_,-ー'´ `'´<._
> \ l \
_∠´ >Nレ' ヽ_ __________________________
/ 1‐- /
/.::: ..: ', .| ここは、安価で決定されたアニメ作品のキャラクターによる
/::::.: .:/ ...:: ..:/ l: l:. ヘ、 | バトルロワイアルパロディの企画スレさ。
/イ:::: .::/ ..::::/ /l / ノ \ヽ::..:. :. :. l:. l` |
l.::イ .:::::::/:/ レi /:: /_.. -ー\‐、l:: l:. ∧! .| この企画はその性質上、版権キャラの残酷描写や死亡描写が
j:::::l .:: .::://ナこニ;ミl:: /:/l::/7Z=サナ‐ャ.〉l:: |:リ ' | 登場する可能性がある。苦手な人は注意してくれ。
ノ:::::|.::リ l.::/<'ヘ::リ..`,l:/l´ l/ " ヾ-' " /f`|! |' .|
/-イl::i:l´リl/X  ̄ / /)ソ:l::リ.. .| なお、本企画は他板に存在する同様の企画とは一切関係ない。
l:/::|::::|、Kヘ 〈L /-'/|/ < 混同しないように気をつけて欲しいところだね。
/´l/ヽ:l::::::::::\ ー- - -一' , '::/ |
ノノl/V|::::`-、,. /l |/′ | それから、僕と目が合ったそこのキミ。
l´ |:::`' -、_,/ .| | 好意に値するよ……『好き』ってことさ♪
|:: | \__________________________
_-ー」:::.. ト、__
/i7:::ノ:::::.. ',l l、
../::: `ー、_::::::.. ..::r'´ ト、
_/´レ:::: /`ー`):::-、:. -‐十⌒〉 \ `ー、
/∠´-ー┘::::「{...____.. -‐|! く.___\ `ヽ、
_,.-''´ .了 / |::三=ー ̄:|:\ ` ̄、 `ヽ、
_,.-'´ _,-'´ `ヽ、l、::::::::::::::::::::/:/ ``-、 `ヽ
前スレ
kskアニメキャラバトルロワイアル Part23
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1237377384/ 避難所したらば
http://jbbs.livedoor.jp/anime/7056/ まとめwiki
http://www39.atwiki.jp/kskani/ 過去スレや参加者は
>>2 以降に
よろしいならば参加者だ
4/6【涼宮ハルヒの憂鬱】
○キョン/ ●涼宮ハルヒ /○朝倉涼子/○キョンの妹/○古泉一樹/ ●朝比奈みくる
5/6【キン肉マンシリーズ】
○キン肉スグル/○キン肉万太郎/○悪魔将軍/○ウォーズマン/ ●アシュラマン /○オメガマン
3/6【モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】
●佐倉ゲンキ / ●モッチー /○スエゾー/ ●ホリィ /○ハム/○ナーガ
4/6【魔法少女リリカルなのはStrikerS】
○高町なのは/○スバル・ナカジマ/ ●フェイト・T・ハラオウン / ●セイン /○ノーヴェ/○ヴィヴィオ
3/5【ケロロ軍曹】
○ケロロ軍曹/ ●日向冬樹 /○タママ二等兵/○ドロロ兵長/ ●ガルル中尉
3/4【スレイヤーズREVOLUTION】
○リナ=インバース/ ●ゼルガディス /○ゼロス/○ラドック=ランザード
2/4【新世紀エヴァンゲリオン】
● 碇シンジ/ ●加持リョウジ /○惣流・アスカ・ラングレー/○冬月コウゾウ
4/4【強殖装甲ガイバー】
○深町晶/○アプトム/○ネオ・ゼクトール/○リヒャルト・ギュオー
3/4【砂ぼうず】
○水野灌太(砂ぼうず)/ ●小泉太湖(小砂) /○川口夏子/○雨蜘蛛
1/3【となりのトトロ】
○トトロ/ ●草壁サツキ / ●草壁メイ
32/48
地図はこれだよ!
http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0098.png こちらは現在位置だよ!
http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0172.png
【――カヲル君からのお願い――】
___,,,.................,,___ \ / キャラクターの状態を把握しやすくするために、
´ >'"¨'''ー- ...,,__¨`\ ヽ\ | SSの最後に以下のテンプレを挿入してくれ。
_/_,,.... -─-- ..,,_\ \ i ヽ |
/ `> \ \ i\ i | 【場所/時間帯】
/-‐ァ / ___ \ヽ i / | 【名前】
/ /// / _,,..二ニ= ',i // | 【状態】
//,.7'" _,,.. -‐'''"、‐-..__.... -──- 、 レ 、 ̄`\ | 【持ち物】
/,..イ/ 「¨,ゝ、=ニ二 \¨、`\ | 【思考】
//// Z ヽマラ''" -‐‐- 、 \ \ __ |
// _=ニ二__.... _二ニ= , il ', ',/ ̄ | 時間帯の区分は以下の通りだ。
___,イ,' 、_ノ _,.-‐ニ二、-‐ニイ ll \. i ',. ', / | 0〜3時:未明
/ フ , 、 '"、 -.、、\. /i ∧ /l ∨ ',_', ,.イ | 3〜6時:明け方
"\'-─- //!,' 丶 ヽ,仏、 / レ' ', /| l __,,... -‐ム''" < 6〜9時:朝
\‐-、 ,' \ Z ヾ-イ .// /',/ /レ'''"/ / | 9〜12時:昼前
//ヽ ` Z `>ソ / /_/ ,.イ / | 12〜15時:昼過ぎ
、 ,. ‐‐--‐'''"_,.! \ _,,.. -‐- ..,,__,,.. -‐'''" / . | 15〜18時:夕方
/ / ̄  ̄>'''" / / . | 18〜21時:夜
__/__........___/ -‐==- イ / . | 21〜24時:夜中
/ / ,.-‐''" |
\ 三時間区切りだから、割とアバウトでいいと思うよ。
【放送】
6時間に一度ゲームマスターからの放送があり、死亡者と禁止エリアを発表します。
禁止エリアは
>>101 >>102 >>103 ……という形で書いてもらい、安価で決定されます。
キャラクターの時間を進めるのは自由です。
しかし、放送時間までたどり着いたら一度ストップ、他のキャラ達が追い付くのを待ってください。
ほとんどのキャラが放送時間にたどり着き、放送がされたら再び時間を進められます。
次の放送は18時です。
【予約】
予約はこのスレ内で行います。
トリップをつけて「○○(キャラ名)と××を予約します」と宣言して下さい。
予約期限は原則として3日ですが、「ちょっと待って」で2日ほど延長が可能です。
さらに事情があったりするときは追加の延長もできます。
ただし連発は出来る限り避けましょう。
延長したい場合は、再び予約時と同じトリップをつけて延長を申請して下さい。
何らかの理由で破棄する場合も同様です。キャラ追加予約も可能です。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| あーーーーーっと!!!ここでお願いが入ったぁぁぁぁ!!! |
| 次スレは
>>950 を踏んだ人が立てて下さい! |
| そしてテンプレも
http://www39.atwiki.jp/kskani/pages/290.html 、に置かれております!! |
|________________________________________|
.∧ | ∧
,i |_,! i、
i .。 |_ 。, `i
i -ー、―-、 |
i ,/"^ヘ^i i
i i' | |
i ヽ_,._,/ ,'
゙ー---―'
ヾ、_:.:.:. メ /:.:. |
j:.:.:. チ /:.:.:.: l
\ _メ:.:. _メ_ ,, ... _ /:.:.:.:.:. ノ
, , , , , \ , r..':.":、 ̄:.:.: ̄  ̄` '' ー-、_ /:.:.:.:.:. /
" " "゙'、 _, r'、:.:.:.:.:.:.:.:.:.\: /  ̄ `ヽ `ヽ、 〔:.:.:.:.:.: /
Y":.:.:.:.:.:.:.\:.::.: \. / ` , `ヽ、:.:. /
ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ, \ { , - 、 | \r-"
ヽ‐-:.、_ \. \, ヽ. P::::ノ .,イ `,
ヽ:.  ̄`ー-、_ ` ゝ, _ / ニ二 ̄;;;;ー-,、_|
\ `ー''、_;;;;;;;;;;;;ヾ、
ヽ 、_____ `ー-;;;;;;_ト,
` ー- ,_ / ̄ ̄ ー──- ァ ___ l モフンモフン
_  ̄ ー- _ ,ィ /  ̄ ー- __. |
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/ / /  ̄ー-ァ,\
,/ /ァ ___ ヽ ヾ、_
,,,;;;;;''/ノ /。 l | ,,;;;'''';;;,, \
,;;';;;;;;;;;/. L_/ | ,,;;'';;;;;;;;;;;;;;;;;'';;,, \
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入
`、||i |i i l|, 、_)
',||i }i | ;,〃,, _)
>>1 乙だよトトロ〜!
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
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>>1 乙だよトトロ〜!
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
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{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
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''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
/| ,/| ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
く K 」 m ) (
? _r'" `ヽ ノ )
>>1 乙だよトトロ〜!
ミ(~ ゜-‐ ミ ズボォ ) (
,i'" ''ヾ`ヽ ミ __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i'^ ヘ `l ミ⌒`⊃ ==--- ̄ ̄
| ^ "ミ
_ヽ
"'"'゛''""''''゛""´
/}
___ __, -‐'"  ̄ ̄ ̄`丶、 /::::/
〃´ ̄ ̄ ̄>' ヽ/::::/
___ / // ∨-―― - 、
/:::::::::::::::::::\/ / Y""""ヾ/:/ヘ}<⌒\ \
.  ̄ ̄ ̄ ̄>/ ' / | l | ∨j ∧:: \ ヽ l|
/, イ :/ | | /| j l | '⌒ヽ Y/ 小 :::::| | l|
/ / |/| | | l|/l⌒ | ハ ノリア斥ハヾ、K/│ \| | l|
| l| jl│ l ハl|〃ア斥ハヘ∨ {!::::⊂ }シl } | |ノリ
| l| Y:/|! l: V{ {!::::⊂ 弋rク ハノ│
V八 ∨小 \弋rク /{{ l |
ヽ{\ │l\{、_> ー' イ )) |
>>1 乙だよ、ママ。
│l | )) ゝ-―‐- 、_ ,.イ |_((_.八
│l レ{{-く(___ ヾ ̄`ヾブ~ヽ丶
│〃 )) \. ∀`  ̄`ヽ} \
//{__,〃 r、_ \_{ 0 0 厂ヽ ヽ ヽ
//〈_l|>’  ̄>ァヘ_ x ∠ -‐ヘ__) ',
// V/ Y / /  ̄ ̄ ̄`ヽ⌒ ノ ! l |
// /| 人__ァー|│ W :l |
/イ l│ // \\_ // //
|l│ |人 _>イト一ァ--── く/ /'´
Vヘ. | l`7 ー―'/7 || ∨ |/
\∧ ∨ /〉 〈/ :|l 〈\ |
∨.〈/ ||: \〉∧
/| ,/| ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
く K 」 m ) (
? _r'" `ヽ ノ )
>>1 乙だよトトロー! (
ミ(~ ゜-‐ ミ ズボォ ) (
,i'" ''ヾ`ヽ ミ __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i'^ ヘ `l ミ⌒`⊃ ==--- ̄ ̄
| ^ "ミ
_ヽ
"'"'゛''""''''゛""´
とりあえず
>>1 乙と言っておいて……
>>3 の名前が軽く偉いことになってる
らき☆ロワの人かw
/| ,/| ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
く K 」 m ) (
? _r'" `ヽ ノ )
>>1 乙だよトトロー! (
ミ(~ ゜-‐ ミ ズボォ ) (
,i'" ''ヾ`ヽ ミ __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i'^ ヘ `l ミ⌒`⊃ ==--- ̄ ̄
| ^ "ミ
_ヽ
"'"'゛''""''''゛""´
>>11 ワロメシウマww
多分知らず知らずの内に名前欄をスクロールしたんだろうなwww
( ゚д゚ )
_, ._ (;゚ Д゚) ……!?
17 :
創る名無しに見る名無し :2009/04/22(水) 20:32:20 ID:x9w3kMg6
そうか、つまりきみはそういうやつだったんだな。
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入
`、||i |i i l|, 、_)
',||i }i | ;,〃,, _)
>>1 乙だよトトロ〜!
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
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>>14 あんたって人はーw
>>14 将軍このヤロウwww
せっかくだし置き去り予約してけw
置き去りで思い出したが、今回のウェーブが終わったらもう少しで次の放送行けるかもね
/| ,/| ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
く K 」 m ) (
? _r'" `ヽ ノ )
>>1 乙だよトトロー! (
ミ(~ ゜-‐ ミ ズボォ ) (
,i'" ''ヾ`ヽ ミ __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i'^ ヘ `l ミ⌒`⊃ ==--- ̄ ̄
| ^ "ミ
_ヽ
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まさか将軍氏もうっかリストだったとは・・・w
/| ,/| ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
く K 」 m ) (
? _r'" `ヽ ノ )
>>1 乙だよトトロー! (
ミ(~ ゜-‐ ミ ズボォ ) (
,i'" ''ヾ`ヽ ミ __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i'^ ヘ `l ミ⌒`⊃ ==--- ̄ ̄
| ^ "ミ
_ヽ
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>>14 ちょwwww
/| ,/| ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
く K 」 m ) (
? _r'" `ヽ ノ )
>>1 乙だよトトロー! (
ミ(~ ゜-‐ ミ ズボォ ) (
,i'" ''ヾ`ヽ ミ __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i'^ ヘ `l ミ⌒`⊃ ==--- ̄ ̄
| ^ "ミ
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>>14 ww
将軍氏www むしろこのロワにうっかりじゃない書き手がいるのだろうか……
あと一時間で投下ラッシュが……来る……のか……? ゆっくりした結果がこれだよ!
ゆっくり書いていってね!
誰も来なかったね! ごらんの有様だよ!
落ちつけか…… なあ、放置プレイ(エロイ意味で)ってどう? 俺はサディスティックの心があるから結構好き
大変お待たせいたしました、今より仮投下スレに投下いたしますので キャラの行動や展開、その他様々問題がありましたらご指摘ください。
仮投下終了いたしました。期限を大幅な超過した事、本当に申し訳ありません。
仮投下乙! 感想は本投下の時として、全く問題無いと思いますよー
すっげえ…… こんなにキャラがいたのに矛盾とか見当たらなかったんだぜ…… できるなら最後にでもどこからどこまで火事が起こったか備考に入れてもらえるといいかも。 特に施設がどうなったかって文章だけじゃわからないし。 後任せにしてもいいんだろうけど、ここまで大火事なら決めていいと思う。
仮投下お疲れ様ですー 特に何の問題も無いと思いますよ
ギリギリ間に合った…… タママ、ギュオー、晶、雨蜘蛛、スエゾー、小トトロ投下します
一時間程、時間が経過して。 リヒャルト・ギュオーとタママ二等兵が、並走して東を目指していた。 あれから結局ギュオーは、ウォーズマンとともにスバル・ナカジマ(大)の元へ急ぐでもなく、 はたまた、何もせずに先に神社に戻り、ウォーズマンやタママの帰りを待つのでもなく、 走り出したタママを追って、草壁メイの仇、雨蜘蛛を捜索することを選択した。 とは言っても、別に雨蜘蛛自体には、ギュオーはそれほど関心があるわけではない。 同行者の目を盗んで詳細名簿を確認したところ、とりたてて特別なスキルを――今ギュオーが何よりも欲している、首輪解析のためのスキルを、有しているわけでも無い。 ギュオーにとっては、雨蜘蛛の存在などどうでもいいものだった。 それこそ、それでタママの気が済むのであれば、適当に殺してしまっても構わないと思う程度に、どうでもいいものだった。 ――まあ、奴の出身と表記されていた、関東大砂漠自体については興味が無くも無いが。 ――わざわざこの男から聞かずとも、他にも関東大砂漠出身の参加者は三名ほどいる。 ――その三名の名前がいまだ呼ばれていないことを考えれば、そうすぐに全滅することもないだろう。 ――いざ情報が必要になれば、そやつらから聞けばいい。 ――大体私は、この男のような欲深く利己的で自分本位なタイプの姑息な人間は虫酸が走るほど嫌いなのだ! 同属嫌悪ではない。多分。決して。 なお、ギュオーが雨蜘蛛の名を知っているのは、ウォーズマンから得た外見の情報と詳細名簿の写真の照合によってである。 なお、この場に辿り着くまでの道中に、ギュオーはタママにメイを殺した男の名が雨蜘蛛であると、すでに教えていた。 無論、名前の入手経路――詳細名簿については明かさず、ウォーズマンには伝えないという条件付きで、だが。 まあそんなわけで、別に雨蜘蛛の存在が、ギュオーがタママの後を追ったきっかけというわけではない。 ならば、何故ギュオーはタママとともに雨蜘蛛を捜すことを選択したのか? 単刀直入に言ってしまえば、それは単なる消去法の結果である。 まず、第一の選択肢――先に神社へと戻る――は、早々に却下された。 どちらに行っても危険な人物はいるとは言っても、それは神社ならば安全であるということにはならない。 神社に危険人物が訪れる可能性も、もしくはすでに神社に危険人物が居座っている可能性も、ゼロでは無いからだ。 地図に神社が表記されている以上は、神社を目的地にしている参加者とている可能性は十分にある。 無論、ギュオーは獣神将である自分が負けるような相手など、そうそういないとは思っているが。 ――それに、今神社に戻ったところで得るものは特に無いからな。 ――精々、体を休めるくらいしかすることが無い。 ――首輪の解除をはじめとして、私にはまだまだやらなくてはならないことがある。 ――今の私には、時間を無駄にしている余裕などないのだ。 と、いうわけで、先に神社へ戻るという選択肢は却下された。 そして、第二の選択肢――ウォーズマンとともにスバル(大)の元へ向かう――も、多少の思考の末に、無くなった。 ギュオーは、ウォーズマンを扱い易い人物だと判断していた。 事実、今に至るまでギュオーの嘘に、完全に鵜呑みにこそしていないものの騙され続けているのだから、その判断もむべなるかなであろう。 当面の間は適当に利用して、利用価値が無くなったら殺してしまえばいい――そんな認識。 もっとも。 本当にウォーズマンがその程度の人物であったのならば。 彼が29年前の悪行超人と正義超人の対決を生き延び、20XX年の今日に至るまで戦い続けることなど、できるはずも無かったのだが。 閑話休題。 ギュオーが第二の選択肢を選ばなかった最大の理由、それはイレギュラーの存在だった。 イレギュラー……別に、巨大化していたスバル・ナカジマの事では無い。 スバル本人に実際に会ったわけではないので、あくまで詳細名簿からの印象ではあるが、 ギュオーとしてはスバルもウォーズマン同様に利用できそうな人物だと考えていた。 だから、ギュオーが考えるイレギュラーとは――リインフォースの存在だった。
――あの小娘……支給品だからだろうが、詳細名簿に名前が無い。 ――まあ、私とて全てのページを熟読したわけではないから百パーセントとは言えないが、おそらく奴に関する情報は記載されていないのだろう。 ――つまり奴に関しては、能力も、性格も、何一つとして正確な情報は得られないということだ。 ――一見したところ、それほど知能は高くは無さそうだが。 ――あれが、私を欺くためのポーズで無いという保証などない。 ――せっかくここまで全てにおいて順風満帆、私の思い通りにことは進んでいるというのに。 ――下手をして、あんな小娘に私の狙いを看破されてはたまらん。 ――できることなら、適当に情報だけ引き出した後、消しておきたいが。 ――まあ、贅沢は言うまい。 と、まあ、そんな思考の結果、現在の状況に至るのだが。 ちなみに、彼らが今走っているここは、車も楽々擦れ違えるだろう、ほどよい道幅の街道。 地図上の表記で言えば、I-7である。 それにしても、とギュオーは思う。 顔には出さないながらも、ギュオーは内心驚愕していた。 獣神将としての改造を受け、一般人とは勿論、並の獣化兵とも比べ物にならないスペックを誇るギュオーに、悠々と並走しているタママの身体能力に。 ――無論、これが私の全速力ではないとは言っても。 ――それでも、手を抜いて走っているわけではないのだが。 ――調整されているわけでもなく素のスペックでこれとは……恐ろしい存在だな、ケロン人とは。 そう、完全に生身であるに関わらず、獣神将としての調整を受けたギュオーにタママは付いていっているのだ。 ――思い返せば、あの最初に出会ったケロン人……なぜか名前は失念したが、あれも実力は中々のものだった。 ――軍人としての鍛練の成果か? ――仮に異なる世界への移動に成功したとしても、ケロン軍と事を交えたくはないものだな。 タママ二等兵の身体能力には西澤邸や日向家地下での弛まぬ特訓の影響が多々あり、 ドロロ兵長の実力には東谷小雪に救われてからの忍者としての修練の成果が大きく関係しているのだが、 そのどちらも、ギュオーには知る由も無いことだった。 「……? ギュギュッチ、そんなに見つめてどうかしたですかぁ?」 視線に気付いたのだろうか、タママがギュオーに問いかける。
「ボクがラブリーなのはわかりますけどぉ、あんまり見つめられても困るですぅ」 あの本性を見た後で貴様をラブリーなどと思う人間がいるか! そんな喉まで出かかった本音をぐっと飲み込み、 「何、別に大したことじゃ……む?」 適当なことを言って誤魔化そうと開いた口が、途中で閉じられた。 「ん? どうかしたですかギュギュッチ?」 タママの言葉に、ギュオーは無言のまま、人指し指で、とある場所を指し示す。 人指し指の先には――街道脇の草むらがあった。 「ほほう……これはこれは……」 「理解できたかね、タママ君?」 その草むらは、不自然に一部の草だけが倒れていて。 一部だけが倒れた草むらは、北に向かって延々と延びていて、まるで―― 「まるで、誰かが草むらを通った後みたいですねぇ、ギュギュッチ……」 「お目当ての相手がいるとは限らないが……行ってみるかね?」 「モチのロンですぅ……犯罪者ってのは大抵、身を隠すものですぅ」 「では、行くとするか……」 こうして。 二人の腹黒は街道を外れ、脇道へと逸れていった―― ◆ ◇ ◆
場所を移して、エリアH-8。 博物館、『ksk Island Museum』内のことである。 パソコンの設置されている学習室に集う、三人の参加者。 深町晶、スエゾー、雨蜘蛛はパソコンを睨んで、やがて来るはずのリナとドロロからの連絡を待っていた。 しかし、長時間パソコンの画面を見続けるのは案外疲れるもので。 三人で見始めて少しすると、スエゾーが目の疲れを主張しはじめ。 ――眼球が一つと口と足しか無いスエゾーにとって、目が疲れるってもしかして大事なんじゃないか? と思った晶の手によって、スエゾーがパソコンから離されて、半強制的に睡眠を取らされて。 それからしばらくして、変化の無い画面に飽きたのか、雨蜘蛛も画面から目を離し、学習室のソファに寝っ転がった。 「疲れているなら眠ってもいいですよ? 連絡が来たら起こしますから」 その姿を見て、一人画面の前に残された晶が雨蜘蛛に言う。 が、雨蜘蛛にとって晶とスエゾーは、当分は敵では無いとはいえ、それでも決して味方というわけでは無い。 故に、雨蜘蛛はその言葉に甘えるようなことはせず、 「俺のことはいいから、お前は画面をよく見てろ。なーに、少しくらい寝なくても俺は平気さ〜」 「でも……」 「さっきも言ったが砂漠の夜は寒くてなあ……砂漠スーツ無しで寝たら死ぬから、遭難なんかしたら必死で起きてなくちゃならない。 お陰で鍛えられたから、この程度の眠気なんて屁でもねえぜ〜」 そう言われては反論も出来ず、晶は再びパソコンへと向き直る。 さっきまで机の上に乗ってときおりパソコンを眺めていた小トトロは、今はもうキーボードの上で小さな寝息を立てている。 キーボードの跡が付かないうちにどけてやると、僅かに小トトロが微笑んだ気がした。 「なあ晶、お前はこの建物の中は全部見たのか?」 「うわっ!?」 小トトロを見て少々和んでいたところに突然背後から雨蜘蛛に声をかけられて、心臓の鼓動を速くしつつも振り返る晶。 顔は見えないものの、微妙に不機嫌そうな雨蜘蛛の様子を見て、急いで答える。 「え、ええと……食糧を探すときに、大体見て回りました」 「何か、武器になりそうなものはなかったか? 銃とか、地雷とかだ」 「あまり展示物そのものに注目していたわけじゃないから記憶が曖昧ですが……無かったと思います」 多分主催者が意図的に展示していないのだろうと、晶は判断する。 エヴァ初号機の装甲なんかは鈍器として使えなくもなさそうだったが、それならばその返の椅子や机を使った方が早いだろう。 雨蜘蛛もなかば晶の返答を予想していたのか、それほど気を落とさずに次の質問に移る。 「ま、そうあちこちに武器を置いておいたりはしないよな〜。 じゃあ次の質問だ。何か、面白そうなものは展示してあったか?」 狭い部屋に篭ってばかりじゃ気分がめいるんだ、と続いた雨蜘蛛の言葉に、晶はふむと考え込む。 おぼろげな記憶を探り、思いつくままに、展示物を列挙していく。 「……『1/100スケール・北高を破壊する神人の模型』……『超人ケシゴムコンプリートセット』……『宇宙に誇る地球の文化、ガンプラ展』……」 「よく解らんねえ……そんなもの展示して何がしたいんだ?」 「いや、俺に聞かれても」
晶の言葉に「ま、それもそうか」と納得すると、雨蜘蛛はソファーから立ち上がり、近くで寝ているスエゾーを起こす。 「な、なんや? もう朝か?」 「寝惚けてんじゃねえ、ちょっとその辺りを歩きたいから、案内してくれ」 「な、なんでワイが……?」 「晶には連絡待ちって仕事があるからさ。ほら、行くぜ〜」 まだ半分眠っているスエゾーをせかして、雨蜘蛛は学習室を出ていく。 「それじゃ、お仕事しっかりな〜」 その一言を最後に扉は閉まり、学習室には晶と睡眠中の小トトロだけが残された。 パソコンに視線を向けるも、パソコンの画面にはいまだ何の変化も訪れない。 自然と、先程の雨蜘蛛との会話が思い出される。 ――自分の言っていることが理想論だってことくらい、わかってる。 ――雨蜘蛛さんの意見だって、間違っているわけじゃない。 ――でも俺は、そんなのを認めたくなんかない! ――たった一人じゃなくて、みんなで生き残る術を見つけたい! 「もしかして雨蜘蛛さん……俺に、考える時間をくれたのかな」 なんとなく、晶はそんな気がした。 よく考えさせるために、わざと自分を一人きりにしてくれたのかもしれない――と。 小トトロはいるけれど。 「ありがとうございます、雨蜘蛛さん……」 雨蜘蛛は言っていた。 この殺し合いを壊したいなら、強敵でも仲間に引き込め、と。 それも踏まえて、自分なりの答えを見つけよう、と晶は決意する。 雨蜘蛛が作った時間を、無駄にしないために――深町晶は一人、思考の海へと潜り始めた。 今彼らに近付きつつある、脅威に気付かずに。
【H-8 博物館/一日目・夕方】 【名前】雨蜘蛛@砂ぼうず 【状態】軽度の船酔い(回復中)、胸に軽い切り傷 マントやや損傷 【持ち物】S&W M10 ミリタリーポリス@現実、有刺鉄線@現実、枝切りハサミ、レストランの包丁多数に調理機器や食器類、各種調味料(業務用)、魚捕り用の網、 ゴムボートのマニュアル、スタングレネード(残弾2)@現実、デイパック(支給品一式)×2、RPG-7@現実(残弾三発) 、ホーミングモードの鉄バット@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 1:生き残る為には手段を選ばない。邪魔な参加者は必要に応じて殺す。 2:晶、スエゾーを利用して洞窟探検を行う(ギリギリまで明かさない) 3:水野灌太と決着をつけたい。 4:暫くは博物館で時間を潰す。 5:ゼクトール(名前は知らない)に再会したら共闘を提案する? 6:キョンの妹・朝比奈みくるをちょめちょめする。 7:草壁サツキに会って主催側の情報、及び彼女のいた場所の情報の収集。その後は……。(トトロ?ああ、ついででいいや) 8:キョンを利用する。午後六時に採掘場に行くかは保留。 9:ボートはよほどの事が無い限り二度と乗りたくない。 【備考】 ※第二十話「裏と、便」終了後に参戦。(まだ水野灌太が爆発に巻き込まれていない時期) ※雨蜘蛛が着ている砂漠スーツはあくまでも衣装としてです。 索敵機能などは制限されています。詳しい事は次の書き手さんにお任せします。 ※メイのいた場所が、自分のいた場所とは異なる世界観だと理解しました。 ※サツキがメイの姉であること、トトロが正体不明の生命体であること、 草壁タツオが二人の親だと知りました。サツキとトトロの詳しい容姿についても把握済みです。 ※サツキやメイのいた場所に、政府の目が届かないオアシスがある、 もしくはキョンの世界と同様に関東大砂漠から遠い場所だと思っています。 ※長門有希と草壁サツキが関係あるかもしれないと考えています。 ※長門有希とキョンの関係を簡単に把握しました。 ※朝比奈みくる(小)・キョンの妹・古泉一樹・ガイバーショウの容姿を伝え聞きました。 ※蛇の化け物(ナーガ)を危険人物と認識しました。 ※有刺鉄線がどれくらいでなくなるかは以降の書き手さんにお任せです。 【スエゾー@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】 【状態】:全身に傷(手当済み)、火傷(水で冷やしただけ)、貧血気味 【持ち物】 なし 【思考】 0:晶、小トトロと行動を共にする。 1:ゲンキ、ハムを探す。 2:オメガマンにあったら……もう、逃げへん。 ※スエゾーの舐める、キッス、唾にはガッツダウンの効果があるようです。 ※ガッツダウン技はくらえばくらうほど、相手は疲れます。スエゾーも疲れます。 ※スエゾーが見える範囲は周囲一エリアが限界です。日が昇ったので人影がはっきり見えるかも知れません。 ※ギュオー、ゼクトール、アプトムを危険人物と認識しました。 ※放送直後までの掲示板の内容をすべて見ました。 ※参加者が10の異世界から集められたという推理を聞きました。おそらく的外れではないと思っています。 ※ドロロとリナをほぼ味方であると認識しました。 ※ケロロ、タママを味方になりうる人物と認識しました。 ※ドロロたちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※川口夏子をたぶん信用できる人物と認識しました。
【深町晶@強殖装甲ガイバー】 【状態】:精神疲労(小)、苦悩 【持ち物】 小トトロ@となりのトトロ、首輪(アシュラマン)、博物館のメモ用紙とボールペン、 デイパック(支給品一式) 手書きの地図(禁止エリアと特設リングの場所が書いてある) 【思考】 0:ゲームを破壊する。 1:よく考え、クロノスメンバーとの対応含め、自分なりの答えを出す 2:雨蜘蛛に借りを返す。 3:しばらくは博物館で待機。 4:巻島のような非情さがほしい……? 5:スエゾーの仲間(ゲンキ、ハム)を探す。 6:クロノスメンバーが他者に危害を加える前に倒す。 7:もう一人のガイバー(キョン)を止めたい。 8:サツキの正体を確認し、必要なら守る。 9:巻き込まれた人たちを守る。 ※ゲームの黒幕をクロノスだと考えていましたが揺らいでいます。 ※トトロ、スエゾーを異世界の住人であると信じつつあります。 ※小トトロはトトロの関係者だと結論しました。スパイだとは思っていません。 ※参戦時期は第25話「胎動の蛹」終了時。 ※【巨人殖装(ギガンティック)】が現時点では使用できません。 以後何らかの要因で使用できるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 ※ガイバーに課せられた制限に気づきました。 ※ナーガ、オメガマンは危険人物だと認識しました。 ※放送直後までの掲示板の内容をすべて見ました。 ※参加者が10の異世界から集められたという推理を聞きました。おそらく的外れではないと思っています。 ※ドロロとリナをほぼ味方であると認識しました。 ※ケロロ、タママを味方になりうる人物と認識しました。 ※ドロロたちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※川口夏子を信用できる人物と認識しました。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 「これは……」 「……うん、どう見ても戦闘の後ですぅ」 エリアH-7。 森の中に刻まれた戦闘の痕跡を見て唖然とするのは、先程街道を逸れたタママとギュオー。 もっとも、彼らの目の前に広がる光景は、痕跡などという生易しいものではなかったが。 何があったのか? 何も無かったのだ。 草木が、大地が、何もかもがその場所では消滅していたのだ。 数時間前にキョンが――零号ガイバーが放った、たった一発のメガスマッシャーによって。 えぐり取られたかのような地面を見下ろしながら、タママは言う。 「凄いヤツがいるんですねぇ……。ボクのタママインパクトでも、ここまではできないですぅ……」 タママの声に一応耳を傾けながらも、ギュオーは目の前の破壊の跡について考えを練る。 ――この破壊はまず間違いなく、メガスマッシャーによるものだろう。 ――深町晶か、ノーヴェのどちらかがここで戦闘に突入し、メガスマッシャーを発射した……か? ――うーむ、死体が無いのは誰も死んでいないと考えるか、死体すら消滅した、と考えるか。 ――メガスマッシャーほどの威力ならば、ただの人間を消し飛ばす程度、楽にできるだろうが。 ――しかし、目の前のこれがメガスマッシャーでもなんでもなく、私の知らない何らかの攻撃によるものという可能性もある。 ――そうなれば私にはお手上げだ。判断のしようが無い。 とりあえず、この大破壊の犯人の情報について、タママに教えるメリットは無いとだけギュオーは結論づける。 そこでタイミング良く、タママがギュオーに問う。
「ギュギュッチ、ここにいたのが雨蜘蛛って可能性はありますよねぇ……」 「可能性はある、が……それを確かめる術は、我々には放送しか無いな。どうする? 六時の放送を待つか?」 「うーん、ボクはもう少しこの辺りを散策してみたいですぅ。たしかこの辺りに博物館がありましたよねぇ?」 「ああ」 ギュオーが自分のデイバッグから地図を取り出し、タママに見せる。 指で、彼らの現在位置であるH-7を指し示しながら。 「今我々がいるのがここで、博物館は東だ。コンパスによれば、向こうに向かえば博物館に着けるだろう」 「じゃあ、ボクは博物館の方を探してみるですぅ……ギュギュッチも一緒に来るですよねぇ?」 「ああ、別に構わ――」 元々、ここまで共に来たのも消去法の結果である。 別に断る理由も無いと、特に考えず、流れで頷こうとして―― 「――いや、ここは二手に別れよう」 突如、方針を180゚変更した。 「……え?」 流石に流れが不自然過ぎたのか、タママのギュオーを見る目が険しくなる。 しかしそんな鋭い視線も意に介さず、ギュオーはタママに理由を話しはじめる。 「……すまんが、急に少々もよおしてしまったのだ。待たせるのもなんだから、ここで別れて後々神社で合流するというのはどうだ?」 「……そのくらい、別に待つですよぉ?」 「……長くなりそうなのだ」 「………………」 「……………」 「…………」 「………」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ そして。 少々の問答の末に、タママが折れる形で決着はつき、 「じゃあ、ギュギュッチ! 夕方にまた会うですぅ!」 とだけ言い残して、タママはギュオーの目の前から走り去っていった。 残されたギュオーは、ただただそのタママの後ろ姿を見つめ続け、 タママの姿が完全に見えなくなるのを確認して――行動を開始した。 向かうのは、少し離れたところに生えている樹木。言うまでも無いことだが、用を足すわけではない。 用があるのは――その根本である。 そこには、少しだけ盛り上がった土があった。 つい先程何かを埋めたように、盛り上がった土があった。 このこそ、先刻ギュオーが見つけたもの。 タママとの別行動のきっかけとなったもの。 ――どうやら、私は運がいいようだ。 ギュオーは地面に手を伸ばすと、慎重にその場所を、掘り返していく。 やがて、頭、肩、足……と、少しずつ露出していくそれは。 「とりあえず、こんにちはとでも言わせてもらおうか、ガルル中尉」 ガルル中尉の、死体だった。 紛うことなく、死体だった。 あまりに無惨な、死体だった。 予想通りの結果に、ギュオーは笑みを隠せない。 ――ククク、何かを埋めたような跡を見つけたと思ったら。 ――やはり、中身は死体か。 ――まあ、殺し合いの場で埋めるものなど、死体か精々地雷程度のものだ。 ――さて……私の首輪の解除のために、使わせてもらうぞその体を――
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ リヒャルト・ギュオーは思考する。 現在、首輪について判明していることはいくつかある。 第二の首輪――加持リョウジの首輪を得た時に目撃された、植物のような何か。 第一の首輪――草壁メイの首輪を得た時には目撃されなかったことから、植物は、首輪の主が『死亡』したと認識した段階で、枯れ果てるものと思われる。 しかし、この『死亡』と認識される条件が中々厄介だ。 私は、加持リョウジの首輪を入手する前に、加持リョウジの心臓を停止させている。 仮に心臓の停止が『死亡』と認識される条件だとすれば、加持リョウジの首輪を入手した際に、あの植物が目撃されたのはおかしいのだ。 さらに厄介なのは、首輪における植物の役割が不明瞭だということだ。 植物が消滅した段階で、首輪が機能を完全に停止する可能性もあれば、 植物はいわばダミーであり、消滅したところで何も変わらない可能性もある。 第三の首輪を死体につけたままと言う好条件で手に入れた以上は、今までできなかった、 首輪をつけた死亡者が禁止エリアに侵入しても、スープ化は実行されるのかなど、試したいことも数多くあるのだが。 現在、一番近い禁止エリアは午後五時からのH-5か。 ウォーズマンやタママに目撃される危険を考慮すると、他の場所で試すべきかもしれんが。 その場合、夕方までに神社には戻れそうにない。 さて、これから私はどう動くべきか……。
【H-7/森の中/一日目・夕方】 【リヒャルト・ギュオー@強殖装甲ガイバー】 【状態】 全身打撲、中ダメージ、回復中 【持ち物】参加者詳細名簿&基本セット×2(片方水損失)、首輪(草壁メイ) 首輪(加持リョウジ) E:アスカのプラグスーツ@新世紀エヴァンゲリオン、ガイバーの指3本 空のビール缶(大量・全て水入り)@新世紀エヴァンゲリオン 毒入りカプセル×4@現実、ガルル中尉の死体 【思考】 1:優勝し、別の世界に行く。そのさい、主催者も殺す。 2:禁止エリアで実験を行いたいが、どうするか…… 3:夕方までに神社に向かい、仲間を待つ。 4:自分で戦闘する際は油断なしで全力で全て殺す。 5:首輪を解除できる参加者を探す。 6:ある程度大人数のチームに紛れ込み、食事時に毒を使って皆殺しにする。 7:タママを気に入っているが、時が来れば殺す。 ※詳細名簿の「リヒャルト・ギュオー」「深町晶」「アプトム」「ネオ・ゼクトール」「ノーヴェ」「リナ・インバース」「ドロロ兵長」に関する記述部分が破棄されました。 ※首輪の内側に彫られた『Mei』『Ryouji』の文字には気付いていません。 ※擬似ブラックホールは、力の制限下では制御する自信がないので撃つつもりはないようです。 ※ガイバーユニットが多数支給されている可能性に思い至りました 【首輪について】 ※生存している参加者に、首輪を介して植物のような物が埋め込まれているようです。 ※この物体が液状化、参加者の能力制限などを行っているのかは、今のところ不明。 ※この物体が長門の創造物なのか、別の何かを改造した物なのかは不明。 【タママ二等兵@ケロロ軍曹】 【状態】 全身裂傷(処置済み)、肩に引っ掻き傷、頬に擦り傷、使命を果たした満足感でやや高揚 【持ち物】ディパック、基本セット、グロック26(残弾0/11)と予備マガジン2つ@現実 【思考】 0.博物館に行き草壁メイの仇を探し出し、殺す。 1.0が済んだら、市街地に戻って皆と合流。 2.軍曹さん、サッキーを守り、ゲームを止める。妨害者は排除。 3.次にアスカに会ったら絶対に逃がさない。 4.サツキ、ケロロ、冬月が心配。 5.ウォーズマン、ギュオーに一目置く。 6.ギュオーを気に入っているが、警戒は怠らない ※色々あってドロロの存在をすっかり忘れています(色々なくても忘れたかもしれません)。 ※加持がサツキから盗んだものをグロック26だと思っています
途中さるさんに引っ掛かったけれど投下終了です 指摘他ありましたらお願いしますー そして皆さんおやすみなさい
ちょっと説明がくどすぎないか? 独白形式でくどくど説明してると誰に向って解説してるんだよwって感じだ
乙ー!! これはウォーズマンにとっても博物館組にとっても喜ばしい結果、なのかな それにしても閣下、意外と目ざといなw
さすがに無理やりギュオーに首輪解析フラグ立てすぎじゃないの? 何の目印もなしにガルルの埋葬地点発見とか。 しかも首輪の解析の仕方とか方針を後続に丸投げ 状況動かせもしないのに博物館組とか出した意味もわからんし、単にノリで全員予約 状態にしたかっただけとしか思えない(結局全員にはならんかったが) 連絡待ち状態で何度も何度も描写する必要ないだろ またビデオ見逃してるし…
投下乙 閣下が目ざといww 順調に所持する首輪を増やしていく閣下ww なんていうかトップクラスの強さのくせにやることがせこいぞwww 雨蜘蛛がボッチたちと仲良くなっちゃったからタママの攻撃に巻き込まれる恐れがあるんだよな。 ドロロに説得を試みてほしいって言われてるし、さてどう動くか。 指摘になるけど、 ギュオーが明らかに不審なのに、タママが全く疑わないのは変だと思う。 わざわざ別行動で死体を掘り起こしたにもかかわらず、その後の動きを決めないギュオーも。 タママにギュオーを疑わせる描写を増やさせるか、逆に疑わせないかして、 ギュオーの行動を決定させてしまったほうがよくないかな? 仮投下も乙。 ひとつ気になったのは首輪探知機の復活かな。 これって便利な反面、その効果範囲の大きさから人が密集してると話が作りにくいんだよね。 せっかくバッテリー切れになったのにまた使いなおすのは大丈夫なんだろうか。 朝倉達はエリアサーチ能力を持つアイテムが豊富だし、それでなんとかならないかな?
投下乙です! 何かを埋めた跡を見て「参加者の遺体が埋まってる」と確信するのはちょっと察しがよすぎるかな。 まあ、隠すようでもなく何かが埋めてあったらこういう状況だし誰かが埋葬されていると考えても不思議はないけど、 「もしかしたらと思って掘ってみたが、幸運にも予想通り参加者の死体が埋まっていた」 という感じになればもっといいかも、と思いました。 仮投下も乙でした! 仮投下なので感想は控えますが、特に問題はなかったと思います。
指摘、ありがとうございます 指摘に関しては、弁解のしようも無くその通りです。 当初のプロットでは晶達とタママを遭遇させようとしていたための博物館組とタママ・ギュオー組の予約だったのですが、 それがどうにもうまくいかず、今回のような博物館組を予約した意味がないと言われてもしかたない有り様になってしまいました。 なんとか再延長の期限に間に合わせようとしたため削った部分も多く、それが結果として今回の話の拙さを浮き彫りにしてしまいました。 延長までした結果がこれで申し訳ありませんが、今回の話は破棄させてください。 感想、ありがとうございました
残念ではあるけど話の流れに引っ掛かった人が多かったからなあ、仕方ないか 思い切った決断乙! これにこりずに気が向いたらまた書いてくれると嬉しいぜ
放送後ならもうちょっと状況転がせたと思うけどね またゆっくり書いてね!
仮投下お疲れさまです。
本投下楽しみにしてます。
◆mk2mfhdVi2氏、破棄するのは尚早ですよ。
>>51 > 単にノリで全員予約状態にしたかっただけとしか思えない
推測で発言して楽しいですか?
自分も破棄する必要はないと思う。
まぁ破棄するほどの事もないけど、ガルルの死体発見がおかしいというところを修正するとすると まさに何の変化もなくなり、 「読んでもいいけど読まなくても問題ない」 という空気SSになるぞ
またいつものあの人だと思いますし、破棄の必要はないでしょう とりあえず議論スレに行った方が良いと思われます
>さすがに無理やりギュオーに首輪解析フラグ立てすぎじゃないの? 別に無理矢理じゃないしフラグを立てるのに何の問題が? >何の目印もなしにガルルの埋葬地点発見とか。 盛り上がった土って書いてます >しかも首輪の解析の仕方とか方針を後続に丸投げ それがリレーですよ。つーか全部描写したらリレーじゃないとか言われるしどうすればいいんですか? >状況動かせもしないのに博物館組とか出した意味もわからんし 晶に思考の時間を与え、雨蜘蛛との信頼が深まってるし十分なんですが >単にノリで全員予約状態にしたかっただけとしか思えない(結局全員にはならんかったが) とりあえず過去レス見てから喋りましょうね。ウェーブの発端となったのは氏の予約です >連絡待ち状態で何度も何度も描写する必要ないだろ またビデオ見逃してるし… 上にも書いた理由に加え、描写する必要がないってのはどっから来たの? こんなもんですかね あまりにも指摘がずさん過ぎるので破棄の撤回を要求します
>>59 > 空気SSになるぞ
なりません
>>60 その方がいいですね。
◆mk2mfhdVi2氏、議論すれに一報願います。
指摘といちゃもんは違うぜ 『自分が気に入らない=死んでくれえもう二度と書くな』の理屈はおかしい。 まあこのロワを自分の良い方向のへ向おうとさせている読み手様の意向だからね。 蔑ろにしちゃいけないな。 ……わかっていると思うが下段は皮肉だぞ…… そしてこんなガソリン(マジレス)ばら撒いている俺のIDはNGにしなきゃ駄目よ。
>>61 著しい破壊の痕跡が認められる地点の傍の土が多少盛り上がってる程度で
死体発見とか、どんだけ観察力高いんだよ
気付いたとしても土砂が飛んだだけとか見逃すだろ
空条承太郎かよ
そういう都合のいい展開や、あまりにも首輪回収フラグが続いてることといい、キャラではなく
作者の意図が透けすぎて見る側に違和感を与えてるんだよ
博物館組に関しては前回出て即の描写なのに、何もなく終わったら
あれ、何のための予約だったの?って思うだろ
>ウェーブの発端となったのは氏の予約です
ここに関しては謝るが
あと別に俺は破棄を要求とかしたりしてないから人のせいにしないでね
荒らしはスルーで 議論スレへ移動推奨
>>64 議論スレに行く前に一つだけ教えてもらえませんか
> >単にノリで全員予約状態にしたかっただけとしか思えない(結局全員にはならんかったが)
> とりあえず過去レス見てから喋りましょうね。ウェーブの発端となったのは氏の予約です
これは
>>51 のID:Gl/Ba6v9へのレスなのに
> >ウェーブの発端となったのは氏の予約です
> ここに関しては謝るが
とID:shk7I/5+のあなたが答えているのですか?
>>51 は別の端末から書き込んだからID違うんですよ
別に自演っつーわけじゃないけど
>>67 そうでしたか。
それでは議論スレに行きましょう。
それと誰もあなたに破棄を要求したなどと言ってませんよ。
>>68 いや、
>>61 さんが俺の指摘を逐一反論した上で、指摘がずさんすぎるので破棄の撤回を要求します
とか言ってるから、俺の指摘が原因だと思ってるんだろうなと思って
>>69 俺は
あまりにも指摘がずさん過ぎるので『破棄の撤回』を要求します
だと思ってたので◆mk2mfhdVi2氏に言ってるものだと・・・
>>◆mk2mfhdVi2氏
投下乙です、私も破棄までの必要は無いと思っております。
>>52 指摘されました『探知機の存在が今後の話を書き難くさせる可能性』なのですが、
懸念の声が強ければ終盤で完全に破壊されてしまう等の修正が可能と思います。
とりあえずもう少し様子を見させてください。
晶が着実に騙されてるw 最初からそうだったけどほんとロワに向かない性格だよなぁ 俺も破棄の必要は全くないと思いますよん
仮投下&投下乙です! と、感想書こうと思ってたら…なんだこの惨状は。 気が付くと破棄されてるし…こんな時、どんなレスをしたらいいんだろ。 破棄する必要はないと思うのだが…。
いつの間にか仮投下スレのレス数が900超えてる…感無量な気分w
ちっくしょぉぉぉぉぉおおおおwwwww最後ミスったwwwwww なんでリロードしなかったんだ俺wwwww
>>72 探知機の出てるロワで書いてるのがここしかないから自分には判断できない。
言われてみれば探知機があることで制限がかかる気もするけど、具体案が浮かばない。
あるかないかでいわれたらない方がいいかなってぐらいの意見ですが、一応。
>>77 意見ありがとうございます。
考えたのですが他の方を書き難くしてしまうのは避けたいので修正する事にいたします。
30分有れば終了できると思いますので0時頃投下開始いたします。
えっと報告。 8割程度書き上がっているのですが、個人的な事情で土曜日の夜遅くまでパソコンに向かえません。 投下が土〜日の間になりますが大丈夫でしょうか? 難しそうでしたら一旦予約取り消します。
大丈夫だと思います
お待たせいたしました、今から投下開始しますので支援お願いします。
>>79 了解です、楽しみにお待ちいたします。
ksk
『ネオ・ゼクトール』 人間に生まれながらクロノスの超科学によって種の殻を打ち破った男。 男が目的とするのは復讐。 何の? ―――共に歩んできた仲間の仇 誰に対して? ―――アプトム 今攻撃しているのがその人? ―――違う、全くの他人だ どうして関係の無い人を? ―――”褒美”を得る為、他者の命など復讐の前には知った事か そうなんだ、でもうまく殺せるの? ―――殺せる、俺には死んでいった仲間達の力が有る! 自らの寿命と引き換えに男は力を得た。 超獣化兵エレゲンの電撃。 超獣化兵ダーゼルブの超高熱線。 超獣化兵ザンクルスの高周波ブレード。 そして、超獣化兵ガスターの生体ミサイル。 飛翔するゼクトールは眼下の森にそれを何発か放つ。 ミサイルは適切な間隔に広がり最小の弾数で最大の範囲が灼熱と爆風で満たされた。 落雷を凌ぐ轟音で大気が揺らぐ、焼け焦げた木片が煙を曳いて空を飛ぶ。 ゼクトールは空爆を一旦止めて旋回する、焼け焦げた地に動く影は無い。 が、あまりに破壊の惨状が酷すぎて少年の死体も見付からない。 最善なのは確認できる死だ、確信を持てない死で褒美を求める訳にはいかぬ。
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(これ以上ミサイルの無駄遣いは出来んな、さすがに仕留めたとは思うが) 少年の足で移動できる範囲に満遍なくミサイルを降らせたのだ、確実に仕留める為とはいえ撃ち過ぎた。 死体は粉々になったかもしれないが問題は無い、要は確実性を積み増せば良い! 漆黒の巨体が高度を下げる、樹の枝を掠める程の低空飛行で森を縫う。 一瞬後、森に一つの太陽が出現した。 それはまるで溶鉱炉の白熱した金属、数千度の熱線が至近の生木をトーチへと変貌させる。 ヘーリオスの馬車が駆け抜けては生まれる炎の轍。 これが戦友ダーゼルブの力、超高熱。 破壊の跡を包む形で炎の環が出現する、息が有るかもしれない少年に逃れられない苦しみを与える為に。 炎が、そして濃密な煙が袋のネズミを追い詰める。 罠の口は、閉じた ※ ※ ※ 海風が炎を煽る、好餌を得た獣の如く森を貪り尽くそうと荒れ狂う、火の粉が噴きあがり遠方にまで撒き散らされる。 その煙は天を突く柱状となって一気に空を黒くした。 こうなれば全てを燃やし尽くさぬ限り消えはしない。 ゼクトールは空中でホバリングしながらその様子を見ていた。 これ程火が広がるとは予想外、しかしすぐさま奇貨としてこれ利用すべきと判断する。 (これ程の火事だ、必ず興味を惹かれた奴が集う筈!) その中にアプトムが居れば良し! 居なくても弱者は獲物に、強者が来たとしても飛行出来る己は逃げるのも容易い。 ゼクトールはここに二度目となる復讐の狼煙を上げた。 ―――己の命を燃やし尽くす為に
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※ ※ ※ ケロロは民家の窓からそれを見ていた。 (あそこに居るのが誰であろうと……これ以上人が死ぬのは御免であります!) 一時の混乱はなんとか脱した、マッハキャリバーの話によって不完全ながら状況が掴めた。 ズーマの襲撃と撃退の事を、自らへの献身的な治療によってなのはが体力も魔力も使い果たした事を、最後に命を助けてくれたカナブンの事を。 そして―――サツキが死んだ事を。 『……Ms.高町を責めないでください、全てはMr.ケロロの状態を気遣っての事です』 伝えたのはマッハキャリバーの独断だった。 放送も近付きケロロがサツキの死を知るのは時間の問題、そしてなにより今必要なのは正確な情報だというのがデバイスが導き出した答え。 「わかってるであります、ヴ……グスッ!! 悲しいですが高町殿は何も悪くないであります! ズズッ……」 振り返る事はしなかった。 これでもケロロは軍人だ、今すべきなのは悲しみに暮れる事ではないと解っている。 なのははまだ臥せっていた、自分の所為でこうなったのだと思うと少しでも休ませてやりたい。 窓の外、目と鼻の先で森が燃えている。 再び目の前で命が失われようとしていた。 冬月かアスカか見知らぬ誰かか―――誰であろうとケロロには関係ない、襲われている弱者は今度こそ助ける。 「それでは我輩は行ってくるであります!」 なのはに黙って出て行くのは心苦しいがマッハキャリバーに弁解を頼んである。 だがその足は突然の声によって止められた。 「駄目だよ忘れ物しちゃ……。マッハキャリバー、ケロロの事をお願い」 何時の間に起きたのだろう、振り向くとなのはがマッハキャリバーを差し出していた。 クマの出来た目で、それでもにっこりと笑う。 彼女もまた軍人だった。 ケロロの心中を察し、彼を信頼しているからこそ任せると決めた。
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なのはとケロロの目と目が合う、それだけで互いの意志が伝わる。 二人の瞳に有るのは強い意志。 それ以上の必要は無かった、サツキの事も治療の事もこれで終わった。 マッハキャリバーが素直に取られる、そして送り出す者として背筋を伸ばして敬礼する。 ―――行ってらっしゃい、でも死ぬなんて許さないよ。 「了解であります! ではこれより偵察及び人命救助作戦を遂行するであります!」 直立不動の体勢でケロロも右手を上げて敬礼する。 ―――約束するであります、必ず戻ってくるであります。 一軒の民家の窓から緑の影か飛び出した。 すぐ他の建物の中に姿が消える。 上空の目が届かぬ場所を選んでたった一人による作戦が開始された。 もう誰も死なせない為に。 ※ ※ ※ 立ち上る煙は島の大半から見る事が出来た。 南部だけは山に遮られた、しかし市街地ではどの場所でも認められた。 そして同時に多くの参加者に対してそこで何かが起こっている事を伝えた。 アプトムとネブラは高校でそれを見た。 彼らが訪れた時には既に無人、荒れてはいたが求める深町晶の手掛かりは無かった。 代わりに消火器や砲丸等、少しでも使えそうな道具を集めている時に異変は起きた。 『あそこには多くの者が向かうだろう……君はどうするかね?』 かりそめのパートナーが問う、アプトムは迷わず答える。 「行くぞネブラ、深町が見ていれば奴は必ず現れる。危険を承知で出向く価値はある」 言い終わらぬうちから男の肉体は変形を始めていた。 ガイバーをかたどった歪な怪人に姿を変える、これで移動速度は大幅に上がる。 ネブラスーツはそのままだ、外見は黒の胴体に緑の四肢というツートンカラーという奇妙さ。
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『私としても"闇の者"(ダークレイス)と戦うまたとない機会だ、それなりに協力しよう』 ネブラにも反対する理由は無い、深町晶については何の感情も持ってないが自身が狙う”敵”と出会える可能性は有る。 ならばもはや高校に留まる必要も無い。 しかし空は飛べない、さすがに目立ち過ぎてしまう。 故にアプトムは駆ける。 ギュオー、晶、冬月といったそれぞれ目的の異なる探し人と出会う為に。 ※ リナ=インバースとドロロ兵長は高校を迂回中にそれを見た。 しばし足を止める、煙が上ってる以外には何も見えない。 「……今のあたし達には関係ないか、このまま遊園地に向かうわよ」 「そうでござるな」 だが直ぐに二人は歩みを再会する、待ち人との約束を果たす為に。 「あたし達だけなら考えたんだけどさー、見たところ遠いし行って戻るだけでも相当時間が掛かるわよね」 「確かに約束に遅れては拙者達の信用に関わるでござるな。少ない仲間は大事にせねばならぬでござる」 うんうんと頷き合いながらお互い「見なかった事にしよう」「男児たる者、約束を裏切れぬ」と煙を風景の一部として脳内処理する。 誰かが危険な目に遭っている可能性は有る、しかしその事を気にするあまり現実的な判断が出来なくなる程二人はお人好しでもなかった。 「じゃ、向こうは向こうあたしはあたしで動くとしますか」 そのまま時間を掛けて二人は高校を遣り過ごした。 ※ 惣流・アスカ・ラングレーは街角でしばしの休息を取っていた時にそれを見た。 確かめるとサツキやケロロを殺した公民館がある辺り、そこで彼女は考える。
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「また化け物の仕業ね。方向からしてなのはかその仲間の仕業? 死んじゃえ!!」 彼女は今まで出会った殆どの参加者が化け物かその仲間として処理していた。 ならあの煙もまた”化け物”が絡んでいるのだろうと決め付ける。 ―――でも化け物はなんで火事なんて起こしたのよ? 嫌悪はするが無視も出来ない、アスカは苛立ちながらも自然と頭を巡らせてしまう。 「落ち着くのよアスカ、可能性が高いのはあそこで戦闘があったという事。つまり―――化け物と『人間』が戦っている!」 何ですぐに気付かなかったのよ、とパアッと笑顔を浮かべて彼女は立ち上がった。 あそこにはなのはやタママといった化け物が居る、その連中が戦っているという事はその相手は間違いなく人間だろうと結論付ける。 街が化け物だらけなら『人間』の仲間もどこかに偏ってしまったしても不思議でない、その人たちがようやく反撃を始めたんだ。 彼女はそんな事を考えた。 唯一の武器であるナイフを突き出して燃えている方角へ向ける。 「アハハハハハハハハハハハハハハッ!! ざまあみろ化け物共! 所詮人間様には勝てっこないのよ!」 脳裏に浮かぶのは間一髪でインディアンから主人公を助けに来てくれる西部劇の騎兵隊。 合流し一緒に化け物を殺してゆく光景を思い浮かべると自然と笑みがこぼれる。 そしてアスカはバッグを掴んで駆け出した。 ―――待ってて加持さん、すぐ助けてあげるから。 ※ ズーマは警察署からそれを見た。 目的はネブラ型のアイテムを探す事、しかし建物内部には何も残ってはいなかった。 先客が居たか、と舌打ちしながら外に出た所で煙に気付く。 すぐさま引き返して屋上に上る、森と住宅地の端が盛んに炎を上げてる。 僅かな時間でここまでの破壊を行えるのだ、相当な実力者があそこに居ると判断する。 だが、暗殺者としてはまたと無い機会でもある。 何も実力者そのものを狙う必要も無い、あの場から逃げてくる弱者を一人ぐらいは狙えるだろう。 それに実力者同士の潰し合いなら最後の最後に漁夫の利を狙える―――運が良ければだが。
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「無視はしない、当分は様子見をさせてもらうか」 方針は決まった、そのまま軽やかに屋上を飛び降りる。 影の様に敷地から暗殺者が走り去る。 まずは遠巻きに機会を窺わせてもらう。 あの煙を見て集まるのは一人や二人ではない筈、集結後の混乱が絶好の狙い目となるだろう。 その為には弱者を見つけても泳がせておく。 ―――最後に勝つのはこのズーマだ。 ※ ハムと夏子はB-7にある喫茶店のガラス越しにそれを見ていた。 戦闘の痕跡に点々と続く血痕を見つけて慎重に侵入したのが少し前。 人が居たのはかなり前だったのだろう、席は全て冷たくなっていた。 代わりに見つけたのが壁一面に書き殴られた巨大な文面。 『うとたまなこりふうのぞうえたまつまりあのなたまうがつあたゆきるばうにいたるぞ ともそうはふおまきこおいたこま どうやら仲間に宛てたものらしい事は下に書かれた追記で解った。 『仲間のことは気にしないで コサッチへ』 もし壁の文字だけを見ていたのなら異世界の呪術かと疑っていたかもしれない。 罠ならわざわざ暗号にしないだろうと二人で少し考えみたのだが「ムハ〜、お手上げですね」と匙を投げたのがつい先程。 「恐らく下の追記にヒントが有ると思うのですが……手掛かりが乏しすぎます」 ハムが両手を上げた直後に落雷にも勝る爆発音でガラスが震えた。 すぐに隠れた二人が窓越しに見たのは森を攻撃する黒い飛行物体の姿、このまま潜もうという考えが視線だけで交わされた。 そして事態が火災発生から延焼中にどんどんと悪化する状況を見せられて今に至る。
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「外に出たら空からは丸見え、あの飛行物体が見えなくなるまでここに居るしかないと判断するわ」 それが夏子の判断だった。 あの時と状況が似ていたが今回は敵の姿がはっきりしているので気付かれない限り奇襲は心配しなくて良い。 「今回は我輩も賛成ですな〜、嵐は過ぎ去るのを待つべきです」 ハムもそれに賛同した、今無理して外に出る理由は無い。 第一、店の外はメインストリートで非常に見通しが良い 二人はこのまま喫茶店に居座る事を決意した。 「ところで、さっきからキョロキョロしてるけど何か見えるのかしら?」 「いや〜、お人好しなマンタさんが姿を現さないかと思いまして」 ―――現在、メインストリートに人影無し ※ 話は少し前に遡る、朝倉涼子、キョンの妹、ヴィヴィオは早くも探し人を見つける事が出来た。 ―――無言の死体としててはあるが。 「……喉を鋭利な刃物で一撃、か。状況からしてアスカの仕業とは考え難いわね」 簡単な検死を終えて私は立ち上がる。 血溜まりの中に小砂は倒れていた、乾き具合からいって死亡推定時刻は学校を離れた直後だろう。 深々と切り裂かれた首が犯人の腕力を物語っている、小砂の実力は知らないけど抵抗した様子がまるで無い事から犯人の実力も解る。 (恐らく戦闘の、ううん殺しのプロである可能性があるわね……全くもって厄介だわ) 小砂の表情に苦痛は無かった、抵抗どころか苦しむ間も無く死んだって事か。 あの支離滅裂なアスカには絶対に不可能なやり方だ。 さすがにこれ以上は解らない、犯人についての思考はひとまず打ち切る。 解っているのは付近には危険人物が確実に二人居る事か。 チラッと後ろを向いているヴィヴィオちゃんと横で小砂の死体を見下ろしている妹ちゃんを見やる。
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私は右手の機械に視線を移す、拾い上げた直後から情報改変を試みているものだ。 軽い故障なら直っている筈、試しにスイッチを入れるがやはり反応は無しか。 もう少し調べる、裏蓋を開くとバッテリーがあった―――あら? 見覚えの有る形、バッグから使い道の無かった支給品を取り出して比べる。 形状、型番、端子から重量に至るまで完全に一致。 直ぐに中身を交換してスイッチON、液晶が光る―――ビンゴ、大正解ね。 「朝倉さん、それって何? ゲーム機みたいだけど」 妹ちゃんも興味深そうに覗き込む、画面にはマス目に光点が五つか、これは…… 「ゲーム機とは違うわね。妹ちゃんここを動かないでくれる?」 予感めいたものがして私は二人からゆっくり離れる。 画面を注視すると光点が四つ移動してた、一つだけが真ん中から動かない。 「ヴィヴィオちゃ〜〜ん、こっちに来て♪」 手招きするとヴィヴィオちゃんが不思議そうな顔してとてとて私に向かってくる。 うん、やっぱり可愛いわ。 予想通りに光点の一つが真ん中の光点に向かって動いてた、これは間違いないかな? 探知機―――デバイスより広範囲かつ一目瞭然に周辺を警戒可能なガジェット。 元の持ち主は使用不能になったと思い込んで廃棄した、でも間違いだったわね。 ヴィヴィオちゃんにお礼を言うと頭をなでなでする、うん最高。 さて、後は――― 「涼子お姉ちゃん、小砂さんあのままだと可哀想だよ……」 わかってる、死体をこのままにしておくつもりは無い。 ―――ヴィヴィオちゃんには悪いけど別の意味で、ね。 私は狭い路地裏に死体を移動させた。 隠すためだ、ヴィヴィオちゃんの視界から。 必要なのは首輪のサンプル、ナイフを首筋に当てたその時だ。
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「朝倉さん」 突然後ろから声がした。 びっくりしたわよ妹ちゃん! 「それ……私にやらせてよ。でないとヴィヴィオちゃんに教えるよ?」 思い詰めた表情をしてた、こりゃ本気だ。 仇が既に死んでいて悔しいのかしら? ま……好きにさせとかないと収まらないか。 私は黙ってナイフを渡した。 「うんしょうんしょ……上手く切れないよ朝倉さん」 「ほら、ここが骨の隙間。刃を間に入れて、こじ開ける様に動かしてみて」 気合いとは裏腹に妹ちゃんは七区八苦していた。 これがお料理の手伝いとかなら微笑ましい光景なんだけどね。 「う〜ん、えいっ!」 掛け声と共にブッツリと小砂の頭が分離した。 コロコロと転がるそれには目もくれない、目当ての首輪をそっと抜き取る。 これで解除に一歩ぐらいは近付いたか。 「気が済んだかしら、ゲンキ君しか見てない妹ちゃん?」 小砂の遺品にあったシーツで死体を隠す、お供え物として人形も置いておく。 これは唯の有機的物体だ、けどあの根暗女みたいにドライにも割り切れない。 「ううん、やっぱり自分の手で殺さないとダメ……全然仇を討った気分にならないよ」 納得出来ない顔して首を振る妹ちゃん、たぶんそれをやっても空しいだけと思うわよ。 ま、私としてはやる気ある状態なら構わないか。 「涼子お姉ちゃん、妹さん、あれ……向こうに煙が上がってる」 冷ややかな気持ちで路地を出た私が見たのは空を指差すヴィヴィオちゃんと立ち上る煙だった。 すぐに探知機を確認する、端の光点が高速で移動を始めていた。 「……かなり大きな火災みたいね、さすがにここからじゃ状況は理解できないか」 今度は反対の端に別の光点が現れる、こちらも早い。 進路からして遭遇はしない、問題は私達がどう動くか。 どうやら状況はアスカ一人に拘ってる場合じゃなさそうね。
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一つは出来るだけ遠くに離れる。 探知機を見る限り興味を示す参加者が最低二人居る、そのどちらかが危険人物でも不思議はない。 言い方を変えれば安全策、ローリスクノーリターン。二人を守るだけならそれで良し。 では私達が現場に向かったとしてリスクに見合うリターンは果たして期待できるのか? 答えはYES、ゼロスさんやキン肉マンの他に古泉くん達がやってくる可能性はそれなりに有る。 あれだけの煙だ、きっと島の大半から見えているでしょうしね。 そして心強いのは探知機の存在だ、身を隠したまま周囲の動きが解るのは非常に大きな大きなアドバンテージ。 ……心が傾いてきたわ。 少し考えに没頭し過ぎたらしい、気が付けばヴィヴィオちゃんも妹ちゃんもメイド服のスカートをキュッと握っていた。 怖いのは仕方ないか――― 「涼子お姉ちゃん、私……あそこに行ってみたい」 「私も賛成だよ、行かせて朝倉さん」 前言撤回、二人共服を引っ張っているのが催促だとは! ま、妹ちゃんの理由は見当が付く、誰かに殺される前に自分の手でアスカを殺したいって事でしょうね。 ヴィヴィオちゃんはどうなのかしら? 「なのはママやスバルさんは人を助けようとして絶対あそこに来ると思う、だから行ってみたいの」 確かに善人なら来てもおかしくないでしょうね、でも絶対じゃないわ。 会いたいって気持ちは解らなくもないけど第一に自分の事を考えるべきじゃない? 「言うまでも無いけど……危険よ」 あえて冷たい言い方をする、生半可な気持ちで言っているのだとしたら自分勝手もいいところだ。 でもヴィヴィオちゃんは怯まず一途にお願いしてきた。 「それでも行きたい……」 そんな上目遣いで、しかも瞳を潤ませながら言われたら断れる? しかも妹ちゃんとのダブル攻撃。 ―――うん、それ無理。
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「解ったわ、行くだけ行ってみるわよ」 はあ……自分がこんなに子供に弱いなんて思わなかったな。 ま、私もこの子達の為に何かしてあげたいって思ってたしね。 こんなにママや知り合いに会いたがってるんだ、お手伝いするのも悪くないか。 「ただし! 危なくなったらすぐに逃げる事、それが条件よ」 さすがにこれだけは譲れない、いざという時は腕ずくで連れ戻すつもりだ。 私はもう一度煙を見上げた、勢いが更に増しているのは気のせいじゃない。 虎穴に入らずんば虎子を得ず……ね、いい言葉だわ。 ―――さあ、行くとしますか ※ 「……ヴェさん、ノーヴェさん」 あたしを呼ぶ声が聞こえる、でも身体は重くて動かせない。 ぼんやりと目を開ける、空が紅くなっていた。 「起きましたかノーヴェさん。彼がずっと心配してましたよ、安心させてあげて下さい」 頭の横に中トロがいた、『大丈夫?』なんてプラカードを掲げてる。 そっか、あたしリングで休んでいたら何時の間にか寝ちまったらしい。 ……何か夢を見てた気もするけどまあいいか。 「あたしは大丈夫、ちょっと疲れちまっただけだ。勝てなくてごめんな中トロ」 頭を撫でてやると『気にしないで!』とプラカードの文字が変わった、ホント不思議な奴だ。 そして喋れない中トロに代わって起こしてくれた古泉もありがとな。
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あたしと古泉、そしてオメガマンは頭を向け合う形でリングに大の字になっている。 将軍はコーナーで夕日を浴びながら一人佇んでいた、あれがダンディズムって奴なのか? 何か渋い。 そのまま静かに寝そべって風を浴びていると自然と試合の事が浮かんでくる。 ……あたしは負けたんだ。 思い出すとまた悔しくなってきた、思わず拳を握り締める。 ダイヤモンドナックルに写るのは無様なあたしの姿、気のせいか輝きまで落ちて見える。 将軍の言う通り相手が重傷だからって油断した? ……否定できない。あたしは得意になっていた、誤魔化す事なんてできっこない! どうしようもなく自分に腹が立った、悔しさで目頭が熱くなる。 中トロはそんなあたしを励ましてくれている、お前に見せたかったのはあんなあたしなんかじゃない! でも泣くもんか、負けてその上泣くなんてどうしよもなく惨めじゃないかよ…… 景色が滲みだした、あたしは思わず腕を上げて目元を隠す。 何やってんだ、バレバレじゃないかあたし…… 二度とこんな想いなんてしたくない! 「悔しいけど認める。オメガマン、あんたは強いよ。あたしなんかよりずっと強い!」 同じく寝そべっているオメガマンに向けて言う。 将軍に負けたからってあたしにも勝てるなんて勘違いしちまった、でもこいつには本物の実力があった。 だから謝る、そうしなけりゃあたしは変われない。 「クォクォクォーーーッ、この状況で油断する奴は大間抜けよ〜〜〜」 高笑いするオメガマン、今更だし腹も立たなかった。 でもなんか自嘲気味に聞こえる、将軍に負けた事でも思い出してんのか? 「……大方油断して痛い目にあった、それも複数回。違いますか?」 古泉がツッコむと同時に高笑いが止んだ、こりゃど真ん中って事だよな。 思わず噴出しちまった、こいつもあたしと同じなんだ。 「ケッ、一流の超人というものは失敗を繰り返しながらも成長するもの……何度もブザマな姿は晒せんわ〜〜!」 正論だけど負け惜しみっぽく聞こえる、中トロも『やーいやーい』なんてプラカード掲げてる。 見えないけど古泉も笑ってる気がする。 「おやおや、あの時俺の姿を見て逃げた方の言葉とは思えませんね」 「フン、あれは冷静に状況を判断したまでの事よ〜〜〜っ!!」 掛け合いの中で何時の間にか涙は止まっていた、これはオメガマンに助けられたって事になるのかな? もっと色んな事を聞きたくなった。
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「オメガマンは何であたしと戦ったんだ? 古泉を万太郎に相手させたのはあたしが舐められてるんだって思ったんだけどさ」 あの時のオメガマンは女だからって油断は全然しなかった。 古泉の方が強そうに見えたからなんて単純な理由じゃないのかな? 「苦い過去よ……朝方お前程の女機械超人に不覚をとった、女相手に二度敗北を味わわされるのも情けないわ〜〜!!」 「女だって! そいつの名は?」 あたしの知る限り機械女なんて三人しかいない、まさか! 「スバルナカジマン、それが奴の名よ」 やっぱり! タイプゼロセカンド! あいつがオメガマンと戦って―――勝った? 「スバルナカジマンは強かったぜ〜〜〜! 同じ急造タッグでもコンビネーションの出来はお前達と段違いよ〜〜〜!!」 ……二度も負けた気分になる、オメガマンの言ってる事はきっと正しい。 タイプゼロセカンドとあたし。 朝って事は出会ったばかりのタッグでベストのオメガマンに勝ったタイプゼロセカンド。 あたしは―――重傷のオメガマン相手に思い上がって空回りして、そして負けた。 「クォクォクォ、このオメガマンが戦士として教えてやろう。スバルナカジマンは戦いから貪欲に学んで成長した。 対する小娘は戦う前から相手は弱いと油断して自分を見失った。どちらが上か超人ならずとも解るよな〜〜〜っ!!」 ギリッと歯を食いしばる。 さっきなんかよりずっと悔しい、今のままじゃタイプゼロセカンドに勝てない! 「クォークォックォッ、その悔しさゆめゆめ忘れぬ事よーーーっ!!」 唇から血が出てるけどそんな事はどうでもいい! あいつとあたし、遺伝子は共通の筈なのに! 「将軍、後でまた教えてくれ! あたし……もうこんな思いしたくない!」 悔しくてたらない、今のあたしじゃまだタイプゼロ・セカンドに勝てない。 もっともっと強くなりたい! 「あの女に雪辱を果たしたいのは俺も同じ。その為なら特訓の協力程度してやるぜ〜〜〜!」 「……やけに親切なんですね。痛い目に遭って角が取れましたか?」 痛む身体をそれでも起こす、古泉もオメガマンも一緒に起きた。
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「フン、俺にもプライドはある。このオメガマンの真の実力を解らせてその態度を変えてやろうとしてるまでの事。決してお前らの為などではないわ〜〜〜っ!」 バンッと掌を打ち合わせる、なんか憎めない奴だな。 ま、何時までも一緒って訳にもいかないと思うけどよろしくな。 「フフフフ、ノーヴェよ、お前には人の結び付きを強める才が有るようだな」 今まで黙っていた将軍がそんな事言う。 褒めたってまだエアライナーは出ないからな。 「って! 何だよありゃ!?」 思わず声を上げちまった、街のある方で煙が上がりだしたじゃないかよ。 古泉やオメガマンもそっちの方を注目する、中トロにはあたしが腕に持って見せてやる。 「距離は遠い、騒がずとも直接の影響は無い」 将軍は真っ先に気付いていた筈だ、でも当然だって顔してる。 ……そっか、アプトムやゼクトールを街に向かわせたんだから何時かはこうなるよな。 あたしは中トロを抱き締めたまま黙って煙を見続けた。
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爆撃で蹂躙された森は見るも無残な有様だった。 爆風で葉を吹き飛ばされ丸裸となった倒木が迫る炎にただ焼かれるのを待っている。 それでも冬月コウゾウは生きていた。 早々と逃走を諦めて倒木の下に潜り込んだのが幸いした。 爆発から身を守る最善の方法は窪地に伏せて爆風や破片に身を晒さない事。 土に顔半分を埋めながらひたすら暴虐の嵐に耐えていたがそれでも無傷とはいかなかった。 (攻撃は止んだか? 煙も酷くなってきたし早く逃げ出さねばならんな) 爆撃の影響で意識が朦朧とするが回復を待ってもいられない。 土まみれの身体を必死で動かし倒木から這い出す。 煙は空一面を覆っておりゼクトールから冬月の姿は見えない筈だ。 それは同時に冬月の視界も奪う事を意味している。 口に塗らしたハンカチを当てながら基本セットのコンパスを頼りに街を目指す。 しかし一面に裂けた倒木が横たわっておりゆっくりとしか進めない、しかも煙は次第に熱く濃くなって冬月を苦しめる。 火事の煙は熱いだけでなく様々な有害物質を含んでいる、更にこれ程の規模となればハンカチなど気休め程度で終わってしまう。 忽ち冬月は息苦しさに動きを止めた。 ペットボトルの水を頭から浴びると少しは楽になる、しかしすぐに苦しみは戻る。 気温は急速に上昇していた、一度濡れた髪があっという間に乾いてゆく。 これ程死を近くに実感したのはセカンドインパクト以来の事だった。 (夢の彼女と約束したのだ、絶対に生き延びねばならん) 状況は最悪だ、このままでは確実に死ぬ。 何か役立つ物は無いかとディバッグをもう一度開く、しかし中身など解り切っている。 ナイフや催涙スプレーは役に立たないし、バッグに腕を突っ込んで探りまわしても見落としたスーパーアイテムなんて残って無い。 思わず腕を伸ばしたところでふと気付く。 ―――このディバッグは? 迷わず頭をバッグの中に突っ込んだ、途端に暑さと息苦しさが嘘のように消える。 ようやく冬月は安堵した、微かだが希望が生まれたのだ。 このままバッグの中で山火事を遣り過ごせないかと考える、しかしすぐに却下した。
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創る名無しに見る名無し :2009/04/24(金) 00:32:17 ID:NcYn4Uov
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(このバッグが火事に耐えてくれる保証は無い……そもそも中に隠れるという行為は可能なのか?) その結果如何によって行動は左右される、冬月はそれを試す決意をした。 ゆっくりと被るようにして上半身をバッグに入れてゆく、もし若返っていなかったらつっかえてしまってたなと感謝した。 結果はすぐに解った、途中で急に抵抗が大きくなり気が付いた時には吹き飛ばされていた。 幸いディバックはすぐ見つける事が出来たが運が悪ければ死んでいた。 (やはり失敗か、だがこれは使える!) しかし時間は無い、火の勢いは益々大きくなりつつある。 頭にバッグを被った状態でとにかく前に進む、ますます熱気が強くなる。 やはり―――その先にあったのは炎の壁、切れ目無く続くそれは恐らく全周囲に存在する。 足が火傷しそうな程に熱い、見れば靴が煙を上げている。もはや猶予はほんの僅かしか残されていなかった。 冬月は探した、僅かでも高低差が稼げる場所を。 炎の壁に沿って走る、露出している肌には既に水ぶくれが出来ていた。 そして見つけた、炎の壁が差し掛かろうとしている小高い崖を。 空気自体が燃えている様に熱い、最後の水を全身に振り掛けて一気に登った。 チャンスは唯の一度だ、失敗すれば黒焦げになって死ぬ。 息を止めてすぐさま地面に置いたバッグへと全身を入れる。 ほんの数秒だけ熱気が消えた。 ―――次の瞬間、冬月は空高く飛び出していた。 ※ ※ ※
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昔あったバケツを被ったマリオみたいなバッグを被った冬月
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「ゲロッ、このままだと焼きガエルになってしまうであります!」 ケロロは森と市街地の境目に居た。 足が自然とサツキの死んだあの場所へ向かわせたのたがそこは既に火の海となっていた。 マッハキャリバーは未だに生命反応を捕らえてない、それでもケロロは出来るだけ森に近付き探査の網を広げてゆく。 炎は既に民家にまで延焼中だ、この辺りもやがては炎に飲み込まれるだろう。 その時強い風が吹いた。 煙のカーテンが僅かに開き、ケロロの視線に何かが映る。 ―――サツキ殿!? ほんの一瞬、オレンジの炎の中に黒い人影が微かに見えた。 もちろん顔も人間であるのかも解らない、しかしケロロは―――それが自分が島で最初に出会った泣いていた女の子だという予感がした。 「マッハキャリバー殿、まだ生命反応は無いでありますか?」 『……YES』 それだけを聞くとケロロはその場を後にする。一度たりとも振り向かずに。 ―――自分はここで立ち止まるべきではないであります、さようならサツキ殿 『生命反応! 前方5メートル先に落下します!』 走っていると突然マッハキャリバーが発言した。 視界の端から何かが飛んでくる、ケロロは考える間も無く両手を伸ばして身体を投げ出した。 受け止めきれない、それでも自身がクッションになって身を守る。 (誰か知らないでありますが今度こそ助けられたのでありますか?) ケロロが受け止めたのはなのはに近い年頃の少年だった。 それにしても命からがら逃げてきたのだろう。 顔や服は土塗れで手足には火傷が有る、一刻も早くなのはの元に連れていかねばならない。 助け起こすと見知らぬ少年がようやく口を開いた。 「助かったよ、ケロロ君……」 「ゲロゲロ!? 何で我輩の名前を知っているでありますか?」
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ksk そうとう熱そうだな……
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※ ※ ※ 「少しでも体力と魔力を回復させないと……ウン、ムッ」 なのはは何枚目になるか解らないビスケットを水で無理矢理流し込む。 ケロロの事は信頼している、しかし見送るしか無かった自分が口惜しかった事には変わりない。 ―――もっと体力を、もっと魔力を、命を助ける為に! 無理し過ぎたのか急に吐き気が込み上げた。 強く口元を抑えて逆流を防ぐ。 なんとか堪えて飲み込み直すとふらふらと立ち上がって窓際に行く。 何時の間にか火は住宅街にまで燃え広がっていた。 この民家にも間も無く火が回る、ケロロが戻らなければなのはぱ一人で行かなければならない。 空を見上げる。 煙の間に浮かぶ黒い影、あれが元凶。 感覚的にだがとてつもなく強い事は解る、今の自分では話にならないと解っているからこそなのはは辛い。 せめてここにレイジングハートが有れば、そして体調が万全であれば。 ―――私が助けられたのに 無力でいる事はそれだけで罪に思える、救えるはずの命を見殺しにしたも同然の気分になる、しかしどうしようも無い。 ケロロが別の窓から戻ってきたのはそんなタイミングの時だった。 悪い方に考えていたなのはの思考がそれによって中断される。 「高町殿ーっ、ただいまであります! 驚くなかれ冬月殿がナイスなヤングに!」 アフロ頭に焦げ茶色なケロロにも驚いたが次に現れた人物にはもっと驚いた。 「……やあ高町君、私だ。見た目は違うが確かに私は冬月コウゾウという名前だ」 「あ、初めまして私は高町なのはといいます」 話を聞く前に思わず挨拶してしまった。 事情を知ってから私はなのはは何度も謝った。
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※ ※ ※ 「方針は簡単だ、我々は今より市街地から脱出する」 若返った冬月が即断する、仕方の無い事だった。 この場に居る冬月、ケロロ、なのはの全ては相当に体力を消耗している。 上空にはゼクトール、そして迫り来る大火災にやってくるかもしれぬ危険人物。 一度引いて体勢を立て直すのは至極当然と言える。 「ゲローッ、我輩も賛成でありますがどうやって脱出するでありますか?」 ケロロの疑問も当然だ、南は火災で通行不能。 北は海で行き止まり、残るは西か東だが他者と遭遇する可能性はどちらも高い。 しかしここで冬月は不敵な笑みを浮かべた。 「ケロロ君は知らなかったな、同じくリスクを冒すなら一気に遠くまで行けるかもしれぬ方法がある」 「あの空間転移装置ですか!? それは―――」 なのはが難色を示す、未知の装置に全てを委ねるとなれば当然だろう。 「危険は承知だ、しかし我々の体力と装備、それに他のルートを取るリスクを検討した上で私はそれしか無いと思っている」 力強く宣言し、間違っているかねと二人を交互に見比べる冬月。 風貌が若くなってもその貫禄は全く変わらない。 今の彼は人の上に立つ者として一つの判断を下したのだ。 「了解であります! ケロロ軍曹、市街地脱出作戦を実行するであります!」 「高町なのは一等空尉、命令を受領しました!」 なのはが、ケロロが敬礼する。 まるで以前からそうしていたような自然な動きであった。
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「よしてくれ、私は君達の上司でもなんでもないぞ?」 自分に有るのは年の功ぐらいだ、力の有る君達がそこまでする必要は無いと冬月は苦笑する。 「ケロ〜、身体が自然に動いていたであります! 先程のフッキーは我輩なんかよりとっても軍人らしかったのであります!」 「私も同じ理由かな? 今の冬月さんもとっても大人びて見えますよ」 二人はそう言って笑った。 冬月の判断に命を委ねる、そう言ってくれているのだ。 ならばこの脱出を必ず成功させてやろう、強い決意を持って冬月も二人に敬礼した。 「ゲロゲロゲロ〜、三人とも必ず生き延びるであります」 しかし急がねばならなかった、同じエリアとはいえここと目的の民家は離れている。 特に上空のゼクトールに見付かる訳にはいかない、民家を出た三人は息苦しいが煙の濃い道をあえて選ぶ。 一つしか無いバッグがその為に使われた。 ハンカチが役立たない所では交代で中の空気を呼吸した。 『目的地まで直線距離で100メートル、しかし途中の火災を迂回せねばなりません』 ナビゲーションしているマッハキャリバーが一度メインストリートに出るしか無いと警告する。 そちらの方向は煙が薄い、だが他に道は無い。 煙は三人を守ると同時にゼクトールの姿をも隠している、探知範囲を超えている為上空のどの位置にいるのか解らない。 それでも覚悟を決めて三人は路地裏から一気に視界の開けた場所に出た。 目的地まで後50メートル。 ※ ※ ※ 「ケホゲホッ! 何よこれ……人間の仲間は何処にいるのよぉーーーっ!!」 アスカは煙満ちる市街地で一人苛立ちながら歩いていた。 煙の刺激で化け物に焼かれた肌が刺す様に痛む。 求めていた人間どころが”化け物”の姿さえ何処にも無い。
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「ひょっとしたらアタシを騙して誘き寄せたってワケ? チクショウ!」 苛立ちの余り近くの建物を蹴りつける。 所詮無意味な行為、つま先に痛みを感じながら広い道路へ出てみようと路地を抜ける。 そんな彼女にアプトムもズーマも気付いてながら手を出そうとはしなかった。 アプトムは何も得られぬ狂女として、ズーマは何時でも殺せる弱者として彼女を見た。 (どうした深町、何故姿を現さない? お前にはこの煙が見えていないとでも言うのか?) 体力を消耗する為既に獣化は解いていた。 雑居ビルの内部、見通しの利くメインストリートを臨みながらアプトムは息を殺して探し人を待ち構える。 そして離れた区画ではズーマことラドック=ランザードが闇と一体化してやはり時を待っていた。 今はまだお互いに気付くことなく。 ※ ※ ※ 「最低でも二人……いや三人か? なのはやウォーズマンといった強者が含まれているのかは不明だな」 日が傾けば影も長くなる、上空のゼクトールは市街地の所々に現れる人影を何回も視界に納めていた。 それでも手出ししなかったのは煙でいずれの影も一瞬しか見えなかった事と強者を警戒しての事。 しかしいつまでも隠れているのならこちらから動く。 「既に一人は殺した。後二人だがもはや話を聞くまでもあるまい、一気に行く」 弱者は必ず潜んでいる、見つけ次第攻撃する事を決めて男は動く。 ※ ※ ※ 朝倉涼子はキョンの妹とヴィヴィオを従えてビルの隙間に隠れていた。 手元の探知機には自分たちも含めて光点が11も光っている―――うち一つは小砂の首輪だが。 かってない密集だ、常人ではない朝倉だが自然と掌に汗が滲む。
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「もうすぐね……この先の通りで姿を確認できる筈よ」 観察の結果、光点のうち単独行動と思しきものが4つ、そして3つ纏まって移動してる小集団。 熟考した結果後者に接触を図る事を決めた―――そして彼女達は劇的な再開を果たす。 狭隘な小道の終わりは天国、それとも地獄の門? 大通りを挟んだ反対の歩道に姿を現したのは若い男女とクリーチャー。 朝倉が声を掛けるよりも、デバイスが向こうにいる彼女の事を知らせるよりも先にヴィヴィオは駆け出した。 なのはは突然飛び出した子供を見た瞬間、全身を熱い喜びが駆け抜けた。 何かを考える前に身体が動く、あんなに重かった筈なのに今は少しも気にならない。 目じりが熱い、キラキラと涙の軌跡を残して最愛の娘目指して腕を伸ばす。 「ヴィヴィオッ! ヴィヴィオ−−−ッ!!」 「ママッ! なのはママーーーッッ!!」 席の等級に差はあれど集った全員が二人を観た。 冬月が。 ケロロが。 朝倉が。 キョンの妹が。 アスカが。 アプトムが。 ズーマが。 ハムが。 夏子が。 そしてゼクトールが。 遮るものの無い大通りを無防備に走る二人。 各々が反応する、一気に膠着した舞台が動き出す。 驚愕、歓喜、傍観、警戒、好奇心、敵意に殺意。 「ヴィヴィオ、会いたかった……」 「なのはママ……」 しかし腕は届かなかった、天空からの熱線が二人の間を引き裂いた。 蒸発そして爆発、弾き飛ばされる親子の姿。 僅かな障壁だけが衝撃と破片から二人を守る、道路を転がってようやく止まる。 そして同行者達も一斉に気付く、空から雨の様に降り注くミサイルに。 狙いは全て道路の二人、命を刈り取るべく破壊の使者が飛来する。
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夢の再開だが……! ksk
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「高町殿ぉーーーっ!! お助けするであります!!」 『イージスシステム起動! こんな所で死なせはしないぜ!』 ケロロがなのはを抱え去る、朝倉と妹もヴィヴィオをその場から引き離してビルの隙間に身を隠す。 爆発―――破壊の力が荒れ狂う。 付近の建物は全てガラスが砕け散った、特に開けたメインストリートは有効な圧力の逃げ場となった。 衝撃波は隣接するエリア、ハムと夏子の潜む喫茶店にまで到達して店内をガラスの破片で埋め尽くした。 「何処に居る……の、ヴィヴィ……オ」 なのはの魔力は先程の障壁で再び尽きた筈だった。 ケロロと冬月が身を挺しても無意味、爆発の瞬間に盾が出現しなかったのならば三人は即死してかもしれない。 愕然とした、道が無かった。 そこに有ったのは巨大な壕、爆発で掘削され鉄筋が突き出た建物片が散らばるだけの障害物。 爆煙で霞む中それでもなのはは行こうとした。 「助けて……ママ……」 朝倉達も辛うじて命を繋いでいた。 こちらはなのは達よりも負傷の度合いが低かった。 二つのデバイスとヴィヴィオの魔力が作り上げた障壁と妹の盾の二重の守りで爆発を凌げたのだ。 それでも無傷では済まない、特にヴィヴィオは大きく魔力を消耗した。 第三波が来れば耐えられる保証は無い。 双方のリーダーが決断する、”逃げるべきだ”と。 「私達は街の外に脱出する! 君達もすぐここから逃げるんだ!」 冬月はケロロと二人掛りで背後からなのはを引き止めた。 泣き叫ぶなのは、しかしここで行かせる訳にはいかない。 爆煙が薄まれば確実に全員狙い打たれる、残された猶予はごく僅か。
感動のksk
225 :
創る名無しに見る名無し :2009/04/24(金) 00:46:03 ID:NcYn4Uov
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「私は朝倉涼子! ヴィヴィオちゃんの事は必ず守るわなのはさん!」 朝倉は告げる、娘を生き延びさせる事を。 それはしばしの別れの宣告、なのはの瞳より涙が落ちる。 「ママだいじょうぶ! ヴィヴィオはだいじょうぶだから!! だから泣かないでママ!!」 ヴィヴィオも朝倉に押さえられながら泣いていた。 それでも気丈に母を安心させようと言葉を放つ。 「私は冬月コウゾウだ! 必ずまた会おう!」 疲労したなのはは男二人の力に抗する事などできなかった。 強引に路地へ連れ込まれそのまま娘の眼前から姿が消える。 「必ずもう一度ママに会わせてあげるわ! だから行くわよヴィヴィオッ!」 朝倉もまた約束を果たす為に動く、ヴィヴィオを抱えて廃墟と化した建物の中に消える。 直後に三撃目のミサイルがより広い範囲に降り注ぎ先程まで母子が立っていた歩道を破壊した。 ※ ※ ※ ビル全体が断末魔の叫びを上げる。 障壁と妹のスーツが作り上げた二重のバリアに包まれた中で三人は耐え続けた。 朝倉は探知機に目を落とす、数秒前確かに見えていた三つの光点が完全に消えていた。 ―――首輪も残さずに死んだ? でも冬月と名乗った少年は自信有りげな顔をしていた、結論は放送まで保留しておこう。 キョンの妹は死なせたくない、死にたくないと強い気持ちで願っていた。 ―――ヴィヴィオちゃんはあんな大切に思われてたんだ、死なせたくないよ。大事な人が居なくなるってすごくつらいんだよ、あの人をそんな気持ちにさせたくないよ! スーツはそれに応えてくれた、天井の破片が盾に弾かれる。 ここで終わりにしたくない、なんとか盾を支えようと集中する。 ―――まだ生きたいよ、ゲンキ君の仇を討つまで死ぬのは嫌だよ。この手でアスカを殺すまでは死ねないよ!
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母を見送った娘はもう泣いてはいなかった。 「ヴィヴィオは泣かない、もう泣かないよ……」 有ってすぐ離れ離れになるのは本当に悲しくて辛い、でもヴィヴィオがそれ以上に辛かったのがなのはの泣き顔を見た事だった。 いつも笑って抱きしめてあったかい気持ちにさせてくれる母のあんな顔は初めて見た。 だからヴィヴィオは泣かない。 自分が泣けばきっとなのはママは悲しむ、これ以上ママに辛くさせたくないと強く想う。 「だから、なのはママも泣かないで……」 これは一つのすれ違い。 互いを想い合う母と娘は一瞬たりとも触れ合えずに別離した。 二人が再び出会えるのか、それはまだ誰も知らない。 ※ ※ ※ 「うう……ヴィヴィオ……」 なのはは両手で顔を覆って泣いていた。 無理も無い、最愛の娘と目の前で生き別れてしまったのだ。 そんな彼女を冬月とケロロは辛そうに横から見つめていた。 冬月達が気付いた時には薄暗い部屋の中に居た。 まさに間一髪だった、目的地の民家には既に炎の手が伸びており五分遅ければ隠し部屋にも火が回っていただろう。
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「すまない高町君、いくらでも私を恨んでくれて構わない」 判断が間違っていたとは思わない、しかし彼女が身を切る様な辛さを感じている事はよく解る。 気の利いた言葉一つ掛けられない自分がもどかしく感じられた。 「ううん、解ってます。あのまま走り出していたら私もヴィヴィオも死んでいた。だから冬月さんが謝る事なんて本当に無いんです」 なのはは首を振った。 それが最善だった事は彼女も頭では解ってる、それでも感情が納得してくれないだけなのだ。 指の隙間からツゥと雫が落ちてゆく。 声を殺した泣き声が部屋の空気を湿らせる。 「大丈夫だ高町君、あの朝倉君と名乗った彼女は強い瞳を持っていた。信用して娘さんを任せてもいいと私は思う」 年は高町君より少し下と思われる彼女は必ず守ると母親に正対しながら約束したのだ。 あれだけ堂々した態度といい、きっと只者ではないと冬月は思っていた。 「はい……私も彼女を信じます」 なのははコクンと頷いた。 次の放送も近い、それでヴィヴィオや朝倉の名前が呼ばれなければ無事が確認できるのだ。 一人小さな女の子の名前を聞きそびれたなと冬月は思っていたが今更仕方が無い。 とにかくそれがなのはが立ち直る為の希望だった。 「ケロ〜、それにしても此処は一体何処なのでありますか?」 デッキブラシや洗剤が並んでいるので物置らしいが何処の施設かまでは解らない。 それを確かめ同時に役に立つものがあれば手に入れたいと思いながら戸を開ける。 すぐさま有力な手掛かりが目に飛び込んで来た。 『この先15m大浴場 泉質:含ksk成分泉 効能:火傷、切り傷、打ち身、身体の疲れ、魔力の消費、虚弱体質』 ―――温泉だった。
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【G-2 温泉内部/一日目・夕方】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(特大)、魔力消費(特大)、深い悲しみ 【持ち物】基本セット(名簿紛失)、ディパック、マッハキャリバー@魔法少女リリカルなのはStrikerS ハンティングナイフ@現実、コマ@となりのトトロ、白い厚手のカーテン、ハサミ 【思考】 0、ヴィヴィオ…… 1、冬月、ケロロと行動する。 2、一人の大人として、ゲームを止めるために動く。 3、アスカと小砂を探す。 4、アスカと小砂を守る。 ※「ズーマ」「深町晶」を危険人物と認識しました。ただしズーマの本名は知りません。 ※マッハキャリバーから、タママと加持の顛末についてある程度聞きました。 【冬月コウゾウ@新世紀エヴァンゲリオン】 【状態】10代半ば、短袖短パン風の姿、疲労(大)、ダメージ(大)、腹部に刺し傷(傷は一応塞がっている)、決意 【持ち物】スタンガン&催涙スプレー@現実、ジェロニモのナイフ×2@キン肉マン、夢成長促進銃@ケロロ軍曹(一回使用済み) 【思考】 0、ゲームを止め、草壁達を打ち倒す。 1、仲間たちの助力になるべく、生き抜く。 2、1のためにまず体力回復を優先する。 3、施設と現在位置を調査する。 4、小砂、シンジ、夏子、ドロロを探し、導く。 5、タママとケロロを信頼。 6、首輪を解除する方法を模索する。 7、アスカの事情はわからないが、何とか保護したい。 ※現状況を補完後の世界だと考えていましたが、小砂やタママのこともあり矛盾を感じています ※「深町晶」「ズーマ」を危険人物だと認識しました。 ※マッハキャリバーから、タママと加持の顛末についてある程度聞きました。 ※夢成長促進銃を使用し、10代半ばまで若返りました。 ※夢については、断片的に覚えています。 ※ディバックと基本セットは喪失しました。支給品は服に仕舞ってあります。
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【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】 【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、身体全体に火傷 【持ち物】なし 【思考】 0、冬月となのはと共に生き残る。 1、なのはとヴィヴィオを無事に再開させたい。 2、加持、なのはに対し強い信頼と感謝。何かあったら絶対に助けたい。 3、冬樹とメイの仇は、必ず探しだして償わせる。 4、協力者を探す。 5、ゲームに乗った者、企画した者には容赦しない。 6、で、結局トトロって誰よ? ※漫画等の知識に制限がかかっています。自分の見たことのある作品の知識は曖昧になっているようです ※B-6の公民館及び付近に放置されていた品は焼失しました。 ※B-6の幾何学模様が描かれていた民家は焼失しました。
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『惣流・アスカ・ラングレー』 クォーター、14歳で大学を卒業した天才少女、EVA弐号機パイロット―――その本質は寂しがりの少女。 彼女はなのはとヴィヴィオの再開に強く嫌悪した。 「何化け物同士の再会なんて見なくちゃならないのよ! 二人共死んでればいいのにっ!」 ―――ソレハ嫉妬? バッカじゃないの? 何でアタシが妬むのよ! 今だってママが見ていてくれるのよ! 否定、しかしドス黒い気持ちは一向に止まらず込み上げてくる。 なのはもイヤ! ヴィヴィオもイヤ! 化け物はイヤ! いこれ以上ここに居るのはイヤ! 全部イヤッ!! 求めたものは一つも無かった、それどころか化け物同士の争いで命まで危うい。 全てが上手くいかない激情にかられながらもアスカは破壊の続く街を出ようとした。 また爆発が起こる。 最初は遠かったのに今度は近い、衝撃に吹き飛ばされて大通りを転がる。 背中に激痛を感じてアスカは呻いた。 この時彼女は気付かなかった。 開いたディバックの口から荷物が一つ飛び出してしまった事を。 円形をしていたそれは慣性でコロコロと持ち主を置き去りにして進んでゆく。 無人の大通りを転がるもの、それはかってヴィヴィオの保護を引き受けた対価として得たガイバーユニット。 少女はその価値を知らない、この場に価値を知る者は―――居る。 ※ ※ ※ アプトムは再開劇をなど関心を惹かれなかった。 ネブラの知人との事だが自分には関わりの無い相手、彼女らがどうなろうが興味は無い。 破壊される街でアプトムが待つのは深町の到着。 深町は仲間の仇、そして自らが求める力の持ち主。
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ユニットガイバー、強大な力を与えてくれる降臨者の遺産。 それは損傷実験体としての運命から男を解放してくれるかもしれぬ。 従って通りを逃げるアスカなど眼中に無かった。 しかし状況は一変した、ディバッグから転がった物体は間違いなく男の探し物。 アプトムに驚愕の表情が浮かぶ。 危険を度外視して飛び出した、あれにはそれだけの価値が有る。 姿を表わした一人の男、舞台は次のステージへと移る。 ※ ※ ※ ズーマもまたそれを見ていた。 最初は母子が再会した隙を狙うつもりだった、しかし強者の介入で新たな機会を窺う事にした。 彼はユニットの価値を知らぬ、しかし魔変化の男が駆けるのを見て気付く。 ”あれにはそれ程の価値がある” 魔変化の男に呪文を放つ、殺せずとも足止めが出来ればよい。 氷結弾(フリーズ・ブリッド)を放ってズーマが横入りする。 ※ ※ ※ 第一撃は最も高速で放てるバイオブラスター。 第二撃は速度が劣る生体ミサイル。 二段構えの攻撃でも安心は出来ぬ、避けられた事を前提に範囲を広げた第三撃をゼクトールは実行した。 上空より俯瞰する中爆煙が次第に晴れる、メインストリートを駆ける複数の人物が彼の眼に写る。 アスカ、ズーマ、或いは他の人物も彼の眼には入ったかもしれないが意識したのは唯一人。 全てを犠牲にして追い続けた仇の姿、どんなに遠くとも気付かぬ筈が無い。
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「アプトムーーーーッッ!!」 ゼクトールは、吼えた。 ―――全てはこの時の為に。 ※ ※ ※ 第一幕の主役がなのはとヴィヴィオとしたら第二幕は誰になるのだろう。 今は解らぬ、答えは舞台の流れのままに。 アプトムは突然の攻撃を寸前で避けた。 だが着弾の余波を完全には逃れられなかった。 呪文は文字通りネブラごとアプトムの半身を氷結させる。 硬直した身体は動かす事もままならず勢いのまま転倒させられる。 その隙にズーマが転がるユニットを持ち去った。 アプトムはそれを追うべく立ち上がる。 だがそれは果たせぬ、眼前に舗装を叩き割って着陸した一人の復讐者がアプトムを阻む。 拳が唸る。 超速度の打撃がアプトムの腹部へと打ち込まれた。 「どうしたアプトム? この程度で俺達の無念が償えるとでも思っているのか?」 ゼクトールはあまりにも手ごたえの無いアプトムに更に怒りを滲ませる。 全力の奴を打ち破ってこそ復讐もより大きな価値を持つ。 なのにどうだ、ただの一撃で瓦礫の中へ吹き飛ぶとは。 その瓦礫をミサイルで爆破する。 吹き飛んだ瓦礫に紛れて一匹の獣化兵が頭上から襲い掛かる。 振りかぶった鉄骨を復讐者の頭上へと叩きつける。
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「何だそれは?」 鉄骨はその重量を全てゼクトールに与えていた。 その結果はこの通り、無傷の復讐者の足元に飴細工の如く曲がった鉄骨が落下する。 復讐者の腕が伸びる、獣化兵の顔面を片手で掴んで持ち上げる。 獣化兵が触手を伸ばして抵抗する、しかし復讐者は電撃でその触手を打ち払う。 「……お前は本当にアプトムか? まあいい、ここで死ね」 人違いなど有り得ない、決着を付けようとその腕に力を込める。 全てはその後で考えれば良い。 あと数秒で男の復讐は終わりを告げる、その筈であった。 だがさらに舞台は動く、呪詛の言葉を吐きながら去ってゆく少女には誰も注目する事無く。 ※ ※ ※ ―――何だ? 一体何が起こった? 俺は後少しで仲間の無念を晴らせる筈、なのに何故腕先が存在しないのだ? 見下ろせば瓦礫を無様に転がり落ちるアプトムの姿、奴の仕業か? ―――違う。 俺は突然の衝撃に横へと吹き飛ばされた。 身体を焼く灼熱の炎、何者かが寸前で俺を邪魔したと理解する。 離れて一人立つ男が居た。 クロノスに所属していれば知らぬ者はいない。 だが、奴は俺も仲間も直接に会った事は無い。
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―――黄色の、”ガイバー” 聞いた事は有るが既に消失した筈のガイバーUか? ようやくアプトムを殺せる筈だったのだ、邪魔をする奴は排除するのみ! 「虚霊障界(グーム・エオン)」 十近いミサイルが奴に触れる事無く破壊される、獣神将並にバリヤーまで使いこなすとは! 立っていたガイバーUが動く―――速い! 「奴は俺の獲物だ、横取りは許さん」 ―――何だと!? 続け様に傷を負わせられた、俺の腕を切ったのはあの高周波ソードという事か。 だが、俺もそれだけは譲れん! ミサイルの斉射と同時に俺は飛翔してガイバーから離脱する、何も奴と潰しあう理由は無い。 ビルの谷間を飛翔する、確認の為振り向くと奴は腕を胸に掛けていた―――来る! メガ・スマッシャー、ガイバー最大の攻撃手段。 巨大なエネルギーの奔流がビルごと市街地を削ぎ取って遠く海の果てへと消えてゆく。 狙いは正確だった、再調整を受ける前の俺であれば直撃されていたかもしれん。 しかも俺の知る二人のガイバーのスマッシャーより威力は上! 掠めただけでこれ程のダメージを受けるとは。 止むをえん、一度ビルの残骸に退避する。 ―――追撃は無しか、言葉通りアプトムを先に殺すという事か? 瓦礫の上に降り立った俺にふつふつと怒りが湧いていた。 後少しで仇が討てる筈だった、それを横から現れて許さん、だと!? 確かに奴は強い、しかしこのままでは済まさん! ―――アプトムを殺すのは、俺だ
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【B-5 市街地/一日目・夕方】 【ネオ・ゼクトール@強殖装甲ガイバー】 【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、ミサイル消費(中)、右腕再生中 【持ち物】ディパック(支給品一式)、黄金のマスク型ブロジェクター@キン肉マン、 不明支給品0〜1、ストラーダ(修復中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【思考】 0、アプトムを探し出して殺す。 1、ズーマ(名前は知らない)に対処する。 2、1と火種をあまり増やさないために、小僧(冬月)を殺す。 3、正義超人、高町なのはと出会ったら悪魔将軍が湖のリングで待っているとの伝言を伝える。ただし無理はしない。 4、機会があれば服を手に入れる(可能なら検討する程度)。 5、ヴィヴィオに会っても手出ししない? 6、アプトムを倒した後は悪魔将軍ともう一度会ってみる? 【備考】 ※キン肉スグル、ウォーズマン、高町なのはの特徴を聞きました。(強者と認識) ※ストラーダの修復がいつ終わるかは次以降の書き手さんに任せます。 ※死体を確認してないものの最低一人(冬月)は殺したと認識しています。 異形の甲虫は仕留め損なったか、まあいい。 この身体の隅々にまで漲る力、最高クラスの支給品を俺は手に入れたとみていいだろう。 魔族であれ今なら容易く捻じ伏せてみせる。 ……魔変化の男は騒ぎの隙に逃げ去ったが、だがすぐに追いついてみせる。 ただでは殺さん、あらゆる苦しみを味わわせてから殺す、死んだ後も殺す。 どうやらかなり慌てていたらしいな、血痕が点々と続いている。 この狩りは案外直ぐに終わるやもしれんな。 なら次は褒美でリナ=インバースの居所を聞く事としよう。 その次はなのはだ、いずれは主催者も含めて全員を殺す。 ―――暗殺者(アサシン)は決して狙った獲物を逃がさぬのだからな
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【B-6 市街地北部/一日目・夕方】 【ラドック=ランザード(ズーマ)@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】疲労(中)、魔力消費(中)、ガイバーU状態 【持ち物】ベアークロー(右)(刃先がひとつ欠けている)@キン肉マンシリーズ、ジョロニモのナイフ×1@キン肉マンシリーズ、IMIミニウージー(9mm口径短機関銃)(13/32)@現実、ガイバーU@強殖装甲ガイバー 【思考】 0、参加者を全て殺す。 1、ゼクトールより先に魔変化の男(アプトム)を追跡して殺す。 2、リナ=インバース、高町なのはを必ず殺す。 3、ネブラ型のアイテムを探す。 4、ゲームの関係者を全て殺す。 5、依頼料を取り戻す。 【備考】 ※魔法や身体能力の制限に気づきました。自分だけでなく異能者全員にかかっているのではと思っています。 ハムと夏子にとって喫茶店に留まるという選択肢は最善だったのかは後少し経たってみないと結論を出せないだろう。 再開劇は遠すぎてよく状況を掴めなかった、せいぜい人影が飛び出したと思ったら爆発で見えなくなったと認識した程度だ。 その後の爆撃も距離が離れていて店の奥に隠れている限り問題は無かった。 そして雷雲が地上に落ちたかのような閃光と爆発。 ゼクトールは遠くに去ったというのにそれが二人から外に出る気持ちを失わせた。 その結果――― 「お前達……俺とこいつを匿え……報酬は……この金貨、だ」 『彼は……どうやら"闇の者"(ダークレイス)らしいな……だが今は手を結ぶのも止むを得ないだろう……な』 他者よりは金にこだわりのある二人の手元に、ザクザクの大判小判もとい一万枚もの金貨が輝いていた。 半死半生のこの男、一体どう対処すべきか―――砂漠の住民と詐欺師はズッシリと金貨の重みを感じながら互いに顔を見合わせた。
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【B-7 喫茶店/一日目・夕方】 【アプトム@強殖装甲ガイバー】 【持ち物】 碇司令のサングラス@新世紀エヴァンゲリオン、光の剣(レプリカ)@スレイヤーズREVOLUTION ヴィヴィオのデイパック、ウインチェスターM1897(1/5)@砂ぼうず、デイパック×2(支給品一式入り、食糧と水が増量) 金貨1万枚@スレイヤーズREVOLUTION、ネブラ=サザンクロス@ケロロ軍曹、 ナイフ×12、包丁×3、大型テレビ液晶の破片が多数入ったビニール袋、 ピアノの弦、スーツ(下着同梱)×3、高校で集めた消火器、砲丸投げの砲丸 【状態】全身に重傷(ダメージ大)、疲労(大)、サングラス+ネコミミネブラスーツ装着 【思考】 0.なんとしても生き残る。 1.とにかくゼクトールから逃げ延びる。 2.遭遇した人間は慎重に生殺を判断する。 3.冬月コウゾウ他 機械や生体化学に詳しい者に接触、首輪を外す為に利用する。 4.情報を集め、24時に警察署に戻ってきて小砂と情報を交換する。 5.強敵には遭遇したくない。 6.深町晶を殺してガイバーになる。 7.水野灌太を見つけても手だしはしない。たぶん。 【備考】 ※光の剣(レプリカ)は刀身が折れています。 ※首輪が有機的に参加者と融合しているのではないか? と推測しています。 ※ネブラは相手が"闇の者"(ダークレイス)ならば力を貸してくれます。 ※ゼクトールが自分を殺そうとしていると理解しました。 ※ガイバーUに気付いているのかどうかは不明です。 【川口夏子@砂ぼうず】 【状態】健康 【持ち物】デイパック、基本セット(水、食料を2食分消費) 、ビニール紐@現実(少し消費)、 コルトSAA(5/6)@現実、.45ACL弾(18/18)、夏子とみくるのメモ、チャットに関する夏子のメモ 【思考】 0.何をしてでも生き残る。終盤までは徒党を組みたい。 1.この男をどうするか考える。 2.シンジとみくるに対して申し訳ない気持ち。みくるのことが心配。 3.18時に公民館で万太郎と合流したい。 4.ハムを少し警戒。 5.シンジの知り合い(特にアスカ)に会ったらシンジのことを頼みたい。 6.力が欲しい。 7.水野灌太と会ったら―――― 8.シンジに会ったら、ケジメをつける
【備考】 ※主催者が監視をしている事に気がつきました。 ※みくるの持っている情報を教えられましたが、全て理解できてはいません。 ※万太郎に渡したメモには「18時にB-06の公民館」と合流場所が書かれています。 ※ゼロス、オメガマン、ギュオー、0号ガイバー、ナーガを危険人物と認識しました。 ※悪魔将軍・古泉を警戒しています。 ※深町晶を味方になりうる人物と認識しました。 【ハム@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】 【状態】健康 【持ち物】基本セット(ペットボトル1本、食料半分消費)、 ジェットエッジ@魔法少女リリカルなのはStrikerS、チャットに関するハムのメモ 【思考】 0.頼りになる仲間をスカウトしたい。 1.この男をどうするか考える。 2.夏子に同行する。 3.18時に公民館で万太郎と合流したい。 4.シンジの知り合い(特にアスカ)を探し彼の説得と保護を依頼する。 5.殺し合いについては……。 【備考】 ※ゲンキたちと会う前の時代から来たようです。 ※アシュラマンをキン肉万太郎と同じ時代から来ていたと勘違いしています。 ※ゼロス、オメガマン、ギュオー、0号ガイバー、ナーガを危険人物と認識しました。 ※悪魔将軍・古泉を警戒しています。 ※深町晶を味方になりうる人物と認識しました。 ※スタンスは次のかたにお任せします。仲間集めはあくまで生存率アップのためです。
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「なんかあの煙さっきより酷くなってない?」 リナとドロロは誰にも出会うことなく無事遊園地に足を踏み入れていた。 しかし遥か山向こうでは相変わらず煙が上がっている、気にするなという方が無理だろう。 「……気のせいではござらんな、やはり予定を変えてでも行くべきでござったか?」 ドロロもこの異常事態を静観したままでいる気にはなれないらしい。 リナはそんなパートナーの迷いをバッサリと切り捨てる。 「過ぎた事はクヨクヨしない主義なの! さ、早くパソコンのある部屋に急ぐわよ!」 ズンズンと先を行くその背中を仕方なくドロロも追いかける。 「このあたしにこれだけの手間取らせた以上、ロクな情報じゃなかったら絶対タダじゃおかないからねーっ!!」 誰に向かって言っているのか拳が空に向かって振り上げられた。 【D-02 遊園地/一日目・夕方】 【リナ=インバース@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】精神的疲労(小) 【持ち物】ハサミ@涼宮ハルヒの憂鬱、パイプ椅子@キン肉マン、浴衣五十着、タオル百枚、 レリック@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 遊園地でがめた雑貨や食糧、ペンや紙など各種文房具、 デイパック、 基本セット一式、『華麗な 書物の 感謝祭』の本10冊 【思考】 0.殺し合いには乗らない。絶対に生き残る。 1.遊園地のパソコンを調べ、晶達との連絡も取る。 2.当分はドロロと一緒に行動する。 3.ゼロスを警戒。でも状況次第では協力してやってもいい。 4.草壁サツキの事を調べる。 ※レリックの魔力を取り込み、精神回復ができるようになりました。 魔力を取り込むことで、どのような影響が出るかは不明です ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 ※深町晶がアシュラマンの首輪を持っている事を知りました。 ※10冊の本の内容を大まかにチェックしました。
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【ドロロ兵長@ケロロ軍曹】 【状態】疲労(小)、左眼球損傷、腹部にわずかな痛み、全身包帯 【持ち物】匕首@現実世界、魚(大量)、デイパック、基本セット一式、遊園地で集めた雑貨や食糧、 【思考】 0.殺し合いを止める。 1.遊園地のパソコンを調べ、晶達との連絡も取る。 2.リナとともに行動し、一般人を保護する。 3.ケロロ小隊と合流する。 4.草壁サツキの事を調べる。 5.「KSK」という言葉の意味が気になる。 ※なのは世界の単語が車に関することだと思っていましたが、違うような気がしてきました。 ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 ※深町晶がアシュラマンの首輪を持っている事を知りました。
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ,煙がちっとも消えないよ! | |_____________| .∧ | ∧ ,i |_,! i、 i .。 |_ 。, `i i -ー、―-、 | i ,/"^ヘ^i i i i' | | i ヽ_,._,/ ,' ゙ー---―' 市街地はどうやら大変な事になっているみたいだよ。 ……いや、僕がそんな事気にしても仕方ないか。 ノーヴェ達がどうするのかはまだわからないけど。 それにしてもノーヴェがスバルと因縁があったなんて驚いたよ。 事情は全然知らないけどどうやら穏やかじゃないって事はわかる。 「どうした中トロ?」 ううん、なんでもないよ。 気持ちが身体に出ちゃったのかな? ノーヴェ鋭くなっちゃったから気付かれたみたい。 「大丈夫だって。ここは遠いから心配すんな!」 違うよ、僕はノーヴェとスバルに争って欲しくないんだ。 二人共とってもいい子なんだからきっと仲良くできる筈だよ。 ノーヴェは優しく僕の事を撫で続けてくれる。 この気持ちが通じてくれれば嬉しいんだけど肝心な所はホント鈍いんだから。 ※
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さっきから撫でてんのに中トロの強張りがほぐれない、こんなに小さいしやっは怖いのかな? 「予定には何の変更も無い、来客が無い限り放送後南に向けて出発するぞ」 そんなあたし達を含め全員に将軍の声が掛かる。 来客―――碇シンジ、ウォーズマンは果たして来るんだろうか? それはわからないけど将軍の言う”来客”にはたぶん別の意味も有る。 「それは市街地から逃げてくる人物や助けを求めてくる人物が来るかもしれないという事ですか?」 古泉の言った事は正しいと思う。 将軍が遠くの煙じゃなく岸ばかり見てんのはそういう事だ。 あたしも見てみる。 大分薄暗くなっちまってよく見えない、けど今の所気配は無い。 何となく風が強くなった気がして―――あたしはそっと髪を押さえた。 、 【E-09 湖のリング/一日目・夕方】 【悪魔将軍@キン肉マン】 【状態】健康 【持ち物】 ユニット・リムーバー@強殖装甲ガイバー、ワルサーWA2000(6/6)、ワルサーWA2000用箱型弾倉×3、 ディパック(支給品一式、食料ゼロ)、朝比奈みくるの死体(一部)入りデイパック 【思考】 0.他の「マップに記載されていない施設・特設リング・仕掛け」を探しに、主に島の南側を中心に回ってみる。 1.古泉とノーヴェを立派な悪魔超人にする。 2.強い奴は利用(市街地等に誘導)、弱い奴は殺害、正義超人は自分の手で殺す(キン肉マンは特に念入りに殺す)、但し主催者に迫る者は殺すとは限らない。 3.殺し合いに主催者達も混ぜ、更に発展させる。 4.強者であるなのはに興味 5.シンジがウォーズマンを連れてくるのを待つ
まだまだ ksk
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【ノーヴェ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】 疲労(大)、ダメージ(大) 【持ち物】 ディパック(支給品一式)、小説『k君とs君のkみそテクニック』、不明支給品0〜2 【思考】 0.強くなって脱出方法を探し、主催者を蹴っ飛ばしに行く。 1.ヴィヴィオは見つけたら捕まえる。 2.親友を裏切り、妹を殺そうとするキョンを蹴り飛ばしたい 3.タイプゼロセカンドと会ったら蹴っ飛ばす。 4.強くなったらゼクトール、悪魔将軍も蹴っ飛ばす? 5.ジェットエッジ欲しい ※参戦時期は原作の第18話〜第21話の間と思われます。 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、右腕欠損(再生中)、悪魔の精神、キョンに対する激しい怒り 【装備】 ガイバーユニットV 【持ち物】ロビンマスクの仮面(歪んでいる)@キン肉マン、ロビンマスクの鎧@キン肉マン、デジタルカメラ@涼宮ハルヒの憂鬱(壊れている?)、ケーブル10本セット@現実、 ハルヒのギター@涼宮ハルヒの憂鬱、デイパック、基本セット一式、考察を書き記したメモ用紙 基本セット(食料を三人分消費) 、スタームルガー レッドホーク(4/6)@砂ぼうず、.44マグナム弾30発、 コンバットナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱、七色煙玉セット@砂ぼうず(赤・黄・青消費、残り四個) 高性能指向性マイク@現実、みくるの首輪、ノートパソコン@現実? 【思考】 0.復讐のために、生きる。 1.悪魔将軍と長門を殺す。手段は選ばない。目的を妨げるなら、他の人物を殺すことも厭わない。 2.時が来るまで悪魔将軍に叛意を悟られなくない。 3.キン肉万太郎は…… 4.使える仲間を増やす。特にキン肉スグル、朝倉涼子を優先。 5.地図中央部分に主催につながる「何か」があるのではないかと推測。機を見て探索したい。 6.キョンの妹を捜す。 7.午後6時に、採掘所でキョンと合流。そして――― 8.デジタルカメラの中身をよく確かめたい。 ※『超能力』は使用するごとに、精神的に疲労を感じます。 ※メモ用紙には地図から読み取れる「中央に近づけたくない意志」についてのみ記されています。 禁止エリアについてとそこから発展した長門の意思に関する考察は書かれていません。 ※古泉のノートパソコンのkskアクセスのキーワードは、ケロロ世界のものです。
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【ジ・オメガマン@キン肉マンシリーズ】 【状態】ダメージ(大)、疲労(大)、アシュラマンの顔を指に蒐集 【持ち物】デイパック(支給品一式入り)×3、不明支給品1〜3、5.56mm NATO弾x60、マシンガンの予備弾倉×3、夏子のメモ 【思考】 1:皆殺し。 2:今は悪魔将軍に従う。だが、いつか機を見つけて殺す。 3:完璧超人としての誇りを取り戻す。 4:スエゾーは必ず殺す。 5:スバルナカジマンにも雪辱する。 ※バトルロワイアルを、自分にきた依頼と勘違いしています。 皆殺しをした後は報酬をもらうつもりでいます。 ※Ωメタモルフォーゼは首輪の制限により参加者には効きません。 舞台は更に主役を移す。 朝倉、キョンの妹、ヴィヴィオは破壊の吹き荒れる市街から一刻も早く離脱しようと駆けていた。 『Ms.朝倉、前方の路地は通行不能です、進路を右に変更してください』 山火事は既に市街地に延焼を果たし、三人から視界と逃げ道を奪いつつあった。 探知機は参加者の居場所が解っても逃げ道までは解らない、二つデバイス無しでは果たしてどうなっていたことか。 「煙が酷くなってきたわね……、二人共吸い込まない様に気をつけてね」 黒い怪人は他の何者かと戦闘しているらしかったが関わりあうつもりは全員無い。 探知機とデバイスの二つを駆使して迷路と化した市街を三人は走る。 『後はここを抜ければ安全な道が続くと思われます』 短い直線、その路地は片側の全ての家が燃えていた。 これが僅かに残された脱出可能なルートの最後の難関、この先は風向きの関係で未だ炎の手が及んでいない。 「反対に寄って一気に抜けるわよ、いつ建物が崩れるか解らないわ」 朝倉が手本を示すように一気に駆けた、次は妹とヴィヴィオが一緒に走る。 中程まで走ったその時、突然燃えた電線が焼け落ちた。
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「危ない!」 朝倉は思わず叫ぶ、しかし妹が盾を出してそれを防いだ。 ほっと全員が溜息を吐く、どうやら無事脱出できそうだった。 『Ms.ヴィヴィオ、後方から何者かが接近してきます!』 バルディッシュが突然の警告、ヴィヴィオと妹が振り向くとそこには追い詰められた表情のアスカが居た。 彼女も二人には気付いていなかったのだろう、目が合うと一瞬驚きの表情を浮かべた。 「フン……化け物の癖に、生き残ろうなんて生意気、よ……」 気丈に振舞っているが話し言葉がおぼつかない、アスカは相当参っているようだった。 「アスカお姉ちゃん、一緒に逃げよう?」 そんな彼女に自然とヴィヴィオは手を差し出していた。 だが妹はヴィヴィオのその優しさを拒否するかのように強引に身体を朝倉の方へ向かわせる。 「ヴィヴィオちゃん、それはダメだよ……。そして、残念だけどここでお別れだよ?」 その言葉を理解する時間は無かった、次の瞬間に凄まじい光線が街を一直線に切り裂いたのだから。 それはまるで核爆発だった。 ビルが、民家が、街路樹が一瞬で黒い影絵と化した。 遅れて衝撃波が伝播する、見通しの良い場所に居た朝倉はそれをまともに浴びて吹き飛ばされた。 探知機が腕から失われる、くるくると回転しながら炎の中へと吸い込まれる。 妹とヴィヴィオは建物の影に位置していたため直接的な影響は僅かであった。 しかしそれはあくまで二人の人間に限った結果、一斉に焼けた家が崩れ落ちる。 炎に包まれた瓦礫が雪崩の様に押し寄せた、ヴィヴィオは突然背中を突き飛ばされて投げ出される。 気が付けばそこは冷たい歩道、朝倉も身体を起こして駆け寄ってきた。 「妹さん……?」 振り向いた先に妹の姿は無かった、パチパチと焼ける民家の成れの果てが完全に路地を塞いでいた。 最後の言葉を思い出す、その意味をぼんやり考えていると突然朝倉がヴィヴィオを抱えたまま走り出した。
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「え!? 涼子お姉ちゃん! まだ妹さんがあそこに!」 ヴィヴィオは暴れた、しかし朝倉はそれを許さなかった。 「……妹ちゃんの顔見てなかったの? きっと何て言ったとしても残ったわよ。そんな身勝手な行動の面倒までは見れないわ」 見れば朝倉の表情も固かった、彼女が見たのは笑って身を翻す妹の背中。 さよなら、そんな声が確かに聞こえた。 ヴィヴィオは呆然とした、今までの妹の言葉と行動を思い出す。 学校で聞いたその決意を。 ―――妹さん、ここで死ぬつもりなんだ ※ ※ ※ 「何でそこまでしてアタシに構うのよ!? あんたバカァ!?」 逃げ道は完全に塞がれた。 アスカはそんな中で落ちてくる燃焼物から盾で自分を庇い、あまつさえ引き返してきた幼女に思わず口癖を言っていた。 「ばかでいいよ! ばかだからこんな事したんだよ!」 妹はそう言って身体を起こした。 遅れてアスカも立ち上がり二人は離れて正対する。 「化け物だから命は惜しくないってワケ!? このアタシが感謝すると思ったら大間違いよ!」 人差し指を妹向けて宣告する、文字通り馬鹿にするような表情で笑いながら。 『テメェッ! この期に及んでまだそんな事言うのかよっ!』 そんなアスカにナビも怒鳴る、それを聞いてアスカはますます口元を歪める。 やっぱりコイツは化け物の仲間だと、そんな事を確認しているかの様な顔だった。
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「ナビさん達は黙ってて! これは私とアスカの問題だよ!」 妹が一括する、その迫力にナビも沈黙せざるを得なかった。 「私やナビさん達が化け物? 優しさがわからない人の方がよっぽど化け物だよ!」 言葉と共に響く銃声、右手に走った激痛にアスカは呻いた。 「これは罰だよ! 人の優しさがわからない人なんて死んじゃえばいいんだ!」 あのガキの銃か、とアスカは痛みを堪えながら妹を睨んだ。 数時間前まで年相応に怯えてたのに今は座った表情で拳銃を構えている。 憎しみを浮かべたその瞳は真っ直ぐアスカ自身を見詰めていた。 周囲は次第に熱くなっている、助かる望みなんて殆ど無い事がわかってる筈なのになんでコイツここまで、と思ってアスカは気付いた。 今の妹の世界はアスカに対する感情で占められている事に。 ―――コイツはアタシを見てくれている 理由はどうであれ妹はアスカの事を糧にここまでやってこれたのだ。 同じく何かを支えに生きてきたアスカにはそれが解った。 「そっか……アンタはアタシを必要としてくれてるんだ。いいわ、相手してあげようじゃない!」 化け物かどうかなんてもはやどうでもいい。 ここに立っているのはセカンドチルドレンでも何でもない唯の惣流・アスカ・ラングレー。 ―――アタシの全てをぶつけてやる まだ動く左手でナイフを握り締める。 妹もじっと拳銃の狙いを定めて動かない。 聞こえるのは遠くの破壊音とパチパチと炎が弾ける音のみ。 炎が次第に包囲の輪を縮めてゆく、ポトポトと二人から汗が地面に落ちる。 ―――やがて、二人は動いた
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【B-6 市街地北部/一日目・夕方】 【惣流・アスカ・ラングレー@新世紀エヴァンゲリオン】 【状態】疲労(中)、右腕に銃創、右手人差し指喪失(治療済み)、背中に火傷(治療済み)、髪が肩ほど、拳に打撲跡、背中にダメージ(大)、消火器の粉であちこち汚れてる、『化け物』への強い憎悪と倒すことへの使命感(増大中)、頭はすっきりしている(KOOL) 【持ち物】アーミーナイフ@現実、予備カートリッジ×12@リリカルなのはStrikerS、ディパック、基本セット、モッチーの首輪、モッチーの円盤石 砂ぼうずの特殊ショットシェル用ポーチ(煙幕弾(2/3)、閃光弾(3/3)、グレネード弾(1/3)、ガス弾(1/3))@砂ぼうず、ホテル外壁のメモ用紙 【思考】 0、「化け物たち」を殺すために「人間」の戦力を集める。 1、キョンの妹を倒す 2、化け物たちを殺したご褒美で今度こそ加持の情報を得る。 3、高町なのはに憎悪、ヴィヴィオにはさらに強烈な憎悪 4、エヴァンゲリオンのパイロットとして、「化け物」を殺して人々を救う。 5、「人間」以外は問答無用で撃つ。ガイバー?(深町晶)は必ず殺す。 6、バカシンジも肉壁ぐらいになりそうなので、協力を仰ぐ。 【備考】 ※マッハキャリバーから、タママと加持の顛末についてある程度聞きました。 ※アプトム(名前、顔共に未確認)を殺したと思っています。 ※「化け物」と「人間」の認識の境界がきわめて曖昧です。 ※高町なのは、小砂?、ゲンキ、キョンの妹、朝倉(メイド服を着た女)を化け物と認識しました。 【キョンの妹@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】疲労(中)、顔に傷跡(鼻より上の位置を横一線に斬られている、治療済み)、地球人専用専守防衛型強化服(起動中)、強い決意 【持ち物】『人類補完計画』計画書、地球人専用専守防衛型強化服(起動中)@ケロロ軍曹、ディパック(基本セット一式×2) ボウイナイフ、S&WM10(リボルバー)(2/6)、佐倉ゲンキの死体入りディパック 【思考】 0、アスカを殺して自分も死ぬ 【備考】 ※キョンはハルヒの死を知って混乱していたのではないか、と思っています。 ※kskネット内の「掲示板」のシンジの書き込みのみまともに見ました。 ゼロス以外のドロロの一回目の書き込み、および二回目の書き込みについては断片的にしか見えていません。 ※アスカと小砂(顔は未確認)が殺しあいに乗っていると認識。
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ヴィヴィオは妹を助けたかった。 しかし朝倉は一向にそれを許してはくれなかった。 「どうして妹さんを助けてくれないの! ゲンキ君と約束したのに!」 佐倉ゲンキの二人への遺言、それは妹をゲンキに代わって助ける事。 一時間にも満たない時間会っただけの少年ではあるが、ヴィヴィオは何としてもその願いを裏切りたくなかった。 「……生きてる人との約束が優先よ。あの強大な力に対抗なんて出来ない、今はママを安心させる事だけを考えなさい」 冬月となのはにした約束、『必ずヴィヴィオを守ってみせる』事。 アスカだけだったら違ったかもしれない、しかし黒い怪人を始め危険な強者が多く居る。 万が一放送でヴィヴィオの名前が呼ばれるような事になれば後々に響く、そう朝倉は結論付けたのだ。 ヴィヴィオは後ろを見た、路地の入り口が次第に遠ざかってゆく。 文字通りの見殺しだ、そんな事納得できる筈がない。 「お姉ちゃん、でもっ!!」 ―――しかし朝倉はもう応えようとしなかった。 【B-6 市街地北部/一日目・夕方】 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】疲労(大) 、ダメージ(中) 【持ち物】鬼娘専用変身銃@ケロロ軍曹、クロスミラージュ@リリカルなのはStrikerS、小砂の首輪 メイド服@涼宮ハルヒ、ディパック(支給品一式)、新・夢成長促進銃@ケロロ軍曹、リチウムイオンバッテリー(11/12) 【思考】 0、ヴィヴィオを必ず守り抜く 1、0の為に危険を出来るだけ避けて安全な場所に退避する。 2、キョンを殺す 3、長門有希を止める 4、古泉、みくる、サツキを捜すため北の施設(中学校・図書館・小学校の順)を回る。 5、基本的に殺し合いに乗らない。 6、ゼロスとスグルの行方が気がかり。 7、まともな服が欲しい。 8、できればゲーム脱出時、ハルヒの死体を回収したい。 9、ヴィヴィオの変化が気になる。
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【備考】 ※長門有希が暴走していると考えています。 ※クロスミラージュを改変しました。元に戻せるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 ※制限に気づきました。 肉体への情報改変は、傷を塞ぐ程度が限界のようです。 自分もそれに含まれると予測しています。 ※ゲンキから、キョンの妹を託されました。 ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※どこへ向かったかは次の書き手さんにお任せします。 【リチウムイオンバッテリー1ダース@現実】 小型高性能のバッテリー。首輪探知機で使用できる事が確認済み。 他に使用できる機器があるのかは現時点では不明。 【ヴィヴィオ@リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(大)、魔力消費(中)、深い悲しみ 【持ち物】バルディッシュ・アサルト(6/6)@リリカルなのはStrikerS、SOS団の腕章@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 0、キョンの妹を助けたい 1.なのはママが心配、なんとか再開したい。 2、キョンを助けたい。 3、ハルヒの代わりに、SOS団をなんとかしたい。 4、スバル、ノーヴェをさがす。 5、スグルとゼロスの行方が気になる。 6、ゼロスが何となく怖い。 7、アスカお姉ちゃんが殺しあいに乗ったなんて…… 【備考】 ※ヴィヴィオの力の詳細は、次回以降の書き手にお任せします。 ※長門とタツヲは悪い人に操られていると思ってます。 ※キョンはガイバーになったことで操られたと思っています。 ※149話「そして私にできるコト」にて見た夢に影響を与えられている? ※ゲンキから、キョンの妹を託されました。 ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※首輪探知は失われました。 ※C-6を中心として大規模な火災が発生しました。 ※B-6は中央部まで焼失しました、北部には被害が及んでない区画があります。 ※C-5東部、C-6全域、C-7西部でも延焼中です、更に被害が拡大するのか鎮火に向かうのかは次回以降の書き手にお任せします。 ※火災による煙は上記より広い範囲に広がっている可能性があります。 ※ゼルガディスの死体と首輪、カナブンの死体は焼失したと思われます。 ※B-4の小砂の死体頭部が切断されました、シーツで完全に覆われています。傍には人形が添えられています。
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以上で投下終了となります、多くの支援ありがとうございました。 今回は本当に長くお待たせした事申し訳ありませんでした。
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投下乙なのです! とりあえず…すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! ksk史上最大人数でありながら全く矛盾が見当たらずかなりのハイクオリティとは… 正直、驚愕しました 色々見せ場はありましたが個人的には高町親娘の再会と別れが一番胸にキました 折角再開できたのにすぐお別れなんて悲しすぎる… 健気にも大丈夫と告げるヴィヴィオがもう最高としか言いようがない また、出会えるといいなぁ そして朝倉さんが可愛かったり格好よかったりと忙しかったw 前半のヴィヴィオに対する顔と後半の冷静に判断する姿のギャップにまた惹かれる 妹は妹でお目当ての2人――1人は死体だが――に出会えたが果たしてどうなるのか ここに来てアスカに芽生えた心情は嬉しいがもう二人の少女は止まらないんだよな… でもってネコさんも地味に再開おめでとう! つーか二人から狙われてるアプトムが哀れだw しかも暗殺者+ガイバー&強化されたゼクトールが相手とかもうねwww ハム&夏子は如何せん役不足すぎる 将軍達はなんか一家団欒してるなぁ Ωもいい味出してたしw 改めまして、投下乙でした!!!
投下乙! 長く待った甲斐があった! ものすごい大作。 なんていうか見せ場の連続だったな。 いろいろなものすごい事がありすぎてどこの感想を言っていいかわからないが、 とりあえずアスカとキョン妹の対決がいい所で終わってて気になるw
大作GJ! く、くやしい…これだけ待たされたっていうのに…でも、GJしちゃう…! なんて冗談はさておき、これだけの人数を矛盾なく捌き切るとは…凄すぎる。 ネコさん大暴れによる大火災、逃げるフッキーUに助けるケロロ、高町親子の生き別れに妹のアスカに対する復讐心、 迷うヴィヴィオに切り捨てる朝倉。ズーマとアプトムとネコさんの三つ巴、ああもうGJ!実にGJな展開だあああ! それと一つだけ気になった点を。 虚霊障界(グーム・エオン)は魔法を打ち消す魔法だから物理的な攻撃(生体ミサイル)は防げないと思いますよー。
投下乙! なのはさん可哀想に… ヴィヴィオに出会えたと思ったら即お別れだなんて ただ、再開した時確実にどっちか死ぬと思ってたから …ある意味ラッキーなのかもw Ωはなんだかんだ将軍一家の仲間入りかな? しかし将軍は着々と勢力を拡大していってる… カリスマ性に加え実力も兼ね備えてるとか卑怯じゃないか! そして炎の中の妹対アスカ! スーツがある分妹が有利そうだがアスカも何をしでかすかわからない恐怖があるんだよなぁ ともあれ、乙!
※火災の状況 【B-6 中央部まで】火災により焼失 【C-5 東部】【C-6 全域】【C-7 西部】延焼中 ※参加者現在位置 【B-5 市街地/一日目・夕方】ネオ・ゼクトール 【B-6 市街地北部/一日目・夕方】朝倉・ヴィヴィオ 【B-6 市街地北部/一日目・夕方】アスカ・キョンの妹 【B-6 市街地北部/一日目・夕方】ズーマ 【B-7 喫茶店/一日目・夕方】アプトム・夏子・ハム 【D-02 遊園地/一日目・夕方】ドロロ・リナ 【E-09 湖のリング/一日目・夕方】悪魔将軍・ノーヴェ・古泉・オメガマン・(中トトロ) 【G-2 温泉内部/一日目・夕方】なのは・冬月・ケロロ なんとなく現在位置をまとめてみた。 ゼクトール・ズーマがまだ健在だし炎も鎮火するかどうかわからないから、 市街地付近はまだまだデンジャラスゾーン。
大作乙です。
まさかこんなに良い作品を読めるとは。
各々に見せ場があり考え方もしっかりしてて
これからが益々楽しみになる展開でした。
それぞれの思惑が絡みあうカオスっぷりがとても楽しめました。
本当に乙でした。
>>374 発射する直前にグーム・エオン(ダークミストでも可)を使ったことにして
標準が定まらずズーマへの直撃はなかったって描写にすればいいかもね。
投下乙ー! な、何故だ。ここにきてアスカが可愛く見えてきた! ズーマはかなり幸運な拾いものをしたな 身を隠すのが得意なこいつに再生能力持ちのアイテムってかなり相性良さそう にしてもオメガマンはいい味だしてるなーw
投下乙です! なんという大混戦…… なのはとヴィヴィオの一時の再会、ネコvs暗殺者、相変わらず運の良いアプトム そして、遂に始まった妹とアスカの戦い、どれをとっても素晴らしい出来でした! 将軍一家は不良なΩ兄さんが増えてどうなることやらw 最後にもう一度、本当に乙でした!!!
アスカの接近に直前まで気が付かなかったのは探知機仕舞ってクロスミラージュに持ち替えたからだと 思ってたんだが、今回の修正で探知機もクロスミラージュも装備してるのに直前まで気付かなかった事に なってるよ まぁそれどころじゃなかったorわかっていたけどどうしようもなかったと捉えられないこともないけど ちょっと気になった
>>378 つーか、マジやべぇw
素でラグナブレードくらいしか通じないグーム・エオンで呪文対策はほぼ万全
素でガウリィ並みの体術
アサシン特性で不意打ち耐性および不意打ちスキル持ち
これだけでも怖かったのにさらに魔力に頼らない攻撃手段の確保と防御力アップ、再生能力までも…
アプトムがゲットしてたほうがまだマシだよ!
B-6 市街地北部の朝倉・ヴィヴィオ、アスカ・キョンの妹
逃げて!超逃げて!
>>374 指摘了解しました、他の呪文やアクションに変更する方向で修正いたします。
>>380 確かに描写不足でしたので、「脱出可能な道が限定されていたので光点が近いと解っても行くしかなかった」とwiki収録後に加筆修正いたします。
もう将軍様しかズーマに勝てなくね?
>>383 ユニット剥がしのリムーバー持ってるの将軍様ぐらいだからな。
いちおう、額のガイバーメタルが弱点だとは気づいてない(現時点)のが唯一にして最大の弱点。
でも、回避力は全キャラ中最強だろうし、ユニットのおかげで消耗もしない。
ぶっちゃけスペックだけなら、現行では将軍も凌ぐ最強キャラになった。
まさしく桐山カズーマ状態。
>>383 まぁタイマンならそうかもしれんがズーマが他人と組むとは思えんし多人数でかかれば
勝てない事もないだろ
制限付きとはいえ原作じゃズーマを一瞬で葬ったゼロスとかも大穴
チート化すると早死にするジンクス
逆に考えるんだ、更なるチートが待ってると
>>386 拡声器のジンクスさえ無かった、このロワにそんな物は意味をなさない
スペックが高ければ勝てるというものではないということは、某8700万パワーの超人さんが身を以て証明してくれている
>>389 待て!ギガンティックはガイバーなら誰でもなれるぞ?
つまり対抗する為にギガンティックを出したりしたら…ズーマがギガンティック強化される可能性がw
誰かエヴァ持って来いwww
机や椅子以下の鈍器なら博物館にあんぞ
>>391 XDになってウハウハ→しかし一歩歩いた瞬間爪先が禁止エリア内に
>>388 ところがどっこいは忘れたころにやってくる
これでまだ残ってるのは2つ?
アニメ版にXDは出てないけどありなの?
投下乙!なんだこれは、大作すぎる…!
見せ場ばかりで感想がまとめられねえよ!!
一番涙目なのはどう考えてもアプトムだよなぁ…ハム子頑張れ超頑張れ。
さすがにここで買収はされない気もするがw
>>381 問題はガイバーU号ユニットってことか…やっぱりアレなのか?
コントロールメタル損傷済みなのか!?
こんだけの登場人物がいて 死者数ゼロとか 結構意外
一応ギガンティックは登場してるよ、XDになられたら困るけどwww
そう言えばあんだけやったのにゼクトールはひとりも殺せなかったんだな…… 最強の超獣化兵……
最近猫が勝つ姿が思い浮かばない ズーマに殺されるか、なのはさんに殺される姿の方がイメージしやすいw
405 :
創る名無しに見る名無し :2009/04/25(土) 01:23:21 ID:0Mvfa+nN
かなり強い方なんだけどなあ
ごめんsage忘れた
ゼクトールはボロボロのボコボコだしね、ズーマのタゲ次第だいでは絶望的www
サラマンダーワロスw
ネコさんはアプトムさえ死ねば対主催になってもおかしくはないんだよ! 俺の寿命はもうないからお前らも一緒に死ね!ってキャラでもないと思うし。
残り二つが来たら放送?
連絡が遅れて申し訳ありません 一応完成しているのですが、投下するほどの時間の余裕がなくて… 22時頃までには投下したいと思いますので、お手すきの方は支援いただけるとありがたいです では、また夜に
そろそろかな?
規制感想スレに予約がきてるよ。
お待たせしました 投下開始いたします
腹黒'sの予約来た! 彼らの黒さは見ていて笑えるw
支援
ksk
どうして……こうなってしまった…… ただ、助けたかった。 ただ、救いたかった。 守るべき存在を。 力のない存在を。 それだけだったのに。 怖かっただろう。 苦しかったろう。 足掻いて。 もがいて。 助けを求めていた少年にとどめを刺したのは―― ――私、だ 守れなかった…… 救えなかった…… 恐怖に怯える少年を。 何が、正義超人だ。 何が、キン肉星の王子だ。 だれ一人……救えていないではないか…… あぁ…… あぁ…… 私は――
k s k
+ + + (うーん……困りましたねぇ) ふと、ゼロスは心中でそんな言葉を漏らす。 その原因は目の前の小柄な少年。 と、言っても少年なんて言葉が生温く感じるほど目の前の少年は――厄介だった。 不敵な態度を崩そうとせず、時に宥め時に怒り、あの手この手を使って最小限の代価で利益を得ようとしている。 勿論、ゼロスとてマヌケではない。 何とか情報を得ようとするのだが―― 「だーかーら、何度も言ってんだろうが! あのガキは元々俺が捕まえたんだ 首輪だろうが服だろうが……欲しけりゃキッチリ報酬は頂く。 そんでもってあのガキが持ってた情報の代金には、こっちが損した分色付けてもらうぜ〜」 ――これだった。 目の前の少年は、先程から頑としてこの主張を譲ろうとしない。 少年の言っている事は確かに正しい。 発狂した少年にとどめを刺したのはスグルだし、その分失った情報があるのもわかる。 だが、だからと言ってはいそーですかとやすやす情報を渡すわけにはいかない。 せめて首輪だけでも思い交渉を続けているのだが。 「えぇ、それはわかっています。あの少年の情報については色を付けさせてもらいますよ ……ですが、首輪については話は別です。貴方は既に一つ持っているのでしょう? それならば私達が彼の首輪を貰おうと構わないと思うのですが」 「おいおい兄ちゃん、そりゃないぜ〜。 首輪なんざ多く持ってた方がいいに決まってる。 実験だなんだの時に一個あると二個あるとじゃ全然リスクが違うだろーがよ! あの首輪が欲しけりゃそれなりの代価を頂こうか」
ksk
k s k
目の前の相手は到底折れそうに無かった。 何度か粘って見たが、どうやら譲る気はこれっぽちも無いらしい。 ゼロスには知る術もないが、少年は砂漠の妖怪と呼ばれるほどの悪党である。 このドケチっぷりもある意味当然と言えよう。 「……仕方ありませんね。わかりました、首輪にも代価を支払いましょう」 「へっへ……それじゃあ早速、何を支払うってんだ?」 嘆息交じりの言葉に愉快そうに表情を歪めて少年が手を擦り合わせる。 しかし、ゼロスは一向に動きを見せない。 「お〜い、どうしたんだよ兄ちゃん。今更タダで下さいとか言うなよ?」 そう言って少年は不信気な目付きをゼロスへと向ける。 それを見て慌ててゼロスは口を開き、苦笑いを浮かべる。 「あははー、今気付いたんですけど……まだ、支給されたもののチェックをまだ済ませていないんですよね すいませんが、少々待っていていただけませんか?」 そう、ゼロスにはまだ確認していない支給品がいくつかあった。 代価にはここに来てから得た幾つかの情報を、とも考えたのだがふと考え直す。 もしかしたら、まだ未確認の物の中に相手との交渉を有利に進められるような価値のある物があるかもしれない。 それは自分にとって価値が無く相手にとって価値があるものかもしれないし、逆の可能性もある。 どちらにせよ自分のカードを把握しないまま、無闇に風呂敷を広げるわけにはいかない。 「チッ! 仕方ねぇなぁ。さっさと調べな」 舌打ちを隠そうともせず告げる相手に笑顔を向けると背を向けつつ早速ゼロスはデイバッグの中身を調べ始める。 (さて、何か価値のある物が入っているといいのですが)
ksk
淡い期待を抱きつつ、ゴソゴソと探るように手を動かしていると指先に柔らかい感触が。 (これは……リボン、ですか?) ゆっくりと引っ張り出されたそれは、普通のサイズより幾分か大きいリボンだった。 桃色と白色で構成されたリボン。 しかるべき人がしかるべき場所で付けたのならさぞや可愛らしいだろうが、到底この場所では役に立ちそうもない。 仕方ないとため息を吐きつつ他には何か入っていないかと探ってみるが、どうやらリボン一つだけだったらしい。 (さて、どうしましょうかね) 現状、交渉のカードに使えるのは原稿、楽譜、リボン、食料の四つのみ。 消去法で選んでいくとすれば真っ先に原稿が除外される。 少しずつ解読を進めているとはいえ未だ内容はわかっていない。 ただの文章が連なっているだけの物なら渡しても構わない。 だが、もしこれが主催者に繋がる情報を秘めているとしたら――そう考えると原稿を手放すのは焦燥といえよう。 続いて消えるのは食料。 ゼロス自身は特に必要とはしないのだが、普通の人間は違う。 仮に『セイギノミカタ』を集めたとしても食料が足りず仲間割れなんて事態になったら? 一口に『セイギノミカタ』と言っても思想や環境、背負っているものに差はある。 歯車が噛み合っているうちは構わないが何かのきっかけで噛みあわなくなれば集団は一気に瓦解する。 そこまで行かずとも、空腹を抱えた状態で主催ないし強力な敵と戦うのは危険すぎる。 後々の利用価値を踏まえて食料も除外。 残りは楽譜、リボンなのだが…… (こんな物で首輪を得られるとは思えないんですよねぇ) 交渉のカードとしては、些か弱い。
k s k
多少話してみてありありと感じたが、目の前の相手は恐ろしく頭がキレる。 首輪の大切さや情報の持つ価値を理解し、目的の為なら容赦なく拷問にかける考え方を持っている。 スグルのような単純な相手ならともかく、この相手に対して楽譜やリボン程度で首輪を得られるとは思えない。 ならば次に切るカードは情報。 だが、これも難しいだろう。 相手のカードは少年から得た情報、相手が自ら動いて得た情報、そして首輪の三つ。 一つのものを得る代価は、此方の情報+α。 原稿と食料を残すとすれば、相手から得られるのは三つのうち一つしかなくなってしまう。 (情報か首輪か……首輪は欲しいですが、そのせいで情報を得られないのは困りますね セイギノミカタに出会っている可能性も低くはないですし、他にも有益な情報を持っているのかもしれない…… ただ、役に立たない情報を買わせようとしている可能性もまた有り得るんですよねぇ) 情報、と一言で言ってしまえば簡単だが、その種類は無数にある。 出会った参加者、エリアごとの地形の様子、危険人物の存在はたまた主催者の詳細まで多岐に渡る。 また、極論を言ってしまえば○○のエリアには木があった、でも情報には違いないのだ。 (まぁ……考えすぎ、ですかね。取引の信頼を裏切ってそんな真似をするメリットとデメリットがわからないほどのマヌケには思えません、し) しかし、情報は信頼できるものと仮定したとしても――寧ろそう仮定することでゼロスの迷いは深まっていく。 情報と首輪。 どちらともこの場においてはどんな武器よりも重宝するものだ。 果たして、ゼロスが選んだものとは――
ksk
k s k
+ + + ――ギャアァァァァーーーーーーーー!!!!!!! スマナイ…… スマナイ…… 私には、わからなかったんだ。 どうすればよかったのか。 ただ、君を救いたかった…… ――ヴァ! ア゛ア゛ア゛アッ゛ッ゛ッ゛ッ!!!! ヴァァーーーーッッ!!!! 私は、間違っていたのか? 心配ないと。 大丈夫だと。 笑顔で抱き締めてあげれば。 安心してくれると思っていたんだ。 ――可哀相に やり残したことがあっただろう。 叶えたい夢があっただろう。 それを…… それを…… こんな所で、奪い去ってしまった。 こんな所で、粉々にしてしまった。
ksk
……この、私が。 ――どんなに怖かったでしょうね? あぁ…… わかっているよ。 恐怖に引きつった表情。 白いものが見える頭髪。 決して消えない顔の皺。 全てが私に訴えてくるんだ――怖かった、と。 ――とどめを刺したのはテメーだろうが! その……通りだ。 傷つき、怯えていた。 叫び、泣き叫んでいた。 今にも破裂しそうで…… 今にも壊れそうで…… 私が、溢れさせた。 ハハ……これではただの―― ――ヒトゴロシ、ではないか。
+ + + (っへへ……もうけもうけ。あの豚っ鼻のおかげで得しちまったぜ〜) 意気揚々と歩みを進めながら砂ぼうずこと水野灌太は愉悦の笑みを漏らす。 その手には、明らかな一般サイズ以上のリボンとよくわからない曲の書かれた楽譜が握られている。 どちらも先ほど出会った相手から得たものである。 ゼロスと名乗る相手との交渉は、上々と言える結果に終わっていた。 本来なら互いの情報を交換するだけで終わっていたはずなのだが、相手の仲間のミスのおかげで優位に交渉を進めることができた。 大した損害も無く情報と支給品を得られて事は勿論、交渉で得た情報は灌太にとってはどんな物よりも重宝する情報だった。 今の灌太には、学校にある不思議なマークの存在も手に握られた物品も頼りになるセイギノミカタの存在も心動かされない。 灌太の得た重大な情報、それは―― (待ってろよ〜ボインちゃん!) ――学校にいるスタイルのいい少女の存在。 聞けばその少女の髪の毛の色は、青みのかかった鴉の濡れ羽色。 自分の拾った髪の毛の色と一致するではないか。 更に、だ。 その少女はスタイルのいい――簡単に言えばボインちゃんとの事。 コレを聞いて灌太が向かわないわけがあるだろうか? いやない。 そして灌太は当初の予定を変更して学校へと向かう、そこに待つボインちゃんを目指して。 その先に待っているものを、未だ知らずに…… 【水野灌太(砂ぼうず)@砂ぼうず】 【状態】ダメージ(中) 【持ち物】オカリナ@となりのトトロ、手榴弾×1、朝倉涼子・草壁メイ・ギュオーの髪の毛 ディパック×2、基本セット×4、レストランの飲食物いろいろ、手書きの契約書、フェイトの首輪、 ksknetキーワード入りCD、輸血パック@現実×3、護身用トウガラシスプレー@現実、リボン型変声器@ケロロ軍曹 First Good-Byeの楽譜@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 0、待ってろよ〜ボインちゃん!。 1、何がなんでも生き残る。脱出・優勝と方法は問わない。 2、首輪を外すにはA.T.フィールドとLCLが鍵と推測。主催者に抗うなら、その情報を優先して手に入れたい。 3、遊園地が怪しいので一応行ってみるが、長居はしない。『パソコン』があると良いな。 4、支給品『CD』を『パソコン』に入れれば、『ksknet』のキーワードを知れば、『ksknet』で『何か』が得られる? 5、その後は北の市街地に向かい、ボインちゃんを雨蜘蛛から守る。一応ホテルには向かう。 6、ノーヴェを探す。そして……いっひっひっひ。 7、蛇野郎(ナーガ)は準備を万全にしてから絶対に殺す。 8、首輪を分析したい。また、分析できる協力者が欲しい。 9、関東大砂漠に帰る場合は、小泉太湖と川口夏子の口封じ。あと雨蜘蛛も? 【備考】 ※セインから次元世界のことを聞きましたが、あまり理解していません。 ※フェイトの首輪の内側に、小さなヒビが入っているのを発見しました。(ヒビの原因はフェイトと悪魔将軍の戦闘←灌太は知りません) ※分解したワイヤーウィンチはシンジを縛るのに使っています。 ※シンジの地図の裏面には「18時にB−06の公民館で待ち合わせ、無理の場合B−07のデパートへ」と走り書きされています。
ksk
かそく
k s k
+ + + 「さて、と……問題はここからなんですよねぇ」 うーん、と表情を苦いものに変え、ゼロスは一人ごちる。 砂ぼうずと名乗る相手との交渉では思ったよりもいい結果を得ることができた。 理由はわからないが、朝倉達のことを話した途端砂ぼうずの態度が一変し、結局リボンと楽譜と此方の情報を渡しただけで首輪と相手の情報を得ることができた。 中でも興味深いのはA.T.フィールドやLCLと言った主催者へと繋がりそうな言葉の存在とその考察。 コレに関しては相手も詳しい情報を引き出すまでには至っていなかったらしく詳しい正確な情報は得られなかった。 しかし、その言葉に対する砂ぼうずの考察はとくに興味深い物だった。 現状、焦点を置くべき情報はコレだろう。 そして悪魔将軍やノーヴェ等の強大な悪の存在。 聞けば彼らはウォーズマンを探しているらしい。 正義と悪、この二つの道が交じり合えばどうなるか……それは子供でもわかるだろう。 話を聞く限りでは、悪魔将軍は相当な残虐さらしい。 加えて仲間もいるとあれば、ウォーズマン一人ではあっさり殺されてしまうのが目に見えている。 敢えて捨て駒にして悪魔将軍の戦力を削るのも構わないが、貴重なセイギノミカタが減ってしまうのは惜しい。 彼ら自身は動かず駒を使って探しているらしいのでそう簡単には接触しないだろうが、万が一という事も有り得る。 一度悪魔将軍とやらがどれ程の者なのか見ておくのも悪くはない。 だが、悪魔将軍の居場所はここから東。 朝倉達と合流するならば向かうのは北。 一応砂ぼうずが向かっているため、自分達の安否は伝わるだろうが些か不安は残る。 「どちらにせよスグルさんと話してから、ですね。……もう立ち直ってくれてるといいんですが」 軽く頭を振って思考を切り替える。 自分がやりすぎたとは言え、スグルの落ち込みようは酷かった。 今までの道中で気付いたが、彼は感情の振れ幅が人一倍大きいらしい。 怯えている存在――それも無力な一般人が自分のせいで死んだともあればダメージは深刻だろう。 「いや、寧ろ好都合かもしれません。うるさいままだと首輪を外すのに烈火の如く怒りそうですし……」 ポツリ、そんなことを呟く。 異常なまでに倫理観の強いスグルのことだ、死者の首から首輪を外すとなれば必ず反対するだろう。 止められる前にコトを済ませるのも悪くないが、折角の信頼を壊すのは勿体無い。 かと言って口先だけで納得させるのも難しい――通常ならば。 今のスグルはどうしようもなく心が弱っている。 罪悪感を煽りつつ、彼のためだと言い張れば案外上手くいくかもしれない。 いっそ落ち込んだままでいてくれれば御しやすい。 そんな事を思いつつゼロスはスグルの所へと歩みを進める。 にっこりと、笑顔を浮かべて。
【ゼロス@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】絶好調 【持ち物】デイパック(支給品一式(地図一枚紛失))×2、草壁タツオの原稿@となりのトトロ 【思考】 0:首輪を手に入れ解析するとともに、解除に役立つ人材を探す 1:A.T.フィールドやLCLなどの言葉に詳しい人を見つけたい。 2:悪魔将軍の元へ行くか朝倉と合流するかをスグルと話し合う。 3:ゲンキとヴィヴィオとスグルの力に興味。 4:ヴィヴィオの力の詳細を知りたい。 5:セイギノミカタを増やす。
ksk
+ + + ざっ、ざっ、ざっ 足音が聞こえる…… ゼロスが帰ってきたのだろうか。 死んでしまった少年など気にも留めず。 あろうことか少年を縛った男と交渉を始めおった…… 少し冷たいところもあるが、根は心優しい。 それは私の勘違いだったのか。 ……いや、私が言えることではない、のか…… 少年を殺した、私が…… ヒトゴロシの、私が…… 何度も 何度も 少年の断末魔が聞こえる 私を、恨んでいるのだろう。 私を、憎んでいるのだろう。 ……スマナイ。 ……スマナイ。 私が殺してしまった少年よ―― ――どうか、許してくれ 【キン肉スグル@キン肉マン】 【状態】脇腹に小程度の傷(処置済み) 、強い罪悪感と精神的ショック 【持ち物】ディパック(支給品一式)×4、タリスマン@スレイヤーズREVOLUTION、 ホリィの短剣@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜、金属バット@現実、100円玉@現実、不明支給品0〜1 【思考】 0:私のせいで少年が……私が悪いんだ……許してくれ 1:シンジを埋葬してやる。 2:ゼロスと協力する。 3:学校へ行って朝倉とヴィヴィオと合流する。 4:ウォーズマンと再会したい 5:キン肉万太郎を探し出してとっちめる。 6:一般人を守り、悪魔将軍を倒す。 ※砂ぼうずの名前をまだ知りません。
以上で投下終了です またしても期限を過ぎてしまい本当に申し訳ありません 矛盾、誤字脱字等あれば指摘よろしくお願いします あ、タイトルは『贖罪』です
投下乙です まずいな、やっぱりゼロスはこの状況を利用し出したか スグルは当分このままだろうな そして砂ぼは女の情報に釣られたかよw 確かに朝倉はスタイルいいけど学校付近は激戦だぞ
投下乙です ___ / || ̄ ̄|| ∧_∧ |.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・ | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/ | | ( ./ / ___ / || ̄ ̄|| ∧_∧ |.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった !? | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/ | | ( ./ / ___ ♪ ∧__,∧.∩ / || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった! |.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった ! | ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪ | | ( ./ / ___ ♪ ∩∧__,∧ / || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった! |.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった! | ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ | | ( ./ / `) ) ♪ ゼロス汚いなさすがゼロスきたない
投下乙! スグルはまだつらいよな 果たして立ち直れるのか そして灌太はボインに釣られて激戦区へ行ったのかw 相当危険だがどうなるのか
投下乙! スグルがどんどん落ち込んでんなぁ… 軽く鬱ってるみたいだし超不安 そして砂ぼうずがww 朝倉さん逃げてー
投下乙! さすがはゼロスと言うべきか、さすがは砂ぼうずと言うべきか… それにしても今のキン肉マンは凄く危ういなー ゼロスがうっかり神経逆撫でしてしまわないか不安だ
投下乙! 逃げてー朝倉さん!乳が狙われていますよーw …砂ぼうずとゼロスは絶好調だな。 それに引き換えスグルはどん底まで落ち込んでいるな。 頑張れ、キン肉マン!なんとか立ち直って欲しいが…難しいだろうなぁ。
まぁキン肉マンの精神構造なら自虐より一般人に悪行残虐技を仕掛けた相手超人に怒りを向けそう だけどな〜
>悪行残虐技 なんとなくだが砂ぼうずはリングの上でも一流の悪魔超人になれる気がするw
それでもキン肉マンならここ一番の時には立ち上がってくれるさ。 ダメ超人に思える時があっても、やっぱりあいつは最高のスーパーヒーローだからな!
超人絞殺刑をチンポにかけたような技だもんな
支給品が1〜4個だったのがちょっともったいないと思ってしまった。
不明支給品0〜2でも重要な支給品が2つ出ることもあるのに 不明支給品1〜4でリボン型変声機だけだと 支給品で話が発展する展開もなくなるし、もったいないと言えばもったいないな。
批判ってレベルじゃないけど、このロワ全般として武器が少ないのが寂しい気がするな。
規制されているので仮投下に落としました。 本当にお待たせしてすみません…… なお明日も一日中パソコン見れないので、修正などは月曜日までできません。
仮投下乙です! 感想は本投下時までとっときますが、第三弾来たー!
仮投下読ませていただきました。 感想は本投下の時としまして、ウォーズマンがスバルを発見した経緯が丸々省略されているのがちょっと気になりました。 地下に埋まっている筈なのに簡単に見付かりすぎな印象がありますので「リィンがいなければ見つけられなかった」という説明や 「ありがとうなら彼女に言ってやってくれ、俺だけでは埋まった君に気付かなかっただろう」などと言わせるてみるのはどうでしょうか?
>>455 俺は開始してから丸一日くらい経って、実は不明支給品がこんなに凄いアイテムだった!とかいう
展開になると萎えるけどなぁ
リボン型変声機くらいでちょうどいい
支給品については好みの問題ってレベルだろうねー
不明支給品が凄いアイテムだったとかになると贔屓くさく感じたりすることが多いからこれぐらいでいいなぁ
仮投下乙です!感想はやはり本投下まで取っておきますが、面白かったー!!
ナーガ様の1人称が途中から「私」に変わっていたので、Wiki編集時に直すぐらいですかね?
>>459 さんの追加案もいいんじゃないかな、と思います。
矢神部隊長も誰かと一瞬思ったw
慌てて書き終えたせいで色々ミスが……すみませんorz 明日までに修正案を落としますので、よければ本投下お願いします。規制中なので……
意見どうもありがとうございます 確かに不明支給品1〜4で1個だけってのは勿体無いですね 武器が少ない、凄いアイテムだと萎える…との意見もありましたので それを元に少し修正しようと思います
今よりリヒャルト・ギュオー、タママ二等兵を投下いたします。
「ギュギュッチー、ボクを選んでくれてありがとうですぅー!」 タママが併走するギュオーにそんな言葉を投げかける。 パッチリした瞳に小柄な身体、見た目には無害なこのケロン人―――中は真っ黒! (メイちゃんの仇は絶対楽に殺さないですぅ! 後悔させて後悔させて心底反省する程痛めつけてから殺すですぅ!) 彼の脳内で恐ろしい光景が繰り広げられる、妄想でも強がりでも無く彼は本気でそれを実行するつもりなのだ。 未遂に終わったが―――先程気に入らないという理由だけで加持に延々と暴力を振るった末に殺そうとしたのだ。 「気にする事は無い、向こうは居場所がハッキリしておるがこちらは大まかな行き先しか解らん……どちらに助けが必要かは一目瞭然と思わんかね?」 そして実際に加持を殺したのがこのリヒャルト・ギュオー、彼もまた悪人に分類される。 (つまりコテージに向かえば確実に危険な奴と関わらねばならぬという事……追跡が徒労に終わろうが戦わずに済むに越した事は無い) 元より草壁メイの敵討ちなど興味は無い、より自分に得になりそうな選択をしたというだけである。 ならどちらにも行かず一人神社で帰りを待つという選択肢は無かったのか? ギュオーはそれを真っ先に却下した。 何もしない事は確実に二人の心証を悪くする、今回限りの身の安全と引き換えに信頼を損なうのはデメリットが大きすぎるという訳だ。 (どうせ奴が逃げたのは何時間も前、探すフリをして施設の探索でもさせてもらうとしよう) ギュオーが見た島の施設は神社とレストランのみ、どちらも首輪解析に繋がる手掛かりや道具一つ見付からなかった。 せめて市街地に行く前にあと一箇所程度調べておきたい、それがギュオーの出した結論である。 「タマタマタマタマタマーーーッ!! それでは飛ばすですよーーっ!!」 そんな彼の本心に気付いているのか不明だが遅れを取り戻すべく腹黒ケロン人が加速する。 邪魔な車など存在しない、広い車道を二人は駆ける。
(人間風情でボクの足から逃げられるとは思わない事ですぅ! すぐ追いついてみせるですぅ!) (ケロン人の一兵卒でこの脚力……やはり侮れんな、降臨者との関係も機を見て訊ねるとしよう) タママは走る走る、センターラインの上を仇に早く追いつこうと風の様に疾走する。 ギュオーもそれに苦区も無く付いてゆく、さすがは腐っても獣神将。 緑豊かな丘陵を左手、こんもりと盛り上がる砂丘を右手に見ながら一向にペースを落とさない。 この二人、身体能力だけならかなりのものであるが見ていてやたら不安なのは気のせいか。 ―――たぶん間違ってない 腹黒ランナーが過ぎ去って暫くした砂丘で突然砂が盛り上がる。 地中に何者かが隠れていたのだ、男は二人か戻ってこない事をそのまま動かずに確認する。 「……どうや行っちまったようだな。それにしてもあんな派手な格好で動くとはね〜、よっぽどの馬鹿だなアイツは」 赤は遠距離からでも非常に目立つ、緑の背景となれば尚更目立つ。 タママ一人だったのたら結果は違っていたかもしれない、しかしより早く二人を発見したのは雨蜘蛛。 只ならぬ速度で向かってくる不審者に関わる気にはとてもなれず砂に潜り込んでやり過ごしたのだった。 「う〜、まだ気持ち悪い。あの緑の場所で休むか……」 まあ、実際には体調が優れない以上どんな相手でも接触する気分にはなれなかったろうが。 雨蜘蛛はそのまま道路を横断して素早く森へと消えた。 ―――これでタママ本人が知る事無く第一の機会は過ぎ去ったのだった。 ※
「左に行けば博物館、右はやや遠いが人が集まりそうなモールか。どうするかねタママ君?」 I−8、Y字路で標識を見ながらギュオーが訊ねる。 E−10に禁止エリアが有る為メイ殺害犯は何処かで上陸したと考えるのが自然、そして行き先となりえるのがこの二つだ。 「う〜ん、博物館の方が近いですけどぉ……海から遠いですしねぇ。モールは遠いですけどぉ、途中の道路は海沿いで奴が居そうですしぃ……迷いますねぇ」 ニアミスが有ったとも知らずに相談する二人、まあ彼らも雨蜘蛛との遭遇はもっと先と考えていたので仕方無いとも言えるが。 所謂灯台下暗しという奴である。 「ならば二手に別れるとしよう、私は博物館でタママ君がモールだ。採掘場で待ち合わせして神社に戻る、どうだね?」 ギュオーが左の道路に位置取りしながらタママに提案する。 相談の形をとってはいるが今にも走り出さんとする体勢、実質的にYesかNoの二択のみ。 「わかったですぅ! ギュギュッチー、もし奴が見つかったら生かして採掘場に連れてくるですぅ!」 そしてタママはとにかく早く犯人に辿り着きたかった為にあっさりと了承して右の道路へ走ってゆく。 ギュオーはその後ろ姿を見送った後ニヤリと笑い、自分は先程よりペースを落として博物館を目指す。 「博物館……いかにも首輪や主催者に繋がる何かが得られそうな場所だ、それに移動距離も短く体力の消耗も抑えられる」 一石二鳥だとしたり顔のギュオー。 体力の回復と知識の収集。 レストランの時とは違い、今回はしっかりと目的を持った提案だった。 ※
そしてキョロキョロと犯人を捜しながら海岸沿いの道路を駆けてゆくタママ二等兵である。 走っているうちに彼もギュオーの態度にどこか引っ掛かるものを感じていた。 「ひょっとして、ギュギュッチは博物館が気になるのですかぁ? それはそれで構いませんけどぉ」 提案は納得できるものだったし今更引き返すつもりもない。 単純に犯人がそっちに居る可能性が高いと踏んだのかもしれないと解釈してタママは一人納得する。 「犯人が見付かるならそんな事どうだっていいですぅ! オラオラオラオラオラーーーッ!!!」 一層ターボを効かせて海岸道路を走り抜けるのだった。 ※ 「これはこれは……誰の仕業か知らんが見事な暴れぶりだな」 ギュオーが博物館の敷地に入るなり見た光景、それは一面焼け野原になった芝生と残骸と化した黒焦げリングであった。 すぐさま地面に手を当ててみるが鎮火してかなりの時間が経過しているのだろう、さほど熱は感じられない。 そして遠くに見える博物館そのものに外見の異常は見られない、何があったかはこれから調べるとして収蔵品に被害が及ばなかった事に安堵した。 周囲に気を配りながら焦げた芝生に足を踏み入れる。 手掛かりは直ぐ見付かった、リングの成れの果てに首無しの死体が埋もれていたのだ。 「首輪を回収したか、やはり考える事は皆同じらしいな。血の固まり具合からして死亡は早朝、メイ殺しの犯人とは別人と見るのが妥当だな」 詳細名簿を見ていた為ガイシャの身元はすぐに解った。 アシュラマン―――六本の腕を持つ参加者という特徴は間違えようがない。 更に別の死体が埋まってないかと思ったが見当たらない。 ここに居た何者かはウォーズマンに匹敵する強者、アシュラマンを殺した上で首輪を持ち去った。 もう近くには居ないだろうがますます集団で行動すべきだなという思いをギュオーは強くする。 「危ない奴は予想以上に多い……やはり信頼を保つに越した事は無い」 これ以上調べる価値は無い、そう結論付けてギュオーはリングを後にした。 こんな場所にリングが設置されていた理由については考えるだけ無駄だ、殺し合いの目的すら不明なのだ。 元より本命は博物館、哀れなアシュラマンの死体をそのままにしておく事に一切躊躇いは無い。 残された物言わぬ抜け殻は朽ち果てるのをただ待つのみだった。
ksk
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※ 「『解剖! アリゾナ総本部』『貴方も一日でムキムキマンに! クロノス調整槽のひみつ』か、うぬぬ……」 メサに偽装された総本部を縦割りした模型に人がすっぽりと入る調整槽。 念入りに入り口から様子を窺って人影が無い事を確認したギュオーが発見したのはそんな展示物だった。 十二神将の一人である彼にとってはその真贋を見分けるのは容易い―――その結論は嘘偽り無い本物。 主催者の連中はクロノスの機密すら容易く奪える、その事実を突きつけられギュオーは一つの説を考える。 ―――この展示物はお前達の事なら何でも知っているぞ、という警告ではないか? この会場から脱出したとしても隠れる場所は何処にも無い、そう思わせるのも目的の一つという訳だ。 しかし何一つ証拠は無い、ここは展示に嘘が無い事だけを考えるべきだとギュオーは雑念を払う。 ホールを見渡せば隅まで展示された彼にとって9つもの異世界の物品と情報。 名簿の裏をメモにしてギュオーは熱心に観察する。 ―――当然ながらメイ殺しの犯人など彼の頭からは消えていた。 ※ 改めて場面が変わりこちらはタママ二等兵。 犯人を発見できないまま辿り着いたのはF−10のショッピングモール。 奴はあそこに居ますかぁと意気込んだのも束の間、モールから続け様に破壊音が響いてくる。 様子を窺う事にしたタママが見たのは暴れまわる二人の超人の姿だった。 (なーんか係わり合いになりたくない人たちですねぇ、加勢しろなんて無理に付き合わされるのはごめんですぅ) 犯人でない事は一目で解った。 巨大な手を背負ったホッケーマスクの男とブタ鼻とさか頭のツルッパゲ、どちらも聞いていた特徴とは違いすぎる。 「まだまだ僕は余裕だよ! あんたみたいな外道に負けてたまるもんかオメガマン!」 「生意気を……必ずその首をコレクションに加えてやるわ〜、キン肉マン!」 声を掛けるようにもお互い相手の事しか目に入っていないらしくタママに気付く様子は無い。
ksk
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(これは聞くだけ無駄かもしれませんねぇ、勝手に探させてもらいますぅ) そのまま二人に見付からない様にモールを見回るがやはり誰も居なかった。 がっかりして外に出るとまだ破壊音が聞こえてくる。 「勝手にやってろですぅ……」 溜息が出た。 時計を見ればそろそろ採掘所に向かわなければいけない時間だった。 ※ 「いかんなもうこんな時間か。つい夢中になりすぎた」 ギュオーが気付いた時には既にかなりの時間が進んでいた。 タママはとっくに採掘場で待っているかもしれない、まだ見て回りたいがこちらに来られたらサボッた事がバレるかもしれんと思い直す。 せめてあと少しと案内図を見ると『ロッカールーム』という文字に目が留まった。 「我がクロノス戦闘員の服に加持が着ていたものと似た制服、それに一般的な学生服か……十分な成果だ」 10分後、そこには元気に博物館を後にするリヒャルト・ギュオーの姿が! ロッカールームには何種類もの制服が入っていた。 サイズの合うものは三着しか無かったがそれでも服の心配が無くなったのは大きい。 「フフ……これで緊急時に躊躇い無く獣化できる」 変身の度に服を脱ぐのではいつかは隙を付かれる、その心配が無くなってギュオーは満足げに採掘場へ向かった。
ksk
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「大丈夫だスエゾー、きっと何処かに食べ物が置いてある」 「ホンマならええんやけどな、あ〜早く食いモンが欲しいわ〜」 ギュオーが立ち去って数分後、階段を降りてくるガイバーとモンスターの姿があった。 彼らは今の今まで部屋に篭りきりでパソコンに集中していたので束の間の訪問者には気付く事が無かった。 そしてギュオーも全ての部屋を確認する手間を惜しんだ為に彼らの居た部屋を見逃した。 こうして第二のニアミスは誰一人気付かぬまま過ぎ去ったのである。 ※ 「こんなに探して居ないなんてぇ……ギュギュッチは本当に真面目に捜してくれたんですかぁ?」 G−7採掘場、互いに成果が無かった事を確認した二人は今後の相談に移っていた。 いきなりタママが疑いの目でギュオーを見る、本性モードで凝視されるとさすがの獣神将も思わず顎を引く。 「も、もちろんだタママ君、私は熱意を持って博物館を捜索したが奴の姿は影も形も見当たらなかったのだよ! 「そうですかぁ? じゃあ奴は何処に隠れてるってんですかぁ!?」 今にも八つ当たりしてきそうな形相でタママが憤った、このままではマズいとギュオーはとにかく彼の矛先を逸らす事を試みた。 そうしなければこの腹黒蛙、いつ態度を翻すかわかったものではない。 「タママ君、そもそも犯人は本当に東に向かったのか? ここは最初から考えてみる事から始めようではないか」 そう言ってギュオーは地面に地図を広げた。 タママが話を聞く構えを見せたのを確認して成功だとほくそえむ。 「メイが拉致されたのは明け方の神社だ、遺体発見現場がこの辺り……そして昼間にレストランを訪れている」 指で地図をなぞりながらギュオーは一つ一つ判明している事を確認する。 タママは頷きながらそれを聞いていたが最後で首を傾げる。
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「そういえばクロエから奴が東に向かった理由を聞いてなかったですねぇ、ひょっとしてハズレって事だったんですかねぇ?」 二人がウォーズマンから聞いたのは海岸に残された痕跡のみ、肝心の根拠は伝えられていなかった。 それに対してギュオーは独自の推理を展開する。 「では考えてみよう、まずウォーズマンが見つけた食事の跡が確かに犯人のものであるのか? 答えはYESだ」 その理由は何ですかぁ?と聞きたげなタママの視線を受けながらギュオーは理由を説明する。 「朝の食事か昼の食事かは煮炊きの跡を調べれば解る。機械超人であるウォーズマンの分析は十分信ずるに足る、放送の前か後かは不明だが昼間に奴が海岸に居たのは間違いない」 ギュオーはトントンと地図の海岸を叩いた。 「わざわざ辺鄙な場所を選んだのは食事中に隙が出来るからだろうが……自炊したのは食料を節約する為か他の理由か。奴がメイの荷物を手に入れてる事から食料を失ったとは考え難い」 そこまでは解らないがさして重要とは思えない部分、タママも気にせず話は先に続く。 「成る程ですぅ〜、それで東に向かった理由はどう考えるです?」 ここからが肝心な部分だ。一度咳払いしてからギュオーは口を開いた。 「私が彼の考えを知らない以上、その結論も一度忘れるとしよう。ここは奴の気持ちになってみる事だ」 犯人の気持ち、と言った途端タママの目元が歪むが他に言いようが無い。 さすがにその程度で爆発しないだろうと話を続ける。 「奴の行き先に放送が影響したのか不明な以上、まずは聞いてないという前提で考えてみよう。ボートに乗る目的は何だねタママ君?」 「それは移動する為ですぅ!」 即答が来た、当然の答えだ。 それに満足そうな表情を浮かべギュオーは地図に置いた指を海上に伸ばした。 「奴が海に出た時点ではJ−3の禁止エリアは無かった、となれば西回りと東回りのどちらで移動を始めた……」 ギュオーの指が東に動く、海岸沿いを進んでぐるりと曲がり真っ直ぐ北へ。 そしてF−10で止まる、これ以上は禁止エリアで先に進めない。 「東回りなら誰だってモールを目指しますよねぇ、でも変なオッサン二人しか居なかったですぅ。そして東の砂浜には足跡一つ無かったですう」 納得の行かないという表情のタママ、先程熱心に捜したたけに当然だろう。 「なら途中で上陸したという線も考えられる、その場合施設を避けて行動してるという事になるな」
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ギュオーは施設から離れた森へと指を動かした。 西から神社、採掘場、博物館、モールと並ぶ施設を避けると近いのは山小屋か廃屋、そこで指が止まる。 気のせいかタママの眼光が強くなった。 「……とはいっても決め手は無い、今度は西回りの可能性を考えるとしようタママ君」 結論を急ぐことは無いとギュオーは再び指を南部の海岸に戻す。 「コテージが目的地ならわざわざボートで移動する必要は無い、温泉も少し海から離れている、行くとしたらその先と考えるべきだな」 ツツツと指が狭い海上を動く、それはあくまで地図の都合で実際には水平線が見える程開けているのだろうが。 指が止まったその場所は―――遊園地。 「二つの禁止エリアで封鎖されかけた施設、如何にも興味をそそられる場所と思わんかね? さらに足を伸ばして市街地を目指した可能性もある」 如何にもな可能性にタママの表情は真剣だ、きっとその頭の中では「ありえるですぅ」という考えが巡っているのだろう。 だが西回りと考えるにはクリアせねばならぬ問題がある。 「でも、奴が放送を聞いてから海に出た可能性もあるんですよねぇ。そしたら西は危ないと避けませんかぁ?」 最もな意見だ、一時間以内に禁止エリアになる場所に飛び込むのは危なすぎる。 しかしギュオーはそれを予測して既に答えを用意していた。 「逆だ、むしろそちらに何か有ると気付いた可能性がある。遊園地の禁止エリアが意図的ならその前に立ちふさがるJ−3も意図的……そう思わんかね?」 キラリと歯を見せて結論付ける、証拠は何一つ無いが犯人探しに熱心だというポーズは見せられた……筈。 するとタママは突然キラキラーッとギュオーに向けた瞳を輝かせた。 「凄いですぅーーーーーっ!! そんなギュギュッチの事を疑ったなんてボク恥ずかしいですぅ!」 ……どうやら効果は予想以上だったらしい。 「とにかく一度神社に戻ってウォーズマンと改めて相談だ、奴の推理の根拠も聞く必要があるからな」 さっきまでの憤りが雲散霧消した事に内心安堵しながらギュオーはこれからの行動を口にする。 話しているうちにもかなり時間が経過してしまっていた、早く神社に戻らねばならない。
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「はいですぅ! 今度こそ奴をとっ捕まえるですぅ!」 早足で前を進むタママの後姿を見ながらギュオーは地図をバッグに格納した。 その中には彼を欺いて得た成果が詰まっている。 多くの異世界に関する知識がその中には有る。 残念ながら直接首輪解除に繋がるような展示物は見当たらなかった。 いや、全てを見た訳ではないのであったかもしれないが確かめる術は無い。 ともかくこれで――― (信頼と休息と知識を得られたか、後は分析と実験だな) ギュオーが求める世界に一歩近付いたのか―――それはまだ、解らない。 【G-7/採掘場/一日目・夕方】
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【リヒャルト・ギュオー@強殖装甲ガイバー】 【状態】 全身打撲、中ダメージ、回復中 【持ち物】参加者詳細名簿&基本セット×2(片方水損失)、首輪(草壁メイ) 首輪(加持リョウジ)、E:アスカのプラグスーツ@新世紀エヴァンゲリオン、ガイバーの指3本 空のビール缶(大量・全て水入り)@新世紀エヴァンゲリオン、ネルフの制服@新世紀エヴァンゲリオン、北高の男子制服@涼宮ハルヒの憂鬱、クロノス戦闘員の制服@強殖装甲ガイバー 毒入りカプセル×4@現実、博物館のパンフ 【思考】 1:優勝し、別の世界に行く。そのさい、主催者も殺す。 2:タママと一緒に神社に向かい、仲間を待つ。 3:自分で戦闘する際は油断なしで全力で全て殺す。 4:首輪を解除できる参加者を探す。 5:ある程度大人数のチームに紛れ込み、食事時に毒を使って皆殺しにする。 6:タママを気に入っているが、時が来れば殺す。 ※詳細名簿の「リヒャルト・ギュオー」「深町晶」「アプトム」「ネオ・ゼクトール」「ノーヴェ」「リナ・インバース」「ドロロ兵長」に関する記述部分が破棄されました。 ※首輪の内側に彫られた『Mei』『Ryouji』の文字には気付いていません。 ※擬似ブラックホールは、力の制限下では制御する自信がないので撃つつもりはないようです。 ※ガイバーユニットが多数支給されている可能性に思い至りました ※名簿の裏側に博物館で調べた事がメモされています。 【タママ二等兵@ケロロ軍曹】 【状態】 疲労(中)、全身裂傷(処置済み)、肩に引っ掻き傷、頬に擦り傷 【持ち物】ディパック、基本セット、グロック26(残弾0/11)と予備マガジン2つ@現実 【思考】 0.草壁メイの仇を探し出し、殺す。 1.ギュオーと神社に戻ってウォーズマンと合流。 2.軍曹さん、サッキーを守り、ゲームを止める。妨害者は排除。 3.次にアスカに会ったら絶対に逃がさない。 4.サツキ、ケロロ、冬月が心配。 5.ウォーズマン、ギュオーに一目置く。 6.ギュオーを気に入っているが、警戒は怠らない ※色々あってドロロの存在をすっかり忘れています(色々なくても忘れたかもしれません)。 ※加持がサツキから盗んだものをグロック26だと思っています。
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以上で投下終了となります。 展開や行動、言動などに問題点ありましたら指摘お願いいたします。
投下乙です!!! 相変わらずの腹黒コンビw 一応は上手くいってるけど情緒不安定のタママと閣下(笑)のコンビじゃいつか崩壊しそうで怖い ニアミス続きなのも神様から嫌われてると考えれば… うん、納得できるなw
投下乙! 結構たくさんの人が近くにいたのにニアミスばかりwww 雨蜘蛛もする―したし宿敵のボッチにもまるで気付かないとか大丈夫か、こいつらw 挙句ウォーズマンと逆の発想で雨蜘蛛の向かう場所を推測するとかw 空回り激しいけどタママ、放送や北の火事をみたらどう思うだろう…… あ、ウォーズマンとある程度情報交換していたみたいなので、 オメガマンや万太郎についてある程度触れたほうがいいかなと思います。 ところでa.Db6/XzHU氏は連絡まだかな? 延長宣言も火曜日から来てないし、投下がないようならトトロ予約したいんだけど……
投下乙!
何このニアミスの連続w
互いに狙ってる人物とニアミスして全く気付いてないとかドンだけついてないんだww
>>497 連絡ないし予約しちゃっていいんじゃないかな?
投下乙。
残念すぎるな閣下(笑)
まぬけにもほどがある。
ギャグ路線の脱却はいつになるのか。
>>497 ルール上も延長期限は切れてるし、
一週間経過してるしでなにも問題ないかと。
投下乙です! この二人は空回りしすぎだw 腹黒コンビだが、タママがギュオーを信頼しつつあるのが笑えるw そして、ボッチは閣下(笑)のおかげで命拾いしたな!
波に乗ってる将軍。 なんだかんだで生き残ったオメガマン。 ガイバーユニットを手にしたズーマ。 うまいことボッチたちに潜り込んだ雨蜘蛛。 悪役らしいナーガ様。 下僕になりつつ優勝のために頑張ろうとするkyon。 情報を手にし、心身ともに絶好調なゼロス。 しかしこの二人、主に閣下(笑)ときたらwww
kyonさんに比べたらマシだと思うぞwww
つか、kyonは哀れすぐるw 同じ弟子でも一姫は順調に成長してんのに… kyonは下僕扱いだもんなww
奴ほど盾にしたり人間砲弾にするのが似合うやつはおるまいwww
投下乙です。 予約に入ってない雨蜘蛛が出てきて「あれ?」と思ったけど、時間が晶たちの最新話より前なんだな。 さらにボッチたちと閣下(笑)もニアミス。 まさかここでこうまで盛大にすれ違いが起こるとは思わなかったw
時間といえばスバル、ウォーズマンVSナーガ、キョンは5時くらいから開始でいいのか? 6時までには終わるかな?
投下乙! 閣下(笑)…本当に大丈夫かこの人w 宿敵と出会わなかったのは運がいいのか悪いのか…。 ところで◆h6KpN01cDg氏の仮投下は代理投下しちゃっていいのかな? それとも修正が来てから?
修正版落としました。 よろしければ投下お願いします。
森の中を進む、二つの影があった。 二人―――否、それを人と呼ぶには、彼らはいささかふさわしくない。 一人は、蛇のような姿を持つ、残虐非道のワルモンの指導者。 一人は、『人間を捨てた』――-零号ガイバー。 名簿にはそれぞれナーガとキョンとして乗っている彼らは、南に進路を取っていた。 共に行動している彼らは、協力関係にあるのだろうか? 普通、殺し合いの場で並んで歩いていれば、そう思うのも無理はないだろう。 しかし、それはすぐに違うとしれる。なぜなら――― 「ナーガ様、いつまで俺が持てばいいのでしょうか ……?」 「わざわざ俺の口から言わせるつもりか?」 「……はい、そのとおりです。このキョンめは、ナーガ様のために働かせていただきます!」 ガイバーの姿をした青年が、ナーガと呼ばれた異形の男の荷物を持っているから。 キョンはナーガの前に一歩も出ないように歩かされており、その立場が明らかに低いことは明白だった。 さて、ここで、その『彼』にスポットを当ててみるとしよう。 果たして彼は、これからどのような物語を作るのか……? Side Kyon 〜Killer says……〜 ……畜生。 さっきから何度心の中で呟いたか分からない言葉だ。 ……もう100回くらいは言ったかもしれないな。ほんと―――憂鬱、とハルヒを真似て言ってみるが、気分は元に戻るどころか更に落ち込む。 こんなの、ただのパシリじゃないか。 悔しい。悔しくて仕方ない。 でも、二度も敗北した俺に今できることは、ナーガに従うことだけなのだ。 「……お、おい…………あの……ナーガ様、向こうに誰かいたようですが、殺さなくてよいのですか?」 「……」 無視かよ。 さすがに空しくなってきた。 「……ナーガ様」 「黙れ、雑魚」 今度は黙れときた。……なあ、俺泣いていいかな。 まだ泣くなんて許されないが、さすがにこの扱いはあんまりすぎるだろう。 ナーガは、足を止めた。 まだ、歩いてそう時間は経っていない。 おっさんがいっていた『使えそうな奴』にもまだ会っていない。 何だ?びびっちまったのか?……まさか、なあ。 「……不自然だな」 おっさんが、呟く。 「……何がですか?」 「……」 やはりナーガは俺の言葉をガン無視し、再びまっすぐに歩きだす。 俺は心中で舌打ちしながらも、ナーガにただついていく。 「……あの、ナーガ様……役に立ちそうな人間と合流するのですよね?」 「二度も言わせるな、下僕の分際で」 「……」 はいはい、俺が悪うございましたすみませんでした。 どうして俺、今こんなに肩身の狭い思いをしているんだろう。 現実逃避をしている余裕はないが、うっかりそう思いたくもなる。 黙々と歩き続けるナーガ。 崖の方向……当初の予定と同じ方向に向かってはいるんだが、ナーガの様子が少し違う。 「……」 でも、どうせ声かけたら屑とかウジ虫とか言われるんだろう。 勝手にしろ。俺はただ付いていくだけだ。
「……何故だ?」 「……はい?」 だから、まさかナーガが口を開くとは思いもしなかったぜ。 ナーガが、相変わらずの声で俺に問う。 俺に聞いているというより、独り言なのかもしれないが。多分独り言だろうな。俺は屑だからな、はいはい。 「何故ここだけ植物が茂っていない?明らかに不自然なほどに、な」 確かに、そう言われればそうだ。 ナーガに言われるまで、気付かなかった。 ナーガの指した部分だけ、ぽっかりと巨大な穴があいている。 周囲には木がうっそうと茂っているのに、そこだけまるで宇宙船でも降臨したみたいだ。 ……もしここにハルヒがいたら、ミステリーサークルだなんだと騒いだかもしれない。……ああ、分かってるさ、そんなハルヒを死なせたのは俺だ。頭痛がする。 分かって、いるさ。 「……お前はどう思う?」 「お、俺……ですか?」 まさか、俺に聞いてくるとは思わなかった。 ナーガはそもそも俺とまともなコミュニケーションをするつもりがないのだろうと決めつけていた。 思いつかない。咄嗟に言われて分かるか、そんなこと。 「……宇宙船でも降りた……とか……」 「……使えぬ奴め」 ……一蹴された。自分でもアホな解答だとわかっちゃいたが、それ以外に思いつかなかったんだ、仕方ないだろう。 もはやナーガの態度が怒りを通り越して呆れになっている気がする。 「な、ナーガ様は、どう考えていらっしゃるので……?」 俺はやけっぱちになり、ナーガに尋ねた。 俺のことを馬鹿にしたんだから、ナーガはもっとまともな解答をしてくれるんだろうな? 「……」 ナーガはその問いすら無視し、その何も生えていない裸の大地に足を踏み入れる。 何か、ナーガは言いたげに思えた。 別に俺にはどうでもいいことだし、どうせ言ってもくれないだろうがな。 「……何か、あるな」 「……え?」 だから俺は、ナーガの言った言葉に一瞬反応が遅れた。 何だって?何があるって? 「……これほどあからさまとは……隠すつもりはないということか。……いいだろう、『試してやろう』」 ナーガは、何やら俺を無視して呟き、 ―――そこの一か所だけ盛り上がった場所を、踏みつけた。 瞬間。 轟音が―――俺を襲った。 ごごごごごごご、という陳腐な、それでいて普段なかなか聞かないような巨大な音。 「な、何だ!?」 何だ、どうした、何があったって言うんだよ! うろたえる俺とは反対に、ナーガの野郎は平然としている。 畜生、これが格の違いってやつか。 格なんて認めたくないが……悔しい、あまりにも悔しい。 「……成程……こういう仕組みか……興味深い」 「……何が、こういうことなんですか……?」 おっさんは、何が起こっているか分かってるってのか? 「口を開くな。……見ればお前のような愚図でも分かる」 ものすごく限界まで落とされた。 ナーガの中での俺は、やはり底辺の中の底辺らしい。……二度も負ければ自然とそうなるのも無理ないかもしれないが。 「……」 悔しい気持を呑みこみつつ、俺は言われたとおりにそちらを見て―――
「……な、……んだこれは?」 言葉を失った。 それは、巨大な施設だった。 それが―――地面の中から顔を出しているのだ。 アリーナ、スタジアム―――いや、違う。俺はもっと、これに近いものを知っているじゃないか。 「……リング……?」 それは。 テレビの中でしかお目にかかったことがない、ボクシングリングのそれだった。 ところどころ違うが、しかしよく似ている。 「……知っているのか?」 「はい」 ナーガはどうやらこれがどういうものか知らないらしい。まあ、明らかに現代世界の住人じゃなさそうだしそんなもんか。 そもそも人じゃないしな。 「説明しろ」 冷たい視線を向けられそんなことを言われて、俺に反抗できるはずもない。 俺は極めて簡潔に、リングについての説明をした。 ……本当は厭味の一つでも混ぜてやりたかったが、そんなことをして殺されるのだけは勘弁したかったのでさすがにやめた。 「……成程、つまりこれは―――力を競い合う場だと、そういうことか。 これが殺し合いの場であるということはつまり、ここは―――『死戦(デス・マッチ)』をする施設だと、……そういうことだな」 ナーガは、俺の説明に対してそう言い、リングへと登っていく。 まるで、観察でもするかのように。 さすがのナーガもまだ見たことのない未知なる施設の前ではもっと好奇心をあらわにするかと思っていたがそんなことはなかったぜ。 「……ふん、主催者が何を考えてこんなものを作ったのかは知らんが―――」 何を考えて、か。 長門のことを思い出す。 なんで長門は、こんなリングを会場内に置いたりしたんだ? いや、理由は分かる。殺し合いを『加速』させるためだ。 でもそれなら、どうして隠す必要がある? 初めから地図に書いておいたほうが、殺し合いに乗った奴らが集まるんじゃ――― 「……いずれにせよ、あの女と男はかなりの能力の持ち主のようだな……ますます気に入らない」 ナーガはそう憎々しげに漏らして、リングの周りを観察でもするように歩き始める。 俺も付いていかないと怒られそうだ。 そう思い、俺もナーガの後を追おうとして――― 「…………待ちなさい!」 声を聞いた。 俺は、その声を知っていた。 というより、つい一時間ほど前に聞いたばかりの声じゃねえか――― ああ、この――ー死に損ないが。 そこにいたのは。 青い髪、白い服、そしてハチマキの―――俺とナーガが殺したはずの女だった。
支援
※ さて、ここで一度物語は、青の少女へと移る。 一人暗闇で滾々と眠る、少女の現実は…… ※ side Subaru〜Knight speaks……〜 頭が痛い。 金属で頭を殴られ続けているかのような、鈍痛。 苦しい。 首を真綿で絞められているような、息苦しさ。 生きてる? 私は、生きてるの? そっと、手を伸ばす。 ああ、よかった―――右手は無事だ。 ちゃんと、私の体についている。 息を、する。 大丈夫だ、呼吸はできる。 私は、生きてる。 でも、瞳が開かない。 襲う疲労と眠気がそれを拒む。 まだ、いいかな。 もう少し休んでも、許されるかな? 音がする。 何をしているのかは分からない。 危ない人だったらどうしよう。 でも、ごめん――― 『スバル!』 ―――スバルの頭を覚醒させたのは、聞き覚えのある女の声だった。
※ 「……大丈夫か!?」 大きな腕に抱えられて、私は隠し部屋から出た。 歩けない……わけじゃない。ただ、全身が痛かったから優しさに甘えさせてもらった。 「……スバル……大丈夫です……?」 空曹長が、私のことを心配そうに見つめている。 まさか、空曹長が支給品としてここにいるとは思わなかった。はやてさんがいなかったからだろうか。 「平気です。……さすがに、ちょっときついですが、まだやれます」 「それにしても良かった。リインの仲間の命を救えて。もしリインがいなければ、私はお前を見つけることはできなかっただろう」 リイン後ろから、巨大なロボットの姿をした男の人が姿を現す。 今、私を助け出してくれた人だ。 ウォーズマンさんというらしい。 本当にありがたい。彼が来なければ、私は放送も聞き逃していたかもしれない。 「……本当に、ありがとうございました」 私は深々と頭を下げる。 「……正義超人として当然のことをしたまでだ、礼を言うことはない。それに、礼なら彼女に言ってやるんだな」 「……ありがとうございます、空曹長」 「いえ、スバルが無事だったのならそれでいいのです!」 自分より小柄な上司にも頭を下げる。 空曹長は、にこにこと私に笑いかけていた。……なんだか気恥ずかしい。 初めに空曹長の声を聞いた時は驚いたけれど……でも、結果的によかった。 これで、機動六課を再編する夢にも一歩近づいているはず。 ウォーズマンさんも正義超人のようだし、彼と協力できればきっと――― ……え? 正義、超人? 『ウォーズマン』? この人は、今そう言った? 「……あの、超人……って……もしかして……」 私は、超人と名のつく人物を二人知っている。 二人とも、私が戦った相手だ。 一人は、ガルル中尉の仇・オメガマン。 そして――― 「……貴方は……アシュラマンの知り合いなんですか……?」 アシュラマン。 もしかしたら、今もこの場で自分に協力してくれていたかもしれない、その可能性があった超人。 オメガマンに裏切られ殺された―――私が守れなかった、彼。 どうしてすぐに気付かなかったんだろう。 気絶していたからと言って、一瞬でも忘れていいことにはならないのに。 すぐに思いつくことはできたはずだ―――彼が、二人の知り合いなのではないか、と。 「アシュラマン!?君はあやつを知っているのか!?」 「……はい……」 やはり、そうだった。 ウォーズマンの反応は、明らかに普通ではなかった。 知っている。彼はアシュラマンの、知り合いなんだ。 「……知っています」 そうであれば、隠すことなど何もなかった。
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それから私は、ウォーズマンさんに一連のリングでの出来事を話した。 アシュラマンが殺し合いに乗っていたこと。ガルル中尉とタッグマッチで戦ったこと。私たちに負けたアシュラマンはもう少しで私たちの言葉が届きそうだったのに、オメガマンにガルル中尉もろとも殺されたこと。 思い出すだけで心臓が痛むけれど、私は強く生き、闘うと決めた。こんなことで負けるものか。 「……そうか……正義超人になったアシュラマンが殺し合いに乗っていたというのは奇妙な話だが……何にせよ、オメガマンがアシュラマンを殺したことは分かった」 ウォーズマンさんは、アシュラマンさんが人殺しをしようとしていたことに驚いていた。 話によると、昔はアシュラマンは私の言うように残虐非道だったが、昔更生して正義超人になったというのだ。 今更悪の心に目覚めたとは思えない、とも。 ……どういうことだったの?確かにアシュラマンは最後には分かってくれそうだったけど、途中までは純粋に私達を殺そうとしていたし、何かに操られていた様子もなかった。 結果として残ったのは、アシュラマンが死んだという事実だけ。もう、アシュラマンにことの真意を聞き出すことはできない。それもウォーズマンさんは分かっているだろう。 「オメガマンめ……絶対に許さん!この正義超人、ウォーズマンが正義の名のもとにお前を倒す!」 ウォーズマンさんは、オメガマンに対してかなり怒っているみたいだった。 見た目では分からないけど、怒りはすごく伝わってくる。 この人は、私と同じ、殺し合いの打倒を願っている人だ。 騙されて―――なんかない。分かる。 心の奥から、この人の悲しみと怒りがしびれるように伝わってくる。 この人なら――― 新・機動六課に協力してくれるかもしれない。 眠りにつく直前、考えたこと。 自分の力で、この場に新たな機動六課を新生しよう、って。 多分、そううまくはいかないだろう。『彼』のように、私をだまして殺そうとする人間もいるだろうから。 でも―――それでも、 私は、あきらめない。 空曹長だって、ここにいるんだ。 この人となら、きっと――― 「……あの、ウォーズマンさん……」 だから私は、切り出した。 今、自分がどうしてこんな状況になっているのか。 そして今私が、何をしたいのか――― 「……貴方が、私と同じ目的を持つ人間と信じて、頼みがあります」 「―――一緒に、止めてほしい人がいるんです―――」 ※ ウォーズマンさんは、私の言葉に二つ返事で同意してくれた。 そして、殺し合いに乗る奴らはすぐにでもとめれなければならない、と熱く語ってくれた。 出会ったのがこの人でよかった、と本当に思う。 運が、いい。 そして今、私をウォーズマンさんと空曹長はコテージを出て、辺りを捜索しているところだ。 あの二人がどこに行ったのかは分からない。でも、まだそう遠くにはいないはずだ。 あの二人も無傷じゃなかった。そこまでの力はないはずだ。 だから、まだ間に合うはずだ。
しかし、……一つ気になる。 「……空曹長……あの……何かいつもと違うところはありませんか……?」 「いえ?どこも変じゃないと思うですが……」 いや、なにか変だ。 私もどこ、とははっきり言えないんだけど…… 強いて言うなら、体のバランスが……いつもと違う気がしてならないんですが。 しかし上司にそのようなことを言えるはずもないし。 ……気のせい、だよね? 「……そ、それなら構わないのですが……」 すごく気になるけど、今はそれどころじゃない。 空曹長が怪我をしている様子もないので、気に留めないことにする。 「スバル、この周辺にはもういないようだ。どこを探す?」 離れたところから、ウォーズマンさんの声が聞こえてきた。 私も、彼と同じ意見だ。 「そうですね……」 あの二人が向かうとすればどこになる? 殺し合いに乗っている人間なら、自分たちのような殺し合いをよしとしない人々が集まる場所に向かうだろうか?そう考えると向かう先は……… 私はそこまで考えて、ウォーズマンさんの方向へ向きなおり――― そして、『それ』を聞き取った。 「……す、スバル、これは……」 空曹長が、真剣な顔で私に囁く。 気のせいじゃ、ない。 「……くっ、なんだこれは!何の音なのだ!?」 「……何、この音……」 轟音が、聞こえた。 何か巨大な者が持ち上がるような――― 明らかに、普通じゃありえない音だ。 何か、近くでとんでもないことが起こっている。 私は、ウォーズマンさんを見た。 ウォーズマンさんは、それだけで分かってくれた。私に頷き返し、その音のした方向へと進路を変えた。私もそれに習う。空曹長も、その後ろをついてくる。 戦闘が起こっている可能性は、高い。 それならば、私とウォーズマンさんで止めなければ。 迷わなかった。 私は真っ直ぐに、ウォーズマンさんのあとを追う。 そして、やがて辿り着く。 その巨大な音の発生源へ。 「……っ!?」 そこには、『いた』。 思わず息を呑む。 その二人を、私は知っていた。 知っていた、なんてものじゃない。 私はあの二人と、闘っていたんだから。
「……貴方達は……!」 見つけた。 まだ、この近くにいてよかった。 止められなかった、二人。 「……お前……生きてたのか!?」 若いガイバーの男の子が私に言う。驚いていた。 ……私だって自分でびっくりしたんだ。あれだけの攻撃を受けて死なないなんて。 「……死に損ないが」 ……そして、もう一人の蛇の姿をした男も。 心臓が、知らずきゅっと縮む思いがする。 当たり前だ、私はあの二人に―――負けた。 私が死んでいない以上、正確には負けたとは言えないのかもしれない。 でも、私はあの二人を止められなかった。止められなかった以上、これは『勝ち』じゃないんだ。 「……お前が先ほど言っていたのは、こいつらのことか?」 ウォーズマンさんの言葉に、私は小さく頷いた。 そう、何としても、止めなければならない相手―――それが、この二人なんだ。 「……ふん、まだ立てつくか、女―――お前が戦うなら、私もそれに応えてやってもいい。……お前が朽ちるまでな」 蛇の姿をした男が、そう冷酷な視線を向けたまま吐き捨てる。 私の負わせた怪我は回復していない。少なくとも調子がよいというわけではないのだろう。 反対に、もう一人の名前を知らない男の子は、無傷。……というより、傷が再生したと言った方が正しいんだと思う。 厄介だ。……さすがに内臓へのダメージは消えていないと思いたいんだけれど。 「……なるほど、な……よく分かった…………ん?これは……」 ウォーズマンさんは頷き、そして顔を上げ、二人の後ろにそびえたつ『それ』を見て明らかに態度を変えた。 どこか、驚いているような、慌てているような。 そして、私も、ウォーズマンさんの言葉で、ようやく『それ』に気づいた。 前の二人に注意を払い過ぎていて、気付かなかった。 「……な……」 それは、リングだった。 「……これはリング……この場にもあったというのか……!?」 忘れもしない―――私が6時間ほど前、尊敬する『上司』と共に戦ったあのリングと、形状、大きさともに同じものだった。 どうして、これがこんなところに? リングは、この場にいくつも用意されているということなのだろうか? そうすれば―――え? 待って。 それなら、中トトロは!? 私は、辺りに視線を巡らせる。 ここがリングならば―――そこには中トトロがいるのではないか? 次こそ、次こそ絶対に、守ってみせる。そう思った。 それなのに。 「……あれ……?」 「どうした、スバル?」 ウォーズマンさんに声をかけられたが、返事が返せない。 中トトロが、いない? どうして?中トトロはリングの解説役だったはず――― そのとき。 どろり、と私の脳内に一つのイメージがよぎった。 あの後―――私が長門有希から逃げられた後の、光景。 もし、もし―――長門が、『中トトロを許さなかったとしたら?』 リングの解説役という任を果たさず、自分と戯れていた中トトロを、長門がよしとしなかったとしたら、もしかして―――
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「……っ」 違う!そんなことない!考えちゃだめだ! 首を振る。集中しなくちゃ。 考えたくない。きっとここにいないのは他のリングで仕事をしているからだ。私たちが戦ったリングを別の参加者が使っているのかもしれない。そうだ、そうであってほしい。 中トトロが死んだなんて、考えたくない……! 「……よそ見をしている余裕があるのか?」 瞬間。 白いガイバーの攻撃が、私の顔面に迫っていた。 「……っ!?」 間一髪でかわし、避ける。全身が貫かれたように痛んだ。 「待て!今の行為は卑怯だ!戦うなら正々堂々リングで決着をつけてやる!」 ウォーズマンさんは、かなり怒っていた。 当然だと思う。ウォーズマンさんはオメガマンやアシュラマンと同じ世界の人間なのだから、リングにそれなりの愛着や親しみがあるだろうに、そのリングに立つ前に不意打ちで攻撃されたのだから。 「卑怯?はっ、隙見せといて卑怯も何もあるかよ、もともとお前はあそこで―――」 「お前は黙っていろ、下がれ」 悪びれないガイバーの少年を、蛇の姿をした男が静止する。 先ほどもそうだったように、この二人は今回も協力し合うのだろう。 「……し、かしナーガ様……」 「黙れというのが聞こえないのか?」 それにしても、このナーガという男の態度はどこか威圧的だ。 これがカリスマ性、というものなのだろうか。その言い知れぬ雰囲気に気圧されたらしいガイバーの男の子は、その場から一歩下がった。 うん、そうだ。……戦いは正々堂々やってもらうよ。 さっきみたいに、卑怯な手なんか使わせないから。 「……」 「……リング……馬鹿げた施設だな。お前の言葉によるとルールがあるようだが……ルールなど殺し合うには不必要だ。……とはいえ、お前たちが決まりに縛られて死ぬことを望むなら、私はそれでも構わないが」 それはつまり。 リングの上で、自分は私とウォーズマンさんを殺す、と言っているのと同義。 こいつは、強い。身にしみて分かっている。 この言葉は虚言でも妄想でもなんでもない、事実なんだ。 ウォーズマンさんが、拳を握り締めたのが分かった。 彼は、闘うつもりなんだ。 すぐに分かった。 それなら私も―――戦わない理由などない! 「……スバル、闘おう。そして二人を止めるのだ!」 「……はい!」 「……リイン、お前はそこで見ていろ。お前に無理はさせない」 ウォーズマンさんは、空曹長に言葉をかける。 空曹長は、とても何か言いにくそうな顔だった。 ……もしかして空曹長、自分のことを話していないのだろうか? まあ、空曹長の外見なら普通のマスコットで済むしなあ……と思わず失礼なことを考えてしまった。 「……し、しかし……スバル……あの……」 「大丈夫です、私に任せてください。……空曹長に何かあったら、矢神部隊長に顔向けできません」 普段の空曹長なら、心配する必要もないのかもしれない。 でも、空曹長は参加者じゃない。私でさえ能力を制限されているんだ、参加者じゃない『道具』扱いの空曹長は、最悪まともに戦えないかもしれない。 私が、やる。 やってみせる。 「……頼む」 ウォーズマンさんからもそう言われた空曹長は、迷いに迷ったあげく分かりました、と小さく呟いた。 「スバル……よろしくです……」 「ええ……信じてください」 小柄な空曹長の手を取り、私はリングに視線を移す。
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よし、……行こう。 私はリングに向かって足を踏み出――― せなかった。 「……え……?」 あれ、おかしいな。 右足を動かしたはずだったのに。 どうして動けないんだろう? 「……す、スバル……どうした……?」 ずきり、と脳にノイズが走る。 頬を、冷たいものが伝う。 もう一度、動かそうとする。 それでも、結果は一緒だった。 私は―――ただその場に立ち尽くしているままだった。 ―――なんで? ―――なんで、私……怯えてるの? 「……あ……」 違う。違うだろスバル・ナカジマ。 戦わなきゃ。あの二人を止めて、殺し合いなんてやめさせなきゃ。 死んだフェイトさんなら、きっとそうするはずだ。 ここにまだいるなのはさんも、空曹長も、きっと――― 決めたのに。 決意、したのに。 「……どうして、どうして……どうして!」 足が動かない。 磔にでもあったかのように―――動いてくれない。 あの二人に何かをされた訳ではない。これは、自分だ。 今の私を引き止めているのは、スバル・ナカジマという私自身だ。 今のままで、勝てるはずがない。 走るのもやっと、眩暈もする。 全身が、もっと休め、闘うなと訴えている。 そう、私は―――死ぬかもしれないんだ。 確かにウォーズマンさんはいる。今度は私は一人じゃない。 でも、私は一度あの二人に負けている。 どうしよう、私―――
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「……それなら、私一人でお前たち二人の相手をしよう!」 その時。 私が聞いたのは。 「スバル、お前は休んでいろ!無理はするな!!お前の意思を継ぎ、正義超人として私がこの二人を止める!」 何か巨大なものがリングに上る音と―――私の名前を呼ぶ声。 はっとして、リングに顔を向けると、 そこには、一人でリングに上り、二人と今にも戦おうとするウォーズマンさんの姿。 「……なっ……!」 「や、やめるのです、二対一なんて……!」 やめてください、私はそう言うことが、できない。 一人? そんなの、無茶だ。 『タッグ』マッチなんだ。いくらウォーズマンさんが私より強いとしても―――あの二人は強い。 ウォーズマンさんは確かまだ視力も完全回復していないって言っていたし、けがだってしていたのに―――絶対に一人で戦うなんて無理だ! 分かっている、分かっている、のに。 「う、ウォーズマンさん……!」 「2対1とは……舐められたものだ」 蛇の姿をした男が、ウォーズマンさんにそう言葉を投げかける。 その声には、本気の同情が見てとれた。 油断、ではない。自信、誇り……そう表現するに近いもの。 「構わん。……私は傷ついた女性を無理に戦わせたくはない。ここは私が一人引き受ける。その間にスバルはリインを連れて弱者を守るのだ」 「……あ……」 だめ。 ガルルの姿が思い浮かぶ。 アシュラマンの姿が脳裏をよぎる。 私と離れたくないと訴える、中トトロのことを考える。 もし、ここで戦わなければ? ウォーズマンさんは、きっと殺される。 そして、もしかしたら参加者と勘違いされた空曹長も――― フェイトさんだって死んだ。中尉も死んだ。実力なんて関係ないんだ。 もう。 もう、誰も―――失いたくない! 「……って」 待って。 まだ、行かないなんて言ってない。 私は―――戦う! ……一歩、踏み出した。 ……ああ、歩けた。 私はちゃんと……動けている。 「スバル!?」 「スバル……!」 ウォーズマンさんの不安そうな声と、空曹長の喜んだ声が同時に聞こえてくる。
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大丈夫。 私は、まだ戦える。 身体はどこまで動くか分からない。おそらく、かなり消耗しているのは間違いない。 でも、私は進む。 この、心が、魂が折れるまで。 散りゆく命を救うまで。 私は決して―――逃げない! 全身が悲鳴を上げる。 頭の中で、ガルル中尉が私に向かって叫んでいる。 「冷静に状況を判断しろ」と。 このまま戦い続けるなら、お前の命も危ないぞ、と。 ―――それでも。 私はここで、あきらめるわけにはいかない。 リングに上がる。 まだ、恐怖はないと言えば嘘になる。 それでも、立つんだ。 ガイバーの姿をした彼と、目が合った。 とは言っても、どこが目なのかもよく分からないけれど。 彼は私の顔を見て、そして、聞いてきた。 「……名前」 「……え?」 「お前の名前、教えろよ。……自分が殺す相手の名前くらい知っておきたい」 貴方は―――何ということを言うのだろうか。 表情は分からない。でも、分かることはある。 この人と私は、絶対に相容れることはないって。 こんな恰好でさえなければ、きっと年齢も近い男の子に思える。 本当は、こんな殺し合いをするような子じゃなかったのかもしれない、とさえ思えてくる。 それくらい、彼は『等身大』に思えて仕方がない。 この世界じゃなければ、友達になれたかもしれない。 でも―――だからこそ――― 「……スバル・ナカジマ」 残念だけど、私は貴方のようにはならない。 例えこの身が滅びても――― 大切な人が死んだとしても――― 私は、人を救うために戦い続ける。 「……貴方を、止める女の名前だよ。……貴方の名前は?」 殺し合いを、許さない。 その気持ちだけは、絶対に折らせはしない。 彼は、しばらく言葉を発さなかったが、やがて、笑いだした。 何がおかしいのか、しばらくくっと声を押し殺したように笑い、そして――― 「……キョン、だ……この……偽善者!」 そう、吐き捨てた。 その言葉を合図にして。 タッグバトル開始の―――ゴングが、鳴った。 ※ そう、こうして戦いは始まった。 次の物語は、四人による血で血を洗う乱戦になるだろう。 でも、その前に一つだけ補足しておこう。 スバル・ナカジマという零の少女がリングに上る前。 ウォーズマンという機械超人が叫ぶよりも少し前。 哀れな少年と悪のカリスマの間で、交わされた会話とその想いを。
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Side Kyon〜Killer shuts……〜 「……もしこの試合でお前が私の足を引っ張れば―――殺す」 冷や汗が流れた。 突然何を言っているんだ、と。 もしかして、俺が不意打ちであの女を殺そうとしていたことを怒っているのか? おいおい……勘弁してくれよ。 今は、二人協力し合う時だろ……なんて、俺が言える立場じゃないのはよおく分かっちゃいるがな。 「お前を生かしている理由は、参加者を減らすのに役立つと判断したからにすぎない。だからもしお前が参加者を減らせないのなら―――お前に生きている価値などあるまい?」 またまた御冗談を、なんて言える雰囲気ではとてもなかった。 そのどこまでも冷たい視線が、ナーガのそれが本気であることの証拠だった。 2対2?冗談じゃない。 俺は実質上、3対1じゃないか。 孤立無援、孤軍奮闘……そんな言葉が頭をよぎる。 敵の敵は味方、なんてそう簡単にいくはずもないのか。 「屑のようなお前を育ててやろう、俺はそう思ってお前を今まで殺さなかった。……だが、私はお前の成長を待っていられるほど心が広くはないのだ。今回のリングで勝てなければ、その時こそ私はお前を見限る」 それは、文字通り首のかかったリストラ勧告だった。 そりゃないぜ、使えるようにしてやるって言ったじゃないか。 使えるようにするためにバトルしてもらう、無理なら死ね、ってどんな荒療治だよ。 だが悲しいかな―――ナーガは本気だ。 こいつは、今までも自分の仲間を切り捨ててきたんだろうと思えてしまう。 ナーガはそれだけ言うと、俺に背を向けてリングに上りやがった。 悔しい、悔しいが―――否定できるか? できない。できるはずがない。 これで、俺が生き残る方法は、『2つ』。 一つは、ナーガのおっさんに役に立つ駒だと思わせること。 そのために必要なのは、二人―――スバル・ナカジマとウォーズマンを殺すこと。 最悪どちらか一人でも構わない。おっさんに俺が強いことを見せられれば十分だ。 そうすれば、ナーガのおっさんの中の俺に対する株は上がり、首の皮はつながるはずだ。 そしてもう一つは――― 『殺される前に、俺がナーガを殺すこと』。 ……考えてみて、自分の馬鹿さに泣きそうになった。 無理だ。理解している。無理に決まっている。 もう二度も敗北した。 しかも一点差で惜しくも敗北、なんてレベルじゃない。10点差でノーヒットノーラン、コールド負けってとこだろう。 普通に戦えば、俺はナーガに勝てない。 未来はともかく、今は少なくとも、1ミリも勝てる要素は、ない。 認めたくないが、認めなきゃいけない。 ……だが、待てよ、……本当にそうか? 冷静になれよ、俺。本当にそれでいいのか? 本当に、俺はナーガに勝てないと、そう言えるのか? 身の程知らずだと思われようと、そう言い切るにはまだ早いんじゃないか?
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ここにいるのは、俺一人じゃない。 スバルとウォーズマンという、ナーガのおっさんにも勝ってしまえるかもしれない(ウォーズマンの実力は未知数だが、ナーガの反応からして相当の実力者なんだろう)『敵』がいる。 それならば、どうする。 『あいつら二人に、ナーガを殺してもらえばいい』んじゃないか? スバルという女が、俺達を殺すつもりはなく、ただ止めるだけで済ませたいというのは一時間ほど前の戦闘で分かっている。ウォーズマンはどうか知らないが……スバルと組んでいる以上、スバルが殺人は許容しないだろう。とんだお人よしだ。 お前にスバルは全身ダメージを受けている。俺とナーガのW攻撃をくらったんだ、当たり前だろう。寧ろ生きていることがすごいくらいだな。 それなのに、こいつはリングに立った。俺とナーガを止めるために。 そしておそらくは―――長門達を倒し、日常に戻るために。 なんて馬鹿なんだろう。なんて愚かなんだろう。 そんなことをしても、意味なんてないじゃないか。 スバルは、誰も大切な人を亡くしていないのだろうか? もう二回も放送が流れた。もしあいつの知り合いが誰も死んでいないのだとしたら、俺はさすがに長門に抗議したい。 どうしてこんなに理不尽なんだ、ってな。 もし亡くしているのなら―――あいつは思わないのだろうか? その人間に生きていてほしい、と。 俺は思う。ああ、思っている。今でも、これからも、優勝するまでずっと思い続ける。 あいつは、生きてほしいと願わないのか。 人を殺してでも、生きて欲しいと思えないのか。 そこまでして手を染めることを拒むのは―――ただの強情だ。ただの偽善だ。 プライド?理性?そんなもの、『生』に比べたらちっぽけなものじゃないか。 ……そう、か。 これで、よおく分かったよ。 ああ、俺は―――生きたい。 俺は、確かに弱いかもしれない。 ただ子供が剣を振り回している程度の力しかないかもしれない。 ああ、認めるよ。認めてやる。 俺は、弱い。 ただな、ナーガ。ひとつだけ覚えておけ。 お前は日本のことわざなんて知らないだろうから、サービスで教えてやるよ。 『三寸の虫にも五分の魂』――-『窮鼠猫を噛む』、でもいいかもしれない。さあ、どれがいい? お前は―――俺に火をつけた。 生きてやる。 どんな卑怯な手を使ったって。 どんなに手を染めたって。 どんなに仲間を殺したって。 俺は生きる。 絶対に―――ここで死ぬわけにはいかない。 もう、長門が何でこんなことをしたのかなんてどうでもいい。 理由なんて興味はない。 ただ、長門には皆を生き返らせてもらいさえすればいいんだ。 そうだ、俺はずるいんだ。卑怯なんだ。狡猾なんだ。せこい、弱者なんだ。 だがな。 俺はどこまでも最低だから―――これ以上堕ちることなんてできないんだ。 あとは、這い上がるだけしかない。 何かが、音を立てて吹っ切れた。 人は死ぬ間際まで追いつめられると、こんなに爽やかな気持ちになれるのかもしれない。
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頭を使え。 考えろ、考えるんだ。 思考停止している場合じゃない。 どんな非情な、卑怯な、卑劣な手段でも構わない。 ただ―――俺は生きるんだ。 生きてやるんだ。 考えて、騙して、利用して、生きて――― そして、俺は優勝する。優勝して、日常に戻るんだ。 なあ、長門――― できないなんて、言うなよ? だから、卑怯な俺は、スバルに教えてやる。 きっと、『自分の前で誰も殺させはしない』って思っているだろうあいつに。 もし――― 『自分のせいで俺が死ぬとしたら、あいつはどう思うだろうか?』 なんて、な。 俺も、ナーガについてリングに上がった。 そこには、ウォーズマンとか言うまっくろくろすけなロボットと、あの女が、いる。 あの女と、目が合った。 俺は思わず、反射的に口にしていた。 「……名前」 「……え?」 「お前の名前、教えろよ。……自分が殺す相手の名前くらい知っておきたい」 それは、本音だったわけではない。 別に名前なんてどうでもいい。 ただ、脳内でお前のことを蔑む時に、名前がないと不便だろう。 ……それ以上の理由なんて、あるはずがない。 どうせこいつと俺は交わることなどないのだから。 「……スバル・ナカジマ」 昴、だと。 最も美しいと言われる星の一つだとさ。贅沢な名前しやがって。 「……貴方を、止める女の名前だよ。……貴方の名前は?」 …………おまけに、偉そうときた。 そうか、そう来たか。 じゃあ、止めてみろってんだ。 「……キョン、だ……この……偽善者!」 お前の信念なんざ―――この俺がぶち壊してやるよ。 どうせ俺は、どうしようもない男なのだから。 ※ これにて、二人の零の二度目の出会いはいったん終わりになります。 この後?この後ですか……それは、まだ分かりません。 ただ、一つだけ確かなことは。 零に零をどれだけかけても、零にしかならないということ。 それでも意味が分からない? それならば、次にまた会う時を楽しみにいたしましょうか。 もしかすれば―――零と零がかけて一になったり、マイナス一になったりする未来もあるかもしれないのですから。
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【I-4 森のリング/一日目・夕方(湖のリング上での戦闘中)】 【名前】ウォーズマン @キン肉マンシリーズ 【状態】全身に中度のダメージ ゼロスに対しての憎しみ サツキへの罪悪感 【持ち物】デイパック(支給品一式、不明支給品0〜1) ジュエルシード@魔法少女リリカルなのはStrikerS クロエ変身用黒い布、詳細参加者名簿・加持リョウジのページ リインフォースU@魔法少女リリカルなのはStrikerS、日向ママDNAスナック×12@ケロロ軍曹 【思考】 1:スバルと共に、目の前の二人(キョン、ナーガ)を倒す 2:1を終えたら神社に向かい、タママ達と合流する。 3:タママの仲間、特にサツキと合流したい。 4:もし雨蜘蛛(名前は知らない)がいた場合、倒す。 5:ゲンキとスエゾーとハムを見つけ次第保護。 6:正義超人ウォーズマンとして、一人でも多くの人間を守り、悪行超人とそれに類する輩を打倒する。 7:超人トレーナーまっくろクロエとして、場合によっては超人でない者も鍛え、力を付けさせる。 8:機会があれば、レストラン西側の海を調査したい 9:加持が主催者の手下だったことは他言しない。 10:紫の髪の男だけは許さない。 11:最終的には殺し合いの首謀者たちも打倒、日本に帰りケビンマスク対キン肉万太郎の試合を見届ける。 【備考】 ※ゲンキとスエゾーとハムの情報(名前のみ)を知りました ※サツキ、ケロロ、冬月、小砂、アスカの情報を知りました ※ゼロス(容姿のみ記憶)を危険視しています ※ギュオーのことは基本的に信用していますが、彼の発言を鵜呑みにはしていません ※加持リョウジを主催者側のスパイだったと思っています。 ※状況に応じてまっくろクロエに変身できるようになりました(制限時間なし)。 ※タママ達とある程度情報交換をしました。 ※DNAスナックのうち一つが、封が開いた状態になってます。 ※リインフォースUは、相手が信用できるまで自分のことを話す気はありません。 ※リインフォースUの胸が大きくなってます。 本人が気付いてるか、大きさがどれぐらいかなどは次の書き手に任せます。 【スバル・ナカジマ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】全身にダメージ(大)、疲労(大)、魔力消費(大)。 【装備】メリケンサック@キン肉マン、レイジングハート・エクセリオン(中ダメージ・修復中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【持ち物】 支給品一式×2、 砂漠アイテムセットA(砂漠マント)@砂ぼうず、ガルルの遺文、スリングショットの弾×6 【思考】 0:二人を止める。決して逃げない。 1:機動六課を再編する。 2:何があっても、理想を貫く。 3:人殺しはしない。なのは、ヴィヴィオと合流する。 4:人を探しつつ北の市街地のホテルへ向かう (ケロン人優先)。 5:オメガマンやレストランにいたであろう危険人物(キョンとナーガと雨蜘蛛)を止めたい。 6:中トトロを長門有希から取り戻す。 7:ノーヴェのことも気がかり。
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【ナーガ@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】 【状態】ダメージ(大)、疲労大 【持ち物】 デイパック、基本セット 【思考】 0:目の前の二人(スバル、ウォーズマン)を殺す 1:キョンを自分の駒にふさわしい存在にする。この戦いで役に立たなければ処分する? 2:砂ぼうず(名前は知らない)を優先的に、殺す。 3:殺人劇を見せた男と接触する。 4:参加者を皆殺しにする(ホリィ、ゲンキたちの仲間を優先) 5:雨蜘蛛や、キョンなどのマーダーを殺すのは後回し。適当に対主催優先殺しの話を持ちかけるが、 通じるようでなければ殺す。(執着はしない) 6:キョンを襲撃する前に見た、飛んで行った影が気になる。 7:最終的には主催も気に食わないので殺す ※ホリィがガイア石を持ったまま参戦していると考えています ※雨蜘蛛の身体的特徴、人柄、実力の情報を入手しました。 ※ギュオー(名前と人間の姿は知らない)が加持とメイを殺したと思っています。 【名前】キョン@涼宮ハルヒの憂鬱 【状態】ダメージ(大)、疲労(大)、0号ガイバー状態、精神的に不安定 【持ち物】デイパック(支給品一式入り)、 SDカード@現実、 カードリーダー 大キナ物カラ小サナ物マデ銃(残り7回)@ケロロ軍曹、タムタムの木の種@キン肉マン 【思考】 0:生き残るためには手段を選ばない。何をしても優勝する。 1:目の前の二人(スバル、ウォーズマン)を殺す。可能ならばナーガもまとめて殺したいが…… 2:ナーガを利用して殺害数を増やす 3:ナーガと一緒に殺人者と接触する 4:午後6時に、採掘場で古泉と合流? 5:妹やハルヒ達の記憶は長門に消してもらう 6:博物館方向にいる人物を警戒 ※返り血は全て洗い流されています。 ※大キナ物カラ小サナ物マデ銃で巨大化したとしても魔力の総量は変化しない様です(威力は上がるが消耗は激しい)
919 名前:Fate/Zero ◆h6KpN01cDg 投稿日:2009/04/26(日) 01:10:23 [ L7g3hoig ] 以上仮投下終了です。 ありましたら指摘お願いします。 ……締切に追われて遅れてしまい申し訳ありませんでした。 921 名前: ◆h6KpN01cDg 投稿日:2009/04/26(日) 23:36:25 [ L7g3hoig ] 誤字脱字は収録時に修正いたしますのでこのままで…… あと、一つ忘れていたので。 時間を、(放送一時間ほど前)から→(湖のリング上での戦闘中)でお願いします。 中トトロがいない、という描写は実は『このときちょうど古泉やオメガマン達が戦っている真っ最中だから、中トトロは駆けつけられない』という意図で入れた描写でした。 これって問題ないですかね?
以上で代理投下終了です。 第三次タッグマッチキター!! そしてkyon−−−−−!お前って奴はwww 本当にどうしようもない所まで落ちぶれてるな…頑張れkyon!いや、頑張ったらダメかw このタッグマッチは先が気になる…実にGJでした!
投下&代理投下乙でした! とりあえず…kyonが、kyonが危ないっw 確かに今がチャンスだけど裏切ったりしたら絶対返り討ちにあうって! つーかナーガ様どんだけ鬼畜なんだよw 負けたら殺しますとか…kyonを育てる気全くないなww 相手はウォーズマン&スバルだし…さよなら、kyon 中トロについての描写ですが問題ないと思いますよー
代理投下&投下乙です!! kyon荷物持ちwwwwwwガキ大将といじめられっこかwww ワルモンてやつはきっと戦いしか知らないだろうから、殺しを覚悟したとはいえ、一般人はきっと甘ちゃんに見えるんだろうなぁ… しかし部下の扱い方上手いなナーガ様。言葉だけで相手を黙らせたり意見を言わせたり。 原作見たら、部下の反応見る限り信頼も得ていたようだし…確かに悪のカリスマと呼ぶに相応しい。 スバルとクロエの会話は正義に燃えてて、読んでいて清々しい! どっちも頑張れ! kyonが裏切るのかどうするのか先が楽しみすぎるお話でしたwww 中トロの理由は自分も問題ない思いますー
投下&代理投下乙! おぉ…流石ナーガ様っつーかkyonが小者過ぎるw 反逆を決意したはいいが返り討ちに逢いそうな匂いがプンプンするぜぇ… それにスバルとまっくろが裏切りをどう捉えるか 下手したらマジで3対1になるかもw 中トロの件は問題ないと思いますー
どうやら予約していいということなので、 トトロ予約します。
そして投下行きます。
なん・・・だと・・・
「キュァァァァァァックル〜!」 フリードリヒのその鳴き声、 本人にしてみれば「バース!」と叫んでいるであろうそれに応え、 何かの儀式を行うような場にある円盤石が回転し、 光り輝き、何かを形作る。 その何かは次第に大きくなり、人のような姿を形作る。 やがて光が収まると円盤石のあった場所には、少女のような姿が出現した。 だがこの少女、ふつうの人間とは少し違う。 頭には角を生やしているし、背中には翼が生え、しっぽまで生えている。 その姿と云い、ライガーと同じように出現したことといい、人間ではないことは確かだろう。 それもそうだ。彼女の名前はピクシー。 とある世界に生息する、人間に近い容姿をしたモンスターである。 「〜〜♪」 「キュア〜♪」 「ガウガウ!」 「♪」 だがそんなことはケモノ達にとっては些細な問題ではない。 いや、問題にすらしていないようだ。 彼らにとってはこの少女のような魔物も、新しい仲間以上の認識はないのだろう。 でてきた魔物をトトロが、フリードリヒが、ライガーが歓迎する。 彼らは現在、温泉にいた。 正確には温泉の裏にあった洞窟。近くにある説明書きを信じるならば、「第三の神殿」と呼ばれる場所である。 山小屋の神殿とどこか似ているようで、微妙に違う祭壇。 彼らは早速持っていた2つ目の円盤石を使用し、モンスターを召喚したのである。 「?」 「ヴォ?」 「ガウ?」 「キュア?」 しばし戯れていた4匹であったが、ふとピクシーがトトロの左足に目を向ける。 そこには夜明けごろ負った火傷跡がある。 それを痛ましそうに見つめるピクシー。 それにほんわりと笑って返すトトロ。
「―――エイ!」 それに何を思ったのか。ピクシーが光を自分の腕に集め、それを空中へと放出する。 放出された光はトトロを包み込むと、その焦げた毛皮や、腹部の傷痕が消え、 みるみるうちに元のきれいな鼠色の毛皮へと戻っていく。 トトロは不思議そうな顔をして傷を負った後を触ると、 いつもの大きな口を広げてやるあの笑いをピクシーへと向ける。 それに対しどこか誇らしげに胸を張るピクシー。 モンスターである彼女だが、その姿は年相応の少女と変わらない。 ……ここに砂漠の妖怪がいたなら、まず間違いなくその胸から視線を外さないだろう。 もしかしたら、他の男でも同じことをするかもしれない。 だがしかし、ここには男はいない。 性別不明の物の怪、 アルザスの子竜、 蒼い毛皮のオオカミ、 そして人工知能なアクセサリ。 ……人間ですらない。 下手をすれば、オスもいないかもしれない。 そんな彼らは、洞窟からでると顔をしかめる。 入る時も顔をしかめていたのだが、その理由は匂いである。 この温泉は天然の温泉である。それゆえか、周囲一帯には硫黄のにおいが立ち込めていた。 この卵の腐った匂いは、人間よりも嗅覚の鋭い動物たちには堪えるのだ。 ならばこんな場所に何故彼らが好き好んで向かうのか。 それは彼らがこのような場所には大抵、あるものがあることを知っているからだ。 草をかき分け、その大きな体で踏みしめ、トトロは進む。 その後の獣道と化した道を進むライガー、ピクシー。 そしてトトロの頭に止まったケリュケイオンが、前方に何かを発見する。 「キュアー!」 見えたのは彼らの求めたモノ、温泉だ。 そしてその温泉と、彼らの間を阻む垣根。 残念ながら入口から入るという発想を持ったケモノはいなかったらしく、 無残にも外と露天風呂を遮断する垣根はケモノ達の手により破壊される。 「〜♪」 「ウフフ♪」 「ガウー♪」
ゲリラ…だと…!ksk
トトロの持っていたデイバックが風呂のそばに置かれる。 そして、ケモノ達は温泉の周りへ行くと、ゆっくりと手や鼻先をつける。 「キュ……キュア……」 そしてフリードリヒはというと、ケリュケイオンを外そうと躍起になって首を動かす。 だが残念ながら彼の足首にくっついたケリュケイオンは外せそうにない。 そうしてる間に、トトロとライガーが温泉に勢いよく入り、 あふれ出る温泉がフリードリヒを襲う。 「キュクルー……」 「?」 そんなフリードリヒに気付いたのか、 ピクシーがフリードリヒにより、ケリュケイオンを取ってやる。 「キュクルー♪」 「……♪」 「キュア!? キュア、キュクル!」 「……ムー」 そしてそのまま、ケリュケイオンを手にとって眺めていたピクシーであるが、 取られると思ったのか、フリードリヒが抗議の声を上げる。 それに少々不満になりながらも、ピクシーがフリードリヒに返す。 一応文化社会に身を置く身として、風呂に入る時にはつけているものをはずさねばならないということを、 主であるキャロと共にいることで学んだ。 それにこのアクセサリは、本来は自分がつけるものではなく、自分の主人のものだ。 この場所に主人はいないようだが、いつか必ず主人に返さなければならない。 そうフリードリヒが思い、考えたかは定かではないが、 ともかく、彼は付けていたケリュケイオンを咥えると、デイバッグの上にそれを置く。 そして、彼も温泉の周りにと向かう。 それを見ながら、ケリュケイオンはふと気付く。 先ほどの温泉の余波でトトロのデイバッグが空き、何から何かが落ちそうなのだ。
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やがてその何かは床に落ち、ちょうどいい具合に広がる。 『これは……』 それは手紙だった。 古泉一樹がまだ復讐者ではなかった頃、 彼が守ろうと思った仲間にあてたメッセージ。 優しき獣に預けた、大切なメッセージ。 今となっては意味をなさなくなったであろうその手紙は…… 『…………これはもう読めませんね』 温泉で濡れた床に触れ、みるみるうちに滲み、 ぐしょぐしょになってとてもじゃないが読めなくなった。 だが、それを呼んだのは人間ではなく、インテリジェントデバイス。 その手紙が落ちてから、ぐしょぐしょになるまでにその内容を全てデータの中に入れていた。 手紙に書いてあった情報から読み取れるものは、交友関係のみ。 古泉一樹が涼宮、キョンと仲がよく、今彼女らと共にいる獣に保護を頼んだこと、 そして朝比奈、朝倉、そしてキョンという男の妹とも比較的友好関係にあるということだ。 そして、彼女らと同行している大きな獣が、トトロという名ということもわかった。 そこまでわかったところで、彼女にいきなり冷水がかかる。 「キュ、キュアー!!」 「ガウガウ!」 「ムー!!」 「………」 その冷水は、温泉から出ていた。 温泉というのは、様々な濃度、温度をしている。 故に、その温泉が生物にも耐えられる温度になるというのは非常にまれだ。 大抵は、生物が入るには熱すぎたり、とてもじゃないが耐えられない濃度だったりする。 そうした場合に、人間はその温泉をぬるめたり、薄めたりするために水を使う。 この温泉にも、その水が使われていたのである。 近くを流れる川から冷えた水を引き、熱湯である温泉をぬるめるために注ぐ。 この露天風呂には、そうした仕掛けがあったのである。
ksk
ksks
温泉にはいり、その冷水の流れるチューブを見つけたピクシーが、 いたずら心でフリード達にチューブを向けたのである。 そして不幸にもケリュケイオンとデイバッグも巻き込まれたのである。 今はチューブの先がデイバッグに突っ込まれた形になり、どんどんと中に水が注ぎ込まれている状態だ。 その様子を見て、トトロがあわててデイバッグに向かい、落ちている手紙を拾い上げる。 だが濡れてしまった手紙はその時の衝撃で破れてしまった。 その様子を見て、悲しそうにするトトロ。 その後ろで気まずそうにするピクシー、 咎めるような視線を向けるフリードリヒとライガー。 『大丈夫ですよ、その手紙の内容は全て私に記録されています』 そんな彼らに、彼女は声をかける。 とたんにパッと笑い顔になるトトロ。 それにつられて笑う獣たち。 その間、デイバッグにはずっと水が注ぎ込まれていた…… やがて、十分に温まったのか獣たちは全員外に出て、プルプルと身体を振る。 脱衣所に行ってタオルなどを使おうという発想はないようだ。 そしてケリュケイオンは、ピクシーの手でフリードリヒの首に通される。 首前にペンダントのようにぶら下がるケリュケイオンに、フリードリヒもご機嫌だ。 そして、水の注ぎ込まれたままだったデイバッグをトトロが担ぎ、彼らの旅は続く。 彼らは心も体もリフレッシュさせ、また森の中に入っていった。 ケリュケイオンもまた、今度こそ人間に会えるよう願いながらフリードリヒの首で揺れる。
ksk
「ケロ〜、それにしても此処は一体何処なのでありますか?」 その十数分後、彼女の知る人間も含めた話し合いのできそうな存在がそこへ飛ばされるのだが、 不幸にも彼女達がそれに気付くことはなかった。 【G-3 滝/一日目・夕方】 【トトロ@となりのトトロ】 【状態】腹部に小ダメージ 、温泉でぽかぽか、??? 【持ち物】ディパック(支給品一式)、スイカ×5@新世紀エヴァンゲリオン フリードリヒ@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS ライガー@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜、ピクシー@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜 円盤石(1/3)+αセット@モンスターファーム〜円盤石の秘密〜、デイバッグにはいった大量の水 【思考】 1.自然の破壊に深い悲しみ 2.誰にも傷ついてほしくない 3.キョンの保護? 4.???????????????? 【備考】 ※ケリュケイオンは現在の状況が殺し合いの場であることだけ理解しました。 ※ケリュケイオンは古泉の手紙を読みました。 ※大量の水がデイバッグに注ぎ込まれました。中の荷物がどうなったかは想像に任せます ※男露天風呂の垣根が破壊されました。外から丸見えです。 ※G-3の温泉裏に再生の神殿が隠れていました。ただしこれ以上は合体しか行えません。 ※少なくともあと一つ、どこかに再生の神殿が隠されているようです。 ・ピクシー アニメにおいてはワルモン四天王のひとりだったモンスター。 ……の能力をコピーした、純正ピクシー。性格は普通にいたずら好きで 外見も一致しない。
投下終了。 タイトルは「この温泉には野生の参加者もはいってきます」です。
投下乙! もふもふかわいいよもふもふ いよいよ動物園の様相を呈してきたなwww
ゲリラ投下乙です! もふもふが、もふもふだけでなくボインまで仲間にした…だと…! 温泉旅行とか…トトロはこんな状況でも意外と満喫しているなw そのもふもふ的な余裕をkyonに少しわけてやってくれ、トトロー!
投下乙! なんだこの魅力的な集団は これでロリさえいれば言うことなしだなww なんだかんだで強者に襲われても容易にやられないだけの力もあるんだよなー この珍集団がこれからロワにどんな影響をもたらすのやら
投下乙!
なんだこのかわいい集団。
しかもかわいいだけじゃなくて強いんだもんな。
かつてここまで緊張感のないロワ参加者がいただろうかw
そしてケリュケイオンはいい加減人に会ってくれwwww
>>570 お前バカだな。
このピクシーは「少女」のような姿なんだぜ?
つまりこのピクシーもまたロリボインなんだよ!!!
そうだよね…モンスターはもしかしたら生後2週間とかありえるよね
子犬姿のライガーを幻視したんだが…
子犬ライガー… もふもふしたいぜっ!
今思ったんだが円盤石から生まれたんだし、 もしかしなくても普通にちっこくね?
よくよく考えると、これだけ様々な意思を持った生物がいながら 参加者としてのカウントはトトロのたった一トトロというwww そして、ケリュケイオンは結局最後まで人に会えない気がする
wiki収録後にと思っていたのでずか、まだ収録されておりませんので
先程仮投下スレに
>>374 さんに指摘された部分を修正して投下いたしました。
収録の際は差し替えをお願いいたします。
これでもう放送?
>>576 >参加者としてのカウントはトトロのたった一トトロというwww
貴方のお蔭で気づいた。
トトロの単位は「匹」でも「頭」でもない、「トトロ」だということに。
その放送ちょっと待ったーーー! ラドック=ランザード 朝倉涼子 ヴィヴィオ ドロロ兵長 リナ=インバース …予約します。
私もキョン、ナーガ、スバル、ウォーズマンで予約します。
ここでまさかのウェーブの予兆!?
kskウェーブと聞いて
テレテレーン♪ うっかりゲリラ突撃犯はうっかりゲリラロリ巨乳にレベルアップした!
淡い期待を抱きつつ、ゴソゴソと探るように手を動かしていると指先に柔らかい感触が。 (これは……リボン、ですか?) ゆっくりと引っ張り出されたそれは、普通のサイズより幾分か大きいリボンだった。 桃色と白色で構成されたリボン。 しかるべき人がしかるべき場所で付けたのならさぞや可愛らしいだろうが、到底この場所では役に立ちそうもない。 仕方ないとため息を吐きつつ他には何か入っていないかと更に探ってみる。 カチッ。 指先に、何か硬いものが触れる。 躊躇わず取り出したそれを手にとって見れば黒光りする大型のリボルバー式拳銃が確かな重みを掌に伝えてくる。 一応は辺りの部類に入るのだろうが、魔法の使えるゼロスにとってこれは大した役にも立ちそうに無かった。 (さて、どうしましょうかね) 現状、交渉のカードに使えるのは原稿、楽譜、リボン、拳銃、食料の五つのみ。 消去法で選んでいくとすれば真っ先に原稿が除外される。 少しずつ解読を進めているとはいえ未だ内容はわかっていない。 ただの文章が連なっているだけの物なら渡しても構わない。 だが、もしこれが主催者に繋がる情報を秘めているとしたら――そう考えると原稿を手放すのは焦燥といえよう。 続いて消えるのは食料。 ゼロス自身は特に必要とはしないのだが、普通の人間は違う。 仮に『セイギノミカタ』を集めたとしても食料が足りず仲間割れなんて事態になったら? 一口に『セイギノミカタ』と言っても思想や環境、背負っているものに差はある。 歯車が噛み合っているうちは構わないが何かのきっかけで噛みあわなくなれば集団は一気に瓦解する。 そこまで行かずとも、空腹を抱えた状態で主催ないし強力な敵と戦うのは危険すぎる。 後々の利用価値を踏まえて食料も除外。 残りは楽譜、リボン、拳銃なのだが…… (こんな物で首輪を得られるとは思えないんですよねぇ) 交渉のカードとしては、些か弱い。
多少話してみてありありと感じたが、目の前の相手は恐ろしく頭がキレる。 首輪の大切さや情報の持つ価値を理解し、目的の為なら容赦なく拷問にかける考え方を持っている。 スグルのような単純な相手ならともかく、この相手に対して楽譜やリボン程度で首輪を得られるとは思えない。 拳銃ならば或いは……と思わなくもないが、首輪に対しての代価とするには些か弱い。 ならば次に切るカードは情報。 だが、これも難しいだろう。 相手のカードは少年から得た情報、相手が自ら動いて得た情報、そして首輪の三つ。 一つのものを得る代価は、此方の情報+α。 原稿と食料を残すとすれば、相手から得られるのは三つのうち一つしかなくなってしまう。 (情報か首輪か……首輪は欲しいですが、そのせいで情報を得られないのは困りますね セイギノミカタに出会っている可能性も低くはないですし、他にも有益な情報を持っているのかもしれない…… ただ、役に立たない情報を買わせようとしている可能性もまた有り得るんですよねぇ) 情報、と一言で言ってしまえば簡単だが、その種類は無数にある。 出会った参加者、エリアごとの地形の様子、危険人物の存在はたまた主催者の詳細まで多岐に渡る。 また、極論を言ってしまえば○○のエリアには木があった、でも情報には違いないのだ。 (まぁ……考えすぎ、ですかね。取引の信頼を裏切ってそんな真似をするメリットとデメリットがわからないほどのマヌケには思えません、し) しかし、情報は信頼できるものと仮定したとしても――寧ろそう仮定することでゼロスの迷いは深まっていく。 情報と首輪。 どちらともこの場においてはどんな武器よりも重宝するものだ。 果たして、ゼロスが選んだものとは――
ksk
>>578 放送は【夕方 (放送直前)】が何人か出そろってからでいいと思う。
個人的にはドロリナとボッチスエゾーのチャットが終わらないと……と思ってたけどドロリナは予約来ちゃったから
チャットは無いかもしれないなw
せっかちさんだな
個人的に放送はもうちょい後でいいかな
◆h6KpN01cDg氏の投下作「Fate/Zero」についてしたらばでも意見があったのですが 前作でスバルが「キョン(名前は知らない)は超人か宇宙人であり、魔力を使えるのではと思っています」とガイバーを知らないのに、 突然キョンはガイバーを装備しただけの人間の男の子だと知っているのは不自然と思われます。 しららばで指摘されていますが、ウォーズマンから教えられたにしても彼にもガイバーの知識があるのか疑問があります。
それしたらばで言われてるのにわざわざここで言う必要ある?
件の意見を出した人は規制に引っかかってるみたいだし うっかり見過ごされるよりいいんじゃないかな
ゲリラ氏もピクシーがつかった技がなんなのか作品知らない人にもわかるようにしたほうがいいかなと思う。 まあ多分リフレッシュだとはおもうけど。
口に出すのはいいが少し細かすぎだぞ 書き手への嫌がらせですか?
はげど そんなに細かくしすぎなくてもいいと思うんだが
確かに細かすぎるが、強要はしてないからいいんじゃね? 今までもモンスターの技紹介はしてないから、別にしなくても問題ないとは思うが
>>578 個人的意見だがまだ話が足りないかな?
以下独断による区分。
・放送を迎えても問題ない
悪魔将軍一行、ドロリナ、市街地メンバー、軍人トリオ、博物館組、トトロ、マンタ
・書かなければ放送に行けない
森のリング四人組、腹黒コンビ、砂漠妖怪、ゼロ肉コンビ
まあ放送までの描写が足りなくても、放送投下されてからの話で放送前にさかのぼって書くってことも出来るけどな できるってだけで、そうしろと言ってるわけじゃないが
それだと死人が出せないのでは? 別に出す必要はないけど、思いきった話作りができないっつーか
まあ、それは放送前に書いてもらうしかないやね そもそも、「こういうのもありだよ」と言っただけなんだからあんまり反論されても困る
つまりこういうやり方もあるけど、とりあえず放送はまだ早いという事で問題ない?
問題ないと思う まだそんなに焦る時間じゃないよ
ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'', / 時 .あ ま ヽ ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{ | 間 .わ だ | ヽ::r----―‐;:::::| | じ て | ィ:f_、 、_,..,ヽrリ .| ゃ る | L|` "' ' " ´bノ | な よ | ', 、,.. ,イ ヽ い う / _ト, ‐;:- / トr-、_ \ な / , __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃 `i,r-- 、_  ̄ ̄ 〃/ '" !:! |:| :、 . .: 〃 i // ` ヽヾ / / |:| ヾ,、` ´// ヽ !:! '、` ! |:| // ヾ==' ' i i' |:| ', | ...:// l / __ , |:|::.. | とニとヾ_-‐' ∨ i l ' l |< 天 ヾ,-、_: : : .ヽ と二ヽ` ヽ、_::{:! l l ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ
どうやら放送はまだ先という意見が多数か。 前回は放送後でもなんとかなるとした結果、モールで停滞したオメガマンvs万太郎の例もあるから妥当かも。
まぁ、まだ先って言っても大分近いことには変わりないしな まったり待てばいいさ
_人人人人人人人人人人人人人人人人_ > ゆっくり殺し合ってね!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ i | | | i | | | ! i | | | ! ! i | | | |. | | /  ̄ \ | | | lニニニニコ .i | ! | \___/ | | | ||i i | | | i | | i | ̄|| i -―――― 、 i i | | |i //_____ \| __ _____ ______ |_|i / / , -l .,w'~|| \ ヽ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 | | i l/ | ,-リ‘_‘||-、 > 'r ´ ヽ、ン、 | | | ^ 、 / _‖V ||U / ,'==─- -─==', i | | | `-ヽO| ||/っ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | | | | ∠_/`ー.||ヽ | レリイi(ヒ_] ヒ_ン ) .| .|、i.|| | | ! ヽ__Jj_/ ! !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i| | | i | || | L.',. ヽ _ン L」 ノ| | | i. | | || | | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / _| |_ ΠΠ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |___| |_.||._|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 今予約中の組み合わせで何人死ぬんだろういったい……
◆h6KpN01cDg氏、修正お疲れ様です。 ただ一つ気になる点があります。 「ゼロスという男がメイちゃんという女の子を殺したこと」とありますが、ゼロスが殺したのはホリィではないでしょうか?
>>588 修正お疲れさまです。
そこで、ひとつ質問があります。
>>436 >>439 の描写では銃を渡した描写がないんですが
銃はゼロスがそのまま所持してるんでしょうか。
それともゼロスが銃も渡して水野灌太がそれを受け取っているように
微修正するべきなんでしょうか。教えてください。
えっと、銃は今砂ぼうずが所持しています ゼロスが迷っているパートの後の砂ぼうずパートで、今は手に入れたリボンも銃も頭にない〜 としているのですが…なっていないでしょうか?
っと申し訳ありません その部分は張ってませんでしたね… Wikiの方で変更しましたので確認してみて下さい
あああああああ! ほ、ホリィとメイ素で間違えた…… 直しますorz
みなさん修正乙デース!
>>613 ウォーズマンはゼロスの名前も知らなかったと思いますので
「紫の髪の男がホリィという女の子を殺した」という感じにするというのはどうでしょうか?
ちょっと見返したけどウォーズマン、ホリィの名前知らないよ! 「紫の髪の男が名前も知らない女の子を殺した」が正しいかと。
まったく知らないじゃないかw まあほとんど通りすがりだから仕方ないか。
折角カナブン死んだのに… また自走ベホマかよ
まあ、現状トトロ一行は書き手が皆参加者と関わらない方針で書いてるから影響はあまり無いんじゃないかな。
いざとなればトトロ一行を禁止エリアに突っ込ませればいい話だし。 トトロが禁止エリアを理解していなかったとしても矛盾は無いと思うから。 デバイスの警告も無視で問題ないし。
なんつーか、そういう話はよそうな つか、んな始末のつもりとかで書かれても困るし
妄想するくらいなら予約しろ
トトロはこのままずっとロワとはそれほど関わらずに生きてほしい。
トトロは扱いが難しい……
他の参加者と絡まない単体の場合は、他の書き手さんに任せるしかない。
単体でもどこどこに訪れたと描写するだけで話が進むんだよな、トトロだとw 滝とか温泉とか観光レベルだぞw
そういえば確かに観光っぽいwwww 場面を想像すると絵になるし、さすがトトロwwww
申し訳ない、ちょっと待ってお願いします。
参加者はトトロだけなのに、団体旅行だなw 意思持ち支給品はもうkskロワの特色だな
ちょっと待って了解ですー
申し訳ありません、私もまだ時間が必要ですので延長を申請いたします。
お二方、ゆっくり書いていってね!
参加者をウィザードリィ風になぞらえてみた。 ※G=善 N=中立 E=悪 ※職業はロワ内でのイメージより ※侍=魔法を使える戦士、つまり装備面でフェイトさんとヴィヴィオは侍 僧侶=判別付かない一般人 ※実際にキャラを作ってウィザードリィで遊んでみると面白いかも? kyon E・戦士 ハルヒ G・魔法使い 朝倉 N・錬金術士 妹 N・戦士 古泉 N・侍 みくる G・僧侶 スグル G・モンク 万太郎 G・モンク 将軍 E・ロード ウォーズマン G・モンク アシュラマン N・モンク オメガマン E・モンク ゲンキ G・モンク モッチー G・戦士 スエゾー G・戦士 ホリィ G・僧侶 ハム N・モンク ナーガ E・戦士 なのは G・ビショップ スバル G・モンク フェイト G・侍 セイン N・忍者 ノーヴェ N・モンク ヴィヴィオ G・侍
637 :
創る名無しに見る名無し :2009/04/30(木) 22:23:34 ID:fD3TGWd0
>>636 続きです。
ケロロ G・ロード
冬樹 G・僧侶
タママ E・モンク
ドロロ G・忍者
ガルル G・ロード
リナ N・ビショップ
ゼル E・魔法使い
ゼロス E・ビショップ
ズーマ E・忍者
シンジ N・戦士
加持 E・盗賊
アスカ E・戦士
冬月 G・ロード
晶 G・戦士
アプトム N・忍者
ゼクトール E・侍
ギュオー E・ロード(この かっか は のろわれている)
砂ぼうず E・盗賊
小砂 N・盗賊
夏子 N・戦士
雨蜘蛛 E・忍者
メイ G・僧侶
サツキ G・僧侶
トトロ G・モフモフ
長門 ?・錬金術士
タツヲ E・ムスカ
カヲル君 IDE・ネ申
カヲル君wwwwwwwww そしてマーダーでもステルスでもない対主催なのにEな砂ぼうず……
トトロゲームで再現できねえw
錬金術師出すなら 古泉…アヴェンジャー トトロ…召喚師 だろ
トトロとカヲル君wwwww しかも閣下は呪い付きと来たww
あと少しなので、もうちょっと待ってお願いします!
支援の用意しとくかー
総員! 第二種ksk配備!!
ksk準備OK!!
お待たせしました。 それでは投下します。
ラドック=ランザードはヴェゼンディに住む商人であった。 町一番の商人だった父に商売のいろはを習い、美しい妻と息子に囲まれ平凡だが暖かい世界の中で生きていた。 ――あの事件が起きるまでは。 ☆ 「む……?」 炎に包まれる町中、魔変化の男と思わしき血痕を追って東へと駆けていたズーマの足がふと止まる。 延焼の音に紛れて微かに声が聞こえた気がしたのだ。 その場でじっと耳を澄ますと――それは聞き間違いではなかった。 少女だろうか、何かを言い争うような甲高い声が僅かに聞こえてきた。 「……」 ズーマはしばし瞑目する。 このまま魔変化の男を追うか、それとも近くに居る者を殺しにいくか……迷ったのだ。 もちろん最終的にはこの島にいる者は――主催者も含め――全て殺す。 だが、出来ればこの手で仕留めたい者も多い。 魔変化の男もその一人だ。 異形の甲虫も魔変化の男を狙っているのだ……横取りされる前に仕留めなければならない。 ならば、ここは声の主を見逃して―― 「いや、違う」 低く呟きながらズーマは頭を振る。 横取り、そう考えた時に思い出す顔があった。 十代の若さにして竜殺しの魔法すら会得した、盗賊殺し(ロバーズ・キラー)と呼ばれた魔道士の顔を。 そう、リナ=インバースの顔を。 「――出来れば、あの時のような想いは二度としたくはないな」 その顔を思い出しながらズーマは苦々しく吐き捨てる。 あと一人。たった一人を殺せば、リナ=インバースの居場所が判るのだ。 そう考えると、氷のようなズーマの心にも俄かに熱が生まれる。 リナ=インバースをこの手で殺したいという――熱が。 魔変化の男とリナ=インバース。憎しみを秤にかけると――あの盗賊殺しへの怒りの方が上だ。 故にズーマは僅かに自身の指針を変更した。 この火事場に乗じて即座に声の主を殺し、リナ=インバースの居場所を主催者どもに尋ねる。 リナ=インバースの位置次第では魔変化の男を先に追ってもいい。 だが、出来ればまずはリナ=インバースをこの手で殺したい――ズーマはそう思ってしまった。 全身を覆う、この魔道装甲のお陰で身体能力は格段にあがっている。 額からは光の矢を、胸部からは竜族の閃光の吐息(レーザー・ブレス)のような閃光をも放てるこの鎧。 この鎧があれば、声の主も、魔変化の男も、そしてリナ=インバースでさえも容易く殺すことが出来る――そうズーマは確信していた。 そしてガイバーUことズーマは、静かに声のする方へと足を向けた。 ☆ ラドックの父は町一番の商人ではあったが、同時にかなりあこぎな真似もしていた為に多くの恨み妬みをも買っていた。 そして憎しみは人を簡単に凶行に走らせる。 ある日、ラドックとその妻は盗賊に拉致された。 ☆ ヴィヴィオは朝倉の腕から抜け出しながら必死に説得を続けた。
「涼子お姉ちゃん、なんでわかってくれないの!」 キョンの妹と別れた路地からは、すでに百メートル離れてしまっている。 涙目で訴えるヴィヴィオを見て、朝倉は肩をすくめながら言い放った。 「仮によ? あたしが妹ちゃんを助けに戻る事に賛成したとして……ヴィヴィオちゃんはどうやって助けに戻るつもりなのかしら?」 「え? そ、それは……うー……」 逆に尋ねられてヴィヴィオは思わず口ごもる。 助けなきゃ、という想いがあるだけで具体策など何もなかったのだ。 よく考えればキョンの妹へと続く道は、燃える民家の瓦礫ですでに埋まっているのだ。 必死に考えながらヴィヴィオはとにかく口を動かした。 「えーと、その……回り道、とか――」 「この熱と煙の中で悠長に迂回路を探すの?」 それを遮るように短く朝倉が突っ込んでくる。 結局、何も思いつかなかった……戻るのが危険なのは、ヴィヴィオにだってわかっていた。 だけど、それでも―― 「このまま放っておけないよ! 戻ろうお姉ちゃん!」 必死に朝倉を見つめて訴えかけた。 だが朝倉には必死の訴えも通じない。何故か不思議そうに聞き返してきた。 「私には有機生命体の死の概念がよく理解できないんだけど……ヴィヴィオちゃんは死ぬのが嫌じゃないの?」 「え……?」 「だってそうでしょ? 今あそこに戻るって事は死にたいって事なんでしょ?」 そう言いながら朝倉は路地を指差す。 指された方向に燃えがる大きな炎と黒い煙を見て、ヴィヴィオは思わずごくりと唾をのみこんだ。 言われて初めて――戻れば死ぬ、という事に気付いたのだ。 それに気付いてしまった瞬間に、急に怖くなって身体が震えだしてくる。 「それでも……!」 それでも――キョンの妹を見捨てる事だけは嫌だった。 ヴィヴィオは地面にうずくまり、必死に頭を振って朝倉に抵抗する。 だがそれを見ても、朝倉は意見を曲げず、嘆息しながらヴィヴィオを抱き抱えようと手を伸ばす――そして声が響いた。 『Ms.朝倉、バリアジャケットを生成してはいかがでしょうか?』 響いた電子音にヴィヴィオへと伸ばしかけた手を止め……朝倉は右手に持ったクロスミラージュに聞き返す。 「バリアジャケット?」 『はい。身体の周辺に保護フィールドを展開する魔法です。調整すれば少しの間ならば数100℃程度の熱や煙ぐらいならば無効化できるはずです』 そう告げてきたデバイスを見つめながら朝倉は再び嘆息する。 「……つまりあなたも妹ちゃんを見捨てるのが嫌って事なのね?」 『申し訳ありません。ただ、時空管理局のデバイスとしては出来る限り人命救助をしたいのです』 そのクロスミラージュの言葉に力付けられてヴィヴィオも再度口を開く。 「涼子お姉ちゃん、お願い!」 「そうね……とりあえず、そのバリアジャケットっていうのを生成してみましょう。クロスミラージュ、出来る?」 『All right. set up』
それを聞いてヴィヴィオも握ったバルディッシュに話しかける。 「バルディッシュ、お願い!」 『Yes,Sir』 その瞬間、朝倉とヴィヴィオの身体を魔力光が包む。 そして魔力光が収まったそこにはバリアジャケットを装着し終えた二人の姿があった。 「ふうん、なるほどね……確かに煙の影響がかなり軽くなったみたいね」 バリアジャケットのスカートを触りながら朝倉はふと気付いたようにクロスミラージュに尋ねる。 「……ところでなんで北高の制服なのかしら?」 『バリアジャケットの外観は装着者のイメージによります。その服装をMs.朝倉が無意識に思い浮かべたのでしょう』 「そっか。意外とこの服装、気に入っていたのかもね」 そんな事を呟きながら朝倉はそっと近くで燃えている炎に指先を当てる。 「へえ。この程度なら火傷もしないんだ……これなら炎の中を歩いて妹ちゃんの所へ行って帰る事ぐらいは出来る、か」 「涼子お姉ちゃん、じゃあ!」 朝倉の言葉を聞いてヴィヴィオの顔に笑みが浮かぶ。 その笑顔を見て苦笑しながら朝倉が降参というように手を振った。 「うん、ここは譲ってあげる。一刻も早くこの場から離脱したいけど、これなら別ルートも使えそうだしね」 空気が和みかけたその時だ。 『Alert.西から生命反応が高速接近中』 沈黙を守っていたバルディッシュが突然警告を発した。 その警告を聞き、朝倉はクロスミラージュを、ヴィヴィオはバルディッシュを構える。 警告通り、西から――炎の中を悠然と駆け抜けながら人影が現れた。 「え……あ、あれ?」 「ヴィヴィオちゃん?」 現れた人物の姿を見た瞬間、ヴィヴィオの腕と足が突然震え始め――そしてそのままペタンと地面に座り込んでしまった。 驚いたように朝倉が視線を向けるが、震えは酷くなる一方で身体がまったく動かなかった。 震えながらも視線はこちらへと向かってくる、その異形の鎧姿から目が離せなかった。 ☆ ラドックと妻は地下牢に監禁された。 気絶していたラドックが目を覚ますと目の前には彼の妻が血を流しながら倒れていた。 鎖に拘束されたラドックは苦しむ妻に駆け寄ることすら出来なかった。 気が狂ったように叫ぶラドックを見て、牢の外から盗賊が冷酷に告げる。 「恨むなら、自分の家を恨め」、と。 それでラドックには何故こんな事が起きたのかを悟る。 父を恨んだ何者かがこの盗賊たちを雇い、ラドックたちを誘拐したのだ。 結局、ラドックの目の前で妻は苦しみ抜き――死んだ。 最愛の者が死に、腐っていくのを――ラドックはただ見つめる事しか出来なかった。 ☆
朝倉の手の中のクロスミラージュが警告を発する。 『Ms.朝倉、前方の人物は体色以外がMr.キョンと酷似しています。注意を』 「なるほどね……ヴィヴィオちゃんの怯えようはそのせいか」 地面に座り込んだまま震え続けるヴィヴィオをちらりと見ながら朝倉はそう呟く。 恐らくあの異形の鎧姿を見て涼宮ハルヒが死んだ時の事を思い出してしまったのだろう。 軽くトラウマになっているのかもしれない――そう朝倉は分析した。 震えるヴィヴィオを庇う様に一歩前に出ながらキョンかもしれない異形の男に声をかける。 「あなたはキョン君……なのかしら?」 「ズーマだ」 朝倉の質問に黄色い生体装甲を装着した男――ズーマが静かに答えた。 「あら、残念。人違いだったみたいね。……それで私たちになんの用かしら?」 「殺せという依頼があった。故に殺す」 「依頼? それってまさか――」 驚くこちらの言葉を遮り、ズーマが無造作に接近してきた。 朝倉は座り込むヴィヴィオの襟を左手で引っ掴み、そのまま後へと跳ぶ。 跳びながら一瞬でクロスミラージュの非殺傷モードを解除し、ズーマヘと魔力弾を撃つ。 殺すと宣言している相手に手加減をする義理は流石にない。 だが、当らない。 驚異的なスピードで避けられてしまったのだ。 続けて数発連射するが、それもほとんど避けられて辛うじて一発が掠った程度。 そして気付くと接近を許していた。 「ぐ……うっ!」 飛び退く間もなく、蹴りを喰らっていた。 まるでボールのような勢いで吹き飛ばされる朝倉とヴィヴィオ。 そのまま十メートルほど空中を滑空し、燃える民家の壁を突き破ってようやく止まった。 『Ms.朝倉!?』 「大丈夫、傷は浅いわ……でも」 バリアジャケットのお陰か、なんとか致命傷は避けられた。 だがヴィヴィオは今の衝撃で――いや、もしくは恐怖のあまりか――完全に気絶していた。 朝倉はそれを見ながらしばし考えこんでから、口を開く。 「どうもヴィヴィオちゃんを庇いながら倒せる相手じゃ無さそうね……クロスミラージュ、移動系の魔法はない?」 『現在の魔力量で可能なのはアンカーショットぐらいです』 「アンカーショット?」 『はい。アンカーを対象に打ち込み、それを巻き取って移動する魔法です』 「うん、じゃあそれお願い。逃げるわよ」 『了解。銃口を目標に向けてください』 そう告げるクロスミラージュの電子音に従い朝倉はしっかりとヴィヴィオ背負いながら、隣家の屋根へとクロスミラージュの銃口を向ける。 ドシュ、と魔力で出来たアンカーが射出されると同時に燃える家屋内にズーマが突入してきた。 平然と動いているこちらを見て、すかさず額からビームを放つが、僅かに遅い。 その時には朝倉達はすでに空中。 魔力で出来たワイヤーに巻き上げられ、朝倉とヴィヴィオの身体は勢いよく空を飛んでいた。 屋根の上に着地すると同時に朝倉は後ろを振り向きもせずに南へ――火災が続く町の中心部へと駆け出した。 制限された肉体で出せる限界近い速度で炎と煙の中を突き進みながら、クロスミラージュに尋ねる。
「クロスミラージュ、ズーマは追ってきてる?」 『はい。しかしMs.朝倉、この方向は町の中心部へと出てしまいますが、宜しいのでしょうか?』 「ええ……私の想像通りならこの先にあるものを使えば一石二鳥。ヴィヴィオちゃんを母親に合わせられるし、あいつからも逃げる事が出来るはずよ」 『それは一体?』 「キン肉マンやゼロスさんがワープしたでしょう? 恐らくなのはさん達もあんなふうにワープしたんだと思うのよね。 あの時の彼らの態度といい、何度でも使える転送機……彼らが消失した地点にはそんな装置があるかもしれないわ」 『かも、ですか』 「どっちみち大した距離じゃなし、すぐにはっきりするはずよ」 そんな会話をしながらも瓦礫の山をアンカーで飛び越え、燃える民家の屋根から道路へと飛び移り、ひたすら先ほどなのは達が消失した地点へと駆け抜ける。 大体の場所しか判らないが、本当に転送装置があれば恐らくはその気配でわかる筈だと朝倉は考えた。 そして実際にその気配に朝倉は気付けた。 「どうやら、私の考えは間違ってなかったみたいよ」 クロスミラージュにそう告げながら朝倉は一軒の家に飛び込む。 火が回っているその家に入るとすぐにおかしなモノに気付く。 そう、火災の影響をまったく受けていない不思議な部屋の存在に。 その部屋に足を踏み入れた瞬間、理解する。この黒塗りの部屋が長門の情報制御下にある事を。 そして火災の影響をまったく受けていない床が――床に描かれた白い模様が光りだした。 『警告! Ms.朝倉、避けて――』 「えっ?」 突然のクロスミラージュの警告に、朝倉はわけもわからず咄嗟に横に跳んだ。 ザン、と。 先ほどまでいた空間をズーマの腕のブレードが切り裂いていた。 そう、ズーマ。 黄色い生体鎧の男がいつの間にかその場に現れていたのだ。 そして再度振るわれたその刃を朝倉はクロスミラージュで受け止める。 その衝撃でギギギ、と頑丈な軍用デバイスが軋みを上げる。 「これって……!」 驚愕の声をあげながら朝倉は遅まきながら気付く。 ズーマの腕のブレードがただの刃ではないと言う事に。 そして――気付くのが少し遅かった。 その代償にギンッ、と甲高い音と共にクロスミラージュは高周波ブレードによって真っ二つに切り裂かれた。 「クロスミラー――」 その時になってようやく床の文様から黄色い光が噴き出し始める。 警戒したのか、それを見てズーマは飛び退きながら胸部装甲を開放する。 こちらごと文様を吹き飛ばそうとしたようだが――遅い。 沸きあがる黄色い光に呑み込まれ、朝倉とヴィヴィオ、そしてズーマは空間を転移した。 「っ……!」 ワープの衝撃で一瞬意識を失ったが、直後に起こった轟音と振動によって朝倉の意識は覚醒する。 重い頭を振りながら立ち上がり周囲を見回す――と。 目の前には観覧車があった。 「うそ……でしょ……」
思わず絶句する。 観覧車があった――というのは正確じゃない。 正確には観覧車がこちらに向かって落下してきたのだ! 一瞬、呆然としたがすぐに状況を把握し、朝倉はヴィヴィオを抱えたまま全力で後ろへと跳ぶ。 制限のせいか、その出力に身体が軋むが気にしていられない。 第一、落ちてくる観覧車から逃れるにはそれでもまだ足りない。 更に一歩、そしてもう一歩、十メートル、二十メートルと跳躍する。 そして観覧車が目の前に迫る中、最後の一歩でギリギリ観覧車の射程から離脱できた。 ズン、と重い地響きと観覧車の破片が飛び散る。 手で顔を庇いながら、朝倉はあまりのわけのわからなさに顔が引き攣っていた。 「なんだって観覧車が降って来るのよ……」 呆然と呟きながら観覧車が降ってきた辺りに視線を向ける。 と。観覧車の支柱らしきが何かが――例えばビーム兵器のようなものだろうか――で撃ち抜かれていた。 その破壊痕を追うと、お化け屋敷を貫き、メリーゴーランドを砕き、朝倉が気絶していた辺りへと続いていた。 それを見て朝倉はふと思いつく。これはもしかしてズーマがやったのではないか、と。 「クロスミラージュ、ズーマの反応は……」 と、自身の右手に話しかけてから朝倉は思い出した。 ……クロスミラージュが既に破壊されていた事を。 右手にあるクロスミラージュの破片を見て、自身の服装を確認すると、いつの間にかバリアジャケットも消えていた。 何故か寂しいような気がして朝倉は知らず歯を食いしばる。 『Alert.5時方向に生命反応』 だからだろう。ヴィヴィオが持つバルティッシュの警告に反応が遅れた。 それでも咄嗟に振り向きながら横に跳ぶが、ヘッドビ―ムは朝倉の足を抉った。 「うくっ……!」 足から血が噴き出し、その衝撃で地面に転がる。 視線を動かすと観覧車の瓦礫の中からズーマが這い出してきたのが見えた。 何がどうなってるのかはわからないが、観覧車の下敷きになってすら生きていたのだ、ズーマは。 そしてズーマが再度ビームを放とうとした――その時。 「ドロロ、推参ッ!」 口元を白い布で覆った忍者のような青いカエルが上から降ってきた。 ☆ 父と盗賊たちの間で交渉が成立し、ラドックは開放された。 だが、その事件を境にラドックは変わった。 変わらないはずがない、愛する者が死んでいく様を見せ付けられて。 ラドックは誓った。妻を殺した盗賊を――そしてその裏にいる仇をこの手で必ず殺す、と。 そんな雲を掴むような復讐を胸に、ラドックは闇の世界へと足を踏み入れた。 ☆ 二人の少女を庇うように着地しながらドロロは匕首を構えながら、続けて叫ぶ。 「アサシン護法陣・閃光(レーザー)返し!!」
その瞬間、ドロロの前方に手裏剣型の方陣が現れる。 ヘッドビームはそれに直撃、その瞬間――ヘッドビームが反射した。 「がっ――!?」 反射してくるそれを流石に避けられなかったのかズーマのわき腹にビームが炸裂する。 爆風に煽られながらズーマは後退しながらドロロを睨む。 ドロロもズーマから視線を逸らさずに、静かに自身のうしろの二人に声をかける。 「もう大丈夫でござるよ」 「……私たちを助けてくれるの?」 意外そうな響きの声を聞いてドロロはちらりと振り向き、ヴィヴィオを抱いている朝倉に向かって笑ってみせた。 「子供を守るその姿を見れば、どちらに非があるかは一目瞭然でござる。さあ、ここは拙者に任せて早く安全なところへ!」 だがズーマがそんな隙を見逃す筈もない。 ドロロが視線を逸らした瞬間、高周波ブレードを振り上げながら神速で接近する。 しかし。 「黒妖陣(ブラスト・アッシュ)!」 突然響いた力ある言葉によって、ズーマの進路上に突然黒い何かが涌き出る。 ズーマは咄嗟に左へと跳んでそれを避けようとするが、流石にタイミングが悪すぎた。 回避しきれず、右腕がその黒い何かに触れた瞬間――ざあっ、とズーマの右腕が黒い塵と化す。 「ぬおっ……!」 ベアクローがカランと地面に落ちた。 命あるもの、意思あるものだけを塵と滅する黒魔術だ。 痛みを堪えながら再度距離を取り、ズーマはその声がした方を見やる。 そして物陰から――栗毛の少女が現れた。 「リナ殿……来てくれたか!」 「『虫の知らせが、助けねば!』……なんて言いながら飛び出していった時には本気で見捨てようかと思ったわよ? でもまさか本当に誰かが襲われていたなんてね」 それはズーマがその手で殺したいと思っていた人間だった。 ☆ 十年経った。 才能があったのだろう、ラドックはアサシン・オブ・アサシンとまで呼ばれるようになっていた。 しかし、十年近くかけてようやく掴んだ情報はラドックの希望を打ち砕くものだった。 かつて神聖樹のあった町、サイラーグごと仇の盗賊たちは全滅していたのだ。 そして同時にラドックは知った。 サイラーグが――仇が滅んだ原因を。 「リナ=インバース……!」 それが仇を死へと追いやった憎い標的の名だった。 ☆ 怨嗟が篭った声を聞いてリナは思わず尋ねてしまう。 「へ? ……あたしの事を知ってんの?」
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見覚えはない――というか黄色い生物的な全身鎧を着ているので例え知りあいだったとしても判らなかっただろうが……。 ただ特徴から考えるに、恐らくこれが聞いていたガイバーという奴なのだろう……リナが思ったのはその程度だった。 そんなリナとドロロに向かって朝倉が警告をする。 「気をつけて、そのズーマという男は恐ろしく強いわよ」 「ズーマ? ……ってまさかこいつ、アサシン・ズーマなの!?」 思わずリナが聞き返す。 それに朝倉が答える前にズーマが口を挟む。 「手間が省けた……これでようやくお前を殺せる」 どことなく嬉しそうにズーマが呟く。そしてその声を聞いてリナは確信した。 嫌な事に聞き覚えがあったのだ、その声に。 ……間違いない、こいつはズーマだった。 「まさか、あんたまで居たなんてね……名簿には名前が載ってなかったはずだけど?」 「……気にする必要はない。ここで死ぬのだから」 リナの軽口にズーマは左のブレードを掲げ、跳びかかる。 その異常なまでの速度に咄嗟に反応できずにリナは内心悲鳴をあげる。 「そうはいかんでござる!」 だが、横からドロロが飛び出し匕首でズーマを吹き飛ばす。 ナイス、ドロロ君! リナは内心でそう喝采をあげながら飛び退き、呪文を唱え始める。 ちらりと視線を動かすと地面に倒れている朝倉は足に手を当て、その場から動こうとしない。 しばらく動けそうにない……それを確認して、リナは即決する。 そしてズーマを抑えていたドロロに向かって一方的に宣言した。 「ドロロ君、しばらくそいつの相手を任せたから!」 「リナ殿? 一体なにを――」 ドロロが疑問を投げかけるがリナは構わず呪文を解き放つ。 「風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)!」 力ある言葉に応えて風が炸裂する。 嵐のようにはじけた烈風に吹き飛ばされてズーマとついでにドロロが空を舞う。 「くっ!」 「り、リナ殿おおおーーー!?」 遥か彼方へと吹き飛んでいくドロロに向かってリナは気楽に手を振って言った。 「足止め頼むわねー……さて、と。あたしはリナ、リナ=インバース。さっきの青いカエルっぽいのがドロロくん」 地面に倒れている朝倉に駆け寄りながら、リナがそう自己紹介を始める。 それに対して頭を下げて感謝を伝え、朝倉も答える。 「助けてくれた事には感謝するわ。私は朝倉涼子、こっちはヴィヴォオちゃん」 「いまさら聞くのもなんだけど……あんた達、殺し合いに乗ってないわよね?」 「ええ。信じられないかしら?」 「まあ、殺し合いに乗ってる奴が子供を抱えてたりはしないでしょうし……とりあえず信じておきましょ。傷を見せて」
そういいながらリナは朝倉の足の傷を見やる。意外と傷は軽く、既に血も止まっていた。 回復魔法を使ったのかしら、などと考えながらリナは呪文を唱え始める。 「何をする気?」 訝しげに尋ねてくる朝倉の質問には答えず、リナは彼女の足の傷に手を当てながら呪文を解き放つ。 「治癒(リカバリィ)」 治癒力を促進して傷を癒す術だ。 見る見るうちに朝倉の傷が塞がり、とりあえず歩行に支障がない程度には回復した。 「これで歩けるでしょ……ズーマの相手はあたしたちがするからあなたはその子と一緒にどこかに隠れていて」 そう言いながらズーマの方へと駆け出そうとしたリナを朝倉が呼び止める。 「待って。私も行くわ」 「……戦えるの? それにその子はどうするつもりよ?」 「このまま背負っていくわ。流れ弾に当たったら困るしね。……それと私が戦えるかどうかはすぐに判ると思うわ」 微笑を浮かべながらそう告げる朝倉をみて、何処か胡散臭さを感じながらも結局リナは了承した。 人手はいくらあっても足りないぐらいなのだ。 「りょーかい。じゃあ、いくわよ!」 「ええ」 そして二人と気絶した一人はアサシンたちの死闘の場へと駆け出した。 ☆ 「うう、いくらなんでも無茶苦茶でござるよ……」 すたっと、危なげなく地面に着地しながらドロロが呻く。 おかしな話だが、ズーマの感想も似たような物だった。 まさか味方ごと魔法で吹き飛ばすとは無茶苦茶にも程がある……だが完全に不意を突かれた事も事実だ。 何しろ直撃を食らってしまったのだから。 ズーマは地面に着地すると同時に急いでリナ=インバースの元へと走り出そうと足を動かす。 だが。 「……退け」 「退けぬ」 ドロロが眼前に立ちふさがった。 多少の苛立ちと共にズーマはドロロに言い放つ。 「お前からは似た空気を感じる。アサシンがなぜ人を守ろうとする」 「お主こそ、何ゆえ殺そうとする? リナ殿に恨みがあるように感じられたが」 「……語る必要はあるまい。死に往く者には」 ズーマは会話の無駄を悟り、高周波ブレードをドロロに振り下ろす。 だが、眼力でブレードの威力を悟ったドロロは迂闊に匕首で受けずに、かわす事でその攻撃をいなす。 「ふん!」 「くっ……! せいや!」
だが、速さも、力も、技の冴えすらも、ズーマはドロロを圧倒していた。 防御に徹しているというのに、ドロロの身体には避けそこなったブレードによる傷が徐々に増えていく。 ガイバーの強化による実力の差が如実に出ているのだ。 忍者の歩法や分身などで幻惑して、辛うじて攻撃を避けているがこのままでは不味い。 ドロロの心に焦りが灯ったその時。 「冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)! 」 乱入してきたリナが呪文を放った。 地面に当てたリナの手から黒い影がほとばしる。 直進してきた精神と肉体を喰らうその影を、ズーマは横に跳ぶことであっさりとかわした。 だが、それを見てリナは指をパチンと鳴らす。 「……!」 ズーマから動揺の気配が漏れる。 その瞬間、影がズーマを追って直角に曲がったのだ。 本来は真っ直ぐにしか進まない術だが、呪文の意味を完全に理解していればこういったアレンジもまた可能なのだ。 追尾してくる影と、ドロロの斬撃に一転、追いこまれながらもズーマは呪文を完成させた。 「虚霊障界(グーム・エオン)」 力ある言葉に誘われてズーマの周囲に黒い霧が噴き出す。 霧に触れた瞬間、影はあっさりと消滅――そして闇の霧が辺りから完全に光を奪った。 「またこれ!?」 リナが舌打ちする。 この闇の霧の中ではほとんどの魔法が無効化されてしまうのだ。 流石に魔法なしでズーマと接近戦をするほどリナは無謀ではなかった。 霧の効果範囲から抜け出そうと慌てて後ろに下がる。 と。 ――ギン、と何かがぶつかり合う音が響く。 「邪魔をするな……!」 「しない訳にはいかぬでござる! はァッ!」 闇の中、ズーマの呟きとドロロの叫びが響く。 そしてアサシン同士の闇を渡る戦いの音だけが辺りに鳴り響いた。 「この闇の中で戦っているの……?」 後ろから朝倉が呟く声が聞こえる。 「みたいね」 それに答えながらリナは闇を見つめる。 闇のせいで見えないが、リナに襲い掛かってきたズーマをドロロが迎撃してくれているのだろう……しかしこれでは迂闊に動けない。 下手に動けばアサシン同士の斬り合いに巻き込まれてあっさりと即死――なんて可能性すらあるからだ。 内心焦っていたリナに、朝倉が静かに囁きかけてきた。 「この霧…………魔力結合を阻害し無力化する空間を発生させているのかしら?」 「阻害? ええ、そうよ。……くっそー、せめてタリスマンがあればな〜」 ぼやくリナに朝倉は納得したように頷くとそっと声を潜めて告げてきた。
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「ふうん。……ねえ、魔法の準備をしておいて」 「まさか……これを何とか出来るの!?」 「制限されているから確実に、とはいえないけど……これだけ至近なら出来るかもしれないわ」 「かも……か。とはいえ他に手はないし……任せていいのね?」 「やれるだけやってみるわ」 そしてリナは呪文を、朝倉は高速言語を唱え始めた。 闇の中でズーマとドロロがぶつかり合う音に、二人の詠唱が重なる。 そして朝倉が静かに指を空に上げながら呟いた。 「情報連結解除、開始」 瞬間――朝倉の付近の闇の霧が光の粒子へと変じた。 そしてそれは徐々に広がり、数秒もしないうちに魔法を遮る闇の霧は文字通り――霧散した。 「なっ――!」 驚愕に一瞬動きが止まったズーマに向かって続いてリナも呪文を解き放つ。 「影縛り(シャドゥ・スナップ)!」 呪文と共に途中でパクった――もとい、拾ったベアークローをズーマに向かって投げる。 ザッ、とベアークローがズーマに――正確には夕日で長く伸びたズーマの影へと突き刺さる。 「ぐっ!」 その瞬間、ズーマの動きが凍ったように硬直する。 精神世界面(アストラル・サイド)から相手を拘束する術だ。 この術は陽が翳って影が消えただけで解けてしまうようなマヌケな欠点もあるが、力づくでは絶対に解けない。 術が成功した事を見て、リナが声をあげる。 「ドロロ君!」 「あい判った!」 闇の中の死闘でかなりの傷を負ったのか、ドロロは血塗れだった。 だが、闘志は微塵も衰えていない。 匕首を逆手に持ち、神速の速さでズーマへと接近し斬撃を放つ。 ……そして一瞬の交差の後、ドロロは匕首を鞘に収めながら静かに呟いた。 「零次元斬」 そう呟くと同時に、ズーマの身体が歪み、徐々にその姿が薄れていく。 「リナ=インバースーーー!」 次元の狭間へと落ちながらズーマは絶叫をあげる。 次元が歪んだ影響か、影縛り(シャドゥ・スナップ)の拘束が僅かに緩んだのか――動かないはずの腕を動かし、胸部装甲をめくった。 ズーマは最後のチャンスを自分を生かす為ではなく、標的を殺す事に使ったのだ。 そしてメガ・スマッシャーが放たれた。 胸部粒子砲を撃ち終えると同時にズーマは完全に次元の狭間へと呑み込まれていった。 それがアサシン・ズーマ――いや、復讐者ラドック=ランザードの最後だった。
☆ あ、やばっ! あたしがそんな嫌な予感を感じたのは、影縛りで動けないはずのズーマが何故かこちらを振り向いて胸部から光を放つと同時だった。 咄嗟に横に跳ぼうとしながら……あたしは理解してしまった。 こりゃ避けられないわ、という事を。 死ぬだろうな、これ――そんな暢気な事を考えているうちに衝撃が来た。 「うげ!」 何故か横から。 ゴロゴロと地面の上を転がりながらあたしは見た。 竜族の閃光の息(レーザーブレス)のような光が付近の建物を消し飛ばしながら通り過ぎていくのを。 地面を転がったあたしに向かって朝倉が声をかけてくる。 「これで助けてもらった事と傷の治療の借りは返せたかしら?」 「ま、ね。助け方はともかくとして、助かったわアサクラ」 疲労の浮かんだ顔でそう言ってくるアサクラにあたしも苦笑しながら返す。 どうやら咄嗟にアサクラが蹴り飛ばしてくれたお陰で助かったみたいだった。 「リナ殿!」 ドロロ君が叫びながら駆け寄ってくるのが見える。 安心させるように手をパタパタと振ってあたしは起きあがって言った。 「あー、大丈夫、大丈夫……こっちは見ての通り何とか無事よ」 なんにせよ、とりあえず一段落着いたのだろう。 夕日の中、ズーマが消滅した地面を見つめながらあたしは嘆息した。 【ラドック=ランザード @スレイヤーズREVOLUTION 死亡確認】 【残り31人】 ※ラドック=ランザードの荷物も消滅しました。
【D-02 遊園地/一日目・夕方】 【リナ=インバース@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】精神的疲労(中) 【持ち物】ハサミ@涼宮ハルヒの憂鬱、パイプ椅子@キン肉マン、浴衣五十着、タオル百枚、 レリック@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 遊園地でがめた雑貨や食糧、ペンや紙など各種文房具、 デイパック、 基本セット一式、『華麗な 書物の 感謝祭』の本10冊、ベアークロー(右)(刃先がひとつ欠けている)@キン肉マンシリーズ 【思考】 0.殺し合いには乗らない。絶対に生き残る。 1.朝倉たちに対応してから遊園地のパソコンを調べ、晶達と連絡を取る。 2.当分はドロロと一緒に行動する。 3.ゼロスを警戒。でも状況次第では協力してやってもいい。 4.草壁サツキの事を調べる。 ※レリックの魔力を取り込み、精神回復ができるようになりました。 魔力を取り込むことで、どのような影響が出るかは不明です ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 【ドロロ兵長@ケロロ軍曹】 【状態】切り傷によるダメージ(中)、疲労(大)、左眼球損傷、腹部にわずかな痛み、全身包帯 【持ち物】匕首@現実世界、魚(大量)、デイパック、基本セット一式、遊園地で集めた雑貨や食糧、 【思考】 0.殺し合いを止める。 1.朝倉たちに対応してから遊園地のパソコンを調べ、晶達と連絡を取る。 2.リナとともに行動し、一般人を保護する。 3.ケロロ小隊と合流する。 4.草壁サツキの事を調べる。 5.「KSK」という言葉の意味が気になる。 ※なのは世界の単語が車に関することだと思っていましたが、違うような気がしてきました。 ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。
ksk
【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】疲労(特大) 、ダメージ(大) 【持ち物】鬼娘専用変身銃@ケロロ軍曹、小砂の首輪 メイド服@涼宮ハルヒ、ディパック(支給品一式)、新・夢成長促進銃@ケロロ軍曹、リチウムイオンバッテリー(11/12) 【思考】 0、ヴィヴィオを必ず守り抜く 1、リナたちと交渉する 2、キョンを殺す 3、長門有希を止める 4、古泉、みくる、サツキを捜すため北の施設(中学校・図書館・小学校の順)を回る。 5、基本的に殺し合いに乗らない。 6、ゼロスとスグルの行方が気がかり。 7、まともな服が欲しい。 8、できればゲーム脱出時、ハルヒの死体を回収したい。 9、ヴィヴィオの変化が気になる。 【備考】 ※長門有希が暴走していると考えています。 ※クロスミラージュを改変しました。元に戻せるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 ※制限に気づきました。 肉体への情報改変は、傷を塞ぐ程度が限界のようです。 自分もそれに含まれると予測しています。 ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 【ヴィヴィオ@リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(大)、魔力消費(中)、気絶中 【持ち物】バルディッシュ・アサルト(6/6)@リリカルなのはStrikerS、SOS団の腕章@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 0、ママ……助けて……恐い…… 1.なのはママが心配、なんとか再開したい。 2、キョンを助けたい。 3、ハルヒの代わりに、SOS団をなんとかしたい。 4、スバル、ノーヴェをさがす。 5、スグルとゼロスの行方が気になる。 6、ゼロスが何となく怖い。 7、アスカお姉ちゃんが殺しあいに乗ったなんて…… 【備考】 ※ヴィヴィオの力の詳細は、次回以降の書き手にお任せします。 ※長門とタツヲは悪い人に操られていると思ってます。 ※キョンはガイバーになったことで操られたと思っています。 ※149話「そして私にできるコト」にて見た夢に影響を与えられている? ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※ガイバーの姿がトラウマになっているようです。
投下終了。 たくさんのksk感謝です! 修正要望は絶賛受け付けます。ではー。
投下乙です! ズーマ退場までは予想してませんでした、見事なバトルだったと思います。 彼も最後にリナと戦えて良かったのかもしれないですね。 一つ気になるのはクロスミラージュが完全に壊れたのかどうか状態表に載ってない事でしょうか。
投下乙です。 タイトルから最低一人は退場、おそらくドロロかなと思いましたが、 ズーマさんでしたか。 まあ、一対三の上、グームエオンを使ってリナを封じても 同じアサシンのドロロに迎撃されて、その間に朝倉さんに無効化されるという 相性の悪さですから、仕方ないか。
投下乙です!! リナひでえw味方ごとふっとばすとはwwww 描写がとても分かりやすかったです。 最後のメガスマッシャーで、朝倉がリナをかばって死亡か!?と思ったら蹴り飛ばしただけで安心w GJでした!
投下乙です ズーマがやられるなんて まぁ、ロワじゃあ死ぬ時は死ぬし1対複数じゃ分が悪いか とりあえず危険人物が一人減ったか
投下乙です!
ガイバー纏って一級危険人物と化したズーマ、次話で死亡w
とはいえ相手は接近戦アサシン+情報サポート+宿敵リナ。
なんといっても相性が悪すぎたw
>>678 同様クロミラの最後が気になりますね。
完全に破壊ということにしたいのなら備考にすべきかと。
そうじゃなければ真っ二つ程度ならデバイスはいくらでも自己修復しますから(
ところで◆5xPP7aGpCE氏に業務連絡。
小砂の基本支給品が未回収のままです。
流れ的に朝倉が回収したと思うのですが、支給品一式を加えてよろしいでしょうか?
投下乙!クロミラああああああああ!!! しかし、まさかズーマ(withガイバー)が…やり様によっては倒せるもんだな… それともこのチームがなかなかに強いから…? ロワ以前はスレRE未見にもかかわらず、タイトル見た瞬間 「アサシンの終焉?ついにズーマが…」と、ガチで完全にドロロ君を失念していた件… 忍者の印象が強すぎたのか、原作のカエルよろしく存在を忘れてしまっていたのか…さすがドロロ
投下乙! 終始朝倉さんがピンチだったのにはヒヤヒヤしたがとりあえず超強力な対主催メンツが揃ったな。 戦力・情報・考察・ロリすべて揃ってやがる!! それにしても、タイトルから既に死亡フラグだった上に 何度もズーマとタイマンするハメになったドロロが生き残っててびっくりだぜw
投下乙です
ズーマがここで退場ってのはちょっと意外だった
面子的に誰か死ぬかな思ってたけど、まさかのw
>>683 >ドロロ君を失念〜
なんという俺……
>>682 確かに回収したと考えるのが自然ですね、申し訳ありませんがお願いいたします。
投下乙です! まさかズーマ退場とは… 面子的にヴィヴィオ死ぬかなぁ、とガクブルしてたがまさかのズーマでびっくり タイトルにアサシンの終演てあるからマジで?タイトルで言っちゃうの? とか思ってたけど皆言う通りドロロもアサシンかww
アサシンが朝死んだってことにはならなかったか
>>688 零次元斬なんて似た名前の技が出たからって
他ロワに出張すんなよ。某時空剣士
ズーマ登場とタイトル見てそんな初歩的なレトリックに騙されるかクマーと思ったが まさかのど真ん中ストレート すっかり騙されてしまった…
時空剣士wwwwww その切り返しに吹いたw
時空剣士www あいつ、どのロワでもまともに活躍してないんだよなw
「時空剣士乙」というやつかwwww
しかし、考えてみればこのロワで初めての対主催側の完全勝利じゃないか? 今まで、負けるか不意打ちを受けるか取り逃がすかの連続だった。 ちなみにマンタとオメガマンのタッグは勝利したけど、ダメガマンはマーダーだし、9と一姫はマーダーじゃなかったし・・・・・・
そういえば、時空剣士とドロロの声っていっしょだったな
>>678 >>682 指摘どもです。
デバイスのしぶとさを忘れてた。
以下の文を修正します。
右手にあるクロスミラージュの破片を見て、自身の服装を確認すると、いつの間にかバリアジャケットも消えていた。
↓
自身の服装を確認すると、いつの間にかバリアジャケットは消えていた。
そっと手を開くと、右手には握ったままだったクロスミラージュのグリップのみがあった。
そして朝倉の持ち物表と備考に以下の文を追加します。
クロスミラージュの銃把@リリカルなのはStrikerS
※クロスミラージュはグリップのみを残して銃身は切断されています。修復可能かどうかは次の書き手さんにお任せします。
おくばせながら、投下乙です! タイトルからしてまさか……と思ってたらホントにズーマ死んだー!? 流石のガイバー暗殺者も3対1じゃあ分が悪かったか……合掌 他の人も言ってたけど、俺もドロロの存在を忘れていたwww
>>694 対主催に死者が出ない勝利は初めてかもな。
つかスタンス対主催が初めて殺害者リストに載ってて笑ったw
あれだけ人があふれかえってた市街地がすっかりガラガラになったな あとゼクトールとアプトム、夏子、ハムと妹VSアスカか 砂坊主が移動しても誰にも会えなさそうだw
もしかしてあと森のタッグマッチとネコさん対アプトム組の決着がつけば放送いけるんじゃね? 他は移動ぐらいしかなさそうだし
おおもう放送の季節が近いのか
それとアスカvsキョンの妹、 18時までにドロリナとボッチのチャット、もやっとくべきだと思う。
遊園地組施設調べさせて連絡したほうがいいんじゃね
今更だがズーマには誰かを道連れにして欲しかったな マーダーたちの今後の期待
5x氏はどうしたのかな
大変お待たせして申し訳ありません、まもなく完成いたします。 ただ議論を呼びそうな内容ですので仮投下スレに投下いたします。
今より仮投下を開始したします。 キャラの行動、展開、その他諸々問題がありましたら意見お願いいたします。
仮投下終了いたしました。 長期間お待たせした事、本当に申し訳ありませんでした。
すげぇ…感想を言いたいがそれは本投下時にでも 最後の主催者側の人間が増えるのはどうなんだろうか それ以外は自分には気にならなかった
仮投下乙 こ れ は い い の か !?
投下乙! 面白かったし通しにしたいんだが……巨人殖装はいいのか? けどあの主催ならやりかねんしなぁ…… 主催が増えた事については、長門がいる時点で予想できた事だし問題無い気がする
気になったことがあるんですが さすがに周防九曜は出さないほうが… ハルヒの続編が出てない今あまりに謎が多すぎます
>>712 すまん。仮投下スレ行く前に聞きたいんだが「周防九曜」って誰?
確かにこの主催ならやりかねないけど…… 主催が特定の参加者へ優遇処置を与えるのは流石に問題ありだと思います。 これがもし通るにしても、SS内で力を引き出した代償を書くとか贔屓に見合った対価が必要かと。 あと主催のむやみな強化も後々を考えるとまずい気がします。 もし対主催展開になっても対抗しえるのか、と思いますし。 それと中トトロのような雑用を除いて、主催側の人間の増加は慎重にしたほうがいいかと。 後最後に。 AAにする必要はないと思います。
>>714 またそれか
慎重にっつっていくつ作品を潰すつもり?
自分のやってることが一番ロワを潰してるっていい加減気づいてくれ
とりあえず意見あるなら議論スレにいけば
>>713 小説「涼宮ハルヒの驚愕」から登場したキャラ(無論アニメ未登場)
情報統合思念体とは別の起源を持った天蓋領域のコンタクト用インターフェイス
ぶっちゃけ無口キャラ以外全くの謎
自分は 特定の参加者に対する強化→別にいいと思う。普通ならあれだけどタツオさんならやりかねない。 ただ一度だけの特例の方がいい気もする、二回もあると何回にもなりそう。 主催者→複数いるのは想像の範囲内だが、特定させる必要はない。分かりづらいキャラだし。 って感じです。 面白かったしいいと思いますよー
投下乙
長門のAAでトロ初登場と同じくらいワロタ
キョンに巨人殖装与えるのはナーガへの制裁って形にすれば問題ないんじゃないかと思うけど
ギガンティック再殖装は出来るのか?
出来たとしてもエネルギー切れで強制解除されたのに、エネルギーほとんど回復してないまま
再殖装したってまたすぐ強制解除されるのでは?
>>713 SOS団の対抗組織の長門に当たる存在
>>716 >>718 ありがとう。
ハルヒ原作はアニメ化された所までしか読んでなかったんで。
仮投下スレ行ってきます
とりあえず意見は議論スレに出そうぜ、皆
仮投下乙です 自分も九曜は出すべきではないと思います この企画はいちおうksk「アニメ」バトルロワイアルですから、原作のみの登場でアニメに出ていないキャラを登場させるのは問題ありかと あとは必要があれば議論スレの方で
議論スレ行けとか言ってる奴がいるけどまだ感想のレベルなんだろ。 やたら噛み付くなよ。 正直周防なんて誰が書けるんだよ。喜緑ですら厳しいと思うぞ。
いや、明らかに感想じゃなくて指摘だろ これが指摘じゃなかったら何が指摘なんだよ それに、何度も何度も議論スレ行かずに良作品を潰されたから議論スレにいけばって言ってるんだが アニメな以上周防については同意だが
普通はああいうサブ的な立場の人はメインより性能低いのがお約束だけど 喜緑や朝倉といった本編で明確にバックアップ扱いされてるキャラでもそれほどの 性能差はなかったもんな ましてや九曜は別組織の端末だしなぁ なんで協力してるのかとか理由考えるの大変じゃね? ほとんど実態わかってないし
仮投下乙! 自分は九曜以外の部分は気になりませんでした ギガンティックは今回限りの特例にすれば問題ないかと
◆4etfPW5xU6氏が投下した「贖罪」の登場キャラ3人の現在位置書いてなくね?
・参加作品@アニメ 【涼宮ハルヒの憂鬱】 【キン肉マンシリーズ】 【モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】 【魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【ケロロ軍曹】 【スレイヤーズREVOLUTION】 【新世紀エヴァンゲリオン】 【強殖装甲ガイバー】 【砂ぼうず】 【となりのトトロ】
申し訳ありません。 都合で今より水曜までパソコンに触れないので修正もその分遅くなると思います。
>>728 ゆっくりしていってね!
自棄になって考えてみた。↓
もしksk板があったら
1、長門有希だけど何か質問ある?(564)2、【お姉ちゃん】kskヴィヴィオはロリ可愛い35【助けて】(148)
3、ゼル×フェイトを応援するスレ3フラグ目(93)
4、kskロワでエロSSを書こうパート4(685)
5、トトロに飛び付きたい奴の数→(784)+10000
6、カヲル君を祭るスレ8→(339)
7、【ヒロイン一姫】ハルヒ勢総合スレ3【kyon(笑)】(716)
8、砂ぼうず「ボインちゃん好き集まれ!」(256)
9、悪魔将軍になら掘られてもいいよな?(895)
9ちょっと待てww 異常な書き込み回数www
2と8の差がww
ヴィヴィオとトトロつえぇwww
>>729 に盛大に吹いたので便乗してみる
結局ゼルの本名ってなんなの?(602)
ひたすらkskするスレ84(61)
参加者の亡骸を見つけたら報告するスレ(103)
スレ系魔法となのは系魔法の1000の違い(68)
があ(500)
ひたすらkskするスレ83(1001)
【一つ目も】オメガマンだけど質問ある?【スバルナカジマンも許さん】(14)
マーダー総合part6【ムッコ6ス!】(242)
ロリかボインか白黒はっきりつけるスレpart22(902)
砂ぼうずはシンジきゅんにひどいことしたよね(´・ω・`)(97)
ひたすらkskするスレ82(1001)
お前ら俺のこと弄るのもいい加減にしとけよ(3) (dat落ち)
きっと1はこんな感じか
1:長門有希 2009/05/04(月) 15:32:16 ID:naGa10.Y[sage]
長門有希だけど何か質問ある?
2:kskする名無しさん 2009/05/04(月) 15:33:18 ID:MohU2Ksk[sage]
デュワワデュワワワ、
デュデュワワワワデュワワ?
3:長門有希 2009/05/04(月) 15:33:21 ID:naGa10.Y[sage]
>>2 日本語でおk
>>733 オメガマンと長門のレス数の差に泣いたw
>>729 も
>>733 もGJですwwwww
ていうか9番ヤベェwwwだが俺もきっとレスしてしまう
>>734 もありそうだ
きっとこの後10レス分ぐらいはこういう状態なんだろうなw
オメガマンwww
>>728 修正版、楽しみにしております。
>>723 遅レスでなんだが・・・
言いたい事はわかるけど落ち着こう
オメガマンに全力で吹いたwwww
レス14wwwさびしすぎるww
微妙にレスついてる分寂しいw
だってオメガマンに質問しろっていわれてもw
2ゲット以外、全部オメガマンのageな気がしてきて泣けてきた
きっとこんなんだな
1:オメガマン 2009/05/04(月) 15:32:16 ID:OmegaMAn[sage]
オメガマンだけど何か質問ある?
2:kskする名無しさん 2009/05/04(月) 15:33:18 ID:0gogaiba[sage]
強い奴等に勝てる方法を教えてくれ
3:オメガマン 2009/05/04(月) 15:33:21 ID:OmegaMAn[sage]
>>2 俺が聞きたい
ちょww
電波を受信したので書いてみた、反省はしていな(ry
【kyonなんかじゃ】キョンを応援するスレ【無い!】
1: kskする名無しさん:2009/05/04(月) 11:17:54 ID:0gogaiba[sage]
kyonだって好きで殺し合いに乗ってるわけじゃないんだ
皆で応援しようぜ!
2:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 11:21:21 ID:1tUKihimE[sage]
死ね
氏ねじゃなくて死ね
3:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 11:32:09 ID:NargeASan[sage]
あんな屑を応援する必要性を感じない
少しでも見込みがあると思った俺が馬鹿だった
4:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 11:45:22 ID:S.kami.H[sage]
確かにあいつがやってることは許されることじゃないけど……普段は良いやつなんだよ!
べっ、別にあいつのことを庇ってるとか、そういうのじゃないけどね!
5:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 11:56:04 ID:4etfPW5x[sage]
>>4 ツンデレ乙w
ぶっかけロリにトラウマを植え付けた時点で、彼を許すことは出来ない!
6:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 12:05:56 ID:N.t.maO-[sage]
あんないたいけな娘を傷つけておいて……応援しよう?
>>1 、ちょっと頭冷やそうか?
7:1:2009/05/04(月) 12:07:44ID0gogaiba:[sage]
なんで皆、そんなこと言うんだよ!
あいつだって皆を救おうと頑張ってるじゃないか!
あれっ?なんかピンク色の光が見え(ry
8:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 12:09:51 ID:4etfPW5x[sage]
>>1 ざまあw
ちょ、4e氏www
>>744 ,
>>746 吹いたwwwwww
掲示板ネタ全てに言えることだが、IDで誰だか分かるように、
でもIDっぽくしてあるのがすげぇw
っていうかkyon自演乙wwwwww
管理人氏自重ww そしてツンデレキターーー!!
もうツンデレぐらいしかkyonの味方いないんじゃないか?w
4e氏何やってんすかwwww
kyon涙目すぎるぜww
他にあるならこんな感じか? ↑と↓のスレタイを合体させるスレinkskロワ(127)【ぶっかけ】4e氏を応援するスレ3【管理人】(572) 古泉の女体化について考えようか(749) kyonと悪魔将軍を同じ部屋に閉じ込めてみた(224)
一個だけ早いww
ついに掲示板ネタが書き手諸氏にまで及んだwwww 「kyonと悪魔将軍を同じ部屋に〜」をつい想像したがたぶんkyonの扱いは 古泉と違ってナーガ様の時とあんまり変わらん気がするwww 逆に古泉が悪魔将軍じゃなくてナーガに付くハメになっても もう少しkyonよりは扱い良かったんだろうが…
僕らのカナブン追悼スレ(158) NIKU氏肉勢コンプ記念(29) ゲリラ氏の投下を予想するスレ(319) kyonを優勝させたい奴集まれ!!(3) ゼルフェイの新築になのはさんがやってきました(44) こんなんでてきました
キョンwwwwwww
>>756 最後w
ヴィヴィオも連れて行ったら完全に修羅場だぞw
便乗 ズーマ追悼スレ(388) IDに0が付いたらキョンが人間をやめるスレ(31) 【よくも】タツオさんを語るスレ3【カナブンを】(941) もしも将軍達が家族だったら6(492) 【アキラじゃなくて】深町晶総合スレその7【ショウ】(106) 主催について考察するスレ11(252) kskアニメキャラバトルロワイアルネタバレスレPart52(814)
NIKU氏は書き込み数まで29www あとボッチスレ意外と伸びてるんだなw
ksk板wwww
掲示板ネタすげぇwwwwwどれも笑えるwwwww
ボッチスレなんでそんなに伸びてるのw
きっとチャットでの真摯な姿に皆心を打たれたんだよ 勘違いしてるアスカの荒らしが大半とかだったら泣く
アスカの荒らしはやばそうだな 容赦なさそうだし、なんだかんだで頭良いし
アスカが荒らしするならケロロスレじゃないか?あとヴィヴィオ
個人的なイメージ
アスカ→荒らし
キョン→自演
オメガマン→重複スレ立てをする
悪魔将軍→書込みは普段せずに2getと
>>1000 だけかっさらう
古泉→いつも
>>999 しか取れない
そしてアスカのせいで規制に巻き込まれる小砂
自分も流れに乗るぜ! トトロにひたすら抱きつくスレ・108もふもふ(900) 小砂がなのはさんに弟子入りするようですPart2(103) アサシンマジック使って1時間気づかれなかったらドロロ(82) 【キン肉マン】超人プロレスを語るスレ5試合目【ウォーズマン】(299) 悪魔将軍なんかより閣下の方が大物(7)
閣下自演乙wwww そしてドロロwwww
閣下ww
閣下wwwwww ドロロスレではその人を最後にdat落ちすると伝説のアサシンとして神扱いですね分かります そしてそれをとるのは大抵本人かボッチ
キョンに続いて閣下も自演キャラかwwww
俺だってやってやるぜ! 【やっぱり】キョンアンチスレ【ヘタレ】Part9(151) そろそろkskロワのヒロイン決めよーぜPart14(248) キョン「長門、実は俺○○」←1番面白いこと入れたやつ優勝(980)
GJですww ヒロインのスレッドじゃ一姫の名前まで上がってそうだwwww ていうか980って、いじられすぎだキョンwww
51、一番変態なのは誰?前科8犯(290) 52、ksk書き手キャラバトルロワイアルpart4(851) 53、冬樹の活躍を想像するスレ(9) 54、ホリィさんとゆっくり進行するスレpart2(638) 55、アスカを更に追い詰めようぜ!化け物11匹目(444) 56、お前そこ代われpart5(949) ノリと勢いだけでごめんね
むしろ古泉は 【一姫が】古泉一姫に萌えるスレ14【殺すんだからね☆】(493) と個人スレがあるレベル。
ああ、ありそうありそう…って14スレ目かよwww
>>776 冬樹少ねぇwwwww出番も少ないがレス数も少ないとな!
そしてホリィさんのゆっくりがここにまでw
>>777 ありそう、凄くありそうwスレッド数といいファン多すぎだ古泉w
さり気なく
>>776 までのスレタイが収録されている事に今気付いた。
仕事早い!
また電波受信した 【おはよう】リヒャルト・ギュオーに萌えるスレ【諸君】(4) kskロワ最強キャラ議論スレPart12(256) タツヲさんは不気味カッコイイ(465) ちょwwwkyonの弱点見つけたwwwwww(758) なのはさんってさ(354)
閣下ww 自演してんだろうなw
なのはさんってさ、……なんなんだ気になるw
最強キャラ議論はトトロ派と将軍派とで分かれるんだろうな… 「能力は高いですし、もふもふがたまりませんね」「カリスマも実力もある将軍だろ、カーッカッカ!」な感じで そこに「なのはさん嘗めるな」とか「閣下(笑)kyon(笑)」とか「可愛いくて志もあるヴィヴィオちゃんじゃーい!」とか大混戦
パート数が多いスレのラインナップがリアルwww
>>783 書き込んでる奴が丸分かりすぎるじゃねえかwww
つかkskロワのエロSSって何があるんだ?やっぱりロリのry
いろんな意味での最強が混乱してそうだ
きっとこんな感じだろう 【おはよう】リヒャルト・ギュオーに萌えるスレ【諸君】(4) 1: kskする名無しさん:2009/05/04(月) 16:27:11 ID:kAkKa.ww[sage] 立ててみた 2:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 21:32:51 ID:BOttI1Ha[sage] そんなことより小トトロの愛らしさについて語ろう 3:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 23:13:19 ID:hITotuMe[sage] 賛成 4:kskする名無しさん:2009/05/04(月) 23:19:11 ID:tA.tsUo3[sage] 重複 ↓ 【閣下(笑)】リヒャルト・ギュオーをヲチするスレPart8
ちょwww
閣下wwwww ID見て誰が書きこんだか分かると余計ニヤニヤしてしまうww
ヲwwwwwチwwwww
各キャラヲチスレってめっちゃ伸びてそうだ
ヲチスレwww
ゼル×フェイトを応援するスレ3フラグ目
235: kskする名無しさん:2009/05/04(月) 23:46:33 ID:iDe.kaWo[sage]
そういえば、2スレ目中盤から話題には上ってるけど
この二人の交際、高町さんはどう思うかな。
236: kskする名無しさん:2009/05/04(月) 23:58:39 ID:liRy.kOS[sage]
確かに、師匠にとって大切な人なんだよね
その人が一応マーダーだったゼルとくっつくってのは…どうなんだろう
237: kskする名無しさん:2009/05/05(月) 00:02:39 ID:Nano.ToT[sage]
でも、ゼルディガスさんは死者スレでも改心してるのは見て取れるし
フェイトちゃんもゼルディガスさんさんといっしょでとっても幸せそうだから…
……なのはさんも、きっと二人の幸せは喜んでくれるよ
238: kskする名無しさん:2009/05/05(月) 00:03:28 ID:CHuUtoRO[sage]
全kskロワ民が泣いた
239: kskする名無しさん:2009/05/05(月) 00:04:18 ID:S.nJimA02[sage]
私戦闘機人だけど高町なのはさんは凄く立派だと思う
240: kskする名無しさん:2009/05/05(月) 00:08:66 ID:mAlU9NOv[sage]
>>237 タイプゼロセカンド乙、ただし内容には激しく同意
そして以降誰もゼルの名前の間違いに言及しない
きっとksk板を"ゼルガディス"で検索してもヒット数は0
ヤバいw このスレ覗きに行きてぇww
Hノーヴェww
スバルも自演するなwwwいや、他演か? リアルにksk板見てえwwww
スレ立ちすぎだwwwwどれも覗きたいwwww
これだけスレがあったらみんなkskネットにへばりつきで ロワしてる暇ないなw
いっそ避難所にネタオンリーでksk板(ネタスレ)を作るとか ロワが停滞しそうだがw
逆に考えるんだロワしながらkskネットにへばりついてると考えるんだ 【絶体】ちょwwwwwwマーダーテラツヨスwwwwww【絶命】Part13(444) 実況スレもあるな! 安価スレもあるな! うん!
安価で行動決めるのかww
kskらしいなw 「安価は絶対!」といわれて涙目なkyonが目に浮かぶ
行動すらも安価とはkskロワらしすぎるwwww
参加者の行動を安価で決めるスレPart19
317: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:tA.tsUo3[sage]
次回のキョンの行動
>>325 (中略)
324: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 08:39:01 ID:WaWAwAwaSU[sage]
ウォーズマンの足を舐めて許しを乞う
325: kskする名無しさん:2009/05/04(火) 08:39:15 ID:MeEtkUn[sage]
ウォーズマンに土下座して謝る
326: kskする名無しさん:2009/05/04(火) 08:39:16 ID:HaruNYan/S[sage]
何とかウォーズマンを倒す
キョンwwwwwwww こんな感じで安価で進めたら、これはこれでカオス状態で面白かったかもwww
kyonwwww そしてひそかにフォローしてくれてるハルヒの優しさに泣いた
谷口なにやってんだwww
谷口ww
>>810 あんたが神かwww
けしからんもっとやれ!
どのスレも読んでみたい
>>810 神wwwwwwww思わずクリックしたくなるwwww
すげぇwwww
ちょww どこの神が降臨してんだw
カヲル「それも僕だ」
あんたかww
カヲル君なのかwwww 何でもできるなカヲル君wwww
カヲル君だったのかww
>>822 ちょwwwww
カヲル君は酒場だけでなく巨大掲示板も管理していたのかw
さすがカヲル君!
いや、これは光の巨人仕業だ! と思ったらエヴァにも光の巨人っているのね……。 よもやこんなところに共通点があるとは。
気付けば掲示板ネタで約100レス消費してるwwwwww
マジだwwwやりすぎw
皆ノリノリすぎだろwww 俺もだがwww
ざっと見てみたけどクオリティ高いなwww
皆GWで興奮してたのかな?www
それにしてもこのksk民、ノリノリである
スレの寿命が短杉www このノリに便乗して、 ゼクトール、ハム、夏子、アプトムを予約いたします。
予約キター! なんて怖い面子だ……ハムと夏子逃げてえええ
その面々は気になってたんだw 期待してますw
アプトムを仕留めれたら残り短い命を対主催のために費やしてくれる… そう願っていた時期も私にはありました。 ってなことになりそうで怖いよこのメンツw
アプトム倒しても生きながらえていたらギュオー抹殺か悪魔将軍の配下だな
将軍一家誕生だな
将軍また家族増えるのかwwww
父の友人 ペット 娘と息子を襲った暴漢 どれだ
むしろ執事で
将軍「私の執事をやらないか」
将軍=某金髪ツインテールの釘宮ボイスロリ に変換された
やめれwwww
俺は前の家族ネタを取り入れつつ 古泉→反抗期真っ盛りの息子 H→出来の悪い娘 将軍→威厳に満ち溢れた父親 オメガマン→将軍にごまをする職場の部下 ゼクトール→娘の元彼にして将軍の部下 を押そう。
∧ ,/ | |\ |\__/ :ゝ丿: \__/| \_| |;;;;;| |;;;;;| |_/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .| :: | < 私の執事をやらないか? /~|.ヽ. ’’ /|~ゝ \_______ ) (  ̄ ) ゝ ソヾ ノ ( ___ , - '"´ ` ‐ 、 , -'´ \ / \ , -'´ ヽ _, -' イ ヽ / l l l i \ ヽ ', ', ,' l l l l \ ヽ ', i i l l li l', ヽ、 ヽ\ ', i l l l l ll l ',ヽ \ \\ ',. l ヽト、 l li l', l ', ', ヽ\ ヽ, -─-ァ', ト ーl:/ヽ l l', l ',l ',ヽ', ,.イ::::::「 )l ヽ、 l il lノ \ l l ',.イ:::`ヽ', ヽ l:::::::::::イ ト、 ilノ/', \ ', l', l ', ';::入. ヽ::::::ノ, イ l l',! ', \ ヽ ',ヽ.', ',', ヽ::」 '"´/〃 ,イ l ヽ \ \ \ヽ、', 〃、 , -、 ,.イ l l \ \ 悪魔超人最後の刺客 \ l l ヽ、 < ) / l l l \ \ 悪魔将軍! / / l l ` ー -r ‐ '´/ ̄リ ̄ヽ \ ヽ / / l l l /:::::::::::::::::::::::::l ヽ ヽ / / l l , 、 /::::::::::; -'"´  ̄ ` \ ', ', / / _',/ / ヽ:::::/ / l/ ', i / / ノ _ ̄く r‐'´ l/ l i l / / l ヽ ノ , イ / l l. l / / // ` ‐、 ノ- ' l / l l l / / ,.イノ ー- 、ノ / ̄lO/ l l l / / /:::l` ‐ 、_ノ / / / l l l / / /::::::::l ノ:::l / / l l l / / l:::::::::::l/::::::::l / / l l ,' / / l::::::::::::::::::::::::::l/ / l l /
今なんか電波受信した↓ 悪魔将軍「こいつはネコ・ゼクトール。お前たちの新しい母親だ」 古泉&H「な、なんだってー!?(AA略)」
……ありだな
まさか「母親」という意見が出てこようとは…… アリだな。
その発想はなかったわwwww ありだな、うん
↑と↓のスレタイを合体させるスレinkskロワ 111: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:tA.tsUo3[sage] ゼル×フェイトでエロSSを書こう 112: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:WaWAwAwaSU[sage] カヲル君に飛び付きたい奴の数→()+10000 113: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:iDe.kaWo[sage] 砂ぼうずかシンジきゅんか白黒はっきりつけるスレ 114: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:4etfPW5x[sage] 【ぶっかけ】4e氏の女体化について考えようか【管理人】 115: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:naGa10.Y[sage] 小砂がなのはさんにひたすら抱きつくスレ 116: kskする名無しさん:2009/05/05(火) 07:10:10 ID:h0si4.TRst[sage] 【絶体】ちょwwwwwwなのはさんテラツヨスwwwwww【絶命】 wikiの上下という条件付きでやってみた。 フリーダムにしたらさらにカオスになる予感
これはwwww 小砂がなのはさんに抱き付くスレ……見たいな(百合的な意味で)そして管理人氏何やってんすかwww
最後がリアルすぎるwww そして管理人www
GJですwwwwww全然違和感が無いwwwww
俺も上下限定で作ってみた。 ロリ長門だけど何か質問ある? 一姫「ヒロイン悪魔将軍好き集まれ!」 結局kskって何なの? kyon追悼スレ キョン「長門、実は俺変態」
kyon勝手に殺すなwww そして一姫が更にキャラ崩壊してるwww なんで皆、こんなにネタが湧いて出てくるんだwww
遅くなりまして申し訳ありません。 先程修正した後半部分を仮投下スレに投下いたしました。 問題がなければ今夜にも本投下いたします。
うわ自分が馬鹿なことしてる間に来てたw 問題ないと思いますよー
クオリティ高過ぎww
修正乙です。 ナーガの首輪はどうなったんですしょうか。 ナーガの円版石が残ったなら首輪も残ったと思うのですが。 他は問題ないと思いますよ。
>>855 上手いwwww
そして仮投下スレを見ていると「kyon追悼スレ」が冗談にならなくなる雰囲気www
>> ◆5xPP7aGpCE氏
仮投下乙です!自分も大丈夫だと思いますよ〜。
強いて言うなれば首輪の所在?でも首輪を必ずしも何かの展開で使うわけじゃ
ないから、消し飛んだか〜とかの脳内補完でいいか。
描写がすごく良くなってて(元から良かったけど)早く感想言いたいw
細かいですけど、リ「イ」ンですよ
修正乙! 条件は全てクリアされたと思われます! kyonはよりダメ人間になってるし…マジで土下座したほうがいいんじゃないかw
仮投下乙です 感想は本投下の時に あと自分も便乗して上下やってみる ゼルフェイの新築にズーマがやってきました 超人プロレスして一時間気づかれなかったらウォーズマン アスカそこ代われ ひたすらがあするスレ ゲリラ氏を優勝させたい奴集まれ!!
仮投下乙!早く感想書きてえw
本投下が楽しみです!
>>864 どういう化学反応が起こるんだwww>ゼルフェイの新築にズーマがやってきました
ちょwwww ゼル逃げてえええええ そしてゲリラ氏は何で優勝するつもりなんだwwww
>>864 ズーマが増えたwwwwww
よく皆こんな上手い具合に合体させられるなw
仮投下乙! ちょっと便乗してみる ひたすらシンジきゅんにひどいことするスレ カナブンと悪魔将軍を同じ部屋に閉じ込めてみた 僕らのNIKU氏追悼スレ アスカと更にゆっくりするスレ ちょwwwkyonのカッコイイ点見つけたwwwwww 3番目は多分書き手ロワのときに立ったんだろうな まぁ、あれだ。NIKU氏ごめんなさいゆrンンッ!デッ!
カナブン逃げてー!
こんなのできたぜ! 長門有希はロリ可愛い トトロでエロSSを書こう 結局ゼルの本名ってkskなの? IDに0が付いたらキョン追悼スレ キョンなんかより閣下のほうがヘタレ 一番変態なのは書き手? ホリィさんをさらに追いつめようぜ!
> 一番変態なのは書き手? 変態度ランキングが見たくなった
>トトロでエロSSを書こう なん…だと…?
>>868 kyonのスレが釣り臭いwwww
>>870 トトロでとかwwwwどう想像すればいいのかも分からんwwww
>トトロでエロSSを書こう 想像も付かんwwwwww >ホリイさんをさらに追いつめよう もう勘弁してあげてwww
トトロのエロSSって何があるんだwwwwww
スレ系があとなのは系があの1000の違い ヴィヴィオ×ロリを応援するスレ もしも将軍達が深町晶だったら キョンなんかよりアンチの方が大物 ボインちゃんになら掘られてもいいよな?
>>876 >ヴィヴィオ×〜
もう絡めそうなロリが殆どいない件、っていうかヴィヴィオ優位なのか
アンチにさえ負けるキョンwwwww
>>877 キョンの妹がいるじゃないか!
曹長という手も
曹長と聞いて黄色いカエルの方を想像してしまったじゃないか
この流れはw kyon(笑)を祭るスレ 砂ぼうずになら掘られてもいいよな? キョン「長門、実は俺kskロワのヒロインなんだ」 ちょwwwタツヲさんの弱点見つけたwwwwww アキラについて考察するスレ
>>878 でももう妹は覚悟完了!状態だからなぁ…
>>879 そういえばリインという美味しいキャラがいたな…問題はどうやって会うかか
…ん?待てよ?今フッキーUはなのはさんと一緒にいる…彼があの支給品を持ち、それには回復という使い道もある…
そしてなのはさんは結構疲弊してたよね…こ、これは二人が再開できればヴィヴィオ&1〜2期時代なのはのロリ親子…ジュルリ
話がどんどん進展してるw
>>881 キョン自重wwww
ヒロインは一姫だろう?
お、それはすばらしい夢のタッグマッチだな!
>>881 キョンパチこくなwwww
砂ぼ「ボインちゃんなら歓迎だぜ!」
お前らそんなにキョン苛めるなよ!! 1 :kskする名無しさん:199X/12/15(金) 04:44:44 0 ごめん、やっぱ俺もkyon嫌いだわ kyon氏ね 実況板でありそう
オメガマンムッコ6ス! キョンを合体させるスレ 冬樹バトルロワイアル
>>886 ひでぇよww時刻も含めてwww
>>887 「冬樹バトルロワイアル」がどうにも物寂しい印象しか与えないのだがw
キャラの存在感のせいかw
ロリかボインか白黒はっきりつけるスレpart23
635: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 21:46:33 ID:iDe.kaWo[sage]
ボインはいいね。リリンの文化の極みだよ。
636: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 21:58:39 ID:U85ZpF.S[sage]
>>635 やろう、ぶっころしてやる!
637: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 22:02:39 ID:Sunabozu[age]
>>635 お前とはいい水が飲めそうだ。
636はあとでちょっと裏に来い。
638: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 22:03:28 ID:321goTfE[sage]
635と637は一緒に飲み明かそうぜ。
だいたい、ロワという命のやり取りする場で足手纏いのロリを連れてどうする。
成熟した大人のボインをみんな求めてるんだよ。
639: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 22:04:18 ID:4etfPW5x[sage]
だよな、ボインのほうが魅力的だよな!
な〜んて、びっくりした?
>>638 お前は何も分かっちゃいない。
640: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 22:07:26 ID:amaGumo3[sage]
俺はどっちも魅力があると思うぜ〜
641: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 22:09:53 ID:iDe.kaWo[sage]
ロリはいいね。リリンの文化の極みだよ。
642: kskする名無しさん:2009/05/06(水) 22:11:41 ID:U85ZpF.S[sage]
この20分で何があった。
カヲル君wwwwwwwww心変わりはええwwwwwwwww そして残りが書き手と砂ぼ変態'sだけと言う悲しさ
ちょwカヲル君ww
なんというメンツwwwww
ちょwww書き手氏www 何気にタイトルとか取り入れてあってうめえwwww
悪魔将軍の女体化について考えようか キョンと4e氏を合体させるスレ ひたすら参加者の亡骸を見つけるスレ 主催ネタバレスレ ひたすらkyonを応援するスレ IDに0が付いたらkyonがカナブンを語るスレ
ところで仮投下されてるやつは次スレに投下されるの?
そうなんじゃないかな?
流れを切って申し訳ありません。 指摘のありました首輪の追記とリインの呼称修正は終わりました。 差し支えなければ45分頃より本投下したいと思いますので支援お願いいたします。
了解ksk
次スレ誰か立てた方がよくないか? 俺は無理だがorz
じゃあ立ててくるよう
スレ立て乙です。 立った直後ですので投下は乙が済んだ後、55分頃から開始いたします。
投下はここかな?新スレかな?
投下とkskがあったら足りなくなりそうだしいいんじゃないか?
こっちはもう埋めていいのかねー、というわけでネタで埋める kskロワでエロSSを書こうパート4 505: kskする名無しさん:2009/05/07(水) 00:50:50 ID:kuRoMIra[sage] ハルヒの脱ぎ捨てたセーラー服が、ハラリと宙を舞って床に落ちる。 「ハルヒ……本当にいいのか……?」 「いいって言ってるじゃない。あたしがここまでやってるんだから、恥かかせないでよ。 グダグダ言ってないで、早くしなさい。隣の部屋のヴィヴィオちゃんに気づかれちゃうじゃない」 ああ、そうだな。ここまで来て尻込みしているようじゃ男が廃る。 どこの誰が作った言葉かは知らないが、「据え膳喰わぬは男の恥」とはよく言ったもんだ。 俺はゆっくりと、ハルヒに歩み寄る。そして手が届く距離になったと同時にハルヒの体を抱きしめ、唇を奪う。 「……ッ!」 突然の口づけが予想外だったのか、ハルヒが目を丸くする。そんな表情もまた愛しい。 俺はキスを続けたまま、手をハルヒの下半身に (省略されました。続きを読むには窓の外に向かって「もふもふ最高ーっ!」と叫んでください) 自分で書いておいてなんだけど、このカップリングだとロワである必要ないね。
こいつクロミラじゃねーだろ、エロミラだろwww
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」 ―――――――――――――‐┬┘ | ____.____ | | | | | | | ∧_∧ | | | |( ´∀`)つ | <もふもふ最高ーっ! | |/ ⊃ ノ | |  ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |
このロワらしいエロネタというと…… ☆妹とゲンキの【つい好奇心で……】ネタ ☆朝倉×ヴィヴィオの百合 ☆ボインちゃんを死○する砂ぼ ☆性的に拷問する雨蜘蛛 ☆タツヲ×長門 ☆将軍「部下にしたいからお前ら子供でも作れ、おk?」(古泉とHだよ?) ☆将軍×一姫(もちろん女だよ?) ☆なのは×小砂 ☆調子に乗ったオメガマンにいじめられるスバル ……すまん、つい頭に浮かんでしまって。
最後見てえw 個人的にはああいう真っ直ぐな娘は虐めてナンボだぜ 熱血展開も嫌いじゃないがな!
>>906  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
|
____.____ |
| | | |
| | ∧_∧ | |
| |( ´∀`)つ | <もふもふ最高ぉぉぉぉ!
| |/ ⊃ ノ | |
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |
>>909 結構あるなwwww
部下にしたいからという理由ですか将軍wwwwww凄い指令だwww
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」 ―――――――――――――‐┬┘ | ____.____ | | | | | | | ∧_∧ | | | |( ´∀`)つ | <もふもふ最高ーっ! | |/ ⊃ ノ | |  ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |
カッポリング事態少ないよな。 死者スレのゼルフェイぐらいしかいないというか、 まともな男がゼルと古泉ぐらいしかいなくないか?
ボッチは…… それに古泉はヒロイry てかキン肉マン把握してない俺的に気になったんだが、悪魔将軍って元は人なの? いや、エロネタで気になってww
悪魔将軍はサタンの力を得たゴールドマスク(超人)だったりサタンの一部だったりサタンと双璧を成す悪魔の王だったりして存在自体があいまい
初期設定→黄金のマスクに宿る古代の神・ゴールドマンの怨念が、サタンとの契約で実体化した超人 公式謎本→ゴールドマンとサタンの合体超人 U世→超人の歴史の中で何度も現れ、そのたびに正義超人を追いつめてきた伝説の悪魔超人 結論:だってゆでだから
まあ、ゆでなら仕方ないよね
カヲル君×シンジ君忘れんな
ゆでの設定に文句をつけてもはじまらん
だってゆでだもんね
ゆでだから仕方ない
第一回投票結果見返しててキョンのしおらしさに全力で吹いた 今も昔くらいなら良かったものを……ww
第三回は人気のキャラが多いけど順位は割と絞れそうだな。 将軍、一姫☆、ナーガ様、それと常連のヴィヴィオとトトロってところか。 あれ?常連以外危険人物……
今回はまたkyonが人気投票上位へいく予感。 ヘタレとして大人気だしw
なんだかんだkyonも人気高いよなあ。まあ俺も好きだけど。 ネタになるのは人気がある証拠だなww なんか三回放送は上五人にキョンや朝倉さん、フッキー、ゲンキ、スバルあたりも食い込んで乱戦になりそうだなww
一番変態なのは誰?前科8犯
328: kskする名無しさん:2009/05/08(金) 00:26:12 ID:Sunabozu[age]
雨蜘蛛だ。ぜってー雨蜘蛛だ。
329: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:27:00 ID:amaGumo3[sage]
砂ぼうずに決まってるだろ
330: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:27:49 ID:Sunabozu[age]
何言ってんだ?
あんな男前で凄腕の便利屋が変態なわけないだろう。
331: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:30:18 ID:natsuko3[sage]
これはさすがに自演乙と言わざるを得ない。
332: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:31:17 ID:DoRaMata[sage]
ギュオーって人も変な服な上に軽くストーカー入ってて
ちょっと頭もヤられてるみたいよ。
333: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:33:23 ID:dOrOrOno[sage]
おまけに変身するでござるな。真の変態。
334: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:34:11 ID:Bottides[sage]
>>333 誰がうまいこと言えと
埋めネタってことで軽く流してくれ。
せっかくだしksk板ネタでこっち埋めるかwww
俺も投下
結局ゼルの本名って何なの?
112: kskする名無しさん:2009/05/08(金) 00:26:12 ID:GodHALhi[age]
ガゼルディス
113: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:27:00 ID:usu-huyu[sage]
ゼガルディス
114: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:27:49 ID:number.6[sage]
ゼディルガス
115: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:30:18 ID:zeruhetare[sage]
何言ってんだ。
ゼルガディスに決まってるだろ!
116: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:30:18 ID:idekawor[sage]
>>115 嘘はいけないな。
ゼガルンデスだろう。
【キン肉マン】超人プロレスを語るスレ5試合目【ウォーズマン】
128: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:28:09 ID:maru9NoVe[sage]
最近超人レスリングに興味持ったんだけど、これは見ておいた方がいいっていう過去の試合とかある?
129: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:29:29 ID:29NIkU[sage]
>>128 個人的なお薦めはロビンマスク対マンモスマンだね
DVDなら王位争奪シリーズの最終巻に収録されてる
あの辺の試合は全部お薦めできるけどね
130: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:32:16 ID:BokEGAeru[sage]
反応早すぎワロタwwww
肉氏何やってんすかwwww
>>927 最後は俺も上手いと思ったwwww
>>928 今まで100個以上もゼルの間違った名前がレスされたと思うと悲しすぎるなw
>>929 肉氏wwwww
そろそろkskロワのヒロイン決めようぜ!Part14
328: kskする名無しさん:2009/05/08(金) 00:26:12 ID:4etbukkake[age]
ヴィヴィオ
329: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:27:00 ID:U85ukkali[sage]
キョンの妹に決まってるだろ
330: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:27:49 ID:S82tizusi[age]
ここの書き手にはがっかりだ
トトロに決まっている
331: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:30:18 ID:GeriraEF[sage]
>>330 君とは上手い酒が飲めそうだ
332: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:35:42 ID:KYM321go[sage]
ロリと獣なんて何がいいんだ。
ボインちゃんこそヒロインにふさわしい
333: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:35:42 ID:datyamk2[sage]
朝倉さんだよ
334: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:37:51 ID:h6kouhou[sage]
一姫☆だろJK
335: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 00:42:11 ID:Fe3hatenko[sage]
可愛くてかっこいいスバルこそヒロイン
336: kskする名無しさん:2009/05/06(金) 09:25:04 ID:2Xsyogun[sage]
なんだこの流れww
>>932 これは将軍氏に同意せざるを得ないwww
同じ奴が何度もコピペを繰り返したりするべき
ksk板のネタ尽きないなwwwwホント凄いww っていうか14スレ分もヒロインについて語ったのかwww
執筆作業中に予定が入ってしまい、期限内に合いそうにありません。 というわけで延長を申請します。 今週の土日までには間に合わせるよう身を粉どころかLCLにして頑張ります。
延長了解しましたー。LCLwww ゆっくり書いてってね!
ゆっくり書いていってね!
ゆっくりしていってぬ!
ゆっく書いて行ってね!
part25の方で話し込んじゃって、こっちの話題に困るな…
kyonが悪いんです
)、._人_人__,.イ.、._人_人_人 <´ kyonじゃ、kyonの仕業じゃ! > ⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒ // // ///:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;ヽ // ///// /:::: (y○')`ヽ) ( ´(y○') ;;| / // //,|::: ( ( / ヽ) )+ ;| / / // |::: + ) )|~ ̄ ̄~.|( ( ;;;|// //// /// :|:: ( (||||! i: |||! !| |) ) ;;;|// /// ////|:::: + U | |||| !! !!||| :U ;;; ;;;| /// ////|::::: | |!!||l ll|| !! !!| | ;;;;;;| //// // / ヽ::::: | ! || | ||!!| ;;;;;;/// // // // ゝ:::::::: : | `ー----−' |__////
ハルヒが夢に出てくるネタでちょっと書いていたので◆5xPP7aGpCE氏の仮投下読んでちょっとびっくりしたw いや、他が進まないと投下しにくい内容だから出せないけどね。
そう言えば、こんなトリップ見つけた
>>944 ということはある程度話が進んだら予約が入るということですねw
楽しみにしてます!
>>945 凄いトリップwwww
緊急の予定が入り、期限まで書きあがりそうにありません、予約を破棄します。 長い間、キャラを縛ってしまい誠に申し訳ありませんでした・・・・・・orz。
おおう、どんまいです
なんと、残念 また再予約できたらして下さいねー
よ、予約破棄ですか!残念です… しかし今ほかに予約もありませんし、また完成のメドが立ちましたら是非ともお願いします!
あと50レス100kb…次スレ立てるの早すぎたか?
まぁいいんじゃね? 適当に雑談して埋めようぜー
んだな まったり雑談でもしよう
◆4etfPW5xU6氏、氏が以前投下した「贖罪」でゼロス、スグル、砂ぼうず達3人の状態表の現在位置が書かれていません。 wikiに修正お願いします。
そういや放送近いけど禁止エリア面白そうな所ある?
D-3禁止エリアにして、遊園地組涙目にしようぜ!
いい加減施設急襲もありだろうな。
学校あたりそろそろ指定しておかね?
>>956 遊園地は涙目になるのはD-2だと思う。
禁止エリア話いいな! 今まで2回とも面白いことになったから次も期待 じっくりとどこが面白いか吟味せねば
>>957 遊園地組が今いるのはD-2だけど、
D-3が禁止エリアになると遊園地の出入り口が全部封鎖されて、
禁止エリアの端っこを突っ切るか海を泳がないと遊園地から出られなくなる
それいいなw 確実に涙目にするためには早い時間の禁止エリア狙わなければ
施設ごと禁止も面白いなw キャラによっては行動が大きく変わったりして…
D-3封鎖は面白そうw
D-3いいなw あと2つ面白そうなのはどこかなー
え〜と、状態表には書かれてないけどスエゾーはナーガは改心した時のナーガと思い込んでる状態?
ワルモン四天王って言ってた 四天王だったとは言ってなかったから少なくとも改心までは行ってないはず
教えてくれてありがとう 読み直してみます
ふと思ったのが、リングあるところを禁止エリアにしたらどうなるんだろう? ……いや、戦闘するキョンを更に涙目にry
>>970 キャンバスに突き刺さって抜けないまま禁止エリアにされてスープ化を待つkyonが浮かんだ
リングは俺も狙ってた 少なくとも移動して別のリングを期待するしかない
考察にも役立ちそうだしな>リング なんでわざわざ主催者自ら設置していたものを塞ぐ真似をするのか、とか。
もしマンタが気絶している所が禁止エリアになったら・・・・・・ 早く起きてください二世ーーーッ!! 没スレの二の舞になってしまいますよ!(ミート調に)
悲惨すぎるwww
悲惨なんてレベルじゃねーぞww
これはマンタ気絶地点を狙うやつがでるな、絶対でるな
まずここに一人
妹事情あって身動きとれないのは上がってるマンタと南のリング組くらい? 他にいるなら狙いたいw あと放送までに必須なのはどこのパートかな。
妹事情ってなんだw 今、な。
確かに妹は事情(アスカとの対決)があって動けないなw
アプトム組も少し危ないのでは ゼクトールとのチキンレース的意味で
放送まで必要なパートか…死者が出かねない土下座リング、妹事情、アプトム組ぐらいか? ドロロとボッチのチャットは放送後でも問題ないだろうし。
>>974 「そこのところどうでしょう、中野さん」
>>985 「いやはや、そんなことになった万太郎は見たくないですねえ。
怖いですねえ、恐ろしいですねえ」
土下座リングと妹事情吹いたwwwwww また新たな単語が生まれたなw
kyonはどうすればウォーズスバル組に勝てるか
勝つ方法が思いつかないw 超健闘してもナーガ様の時みたく「試合には勝ったが勝負には負けた」状態になりそうでw 予約が入るのが楽しみだwww
ジャンプロワのウォーズマンとロボロワのスバルに代えれば勝てるよ
ウォーズマン「恐怖心俺の心に恐怖心」
992 :
創る名無しに見る名無し :2009/05/13(水) 21:31:49 ID:AHP/70xP
先読みになるから言わないがkyon(笑)はあの手を使おうとするが状況が違うから失敗する やっぱり土下座だろう
>>990 そこのスバルじゃ逆に容赦無く殺りに来るじゃないかw
パロスペシャルで強制土下座だろ
まてまて、先読みは止めようと ネタが潰れる
>>1000 ならkyonがここから怒涛のカリスママーダーに急成長
>>1000 ならkyonがここから怒涛のヘタレマーダーにさらに成長
ん?まちがったかな?
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(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
(。'。、。@,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。@ ) )
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