1 :
創る名無しに見る名無し :
2010/08/02(月) 01:22:27 ID:YMCctCnk
2 :
創る名無しに見る名無し :2010/08/02(月) 01:25:08 ID:YMCctCnk
3 :
創る名無しに見る名無し :2010/08/02(月) 10:33:04 ID:alpKjY6j
早めに10レス埋めた方が良いよ
いちおつ
5 :
創る名無しに見る名無し :2010/08/02(月) 23:26:47 ID:4gYFj3aO
いつのまに2スレ目が落ちて3スレ目が。
乙ババァ スレが落ちたのは、板移転でトラブってるかららしいです だからもしまた落ちるようなことがあったら、ひとまず避難所にスレ立てしてみるといいかも
落ちる前に立てた方がいいと思うんだぜw
おつー
そーなのか……
おちたのかorz
11 :
創る名無しに見る名無し :2010/08/06(金) 23:27:57 ID:pct+JtFO
前スレで絵が投下されてたダンタリアンの書架読んでみた 良作だったぜ いい作品を教えてもらった
前スレにリンク貼ってあったWebマンガが最高だった ありがとうありがとう
Q:ロリババアって何ですか? A:ロリババァとは! ひとつ 無敵なり! ふたつ 決して老いたりせず! みっつ 決して死ぬことはない! よっつ 幼女の可愛さと熟女の知識を兼ね備え しかもその能力を上回る! そして、その姿はギリシアの彫刻のように 美しさを基本形とする
諸君 私はロリババアが好きだ 諸君 私はロリババアが好きだ スレ住人の諸君 私はロリババアが大好きだ 和風ロリババアが好きだ 中華ロリババアが好きだ 洋風ロリババアが好きだ ツンデレロリババアが好きだ ヤンデレロリババアが好きだ 無口ロリババアが好きだ 富豪ロリババアが好きだ 庶民ロリババアが好きだ 赤貧ロリババアが好きだ 現代で 未来で 過去で 街道で 山中で 海上で 空中で 遠い星で 近所で 閨で ロリババアが現われる ありとあらゆる創作物が大好きだ 新兵にたいして 上官ロリババアが 罵声と共に頬を 張り飛ばすのが好きだ ふだんは冷静なロリババアが 高い所に昇って涙目の時など 心がおどる ロリババアが食べる 煎餅の缶をタンスの上に置いて 届かなくてピョンピョンしてるのが好きだ 悲鳴を上げて お化け屋敷から飛び出してきたロリババアが 出て来たとたん気丈をよそおった時など 胸がすくような気持ちだった すでに息絶えたゴキブリを 何度も何度も箒で叩いている様など 感動すら覚える 高慢なロリババアが 実はくまさんパンツ愛用でしたとかはもうたまらない 快活なロリババアが 私の振り上げた手と共に お菓子が奪われていくのを 絶望の表情で見つめているのも最高だ 陰のあるロリババアが 今日の運勢で 自分は最悪と知って嘆息する時など 絶頂すら覚える ロリババアに 蔑まれながら踏まれるのが好きだ レスで賑わうはずのスレが 三日四日書き込みが無いのは とてもとても悲しいものだ ロリババアに無視されて 空気扱いされるのが好きだ ロリコンと間違われ 世間様から後ろ指をさされるのは 屈辱の極みだ 諸君 私はロリババアを 究極生物ロリババアを望んでいる 諸君 スレをROMっている住民諸君 君達は一体 何を望んでいる? 妹のようなロリババアを望むか? 情け容赦のない 厳母のようなロリババアを望むか? 鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の愚民を殺す 閣下のようなロリババアを望むか? ババア!!結婚してくれ!!!! よろしい ならばレスカキコだ 我々は満身の力をこめて 今まさに一筆したためんとする毛筆だ だが この過疎板で 移転スレ落ちの苦渋を嘗めた我々に ただのロリババアではもはや足りない!! ロリババアを!! 神々しいまでのロリババアを!! 【ロリ】ロリババァ創作スレ【幼女】 3スレ目! 往くぞ諸君
おい大発見だ! ろりばばーと書くとキュート差が増すぞ!
16 :
創る名無しに見る名無し :2010/08/18(水) 14:52:36 ID:eYjkRlr2
サトリ系のロリババァに心の奥深くまで裸にされて虐められたい。
口 カタカタカタ「…………」 男「……なあ」 口 カタカタ「なんじゃ。今楽天ポイントの改竄スクリプト書くので忙しいんじゃが」 男「いや、お前ロリババアだろ?」 口「いかにも、その定義には当てはまるの」 男「なんでそんなに機械強いんだよ。せめて横文字はひらがなで言うとかしろよ」 口「清々しい程の偏見じゃな。 第一、体や脳の構成自体はは子供なのじゃから、新しいことに早く慣れるのは当然じゃろう?」 男「あー、まあごもっとも。 じゃあなんで他のロリババアは苦手そうにしてるんだよ」 口「それぞれに事情があるようじゃが、大抵は食わず嫌いなのではないかの。別にC言語やハンダ付けの知識など無くとも困らんからの」 男「食わず嫌い、か」
18 :
創る名無しに見る名無し :2010/08/18(水) 17:23:22 ID:sizGXIYN
ババァのイメージがあるからじゃね? ロリババァに機械音痴設定が多いのは
男「えー、ババアだから機械に弱い、ということですが。いかがですか?」 口「人の事をステレオタイプで見るというのは、愚かしいの。 80歳台のVIPPERもおったぞ」 男「きっついなあ。 でも、実際他のロリババアはお前ほどやらないじゃん」 口「ステレオタイプというものはの、時としてその対象にも影響を与える。ロリババアは機械に弱いというステレオタイプが広まった結果、ロリババア自身も機械類に挑戦しようという意欲が無くなっていった。というのはどうじゃ」 男「にわとりたまごだろ。元々他のロリババアは機械に弱かったんだろうよ。 つうか、お前覚えたてのステレオタイプって言葉使いたいだけだろ。」 口「な、何を言うか!紋切型態度の事じゃろ。そんなもの昔から知っておったわ!」 男「ググリながら言うなよ」
おまいら、19日発売のいとうえいの新刊に金髪吸血鬼のロリババァが出てくるぞ。 もれなく、のじゃ属性だ。まともなHシーンは一話しかないけど。
普通のキャラがするドヤ顔はムカつくが ロリババァのドヤ顔はむしろ御褒美
何言ってんだ、蔑んだ目で見つめられるのが最高だろjk
_,,. -‐-、_ く ヽ,. 創発板住民に共通する |_(__)_囮 ;彡 見分け方を発見した <____.プ=彡 イ|`'”''} `'”'^Vィ.} それは…住民は |/)ヶ イ 「ロリババァ」という単語を聞くととだな… ┌─;/ ハ '二'' ,/|ミrn <⌒\ー┘゚ / ''"ニニj" 匚'‐'_] \ \ / ",.ニニ! __>、 ̄ ̄ 口元にに ヽ_,.へ、 ノ o| ̄/ ヾ 笑みがこぼれる / ゝ> |(.o_/ ヽ
う……嘘だろ承太郎!?
,、ッヽソイイィ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L }ヾ゙/ / // イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r7¨ヽ::| | f(_ノヾl { // /レ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ミ{ }::l | (ヾミ.ニヾ={ { (( {/(::::::_... --―==ニニニニコ′ {ミ ヾ ニ =ヾ、ヾ、ヾ、(○)ニニ二二 _ ̄ ¨ └- .._ j ヾ ミヾ = ヾミ、ヾ 二 ノ― - ..._  ̄ フTi┬- 二 _‐- 、 ,゙: : : l l: .' :/ j丿 ヽ: . /, ,..、、._ lノ|:. /: : ハ |: : : : ! l: : :/ ´_` !/ 〃 `゙ ノイノ: /!´ ;:ト、: : : :'.ト、/ ,, '" ` ,,、、ヽべ::::ト| ああ、嘘だ だが…… i!‐|>:、_: : \ 〃 ゙ ! ヽソ 間抜け野郎は見つかったみたいだな {!、| { { ̄ T 一 ...、、 _ 人 ll \| ヽ__ 〜ヽ " r i /l:. ! ll |l .:l: `ーi:^丶、 ヽ _ ノ ,.イ: : l.. l ll /l| l : : l: : l:`辷ー--_---r:介:\:_ : l: l ll / リハイ l__... -‐ '' "´ ̄ ̄ ̄ ̄l| ´三/ / /"ヽ_ヽ_ _../ -‐ ''"´:: : : : : : : : : : : : : : : : : : :l|  ̄ l--―{ { ̄--┐|二`ヾ"二
渋いねェ・・・
この場合、渋いとは年齢をいっているのか
セラ様ぁぁぁあああ!!!! めっちゃ可愛い これ、男がやばいなw 色々な意味でw
30 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/12(日) 21:51:47 ID:jcPPORK7
セラ様、違法ってwwwww
違法wwwww 吹いたじゃねえかwww
>>28 ああ、そりゃ簡単だ。
ロリババァどっかに転がってねえかなぁ、という想い人のつぶやきを
うっかり拾ってしまった十一歳美少女という事で無問題!
・・・あれ? でもそれってスレ違いじゃね?
・・・。
ヽ○ノ まあいいか!
/
ノ)
セラ様可愛いんだけど違法でめっさ噴いたwwwww
/ ̄ ̄ ̄\ /::::::::: / :/:::/::::|::::::jハ:::ヽ丶::\ l ... 吸 |l:::::::::: |::/:::/::::/|::::/u |:::::j :|::::::::\ | な 血 ||:::::::::/|::l::::| ://l::/ |:::/l::|::::j::|⌒ ___ | ん 鬼 || ::: 彡|::W|/ー-孑' `ト/--|/リ::| / \ | で ? |∨ ::: {|::| .xテi尓 fテ尓∨::j / 200 | l す │∨´八:|.{{弋灼 V灼 }}::/ │ 歳 │ | け | ヽ ハ{ :.:.:.:.:. 、:.:.:.:.:.:レ | な | | ど │ `‐f=,、u __ 人 < ん | \! . / _/:/ 丶、 / } / \.│ .で | .  ̄ ̄ / /:::{ / ∧> __´ イ::\_〃`l す | 「 ̄ ̄ ̄| / ::::∨ /、} ノ |:::::: }|| \_l け | | 嘘. | ,′::::::{\\___//|::::::/ |l | ど. | | を | {: :::/V\ ー─一'´ /:::イ |l | / | | つ. |/'∨/ ‐=====-{::/|| || | ° j | き | // /`ヽ ⌒) `| || || , \ / | ま | l | (⌒) の ∠ / || ||ノ 丁  ̄ ̄ | .し. |ヽl | 世田 春菜 l || || ∧ | た. |ヽ)`ー========-、_/ || |匸_二二,ノ |________|、人 」レ‐ヘハ. | \_∨ \ /{ー‐ }┴-、 | │ └(.二ニ | │ / \ \ `ーrニヘ、 /
ロリババア VS 背伸びロリ
背伸びロリババアが最強
前スレの分類であったよなそれ ログなくしちゃったから誰かもってきて
これのこと? 287 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:58:49 ID:CbgoafVl ロリババア分類 ・外見はロリ ・実際に歳を食っているorいない ・中身がババアor口調だけ この組み合わせだな。
39 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/13(月) 18:53:13 ID:3l3PgMGT
自分は小学生と言い張るロリババアVS駅員 とか
ロリでババァだから合法 ロリの背伸びは違法 為になるねこのスレ
41 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/16(木) 10:11:53 ID:k33QV+t0
世田 春菜は嘘をついた。 それも、好きな人に対してだ。 「ロリ……ババア?」 「ァ、」 「ぁ?」 「そう、『ア』じゃなくて『ァ』。それが重要」 好きなタイプはどんな人? 気になるあの人に春菜はそう尋ねた。 ロリババァ、それがあの人の好きなもの。 「ロリババァとは! ひとつ無敵なり! ふたつ決して老いたりせず! みっつ 決して死ぬことはない! よっつ幼女の可愛さと熟女の知識を兼ね備え しかもその能力を上回る! そして、その姿はギリシアの彫刻のように美しさを基本形とする!」 熱く語る青年の言葉を少女は呆然と聞いていた。 理解しがたかった、意味がわからなかった、SANチェックで判定に失敗し 6D10を振ったような気分だった。 (幼くて……年老いている? それって……どういう事?) 少女は悩んだ。そして天啓を得た。 (私がその『ロリババァ』になれば……振り向いてくれるのかな……) 髪を染めカラーコンタクトで変装し、偶然を装ってあの人の前に再び姿を現した。 「あ……貴女様は!?」 「我が名はセラ。セラ=ハールマン也」 効果は抜群だった。あの人は春菜に夢中になった。 かかって来いよアグネスな事もいっぱいした。 嘘をついている事に不安を感じてはいたが、あの人の隣の日常を失いたくなかった。 しかし、そんな春菜の前に強敵が姿を現す――― 「お前……そいつは―――」 「セラ様、紹介しますよ。ハルトシュラー様です」 ―――自分とは違う、正真正銘のロリババァ…… 次回 「ハールマン VS ハルトシュラー 」 続かない!
止めて!セラ様の数年後を想像して悲しくなるから
44 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/17(金) 00:07:41 ID:hNKFw3HW
> SANチェックで判定に失敗し6D10を振ったような気分だった。 セラ様実は本物のロリババァだろwww
きせいじじつを作って成長後も逃げられないようにするんですね分かります。
TV「あははーここまでおいで〜キャッキャッウフフ――」 口「おい正太」 男「なんだいババァ」 口「海に行きたい」 男「今は9月だ」 口「かまわんだろう。海が夏だけの物なのは、現代の軟弱者の考えだ」 男「分かった。じゃあ行ってきてもいいよ」 口「よしきた。じゃあ行くぞ。早速行くぞ」 男「いや、俺は現代の軟弱者だから行かないし。一人で行けよ」 口「ここから海までどのくらい掛かると思っているのだ」 男「お前本気出したらひとっ飛びだろうが」 口「わしが本気を出すまでもないわ」 男「なんか言ってるし」 口「いいだろう、行こうぞ」 男「はあ、分かったよ。連れていってやる」 口「やたっ」ピョン 男「キモ。 連れていってやるのはいいが。お前、いいのか?」 口「何がだ。既に水着も浮き輪も装備したぞ」 男「早えよ。 今の時期だと、クラゲがうようよしてるぞ」 口「……クラゲ?クラゲって、あのクラゲか?」 男「そうだ」 口「……あの刺すやつか?」 男「そうだ」 口「………………来年こそは連れていけよ」 男「承知した」
クラゲにまけるなよw
お前本気出したらクラゲ一掃できるだろうが
男「えー続いては、本スレ
>>48 さんからの質問です。
『お前本気出したらクラゲ一掃できるだろうが』
とのことですが、そこのところ如何でしょうかババァ」
口「昨日も言ったが、クラゲだぞクラゲ。
刺すと毒持ってる奴もいるんだぞ?」
男「それはその通りですが、てめえはそういう次元の存在じゃねーだろボケ、という話です」
口「お前らはわしを何だと思っておるのだ。
確かに殲滅することは不可能ではないが、そうしたら他の生物も殺してしまうだろう。クラゲだけを一掃するのは無理な話だ」
男「あ、そういうとこは気にするのね」
口「当然じゃ。わしとて無闇な殺生はせぬわ」
男(クラゲやGはいいのかよ)
50 :
見る名無しに創る名無し :2010/09/19(日) 16:39:23 ID:xLb6wGb/
男「……うーん。じゃあさ、結界術の応用で、クラゲとか害のある生き物を避けて、その中で泳いだらいいんじゃねえの?ちょうど鮫避けネットみたいな感じで」 口「…………」 男「おーい、聞いてんのか?」 口「そ、それだッ! そうだ、そうだよ。どうして思いつかなかったのか!」 男「え、ちょ、」 口「でかした正太。明日は海だ!」 男「し、しまったああああああぁぁぁ――」
51 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/19(日) 17:18:07 ID:6yesbAS6
正太乙
52 :
見る名無しに創る名無し :2010/09/19(日) 20:49:33 ID:zRUgXwNN
口「〜〜♪ 〜〜♪」 男(くそ、なんとかして諦めさせる方法はないのか……) 口「正太よぃ、水着はどれが良いと思う?」 口「日傘は要ると思うか?」 口「後これとこれと……保冷箱も欲しいの」 ワーワーキャッキャ 男(……ふ。 まあいいか。どうせ明日も休みだし。一日くらい)
次の日、日本を台風が襲うなど、二人とも知る由はなかった・・・。
54 :
見る名無しに創る名無し :2010/09/20(月) 17:15:34 ID:Iu3W2bEo
サーーーザーーー 男「……雨だな」 口「雨だの」 男「……」 口「いや、わしはまだ諦めた訳ではないぞ!」 男「もういいだろ。海には行くなって事なんだよきっと」 口「昨日お前が言った結界術の応用で雨を凌いでだな――」 男「つうか、それならもう近くの市民プールでよくね?」 口「ぷぅるとは、室内遊泳施設のことか」 男「そうそう。小さいけど、近くにあるんだ」 口「よし、なればそこへ行こう」
55 :
見る名無しに創る名無し :2010/09/20(月) 17:16:15 ID:Iu3W2bEo
―― 口「やだやだやだ、なしてこのわしが浅い方で泳がねばならんのだ」 男「お前が子供だからだろうが」 口「失礼な!わしを何歳と心得るか」 男「あのねおばあちゃん?ここは身長130cm以下の人は入れないんでちゅよー。 さあ大人しく子供用プールで遊びまちょうねーよちよち」ナデナデ 口「ぐおお撫でるな!痴れ物がっ!」 ――
56 :
見る名無しに創る名無し :2010/09/20(月) 17:16:55 ID:Iu3W2bEo
口「〜♪ 〜♪」 男「……つ、疲れた……疲労感ありえん」 口「正太よぅ」 男「なんだよクソババァ」 口「今日は海程ではないにしろ、なかなかに楽しめたぞ。礼を言う」ニカッ 男「あぁ、そうですかい……」 口「〜♪ 〜♪」 男(……まあ、たまにはいいかこういうのも) 口(フッ、ちょろいもんよのぅ)
57 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/20(月) 18:50:06 ID:2Kold4Yz
正太ェ……
58 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/21(火) 00:06:19 ID:TIJywyTv
正太君はチョロい
60 :
創る名無しに見る名無し :2010/09/22(水) 16:18:18 ID:o6KQ468f
ちょっと佐倉に移住してくる
ちょっと佐倉で住民票とってくる。
衣替えですぜロリババァ スク水からブルマとかそんな感じ
ブルマよりスパッツ派
「すくみずとか、サイズがないのじゃが……」
ロリババァには極小ビキニが似合うのだよ
わかっておらん喃 ただの露出なぞロリババァに不相応 もし奪わんと欲すればまずは与えるべし もし弱めんと欲すればまずは強めるべし もし縮めんと欲すればまずは伸ばすべし 而して もし開かんと欲すればまずは 蓋をすべし! 白いワンピースから透けて見える黒下着とガーターこそ至上也
じゃあ俺は素直に着物ロリババァで
68 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/02(土) 01:26:47 ID:NuwhHXIy
等価交換て知ってるか? お前も画像かSS貼るんだな
等価交換てwwww人の画像なのにww
72 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/02(土) 17:48:35 ID:Hpqwl3TK
>>69-70 ありがとうございます。
等価にはならないですけどSSです。
-------------------------------------------------------
鍋奉行
「ほれ、しゃきしゃき働かんか」
僕
「は、はぁ。ってか、これ結構きついんですよ!」
僕と鍋奉行さんはいま庭に大量に落ちているイチョウの実を拾っていた。
いや、むしろ僕だけが拾って、その様子を鍋奉行さんが見ているといった格好だ。
秋も深まり、涼しくなったとはいえ、ギンナンを得るためにたったり座ったりの繰り返しは結構きつい。
体中、汗まみれだ。
特に……。
僕
「あの、ゴム手袋とっていいですか?」
ゴム手袋をはめた僕の手は蒸していた。
これを使って拾うよう鍋奉行さんから手渡されていたのだが、どうにもいらない気がしてならない。
鍋奉行
「ギンナンの実を素手で扱うと手がかぶれるかもしれないからの。ゴム手袋を外して拾っていては、今日の晩頃にはぬしの手が真っ赤になっておるかもしれん」
僕
「はぁ、それじゃしょうがないですね」
鍋奉行
「……」
またギンナン拾いを再開する。
いくつも落ちている。
もうすでにギンナンを入れているザルはギンナンで埋まっていた。
いったい、いくつ取ればいいんだろう。
僕
「あの、鍋奉行さん。……あれ? いない」
鍋奉行
「どうした。妾にようかの」
桶を両手で持って、鍋奉行さんが廊下の角から現れた。
73 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/02(土) 17:50:15 ID:Hpqwl3TK
僕 「いえ、ギンナンどれくらい取ればいいのかなって」 鍋奉行 「どれ見せてみろ。うむ、これくらいあれば十分じゃの」 僕 「はぁーやっと終わった−。ところで、いままでどこ行っていたんですか?」 鍋奉行 「ぬしが手が蒸れておるようじゃったからの。桶に水をくんできてやった。もうギンナンも拾い終わったし、手袋を脱いで手を冷やすがよい」 僕 「え、僕のためにそんなことしてくれていたんですか。ありがとうございます」 鍋奉行 「今日はぬしががんばってくれたからの。夕飯は腕によりをかけよう」 これは夕食が楽しみだ。 どんな料理が出るのか期待に胸を膨らませながら、手袋を外して鍋奉行さんがくんできてくれた水で手を休ませたのだった。 ---------------------------------------------------------------------
細やかな気遣いはさすが鍋奉行さんです
\ナ!ロ!バ!/
77 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/08(金) 22:45:29 ID:QC2dBGaM
上げ
今週のぬらりひょんの孫の羽衣狐様からロリババアの予感がしてならない 先代とのフラグが立った まだしっかりした回想が出たわけじゃないが……
79 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/16(土) 11:29:51 ID:tGHUmFsx
>>72-73 → 原作 → これ
の順です。
----------------------------------------------
僕「はぁー、ごちそうさまでした」
箸を皿の上に置いて僕は鍋奉行さんに言った。
いま僕の前には空っぽになった鍋があった。
夕方まで拾っていたギンナンがメインの鍋だ。
なんでもギンナンは滋養にいいということで、僕の健康を気遣ってくれた鍋奉行さんがたくさん盛ってもらった。
椀にドチャ〜っと山盛りで……。
鍋奉行「うむ。風呂はもう入ったんじゃったな」
ギンナンを拾った後、夕食まで時間があるということで風呂に入らせてもらっていた。
僕「ええ、もう寝ようかと思います」
鍋奉行「秋とはいえ、明日の朝は冷え込むようじゃ。肌着を着て暖かくして寝るがよい」
僕「鍋奉行さんも寝るんですか?」
鍋奉行「食器を片付け、明日の朝食の仕込みをしようと思うておる」
僕「じゃあ僕も片付け手伝いますよ」
鍋奉行「ぬしはそういうことをせんでよい。それは妾の仕事じゃ」
僕「はぁ、それじゃあ僕寝ますね」
そう言うと僕は部屋を出て行った。
部屋を出ると冷たい空気が僕の肌に触れた。
----------------------------------------------------------
80 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/16(土) 11:31:04 ID:tGHUmFsx
もうこんな季節になったんだな。 風邪を引かないうちに自分の部屋へ行こう。 ふと何かが足りない感じがした。 あっ、財布がない。 部屋に置き忘れて来たんだろう。 戻ろう。 僕はさっきギンナン鍋を食べた部屋に戻った。 鍋奉行「なんじゃ、忘れ物かの」 部屋に戻ると、鍋奉行さんが食器を片付けていた。 僕「ええ、財布を置き忘れてしまって」 鍋奉行「そうじゃったか」 僕「あっ片付け手伝いますよ」 鍋奉行「よい。ぬしはもう寝ろ」 僕「いや、これくらいは僕も」 今度は鍋奉行さんの提案をお断りして、僕は食器を片付け始めた。 鍋奉行「……ふむ。ではぬしに甘えさせてもらうかの」 --------------------------------------------------------------
81 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/16(土) 12:57:45 ID:pE4IyYfv
やっぱり鍋奉行さんはいいなあ
かなり昔のだけど、知り合いから借りたぴたテンの悪魔祖母ちゃんがなかなかよかった
84 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/22(金) 00:59:50 ID:aUDtWedb
はいてないのか!? はいてないんだな!?
はいているのかはいていないのかギギギと目を凝らすなど
86 :
代行 :2010/10/22(金) 18:04:53 ID:Kbl8Zmp3
ふう……
88 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/22(金) 21:57:31 ID:aUDtWedb
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 太もも!太もも! ⊂彡
このパンティーを中央に寄せて、くいこみくいこみ、させたい・・・
……ふぅ
これはアウアウ、保存しました
世田 春菜(11歳)は己を磨く事を忘れない。 等身大の姿見の前に立ち自身を確認する。 風呂上りの裸身は仄かに香り、その健康的な柔肌を映していた。 長い髪には枝毛は無く、もちろんシミやソバカスなどあろうはずがない。 口内も完璧、歯石も無い。八重歯がチャームポイントだ。 (よし!) ボディチェックが終わると春菜は黒い下着と靴下止めの手を伸ばした。 それらを身につけて肌着を着ると、うっすらと下着が透けて見える。 幼い身体に大人の魅力を手に入れた、儚い妖しさだ。 ストッキングとゴシックドレスを着こなし、その場で回る。 ふわり、と辺りに匂いが香る。 首筋や手首につけた香水が、一挙一動を引き立たせているのだ。 春菜は姿見に映る自分を見て、満足げにうなづいた。 完璧。まさにブリリアントレディ。 例えるなら威力R50のクリティカル値Fダメージボーナス30、もちろんダメージは魔法ダメージといったところか。 誰であろうとも適うはずが無い。春菜は仕上げとしてカラーコンタクトをはめた。 染めた髪と目の色で自分が日本人だとは気付かれないだろう。 まるで絵本に出てくるお姫様だ。そう、今の春菜は春菜ではない。 セラ=ハールマン 200歳、吸血鬼。 そういう設定なのだ。 はて、と首を傾げる方がいるかもしれない。何故そんな事をするのかと。 少女にとっては大真面目なのだ。いやむしろ、当然の行為といえる。 好きな人の好みのタイプ・・・ロリババァ それを聞いた時、少女は己を偽る決心をした。 経験の浅い少女には他に考えが浮かばなかったのだ。 彼を偽ってる事に罪悪感はある。本当の自分を好きになって欲しいという想いはある。 でも、それを話して彼の側に居られなくなったら? 臆病な少女は、その先を考える事が出来なかった。 「ちょっといいか」 「セラ様? こんな昼間に珍しいですね」 「うむ、真祖は陽光の下でも歩けるのだ」 今はただ、この関係を続けていこう。 この時間を大切にしていこう。 (……そうだ) 寝っころがる彼の頭上を、素知らぬ振りで跨いでみたらどうなるろうか。 幼い身体に隠された大人の主張に、彼はどう反応するのだろうか。 春菜はそれを想像すると口元に笑みを浮かべた。 年相応にふさわしい可愛らしい笑顔。 世田 春菜(11歳) 好きな人が変態でした――― やっぱり続かない、黒下着最高 I got it ! I got it ! I―――
93 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/25(月) 21:50:54 ID:waiZ1CaZ
おいwww ていうかセラ様やっぱりTRPGオタw
SWのダメージ決定法とか、誰がわかるんだよwwww
キャーセラ様ー
セラ様、小悪魔・ドSタイプに見せかけつつ、なにげに尽くすタイプだよねw
チート魔剣クラスの美しさなのは、以前見た漫画でわかるが・・・。 それを維持する為の努力たるや、想像すると涙がちょちょぎれるぜw
数日に一回のスパンで、こまめに身長を測るセラ様 身長が伸びてた時に、喜んでいいのか困った方がいいのか複雑なセラ様 そして、全く気がつかない変態
(つ∀;)ナケルナー
ぼくのかんがえた すうねんごのせらさま @.何時まで経っても体が成長しないことに気がつく。なんと本物のロリババァになってしまった! A.「俺が好きなのはロリババァじゃなくてお前なんだ!」成長した世田 春菜と変態が結ばれるEND B.「ちくしょう俺の純情を弄んで騙してたんだな!このビッチめ!」成長するロリババァなどロリババァにあらず。セラ様は呆気無く捨てられる。現実は非常である
>>100 俺は一番近いトコでいえば、1で想像してたぜ
102 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/26(火) 00:04:33 ID:yDIEcPhE
C変態の嗜好の変化に合わせて豊胸手術を受ける
だがちょっと待って欲しい ロリババァが好き=変態というのは早計ではないだろうか いったい何の問題があるのだろうか
ロリコンかつ潜在的マザコン
そして ロリ好き=変態というのも早計ではないだろうか いったい何の問題があるのだろうか
おい何言ってるんだ、どう考えても変態だろう でないと変態と罵ってもらえないだろうが
107 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/26(火) 20:47:56 ID:yDIEcPhE
× ロリババァ好きは変態 ○ セラ様の思い人は変態
108 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/27(水) 02:04:32 ID:isdKbUrX
,. ''"゙ヽ. ,. ''"¨゙ヽ i. r‐ 、,. '''"¨ ̄ ̄¨丶、r.‐、. i ゙、 .>'´ __ ヽ、' .ノ / ´ ̄` '¨¨¨゙ヽ ヽ' . / ● ● ゙、 . ,' _ ', ロリババァ好きは変態じゃないよ . i i´ ヽ i 仮に変態だとしても i __...>-、‐'" ,' 変態という名の紳士だよ .. ',/ 、 _ハ、_... / / 、 丶‐''"-ニニ´ / ./ ヽノ / -、__ノヽ、‐- --‐‐'''" \
紳士なら何も問題はないな これで爵位があればセラ様によりふさわしくなる 光と闇があわさり最強にみえる
110 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/27(水) 18:59:04 ID:zr0bfCFm
年寄りって、お金を数えるときとか、指先を舐めるよね。 駄菓子屋とか行くと、それが嫌で仕方なかったんだ。 でも、店主がロリババァだったら、もうツユダクにしてくれって思った。 むしろオマンコの汁で指先を湿らせてくれって願った。
財布忘れたから身体で払うよ!
androidマーケットでの小説サイト第一号的なの狙ってるのかな? なろうと比べるとまだ貧弱な気がするけれど
113 :
創る名無しに見る名無し :2010/10/30(土) 23:59:32 ID:uwHKfddt
いまさらながら、wiki更新壮絶に乙
セラ様人気投票暫定四位記念カキコ
ロリババァ図鑑、151匹揃うかなっ!?
いつの間にか500匹以上に増えてそうだなw
思ったんだが、俺らはロリババァに使役される側の存在じゃないのか?
使役? それは我々の業界ではごほうびとルビが振ってありますです。
ゴホウビ 蔑みの目 ゴホウビ 踏まれる ゴホウビ 罵られる アーティファクト 使用済みの下着
うおおおおおおおおあと一票でベスト3タイだ! 者どもかかれーーーい
何かと思ったらwikiの人気投票かよ、いつの間にかあるのな ハルトさん相変わらず強いな
ちくしょう、どこだかわからないぞ
一応言っておくと創発wikiの方
ありがとー
ところで、まもって守護月天のキリュウはロリババァだろうか?
長い生命をもつ精霊は広義的に解釈するならロリババァだな 長命だけど外見は少女なら、ロリババァなんじゃないかな
セラ=ハールマン、世田 春菜(11歳)は週末の逢瀬を欠かさない。 本来ならば毎日といきたいところではあるが、それでは学業に影響が出る。 友人に彼の事が明るみになるのも避けたい。 なにより、彼に正体がばれる事は絶対に回避しなければならない。 彼が本来の自分ではなく、仮初の自分が好きなのだとしても、それが愛する人の幸せならばそれでいい。 武士道とは死ぬ事と見つけたり。乙女道とは恋焦がれる事と見つけたり。 我、齢二百歳の吸血鬼となりロリババァとして―――生きる。 セラ=ハールマンはロリババァ也。 これはちいさな恋の物語――― 「セラ様、来週空いてますか」 「ふむ、いったい何だ」 いつものように彼の家に居たある日、セラは彼に尋ねられた。 寝転がる彼の背中に足を乗せて、ソファーでくつろぐ姿勢を崩さずにセラは耳を傾けた。 視線はTVから外さない。レンタルのDVDが気になるのだ。 「いや、来週食事でもご一緒にどうですかな、と」 食事、という言葉にセラは反応した。視線を彼の方へとうつす 「ほう、食事とな」 「ええ。あ、でもセラ様って昼間大丈夫でしたっけ」 「案ずるな。真祖は陽光を物ともしない」 「それは良かった! じゃあ来週二人で食事に行きましょう!」 「うむ、貴様如きの企みなぞ拒絶してもいいのだが……お前は運が良い。行ってやらん事も無い」 「おお! ああ! 有難う御座いますセラ様! では来週の昼に駅前で待ち合わせましょう」 うむ、とセラは頷いて足を彼の背中から離した。 そのまますたすたと部屋から出て行こうとする。 「セラ様?」 「今日はこれで去る。また会おう」 バタン、と扉を閉めてセラはその場を去った。彼の家から出て自分の家へと急ぐ。 ただいまの挨拶ももどかしく自分の部屋にあるPCの電源を入れてキーボードを叩く。 「彼とのデートの最中クチャクチャ音をたてて食べるとどうなるの? と……」 ディスプレイにはキーワードの検索結果が表示されていく。 『マジレスすると食べ方が汚い♀は醒める、ていうか台無し。お前のマナーでデートがヤバい』 週末まで残りたったの数日間しかない。 春菜は彼の前で失態を演じないように、様々な事を身に付ける事にした。 ロリババァがそんな事も知らないとしったら、彼はどんな表情を浮かべるだろうか。 (……よし!) ロリババァは無敵なり。 幼女の可愛さと熟女の知識を兼ね備え、さらにその能力を上回る。 そして、その姿はギリシアの彫刻のように美しさを基本形とする。 そういう設定なのだ。 彼の信じる偶像を崩さない為に、世田 春菜は努力を欠かさない。
その日はいつもより早く起きた。 皺一つ無い衣服、整えられた髪、手入れされた肌。 身だしなみは万全だ。 ポシェットの中には万一に備えてコンドームが入っている。後ろに備えてローションもある。 連戦に備えて眠気覚ましとドリンクも用意した。 準備は万端だ。 完璧だ、完璧すぎる。今の春菜は何があっても対応できるだろう。 例えるなら今の自分のスタイルはタタラ・タタラ・レッガーといったところだろうか。 「すいませんセラ様、ずいぶんと早いんですね」 「うむ、年長者をまたすとはいい度胸だ」 春菜は彼よりずっと早く待ち合わせ場所についた。 それも予定よりずっと一時間もはやく。 待ってる間、来なかったらどうしようとか急な予定が入ったらどうしようとか、悪い考えがぐるぐると頭の中を駆け巡っていたが、彼の姿を見ると消えうせた。 内心の喜びを押し殺し、春菜は尋ねた。 「して、食事の店はどこだ」 「ええ、こちらです」 彼は春菜を案内しようと先導していく。 本来ならば手を繋ぎたいところなのだが、孤高というイメージが先行しているために春菜からは手を差し伸べる事が出来ない。 彼からアプローチをして欲しいところだが、箱入りロリババァのように自分を崇めているので、おそらく差し伸べてはこないだろう。 だが彼とこうやって休日の街を歩いている。彼の家から外、まずは一歩前進である。 たとえそれが仮初めの自分との距離だとしても。 「着きましたよセラ様」 案内された場所は店ではなかった。何かの施設、会場であろうか。 中で催し物が開催しているらしく次々と人が入っていく。頭上の看板にはこう書かれてあった。 『秋の味覚フェア ○○○10周年感謝祭』 「感謝…祭?」 「ええ。今日はここでケーキバイキングやってるんですよ。二人組みじゃないと駄目なんですけどね」 なんだ、と春菜はため息をついた。そういえば詳細を聞いてはいなかった。 二人で休日の会食と思ってはいたが違ったらしい。 「あ、あれ? ひょっとしてお気に召しませんでした?」 「……いや、金の無い貴様の事だ。こんな事だろうとは思ってはいた」 はあ〜と大袈裟にため息をつき、横目で彼を眺める。 だが食事には違いない。ムードは無いが仕方が無い。 春菜は表情を取り繕い、澄ました顔で答えた。 「だが、私に奉仕しようとする下僕の考えは尊重しよう。……我ながら甘いが見逃してやろう。 許してやる、余興につきあってやろう……だが、わかってるだろうな?」 「ハイもちろん! 支払いはまかせてください!」 彼は満面の笑みを浮かべながら、バリバリと財布を取り出して係員に会費を支払った。
「さあ中に入りましょうセラ様! 早くしないと始まっちゃいますよ!」 そういってぐいと春菜の手を引っ張る。 (あ……) 嬉しくて、おそらく自分の行動に気がついていないのだろう。 彼が自ら手を繋いで、春菜をぐいぐいと引っ張っていく。 彼の嬉しさが、温もりが手を通じて伝わってくる。 春菜はうっすらと微笑み、彼の手を握り返した。 「そう騒ぐ事もあるまい、ガキか貴様は」 「ははっ、セラ様にくらべれば子供ですからね俺は」 「ふん、レディにむかって年齢の話をするなどとは、私刑だな」 彼と軽口をかわしながら催し物の開催場所へとむかう。 どうやら今日は、良い一日になりそうだ。 彼と春菜が中に入った後、一組の男女が姿を現した。 年の離れた兄妹、いや親子だろうか。 茫洋とした壮年男性と、快活そうな少女。 男はのほほんとした表情を浮かべてはいるが、それは顔だけで飄々とした風貌を漂わせていた。 少女は長い髪を二つに分けて結び、愛くるしい顔をくりくりとさせている。 これからおこる出来事に興味津々といった感じだ。 係員が男の姿を見かけると顔色を変え、すぐに上司へと連絡する。 やがてやってきた上司は男にむかって一礼した。 「これは柏木様、仰って頂けば迎えにあがりましたものを……」 「いや、今日の私は料理家でもなんでもないよ、用があるのはこの子さ」 どうやら大層な人物らしい。 畏まる上司に対してその男はひらひら手を振り、気にするなといった格好をする。 「今日ここで○○○社の催しがある事を思い出してね、連れと一緒に来たわけさ。 なにしろ美味しいからね」 「は、はい、ありがとうございます!」 自社の品を誉められて上司は笑みを浮かべた。 この柏木という人物は、料理界でその舌と腕を振るう業界では知らぬ者がいない大物だ」 その人物からのお墨付きを得る、嬉しい事である。 押し付けられるように柏木から渡された会費を受け取りながら、上司は呟いた。 「では中へ……柏木様の舌に合うと良いのですが」 「いやいや、だから用があるのはこの子さ」 柏木はポンポンと少女の頭を撫でた。 「ね? クリーシェさん?」 「ええ」 クリーシェと呼ばれた少女は、ニッコリと微笑んだ。グゥ、と腹がなる。 「見せて貰いましょうか……○○○社のケーキの美味しさとやらを!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ to be continued……?
130 :
創る名無しに見る名無し :2010/11/07(日) 21:16:52 ID:pp9y+oGV
セラ様リアルロリババァと遭遇するの巻w でも発子さん、全然ロリババァっぽくないからなあw
まさかのコラボがきたこれwww しっかし、ホント春菜ちゃんは健気やわ・・・(涙
あと、春菜ちゃんはどんだけ深いTRPGプレイヤーなんだよ! ぐぐるまでわからんかったやんか!w
まさかの遭遇ワロスwwww
134 :
創る名無しに見る名無し :2010/11/08(月) 23:20:00 ID:UJwQDdFs
以上避難所から代理レス
うっひょおおおおお! 絵師様ktkr! 1/3という事は期待して世炉心ですね!
やっべ、かわいい。 超かわいい。 まゆげだけ黒いのが実にいい。 わかってる。 しかし、この変態(おにいちゃん)早く何とかしないと・・・。
てっきりトマトジュースを血と男に偽って飲んでるものと思ってたが……
だから、 「そんな誰の物とも知れぬ血ではなく、俺の血をこの首筋からさぁ!受け取ってくれぃ〜♪」 (なぜかSURFACE調)という感じなんじゃなかろうか?
このスレでも人気投票したいなぁ……
セラ様何を読んでいるんだろう…?
SWリプレイの最新刊だな。今確認して激しくワラタwww どんだけTRPG好きなんだw ロール大好きだから、吸血鬼にもなりきれるのかw
>>129 なんか変だとずっと思ってたけど、ようやく理由がわかった
ちゃんと「クリーシェ」って呼ばれとる!!
すげえ! クリなんとかさんがちゃんと呼んでもらえてるの初めて見たかもしれない!
クリ・・・クリープさんだったっけ?
ロリババァ一覧、ちょっとだけ追加完了 つうか、あのページ、1000行超えちゃってるんだけども、ページ分けとか考えた方がいいのかな
147 :
創る名無しに見る名無し :2010/11/15(月) 23:25:20 ID:DYsE3RXz
いつも乙! 情報かなり充実してきてるもんなw ジャンルごとに分けるとか?
アダルトと一般の区分けぐらいはいいかもしれない まとめ人様はいつも乙なんだぜ
数えてみたけど、紹介されてる数が160超えてるぞ
>>115 カントー図鑑は完成したな!
>>147-148 サンクスー
つっても、俺はメインのまとめ人というかwikiの管理人さんじゃないけどねw
管理人さんのロリババァにかける情熱は、相当なもんだぜえ……この場を借りて乙を
>>148 その分け方は俺も考えたw ざっくり二分できるし
とはいえ、俺が勝手にページ作っちゃうのもアレなので、ここで話を振ってみようかな、と
管理人さんも見ててくれるといいんだが……
>>149 マジかw
ロリババァ300人 対 変態紳士10000人 創発映画「300」という電波を受信した
5VS65億ですね
>>150 編集お疲れ様です
ページはご自由に作ってください
154 :
創る名無しに見る名無し :2010/11/16(火) 17:51:42 ID:eHyUQFjp
バンディッド霧崎様さえいらっしゃれば、どれだけ敵が迫ってこようとも心配ないな
ほーっほっほっほ 誰ぞわらわの名を口にしたかえ? 何十週ぶりぞ
そのお声は伝説のロリババァ、バンディッド霧崎様! これでこのスレも安泰だぞ!
「はっはっは、さすがの霧崎様もこうなっちゃ多勢に無勢って奴か? ええ?」
「くっ……こんな奴に……」
バンディット霧崎は自分を嘲笑する男を睨みつけるが、
手足は男たちに押さえつけられ身動き一つできなかった。
顔をなんとか動かして辺りを見回すと、他のロリババァ達も制圧されたようだった。
迂闊だった。
まさか和平の証としての貢物に毒が入っていようとは。
ロリババァ達は痺れ薬を混ぜられたMAXコーヒーを飲んでしまったのだった。
勝利の宴の中次々と痺れを訴えるロリババァ達、そこへ変態紳士共が強襲してきたのだ。
満足に動く事が出来なかったロリババァ達は易々と捕獲されてしまう。
ハルトシュラーにいたっては昏倒しているという間抜けぶりだ。
これからどうなる事か。それはわからない。
バンディット霧崎には嫌な予感しか起こらなかった。
内心の暗い気持ちを払拭し、霧崎は男に尋ねた。
「ふん、それでこれからどうするというのだ?」
「声が震えているぜ霧崎さんよ? まあ、やる事は決まってるがな……」
へへ、と男は口の端を歪めて嫌みったらしく笑った。
周りの男たちもつられて下品に笑う。
男はつかつかと霧崎に近づくと、ワンピースの胸元にナイフをあてて、一気に振り下ろした。
ビリビリと衣が切り裂かれ、霧崎のワンピースが真っ二つに裂ける。
「キャアアアーーーーッ!」
「おっと、可愛らしい声も出来るじゃああないか霧崎さんよ……」
男が顎をしゃくると、押さえつけていた男たちはワンピースを剥ぎ取った。
霧崎も抵抗しようとするがそれは無駄な試みだった。
白い肌と白い下着が露になり、周りから口々に嬌声があがる。
無理やり肩口を押さえつけられ、跪くような格好を強制された霧崎の目に、
羞恥と屈辱の涙が浮かんだ。
その霧崎の顔に、反応を愉しむ様にぺちぺちと男の怒張が押し付けられる。
先走りを頬にこすり付けながら、男は霧崎にむかって宣告する。
「犯る事はひとつ、男の浪漫だろ……常識的に考えて」
男は霧崎の顎に手をかけ、無理やり口を開かせると
(省略されました・・続きを読むには下のURLをクリックしてください)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281096529/l50
絵が見られないでござる
ロリババァ一覧のページ上での画像は、ウチの環境(win XP)だとIE、火狐、chrome、Operaどれでも見れました もし一覧のページでも画像見えねえよ、という方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると幸いです
firefoxだけど見られるよ。
>>160 のURLは最初見られなかったけど、今は何故か見られる。
Wikiから見るぶんには問題ないかと。
三つ編みロリババァと聞いて某ロリと一文字しか違わないスレから光の早さで明日へダッシュしてきましtイィヤッホォォォォォォォォォォォゥ!!
>>162 ブラボー! おおブラボー!
キリっとした目が素敵すなぁ!
フィィィィィィィッシュ!! さすがのダッシュ力だぜ、ありがとう!w
俺も火狐だけど、まだ見られないな どうしてだろう でもまあ、ロダの方から見られたし、 ヽ○ノ 「まあいいか!」 / ノ)
三つ編みにロリ、さらにババァときたら食いつかざるを得ないよ! それとロリババァスレの皆さん、wikiに拙作のロリババァを載せてくだすってありがとうございます!
>>168 マジすか……
今後も、ロダと併用していった方がよさげですな
>>169 こちらこそ、ロリババァの出て来る話を書いてくれてありがとうと言いたい!
>>170 いやぁ、ロリババァ出したのは趣味ですしw
これって誰でもアイコン描いていいんでしょうか?
全然オッケーですよ! むしろウェルカムですw アイコンは今回、俺が試験的に始めたばかりのことですしw wikiの編集方法が分からない時は、言ってくれればこちらで追加しますー
>>173 了解です!ぼちぼち気の向くままに描いていきますw
おおおw 期待してお待ちしてますw
何このスレwww 手書きでロリババア描きたくなった
ウェルカム どんどん描いてくれちゃっていいんだよ! むしろ描いてくださいw
物書きがSSを投稿する 絵描きが絵を投稿する つまり……挟み撃ちという形になるな
ロリババァのアレやソレを挟み込むと聞いて IDにSSとはまさに適任じゃないか……
マジだ なるほど、じゃあ頑張らねばならんな
wikipediaに「ロリババァ」の記事を作ろうとしているんだけど中々申請が通らない……
利用者:多摩に暇人 こいつか
>>183 紙媒体でロリババァという言葉を説明している資料を提示できなかったのが問題じゃないかと
185 :
創る名無しに見る名無し :2010/11/18(木) 22:53:53 ID:9osNy+Sz
せんせ〜
黒瀬さんが、先生と知っているとは、なかなかの猛者の予感……! 足洗邸って読んでる人どんくらいいるのかなw
>>185 仕事早いw乙です。
足洗邸は1巻まで読んだとこで積み中だ。続きも読むか
おお、ここにも知ってる人がw 黒瀬さんは3巻から登場ですよ(8巻ではついに表紙に) 基本ウザ可愛いんですが、端々で良いギャップを見せてくれるので是非に
アイコンきたこれ 諸々の形を踏襲してもらって、ちょっと嬉しいw 手に持つ物から、背景色に至るまでみごとなおミカン責めですなw そして、この実に良い笑顔よ……! 調べてみたけど、4巻発売記念であると同時に、1巻発売から1周年でもあるのね 実にめでたい
原作は見たことないが、 こんなに可愛い幼女がロリババァのはずない!
いやいや逆だろう こんな可愛いキャラがただの幼女なはずがない
そうだな!こんな可愛いロリババァが幼女なはずない!
wikiがどんどん充実していくw
>>115 >>149 の流れで一覧見ながらポケットロリババー妄想したけど、
どいつもこいつもゴーストタイプかエスパータイプばかりでゲームになりそうにない。
草タイプとかも味があってなかなか
草タイプ……廉子ばあさんくらいしか思いつかないぜ
タイプ1:吸血鬼 タイプ2:恥ずかしがり とかでいいんじゃないか
ロリババァは おうふくビンタをつかった! こうかは ばつぐんだ!
ロリババァは せいちょうをつかった! こうかがないみたいだ
ロリババァは あなをほる をつかった! しゅじんこう の おしり が たいへんだ!
婚活ロリババァ
「特技はイオナズンとありますが」 「うむ、長年生きていると神通力を得てな」 「年齢が300歳となっていますが」 「嘘は書いてない」 「望む結婚相手は、年上の男性と記入されてますが」 「やはりぐいぐいと引っ張ってくれる殿方でないとな」 「帰れよ」
もう元のコピペほとんど関係ねえじゃねえかw
「む?妾を怒らせてよいのか?使ってもよいのだぞ。イオナズン」 「使ってみろよ。満足したら帰れよな」 「……運がよかったの。今日はMPが足りぬようじゃ。MPが回復するまで主に世話になろうかの」 「帰れよ」
「帰れと言われても・・・妾がここに来て丁度一週間じゃな?」 「そうですが」 「クーリングオフ期間はおしまいじゃ。もう返品はできんぞえ」 「なん・・・だと・・・」
クリスマス、それは聖誕祭 良い子にはサンタクロースが、良い紳士にはロリババァが来ます もちろんミニスカです しゃがめば見えます さあ! ロリババァが貴公の欲望(ねがい)をかなえちゃったりするかも!
ある住民は賭けにでた。 ||\ /|| ||:. \____________/ || ||. | | || ||: | | || ||: | | || ||: | ;''"゙''" ;''"゙''"゙.... || ||: | ;;''"゙''"゙.、;;:〜''"'' || ||: | ('A`) ;; ,,..、;;:〜''"゙'' || ||:. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ( ヘヘ ,,..、;;:,,..、;;:〜'''' || ||/ [___]' \|| クリスマスの日まで一酸化炭素が部屋に充満する前に 見知らぬ愛らしいロリババァが「お前と祝おうと思ってな、清童」って 玄関からお邪魔してくることに、生死を賭したのだ
:::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::...... ... --─- :::::::::::::::::::: ..::::: . ..:::::::: :::::::::::::::::...... ....:::::::゜::::::::::.. (___ )(___ ) ::::。::::::::::::::::: ゜.:::::::::::: :. .:::::。:::........ . .::::::::::::::::: _ i/ = =ヽi :::::::。::::::::::: . . . ..:::: :::: :::::::::.....:☆彡:::: //[|| 」 ||] ←::゜:::::::::: ...:: ::::: :::::::::::::::::: . . . ..: :::: / ヘ | | ____,ヽ | | :::::::::::.... .... .. .:::::::::::::: ::::::...゜ . .::::::::: /ヽ ノ ヽ__/ ....... . .::::::::::::........ ..:::: :.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... .. :.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ...... :.... . ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. . ... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ .無茶しやがって…... .... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ... .. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ... 三三 三三 三三 三三
流れるような連携プレイwww
糖尿病ロリババァ。 甘いおしっこがナウでヤングな若者にバカウケ。 糖ロバ「の、飲むなよぉっ!」 男「美味い! もう一杯!」 糖ロバ「やめろー!」
「“めんす”もまだ来んわ」
こないんじゃなくてもう終わっ…… ぐふっ
「すまんのぅ、やや子は授かれぬ……」
217 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/08(水) 02:58:53 ID:tYQ3YCZ7
保守
219 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/08(水) 23:27:38 ID:XDXYSCSy
漫画期待
セラ様の話いじくってたらなんだかもう別物っぽくなったぜ せっかくなので投下します
「あの男には……気をつけよ……。」 ピピピピピピピピピピピピ……。 けたたましい目覚まし時計の音に、少女は目を覚ました。 夢の最後に誰かの声が聞こえた気がしたが、その内容は思い出せない。 まあ、夢の話なんてどうでもいいことだ。 今日は土曜日。念願の休日。 “彼”に会える数少ない日なのだ。 少女の名は世田春菜。 ごく普通の小学生である彼女には、あまり普通でないと思われる“習慣”がひとつだけあった。 彼女はとある青年に恋をした。 思春期の成長は男児より女児の方が早い。 この年頃の少女が大人の男性に憧れること自体は、よくあることだ。 ただ、その青年は少し変わった性嗜好を持っていた。 ロリババァ。少女の姿を取りながらも、永い歳を重ねてきた女性。 青年はそのロリババァに、異常なまでの情熱を傾けている。 ゆえに、春菜は、200歳の吸血鬼・セラ=ハールマンを騙って彼に近づいた。 それからというもの、春菜は休みさえあれば変装して彼に会いに行くのだった。 青年の家へと向かう途中、春菜は不意に声を掛けられた。 「あれ、セラ様。」 彼こそが、誰あろう意中の青年その人だった。 いつもは家で待ってくれているはずなのに。 緩んだ顔を見られたかも。まさかバレないよね。不安が胸をよぎる。 「今買い物に行くところだったんです。よかったらご一緒しませんか?」 「う、うむ。貴様がそう言うのであれば。」 どうやら杞憂だったようだ。 青年は人通りの少ない路地裏をずんずんと進んでいく。 最初は素直に付き従っていた春菜も、さすがに不審に思うようになってきた。 「おい、本当にここが近道で合ってるんであろうな?」 青年は無言で立ち止まった。 そして、春菜に背を向けたまま懐を探る。 振り返った時、彼の手にあったのは、一本のナイフだった。純銀でできたナイフ。 「な……!」 春菜は芝居など忘れて後ずさった。 当然だ。自分は本当は何の力も無い、ただの小学生なのだから。 一方の青年は、ナイフを突きつけている側にもかかわらず、何故か悔しそうな顔をしている。 「目覚めなければ、もっと一緒にいられたのに……。」 彼はそうつぶやいた。 そして、ナイフを力いっぱい高く掲げた。
「ただいま。」 春菜は自分がそんなのんきな台詞を吐いていることにに驚かされた。 そして、今がその台詞を使うのにふさわしい場面――つまり自分の家の玄関をまたいだところ――であるということにもまた驚かされた。 記憶の上では、ついさっき、まさに青年に刺されようというところだったはず。白昼夢でも見たのだろうか。 「おかえり。春菜、ご飯できてるわよ。」 母親の声で、春菜は自身の空腹に気付いた。 「はーい。」 変な話をして心配されても困る。この場は流れに身を任せようと、春菜は決めた。 真夜中。上も下も無い真っ暗な空間の中で、春菜は少女と対峙していた。 春菜にはその少女の名前がすぐに浮かんできた。 「セラ=ハールマン。」 毎週鏡越しに見慣れている、“変装した自分”だ。 「左様。」 姿に似合わぬ落ち着いた物腰でセラは答えた。 実際にロリババァという存在が有ったのならこんな風なのだろうか。 「でも、あなたは私が作り出した幻。」 そうありたい、という自分。 春菜はいつしか、ロリババァそのものにも憧れを抱くようになっていた。 そんな春菜に、セラは意外なことを言った。 「いや、逆、だ。」 言おうか言うまいか。セラは一瞬悩んだ。 しかし、どうしても言わなくてはならないことであった。 「“世田春菜”の方こそが、この吸血鬼の世を忍ぶ仮の姿なのだ。」 「11年前、ヴァンパイアハンター共に追い詰められた私は、吸血鬼としての力を一時的に封印し、転生する道を選んだ。」 最初は馬鹿馬鹿しい夢の話だと思っていた。 だが、春菜の心の奥底が、「セラの話は本当だ」と主張していた。 「偶然にも、あの男もハンターの一員だったようだが……。」 「ダメ。」 春菜は、次にセラが何を言おうとしたのかが手に取るように分かってしまった。 「……あの男、若い癖に相当な実力者だぞ。」 「ダメなものはダメなの!」 例え自分が偽物の存在であっても、この想いだけは本物であってほしい。 その思いが春菜を叫ばせた。 「しょうがない。明日一日、あがいてみるがいい。だが、いざというときは私が出るぞ。」
翌日、日曜日。 春菜はいつものように身支度を整え、いつものように青年の家に向かった。 玄関で春菜を出迎えた青年は、もうナイフを隠さない。 ゆっくりと春菜に近付き、春菜の身動きを封じ、ナイフを首に押し当てる。 春菜が抵抗しないことに、青年は違和感を抱いた。 口を開いたのは春菜であった。 「もう、戦うのは止めにしましょう?」 セラの真似ではない。春菜は春菜自身の言葉で語りかける。 青年は何もしていないのに既に100mを全力疾走したかのような息遣いだ。 それは、戦闘経験豊富な彼がいまだかつて体験したことのない状況におかれたことによる緊張から来るものだった。 彼はナイフに圧力を加えていく。 一滴、二滴。血がしたたる。 (おい、さっさと変わらんか!) (まだよ。まだ……。) 心の中で春菜はセラを必死に制する。 数秒後、静寂を破ったのは……ナイフが落ちた音だった。 「俺だって……本当は君を殺したくない。」 青年は力無く春菜を解放した。 「春菜ちゃん。」 「!」 彼が自分の名前を知っている。その事実に春菜は驚いた。 「あんな変装じゃあバレバレだよ。」 青年は寂しく微笑む。 「セラ=ハールマンの生まれ変わりを探す作戦だったんだ。でも、あんなにあっさり引っかかって、君は健気で……。」 思い出話や春菜への思いが口をついて出てくる。 彼はちゃんと、“世田春菜”のことを見てくれていたのだ。 一通り話を終えると、青年は真面目な顔で言った。 「この街から去って、仲間に『セラはいなかった』と報告する。」 それは二人の別れを意味する。 けれど、ハンターの組織の中で生きる青年にとって、それは提案できる最善の策だった。 春菜は、喉元まで出かかった否定の言葉をかろうじて飲み込んで、代わりにこう言った。 「ひとつだけ、お願いしていいですか。」 これまで振り回してきた彼への最後のわがまま。 青年は黙って首を縦に振った。 「キス、してください。」 一瞬、青年の心に疑惑が生じた。 でも、ここまできて騙し討ちも無いだろう。彼は春菜を信じた。 春菜の肩に手を回し、目をつぶるよう促す。 春菜がそれに従うと、二人の距離は一気に縮まった。 唇と唇が触れ合うだけの軽いキス。 けれども初めての春菜にとっては十分に甘美なものに感じられた。 「また、会えるよね。」 デパートで一人、夕焼けを眺めながら、誰に聞かせるでもなく春菜はつぶやいた。 (その時までには、もっと大人になれてるといいな。) バスが一台、街境の山を越えてゆくのが見えた。 (あ、そういえば言い忘れていたが、体のことならそれは無理だぞ。) 良いところで終わろうとした話をセラがぶち破る。 (それ、どういうこと?) (私が目覚めた時点で体の成長は止まるようになっていたのだ。) (えっ……ちょ、ちょっと! 家族とか友達とかにはどう説明するってのよ!) (知らん。まあバレるのは数年先だろうからじっくり考えればいいだろう。) (そんな無責任な!) 春菜の苦労はまだまだ始まったばかりであった。頑張れ春菜、負けるな春菜。 おわり
イイハナシナノカナー 最後のオチでw
これはこれで良い セラ=ハールマンではなく、世田春菜というロリババァが生まれた瞬間だからな
226 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/14(火) 00:36:51 ID:E0Z9B+Gc
変態が変態じゃない!?
変態から変態したんだな。
オレも年内に何かを造りたい…
ロリババァーンは、悪の秘密結社ロリコーンによって造られた人造人間なのだ! 脳改造の前に脱出し、ロリコーンの犠牲になる人を少しでも減らす為に、 今日も彼女は可愛く闘い続ける! 飛べ、ロリババァーン! けちらせ、ロリババァーン! 世界をロリコーンの魔手から救うのだ! 「……ふふふ、ロリババァーン……よくぞここまで来たな……」 「大首領ペドフィリデモアル! お前の野望もこれまでのようじゃの!」 「野望がこれまで? とんでもない……お前は私の計画通り、よく働いてくれたよ。 まったくもって計画通りに、ね……くっくっくっく……」 「な、何じゃと!? 何が計画通りなのじゃ!?」 「貴様が味方だと思っているアグネス博士が推し進めていた、新兵器ジポ砲の開発という 愚行……だが、お前というヒーローが現れた事で、世界はその流れに背を向けた。 まさに我らロリコーンが望む方向に、世界は進み始めたのだよ!」 「な……なん、じゃと……?」 「最早世界はジポ砲の予算を承認しない! 法案も通さない! これが何を意味するか! 即ち、我らロリコーンの怪人を妨げる物は何も無いという事!」 「……させぬ」 「ああん? 何か言ったかロリババァーン?」 「させぬと言ったのじゃ! ジポ砲の開発が妨げられようと、お主らロリコーンの前に、 わしはいくらでも立ちはだかる!」 「ふっ……何を抜かすかと思えば……これまで私たちが手加減していたことも知らず、 自らの力で全裸漢やマニアック漢達を倒してきたと思っているとは……涙が止まらんよ。 笑い涙だがね!」 「………………確かに、お主らは手加減をしていたのかもしれん」 「ようやくわかったか。私たちが本気を出せば」 「じゃが、それはしようと思ってしていたのか?」 「ぬ?」 「出せるのか、と聞いておるのじゃ……お主らロリコーンの、最も好む存在であるこの ワシに、お主らが自らの意志で本気を出せるのかと聞いておるのじゃよ!」 「な、何を言っているのかね? はっ、何なら、今すぐ証拠を見せてやっても構わんのだぞ?」 「ならばやってみせい!」 「お、おう、わかったよ……で、でも、もう用済みになったお前如き、私が手を下すまでもない から、ちょっと部下達、やっちゃってよ」 「部下? そんなものがどこにいる?」 「え? そんなの、私の背後に山と控えて……って、あれ? いない!?」 「貴様の部下とやらは……全てワシが懐柔した!」 「な、なにぃぃぃ!!!??」 「『お兄ちゃんたち、うらぎってくれたら、わたし……だいじなもの、あげちゃう!』と言ったら、 皆喜び勇んで裏切ってくれたぞ。後で秘蔵のポケモンカードを放出せねばならないのが 痛手じゃがの。必要な痛手じゃ、悔いは無い」 「お前それ皆絶対勘違いしてるに決まってるだろ! 後から暴動もんだぞ!?」 「ふっ……後は野となれ大和撫子!」 「意味がわからん!?」 「わしの百年分の集積がなされた知略を甘くみたのう!」 「……ちぃぃぃっ!! ならば、この私自らの手で……!!」 「お兄ちゃん……ぶつの? わたし、ぶつの?」 「……な、涙目上目遣い非難、だと……?」 「お兄ちゃん、そんなことする人じゃないって……しんじてたのに!」 「あ、あ……ああ……」 「もう嫌い! そんなお兄ちゃんなんか知らないんだから!」 「ご、ごめんよっ! ぶったりしないから安心して! ほら、アメちゃんあげるから!」 「わーいわーいアメちゃん隙有りっ!」 「ぐわらぼこべげはぁっ!!!!???」 「……ロリババァーン七つの技、その最終奥義……『小悪魔魂』(デビルだまし)」 「み、自ら造った者に……我らは滅ぼされる……の、か……ウボァー!」 こうして大狩猟ペドフィリデモアルは滅び、ロリコーンは壊滅した! だが、世界にロリが 存在する限り、いつか第二、第三のロリコーンは現れるだろう……世界からロリコンを完全に 滅ぼすその日まで、戦え、ロリババァーン、行け行け、ロリババァーン!
230 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/15(水) 02:22:43 ID:/KFntXsP
小悪魔魂(デビルだまし)!
ワロタww
ロリコンは滅びぬ!何度でも蘇るさ!
#2 だいにのしかく 世田春菜、20歳。国立大学に通うれっきとした女子大生である。 しかし彼女は、ファミレスに行けばお子様ランチをお勧めされ、 ファッションショップに行けば子供服のコーナーに案内され、 映画館に子供料金で入っても何も言われない。 彼女の体は11歳のまま成長を止めているのだ。 9年前、彼女の中に眠る“本当の自分”、吸血鬼・セラ=ハールマンが目覚めたことがそのきっかけである。 だが世間ではそんな真実を語っても頭のおかしい子と思われるだけである。最初は誰にも何も言わなかった。 何も知らない両親は、同世代の子供たちが成長していくにつれて、変わらない娘に対する不安が募っていった。 そこで彼らは一度春菜を病院に連れて行ったことがある。 しかし、どんな検査をしても春菜の体は健康そのもの。ついに原因は特定されなかった。 以来、春菜は周囲に「医者でも原因は分からなかった」と誤魔化すことで乗り切ってきた。誤魔化すといっても事実は事実だ。 「今日はここまでだ。来週のレポートは講義の初めに教壇まで持ってくるように。」 教授の合図に、教室内はわいわいがやがやと騒がしくなる。 (まったく、子供なんだから。) 春菜は周囲に対しての評価を心の中でつぶやく。 (貴様も同い年だろう。) 春菜の中にいるセラがそう返した。 セラは200歳を超える吸血鬼だ。 一方、春菜自身は20年前にセラが転生した際にできた新しい人格で、社会的な年齢通り20年の人生しか歩んでいない。 (それはそうだけど……。) 春菜が周りの学生と比べたのは自分自身ではない。年齢の上ではうんと大人なセラのことでもない。 春菜の“大人の基準”はいつも“彼”だった。 春菜の拙い芝居に付き合い、セラが目覚めたとき、吸血鬼の敵・ヴァンパイアハンターでありながら春菜を見逃した“彼”。 そしてなにより、春菜のファーストキスの相手、初恋の人のことであった。 (忘れた方が貴様のためだと思うがな。) 娘を嫁にやるまいと思う親のような台詞をセラが吐いたところで、この会話は打ち切られた。 春菜を呼び止める声があったからだ。 「春菜、今日、飲みに行かない?」 尋ねられた春菜は、パラパラと手帳をめくって今週のページを開く。 「うん、今日は予定開いてるからOK。」 「いらっしゃいま……せ?」 居酒屋に年端もいかない少女が一人で現れれば、この店員でなくても疑問を抱くだろう。 これから何を言われるか分かりきっている春菜は、店員が次の言葉を口にする前に運転免許証を差し出した。 「たっ、大変失礼しました! お席は……」 「連れが中にいるから自分で探します。」 「あいあいさーっ!」 店員のおかしな言動もスルー。もうこういうのにはとっくに慣れた。 店内に入ると、早速手招きがひとつ見えた。 「遅くなってごめん、さゆり。」 約束の相手、さゆりと呼ばれた女子学生は、既に酎ハイを手に唐揚げをつまんでいた。 「はい、春菜の分。」 「ありがとう。」 春菜は、さゆりに対して、他の学生とは違った印象を持っている。 何が違うのか言葉にはできない。ただ、漠然と、他の学生より“大人”の雰囲気を感じていた。 「店員さん! もう1杯お願いします!」 「……春戸先生の授業って……」 「……新刊のリプレイが……」 飲み、食い、語らい、夜は更けていった。
「あれ……?」 春菜は頭の痛みで目を覚ました。 見知らぬホテルの一室だった。水の流れる音が聞こえる。 とりあえず立ち上がろうとしてみたが、うまく体勢が取れない。 そこで初めて春菜は自分の置かれている状況を理解した。 手足は縛られ、下着姿でベッドの上に寝かされている。 しばらくして水の音が止んだ。 部屋の扉が開き、入ってきたのは、バスタオル一枚をまとっただけのさゆりだった。 「目覚めはどう?」 さゆりは拘束状態の春菜を見ても平然としている。 混乱と二日酔いの頭痛でうまく言葉を紡げない春菜。 ベッドのそばまで来たさゆりは、春菜の頬に片手を当て、うっとりとした顔で語りかけた。 「永遠の若さ、うらやましい。」 言い終えたとき、さゆりの目は鋭い眼差しに変わっていた。 この瞬間、なぜ彼女が他の学生と違うと感じたのか、なぜ“彼”と姿を重ねていたのか、春菜は理解した。 その目は、厳しい訓練によって鍛え上げられた、ヴァンパイアハンターのものだった。 ハンターは、その訓練の成果の一つとして、吸血鬼の気配を察知できるようになる。 セラの場合は春菜という隠れ蓑のおかげである程度気配を消すことはできるが、ここまで身近に潜まれていたのでは無駄だった。 いつの間にかまた穏やかな顔に戻っていたさゆりが次の言葉を口にする。 「私ね、レズビアンなの。」 春菜の背筋に寒気が走る。 「私のペットとして生きるなら、殺さないであげる。」 それは究極の選択だった。 (おい、いつまでこいつに付き合ってるつもりだ、代われ。) 身動きの取れない春菜を見かねたセラが助け舟を出そうとする。 しかし春菜はこれを拒否。 (また殺そうとするんでしょ。) (当たり前だろう。殺らなきゃ殺られる。) (私は殺すのは嫌なの!) (そうか、ならさっさと性奴隷にでもなるんだな。) (せ、せせせせせせ性奴隷!?) 「あら、真っ赤よ春菜。そんなに嬉しいの?」 自分の都合の良いように受け取ったさゆりは、さらに顔を近づけてきた。 春菜は、ついに覚悟を決めた。 かぷ。 「え?」 春菜はさゆりの首筋を力いっぱい噛んだ。血のにじむくらいに。 そろそろいいだろう、というところで口を離し、自分の唇に付いたさゆりの血をぺろりとなめた。 あっけにとられているさゆりに向かって春菜はこう言った。 「最大の武器を封じないなんて、ハンターらしくないね。」 にやり、と不敵な笑みを浮かべる春菜。攻守逆転だ。 「永遠の若さがうらやましかったんでしょ? 良かったじゃない。」 「あ……あ……」 傷口に目をやり、さゆりはうめく。 「あ、でもこれじゃあ組織に帰れないか。」 「う……」 さゆりは慌てて傷口を手で押さえる。そんなことは全く無意味だと分かっていながらも。 「大丈夫。さゆりは私が守ってあげる。」 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 最後の言葉で、ついにさゆりは陥落した。 泣きじゃくるさゆりに、春菜は小さな胸を貸してやることにした。
ホテルからの帰り道、セラは春菜に問いかけた。 (貴様、力を使えるようになったのか?) 血を吸った相手を仲間に変えるという吸血鬼としての力。 春菜もセラの転生体である以上、いつか身に付けるのは必然だった。 しかし、 (いや、全然。むしろ力があったらあの手は使わないって。) 春菜は笑顔で答えた。 (ただの演技だよ。) それを聞いたセラは感心するとともに恐怖した。 ハンターの多くは復讐を糧に吸血鬼を付け狙う。 そうでなくともハンターの仕事に誇りを持っている者がほとんどだ。 彼らは見逃がされることを殺されることよりも恥じる。 セラは長い戦いの中でそう学んできた。 春菜の“戦わない”というやり方は、彼らのプライドをもっとも傷つけるものであった。 (だが……) 彼らハンターも、訓練を積んだとてただの人間。いずれ必ず死がやってくる。 11歳のあの日までそれを当然と受け取っていた春菜には、その限りある命こそ守りたいものなのかもしれない。 (ん? 何か言った?) (いや。) 春菜の“優しさ”がいずれ残酷な凶器とならぬことを、セラはただ祈るしかなかった。 おわり
大学生になってもTRPG者かよ・・・吸血鬼としてより、こっちの業の方が深くね?w しかし、どシリアスだなぁ。好きだけどw
238 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/16(木) 15:48:48 ID:yJMUL9YC
吸血鬼とハンターが肩を突き合わせてTRPGの話っていうのもシュールなものがあるなw
239 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/16(木) 20:35:38 ID:os3GWxsD
ロリババァの出産シーンがみたす
だが閉経済みだった。
ライトノベル板にもロリババァスレが出来てた
ラノベの良ロリババァというと、廃棄王女のなんとかちゃんが素敵だなぁ ああいう子にお酒の席で逆セクハラされたい
244 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/16(木) 22:15:58 ID:yJMUL9YC
wikiの中の人のロリババァものラノベの詳しさはヤバい
245 :
光先生男。 :2010/12/16(木) 23:48:54 ID:c7pFmmBx
幸福追求行為活動で地球平和で人類統一でロリコンも多いに大真面目に一生懸命に許可するので眼堕夢も参加するので世界観を創造して思考しましょうよねー!?♪。
ガンダム?
247 :
代理 :2010/12/17(金) 11:28:36 ID:hfU2T+xk
春菜「世田 春菜です、今日はD&Dのシナリオを考えて来ました。午前中に説明で、午後から開始という流れになります。 ドミニオンとサンダーストーンを持ってきたので、もし時間が余ればそれでも皆さんで楽しみたいですね」 その他(ずいぶんと濃い少女だな……) 春菜「あ、よく誤解されるんですが、こう見えても成人してます」 その他「な、なんだってーーー!」
248 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/17(金) 14:34:46 ID:amSVEBhO
セラ様予想外の方向にキャラが向かってるなw
250 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/23(木) 02:34:09 ID:HLKmSP5T
俺ここまでアイコン描いてるロリババァ一人も知らなかったわw
DEATHヨネー……うん、次はもっとこう、メジャーなところを描きますw そして、ラノベ方面はwikiの中の人に期待したいw つうか、あの方、マジ詳しさが半端ないw
252 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/23(木) 02:50:39 ID:FQ0M2BoQ
漫画続編も期待しています
253 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/23(木) 02:51:12 ID:HLKmSP5T
あの人はマジでヤバいw
254 :
創る名無しに見る名無し :2010/12/25(土) 00:03:27 ID:fFDktfC/
メリークリスマス! ロリババァ!
ワシは禅宗なので、関係ないのう
いまさらだけどトップページ見てワロタ
ロリババァ、明日はコミケ二日目だよ。 一緒にビッグサイトへ行きませんか? ロロロロ、リ、ババババ、ア、ロロロロ〜。
なんかvipでやってるみたいね
年越しロリババァだああああああっ!
あけましておめでとう
261 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/01(土) 03:09:31 ID:Myso1DlH
あけましておめでとう
ロリババァは無敵也 老いることもなく、死ぬこともない 女の可愛さと熟女の知識を兼ね備える究極生物 美しさを基本形とするその存在に、誰もかなうはずがない だが――― 人の身でありながら、その存在へと近づこうとする少女がいた その少女の名は、世田 春菜 これはその少女のちいさな恋の物語――― 会場内に入ると、甘い匂いが春菜の鼻をくすぐった。 ところどころに備え付けてある丸テーブルには客たちが談笑しており、 奥に見える長テーブルでは係員達が矢継ぎ早にケーキと飲み物をそろえていた。 どうやらあそこから取ってきて食べるバイキング方式らしい。 「ささセラ様は座って座って、自分が取って来ますよ。何かリクエストはありますか?」 「う、うむ。まあ特にはないな、適当に頼むぞ」 了解、と尻に火がついた餓鬼のように彼は駆けていく。 残された春菜はキョロキョロと辺りを見回した。 こういう催し物だけあって若いカップルが多く見うけられる。 人目もはばからずに、彼氏が彼女へと食べさせている輩もいる。 自分たちも周りから、そういうカップルに見られているのだろうか。 それとも、仲の良い兄妹と思われているのだろうか。 (羨ましいな……) 彼氏が差し出したケーキを頬張る女性の姿を見て、春菜はそう思った。 そんな春菜のもとへ彼が戻ってくる。 「お待たせしましたセラ様!」 そういって向かい側に座る。 持ってきた皿には各種さまざまなケーキが盛り付けられていた。 皿のふちぎりぎりまで盛り付けられているそれを見て、春菜は呆れる。 「お前……こういうのは少しずつ持ってくるものだぞ。はしたないと思わんのか」 「え? まあいいじゃないですか! だってセラ様に食べて欲しいから!」 彼は満面の笑みでそう答えた。 やれやれと春菜は嘆息する。悪気がないから余計たちが悪い。 (……そうだ) 春菜は先ほどの光景を思い出した。 うまくいけば彼も同じ事をやってくれるかもしれない。 この好機を逃せばキャッキャウフフな展開はいつになる事だろう。 春菜はバクバクと高鳴る心臓を抑える。 今だけ、ここだけ、貴方だけ。やるしかない。 平静を装い、しれっとした顔で春菜は彼を見つめた。 「ふん、まあ良いわ。それでは貴様、さっさとそれを私によこさんか」 あ、はいと小皿に取り分けようとする彼の手をピシャリと叩く。 「あいた!」 「タワケが。知恵の足りない下僕はケーキを持ってきて終わりか」 「と……いいますと?」
キョトンとした表情をする彼に、春菜は咳払いをして睨んだ。 「私の手を煩わせるな。貴様が取り分けて食べさせろという事だ馬鹿め」 「……! こ、これは気付きませんでしたセラ様! 大変申し訳ありませんでした!」 雷に打たれたかのように彼は恐縮し、いそいそとナイフでケーキを切り分ける。 一口サイズへと分けられたそれをフォークで捧げ持ち、彼は恭しく春菜へ差し出す。 「ささ、セラ様。どうぞ」 「うむ」 ケーキを食べた春菜の口中に、甘い世界が広がっていく。 チョコでコーティングしたスポンジから生クリームが溢れだしてくる。 咀嚼する度にそれらは混ぜ合い、昇華し、舌を蕩かさんとする。 続けて食すと、今度はチーズケーキの芳醇な香りとシナモンのスパイスが口中を攻めてきた。 先ほどの甘味を打ち消して、更なる美味を引き立たせる。 少々練り込んである蜂蜜が実に心地良い。 次は品を変えて、シュークリームを頬張る。 柔らかい生地を齧るとバターの味がした。あともう一つ。 舌先に何か引っ掛かる物が有った。 どうやらナッツの類を一緒に練りこんでいるらしい。 甘味と香ばしさが力を合わせて脳まで駆け巡ってきたような、そんな感じを覚えた。 「いかがでしょうか」 「美味である」 素っ気無く答えた春菜の返事に彼は破顔した。 「あ、ありがとうございます!」 そんな彼へと構わずに春菜は食事を続ける。どれもこれも美味しい。 一番を決めろと問われれば、三日三晩は考えなければいけないだろう。 ふと、気になって春菜は尋ねてみた。 「高かったのではないか?」 「何がですか?」 「ここの会場の事だ。バイキングとは言ってもケーキひとつひとつが出来ておる。 おそらく人気もあるはずだ。チケットとか値が張ったのではないか?」 「あ、ああ、それですか」 へへ、と頭に手をやって彼ははにかんだ。 「まあよくある、先着何名様ご招待のそういったイベントなんですが。 セラ様はそんな事は気にしなさらないでささ、どうぞ召し上がってください」 「ふむ」 春菜は記憶の糸を手繰ってみた。そういえば彼のバイトが多い時期がある。 その時は時間が減ったのを少々悲しんだが、こういう事ならば合点がいく。 春菜はケーキを一皿取り分けて、彼へと置く。 「お前も食え」 「は?」 「嫌か?」 ケーキにフォークを突き刺し、一口サイズに取って男に突き出す。 「それとも、私のケーキは食えないと申すか?」
肩肘をついて微笑む春菜の姿に一瞬呆気に取られた彼であったが、すぐに返事をする。 「は、はい! いただかせて頂きます!」 「うむ。ほれ、あ〜ん」 「WRYYYYYY!」 吸血鬼が喉下に牙を突き刺すような大口をあけて、彼はケーキに喰らいついた。 もしゃりもしゃりと、噛みしめ味わう。 「どうだ」 「美味でございます!」 ふふ、と春菜は彼の無邪気な笑顔をみて、また微笑んだ。 「お集まりの皆様、本日は○○○社の秋の味覚フェアに御越し頂き誠にありがとうございます」 歓談を楽しんでいる会場に、係員のアナウンスが響いた。 春菜と彼も、食事をしながら耳を傾ける。 「皆様大変に楽しまれておられるとは思いますが、今日はひとつ、イベントを用意いたしました」 係員が皆の注目を受けると、片手をあげて会場の一方を指す。 そこには一段高い場所に置かれたテーブル群があった。 各テーブルの側には係員が控え、ケーキが並んだ皿を掲げている。 「すでに当社のケーキをご賞味とは思いますが、本日はもうひとつのイベント、 『ワンダフル!? ケーキバイキング』! ペアでいったいどれだけケーキを食べられるのか!? わんこ蕎麦ならぬわんこケーキ! 参加料などは頂きません、ここにお集まりの皆様なら誰でもOK! どうぞ今日の思い出に、参加してみてはいかがでしょうか!?」 アナウンスの声に合わせ、他の係員が一斉に拍手した。 ざわざわと、あちらこちらで話し合う声がする。 「ふむ、早食いとな」 「みたいですね、セラ様。出ますか」 「馬鹿をいうな」 フォークを皿に置き呆れた顔で春菜はいった。 「すでにケーキはたらふく頂いた。食べようと思っても入らぬわ」 おそらくそれを見越してのイベントなのだろう。 他の客を見ると、同様の声がちらほらと聞こえる。 そんな観客を促すように、係員は続けた。 「なお、上位の方々には粗品をご用意しています! 是非是非ご参加を!」 「粗品ですって、セラ様」 「粗品? 粗品如きでこのセラが動くとでも? ……はしたない」 じゃあ、と彼がいきなり春菜の手を握った。 不意をつかれた春菜は一瞬ドキンとする。 「俺が全部食べますから、一緒に出ましょう! そして一位になりましょう! 勝利の栄光を、君に!」 そういって彼が笑う。無邪気な行動。無邪気な言葉。 年上なのに、どちらが子供なのかわからない。
(……でも) 春菜は、そんな彼が好きになったのだ。 普段は彼の想い描く人物を気取ってはいるが、頼まれれば嫌とは思わない。 彼が喜ぶが好きだ。彼の側にいるのが好きだ。彼の全てが好きだ。 それならば、どうして断ることができようか。 内心の動揺を抑え、顔に出ないように取り繕い、春菜は答えた。 「……ふ、ふん、馬鹿馬鹿しい。本来ならばこのような戯れ事に付き合ってはおられぬが、 今日の私は気分が良い。我ながら甘いが許してやろう、見逃してやる」 「……と、いいますと?」 「一緒に参加してやると言っておるのだ、馬鹿め」 「ほんとですか!」 あまりのはしゃぎ様に春菜は苦笑した。 やれやれといった仕草で椅子にうつかかり、イベントの場所をみやる。 「そのかわり、ちゃんと勝てよ? お前が頑張るといったんだからな?」 「勿論ですとも! ではいきますか」 「お、おい」 ぐいと引っ張って、彼は係員へと走っていく。 よほど春菜に尽くせるのが嬉しいのだろう。 彼は嬉々とした表情を崩してはいなかった。 そして、後ろを振り返ればわかっただろう。 セラ―――世田 春菜も彼と同じ様に破顔していたことを。 次回 「 食うか喰われるか ケーキバイキング 」 to be continued……
間が空いて本当に申し訳ありませんが
>>127-129 の続き
明けましておめでとう
本年もロリババァ
おお、続き来た。 旧年中は大変ロリババァいたしました。 新年もよろしくロリババァいたしましょう。
ロリババアは数え年で齢を数えるだろうから、皆一斉に齢をとったんだろうな。
>>268 なんてこった、嫁の誕生日を祝い損ねたぞ!
>>266 バイキングの続き来た!
やっぱり背伸び春菜もかわいいや
大食い大会期待
トイレにはそれはそれはきれいなロリババァがいるんやで
赤い釣りスカートがよく似合う、おかっぱ頭の彼女のことか
273 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/08(土) 05:49:38 ID:qXVH8TbJ
ロリババァは孤独。 本当に孤独なら、いんたーねっとなんて使わないし! ロリババァ! 頑張れ!
274 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/10(月) 01:40:35 ID:NgYqqS/w
変態はセラ様の正体に気づいてるよ派 ├─気づいてるけど気づかないふりをしてるよ派 │ ├─今の蜜月を続けたいからだよ派(真性変態派) │ ├─ロリババァが目の前に現れたからだよ派(非ロリコン派) │ └─そこまでして自分を好いてくれる春菜には負けたよ派(純愛派) │ ├─大きくなってから付き合うつもりでいたよ派 │ └─若気の至りで、本気だとは思っていなかったよ派 └─ロリババァ好きでもないよ派 ├─春菜に告白された時に、断るための言い訳だったよ派 │ └─まさか本気にされるとは思わなかったから今更言い出しづらいよ派 └─実はロリコンだよ派 気づいてないよ派 ├─馬鹿だから気づかないよ派 │ └─真性のロリババコンだから気付くわけないよ派 │ └─本気でロリババァだと思ってるよ派 └─ロリババァじゃないのは分かってるけど、世田春菜だとは気づいてないよ派 └─ 勢いでヤッちゃったけど、この娘誰なんだろうと真剣に悩んでるよ派
そういえば、変態の名前ってなんなんだろう……
へんたい しんし ↓ たいへん しんし ↓ 田辺 真治 タナベ シンジというのはいかがだろうか
277 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/11(火) 12:08:22 ID:iP+ocKQB
上の投下で、俺の中の変態のビジュアルイメージが残念なガルマになったw
明けましたのでアイコン投下。「かみのみっ」よりフレデリカです。
http://loda.jp/mitemite/?id=1656 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
おれはかみのみっ1巻のフレデリカに対して
「せっかくのロリババァだけどあんまりキャラ立ってなかったなあ」とか思っていたら、
2巻では突如として余った袖+ロングスカート+エプロン常時着用のおかんキャラにクラスチェンジしていた……!
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何を見たのかわからなかった…
でも、このフレデリカを見たとき、言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このアイコンを作ったんだ。
279 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/11(火) 19:23:47 ID:iP+ocKQB
おかんキャラのロリババァっていそうでいないタイプだな あとでチェックしておこう
280 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/11(火) 19:37:05 ID:NRAr1Tmv
>>279 めだかボックスの人吉瞳先生
42歳で高校生の息子を持つ元心療外科医で現在高校一年生のロリババァだよ
42歳だとロリババァに含まれる場合は少ないんじゃないか? ババァっていうほどの年でもないし
ロリおばん
ただの幼女スキーなだけで、そういうお話書いてるのに、一緒に盛り上がってくれる同士がいないんだ…。orz あ、もちろんどちらかというとロリババァというか、ロリお姉さん的なんですが…。 たまにこのスレで幼女スキーもいるじゃないか! と癒されてます(´・ω・`)
ロリスレは訳の分からない流れになっちゃってるからあそこに投下するのは勇気いるわなw
賭けてもいいけど、ロリスレ監視してる奴はかなりいるはずだから、きっかけさえあれば前みたいな盛り上がりになるはずw 関係ないけど、スレタイ前の奴の方が好きだったなー YSSっていう名前に愛着感じちゃってるだけかもしれんけど
ああ、俺もスレタイは前の方がなんとなく好きだったナー あれ立てたの俺だけど
怖いから投下はできな…(゚∀゚ ;)
じゃあ突撃してみるか
ロリはきもいみたいな扱いされると傷つくじぇ〜…。 っていうか、ひっそり傷ついてきたのぜ…。 ロリはなぁ、ヒロインでも、付け合わせのたくあんでもないんだ! (いや、つけあわせのたくあん的扱いでも出てくればひゃっほいだけどもさ) ロリは主役を張ってこそロリだと思う!!
291 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/13(木) 18:53:19 ID:kCkJwWo7
>>278 おかん属性のロリババァ……だと……? アリじゃないか……!
ググってみて随分ぶっとんだ表紙だな、と思ったら、これ作者「悪魔と俺」の人かw
漫画の続きも期待してお待ちしてますとも
>>291 いよいよ創発キャラのアイコンきたこれ
やはり第一弾は閣下よ……! しかもジャケ風絵がベースとは芸が細かいw
どちらも投下乙です!
ロリババアとは? 黒子とか小神あきらとかキュアアクアとかはこれ完璧に違うだろ 10代の女子だし結局はただのロリじゃん?むしろロリ属性あんの? ロリババアってのは小萌先生とかマロン先生のことか? 年増のクセにロリぶってるようなやつ 定義としては合法ロリになるのか? むしろ、人外設定だがいかにもババアな賢狼ホロとか、 タユタマの鵺とか古手梨花が真の"ロリババア"なのか? エヴァンジェリンとかDCのさくらとか、 ババア臭が全面に出てこないババア?はどうすんだよ 結局はロリババアと合法ロリで使い分ければいいのか?
294 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/14(金) 01:17:15 ID:dLOJv0SY
見た目ロリで年齢はババァなのがロリババァ 実年齢がロリで口調だけババァとかは含まれない 人によっては、精神年齢も高くないとロリババァとは言わないみたいなこだわり持ってる奴もいる
人外設定で歳だけ重ねて精神年齢(口調)もババアなロリなままの肉体は?
296 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/14(金) 03:01:27 ID:dLOJv0SY
それは典型的なロリババァ
コナンの灰原もロリババア?
時空湾曲で現実世界では10歳だけど、精神世界において数百年閉じ込められた中二ロリはロリババァに入りますか
貴方がロリババァだと思った者がロリババァです。 ただし、他人の同意を得られるとは限りません。
ロリババァの裾野は広い
>>295 ,297-298
そういうタイプのロリババァを創作して投下しようと思ってる、って話なら俺は歓迎するぜ
だめえ!セラ様が発子に抜かされるぞ!総員戦闘態勢を解くんじゃない!
>>297 なんらかの事情で肉体が若返るタイプという意味ならばロリババァなのはいうまでもないが、本来もババァというほどではないのがネックだな。
際どいので各々の裁定に任せるしかないが、個人的にロリ姉くらいでも認定されることあるしロリババァ認定。
>>298 梨花ちゃまがロリババァ認定されてるから問題ないだろう。
中二なんてロリじゃないという方は知らない。
303 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/14(金) 20:29:05 ID:dLOJv0SY
>>301 しかし、発子さんもロリババァなのでロリババァスレ票は二分される内紛状態
むしろトップのハルト閣下もロリババァという群雄割拠ぶり
ならばロリスレに行って……!っと思ったが4位は少女ちゃんじゃないか…くっ……!
306 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/14(金) 20:51:46 ID:dLOJv0SY
ベスト3をすべてロリババァが占めているっていうw
創発wikiの人気投票は無期限なのでいつまでポチればいいのか
むしろ順位キープこそが、永久の愛にも似たなにがしかをだね……
そうか……一度は二位を譲ってやってもいいかもな。だが最後はセラ様が勝つのだ!最後っていつだ!
考えてみれば他のスレは文発祥が多い中でここのスレは絵描きさんが作ったキャラしか定着してないね
他スレだと文に絵をつけるのが多いけど、ここは絵に文がつくね
GOSICKのヴィクトリカちゃん
それはwikiに最初期から載ってる
セラ様トーナメント頑張ってください
「(と、とおなめんと……?)う、うむ。期待しておれよ」
「お主は馬鹿だのぉ……。 /etc/resolve.conf は自動で書き換わるから、 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 を編集しろと何度も言うたろうに……」 「この阿呆め、vi の使い方も碌に知らんのか。 どれだけ i をそこいらへ取りこぼせば気が済むのだ。 ほれみろ、また同じような syntax error が出よる」 「こらっ! そのサーバは監視を抜かずに reboot するな! お前のその軽々しい行いが、どれだけの携帯電話にアラートを送ると思っておる! 今は夜中だぞぃ!? ちゃんと物事考えてから行動するのじゃ」 っていう、IT系ロリババァが先輩だったら、俺、一生ついてくよ。
もちろん黒スーツにストッキングだよな そしてデスマーチ時に後輩のデスクにそっとココアを置いてくれるんだ
N88-BASICしかできないロリババァがいい
319 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/18(火) 21:50:29 ID:mLxCW2RE
日本語でおk
321 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/19(水) 11:33:44 ID:YXVfY9PC
スウェーデン始まったな
ある施設の、夜深く。 明りの落ちたその個室に入ったエプロン姿に透明な手袋を嵌めた男は、仕切りの役割をしている淡いピンク色のカーテンの内側に入る。 「――さん」 ベッドサイドの電灯を点けながら、寝具の上で寝息を立てていた幼い少女の名を呼んだが、反応はない。 それを気にせずヘルパーの男は近づき、布団をめくる。 成熟していたはずの肢体は、今また時間を逆行して、未成熟な物へと姿を変えていた。 著しい身体的退行症状。正式病名もあるが、一般に若返りと言う。最も放置すれば乳幼児になり、やがて生命活動を維持できなくなる。 深刻な病の一種だ。 小さな老女の身体に、その大人用のベッドは余りに小さく、不釣り合いな物に見える。 いっそ子供用にすればスペースも増すのだが、それは利用者の尊厳を著しく損なうことになる。 外見とは裏腹にみるみる身体能力の幼稚化していく彼女たちの最後の誇りまで奪う事は、現在では高齢者虐待と定義されているのだ。 「おむつ替えるよ」 長い睫毛に縁取られた瞼は、全く動かない。 淡いグリーン色のパジャマのズボンに手を掛け、事務的に引き下ろす。 手袋を嵌めた手でおむつのテープを外し、中を開くのと同時に、ヘルパーは臭いで失禁していることを悟る。 つるつると肌理の細かい肌。毛の一本も生えていない、鮮やかな桜色の恥部の下から、尿だけではなく、便の臭気も立ち上っている。 こうなると陰部洗浄の手間も加わる。夜勤のおむつ交換は時間との戦いだ。 「陰部を洗浄しますよ」 本来なら寝ている相手に言う必要もないのだが、癖で予告していた。一緒に持ってきたぬるま湯の入った瓶を幼女の陰部に流す。 それが終わったら利用者の身体の体制を変えながら、タオルで局部を拭っていく。 「あう……」 陰核を拭いている最中、喉からか細く幼い声が洩れた。気にせず便と尿で汚れたおむつをまとめ、バケツの中に放り込んだのだが。 「あ」 また利用者は再び排泄を始めていた。桜色の裂け目から尿がちょろちょろと流れ出し、水っぽい排泄物が肛門からにょろりと排出される。 良くあることだ。慌てずに敷布団の上のシートで排泄物をまとめながら、再び陰部洗浄を行う。 この作業中が一番排泄を促しているというのも皮肉な話だが、これを怠ると衛生上重大な問題が生じるため、やむを得ない。 便の量からして、今日は良く食事を摂ってくれたらしい。それだけでも良しとしよう。 「……ふぁ?」 寝ぼけた声と共に利用者が目を開け、こちらを見た。 「今おむつ替えてるんだ。すぐ終わるから、待っててね」 認知症状の進んだ彼女が理解できたかは怪しいが、大人しくしているので作業を進める。 汚れたシートも使用済みおむつと一緒にバケツに入れ、替えのおむつを着けていく。 最後のテープを締め終わり、ズボンを穿かせたところで声を掛ける。 「それじゃあまた」 と、言いかけたところで、幼女の姿をした利用者がヘルパーの手を掴んだ。 「……えへへ」 「――さん。もう夜だよ。早く寝ないと」 「んーんー」 満面の笑みを浮かべながら、利用者は何度も頷いた。気に入った男のヘルパーをすぐ拘束するのが、彼女の癖だった。 「――さん」 「ふふ」 基本的に男でも女でも、性欲が完全に消えることは生涯ないという。 認知症で理性の弱まった利用者の中には、このように性欲をダイレクトに表に出してくる者も多い。 と言っても、男女では性欲の質も大きく異なる。純粋に性行為を求める男性患者に比べ、女性は精神的な繋がりにこだわる。 しばらくこうしていれば、満足するだろう。 花のような笑顔でヘルパーを見つめていた少女の目も、しばらくすると細まり、やがて眠りにつく。 「ふう」 男性利用者に強姦される女性ヘルパーに比べれば随分マシだろう。 しかし男のヘルパーにとっても過酷な現場である。ちょっとしたことで理性が飛び、利用者を肉体関係を持ってしまう人も多い。 この患者は特別容姿に恵まれており、しかも性欲が旺盛なため、既に十人以上の男の首を飛ばしていた。 照明を消した後、道具一式を持って療養施設の廊下に出ながらヘルパーは思う。 「明日は我が身、か」 怒張した陰茎を鎮めるべく深呼吸をしながら、彼は次の利用者の部屋へと向かうのだった。
323 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/19(水) 19:41:28 ID:YXVfY9PC
おいリアルすぎんだろやめろ
まさかあのネタを拾ってくれたのか 嬉しすぎ悶えたw どっちにしろ俺が求めてた要介護ロリババァだ。乙!ー
VIPのロリババァスレ頑張ってたけど遂に落ちたか…
もうちょっとで900だったし、かなり頑張ったよな……
327 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/23(日) 13:32:55 ID:gXUALM8o
最近VIPでよくロリババァスレを見かける気がする
ゲームも作ってたっけ
あれはツイッターに移行したんじゃないっけか 創発民も何人かフォローされてて笑った記憶がw
ロリババァの輪が広がるのは喜ばしいことだ
つうか、意外なくらいにロリババァアンテナ張ってるのな、このスレの住人w
332 :
創る名無しに見る名無し :2011/01/23(日) 13:47:54 ID:gXUALM8o
wikiの人にはかなわない
まあ、さすがにあの人は別格だがw 気が向いた頃に、さっき落ちたスレで挙がってたwiki未登録のロリババァもチェックしてみるかな
月蛍抄のロリババァはよかった ゲームと言えばいもでんはどうなった?
>>334 ほぼ停滞。
まだしつこくやろうとはしてるみたいだけどね。
スタッフはどうやら減ってきてる。
ってか、まだ待ってる奴がいたのか。
時に、女性作家のロリババ作家って珍しい?
ハルトシュラー
>>335 このスレで始まったから稀に思い出すんだ
輝いていたあの人達はいまどこへ行ったんだろう
>>338 スレがあるのは知ってるんだろ?
気長に見守ってたらいいと思うぞ。
>>339 スレ見に行ったら体験版あったので初めてプレイした
作りが丁寧だし長さも十分あった
スレは停滞してるようだけど完成してほしいな
ちょっとお邪魔しますね〜。
>>340 ありがとうございます〜。
体験版に関しては、動き出して数ヶ月で出されてましたんで、
今ので何度目かのバージョンアップを経ています。
まだまだゲームにも出来てませんし、面白さの点でもご不満がお有りだと思いますが、
人数は減ってもまだ投げ出してはいませんので、申し訳ありませんが気長にお待ち下さい。
よろしければ、いもでんスレに感想でも書き込んでいただければ、スタッフが喜びますので、
ぜひまたお越し下さい。
このスレの住人の皆様、大変失礼いたしました。
#3 まえぶれ とあるビルの一角。 カーテンの閉まった部屋。 暗闇の中に灯る26の光。 その明かりによって微かに映るのは、黒い服をまとった数人の男女の姿。 春菜を取り囲んだ彼らは、この儀式に欠かせない歌を歌う。 やがて歌は終わり、春菜は光に息を吹きかけた。 「誕生日おめでとう!」 スーツ姿の同僚たちの声が、拍手と共に狭いオフィスに響いた。 大学を卒業した春菜は、とある出版社に就職した。 それから4年。今日、春菜の年齢は“あの時”の“彼”と同じになる。 しかし、どんなに追いかけようとしても年齢は追いつくことはできない。 時間は“彼”にも平等に15年流れているはずだ。 ましてや春菜は少女のまま成長しない身。 見た目の年齢で言えば差は広がる一方である。 哀愁の溜息を交えながら春菜が切り分けたケーキを頬張っていると、上司が声を掛けてきた。 「せっかくの誕生日にいきなりで済まないんだが、編集を頼まれてくれないかな?」 「あ、はい、大丈夫です。クライアントはどちら様で?」 「オカルト本やファンタジー小説で有名なツェペシュ氏だ。」 「分かりました。では連絡先を」 「あー、いや、実はもう既においでになっているんだ。」 「えっ?」 「応接室2にいらっしゃるから、今から向かってくれないか?」 「……はい。」 余ったケーキにラップをかけ冷蔵庫に入れる。 ぬるくなった紅茶の残りに、ポットから熱々のを継ぎ足して一気飲み。 それらの動作を素早く終え、春菜はエレベータに向かった。 上司には笑顔で応えたものの、春菜は実はあまり気乗りではない。 なにせこっちは自分自身がマジモンのオカルト的存在なのだ。 世田春菜は、吸血鬼・セラ・ハールマンの転生体である。 セラは春菜の中にもう一つの人格として宿っている。 春菜の外見年齢が11歳のままなのはそのことが影響しているのだ。 テレビの心霊番組やら雑誌の占い師特集やらがどれほどインチキか。 それをやたらと主張するセラの影響で、春菜もその手の物は斜めに見るようになった。 そんな事情もあり重い足取りのまま、春菜は応接室のドアノブに手を掛けた。
「失礼します。」 最初に目に入ったのは、背の高い男の後ろ姿だ。 彼は後ろ向きに手を組んで、窓の外を眺めていた。 やがて、彼はゆっくりと春菜の方に振り返った。 (赤い……瞳……!) (やはりな。) 春菜が動揺する一方で、セラは納得した様子だ。 男は口角をにやりとつり上げた。覗いた歯の中に牙が見える。 春菜がドアを後手に閉めると、男は澄んだ声を出した。 「久しぶりですね、セラ。」 (代われ。) (で、でも……。) (心配するな、昔の知り合いだ。それにこんな所で暴れるほど奴も私も馬鹿ではない。) (う、うん。) 目を閉じて開きなおすと、彼女の瞳は、男と同じ赤へと変わっていた。 「ツェペシュ、何をしに来た。」 「仕事ですよ。聞いたでしょ?」 「嘘だな。」 「……流石ですね。」 セラと交代した春菜だが、以前のように気を失うなどということはもう無くなっていた。 黙って二人の会話に耳を傾ける。 「実は、ハンター共のアジトを見つけまして。」 「私に殲滅を手伝え、と。」 「話が早くて助かります。」 ツェペシュの話を聞いて、春菜の中に衝撃が走った。ハンターの基地? 交代していて良かった。春菜がセラの言葉を代弁するだけだったら、きっと動揺が外に現れてしまう。 春菜は心の震えを抑えながらセラに告げる。 (協力するって言って。) 「……分かった、もちろんだ。私にとってもハンターは邪魔でしかないからな。」 「有り難い限りです。」 ツェペシュは本音の窺い知れない口調で返す。 (いつ?) 「で、決行はいつだ?」 セラが春菜の疑問を横流しすると、ツェペシュは、どうやら答えを用意していたようで、即答だった。 「明日です。」 「あ、明日!?」 これには珍しくセラも驚きを隠せなかった。あまりにも突然すぎる。 「善は急げ。貴女と一緒ならば何の準備もいりませんよ。警備の隙を突くだけで十分です。明朝4時頃が良いでしょう。」 怪訝な顔をしたまま固まっていたセラを春菜がフォローする。 (どこ?) 「で、肝心の場所を聞いていないぞ。」 セラの問いに、ツェペシュは声をひそめた。 「飯田製薬の本社です。よろしくお願いしますよ。」 その後。 形だけの仕事の打ち合わせを済ませ、春菜は事務室の自分の机に戻ってきた。 冷蔵庫に入れておいたケーキを取り出して再び食べ始める。 硬くなってて、あまり美味しくない。 (セラ、明日は……。) (分かってる。何年貴様と過ごしたと思ってるんだ。) セラは理解してくれている。春菜の顔に笑顔が戻った。 決戦は、明日。 つづく
以上です 時間すっ飛ばしてきたけど、この時代でストップすると思われますw
乙
347 :
創る名無しに見る名無し :2011/02/07(月) 23:47:05 ID:eoPAEtlf
どうなるかwktk
二十四歳、でも外見は十一歳か・・・ イケる!
セラ様4位に転落 5位6位も迫る しかしロリババァスレは安泰なのであった
#4 しんにゅう 「未明」というより「深夜」と表現すべき時間帯。 賃貸マンションの一室から目覚まし時計の音が近所迷惑を顧みず鳴り響いた。 春菜は布団の中から手を伸ばし、愛用のそのうるさい時計を引き寄せる。 アラームを切り、重そうなまぶたの奥から覗くと、針は2時半を指していた。 「んー、もうちょっと……。」 (おい、何を寝ぼけている!) 「!」 セラの戒めに春菜は飛び起きた。 外から耳を通じて入ってくる大音量より、心に直接届く声の方が目覚めを促すのに貢献するようだ。 「やっぱり起きてた方が良かったかなぁ。」 中途半端に睡眠をとったせいでなんだか気怠い。 眠気覚ましに冷蔵庫からトマトジュースを取り出して一気飲みした。 「うへ、苦い。」 (そう思うなら飲まなければよかろう。) 「なんか癖で買っちゃうんだもん。」 自分の内にいるセラと会話しながらパジャマのボタンを外してゆく。 やがて、起伏の乏しい幼い肢体が外気に晒された。 春菜は、脱ぎ終えたパジャマを洗濯カゴに投げ入れ、クローゼットから質素な黒いワンピースを手に取った。 「うん、やっぱりこれが吸血鬼っぽいよね。」 頭の上から被ると、最後に洗面台で寝グセだけチェックして、春菜は部屋を出た。 赤い瞳の少女が、夜の街を屋根から屋根へと飛び移る。 (気持ちいいー!) 吸血鬼の身体能力は常人を遥かに凌駕していた。 (なんで今までこういうのやらなかったの?) (人目があるだろう。一般人に見つかったらどうする。) なんて話しながら、まるで空を飛ぶようにビルの上を疾走する。 飯田製薬本社ビルへは、春菜の自宅から電車で30分掛かるはずだ。 それをセラはなんと20分で駆け抜けたのだった。
目的のビルの前に降り、春菜も気を引き締める。 待ち合わせの時間まであと1時間以上残している。 しかし春菜はツェペシュと共に行動する気など実は全く無い。 先に中へ侵入し、ツェペシュの襲撃をハンターに教えてしまおう、というのが魂胆だ。 通用口らしい扉を見つけると、セラはフェンスを一蹴りで乗り越え、敷地に足を踏み入れた。 途端。 ウィィィィィィィィィィィィィィィィン! 「なっ!」 (センサー?) 侵入者の存在を報せる音が木霊し、通用口が開いて鈍器を持った集団が押し寄せた。 その間、わずか十数秒。 (5人、か。まあ余裕だろう。) (セラ!) (分かってる。殺しも吸血鬼化もしない。) セラは春菜に約束する。 早速突っ込んできた男の攻撃を避けると、みぞおちに一撃。 続いて左右から二人掛かりで襲ってきた敵の攻撃も華麗にかわす。 その際相手の片割れが相打ちで倒れ、味方を打ってしまった男の動揺を突いて蹴りを入れた。 あっという間に3人が地に伏せた。 うめいている彼らを見て、リーダーらしきガタイの良い男が残った男に耳打ちする。 そして、伝言を聞いた男はそのまま通用口の中に逃げてしまった。 (応援を呼びに行ったか。まずいな。) セラはそちらを追おうとする。侵入の目的は闘争ではない。 しかしもちろんリーダー格の男はそれを許さなかった。 巨体を盾にセラの前に立ちふさがる。 彼はセラの膝を払うように得物を大きく薙いだ。 セラはこれを軽々と跳んでかわす。 しかし男は慌てず、セラが空中にいるうちに、懐から素早く2本のナイフを投げ放った。 (ちっ!) いくら吸血鬼といえど空中で回避はとれない。 両腕を使ってナイフを弾き飛ばす。 男の狙いはそこだった。 (しまっ!) 詰め寄った男はセラのガラ空きになったボディに重いパンチを加えた。 「くっ……!」 体が軽い分派手に飛んだセラは、勢い余ってフェンスにぶつかる。 しかしすぐに立ち上がった。 ダメージ自体は大したことはない。 (だが時間が……。) 早くしないと援軍が到着する。 そうなるとキリの無い泥沼の戦いが始まりかねない。 (こうなったら、アレをやるしかないな。) (アレ?) 決断すると、セラは一瞬で間合いを詰めた。 その速さは鍛え上げたハンターでさえなかなか対応できるものではない。 片足を上げたセラがにやりと笑みを浮かべる。 「ぐ……はっ……!」 次の瞬間、男が倒れた。 セラが放った蹴りは、男の股間に正確にヒットしてしまっていたのだった。 (うわあ……。) 春菜にはその痛みは想像できないが、あの大男が相当苦しんでいる。 尊い犠牲者に、春菜は心の中で深い合掌をささげた。
(ふさがれちゃってない?) (ああ。右は3人、左は4人だな。) 内部に侵入した春菜はT字路に差し掛かっていた。 分かれ道のどちらにも見張りのハンターの姿が見える。 ここまでなんとか隠れて来たものの、ここを切り抜けるのは難しそうだ。 (そもそも、責任者ってどこにいるんだろう?) (社長室じゃないのか?) (表向きの業務もあるから、社長以外にハンター組織をまとめてる人がいると思うんだけど……。) 建物の中を今まで見てきた限りでは、ハンターがうろついている以外は普通のビジネスビルにしか見えない。 二人して思索にふけっていると、不意に、後ろから肩を叩かれた。 (見つかった!?) (いつの間に後ろに!) 慌てて振り返ってみると、そこにいたのは、 「さゆり!」 大声で叫びそうになったが、なんとかこらえて小声で話す。 「ハンターに戻ってたんだ。」 春菜の嬉しそうな顔に、懐かしい学友は真剣な表情で返す。 「あの時はよくも騙してくれたわね……なんて、いろいろ言いたいこともあるけど、今はそんな場合じゃないみたいね。」 さゆりは春菜の手を取って、春菜が元来た方向へ導いた。 「監視カメラで女の子っぽい姿が見えたからもしやと思ってね。司令は、もし春菜だったら連れて来いって。」 責任者を見つけたいと思っていたところにこの状況。 罠だろうかと一瞬戸惑ったが、どのみち探すあては無いのだ。 ダメで元々、もし本当にその司令とやらに会わせてもらえるならラッキーだ。 そう結論し、春菜はついていくことにした。 T字路から2回ほど角を曲がったところに、薬物乱用防止ポスターが貼ってあった。 さゆりはそのポスターを丁寧にめくった。現れたのはごく普通の壁。 さらにその壁を指で探る。実はこの壁、壁紙の一部がさらにめくれるようになっているのだ。 中に隠れていたのは、むき出しのスキャナーだった。 「これは?」 「手相認証システムよ。」 さゆりが装置に掌をかざすと、壁が突然動き出した。 「うわっ!」 壁は二つに割れ、奥には大きな扉が見えていた。 扉のプレートには「司令室」と確かに刻まれている。 「で、普通の鍵もかかってるわけ。」 さゆりがそう言って扉に鍵を差し込み、回す。 鍵が外れた音がし、さゆりは力を込めて扉を押した。 ギギギと低くきしむ音を立てながら、扉はゆっくりと開いていった。 つづく
おお、緊迫した展開だな。
355 :
パラレル春菜ちゃん ◇KazZxBP5Rc(代行) :2011/02/11(金) 20:24:05 ID:zs5Wz1s8
昼起きたらwikiにまとめられてた ありがとうございます すぐ上の続き
356 :
パラレル春菜ちゃん ◇KazZxBP5Rc(代行) :2011/02/11(金) 20:24:59 ID:zs5Wz1s8
#5 さいかい 「司令、連れてまいりました。」 広々とした司令室。本棚にはぎっしりと書類が詰められている。 中央に大きく構えられた机の向こうに、中年男性が座っていた。 その男、組織のトップとしては若い部類である。 細身の体を飾っているのは、似つかわしくない軍服のような衣装。 目は、厳しさの中に優しさを、覚悟の中に悲しみを秘めた、なんとも表現しがたい目つきである。 男と目が合った瞬間、春菜は息を詰まらせた。 間違いない。間違えるわけがない。 15年の間、1日もその人を想わない日は無かった。 司令と呼ばれた人物は、春菜の想い人である“彼”だった。 乱れる呼吸を強引に整え、春菜は声を押し出す。 「変わらないですね。」 本当はもっと別のことを伝えたかったはずだ。 ずっと好きだったとか、あなたのことを想うとどれだけSAN値が下がるかとか。 だけど、口をついて出た言葉はなぜかそれだった。 “彼”は穏やかに笑ってこう答えた。 「君は変わったね。」 それ以上の言葉はいらなかった。 二人の間ではそれで十分だった。 だから、その次の会話は、ツェペシュに関することだけだった。 「数十分後、4時になったら、ここにもう一人の吸血鬼が来ます。彼はここを壊滅するつもりです。」 「分かった。すぐに各幹部に伝えよう。」 司令がそう答えた瞬間、まさに計ったようなタイミングで―― ――遠くからの爆発音が耳に届いた。
357 :
パラレル春菜ちゃん ◇KazZxBP5Rc(代行) :2011/02/11(金) 20:25:58 ID:zs5Wz1s8
「なんだこれは!」 3人はエントランスでその惨状を目撃した。 爆発音の直接の出所はハンターの投げた手榴弾だった。 だが、ハンターたちは皆ぐったりと倒れたまま、生死も分からない。 その中に一人だけ月を背景に立つ男の姿があった。 その男、すなわちツェペシュは、3人の顔を眺めて残念そうな顔をした。 「失望しましたよ、セラ。中から貴女の気配がするものですから既に暴れているのかと思いきや……。」 春菜がセラに代わる。 彼女は有無を言わさず飛び出した。 この被害は自分の見通しが甘かったせいだ。 今度は力をセーブする必要もない。 ツェペシュに思いっきり連打をぶち込む。 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 常人の目には止まらぬ速さだが、ツェペシュは難なくガードし、会話する余裕すら見せつける。 「なぜ貴女がハンターに与するのです? あれほど憎んでたではありませんか。」 「貴様も転生すれば分かるかも……なっ。」 セラは言葉の最後で後ろへ大きく身を引いた。 連打は無駄だと悟り、一撃重視に切り替えることにしたのだ。 体を精一杯ひねり、渾身のアッパー。 しかしそれすら左手一本で受け止められた。 「仕方ないですね。しばらくおとなしくしてもらいましょう。」 そう言ったツェペシュは、空いている右手でセラの腹を思いっきり殴った。 「がっ!」 セラの小柄な体は10メートル以上吹っ飛び、そこで倒れた。 次にツェペシュに立ち向かったのは司令だった。 吸血鬼が近寄ればナイフ、遠のけば銃、と巧みに使い分けて戦う。 だが、善戦とは到底程遠かった。 弾はどんどん消費され、体には次々に傷が増えてゆく。 セラは動かない体をなんとか持ち上げようとするが、金縛りにでも遭ったかのようにピクリともしない。 今はこのまま見守ることしかできない。 なんとも歯がゆい。 そんな思いのまま、最悪の時はやってきた。
358 :
パラレル春菜ちゃん ◇KazZxBP5Rc(代行) :2011/02/11(金) 20:26:52 ID:zs5Wz1s8
「××――っ!」 セラの意識を押しのけて、春菜が“彼”の名を叫ぶ。 目に焼き付いていたは“彼”の胴がツェペシュの腕に串刺しにされる姿だった。 春菜の――セラではなく春菜の――瞳が血の色に染まる。 “彼”の体が床に落とされた瞬間、春菜は駆け出した。 ツェペシュの顔の高さまで飛び上がり、全身全霊を掛けて頬をぶん殴る。 「ぐっ!」 その力は、セラの攻撃を軽々やり過ごしたツェペシュですら受けきれないものだった。 春菜は止まらない。 ツェペシュを押し倒し馬乗りになると、その顔を右から左から力任せに殴りまくった。 そして最後に、“彼”と同じ痛みを味わわせてやろうと、ツェペシュの胸へ向けて手を構える。 ……が、その手は動かなかった。 (どうして止めるのセラ!) (春菜にだけは、そんなことをさせるわけにはいかない。) (でも! こいつは“彼”を!) 体の中で二つの心が葛藤する。 この機会をツェペシュは逃さなかった。 春菜の体を跳ね除けると、こちらを向いたまま、出口までバックで大きくジャンプした。 「またいつか会いましょう、セラ。その時までに頭を冷やしておいてください。」 そう言ってツェペシュは去って行った。 「この!」 (待て! もっと大事なことがあるだろう!) セラに諭されて春菜は気付く。 “彼”はどうなった? 春菜は横たわる“彼”の近くに急いで駆け寄った。 「春菜……ちゃん……。」 良かった、まだ息がある。 だが、次の言葉は、春菜を再び絶望に叩き落とした。 「最後のお願い……聞いてくれるかな……。」 嘘だ。嘘に決まってる。最後なんて。 そう叫びたかったが、なんとか耐えて首を縦に振った。 「キス……しよう……。」 もう一度春菜は無言で頷く。 目を閉じ、唇を近づける。 二度目のキスは、血の味がした。 「あり……がとう……、」 顔を離した後、“彼”は笑ってそう言った。 そしてその笑顔のまま、“彼”は静かに眠りに就いた。 興奮で抑えられていた涙が、今更になって、春菜の目から溢れ出た。
359 :
パラレル春菜ちゃん ◇KazZxBP5Rc(代行) :2011/02/11(金) 20:27:54 ID:zs5Wz1s8
どうやって帰ったのか全く覚えていない。 家に着いてすぐにやったのは、携帯電話から上司への連絡だった。 今日からぶっ続けで残りの有給休暇を全部使う申請と、ツェペシュの行方不明の報告。 送信中の画面を見送った後、春菜は電話を放り投げてベッドにこもった。 5日ほど抜け殻の生活が続いた。 目の赤は消えなかった。セラによると、春菜自身が吸血鬼として覚醒したかららしい。 何も無いただ生きてるだけの生活。そこに突然呼び鈴の音が響いた。 訪問販売か、それとも宗教の勧誘か。 後者ならもしかしてこの空っぽの心を満たしてくれるんだろうか。 「くだらない……。」 よぎった無意味な期待を自嘲し、無視を決め込んだ。 そうしていたら、今度は扉の開く音が聞こえた。 春菜は思い出した。鍵を閉めるのすら面倒で開けっ放しにしていたのだ。 そうなるとさすがに出ないわけにはいかないだろう。 春菜が玄関へとぼとぼ歩いていると、小さな影が春菜の胸に飛び込んできた。 金髪で、赤目の、小学校中学年くらいの少女。 少女は春菜の顔を嬉しそうに眺めて叫んだ。 「お姉様!」 つづく
続き投下します ちょっと遅れたおまけつき
#6 かぞく 「もう、お姉様ったら、30年近くもソフィをほったらかしにして何してたのです!」 「えーっと、ご、ごめんね?」 突然現れた少女は、春菜が出した洋菓子を少しずつちぎって食べながら話す。 透き通るほど白い肌を、フリルをふんだんに使ったピンクのドレスが包んでいる。 まるでどこかの西洋人形みたいだ。 怒っているのだろうけど、その可愛らしさゆえに全然凄みを感じない。 そんな彼女ではあるが、正体は歴とした吸血鬼だ。 ソフィ・ハールマン、198歳。セラの実の妹である。 「……お姉様、雰囲気変わりました?」 「ん? ああ、私、転生体だから……。」 「転生体?」 「えっと、セラが自分を封印して転生したから、その間に育った人格が私。セラはもう目覚めたからいつでも交代できるけど……。」 「いいのです。お姉様には違いないのです。」 「そう……なのかな?」 ソフィは菓子を食べ終え、今度は楽しげに部屋を物色し始めた。 (それにしても、セラに妹がいたなんてね。) 吸血鬼とは孤独な存在であるのだとなんとなく思っていた。 そもそもこの15年間、セラは妹の存在なんて一言も口にしなかったのだ。 今だって、ソフィが妹だということを春菜に教えただけで、それ以降はずっと黙ったままだ。 ハールマン姉妹の家庭事情も気になるところだが、春菜にはもうひとつ思うことがあった。 (私も長いこと帰ってないなぁ。) それは、実家にいる両親のことだった。 はしゃぐセラの妹を見て、自分も家族が恋しくなったのだ。 (休みもまだまだ残ってるし、たまには顔見せにいかないとね。) 行動力が売りの春菜は、早速スーツケースを引っ張り出した。
「ここがお姉様の住んでた街なのですかー。」 駅に降り立ったソフィは感心したようにつぶやいた。 高架なのでホームからある程度街の様子がうかがえる。 すっかり日も暮れて、駅前は人工の明かりに照らされていた。 ソフィを連れてきたのは、本人の希望もあるが、他の理由もある。 春菜は彼女を両親に紹介するつもりなのだ。 同時に、秘密にしてきたセラのことも話そうと思っている。 もともと、いつかは言わないといけないと感じていた。 その“いつか”として相応しいタイミングがあるなら、いろんなことが起きた今しかない。 と、春菜はそう思っていた。 懐かしい景色を歩きながら、春菜はソフィと話していた。 「そういえば、どうして私の居場所が分かったの?」 「何日か前に、お姉様の強い力を感じたのです。」 「そっか、吸血鬼って気配で分かるんだったっけ。」 「ソフィとお姉様は血のつながりがあるのです。だから、普通より遠くまで気配を感じられるのです。」 ソフィは遠慮がちに付け足す。 「お姉様、その、何かとても怒っていたようですから、ヨーロッパまで伝わってきたのです。」 「そう……あ。」 「どうしたのです?」 「ううん、なんでもない。」 話に夢中で注意が向いていなかったが、春菜たちは既に“あの場所”の近所まで迫っていた。 あの角を曲がれば、丸暗記した住所が示す地点にたどり着く。 しかし、足繁く通った家は今は無い。 当然だ。15年も前に家主はこの街を去ったのだから。 今そこにあるのは弁当屋のチェーン店だった。 「……晩ご飯買っていこうか。」 「はいです!」
「ここがお姉様のお家なのです?」 「うん、ちょっと待っててね。」 チャイムを鳴らすと玄関に出てきたのは春菜の母だった。 彼女はとても26歳の娘を持つとは思えない若さを保っている。もちろん春菜ほどではないが。 「はーい……あら、春菜じゃない。帰ってくるときは連絡くらい入れてちょうだいよね。で、会社クビにでもなったの?」 「有給取っただけだよ。」 母の元気な顔を見た安堵から、春菜の顔にわずかに笑みが浮かぶ。 「ご飯作ってないわよ。」 「大丈夫、途中でお弁当買ってきたから。」 「そう。で、そちらさんは?」 母は春菜に隠れるようにしていたソフィに気付き、体を傾ける。 「あ、えっと……」 どう言おうかと春菜が迷っていると、ソフィが先に答えてしまった。 「ソフィは春菜お姉様の妹なのです。」 「ちょ、ちょっと!」 親の前で説明も無しに産んだ覚えの無い妹を名乗られても誤解されるだけだ。 母は案の定首をひねっている。 春菜は溜息をつきながら言った。 「……お父さんいる? 大事な話があるの。」 世田親子とソフィの4人がテーブルを囲み、嘘のような本当の話が始まった。 「実は私、吸血鬼なの。」 自分が吸血鬼の生まれ変わりであること。 自分の中に生まれ変わる前のもうひとつの人格があること。 最近、自身も吸血鬼として目覚めたこと。 転生前の妹のソフィが今日自分を訪ねてきたこと。 春菜は、ハンターや“彼”やツェペシュのことは秘密にして、残ったことを全て話した。 話の間、両親は黙って耳を傾けていた。 「――というわけ。」 春菜の話が終わると、母は優しく微笑んだ。 「そうだったの。」 あまりに素直すぎる反応だった。 何も知らない自分が聞いたら、どう考えても作り話にしか聞こえないと思う。 春菜の胸に疑惑が生じる。 「信じてないでしょ。」 しかしそれは即座に打ち消された。 「そんなことないわよ。」 「ずっと変わらないお前を見てきたからな。」 じゃあ、なんでそんなに笑っていられるの? 疑心が春菜に質問を投げかけさせる。 「怖く……ないの?」 「どうして?」 「だって……私、人間じゃないんだよ?」 なぜそんなことを口走ったのか分からないが、自身のその言葉が春菜の恐怖を加速させる。 見かねた母が、テーブルを回って春菜のそばに寄り、震える春菜の両手をギュッと握った。 「たとえそうだとしても、あなたは私がお腹を痛めて産んだ子に違いは無いんだから。」 涙をこらえきれなくなった春菜は、母の胸に飛びつく。 (セラ、この人たちを選んでくれてありがとう。) 一日中黙ったままの半身に感謝を投げかけたが、返事はやはり無かった。
夕食も終え、落ち着いた春菜は、今度は元気いっぱいにソフィに話しかける。 「ソフィちゃん、一緒にお風呂入ろ!」 「ふぇっ? お、お姉様とです?」 「もちろん!」 恥ずかしそうにもじもじするソフィだったが、春菜がその腕を脱衣所まで強引に引っ張ってゆく。 その様子を眺めていた両親は顔を見合わせて笑った。 「春菜、嬉しそうねぇ。」 「ずっと一人っ子だったからな。」 脱衣所の中でも鼻歌を歌いながらソフィのドレスを脱がせていた春菜だったが、あらわになった背中を見ると、言葉を失った。 彼女の首から下には無数の傷が残っていたのだ。 「お姉様……あんまりジロジロ見ないでほしいのです。」 「あ、ご、ごめん。」 慌てて取り繕い、浴室へ入るようソフィを促す。 春菜が服を脱いで入った時には、ソフィはタオルの入った洗面器を抱えて仁王立ちしていた。 「お姉様、オセナカナガシマスネ。」 「ありがとー……ってちょっと、前は自分で洗……きゃあっ!」
「じゃあ電気消すね。」 「はいなのです。」 2枚セットで売ってた色違いでおそろいのパジャマを着て、二人は一緒のベッドにもぐりこんだ。 「お姉様……。」 春菜が真っ暗な天井を眺めていると、ソフィが寄りかかってきた。 「ソフィは、寂しかったのです。」 ソフィの甘えるような声。 そのとき、春菜の頭の中にある光景がフラッシュバックした。 異国の街並みの中をハンターから逃げる自分とソフィ。 その最中、ソフィが石畳につまずく。突然現れた男。 男の顔を確かめる前に、映像は切れてしまった。 「ヨーロッパでは吸血鬼の迫害は厳しいのです。」 セラがいない間、どれだけ辛い目に遭ったのか。 服の中に隠されたいくつもの傷はそれを物語っていたのだろう。 春菜はソフィの体を引き寄せて抱きしめる。 姉妹は身を寄せ合うように眠りに落ちていった。 つづく
#おまけ ソフィ「お姉様、ハッピーバレンタインなのです!」 春菜「わぁ、チョコレート? ありがとう!」 ソフィ「丹精込めて作ったのです。」 春菜「あれ? 指ケガしたの? 絆創膏貼ってあるけど。」 ソフィ「違うのですよー。ソフィの血を混ぜたのです。」 春菜「……私が今食べてるこれに?」 ソフィ「はいです!」 春菜(吸血鬼の常識って……。) おまけ おわり
以上です
IFシリーズきてた!これで勝つる! 彼がいなくなってしまった代わりに新キャラも登場して、物語が動いていきそうな感じかな 「妹」含め、いい家族で何よりだ でもチョコにそんなもの入れるなww怖いわww
369 :
創る名無しに見る名無し :2011/02/19(土) 20:47:56.24 ID:IA4h+xgq
ロリコンを宇宙と隔離する作戦か……… 政府の連中はロリババァが合法だと認めないつもりかよ!
『まじもじるるも』のるるもってよく考えたらロリババァだよな、wikiに載ってないけど 『精怪異聞』の造化神雨月命と『駅近物件不動さん』の不動さんもそろそろ認定されていい頃
ロリババァwikiの人にも把握出来てないロリババァがいるだと……!?
wikiの人が問うと彼女たちは答えた 「我らはロリババァ。大軍を意味する」
俺「ぱんつ見せて」 バ「はい」 俺「いいね」 バ「理解出来ないわね」
俺「子供作ろう」 バ「私じゃ出来ないわよ」 俺「それでもいいよ」 バ「でしょうね」
俺「何読んでるの?」 バ「官能小説」 俺「へえ。じゃあそれになぞらえてやってみようか」 バ「じゃあムチと蝋燭を持ってくるわね」
俺「痛かった」 バ「血が出ているわ」 俺「飲む?」 バ「何を言ってるの。まだ終わってないわ。次はそこに蝋燭を垂らすのよ」
俺「おっぱいもませて」 バ「揉むほどないわよ」 俺「じゃあおっぱいさわらせて」 バ「いいわよ」
俺「あー血が出てるね」 バ「慣れない事をしたせいね」 俺「血が出てるわりに、落ちついてるね」 バ「慣れてるからね」
俺「眠れない」 バ「じゃあ本を読んであげるわ」 俺「何の本?」 バ「『こんな男は嫌われる!怒涛の110選』」 俺「おやすみ」
しかしマンコがどすグロいロリババァは嫌だな。
rf  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ , --―‐vァ tヽ : : : : : : : : : : \- −- -/: : : : : : :|ア tヽ : : : : : : : : : : : ヽ: :ヽ/: : : : : : : : /ア r'| : : : : : : : : : : : : :; -く : : : : : : : :/ア r'| : : : : : : : : : ; ィ´ `:. .、 __/ア rヘ、: : : : ; ィ´.:/- 、i | _l_ :l : .', :¬r: i: ´/ / イ // ハ`!ヽ: : ! ! l : :l | j 厶 斗┬く/_/rLハ: | : | | l : :l |イ ! 爪廴爿 イjT〉!:| : |/ ! : :! !ゝト、!ゝ- ' ,Lv !:/-イ . l .:l :! : ! : 、ゝ``` _ ``l'| :. :. ここは全年齢板だ うつけめ . l .:l :! : ! :. :ト 、 ‘ ′..イ ! :. :', ! :| :! : ! :. :fー-`=‐-r<_l: !:.:. :. : ':、 .! :| :! :!;、:. :', ‐- 、ム/-ト、:.:. :. .: : ':、 . l :| :! : :/ :ヘ : ',\::「3.1」::〈 \.:. : :. :.:.':、 ,! :! :! : | : : : ',: ':, l.イ7ヽくノ、,、ム:. .: :. : ':、 ,' ,' :l : ! : : : : ':,: ':, l/ ハ ヽ ヽ:`':、 .: :. : ':、 ,' ,': | : ! : : : : : ':、 \ : : ヽ ヽ ヽ. :', :\ :. : ', ,' ,' i :! ト - 、: : : :ヽ. ヽ. : : ヽ ヽ ヽ.:':、 ',:ヽ:. :. ', , ,' l ! : .: /ハ´:.´.:´',ヽ ',: : /ヽ_ヽ_ヽ:'、',:‐- 、; :! !:l ! :! : (⌒ヽ_/==ミ :.', ',l :/::::、:::`:_ー┐; :' : : : : : : :\ l:! ! :!:r┴‐ \ Y⌒ヽ : :}: :.〈::::( ):::::r v/. : : : : : : : : : : :',ヽ,ー.、 . l! ! :! \ : : ノ '.、 ハ.:/ィ⌒ヽ:.ー'ー/. : : : : : : : : : : : : : :',: :',: : ヽ . l! ', :l | / Y |' : >−'. :/. : : : : : : : : : : : : : : : : :.',: :', : : :ヽ ! ',:!.:-‐/ /7 ,、 ! :/: : : : : :./. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : r==t __| . /. : : 〈_/:〈/ :| ri |/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : -r'´:', :::::::::::::ト、 /. : : : : : : : : : : :Y U . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/r':::::::::::', :::::::::::|| /. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/r'´.',::::::::::::::', :::::::::|| /. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/r'´ ',:::::::::::: ', ::::::::! ! ,'. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /r'´ ',:::::::::::::', ::::::| |
ブレイドブレイカーの桜さん素敵です今後も期待
ならば良かろう。あいうえお作文だ
385 :
あ :2011/02/23(水) 23:36:09.81 ID:vVnxmMHs
愛する人は、とうの昔
386 :
い :2011/02/23(水) 23:38:57.26 ID:vVnxmMHs
今居間でお茶飲んでるよ
387 :
う :2011/02/23(水) 23:41:08.09 ID:vVnxmMHs
「うむ」が口ぐせ
388 :
え :2011/02/23(水) 23:41:29.91 ID:vVnxmMHs
延々と昔の事を語りだす
389 :
お :2011/02/23(水) 23:41:46.70 ID:vVnxmMHs
おっぱいはちっぱいです
390 :
か :2011/02/23(水) 23:42:21.10 ID:vVnxmMHs
過去を振り返れば、幾多の出会いと別れ
391 :
き :2011/02/23(水) 23:44:09.35 ID:vVnxmMHs
キラキラした目のロリババァもたまにはいいよね
392 :
く :2011/02/23(水) 23:46:46.43 ID:vVnxmMHs
くんかくんかしたいです
393 :
け :2011/02/23(水) 23:50:34.78 ID:vVnxmMHs
結局俺ん家に居座るのか
394 :
こ :2011/02/23(水) 23:51:43.81 ID:vVnxmMHs
これだけ長生きして来たんだから、知識量は半端ないっすね
395 :
さ :2011/02/23(水) 23:52:44.87 ID:vVnxmMHs
さらりと毒を吐く
396 :
し :2011/02/23(水) 23:53:16.99 ID:vVnxmMHs
仕事しろよ
397 :
す :2011/02/23(水) 23:54:24.99 ID:vVnxmMHs
すべすべのお肌としわしわの脳みそが合わさり最強に見える
398 :
せ :2011/02/23(水) 23:56:09.43 ID:vVnxmMHs
洗濯物を一緒に洗っても怒らないくらいの器の広さはある
399 :
そ :2011/02/23(水) 23:56:56.54 ID:vVnxmMHs
其れがしが一人称のロリババァってあんまり見ないね
400 :
た :2011/02/23(水) 23:58:50.45 ID:vVnxmMHs
淡々と情事をこなす
401 :
ち :2011/02/24(木) 00:00:07.99 ID:vVnxmMHs
血を飲むロリババァは多いね
402 :
つ :2011/02/24(木) 00:01:32.11 ID:W2nvVFVC
「付き合ってください!」真剣に想いを伝えてもからかわれて終わる
403 :
て :2011/02/24(木) 00:04:35.58 ID:W2nvVFVC
手毬は和服ロリババァによく合う
404 :
と :2011/02/24(木) 00:05:44.93 ID:vVnxmMHs
とんでもない魔力の持ち主だったが、今はその力の大半を失ってしまった。とか
405 :
な :2011/02/24(木) 00:06:36.03 ID:W2nvVFVC
何かと小言が多い
406 :
に :2011/02/24(木) 00:07:45.66 ID:W2nvVFVC
にっしょくたんは、ロリババァに入りますか
407 :
ぬ :2011/02/24(木) 00:10:02.47 ID:W2nvVFVC
抜かしたよ。身長は。でもいつまで経ってもばあさんには敵いそうにないや
408 :
ね :2011/02/24(木) 00:11:06.16 ID:W2nvVFVC
寝姿は一つの芸術として完成されている
409 :
の :2011/02/24(木) 00:12:16.52 ID:W2nvVFVC
野良ロリババァがいたら家に招いてもてなすのに……
410 :
は :2011/02/24(木) 00:13:37.01 ID:W2nvVFVC
春菜ちゃんには幸せになってもらいたいものです
411 :
ひ :2011/02/24(木) 00:15:32.32 ID:W2nvVFVC
日の光を浴びても大丈夫です。真相だから
412 :
ふ :2011/02/24(木) 00:16:36.83 ID:W2nvVFVC
不老不死は人類の夢。つまりロリババァは人類の夢。
413 :
へ :2011/02/24(木) 00:20:48.53 ID:W2nvVFVC
辺鄙なところに住んでて、重要なアイテムをくれる
414 :
ほ :2011/02/24(木) 00:21:15.46 ID:sAWBaDXn
惚れた男を看取らねばならぬその身の辛さよ
415 :
ほ :2011/02/24(木) 00:21:54.99 ID:W2nvVFVC
ほうれん草の食べられないロリババァとか、どうでしょう
416 :
ま :2011/02/24(木) 00:22:24.07 ID:W2nvVFVC
まだまだ500年は生きるわ
417 :
み :2011/02/24(木) 00:24:01.05 ID:W2nvVFVC
見えないほどの超スピードで飛び回ったりする
418 :
む :2011/02/24(木) 00:24:44.95 ID:sAWBaDXn
昔のことなぞ忘れてしまったわ
419 :
む :2011/02/24(木) 00:25:08.94 ID:W2nvVFVC
昔のことを忘れろと言われても、それは無理なこと
420 :
め :2011/02/24(木) 00:25:53.07 ID:W2nvVFVC
めんどくさがりやなロリババァはエサで釣るといいです
421 :
も :2011/02/24(木) 00:28:12.33 ID:W2nvVFVC
もしかしたら、あなたの部屋にも座敷童ロリババァがいるかもしれない
422 :
や :2011/02/24(木) 00:28:55.52 ID:W2nvVFVC
やや子は作れぬのだ……
423 :
い :2011/02/24(木) 00:33:20.67 ID:W2nvVFVC
一家に一台ロリババァの時代
424 :
ゆ :2011/02/24(木) 00:34:55.70 ID:W2nvVFVC
夕日の中に佇むロリババァはビジュアル的に映えると思う
425 :
え :2011/02/24(木) 00:35:33.08 ID:W2nvVFVC
エンドレス人生
426 :
よ :2011/02/24(木) 00:37:43.05 ID:W2nvVFVC
黄泉の国から、お迎えはまだ来ない
427 :
わ :2011/02/24(木) 00:38:28.90 ID:W2nvVFVC
妾(わらわ)は妾(めかけ)とも読みます
428 :
ゐ :2011/02/24(木) 00:41:08.54 ID:W2nvVFVC
win-winの関係。僕はロリババァを精一杯もてなし、代わりにロリババァ分を補給する。
429 :
う :2011/02/24(木) 00:44:00.13 ID:W2nvVFVC
生まれ故郷は既になし
430 :
ゑ :2011/02/24(木) 00:45:39.70 ID:W2nvVFVC
ウェブサイト開いたりとか、機械を使いこなしてるロリババァはカッコいい。機械にめっぽう弱いロリババァはかわいい。
431 :
を :2011/02/24(木) 00:48:38.54 ID:W2nvVFVC
うぉーーーーーーー!ロリババァは不滅なリィ!!
おわり
乙
乙 「さ」と「し」のコンボワロタw
ロリババァも大概無sh… なんでもない乙
ラ行……
437 :
ら :2011/02/24(木) 20:18:26.18 ID:W2nvVFVC
ラリババァはロリババァに入りますか?
438 :
り :2011/02/24(木) 20:19:25.69 ID:W2nvVFVC
輪廻の輪から取り残される
439 :
る :2011/02/24(木) 20:22:12.28 ID:W2nvVFVC
√ないのかよ!絶望した!
440 :
れ :2011/02/24(木) 20:24:31.84 ID:W2nvVFVC
レロンレロンになるまで酔わせたいが、まず勝ち目はない
441 :
ろ :2011/02/24(木) 20:25:24.80 ID:W2nvVFVC
ロリババァのロで終わるのだから、これで良かったのかもしれない
ラリババァは普通に婆さんだったろww
√がない=主人公とは結ばれない=俺と結ばれる
wikiに乗ってないロリババァも探せば結構いるもんだね ロリババァブームがいつまでたっても来ないと嘆いてたが こんだけ沢山いるなら始めからスタンダードな属性として定着してるってことなのかも
ある程度幼さを残した状態で長命 ドワーフはまさにロリババァであるとの確信に至った
女性にも髭があるんだぞ・・・お前それでいいのか
女性ドワーフが見た目ロリというのはリネージュ2からだろうか
ドワーフなんてオッサンのイメージしかなかった……
>>446 女性にもヒゲがある設定は、近年では少数派かもしれないね。
D&Dでは今もそうだったかな。
ドワーフイメージの原典とも言える指輪物語でそうだったから、
昔は大概の設定がそうなってたと思うけど。
>>448 もっと昔、ソード・ワールドやロードス島戦記の頃にはあったはず。
ここら辺の話、春菜が大いに食いつきそうだw
451 :
創る名無しに見る名無し :2011/03/01(火) 12:19:07.76 ID:S6fxhtcE
指輪に女ドワーフなんて出てきたっけ? 全然憶えてねえや
かわいすぎるw
ドワーフはロリっていうより単にちっさいだけだからなあ
指輪だとエルフとドワーフの会話中に出てきた気がする>ヒゲがある 作中に登場してないにもかかわらず強烈な印象だったから、読者の頭に残ったんだよきっとw
映画D&Dだともっとすごい
だが待って欲しい。 痩身で、女性はそれほど長身というわけではないエルフも、 場合によってはロリババァと言えるのではないだろうか。
日本語で
むしろぷぅ様があと10歳分くらい成長していただけると
ロリババァとおもらしの親和性の高さは異常 ソースは俺の脳内妄想
464 :
創る名無しに見る名無し :2011/03/05(土) 05:36:13.18 ID:zWpuwwb2
おー、完成してたのか
466 :
創る名無しに見る名無し :2011/03/05(土) 09:49:41.20 ID:OQPhDNyt
403だぜ
俺の知らないところでこんなゲームがあったのか 早速プレイしてみるぜ、乙
おフクさんマジプリティ たまにはこういうオカンっぽいのもいいよね
大地震だけどロリババァしようか
口「地震なんぞ、慣れておるから動じぬわ」 俺「そうだな。端から見ても全然揺れないな」
今回は原発があれだからな・・・
>>471 なんじゃと、儂とてちょっと位…
ど、どうじゃ?少し位は弾んで揺れておるだろう
…なんじゃ、その目は…
ほほう、着痩せとな?確かにそうは云われる方じゃが…ふむ、成る程、上着を脱げば分かりやすいな。
…これ、助平よ。儂をその気にさせ破廉恥な姿にさせる企みであろう。
儂だって、プライドはあるんじゃぞ。
…こ、これが限界じゃからな、肌着でも…恥ずかしい事この上無いぞ。
じゃが、儂も女じゃ。少女の姿ではあるが、乳房の膨らみくらいあるわい。
…ぴょんぴょん…
ほれ、今ちゃんと揺れたであろう?
ふふ、そうじゃろう!
え、思ったより大きくて、柔らかそうじゃと?
ふにふに…
柔らかいか?儂の鼓動を感じるか?
年甲斐もなくときめいているんじゃよ。
ロリババァのゲノムはっ!遺伝子はっ! 放射線を浴びても揺るがないっ! 無敵っ! 不滅っ! 最強っ! 福島メルトダウンもなんのそのっ!
こうして天災が起きるたび、いつも多くの者達が我を残して逝く… いったい後幾度こんな思いをすればよいのじゃろうか
こうして天災が起きるたび、いつも多くの者達が我を残して逝く… いったい後幾度こんな思いをすればよいのじゃろうか (本音:いっひっひ、死ね、死ね、我以外全部死んでしまえー)
「狂ってやがる……永く生き過ぎたんだ…………」
るみるくすさん無事でえがった
猫神やおよろずアニメ化か
ロリババァで百合というなかなか新しかった奴だっけ
ここ最近ロリババァ漫画増えてきて財布が嬉しい悲鳴
最近1巻が出たネクログも良かったよ。悪辣ロリババァが二人もいる。
石影妖漫画譚、ブレイドブレイカーも期待
PSPのヴィーナスアンドブレイブス面白かったわ 不老不死側の視点だからロリババァの悲痛が少しわかる感じ
社会人新生活 ついたアパートの管理人ロリババァ 挨拶しにいった隣のお姉さんロリババァ 会社の先輩ロリババァ ついでに上司もロリババァ 気になる同期は女装ショタジジイ 夢だった
勤怠カードを押し忘れていた 上司にばれると大変だ 春先で空気が乾燥している だからだろうか、なんだかあちこち身体が痒く かゆいかゆい いったいおれどうなって じようしきたひどいかお ころしくつたうまかつです ろり ばば
るみるくすさんが帰った途端これか・・・
489 :
◆69qW4CN98k :2011/04/15(金) 22:55:57.82 ID:fe7XN+dL
会場の奥で丸テーブルが並んでいた。 テーブルの上には一皿、二つのケーキが置いてある。 傍には係員が台座を準備して代わりをたくさん用意している。 丸テーブルには二人一組のペアがそれぞれ座ってケーキを食していた。 空になった皿は係員が回収し、新しい皿が置かれる。 それはまるでケーキのわんこ蕎麦。 春奈も彼も参加者として出場していた。 「……大丈夫か?」 「セラ様はお気になさらず! わたくしめにお任せを!」 もっとも、主に食べているのは彼だったが。 参加しなかった人たちは、遠巻きに丸テーブルのペア達を応援している。 彼はそんな歓声に応えるように、側の春奈の期待にそえるように頬張っていく。 「はは、いいぞー」 「無理しちゃダメよー」 春奈組の係員の台座に皿が積み上がっていく。 春奈はちらりと周りを見渡すが、どうやら彼ほどの必死さは他の組には感じられない。 まるで餓鬼のように貪る彼。 普段ならはしたないとたしなめる所だが、春奈にはその必死さが嬉しかった。 (ふふ……) 勝利の栄光を君に。 ずいぶんと臭いセリフだが、それが実に彼らしい。 これが終わったらセラらしく誉めてやろう、春奈はそう思った。 そんな春奈の耳に、ひときわ大きい歓声が聞こえた。 ウォォォオンッ! (なんだ……?) 歓声の上がった方向に視線をむける。 そこには青年と少女の組がいた。 青年はゆっくりとケーキを切り分け、しっかりと味わっている。 それは一個一個のケーキの僅かな味の差を見逃そうとしない、批評家のようだった。 一方の少女は――― 「なんだ……と?」 ウォォォオンッ! 歓声がまたあがる。それもそうだろう。 春奈は、目の先の光景が信じられなかった。 少女、ツインテールの少女。 歳は春奈と同じくらいだろうか、その少女が口を開けた。 ガォンッ。 するとケーキが消えた。後には空の皿が残される。 慌てて係員が別の皿を置く。 少女はフォークを使うのももどかしく、素手でケーキを掴む。 ガォンッ! また、ケーキが消えた。 消えたのではない。 少女は、一口で、次から次へと、ケーキを腹に収めていく。 これは食べるという行為だろうか、それとも別の何かだろうか。 明らかに異なる異例の速さで、空皿がうず高く積み上げられていく。
「頑張りますねぇ」 青年、柏木は横の少女にむかって気だるげに言葉をむける。 フォークを動かすことは忘れない。 そして、味わうことも忘れてはいない。 ケーキのひとつひとつに職人の技がこもっているからだ。 おろそかにすることは出来ない。 横の少女、発子・クリーシェはそんな柏木にこたえる 「あたりまえよ」 ガォンッ! またケーキが消えた。 「最近、影がうす…いえ女神として人間には負けられないわ」 ガォンッ! 手についたクリームを舐めとる。 その間に係員はすばやく代わりを置く、しかし。 ガォンッ! またケーキが消えた。 「過ちは正さなければいけないわ。女神を、創発の女神に勝とうなどという過ちは」 ガォンッ! 「ひとつひとつ」 ガォンッ! 「確実に確実に」 台座の代わりが無くなりそうな事に気づいた係員が身振りで他の係員に知らせる。 そんな事はお構いなしに、クリーシェは次々とケーキを飲み込むように食べていった。 ガォンッ! ガォンッ! ガォォォンッ! 「味わいながらこのクリーシェの胃袋亜空間へばら撒いてやるわ……」 「ですか」 他の組を突き放す圧倒的スピード。 見ている観客は再び歓声をあげた。 柏木はそんな声に応えるように手をあげ、グラスへ口を運ぶ。 一方の発子は歓声なぞどこ吹く風とばかりに手を口を動かしていた。 畏ろしい。 その姿は餓鬼などという形容では生ぬるい。 暴食を司る大悪魔。それが少女の姿を借りて顕現したかのようだった。 「発子……発っちゃんじゃないですか!」 「し、知っているのか?」 春奈は青年の名は知っていた。いや、思い出したというべきか。 たしか柏木、多彩な才能を持つ芸術家。 各方面で噂になりTVに引っ張りだこの時の人だ。 しかし少女の方は記憶の糸に引っかからない。 見識の無い少女の名を挙げた彼に驚きと、軽い嫉妬が起こる。
「ええ、知ってます。たしか『月刊ロリババァジャーナル』で見たことがあります」 「なるほど、ロリババァ……」 (……ですって!?) 春奈は驚愕した。 もう一度、彼の言葉を反芻する。 (ロリババァ、ロリババァですって!?) ロリババァ。 彼が憧れる存在。 春奈は偽ってその存在を手に入れた。 彼のために。彼が好きだと言っていたから。 だがしかし。 春奈は視線を動かす。 その先にはケーキを頬張る少女の姿。 蒼髪のツインテール。くりくりとした眼。愛くるしい顔立ち。 春奈には理解できた。彼との逢瀬の前に化粧をしてきた春奈には痛いほどわかる。 少女が別段手入れをせずとも、容姿を維持できる事に! 春奈には、言葉ではなく、魂で理解できた。 春奈の脳内で昔彼が言った言葉が反響していた。 (ロリババァとは―――) ロリババァとは、ひとつ無敵なり。 ふたつ決して老いたりせず、みっつ決して死ぬことはない。 よっつ幼女の可愛さと熟女の知識を兼ね備え、しかもその能力を上回る。 (そして、その姿はギリシアの彫刻のように 美しさを基本形とする……だったかしら?) ちらり、と春奈は彼を見やった。 彼は発子を食い入るように見つめていた。 「うわーすげー! すごいですねセラ様! 他のロリババァ様を肉眼で確認ですよ!」 彼の笑顔。春奈が好きな彼の笑顔。 だが、その笑顔をみた春奈の胸の奥で、黒い何かがじくじくと疼きだす。 彼が笑っている。 誰を? 奴を! 他のロリババァ(オンナ)に対して! (渡さない……渡さないもん……) じくじくと何かが痛む、疼きだす。 今までに感じた事の無い感情。 春奈はトントンと指先でテーブルを叩き、係員を叱った。 「おい」 「は、はい?」 「男ばっかりで私にケーキを寄越さぬとはどういうつもりだ?」 「あっ! す、すいませんでした、ただいま!」 イライラした口調に、係員は慌てて春奈の方にもケーキを運んだ。 ブスリとケーキにフォークを突き刺し、春奈は前日に叩き込んだマナーなどお構いなく口に頬張る。 咀嚼し、水で流し込み、空になった皿を店員に突き出す。 代わりのケーキにまたズブリと突き刺し、はしたなく食べていく。
「セ、セラ様?」 隣から放たれる殺気に気づき、彼は春奈へと視線を戻した。 彼は戸惑っていた。 そこにはいつもの冷静なセラ=ハールマンは存在していなかったからだ。 「セラ様、どうなされました? いつもと様子が―――」 「五月蠅い! 私に指図するか!」 珍しいセラの激昂に彼は大人しくなる。 そんな彼を見ようともせずに春奈はケーキを食していく。 (渡さない! 渡さない! 渡すもんかぁ!) 春奈の体にどす黒い感情が溜まっていく 彼の笑顔と、むこうの少女を思い浮かべる度にじくじくと疼いていく。 溜まっていく感情を薄めるかのように春奈はケーキをおさめていく。 (彼が好きなのはロリババァ……) ロリババァとは、ひとつ無敵なり。 ふたつ決して老いたりせず。 みっつ決して死ぬことはない。 よっつ幼女の可愛さと熟女の知識を兼ね備え、しかもその能力を上回る。 (そんなロリババァでも彼が一番好きなのが……セラ=ハールマン! 二百歳吸血鬼のロリババァ!) 彼が気に入るために、努力をしてきた。 彼に気に入られるために、常日頃努力を欠かさなかった。 1ゾロ経験点を何回手に入れたか分からないくらい、失敗を隠し努力をし続けてきた! (ワタシが……彼を一番好きなんだーーーーーーっ!) 春奈は彼が好きだった。 だからこそ、ロリババァと偽ってでも彼の側に居たかったのだ。 だからこそ……だからこそ! (やらせはせん! やらせはせんぞ!) 春奈は少女を見た。明らかに早い。明らかに差がある枚数。 それでも春奈は口とフォークを動かし続けた。 彼の声など耳に入らない。 (貴様ごときロリババァに! セラ=ハールマンのプライドを! 世田の栄光を! やらせはしない! 他のオンナに……彼女の座をやらせはしないわーーーーーっ!) 生クリームが油のようだ。 スポンジが口内の水分を奪っていく。 歓声が遠く感じられる。彼の声が聞こえたような気がする。 (暗い……いつのまにか明りが……明りはどこかしら……) 喉へとこみ上げくる胃酸を春奈は寸前で我慢した。 どうやら会場がBGMを変えたようだ。ゴーン、ゴーンと頭に響く音がする。 しかしそれでもお構いなしに、春奈はフォークを動かした。 だが手はむなしく空を切った。 (暗いからだわ……ケーキを……明りを……!)
ゴーン。ゴーン。 ゴォォォーーーーン。 低い銅鑼のような音が響く。 (暗い……明りを……ケーキを……係員は何をしてるの!?) 春奈は辺りを見回した。 彼の心配そうな表情。 彼がどうしてそんな顔をするのか、わからなかった。 (どうしてそんな顔を……アレ?) ぐらりと、春奈の身体がよろめいた。 そして、大事なことに気づく。 (暗いんじゃない、アタシが―――) 駄目なんだ、そう思った時には遅かった。 薄れゆく春奈の意思が最後に見たもの。 それは、春奈を抱きかかえる彼の姿だった。 ・ ・ ・ 春奈が気がつくと、後頭部に柔らかい感触があった。 「気がつかれましたか?」 頭上から彼の声。目をむけると彼の顔がある。 どうやら膝枕をされているらしい。 左右に首をむけるが、知らない部屋だ。 「ここは?」 「会場の一室ですよ」 彼の言葉に少し思案し、春奈は納得した。 (そうか……) 春奈はケーキバイキング中に喉を詰まらせ失神したのだった。 シャツのボタンが空いてるが、おそらく気道確保とか色々やられたのに違いない。 なんという事だろう。春奈は嘆息した。 「みっともない処を見せてしまったようだな」 いつも通りのセラの口調になり、春奈は彼に呟いた。 本当になんという事だろう。 彼の憧れるロリババァを演じてきたというのに、大失態を演じてしまった。 これでは彼もセラ=ハールマンに、世田 春奈に呆れるに違いない。 一時の気の迷いとはいえ、馬鹿な事をしてしまった。 春奈はいまさらになって後悔したのだった。 そんな春奈に、彼は答える。 「そんな事はありませんよ」 彼はそう言って微笑んだ いつもと変わらない彼の笑顔だった。
「今日は意外な一面が見れて良かったですよ、誘ったかいが有ったってもんです」 春奈の好きな彼の笑顔だった。 まだぼんやりとしている春奈にはその表情はよく見えない。 ぐいと、彼の頭の毛を掴み近づけさせる。 床に移る影と影が重なり、そして離れる。 後には目を瞑る春奈と、呆けた顔をしている彼。 唇に指をあて、先ほどの感触を思い出す。 甘い甘い、ケーキの味。 「え、ちょ、いま何を……セラ様……セラ様?」 セラはすうすうと寝息を立てていた。その様子を訝しがる彼。 「狸寝入り? 嘘でしょ? セラ様、セラ様ってば!」 彼の言葉を聞きながら、寝たふりを続ける春奈。 動揺している彼に、春奈の頬に差している赤みには気づくことができなかった。 ・ ・ ・ 会場。 イベント後の会場。 すでに片付けは終わり、係員が清掃を始めている。 そこに丸テーブルがひとつ。 テーブルに鎮座しているトロフィーを気にも止めず、クリーシェは食事を続けていた。 主任は柏木の連れに慮る様に、恐る恐る声をかける。 「あの、申し訳ありせんが当会場はそろそろ閉めますので」 「だそうですよ、クリーシェさん」 柏木と主任の声に、面をあげる発子。 そして、主任にむかって答えた。 「お代わり」 「ちょっとーーーーーーー!?」 「ハハハ、花より団子ってことですね」 「ハハハじゃないですよ。柏木さん、何とかしてくださいよーーーっ!」 。 発子・クリーシェは会場内の全ての人々に女神の威光を見せつけ、そして只今自己ベストを更新中だった めでたしめでたし・・・?
何か月も開けての投下、誠にすみません
496 :
創る名無しに見る名無し :2011/04/15(金) 23:41:59.46 ID:vDO7ZRTN
おつー 気迫すげえ >月刊ロリババァジャーナル この世界そんな雑誌があるのねw
乙 セラ漫画の続きも作ってるらしいし期待感高まる
ぷにぷにほっぺかすっきりほっぺならすっきりほっぺ
さすがはっちゃん
ほっぺはぷにぷに、むねはすっきり これに限る
「母親がロリババァ、彼女がロリババァ。選ぶとしたらどっち?」 「ロリババァの彼女、その義母となる人もロリババァだった」 「こいつ……正しい!」
母ロリ「貴様か、娘に近づく下賤の輩は。 どこの馬の骨ともわからぬ奴を由緒あるロリ家に迎え入れるわけにはいかんな」 彼女ロリ「御母様……」 男「義母様、これは挨拶代わりのマックスコーヒーです」 ピク 男「もうひとつ、ファミチキもお納めください」 母ロリ「はぁふぁふぉふぉみあふぇたふぁつゴクン、ふん、好きにしろゴクゴク」 彼女ロリ「御母様……」
むしろ自分がロリババァになりたいわけだが
グレゴール・ザムザ……
朝起きると、私の身体がロリババァのストッキングになっていた 私の友人がガーターベルトに 私の従兄弟がショーツに 私の弟が―――
下着の話でふと思ったんだが、ロリババァはブラジャーをしているべきか否か それに伴い、胸の発育状況がどのへんかも問題になるわけだが 僕はノーブラ膨らみかけ派かな
大人っぽいキャミソールでお願いします
母親がロリババァなら、自らはショタジジィになれる可能性を秘めているぞ。
ショタジジィ「婆さんや、飯はまだかね?」 老妻(痴呆;軽度)「お食事は2時間前におあがんなすったでしょう?」 ショ(外見年齢7歳)「もう半日たったのじゃよぅ。しっかりするんじゃ幸恵(偽名)〜!」 老(退行癖有)「しょんにゃことないにょぉおおー。幸恵(仮名)しゃっきごはんちゅくったにょぉおおお」 ショ「幸恵(HN)……変わり果てた脳になってしもうて……」 老(白髪染めに飽きた頃)「男の子でしょう?我慢なさい」 ショ(ナレ調)「幼児の空腹は早い。日が昇り始めた頃、すでに幼児は冷蔵庫を漁りつくし、納豆の最後の一粒まで食べてしまっている」 老(語り:幸恵[世を忍ぶ仮の名])「朝食を食べて十分後、幼児は睡魔に誘われ、16時間眠る」 ショ「ものを食べる夢、それだけが幼児を癒してくれるのである」 老(徘徊癖有)「起床した幼児はしばし2ちゃんの新着チェックをする」 ショ「キーボードにクッキーの欠片を落としながら……」 老(露出狂)「幼児の食欲はとどまらない、だが、家に食物はもうない」 ショ「彼は生ゴミへと手を伸ばす。わずかに大根の皮や、人参の頭で空腹をなだめようとするのである」 老「2日目、家の周囲には雑草さえも残っていない。幼時の腹の中へすべてが消えてしまったのだ」 ショ「もういいんじゃ婆さん……わし自分でつくる」 老(ニヤリ……!!) ―――――――― ショ「知らない若造(53歳、独身、小児性愛者)から飴玉を貰ったわい」 老(小児性愛者)「あれほど知らない人にはついていかないようにと言ったじゃあありませんか」 ショ(小児性愛者)「じゃって、じゃって、ついてきてくれたら飴ちゃんくれるって」 老「くれるって?」 ショ「じゃから突いていったわい///」 老「アッー!」 ―――――― ショ「ガキどもにカツ上げされたのじゃ……」 老「不甲斐ない……! 私の目が黒いうちはそんなことは許しませんよ!」 ショ「ばあさんや、わしの目、まだ黒いかのう?」 老(最近ツイッターに熱中)「若々しいじゃありませんか、おぼっちゃま RT:Shota) 老「で、どうしたんです」 ショ「腕相撲で負けて賭け金もって行かれたのじゃ……」 老「いくらでございました?」 ショ「4万……」 老「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
幼少期から主人子の世話を見ていたロリババァを書きたいんだが、珠枝さまみたいな普段は幼児キャラ、というのにしないとどうも主人公が調教されてしまう 調教された主人公だと話が膨らまないし、どうしたもんかな
自らが人外であることを自覚し、人としての幸せを掴めるよう あえて自分に反抗するように主人公を育てるロリババァ が、独り立ちさせる時が近付くにつれて、自らが抱え込んだ寂しさに耐えきれなくなるロリババァ
じゃあ、小さい頃よく遊んでもらってたお隣のお姉さんがロリババァっていう設定で書いてくれ
>>510-
>>512 みたいなエロマンガがあったな。抜いたし
514 :
◆JDhsVOOkg6 :2011/05/05(木) 21:46:37.49 ID:6dbE1QBq
`丶、 / `ヽ ./〃 ! ! \ .\  ̄ ̄.! ! ! ‖ ! `、 ヽゝ _,.-‐''| | ! .l .‖ |. ヽ ヽ ', ≦´| |.i | /_ ‖. !! !! ! / "≦ .| |.|. l /`ヾ' //l 〆/ ll ‖ ,.'`ヽ,.' | ||レ、 ,x==tx、、./ ノ__,,,/‖ ,// / 〈{ < .| || 〃ひ:::::ヽ` .,ィテx‖/―' ///`ヽ. |.| 《|::::iiiii::::::!. .|:iii:::!.》 | | | 从! ( , 弋;;;;;;;;ノ. 辷,ノ'´ |..レ 〈〈 \、λ. "" "´| || У´\_ } {| | | ヽヽ ∠フ / || | | | \ / || | | | `' .、 / || | | /^! `゙''ー _ _,., '´ .| | | | \ /、 .| | | 〈 `゙''‐-、 | \
春菜ちゃんかわええこれでかつる
こどもの日に贈り物したらどんな反応をするのだろうか
ちょっと思い付きでダラダラと書いてみるかな
遺体安置所〜 少年「うええ〜ん!お父さん!お母さん!」 ロリババ「…どうしたのじゃ?少年」 少年「うぐ…えっぐ…地震で…家が崩れて…お父さんとお母さん…死んじゃった…うわあああん!」 ロ「ふむ…神も無慈悲よのう…このような幼子を1人残すとは…」 少年「うぐ…えっぐ…」 ロ「…」 ロ「少年よ…ワシの元へ来ぬか?」 少年「えっ?」
少年「ここが…お姉さんのお家?」 ロ「そうじゃ。何も無いが…お主の家だと思ってしばらく好きにするがよい」 少年「……お姉さんは悪い人?」 ロ「ッ!な、なぜそう思うのじゃ?」 少年「お父さんとお母さんに知らない人について行ったらいけないって…」 ロ「ホッ…そういう事か…心配いらぬ。ワシは悪い人ではないぞい」 少年「…そっか。疑ってごめんなさい」 ロ「よいよい」ニコッ 少年「…あ///」 ロ「さぁ入ろう」
続けなさい
522 :
◆3Xgm/z3n32 :2011/05/06(金) 21:26:47.16 ID:klf70jxG
ロ「今帰ったぞい」 無口ロリババ「…ああ、おかえり…何だ?その子供は」 少年「ッ…」ビクッ ロ「うむ。此度の震災で両親を亡くしたらしいのじゃ。あまりに不憫じゃからしばらく…」 無「まさか預かるというのではないだろうな?」 ロ「そのつもりじゃ」 無「ふざけるな。我々の目的は人間の魂を集める仕事だというのを忘れたのか」 ロ「もちろん覚えてるぞい。じゃが、人の子を預かってはならぬという決まりが有る訳ではあるまい」
無「何万…何億もの魂を集めなければ、我々は人への転生は出来ぬ。人の子に構ってる余裕など…」 無「しかも何故今回なのだ?今まで、戦災孤児、震災孤児など嫌というほどこの国で見てきたであろう」 ロ「ふむ…まぁ死神の気まぐれというやつじゃ」 無「どうなっても私は知らんぞ」 ロ「お主に迷惑は掛けぬ」 無「ふん…私は魂を集めてくる」 ロ「うむ。」 少年「あ、あの…よろしくお願いします」ペコリ 無「…ふん」フワッ 少年「と、飛んだ!?」
少年「お姉ちゃん!あの恐いお姉ちゃん飛んで行ったよ!」 ロ「ふふっ…恐いお姉ちゃんか…ワシらは空を飛べるんじゃよ」 少年「ホントに!?」 ロ「うむ」 少年「すごい!すごいや!」 ロ「ふふっ…最近の人間は大人子供関係なく大抵気味悪がるが…お主は本当に可愛いのう」ナデナデ 少年「///」
グゥ〜! ロ「むっ?なんじゃ?お主腹が空いておるのか?」 少年「う、うん///」 ロ「ふむ。では何か食べる物を…」 少年「あ、あの…これからお世話になるんですから…家事位はやらせて下さい」 ロ「…そうか?別に気を使わなくても良いんじゃよ?」 少年「で、でも…この家…」 グチャグチャ〜 ロ「ふむ。人間は綺麗好きじゃしマメな生き物じゃからのう。ワシらは掃除や料理は一切せんから」 少年「是非僕にやらせて下さい!…というよりやらないとダメです!」 ロ「ふむ」
しばらくして〜 無「今帰ったぞ…むっ」 ピカピカ〜 ロ「お帰り。…どうしたのじゃ?」 無「なんだ?やけに片付いているな。まさかお前が掃除でもしたのか?…明日は吹雪だな」 ロ「ヒドイ言い方じゃのう…ワシではない。あの少年じゃ」 無「むっ…勝手な事を…」 少年「…」グツグツ 無「アイツは何をやっているのだ?」 ロ「うむ。シチューとやらを作っておるらしい。ワシはカップ麺の方が簡単じゃと言ったのじゃが…」 無「…」
少年「お姉ちゃん!シチュー出来…あ、無口さん…お帰りなさい」ビクビク 無口「ふん。お前に名前で呼ばれる筋合いは無い」 少年「うう…」 ロ「これこれ。なんという言い方をするのじゃ。」 無「人間の作った物などいらん。私はカップ麺で良い」 少年「あ、あの…カップ麺ばかりだと体に…」 無「…文句あるのか?」ギロリ 少年「あうう…」 ロ「これこれ。いい加減にせぬか。…じゃあ無口はカップ麺で良かろう。ワシは少年の作ったシチューを食べるぞい。なんとも美味そうな匂いじゃからの」 少年「う、うん!」パアア 無「…ふん」
ロ「ではいただくぞ」 少年「うん!」ドキドキ ロ「ズズッ…」 少年「…」ドキドキ ロ「う、美味い!これは美味いぞ少年!」 少年「ホントに!?」パアア 無「ッ!?」 ロ「うむ。今までカップ麺や出来合いの物ばかりじゃったからのう。作りたての食事など久しぶりじゃ」 少年「良かったぁ」ニコッ ロ「無口よ。お主も食うてみい。美味いぞ?」 無「こ、断る!人間の作った物など…」 少年「あの…カップ麺も人間の作った物じゃ…」 無「…」
あれ、ここショタスレだっけ?
無口「あ、あう///」 ロ「ほれほれ。食うてみい。」 少年「あの…無口さん…お口に合わなければ吐いても良いですから…」 無「…食べ物を無下にはせん」ズズッ 少年「…」ドキドキ 無「…不味くは…無い…」 少年「良かったぁ」ホッ ロ「素直じゃないのう」 無「う、うるさい!不味くは無いが…決して美味くは…」 少年「あ、もう空ですね。無口さん、お代わりいります?」 無「あうう///」 ロ「ふふっ」ニヤニヤ
少年が可愛いって言いたかっただけなんだごめんよ
>>532 そういう事だったのか。安心した
行き当たりばったりで書いてるから展開とか強引かもしれんが、
他の書き手さんが居たら引っ込みます。
とりあえず眠くなるまで書いてみます。
ロ「ごちそうさま」 無「ごちそう…さま」 少年「全部食べてくれたぁ。ありがとう」ニコッ ロ「いやいや、礼を言うのはこちらの方じゃ。ありがとうな」ナデナデ 少年「えへへ///」 無「…」ジー ロ「ん?無口よ、どうした?」 無「ッ!な、なんでもない!」 少年「あ、あの…無口さん…ご迷惑かもしれませんが…お二人の邪魔にはならないようにしますから…だから…その…」 ロ「少年…」 無「…もういい…」 少年「…やっぱり…邪魔…ですか?」
無「そういう…意味じゃなくて…」 少年「?」 ロ「ふふっ…これからよろしく。仲良くしようって意味じゃよ」 無「ち、違っ!///…ま、まぁ雑用係で置いてやっても良いって意味だ!勘違いするな!」 少年「ほ、ホントですか!」パアア 無「あ、ああ…まぁ…私達の邪魔はしないようにな」 少年「はい!」 ロ「ふむ、良かったのう。…では、ワシは風呂に入ってくるぞい。2人共。仲良く話しておれ」 無「お、おい!誰がコイツと…」 ロ「まぁ、良いではないか。お主も人間は嫌いではなかろう?」 無「ッ!そ、それは…」
無「行ってしまった…うう…コイツと何を話せと…」 少年「あ、あの…」 無「何だ!」 少年「あうう…」 無「す、すまない…何だ?」 少年「無口さんとロリさんは、何歳なんですか?」 無「…お前はどう思う」 少年「えっと…僕よりちょっと上…11歳位?ですか?」 無「…まぁ…見た目はそう見えるだろうな」 少年「え?違うんですか?」 無「500歳だ」 少年「ふぇっ!」 無「ふふっ冗談だ。」ニコッ 少年「あ///(ロリさんの笑った顔も素敵だけど…無口さんの笑った顔も綺麗だな…)」
無「…両親を亡くしたのか?」 少年「はい…学校から家に帰ったら…家が潰れてて…」ブルブル 無「…」 少年「お父さんとお母さんは…家の中で…お仕事…休んで…僕の誕生日ケーキ買って…待って…くれてて…」 無「…」 少年「僕が…誕生日じゃなかったら…生まれて来なかったら…こんな事には…うう…」ポロポロ 無「…」 ギュッ 少年「ッ!?」 無「すまない…辛い事を思い出させてしまったな…」 少年「うう…うわあああッ!」ポロポロ 無「…」ギュッ
少年「…」 無「落ち着いたか?」 少年「スー…スー…」 無「…ふ」 ロ「ふぅ…いいお湯であった。…ん?おおッ!」 無「ッ!」 ロ「な、なんと!ワシの見ておらぬ間にそこまで親密になるとは!」 無「ち、ちがッ…こ、これはッ!」 ロ「お主も好き者じゃのう」ニヤニヤ 無「な、何を勘違いしている!私は…」 ロ「…冗談じゃ…分かっておる。この少年…泣き疲れたのか?」 無「あ、ああ…そうみたいだ」
ロ「そうか…大変だったであろうのう…今日はワシの部屋で寝かせてやるか」 無「…いや、このまま私の部屋に連れて行く。起こすと悪いからな」 ロ「何を言うておる。人間と一緒ではお主も落ち着かんであろう?だからワシの部屋に…」 無「いや大丈夫だ」 ロ「大丈夫では無かろう」 無「断る」 ロ「ダメじゃ。ワシが一緒に寝るのじゃ」 無「ダメだ…私が…」 少年「ん…んん…ん?」 ロ・無「ッ!」
少年「あ、無口さん…ごめんなさい…寝ちゃったみたい…」 無「私は構わない」ギュッ ロ「むっ」 少年「あ、あの…///」 無「このまま私の部屋に連れて行くぞ」グイッ 少年(お姫様抱っこ///) ロ「ま、待つのじゃ!」グイッ 無「なんだ?」 ロ「やはりお主と一緒では心配じゃ!魂を強引に抜かんとも限らぬ」 無「そんな事はせん」バッ ロ「待つのじゃ!」グイッ 無「待たん」バッ ドテン! ロ・無「あっ」 少年「う〜ん…」ピヨピヨ
次の日〜 少年「う〜ん…ん?」 ロ「おお!起きたか!」 少年「あれ?ロリさん…えっと…」 ロ「昨日はスマンかったのう…無口のヤツが少年を頭から落としてしもうて…」 少年「あ、ああ…そういえば…えっと…無口さん…は?」 ロ「あやつは、魂を集め…その…仕事じゃ」 少年「そっか…」 ロ「ワシも…仕事なんじゃが…お主1人で大丈夫か?」 少年「うん。大丈夫だよ。お家の掃除しておくね」 ロ「そうか。じゃあ頼んだぞい」 少年「うん。行ってらっしゃい」
とりあえずここまで ここは基本sage進行?
>>543 乙
sageでもageでもご自由に
それにしてもるみるくすさん、一体いつになったら来てくれるのか
もうセラ漫画の続きと言わないので、たまには遊びに来てもらいたいよ
いや、投下とかは作者の好み
sageの話ねw
548 :
死神ロリババ :2011/05/08(日) 13:00:10.92 ID:nzq26j2q
少年「2人共お仕事行っちゃったな…」 少年「よし!綺麗にお掃除しておくかな」 〜〜〜〜 ピカピカッ 少年「うん!綺麗になったな。ご飯でも作っておくかな…昨日のシチューの材料で作れるヤツはやっぱり…あれかな」
少年「ズズッ…うん。美味しい…2人共喜んでくれるかな…」 〜〜〜〜 カチッカチッ 少年「2人共遅いな…まだ…かな…」 少年「スー…スー…」 ロ「今帰ってぞい…ん?」 少年「スースー」 ロ「なんじゃ?寝ておるのか?」 少年「ん…スースー…」 ロ「ふふ…可愛い寝顔じゃのう」 少年「…父さん…母さん…」 ロ「…」ナデナデ
550 :
死神ロリババ :2011/05/08(日) 13:21:03.62 ID:nzq26j2q
少年「ん…ん?」パチッ ロ「お?目が覚めたか」 少年「あ、ごめんなさい。僕…寝ちゃってて」 ロ「よいよい」 少年「ご飯作ったから…食べて?」 ロ「ふむ。何やら美味そうな匂いがするのう」 少年「うん!今日はね。カレーを作ってみたんだ」 ロ「ほう。カレーとな?知っておるぞ。お湯に入れて3分温めれば…」 少年「それはレトルトだよ。1から作ったから口に合うかどうか分からないけど…」 ロ「ふむ」 無「…ただいま」
551 :
死神ロリババ :2011/05/08(日) 13:33:15.66 ID:nzq26j2q
少年「あ、おかえりなさい」 無「あ、ああ…ただいま」 ロ「今日はカレーだそうじゃ」 無「カレーだと?…ふん…貴様…家事は何でもすると言いながらとうとうレトルトに頼ったか」 少年「ええ!?…違いますよ。ちゃんと作りました」 無「む…カレーとは自分で作れる物なのか」 ロ「これこれ。ワシはお腹がペコペコじゃ。話は後にせい」 少年「あ、ごめんなさい。ちょっと待っててね」 無「…」
続き期待!
るみるくすさんの生放送久しぶりに聞きたい
wikiずっと更新してないな…
wikiの前にこのスレに投下が無いことを案じようぜ 作品があればそのうちまとまる
なかなか続き投下出来なくてスマソ バタバタしてて… また深夜に死神の続き書きます
557 :
死神ロリババ :2011/05/17(火) 21:31:53.93 ID:xWm3axQA
無「…ムグムグ」 ロ「…モグモグ」 少年「どう…かな?」 ロ「うまい!うまいぞ!少年!」 少年「ほ、ホント!?」パアア ロ「うむ。レトルトとは大違いじゃな!これは幾らでも食えるぞい!!」 少年「良かったぁ…あの…無口さんは…」 無「…ま、まぁまぁだな」 少年「…えっともう空みたいですけど…お代わり要ります?」 無「うっ…た、頼む///」 ロ「全く、お主は素直じゃないのう…少年!ワシにもお代わり頼むぞい」 少年「うん!」
558 :
死神ロリババ :2011/05/17(火) 21:34:44.82 ID:xWm3axQA
父さんと母さんは居なくなっちゃったけど… ロリババさんと無口さんのお陰で… 僕の悲しい気持ちも…少しずつ…少しずつ…癒されて行ったんだ… 1ヶ月後〜
559 :
死神ロリババ :2011/05/17(火) 21:39:24.74 ID:xWm3axQA
ロ「では行ってくる。留守番頼むぞい」 少年「うん!分かったよ」 無「少年…あの…その…」 少年「?」 無「今日は一緒に…ね…寝…」 ロ「さぁ行くぞい」グイッ 無「あ、ちょっと!」フワッ 少年「行ってらっしゃ〜い」ノシブンブン 無「あうう///」 ロ(全く!無口め…油断も隙も無いのう…) 少年「さて!今日も掃除からしようかな」
560 :
死神ロリババ :2011/05/17(火) 21:44:23.02 ID:xWm3axQA
少年(ううん…冷蔵庫の中身も尽きて来たし…お買い物に行きたいな) 少年(でも…僕の住んでた街は…もう…) 少年(いや、行ってみよう!もしかしたらスーパー位は復旧してるかもしれない) ガチャッ テクテク…
これからは一家に一台ロリババァではなく、一家に一台お掃除ショタの時代なのか……
562 :
死神ロリババ :2011/05/17(火) 21:49:20.55 ID:xWm3axQA
街〜 少年(やっぱり街はぐちゃぐちゃだ…) 「おい!君!」 少年「へ?」 自衛隊「こんな所で何をしているんだ?」 少年「えと…あの…」 自衛隊「お父さんかお母さんは?」 少年「…地震で亡くなりました…」 自衛隊「まさか…震災孤児か!」 少年「えっと…」 自衛隊「おおい!子供を保護したぞ〜!」 少年「え?あの…」 自衛隊「もう大丈夫だ…辛かったな…」
563 :
死神ロリババ :2011/05/17(火) 21:54:51.30 ID:xWm3axQA
ロリババさんと無口さんに挨拶も出来ないまま… 僕は遠く離れた避難所に連れていかれた。 そして…母さんの遠い親戚に預けられる事になったんだ
とりあえずここまで これ長くなりそうだ…
>>561 すまぬ。
あんまショタ過ぎるとあれなんで、早く大人にさせたいんだが、なかなか設定が…
ちょっと強引な展開で大人にしたいと思ってマスオさん
おっー 大人になるのかー
待ち疲れたぜ 続きなるべく早くお願い
568 :
創る名無しに見る名無し :2011/05/21(土) 17:45:24.66 ID:gCf8Ci8n
ロリババァのギャルゲがしたい 誰か企画立てて
黒神ロングに赤い瞳。これは定番だな
腹黒かみさまか
落ち着いた態度のロリババァと西洋ファンタジー世界で大冒険するRPGがプレイしたいでs
色々と妄想が膨らむ しかし形にするのは難しい
前回やってみてわかったことは、ロリババァが多すぎるとロリババァが逆に引き立たないってことだ せいぜい2,3人だろうな、ライバル同士とかなんとかで片方と組んでもう一方とは何度かイベント戦で戦ったりして、あとはラスボスがロリババァとか 主人公、ロリババァ、一般人で4〜6人くらいののパーティ組んで冒険したいね
>>572 いもでんは停滞してるけどロリババネットは完成した
企画乱立すればどれか完成する
だから企画立てまくろう
>>573 ロリババァRPGのアドレスかタイトルを聞かせて
>>574 いや、前回ってのはロリババネットの話ね
RPGはそういうの欲しいなあってだけ
そうだけど
578 :
創る名無しに見る名無し :2011/05/22(日) 20:46:34.91 ID:TzG8bQHx
いや、忙しいんで 誰かやるならネタだけは提供するが
580 :
創る名無しに見る名無し :2011/05/22(日) 22:06:21.59 ID:TzG8bQHx
>>579 ゲーム作ってる時の話聞きたいなぁ
創発じゃなくVIPで製作してたのは何でですか?
企画者じゃないんでわからないが、人集めやすいと踏んだのでは
582 :
創る名無しに見る名無し :2011/05/22(日) 22:30:36.96 ID:TzG8bQHx
スレにSSを投稿した事ありますか?
このスレではない、vipで1回書いたことあるけど
RPGとなると敵のバランス調整難しそうだね、あとマップとか RPG用のフリーツールて何かあったっけ? ノベルなら吉里吉里などあるのは知ってるけど
ツクール(体験版)、ウディタらへんがパッと思い浮かぶ
ツクール(体験版)は解像度が320x240だから低すぎる フリーのRPGツールは今はウディタ一択
ロリババァRPGには心動かされるが、いかんせん漠然としているな 主人公とロリババァの二人旅でラスボスもロリババァ、 戦闘はイベント戦のみとかそういう簡素なものでいいんじゃないの
主人公は不老不死を求める錬金術師 ヒロインは一度は不老不死になったものの、長すぎる生に疲れて人間に戻りたいロリババァ どちらの願いを叶えるにも、錬金術の秘宝「賢者の石」が必要だが、材料がどれも希少で1人では入手困難 そこで冒険者となってパーティを組むのだが、この時に2人はパーティの仲間同士として出会ってしまう 結局、世界中を探索して得られた素材は「賢者の石」1個分 正反対の目的を持つ2人はどんな決断をするのか みたいな感じでお願いします
要所要所がいもでんと被るなあ
ロリババァRPGに限らず戦闘は少ない方が ザコ戦を繰り返す事に意味を見いだせない
えっなんでみんな戦闘いやがるの いろんなパーティ組んでいろんなスキル使っていろんな戦法試していっぱい戦闘したい俺は異端なの
RPGは下手をする「たたかう」のコマンドを連打するゲームになるからな 無駄なレベル上げ作業と退屈な戦闘をさせるよりは、イベント戦のみの方がメリハリがつく そう思う輩がいるんだ 正直言ってボタン連打で進むならノベルゲーの方がマシ
その辺は好みでしょ もし万人に嫌われるならこんなに普及するはずがないじゃない ノベルゲーとはジャンルが違うんだし
ロマサガ3のように戦闘がただの作業でないシステムであれば面白いけど 安易に壮大さを出そうと次のイベントを見るために必要な経験値を高めに設定しているシステムはどうかと思う RPGはプレイ時間で価値を計る風潮があるから仕方ない事とは言えクリックゲーは好きになれない
ロリババァとこういう事がしたい、だからRPGなんだ というのがあればいいんだけどな
ロリババァと一緒に冒険の旅したいだろ
それならノベルでいいじゃん
ロリババァが絶体絶命の大ピンチに颯爽と登場してロリババァを助けたい 文字だけじゃなく戦闘シーンでコマンド選んで大好きなロリババァを前にかっこいい所を見せて勝利して 「くっ、ここまでかのう」 「ロリババァ! 助けに来た!!」 ロリババァと色んな街を巡りたい 港街から何者かに滅ぼされた村、不思議な世界の町 そんな世界をロリババァと探索して色んな出来事に遭遇しロリババァとの思い出を増やして行きたい 「この街のリンゴは高いな」 「ぼやくでない。ほれ、向こうに安いオレンジが売っておるぞ」
>>598 それってどこの梨花ちゃん助けに来たロリコンの人ですか
ロリババァ! 俺だ結婚してくれ!!
「この辺りに城への抜け道、下水道の入り口があるという話だが」 「どれ、わらわも手伝ってやろう」 ガコン。 チャラチャラチャララ。 抜け道を発見した。 「うおおっ、抜け道だ」 「ほっほっ、でかしたぞ小童」
ガランゴロンガラン。 「いらっしゃいませ」 「防具見せてください」 「これなんかお勧めですよ」 「へえー、どうよ。似合ってる?」 「むー、少しばかり地味すぎるんじゃないかのう」
テレテレッテッテテー。 「よっしゃ、Lv3になったぞ」 「まだまだじゃのう。ワレはLv4じゃぞ」
「あ、あなた様は行方不明になられていた王女様!」 「な、なんじゃ。これやめんか」 「おい、何すんだ。ロリババァを離せ」 「なんだお前は? ええい、構わん。王女様を城へお連れしろ!」 「ど、どけ! ロ、ロリババァ!!」
605 :
創る名無しに見る名無し :2011/05/29(日) 06:37:55.74 ID:2+2gB7+i
来月の中旬頃から暇できるかも知れないから作れそうだったらロリババァRPG作る
607 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/01(水) 18:19:59.40 ID:t/V8E5dO
今アルトネリコやってるんだけど、タスティエーラが俺のロリババァの理想像に近くてテンションがヤバい あのタイプのロリババァはありそうでなかなかないんだよな
タスティエーラはロリなのかな?
ロリババァRPG作ろうっていう人いないの?
企画してくれれば手伝うかもしれないけど、自分で人集めてまでやる気はしないな
水面下で企画考えてるけど、ここで企画始めたら参加してくれる人は何人くらいいる?
RPGならロリババァをカスタム育成したいよね、という方向でネタを考えているわけだが
幼い体をしたロリババァを犯せるエロゲーってないものか?
板としてはエロ禁止なんだけどもねえ……
>>612 カスタムって具体的にどういったの?
体をカスタム?
服(装備)によって見た目をカスタム?
能力をカスタム?
>>613 ロリババァがメインじゃないのでよければ色々あるんじゃないかな
座敷童、吸血鬼、幽霊等がヒロインのゲームに多そう
>>614 文字のみの話題程度なら別にそこまで気にしなくていいんじゃ?
>>615 ロリババァ専用装備「宝珠(仮)」(メガテン3のマガタマみたいなイメージ)で性能変化+外見変化って感じかな
もう少し詳しい内容は
・人間PC(主人公含む)は、クラス、装備があるが、ロリババァにはそれらの要素がない。代わりに宝珠で似た効果を得る
・宝珠はいくつも種類があり(8種類くらいが妥当か)、メインとサブの2つを同時に装備できる。メインのみの装備でもいい
・メイン宝珠によって外見変化、通常攻撃の性能変化(武器の種類を変えるようなもの)、スキルの使用解禁、能力値補正、属性耐性変化
・サブ宝珠によってスキルの使用解禁、能力値補正、属性耐性変化。ただし能力値と属性耐性はメインのものと相殺し合う
以下あらすじの妄想
トレジャーハンターの主人公が未知の神殿遺跡の奥で眠っていた女神(ロリババァ)を発見
力を失い消えかけていたが、主人公が偶然1つだけ持っていた宝珠を取り込みその霊力で存在を繋ぎとめる
もう信仰者がいない彼女は、助けてもらったお礼の意味も込めて主人公と契約し、守護神兼相棒に
宝珠を集めて力をつけながら、トレジャーハンターなら知らぬ者はいない難攻不落のラストダンジョン攻略を目指す
>>616 システムは面白そうだ
ラストダンジョン攻略を目指すって事はダンジョンRPG?
C++とDirectXなら出来ない事もないからダンジョンRPGでもできるけど、ストーリー性が薄くなりそう
プログラムで作るとなると手間もかかるし、その分余裕がなくなってクオリティも落ちる
ウディタで作れるものの方が結果的に上等なものができるけど、ダンジョンRPGならプログラムで作りたい
別にダンジョンRPGってわけじゃないけど、ストーリーは薄味でいいかなと思ってる ヒロインの外見も変化させられるんだから、プレイヤーが見た目から連想した性格イメージを大切にして PC(特にヒロイン)がセリフ言うようなシーンは極力避けるような感じにするのがいいかなあと
>>618 ダンジョンRPGじゃないなら普通のRPG?
その辺こだわりないならダンジョンRPGがいいかな
思ったんだけどメルクリウスプリティみたいに育て方によって性格が変わるっていうのはどうだろ?
それだったらロリババァをカスタムという趣旨にも合う
ダンジョンRPGでもなんでもいいんじゃね、そこまで考えてないし 性格変わるっていうのはちょっと違和感あるかな 宝珠は装備品みたいなもんでいつでも付け替え可能だから、性格コロコロ変わってしまう
ころころ性格変えられることに不満を感じていろんな性格で怒ってくるのロリババァイメージしたらそれはそれでありかと思えてきた
あるいは、能力値を自由に伸ばせる&同時に習得できるスキル数の上限少なめにすれば 相乗効果を狙うために装備が半固定化され、いつもと違う宝珠を付けるのは特定の属性耐性を大幅強化したい時など限られた場面のみになる これなら性格変化があっても問題ないかもね
>>620 デビサマの御魂みたいに特殊な物を合成(プレゼントでも)して性格変化は?
あと、レベルアップがあるならパラメータ振りできるようにしてそれで変化っていうのでも
>>621 かわいいね
>>622 レベルアップはあるの?
能力はどうやって上がるの?
道具の種類は?
スキルって何?
スキルの種類は?
属性って何?
属性の種類は?
曲はメルクリウスプリティみたいなのがいいなぁ
まじで作る方向で行くならスレ立てたら?
>>625 スレ立てても結局作る人間が自分1人だけなら
はじめから1人で作った方がいいし、まだ作るかどうか分からない
今はまだここで出た話をまとめているだけ
627 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/10(金) 11:15:20.25 ID:uXA0n1sx
と思ったけどスレ立てた方がいいと思い直したけどスレ立てできなかった 誰か代わりにお願いできない? スレタイ ロリババァの同人ゲーム(ダンジョンRPG)作りましょ 本文 ロリババァのダンジョンRPG作ろ
どこに立てんの?
この板
制作速報とかじゃないんだ この板だとゲーム制作スレっていもでんくらいしかないし若干板違いっぽい気がしなくもないけど… それでもいいなら立ててみるよ、立てれる保証はないけどな
Oh… 忍者レベル足りない…
この板がいいなぁ よろしく
>>631 そっか
スレ立て失敗した時忍者レベルの事は言われなかったからIP変え続けたらいつか立てられるかな?
さあ… 俺も忍法帳は詳しくないし
向こうは向こうで頑張ってほしいな さて夏ですぜその方ら ロリババァの水着姿を拝むことができる至福の季節 泳げないロリババァは手取り足取りキャッキャッウフフ
637 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/13(月) 22:38:50.87 ID:AtcavIKm
普通に泳いでいる俺らを見下ろし、水面を歩いていくロリババァ
だかちょっと待ってほしい 泳ぎの苦手なロリババァもいるのではないだろうか
吸血鬼系ロリババァは高確率で金槌
つまりセラ様は泳げるのに泳げない振りをしないといけないのか、胸熱
吸血鬼は水を超えられないっていう設定に絡めてるんだろうな。胸がときめくな……
正確には流水を渡ることができない
流れるプールでは泳げないので、家のビニールプールで泳ぐわけですね分かりますじゅるり
そのくせ水着はスポーティな競泳用
スピード社の水着を来て 「この水着、なんかきついのう」とかいってるロリババア
646 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/16(木) 19:55:41.15 ID:g+fwBZB8
みんなあんまし注目していないけど、 不動さんじゃ萌えられないか、そうか……。
知らなかったら萌えようがない 不動さんてどんな御方?
あぼしまこ、駅近物件不動さん
機械ロリババァの冷え切った体を温めたいよちゅっちゅ
巨乳ロリババァというのはいないものか?
出来るけど機能性重視でわざと貧乳のままでいるに決まってるだろ
ロリババァにッッッ巨乳ッッ!!! 上等な料理にッッ蜂蜜をぶちまけるが思想ッッ!!!
しかしロリババアにはここぞというときだけはおねぇさん体型になってほしい俺が
クライマックスでは「体系はロリのまま眼力UP」を推したい。 オーラとか出ちゃってもいい。んで、大男とか片手で投げちゃうの 見た目のギャップがあるからこその強キャラ感だと思ってる。 夜の方のここぞという時は、趣味上の理由でやっぱりロリが良いです^q^
おまわりさんこっちです! さてばあさんは俺と楽しもうね^^
656 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/20(月) 00:14:01.55 ID:kqMBtfCX
_, -‐-、___ / ` ` _ ) / ̄ _,,ニ=‐─'´ー''',、 ゝ-┬l;;; ヽ l// |;; _l l ,./;; (ニ=、 , ,=ニ /イr'ヽ; ー=o、', ', ro'l ノ/ l l、!l `''''' ヽ`´! . レ 〉、`ヽ ノー-‐' l lゝノ''l ,イメ三ヾ、! /、 l ヽ 〃 ,,, リ,,/l! , -l:::ヽヽ、 ヽ、,l!___l;;;;;;;;;lヽ、 ´ l::::::ヽ ヽ`ー─ヽ;;;;;;l::l `''ー、_ ヽ::::::::ヽ ヽ_/ヽ;;l::lヽ ヽ:::::::::::ヽヽ__/'´;;;;l!:/ ヽ 通 報[Zin hau] (1551〜1604 中国)
>>636 え?スクール水着の日焼け跡がまぶしいロリババァだって?
待てよ……?吸血鬼ロリババァに蚊をけしかけ血を吸わせて、その蚊に俺の血を吸わせれば、少なからずロリババァの血液が俺にも入ってくることになって、つまり俺も吸血鬼になれる!
「たわけじゃのう……。まあ、お主のような奴がこれまでもいなかったわけでは無いのじゃが、
結論から言えばその企みは失敗しておる。何故かわかるか?」
とある名もしれぬロリババァ吸血鬼は、そう言ってマントを翻――そうとして、うまくいかず、
頭から被ってしばらくジタバタする羽目になった。
「ぬごごごおおぉぅ!? 何故じゃ! 突然目の前がまっくらになりおったぞ!? わしの
暗闇を見通す目をもってしても、何も見抜けぬじゃとっ!?」
――十分後。
「……ぜぇ、ぜぇ……はぁ、はぁ……な、なんじゃ……マントを被っておったのじゃな……それは
見えぬはずじゃ……と、とりあえずじゃな、説明を……しようと思う……の、じゃが……すぅ、はぁ……」
ロリババァ吸血鬼は、息を整えようと深呼吸をした。
当然の如く、その胸部に揺れる物は何も無い。むしろ、その下の方にぽっちゃりとした何かが
見えたりするような、そんな塩梅だ。
ようやく息が整ったのか、ロリババァ吸血鬼は、凄く狭い層をがっちり掴んでしまいそうなそんな
体型にはまるで似合わない凄みのある表情を浮かべ、笑った。
「吸血鬼にも色々と種類があるが、 お主の言うような、いわば伝染病のような形で吸血鬼としての
特性が伝染るようなケースは、しごく稀じゃ。少なくとも、わしはそういった吸血鬼ではない。わしの
血を頭からひっかぶった所で、お主はわしの眷属にはなれんのじゃよ。お主がわしの眷属になる
為には、わしに愛されなければならぬ。わしが愛をもって、わしの血液をお主の血を吸い尽くした後に
与えれば、それが契約の儀式となる。その愛が真実の物であれば、お主は意志を持ったままわしの
眷属となる事ができるじゃろう。……その愛が偽りならばどうなるか、知りたいか?」
まあ、別に知りたいかどうかと言われれば、正直どうでもいいのだが、ロリババァ吸血鬼は
問いかけておきながら、その答えを待つ事なく、言葉を継いだ。っていうか、普通
>>658 が応え
返せるわけは無いので、何というか……雰囲気作り?……だったのだろう。
「お主は、朽ちた死体のまま、わしの眷属となる。一生、何も考えず、何も想わず、何も得ず、ただ
わしにお主の全てと引き換えに、わしの欲する物を与えるだけの、物言わぬ、だが動く事はできる
骸となるのじゃ。さしあたって、お主がもしもなれるとすれば、そちらの方がせいぜいじゃろう。
もしお主が眷属に――物言わぬ従僕になった時は――そうじゃのう、そのときは、わしの欲する
物を持ってきてもらうとするかの」
吸血鬼の欲する物――それは、つまり――
「そう……わしの欲するもの、それは……」
それは――!
「プッチンプリンじゃ!」
そう、プッチンプリン!
ってなんでやねん!?
「あの、プッチンってやってぷるんってお皿に落とすの、やりたいのじゃー! やりたいのじゃよー!」
……ロリ要素が薄いからと言って、無理やりすぎである。小ネタにしてもこれはひどい。
「とにかく、わしの眷属になりたいのじゃったら、まずはプッチンプリンを持参するのじゃ! 話は
それからという事になるかのう」
まあ、そういう事みたいなんで、興味のある人はプッチンプリン持ってきてあげてください(棒)。
おわり
何か思いついたのでここまで投下です。 実際、吸血鬼のあれこれって、レンブラントがどうのレンフィールドがどうの、 ノスフェラトゥがどうの、レッサーヴァンパイアがどうの、色々なしくみやルールが 地方ごと、フィクションの世界観ごとにあったりするんですよねぇ。
眷属にはなれても吸血鬼にはなれないじゃないですかーやだー!
「我の眷属になろうなどと片腹痛いわ、このたわけっ」 「どこぞの阿呆は、乳牛やら卵やらを固めた洋菓子に執着しているようじゃが、我はそのような下らぬことを好かぬ」 「人に者を頼むならば、それ相応の対価を支払うのが当然じゃろう?」 「なにがしたい? どうなりたい?」 「我は貴様の愚直な願いを叶えるだけの力を備えておるぞぇ?」 「なに? 我と交わりたい? ほぉ、一時の快楽に永遠の存続を諦めると言うのか」 「なかなかに即物的な奴じゃのぉ。しかし、それだけの価値を、我の肉体に認めたということか。なるほど、なるほど。女として聞くならば、お前の願い、なかなか悪くない話じゃないか」 「よし、ならば来るといい。存分に抱いてやろう」 「我の身体でもって、この世の快楽の局地を、お前に見せてやろうではないかぇ。幾千、幾万という男共を絞ってきた、この下の穴の窄まり具合、存分に味合わせてやる。三日三晩、寝る間も無く抱き続けてやろう」 「…………」 「……なに? 処女がいいじゃと?」 「き、貴様、この我に処女を求めると言うのかぇ?」 「あぁ? 誰のものとも知れぬ雄汁のこびり付いた穴は嫌じゃと?」 「ふっ、ふはははははははっ!」 「この我を相手にそのような軽口を叩く阿呆が、よもや人の身に在ろうとは……」 「上等だ、人間っ! その身体という身体、この白濁に染まりきった肉体に穢してやろうではないかっ! 三日と言わず、数年、数十年、肉体が朽ち果てるまで、延々と犯し続けてやるっ!」 「この我を相手に舐めた口を利いたこと、終わりのない快楽の中で後悔するといい」 「はははははあはっ!」 以後、ロリババァ(強)の暴虐により数百年間を鎖に繋がれ性奴生活。後、第三次南東事変での活躍により化け物として台頭。更に数百年を経て時は現代。遂にロリババァと背中を合わせて戦うまでの仲に! そんな人生希望。
壮大だなw
乳牛・・・・・肉だよ
665 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/26(日) 00:45:18.72 ID:j45UUDPj
ばあちゃんはね、 勇者と共に世界を救った魔女なんだホントはね。 だーけーどーちっちゃいから みんなからロリババァって言われるんだよ 悔しいね、ばあちゃん♪
ロリババァは黒髪と相場が決まっているのか・・・
赤目か金目なのは確かだな……
白目が黒で黒目が赤の逆転目VS超絶黄金色 このバトルが熱いと思うんだjk
一方、観客はいちばん胸板の薄いロリババァを応援した
つまり、漏斗胸のロリババァが最高ということだな。 凹んだ胸にお酒を注いで、ストローでチューチューと飲み干したい。 そういうエロ画像ないかな・・・
未来に生きてるな
吸血鬼ものの始まり方は死にかけた主人公が吸血鬼の血で助かる、ってのが多い。 だから、それの逆で死にかけた吸血鬼に血をあげる始まり方で書こうと思ったら傷物語だった。
ぱないの おれも瀕死のロリババァを助けて依存されたいわ
傷物語……確かに覚えた 久々にラノベ買ってみようかな
>>674 ロリババァが出てくる前にくじけないことを祈る・・・
俺はくじけた
助けた時点ではぼいんぼいーんのお姉さんだからね
677 :
創る名無しに見る名無し :2011/06/30(木) 22:15:23.09 ID:CNpwk9O9
吸血鬼ロリババァ自体は化物語ですぐ出てくるじゃない 喋らないけどw
>>677 あんなのロリババァじゃない。ただの長生きなロリだ!
今期アニメのロリババァキャラは誰か?
680 :
創る名無しに見る名無し :2011/07/07(木) 00:00:44.05 ID:/lbFIw4+
ダンタリアンの書架がロリババァものだよ
あの劣化翠か・・・
-――――-- .. _ "::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /:::::::::::::::::::. -―==========ミ、:::::::::::::::::::::::\ '′::::::::::::::/. . : ∧: : : : : : . . . . . . \、_:::::::::::::::::\ /.:::::::::::::::::〃 . . : /: ∧: : : : : : : : . . . . . }ト:..L三ァ=====ミ、 /.::::::::::::r=v{ l : : : ':.:/: ∧: : : : : : : : : : : :ノ,/.: . .//´ ̄ ̄`i、\ ′:::: /:|{[!|{ |: : : : /: /: ∧ : : : : : : : ://′.: : {{ . . . . : : |l,\\ . {:::::/:/:ゞへ、ー=ニ二三三三三二.イ..:!/⌒ヾ\、 : : : : |l// ヽ:'. . l/:/.:::::::::乂_\ー二二二二∠ -‐=ニ"イ..: : : :}!ト、\、: : :|l/ ′: :. . /:/:::::::::::. -‐― ..:ァ==/ / /| 7> 、:乂、\\、:|l/ : : : }! . l{'::::::::::::::/. :l}:. / .:/ . : /――-/、 | / >.\〈\\ー―イ! |:::::::::/. : : :ハ′ / / 、、__ / ノィ' //.:.\ヾ、\>=ケ ∨ /.(0}、:./ { /{ 〃云ぅ< / / ./.: /ヽ \ヽ/ . ∨. : : : :/ 八ー乂. えr'ソノヾ /-‐< /.-‐/ ,ハ!|i: Y ハ: : :/ ./ ヽ! ´ _ 斗rぅx、イ-/ ノ八 { . / } / , {、 乂 \ えr'ソノ≫ //!: :.\、 / .:// ∧ |: ヽ八 ' ` / ィ / :|: : : :|lヽ . / // イ ハ :! /.i.:|\ イ / |;イ: :.:|: : : :|| 創作活動には甘いものが必要だ / 〃 :l/ リ / l | .:\r‐<⌒ヽ___Y´l´{! c ノィ′_乂八.八: : : || たとえばドーナツ . / {{_ / / :| l :f⌒\ Y //:`Y´} \ノ人イ ,ハ. \\:.:|| . // /○) ./ . :| | (⌒\ >ーく-<ハ \ l i |/ 、 .ノノ′ / / ′ . : / ...:乂 У ̄ Y、 ノー--.:} |′ :|八 \〃 ' ′/ .. :: / ./ `Y´r''⌒/´{:\、.ノ 八 人 \ {{、 / / / .. :: :: / / .ゞ{_{. ヽ/ / ` <ヽ. 丶 ○:\ / / / ̄ ̄ ヽ `T " / // `ヽ } i \ ./ / ' \ イ .′ // ∨ | ヽ \ ′.' ′ ヽ´` ー ∨ ′// l ト、 \ \ . /: .,l ∧ ∨.:// Y | | \ \ / / ! / ∧ ∨/ {_ | | i \ \
名を名乗れ
684 :
創る名無しに見る名無し :2011/07/14(木) 11:03:49.81 ID:Hgssb75e
一月毎にお題を決め、それにそって作品を創作するのはいかがだろう もちろん自主的なものなので、気にせずお題外の作品を投下しても問題ない
いいんじゃないか?
賛同ありがとう 自分が考えているのは 月末にお題を決めて来月にお題にそった作品投下 強制ではないということ ロリババァが好きだ、しかしどうして良いかわからぬ という人にお題という指向性を与えることによって 創作のベクトルに力が加わるかな、と思いまして こんなことを考えた
687 :
創る名無しに見る名無し :2011/07/15(金) 14:38:28.47 ID:9/4kgLHD
とりあえず試しに一回さくっとお題決めちゃうのがいいんでないかね 初回は月末まで待たないで
それは7月のお題ということかな?
では
>>680-682 がお題ということで
作品に全部使ってもいいし一つだけでもいい
そんな緩いお題創作
690 :
創る名無しに見る名無し :2011/07/15(金) 21:30:10.90 ID:9/4kgLHD
夏といえば「水着」
ロリババァの夏と言えば、冷蔵庫へ備蓄される大量の麦茶。 「ただいまー! あっちぃー、マジで今日はあっちぃー」 「冷蔵庫に麦茶があるぞぃー」 「おぉ、マジで? 貰うわー」 冷蔵庫のドアを開けると、麦茶が100リットルくらいびっしり 「なんじゃこりゃー」 「たんと飲むが良いのじゃー」 「こんなにつくってどーすんだよ!」 的な田舎のロリババァ風景希望。
ではお題は「揚げパン」 「水着」 「麦茶」で 諸君、私はロリババァが好きだ 諸君、私はロリババァが好きだ 諸君、私はロリババァが……大好きだ
好きなだけじゃ、どうにもならないことが、あるんだよ・・・
だが、好きなものは好きだからしょうがない
言い出しっぺすらやってくれないんじゃなあ
和風ロリババァ 「麦茶はいい。それを見るだけで多くの日本人は夏の訪れを感じる。 まるで日の本の精神が形になったかのようじゃ」 洋風ロリババァ 「なるほど。しかし私はコーヒーのほうがいいな。 カランカランと氷が音をたてるアイスコーヒーは涼を誘う」 和風ロリババァ 「こーひーか、どうも伴手連の飲み物は口に合わんのう。 マックスコーヒーというたか? 近所のスーパーからなくなっておった。やはり人気がないのかのう」 ピクリ 洋風ロリババァ 「ほう……それは聞き捨てならんな」
麦茶に砂糖入れてロリババァに飲ませたい
じゃあ俺はコーヒーに精子入れてロリババァに飲ませたい。
少年は若くして身を売られた。 別段不思議な事ではない。凶作を受けた農村には良くある事。 僅かばかりの糧のために、次男三男坊を人買いに渡す。 このご時世にはよくある出来事。 人買いが操る馬車の中には、少年と同じ境遇の者が押し込められている。 みな、下をむいて黙っている。 この先の境遇がどうなるか考えたくもないし、逃げ出したところで帰る場所もない。 憂鬱な空気が、場を満たしていた。 ごとりと馬車が止まると、人買いは馬車の中に首を突っ込んだ。 そして、少年を指差す。 「出ろ」 言われたままに外に出ると、大きな屋敷が見えた。 柵に囲まれたその敷地は、自分がいた村の耕田を合わせても適わないのではないか。 少年は息をのむが、側の人買いに促され一緒に中へと入った。 良く手入れされた花壇の中を進み、人買いが来訪を告げた。 大きな扉が開かれ、大男が姿を現した。 燕尾服からでもわかる筋肉質の偉丈夫。 その男にじろりと睨まれ、少年はすくみあがった。 「そいつか、例の少年は」 「さようでございます」 人買いが恭しく礼をした。 男は屋敷のなかに入るよう二人に言った。 中に入ると、見たことのない調度品がたくさんある。 そしてなんだか良い香りもする。 一人わけがわからぬ少年を無視し、男と人買いは商談をすませた。 「なにかあれば追って連絡する」 「へへ、かしこまりました」 人買いは出ていき、少年が取り残された。 その少年を男はじろじろと眺め、呟いた。 「みすぼらしい……この格好では合わせられん」 「……はぁ」 「ついてこい。風呂に入れ」 「……はぁ」 言われるままに案内され、ついた部屋には大きな桶のような物があった。 衣服を脱ぐように命令され、しばらくして女中達がやってくる。 手桶にはお湯が満たされていて、別の女中がおろしたての衣服を持ってくる。 「我が主に合う前に身を清めろ、小僧」 そう吐き捨てると男は、後の事を女中たちに言い含めるとその場を去って行った。 「ささ、御主人がお待ちです。御身体を洗いますよう」 ぽかんとしている少年を囲み、女中がお湯を浴びせてくる。 水浴びはしたことがあるが、温かい水は初めてだ。 少しこそばゆい感覚にまどろみながら、少年はされるがままに身体を洗われ着替えさせられた。 多少サイズは違ってはいたが、着こなせない事はない。 そのまま先ほどの男のもとへと案内され、少年は男と一緒に屋敷の奥へと進んだ。 屋敷の一画、他の部屋とはひとつ違う、意匠を凝らした扉。 その扉をノックすると、男は少し開きかけその場に跪く。 「ご主人様、失礼します」
―― 男の声に中から誰かが返事をした。 「なんだ」 女性の声。 その声に、男はこたえる。 「ご主人様のご所望の品が、先ほど入りました」 「ほう……わかった、入れ」 部屋には豪奢なベッドがあった、天幕が覆い中の人物は伺いしれない。 男がその天幕をよける。 すると赤いシーツの上に少女が気だるそうに横たわり、こちらを見ていた。 肩に少しかかる位の黒髪は良く手入れされており、着ている服には刺繍等ははいってないが高級さを感じる。 ベッドから這い出すとつかつかと少年の方に歩み寄り、じろじろと眺める。 身長は少年とおなじくらいだろうか。 近づいてわかったが、なんだか良い香りがした。 「ふむ」 一通り見終わると、少女は大男が用意した椅子に腰かけ、少年に話しかけた。 「私がこの屋敷の主人、ツァンレンだ。お前は私が買った」 屋敷の主人。ツァンレンはそう告げた。 側の大男が説明するに、少女は貴族の家系で魔道を修めているのだという。 外見は少女だが齢はとうに百を超えており、玄孫もいるのだという。 現在はこうやって家族と離れ、ひっそりと暮らしているのだ。 にぃ、とツァンレンが口の端を吊りあげる。 「だが、独りでいるのも少々飽きてな。生き物を飼うことにした」 くっくっくっと少女は嗤う。その姿は少女であって少女ではない。 年を経た邪悪な何かだ。 「鴉を飼った。猫を飼った。奇をてらって蛙も飼ってみた。だがどうも腑に落ちぬ。 足りんのだ、刺激がな。そこで……人間を買ってみることにした」 大男がどこからか首輪を取り出した。銀で出来た重厚な首輪。 それをツァンレンは掴むと、少年の下へと放り投げる。 「貴様の過去なんぞどうでも良い。今日から私に仕えよ、いいな。 以前の名は捨てろ、今日からお前は『イッツ』だ」 あまりの言葉に少年は呆然とする。 しばらくしても少年が動こうとする気配がないので、ツァンレンは鞭を持ち出し振るった。 少年の眼前をうなりをあげてかすめ、足元を叩かれる。 その音と痛みに少年は現実に戻される。 慌てて首輪を取り、自分の首へと装着する。 ツァンレンは満足そうに頷いた。 「よしよし、お前は私の所有物だ。この屋敷では不自由はさせまいぞ」 「……」 「ありがとうございます、だ」 「あ、ありがとうございます!」
少年は弾かれたように叫んだ。 ツァンレンは目を細めて少年を眺める。 「ただし、それは私の命令を聞いている場合に限る、良いな?」 「ありがとうございます!」 うんうんとツァンレンは頷いた。そして、側にひかえる大男に命じる。 大男は部屋から出ると皿を二つ持ってきた。 犬が使うような皿。ひとつにはミルクが入っていて、もう一つの皿にはパンがあった。 それが少年の前に置かれるとツァンレンは少年に命令した。 「長旅で疲れたであろうイッツ。遠慮はいらん、食え」 「え……」 少年は絶句した。 床に置かれたそれを少女は食べろというのだ。 「……返事は?」 「あ、ありがとうございます!」 躊躇していたら何をされるかわからない。 少年は命じられるままに食べようと、しゃがんで皿を取ろうとする。 「待て」 が、その行為をツァンレンは止める。 少年は戸惑い見上げると、少女と視線があった。 冷たい目。これが人の眼だろうか。 「手を使うな。犬のように這いつくばって食え。今のお前にはそれが相応」 くっくっと嗤う。残酷な仕打ち。少年の視界が暗く染まっていく。 そして、鞭の痛みが少年を覚醒した。 「あぐっ!」 背中を打たれ、身をよじる。 苦しむ少年にかまわず、続けて二撃、三撃。 「主の慈悲を拒むとは無作法な奴、のう?」 ツァンレンは側の大男に視線を投げかける。 大男はゆっくりと頷いた。 「さようでございます」 痛みに身体を震わせる少年が、やっとの事で回復するとツァンレンは再び命令した。 今度は躊躇せずに四つん這いになって皿に首を伸ばす。 パンは揚げてあり、かじると中からひき肉と肉汁がこぼれてきた。 「おっと、床にはこぼすなよ」 その言葉にびくりとし、恐る恐る食事を続ける。 ミルクも飲もうとするが皿をもてないので、どうしてもすすり上げる格好になってしまう。 じゅるじゅると部屋に響く下品な音に、ツァンレンは手を叩いて喜んだ。 「くっくっくっ、良いぞ良いぞ。これからの日々が楽しみよ」 少年の、酷薄な生活が幕を開けようとしていた。
投下終了
これは鬼畜いロリババァ
GA文庫「おとーさんといっしょ」の二巻に出てくるのが、結構良い感じのロリババァだぞw
おとうさんなのにロリババァ……ほう
たすけてよロリババァそろそろヤバイよロリババァ! ーあ!
ほう、どこがどうヤバイのじゃ、いうてみよ
「まだまだ若いもんに負けはせんで」 それが婆ちゃんの口癖。それだけならただのたわごと。 しかし本当だから困る。 部活から帰ってきた俊明に、婆ちゃんは冷蔵庫から麦茶を取り出し渡した。 「俊坊、ちょこ食べるか?」 「いや、良いよ」 「それじゃ揚げパン食べるか」 「気持ちは嬉しいけど……今は冷たいのがいいかな」 そうか、と婆ちゃんは冷蔵庫にむかうと、両手にいっぱいガラスポットを持ってくる。 それは確実に2リットル以上はあった。 「なんでこんなに作ってるのさ!?」 「最近は熱中症に気をつけんといかんのでな、転ばぬ先のなんとか。わけのわからん娑婆じゃてのう」 ひゃっひゃっひゃ、と婆ちゃんは嗤った。 (わけのわからん、ねえ) 俊明は麦茶をゴクリ、と飲み干すとため息をついた。 ちりんちりんと風鈴がなる。 婆ちゃんの意向でこの和室にはエアコンはつけずに扇風機だけしか置いていない。 婆ちゃん曰く、なんで冷えるかわからないから、だそうだ。 空になった器に麦茶を注ぐ婆ちゃんを見て、俊明は言った。 「ねえ婆ちゃん」 「なんじゃ?」 「ひとつ聞いていいかな」 「おう、なんじゃ」 婆ちゃんはニッコリと微笑む。俊明は続けた。 「なんで婆ちゃんは、その……いつまでも若いのさ?」 俊明はそういって婆ちゃんを眺めた。 髪はつやつやと、鴉の羽のように黒い。 肌は化粧水など使う必要がないほどに艶やかで、健康的に日焼けをしている。 染みなどはどこにも見当たらない。 あちこちと小動物のように動くさまは年齢の衰えを感じさせない。 身長125センチ。体重はヒミツ。 その白いワンピースを着た愛くるしい外見は、まるで自分の妹かと錯覚させる。 だが、祖母だ。 年齢は80を超えている。 だが、祖母だ。 小学生にしか見えない。 だが、祖母だ。 蝉が鳴いている。 だが、祖母だ
「ふむ、俊坊も変なことを聞くものじゃのう」 「いや結構大事な事だと思うんだけど」 「俊坊は、ワシがちっこいのが気に食わんのか?」 「いやそうじゃないけど……」 祖母は見た目が若い。小学生にしか見えない。 医者に連れていってみたが原因ははっきりしない。 長生きできるのなら、とは思っているのだがやはり頭の端にひっかかる。 ひょっとしたら、自分が壮年になってもこのままなのでは? そんな考えも起き上がってしまう。 「じゃあ気にするだけ損じゃぞい、こうやって息災なら文句あるまい」 「まあ……そうなんだけど……」 たびたびその若さの秘密を尋ねようとするが、結局はぐらかされてしまう。 あまり強く聞く気にもなれない。 なんだかんだで俊明は婆ちゃんの事が好きなのだ。 「おおそうじゃ」 ポンと婆ちゃんは手を叩いた。 「実はな俊坊、最近暑いからプールか海に行こうと思っているのじゃがな」 「へえ」 「わし一人だと何故か、お嬢ちゃん一人? と聞いてくる輩がいるのじゃ」 (ああ……婆ちゃん可愛いからな) それが警備員なのかロリコンなのかはわからないが、婆ちゃんは孫から贔屓目に見ても可愛い。 もう少し年を取ったら日本的美人へと育つに違いない。 今でも十分歳をとっているのだが。 「でな? 俊坊良かったら一緒に行かんか? 夏休みで暇じゃろ? お小遣いやるぞ?」 「うん……」 俊明は身体を動かすのは嫌いではない。それに夏休みはまだ長い。 それに金を貰えるなら遠出も出来そうだ。付き添いも悪くはない。 「いいよ、婆ちゃんの頼みだしね」 「おおそうか! さすが俊坊じゃ!」 婆ちゃんが破顔する。ちくしょう可愛い。 だが、祖母だ。 「よしよし、それならば何着てくかどうするか……楽しみじゃのう」 「何着て行ったって同じだろ」 「たわけ、身だしなみを怠るは乙女ではないわ」 そう言って、婆ちゃんはいそいそと奥へ行き荷物を取ってくる。
「俊坊、何を着れば似合うかのう?」 どさりと畳の上に荷物を放る。それは女性用の水着らしかった。 俊明は興味なさそうにそれを見回す。 大正時代を思わせるようなシマウ水着、オーソドックスなワンピース、ツーピース…… (どれ着ても同じ、ていうか男の俺によくわかんね) 白スクール水着、マイクロビキニ、サスペンダーワンピース…… 「ぶっふ!」 俊明は盛大に麦茶を吐いた。思い切りむせる。 「どうした俊坊!?」 「ご、はっ、ど、どうしたかじゃねーよ!」 俊明はそこにあった水着を掴んで、婆ちゃんの鼻先に突きつけた。 それは水着というより紐、申し訳程度に身体に絡ませる。そんな感じだった。 これで泳いだら絶対に脱げる。というか見える。 「こんなもん着て行ってたら児ポ禁だろーが!」 「わしゃとっくに成人しとるわ!」 「周りが認めてねーんだよ、この分からず屋! 痴呆症!」 「むっきー! いうたな俊坊! そこへ直れ!」 喧々囂々と、二人の口論が古い家屋に響き渡る。 そこには喧嘩する兄と妹の姿があった。 俊明の婆ちゃんは若い。 それは、いつまでも若い心を持っているからかもしれない。
投下終了
素晴らしいチョイスだ
やはりロリババァはエロが良い! エロじゃなきゃいやだ!
せくちーぽーず!
ロリババァはエロいとかエロくないとか そういうのを越えた向こう側に居る
おれは具体的にどこだよ?
719 :
創る名無しに見る名無し :2011/07/29(金) 15:05:30.10 ID:lKIOivng
“ スピードの向こう側 ”
ロリババァっていうか、 長生きで、サディスティックで、 だけど、困ったときには素知らぬふりをしながら助けてくれるロリな娘が好きなんだよ 別にのじゃのじゃ言ってなくてもいいんだよ あぁ、ろりばばーふぁいやー
結論からいくとお題創作は失敗だったと言わざるをえない
そんなこと無いYO!
いや、一人しか投下してないのは明らかに独りよがりな物 ようするに賛同が得られなかったと言うわけだ
なにもそこまで噛みつかんでも 誰が損こいたわけでもなし
ロリババアが年上の人に論破されるシチュとかいいなぁ
726 :
創る名無しに見る名無し :2011/07/31(日) 22:29:06.21 ID:CuxJasRz
ロリババァより年上とかすごい老人だなw
見た目は同じ年齢くらいの子供に斜めになった価値観を論破されるシチュもいいと思うよ
超越・諦観・達観ロリババァも良いが 純粋と狡猾の狭間で揺れるロリババァもまたオツよな
のじゃロリ≠ロリババァ
専ブラ使ってると板とスレ名丸見えなんだが・・・ というか喫煙者だっけ?先生
吸ってたよ さて久々の続きなのに地味な繋ぎ話ですが投下
#7 それから 安らかな時間は矢のように過ぎていった。 有給を使い果たした春菜は、両親に見送られながら、ソフィと共に再び生家を後にした。 そして今、ちょうどマンションの最寄駅のホームに着いたところだ。 「本当に帰っちゃうの?」 「はい。ビザがそろそろ切れそうなのです。」 「そう。」 吸血鬼でもそんなこと気にするんだ、と可笑しく思った春菜は、半笑いになりながら相槌を打った。 ソフィは恥ずかしそうにもじもじして続ける。 「それで、あの、お姉様のメールアドレスを教えてほしいのです。」 「ん、ケータイのだよね。」 「はいなのです。」 なんだそんなことか、と春菜は手帳の適当な白紙ページに綺麗な字をつづる。 「はい、一応電話番号も書いておいたから。」 「ありがとうなのです。向こうに帰ったらソフィもケータイを買ってみるのです。」 その子供の姿でちゃんと買えるのだろうかと春菜は心配になった。 自分の時は、年齢が“現実的”だし、ちゃんと身分証明書もあるのでなんとかなったのだが。 しかし結局、その心配のことは口にしないことにした。 「ツェペシュさんの行方はこっちでも調べておくのです。」 「うん、ありがと。」 言葉が途切れる。 そこに、別れの列車の到来を告げるアナウンスが掛かった。 淡々とした駅員の声に、春菜は焦りを覚える。 (セラ!) ソフィと会った時からこの時まで、セラは頑なに妹と関わろうとしなかった。 春菜には、過去の二人の間に何があったのかは分からない。 だけど、記憶を持った方の“本物”の姉が、何も言わないまま別れるなんて、悲しすぎる。 そんな春菜の思いを裂くように、電車はホームに入ってきた。 ソフィは特段気にする様子もなく、荷物を手に取る。 扉が開く。 「じゃあ、行くのです。」 「うん、またね。」 春菜の声は少し震えていた。 ソフィが車両に乗り込む。 そして、扉が―― 「Vale, Sophie.(元気でな、ソフィ。)」 ――閉まった。 ソフィは、ガラス越しに振り返り、柔らかく微笑んだ。 セラが放った声に、春菜は驚いた。 (今の、何語?) 春菜には聞き覚えが無い言葉だった。 明らかに日本語ではないし、英語でもない。第二外国語で履修したドイツ語の授業中にも耳に入った記憶が無い。 セラは答える。 (ラテン語だ。) (へぇー。) 電車の影は既に見えなくなっていた。 自分の荷物を持って、春菜は改札への階段を降りはじめた。 (ふふっ。) (なんだ?) (なんでもない。) 驚きに置き去りにされた愉快さが、今になってこみ上げてきた。
「長い間ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」 「いや、いいんだ。それより目の方は大丈夫なのか?」 「はい。視力に影響は無いと言われてます。」 「そうか、それは良かった。」 翌日、春菜は会社に復帰した。 上司には「突然目の病気を患って手術と療養に時間を費やしていた」と説明しておいた。 休みの理由と突然変わった目の色を一気に誤魔化す名案だ。 後で診断書を要求されるかもしれないがその時はその時でまた考えよう。 目の他にもうひとつ変わったことがあった。 数日に一度、多い時では一日に何度か、発作的に血が欲しくなるのだ。 セラによると仲間を増やすための吸血鬼の本能だとか。 幸いにも、血を吸わなかったからといって死ぬということは無いらしい。 しばらく我慢していれば、渇きは治まる。 それでも、どうしても我慢できなくなったとき、春菜は人目につかない場所で、自身の上腕から血をすすっていた。 それから。 春菜は表面上はもとの生活を取り戻していた。 悲しみにふけることはあっても、人前で顔に出すことは無かった。 数か月が経ったある日のこと。 仕事場の朝礼で、とある“重大発表”があった。 物々しい空気の中、上司がこほんと一つ咳をする。 部下らの視線を浴びる中、彼は静かに告げた。 「今年の社員旅行は、海外だ。」 ざわめくオフィス。その中から一人の男が声を上げた。 「どちらですか?」 その質問を待っていたかのように、上司はすかさず答えた。 「ヨーロッパだ。」 若い社員の間で歓声が上がった。 この会社では、社員旅行として海外に行くのは4・5年に一度なのだ。 しかし、春菜には素直に楽しみとは思えなかった。 ヨーロッパ。セラが生まれた地。 何かが起こる。そんな予感を春菜は確かに感じていた。 つづく
以上です
久々の春菜ちゃん乙 コンビニ行ったらおでん売ってたんだけど 鍋奉行ロリは夏でも鍋なんだろうか
かわいい
白いシャツっていいよね!
>>736 「夏 鍋」でググったらいっぱい出てきた
盆に帰省してきた孫の為に腕によりをかけて 熱々の鍋でもてなすんですね、わかります
740 :
創る名無しに見る名無し :2011/08/26(金) 03:48:34.08 ID:cqeqiZKD
調子にのって裸マントになるも、腰を冷やして三日間寝込むロリババァ
741 :
創る名無しに見る名無し :2011/08/27(土) 20:49:49.44 ID:HLii+WUq
人稲……を狙って投下します
垢抜ける事の無い、青臭い夏草の香りが漂う。僕はその香りを深呼吸しながらすーっと、嗅いでみる。 懐かしさと共に切なさが胸の奥からこみ上げてくる。そういえばこんな匂いだったな、ここって。 大学受験が色々あってミスってしまい、様々な圧力から逃げ込むように、僕は都会からここへと逃げてきた。 草木が遠慮無く生え放題で誰の手入れも入っていない山奥。そんな山奥に、僕の祖父と祖母が住んでいた家がある。 親から大学に関する諸々の電話も、単位を心配する教授の電話も、バイト仲間からの飲み会の電話も全てぶっちぎり、僕はここに来た。 僅かな記憶を辿って今にもエンストしそうな自家用車に乗り込んではるばるニ時間。途中で車が止まったらどうしようかとハラハラしていた。 何たって光も何も無い、荒く舗装された道路を行くしかこの家に来れるルートが無いのだ。しかも凄く狭い道だから対向車が来ると一苦労だし。 それでもどうにかトラブルもなく来れたのは、普段の僕の行いが良いからなのかもしれない。 そびえ立つ木々の間から零れてくる、木漏れ日に照らされた、蔦と雑草に支配されているボロボロの木造建築。 本当なら取り壊すなりしないといけないんだろうが、僕の両親は取り壊すのに時間と費用が掛かるからと放置している。 僕もそれでいいと思う。例え誰も住んでいなくても、只、こうして存在しているだけで彼女がここにいた、という証になる。 中はどうなっているのだろう。大体想像できるが、見てみようと足を一歩踏み入れる。 途端、僕は思い出す。 まだ何も知らなかった、小さかった頃の思い出。彼女の事を。彼女が居た事を。 忘れもしない、初めてこの家に両親と一緒にやって来た小学三年生の頃の夏を。 ―――――――― 「もうそろそろお爺ちゃんとお婆ちゃんの所に着くぞ」 運転席で父さんが僕にそう声を掛けてきた。けど僕は手元のゲームボーイに夢中で聞こえてない。聞こえてない、振りをする。 どうして僕まで一緒に連れていかれなきゃいけないんだろう、と思い捻くれる、僕。 子供心に、祖父母に顔を見せに行くのは本当に嫌だった。どうしてわざわざ会いに行かなきゃいけないんだろうと。 様々な刺激と遊びに溢れている都会で過ごしている現代っ子にとって、何も無い田舎は苦痛というイメージしかなかった。 それに、あっちには同じ年の子などいない。畑を耕して生計を立てている祖父母しかいない。 思い返してみると、これほど子供にとって優しくない環境もないと思う。自然で遊びたがる子供ならともかく。 僕は生まれた頃からゲームやアニメにどっぷりと嵌り、娯楽が無いと暇で仕方が無いという嫌な現代っ子だった。 だから祖父母に関心などまるで無いし、それに自然にも関心が無い。只単に、孫の顔を見せに行くだけに両親についていった。 「ちゃんと挨拶するのよ? 二人とも優に会うのを楽しみにしてるんだから」 母さんが後部座席に寝転がってゲームボーイに興じ続ける僕にそう言う。僕はあー、うんと生気の無い返事をする。 どれだけ走っただろう、ようやく車が止まった。どうやら目的地に到着した様だ。 僕はいやいや、面倒臭そうに車から降りる。と、畑作業をしていたのか、作業着を着た祖父母が出迎えてきた。 母さんにゲームボーイを取り上げられて、半ば強制的に手を繋がれる。あぁ、本当に嫌だ、早く帰りたいと当時の僕は思っていた。 早く帰ってスーファミがしたい。再放送のアニメがしたい。折角孫の顔が見たい祖父母には凄く失礼だとは思うが、子供の心境なんてこんな物だ。
「ほぉー、この子が優ちゃんかね。アンタに似て賢そうな子だ」 「そう褒めるなよ、親父。優、挨拶しなさい」 父さんにそう言われるが、不機嫌がマックスである僕は俯いたままボソボソ。 そんな僕を見、母は叱ろうとするがお婆ちゃんは笑ってフォローしてくれた。 「きっと恥ずかしがり屋なんじゃね。ええよええよ」 「本当ごめんなさい……後で叱っておきますので」 「立ち話もなんじゃて、中でおかきでも食べながら話すべ」 後でこっぴどく怒られると思うと、僕の機嫌は尚更悪くなった。このまま仏頂面でいてやろうと思うほどに。 母さんに強く手をひっぱられながら、祖父母を先頭にして家へと入って行く、手前。 玄関の所で、綺麗な着物を着た女の子の姿が見えた。真っ黒な髪の毛をおかっぱ頭にして、僕を見つめている、鮮やかな色彩の着物を着た女の子が。 見間違いかと思って瞬きすると、その女の子の姿は消えていた。 あんな一瞬でどこに行ったんだろうと、それ以前に何で子供がいるのに僕に紹介してくれないんだろうと今の僕なら不思議に思う。 けど、当時の僕は只単に、変な女の子がいる、としか思わなかった。いや、それより不機嫌が頂点なせいで女の子の事なんてどうでもよかったのかもしれない。 「優ちゃんはどのおかきが好きかね?」 そう言いながらお婆ちゃんはおかき、というかせんべいが沢山入った木彫りの皿を寄せてくれた。 ここでも僕の嫌な現代っ子っぷりが炸裂する。ポテトチップスやチョコレートといった分かりやすく子供っぽいお菓子ばかりを食べていた僕は、どのせんべいもまずそうに見えた。 だから素直に他のお菓子をねだろうと思うが、そうすると更に母さんに怒られそうな気がする為言えない。だけどこのまませんべいを食べる事になるのはもっと嫌だ。 「僕……僕は、良い。そんなの、いらない」 とにかくこの空間に居たくない。 僕はお婆ちゃんの善意をそんな冷たい言葉で断ると共に、立ち上がってふすまを開き、その場から逃げ出した。 流石に僕の横暴に耐えかねた母さんが怒号を発したけど、僕は構わず逃げ出した。靴を履いて外へと、逃げ出した。 自分一人で帰れる訳ないのに、来た道を僕は走った。あの家も、祖父母も、両親も、何もかもが僕には耐えられなかった。 だけど、まだ筋肉も満足に出来あがってない子供の身体じゃ、走れる距離はたかが知れてる。 疲労から、僕の息はまるで喘息の如く激しく上がり、足腰もガタガタになっていた。思わず体が勝手にしゃがみこむ。 家に戻ろうにも、あんな愚行をしてしまった手前、易々と帰れない事は幼かった僕でも本能的に理解していた。 素直にせんべいを食べれば良かったのだが、そんな風に空気が読める程、僕は賢くもなかった。ポロポロと目から情けない涙が零れてきた。 その時、誰かの声が僕の後ろから聞こえてきた。 「全く、お主は本当に馬鹿者じゃのう」 女の子の……声? 掌で涙を拭って、僕は恐る恐る振り向く。 そこに立ってたのは、あの玄関で僕の事を覗きこんでいた、着物姿のおかっぱ少女だった。 僕と同じ年? いや、僕よりも小さいかもしれない、くりくりとした目、低くツンとした鼻立ち。 それにしては、妙に大人びている雰囲気を感じる。外面の幼さに反して、少女から醸し出される内面はどこか、老けていた。それも尋常では無く。 その子は着物の袖から雪の様に真っ白く細い腕を組んで、めそめそしている僕に言う。 「あの場面は例え気にいらずとも、グッと堪えておかきを受け取るべきじゃろ。それをお主は……」 いきなり現れていきなり説教されて、僕の頭は些か混乱していた。 しかし例え僕の我がままのせいとはいえ、突然上から目線で怒られても困る、と僕はムッとして言い返した。 「な……何だよ……君には関係無いだろ……」 「大ありじゃ! 私はざしきわらしとして、爺と婆を悲しませる訳にはいかんのじゃ!」
ビシッと、その子――――――――ざしきわらしと名乗る女の子は僕に指を突き付けてそう言った。 童子は指を突き付けたまま、何が何だか訳が分かっていない僕に続けてこうも言った。 「よいかお主、年長者として教えておいてやるが、幼き時から人を労り、思いやりを持つ事は覚えておいた方が良いぞ。 もしお主がこのまま年を取ったら、誰も見てくれない、誰も支えてくれない、そんな人生になるぞ。良いか?」 「そんな事言われても……嫌な物は嫌だもん……」 僕がそう言うと、童子は手を下げた。手を下げた代わりに眉が釣り上がる。童子の顔は笑っていた。 笑っている様に怒っていた。怒りを通り越すと笑えてくると言うが、正にそんな表情を浮かべている。 童子は僕の前につかつかと歩み寄ると、思いっきり両頬をパン、と叩いた。 「うわっ!」 突然叩かれて僕は驚く。けど不思議に痛さとか無い。叩いたまま、童子は僕の両頬を両手で包みつつ、言う。 「これだから子供は嫌いじゃ。あーいえばこーいう、こーいえばあーいう。いつになっても変わらん」 「何だよぉ……もうやめてよ……」 「やめん。今すぐ家に帰って、爺と婆に謝るんじゃ。ほれ、背負ってやるから」 そう言って童子は僕に背中を向けて数歩歩くと、さっとしゃがんだ。 こんな子が僕を背負ってる訳が無いと思いつつ、歩ける気がしない為、素直に童子の背中に乗ってみる。 すると驚くべき事に童子はよっ、と駆け声を出すと軽々と僕を背負ったまま立ち上がった。 僕よりもずっと小さくて、か弱い筈なのに。童子は凄く力強く、僕の事を背負ったまま山道を駆けあがる。 「驚いたか? こう見えても私はお前よりずっと、年を食ってるからな。百年位は」 「百……年?」 僕はしばらく、その言葉の意味が分からなかった。僕よりもずっと長く生きてるってどういう事なんだろう。 それに百年も生きてるってどういう事? 疑問が頭から沸いて沸いて仕方がない。もうすっかり、僕を苦しめていた疲れも無くなっていた。 沢山泣いたせいか、僕は不思議に眠くなってきた。小さい筈なのに、凄く、大きく感じる童子の背中に身を預けながら、僕は聞いた。 「あの……ざしきわらし……さん」 「わらしで良い」 「わらしって……僕と同い年なの?」 「外見はな。じゃが、さっきも言ったがお前よりもずっと年上じゃ。長い長い間、お前の父親や爺を見守ってきた」 「見守るって……どうして、そんな事してるの?」 「私は、人の幸福の為に生きておる。お前達の幸福が、私にとっての糧となるからな」 童子の足が止まった。目を開けると、祖父母の家に辿り着いていた。気付けば既に陽が落ちていて、辺りは薄暗くなっていた。 もしもあのまましゃがみ続けていたら、暗くなった森の中で錯乱して、両親の元に帰れなくなってたかもしれない。 童子の背中から降りた僕は、童子に感謝する。ただ、感謝する。 「ありがとう、わらし」 僕の感謝に、童子は首を横に振る。振って、代わりに温かな笑顔を振り撒きながら、言った。 「感謝するのならお前の父親に、母親に、爺と婆に感謝するんじゃぞ。 お前は一人で生きとる訳じゃない。そういう存在が支えてくれているおかげで生きている事を、肝に銘じておけ」 この時、童子が言っている意味が、当時の僕には分からなかった。単純に難しかった。 だけど今なら分かる。痛いほど、分かる。それに童子がどうして僕に、祖父母を悲しませない様、忠告したのかという意味も。 童子はそう言い残して、暗い夜の闇の中へと走っていた。どこに行ったのか、そもそも童子が何者なのか。 考え出すとキリが無いけど、一つだけ分かっている事がある。 彼女が助けてくれたお陰で、今の僕がある。その事だけは、紛れもない事実だ。
家に帰ると早速、母さんが本気で僕を叱った。明確な内容は覚えてないけど、本気で泣かされるほど叱られたのは後にも先にもこの時だけだ。 僕は口応えもせず捻くれる事も無く、心から母さんと父さんに、そして祖父母に謝った。我儘な事をして、心配させてごめんなさいと。 母さんと僕が無事だった事にホッとした父さんはともかく、一番怒ってもいい筈の祖父母は僕の事を許してくれた。 それどころか、僕の為にわざわざ砂糖菓子を用意してくれた。とても甘ったるくて、正に砂糖の味しかしないお菓子だけど……。 とても、美味しかった。本当に、美味しかった。 それから僕と両親は一泊だけど、祖父母の家に泊まる事になった。 地元で取れる野菜を使ったご飯は風味も食感も良くて、僕は腹が一杯になるまで食べて母さんに呆れられてしまった。 けれど僕が沢山食べると、祖父母はとっても嬉しそうに笑うから、僕も何故だか嬉しくなっていっぱい食べた。 ご飯を食べた後、僕はお爺ちゃんとヒノキで出来た風呂に一緒に入る事になった。 円形で作られたそのお風呂は狭くて、僕とお爺ちゃんが入ってもうギリギリ程度の大きさだったけど、それが逆に良かった。 「野菜、美味しかったか?」 おじいちゃんからそう聞かれて、僕は勿論と、元気良く頷く。 「そうか〜。優が喜んでくれて、一生懸命作った甲斐があったわ」 湯気の中で、目を細めて微笑むお爺ちゃんの顔が僕にはこの上なく優しく、それでいて、暖かく感じた。 お風呂が温かいんじゃなくて、今でも上手く説明できないけど……芯がぽかぽかとする様な、そんな温かさだった。 ふと、僕の頭の中で一つ、どうしても聞いておきたい事が浮かんできて、すぐさま僕はお爺ちゃんにその疑問をぶつける。 「お爺ちゃん」 「ん?」 「お爺ちゃんって、ざしきわらしって女の子に会った事ある? 僕ね、その子に助けて貰ったんだよ」 僕がそう質問した時、お爺ちゃんの表情が少しだけ、変わった。けど険しかったり悪どいといった意味での変化じゃない。 お爺ちゃんは最初、僕の言葉にポカンと驚いていた。そして徐々に、何がおかしいのかふふっ……と切なげに笑った。 僕がお爺ちゃんの見せる反応に首を傾げていると、お爺ちゃんは驚くべき事情を語ってくれた。 「知っとる。優、ワシが今のお前と同じくらいの年だった頃、よく泣かされたわ」 「知ってるの!?」 僕の素っ頓狂な大声に驚いて、外で風呂を沸かす為の薪を焚いていたお婆ちゃんが慌てて駆け付けてきた。 「どした、優!?」 駆け付けてきたお婆ちゃんに、お爺ちゃんは何でもない、風呂に虫が入っただけじゃ、と強引に誤魔化した。 僕に話を合わせろ、といった感じで目配りするお爺ちゃんに、僕はう、うん。驚いて大声出しちゃった。ごめんなさい、と謝っておく。 全く……心配させるんじゃねえ、とお婆ちゃんはちょっぴり怒りながらも薪を焚きに戻っていった。 「さっきの続きじゃが……」 お爺ちゃんの語りが再開する。僕は耳をじっと澄ます。 「あの子はワシが子供だった頃よりずっと前から、この家に住み付いておる様じゃ。お前のお父ちゃんも色々と世話になっとるよ。 こんな山で遊んでいても迷ったりしないのは、あの子がいつも家まで運んでくれたり、道案内してくれたから」 「じゃあ……僕を助けてくれたのも」 「うむ。そういう事じゃ。わらしには色々な事を学んだのぉ……役に立つ事からどうでも良い事まで、色んな事を学んだよ。 けどいつの間にか、わらしの姿が見えなくなってしもうた。確かあれは……中学に上がった頃からかのぉ」 「見えなく……なっちゃうの? わらし」 お爺ちゃんの言葉は軽く、いや、当時の僕には結構ショックだった。 僕の顔が曇っているのを見てか、お爺ちゃんは再び目を細めて優しく笑みを作ると、僕の頭をワシワシと撫でながら言った。 「そう落ち込むな、優。なら、今の内にわらしから沢山話を聞けばいい。色んな事を聞いて、色んな事を勉強すれば良い。 わらしはお前の為ならどんなことだって教えてくれるぞ。きっとな」 「うん! 僕……僕、わらしから沢山色んな事、教えて貰うね」 「その意気じゃ」
僕の頭を撫でるお爺ちゃんの手は、大きかった。その手の大きさが妙に、僕を背負ってくれたわらしの背中とダブって見えた。 ―――――――― それから、夏休みとか少しでもまとまった休みがある時、僕は祖父母の家に連れてってくれるよう、お父さんに頼んだ。 目的はお爺ちゃんとお婆ちゃんに会う事もだけど勿論、わらしに会いに行く為だ。 わらしは僕が来る度にやれやれ、みたいな態度を見せながらも、嬉しそうだった。 わらしはとにかく博識だった。僕が学校の勉強とかで悩んでいると、どんな事だって詳しく、分かりやすく教えてくれる。 それにこんな事もあった。小四の頃に、ちょっとしたイザコザで僕は仲の良い友達と喧嘩してしまったのだ。 どうしても僕はその友達の事が許す事が出来ず、どうすれば良いか、わらしに聞いたのだ。 「つまりお主はその友達とどうしたいのじゃ? 仲直りしたいのか、縁を切りたいのか」 「仲良く……仲良くはしたいよ。だけど……」 「よし、ちょっと額を見せてみい」 僕は言われるがまま、下がっている髪の毛を上げて額を出してみる。するとグッと伸びてきたわらしの指が、僕の額を勢いよくデコピンした。 僕はいてっ! と声に出して痛がる。そんな僕にわらしは言った。 「痛いじゃろ? 今は痛くても、じきに痛みは引いてくる。良いか、優。 お前の友達は今、お前に許して貰えず心が痛い筈じゃ。その痛みはお前が長引かせていると言ってもいい」 「それとデコピンと何の関係が……」 「良いから聞け、優。まだ幼いお前には分からんかもしれんが、世の中には心が痛んだまま、生きている人間が沢山おる。 そういう人間を作らない為にどうすればいいか分かるか?」 僕はまだ軽く、鈍く痛みが引いている額を擦りながら、わらしの質問に答える。 「……許してあげる事?」 「良く出来たじゃないか。優、これから先、お前にとって許せない事が沢山、待ち構えておるじゃろう。 じゃが、すぐに怒ったりしてはいかん。冷静に物事を見つめ、そして何が良くて何が悪いかを考え、出来る限り、許すのじゃ」 「そうすれば……心を痛める人を出さずに済むの?」 僕がそう聞くと、わらしは頷いた。 「私には、お前の心が痛いと叫んでいる様に見える。本当は仲良くしたいだろうに、変な意地が張って素直になれない、心がな」 そうかもしれない。思えば、何処かで僕はあの友達に対して嫉妬というか、わらしが言う様な変な意地を張っていた気がする。 僕よりも成績も良くて、スポーツも出来る彼に。最初は許す/許さないと言う話だったのに、そういう個人的な物が絡んでしまっていた気がする。 「わらし」 僕は顔を上げる。上げて、わらしの顔を正面から見つめて、しっかりとした声で、言う。 「僕……あいつに謝るよ。その……あいつの心を、痛めたくないから」 僕の言葉に、わらしはにこっと笑う。笑って、凄く嬉しそうな声で僕を褒めてくれた。
「お前も成長したのう、優。私は嬉しいぞ」 ―――――――― もう一つ、こういう事もあった。 小学五年生で夏休みに遊びに来てた頃、山道を一緒に歩きながら、僕はわらしに聞いた。 「わらしって、どうしてお爺ちゃんとお婆ちゃんの家に住んでるの?」 僕の質問に、わらしは不思議そうな顔つきで答える。 「前も話した筈じゃぞ? 私はあの爺と婆が幸せに生きている、ただそれだけでいいと」 「けどもし」 一寸、言おうか僕は迷う。この事は、僕自身も嫌だし、何よりわらしがどう反応するかが怖いから。 だけど、これから言う事は何れ必ず訪れる事だ。だから怖くても、聞こうと僕は覚悟を決める。聞かなくちゃ、いけない。 前をすたこらと歩いているわらしに、僕は、聞いた。 「もし……お爺ちゃんとお婆ちゃんがいなくなったら、わらしはどうするの?」 わらしの足が止まる。止まったまま、わらしは僕の方を振り向かない。 「……そうなれば」 僕は、聞く。わらしの返事を。 「そうなれば……私の役目も終わりという事じゃ。ひっそりと、元居た場所に帰る」 「帰るって……あの家以外に帰る所があるの? わらし」 わらしは何も言わない。僕とわらしの間に、言い知れない、重い沈黙が流れる。 僕はどうしようもなく、わらしに変な事を聞いてごめんなさい、と言おうとした。わらしに嫌われたくなかったから。でも、駄目だ。何か怖くて言いだせない。 ……どれだけの時間が流れただろう。永遠にも通じそうな位の沈黙の末、わらしが僕に顔を少しだけ向けて、言った。 「私には、あの家しか無い。あの家で生きていく以外、他に生き方が無い。もう何百年もいるとな、足が動かないんじゃ。ここから」 「そんな……」 子供心に不条理だと思った。わらしがどこに行こうが、それはわらしの勝手じゃないかと。 だからわらしがいなくなるなんて嫌だと、思う。お爺ちゃんが言っていた、見えなくなるという言葉がずっと、頭の中で引っ掛かっている。 どうして大人になったら見えなくなってしまうのか。僕にはそれがどうしようもなく、酷い事に感じた。 「……どうしても」 僕はわらしに言いたい。わらしにどうしても、言いたい事があった。 「どうしても……駄目なの? 僕の……僕の家とかに来れないの?」 わらしは僕の方へと振り向いた。その顔は驚いている様にも、悲しんでいる様に見えた。 その二つが混ざって、わらし自身にも上手く表現できない、そんな顔だった。 「……すまん、優。駄目なんじゃよ。私がざしきわらしである以上……爺と婆がいなくなったら私は……」 「何で……何でだよ、わらし」 僕はこの質問をする前に、図書館でわらしの事を、座敷わらしの事について前もって調べていた。 流石にこの年になった時には、わらしの事が人間では無い事、尚且つ超常的な存在である事を僕は知る様になった。 そこで座敷わらしが訪れた人には幸運が訪れる事、逆に去った家には不幸が訪れる事などを知った。 「もしかしてわらし……お爺ちゃんとお婆ちゃんの為に家を離れられないの? あの二人を不幸にしない為に……」 僕がそう聞くと、わらしは耳を澄まさないと聞こえない位か細く、弱々しい声で答える。こんな声で話すわらしを見るのは、初めてだった。 「……それもある。けど、本当の所はな……」
自然に、僕の喉が息を飲んでいた。 「……ずっと昔の話じゃ。爺と婆が今住んでいる家は、遠い遠い昔、貴族という偉い人達が住んでいたお屋敷だったのじゃ。 座敷わらしとして生きてきて、多くの人間を幸運にし、また不幸にしてきた私は、その屋敷で役目を果たそうと考えた」 僕はわらしとの距離を縮める。不思議だ。今のわらしは。 「私が幸福にしてきた人間達は、幸運になった途端、私を除け者にしたり見せ物にしようとする連中ばかりじゃった。 けどな、その屋敷の主、お前の遠い遠い遠い御先祖は、私が幸運にしても決して、私を除けろうとしなかった。それどころか」 普通の、女の子に見える。 「それどころか、私を家族の一員として子供達と遊ばせてくれたり、綺麗な桜を見せてくれたり……初めてじゃったよ。 私の事を幸運を得るための道具とせず、妖怪扱いしようともせず、まるで……まるで、人間として接してくれた人は。 私はその時誓ったんじゃ。この恩を返す為に、長い月日、主らの家系を幸せにしていこうと。何があっても強く、生き抜けるようにと」 「……だからわらしは家に居るんだ」 「うむ……だが、あまりにも長く居すぎた。本当の所、私の力は昔に比べて殆ど残ってない。 せいぜい農作に悪い影響が出んようにしてやれるだけじゃ。昔は大人にも私の姿が見えていたが、お前の様な子供にしか見えなくなってしまったのも、そういう訳じゃ」 言葉が出なかった。今こうして、目の前に居るわらしにそんな過去があったなんて。 最初は只単におせっかいの、変な人でしか無かったのに。今や僕にとって、わらしは師だった。 思い悩んだ時に助けてくれる、道を説いてくれる、そんな……そんな掛け替えの無い存在になっていた。 「……嫌だ」 僕の両手は強く、握り拳を作っていた。涙が目から溢れて、止まらなくなっている。 「嫌だ……わらしがいなくなるなんて、僕は……」 声にならない声が、喉の奥から絞り出される。どうしても僕には、耐えられなかった。 わらしがいつか目の前からいなくなると言う、現実を受け止める事が。 「僕は、嫌だ……嫌だよ……わらし」 わらしは初めて会った時の様に泣きじゃくる僕を見て、怒る事はしなかった。 わらしは、泣いている僕に寄り添うと、小さな手を頭に乗せて撫でてくれる。 僕はハッとして、わらしに顔を向ける。わらしは、微笑んでいた。泣いている僕を温めるように身を寄せて、わらしは僕を、抱きしめた。 「男の子が泣くんじゃない。私がいなくなっても、お前は充分やっていける。 教えるべき事は教えてきた。後はお前次第じゃ、優。私を驚かせるくらい、良い男になれ」 「……うん。頑張る。僕、わらしから学んだ事、絶対に忘れないから」 「楽しみにしてるぞ」 笑うわらし。その笑顔が、僕が見たわらしの最後の笑顔だった。 ―――――――― 小六になると、母さんの方針で公立じゃなくて私立の中学校に進む事になった。 僕は毎日、学校と塾を行き来して勉強漬けにさせられた。暇さえあれば暗記と反復練習で、どうにかなってしまいそうだった。 同時に、祖父母の家に遊びに行く時間がグッと無くなった。なつやすみは塾・塾・塾塗れで、僕の頭の中は勉強一色に変わっていた。 それでも、僕はわらしの事を忘れた事は無かった。今厳しい時を乗り越えて暇が出来たら、絶対にわらしに会いに行こうと考えていた。 その時には、志望した中学に受かって、成長した事をわらしに教えてあげようとも思っていた。 だけどある日、想像だにしない出来事が起きた。 お爺ちゃんが倒れたのだ。畑仕事をしている最中急に眩暈がして、そのまま気を失ってしまったらしい。 お婆ちゃんが慌てて病院に連絡したものの……本当に、突然だった。病名は分からないけど、とにかくお婆ちゃんが泣き叫んでいた事だけは鮮明に覚えている。 僕は不思議と、涙は出なかった。だけど絶対に、お爺ちゃんの頃は忘れないと心に誓おうと思う。あの、子供みたいに無邪気に笑う笑顔を、僕は絶対に忘れない。
唯一無二のパートナーを失ったお婆ちゃんは最初こそ凄く落ち込んでたけど、時間が経つにつれて元の元気さを取り戻してきた。今では父さんと母さんと実家で暮らしてる。 そんな日、僕はお婆ちゃんから一通の手紙を貰った。その手紙は、お爺ちゃんが僕宛に書いた手紙だった。 内容は、わらしの事だった。お爺ちゃんは、僕がわらしと交流していた事を知っていた事が書かれていて……。 もし、今の家を離れる事があったら、わらしに会ってほしい、と書いてあった。 僕は父さんに、今まで言わなかったわらしの事について明かそうとした時、父さんは僕に言った。 「……俺には見えないが、お前には見えるんだろう。会ってくればいい」 お父さんも薄々、僕がわらしと会っていた事を知っていた様だ。 お爺ちゃんがいなくなり、お婆ちゃんも僕の家に移り住んだ為、誰もいなくなった、祖父母のかつて暮らしていた家に着く。 お父さんは車で待っていてくれる為、僕は一人、わらしに会いに行く。家の中に入っても、わらしの姿は無い。 周囲の森へと足を踏み入れ、僕はわらしと声を上げて呼ぶ。何度も、何度も、呼び続ける。 けれど、わらしの返事は無い。まさか、住人がいなくなってしまったから……。 「……ここじゃ、優」 後ろから声がして振り返る。僕は一瞬、声が出なくなる。 声だけがして、でもわらしはどこにもいなかった。あの人形みたいな目鼻立ちも、鮮やかな着物姿も、どこにも見えない。 「すまんな……優。もう私も……私も帰る時が来た様だ」 僕は泣かない。泣かない様に、下唇を噛んで堪える。 そうだ、伝えなきゃ。お爺ちゃんが手紙に書いてた事、伝えなきゃ。 「わらし、聞いて……聞いてほしいんだ」 「お爺ちゃん、わらしに感謝してるって。今まで家族を、野菜を、生活を……それに幸福を守ってくれて、有難うって。 お婆ちゃんと出会えて、お父さんとお母さんに出会えて、それに……それに、僕と出会えた事も、わらしが守ってくれたからだって」 僕はわらしに頭を下げる。これは、お爺ちゃんだけじゃない。僕自身の―――――――気持ちだ。 「ありがとう、わらし。わらしに出会えて僕は……」 駄目だっ、た。堪え切れず、僕の目から涙が、大粒の涙が流れた。涙腺が壊れてしまった。 泣いちゃ駄目だと、わらしに怒られると思っててもどうしようもなく涙は流れてしまう。掌で抑えようとしても、零れてくる。 わらし、わらし、返事してよ。また僕を叱ってよ、笑ってよ。まだ、教えてほしい事が沢山あるんだよ。沢山沢山、あるんだよ。 どれだけ泣いても、わらしの声は聞こえてこなかった。只、僕の泣き声だけが、森の中で反響していた。 「ありがとう」 はっきりと、わらしの声が聞こえた。聞き間違いじゃない。あれは誰でも無く、わらしの声だった。
それから二度と、わらしの声は聞こえなくなった。彼女がどこに行ったのか、そもそも彼女が本当に座敷わらしだったのか、今でも分からない。 けれど確かに、僕はざしきわらしという女の子と触れあった。触れ合って、大切な事を教えて貰った。 それだけは、事実だ。事実であり、真実だ。 ―――――――― ――――――――思い出を反芻する。僕は閉じていた目を開いて、ゆっくりと深呼吸する。 わらしとの別れを経て、僕が祖父母の家に行く事は無くなった。猛勉強の甲斐があって、志望した私立中学に行く事が出来た。 だけど勉強量の違いが、単純に頭の出来が違うのか、周囲との差がドンドン開いていき、中二になる頃に僕の成績は最下位を彷徨うほど落ちぶれてしまった。 それでも必死こいて勉強した結果、僕は身の丈にあった公立高校にどうにか合格した。そこで勉強に嫌気が、いや、何となく何もかもに嫌気がさした僕は何でも適当にこなす様になった。 そこそこの成績でそこそこの友好関係を築き、そこそこの将来を目指そうと、対して目標も持たず大学に行こうと考えた。 けれどそんな奴に門を開けてくれるほど大学は甘くなく、僕は二度、受験を失敗した。 自宅に居ると両親、というか母さんからの視線に耐えれず、一年前位からバイトの傍ら一人暮らししている。 一応三度目の受験に臨んでいるけど、受かる気はまるでしない。それに、並行してるバイトが楽しくて勉強に身が入らない。 自分でもビックリする位、僕は駄目人間になってしまった。わらしならきっと激怒してしまう位、僕は情けない男になってしまった。 だからこうして、この地に来て過去を思い出している。わらしと交わした会話、誓い、約束。それらを思い出す為に。 もしかしたら、わらしにまた会えるかもしれない。 そんな風に淡い期待も抱いてたけど、流石にそんな奇跡は起こらない。いや、起こっちゃいけないと思う。 もしまた会えたら、僕はきっとわらしに甘えてしまう。もう、わらしはいない。いないんだ。 だけど見ててくれ、わらし。僕は――――――――。 僕はもう一度、頑張ってみるよ。わらし。 君に認められる、良い男になれるように。 ざしきわらし 了 ふと、わらしの笑い声が聞こえた気がしたけど、風がざわめいただけな様だ。
投下終了です。ageてすみませんでした 座敷わらしってロリババァっぽくね?というトンデモ理論で作ってしまいました 全国のロリババァファンの皆様に土下座します
>お前の為ならどんなことだって教えてくれるぞ ぜひ地下に潜ってババショタ展開を!
おおー 良い話乙 ぽいというか立派なロリババァですぜ
>>752 その台詞を書いてる時に、実を言うとそういうシチュエーションが浮かんでいましたw
自分としては書いてみたいですが、色々と片付けて暇を見つけたらやってみようかなと思います
>>753 ロリババァの範疇に入ってる様でとてもホッとしましたw
何と言うか……自分で書いててロリババァって良いなぁと思いました。また書いてみたいですね
ロリババァスレ、初投下させていただきます。 百合スレに落とすほど百合っぽくはないですが、百合ともとれる友情描写があります。 苦手な方はご注意下さい。
座敷童子。 東北を中心に存在する精霊のようなそのアヤカシは、現代においては多くの地方に生息していた。 発達した交通網に紛れ込んだ座敷童子が全国各地に散らばっていったのである。 ここにも、そんな座敷童子が一人、いや一匹? 一体? とにかく一人、おったそうな…… 「いいっ加減に――――」 右手にオタマを、左手にフライパンを。 典型的な、漫画でよく見る朝の風景。 異質な所は、それを手にする者の姿があまりに幼いことか。 「起きぬかあああああああああああああああ!!」 ガンガンという騒音が辺りに響く。 その音をも上回る音量で発せられる怒号は、幼き外見とは似つかわしくないものだった。 「んー……あと5時間……」 「多いわ! 追加で寝る量ではない!」 起こされたのは、豊満な肉体を持つ少女。 ――いや、まあ、少女と言うには歳がいっているが、20過ぎようが女の子はいつまで経っても少女なのである。 そういうものだと納得しておけ。 「うー……まだ眠いって……あったま痛いし」 「明け方までチューハイ煽りながらニコドウとやらにうつつを抜かしておるからだろうに!」 幼女の小さな手によって、掛け布団がひっペがされた。 横向きに丸まっていた少女の肢体が、幼女が点けた電球のもとに晒される。 剥き出しの白い太ももは暖を求めて互いに擦りつけられ、その付け根では薄桃色のショーツが度重なる寝返りで半ばずり下がっていた。 上半身に身にまとったシャツは大きく捲れており、ややたるんだ腹回りを剥き出しにしている。 それは、グータラという4文字が非常に似合う姿だった。 「今日はバイトの面接だっただろう、早く起きぬか!」 ……勿論、女の子が皆可愛らしいパジャマで寝ているわけねーだろ夢見てんじゃねーよという意見はもっともである。 しかしながら、彼女をグータラだと断ずるのは、眠っているその格好からだけではない。 「げっ、まだ12時前じゃん。いいともすら始まってない」 「世の人間の過半数は一日の仕事の半分を終えて小休止に入る時間帯だぞ」 この、起床時間である。 彼女は、昼までガッツリ眠っていたのだ。 ……昨日飲んだチューハイの缶をそこらへんにほっぽり出して。
「ほら、起きる起きる。空き缶もちゃんと捨てる」 「え、ざっちゃん捨ててくれてないの?」 「いつまでも甘やかしてもらえると思うなよ……」 そう、この小奇麗な部屋も、全ては幼女が片付けしたからこそなのだ! 彼女自身が片付けをしたことなど、一度もないッ!! まさにグータラを体現したような女であるッ! 「というか、ざっちゃん呼ぶなと言うとろうが……」 「えーなぁんでー。可愛いじゃーん」 「センス悪いぞお主」 「そぉー? 座敷童子、なんて可愛くない呼び名で呼んじゃう方がセンス無いと思うけどなあ」 そう、この掃除もしてくれる幼女こそ、妖怪・座敷童子なのだ! ご存知の方も多いと思うが、座敷童子とは住み着いた家に幸福をもたらす妖怪である。 その効果の一つに、部屋を綺麗にがあるのだ! ……というわけではないのだが、汚い家に住み着くのは座敷童子自体不満だったのだ。 「ざっちゃんはねぇ〜座敷童子って言うんだホントはね〜♪」 「歌うな。語呂も悪い」 「だけどちっちゃいから自分の事ざっちゃんって言うんだよ〜♪」 「ちっちゃい言うな。私はこれでもウン百年存在していると言うとろうが」 「御飯ならさっき食べたでしょう、ばっちゃん♪」 「どこからツッコンだらいいのか分からぬが、とりあえず私に年齢という概念は無いからババァではない」 頭の悪い替え歌を口ずさみながら、面倒そうに服を着る少女。 その歌詞に呆れ果てながら、座敷童子はスクランブルエッグを皿に盛り付ける。 ソーセージは出来合いだしコメもサトウのごはんだが、スクランブルエッグだけは座敷童子の手作りである。 糸車を回したり物を食べたり出来る座敷童子にとって、フライパンに触れ軽い調理をすることくらい造作もなかった。 「ほれ、さっさと食べる。冷めてしまうぞ」 「はーい。さすがにざっちゃんが作ってくれたものは粗末にできないしねえ」 「……おいニートよ。私をお手伝いか何かと勘違いしちゃおらんだろうな」 ニート。 座敷童子がそう呼ぶように、椅子に座ってスクランブルエッグを頬張る少女はほとんどニート状態である。 正確には大学生だが、昼間で寝るのが当たり前という駄目学生っぷりである。 「分かってるって。ちゃんと大事な奥さんだと思ってるよ」 「よしそこに直れ。使いたてのフライパンで二・三度顔面殴打してやる」 ドヤ顔で言う学生ニート。 彼女が座敷童子に対してこの手の発言を行うのは、珍しいことではない。 本気なのかお約束のジョークなのか、比較的頻繁に嫁だの何だの言っていた。
「お主が勉学や仕事に集中出来るようしてやっておるのだろうが! それを……!」 「どぅわーってぇー、ざっちゃんのおかげで競馬勝つわ株価は上がるわで働かなくてもやってけるしぃー」 「それが駄目だと言うとろうに! まっとうな手段以外で繁栄するだなんて前代未聞だぞ!」 座敷童子は、富や名声をもたらす。 それは本来、起業の成功など持続可能な形で行われるのだ。 座敷童子が消えて運気が本来のそれに戻ってしまうため没落するように思われているが、 座敷童子自体に「自分が消えたら家の者も滅亡する」という認識は特にない。 彼女達に言わせれば、それは自分達が消えた程度で繁栄を保てない人間側に問題があるのだ。 「大っ体……お主はもう23! 何故まだ就職しとらんのだ!」 「だってまだ単位62も残ってるしぃー」 「そ、それは今年も卒業できないのでは……!?」 「うん無理ー☆ えへ、7回生突入だわー」 「何でまだ夏だというのにそうなるんだ! お主サボりすぎではないか!?」 「うん」 「うんて! うんて!」 だからこそ、ざっちゃんと呼ばれるこの座敷童子は、何とかしようと思っているのだ。 自分が居なくなっても、運気を失ってしまっても、家が崩壊しないようにしてやりたい、と。 何せ自分が気に入った家だから繁栄させているのだ。 衰退だけなら仕方がないと思えても、崩壊までしてほしいわけがない。 「ご両親に申し訳ないとは思わぬのか!?」 「いやー、ほら、でも学費は自分で払ってるし?」 「その学費も私が来て以降のギャンブルでのあぶく銭だろうが! いつか首くくるはめになるぞ!」 だから、座敷童子としてはこの学生ニートにしっかりしてほしいのだ。 このままでは駄目になるのが目に見えている。 ていうか、もう既に大分駄目になっている。
「あぶく銭上等! 働かなくても飯は美味い! ごちそうさまー!」 「はいはいお粗末さま……この家来た時はもっと真面目だっただろうに、一体どうしてこうなったのか……」 「そこはほら、ざっちゃんとの運命の出会いがあって的な」 「駄目な方向に作用したのは長い人生で初めてだー。うわーい嬉しいな殴らせろ」 ニートコース一直線の少女に対し、必要なものが入った鞄を押し付ける。 とにかくまずはバイトからだ。 バイトで仕事に慣れさせてから、単位を取らせ真面目に就職活動もやらせる。 そうしないと―― 「まったく……真面目にやらんと、幸福になどなれぬぞ」 「ざっちゃんが居てくれたら、幸せになれるよ」 「他人をあまりあてにするでない。 私は長期的視点で幸せにしてやりたいんだ、簡単にホイホイ幸福を与えるそこらの座敷童子と一緒にするでない」 「いや、そういうことじゃないんだけどなー」 苦笑を浮かべ、少女は顎に指を添える。 それから「うーん」と首を捻った。 「何って言えば伝わるかなー」 「何がだ?」 「だからさぁ。何て言うのかな」 さすがに小っ恥ずかしそうに、視線をあちこち泳がせる。 それから、照れくささで引き攣る頬を無理矢理笑みの形に歪ませながら、少女は言った。 「ざっちゃんと一緒に居ることが、私にとっての幸せってことだよ」 「んなっ……!」 言った直後、羞恥で少女の顔が真っ赤になっていく。 そしてそれ以上に、座敷童子の顔は赤く染まっていた。
「いやホラ、私大学でもあんまり友達いなかったっていうかー、ぶっちゃけ大学と家を往復するだけだったから?」 「それは……なんというか痛ましい……」 「でしょー? だから何てーか、都会で出来たはじめての気のおけない友達がざっちゃんなわけよ」 「なるほどのう……」 田舎では、小中高と顔見知りしかいなかった。 だから少女は、見ず知らずの人との交流が苦手だったのだ。 座敷童子も、あまりに急に家の中に現れたから声をかけざるを得なかっただけにすぎない。 「だから、ざっちゃんと居るだけで私はすっごく幸せなの」 満面の笑みで、少女は言う。 「私、霊感強くてよかったわ。昔は幽霊見ちゃうから嫌だったけど…… おかげで今、こうしてざっちゃんと居られるわけだし」 「…………そ、それを言うなら、わ、私だって……」 うつむきながら、座敷童子がごにょごにょと言葉を発する。 それは、少女に向けた友情の言葉だった。 「そりゃあざっちゃんの居る家から出たくもなくなるわ」 「一辺閉めだしてやった方がお主のためだよなよし表に出ろ」 ――はずだったのだが、途中でその意趣はねじ曲げられた。 「お主ホントいい加減にしないとニートから引きこもりに着実に進化しておるぞ!」 「日々成長してるって大事だし偉いことだよね」 「確かに大事だな、オオゴト的な意味で。進化の方向間違えまくっているし」 再び、ため息。 もうどこからツッコミを入れたらいいのか分からないというのが座敷童子の本音だった。
「って、もうこんな時間ではないか!」 「ハーッハッハ! これでもう間に合わないからぶっちするしかないな!」 「本格的にクズだなお主」 時計を前に目を丸くする座敷童子と、計画通りと言わんばかりに高笑いを上げる少女。 そんな少女に座敷童子は鞄を押し付け玄関へと向かわせた。 「ちょっとちょっと、お尻そんなに強引に触っちゃらめぇ……」 「やかましいわ。いいからはよう行って来い! そして働くことを知ってこい!」 座敷童子が膝の裏に手刀をかまし、玄関先で少女の体勢を崩す。 すかさず飛び上がって両肩に手を置くと、そのまま重みを利用して少女を座り込ませた。 「でもぉ……今から言ったって間に合わな」 「道中電話して遅れる旨を伝えればいいだろう! 平謝りも立派な社会経験だぞ!」 「え〜〜……私が膝より頭を下げる時なんてスカートの中覗く時くらいだけなんだけど」 「もうそのまま監獄の中に永久就職したらいいのに」 ドアを開け、靴をつっかけた少女を座敷童子が背中を押して叩き出す。 何かまだ抗議をしているようだったが、鍵をかけてドアに背を向ける。 そしてゴミ箱を持ってくると、ひっくり返して足場とし、覗き穴へと右目をつけた。 ドンドンと扉を叩いていた少女が、諦めて歩き出すのが見える。 「ふう……ようやっと行きおったか」 ゴミ箱を抱え、今度は流し台へと向かう。 ゴミ箱を足場にし、洗い物を開始した。 ……本気を出せば、台を買わせるくらいの金は与えられる。 しかしそんなことをしたら少女がダメになると思い、少女と共に質素倹約に務めているのだ。 「……友達、か」 少女が先程口にしていたその単語を、座敷童子は反芻する。 それはとても甘美な響きで、自然と頬を緩ませた。 「……折角アヤツが動き出したんだ、今日は何か馳走にするか」 洗った食器をひっくり返していきながら、一人呟く。 ほとんどの人間に姿の見えない精霊や妖怪は、独り言を平気でしてしまうのだ。
「……どうせ落ちてくるだろうし、あまり高価なものにはできぬが……」 座敷童子の力を使えば、就職くらいお手のものだ。 それこそ学生の内から起業だってさせられる。 しかしそれは自分の与えた仮初の力。 そんなもので得た金銭に価値など無い。 熟練の座敷童子である彼女は、意図的に幸運の供給をストップし、実力によって一人立ちするのを待っているのだ。 彼女がするのは、そっと背中を押すことだけ。 引っ張り上げてしまうのは、何か違う。 そう考えている。 「祝い事と言えばケーキだが……私の姿は見てもらえないし、購入は出来ぬからなぁ」 冷蔵庫を開け、購入済みの食材を眺める。 買い物についていき、ある程度買い揃えさせたので、料理をしない大学生の家にしては食材は充実していた。 それでも炊飯器がないので、お米だけは無いのだけど。 なんでも炊飯器は壊れて、微振動で全速前進するのだとか。 それはそれで見てみたいが、勝手に使う勇気はない。 「私が作る、か……? しかし、洋菓子は作り慣れておらんからのう……」 頭を抱える。 やはりケーキはやめるべきか。 ――――否。 「しかし……今回の面接をキッカケに、何かあやつも変わるかもしれないからな。 私も変わらぬわけにはいくまい」 そう言って、笑った。 そして材料を手にとって、料理本のページを捲る。 「……互いに良い影響を与え合い、成長しなくてはならないからな」 それから、ぽつりと呟いた。 それは少し恥ずかしく、それでいて温かい言葉。 「――――友達とは、そういうものなのだろう?」 家に、カチャカチャとメレンゲを作る音が響き始めた。 【おしまい】
【おまけ】 「たっだいまー!」 「おかえり。夕飯、出来ておるぞ」 「おお! ケーキじゃん。どったのこれ? もしかして経済的なウエディングケーk」 「お主の頭に入刀してやろうか」 「乳頭か入湯だったら大歓迎なんだけどな」 「キャンドルでなくお主のマツゲに点火しようか?」 「やん、ロウソクプレイは優しくして」 「全く……それで、面接の方はどうだったんだ」 「……………………」 「……どうした? やはり遅刻では受けさせてもらえなかったのか?」 「え、ああ、うん……」 「……正直に言え。今ならケーキで窒息レベルで許してやるぞ」 「全然許してねえっ!!」 「それで、本当の所はどうなんだ? 嘘をついても無駄だぞ、私には数百年生きて培ってきたカンがある。 嘘など汗を見たらすぐ見抜けるからな(嘘)」 「………………してました」 「は?」 「……コンビニで立ち読みしてました」 「まさか、それだけで帰ってきたのか?」 「……はい」 「よし、パイ投げよろしくケーキ投げ行ってみようか」 「火! 火ィめっちゃついてるから! せめてキャンドルは……!」 「そーらいくぞー」 「たんま! これはしゃれに…… あ、でも、よく考えたらこれって所謂『あ〜ん』になるんじゃ……」 「反省の色なしか! 本当に顔面めり込ませてやるわ!」 「ちょ、やん、顔面白濁とか卑わ……あっつ! あつつつつこれマジで熱いって! 熱いの流し込むなら上の口にじゃなくて下の口に……」 「随分余裕だなこの大うつけ者がぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ぎゃあああああああ!! ちょ、これまじでヤバ…… うおおおおおお! アッチイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」 夜は更けていく…… 【今度こそ、おしまい】
うむ、素晴らしい
投下乙でございます 何コレ超2828する 何だかんだ世話焼いちゃう童子ちゃん撫で撫でしたいよ童子ちゃんんん。家に来て下さい
二次元で腹たるんでるグータラ少女とか最高じゃないですか。二次元に限るが
ロリなのにババァな存在は二次元ならでは グータラ少女に毛布かけるふりして色々したい 相手は人間ではないから全くの合法
768 :
創る名無しに見る名無し :2011/09/23(金) 04:21:40.15 ID:SWQN7rCU
閣下改変でセラ様作ってみた ___ '´ ヽ |ミ,((、)),))〉 川! ゚ -゚ノ| ⊂Lln*nLlつ (( /:::::::::;ヽ)) )ノ~~じソ~´
見えなくもないが可愛さが足りん 閣下・・・凛々しい! 踏まれたい! セラ様・・・可愛いい! 踏まれたい!
770 :
創る名無しに見る名無し :2011/10/14(金) 20:30:13.53 ID:GGip4trx
もうすぐハロウィン 巧みな話術でお菓子を一杯貰って喜ぶロリババァ
むしろお菓子あげて子供が喜ぶ顔を見ようといっぱい用意してたのに こんな小さい子からもらえないよ、と言われてしょんぼりするロリババァ
むしろいたずらして下さいロリババァ
「お菓子かイタズラか、ふむ……困ったのう」 しゅるり 「何故衣服を弛める」 「お菓子を渡せないから、イタズラされるしかなかろう? ささ、存分にまいられい」 「すいません失礼しました」 「あ、こら帰るな。今ならお菓子もつけるから!」 「もしもし警察ですか? 痴呆症の老人が徘徊してます」
774 :
創る名無しに見る名無し :2011/10/19(水) 19:45:55.48 ID:2UPu7gEX
ほう
どんだけ溜まってるんだババァw
また間隔開いちゃったけど投下ー
#8 ふたたび 「こちらがシャルル・ド・ゴール広場です。」 というツアーガイドの説明をよそに、一行はそれを見上げる。 広場の名前は知らなくても、その建築物の名なら誰でも知っている。 「近くで見ると大きいものだな。」 「美しい……。」 街の名はパリ。広場の中央にそびえ立つは凱旋門。 「それではここから自由行動になります。」 社員旅行の一日目のことだった。 春菜はパリの街をひとりで気ままに歩いていた。 道端の店でクレープを買って。ストリートミュージシャンや大道芸人のパフォーマンスを眺めて。 大きな観光地にはなぜか行こうとは思わなかった。 足が運ぶままに細い路地へ細い路地へと入っていく。 迷子になる気はしなかった。 なぜだかここには来たことがある気がする。 おそらくそれは、セラの記憶。 何度目かの角を曲がって、人通りの無い路地に出た。 (ここは……。) セラが何かを言いかけてやめる。 何も無い場所だ。特別なことがあるようには思えない。 しかし春菜は一歩一歩、踏みしめるように歩く。 セラにとってこの場所に重要な意味があることを、体と心で感じ取っていた。 やがて、路地の中ほどに来たとき。 「うっ!」 強烈な頭痛と共に、自分の知らない記憶が脳裏に蘇ってくる。 まず初めに訪れたのは、やわらかな唇の感触だった。 次に、つま先立ちして顔を上げた強引な姿勢の自分に気付く。 お互いの背中に回された手は、自分が目の前の誰かと抱き合っていることを意味している。 やがて、全身の力が解かれた。 春菜は顔を下げ、目の前の男の名をつぶやく。 「レオナルド。」 そこで春菜は現実に帰る。 目の前には男などいない。 (春菜!) (セラ、今のは……?) (……ホテルに戻ってからだ。)
それ以降、春菜は何を聞かれても終始上の空だった。 夜になってホテルに入ると真っ先にベッドに横になった。 同室の女性社員たちは隣の部屋に何やら騒ぎに行くらしいが、春菜は行く気にはなれなかった。 彼女たちは、旅の疲れが出たのだと判断したのだろう。その上、明日は早朝からイタリアまで移動する。 なので何も言わないで放っておいてくれた。 春菜を残して誰もいなくなった部屋に、不意にメールの着信音が響いた。 開いてみると、それはソフィからのものだった。 『今、近くにいらっしゃるのです?』 近く? と刹那考えて思い出す。ソフィも自分も同じくヨーロッパにいるのだった。 どこにいるのか知らないが、姉妹だからそれなりに離れていても気配が分かるのだろう。 『うん、社員旅行で来てて、今パリだけど明日はローマに行くって。』 すぐに返事が返ってくる。普段何をしているのかも知らないが、もう使いこなしているらしい。 『ちょうどよかったのです。ツェペシュさんはイタリアにいるらしいのです。』 その報せに、春菜の眉がピクリと動く。 遅れてもう一通メールがやってきた。 『明日ローマで待っているのです。』 春菜は『分かった』とだけ返して携帯電話を電気スタンドの下に置いた。 いよいよ、もう一度あの男と相見える時が来る。 長い沈黙の後。 (春菜、ツェペシュに会う前に、やっておきたいことがある。) セラは大きな決意を秘めた風に、切り出した。 (なぁに?) (お前を基準に、人格を統合する。) 「それって!」 思わず口に出てしまった。慌てて周りを確認してみたが、誰もいないことを思い出し無意味だと気付いた。 (それって……セラが消えるってこと?) (違う。もともと一つだったものを元に戻すだけだ。私はいつでも春菜のそばにいる。これまでも、これからも。) 押し黙る春菜に、セラは続ける。 (最初は私の方に統合する気だった……ああ、最初というのは私が目覚めた頃だ。 だが、今のお前の力は私をしのいでしまった。お前の方に私の記憶が流れ出るのも、そのせいだ。) はっと思い出す。ソフィと一緒に寝た夜、そして今日の昼のことを。 (人格を統合すれば、思考にも力の行使にも無駄が無くなる。奴と戦うなら、必要だろう。) 春菜は考える。 確かに、理屈の上からだけでなく、その方が“自然な状態”であると心が感じていた。 それはそうなのだが、春菜には一つだけ気がかりなことがあった。 (じゃあ、ひとつだけ条件。) これだけは、セラがセラであるうちに解決しないといけないと思った。 だから。 (明日、ソフィちゃんと仲直りして。) (……分かった。) そう約束を交わした。 安堵した春菜は、そのままぐっすりと深い眠りに落ちていった。 つづく
779 :
◆KazZxBP5Rc :2011/10/20(木) 09:08:59.30 ID:eY7qZVid
投下終わり 次スレ行く前に終わらせられたらいいなぁ
久々の投下乙 ふと思ったのだがセラ様って税関チェックの時はどうしてるんだろうか 「保護者は?」 「成人です」 「……ちょっとこっちに来ようねお嬢ちゃん」 まあセラ様だからな
「……ちょっとこっちに来ようねお嬢ちゃん(うひひ、合法ロリげっつ)」 こうですかわかりません
最近スレの流れもまったりだし、ロリババァも廃れてきたのかね
まだおわらんの
(ロリババァ基準で)もうちょっとだけ続くんじゃよ
じゃあ後3世紀は安泰だな
3世紀後に2chがあるかどうか
やったー羽織さんAAできたよー 、 _...--、 ヽ−-,,,_______ // '⌒\ヽ ,,,.;;-゛ゞ::::::::::::::::γ< |) __≠彡:::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::;:ヽ |ノ >:::/:::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::ゞ:丶 ,彡;:::/::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ::::::: :::::::| 〆::/:;:::;:::::::;::::::::::::: :: ::::::: ::::;;;:::::: |::::::::| 〈:i:::::::::::::::::|:::::::::::::;:::::::|::::::::::::::;:::|:::::::::| j|'|:::::::::::::::人、 | ノナニ=|:::::::|:::::;::::| ___-−=≡織 ヾ;::::::::;;ミ==\ ハ オヾ;:::リ|:::::::|゙八:l:|ミ ___--―==≡≡≡- ̄ ヾハ;;;オ;;;;リ  ̄'ノ::::::ノ:::::::::ミ ___ーー=三三==≡≡≡≡≡==‐ ̄ |《ヽ 丶 ノ|::::/:::::::;ゞ三三ニニニ三三三三三==≡≡≡― ̄ |::::::ト 、 ‐=‐ レ:::::::;;ミー二二ニニ三三三三三三===ー ̄ 丶::::|ヘ 丶ー- '′j:::::::::|゛┐二─二二ニ三≡≡=一 ̄ _|;::| |--‐‐ソ| ノ/::::::::ノ /二ニニ三≡=ー ̄ _ -−り::ノリ‐ナ/ソ//:::::::;ノ ̄丶二ニー ̄ 、-―¬ ̄− ナ`"´ / ////::;;;ゝ'゙ 丶 └‐¬ ̄ l、 ノ /ソ /::::::/、 ヽ j ,/ /' /〈:::::|丶 l l | / / ヾ::、 l l j ‖/ ゛| 丶ト j / 丶.| |::ヽ l /:羽羽羽羽羽羽| |:::::| l / |:::::::::::::::::::::::::::::::::|ヾ .|;;;;;|
788 :
創る名無しに見る名無し :2011/11/15(火) 15:59:24.37 ID:QcF9TtJb
おお、素晴らしい!
,ii、 ,.,,,_,v―'ニニニ―、 ┬-i、 ノ 〕_,,,,,,,v--i、 〕 |―-二ニ-ート、l | ゙l 〕 ,i´ .,二rL_,,r-ニ´ _,,,,,,, ,,r-─ '´゙1 | | ゙-=┐ 「゙''´.| | | l ヽ广,,」Yヽ∠,/7 ,,v-' ,,ァ ,} `~゙ ̄] i´ | | ,,v-┘ `ニユ| | __,,,,,,v-ー′二二´`''y |゙lil,l゙'!″" _ユ `-'´ ,l゙ .,i´ ,i i | | レ--┐ j.L__」 | `-=vー'''゙´〕 .l゙  ̄ rニ二,i、 ,l| ,l|゙ ,i´ '亡" i[ .''亡ニ´ ,,i´ l | __, -┘└` r| | } ,j _,,,,レノ7 尺,ノ二二二、 ,i x,,,| ,ノ ,`ヽ | |_r-ー─¬.ケ .| _,,,r'´ ゙ ̄i、 'ニ二,v--ーレ,ノ´_ _,,r' ノ ヽ ,x´,r´`ヽ, ヽ l、.|,,----――イ | `-――''''´ .r‐‐'´', v-´_`ト' ̄7 _-'´ ゙‐'´ ,j } ゙L|゙---──7 | `r″ ゙‐'´ ,,ノr'´ `゛ ゙ -'´ 、 _...--、 ヽ−-,,,_______ // '⌒\ヽ ,,,.;;-゛ゞ::::::::::::::::γ< |) __≠彡:::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::;:ヽ |ノ >:::/:::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::ゞ:丶 ,彡;:::/::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ::::::: :::::::| 〆::/:;:::;:::::::;::::::::::::: :: ::::::: ::::;;;:::::: |::::::::| 〈:i:::::::::::::::::|:::::::::::::;:::::::|::::::::::::::;:::|:::::::::| j|'|:::::::::::::::人、 | ノナニ=|:::::::|:::::;::::| ___-−=≡織 ヾ;::::::::;;ミ==\ ハ オヾ;:::リ|:::::::|゙八:l:|ミ ___--―==≡≡≡- ̄ ヾハ;;;オ;;;;リ  ̄'ノ::::::ノ:::::::::ミ ___ーー=三三==≡≡≡≡≡==‐ ̄ |《ヽ 丶 ノ|::::/:::::::;ゞ三三ニニニ三三三三三==≡≡≡― ̄ |::::::ト 、 ‐=‐ レ:::::::;;ミー二二ニニ三三三三三三===ー ̄ 丶::::|ヘ 丶ー- '′j:::::::::|゛┐二─二二ニ三≡≡=一 ̄ _|;::| |--‐‐ソ| ノ/::::::::ノ /二ニニ三≡=ー ̄ _ -−り::ノリ‐ナ/ソ//:::::::;ノ ̄丶二ニー ̄ 、-―¬ ̄− ナ`"´ / ////::;;;ゝ'゙ 丶 └‐¬ ̄ l、 ノ /ソ /::::::/、 ヽ j ,/ /' /〈:::::|丶 l l | / / ヾ::、 l l j ‖/ ゛| 丶ト j / 丶.| |::ヽ l /:羽羽羽羽羽羽| |:::::| l / |:::::::::::::::::::::::::::::::::|ヾ .|;;;;;|
この娘はなんのキャラだい?
るみるくすさんのオリジナル ストーリーとかは今のところついてない…と思う
イラストからストーリーを感じるんだぜ
793 :
創る名無しに見る名無し :2011/12/05(月) 04:54:18.95 ID:xpkTjpk7
サンタクロースがおじいさんと誰が決めた おばあさん、ロリババァだったていいじゃないか 「ヒャッハー! よい子が靴下のみでお出迎えだぜー!」 「お前のような子供がいるか馬鹿」
「ババァのプレゼント子袋にたっぷりと子宝を詰め込んでやるぜ」 「ヒャァ!もう我慢できねぇ!!」
獣羽鶏「そうはいかんちきん!」 テーレッテー モヒカンA「ひゃはあああ!」 ちにゃ! モヒカンB「ああ!」 モヒカンC「モヒカンA!」 モヒカンD「く、くそっよくも仲間を!」 ダッ モヒカン少佐「よせ! D!」 獣羽鶏「そうはいかんちきん!」 テーレッテー モヒカンD「はじるす……」 あべし! モヒカン少佐「Dーーッ!」 モヒカンB「少佐! ここは我々が!」 モヒカンC「はやくサンタへ……ロリババァへ!」 モヒカン少佐「……貴様等の死は無駄にはせん! さらば!」 たったったっ モヒカン少佐「待ちに待った時が来たのだ…大義実現のために……再びロリババァの理想を掲げるために… 散っていった英霊達が無駄ではなかったことの証明のために! サンタさんよ! 私はいい子でいたあぁぁぁ!」 ロリババァ「お前のような子供がいるか」
バッサリだーwww
798 :
創る名無しに見る名無し :2011/12/05(月) 20:41:12.85 ID:xpkTjpk7
なんだこれはwwwwww
大塚ボイスで再生されるわwww
800 :
創る名無しに見る名無し :2011/12/13(火) 04:02:34.31 ID:zrKW3E2Q
babage
ごめんなさいさぼってました
skyrimにロリババァがいたw洋ゲーだから見た目はお察しだけどw
でもそのうちMOD出るんじゃないのかW
MODかぁ。PC組もうかな。今のじゃまず動かんし
お好みのロリババァを作成して遊ぶ、カスタムロリババァって出ないかな
縁側で茶菓子を食べることを……強いられておるのじゃ!
807 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/01(日) 20:20:11.11 ID:jQeFnnka
壁|・ω・)
あけましておめでとうございます。
そしてものすごく久しぶりに投下。ドラゴンタイプロリババァ。
ttp://loda.jp/mitemite/?id=2731 それと3日の夜頃に「このロリババァがすごい!2012」と称して
去年商業で出たロリババァ作品のおすすめ紹介などをしようかと思っております。
よろしくお願いします。
808 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/01(日) 20:32:22.58 ID:5mvh/xUI
これは尻尾みたいになってるのだろうか、かわいいわー しかしロリババアはシナリオなくしてならず ssを書く権利をry
投下乙ですー。しかしでっかい角だw
尻尾も太ぇw だがこのアンバランスさがいい
2011年は「絆」 2012年は「婆」ですね
2012年を「幼」にして2013年を「婆」二すれば完璧
予告通り「このロリババァがすごい!2012』をはじめさせて頂きます。 この企画は、僕が2011年に読んだ作品の中からおすすめしたいロリババァ10人+1を紹介するものです。 一応ランキング形式にしていますが、順位にあまり意味はありません。また、作品の良し悪しともあまり関係はありません。 では1位から順に紹介いたします。 凡例 キャラ名(作品名/メディア) 1位 李春蘭(華国神記/ライトノベル) 中華ファンタジー『華国神記』の主人公。 かつて人から神になり、300年邑を守っていたが、ある事情から再び人の姿を取ることになる。 長い間人を守ってきた神としての達観と同時に、人として成長しなかったことによる幼さも感じさせる、 絶妙なロリババランスが魅力的。 2位 のづち(土属性はダテじゃない!/ライトノベル) 作品のほとんどにロリババァが登場することで知られる葉原鉄先生の一般ラノベ代表作、『土属性はダテじゃない!』のヒロインその2。 主人公の相方の精霊として全編通して活躍。 作中で「老貴婦人のよう」と書かれるように、落ち着きのある言動が他のロリババァとは一線を画す。 読書の友にミカンを置いておくと臨場感が増す。 3位 エリ(ぼくのエリ 200歳の少女/映画) スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女(原題 Lat den ratte komma in)』のヒロイン。 吸血鬼の本場ヨーロッパからやってきた3次元ロリババァ。 人外ながらも人間に依存しなければならない生き方と、主人公の少年オスカーとの心の交流が見事。 ロリババァが実在したらこんな感じなのかなあと思わせてくれる。 なお、このキャラには「ロリババァ」の属性をひっくり返す地雷要素があるのだが……日本版ではぼかされている。
4位 Dr.ネクロ(KEYMAN/漫画) アメコミのような世界観の漫画『KEYMAN』のヒロイン。自称118歳で既婚の魔女。 かっこ可愛いとでもいうべき、ロリババァの王道を行くキャラ。 アダルティな下着やらミニスカエプロンやらやたら扇情的な格好をしていて目の保養になる。 作品はまだ単行本1巻が刊行されたばかりだが、今後が非常に楽しみ。 5位 僕僕先生(僕僕先生/一般文芸) 新潮文庫より刊行されている中華ファンタジー『僕僕先生』のヒロイン。 非常に強力な仙人。主人公・王弁を弟子にして諸国漫遊中。 超然とした態度をとりながらも、無茶して面倒事に首を突っ込む主人公を遠回しに心配するのが素敵。 6位 ミナモ(ミナモの月/同人小説) 2位でもランクインした『土属性はダテじゃない!』の葉原鉄先生の同人小説。 「ロリババァNTR」のジャンル名の通り、寝取られる。完膚なきまでに寝取られる。 多分世界で唯一の本格的ロリババァ寝取られ小説。 みんなも読んで寝取られるといい。
7位 管橙子(ネクログ/漫画) 中華シスコンキョンシー漫画『ネクログ』に登場する仙人的ななにかのサブキャラ。 この漫画には胡才良というロリババァのメインキャラもいるが、こちらをセレクト。 飄々とした性格と、照れて頬を赤くしたり起こってほっぺ膨らませたりする表情豊かさが可愛い。 8位 夜刀(よめせんっ!/電撃文庫) ほのぼの妖怪ラブコメラノベ『よめせんっ!』のサブヒロイン。蛇の妖怪。 ハーレム要員(文字通りの意味で)として1巻から登場していたが、 4巻ではついにキャラ回が回ってきたために夜刀づくしな巻となった。 体が育ってしまうというロリババァ好き的に痛恨の事態が起こるが、最終的には元に戻る。 9位 伽羅(伽羅さまの日常/同人漫画) 同作者の成年コミック『隣の巫女さんは皆笑う』に登場するロリババァのスピンアウト的同人誌。 主人公の男、エロいことしようと押し倒す→「や、やめぬか!」→快楽に抗いきれずそのままアフンアフンの流れはもはや様式美。 2011年に1〜4までをまとめた総集編が刊行された。
10位 李樹(天狐来々/ライトノベル) 少女向け小説ではメインジャンルの一つな中華ファンタジーである『天狐来々』の、ヒロイン? 神々をも魅了する美貌でいくつもの国を滅ぼしてきた天狐。 本人に悪気はなくむしろ善意で人を助けているのだが、結果的に人が堕落し破滅してしまう。 最低でも数万歳と、今回取り上げた中では随一の年齢を持つキャラだが、 精神は無邪気な子供レベルともっとも低い。 ババァ要素薄めなものの、時折発する、過去の苦悩から来る言葉はロリババァっぽさが出ていて良い。 番外 サブリナ・ハーブリーヴス(僕が美少女を嫌いな理由/ライトノベル) 老若男女全てが美しい少女の姿をしている種族「美少女」の中年男性。 何を言っているかわからないと思うが俺にもよくわからん。 ロリババァというよりロリ中年親父とでも言うべきキャラで、 その言動は中年親父のステレオタイプそのものである。 定期的に挿絵を見なおして脳内イメージを修正しないと、脂ぎった顔のおっさんが浮かんでくる。 読んでいてえも言われぬ気分になった。怖いものが見たい人に。
817 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/03(火) 22:23:28.27 ID:H9364mfd
以上です。 多くて50くらいかと思って始めたこの企画ですが、最終的に70作品73キャラからの選出となりました。 ラノベ界隈などでは以前に比べロリババァの登場率が増えて、追いかけるのも大変な状態ですが、 今後も良質なロリババァが発掘できるようアンテナを張っていきたいです。 それでは皆様、2012年も良いロリババァライフをお送りできるよう願っています。
お疲れ様です!
これは見事すぎる網羅ぶり 乙! だが一つ……9位のは伽羅じゃなくて哉羅(かなら)さまなのだぜ……
820 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/11(水) 06:24:42.66 ID:mpS2brYe
>>819 間違えましたorz 許してロリババァ
以前にも描いた気がする鬼っ子ロリババァ描きました。
台本SSもつけてみた。文章書いてる人ってすごいと思った。
http://loda.jp/mitemite/?id=2782 男「帰ったぞ」
炉婆「おーう。先に一杯やっとるぞー」
男「どう見ても一杯どころじゃないがな」
炉婆「うむー。お主が帰るころに合わせて飲み始めたはずじゃが、不思議じゃのう?」
男「残業だったんだよ。というか布団片付けとけっていったよな? ぐちゃぐちゃのままじゃないか」
炉婆「ちゃんとなおしたぞー。昼寝の時にまた引っ張り出しただけでな」
男「なんで俺の枕まで転がってるんだ」
炉婆「一人で布団にくるまっておると、胸元が寂しくてのう?」
男「……、たしかに寂しい胸だな」
炉婆「その返しはあまりうまくないぞ? くふふ、まあよいわ」
男「なんだよ。おい、そこのハンガー取ってくれ」
炉婆「ああまてまて。一息つく前にな、チー鱈が切れたから買うてきてほしいのじゃが」
男「自分で行け」
炉婆「おー? このTシャツいっちょの姿でコンビニまで行けとな。わしに生き恥を晒せと言うかー。なんという鬼畜生かー。」
男「着ろよ」
822 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/27(金) 20:28:08.97 ID:nLtSuh6h
この鬼っ子はどこで買えますか? 男になりたい
いいね
824 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/27(金) 20:39:52.26 ID:QIzZvWpA
嘘喰いの伽羅さんはなんか最近萌えキャラ化がすさまじい
825 :
創る名無しに見る名無し :2012/01/30(月) 18:41:57.41 ID:cxWJt0pw
て
ロリババァ 育つな一茶 ここにあり
しかし過去に大人ボディだったことのあるロリババァもまた素晴らしい
無駄な精気を使わない為に少女の躰の方が都合良いんですね、分かります
ベルチェなんでエチーのとき大きくなってまうん・・
行為の最中に小さくなったら引きちぎられてしまうのだろうか
「ダウト!ロリババァの瞳がこんなに輝いているわけがない!」 「カラコンじゃよ」
「コンタクトで封印せねば左目の邪鬼が解き放たれてしまうからの」 「ロリババァで厨二病かよ」
むしろ義眼で
婆「とっくの昔に義眼じゃよ」 俺「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!?」
レロォ
「うん……とっても好きなんじゃ、ココナッツ……」
837 :
創る名無しに見る名無し :2012/03/02(金) 00:40:39.21 ID:mwV/K/4J
■■■■■■■■ ______ ■■■ ■■■■■ | ____ / :::::::::::\ | | /\ / :::::::::::::::| | | | ● ● :::::: ::::| なにこの流れッ! | | | (__人__丿 .....:::::::::::::::::::/ 私は一向に構わんッッ! | |____ ヽ .....:::::::::::::::::::::::<● └___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::|● |\ | :::::::::::::::::::::::|▼ \ \ \___ ::::::::::::::::::::::::|
ロリババァ四千年…………っ!
バキに気功でロリになってるババアがでないのはおかしい
でもあの絵柄じゃなあw
あの絵柄じゃ抜けない…… そんな風に思っていた時期が俺にもありました
金髪ロリババァは基本だが、最近は褐色ロリババァもいいなと思うようになってきた 民族っぽい衣装とかだとフヒヒ
ひなだお!
黙ってろ殺すぞ
おいたんだえ! っていう流れしか思いつかない それともココらしく「お主は誰様ぢゃな?」とでも言えばいいのか…
846 :
創る名無しに見る名無し :2012/03/20(火) 21:38:10.65 ID:ccqcde+F
懐かしい面々だ
848 :
創る名無しに見る名無し :2012/03/30(金) 19:23:32.70 ID:LgVLc2E7
ばあさんや、めしはまだかのう
ロリババアに最も似合うタバコは紙、葉巻、煙管、どれだろう 俺は現代に生きるロリババアとしてはやはり紙だと思う
850 :
創る名無しに見る名無し :2012/04/16(月) 13:50:48.34 ID:YjIDPlmV
和風なら煙管、洋風なら葉巻かなあ
851 :
創る名無しに見る名無し :2012/04/20(金) 10:00:21.28 ID:/Egq31O0
ベルチェ:紙煙草 僕僕先生:煙管 ビスケ(大):葉巻
体に悪いから吸わない 寿命が長いからこそ健康には気を使うのだ
僕のも情熱的にくわえてください><
「何じゃこの粗末な物は」 ボチュッ 「ア゛ア゛ーーーッ!」
東京タワーに連れて行ったら 「ほ、ほほほほほほほほうう、こ、こんな高さはバベルの塔以来じゃな。なな懐かしいわ」ってすごい必死にしがみついて来ました
856 :
創る名無しに見る名無し :2012/04/30(月) 09:02:15.28 ID:nJ0bB2iQ
なぜこの時期にスカイツリーじゃなくて東京タワーなんだww
ばっかお前、行って見たけど入場制限で入れなかったんだよ そんで落ち込むロリババァを、じゃあってことで東京タワーに変更なんだよ そしたら高所恐怖症のくせにタワーに行きたがるという お間抜けさんが発覚して、さてどうしてやろうかと股間がマグマなんだよ!
ロリババァ「こ、これは! スカイツリーに! 結界が!」 ゴゴゴゴゴゴゴ ショタジジイ「触れれば発射される着物帯の結界はッ! すでに貴様の周り半径20M! ババァの動きも男の動きも手に取る様に探知できる!」 ドォン! ショタジジイ「くらぇっ! ロリババァァッ! 半径20Mオハギ・スプラッシュをーーーーーーッ!」 ババババババババババァッ! ロリババァ「間抜けめ……知るが良い、ロリババァの魅力は……創発を支配するということを……」
_ ┌ n /7 _ | | ヘ 「ト L|ム//) .__ ┌┘└┐ | |__ く ゝ) _ へ人 ヘ∠ | _ . | ニニ! !ニニ | __| て彡 | ハ `┤フ⌒ヘ⊃ |. |_|. |└‐┐┌┘ ._ . | | | ヘ .| ノ |-イ_ - 不ーーイ | _ . |i二二 二i .| | | | |\ ⌒\ .Y / √ /イ \二彡 |. |_|. |┌、 .| 「 ._| |_| |___ ヘ i⌒ <〜 Y// / ヘ / ノ | . | ヽゝ」 | |________| ーへ //⌒>イ.( ヘ 入 /  ̄ ̄ ヽ | \《 / / |ヘ ノ </ーイ  ̄ ヽヘノ へ ヘ√ | | _ .| |ーー| |へ ム┘ __| |__ //ーー// √ |__ __| √(⌒)□へ ww ┌─┘└─┐ i (^"^)\ ゝ <イヘ| └─┐┌─┘ |/ ヽイ⌒ -イヘ ヽヲiヘ . , ─┘└- 、 / /ヽヒ/ / ヽ / フ⌒( ヘ イ と‐┐┌- .,/ / ん )ヘ ( <⌒ へ トノ ゝ,  ̄ ノ / )/ \ヽ人 ⌒) )イムi )  ̄ ん / √ イイヘムイ | ) ( n /彳ヲ/ミヲ | ヘ ._ イ(⌒) ヒ > / (\ (彡ヘ _ ._| |__ ,.-‐.、 .| イ Eイ イ | ヘ ) mm7. | | |_ .// イ .| ) ( < イ ヽヘ ヘ ゝ | └─┐ / / | | へイ |ア~ヘ く ヘ人 | ┌─┘ / / | | 入ノ \_/ヘ ヽ|_\へ | | |__.....| | レイ // | ノ) へ ヘii| , ─┘└- 、 .| | | / ∠_/ んゝ\ イ と‐┐┌- .,/ .| | ゝ-イ  ̄ ゝ,  ̄ ノ . ̄  ̄
.,、-ー''ア:;、-'/ ,,、-'7 / ̄/_ ノ ////了 / / ,-ー―" __/ .イ i::/ / / / / ,r',,,,,、- ァ/-z''" / ,| ノ:ノz''"// ,,、-ー ''" ,、-ー''" /// / ,リ /;;;、-''了 / ,、z''"/| / |/ ./ / ./\ i ,、-ー' '"/ / / / // \/;;、-'/ / 「" ,ノ / / / 、-",、 ' / / |/ レ / / | | | / |/ レ" キャッキャウフフ ロリババァ「これが……『未成年お断り』だ……もっとも肉体年齢18歳未満のお前には感じられないだろうがな」 シュバッ ドシュ! ロリババァ「終わりだ……そして、時は動き出す」
ショタジジイ「がはっ!?」 ギュイィィィーーーーン ドガッ ショタジジイイ(な……なにが……おこった……) ゴゴゴゴゴゴ ショタジジイ(一瞬で……結界……全て……破壊だと……) ごふっ ショタジジイ「わ、わからない……」 ロリババァ「では教えてやる、耳糞をストローでスコスコ吸って良く聞きな。ロリババァに……弱点はない! そして貴様にはぁ、パワー! スピード! なにより優雅さが足りない!」
ショタジジイ「おのれ! おのれぇぇぇよくもぉぉぉぉぉぉ!」 ズァッ! ロリババァ「次の貴様のセリフは『貧弱な攻撃より先に血管針をねじ込んでくれる』だ」 ショタジジイ「貧弱な攻撃より先に血管針をねじ込んでくれるッ!」 ロリババァ「コォォォォォォォォ」 ドドドドドドドド ロリババァ「震えるぞハート! 燃え尽きるぞヒート! 刻むぜババァビート!」 メメタァッ! ショタジジイ「うわらばっ!」 ロリババァ「敗因はひとつ、非常にシンプルな答えだ……テメーはマニアック過ぎた」
863 :
創る名無しに見る名無し :2012/05/17(木) 21:51:35.23 ID:6xfQnlYX
ロリババァワロタ
そろそろロリババァ主役のアニメができても良い頃。 なんか良い原作はないのかい?
865 :
創る名無しに見る名無し :2012/05/26(土) 11:10:32.94 ID:QlrCwFJp
去年したじゃん
867 :
おかいもの。 :2012/06/09(土) 01:12:39.90 ID:MXRAhmhE
人波行き交う市内の繁華街に、どうやら新しい服屋が出来たらしい。らしいってのは伝聞であり個人的には興味は無かったものの。 『たまには連れてけ!』とばーちゃんが余りにうるさいので、重い腰をあげてやってきました繁華街。 いつもは呉服屋か観劇位でしか来ない街の中は、セール中と言うことでいつにもなく人波で溢れかえっていた。 「離すなよ、ナオ。この人波で迷子になってはひとたまりも無いからの」 なんて人を子供扱いしている、ばーちゃんの方がよっぽど子供だったりする。 背丈も発育も中学生並で、顔立ちもまだ頬の赤みが抜けないあどけなさを未だに保ち続けているのだから軽く人智を超えた存在である。 年長者らしいのは折目正しい所作や口調、そしてぴんと背筋の張った和服姿の凜々しさ位で、中身も結構若いままだ。 若者だらけの店に入っても、以外と浮く、なんてことはなく。色とりどりの服を見て、これでもないあれでもないと、選り取り見取りを楽しんでいる。 こーいうのもたまには悪くないな、なんて思っていたら。 「たまにはいいじゃろ、付き合ってくれても」 どうやら退屈してると思われたのか、服を片手に伺うような視線がこちらに向けられる。 「いや、いいっすけど。珍しいじゃないですか、菜穂子さんったら和装かしまむらかのどっちかだったのに」 「うるさい。それにこの”ふぁすとふぁっしょん”とやらも安いそうではないか。しまむらと変わらん」 「だったらしまむらでも……」 特に意味の無い混ぜっ返しでも、やはり着飾る楽しみに浸っている最中には、どうやら禁句だったらしい。 むっとした顔で睨まれたら、 「……お主は、ワシが着飾るのがそんなにいやかえ?」 「いえ大好きです」 ……そりゃもう素直に返すしかない。ばーちゃんが可愛くなるなら異論なんてあるわけがないわけで。 「……ふ、ふんっ。お主のためでは、ないからのっ」 「いやあ古典的なツンデレ頂きました」 「うるさい。黙って選べ、ばか」 時々ちくりと刺されながら、お洋服を選ぶ羽目になりました。 しかし安いとはいえ……一度に10着以上籠にいれるとか、買いすぎだろうばーちゃん様。 試着室の中では、集めた服のファッションショーが始まっていて。 「こ、ここっ、これはちょっと……年不相応ではないかの……?」 ショートパンツにブラウスと、生足と二の腕が眩しい素敵仕様なコーディネイトに仕上がっている。 「何言ってんですか、見た目的にはド直球、むしろモデルっぽくていいですよ」 ただしティーンズファッション誌の。と言うのは黙っておく。 「か、体にぴったり合うのは……その……」 「いいじゃないですか、スレンダーで」 「……胸、無いぞ」 「だがそれがいいっ」 力強く宣言せざるを得ない。あまりの説得力にばーちゃんもどうやら折れたらしくて。 「……ふふっ、ばかじゃのう、ナオも。ワシもなんでこんな変態に飼われてしまったかのぅ」 「試着室で物騒な発言やめて下さい。俺の手が後ろに回る羽目に」 「あーあ、ロリコンさんの趣味に合わすのは苦労するものよの」 「やーめーてー! ああもうこんなとこで捕まりたくねえ!」 けらけらと笑うばーちゃんのせいで、危うくお縄となる羽目に。どうしてこうなった。
868 :
おかいもの。 :2012/06/09(土) 01:13:56.06 ID:MXRAhmhE
年には合わない、とぶつくさ言ってた割に、買ったばかりの服を着て街をあるくのは、やはり気分がいいらしい。 行き交う人波もすいすいよけて歩くほど、目に見えて高揚しているのがよく分かった。というか、ばーちゃん喜びすぎ。 「ふふっ、新しい服はいいのう。気持ちが逸る」 「同窓会でも着ていけばいいじゃないですか」 「ふぇっ!? そ、それは、友達に噂されたら恥ずかしいし……」 もじもじと手を揉んで恥じらう姿も、そこらの小娘となんら変わりない。 「可愛いのになぁ」 「……いい年して少女趣味かと笑われるわ」 うん正解。と言っちゃうとまた地雷なのでこれも自重。 「勿体ない。これだけ買ったのに」 「……それは、でぇと用じゃ。おヌシが似合うと言ってくれた服は……でぇとの時の勝負服にな」 「……ナニ可愛いこと言っちゃってんですか」 「ばか。ワシはいつでも可愛いのじゃぞ? 特にな――」 てれてれと笑うばーちゃんの表情に、思わず胸がどくんと高鳴る。 ――ああ、この人は。人の心に踏み込む時は、本当に容赦無く進入してくるから。 「……おヌシの前にいるときは、そうなりたいと、願っておるからの」 少女のように瞳を輝かせて呟くには、反則級の台詞だった。 「……恥ずかしいこと言わないで下さいよ」 「ふふっ、これからもっと恥ずかしい目に遭うというのに、今からそんな調子じゃ耐えられないぞ?」 小っ恥ずかしい告白より恥ずかしいものなんてあるのか……? なんてその時は思考停止していたけれど。 それが有ったのだから恐れ入る。ばーちゃん、あんたナニ考えてんですか……。 服屋見たら今日はこれで終わり、だとばっかり思っていたのに。 ばーちゃんに連れられてやってきた店は……確かに、もっと恥ずかしい目に遭う世界だった。 「どれっ、これはどーじゃっ! そそるかえ、ほれほれっ」 ディスプレイされていたのは、ブラジャーにショーツ、派手なのから清楚なのまで、一面下着・下着・下着の世界。 それも女性用下着だらけの女の園に、男が立ち入ると言うだけでもう顔面沸騰ものだと言うのに。 「し、勝負下着までって、おれが選ぶとかアリですかそんなのっ!?」 「くふふ、どうせ脱がすにしてもそそる下着がいいじゃろうと思ってな♪ ほれ、よりどりみどりじゃ♪」 試着室にまで引きずり込まれ、今度は下着のファッションショーとなってしまった。 ぺったんこでつるんつるんな体躯に、セクシーな薄手の下着が張り付く姿は、もう耐えがたいほどエロ過ぎて。 「うぅ……じゃ、じゃあ、これで」 今すぐ逃げようという一心で、でたらめに選んだ下着がまた地雷だったりして。 「なんじゃ、服は少女趣味な癖に、中身は大人びたらんじぇりーが良いなんて……この、スケベ男っ♪」 「マジで捕まっちゃうから煽るの自重してくれませんかね……」 下着姿でにやにやと笑う、ばーちゃんの顔がまた恨めしい。 あんまり褒めるものじゃないと、気づいたのが後の祭だった。
みじかいお目汚し失礼しました エロくてもエロくなくてもロリババァは最高だ
870 :
創る名無しに見る名無し :2012/06/09(土) 01:52:41.09 ID:q83mCN6+
素晴らしい
投下じゃー
#9 むかしのはなし 吸血鬼の姉妹は危機に瀕していた。 油断していたのだ。自分たちはハンターに見つかるはずがないと。 100年以上、ずっと二人で行動してきた。ゆえに大抵の難事は出会う前に避けてこれた。 しかし今回ばかりはどうしようもなかった。 下調べもせずにいつものようにふらふら立ち寄った街は、あろうことか、ハンターが集まってできた街だった。 この街のハンターたちは一時の感情で獲物を逃すような馬鹿共ではなかった。 吸血鬼と知りながら彼女たちを歓迎し、逃げられぬよう中心部の宿屋に誘い込む。 このまま姉妹は次の朝日を拝むことなく、生涯を終える予定だった。 だがこの予定は一匹の犬の声によって書き換えられることになる。 夜の静寂を破って突然響いた鳴き声に、姉妹は目を覚ました。 その時、宿屋の主が血相を変えて二人の部屋に上がってきた。 主の手には銀のナイフが握られている。まずい。 ここへ来てようやく罠の存在を知った姉妹は、窓から飛び出した。 包囲網はやや不完全ながらも十分に機能を発揮しており、吸血鬼の身体能力で飛び回っても、どこからでも追手が現れる。 とうとう二人は細い路地に追い詰められてしまう。 追い付かれまいと走りに走った。が、その最中、妹が石畳につまずいてしまった。 年貢の納め時とばかりに、前後から数十人ものハンターが集結する。 一陣目のハンターが姉妹めがけ飛び掛る。 もはやここまでか。目を固く閉じ……数秒経っても痛みが無いことに疑問を抱き、二人は顔を上げた。 そこには無残に転がるハンターたちの亡骸と、一人の吸血鬼の背中があった。 新たにやってきた男の吸血鬼は、その場にいたハンターを一人残らず殺し尽くしてしまう。 実は、さっき犬が鳴いたのも、飼い主であるハンターをこの男が惨殺したからであった。 男は名を、レオナルド・ツェペシュと名乗った。 男は人間に対しては残忍だったが姉妹に対してはそうではなかった。 三人は共に旅を続け、宝探しをしたり、お互いの過去について語り合ったり、ハンターと戦ったりした。 ある夜のこと。その日は祭だった。カーニバルの前に妹がアイスを買いに行くと言うので、二人で待っていた。 最初は他愛もない会話をしていたはずだ。 それがいつしか、旅の話になり、お互いの話になり、そして……。 一方の妹はチョコとストロベリーで悩んだ挙げ句二段重ねにしてもらったアイスを嬉しそうに携えて二人の元に急ぐ。 気の利く彼女は彼らの分までアイスを買っていた。金が足りなかったのでそれらが一段なのは勘弁してもらう。 上機嫌で二人が待つ道への曲がり角を曲がり……自分のアイスの上の段を落っことした。 二人が口づけを交わしていたのだ。 背伸びして男に体を預けていた姉が物音に振り返ると、呆然とした妹の姿が目に映った。 姉は気付いてしまった。こちらを見つめる妹の目は、単なる動揺ではない。 自分も同じだから分かる。あの目は、恋する女の目だ。 翌朝、男と妹が目を覚ましたとき、姉の姿は消えていた。
「私はお前に恨まれると思っていた。」 「恨むのは当たり前なのです。」 「ああ、私が奴と」 「違うのです! お姉様がどこかに行ってしまうからなのです!」 「……は?」 「そりゃあツェペシュさんのことは好きでした。でもソフィにとっての一番はお姉様なのです!」 「……そうか。そうだったのか。」 セラが妹のためにと取った選択は、ソフィにとって一番残酷なものだったらしい。 「すまない、ソフィ。」 「いいのです。こうやって、戻ってくれただけで……。」 ソフィはセラに抱きつく。 「だが、私はもう……。」 「前にも言ったのです。お姉様はお姉様なのです。」 自分が春菜に言ったことを、ソフィから指摘される。 理屈では分かっていても、不安だった。なにせ、経験したことが無いのだから。 妹の笑顔で、ようやく覚悟が決まった。 「ありがとう、ソフィ。春菜、始めるぞ。」 (で、私は何をすればいいの?) (月の位置は分かるか?) 昼間だが満月の時期ではないのでうっすらと見える。 (あそこ。) (よし、目を閉じて、その方向に意識を集中しろ。) 何の意味があるのかよく分からないが、とりあえずやってみる。 しばらくすると、大きなものが自分に流れてくる感覚が春菜を襲った。 その大きなものに何度か飲み込まれそうになるが、セラに言われたことだけを守り、耐え忍ぶ。 やがて奔流は止み、春菜は恐る恐る目を開ける。 「お姉様、気分はどうなのです?」 「ソフィ……うん、なんか、一気に夢から覚めた気分。」 中国の故事に『胡蝶の夢』というのがある。 セラが春菜の夢を見ていたのか、それとも春菜がセラの夢を見ていたのか、分からない。 まさにそんな感覚である。 二人分の記憶は、混乱無く両方を保っていた。 人格の統合を終えた春菜は、いよいよここに来た目的についてソフィに尋ねる。 「ソフィ、早速で悪いんだけど、あいつの居場所を教えてくれる?」 「はいなのです!」 そして春菜は小さくつぶやいた。 「決着を、付けに行かないとね。」 つづく
投下終わり あとは戦うだけなのです この話始めたのが2010年だと…!?
876 :
創る名無しに見る名無し :2012/06/21(木) 00:46:09.64 ID:tQm7q8TQ
投下乙。もうそんなになってたっけ?…w
やるならスレ内だけにしといた方が無難
880 :
創る名無しに見る名無し :2012/07/04(水) 11:45:19.85 ID:n+3Wnw1H
復活age
881 :
創る名無しに見る名無し :2012/07/21(土) 01:30:15.83 ID:odELtxHu
age
882 :
創る名無しに見る名無し :2012/07/22(日) 09:15:42.95 ID:8UcvQZvm
あs
ネタ投下なしで意味もなく上げるってこれが夏か
884 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/16(木) 01:01:12.12 ID:0PFsskRL
885 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/16(木) 01:04:02.13 ID:/k5hlrNI
八重歯かわいい
886 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/17(金) 08:11:50.26 ID:gm5CiPfZ
「暑いのぅ」 扇風機がガーっと音を立て、ハチさんの長い髪を巻き上げる。 「お盆ですよ。お墓参りにいきましょう」 露出の多いワンピースから見える健康的なハチさんの胸元を眺めながら、僕は言う。 「いやじゃ。何が悲しゅうて、こんな暑い中、息子や孫の墓参りなんぞせにゃいかんのじゃ」 前屈みになり、ハチさんは扇風機にあーあーと声を発し、遊び出す。 こんな見た目も行動も子供っぽい少女はハチさんといって、実は僕のひーひーおばあちゃんにあたる。 「そんなもんはコハクやシズネにでも任せておけばいいんじゃ」 コハクとは僕のおじいちゃんであり、シズネは僕のおじさんだ。 「おじいちゃんは腰を痛めて、今年は墓参りは無理ですよ。シズネさんは5年前に死にました」 ひょいとハチさんは顔をこちらに向ける。 「なんじゃ、シズネとは最近、会っておらんと思ったら死んでおったのか」 「葬式出たじゃないですか。もうしっかりしてください」 「あぁ、いやじゃいやじゃ。こんな小さな子供にまで邪険にされよる。ワシの居場所なぞ、もうこの世にはないのかもしれんのぅ」 おおげさにハチさんは天を仰ぎ見る。 「邪険にしてないですよ。いいから、行きましょ。僕は花とタオルの準備をしてきますから、ハチさんは先に外で待っていてください」 買って置いた花と墓を拭くためのタオルを取りに、僕は部屋を後にする。 「ほーい」 馬鹿にしたような声が背後から聞こえるけど、構っていたらいつまでも出発できない。 蝉の声が辺りに響き渡るお盆のある日の出来事――。
887 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/17(金) 08:17:36.50 ID:gm5CiPfZ
投下終わり 今年の夏は暑い
乙。だらしない婆様ステキ
孫と一緒に出掛けたら未成年略取の疑いがかかるわけですね
ロリババァは黒髪に限るな。 ピンク髪のロリババァとかいたら淫乱ビッチそうだ。
それは偏見 黒色が流した流言
黒と紫のハイブリッドが最高なんや
ついでに瞳も紫で
894 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:32:32.51 ID:W8B7vb5b
ロリババァの髪色は何色でもいい しかし、どれか1つで言うなら私は白髪を推す 白髪のロリババァなら老いて髪の色素が落ちた様が時の流れを感じられるからだ
895 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:35:01.53 ID:W8B7vb5b
金髪は吸血鬼ロリババァに多い気がする 吸血鬼と言えば金髪に金色の目、真っ黒マントに裏地は赤と相場は決まっているからだろうか
896 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:36:08.29 ID:uKNOt22m
「至上最高のロリババァを見たいかーッ!!」 「オーーーーー!!!!」 「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!!」 『全ロリババァ入場!!』 ロリババァのベスト・ディフェンスは私の中にある!! 年増の神様が来たッ 黄髪ロリババァ!!! タイマンなら絶対に敗けん!! ロリババァのケンカ見せたる 特攻隊長 赤髪ロリババァだ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! ロリババァのピュア・ファイター 金髪ロリババァだ!!! ルールの無いケンカがしたいからロリババァになったのだ!! 熟女のケンカを見せてやる!!!!! 茶髪ロリババァ!!! めい土の土産にベルトとはよく言ったもの!! 達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! 銀髪ロリババァだ―――!!! 闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! BBAのピット(ケンカ)ファイター 白髪ロリババァだ!!! ロリババァの本場は今やブラジルにある!! ワシを驚かせる奴はいないのか!! 黄土髪ロリババァだ!!! ちっちャァァァァァいッ説明不要!! 1m10!!! 18.5kg!!! 黄緑髪ロリババァだ!!! BBAは実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦ロリババァ!! 本家日本から黒髪ロリババァの登場だ!!! ベルトはワシのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!! 自称統一王者 紫髪ロリババァ 自分を試しに此処へきたッ!! 水色髪ロリババァ!!! 魅力に更なる磨きをかけ ”クールビューティー”青髪ロリババァが帰ってきたァ!!! 年金生活はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!! 治すも壊すも思いのまま!! 橙髪ロリババァロリババァだ!!! 特に理由はないッ BBAが強いのは当たりまえ!! 孫にはないしょだ!!! 日の下開山! 緑髪ロリババァがきてくれた―――!!! 暗黒街で磨いた実戦BBA!! ロリババァのデンジャラス・ライオン 灰髪ロリババァだ!!! BBAだったらこの人を外せない!! 超A級喧嘩師 桃髪ロリババァだ!!! 「第一回ロリババァトーナメント、開幕ッッッ!」
897 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:41:49.01 ID:W8B7vb5b
ピンク髪と言えば、小萌先生が思い浮かぶが、あれは果たしてロリババァなのか 実は25歳でしたとかいうオチは勘弁してもらいたい
898 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:45:26.80 ID:W8B7vb5b
>>896 乙です
トーナメント……ロリババァの半数以上は強いの法則
899 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:51:01.67 ID:W8B7vb5b
黒髪ロングのロリババァと言えば、和ロリババァが多そうだが、果たして誰かいただろうか? かぐや姫? あれはロリといっていいのだろうか 蟲師に出てくるキャラならいそうな気もするが、まるで思い浮かばない 月詠のルナはロングで黒っぽいが、あれは黒というよりは紺が近いだろう
違うな、ロリババァだから……強いんだ 吸血鬼は西洋の概念だから、金髪というイメージに引っ張られるんだろうか
蟲師なら一話めでいきなり登場だぜ 孫の祖母が半妖で不老になったはず
902 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 20:56:08.55 ID:W8B7vb5b
和ロリババァに希望する事と言えば、おしとやかさと上品さは兼ね備えてもらいたいという事だ あぐらをかくのでも酒をたしなむのでも一向に構わないが、パンチラはやめてもらいたい もっと言えば、何でもいい
閻魔あいちゃんはロリババァの定義に入らないでしょうか 長年す、少女の姿ですぜ 上品とおしとやかさを持っていると思う
904 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 21:12:04.95 ID:W8B7vb5b
>>900 年長者ゆえ強いのだろうか
ロリババァさえ活躍してくれれば、それで満足だ
欲を言えば梨花ちゃんには無双して欲しかった
吸血鬼は実写だと黒髪も多い
金髪だと夜に映えるからといった理由なのではとふと思った
>>901 和ロリババァと言えば、廉子さんが真っ先に思い浮かぶ
素晴らしいという他ない
しかし、あれはショートだ
905 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 21:20:05.01 ID:W8B7vb5b
>>903 入ると思う
というか、忘れていた
閻魔あいは本人のせいではないのだが、サービスシーンが多いせいか、
ロリババァというよりは無口な少女という印象が強かった
左様か 同じ系統で比良坂初音がいらっしゃるんだが、あれはロリババァというよりお姉さまだからな 黒髪ロングロリババァは他に誰がいたかな
907 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/21(火) 21:33:45.40 ID:W8B7vb5b
暁美ほむらはロリババァに入るのだろうか あれも黒髪ロングではあるが
難しいな、同系統に梨花が入るけどロリババァとすると疑問符がつくな、なんでだろ あと50年くらい時間過ごせばロリババァ……かな? 今の段階だと未来を知ってる少女の範疇だと個人的に思う
かぐや姫は転生やね 時の天皇とは想い合っていたけど地球に来たのは刑罰だから諦めるしかなかった
910 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/26(日) 07:36:13.85 ID:j6uA6BUn
もう8月の下旬なのにやっぱり昼は暑いなぁ。 顔からあふれ出た汗があごを伝い、ぽたりと畳の上に滴り落ちる。 僕は夏休みの宿題である読書感想文を書くべく、寝ながら読書をしていた。 ふと開け放たれた窓から外を見ると、ハチさんがむすっとした顔で立ち、こちらを見ていた。 「すれ違えん」 ハチさんのシャツは汗でじっとり濡れ、小さな体に貼り付いていた。 むわっと臭ってきそうなハチさんの全身に僕はどきどきしてしまう。 「水風呂でも浴びてきたらどうですか」 見られている事が分かっていた僕は動揺を悟られないようごまかす。 しかし、ハチさんは僕の対応に不満だったのか視線をそらして黙ってしまった。 こうなるともはやただの子供だ。 いや、それはいつもか。 「分かりましたよ。それで、すれ違えないって誰とです?」 待ってましたとばかりに笑顔で近寄ってくるハチさん。 「これじゃ。方々歩き回ったが、1人としてすれ違えんかった」 ハチさんは縁側に腰掛け上半身をひねって、僕の目の前に携帯ゲーム機を差し出してきた。 あー、そういう……。 「ちょっと見せてもらいますね。えーと、あっ、僕とすれ違ってるじゃないんですか」 携帯ゲーム機の画面に僕のアバターが表示されていた。 「はっ」 小馬鹿にしたようにハチさんは僕を見下す。 「お前さんとは一緒に暮らしてるじゃろ。もはやお前さんとは3度もすれ違っておる。いい加減うんざりじゃ」 暑い中、かけずり回ったにも関わらず成果を上げられなかったハチさんの言葉はやはりとげとげしい。 「はぁ。じゃあ、スーパーにでも行ってみましょう。あそこなら子供もいるでしょうし、何人かとすれ違えると思いますよ」 「おおっ、ではさっそく…」 土足で家に上がりそうなハチさんを手で待ったと制す。 「外は暑いですから、ハチさんはお風呂に入ってきてください。僕はその間に準備しておきますから」 「よし、任せておけ」 言葉を聞き終わるやいなや、ハチさんは履いていたサンダルを蹴り捨てるように脱ぎ、風呂場へ駆けていった。 ハチさんが僕の側を通った時、風が生まれ、僕の体をなでたのだけれど、僕はその風を涼しいと感じた。 そんなある日の出来事――。
911 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/26(日) 07:36:45.14 ID:j6uA6BUn
投下終わり 朝夜が涼しくなってきた
ハチさんぜひおれとすれ違いましょう。 その前にアバター設定しないとな。
乙
夏の終わりには空が滲む。曇天で霞む夜天を見上て、小さな背丈が溜息を吐く。 遥か上空に輝くのは、半分より少し満ちた光の輪。 「……月もよいよい肥えておるの」 「十五夜、待ち遠しいですか?」 暗がりの縁側に座っていた少年が、庭先に佇む彼女に問いかける。 ぼんやりと鈍い、薄明るい月夜に照らされた影は振り返りもしない。 白い浴衣に青い帯、後ろに結んだ髪に蝶飾りの櫛を差した後ろ姿のまま。 「待っておればあっという間じゃ。同じ夜を百も千も超えておればな」 達観した物言いに、超然とした態度。 横顔は十にも満たない少女のそれでありながら、彼女はあくまでも静かだった。 「今年のお月見どうしましょうかねえ。草団子は用意するとして、ついでにお茶でも点てますか?」 「お主はいつでも花より団子じゃのう……。ま、お主らしいとは言えるが」 ふっ、と小さく笑った彼女が、手の中に掴もうとするが如く、両手を天にかざしていく。 見つめた少年の脳裏に過ぎるは、遠い遠い御伽話の姫のこと。 「……かぐや姫」 「ん、なんじゃ?」 「いや、いつ月に帰るのかなあと思って」 「あはは。そんな大層なものかよ、このわしが」 軽口で返しながらぴょこぴょこと片足でおどけて見せる仕草は、容姿以上にあどけない。 艶めいた頬も赤い丸顔も、くしゃくしゃにして笑っている。 大仰な口調と揺るがぬ器が見せる幾歳の貫禄も、不意の戯れで容易く崩すのが彼女のいつもの流儀だった。 「それとも、わしに帰って欲しいというか?」 「言ってませんよそんなこと」 「そうじゃろうな。主はわしがいないと寂しくて泣いておったからのう」 「いつまで子どもの頃の話持ち出すんですか。これだから年寄りは……」 口元に手を当て悪戯っぽく笑う彼女に、少年も思わず反論してみせる。 ただ、決してとげのある口調では無く、じゃれ合うように、遊ぶように。 「ふふっ、わしのような婆にとって主なんぞいつまでも子どものようなものじゃ。悔しかったら千まで生きろ」 「んな無茶苦茶な。千まで生きたってばーちゃんみたいに幼児体型じゃないですもん、俺」 「ぬ。好きでこんなちんちくりんでいるわけでは無いというておろうが。全く、でりかしーのかけらもない」 ようやく振り返ったかと思うと、ぷぅ、と頬に空気を入れて膨れっ面を見せてきた。それもほんの戯れ……とも思えないのが彼女らしい所でもある。 ともすれば老人ごっこに興じているだけの幼女に見えるのが、彼女――齢千と余年の大婆様――だから。 「はいはい、ごめんなさいね、おハナちゃん」 「……分かっててやってるじゃろ。そういう扱い」 「だってそんなにちっこいと、ついついね」 今年の夏もまた5cm伸びた少年の背丈なら、抱きかかえるのもまた容易い。 縁側から降りて僅か5秒。しかめっ面が慌て顔になるのもほぼ同時。 「わわっ!? 何をするんじゃっ!?」 「いやー、お膝抱っこで一緒にお月見ってのも風流ですよねー」 「わしはガキじゃなっ……うぅぅ、このすけべ、へんたいめ……」 口では一切語らぬ代わりに、朱に染まる顔は饒舌だった。 口元がにやけるのを必死に堪えようと、ひくひくと揺れているのがまた愛らしい。 縁側へと連れてゆき、膝上に乗っけた24sの重みを包み込んだ少年の腕の中では、彼女のぷにっぷにの矮躯では抵抗もままならず。 「だっ、だれもいないから許しているんじゃからなっ。こ、こんなことをするから、いつまでたっても主は乳離れの出来ぬガキじゃと言うて……」 「いやいや、月がちゃあんと見てますよ」 「そういうのは風流ではないと……はうぅっ、こ、こら、あたまを撫でるのはやめんかっ。うれし――じゃなくてっ! ううぅっ、この甘えたがりめ……」 腕の中で縮こまった彼女の髪を猫を愛でるように少年が手櫛で梳いていけば。 少しずつ冷えていく夜の中で、ぽっと小さく火照った身体も少しずつ硬さを解きほぐされていく。 恥じらいできょろきょろと泳いでいた瞳も、次第にとろんと蕩けて、心地良さそうにふやけてしまっていた。 「はふぅ……眠くなってしまったではないか……」 「このまま、寝床まで運びますか?」 「うん…………」 胸元に頬をよせ、すがるように眠りへと落ちていった彼女を抱きかかえ、少年は静かに縁側を後にした。 人影の消えた世界では、月がただ輝くだけ――。
最近月がとってもきれいだったので お目汚し失礼
916 :
創る名無しに見る名無し :2012/08/30(木) 22:48:42.11 ID:u9uFdr45
素晴らしい
乙
ロリババァの同人誌とかないの?
いっぱいある 君が見つけていないだけ まあ大抵は男性向け三日目なんだがw
あるにはある 大抵は二次創作だったり、ロリババァ=合法ロリみたいな扱われ方が多いけど 商業誌になるけど、おすすめは三巷文の月蛍抄(子供は検索しちゃ駄目)
921 :
創る名無しに見る名無し :2012/09/03(月) 18:14:12.79 ID:OMOF53sd
ロリババァ成分が足りない このままだと死んでしまう
Lolibaba is in your mind.
俺のなかに…… おれは、おれがロリババァだったのか!
俺が! 俺達が! ロリババァだっ!!
戦争根絶のために戦うロリババァ達 ロリババァならぬ男の娘ショタジジィがいるんですね わかります
投下します
#10 けっちゃく、そして 男は崖の上に立って地中海を眺めていた。 その目は悲しみに満ちている。 なぜセラは変わってしまったのか。 なぜ自分に牙をむいたのか。 「なぜなのですか、セラ。」 独り言ではなく、はっきりとした口調で男はそう言い、振り返った。 道の向こうから、幼い見た目の姉妹が歩いてきて立ち止まる。 「細かい理屈なんて無い。私はただ、死にたくなかったし、誰にも死んでほしくなかっただけ。」 「どうして……先に吸血鬼を迫害し始めたのはあいつらだ! その相手に笑って媚びろとでも言うのか!」 ツェペシュは普段の穏やかな口調を忘れて吠える。 春菜は、そんな彼を、駄々っ子をたしなめる母のように見つめる。 「違う。私たちは悪魔じゃない、ただの隣人だってことを人間たちに分からせたいの。」 「誰がそんな言葉に耳を傾けると言うんだ! あいつらは常に我々の力を恐れているというのに!」 「レオナルド……。」 春菜にとって目の前のこの男は愛する男であり、また、自分から別の愛する男を奪った仇でもある。 どうにか分かってもらいたい。でも分かってもらいたくない。 そんな春菜の複雑な心境を知ってか知らずか、ツェペシュはとうとう戦闘の構えをとった。 「どうしても分かり合えないようですね。こういうのはどうでしょう。私が勝ったら、貴女は私のものになる。」 春菜は応じる。 「じゃあ、私が勝ったらもう人間を殺さないって約束して。」
一陣の風が吹き抜けた。 ソフィが心配そうに見守る中、二人は拳を交わす。 開幕は間合いを計りながらの攻防になった。 体格差から、距離を詰めれば春菜有利、離せばツェペシュが有利だ。 しばらくして、なかなか相手の懐に潜り込めないので、春菜はヒットアンドアウェイに戦法を切り替えた。 パワーは互角。どちらも決定打が出せないまま、勝負は持久戦にもつれ込むかと思われた。 が、それほど経たないうちにツェペシュが苦い顔を浮かべる。 「しまっ……!」 彼は気付かぬうちに崖っぷちに追い込まれていた。 もともと最初の位置関係が不利だったのだ。それを考慮に入れていなかったのは彼の不覚と言えよう。 春菜が待っていましたとばかりに渾身のストレートを叩き込んでくる。 するとツェペシュは驚くべき行動に出た。 彼は春菜の目の前から忽然と消えた。落ちたわけではない。自ら飛び降りたのだ。 彼は腕一本で崖に掴まった。そして、春菜がまだ事態を飲み込めていないうちに、強引に体を縦に半回転させた。 脚は綺麗な半月を描き、そのままの勢いで春菜の体に突き刺さる。 ダメージに差がついたことによって、ツェペシュは戦闘スタイルを変えた。 戦況は一転、激しい打ち合いとなる。 しかしそんな中、春菜の中である感情がふつふつと湧きはじめる。 (楽しい!) いつしか戦い方にも余裕が生まれ、流れは徐々に彼女の有利に傾いてゆく。 そして彼女に決定的なチャンスが訪れる。 ハイキックによって、ツェペシュのガードが破れた! 春菜はキバをむき出しに笑い、爪を尖らせ、ツェペシュの喉元を狙い…… 「!!」 ……自分は今、何をしようとした? 慌てて引き下がる。
「違う……私は……!」 昔、あるハンターが死に際に放った言葉を思い出した。 『ほらな、吸血鬼なんて、結局みんな凶暴なんだよ。』 「私は……そんなんじゃ……!」 あれだけたくさんのハンターを殺したのに? 「セラ、怖がることはありません。昔の貴女を思い出すのです。」 ツェペシュが優しく微笑みながら、挑んでくる。 「やだ……こないで!」 大粒の涙を流しながら、手足は反射的に戦いを続ける。 やっぱり自分は凶暴な吸血鬼なんだ。もう、認めてしまおう。 春菜の目つきが変わっていく……。 「お姉様!」 ソフィの声にハッとする。と同時にパンチをもらってしまった。 血の伝う頬を拭う。おかげで目が覚めた。 (確かに、昔はそうだったかもしれない。でも私は、世田春菜として生きて、変わったんだ。だから……彼にも!) 春菜は魔法なんて信じていない。 しかし彼女はこの戦いを終わらせるある“魔法”を手にしていた。 「レオナルド、次で最後。全力で掛かってきて。」 体を大の字に開く。 ツェペシュは彼女の覚悟に笑みを浮かべ、残った力を振り絞る。 猛烈な速さで春菜のそばまで詰め寄ってくる。 「ハァァァァァァァァァァッ!」 駆けながら力任せにスイングした拳を春菜はわざと顔で受ける。 春菜は怯まない。ツェペシュの体を全身でガシッと受け止める。 驚いた顔のツェペシュ。勢いは止まらない。 バランスを崩した二人は倒れ込む。 その間、地面に落ちるまでの間に、春菜はツェペシュに微笑み、 唇を奪った。 二人が地に着くと、それっきり、ツェペシュも追撃しようとは思わなくなっていた。 「あ、争いなんて、こうやって止めればいい……。」 照れで顔を反らす春菜に、ツェペシュは笑って言った。 「ああ、完敗です。まったく……貴女には敵いません。」
帰国後、春菜達は墓参りに来ていた。 「司令も、吸血鬼に歩み寄ることはできないか、ずっと考えていたみたいよ。」 案内を請け負ったさゆりがそう言うと、ツェペシュは残念そうな顔をした。 「私はそれに水を差してしまったわけですね……。」 何がおかしいのか、さゆりは笑いをこらえたような顔で返す。 「ところが、そうでもないのよ。」 ちょうどその時、後ろから車のドアの音が聞こえた。 さゆり以外の三人が反射的に振り返る。 「あ……!」 なんで? どうやって? 今、彼らの横にある石の下で眠っているはずだった“彼”が、ピンピンした様子で車の前に立っていた。 口をパクパクして言葉にならない春菜に、さゆりが説明する。 「回復するまで彼の生存はトップシークレットだったの。生死の淵をさまよってる間に危険にさらすことはできないから。だから春菜にも言えなかったの、ごめんね。」 聞いているうちに、やっと感情が追い付いてきた。嬉しい。 春菜は“彼”の元に駆け寄ろうとした。それをツェペシュが制止する。 ツェペシュは“彼”に向かって言った。 「貴方を傷付けたことは謝ります。ですが、セラと私は先に契りを交わした身、分かりますね?」 “彼”も反論する。 「恋は新しい方が燃え上がるものだよ。」 男達は火花を散らせてにらみ合いを始めている。 セラも春菜も一途だったが故に、奇妙な三角関係が成立してしまったようだ。 なんという運命のいたずらだろうか。 春菜は戸惑いを隠せない。えーっと。 「私を選んでもいいのよ。」 さゆりも駄目そうだ。ソフィを見る。 「お姉様、モテモテなのです。」 面白そうに笑っている。どうやら助け船は期待できそうにない。 「セラ!」 「春菜ちゃん!」 二人は声を揃えた。 「さあ、どっち!」 選べるわけがない。どっちも好きすぎる。 ……なんかこれじゃあ、私が悪女みたいじゃない。 かくなる上は。 「勘弁してーっ!」 春菜はとりあえずこの場から逃げるため、彼らに背を向け、走り出した。 パラレル春菜ちゃん おわり
931 :
パラレル春菜ちゃん ◆KazZxBP5Rc :2012/09/12(水) 21:28:35.80 ID:VxUTzLJZ
ということで完結です 原作の方、読者の方、ありがとうございました
932 :
創る名無しに見る名無し :2012/09/12(水) 22:49:24.70 ID:8n2ds2Ls
完結乙
ロリババァ「なあわ主、世間では敬老の日じゃぞ」 男「それがどうした」 ロリババァ「ふん、貢ぎものに決まっておろう」 男(面倒くせえ……) 「わかった、たっぷりお礼をしてやろう」 ぐいっ 男「貴様の身体にな」 ロリババァ「ば、バカなことを、た、たたた楽しみにしてくれるわ!」 男(あれ?反応が違うぞ)
934 :
創る名無しに見る名無し :2012/09/15(土) 14:57:22.63 ID:l6ArMBvZ
わっふるわっふる
報告 ロリババァwikiをちょっといじりました 見た目や項目の整理と、一覧にキャラの追加を少々 それと容量がオーバーしたのか、ページが途中で切れてしまったので 慌ててリカバリーしつつ漫画原作のページを独立させました
936 :
創る名無しに見る名無し :2012/09/17(月) 09:37:00.40 ID:AJj38Kt5
乙です。
乙
938 :
創る名無しに見る名無し :2012/09/18(火) 01:13:50.30 ID:VZWtMuCm
マリアベル様来たーーーーーーーー!
ヒョオオオオーーーーー!!
>>938 マリアベル様来た!!!
GJすぎる!!
早速wikiにも反映いたしました!!!
WA2懐かしいなあ 今はアーカイブスでできるんだね、やってこようかな
屋外から声が飛んできた。 「すんません。ここって鍋奉行さんのうちですか」 鍋奉行。それは妾のことだろう。声から察するに若い男と見た。 重い腰を上げながらロリババアは居間から玄関へと移動する。 「何用じゃ」 「こんちわ。これの調理をお願いしたいんですが」 扉のすぐ前に立っていたのは、黒衣を着た血塗れの若い男である。手には巨大な大根が数本。 「なんじゃお主。異世界の住人か」 「はあ。そうなんですけど、必死こいて獲得した戦利品が食えなくて困ってるんです」 腰に日本刀をぶら下げた男は、後頭部を掻きながらバツの悪い表情で言う。 「まあ良かろう。上がるがよい」 「どうも。助かります」 大根。みぞれ鍋が妥当だろうか。 ――いや。 この小僧は大根オンリーだ。純粋に大根を楽しむべく妾の許を訪れたのだろう。 恐らく奴が所望しているのは、セブンイレブンのおでんコーナーのアレ。 そう結論付けたロリババアは、大根をお湯に放り込む。 「しかし酔狂なことじゃな」 ダシを取りながらロリババアは居間で大の字になっている来客に言う。 「この変事に武者修業とは」 「完全に趣味でやってるだけだから、別に苦ではないけど」 「血の気の多いことじゃ」 しばらくして、大根だらけの鍋を座卓の上に乗せる。 「ほれ、お前の持ってきた食材じゃ。存分に食らうが良い」 「…………」 返事はないが、微かに不満げな気配が伝わってくる。 「どうした。何か気に障ったか?」 「いや、気に障ると言うか……」 箸を受け取りながら、小皿を持った客はこぼす。 「本当に大根だけかよ」 「文句は食ってからにせい」 「はあ」 小僧は茹で上がった大根を口に運ぶ。 「……うまい」 「ふん。最近の餓鬼は文句ばかりで困る。さっさと食って狩りの続きにでも行ってしまえ」 とりあえずこれで、自分の命は守れそうだ。 殺人鬼が無邪気に大根を貪るのを見ながら、ロリババアは密かに安堵した。
男「腹が膨れたら、次はひとつ」 鍋「ほほう」
明日動作テスト版1チェックします 今日は今から電撃属性描き上げる
誤爆
947 :
創る名無しに見る名無し :2012/09/19(水) 00:48:57.22 ID:0uHAFqOp
おお、乙です!
「天からトルテ」のトルテ達はロリババァの範疇なのだろうか 作中で3010歳とかあるが
wikiの一覧だと少しでもそれっぽければ突っ込んでる感じだな まあ、あなたがそうだと(ryってことで
秋アニメはロリババァキャラ出るのかな…
ババァロリ
見た目はババァ頭脳はロリならそこらの老人ホームに一杯いるぞ
955 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/01(月) 22:05:59.10 ID:WfhKgBkT
それ頭脳ロリちゃう
956 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 07:01:10.09 ID:nte0vQpl
もう鍋奉行さんの季節か
セクシーボディで中身ロリってのもいいが やはりロリババァの方が萌える
958 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 21:38:13.60 ID:nte0vQpl
ディスガイアシリーズはヒロインがロリババァ
セクシーボディで中身ロリってただのロリじゃん
960 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 22:07:34.17 ID:nte0vQpl
961 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 22:18:41.64 ID:nte0vQpl
962 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 22:21:20.78 ID:nte0vQpl
963 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 22:23:54.12 ID:nte0vQpl
964 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 22:27:12.76 ID:nte0vQpl
論議が必要なほど変えてもないのに何個も同じようなの張らないでよ
大事な事なので三回言いました
967 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/02(火) 23:07:55.37 ID:nte0vQpl
ageてる時点で察しろ
二次元絵のロリババァスレってないの?
970 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/06(土) 19:15:29.98 ID:pnJKmHUC
>>969 たまにVIPにスレが立つけど定期スレはみたことないな
絵だけでロリババァを表現するのは難しいからな
972 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/08(月) 11:26:38.06 ID:NPiZ7nrp
今期アニメはロリババァ不在か
なければ創ればいい
974 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/10(水) 17:06:45.12 ID:V/9HKF1B
ToLoveるのおしずが400歳だったはず
ドラゴンボールGTみてて思ったんだけど あれって性別逆ならなかなか興奮するシチュじゃなかろうか
976 :
創る名無しに見る名無し :2012/10/19(金) 22:20:12.22 ID:LO6tc/2e
鳥山絵のロリババァ……
興奮しねえ……むしろ摩訶不思議アドベンチャー 「ピーピーうるさいヒヨコたちに挨拶してやろうかな」 クンッ
今期アニメにロリババァはいなかった
次スレ立ててくる
980 :
創る名無しに見る名無し :2012/11/10(土) 06:21:56.14 ID:gArli3SB
わーい