテ 朕ノ拳々措カサル所 曩ニ米英二國ニ宣戦セル所以モ亦 實ニ帝國ノ自存ト 東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ 他國ノ主權ヲ排シ 領土ヲ侵カス如キハ 固ヨリ朕カ志ニアラス
 然ルニ 交戰巳ニ四歳ヲ閲シ 朕カ陸海将兵ノ勇戰 朕カ百僚有司ノ勵精 朕カ一億衆庶ノ奉公 各々最善ヲ盡セルニ拘ラス 戰局必スシモ好轉セス 世界ノ大勢亦我ニ利アラス
 加之 敵ハ新ニ残虐ナル爆彈ヲ使用シテ 頻ニ無辜ヲ殺傷シ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
 而モ 尚 交戰ヲ繼續セムカ 終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ
 斯ノ如クムハ 朕何ヲ以テカ 億兆ノ赤子ヲ保シ 皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ
 是レ 朕カ帝國政府ヲシテ ニ至レル所以ナリ
 朕ハ 帝國ト共ニ 終始東亜ノ開放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ 遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス
 帝國臣民ニシテ 戰陣ニ死シ 職域ニ殉シ 非命ニ斃レタル者 及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ 五内為ニ裂ク
 且 戰傷ヲ負ヒ 災禍ヲ蒙リ 家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ 朕ノ深ク軫念スル所ナリ
 惟フニ 今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ 固ヨリ尋常ニアラス
 爾臣民ノ衷情モ 朕善ク之ヲ知ル
 然レトモ朕ハ 時運ノ趨ク所 堪ヘ難キヲ堪ヘ 忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ萬世ノ為ニ 大平ヲ開カムト欲ス
 朕ハ茲ニ 國體ヲ護持シ 得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ 常ニ爾臣民ト共ニ在リ
 若シ夫レ 情ノ激スル所 濫ニ事端ヲ滋クシ 或ハ同胞排儕 互ニ時局ヲ亂リ 為ニ 大道ヲ誤リ 信義ヲ世界ニ失フカ如キハ 朕最モ之ヲ戒ム
 宣シク 擧國一家子孫相傳ヘ 確ク神州ノ不滅ヲ信シ 任重クシテ道遠キヲ念ヒ 總力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ 道義ヲ篤クシ 志操ヲ鞏クシ 誓テ國體ノ精華ヲ発揚シ 世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ
 爾臣民 其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ
47ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 15:15
さて、毎年この時期に問題になる「靖国参拝」だが、
中国韓国に言い分によれば、「A級戦犯」が合祀されていること、が問題らしい。
しかし、A級戦犯ってのは、どうやって決まったかと言えば、

http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2002/ronbun/04-r1-1.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2002/ronbun/04-r1-2.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2002/ronbun/04-r1-3.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2002/ronbun/04-r1-4.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2002/ronbun/04-r1-5.html

これらを参考。
かなり長いが、読み応えある。
48ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 15:21
もうひとつ大きな問題は、いわゆる「政教分離」だが、
これはそれほど騒ぐことでもないだろう。
国会議員が神社に行って頭を下げることを禁じるとするなら、
まつりごとにたずさわる者は先祖の墓に線香あげることも
禁じなければなるまい。

そういえば、「A級戦犯だけ靖国から分祀したらどうか?」とか、
寝ぼけたことを言っていたやつもいるようだが、
靖国神社が独立した宗教法人である以上、
靖国に政治家がA級戦犯の分祀を求めることのほうが、
よほど政教分離に反する。
49ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 15:34
こんなもん見つけた。
これはギャグか?

「靖国」公式参拝 何が問題か 冬柴鉄三幹事長インタビュー
http://fuyusiba.net/interview/20010528.html

冬柴は、公明党の幹事長。
公明党のバッグには、宗教法人「創価学会」がついている。
政教分離がどうのこうの言うんだったら、
さっさと公明党解党せれ。
50ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 15:52
>>49の下から3行目。
「バッグ」じゃなくて、「バック」だな。失礼。

すこし話はずれるが、創価学会について詳しく知りたい人は、

「創価学会 被害者の会」
http://www.toride.org/

「2ちゃんねる。創価・公明板」
http://choco.2ch.net/koumei/

このあたりを参照。間違っても入会するなよ。

っていうか、誰でも一回は、
学会員からわけのわからんこと言われてことあるだろ。
選挙が近くなったときだけ電話してきて、
いきなりおれの「友達」になり、公明党に入れてくれという某、
おれはお前の友達じゃない。
51ぐるぐる ◆cX.CDUbs :02/08/15 15:58
ここ2、3日、生々しいことばっかり書いてるな、このスレ。

「友情を失いたくなければ、政治の話はしないことだ」

何に書いてたかわすれたが、とにかく何かの本に書いてた。
気分転換に、あしたは軽い目で行くか。
いや、あしたになってみないとわからないけど。
52愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/15 16:29
前の名前に飽きてきたんで、改名する。
読み方はかわらんけど。
53愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/16 05:53

大人のための残酷ぐるぐる童話。その3

今日の昼間くらいか、明日の朝くらいに書く予定。
54愚☆ルグル:02/08/16 18:50
おとなのための残酷ぐるぐる童話。その3。
「アリとキリギリスとカエル」

アリは働き者というよりは、すさまじい現実主義者、唯物論者であるが、しかし安楽死を肯定している。
どうせ死ぬときは、楽に死にたい。そう思って、一口飲めばたちまち死ねる薬を、まるでお守りのように常に携帯して離さない。かと言っても、アリに死の危機が目前に迫っているというわけではない。至って健康である。
健康な時から死のことを考えるのは、過度なまでも現実主義の故だろうか。
キリギリスは、そんなアリとは打って変わって、いわゆるディレッタントの部類である。
毎日ギターを弾きバイオリンを弾き詩を吟じ、月の満ち欠けに思いを馳せる。
「空腹に耐え切れなくなったら、のたれ死にすればいいさ」これが口癖である。
このような2匹であるので、口論になることもしばしばあった。
2匹の共通の友人であるカエルは、口論が起こるたびに2匹の間に割って入って仲介役にまわるのだが、それもなかなかうまく行かない。
「カエル、いったい君はどっちの見方なんだ?」と双方から言われて、何も言い返せない。
55愚☆ルグル:02/08/16 18:52
夏。
アリはその性格通り、冬に食べる食料を日々調達していた。
毎日、木の実、草の根など保存の効く食べ物を、汗だくになりながら運んでいる。
そんなアリを見てキリギリスは、ギターをポロンとかき鳴らして、嘲笑するかのように、
「何をそんなに焦っているんだい? 冬はまだまだ先のことさ。
だいたい、夏のあいだから冬のことを考えているなんて、
僕には信じられないね。夏には夏のことを考え、冬になれば冬のことを考えればいいのさ」
アリはもちろん反駁する。
「言っておくけどね、冬になると、食べ物は取れなくなるんだよ。今のうちにそんなに遊んでいると、冬になってから困るよ」
「ああ、君はなんて愚かなんだ。冬には冬の食べ物があるさ。それよりも、もっと大事なものがあるだろう?
いくらお腹いっぱいになっても、精神が貧しければ、どうしようもない。
精神さえしっかりしていれば、やがて胃袋も満たされるさ。
君もたまには歌のひとつでも歌ってみてはどうだい、オフィーリア」
「なんだよ、そのオフィーリアってのは」

こうして、アリは、せっせと食料を蓄え、キリギリスは遊んで暮らしていた。
カエルはというと、冬は土のなかで冬眠するので、それほど多くの食料を蓄える必要はないのである。
しかし、まったく必要ないというわけではない。
冬眠しながら、飢えをしのぐに足るぶんだけを、蓄えていた。そしてたまには、キリギリスと遊んだ。
その年は、希に見る異状気象だった。
夏が終わると、ふつうは秋が来るのだが、9月初旬で気温が急激に下がりだした。夏が終わると、秋を経ずに、いきなり冬が来たのである。
平年なら、食料を集めるのにいちばん適した秋が、ない。草木は雪に覆われ枯れてしまった。
カエルは早々と土にもぐってしまった。キリギリスも家にこもって、窓から見える雪を眺めながら、「9月の雪、なんと幻想的なんだろうねぇ」などと言っていた。
一方アリは、焦っていた。
こんなに冬が早く来るとは思っていなかったので、いくら夏の間も食料を蓄えていたとはいえ、
収穫の季節である実りの秋に何も取れなかったとなると、今ある食料だけでは、とても冬を越せそうにない。
しかし嘆いても、降り積もる雪をどうすることもできないので、
節約しながら生活し、なるべく腹が減らないように、必要なとき以外は動かなかった。

56愚☆ルグル:02/08/16 18:56
それから2ヶ月が過ぎた。冬はもちろんまだ終わらない。
もともと食料を蓄えていなかったキリギリスは飢えていた。
個体か液体かわからない雪を食べてなんとか生きていたが、それもとうとう限界が来たらしい。
頭は胃袋に勝てないものである。
キリギリスはとうとう、アリの家のドアをノックして、アリに食料を分けてもらうことにした。
あれだけアリを馬鹿にしていたのだから、アリには断られてもしかたないと思っていたのだが、
しかしアリはなんと、キリギリスと温かく迎えてくれたのだった。
「こんな大雪のなか、僕をたよってきてくれたんだね。さあ、寒かっただろう。早く入って。
食べ物といっても、僕のところには木の実くらいしかないけど、さあ、食べてくれ。困ったときは、お互いさまだよ」
アリはキリギリスに、赤い色の木の実を差し出した。キリギリスは、それを食べながら、涙を流して喜んだ。
「ああ、僕は夏のあいだ、あんなに君のことを馬鹿にしていたのに、君はなんて優しいんだ。
ありがとう、アリくん。僕は間違っていたよ。やはり、詩や歌だけでは、生きてはいけないんだね。僕は考えを改めることにしたよ」
「いや、キリギリスくん。そんなことを言わないでくれ。僕のほうこそ、間違っていた。
いくら食べ物があっても、静かな部屋でじっとしているだけじゃ、気が狂いそうだ。生きていくには、きっと詩や歌も必要なんだ。
そうだ、もしよかったら、君のバイオリンを、少し聞かせてもらえないかい?」
「よし、わかったよ。木の実を食べさせてもらって、元気が出てきたし、お礼として君のために一曲やろう」
キリギリスは得意顔になって、バイオリンを弾き始めた。アリはそれを、微笑しながら聞いていた。
ここで、思わぬ事態が起こった。
それまで陽気にバイオリンを弾いていたキリギリスが、いきなり倒れて胸を押さえて、倒れたのだ。
「うぅ、苦しい・・・」
アリはそのもがき苦しむキリギリスの姿を見ながら、不気味に笑った。そして、キリギリスに向かって、
「どうもね、僕のほうもね、冬を越すには、食料が足らないみたいなんだよ。
もうしわけないが、君には僕の食料になってもらうよ・・・。困ったときは、お互い様さ」
「ああ、身体が痺れて動かない。きさま・・・騙したな!」
「騙したとは、人聞きが悪い。
むしろ感謝してもらいたいくらいだ。君はもともと、空腹に耐え切れなくなったら、のたれ死にするつもりだったんだろう? 僕はその手伝いをしてあげただけさ。安楽死だよ、安楽死」
「あああ」とうめいて、キリギリスは絶命した。

57愚☆ルグル:02/08/16 18:57
こうして、アリは冬の食料を手に入れたのであるが、異状気象は、まだ終わっていなかったのである。
3月になっても4月になっても、春がこなかった。雪はまだやまないどころか、余計に強くなっている。
これでは新しく食べ物を取りにいくこともできない。

アリは、キリギリスの死体も、ほとんど食べ尽くしたいた。
キリギリスの内臓だけは食べずに残っているが、この内臓にはキリギリスの食べた木の実の毒が残っているかもしれないので、
食べるわけにはいかない。

冬はまだ終わらない。アリの飢えも、限界に近づいてきた。
そしてとうとう、最後の食料であるキリギリスの毒入りの内臓を、雪でできるかぎり丁寧に洗った。
「もう僕には、これしか食べる物がないんだ・・・。これを食べないと、死んでしまう・・・」
そう思いながら、雪でふやけたキリギリスの内臓を口のなかに入れた。
しかし、雪で洗ったくらいでは、毒は抜けなかったらしく、アリはその場に倒れて死んでしまった。その翌日、雪は止んだ。

冬眠から覚めたカエルは、アリの家で、アリの死体と、そして、キリギリスが大事にしていたバイオリンを見つけた。
カエルはすべてを察したらしく、アリの死体とそのバイオリンを、同じところに埋めて、アリとキリギリスの墓を作った。

完。
58愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/16 19:01
トリップ付け忘れてた。
>>53-57は本物のおれ。
59愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/16 19:07
いつになるかわからんが、次は「シンデレラ」の予定。
60愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/16 19:31
あ〜またやってしまってるな・・・
>>56の、真ん中よりちょっと下あたり、
「倒れて胸を押さえて、倒れたのだ」→「倒れて胸を押さえ苦しみ始めたのだ」
61愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/17 07:01
朝晩は少し涼しくなってきた。
62愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/18 05:49
きのう、ひさしぶりに1ちゃんねるに行ってみた。
っていうか、1ちゃんねるって、もうほとんどのひとが覚えてないだろうな・・・

http://www.1ch.tv/

いちおうあっちこっちの板を見てみた。
63愚☆ルグル:02/08/18 05:52
まず思ったこと。

「板の数少ねえ・・・」
64愚☆ルグル:02/08/18 06:04
なんか最初は、有料化するとかなんとか言ってたみたいだけど、
おれは有料化は不可能ではないとは思ってた。
でも、限りなく不可能に近いとも思ってたが。
(結局まだ有料化してないみたい)

だいたい、金出してでも欲しい情報ってのは、
少々、アブない系の情報だろう。
そういうのは、おそらく1chではことごとく削除されるし、
そんなもんを完全に監視されている1chに書くようなやつはおらんだろう。

それに、何か書くひとってのは、
金が欲しいから書くんじゃなくて、
純粋に読んでもらいたいから書くことのほうが多いと思う。
(このスレもまたしかり。)
65愚☆ルグル:02/08/18 06:21
ネットの情報が、そのうち有料になるかどうかといえば、
一部ではなると思う。というか、すでになってる。
クレカかウェブマネーで金払ってから、
ダウンロードできるオンラインノベルってのを
どっかで見たことがある。
本屋で本一冊買うよりは安かったが、
古本屋で一冊買うよりは高かったんで、
おれはそれを買わなかったが。

でも、有料化が主流になることは決してないだろう。
金を出す価値のある情報・文章が、
無料で手にはいるのが、インターネットのいいとこ。
66愚☆ルグル:02/08/19 06:20
特に何も無し。
67じぇしぃ ◆Jeshi7ZI :02/08/19 07:00
>>57 悲しいお話にゃ (ノヘ;)
寝てんのが一番良いってことか?
69愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/19 17:05
やっと、「悪霊」の第二部を読み終わった。
あと残りは第三部だけ。

まだ全部読んでないんで、全体の感想は書けないが、
あまりにもすごすぎて、全体の感想なんざ書けそうにない気が今からしているが、、、

とりあえず、第二部からちょっとだけ引用。

「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないから、それだけです。これがいっさいなんです! 知るものはただちに幸福になる。その瞬間に。」
70愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/19 18:24
>67
>68
ひさしぶりに書き込みがあった。感謝。

>68
ちとウケた。いや、おれがウケちゃいけないんだろうけど。
どのように読んでもらってもOK
っていうか、寝てるのがいちばん良くないか?

と普段のおれなら言うところだが、
それではあまりに無責任すぎるんで、少しだけ書いてみようか。

最初の構想でまずあったのが、アリとキリギリスの中庸に当たる生き物は、
中庸にありながら、この二匹を超越する物である必要があった。
そこで思いついたのが、「冬眠」。
冬眠する生き物なら、なんでもよかったわけだが、
まあ身近なところでカエルにしたわけだ。
上に書いた童話において、冬眠をするカエルは、
アリよりもキリギリスよりも高次元の生き物として配置した。
キリギリスは飢えて、
アリの現実主義に歩み寄るわけだ。
しかし、それも時すでに遅しで、殺されてしまう。
アリも最後には飢えて、どのような行動に出るかと言えば、
キリギリスの内臓を雪で洗うという、全くもって無駄な行動に出る。
現実主義で安楽死を肯定するアリならば、どうせ死の淵にあるんなら、
洗わずにそのまま食えばいいのだが、そうはしなかった。
この行動は、アリのなかでの感傷主義の芽生え、
アリも最後に、キリギリスに歩み寄ったことの象徴として書いた。
71愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/19 18:25
つまりアリもキリギリスも、
最後にはカエルという高次元の存在に近づいたことになる。
が、近づいたにもかかわらず、双方ともに死んでしまうわけだ。
(この辺りが、自ら「『残酷』ぐるぐる童話」と銘打ってるゆえんかも。
死ぬから残酷、みたいな単純なことは考えてないよ。)
ついでにこれは、おれ的な不幸の弁証法的定義でもある。
最後に、存命中のアリとキリギリスの仲裁役であったカエルは
アリの死体とキリギリスのバイオリンを同じ場所へ葬ることで、
カエルの願望、つまり「中庸の精神」を嘆きながら表に出す、と。

まあ、ひとことで言ってしまえば、
「人はパンのみで生きるにあらず。でもパンも必要」ってとこか。
その他のディテールの考察は、読んだひとそれぞれに任せる。

これは蛇足。
最初、アリの名前を、「アリス」
カエルの名前を、「ストテ」
キリギリスの名前を、「テレス」にして、
アリの愛読書を三島由紀夫、キリギリスの愛読書を大江健三郎、
みたいにしようかとも思ってた。
あまりにも露骨なんで、これは止めたが(藁


と色々書いたが、残酷ぐるぐる童話は、
おれが面白半分でやってる遊びみたいなもんなんで、
あんまり真面目に受け取らないように・・・
72愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/20 07:46
なんか巷では、菊池寛の「真珠夫人」が、流行ってるとか。
昼のドラマになって、文庫が再版されて、って。

菊池寛(きくちかん)1888年、香川県生まれ。
確か高校か大学のころ、他人の泥をかぶって、放校になり、
東京を離れて京都帝国大学に進む。

同級生に、久米正男、芥川龍之介、などのそうそうたる面子。
大学在学中に、芥川その他と同人雑誌、第三次、第四次「新思潮」を発刊。
このときの同人とならんで、「新思潮派」と呼ばれた。
(ちなみに「新思潮」第二次は、谷崎潤一郎他、第六次は、川端康成他が発刊していたと思う。これまたすごい面子だな)
徐々に文壇に認められ、
何年かちょっとわからんが、雑誌「文芸春秋」を創刊。
これは今も毎月出ている。>>30でおれが買ってきたやつ。
大正時代の作家では、いちばん人気があった、
と言ってもいいくらい人気があったようだ。
芥川の葬儀では、友人代表で弔辞を読んだが、
このときはめちゃくちゃ号泣しながら読んだらしい。
これは蛇足だが、芥川龍之介の長男(だったと思う)で俳優の
芥川比呂志の名前は、菊池寛の「寛」の字を訓読みにして、
万葉仮名に直してつけた。

後に、新進作家、無名作家に与えられる文学賞、
純文学部門で「芥川龍之介賞」
大衆文学部門で「直木三十五賞」を設立。
つまり、今も続いてる「芥川賞」と「直木賞」だな。

で、今回の「真珠夫人」の再版だが、
当然、文芸春秋文庫から出てる。
巻末の解説は、川端康成が書いたもののようだ。
川端康成と菊池寛は、師弟関係になるかな。
川端が解説でどんなこと書いてるのか、
おれはこっちのほうがちょっと気になるな。

以上、ちょっとだけ手元の文献を参考にしながら、
ほとんど記憶だけでいろいろ書いてみた。
ほとんど記憶だけで書いたんで、記憶違いということは十分にある。
正確なことを知りたかったら、自分で調べれ。
73愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/21 07:37
74愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/21 18:08
文学板でこんなの見つけた。

http://www.bungaku.net/furima/

文芸誌「群像」に書いたものらしいが。
群像なんて、もう1年くらい買ってないな。
文芸誌なんて、相当金に余裕のあるときしか買わないし。
大塚英志が何かおもろいことをやるらしい。
明日あたり、これについてじっくり考えてみる。
75愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/22 06:07
上を読めば書いていることだが、文芸雑誌というのは、ことごとく赤字を出しまくってるというのが現状。
講談社からは、「群像」。新潮社からは、「新潮」。集英社からは、「すばる」。文芸春秋社からは、「文學界」という文芸誌が、そこぞれ毎月出版されているが、黒字を出している雑誌なんかひとつもないというのが現状だろう。
つか、上の4つの雑誌のうち、ひとつも読んだことはもちろん名前を聞いたこともないというひとの方が多いと思う。
で、それらの運営はどうやっているかといえば、マンガで儲けたぶんを、文芸誌の赤字に回しているようだ。
76愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/22 06:33
上の大塚の文は、笙野頼子に対する反論として書かれているようだが、おれは笙野のもとの文章に何が書かれているのか読んでないんで知らんが、大塚が

1、素人が文学にあらゆる意味で口を出すな。
2、文学の基準として「売り上げ」を持ち出すな。

と書いてると要約している。
もし本当にこんなことを書いてるんだったら、笙野は正気とは思えんな。
1の「素人が口出すな」とかなんとかだが、よくこんなこと言えるな。おれもいわゆる、素人なわけだが。
文学ってのは、評論家と作家が格闘するための手段・舞台だとでも思ってるのだろうか。
いわゆる「プロ」の評論家で、中学生の感想文に毛が生えた程度のもの以上のものを書けるやつってのは、おれは知らん。媒介変数が少し違うだけだ。
それに、素人でも、それでめし食ってる玄人の評論家よりもだいぶ高レベルな論陣張れるやつなんか、いくらでもいる。2ch専門板各板見てみれば自明。
2についてだが、これはある程度言えたことなのかもしれないが、ここでの場合は、言い訳でしかないな。
評論家が書いた本(もしくは、評論家が読むことを前提として書かれた本)が売れないのは、値段に見合う価値がないからだ。おれもいくつか持ってるが、買ったその日に馬鹿らしくなったのがほとんどだ。だから今は買わん。
77愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/22 06:44
まあ要するに、今の形態の文学ってのは、資本主義の理念から大きく離れたものになってることだけは確かだ。消費者のほうをまったく向いてないもん。
70年ほど前に比べたら、短編小説ってのはほとんど書かれなくなったが、忙しい現代人にいちばんあってるのは、短編だと思う。
300ページの本を一冊読もうとすれば、どんなに急いでも、だいたい5時間くらいは必要だろう。5時間も何にも邪魔されない時間ってのを確保するのは、ふつうに生きてる人ならむずかしい。
しかも手もとには、いつ鳴り出すかわからん携帯電話なるものまであるわけだ。2時間誰にも邪魔されない時間でもなかなか難しいだろう。
20分か30分程度で読み終わるものが、いちばん適してるんじゃないかあとおれは思うわけだが。
ところが20分くらいで読み終わるような分量のものは、文芸誌にはあまり掲載されてないような。なぜか知らんけど。
78愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/22 06:57
とにかく、出版不況の中でまんがもそれほど売れなくなってきたとなると、文学が生き残る道は、ふたつしかない。

一、消費者が何を求めているかを完全に把握して、売れるものを作る。
二、公の文化事業として、国民の税金で食わせてもらう。

一の方法を取るのが、本当なんだろうな。
二のようなことをやると国が言い出したら、税金の無駄使いするなと怒るやつは山ほどいるだろう。しかし、二はすでに実行されていると言ってもいいかもしれない。
国立大学の文学部の教授ってのは、税金から給料が出てるわけだ。そして、税金を研究費として使っている。(しかし、文学部教授ってのは腐るほどいるはずだが、人数多いわりには、まともな成果上がってないような)
こんな状況では、いくら税金を突っ込んだところで、文化事業になり得るとは思えないな。

もう、一しか方法は残ってないんだろう。
79愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/22 07:21
そこで今回、大塚が提案してるのが、「文学フリマ」をやろうじゃないか、と言うこと。
つまり、素人が自分で金を出して本を作って即売会をやると。いわゆる、同人誌だな。
これはおもしろいと思う。おもしろければ売れるだろうし、つまらなかったら売れない。消費者の審判がその場で下される。
日本の文学が、いちばん隆盛していたころは、おそらく、大正時代。天才と呼ぶにふさわしい作家が次々と現れた。
芥川龍之介、武者小路実篤、志賀直哉、佐藤春夫、谷崎潤一郎、川端康成、などなど。
意外かもしれないが、これらの天才は、全員はじめは同人誌から出発している。
現在と大正時代とでは、だいぶ様相が違っているのだろうが、しかし本物の原石、質が高くてかつ売れる文章を書けるやつってのは、相変わらず野に埋もれているんだと思う。

「文学フリマ」か。
どうなるか、やってみないとわからんというのが現状だろうが、やってみる価値がじゅうぶんあると思う。こういう形態で生き残るなら、それはそれで喜ばしいことだろう。

っていうか、どんなものかおれも参加してみたいが、金だしてまで「残酷ぐるぐる童話」を読みたいって変人はおそらくいないだろうからやめとく(藁
近所でやってくれるんだったら、ぜひ客として参加するんだけどなぁ・・・
80愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/22 13:41
>75訂正。
真ん中あたり、
「そこぞれ」→「それぞれ」
81愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/23 00:55
ドストエフスキーの「悪霊」ぜんぶ読み終わった。
全部で1100ページあまり、かなり疲れた。

ものすごく乱暴に要約すると、
社会主義革命をおこそうとする連中が、
いろいろ悪いことをやって、最後に破滅する話。

っていうか、日本でも似たようなことがあったな。
70年代、
三島由紀夫が、自衛隊に侵入して自決。
その後、左傾化した学生、いわゆる赤軍派という連中が、
反政府的な活動をする。
東京大学の、安田講堂、あさま山荘、よど号ハイジャック。
その中で、
どういう理由かはよくわからんが、というか、
いろいろ理由があったんだろうが、
身内を殺害、いわゆる内ゲバ殺人ってのがあったようだ。

いまのところ、「悪霊」の感想などは書けそうにない。
あまりにも巨大すぎる。
82愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/23 17:37
爆笑した。

http://www.cnn.co.jp/fringe/K2002082300046.html

http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1030052083/

こういうユーモアがあるひとって、尊敬してしまう。
83愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/24 06:39
また内容が偏ってるな・・・
ちょっと理系的な話。

ハイゼンベルグ不確定性原理

(位置の不確定性)×(運動量の不確定性)≧ h/4π

 hはプランク定数。
 h=6.62608×10^-34 Js

と上だけ見てもさっぱり意味はわからんだろうが、
ようするに、原子の中の電子の位置を正確に知ろうと思えば、
正確な運動量の測定はできない。
運動量を正確に知ろうと思えば、正確な位置の測定ができない、
ってこと。
なんか、ジレンマっぽくておもしろい。
84愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/24 07:01
ユークリッド幾何学。
とか言ったら難しそうだが、ものすごくわかりやすく言うと、
三角形とか台形とかの図形。
小学校で習う面積の出し方なんかも、ユークリッド幾何学。

ユークリッドが書いた研究書、「ストイケイア」
が、この「ストイケイア」、ものすごくぶっきらぼうで、
前書きも何もなしで、
「点とは・・・である」
「線とは・・・である」
という定義からいきなり入っている。
で、そのうち、「平行線の公理」と呼ばれてるものがある。
「一本の線に対して、どこまで延長しても決して交わることがない平行線は無限に引ける」
とか言うものだったと思う。
ユークリッド幾何学は、これを前提に成立してるわけだ。
しかし、ユークリッドが死んで、何百年以上たってから、
この公理は果たして正しいのか?
と疑い出した連中が出てきた。
つまり、平行線は、延長していけばかならず交わるんじゃないか、と。
そこから出発したのが、非ユークリッド幾何学。
非ユークリッド幾何学の代表が、
リーマンっていうひとが見つけた、「リーマン幾何学」。
ただし、これが一体どんなものか、おれにはさっぱりわからん。

まあ、「公理」と呼ばれる常識も、
日本のサラリーマン諸君たまには疑ってみるってことだな。
オヤジギャグすまん。
85愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/24 07:17
物理学者の代表といえば、ニュートンだろうが、
このニュートン、たまに「文学者」と書かれることがあったそうだ。

ニュートンは、ものすごい敬虔なキリスト教信者。
そんなニュートンがなぜ物理学を研究したかと言えば、
当時の感覚では、森羅万象すべてが、神の意志。
つまり、重力も何もかもひっくるめて、神の摂理に応じたもの。
信仰の一環として物理学を研究した、と言えるのかも。
晩年は、聖書研究に没頭したらしい。
似たようなのに、パスカルがいるな。
86愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/24 07:29
ちょっと調べてみた。
ちなみに、ニュートンの代表的な物理学の研究書「プリンキピア」
正式名称は、「自然哲学の数学的諸原理」(Philosophiae Naturalis Principia Mathematica)というらしい。
87愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/24 07:58
「ニューサイエンス」という学問分野があるそうだ。
科学的なものを、神秘を用いて説明しようという試み。
ただ、今のところ、異端視されているところもある。

ttp://www.asahi-net.or.jp/~vr2m-itu/gschool/newscien.htm

今までの科学の意識で、↑を読むと、確かに異端視されても仕方ないとも思うが、
そのうち市民権を得るだろう。

そういえば、京都大学に「ニアデス」いわゆる臨死体験を
研究している教授がいるとか、聞いたことがある。
88愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/25 06:47
特に何もなし。
89愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 02:30
ニュー速とマスコミ板で、小祭状態。
今はちょっと治まったみたいだけど。

http://kusoasahi.tripod.co.jp/

http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1030192653/

某新聞社の勧誘員に、「殺すぞ」みたいなことを言われたらしい。
90愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 02:32
で、なぜかいきなり始まるおれの新聞勧誘体験。
いや、おれが勧誘やってたんじゃなくて、
勧誘員が来たってことね。
91愚☆ルグル:02/08/26 02:55
かなり前のことだけど、夕方6時くらいに、
毎○新聞社の勧誘員が来た。
でも、ふつうのおっさんで、>>89みたいなことは全然なかったな。
「1ヶ月なら洗剤、3ヶ月取ってくれたら、図書券1000円分と、洗剤つけるから」とか言われた。
おれは新聞の何をいちばん楽しみにしてるかというと、
一面の下のほうにあるコラム。これが新聞の記事の中でいちばん好き。
で、その○日新聞の一面コラムの「余○」だが、 おれの私見では、
この「○録」は、可もなく不可もなくって感じで、
それほどいいものとは思ってなかった。それほど悪いものとも思ってなかったけど。
で、勧誘員が来たものの、この毎○新聞を取ることには、 あんまり乗り気になれなかった。
だから、ここを突いた。
「○日新聞の一面コラムの余○って、他紙に比べて、そんなに好きじゃないんですよね〜」みたいに。
すると、意外なことに、その勧誘員のおっさんは、
「え? ○録?」とか言った。おれが何を言ってるか、理解できんかったらしい。
つまりこのおっさんは、毎○新聞を売る身分にもかかわらず、 自分とこの商品である○日新聞について、
まったく知らないってことになる。
これはさすがにおれも呆れた。
売りにくるんなら、ちゃんとセールスポイントくらいは知っておいてくれないとねぇ。

でもちょうど洗剤が欲しかったんで、1ヶ月だけ取ることにした。
その1ヶ月後、もちろん毎○新聞の人が新聞代を取りに来たんだが、
今度は新聞代を取りに来た人が、今度はビール券か何かを片手に 「もう1ヶ月!」とか言い出すと思って、
それなりに覚悟はしておいたんだが、
新聞代を受け取ったら、「ありがとうね〜」と言って、さっさと帰って行った。
そんなに悪い印象はなかったな。

いや、ビール券ほしいとちょっとは思ってたが。
92愚☆ルグル:02/08/26 02:58
そのちょっと後だが、
「朝○新聞購読のご案内」みたいな葉書が
ポストに入ってたことあったな。
まあこれは勧誘とは言えないだろう。
93愚☆ルグル:02/08/26 03:06
で、それからしばらく経ってからだが、
ちょっと出かけるんで、さあ玄関で靴を履こうってときに来たわけだ。

今度は全国紙じゃなくて、このへんの地方新聞。
うちの親戚の家が、この新聞だったんで、ちょくちょく読むことはあったんだが、
田舎の地方紙だからかどうだかよく知らんが、肝心な一面コラムは最悪。
まともに読めたモンじゃなかった。
正直、おれがリアル厨房のころから、「おれのほうがまともなコラム書けるんじゃないか?」と思ってたくらいだ。
その他の記事も、いまいち。
唯一いいとこと言えば、地域に密着した広告チラシが多いってとこと、値段がちょっと安いってとこだけ。
「こんな新聞、ただでもいらんわ」ってのが本音だったわけだ。
94愚☆ルグル:02/08/26 03:30
しかし、だ。
この汚れた紙以上の価値がないような地方紙を勧誘しに来たひとは、
今度はおっさんではなくて、女の人だった。
歳はたぶん30前後くらいの、かなりきれいなおねえさん。
勧「あの、○○新聞のものなんですが〜」
愚「はい」
勧「あら〜」

何が「あら〜」なんだ? と思ったが、次にこのおねえさんから発せられた台詞。
「きれいなお顔なさってますね。美男子ですよね〜」
いや、お世辞だということは言われなくてもわかってるんだが、
生まれて初めてそういうことを言われると(しかも相手はきれいなおねえさん)、
心が揺れないわけがない。
「美男子ですよね〜。おモテになるでしょ?」と畳み掛けるように言ってくる。
おれはひどく照れながら、
「いや、そんなことはないですよ」とか言ったと思う。

勧「わたし、○○新聞のものなんですけど、よろしかったら、1ヶ月でも取ってもらおうかと思いまして・・・」
ここですっかり調子に乗ってしまったおれは、
『1ヶ月くらいなら・・・。○○新聞って、そんなに悪くないかも・・・』
などど、2秒くらい沈思した。

でも、その2秒のあいだに、おねえさんは、
「いえ、本当に無理にとは言いませんから。もしよろしかったら、お願いしますね」
と言い、おれの手元に申込用紙みたいなものと、良い印象だけを残して美しく去って行った。

結局、その申込用紙に記入することはなかったが、もしあのときもう一度だけ、
「どうですか、1ヶ月だけでも」と言われてたら、
おれは毎日届く汚れた紙以上の価値がない新聞を前に、
1ヶ月間後悔し続けなければならないことになっていただろう。

追記。
おれが人から「美男子ですね」と言われたのは、後に先にもこの一回きりだ。
95愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 03:37
上の話だけじゃあまりにも馬鹿すぎるんで、
ついでに、大手新聞の一面コラムについて書いてみる。

前スレで、2004年から新札が発行されるってときに、
読売、朝日、産経のコラム比較みたいなのをやったが、
今回は総括してやってみる。
96愚☆ルグル:02/08/26 04:00
まずは、朝日新聞の「天声人語」。
天人といえば、もはや新聞一面コラムの代名詞と言っていいほど有名。
大学入試にも使われることが多く、子供の受験勉強のために朝日を取ってるって家庭も多いことだろう。
私事だが、実はうちの家も朝日で、おれもこの天人を、小学4年生くらいから10年くらい毎日欠かさず読んでた。
確かに、論考するに足る内容で、大学受験に使われるってのも納得できたし、コラムとしての完成度も高「かった」。
と、今は過去系でしか書けなくなったな。
今から5年くらい前から、徐々に天人が以前に比べてつまらなくなった。
まあ、毎日書くものだから、いつもおもしろいというわけにはいかないだろうし、書くひとが交代することもあるだろう、と思ってたが、
それから本当にひどいくらいにレベルダウンした。
最近では、「これ書いてるの、本当に日本人か?」と疑ってしまうくらい、ひどい。
>>93で、地方紙の一面コラムのことをひどく言ったが、今の天人は、それ以上にひどい。
97愚☆ルグル:02/08/26 04:07
論より証拠。
これは実際に、朝日新聞の一面に掲載されたコラム。
これは特に酷い例で、酷いのだけをここで取り上げて、出来のいいのを取り上げないというのはフェアじゃないかもしれんが、
ここ最近、「出来のいい天人」ってのが全く見られないんだから仕方無い。


2002年7月19日 ■天声人語■

 昔はこんなに水を飲んだだろうか、と思うときがある。ペットボトルの水のおかげで
ある。あれを持ち歩く習慣がついてしまった。水事情が良くない海外を旅行したとき
からの習慣かもしれない。水が手元にないとつい不安になる。

 手元にあると無意識のように口をつけてしまう。本格的な渇きを感じる前に飲んで
しまう。水の存在が疑似的な渇きを招いているのではないか、と反省するときも
ある。欲求があって何かを欲しがるのではなく、何かが目の前にあるから欲求が
生まれる。

 水ではなくお茶の人もいるだろうし、あるいはスナック菓子の人もいるだろう。
そうした飲食物だったらまだいい。しかし、もっと別の物で同じ心理が生じると
すると……と考えて不安を覚えることがある。たとえば武器である。

 昔の武士は試し切りというのをしたらしい。いい刀を手に入れると使ってみたく
なる。わら人形相手ではつまらない。そういって実際に人間を相手に試し切りをした
という。そこまでさかのぼらなくても、最近の戦争でも似たようなことがあったという
話はよく聞く。殺傷の欲望を、手にした武器が促す。

 究極の武器といえば核兵器に行き着く。インドとパキスタンとの緊張がまた
高まっている。核保有国の両者が自制できるかどうか。ペットボトルの水をにらみ
ながら核戦争の恐怖におびえる。あまりに極端な連想かもしれないが、人間の
欲望と自制との関係という点では、同じだ。

 ものと欲求との関係が転倒しやすい時代だ。気をつけないと、みるみる深みにはまる。
98愚☆ルグル:02/08/26 04:16
ちなみにマス板では、>>97の天人、通称「ペットボトル原爆」は、
世界遺産に認定され、7月19日は「ペットボトル原爆の日」になった。
99愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 04:20
次に、毎日新聞の「余録」。
これは上にも書いたとおり、可もなく不可のなく、だな。
崩壊することは滅多にないが、目を引くような名文もあまりない。
100 ◆maiko7I6 :02/08/26 04:20
>97
すごいですね。そのコラム。
水は喉が渇く前に飲んだほうがいいです。
101愚☆ルグル:02/08/26 04:26
次、産経新聞の「産経抄」
新聞一面コラムで、唯一、韓国中国叩きをやるな。
ニュー速あたりでは、たまに受けがいい。

でも年がら年中韓国叩きをやってるんじゃなくて、
ふだんはふつうのコラム。
でも、たまに崩壊してすさまじい電波を飛ばすのは愛敬か。

>>100
原爆級の崩壊コラムはめずらしいけど、
最近は大なり小なりおかしいよ。
102愚☆ルグル:02/08/26 04:39
ちょっと前の産経抄で、おもしろいのがあったんだけど、
さがしても見つからなかった。

ひとつ産経さんに疑問なんだが、
毎年原爆記念日(天人の、じゃなく)には、
そのことを取り上げるんだけど、
どうして産経抄だけは取り上げないのかね?
米国を悪者にしたくないんだろうか。
103愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 04:55
読売新聞の、「編集手帳」
文句なしの名文。
大学受験に天人出すくらいなら、これを出せ。
おれが編集手帳を読み出したのは最近のことだが、
すでに3回は激しく魂打たれた。

と誉めちぎったら、
おれが読売のまわしもんと思われるかもしれんが、
ぜんぜんそんなことはない。
アンチ巨人だし、あのオーナーは大嫌いだし。
そんなおれでも、編集手帳が優れていると認めねばならん。
読めば、わかる。
104愚☆ルグル:02/08/26 04:59
>>102訂正
ちょっと舌足らずだった。
上から5行目。
原爆記念日には、→原爆記念日に他紙は、
105愚☆ルグル:02/08/26 05:04
日経新聞、「春秋」
だが・・・おれはあんまり日経は読まんのだ。
パスでかんべん。
106カレー気味:02/08/26 05:09
ぐるぐるは脳みそ使ってるなー。
107愚☆ルグル:02/08/26 05:09
ちなみに、各新聞の一面コラムは、ネットで読める。
リンク貼ってもいいんだが、
なぜか新聞社のページにリンクするには、
許可をもらわないといけないみたい。

ということで、

http://www.google.co.jp/

ここで自分で検索してから行ってください。
108愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 05:29
新聞一面コラム、ちょっとおもしろい話。
同じ日のコラムで、偶然にも天人に読売手帳がツッコミ入れる。
マスコミ板、天人スレよりコピペ。

■《天声人語》 08月06日

広島の平和記念公園に新しい施設が加わった。
1日に開館した国立広島原爆死没者追悼平和祈念館である。
展示物の数は少なく、足早に巡れば、10分で一巡できるほどだ。
簡素といえば簡素、しかし物足りない。そんな思いがしなくもないが、静かにゆっくり巡るのがいい。

 吹き抜けの追悼空間は、まわりの壁が被爆直後の風景になっている。
14万枚の陶板でつくられた。45年末までの原爆死没者数14万人に合わせた数だ。
爆心地付近に立ってまわりを見渡す設定になっている。
写真では見慣れた風景だが、このパノラマはかすみがかかったようにぼんやりしている。
それが写真とは違う現実感を漂わせる。

 遺影コーナーがある。12の画面に犠牲者の写真が映し出され、次々と画面が切り替わっていく。
たくさんの子どもがいる。花嫁衣装の若い女性がいる。老人も多い。
いわゆる非戦闘員、つまり軍人ではない普通の人々が犠牲者の中心であったことが実感として迫る。

 平和祈念館建設にあたっては曲折があった。
論議は国の責任をどういう形で表現するか、あるいはしないかに行き着いた。
展示説明に「誤った国策により犠牲となった多くの人々」の言葉を入れることで決着した。
その言葉に、国の責任を追及してきた被爆者らの思いが込められる。
 余白の多い祈念館だ。迫力のある資料で衝撃を与えるのではなく、想像力に訴える構成である。
訪れる人によって、さまざまの異なった姿を見せることだろう。

 静寂のうちに追憶と瞑想(めいそう)をめぐらす空間として定着すればいい、と思った。
109愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 05:31

879 :ライフセーバー :02/08/06 07:06 ID:/QLy8lFK
読売「編集手帳」より抜粋

 いくらか割り切れない思いで壁面の説明文を読んだ。
「誤った国策により犠牲となった多くの人々に…」。
広島の平和公園に開設された国立原爆死没者追悼平和祈念館でのことである。
 日本の国策に誤りはあったのだから反省は当然である。
だが、十四万人の命が「その犠牲になった」と単純に言われると、
落とされた側の“身から出たさび”ばかりが大写しにされ、落とした側の姿が見えてこない。

 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」。
平和公園の慰霊碑には、そう刻まれている。
省略された「主語」が被爆国だけならば、過ちが繰り返されない保証はない。
110愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 06:21
もう一個すごい崩壊コラムがあった。
福島民報って新聞のコラムらしい。これも天人スレからのコピペ。

02年8月1日 あぶくま抄■ (福島民報)

◇冷ややっこ・枝豆・冷酒・ビール。この四つの食品を酷暑急速冷却化食料物に指定するという
法案がきのう閉会した通常国会で一度も話題にならず審議未了で廃案になった

◇冷酒は一合以上、ビールはビンで一本以上飲めば消夏に効果あり-という条文が「健康を
害する」と一部議員から強い反対にあったためらしい。こんな実現不可能な事柄を願望する
法案がもし衆参両院で真剣に話し合われたら、消費者は冷酒、ビール、枝豆、冷ややっこの
どれかに関心を寄せ売り上げ増になっただろうな。これを仮定法過去完了と呼ぶそうだ

◇ついでに言わせてもらえば「冷ややっこ」は黙って堪えているけれど悲しいのだ。なぜなら
冷奴という正式命名を持ちながら、今もって「奴」という漢字が認知してもらえない。学校での
奉仕活動を義務化する答申をだした中央教育審議会のセンセイ方にも息抜きに居酒屋に
入ってもらいたかった。品書きには「冷奴」とあったに違いない

◇冷ややっこでは、凛(りん)とした冷奴の白い端正な形が崩れてしまう。冷奴は八月の王様だ。
同時に八月に入ると「夕有風立秋」という名句が必ずや思い浮かぶ。国語学者・金田一晴彦
氏によると、暑さの中にも涼しさが立つ、との意ではない。「ユーアルフーリッシュ」と読んで
「おバカさんね」。八月の王様の前でバカになるのも八月の特権だ。
111愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 06:35
>106
さあ。
脳みそ使ってるかどうかわからんが、
もし使ってたとしても、確実に使い方まちがってると思う。
112愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/26 06:38
今日はたくさん書いたな、おれ。
夜中、なんか微妙に鬱だったんだけど、
こんだけ好き勝手書くといい気分転換になった。

それじゃ、寝る。
113愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/27 06:10
特に何もなし。
114カレー気味:02/08/27 06:31
コラムを書く人は
特に何もない日はどうすんだ?
書きだめしてるのかね。
115愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/27 06:40
>114
何もない日でも何か書けるからプロなんだろうな、と思う。
かきだめすることはあると思うけどね。

でも、本当に何もない日ってのがあるなら、
新聞自体が不要だとも思うけど(藁

おれも前スレでぐるぐるコラムを
2回くらい書いたけど、やっぱむずかしかった。
116愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/27 06:54
っていうか、おれはむかし、
月曜日はこの人、火曜日はこの人、みたいな感じで、
分担して書いてるものとばかり思ってた。

今の朝日と読売は、毎日同じ人が書いてるらしい。
たぶん他紙でも、同じ人が毎日書いてるんだろうな。
すごいな。
117カレー気味:02/08/28 07:18
プロかー。
ネタ集めで知識めちゃくちゃ増えそう。
118カレー気味:02/08/28 07:22
あげました。
ごめんなさい。
119愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/28 08:07
>>105みたいなことを書いたけど、
その理由は、おれは経済学の知識がほとんどないから。
実際、アダムスミスもマックスヴェーバーも、一行も読んだことない。
そんなおれが、経済の記事がいっぱいの日経を読んだところで、
それほどおもしろいと思えないのだ。
これは日経が悪いんじゃなくて、おれの無知が悪いんだが。
(ちなみに、2ヶ月くらい前、スポーツ紙一般紙ともに、「W杯 ブラジル優勝」という記事が一面に出揃っていたときも、
日経新聞一面は堅い経済の記事だった。)

「或いは、私には、経済学というものがまったく理解できないのかも知れない。とにかく、私には、少しも面白くない。
人間というものは、ケチなもので、そうして、永遠にケチなものだろいう前提が無いと全く成り立たない学問で、
ケチでない人にとっては、分配の問題でも何でも、まるで興味のないことだ。」

太宰治「斜陽」から引用。
まさかこれを盲目的に遵奉していたわけではないが、
近いことは思っていたかも。
経済学ってのは極めて現世的な学問で、土の匂いがしまくり、みたいに。
でもどうやら、それはものすごい偏見のようだ。
経済学ってのは、哲学・神学と密接に関わりがあるらしい。
いや、詳しくはわからんけど。
変化球な哲学として、経済学の本を読んでみようかなって、ちょっと思ってる。
120愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/28 08:21
>117
たぶん、そうだと思う。
10のことを書くために、100のことを調べてるんだろうな。
残りの90は無駄になっても、やっぱりどこかに現れてるんだと思う。
かなり土俵が違うが、
黒沢明監督は、「見えないところでもカメラには映るんだ」とか言って、
セットの押し入れの中に、実際に着物とかを入れてたらしい。
コラムでも何でも、このことは言えるのかも。
おれはいかんな。
10のことを知っただけで満足してしまうから。

一句。
秋立つや 万巻の書の 読み残し
121愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/28 16:53
>119誤字訂正
引用した文章の真ん中あたり
「ケチなものだろいう」→「ケチなものだという」
122愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 05:45
きのう買ってきたもの。
「カンガルー・ノート」安部公房 新潮文庫
「万葉集」 角川文庫ソフィア
「人はなんで生きるか」トルストイ 中村白葉訳 岩波文庫

全部古本屋で購入。
123愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 05:48
まあ当然だろうが、
古本屋にマックスヴェーバーはなかった。
124愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 07:03
また理系的なお話。
でもこれは有名な話なんで、知ってるひといるかも。

「太陽のような、非常に大きな質量を持つ物体の周辺では、空間が歪んでいる」
と予想したのは、アインシュタイン。
で、その予想は見事に的中していた。
どうやって調べたかというと、日食を利用。
日食になって暗くなったときには、
太陽の向こう側からやってくる光を観測することが可能になる。
そして、その光が見えた位置が、天文学的に予想される位置よりも、
違うところに見えた、と。
つまり、光が太陽の近所を通るとき、
空間が歪んでるから、光もそこで一緒に歪んで、
地球まで届いた、ということになる。

で、名前は忘れたが、確かヨーロッパの物理学者が、
どれくらいの質量だとどのくらい空間が歪むか、ということを、
数式で現した。
空間の歪みの度合いは、質量に比例する、みたいな公式。

その数式からさらに予想されたのが、
「もし無限の質量を持つ物体があれば、その周辺は無限に空間が歪んでいるのではないか」
ってこと。
この無限に歪む空間も、後になって確認された。
この空間のことを、「ブラックホール」と呼ぶ。

つまり、ブラックホールってのは、
観測じゃなくて、数式から予想されたことになる。
なんかちょっとおもしろいなぁと思った。

で、ものすごく馬鹿なおれは、
大質量と呼ぶにふさわしい体重のでぶがバッターだったら、
空間が歪んで常に変化球なんだろうか、と一瞬思った。
125愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 07:09
小説連載でもしてみようかなぁ。
明日のこの時間までに、賛成者が3人以上いれば、やってみる。
まぁ、それ以前に、
このスレを毎日見てるって物好きが3人もいるとは思えないが。
っていうか、確実におもしろくないモンしか書けん。
>>119
>経済経済学ってのは、哲学・神学と密接に関わりがあるらしい。
>変化球な哲学として、学の本を読んでみようかなって、ちょっと思ってる。

ウェーヴァーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む前に
デフォーの『ロビンソン・クルーソー漂流記』を読むことをお勧めする。
ぐるぐるタンなら読んだことありそうだけどね。

>>123
>古本屋にマックスヴェーバーはなかった。

岩波文庫のものなら置いてあるんじゃない?
127126:02/08/29 16:48
>>126で書いた>>119の引用文が致命的に壊れてる・・・

経済経済学ってのは→経済学ってのは
変化球な哲学として、学の本→変化球な哲学として、経済学の本

スマソ逝ってきます・・・
128愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 21:12
>126 >127
情報サンクス。参考になるなー。

手始めとして目をつけてたのが、
マルクス「資本論」
アダムスミス「国富論」
ウェーバー「プロテスタンティズムの倫理と〜」
の3つだった。
岩波文庫から出てるから、安く買えそうって理由で。
あと、ベンサムの著作もあったら読んでみたい。
っていうか、資本論だけでも全部読むのに1ヶ月はかかりそうだけど。
古本屋には、岩波文庫自体がそれほどなかった。
いちばん充実してる文庫だと思うんだけど。

ロビンソン漂流記は、リアル消防のころに、
学校の図書室にあったのを読んで、
感想文みたいなの書いたけど、
はっきり言ってまったく内容覚えてない(藁
129愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 21:27
っていうか、あの巨人軍の独走(暴走)はどうにかならんかな・・・
巨人vs広島 午後9時27分現在、8ー0
130愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/29 21:29
正直、巨人戦よりパンパシ水泳のほうが見てておもしろい。
131126:02/08/29 23:43
>>128
小学校の図書室に置いてある『ロビンソン・クルーソー』は子供向けに
書き直されているものが多いので注意されたし。
なぜ『ロビンソン』を勧めるかというと、ウェーヴァーが言うところの
近代資本主義を造り上げたのが、当にロビンソンのような人たちだったから。
カトリックではお金に関わるのはいけない事とされていたので
カトリック教徒たちは異教徒であるユダヤ人に金融業をやらせていた。
しかしプロテスタントは「お金を儲けてもイイじゃないか」と考えたので
資本主義が発達したと・・・・・・こんな感じかな。

>>129
俺の住まいは横浜・・・・・・
ベイスターズもうダメぽ
132愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 00:23
>>122で買ってきたもののうちで、
万葉集をつまみ食いしながらカンガルーノートを読んで、
で、さっき読み終わった。

でも、安部公房って、文学好きなら必ず聞いたことある名前だろうけど、
それほど一般的な知名度は高くないから、
新潮文庫の著者解説を参考にしながら、簡単に説明。

1924年生まれ。
東京大学医学部卒。だが、確か医師免許は落ちたはず。
「壁」で芥川賞授賞。
この「壁」が掲載されたのは、
確か「人間」という川端康成が主宰の雑誌だったから、
川端と面識があったのかも。
シュールレアリスムっぽい小説を連発しまくって、
外国語に翻訳されて海外でも人気あるらしい。
133愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 00:34
で、カンガルーノート。
これもすごくぶっ飛んだ設定だな・・・。

ある日、主人公の脚にいきなり「かいわれ大根」が生えてくる。
そんで、あっちに行ったりこっちに行ったり。
まあ実際に読んでもらうのがいちばん早い。

前半、死にそうになるほど笑ってしまった・・・
ちょっとだけ引用。
病院の看護婦とのやりとり。

「脚の毛穴から、かいわれ大根が生えてきているんだ」
「何が?」
「かいわれ大根」
「まさか・・・」
「嘘じゃない、見せてあげるよ」

中略。今度は医者とのやりとり。

「ほかにも例があるんでしょうか? 騒ぎ立てるほどのことじゃないんでしょうか?」
「いま確認のために、家内を八百屋にやってます。まあ、かなりの皮膚病がカビのせいだし、カビだって植物の一種であることには変わりはないからね・・・」
「そうですね。それは分かります。でも、高等植物の寄生ってことも、ありうるんでしょうか」
「後で詳しく拝見しますから・・・」

こんな感じなんだが、後半はやたら重くなる。
なぜかおれは、川端の「山の音」に似た印象を受けた。
134愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 00:42
>131
その、

>プロテスタンティズムは、「お金を儲けてもイイじゃないか」

ってとこに至る過程がおもしろそう。
あと、マルクス主義と無神論とか。

ロビンソン漂流記もたぶん、簡単にしたやつなんだろうな。
ガリヴァー旅行記も、
小学校の図書室にあるのは簡単になってるものだって、聞いたことあるし。




きっと、すべて巨人が悪い・・・
135愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 01:02
ついでに、野球についてちょっと前々から思ってたこと。

野球って、かなり奇妙なスポーツ。
ふつうボールを使う球技ってのは、
バレーや卓球みたいに、ネットを挟んでやるのと、
サッカーみたいに、両端にゴールがあって、
そこにボールを入れるのに二分されるんだけど、
野球はそのどちらとも違う。

というか、ルールが複雑すぎ。
野球を観戦するために、必要最小限知っておかないルールと言えば、

ピッチャーがキャッチャーに向けてボールを投げる。
バッターはそのボールを打ち返すことを目的とする。
ストライクゾーンと呼ばれる範囲があり、
そこにボールが入れば、ストライクがひとつ、
入らなければ、ボールになる。
バッターが空振りした場合はストライクひとつになる。
打ち返したボールがファールグラウンドに入ると、
ストライクひとつになるのだが、
ストライクがすでに2つある場合は例外。
ストライク3つで、アウトひとつ。次のバッターに交代。
アウトが3つたまると、攻守が交代になる。
バッターが打ったボールが、地面に一回も当たらずに
守備側の選手が取った場合は、アウトになる。
地面についても、バッターが一塁に到達する前に、
ボールを取った守備側の選手が一塁を守る選手にボールを渡せば
それもアウトになる。

と書いてみたが、これだけでもすごく複雑。
もちろん、これだけのルールでは不十分。
不思議なのは、日本人のほとんどが、このルールを知っているということ。

もし野球をまったく知らない人に、
「野球のルールを説明しろ」ってことになったら、
ものすごく骨の折れることだと思う。
136愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 01:15
野球が日本に輸入されたのは明治時代。
baseballを「野球」を翻訳したのは、俳人の正岡子規。
子規の幼名は、「のぼる」と言うらしい。
「野(の)球(ボール)」と自分の名前にちなんで付けたとか。

戦後は、ラジオで野球中継がされるようになった。
当初、「ラジオで中継やったら、観客が減るんじゃないか?」
という懸念があったらしいが、
実際にやってみると、逆に球場まで足を運ぶ客が増えた。
たぶん今、こんな複雑なスポーツの野球が人気あるのも、
このラジオ中継のおかげかな、とおれは推測。

が、このラジオ中継、
今のように、アナウンサーが試合を見ながら、
リアルタイムで中継するんじゃなくて、
作家の久米正雄(だったと思う)が球場で試合を見ながら、
アナウンサーが読む原稿を書いて、アナウンサーは
出来上がった原稿を順番に読んでいったみたい。
しかしこれじゃとても間に合わないんで、
今のようにアナウンサーがリアルタイムで目の前のことを
喋ってそれを放送するようになった。

当時の文士は、野球好きが多かったんかな。
137愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 01:30
正岡子規の、野球に関する俳句。


草茂みベースボールの道白し

夏草やベースボールの人遠し
138愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 01:35
ついでに、おれがいちばん好きな正岡子規の俳句。
ちょっと季節外れだが。

汽車道の 一すじ長し 冬木立
139126:02/08/30 03:02
>>132
『カンガルーノート』は読んでいないが安部公房は好きな作家だよ。
長編では『密会』が好き。あと『箱男』なんかね。
『砂の女』はフランスで文学賞を獲ってなかったけか?

>>134
20世紀において『ロビンソン・クルーソー』がなぜ児童文学の本棚に追いやられたか。
おそらくその理由はJ・J・ルソーにある。
自然教育を標榜していたルソーは「子供に本を読ませるな!」と主張していた。
しかし「もし子供に本を読ませるならば『ロビンソン・クルーソー』が良い」と
言っていたらしい。無人島という自然の中で自ら道具を創り出し生き抜く様が
ルソーの言う自然教育と合致したためだろう。かくして『ロビンソン』は児童文学に。
・・・本来の『ロビンソン』は植民地主義バリバリのとんでもない話だけどね。

ちなみに<則天許私>というパロディなスレタイだけれども、
夏目漱石はデフォーが大嫌いだったらしいね。
曰く「デフォーはどのページを開いても汗ばかりの労働者の小説」だとか。
確かに高等遊民の鑑賞には堪えないか。でもデフォーの本質を鋭く見抜いている。
流石は漱石といったところですか。
140126:02/08/30 03:26
>>135
日本にサッカーが紹介された時期は野球が紹介された時期とほぼ同一である。
それにも関わらず野球だけが人気を博しなぜサッカーは人気が出なかったのか?
その理由はぐるぐるタンが指摘するルールにある、としている学者もいる。
日本人は教育熱心な民族であり教育というものにある種のステータスを感じている。
サッカーと野球とを比較した場合、野球のほうが圧倒的にルールが多くて複雑なのだ。
それ故日本人はよりルールの複雑な野球のほうにこそ、
教育に値するとしてステータスを感じたのではないか? ということらしい。
さて、どうかしら?
ちなみにアメリカでサッカーが受け入れられない理由は、そのルールが「平等」に
反するからだとか。
日本にせよアメリカにせよ、長い間サッカーが受け入れられなかった理由は
国民性に有り。というのがその学者の主張みたい。
141愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 09:08
126氏は、文系学部出身かな。
作品名を『(タイトル)』このカッコで囲むのは、
かなり引用することが多い論文を書き慣れてる証拠。
おれはめんどくさいから、「(このカッコ)」で
書き込みすることが多いけど。

まあ余計な詮索を置いといて、

>139
おれは「密会」はまだ読んだことないな。
「砂の女」は、フランスの最優秀海外文学賞賞授賞してるね。
「箱男」は、2年くらい前に読んだかな。
おれが今まで読んだなかでは、「箱男」がいちばん好きかも。

なるほど。そんなことがあったのか。
ほかにも、隠蔽工作された児童文学・童話って、たくさんありそう。

おれは逆に、漱石の小説は、
暇人ばかりが出てきて、途中でちょっと飽きてきたけど(藁
まだ読んでないのたくさん残ってる。
ちなみにこのスレタイだが、
実は前スレの、「天人午睡」のほうが気に入ってたんだけど、
天人さんっていう固定がこの板にいるようなんで、
今のタイトルに変えた。
同じ4文字で、なんとなく似てて、
かつちょっとしたパロディになってるのがよかったんで、
これになった。
142愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 09:10
>140
ほー。その説はおもしろい。
おれはてっきり、サッカーは戦後くらいからだと思ってた。
さて、どうかしら。
あり得ることかも。
野球のルールをまず最初に知ったのは、
たぶん海外のことに詳しい人だっただろうから。
複雑なルールの野球は、エキゾチシズムがむんむんだし(藁

でも米国でサッカーが人気出ないのは
(最近やっとちょっとだけ人気出てきたみたいだけど)、
ゲーム性に瞬発力が少ないからだと思われ。
バスケ・アメフトは、1試合に点が入りまくるし、
野球は満塁ホームランという一撃必殺があるけど、
サッカーは1点ずつしか入らないし、
しかも90分じっと見てて、0ー0ってこともよくある。
やっぱり点が入るとこ見たいから。
っていうか、おれもずっと見てて0ー0だとなんか切なくなる(藁

やっぱりこの板は、隠れインテリさんが多いな。
壁じゃなくてここに立ててよかった。

ついでに、書き込みするときの、
「改行が多すぎます」「本文が長すぎます」がUzeeeeeeeeee
もう10回は引っかかった。
143愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 09:14

賛成ゼロにより、>>125案は否決されますた。
144愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/30 09:45
マスコミ板のスレ

「サンプロで田原総一郎、高市早苗をレイプ」
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1030331965/

いや、スレの内容がどうのこうのじゃなくて、
マス板の連中は、適切かどうかは別として
スレタイトル付けるのがうまいな、と。

ちょっと前にあった、
「朝日新聞とれと 武力行使」ってタイトルも
かなり笑った。
145126:02/08/30 21:53
>>141
>126氏は、文系学部出身かな。
>作品名を『(タイトル)』このカッコで囲むのは、
>かなり引用することが多い論文を書き慣れてる証拠。

ヤヴァイ!! 『(コレ)』だけで出身学部割り出されてる!!
そうなんだよね。過去の文献引用して感想にチョット毛の生えた程度の注釈・解釈
付け加えるだけでレポート・論文が書けてしまうという適当な学科の出身なんだよね。
もちろんそれだけではダメだったんだけれども。

>「天人午睡」

三島で読んだことあるのは『仮面の告白』『金閣寺』『憂国』『花ざかりの森』ぐらいかな。
『豊饒の海』も読んでみたいという気はするのだが、何せ四部作・・・。
ただそれだけで気後れしてしまうへタレな俺。
しかし三島由紀夫というのは非常に気になる存在ではあるんだよね。
146126:02/08/30 22:01
>>142
>やっぱりこの板は、隠れインテリさんが多いな。

俺の場合は聞きかじった程度のことや他人の受け売りを羅列してるだけなんだけどね。
まあ匿名掲示板だし、「頭良さげ」に見せようとすればどうとでも、って感じかな。
事実、他板・他スレではDQN度満点のレスもしばしばだし。
147126:02/08/31 01:29
あっ!
「天人午睡」は三島のパロディでイイんだよね?
それとも能関係だったか? だとしたら完全に門外漢。
148愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 05:28
そう。三島のパロディ。
前スレを立てるさい、なんかかっこいいタイトルで、
かつちょっとおもしろのにしたくて。
「昼寝しながら読むような気軽な天声人語」みたいな意味でつけた。
なんだかんだあっても、
まだ一生懸命、朝日の天人を読んでる受験生って多いだろうし。

今日の朝まで生テレビの終盤でちょっとだけ、
8月15日の天声人語が槍玉に上がってた。
っていうか、きのうの昼間にビッグニュースが入ってきたんで、
今日の新聞一面コラムはちょっと楽しみかも。
特に朝日と産経。
149愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 05:30
っていうか、ちょっと体調悪いかも。

でも体調とは関係なく、
明日から2日〜1週間くらい留守になるかも。
いや、わからんけど。
150愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 07:02
もう少しだけ、「カンガルー・ノート」。
「カンガルー・ノート」にこんな一節があった。
外国人と話している場面。

「キラー君って、もちろん芸名か、ペンネームでしょ?」
「よく分かったな。空手の試合に出るときだけに使う芸名です。日本人は二人称を使うのが苦手でしょう。でも芸名だと気楽に使ってくれるから」

それと、このスレにもちょっと書いた(>>33)が、今回芥川賞授賞作、吉田修一「パーク・ライフ」の一節。

「もしかしてここにある写真って、ぜんぶ、あの・・・、あなたの地元の写真なんですか?」
「へぇ。あなたって、人のこと『あなた』なんて言える人なんだ?」

読んだばかりの本だから、このふたつが微妙におれの中で結びついた。
吉田修一が、「カンガルー・ノート」のこの一節をふまえた上で、上のような会話文を書いたとは考えにくいが、
両方ともタイトルに、「○○○・○○○」と、あいだに「・」が入ってるという共通点はあるし、
前者は、死をテーマにしていて、後者は冒頭の場面で、脳死の臓器移植の話が出てる。
まあ偶然なんだろうけど。
こんなことをもとにして作品論でも書こうもんなら、速攻でトンデモ扱いされるな。

ということで、ちょっと離れて。
確かに、日本人は二人称でひとを呼ぶのが苦手かも。
かなり前に偶然近所に住んでる人とネットで知り合って、
つい最近、ぷちオフ会、というかふたりで会ってめし食って喋っただけだが、
まあ、そういう機会があったけど、
はたして相手のことを何と呼べばいいか、最初かなり困った。
で、「何と呼べばいい?」と聞いてみたんだが、
「ハンドルネームでいいよ」と言われたんで、
結局、日本人とは思えない非現実的な名前で呼びあってた。
(いちおう言っておくが、「ぐるぐる」って名前はここ以外では使ってないよ)
151愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 07:50
読売、産経、朝日の一面コラム見てきた。

読売は首相を叱咤激励。
産経はいつもの通り強気。
朝日は過去の事実を書き綴っただけの駄文。

まあ今のところ断定的なことは何も書けないのが本当のとこだろう。

もし小泉さんが、拉致被害者を無事に連れ戻すきっかけを作って、
戦後補償を決めて国交を開き、
米国その他との対話を促せばノーベル平和賞もありうるかな?
まあ、カツアゲだけされて帰ってくる可能性もないこともないが。
152126:02/08/31 11:25
ごめん、ぐるぐるタン。昨日は酔っ払ってカキコしたから
訳わかんないこと書いた気がする。

俺は自覚的に政治とは距離を置いているので政治ネタは話せないけど
>カツアゲだけされて帰ってくる
これにはハゲ藁
153愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 12:04
いや、訳わかんないことないけど。

>自覚的に政治とは距離を置いて

これは正しいアティテュードだと思う。>>51参照
「職場では政治と野球の話はするな」という格言もあるらしいし(藁
おれも政治的なことは、
2ch内(しかもだいたい名無し)でしか書かんよ。
いちおう自サイト持ってるが(でも半年くらい放置してるが)、
そこでも政治のことはいっさい書かないことにしてる。
一回、政治的なことを自サイトの掲示板に書いたら、
へんな論理で武装したやつがどっかから現れてきて、
好き放題書いて帰ったことがあるし。
154愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 12:13
さて、あしたから留守にするかもしれないんで、
残酷ぐるぐる童話の「シンデレラ」を今日のうちに書いておこうか。
いや、できんかもしれんけど。
155愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 12:15
今回はちょっと軽い、笑える系かも。
156愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:11
はじめに。
ぐるぐる童話はネット上に転載は自由にしてもかまわんが、そのときは、
このスレにリンク貼ってくだされ。
新スレに移行してる場合は、このスレと新スレ両方におながいします。
157愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:13
大人のための残酷ぐるぐる童話。その4。
「シンデレラ 〜ガラスの苦痛〜」

「シンデレラ、早く床掃除しなさい!」と義母が言った。
「シンデレラ、私の洋服どこにあるの!」と義理の姉が言った。
「シンデレラ、早く朝ごはんの用意してちょうだい!」と二番目の義理の姉が言った。

シンデレラは、孤児。実の父の顔も知らなければ、実の母のぬくもりも知らない。
5才のころに、孤児院から、今の義母のところに、養子もらわれた。
しかし、養子と言っても、その扱いはほとんど女中である。
毎日毎日、朝早くに起きて朝食の準備をし、義母や義姉のおめかしを手伝い、
昼を過ぎれば家のすみずみまでを掃除し、夕方になれば夕飯の準備をしお風呂を沸かさなければならない。とても辛い日々である。
その上、いじわるな義母や義姉は、シンデレラをいじめることがしばしばあった。
「もう、早くしないさい! あんたは本当にグズなんだから!」という怒号が、三方向から飛ぶのである。
それでもシンデレラは明るくふるまって、
「はい! すぐに参りますっ!」とがんばるのであった。
「わたしは、孤児でこの家に住まわせてもらっている身。どんなり辛くても、貰ってくれた義母や義姉に感謝しなくっちゃ」
158愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:14

しかし、シンデレラも若い女の子である。
きれいな服を着て化粧をした姉たちの姿を見て、ぼろぼろの服にエプロン姿の自分を見ると、
「ああ、一度でいいから、あんなきれいなドレスを着てみたい」と、ときどきうらやましく思えることもあった。
「だめ、だめ。わたしなんかには、きっと似合わないわ。へんなこと考えてないで、さあ早くお掃除、お掃除」とまた一生懸命に床を磨くのである。

今夜は、お城で舞踏会がある日。
シンデレラは、舞踏会に出席する義母と義姉のおめかしの手伝いに、朝からたいへんだった。
「ねえ、お城の王子さまが、結婚相手をお探しになってるってうわさよ」
「本当? わたし、狙っちゃおうかな?」
「あはは。だめだめ、きっとわたしが選ばれるんだから」
と二人の姉が、出かける間際に話していた。
「シンデレラ、ちゃんと留守番しとくんだよ!」と義母と義姉はぶっきらぼうにシンデレラに言いつけて、お城の舞踏会に行った。

ひさしぶりに、家の中でひとりになったシンデレラ。
外はもうすっかり日も落ちて、東の空に三日月が登りはじめていた。お城の舞踏会に多くの人が出かけたらしく、町はしんと静まり返っている。
遠くにそびえ立つお城を、シンデレラはぼんやり眺めて、
「ああ、王子さまって、どんな人なんだろうな。一度でいいから、会ってみたいな。
でも、だめだめ。わたしには、今着ているこんなぼろぼろの洋服しかないんだから、こんな格好で王子さまに会えば、嫌われてしまう」
それでもシンデレラは、まだ窓からお城を眺めていた。

するといきなり、シンデレラの背後から、「どうしたんだい?」と言うかすれた声が聞こえた。
159愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:16

シンデレラはびっくりして、振り向くと、そこには黒い服に杖を持った老婆が立っていた。
シンデレラはおびえながら、
「あなたは・・・?」と言った。
「わしが誰でも、まあいいじゃないか。それより、お前は今、何か考え事をしていたね? 何を考えていたんだい? 言ってみな」
「いえ、別に考え事なんて・・・」シンデレラは、恥ずかしそうに手揉みした。
すると老婆はひっひっひっと不気味に笑って、
「いいよ、いいよ。言わなくてもわかってるよ。お城の舞踏会に行きたいんだろう?」そう言われると、シンデレラは顔を真っ赤にしてうつむいた。
「シンデレラ、お前はいつもいつも、がんばって仕事をしているねぇ。辛くはないかい?」
「辛いときもあります。でも平気です。ずっと、ずっと死ぬまで今とおんなじ日が続いても、わたしはきっと平気です」
「そうかい、そうかい。いい心がけだねぇ。それじゃ、わしがお前の望みをかなえてあげよう」
老婆が手に持った杖を、えいっというかけ声とともにふりかざすと、窓の外にかぼちゃでできた馬車が現れた。
「わっ!」とシンデレラ驚いて叫んだ。
「何もそんなに驚くことはないだろう。さあ、早くこれに乗って、お城までお行き」
「ありがとう。でも、わたしには舞踏会に出られるような、きれいなドレスなんて、一枚もないし・・・」
「ふむふむ。そうかい、それじゃ・・・」老婆がまた、杖をえいっとふりかざすと、シンデレラはたちまちきれいな白いドレス姿になった。靴は、透明のガラスの靴である。
「それでどうだい? なかなかいいドレスだろう?」と老婆はヒッヒッヒッと笑いながら言った。
シンデレラは「わぁ〜」と喜びの表情になった。
「さあ、馬車に乗って、お城に行っておいで。早くしないと、舞踏会が終わっちまうよ」
でもシンデレラはためらいながら、
「でも、わたし、踊り方もぜんぜんわからないし、こんなにブサイクだし・・・」と、照れながら行かない理由を探しているようだった。
「何をぜいたくなこと言ってんだい。お前は、世界で一番かわいい姿をしているよ。早く馬車に乗った、乗った」
シンデレラは表に出て、かぼちゃの馬車に乗った。
「ありがとう。魔法使いのおばあさん」
「礼にはおよばんよ、お前の日々の心がけだね。明日からは、またずっと働かなければならなくなるが、それも耐えられるね?」
「ええ、わたし明日からは、これまで以上に辛くなったとしても、ちゃんと働きます!」
「その約束、忘れるんじゃないよ。あ、ひとつ言い忘れてたけど、わしの魔法は、午後12時、あの三日月が、お城のてっぺんに差し掛かるときに効果が切れてしまうから、それまでにはきっと帰ってくるんだよ」
「12時、三日月がお城に掛かるときまでね。わかりました。本当に、ありがとう」
シンデレラは馬車で、お城に向かった。その後ろ姿を魔法使いの老婆は見送りながら、ヒッヒッヒッとまた笑った。
160愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:18

お城のはなやかな舞踏会。紳士淑女が踊りを踊っている。
しかし、主役のはずである王子さまは、壁にもたれかかり、その様子をつまらなそうに見ているだけだった。

「ああ、あっちを見てもこっちを見ても
 そこにあるのは日常的な光景ばかり。
 母には嫁をもらえと言われ、
 父は世継ぎの催促ばかり。

 例えこの身を踊らようとも、
 心は踊ってはくれぬ。
 愛とは何か、恋とは何か、
 問うても誰も答えをくれぬ。
 私の心の底の底には、
 光が全く当たることなく、
 影すら存在許されぬ」

シンデレラは、履き慣れないガラスの靴で、お城の舞踏会場までの階段を登った。
一段一段登るたびに、にぎやかな音楽が近づいてくるのがわかった。
そしてとうとう、階段を登りきった。
目の前に開けた光景は、たくさんの人々が、顔に微笑を浮かべ、踊りを踊っている。
もちろんシンデレラにとって、このような場所に来るのは初めてであったので、舞踏会場ではどうしていいかわからず、右を見たり左を見たりしているだけだった。
もちろん、誰が王子さまなのかは、知る由もなかった。
そのシンデレラの姿を、王子さまが見つけて、「おや、あれは?」と小声でつぶやき、
「おお、あれこそは、雑踏の中の一輪の花、砂漠の中に潤うオアシス」
ようするに、ひとめ惚れしたのである。
王子さまは舞踏会場の人間をかき分け、右往左往しているシンデレラに歩み寄り、その手を取り、
「もしよろしければ、僕と踊っていただけませんか?」
「え・・・?」シンデレラは、さらにあたふたしてしまって、
「わたしで、いいんですか?」
「ええ、あなたと踊りたいのです」
「でも、わたし、踊り方がぜんぜんわからないし・・・」
「よろしければ、僕がお教えいたしましょう。さあ」
シンデレラは、最初は踊りのステップもぎこちないものだったが、王子さまの教えられるとおりにやっていると、だんだんうまく踊れるようになり、そして、時間を忘れて踊った。
161愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:25

そしてふたりは存分に踊って、少し疲れたころに、王子さまはシンデレラに、
「少し、風に当たりませんか?」と窓際まで行った。
「夜空がきれいですね」と王子さま。
「ほんどですねぇ、星がとてもきれい」

「この身は今日まで幾度踊ったか知れぬ。
 だがこの心が踊ったのは、
 今日がその初(そ)めであり、
 この心を踊らせ給うは、
 汝(な)の美しさに他ならぬ」

と不意に王子さまがうたうと、

「この身は今日まで踊りを知らぬ。
 この身も心も踊らせ給うは、
 汝の優しさに他ならぬ」

とシンデレラも言った。
夜空をうっとりと星を見ていたのだが、シンデレラはそこで、魔法使いの老婆の言葉を思い出した。魔法は、午後12時で切れてしまうのである。
シンデレラは窓から上を見上げると、三日月はもうすでに、お城 の真上くらいまでに登っていた。
「ああ!」とシンデレラは叫び声を上げた。
「もう帰らなくちゃ!」
「舞踏会は、まだまだこれからですよ。僕のためにも、まだ帰らないでください」と王子さまはシンデレラを引き留めた。
162愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:27

しかし、シンデレラは、
「ごめんなさい。本当にもう帰らなくちゃいけないの。ありがとうございます。今日は、本当に楽しかった。
きっと、もう会うことはないけど、わたしは今日のことは、一生忘れません。ありがとう!」
そう言ってシンデレラは、階段を掛け降りた。
早くしないと、魔法が解けるかもしれない。急いで階段を掛け降りていると、ガラスの靴の片方が脱げてしまった。
「待ってください!」
シンデレラは少しためらったが、いつ魔法が解けるかわからない。ガラスの靴はそのままにしてさらに走り、お城の外に出た。
お城を出ると同時に、シンデレラの姿は、またもとのぼろぼろの洋服に戻った。
シンデレラは安心して、ほっとため息をついた。
「魔法使いのおばあさん、ありがとう。わたしと一緒に踊ってくれた、名前もわからないあのお方、ありがとう。
わたしの夢が、今日叶って、そして今終わった。今日のことは、きっと一生忘れません。
さあ、あしたからは、またがんばってお掃除しなくちゃ」

王子さまは、片方だけ残されたガラスの靴を手にとり、呆然と立ち尽くしていた。

「ああ、私の光よ!
 ガラスの靴を片方残し
 名も知らぬまま去りたる貴方よ!
 この靴私の手もとにありて、
 もう片方が貴方にあれども、
 片方だけのこの靴を、
 我は見るたび貴方を思い、
 その思い出は烈火のごとく、
 この身を焦がすに違いない。

 我のこころは光を知った。
 光を知りて、影が生じた。
 私の光よ、もう一度だけ
 この影消してはくれぬのか」
163愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:29

翌日からは、また家事をして義母と義姉にいじめられる日々である。シンデレラは、以前とかわらず、いや以前よりも、あの楽しかった舞踏会このことを胸に秘めながら、一生懸命働いた。
「王子さまから、お声をかけてもらえなかったわねぇ」
「本当、女を見る目がない王子よね」
などと、義姉二人は言っていた。

そのころ、町にへんなうわさが広まっていた。
お城の王子さまが、ガラスの靴を手に持って町を回り、その靴がぴったり合う女の子を探しているということである。
なんでも、王子さまがひとめ惚れした女の子が忘れて行ったもので、王子さまは、このガラスの靴を履ける女と結婚したいと言っている。
シンデレラは、「ガラスの靴」と聞いて、「もしかして・・・」と思ったが、
「魔法は、午後12時で解けて、きっとあの残して行ったガラスの靴もなくなっているはず、ほかの人だわ」
と極めて論理的に考えた。
それを確信するため、つまり、あの夢のような一日を、完全に過去のものとしてしまうために、
シンデレラは、町の人だかりの中、そのガラスの靴に足を当ててみたのであるが、なんと、ぴったりだったのだ。
「ずっと、お探ししていましたよ」と背後から聞こえた。
シンデレラが振り向くと、舞踏会で一緒に踊ってくれた、あの男の人がいたのだ。

「この身は今日まで幾度踊ったか知れぬ。
 だがこの心が踊ったのは、
 かの日がその初めであり、
 この心を踊らせ給うは、
 汝の美しさに他ならぬ」

と王子さまが歌った。そして、シンデレラも、次のように歌った。

「この身はかの日に踊りを知った。
 この身も再び踊らせ給うは、
 あなたの思いにほかならぬ。

また、踊りを教えてもらえますか?」
「ええ、もちろんです」

こうして、王子さまとシンデレラは、めでたく結婚しましたとさ。

完。
164愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:31

と言いたいところだが、筆者(ぐるぐる)はここで筆を置くわけにはいかぬ。
なぜ、ガラスの靴の片方だけが、魔法の効果が切れても残っていたのか、それを論考しなければならない。このままでは、欠陥品の三流童話だ。
こんなことを書いていたのでは、こんな辺鄙なスレにまでわざわざ足を運んで読んでくれた人に対し不親切を極めることになるし、スレが荒れかねない。

実は、この王子さまとシンデレラの結婚後には、なんとこのようなことが日々が続いていたのである。

「シンデレラ、早く床掃除しなさい!」と義母が言った。
「シンデレラ、私の洋服どこにあるの!」と義理の姉が言った。
「シンデレラ、早く朝ごはんの用意してちょうだい!」と二番目の義理の姉が言った。
「もう、早くしないさい! あんたは本当にグズなんだから!」という怒号が、三方向からいっせいに飛んだ

つまり、以前とまったく変わらず、義母と義姉にいじめられ続けていたのである。
あれ? シンデレラは王子さまと離婚して、またもとの家に戻ってきたのか? と思うだろうが、それは違う。シンデレラはずっとお城で暮らした。
そのお城で、王子さまの母親と王子さまのふたりの姉、つまり、結婚後に新しくできた義母と義姉にいじめられていたのだ。
しかも今度の新しい義母と義姉は、最初の家にいた義母義姉よりも、さらに激しくシンデレラをいじめていた。
シンデレラは、王子さまと結婚したことを、すごく後悔した。

シンデレラ最大の謎、老婆の魔法が解けても、片方のガラスの靴だけは残ったのは、
はじめから老婆が、片方のガラスの靴にだけ、午後12時が過ぎても解けない魔法を掛けていたからである。
なぜ老婆はそのようなことをしたかと言うと、シンデレラに、確実に約束を守らせるためである。
その約束とはーー中盤、シンデレラが馬車に乗ったときのことである。
「明日からは、またずっと働かなければならなくなるが、それも耐えられるね?」
「ええ、わたし明日からは、これまで以上に辛くなったとしても、ちゃんと働きます!」
「その約束、忘れるんじゃないよ」

月夜のお城に、ヒッヒッヒッという不気味な笑い声が聞こえた。


今度こそ、完。
165XL:02/08/31 16:31
「この身は今日まで幾度踊ったか知れぬ。
 だがこの心が踊ったのは、
 かの日がその初めであり、
 この心を踊らせ給うは、
 汝の美しさに他ならぬ」

痺れた〜
166XL:02/08/31 16:33
がぁふっ!痺れたと思ったら一気に俺の心にも影ができたよ・・・
167愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/08/31 16:48
>>164の上のほうをちょっと訂正しとく。
「こんなことを書いていたのでは」→「こんなところで終わっていたのでは」

>166
だって、残酷ぐるぐる童話だもん。

あー疲れた。
韻を踏んだ文は、やっぱりむずいな。


寝る。
168126:02/08/31 21:42
>>163
>「魔法は、午後12時で解けて、きっとあの残して行ったガラスの靴もなくなっているはず、
> ほかの人だわ」と極めて論理的に考えた。

論理的思考の出来る女性は大好き。でもなかなか出会うことが出来ない。
出会ったとしてもその他の部分に難有りな罠。
169126:02/09/01 15:03
夏の終わりの夏風邪なのか
秋の花粉症かは知らねども
喉鼻つらい今日この頃保守
170XL:02/09/01 21:36
論理的思考が出来る人は俺なんか相手にしてくれない。
見切りはえ〜よ。
171126:02/09/02 00:41
>>170
論理的に思考する人ほど時には物事の答え・判断を出せない時がある。
「論理的に扱えないものについては判断停止」
これが彼らのルーティーン。
XLタンは芸術家タイプなのでは?
172XL:02/09/02 01:06
なるほど。判断停止されてしまっているのですか。
そういわれると微妙になぐさめられたようなそうでないような。
芸術家肌ですよ。←と言っておけば免罪符だと思う情けない自分。
興味ある対象には全力をもって行動しますがそれ以外はノータッチなのが
いけないかもしれません。
・・・人生相談してる自分が嫌(´Д`;)
流してやってください。
173カレー気味:02/09/02 01:44
まんきに来たのでようやく読める。
174愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 06:38
1日の留守後、帰還。
175愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 06:45
>>168-172
エヴァンゲリオンの中でこんなのがあったの思い出した。
赤木リツコ博士と赤木ナオコ母子の会話。

「男と女はわからないわ。ロジックじゃないもの」
「あいかわらずねぇ。そんなようすだと、自分の幸せの逃しちゃうわよ」
「幸せの定義なんて、もっとわからないわ」

>173
満期にまで繰り出してまで読むほどのもんじゃないかも。
176愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 07:26
「水兵リーベ僕の船・・・」 という、何度読んでも意味不明な文章で、原子の周期表の20番カルシウムまでを、
中学か高校の理科で覚えさせられた人も多いと思う。
まあそれは置いといて、元素の名前は、どうやって決めたかというと、もともと知られている元素については、それまでの慣用名がそのまま使われた。
例:酸素、鉄、水銀、硫黄など。
それ以外のものは、発見者が好きな名前をつけた。
原子番号84番のPo(ポロニウム)の発見者は、キュリー夫妻。 祖国のポーランドにちなんでこの名前をつけたとか。

自然界に存在する元素は、原子番号1番のH(水素)から、原子番号94番のPu(プルトニウム)まで。
それ以上は、原子核が不安定で、自然界では存在できないのだ。 だが、これを人工的に作ってるやつらがいる。つまり、原子番号95番以上の元素も存在するわけだ。
この95番以上の名前は、たぶん作ったひとが自分の好なようにつけているんだろう。
177愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 07:28
95番以上の元素名

95番Amアメリシウム 96番Cmキュリウム 97番Bkバークリウム
98番Cfカリホルニウム 99番Esアインスタニウム 100番Fmフェルミウム
101番Mdメンデレビウム 102番Noノーベリウム 103番Lrローレンシウム
104番Rfラザホージウム 105番Dbドブニウム 106番Sgシーボーギウム
107番Bhボーリウム 108番Hsハッシウム 109番Mtマイトネリウム
110番Uunウンウンニリウム 111番Uuuウンウンウニリウム112番UUbウンウンビウム

おれが知ってるのは、これまで。
113番以上の原子も、きっと今ごろ誰かが作ることに成功してるんだろう。
しかし・・・
98番くらいから、名前のつけかたが投げやりになってないかい?
なんだよ、カリホルニウムて。
これ以降、原子を作り出す人は、まずネーミングセンスを磨いてください。
130番あたりに、グルグリウムとかどうよ?
178愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 07:55
ほぼこのスレのメインイベントになってる、
大人のための残酷ぐるぐる童話。すでに4つも書いてしまった。

1、エンマ様
2、眠れる森の醜女
3、アリとキリギリスとカエル
4、シンデレラ 〜ガラスの苦痛〜

さて、次は何にしようか。
夢をぶち壊して欲しい童話を募集。
ただし、できないものもあるかも。
179愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 12:11
今日買ってきたもの。

モリエール「人間ぎらい」
ホーソーン「緋文字」
トルストイ「光あるうち光の中を歩め」
LOTO6 ひと口

アダムスミスの「国富論」もかなり長いんだな・・・
金銭的な都合で買ってこなかった。
マックスウェーバーの「プロテスタンティズムと〜」はなかった。
ほかのはあったけど、今日は買わず。
180手首 ★:02/09/02 12:15
おおお!これ書いてくれたんだね、ぐるぐる!
しかしすげぃね。
本読みしてるだけあって完璧な文章。
脱帽。

あたしは文章を書く能力がないし、
語彙も乏しいから、ぐるぐるがうまやらしい。
181愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 12:18
本屋で本を買うと、たまにしおりをくれたりする。
今日もくれた。
で、どんなしおりかと言うと、某書店創業75周年記念の、
「ほんのせんりゅう大賞」の最優秀作を書いてるしおり。
で、その最優秀作は、

 すみません人間よりも本が好き

奇しくも、今日買ってきたものは、
モリエールの「人間ぎらい」
このしおりはモリエール専用にしよ。
182愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/02 12:48
>180
いや、構成だけ考えて、
後はほとんど自動筆記的に書いてるから、
細部はけっこう修正したいとこも多い。
183126:02/09/02 18:14
>>175
ああ、何となく覚えてる。
その後ちっこい綾波が「バアサン・・・」連発するんだったかな。
184愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/03 05:33
>183
そう、それ。
185カレー気味:02/09/03 06:25
>>172まで読んだ。
まんき行くたびに、
ログを持って帰ります。
186愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/03 06:45
出版社さんへ、おれからの注文。

1、外国文学の翻訳は、定期的に更新を試みてほすぃ。

翻訳技術ってのも、日々進歩してるはずだから、
50年前60年前に翻訳されたもので、
もう言いまわしとかが古くなったものは、
いまの日本人がわかりやすいように翻訳し直してほすぃ。
ただし、歴史に残るような名訳ってのもあるだろうから、
そういうのは、評判がよければ再版するという形にして。
読者は、翻訳された日本語の善し悪しがわからないほど馬鹿じゃないよ。
(どうも学者のなかだけで名訳かどうかが決められてて、
読者は蚊帳の外に追い出されてるような気がする。
正しく翻訳されてるか、よりも、正しく理解できる日本語になってるか、を見てほすぃ。)
まあ学者ってのは使いもんにならんのが多いから、
50年前の翻訳技術と今の翻訳技術もそれほど変わらんのかもしれんが。

きのう、本当はスタンダールの「パルム僧院」も買いたかったんだけど、
翻訳者が、岩波文庫は生島某、新潮文庫は大岡昇平。
両方とも買う気起こらん。
翻訳が悪いのか、おれの頭が悪いのか、どっちかわからんが、
おれは未だにシェイクスピアの良さがわからん。
187愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/03 06:46

2、自然科学分野の学問書も文庫で出してほすぃ。

岩波文庫から、相対性理論とか種の起源とか有名なのは出てるけど、
もっといろいろ充実させれ。
岩波以外の出版社からは、
自然科学分野の文庫はまったくと言っていいほど出てない。
だから、このへんのことを知ろうと思えば、
一冊数万円くらいする専門書を買わなければならなくなる。
安い文庫で出してほすぃ。
188愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/03 06:53
>185
いや、持って帰るほどのものではないと思われ。
189126:02/09/03 19:02
>>186
「岩波の○○に名訳なし」(○○には適当に海外の学者・文学者の名前を入れる)
これがウチの学科の定説ですた。

シェイクスピアについては例の
「To be or not to be, that's the question」の邦訳変遷が面白い。
「在るべきか在らざるべきか、それが問題だ」ってのから
「生きるべきか死ぬべきか・・・」「行くべきか行かざるべきか・・・」etc・・・。
まあ色々な訳が試されたようだけど、最近では
「このままで良いのだろうかいけないのだろうか、それが問題だ」
というのがあるらしい。誰の訳かは忘れたけれど、これが一番イイような気がする。
190126:02/09/03 19:55
>>187
岩波文庫は絶版にしない代わりに、それほど需要の見込めないタイトルについては
数年間重版しないということをする。学生の時けっこう泣かされた。
岩波自体、返品を認めないから小さな本屋では売ってすらいないしね。

でも確かに自然科学系の文庫って少ないね。
講談社学術文庫は文系ばっかだし、角川の文庫に至っては学術系から一切手を引いたし。
でも俺は理系がダメな罠。(興味があっても頭がない)
191愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/04 05:37

http://science.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1030195205/

理系全般板。
あほらしくて中をじっくり読む気にはなれんから、読んでないけど。

一般的に、惰性で理系に進むやつよりも、惰性で文系に進むやつのほうが多いらしいので、個々を見ると、

理系≧文系

とは言えるのかもしれんが、
純粋に学問として見た場合、こんなことはありえない。
192愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/04 05:59

時速300キロをだしうる自動車も、東京都内に於ては、30キロでしか走ることを許されない。(中略)
各々のエネルギーには使用の限度があり、いわば、この限界の発見が文化とか文明というものであって、
エネルギーの発見自体は、直接それが文化や文明とよばれるべきものではないのである。(中略)
自動車の時代に至って、速度に制限をうけざるを得なかった。
その全力がもたらす効能よりも、制限がもたらす効能のほうがより大であり、文明にかなっているのだ。

坂口安吾「戦争論」より引用。
理系科学は、300kmどころか、400km、500kmのスピードが出る非実用的な自動車を作りかねない。そして、実際に作った。
しかし、その使用に関しては、常に文系科学が監視しておかなければならない。
言ってみれば、どこまで倫理の規制緩和を行うか、正しい判断が要求される。
この、どこまで倫理の規制緩和を行うか、についても、時代の流れによって変遷するべきものである。
若者の頭が、季節の移ろう山々のごとく色付くのもそれであり、
人工妊娠中絶であれ、臓器移植であれ、クローン人間作成であれ、それに属する。
あえて奇をてらった言い方をすれば、学問内においても、シヴィリアンコントロールが必要なのだ。

理系科学、文系科学、もし双方とも互いを軽視しあえば、必ず文化文明は崩壊する。
193愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/04 06:17
>189
たしかに岩波の訳は、ちょっとアレかも。
でも新潮もモノによっては、けっこうアレだけど。
「ハムレット」は、新潮文庫で読んだな。
その部分は、「生か死か、それが問題だ」とかいうものになっていたと思う。
でもこれが日本語として名文と呼ぶにふさわしいか、かなり疑問。

>このままで良いのだろうかいけないのだろうか、

これいいかも。わかりやすい。

岩波は返品認めてないのか。
まあ出版社もキビしい状態だろうから、仕方ないのかも。
194愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/04 07:02

  To be or not to be, that's the question
   ↓(ぐるぐるフィルター経由)
  一瞬の生か永遠の死か、それが問題だ。

センセイ方には怒られそうだが(藁
195126:02/09/05 00:46
>>192
大学の教授が
「科学者というのは知ってしまったら造らずにはいられない。
 造ってしまったら試してみずにはいられない人種だ。」
と言っていたのを思い出しますた。
196愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 01:15
>195
でも、文民統制がうなくいって機能してるって前提なら、
科学者はそれくらいでちょうどいいかもしれないとも思う(藁
197愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 01:17
>>198誤字訂正。
1行目 うなくいって→うまく

くわえタバコでキーボード打ってたら、誤字やらかしてしまった。
198愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 01:19
さらにミスった・・・
>>198じゃなくて、>>196だった
199126:02/09/05 01:24
>>197
ニュー速+に「タバコ値上げはイイことばっかり」みたいなスレがあったな。
俺も喫煙者だけど、たぶん300円になってもタバコは買うと思うんだよね。
ぐるぐるタンはどう?
200XL:02/09/05 01:26
う・・・この流れには隙が無い。突っ込みすら蔑みの対象になるくらい。
このスレは密度が凄い。蟻板の中ではかなり濃い気がする。
文字数や内容云々ではなく個々の空気が存在するってことです。
尊敬したい。

で一気に密度が低くなるレスをしますが、星新一の作品を
読んでいたら不意に>>195の発言が脳裏に浮かびました。
世界がもし科学者だけで成り立っていたらすぐ滅びてしまうだろう。と
201126:02/09/05 01:31
>>200
星新一のショートショート結構好きだよ。
202愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 01:41
>>199-201
ちょっと長文書いてるんで、レスは20分後くらい。
雑談に使ってくれてもいいです。
203愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 02:07
そろそろおれもおっさんの領域に片足突っ込んでしまったらしく、
食べ物の好みが変わってきた。

豆腐なんか、むかしは全くうまいと思わなかったが、
ひさびさに食ってみると、やたらうまいと感じて、
それ以来、週に1個か2個くらい豆腐を食うようになってしまった。
味噌汁に入れたり、冷奴で食ったり。
むかしほど、肉を食いたくなくなった。
魚もそれほどうまいとは思わなくなった。

ということで、ほぼ自動的に、
なんちゃってベジタリアンになってしまったわけだ。
204愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 02:10
実は5年ほど前、両親が本物のベジタリアンの家庭で、
ご相伴にあずかったことがある。両親の宗教上の理由で。
でも、そのときの献立は、肉を使ったもの。
おれに気を使ってくれたのかな? と思ったけど、
子供たちには、ふだんから肉も魚も使った料理を食べさせているようだ。
でもその家の両親、本音は、子供に肉魚の料理は食べさせたくはないんだと思う。

今おれがなんちゃってベジタリアンになってみて思ったこと。
小学生や中学生の子供でも、
信念あってのベジタリアンになることもあるのではないか、と。
子供にだって、10才くらいになれば、
独自の死生感を持つし、それと同時に哲学を持つし、
漠然とした宗教観だって持つはず。
10才の子供がベジタリアンになったとしても、
不思議なことではない。

公立の小学校中学校には、給食という極めて非人道的な制度がある。
いや、この制度がはじまったころには、極めて人道的だったのかもしれないが、
今の時代にはあってないような気がする。

学校側も、宗教上の理由なら、
給食をやめて特別に弁当を持ってくることを許すのかもしれないが、
それなら、クラス全員が同じもの食べてるなか、
信念ある子ひとりだけが、
教室の一角でぽつんと弁当を食ってるという状況になる。
実際、そうしている子も、全国に何人もいるだろう。
これが健全な状態であるとは思えない。
そろそろ、この制度はやめてもいいんじゃないかと思う。
少なくとも、そういう学校を選択できるようにはしておくべきだと思う。
205愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 02:26
>199
そのスレはタイトルだけ見て、中は見なかった。
あの板にタバコ関係のスレが立つと、
だいたい、まるでいつものウヨサヨ論のごとく、
嫌煙家が医療費だ副流煙だと騒ぐだけみたいだから。

おれも300円くらいなら吸い続けると思う。
実際、220円から230円になったときもやめなかったし、
230円から250円になったときも、ためらうことなかったから。
一気に500円を超えたら、さすがに考えるかも。
米国LAは、今$8か$9くらいに値上がりしたみたい。
ここまで値上がりしたら、さすがに嫌になると思う。
まあ、ほかの州から通販で買えば安いらしいけど。

>200
いや、何書いてくれてもOK。
領事館スレのほうが、密度高いと思うけど(藁

>200-201
星新一は読んだことがない。
なんかSF作家ってイメージが強くて。
206126:02/09/05 02:37
>>204
リア工の時、柔道の先生が
「宗教上の理由で争いを禁じられているヤツは予め言うように」
と言っていた。俺の学年にはいなかったようだけど、以前にマジでいたらしい。

>>205
アメリカではNYでもタバコが高いんだってね。しかも市長がだいの嫌煙家。
飲食店も全面禁煙だか、喫煙者お断りの店舗増加だかに力を入れてるらしい。
タバコに関しては今のところ日本のほうが自由の国なのかな?
207愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 02:41
あ、そうだった。
LAじゃなくてNYだった。記憶違い、失礼。
208126:02/09/05 02:43
眠いのでそろそろ落ちます。
おやすみなさい。
209愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 02:47
>>204訂正。
2行目
「両親の宗教上の理由で」→「両親が宗教上の理由でベジタリアン」

>206
下手したら、裁判沙汰になるし、
裁判沙汰になったら、完全に学校側が負けるしね。

確か、2、3ヶ月くらい前、
民主党が歩きタバコを禁止する法令を国会にかけてたと思う。
日本でも、どんどんスミに追いやられて行く・・・
まあ、仕方ないんだと思うけど。
210愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 02:55
>208
おやすみなさい。
211愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 03:34
>200

>世界がもし科学者だけで成り立っていたらすぐ滅びてしまうだろう。と

これ、どうなんだろうね。
実際に研究してる立場にある人は否定するんだろうか。

物理学の巨星アインシュタインが、原子爆弾の開発に携わっていたのは有名。
戦後、
「これによって、一刻も早く戦争を終わらせるべきだと思った」と吐いたそうだ。

余談。
アインシュタインは、
「人が死ぬこととは、モーツァルトを聞けなくなることである」と「死」を定義した。
ユダヤ人を大量虐殺したアウシュビッツで働いていたナチス兵も、
モーツァルトを好んで聞いていたそうだ。
アインシュタインは、米国に亡命したユダヤ人。
なんか因果を感じる。
212126:02/09/05 23:24
>>211
また教授の言葉を思い出した。
「アインシュタインは生まれ変わったら職人に成りたいと言っていた」んだそうだ。

モーツァルトは聞かないな(恥
213愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/05 23:46
ぐるぐる読書記録。

トルストイ「復活」今さっき読了。

トルストイは、今まで全く手をつけてなかった。
ドストエフスキーの五大長編のうち、
新潮文庫から出てるのは全部読んだから、
そろそろトルストイかと。

「陪審員として裁判に出たネフリュードフ公爵は、出廷した女囚を見て胸が騒いだ。
かつて自分が犯したカチューシャだったのである。」

↑新潮文庫のうしろに書いてある短い作品紹介みたいなのから抜粋。

凄まじく密度の高い小説だが、
主軸はネフリュードフとカチューシャの恋愛小説であり、失恋小説か。
前半の、陪審員でありながら、自分が裁かれているような心境になる主人公のようすは迫力満点。
214愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/06 00:05
>212
その話ははじめて聞いた。
1ヶ月くらい前の産経新聞「正論」で、
「日本人よ、職人の気質を取り戻せ」みたいなのが、確かあった。
職人のアインシュタイン、ちょっと想像つかん(藁

モーツァルトはおれもあんまり聞いたことないかも。
「アイネクライネナハトムジーク」、「トルコ行進曲」、「交響曲25番 小さなト短調」
この3つはCDであるけど。

映画「アマデウス」では、
モーツァルトの私生活はめちゃくちゃだったとあるらしい。
見てないからわからんけど。
ウォルフガンク・"アマデウス"・モーツァルト。
アマデウス=天才という意味。
天は二物を与えずか(藁
215126:02/09/06 00:11
映画『ショーシャンクの空に』で主人公が刑務所の放送室を占拠して
「フィガロの結婚」を刑務所中に流すってシーンがあったな。
いや、ただそれだけなんだけどね・・・。
216愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/06 00:55
>215
「ショーシャンクの空に」は見てない。
むかし人に勧められたんだが、
基本的におれは映画はテレビで見るから(藁
217愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/06 14:54
このスレの>>22-23>>36-42
ちょっと書いた口封じ事件の続報っぽいスレ

http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1031061861/l50

何が何でも隠し通したいらしい。
いっそのこと、検察を民営化してしまえ。
218愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/06 14:58
あ、ちなみに>>42の一行目の
>>36」は>>34の間違いね。
219愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/07 11:16
ぐるぐる読書記録。

モリエール「人間ぎらい」
イプセン「人形の家」

「人間ぎらい」は解説に「喜劇」とあるが、単純な喜劇ではないな、これは。
直視に耐えかねるような、救いのない、どん底の悲劇だ。
愚直な主人公の姿は、笑えるものかもしれないが、
どこかひきつった笑いになる。

「人形の家」は、「人間ぎらい」を読んだ後、
なぜかまた読みたくなって、再読。ほぼ2ヶ月ぶりか。
これは、おれの座右の書かも。
220126:02/09/07 15:30
CDを探したら「classical ever! one」が出てきた。
disk2にモーツァルトが入ってたわ。

『ショーシャンクの空に』は何年か前にNHKで放送したのを見たんだと思う。たぶん。
221愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/08 06:48
読売の記事。
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020907it11.htmより全文引用

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」と考える人が5年前に比べて10・8ポイント減の47・0%となり、そうは考えない人と同じ比率になったことが7日、内閣府が発表した「男女共同参画社会に関する世論調査」結果でわかった。

 その反面、夫が掃除、洗濯、炊事などの家事を分担する比率はこの10年間で微増にとどまっており、男女の役割に関する国民意識の変化に生活実態が追いついていないことも明らかになった。

 調査は6月から7月にかけて20歳以上の男女5000人を対象に実施し、3561人が回答(回答率71・2%)した。

 「夫は外、妻は家庭」という伝統的な家庭観について5年前の調査では、「賛成」「どちらかといえば賛成」とする人は57・8%で、「反対」「どちらかといえば反対」とした人の37・8%を20・0ポイントも上回っていた。

 それが同率になったのは、若者の意識の変化が大きい。20―40歳代ではいずれも反対派が半数を超え、賛成派を大きく上回っている。この年代での共働き家庭の増加を反映したものと見られる。

 男女別では、男性は賛成派(51・3%)が反対派(42・1%)を上回っている。

 一方、夫が家事を分担する比率は、掃除3・9%(92年調査2・0%)、洗濯2・4%(同1・4%)、食事のしたく1・9%(同0・9%)、食事の後片付け3・6%(同1・7%)といずれも低かった。依然として女性が8割以上を担当していることがわかった。
222愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/08 07:01
婦人解放、男女平等。
過去さんざん叫ばれて、この統計を見る限り、まだまだ遠いと言わざるを得ないような。
まあ、この統計が信用に足るかどうかという問題はあるが、ここは信じておくことにする。

なぜこんなものを引用してきたかというと、
まあちょうどニュー速+にスレがあったというのもあるけど、
>>219でちょっと書いた、イプセンの「人形の家」、これは実は婦人解放をうたった一作でもある。
もちろん、それだけではないから、おれの座右の書なんだが。

意外かもしれんが、おれは男女平等であるべきだと考えるひとり。
そう考えるようになった経緯は、
おれの親父が云々、まあいろいろあるが、
生臭くなるのでそれは省略。
女は確かに強くなったが、まだまだ男女平等とは言えんな。
223愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/08 07:17
行政も、女性が積極的に参加できる社会を、と
いろいろ策を弄しているようだ。

男女雇用機会均等法とかいうので、
企業は求人をするときに、「求人、男性1名」とか「女性2名」というふうに書けなくなった。
でもこれは、企業側はもともと男が欲しいと思ってるのに、
そのことを書けなくなったから、
女が面接を受けに来たら、
適当に面接をやって、落とすということをやってる。
結局は、手間が増えるだけになったという悪法。
(いちおう言っておく。
この悪法は、女だけがキビシくなったわけじゃない。
おれもバイトしようと思って、電話してみると、
「女の子しか取らないんだよねー」と言われたことが何度かある。
そんなら最初からそう書いとけや、とキレそうになった。)

ほかにも、託児所の充実、出産育児休暇、
これは少子化対策だが、「男も早く家に帰って家事手伝いを」と
厚生労働省の役人を早く家に帰す、ということまでやり出した。

東大法学部出身のエリートはヴァカか、という悪態はおいといて(まあ実際に馬鹿ばっかなんだろうが)、
おれは、男女平等、女性が積極的に参加できる社会の実現に向けての秘策を考え出した。
224愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/08 07:32
その秘策とは、
「専業主夫を増やすこと」だ。主婦でなく、主夫。
男が家で家事育児をして、女が一家の大黒柱になれば、
それなりに責任も出てくるし、重要な位置につける。
中華でもフレンチでも、男の料理人のほうが多い。
男が家事をできんということはない。

ちなみに、おれのリアル工房のころの将来の夢は、
冗談半分で「専業主夫」だった。
この夢まだ叶ってないのだが、まだ捨てたわけではない。

料理得意です。誰かもらってください。


一句。
出番待つ 青靴下の のぞき穴
225愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/08 07:35
>220
たまには優雅にクラシックを聞いてみるのも吉。

「ショーシャンク」は、もうテレビでやってたのか。
見ればよかった。
226愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/08 07:41
なんか今日の書き込みは、論理的に破綻しまくってるな。
まあいつものことかもしれんが。
頭がうまく働かん。
227126:02/09/08 17:17
俺の姉夫婦の話をちょこっと。

俺の姉は2年前に結婚した。夫婦共働き。しかし先月会社を辞めた。
姉は20代後半で、下っ端とはいえ既に管理職にあり部下も数人いた。
そんなもんで退職する時結構会社側と話し合いをしたらしい。
なんとか残れないものかと引き止められたようだ。

姉のほうが旦那よりも稼ぎがイイ。旦那が辞めて専業主夫やればいいじゃん、と俺は思った。
まだ若いんだしに稼ぎのイイほうが辞めるなんて非合理的だと思ったのだ。それを母に話したら
「彼(義兄)はずっと今の業界にはいるのが夢だったのよ、
 それにお姉ちゃんだって子供が欲しいんでしょ」と言われた。
よく分からんが、男を立てて自分が身を引くなんて今日び流行るのか? 姉よ・・・。

>「女の子しか取らないんだよねー」と言われたことが何度かある。
>そんなら最初からそう書いとけや、とキレそうになった。

これ禿同(w
228愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/09 00:36
>227
その場合、義兄が思い切った決断をするべきだったのかも。
でも義兄の家事能力に難有りなら、正しい判断と言える可能性もある(藁
229愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/09 00:38
>>224で、俳句(というか川柳)を書いたが、
ちょっと気になったんで調べてみたんだが。
意外なことに、グーグルで「ブルーストッキング」を検索しても、
200件足らずしか検索結果が出てこなかった。
で、次が「青鞜社」を検索してみても、240件くらい。
この検索結果がそのまま現状を反映してるのかも、とか思った。

「青鞜」の表紙絵は、長沼智恵子(高村智恵子)だったんだな。
知らなかった。
230愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/09 01:06
明日(というか日付変わって今日)は新聞休刊日。
だから、おれの朝の楽しみ、一面コラムもない。
残念。
231愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/09 01:10
いかん。最近気が抜けてるのかもしれん。
>>229、「で、次が『青鞜社』を検索してみても」などと意味不明なことを書いてしまってる。
訂正。
「で、次が」→「で、次に」
232愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/09 07:55
で、流れのついでに、
ひさびさに高村光太郎「智恵子抄」および、佐藤春夫の「小説 智恵子抄」を引っ張り出してみた。
一行だけ引用。

 おれの魂をつかんでくれ

すごいな。
233126:02/09/09 23:29
>>227
訂正
「まだ若いんだしに」→「まだ若いんだし」

>>228
現時点で姉は俺より料理が下手。実家に居る時は掃除もしなかったな(w
234愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/10 06:25
ぐるぐる読書記録。

トルストイ「光あるうち光の中を歩め」

この小説を要約するのはむずい。
でも読んでみる価値はじゅうぶんあるということだけは言える。
トルストイって、いつまで経っても、
いい意味悪い意味両方含めて、純粋だったんだな、と思った。
235愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/10 06:51
トルストイを読む上で必須なのが、
キリスト教・聖書に関する知識。
まあこれは、ドストにもジッドにもニーチェにさえも
言えることなのかもしれんが。

ということで、
ほぼ10年ぶりに、マタイだけでも読んでみようかと思ったんだが、
いまおれは聖書を持ってない。
検索すれば全文出てくるだろうと思って検索して、
実際出てきたわけなんだが、
聖書にもどうやら、聖書協会とかなんとか言うとこに著作権があるらしく、
250節以上を、メールであれWEBページであれ、
勝手に転載するのは駄目らしい。
なぜ250節なのかよくわからんが。

門外漢の身だから、あんまりえらそうなことは言えんが、
イエスさまは何というかね。

「帯のなかに金・銀または銭を持つな。旅の袋も、二枚の下着も、靴も杖も持つな。」
236愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/10 07:08

ttp://www.bible.or.jp/b_text/btex02.html

ここ参照。

聖書買ってきて、勝手に全文このスレに転載してやろうか、とか思った。
体力的な都合でやらんけど。
237愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/10 07:16
>233
そんな姉が、専業主婦になるのは恐ろ、、いや、もったいない。
238愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/10 17:29
ひさびさに古巣の文学板をに行ってみた。
で、トルストイのスレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1004376603/を見てみると、こんなレスがあった。


230 :吾輩は名無しである :02/09/10 15:10
純文学厨房
1好きな作家は三島、太宰、芥川
2外国文学は読まない、通俗性が高いから
3ただし新潮文庫のドストエフスキーだけは読む、
4トルストイは字が小さいから読まない
5読む前に必ずその本が通俗か純かを調べる
6大衆文学を読む奴は庶民
7実は前までゲームヲタクだった


ほとんどおれに当てはまるわけだが。
まあ、実際おれは純文学厨房だし。
239愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/10 17:33
>>238一行目訂正
「文学板をに」→「文学板に」
240126:02/09/10 22:47
>>235
>「帯のなかに金・銀または銭を持つな。旅の袋も、二枚の下着も、靴も杖も持つな。」

エーコの『薔薇の名前』を思い出した。

>>237 俺も義兄に同情の念を禁じえない。
241愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/11 07:43
1周年。でも特に何か書くつもりはない。
242愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/11 07:45
>240
それ読んだことない。
エーコってのもはじめて聞いた。
243126:02/09/11 17:21
>>241
一周年おめでd。これからも残酷童話を楽しみにしてまつ。

>>242
ウンベルト・エーコはイタリアの記号論学者。初めて書いた小説『薔薇の名前』が
世界的なベストセラーになり、ショーン・コネリー主演で映画化もされた。
原作持ってるけどまだ読んでない(汗。上下二分冊で長いんだもん。
エーコの『フーコーの振り子』はなんとか読破したが、とちゅう何度挫折しかけたことか。
以前に文学板でイタリア文学スレがあったけどまだあるかなぁ? 
244愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/11 18:01
>243
いや、その1周年じゃなくて、9・11テロ1周年ってことね。

記号論・イタリア文学ともに、完ぺきに何もわからん(汗
245愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/12 07:45
文芸春秋社から、「口語訳 古事記[完全版]」ってのが出てるらすぃ。
何が「完全版」なのかわからんが、ちょっとだけほすぃ。
でも、3,333円(税別)ちょっと高い。
246126:02/09/12 21:13
>>244
>9・11テロ1周年ってことね

ああ、なんだ。前スレ含めて一周年かと思ったyo!
うわぁ、また自分のバカさ加減を露呈してしまいますた。
247XL:02/09/12 22:25
>>213で紹介されている「復活」にとても興味が沸きました。
その裁判がどのように表現されているかが特に。
ありがとう!というか名作と呼ばれている小説は殆んど
読んだことがないのでちょっと背伸びをしてみたいお年頃
なのかもしれませんが。
248愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/12 23:38
>246
このスレは、前スレ含めてまだ2ヶ月くらいかな。
9・11テロ1周年は、メディアも2時間特番くらい
組んでやるかと思ってたけど、
意外とおとなしかった。

>247
ちょっと、ストップ。
>>235にも書いたように、トルストイだけでなく、
ヨーロッパ系の文学作品を読むにあたっては、
確実に聖書に関する知識が必要。
少なくとも、新約聖書「マタイによる福音書」くらいは読んでおかないと、
消化不良になってしまう。
それに「復活」の、中盤あたりには、
土地所有の問題、つまり共産主義的な内容も
かなり濃いく出てくるので、
マルクスを読んでないおれも
完全にこの一作を消化できたとは言えん。

日本文学の中にも名作は山ほどあるんで、
まずはそっちをじわじわ攻めていくのがいいかも。
死後50年過ぎた作家なら、著作権切れてるからネットで読めるし。

http://www.aozora.gr.jp/

世界の巨匠に対しても、日本の巨匠は全く見劣りしないよ。
249愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/13 00:10
今日、少し不思議な体験をした。
ホーソーン「緋文字」を、寝転がって読んでいたのだが、
70ページくらいまで読んだところで、
そのまま寝てしまっていた。

しかし、おれは夢の中で「緋文字」の続きを読んでいた。
たしか、115ページくらいまで読んだところで目が覚めて、
何が起こったんだか一瞬よくわからなかったんだが、
あの70ページから115ページまでの読書は夢だったんだと気づいて、
なんか微妙な心境。

で、本物の「緋文字」の115ページくらいまでを、
今度はちゃんと読んでみた。
夢の中の「緋文字」と、実際の「緋文字」、かなり違ってた。

本読みながら寝てしまうことがよくあるおれだが、
夢で続きを読むなんてことは初めて。
250愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/13 08:56
ひさしぶりに、ぐるぐるコラム。

各地さまざまな議論が繰り返されている市町村合併。
しかし、さて合併後の市をどういう名前にするかというのがなかなか難しい問題であろうが、なんと山梨県に「南アルプス市」という市が誕生することになった。
恥ずかしながら、このニュースをニュー速+で知ったとき、スレタイトルを「みなみあるぷすいち」と呼んでしまい、天然水か青果の即売会が催されるのかと思った。

1年ほど前になるだろうか、ひらがなの「さいたま市」誕生にもいささか面食らったが、今回は漢字とカタカナである。
このぶんでは、ゆくゆくはローマ字の市が出てきてもおかしくないと思うのだが、これは下衆の勘ぐりだろうか。

といっても、当方、ハイカラな名前で呼ばれる市ができることに反対しているわけではないし、ましてや市町村合併に反対しているわけでもない。地域住民の利益にかない、親しみやすい名前の市の誕生ならば、おおいにやればよろしい。

今年、役所に会社登記するときの企業名にローマ字を使うことが法務省により許可された。意外に思われるかもしれないが、今までは、漢字・ひらがな・かたかなでしか登記できなかったのである。
「ローマ字名の企業などいくらでもあるではないか」と思われるかもしれないが、登記自体は、ローマ字をかたかな読みにして行っていたようである。(例、アイ・アンド・ピーなど)
こちらは市町村名とは違って、「いまさら…」という感もしないでもない。とにかく国の役人のやることは、半世紀ほど遅い。

中央に集中しすぎた権力を分散させようというのも、市町村合併の大きな目的ひとつである。

参考リンク。
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020912i306.htm

(注意、I&Pが実際にはどんな名前で登記してるかおれは知りません。わかりやすい例として、仮に挙げただけです。)
251愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/13 09:07
いかんな。書いた後すぐに後悔。
こんなコラムを他人が書いてたら、おれは確実に叩きまくって小一時間(略

おれにはコラムを書くセンスがないのかもしれん。
252愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/13 14:19
>>250誤字訂正
最終行「大きな目的ひとつ」→「大きな目的のひとつ」

ついでに、
社名登記にやっとローマ字が使えるようになった、というソース。
ttp://www.mitsudera.com/topics/news/2002_05_10_touki.htm
253126:02/09/13 22:50
>>250
俺は一応デカイ都市に住んでるから合併はないとは思うが、
今まで親しんできた都市名がなくなってしまうというのは寂しいことだと思うなぁ。
254愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 07:21
>>245で書いた「古事記」のことを、今日の産経新聞一面コラムが書いてる。

産経抄

 日本人ならだれでも知っている古典に、古事記や日本書紀や源氏物語がある。
偉大な歴史遺産というか、貴重な文化財というか。そのことは百も承知していても、最後まで読み通した人はどれほどいるだろう、少ないのではないか。
 ▼源氏物語も“愛と情の文学”などといわれながら、難しい文章の古典というのが通り相場で、
「須磨源氏」とか「須磨還(がえ)り」といった言い方もある。途中の第十二帖・須磨あたりで読むのをやめてしまうことを指す言葉だった。
だから源氏物語にはたくさん現代語訳が出版されている。
 ▼ところで日本最古の史書・古事記では因幡の白ウサギやヤマトタケルなどの挿話や名前は知っているが、
ちゃんと原文で読んだことのない人が多いはず。そんなためか昔話ふうにかみくだいた『口語訳 古事記』(文藝春秋)が出版された。
 ▼著者は伝承文学が専門の三浦佑之千葉大教授。
すでに四万部、中高年男性に読まれているというから特異な社会現象というべきかもしれない。
古事記は八世紀初め、天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に“誦習(しょうしゅう)”させた三巻だが、阿礼は二十八歳の青年だったそうだ。
 ▼「なにもなかったのじゃ…。言葉で言いあらわせるものは、なにも。
あったのはそうさな、うずまきみたいなものだったかいの。この老いぼれはなにも聞いておらぬし、見てもおらぬでのう。知っておるのは、天(あめ)と地(つち)とが出来てからのことじゃ…」。
 ▼これがこの口語訳本の冒頭で、原典にはないという大胆さ。
もともと口と耳による伝承の神話は、歴史ではあるが文学でもあった。荒唐無稽(むけい)であって一向に差しつかえない語りの世界の産物といってもいい。
古事記は、いま話題の生き生きとした“声に出して読む”日本史だったのだろう。
255愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 07:30

>すでに四万部、中高年男性に読まれているというから特異な社会現象というべきかもしれない。

この本をほすぃと思ったおれも、もう中高年の領域に足を踏み入れてしまったのかもしれん。
反省。
256愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 07:37
最後の、「声に出して読む」って書いてるのは、
当然、1年前くらいから流行り出した、「声に出して読みたい日本語教科書」とかいうのを踏襲したものだろう。
遠回しに歴史教科書問題を皮肉ってるな。産経らしい。
257愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 07:45
「声に出して読む理想の国語教科書」を皮切りに、
「〜〜な日本語」とかなんとかいう本が次々出版されて、
日本語ブームなるものが到来したんだが、
おれには気色悪い現象だとしか思えなかった。
加山リカという精神科医は、

日本語ブーム→若者のぷちナショナリズムの台頭

という、「お前病院逝ったほうがいいぞ」と言いたくなるような、ぶっとんだ理論展開をさせた。
258愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 07:53
そもそも、日本語というものは、言文が一致しない言語。
つまり、喋る日本語と文章の日本語は、まったく別の言語になっていると思ったほうがいい。
それをむりやり声に出させて読んで、いったい何になる。

「こうしょう」を変換してみれ。
喋る言語としてこの単語が使われた場合、どこの「こうしょう」か、
脳内変換するのは難しい。
つまりこの単語は、文章の中でのみ使われるのが適しているといえる。
「難しいからこそ、思考能力が上がって」云々という馬鹿もいるだろうが、

難しいもの=高尚

と思うのも、もうやめれ。
259愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 08:40

「私には、わからないわ」

こんな文章があったとしよう。
語尾に「わ」をつけて喋る女を、おれはいまだに知らん。
文章の中で使われるのは問題ない。声に出させて読むな。
どうしても声に出して読みたいんなら、
最初からそういう目的で書かれた、「円朝全集」でも読ませたらよかろう。

あと、「正しい日本語」とかなんとか。
正しいも正しくないもあるか。
意味が通じれば、それで正しいんだよ。それが目的の全てなんだから。
感動したときに、「鳥肌が立った」と言って何が悪い。

おれの疑問をひとつ。
日本語ブーム以降、日本語の使い方を変えた日本人は果たして何人いるだろうか?

注意、>>257-259は、日本語ブームなるものに文句を言ってるのであって、
産経コラムを罵倒してるわけじゃないです。
260愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/14 08:45
>253
でも、A市とB市とC市が合併する場合、
旧A市住民は、「新しい市もAという名前にしよう」というだろうし、
B市民もC市民も同じこと言うだろうし。
まさか、ABC市にするわけにもいかんし。
だから新しい市の名前は、公募で決めてるらしい。
(全部が全部そうではないかもしれんが。)
現代の廃藩置県。
でも、経済学者の榊原えいすけ(漢字忘れた)さんは、
今回の市町村合併その他地方分権の動きを、
「各市の首長が、江戸時代の大名のように、独自の力を持てるように」と、
「廃県置藩」と呼んでいるそうだが(藁
261126:02/09/14 16:04
>>254
>歴史ではあるが文学でもあった

歴史=historyと物語=storyはもともと同じ語源なんだってね。
「探求=historiae」だったかな? うろ覚えスマソ。

>>260
そう言えば「さいたま市」のときは結構もめたんだっけ、新名称で。
262愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/15 05:51
>261
「history」と「story」の綴りの類似は前々から気になってたが、
やっぱりそういうことだったのか。

「さいたま市」誕生秘話までは知らん(藁
263愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/15 05:59
きのうちょっと死刑廃止論についてネットで調べてて、
今日はそのことを書こうと思ってたんだが、事情によりそれは中止。

でもひとつだけ書いとく。
死刑廃止議員連盟の会長を勤めているのは、自民党前正調会長の亀井静香さん。
で、亀井さんのHPを見てみたら何か書いてるかと思って、
見てみたんだが・・・

亀井先生、もっとHPのコンテンツ増やしてください。
それと、「ご意見はこちら」ってのがページの下のほうにあったけど、
国会議員のメアドがホットメールかよっ!(藁

でも、そんなところが逆に亀井先生らしいかも。
264愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/15 06:14
>>263で、「事情によりそれは中止」と書いたが、その事情とは、これ。まあ読んでみてくれ。
14日の毎日新聞一面コラム「余録」
http://www.mainichi.co.jp/eye/yoroku/200209/14.html
より全文引用。

2002年9月14日

 南アルプス市には、正直、びっくりした。若者はこんなとき、「エッ、マジ?」と言ったりするのかもしれない。
山梨県中巨摩郡西部の6町村が合併して来年4月、南アルプス市が誕生する。

 同僚の意見を少し聞いた。「さいたま市や西東京市よりセンスがあるよ」(関係住民の方々、お許しを)。「アルプスって、長野県じゃないの?」(無知というか……)。
「アルプス自体がヨーロッパの借り物なんだから、何か変だよ」(由来は後述)。
「日本で一番有名な市になるかもしれないね」(合併側のねらい通り?)。賛否はいろいろ。

 英国人鉱山技師ゴーランドが1881(明治14)年、「日本案内」を刊行した。
彼は飛騨山脈(北アルプス)を調査したことがあり、著書でこの山岳地帯を日本アルプスと呼んだ。
後に英国人ウェストンや小島烏水がさらに中央アルプス、南アルプスの名前を広める。
中央アルプスは木曽山脈、南アルプスは赤石山脈が中心だ。

 市町村合併は明治以降繰り返されてきた。今また「平成の大合併」が進む。
進行程度はまちまちだが、全国市町村の約8割にあたる2495市町村で合併が検討されている。新しい市が次々に誕生するわけである。

 地名は一つの文化であって、単なる記号ではない。民俗学者の谷川健一さんはこう主張する。
文化としての地名を守りつつ、新自治体にどういう名前を付けるか。これは難問だ。

 南アルプス市を選んだ背景には「長野県より先に」という雰囲気があったと聞く。
方位を付けた市名には近年の西東京市のほか、東大阪市もある。要するに、東京と大阪の有名度にぶらさがった名前と言える。アルプスとなると、世界的なブランド。
中央アルプス市や北アルプス市の争奪戦が始まるか。

(毎日新聞2002年9月14日東京朝刊から)
265愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/15 06:39
>>250で、おれも同じことを話題にひさしぶりにぐるぐるコラムを書いた。
ぐるぐるコラムも毎日余録も、時事的なネタを扱うんで、かぶることはあると思う。
しかし、この余録には、不自然なところも多い。

まず一段目。
>「エッ、マジ?」と言ったりするのかもしれない。

この一文は、ここに挿入される必要はあるのか。というか、そもそも必要なのか。
おれは、「エッ、マジ?」と言うべきだったのだろうか。

四段目。
>地名は一つの文化であって、単なる記号ではない。

これも偶然か。
このスレの>>243に、126氏が記号論について書いてある。
ここでも、余録が「記号」という単語を持ち出してくる必然性がわからん。

毎日余録は、その日の前日の朝日天声人語のネタを扱って、天声人語をおちょくる(ととられかねない)ということを3日間ほどやった事実がある。前科があるのだ。
自意識過剰、被害妄想だとは、言われなくてもわかってるが、
もし今日の余録も、例え偶然であっても、おれをおちょくるようなコラムを書いてたら、おれも容赦はせん。

と言っても、武装決起するわけでもないし、抗議メールを送るというけちくさい真似もせん。
目には目を、余録vsぐるぐるコラム。

いや、本当に単なる偶然なんだろうけどね。
266愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/15 12:22
今日の余録は、不審船、たまちゃんについてだった。
聖戦は回避されますた。
267126:02/09/15 16:51
うろ覚えのまま書いてしまったのでちょっと調べてみた。
歴史はもともと「調査・研究」を意味する「historia(ヒストリア)」
というギリシア語から来ているらしい。

>>265
2ちゃんねらの毎日新聞記者ってのも笑えるね。
268愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/16 06:14
>267
いや、毎日新聞には確実に2ちゃんねら記者がいるはず。
ハングル板、ニュース極東板で、
韓国大使館抗議デモオフ、靖国参拝オフを取り仕切った筆頭固定あいふる氏が、
取材を受けて、記事になったことあるし。
269愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/16 07:37
で、死刑廃止論。といってもまだまだ調べてる最中なんで、ちゃんとしたことは書けんが。
でもいまのところ、死刑肯定論者の言ってることより、廃止論者の言ってることのほうが一貫性・論理性があるような気がする。

大きな問題のひとつが、冤罪なんだが、感情論で語るべきではないことはわかってるのだが、なかなか興味深いので、

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/en_keisi1.html

このページから勝手にコピペ。

 T・Mは茨城県で起きた強盗殺人事件の犯人として逮捕され、2年後に死刑が確定し、翌月名古屋拘置所に移送された、冤罪を訴えた死刑囚だった。
 名古屋に来て3年目のクリスマスにクリスチャンになり、その後自分を冤罪に陥れた(と彼は思っている)警官・検事・判事を恨むのをやめたということである。そんな気持ちを歌った歌がある。

 冤罪で 敵を救いつ 召されゆく この勝利こそ 神に帰すらん
 冤罪の 全てのことは 神ぞ知る 敵を赦して われ逝くらん
 人の罪 この身に背負い 十字架の わが主の如く われも死すべき
270愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/16 08:28
死刑肯定論者の法律家のページから引用。ちょっと揚げ足とりしてみる。

http://village.infoweb.ne.jp/~fwgl6015/hitori/ht010.htm

中盤にこんなことを書いてある。

>しかし、第一に、やはり刑罰というものはそのようなプラグマティズムによってのみ語られるべきものだろうか。
>私は、「こんな極悪非道な人間を生かしておいてよいのだろうか」という素朴な感情に反した判決が横行するような社会は、やはり間違っていると思うのである。

で、最後のほうにはこんなことを。

>哲学の問題として死刑制度を考えようなどという甘ったれたことをいうのは勝手である。
>しかし、刑罰制度としての死刑の存続・廃止の問題を考える際には、是非とも具体的な事案に即して、「こいつが無期懲役でいいのか?」という観点から検討を加えて欲しいと思うものである。

法律家せんせえ、あなたおもいっきりぐだぐだに自己矛盾しまくりなんですけど。
(どこが矛盾してるかとか、そんなことは小学生でも読めばわかると思うんでいちいち指摘しませんが。)
たぶん、論理的な思考ができない人なんだろう。


ついでに、

>人の命は地球より重いのかも知れないが、公務員・弁護士に対する国民の信頼は宇宙よりも重いのである。

こんな安易な比喩を作るな。「宇宙より重い」といえばかっこいいと思ったのか。
量子学では、「負の質量をもつ素粒子」という概念が出てきたこともあった。
(といっても、負の質量はオカルトチックな論理だけど。)
でも、証明されてないからって、量子学にまで冤罪を着せるなよ。
271126:02/09/16 15:33
>>270
>哲学の問題として死刑制度を考えようなどという甘ったれたこと
哲板に死刑制度議論スレがあったな。覗いたことはないが。

日本には終身刑がない。死刑と無期懲役との間の距離があり過ぎるような気がする。
またもや教授の言葉。
「実際にはあり得ないことであるが、理論的に無期懲役というのは
 入所して翌日には出所できる可能性があるんですよ」
教授がなぜか嬉しそうに話していたのを覚えている。
そういえば以前書き込んだ『ショーシャンクの空に』は終身刑批判の映画だったな。
272126:02/09/16 15:40
昨日、タマちゃんが近所に居たらしい。
颯爽と現われたジェットスキーヤーが追っ払ったようだ。
今日のテレビを見るまで知らなかった・・・。
273愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/17 06:01
>271
その教授の言うことはきっと正しいんだろうけど、
死刑制度について語るときには(あくまで死刑制度について語るときのみ)、
「無期懲役はいつかは出て来られる可能性がある」ってことだけを言って、
一生閉じ込めておくことも可能であることを言わないのは、ちょっとフェアじゃないような気もする。

>272
おれはたまちゃんより、
そんな粋なことをするジェットスキーヤーを見学したい(藁
274愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/17 06:12
少し、プラグマティズムな側面から。

一回の死刑執行って、どれくらいの金がかかるんだろう。
死なせて穴掘って埋めて線香あげて終わりってわけにはいかないだろうし。
ふつうの葬式でも、200万円〜400万円くらいはかかるみたいだから、
一回の死刑執行は少なくともこれ以上はかかると思う。

どっかのページに、米国では(州によって、死刑制度があるとことないとこがある)、
一回の死刑執行には、500万ドルくらいかかるって書いてた。
もし日本でも同じくらい、つまり6億円くらいかかるとするんなら、
廃止したほうがいいと思うんだけどなぁ。
275愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/17 06:30
日本国憲法(の何条かは忘れたが)では、残虐刑が禁止されてる。
でも、死刑は合憲であるという最高裁判所の判断が下されたことがあるらしい。
しかし、一回合憲だと判断されたからと言って、時代の変遷を全く視野に入れず、永久に合憲だとするのは余りに短絡的すぎ。

それに、死刑執行する日というのは、「何日にあなたの刑が執行されます」っていうことは知らされない。
いつ知らされるかというと、だいたい、執行当日の朝にいきなり知らされるらしい。
朝、表の廊下を歩く音が、自分の独房の前で止まるとアウト。通り過ぎると、セーフ。
しかし、セーフと言っても、24時間の寿命が保証されるだけで、
また翌朝にはおびえなきゃならん。
つまり、毎日毎日、廊下を歩く足音におびえなければならないわけだ。

絞殺は最も苦しみが少ないと言われているから、これ自体は残虐刑ではないのかもしれんが、
毎朝聞こえてくる足音、これは凄まじい残虐刑だと思うのだが。
276愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/17 06:40
>>269の短歌を、ちょっと補足。

人の罪 この身に背負い 十字架の わが主の如く われも死すべき

この短歌の、「人の罪」とは、真犯人の罪って意味ではなく、全人類の持つ罪のことだろう。
イエスは、人類の罪を一身に背負い十字架に掛かった。
つまり、この死刑囚も、冤罪という人類の罪を一身に背負い、
この先は冤罪がなくなるように願って殉教したんだろうな。
277愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/17 06:59
死刑が執行されるには、法務大臣のサインが必要。
で、法務大臣はいつサインをしてるかと言うと、通常国会が終ってから。
もしくは、法務大臣を辞任しなきゃならなくなる直前が多い。
なぜそんなタイミングでサインするかと言うと、
国会の委員会で、廃止論者の議員から小一時間問い詰められるのがイヤだかららしい。

ちゃんと表に出て反論しろや。
反論できんのなら、もしくは、やましい気持ちがあるんなら、
最初からサインなんぞするな。
278愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/17 07:04
まあ最終的には、哲学の問題として考えるしかないな。

明日は別のことを書こう。
279126:02/09/18 01:19
カツアゲだけされて帰ってくるとはいかなかったけど、
しかし日本も舐められてるな。ジョンイルはやっぱり外交巧者か?
(政治とは距離を置くとは言ったが、今回ばかりは流石にねェ・・・)
280愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/18 15:21
何か書かなければならないと思いながら、
きのうの夜からこのスレに何回も来てたのだが、
結局書いては消し書いては消しの繰り返しだった。
とりあえず何か書いておくか。


非難されるのは小泉首相ではないはず。


以上。
281愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/18 17:27
死刑が執行されたようです。

http://www.sankei.co.jp/news/020918/0918sha089.htm
282126:02/09/19 01:56
>>277
何となく永山則夫を思い出した。
別に永山氏を弁護する気は無いのだが、
神戸の児童連続殺傷事件のドサマギに死刑執行というのは如何なものか?
と思ったのを記憶している。いまさら思い出す人もいないだろうが・・・。
283愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/19 07:05
>282
永山氏のことはおれも覚えてない。すまぬ。

しかし、法務省よ。
もう大きな事件を隠れミノにして、
こそこそ死刑執行するのはやめれ。
今回の執行>>281もそうなんだろう。
284愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/19 07:13

法務省への抗議メールを送りたい人は、

[email protected]

ここ。
おれも、「ぐるぐる」の署名で送る。
(別ハンではこのことについて書いたことないし。)
と言っても強制するつもりはないんで、
死刑廃止論についてモラトリアム状態にあるひとは
送らなくてもいいし、
法務大臣の判断を支持するひとは、応援メールでも送ればいい。
285愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/19 07:16

■■■■■■■■■■ 重い話題は終了 ■■■■■■■■■■


いつもの調子に戻ります。


286愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/19 07:34
奇妙な名前だ。「スローフード」。
ゆっくり時間を掛けて作り味わう食べ物のことをこう呼ぶそうだ。
正しい英語なのか、日本人が勝手にそういう名前をつけたのかどうかは知らん。
巷ではこういう言葉がぽつぽつと出始めたらしい。

狂牛病問題、輸入野菜の農薬問題などなどで、
このスローフードに注目が集まってきた。
もちろん、「ファーストフード」の反対語としての「スローフード」なんだろう。

"fast"の意味は? と聞かれれば、
おそらく、十中八九の日本人は、「速い」と答えるのだろうが、
実は、「断食」という意味もある。
"breakfast"とは、「断食解除」という意味合いで、
「朝食、朝ごはん」という意味になったんだろうな。

"fast"にこういう意味があるからといって、
"fast food"を、「断食の食べ物」と訳すのはファーストフードに難癖つけすぎだが、
スローフードは、また「断食の食べ物」と
正反対の意味でもあるのは確かだ。

言葉も一緒に味わいませう。
287愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/19 07:46
っていうか、カレー気味このスレ見てる?
メアド変えたから、登録変えといてね。
288愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/19 11:50
法務省に抗議メールを「愚☆ルグル」の名前で
このスレのURL付きで送りますた。
ついでに、検察の調査活動費流用疑惑(>>37-44)についても書いておきました。

もしこのスレが削除されることがあったら、
法務省が都合の悪いことは口封じする組織であるということが証明されます。
289カレー気味 ◆Lg4BMHgs :02/09/20 05:46
最近見てなかったよ。グッタイミン
今日まんき行くかも。
290愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/20 09:36
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020919k0000m040198000c.html
反水素原子を作ったらしい。
反水素原子とは、反物質の電子、陽子で構成される水素原子のこと。
反物質の電子とは、ふつうの電子がマイナスの電荷を帯びているのに対し、プラスの電荷を帯びてる電子のこと。
つまり、反物質の陽子とは、マイナスの電荷を帯びている陽子。
まあこのふたつがあれば、理論上は反物質の原子は作れる。
おれも、作れるんじゃないかなーと
リアル工房のころなんとなく思ってたが、
実際にできてしまったか。

反電子は、「陽電子」とも呼ばれる。
この反電子、どうやって作るかと言えば、
真空状態に、可視光線の何万倍かの光を当てると、
電子がひとつ生まれて、その電子が生まれたことによって空いた空間が、
疑似的にプラスの電荷を持って振る舞うようになる。
これが反電子。

この反電子がふつうの電子と衝突すれば、
たがいに消滅しあって、反電子を作るときに必要だった可視光線を放出する。
相対性理論により、光はエネルギーであるから、
反電子は凄まじいエネルギーの貯蔵庫にもなるわけだ。

反陽子はどうやって作るのかは知らん。
291愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/20 09:37
次に考えられるのは、原子核に反陽子をふたつ持って、
その周囲をふたつの反電子が回っているという、
「反ヘリウム」の生成になるだろう。
エネルギー貯蔵庫として実用化するとなると、水素原子よりも、
単原子分子のヘリウムのほうが扱いやすいと思う。
こうなると、ふたつの反陽子をつないでおくための、
「中間子」が必要になってくる。
この中間子、正物質の中の中間子で代用可能なのかどうか、そのあたりが気になるな。

しかし、やっかいなことに、
この反物質は、時間を逆行する、言い替えれば、
ホーキングが提唱した「虚時間」の時間軸を進むと言われている。
(今はどういう認識なのかは知らんが。)
さて、はたしてこれをどうやって貯めておくか、
三次元の住人にとって、これほどやっかいなことはないな。
もし千年後くらいに実用化されたとして、
万が一、使い方ミスったら、
惑星の一個や二個くらいは楽勝で爆発させそうだが(藁

反物質についてもっと詳しく知りたいひとは、
おれにはこれ以上の説明は無理すぎるんで、
各自で勉強してください。
292愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/20 09:40
>289
了解。支離滅裂なスレですまん。
このスレはじめたときは、
コラム系+俳句短歌系スレにしようと思ってたんだが、
前スレの5レス目くらいですでに
自分でもここが何をするスレがわからんようになった。
293126:02/09/20 23:25
>>290
般教で対消滅ってのを習った気がするがよく覚えてない(汗
ノート持込OKのテストだったし。

理系門外漢の俺には分からんことがある。
科学系分野でよく使われる「振る舞い」という表現。
量子力学や複雑系などでよく使われているようだけど、なぜ「振る舞い」なのだろう?
これって何かの訳語なのかなぁ?
294愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/20 23:44
「対消滅」は、正物質と反物質の消滅だな。たぶん。

「振る舞い」については、おれもよく考えずに使ってた。
たしかに、量子力学でよく使われる。生物化学などでは聞かない。

たぶん、断定できないから、「振る舞い」という言葉でお茶を濁してるのかも。
素粒子を扱うとなると、理論上そう考えるしかない、と理由で、
それを前提として使ってるところがある。
光もそう。
波の性質と、粒子の性質を併せ持ってるから、
「波として振る舞う」、「粒子として振る舞う」
みたいな感じで。

多原子分子内の電子の動きも、
「電子は原子核の中を、公転しながら自転している」ということになってるけど、
これも完全に証明されてはいないらしい。
295愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/20 23:52
>>294訂正
「電子は原子核の中を、」→「電子は原子核のまわりを」

原子核の中をまわっていたら、たいへんだ。
296愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/21 00:00
で、話題は180度変わって、
ぐるぐる読書記録。

「緋文字」ホーソーン 岩波文庫。

感想。
米国文学は、もう読まん。
297愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/21 00:16
>>296では無責任すぎるんで、もうちょっと書いてみようか。
新潮の解説には、確か「心理小説」とあったんで、
最近、心理小説に興味が涌いてきたから読んでみたんだが・・・

へんな比喩多すぎ。
1行ですむとこを長く書きすぎ。
冗長すぎて、読んでて退屈しまくった。
おもしろい題材ではあると思うんだがなぁ・・・。
298126:02/09/21 00:30
>>294
肉眼では確認できないけれど、理論的にはこんなふうに動いている、
というのを「振る舞い」と表現しているってことか。
・・・まず演繹ありき?

>>296
>米国文学は、もう読まん。

何となく・゚・(ノД`)・゚・。な感じ・・・
いや、俺は米国文学って読まないんだけどね。
299愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/21 00:44
>298
動いている、というか、そういう性質を持っている(だろう)、ということで、「振る舞い」かな。
演繹というか、消去法というか(藁

米国文学には、ヘミングウェイで一度やられてるから。
300愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/21 13:29
300げっと。
301126:02/09/22 01:03
そう言えばリア工の時に『かもめのジョナサン』を読んだことがあったな。
俺はヒッピーには向かないな、と思ったような気がする・・・。
302XL:02/09/22 01:14
愚☆ルグルさんの忠告を無視して
外国文学から手をつけますよ。理由無き反抗。
ドストエフスキーは白夜と罪と罰を買ってきました。
ヘミングウェイにやられたと言ってたけど
老人と海も買ってきました。復活が見つからなかったのが残念。
ブックオフに感謝。
303愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 05:43
>301
そういや、
「カモメのジョナサン」にも、「ハァ?」という状態だった。
冗談抜きで、米国文学はもういい。

>302
理由なき反抗するひと、なんとなく好き。
そもそも、ひとの話をそのまま真に受けるようなやつは、
文学作品は読まんほうがいいのかもしれん(藁
メタファーの意味がなくなる。

ドストの「白夜」はおれは読んだことない。
「白夜」が出版されてるというと、岩波文庫かな。
罪と罰は、むかし読んだな。
「老人と海」は(以下略

しかし、いきなりロシア文学か。ひとつ、忠告。これはおとなしく聞いておいてほしい。
登場人物の名前は、メモを取りながら読み進めていったほうがいい。
ロシア人の名前は、愛称があったり蔑称があったり、父称というものがあったりで、
ひとりの人物がたくさんの名前を持っている。
メモ取ってないと、ややこしくなるよ。
しかもドストは、登場人物多すぎ。
(例:正式名称アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフ
   愛称 アリョーシャ
   蔑称 アリョーシカ)
読んだら、このスレに適当に感想書いてもおっけー。
っていうか、書け(藁

それと、このスレでは敬語は使わないように。
堅苦しくなるし、おれのほうが年下かもしれんし。
304愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 05:49

おい、ひろゆき!!!
「なんでもあり」なんだったら、
もうちょっと、「改行多すぎます」、「本文が長すぎます」の
規制をゆるめれ!!!

3日に1回くらいひっかかる。
305XL:02/09/22 06:01
敬語は年上だと思って使ったんではなく
尊敬してるから使ったのである。そして某所で褒め殺ししてある。

「致死性ソフトウェア」読んだ時も名前こんがらがってたよ。
メモは絶対とろう。
とにかく難しそうなのを読もうとパスカルのパンセを手に取ったが
;lkdfhんがいdって感じで断念。

確実に我輩は年下である。
306愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 06:06
いや、尊敬されるほどの人間ではない。確実に。
某所ってのが気になるが、まあそれはおいとこう。

パスカルの「パンセ」より、
ぜったいパスカルの原理のほうが理解しやすいと思う(藁
307XL:02/09/22 06:16
尊敬ってのはおいどんの主観だからいいのだ。

パスカルの原理。よし、メモった。
308愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 06:29
パスカルは、物理学者で哲学者。
パスカルの原理は、密封した入れ物のなかで、
一ヶ所から力をかけると、
内側から同じ力が全ての方向にかかるという原理。
公式は忘れた。

このパスカルの原理は、
車のブレーキとかに使われてる。
309愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 06:31
ちょっと、今日のスレ更新のネタ探しに、
ニュース速報板および各新聞社サイト漁ってくる。
310愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 06:56
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんがほぼ毎日更新してるページ、
http://www.1101.com/torigoe/index.html
から引用。
(時間がたてば、上の文章は毎日更新されます。これはきのうのぶん)

さて、20日の新聞を読んでいて
最悪な気分にさせられたのはこれだ!
すでに読者からのメールには指摘されていたが、
新聞を読んでみて改めて驚いた。

朝日新聞の社会面にベタ記事でひっそりという感じの記事だが、インパクトはある。

「いやがらせ続きHP掲示板閉鎖  WBC王者徳山選手」

記事は11行の短いものなので引用しておきます。

「在日朝鮮人3世で世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級王者の徳山昌守選手(28)
=本名・洪昌守=の公式ホームページ(HP)の掲示板が18日夜、閉鎖された。
 北朝鮮の拉致事件に絡んで、嫌がらせの書き込みが相次いだためという」
(中略)
どこの国にもいい人もいれば、この手のどうしようもない人もいるというのが現実だとは思いますよ。
ばってん、毎度だけどこういう日本人てのは本当に醜いよねえ。
自分では醜いという実感がないだけ始末に負えない。
徳山選手がどうしたっていうんだよ???
(中略)
掲示板に匿名をいいことに書きたい放題書いている輩よ!!
自分たちの顔を鏡に映して見てご覧よ!
どうしようもなく醜いよ!!
(中略)
拉致を指揮して平気でウソをついているあの国の指導者にも反吐が出る思いだが、
我らの国のこいつらにも反吐が出るわ!!
311愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 07:03
9・17以降、ネット上でも、あっちこっちの掲示板で、
反北朝鮮のような書き込みがあった。
たとえば、社民党議員のHPの掲示板とか、
左派の文化人のHPの掲示板とか。
おれが見ただけでも、10個くらいの掲示板が荒らされてたな。
まあ、社民党の場合は自業自得。

でもまあ、ボクシング選手のHPまで荒らすのは、ちょっとやりすぎだわな。
312愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 07:09
鳥越さんは上の文章で何を言いたいかといえば、
まあ結局は2ch批判だろう。

マスコミ板に「鳥越俊太郎のいいかげんさ」というスレがあって、
めちゃくちゃに書かれまくってる。
きっと、本人も知ってることだろう。
そら一言くらいは文句言いたくなるわな。
313愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/22 07:24
マスコミ板、スレが立ってかなり盛り上がってる。

http://corn.2ch.net/test/read.cgi/mass/1032621848/

もっといろいろ書くつもりだったけど、
「報道2001」が始まるんで、落ちる。
314愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/23 05:10
果てしなく、鬱。
315愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 06:41
まだ鬱の真っ最中だが、いちおう何か書いてみる。
316愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 06:48
きのう、民主党の代表選挙があった。
ちょっと前の読売新聞の編集手帳に書いてあったんだが、
サッチャー曰く、
「改革を成功させるために最も必要なものは、いつでも政権交代可能な野党の存在だ」
らしい。

この台詞を踏まえれば、今回の民主党代表選挙は、
日本の未来のためにも重要な選挙だったわけだ。
誰も注目してなかったが。
結果は、ご存じのとおり、
血統はいちおうサラブレッドの某氏が代表選に勝った。

まあ、適当にがんがれや、としかおれには言えん。
317愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 06:57
で、その代表に選ばれた血統はいちおうサラブレッドの某議員、
記者会見で、こんなことを言ってた。

「カミソリの民主党から、ナタの民主党へ」
切れ味の鋭さから、真っ二つに叩き割れる、に進化しようと言いたかったらしい。
「ナタ〜、カミソリ〜」というのはどこかからの出典かもしれんが、
おれは詳しくは知らん。

たしか、
故・竹下元首相の配下ふたりが、
「ナタの金丸、カミソリ後藤田」と呼ばれてたと思う。

民主党がどんなナタになるのか知らんが、というより興味すらないが、
竹下の配下のナタは、ずいぶん使えんナタだったな。

まあ、あんなナタにはなってくれるなよ>鳩山
318愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 06:59
いや、訂正。

せめて、あの程度のナタにはなってくれよ>鳩山
319愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 07:04
上に書いたのは、ちょっとした酔狂。
今日の話題に入ります。
320愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 07:09

 小泉総理、
 日本に効く
 いいクスリが
 あります。

こんな広告が、2ヶ月くらい前の新聞に大きく出た。
ということは、実は前スレの最後のほうにも書いたんだが、再びこれ。

何の広告かということを簡単に説明。
「ジェネリック医薬品」という薬の広告。
わかりやすく説明すると、特許が切れた薬のこと。
この特許が切れた薬は、
もちろんふつうの薬よりもだいぶ安い値段なので、
これをうまく使うと、
医療費の節約になりますよ、と。

詳しく知りたい人は、

http://www.sawai.co.jp/
↑クリックせれ。
321愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/24 07:22
このキャッチコピー、すごくいいものだと思った。
2ヶ月経ってもまだおれが覚えてるということは、
よっぽど感心したんだな、おれ。

実はおれはむかし、コピーライターになりたいと思ってた時期があった。
雑誌の広告とかテレビのCMとかを、本体(雑誌、番組)よりも熱心に眺めてたりした。
当時のおれにとって、
日本語にパルプンテをかけまくるコピーライターは、
まるでレベル99の賢者のような存在だった。

いまでも、>>320のようないいコピーを見つけると、
なんか畏敬に近い気持ちを覚える。

そんなおれは、「次スレのタイトル、何にしようかな〜」と
今から考えてたりする(藁
322126:02/09/24 18:58
去年の話だが、渋谷駅前で鳩山ユッキーに遭遇したよ。その距離1bから1.5b。
アフガン支援募金だったかな? 党首自ら募金活動かよ、おめでてーな、と思った。
しかし何よりも俺の関心を引いたのは、その顔色。
肌はピカピカしていて艶のあるピンク色・・・。正直、気持ち悪かった。
まあ、とっととその場を離れたからほんの一瞬の接近遭遇だったんだけど。
323愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/25 06:43
某巨人軍のせいで、さらに鬱。
324愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/25 06:54
>322
おれは実物を見たことないからわからんが、
なにせ自称・宇宙人らしいし(藁

あの党首、募金活動とかみょうなことばっかやってると、
今度の衆院選まじで落ちそうだ。っていうか、落ちろ。
前回は、ギリギリで当選だったし。
あの泣き出しそうな顔が、今でも忘れられん。
325愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/25 07:40
今日の産経抄すげえ(藁
おれもさんざん書いたが、新聞一面でここまでボロボロに書くか。
http://www.sankei.co.jp/news/column.htmより

産経抄 9月25日

 「自民小躍り/また鳩ポッポ」という見出しをつけた新聞(日刊スポーツ)がある。鳩山さんには失礼だが、
うまいと感心した。鳩山由紀夫氏が民主党代表に三選されたのは、与党には“願ってもない結果”だという。

 ▼国民の関心がもう一つだったのは、代表選の時期が小泉訪朝・拉致問題と重なったためだけではないようだ。
菅直人氏を僅差(きんさ)ながら破ったのは党員・サポーター票のおかげだが、その投票率は51.3%という低さである。
民主党への支持が浸透していないしるしだ。これで党再生が可能だろうか。

 ▼氏(うじ)も育ちも申し分ない鳩山さんには“お坊ちゃん”“賞味期限切れ”などという論評があるが、もう一つ“ぶれやすい”という批判もある。
十八日、日本記者クラブ主催の代表選四候補の公開討論会があった。

 ▼折から小泉訪朝の評価がテーマになったが、そこで鳩山さんは「国交正常化交渉は時期尚早」と批判をし、
「拉致問題は追及不十分である」と非難をした。しかしちょっと待ってほしい。
ご当人はお忘れかもしれないが、平成九年四月十九日にはこう発言している。

 ▼「(北朝鮮が)困っている時に、拉致事件などの問題が解決しないと援助できないというのでは、
彼ら(北)の気持ちを和らげることができないのではないか」。前橋市内での講演である。
五年も前のことじゃないかといってしまえばそれまでだが、この北朝鮮認識の“ぶれ”は決して小さくはないのである。

 ▼「今のままの鳩山ではいかん、という皆さまの気持ちを胸に抱き…」と鳩山氏は当選の弁を述べた。
「ニュー鳩山を示したい」とも語った。だが執行部人事をめぐって早くも難航している。
♪ポッポポッポと鳴いて遊…んでいる場合ではないようだ。
326愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/25 07:45
>>324訂正 4行目くらい。
民主党は、「党首」じゃなくて、「代表」だった。
327愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/25 08:33
海外からウイルスメールが送られてきますた。
みなさまお気をつけください。
328126:02/09/25 19:41
>>326
ああ、そうだったのか! 間違えてスマソ。

ベイスタズは最下位ケテーイ! 優勝の歓喜も今や昔。
横浜は安売りしまくりだったなぁ。
中華街はタダで饅頭配ってたし、当時よく行っていたバーはドリンク半額だったし。
もう4年も前になるのか・・・。
329愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/26 06:38
>328
いや、おれも「党首」だとおもいっきりまちがえてた。

おれは球団なし県だからな・・・
まわりはほとんど巨人ファン。
330愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/26 07:21
遺伝子工学。21世紀前半、最も注目される分野だろう。

何をするかといえば、植物や動物の遺伝子を人工的に組み替えて、
特別な性質を持ったものを作り出してしまおうという、
神の領域におもいっきり踏み込んだ学問。

イネなんかでは、「品種改良」といって、
だいぶ前から、花粉をちがう品種のイネに配合してやっていたんだが、
今では遺伝子をいじくるようになってる。

その具体的な方法とは、10年くらい前は、
バクテリアに組み替える遺伝子を持たせて、
イネの細胞壁を破らせて、細胞核に直接取り入れさせてたんだが、
この方法で作ったイネは、病気に弱くなるらしい。

そんで次に開発されたのは、
小さい金の粒子に、組み替える遺伝子を塗って、
高スピードでイネに向かって発射し、
ぶち込んでしまおうというもの。実用化されてる。
331愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/26 07:30
しかし、この金の粒子を使う方法、
この方法自体に、特許があるらしい。
米国の誰かが開発した方法で、
その開発者に特許権がある。

ということは、どういうことになるかといえば、
この方法を使って改良された植物は、
全部この方法を開発した人に、
独占的に使用する権利があることになる。
つまり、どんな遺伝子を組み替えればどのようになる、
と考えた人の労力は、まったく無駄になってしまうわけだ。

知的財産権というものは、当然守られるべきものだが、
ここまで厳しくしないといけないものなのかね。
332126:02/09/27 00:31
>>331
特許が切れるまで待つ・・・ってのは時間掛りすぎか。
アメリカは特に特許・版権その他にうるさそうだな。
333XL:02/09/27 00:40
とりあえず色々買った本を脳に詰め込もうと
短めな本から読み始めたのです。
罪と罰は上巻しか手に入らなかったので
後回しです。

カフカの「変身」から手をつけた。
四分の三くらい読んだけど最後がどうなるのか。
救いのない話だし主人公が淡々としてるしグロい話だし
素晴らしい。読み手が受け取るしかできない物語だと思う。
ラストが待ち遠しい。ワクワクワクワクワク7クワク

白夜は角川でした。
334愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/27 08:51
>332
米国が知的財産権にうるさいのは、
国家的戦略を持ってるから。
次世代の技術を、どうしても優先的に確保しときたいらしい。
こういう、ある意味いじきたないやり方は、
日本もちょっとは見習ったほうがいいかも(藁

>333
カフカは「変身」しか読んだことない。
読んでみて、この泥沼な話にはちょっと焦ったが。

>読み手が受け取るしかできない物語だと思う。

いや、「変身」はちょっとだけ、
シュールレアリスム(超現実主義)っぽい小説だから、
読み手がいかようにも内部で再構築が可能な小説。
この一作をどのように取り扱うか、
文学者のあいだでもまだ固まってないかもしれん。
実存主義だの、ドイツの不安だの、いろいろ言われてるみたいだけど。
そういえば、1年くらい前だが、
ラウンジの地下スレで、「変身」について、
ラウンジインテリ固定の旗手・助教授と、
ちょっとだけレスの応酬やったな(藁
まだログ残ってるだろうか。

この前、アンドレ・ブルトンの
「シュールレアリスム宣言」という本を買おうと思ってたけど、
なんか、催眠状態による自動筆記とか
あやしげなことを書いてたんで、
買うのをためらってしまった。
今度本屋いったら、買ってみよ。
335愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/27 08:52
>333
「7」かよっ!!
336126:02/09/27 16:39
区役所に逝ってきた。住基ネットへの個人情報非通知申請をするためだ。
横浜は市民選択制になっているので、通知したくない人は自分で申請しに行くのだ。
・・・が、窓口で質問した所によると、どうも話が怪しい。
住基ネットの安全性が確認されれば今回の申請に関係なく個人情報を通知します。
ということらしい。この場合の安全性とは個人情報保護法案の成立を指しているとのこと。
つまり法案が可決施行された場合、非通知申請をした横浜市民でも住基ネットに登録されるのだ。
意味ねーじゃん、この申請。安全性だと? コンピュータシステムの安全性が確保されようが、
法律が整備されようが、それを使役してるのは人間、しかもおまえら役人だろうが! 
信用ねーんだよ!
おい、中田市長! おまえ横浜市長のくせに桑田に似た顔してんじゃねーよ、ボケが。


・・・支離滅裂なことを書いてしまった。やり場の無い憤りに任せて昼酒を煽っているからね。
ちなみにブルトンの『シュールレアリスム宣言』持ってたりして。
337愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/27 23:15
>336
役人に刑事的な罰則規定を作ってもらわんと、信用できんわな。
いや、作ってもらっても信用できんが。
っていうか、罰則規定くらいなら
条例でもできそうだと思うんだが。

横浜市は、選択制を採用したことで、
5000万円の費用がかかるそうだ。
もちろん市民税からの出費になる。
はて???

確かに桑田に似てる(藁
338愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/27 23:19
>336追記

美酒なれど二人して汲みかわさば美酒
美肴なれど二人して汲みかわさば美肴


お酒はほどほどに。
339愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/27 23:34
おれもひさしぶりに「変身」を読んでみた。
やっぱり扱いに困る小説だと思った。

詳しくは、XL氏の再登場を待ってからにしよう。
340愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/27 23:50
今日は実況板に名無しではりついて、朝まで遊ぶつもりではいるんだが・・・
なんかすごい面々だな・・・
デーブ・スペクターはいらんと思うが。

司会:田原総一朗/進行:渡辺宜嗣、丸川珠代
パネリスト:
   石破 茂(自民党・衆議院議員,拉致議連会長)
   平沢 勝栄(自民党・衆議院議員,拉致議連事務局長)
   山本 一太(自民党・参議院議員)
   枝野 幸男(民主党・衆議院議員)
   東 祥三(自由党・衆議院議員)
   足立 正生(元日本赤軍活動家)
   姜 尚 中 (東京大学教授)
   木村 三浩(新右翼「一水会」代表)
   重村 智計(拓殖大学教授)
   デーブ・スペクター(放送プロデューサー)
   歳川 隆雄(「インサイドライン」編集長)
   中林 美恵子(経済産業研究所研究員,元米連邦議会上院スタッフ)
   森本 敏 (拓殖大学教授)

http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/index.html
341愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 01:19
>338訂正。
「美肴」を「汲みかわす」のはおかしい。
今になってやっと気づいた。
っていうか、原典を見事に忘却したんで、
どういうのが正しいのかもわからん。
342126:02/09/28 01:42
>>336訂正
俺の持ってる岩波文庫のヤツは『シュルレアリスム宣言』だった。
まあ、意味は同じだけどね。

>>338
いや、分かってはいるんだけど飲んじゃうんだよね・・・。
休肝日ねぇyo! ヤヴァイ。
343愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 04:26
石破vs姜 のバトルがちょっとだけおもしろかった。

>342
おれもむかしはかなり飲んでた。
今では缶ビール1本で酔う。
344愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 19:29
某所(2ch外)で死刑廃止論っぽいのを書き込みしたら、
一気に5人くらいに煽られまくった・・・
2ch内だと、サヨのレッテル貼りまでされるだろうな・・・
345愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 19:31
自己弁護的言い訳的愚痴的引用。

「殺人の罪で人を殺すことは、当の犯罪よりも比べものにならぬくらい大
きな刑罰です。判決文を読み上げて人を殺すことは、強盗の人殺しなんか
と比べものにならぬくらい恐ろしいことですからね。夜の森などで強盗に
斬り殺される人は、最後の瞬間まで、かならず救いの希望をもっているも
のなんです。もう喉を切られていながら、当人はまだ生きる希望を持って
いて、逃げたり、助けを求めたりする例はいくらでもあるんです。ところ
が、死刑では、それがあれば十倍も楽に死ねる最後の希望を、確実に奪い
去っているんですからねぇ。むごたらしい苦しみのすべてがあるんです。
いや、この世にこの苦しみよりもひどい苦しみはありませんよ。
(中略)
死刑の宣告を読み上げられて、さんざん苦しめられたあげく、『さあ出て
いけ。お前はもう許されたんだ』と言われた男がいるかもしれません。い
や、そういう男なら、きっと、この苦しみを話してくれるでしょうよ。」

ドストエフスキー 木村浩訳「白痴」新潮文庫より
346愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 19:39
「作家の空想を論の根拠に持ってくるなやヴォケ」と言われるかもしれんので、
あらかじめ言っておく。

ドストは死刑判決を一回受けて、
処刑直前に恩赦で刑の免除をされてる。
上に引用したぶんの、
「もう許されたんだ、と言われた男」というのは、
ほかでもなくドスト自身のこと。
347愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 19:44
いや、いくら煽られたとしてもおれは折れんが。
348愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/28 19:51
>345ちょっと訂正。ちょっと抜けてた。
「(中略)」の二文前、

「そこには判決というものがあって、もう絶対に逃れられないというところに(←抜けてた部分)、むごたらしい苦しみのすべてがあるんです。」


偶然の産物だが、抜けててよかったかも。
最も重要な部分を、このレスで抽出することができた。
349XL:02/09/28 20:46
>>347
つっこまないよ。絶対。

>>334
「変身」について無限の解釈ができるって
あとがきの解説にも書いてあった。
"読み手が受け取るしかできない"と書いたのは
自分を一つの瓶に例えて物語が水だとしたら
内容全部を注いでも満杯にもならずこぼれもせず
「注がれたんだなぁ」って感じだけで感情の起伏が
読んでいて全然無かったというようななんだか
支離滅裂な文章になってしまったけどそういう意味で。
俺にはその水が青かったかも赤かったかも想像しようが
ない雰囲気だったんですね。不明瞭な点がかなりあるはずなのに
その説明がないことが疑問じゃなかったし知りたいとも思わなかった。

んでラストまで読んだんだけど

って感じだった。
打ち切り漫画みたいだった。
350XL:02/09/28 20:57
>>336
インターネットとか情報管理の基本的な知識を持ち合わせていない
子供の意見を言わせて貰うとどんなに素晴らしい鍵が存在しても
鍵は作れると思うしドアを蹴破ることができるように思う。
扉があるかぎり必ず。開かずの扉は開かないから気を惹くってことで。


死刑は有りかも。そんかわり執行人が殺すんじゃなくて遺族が。
憎しみのありったけをこめて。ありったけの憎しみをこめて。
殺す直前になって遺族がやはり殺せないってことになったら
それで死刑は無し。無期懲役。しかし遺族にはいつでもその
罪人を殺せる権利が与えられ罪人には殺される義務が。
荒木の死刑執行中〜みたいな雰囲気漂うけど。
351126:02/09/28 22:49
>>343
「朝生」を最初から最後まで全部見たのはオウム事件の時だけのような気がする。

>>345-346
ブルトンは『シュルレアリスム宣言』でドストを痛く批判してたな。
曰く「描写し過ぎなんだよ」、だって。死刑制度とは関係ないけどね。
352126:02/09/28 22:55
>>350
>開かずの扉は開かないから気を惹くってことで

その台詞は滅茶苦茶こわい! 特に役人の理性を信じられない俺にとってはね。


>荒木の死刑執行中〜みたいな雰囲気漂うけど。

『死刑執行中 脱獄進行中』だっけ? まだ読んでない。
たぶん兄貴が持っていると思うんだが・・・。荒木好きだし。
353愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/29 06:00
>349
おれの「変身」の感想。今回はメタファーだとか実存だとか、
小むすいことはなるべく避けて考えるようにした。

むかし読んだときは、ひどくグロく感じた前半の虫のようすだが、
今回読んだときは微妙に笑えた。
活動しようとあたふたしてるとこなんか、特に笑えた。

だが、後半になって、すさまじく悲しくなった。
それまで一家をささえてきたグレーゴルの存在が、
家族の足枷になるばかりでなく、
最後には、グレーゴルが死ぬことによって家族の幸福が得られる。
しかも、グレーゴルの精神はもとの人間のままで、
さらに人間の精神を持ち続けようと努めているにもかかわらず、だ。
こんな結末を持ち出されると、
グレーゴルの存在理由など、はじめから無かったのではないか、とすら思えてきた。
あまりにも救いがない。
354愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/29 06:23
>350
いわゆる、仇討ち制度だな。
が、これも問題が多すぎる。残虐刑になるし。

それに、刑罰とは被害者のためだけにあるものではないはず。

>351
朝生は、最近は途中で寝てしまったり、
見るのやめてほかのことしだすことがあったり。
でもきのうのはおもろかった。

昨日の決まり手。
「あんなハングル語、チョナンカンなら10分で訳せますよ」(デーブ・スペクター)
「ブッシュには娘がふたりいるだけだから、三代目ブッシュが誕生する心配はありません」(デーブ・スペクター)

オウムのサリン事件があったときは、
おれはたぶん不良なリアル厨房ような。
9時には寝てた。

ドストの「描写しすぎなんだよ」はちょっとだけ賛成。
でもまあ、それがリアリズムというものなのかもしれんが。

>352
役人の理性は、まじでどうしようもないと思う(藁
最近マンガはあんまり読んでないな・・・
荒木はJoJoしか読んだことない。
355126:02/09/30 01:00
>>354
実況がチョナンカンで盛り上がっていた理由はそれか(w

ドストが幾つかの作品をミステリー仕立てにしている以上、
ある程度の執拗な描写はしかたないのかな。

テレビ神奈川で市会定例会を見た。
中田市長の話では、やはり安全確認がされしだい住基ネット全市民参加のようだ。
市長の言う問題点の幾つかを挙げると、
「アクセスログの開示申請が出来ない」
「不正使用に対する罰則規定がない」(情報漏洩には罰則あり)
「住基ネットの未来像が明確でない」
というもの。
「不正使用に対する罰則規定がない」って、役人はやりたい放題ですか?
もっとも、たとえ罰則があったとしても、やっちゃうひとはやっちゃうんだろうけど。
356愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/30 06:38
このスレを建てたときは、
コラム系+俳句短歌系のスレにする予定だった。

しかし、俳句短歌は完全に放置されてるのが現状。
ということで、今週1週間は、俳句短歌強化週間にする。
357愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/30 07:25
俵万智の「サラダ記念日」、何年か前のベストセラー。
しかしおれはこれの本をちゃんと読んだことがない。
ブックオフで、100円で売ってたんだが、
どうも、若い女の子が読む本というイメージがおれにはあり、
ものすごく照れくさくて恥ずかしくて、
レジまで持って行けなかった。
今度こそ、勇気を出して買ってくる。

今日の一首。
ゾラの下に隠し二冊の本買う日たぶん「サラダ記念日」記念日
358愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/09/30 07:53
>355
役人が個人的に見て楽しむぶんには問題ないわけだ。
そのへんは、条例でどうにかならんのかな?
市議会だって、おかざりであるんじゃないし。

臨時国会の12月くらいで
個人情報保護法案が通れば参加するというのなら、
8月からの4ヶ月間ごねるためだけに、
市民税5000万円を使ったことになるのかな。
それに、「安全確認され次第」って。
ほかの市町村長を先に歩かせて、
鉄砲玉が飛んで来ないことを確認しといて、
「安全が確認されました」って都合がよすぎ。っていうか、卑怯だと思う。
それに、住基ネットに参加しなかったことを理由に、
国からの制裁措置として助成金を削られることも十分考えられる。
そのとき中田市長は、どのように責任取るんだろうか。

横浜市民にはもうしわけないが、たんなるポピュリストだな。
359126:02/10/01 00:23
>>358
う〜ん、かといって前市長の高秀をそのまま再選させていたら、
今ごろまた市長選やってたかもしれないし。高秀この間死んじゃったからね。
・・・あれ、その場合、繰り上げ当選になるのか? 分かんないや。
360126:02/10/01 00:33
>>357
俵万智はリア工の時の国語教科書に入っていたような気がする。
『サラダ記念日』か『チョコレート革命』(?)だったかは謎。

相も変わらず教授の言葉だが、
「ヨーロッパでスタンダードに売上がある文学は詩集」なのだそうだ。
「ヨーロッパ人に日本で詩集が売れていないこと教えると、
 彼らは不思議がる」とも言っていた。まあ国によるんだろうけど。

下手の一句。
天高く 馬肥ゆる秋 俺も肥ゆ
節制祈願も 酒に呑まるる 
361愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/01 06:04
まずは、愚痴。というか、文句。

この時期、放置しまくってるおれのサイトのアクセス数がひどく増える。
ふだんは、1日に2か3、多い日で6くらいなんだけど、
最近は、毎日20くらいある。
自分でも不思議だったんだが、最近その理由がやっとわかった。
きのう、やたら無愛想なメールがいきなりきて、
けっこうむずい質問をしてきやがる香具師がいた。

麻雀と女に呆けてる大学生よ、
卒論くらい自分ひとりの力でやれ。
見ず知らずのおれに頼るな。
362愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/01 06:15
きのう買ってきたもの。

トルストイ「アンナカレーニナ」上・中・下巻 新潮文庫
オマル・ハイヤーム「ルバイヤート」 岩波文庫
フローベール「ボヴァリー夫人」 新潮文庫
「百人一首」 角川ソフィア文庫

全部古本。
前いったときはあった「サラダ記念日」はみつからなかった。
363愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/01 06:28
で、その古本屋にいく道で、すごい光景を目撃した。

まず、少し前まで営業してたガソリンスタンドがつぶれてた。
もう少し行ったところで、食い物屋が店を閉めてた。
そのもう少し行ったところで、ゲーセンがつぶれてた。
さらにもう少し行ったところは、
むかしコンビニで、半年くらい前につぶれたところが、
今も、「貸物件」になってた。
さすがに鬱になった。

そしてさらにもう少し行ったところの道端で、
ホームレスが首をうなだれてた。死んでたかどうかまでは確認してない。

一瞬、おれは4次元の時間軸を移動してるんじゃないかと錯覚した。

今日の一首。
未整備の自転車道に斜陽射し
国破れずして山河あり哉
364愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/01 07:03
>359
繰り上げ当選になるのかどうか、おれもわからん(汗

>360
おれも、リアル工房のころに、
「サラダ記念日」だけは教科書に載ってたけど、
「この味がいいねと〜」しか覚えてない。
ちゃんと全部読みたくなってきた。

ヨーロッパでは詩集が売れてるのか。知らなかった。
日本ではまったく売れん、というかそれ以前に、
あんまり出版されてないような気がする。
おれも詩集は、和漢洋含めて10冊くらいしか持ってないような。
>>362のルバイヤートで一冊増えたが。

返歌。
ひまわりの予報も当たらぬ秋の空
肥ゆる秋のちスポーツの秋
365カレー気味 ◆Lg4BMHgs :02/10/01 07:07
おっはー!
366愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/01 07:24
お、カレーだ。

偶然だが、きのうのごはんはカレーだった。
367XL:02/10/01 23:44
変身にでてくるグレーゴル虫の実像が全然見えてこないから
目に訴えかけてくるグロさはないんです。
カフカ自身、変身の表紙を画家に頼む時に"虫"を描かないでくれ
と言ったそうです。
粘液や何十本もある足について割とおちゃめにかかれてますよね。

最終的に一家は成長したんですよね。グレーゴルが虫になってから。

解説によるとあのラストシーンはとってつけたようなものだったらしい。
時間がなかったからやっつけ仕事だったと作者がインタビューに答えてます。
もう一個のラストがあるとしたら見てみたいです。

>>354
仇討ちなんですけどその制度が長い間浸透して
人を殺すことの意味の無さに皆が気づいたら本当の意味での
刑罰というものについてもっと話し合われるのではないかってのが希望で。
368126:02/10/02 00:00
>>361
卒論か・・・。俺の場合はネット検索もしたが有用な情報はほとんど得られず、
専ら図書館利用のアナログ的手法だったな。
提出期限の1ヶ月前に俺の主張を見事に覆す文献に出会って、さあ大変・・・。
なんとか間に合ったわけだが(汗

>>364
売れてるっていっても日本と比べて、ぐらいだと思うよ。>ヨーロッパの詩集。
俺の偏見なのだが、日本の詩集=自費出版というイメージがあるな。
メジャー詩人(藁)はそうでもないんだろうが。

下手の一句。
肌さむし 秋の長雨 家篭り
閑居に消ゆる たばこの紫煙

・・・秋の長雨つっても今回のは台風だし、上の句と下の句の関連性が・・・。
やっぱダメぽ。
369XL:02/10/02 00:08
ドストの白夜読んでます。
描写しすぎの点について同意の中の同意。
翻訳のせいかどうかわからないけど
こんな話口調で本当に人に読ませようとしてるのか・・・
と一行読むたびに思う。うなされそうなくらい。。。。
370126:02/10/02 00:15
あ〜、上の句は

長雨や 人肌恋し 家篭り

の方がよかったかな? たばこの紫煙って表現も、考えてみればドキュソだし。 
でも詩歌俳諧って感性的直観が重要な気もするから、推敲ってのもどうもな。
・・・書き込んでから愚痴ってる俺はやっぱりダメぽ。
371126:02/10/02 00:26
家の中で『変身』を見つけた。今度読んでみる。
定価200円って書いてある。いつのだよ、これ(w
372XL:02/10/02 00:31
ちょっと昔は本安かったですよね。
漫画だけど手塚全集シリーズとか200円とかだった気がするし。
いま文庫で買うと400円以上しますね。

新古書店に入り浸る者としてはどうでもいい話だったりする気が
するけど。
373126:02/10/02 00:39
古本屋は近所に結構あるのだが、新古書店ってのがない。
ブックオフは歩くと結構めんどくさい所にあり、
電車の窓から眺めているだけな俺。
374愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 06:06
きのう買ってきたもの。

スタンダール「パルムの僧院」上・下 新潮文庫
ブルトン「シュルレアリスム宣言」 岩波文庫
カミュ「ペスト」 新潮文庫
375愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 06:35
>367
「変身」について、もうひとつ書いとこ。
中盤から登場するお手伝いのおばさん、
この人だけは、家族とは少し違うふうに書かれている。
変身したグレーゴルをそのまま容認するような。
たぶんこの人に何かがかくされてるんだと思う。

結末は一家の「成長」ではなく、「解放」もしくは「自己救済」だと思う。
「これが本当のおにいさまなら、耐え切れなくて自分から外に出て行くはずよ」(かなりうろ覚え)っていう
妹の台詞があったと思うが、
これを成長とするには、おれはちょっと無理を感じるな。

>368
返歌。
台風の雨風人を家に遣り
肌恋うところに一点の火あり
376愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 06:36
>369
おれもなんか、ドストの小説は、
やたら家具がどうのこうのが多いなと思った。
当時のロシアの世相はおれもよく知らないんだが、
そういうのがその人の生活実情を端的に現すのかな、
とか思って我慢して読んだが。

>370
たしか芭蕉も推敲をけっこうやってたはず。
おれは書きっぱなしが多いけど(藁

>371
おれの古本屋で買った「人間失格」は、定価90円。
おれが生まれるだいぶ前の版だった。
ほかにも、三島の「潮騒」は、旧仮名使い。
慣れてるから平気だけど。

>372
確かに、高いな。
文庫はまあいいとして、ハードカバーが高すぎる。
1冊に2000円も出せるかよっ!

>373
このへんも新古書店ってあんまりない。
377愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 07:10
1日遅れの話題になるが。
内閣改造、6人が変わった。
金融担当大臣がいちばん注目されてたが、
おれの印象に残ったのは、
失言などなどで辞任まで要求されていた武部農水大臣の最後の記者会見。

「大臣をやっているあいだ、楽しかった。
いろいろ問題があってたいへんだったときも、
たぶん楽しかったと思う」
というようなことを言ってた。
いろいろ問題があった期間の大臣だったから
評価はわかれるだろうが、
味方がひとりもいなかった状態を
「楽しかった」と振り返れるこのひとは、
なかなかの人物だと思う。

今日の一首。
狂いたる牛に追われし日々終わり
後を濁さぬ鳥になりけり
378愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 07:40
今日の新聞一面コラム。
毎日余録はまだネットに出てないが、
朝日天人読売編手日系春秋は、世を騒がせたあの返金問題。

しかし、人間ってやつぁおもしろい生き物だな。
379愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 19:29
電波なHPをニュース速+で見つけたんで、メモがわりに書き込み。

ttp://www.ne.jp/asahi/seven/angels/index.htm
380手首 ★:02/10/02 19:37
ぐるぐるありがとう。
381愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 19:47
ぐるぐる読書記録。

ブルトン「シュルレアリスム宣言」

「溶ける魚」はまだ読んでないけど。
しかし、感想に困る宣言だな・・・。
でも、研究対象としては非常におもしろそうな書物であることは、
認めねばならん。
フロイティズムを最もストイックに採用した人と言えるだろうか。
(誰とは言わんが、基本的におれは
精神分析を文芸評論に持ち出すやつは嫌いだが。)

バルザック、スタンダール、ユゴーあたりまで批判したら、
いったいフランス文学に何が残るんだろうか。
そこに至る経緯とか、おもしろそう。
このひとがサルトルをどのように評価してるか(してないか?)、
ってところがちょっと気になる。
年譜が載ってなかったから、
戦中戦後まで生きてたかどうかわからんけど。

まあ、100年にひとりくらいは、
こんなこと言い出すやつは必要なのかもしれん、とか思った。
382愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/02 19:49
>380
いえ、どういたしまして。
383126:02/10/03 01:50
>>381
19世紀以前の芸術思潮というものは他称的に名称を与えられてきた。
印象派にしても、「彼らは印象、印象と、印象ばかり強調しているので印象派だ」
と痛烈に批判されたことを逆手に取り、「俺たちは印象派だ」とその名称を用いたそうだ。
ところが20世紀になると、予め自覚的に○○派というのを宣言する連中が登場する。
マリネッティの「未来主義創立宣言」などがそれだ。
・・・で、ブルトンもシュルレアリスムを宣言してしまった、と。
現在、シュルレアリスムと言えばダリなどの絵画が真っ先に
イメージされるかもしれないが(少なくとも俺はそうなのだが)、
ブルトンの『宣言』を読む限りでは、シュルレアルは言語的次元に限定されるようだね。
しかしこの宣言、時代的背景をもろに映し出してるような気がするよ。
深層心理、反理性・理論主義。まあ20世紀のおきまりなのかな?

ちなみにブルトンは1966年まで生きてる。
サルトルについて言及したかどうかは知らない。スマソ。
384126:02/10/03 01:59
>>383の「反理性・理論主義」は「反理性・反理論主義」ね。
書き方がダメぽだった。

下手の一句。
秋の空 爪あと残すも 晴れ渡り
遅き猛威の 台風一過

・・・台風って夏の季語かな? でも秋の空って詠んじゃったし・・・
385愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/03 07:15
>383
なるほど。
本当に、ブルトンってのは困ったやつだな。
単純には扱いきれん。
確実につかみ取るには、
物を見てみるのがいちばんわかりやすいのかもしれんが、
「溶ける魚」は、理論的にさばき切れそうにないから、
ちょっとキツいな・・・

おれはシュルレアリスムというと、
彫刻家のジャコメッティが真っ先に出てくるかな。
386愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/03 07:16
まあ、理論的にさばき切れんから、
「宣言」が生きてるんだろうが(藁
387愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/03 07:49
古今和歌集かなんかに、紀貫行か誰かに、
ひとつの和歌で全部の季節を現した歌があったように記憶している。
記憶違いかもしれん。
でも、おれもやってみよ。

今日の一首。
かげろうの写りし道に落葉の
北風舞わば花粉もまた散る
388愚☆ルグル ◆cX.CDUbs :02/10/03 08:29
>384
返歌。
雲のなき台風一過の秋空は
残しし爪のあとを癒さむ
389126:02/10/04 01:02
>>384
理論もそうだけど、どちらかと言えば反論理主義っだったな。
『シュルレアリスム宣言』読み直してそう思った。

>>385
ジャコメッティの<歩く男>だったかな? テレビで見たけどイカレてる感じが良かった(w
ダリは上野でやってたMoMA展で見たからその印象があったのかも。
サイズが小さかったのもそうなんだけど、滅茶苦茶細密に描かれているのに驚いた。

下手の一句
虫の音の 耳に涼しき 夜長かな
夏の終わりの 暑さ残すも

http://www.yomiuri.co.jp/08/20021002ig91.htm

きのうの読売新聞の社説。若者の活字離れがどうのこうの。
なんでもかんでも読めばいいというわけじゃないと思うが。

読書が必ずしも人間性をゆたかにするものではないということの証明。
「何年か前のデータだったと思うが、
世界でいちばん本を読む人間が多い国は、韓国らしい。」
以上、証明終了。

まあそれはおいといて、
現実的に今の中学生や高校生に、本を読む時間があるかどうか。
たぶん、ほとんどないだろうな。

今日の一首。
朝起きて学校行って家帰り
宿題やったら一日終わる
>389
ジャコメッティの彫刻を見て、
「痩せたい・・・」とつぶやいた女がいた。
見事に深層心理をえぐり出す作品と言えるのかもしれん(藁

返歌。
南中の暑気残れども長き夜の
虫の音夏の終わりを告げたり
392126:02/10/04 22:15
>>390
>読書が必ずしも人間性をゆたかにするものではないということの証明

まあ読む本にもよる罠(w
俺の読書遍歴にも偏りが・・・。

下手の一句。
神無月 山のもみじは まだなれど
夕げの膳は 紅葉したり
10月5日の産経抄より
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm

 「皆さん、こんにちは」ではじまるTBSラジオ午前十時「秋山ちえ子の談話室」が、きのう四日で幕を下ろした。
放送回数一万二千五百十二回、一人のキャスターがこれほど長く番組をつづけた例は外国にもないようだ。
 ▼四日の朝もいつもの通り、ラジオは淡々と語りだした。台風21号一過のあとの秋晴れのすばらしさで枕を振り、
北朝鮮の拉致問題には国民の心と声の支援が絶対に必要ですと訴えた。
ここまで続いたのは皆さまとTBSとスポンサーのおかげですと、四方への感謝を語っていた
 ▼一度も病気で放送を休んだことはないというからすごい。
番組はそのつど「毎日の暮らしの中からいろいろな話題を拾って、
秋山ちえ子さんがお話しになります」と紹介されて始まるが、秋山さんは毎朝七つの新聞に目を通す。
 ▼これはと思った記事は切り抜き、メモ帳とエンピツを肌身離さない。
豊富な話題はそうして生まれた。一人でどこへでも飛んで行き、一人で取材をし、
一人でコメントを書き、一人でしゃべる。リポート役に徹しぬいたラジオ人生だったといえるかもしれない。
 ▼秋山さんは著書もたくさん出しているが、本にタイトルをつける名人だと思う。
随想集『さよならを言うまえに』などはどきりとさせる名タイトルではないか。
『近くなった町』はなぞめいているし、『八十二歳のひとりごと』『九十九歳の恋うた』というのもある。
 ▼年齢にちなむ書名が多いのは、ご自身が八十五歳でなお堂々の現役であるせいかもしれない。
いつだったか、「今度の本の題は『百一歳の高笑い』とつけたらどうです?」と申し上げたことがある。
ばかなことをいいなさんなとばかり、秋山さんはほほほと澄んだ声で笑われるのであった。
同じく、編集手帳
http://www.yomiuri.co.jp/08/20021004ig15.htm

 現役最高齢の俳優、島田正吾さん(96)が評論家の秋山ちえ子さん(85)に夢を語ったことがある。
「白寿(九十九歳)の私が一人芝居を演じ、米寿(八十八歳)のあなたがその感想をラジオで話す…」
◆TBSのラジオ番組「秋山ちえ子の談話室」(月―金曜)は一九五七年(当時の番組名「昼の話題」)に始まっている。
一万二千五百十二回を数えたきのうの最終回で、四十五年の歴史に幕を閉じた
◆「皆さまこんにちは」で始まり、国際情勢から身近な出来事まで時々の話題を取り上げ、
「皆さま、ごきげんよう」と結ばれる。一語一語を紡ぐような落ち着いた語り口はどなたも聞き覚えがあるだろう
◆以前、すべて録音放送にするよう局が求めたことがあった。「生放送の回も残しておかねば、戦争になりそうな時、反対しましょうと言えない」。
秋山さんは断っている
◆最終回の放送では冒頭、拉致事件での北朝鮮側の納得いかぬ説明を取り上げた。
四十五年の感慨や聴き手への感謝の気持ちを述べることだけに六分十秒の放送時間を使いたくない…。
ジャーナリストの良心の一端に触れた思いがする
◆島田さんは今年八月に軽い脳こうそくを患い、療養している。秋山さんには、
新しく別の番組を始める計画もあるという。島田さんの夢はきっと、その番組でかなうことだろう。
めずらしく、産経抄と編集手帳がかぶってる。
同日の新聞だから、もちろん盗作の可能性はない。

両コラム子ともに、今日は社内で苦笑いしてるだろう。


今日の一首。
同日にふたりのコラム子筆を取り
鳥さえずりし秋の山聴く
>392
おれも読む本にかたよりがありすぎる。
まず、ほとんど新潮文庫だし(藁

返歌。
と言いたいところだが、
お見事な歌なんで、返歌はやめとこ。
397126:02/10/06 01:02
ラジオを聞く習慣はないのだが、
80過ぎても現役でパーソナリティを勤めてたってのは凄いね。

下手の一句。
蹴球の 若き代表 奮戦し
予選突破す かの国の地で

・・・でも次は中国だから負けそうなヨカーン。
まずは、追加。
>>393-394のコラムだが、毎日新聞余録まで、同じ話題だった。
朝日天声人語だけなんか別の話題のみょうなこと書いてたんだが、
朝日新聞さん、本当に今のままでいいのか?
ソースがこれしか見つからなかったが、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021004-00000479-jij-soci
刑務官が服役囚を殺したらしい。

上に何度も書いたように、おれは死刑制度については少々興味があるんだが、
ふつうの懲役刑については、それほど関心はない。
しかしこの様子じゃ、いままで何人くらい闇に葬り去ってきたことやら。
バレなきゃなかったことにしてたんだろうな。

この前本屋に行ったとき、刑務所のことを書いてた本があって、
立ち読みしてたんだが、
いろいろおもしろい(?)ことが書いてた。
服役囚が食べる主食は、ほぼ毎日、麦飯らしいのだが、
今の日本じゃ麦は輸入物しか手に入らなくて、

 麦飯の値段>白飯の値段

という状態らしい。
高くてまずいものを余分に税金出して食わすのも罰のうちか。

まあそれはおいといて、
今回のこの事件。
当然のことだが、いちおう言っておく。



     こ れ は 殺 人 事 件 で す。



さて、しかし上の殺人事件だが、
捜査してるらしいが、その捜査をしてるのは警察だろう。
で、DQN刑務官が逮捕されたとして、
起訴するかどうかは、公訴権をもつ唯一の組織である
検察庁の判断に委ねられる。

検察庁は、法務省の下部組織。
刑務所も、もちろん法務省のなかの組織。


  身 内 に 甘 く す る ん じ ゃ ね ぇ ぞ、

  ち ゃ ん と 起 訴 し ろ よ、

  森 山 法 務 大 臣 さ ん よ。



つーか、ひさびさにでかく書き込みしてみたが、
書いてたらまじで腹立ってきた。

このDQN刑務官もむかつくんだが
いちばんの問題は、こういう殺人事件が起こっても、
世論の大半が、
「どうせ犯罪者が氏んだだけでしょ?」くらいにしか思ってないことに腹が立つ。
>397
返歌。
蹴球の熱覚めやらぬかの国で
期待を背負い掛けよ若者
ということで、
無事に俳句短歌強化週間は終わりますた。
ご協力いただいた126氏に感謝。

来月くらいまたやろ。
俳句短歌強化週間、入賞発表。ぐるぐるが独断と偏見にて、選。

 「サラダ記念日」を恥ずかしくてなかなか買えないときの心境。
ゾラの下に隠し二冊の本買う日
たぶん「サラダ記念日」記念日

 とりあえず、不景気を嘆く歌。
未整備の自転車道に斜陽射し
国破れずして山河あり哉

126氏の歌。
天高く 馬肥ゆる秋 俺も肥ゆ
節制祈願も 酒に呑まるる
 ぐるぐる返歌。
ひまわりの予報も当たらぬ秋の空
肥ゆる秋のちスポーツの秋

126氏の歌。
虫の音の 耳に涼しき 夜長かな
夏の終わりの 暑さ残すも
 ぐるぐる返歌。
南中の暑気残れども長き夜の
虫の音夏の終わりを告げたり

126氏の歌。
秋の空 爪あと残すも 晴れ渡り
遅き猛威の 台風一過
ぐるぐる返歌。
雲のなき台風一過の秋空は
残しし爪のあとを癒さむ

126氏の歌。☆ 大賞
神無月 山のもみじは まだなれど
夕げの膳は 紅葉したり
406126:02/10/07 02:41
>>399
看守が受刑者に暴行するなんて海の向うの話かと思ってたよ。やれやれ。

>>405
俺のが大賞でいいのか(w
個人的にはぐるぐるタンの返歌
台風の雨風人を家に遣り
肌恋うところに一点の火あり
がお気に入り。特に下の句の「肌恋うところに一点の火あり」ってのが、
俺の心にくすぶる火(藁)とタバコの点いた火にかかっていてイイな、と。

しかし普段詠まないと色々と迷うもんだね。題材はどうしようとか、
現代の俳句短歌だから口語調にするか、いや、やはり文語調だろうか、とかね。
といっても古文の点数悪かったんだけど(汗
何にせよ、五七調・七五調ってのは日本人にとってしっくりくる罠。
電波2ちゃんに紹介されてたスレだけど、

http://life2.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1028337791/l50

バブルの時代に遊びまくったやつらが、
その思い出を語ってるスレ。
当時おれは小学生くらいか。

このスレを読んで、人間かくもあさましきものなりやと
果てしなく鬱になった。
金がどうのこうの、就職活動がどうのこうの言い、
しまいにはそれを「文化だ!」と
わけのわからんことを言い出すやつらまで出てくる始末。
転売目的の名画の買い占め、女買い、
リゾート地開発のための環境破壊、
これが文化か。おめでてーな。

別に今の不景気を当時バカやってたやつらのせいにする気はないが、
人間がこんな状態になるくらいだったら、
不景気のままのほうがいい、とか思った。

だいぶ上のほうで書いた言葉。
どっかの経済学者が言った言葉らしい。

「資本主義の行き着くところは、歪んだ形の個人主義である。」
こんなこと書いてるおれ、なんか左翼っぽいな(藁
>406
むしろ、海外のほうが刑務所内は大人しいのかも。
日本の刑務所は、「セキュリティーのため」を名目にして
徹底した秘密主義を通しているらしい。
なかで何が起こってるのか、まじでわからん。
「獄中で病死」とか「獄中で自殺」ってのも、
実際には何をやってるのかわからん。

そういえば、つい最近、ニュー速+にスレがあったけど、
ある事件に関係した裁判中の犯人複数が、
拘置所独房内で次々に自殺した(と発表された)ことがあった。
さて、真相は如何に。

とにかくおれは法務省が信用できん。
外務省よりもうさんくさい。
>406(続き)
 夕げの膳は 紅葉したり
これが激しく気に入った。だから、大賞。
口語・文語はおれはあんまり気にしないかも。
けっこう気分しだい。

五七調でちょっと思い出した。
5年くらい前の朝日新聞天声人語に、
野球のストライクとかボールのカウントが、
それまでアンパイヤは「ストライク・ツー」と数えてたのが、
「ツー・ストライク(ス)」と米大リーグ風の数え方になった。
(たぶん当時、野茂とかがあっちに行ったころだったと思う。)
人語子が何か違和感がある、と思っていたところ、
「ストライク・ツー」のほうが日本人にしっくりくるのは、
五七調に近いからではないか、という投書が来たらしい。

ふだんあんまり馴染んでないようでも、
五七調ってのは日本人の遺伝子に染み着いてるのかも。
日本酒とか米の名前とか、いろいろ。

ちなみに、おれは古文というか、
国語の成績が非常に悪かった(藁
いや、国語だけでなく(以下略
ぼやき。
あのころの天声人語はよかったなぁ・・・
今の天声人語子はコピペ(引用)厨だしなぁ・・・
おいこら今の天人さんよ、
コラムの半分を引用で埋めるんじゃねーよ。

本日の天人↓
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/mass/1033556558/225
>407訂正。というか、撤回。

>別に今の不景気を当時バカやってたやつらのせいにする気はないが、
>人間がこんな状態になるくらいだったら、
>不景気のままのほうがいい、とか思った。

この部分、やっぱり無しで。
景気がよかろうが悪かろうが、
あさましい人間ってのは、常に一定量いるもんだ。
景気の動向は関係ない。

バブル期に金にものを言わせて
まずくて高いイタ飯食ってたやつらと、
西友の返金に押し掛けたやつら、
精神性の高低において、大差ない。
413126:02/10/07 23:49
アメリカ型の資本主義を推し進めていくと、物質的欲求や目先の快楽のみを
追求するようになり、その際たるものが日本になるだろう。
と数十年前に予言していたフランスだかの学者がいたそうだが、
バブル期において果たしてそうなってしまったわけだ。
バブルが崩壊し経済が低迷しているにもかかわらず、享楽主義は止むことなしか?

あの頃は不況なんて言葉聞かなかったが、今や聞かない日はないね。やだやだ。
ひややっこウマー。
っていうか、もうひややっこの季節でもないが。
今日はちょっと微妙なことを書いてみる。
何についてかと言うと、>>413(126氏)へのレスを兼ねて、宗教について。
おれはいちおう今のところ無宗教だから、
あんまえらそうなことは言えない立場にあるが。

狂牛病問題その他のときに、
企業のモラルハザードってものが不名誉な注目を浴びた。
そのときに、フジテレビの報道2001って番組で、
竹村さん(あのパイプくわえた、「だいたいやねぇ」のおっさん)が、
「企業のトップのリーダーシップやモラルの問題もあるが、
その根本には、『宗教』、『神』という意識が欠けている」
「日本には、敗戦して『天皇教』がなくなると、
宗教というものをまったく失ってしまった」
みたいなことを言ってた。
そのほか、竹村氏が何回か同番組内で、宗教という言葉を言っていたのを覚えている。

「宗教」と口に出していうと、
世間一般のひとは、たいがいアブナイ目つきで見る。
まあこれは、オウムや某価学会の罪悪だが。

両親から、または学校で、
宗教のことについてきちんと学んだかと言えば、
おれはほとんど教えてもらった記憶がない。
工房のころ、「倫理」という授業があって、ちょっとは内容に触れてたが、
じゅうぶん理解するに至ったとは言えない。
人間が生きていく上で、神さまの存在は必要不可欠なものだとおれは思ってる。
神さまがいないのなら、ぜひつくるべきだ。
たとえ虚像であっても、必要。

まあ何が言いたいかと言えば、
宗教というものを、どこかで教えておくべきなのではないだろうか、ということ。
っていうか、おれは今からでも、
キリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教、儒教、ゾロアスター教、
その他いろいろ、ちゃんと(負の部分も含めて)教えてもらえるなら、
授業料払ってでも教えてもらいたい。

でも、ちゃんと教えてもらって、考えに考え抜いた上での、
信念を持った無神論を展開するひとが出てくるのであれば、
それでもいいと思う。
いちばんいけないのは、
今の日本人のように神を肯定も否定もしない、
つまり無関心の状態。
話は少し飛ぶが、
そもそも個人主義っていうものは、
「人に迷惑かけなければ何してもいいじゃん」、
「法律守ってりゃ何してもいいんでしょ?」というものではない。
ヨーロッパ史にはひどく疎いのだが、
個人主義とは、個人が聖書を通じ神と対話し自己の倫理を律する、というものだったと思う。
つまり、日本には個人主義の土壌すらない。

天皇教の崩壊後、個人主義を曲解した日本が、
50年以上経ってもまだ辛うじて生き残ってるのは、
はっきり言って奇跡だ。

でも、もうそろそろ、奇跡も終わりかけてるかな。
バブル崩壊後の地獄のような不景気は、たぶん
神さまをないがしろにしてきた日本人への罰だ。
ついでに書いとこ。
1年前から、イスラム教の評判がやたら悪いが、
それはイスラム教が悪いわけじゃない。
一部の原理主義(ファンダメンタリズム)という
狂信者が悪いのであって、一般のイスラム教徒は、いたって普通。
こんなことを書きながら
豆腐に醤油かけて食ってるおれは、
そろそろ、なんちゃってベジタリアンから
本格的なベジタリアンになってみようかなぁ、
とか思ってたりする。

宗教改革、個人主義の成立、その他もろもろ、
おれより126氏のほうが詳しいだろうから、
126氏に解説を一方的に押し付けよ(藁
っていうか、暇なときでいいから教えてください。
最後に、引用。

「天皇は倫理の儀表として之を支持せよ。恋いしたう対象なければ、倫理は宙に舞うおそれあり」(戦後の太宰治の書簡より。)

なんか、今度は急激に右翼っぽくなってきたな、おれ・・・。
>413
上だけでなくて、個別にレス。

>アメリカ型の資本主義を推し進めていくと、物質的欲求や目先の快楽のみを
>追求するようになり、その際たるものが日本になるだろう。
>と数十年前に予言していたフランスだかの学者がいたそうだが、

この学者すごい。見事に的中してる。
外から見たら、まさにそういう状態で、
気づいてないのは当の日本人だけかも。
文化も何もあったもんじゃない。
バブル期以降、日本文学はみるみる衰退していったような気がする。
80年代以降の作家って、ほとんど読んだことない、
っていうか、読む気もしない。
422126:02/10/08 21:32
中国に勝つとは思わなかった。>サッカー。
しかし次のタイって強いのか? 一応北朝鮮を下しているが・・・。
もしも準決勝の相手がタイではなくて北朝鮮だったら、
日本全体からの応援が得られたのではないだろうか? 
一部の人々以外のね(w
423126:02/10/08 22:07
宗教関係に詳しいがどうかは分からんが、とりあえず出来るだけ書いてみよう。

まず宗教改革と個人主義の成立。ぐるぐるタンの指摘する
>個人が聖書を通じ神と対話し自己の倫理を律する
という個人主義の定義は合っていると思う。特にこれはプロテスタントの教えだ。

1510年、ドイツのマルティン・ルターはアルプスを越えてローマの
サンピエトロ大聖堂を訪れる。ルターに限らず北ヨーロッパの人間にとっては
南ヨーロッパは憧れの地であり、ましてやローマともなればキリスト教の総本山である。
教皇の住まう大聖堂はどれほど素晴らしい建物だろう、と期待に胸を膨らませる
ルターの前に現れたのはローマ建築を模倣して建てられたサンピエトロ大聖堂。
それを見たルターは愕然とする。なぜならドイツの教会は中世以来の
ゴシック建築だったからだ。「なぜローマ教皇が異教の建物に住んでいる?」
「しかも聖堂を拡張するために免罪符なるものを売って人々から金を集めている」
・・・失意のうちにルターはドイツへと帰還。その後、我慢に我慢を重ねるが、
ついにブチ切れ、1517年、「95か条の論題」を張り出しローマ教皇を弾劾した。
424126:02/10/08 22:37
ルターの教えは「聖書の教えを唯一の規範とする」聖書至上主義であり、
ルターに呼応する形で1518以降に北ヨーロッパを中心に宗教改革が興る。
現在の欧米の個人主義とはまさにこのルターの教えに端を発するものだろう。
教会がなくても聖書があれば神の教えを実践できる、ってとこかな?
でもプロテスタントの教会もあるわけだが(藁)。まあそれはイイとして、
この宗教改革によりキリスト教はカトリック(普遍)とプロテスタント(抗議する者)
に大きく分裂することになる。

もう一つビザンツ帝国起源のオーソドックス(正統)というのもあるが宗教改革には
あまり絡んでこない。ギリシア正教やロシア正教などはこのオーソドックスだね。

ちょっと話が横道に外れるが、宗教改革は日本にも影響を与えている。
カトリックはプロテスタントの台頭に対し、対抗宗教改革なる戦略を打ち出す。
まだプロテスタントの息のかかっていない非キリスト教圏の国や地域に
先に布教するというもので、強い海軍を持っていたスペインやポルトガルが
この布教を援助した。で、イエズス会のザビエルってのが日本にやって来たわけだ。
つまり日本に初めて伝わったキリスト教はカトリックってことだね。
まあプロテスタントが先に来ていたとしても、日本に個人主義が根付いたとは思えんが。
そう言えば上智大学はイエズス会系の大学だったかな?

プロレスラーの前田明が「今の若いヤツらのは個人主義じゃない。自己中心主義だ」
といっていたが、前田明は上記の事実を踏まえて言っていたのだろうか?
425126:02/10/08 23:03
次は儒教についてちょこっと。
>>416で儒教の名が挙がっているが、俺も詳しくはないのだが、
手元にある文献によると
「儒教を宗教と考えるのは極めて危険である。
 それは究極的関心が人間以外のものにない点で、宗教の概念と合致しない。
 だが同時に、儒教を語らずに中国の宗教を論じることも大変危険である。
 儒教には宗教的要素が不可欠の一部分として内包されていたのであって、結局、
 それが中国における宗教の在り方であったと割り切ったほうが無難であろう」(池澤優)
だってさ。
「儒教道徳」というものがあるが、儒教は宗教というよりも道徳・規範と捉えるべき?
しかしお隣にある例の国は中国よりも儒教道徳が徹底していると聞いたが・・・?

日本とかの国のキリスト教徒比率
日本:全人口の1%を突破できず
かの国;全人口の2割から3割
426秘密森:02/10/08 23:19
427126:02/10/08 23:34
国家神道=天皇教について、・・・というか何というか(w

戦前の日本には教育勅語なるものが存在した。
天皇が「悪さをしちゃいけないよ。みんな仲良くしようね」
という内容のこと言っているのだ。
国家神道のトップである天皇がそう言ってるんだから、大抵の日本人は従う罠。
ところが敗戦後、国家神道は禁止され、天皇は神から人間になり、教育勅語も廃止された。
以来五十有余年、日本はモラルハザードと呼ばれる事態に陥っている。
ここに来て、教育勅語を復活させようと声高に叫んでいる人たちがいるようだ。
ただし、もちろん「天皇が言っている」という部分は削除してね、と。
確かに「これは天皇の教えだ」ってのを除けば結構まともなこと書いてある気もするが、
しかし、国家が道徳規範を制定しなければならない状態というのは、誠に情けない。
かつての、日本人はモラルが高い、と言われた諸外国の評価はどこへ逝った?

日本土着の宗教である神道には道徳を説いた教典なんてあるのかね?
アニミズムってのは人間と自然、あるいは神との関わりを説いたものが多く、
道徳などは示していないような気がするが・・・。俺の知識不足か?
『古事記』『日本書紀』には起源・由来の逸話しか載ってないような気がする。
詳しく読解してないけどね(汗
428126:02/10/08 23:52
最後に俺の立場。
無神論というか無信論。
特定の宗教も神様も信じません。
そりゃ人に迷惑かけることはあるけど、警察のご厄介にはなってないしね。
法律を守ればあとは何してもイイだとか、見つからなければイイとか
言ってるんじゃないよ。やっていい事と悪い事の区別はついているつもりだ、
ってことね。飽くまで「つもり」なんだけどね(w

ちなみに>>425で引用した参考文献。ちと古いが。
井上順孝編『世界の宗教101物語』新書館
429126:02/10/08 23:56
>>424の訂正。
二行目。1518以降→1518年以降。

長々とスマソ。
ご教授感謝。保存しときますた。

プロテスタントのなかには、
「無教会主義」ってのもあるらしい。
これがプロテスタントの真髄なのかも。

となりにある某国のキリスト教信者が多いのは、
たぶん、統一教会のせいかも(藁

>422
途中まで見てたけど、
1-0 のところでテレビつけたまま寝てしまった。
きのう書き忘れてた、きのう買ってきたもの。

ラディゲ「ドルジェル伯の舞踏会」
T・ウィリアムズ「欲望という名の電車」
日本人、ノーベル物理学賞授賞。
読売編集手帳もこの話題をとりあげてる。

http://www.yomiuri.co.jp/08/20021008ig15.htm

東京大学名誉教授だそうな。
おめでとうございます。

ついでに、産経のサイトでこんなのみつけた。

http://www.sankei.co.jp/news/021008/1008bun119.htm
過去の授賞者一覧。
これ見て、ノーベル文学賞はもうちょっと多くてもいいじゃないか、とか思った。
433126:02/10/09 23:45
>>432
昨日の物理学賞に続いて今日は化学賞か。しかも結構若い人みたいだね。

文学賞は難しいんじゃないかなぁ。日本語は欧米の言語に訳しにくいと思う。
川端の『雪国』の冒頭部分の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった。」ってのも、
訳すのに相当苦労したようだし(結局どのような訳になったのかは知らん)、
受賞演説の「美しい日本の私」というのも訳しづらいようだ。

・・・しかし大江は川端に倣って「曖昧な日本の私」と銘打ったのだろうか?
今度は化学賞か。おめでとうございます。
生命科学、これから50年先もっとも重要な分野。
日本が科学の先端を走り続けるためには、
この分野を放置していいわけがない。
米国では、高校での生物の授業が必修になってるくらい。
>433
やっぱり翻訳の問題か。
これはもう、海外の日本文学研究者の手腕にかかってるとしか言えないかも。
っていうか、「美しい日本の私」ってタイトルがすでに
外国語に翻訳しにくい日本語だと思う(藁
英語の訳では、
"Japan, the beautiful and myself"になったみたいだけど。
大江は確実に、川端に倣ってタイトルつけてる。
そういうヤツだ(藁
「個人的な体験」(ドストから)
「洪水は我が魂の及び」(聖書から)その他いろいろ。
「あいまいな日本の私」は、
"Japan, the ambigous, and myself"と訳されたみたい。
中身まではどう訳されたか知らんけど。
大江の授賞も、外国語に翻訳しやすい日本語だからってのもあると思う。
でもまあ、大江も一流の作家であることは疑いないけど。
おれは新潮文庫の短編集「死者のおごり・飼育」は好き。
文学板の大江スレは、だいたい荒れるようだが(藁

ニュース系板に大江スレが立ったとき、
「大江はサヨ」「大江は売国奴」「大江は権力にすりよる犬」、
とさんざん叩かれて、
例の「私には帰るべき北朝鮮がない」の連続コピペが始まりだして、
ちょっとだけウケたが(藁
検索したら一発で出てきた。


わがテレビ体験、大江健三郎、「群像」(昭三十六年三月号)

結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をな
にげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまり
に涙を流していた。それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還の
ものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白
い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ
朝鮮にかえることを申し出る……。

このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分
には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というよう
なとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったの
であった。
朝日新聞 10月10日社説

 2日続きの吉報だ。
 京都に本社のある精密機器メーカー島津製作所の研究員である田中耕一さんに、ノーベル化学賞が贈られることになった。
 43歳という若さ。大学の研究者ではなく企業に勤めるエンジニアであること。しかも、製品開発の現場にいること。従来の常識からすれば、異例の受賞者だ。
 ニュートリノ天文学を開拓した小柴昌俊・東京大学名誉教授のノーベル物理学賞は「いつもらってもおかしくない」と言われ続けた後の受賞だった。
 今回は、本人も周囲も全く予想していなかった。同じ年に日本から2人の受賞者が出るのは、もちろん、初めてだ。
 2000年になった途端、3年で4人というノーベル賞ラッシュ。日本の基礎科学の実力は、私たちがふだん考える以上に高いのだと思わずにはいられない。田中さんに心からお祝い申し上げる。
 授賞対象となったのは、たんぱく質など生体高分子の質量測定に欠かせない「ソフトレーザー脱離法」と呼ばれる手法を生み出した業績である。
 人間の遺伝情報をもつゲノムの解析が90年代に急速に進んだ。2年前にクリントン米大統領とブレア英首相が「ヒトゲノムの読み取りをほぼ完了した」と宣言したことは、記憶に新しい。
 次の段階として今盛んに研究されているのが、ゲノム情報から体内でつくられるたんぱく質の解析である。どんなたんぱく質なのか、どんな働きをしているのか。一つひとつ解明していけば、病気の治療につながると世界中が取り組んでいる。
(続き)
 そこで活躍しているのが、高分子用質量分析機だ。分子の重さを測定する質量分析機は、世界中のほぼすべての化学実験室で使われている。しかし、従来は小さな分子しか測定できず、たんぱく質のような大きくて壊れやすい分子は量れなかった。
 田中さんの業績は、その不可能を可能とするアイデアの一つを最初に思いつき、論文に著したことだ。たんぱく質にレーザーを当てることで、分子を壊さずに質量を量れることを示した。
 共同受賞した米国のジョン・フェン博士は、イオン化法という全く異なる方法でもうまくいくことを田中さんとは別に思いついた。80年代終わりのことである。
 2人のアイデアがあったお陰で、高分子用の質量分析機ができた。それが、いまのたんぱく質研究の隆盛を支える原動力になったとノーベル賞委員会が認めたのだ。
 今年の物理学賞は、天文学という「役に立たない」研究に決まった。化学賞は対照的に「役に立つ」道具づくりが栄冠に輝いた。共通するのは、だれよりも先に考え出した人が選ばれたという点である。
 企業で働く技術者たちに夢を与える受賞だ。元気がない日本経済に、技術力で盛り返せというメッセージかもしれない。
このスレでも何度か、朝日新聞を批判したが、
なるべく客観的にやってきたつもり。

しかし、そろそろ堪忍袋の緒が切れた。
「天文学は役に立たない」か。
ふつう社説にこんなこと書くか。
あまりにも馬鹿らしくて、反論する気にもなれん。
440126:02/10/10 21:53
日本対タイが地上波で放送しなかったので鬱だった。
実況板のレスをROMってたらネット中継を観られるページを紹介された。
激重で途切れ途切れの小さい画面を観ながら応援した。

>>439
「役に立たない」ってのは小柴教授が
「役に立たない学問も必要だ」と発言したことを踏まえてるんじゃないかな?
まあ朝日の考えていることが良く分からんというのは変わらないが・・・。
まずは訂正。
>>435の真ん中あたり。
ambigous→ambiguous
綴りまちがえてた。
>440
そう言っていたのは知ってるが、
前後抜かして、唐突に「役に立たない」と書く朝日の神経がわからん。
そもそも、本人自身がそう言ったのは、科学者の韜晦ってものだろう。
ニュートリノは後々、応用として必ず役に立つ。
技術が科学に追い付いてないだけ。
1週間くらい前の毎日新聞の記事で初めて知ったのだが、
琵琶湖のブラックバスを駆除するために、
バスを釣った釣師に、釣ったバスの放流を禁止する、
「キャッチアンドリリース禁止条例」なるものが
制定されるとか、しないとか。
罰則規定はなしらしい。

なんというか、非常に反応に困る条例だな。
バス板にスレがあったが、

http://sports.2ch.net/test/read.cgi/bass/1033990141/

もちろんバス板には条例反対するひとのほうが多いみたいで、
読んでみても、どこがいいのか悪いのか、よくわからなかった。
445126:02/10/11 22:21
>>442
ニュー速+のスレでも叩かれまくってたな、朝日の「役に立たない」記事。
「韜晦」と聞いて真っ先にゆうきまさみの漫画を思い出してしまう俺は・・・(略

>>443
バス釣りってやったことないな。海釣りはやったことあるけど、
俺の場合リリースせずに魚食っちゃってたし(w

ブラックバスって明治期に食用として輸入されたのが最初だっけかな?
446126:02/10/11 22:32
今までも医者に対し疑念というか不信感があったのだが、
今日、さらに医者嫌いを加速させる出来事があった。鬱というか疲れた。
琵琶湖の条例、通ったらしい。

http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20021010/lcl_____sga_____000.shtml
>445
ニュース系板、マスコミ板の朝日叩きは、
まあお約束みたいなもんだし(藁

ブラックバスは輸入というか、
名前は忘れたが、食用、釣りの目的で誰かが勝手に持って、
近所の池に放流したのが始まりらしい。
でも当時は、外来種を勝手に放流してはいけませんって法は
なかったと思うし、このひとを責めることはできん。

おれはリア厨のころにバス釣り何回かしたことある。
全身ブラックというか灰色で、
したあごがやたら出っ張ってて、
ものすごく色気のない魚だった(藁
処置に困って、結局放流したけど。
>446
実はおれ今まで病院にほとんど行ったことがない。
歯医者含めて、3回くらいかな。
いちばん最近行ったのは、もう8年くらい前になると思う。
だから病院ってのがどんなところか、さっぱりわからん。

でもまあ、医者というのが、特別な、えらい職業、と
一般的に思われすぎてるとこに問題があると思う。
まあ実際にすごい職業なんだろうが、
そのイメージの上にあぐらをかいてるやつがいるというか、なんというか。

かなり余談だが、
ホステスに、「いやらしい人が多い職業は?」と聞けば、
ほとんどのホステスが、
「いわゆる『センセイ』と呼ばれる職業」らしい。
「センセイ」と呼ばれるのは医者に限らないが、
この逸話は何かを端的に表してると思う(藁
物議を醸し出すことが多いノーベル平和賞は、
元米国大統領のジミー・カーター氏に決まった。おめでとうございます。
米国のイラク空爆に対する批判だとかなんだとか言われてるけど、
そんなことは言わないほうがいい。
純粋にカーターさんの功績を称えませう。
と言っても、おれもカーター氏が大統領退任後、
何をしてきたのか、よく知らんのだが。

朝日、産経、読売のコラムと社説を読んできた。
読売、朝日ともに、カーター氏のことを取り上げてる。
(朝日天声人語は、いつものとおり厨学生の作文だったが。)

しかし、産経は徹底して無視。
まあ、社説とコラムに載ってないというだけで、
記事にはなってる思うが、
社説コラムともに取り上げた朝日、読売と比較して、
ちょっと路線が違うことは明白。
産経はイラクに強行な態度を取る米国を擁護したいんだな。
産経らしい(藁
訂正。

>>448の真ん中よりちょっと上。
誰かが勝手に持って→誰かが勝手に持って帰って

>>449の真ん中よりちょっと下。
「いわゆる『センセイ』と呼ばれる職業」らしい。
→「いわゆる『センセイ』と呼ばれる職業」と答えるらしい。
453126:02/10/13 00:09
検索したら出てきたわ、ブラックバス。明治じゃなくて大正だった。

http://www.tatebayashi.ne.jp/~science/saijiki/black-basu/black-basu.htm

色々と考えがあって移植されたようだが。

>>449
ぐるぐるタン健康だなぁ。うらやましい。俺なんか満身創痍だよ。
>そのイメージの上にあぐらをかいてるやつがいるというか
俺の出会ってきた医者はこういうヤツが多かった。
「シロウトは口出すな!」ってな感じ。
454126:02/10/13 00:12
>>450
米軍のイラク攻撃はクリスマス前後か、
もしくは年明けを目処に開始されるようだ。
もっとも、ノーベル賞発表前の情報だが・・・。
今日は書きたいことがちょっと多いかも。

まず、きのう12日の読売新聞の一面に、
「新聞は必要、93%」と出ていた。
どうやら、電話かなんかで新聞が必要かどうかその他いろいろ
アンケートで聞いてみたらしい。
その結果、「必要」に「どちらかというと必要」も含めると、
93%になった、という記事。

さて。
新聞屋がやった自分らのことについての調査だから、
どこまで信用していいのかわからんが、
しかし、おれが予想してたよりもかなり多い。
60%くらいかな、と思ってた。
新聞という伝達手段は、ネットに比べて不利な点が多すぎる。
どこが不利なのか、いちいち挙げないが、
逆に有利な点を挙げてみると、
持ち運べる、読みやすい(かもしれない)、チラシが入ってる、
くらいしかおれには思いつかん。
(チラシの存在はでかいかもしれんが)

それでも、93%か。
なんだかんだで、人間はアナログから離れられないのかも。

*注意 このレスは、「新聞なんぞいらん!」と
    言ってるわけではないです。
    アンケート結果に驚いただけです。
同じく、読売新聞の一面に、出版がどうのこうの書いてた。

1970代あたりは、「日本文学全集」とか言う本が
けっこうな数で出版されていたらしい。
で、それはけっこう売れていたとか。
でも今は、特定の作家の全集が出版されることはあるけど、
「日本文学」とひと括りにして出版されることはほとんどない。
売れないから。

で、70年代の「日本文学全集」のような本が、
今になって、古本屋に並んでたりする。
実は、おれもそれ系の本をいくつか持ってる。
ちょっと今見てみたのだが、手元にあるのは、

中央公論社「日本の文学」第60巻 石川淳

ブックオフで、100円で買ってきた。
昭和42年8月5日初版になってる。
昭和42年って、おれ完全に生まれてないし(藁
石川淳の本で、今現在も出版されているものといえば、
新潮文庫から2冊くらいと、講談社文芸文庫くらいだろう。

めずらしい本が安く手に入るのはいいのだが、
むかしはけっこう売れてたものの果てと思うと、
ちょっとだけ切なくなった。
話は急激に飛びます。

きのう、検索エンジンを駆使して、
合成の誤謬についてちょっと調べてたんだが、
こんなの見つけた。
(「無断リンク禁止」とか書いてなかったんで、勝手にリンクします。)

http://www.tsukasaki.net/report0210.html

なかなかおもしろいな。
この話は、国と設定してやってるが、
あえて個人レベルの状態から表してもおもしろかも、とか思った。
まあそれはすでに合成の誤謬とは言わないんだろうが(藁
できそうだったら、残酷ぐるぐる童話でやってみよ。
たぶんできないけど。

経済学、ちょっとだけおもしろい。
話はさらに飛ぶ。

インターネットのこと。
インターネットをやってるやつはけっこういるのだが、
でも、おれ独自のアンケート(2、3人に聞いただけだが)では、
「あっちこっちのHPを見ることはあるけど、
掲示板にはあまり書き込みしたことがない」
というひとが意外に多かった。

そういうもんなんかな。
おれなんか今になってみれば、
2ちゃんを見て書き込みするために
ネットやってるようなもんなんだが(藁
>453
ブラックバスも崇高な目的のもとでやって来たんだな・・・。
それが今では邪魔者扱いか。
まあ、いちばん問題なのが、密放流だろうけど。

おれは健康というか、
小さいころから病気してもケガしても、
親がぜんぜん病院に連れて行ってくて、
それで病院にほとんど行ったことがないから、
今でもどういうときに病院に行ったらいいのか、
そのタイミングがよくわからん。
いちおう、生命に支障はないが、へんな病気を持ってる。
治療方法がないから、一生モノらしい(藁
まあ、何やるにしてもそれほど支障はないのだが。
最近は、完全な精神を持った人間がいなのと同じで、
完全な肉体を持った人間もいないと思うようになった。
そとから見たら完全っぽくても、
たぶん本人にとっては、どこかしらおかしいとこがあるはず。

医者にしてみれば、プロとしての自負があるんだろうけど、
シロウトにちゃんと説明するのプロの仕事だと思われ(藁
>459訂正
真ん中よりちょっと上
親がぜんぜん病院に連れて行ってくて
→親がぜんぜん病院に連れて行ってくれなくて

最後の行
説明するのプロの→説明するのもプロの
>454
どっちにしても、攻撃はやるだろう。
フセインがすみませんと言って下げた頭の後頭部でも
あの基地害大統領ならどつきそうだ。

問題は、フセイン政権崩壊後、
どんな国家、政権を中東に作るのか。
その青写真がはっきりと打ち出せないあいだは、
さらに混乱を招くだけになるような気がする。
すべての国が日本のように従順に占領されてくれるわけじゃないし、
下手すれば反米国を増やすだけになる。

攻撃が始まったら、
後方支援をするかどうかで、日本の国会もモメるんだろうな・・・。

おれ的予想。
自民党、保守党。後方支援すべき。
創価党。しぶしぶ、自民に追従。
社民党、共産党。憲法九条の連呼。
自由党。論理的に納得できれば後方支援に賛成。
民主党。論外。
経済板
「札刷りゃ景気は回復するってわかってんのに」より。

http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1032591383/
ちょっと長くなるけど、引用してみる。

132 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 16:47
だーかーら、せこい減税とかじゃだめなんだよ。
金は現生配ればいいの!それも地域なんとか券
なんてせこい事しないで、一人当り50万配れ!
今すぐ!
そしたらお前らなに買う?買っちゃうだろ?
NEWPC買うよな?DVD?液晶TVか?いいじゃ
ねーかよ。それともこれを機会にADSLから
光にするか?牛丼ももうやめだ!カツどんだろ?
発泡酒?ビールにするよな?やっぱ。それとも
頭金にしてエクシブ買うか?それとも結婚しち
まうか?え?どうする?楽しみだろ?
え?インフレ?大丈夫だよ。売れてくりゃ今
の世の中もっと値段は下がるって。なにしろ
作りたくってうずうずしてんだ。どこの工場
もな!そうなりゃフル生産で大量雇用だ!
リストラ?馬鹿言ってんじゃねえよ。それ
どころか人手不足だぜ!外国人でも雇いてー。
土地の高騰?だから言っただろ。あんとき
買っておけってよ。これで銀行の不良なんとか
もまるごと清算だな。
134 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:01
おれは

倉木マイのDVD と
美竹両虎のDVD を買うな。

まだ買ってないんだよな。ライブDVD。 おれに商品券だせよ。

135 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:05
俺は写真集を2冊ずつ買う

136 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:05
俺も2台目のPC欲しいんだよ。
ぜってー買うだろうなあ。

137 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:07
けちけちすんな!50万だぞ!
もっと景気良くいけや!
俺は床暖房いれるぞ!寒い季節
になったからな。

138 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:13
俺は包茎手術だな

139 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:16
食器洗い機も欲しいな。
何買うか考えんのは楽しい。
143 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:21
50マソなら、

ガンダムDVD と
流せ愛DVD と
包みさやかDVD

を買い足すな

144 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 17:22
置き場所が無くて困っているから本とかCDとかDVDはもう買わない

つもりだったが、50万もらうと買ってしまうかもしれない欝だ

186 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 19:04
つーか50万じゃ家賃数回で消えちゃうから貯金で終わるな

188 :1 :02/09/25 19:06
>>186
だったらさらにやる!何回でも。
市場に金が出回るまでな。

189 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/09/25 19:08
>>1
あんた漢だぜ・・・
経済学のことはよくわからんので、
この132の提案が果たしていいのか悪いのかおれはここでは断定しない。
で、何が言いたくてこんな長いものを引用してきたかと言うと・・・。

このスレの132(おそらくスレを立てた1と同一人物)の、
パワーに圧倒された。
ここまで人間の物欲を喚起させることができる文章を書ける人は、
そうそういるもんじゃない。
別に実際には50万もらったわけじゃないのに、
後続のレスは、すでに50万もらったような気持ちになってる。
というか、132がそういう気持ちにさせたと言えるだろう。
五感を強烈に刺激する名文だ。

2ch内で、なかなかの名文に出会うことはよくあるが、
ここまでパワフルなのは初めて。
おれにはここまでの文章は書けん。
同じスレから、もうひとつだけ引用。


642 :1 :02/10/02 11:24
>>377
死ぬなよ。それよりも札を刷れと
大きな声を出せ。
468126:02/10/14 01:02
>>466
50万貰っても、今の俺のローンは完済できない罠。
でもその人なら「オマエの借金全額+50万やるよ」って
言ってくれそうだ(w

現在はデフレだが、結局国民は緩やかなるインフレを望んでいる、ってことかな?
仏タンカー誤爆。バリ島。
世界はすでに臨戦体勢に入った。
というか、1年前からもうなってるか。
>468
現状では、緩やかなインフレを国民は望むべき。
でも、「物価が下がっていいじゃん」というやつが
余りにも多すぎる。

本当に最終的には、金刷ってばらまきしか手段ないだろう(藁
少し前の読売新聞編集手帳から。
日銀の札刷りの面白い話があったから、全文引用させてもらおう。
http://www.yomiuri.co.jp/08/20021010ig15.htm

 シダ類の一種に「裏白(うらじろ)」がある。葉の表は濃い鮮やかな緑色だが、名前の通り、裏が白い。
とも白髪(長寿)の連想から正月の飾りにも用いられるおめでたい植物である

◆一九二七年(昭和二年)、裏白はあまりおめでたくない出来事で知られるようになる。
この年の春、金融恐慌が起こり、つぶれる前に預金をおろそうとする客が銀行に殺到した。取り付けである

◆お札が足りない。日本銀行は増刷しようにも、両面を刷る時間がない。
片面白紙のまま世に出たお札が別名「裏白」で、いまは東京・日本橋の貨幣博物館に飾られ、
阿鼻(あび)叫(きょう)喚(かん)の昔話を来訪者に語りかけている

◆政府が「ペイオフ」の凍結解除を二年延期した。金融機関が破綻(はたん)しても、
預けている普通預金などの元本と利息は、来年四月以降もいままで通り、全額が保護される

◆不良債権の抜本処理で、銀行経営も雨風にさらされる。預金者に「全額保護」の安心感がなければ、
いつ何時、福沢諭吉翁(おう)の背中が真っ白なお札が必要にならないとも限らない。
恐慌の予防措置としてペイオフの延期は当然の判断だろう

◆「もう一つの恐慌封じ、実のあるデフレ対策はまだか」と、株式市場は下げの大合唱で催促している。
 裏白に映えて神世の灯(あかり)かな(野村泊月)…。
春には晴ればれと瑞(ずい)祥(しょう)の草を拝めるか、薄氷の秋である。
今日は新聞休刊日か。

最近、なぜか読書が遅々として進まん。
前々からちょっと言いたかったこと。

http://www.nhk-book.co.jp/seikatujin/02_07/intrview.html

から勝手に引用。

それにしても『ゲーム脳の恐怖』は本当に怖い本である。
何しろ、テレビゲームに没頭していると脳波の出方が変わってきて、やがて痴呆症状の脳波と同じようになってしまうというのだから。ちょっとだけその変化の内容を紹介すると……。

 脳波ではα(アルファ)波、β(ベータ)波、θ(シータ)波やδ(デルタ)波などが知られるが、森さんは脳の活動レベルを示すβ波に着目。
 テレビゲームを始めると、被験者のかなりの割合ですぐにβ波が激減することを発見した。
普通はゲームをやめれば元に戻るが、1日に何時間も毎日ゲームをやり続けてきたような人だと、ゲーム中もゲーム後もβ波がほとんど出ていない人もいた。
 このほとんどβ波がα波よりも出にくいか、あるいは出ていない人の脳を、森さんは「ゲーム脳」と名づける。
 また、α波とβ波が重なってしまうゲーム脳の初期段階を「半ゲーム脳」と位置づける。そしてこの脳波の形状は痴呆症の患者さんも同じだった。
これを読んで・・・、

そうか!ゲームはそんなに危険なものなのか!
そんなもの子供にやらせちゃいかん!
すぐにゲームは人体に有害なものとして排除せねばならん!


とか思う香具師がいるんだろうか。
きっとそう思うヴァカが1万人くらいはいるんだろうな・・・。
疑問点・不明確な点が多すぎ。

まず、
何というタイトルのゲームとやって実験を行ったのかが明確にされていない。
実験結果が正しいのならば、書くべきだ。
そもそも、「ゲーム」とひと括りにしてるのがおかしい。
ゲームって言っても、いろいろあるだろ。

被験者が、それまでゲームを全くやったことのないような人なのか、
毎日ゲームをやってるひとなのか、明記されていない。
こんな馬鹿な実験があるか。

β派だけに注目している。論外。
こういうのを書くと、反日マスゴミが飛びつくからな・・・。
おれには、売名のためにゲームを悪にしてるとしか思えん。

おれもリアル消防のころは、
けっこうゲームはやってたし、
実はいまでも、ちょこちょこやってる。
消防のころに、ゲームやっててよかったと思うことが、
よくある。
桃鉄やってないと、「鳥栖」なんて地名は覚えなかっただろうし、
光栄の歴史モノシリーズやってないと、
日本史あるいは三国志なんか、
興味も持たなかっただろう。
麻雀も、おれはゲームで覚えた(これはいいのか悪いのかわからんが)。
グーグルで検索してみたら、
おれと同じような疑問持ってるひとが若干いた。

ちょっと視点を変えて。
もしこんな穴だらけのものが正しいとされて
ゲーム産業が衰退すると、
日本経済は楽勝で潰れるだろう。
なんか最近、報道を疑ってかかるクセがついてしまったようだ。
これもすべて、某日新聞のせいだ。
謝罪と(以下略
479126:02/10/15 08:44
ゲームか・・・。
やりたいゲームはあるんだけど、最近、金と気力がない。
ゲームにかけていた若かりし日の気力はどこへ行ったのだろう?

そういえば、かの国ではネットカフェで
30時間以上ぶっ続けでネトゲやってて死んだ人がいるらしいが、
どういう脳波を出してたんだろうか?
不思議な体験。

きのう、よその掲示板に書き込みしようと思ってたんだけど、
どうしても、「バイアス」という単語が出てこなかった。
知ってるはずの単語なのに、度忘れしてて出てこない。
仕方なく別の単語で言い替えた。
その後も、いくら思いだそうとしても、
思い出すことができなかった。

実は今寝起きなんだが、
さっき見た夢のなかで、
おれはこの度忘れしてた単語を使ってた。
起きてときに完全に忘れ去ってたものを、
夢のなかでふつうに覚えて使ってる。
なんか不思議。

夢を見る仕組みは・・・
とかいう堅苦しい話はやめて、今日は素直に驚いとこう。
どうやら、みょうなものがおれの頭の中にも詰まってるらしい。
>479
そういうやつはたぶん、
ゲームをしてないときから、
異常な脳派を出してたと思われ(藁

といっても、おれも20時間くらいなら、
ぶっ続けでゲームやったことあるな・・・。
482126:02/10/16 23:28
文化庁が日本文学を海外に紹介だってさ。

http://www.yomiuri.co.jp/00/20021015i314.htm

この人選、どうなんだ?
個人的には詠美、大江、慎太郎はいらないような気がするが・・・。
あと『ドグラ・マグラ』は訳せるのだろうか?

まあ、時間は掛かってもいいから、
これで終わりにしないで第二弾、第三弾と続けて欲しい。
483126:02/10/16 23:36
ゴメン。大江は入ってなかったね。何を勘違いしたんだか(鬱
ヤツはノーベル賞取ったから文化庁が推すまでもないよな。

大江の変わりといってはなんだが、曽野綾子はいらない。
>>482
一覧コピペしとこ。

▽芥川龍之介(作品未定)▽石原慎太郎 わが人生の時の時▽内田百ケン 冥途・旅順入城式▽岡本綺堂 半七捕物帳(第一巻)
▽獅子文六 自由学校▽島田荘司 占星術殺人事件▽曽野綾子 天上の青▽樋口一葉 たけくらべ・にごりえ・十三夜▽宮本輝 錦繍
▽山田詠美 ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨▽逢坂剛 斜影はるかな国▽大岡昇平 武蔵野夫人▽
大佛次郎 赤穂浪士▽梶井基次郎(作品未定)▽川口松太郎 しぐれ茶屋おりく
▽北方謙三 檻▽小島信夫 抱擁家族▽末永直海 百円シンガー極楽天使▽永井荷風 腕くらべ(または「ボク東綺譚」)▽夏目漱石 坊っちゃん
▽長谷川伸 日本捕虜志▽林芙美子 浮雲▽藤沢周平(作品未定)▽山田太一 異人たちとの夏
▽夢野久作 ドグラ・マグラ▽横森理香 ぼぎちん バブル純愛物語▽吉行淳之介 夕暮まで
これ選んだやつ、ちょっとそこに正座しろ。

漱石から詠美まで入ってるということは、
近代文学現代文学問わず、ということなんだろうな。
開高健や遠藤周作というビッグネームは、
すでにけっこう翻訳されてるから入ってないんだと思う。
しかしなぁ・・・。
おれは、
坂口安吾「堕落論」 島尾敏夫「死の棘」 横光利一「機械」
この3つだけは入れといてほすぃ。
あと、武田泰淳「ひかりごけ」と大岡昇平「野火」の、
カニバリズムふたつも。
なんだ、福田和也という名の害厨が選考に関わってたのか。
そんなら都知事が入ってるのも納得できるな。
あと、詠美は島田が推したんだろう。

まず、選考する人間をちゃんと選べや>文化庁
っていうか、2日連続でウイルスが送られてきたわけだが。
489126:02/10/18 01:06
海外における日本文学の翻訳状況とか知名度とかはどうなっているのだろう?
俺としては志賀直哉の短編あたりを翻訳・紹介して欲しいところだが、
もうされているのだろうか?


ゲームを買う金がないのでこれで我慢。結構面白かった。職人さんもっと作って。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/8772/gyakuten.swf
っていうか、3日連続でウイルスが送られてきたわけだが。
ちょっと気になったんで、調べてみると、
きのうと今日送られてきたウイルスメールは
某有名私立大学の教授のメールアドレスだったらしい。
しかもひとりは外国人教授っぽい。

ふたりともまったく面識はないし、
今までにメールをもらったことも送ったこともない。
なんでいきなりおれのとこにメールが来たんだろ。

こういうときって、
「あなたのPCは感染してますよ〜」みたいな、
お知らせメール送ったほうがいいんだろうか。
ぐるぐる読書記録。

きのう読んだもの。
カミュ「ペスト」

やっと読み終わった。
やっぱりカミュってすごいと思った。
内容はとりあえずおいといて、
題辞の文章、

「ある監禁状態を、他のある種のそれによって表現することは、
何であれ実際に存在するあるものを、
存在しないあるものによって表現することと同じくらいに、
理にかなったことである。」

という、ダニエル・デフォーの言葉。
大岡昇平も、同じ文章を題辞に使ったことがあるな。
これは、リアリズム文学に対抗する唯一の手段のように思う。
で、「ペスト」。

ものすごく乱暴に要約すると、
ペストが流行しだした町で、医師が奔走する話。
医師のまわりに様々な人間を配置することによって、
かなり入り組んだ作りになってるが。
神父や、ペストが流行ることによって逮捕を免れた人、などなど。
細かい考察は、やめとこ。
単純におもしろかったから。

「カミュって誰?」という香具師は、
文学板のロゴ見てみれ。
>489
川端、三島、安部、谷崎あたりは海外でも人気あるみたいだけど。
この4人が偉大なのはわかるが(おれは谷崎はいまいちわからんが)、
もっと翻訳されてもいいと思う。

志賀直哉けっこう好きかも。
翻訳するとなると、おれは「灰色の月」をやってほしい。
「ハンの犯罪」もいいかも。
あと、「暗夜行路」も意外といけると思う。
でも志賀の文体は、短文の連発が続くとこがけっこう多いんで、
少し切れ切れになる予感・・・。
495126:02/10/18 23:07
>>491
その手のウィルスメールは不特定多数に送信する類のものだと思うから、
ぐるぐるタンが返信しなくても、今ごろアラートメールが山のように来てるんじゃない?
俺のPCが去年ウィルスにやられた時はそりゃ凄かったよ(汗
今思い出しただけでも鬱だ・・・。

>>493
>「カミュって誰?」
タレントのセイン・カミュは曾孫なんだっけか?
496126:02/10/18 23:15
>>494
太宰、三島、安部はドナルド・キーンが一生懸命英訳しているみたいだ。
リア工の時の英会話教師だったアメリカ人も三島を知ってたしね。

俺は『城之崎にて』が好きだな。本当に短編なんだけどね。
痛々しいな・・・。
せっかくあるんだから、
もうちょっと有効利用されてもいいと思うんだが・・・。
初期の管理人の態度に問題があったとはわかってるが、
それにしても・・・。

「大人のための残酷ぐるぐる童話」は、
分家してあっちにスレ立ててみようかな・・・。
人来ないと思うけど。
>495
アラートメールってのが来るのか。
ここまで一気におれにウイルスが送られてきたことは
初めてだったから。

セインカミュは、どうやら本当にそうらしい。

>496
三島、安部はあっちでも受けがいいみたいだが、
太宰はちょっとこのふたりには及ばないっぽい。
日本人っぽさがないというか。
っていうか、太宰の文体はまじで外国語に翻訳不可能だと思う。

日本文学を海外に紹介するんだったら、
福田とかへんなの使わずに、
ドナルド・キーンみたいな日本通を増やすほうが
手っとり早いと思われ(藁
おれのためのメモ。
http://www.mindspring.com/~phporter/econ.html
501126:02/10/20 01:55
>>500
死刑には金がかかるってこと?
詳しく読んでないけど(汗
あれ・・・?
おれ何書こうと思ってたんだっけ?(汗
思い出した。

http://www.1101.com/torigoe/index.html
より引用。

これからちょっと過酷なスケジュールになります。
昼から新聞協会主催のシンポジウムの司会。
直ぐに飛行機に飛び乗って福岡へ。
夜は11時からの生放送「スマステーション」出演。
20朝一番の飛行機で東京に戻り、
10時からのTBSラジオ「CUBE」が12時まで。
この日は私たちの結婚記念日なので娘たちと夕食。
これはどうってことはないんだけど、
で、また21日は朝3時半に起きて
「スーパーモーニング」終ると
昼から東京都内で「講演」1時間半。
で、一夜明けるとまた「スーパーモーニング」だ!!
休む暇が無い。
きのう、その「スマステーション」とやらをちょっと見てみた。
画面では元気そうだったけど、
鳥越さん、ほんとのところはずいぶんお疲れのようす。

あまりご無理をなさらないように。
あと50年くらいはニュースの職人やってください。
話飛びます。
2、3日前に、たぶんニュース系の板で、
こんな内容の書き込みを見た。

「日本人は戦争は悪いものだと最初から決めつけすぎ」
みたいな。
確かに、そうかもしれん。
小学校の社会の授業でも、
ひたすら戦争をすることの残虐性だけが強調されてて、
戦争をしないことの残虐性は全く教えられてない。
だから、いまでもわからん。
日狂組ばっかだったのかもしれんが(藁
まあ、ひとりでしばらくいろいろ考えてみるか。

世界はすでに臨戦状態。
今日、WW3が開始されてもおかしくない。
日本も金だけ出してあとは関せずじゃすまない位置にある。



(本当はここに過激なことを書き込みしようとしてたのだが、
 おれの脳内検閲により削除)



>501
そんな感じの内容。
米国の費用と日本の費用が完全に同じだとは思わないが、
日本でも、それほどは違わないと思う。

http://www8.cao.go.jp/survey/h11/houseido.html

なんだよ、
この欠陥だらけの選択支設定は。
どうせ官僚が作ったんだろう。
官僚には死刑制度が廃止されたら困る理由でもあるのか?
きのうちょっとこれ読んでみた。
http://www.aozora.gr.jp/cards/arishima/htmlfiles/kosaku.html
から一部引用。

誰でも少し物を考える力のある人ならすぐわかることだと思いますが、生
産の大本となる自然物、すなわち空気、水、土のごとき類のものは、人間
全体で使用すべきもので、あるいはその使用の結果が人間全体に役立つよ
う仕向けられなければならないもので、一個人の利益ばかりのために、個
人によって私有さるべきものではありません。しかるに今の世の中では、
土地は役に立つようなところは大部分個人によって私有されているありさ
まです。そこから人類に大害をなすような事柄が数えきれないほど生まれ
ています。
おそらく有島武郎は、これまで生きて死んでいったすべての日本人のなかでも、
屈指の美文家だろう。
といっても、今はそれほど出版されてないんで、
おれはあまり読んだことないんだが。

まあ、それはおいといて。
この「土地は個人の私有するべきものではない」というくだり、
トルストイの「復活」にも同じような文章があった。
さらに、トルストイには、
「人間にはどれほどの土地がいるか」という童話もある。

資本主義のなかで生まれ育ったならば、
土地は財産のひとつであり、私有して当然のものであると、
無意識のうちに擦り込まれてしまうのだろうが、
こういう考えもあるということは、忘れてはならんような気がする。
土地が投機の材料になって、
都心では一生かかって働いても座るに足るほどの
土地しか買えないような状態になってくると、
まるで3次元の座標軸のひとつが、
観念的な空想の産物のようなものに成り下がってしまう。
>>510のレスは、資本主義の否定につながるな(藁

だが、最近のおれは、資本主義・自由主義経済に、
ちょっと懐疑を抱くことが多いのも事実。
おそらく経済史をちゃんと知らないからそんなことになるんだろうが、
しかし。
米国の大企業のアフォひとりが、
帳簿の数字にゼロをひとつふたつ足すか減らすかしただけで、
株価という実態のないわけのわからん数字が下がり、
世界中で経済苦で自殺する人間が一気に増加するという事実を考えると、
懐疑的にならざるをえない。
といっても、共産主義をそのまま受け入れる気にはあまりならんから、
「サヨは北鮮に逝って飢え死にしてこい」
という煽りはよそでやってください。
513126:02/10/22 00:03
>>510
>都心では一生かかって働いても座るに足るほどの土地しか買えないような状態

バブル崩壊以降、地価の下落が続いているとはいえ、
都心や高級住宅街はさすがにダメぽ。
みんながみんな「立って半畳、寝て一畳」ってなわけにはいかん罠。
http://www.yomiuri.co.jp/04/20021021i203.htmより

 インターネットのホームページの掲示板に、猫を殺す映像を掲載し、
動物愛護法違反の罪に問われた男の判決公判が21日、福岡地裁で開かれ、
冨田敦史裁判官は「動物の命をもてあそび軽んじた悪質な犯行」として、
懲役6月、執行猶予3年(求刑・懲役6月)を言い渡した。

 判決を受けたのは広島県呉市焼山西3、無職松原潤被告(27)。
 判決によると、松原被告は5月6日夜から翌未明にかけ、福岡市東区の自宅(当時)で、
猫の耳や尾を切断するなどして殺し、その様子をインターネットで中継した。

 冨田裁判官は「インターネットの掲示板という無責任な仮想空間で、
虐待行為を実行して見せた悪質な犯行。(インターネット中継は)良識ある多くの人に
不快感や嫌悪感を超えた深い精神的衝撃を与えた」と指摘した。
ご存じ、ディル。
おれは、アップされた画像はぜんぶ見た。

べつにディルを弁護するつもりがないが。
ネット中継さえやらなけりゃ、見つかっても書類送検だけですんだんだろう。
しかし、「良識ある多くの人」って、誰?
ニュー速でお祭り騒ぎやってたやつらのことか?
きのうの朝日新聞の、短歌投稿「朝日歌壇」と読んでて、
非常に腹が立った。
なんか、掲載された短歌の5つにひとつくらいの割合で、
在日がどうたらこうたら、戦争がどうたらこうたら言ってやがる。
意図的にそういうのを採用しとるとしか思えん。
いいかげんにしろ、朝日。

朝日からなんか言われてるのかもしれんが、
選者も同罪。
選者一覧。

近藤芳美
者馬場あき子
佐佐木幸綱
島田修二

お前ら4人は、短歌の伝統を汚してるということにさっさと気づけ。

参考リンク。
http://members.tripod.co.jp/asapy_kadan/
>>516訂正。
者馬場あき子→馬場あき子
きのう掲載されてた短歌のうちで、そんな感じのもの。
こんなに多い。

◆ ゴルゴダの丘のごとしも沖縄は日本の罪の見ゆる場という
◆ 無惨なる戦いのこと孫たちは暗記している歴史のテスト
◆ 原発や米軍基地なき果実どころ無法農薬県をゆるがす
◆ 被害者となりて初めてむごさ知る政治の中の死われらおろかに
◆ 拉致・拉致の土砂降りの雨子に孫に差し出す傘なく生みしを悔やむ
◆ 過ぎ去りし事件の透きて立ち顕わるる祖国は在日を辱めおり
別に何を題材にしたものが載ろうが、
おれは特に文句は言わないつもり。
本当に質の高い短歌が選ばれるのであれば、
在日だの戦争だの言っても、かまわないと思う。

しかし上の6つは、質的には
気のきいた厨学生でも書けるような駄作ばっかだ。
>513
やっぱりまだ都心の地価は高いのか。
でも不景気なのも、地価の下落が問題だったりもするし、
かなり難しいところ。
521126:02/10/22 23:37
>>515
ちょうどその頃は、ブロードバンド化のための回線工事待ちだったので、
俺は画像を見ることは出来なかった。俺は猫好きなので、画像を見ていたら
ブチ切れていただろう。切れたからといって何も出来ないわけだが・・・。
そんな猫好きの俺としては実刑でぶち込んで欲しいところだ。
まあ初犯で動物愛護法違反では無理だろうけど。

>>518
>◆ 過ぎ去りし事件の透きて立ち顕わるる祖国は在日を辱めおり

かの国が在日朝鮮人を差別している現状を詠んだ句かとオモタ(w
今日はちょっと反発食らうようなこと書いてみる。

公共事業性悪説。これに異論を唱えてみる。
っていうか、そもそも誰がこの性悪説を言い出したのか、よくわからん。
確かに環境を破壊するだけの公共事業はよくないし、
政治家と癒着してる土建屋もよくないが、
それは公共事業の方法論の問題であって、
公共事業=悪 と直結させるのはあまりにも頭が悪すぎ。
でも、そういう雰囲気が蔓延してるような気がする。
特にマスゴミ。

第二東名、ダム、国債、
もっといろいろ書こうと思ってたけど、
つまらなくなってきたので、やめた。
>521
まあ、見ていて気分のよくなるものではないから、
見ないほうがいいと思われ。
ぐるぐる読書記録。
テネシー・ウィリアムズ「欲望という名の電車」

ちょっと前に、「米国文学はもう読まん」と書いた記憶があるが、
またこりずに読んでしまった。
で、今回の感想。

米国文学はもう読まん。
525126:02/10/23 23:39
>>522
インフラ整備や雇用捻出の点では公共事業はイイと思う。
ただ、高度経済成長期に計画され、現在では明らかに時代に逆行するような
公共事業がいまだに廃案にされないのは考えものだ、とも思う。

>>524
懲りなかったのかyo(w
>525
そのとおり。
でも、「公共事業反対!」と言っておけば、
支持されるような風潮がどうも。
っていうか、共産党までが
必死になって公共事業反対してるのが
おれの目には奇怪に映ったり。

いや、今度こそ懲りた。
テレビ、マンガ、映画その他で、
衝撃的な知らせを聞いたり、グロいものを見たりしたひとが、
「はぁぁぁ〜・・・」とか言いながら、気絶する場面があると思う。
そんな大げさことあるんかいな、と思ってたが、
ちょっとだけ納得できた。

きのう、包丁で左手親指の付け根あたりを切ってしまった。
といっても、幅1cmくらい皮を切っただけで、
ほとんどかすり傷のようなもの。
しかし、見事に皮だけが切れて肉はまったく切れてなくて、
切れた皮の隙間から、赤紫色のおれの肉が明瞭に覗けた。
そのようすが、ひどくグロくて、ものすごく気色悪かった。
血がまったく出てないのが、よけいにグロく感じた。
それを見てるうちに、気が遠くなって、
そのときテレビをつけてたんだが、
テレビの音声がだんだんこもった音のように聞こえるようになって、
視界が暗くなっていった。
「あ、、このまま気を失いそう、、」と思った瞬間、
なんとか辛うじて意識を保つことに成功した。
それでも5分くらいは、テレビの音はこもったままだったが。

しかし、指切ったくらいでこうなるとは、我ながら情けない。
グロ画像とかは、ぜんぜん平気なんだが。
国会議員が殺されるか。
男子の本懐・・・と今回はさすがに言えんだろうな。

ご冥福をお祈りいたします。
530126:02/10/26 00:44
>>527
俺は今年の正月に、右手の甲の親指の付け根辺りを二針縫う怪我をした。
「血が吹き出る」という表現を初めて体験したよ。
グロイというよりも、なにか夢でもみているような感覚だった。
もっとも痛みで現実を実感せざるを得なかったわけだけど。
今でもミミズが這ったような傷痕が残ってるよ。
今さらマスゴミがどんなヴァカなことをやっても別に驚かないが、
そうなってしまった自分がちょっと恐い。
まあ、それはおいといて、

http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1035540523/l50

1 : ◆V3V3oHJAKQ @窓際戦隊φ ★ :02/10/25 19:08 ID:???
 モデルの人格権の侵害などを理由に、最高裁で出版差し止めが
確定した作家柳美里さんのデビュー作「石に泳ぐ魚」をめぐり、
柳さんと新潮社は25日、記者会見し、この小説の改訂版を
31日に発売すると発表した。
(以下略)

( ´zD`)ノ<引用元:KOLNET(河北新報社)
http://ime.nu/www.kahoku.co.jp/news_s/20021025KIIASA45210.htm
柳美里の小説なんざ読んだことないんで、
このことについて書くつもりはあんまりなかったんだが。

「書き直すんだからいいじゃん」ってことか。
これはちょっとひどいな。
>530
痛そう・・・。
おれは「縫う」という経験が一度もない。
一度も骨折したことないし。
今回の傷はもうほとんど塞がった。
536126:02/10/26 23:31
>>535
幼稚園の時に左肘を複雑骨折したことがある。確か左だったと思う。
自分のことなのに記憶が曖昧だな。まあ20年も前の話なんだが。

今日はインフルエンザの予防接種を受けてきたよ。
およそ予防接種と名のつく注射をしたのは何年ぶりだろうか?
注射をした看護婦がヘタクソでムカツイタ。
針を刺した俺の腕から、液が飛び出てますた。

 父上様、母上様、三日とろろ美味しゆうございました。干し柿、餅も美味しゆうございました。敏雄兄、姉上様、おすし美味しゆうございました。克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味しゆうございました。

 巌兄、姉上様、しめそし、南ばん漬け美味しゆうございました。喜久蔵兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しゆうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。

 幸造兄、姉上様、往復車に便乗させて戴き有難ううございました。モンゴいか美味しゆうございました。正男兄、姉上様、お気を煩わして大変申しわけありませんでした。

 幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、敦久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、光江ちゃん、彰君、芳幸君、恵子ちゃん、幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正祠君、立派な人になって下さい。

 父上様、母上様。幸吉はもうすつかり疲れ切つてしまつて走れません。何卒お許し下さい。気が休まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました。

陸上自衛隊 三等陸尉 円谷幸吉 1968/01/09
と、なんだかいきなりこんなものを引用してきてしまったが、
これは何かというと、読んでわかる通り、遺書。

円谷幸吉は、東京オリンピックのマラソンで銅メダル。
その後、「次こそは金!」という全国民の期待の重圧、
そのほかいろいろあって、自殺。
そのときの遺書が、これ。

実はこの遺書、めちゃくちゃ有名、
日本でいちばん有名と言ってもいいくらい有名らしいのだが、
お恥ずかしいことに、この遺書の存在は先週くらいまで知らなかった。

(おれはいちばん有名な遺書といえば、例の「ぼんやりした不安である」だと思ってたんだが。)
539XL:02/10/27 06:38
今は高校の英語の教科書にマラソンの君原氏の話が載ってまふ。
その関係で円谷さんの自殺についての資料も配られ
ああ・・・今の日本では自殺もさせてくれないのではないだろうか・・・
と思った記憶がある。とにかく当時の国民の期待を誰よりも深く
背負い込んでしまった人物なのでしょう。
ただ、人名と食べ物を羅列しただけ。
しかし、、

といろいろ書こうと思ってたけど、あまりいじくり回さないほうがいい。
この高潔な詩性は、読めば自明だ。
ひさしぶりに読んでみた。

http://www.aozora.gr.jp/cards/akutagawa/htmlfiles/arukyuyu.html

これはこれで、鬼気迫るものがあるな・・・。
「人生を銀のピンセツトで弄んで居る」と評したのは、菊池寛だったか。
ひさびさに読んでみたら、下に引用した部分がみょうに引っかかった。
この「社会的条件」の解剖いうのは、「河童」のなかに形を変えて
含まれたんではなかろうか、とか思ったり。

唯僕に対する社会的条件、――僕の上に影を投げた封建時代のことだけは故意にその中にも書かなかつた。
なぜ又故意に書かなかつたと言へば、我々人間は今日でも多少は封建時代の影の中にゐるからである。
僕はそこにある舞台の外に背景や照明や登場人物の――大抵は僕の所作を書かうとした。
のみならず社会的条件などはその社会的条件の中にゐる僕自身に判然とわかるかどうかも疑はない訣には行かないであらう。
>536
おれは予防接種というものは、
たぶんもう10年以上は受けてないと思う。
液が飛び出たって、それって、血管に穴あけられただけのような・・・(藁

>539
英語の教科書に載ってるのか。
国民が期待するのは、まあいいことだと思うけど、
某国のW杯のサポーターのような(以下略
ここ1、2週間、読売新聞の一面コラム編集手帳の質が少し落ちたような気がする。
前段落と後段落の結びつけ方が、安易というか、
できすぎた予定調和というか。
全文引用してみる。

 「かくも長き不在」は、一九六〇年作のフランス映画だ。カンヌ映画祭でグランプリを受けた。小さなカフェを営む女性テレーズが主人公だ
◆テレーズは、十六年前ナチスに連行された夫に似たホームレスに出会う。男は過去の記憶を失っている。
それをよみがえらせるため、思い出話をしダンスに誘う。だが、テレーズが夫の名を叫んだとき、
男は立ちすくみ、車のヘッドライトの光に向かって逃げ出していく
◆夫はかつて、拷問を受けた。名前を呼ばれると、その記憶がよみがえる…。
記憶をテーマにした、静謐(せいひつ)な反戦映画である。十六年の時を超えて過去と現在が交錯する物語に、
北朝鮮拉致被害者の二十四年が重なり合う
◆被害者は北朝鮮で、どんな記憶を積み重ねてきたのだろう。その記憶とのつながりが絶たれるのは、
自らの軌跡が否定されるようで、引き裂かれる思いもあるだろう。拉致のむごさである
◆横田めぐみさんの娘キム・ヘギョンさんが、一部メディアの取材に応じた。母が日本人だったことを知らず、
母が亡くなったことも後になって言われたと語った。彼女の記憶にも、埋めきれない大きな空白が感じられる
◆思い出したくない、絶ちきれない埋めきれない記憶がある。ヘギョンさんの涙に、
子供の記憶すら交渉カードとされているようで、胸が詰まる。

(10月26日22:38)
それでもまあ、朝曰新聞の天声入語とかよりは、
だいぶいい出来であることに変わりはないが。

さて、今日は統一補選。
547126:02/10/27 23:03
>>538
俺は遺書というと藤村操の「巌頭の感」ってのが思い浮かぶな。

>>543
>血管に穴あけられただけのような

いや、血管注射ではなくて皮下注射だったんだけど、
看護婦が注射器のポンプを押すと、針が刺さっているところから、
プシュっと薬液が・・・。

http://www1.odn.ne.jp/swptext/shukyo/shukyo2.htm

こんなのみつけたから、ちょっと読んでみた。
ひさびさに頭脳を刺激された。

そういえば、アンドレ・ジッドも一時左傾したこともあるとか。

しかし、上のページは、
どうもプロ市民系の人たちが書いているっぽいので、
あんまり真に受けないほうが吉。
統一補選。
何も言うべきことはありません。
キムヘギョンの会見、
意外と騒ぎがでかくなってるな。
フジテレビは自己弁護に必死。

既存のマスコミは、ほとんど害にしかならんもんだが、
朝日新聞の次にフジテレビいらないと思う。
>547
その人もはじめて聞いた。
検索してみたら出てきた。
しかし、何と言っていいのやら、
遺書ってのは扱いに困るな・・・。
552126:02/10/29 01:27
>>548
プロ市民というかバリバリのサヨだと思われ。
その論考が掲載されていた『海つばめ』という雑誌から辿ったら、
社会主義労働者党とかいう左翼政党に行き着いたよ(w

内容は殆ど読んでいないが、どうせ旧ソ連で実践されていたような
無宗教・科学万能主義みたいなことが書いてあるんじゃない?
>552
こういうみょうな集団の運動員が、
リレーハンストとかわけのわからんことやってるんだろうなって思って。

唯物論の上に立った無宗教主義みたいなこと。
でも中盤くらいから、
おれ的日本二大カルト集団、日本共産党と創価学会が手を結んだ、
いわゆる、「創共協定」についてみたいなことが書いてあって、
ちょっとだけおもろかった。

でも、こいつら完全に洗脳されてるわ(藁
おれは自分自身どっちかというと、
たぶん左寄りだと思うんだが(と自分で思ってるだけだが)、
日共にも社民にもこいつらにも付いて逝けん。
っていうか、少し前まで、「海つばめ」でなく、
「海燕」という文芸雑誌があったと思うのだが、
問題なかったのだろうか。

ぐるぐる的ニュース速報+板不要論。

逆説ととるか電波文ととるか、それは各自の判断でご自由に。
この前、ニュース速報+(以下プラス)に、
衆議院議員・亀井静香が小泉改革を批判しているという記事にリンクしたスレが立ったが、
その中身はというと、

亀、お前が言うな→亀の言ってることは正しい(おそらく株板住人)→亀は許泳中は云々(政治板住人か?)
→このスレは土建屋が多いな→亀井は死刑→唐突な半島叩きのコピペ
→結論。亀の言ってることは正しいが、亀は正しくない

だいたいこんな流れになっていた。
というか、このレスのループ。
1000レスを消費しながら、議論にほとんど進展が見られない。
しかし、これは亀井スレに限らず、
プラスのほとんどのスレに言えることのような気がする。
(半島系スレでは、中盤あたりに釣師の登場があるが。)
レスする人は変わってるのかもしれないが、
レス自体に目新しいものはない。
つまり、マンネリズムに陥っている。
かく言うおれも、いちおうプラスは毎日見てるし、
このスレにプラスのスレをリンクすることはよくあるが、
しかし、スレの1ー50くらいまで読んで、
それ以降は読まないことが多い。
だって、まじで同じこと書いてるばかりだから。
話はちょっと変わって。
プラスを少し聖域視しすぎのような気がする。
プラス住人も、運営側(=ひろゆき)も。
かつて、まさと(=カツカレー?)という強烈なキャラ性をもった記者が、
スレタイトルを意図的にいじくりまわして、
住人に叩かれまくり、結局はキャップを剥奪された。
まさとはちょっとやりすぎの感はあったが、
たまには、ああいうのもいてもいいと思う。
今では、プラスにネタスレを建てる記者は、
ポリタンクを抱えた渡り鳥くらいか。
スレタイトルは忘れたが、
この前ポリタンクが建てたスレは、
9割以上のレスがポリタンク叩きになっていた。
(まあ、ポリタンはそれをわかった上でやってるんだろうけど。)
はっきり言って、少々息苦しい。
週に1個くらいはネタスレが立ってもいいじゃん、とおれは思うのだが。
このネタスレを許さんという雰囲気が、
レスのマンネリズムの原因になっているような気がする。
一発ネタで勝負するような名無しや固定は入り込みにくい。
結果、幅が狭くなっている。

これは蛇足だが、
プラスは、記者しかスレを建てることができないため、
突発的なニュースに対して速報性が失われている。
「プラスなくしたら、ニュース板がなくなるじゃん」
と言われるかもしれない。
事実、本家ニュース速報は、
ニュース板としては壊滅的な状態にある。
(雑談板としては超優秀だが。)
しかし、本家が本格的に雑談板化したのは、
プラスに人が多く移住するようになってからだ。
これは板違いスレの削除を怠った運営側にも責任がある。
いや、板違いスレを建てるやつがいちばん悪いのだが。
本家の雑談板化の影響はあっちこっちに波及して、
ラウンジャー名無しの多くが本家に移住、
ラウンジの出会い系サイト化までを引き起こしてしまった。
で、さらにラウンジを離れるやつが増えた。
おれもかつては(いちおう)ラウンジ固定だった。
で、結論。
おれが何を求めてるかというと、

プラスの廃止&本家の浄化

意味不明な突発的引用。
「もし文芸復興というべきことがあるものなら、
純文学にして通俗小説、このこと以外に、文芸復興は絶対にあり得ない、と今も私は思っている。」
(中略)
「純粋小説が現れないような純文学や芸術文学なら、むしろ滅んでしまう方が良いであろうと云われても、
何とも返答に困る方が、真実のことである。」
(中略)
「トルストイの戦争と平和にしても、スタンダール、バルザック、これらの大作家の作品にも、偶然性がなかなかに多い。
それなら、これらはみな通俗小説ではないかと云えば、実はその通り私は通俗小説だと思う。
しかし、それが単に通俗小説であるばかりでなく、純文学にして、しかも純粋小説であるという定評のある原因は、
それらの作品に一般妥当とされる理智の批判に耐え得て来た思想性と、それに適当したリアリティがあるからだ。」
(中略)
「純文学を救うものもは純文学でなはなく、通俗小説を救うものも、絶対に通俗小説ではない。
等しく純粋小説に向かって両道から攻略して行けば、必ず結果は良くなるに定っていると思う。」

横光利一「純粋小説論」より。
562126:02/10/29 23:00
>>553
俺も自分では左よりだと思ってる(w
といってもそれは、体制に対するアンチテーゼとして、という程の意味で。
もっとも、極力、政治には関わらないようにしているけどね。


ニュー速+のスレがループするのは、
流れが早くてレスを読まないヤツが多いからだろうね。
かくいう俺もそうなんだけどさ。
>562
おれはたぶん、アンチテーゼでなく、細胞レベルですでに左寄りだと思う。
資本主義に懐疑的だし、
アメリカ大陸の真ん中よりちょっと上にあるあの国が、
となりの半島にあるふたつの国の次くらいに嫌いだし。

このスレに書き込みするとき、おれは「米国」と書くことはあるが、
「アメリカ」とカタカナを使って書いたことはほとんどなかったと思う。
前スレ含めると1、2回くらいはあるかもしれんが。
なんか、カタカナで書くだけで腹立たしくなってくる。
実はそれくらいあの国が嫌い。
ちょっと留守にします。
2、3日から1週間くらい。
565126:02/11/01 02:13
>>563
俺もアメリカの外交方針は嫌いだな。ユテラテラリズムっていうのかな?
しかしながら国として見た場合は嫌いでも、文化面では好きなものもある。
ジーパン、バーボン、シルバーアクセサリetc・・・。

俺も左派を自称しながら嫌韓なのだが、まあこれは置いといてくれ(w
566126:02/11/02 01:32
今日は午後から病院に行ってきた。
明日は朝一で病院に行かなければならない。
俺の身体がどこか悪いというわけではないのだが。
567126:02/11/03 02:18
予定通り、午前中に病院に行ってきた。
帰りにドンキホーテに寄って買い物をした。
復帰。

保守感謝。
つーか、復帰早々、ムナクソ悪くなるようなニュースが。
以下引用。

小泉純一郎首相は2日の公明党大会のあいさつで、同党の支持母体・創価学会の
池田大作名誉会長の名前を連発した。過去最低の投票率を記録した先の衆参統一
補選で、与党候補5勝の原動力となった学会にお礼の意味を込めたリップサービス
だったようだ。
首相は9月に環境・開発サミット出席のため訪れたヨハネスブルクで、非政府組織
(NGO)の展示会場を視察した際、「創価学会インターナショナル」(SGI)のコーナー
に立ち寄ったことを紹介。「強く印象に残った見事な写真があった。暗い空に、こうこう
と月が輝き、緑の葉があって。この写真は池田SGI会長が撮影した」と述べると、
会場から拍手がわき上がった。
さらに帰国後に池田氏の写真集「澄心天籟(ちょうしんてんらい)」を手にしたことも
明かした。
写真集の題名は「澄んだ心と、自然が発する響き」という意味。首相はこの題名と月の
写真で、首相就任を記念して神奈川県鎌倉市の円覚寺住職からもらった「風吹けど
動ぜず、天辺の月」という書の意味が「『支持率が高かろうが低かろうが、ぐらぐらして
はいかんな』と分かった」と持ち上げた。

http://www.kahoku.co.jp/news_s/20021102KIIAPA12610.htm
おれは今まで小泉首相を支持し続けてきた。
なんだかんだ叩かれても、着実に構造改革やってきたし、
あの方針じゃ、景気は悪くなることは素人のおれでも
はじめからわかっていたことで、
それをわかった上で支持してきたから、文句は言わん。

でも、もういらんわ。
リップサービスでも、許せん。
さっさと氏んでくれ。
自民もアレ、
保守もアレ、
民主もアレ、
自由もアレ、
社民もアレ。

おれにはもう共産党という選択支しか残ってないのか・・・。
復帰していきなり、厨房丸出しなこと書いてもうしわけない。
創価学会には、ちょっと私怨があるもので・・・。
鬱になってきたんで、落ちる・・・
574126:02/11/04 00:49
ぐるぐるタンが戻るまで、かってに日記に使わせてもらったよ。
 それでも、五年生になって家庭科の授業が加わると、裁縫箱を買ってもらわなくれてはならなかった。ゴム製のしゃれたデザインの雨靴が登場して、クラス中の女の子が履いていれば、やはり欲しくなった。
 欲しい買ってくれという言葉は使わないが、持っていないのは自分だけだという事実を思わず母親に訴えてしまった。
 母親はLさんの気持ちを察して、父親にそのことを話す。(中略)
 ある日の夕食のこと、父親が言った。
「もう二、三日待ってろ」
 数日後、午後も早い時刻に帰宅した父親が、Lさんと妹の雨靴を買ってきてくれていた。(中略)
 裁縫箱も、クレパスも、
「もう少し待ってろ」
 父親は必ず買ってきてくれた。いつという約束はなかったけれど、いつかはきっと買ってもらえた。
(中略)
 弁当を食べ終えて、水飲み場でハンカチを洗っているときだった。忘れもしない中学二年生の七月のはじめ。
 隣のクラスの女の子が寄って来た。Lさんの近くに立って、なにげないふうに話しかける。
「Lちゃんのお父さん、人殺しで死刑になる人を殺す仕事なんだって?」
 Lさんはぎょっとして聞き返した。
「だれが言ったの?」
「みんなの噂よ。きたない仕事だって」
 この女の子は少し知能の遅れた子だった。それだけに言葉はストレートで、Lさんの心をえぐった。(中略)
「死刑囚を殺すと手当がもらえるんだって、とくべつの」
(中略)
 Lさんは、父親が”きたない仕事”で得た手当で買ってくれた品々を、雨に濡れた庭に投げ捨てた。生まれてはじめて持った自分の裁縫箱。(中略)セルロイドの筆箱。絵画用の画板。アルバム。額縁。(中略)
 雨上がりの濡れ縁に、きのうLさんが投げ捨てた品々を母親が黙って広げていた。黙っている母親の背中は、悲しみに暮れているように見えた。(中略)
「母ちゃん、そんなもんは、いらんよっ」
「そんなこと言うもんじゃないよ。父ちゃんが買ってくれたもんを」
「いらん、いらん、そんなもんいらん」(中略)
 言い出し始めたら止まらなくなってしまったのだ。母親は黙って、泥汚れを拭いつづけている。
 やがて、ぽつんといった。
「そんなこと、いうもんじゃないよ。父ちゃんがかわいそうだから」
 Lさんには、もう言葉がなかった。
以上、「死刑執行人の苦悩」大塚公子 角川文庫
より引用させてもらった。
この本には、ほかにもいくつかの死刑執行人のことが書いてある。匿名だが、もちろん全部ノンフィクション。

さて。
「そんなにイヤなら、刑務官にならなければいいじゃん」とふつうなら思うだろうが、
刑務官募集の時点では、死刑執行をしなければならないということは明記されてないらしい。
続いて、
「そんなにイヤなら辞めればいいじゃん」と思うだろうが、そうもいかん。
なんせ、公僕である公務員なわけだし。公務員のストライキは禁止されてるし。
執行当日になって意地で辞めたとしても、誰かほかの人がやらなければならんことになる。
人殺しを人に押し付けといてさっさと辞めることなんて、ふつうの神経の持ち主にはできんだろう。

おれには、加害者および死刑執行官の人権を無視した上で被害者の人権尊重すること以外に、死刑制度を存置することの意味が見出せん。
いきなりだが、めずらしく天声人語がおもしろい話題を取り上げてるので、引用。

■《天声人語》 11月04日

 あの本も読んだ。この本も読んだ。そういって自分の読書量を誇示する。あるいは「こんな有名
な本も読んでいないの」と相手をからかう。そんな光景にお目にかかることはあるが、その逆を
いくちょっと変わったゲームがある。

 有名な本だが、自分はまだ読んでいないという本を挙げる。たとえばトルストイの『戦争と平和』
でも、夏目漱石の『坊つちやん』でもいい。参加者に「読みました」という人が多いほど得点が高い。
自分以外は全員が読んでいる本を挙げれば最高得点だ。

 英国の小説に出てくるゲームで、学者の間でやるとかなり屈折した展開になる。勝つためには
恥を忍んで自分の不勉強ぶりを告白する。主人公の英文学者は、あるとき必勝を期して
ディケンズの『オリバー・ツイスト』を読んでいないと告白したが、敗退した。

 このゲームに巻き込まれて、つい「『ハムレット』!」と口走った英文学者がいた。皆大笑いした。
冗談に決まっている。しかし本人は「うそつきだというのか」とまじめに怒り始めた。どうやら本気
らしい。座は白け、本人は大学への就職をふいにすることになる。『ハムレット』を読んでいない
英文学者を採用するわけにはいかない、と。

 まじめすぎると、そんな悲喜劇も生じるが、遊びだと割り切れば、大人のゲームとして楽しめる
かもしれない。しかし、とまじめに考える。いまの日本で必勝をねらえる本はあるだろうか。漱石だ
ろうか、鴎外だろうか。

 読書週間中の本屋を探索したが、これだという本には行き当たらなかった。

冗談抜きで、おれが読んだことない本。

夏目漱石「吾輩は猫である」(いや、まじで。)
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
「不思議の国のアリス」実は作者の名前すら知らん。
きのうと言わず、最近買ってきたもの。

「死刑執行官の苦悩」大塚公子 角川文庫(読了済み)
「破獄」 吉村昭 新潮文庫
「ラディゲの死」 三島由紀夫 新潮文庫
「近代能楽集」 三島由紀夫 新潮文庫
「美しい星」 三島由紀夫 新潮文庫

ブックオフに三島の小説がなぜか大量にあったので、
持ってないものはまとめて買ってきた。

メルヴィルの「白鯨」もあって、買いかけていたのだが、
米国文学はもう読まんという自らの決断を思い出し、
買わないことにした。
っていうか、最近おれの身の回りを、
三島がうろちょろしてる。(←比喩です。

「死刑執行官の苦悩」のなかの一節。
まさかこの本のなかで三島が出てくるとは思ってなかった。

 当時、作家の三島由紀夫がKさんを訪ねてきた。旧時代の施設や監房の構造、思想犯の処遇などの取材が目的であった。(中略)
 目的の取材を終えた後、三島はKさんに死刑囚がどのような心境で最期を迎えるのか、とたずねた。
 Kさんは自らの体験したいくつかの例をあげながら質問に答えた。宗教に帰依した死刑囚たちが、苦悩から解放され、永遠をめざす極限の心境にたち至って、見事な大往生を遂げるのだ、と。
 そして、Kさん個人の考えとして、死刑廃止論をつけ加えるのを忘れなかった。しかし、三島は死刑廃止論については黙したままであった。最期に、「立派に死なせてやってください」と言っただけで。
>574
保守感謝。
このスレは基本的に何書いてもいいです。
毎日日記に使ってくれてもおっけー。
584【原住民】西沢ぼんぼぼ:02/11/04 23:11
私は世界
585【原住民】西沢ぼんぼぼ:02/11/04 23:14
人間失格
586126:02/11/05 00:58
どんなに読書量の多い人でも、

まだ読んでない本>もう読んだ本

という図式に変わりはないだろうね。世の中は本が溢れてる。
読書量の少ない俺ならなおさらだ(w
587126:02/11/05 01:09
>>580
『我輩は猫である』は大人になってから読まないと理解できないと思う。
俺も読んでないけど(汗
『不思議の国のアリス』の著者はルイス・キャロル。
本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。
Charles Lutwidge を逆にしてラテン語化してLvdobicvs Carolvs。
これをまた英語に戻してLouis Carrollにしたと。本職は数学者・論理学者だったかな。
(ラテン語のvはuの発音ね。大学2年の前期で挫折したよ。>ラテン語)
まずは訂正>>581
死刑執行官の苦悩→死刑執行人の苦悩

最近、自分でもなぜかよくわからんかったのだが、
みょうに、刑務所もしくは監獄に興味が涌いてきた。
>>581の「破獄」は、文字通り牢破りの話。
吉村昭氏にはほかにも、「プリズンの満月」「仮釈放」という
刑務所にまつわる小説があるのだが、
財布の中身の都合で買ってこなかった。本当はほしいけど。
なんとなく刑務所の中を想像してるうちに、
一度、どんなところか入ってみたいと思うようになった。
(死刑囚としてぶち込まれるのだけはいやだが。)
なぜおれに入獄したいという屈折しまくった願望があるのか、
エキセントリックな好奇心というのもあるだろうが、
おそらく、マゾヒズム、胎内回帰願望あたりだろうか。
(服役囚には、環境的に胎児と似たようなところがあるような気がする。)
といっても、まさか法務省が「体験入獄」なんぞやるはずがないので、
執行猶予がつかない犯罪を犯さないかぎり、入れそうにない。
今のところ、そこまでの根性はないし理由もないので、
この願いは叶いそうにない。
1週間くらいの「体験入獄」があるんなら、ぜひ入ってみるのだが。
きのう読んだもの。

立ち読みだったので、タイトル忘れた。
小林よしのりが朝日新聞に文句言ってる対談の本。

3時間くらいかけて、立ち読みで読破してしまった。
おかげで、いま背中やら腕やらがちょっと痛い。

小林よしのりの本はほとんど読んだことがなかった。
リアル消防のころ、おぼっちゃまくんは読んでたが、
「ゴーマニズム宣言」というのをちょっと立ち読みしたことがあるくらい。
っていうか、「ふつうのこと言ってるだけじゃん」ってのが、
おれのおおまかな感想。
今回、立ち読みで読破した対談本も、それと同じ感想しか持てなかったが、
2chにゴーセン板(コヴァ板)ってのまであるという事実は、
ふつうのことを言うジャーナリストがいかに少ないかということを
端的に示しているような気がする。
>584
>585
すまんが、sageで書いて。
話はそれからだ。
>587
おれは「猫」をいつ読むのだろうか・・・
有名すぎるから、なかなか手が出ない。
そのうち居直るかも(藁
「アリス」の作者は、女かと思ってた。いや、まじで。
ちなみにおれは、フランス語を独学でやろうとして、
見事に挫折した。

余談。
アサヒドットコムの英語バージョンで、
「しんぶん」のローマ字表記(?)が、"Shimbun"になってることに、
おとつい初めて気がついた。
ぐるぐる挫折記録。
きのう読み損なったもの。

「人生の親戚」大江健三郎

最初の20ページを読み終えたところですでに、
障害児、在日、ヒロシマの連呼。
この人はいったい何がしたいんだろう。
で、その20ページまでしか読んでないわけだが、
おれがこの本を再び開くことは、おそらくないだろう。

初期の大江はすばらしかったんだが。
ついでに、ぐるぐる的大いなる挫折の足跡。

村上龍「限りなく透明に近いブルー」
村上龍のデビュー作で、
当時めちゃくちゃ話題になったらしいが、
おれには腐臭以外のものは感じられなかった。
これも20ページくらいで読むのやめた。
こいつの小説でほかのものは一個も読んでない。

村上春樹「ノルウェイの森」
村上春樹をベタ誉めするやつがみょうに多いんで、
3年ほど前、買ってみたのだが、
意味のわからん倒置法の数々、表層的でしかない文体、
おれには耐えられなかった。
30ページくらいで挫折。
いま、「海辺のカフカ」とかいうのが話題になってるらしく、
この前本屋に行ったとき、ちょっと立ち読みしてみたが、
2行だけ読んで鼻で笑って帰ってきた。
ファンが多い作家らしいんで、
あんまり過激な悪口を書くのはちょっと気が引けるが、
村上春樹が好きなやつって、
たぶん中島敦とかは理解できないんだろうな。

ユゴー「レ・ミゼラブル」
長い。
つまりこれは、おれの怠慢が悪い。
594126:02/11/07 02:46
>>593
『限りなく透明に近いブルー』は70年代の「真面目」なドラッグ小説。
という書評をどこかで目にしたな(w
ついでだが、中原昌也が『なんとなく透明に近いブルー』って小説を書いたが
タイトルを変更させられたって話も聞いたことがある(w
村上龍の罵倒でもしてみる。

村上龍の小説なんざ買って読む気もしないんで(タダでもいらんが)、
おれがやつの文章を読む機会は、芥川賞の選評くらいしかない。
しかし、それだけでもやつがいかにアレかはよくわかる。
まあ、あんまり観念的な批判はしたくないんで、物的証拠を出してみる。

第126回芥川賞 授賞作「猛スピードで母は」に対する村上龍氏の選評から引用
「(略)選考会場でも、記者会見の席でも、『重要な作品だと思う』とわたしは言ったが、それは『猛スピードで母は』が社会に必要とされる小説だという意味だった。
(中略)
一人で子どもを産み、一人で育てている多くの女性が、この作品によって勇気を得るだろうとわたしは思う。」

授賞作は、母子家庭のことを書いた小説。
詳しくは知らんが、なんか最近の村上龍は、社会がどうのこうのと、
とにかくインネン付けておいて、
メディアに扇動された結果の社会的(政治的、でなく)なんちゃって反体制の人から金を搾取しているようだ。
この選評にもその態度がよく現れていると思う。

っていうか、「勇気を得る」とかそれ以前に、
「一人で子どもを産み、一人で育てている多くの女性」が、
1238円という大金を出してハードカバーの本を買って読むと冗談抜きで思っているのだろうか。
そらあ金持ちの母子家庭ってのも、なかにはあるとは思うが、
ほとんどの母子家庭が金銭的には苦しい状態にあるだろう。1300円といえば、大金だ。
ふつうの母親なら、わけのわからん本に1300円出すくらいなら、
子どもにうまいモンでも食わせてやることを考えるとおれは思うんだが。
ミクロの実情を顧みることなく、総体をざーっと見ただけでやってるから、
こんな寝ぼけた選評が書けるんだろう。
村上龍に授賞作の主題がまったく見えてないのは言うまでもない。
(続き)
第125回 「中陰の花」に対する選評から引用。
「(略)授賞作については、わたしの関心と遠い作品なので、感想は控えたい。ただその筆力は間違いないと判断したので、最終投票では授賞に賛成の票を入れた。」

この選評を読んだときおれは、5秒くらい、ぽかーんとしてしまった。
ぽかーんとした後、笑えてきた。
そうか。
村上龍先生は、内容がよくわからなくても
筆力が間違いないと判断すれば、賛成票を投じるのか。



   さ っ さ と 選 考 委 員 辞 め ろ。



>594
中原昌也、なかなかオツなことをしてくれる(藁
598126:02/11/07 23:06
>>597
中原昌也は村上龍に批判的みたいだよ。
特に村上がキューバ音楽に傾倒しているのを批判していたようだ。
もともと音楽畑の人だからね。
まあ、ノイズミュージックなんだけどさ(w
ぐるぐる読書記録。

吉村昭「破獄」

こんなに充実した読書ができたのは、何年ぶりだろうか。
無期懲役囚の佐久間清太郎が、脱獄不可能と言われている刑務所を
次々に合計4回脱獄する話。
モデルとなった人物は実在したらしい。
軍ヲタの吉村氏らしく、太平洋戦争の戦況と併せながら
話が進んでいくのはかなりおもしろい。
佐久間にとって脱獄とは、文明という非人間性に対する
格闘のための手段であり、抗議の詩であった。
人間性の源流に潜む神性を具現化することに成功している。

何の脈絡もないが、ついでに、
大江の「奇妙な仕事」をひさしぶりに読んでみた。
あのころの大江はよかった。
>598
キューバ音楽に傾倒してたりするのか。
やつはいったい何がしたいんだろう(藁

ついでに自スレで600げっと。
この前、はじめてニュー速+で2げっとできた。
タイミングいいな。以下引用。

名古屋刑務所(愛知県三好町)で今年9月、男性受刑者(30)が大けがをした事件で、
名古屋地検特捜部は刑務官が集団で暴行した疑いが強いとして8日、特別公務員暴行
陵虐致傷の疑いで暴行に関与した刑務官5人を逮捕、同刑務所の捜索に乗り出した。
 調べによると、刑務官らは9月25日、面接中に興奮して詰め寄るなどした受刑者
(恐喝罪で服役中)に対し、集団で殴るけるなどの暴行を加え、腹腔(ふっくう)
内出血などの大けがを負わせた疑い。受刑者は暴行を受けた後、両手に革手錠をされた
うえ保護房に収容されたが、約2時間半後、腹痛を訴え、緊急手術を受けた。
 事件について、同刑務所の桜井智舟所長は先月4日の記者会見で、「刑務官は受刑者
の両腕を抑える形で保護房に収容したが、殴るけるなどの行為はなかったと信じている」
と説明していた。しかし、特捜部では関係者の事情聴取を進めた結果、通常の制圧の
範囲を超える暴行があったと判断した。

http://newsflash.nifty.com/news/tk/20021108it08.htm
関連する事件について、このスレの>>399-400あたりに書いた。
こういうことがあると、刑務所って何のためにあるんだろう、
と監獄フェチのおれは思ってしまう。

法務省に抗議メール送っとくか。
603126:02/11/08 21:38
監獄フェチ(w
そんな監獄フェチのぐるぐるタンには
ミッシェル・フーコー著『監獄の誕生』(新潮社)なんてどう?
まあ値段が張るんだけれども・・・。
朝日新聞社説 11/9
■刑務官犯罪――官に強い人権機関を
 まぎれもない公権力の犯罪である。名古屋刑務所の受刑者に集団で暴行して大けがを負
わせたとして、名古屋地検が刑務官5人を逮捕した。
 暴れた受刑者を保護房に収容したうえで、必要もないのに革手錠で腹部をひどく圧迫し、
手術をしなければならないほどの大けがをさせたという。
 刑務所は、罪を犯した人々を健全に社会復帰させるための矯正の場である。人権感覚が
まひした刑務官の行為は、その理念を踏みにじるものだ。
 名古屋刑務所では、保護房での別の受刑者の急死にも不自然な点がある。外部の目が届
かない密室で何が起きたのか、検察当局には真相を解明する責務がある。
 不可解なのは刑務所の姿勢だ。所長は当初「許される範囲の正当な職務行為だった」と
説明した。だが、暴行の様子は自殺や逃走防止のために保護房につけられているビデオカ
メラに録画され、これが立件の決定的な証拠になった。
 最初から、うやむやにするつもりだったのではないかと思わざるをえない。もしビデオ
カメラがなかったらと思うと、ぞっとする。
 募るのは、この事件が氷山の一角ではないかという疑念である。
 全国各地の刑務所の保護房で受刑者が死亡したケースが、この4年間に、明るみに出た
だけで5件ある。しかし、プライバシーなどを理由に、死亡時の状況や原因などは公表さ
れていない。
(続き)
 受刑者が「暴行を受けた」と裁判所に訴えても、刑務所側に暴行の事実を否定されてし
まえば、密室で起きたことだけに証明するすべはほとんどない。弁護士会にも多くの救済
申し立てがされており、問題の広がりと深刻さを感じさせるが、現実の被害救済には大き
な壁があった。
 国連の規約人権委員会は98年、日本の刑務所や拘置所には国際人権規約上多くの問題
がある、とする見解を公表した。「受刑者の不服申し立てを調査する、信頼できる制度が
ない」という委員会の指摘にどうこたえるかが、いまこそ問われている。
 折しも、新しい人権救済機関の設置を盛り込んだ人権擁護法案の実質審議が、今週から
始まった。
 法案では人権救済機関が法務省の外局に置かれることになっている。それでは、身内の
刑務所や拘置所で起きた人権侵害を徹底的に調査できるのかという疑問がある。
 法務省施設での人権侵害はかねて疑われながらも、摘発されることは少なかった。隠蔽
体質や身内への甘さに対する疑念をぬぐうことはできない。人権救済機関を  
法務省にゆだねるわけにはいかないのだ。
 人権救済機関づくりで「民に強く、官に弱い」と言われるような愚を犯してはならない。
官に強い組織にしてこそ、本当に役に立つものになる。
産経、毎日、読売、日経の社説はほかの話題だった。
こういうのを真正面から扱うのは朝日だけなんだよなぁ・・・
2ch内では、朝日だけが取り上げてるとなると逆煽りにしかならんのだが(藁

これは服役囚の人権とかそれ以前に、
刑務所のあり方の問題だとも思うが。

繰り返し言われていることだが、刑務所は店員オーバーな状態。
収容率が120%(だったと思う)を超えれば、
暴動が起きる危険性が極めて高くなるらしい。
実際この収容率を超えてる刑務所も日本にあるだろう。
でも、都市部では刑務所建設に地域住民が反対してたりする。
一方で、過疎地では刑務所誘致に積極的な自治体もあったりする。
なぜかというと、服役囚もその地域の住民の数に入れられて、
人口が増えるということになる。
しかし、120%って、、
盆休みのときの新幹線の乗車率じゃあるまいし(藁

まあとにかく、収容率100%超かつ刑務官の暴行殺人まで
発生した今の状態では、いつ暴動が起こってもおかしくないわけだ。
でも、もしこんな事件が世論によって容認されるならば、
不当な扱いを受けている全服役囚よ、遠慮なく暴動をおこせ。
実際にコトがおこらんと、日本人の目は覚めん。
とうとつですが。
マルクス主義と無神論。ちょっとだけわかってきた。
「宗教は阿片である」か・・・。
この言葉(定義)に異論をはさみたい部分もないでもないが、
まあそれはおいといて、
行き過ぎた左翼主義も、「資本論」という聖書を持ち
マルクスという神を崇拝してる一種の宗教のような感じもする。
>603
監獄フェチな自分を、異常だという自覚はある(藁

今度本屋に行ったら探してみる。
でも、これまで買ってきた本のなかでも、
まだ読んでないのやまほどあるなぁ・・・。
今は三島の「美しい星」をちょっとずつ読んでる。
三島は宇宙人フェチだったようだ(藁
http://www.asahi.com/national/feature/K2002110900070.html
 受刑者への集団暴行事件で刑務官5人が逮捕された名古屋刑務所(愛知県三好町)で、
特定の受刑者に対する暴行や制裁などが10年以上前から繰り返されていた疑いのあることが8日、分かった。
複数の元受刑者が朝日新聞の取材に応じた。体の最も大きい刑務官が受刑者の腹の上で跳びはねるなど
「虐待」に近い行為も行われていたとされ、刑務官の間では「トランポリン」と呼ばれていたという。
 87年まで約2年間服役した東海地方の50代の男性は、受刑者を取り押さえる際に、
少なくとも5、6人以上の刑務官がかかわっていたと証言。革手錠をかける前に、
まず麻袋を頭から胴まですっぽりとかぶせていた様子も、何度か目撃した。
保護房へ入れる時に暴れようとする受刑者には、袋の上から「殴る・ける・踏む」の暴行を加えていたという。
 革手錠をかけられても反抗するようだと、さらに殴られた。袋をかぶせられる前に、
頭からバケツで水を浴びせられた受刑者もいたという。
 受刑者の間では「暴行した刑務官がだれなのか、わからないようにするのが麻袋の目的で、
仕返しをされないための『自衛手段』だ」といわれていたという。
 関東地方の60代男性は、92年まで2年近く服役。
その際、男性が懲罰を受けた同房者から聞いた話では、革手錠をかける際には、
腰の革ベルトをぐいぐいときつく締め付けた。受刑者の腹や背中に繰り返し飛び乗るトランポリンは、
特に体格が大きい刑務官の役目だったという。
 「87年に在監中、暴行を受けた」とする元受刑者ら16人から
人権侵害の救済申し立てを受けた名古屋弁護士会も、89年3月、
革手錠と保護房が懲罰目的で乱用されていた疑いを指摘。法令を順守するよう刑務所側に求めた。
98年11月には、受刑者の顔を殴った刑務官が懲戒処分を受けた。
最近も受刑者への処遇をめぐる人権救済の勧告などが相次いでいた。
 「全国の刑務所をいくつか経験したが、名古屋だけは特別だ。
すぐに革手錠をはめる、殴る、ける。規律も厳しかった」。複数の元受刑者の話は大筋で一致している。
呆れるを通り越して、笑えてきた。
文士にまつわる安楽死っぽい話。

有名なのが、森鴎外の「高瀬舟」。
読めばわかるが、兄が自殺を図った病弱の弟にトドメを刺す話。
これは殺人であるかどうか、という議論は起こって当然だし、
「高瀬舟」はそれを主題にした小説なのだが、
それはまずおいといて。
どうせ死ぬのなら楽に、という小説中の兄の心境は、
人間として持っている感情なのかもしれない。

結核性脊髄炎で、病床にあった正岡子規。
この病気、腰の部分に当てたガーゼを頻繁に取り替える必要があって、
その取り替え時に、想像を絶する激痛を伴うらしい。
子規は、毎日のように「痛い痛い」と言いながらのた打ち回っていたとか。
看病していた子規の母親も、かなり鬱になったに違いない。
だが、ついに息を引き取ったとき、
子規の母親は、息子の亡骸にすがりついて、
「もう一度、『痛い』と言いなさい」と言った。
痛いとのた打ち回りながらでも生きていてくれというこの母親の叫びも、
人間の感情なのかもしれない。

季節外れ甚だしいが、子規の辞世の句。

糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな

612126:02/11/10 21:03
髪を切りにいった。4ヶ月ぶりだ。
今年の俺は1年に3回しか髪を切っていない。
来年はもっと頻繁に散髪に行かねば(汗
今日は、新聞休刊日。
きのうの夜やってた日米野球ちょっとだけ見てみた。
まあそれよりも、
松井がメジャーに行くのは、おれとしては非常にうれしい。
「メジャーでがんばって!」みたいに思ってるのではなくて、
巨人の戦力が減退するのがうれしい。
っていうか、ナベツネこれ以上暴走するな。

そういえば、土曜日の毎日新聞2面に、
巨人の選手独占の批判の延長で、FA制度ドラフト制度批判
みたいなのがあった。
米国では、その年の順位がいちばん下のチームから
選手を獲得していく制度らしいが、
この制度、「ウエーバー制度」というらしい。
マックスウェーバーと関係あるのかな?
同姓のひとが考えた制度だろうか。
それとも、"wave"という単語と何か関係あるのだろうか。

まあどっちにしても、FA制度もうやめれ。
あまり誉められるようなものではない性癖が、
誰でもひとつやふたつあると思う(あってほしい)。
おれはこの年齢になっても、まだ爪を噛む癖が直らない。
伸びてきた爪はことごとく噛み切ってしまうので、
あんまり爪切りを切る機会がない。
たぶん20年近くこの癖とつき合ってきたんで、
一生直らないかもしれない。

ところが、上のレスを書いてる途中、
やたらキーボードが押しにくかった。
不思議に思ってたんだが、原因は爪が伸びてたからだった。
ここ2週間くらい、どうやらおれは
あまり爪を噛まなかったらしい。
>612
いま髪切ったら、晩秋の風の冷たさを強く感じると思うけど、いかが?(藁
さて、そろそろ
不本意ながらもこのスレのメインイベントになってしまった、
大人のための残酷ぐるぐる童話でもやろうか。
まだぜんぜんネタ考えてないわけだが。

今週中くらいには書こう。
618126:02/11/11 22:47
>>614
俺も松井メジャー逝き賛成。あんな気持ち悪い顔が日本にいるだけで嫌だ(w

>>616
首筋が寒い。今日、歩道に落ちた自分の影を見ると、
首がはっきりと映ってた。今までは髪の影が映ってたのにねえ。
もう4年くらい前だが、
ふらっと本屋に行ったとき、
節約の方法をいろいろ詳しく紹介している本が目に入ったんで、
ちょっと立ち読みしてみたことがある。
今でもそういう類の本は、出版されているだろう。
もともと浪費家なおれは、節約しようなどと殊勝な心がけは
ほぼ皆無と言ってもいいわけだが、
その本にはおれの知らないことがいろいろ書いてあって、
おもしろかったといえば、おもしろかった。

しかし。
本物の節約家は、この本を買う金もケチって、
根性出して立ち読みで済ますと思うんだが、
はてしてこの類の本はどれくらい売れてるのだろうか。
朝日新聞一面コラム天声人語のコラム書きが近々交代するそうだ。
マスコミ板で毎日叩かれまくり、
ごく希にまともな文章が出てくると「今日は別人か?」と言われ、
しまいには、某評論家にコキ降ろされるほどの、
負の歴史に残るコラムニストだった。
人智を超越しまくった電波コラムを日々量産した迷文が読めなくなるのは、
よろこぶべきか、悲しむべきか。

その迷作群を、記念にこのスレにも残しておこう。
以下、この↓スレから引用。
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/mass/1035372689/
2002年7月27日 ■天声人語■

 手紙文化はこれからどうなるのか。衰退の一途をたどるのだろうか。電話の登場と
普及があって、さらに電子メールが加わった。瞬時に世界中と交信することができる
便利な手紙だ。しかし、書き方は従来の手紙とは少々異なる。今後、文学者らの
書簡集を読む楽しみはどうなるのだろうか。
 たとえば、借金を頼む石川啄木の手紙を読む。「筆につくされぬ前置は以心伝心
にて御諒察被下度候」と書き出して「現在懐中十二円と若干なり、誠に済まぬけれど五、
〇〇又々御願申上候」と。
 夏目漱石が借金を断る手紙もある。「御手紙拝見 折角だけれども今借して上げる
金はない。家賃なんか構やしないから放つて置き給へ。僕の親類に不幸があつて
それの葬式其他の費用を少し弁じてやつた。今はうちには何にもない。僕の紙入に
あれば上げるが夫(それ)もからだ。……」。
 追伸が愉快だ。「紙入を見たら一円あるから是で酒でも呑んで家主を退治玉へ」。
ただしこれは啄木への返事ではない。『手紙歳時記』(TBSブリタニカ)、『心にひびく
日本語の手紙』(朝日新聞社)などから引用した。
 こうした書簡集に必ず収録されるのが、米国滞在中の野口英世にあてた母シカの手紙だ。
「おまイの。しせ(出世)にわ。みなたまけました」に始まり「はやくきてくたされ」と息子
に帰国を懇願する不思議な魅力をたたえた手紙である。
 成立した郵政4法は、手紙文化の盛衰には関係なさそうだ。50年後に編集される
書簡集を想像する。相変わらず啄木、漱石やシカの手紙が収録されるに違いない。
2001年6月4日 ■天声人語■

 確かに歯痛というのは、人間とは何であるかを考えるのにいい材料
かもしれない。と、唐突に思いついた。
 あの痛みは孤独な痛みだ。なぜかあまり同情されない。まわりは何と
自己中心的な奴(やつ)ばかりなのだ、と歯ぎしりしても痛みが増す
ばかりだ。それはそうだろう。他人が歯痛のときには、自分だって
「たいへんだね」と空々しく言うばかりだ。自分の身に明日降りかかる
とは思わない。他人の痛みがわからないいい例だ。
 痛みが増す。早く医者に行っておけば良かった。そうやって悔やむ。
くよくよするからよけい落ち込む。明日行こう。そして明日になると、
また明日にしよう。1日1日と治療を延ばすから、もちろん事態は悪化する。
この繰り返しだ。過去に学ばないこと甚だしい。
 ドストエフスキーの「地下室の手記」を手に取る。何といっても、
初めて?歯痛の「哲学的考察」をした作品だ。一時はやった実存主義
という哲学の先駆けとも言われた作品だ。痛みの不条理さを<br>解説してくれるだろう。
 「歯痛にだって快楽はあるさ」(江川卓訳・新潮文庫)。そう言って、
うめき声を取り上げる。うめいても無駄で、自他ともに疲れるだけなの
をわかっていて、なおうめく。屈折した快楽だ。家族には「おまえたちも、
いっそ眠らないで、おれが歯が痛いんだということを、四六時中感じ
つづけるがいいさ」。この嫌らしさは相当だ。
 で、きりきり痛むころになると、ドストエフスキーどころではなくなる。
結局、人間とは何と弱いものか。きょうから、歯の衛生週間です。
2002年7月19日 ■天声人語■

 昔はこんなに水を飲んだだろうか、と思うときがある。ペットボトルの
水のおかげである。あれを持ち歩く習慣がついてしまった。水事情が
良くない海外を旅行したときからの習慣かもしれない。水が手元にないと
つい不安になる。
 手元にあると無意識のように口をつけてしまう。本格的な渇きを
感じる前に飲んでしまう。水の存在が疑似的な渇きを招いているのでは
ないか、と反省するときもある。欲求があって何かを欲しがるのではなく、
何かが目の前にあるから欲求が生まれる。
 水ではなくお茶の人もいるだろうし、あるいはスナック菓子の人も
いるだろう。そうした飲食物だったらまだいい。しかし、もっと別の物で
同じ心理が生じるとすると……と考えて不安を覚えることがある。
たとえば武器である。
 昔の武士は試し切りというのをしたらしい。いい刀を手に入れると
使ってみたくなる。わら人形相手ではつまらない。そういって実際に
人間を相手に試し切りをしたという。そこまでさかのぼらなくても、
最近の戦争でも似たようなことがあったという話はよく聞く。<br>殺傷の欲望を、手にした武器が促す。
 究極の武器といえば核兵器に行き着く。インドとパキスタンとの
緊張がまた高まっている。核保有国の両者が自制できるかどうか。
ペットボトルの水をにらみながら核戦争の恐怖におびえる。あまりに
極端な連想かもしれないが、人間の欲望と自制との関係という点では、同じだ。
 ものと欲求との関係が転倒しやすい時代だ。気をつけないと、
みるみる深みにはまる。
おれもこのスレに飽きもせず
ほぼ毎日駄文を綴ってたりするわけだが、
おれの文章は、これらの天人よりはまともであると思いたい。
>618
やっぱり(藁
それとか、急に髪切ったら、
いつもの調子で手にとったシャンプーの量が多すぎたり。
626126:02/11/12 22:53
>>620
朝日は天人よりも、夕刊の『素粒子』の方が好きだな。

>>625
シャンプーもリンスも、もともと使用量が少ないんだけど、
さらに使う量が減ったよ。節約ってわけじゃないけどね(w
627名無し戦隊ナノレンジャー!:02/11/13 21:31
落ち寸前救済あげ。その17
628126:02/11/14 02:06
さっきコンビニにタバコを買いに行った。
最近、夜空に星がよく見える。星座なんて全然分かんないんだが。
きのうはちょっとした事情があって何も書けなかった。

>626
素粒子はあんまり読んだことない。
夕刊自体、それほど手に取ったことないし。

>627
サンクス。

>628
星は秋・冬のほうがよく見える気がする。
たぶん、秋・冬に見える星には
春・夏に見える星より、一等星が多いためだと思われ。

大人のための残酷ぐるぐる童話 その5
「みにくい亜比類の子 〜経済的な、余りに経済的な〜」

明治末期大正初期、いわゆる、「船成金」と呼ばれる豪商が世に現れた。
日露戦争および第一時世界大戦で、武器弾薬衣料食料などの必需物資を、
本土から大陸まで輸送しなければならなかったのだが、当時はもちろん今
のような大型輸送航空機などなく、輸送手段は専ら船に頼った。運良く船
を所有していた者は「これぞ転機」と言わんばかりに大挙して輸送に携わ
り、日本からは物資を運搬、大陸からはエキゾチックな珍宝を持ち帰り本
国の好事家に法外な値段で売り付けるということをし、海を往復するたび
に蓄えを増やし、莫大な財を一代にして成したのである。夜道、落とし物
を探している娘さんの姿を認め、「ほら、足元がお暗いでせう」と札束に
マッチで火をつけるという狂態を演じたほどであるから、その羽振りの良
さは我々の想像を絶する。

新潟県の亜比類源治も、船成金の一人である。もともとは烏賊釣り漁で細
々と糊口をしのいでいた日本海の最貧漁師であったのだが、機を逃さず烏
賊釣り漁船を輸送船に仕立て上げ輸送業に転身し、今では大型貨物船十隻
余を所有する国内屈指の貿易商となった。漁船ひとつから身を立てた源治
は、地元民から「亜比類の殿様、越後の太閤」と呼ばれた。日々の生活ぶ
りも豪華絢爛を極め、西洋の「もおにんぐ」というひらひらの服を寝巻に
し、晩餐の食卓には世界中の美味珍味が所狭しと並び、一家はそれらの食
物を腹一杯まで堪能するのである。

亜比類源治には、三人の娘がいる。いや、正確には四人の娘がいる。
長女、次女、三女は、源治の正妻の子であるのだが、次に生まれた四女は
、源治と妾(めかけ)との間に生を受けた子である。
妾の子は、まともな扱いを受けない。いつ捨てられても文句は言えない身
であるのだが、四女が生まれたとき、母親の産後の容態が芳しくなく、や
がて死んでしまったため、源治はこの子供を引き取らざるをえなかった。
情けを掛けて亜比類の姓を名乗ることだけは許されたのだが、妾の子だ妾
の子だと毎日虐待され、女中として使われた。夕食では、家族とともに席
に着くことも許されず、お盆を手に持ち、父と姉が食べ終わるまで、じっ
として待っていることしかできなかった。

さて、田舎といえども大きな貿易商となれば、中央の財界人などともつき
合わなければならない。今日は亜比類のお屋敷に、言論人としても名高い
、某侯爵のご長男をお迎えする日である。
源治は四
女に向かって、「お客さまに、珈琲をお出しするように」と言い付けた。
「東京市のほうの景気はどうですかな?」
「ええ、特に変わりはありませんよ」と侯爵の長男は取り澄まして言った。
「ほうほう。しかし、あれですなぁ。いつまでも船で儲けるわけにもまい
りませんし、このへんで、何かおもしろい商売はないもんですかな?」
「ああ、そういえばこんな話が、役所で内々に持ち上がってるそうですよ。
この地方に関係することなんですがね。佐渡両津に、金山があるでしょう?
あの金山の採掘権をいくつかに分けて、近々民間に払い下げするとか、し
ないとか」
「ほほぉ」と源治の目の色が変わった。
「もしこの話が本当ならば、立地的に亜比類さんは有利かもしれませんね。
まあ、私はこの話に関与してないので、残念ならがお手伝いできることは
ありませんが、ひとつお調べになってはいかがでしょう」

ふむふむ、と源治は腕組みをして考えていると、ドアをノックする音が室内に響いた。四女がお盆に珈琲を乗せて運んできたのである。
「粗茶でございますが」と言い、丁寧なお辞儀をひとつすると、四女は颯
爽と部屋を後にした。
「こおひい、という熱帯でしか取れない植物の茶だそうですよ。少々苦い
ところがありますが、慣れればうまいもんです。まあ、侯爵は飲み飽きて
るかもしれませんがな」と源治はがっはっはと大きな声を上げた。
「いただきます」と侯爵の長男は一口飲み、意外なことを言った。
「さっきの女性は、どなたです?」
「ん? と言いますと?」
「この珈琲を持ってきてくださった方です」
「ああ、あれは、いちおう私の末の娘なんですが」
「娘さんでしたか。ぜひ、いただきたい」
それを聞いて、源治は驚き珈琲を吹き出してしまった。
「そんな、ご冗談を・・・」
「いえ、私は本気です。あのような美しい女性は、生まれて初めて見た。
妻に迎えたい」
「それはちょっと・・・」まさか、妾の子だとは言い出せず、源治の額に
汗が浮かんだ。
「それとも、私が娘婿だと、ご不満だと言うのですか?」
「いえいえ、そんな滅相もない。しかし・・・」
こうして、侯爵長男の情熱に押し切られる形で、亜比類家の四女は、侯爵
白鳥家の長男に嫁いだのでした。

めでたしめでたし。

完。
と、ここで終わるわけにはいかない。

おもしろくないのは、ほかの三人の姉である。
「なんで、あんな妾の子が、侯爵さまの家にもらわれていくのよっ」と口
々に言った。「あんな、食べるものもろくに食べてこなかったガリガリの
ブスの、どこがかわいいのよ。こうなったら、わたしは宮様のところにお
嫁に行くんだからっ」
しかし、残された三人は、自分達の姉妹を見て、確かにこう思うのであった。
「この人たち・・・。デブね」
日々の飽食の結果、姉妹は嫁いだ四女と比べて、明らかに太りすぎだった
のである。
「ぜったい痩せてやる!」と三人は結束し、その日からダイエットを宣言
したのだった。
それまで贅沢の限りを尽くしてきた三人にとって、ダイエットは難しいと
思われたが、意外なことに、短期間でそれは成功した。
長女が2kgの減量に成功すれば、次女三女は負けまいと、3kgの減量をす
る。それを見た長女はまたさらに痩せようとする。つまり、三人で同時に
ダイエットしようとしたことにより、競争が生まれ、それがうまく作用し
たのである。
だが、しかし。
三人はもうすでに、じゅうぶん痩せたのだが、綺麗になろうとする目的は
果たせても競争心だけは残り、さらにダイエットを続け、痩せすぎの状態
になり、かえって醜くなってしまった。

そんなことを娘たちがやっているあいだ、父の亜比類源治は、佐渡両津の
金山民間払い下げに目が行っていた。
「国が掘った後の金山でも、西洋の最先端の採掘機を入れれば、十分いけ
る。なんとしても、採掘権を落とさなければならん」そう思って、中央の
役所にうまく取り入り、財産の半分を闇献金としてばらまいて、4つに分
割された採掘地のうち、最も質のいいところを入札することに成功した。
そして、目論見通り、西洋の採掘機を佐渡に導入した。この採掘機の輸入
には、莫大な資金が必要だったのであるが、それでも金を掘り続ければ、
採算が合う。
事実、源治は次から次へと金を掘り出し、船成金から金山成金にならんと
していた。
しかし、一ヶ月後には、ほかの3つの採掘権を購入した者も、源治と同じ
採掘機を導入し、産出量はほかと変わらなくなった。すると源治は意地を
はって、もう一台採掘機を導入した。
その結果、何が起こったかというと・・・。
市場に金の流通量が増え、金の値段はたちまち暴落、源治は掘れば掘るほ
ど赤字を出すことになり、まもなく莫大な借金を背負って破産した。
哀れな船成金の末路である。

蛇足のようだが、これも付け加えておこう。
三人の姉妹は、それまで無理なダイエットをし続けていたため、身体の中
に脂肪の蓄えもグリコーゲンの蓄えもほとんどなく、ようやく自分たちの
身が危険域に入ったということを自覚したのだが、破産し一家揃って路頭
に迷った亜比類家に、もはや食べる物などなく、二週間後に衰弱死した。

今度こそ、完。
ちゃんと調べてないんで、
佐渡の金山が民間に払い下げされたのかどうかまでは知らん。
っていうか、明治大正期まで金を採掘してたのかどうかも知らん。
フィクションです。
さて、次はどの童話をぶち壊そうか・・・。
639126:02/11/15 01:31
>しかし、残された三人は、自分達の姉妹を見て、確かにこう思うのであった。
>「この人たち・・・。デブね」

ここでワラタ。
その後はなんか大手エステ会社のダイエットコンテストみたいだ(w
メディアリテラシー。
これについて、考えさせられる。
日本の報道は全て欠陥商品だと思ったほうがいい。
しかし、例えば朝日新聞だけを取っている家庭では、
朝日のどこがどのように欠陥なのか、
わかりにくいと思う。
これは他の新聞にも言えることだし、テレビ報道にも言える。
既存のメディアにはすでに自浄作用も、
メディアどうしの牽制球もない。

最近おれは、冗談抜きで、
2chが最良のメディアだと思うようになった。
>639
まあ、いちおう童話(のつもり)だし。
せめて一部分だけは、コミカルに。
今回のは完成度はこれまでのものと比べて低いかもしれないが、
おれの愛着はいちばん強いかも。
642126:02/11/15 22:47
>>640
ウチは朝日しか取っていない。でも、父母俺は全員嫌韓。
いつだったか、京都の祇園に韓国料理店が多数出店しているのを取材して
【祇園に韓国の風】と銘打った記事が載っていたが、母親はそれを見て、
「日本が乗っ取られる!」と激怒し、新聞を破りそうになっていた(w

2chを最良のメディアとして扱えるか否かは、その個人が
嘘を嘘と(略      ・・・って感じかな(w
突発的おとなのための残酷ぐるぐる童話 番外編

朝日食堂のメニューは、ちゃーはん、ラーメンと、焼肉とビビンバです。
ケーケーケーグループは、各種ハンバーガーなどの、いわゆるジャンクフードと呼ばれているものを揃えています。
居酒屋・読売は、巨人ファンが集まる店として有名。
メニューは、鯉料理、名古屋コーチン、タコ焼とカツ。食後にはヤクルトが出てきます。
しかもどの店も、「純和風料理」と看板に書いてあるから、おもしろいではありませんか。

朝日食堂の店主曰く、
「これからは、これが日本食のスタンダードになる。いや、食品衛生法九条のもとでは、
どこの国の料理などと小さなことを言うことはナンセンスで、
すべてが『地球食』として扱われなければならない」
ケーケーケーグループ支配人曰く、
「ハンバーガーを知らない日本人はいないでしょう。これを和食と言ったところで、差し支えはないはずです。
日本人はすでにハンバーガーなしでは生きられないほど生活に根付いています。
それに何より、ハンバーガーは誰が食べてもおいしい」
居酒屋読売の大将曰く、
「この町には巨人ファンが多いだろう?
うちが巨人ファンのみなさんを相手に商売して、どこが悪いんじゃい」

この町にはこの3つしか外食できるところがありません。
いちばん困ってるのは、和食を食べたいと思ってる町のみなさんです。
しかし、看板に騙されて、この3つの店で出すメニューが和食だと思ってしまう人がぽつぽつ出てきました。

もう、本物の和食を食べることはできないのでしょうか。

完。

(祈り。マス板orニュー速あたりでコピペに使われませんよーに

>642
その記事ちょっとだけ覚えてる。
おれは、「なんでこんなもんをわざわざ記事にするんだろう」と
激しく疑問に思った。
ぐるぐる読書記録
三島由紀夫「美しい星」

宇宙人の話。でもSFじゃない。
っていうか、おもしろかった。
人類を救いたい宇宙人と、人類を滅ぼしたい宇宙人が出てくる。
核兵器が出てきたり。でも大江とは扱い方が違うけど。
壮大な弁証法、とでも呼ぼうか。
>>646の書き方じゃ、ちょっと誤解が生じるかも。
別に核兵器を実際に使うわけじゃないよ。
核をめぐる議論、と言ったほうが正確。

まあこれは、宇宙人が出てくる厳然たる純文学だ。
ちょっとだけ、>>643について。
ベイスターズは食べ物に例えるのがむずい。
649126:02/11/16 23:53
>>648
もしかして「カツ」ってのがベイスターズ?
だとしたら何ゆえ(w

昔は大洋ホエールズだったから鯨とか、
あるいはマルハが親会社だったので魚肉ソーセージやチクワ、缶詰などが妥当かな?
今の親会社は某テレビ局だっけ?

おかんの法則

1、すべてのゲーム機を「ファミコン」と呼称する。
2、すべての週間マンガ雑誌を「ジャンプ」と呼称する。

今はゲーヲタ主婦とかもけっこういるみたいだから、
いちがいにそうとは言えないかもしれないが、
おれとの同世代の家庭では、ほぼ当てはまるだろう。
うちのおかんが初めてゲームボーイのことを「ファミコン」と呼称したときは、
この人は脳のどこかに障害があるんではなかろうかとおれは本気で思った。

これらの状況をあえて難しく分析してみると、
母集合のなかの一要素でしかなかったものが、
母集合の代名詞になっている、と言っていいだろう。
一要素が母集合の規範になる、と言い替えてもいいかもしれない。
こうなるための必要条件として、
その代名詞になる要素が、
母集合の中でも極めて大きな(重要な)要素であること、が挙げられる。
(もちろんこれは必要十分条件ではない。
コーラはジュースという母集合のなかで極めて重要な要素であるが、
「コーラ」と言えばジュース全体を指しているとは考えにくい。
「UFO」といえばカップ焼きそば、は当てはまるかも。)

このように考えていくと、上に挙げた「おかん現象」は、
栄華を極めたある一要素に対する、
最高級の賛辞なのかもしれない。

だいぶ前にテレビでやってたことだが、
東南アジアのほうでは、原付バイクのことを、
「HONDA」と呼ぶそうだ。
>649
いや、カツは「勝つ」という意味で。
ベイスターズは例えるのが難しいので省略してしまった。
いまの親会社は、どこだっけ??
653126:02/11/17 22:23
>ベイスターズは例えるのが難しいので省略してしまった。

              ヽ(`Д´)ノ    

今の親会社ってTBSじゃなかったっけ。それでナベツネだかが噛み付いたと・・・。

「ファミコン」がTVゲーム機一般の代名詞になったことで、
任天堂はしてやったりとほくそえんだだろうね。
本日の産経新聞社説「主張」より一部引用。
http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm

 福田康夫官房長官の私的懇談会「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」が週明け、半年ぶりに再開される。(中略)
 しかも、懇談会でただ一人、靖国代替施設建設に反対してきた坂本多加雄委員(学習院大教授)が先月末、胃がんで亡くなったばかりである。
坂本氏の意見は、来月上旬にも発表が予定されている答申に付記されるといわれるが、それで済まされる問題ではない。坂本氏に代わる委員を選ぶなどして、
靖国代替施設の可否について、さらに議論を尽くすべきであろう。
追悼施設について考える人が、故人になってしまった。

靖国については、>>45-48にもちらっと書いた。
いくら時代は変わったとはいえ、
現在の日本でも、故人の遺志は重かろう。
坂本氏と靖国の英霊が、二重写しに見えないこともない。
ご冥福をお祈りいたします。

ついでに書いとく。
純粋に政教分離に問題があるから(あるわけないが)代替施設を作るというのなら
おれは別にかまわんと思うが、
隣国に配慮するため、というのだけはやめれ。
>653
正直、すまなかった。
そういえば1年くらい前、ナベツネがなんか言ってたような気がする。

おれは任天堂けっこう好きだから、がんばって欲しい。
と言っても、スーファミからハードは買ってないけど。
いまちょっとゲームキューブほすぃ。
657126:02/11/18 21:17
>>655
靖国問題に関して思うこと。
政治家が、特に与党の政治家がいわゆる「靖国詣で」をするのは、
戦没者遺族の会っていうデカイ票田が目当てとしか思えないだよな。
分祀・合祀については勝手にやれ、という感じだが、
「政教分離に反するので分祀しる」と言っている
公明党議員がいるらしいということを聞いた時はさすがにワラタけどね。
658126:02/11/18 21:23
>>656
PS2・X-BOX・ゲームキューブの中でゲーム機として
最も特化しているのはゲームキューブだろうね。
X-BOXなんて余計な機能付け過ぎ(w
でも俺はDVDを見たいからPS2が欲すぃ。
きのう買ってきたもの。

ユン・チアン「ワイルド・スワン」上・中・下巻

おれは実は、中共文革のことはそれほど知らない。
しかし、国を挙げてアフォをやったってことだけは知ってる。
朝日新聞がさらに煽ったらしいが。

最近、強烈に思うこと。
歴史教科書で、日本軍の悪事を書き立てるのは
事実であればおおいにやってもいいと思うが、
それと同時に、左翼主義の悪事もちゃんと書け(あと、米国のも)。
文革しかり、安保闘争しかり。
それらを書かない教科書が、中立であるとはおれは思えん。
1955年で歴史は終わったんじゃねーよ。

まあ、全共闘の残党が、教師やってたり、
言論人やってたり新聞記者やってたりする時代だからなぁ・・・。
浄化には、あと20年くらいは必要だろうか。
>657
確かに、票欲しさに靖国に逝く政治家はアレだと思う。
誰とは言わんが、「みんなで靖国に行こうの会」とかいう、
みょうな集まりの、20人くらいつるんで靖国に逝ってる与党のやつら。
分祀・合祀は、おれも勝手にやればいいと思う。
ただそれは、宗教法人靖国神社が勝手にやるべきことで、
政治家とか他国が口を出す問題じゃない。

公明の連中は、犬作だけが神だと思ってるから反対してるっぽい。
だいぶ前だが、
創価公明は、政教分離に反していない。と主張するやつが身近にいた。
「こいつ、もしかして犬作の手先か?」
と思ったら、曰く、
「あの集団は、宗教なんて上品なシロモノじゃないだろ」

余計にやばいと思うんですが。

>658
DVD再生できる版ゲームキューブってのも
確かあったと思う。
値段はちょっと高くなってたと思うけど。

X箱の最大の余計な機能は、
ディスク磨(以下略
661126:02/11/19 21:53
創価の話題が出たのだが、今日、非常にタイムリーなことがあった。
TVK(テレビ神奈川)のお昼の番組「HAMA大国」を見ていたら、
「お勧めの一冊」みたいなコーナーがあって、神奈川県内を中心に展開している
大手書店、有隣堂の営業担当者が池田大作の本を紹介していた。
池田大作著『新・人間革命 11巻』聖教出版社。
「この本、第1巻からベストセラーなんですよ」だって。
番組の司会者も「凄いですね〜」とか言ってるし、もう見てらんない。

@この営業担当が学会員。
A有隣堂が学会の本屋。
BTVKが学会のテレビ局。

う〜ん、ただ単に営業担当者が学会員だったとしても、
有隣堂とTVKがD作の本の紹介を許すとは思えんので、
AかB、あるいはその両方の可能性が強いのか?
しかし伊勢佐木町の有隣堂本店で創価本コーナーなんて見たことないし。
気になるのは現在のTVK本社のすぐ近くに、学会の建物が二つもあるということ。
662126:02/11/19 22:05
>>660
DVD再生ができるゲームキューブは任天堂じゃなく松下電器が出してるヤツだね。
でもあれはゲームキューブではなく、飽くまでも
「ゲームキューブと互換性のあるDVDプレーヤー」らしい。
以前、スーパーファミコン内臓テレビってのがあったな。
リア工の時の先生が買っちゃったって言ってたけど(w

>>658でDVDが見たいからPS2が欲しいと書いたら、
ニュー速+に【PS2値下げ】ってなスレが立ってた。
覗いてみたら、「PS2のDVD再生画像はクソ」というカキコがいっぱい(w

「劇場型民主主義の終わりではないでしょうか。」

田中某とかいう無能な元外務大臣が議員辞職したときの、
自民党のドン、野中広務氏のコメント。
野中は、黒い噂が絶えない政治家でおれもあまり好きではないのだが、
この台詞はおもしろいと思った。
ワイドショー内閣と揶揄された内閣の支持率が
決定的に落ちたのも、この元外務大臣が更迭されたせいだった。
(この台詞を受けてかどうかは知らんが、
ロシアの劇場占拠テロのときに、テロリスト側が、
監禁されている被害者に、携帯電話の使用を許していたこと、
メディアの記者会見を受けていたことなどから、
「これは劇場型テロだ」と不謹慎かつ寒い洒落を飛ばした
某新聞のアフォなコラムニストがいたが。)
政治が大衆世論(あえて衆愚という単語は使わない)に迎合して何が悪い、
と言われれば、困ることのほうが多いと思う。
その意味では、劇場型民主主義とは、理想的な形であるとは言えるかもしれない。
しかし問題は、劇場が常に世論を反映しているといえるかどうか。
この部分は、おれははてしなく疑問。
ここまで前置き。
「劇場型○○」
○○の中に、適当な一般名詞を入れてみると、
たいがい、それは当てはまるような気がする。
それだけ、現代的森羅万象がメディアに依存しているということだろう。
例えば、メディアが学級崩壊や不登校の問題を悲壮ぶった顔で報じる。
それを受けて、某作家が「この国には希望がない」とかいう
実態をほとんど伴っていない台詞でもって、
その問題を突いた小説を書き、
メディアがまたそれを取り上げる。
学級崩壊を、援助交際に置換してもいい。
現代の「劇場主義文学」の一例だろう。
この小説を読んで、感動したとか、問題意識を持ったという人は
実際に数多くいるだろうし、
人の感性にまで口をはさむほどおれはおせっかいではない(と思いたい)が、
それをもって、この作家が良質であると判断するのは間違いである。
なぜならば、その作品を読むことにより生じた感動や感銘は、
ことごくメディアの所産であり(しかも、正しい情報かどうかは十分に疑わしい)、
作家の仕事が微塵も含まれていないからである。
この作家は何をしたかといえば、メディアの語る言葉の翻訳に過ぎない。
ほかには何もしてない。つまり、この作家は作家でない。
その自覚なしに賛美するやつには、おれは賛同しかねる。
評論家という職業がある。
この評論家という職業は、常に何かに依存しなければ存在を許されない質のものである。
政治評論家は、議会・内閣がなければ存在できないし、
経済評論家は、市場がなければ仕事ができない。
作家は、いつのまに「メディア評論家」に成り下がったのか。
作家は常に、人間評論家であるべきである。

メディア≠人間

の証明は、あまりに自明であるためここでは詳しくやらんが、
でもまあ簡単にやっていると、
「メディアリテラシー」という言葉があることがすでに、
上の式を証明してるだろう。

別におれはここで、文学の独立性についてごちゃごちゃ言ってるわけではない。
文学は独立しているわけではなく、
これまでも、哲学や宗教や物理学や数学と交渉があった。
しかしそれは、一方的に依存していたわけではなく、
互いに刺激しあい、ときには足を引っ張りあいながら、関係してきた。
しかし、劇場主義文学は一方的にメディアに依存しているのであり、
メディアがなくなれば現代文学の何が残るかと考えてみれば、
何も残らないだろうというのがおれの感想である。
そのことに、作家もユーザーも気づいていない状態。
大げさにぶちあげると、「メディアは麻薬である」。
しかし、この劇場主義文学は、特に新しいものであるというわけではない。
古くからあったものだと思う。
代表をひとつ挙げてみると、
大正・昭和初期に文壇を席巻した、いわゆるプロレタリア文学というものだ。
当時、川端康成に、
「これから文学をやるには、左傾しなければいけないでしょうか」と
たずねた学生がいたそうであるから、
その勢力はすさまじいものであったのだろう。
しかし、プロレタリア文学は、小林多喜二など一部例外をのぞいて、
20年ももたずに死滅した。
(しかも小林にしても、作品が残ったのではなく、人が残ったと言える。)

そろそろまとめに入る。
先に書いたように、個人がどんなものを読んで感動しようが
別におれには関係ないが、
感動の源泉が、本当にその作家の能力によるものかを判断する、
精巧な識字能力が、有益な読書には常に必要である。
それと同時に、作家もメディアにべったり依存するのはやめれ。
援助交際だの母子家庭だのヒロシマだの在日だの、もういらん。
なぜ今日のおれはいつも以上に
低脳丸だしでこれほどの大言を吐くかといえば、
きのう、村上○好きのやつに、
「おめぇみたいな(頭の悪い)やつには、(村○龍先生のレベルの高い)文学は理解できねぇよ」←(カッコ)の中は、相手の言い方を考慮した上でおれの脳味噌が自動的に補足した。
みたいなことを言われて、すさまじくムカついたから。
ひとことで言ってしまうと、愚痴。
「劇場主義文学」という評論文書いて、群像にでも送りつけたろか。

ついでに、「改行が多すぎます」のエラーが出なかった、ちょっとだけうれしい。
>661
本屋とかテレビ局とか新聞社の中にも、学会員が潜んでいるだろうけど、
学会はいい商売相手でもあるから・・・。
でも、ふつうの神経の持ち主が
池田の本を取り上げることはしないだろうから、
金が動いてるか、裏工作があると思う。

>662
松下だったか。

まあ、あの値段では綺麗な映像は望めないと思う。
おれはPS2でDVD見たことないからわからんけど、
実際見た人の感想で、あまりいい話は聞いたことない(藁
>>664誤字訂正
真ん中より下
「ことごくメディアの所産であり」→「ことごとくメディアの所産であり」
671126:02/11/20 22:42
「劇場型文学」って一頃言われた「電通文学」みたいなもんかな?
いや、電通文学ってのがどんなもんか知らないんだけどね(w
しかし、作家がメディア評論家だとすると、その作家を批評する評論家の立場って・・・。

ただ、細かいことかもしれないけど「マスメディア」って書いて欲すぃ。
ラテン語で、(単)メディウム「媒介・媒材」→(複)メディア。

芸術を生み出す神的狂気の前では人間はメディウムに過ぎない。
ってのが西洋に根強い「芸術狂気説・天才論」であって、
そういう意味においては「メディア=人間」が成立する。

メディア論といえば最近再評価の声も高いマーシャル・マクルーハンが思い浮かぶが、
「芸術狂気論」的なメディア論が初出するのはプラトンの『イオン』、
あるいは『ソクラテスの弁明』だろう。

しかし、>>664の「某作家が『この国には希望がない』」ってのを読んだ時点で、
「あれ、村上ドラゴンのことかな?」と分かってしまった(w
ドラゴンの『希望の国のエクソダス』(だったっけ?)は
アミューズが映画化するとかいう話を聞いたが・・・。
本日の朝日新聞天声人語より一部引用。

ベトナムではオートバイのことを「ホンダ」というそうだ。ホンダ製であるかどうかは関係ない。
実際は安価な中国製が多いといい、本物のホンダ製はあこがれの的である。東京都墨田区の江戸東京博物館で開催中の「本田宗一郎と井深大展」(12月8日まで)の
会場を巡りながら、そんなことを思い出した。
(中略)
ホンダとソニーの創業者の足跡をたどった会場には過去の珍しい製品や懐かしい
製品が数々陳列されている。
(中略)
「成功は99%の失敗に支えられた1%である」と本田氏が語ったという。
焼け跡の町工場から世界の企業へ。このジャパニーズ・ドリームを実現した2人は、
失敗を恐れず挑戦を続ける人たちだった。
このスレに似たようなことを、>>650-651で書いた。
天人と被ってしまった・・・鬱だ・・・。
>>671
なるべくマスメディアと書くことにしよう。
>>663-666は、怒りにまかせて一気に書いたのだが、
本音は村上某を糾弾したかっただけ(藁
ふつうの文芸評論家は、村上某がアレだってことは、
とっくの昔に気づいてると思う。
文学板のスレも、ほぼ100%が罵倒だし。

朝日歌壇で、在日だの戦争だの書いて投稿しているやつらも、
ある意味で、劇場主義文学かな、とかきのうふと思った。
「電通文学」についてはおれもよく知らんが、
悪しき傾向を罵倒してるということは通じるかも(藁

まあ要するに、作家の時局便乗にマスメディアが
強く介入したような状態なのかも。
村上某のやってることは、
戦時中に国策文学を書いてた作家の行為と、
ほとんど変わらんとおれは思う。

ちなみに、プラトンの「ソクラテスの弁明」、
もう7年くらい前に買ったけど、
新潮文庫は、「ソークラテースの弁明」というタイトルで、
この間延びがみょうに気になって、まだ読んでない(藁
岩波文庫の買ってこようかな・・・。
675126:02/11/21 21:10
>>673
俺も今朝の天人読んで、あっ、被ってるとオモタ(w

>>674
気息記号、アクセント記号を省いて書くと、古典ギリシア語で
<Σωκρατηs>(表示されてるかな? 語末のシグマが変換できなかったのでsにした)
ωとηは長母音なので「ソークラテース」となる。
ただ日本語で表記発音する時に長いので「ソクラテス」にしていると。
コンピューターをコンピュータとするのと同じ。

『ソクラテスの弁明』は角川文庫のものが訳が良いと聞いたよ。
高円宮さま、ご逝去。

文芸春秋 2002年9月号
「皇族初の韓国公式訪問を終えて」より引用。

(W杯で日本人の若者が)勝っても「君が代」を歌い、負けても「君が代」を歌う。
それも、妙な先入観とは関係なく、若者たちが自然発生的に「君が代」を歌えるようになったというのは、
私はとてもすばらしいことだなと思うんです。
>675
ソクラテスはギリシア人だということを、再確認したような気分。
とすると、新潮の表記のほうが厳密には正確なのか。
でも、「ソクラテス」の方がなじみやすいので、
最初に「ソクラテスと表記しよう」と最初に考えた日本人に感謝。

「コンピュータ」vs「コンピューター」には、
ちょっとおもしろい逸話がある。

もちろん、コンピューター表記するほうが
もとの発音に近いのだが、
応用学問の工学系技術者は、カタカナの最後の音が伸びるのを、
非効率だと嫌う傾向がある。
「コンデンサ」とか。ほかにも、「モーター」のことを
「モータ」と表記したりすることも。
一方で、純粋学問の理学系では、
「コンピューター」と正しく表記するのが望ましい、としていた。
で、
コンピュータ(応用学問)vsコンピューター(純粋学問)
の冷戦が長く続いてたんだが、
実際にコンピュータを開発・利用することが多い工学系が、
じわじわと勢力を広めて勝利をおさめた、と。
678126:02/11/22 21:26
有隣堂本店に行ってみた。宗教書のコーナーを見たら、
聖教新聞社の本のコーナーがあった。一瞬「!!」と思ったんだが、
よく見るとその隣は天理教本のコーナー。その下は幸福の科学コーナー。
有隣堂=創価という疑惑は無くなったんだけど、
有隣堂は「大手」新興宗教団体から金を貰うなり
何かしらの便宜を図ってもらうなりしているのだろうか?
679126:02/11/22 21:40
>>677
>最初に「ソクラテスと表記しよう」と最初に考えた日本人に感謝。

日本語表記が長くなってめんどくさいというのもあるだろうけど、もしかしたら、
古典ギリシア語からの直訳ではなく英語からの重訳だったからかもしれない。
<Sokrates>→ソクラテス。
明治・大正の文献をみるとアリストテレスがアリストートルってなってたりする。
英語では<Aristotle>だからね。

原書・原典から直訳しないと、「パンドラの箱」のような重訳の悲劇を生むことになる。
パンドラの箱って原典では「パンドラの瓶」なんだよね。
今日は、ザ・スクープのスペシャルがあるらしい。
きのう読んだもの。
シェイクスピア「リア王」

2ヶ月くらいほったらかしにしてたのを読んでみた。
やっぱりおれには沙翁はわからん。
上演されてるのを見ればわかるんだろうか。
ヴェニスの商人も、もう2年くらい持ってるが、
はたしておれがこの本を開くことがあるかどうか。
インターネット上の、大きなサイトには
だいたい広告バナーがついているわけだが、
最近、この広告をクリックしてないことに気づいた。
というか、ほぼ毎日見てるはずなのに、存在すら忘れてた。
テレビCMとか新聞の広告欄は、見られることが目的なんだが、
ネット上の広告バナーというのは、
クリックされることが目的である(と思う)。
でも、おれはどうもクリックまで手が伸びない。

  「○○在住 ○○君 10才
    『もうむかしには戻れないね』」

これは、ちょっと前に実際にYahooBBの広告バナーに出てたコピーで、
おもしろいコピーだとは思ったが、クリックは一回もしなかった。
どうもこのコピーは、従来通りの見られることを目的としたもので、
クリックまでは見る人を持って行けてないのかもしれない。
ネット広告ぐるぐる思案。


 インターネットのツボはここです。 byYahooBB

     http://aomori.cool.ne.jp/yahoobb/


ちょっと大げさに強調してコピーを作ってみた。

(しかし、こんなことをして怒られないだろうか・・・。
>678
天理も幸福の科学もあるということは、
特定のとこから便宜計ってもらってる可能性は低いかも。
まあ、まんべんなくかかわってる可能性もあるが(藁

うちの近所の本屋は本当にひどい。
「池田大作 人間革命○巻発売」という垂れ幕があったり、
この前行ってみたら、
ユゴーの「レ・ミゼラブル」のポップに、
「池田大作先生推薦 『私の人生に最も大きな影響を与えた小説のひとつ』」とか書いてたり。
>679
そういえば、シンデレラのガラスの靴も、
リス皮の靴を誤訳したものだと、ちょっと前の天人にあった。

まあそれがもとになって、いろんな経緯を経た上で、
残酷ぐるぐる童話「シンデレラ ガラスの苦痛」ができたわけだが(藁
>>680訂正
今日じゃなくて、あしただった。
申し訳ない。
>>683
なぜかウチにヤフーBBのADSLモデムが届いた。しかも8Mのヤツ。
何でだ? と思ったら、母が
「この間電話があってね、タダでインターネットの何かをくれるっていうから
 申し込んどいたよ。私は良く分からないけど、息子と主人がインターネットを
 やってるので貰っておきますって言ってね」とか言ってんの。

・・・・・・あのな、ウチはCATV回線なんだよ!
しかもヤフーBBのテレアポに引っかかるな!
だいたい12MのCMバンバンうたってるのに8Mモデムよこすってことは
明らかに在庫処理だろうが! と母に言ったら。
「お母さんは良かれと思って申し込んだのよ。そんなに責めないでよ。
 返せばいいんでしょ」 と涙声になってしまった。俺が悪者かよ・・・。

その後、母が担当者に電話して断ったら、数日後に佐川が引き取りに来た。
689126:02/11/23 23:29
ごめん。>>688は俺のカキコね。
広告のこと。でも今日はネットの広告ではなく、テレビCM。
まずは引用。

「自分たちはその時、喜劇名詞、悲劇名詞の当てっこをはじめました。
これは、自分の発明した遊戯で、名詞には、すべて男性名詞、女性名詞、
中性名詞などの別があるけれども、それと同時に、喜劇名詞、悲劇名詞の
区別があって然るべきだ、たとえば、汽船と汽車はいずれも悲劇名詞で、
市電でバスは喜劇名詞、なぜそうなのか、それのわからぬ者は芸術を談ずるに足らん、
喜劇に一個でも悲劇名詞をさしはさんでいる劇作家は、既にそれだけで落第、
悲劇の場合もまた然り、といったようなわけなのでした。」

太宰治「人間失格」から引用。
テレビCMの15秒間ってのは、
物を売るためにあるものなんだから、
基本的に、悲劇であることは許されない。
喜劇か、笑劇か、最低でもファルスであるべき。
つまり、CMには悲劇名詞を使うことは許されない。

某大手コンビニの、おにぎりのCM。
食ったことないんでわからんが、
どうやら、具材にこだわりがあるらしい。
それでCMのなかで、おそらくその具材を誉め讃える台詞として、
「にぎるのもったいないくらいやなぁ」

「もったいない」は明らかな悲劇名詞(というか形容詞だが)で、
ここで使ってはならん。
商品のおにぎりを否定しているような印象をおれは受けた。
っていうか、「もったいないんやったら、にぎるなや」と
ふつうの人は思うんじゃなかろうか。
昔からだが、この会社はCMの作り方がヘタすぎる。

(CMは地方によって違ってたりするので、
もしかしたら、ほかの地方では別タイプのCMが流れてるかも。
>688
いや、ヤフーが悪者だと思う。
っていうか、ほぼ押し売りのような気もする。
今はどうか知らんけど。
693126:02/11/24 21:30
【悲劇】
 優れたる者を模倣しその転落する様を見て種々の感情の浄化を促すもの。

【喜劇】
 愚かなる者を模倣しその滑稽なる様の中から真実を見出すもの。

・・・だったかな? 古代ギリシアには悲劇・喜劇の他に
サテュロス劇ってのがあったらしいが、これは断片しか残っていないようだ。
694126:02/11/25 01:48
つーか、今日11月25日は三島の命日だったんだね。
忘れてた。

われわれは四年待つた。最後の一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。
自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。
共に起つて義のために共に死ぬのだ。

日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。
生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。
生命以上の価値なくして何の軍隊だ。
今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でもない。日本だ。
われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。
これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。
もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。
われわれは至純の魂を持つ諸君が、
一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、
この挙に出たのである。
三島が生きていれば、いま77才か。
>693
「サテュロス劇」ってのは初めて聞いた。


ひさびさに「二重カキコですか?」にひっかかった。
おい、ナベツネ。
せっかく松井がどっかに行ったと思ったら、
すぐに穴埋め作業に入るか。
少しは自給自足せれ。
699126:02/11/26 20:57
インフルエンザの予防接種を受けたのに風邪をひいた。
インフルエンザとは別のウイルスなのか?

>>696
三島の年齢と昭和の年号は一致してるから、
もし昭和が続いていたら昭和77年ってことか。
文学板より。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1037580907/
これはちょっと考えないといけない問題。
おれもブクオフをたまに利用してるし。
中古販売の場合、
著作権の二重取りくらいはやってもいいと思うし、やるべきだと思うが、
すると、無料で貸し出ししてる図書館の問題が出てきたり、
絶版になってるのはどうするかとか。

しかし、その上でひとつ。
ブクオフが全部潰れたとして、出版社の収益が増えると、
本の値段が下がるかどうかってのが疑問。
いまはデフレなのに値段が上がってるような気がする。
新品の文庫本が、
分厚いのになれば一冊700円とか800円しやがる。
ハードカバーも高い。
10年くらい前は、もう100円くらい安かったと思うのだが。

どっちにしても、ほとんど文庫しか買わんおれは、
出版社にしてみればあまりいい客ではないな(藁
かなーり前から思ってたのだが。
朝のニュースとかで、地方のレポーター(アナウンサー)が、
生放送で食べ物を食ってたりするところがあるが、
揚げたてのテンプラとか、ぐつぐつ煮え立ってる鍋物とか、
あれを食わせるのはある種の拷問だと思うし、
(っていうか、お笑いタレントの罰ゲームか?)
「とってもおいしいですー」とか言ってるけど、
ぜったい熱いだけでうまくないと思うのだが・・・。
見てるほうが忍びないので、そろそろやめてくれんかな・・・。
>699
基本的に、風邪とインフルエンザは別物。
インフルエンザウイルスにも、
○○A型とかB型とか(○○の中には「香港」や「ソ連」などの地名が入る)、
いろいろ種類があって、
予防接種も別のウイルスがやってくると、
まったく効果が出なくなる。
だから、旧厚生省には、
今年はどのウイルスが流行るかの予想屋がいるというのを
聞いたことがあるが、本当がどうかは知らん(藁
703126:02/11/27 22:00
>>700
現代はネットに押されてテレビの視聴率さえ振るわない時代らしい。
かつてはテレビの普及に伴う読書離れが叫ばれていたんじゃなかったっけ?

そのスレは途中までしか読んでないけど、
やっぱり現行のシステムを変えなければダメなのかな?(出版業界のことは全然知らんが)
新刊本の単価を下げるだけじゃダメな気がするが、
じゃあ何か代替案を出せと言われても、アフォな俺に思い浮かぶわけがない。
ただ、そのスレの中でもちらっと出ていたが、みすず書房や白水社が潰れると
けっこう辛いものがある。資料とか引用とかね。
まあそっち系は専ら図書館利用が多いんだけど・・・。
704126:02/11/27 22:11
>>702
そういえば中国の鶏だかガチョウだかの体内で
毎年新種のインフルエンザウィルスが生産されている、ってな話を聞いたような・・・。
まったく、細菌兵器プラントかよ。

人類が風邪やインフルエンザを完全に克服する。
 ↓
予防接種や治療の必要が無くなり、薬も生産されなくなる。
 ↓
某国が細菌兵器として開発する。

・・・天然痘みたいだ。まあそこまでの殺傷力はないけど。
ぐるぐる読書記録。

「ワイルド・スワン」ユン・チアン 土屋京子訳 講談社文庫

中国の1940年あたりから、
1970年代の文か大革命の終わりまでを書いた本。
ノンフィクションらしいが、
はっきり言って小説としては不完全と言わざるをえない。
より客観的な視点か、より主観的な視点が欠けてるっぽい。

だが、一資料としてはおもしろいな。
毛沢東の文革による死者は、30,000,000人にのぼると書いてあった。
この数字が本当かどうかは疑ってかかるべきだが、
もし本当なら、もう天文学的数字と言っても差し支えなかろう。

2、3日前の産経新聞に書いてあったが、
旧ソ連で、スターリン時代の死者は、6,000,000人とか。
「一人の人間の死は悲劇だが、10万人の死ならば、それは単なる統計だ」
と吐いたのはスターリンだったと思う。
っていうか、なんなんだ、こいつら(金正日含む)は。
>703
テレビ・ネットの普及による読書離れに加えて、
ブクオフの台頭で、出版社は厳しいんだと思う。
現行法では、ゲームの中古販売は最高裁で合法の判決が出たし、
本の場合もこの判例がものを言うっぽい。
でも新法作って、ブクオフに一定の規制を掛けたとしたら、
それはそれで文句言う消費者が出てくると思う。
この問題は、ちょっと複雑すぎ。

まあそれよりも、一部の噂で出てる、
ブクオフの上が挿花ってのが気になる。
もしこれが事実なら、おれはブクオフには行かん。
>704
たぶん、インフルエンザが克服されることは、
地球環境に大規模な変化がおきない限りない。
インフルエンザウイルスは、
少々複雑な仕組みを使って、
爆発的なスピードで進化してるから。
708126:02/11/28 21:55
>>706
従来の古書店とブクオフのような新古書店との差は何?
と聞かれると確かに困る。規制を掛けた際のブクオフ側の反論材料にもなりうる。

でもブクオフも色褪せた漫画の側面を薄く削って新品同様に仕上げたりと、
今までになかった(かもしれない)サービスをしていたりして、結構努力してるんだよね。
文庫本や、突然読みたくなった昔の漫画程度ならブクオフ利用はいいかもね。
でも俺は漫画は新刊でしか買わないんだけどね(w
しかし俺の中では有隣堂疑惑があっただけに、ブクオフ疑惑が浮上したのはタイムリーだ。

>>707
インフルエンザが史上最強のウィルス、なんてのも聞いたことあるな。
ちょっと前の毎日新聞。
某政治評論家が週一で3面にコラムっぽいのを書いてるのが、
そこで不破元共産党委員長の著書が取り上げられていた。
で、その著書の中に、こんなことを書いてあるとか。

イギリスBBCが、この1000年で最も偉大な思想家は?
というアンケートを英国内やったところ、
1位 マルクス  2位 アインシュタイン
3位 ニュートン 4位 ダーウィン
という結果だったらしい。

にわかに信じ難いのだが。
ダーウィンは思想家と言ってもいいかもしれんが、
ニュートンとかアインシュタインは違うだろう。
しかも、マルクスがダントツで1位だったとか。
まあ、イギリスでは左派政党が強いらしいが・・・。
(ついでに、5位が誰なのかも気になる。
5位は不破にとって都合の悪い人物の名が上がってたのかも。)

これも、だいぶ前に毎日新聞に書いてたことだが。
タカ派、反共のカタマリのような政治家、
自民党元政調会長亀井静香氏の愛読書が「資本論」らしい。
これもにわかに信じ難い。
「対中ODA削って高速道路作れ!」とまで言ってる人が。

マルクス主義をマルクス主義国家と直結して極悪と考えるのは
間違ってることはわかってるが、
上のような事実は、おれにとって激しく不思議だった。

不破の著書も読んでみたい気もするが、
本を買った金が共産党に逝くのは
ちょっとはばかられるので買わん。
>708
ブクオフが、本を削ってきれいに見せるのはいいが、
新潮文庫の、あのしおり代わりについてるひもまで
削ってしまうのはやめてほすぃ気もする(藁

なぜか急激に、きまぐれオレンジ☆ロードを
読みたくなってきた。
これから朝日、読売、産経の一面コラムを読んでくる。
おれの予言。
ぜったいひとつは、森昌子のことを書いてると思う。
>>711の予言は見事にはずれたわけだが。
713岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/29 13:40
ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
714126:02/11/30 00:01
某スレ某板のオフ会に参加。いま帰宅したところ。外で飲んだのは久しぶり。

>>709
ニュートンも思想家でいいんじゃないかな?
彼自身は自分は「自然哲学者」だと言っていたらしいし、
科学というより錬金術にのめり込んでいたらしいしね。
また、宗教的には理神論を支持していたようだ。

マルクスについては、共産主義的な要素を取り除いてもう一度再検討してみよう、
ってのが最近の大勢らしい。
715126:02/11/30 01:25
>>714
「某スレ某板」ではなく「某板某スレ」だったね、順番的に。

>>710
ジャンプの表紙を元ネタにしたオレンジロードのコラ画像を見たことがある。
職人さんもよくやるよ(w
鳩山がまたなんかやってるみたいだな。

こいつが民主党代表を退くのは国益にじゅうぶんかなうことだが、
選挙で惨敗(本人が落選)する様もちょっと見たい気もする。
>714
そういえば、このスレにニュートンのことを
だいぶ前にちょっとだけ書いたような気がする。
そういう面ではニュートンも思想家と言ってもいいと思うが、
このアンケート結果を見る限りでは
そういう面で3位に挙がったとは、ちと思えない。
同じタイプとしては、パスカルのほうが有名だろうし。
(リンゴのエピソードがあるぶん、
ニュートンの方が馴染みやすいとは思う。)

共産主義思想を抜きにしたマルクス主義は、
研究者の手腕によっては、ちょっとおもしろいことになりそう。
新しいものができると思う。
ここに第三の道を見出すことも可能なのかも。
>715
っていうか、
オレンジロード連載中のころのジャンプを
まだ持っているひとがいるということにちょっと驚いた(藁
おれがジャンプを買い出したのは、
元気玉がはじめて出てきたころだと思う。
毎週買わなくなったのは、
ジョルノ・ジョバーナが出てきたころくらい。

懐かしアニメ系のテレビ番組で、
タッチもめぞん一刻も出てくるのに、
オレンジロードが出てこないのは納得できん。
>713
寝れ。
720126:02/12/01 01:48
>>717
しかし、マルクスから共産主義を取り除いて何が残るんだろう?
あまり興味がないし、マルクスの著作も読んだことないし、もちろん知識もない。
図式化した弁証法によって階級的普遍を求めたってのも
共産主義との文脈で語られるわけだし、貨幣の価値形態論にしてもそうだろう。
もっとも、それだけ共産主義のインパクトがデカイってことかな。

>>718
何年前のものかは分からないが、オレンジロード連載100回突破記念の表紙だった。
懐かしアニメ特番に出てこないってことは、
オレンジロードはアニメより漫画って感じなのかな? よく知らんけど(w
721126:02/12/01 01:51
2002年も残す所あと一ヶ月。今年の俺は何もしなかった、マジで。
大丈夫か? 来年の俺・・・。まあ、まだ12月が残ってるんだけどね。
きのうまで気づいてなかったが、
今年は川端康成没後30年だった。
今どっかで文学展やってるらしい。
713あたりに、音楽がどうたら書いてる香具師がいるっぽいんで、
ついでに音楽のことでも書いてみようか。

今はほとんどの楽器が、
A=440ヘルツでチューニングされてるが、
ルネッサンス時代は、
A=400前後だったらしい。380代だったと言う噂も。
ということは、当時の楽器は今の楽器よりも
全体的に音が低かったことになる。
楽器だけだったらたいして関係ないようにも思うが、
当時から声楽はあったので、
むかしの曲を歌っているいまの歌手は、
当時よりも高いキーで歌ってることになる。
人間の声ってのも、徐々に高くなっていってるんだろうか。
ちなみに、今現在でもキーは高くなりつつある。
バイオリンなどのオーケストラに使われる楽器は、
441〜442でチューニングされているようだ。
千年後くらいには、もっと高くなってるのかも。
>720
そのへんは、日本共産党がいろいろ考えてると思う。
あの連中も、今さらマジで共産主義国家を作ろうとはしてないらしいし。
共産党のなかには、現在の天皇制を認めるやつらも多いとか。
でも、>>709に書いたとおり、
本買って日共に金がまわるのはちょっとおれ的にアレっぽい。
タダでくれるってひとがいるなら、ぜひもらうけど。
(犬作の本はタダでもいらんが。)

オレンジロードは、
タッチのような山場が少ないのが印象を薄めてるんだと思う。
しかし、おれのなかでは文句なしの名作。
>721
インドかパキスタンか、
あそこらへんにあるらしいことわざ。

 明日できることは、今日はするな。


これはおれの座右の銘でもある。
726126:02/12/01 17:32
>>723
生物は一般的に、身体の大小と声の高低が反比例すると聞いたことがある。
体がデカイと声は低くなり、逆に小さいと高くなるらしい。
理由には諸説あるようだが、人類は巨大化の一途を辿っているのだろうか(w

>>725
>明日できることは、今日はするな。

心にしみるなぁ。
でもそうも言ってられない。
明日のための第一歩は今日踏み出す! ・・・なんてことを突然言い出してみるテスト。

でも俺の座右の銘は「酔生夢死」だったりして(w
フィギュアスケートNHK杯は、きのうで終わったのかな。
エキシビジョンも放送してくれるだろうか。
あまり報道されてないけど、女子で恩田選手が1位になったらしい。
おめでとうございます。

自分でもよくわからんのだが、
なぜかフィギュアスケートを見るのがけっこう好き。
ぜんぜんわからんけど。
今日、本屋に行って、結局なにも買ってこなかったわけだが。
本屋で立ち読みしてると、必ずいるのが、
なぜかみょうに鼻息の荒いやつ。おれの気のせいだろうか。

それと、今日は店の中で携帯でしゃべってるやつがいた。
別に図書館じゃないし、
携帯ってのは外で使ってこそ意味のある物だから、
マナー違反だとはおれは思わないし、
どっちかというと長時間立ち読みしてるおれのほうが
店的には邪魔な客なんだが、
なんとなく気になった。

で、何を立ち読みしてたかというと、
また小林よしのりの対談っぽい本。
福田和也、田原総一郎、本多勝一、大江健三郎などを
ボロクソに言いまくってるのは小気味よかった。
>726
巨大化と言っていいかどうかは疑問だが、
伸長が高くなって面長の顔になると予想されてるらしい。
たしかだいぶ前の新聞に、
むかしと比べて、額から後頭部までの幅が
短くなってるとか載ってたと思う。
(かなり曖昧な記憶なんで違ってるかも。)
でも、コンパクト化していくほうが進化論にかなってるような気もする(藁
730126:02/12/02 21:48
「DARK ANGELU」、突然の打ち切り。
海外から買い付けてきたドラマとはいえ、
俺にとっては数少ない楽しみなテレ朝の番組だったのに・・・。
そんなに視聴率取れなかったのかな。まあ月曜8時じゃ厳しいか。
でもDAスレを覗いたら、テレビ番ではエピソードが幾つか抜けてるらしい。
これを機会にビデオかDVDで全部見ようかな・・・。DVDプレイヤー持ってないけど(w

>>729
以前に読んだ少女漫画(たぶん『花と夢』の漫画)で、
「恐竜は体が巨大化したから滅亡した。
 人間も身長がデカくなってきてるから滅亡するんだ」
なんて台詞を見たことがある。
『僕の地球を守って』だったか『未来のうてな』だったか、あるいは別の作品か・・・。
姉が家を出てから少女漫画も読んでないなぁ。
731岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/03 18:37



阿呆ども全員出て行け。

削除人、覚悟せい。

ショパン、ドビュッシーならともかく、あんたら2チャンの阿呆共は、
シェーンベルクの「ワルソーの生き残り」のスコア等読んだことないでしょうな。
所詮あんたらの知識はその程度のものだということを思い知ってもらわないと、
作曲を勉強するという事がどういうことなのかわかんないでしょうから、
まあ、年末にでもスコアで読んで見なさいな。素人さんにはちょっと難しいでしょう。
2チャンネラーは薄学な人間の集まりのようですので、ご案内します。
北朝鮮拉致問題、金正日のような唾棄すべきプロレタリア独裁者による
独裁国家が今だに現世に存在することが明確になった2002年年末に、
第九を歌って騒いだり、癒し系の音楽にうつつを抜かしてる場合ではありません。
シェーンベルクの「ワルソーの生き残り」を大合唱して、
北朝鮮の撲滅を祈願すべきです。

732126:02/12/04 03:12
>>727
そうそう、フィギュアスケートは欧米(特に米か?)では人気のスポーツで、
プロのフィギュアスケーターは結構な金になるらしい。
まあスポーツを金に換算してしまうのは俗なことかもしれないが
(フィギュアスケートなどは芸術点っていう評価基準もあるしね)、
マスメディアや企業スポンサーが絡んで
巨額の金銭が動く近代スポーツ界では致し方なし、かな?
733126:02/12/05 01:57
保守age。
734名無し戦隊ナノレンジャー!:02/12/05 02:02
このスレがあがってるなんてとても珍しいのです記念カキコ
735126:02/12/05 23:07
突然、漢字検定の勉強を始めてみたり・・・。
たかだか一ヶ月の勉強で受かるとも思えんが。
736126:02/12/07 01:45
もの凄く鬱・・・。
過去にも何度かこういう状態はあったけどね・・・。
737126:02/12/07 23:32
勉強始めたはいいけど、どうにもはかどらん。
もともと集中力がないしな。
738126:02/12/08 21:51
今にも落ちそうだ・・・。
ぐるぐるタンは一体何処へ?
年末になって忙しいのだろうか?
739126:02/12/09 21:14
メーラー替えてみたりした。
740XL:02/12/09 23:09
そういえば昨日ニュースでなんか裁判のシンポジウムのことやってました。
裁判で被害者、遺族が被告に対し質問できたり求刑をしたりする制度について。
うーん。
741126:02/12/11 01:31
>>740
被害者や遺族が加害者に質問すると、
どうしても感情論にはしりがちになりそうな気がするなぁ。
求刑にしても同じ。だいたい法律の専門家が被害者側になるってのは
ないとは言えないけど、そう多くもないと思うし。
事件から時間が経過していればある程度冷静になれるとは思うけど。
742XL:02/12/11 17:16
>>741
なるほど。被害者にどこまで情報がいくのかとかも問題になりそうですね。
んでもマスコミが色々無茶苦茶なこと書き出すと被害者の方も影響されちゃうかも
しれないし。
でも求刑なんて絶対やりたくないですけれどね。裁判官は凄い神経してると思う。
743126:02/12/11 23:49
>>742
ああ、そうか。マスコミの影響ってのを考えてなかったな。
それにいわゆる人権屋って人たちが、加害者の人権云々、
とか言い出したりしそうだしね。

人間には人間を裁く権利はない。人間を裁けるのは法のみ。
しかしその法を制定するのも運用するのも結局は人間・・・、なんて言い出したら
切りがないかな。
744126:02/12/13 03:05
メーラー替えてはみたが、設定がよくわからん。
一応オヤジのPCとはメールのやり取りが出来たんだが・・・。
746126:02/12/14 01:28
商店街の福引で、八代アキ歌謡ショーのペアチケットを当てた。
もちろん喜んだのは俺ではなくて両親だ。
http://527.teacup.com/kozokajikawa/bbs
新見北高校の元教師で婦女暴犯の梶川宏三被告の掲示板です。
梶川氏に激励の書きこみをお願いします
748126:02/12/15 02:42
ダメだ。メーラーの設定がわからん。
友達に電話して聞いてみよう・・・。
749名無し戦隊ナノレンジャー!:02/12/16 00:53
age
750126:02/12/16 17:23
毎日毎日、変化なき日々を送っている。
    |\i:、lヽ./|/i  
   、-.、i    ヽ ' レ'|_/
   ヽ  ―  、 ヾ   <
   、┘ -=  ,r‐'‐:、r‐''`ー
   ヽ = r‐、レ'.,,_:::_::|
    リ__,,l.6'!'"ヽ.\:;l_
.  ,ヘ.<  `-;   ::`"゙ッ’    ________
/" .`i、  f   、__<   /
  \   ゙i  i \   `ァ゙  < あー暇だぜ。。
.   \ ヽ, |   ヽ. l    | 
`''ー 、 \  i、/. `"     \________

752126:02/12/18 21:32
何でゲンスルーなんだ?
753XL:02/12/18 21:42
あれ?ゲンスルーって名前でしたっけ
と思い読み返した。「ボマー」というあだ名以外で
ゲンスルーって呼んでるのはそうそう無いようだ。
なんかちょっと感動。
754126:02/12/19 22:28
>>753
いや、感動されても(w
俺は「ボマー」ってのはゲンスルーを含む三人組の総称って解釈してるから。
それもヤツらの能力発動に関係しているみたいだし。
755126:02/12/19 22:46
今日は曇り空で、しかも雨まで降ってきた。
洗濯物が乾かなかったので近所のコインランドリーに行った。
コインランドリーには洗濯・乾燥が終わるまでの暇つぶしに、
雑誌や新聞などが置いてある場合がある。
そのランドリーにも新聞が置いてあるのだが、ただ一紙のみ、
しかも「聖教新聞」だ・・・。
俺があそこで乾燥機を10分間回すために投入する100円玉は、
いずれはD作先生の懐に入るのだろうか?
756126:02/12/20 03:19
>>679でソクラテスの英語表記を
<Sokrates>としてしまったが、正しくは
<Socrates>だった。スマソ。

でも古典ギリシア語では<κ(カッパ)>なのに、
何で英語では<k>でなくて<c>なのかは不明。
757126:02/12/22 18:28
昨日は某学会(決して創価ではない。真面目な学術系の学会)の忘年会に行ってきた。
俺はその学会の会員ではないのだが、学生時代の教授にお呼ばれしたので出席した。
久しぶりに結構な量を飲んだ。二次会の最期のほうで記憶が曖昧になったが、
先生方に失礼がなかっただろうか。・・・いつもこれが心配なんだよね。
758126:02/12/24 02:02
なんか食欲がない。
759126:02/12/25 01:08
クリスマスなんて祝う気しねーな。
テレビでは「国民的行事」なんて言ってるけどさ。
日本文化の雑種性ってヤツですか?

・・・まあケーキ出されたから食っちゃったわけだけど。
や、やあひさしぶり・・・

しかし、まだ残ってるとは。
保守してくれた方々に感謝いたします。
2chにスレを残したまま、不在になってる状態は、
なんか心に漠然とした不安が残るな。
例えるならば、まるでよめさんがいつもより厚化粧して、
同窓会に出かけ、ひとりでテレビ見ながらカップ麺すすってる夜みたいな。

いや、おれはもちろんまだ独身だが。
先日、ちょっと離れたところにある古本屋に行ってみた。
かなりむかしからある古本屋らしく、
いろんな物が出てくるわ、出てくるわ。
上巻・下巻に別れてる「暗夜行路」新潮文庫とか、
旧字体で書かれてるやつとか。
もちろん、新しいのもたくさんあったが。

で、買ってきたもの。

アンドレ・ジッド「新しき糧」 堀口大學訳 新潮文庫
アンドレ・ジッド「地の糧」  今日出海訳 新潮文庫
エドワード・サピア「言語」  安藤貞夫訳 岩波文庫

「地の糧」「新しき糧」の新潮文庫版は、
昭和49年、51年の版だった。
たぶんすでに絶版になってるはず。
でもこの2冊あわせて100円だった。

あの古本屋には、発掘すればもっといろいろあると思う。
また行ってみよ。
763126:02/12/27 00:14
あっ、ぐるぐるタンだ!
某国に拉致でもされたのかと思ったよ(w

保守って言っても内容は俺の日記くずれなんだけどね。
本日の天声人語より一部引用。

国立国語研究所が外来語の言い換え例を発表した。
坪内の書生ほどではないにせよ、必要以上に外来語があふれている現状への一石だろう。
スクリーニング(選別)が大変だったろうが、問題はコンセンサス(合意)が得られるかどうか。
例えばインサイダーを内部者、インフォームド・コンセントを納得診療、
オピニオンリーダーを世論先導者、というと少々元の意味からずれるような気もする。
だが、ガイドライン(指針)としての意義は大としよう。
続いて。文芸評論家のすが秀実氏(「すが」はいとへんに圭と書く。つまり、「糸圭」)の
評論文、「漱石と天皇 ー国民作家はどのようにして「大逆」事件を体験したか」の中から
使われてるカタカナを一部ひろって挙げてみる。

コメント、ライヴァル、エピソード、ジャンル、センス、イメージ、イニシャル、
エネルギー、ベストセラー、ノート、ユーモア、レポート、レヴェル、エッセイ

まあ、ほとんどの人が理解できるだろう。
これらの単語のうち、半分以上意味がわからんというやつには、
「日本語勉強せれ」と言うべきか。
でも。この評論文には、こんなカタカナも出てくる。

アポリア、エポックメイキング、フレームアップ、ポストコロニアル、
ヘゲモニー、パラドックス、エンライトメント、テクスト、リミット、
フェティシズム、ファルス、オブセッション、アナロジー、メタファー、
ポリティカル・コネクト、ミスティフィケーション、カルチュラル・スタディーズ

さて、いくつわかるか。
(っていうか、こうやって一気に並べてみると、なかなか壮観。なんかちょっと笑えてきた。)
正直、おれも、「これらの単語の意味を教えれ」と言われると、
全部をちゃんと説明することはできん。

難しい外来語が簡単な日本語に訳されるのなら、
がんがんやってほすぃな。
こういうムーヴメント(←お?)が絶えず継続していったら、
何十年後かには、「横文字世代」なんて言葉が出てきてたりするかも。
ぜひそうなるべきだと思うが。
まあ、おれも横文字を安易に使うことはあるが。
実生活では、やたら議論ふっかけてくる厨房に対しては、
相手するのがめんどくさいんで、
相手が知らんような横文字を(ねつ造してでも)連発して黙らせたり。
そんな使い方もしてる(藁

いちおう書いておく。
別に今日の書き込みは、すが氏に対する中傷ではない。
手もとにちょうどよくあったから、例として使わせてもらっただけ。
「漱石と天皇」は、なかなかおもしろい評論文だったし。
すが氏はそこらへんの腐れ文化人とは違って、
寛容な包容力を持ってる人だと思う。
会ったことないから、わからんけど。
>763
どうやら拉致はされてなかったっぽい。

まあ、おれの書き込みも日記に毛が生えた程度のもんだけど。
>>765訂正。
難しいカタカナがたくさん並んでるなかのひとつ。

「ポリティカル・コネクト」→「ポリティカル・コレクトネス」

ポリティカル・コネクトだったら、
強引に日本語に訳すと、「癒着」になるだろうか(藁
769名無し戦隊ナノレンジャー!:02/12/27 16:44
救済age
770126:02/12/27 22:34
今回、俺が気になった言い換えは「シェア」。
従来通りの「市場占有率」に加えて、
「分かち合い」みたいな意味が付け加えられてた。
たぶんワークシェアリングの影響なんだろうけど・・・。
福祉国家並の税金を取っておいて福祉は充実せず、
デフレとはいえまだまだ物価水準の高い日本において、
はたしてワークシェアリングは受け入れられるんだろうか?
ひややっこウマー。
っていうか、まじで寒い。
クローン人間が誕生したらしい。本当かどうか知らんけど。
世の中、やるなと言ってもやるやつがいるし、
やるなと言われれば言われるほどやりたくなる、
困ったやつらもいる。

クローン人間は、永久に作るべきではないとおれは思う。
初期(つまり現在?)に誕生したクローン人間は、
確実に実験データを取られる。
人格を持っているにもかかわらず、だ。
生まれた以上は、ふつうの人間として扱われるべき。
研究材料として使って、次に活かそうなんて思ってはならん。
でも、ぜったい実験データ取る基地害科学者は出てくるとは思う。

唐突ですが。
豆腐の入れ物の「原材料名」のところには、
「大豆(遺伝子組み替えでない)」と書かれてたりする。
あと、しょうゆにも。
>769
ぐっじょぶ。
ついでに何か書いてってほすぃ気もする。
でも最終的には個々人の判断におまかせします。

>770
ワークシェアリングという概念自体は
日本でも受け入れられると思う。
でも、ワークシェアリングには、
所得税課税最低限の引き下げがおそらく必須で、
これに反対するやつらが大勢いるから、
現実に可能かどうかは、少し疑問。
でも、自称左寄り(あくまでも自称)なおれは、
ワークシェアリングはぜひ根付いてほすぃ。

余談。
来年度予算のことを一面に書いた朝日新聞、
見出しで「緊縮財政」と書いているにもかかわらず、
「40%以上を国債に依存」と横に並べて書いてあった。
朝日の見出し記者は多重人格か?
この板の上のほうにあったスレで、
なんとなく目に止まったんで、勝手にコピペさせてもらう。


209 :音符♪ ◆ompcat9VLo :02/12/28 07:29

一人の命と引き換えに世界が救われるとしたらー。音符はあんまり世界とかは
興味ないので お部屋でゴロゴロしてます。
そのうち自己陶酔のひととか借金帳消しにしてもらえるひととかが死ぬでしょう。

10万分の1くらいの確立で 本当に世界を救いたいひとが死ぬかも知れない。
そしたらそのひとの墓前で 恨み言とか言います。
あんまり上のほうのスレには顔出ししないんで、
音符♪氏のひととなりについておれは何も知らないが。

この書き込みは、すばらしい。感動した。冗談ではなく。
おだやかな獣性とでも言おうか。
高潔な散文詩だ。
776126:02/12/28 20:58
>>772
今回、クローニングに成功したと発表した企業は
スイスに本拠を置く新興宗教団体の傘下らしい。
ラエリアンムーヴメントっていったっけ?
この宗教、「自分のクローンに脳を移植して永遠の命を」とか言ってるらしい。

・・・まがりなりにも宗教ならば死の恐怖ぐらい科学技術に依らずに克服してくれ、
と思った。
777126:02/12/28 21:00
>>774
そこはかとなくルサンチマンを感じる・・・。
いや、何となくだけどね(w

天皇陛下の一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。

by自称左寄り。

この歳になって、説教された。
しかも、
「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という、
おそらく永久に証明不可能な、観念的な命題でもって。
肉体を選り好みする「健全な精神」なんざ、宿っていらねえ。
この命題が正しいのなら、不健全な精神のほうが何倍も気高いよ。

まあ説教されたのは別にかまわんが、
この台詞って、びっくりするくらい、
障害者に対する差別的な発言だな、とか思った。

以上、屁理屈でした。
某チホウ(あえてカタカナで書くが)新聞に、
「お詫び」として、
「これまで『朝鮮民主主義人民共和国』と表記しててすんません。
これからは『北朝鮮』と書くことにします。」
みたいなことが書いてあった。

なんじゃそりゃ?
何が「お詫び」なんだ?
総連から抗議があったから長ったらしい名前で書いてたのか、
世論が変わってきたから、変えたのか。
どっちにしろ、公器の名に値しないな。
売国という信念を持ち続けているだけ朝○のほうがまだ漢だよ。
(害は○日のほうがでかいが)。

本当に「お詫び」したいんなら、
全論説委員と幹部の実名・経歴を紙面に晒して、
主権侵害に協力したことを認める反省文を書いた上、
辞職するなり切腹するなりしやがれ。

抗議メール発射します。
>776
ラエリアンムーヴメントは、
どうやら、ウチュージンを神の正体として崇拝する宗教らしい。
「ラエル」という名前の人が教祖、
ラエリアン=ラエル+エイリアン なんだろうか。
それなら、ちょっと気の利いた、しかし寒い洒落だな。
香具師らの言うには、
科学は宇宙人によってもたらされたものであり、
人類も、クローン技術によって、
宇宙人が自らの姿に似せたものを作ってできたとか。
このへんは旧約聖書の創世紀とかぶってるかも。
イエス・キリストの復活も、
クローン技術によるものだとかまじで信じてるらしい。
だから、科学技術による死の克服も、
ウチュージン=神 の意志という論理は、
いちおう成り立ちはする(かもしれないという可能性もないこともないっぽい)。
でもまあ、こいつらの言ってることは支離滅裂だな。

自分らのお花畑のなかだけで遊んでくれてるぶん、
まだ某価とかオウムよりはマシかもしれん・・・。
(この先どうなるかはちょっと怪しいが・・・)

ちなみに、日本人にも約6000人の信者がいるらしく、
国別の信者数は、日本人がいちばん多いらしい。
(だからちゃんとした宗教教育を学校でせれと言うに・・・。
今回の騒ぎで、日本人信者が減ることはなくても
増えることはありそうだ・・・。)

下手したら、この国は新興宗教によって滅びるかもしれん。

>777
スリーセヴンげっとおめでとう。
782126:02/12/29 23:42
>>779
>「健全な精神は、健全な肉体に宿る」

そう言えば、AV男優にはマッチョが多いな、と思った。

>>781
日本人にも信者がいるのか・・・。
街頭勧誘とかやってるのだろうか?
>>765で「漱石と天皇」という評論からちと単語だけを引き抜いてきたところに、
タイミングよく(といえばちょっとアレだが)天皇陛下のご病気が。

3ヶ月ほど前になるか、
この板に「天皇制反対!」という糞スレが立っていたから、
おれもちょっとだけ厨房チックな煽りを入れといたわけだが。
そのスレの>>1は開いた口が塞がらんほどアレで、
さすがにおれも呆れてレスするのも馬鹿らしくなったんだが、
ちょっとおもしろいことを書いていた。

先進国で皇室があるのは、日本とイギリスだけらしい。
これはなかなかおもしろい指摘だ。
イギリスはいちおうアイルランドと隣接しているが、
ほとんど島国のようなもんだろう。
そんで、日本ももちろん島国。
「島国根性」なんて言葉もあるが、
確かに島国ってのは保守的になる傾向はあると思う。
もしかしてまだ日本に皇室が残ってるのは、
地理的条件に起因するのかも。
このへんをちゃんと論じてる文献があればちょっと読んでみたい。
ついでに、
日本国憲法第一条

天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する国民の総意に基づく。

この↑文章の意味が、おれにはさっぱりわからん。
おれが阿呆なのはおれの責任だが、
阿呆なりに努力しても、わからんものはわからん。
>782
某価とかほどは、露骨な勧誘活動はやってないらしい。
そういう意味ではまだ害は少ないと言える。
786126:02/12/31 00:12
気がつけば2002年も今日1日を残すのみ。
「来年のことを話すと鬼が笑う」とは言うが、
大晦日に明日のことを話しても鬼は笑うのだろうか?
>786
理論上は、そうなるっぽい。

っていうか、たぶ50時間くらい起きたままなおれなんだが。
いま寝たら、朝まで生茶番組をおもいっきり見逃しそう。
>>787訂正
たぶ→たぶん
789126:03/01/01 01:23
明けますた
おめでとうございます。
あけまして、おはようございます。

と、ちょうど1年前にもどこかのスレに書いたような気がする。
きのうは、猪木ボンバイエの途中でみごとに寝てしまったわけだが。

6時くらいに目が覚めて、
それから1時間くらいだけ朝まで茶番を見た。
ちと、1年くらい前の文芸春秋を適当にめくってたら、
こんなのが目に入った。
文芸春秋社の雑誌「諸君!」2002年2月号の広告記事のなかに、

「ワイド特集 日本を覆う『怪しい言葉』群22」

どうやら、奇怪な名詞を取り上げて、
それについて各論者が何か書いてる記事らしい。

ぜんぶ挙げてみる。

中国文明 岡田英弘  構造改革 東谷暁
良心的勢力 黒田勝弘  世論調査 辻村 明
後方支援 兵頭二十八  買春 安部譲二
東海 加地伸行  近隣諸国条項 高橋史朗
朝鮮総連 島田洋一  源泉徴収 升添要一
NGO 西部進  市民団体 藤岡信勝
悪人正機説 梶村 昇  巨乳 井上章一
平和憲法 阿川尚之  子供の自己決定権 林道義
国連中心主義 色摩力夫  夫婦別姓 八木秀次
感情の記憶 坂本多加雄  内政干渉 西村真悟
死刑廃止 佐々淳行  心のケア 岸田秀
さて。
もちろんおれは、この「諸君!」は読んでないわけだが。
注目したのは、佐々氏の「死刑廃止」。
たぶん、
死刑廃止などとんでもないという立場なのだろう。
どんなことを書いてるか、ちょっと見てみたい気もする。
危機管理の専門家、剣聖・佐々氏だから、
そっちの方面から論じていると思う。
図書館にはまだ置いてあるだろうか。

反対意見も、ちゃんと知っておかないとな。
反対するものは全部無視では、単なるカルトになってしまう。

(しかし、ひとつだけやたら場違いな単語が混じってるような。
実はこれも微妙に気になってたり。)

795126:03/01/01 23:46
>>792
「中国文明」ってのが気になるな。
サミュエル・ハンティントンとの文脈で語ってるのだろうか?

ちなみに俺はどちらかというと貧乳派だったりして・・・。
796126:03/01/01 23:51
一般的に、正月の三が日を過ぎるとおせち料理にも飽きてきて、
お茶漬けだとかレトルトカレーだとかを食べたりするようだ。

・・・だけど今年の我が家では元日の夕飯からレトルトカレーだったりした。
そういや、第128回芥川賞の選考がもうすぐか。
と言っても、今の選考委員がかなりアレなんで、
それほど期待はしてないわけだが。
少なくとも、某都知事と村上某は、
早く選考委員を辞任してほすぃ。

でもたぶん、おれは来月の文芸春秋を買ってしまうと思う。
そろそろ、大人のための残酷ぐるぐる童話をやろうと思ったが、
今はまだどの童話をぶち壊そうかを考えてる段階だったりする。
もうしばらく時間がかかりそうだ。

代わりと言ってはなんだが、こんな話を。
リアル工房の1年のころ、
家庭科の授業で、絵本を作れという無茶な宿題が出たことがある。
そんとき、おれが書いたのが、
「真・ウサギとカメ」というものだった。
ストーリーは、
ウサギとカメが競走し、ウサギは途中で寝てしまうわけだが、
このウサギはかしこいので、目覚まし時計をセットして寝ていた。
カメがゴールする前に目覚まし時計が鳴って起きたウサギは、
カメに追い付いてこの競走に勝つ。
その後、カメは猛特訓にはげんだ。
二足歩行を覚え、毎日走り、
こうらの下に、大リーグボール養成ギプスをつけて生活した。
で、2回目の競走で、カメは訓練の成果を十分発揮し、
時速120kmで駆け抜け、雪辱を晴らす。
翌日、ウサギは猛特訓を開始した。

というところで終わる。
人に見せたら、めちゃくちゃ笑われた。
「ウサギとカメ」の話だが、
この童話も、世界各国で微妙にズレがあるらしい。
インドでは、
寝てるあいだに先に行ったカメを猛追するウサギは、
カメに追い付く寸前で心臓麻痺をおこして死ぬという話になってるそうだ。
>795
見てないんで、それはおれも知らん。
っていうか、中国については、
三国志(しかも横山光輝バージョン)以降のことはあんまりわからん。
三国志演技には、フィクションが多分に含まれてることは知ってるけど。
でも、「中国文明」と書けば、
それほど奇怪な言葉でもないような気もする。
でも、「中国(中華人民共和国)」と書けば、
かなり怪しげな単語に思えるのは、ちょっと不思議(藁

ついでに、
おれがもし怪しい言葉をひとつだけ選ぶとしたら、「言論の自由」。
理由は省略。

>796
おれ的には、おせち料理よりも
レトルトカレーのほうがいいような気もする。
雑煮はそれなりにうまいと思うけど、
おせち料理はちょっと・・・。
あちこちの板を徘徊してたら、

http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1038358599/

こんなスレを見つけた。
こんなニュースがあったのか。

おれはリアル厨房くらいのときには、
「少子化で困ってるのなら、外国人を輸入してくればいいじゃん」
とか思ってたわけだが、
今考えると、そういうわけにはいかん。
外国人犯罪がどうのこうのは、二の次の問題だ。

不気味だが、
「在日外国人にも選挙権を」とか言ってる、
思考停止してるとしか思えんやつらもいる。
この上で、移民を受け入れたりしたら、
犬作先生のとこ(集票マシーン)の在外信者が、
日本に押し寄せてきたりする可能性がじゅうぶんある。
というか、学会が旅費出してでもやると思う。
(しかも、犬作先生のとこは、すでに在日韓国人・朝鮮人の信者がけっこう多い)
まあ、これは極端な例だとしても、
へたすりゃ、日本のODAを
外国人が取り合うということになるかもしれん。

ウヨとかサヨとかのレベルで語られる問題ではない。
国際化ってのは、自己に確固たる立脚点があった上で、
はじめて可能になるもんだと思う。
足場がなくてうろうろしてる(某新聞の言い方を真似ると)地球市民は、
たんなる無国籍の難民だ。
>>802訂正。大きな勘違いをしてた。ごめんなさい。
某新聞の地球市民さんたちは、ちゃんと心の祖国を持ってたね。


北の国に。
804126:03/01/03 16:01
>>798
イソップ童話『兎と亀』は駆けっこの話なわけだが、
俺の母校が箱根駅伝に出ていた。
まあシード権は取れなかったんだけど、今年の予選会もがんがれ。

>>800
横山三国志は幾つかの理由で嫌いだったりする。
805126:03/01/03 16:03
>>803
『北の国から』かよ(w
ぐるぐる読書記録。

谷崎潤一郎「痴人の愛」

谷崎は正直、つまらん。
でも、100円で売ってたし、
いちおう有名な小説なんで買って読んでみた。
佐藤春夫にの谷崎評として、
「谷崎ほど思想のない作家もめずらしい」とかいうのがあるらしい。
まあ谷崎と佐藤は因縁浅からぬものがあるのを差し引いても、
この評は的を得ていると言える。

感想。
谷崎は正直、つまらん。
>804
ちょっとだけテレビで見た。
雪が降ってて寒そうだった。

横山三国志は、読破後に征服感だけは味わえた。
光栄の三国志は名作。
兵士100持たせた呂布に戦場で裏切られたときは、
顔が真っ青になったが(藁
体調と機嫌が芳しくないので、今日は何もなし。
809126:03/01/04 16:24
>>806
>「谷崎ほど思想のない作家もめずらしい」

う〜ん。まあ、谷崎が師事していた永井荷風も
思想やイデオロギーとは無関係っぽいしね。
敗戦直後、国民の殆どがうちひしがれていたのに、
荷風は焦土と化した東京のアパートで酒飲んでドンチャン騒ぎやってたっていうし。
それも戦争が終わったとか日本が負けたとかそういう理由ではなく、
ただ単に酒を飲みたかったかららしい。
・・・でも荷風は戦時下政府のブラックリストに名前が載ってたんだっけ?
810126:03/01/04 16:34
>>807
友達の家でPS2の真・三国無双U(だったかな?)をやったことがあるが、
呂布が反則と言えるくらい強かった。呂布を使ったらつまらなく感じるほどだった。
811山崎渉:03/01/05 05:27
(^^)
しかし、すごい国だな、日本ってのは。
菅直人、土井たか子というテロリストが、
野党の党首やってるし。

とかきのう思った。
きのうの日経新聞に、
インターネットの荒らしとか誹謗中傷について、
ちょっとだけ書いてた。
まあ一般論を出ないことしか書いてなくて、
ぜんぜんおもしろくなかったんだが。
なんだよ。
「荒らし依頼専用の掲示板」って。
これは中傷ではないんだろうか。
>809
永井荷風は、「ふらんす物語」しか読んでない。
っていうか、これしか売ってなかった。
けど、あっちこっちで日記が引用されてるとこを見ると、
このひとはむりやり強情にイデオロギー的なものを
無視していたんじゃないかとも思う。
わからんけど。

戦時中のブラックリストは、
一度だけ一覧を見たことはあるが、
荷風が入ってたかどうかは覚えてない。
でも当時は、ちょっとしたことでインネンつけられてたらしいし。
太宰の、
右大臣実朝=ユダヤ人実朝 とか。

>810
真・三国無双はやったことないかも。
プレステの三国無双ならやったことあるような気がする。
ひとりだけ反則的に強いキャラ(略して反則キャラ)がいる格ゲーは、
かなりアレだと思う。
鉄拳3の平八とか、
スーファミの餓狼伝説のアンディ無限ハメとか。
3年くらい前の、鉄拳TAGの全国大会決勝トーナメントは、
残ったやつらはみんな平八を使ってたらしい(藁
ちょっと前にすが氏のことを書いたと思う。
突発的引用。

“藁”えない「2ちゃんねる」

今、文学は隆盛である。奇異に聞こえるかもしれぬが、確かにそう思わせる「症候」が
存在する。インターネット「2ちゃんねる」文学板スレッドの膨大な書き込みを覗(のぞ)くと
一瞬そう思う。
言うまでもなく、文壇は沈滞している。その証拠の大きな一つに、文芸雑誌から匿名コラム
が消えて久しいことがあげられる。小林秀雄をもちだすまでもなく、匿名批評は文芸批評の
精華だが、華がないということは、文芸雑誌が自らをつまらないと告白しているようなものだ。
その他のメディアにおいても匿名批評が消滅しつつあることは、読者をどんどん文学から
遠ざける一因となっていよう。現存する匿名コラムの沈滞ぶりもはなはだしい。
ラーメンやフーゾクといった他の板と比べると量的に劣るとはいえ、「2ちゃんねる」文学板は、
匿名批評の宝庫である。そこでは、藤枝静男や阿部和重からバルザックやジョイスまで、
誤訳・盗作問題から新人賞の傾向と対策までが、「逝ってよし(出ていけ)」「DQN(ドキュン、
とんでもねぇ)」「藁(笑い)」といったジャーゴンを交えて、さまざまに語られており、時として
無視できぬ鋭いものさえ存在する。
もちろん、問題もあろう。すでに指摘されているように、その匿名性は「公共性」を喪失して、
無責任な誹謗(ひぼう)やガセネタがバッコする素人クズ批評の温床でもある(私ごときも
被害をうけておりますが)。しかし、文芸雑誌をはじめとした活字メディアが、作家への
配慮といった問題にもよってであろう、もはやマトモな匿名批評を掲げえず、逆に、ネット上の
素人(?)匿名批評家の水準が無視しえぬほど相対的に向上しているのであれば、それと
いかに関(かか)わるかが問われるだろう。今後の文学(だけではないが)に「2ちゃんねる」
的なものは不可避である。困ったことだが、この問題は、書き手やジャーナリズムも、ちゃんと
考えねばなるまい。

      文芸評論家 すが秀実
816XL:03/01/05 08:01
匿名であるからこそ純粋に装飾の無い言葉が出ますよね。
もし私が作品を配信する立場だったら2chのような匿名掲示板
はとても重宝すると思います。
>816
2chの書き込みひとつひとつも、きっとひとつの作品だと思う。
(ちとおおげさか。)
作者の愛着がどこまで深いかは知り得ないけど。

その、

>純粋に装飾のない言葉が

というところを無視して、
すが氏のいうところの「いかに関わるか」も考慮せず、
2ch性悪説っぽく書くのは、
素人クズ批評と大差ないと思う。

「書き手やジャーナリズムも、ちゃんと考え」てください。>日経新聞
どの新聞の一面コラムも、
羊ひつじ羊羊羊羊羊羊羊羊・・・ってうるさい。
ほかに書くことないのかよ。
紙面から、めぇめぇ羊の鳴き声が聞こえてきそうだ。
819126:03/01/05 17:49
>>814
>このひとはむりやり強情にイデオロギー的なものを
>無視していたんじゃないかとも思う。

それはあるっぽいね。
晩年の荷風は毎日のようにストリップ劇場の楽屋に入り浸っていたらしい。
踊り子さんたちは荷風が大作家であるなんてことは、もちろん知らない。
「毎日お土産を持ってきてくれる優しいおじいちゃん」程度に思っていたんだろう。
荷風が死んだ時、預金通帳には今の金額に換算して2億円ほど入っていたそうだ。
こういうジジイになってみたいものだが・・・。

>スーファミの餓狼伝説のアンディ無限ハメとか。

ああ、SNKの隆盛も今や昔。寂しいね。
820126:03/01/05 17:58
>>815
>誤訳・盗作問題から新人賞の傾向と対策までが、「逝ってよし(出ていけ)」
>「DQN(ドキュン、とんでもねぇ)」「藁(笑い)」といったジャーゴンを交えて

「逝ってよし(出ていけ)」「DQN(ドキュン、とんでもねぇ)」って、
すが氏も微妙に誤訳のような・・・。
まあ、2ch語の意味を真面目に論じても仕様がない気もするけどね。
そんなこと言ったら2典を編纂している人たちに失礼か?
821126:03/01/05 18:14
>>818
「羊が大きい」と書いて「美」。
「羊が良い」と書いて「養」。
「羊を台」に乗せて「善」。

他にもあるんだろうけど、これだけ見ても、
古代中国の牧畜社会にとって羊は重要な位置を占めていたんだろうね。
きのう、こんなページ(ニュース系板では有名)を
ちらっと見ていたわけだが。

http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/


そのなかで、こんな記述が。引用。

東ドイツではマルクス主義の教授はことごとく追放された。
中国でもマルクス主義の経済学者が自殺した。
日本では、掃いて捨てるほどいたはずのマルクス主義学者のうち、
ただの一人として、自殺者はおろか職を失った者もいない。
彼らはのうのうとして生き延びたのである。
別におれはマルクス主義の学者に氏ねというつもりもないし、
マル経を研究することは今でも
それなりに意義のあることだとは思っているのだが。

しかし。
学者ってのは、(このことに限らず)とことん責任を取らんな。
大学教授ってのは、大なり小なり、
税金で食わせてもらってる身なんだから、
国を誤った方向に先導していった学者は、
腹を斬れとまでは言わんが、
それなりに責任を取るべきだと思うのだが。
政治家は選挙によって国民の審判を受ける。
へんなことをすりゃ、速攻で落選(失職)する。
(ムネオとかはもう当選しないだろう。)
だが、学者には選挙がない。

どうにかならんもんかね。
税金使って反日活動してるようなやつらも、まだいるし。
>819
いや、
ホンマモンは、棺桶の外にゃ1円も残さん(藁
おれはそんなジジイになりたい。

>820
>>815は、某新聞夕刊に発表されたものだから、
あえて誤訳した可能性もある(藁
>821
ちょっと前に、こんな天声人語があった。

http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mass/1039450654/663

それに対する傑作レス。マス板天人スレより引用。

666 :文責・名無しさん :03/01/04 08:28 ID:ozeMzVW3
>>663
ずいぶんと投槍になりましたね。天声人語子も。
>羊に人を組み合わせると「佯」、あざむく意、になる・・・なるほど。なるほど。
朝日が、向こう側を「美」辞麗句で賞賛し、読者「群」を如何に「佯」いてきたのか
この際、「鮮」明にしてもらいたいものです。
826126:03/01/06 22:03
>>823
そういえば、今だにマルクス経済学教えてるは日本の大学だけ、
ってな話を聞いたことあるな。
俺の後輩にも卒論はマルクスで書くってヤツがいたし。
(↑マルクスの何を書いたのかは知らん)

>>824
>ホンマモンは、棺桶の外にゃ1円も残さん(藁

いや、俺はそんな荷風が好きなのよ(w
2億もの金を持ちながら、大作家然とした家を建てるでもなく、
豪遊するわけでも家族を養うわけでもなく、ましてやどこぞに寄付など決してせず・・・。
俺が棺桶の外に1円も残さんで死ぬんだったら、今死んでもそういう状態になれるし(w
827126:03/01/06 22:11
>>825
やべぇ、天人とかぶってたのか・・・。

しかし、「鮮」が魚と羊の両方の臭いから来たってのは・・・。
かの国の首都は欧米人からすると世界一くさい都市らしい。
まあ、渋谷のセンター街とどっちがくさいかは知らないが。
きのう買ってきたもの。

ランボオ「地獄の季節」 小林秀雄訳 岩波文庫
ゴーゴリ「外套・鼻」 平井肇訳 岩波文庫

ともに古本屋で購入。
「地獄の季節」は、詩集。
詩集を買ったのはひさしぶりかも。

作者は誰か忘れたが、
「外資」というハードカバーの本(たぶん経済小説)も欲しかったけど、
古本なのに950円もする。
財布のなかに950円くらいの余裕は辛うじてあったが、
この値段に納得できなかったので、買ってこなかった。
雪印が、「メグミルク」と名前を変えて、再登場したようだ。
ぜひ、一歩一歩前進して、再起して欲しい。
がんばってください。

雪印の牛肉偽装問題に関する報道に、おれは激しく疑問を覚えた。
その前年の食中毒事件に関しては、
消費者に直接危険が及ぶ出来事で、大問題だが、
牛肉偽装に関しては、危険なものを市場に流したというわけではない。
産地を偽って国に買い取らせ、それらは消却処分された。
市場に出回るわけがない。
これは、活動家さん・マスゴミさんたちが大嫌いな国を相手にした詐欺である。
(しかも狂牛病は、もともとはヴァカ官僚が原因。)
もちろん詐欺はいかんし、弁護するつもりもないが、
マスゴミさんたちは、まるで市場に危険なものが流れているかのような報道の仕方をした。
実際に、そう思って雪印を避けたヴァカ主婦・主夫も山ほどいるだろう。
(ちゃんと理解した上で、抗議の意を表す手段として避けた賢い主婦・主夫もいるだろうが。
そういう人たちにはおれは文句言うつもりもないし、言ってるつもりもない。)
そのちょっとあとに出てきた問題、
中国の、ダイエット食品、輸入野菜の農薬、などなど。
こっちは邦人に死者まで出てる。
しかし、マスゴミはこれには1週間くらい騒いだだけで、
あとは知らん顔。
実際、このことをもう忘れてる人も多いだろう。
実害はこっちのほうがでかいのに。
今現在も、危険かもしれないなのに。

雪印は、マスゴミの報道の仕方によって、
傷口を広げられたと言える(とおれは思う。)

まあとにかく、牛肉偽装詐欺事件に関しては、
逮捕者が出たわけだ。
これでみそぎが終わったとまではおれは思わんが、
体制は浄化されたと見て問題ないと思う。

「一回罪を犯したやつは、永久に罪人。いつまでも責められて当然」という、
あさましい思考回路の持ち主さんは、勝手にしてください。
そこまでおれは口出ししません。

(ちょっと、置換作業。
「一回戦争をした日本人は、永久に罪人。いつまでも謝罪・賠償して当然」by中韓朝
  ↑これも受け入れるんだろうか。おれにはできん。)

なんと言われようが、
おれは雪印のコーヒー牛乳が好きだ!!!
>826
>>823にも書いた通り、マルクス経済を教えることについては、
おれはそれなりに意義のあることだとは思う。
いちおう、全世界に多数の信者を集めた思想ではあるし。
ただ、教える教授連のほうに、
みょうな思想が織り込まれやすいのが問題すぎる。
(今は少しは改善してるのかも。)
泉下のマルクスもさぞ迷惑してることだろう。

おれもいますぐ棺桶に入っていい状態だったりする(藁

>827
おれもかの国に降り立ったことはないが、
でもその説は当たってると思う。
っていうか、心情的にそう思いたい(藁

日本も、飛行機から出た瞬間、
醤油のにおいがするとか聞いたことあるけど、さて本当かどうか。
まあ日本人も、「バタくさい」という形容詞を発明したし、
どっちもどっちか(藁

渋谷というとこには、1回しか行ったことない。
においはさすがに覚えてない。
とにかく、人がたくさんいたということだけ覚えてる。
833126:03/01/08 00:26
>>831
俺は牛乳って飲まないんだけど、雪印のコーヒー牛乳は時々飲みたくなるな。

>>832
渋谷のセンター街はマジでくさい。
渋谷に行く時はセンター街にはなるべく近寄らないようにしている。
特に入り口付近がやばい。あの臭いは一体なんなんだ? と思えるほど。
話がややこしくなるんで、くわしくは書かないが、
都知事って、左だと思う。
地球環境保護のため、割箸がどうのこうの。
とかコンビニとかに書いてあったり。
ほんとかよ。
割箸に使ってる木材ってのは、
もともと、ウッドチップ(パルプ)にも建築材にも使えん、
捨てる部分を再利用してるわけだ。
つまり、割箸の存在自体が、リサイクルによる産物。
(10年くらい前はそうだった。もしかしたら、今は違うのかも。)

関連して、森林伐採と二酸化炭素がどうたら。
植物も、昼間は光合成で酸素を作り出すが、
夜は呼吸をして酸素を吸収する。これは常識。
樹齢30年、40年になった大きな木は、

昼間に作り出す酸素の量≒夜に吸収する酸素の量
または、
昼間に作り出す酸素の量≦夜に吸収する酸素の量

という状態になる。
環境問題は、本当にまじめに考えねばならんな。

そういや、何年か前、
「リサイクルが国を滅ぼす」とかいう本が出てたりしたな。
読んでないけど。
>833
おれはけっこう牛乳飲んでるかも。
でも最近は低脂肪乳が多い。

今日の天人がまた(以下略