kskアニメキャラバトルロワイアル　Part6

　　　　　　　　　　　　＿,-ｰ'´　　　　　　　　　　 `'´＜._
　　　　　　　　　　　 ＞　　　　　　　　　　　＼　 l　　　 ＼
　　　　　　　　　_∠´　　　　　　　　　　　　＞Nﾚ'　　　　　ヽ_ 　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1‐- 　　／
　　　　　　　　 /.:::　 ..:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ', 　　.|　ここは、安価で決定されたアニメ作品のキャラクターによる
　　　　　　　　/::::.:　.:/　　　...::　 ..:/　　　　l:　l:.　　　　　　　　ﾍ､ 　|　バトルロワイアルパロディの企画スレさ。
　　　　　　　 /ｲ:::: .::/　　 ..::::/　／l　　　　/　ﾉ ＼ヽ::..:. :.　:. l:. l` 　|　
　　　　　　　　　l.::イ　　.:::::::/:／　 ﾚi　　 /:: /_.. -ｰ＼‐､l:: l:. ∧!　 .|　この企画はその性質上、版権キャラの残酷描写や死亡描写が
　　　　　　　　　j:::::l .:: .::://ﾅこニ;ミl:: /:/l::/7Z=サﾅ‐ｬ.〉l:: |:ﾘ　'　 ｜ 登場する可能性がある。苦手な人は注意してくれ。
　　　　　　　　 ﾉ:::::|.::ﾘ l.::/＜'ﾍ::ﾘ..`,l:/l´ l/　 " ヾ-' " /f`|! |' 　　 .｜　
　　　　　　　／-イl::i:l´ﾘl/X　　￣　/　　　　　　　　　/)ｿ:l::ﾘ..　　　 .|　なお、本企画は他板に存在する同様の企画とは一切関係ない。
　　　　　　　　　　l:/::|::::|､Kﾍ 　　　　　〈L　　　　　　/-'/|/　　　　＜　混同しないように気をつけて欲しいところだね。
　　　　　　　　　 /´l/ヽ:l::::::::::＼ 　　ｰ- - -一'　　, '::／　　 　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　ﾉノl/V|::::`-､,.　 　　　　／l |/′ 　　　　　 　|　それから、僕と目が合ったそこのキミ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　l´　 |:::`' -､_,／　.| 　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　好意に値するよ……『好き』ってことさ♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::　　　　　　 | 　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ｰ」:::..　　　　　　ト､__
　　　　　　　　　　　　　　　　/i7:::ノ:::::..　　　　　　',l　 l、
　　　　　　　　　　　　　　　../::: ｀ｰ､_::::::..　　　 ..::r'´　　ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　_/´ﾚ:::: /｀ｰ`):::-､:.　-‐十⌒〉 ＼ ｀ｰ､　
　　　　　　　　　　　 ／∠´-ｰ┘::::「{...＿___.. -‐|!　く.__＿＼　 ｀ヽ、
　　　　　　　　_,.-''´ 　　　　.了 ／　|::三＝ー￣:|:＼　　｀￣､　　　 ｀ヽ、
　　　　　_,.-'´　　　　　_,-'´　　 ｀ヽ､l､::::::::::::::::::::/:／　　　　　｀`-､　　　｀ヽ
前スレ
kskアニメキャラバトルロワイアル　Part5
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220615940/

kskアニメキャラバトルロワイアル　Part4
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220359994/
ｋｓｋアニメキャラバトルロワイアル part3
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220120311/
アニメキャラバトルロワイアルin創作発表part2
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220104445/
アニメキャラ・バトルロワイアルin創作発表
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220012845/

避難所したらば
http://jbbs.livedoor.jp/anime/7056/

まとめwiki
http://www39.atwiki.jp/kskani/

参加者は>>2以降に

よろしいならば参加者だ

6/6【涼宮ハルヒの憂鬱】
○キョン/○涼宮ハルヒ/○朝倉涼子/○キョンの妹/○古泉一樹/○朝比奈みくる
6/6【キン肉マンシリーズ】
○キン肉スグル/○キン肉万太郎/○悪魔将軍/○ウォーズマン/○アシュラマン/○ジ・オメガマン
6/6【モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】
○佐倉ゲンキ/○モッチー/○スエゾー/○ホリィ/○ハム/○ナーガ
6/6【魔法少女リリカルなのはStrikerS】
○高町なのは/○スバル・ナカジマ/○フェイト・T・ハラオウン/○セイン/○ノーヴェ/○ヴィヴィオ
4/5【ケロロ軍曹】
○ケロロ軍曹/●日向冬樹/○タママ二等兵/○ドロロ兵長/○ガルル中尉
4/4【スレイヤーズREVOLUTION】
○リナ＝インバース/○ゼルガディス・グレイワーズ/○ゼロス/○ラドック＝ランザード
4/4【新世紀エヴァンゲリオン】
○碇シンジ/○加持リョウジ/○惣流・アスカ・ラングレー/○冬月コウゾウ
4/4【強殖装甲ガイバー】
○深町晶/○アプトム/○ネオ・ゼクトール/○リヒャルト・ギュオー
4/4【砂ぼうず】
○水野灌太（砂ぼうず）/○小泉太湖（小砂）/○川口夏子/○雨蜘蛛
3/3【となりのトトロ】
○トトロ/○草壁サツキ/○草壁メイ

　47/48

地図はこれだよ！
ttp://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0098.png

こちらは現在位置だよ！
ttp://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0109.png

【――カヲル君からのお願い――】

　　　　　　　　　　　　＿__,,,.................,,_＿_　　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　／ キャラクターの状態を把握しやすくするために、
　　　　　　　　　　　´　　＞'"¨'''ｰ- ...,,＿_¨｀＼　 ヽ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　|　 ＳＳの最後に以下のテンプレを挿入してくれ。
　　　　　　　　　　　＿／＿,,.... -─--　..,,_＼　＼ i 　ヽ 　　　　　　　　　　　　　　|　
　　　　　　　 　 ／ 　 ｀＞　　　　　　　　　　＼　　＼　 i＼　 i 　　　　　　　 　　　|　 【場所/時間帯】
　　　　　　　／-‐ｧ ／　　＿＿＿　　　　　　　　＼ヽ　　　 i　 / 　　　　　　 　　　|　 　【名前】
　　　　　 ／　／／／ ／　　　 _,,..二ﾆ=　　　　　　　 ',i　　/／ 　　　　　　　　　　|　　 【状態】
　　　　　　　/／,.７'" _,,.. -‐'''"､‐-..__.... -──- ､　　ﾚ　　 ､￣｀＼ 　　　　　　　 |　　 【持ち物】
　　　　　　　　／,..イ/ 　 ｢¨,ゝ､=ﾆ二　　　　　　　　　　　　　＼¨､｀＼ 　　　　　　|　 　【思考】
　　　　　　　/／/／　Ｚ　ヽﾏラ''"　　-‐‐-　　　　　　　　､　 ＼　＼　　　　＿＿ |　
　　　　　　　　 //　　　 _=ﾆ二＿＿.... 　 _二ﾆ= ,　　　　　il　　 ',　　 ',／￣ 　　　|　 時間帯の区分は以下の通りだ。
　　　　　＿__,イ,' 　　　　　､_ノ　_,.-‐ﾆ二､-‐ﾆイ　　 　 　ll ＼. i　 ',. ',　　　　／　|　 ０〜３時：未明
　　　／　　フ　,　　　､　　'"、　　　　-.､､＼. /i　∧　　　/l　 ∨ 　 ',_',　 ,.イ　　　|　 ３〜６時：明け方
"＼'-─- /／!,'　　　 丶　　 　　　　ヽ,仏、　/ レ'　',　 /|　l　__,,... -‐ム''" 　 　＜　 ６〜９時：朝
　　 ＼‐-､　　,' 　　　 　 ＼　　　　Ｚ　ヾ-ｲ ./／　 /',/ /ﾚ'''"／　／ 　　　　　　　|　 ９〜１２時：昼前
　　　　　　　 /／ヽ 　　　　 ｀　　 　 Z　｀>ソ /　 /＿／ ,.イ　／ 　　　　　　　　　|　 １２〜１５時：昼過ぎ
､　,. ‐‐--‐'''"＿,.! ＼　　　　 _,,.. -‐- ..,,__,,.. -‐'''"　　　　　 / 　　.　　　　　　　 　|　 １５〜１８時：夕方
／　　　／￣　　　 　 ￣＞'''"　　　　　／　　　　　　　　　 / 　.　　　　　　　　　　|　 １８〜２１時：夜
＿＿／__........＿＿＿／　　-‐=＝- イ　　　　　　　　　　 / 　.　　　　　　　　　　　|　 ２１〜２４時：夜中
　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　　　　　　　　　,.-‐''"　　　　　　　　　　 　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ 三時間区切りだから、割とアバウトでいいと思うよ。

【放送】
6時間に一度ゲームマスターからの放送があり、死亡者と禁止エリアを発表します。
禁止エリアは>>101>>102>>103……という形で書いてもらい、安価で決定されます。
キャラクターの時間を進めるのは自由です。
しかし、放送時間までたどり着いたら一度ストップ、他のキャラ達が追い付くのを待ってください。
ほとんどのキャラが放送時間にたどり着き、放送がされたら再び時間を進められます。

>>1　>>4
乙であります！！

>>1おっつー

>>1
乙

>>1乙！

そして前スレ>>986…いやその、わかってるとは思うけど…
その子、『ついてる』からね？

>>1乙！

そして新スレ記念に地図も更新！あと埋まってないのは二人だけ

http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0115.png

>>9
毎回乙！
だいぶ出揃ったな、しかし中央は本当に激戦区だ。
中央の神社に放送室でもあってまっくろくろすけが
「かかってこい！」とでも叫んだら凄まじい事になるぞこれw

>>9
乙！
意外と北のほうに人が少ないな
でも有用そうな施設が多いからそのうちすぐ人が集まりそうではあるけど

>>10
将軍とギュオー閣下の挟み撃ちとか集まってきた連中全員涙目になるぞwww

１と９乙！

1乙！
>>9も乙！

>>8
わかってるよｗｗ
あんな可愛い子が女の子なわけないもんな

>>15
変態がいるー

>>1と>>9乙です

>>1と>>9乙

もう今日は投下なさげかな

ついさっきまでは盛り上がってたが、新スレ行ったと同時に静まったねぇ…

えっと何の話してたっけ

ふと思ったがハルヒが死んだら妹以外のハルヒ勢が総マーダー化しそうだな

それは復讐で？

観察対象が死んだら「もうどーにでもなぁれ」ってなるんじゃね？

すでに人間をやめたkyonが泣いちゃう

ハルヒ勢はマーダー化したら意外と強そうかも

最後の一人への褒美で死者の蘇生も可能ってパパさんが言ってたから、それに賭けてマーダー化しそうかなと思った

というかキョンはＳＯＳ団の仲間が死んだらどうする気なんだろ。
……ああ、なんか更に駄目になりそうな予感がw

みくるはマーダー化はしないんじゃね？

>>27
むしろキョンにはこのまま悲劇方向を突っ走ってほしいね
暴走して自分の手でハルヒを殺しちゃったりしてくれたらもう言う事無いね…

暴走の条件って頭部破壊以外にトリガーはある？ガイバー知ってる人教えてー

ハルヒ勢が全員ダメな方向へ、といえばニコロワだなｗ

仲間の蘇生の為に、マーダー化しそうなキャラ多そうだな。

何でだろう…kyonが幸せになるルートが見当たらないｗ

自分スレイヤーズはメインキャラの名前くらいしか知らなかったが、リナって相当勝気なんだな。
ハルヒ・アスカと一緒に並んだら姦しいってレベルじゃねーぞｗ

キョンってハルヒ死んだら優勝狙いになるかな〜
ハルヒ勢がキョン以外全滅しないとならなさそうな気もする

リナは一歩間違えればDQN系ヒロインの元祖だからな

悪人に人権は無い！とかいって盗賊とかを殺しまくってるんだから
ＤＱＮどころじゃないような気もするがw

ぶっこわれた一人称の元祖でもあるな
神坂一はラノべの時代を変えたラノベ界の偉人だから

>>29
ない。コアが無事かつ脳が吹っ飛ぶの条件を満たすと問答無用で自己防衛暴走モードON。
理性など欠片もなく、本人すら記憶に関係なく「戦闘に最適な行動を取る」ようになる。
精神の動揺だけでなく、晶の戦闘センスのせいもあって苦戦してた強敵の晶パパを、ゴミのように容赦なく瞬殺して吹き飛ばしてました。

リナどんだけ横暴なんだｗｗ
主人公のする事じゃねーぞｗｗｗｗ

主人公として軸がぶれてるといえばケロロだな。別の意味でｗ
おなかのケロンスターでギリギリのとこで体長の威厳を保ってるんだが、
それがはずれた途端隊員たちに「実害はなさそうだ」とか「どうでもいい」とか言われ、
おじさまラブのモアちゃんでさえ興味を持てなくなる。
そしてギロロになついてるネコにケロンスターがつくととうとう放置。
最終的にケロロが取り戻すんだが、その瞬間いいかんじの緊張感が消滅したという。

あ、でも原作的には死亡扱いになるらしいｗ（そのせいで晶は2回アニメでも死んでる。ロワに参戦してるのは3人目の晶）

一人目は、文句なしオリジナルな晶。
二人目は、父親を改造した化け物に脳みそを根こそぎ吹っ飛ばされて、暴走する晶の肉体をコア・メタルが活性化させることで脳を再生させて生まれた晶。
三人目は、アルカンフェルにメガスマッシャーでコアメタル以外すべて吹き飛ばされた状態から、晶の遺したアルカンフェルと戦う意思を受け強化、再生された晶。
ちなみに、このゼロからの強化再生で誕生したのが噂のギガンティック。


このロワナンバーワンの不幸人だと思うw　流石に2回も死んだ奴は他にいまいｗww

ケロロｗ
うろ覚えだが、ガルル達と戦った時のケロロをかっこ良かったような…

>>41
確かまっくろくろすけは２回ほど生き返ってた気がする…w

まず超人タッグ編でネプチューンマンとマスクド武道にクロスボンバーを食らって死んで
超人墓場でドクターボンベに手術されて復活して
そして王位決定戦編でマンモスマンのノーズフェンシングで顔面を抉られて死んで
最期にはキン肉マンのフェイスフラッシュで復活した

ケロロ『を』ってなんだ…orz

ガイバーとキン肉マンは異常すぎるw
生き返るって……w

スグルとウォーズマンって超人墓場に行ったから1回死んだことになるのかな
>>43
最終戦でもウォーズマン死んでたなｗ

>>45
その二つの作品での死は同じ重さじゃない気がするんだw
特に肉については死んでたはずのキャラが死んで無かった事になってるし　サンシャインとかサンシャインとかサンシャインとか

ウォーズマンは原作でもさらにスコアを伸ばしそうだから困るw

またタッグバトルで死なないよなウォーズマン…

正直相手が今ネプなので、また死にかねないwww

晶「たぶん、僕は三人目だと思うから」

やめて、不安になること言わないでｗ
今回のまっくろくろすけには人気NO1という心強い味方があるから
「あわわ」とかいう情けない役はないはずさ

そういえばラーメンマンがいたらまっくろくろすけが近づくとわかるようになるんだよな

「ウギャァキン肉マーン！！」とか酷い断末魔だよなぁw
「これぞウォーズバックブリーカーでござーい！」とか、意外と迷ゼリフ多いよね戦争男w

………なんか超人連中だったら「死者蘇生？出来るよ？」ってあっさり肯定しちゃう気がしてきたwww

なんというゆでワールドwww

キン肉マンフェニックス「正義超人共の死程あてにならんものはない、すぐに復活するにきまってる」
昔こんなコラ画像をみたの思い出したｗｗｗ

でも人間のジェロニモは生き返らなかったし
超人だからこそ、なんじゃね？

死亡確認！みたいなものですね

優勝したら死者蘇生できるってどれくらいの人間が信じるんだろうか
なんかすでにそこにかけて今にもマーダー化しそうな奴もいるが

>>41
原作だとさらにエンザイム（ガイバーの天敵なゾアノイド）にコントロールメタルを抉り出されて一回死んでるんだよな。
それも、コントロールを失った強殖細胞に食われるという形で…

原作だと正義のヒーローどころか、テロリスト扱いで指名手配されてて迂闊に出歩くこともできないし。
本当に不幸な主人公だ＞晶

>>56
でも結局ジェロニモも超人になって復活したから…超人にされて復活させられるんじゃねw

死者蘇生なんて制限さえなければキン肉マンのフェイスフラッシュで１人と言わずみんな復活できるからな…

>>61
主催者倒して首輪ぶっ壊して制限取っ払ったら、皆生き返ってハッピーエンドですね、わかります

ウルフマンみたいに『致命傷受ける→普通にロビンをマスコミから守る→いつの間にか死んでたことに』な奴もいるから肉作品は真剣に把握しようとすればするほど頭がこんがらがりそうだｗ
いい意味で適当な把握で何とかできそう
強さがいきなり変わってもおかしくないぜ！

ウルフマン、まじめに考察したら「人間のマスコミに殺されました」なんて結論に行き着いちゃうもんなあ……

なに！？
じゃあカヲル君が登場できる可能性もあるのか！w

肉勢は誰にでも勝てそうであり、誰にでも負けそうだｗ

古泉一樹、トトロ、アシュラマン予約します！

予約ｋｔｋｒ
投下楽しみにまってます

予約キタあ！
気になるメンツだｗ楽しみにしてますぜ！

肉は頼りになりそうだな
スグルと万太郎のすれ違いが不安だが

トリップが肉だと……！？　これはアシュラマンに期待せざるおえない！

ナーガ様早速投下しちゃいますよ。

>>66
お、予約きた！
しかしよりによって出会うのがアシュラマンとかｗｗｗ
古泉はマトモな人間に会えない運命なのか

ksk

メリーゴーランドに観覧車、ジェットコースターにバイキング船。
一昔前のアトラクションが立ち並ぶ遊園地。それより少し離れたところに一匹の蛇が立ち尽くしていた。
黄色い眼に爬虫類特有のウロコ。さらに蛇といえど上半身だけは人型をしている。

この蛇こと、ナーガはその面構えの通りに凶悪な心を備えていた。
ムー率いるワルモン四天王に属する彼は、ガイア石を狙い過去にホリィとスエゾーの村を攻め、全てを焼き尽くしその二人を除く村人全員を皆殺しにしたという過去がある。

だが、彼がガリのように生まれ変わってなお歪んだ心を絶やさないような存在といえば、必ずしもそうではない。
モッチ砲で崖から落ちかけ、スエゾーの決死の噛みつきで怪我を負った肩腕で崖を掴むのがやっとであった時、自分を仇とみなしているはずのホリィが彼を助けんと手を伸ばしたのだ。
このまま見捨てたのであれば、ムーと一緒になってしまうと。
そして続けさまにゲンキ、モッチー、そしてスエゾーまでもが手（舌）を伸ばし救いの手を差し伸べたがナーガはそれを拒み、死を選んだ。
自分は汚れた道を歩きすぎたのだと。


「ふん……」
如何ともしない表情で遊園地を見据える。
彼は遊園地という施設のことに全くの知識がなかったが、そのネオンで彩られた大袈裟なまでの佇まいに大方の見当をつけたようであった。
つまり、あそこは……

予約来た！そして投下もきた！ksk

予約も投下もきたｋｓｋ

「人が集まりやすい場所……そして目立つ場所……
成る程。あそこを目指せば、目印にのこのこやってくる者がいるやもしれぬ」
そう言うと、ナーガの口元から嘲るような笑みが零れた。

そう、ヨイモンとしての心に目覚めた彼がいるのは遥か未来の話である。
そしてこのナーガはゲンキ達の強さを理解するどころか、彼らと戦ってすらいない。
つまりここにいるナーガは未だに『ワルモン四天王の一人』のままの存在であるのだ。

他の三人が裏切ったりロストするなどしてナーガが最後の四天王となっている今、ガイア石を狙う指揮官としては大事な時期である。
だというのにあの人間の男と人型のモンスターらしい少女に有無を言わさず連れてこられ、一方的に殺し合いを要求された。
邪魔な存在を駆逐することにはやぶさかではないが、上に立つ存在でもない者に命令される筋合いなど彼には無いと感じていた。

「おまけにこの首輪、か。どうやら俺を闘技場の狗か何かと勘違いしているようだな？
他の連中を皆殺しにした後で連中にはしっかり俺という存在をその身体に叩きこまねばならぬらしい」
しかしこのゲーム、必ずしも彼にとってのマイナスばかりというわけでもなかった。
名簿に書かれていた名前――ホリィ。確かガイア石を持っているはずの少女だ。
それにゲンキ、モッチー、スエゾー、ハムというのはその仲間の名前だ。

「気に食わぬことしでかしてくれたが、奴らも混ぜたことには多少例を言う必要がありそうだな。
丁度いい。他の仲間と合流する前に、俺が直々に消し潰してガイア石を奪ってやるとしよう」
紫色のウロコで覆われた顔が凶悪に歪む。
その手に宿る鋭い爪を鈍く光らせ、蛇の魔物は遊園地を目指し進み始めた。

レジェント杯を目指すゲンキ達に力を貸したナーガではなく、
ムーに従うワルモン四天王・最後の一角として。

>>65
昔、黄金聖闘士がアメフト部マネージャーに一撃で殺された。
これがバトルロワイアルというものだｗ

ksk

ksk

【E-2 遊園地付近/一日目・未明】

【ナーガ＠モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】
【状態】健康
【持ち物】
　不明支給品１〜３、デイパック（支給品一式入り）
【思考】
１.遊園地に寄って適当に参加者を殺す
２.参加者は皆殺し（ホリィやゲンキ、その仲間を優先）
３.主催も気に食わないので殺す
※ホリィがガイア石を持ったまま参戦していると考えています

土曜日はモンファとデビチルをあわせて見てた支援

ｋｓｋ

皆殺し思考のナーガ様ｋｔｋｒ！

投下終了です。短くてサーセン。
やっぱりナーガ様は外道でこそだよな！本編での出番8分だけだったけど！

ナーガはこの時期か
何はともあれ投下乙！！！
そして肉氏の予約も楽しみだ

投下乙！
改心したナーガかと思ったらワルモンだったｗ
位置的にゲンキとかやばそうだな

投下乙！
一瞬「え！？もしかしてきれいなナーガ！？」かと勘違いしてしまったwww
登場時間８分？それがどうした！十分に個性を出してたよナーガさんは！！
普通に強キャラでもあるナーガの今後に期待…だけど遊園地には誰もいないぞー…w

投下乙！またマーダーが一人増えたな
モンファ把握しきれてないから、人間関係が分かりやすくて良かった

投下乙です！
ゲンキと妹逃げてー

さて、流石にホリィ登場話の投下にはもう少しかかるだろうし、ここで一旦各キャラスタンス&支給品一覧を投下してみるか…



マーダー　１０人
オメガマン、ラドック、ギュオー、雨蜘蛛、キョン、悪魔将軍、アシュラマン、ゼルガディス、ゼロス（足手まとい限定）、ナーガ

マーダー化の危険アリ　１１人
朝倉涼子、タママ二等兵、ネオ・ゼクトール（アプトム限定）、小泉太湖（小砂）（人外限定）、川口夏子、碇シンジ
リョウジ（足手まとい限定）、アプトム、水野灌太（砂ぼうず）、ハム、古泉

対主催（戦闘能力アリ）１７人
ウォーズマン、モッチー、スエゾー、ノーヴェ、アスカ、ケロロ、ガルル、スバル、なのは、ゲンキ、セイン、万太郎、スグル、フェイト
ドロロ、リナ、晶

対主催（戦闘能力ナシ）７人
涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、ヴィヴィオ、冬月コウゾウ、草壁メイ、サツキ、妹

…………？？？
トトロ

投下乙　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんかマーダー多い気がw

>>64
カヲル君なんてLCLになっただけだろ？
ゆで理論で言えばスグルがベンキマンに流されたり、ブラックホールに吸い込まれるのと同じようなもの。
気合いさえ入れれば個人の力で復元可能なレベルだろ。

前にも言ったけど、これはあくまでも『誰に支給されたか』をまとめた物なので現在の所持者が違うのが多々あるので注意

6/6【涼宮ハルヒの憂鬱】
○キョン　　　　金属バット＠現実、コントロールユニット（ガイバー０）＠強殖装甲ガイバー
○涼宮ハルヒ　　クロスミラージュ＠魔法少女リリカルなのはSts、ホリィの短剣＠モンスターファーム〜円盤石の秘密〜
○朝倉涼子　　　ボウイナイフ＠現実、不明支給品１〜２（ただし武器では無い）
○キョンの妹　　S&WM10（リボルバー）＠砂ぼうず、不明支給品０〜２
○古泉一樹　　　 H&K XM8（30/30）、5.56mm NATO弾x90、不明支給品０〜２
○朝比奈みくる　コントロールユニット（ガイバー�U）＠強殖装甲ガイバー、スタームルガー レッドホーク（6/6）＠砂ぼうず、.44マグナム弾30発、不明支給品x1

6/6【キン肉マンシリーズ】
○キン肉スグル タリスマン＠スレイヤーズREVOLUTION
○キン肉万太郎　不明支給品１〜３個
○悪魔将軍　　　不明支給品１〜３個
○ウォーズマン　不明支給品１〜３個
○アシュラマン　不明支給品１〜３個
○オメガマン　　不明支給品１〜３個

6/6【モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】
○佐倉ゲンキ　　KRR-SP＠ケロロ軍曹
○モッチー　　　地球動物兵士化銃＠ケロロ軍曹、どんぐり五個＠となりのトトロ
○スエゾー　　　不明支給品３個
○ホリィ
○ハム 不明支給品１〜３個
○ナーガ 　　　 不明支給品１〜３個

6/6【魔法少女リリカルなのはStrikerS】
○高町なのは　　　　　　　　ハンティングナイフ＠現実、コマ＠となりのトトロ
○スバル・ナカジマ　　　　　不明支給品１〜３個
○フェイト・T・ハラオウン　 ワルサーＷＡ2000（6/6）、ワルサーＷＡ2000用箱型弾倉×3、不明支給品0〜2（武器になりそうな物はない）
○セイン　不明支給品１〜３個
○ノーヴェ　　　ガイバー�Vユニット＠強殖装甲ガイバー、不明支給品０〜２個
○ヴィヴィオ　不明支給品１〜３個

5/5【ケロロ軍曹】
○ケロロ軍曹　北高女子の制服＠涼宮ハルヒの憂鬱、不明支給品１〜２
○日向冬樹　不明支給品１〜２個
○タママ二等兵　不明支給品１〜３個
○ドロロ兵長　ケロロのサイン入りおもちゃの光線銃＠ケロロ軍曹、バッファローマンのロングホーン＠キン肉マンシリーズ、確認済み支給品（刀剣類ではない）、
○ガルル中尉　レイジングハート・エクセリオン＠魔法少女リリカルなのはStrikerS、不明支給品×０〜２個

4/4【スレイヤーズREVOLUTION】
○リナ＝インバース　　　確認済み支給品１〜３
○ゼルガディス　　　　　ストラーダ＠魔法少女リリカルなのはStrikerS、不明支給品×1
○ゼロス　不明支給品１〜３
○ラドック＝ランザード　ベアークロー（右）＠キン肉マンシリーズ、金貨１万枚＠スレイヤーズREVOLUTION

4/4【新世紀エヴァンゲリオン】
○碇シンジ　メイド服＠涼宮ハルヒの憂鬱
○加持リョウジ　アメリアのマント＠スレイヤーズREVOLUTION、グロッグ26（残弾11/11）と予備マガジン２つ＠現実
○惣流・アスカ・ラングレー　アーミーナイフ＠現実、バルディッシュ・アサルト（6/6）＠魔法少女リリカルなのはStrikerS、予備カートリッジx12
○冬月コウゾウ　ソンナ・バナナ一房(残4本)＠モンスターファーム〜円盤石の秘密〜

4/4【強殖装甲ガイバー】
○深町晶　　不明支給品１〜３個
○アプトム　ユニット・リムーバー＠強殖装甲ガイバー
○ネオ・ゼクトール　不明支給品１〜３個
○リヒャルト・ギュオー　参加者詳細名簿＠オリジナル

4/4【砂ぼうず】
○水野灌太（砂ぼうず）　松波ウィンチ＠砂ぼうず、オカリナ＠となりのトトロ
○小泉太湖（小砂）　　ネブラ＝サザンクロス＠ケロロ軍曹
○川口夏子　七色煙玉セット＠砂ぼうず、コンバットナイフ＠涼宮ハルヒの憂鬱
○雨蜘蛛　Ｓ＆Ｗ　Ｍ１０ ミリタリーポリス＠現実

3/3【となりのトトロ】
○トトロ　　　不明支給品１〜３
○草壁サツキ　不明支給品２〜３
○草壁メイ　鬼娘専用変身銃／ワタシガダレヨリイチバンガン＠ケロロ軍曹

マーダーが多いと燃えるね！

あ、ナーガ様の位置Ｄ-3に変更したの忘れてそのままになってた……
だからといって大して違いはないんだけど、このままほっとくのもどうかと思ってｗ

ナーガ様投下乙！


にしてもだ、やっぱりグレーゾーンが多いなｗｗｗ

>>95
まとめ乙！
マーダー連中が一人三殺したら対主催全滅するんじゃね？ｗ
というかマーダーが全員強すぎるｗ

まとめGJ!
しかし肉勢不明多すぎで吹いたwwwおまえらちっとは自分の肉体以外のものをあてにせんかいwww

>>91
待て待てい、これは自論なので恐縮だが、マーダーとはあくまで主催の意図に乗ったスタンスのこと
あとマーダー化の危険がある、いわばグレーゾーンと人殺しをいとわない反主催、いわば危険対主催は違うぞ
よってたぶんこうだ

マーダー　９人
オメガマン、ラドック、ギュオー、雨蜘蛛、キョン、悪魔将軍、アシュラマン、ゼルガディス、ナーガ

グレーゾーン　４人
朝倉涼子、タママ二等兵、碇シンジ、アプトム

危険対主催　７人
ネオ・ゼクトール（アプトム限定）、小泉太湖（小砂）（人外限定）、川口夏子、加持リョウジ、ハム、古泉、ゼロス

対主催（戦闘能力アリ）１７人
ウォーズマン、モッチー、スエゾー、ノーヴェ、アスカ、ケロロ、ガルル、スバル、なのは、ゲンキ、セイン、万太郎、スグル、フェイト
ドロロ、リナ、晶

対主催（戦闘能力ナシ）７人
涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、ヴィヴィオ、冬月コウゾウ、草壁メイ、サツキ、キョンの妹

…………？？？
トトロ

投下乙
モンファ未把握だがこの蛇は出来るに違いない

しかしマーダー10人の内人間なのってラドックと雨蜘蛛だけじゃね？
ゼルガディス　合成人間　
キョン→kyon　

>>91
>>94-95
超乙！

そういや厳密にはLCL化＝死亡ではないよな
そのへんはどうなんだ？これから展開していく話かな

>>101
むぅ、難しいもんだのぅ…とりあえずこれからは>>101の表を参考に作ってみます

今のところ意志持ち支給品はレイジングハート、バルディッシュ、クロスミラージュ、ネブラだけか
…なんでティアナを差し置いて出てるんだクロスミラージュ＆スバルの相棒マッハキャリバーはどこいったw
しかしやっぱりなのは勢以外の意志持ちはネブラ以外はもういないのかね

えっと、質問。
ディパックに全参加者共通で入ってるものって何がありましたっけ？

>>105
不明支給品はまだいっぱいあるから、マッハキャリバーはどっかの荷物の中で待機中かも

しかし>>101を見ていて思ったが、戦闘力のない対主催たちははマーダー９人、
さらに足手まといは殺すスタンスの危険対主催５人と敵だらけでカワイソウだｗｗ

「地図、コンパス、筆記用具、水と食糧、名簿、時計、ランタン」でよかったはず
それとランダムアイテムがいくつかだね

食料、地図、水ぐらいしかまだ出てないような
他あったっけ？

>>106
地図と食料と水だと思う

まとめwikiに書いてあると思うが

>>106
ルールブック、参加者名簿、地図、食料と水、紙とペン、ランタン
あと忘れたｗ

あ、もちろん名簿は絶対入ってるな

なのはさん登場話でカバンの中をかなり検分していたな、確か
その時は>>108だったと思う

レイハはスバルが、バルディッシュはヴィヴィオがとすぐそばにちょうどなのはキャラがいるから何とかなりそうだが…
クロスミラージュは涙目か？w　まぁモッチーがガッツ出せば使えても文句は無いけど、実際必要ないしなぁ

あ、◆qktWt/ap1Q氏
結局ナーガがいるのはE-2なのですか、D-3なのですかー？

>>105
ケロロ軍曹に出てくる夏美専用パワードスーツは一応ギロロの意思を持ってた。
スク水だけど。

>>116
Ｄ-3でお願いします

皆ありがとう。
wiki探したんだけどどこにあるか分からなかったんだ……。

>>111だが、ごめん今見たら書いてなかった

>>117
そういやあれ、ギロロ以外にもケロロやタママやクルルも微妙に混じってたような…w
つーかあれってどういう構造してるんだろ？意識をそのままコピーして移してんのかな？

＞wiki探したんだけどどこにあるか分からなかったんだ……。
支給品のページ、作成されてないや。
えーと支給品は
ルールブック、参加者名簿、地図、コンパス、筆記用具、水と食糧、名簿、時計、ランタン
でいいのかな？

>>105
小トトロなら支給品として扱うことも可能……かも？

さすがにそれは駄目だろ

>>123
なんと無害なw
メイだけじゃなくキョン妹やヴィヴィオあたりと絡ませたいなー和む

小トトロか、かわいいよなアレ
せいぜい数メートルの間姿を消せるというのも、仲良くなれば活用できるかもしれん

>>122
それでおkかな
結構いろいろあるな

意思を持つ支給品･･･
つペンペン
用途：温泉好きな可愛いペットを入れてあげるという名目で、
女湯に間違えて突入してしまうハプニングが期待できます

俺そんなに、スレストさせるような変なこと言った？ごめんなさい

たかが13分で何言っちゃってんの？

単に眠いのー

人がいないときは一気にいなくなるからな、気にするなよw
ネタがあれば割とみんな食いつくんだけどねー


ところでさ、ケロロ軍曹のアイテムで「アノコロニモドリタイガン」ってのがあってそれで撃たれたら子供になるってのがあるんだけどそういうのって出してもいいのかね
逆に大人になる「オトナノカイダンノボルガン」ってのもあるんだが

>>131
その２つ、具体的性能まで咄嗟に思い出せないけど……発想としては、アリだと思う。

ただ性能明記、原作設定によってはロワ独自の制限も加えた方がいいかも。
たとえば「これどうやって元に戻そう？」がその話のオチになるようなだと、扱いづらい。
一定時間後には自動的に元に戻る、とか追加する必要が出る。
それでも強すぎるようなら、さらに回数制限も視野に入ってくる。
鬼娘化銃は既に出てるので、それを参考に。

いろいろ纏めてみた。
これwikiにルールの項目作って載せても大丈夫かな？

【基本ルール】
全員に殺し合いをしてもらいます。
最後まで生き残った者が優勝となり、優勝者にはご褒美として死者の蘇生だろうと何だろうと
望みが叶う……とゲームマスターは言うが……？

【基本支給品】
ディパックには必ず基本支給品として
ルールブック、参加者名簿、地図、コンパス、紙と鉛筆、水と食糧、名簿、時計、ランタン
が支給されています。

上記に加え武器などのランダム支給品も１〜３個支給されます。
支給されるランダム支給品は参加する作品内か現実の道具だけとなります。

【放送】
六時間に一度ゲームマスターからの放送があり、死亡者と禁止エリアを発表します。
禁止エリアは>>101>>102>>103……という形で書いてもらい、安価で決定されます。
キャラクターの時間を進めるのは自由です。
しかし、放送時間までたどり着いたら一度ストップ、他のキャラ達が追い付くのを待ってください。
ほとんどのキャラが放送時間にたどり着き、放送がされたら再び時間を進められます。

【首輪について】
誰もが心に壁を持っている。
A.T.フィールドと呼ばれるそれがあるからこそ、不完全な群体生物はその脆弱な個を保っていられる。
それを解き放ってしまえば肉体はその意味を失い、生命のスープであるLCLの海へと還元される。
それがこの首輪の原理。

首輪の作動条件は三つ。一つはゲームマスターへの反逆。
二つは禁止エリアへの侵入。
三つは無理に外そうとする。
これをしなければ、首輪は作動しない。

【時間帯】
　　０〜３時：未明
　　３〜６時：明け方
　　６〜９時：朝
　　９〜１２時：昼前
　１２〜１５時：昼過ぎ
　１５〜１８時：夕方
　１８〜２１時：夜
　２１〜２４時：夜中

意思持ち支給品…金のマスクと銀のマスク＠肉

>>133
イイと思うよ！
もしあとで問題がでてもwikiだし修正しちゃえばおｋ

>>134
銀のマスクはともかく、金のマスクは悪魔将軍の本体だからｗ
同一人物が２人いることになるｗ

>>135
了解

勉強男が仲間になりたそうな瞳でこちらを見つめている

帰れ

キョン、なのは、加持で予約した者ですが、不運な事にデータが飛んでしまいました。
kskしても到底間に合いません。
よって、誠に残念ですが予約を破棄させてもらいたいと思います。

>>138
ベンちゃん最近良く見かけるけど、ニートにでもなったのか？　親泣かせてないで働こうぜ。

>>140
うーん残念です。ただ予約破棄するなら本人証明のためにトリップ付けた方がいいかと。

トリ忘れてました。

小トトロでてほしいなぁ…なごみ系に。
行動可能支給品に制限として首輪付けて、参加者から〜ｍ離れたら爆発、支給品もそれを漠然と理解している
ってしたら勝手に行動されることなく動かせるんじゃね？

小トトロ出すプロット組んでたのに即否定されてて涙目
さらにそのプロットがもろバレてて涙目

データ吹っ飛びとはお疲れ様です…他のデータが無事でありますように…

むしろ少トトロ爆弾として出せばいい

没ＯＰの１つでは、青の中トトロが直接会場にばら撒かれた参加者に支給品配って歩いてたなｗ

>>144
生きたトカゲが支給品のパロロワもあるし、俺は出していいと思うよ

生きたブリも支給品に出てるぞ。

ところで質問
モンスターファームのガイア石って見た目どんな感じか教えてもらえないだろうか
色とか形とか大きさとか、大まかな特徴でいいんだが

ラピュタの飛行石を想像すれば分かりやすいと思う
あれの色を間緑にして紋章を消した感じ
ホリィはいつも首に掛けてたね

薄緑で手のひらサイズの宝石だったっけ

緑色の紋章なし飛行石か、だいたいわかった、どうもありがとう
なぜか勝手にルビーみたいな赤い石のイメージあったから、聞いてよかった

すみません。
今日の２３時締切になっていますが、もしかしたら投下０時近くになるかもしれません……
それでもよろしいでしょうか？

１時間ぐらい全然おｋでしょ
まってるよー

うむ、一時間くらい全然大丈夫
お待ちしてますよー

>>142
データぶっ飛び…ドンマイです…｡また暇な時にでも予約して下さい！
　
>>153
一時間くらいAll rightですよ！楽しみに待ってます！
　
ついでに､予約破棄されたようなのでキョンを予約させてもらいます｡

予約破棄は残念だが、新しい予約あって良かった！
それと一応書き手紹介に感想つけといた。書き手の方々のモチベも上がってくれるだろうし、良かったら皆も書いてみようぜ！

ん？オメガマン・スエゾーで予約していた◆/PADlWx/sE氏はもう期限すぎてないか？

確か前スレで７時以降になるかもしれないって連絡入れてたはず。
もう少しで、くるんでないかな？

>>158
前スレでちょっと遅れるって言ってたよ。
もうそろそろ来るんじゃね？

おっと、確かに遅れると言ってたな
したらば予約スレ見たらそのままだったからついうっかりしてしまった、ごめんなさい

そういえば公式サイトをちらっと見たんだが、なのはナンバーズのISってのがよくわからんのだが
潜る？とかそういう特殊能力のことなのか？

なのは未把握なんだよなー。
わかる人よろしくっ！！

>>161
戦闘機人という種族の特殊能力って考えでおｋ。
セインなら物質を透過できるディープダイバー
スバルなら超振動で敵を破壊する振動破砕
ノーヴェならブレイクライナー……どんな能力か忘れたｗ

と！それぞれ使える能力も違う。

オメガマン・スエゾー予約した者ですが現在推敲中です。
しばしお待ちを……。

>>164
kskしながら待ってるよ！

>>161
不安ならここの登場人物（ナンバーズ）の項を見ると良さそう
ttp://nanoha.julynet.jp/

ksk用意だっ

>>163、>>166
どうもありがとう
ISが個人の特殊能力で、それとはまた別の専用装備もあるみたいだな

>>164
kskを用意して待ってるよー

お待たせしました。投下します。

ｋｓｋ

待ってたぜ！
ksk

ksk

　

　オメガマンは静かに怒りの炎を燃やしていた。
　絶対に負けるはずがないと思っていたのに、デカイ目玉で一本足の訳の分からない奴に負けたこと。
　しかもそいつの攻撃方法が「舐める」「よだれまみれにする」という下品極まりないこと。
　自身のプライドをずたずたにされ、見る影もなく地に伏していた。
　だが。

「く…………そ…………………………！」

　唾液が嫌な音を立てながらも、オメガマンは立ち上がった。
　足腰はまだ重い。
　加えてガッツは回復しきっていないが、この暗闇の中、無防備に無様な姿で横たわっていると誰かに襲われるかもしれない。
　戦意はまだ消えていない。むしろ燃えさかっているぐらいだ。
　さっきのはウォーミングアップに過ぎない――と自分に言い聞かせるオメガマン。

「先ほどは余りのショックに少し涙が出そうになったが……あいつは必ずこのオメガマンが仕留めるぜー！」

　拳を握りしめ宣言する。
　さっきからは余り時間が経っていない。獲物はそう遠くに行っていないはずだと考えた。
　だが、必殺技を封じられた今、立ち向かうのは難しい。下手に近接戦闘に持ち込むと文字通り舐められるのがオチだった。
　格闘を封じられて相手を倒すというのは無理難題だ。ならば武器があれば……。
　そこまでの考えに至りついて、オメガマンは自分の支給品を漁り始める。
　ある支給品を手にして、説明書を読み始めた。
　そして、ニヤリ、とオメガマンは笑った――――。

※　　　　　　　　　　　　　　　※　　　　　　　　　　　　　　　　※

「ほんまに危なかったな〜。危うく死ぬところやったわ」

　数分前。
　スエゾーは跳ねながらオメガマンがいる位置から遠ざかっていった。ちょうど一エリア分移動したところで立ち止まる。
　支給品を確認して、ついでに名簿も確認して、ゲンキ達を探そうと思った矢先に笑い声が聞こえてきたのだ。
　怪しい奴と思い草むらに隠れていたら一発で位置を当てられた。
　だけど、相手の下半身に密着していたおかげで窮地を脱することができたのだ。

「どないすっかなぁ……」

　また変にうろついたら襲われるかもしれない。
　おまけにまだ辺りは暗く、このような深い森にいること事態が危険なことだった。
　せめて、周りの状況が分かればいいが…………。

「そや！　上から見れば何かが見えるかもしれん！」
　
　スエゾーは抜群の視力を持っている。
　この殺し合いに参加していないが、ゲンキ達と旅をしていた時は、ゴーレムによく上に放り投げてもらって、周りの状況を確認していた。
　ゴーレムがいなくても、木の上に登ればある程度は見渡せる。
　ディパックを下に置き、えっちらおっちらと木に登り始めた。
　舌を足を駆使しながら木のてっぺんまでたどり着く。
　落ちない程度に体を伸ばし――あるいは飛び跳ねて――辺りを見渡した。

ksk

　東には人影が二つ。少年らしき人影と、女性の影だ。
　西には先ほどの襲撃者。
　北には誰もいない。
　南にも誰もいない。
　北西と北東にそれぞれ人影が見えた。
　北西の人影はやばそうな外見で、北東の人影は何かをまじまじと眺めている。
　南東と南西には誰もいない。

「う〜〜ん……よく見えへんなぁ……」

　暗いのもあるせいか、ぼんやりとした姿しか捉えられない。
　もうちょっと遠くまで見えるはずなのに、何故か自分の周りだけしか見えないようだ。
　夜だからだろうとスエゾーは納得する。

「北は危なそうだし……東におる二人の人はゲンキじゃないみたいやな。西に戻るわけにはいかんし……南か？」

　だけど、一人でいるのも危険だ。
　ならば安全そうな東にいる人と合流するしか――――。

　ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン！！

　突如、閃光が巻き起こる。
　木から落ちそうになりながら、スエゾーは下の方を確認する。

「フォッフォッフォッフォッフォッフォ！　これさえあれば私は無敵だ！」

　スエゾーは分からないが、オメガマンが手にしているのはRPG-7。
　反動は大きいものの、元は対戦車用なので威力は十分にある。
　勝ち誇った笑みを浮かべるオメガマン。

「（げ！　あいつまだガッツ回復しとらんのに……しつこい奴や！）」

　さっさと逃げようと、木から木へと飛び移るスエゾー。
　オメガマンは弾を装填し、再び放つ。木がメリメリと音を立てて倒れた。
　ぎゃっと叫んで、バランスを崩しかけ、慌てて舌を枝に絡ませぶら下がる。
　スエゾーは胆が凍る思いをした。
　しかし、叫んでしまったせいで自分の居場所を相手に伝えてしまった。

「そこか！」
「（しまった！）」

　オメガマンが木に駆け寄ってくる。スエゾーはなかなか元の体制に戻れない。
　弾を節約する為か、身近にある木をオメガマンは蹴飛ばす。
　ぐらり、と木が大きく揺れ、スエゾーはなすすべもなく落下した。


　オメガマンの頭上に。
　

ｋｓｋ

ksk

ksk

ksk

「いたたたたた……。…………アイツは！？」

　スエゾーはしばらく意識を失っていた。
　自分が襲われていた事を思い出し、慌てて辺りを見渡す。
　どこにもいないが、下に妙な感触がある。
　下に目を向けると、襲撃者が目を回して気絶していた。
　当たり所が悪かった上に、オメガマンはガッツを消費して疲れていた。
　反動の大きい強力な銃を使ったせいで体力も消耗する。
　すべての要因が重なりあい、不幸なことにオメガマンに取っては二度目の敗北となった。

「…………生きてまっか？　もしも〜し」
　死んでしまったのではないかと思い、じりじりと距離を取りながら声を掛けるスエゾー。





　へんじはない。ただのオメガマンのようだ。





　どうやら完全に気絶していたようだ。
　こんな危ないもので襲われてはたまらない、と武器を奪う。
　そして、そそくさとその場を後にした。


　後には、地に伏したオメガマンだけが残された。
　頬に一筋の涙を浮かべながら…………。

ｋｓｋ

ksk

ｋｓｋ

ksk

　

【I-6 森/一日目・未明】
【スエゾー＠モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】
【持ち物】
RPG-7＠現実（残弾三発）　不明支給品（一〜三個。武器になりそうなものは無い）ディパック（支給品一式入り）
【状態】
疲労（小）
【思考】
１．一人で行動すると危ないので、東の人影（碇シンジ、川口夏子）と合流してみる？
２．ゲンキ、ホリィたちを探す。

【備考】
※スエゾーの舐める、キッス、唾にはガッツダウンの効果があるようです。
※ガッツダウン技はくらえばくらうほど、相手は疲れます。スエゾーも疲れます。
※スエゾーが見える範囲は周囲一エリアが限界です。
※とりあえず南に逃げましたが、東の人影と合流するかどうかは未定です。

【H-6 森/一日目・未明】
【オメガマン＠キン肉マンシリーズ】
【持ち物】
不明支給品（一つ）、ディパック（支給品一式入り）
【状態】
気絶中。頭にたんこぶ。ガッツ消費（小）
【思考】
０．ゆ……ゆるさんぞ…………
１．全員皆殺し。
２．疲労感。まともな戦闘ができない。よだれでベタベタ。
３．スエゾーを必ず殺す。
※バトルロワイアルを、自分にきた依頼と勘違いしています。
※皆殺しをしたあとは報酬をもらうつもりでいます。
※ガッツがダウンしましたが、しばらくすればまた元気になります。

※H-6付近に爆音が響きました。

以上です。ネタにしちゃってオメガマンごめん
タイトルは「さらば！ オメガマンの巻」でお願いします。

投下乙です
オメガマーン！www　原作での恐ろしさが微塵も感じられねえｗ

オメガマンｗｗ
かわいそすぎるｗｗｗｗ

投下乙です！
オメガマンｗ
ネタキャラ脱出と思ったのにｗｗ

投下乙！
このオメガマンはサラマンダー臭がぷんぷんするなｗｗｗ

乙！ オメガマン幸薄いｗｗ

乙…オメガマーーーン！！！wwww
原作ではとりあえずスグルが戦った最後から二番目の超人って事でかなり強いハズなのに…w
もういいや、このままネタキャラ街道を突っ走ってくれてもw　これがマンモスマンだったらまた違ったのかなぁ
なんだかんだで命を拾ったスエゾーだが、合流しようとしている相手はかなり危険だぞー、大丈夫かな？

>>186
投下乙です。
原作ではネプチューンマンのタックルを避わしたオメガマンが
木から落ちて来るスエゾーに、まともに当たるのは不自然な様に思います。
少なくともスエゾーが木の近くに居る事が分かっているのに
経験豊富なハンターのオメガマンの方から、無警戒に木に近付いていってぶつかるのは
余りにも不用意過ぎるのではないでしょうか？

投下乙！
大丈夫これからオメガマンはただのオメガマンから進化してくれるさｗ

>>193
怒りで頭に血が上ってて、強力な武器手に入れてウハウハ状態で、スエゾーのせいで力はいらなくて、なおかつ制限を受けている。
これらの状況を合わせて考えてみれば、納得できないことは無くないか？

>>193
人死にが出たわけでもないし今後に影響出るようなダメージでもないし別によくね？

投下乙！
オメガマーーーン！
完全なネタキャラ入りおめでとうｗｗｗ

>>193
つ「制限」

>>193
問題があるようでしたら、>>195氏の記述を取り入れてwiki収録されてから修正します。
それでもＮＧな場合は……破棄？

ガッツダウンで注意力減少してたとかでいいと思う

>>198
早まるなー！
他のレスを良く見るんだ！！

んだんだ
特に問題があるようには感じないよ

迂闊といえばこれ以上ないぐらいの迂闊さなんだけど
怒りと興奮とタイミングの悪さで納得できない事も無いｗ

>>200
自分でも、「オメガマンって強いしこんな扱いしたら叩かれるんじゃ……」って思いながら
ビクビクしながら投下したのだよｗ
だからすぐに破棄したくなったｗ

「問題ない」って趣旨のレスが多くて安心しました
若干、記述の付け足し＆修正ってことでいいですかね？

原作で強かったりかっこいいキャラがロワじゃ正反対になるのはよくある事

超人オリンピックでいいとこまで行ったウルフマンは人間のマスコミにコマの外で殺された・・・
超人の強さなんてのはそんなものだ

オメガマン原作でもこんなもんじゃね
48の殺人技に加え52の関節技をマスターしたスグルに瞬殺されてたし

>>203
単純にキン肉マンに思い入れのない読者が多いだけだよ。
自分もオメガマンらしくないと思う。
オメガマンは変身能力とか色々な能力を持ってる狡猾なハンターだからね。

>>203
叩かれると思ってたとかそういうこと言わなくていいから
破棄する必要はないと思う

>>206
関節技を覚えたスグルに瞬殺されたオメガマンにリング外から援護を受けながらも勝てなかったジェロニモをメンバーに入れるために
修行中オメガマンが所属するチームの先方に牙を回転させただけの技で「回転したなんて予想外だもん」という理由で瞬殺され
「ウギャアキン肉マーン」の断末魔とともにリタイアした男

こう書くとマックロクロスケがものすごい雑魚に見えるから困る

>>203
それで良いと思われ
　
>>207
まぁ落ち着けよ
皆、肉が好きだからさ

>>207
俺もオメガマンらしくないってのは同意だけどこんなのいちいち修正するレベルのミスじゃないと思う

大筋に影響なければそれでいいだろ
この後普通に狡猾マーダーに戻ればいいんだから

ウォーズマンスマイルのカパッにこだわらないにキン肉マンが好きなのかい？

まあ、職人さんは気をつけて書いてくれれば良いよ。

またカパッかよｗｗｗ

とりあえずwikiで修正の方向で行きます。すみませんでした。

>>208
分かった。余計な事はもう言わないようにします

>>212
カパッの人だったのか・・・
考えが足りなくてごめんなさい

またカパッかｗｗ
いや確かに言いたいことはわかるけどもさｗ

カパッスマイル自重しろｗｗｗ

またカパッかｗｗｗ
こだわる理由は判るけどあまり細かく言い過ぎると誰も書けなくなるよ。

>>214
まぁ、そんな深く考えずに
よく言うだろ？
大事なのはノリと勢いとkskだってさ

書き手がいなけりゃロワは成り立たないからな

カパッの人はこうして皆から愛されながらも根底では憎まれる存在へと成長していくのであった。

>>221
カパッの人は進行の邪魔さえしなければいいよ

>>214
修正頑張ってください。
>>221
憎みはしないだろｗ

ひょっとしてオメガマンって悪魔将軍より強いのかな
一文字変えてオメガモンにすると威厳すら醸し出すし

そのオメガモンは某所でフシギダネにボコボコにされたけどなｗｗｗ


つまりオメガのジンクスというわけか！！

ちょっｗｗ
いわれて見ればそんな気もするぜｗｗｗ

うーん気持ちは分かるがな
自分も贔屓のキャラがいるから、そいつがすぐ殺されたり
性格掴めてないような書き方されることを想像すると
仕方ないと分かっててももやもやする

でも、書き手さんが超乙なのには変わりないし、
何か意見があるときは喧嘩腰にはならないようにしたいと思ってる
馴れ合いくさくなるかもしれんが、スレ存続には仕方ない

まあ俺も冬樹が瞬殺された時、キョン予約していればあんなことには……とかうだってたけどな。
だがこれもロワの宿命というものだ。いちいち気にしてたら負けだぜ？

兎に角。
職人さん達乙です！

>>350
投下乙

みんな、どうやら>>350から投下のようだぜ
なんというwktk……わかってますよ、ええｗｗｗ

なんてこった、安価が振られるなんてこれだからｋｓｋロワは油断できねぇぜ
書き手じゃない俺は350を取らないよう注意しなければ！

>>230
未来人乙

>>350まではまだまだですが……
古泉、トトロ、アシュラマン投下させてもらいます。

本当にキタｗｗｗ
ｋｓｋ

ｋｓｋ

古泉一樹は、トトロと共にずっと夜空を見上げていた。
夜空に輝く星は澄んだ光を放ち、殺し合いという異常な状況に放り込まれた彼を優しく照らしてくれている。
しかし古泉は、星を見て現実を忘れられるほどロマンチストではなかった。

（星については特別詳しいわけではありませんが……。見知った星座が一つも見あたりませんね。
　少なくとも、ここは日本ではなさそうです……）

彼の頭脳は、一分一秒を惜しむかのように働き続けていた。しかし、得られた結論はたいしたものではない。

（こんな生物が実在するという事実に比べたら……日本の外に連れ出されたことなどどうでもよく思えてしまいますね……）

隣に寝ころぶトトロ　―ただし、古泉はまだその名を知らない―　に視線を向けながら、古泉はため息をつく。
するとトトロが、どうかしたのかとばかりに首をこちらに向けてくる。

「いえ、何でもありません。お気になさらずに」

古泉がそう言うと、トトロは首の向きを空に向け直した。
この短時間の間に古泉は、自分とともにいる不思議生物が人間の言葉を理解することを確信した。
そして積極的に語りかけることにより、トトロの側からの意思表示も何となく理解できるようになってきた。
もっとも、それはあくまで「何となく」であるが。さすがにトトロの考えを完璧に理解するのは、古泉の明晰な頭脳をもってしても不可能だ。


それからさらに、数十分が経過した。トトロからの逃走劇で疲れ切っていた古泉の肉体にも、どうにか動ける程度の体力は戻ってきた。

（さて、そろそろ動きますか）

もとより、古泉にじっとしている余裕などない。
参加者の中に危険人物が何人いるかはわからないが、もたもたしていればそれだけ捜し人たちが殺人者の餌食となる可能性が高まってしまう。
たとえ体力が完全に回復していなくても、一刻も早く行動してハルヒやキョンと合流しなくてはいけないのだ。

（とはいえ、がむしゃらに動いたところで運良く会えるとは思えません。何か目印になりそうなものは……）

古泉は自分の荷物から地図を取り出し、それを広げる。

（ここはどうやら、島の南部の砂丘のようですね。ここから近い施設といえば、北の博物館と西のレストランですか）

古泉は考える。博物館とレストラン。単純な二択だった場合、涼宮ハルヒはどちらを選ぶ？

（はっきり言って、どちらも涼宮ハルヒが向かう可能性は高くない……。
　しかし好奇心を刺激されるようなものがあるとは思えないレストランよりは、何かそれらしいものが展示してあるであろう博物館に向かう可能性の方が高そうですね。
　いや、待ってください……）

古泉は、地図のさらに西を見る。 そこにあるのは、遊園地や温泉といった施設。
それらの娯楽性の高そうな施設にハルヒが向かう可能性は、博物館に向かう可能性より高いように思える。
とりあえず現在地により近い温泉を見た場合、博物館からでもレストランからでも直線距離はそう変わらない。
しかしレストランから温泉までの道は、どうやら舗装されているようだ。加えて、博物館から温泉にまっすぐ向かうには川を横断しなければならない。
つまり西部の施設の探索を考慮に入れた場合、レストランに向かった方が効率がいいということになる。

（どうしたものでしょうね。情報がほとんどない現状では、どちらを選んでもベストとは言い切れない。深く考えても時間の無駄になりそうです。
　とは言っても、どうやって決めたものか……）

ｋｓｋ

行き詰まった古泉は、いったん地図から目を離す。すると、隣に寝ている巨大生物の体が嫌でも視界に入ってくる。

「あなたは、どこに行きたいですか？」

ほんの戯れのつもりで、古泉はトトロに尋ねる。しかし、期待していなかった返事が返された。
トトロはのっそりと起きあがり、腕を北の方角に伸ばしたのだ。

「なるほど……。では、一緒に行きましょうか」

古泉の言葉に、トトロはニィッと笑う。それを、古泉は「肯定」の意志と判断した。


◇　◇　◇


北に向かって、一人と一匹が歩き始める。その途中、古泉は初めてトトロも自分と同じようにデイパックを背負っていることに気づいた。
それを確認して、古泉の頭脳は再び回り出す。果たしてこの珍獣は、道具を使えるだけの知能があるのかどうか。
仮にあったとしても、人間サイズの道具をあの巨体で使いこなすことは出来なさそうだ。
ならば、彼（？）の支給品も自分が持っていた方がいいのではないだろうか。もし彼のサイズに合わせた支給品が渡されていたとしたら、それはそれで本人に使ってもらえば問題ない。
何にせよ彼の支給品を知っていくことにメリットこそあれ、デメリットはなさそうだ。

「すいません。あなたの背中の荷物、見せてもらってよろしいですか？」

古泉の申し入れに、トトロは再びニィッと笑う。かまわない、ということなのだろう。

「それでは、失礼しますよ」

古泉が、トトロのデイパックを開けるために手をかける。しかし、それだけでもなかなか骨の折れる作業であった。
何せトトロのデイパックは彼の体格に合わせ、他の参加者のものよりはるかに巨大に作られているのだ。
何とかデイパックを開封すると、古泉はトトロの体をよじ登りデイパックに上から手を突っ込む。
どうやら大きさは規格外でも中身の量は他の参加者と変わらないらしく、しばらく古泉の手はむなしく空を切った。
ちなみにその間もトトロはマイペースに歩き続けているため、揺れてよけいに中のものが手に取れない。
それでも古泉はめげず、どうにかデイパックの中にあった何かをつかんだ。
かなりの重量があるそれを、気合いでデイパックの外に取り出す古泉。
それは、透明な袋にぞんざいに詰められた鎧と仮面だった。
デザインとしては中世の西洋で使われていたものに似ているが、若干色合いが派手なような気がする。
少なくとも古泉は、こんな濃いブルーが八割を占める鎧は見たことがない。
とりあえずじっくり見てみようと、古泉はトトロの上から降りる。
そして歩きながら、袋の中に入っていた説明書きを取り出して目を通した。

「ロビンマスクの鎧
　歴戦の勇士・ロビンマスクが愛用する仮面と鎧一式」

説明書きには品物の名前と、一行だけの説明が簡潔に書かれていた。

（ロビンマスク……聞いたことのない名前ですね。しかし歴戦の勇士と呼ばれる方が使っていたのでしたら、それなりに防具としては役に立つのでしょう。
　もっとも、僕の体力ではこんな重い鎧を着けたらまともに動けなさそうですが……）

冷静に判断を下しつつも、古泉の心にちょっとした好奇心が芽生える。
鎧全部を身に付けるのは無理でも、仮面ぐらいなら……。
古泉は袋から仮面を取り出し、自分の頭部にかぶせてみた。

ksk

ksk

ｋｓｋ

ksk

安価で投下位置を決めるとはさすがkskロワだぜ･･･って本物の投下ｷﾀ−−−ksk

ｋｓｋ

（サイズは合いますね……。やはり重いですが、着け心地は意外に悪くない……
　って、なんでちょっと気に入ってるんですか、僕は！）

邪念を払うかのように、大きく頭を振る古泉。

（だいたい、顔を隠していては出会う相手に不信感を与えかねません。使うとしたら、身に危険が迫った時だけにしておきましょう）

袋に戻そうと、古泉は仮面に手をかける。
その時だった。彼の耳に、「カーカッカッカ！」という特徴的な笑い声が飛び込んできたのは。


◇　◇　◇


時間は少しさかのぼる。

魔界の王子、アシュラマンは上機嫌だった。

「博物館など初めて来たが……なかなか面白いではないか！」

アシュラマンが博物館を訪れたのは、戦う相手を求めてのことだった。
闇雲に島の中を歩き回るよりは、地図に記されている何らかの施設に行った方が他の参加者と遭遇しやすいだろうと考えたのである。
つまり「人と出会ってどうするか」という点を除いて、彼の考えは古泉と似たようなものだったのだ。
しかしアシュラマンが博物館を訪れた時、そこに他の生物の気配はなかった。
すぐに他の場所に移動してもよかったのだが、まだゲームは始まったばかりだというのにそう焦る必要もない。
アシュラマンは、しばらく博物館で獲物を待ちかまえることにしたのだ。
ただ待っているだけでは退屈なので、彼は博物館の中をくまなく回っていた。
そしてそこに展示されていた『超人レスリングチャンピオンベルトのレプリカ』や『シベリアで発見された２万年前の冷凍マンモス超人』などの珍品にいたく感動したのである。
もっとも展示物の中には、『ムーの円盤石のレプリカ』やら『破損したエヴァ初号機の装甲』やらといったアシュラマンには意味不明のものも混じっていたのだが。
それでも博物館を十分に楽しんだアシュラマンは、その地を後にしようとしていた。

「結局、誰も来なかったか……。まあいい、他の場所を探してみるか」

博物館の入り口で、次はどこへ行こうかと考えるアシュラマン。その時、彼は巨大な影がこちらへ向かってきているのに気づいた。

「あれは……何という大きさの超人だ！」

アシュラマンの口から、思わず感嘆の声が飛び出す。それほどまでに、その影は巨大だった。
遠目でははっきりとはわからないが、悪魔超人きっての巨漢だったザ・魔雲天や、自らの相棒であるサンシャインもあの大きさには及ばないかも知れない。

「なるほど……世界にはまだ見ぬ強豪超人が潜んでいるものだな……」

強敵と思われる相手を前にして、アシュラマンの体は武者震いを起こす。
さらに彼は、巨大超人の横からちらりとのぞく仮面の男に気づいた。

「ロビンマスクだと！？　やつの名前は名簿に乗っていなかったはずだが……。
　そうか、他のジェネラル・パラストに振り分けるはずが、何かの手違いでこちらに紛れ込んだのだな？
　何という凡ミス、完璧超人が聞いてあきれるわ！　カーカッカッカ！」

笑いながら、アシュラマンは走る。未知の強豪と、正義超人の突撃隊長であるロビンマスクのタッグ。相手にとって不足はない。

「カーカッカッカ！」

草原を駆けながら、アシュラマンはもう一度狂おしく笑った。

ksk

ksk

ｋｓｋ

◇　◇　◇


古泉一樹は、ひどく混乱していた。目の前に、いきなり怪人が飛び出してきたからである。
その男の外見は、三つの顔に六本の腕。先にトトロと出会って未知の生物に対する免疫が出来ていなかったら、古泉は現実を受け入れられず思考停止を起こしていたかも知れない。
しかも目の前の男は、自分たちを敵視している。どうやら彼はこの仮面の持ち主であるロビンマスクと敵対しており、しかも自分をロビンマスク本人だと勘違いしているらしい。

「待ってください。僕は、この仮面の本来の持ち主ではないんです」

なるべく落ち着くよう自分に言い聞かせながら、古泉は仮面を脱いでみせる。

「む……？　確かに、ロビンマスクは敵の前で自分から素顔を晒すような真似をする男ではないな。
　それに、よく見ればロビンマスクとは似ても似つかない貧弱な体。
　いくら遠目に見たからといって、こんな事にも気づかぬとは……俺も焼きが回ったものよ」
「誤解が解けたようで何よりです」

貧弱と言われたことに若干不快感を覚えながらも、古泉はほっと胸をなで下ろす。
自分には涼宮ハルヒを保護するという使命があるのだ。無駄な争いは避けられるに越したことはない。
しかし古泉の安堵は、アシュラマンの次の一言であっさりと粉砕される。

「まあいい。どっちみち私以外の参加者は皆殺しにするのだからな」
「え……？」
「さあ、野辺の送りのお題目！　人間ごときにはもったいない技だが、ありがたく受け取るがいい！」

アシュラマンが、大きく腕を振る。それによって生み出された強風は螺旋を描き、小さな竜巻となった。

「竜巻地獄！」

（そんな馬鹿な！　いくら腕が人間の三倍あるからといって、それを振っただけで竜巻が起こるはずが……）

思わず、心の中で常識に基づいたツッコミを入れる古泉。しかし、常識が目の前に竜巻が迫っている事実を変えてくれるわけではない。
竜巻は古泉に命中し、彼の体は大きく吹き飛ばされる。彼が一人だったら、そのまま地面に叩きつけられ重傷を負っていただろう。
しかし、彼には心強い同行者がいた。ぬっと伸ばされた巨大な腕が、宙に浮いた古泉をすぐさま受け止める。

「あ、ありがとうございます」

礼を言う古泉に、トトロはまたしても笑いかける。だが古泉は、その笑顔に若干の「怒り」を感じ取った。
もちろん、古泉への怒りではない。自分たちを襲ってきた、無法者への怒りだ。

「２対１のハンディキャップマッチか。まあ、片方が人間なら妥当なハンデだろうな。
　さあ、試合続行といこうか！」

アシュラマンから発せられるのは、すさまじいまでの敵意。
どうやら、話し合いでなんとか出来る相手ではないらしい。古泉は、そう認めざるをえなかった。
戦えば死ぬかも知れない。だが、逃げ切れるとも思わない。ならば、勝利するしかない。
だから自分の心を落ち着けるために、彼はいつもの「古泉一樹」として振る舞う。

「ふう……。本当に困ったものです」

一つ溜め息を漏らすと、古泉は今一度仮面で自分の顔を覆った。


がんばれ、古泉！　負けるな、トトロ！　怖い悪魔をぶっ飛ばせ！

ksk

ロビン古泉ｗｗｗｗｗｗｗ

ksk

ksk

ksk

【H-8 博物館前/一日目・未明】


【古泉一樹＠涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】疲労（中）
【持ち物】 H&K XM8（30/30）、5.56mm NATO弾x90、ロビンマスクの鎧＠キン肉マン、不明支給品０〜２　デイパック（支給品一式入り）
【思考】
１：涼宮ハルヒとキョンの保護。
２：怪人（アシュラマン）を無力化、もしくは殺害。
３：SOS団メンバー、キョンの妹と合流。朝倉涼子は警戒。
４：他の参加者は利用。使えないのなら切り捨てる。


【トトロ＠となりのトトロ】
【状態】健康 、少し怒っている？
【持ち物】デイパック（支給品一式、不明支給品０〜２）
【思考】
１：？？？？？？？？？？？？？？？

【備考】
※人間と交流したいようです。

　
【アシュラマン＠キン肉マンシリーズ】
【状態】健康
【持ち物】 ディパック（支給品一式入り、不明支給品１〜３）
【思考】
１：参加者は全員殺すぞ。 悪魔将軍はどうしよう。
２：最後の１人になって元の世界に返るぞ。
３：完璧超人（草壁タツオ、長門）は始末するぞ。
４：まずはこの人間（古泉）と超人（トトロ）を倒すぞ。
【備考】
※アシュラマンは夢の超人タッグ編の途中からの参戦です。２２歳のバリバリ現役です。
　完璧超人がネプチューンマンたちということを知らないようです。
※悪魔将軍は保留（あとで方針を変えるかもしれません）。
※ここにいる超人以外の者も別の場所でバトルロワイアルをさせられていると考えています。
※トトロを未知の超人だと思っています。

ksk

ｋｓｋ

ksk

以上で投下終了になります。支援ありがとうございました。
タイトルは「闘将（たたかえ）！古泉仮面」です。

GJ！

投下乙！
トトロと古泉はいいコンビですな
アシュラマン･･･・・・(黙祷)

投下乙ｗｗｗ
タイトルが素敵だ、そしてロビン古泉には吹いたｗｗｗｗｗｗ

投下乙！
ロビン小泉ｗｗ
それにしてもこの戦い…勝者が読めねぇ…

投下乙！
古泉の常識的なツッコミに笑ったｗ
そりゃそうだよな、普通腕を振ったからって竜巻はでないわなｗ
古泉マスクとは予想外、そしてトトロは優しいトトロのままみたいで安心した。
GJ！

投下乙！
トトロがすごい頼もしいぜ！　
そして古泉には暴走したキョンに代わり是非当ロワのツッコミ役を務めて貰いたいｗ

投下乙です
意外と良いコンビだと思ったのに…アシュラマンが相手はキツイだろｗ

むしろアシュラマンがキツイと思う

投下乙！トトロ頼りになるなwwしかしアシュラマン強そうだ、古泉は勝てるのだろうか
何気に博物館の展示物が面白かった

トロロのエロさは異常だな

それにしても、トトロ未知数だ。

エ、エロいのか？w

よく見るんだ！！

投下乙！
トトロ古泉タッグ対アシュラマンか……読めないなｗ

投下乙です
何気にトトロと古泉、結構いい組み合わせじゃないか
それにしたってアシュラマンか……はたしてトトロがどう動くかが気になるな
確かにトトロには未知数の可能性が！

実はここの古泉は戦闘力があるからなぁ
必殺ふんもっふがアシュラマンに通用するかwktk

投下乙

トトロがおいしすぎるｗ

投下GJ
古泉はともかく、トトロは相性的に最悪かもなアシュラマン
アシュラバスターかけようにも持ち上がらなさそうだ市、体系的に関節技もまったく効かなさそうだｗ

首関節どこよ？って感じだからなｗ

アシュラマン「うぉおーっ！！　俺ももふもふさせろーっ！！」（ぼふっ
トトロ「？」

なんとエロい・・・！！

必殺技使えないとかｗ
アシュラマンにとって最悪の敵だな

トトロみたいなのは本来テリーマンが相手をするからなｗ

超人は全体的にトトロと相性悪いだろうなあｗ
地獄の断頭台をかけようにも首がよくわからないわ、キン肉バスター系の技も厳しそうだわ、パロスペシャルは論外だわ・・・
正直テリーマンが引き分けに持ち込まなきゃ収拾つかないくらいレスラーとしてはチート

投下乙

おお、トトロ＆古泉VSアシュラマンの変則バトル…これはどうなるか先が読めないなw
トトロも古泉も実力が未知数すぎる、はたして勝者はどちらとなるのか…この先が気になる所だ
けどやっぱりトトロの防御力は凄そうだなー

そういえば、このロビンマスクの仮面ってアノアロの杖が既に内蔵されたりするんだろうか
だとしたらかなりの当りアイテムだぞ古泉！

二週目予約がまだの皆さん。参考程度に

・キョンの妹＆佐倉ゲンキ
・朝比奈みくる
・キン肉スグル
・キン肉万太郎＆ハム
・悪魔将軍
・ナーガ
・高町なのは＆加持リョウジ
・スバル・ナカジマ＆ガルル中尉
・フェイト・T・ハラオウン
・セイン＆水野灌太（砂ぼうず）
・ノーヴェ＆ネオ・ゼクトール
・ケロロ軍曹＆草壁サツキ
・タママ二等兵＆冬月コウゾウ
・ドロロ兵長＆リナ＝インバース
・ゼルガディス・グレイワーズ
・ラドック＝ランザード
・碇シンジ＆川口夏子
・深町晶
・アプトム
・リヒャルト・ギュオー
・小泉太湖（小砂）
・雨蜘蛛

まて・・・まてまて・・・
まだ一週目は全員登場してなかろう・・・
なにがし・・・それがし・・・きでんら・・・

アプトム投下する

ｋｓｋ

>>285
超乙！

今更なこというけど、このロワって他と比べてかなり参加者少ないよね？
そのぶん全キャラ覚えられるしいいけど、これからも殺しのペースはゆっくりだろうな

悪魔将軍との悪夢のような接近遭遇からからくも生き延びたアプトムは
市街地に入り込むと無人の建て売り住宅の一つに身を潜め
ほっと一息ついたところでデイバッグが入れ替わっていることに気付いた
何か強力な武器でもと中を探ってみると出てきたのは強力は強力でも
「『強力わかもと』…いまさら滋養強壮剤とは私に対するあてつけか！」
力任せに投げ捨てた
続いて出てきたのが
「『コミックマーケット７８カタログ』……俺のコミケは晴海とともに死んだ！！」
ビリビリに引き裂いた
最後に出てきたのが
「銃、か…」
長い銃身と機関部に取り付けられたＰＳＯ−１スコープ
そして特徴的な合板製のスケルトンストック
それは旧ソ連製の軍用狙撃銃ＳＶＤ（スナイパースカヤ・ビントブカ・ドラグノバ）
通称ドラグノフ
顔に火傷のあるロシアンマフィアの女ボスなら「肉親より信頼に足る銃」と言うだろう
アプトムは慣れた手つきでマガジンを抜きボルトを引いて銃の作動機構をチェックする
平の戦闘工作員だった頃はこうした武器の扱いで他の隊員に遅れをとったことはない
結果として損種実験体（ロストナンバーズ）になったとはいえ新型獣化兵（ゾアノイド）
のテストベッドにボンクラが選ばれるはずがないのだ
ゾアノイドとなってから久しく離れていた鉄と火薬の感触との再会はアプトムの精神に
不思議な落ち着きを与えた
そうだ、もともと自分は“弱くはないが強過ぎもしない”のだ
ガイバー１に立ち向かったときもダイムとの共同作戦だった
そしてこのゲームには先刻の強さも訳の分からなさもユニバースと言うほか無い怪人の他にも
未知なる強豪が参加しているはず
ならば自分がこの先生き残るためには
「協力者を捜す…か」
草食動物が群れを作り
人間が銃を手にするように
自身より強い存在と戦わねばならぬときは足りない力は他所から調達すればよい
「場合によっては深町晶との共闘も考える必要があるな」
ギュオー以外にも自分よりはるかに強い参加者がいると分かった時点で自分がガイバー
になるという計画を一時棚上げしたアプトムはＳＶＤの吊り革を肩にかけ
予備のマガジンをデイバッグに収めて行動を開始した

全裸で

【Ｂ−７／一日目・未明】

【アプトム＠強殖装甲ガイバー】
【状態】疲労（小）
【持ち物】 ＳＶＤ　７．６２ｍｍ×５４Ｒ弾×５０　デイパック（支給品一式入り）
【思考】
１：何が何でも生き残る
２：出来るだけ強くて人の良さそうな奴を仲間にする
３：チャンスがあったら殖装したいかも
備考：人間形態に戻ったものの家捜ししてトレンチコート一着しか見つからなかったため
　　　全裸コートで行動中

>>287
おっと投下しようと思ったら一足遅かったようだ。
楽しみにしてます！ksk

ｋｓｋ

ｋｓｋ

ｋｓｋ

ちょｗｗｗｗ

投下乙……だけどちょっと待てｗｗｗ

ん？終わり？

あれ？これだけ？

、。

投下乙･･･って、ちょ、全裸w

短いのは構わんけど、句点（読点だっけ？）を入れてほしいな

終了でいいのかな？投下乙。

アプトム……ｗ

終わりなら最後に投下終了とかいってほしいな

投下乙
アプトムコミケ行ってたのかよｗ

ところで>>291は、投下宣言ということだろうか？

わっふるわっふる

あと５分ほどお待ちください……。
最後の推敲が終わり次第投下します。

kskして待つぜ

ksk

ksk

では投下します。
未把握の作品があるので指摘あったらお願いします。

ｋｓｋ

「ふうん、クロスミラージュ、ねえ。すごいわ！喋るカードなんて実在するのね！しかも銃になれるなんて！こんな場合じゃないって分かってるけど、わくわくしちゃう！」
クロスミラージュの自己紹介を聞いた後、ハルヒが真っ先に口にしたのはその言葉だった。

きゃあきゃあとはしゃぐ彼女の後ろで、モッチーがクロスミラージュを幽霊でも見るような顔で見つめている。
『わくわく……ですか？』
「……ああ、ごめん。もちろんこんな殺し合いは許せないし、全然楽しくないわよ。……でも、今の状況は普通に高校生やってた時にはありえないことばかりだし……はしゃぎすぎたかも」
クロスミラージュの機械的な口調に咎められていると感じたのか、ハルヒは珍しく申し訳なそうにうつむいた。
無論、ただのデバイスであるクロスミラージュにハルヒを咎めることなどあるはずがないのだが。
『いえ、貴方達が殺し合いに乗っていないことは分かりましたし……』
緊張感には少し欠けていたが、しかし殺し合いに乗った人間ならこのようなことをする訳がない。クロスミラージュはそう判断し、自ら声を発したのだ。
「は、ハルヒ……これ何だッチ？」
『インテリジェントデバイスです。端的に言うなら―――魔法を使うために生み出された存在です』
クロスミラージュはできるだけ簡潔に応えるが、モッチーは上手く理解できないようだ。
「ま、魔法……だッチか？」
「空を飛んだり火の玉を出したりできるのよ！きっと！」
「な、なるほどそういうことッチか！クロスミラージュすごいッチ！」
―――まあ、そういうことにしておきましょう。
厳密にいえばところどころ違うが、おそらく彼女たちは魔法とは縁のない国の人間。
だとすれば、それくらいの解釈でも問題はないだろう。
クロスミラージュはそう認識し、それ以上の説明を避けた。
「でも、どうして銃にならないの？」
『使用形態になるためには魔力が必要です。Ｍｓ涼宮もＭｒモッチーも魔力を持っていないようですから、起動できませんね』
もっともハルヒに関しては―――魔力とは違う何らかの力を持っているのだが、しかし彼の世界の魔術とは異なるものなので関係がない。
「何よそれ！つまらない！あーあ、どこかにいないかしら、魔法使い」
本当につまらなさそうにぶつぶつ呟くハルヒ。そして言葉を続ける。
「それでクロスミラージュ……うーん、この名前長くて言いにくいわね。クロスが名前？」
『いえ……私は人間ではありませんから、区切ることはないのですが』
その言葉に、ハルヒはうーんと頭をひねる。
「そうなの？でもどうにかしたいわ。肝心な時どもったら困るでしょ」

「……あ、そうだ。クロッチにしましょう」
『……あの、Ms.涼宮？』
ハルヒの突然の謎の単語に、クロスミラージュはハルヒに問い返す。
しかしハルヒは、思わぬ名案に瞳を輝かせて得意げだ。
「さっきからモッチーがッチッチ言ってるでしょう！？それで思いついたの。かわいいと思わない？」
「可愛いッチ！すごくいいと思うッチ！」
突っ込み不在のここでは、そんなださいネーミングやめてやれ、とクロスミラージュがかばわれることはない。
「ありがとうモッチー！ということでクロスミラージュ、今からクロッチよ。団長命令だからね」『……団長とは？』
ハルヒはクロスミラージュにびしり、と指を向け、
「私のこと。私はＳＯＳ団の団長だから。そうね……モッチーがマスコットだから……クロッチは……難しいわね。どうしようかしら」
『……』
早く機動六課のメンバーと合流したい。
初めから抱いていた想いを、クロスミラージュは更に深めるのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊

『高町なのは、フェイト・Ｔ・ハラオウン、スバル・ナカジマ、ヴィヴィオ、セイン、ノーヴェ……私の探している仲間はこの６人です』
一通り喧騒が落ち着いたところで、ようやく２人と１つでの情報交換が始まった。
『私のマスターは……参加していないようですね』
本来の持ち主であるティアナ・ランスターがいないことを知り、クロスミラージュの声にはわずかながらも安堵の気持ちがのぞいていた。
『初めの四人は私たちの仲間です。殺し合いに乗るような人間はいません。後の二人は……もともとは敵でしたが、今はおそらく友好的でしょう』
「私の知り合いは、キョンとみくるちゃん、古泉君。朝倉さんと、キョンの妹？あいつ妹なんていたのね。まあいいわ。この５人かしら。……あとは、有希」
ハルヒの言葉に、クロスミラージュが疑問を口にする。
『ユキ？そのような名前の人物は名簿にいませんが』
「有希ははじめにいた部屋にいた眼鏡の可愛い女の子。なんであそこにいるのかは分からないけど……でも有希は利用されてるだけよ！だから私は有希のことを助けてあげるの！」
迷いもなくそう言い切るハルヒ。
「そうだッチ！きっとあの女の子は悪くないッチ！ゲンキを探し出して一緒にあの子もハルヒとクロッチと一緒に助け出すッチ！」
しかも、モッチーまで便乗する。
『……そうですか』
彼女の人となりを知らないクロスミラージュとしては、そう言うことしかできない。
「有希だけじゃない。皆殺し合いに乗ったりなんてしないわ。素晴らしい仲間ばかりだもの！
きっと今にもキョンは一人で寂しがってる子どもを助けてるに違いないわ。そうであってこそ雑用係ね」
得意げに話すハルヒ。褒め言葉とは思えない言葉だが、その言葉からは『キョン』に対する愛情が伝わってくる。クロスミラージュはそう思った。
「ハルヒはそのキョンが好きなんだッチね」
モッチーに言われ、ハルヒはうっと言葉に詰まる。
「あ、当たり前よ！仲間だもの！」
―――マスターのようなタイプでしょうか？
親友であるはずのスバルにつっけんどんな態度を取る本来のマスターを思い浮かべるクロスミラージュ。彼の知る人間の中では一番近い。
「仲間……そうだッチね、よく分かるッチ。モッチーもゲンキのことだああい好きだッチ！」
嬉しそうににこにこと笑うモッチー。
彼からすれば、仲間を何よりも大切にするハルヒは居心地がいい相手なのだろう。
「大丈夫、任せなさいモッチー。団長の私がゲンキって子も、他の仲間たちも探してあげるわ」
「モッチーも手伝うッチ！」
「さあ！そうと決まったらさっさと行くわよ！私に付いてきなさい！」
『……前途多難、ですね』
クロスミラージュは、誰にも聞こえないくらいの音声でそう呟いた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊
―――面倒くさい。
それが、アスカの本心だった。
いやに綺麗な女性にこの―――アスカの後ろをひょこひょこと付いてきている―――少女と行動するように頼まれた。そして自分はそれを受けた。
それは確かだ。しかし、そう簡単に気分が晴れる訳でもない。
そもそもこんなに小さな子供をどう扱っていいのか分からない。無視していくことはできないし、だからと言って子供の気持ちになって優しく語りかけるなんて―――吐き気がする。
それ故にアスカがとった方法は、手を引くことだった。
特に会話らしい会話もせず、黙々とヴィヴィオの手を引いて歩いて行く。一応、たまには様子を見るのも忘れないが。
「お守りなんてどうすればいいのよ……」
結果はそれだった。
こんな子どもと接したことがない。こんなに頼りない―――何もできない子供なんて。
それはアスカの置かれた環境が特殊すぎたからなのだが、それが当り前のアスカはヴィヴィオを弱い子供、と認識してしまっている。
だから彼女はまだ気づいていない。ヴィヴィオがアスカとはまったく『別の次元』から来た人間であるということに。
―――これからどうすればいいのよ？
この少女がいたのでは、強敵に襲われたときに対処できない。自分一人なら逃げようとその人物を殺そうと全く構わないのだが。
「お、ねえ、ちゃ、」
ヴィヴィオの泣きそうな声。
そこでアスカはようやく、自分が考えることに夢中になり後ろを見ていなかったことに気づいた。
見ると、ヴィヴィオはハアハアと息切れしていた。無理もない。アスカの歩幅に必死でついて歩いてきたのだから。
「……ちょ、ちょっと、大丈夫？」
見れば体調も悪そうだ。嘔吐するほどだったのだから、精神的な問題で体力もいつも以上に削られていると見るべきだった。山道ならば、尚更。
アスカは今更焦り始めるが、少し遅い。
「……も、無理……歩け……」
ヴィヴィオは、ぺたんと地面に座り込んだ。
「……な、何でもっと早く言わなかったの！？」
見ればヴィヴィオの顔色は酷いものだった。ここまで歩けたことが奇跡と言っていい。
「……だって……早く、ママたちに会いたかったから……」
辛そうながらも、しっかりと言うヴィヴィオ。
その顔に嘘や偽りの気持ちは感じられない。ママに会いたい、それを胸にアスカに懸命に付いてきていたのだ。
―――何なのよ、もう。
やっぱり子供は苦手だ。どうすればいいのか分からない。
分からなかったけれど、アスカは、すっとヴィヴィオに手を差し伸べる。
「……それ」
そして、ヴィヴィオの抱えるディパックを顎で指す。
「え？」
「それ、貸しなさい。持っててあげるから」
アスカにとっては食料やランタンなどはそう重いものではないが、幼いヴィヴィオには結構な荷物になるだろう。
それに、まだ彼女はその中身を確認していない。もし銃や刃物の類が入っていたらヴィヴィオが危険だ。
アスカは子供をあやした経験などない。
でも、『ママ』なら―――ママならきっとそうするのではないか。
優しく子供の荷物を持ってやる。
そう考えたのだ。
もっともそれ以前に、自分がヴィヴィオのことを考えていなかった、という反省もあった。
「……でも、お姉ちゃんが……」
しかし―――それが口をついて出ない。
そもそもアスカは、自分がなぜそんなことを言ったのか理解していないのだ。
躊躇うような態度をとるヴィヴィオに、アスカはわずかにいら立つ。
―――何よ、私が大変だ、とでも言うつもり！？
それには、おそらく照れ隠しもあったのだが。
「……いいから！足手まといなんだから黙って渡せばいいの！」
困ったような顔をしたまま反応しないヴィヴィオから、半ば奪い取るような形でディパックを受け取る。
重さはやはりアスカのものと変わらない。
「中身、確認するから」
そっけない声で言う。ヴィヴィオは戸惑いと安堵と驚愕の入り混じった顔でうなずいた。
アスカはそれには答えずに、ディパックの中を開けていく。
「……これは？」
そして、何かを引っ張り出した。

ｋｓｋ

ksksksk

武器……とはとても思えない。ただの布、だ。
円状に縫われた赤い腕章。表側にはでかでかと『団長』と書かれている。
「何これ。思いっきり外れじゃない」
腕にはめる以上の用途はどう考えたってない。持っていてもかさばるだけだろう。アスカはそれを地面に捨てた。
「で、後は何かしら？」
アスカはもう一度ディパックに手をつっこみ―――
「ちょっと待ちなさいよおおおおおお！」
気配を察知した。
「お姉ちゃん、危ない！」
ヴィヴィオの泣きそうな声。しかし、言われなくてもそのくらい分かっている。
突然飛びかかってきた闖入者に、アスカは素早く蹴りを叩きこんだ。
「……うくっ……！」
地面に倒れ込む闖入者。それは、セーラー服の少女だった。
アスカの攻撃を読めずにもろにくらっていることを考えても、おそらくごく普通の人間。
それなのに、何故自分に襲撃などしてきた？
―――そんなことはどうでもいいわよ。
面倒になったアスカは、セーラー服の少女にナイフを突きつけた。
「あんたさあ、何？何のつもり？ばっかみたい。丸腰で飛びかかってくるなんて」
そう、少女は丸腰だった。
持っているものと言えば特殊な素材でできているカードだけで、武器の影すら見えない。
「あんた殺し合いに乗ってるの？それなら遠慮なく殺すから」
アスカの言葉。しかし目の前の少女は、刃物に怯む様子は全くなかった。
土まみれになった制服を払いもせず、強い視線で、アスカを睨みつけていたのだ。
「……あんたね！謝りなさいよ！」
そして少女は叫ぶ。
「は？意味が分からない。何に？」
「私に！そしてそこの女の子に！」
自分を、続いてヴィヴィオを指差す少女。
アスカの頭の中に「？」マークが浮かぶ。何を言いたいんだ、こいつは。
『Ms涼宮』
そこに降ってきたのは、男の声。
アスカは反射的に後ろを振り返る。が、誰もいない。しかし確かに聞こえた。
男の声が。
『落ち着いて話をしましょう。……お元気ですか、ヴィヴィオ』
「……クロスミラージュ！」
ヴィヴィオの顔が、ぱあと明るくなる。
どうやら声の主とヴィヴィオは知り合いであるらしい。が、いったいどこにいるというのか。
「……は、ハルヒ……大丈夫だッチか……？」
また別の声。今度はちゃんと姿を見ることができた。
―――何よあれ。
人間とは到底思えない。ピンクの体に緑色の物体を頭に乗せた生物。
―――使途？その割には温厚そうだけど。
「大丈夫じゃないわよ！……ああもう！私の腕章を捨てるなんて絶対に許さないんだから！あんたみたいな危ない奴は私が倒すのよ！」

とりあえずこの生物は少女の知り合いのようだ。そして少女の名前はハルヒ。
では、この声の主は？
『こちらです』
下から呼びかけられて、アスカはようやく気付いた。
それが、ハルヒの持つ金属製のカードからのものであるということに。

ksk

ksk
ハルヒグループの和み具合は異常

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊

では、今回の経緯をハルヒの口から説明してもらおう。
―――私とモッチーとクロッチは、道を下って進んでいたの。
そうしたら、この変な服の女が小さい子の荷物を奪い取ってたのよ！
信じられる！？しかもその子動けないみたいだったのに……！
私はこの時点で怒ってたんだけど、モッチーやクロッチが止めるから我慢してたのよ。
そしたら今度はあいつ……私の団長専用の腕章を捨てたのよ！
絶対悪い奴に決まってる！って思って飛びかかったの。そしたらあっさり倒されちゃったけど……今度はナイフで脅してきたのよ！
もう理解できない！私はキョンやみくるちゃんや古泉君を助けてみせるんだから！



五分後。
そこは、奇妙な空間へと化していた。
真ん中に置かれているのは、謎のカード。
その横には、黒髪・セーラー服の少女と、茶髪に水色の制服を着た少女が座っている。
しかし、二人は近くにいるだけで、一切目を合わせようとしない。
その後ろでは、人外の生物と赤毛の幼女がおろおろとうろたえている。

『……ひとまず、自己紹介でもしたらいかがですか』
「……ハルヒ」
「……アスカ」
それだけ言って、すぐにそっぽを向いてしまう。
もともと相性の悪そうな組み合わせな上に、出会いが最悪だったのだから、これも仕方ないのかもしれない。
ハルヒは思う。
―――そりゃあ、ね。私も何も考えずに飛びかかったりしたのは悪かったわよ。でも！
だからと言って子供にあの態度は酷いと思うわ！
アスカは思う。
―――まあ、確かにあたしが誤解される言動をしたのは事実だけど……だからって何あれ！あんな布切れ一つでどうして切れられなくちゃいけないわけ！？

「アスカお姉ちゃん……」
「ハルヒ……ッチー」
そんな二人をモッチーとヴィヴィオはただ見まもっている。
さすが子供、というべきか、世界の違い故か、ヴィヴィオはモッチーを見てもそう驚かずに溶け込めたようだ。
『Ms涼宮。Msラングレー。腰を据えて話し合いましょう。ちょっとした誤解でこういうことになりましたが……二人とも殺し合いには乗っていないのでしょう？』
「……ッチー……クロッチが大人だッチ……」
常識人不在を仕切るのが機械音声。傍から見れば心霊現象だ。
「当たり前でしょ！」
「襲われたら容赦しないけどね。積極的にする気はないわ」
同時に二人の答えが返ってくる。それにさらに顔をしかめるハルヒとアスカ。
『それならば私たちの目的は同じはず。協力し合い、知り合いを探すのが先決ではないのですか？』
アスカは加持の、ハルヒはキョンの顔を思い出し、沈黙する。
「……そう、だけど……」
ハルヒがしぶしぶ、と言った感じで呟いた。

ｋｓｋｋｓｋ

ksk

ksk

……さるさんが……。
とりあえず仮投下しました。

ん？

ｋｓｋ

「でも！こいつ謝らないもの！そっちが先に謝るなら、まあ団長として許してあげないこともないわ」
その言葉に、アスカの短い堪忍袋の緒が切れる。
「はあ！？あんたこそ人に突然襲いかかってきといて謝罪もないじゃない！あんたみたいな我儘な女見たことないわ！」
「何ですってえ！？もとはと言えばあんたがヴィヴィオちゃんに酷いことしたのが悪いんでしょう！？」
「……は、ハルヒお姉ちゃん……アスカお姉ちゃんは悪い人じゃないよ……」
「あんたは余計なこと言わなくていい！」
アスカに怒鳴られ、しゅんとしょげるヴィヴィオ。
「あ、アスカ……ハルヒには悪気はなかったッチ。許してあげてほしいッチ」
「モッチーは黙ってて！」
ハルヒに怒られ、モッチーは大きな体を一歩退け落ち込む。
『二人とも、Mrモッチーとヴィヴィオに当たってどうなさるんですか』
クロスミラージュの声。
『お願いします。とりあえず、まともに情報交換をしましょう』
「……」
二人とも、何か言いたそうに沈黙していたが、やがて―――
「……好きにしたら」
「別に、いいけど」
やはり目を合わせもせずに、そう答える。

だめだ……早くこの二人なんとかしないと……
そう呟いたのは、インテリジェントデバイスか、赤毛の少女か、緑色の生物か。
それは、誰にもわからない。

【Ｄ-8 山/一日目・未明】
【モッチー＠モンスターファーム〜円盤石の秘密 】
【状態】健康、おろおろ
【持ち物】地球動物兵士化銃＠ケロロ軍曹、どんぐり五個（となりのトトロ）、ディパック（支給品一式）
【思考】
０．ハルヒ……大丈夫だッチか？
１．ゲンキ達とハルヒの仲間達を探す
２．殺し合いには乗らない

【涼宮ハルヒ＠涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】激しいイライラ
【持ち物】クロスミラージュ＠魔法少女リリカルなのはSts、 ホリィの短剣＠モンスターファーム〜円盤石の秘密〜、ＳＯＳ団団長の腕章＠涼宮ハルヒの憂鬱、ディパック（支給品一式）

【思考】
０．何よ、この女……！
１．キョン達とモッチーの仲間達を探す。アスカとヴィヴィオの話も一応聞く。
２．殺し合いには乗らない
３．長門有希は草壁タツオに操られていると断定。草壁タツオを倒して長門有希を助ける

【ヴィヴィオ＠魔法少女リリカルなのはStrikerS】
【状態】健康、疲労（大）
【持ち物】なし
【思考】
０.アスカお姉ちゃんは、本当はいい人だよね
１.なのはママとフェイトママをさがす
２.スバル、セイン、ノーヴェをさがす

【備考】
※参戦時期は原作終了時エピローグ時点。

【惣流・アスカ・ラングレー＠新世紀エヴァンゲリオン】
【状態】激しいイライラ
【持ち物】
　アーミーナイフ＠現実、バルディッシュ・アサルト（6/6）＠魔法少女リリカルなのはStrikerS、予備カートリッジx12、コントロールユニット（ガイバー�U）＠強殖装甲ガイバー、デイパック（支給品一式入り） 、
ヴィヴィオのディパック（不明支給品１〜２）
【思考】
０.この女むかつく……っ！
１.ひとまずヴィヴィオと行動。積極的に殺し合いには乗らない。
２.加地と再会したい。シンジに関しては、そこまで執着はない。

【備考】
※参戦時期は少なくとも第弐拾四話以前。
※ヴィヴィオのディパックの不明支給品の一つはＳＯＳ団団長の腕章＠涼宮ハルヒの憂鬱　です。

あ･･･規制か
すみません今携帯なので･･･誰か代理投下お願いします

携帯から失礼します。
さるさん食らいました。
仮投下したのでどなたか投下お願いします……

>>325、6
と言ったらもうやってくれていたｗ
ありがとうございました。

名前入れ忘れた
これで代理投下終了です。◆h6KpN01cDgさん乙でした。

モッチーエロいよモッチーハァハァ・・・

書き手さんも代理投下の人も乙＆GJ！
アスカのツンツンツンがいいwこのグループは癒されるな

ツンデレ同士じゃやっぱり相性悪いな

投下＆代理投下乙でした！
やっぱりと言うか何と言うか険悪な雰囲気に……。

乙！クロスミラージュにとっては災難過ぎるｗｗ

あと、ヴィヴィオは赤毛じゃなくてブロンド
たぶんヴィータと勘違いしたのかな

投下＆代理乙！
しかし仲悪いなぁｗ
そしてそれぞれのデレ対象は
加持　なのは連れ
キョン　kyon
とどっちもであったら大変なことになりそうだ

>>335
ご指摘ありがとうございます。
やらかしたああああ！赤毛のちっちゃい子＝ヴィヴィオだと思ってました。
たぶんそうだと思います。
修正しておきます。

投下乙！
気が強いの＋気が強いの＝喧嘩ｗｗまぁしょうがないかｗｗ
周りの三名は気の毒としか言いようがないｗｗ
でもアスカがちょっと優しくてよかったねヴィヴィオ！

そういえばそれなりに時間がたっている気もするけど、時刻は未明のままでいいんですかね？

ハルヒはキョンの妹を知ってたよな？

野球で会う前からの参戦なんでない？

だとしても誤解フラグとしては微妙だし、
時系列とかこれ以上色々ずらされるとめんどいかな

>>339
今見ました。
そうか野球に妹いましたね……頭から抜けてました。
描写直しますね。指摘ありがとうございます。

というか名簿にモロに「キョンの妹」って書かれてるし合ってなくても分かるんじゃないかwww
まぁ信じるかどうかっつったら微妙かもしれないがwwww

遅レスだが>>284
アノアロの杖は、ロビンの先祖が武器にしてた位だから、大当たりだな。

しかし、参加してる超人勢でトトロに効果ありそうなのって、
スグルのキン肉ビームとキン肉フラッシュ位か？

>>344
硬度８サファイア（だっけ？）のロビンマスクの鎧すらやすやすと切り裂く悪魔将軍の地獄のメリーゴーラウンドなら…！

というか制限されてるからとりあえず「脂肪が厚くてタフな動物」ってレベルだろうし、非物理攻撃な魔法系なら結構いい所までいけるんじゃってイメージが
それこそ古泉のふんもっふ！とか（あるか不明だが）アノアロの杖の火炎放射みたいな

ダメだ、ハヤオフィールドで防がれるイメージが俺には定着してしまっているｗ

なんか攻撃が来てもあの毛皮でぼふっとなって終了、な気がしてならないｗｗ
マジでトトロ未知数ｗｗ

ある種のギャグ補正みたいなもんかwww
スタンスもいまいち不明だしトトロは未知数すぎるぜー

何故か解らんが、トトロが強そうだ。

>>345
原作調べたら、ロビンマスクの鎧は硬度９サファイアらしい。

それにしてももうキャラ二順目か、そろそろ明け方の時間帯に突入する奴もいるかもな
えーっと今二回目なのはツンデレ二人と子供たちにアプトム、予約中なのがキョンだっけ？

勢いに流されちゃったけど、アプトムのアレは採用でいいのか？w
句読点が無いのに加えてSS自体のタイトルも無いし…

どうでもいいがドラグノフって砂ぼうずで小砂の元師匠が愛用してたなーなんてことを思い出したり

あ、２回目なのはまっくろくろすけ組もだよ

>>351
マジレスするとさすがにあれはアウトだと思う
ここから先がリレーにならんｗ

ああ、それに加えてもふもふ組もだな
しかしアプトムのは……うーん、せめて句読点は必要だよな

1レスとかねーよｗって感じだし、ID見ても荒らしにしか見えないな

さすがに短すぎるからなぁ、投下終了の声もなかったし

別に1レスでも内容が及第点なら構わないが、あれは流石に……

さて、こういう場合はいわゆるNGってやつを発動すべきか？
それとも作者さんの声を待ってみる？

�@作者さんの意見を待つ
�A皆で話す
�B安価で決める
さあどれにする？

ここは�B！……といいたいことだが、大事なことだしなぁ
これこれこういうSSは採用を見送るべき、という基準みたいなものがいるかもしれん
なので�Aで

この作品がいいかどうかの問題以外にも、これを通すともっと酷いのがくる可能性もあるからな
話し合った上で作者自ら破棄宣言するか、強制NGにするなりせざるを得ないと思う

もはやNGは避けられぬ勢いｗｗｗｗ

作者に意見を求めるにしても、流石にここまで言われてしまったら選択の余地は無いも同然だし…
可哀想ではあるけど、ここはもうズバッとNGにしよう

今更ながら投下乙です
そりゃこの二人だとこうなるわなｗ
クロッチ頑張れｗｗ
　
アプトムの人は残念だけどNG､かな…？

頭からＮＧにしようって流れはどうかと思うね。
句読点等が問題だと言うならまずは修正要求するべき。
そこで応じる様子が無ければＮＧにすればよし。
新人書き手と共にロワも成長して行く事を忘れちゃいかんぜ。

了解した
今回の投下はＮＧということで
句読点の省略と終了宣言の入れ忘れについては謝罪する
あと内容についてどこが問題か指摘していただけるとありがたい

内容については問題は無いじゃないかな
ssのタイトルが一番の問題点か?

まあ作者も何も言わないし、あれは正直NGにしてもいいと思うが基準は必要だな

この前、まとめを一週間かけて読んだ面白いロワが超終盤までいったところで
突然打ち切られててﾎﾟｶｰﾝしたばっかりなんだ
まあそれは悪質な読み手（ケチばっかりつける奴）がいたのが原因らしいが
やっぱこの良スレが途中で終了するのは嫌だし

ところでちょっと聞きたいんだが、
アプトムのやつは、句読点がないとか作者が何も言わないことがNGの理由になりそうだが
単純に全然面白くない話が投下された場合はどうしよう？

あ、作者きたw
内容は問題ないが、句読点の入れ忘れとか投下終了の宣言なしとか全体の印象で
やる気ない荒らしか？と思ってしまった

>>366
ガイバー知らないが
アプトムって晴海に行くようなオタクでトレンチコートの下が全裸でも平気な変態なのか？
そんな変態みたいな格好するより殖装してればいいじゃんｗ
まったく無意味な支給品といい、それをあっさり捨てる事といい
話が短い事もあって結局何がやりたかったのかよく判らない話だった。

ちょっとキツめだけどそんな所が問題だと思ったよ。

どこが問題って言われても、全体的に問題しか無いと言わざるを得ない

単品作品としては問題ないけど
他の人とリレーするならリレーしにくいっていうのが問題かな

結構細かい心理描写とかがあってそれはすごくいいんだが、いかんせん短すぎるかな、と
あとはコミケのネタがよくわからんってのもある
そして確かにちょっとリレーしにくい、支給品二つ出して無意味に破棄ってのもあまり良くない
行動方針も「人と合流」だけだし、せっかく一人をピックアップして書くのだからもっと細かい方針入れてくれたほうがよかったかも
あとは投下終了宣言とかは次からは忘れないようにしてくださいね

ところで昨日ツンデレ組と誰かが言っていた気がするが、ハルヒはともかくアスカはツンデレではないよな？

最近の若いもんはなんでもツンデレと呼びたがるからいかん。
ああいうのは性格がきついというべきだ。

まあ短くても中身があればいいんだけどね
コミケは確かによく分からんかった
修正しようもなさそうなので、作者には悪いがこれはなかったことになるか？

アスカは、最終的にシンジへの気持ちがどうであったかの解釈で見方が180度変わるな
でもこのロワでは今のところシンジ意識してなさそうなのでツンツン？

アスカはツンデレ→ヤンデレな混在型かなーと勝手に思ってる俺だ

そういや今入ってる予約てキョンとゼロス・ホリィの二つだけ？

アスカはツンヤンが定説。

そういやこのロワってツンデレチックな気の強いおなごは少なめ？
ハルヒ、ノーヴェ、アスカ、リナぐらいか

リナは明らかにツンデレではない

アスカはシンジには（テレビ版）はほぼツンのみ、加持さん相手にはデレのみ
よってアスカはツンデレではなくツンギレだと思われる

リナはまー気が強いがお相手（？）のガウリィが今回いないしなー
それに根本的なところがなんとなくドライな気がする

何でもかんでもツンデレとかにカテゴライズしたがるのは現代人の悪い癖なんだぜ！
まあ砂ぼに対する小砂は立派なツンデレだと思うがな（師弟愛的な意味で）

リナは普通に明るくて気が強くて可愛いってタイプのキャラじゃないか
アスカは、後付設定でテレビ版のときからシンジを意識してたことに一応なってる
でもまあツンデレというにはデレ少なすぎだよなｗ

>>376
たぶんそう

最終話仕様なら、最強のツンデレはアプトムで間違いないぞ

晶が死ぬ→「死んだなんて信じん！　あいつは必ずここに帰る、だから帰る場所は俺が守る！　か、勘違いしないするな、お前のためじゃない！」
晶がへたれる→バトルを仕掛けて叱咤激励「勘違いしないするな！　今のお前は……倒す価値がない！　だから、さっさとまた立ち上がれ！」
晶が危険→命を懸ける。「勘違いするな、　お前を倒すのは俺だ、あいつらになぞ倒させん！」※このパターンは数回ある
で、相手に捕まったら、晶たちに助けられてデレるとナイス過ぎる。

　 　 ＿　□□　　　 ＿　　　　　 ＿＿＿､､､
　 ／／＿ 　　[][]／／ 　 ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/､　　誰　　書　　>>383
／／ 　＼＼　 ／／　 ／::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ　　だ　　 い　　 こ
￣　　　　 ￣　 ￣／ /:::::::::,,,-‐,／i/`'''￣￣￣ ｀i::;|　　あ　　た　　 の
―`―--^--､＿_ 　 /:::::::::=ｿ　　 /　ヽ､ ／　　　,,|/　　 っ　　の　　 レ
/f ）,fヽ,-､ 　 　 ﾉ 　|　三　i　<ニ`-, ノ　/､-ﾆニ' 」'）　！！　は　　 ス
　 i'/　/^~i f-iノ 　　|三　彡　t￣ ｡` ｿ ﾊ_ﾞ'､￣｡,ﾌ | ）　　　　　　　　 を
,,,　　　　 l'ノ　j　 　 ﾉ::i⌒ヽ;;|　 ￣￣　/ _ヽ､￣ 　ﾞi　）
　 ` '' -　　／　　　 ﾉ::|　ヽミ 　　`＿,(＿　　i＼_　 `i ヽ､　∧ ∧ ∧ ∧
　　　　　／／／　　|:::|　( ミ 　 /　＿＿ニ'＿＿｀i　|　　Ｙ　 Ｙ　Ｙ　Ｙ　Ｙ
　　　,-"　 　 　　 　,|:::ヽ　 ミ 　　/-───―-`l 　|　　／／　 　　 |
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アニメだと最終話手前までツンデレ分を他者にわかってもらえないけどね
更に参戦時期からすると
晶→25話（まだアプトムがツンデレだと知らない）
ゼクトール→25話（アプトム殺す）
ギュオー→23話（アプトムは危険）
アプトム→5話辺り？（きれいなアプトム）
ガイバー組全員から敵視されてる上に本人はそれを分かってないという包囲網ぶり

ラドック、サツキ、ケロロの三名を予約します

予約ｋｔｋｒ

それにしてもラドックと言われると一瞬誰だっけ？と思うな

予約キター！
頑張ってください！！

予約来た！
暗殺者VS小学生＆ガンプラオタク
やっべー、２対１でも勝てる気がしないｗ

すみません昨日の投下作タイトルまるっきり抜けてました……。
タイトルは「つよきす〜mighty heart〜」でお願いします。
元ネタまんまですが問題ないですかね？

しかしツンデレ組、まっくろくろすけ組、もふもふ組と順調にグループ名ができているな
まぁ次の話で別れる可能性もないわけじゃないけどさ

予約キター！！！
ちょっ…戦力差がｗ
　
>>390
全然大丈夫さー！

ケロロ&さつき逃げてー!!

全ては、軍曹しだい………か？

水と湿気によってあの頃のケロロになれれば或いは……全然勝てる姿が見えねぇwww

ケロロなら…ケロロならなんとかっ……ならねぇよｗ

アレだ、ポコペン人スーツを装着すればとりあえずタッパの差はなくなるぜ！！

見た目のキモさでサツキが泣くかもしれないが！！

サツキは意外と泣かないんじゃね？
つーか､タッパあってもそれだけじゃ意味ねぇｗ

せめて、ＦＡケロロ にならんとキツイな。
なってもキツイかも知れんが……

ちょっと待て、逆に考えるんだ。
ケロロできついなら……逆にサツキが何とかするんじゃないかと……！
まあ支給品次第じゃどうにでもできそうだが。

実際ケロロよりサツキのほうがよっぽど頼りになりそうだから困る

サツキに助けられるケロロ…それはそれでイメージ出来るなｗ

更に逆に考えるんだ。
ラドック、サツキ、ケロロのマーダートリオ結成と考えるんだ。

パワード夏実スーツをサツキに着せてですね…
あれファンネルシールドだけじゃなくてビームサーベルも装備されてたんだな

>>404　アレ、ノリがまさにモビルなスーツだしな

ホリィ、ゼロスを投下します
手が空いてらっしゃる方がいましたら支援をお願いいたします

　行けども行けども、行く手に見えるは木々ばかり。
　けもの道さえない森の中、右を見ても左を見ても木が風に吹かれて揺れるだけで、明かりひとつない。
　気を抜けばあちらこちらから飛び出た小枝や藪に服が引っ掛かって一歩も進めないような道のりではあるが、
　森歩きになれた彼女にとってはさほどの障害でもない。
　それでも、目的地も方向もわからないままに歩き続けるのは苦痛を伴う。
　ランタンを手に森を往く少女――ホリィは、もうかれこれ三時間近く森の中をさまよっていた。

「はぁ……」
　
　少女の口からため息が洩れる。
　誰にも会わず、何の明かりも見えずの状態が三時間も続けば無理もない。
　そもそもこんなわけのわからない場所に呼ばれ、殺し合いをしろなどと言われた直後である。
　普段は気丈なホリィであっても、肩を落としたくなるというものだ。

　ちなみに彼女が目を覚ました場所は地図上で言うならE-6の北、そして現在位置はF-2とF-3の境界線近くである。
　一直線に山を下れば街にでも街道にでも出ることが可能なだけの時間を費やして、何故未だ森をさまよっているのか。

　答えは簡単、彼女が地図を紛失したからである。

　目を覚ました直後、彼女は動揺の消えないうちに手持ちの荷物を探っていた。
　その時のホリィの精神状態はこの突然の事態に呆然としていたため、つい手がおろそかになっていたのかもしれない。
　彼女が気づいた時には既に遅く、カバンからひらりと落ちた地図は風に飛ばされ木々の奥に飛んで行ってしまった。
　あわてて追うも森は暗く、見慣れないタイプのランタンにようやく火を灯したときには既に地図は影も形もなし。
　仕方がないのでそのまま森を抜けることにしたのだが、結局この三時間は高低差のある森の中を右往左往するだけで終わった。

　そして幸か不幸か、彼女は同時刻に森の中にいた幾人もの参加者とすれ違うことさえなかった。
　時折どこかで轟音や声が聞こえた気もするが、生い茂る木々のために位置はよくわからない。
　もう少し先に進めば何らかの施設や人がいる場所を、偶然にもまるで回避するかの様に歩み続けて三時間。
　ホリィの精神は疲労と困惑が混ざり合い、あまり良い状態とは言えなかった。

ksk

ksk

おっし支援するぜ
ｋｓｋ

「どうしてこんなことになっちゃったんだろう……」

　昨日まではいつも通りだった。
　ともに世界を救った仲間たちと過ごす平穏な日々。
　かつて共に旅をした少年は傍にいなくても、心がつながっているから悲しくはなかった。
　だというのに、気がつけば目の前で人が溶け、わけもわからないままにこんな場所に連れてこられて。
　配られた名簿の中に仲間のモンスターたち、そして元の世界へ帰ったはずの彼の名が載っていることが、ホリィの困惑を深めていく。

「誰か、誰かいないの？」

　ぽつりと漏らした声は、深い森の木々が吸い取りどこにも響かない。
　不安が高まり、思わずぎゅっと手を強く握る。
　あの謎の男から言われた「殺し合い」という言葉が頭をよぎり、孤独と相まって足がすくむようだった。
　もちろんホリィは殺し合いなどに乗るつもりはないが、知らぬ誰かが今この瞬間にも木陰から襲いかかってくるかもしれない。
　渡されたバッグの中にはホリィにとって武器になりそうなものはなく、今はただ手を握りしめる。
　その手の中には、青く輝く美しい宝石があった。

　ホリィに渡されたものの中で、彼女の興味を最も強く引いたのがこの青い石だった。
　最初は彼女の宝ともいえるガイア石かと思ったものの、よく見れば色合いや形状が違う。
　ただの宝石なのか、それともガイア石と同じく何らかの力を秘めるものなのかはわからない。
　ホリィの頼りになるのは、石に添えられていた紙に書かれたこの一文だけである。

　『 ジュエルシード　これは願いをかなえてくれる石です 』


「本当に、願いをかなえてくれるなら……」

　心細さから、ホリィは呟き、ポケットの中の石を強く握る。

「お願い、誰でもいいから、人に会わせて……」


「おや、そんな心細そうな顔をしてどうしました？」

　肩ほどに切りそろえた紫の髪を揺らして、微笑みを浮かべた男――ゼロスが話しかけてきたのは、まさにそのときだった。

ksk

ｋｓｋ

　◆　◆　◆


「なるほど、それは大変でしたねぇ」

　ホリィの三時間に及ぶ放浪記を聞いて、ゼロスは気の毒そうにそう言った。
　そういうゼロスは道に迷うといったことはなくとも、この三時間誰にも会っていないのは同じらしい。
　彼によれば、地図に描かれた島は狭いとも広いとも言い難い。
　その中で人に会わないなんて、私もこの人もよっぽど不運なのかも、とホリィは思った。

「さて、ホリィさん」

　少しばかり思考に浸ったホリィを、ゼロスの優しい声が現実に引き戻す。

「あなたはこれからどうします？……殺し合い、しますか？」
「いいえ！」

　反射的にホリィの口から声が飛び出る。
　その予想外な大声に驚いたのかきょとんとしたゼロスを尻目に、ホリィはここ数時間歩きながら思っていたことを口にした。

「殺し合いなんて、絶対に間違ってます。
　あの男の人と女の子がどんな力を持っていて、どんなことを考えているかなんてわかりません。
　だけど、だけど――」

　ホリィの脳裏に浮かぶは、ナーガに滅ぼされた故郷。二度と戻らない、尊い命。

「大切な命をこんな風にもてあそぶなんて、絶対に許されるはずがないです！
　だから私、どんな目に会おうとも絶対に人を殺したりしません。
　もしも誰かを殺そうとする人がいたら止めたいし、殺されそうな人がいたら助けたいです。
　きっとみんなもそう言うし、そうします」
「みんな？」
「はい、私の大切な仲間も、きっと」

ｋｓｋ

ksk

　ホリィの言葉にふむふむ、とゼロスは頷く。

「ホリィさん、あなたのそのお友達は強いですか？」
「え？」
「いえ、あなたと同じ心情を掲げているのでしょう？
　だったらその人たちはセイギノミカタになれるのかな、と思いまして」

　正義の味方。
　いかなる困難があっても決してあきらめない『ガッツ』を持って、彼らはムーの手から世界を救った。
　だから、ホリィは自信を持って答えることが出来る。

「もちろんです。みんな強いです、心も、力も」
「そうですか。それは良かった。
　いやぁ、実は僕も及ばずながらあの人たちの企みを潰そうと思っていましてね。
　あなたのようにあの人たちに反旗をひるがえす人はひとりでも多い方がいい。
　きっとその人たちなら、他のみなさんを助けてくれるでしょう。
　……ああそうだホリィさん、あなたこれをどう思います？」

　そう言ってふいと指差されたのは、首輪。
　隙間なくカッチリと首にはめられたそれは、ホリィの理解できる知識の範囲を超えた代物だった。
　元々文明が衰退した世界の人間ゆえに、現代日本に生きるゲンキよりもなおホリィの機械的知識は浅い。
　だから、彼女は首を傾げるしかなかった。

「……よくわかりません。
　外そうとしたら水みたいになってしまう首輪なんて、本当に魔法みたいで――」
「そうですか」

　にっこりと、ホリィの言葉を遮ってゼロスは笑う。
　そして音もなく二歩踏み出して、ホリィのすぐ前に立つ。
　その不思議に迫力のある笑顔に無言になりながら、ホリィは今更彼が背後に立つまで足音一つ立てなかったことにぼんやりと気がついた。

ｋｓｋ

ksk

「それでは――」

　スゥ、と手があがる。
　ただ手をあげるだけなのに、奇妙に滑らかな動き。
　なぜかそれに魅入られるように固まっていた彼女の前に、それは何気ない仕草で差し出され、


「よろしくお願いしますね、ホリィさん」

　晴れやかともいえる笑顔とともに与えられた言葉に、ようやくホリィは握手を求められたのだと気づいた。

「あ、こちらこそ」

　なんだか毒気を抜かれた気分になりながら、そっと手を握る。
　手袋越しとは言え、温度が感じられない手だった。
　それを不思議に感じて口を開きかけた瞬間、ゼロスの手は読んでいたかの様に何気ない仕草ですっと離れ、

　何気ない仕草でホリィの肩を強く押し、

　何気ない仕草でホリィを草の上に倒し、

　何気ない仕草で上体が地面についたために浮き上がったホリィの右脚を掬いあげ、
　
　何気ない仕草でポッキーのように、それをベシリとへし折った。



「えっ…………」

　何が起こったのか、よくわからない。
　さっきまで談笑していたゼロスは、相変わらず穏やかに笑ったままだ。
　穏やかに笑ったままで、膝関節から逆方向に曲がったホリィの脚を弄んでいる。

　一瞬の空白、そして激痛。
　折れた右膝から、燃え上がるような痛みが全身を駆け巡り、脳に突き刺さる。
　思わず悲鳴を上げようとした口は、その一瞬前にゼロスががしりと掴んだために開くことさえ叶わなかった。

「―――っ！ ―――ッ！！」
「静かに。知らない人が来たら困るでしょ？」

　ゼロスがにこにこと笑いながら囁き、そのままに喉に手刀が入る。
　痛みに痛みが被さり、げふ、という声を最後に壊れたようにホリィの声帯は動きを止めた。

ｋｓｋ

ksk

レイプｋｔｋｒ

「さて、と」

　呑気な声でゼロスが立ち上がり、倒れた拍子に放り出されたホリィのバッグを拾う。
　あまりの痛みにのたうつことすらできないまま、ホリィは喉からひゅうひゅうと細い息をもらす。
　一通りあたりを検分し何も異常がないことを確かめると、ゼロスは荷物とおなじ気軽さでホリィをひょいと肩に担ぎあげた。

「―――！？」

　ふわ、と体が浮いたと思った次の瞬間、木々がものすごい勢いで顔の横を通り過ぎていく。
　かすかに頬にかすった小枝がビッと音をたてて皮膚を切り裂き、血が飛ぶ。
　その血さえ置き去りにして、ホリィを抱えたゼロスは文字通り風のような速度で森を駆け抜けていく。
　かつてローラースケートを履いて走るゲンキに背負われていた時よりも遙かに速いその速度は、人間のものとはとても思えなかった。

　ひゅんひゅんと景色を置き去りに走ること数分、今度はゼロスは突然木をのぼりはじめた。
　それは木の幹を垂直に上っているようにも、枝から枝へと素早く上っているようにも思える。
　そうこうしているうちに、二人はあっという間に木のてっぺんへとたどり着いた。

「いや、なかなかいい景色ですねー」

　そのあたりで一番高いと思われる木のてっぺんからは、向こうでクルクルと廻る巨大な観覧車が見える。
　夜明け前の空の下でも煌びやかに輝くそこは、かつてゲンキが言っていた「遊園地」だろうか。
　痛みと恐怖で麻痺した思考が、そんなことを取りとめもなく考える。

「あ、ホリィさん」

　びくっと背筋が震えた。ゼロスの声は変わらず能天気だ。
　ホリィを立っていた位置から数段下の枝の上に置き、デイパックに手を突っ込んでゼロスが言う。

ksk

「あなた、これ読めます？」

　彼が取りだしたのは白い紙にペンでつらつらとつづられた文章。
　そこに書かれている文字は、あいにくとホリィの知らない文字だった。

「ふーん、そうですか」

　無言でいると意を悟ったのか、困りましたねぇ、と首をかしげ、ホリィをそのままにひょいひょいとゼロスは再び木を登っていく。
　気がつけば、自分のいる位置は地上数メートルはあるかという大樹の頼りない枝の上。
　元々運動神経は悪くないとはいえ、片足のまったく動かない状況でここから落ちたらどうなるか、わからないホリィではなかった。

「そうそう、動くと落ちちゃいますからね、おとなしくしててくださいよ〜」

　ぴっと人差し指を立てて顔の前で数度振り、笑ってそう言ったのを最後にゼロスの姿は頭上の枝葉の中に消える。
　だがその姿が消えても、ホリィの全身から震えが引くことはなかった。
　体が震えでずれれば木から落ちてしまうとわかっても、もはや痛みさえ麻痺した体は言うことを聞かない。
　ホリィを支配する感情はただひとつ、恐怖だけだった。

――あれは、何だろう？

　ホリィにはわからない。
　悪意を持って人を傷つけるものには出会ったことなどいくらでもある。何度も戦ったワルモンたちがその筆頭だ。
　だが彼は人の姿をしていながら、悪意も何もなく、本当に「何気ない」といった様子で足をへし折った。

　わからない、わからない、わからない。人の姿をしているのに、彼のことがわからない。
　喉から声とも吐息ともつかない細く小さい音をもらしながら、ホリィはひそかに理解した。

　あれは人智の理解の外にいる存在、怪物なのだ、と。

ｋｓｋ

なんかエロイksk

　◆　◆　◆


　ゲーム開始早々、傷を負いはしてもそれなりの力を持った人たちに会えたことは幸いだった、とゼロスは思う。
　この調子でいけばいいなとは思っていたが、残念なことにゼロスが二度目に出会った人物ははずれだった。

　ただ少し気配と足音を消しただけなのにすぐ真後ろに迫られてもまったく気付かない。
　首輪解析に利用できそうな工学的知識も魔術的知識も持っていない。
　加えて、未だに誰とも会っていない。

　彼女と話をし終ったとき、もちろんゼロスは彼女を殺そうと思った。
　何の役にも立たない足手まといは殺した方がむしろ有効だ。
　彼女の仲間は心が強いそうだし、一人知り合いが死んだくらいで心が折れるような連中なら元々役には立たないだろう。
　そう思ったのだが、彼女の首輪を見ているうちにふとひらめいたのだ。

　せっかくだから、生きている人間の首輪が作動するのを見てみようか、と。

　あの謎の空間にいたときの首輪の作動は、人波のせいでその瞬間をよく見ることができなかった。
　そして首輪の解析をするにあたっても、実際にそれがどのように作動するかを知っておくのは参考になるはずだ。
　禁止エリア突入から発動までのブランク、その際の首輪や装着者に現れる反応、それを観察する必要があると思った。
　だからこそ、ゼロスは足を折り逃げないようにした上でホリィを生かしたままにしている。
　放送後に禁止エリアが発表されたとき、そこに放りこんで「観察」するために。

「さぁーて、しばし僕は待つとしましょうかね」

　ホリィの荷物を漁りながら、ゼロスは口笛でも吹くように楽しげにつぶやく。
　先ほどの紙の束は風で飛ばないようにもともとそれが入っていた茶封筒に戻しておいた。

「ふむ、願い事をかなえる石、ね」

　デイパックの中にあったジュエルシードの説明書を見ながらゼロスは呟く。
　その紙の下の方、まるでひっかけクイズのようにこっそりと書かれた一文を見つけ、笑いながら。

ksk

ksk

ksk

　『ただし、願いをかなえるときには“代償”が必要です』

「さてさて、彼女は何を祈ったのやら……」

　数段下の枝の上、震えるだけの幼さ残る少女を思い出してクスクス笑う。
　彼女からあふれ出る恐怖と苦痛、そして絶望はゼロスの消耗した精神にとってちょうどいいおやつ代わりだ。

　ただ、肝心の石はバッグの中にはない。
　下の方から魔力を感じることを考えると、ホリィがまだ持っているのだろうか。
　暇になったら漁ってみようかなと思いながら、説明書をデイパックにしまう。
　そしてあらためて先ほどホリィに見せた紙の束を取り出した。

　つらつらと升目にそってつづられる文章は、あいにくゼロスの知るどの文字とも違う。
　だがその文字は、彼に配られた名簿の「なぜか読める字」と同じ形をしていた。

　禁止エリアが発表されるまで、まだ時間がある。
　ホリィの負の気で回復しながら、ゼロスは名簿の文字をあてはめ、可能な限りその原稿の解読を試みることにした。
　二行目に書かれた「草壁」の字が、白い紙の上に黒々とした闇を落としていた。



【F-4　森（樹上）／一日目・未明（明け方直前）】

【ホリィ＠モンスターファーム〜円盤石の秘密〜】
【状態】右脚骨折、喉に激痛（声が出ない）、恐慌状態
【持ち物】ジュエルシード＠魔法少女リリカルなのはStrikerS
【思考】
０．わからない、わからない……
※原作終了後からの参戦です

【ゼロス＠スレイヤーズREVOLUTION】
【状態】わずかな精神的疲労（回復中）
【持ち物】デイパック×２、基本セット×２（地図一枚紛失）、不明支給品１〜４
　　　　　　草壁タツオの原稿＠となりのトトロ
【思考】
０．首輪を手に入れ解析するとともに、解除に役立つ人材を探す
１．とりあえず放送時間まで原稿を解読できないか調べてみる
２．禁止エリアが発表されたら、そこにホリィを投げ込んで首輪がどのように作動するか観察する
３．セイギノミカタを増やす


【ジュエルシード＠魔法少女リリカルなのはStrikerS】
極めて強い魔力を持った魔法科学の結晶体。見た目は美しい青い宝石。
持ち主の望みを限定的に叶えるが、望みの強さに応じて使用者は何かを失う。
正しい使い方を知らない者が急激に強い望みをかなえようとすると暴走の危険もある。

【草壁タツオの原稿＠となりのトトロ】
主催者のひとり、草壁タツオの書いた原稿。大きな茶封筒に入っていた。
彼が映画本編中で書いていたものと同一のものであるかは不明。
すべて日本語で書かれているため、日本語を読めない者には読めない。

投下終了しました
たくさんの支援、ありがとうございます
タイトルは『怪物の森』です

投下乙！

ゼロスKOEEEEEEEEEEEEEEEEE

投下乙
何というゼロスｗ
ついに原稿も支給品となったか

投下乙！怪物の森って三話だったっけ？
それにしてもゼロス怖すぎる。そしてホリィがクイーンカワイソス。
しかしこのまま首輪の実験として抱えてるとかえってゼロスが危険な気がするのは気のせいだろうかｗｗ

投下乙です

なんという外道だｗｗｗ
見ていて実にすがすがしい
個人的にこういうキャラは大好物

投下乙です
ホリィさん、なんとか生き延びたけど生贄とはカワイソス
キーアイテムっぽい草壁タツオの原稿も登場し、これからどうなるやら

投下乙！
ゼロス怖すぎるｗ
地味に『原稿の解読』に笑ったｗｗ

投下乙
ホリィさん最後に登場したのにこんな扱いだなんて
きっと足が治ったらゼロスを素手でぼこぼこにするに違いなぃｗ（鋼錬の嘘次巻予告みたいに）

なんという鬼畜ｗ
ホリィはカワイソスクイーンだな

投下乙
人じゃねーだろ、とか突っ込んじゃ駄目だろうか
代価だけ取られて詐欺みたいなもんじゃないか

ジュエルシードってStrikerSに出て無かったよね？
レリックの間違い？

>>444
いや、ガジェットの中にジュエルシードが使われてるから出ていると言えば出ている

>>185
一つだけツッコミどころが。

RPG-7（以前ニュースになった北朝鮮の不審船が撃ってきたやつですね）は「無反動砲」なので反動はほとんどないです。
その代わり、バックブラスト（反動を相殺するために後ろに噴出する煙）がすごいけど。撃つときに真後ろにいれば、
焼死しかねないほど。

投下乙！
スレイヤーズ未見で、ゼロスは石田ボイスということしか知らなかったんだが、はっきりと分かった。
こいつド外道じゃねーかｗｗ
ホリィ可哀想にもほどがあるｗ最後まで余った上にこの仕打ち！
でも面白かったです！！

>>447
だってゼロス魔族だもん

投下乙！
ゼロスが外道すぎて笑ったｗ
というか笑うしかねえ……おーいスエゾー早く来てゼロスを舐めてくれー！
そしてこのままじゃ確実に溶かされるホリィを助けてくれ！

GJ！

>>446
了解。その辺りも含めて修正します

ふと「別の展開」を思いついたんだけど（結果は同じ）
1．記述を加え、修正した>>185のままの展開
2．「木から落ちてきたスエゾーにぶつかって気絶」じゃない展開。しかし結末は同じ（結局気絶）
どっちがいいですかね？
両方書いてしたらば投下？

そういえばようやくこれで全員登場したな！
おめ！

>>450
とりあえず２を見てみない事にはなんとも。

全員投下かー
最後のキャラはどうあれ書き手諸氏乙です！
　
>>450
うん
とりあえず仮投下スレに２の案を落としてみれば良いのでは？

じゃあ、１も２もまだ執筆中なので書き終わったらしたらばに投下します。ﾉｼ

現在位置地図更新しました

http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0004.png

投下乙！
流石ゼロス、外道だな……。
ああホリィ……かわいそうに。
これは、ジュエルシードによるもの、というより偶然の結果と考えるのがよさそうだな。
なんという不運……！

>>454
更新乙

マップ的に、なんかもう6〜10人はほしい感が走ってしまう。
大きめのスキマがなんかむずがゆいというかｗｗｗ

施設密集地である北に人がほとんどいないのが意外
これから向かう人も多いだろうとは思うけど

>>457
禁止エリアは放送ごとにがっつり増やしてもいいかもね

投下も地図更新も乙

次にホリィと出くわす可能性が高そうなのって、位置的からしてマーダーだよな…
つくづく運が悪いｗ

最初の禁止エリア指定で一気に２０位指定しちゃう？もちろん安価で。

待て待て、まだ明け方にすらなってないのに放送の話は早くないかｗｗ

地図更新乙です！

>>461
島が分断されて最後の一人まで殺し合えなくなっちゃいます＞＜

ttp://www39.atwiki.jp/kskani/pages/17.html
試しにこういうの作ってみたけどどうだろう

>>465
すげぇ！！
乙です！！！！！

乙ー!!
見やすくて便利だー

>>456も投下も乙＆GJ！ホリィのｶﾜｲｿｽっぷりとかゼロスの残酷さとかが
バトロワらしくてぞくぞくした
ホリィはどうなってしまうのだろうか･･･

あ
>>465だった

ホリィハァハァ

ドロロ・リナ・ギュオー予約します

ksk

>>471
おお、次の予約が！頑張ってください

>>472
何をkskさせる気だｗｗ

来た！閣下来た！ギュオー閣下来た！これで勝つる！

どうしてもドロロをトトロと見間違えてしまう

トトロととろろ昆布も似てるよな

オレも、ドロロがトトロに見えた。

予約きター!!!!

うっかり閣下きたｗ多分調子こくｗ

ゼロスやホリィが日本語読めないって事は、筆談とか書き置きとかがかなり制限されそうだね

それは「何故か読める」の範囲でいいんじゃないの？
分かんないけど

あの原稿が「日本語読めない奴には読めない」仕様になってるだけって解釈もできるぞ

とりあえず参戦キャラで日本語が読めなそうなのは…
ゲンキを除くモンファ組、なのはとフェイトを除くなのは組、スレイヤーズ組かな？
全部で13人か…まぁ割とどうにでもなるんじゃって気もする

意外と日本語読めないやつ少ないな

日本語読めなかったら言葉も通じないだろ
その辺はややこしくなるからなぜか読める、なぜか通じるでいいんじゃないの？

とりあえず文字と言葉は別物なんだぜ
言葉は通じても文字は読めないってことでもいいんじゃない？
基本支給品の名簿や説明書だけは主催補正で読めるって感じで

書置きはともかくとして、筆談ってそうそうすることもない気がするなー
筆談って盗聴器警戒してのことなんだろうけど、監視カメラとかあったらおしまいだし

んー島全体で監視するのは難しいんじゃない？盗聴機を付けるのは可能だから
筆談は結構重要になると思う
文字は何故か通じてることになってる、でいいんじゃね？原稿を除いて

なんて首輪に隠しカメラ付けない主催者多いの？

首輪にカメラ付いてても移動とかでブレまくってて酔いそうだ…

原稿だけセーフティーロック的な物が掛ってる、ってのでいいんじゃね？
重要アイテムっぽいしそれぐらいの対策がしてあっても面白い

>>489
四十八の首輪にくっついた極めて見にくく揺れる映像なんかあんまし見たくないｗｗ
そもそも首輪にカメラだと手元とか見えにくいだろうし

>>491
でも、お着替えやトイレや風呂などのサービスシーンが（ｒｙ

首輪じゃ見えないだろうが、淫獣がのぞきでもしない限りは

温泉に監視兵士投入ですね、わかります。

は、ではキョンの妹は･･･！！


あれ、俺達何の話してたんだっけ

おいおい幼女の裸の話だろ。
しっかりしろ！

このロリコンどもめっ！

ロリコンではない！
節操なしだ！

俺はつるぺったんもボインちゃんも余裕で守備範囲だ！

くっ、このままでは変態のたまり場に…！

トトロを！トトロを呼べーい！

トトロほどエロいやつはいないだろｗ

あのふわふわのお腹に顔をうずめたい……
畜生古泉め！きっとトトロが助けてくれたときにふこふこのお腹を味わっただろうなぁ、うらやましい

参加者情報詳細だが詳しくないのが多いので後は任せた！

この変態どもめｗ

昨日ケロロ他三名を予約した者なんだが、禁止エリアについて一つ質問が。

禁止エリアに参加者が侵入した場合は、
・主催者側から警告→従わない場合LCL化
・侵入時点でLCL化
のどちらがいいのかな。

某キャラに海を泳いで会場から脱出可能か試させようとしたんだが、その辺りが決まってなかったからどうしたものかと。

俺、今把握中のガイバーが見終わったら、予約するんだ…


16話を見ていたら、ヒロインの前で全裸で叫び倒しヒロインのバックをとったアプトムが
スレ住民並に変態に見えた。

>>504
最初に書く人が決めたらいいんじゃないかと俺は思うけど

>>504
連レスすまん。
早い者勝ちか安価がこのスレのルールだから好きなようにしちゃっていいかと。
個人的には警告のほうが何かと話の構成をしやすそうだが。

素早い返答感謝。
前者で書いてみるので、投下して問題点があったら指摘よろしくお願いします。

待ってるよ！
しかし逃げる、泳ぐ、誰の事か即座に思い浮かんでしまう所が凄いｗ

楽しみに待ってる！！
俺もだｗｗｗ

泳ぐ……ちょ大丈夫かｗ
一人しかいねええｗｗ

>>504
ううん、警告ありがいいかなぁ。
間に合わないときの緊迫感が増すというか。

「あれは伝説の…アトランティスから来た男泳ぎ！」ですね、わかりますw

さて、漫画版だがガイバーの把握が終わったぜー
しかしアニメ版って物凄い中途半端で終わったんだなぁ…綺麗なアプトムの出番の少ない事少ない事
それと閣下のコアクリスタルが抜き取られたシーンがギャグにしか見えないんだがw
後はスレイヤーズとエヴァか…エヴァはようつべでぽちぽち見てるがスレイヤーズはどうしよっかな

皆薄々気付いてるｗ
そして>>505にも期待!!
最後の言葉はほめことばと思っとくぜｗｗ

>>505
俺も砂ぼうす見終わったら予約するんだ。
しかしマジで恐ろしいほどの外道さとボインで溢れてる話だｗ
だけどま、ゼロスみたいな人類の天敵よりは遥かにマシだし人間らしくて好きだこいつらｗ

俺もトトロ見終わったら予約するんだ！

なのは見終わったら予約するつもりなのにまだ１期なんだ・・・
なのはなっげえｗ

ようやく予約のときが来たか。
予約だけになあーっひゃっひゃっひゃっひゃっ！

って>>520が言ってました。

>>517
ナカーマ
今日やっと二期に突入だぜ！！
ただ…このロワに参加してるのは三期で、三期は２６話あるんだよな…

>>513
「ゲェ！」は屈指のギャグシーンですが何か？ｗ
閣下は強いけど調子すぐこくし時々言動が真顔でギャグだから困るｗ

>>513
スレイヤーズは原作6巻にこのロワ参加者が全員集合してたりする。

>>515
後半になるにつれて砂ぼうずの鬼畜っぷりは増してくんだぜｗ

スレイヤーズはアニメより原作読んだほうが把握楽だろうね
そこらの古本屋で100円投売りされてるラノベの中に絶対あるし

閣下は生粋のネタキャラでおま……いや破格の強さではあるけどさｗ

閣下はうっかりやさんなんだなｗ

どっちかってーと……バカ？

いくら自信があるとはいえ（仲間に見つかっちゃ裏切りが露呈してまずいのに）堂々と、部下を引き連れて主人公たちの前に現れて「おはよう諸君！」だからなあｗ
案の定見つかっちゃってるしｗ

ガチマーダーで実力もあるけどネタキャラ属性も完備
おいしいな閣下w

閣下は肉世界でも案外馴染みそうだから困るｗ

閣下がどこぞの我様に見えてきたｗｗ

だが最大の違いは我様と違って頭が悪い！ｗ

チートなくせに馬鹿とはたちが悪いなｗｗｗ

閣下に人気が集まっているところで
フェイト・T・ハラオウン、悪魔将軍
予約します

予約ktkr
これまた面白そうな面子だなｗｗ
とりあえフェイト逃げてー！！

予約キター!!
ワクワクしてきたｗ

フェイト逃げてー

ところで葬式会場はどこかな?

いや分からんぞ、ホリィさんのような顛末になるやもしれぬ

>>535
死者スレ？の事なら>>1付近に載ってる避難所(したらば)にあるぞー

これはｗ
フェイトー逃げてー

悪魔将軍のボディにされるフェイトですね、わかります

予約きたあああ
フェイトー！逃げてー！！

仮投下スレにアプトムの人が落としてたー！！
今から代理投下するぜ！

悪魔将軍との悪夢のような遭遇戦からからくも生き延びたアプトムは、市街地に入り込むと無人の
建て売り住宅の一つに身を潜め 、ほっと一息ついたところでデイバッグが入れ替わっていることに
気付いた 。
中を探ると長い銃身と機関部に取り付けられたＰＳＯ−１スコープ 、そして特徴的な合板製の
スケルトンストックを持つやたら禍々しいライフルが姿を現す。
それは旧ソ連製の軍用狙撃銃ＳＶＤ（スナイパースカヤ・ビントブカ・ドラグノバ）通称ドラグノフ 。
アフガン帰りの女マフィアなら「肉親より信頼に足る銃」と言うだろう。
アプトムは慣れた手つきでマガジンを抜き、ボルトを引いて銃の作動機構をチェックする。
獣化兵は己の肉体自体が武器だが、銃火器の知識が皆無というわけではない。
秘密結社クロノスを構成する戦力のうち、最下層の雑兵にあたる戦闘工作員の中で、心・技（ここに
銃の扱いも含まれる）・体の全てにおいて一定のレベルに達したものだけが獣化兵の素体に選抜されるのだ。
黙々とＳＶＤの点検を続けるアプトムの心は、次第に平静を取り戻していく。
悪魔将軍とのほとんど一方的な戦いは、自分が殖装者になるという考えに取り付かれ、舞い上がっていた
アプトムの頭を冷やした。
そしてかつて毎日のように繰り返していた銃の手入れを通してアプトムは損種実験体（ロストナンバーズ）
を束ねる冷静沈着な戦士という本来の自分に立ち戻る
醒めた頭で思考を重ねた末にアプトムが出した結論は、悪魔将軍の思惑とは真逆のものだった。
即ち−

仲間を集めて主催者を倒す。

もっともこのアプトム、突然正義の心に目覚めたとかそんなことは全然ない。
ただ自力でゲームに勝ち残る見通しは果てしなく暗い。
そのうえアプトムは主催者を全く信用していない。
ギュオー総司令に十二人の妹がいて、毎日交換日記をしていると言うほうがまだ信憑性がある。
さらに悪魔将軍に赤子扱いされた屈辱が、このゲームそのものを仕組んだ主催者への怒りとなっている。
だが闇雲に敵対するのは全くの下策。
たしかに自分は一般人に比べれば強いだろうが、絶対的な強者ではないことはいやというほど思い知ら
されている 。
そしてこのゲームの参加者の中には、先刻の訳の分からない怪人の他にも自分よりはるかに強い参加者が
いる可能性が高い。
いや、いると考えるべきだろう。
このような状況では、以後の行動には慎重のうえにも慎重を期す必要がある。
少なくともガイバーユニットを奪い、適当な犠牲者を捕まえて殖装の実験台にするという当初の計画は
一時棚上げせねばなるまい。

マジかｗ
ksk

強い参加者の中には深町晶のように一般人に擬態することのできる者や、人間形態のまま超絶的な力を
振るうことができる者もきっといる。
そうした要素を整理したうえで、生き延びる確率がもっとも高いと思われる行動を選択した結果がこれ。
狙撃銃のチェックを終えたアプトムはマガジンを装填し、薬室に第一弾を送り込む。
そして具体的な行動方針を詰めていく。
当面の目的はできるだけ強い参加者を味方に引き入れること、そして首輪の無効化。
「場合によっては深町晶と共闘することも考える必要があるな…。」
ポツリと呟いたアプトムは地図を眺める。
しばし熟考の末彼が出した結論は、参加者の捜索と島内の偵察を兼ねて、まっすぐ海岸に出てから
時計回りに島を一周するというものだった。
もちろん人目につかないようにだ。
そして参加者を見つけたらまず距離をおいて観察し、明らかにヤバそうな奴は接触を回避、足手纏いに
なりそうな奴もスルーする。
そしてこれはと思う参加者を見つけたらある程度時間をかけ、戦力と人柄を見極めたうえで共闘を
持ちかける。
その際に注意することだが…
手持ちの名簿の中で自分と関係のある名前は三つ。
まず深町晶。
ガイバーの力を得ているとはいえ所詮は一般人、一時休戦を提案すれば乗ってくる公算は大きい。
敵対勢力をあらかた片付けてから殖装ユニットだけ残して死んでもらうのが理想だが、そこはなりゆき
に合わせてシナリオを作っていくしかないだろう。
次にリヒャルト・ギュオー。
問題外。上司だから従っていたが人間的には全く評価できない、うんこ以下。
むしろチャンスがあったらＳＡＴＵＧＡＩする方向で。
そしてネオ・ゼクトール。
名前からしてゼクトールの改良型のようだが、そんなものが開発されたという話は聞いていない。
ギュオーの隠し玉かもしれないので接触は避けたほうがよさそうだ。
その他の参加者についてははっきり言って出たとこ勝負だが、アプトムはそう悲観してはいない。
「ある程度の戦闘力と頭脳のある奴なら俺と同じ考えに辿り着くはず。なかには俺と同様に協力者を
盾に使おうと考える奴もいるだろうが、要は出し抜かれたほうが間抜けということだ。」
とにかく協力者を得るためには、自分と組むことのメリットを最大限アピールする必要がある。
劣化コピーとはいえ状況に応じて全タイプの獣化兵に変身できるアプトムはかなり使い勝手の良い
戦力と言える。
交渉の際にも有利な手札になるはずだ。
なによりじっと座り込んでいても状況は好転しない、ここは行動あるのみ。

ksk

ksk

だが由々しき問題が一つ。
現在、アプトムは全裸だった。
別に露出狂というわけではない。
戦闘形態への移行による急激な質量変化は、ほぼ確実に着衣を使い物にならなくする。
獣化兵にとって変身解除＝マッパはデフォなのだ。
だがいくら人間辞めているうえ全裸慣れしているとはいっても、共闘を持ちかける相手に“変態さん”
という印象を持たれるのは流石にイヤだった。
かといって獣化兵の姿で外を徘徊するのも、それはそれで不味い。
せめて着替えでもと隠れ家にした民家の中をくまなく捜しても、服の類は全くなかった。
「アレを着るしかないか…」
心底嫌そうに目を向けるのは、デイバッグから出てきたもう一つの支給品−全身に電飾を施し、背中に
意味不明のパラシュートを取り付けた真紅のジャケットと青いズボン−第二十二回日本レコード大賞
編曲賞を受賞した沢田研二１９８０年のヒット曲、「ＴＯＫＩＯ」のステージ衣装だった。

【Ｂ−７／一日目・明け方近く】

【アプトム＠強殖装甲ガイバー】
【状態】肉体疲労ほぼ回復・メンタル面も同様
【持ち物】ＳＶＤ　７．６２ｍｍ×５４Ｒ弾×５０発（銃本体に１０発＋予備弾倉×４）
沢田研二のステージ衣装
　デイパック（支給品一式入り）
【思考】
１：主催者を倒す（但し弱者を守るという思考はない）
２：味方に出来そうな参加者を探す（あくまで自分が生き残るための手駒）
３：ガイバーになりたい（優先順位は下がったが諦めたわけではない）

代理投下完了！！
まさか書き直してクオリティUPして再投下してくれるとは…
ほんとにＧＪだ！！！

投下&代理投下乙
まさかまさかだｗｗ
すげぇ尊敬するぜ!!!!

す、スゲェ
あいかわらずギャグのキレは超好みだしまじ感動
投下＆代理乙！
これからも頑張ってください

おお、投下＆代理投下乙
本当にちゃんと書き直してくれてGJだぜ
次にアプトムに会う奴の反応が楽しみだw

おお、再投下！
しかし、どうせネタ衣装を着させるならどっかの作品の服のほうがよかったんじゃ…
某高校の瑞紀のセーラー服とか某団体のマスコットが着てたカエルのきぐるみとかｗ

投下乙！
まさか書きなおしてくれるとは思っても無かったんだぜ

ただ>>552と同じで支給品には元ネタがあって欲しかったかなというのがあるかな

乙！ シスプリ懐かしいｗｗ

ギュオー妹ハァハァ
ハァハァ

>>542
投下乙。
クオリィティは凄く上がってる……けど一つ言いたい。
悪いところが直ってねえ。
コミケとかのキャラに合わないオタ臭い部分を削ったのに
地の文で

アフガン帰りの女マフィア・十二人の妹と交換日記・うんこ以下・ＳＡＴＵＧＡＩ

……とか考えてたら意味無いじゃん。
そういうネタを書きたいなら神視点で書かなきゃ、上の全てをアプトムが考えてるようにしか見えない。
アプトムのイメージ台無しなんで、正直そこら変なんとかならないか？

結局趣味丸出しのオナニー文章が書きたいだけの真性or荒らしだったって事だろ

そこまで言うなよ、ただもう少し自重してくれれば話としても面白くなるかと

まあ多少のネタはいいと思うんだけど、ちょっとやりすぎかな……。
修正してもらった後もそこら辺直ってなかったし、空気読めてないのは正直あると思う。

正直ガイバー知らなかったんで、そういうキャラなのかと思ってました

確かにまだ違和感あったが、せっかく書き直してくれたんだしまあいいかと思った
でもやっぱアプトム好き的には微妙なんかな

弾けたギャグは、たまに入れるのは良いと思うけど
作者の趣味に偏った感がしすぎるのはNGってことか？
ネコミミとか温泉ネタとか下半身舐めは違和感なかったよね

書き手追放、正義成就

まあアプトムってオタク面だしいいんじゃない？
なんか瓶のフタとか集めてそう

それはオタクっていうのかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>556
君がどんだけ素晴らしい文章を書けるか知らないけどさ、序盤から注文付けすぎじゃないか？
せっかくみんなで勢いを維持してきてるんだから、これくらいでブヒブヒ抜かすなよ

>>565
ネタ話ならともかく、普通の話であそこまでふざけちゃだめだろ。

序盤から注目付けんなとか言ってると、人気キャラがズガンとかされても手を付けられなくなるぞ

まぁまぁ､ちょっと落ち着こうぜ
とりあえず修正点を上げて､そこを直してもらえば良くないか？
空気悪いのは嫌だよー

>>568
でも修正した後でもこれだからなあ……
作者がまだいるならいいけど。

>>566
>>565はどう考えてもネタなんだから反応して議論の輪に入れるべきでないだろ

というか、これは明らかなネタ話

で、結局アプトムはオタクなのかオタクじゃないのかそれだけは教えてくれるとうれしいんだが。
いや、ガイバーまだ見てねぇのよ。

おまえら勘違いしてるけどアニメ版のアプトムはこんなキャラだぜ
コミケの準備で戦えないって展開あったし

>>573
相手の強さをやたらガンダムで例えようとするしな

ステージ衣装とやらの資料はないのだろうか
沢田研二の衣装と言われてもさっぱりだ

アニメ準拠なんだし…
うんこ以下・ＳＡＴＵＧＡＩ・沢田研二の衣装
を修正してもらえばよくないか？
　
というか、ガイバー未把握なんだが
晶とかも、ガイバーになった後はマッパになんの？

ガイバーは空気読んでズボンだけ残ったりする
閣下は全裸

>>576
晶は、ガイバーなのでまっぱにならずにすむ唯一のキャラ。……あ、でも死んで復活するたび、新規の肉体ってことでマッパになってたな。
そういやアニメでは最終話、マッパ以外の登場シーンない主人公なんだな、こいつ……
ゾアノイド、ゾアロード（ギュオー、ゼクトール、アプトム）は獣変したらマッパ確定。アニメ、原作ともにゾアノイド全員100％裸になる。
よく考えろ、170〜190ｃmくらいのやや筋肉質な人間が、2m50cm〜3m程度の超筋肉質になるんだぞ？
膨れるだけでなく、獣変に際して急激な質量増加で周囲に熱を放つ（設定）から、問答無用で衣服が駄目になる。
閣下のみは、どっかに謎の服隠し持ってんのか早着替えしてたけど。
だから、ガイバーは野郎の裸が無茶苦茶多いんだよ……女の裸は原作最新話でも数えるくらいしかないのに。もうね、お前らどこの裸族かと。



そのガイバーでもアプトムは、もっとも全裸が多いキャラ。
ヒロインの背後に回って服切り刻む時も、アルカンフェルに突撃する時も、ゼクトールと戦いの中晶の仲間と話すときも、復活した時も、全裸だった男だから……

成るほど…つまりガイバーは野郎の裸ばっか出てくるって事か…
つーかちょっと待てｗ
＞ヒロインの背後に回って服切り刻む時も
ただの変態じゃねーかｗ

そういえば、モンファ勢のガッツを魔力代わりにしてデバイスつかえないかなあ？
他ロワでは霊力とか別の能力でデバイス使ってる参加者もいるみたいだし

それは中々面白そうだな！
今のところその案が使えそうなのはモッチーか

超人強度でも使えないかな？

強度じゃ無理があるだろうｗ
火事場のクソ力で使っちゃいそうだがｗ

ゆでデバイス！

ゆデバイス

ゆでならしょうがない

短いですが、キョン投下します

　　
　さて――どうするかな。
　　
　目の前の肉塊から目を逸らし、ゆっくりと辺りを見回しながらこれからの行動指針を思考する。
　もう、人を殺す事には躊躇いを持たない。持つ必要なんて、無い。
　ハルヒや、妹、ＳＯＳ団のメンバー、それに朝倉。皆で元の――あの馬鹿騒ぎをして楽しんだあの日だまりの日常へと帰還する。
　俺は、そのたった一つの事だけを考えて行動すれば良い。
　
　まず必要なのは、情報統合思念体を満足させる事。
　ハルヒと親しくなった奴を殺し、その時のハルヒの感情のうねりを、大規模な情報爆発とやらを見せ付ける。
　どうなるかはわからん……が、一度朝倉に襲われた時、朝倉は言っていた。
　
　あいつは――ハルヒは“人類、ひいては情報統合思念体にとっての、自立進化の鍵となる”
　
　つまり、あいつら情報統合思念体にとって、多大な観測結果を献上する事が出来る。
　そうすれば、あいつらは目的を終える。
　よって俺達は解放される筈だ！！
　
　なんて、こんなのは希望的観測100％の考えに過ぎないってのはそこらの小学生でもわかるこった。
　少し考えるだけで否定条件がすらすらと浮かんできやがる。
　情報統合思念体の望みとやらがこれだけとは限らないんじゃないのか？　ハルヒの世界を思うままに改変する能力はどうなる？　わざわざこんな大掛かりな仕掛けを用意した理由は？　長門の横にいたあのおっさんは誰なんだ？　
　とまあ、こんなことをうだうだ愚痴ってても無駄に疲れるだけだってのもわかってる。
　
　とりあえずもう一つは、俺達以外の参加者の殲滅。
　あの銀髪の少年が……カヲル君とか呼ばれてた少年がオレンジ色の液体にされたあの空間。
　あの空間には俺の常識の――ＳＯＳ団に巻き込まれるうちに許容範囲がいたく広まった俺の常識を遥かに超えた化け物達が居た。
　

　人とかけ離れた鼠色で巨躯の化け物
　
　手足が無く、一本足と巨大な顔の化け物
　
　頭には頭巾、口元をマスクで隠す、その姿はまるで忍者のような蛙の化け物
　
　……付き合いきれん。
　ざっと頭に浮かんできただけでもこんな化け物達が居る空間で、ただの小学生の女の子が、使えもしない能力を持つ超能力者が、臆病な未来人が、常識と呼ばれるものを持っているが欠片も使おうとしない女子高生が、生き残れるわけないだろう！
　故に必要なのは、殲滅だ。
　
　普段ならこんな台詞口に出すのも恥ずかしい……だが、これ程ぴったりくる言葉は不幸にして俺の頭には浮かんでこなかったんだ。
　
◆
　
　行動の指針は決まった。
　だが具体的にはどうする？
　デイバッグから地図を取り出して確認してみるが、まずどこに向かうか、それが中々決まらない。
　
　ルートは二つ。
　
　南に向かって進み、遊園地もしくは温泉を目指すルート。
　もう一つは東、倉庫群や図書館、中・高等学校に警察署、ホテル、公民館、海の家、デパート。
　と続くルート。
　
　どうするかな。
　南のルートには遊園地があり、人は集まりそうだ。
　温泉も同じ、この二つには善悪問わず人が集まりそうな気もする、がこの閉鎖的な空間。
　しかも殺し合いを強要されている状況で、わざわざこんな目立つところに集まろうとするか？
　のこのこ集まってくるとすれば、それは状況把握もできないお馬鹿さんか、自分の力によっぽど自信がある奴だ。

ksk

　どちらとも――特に後者は確実に殺しておきたい存在だ。
　力を持つという事はそれだけあっさりと人が殺せるって事だ……今の俺のように。
　善悪は置いといても、力の強い奴はなるべく早くに殺しておきたい。
　……ハハっ、我ながらぶっ壊れた台詞だな。
　笑えない。
　
　逆に東のルート。
　南に負けずこちらも人が集まりそうなルートだ。
　力の無いただの一般人は警察署に助けを求めに行くだろうし、何か使えそうな道具を求めに行く奴
は倉庫郡や学校、公民館やデパートに向かうかもしれん。
　ハルヒのような緊迫感の無い奴は……おそらく海の家に向かうだろうな。
　こちらも南と一緒だ。
　力ない者を助けるヒーロー、力を持った馬鹿、狡く生き延びようとする者。
　どんな奴が集まっても不思議じゃない。
　と、言うかこんな事を考え始めたらきりがない。
　
　どちらの道を選んでもそれぞれメリットはある。
　もとより、参加者を殲滅すると決めた以上どちらのルートにも向かわなくてはならない。
　
　さて――どうするかな。
　
【B-2 学校/一日目・未明】
【名前】キョン＠涼宮ハルヒの憂鬱
【状態】健康、０号ガイバー状態、返り血に塗れている
【持ち物】金属バット＠現実、ディパック（支給品一式×２、不明支給品１〜２）
【思考】
１：すまんが皆殺させてもらう。
２：南と東、どっちへ向かうかな
３：ハルヒと親しくなった奴は殺す。
４：皆で元の世界に帰りたい。

これにて投下終了です
タイトルは『孤島症候群』でお願いします

投下乙です！
キョンはもうkyonになっちまったんだな…
考え方がヤンデレ過ぎるｗ

ksk

投下乙

なんかこのキョンは悪役に殺されそうな悪役のにおいがするｗ

ｋｓｋ

うはｗ
ｋｓｋできてないや、俺には速度が足りない！

キョンはマジでkyonだなぁ

おおおおお、何でこう俺の知ってるキャラは全員綺麗に知らないキャラと一緒にいるんだ……

>>598
逆に考えるんだ
「これで新たに知る楽しみができた」と考えるんだ

投下乙！心理描写が細かい
キョンらしさはあるけど、もう殺人は完全に躊躇しなくなってるっぽいなー

乙！ どのルートを選んでも乱れそうだなー

投下乙ッス！！
キョン…もといkyon怖いよkyon…完全にダークヒーロー、もとい悪役になっちゃって…
しかしロワ的な意味ではkyonの今後に期待せざるを得ない！頑張ってねkyon！でも殺りすぎないでね！！


さて、キョン妹、ゲンキで予約しますー

予約来た！
その2人は名前みるだけで和むなー

ロリショタコンビｋｔｋｒ！

ん？今のところまだ時間が明け方になったキャラっていないよな
何話くらいで明け方にすればいいか悩むなー

他のロワを見た大体の感覚だとキャラにつき4〜5話で次の放送に進むくらいかな

１つの時間帯での話は１〜２ぐらいでいいと思うな
そんな濃密に3時間過ごさせる必要ないと思う

元々キャラも少ないし、他よりはあっさりめのロワになりそうか？
書き手と出場キャラのクオリティが高いからちょっともったいない気もするが

まあそのへんは書き手さんに任せればいいのかな

なるほど、それくらいか

あともうひとつ
砂ぼうずって某動画サイトとかでも把握できるみたいだけど、
モンファ同様「こいつはこの話とこの話を見れば大体わかる」みたいなのってある？

とくに真っ暗なうちは、できることが限られるような気もするしね
電気もないような場所の未明０〜３時って尋常じゃなく暗いぞｗ

>>609
12話しかないから全話見ておｋ

月明かりクオリティーでフォローですよそこは

そういえばあの島に月ってあるのかな

夜目が利く参加者も多いよな、多分

星の配置が日本と違うと古泉が言ってたが、今のところ月の描写はないよな
かなり詳細に（二話に渡って）夜空を見上げているのに月の話が出てこない＝新月、もしくは月がない？
色々考えられそうだ

確かどこかで月が出てたとかあった気がする

>>615
【マジカル小砂たん第１話「ネコミミモードで空を飛べ！」】より
＞ぐいっと顔を上げて、夜空の星と月を見上げる。なんだか今は、とても気分がいい。
【たとえ消えそうな、僅かな光だって】より
＞木々の隙間から零れる月明かりに照らされた、青年の姿があった。
【新しい上司はケロン人、ボディランゲージは歯が立たない】より
＞木々の隙間から僅かに差し込む月明かりによって映し出されるその顔つきは、まだ少女と呼んでも良い年頃であろう。
【ドロロ死す！？　であります】より
＞辺りは闇に覆われていたが中天に輝く月のお陰でなんとか文字を読めるぐらいの明るさはあった。

>>617
うわっ、本当だ結構月の描写あったね、勘違いスマン
こうしてみると月明かりで文字が読めるくらいだから、満月に近い感じかな？

>>617
あんたすごいな

>>617
おぉ、乙です！
月明かりクオリティでおkだなｗ

日中の如く行動してるキャラもいるしあんまりこだわらなくてもいいかも。

朝比奈みくる、碇シンジ、川口夏子を予約します

>>621
だな。そこまで気にしなくても良いとおもわれ
　
>>622
予約ktkr
これまた楽しみな面子だｗ

>>611
砂ぼうずは2クール24話だぜー

>>609
正直、砂ぼうずは大分話がつながってるから飛ばせる話が少ないんだ
とりあえず話の筋を考えずに、キャラ把握だけで挙げてみるなら…

砂ぼうずは、導入部として第１話「妖怪と、ボイン」、ブチキレモードの強キャラ砂ぼうずが見れる第３話「戦車と、マシンガン」、
悪人モード全開な砂ぼうずがみれる第５話「井戸と、罠」、５話の続きでしっかり仕事してる姿がちょっとだけ見れる第６話「ロケットと、放浪」、
強敵『番人』との激闘が見れる第９話「人生と、ゲーム」と第１０話「番人と、宝探し人」、砂ぼうずの変態っぷりがよくわかる第１１話「罪と、罰」
砂漠ならではのシビアな思想が見える第１３話「理想と、現実」、そんでちょっとだけかっこいい砂ぼうずが見れる第２０話「裏と、便」、逆に最高潮に外道っぷりを発揮する第２４話「太湖と、濯太」

小砂は、初登場話の第４話「狙撃と、足音」、砂ぼうずに弟子入りする第７話「師匠と、弟子」、初のメインポジション話の第１４話「小砂と、フルオート」、
そして砂ぼうずと同じく第２０話でも活躍してるし、第２１〜２４話は全部小砂中心の話だから見ておいた方がいいかな

夏子は初登場話の第１５話「兄弟と、幼馴染」、その後編で意外な夏子のモロさが垣間見える第１６話「カレーと、ライス」（DVD版ではタイトルが『糞と、尿』になってるから注意ね）
それと軍人としてかなり怖い面が見える第１９話「上と、下」と第２２話「雨と、海」辺りを見れば大丈夫だと思う

雨蜘蛛はかなり出番が少ないんで把握は楽な方かな
初登場話の第２話「砂と、雨」、ちょい役で完全にやられ役だから飛ばしてもいいかも知れないけど第８話「犬女と、岩」、敵になって中々の活躍を見せる第１６話に、
逆に味方になって活躍する第２２話「雨と、海」、後第２３〜２４話でもちょい役ながら美味しい所を持ってってるから見ておけば安心


とまぁこうやってキャラ別に挙げてみた物の、ぶっちゃけこれ全部見るとなると飛ばしていいのが１２話と１7話と１８話だけなんだよね…
しかもストーリー的には砂ぼうずの心変わりに大きな影響を与える展開があるのが１７話と１８話だったり
２クールだし、いっそのこと全部通しで見ちゃった方がすっきりするかもしれない

>>624もすげぇ！
こう見るとやっぱ砂ぼうずは全部見たほうがいいんだな…大変だ

>>624
便乗で質問なんだけど漫画版って読んだ方がいい？
どうもアニメだと後半かなり端折られてる感じがするんだけど。

砂ぼうずが某ニコニコにあるっていうのは聞いたんだけど
何話か抜けてるからどこか有料ｻｲﾄで視聴推奨って言われてたよな？

その有料配信サイトってどこだったかわかる人いる？
この連休中に砂ぼうず見ようと思うんだ

最近急激にニコニコの砂ぼうずでコメが増えてて吹いた
ニコニコには第１話と１１話、それと１３話と２４話（最終話）が上がってないから注意

どうしても時間がなくて数話しか見れないって人には『兄弟と、幼馴染』『カレーと、ライス』の２つを薦める
２つでひとつの話だが参加者全員出てくるし戦闘もきっちりやってくれてる
砂ぼうずの下品さやいやらしさも出てるはず
問題はウンコにまみれるというコロコロコミックもビックリなお下劣話ってことだけど

あ、あと２０話もお勧め
雨蜘蛛は出ないけど夏子の戦闘シーンがあるし、珍しく主人公な砂ぼうずが見られるし
「いい最終回だった」とか言われるくらい綺麗に砂ぼが主人公を降板してるだけあって、子砂と砂ぼうずの関係みたいなのも見れるし、
参加者の時間軸が「この事件の少しあと」なだけに見ておいたほうがいいと思う

>>626
ぶっちゃけ止めといたほうがいいかも
漫画版とアニメ版だと小砂のキャラ（あとついでに雨蜘蛛の口調…アニメ版は若本節が強すぎるのよぉぅ）がかなり違うし、逆に混乱するおそれがある
あと漫画版のみ登場でアニメには未登場なキャラも多い
アニメは随所にギャグが入ってるからまだどこか気を抜いて楽しめるけど、漫画は本気で黒い話は黒いままだし…

アニメの展開は漫画の後半の展開を元にしてGONZOがオリジナルに作り直してるんだけど、その展開の出来は凄くいいから安心していい（アニメの評判が高いのもここら辺の理由から）
まぁ、びみょーに回収されてない伏線もあるにはあるが、それは原作漫画でも回収されてないから気にするなw

けど、作者が生粋のガンマニアなだけあって巻末のオマケの登場銃器解説はかなり詳しいんですごく参考になる
あとこの作品独自のアイテム『砂漠スーツ』の解説があるのもコミックス１巻か２巻の巻末オマケだし、そういうところは出来れば見といたほうがいいかも知れない



ちなみに余談だが、アニメでの後期EDラスト部分のイラストと、最終回ラストの小砂が映るシーンは原作漫画13巻のあるネタの伏線にはなってるんだけど
まぁアニメ本編では全く触れられてないから気にしなくてもいい…のかな？

>>628,>>629
待て、テレビ版だったらとりあえずカレーライスって設定になってるぞ！！
いや、あのバキュームカー破裂から辺り一面真っ黄色な中での臭気溢れる戦闘は色々と言い訳が聞かないのは分かるけどwwww

２０話は本当にいい最終回だったよねー
挿入歌の「砂と死のバラード」がまたいいタイミングでかかる上にガチで…ある意味最終回以上に最終回らしいかも

ttp://wiredvision.jp/news/200809/2008091220.html
お前らに飲ませたい薬

>>627
ここでいいんかな？
ttp://animejapan.cplaza.ne.jp/pc/sunabozu/

ついでにここでは全話を２：００ぐらいだけ見れる全話ダイジェスト映像が無料配信中だからちょっとだけ気になるって人は見てみたらいいかも

>>630
感謝。
マイルドになってる訳か、カレーのようにw
>>631
つまり支給品としてカレーという名のカレーが支給されるフラグですね。判りますw

>>634
食料として支給品外として渡されるのか、それとも支給品として渡されるのかそれが問題だ…w
でも実際武器としては有効かもな、いきなりんな物投げつけられたら誰でもビビるだろうしwww

そういや大の方だけじゃなく小のほうも本編で大活躍してたよね…
自分に掛けてもらったボイン美女と１４歳ロリペッタンの聖水（オブラートに包んだ表現）のお陰で強敵に勝利した砂ぼうず…

カレーが砂ぼうずの工作によって爆弾になって
これが本当の「カレーが、光っ――」ですね。わかります

汚なっwww
○ンコ爆弾とか最悪だwww

それじゃあここらでケロロの把握について尋ねるとしよう

誤爆失礼

キン肉スグルを予約します。

既にアニメが230話ぐらい放送されていて今だに放送中とか
何気に超怪物アニメだよなケロロ……つーかアニメ版全部見てる人っているのかしら
漫画版を買い集めてるからそっちの知識でどうにかなると思ってるけど…

アニメ全把握とかいたらすごすぎるｗ
普通に漫画で把握するしかないよな
　
>>639
予約ktkr
楽しみに待ってるよ！！

冬月さんの言いようから言って、このロワにおけるエヴァの結末はアニメ版じゃなくて旧劇場版ってことでおｋ？

>>642
エヴァって25・26話はシンジの内面の話、旧劇場版はシンジの外での話って感じで同一時間、同じ結末ではあるんじゃなかったっけ？
個人的にはアスカとシンジは旧劇場版ばりのドロドロの展開をやってほしいけどｗ

＞21 名前： ◆UemszzI7pg 投稿日： 2008/09/13(土) 15:09:42 ID:kETrPzWw
＞アクセス規制中なのでこちらにレスさせてもらう
＞話は分かった
＞自分の投下はなかったことにしてロワを続けていただきたい

以上したらばからの転載。
決断乙です。

アプトムの人か
せっかく書いてくれたわけだが、まあ今回はなかったことで

そして今更だが夏子シンジみくる＆スグル予約wktk

今日のケロロ見て支給品でサブローのペンも面白そうだと思った

アプトムの人は残念だが、仕方ないか
　
サブローのペンって描いたものが実体化する、見たいな感じだっけ？

>>647
見たいな→みたいな
だ……

ケロロはある意味ドラえもん並だなｗ

残念だな、話はすごい好きだったぞ

珍しいなｗここまで書き込みがないなんて

人いないの
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8882/1221060120/

そっちはスルーでよいんじゃね

そっちで雑談するようになったら終わりだからな
みんなでこっちを盛り上げていこうぜ、書き込みないけど

書き込みって？

このスレへの書き込みが今日少ないってことだろ
別に普通だと思うけどなー

まあ俺はずっと砂ぼうず見てたけどね
今6話までいったけどこいつらマジ外道だなｗ
こんなに見てて退屈しないアニメひさしぶりかも

ああ、俺も昨日一日書き込んでないし
651も書き込み少ないって言ってたから、
少ないって思いこんでただけだ

まあ俺もずっと砂ぼうず見てたんだけどね
とりあえず20話まで見た。いい話だった。

俺も砂ぼうず見てたｗ
1話抜かしたからわかるかと不安だったけど
普通に見れるな

俺も今砂ぼうず見てる
ニコニコのコメントと相性がいいアニメだな

ニコニコでは頻繁に「いい最終回だった」と言われるから困るｗ
それなりに死の危機に縁があるキャラだからなあ
殺せる程度の強さなのはありがたい

ヘタレ加減といざというときの強さとギャグ調の相性がかなりいいな
このアニメを見るきっかけになったこのスレに感謝

なんだこの砂ぼうず視聴者の多さはwww

そしてその流れに反逆した俺はエヴァを見てるぜ！！
しかし第一印象だとずーっと鬱々とした展開が続くのかと思ってたんだが、意外と初期はギャグがあるんだなー
個人的に９話は最強のギャグ回だったwww　シンジとアスカのＷキックに至るまでの演出がスパロボすぎるだろうアレは、まるでＧガン見てるみたいだったぜ

で、今１２話を見てる所だが…そろそろシリアス方向に傾くのかしら
覚悟はしておこう

俺はなのは一期を見終えて二期を見ようと思ったら
なのはのエロパロを読んでいた
何を言ってるんだかわからねーと思うが（ｒｙ

そのエロパロを読んで把握した内容でぜひ投下してくれ！！！

俺はスレイヤーズの小説のほうを読み返してたら止まらなくなった
こ、このままじゃ連休がシリーズすべて読破で終わってしまう
さすがにすぺしゃるは自重しなければっ

砂ぼうずの１話、ニコなら「Desert Punk」で出てくるんじゃないか？

>>662
ユニゾンキックの回か、あれは傑作ｗ

個人的には前半のノリが好きだったんだが、どんどん病んだ方向に行っちゃうんだよねえ

俺は、キン肉マンを読み返してる。
気づけば今日一日、書き込む事を完全に忘れていた。

>>664
チンコの生えた魔法少女に何が出来るというのだ・・・

やっぱ今は把握の時期なんだなあ
前ほどの勢いがなくても慌てず行きたいものだ

>>669
あんたそりゃぁナニだろ

>>666
マジだｗ
１１話とか他のないと思ってた話もあったよ
感謝！

とある４人で話を書いていたんだが、
３日だと書き切る自信がないから予約せず書いてたんだ。
そして今日、仕事から帰ったら予約しようと…
だがその４人のうちの１人が予約されてしまった。
しかもよりによってそいつ視点で話を書いてたので修正がきかねえぜorz
仕事に行く前に無理してでも予約しとくんだった！

しかし落ち込んでる半面wktkしている俺がいる。

>>665
すぺしゃるこそスレイヤーズが真に輝く時であるといわざるを得ない

>>672
その気持ち、よく分かるよ。
オレも、同じ経験をした。

でも、まだ始まったばかりだ。
がんばろう。

そのネタが次に生かせることもあるさ！

夜中にひっそり…現在の一回登場のみ＆未予約キャラまとめ

（キン肉万太郎、ハム）、（ホリィ、ゼロス）、ナーガ、（高町なのは、加持リョウジ）、（スバル・ナカジマ、ガルル中尉）
（セイン、水野灌太（砂ぼうず））、（ノーヴェ、ネオ・ゼクトール）、（タママ二等兵、冬月コウゾウ）
ゼルガディス・グレイワーズ、深町晶、アプトム、小泉太湖（小砂）、雨蜘蛛

今のところは全１３組ッス

>>672
ありがとう。
がんばってみるよ。

>>676
遅くに乙です。

>>676
乙っす！

>>639
すいません、オメガマンとスエゾーの作品の修正状況を教えて貰えませんか？

なのはを把握しようと思って原作のトラハをやってる俺が居る。

>>680
それなのはさんちゃう！なのちゃんや！

>>680
アニメと設定がかなり違うってのにｗｗｗ

特にそれは三期で切り捨てられた設定じゃないかｗ

ぶっちゃけなのはは３期を見るだけでもある程度はどうにかなると信じている自分。
そりゃなのはとフェイトの心理描写をやろうとすると１期２期も見るべきなんだろうな…
まだ見てないや。

ネコ･ゼクトール、ノーヴェ、雨蜘蛛を予約します。

ネオがネコになっとるー！？

タイプミスですごめんなさい。
想像して吹いたゼクトールさんごめんなさい。
改めてネオ･ゼクトール、ノーヴェ、雨蜘蛛を予約します。

たしかにkとoは近い場所にあるがネオがネコになる危険性をはらんでるとは今まで気付けなかった・・・

ネコ・ゼクトールｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
これはネブラが渡るフラグですね

にゃー

ネコ吹いたｗｗｗ

>>679
ちょっと待ってくれ、俺はまだオメガマン・スエゾーを修正中。8割ほど修正した
予約なんかしていない
信じて貰えないかも知れないけど>>639は俺じゃない
酉が被ったとしか考えられない……どうすればいいんだ？

ゴルゴムの仕業だ！

結構見つかるし偶然かぶったかな？

どっちかが酉変更した方がいいかな？
>>639、出てきて下さい〜

よく考えたら出てきてくれって言ってもこのスレを見ているとは限らないなｗ

夏子シンジ雨蜘蛛、スエゾーオメガマンを執筆した方がこっちに酉変更しておきます
自分は他スレでも◆/PADlWx/sE の酉を使っているので
よかったら>>639氏も変えていただけると助かります

ネコ・ゼクトールてwwww
カブトムシ＋ネコってどんなキメラだよ！！　ついでにゼクトールってもろダークレイスなのにダディ協力できるのかよwww
同じネコだったら一緒にいるノーヴェの方が（声的な意味で）近いだろうにw


まぁそれはさておき、スバルとノーヴェは声的にはネコだけど性格はどっちかってとイヌよりじゃないかなーとか戯言を言ってみる

バター犬ですね
わかります

すみません。
ケロロ、サツキ、ズーマを予約した者ですが、期限の時間までに帰宅出来そうになく、三名の予約を破棄します。
重ね重ね申し訳ない。

ちょっとくらいの延長ならかまわないんじゃね？

>>698
多少の遅れなら気にしなくとも大丈夫だよー

温かいレス感謝。

夜になりそうですが、帰宅次第推敲して投下します。

>>701
楽しみに待ってるぜ！

ｗｋｔｋして待ってる！

酉被りってややこしいね
>>639氏が、近いうちにこのスレを見てくれるといいが

だなー
ややこしい事この上ないｗ

ありがちな単語とかなのかな
まぁトリが必要なのは予約と投下の時だけだし
普通に見分けつくだろうから大丈夫かな

片方の作者さんは変えてくれたし､一応大丈夫かな
つーか､なのは長い…やっと二期終わった…
リィンフォース良いよリィンフォース

俺は今やっと砂ぼうずが19話だ
何人もが進めてる20話をやっと見れる

俺はやっとエヴァ（含む劇場版）を見終わった…長い、長い上にラストがちとわかりずらいねん
でもブームになるだけの事はあって面白かった

エヴァの最後は、考えるんじゃない、感じるんだ

エヴァは本気で理解しようとするとドツボにハマるから、なんとなく分かったぐらいでいいと思う
難解な哲学心理学云々を抜きにしても結構楽しめるしね、好き嫌いは分かれそうだがｗ

考えるな感じろ
って事か…

アスカのあの言葉をどう解釈するかでエンディングの意味が180℃変わるからな
本当に考えるんじゃなくて感じるしかない

スパロボでもアスカが好きになれなかった俺涙目

とりあえず放送時間夕方なのに平然と本番してたミサトさんはどうしようかと
劇場版では更に凄いことになってたし

エヴァそんなに難しいだなｗ
誰かが解説サイト見たほうが良いとか言ってたしｗｗ

>>715
え？
そりゃ駄目だろｗ
子供に悪影響過ぎるじゃねーかｗｗｗ

うっかり劇場版を親子で見に行った奴はいないだろなー……あれは気まずいなんてものじゃないぞｗｗ
モロとかそういう以前なんだもんｗｗビデオで一人で見てすら気まずかったのにｗｗ

エヴァは丸投げなんだから理解しなくていいだろ

>>717
「ちょっと、変な物入れないでよ…」は色々と危ない想像を掻き立てられました、ええ
しかし今さらながら加持さんが出てくるんならやっぱりミサトさんも出てほしかったねー

>>718
足の動きだけであれだけ表現できるのには少し感心した
けど三石さんは喘ぎ声に力を入れすぎじゃないですかね

ミサトさんもあれだがシンジもなー……
見てて居たたまれないというか逃げ出したいというかドン引きというか
いや、それを狙ってるだろう監督はやっぱりすごいんだけどね

トリップが重なってしまって申し訳ありません。変更いたします。

以前シンジはゼロスのいいカモになりそうだ、って話が出たけどどっちかってとアスカのがヤバい気がしてきたよ
これ見よがしの弱点があってなんか物凄く言葉攻めしがいのあるキャラだし…
閣下が持ってる参加者詳細名簿がゼロスの手に渡ったらやばそうだなw

何なんだこの評価ｗ
初見の人は間違いなく良い評価しないぞｗｗ

変更後のトリップです

>>722
来てくれたかー
乙です！

まさかトリップが重なるなんて事があるとはね……。

>>716
エヴァは基本設定部分ですら、解説サイト毎に言ってる事が違ったりするからなあｗ

>>722
>>725
鳥変更乙ッス！
しかしまさかこんな序盤で鳥被りがあるなんてなー珍しい事もあるもんだ

>>725
どうもです

一つの酉でも複数の出し方があるから被る確率は０では無いみだいだけど
まさか被るとはｗ
とりあえずお手数掛けて済みません

前にも見たことあるな、鳥被り。
その人は数字三ケタだったらしいから、ある意味被って当然だったけど

なんという偶然だ

まぁＩＤもかぶったりするしな
トリもかぶることあんだろ

参考までに。
ttp://trip.orz.hm/index_ja.html

心当たりのある方はご注意を。

酉被り乙
文字数は分からんが、なんとなくすごい偶然に居合わせた気がする

しかし皆エヴァ好きだなw
俺は劇場版見終わっても、LCLや補完計画の意味もよく分からないくらいだったから
解説サイトには世話になった

よくある単語だと鳥が被りやすいってのは聞くな、キャラの名前とか作品名とか特に
あと半角アルファベットのみとか全角日本語のみって解析されやすいから、
適度にアルファベットと日本語と数字混ぜるといいらしい

つまり#kskとか#kaworuとかやってる人はすぐにでもトリップ変えろってことですね。

>>737
わかりやすいなｗ
すぐ変えるべきだ

>>735
実はゼーレの目的とする補完計画とネルフ（ゲンドウ）の目的とする補完計画の違いがよくわかってない自分
ここが違うから劇場版で襲撃が起こったはずなんだが、いまいち理解できん

リヒャルト・ギュオー、ドロロ兵長、リナ・インバース投下します

ゼーレのは「一つのある人格を元として（これが誰かは不明）人類すべてがLCLとなり一つに統合されて相互に補完しあう」ってのが目的なのはわかった
けどゲンドウさんは本当に何がしたかったのかわからん…ユイに会うためにどうすりゃよかったんだあれは

>>739
ゼーレはゲンドウによる補完計画の私物化が許せなかったんだと個人的に解釈してる

ｋｔｋｒ！

ｋｓｋ

ksk

リナ・インバースは小川のほとりで、パイプ椅子に腰掛けて周囲を見渡していた。
その視線は敵を警戒するものではなく、何かを探しているようだ。

「はぁ……」

物憂げに溜息をつくリナ。
整った顔立ちと均整の取れたプロポーションを持つ彼女がするそれは、男性を魅了してやまないだろう。

「食料になりそうなものはあんまりないわね……」

彼女の真意を知らなければ。
リナは自分のディパックを覗き込み、二人分の食料をしげしげと眺める。
常識的に考えれば六、七日分――― 一人三日分といったところだろうか。
主催者はこの殺し合いがあまり長期にわたるとは想定していないようだ。

（ドロロくんが置いてった荷物から拝借した分を合わせても、あたしが食べたい時に食べたら二日位で無くなりそうだなぁ。
　意地汚いと言うなかれ。栄養が必要な年ごろなのだ！ ）

しれっと窃盗を綺麗に言い換えつつ、空腹に堪えるリナ。
いや、やっぱり堪えられなかった。


グルグル、ギュゴーと、耳障りな音が場に響く。

グー！ グー！ ゴゴゴゴゴ！
ギュオー！ キュウウウウウウ！！！

次第に自己主張を激しくする腹の音。
その音は今や歌のように緩急をつけたメロディと化していた。
歌はいい、歌は心を潤おしてくれる。だがこの歌は食欲を催す。

グルルルルルッリリリリモッコスモッコス！ ギュギュギュギュギュ……！
ダダダッダーン！ ダダダッダーン！
ダラダラダラダラぐごっごー！

それはもはやオーケストラだ。

リナは足元に転がる焼き魚数体の残骸に目をやり、もう一度溜息をつく。
支給された食料を毒見もせずに食べる気にはなれず、現地調達で済ませようとしたようだが、結果は芳しくなかったらしい。
焚き火が醸しだす香ばしい焼き魚の残り香が、リナの食欲をさらに加速させた。

「そうだ！ 川ごとぶっ飛ばせば、もっと魚取れるかも！ 」

物騒な事を言い出すリナ。
どうやら冗談ではないらしく、ブツブツと呪文の詠唱を始める。
詠唱が完了する直前、影が木々を伝って飛来し、リナの前で立ち止まった。
リナは詠唱を中断し、小柄な影―――ドロロ兵長に話しかけた。

「あ、ドロロくん。どうだった？」

「リナ殿の言うとおり、彼奴……ゼロス殿は移動の痕跡を残していなかったでござる」

「そ。ま、追跡されるようなヘマする相手じゃないしね」

ドロロは頷き、視線を焚き火に遣った。

「火の手があがっているのが見えたので、急いで帰ってきたんでござるが……」

「うん、ちょっと腹ごしらえをね。煙に人が寄ってくるかもしれないし」

「危険な者が引き寄せられてきたらどうするつもりでござる？ 」

「え？ ぶちのめすけど」

「……いと逞し」

汗を拭い、自分のディパックを手に取るドロロ。
ガサゴソと探りながら、リナに断りを入れる。

「拙者も探索でいささか空腹になったので、軽食を……む？ 」

「どうしたの？」

「食料がなくなって……」

「きっと気付かないうちにゼロスに盗られたのね、可哀想に･･････。あいつ、ああ見えて手癖悪いから」

「うう……あんまりでござる……」

ｋｓｋ

ksk

ｋｓｋ

涙ぐむドロロに憐れみの眼差しを向けながら、リナが自分のディパックから携帯食料を一つ取り出してドロロに差し出した。
驚くドロロに、優しく声を掛けるリナ。

「はい、私の分を分けてあげる。ああ気にしないで！ 私達仲間……いえ、友達じゃない！ 」

「と、友達！ 」

「さあ、遠慮せず、ぐっといって！ あ、水もあげるね」

「かたじけない……ああ、心に染み渡る味でござる」

（うん、食べても大丈夫みたい）

食料と水を交互に頬張るドロロをしばらく眺め、胸を撫で下ろすリナ。
自分も携帯食料を取り出し、一口でもふもふと咀嚼する。

「しかし、いつまでもリナ殿の好意に甘えるわけにもいかぬ……自分の食い扶持は確保せねば」

「あら、気にしなくてもいいのに。魚とか獲るならあたしの分も獲ってくれると嬉しいな」

「う、うむ。御安い御用でござる！ 」

手近の小川に向かい、忍ならではの技術で魚を獲り始めるドロロ。
その後姿を見ながら「出来た人（？）だなあ」とか思いつつ、リナは4つ目の携帯食料を口に入れた。

（ごめんねドロロくん、一応食料のお代は入れといたから。まだ気付いてないみたいだけど）

「リナ殿」

「え！？ な、なぁに？ 」

「魚は十分獲り終わったでござる。先の探索の際、あちらに滝を見つけたので、そちらに向かいたいのでござるが……」

「滝？ 何で滝に？」

「拙者、この状況に少々困惑しておる故。滝に打たれ、平常心を取り戻したいのでござる」

少々なのか、とリナはドロロの精神の強さに感服しつつ、おーけぇ、と軽く返す。
二人というかむしろ一人と一匹は、どちらが先ともなく移動を開始した。

ksk

ｋｓｋ

kwsk…じゃなくてksk

ｋｓｋ

ksk ksk

衣・食・住は生活において最も重要な三つの要素である。
リナ・インバースが食の問題について心悩んでいた同時刻、リヒャルト・ギュオーは衣についての悩みを抱えていた。

「忘れていた……獣神変を解けばこの身は一糸纏わぬということをな！」

鍛え上げられた肉体の全てを外気に晒しながら、頭を抱えるギュオー。
しばらく全裸のまま行動するか目立つ獣神将形態になって行動するか悩んでいたが、ハッと思い出したように手を叩く。

「そうだ！ 先ほど荷物入れを見たとき、確か……」

ディパックを漁り、一着の服を取り出す。
ギュオーが手に取ったそれは、真っ赤なスーツだった。
あちこちに金属的な部品が付いており、どことなくギュオーの趣味に合致する、なかなかの衣装である。

「女物のような気がするのがネックだが……まあ、贅沢は言えまい」

いそいそとスーツを着込むギュオー。
かなりサイズが違い、ピチピチにも程がある、といった外見ではあったが、なんとか体裁は保てた。
しばらくするとギュオーの体に馴染むようにスーツが伸び、軽快に動けるようになる。

「服はこれでいいとして、さて、どちらに向かうか……」

地図とコンパスを見比べながら、思考するギュオー。
ゼクトール達がどちらに向かったかわからなかった為、下手に動くと再び鉢合わせする恐れがある。

「一対一ならともかく、パワーアップしたゼクトールと戦闘機人ガイバーを同時に相手取るのは得策ではないからな」

思案しながら、ギュオーは喉の渇きに気付き、ディパックに手を伸ばす。
水筒を取り出し、口に当てたところで、水がなくなっている事に気付いた。

「ぬ……穴が開いてやがる！ さっきの戦闘の時か、糞ッ！ 」

穴が開いた水筒を地面に叩き付け、重力波を放って粉砕。
ギュオーは憤慨しながら、何か飲むものはないか、とディパックを荒々しくかき回す。
しかし都合よく飲料が入っているわけもなく、ディパックの側部の大きなポケット・スペースを見てみても、
何の嫌がらせか空のビール缶が大量に詰まっているだけだった。

「水分を確保する為には……町か？ いや、島なら浄水もどこかにあるかもしれんな……とりあえず水場に向かうか」

ディパックを背負い、ギュオーは近くの水場……滝へと駆けだした。

こう来たか
ｋｓｋ

ｋｓｋ

ギュオーが滝壷にたどり着くと、そこにはなかなか異様な光景が広がっていた。
嫌な感じのサイズのカエル人間が滝に打たれ、その様子を少女が脇でじっと見つめているのだ。
何かの儀式だろうか。

「フッ、並みの男ならば、あのカエル人間を見て驚いていただろうが……私は違うぞ！ あの姿、あの顔、見覚えがある！ 」

木陰に隠れ、デイパックから分厚い紙束を取り出す。
漏れた水で濡れてふやけているが、これがギュオー自慢の支給品、『詳細参加者名簿』である。
先ほどはノーヴェとの接触で彼女の記述しか読めなかった為、目次の小さい顔写真を見比べながら、個別のページを捲る。


「まずはあちらの小娘……リナ・インバース！ 」


ページを読み込む。


　　　　　　　ま　　ど　　う　　し　　。

　　　　　　　　　　　　　ま　　　ほ　　　う　　　。


「魔法……とは……？ 」

ギュオーが沈黙する。
そういえば先の戦闘機人・ノーヴェの記述部分にもそのような単語が見受けられた。
違う世界の事だと認識はしているが、ギュオーにはとても理解できる単語ではない。

「異世界を支配するこのギュオーが異世界の常識を知らぬわけにもいかん……魔法とやらは一度見ておく必要があるな」

あのアルカンフェルのような驚異的な能力を持つ者ばかりの世界を侵略対象に選びでもしたら、
ここで生き残っても意味が無い。
ギュオーの最終目的は、生き残って自分の物に出来る世界へ移ることだ。
草壁たちが願いを叶えるという約束を守らなくても、生き残って首輪さえ外せれば、異世界の人間を集める技術は奪える。
問題は優勝してもこの首輪すら外してくれない場合だが、参加者の中には首輪を解析して外そうとする者もいるだろう。
そういった知恵者を味方につければ、
こちらの弱みも消え、草壁らとイーブンな立場で交渉できる（もっとも、技術さえ手に入れば生かしておくつもりもないが）。

ksk ksk

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｱｻｼﾝ
「さて、あちらのカエル男は……チッ、判別しづらいな……ドロロ兵長か。ケロン人、暗殺兵！ 」


ページを読み込む。


　　け　　ろ　　ん　　じ　　ん　　。

　　　う　　ち　　ゅ　　う　　じ　　ん　　。



「はわわ……」

ギュオーが見る影もないほど動揺する、何故だろうか。
彼の脳裏に浮かんでいたのは絶対的服従と恐怖の対象、アルカンフェルの姿だった。
最古の獣神将にしてクロノスの総帥、宇宙から飛来した降臨者が直接『調整』した唯一の存在。
ギュオー……そして全ての獣神将の創造主であるアルカンフェルを創造した、それが降臨者だ。

（う、宇宙人だと……それはつまり……降臨者、ではないか！ ）

降臨者が兵器として自分達人間を作り上げた事から考えても、あのカエルが降臨者、
あるいはそれに敵対する存在である事は間違いない。
ギュオーの心臓が、畏敬を超えた何かで揺れる。

（おお落ち着け、ギュオーよ……あれが我々の世界の存在とは限らん……降臨者とは何の関係もないかも知れん……）

早鐘を打つように高鳴る心臓を押さえ、平静を保とうとするギュオー。

（だが……この一件に降臨者が関わっているとすれば、俺が魅奈神山でアルカンフェルから逃れられたことにも、
　存在しない筈のGユニットがあのノーヴェに支給されていた事にも説明がつく……い、いや！ 偶然だ！ ）

嫌な予感を押しつぶすように、ギュオーはしばらくだんまりを決め込み、なんとか平静を保った。

（……ククク。ともあれ今は、奴等から必要な事を聞きだすのだ……恐れるなギュオー、俺は強い！ ）

ｋｓｋ

ｋ　ｓ　ｋ

滝に打たれているドロロを眺めながら、リナは再びパイプ椅子を広げて座り込んでいた。
寒そうだなぁ、と呟き、滝の飛沫が飛んでこない位置を見定め、ちょこちょこと移動する。
数分ほどして、ドロロが滝から離れ、体を震わせて水を弾きながら、リナの側に歩いてくる。

「どうでござるか、リナ殿も？ 」

「いやーあたしはこういう苦行系はちょっと……ゼル辺りはちょっとやりそうだけどー……もういいの？ 」

「平静は取り戻せたでござる。本来ならあと数刻打たれていたいでござるが……来客が、あちらに」

「あ、やっぱ気付いてたんだ。あそこの森んところで……一人だよね？ 」

ドロロが頷き、リナが指した方向に大声を張り上げる。

「そこの者！ 拙者らは争う気はござらぬ、出て参れ！ 」

声が届いたのか、男……ギュオーが、木陰から姿を現す。
不快な笑みを浮かべながら近づいてくるギュオーに、ドロロが臨戦態勢を取る。

「お主は……」

ドロロの額を一筋の汗が伝う。
ギュオーの力量は、暗殺兵術（アサシンマジック）鑑定眼力を使うまでもなく、ひしひしとドロロを威圧するように伝わった。

「お前は後だ。そこの、小娘……リナ・インバース！ 私の名はギュオー！ まず貴様に用がある！ 」

「……リナ殿、知り合いでござるか？ 」

「いや、知らないわよこんなオジン。あのー、ひょっとして誰かと勘違いしてませんか、ギュオー閣下様様。
　私はただのしがないズボンの裾上げ職人ですけど……」

「ほう……情報どおり、口が悪いようだな！ 天才魔道士にして戦士！ 盗賊殺し！ トモダチになりたくない奴ベストテン！
　命にかかわる危険な生物ベスト100！ ドラまた、リナ・インバース！ 」

ｋｓｋ

薄笑いを浮かべ、リナを指差すギュオー。
そんな彼を尻目に、リナとドロロは円陣を組むようにして秘密会議を始めた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｽﾄｰｶｰ
「どう思うでござるか？ もしやリナ殿の棲透家という奴では……」

「えー、あたしってば流石だなぁ。あんな変なスーツ来た中年にまでニーズがあるなんて！ 」

「あまり私を怒らせない方がいい……」

失礼なことをわざわざ聞こえるように言うリナに、怒りを露わにするギュオー。
リナは悪びれる素振りも見せず、平淡に返す。

「いえおじさま、あたしは別に悪気があって言っているわけではないのよ。ただ思ったことを素直に言っているだけで」

「俺は貴様のような小娘に興味などない！ 貴様の情報はこの詳細参加者名簿で……」

「それは便利ね！ 寄越しなさい！ 」

「くっ……き、貴様のペースに乗っていては埒が開かん！ このギュオーに見せろ……魔法というヤツをな！ 」

リナの言葉に翻弄されそうになりつつ、ギュオーは自分の目的を告げる。
ドロロは魔法、という言葉を聞き、先ほどの戦闘でリナとゼロスが使っていた面妖な術を思い浮かべた。

「それは、要するに宣戦布告……でござるか？ 」

「そう思ってもらっても構わんよ、ドロロ兵長。だが君達が大人しく私の言うとおりにするなら、命だけは助けてやらんでも」

ﾌｧｲﾔｰﾎﾞｰﾙ
「　火炎球　！ 」

ｋｓｋ

ｋｓｋ

ｋｓｋ

ギュオーが言い終らないうちに、リナが"力ある言葉"を唱え、魔力を放出する。
具現化された火球が猛スピードで飛び、ギュオーに直撃、炸裂した。
爆炎と熱風が発生し、ギュオーの姿が見えなくなる。

「はい、大サービス！ 魔法見せたげたわよ！ 」

「リ、リナ殿！？ いくらなんでも話も聞かずにというのは……」

「ドロロ君、あれはどう見ても悪人で、しかも変態でしょ。ただでさえ悪人に人権はないのにその上変態となるともう、
　話を聞く時間すら惜しいわ。ストレスが溜まる前に相手をぶっ飛ばすのがあたしの流儀だし！ 」

「まあ、確かに悪辣な面構えの上に珍妙な格好ではござったが」

「あ、詳細参加者名簿とやらも一緒に燃えちゃったかな？
　うーん、そーゆーのがあれば因縁持ってる奴等を探してぶつけて楽できたのになぁ」

「そのような陰湿な手段を！？ 」

ドロロとリナがすっかり終わった終わった、な空気を出しているうちに土煙が晴れる。
そこには、先ほどとなんら変わらず、平然と立つギュオーの姿があった。
見れば、ギュオーの周囲にはなんらかの力場が形成されており、バリアーのような効果を生み出している。

「フフ……この程度か？ イキがいいのはいいが、実力が伴なわんのではな」

「うわっ、生きてるよ」

「結界とは……やはり只者ではない、か」

即座に戦闘態勢を取り戻す二人に、怒気を孕んだ声でギュオーが語りかける。

「人が下手に出ていれば付け上がりやがって……いいだろう、お望みどおりねじ伏せてから情報を聞き出してくれる！！ 」

「いつ下手にでたのよ！？ 」

リナの突っ込みを無視し、ギュオーはおもむろにスーツに手を掛けた。
一気にスーツを脱ぎ捨て、宙空に飛び上がる。
リナが両手で目を覆い、ドロロが迎撃のために飛び上がる刹那、ギュオーの体は変質した。

「獣神変ッ！ 」

「なっ！？ 」

（魔族……！？ ）

一回り以上も大きくなったギュオーに驚愕した一瞬の隙を突かれ、ドロロは空中から地面に蹴り落とされる。
地面でバウンドするドロロに追い討ちのように飛び掛るギュオー。
両手を離して変化したギュオーの姿を見たリナは、それを阻止する為に呪文の詠唱を始める。

　ｴﾙﾒｷｱ･ﾗﾝｽ
「烈 　閃 　槍！ 」

「！？ グ……」


リナが打ち出した光の槍を受け、数秒動きを止めるギュオー。
その数秒の間にドロロはその場を飛びのき、リナの前に留まった。

ksk

「不覚……！ リナ殿、かたじけない」

「いーっていーって。あいつ、烈閃槍喰らっても平気なとこ見ると魔族じゃないみたいだけど、何者かしら？ 」

「敵性宇宙人……でもござらぬようだが……」

「冥土の土産に教えてやろう……世界の王にして最強の獣神将、リヒャルト・ギュオーとは俺の事だ！ 」

「自分で世界の王とか言っちゃった！ た、たまらん！ 」

「リナ殿、何を喜んでおられるぅ！？ 」

何故かテンションを上げるリナ、釣られるドロロ。
そんな二人には一切構わず、ギュオーは右手を掲げ、重力の波動を撃ち出した。
不可視の衝撃波が迫り、リナとドロロに牙をむく。
リナはドロロを抱きかかえ、周囲に風の結界を張り、翔び上がった。

　　　　　　　　　　　　　　 ﾚｲ･ｳｨﾝｸﾞ
「ドロロくん、飛ぶわよ！ 翔封界！ 」

風の結界で重力波を凌ぎ、同時に滝壺に向かって飛ぶリナ。
滝を割るように飛び上がり、その場を離脱しようとする。

「リ、リナ殿！ ここで逃げてはヤツが今後他の参加者に危害を加える可能性が……」

「ぅにげるわけないでしょーがっ！ あのオジンが追いかけられるくらいのスピードで飛んで、
　いい感じの地形まで引っ張ってって相手が疲れたところを叩くのよ！ 」

「な、なるほど……しかし、魔法とは凄まじいものでござるな」

「この翔封界って術はあんまり使える人いないけどねー。ま、こうも可憐に空を舞えるのはあたしくらい……」

「！！ リナ殿、彼奴が！ 」

滝を昇りきり、軽口を叩くリナの目の前に、ギュオーが飛び出してきた。
ギュオーは驚愕するリナに掌を向け、重力を発生させる。

「まさか空も飛べるとはな！ だが、それは俺も同じことだ！ 」

「わっ！ 」

「地べたに平伏せ、下郎共が！ 」

逃れる暇もなく、二人の体を重力が襲い、地面―――滝が流れ落ちている崖の上に叩きつける。
風の結界も破れ、しこたま地面にぶつかるリナとドロロ。
不幸か故意か偶然か、ドロロはリナのクッションになるような形で押しつぶされ、リナは跳ね上がって地面を転がった。

「本気で来い、リナ・インバース。俺の用とは、俺が魔術とやらにどの程度耐えられるかの実験なのだからな」

リナ達を見下すように、空中で挑発するギュオー。
ドロロは即座に立ち上がり、リナの元に駆け寄って抱き起こす。

「リナ殿、大丈夫でござるか！？ 」

「いちち……あんのやろ〜……」

「彼奴の足は拙者らより速い……どうやら、ここで戦うしかないようでござるな」

「そうね……ドロロくん、いい事考えたんだけど、聞いてくれるかしら」

「おお、どんな作戦でござるか？ 」

「まず、ドロロくんが我武者羅に突っ込む。で、ドロロくんがあいつを抑えて、動けないようにする」

「成る程、そしていかに？ 」

「あたしがそこにすっごい威力の術をぶち込む！ 」

「拙者はどうなるんでござるか！？ 」

「『多少の犠牲はしかたない』ってことばもあるし……」

「犠牲！？ 」


ギュオーは紛糾している二人をしばらく眺めていたが、業を煮やしたように重力波を放つ。
重力波は二人の目の前を流れている滝の直前の川にぶつかり、巨大な飛沫を上げる。
警告のつもりでござるか、とドロロが気を取り直してギュオーに向き直った。

「随分と楽しそうだが、状況が分かっているのかね？ リナ・インバース。まあ、貴様が本気でやらんというなら、
　お仲間に相手をしてもらうだけだ。ゼルガディス……とか言ったかな？ あちらもそれなりに魔法は使えるんだろう？ 」

「ゼルはあんまり……それより、ゼロスって子の方がオススメよ！ そっちに行ってくれれば嬉しいなぁ」

「では、貴様を殺してから行くとしよう！ 」


お喋りはお終いだ、といった剣幕で叫び、手に持ったスーツとディパックを脇に放り投げ、リナたちに突撃するギュオー。
ドロロはリナを守るように前に進み出ると、リナに確認を取る。


「……彼奴の動きを止めればいいのでござるな？ 」

「うん、ごめんね……貴方の犠牲は無駄にはしないわ！ 」

「犠牲は御免被る！ 」

叫ぶと同時に、ドロロは迫るギュオーにカウンターを掛けるように一足で飛び上がる。
ディパックから取り出したロングホーンを手に持って迫るドロロに、ギュオーが力を込めた拳を突き出した。

「貴様は後だといったろうが！ 」

「……朧分身」

ギュオーのパンチはドロロを正確に捉え、粉々に砕いた。
力加減を間違えたか、とギュオーが硬直した一瞬の隙。それを逃さず、ドロロの分身がギュオーに組み付いた。
ギュオーが何が起きたか把握できないうちに、分身数体がギュオーを地面に蹴り落とす。

　　　　　　　　　　 ｳｿﾃｸ
「新・暗殺術……虚偽技！ 」

「分体……？ 味な真似を！ 」

着地し、全身の球体を発光させるギュオーに、四方八方からドロロの分身が突撃する。
ギュオーはいくつもの衝撃斬……先ほどのバリアーを変形させた物を放出し、迎え撃つ。
１，２，３，４，５……次々とドロロの分身が切り刻まれ、両断されていく。
ギュオーは鋭く分身体達を見渡し、ロングホーンを手に持った個体を発見した。

「本体は貴様か！ 重力指弾ッ！ 」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ギュオーの全力を注ぎ込んだ重力指弾が放たれ、その標的がロングホーンごと消し飛ぶ。
同時に、分身体も次々と消滅していく。
ギュオーは高笑いを上げ、リナに向き直った。

「降臨者との関わりを聞き出したかったが……まあいい。軍曹だの二等兵だの、似たようなのもいるしな。
　さあ来い、リナ・インバース！ 」

「拙者の仲間に手は出させぬ。忍の秘技、ここに成ったり」

「！？ 」

ｋｓｋ

消し飛ばしたはずのドロロの声が、ギュオーの背後から響く。
慌てて振り返るが、その動きを逆に利用され、ギュオーの体は細いロープで縛られて自由を奪われた。
力を込めて引き千切ろうとするが、どういうわけか叶わない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ﾄﾞﾗｺﾞﾝ
「説明によると、魔力で強化されたロープ……小型の竜族の自重にも耐える、そうでござる」

「ぐっ……がああああああああ！！！！！！ 」

「無駄でござる。素材の強度に加え、忍式の縛りを……ッ！？ 」


ブチブチ、と何かを引き千切る音が、ドロロの言葉を遮る。
ギュオーが重力を自分を縛るロープに集中・歪曲させ、無理矢理その戒めを引き千切ろうとしているのだ。
当然、そのような事を自分の肉体の真近ですれば、ギュオーの身体も無事ではすまない。
ミシミシ、と獣神将形態の強固な皮膚が悲鳴をあげるが、ギュオーは構わず重力操作を続けていた。
戦慄するドロロに、ギュオーが不敵な笑みを投げつける。

「リナ殿！ 急……」

「おーけぃ！ いい仕事したじゃない、ドロロくん、割と全速でそこ離れないと、巻き込まれるわよっ！ 」

「！ 承知ッ！ 」

「き・さ・ま・ら……！ 」

唸るギュオーを置き去りに、俊敏な動きで離脱するドロロ。
それを確認し、リナが詠唱を開始する。
次々と並べられる力ある言葉が、ギュオーに焦りをもたらす。

ksk

ｋｓｋ

ｋｓｋ

「黄昏よりも　昏きもの　血の流れより　紅きもの」

「おのれッ！ 」

「時の流れに埋もれし　偉大な汝の名において　我　ここに　闇に誓わん」

「こんなッ！ こんな物ッ！ すぐに引き千切って……」

「我等が前に立ち塞がりし　すべての愚かなるものに」

「グッ……」

「我と汝が力もて　等しく滅びを与えんことを！ 」

「おおおおおおおおおおおおッッッッ！！！ 」


追い詰められ、遂に全力で自分の内奥を中心にした重力の爆発とも言うべき強力な波動を放つギュオー。
ロープは千切れ飛び、ギュオーは来たる強大な魔術に耐える為、バリアーを展開しつつ、飛びながら後退する。
滝を数十ｍ先から見下ろせるくらいの位置まで後退したところで、ギュオーは異変に気付いた。
宙空に浮かび、バリアーを張っている筈の自分の目前に……収束されるように、赫い光がどこからともなく集まっている。
その光はやがてギュオーを包み込み、閃光を放ち――――。

　　　　　　　　　　　 ﾄﾞﾗｸﾞ･ｽﾚｲﾌﾞ
「――――――――竜破斬！！ 」



爆発した。
その規模は先ほどの火炎球などとはまるで規模が違い、ギュオーを中心とした数十ｍ四方が、一瞬で消し飛んだ。
地形を削るようにその光は暴れ続け、"滝の始まり"を20ｍ程早めるに至り、ようやく収まった。
ギュオーが空中にいたのが幸いだったことは、ドロロの目にも明白だった。
もし彼が地上でこの術を受けていれば、あの光はこの崖をも完全に崩し去っていただろう。
地形が変わった為、数秒滝が水を流さなくなり、リナが一息ついたころにようやく、元のように水が下方に流れ始めた。

ｋｓｋ

「すさまじいでござるな……」

「本当はこんなもんじゃないんだけどね。なんかここ、精神世界との同調がし辛いから。
　あのくらいの威力で済んでよかったよ、ウン。結果おーらいってやつ？ ……っと、こりゃいかんわ、気分悪い」

歩み寄り、呆れたように言うドロロに、リナが軽く返して、フラっと倒れこみそうになる。
ドロロは気を抜かず敵の姿と気配を探そうとするが、分身を多数使った彼にはもうそれ程の集中力は発揮できなかった。
ドッと押し寄せる疲労に、一瞬目眩を覚えるドロロ。


――――これは、疲労による物ではない。


ドロロの鍛え上げられた直感がそう告げ、リナを掴んでその場を飛びのかせた。


「ド、ドロロくん！？ 」

「急な殺気ゆえ、御免！ 」


直後、リナたちが先ほどまで居た地面に亀裂が走り、衝撃波が地殻を吹き飛ばす。
見れば、崖の斜面から続くトンネルが、立った今地面に開いた穴に続いていた。
そこから姿を現したのは他の誰でもない……リヒャルト・ギュオーだった。
その姿は正に満身創痍、といった有様で、全身から血を流し、頭部にあった立派な角の片方が折れてなくなっていた。
歴戦の暗殺兵であるドロロですら目眩を覚えるほどの憎悪と殺気を撒き散らし、宙に浮かんでリナたちを睥睨するギュオー。
搾り出すように、笑い声をあげる。

「ク……ククククク……グァッハッハーッハッハッハッハッハッハ！！！！ 」

「うっそぉ……竜破斬をまともに喰らって……生きてる……」

「―――――怪物でござるな」

驚愕する二人を睨みつけ、ギュオーは地上に降り立った。
一歩一歩近づいてくるギュオーを牽制する為、リナが精神の疲労を押して12本の"炎の矢"を放つ。
ギュオーはそれを事も無げに重力波で自分に到達する前に地面に叩きつけ、悠々と歩き続ける。

　ﾊﾞｰｽﾄ
「"烈火――――"」

「遅いわッ！！ 」

リナが強力な攻撃術を唱えようとした瞬間、爆発的な加速でギュオーが迫り、リナの喉を片手で掴んで持ち上げた。
疲労で反応が鈍ったが、ドロロもギュオーの後ろに一瞬で回りこみ、リナを助ける為に攻撃を仕掛ける。


「かっ……」

「ふん、やはり声が出せなければ魔法は出せないようだな……しゃっ！！！ 」

「ぐぅっ！！ 」

背後に回りこみ、手刀で攻撃を仕掛けようとしたドロロを、ギュオーの指突が襲う。
ギュオーの鋭い指はドロロの左眼窩を抉り、眼球を切り裂いた。
視界が半減したドロロに追い討ちをかけるように、全力のパンチを見舞うギュオー。
腹部にめり込むほどの威力のパンチを受けたドロロはディパックの中身を撒き散らしながら盛大に吹き飛ばされた。
ギュオーは哄笑しながら、ドロロのディパックから落ちたおもちゃの光線銃を踏み砕く。

「ぐっ……あっ！！！ 」

左目を失い、激痛に耐えるドロロ。
彼の思考には、それでもリナを救うことが第一に来ていた。
ばら撒かれた荷物を残った右目で見渡し、なにか武器になるものを探す。

――――とはいえ、自分の三つの支給品はすべて失われた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｷﾞﾐｯｸ
ロングホーンはおとりの分身体に注意を引かせるための仕掛けに使って失った。
おもちゃの光線銃は今しがた踏み砕かれた。魔力のロープは、ギュオーに引き千切られて回収不可能だ。
ドロロが諦めかけた時、目の前に一本の匕首（あいくち）が回転しながら飛来し、地面に突き刺さった。

（僥倖ッ！）

ドロロは何故こんなものが、と疑いを持つのも後回しにして匕首を手に取った。

ｋｓｋ

「……」

「落ちたか。このまま首を圧し折ってやる」

片手で持ち上げるようにして首を絞められ、リナは既に気絶していた。
無論抵抗してギュオーを何度も蹴りつけ（主に股間を）たのだが、まるで効果はなかった。
さらに力を込めようとして、ギュオーが一瞬意識を失いかける。

（チッ……こいつらを始末したら、休息を取らねばな……）

「零次元斬ッッ！！ 」

「！？ 」


次の瞬間、ギュオーの身体の回りに、渦を巻くような斬撃の軌跡が描かれていた。
ギュオーが驚いて離した手から、ドロロがリナを掠め取る。

「よく片目で平衡感覚を失わずに正確に動けたものだな……これは何だ？ 」

「暗殺兵は視力に頼って動くようななまなかな訓練は受けておらぬ故……零次元斬。
　次元を斬り、敵を零に還す技でござる。去らばッ！ 」

斬撃が次元を裂き、その狭間がギュオーを飲み込もうと唸る。
だがギュオーは慌てることもなく、ドロロをせせら笑う。

「暗殺兵？ 先ほどは忍だと言ってなかったか？ 今の動き……片目だというのに、見違えるようだったぞ。
　貴様、他人を救うより……殺すほうが、向いているんじゃあないか？ クック……」

「……消えよ」

「バカめッ！ 」

ｋｓｋ

ｋｓｋ

動揺したドロロを一笑し、ギュオーが全身の球体―――G・P（ｸﾞﾗﾋﾞﾃｨ・ﾎﾟｲﾝﾄ）を発光させる。
同時に重力場が形成され、ギュオーを次元の狭間に落とし込もうとしていた空間の裂け目が歪曲し始めた。

「重力とは……"固定"のエネルギーだッ！ 存在を固定し、保つ……"安定"の力ッ！ 」

重力場が空間の裂け目を収束させ、通常空間に回帰させる。
ギュオーは、次元の狭間に消失することなく、再び土を踏んだ。

「なッ……」

「去らば、だ」

ギュオーの蹴りがリナもろともドロロを吹き飛ばし、滝の渕まで追いやる。
ギュオーは両手を前に構え、重力の波動を急速に高め始めた。

「君へするはずだった質問は他のケロン人にさせてもらうよ、ドロロ兵長」

「ぐ……」

「貴様等はこの私を本気で怒らせたッ！ウジ虫共が、まとめて地獄に……行けいッ！！！」



最大級の重力波が地面を割り、水面を渦巻かせながら放出された。
水しぶきと砕かれた地殻の雨でドロロ達の姿は目視できなくなる。
やがて静寂が戻り、その場に立っているのはギュオーだけだった。


「クックク……勝ったぞ……消してやった……よしんば滝に飛び込んでいたとしても、
　あの傷ではどちらもそう長くは生き延びられまい……俺は勝てるッ！ 相手が魔法使いだろうがッ！ 宇宙人だろうがなぁッ！」

狂ったように笑うギュオー、しかし再び、糸が切れるように気を失いかける。
先ほど脇に放り投げたディパックから空のビール缶を取り出し、
見る影もなく変形した滝前川の水を汲んで、プルタブを閉じる作業を繰り返す。

（とはいえ……限界か……安全な場所で……休まねば……）

途切れそうになる意識をなんとか保ちながら、ギュオーは獣神将形態を解き、真紅のプラグスーツを着込む。
そしてフラフラとした足取りで、安全に休める場所を探すため、歩き始めた。

ｋｓｋ

ｋｓｋ

ｋｓｋ

激流に流される。
だが、左手に持った少女の手は放せない。
半ば意識を失った状態で、その意志だけがドロロの身体を動かしていた。
半減し、混乱した意識の中で、ひとつの言葉がドロロの脳裏に響いている。
消えかけた思考が、その言葉を必死で否定する。

（貴様、他人を救うより……殺すほうが、向いているんじゃあないか？）

―――――違う、拙者は……。

そこまで考えて、再びドロロの思考は途絶えた。






【F-5 森/一日目・明け方】
【リヒャルト・ギュオー＠強殖装甲ガイバー】
【状態】　全身打撲、大ダメージ、疲労大、気絶寸前　
【持ち物】参加者詳細名簿＆基本セット（水損失）　
　　　　　E:アスカのプラグスーツ＠新世紀エヴァンゲリオン
　　　　　空のビール缶（大量・全て水入り）＠新世紀エヴァンゲリオン
【思考】
1　優勝し、別の世界に行く。そのさい、主催者も殺す。
2　安全に休めそうな場所を探して休む。
3　油断なしで全力で全て殺す。
4　ケロン人に会ったら降臨者との関係を問いただす。



【G-03/小川・水中/一日目・明け方】


【名前】 ドロロ兵長 ＠ケロロ軍曹
【状態】　軽い火傷、疲労大、左眼球損傷、腹部鈍痛、気絶
【持ち物】匕首＠現実世界、魚(大量)、デイパック（支給品一式）
【思考】
１、リナの手を放さない。
２、殺し合いを止める。
３、ケロロ小隊との合流。
４、冬樹殿含む一般人の保護。



【名前】 リナ＝インバース＠スレイヤーズREVOLUTION
【状態】　精神疲労極大、疲労大、気絶
【持ち物】確認済み支給品１、パイプ椅子＠キン肉マン、デイパック（支給品一式）
【思考】
１、殺し合いには乗らない
２、なんか術使ったらやたら疲れるなぁ

【支給品解説】

アスカのプラグスーツ＠新世紀エヴァンゲリオン

アスカが本編で着ていたエヴァンゲリオン操縦用の真っ赤なスーツ。
実質アスカの専用着であることから、サイズはそう大きくないと思われる。
そこそこの耐熱性あり。身体に密着する為、着心地もとてもよろしい。

空のビール缶＠新世紀エヴァンゲリオン

ミサトさんがだらしない生活の上で散らかしていた『YEBISU』または『YEBICHU』という製品の空缶。
ミサトさんとの関節キスを味わえる。シンジ君に見せると露骨に嫌な顔をするかも知れない。


細いロープ＠スレイヤーズREVOLUTION

リナがザックに入れているマジック・アイテムの一つ。
小型の竜ならぶら下げられる程の驚異的な強度を誇る。

パイプ椅子＠キン肉マン

悪魔将軍がキン肉マンを凶器攻撃する際に使った武器。
折りたたみ式で便利。こころなしか歪んでいる？

匕首＠現実世界

リナに支給後、ドロロ本人が知らないうちにドロロの食料と交換される。
短刀形の暗器。

ｋｓｋ

以上で投下終了です。
ｋｓｋ感謝！

投下乙！
凄い！熱い！
いきなり凄いバトルキター！

そして、地の文でリナが均整の取れたプロポーションとか言われてるの初めて見たｗｗ

投下乙！
タイトルと最初の方の絡みで､ギャグパートかーとか､扱い酷いｗとか思ってたけど…終わってみればガチバトルという不思議！

投下乙！　楽しめました、ギャグありバトルありのいい作品でした　　

乙！ やっぱりギュオーつえぇｗｗ

投下乙！！！
普通に強eeeeeeeeeeeeeeeee！！！！！
ドロロいい感じに迷いが出てきたかな

投下乙！

いいねいいねガチバトル！
制限描写もきっちりあっていい話でした

投下乙！
ドロロかっけぇ……！行動方針にちょっと泣けたぜ
リナは食料パクるやら不意打ち火の球やら、相変わらず自由ｗ
ガイバー未把握だけど、ギュオー怖いな……

ギュオーもリナもドロロも強いな
めちゃくちゃ面白かったです
ＧＪ！

投下乙
閣下強ぇえええええ！！
しかし宇宙人＝降臨者＝カエル
こいつは予想外だｗ

投下乙！
ギュオー強えええ！！！
ドラスレ耐えるって最早人間じゃねえｗｗｗ

ところで烈閃槍って魔族以外にも効くんじゃないか？
人間がまともに食らったら一ヶ月くらい寝込むほどの精神ダメージを食らうはず。

閣下、相変わらず爪は甘いけど強いｗ
流石メガスマッシャ2連発で食らっても平然としてただけあるわ、しびれる強さだｗ

>>805
魔族とそれ以外じゃ効き方が違うから
そこで見分けたってことじゃね？

獣神変した姿は魔族と間違われてもしかたないなｗ

一応、アルカンフェルを除けば最強の獣神将だしな＞閣下

宇宙人＝降臨者＝カエル
は個人的に一番吹いたｗｗｗ

乙ｗｗ
今の閣下をアスカが見た日にはもうｗｗｗｗ
はわわｗｗｗｗｗｗ

それにしてもリナの行動にリナらしさが出てていいな
今砂ぼうず見てる途中だから外道さが心地いいや

変なおっさんが自分のプラグスーツ着てるんだ…いくらアスカとは言えショックで寝込むかもしれんｗ

しかもスーツの下は全裸だからな。
俺がアスカの立場なら二度と着ない。

いや待て、そもそもあのプラグスーツはアニメを見るに全裸で着るものらしいぞ
つまり閣下は何も間違って……ごめん、自分がアスカだったら倒れる

しかし、この二人この状態で川の中となると窒息死とかもありうるぞ、早く、早く助けの手をー！

乙！
閣下ｗｗｗｗさすが強さとネタ属性が同居するお方ｗｗｗｗ
化け物なのになんか抜けてるんだよなあｗ

そしていつの間にか用語集に閣下の項目がｗ
ていうか何気に増えてるな用語集

全裸に自動的にフィットするからな……

裸＋ピチピチ＋おっさん
…嫌だぁぁぁ！！！

というかさ、シンジがアスカのプラグスーツ着た時はなんかずっと股間を隠してたんだけどさ
これってもしかして女性用って事もあって男性と差異がある部分は凄いことになるってことじゃ……

か、閣下ーー！！wwwww

しかしドラグスレイヴが出たってことはまわりへの影響もそれなりにあるかな？

なんかもっこりしてるんだろうな

>>821->>822
なんという絶妙なコンビネーションｗｗｗｗｗ

ダメージを食らってもっこりしてる？
変態だｗｗｗ

遅れましたが投下乙！
閣下ｗｗｗアスカ不憫すぎるｗｗｗ
そしてドロロとリナ、はじめギャグ＆ほのぼのモードだったのにこんなに熱い戦闘を繰り広げてくれるなんて……！
2人とも無事でいてくれー！
楽しかったです！！！

k　閣下の
s　素っ裸スーツ
k　クオリティ

……この変態ども！なんでうちのロワは幼女とか変態がえらいことになるんだｗｗｗ

ギャグから戦闘への空気の切り替え方が上手いなあ、ＧＪ

えらい感想の数だなｗｗｗｗｗｗ
てか眼が抉られるってなにげに痛々しいな。

>>828
そうだったｗ
あまりの存在感の薄さに忘れてたｗｗｗ

今のところ負傷がほとんどなかったから、ドロロ＆リナかなりきつそうだな
とくにドロロは早く川から上がらないとまずい

今負傷してるのってこの二人と脚折られたホリィくらいだよな、たぶん

リナって胸の大きさにコンプレックスがあった気がするんだけど（もちろん貧乳的な意味で）。
たしか劇場版か何かで「ムネナシ」と連呼されて苛立っていたと思うのだが。
で、そのリナを「均整の取れたプロポーション」と形容してしまうとなんとなく違和感を感じるんです。＞by規制中の人
　
らしいんだがどうする？
自分は、胸が無くても全体としてのスタイルが良いって意味で「均整の取れたプロポーション」を見ていたんだが

ケロサツキあとナントカの人まだかな

実はリナって回復魔法使えるからちょっとした傷ぐらいなら治せるんだよね。
潰れた目とかは治せないけど。

>>831
均整の取れたプロポーション＝ロリ体型＝kskロワ住民を魅了してやまない！
と考えれば納得できるｗ

こちらにも返答しときますｎｅ

その描写についてはなんというかバランスはいいけど、個別で見るとねえ……的なニュアンスを地の文に入れて、
それにリナが突っ込んで暴れる・・・みたいな展開を当初は入れてたんですが、なんか綺麗に1レスに収まらなかったので削っちゃいましたﾃﾍｯ
たしかにリナの貧乳コンプレックスはキャラ的にも大事な一要素ですし、読み手の皆様に誤解を招く恐れがあるならば、当該部分を削除することに異議はありません。

>>831､>>833
って意見もあるし､大丈夫じゃないかな？
　
>>832
仕事長引いてるんじゃないか？
今時残業で0時越えとかザラらしいし…温かく待っててやろうぜ

プラグ閣下の絵面を想像したら危うく気絶しそうになった
誰かアイコラ作ってｗｗｗ

果たして閣下は閣下という徒名に恥じぬサイズなのか、それとも本質の小物と同じく小物サイズなのかそれが問題だ…

すみません遅れました。
今から前投下作の修正をしてまいります。
修正点は、
☆ハルヒのキョン妹に対する反応
☆ヴィヴィオの容姿表記
です。

成るほど！！作中で大したつっこみが無かったのは
ピチピチでもわからないくらい閣下のが小物だったからなんだ！！！

原作漫画だとブリーフ姿を疲労していたような＞閣下