1 :
創る名無しに見る名無し:
乙
乙です!
5 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/23(日) 20:59:44 ID:vpDTJmZb
スタジオアルマジロβでやれば良くね
いま空いてるし
なにそれ
>スタジオアルマジロβ
初耳w
8 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/23(日) 21:03:11 ID:vO/q1Sbt BE:1849570496-2BP(0)
ロリババァスレのいろいろって持ってこなくていいの?
持ってきた方がいいだろうか?
持ってくるとしたら、ネーミング案とかかな?
SSは容量大きすぎるからアレだけど。
まとめ希望
11 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/23(日) 21:09:46 ID:nDEArETD
いやそんないきなり言われても
ずっとこっちでやってきたのに
>>9 まとめは重要だと思う
いろいろ複雑になってるし
とりあえず、ライターやりたいって人は
自分でタグくらい打てるようにならないとダメなんだぜ
まとめはいま作ってるよー
16 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/23(日) 21:17:12 ID:vpDTJmZb
スタジオに移転すれば職人がまとめてくれるけど
ここでずっとやってるならやむ無しか
>>12 とりあえずキャラの設定とかはまとめましょうか。
SSとかはまた考えましょう。
>>13 おれは一応打てるよ。
ひっそりとサイトやってるので。
ここでは関係ないから言わないけどw
>>11,16
ていうかどなたたちですか、あなたがたw
ギャルゲのライタが覗きに来ましたよっと
今動いているノベルゲーの企画
ロリババァノベルゲーム:タイトル未定
メインヒロイン
アンナ=マリー・グリニッジ(アンナ)
イギリス出身
サブヒロイン1
イレナ・シュトラスカ(イレナ)
ポーランド出身
サブヒロイン2
薬丸凛子(やくまるりんこ)
日本・薩摩出身
サブヒロイン3
西郷真子(さいごうさなこ)
日本・会津出身
サブヒロイン4
クラリッサ・コーデリア・フォン・アイブリンガー・ウント・フォン・ヘルリング
(クララ)
ドイツ出身
サブヒロイン5
エリザベータ・ベリンスカヤ
(リーザ)
ロシア出身
隠しキャラ?
琳媽(リン・マオ)
中国・福建省出身
とりあえずキャラ一覧みたいなのを上げてみる。
能力とかはどうする?
と言っても、おれが書いてない奴はわかんないところも多いんだけど。
エリザベータ・ベリンスカヤ
(リーザ)
ロシア出身
かなり露出の高い服装。(あの画像参照) 後に主人公にコートを貰うが「なんかより露出狂っぽい」と顔を赤らめてのコメント。
上記からも分かるが変態。ドSかドMか分からない。
ヒロイン中一番の巨乳。(Cくらい?) 見た目も中学生くらい。ごめんなさい、ロリじゃないかも。
そんな服装でもトカレフTT-33を隠し持ってる。
キスすることで相手の精力を奪い、行動不能(軽い疲労〜死亡)にすることが出来る。(スピリチアとかではない)
何気にチャラチャラしてるけどやる時はやる。
とりあえずこれだけ考えた。どうやって主人公と会わせるかはまだぼんやりとしか決まってないや。
>>21 サブヒロイン5はお任せして良さそうね。
SS書いたキャラに関しては、書いたものに沿って設定らしき物は書けると思うんだけど。
>>22 まぁ、その通りなんだけどwikiでトカレフTT-33の項目みてたら色々思い付いた。
既存のSSとの兼ね合いから主人公との上手い出会いが思い付かん。まぁ、候補はあるんだが。
前スレは埋まったね お疲れ様です
>>23 おれが少しだけ思ったのは、
やっぱサキュバスだからさあ
主人公を見て、
舌なめずりして、
「……ふふふっ……お い し そ う」
ってのは妄想したなw
書き始めるにあたって主人公の名前が分からない俺。
>>25 あ、決まってないんだわw
だからおれも今まで、「お前」とか「貴方」とか「お兄さん」としか言わせてないよwww
mjd
一人称か三人称。やっぱ一人称?
>>27 とりあえずおれが書いたサブヒロイン2と4、それとアイヤーは、主人公が出てるところは主人公視点の一人称で書いてるね。
出てないところは三人称で書いた。
サブヒロイン1を書いてくれた人は、それに合わせて書いてくれたんだと思う。
サブヒロイン3は、まだ主人公に会ってないからねw
まあ、とりあえず書いてもらえば。
まだわからんし。
えぇと、季節は?
あと前スレ997さん
3Dモデリングの人ですよね?
一応剣道部主将との対決の時と、最後の稽古の時って、
一応胴着の色は違うんだけど、
もしも色同じで考えてるなら、それはそれで良いですから。
勝負の時はそれ考えて、色はわざと描写しなかったので。
だから白道着で作っちゃったなら、それでいきましょう。
>>29 おれは特に季節は描写しなかったですね。
冬でないのは確かですがw
鎮守の森に木々が生い茂ってたりしますから。
多分そこは書いた者勝ちですよ。
>>28 あーい、サブ3パートも主人公の近くに来たら「ぼく」一人称になりまっす
季節は晩秋から巡る予定なので合わせますw
トリがまた……
そうか……
サブヒロイン3の時、まだ寒さが応えるみたいな事書いてましたね。
まあまだ主人公と会う前だしw
今サブ2と4、アイヤーの特殊能力みたいなのをメモ的に書いてるんですが、
サブ4のクララがまだ明確で無い事に気付いてしまいました;
凛子はとアイヤーは大丈夫だと思う。
クララは水関係とか機械関係を考えていたりいなかったり
>>35 とりあえず暫定として、今書いてる奴投下しましょうか?
クララ
魔弾の射手
絶対回避不可能の銃弾を放つ。
どうやらクララが所有する火器の類は、クララが触れると発動する魔法が掛かっているらしい。
薬丸凛子
剣化
手にした物体に自分の気を注ぎ込み、刃と化す能力。
直接触れている間は、気力が続く限り継続可能。
物体が大きくなればなるほど、消耗する気力は大きくなる。
また、核となる物体その物の強度なども影響する。
一度剣化して手から離れたものは、注ぎ込んだ力の量によって差はあるが、
概ね数秒から数十秒でその効力を失う(つまり投げつける事は可能)
琳媽(リン・マオ)
仙術
変化や隠形(おんぎょう)の術に長ける。
また、ムシロに乗って空を飛ぶ。
体術
カンフーに似た武術を使う。
見た目は子供だが、大の大人を吹っ飛ばすほどの力を発揮する。
門派は不明(おそらく無し)
秋も終わり。どうやらこの時期の暦と気候の関係は良好らしい。
周りの冷たい空気を遮断する様に黄土色のコートの襟を立てる。
深夜の張り詰めた空気を感じながらゆったりと歩みを進める。
僕の夜歩きはもはや習慣となっている。これをやるといい感じの疲労がたまり、よく眠れるのだ。
少し歩くと道端で誰か倒れているのが遠目から見受けられる。
正直、面倒事は引き受けたくないがここは一本道。一瞬迷ったがどうせ酔っ払いか何かであろうとそのまま歩みを進める。
一歩また一歩と近付き、輪郭がはっきりした時。僕はド肝を抜かれた。
外人の女の子だ〜とか、なぜこんな時間にこんな場所で!? だとかはその扇情的で過激な露出な服装に全て食われてしまう。
「お、お〜い。大丈夫か」
思わず駆け寄ってゆさゆさ。数秒後にこれは酔っ払いよりも数段、面倒なことなのではないかと気付き、手を止める。
「う、う〜ん」
が、それも空しくこの少女、間も無く目覚めるらしい。しかし、よく見れば中学生くらいでかなり可愛いではないか。
それにしてもこの年齢でこの性癖とは……やれやれ先が思いやられる。可愛いしもったいないと言うべきか貴重だと言うべき。
――不意に唇に柔らかい感触。思考は一切中断され、なぜ? というワードだけが支配する。
「ふぅ、ごちそうさま。助かった」
キスから解放された僕の身体は疲弊して、膝ががくっと折れた。経験はないがキスだけでこれほど疲れないはずだ。
「別に。精力を貰っただけだ。それにしてもお前跪いてるみたいだな」
ふふっとなんか満足げに笑う。やはり変態か……。それにしても発育いいなァ。
「おい。そんな格好で何してる。場合によっては通報するぞ」
「何だと。これは私――エリザベータ・ベリンスカヤの普段着だ。この国では駄目なのか?」
天然の変態の様だ。そういえばこいつナチュラルに日本語話すから気付かなかったが外人だっけか。
「お前、どっから来たの?」
「お前ではない。リーザと呼ぶがいい。そして出身はロシアだ!」
「ロシアでもその格好だったのか?」
こくこくと頷くが流石にコートは着ていたらしい。でも下にそれを着ている時点で結構アウトだ。
「ウォッカ飲めばあったかいし大丈夫だ」
「いや、未成年は飲酒出来ないでしょ」
「それもこの国の風習か」
さっきからバリバリと日本語喋るくせに日本の事を知らなさすぎる。
「ふふ、でもより露出狂みたいになったとは思わんか?」
顔を赤らめて言う台詞とはほど遠い。突っ込んでやろうかと思ったがなんだか嬉しそうなのでやめた。
「ふふっ、これは礼だ」
腰を曲げ、立て膝の僕に再びキスをする。甘い感触はなんだかんで嬉しいが、やっぱりだんだんと力が抜けてきていて、そのまま前方に倒れる。
リーザは受けてはくれず、避ける。その為、地面にそのまま倒れ来んでしまった。
「ふふ、美味しい精気をありがとう。これでまたしばらく活動出来る」
じゃっ、と片手を上げて走り去ってしまう。冷たい空気と地面に挟まれた僕は惨めにもその場から動けずもがいていた。
「さ、寒い」
びゅうと吹く風が心身ともに酷く堪えた。
我ながらこれは酷い。
40 :
ミスったw:2008/11/24(月) 01:28:05 ID:RqwlaCja
>>38 「で、その日本語はいつ覚えたんだ?」
「何年か前に日本に住んでいたからな。随分と様子が変わったなぁ」
「ふーん」
とりあえず深く突っ込みしすぎるとなぜか地雷を踏む予感がするので流しておこう。
「まぁ、とりあえず着ろよ」
黄土色のコートを脱ぎ、リーザに手渡す。
「い、いいのか? 寒くないか?」
「いや、お前のが寒そうだろ……」
「いい奴だな。皆、私を好奇かつ白い目で見るくらいしかしなかった。話してくれたのはお前が初めてだな」
そう言うとコートをいそいそと着始めるがやはりデカくぶかぶかになってしまった。
「ふふ、でもより露出狂みたいになったとは思わんか?」
顔を赤らめて言う台詞とはほど遠い。突っ込んでやろうかと思ったがなんだか嬉しそうなのでやめた。
「ふふっ、これは礼だ」
腰を曲げ、立て膝の僕に再びキスをする。甘い感触はなんだかんで嬉しいが、やっぱりだんだんと力が抜けてきていて、そのまま前方に倒れる。
リーザは受けてはくれず、避ける。その為、地面にそのまま倒れ来んでしまった。
「ふふ、美味しい精気をありがとう。これでまたしばらく活動出来る」
じゃっ、と片手を上げて走り去ってしまう。冷たい空気と地面に挟まれた僕は惨めにもその場から動けずもがいていた。
「さ、寒い」
びゅうと吹く風が心身ともに酷く堪えた。
>>37-38 うーん。
やっぱり変態? さんって難しいですよね。
言葉遣いがメインヒロインと似てきそうなのは、同じ様な人外って事でいいのかもしれませんが……。
もうちょっとお色気ムンムン系でも良かったかもしれませんねw
でもとりあえずサブヒロインは一通り何らかの形で出ましたし。
乙です。
さて、メイン考えるか。
多分投下は明日以降。
もちろん他の人がやってくださってもいいですよ。
>>43 把握
とりあえずみんなが手を出し事を躊躇してたキャラですからね。
なんか朝起きたらベッドに潜り込んでても不思議じゃないなwww
>>45 とりあえずおれが書くとしたら、黒のワンピースとか着せて登場って事になったと思うんですが、
あの絵がありますから、なかなかねーw
やっぱりビジュアルのインパクトが。
18禁じゃないのがなー
つーかメインヒロインもこの口調? もっとかるーくしなければ……
そこがあれだ、腕のみせどころですよ?w
制限を逆手に取るかのように
いや、メインヒロインはね、もう前スレの607と608で過去編書いちゃってるんですよ;
ちょっとエヴァちゃん意識したところあるんで。
かるーくねえ……一応一番ロリババァらしくしたいと思ってるんですが。
18禁云々は、仕方ないところあるんですよ。
ここでそれやっちゃうと、エロ関係オッケーなところ行けってはなしになっちゃうし。
少なくともモロなのは無理ですね。
むしろ18禁じゃないのにこんなに官能的なのか、みたいな表現を
そうそうギリギリで逆にエロい表現を目指してみようという
>>50-51 お色気担当はリーザに一任したいなーなんて思ってたりw
まあ、姿は少女でも中身は老獪な存在なんで、
思わせぶりなセリフで主人公を振り回したりって展開はいいと思いますけどね。
子供だったら無邪気にやっちゃうドキッ! な場面を、それこそ裏切っちゃったりw
「ねえ」
リーザは人差し指をすっと伸ばすと、僕の顎の下に軽く当てがった。
見上げてくる瞳。瞬きすらしない。甘く苦い永遠が僕の思考を絡めとる。
このまま目の中に溶け込んでしまいそうだ。それはとても純粋な、憎悪のかたち。
二人の心はやがて静かに離れる。
彼女の目には確かに涙が浮かんでいるようにも見えた。
踵を返すリーザ。彼女の眼には一体誰が映っていたのか――
そうそう。
前スレで投下された各キャラのSSなんですけど、
今のところまだまとめサイトとかないので、
それ出来るまで、うちのサイトで一時保管しましょうか?
他のコンテンツがありますし、おれが書いたのばっかじゃないんで、
ずっと置いとくって訳にもいかないんですが。
でもスレが落ちたら読めなくなっちゃいますし。
まとめサイトが出来たら、その時点で削除しますが。
いかがでしょうか?
なんてねw
おっとっと
>>54 俺のは好きに使ってください
走り書きみたいなのしかないはずだし
他の作者さんも問題になさらないと思いますです
>>57 まあ、とりあえずみんなで動かしてる話ですし、
うちは一応容量制限あるんで、
他のコンテンツの事も考えると、永遠にアップし続けるってのも多分出来ないんで。
まあ、自分が書いてる奴から作業にかかります。
というか、読めなくなるのは惜しい。
ログは残ってるからデータはもっとけるんですけどねー
取りあえずtxtで手元に置いておかれてれば問題は生じないでしょうし
18禁?
官能は身体の触れ合いじゃなく、心の交感から生まれるんだ
媒介はどんな些細な瞬間でもいいのさ!!と思ってる人です^^
>>59 そうですね。
でもまあ、これから新規さんが来てくださった時に慌ててってのもなんですから。
サイトやってる関係上htmlのテンプレみたいなのは作ってるんで、作業自体はそんなに手間でもないです。
もう凛子SSは一応html化出来ましたし。
コピペすれば済むんでw
とりあえず自分で書いた奴だけでも、早いとこお見せ出来る様にしますよ。
了解
乙かれ様です……
いやほんとお疲れ様です
まとめるとまた読みやすいね
>>63 そちらの分はクララ過去編って事でやっておきましょうか?
あれだけですよね?
ハイあれだけです
もう少し追加した方がいいかな?
>>65 とりあえず落ちたら読めなくなる分をって事なんで、
改変する分はまた別としましょうか?
>>66 ああ、アンナ登場編入ってるじゃないですかw
とりあえずそっちに全て収納されたら、こちらは引き上げますよw
まあ、自分で書いた分は置いといてもいいのかも知んないですが。
っていうか、SS書いてから凛子萌えなんですよね(ヲイ
>>66はログイン梨で誰でも追記可能、新規作成も可能
ただし削除とかはありませんって感じです
手伝っていただいても構わなくてよ?w
ていうか、SS単体としてのよみやすさは
>>62のがよさげ
で、校正や改変したい人は
>>66に追記していっていただけるとハッピーかも
>>67 正直凛子ちゃんはかわいいので、どう真子ちゃんであれしようかと楽しみ。。。
>>68 一応小説関係のサイトなんで、ある程度自分で読みやすい形ってのがわかってるのでw
だから、あれは行をそろえてます。
ゲームのテキストとしては、逆に改行が邪魔でしょうね。
うちでアップする時は、読みやすさ重視しちゃうんで、改行入れますよ。
>>68 追記
手伝える事は手伝いますけどw
凛子は正直、自分でも予想以上に力入っちゃいましたw
でも「歩く日本刀」なんだよなーw
そしたらできれば、SSはこのままメンテしていただけると助かるですよw
検索性とか以前に、かたちになった読み物で見てもらえるものがあるってのは
とても大きいとおもうのでー
改行あったほうがタグ入れが楽です^^
>>70 日本刀を倒すにはM2キャリバーがいいってトリビアでやってたー
>>71 それは
>>66のサイトでメンテって事ですかね?
一応複数のライターでやってるので、人が書いてるのをいじるのはなかなかw
まあでも、手伝いはするって言いましたからね。
>>73 特殊能力と所で「剣化」って書きましたけど、
簡単に言うと凛子って、「剣気を肉体という鞘に収めてる」存在なんですよね。
というか、電波がそう告げてますw
>>74 ああいやいや、
>>66と平行でそっちのSSまとめを維持していただければと
言葉足りずにすんませんですよ
「剣気を肉体という鞘に収めてる」←なんかこの表現エロいw
>>75 ああ、こっちですかw
うーん。
まあ、いつも自分のところでやってる奴ほど容量は少なそうですから、出来るだけやってみましょうか。
エロいかなあ;
あんまりそこまで考えてなかったなあ。
構えは刀身を立て、呼吸が動いた一瞬に打ち込み!
その精神を肉体に宿してるってことか
>>デムパ
違った
× 自分のところでやってる奴ほど容量は少なそうですから
○ 自分のところでやってる奴ほど容量は大きくなさそうですから
>>76 うん、お手数でございますがよしなに
ほら剣ってもろ男性原理だから
いやでも、リョナゲー路線としてそういう表現をむしろ強く推奨したいところ
おとなしめに見えて実は恋も突発過激なスタイルなのかな
うふふ
>>79 まあゆっくりやりますね。
今回は取り急ぎやったので。
もうちょっとこの活動自体のことにも触れたいですし。
多分うちのお客さんびっくりしますからw
>>77 >>79 まあもっと単純に考えてますよ。
一言で言うと、凛子が持ったものは全て凶器なんですw
まあ疲れないで済むのは精々物干し竿くらいまでですが。
>>81 あい、無論ペースややりかたなどはお任せする次第
持つものすべて剣にできる子に対抗するには、うーん
やっぱり飛び道具かな。。。切り払われまくりの絵が見えてくるようだけどw
>>81 なーるD−LIVEじゃないけれど概念武装賦与みたいな感じね
というか時限なら対峙が疲れるイメージが…
打ち込みはホント弾かれたように終わってるもんねー
物干し竿ってあの銘刀かおwww
薬丸野太刀自顕流に 構えは存在しない
構えとは 防御のための型であり
自顕流に防御の技法は 存在し得ないのである
(シグルイ風に)
>>82 >>83 もちろん斬る斬らないは凛子の意思次第ですけどね。
あと、手にしたものの間合いに入って無い物は斬れないですね。
そこまで凄くはない。
物干し竿ってのはあの名刀ではなく、本物の物干し竿ですw
もちろん本物の刀とかだったら、負担は少ないけど、
この国には銃刀法なる悪法が(嘘
>>84 そうそう。
だからあのSSでそういうセリフ言わそうかと思ってたんですけどね。
凛子良い子になってしまったんで。
「あの構えって、示現流の?」
「蜻蛉です」
「え!?」
「あれは蜻蛉です。うちの流派に構えと言うものはありません」
「……はあ、そうですか……」
割りばしでちり紙を斬る人はすごいよな…
木刀で綺麗に切断された床柱とかかっこよすぎないか……
だからそれ系のエピソードをひとつよろしくお願いしますw
そうすねー
一応書いた人的には、凛子は主人公が目覚めるまでの間は、
主人公を護る方向に動くと思ってるんですよ。
だから相手が強ければ、凄い事するでしょうねえ。
専用スレになったしトリップつけることにした。一応モデリングの人です
また遅レス、横レスな上、次反応できて夜です。
>>30 一応白道着……なのかなぁ、あれ。道着に見えないこともないって状態。
道着のパーツがないのでそれっぽいものを組み合わせただけです。
竹刀パーツもないし、できるだけ描写に合わせるようにするけど、
それっぽい衣装で勘弁してもらえるとありがたいです。
>>89 了解です。
そうかー 色々制約あるんですね。
とりあえずこちらとしては絵はどうにもできないので、
絵師さんにお任せするしかないです。
よろしくお願いいたします。
じゃあ俺はトリ外そうw
時間が空いたらまたお邪魔します
ぱssがいるのかな?
あれ、見るのにもpass要求されてます?
ログインしなくても読み書きは可能なはずー
要求されてるようです><
mjd
手元では再現性がないw おっかしいなー
確認。
乙です
これ以降SS管理はX2a氏のサイト、進行状況把握、ログ管理はS4k氏のって住み分けるのかな?
うん、そうできたらありがたし
まあ管理と言うか、
うちは新規の人にも読んでもらえる形で置いときますよって事で。
あくまでも読み物としてねw
やっと追いついた
あと収録は別に構いませんよ
>>102 はいはい。
リーザですよね?
まあ投稿していただいたばかりですから、1週間か十日くらいしてからにしましょうか。
スレの進行が加速して読みにくくなったら繰り上げましょう。
なーんて事を言って野暮な奴だ
そんなに引っ掻き回したいか?
くいつくな
悩ましいなあ。
次に書くSS。
アンナ登場編(新規)
クララお呼ばれ編
凛子デート編
どれが読みたい?
つーかどれがまず欲しい?
アンナきぼん
>>108 まずぁそうなるやねw
また一番時間掛かりそうな奴をwww
了解。
あとの二つも予約ねw
>>110 了解です。
すぐにやった方がいいよね。
SSはどっちにしろ時間掛かるから。
なんせメインヒロインだし。
あと錬金術師、出さないといけなさそうなんだけど。
名前出していいかねえ?
俺は全然おk、それは書いた人優先と心得てます
>>111 どういう扱いになりそう? そっちの使い方次第ではこっちでも出すかも。
まぁ、投下を待つか。
クララ過去も錬金術師だったけど名前は出してなかったよね?
X2氏に一任でー
>>112 更新完了。
一応チェックしといてください。
>>113 扱いと言うかね、とりあえず名前出して、忌々しい思い出に浸る、くらいなんだけどw
まあまだこっちも書き始めたばっかだし、まだまだどう転んでもオッケーですよ。
一応カリオストロにしたんだけど。
月並みだなあw
稀代の詐欺師www
>>115 とりあえずビジュアルがワラキアorスカリエッティぽいのは譲れないなww
>>115 ウホッ いい迅速な対応誠に感謝です
カリオストロいいねー
>>116 ビジュアルは言及しないよw
まあ名前も今回は止すか。
名前を口にするのもいやだって事でw
マヌケな話だが、今重大な事に気が付いた。
メインヒロインって、一番最初に出てくるんだよな?
考えたら今まで、サブヒロインは散々書いてても、一切言及してないわ。
そうねwwwww
メインというからには、主人公にメインで絡む人なわけです
それなのに主人公とメインが手薄。。。アフリカではよくあること
なんでアフリカwwwww
まあでも、今まで登場編しか書いてなかったから、何とかなるかもしれん;
帳尻をあわす方向で考えるとしよう。
これもアンナ=マリー様を差し置いて凛子ちゃんに萌えた呪(ry
――ぼおっとした頭に声が響く。それは目覚めを促す甘い指図。
目を開くとあの少女――リーザがのしかかっているのが網膜に映る。
慌てて体を起こそうにも金縛りにあっているかの様にまるで動かない。
「ふふ、ふふふ。大丈夫、私がちゃんと気持ちよくしてあげる……」
とろんとした視線が僕の視線と交錯する。あぁ、言葉がまるで頭に入って来ない。
「ほら……」
ただでさえ布地の薄い服装が解かれ、一糸纏わぬ姿となる。乱れた髪、白い肌、膨らんだ乳房。全てが僕を魅了していた。
「どうだ。何か言ってみろ」
「あ……あ」
意識があやふやで思考が纏まらない。まるで言葉にならない。
「ふ、ふふふ。結構」
リーザは抱き付き、胸の生暖かく柔らかい感触を僕に感じさせる。
そこでやっと自分は何も纏っていないことに気付く。
「あぁ、心臓の音。すごくドキドキしてる」
リーザの顔がすぐ近くにある。距離にして恐らく数センチとないだろう。
「ふふ、これは礼だ」
くいっと顎を指であてがわれ、そのまま接吻。鼻孔から甘い匂い、唇には甘い感触。
そのまま体中の力が抜けて行く。あぁ、瞼が重い……。このまま落ち……ていって……しま……う――。
「って、オイ!!」
非常に勢いのいい目覚め。妹に起こされないのは久し振りだ。
しかし、それが“爽やか”だとは到底言えない。何なんだあの夢は――。
っと、ここで嫌な予感。布団の中に何やら変な感触。そしてそこを見てみると何か膨らんでる。
まさかと視線をずらすと昨日のコートがハンガーにかけられている。間違いない。
「おい、何でお前がこんなところにいるんだ」
「この国の神話は私が崩した!」
さらに視線をずらすとどうやったのか窓が開いている。ここから侵入したらしい。なんか寒かったのはこのせいか。
「コートを返しに来たのか? つーか昨日、帰るの大変だったんだぞ!」
「まさか、あれは重宝させて貰う。だからしわにならん様にかけさせて貰った」
後半は都合よく聞こえなかったのか一切のスルー。
そしてどうやら僕のコート所有権は晴れてリーザに奪われてしまったらしい。
「それより出て行ってくれ。もうすぐ妹が起こしに来る」
「なにい、妹だと。やらせてくれ!」
「ばっ、何を言って」
「私は両刀使い。むしろそっちが……おっと」
バッと布団から飛び出し、ハンガーごとコートを奪って窓から逃走する。
「ではまた会おう! シュワッチ!」
突然の人間離れした動作に呆然としベッドから動けずにいた。
しばらくして妹が起こしに来て、昨日の夜振りに平和な日常が再開する。
「それにしても、あの夢……」
少しだけにやにやしてしまったか、妹にやらしい顔と指摘されてしまった。
了
この冬は不人気なんて言わせないぞっ♪
シュワッチじゃねえwwwwww
ううむ、危ないがR-15ぐらいに収まってるかな
いいじゃないか
>>123 乙です。リーザw
おもろいなぁ
>>124 現状確認にリプライつけました。確認お願いします。
大丈夫。まだ行ける!
続きですね。妹の正体に感づき、離脱しました。
>>125 あい、確認&お返事しました
アカウント発行したのでご確認よろですよ
>>128 アカウント&ログイン確認しました。ありがとうございます。
今のところ怖くて名前以外いじってませんがw
>>130 そういやアイヤーって3Dモデル無かったですね。
前のイラストみたいな感じで作れたりします?
>>130 あい、了解ー
男性モデルはPoserなら買ってあるんだけど、さすがに絵柄合わなさすぐるw
ああ、それとwavをoggにエンコしました
むこうの添付にて
あと添付ファイルのアクセス制限が効いてないので、後でhtaccessいじります
>>132 うーん。
現状女の子が胸でか過ぎる傾向はあるなって思うんですけど。
これはソフトの問題なんでしょうから、しょうがないっすね。
都度都度で貧乳レタッチするしかないかも
GIMPかSAIの自由変形でいっぱつですよ
ああ、そうですか 良かった。
まあテストですもんね。
一応年齢的に体型はねw
個人的にひんぬーの方が好きってのもありますが。
正直ロリの自覚は無いw
アンナSS、九時までに上がったらアップします。
ちょっとこれから朝早くなるんで。
それとね、ちょっと妙な性癖を加えてしまいました;
もしかしたら早朝にアップ出来る隙は出来るかもですが。
あいあい
>>131 イラストってゲーム画面みたいな感じなあれかな?
……ってアイヤー! アイヤーのモデリングセーブデータ消えてるネ。
作り直すから今日は無理かも。
>>133 分かりました。後で確認します。
ついでにPoser見てきた。これはこれであえてやってみるのはどうかw
スマン。違和感ありまくりですね。
>>134 これでも最低値です。スマン。
>>135 なるほど。そんな方法があったのか。
GIMPとSAIをちょっと探してみよう。
えー、なんとかアンナ編、書けました;
書いた人的に、「これで良いのか?」という疑問もありますが……。
とりあえず次のレスから投下します。
支援は大丈夫でしょう。
ロリババァ妄想SS
アンナ=マリー・グリニッジ 登場編
「……退屈だ」
闇の中で、小さく声が響く。
ここ数十年、誰も足を踏み入れることの無い古城の地下でひっそりと暮らしていたが、も
うそろそろ限界だ。
こんな生活にも慣れたと思っていたが、どうやらそういう訳には行かないらしい。
外はかなり変わったろう。
もう自分を見て驚く者もいないはずだ。
自分は、何一つ変わってはいないが。
あの晩――もう何度目かもわからないほど戦いを繰り広げてきた、あの忌々しい奴も、こ
のところサッパリ噂らしい噂も聞かない。
こちらの隠棲場所を掴んでいながら、黙って観察でもしているのか。
それとも、どこか世界の果てで野垂れ死んでいるのか。
――いや、可能性としては、どちらもない。
奴はそんなに我慢強い方ではない。
居場所がわかっていて、こちらも理由があって隠れていると判れば、喜んで燻り出しに掛
かるだろう。
もう一つの可能性も、まず考えられない。
あの執着心の塊の様な男が、目的も果たさずに死ぬなど、まさに天地がひっくり返っても
ありえない話だ。
それこそ目的を果たすためなら、悪魔にだって魂を売ろうと考えるはずだ。
そして、代金だけを受け取って、品は渡さない。
奴は稀代の詐欺師と呼ばれた男。
悪魔でさえもペテンにかけようとする、そんな男だ。
そして本人も、そう呼ばれてそれを誇りに感じているような男だった。
――まあいい。
ならば自分の目で確かめてみようではないか。
こちらは昼の陽光も物ともしない、吸血種の真祖。
本物のデイウォーカーなのだから。
もしも間違って奴の屍を見つけたならば、この足で踏み付けにして大笑いしてやる。
ニィッと吊り上がった口から覗く発達した犬歯が、すぐそばの石畳に落ちる陽の光を受け
てキラリと光った。
妾(わらわ)に恐れるものなどない。
そう、人間どもが吸血種最大の弱点と思い込んでいる太陽でさえ、なんら問題は無い。
せいぜい人間どもと肩を並べるくらいにセーブされる程度だ。
そうと決まれば、やる事は決まっている。
まずは、街へ出て腹ごしらえだ。
久し振りの食事は、ほとんど生に近いステーキなんかが好ましい。
それもたっぷりとニンニクを効かせて。
誰が吸血鬼はニンニクが嫌いだなどと決めたのか。
現にここに、問題なくそれを食する存在がいるというのに。
もっとも我らは、人間に“鬼”などと言われるいわれは無いが。
我らはただ、生物として人間に極めて近い容姿を持つ、違う生き物に過ぎない。
サルにも色々いるのと同じだ。
胃袋を満たしながら、今後のプランを決めよう。
いっそ本当に、世界の果てまで行くのも良いかもしれない。
――いや、行くか。
吸血種に馴染みの無い地域だ。
案外天国の様なところかもしれない。
闇に生きる吸血種が天国を妄想するとはお笑い種だが、まあいい。
誰に相談するでもなく、一人でそう決めた影が動き始めた。
数百年の沈黙を破って。
秋とは言っても、まだ夏の名残は残っている。
いっそ夏休みに続いて秋休みも設定してくれれば、何も文句は無いのに。
毎年思う事だが、特にここ数年は地球温暖化だかヒートアイランド現象だかエルニャンニ
ャン現象だかで、暑い期間が長くなっている。
クーラーの設定温度を下げましょうだなんて、とんでもない。
人にはそれぞれ快適な温度と言うものがあるのだ。
個人差と言う物を、現代人は忘れている。
ぼくにはぼくの快適な空間と言う奴が必要なのだ。
全身をとろけそうな倦怠感にむしばまれながら、ぼくは家路を急いでいた。
いや、端から見ればお世辞にも急いでるようには見えないかもしれないが、今は体力の限
りを尽くして歩を進めているのだから、そういう事にしておいて欲しい。
なにしろぼくは、今時誰にも頼る事無く妹と二人だけで暮らしている、健気な高校生なの
だから。
その妹はと言うと、毎日ゲームだのなんだのを忙しさの言い訳にして、ろくに手伝いやし
ない。
信じられない事に、最近の小学生は、何かの時には普通に化粧までするのだ。
幸いうちの妹はそこまでマセてはいないが、世間はそんな感じなのである。
暑さとはまったく関係ない愚痴まで頭の中に走らせながら、ぼくは空を仰いだ。
そんな事をしても、この暑さが和らぐ訳ではないが。
大きく溜息をついて、再び家路を急ぐべく顔を前へと向けると――。
ユラユラと揺れる陽炎の向こうに、さっきまで見えなかった人影があった。
薄手とはいえ長袖の、黒に近い紺色のワンピースを身に付けて、妹と同じ年頃の少女がそ
こに立っていた。
服装だけではない。
腰よりも下まで伸びる長い金色の髪の毛は、風通しが悪そうだ。
この強い日差しの中で良く映える白い肌をそのまま晒し、日焼けなどまるで気にする事な
ど無いかの様に、そこに佇んでいる。
明らかに日本人では無いと思われるその少女は、暑さにあえぐぼくの顔をチラリと眺め、
口元にクスリと笑みを浮かべると、再び視線をはずした。
彼女が目を向ける先は、
ここは見通しの良い通りで、ほんの少し視線をはずしたくらいでいきなり人が現れる様な
場所ではないはずだが、そんな事はどうでも良かった。
早く帰って、クーラーをガンガンかけて、冷凍庫に妹から隠すように備蓄しているバリバ
リ君を貪る様に食らうのだ。
フラフラと足取りも頼りなく前へと進み、少女の側を通り過ぎる。
その子に興味が湧かないのかって?
たしかに、かわいいと言うか、歳の割りに美人と言う形容が似合いそうな女の子だ。
だが。
ぼくには、同じ年頃の妹がいる。
それに小学生なんて、どう考えたってぼくからすれば子供でしかない。
それに、今のぼくにはそんな子供にしか見えない女の子より、クーラーの方が恋しい。
もう二度と会う事もないであろう女の子に背を向けて、その場を足早に(だが速度は遅く
)立ち去ろうとした――その時。
「……貴様、何やら気になる匂いをさせているな」
ふとそんな言葉を背中に投げ掛けられて、ぼくは思わず立ち止まった。
今までの鈍重さが嘘の様に、背後を向く。
そこに、さっきまで佇んでいた少女の姿は無かった。
動いた様子など、一つも見せなかったのに。
すると。
背中に何やら人の気配を感じた。
首だけを曲げてそちらをみると、そこにはさっきの女の子が。
「……ふむふむ。やはりそうだ、これは貴様の身体から出ている匂いだな」
ぼくの背中に鼻をくっつけんばかりに接近させ、なにやらヒクヒクとやっている。
「わあっ!?」ぼくは一瞬で飛びのいた。
「……なんだ、さっきまで弱っていたと思っておれば。おかしな奴だ」
身体は小さいくせに、やたらと尊大な物の言い方で少女がその場に立っている。
腕など組んで仁王立ちしているその姿は、とても少女に似つかわしい立ち姿とは言えない
。
「だ……だめだよそんなっ! 汗臭いんだから、匂いなんか嗅ぐなよ!!」
初めて会ったと言うのにいきなり体臭を嗅いでくる少女と言うのもかなりアレだか、それ
に対してこんな反応しか出来ないぼくも、かなり情けないと思う。
だが向こうは、そうは思わなかったようだ。
「ふふん……教えてやろう若造」
何やら歳に似合わぬ尊大さをさらに増大させ、少女は言葉を続ける。
「匂いと言うのはな、実にいろんな事を教えてくれる。どこに誰がいるのかや、そ奴が何
を食したか。はたまたどの様な人脈を持っておるのかまで、な」
そう言って、ニヤリと笑みを浮かべる。
その表情は、少女と言うよりも魔女だ。
いや――笑みを浮かべた口から、よく目立つ犬歯が覗いたのを見ると、なんだか野生動物
の様にも思えてくる。
野生動物なら匂いを嗅ぐのも当たり前なのだろうが、この子はどこからどうみても人間に
しか見えない。
言い終わると、少女は再び鼻を近づけてくる。
そんなにぼくの汗の匂いは気になるのか?
「……ふむ」
一応満足したのか、少し離れて考えるような仕草を見せると少女は、
「貴様、いろいろと妙な物を惹き付ける様だ。妾としても、こんな格好の餌をそのまま放
置しておく手は無いな」
餌!? ちょっとあなた、今ぼくの事を餌って言いましたか?
「どれ……妾としても、常に共にと言う訳には行くまい。餌は放ってこそ餌だ」
まだ言ってるよ……この子……。
「と、言う訳で……ちょっと印を付けさせてもらおう」
そう言って、ぼくの目を真っ直ぐ見つめてくる。
なんだか少女の瞳が、赤くほのかに光を宿した――そんな感覚を覚えた時。
あれ?
からだがなんだか動かない。
痺れてるとか重いとかではなく、考えてる脳以外の部分がいう事を聞かなくなった様な感
じだ。
自分の身体が自分の物ではない感覚。
そう……一番近いのは……。
肉眼で見るような、とてもリアルな夢を見ている様な……。
「……うっ!」
いきなり首に感じた、チクリとする痛みに思わず顔をしかめた。
感覚が戻ったと思ったら、その最初に感じたのが痛みだなんて、ちょっと嫌だ。
ハッと気付くと、すぐ目の前に少女の顔があった。
どうやら今の痛みは、少女がぼくの首筋に噛み付くか何かしたらしい。
まるで吸血鬼の様に……って、ええっ!?
「何を呆けておる」
知らない間に地面にへたり込んでいたぼくを見下ろす様な格好で、少女が見下ろしている。
「……え? えっと……ぼくに何をしたの?」
ぼくは尻餅をついた情けない格好のまま、少女に問い掛ける。
そうだ。ぼくは説明を受ける権利がある。
その問いに返って来た答えは、ちょっとだけ想像の斜め上を掠める様なものだった。
「貴様は、今日から妾の目と耳の代わりだ」
――ええっ!?
じゃあやっぱりこの子は吸血鬼で、ぼくも夜な夜な他人の血を求めて彷徨ったりするのか
?
「安心せよ。真祖の業(わざ)はそんな安っぽい物ではないわ」
……あれ? いまぼくの心を……読んで?
「それが出来なければ、貴様を目と耳にする事など出来まい?」
なんて事だ。
考えてる事が筒抜けだなんて!
しかもこんな女の子に!?
あ、でも……まてよ?
吸血鬼って、すんごい長生きなんじゃなかったっけ?
「……ああ、貴様はうるさい奴だな」
さっきから頭が混乱しているぼくの思考を読もうとして、ウンザリしてしまったらしい。
「安心せよ。貴様は今までどおりの生活を送っておれば良い。何も変わらん。何も、な」
そう言って、安心させようと言うのか、ニヤリと笑った。
でもその笑顔、安心できないんですけど。
もう用は済んだのか、少女は背を向けて歩き出した。
少し離れてから、首だけを少し向けてこちらに目を向ける。
「……若造」
どうやらぼくの名前はどうでもいいらしい。
「妾の名は、アンナ=マリー・グリニッジ。時の拘束を逃れ、生命の連鎖の外に生きる、
人とは似て非なる者だ」
それだけを言い残して、再び歩みを再開した。
「……これで妾も、少しは楽が出来ると言うものよ」
そう言って、高らかに笑いながら、呆気に取られて座り込んだままのぼくの視界から掻き
消えた。
いつの間にか、陽は西へと傾き、空は赤く染まり始めていた。
ぼくはこれから、どうなってしまうのだろう?
だが、その疑問に答えてくれる者は、誰もいなかった。
――終――
えー、てな訳で。
アンナの正体は体臭に寄って来る薮蚊です。
嘘ですごめんなさいいやー吸わないでー!!
えー、匂いフェチの吸血種ですね;
まあ、ああいうのって、人間よりそういう感覚鋭そうですから、
まあいいんじゃないの? と思って書き始めましたが、なかなかこれが難物で;
なんと過去の形に持って来たと言う感じです。
いかがだったでしょうか?
蚊wwwwww
そっちのフェチできたかー
乗っ取りまでされてるし、これはいい展開が期待できるとおもうw
投下してから気が付きましたが、こちらの不手際でコピペの際に色々ミスしてる様です。
これはまた倉庫に格納する際に修正しますので、今回はご容赦下さい。
では、今宵は落ちますね。
乙ですた
別の企画もOKなの?
>>151 乙でした
ああ、これはいい胸の大きさだw
>>152 もちろんおkだとおもうよ
人はまた集めないとだろうけど
ほー、こんなスレあったのか
頑張ってくだされ
超初心者吉里吉里使いがいると宣言しておこう
一昨日始めたばっかりという恐ろしい初心者だがな
ギャルゲが滞って吉里吉里に一昨日手を出した俺のことだな
吉里吉里よりNScripterのほうが易しいんじゃない?
あんまり変わらないかなー
初心者にはw
結構便利なようだ
使える
おれ、Nスク使い
人を集めるのを面倒がっちゃ合作はできないぜ
>>161 まあ、そうなんだけどさ。
一応、自作しようかとケモノが出てくるシナリオは回転だけどね。
覚醒。
また落ちはしますが。
>>148 >>151 まあ蚊ってのは冗談としてw
吸血種って、前から何度か出てましたよね?
決定とはなってなかったとは思いますが。
もうそれしか頭に無かったですからね。
それと
>>151GJです。
個人的に凛子ちゃんは前に作っていただいたイメージも頭に含んでいたので、
あのキャラに関してはまた乳サイズは協議しましょう。
他は大体ペタがデフォで多分間違いないところだと思うのですが……。
>>162 がんばってください。
とりあえず我々は、レスがゴチャゴチャにならなければ文句は無いところだと思います。
SSとかに感想付けてくだされば、何かいいことある事あるかもしれませんよw
今は現行の企画で手一杯だとは思いますけどね。
んじゃあ次は……順番で、クララでも考えときましょうか。
どうなるやら。
頑張れ♪
やあ。
今回いくつか書いてて思ったけど、一人称ってなあショートな話書くのに向いてるねえ。
今まで基本的に三人称が多かったんだけど、短い話書けなかったんだよね。
収穫だと思う。
さてさて。
じゃあまた夜に。
SS投下はその時の気力次第w
一人称か
俺は書けないな
面倒くさすぎる
三人称神の視点が楽w
ノシ
キャラクターの服装について
以前の服装と
>>151の服装、どっちがいいかな?
どっちでも良ければレタッチで多少は残るであろう違和感を考えると
>>151に統一しようかと考えてますが。
以前の方が良ければレタッチで考える。
多分手間はそう変わらない。
ただ凛子ちゃんは以前の服装のままでお願いしたい。
服装チェンジのことを考えるとこのままがいいです。
リーザは胸ある設定なのでレタッチ不要。
レタッチ必須は真子とアイヤーになりそう。
あい、そのようでいいかと
どもー!
>>167 凛子の前の服ってセーラー服でしょ?
それで良いと思います。
だから胸もアレでいいですよ。
服はねえ。
商業作品でも本文とイラストが食い違ってる事、ままありますからねえ。
本文で緋袴って書いてるのに濃緑の袴穿いてる巫女キャラとかw
色なら如何様にでも直せまっせ
まあ、凛子編書いた人的には何も文句は無いです。
他の皆さんはどうかわかりませんが。
まあ中学生ですし、あのセーラー服で良いと思います。
アイヤーはやっぱ赤がいいっすね。
うぃ。とりあえず前のをとって置きつつ、新しいのも作っていきます。
明日レポート提出なので今日はできないと思いますがw
毎日はこれない人もいると思いますし、引き続き意見、お待ちしております。
明日新潟の日本海間際に日帰り出張だw
まあゆっくりやっていきましょう
>>172 期待してます。
ところでスクリプターさん関係にお伺いしたいのですが。
この手のノベルゲームって、おれはよく知らないんですが、
いわゆる「フラグを立てる」状態にすることって出来るのですか?
というのはね、昨日おれアンナ登場編アップしたじゃないですか。
で、まあ最後に出したってのもあって、ヒロインなのに今までサブキャラの話で一切関わりが無いってことで、
半ば苦し紛れにああいう形にした訳なんですが……。
例えば主人公が最後に誰か一人選ぶって時に、
アンナ以外のキャラを選んで、それによって何かの形でアンナを登場させるって事は可能なんですかね?
まあこれだとアドベンチャーゲームになっちゃうんですが。
すいませんね。ノベルゲーム自体あんまし知らなくて;
もちろんそういう機能はあって、分岐が可能です罠
特定の変数によってキャラの反応を変えたりね
でもライターの仕事は幾何級数的に増えていきますよ?w
好感度?
選択分岐?
俺も初心者なものでちょいと伺いたいな
>>175 まあわかんなかったので確認ってのもあったんですがw
ただ、複数のヒロインが出る以上、最後でそういうのは必要でしょ?
別にフラグ次第で、そのとき選んだキャラと、一番フラグが立ってるキャラが対決って訳じゃないし。
必ず出てくるのがアンナと決めておけば、とりあえず6パターンで済みますよ。
もっとも、プレイしたい人はそれでは物足りないかもしれないけど。
フラグ次第で変化付けたら、絶対死ねるよね;
もちろんできますよ。
ただ ◆S4kd5lZr8I も言っている通りライターの仕事が死ぬことになりますねw
ついでにアイヤー隠しキャラ扱いだし、誰かクリア後にのみOPで選択可能とかも確かできます。
>>176 変数も扱えるから好感度で分岐もできますね。
選択肢で好感度+いくつとかって感じにすればいいです。
吉里吉里だとどうすればいいか分からないですけど。
んだんだ
変数は整数、小数点つき実数、boolean値(真/偽)、
そして文字列の4種のデータ型があるらすい
へええ
便利だなあ……
好感度だと管理するが大変じゃないの
フラグ管理したことないなら選択肢で分岐するだけの方が楽だよ。
>>178 まあおれ一人ならともかく、ライターさんは複数ですから。
「選択肢作りましょう!」とか「フラグ立てましょう!」とは口が裂けても言えないですw
というかおれが一番先に死にそう;
>>180 え……え〜っと先生。
サルでもわかりようにお願いいたします。
その違いって、例えばゲームのタイプで分けられるですか?
>>177 まあまず紙芝居で通して作ってみて、
それから分岐でも考えていけばいいんじゃないかな
とにかく、SSがそろってグランドデザインができないことには
>>181 俺はゲームだとSRCぐらいしかやったことないなー
仕事ではやってるから大変なのはよくわかるし複雑なのは避けたいねw
>>182 たとえば、主人公の名前を変数で持って都度参照したり
「おはよう、ああああ!」的な
booleanなら「AはBのことが好き/きらい」を持っておける
数字ならフラグの進行度なんかも管理できて、一定値以上でイベントみたいな
>>184 ああ、ゲームのタイプってよりも機能面での話かあ;
なーんもわかってないな おれ;
まあそうですね。
一通り一本道で書いてみて、必要なイベントとかを洗い出してから考えた方が良いかも知んない。
とりあえずクララおよばれ編着手しました。
今夜アップは無理だけど、まあなるべく早めに。
あのお嬢様の生活が、白日の下に晒される……のか!?
俺もはじめはできるだけ一本道推奨でいいと思う。
一つの分岐で最低2つ話が必要になるからね。ライターが死ねる。
できてヒロイン選択による分岐だと思うな。
>>181 機能的に出来ることと、実際にやることは違うからねw
選択肢分岐でも結構きついのに、数値で分岐はしっかりやらないと絶対破綻するw
好感度は絶対やらないと思う。
なる〜
むつかしーのだな
ギャルゲを書く作業に戻ります
>>186 極論言っちゃうと好感度管理って
エンディング直後にBADになるか、ならないかってだけの問題なんで
もしBADだった場合、もう一度最初からやり直しなんて作業的な進め方するしかなくて面白味半減とか
作る方もやる方も旨みが全く無いです。
商業とか見渡しても好感度による変化したエピソードって1つある程度だったりするし
「選択肢のみで良いんじゃね?」的なのが多いですw
>>188 なるほどですね
好感度上げのためのイベント巡りとか、やるにしても作るにしてもゾっとするw
>>188 なるほど。そういうものなんですね。
一つ勉強になった。
やったなあイベント巡り。
単なる作業でやってただけの様な気がする。
もし好感度で何かしたいなら
シナリオじゃなくて服装がおしゃれになるとか
頬が紅くなるとか内容じゃなくてビジュアル変化の方が良いかも?
絵描きの人が了承すればの話ですけどw
やっと来た。
好感度とか色々やると今のSSじゃ破綻するよね。
つーか俺がする。
>>193 いや、フラグがどうのってのはおれもどう言っていいかわかんなくってさ。
まさか好感度で変化つけられるようにまで出来るとは思ってなかったもの。
ただ、最後くらいは何かやりたいよね。
ああ薄幸の主人公アンナ……。
ま、まあ、難しいことしようとすると絶対破綻するので、
始めは出来るだけシンプルに行った方がいいよね。
……好感度で衣装変化かぁ。
2種類で2倍……
3種類で3倍……
100枚は軽く突破するよなぁ……(遠い目)
>>194 結局どうするんだ?
選択肢はありかなしかとか。
既存のSSは使用するのかとか。
ライター同士の兼ね合いとか。
>>196 いやー、おれは提案とかはするけど、決定は出来ないよ。
共同作業なので、「こうしよう!」とは言えないんだ。
とりあえず現状一本道で一通り仕上げて、それ以上の事はそれからですなあ。
取りあえず選択肢なしの通しもんを書くのがいいと思う
自分の現状を鑑みてw
>>196 え、既存のものはほぼ取り込む方向だと思ったけど違うの?w
ライターはキャラ単位でわけるのが妥当じゃないのかな
>>199 今実際にアップしてもらった物は、前スレの投下したクララ編とイレナ編SSをそのまま取り込んで、
サンプルとして作ってくれた物が試作品としてあるだけ。
現状キャラはそれぞれバラバラにテキスト書いてるよね。
っていうか、おれキャラ取りすぎ;
えーと、つまりヒロイン毎にシナリオがあるってことですかね?
ライターが好き勝手書いたら明らかに駄目なので、
ヒロインの絡みもライターで相談しながらやるべき……かな。
だから結末はある程度決めないと駄目なのかなと思った。
ああ、それはありますな……と思ったけど、
ある程度勝手に書き進めて合わせていくのもお題SSチックでいい気がする
後からどう合わせていくかの掛け合いの妙をですね
とはいえ、どうだろうねえ
>>201 整合性って求めると切りがないから書き切ってからまとめた方が良いよ。
じゃないとキャラが整合性に捕らわれて生きた動きが出来なくなる。
矛盾が生じるのを恐れてやりたい事を書けないとか詰まらないでしょ
修正なんて後から幾らでも出来るさ
今のところ各ヒロインキャラ同士が直接絡むシチュエーションは無いけど……。
まあいつまでもそういう訳にはいかないね。
最初にメインヒロインをガッチリ固めておかなかったのがそもそも間違いだったか;
>>203 おお、いいことを言ってくれはるw
ですよねー
>>204 すぐに絡みそうな気がするというか、主人公に近づく=妹の影がw
必要な修正はするけどね。
でも最終的な結末が必要ってのは確かにあるな。
>>205 いや、アンナも場合によっては介入するよ。
というか、それを狙ってのあの展開。
もはやアンナはメインヒロインというか、狂言回し?
人外らしいとは思うんだけど。
あー、そうだ
視点的には既に主人公≒アンナだし。。。
ううん
まあアンナはみんなで勝手にいじっていい位置づけのような気がするw
ああ、もちろん。
アンナはメインヒロインだし、登場する機会が多くて当然ですから。
今書いてるクララ編はちょっとどうかわかんなかったですが、
凛子編次書く時は出そうかと思ってましたから。
ライターさんには、出す機会があれば出してやって欲しいと思います。
選択肢でヒロイン分岐とかじゃなくて
「ひぐらしのなく頃に」のようなタイトル分岐とかが一番お手軽かもね。
これならシナリオ上がった後にキャラの性格を統一させる修正だけで済むと思うし
どのシナリオとどこで絡めるとかないから、ほとんど負担にならないし。
でもそうするとオムニバスや短編集であって、ゲームじゃないような気もするので、一例ってことでw
それは競作って感じだねw
>>210 なるほどな……
でもせっかくだからヒロイン同士の絡みもみたい
そしてそんなに書けませんw
人稲か
んだな
「ひぐらし」知んないんだよ。
「月姫」は辛うじて知ってるんだけどね。
もしかしてあれもノベルゲーム?
ヒロイン同士の絡みね。
そういや古い話だと、ノベルゲームじゃないが、
「ときメモ」なんかは驚くほどヒロイン同士の絡みが少なかったなと今思い出した。
でも裏で影響しあってるんだよな数値的に。
まあとりあえずおいらは、抱えているキャラの話を書くだけですたい。
掛け持ちしてるところもやらなきゃいけないんだけどね;
数日前からスレ覗き始めて
SS と LiveNovel チラッと流し見したんだけど、
画面レイアウトって下ウインドウタイプでやるつもりなの?
情景描写が多く書かれてるから文体的に全画面表示の方が良いと思うけど
下ウインドウでやるタイプの文体ってもっと漫画的というか情景描写(というか説明台詞の部分)はCGでやって
テキストはセリフと心理描写が主体の一人称で進めるのが適してるのだけど。
>>217 型月厨でごめん
全画面でも……いいかなぁ
>>217 >全画面表示ってこういうことでいい?
そう。ノベルタイプってやつ
>私がテストで下ウインドウ表示にしたのは、
好みは当然あるだろうし、
下ウインドウでやりたいならそれで良いと思う。
セリフに名前表示させたりとかやりたい人もいるだろうし。
下ウインドウだと3行か4行で収めないとダメという制約も付きます。
(大抵の場合は、意識せずとも収まりますけどw
>>216にあげたのはSS読む限り、全画面の方が適してますよって一意見なんで軽く捉えてください。
どもです〜
今夜はそこそこ付き合えるよ。
>>216 貴重なご意見ありがとうございます。
このスレになってからこの前レス下さった方でしょうかね?
SSの率直な感想などもお聞かせ願えれば幸いです。
>>217 じゃあ知らないうちにノベルゲームは体験しちゃってたって事か;
おれは、この手のゲームは絵を見せるのも手段だと思ってますので、
全画面表示して絵が暗くなってしまうのは、おっしゃる様にあまり好きではないですね。
ただ、文体によって全画面で読ませた方が……って意見もわかります。
こういうのって、切り替え出来る様にできたりはするんですかね?
出来なければ、おれは下に表示でいいと思います。
北国から戻りましたよ、思ったより寒くなくって拍子抜けだった。。。
>>216でどういうのなのかなーと思って、
>>217見て納得です
なるほど、かまいたちとかみたいな感じかー
サンプルに出てる真子SSは確かにこっちのほうが合っちゃうなw
>>219 たしかに言われてみると、ウィンドウで表示するゲームのシナリオ書いたときは
文長をウィンドウに合わせて。かつ地の文あまり使わないようにしてました
三人称文の時は
>>217にして、一人称はウィンドウモードにするとかどうだろう
ってできるんだっけなそんなのw
>>219 意見もらって非常に助かってます。ありがとうございます。
どうしても好みでやってしまうので、別の視点に気付かされて目から鱗状態です。
◆R4Zu1i5jcsさんは全画面派
◆X2al10SrKYさんは下ウインドウ派。
ちなみに切り替えはできたと思います。
>>222で◆S4kd5lZr8Iさんがいっていることも確かできます。
ライターさんの好みで変えるのもありなのかな?
……頻繁にやるとごちゃごちゃしちゃうかもしれないけど、
やってみないと分からないことかも?
いっぺんやってみる?
>>221 全画面表示にするなら、画面はどうしても暗くしないとね。
ただまあ、例えばさ。
主人公に対してヒロインが何かリアクションするとするじゃないですか。
それこそ何かの言葉で頬を染めるとか。
そういうのって、全画面表示だと、同時にテキストは表示できないんですよね?
まあ何がいいのかなんてのは、おれもわからないですけど。
これはシナリオやってるからどうとかって問題じゃないなあ;
>>222 うーん。
どういう文章であれ、絵がある以上ちゃんと見てもらえるといいなあというのは欲張りでしょうか?
>>223 まあ基本的にその手のゲームをやってると、
おれは絵の方を見ちゃうタイプですね。
今回はSSと言う形でテキスト上げちゃってますから、
おれも含めて、ライターさんたちは、文章で絵が頭に浮かぶ様に苦心されてると思うんですよ。
でもそういう表示に対するツッコミは頭に無かったなあ。
一度両方の表示方法をやってみると言うことですか?
まあ見て判断した方がいいかもしれないですが……。
表示の切り替えはツールに依ると思います。
だけど、頻繁に切り替えるってのは鬱陶しいのでお薦めしないです。
ここぞと言う場面以外は固定の方が良いです。
系統分けするなら
全画面はラノベ的な文体が適し
下ウインドウは携帯小説(セリフばかりのヤツ)の文体が適しています。
>SSの率直な感想などもお聞かせ願えれば幸いです。
読み込んじゃうと「後の楽しみ無くなるかな?」と思い
サラッと流しでしか見てません。
スイマセン。
それに
>>216でも言ってますけど、画面構成によって感想が変わります。
下ウインドウなら、説明ばかりでセリフが少ない。
全画面ならまだ冒頭のシーンのようなので、これから話が進んでくんだなー。
って感じでしょうか。
回想っぽくてテキスト全画面モードいいなあという一方、
全画面で掛け合いはむつかしいと思うので、
混成してみたらいいと思うだけよー
ああでも
>>226、頻繁な切り替えはうっとうしいですかやっぱり
分量的には多分ウィンドウモードでの進行がメインになると思うので、
その辺はこだわりませんわー
とりあえず真子さんのスクリプト書いてきます><
>>224 >そういうのって、全画面表示だと、同時にテキストは表示できないんですよね?
それもツールによると思うけど、吉里吉里やNscripterなら出来ます。
あと袋文字(吉里吉里)使えば明るいままでも問題ないと思うけど、弱視だと目が痛いと思う。
>>227 ニトロのゲームみたいな立ち絵に合わせて移動するタイプなら
こういうシステムなんだ? って認識されるでしょうけど、
下ウインドウは決まった位置で説明台詞が出てくるたびに全画面とかは鬱陶しいです。
乱用は控えた方が良いかと。
あと、ウインドウが切り替えられるからといって文字数の制約がなくなる訳ではないです。
切り替えて使うとしても3パターン程度だと思うのですが
それによって逆に文字数の制約が増えますw
>>228 うーん。
それは、画面全体にテキストが表示された状態で、その後ろに絵があるって状態ですよね?
まあ人によって好みもありますし、これが絶対ってのは無いんですが、
とりあえず ◆S4kd5lZr8I 氏のサンプル見せてもらってから検討しましょうか。
ま、どっちか固定が無難ですね。
ちょっとやってみたら想像以上にうざかったw
とりあえず今は下ウインドウでやっておくってことでいいですか?
次のテスト版アップ時に、下ウインドウで余りにも違和感覚えるようだったら
早めに全画面に切り替えるということで。
ちなみに
>>217はウインドウ枠を半透明して全画面に拡大しただけだったりするw
だから文章表示のまま絵の切り替えとかは可能です。まだ試してないからできないかもしれないけど。
さてこっちも影の薄い主人公のスクリプト打ってきます。
スレでの反応がさらに遅くなります。
……あ、その前に画像作らなきゃ
>>231 あい、下ウィンドウで改行いじっておりますよ
>>217のさなちゃんカワイイ……。
あ、おれもクララSS書かなきゃ;
大概ノベルゲームの企画は文章量が揃わなくて立ち消えるんだよな
ライターは100KBくらい余裕で書ける人じゃないと
>>225 >おれも含めて、ライターさんたちは、文章で絵が頭に浮かぶ様に苦心されてると思うんですよ。
下ウインドウの書き方の例として、
;背景 道端 自宅前
;ヒロイン1
「謝れって言ってるでしょ!!」
;主人公
「生まれてきてゴメンなさい」
な、なんで謝らされてるの……オレ?
のような指示書的な感じですかね
>>236 そうなんですよね。
ゲームとしてはそっちの方がゲームっぽいのかなあ?
ただまあ、おれはSSみたいな書き方しか出来ないのでね;
私の考えとしてはライターさんには好きに書いてもらえばいいと思ってます。
難しく考えて楽しくなくなったら、途中で続かなくなると思うからね。
では今日は落ちます。
おつうです
たぶん深夜か早朝にスクリプト投げるので明日にでも回収したってください
東方厨と型月厨って両立するものだと思ってたわ
東方って最近良く聞くけど知らないんだよねえ;
とりあえずライターさんには今のスタイルで書いていただければ、
こちらとしても読み物として扱えるのでありがたく思います。
状況説明を絵に頼っちゃってセリフの応酬となると、
多分それだけ読む人は訳がわかんなくなると思うので。
ノベルゲーム=小説をベースにした小説
だと単純に思い込んでいた自分が恥;
>>230-231 とりあえずビルドできる状態になったので、
さなこさんパートのスクリプトを影舞にうpしておきますよ
下ウィンドウに合わせて区切ってみたものね
手元でこれ単体だけだとまあこんなもんかって感じだったのだけど、
あくまで◆O6Hさんにマージしてもらってテスト版になるので、
全体のバランスで見ると地の文大杉で突飛かもしれない
クリック回数が。。。
>>241 最初あれマルコポーロとなんか関係あるのかとオモタ
東方見聞録ね。
おれも思い浮かびましたが。
ちょっと色々調べるかなあ。
とりあえずおれ、それこそ型月厨というより、それしか知らない人なんで。
下ウィンドウでテキストでも描写するって、ああいうもんなんだと思ってたから。
全画面表示で思い出すのは……東鳩?
でもPS版しか知らない。
ただ、主人公の視点で進んだ方が基本的にはいいんだろうな? と思って一人称で書き始めたってのはありますよ。
知らないでやるのって怖いな;
おや???
何か勘違いしている おれ;
確認しておきます。
「月姫」で確認。
確かに全画面でした;
なんかあんまりバックが暗かったとかいう印象は無かったんで。
あと、全体をテキストが埋めてるとかいうのも。
と言うことは、全画面でもオッケーって事なのか;
テキストが絵の邪魔をしなければ、おれは何も文句はないですよー。
>>247 うん、思ったよりも絵は見えるし
既存のSSも台詞だけって感じじゃないし
全画面の方が合うんじゃないかなぁと思う
SS書いている人はどんなツールを使って書いていますか?
メモ帳? エディタ? ワープロ?
文字数(横文字の数)をゲーム画面内で何文字か決めているなら
使っているソフトがレイアウト設定できるならそれを反映させると
画面内でのイメージがある程度掴めて書きやすいかもしれません。
あ、
でも画面に合わせて横文字数の表示にさせると
横文字数普段書いてる設定の半分くらいになる場合もあるから
逆に書きにくい人もいるかも
>>247 >なんかあんまりバックが暗かったとかいう印象は無かったんで。
恐らくそれは怪奇物って題材だからだと思います。
画面の暗さが良い感じに作品の空気を表現してるのでしょう。
明るい話の作品なら暗くてイヤだと感じると思います。
それこそ to Heart みたいなの。
>>249,250
その辺は、スクリプト化時に適宜改行入れて調整って感じかな
改行が増えて段落の区切りがぼやけてしまうのは、
フェードイン/アウト等で補強してみてます
書きやすいように書いてもらっていいんじゃないかと俺は思います
ヒロイン3ではライタ兼スクリプタなので、ウィンドウ映えするように
適宜言葉を丸めたりもしてますね
なので、スクリプト化後にライタ修正の指定は欲しいところかも
「ここはこうじゃなくてこういう風にしたい」って
◆O6Hさん来るまでの埋めネタに、真子単体のサンプル置いておきますね
パスはloli
ttp://lolibaba.jpn.org/sana_sample1.zip
>>249 おれはメモ帳で書いてますよ。
ついでに言うと、ここで投下する分は一行あたりの文字数は決めてないですけど、
倉庫の方でアップする分は一行四十文字で改行してます。
文庫本に合わせた形ですね。
>>252 言葉を丸める、ですか。
工夫になるかどうかわかりませんが、
おれは書いていて印象に残したい文章やセリフの前後をワザと開けたりしますね。
みんなやってるかな これくらいは;
サンプルの方は現在ダウン中。
サンプル遊ばせてもらいやした
文字枠は透明な方が馴染みがあるなぁ、ってのと、
視点変更が突然すぎるかな? ってのが気になりました
普段はROMってますが応援してます
頑張って下さい
>>253 まー、普段は文字の折り返しとか気にしないでしょうけど、
この文は1行で表示したいってのがあると思うんですよ。
ポエムっぽいのを表示したい時とかね。
そういうのを書いてるときに分るように
何文字で折り返してるか分った方が良いかなーと思っただけです。
>>253 体裁については統一するというやりかたもあるけど、
あえて統一感ないほうが合作っぽくはあるかなw
どうだろ
>>254 遊んでくれてありがとうですー
枠はそうかもですね、ちょっと装飾やら調整考えてみますよ
視点変更については、文章そのものが唐突だったかな?
ちょっと自分でももう何度か流しで見直してみますわ
ご意見まことに助かります、重ねて感謝ですよ
>>255 たしかに折り返しの位置ひとつによって、かなり見映えは変わるかも
>>255 そうですねえ。
個人的には、そういうキーとなる一文はあまり長文にしないようにはしてます。
その方が読み手に対して効くと思うので。
変な例えですけどねw
>>256 サンプル乙でした。
そうですね、今回はサンプルなんで。
もじの枠は背景が見える様にした方が良いかと。
まあ全画面表示なら関係ない話なんですけどね。
統一感ねえ。
そもそも人によって書く文字数とかに対する快感って、違いますからね。
もともとゲームにしてどうかと言うより、読み物としてどうかって視点でしか見てなかったから。
もちろん、倉庫にあるSSをそのままテキストとして使うなら、
倉庫にある段階で文字数は調整しないといけないかもしれない。
それくらいは言ってくださればしますけどね。
しかし……改めて読むと……。
凛子がヤバそうな相手だなあw
こんばんわ。ちょっと忙しくて、反応も切れ切れになると思う。
作業できるの土日になりそう。
>>◆S4kd5lZr8Iさん
ファイル頂きました。サンプルも雰囲気出てるなあ。俺も精進せねば。
一応こちらに取り込みまでは終わりました。
後、立ち絵で欲しい表情や向き等があれば教えてください。ソフト特性で、できないもの以外作ります。
>>一列の文字数について (今のところ一列25文字ぐらいかな)
基本、ライターさんに好きに書いてもらってスクリプトで調整って感じになると思う。
それでテストで上げた物をライターさんに指摘してもらってフィードバック、を繰り返して完成形にするって流れになるかな。
なんて言うか、ライターさんには表現方法の制限をできるだけしたくないんですよね。
せっかく集まっているから、ライターさん毎の持ち味が出たらいいなーと思ってます。
ちなみに自分はスクリプトにするときシナリオそのまま使います。誤字以外は一切直すつもりありません。
(ただ、シナリオ毎の繋がりを考えて、冒頭に言葉を足すことはあります)
>>枠について
特に気にしてなかったというかデフォそのままでした。
そっちのデザインはおいおいということで。
今のところ半透明が主流かな?
>>全画面表示について
これは早めに決めたいところですね。増えると直すの大変だし。
メインヒロインのOP作る時、下ウインドウと全画面表示を両方とも作ってみます。
それで判断してもらえると助かるかな?
>>257 どもー
とりあえずウィンドウ(テキストボックス)は如何様にでも調整ができて
テンプレとして持っておけて、スクリプト側で適宜切り替えられるっぽいすね
デフォの字詰めは全角26字の4行表示みたい
読み物としてどうかって視点、そうそう
そこが肝心で、ゲームのテキストにする以上それなりの体裁を
工夫しないといけなくておもしろいっすね
凛vsさなの掛け合いはアツいことになるとおもうw
>>258 どもも
そう、制限はない方向でいきたいっすね
作ってみて、もう下ウィンドウでいいかなと思いつつw
全画面のもぜひ見てみたい
>>258 そうですね。見て決めるしかないと思います。
ROMだけの人も、希望があればご意見くれると思いますし。
なんと言っても、作り手だけの都合で進めるわけにも行かないですし。
>>259 結構文字数少ないんですねえ。
でもまあ、あまり詰め込んでテキストサイズが小さくなっても具合悪いし;
なんかクララSS書かなきゃいけないのに、凛子の刀とか受信しちゃいましたよ(爆
それどころじゃないのに;
ちなみに凛子デート編に本物の刀は出ません。
なんかねえ。
さなちゃんと凛子とクララの三つ巴で、
それを見てクスクス笑ってるアンナとリーザとイレナが浮かぶんですよね。
特に妹化してるイレナなんて、人事っぽいし。
かなりインドア派ですよね あの子?w
リーザはマリみての聖さまとかひだまりの宮子が混じった感じにしようとしてる。
多忙ゆえ作業は土日にやります。
>>261 お疲れ様です。
おれは今日明日と空いたので、その間にクララ書いちゃって、
ノリがよければそのまま凛子突入しちゃおうと思ってます。
それと、土日は空くかどうかわかんないので、もしアレだったら、
リーザ登場編倉庫に入れちゃおうかと思ってます。
あとアンナ登場編と。
リーザは
>>37>>40と、>>122-
>>123で良いですかね?
何かこちらで出来る修正などの希望があればご遠慮なく。
いいんじゃない?
>>15と
>>252を
やって見て思ったこと
画面に対してキャラの表示が小さい
なので画面栄えせず、こじんまりした印象を受けます。
ロリって事で小さめに表示してるのか、
それとも1度に3人まで表示させる場合を考慮して小さめにしたのかだと思いますが、
立ち絵の表示に身長の差を意識する必要はないです。
>>264 遊んでくれてありがとうございますー
そして参考になります、キャラ含めレイアウトについて検討してみたいところ
こじんまりというのはいわれてみれば、確かにそうかも
キャラがちいさめなのに加え、テキストボックスが不透明なのも影響してそうな感じです
おまたせ〜。
ロリババァ妄想SS クララおよばれ編上がりました〜。
いつもより2倍の分量になってしまいました;
まさかここまで増えるとは……。
正直読んで楽しくないかもしれない。
でも一応、アップしますね。
修正あるいは書き直しの場合、対応します。
通し番号無しで連続で行きます。
支援は不要。
では。
ロリババァ妄想SS
クララおよばれ編。
つい最近、近所に引っ越してきた女の子がいる。
名前を、クラリッサ・コーデリア・フォン・アイブリンガー・ウント・フォン・ヘルリングと言う。
この名前を覚えた時、ぼくは初めて自分で自分に賞賛の声を送りたくて仕方が無かった。
とりあえずあの子がドイツ人だという事がわかって、ドイツ語について少しだけ調べてみたんだが。
あの子の名前に含まれている“ウント”というのは、英語で言う“アンド”の事であるらしい。
つまり日本語で言うなら、“〜と〜”と言う事だ。
そんな名前の付け方ってあったんだ……。
ぼくは大学に進学しても、ドイツ語は選択したくないなと思った次第である。
もっともそれ以前に、出会った時が驚きだったと言うのは、あまり人には言えない事実である。
あの日、軍事オタクを自認するクラスメイトにその時の事を話してみたんだが……。
腹を抱えて爆笑された。
奴曰く、「お前ケッテンクラートだって? そんなのドイツでも今時物好きしか乗らないよ。それにあれ、日本で公道走行許可下りるのかなあ?」
という様な返答を、笑い混じりに聞かされた。
こうなったら、一度あの城に乗り込んで、証拠写真の一枚でも撮って来なければ。
そう心に誓ったのだが……。
意外と早くに、その機会が巡ってきた。
例の一件からしばらく経ったある日。
ぼくが学校から帰って来ると、門の前に直立不動で立っている黒い人影が見えたのだ。
それはあの引越しの日、ぼくに直接あの引越し蕎麦を手渡してくれた、外国人の執事風の人だった。
彼は、ぼくが帰って来たのを認めると恭しく一礼し、懐から一通の封筒を差し出してきたのだ。
なんだろうと思い表書きを確かめようとしたが、何も書かれてはいない。
「主から貴方様への、招待状でございます」
顔からは想像出来ないほど流暢な日本語で、いぶかしむぼくにそう一言言い添えた。
まあ、内容はわからないが、あんたが持ってきたなら差出人は一人しかいないよ。
それに――。
ぼくは今までに、こんな手紙をもらったことなど一度としてない。
なぜなら、その手紙はわざわざ赤いロウで封を施されていたのだ。
その赤いロールシャッハテストの様な部分には、なにやら刻印されている。
あ、刻んでるんじゃなくて、固まる前に印を押し付けているのか。
とりあえず、日本の手紙のマナーにはそういうのは無いはずだ。
こういうところまでは、さすがに日本に合わせてこなかったか。
少し安心した様な気もする。
何から何までこちらに合わされても困るし。
とりあえずは届けてもらった事に礼をいい、家に入る。
なんとなくそのまま封を破ると言うのも気がひけたし、なにより中身まで破ってしまったら悪いので、ペーパーナイフ……は持ってないから、普通のカッターナイフの刃をチキチキと長めに出して、封を切った。
入っていたのは、二つ折りになった一枚のカード。
文面は、やはり日本語で書かれている。
しかも手書きなんですけど。
ちゃんと漢字まで使ってるが、もしかしてあの子本人が書いたのか?
したためられたその内容は以下の通り。
拝啓
先日はお世話になり、ありがとうございました。
あの折は大したお礼も出来ず、誠に申し訳なく思っております。
つきましては貴方様を、一度当家へご招待致したく、その旨メッセージをお送りする事に致しました。
ご来訪の際は本状をお持ちになってくださいませ。
もちろん、貴方様のご都合の良い時で結構です。
いつでも、いつまでも、お待ちいたしております。
クラリッサ・コーデリア・フォン・アイブリンガー・ウント・フォン・ヘルリングより。
…………。
この名前、住民票登録の時に絶対全部書ききれないね。
賭けてもいい。
ぼくとしては、お礼ならあの蕎麦でも充分だったし(あれはとても美味かった)
なによりご近所と言っても隣近所と言うほどまでは近所じゃない。
こんな些細な事を理由に呼ぶと言うのは、何か目的があっての事なんじゃないのか?
そんな考えが頭をかすめた。
普通ならああいう身分違いのお嬢様なんてのは、こちらとしても係わり合いになるのは警戒するし、なにより接点自体無いのが当たり前なんだが……。
ぼくは少し興味を覚えていた。
行ってやろうじゃないか。
一度くらい、とんでもない大金持ちの生活って奴を覗いてみるのもいいだろう。
とりあえずぼくは覚悟を決めた。
なんでそんな必要があるのか、全然わかんないけど。
天気の良い土曜日。
ぼくは、招待状を持って乗り込む事にした。
日曜日にしようかとも思ったのだが、相手は外国人だ。
日曜学校だの安息日がどうだのという話になるんじゃないかと思った。
少なくとも、仏教徒では無さそうだし。
もっとも、あの城の中に礼拝堂がありますと言われても不思議はないが。
少し遠回りして駅前の花屋で花束を買い、目的地へと向かった。
人の家に初めて行くのだから、手ぶらではなんだしと思って生意気な妹に相談したら、
「お花でいいんじゃない?」と即答。
「花? そんなもんでいいのか?」
もっと気の効いた物があるんじゃないかと思ったのだが。
やれやれ……と言わんばかりに、話しながら携帯ゲームに夢中になっていた妹は、それをわざわざ中断して身を起こした。
「相手はものすごいお金持ちなんでしょ? だったらお菓子とか持って行ったって、絶対あっちで出されるお菓子には敵わないよ」
それを聞いて、ぼくは納得した。
なるほど。
普段食ってるのより劣る物なんか、贈り物にはならないと言う事か。
ますます自分の庶民っぷりに磨きを掛ける事になりかねない。
あ、でも。
あの城の中にものすごい花壇とかあったら、花でも一緒なんじゃないのか?
その思考を読み取ったか、
「その点お花は便利だよー、その美しさには差別がないもの。それにねお兄ちゃん」
ますます生意気な物言いをしながら、鈴那は身体を乗り出した。
「花を嫌いな女はいないのよ。覚えておいてね」
小学生には似合わない含み笑いを表情に浮かべて、妹は再びゲームの画面に目を戻す。
普段子供だと思ってると、時々こんな顔するんだよな、こいつ。
なるほど、花か。
男にはわからないものだ。
こうなったら、花屋さんにお任せでやってもらおう。
こういう事はプロに頼るしかないだろう。
そんな訳で、少々奮発して買い求めた花束がぼくの腕に抱えられている。
持って歩くには恥ずかしいが、まあ贈り物だし。
しかし初めて知った。
花束って結構高かったんだな。
服装もいつものTシャツにジーパンと言う訳には行かないので、きれいなシャツとスラックス(いずれもアイロン済み)を用意しましたよ。
髪はまあ散髪って訳にいかなかったけど。
元々日本の城が建っていた跡地だったはずの、西洋風のお城の側までやってきた。
最初からあった石垣はそのままに、その縁ギリギリいっぱいまでレンガ造りの壁がある。
つまり、外からは絶対に敷地内を覗けないと言う事だ。
相当ガードが堅い。
まあ、軍用車両で引越ししてくる様な連中だもんな。
でもこれ、門まで上がるのは石の階段だ。
確かここに上がるルートはこの石段だけだったと思う。
じゃあ、あの素敵にクラシカルな車両群は、どこから中に入ったんだ?
まさかどこか外に駐車場を借りている訳でもないだろう。
それも中に入れば判る事だ。
今はそれを楽しみにしているとしよう。
こんな城だから、門はてっきり跳ね上げ式の木製かと思っていたが、予想に反してアーチ状に開けられた入り口には、鉄製の格子で作られた門扉があるだけだった。
ここまで上がれば中は覗けるが、ここまで上がって来るのが難関と言う事なのかもしれないな。
石段の周りを囲む藪の中から、警備隊がライフルで狙いを付けてても不思議ではない。
「お待ち申し上げておりました、ようこそお越しを」
門に近づくと、そんな声がいきなり響いた。
モーターの音と鉄格子が軋む音を響かせながら、門が自動的に開いてゆく。
「しばらくお待ち下さい。ただいま迎えの者がそちらへ参りますので」
どうやら少なくとも石段を上がり始めたあたりから、ぼくの行動は監視されていたようだ。
門から敷地内へと足を踏み入れて、さらに驚いた。
ここって……こんなに広かったっけ?
そもそも、建物も残ってない単なる城跡にわざわざ来る事なんてそうそう無いが、全く入った事がない訳ではないのだ。
どう考えても、その時見たより広いぞ。
ぼくが覚えているこの場所は、子供の足で駆け回ってもすぐに端から端まで辿り着ける程度の広さだ。
城と言えば巨大なイメージがあったので、酷くがっかりしたのを今でもハッキリ覚えている。
それを思い出すと――。
土煙を立ててこちらに走ってくる車が、どうしても信じられない。
車が無いと移動出来ないほど広かったかここは?
ついでに言えば、迎えに来たと言うその車は、やはりと言うべきか。
文句無しの年代物だった。
その名はキューベルワーゲン。
第二次大戦中ドイツ軍で制式採用していた軍用車だ。
今は何やらよくわからないマークが入っているので、車の見分けが付かない女の子なんかは判らないかもしれないが、さすがに車の運転の経験が無いぼくでもわかる。
このシンプルさは、確実にクラシックカーだ。こういう事態になるのではないかとあらかじめいくつか調べて、今日と言う日に臨んだが、ぼくの勘に狂いは無かった。
というか、狂ってて欲しかったのが正直なところだが。
わざわざ車から降りてドアを開けてくれた、いつもの執事さんに頭を下げつつ、ぼくは個人の敷地内を車で走り回ると言う初めての体験をした。
クララは裏の射撃場にいると言う。
さすがお嬢様だ。射撃と来たよ。
大体金持ちの趣味と聞いて思い浮かぶのが、射撃と乗馬だ。
日本ではなかなか射撃を趣味としている人もそうはいないと思うが、ここのお嬢様はやってるだろうなあくらいには思っていた。
案内された場所で車を降り、辺りを見渡すと――いた。
なんだか乗馬服の様な軍服の様な勇ましい出で立ちに、さらに顔をゴーグルで隠し、耳にはヘッドホンの様な物を付けて、何やら長い銃を構えて遠くの的に狙いをつけている。
でも……あんな腰の辺りで銃を構えていて、的に当るのか?
そう思い、狙っている先に目を向けると、そこには何やらバラバラと立つコンクリートの小さな壁が見える。
あれが的?
不思議に思って、再びお嬢様の方へと顔を向けると――。
ヴビビビビビビビッ!
とんでもなく甲高い音を響かせて、その火器が唸りをあげた。
アレだよね? 普通機関銃って、そんな音はしないよねえ?
映画でしか知らないけど。
あまりの凄さに、思わず放心状態に陥ってしまった。
「あら、ようこそおいでくださいました」
こちらに気付いて振り向くと、クララは持っていた銃を傍らで控える年嵩の執事に手渡し、ゴーグルを外してこちらに歩いて来た。
当然の様にそれに付き従う執事さんの顔には見覚えがある。
あの時、彼女が乗っていた素敵マシーンのハンドルを握っていた男だ。
確か名前はカールと言ったか。
こちらはぼくの姿など全く眼中に無いかの様に、黙ったままだ。
ぼくの前までやって来た女の子を見て驚いた。
あの時は車の上から見下ろされていたので気付かなかったが、この子は小さい。
外国人で立ち居振る舞いも落ち着いているので大人っぽく見えるが、間違いなくうちの妹とそう変わらない年齢だ。
そんなに小さいのに、さっきあんなスゴイ物をぶっ放しても、全く疲れたりしている様子は無い。
カール氏が持っている銃を見て、確信する。
これはマシンガンには違いないが、それを日本語に訳せば“機関銃”ではなく“機関砲”だろう。
少なくとも、人相手に撃つ様なもんじゃないよね?
「――それは、わたくしに?」
不意に声を掛けられて我に返ると、少女の視線はぼくが胸に抱えた物に注がれていた。
そうだった。
これは直接手渡そうと思って、ここまで持ってきたのだ。
「ああ……そうだよ。はい、どうぞ」
ガサッと音を立てて、花束は少女の胸に抱かれた。
「――良い匂い……ありがとうございます」
目を閉じて花の香りを楽しむその表情は、さっき物騒な凶器を振り回していたとは思えない穏やかな物だ。
そんなに喜んでもらえるなら、奮発した甲斐があるというものさ。
なかなかやるじゃないか、我が妹よ。
「さっそく飾らせていただきますわ。少々お待ちになって。着替えて参りますので」
ニッコリと浮かべる笑顔は、あの時の高飛車な感じとは違って見える。
こっちも気分が良くなって、何気にコンクリートの壁が乱立する方向に目をやると――。
そこにボコリと大穴を空けた灰色の塊が見えた。
近くに行かないと正確な大きさはわからないが、直径五十センチはあるんじゃないか?
しかも。
他に弾痕らしきものが見えないところを見ると、彼女は真っ直ぐ一点を狙って全ての弾を撃ったと言う事になる。
これは凄い事だ。
普通機関銃って、広い範囲をバラバラに撃つもんじゃないの?
そんな事を考えた時、後ろから声を掛けられた。
ぼくを案内してきた、いつもの執事さんだ。
どうやら彼は、ぼくの担当と言うことらしい。
部屋へ案内すると言う。
余計な詮索はせずに、素直に従う事にした。
後でそれとなく、本人に尋ねてみる事にしよう。
たっぷり三十分は待たされて、ようやくクララ嬢の再登場となった。
さすがにパーティーなどでは無いので、豪華なドレスと言う訳ではない。
今身につけている白いブラウスは、普段着と言うところだろう。
それでも、仕立ての良い物を着てるのだろうというのは想像に難くなかった。
うん。
やっぱり女の子は、あんな軍服みたいな格好より、こっちの方が良いよ。
「大変お待たせいたしました。退屈だったのではなくて?」
鷹揚に笑いながらこちらに歩み寄る姿は、とても妹と同じ年頃の少女とは思えない物だ。
「いや、こういう大きい家は珍しくって。退屈なんてしなかったよ」
実際は退屈しなかったと言う訳ではないが、むしろ緊張しちゃってそれどころじゃなかったもんね。
「それはよろしゅうございました。さ、今お茶の用意をさせておりますから、おくつろぎになってくださいな」
お茶は待ってる間にもう出てるんだけど、彼女が言うのは違うんだろうな。
なんて思ってたら、執事カール氏と二人のメイドさんが何やらワゴンを押して部屋に入って来た。
ここで改めて思う。
妹よ。君は正しかった。
二台目のワゴンの上には、もう一つのワゴンの上に並ぶいかにも豪華そうな茶器に負けない存在感を放つ、黒い物体が見える。
まだ切り分ける前のケーキだ。
こんなの、小学校の時友達の家の誕生日に呼ばれていった時か、クリスマスの時くらいにしか直に見ないよ。
しかもこれ、結構デカくないか?
流れるような動作で切り分けられ、横に白い生クリームをたっぷりと添えられた切り口まで黒い洋菓子。
ついでに生地には、どうやらジャムみたいな物が挟まれている。
どう考えても、ものすごく甘そうなんだが、まあ食べられない訳じゃないし。
「当家の料理長が作るザッハトルテは、本場オーストリアの物にも負けませんわ。さ、召し上がれ」
そうか。このチョコレートケーキはざっはとるてと言う名前で、ドイツじゃなくてオーストリアのケーキなのか。なんか名前はドイツっぽいんだが。
帰ったら妹に教えてやろう。
ケーキ好きな妹は、さぞかし悔しがると思う。
あ、ついでに土産で持ち帰ることが出来たら良いんだが、それをぼくの口から言うのはやっぱりずうずうしいよなあ。
そんな事を考えながら、控え目にフォークで切り分けて口へと運ぶ。
ん? なんだこれ?
見た目はいかにもチョコレートをたっぷり使ってますと言わんばかりに黒いが、その割りに甘さは控え目だ。
横に添えた生クリームは全く甘くない。砂糖が入ってないのだろう。
作る時に入れ忘れたのか?
「そのクリームはお口直しですわ。少しつけてお召し上がりになると、丁度良い甘さになろうかと」
ケーキを口に入れるたびに、いちいち動きを止めるぼくの様子を見て取ったか、クララがそう解説を加えた。
なるほど。ケーキ本体が甘い分クリームの甘さは抜いてる訳か。
こういうケーキもあるんだなあ。
普段そんなにケーキなど食べる事はないが、これは思わず箸……じゃなくてフォークが進む。
「気に入って頂けた様で、何よりですわ」
ぼくが食べる様子を見て、クララが微笑んだ。
「よろしければ、お帰りの際には残りをお持ち帰りになってください。用意させますわ」
おお! ニッコリと笑う少女の顔が天使に見える。
妹よ、なんだか高級そうなお菓子がお土産だぞ。
甘い物がそんなに得意じゃないぼくでもこれは美味いと思うし、間違いなく喜ぶな。
こうして、ぼくにしては珍しく甘い物に舌鼓を打っていた――その時。
……ヴィーン……ヴィーン……。
城の中に、まるで何かを警告する様な音が鳴り響いた。
いや、カール氏や他の執事達の動きを見ていると、これは明らかにそういう事なのだろう。
お嬢様は顔色一つ変えずにカップを口に運んでいるが。
「……何かあったの?」
さすがにぼくは不安だ。
思わず少女に訊いてみる。
問われた方は済ましたままで、
「さあ? ……多分、ネズミでも入り込んだのでしょう」
そう言って、口元に微かな笑みを浮かべた。
窓の外を走り回る執事達がいる。
いや、彼らは走りながらその身を包む服を脱ぎ捨てると――全員がグレーの制服で統一された集団へと変わった。
素早く配布されたヘルメットを目深(まぶか)に被り、広い敷地内に整列する。
ぼくは部屋の窓から、それを唖然と眺めているしかない。
そして、その隣の窓が勢い良く外へと開け放たれた。
「わたくしの忠実にして親愛なる親衛隊の皆さん!」
よく透る声で、クララが一同へと声を掛ける。
「皆さんの働きで、この城の平和が取り戻される事を願っています。では、出撃!」
「ヤー!!」
勇ましい声を上げて、一同はそれぞれの持ち場へと散開する。
どこに格納されているのか、戦車まで引き出して。
あの時比喩として言っていたのはわかる。
だけど、ネズミと呼ぶ相手に出す戦力じゃないよなあ。
それにクララは親衛隊って言ってたけど、これは――。
どう見ても“ヘルリング機甲軍団”だろ。
広いとは言え戦車が何輌も走り回るには狭すぎる敷地内での騒ぎが収まるまで、小一時間程を要した。
「……ただいま〜」
何となく気疲れを自覚しながら家に戻ったのは、陽も落ちかけた夕刻。
もしかして鈴那の奴は出掛けてるかな? と思っていたが、
「あ、おかえり〜」
奥から返事が返って来た。
ひょっとして朝からまたゲームか?
居間に入ると思ったとおり、妹は携帯ゲーム機の液晶画面に眼を落としたまま両手の指だけを動かしている。
「お腹空いたー」
ぼくの顔も見ずにそういうのを見てテーブルに目をやると、買い置きしていたスナック菓子やらジュースのペットボトルが散乱していた。
ぼくが出掛けてたので、こんなもんで飢えを満たしていたんだな。
「……はいはい。夕食後にはもらって来たお土産出すからな」
そう言って、ケーキ屋さんが入れてくれるような箱をブラブラさせていった。
当然その箱には、クララの家にある車や特殊車両群全てにマーキングされた紋章が入っているが。
一瞬だけこちらに目をやった鈴那は、心底驚いた表情でその箱に釘付けになる。
「……そのマーク……」
あまりに驚いている様子なのが、ぼくには気になった。
「どうかしたのか?」
その問い掛けに妹は我に返ると、
「あはははは〜」と、実にわざとらしい笑いを上げる。
「い……いやぁ〜、何それ? どこで買って来たの?」
何か引っかかるが、まあいい。
「ん? いや、呼ばれた家でもらったんだ」
そう言って、とりあえず冷蔵庫の中に箱を仕舞った。
「ふーん。なんかちゃんとしてるんだねえその家」
再び無関心そうな口調に戻った。
「お前も来れば良かったのに。夕食もどうかって言われたけど、お前がいるから断って帰って来たんだぞ」
きっと夕食も豪華メニューに違いない。
別に食べられなくて残念とかは思わないが、少なくともぼくの手間が一つ減るのは確かだ。
「いやあ、あたし今忙しいから〜」
鈴那はそう言って、再び元の役目に復帰した。
何が忙しいだよ。遊びじゃないか。
まあいいや。
「今夜は焼きソバと中華スープな。その後でもらったケーキ食べよう」
ケーキを早めに食べなきゃいけないから、夕食は軽めが良い。
「……は〜い」
生返事を返してくる妹の声を背に、ぼくは中華鍋を取り出した。
今日も我が家は平和だ。
「いかがでしたかクラリッサ様」
食後のお茶を暖炉の前で楽しむ主の横で、執事長カールは膝を折って頭を垂れ、問い掛けた。
ゆっくりとカップを口に運んでいた少女は、カップをソーサーの上に戻すと伏せていた目をゆっくり開く。
「……そうですね。まだ確証は出来ないと思いますけれど……」
少し考える様に言葉が止まった。
茶器が差し出され、それを大事そうに受け取る執事は動きながらも次の言葉を待っていた。
それに気付いているのかどうか。
「どこかあの人に似ている事は確かです。ゆっくり掛かりましょう」
心の内を見せぬまま、クララはそう言って寝室へと向かう事にした。
明日は日曜日。
城の中の礼拝堂で、いつもより長い祈りを捧げる日だ。
城の窓の一つが灯りを落とすのを城壁の外から眺めていた影は、高い木の枝の上で口元に笑みを浮かべる。
「……妾の勘に間違いはなかった……」
そう呟いて、少し前に、偶然出会ったこの国の若者の事を思い浮かべた。
あの時つけた印は、まだ生きている。
時々途切れる事があって、今日の昼もそうだったのだ。
その原因を確かめるべくこの城に乗り込んだのだが、密かに事を運んだつもりが大騒ぎになってしまったのだ。
まだ目立つのはまずい。
餌が餌にならない。
だが、動いた分だけの収穫もあった。
この城、そしてそこに住まう女。
間違いなく、あの男の残した成果だ。
「……クックククク」
思わず喉が鳴った。笑っているのだ。
「まだだ。まだ奴がこの国に至った証には……まだまだ足りない」
月光が満ちる虚空に、小さな影が舞い上がった。
そこで姿が露わになる。
あの夏の日、この街に突然現れた黒衣の少女だ。
重力に逆らうように、フワリと風に乗って移動する。
「このアンナ=マリー・グリニッジ、その名に賭けて、奴の尻尾を掴んでやるわ」
その決意を表すように、双眸に赤い光が浮かび上がった。
――終――
長!?
いやあいいことだ
お疲れ様です
長文を連続投稿してしまったので投稿規制が掛かっちゃいました;
したがってIDが変わってますが、お気になさらず。
このままテンションを保ちつつ「凛子うれしはずかしデート編」に行きたいと思います。
今日中の投下は無理かもしれません。
でわでわ。
ありゃ? ID変わってなかったわ;
それと、また後程報告しますが、
昨日の予告通りアンナ登場編とリーザ登場編、倉庫格納準備に入ります。
リーザ編の実際の格納はライターさんに確かめてからになると思いますが。
>>267-275 ヘルリング機甲軍団ワロタ
どこと戦争する気なんだw
てか、初手からキューベルワーゲンがスリッパ代わりとか飛ばしてるなあ
主人公が意外に落ち着いててバランスいい性格ということと、
アンナの動きも見えてきていい感じですだよ
投下乙でした
乙でつ
うーん、今週結構忙しいなぁ……
>>281 ああ、チェックの方はいつでも結構ですから。
時間が空いた時に見ていただければいいですよ。
>>283の検証用ファイルというのはスクリプターさん用ですか?
おれとかも見て良いのでしょうか?
>>283 とりあえずお疲れ様でした。
ゆっくり休んでくださいね。
>>284 下ウインドウと全体表示の検証用なのだからSS書きの人が見ないとダメでは?
>>285 サンクスです。
ボケてるな、おれ;
ではさっそく。
>>283 見せていただきました。
OPで大爆笑してしまったのはここだけの秘密ですw
なんかアンナ編が終わったらクララ編が始まっちゃったんですけど、
これはPCの中にデータがあるからでしょうか? 謎。
肝心のテキスト表示の件ですが、
うーん。
正直悩みます。
どっちもそれぞれにいい面があるので。
ゲームとして考えるとね、下表示かな? とも思うんです。
でも、全画面表示の方は確かに読みやすい。
多分一行あたりの文字数を取るなら全画面だろうなって感じです。
切り替えで解決できたらなーってのは贅沢な話でしょうかね?
絵を見るという点で好きなのは下表示です。
これは断然、明るいので。
>>283 徹夜乙でした。ならびにうp乙です
OPこうして見せられると突き抜けたひどい歌詞で驚愕wwww
ところで文章が4行目にかかった時にクリック待ち置くと、
置いたものと次頁につづく自動クリック待ちがダブって二度クリック要求されるような
LiveNovelの謎仕様っぽいですねこれ
ああっ! ダメだっ!!
凛子が……凛子がっ!!
設定者誰だ!? シェフを呼べっ!!
とても美味しいでスッ!!
ちょっと起きた。レス返しのみスマン。
徹夜のテンションで作るとなにするか分からんなw
笑って頂けてなにより……いや、これは歌詞を作った人のおかげですね。
>>287 クララ編に続くのは単にこっちで指定してるからです。
このファイルは凛子編と◆S4kd5lZr8I さんの真子編も収録してて、
面倒くさいためそのまま流用しています。だから先に進むとそっちも読めるというw
比較するときはいったん終了して始めから始めてください。
後、両方というのは……最後の手段……かな。
ちょっと手法を考えましたが、思いついたのが一つのシナリオに対し2つのスクリプトを打つという、
単純に考えて2倍の作業量になってしまう手段でした。
しかも自由には切り替えできないので、冒頭でどちらの方法で読むか選択と言う形になると思います。
そう考えると、どちらかに決めてもらえるのが私としてはありがたいです。
引き続き意見を待っています。今日これない人もいるだろうし。
>>288 二重クリック……確かにそうみたいですね。
通常の強制改ページはCtrl+Enterなんですけど、
クリック待ち+テキストクリアで再現していたんですよね。
(始めて作ったときヘルプ見ないで作ったからと、見直すときに見やすいから)
(Ctrl+Enter)+テキストクリアの方がいいかもしれないと今ふと思った。
俺の替え歌がOPにw
なんか変な気分だw
ああ……吐き出したらちょっと落ち着いた;
>>290 本当にお疲れ様です。
まあ、おれは優柔不断な奴なんでw
最終的には多数決とかお客様優先とか、
そんな感じで決まれば良いなあとは思いますけど。
どちらかというとスクリプトより絵のバリエーションで苦労させたい……おっとっと;
おれはもう、書いてる段階で楽しませてもらってるのでねえw
タイトル画面の終わるでゲームが終了しないのは
何かの呪いでしょうか?w
>>293 それ多分みんなそうです。
つまり仕様w
あ、そうそう
全画面表示の背景
白で透明度を上げてるでしょ?
黒で透明度下げた方が良いよ
白だと色飛びしたような感じになるので画面にメリハリがなくなる
×黒で透明度下げた方
○黒で透明度上げた方
>>293 はい、呪いです。……次から直しておきます。
>>295 あれ? 背景黒で透明度上げる方法でやってますよ?
すいません。いつの間にか背景灰色になってました。
そっちもちょっと直しておきます。
>>298 凛子登場編も出来るとわかったので、そっちまでプレイしてきました。
えっと、とりあえず二点。
普段の制服に刀要りませんのでw
あるバージョンも置いといてもらえると非常に助かりますが。
あと主人公のセリフ
「男は狼〜」のところは心の声というか、一人称の地の文なので、
本番ではかぎカッコ外してやってくださいませ。
試作品の間はあってもいいですよ。
ゆっくりいきましょう。
>>275 改めて、クララおよばれ編乙でした。
貧弱な言語能力では凄いな、という言葉しかでません。
妹も何かに気付いたようだし、なんかこう、ドロドロと動きだしそうな感じですね。
アンナもこれからどう動くのか。期待してます。
>>299 了解。そちらも直しておきます。
>>300 おれからすれば、画像関係のソフト扱える人の方がすごいと感じます。
いつの間にか凛子編も出来てるし。
おれリクエストしようと思ってましたもんw
正直クララん家のネズミは最初、イレナにしようかな? とも思ってたんですよ。
でも主人公がアンナの目と耳になっちゃいましたから。
これはハズす手はないぞ、と。
イレナ自身は、一番最初の設定段階では「ファッキンナチス」とか書いてあったと思うんですが、
クララは一応お貴族様だと思うので、庶民の集団であるナチは嫌いだと思うんですよね。
で、いつの間にかイレナは主人公の妹に成りすましちゃってるのでw
この後イレナ自身がどう動くのか、おれも楽しみです。
いやあいいなあ合作ってw
自分も参加してるのに、先が読めないから。
修正、ゆっくりでいいですよ本当に。
>>290 んでは、こちらでもCtrl+Enterにテキストクリアで統一しましょー
改ページのアイコン微妙にださくてむかつく。。。w
あっと、こちらではまずリーザ編スクリプト進行しますね
課題とかあったら影舞にでもよろしくです
トピック毎にタスク作っていただいておkなので
>>301 凛さんデート編上がってきたら、それ受けておさなさん編も進行しますぜ
質問
バックログ(履歴)に入るのってホイールから出来ないんですか?
>>304 うーん
ちょっと見てみた感じでは、オプション内の個別機能に対しての
ショートカット定義はできないようですな
ホイール操作の有無を判別する関数というのは用意されてるけど、
シナリオ内のテキスト進行内で逐次呼び出しができないっぽいのに加え、
判別後にシナリオ回想ルーチンを呼び出すこともできないっぽいです
右クリックオプションでシナリオ回想を使っていただくしかないかも><
そういえば、今回下ウインドウを半透明にしましたが、
>>264さんが言っているキャラ画像の小ささについて感じ方が変わりましたか?
私はキャラ画像が小さいと思っておらず、自分の感覚が役に立ちません。
場合によっては画像を拡大するか作り直さないといけないので、意見をもらえると助かります。
>>304 うーん。こっちでも設定できませんですた。
もうちょっと調べてみるつもりですが、できないと考えてもらうのが無難だと思います。
>>303 よろしくお願いします。
こっちは、まずはアイヤーの画像作成あたりかな。
スクリプトにはそれから着手になると思う。
後、全部直した後に気づいたこと。
二重クリックになってたの、クリック待ちの後ろに改行が入って、
5行と認識されていたからみたい。……直す前に気づいていれば。
上が修正後、下がゲームそのままの画像です
>>306 >二重クリックになってたの、クリック待ちの後ろに改行が入って、
>5行と認識されていたからみたい。……直す前に気づいていれば。
そういうことだったとは(ノ∀`)
>>307,308
おおー
なるほど、サンプルまでいただいて感謝です
高さのガイドラインとしては、修正後のアンナが俺は妥当かと感じます
クララもアンナと同程度の倍率で拡大してやるのがいいかも
アンナのこのカットは体部分がアオリなので、元絵のように腰の高さで合わせて切ると
縦方向のパースが緩いカットとは余計に頭の高さが違ってきてしまうかも
この場合、頭でそろえて足をより下まで入れたほうがアオリっぽくなるかな?
左上のクララの比率だと俺には太ましく感じられるw
このカットではアンナと体の開き具合が違うので、肩幅で合わせるとどうしても倍率が上がっちゃう
これはどうだろ、遠景用と近景用で二種類の倍率の画像を用意するとか?
>>309 倍率はこんな感じってアバウトにやっちゃってるんで
左上はちと大き過ぎかなと自分でも思ったりw
でもね、かといって頭を赤線まで下げると
スカートが見えなくなって棒っぽい感じになっちゃうので
バランス考えてまーいっかって思ったりw
>これはどうだろ、遠景用と近景用で二種類の倍率の画像を用意するとか?
2種あっても問題ないと思いますよ
演出的にも使えますし。
>高さのガイドラインとしては、修正後のアンナが俺は妥当かと感じます
目が2本目の線の下にくる辺りが丁度いい大きさだと思いますね
>>306 そうそう、追記
ウィンドウ半透明で幾分か改善される感じはしました
>>310 なるほどw
横方向のボリュームですが、髪とかスカートの開き具合で調整できるレベルかも
ソフトの仕様にもよりますけど
>>312 うん、言われてみるとそうですね
目の高さ基準のがいいかな
>>314 大きさはコレくらいが良いかもしれませんね
ただやっぱ横のボリュームがない
もちっと大きくする場合は棒っぽい立ち姿になるのを気をつけたほうが良いです
スクリプトの統合ファイル、影舞にうpしておきました。
◆S4kd5lZr8Iさん、時間があるときに確認お願いします。
>>315 横のボリュームですか。
うーん。とりあえず縦はこの程度に抑えて、まずは向き等で調整可能か検討してみます。
……腕や腰を太ましくしたら広がるかなぁ。
>>316 >……腕や腰を太ましくしたら広がるかなぁ。
それやっちゃうと単なるデブになっちゃうんで
ポーズで横幅を稼いだ方が良いですw
腕をもっと横に出すとか
今のポーズってどれも腕が体にピッチリ付いちゃってますよね?
例えば腰に手を当てるポーズは肘が横に突き出るじゃないですか
そんな具合に腕の仕草で大きく見せるんです。
あと、言い出しっぺの自分が言うのもなんですが、
あまり拘らないで下さい。
>>314でも十分改善できているので。
気にし過ぎは悪い結果しかでません。
>>319 うpしていただいたもの確認しましたぜ
問題なかとです
>>314の立ち絵でも、線がやわらかくなってこれはこれでいいような気がした次第
あ、いつの間にか規制解けてた。
(一時期鯖規制に巻き込まれてました)
クララの城はクラシックで愉快な兵器群とか出てくる小物が雰囲気出てて良い感じです。
色々とぶっ飛んでる、なんだこれw 主人公もよく分かるな、見事な下調べだw
こちらとしては、鈴那(イレナ)がどう動くかは自由度高く設定しようと考えてます。
妹にしちゃったから顔出しだけはどうしても多くなるんですよね。
サブの1として、主人公と近い距離の脇役を想定したから当然なんですが。
しばらくは家に放置してる間に外で主人公がイベント巻き込まれるとか、
ほぼ完全に人間の振りしてただの妹として様子を見るって方向で良いとおもいます。
出来れば他ヒロインの話が見えてから裏側にからめる形で書きたいんですが、
(記憶喪失絡みとか、あとメインヒロインと錬金術絡みでも?)
これって鈴那の設定を先に固めてしまった方が良いのかな。
他の娘たちの動きが気になりますぅ〜
ども〜!
明日は空きそうなんで、今夜から凛子SS進めて行きますね。
>>321 思うに、主人公が名前も何もかも決めてないってのは、良いかもしれないと思い始めました。
主人公の知識は、書き手の頭の中ですw
なので、今4人分?w
色々な面が引き出されるのだと肯定的に捉えましょう。
知らないとか言いながら軍事に関する部分がポロリと出てしまうのは、書き手の責任です;
なのでなるべく、剣術の知識は封印しようかと。
そうなると、凛子がバトルに入った時困るんですが。
イレナは妹って事で勝手に出してしまいましたが、何か問題は無かったでしょうか?
凛子の記憶操作は、イレナは絡めない方向で行こうと思ってます。
多分そんな昔から日本にいないだろうと思ったので。
設定と言うか、何かイレナのプライベートを描く様なSSでもあれば正直助かります。
――目が、開いていく。網膜に映るのは見覚えのない暗い部屋の天井。
背中に堅い感触。どうやら私の身体は石造りの台に安置されているらしい。
朦朧とした頭を押さえながら、半身を起こすとその男が私に視線を送っていることに気がつく。
「おはよう。そして、ようこそ。新世界へ」
その男はフラスコを片手ににっこりと微笑む。一見、整った顔立ちをした好青年だがその表情の裏にある狂気は隠せない。
「本当に、これで変わったのか?」
「あぁ、これで君も不老不死。その身はこの世の終焉を共にするだろう」
男はくるりと反転し、背を向ける。その視線は再び整然と並べられた怪しげな研究器具へと向けられた。
「……なぁ、お前の目的とやらには近付いたのか?」
「人類とは全く別系統の霊長類、夢魔。これのサンプル並びに不老不死化の成功。
いやはや、世界はまだまだ未知で溢れている。おかげでまた新たな可能性に近付いた」
男は淡々と口早にそう述べた。フラスコの液体は無色透明から真紅に変わっていた。
「私たち夢魔は人間の精気を吸い、初めて人間を超えた異端の存在になれる」
「らしいな。その少女のような姿で稼働時間は二十数年。半不老不死というわけだ」
「“不老”であっても“不死”ではない。言ったでしょう? 夢魔も人間もさほど変わらないと」
くくくと渇いた笑みをこぼす。振り向いた男の美麗な面は醜く歪んでいた。
「ならばなぜ? まぁ、今更理由を聞くのも野暮かも知れない」
「……私は精気を吸うのが嫌なんだ。だから不老不死化して本能に打ち勝つ為に――」
「詭弁だな。本能とはつまり欲望であり快楽であり己の起源。なぜ従わない?」
男は私の台詞に割って入る。こちらを見据える瞳は黒く澱み、狂気に満ち溢れているようだった。
「逆に聞かせてくれ。お前の目的は――」
男は――錬金術師は口許を三日月のように吊り上げ、低く、嗤った。
「究極の追求であり追究。気の遠くなるような永遠の歳月をかけてもまだ足りない程の理想。月に到達するよりもはるかに難題。――それが究極の少女の創作」
ここである直感が脳天を穿つ。例えるならそう、この部屋は錬金術師のフラスコで私はその中に入った試薬というわけだ。
利用されていたことは分かっていたし、覚悟もしていた。しかし、そのどす黒く渦巻くような現実を前に私は狂おしいまでに恐怖した。
>>324 「だから私から言わせればお前も失敗。新素材だから期待したのだがな」
「黙れぇ!!」
これ以上、奴の能書きは聞きたくない。私は本能に従い、欲望のままに錬金術師の唇を奪った。
奴から精気を奪う。永久にも思える接吻。このまま本当に世界が終わるその日まで終わらない口付け。
どれくらい精気を奪ったか。何だか身体の内側に火を点けられたかのように熱い。そして、違和感。心さえも焼け焦げにする何か。
「っは……」
思わず唇を離す。これだけの精力を奪ったのにも関わらず錬金術師に全く異常はない。
「ふん、たかだか二十数年程度の稼働時間で私に勝てるわけがなかろう」
「これは……」
「くく、生真面目な君にささやかなプレゼントさ」
フラスコの中の紅い液体はなくなっており、空になっていた。
「まさか……媚薬?」
「そう、欲望のタガを外すステキな薬さ。不老不死になっても醜く精を吸ってくれたまえ。不良品には似合いだ」
のたうち回る私を余所に錬金術師は部屋の扉に手をかける。少し考えた後にそうだと思い付いたように言葉を繋げた。
「次に私を見つけることが出来れば君にその薬の解毒剤をあげよう」
抵抗しようにも身体は上手く動かず、私を嘲笑うかのように錬金術師は扉を開き、白衣を翻しながらそのまま去っていった。
また、精気を求める欲求は以前にも増して強まり、安定するまでに数年かかった――。
了
リーザは夢の中を自在に移動出来ます。夢は繋がっているんです。by X
それで主人公が夢の中で見たリーザの夢。錬金術師との因縁ですかね。
実は日々、リーザは必死に発情を押さえています。(露出することで少し軽減されたり)
だからそれが押さえ切れなくなるとやばいです。18禁です。
なんかもう一つノベルゲームを作るスレと言う名前のスレが立っちゃったね。
なんかここがロリババァノベルゲーム専用スレだと思われちゃったみたいで;
まあ実質そうなんだけどね。
次立てる時はちょっと混乱避ける方向で考えましょうか。
向こうに無理強いは出来ないし。
>>324-326 乙ですー。
要するにこれはリーザ過去編と思って良いんでしょうかね?
そういやクララも凛子も過去編は書いてないな。
クララはちょっと固まってないですが、凛子は過去編書けますけどね。
まあ直接的表現でなければ良いんじゃないでしょうかね?
エロイシーンはマズイけど、エロイキャラはねえ。
一般作の場合笑いの方向に行く傾向がありますけどw
さて、デート編書かなきゃ。
夜中にこんばんはだ
いや、もうおはようとこんばんはの境を越えてるかw
まあ運用上、スレは分けたほうがわかりやすいでしょー
そういう配慮から分岐して立てたんではないかなとおもいます
>>329 やあやあ、おはこんばんわでごぜえます。
ちょっと寝たらこんな時間になっちまったよ;
まあこっちとしても別にあって迷惑な訳じゃないし、
どっちかが退くってんじゃないけど、無理に向こうをどうこうするよりは、
こっちで次のスレタイ変えた方が荒れる心配はないかな? って話で。
名前が全く同じってのは混乱を招きますから。
あっちはあっちでがんばってくれればいいし、
こっちはこっちで真面目に作ってるからね。
ああ、モジモジ凛子かわいい……。
wwwww
やばい香りがする(C)焼き鳥さん
スレタイはわかりやすくしたほうがよさげですわね
総合スレ的なものがあって、そこからルーティングできればいいかもだ
スレタイのついでというわけではないけど、
そろそろアイデンティティを固めるためにゲームのタイトルを決めなくちゃw
いや、そんなにヤバくは無い。
ヤバイのはこれを書いてるおれ(ヲイ
正直な話、向こうはこっちの存在を知ってて、内容もタイトルも判った上でやってますからね。
だから配慮は欲しかったけど、ここでそれ言っても始まんないし、立ったものはもう仕方が無い。
ロリババァノベルゲームを作るスレ
とかの方がかえって良かったのかも知れないといまさら後悔。
>>332 ああ、ゲームのタイトルはそろそろ考えましょうか。
内容考えると、そんなにネタ的でも無いんだよね。
今んとこ一番ギャグなのはクララなんじゃないだろうか?w
カッコイイタイトルか、笑えるタイトルか。
あのOP考えたら笑えるのも悪くないw
その割りに内容はハードなところもあるけど。
>>333 まあそのへんは、言っても詮無いことなのでー
先発だからどう、後発だからどうということでもなし、
競作できるような環境ができればそれがベターだと思うアルヨ?
とりあえず、負けてはいられないでしょ?w
>>334 ネタ⇔本気比の配分具合には、けっこう苦慮するハメになるかも
薩摩×会津は突っ込みすぎると危険極まりないしw
しかしタイトルはむつかしいなあ
>>335 うんうん。作品を作る事を第一に考えましょう。
タイトルはまず、その方向性をみんなの意見集めて決めましょうか。
名前とか考えるの苦手な人でも、「こんな感じ」くらいのイメージはあるはずですし。
それでいくつかタイトル候補が出れば、言う事なし。
悩むくらいの方が、いいタイトルになると思う。
あいあいさー
あいアイヤーw
エェェ('A`)ェェエ
タイトル了解。あいアイヤーw
あれ? アイヤーって赤い服だっけ?
原画黒い服だけど。いいや、赤いチャイナドレスで作ってしまおう。
そう言えば文章表示決まったかな? 決まってなければ下表示で作るつもりです。
おはあいやー
まとめ進めてみて気がついたけど、それFIXしてないですw
とりあえず決まってないモードでおk
>>342 あ、やっぱり。見落としたかと思って焦った。
とりあえず下表示で作っていきます。
パラレルラジカル
あいあいやー
肩タイトルも考えてみたw
パラレルでラジカルか。。。。
もうなにがなにやらw
346 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 08:38:55 ID:WXNY8Xdq
だいぶ下がってるから上げておこうw
アイヤー!?
マジでタイトルはそれで行くカ?w
それはともかく、楽しい方向をお望みなのは良くわかったw
パラレルマジカル……。
マジカルって魔法少女っぽいね。
魔法より錬金術を連想させる語句にする事も考えるかい?
まあマジカルでも良いんだけどねw
真子なんかはちょっと雰囲気が違うなw
単なるツッコミだから気にしないでーw
反対なんじゃないよ。
348 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 09:00:49 ID:WXNY8Xdq
>>347 節子それマジカルやない、ラジカルや!
ていうかさなちゃんの設定ね、こんなの考えてちゃってた
きもいね俺
--
陸軍兵器行政本部
↓
陸上自衛隊某部局
↓
独立行政法人/民族遺産再生機構
秘匿名称「SS素体」
登戸陸軍研究所の資料
決九号作戦計画に基づく占領軍要人暗殺の実行
米軍による「擬似不死殺し」の使用
・真子はある種の霊媒である。
・対象の殺意や悪意、自殺願望等の強い負の感情に働きかけ、増幅させることができる。
・真子自身は魔術的攻撃と称している。
攻撃の影響を受けやすいのは上記の負の感情を強くしている者、信心深い者、純朴な者。
・魔術上の師と仰ぐのはヘルメス・トリスメギストス。
会津落城の灰のなかから真子を不死人形とした錬金術師はニアリーイコールの存在。
・能力の制御がうまくいっておらず、真子自身にも矛先が向いている。
・効果範囲は視界内。真子が目で見て相手の存在を認識できる状態でさえあれば良く、
テレビ画面上の人間などに攻撃を仕掛けることも可能。
ただし直接目視でない場合の効果は非常に薄く、多少の不安感を与えたり苛つかせることができる程度。
スポーツの中継で嫌いな選手を不調にするのには充分。やりすぎると疲れる。
・大久保利通暗殺の五名の背中を押したとされる。
・精神的悪影響を与えた対象が死んだり、対象が誰かを殺したりするとフィードバックで大ダメージ。
真子の狂気は大久保暗殺〜暗殺犯五名処刑以来のもの。
・自称するような魔術的というよりは、霊能的な能力。
・能力の由来は会津落城時に自刃した上士子女多数による怨讐の念。真子が「無念の灰」から生まれたことによる。
・真子自身も西郷家縁者二十一人の自刃時に一度死亡している。晩秋の旧暦八月二十三日。城下は焼失。
夜間の雨、遺灰混じりの泥濘のなかで死から目醒める。日時場所状況は柴五郎翁日記より拝借。
--
文章中でほとんど出さないネタばかりだと思うけど、
ある意味パラレルでラジカル、かつマジカル?
アイヤー! ボケボケだネ;
ラジカルか。
了解。
真子こえぇぇぇぇぇ!!
あり? じゃあ幕末の人なのかこの子。
まあ凛子はもっと前の人だから大丈夫ですが。
凛子が苦手そうな相手だw
いいカードになりそうな悪寒。
錬金術師は薩摩から会津に至るまでの間、
移動する先々で「天狗様」となって世間を騒がせましたとさw
よし、後はリリカルを入れれば……混ぜるな危険か?w
>>348 キャラ画像何個か追加したので影舞にアップしてます。
(今までのもそのまま入ってますが)
確認お願いします。
>>349 無問題
最初に浮んだのマジカルだったけど
魔女っ子じゃないってことでラジカルになったのは君とおにいさんとの秘密だ!w
採用されるかは別として語呂と響きでネタフリしますた
352 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 09:19:10 ID:WXNY8Xdq
>>349 そうそう
真子が一番おニューな錬金術師製不死者だってことなので、
幕末に設定したのですよ
>>350 あい、データ拝領しました
アイヤーが赤で黒でいい感じ!
353 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 09:21:28 ID:WXNY8Xdq
>>350 錬金的には。。。ケミカル?
>>351 ヘストンワールドからやってきたラジカルレヴィちゃんみたいであれだよねw
錬金術師は「アルケミスト」なんで、錬金術に「ケミカル」は含まれてる。
錬金術がいわゆる化学の大元だもんね。
>>352 まあ凛子はまだカッチリとは決めてないですが、
戦国〜江戸期までの間になってるのは間違い無いっす。
これは半分妄想の隠し設定ですが、
凛子はカボチャがあまり好きではない。それは昔毎日主食で食ってたのを身体が覚えているから。
というのを、薬丸自顕流関係調べてて思ってましたw
あまりにマイナーすぎるネタだ。
355 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 09:37:17 ID:WXNY8Xdq
カボチャ薬丸どんwwwww
ひどい言われようだ
そしてこの検索候補もひどいよググル先生
>薬丸自顕流 動画 2チャンネル 薬丸自顕流 薬丸自顕流 2ch
さなはきっと芋、芋って呼ぶだろうなー
西南戦争は「芋征伐」だったらしいですから
ああ、薩摩と口にするのも嫌って事ねw
まあこっちは逆にカボチャを絡めて無茶苦茶好きにするとか、
昔を懐かしむとかっててもあるけどw
洋食関係だったらカボチャ結構使ってるし。
食えない訳じゃないから、素直な凛子の性格を現すエピソードは出来そう。
というか今書いてるので出せるか。
誤解してた;
真子が芋嫌いなのかと思ったら、凛子への蔑称の事かw
確かに、なんとなく腹立ちそうな言い方だ。
凛子は天然っぽいところもあるから、相手の蔑視に気付くかどうかw
薩摩芋の栽培が始まったのは結構後の時代だよね?
多分凛子は芋は好きだ。
358 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 13:09:39 ID:WXNY8Xdq
>>357 いえす、薩摩の芋侍ってね
すくなくとも幕末期には、薩人特に下級武士層は芋が主食だって認識されてたみたい
日本本土への導入は薩摩の琉球侵攻以降とウィキペには書いてあるっすね
伸びすぎだろwwwww
追いついた
真子の官軍憎しって部分を端的に言い表すには良い言葉だなあ >芋侍
まあ会津も寒冷地だから、農作物には苦労してそうだけど。
さてさて。
であってどうなるか。
基本的に真子と凛子の最初の邂逅はそちらに任せようかと思ってるんですが。
とはいえ真子の事がもっと良くわかりさえすれば、こちらでも登場させる事は出来ますけどね。
361 :
◆S4kd5lZr8I :2008/11/30(日) 13:25:06 ID:WXNY8Xdq
>>359 やあ(`・ω・´)
>>360 あいども、最初の邂逅はやりまっす
せっかくだから、初手ではりんちゃんの素性に気づかない方向で考えてます
錬金術の匂いに引かれて接触するという感じ?
少し溜めを作ってお楽しみということでw
そして出身バレ展開をお任せしたく
>>359 お疲れ様です。
まあ昨日なんかはスクリプター関係の打ち合わせみたいな事もやってますからね。
おれは夜からしかいないけど。
>>361 あいあい。
まあその辺は臨機応変で。
あんまり引っ張るのもなんなので。
一応凛子は戦闘用の格好とかもあるので、
この二人のバトルはまずこちらでやんないといけないでしょうね。
思いっきり趣味に走ってますがw
芋焼酎おいしいです
くやしい。。。でもおいしいビクビクッ的な展開があってもいいかもしれないw
おい、リーザはぶるなよ
>>365 はぶいてないよーw
ただまあ、こっちの勝手な解釈としては、
リーザはしばらく主人公周辺を暗躍してる感じがするなあ。
前に対戦カードの話みたいなのしたと思うんだけど、今は多分状況が変わってると思う。
リーザって、書いた人的に、仮想敵は誰?
>>367 ラスト辺りで主人公の不死殺しを利用しての錬金術師殺害? 何だか月姫みたいだ……
最終目標は錬金術師だけどロリババァ内にはいるのかなぁ……
そうだ忘れてた。
>>348の設定で「擬似不死殺し」ってキーワードがあったけど、
これはあくまでも擬似的なもので、一応主人公に完全な形の不死殺しの力があると考えてておk?
そこはハッキリさせないと、後で変わってくるから。
>>368 ちょっと勝手に想定してみたんだけど、主人公の夢にも入り込んでくるなら、
やっぱ一番に絡んで来そうなのはアンナだと思う。
「貴様、妾の邪魔をしてもらっては困るな」とかなんとか。
多分感知すると思うんだよ。
>>369 そうそう、そんな感じです
不死、不死殺しとも研究対象として一応認識されているという雰囲気を出したいので持ち込んだ単語
現代の各国政府上層部は「こんなオカルトありえんwwww」って切って捨ててるイロモノ的なもので、
でも細々と申し渡しや予算が都合されてる、みたいな?
>>370 うん、まずアンナはバッティングしそう
>>371 まあ、死なない軍隊でも本当にいない限り、真面目に研究する機関はないでしょうなあw
もっとも大戦中だったら、日本ならやんごとないお方を不死にしようとか言いそうな感じもするけど。
だから日本軍が研究してたって理由は付けられるよ。
>>370 なるほど……じゃあそうしますか
不死殺しって不老不死を殺すっていう能力だよね(逆に言うと不老不死以外には効かない?)
>>373 まあ一番妥当と言うか、最初出た話がそんな感じ?
一応クララは自分で書いてる関係上凛子と戦った場合どうなるかっていう
妄想シミュレーションは脳内展開してましたけどねwww
不死殺しはねえ。まだ言葉だけしか出てないから。
おれは身体の設定をデフォに戻すとか、機能を強制停止させるとか、
そんなイメージで漠然と捉えてましたね。
だから不死の人以外にもそれなりの効果があると。
>>372 参謀「この研究が進捗すれば畏くも陛下の宸襟を安んじ奉ることができ、
神国日本は千代に八千代に繁栄するでしょう。陛下最強!最強陛下万歳!」
陛下「それゆえにあのような子供たちを?……陸軍に兵はないのか(嘆息」
てな感じで上奏した瞬間に研究潰れそう
>>373 擬似のほうは、硫化水銀とかウラニウムとかその辺の特殊弾頭っぽくイメージしてた
永遠を殺す、とかだと色々出来そうじゃね?
でも対不老不死くらいでいいかもな。そんな色々オプション付けても使うか謎だし
やっぱ陸軍かw
まあそれはともかく、秘密で不死の研究ってのはあっても不思議じゃないすな。
その死なない存在を殺すって研究も同時にやってるって段階で、
どこまで信じてるのかわかんないけど。
米軍はそんな感じでパッケージ化しそう。
というか奴ら、人の力あんまし信じてないでしょ?w
>>376 おお
哲学的というか、錬金術的寓意があっていいかもねえ、それ
ヘルメス主義とかグノーシス、カバリズムあたりからネタ引っ張ってくる感じで
>>377 そう、米軍は特にねw
真顔で心理戦とか言ってベトナム上空から巨大サイズの避妊具撒く人たちだから
一応システマチックに対応してみました、的なことをやってるかも
>>378 もしも日本の研究を接収してって話だったら硫化水銀かな?
伊勢白粉とかあるし。
錬金術でも水銀は有用な物質だ。
核よりはそっちなんじゃないかなと妄想。
何にしても錬金術師が絡んでそうな。
おお?
前に否定された「錬金術師原爆で吹っ飛んじゃった説」が、あってもおかしくなく思えてきた;
水銀攻撃が疑似不死殺しってこと?
>>379 錬金術師死んでる説は扱いがむずかしいなあw
なんだあいつ死んでるじゃん残念ED、かな
>>380 うん
本邦の死者対策と言えば硫化水銀ってイメージがあったのですね
古い小説版女神転生で得た知識w
硫化水銀=錬丹術でもあるし、古墳の内壁に塗りたくったりしてる
んで不死殺しの研究として進んでたのを米軍接収で、
「HAHAHAボブ、これあのタフネスなやつらに使えるんじゃないかい?」となったとかw
ロリババァ…
彼女らの細胞は制御されたがん細胞のようなもの
つまり不死殺しのためには……w
>>383 うん
なので核の炎で消えてる説だと、核でも死ぬよと
まあふつうしぬよねw
ああでも、魔術結社の指導的存在や首領とかって高次元(笑)な存在らしい
クロウリーのエイワスとか
ヘルメスレベルに近いこのお話の錬金術師だと、肉体は滅んでも再生可能だったり?
硫化水銀とか核とか食らっても
修復に時間がかかるだけで再生できる、と思ってたんだが
>>381 いやいや。核で死んでなくてw
「核で身体をバラバラにされて再生に時間掛かかってる」けど、
「時代が新しすぎるのでやめた」って感じの書き込みがあったの思い出したんよw
全体に関わる設定だからね。
なかなかこれは勝手にと言うわけにも。
>>386-387 そうねw
んでその再生ができないのが真の不死殺し、となればしっくりいくかもだ
>>386 ちなみに水銀は普通に考えても、「不死に効く毒」と設定する事は可能だと思う。
錬金術の基本の金属なんだよね。
だから擬似なら、完全に殺せなくても効果は期待してるって可能性は設定として考えられるな。
あと、「不死殺し」って言葉自体を誤解して理解してるって事もね。
伝承ならありうる話。
水銀燈なの……?
燈はつかないw
どっちかっつーと昔の体温計。
今でも現役ですwww
つД`)ダマサレタヨ!
www
今でも売ってはいるんだろうけど、
既に病院なんかはデジタル体温計になっちゃってるからね。
昔体温計割っちゃって、えれえ怒られたの思い出した;
水銀が体内に入るとすげえ痛そうだ。
きっと不死の人にも効くぞ。
↑zipのパスはloliです
>>397 乙です。
ダウンは終わったので、後で一度見ます。
あと、お待たせ。
「凛子デート編」上がりました。
いきなり謝罪します。
クララ編よりも短くしますと言いつつ書き始めた本編ですが……。
逆 に 長 く な っ て し ま い ま し た (滝汗
従って、途中で投稿規制掛かっちゃうかもしれません。
その場合は接続しなおして続きを投下しますので、悪しからず。
次のレスから連続で行きます。
>>397 乙ー! リーザの画像少なかったの思い出して、慌てて作った甲斐がありました。
って何あれ、あの背景? 大爆笑だったんですけどw
文章のみでも笑ったのに、リーザシナリオの印象がさらに凄いことになった。
もう少しで全員分のOPがそろうなあ
ロリババァ妄想SS
薬丸凛子デート編
凛子の朝は早い。
まだ朝日も昇らぬうちから目を覚まし、寝起きしている神社の境内を掃き清めるのを日課としているのだ。
別にそうしろと誰かが強要した訳ではない。
凛子自身が、そうしないと気持ち悪いのだ。
長年の習慣と言うのは、なかなか抜ける物ではない。
そう、例え脳の記憶は無くなっていても。
身体に染み付いた物は、そう簡単に無くなりはしないのだ。
それにこれは、一日を始めるにあたっては少女の中で重要な事なのだから。
一時間そこそこでその仕事を終え、風呂で汗を流してから学校の制服に着替える。
縁側から見える、良く晴れた空が眩しかった。
辛島家の食堂を兼ねる台所に入ると、既に養父が食卓に着いている。
調理場では養母が、朝食と弁当の用意をしている最中だった。
この夫婦の実の息子、凛子にとって義理の兄に当たる人は、大学進学後東京で一人暮らしをしているため、この家にはいない。
「おはようございます」
凛子の挨拶に、二人は笑顔を向けてきた。
「ああ、凛子さんおはよう」
「おはよう凛ちゃん」
この二人は、彼女の他人には明かせない秘密を知っている。
それどころか――付き合い自体が相当長い。
実は凛子自身はそれを覚えてはいないのだが。
「ああ、おば様。お手伝いします」
「あらあらいいのよ、座ってて。お掃除大変だったでしょ?」
そう言っていつも手伝わせてくれないのが、凛子には不満だ。
料理は好きだし、境内の掃除の後の家事など、何てことはないのに。
だが、いいと言うのに無理に手伝うのも、お世話になっている身ではなかなか出来ないものだ。
仕方なく食卓に着くと、養父が読んでいた新聞を畳んでテーブルの上に置いた。
本業は神主だが、副業で隣街の高校の社会科講師もしているので、平日の朝はほとんど背広姿だ。
「あ、そうだ凛子さん、これをあげよう」
養父は不意に懐から一通の封筒を取り出すと、テーブルの上を滑らせて目の前に置いた。
「……これは?」
「うん。誰か友達でも誘って、一緒に行って来なさい」
その中に入っていたのは、
――二枚の映画チケットであった。
朝食を終え、自室に引き上げてから、渡された封筒の中身を改めて確認する。
もらった物だと養父は言ったが、多分違うと思われた。
おそらく、普段から遠慮してほとんどおねだりらしいおねだりをしない凛子に、何とか遊びの機会を作ろうとしてくれているのだと。
なにしろ彼女は、休日にほとんど私用で出掛けるという事が無い。
平日と同じ様に朝は境内の掃除、夜は剣術の稽古。
学校に行っているはずの時間は、部屋に籠もって読書か座禅。
中学生の少女にしては、あまりにもストイックな生活ぶりだ。
テレビも最近はあまり好んで観る事が無いので、クラスメイトとも話が合わない。
一応仲良くしてくれるクラスメイトはいるが……この映画はどうだろうか?
多分あまり喜ばないタイトルだと思えた。
彼女自身はすごく好きなのだが。
なんなら一人で二回観に行ってもいいのだが、養父は「友達と行け」と言った。
多分こんな自分だから、友達も少ないのだろうと心配させているに違いない。
なんだか情けなくなった。
自分がこの家のお荷物だと感じていれば、さらに余計な心配までかけているというのは耐え難いものだ。
全て承知で受け入れてもらっているとはいえ、自分みたいなややこしい存在は、何かと面倒なところがあるに違いない。
今記憶に残っている、今までお世話になった人達の中でも、この辛島夫妻は特に凛子の事を一番に考えて色々と気を遣ってくれる。
凛子自身も、この二人の事が大好きだった。
だから。
なんとかこの映画を一緒出来る人はいないかと考える。
――もしかすると。
あの人だったら大丈夫かもしれない。
凛子はふと思い出した。
つい先日知り合ったあの人。
クラスどころか学年まで違うが、一応は同じ学校の友人と考えられなくも無い。
ダメもとで、誘ってみよう。
多分、嫌われてはいないはずだと自分では思っているし。
それに自分も、その人の事がとても気になっている。
もっとその人の事を知りたいと思うし、そのためにはもっと自分から近づかなくては。
「うん……よし!」
凛子は戦に出る武将の心持ちで、この一大決心を実行に移す事に決めた。
放課後になった。
いつもの様に、ぼくは帰宅のために校門へと向かう。
歩いていると、ふと柔道部の掛け声に混じって、剣道部が練習で竹刀を打ち合わせているけたたましい音が聞こえてきた。
それでふと思い出す。
辛島――いや、薬丸凛子ちゃん……か。
一見小動物みたいにかわいいクセに、竹刀を握ればやたらと強かったのを思い出した。
なんと言っても、剣道部の主将を一撃で負かしてしまったんだから。
しかも、お互いに防具を着けていないのに、相手には傷一つ負わせていない。
素人目にも、圧倒的な実力差だったのは明らかだ。
あの主将は、まだ彼女の事を諦めてはいないらしい。
何故そんな事を知っているのかと言うと、直接ぼくの耳に入ってきたから。
あの時格技場にいた剣道部員の一人が隣のクラスで、ぼくの顔を覚えていたのだ。
知り合いはいないと思っていたが、甘かった。
こっちは知らなくても、向こうが知ってるという場合があるのだ。
その剣道部員によると――。
あの時凛子ちゃんが、ぼくの事を兄に仕立て上げてその場を逃げる様に去っていったのが、相当噂になっているらしい。
その噂に曰く。
あんなマヌケ面の男が兄だなんて信じられない絶対嘘だ、と。
それはまったくその通りなのだが、直に言われると腹が立つなあ。
まるでぼくを選んでくれた彼女の事まで馬鹿にしてるみたいじゃないか。
だけどな、好き勝手言ってる奴らよ。
ぼくは彼女の秘密をひとつ知ってるんだぜ。
教えてやらないけど。
無断で他人の秘密を暴露するなんて、ぼくの趣味じゃない。
それはともかく。
あんなかわいい女の子に「お兄さん」と言われて悪い気はしないじゃあないか。
それに「また会おうね」とも言われたぞ。
どうだ?
小学生の妹がいると、その年頃の女の子は子供にしか見えなかったりするが、彼女は中学生だ。
あの容姿と相まって、なかなか乙女じゃないか。
ぼくとしちゃあ、あんな子と知り合いになれたのは大きいぞ。
守ってあげたくなる気になるっていうのかなあ?
実はぼくの方が守られてしまいそうな気もするが、そんなのはその時の状況次第だ。
まあ最近、やたらといろんな女の子と知り合う機会が多いけどね。
いきなり血を吸ってくる女の子(?)とか。
なぜか軍隊を個人で持ってる(しかも装備は前大戦仕様)女の子とか。
それから比べれば、彼女はかなり普通だ。
剣の腕前を除いて。
ああ、なんだかいい天気だなあ。
こんな日は、アレだよ。
今にもその凛子ちゃんが駆け寄ってきそうじゃあないか。
「――あ、あのっ……お兄さんっ!」
そうそう。
そんな感じでちょっとモジモジしながら――って、ええっ!?
ぼくの目の前には……。
脳内の存在ではない、本物の……薬丸凛子ちゃんがいた。
ほんのりと頬を染めて、なんだか居心地悪そうなところがまたかわいい……じゃなくて。
一体何のご用でしょう?
■ ■ ■ ■ ■ ■
さて大変だと凛子は思った。
男の人と二人で遊びに出掛けるなんて、初めての経験だ。
記憶を消す前はわからないが、それでもそんなに数は多くないだろう。
それはともかく。
この状況になると、女の子の悩みは一つに集約される。
それは、当日着て行く服だ。
クローゼットにある限りの手持ち衣装を畳の上に並べ、色々と組み合わせを変えてみる。
中学生なりにがんばって、派手過ぎず地味過ぎず、それでも普段着とはちょっと趣向を変えて。
――ダメだ。
改めて絶望した。
自分はこんなにかわいくない女だったのかと。
いつも剣術にばかり目が向いている自分を呪いたくなった。
かと言って、新たに買うと言うのも中学生にはハードルが高い。
もらっているお小遣いはある程度貯まっているが、服を頭のてっぺんから足の先まで揃えるにはあまりに不安だ。
そして、タイムリミットまであと一日も無い。
時々街で同じ年頃の少女を見かける事があるが、みんなオシャレでうらやましい。
一体あの服はどこで買っているのだろう?
お小遣いは足りているのだろうか?
本を読むなら、これからはせめてファッション誌も読む様に心掛けなければ。
そんな考え方もどこか普通の女の子とはズレているのだが、そこに気付く余裕は今の凛子には無い。
「凛ちゃーん、開けるわね」
不意に襖の向こう側から声が掛かる。
養母だ。
声に反応して身を起こすと、スッと空いた隙間から覗き込んでいる顔が見えた。
「あらあら、なんだかすごい事になってるわねえ」
いつもはキッチリ片付いている部屋に服が散乱している様子を見て、養母は半ば呆れたように漏らした。
だがそれは同時に、思った通りだと顔が告げてもいる。
「あのー、何か?」
用向きを計りかねて少女が問うと、さらに襖を大きく開けて、養母は部屋へと入って来た。
手には大きな紙の手提げ袋と、大きな箱を抱えている。
「明日着ていく服、無いんでしょ? これ、用意したから着てみて」
え? と凛子の円らな瞳が見開かれる。
「女の子が出来たら、色々と着せ替えて楽しめるなーって思ってたの。ましてやデートとなれば、気合も入るというものよ」
養母の顔は楽しそうだ。
少女は顔を真っ赤にして俯く――が。
ハッと気付いて顔を上げる。
「で……でででっ……デートっ!?」
自分は断じて、明日一緒に映画に行く相手が男の人だとは言ってない。
聞かれれば正直に答えるとは思うが、聞かれない限りは、恥ずかしくて自分の口からは言えない。
なんで判る?
「だって、そんなに服で悩んでいるんだもの。まさか女の子相手じゃないでしょー」
判りきった事をあえて口に出し、養母は答えた。
どうも自分の行動は判り易すぎる様だと、凛子は自分の迂闊さに困った表情を浮かべた。
ますます確信を深める結果となってしまうだろうが、自分ではどうする事も出来ない。
「さあ、着て見せてよ。きっと似合うわよー」
そう言って笑う養母の顔を見て、少女は恥ずかしさと感謝の気持ちで、涙を浮かべそうになった。
支援
「あー、やっぱりわたしのセンスっていいわー」
小一時間程して台所に戻ってきた辛島夫人は、満足そうに言葉を漏らす。
実の息子に女の子の服装をさせる訳にはいかないので、いままで不満だったのだ。
「わざわざ済まなかったね。ありがとう」
食卓で夕刊を広げながら、辛島宮司が顔を上げて礼を述べる。
「いいえ、楽しめたからいいわ。でもあなたも人が悪いわねー」
自分の奥さんにからかわれる様な返答を告げられ、
「――さて? 何の話かな?」
惚けたように、再び新聞に目を向けると、
「ぼくは凛子さんの好みに合わせて、映画のチケットを用意しただけだよ」
そう言って、ニコリと笑った。
要するに、男を誘って行くしかないタイトルをワザと選んだ、と言う事だ。
「さすがね。凛ちゃんの事ならなんでもわかるんだ」
ちょっと拗ねた様に、夫人も応じる。
「はははっ」宮司は少し困った様な笑いを浮かべながら、
「君だって、何も言わなくても服選びに行ってたじゃないか」
お返しとでも言うように、そう切り返した。
それを受けて、夫人の顔が少し曇る。
「……やっぱり、あたし達が知ってたのと違う凛ちゃんと思おうとしても、どうしても無理があるわね」
どこか寂しそうにポツリと言った。
「別に無理する事は無い。凛子さんは凛子さんだよ。いつまで経っても、例え昔の事を覚えていなくても」
慰める様に、夫は告げる。
「ぼくはただ、せめてぼく達の元にいる間くらいは、彼女にごく普通の生活を送ってもらいたいと思っているだけだ。それがたとえ、ほんの束の間でもね」
そう言って一口湯呑みを口に運んだ辛島宮司の顔も、少しだけ寂しそうな笑顔だった。
今日は土曜日だ。
学校も無いし、明日が日曜日でゆっくり出来るから、少々ハメ外しても大丈夫だぞ。
ハメを外すって言っても、中学生と高校生じゃ限度があるけどね。
だけど、今日の事は本当に予想してなかった。
まさかあの薬丸凛子ちゃんの方からかお誘いを掛けてくれるなんてね。
確かに「また会おうね」とは言われたけど、それはぼくが何かの時に彼女のいる神社に出向くとか、学校で偶然会うとか、
そういう消極的なのしか想像してなかったよ。
二日前、校門の前でぼくの事を待ち構えていた彼女は、なんだか恥ずかしそうにしながらぼくに声を掛けてきた。
曰く。
「あのっ! ……映画の券が二枚あるんですけど、誘える人が他にいなくて……お兄さん、一緒に行ってもらえませんか?」
誘う相手がぼくと言う事で、まずどんな映画なのかが気になったが。
でもそれ以前に、ぼく自身こんなかわいい子と休日を過ごすという事自体が夢の様な事なので、後先考えずオッケーしましたよ。
迂闊だったかもしれないけど。
映画のタイトルくらいは聞いておくべきだったかなあ?
いやいやいや。
映画なんて何だっていいのさ。
例えこっ恥ずかしい恋愛映画だって耐えてみせる。
それくらいの覚悟を持って、ぼくは今、待ち合わせ場所の駅前に立っていた。
「あのっ! おはようございます、お兄さん。……待ちました?」
おおっ!
背後から聞こえるかわいい声に、ぼくは反射的に振り向いた。
そこに立っていたのは――夢じゃない。
私服姿の薬丸凛子、その人だった。
ksks
全て秋らしいシックな色合いでまとめたキャミソールに薄手の上着。
それに、膝上より股下からの長さを計測した方が早そうな丈の、ミニのフレアスカート。
かかとの低い短めのブーツも柔らかいブラウンで、服に合わせてコーディネートされたのが良くわかる。
彼女の、小柄ながらも意外とメリハリの効いたスタイルを引き立てる、良い組み合わせだ。
それまで見ていた学校の制服姿もいいが、これはもっといい。
走ってきたのか、少し息を荒くして顔を赤らめているのがまたいじましい。
なんだかその場で卒倒しそうになった。
友達か妹が側にいれば、ほっぺたでもつねってもらうんだが。
「あ……あのっ! お兄さん?」
ゴメン凛子ちゃん。
もうちょっと幸せに浸らせて。
なんならほっぺたつねってみて。
お願い。
正気を失いかけたぼくが少し落ち着くのを待って、ぼく達は移動を開始した。
凛子ちゃんは不思議そうな顔で「大丈夫?」と気遣ってくれたが。
大丈夫。かわいい女の子に慣れてないだけ。
とか言ったら妹の鈴那が怒りそうだが。
これから少し電車に乗って大きな街へ出るのだ。
映画館も無い街は田舎っぽくて嫌だなと思っていたが、遠いと一緒に過ごせる時間も延びるからいいや。
「なんだ、あ奴。女子(おなご)ごときにデレデレしおって情けない」
もしかして自分が視覚と聴覚を繋げているのを忘れているのではないか?
アンナ=マリー・グリニッジは、ふとそんな不安に駆られた。
だが、成果は上々だ。
今餌と共に行動している女……只者ではない。
ただ、妙にあの男の気配がしない……そんな感じもする。
思い過ごしか、それとも後から何らかの処理を施されたか。
それはわからないが、ただの人間では無い事も確かだ。
それにしても。
この餌、やたらと獲物の食い付きが良いではないか。
しかし最近、時折感覚の接続が途切れる頻度が増えてきた。
そろそろ手入れの時期かも知れない。
良き時に良き場所で、またあの若造を捕らえるとしようか。
今は存分に楽しむが良い。
黒衣の少女は駅前のビルの上から、下界を見下ろしつつそう考えた。
私怨私怨
これか、凛子ちゃんがチケットをもらったという映画は。
ぼくが今見上げる看板には、今にも唇と唇とを接触させようと互いの顔を近づける外国人男女のでっかい顔の絵が。
タイトルは「情熱の淡い吐息」
なんだか個人的には、やたら恥ずかしいだけで、肝心の面白さが伝わってこないんだが。
どうやら話題作ではあるらしくて、表には上映開始を待つ行列が出来ている。
凛子ちゃんってこういう映画は興味無いと思ってたんだけど、やっぱり話題作には弱いのか?
でも隣の看板の怪獣映画とかは、なんか違うしね。
「あ、早く入りましょうよ。お兄さん」
凛子ちゃんが入場を促した。
え? 入る???
列に並ぶんじゃないの?
「こっちです」
凛子ちゃんが列を無視して入り口から中へと入っていく。
今日から公開の恋愛映画と、時期外れの怪獣映画……。
あと他に何があった?
最近は一つの映画館で色々やってくれるから、何を観ようとしてるのかわかんなくなる時があるんだよね。
「ここです。座りましょ」
凛子ちゃんに促されて、隣の席に座った。
肩が触れ合いそうな距離に彼女がいるのが、ぼくのドキドキを誘う。
もう映画のタイトルはどうでもいいや。
暗闇で隣同士の席に座り、一緒に映画を楽しめればぼくは満足だ。
ただ、映画の内容に影響されて良からぬ気分になって、手とか握っちゃっても勘弁して欲しい。
映画館の前はあれだけ列を成して人がいたのに、今ぼく達がいる所は観客の姿がまばらだ。
あ! わかった。
最近は吹き替え版と字幕版とがあるから、みんな面倒なんで吹き替え版の方に行っちゃってるんだな?
まあいい。おかげでゆったりと映画を楽しむ事が出来るんだ。
そうこうしてるうちに、場内の明かりがゆっくりと落とされた。
もしかしたらこれが本当は本編なんじゃないかと思われるほど長い宣伝を経て、配給会社のクレジットが流れる。
ksks
支援
さあっ、いよいよだ!
映画が始まるぞ!!
…………あれ?
出てくる登場人物がやたらと汚くて、男でも髪の毛なんか長い。
というか、これ外国映画ですらないな。
……と、言う事は……。
その時、場内全体に響くテーマ音楽と共に、殴り書きされたようなタイトルがバーンと銀幕いっぱいに表示された。
そのタイトルは「隠密道中 秘剣・木枯しの舞」
ぼくはずっこけそうになった。
そして全てを悟る。
これは……確かにクラスの友達なんかは、誘っても来てくれないよね。
ぼくはまあ、嫌いじゃない。
少なくとも、甘ったるい恋愛映画よりは。
女の子と観てても、ちっとも良い雰囲気にならないのがとても残念だけれど。
しかし。
映画の趣味があまりに渋すぎるよ凛子ちゃん。
でもまあ……これで彼女が観たい映画を観る事が出来たなら、それでいいのかな。
ぼくはそれで満足できる。
上映中凛子ちゃんはずっと、目を釘付けにしながら、両手をググッと握り締めていた。
あのー、ちょっと力抜こうよ。うん。
最初は凛子ちゃんの趣味のあまりの渋さに驚いたけど、映画自体は結構楽しめた。
やっぱり日本人って、DNAのレベルで時代劇好きが刷り込まれているのかもしれない。
さて、今は昼。
帰るにはまだ早い。
せっかく凛子ちゃんの券で映画を楽しませてもらったし。
「昼はぼくが出すから、どこかで食べようよ」
そう普通に言ってみた。
「……え? でも、それは悪いです」
なんだか遠慮してる。
「映画代持ってもらったんだから、それくらい当然だよ」
そう言って、ぼくは店を選び始めた。
中高生がこういう時に利用するのはファーストフード店が多いと思うけど、最近は昼だけだったら普通のレストランなんかでも結構リーズナブルな値段で利用出来る事が多い。
なによりファーストフード店はあんまり長居する気分にならないから、ちょっと落ち着いた店にしようと思った。
ぼく自身が、少しでも長い時間一緒に過ごしたいというのもある。
なんてったってデートだし。
向こうがどう思ってるかは知らないけど。
こうしてぼく達二人は、昼のランチメニューをやっている店に落ち着いた。
メニューは、二種類の日替わりランチから選択できる。
好きな方を選べるのが良いよね。
これで本当の恋人同士だったら、
「あ、それおいしそう!」
「じゃあ一口食べてみる? はい、あーん」
「ん……おいしーい!」
とか言う事になっちゃうんだなこんちくしょう。
まだ今のぼくにとっては、神をも恐れぬ行為でしかないが。
「……映画、面白かったね」
とりあえずこの辺から話を切り出すのが妥当だろう、うん。
「あ、はい。あたし観たかったんですよあの映画」
彼女は本気だ。
ぼくが同じ趣味だと思ったのか、次々と色々な映画のタイトルが話に挙がる。
多分、ぼくはどれも観た事は無い。
なんだか全部、画面に色が着いてない映画だと思ったのは気のせいか?
それでも会話を弾ませながら、オーダーしたランチメニューが運ばれるまでの時間を過ごす。
最初にスープが来た。
二人ともカボチャのポタージュだ。
「あ……これ」
一口すすった凛子ちゃんが、ポツリと呟いた。
「ん? カボチャだね。今旬なんじゃないの?」
それを聞いて彼女は少し驚いた顔を見せたが、目を伏せてもう一口すすった。
「……おいしい……」
なんだか泣きそうな顔になってる。
一体どうしたんだ凛子ちゃん!?
「あたし、あんまりカボチャって好きじゃなかったんですよ。覚えてないんですけど、昔嫌って言うほど食べてたらしくって、それでかな? って」
カチャリとスプーンが小さく音を立てる。
「でも多分、母も飽きない様に、色々工夫してくれてたんじゃないかなって思ったら……」
そう、ポツリと呟いた。
ぼくは、彼女がどういう事情で家族と離れ離れになっているのかは知らない。
でも、なんだか普通の事情では無い気がした。
ぼくの口からは聞けないだろう。
でもそのうち、ぼくには話してくれそうな気がした。
もしなんだったら、付き合うとかじゃなくて、お兄さんでもいいや。
それで彼女が、幸せになれるなら。
ぬふう
支援
食後のサービスのデザートとドリンクも堪能して、ぼく達は満ち足りた気分で店を出た。
また何かあったら来ても良いな。
なんならまた凛子ちゃんと映画でも……ねえ?
…………あれ?
凛子ちゃんが横にいない。
振り向くと、彼女はぼくの少し後ろに立ち止まって、じっと一点を見つめている。
何事かと思ってその視線の先を探ると――。
街の喧騒に混じって、子供の泣き声が聞こえてくる。
見ると、小さな男の子が一人で、横断歩道を泣きじゃくりながら渡ってくる。
今その横断歩道は青だが、あの子の歩くペースではきっと赤になっちゃうぞ。
「凛子ちゃん、ここにいて!」
「あっ! お兄さん!!」
放って置く訳には行かない。
っていうか、同じ様に渡ってる大人が保護してやれよ。
世知辛い都会の人間の振る舞いに嘆きながら、ぼくはその子に駆け寄るべく車道に足を踏み入れた。
マズイ。
歩行者用信号が点滅し始めた。
ぼくは男の子に追いつき、車道の真ん中で抱きかかえた。
「――さあボク、ここは危ないから安全なところに行こうな」
最初はビックリしたらしいが、ぼくが話しかけると、また泣きそうになりながらもコックリと頷く。
理解が早くて助かるな。
そう思ってその子を抱きかかえようとした――その時。
「――お兄さん!」
凛子ちゃんの声に顔を上げると、すぐ側に大きな影が迫っていた。
ダンプカーだ。
多分ぼくも男の子の目線までしゃがんでいたので、向こうからは見えてない。
もう駄目だ。
そう思った、その時。
何かが素早く駆け寄って来た。
それは手に持った何か長い物を下から上へと振り上げ、迫り来る大きな車体へと走って行く。
目を疑った。
それは歩道でぼくを待っていてくれているはずの、小柄な女の子だったのだから。
駄目だ。
いくらなんでも、君じゃ止められないよ。
そんな事を考えたぼくの目の前で、剣術をやっているという女の子は、宙に舞い上がった。
手にした何かで、まるで目の前の巨大な敵を斬り裂く様に。
金属同士が衝突する嫌な音が響き渡り――。
縦に一本の大きなへこみを車体に刻み付けて、ダンプカーがその場に停車した。
着地の瞬間、風を受けて広がったスカートの辺りから一瞬明るい緑色の何かが見えたような気がしたが、
それはいきなりぼくの上に舞い降りた赤い布の様な物のせいで見えなくなった。
驚いて跳ね除けると、それには赤地に黒い文字で、“新装開店”と書いてある。
そして小さな剣術少女は、自分の身長よりも長いポールを手にして、そこに立っていた。
どうやら、そばにあるパチンコ屋のノボリをとっさに掴んで来たらしい。
「……お兄さん……」
その表情は、とても悲しそうだ。
「こんな無茶、もう絶対しないで」
心の底から願っている。
そんな色を滲ませた言葉だった。
「……うん、ごめん凛子ちゃん」
ぼくは、頭を下げるしかない。
カッコ悪い。
やっぱりぼくの方が守られてしまった。
「助けてくれて――ありがとう」
ぼくはそう言うしかない。
凛子ちゃんはうっすらと涙を浮かべ、首を横に振った。
今日はせっかくのデートだったのに、なんだか締まらない格好で最後を迎えた。
凛子ちゃん、もうぼくと遊びに行かないなんて言い出すんじゃないだろうな?
最後はなんだか気まずかったし。
あれからあの男の子は、騒ぎに気付いたお母さんがやって来て、無事に引き渡す事が出来た。
ぼく達も面倒な事にならないうちにその場を退散したので、ニュースにでもならない限り、後の事はわからない。
しかし凛子ちゃんのあれ、凄かったな。
プラスチックで出来た棒で、あそこまで出来るなんて。
本当に、サムライガールなのかもしれない。
そう思った。
ひょっとしたら嫌われたかもしれないけど――。
また、休みに会いたいな。
八幡宮の境内の裏から、また木と木がぶつかり合う音がする。
白い道着を来た少女が、一心不乱に打ち込みを繰り返しているのだ。
まるで、何かを忘れようとしているかの様に。
「凛子さん、なんだかまたおかしいね」
その様子を見ていた辛島宮司は、傍に座る夫人に言葉を掛けた。
「何かあったのかしらね?」
夫人はそう言いつつも、あまり気にしている様子は無い。
「……こりゃもうちょっと気の効いた映画のチケットにするんだったかな?」
少女がご機嫌斜めで、その原因が映画のチョイスにあると思ったか、そう呟く。
だが、そうではない。
凛子は、あの時とっさに取ってしまった自分の行動に嫌気が差していたのだ。
自分には、剣しかない。
でも、このご時勢にそれは許されない。
今はサムライの時代ではないのだ。
(きっと……お兄さん、あたしの事、呆れてる……)
涙が溢れそうになるのを堪えて、さらに棒を振るった。
忘れようとしても、ますます心に刻み付けてしまうのに。
そんな少女を、満月が見守っていた。
――終――
乙〜
支援ありがとうございました。
うーん、しかし。
どうも長くなってしまうな;
出来るだけ短く書きますね。
とりあえず一度落ちます。
また後程。
>>401-405,407,408,410,412,415,416,419-423
GJすぐる
これはやばいねw愛が溢れてるねww
スクリプトにし甲斐があるよこれは
>>400 リーザは他キャラから孤立してる分、むしろお笑いにエロ担当に
わりかしいい立ち位置かもしれない
427 :
◆R4Zu1i5jcs :2008/11/30(日) 21:34:11 ID:u9UrKU9B
>>397 自分の文章ながらいかれてるな
・・・・・・っと乙です。りーザ可愛いよ。
これはかわいいなw
>>427 あいー
リーザもいい動きしてくれそうな予感がしてきたw
いや、ほんとに。
共同作業なんで文章量には気をつけなければと思ってはいつつもついつい;
愛があるというのか贔屓しちゃってるというのか……。
どうもクララより贔屓してますね。
というかね、クララには悲壮なところが似合わないんですよね。
今回は映画のタイトルに悩みました。
あと、雑談でカボチャの話が出なければ、モジモジ凛子がストローで、
グラスの底を突き破ってるかもしれなかったです はい;
「あ……あのっ……あのっ……」
「凛子ちゃん漏れてる漏れてるっ! ジュース漏れてるよ!!」
>>397 リーザかわいいなあ。
でも、「ロシアだ!」といった瞬間大爆笑してしまったのは何故なのでしょうか?w
>>426 いやいやいや。
まさにそんな感じですね。
スカートはまあ……要は着地の瞬間に緑の輝きが見えるようなのならば良しと言う事で(ヲイ
こんだけテキスト量増えてくると
そろそろウインドウの表示形式決めた方が良くないですか?
演出的にはウィンドウ表示のテンポで全部やってるので、
全画面にしたら全部テンポやり直しっす
>>430 そうそう、映画いいギミックだた
カボチャはまさか今日くるとは思わなかったw
>>432 と言われてもスクリプタ経験者じゃないと
「枠かえるだけでしょ?」と軽く思われてると思うw
改ページ作用がどれだけ地味で面倒なものか分ってないと思うので
マジで早めに決めた方がいい
そうか。ウインドウ表示と全画面表示ではテンポが変わってくるのか。
直接やってないとわかんないもんすね;
>>433 まああの凛子ですから、初デートは遊園地より映画でしょう。
遊園地だったら多分券があっても友達誘うと思いますw
出来るだけ直前までどんな映画かわかんないように書くのが苦労しましたね。
カボチャはね、
最後のダンプに一撃を最初から決めていたので、
その直前にグラスに穴開けてたんではちょっとバランス悪いなあと。
熱い血の女子中学生だね
お父さんもよくわかってるところがいいw
全画面でやる場合はかなり文章のブロックを大きめにして、
だーっと流していきたいのですよ
より小説類を読む感覚に近いように
下画面でもいいと思った
そういえばテキスト量だけど、デート編の投稿単体で24KBとかだった
生産量目安100KBとか目じゃないねw
>>436 まあ、あの夫妻は本編読んでもらってわかるように、付き合い長いんで。
凛子のバックアップ関係は、実は結構手厚いです。
ああ、そうですねえ。
おれはもうテキストに関しては今回完全にゲームのパーツで割り切ってるので。
プレイしてくれる人が快適ならそれが一番かなと。
でもテンポが変わるなら、気軽に切り替えとか言ってられないな。
それは罠だw
>>438 ぶっちゃけ今はあれでも結構抑え目なんですよ。
いつも50KBとか100KBとかなっちゃう奴なんで;
でも合作なんで、他の人と差がついちゃマズイ。
>>436 そうもいかないと思うよw
文脈の切れ目を読み取って入れてかないと
演出効果薄いし
>>441 ああ、うん
逆に言えば、俺の真子パート以外はみんなだいたいウィンドウで切っても
きれいにしっくりくる文でしたw
あとは全画面にした場合、画面の演出効果入れ方むずかしくね?
というのがあるかも
どうしても字が邪魔するような感じ
演出のたびにテキストクリアもうざいだろうし
下表示で決定みたいですね。
>>442で◆S4kd5lZr8Iさんも言っているように
全画面の演出効果って難しいなと思っていた所でした。
凛子私服もあれでに決定します。
某緑のなにかはキャラ絵として再現しないので期待しないよーにw
えええええええええ〜!!
緑の輝きは無いんですかあ〜!?
せっかく再現されると思ってチラ見せにしたのに〜。
まあ冗談ですがwww
あの凛子はカワイイですよ本当に。
人稲
帰宅。。。
師走は世間様並みに忙しいじゃよ
ウィンドウ表示決定で了解、凛子至福もとい私服了解です
ひとまず基礎が固まってきたのと、週末まで作業時間がブツ切りになりそうなので
素材のリファイン等を考えております
・やっつけで加工した背景の直し
・サウンドと背景絵のデータ圧縮
ライターもやってるんだよね?
。。。とか句点連続で書かれるとちと不安になる
硬軟は使い分けてるつもりよw
リーザの撤退から半日。どこかでなくした携帯を探しつつ、だらだらくつろいでいると、
――その電波攻撃は突然始まった。
魔法少女〜マジカル星凜〜私に歯向かう豚どもは〜♪
深夜やっているような痛々しいアニメソングに、がががががとバイブレーション。
敢えて言わせて貰うがもちろん僕の趣味ではない。
みんなまとめて粛正よ〜ん。ずばば、ずばば、ずばばばーん♪
……しかも大音量。なんとかしないと妹に対する人の尊敬がなくなってしまう。
「おっ、あったあった」
二回目のサビでベッドの下で振動する我が携帯を発見。
手に取って見てみると着信には「リーザ」とあった。
「……もしもし」
『おー、久し振り』
パリパリと何かを食べる音がBGM。ポテチか? ポテチなのか?
「久し振りじゃない。人の携帯隠してしかも着信音を」
『ふふ、ふ、オススメだ。ところで明日の休みは暇か?』
これは何だ。誘っているていうのだろうか。それならば断る理由はないだろう。
リーザという存在の謎を明かすチャンスでもある。まぁ、あまり深く関わりたくはないのだが。
「ま、まぁ。暇だけど」
『よーし、明日は私がおごってあげよう。コートのお礼も兼ねてな』
リーザがおごり……深い関係ではないが自腹を切るような奴ではない。
漠然とそんなイメージが彼女にあったため少し驚いた。コートは当然のように奪われたが。
「それはいいんだが。お前今どこに」
『ホテルモスカウだけど?』
……都内有数の高級ホテル。なんだろう。この一日で宝くじでもあったんだろうか。
「お前いったい何者なんだ?」
『ふふ、ふふ。まぁまぁ、明日まで待って。せっかちさんだなぁ』
「誰がじゃああ」
駄目だ。これ以上こいつと喋っているとその内頭が腐る。
『あぁ、そうだ。冷蔵庫に精力剤を入れておいた。明日に備えて良ければ使ってくれ。じゃ』
ぶつんと一方的に電話が切れる。と、同時に扉を叩く音。おそらく妹だ。
今は飯時……きっと例の精力剤を見つけられたに違いない。
案の定、毒電波アニソンと超強力精力剤『まむし一発』について小一時間ほど問い詰められる。
余談だが僕には今日の晩ご飯が用意されておらず、
代わりに『まむし一発』が無造作に置いてあった。あぁ、妹よ。
特に時間とか場所を指定してないなぁと思った矢先に電話が鳴った。
『私リーザ、いま貴方の家の前にいるの』
怪談のメリーさんか。でも家の前で良かった。いきなり後ろに現れたら驚き死ぬ。
「来たぞ」
「おぉ、早かったな」
リーザは僕のやったぶかぶかなコートを着ている。下はやっぱり“アレ”なのだろうか。
いや、深く考えるのはやめよう。藪をつついてなんとやらだ。
「で、今日はどこに連れて行ってくれるんだ?」
「ふふ、ふ。聞いて驚くな。それは――」
案内されたのは繁華街の一角にある飲食店。もんじゃ焼き『けんぶんろく』
主に学校帰りの学生たちに利用されていて、値段もその分リーズナブルだ。
「どうした。好きな物を頼むといい」
「いや、まぁいいんだけど、さ」
やはり少し拍子抜け。期待のし過ぎと言い換えてもいいかもしれない。
「そうだー。この“ユーラシア焼き”頼まないかー? 二人で完食出来たら無料の上、賞金一万だー」
少しだけ嫌な予感が胸をよぎる。試しに少し探りを入れてみる。
「まぁ、あんたの金だし。好きにすれば」
「私が無一文だとしたら君はどうする? すいませーん“ユーラシア焼き”お願いしまーす」
「ちょっと、大丈夫なのかよっ」
こういう賞金が付く大食い系には決まってリスクが、つまり罰金がベターだ。
「フフフ、食えば楽になるのに」
「いやいやいや財布は楽になるかもだけど胃が壊滅するでしょう!」
「へーい、“ユーラシア焼き”お待ち。制限時間は三十分。では始めっ」
店員は既に巨大なユーラシア大陸を鉄板の上で創造していらっしゃる。こうなればキャンセルは効かないだろう。
「よし、こうなれば腹を括るしか……行くぜっ」
「おー」
開始数分でリーザがリタイヤ。手持ちが少ないこともあり、漢の意地でなんとか大陸を平らげる。
アレキサンダー大王もびっくりの征服ぶりだ。胃がもたれる。
「いや、私のおごりだ。賞金を得る権利は私にある」
とか言ってうまく動けない僕をいいことに賞金を横取りする。
「おっ、お前……」
「ふふ、何も食事だけじゃない。私が最高のもてなしをしてやろう」
と、胸を張る。コート越しでも成長したそれを認識することが出来た。
「魔法少女〜マジカル星凜〜私に歯向かう豚どもは〜」
食事。というより小麦粉の流し込み作業の後は、カラオケすることになった。
そして今リーザが歌っている曲は昨夜、自室を震撼させたあのアニソンである。
「真っ赤に染まる鮮血は〜南へ下れぬ怒りの証し〜」
詳しいことはよく分からないが魔法少女マジカル星凜というアニメのオープニングだと聞かされた。
「どうした! 歌わないのか!」
キーンと甲高い音。やけにリーザの声が大きいのは握られたマイクのせいだ。
「いや、腹いっぱいで無理」
「ふ、続いては魔法少女マジカル星凜∀のオープニング!」
イカれたテンションでリーザはアニソン街道を突き進む。
これはきっと最後までマイクが回ってくることはないだろう。むしろ最初から一人で歌い切る勢いだ。
まぁ、それも悪くはないかもしれない。いまはリーザの美声に聞き惚れるとしよう。
知っている曲がないというのは少し残念だが。
「ふ、歌った歌った」
結局、リーザは五時間を一人で歌い潰してしまった。
「何気にうまいんだな」
「ふふ、当然だ」
満足げに伸びをするリーザ。子猫のようでなんだか愛らしい。
「なぁ、次はどこに行くんだ?」
「そうだな。この近くに露出プレイが出来そうな公園があった」
「あほ、しないぞ」
「阿呆はどっちだ? 本気にするなよ」
くすっと悪戯に笑う。なんだか不思議な奴だ。思わず僕もふっと微笑んでしまった。
――頭の中がとろけてまどろむ。
身体は麻痺してしまったかのように動かない。
リーザの口付けの刺激だけが妙にリアルに感じた。
鼻孔に流れ込む甘い甘い香り。蜂蜜にねっとりとして砂糖細工のように繊細な香り。
口内をまさぐる舌はまるで生き物のようで。ただただ受け身の快楽に従った。
右手に柔らかな触感。僕の右手はリーザの両手が支えられてあらわになった白桃に触れている。
微かに震えるリーザ。それは寒さからか快楽からか――。
「んっ」
寒空の下、ベンチに坐していた。辺りはもうすっかり暗い。
どうやらこの時間になるまで眠っていたらしい。
「夢……か」
唇に指を当てるとまだほのかに感触が残っていた。
どうやらあながち夢だと決め付けることは出来ないらしい。
身体中に染み付いた疲労がそれを物語っていた。
リーザ来襲の続き。
・もんじゃ焼き『けんぶんろく』
一応、うる星とかの『じぱんぐ』が元ネタ?
・魔法少女マジカル星凜
二期が∀で三期が§
劇場版も決定している。
萌え萌えかと思いきやシベリアを舞台にかなり殺伐としている。
戦争を終わらすために魔法を行使して戦う星凜の葛藤を描く。
でもやっぱりキャラは可愛い。親友のレンニィは星凜より人気。
星凜→スターリン。ちなみに使い魔はプーたんという。
キャラはまだまだ増えるかも。
次くらいからシリアス? 入るのかなコレ……。
>>449-452 こんな夜中に乙であります
右肩上がりに面白くなってってるよー
マジカル星凛(すたーりん)やばいw ていうか全文突っ込みどころだらけだよw
どうシリアスに繋がるのか想像もつかんwwww
>>449-452 そんな早朝? 夜中? に投下乙でございます。
なんというか、飛ばしてますねえ;
徹底的にロシアネタで攻めてきますか。
さすが北の国。
で、これは「リーザ来襲編」で良いんですよね?
「デート編」じゃないですよねえ?
一つツッコミというか疑問。
おれが書いてる奴では主人公宅では基本家事は主人公がやっていると言うか、
ほぼ鈴那に押し付けられている状態なんですが……。
鈴那が用意するのですか?
まあ合作なんで、細かい事は抜きにしていきましょうかね。
なんだかロシアが相手だと、ヘルリング機甲軍団が動いても良いような気がしてきましたw
>>452 リーザ面白いなあ。
シリアスになったときのギャップがどうなるかな?
>>454 きっと、たまたまそういう気分だったんだよ。
そう言うときにあれで鈴那の怒り倍増とか?
>>455 まあ自由に書けるのがこの企画の良いところなんでw
そうなんよねー次回からどうシリアスになるのやら。
アンナもそろそろなんか書かにゃあならんかな?
もちろん他の人でいじってもらってもいいんですが。
>>454 あぁ、妹に関してはすいません。
ケメコを見ていたせいとしておきたい。
リーザ当然(来襲)編の続きという意味合いだったため。
「デート編(@)」くらいがちょうどいいかもしれない。
確認ですけどキャラ毎にシナリオがあってそれぞれのエンドも違うわけですね?
だから他のヒロインも自由に動かしていいのかなーと思ったんだが……
やあ
昼間凛ちゃんとつきあいながら夜リーザに吸われるのもいいんでないすかw
完成系としては、エンドぐらいルート分けしてもいいのかな
どうだろ
>>457 了解です。
とりあえず「リーザ過去編」と「デート編@」は、今週末にでも倉庫に入れておきますね。
まあ妹に関しては、おれはイレナ担当じゃないのでw
扱いに関してはなんとも。
んー、エンドねえ。
今のところ一本道で作るという事にはなってますが、
それぞれのキャラにそれぞれのライターさんがいて(と言っても半分はおれ?w)
それぞれに最後まで書くわけですから、エンドはそれぞれある事になりますよね。
ただ、キャラ同士が絡む時なんかにどうなるかって部分はまだ未知数ですから。
バトルなんかは選択式にそれぞれの作者さんが一つのバトルを、
それぞれの持ちキャラの視点で、それぞれ違う結末として書くという方法もありそうです。
ただ、スクリプターの負担が増えるので、それで行こうとは言えませんね;
凛子ちゃん……お兄さん汚れちゃったよ……。
>>458 これは一つの案として。
例えば今後一番近そうなVSとして「凛子VS真子」ってあるじゃないですか。
これをね、それぞれ持ちキャラを最後に立てる方向でバトルの結末まで書くと。
そしたら違うルートには出来ますわね。
>>460 それいいかも
でも2の対決回数乗だけパターン増える気がするw
>>461 そうでしょ?w
ただゲームとしては、おれの頭に浮かぶのは、
今までの試作品である選択肢をバトルの直前に持ってきて、
凛子を応援する
真子を応援する
で、どっちか選んだら、選ばれなかった方のストーリーは終わり。
バトルの結末は……まあ不老不死なんで死ぬってのは不可能かもしれないんだけど。
別にフラグが立つとか言う話じゃなくて、途中から読めなくなるストーリーが生じますよという。
そういう形ですかね?
なんかゲームっぽくなってきたぞw
幾度か選択をすることによってそのキャラのルートに入るみたいな?
リーザを構いすぎるとリーザルートに
アンナや凛の忠告を無視して真子に取り憑かれると真子ルートに
イレナはいわゆる雅史ちゃんエンドのような感じかw
>>463 構うと言うか、試作品では一つのエピソードが終わってから出て来てた選択肢を、
バトルに入るところではバトルの前に入れると。
そこでプレイヤーは、どちらか一つの話の続きを選ばなくてはならない。
って、話としては同じ事かw
真子はそういうエンドを想定してるの?
雅史ちゃんって誰かわかんないやw
まあ最初は一本道として……。
最後は一人のキャラでも二つとかエンドパターンがあった方がゲームっぽい感じにはなるよね?
凛子に告白する
お兄さんで充分だ
で、最後の最後で分かれるって言う。
>>464 説明しよう! 雅史ちゃんエンドというのは、
ToHeartというゲームでヒロインの誰とも絡めない場合に
男の友人エンドになるところからきている!
んー
まあ選択肢を入れるとそれだけよりAVG寄りになっていくけど、
横に手を広げていくのは後からでいいんじゃないかなって気はするよ
>>465 ああ東鳩の雅史かあw
知ってる知ってる。
そのエンドは見た事ないけどw
おれは先輩一筋さ。
まあまず一本道で作らないとね。
そうだ。
凛子の設定とか投下した方が良いかい?
武器関係とか。
必殺技とかはまだ決めてないんだけど。
たぶん殴り合いしたらさなちゃん3秒で倒されると思うので、
武器の設定はいいですw
クラスとか学校まわりの環境決まってそうなら欲しいかも
3秒……そんなになのか!?
逆に凛子は精神攻撃に弱いと思うけど……。
クラスねえ。
そっちに食い込むつもり?
考えてなかったんだけど、ちょっと考えてみる。
もしもう書いてるなら、そっちに合わせる。
ぶっちゃけ今んとこ中学一年としか決めてない。
いまのところ想定してるのは、クラスというより学園に潜入っすね
初心に戻って学園設定
真子は初等部5年or6年で、凛さんは中等部のお姉さん的な
まわりの環境が知りたいというのは、ファーストコンタクトの接点作りもあるけれど
精神攻撃を考える面からもですよ
いわゆる黒魔術の攻撃というのは陰湿なので、直接呪うとかではなく、
微妙な歪みを用いて人間関係を壊したりしていくことで対象の精神を破壊するのです
真子の攻撃もそれに準じたデザインで考えてる次第
直接的に呪ってダメージ与えるとフィードバックあるという設定も考えてるからね
まあ、ことごとく空振る絵しか見えてこないけどw
>>469 ああ、友人関係相関図とか担任の先生とかを決めれば良いんですね?
考えて見ます。
あいあい、おねがいしますー
ふぅ、リーザとアンナの戦闘を考えているんだが
どうだろう?
あと後々、妹とともやるかも。まだ分からんが結構戦うかも
それで主人公の不死殺しが覚醒してヒロインの誰かを
殺しちゃうとかしちゃ駄目かなぁ?
んん
うまく殺せるならもちろんありだけど、とりあえず殺してみるのはいやよ?
俺はこのお話でリアルタイムの人死には出さないよ
ヒロインのなかで一番死にたがってるのは真子だとおもうけど、
死ぬのはどう見てもバッドED分岐だろうなと
そしてバッドルートをやるつもりはナッシング
てなことを書いちゃうと、ダイハード(こないだ覚えた)的なあれで興が削がれちゃうかもだけどw
リーザとアンナorイレナはまず交戦するでしょね
これは干戈を交えるイメージ
そして凛子ラスボスだなw
いっぽう真子とは属性近いっぽいからどういう対決になるんだろw悪夢合戦とかかw
ドイツの人が直接戦うイメージがあまりないねえ
でも独×ソは泥沼かも?
>>473 いやーやっぱりヒロイン殺すのは駄目かー……?
ラスボス凜子は考えてなかった。ラストは錬金術師を倒してうんぬんかんぬんでやるつもりかな。
あぁ、一人称で戦闘シーンか。アンナはツバサの神威みたいに爪しゃきーんって伸ばしていいだろうか。
必ずしもだめじゃないだろうねー
とはいえ、踏み台としてというのはよくなかろうと思うな
SRCとかのオリ合作シナリオにありがちなキャラ対立を孕むからw
やるなら、その殺したキャラでのEDになるってぐらいの位置づけだろうねー
リョナゲー愛好者としては、特に真子なんかいい踏み台死に役キャラになると思うけど、
このゲーム全体的に明るいSSが多いじゃない
死そのものが似つかわしくないw
アンナの戦闘シーンはどうだろね
爪なのか牙なのかアーカード化かw
これはやった人勝ちじゃない?
>>475 そうだな、虚淵玄病だな
でもリーザシナリオは殺伐とした感じにしたい。
もちろん出来るかどうかは別としてだが。
アンナがアーカード化したら速やかに不死殺しで殺すわw
位置付け的に、一番殺されて誰も惜しまないのはメインヒロインのような気がするな
不憫すぐるwwww
そろそろ主人公の名前
決 め な い か?
出勤前にちょっとだけ。
凛子周辺環境は今夜にでも。
あと、「死」の扱いについて。
おれも一応今のところ、死人を出すつもりは無い。
ただ、凛子やクララの力を鑑みての事なんだけど、
ロリババァ同士の戦いって、治癒が遅いとかはあっても、
完全に殺せるってのは無いと思うんだ。
主人公の不死殺しにしても、おれはそのままストレートに「ヒロイン達を殺せる能力」とは考えてなくて。
その辺はライターさんがそれぞれに展開して言っても良いと思うんだけどね。
おれはラスボスとか考えてなかったw
メインのアンナは最後まで残って、錬金術師が出てきたときに本格的に動く? って感じ。
必ずしも全員と当るとは考えなくても良いよね?
むしろ凛子は基本戦いたくない娘だと思ってるので。
もちろんライターさんそれぞれのやり方でいじっていただければいいんですけど。
あと、クララはおれの頭の中ではかなーりトリガーハピーですw
「魔弾」の使い手なので。
ホーミングするんですよ機関砲でも大砲でもV2ロケットでも。
傀儡の能力を砲弾に使ってると言えば良いのかなあ?
>>474 アンナは爪でも牙でも伸ばしてやってくださいw
元々人外ですから。
>>477 いやいやいや;
アンナは錬金術師との絡みがあるから。
簡単に死んでも困るっしょwww
かわいくするから。
……なんとか;
主人公の名前……おれは無しのまま突っ走ろうと思ってたwww
主人公=プレイヤー って感じで。
もちろん決めてしまうならそれもいい。
無いと困るライターさん、いるだろうし。
あと忘れないうちに。
一応こちらとしては、ヒロインのバトルは視点変更して三人称でやるつもり。
主人公が剣術知らないとか言ってるのに、
「抜き即斬」とか言うのおかしいしw
ただ昨日言ってた「ヒロインバトルをそれぞれのライターさんが持ちヒロインを立てて」ってのは、
それだったらヒロイン視点の一人称で行けるのかな? ってのはあった。
でも書き手は一人じゃないし、それぞれ得意な書き方もある。
だからこうじゃないといけないなんて野暮は言いませんよ。
おれはぶっちゃけ一人称で書くの、これが初めてなんだけど。
ではまた今夜。
>凛子周辺環境は今夜にでも。
お手数ですがよろしゅうー
視点変更は選択肢をかませばいくらでもできるからいいよね
せっかく普通のSSでできない利点だから、いろいろやってみよう
不死殺しをドイツ語にすると
Unsterblichkeit Zerstorer
こんな感じらしい
Unsterblichkeit Mord
かもしれん
>>481 とりあえず今考えたのはこんな感じ。
薬丸凛子:中学一年生
一年三組在籍
凛子自身は中等進学時に入学。
担任:柳生先生(国語科担当)
三十歳前後くらいの男性教諭。
凛子に関しての事情等は知らないが、真面目なのと国語(特に古文)が得意と言う事で、
凛子の事は気に入っている様子。
見た目からしてさばけた性格らしい。
「辛島、先生は坂本龍馬が好きだ」
クラスメイト関係
香取奈緒(かとりなお)
凛子と一番仲が良いと思われるクラスメイトその1。
メガネ着用。真面目な読書家。
森重(後述)の事が好き。
「凛ちゃん。これ面白かったから、貸してあげる」
小野理美(おのさとみ)
凛子と仲が良いクラスメイトその2。
噂好きで、いつも話のネタを探している。
雑賀(後述)の事が好き。
「もうリンコってば、ノリ悪いなあ〜」
雑賀直人(さいがなおと)
凛子と同じクラスにいる男子生徒。
仲が良いと言う訳ではない。
スポーツ万能で成績優秀の、いわゆるモテル奴。
実は凛子のことが好きらしいが……。
「辛島さん。今日の放課後、予定あるかな?」
森重悟
凛子と同じクラスにいる男子生徒。
仲が良いと言う訳ではないが、何故かよくちょっかいを出してくる。
スポーツは得意だが、勉強は苦手。
凛子の事が好きらしいが……。
「かっ……辛島……いや、何でもない」
各キャラの最後につけたセリフは、一応性格を端的に現すための物だと思ってください。
不具合、不足は対応します。
>>482 読みがあるとうれしいッス。
というか、良いドイツ語翻訳サイト無い?w
あんまし無いよね? ドイツ語は。
ドイツ語読んでくれるスレとか無いの?
いいねそのスレ
でもどこが創作だろうか><
>>484 何?! こんな所にメガネっ娘が潜伏していたとは・・・
文章中、特になかったけど、銃持ちクララ、メガネっ娘作戦を勝手に展開中だったのに。
おかしいなードイツ語専攻してたのに読みないや
>>485 なんで? 長いから???
>>486 サイト感謝。
まあ読みは本当なら英語をもう少しローマ字っぽく読むって感じで良いんじゃないか? とか
甘く考えてた;
あの設定は意図的に争いの種をばら撒いております。
これがどう生きるか楽しみだねw
>>489 クララはメガネじゃなくてゴーグルだあwww
メイド・イン・ブリテンらしいぞ!(おんやぁ?)
メガネっ娘はおれも好きだw
>>489 そんなときはバームクーヘンって発音すれば良いよ
英語もままならないこの僕じゃ
>>491 単純にゴーグルなくてメガネでそれっぽいの代用しただけw
間違えてそのまま普通の立ち絵でもメガネ着用で作ってしまってなー。
まあ今はいいかメガネっ娘で、と思った次第。
・・・ベツニキニイッタカラジャナイヨ ホントウダヨ
ぶっちゃけドイツ語はクララの必殺技? らしき物を考えようとした時に要るかなあ? と。
最悪日本語でやるけどw
>>495 横文字(カタカナ)とかじゃなくて絶対に日本語名ねw
「萌え盛る炎」とか「きらきら星とか」そんなんでヨロシク
>>494 3Dの人だったのかw
じゃあシューティングゴーグルって感じで良いので、
レンズの色は黄色にしてつかあさい。
皆戦闘力高そうだなぁw
リーザは精気をエネルギーとしたビームを撃つくらいしか……。精気ファイヤーとか精力ボンバーとか。
あ、あと淫乱開放状態では(体調と精神状態によるが)半径10m以内
にいる生物から自動的に精力を吸い取ったりするだけだなぁ。
やるかやらないかは不明。
>>496 もちろん!
ドイツ語はカタカナではサマになりません。
>>497 OK、探してみる。なかったらごめんさい。
>>498 おれの担当分って、純粋な戦闘能力って感じでは考えてないなあ。
ぶっちゃけクララと凛子は、どちらも「物体に気を流し込む」だけですよ。
ただ、それで現れる効果が少し違うのね。
ビーム撃てる方がすごいと思うけどw
あ、真子って直接的精神攻撃ってしないですか?
>>500 最悪グラサンでもいいです。
注文多くてゴメンね;
>>500 そうそう。
その「メガネクララ」見せてくださいよw
もしおれも気に入ったら……。
読 書 シ ー ン と か 書 い ち ゃ い ま す か ら (爆
チェーンが付いてると良いなあ……w
>>498 なんか霧とか出して相手の戦意を欲情に変えるとかどうっすかね?
>>501 真子の直接精神攻撃っていうと、
テストの点が悪かったのをすごく気にするようにさせるとかそんなんだと思うw
あとは凛子相手だと主人公がらみとかは隙になるかもだ
真子は上士の子女たるたしなみとして長刀ぐらいは使えるのかな
戦闘能力は剣道習ってる小学生レベル
あと戦中に軍事教練ぐらいは受けてるかも
>>504 一番左wwwwww
>>504 一番左って、M−16よりショットガンの方が似合いそ(ry
真ん中三つはどれも読書スタイルっぽいですねえ。
読書スタイルとしては左から二番目が一番良さそうですけどw
射撃用はぶっちゃけなければ一番左でも良いすよ。
あと、手持ち武器にMG−42とかMG−35なんてマニアックな武器は無いですよね?
本当は超レアな武装としてMG−45としたいところなんですが。
でもあまりあるとは思えない。
>>505 ああ、そうなんですか;
いや、もっと「幻覚を見せて、その幻覚から受けてる攻撃が身体にも現れる」とか、
最高レベルにまで発揮すればそういう事も出来るのかな? と。
もちろんあとでしっぺ返しはあるだろうと想定して。
そうすれば凛子は「心の一法」返しの要領で対処できないかな?と思ったので。
長刀……小学生レベル……。
凛子としてはやりにくさは変わらないか;
>>506 ああー
相手の感覚というかクオリアに干渉してちょっと狂わせる、ぐらいなら
なんとなくできそうな範囲かもだ
ありもしない不気味な女の顔が視界のはじでずっと睨んでる、とかw
あるいは、見切ったはずの太刀筋を見誤らせて剣道試合を横から邪魔したりね
問題は昔の会津の人なので、卑怯なことはしちゃいけないってトラウマになるまで叩き込まれてることw
だから、直接対決をするとしたら小学生レベルの長刀で向かっていくんだと思いますぜ
悪意を向けてまわりから陥れていくのは、ナチュラルかつ無意識にやってるw
>>507 うーん。
あんまり卑怯とも思えないんですが>精神攻撃
むしろ自分の非力を自覚していれば、相手が薩摩&只者ではないって事で、
積極的に使うと言う状況はあろうかと。
剣道試合邪魔されて負けちゃったら入部だな;
まあ、実際の真子の話が見えてこないと、まだなんとも言えない話ではありますね。
狂わされるだけでも結構嫌かもw
>>506 ごめん。さすがにないです。
銃は持たせないで、想像で補ってもらうのが妥当かもしれません。
私自身、銃のこと全然知らないのであれですが。
読書用に左から2番目、射撃用に一番左にしようかなw
>>509 うん。無いでしょうねw
無理に何か持たせるよりは、何も無いほうが仰る通りいいかもしれない。
なんせドイツの大戦中の武器が好きなクララにM−16持たせる訳にはいかないので;
それの本文でも「機関砲」って書いちゃったんで;
ドイツの銃器は本当に無さそうだなあ。
せめてワルサーがあれば……。
読書用メガネは鎖が付くとよりグッドかとw
>>510 ワルサーもないんだ。私は銃の形を見てもさっぱりなんで、説明書読んだだけだけど。
という訳で、銃はなしにします。
眼鏡も鎖付きがありませんでした、申し訳ありません。
>>511 うん 無い物は仕方ないです。
とりあえず無理は無しで行きましょう。
まあメガネシーンはそのうちにw
あとこれは質問ですが、
前凛子の腰に小刀が付いてましたけど、
これ長い刀とかあるんですかね?
あった場合、付ける所とか付ける向きは、自由に出来るんでしょうかね?
>>512 あの試作段階でつけて学生服の時にうっかりはずし忘れた奴ですね。
実は長い方はありません。
本当は自分で作れればいいんですけどね。そこまで手を伸ばす時間はなくて・・・
>>513 まあそうなんじゃないか?とは思ってましたw
仕方ないですね。
こっちとしても無理は言えませんから。
>>504 折角のポリなら特性活かしてフレームなしとかできねーっすか?
>>515 メガネのことならありますよ。
レンズの色つきないから、つけてるかわからなくなるけど。
ごめん。
電波受信したので吐き出させて;
魔法少女マジカル星凛・魔法の呪文
トカレフ マカロフ ドラグノフ ☆
ピロシキ チャイカで ラスプーチ〜ン ☆
光を受けて……「パブロフの犬」になっちゃえ〜☆
失礼しました;
◆R4Zu1i5jcs 氏。
これ「魔女っ子系創作スレ」に持ち込みましょう(マヂ
>「パブロフの犬」
物凄い残虐なある種の刑罰を指す隠語とかですかw
>>517 どうぞwwwww
まだ全てが仮ですけど
>>518 「パブロフの犬」カワイイよ?
「ロボトミー」はもっとカワイイよ?
ってきっと言うんだろうな星凛は;
凛子編でも思いっきりマニアックな時代劇を出してやろうか……。
>>519 いや、おれがやってどうすんですかw
♪言う事聞かない豚どもは〜
シベリア旅行へご招待〜
ごめんなさい。
それもこれも「大魔法峠」のせいですw
今日は人いないなと思ってたら、単に潜伏していただけということは分かった。
星凛ってどんな格好なんだろうなー。
キャラ画像整理中……いつのまに160枚……
>>521 大魔法峠wwwww
そうねぇ、SS書く……のか?
最初は「魔法少女マジカルブシドー」とかだったり自分でも意味が分からなかった。
>>522 乙です。
おれもそろそろアンナのSSでも書くとしますか。
そろそろメインヒロインらしいところも見せないと;
>>523 「魔法少女マジカルブシドー」……。
それは凛子向きだと思うんですが、魔法少女は二人も要りませんからねえ。
ある意味映画で時代劇はタイトルだけ出てますけどw
でも内容がわからない。
>>524 当時は凜子も見てるという設定で行こうかと思ってた
>>525 深夜アニメだよね?
朝早いから多分寝てるよ?www
それにあんなだけど、悪く言えば「剣術馬鹿」だしね。
川添さんちのタマちゃんとはちと違うなw
>>527 おれの中ではビジュアルは近いもんがあるけどねw
どもども〜!
えー、本当は明日やるつもりだったんですが、出来なくなっちゃったので、
リーザ過去編とデート編@、及び凛子デート編をただいま倉庫に収納しました。
で、リーザ過去編は
>>324-325そのまま収録しておりますが、
デート編@は
>>452を収録しておりません。
一応それに対応しまして、マジカル星凛(スターリン)というルビは本文中に一度入れております。
もし収録した方がよろしければ、その旨仰ってくださいませ。
ああ……明日朝からアンナSSに掛かろうかと思ってたのに……;
>>◆S4kd5lZr8I さん
ちょっと明日は来れないかもしれないので早めですが、
進捗状況・現状報告等にキャラ立ち絵のリネーム等、更新した物をうpしました。
時間がある時に確認お願いします。
>>532 まことにありがたくあります、確認しましたー
凛子フォルダの充実っぷりワロタ
ネーミング規則修正も了解ですー
>>532 了解です。
また後からでも何かありましたら遠慮なく。
>>533 いえいえ。
こっちも好きでやってますから。
>>534 え;
そんなに???
つーかおれ、そんだけ注文出してたのね。
反省;
>>536 注文が多いってことは、それだけキャラの魅力が引き出されるってことなんだぜ!
……こっちで対応できないことが多くてごめんなさい。
いやいや。
凛子ばっか充実してもしゃあないでしょw
とりあえず明日の晩あたりはアンナにテコ入れしますと言う事で。
どうやらアンナさんは、凛子とリーザにちょっと嫉妬している様でございますw
――なぜこんなことになったんだろう。
「酷いな……」
「あぁ、無抵抗の民間人をここまで」
屍体、家屋……そこにあったもの全てに弾丸の痕が刻まれていた。
焼夷弾の火炎は下火になりつつも、まだちろちろとこの村に残留している。
――不意に奪われた私の日常。
「全滅、か」
「いや、待て……」
調査隊の一人が何かに気付く。それは吐息か呻きか。隊員はその元を探した。
――あぁ、この世界はとても不安定なんだ。
「おいっ、生存者だ!」
廃村に響く声。全身に火傷を負い、虫の息の少女。
『緋色の流星』がひっそりと産声をあげた。
「全く、いまは非常時だ。こんな死にかけに金かけるなどナンセンスだ」
「まだ、年端も行かぬ少女じゃないか!」
倫理的にずれたその発言も戦争中という異常事態が正当化する。
同じ理由で大量殺人にも勲章が付く。よくある話だ。
「いや、助けてやらんとは言っていない。ただ……それが本当に救済になるか疑問でね」
白衣の中年男性はこけた頬をにやりと卑しく形作る。
「どういうことだ?」
「いやぁね。いくら戦争中だとしても人間には人権というものが付きまとう」
隊員はぎりと歯を食いしばり、憤慨して男に食ってかかる。
「何かの実験台にする気か!?」
「へぇ、末端の軍人にしては勘がいいな。どの道まともなやり方では治らん。やるならばイカれたやり方にさせて貰う」
沈黙が隊員に答えを促す。
男はどちらに転んでも構わない。実験台に出来ればまぁそれも良しといった感じだった。
「……頼む」
「その決断は吉とでるか凶と出るか」
男は少女を安置した手術室に入って行き、隊員は病院――別名、第三研究所を後にした。
三か月後、北海道農村襲撃事件の生き残り、赤主星凜(あかしゅせいりん)は全快した。
しかし、その報はシベリアに出兵された隊員の耳に届くことはなかった。
もっともこの事実は第三研および内閣、日本軍上層部のみにしか知らされていないトップシークレットであった。
2XXX年、人類は核の炎に包まれそう!
舞台は第三次世界対戦中、日本は今のところロシアとかと交戦中?
ちなみにアジア、ヨーロッパ地域を問わずに戦場化。
ぎりぎりのところで核は使用されていない。各国は核に変わる兵器を模索中……。
mjd
すみません、ちと間が空きました。
もう何日かはこっちに手を付けられなさそうです。
>水曜の議論
死の扱いはこっちの話でもしばらくは出ないだろうけど、
イレナはルートによってあっさり死んだりボスの座を乗っ取って暴れたりも有りだと思います。
なんせ腹黒い上に、不死殺しという危険な存在を利用だかなんだかしようとしてるわけだし。
だからこそ危険に身をさらさないようするのですが、一つ間違うと死亡フラグ逝きですから、これ。
一応こっちのルートで考えてる設定を明けておきます。
・[主人公姓]鈴那(れいな、本名はイレナ・シュトラスカ(仮だけど多分確定))
実験台にされて運良く辛うじて不老不死になった後で、自分も錬金術を習得した(仮だけど(略))。
錬金術師自体とは不老不死にされた時点で放り出されている。というか一度仮死って廃棄されてたり?
才能は有ったのか、更に異常な執念を見せ、何か一部の技術(未定)においては件の錬金術師を上回る模様。
純粋な力自体はそう強くないが、事前に仕掛けて置いた罠や策謀で全てを絡め取る黒幕型。
姑息? 卑怯? 褒め言葉だね! な黒ヒロイン。
能力の傾向としては、要するに直接戦っちゃうと弱い。攻防共に貧弱。
錬金術により作られたキメラとかホムンクルスとか言ってポ○モン部隊を出したりするが、多分あんまり強くない。
ただ、それ以外は具体的に何が出来るかを設定していない。未定じゃなく不定。
上記の特性に合っていて話の上で必要だったら何でも出来るって事で。
一番根底に有る願い自体は割と純粋な物だが、他ヒロインルートでは敵に回るかもしれない。
恐らく主人公の事は好きだと思われるが、もしかすると自分では気づいていなかったり、
「わたしの物にならないお兄ちゃんは嫌いだ!」とか言い出したり、
「この力が有れば全てを手に入れられる!(そう、お兄ちゃんの心だって)」とか言い出したりしそうなので。
下手するとこの子自身のルートでさえ、戦って改心させる様な話になるかも。
行動原理はともかく、目的自体は不死殺しを手に入れる事で高次の存在を目指す方向です。
出来れば他のヒロインと絡めたり、
例えばメインヒロインルートの裏側みたいな路線を目指したいと思うのですが、
合作でどういう風にして作ったものか悩んでいたりします。
アンナの話に期待してみたり。
>>540 結構殺伐した世紀末物ですね、どんな魔法少女だ。
でも最近の魔法少女物って変り種も研究されてる事を思うと少し納得出来てしまった。
……もしかしてこの子も何かの形でほんとに出てきたりしません?w
>>543 イレナは催眠術とか幻術で戦うと思っていた。
武装錬金のDr.バタフライ的な……ちょっと違うな。
星凜……まぁ、ロリババァじゃないしw
取り急ぎ書き込み。
また夜に来ますが。
>>540-541 星凛www
やはり大魔法とう(ry
>>543 余裕持ってやってください。
人それぞれペースとか時間的都合もあるし。
アンナに関して少し書くと、
一連のサブヒロインの不老不死から得られた能力は、一応一通り使える人だと思ってます。
列挙すると、
・気の高度なコントロール。(物体や生体に流し込んでコントロール)
・体の変化(擬態や、体の一部の拡大)
気を利用して剣にするとかホーミング機能を付けるとかはサブヒロインが自分で会得したものだと思ってますが、
これくらいは多分出来ると。
リーザの角とか羽根は、別に改造手術的な後付じゃないですよね?
不老不死の技術がアンナを元型として生まれたものと想定しての物ですが。
ああ、時間が無い。
とりあえずまた今夜;
>>546 シュワッチ! 乙です!!
いやあ、共○主義ってスバラシイ(ヲイ
とりあえずですねえ。
あの素敵扉絵だけで充分にキャッチーなのは間違いないですねwww
あい、どうもねー
なんかまたアーカイブ重くなっちゃった
背景絵減色すべきなのかもだ
と、
>>543イレナ設定了解っす
差別化で真子さんはネクロ方面特化すべえと思いました
>>546 うはwwwww
My駄文が3倍強くなっとるwwwww
今になって主題歌と本編の温度差がやばいぞ>星凜
>>549 だからさ、曲と組み合わせてたりしてる最中だったものだから
あの本編みて頭抱えてたのよw
うむ。
やはりイレナと真子ちゃんは肉体言語で語るしか無い様だw
考えてみれば、おれの担当分って直球型ばっかりだ;
というか、おれの芸風自体がそうなんですけどw
凛子は言うに及ばず、クララでさえあれで自ら火器を振り回す方ですからね。
アンナもどっちかというと、陰に隠れてる方じゃないし。
主人公を情報探査プローブもとい疑似餌扱いなのは、
単純にめんどくさかったのと、探索範囲を拡大するためだけだし。
>>549-550 おれ星凛の主題歌、
某サン○ルカンとかゴー○ルVのメロで無理矢理作詞しようとしてましたが何か?w
♪祖国が〜、もし〜も〜、無かったら〜
人民は〜、たちまち〜、飢えて死ぬ〜
なんてね。
てへっ☆
ちょwww愛国戦隊大日本のノリまんまwwww
♪わたしにさから〜う 豚ど〜もはぁ〜
超特急でシベリア行きだ〜
トカレフ マカロフ ドラグノ〜フ
ピロシキ チャイカで ラスプーチーン
同志達の魂は 燃えている〜
やっぱりね、共産主義はロマンなんだよw
>>550 ほ、ほらufotableによくある手段みたいに
OPをネタ、本編をシリアスってことにすれば
まぁ、星凜はとりあえず置いとくか、続き書くかもだけどw
やっぱ○ーグルVよりサンバ○カンの方がしっくりくるなあ。
あれは良い曲だ。
サビんとこがちょうど呪文を入れるに良さそうだったのよ。
大抵の魔法少女物は行けるんじゃない?
>>556 まあリーザ本編は最優先として。
息抜きは必要だよ。
そのうち魔法少女スレには本編と主題歌ひっさげて出向いてもらうとしてw
デザインもきっとそのうち勝手に出来てるwww
主題歌は……完全版考えようか?w
>>560 どうぞw
本編は一切気にしないでOKですので
魔法少女マジカル星凛
作詞:おいら
作曲:渡○宙明
うた:星凛
祖国が もしも なかったら
人民は たちまち 飢えて死ぬ
雪積もり 土地は 枯れ果てて
人は涙を 流すだろう
鎌と鎚とは 我らのマークだ
我らの生命 守るしるしだ。
トカレフ マカロフ ドラグノフ
ピロシキ チャイカで ラスプーチン
私たちの 同志は 燃えている
レッドフラッグ ファイアーフラッグ
マジカルアイドル 星凛(すたーりん)
赤旗が はためいて いる限り
我々は 決して 倒れない
西側が 逆らって 来る限り
常にスパイを 送るだろう
わたしにさからう 豚どもは
超特急で シベリア行きだ
トカレフ マカロフ ドラグノフ
ピロシキ チャイカで ラスプーチン
あの旗がはためいて いる限り
レッドフラッグ ファイアーフラッグ
マジカルアイドル 星凛
※以下エンドレス
すごい歌詞だ。。。
ていうか、
>マジカルアイドル 星凛(すたーりん)
これみて思ったけど科学的共産主義でマジカルってどうなのw
まあそこがいいんだがw
>>563 そこ!
シンキングタイム約60秒のうち40秒くらい悩みましたw
というか、マジカルな上にアイドルだからねえ。
やばいね個人崇拝www
シンキングタイムとか言いながら、内容はほぼ脊髄反射w
極寒の地、無骨な銃でただただ敵を撃ち殺さんとする。
それはシベリアという命の鉄火場。夜中だというの銃声の音は鳴り止むことはない。
あの救助隊員――山崎も戦線に駆り出されていた。
血で血を洗う酷い有様。食料も水も弾薬でさえ不足している。
山崎の人指し指にはすでに感覚がなくなりかけ、ふと気を許すと勝手に引き金を絞ってしまいそうになる。
だがその不用意な行為は命取りになる。そう、今は亡き隊長が言っていた。
支給された弾丸で生き抜く……一発だって無駄にすることは出来ない。
いわば弾丸はチップ。それをより上手く使いこなすかが生存の鍵となるのだ。
山崎はふと祖国で救ったあの少女のことを思いだす。
あぁ、もう何か月になるだろうか。無事回復しただろうか。
そんな風に考えることで山崎は“人を殺す歯車”から一瞬だけ“人”へと戻った。
しかし、望郷は叶わない。いま目の前にある血と硝煙と雪の世界。ここがおそらく自分の墓だと山崎はとうに諦めている。
――赤い、星。天上に輝くその光はどんどんと近付いて来る。
戦闘機か爆撃機か。山崎は漠然とそう思った。しかし、それにしてはあまりの小さい――。
答えは“人”だった。宙に浮かぶ赤い四枚の羽を携えた一個の人間。
しかも遠目にも姿形から少女に見える。山崎はある思考を無意識に遮断した。
それは赤い光を収束させ、次第に大きな球体となる。
敵側の銃弾全てがそれに向かう。しかし、全て弾かれ、アンノウンを排除することは出来ない。
膨張しきった球体はそれから切り離されるかのように敵側へと射出される。
着弾までの刹那、彼らは何を思っただろうか。
爆音と熱戦は彼らに阿鼻叫喚の刻さえ与えない。その威力はさながら小さな核のようだった。
「天使だ……」
誰かがそう呟く。我々の陣営から歓声。アンノウンはすぐさま英雄となった。
その英雄は地上に降り立つことなくそのままどこかに消える。
一方、山崎は動かない。
乗り出して“ある確認”をしようとして乗り出したところを撃たれたのだ。
自業自得、まさに戦場における愚者。心なしか山崎の顔面は蒼白だった。
彼が何を見たのかそれは彼自身にしか分かることはないだろう。
『緋色の流星』それが敵国からの字。
『紅色の天使』それが自国からの字。
赤主星凜はその狭間で自分を失い、扉を閉じかけていた――。
ハードだよ、ひたすらハードだよ><
血と硝煙の臭いしかしない魔法少女だよw
>>568 最初は軍隊相手(勝手が分からなかったなぁ……)
だけど次からは可愛い魔法少女同士が戦うよ?
でもえげつない戦いしそうで嫌だなぁw
日本産対戦争人型兵器『little girl』の華々しいデビューを皮切りに
各国は隠し持っていた対戦争人型兵器を次々と発表。
戦争は対戦争人型兵器による泥沼化の一途を辿って行った……。
「こりゃあ、失敗なんじゃないかっ」
鳴り響く警報。マサキは悲鳴にも近い声を上げる。
「これでも、警備は薄い日なんだぜっ? 休まず走れぇ」
檄を飛ばすイワン。二人は北海道にある軍事基地に乗り込んでいた。
彼らの目的は大胆にも『little girl』の奪取であった。
「駄目だ。前からも来たぞ!」
「しゃーない、『jackal』の力を使わせてもらうぜぇ」
そう言うとイワンの両腕に緑のブレードが発現し、前方の兵士たちを切り裂き駆逐する。
「前情報だとこの先だろう? マサキ、先に行け。ここは俺が足止めする」
UターンならぬVターン。擦れ違いざまにイワンの台詞。
「オーケーだ。『little girl』を引っ提げて戻ってくる」
二、三歩走っただけで後ろでは銃声と悲鳴と吹き出す血のオト。
全く、味方にすると頼もしい限りだ。
広い白い開けた部屋に出る。そこにはカプセルで眠る少女――『little girl』の姿があった。
ちくりと頭を刺す何か。しかし、なりふり構ってはいられない。
くずくずしている内に他の対戦争人型兵器が現れればイワンが危なくなる。
「『little girl』 僕について来てもらう」
カプセルの中の少女はゆっくりと目を開く。
「今度はその名前? 次は何を殺せばいいの?」
「僕たちは君の力を必要としている……。今は僕について来てくれ」
マサキはパネルを操作し、カプセル内の液体を無くしていく。
「別に構わないわ。どこに行っても結局は同じ」
「僕たちは違うッ」
声を荒げての反論。少女は少し驚いた風だった。
「……そう」
それだけ答えてまた鉄の仮面を被り直してしまった。
「行こうか。君の力を使って天井に穴を開けてくれ。そこから脱出する」
「構わない……けど今は駄目」
爆裂音と共に扉を突き破る何か。それは『little girl』と変わらぬ年齢の少女。
そしてその少女の右手にはイワンの生首が掴まれていて、
その事実はマサキの怒りに直結した。
「イワァァァァン!!」
「駄目よ。あれは『maiden』という私の量産型。貴方じゃ叶わないわ」
すっとマサキの前に出て制止する。
「量産型だから。何よ、裏切りもの」
「裏切り……いいえ、これは決別。この人は私に違う世界を見せてくれると言った」
大気が軋む。空気が歪む。閉鎖されたこの部屋がパンクしそうなほど。
「私の名前は赤主星凜……貴方の胸だけにしまっておいて」
儚げな微笑。また頭を何かの痛みが刺す。
「赤主……星凜」
聞き覚えのないはずの名前にマサキは酷く動揺した。
「『littie girl』なんて旧式……私は『maiden』なんだから!」
「そう、私の名前は“スタァリィン”よ?」
星凜……いやスタァリィンは低く嗤った。
あぁ、誤字が……眠いが化学が謎めいてる
一日空くと結構進むな。いいことだなー
>>546 乙ー! いやー、あの背景は素晴らしいなー。
シナリオと合わせると破壊力が異常だ。
リーザシナリオは他と一線を画した面白さになりそうですね。
後、スクリプト等のうpの件もわかりました。
>>魔法少女マジカル星凛
スピンアウト作品ができそうな勢いだw
>>567-572 やばい、面白いけどまじやばいw
真面目に血なまぐさい魔法少女だ。
魔法少女物に喧嘩売ってるとしか思えないw
あはははははっ!
どんなに表現の限りを尽くしても、リーザ編の破壊力には敵わない。
おまけに星凛ときたら;
まあ主題歌まで作詞してしまった人間が言うのもなんだがw
裏切り者だったらあの歌詞はちょっと違うなあ。
まあぶっ飛び具合は大魔法峠にも負けてないって事で。
あれも魔法より関節技の使用率の方が高いし。
ちょwwマジカル星凛が順調に進捗しておるww
>>574 素材うpしておきましたー
こりゃゲームのおまけはマジカル星凛でしょうか?w
マオが忘れられかけてんだよね。
まあ隠しって事で最後にしようと思ってたけど。
現在アンナデート編進行中。
なんだか良い人になっちゃいそうで、さらにリーザよりパワフルさが落ちる;
>>576 確認しましたー。取り込み済みです。
真子さんが主人公に出会うまで行ったら次の統合うp、及びスクリプト統合うpでいいんだっけ?
確認ついでに今までの通しでやったらプレイ時間余裕で30分超えたんですけど。
最終的にどれくらいの分量になるのかな?
後、各キャラの過去編をどこに挟むか迷ってます。
最初に出すのも何か違う気がしますし……。
ある程度主人公と打ち解けてから出すのがいいかな?
シナリオは一本道だと仮定してこっちでシナリオの順番を決めていますが、
次の統合うpの時にでもシナリオの順番についても確認を取ってもらえると助かります。
>>577 かもしれませんねw
今のとこ、マオもOPに普通に登場してますし。
え、あれ? えーとそれって星凛も作らなきゃいけないってことかーw
星凛がどうなるかは今後の展開と反響次第でしょう。
多分魔女っ子スレは星凛の存在を知らないwww
ただこれだけは予測できる。
次の試作品アップの際は……。
あのシーンは宙明サウンド風に変わっている(嘘
>>578 分量によってはそろそろシリアスにならないといけないかも……
>>579 星凜は適当に書いて来ます
>>578 ご確認ありがとうございー
善処します、真子さんどうにも足が遅いんだ><
通しでやると既にそれだけになるってことは、
マスターのありうべき姿としてはルート分けだということになってくるかとおもう
編集についてはそろそろ考えないといけないっすね
ていうかタイトルw
>>579-580 うん、同志スターリンはわが道を驀進してくれていいかもだ
そういや、特撮とかスパロボ系の音ってなかなか探すのむつかしいw
むしろあー言う音が転がっていることに驚いたw
こっちは数年かけてだらだら集めたフリー素材を放出してるだけだからなぁ。
でも素材漁り燃えるねw
ナイスなのが見つかったけど権利条件厳しくてムキーッて諦めたりとかする
おお、そこはかとなく魔法少女しておる
髪の色いじってみるとか? 服が赤で髪も赤とかだったらおかしいかw
>>586 髪はそれでいいんじゃない?
服が赤の方がロシアっぽいよね。
というかロシアってより○連なんですけどw
そうね、んだったらあとはアクセサリ類とか髪型?
アドバイスありがとう。
髪型とアクセサリ類か。ちょっと探してみる。
というか、魔法少女ならステッキとかいるよね?
ひょっとして本当に火器しか持ってないとか?
カラシニコフ?
背中に鎌と鎚のマークって入るのかな?
対戦争人型兵器は人間を改造手術し、“魔法”を付加させた人間兵器。
『〇〇』は兵器名。
『little girl』はガンダム的ポジション。つおい。
魔法杖ドラグノフ、とか?
学園島スレに出てきてもいいような気もしてきたぞw
ですよねー
>>592 ああ、呪文の中に入ってるからいいかもね>魔法杖ドラグノフ
魔法少女と言えばマスコットだけど、星凛にはそぐわないかな?
何も全てなぞらなきゃいけないもんでもないだろうし。
ストーリー上使えそうではあるね、イベントでのマスコット追加とか
>>597 その辺は作者さんがどうするかだけどね。
あとそうそう。
やっぱ星凛なだけに、
アクセは星だよね?
それも真っ赤なwww
鎌とハンマーをぶらさげていても別によろしくてよw
いや、素材として、拳銃や刀が無いのに、
鎌と鎚のクロスがあったらそれは奇跡よw
どんだけ赤いのかとwww
アンナさん、良い人かもしんない。
メインは良い人で行っていただかないと、サブの悪人たちが際立ちませんからw
まあ、書きあがり次第投下はするけど、萌えは少ないかも知んないな;
悪役ブリッコで大食いのツンデレだからさ。
これはwwwww
なんて凶悪な鎌とハンマーだ
>>603 そうきたかwww
GJ!!
柄の長さが揃ってた方がよりいいかもだw
まぁ、実際にポーズをとると武器が体貫通したりするのであまり使えませんが、
>>603の武器なしバージョンが落とし所かもしれません。
アンナ編に期待しつつ今日は多分落ちます。
うん、そのぐらいがいいかもだ
ていうか正面からリボンわかるこの髪型いいね
乙ですよー
>>606 乙でしたー!
まあ武器はねえw
半分ネタでしょうwww
しかしなんでスピンアウトがこんなに進むかなw
えー、アンナのデート編というか、お食事編だね。
一応書きあがりました。
今読み返し中。
ちょっと今回慎重になっております。
BGM:ようつべのライブ版特警ウインスペクター
よっしゃ!
アンナお食事編投下行きます。
次のレスから。
ロリババァ妄想SS
アンナ デート編
ここ最近、ぼくの周りは大きく変わった様な気がする。
特に自分でも自覚出来るくらい目立つのが人間関係。
何故か西洋風の城に住む大金持ちの少女。
恐ろしい程の剣の達人な少女。
この辺りはまだ普通。
普通じゃないけど普通と思っておく。
世の中には、上には上がいる。
この言葉を最近嫌でも痛感させられるんだな。
ロシアから来たと言う、極端に薄着(抑制表現)の少女。
自らを“真祖”と称する、吸血少女。
この辺りは、人間なのかどうかもわからない。
いや、アンナ=マリー・グリニッジと名乗った吸血少女は、自ら明かした。
「人とは似て非なる存在」と。
と言う事は、人間ではないと言う事だ。
リーザと名乗るもう一人の少女なんて、精気を吸うんだぞ精気を。
どう考えても人間じゃないだろう?
食欲は人並みだったけど。
あと、何となく胸騒ぎがする部分。
薬丸凛子ちゃんは、趣味か家訓か何か知らないが、剣術をやっていて、その腕前は大型車両を止めてしまうほどだった。
それもただの棒で。
この辺りは常軌を逸しているとはいえ、なんとなくまだ判る。
だが、クララと名乗る少女は、個人で軍隊を持っているのだ。
そうなると、後の二人もその辺で何かありそうな気がする。
この少女達の間で、奇妙な共通項の様な物を感じるのだ。
何かが動き始めている。
何の根拠も無しにそう考えていると、その答えはすぐにやって来た。
「――ほう。顔は抜けているが、案外頭の中身は空と言う訳では無さそうだな」
何の予告も無く、背後から声が掛けられる。
ぼくは、ゆっくりと振り向いた。
相手が誰かは判っている。
あの残暑厳しい昼下がり、ぼくの首筋に印を残した謎の少女。
アンナ=マリー・グリニッジその人だった。
「生意気に妾の方を呼びつけるとは、偉くなったものだな若造」
腕を胸元で組み、仁王立ちで道路の真ん中に立つ少女の小さな身体は、ぼくの目には何倍にも大きく見える。
ぼくの考えている事をトレース出来るなら、こういう事も可能だと思っただけさ。
「ふん。それが生意気だと言うのだ。餌は獲物が掛かった事を報せるだけで良い」
鼻を鳴らして、黒衣の少女が歩み寄ってきた。
流れる様な金色の長髪が、何とも言えない良い香りを漂わせてくる。
これは――体臭か?
「人間が体臭を隠す為に使う香水の類は、妾にとって嗅覚を邪魔する物でしかない。当然だ」
あ、やっぱりね。
なんとも言えない良いニオイなんですけど。
これも何かを寄せ付けるための物って事なのか?
「それよりも丁度良い。今日は暇だろう? ちょっと付き合え」
付き合う?
「近頃貴様も忙しくしてたろう? あんな感じで行こうと思っている」
忙しく?
ああ、デートとかお呼ばれの事か?
今気付いたが、この子はあの一連の出来事を、一部始終全て知ってるんだよな。
あ。
と言う事は、その時考えてる事まで?
ちょっとそれは嫌だ。
「ふん。考えが判ったからなんだ? 妾はそんな瑣末な物にいちいち関わる程暇では無い」
あ、なんだかつれないお言葉。
アレか? 最近流行りのツンデレって奴ですか?
「……あー、うるさい奴だ。妾もこの点だけは人選を間違っていたかもしれん」
少し顔を赤らめて怒ってみせる。
と言う事は、知ってるんだなツンデレの意味を。
日本通だな。
「黙れ。行くぞ餌」
一言でぼくを黙らせると、アンナはズカズカと歩いていった。
どうやら、また“若造”から“餌”に降格したみたいです。
「少し落ち着いて話がしたい。あの店なんかはどうだ?」
少女の白い指が指し示したのは、小洒落た雰囲気の一軒の店だった。
……本格ステーキハウス?
いやちょっと待て。
いくらなんでも、ここは高そうだ。
せめてファミレスくらいならなんとか。
「馬鹿者。誰が貴様に出せと言った。餌に食事代を出させるほど妾は落ちぶれてはおらん」
そう言って、構わず中に入っていく。
カラン、というドアベルの音と共に消えていく姿を見守ってしまったが――。
ハッと気付いて、ぼくも慌てて後を追った。
圧巻、と言う言葉はこういう時に使うのが適切なのだろうか?
ぼくの目の前には、大きな鉄板の上でジュウジュウと独特のサウンドを奏でる肉が鎮座している。
それも、調理用の鉄板ではなく、食事席で注文の品を温かいままで提供するために存在する、木のトレイに乗ったアレだ。
だが、ぼくの前に置かれた物も、この店の最大のサイズではなかったらしい。
何故なら、間にテーブル付属の調味料の類を挟んで対面に据えられた物体は、さらにデカかったからだ。
ぼくの前のが確か三キロと聞いた。
だったらあの、ぼくの肉の三倍はあるアレは一体なんだ?
アレは本当に同じ肉と呼ばれる代物なのか?
運んでくる時も、ウエイトレスさんとシェフとアシスタント三人掛かりだったし。
アレって運ぶだけに店のスタッフ総動員だよね?
これは焼くのも大変だったろう。
そういえばさっき、調理場から「せーの!」とか聞こえたような……。
デカ過ぎてどう見ても火通ってないし。というかほぼ生だし。
ぼくのもだけど。
あのーアンナさん?
吸血種ってのは野生の肉食動物かなんかなんですか?
「……まあ、近いな」
そう言って、その手に余りそうな、それでもその肉相手に格闘するには頼り無さそうなナイフを右手に握ると、迷い無くその刃を入れた。
――ズカっ!
あ、なんか普通食事の時には聞こえないはずの音が聞こえた。
そんな音を立てて食事をする奴なんか、絶対この世にいない。
「黙って食え。貴様もそのくらいは食わなければダメだ」
こちらに顔も向けずに、大きめに切り分けられたそれを、今度は左手のフォークで口に運ぶ。
顔を下げると、肉に隠れて口元が見えないんですけど。
どうやら食事中に口を挟まれるのは嫌いらしい。
半ばあきらめて、自分の前の肉を見る。
もの凄く旨そうだ。
……だが。
「どうした? 払いは気にするな。ここの店主は気前が良い」
聞けば、最初にここを利用した時に、店を非常に気に入ったのだそうだ。
なので、その時にかなりの金額を食事代とは別に支払ったのだと言う。
だから目の前の少女が誰を連れてこようが、ワインを注文しようが、どんな無理を言おうが、大抵の事はここでは通るし、細かい事情は一切関知して来ないらしい。
我が物顔だな。
さすがに肉のサイズは、鉄板の関係でこれがリミットらしいが。
ここにも常識外れの金持ちがいた。
ここのオーナーさんもそうかもしれないが、あんたも気前良すぎだよ。
「何。何事も根回しと言う奴は必要だ。後でオーナーを紹介するから、払いは気にしないで、今度はあのリンコとかいう小娘でも連れて来るがいい」
そう言って、半分程を既に胃袋に収めた肉の向こうで、真っ赤なワインを口に運びニヤリと笑う。
……ああ、今知ってる範囲だと、庶民的な凛子ちゃんは普通に喜びそうだなあ。
クララはステーキより高級料理フルコースって感じだし。
リーザは質より量って感じだけど、金気にしないで食うより賞金掛かってる方が喜びそうだし。
…………。
そこまでバレてんだ?
「貴様の近況で、妾に判らぬ事など無い」
見る間に巨大な肉の塊を消費しつつ、少女は短く応える。
全然ガツガツしてないどころか上品とも思える食べ方なんだが、それなのにスピードがスゴイ。
ひょっとして食べるんじゃなくて飲んでない?
「どちらも摂取している事は変わりない。何をつまらん事を」
あ、否定しなかったな。
「それより、どうなのだ?」
唐突な問い掛けに、ぼくは首を傾げた。
「今まで出会った娘どもに、何か感じたのではないのか?」
感じる?
ああ、全員カワイイと言うか、美しい方々ばかりですよ見た目だけは。
あんたを含めて。
「妾の事は良い。聞きたいのは他の奴らの事だ」
そう言って食事を終えた口元を丁寧にナプキンで拭うと、赤い液体の入ったグラスを手にしてまた笑いを浮かべた。
どこか愉快そうなのは気のせいか?
ぼくは最近知り合った何人かの女の子と過ごしただけだぞ。
「そこよ。貴様、最近急に人間関係が充実してきてはいないか?」
ああ、まあねえ。
おかげ様で、貴重な経験もさせてもらってますよ。
「どうやらボケはどこまでもボケらしいな」
いや、ボケってなんだよ?
「貴様の目は節穴だ」
だから、それはなんで?
「貴様が最近知り合った娘っ子ども、そのどれもが只者ではない」
はあ?
まあ、変わった子が多いのは認めるけど。
そういう意味ではあんたも相当だよ。
「だから妾はいい。そう言っただろう」
はあ。
話、どうぞ続けて。
「……特にあのサキュバスの娘、アレは危険だ」
手酌でグラスにワインを注ぎつつ、アンナは噛んで含めるようにそう告げた。
まあ、確かに。
あの子は人間じゃない……って、サキュバスぅ!?
RPGとかに出てくる、夢魔だか淫魔だかいうアレですか!?
いたんだ……そんな生き物が。
まあ、目の前で豪快に酒を食らっている見た目だけ少女も、実は吸血種だからなあ。
うーん。
そういや頭になんか角みたいなのがあったし。
背中からもコウモリの羽根みたいなのが見えてはいたが……。
アレはコスプレ的ななんかじゃなかったのか?
他の人も気にしてる様子は無かったし。
多分あの人間としては余計なパーツ、他の人には見えてない。
そうじゃなければ、見えてても認識を狂わされている。
「やっと気付いたか。馬鹿め」
いや、それっておれのせいなの?
「まあ、相手は人間ではないから許してやろう」
いやあ、それはどうも。
って、ちょっと待て?
じゃあ凛子ちゃんやクララも人間じゃないってのか?
「その二人は、人外という感じはしないな。だが、人ならざる者に極めて近いのも確かだ」
じゃあ、クララのあの射撃の腕も……凛子ちゃんの剣の凄さも……。
「そういう事だ。まあ、経験は知識に勝ると言うが、理解出来て良かったではないか」
良くない。
ぼくはあの出会いに喜びを感じていたんだ。
それが……なんて事だ。
頭を抱えたくなった。
だが。
「貴様は猿と仲良くなって、その事に悩むのか?」
冷たい言葉が投げ掛けられた。
え?
「たかだか少しの遺伝子やら能力の違いに過ぎない。言葉が通じて、何より容姿が美しい。そういう存在との出会いに幸運を見出せないとは。やはり妾は人選を間違ったのか?」
話が通じてコミュニケーションが取れるなら、それは人間と同じだ。
そう言いたいのだと感じた。
ぼくは、何に対して悩んでいたのだろう。
「何にせよ、餌は餌らしく獲物を呼び寄せる努力をせよ。相手が誰だろうと関係は無い」
ありゃ。
結局そうなるのか。
「今まで掛かった獲物とどう関わるかは貴様の自由意志だ。出来れば今まで通り、何も知らぬ存ぜぬで交流してくれれば、妾としてはありがたいがな」
まあ、問い詰めるにしてもどう聞けば良いのかわかんないし。
今まで通りで良いなら、その方が良いかな。
凛子ちゃんはカワイイし。
クララもアレで、付き合うには退屈しないし。
リーザは……まあ、楽しいと思う。
振り回されるけど。
「……妾はどうなのだ妾はっ!」
あ、なんか顔が赤くなってるんですけど。
ひょっとして、酔ってる?
「う……うるさい!」
あ、なんか高そうなワインが一本空いて、次が開けられてしまった。
「ふん! どうせ妾などそんな扱いよな」
なんだか機嫌を損ねてしまった。
何が原因かさっぱりわかんないんですけど。
えーっと……またゴチになります。
「……ふんっ!」
少女は鼻をならして、グラスの中身を一気に呷った。
「――良い風だ」
少女は金髪を手で押さえながら、遠くに見える夕陽を眺めていた。
ぼく達がいるのは、さっきの店から少し離れた所にある、川沿いの公園だ。
その傍らでぼくは、彼女の何気ない仕草をじっと見る。
「……ん、なんだ? 妾の顔に何か付いているのか?」
不思議そうに振り向くその顔は、その積み重ねた年齢を感じさせない、見た目通りの少女の物だった。
口では“餌”だのなんだのと言ってくれるが、それなりに心配してくれているのはわかった。
あのデッカイステーキも、ぼくの体を心配してスタミナを付けさせようとしてくれたんだな。
「ふん、必要なメンテナンスだ。貴様がありがたがる必要は無い」
そう言ってそっぽを向いた。
なんだかほっぺたが赤く染まっているのは気のせいか?
「でも良かった。なんだか怖い人かと思ってたんだ」
今度は口に出して言ってみる。
もちろん口先だけじゃなくて。
それは彼女が一番良くわかるはずだ。
「……いや、わからん」
……へっ!?
「妾は人ではないし、貴様が妾の道具である事は変わらん。怖がるのが当然なのに、貴様は怖がってはいない。これは、真祖としての誇りに関わる由々しき問題だ」
仏頂面で、そう告げる。
いや、そうは言ってもね。
メシ奢ってもらって悪口は言えないじゃないですか。
「そこかっ! 妾の存在価値はそこに集約されてしまうのか!?」
あー、いや。
そういう訳じゃないんだけども。
普通はね、餌なんて言ってる相手にメシなんか奢ったりしないよ、うん。
「まだわからんようだな……まあいい」
少女はそう言うと、向き直った身体をズイとこちらに寄せてきた。
「今日は以前貴様に入れた“核”を回収して、新しく入れ直そうと思っていたのだ」
そしてぼくの首にその細い両腕を回し――。
ぼくの唇に、自らの唇を密着させた。
「――――んんっ!?」
何かが抜けていく感じがする。
リーザが精気を吸う時とは違う、吸収されると言うよりは、取り去られる感覚。
これが“回収”か!?
どのくらい経っただろう。
ようやく解放されたぼくは、その場にへたりこんだ。
体力が無くなったのではない。
純粋に驚きが原因だ。
「――フッ、こういうのもなかなか悪くない。久し振りでもあるしな」
そういって、仁王立ちのまま腕で口元を拭った。
いや、それ普通逆だってば。
そしてさらに。
「今なら逃げられる心配も無い事であるし、早速仕上げに掛からせてもらうとするか」
そう言って、再びぼくに近づいた少女は、また前の様にぼくの首元に顔を埋めた。
髪の匂いが、ぼくの鼻をくすぐる。
ああ、なんだか悪くない。
ぼくは、何故か満ち足りた気分になった。
だが。
「――痛っ!」
やっぱり最後は痛いのね。
気のせいか。
なんだか前よりも、心臓がバクバク言ってるのが自覚できる。
「ふん。まあ今日はこんなもんか」
そう言って立ち上がれないでいるぼくを一瞥すると、背中を向けてさっさと歩き出した。
「貴様は今まで通りで良い。だが油断はするなよ」
首だけを向け、警告だと言わんばかりに告げた。
「おそらく、まだ何人かは寄って来るはずだ。その時はまあ、今日の様に妾を呼ぶが良い」
そう言って、また前を向いて歩調を早める。
そして、
「まあ、あのリンコやクララなどと言った小娘が、言わずとも守ってくれるやもしれんがな」
そう言い終えると、はっはっはと笑って消えていった。
本当に、神出鬼没だ。
「凛子ちゃんに……クララも?」
凛子ちゃんには、実際に助けられた事がある。
だが、クララはどうだろう?
まあ味方だとしたら心強くはあるが。
わからない。
クララ自身は、どう考えているのか読めないし。
リーザもぼくは悪い子ではないと思っているが、アンナは「危険だ」とハッキリ言った。
信じて良い話だとは思うが、実際に接してみて信じきれない話でもある。
たしかに「精気を吸われる」事を考えれば、安全ではないしなあ。
だが、接触するなとは言われていない。
今まで通りやれと言う事だろう。
なんだかよくわかんないけど、ぼくもそんなに器用な方じゃないし。
状況を受け入れるしか、無いかな。
キスのせいなのか、あのでっかいステーキのせいなのか。
まだ心臓の鼓動は高まったままで、身体は熱くなっている。
まるで身体の中のスイッチが、一つ押された感じもする。
なんだか変だ。
しばらく何も飲まず食わずでいても耐えられそうな、そんな錯覚にも囚われる。
あ。
そうだ、今夜の晩御飯どうしようか?
ぼくはあんなデッカイ肉食べちゃったから大丈夫だけど、鈴那は違うぞ。
……カップラーメンとかじゃ駄目かなあ?
ぼくはそんな事を考えながら、家路につくことにした。
「……やはり、前に入れた核に異常は無かったか」
あの時及んだ行為の事を思い返す。
別にアレ自体は必要な行為であって、特別な意図は無い。
あ奴はそうは思わなかった様だが。
変に誤解されると今後やりにくくなるので、どこかで手を打たねばならんかもしれん。
それにしても――やはり妙だ。
時々あの若者との接続が途切れる事はそれこそ最初からあった。
それは緊張している時などだけではなく、もっともリラックスしているはずの時にもある。
それは例えば、自宅でくつろいでいる時。
自宅に何か仕掛けでもあるのか?
だが、こんな辺境の国の、ただの家にそんな仕掛けがあるとは思えない。
それと。
あ奴に妹がいるらしいのは、奴の思考から読み取れている。
だが――その明確な存在が確認出来ない。
間近で見ているはずの姿でさえ、なんとなくボヤけたイメージでしか捉えられないのだ。
「気になるな。あ奴の妹とやら」
口に出して言ってみる。
自分に確認するかの様に。
いずれハッキリさせなければならない事だろう。
それがあ奴を初めて見たときに感じた、妙な匂いの原因かもしれない事ではあるし。
だが最優先事項は、あくまでも「あの男」だ。
何か妙な胸騒ぎがする。
地上でただ一人の吸血種の真祖、アンナ=マリー・グリニッジは天を仰いだ。
これから大きく動くであろう事態を憂いて。
最悪の場合、あの若者は切り捨てなければならなくなるかもしれない。
そんな、考えたくない事も思い浮かべながら。
――終――
えー、投下終了。
なんでただ会ってメシ食うだけで15KBも使うかな;
思ったより長くなってしまって、書いた本人が驚いております。
アンナ編は、割と地味だと思うんですけど、
書いた人間としては、一つ良い事があります。
それは、アンナさんが勝手に思考を読んでくれるので、
本文と別にセリフを書く必要が少ないって事ねw
それでこれだけ行くんだから、普通に書いてたらどうなってるんだろう?
そんな訳で、とりあえずアンナは良い人になってしまいましたw
アンナ汚職事件乙であります
ツンデレを解する日本通ワロタ
っていうか主人公コスプレだと思ってたんだな、リーザのことw
これはダメ主人公かもしれんね
しかしアンナはかなり割り切ったさっぱりした性格だね?
女ながら、NTRフラグ立ってるのが見えるw
>>620 とりあえずリーザの事に関してはですねえ、
書きながら何度かリーザ編確認したんだけど、
あの角やら羽根に関するツッコミが無かったので。
で、絵に関しても「人間態が欲しい」と言う話もなかったので、
あの格好でウロウロしてるなら、何かそこは補完しなきゃならんだろうと。
割と苦し紛れですよ。
アンナは男前と言うか孫にご馳走するおバァというかw
気前は良いよね。
一応アレでも労ってるつもりなんですよ。
その点はナイスフォローかもしれない >角羽根ツッコミ補完
今回ので周辺事情がかなり整理されたし
まあ一通り話も出てきて、主人公と出会ってないのは真子とイレナ(知らないから)
なので、そろそろ全体の整理みたいなのはいるかなあ? とは思ったんですよね。
あと、妹に成りすましてるイレナもこれでどうなるかってのもあったし。
メインヒロインは全体を俯瞰で見ていると。
ヒロイン毎で話がある訳じゃなくて全部繋げた形にも出来そう?
どーするよ?
>>624 いや、どっちにしろヒロイン同士のバトルは想定されているわけだから、
まったく繋がりが無い訳じゃないでしょ?
ともかく、ライター同士で合意が取れてる「真子VS凛子」をやってみない事には、
どうなるかわからんかもしれないんだけど。
>>625 いや各ヒロイン毎にルートがあるノベルゲーじゃなくて、
話が全部一本筋になっているノベルゲーにも出来るんではないかと。
そういうことです。
>>626 ああ。そういう話ねw
一応今は一本道で作るって言ってなかったっけ?
ルートで分ける方が多分大変です。
次でリーザとアンナが対面するんだがどうだろう
>>629 口調とか性格に気を遣ってさえくれれば問題ないですよ〜。
そちらからやりますか?
>>3Dの人
一応おれが今書いてるアンナは、一番最初の長袖黒ワンピで書いてるんだけど、
そういう服は素材にありますか?
……そういや過去編は真っ赤なドレスだったな;
>>630 対面するとこまでなので一言しか喋りません。
多分、大丈夫かと。
リーザが死ぬかもしれない……
>>631-632 対面して終わりって事ですか?
それともそこからバトルに?
バトルはそちらで書くかこちらで書くか決めましょうか。
……って、死ぬ!?
穏やかじゃないですね。
不老不死が死ぬってのはよっぽどですよ;
リーザに何があったんだ……
>>633 対面するとこまで書く予定
バトルはするのかなぁ。しないのかなぁ……。
分量的にはどうなっているんでしょうか
>>636 まあそれ読んでみないと何とも言えないので、
思った通り書いてください。
で、何があったの?w
>>637 あ、カワイイ……じゃなくてw
一応全身黒ずくめで考えてたんですが、ありませんかそうですか;
まあ黒が多ければいいのか……。
>>637 これはこれでいいとこのお嬢みたいでいいかもだ
黒ずくめで見映えがするのは黒ゴスタートルネックに黒手袋ぐらい?
でもまんまゴスロリで微妙、
>>637のが上品でいいw
>>639 うん、そうね。
ゴスロリもちょっと違うんだよな。
あれはゴシック風なだけで本当のゴシックとはまた違うし。
アンナはアレで上品だから、これで良いのかもね。
肉食うんじゃなくて飲む人だけど。
「何を言うか! ステーキは飲み物だ!!」
>>638 色々妄想してたらそういう結末も思い付いたんだ。
某蒼い子みたいにかっこよく(?)退場みたいな
>>640 ウガンダさんのご冥福をお祈りします><
>>641 うーん。
一応ヒロインだし、不老不死だからねえ。
殺すのが主人公ってのならまあわかるんだけど。
主人公に殺されるのを願うヒロインもいるかもしれないし。
>>642 いや、カレーが飲み物って言う話は聞くけどね;
うん、喪服っぽい
>>644 ワンピは無いと。
無い物は仕方ないです。
良いかどうかで言ったら、
>>637のが絶対良いです。
>>645 喪服でも良いんだけどね。
一応人類からは恐れられる吸血種だし、不気味さを出そうと思ったら。
でもあれ、首出てるし。
真夏でも長袖で首を見せないのがアンナさんのイメージだったのさ。
だから、
>>637がいいなと。
それじゃ
>>637で作っていきますね。
それにしてもリーザがどうなるか楽しみだ。
そうそう、ついでに。
>>648 クララおよばれ編で、クララが軍服と普段着(ブラウス+スカート)って姿になってるんですけど、
そっちはどの位合うのがありそうですか?
>>650 うーん。
乗馬服と言う表現は主人公のなので。
競技馬術の服って感じで考えてたんですね。
で、本当は軍服だったとw
なので、こういう軽装では無いですね。
>>652 でもこれはこれで良いと思います。
軍服ってよりスーツだけど。
>>652 Tech Arts3chロダのTA0700とTA0865組み合わせると軍服の模様っす
TA0700はなくなってるけど><
そろそろ落ちます。明日がヤバイ。
>>654 情報サンクス。
700は、こっちも取り逃してたと思う。
PCの中もう少し漁ってみるけど、多分ないだろうな。
>>653 ま、これって制服の上着だしね。元に軍服がないからどうしようもない。
もう少し考えてみるけど、駄目だったら画像なしになるかも。
>>654 無くなってるのは惜しいな;
>>655 最悪黒スーツでもいいすよ。
モールとか加工できればいいんですけどね。
それだけでグッと軍服に近づきますから。
落ちるといいながら、気になるとやってしまう悪い癖。これで本当に落ちますが。
865入れて、画像取ろうと思ったら何故かソフトごと落ちるようになったw こりゃだめだw
ただ、画像見た感じ、ワイシャツみたいな迷彩服だったから、
多分◆X2al10SrKYさんのイメージとは違うと思います。
この分だと
>>652になりそう。
>>658 大丈夫ですか?;
そうですね。迷彩じゃないな。
どう作ってるのかとかわからないままに言うんですが、
上着はあのスーツにモールとか階級章みたいなのがあれば結構軍服っぽくは見えるんですよね。
後は下。
太もものところが外に膨らんでればベストなんですが。
あと、外せないのがブーツ。
それと帽子。
行きます
魔法少女〜マジカル星凜〜私に歯向かう豚どもは〜♪
もはやお馴染みのアニソン。魔法少女マジカル星凜のオープニングソング
カラオケで七回は聞かされたそれは大音量で僕を呼ぶ。
「あ〜、はいはい」
携帯を手に取ると同時にバイブレーションが収まる。
「あれ」
折り畳まれた携帯を開くと着信表示の代わりにメールが受信されていた。
メールか。何だか拍子抜けしてしまったな。と受信フォルダを開く。
件名:なし
本文:私リーザさん。いま貴方の後ろに居るの。
簡潔。ただ簡潔にそう書かれていた。
「って、何だぁ」
ぐるりと首を回す。……見間違いだろうか思わず首だけ半回転してしまったような。
「ふふ、首だけこっち向いてる」
「いや、笑い事じゃねぇだろ! お前が何かやったのか!?」
アンナの“危険”という言葉が頭を過ぎる。どうやらおかしな死を迎えるらしい。
「おばぁか、普通そんな風になったら死ぬわ。はら」
リーザは頭を押さえ付け固定。僕にその場で半回転しろと指示をする。
「ほら、戻った」
「お……」
さっきとなんら変わりない首。一つ変わったとすればリーザと向かい合っている状況くらいなもんだ。
「で、ここはどこ
だけどそれがなんだというのだ。僕はリーザについて何も分からない――。
「なぁ、お前は一体……」
言葉を続けることは叶わない。僕の言葉はリーザの唇で蓋されてしまった。
「っは……。続きは現実で」
くらり。
世界が暗転した。
目が覚めると真っ暗で僕はベンチに座っていた。
遊具や木々でそこがいつかリーザと来た公園だということが辛うじて分かった。
「うぅ……」
掠れる視界にリーザが映る。
見えるのは白い肌ばかり。リーザはいつもの服さえも来ていなかった。
「何、してんだよ。変態、プレイか?」
ぼぉとした頭でそれだけ言葉を捻り出す。
「大丈夫、誰も来ないわ。ここは夢の中。あの吸血鬼にも干渉されることはない」
あの吸血鬼……アンナのことを言っているのだろうか。
「あの吸血鬼は思考を盗撮することは出来るけれど私のように魂まで覗くことは出来ない」
「魂……?」
「そう、夢魔は夢を渡り、人の魂を覗く。魂はスライドのようなものその人間の全てが映される」
リーザが何を言っているのかワカラナイ。普段と感じがまるで違う。
「貴方にはやはり“それ”があった。けれどいまは“それ”も魂の奥の方に埋まっている」
「……いったいなんのことだよ。意味わかんねぇよ」
ふっとベンチが消え、支えを失った身体は地面にぐしゃりと落ちた。
尻餅を付いた僕の上にリーザがのし掛かる。――胸が震えた。
「貴方は不死者にとって特別な存在。それだけは理解して欲しい」
鼻先数センチのところにもうリーザがいる。
胸板に柔らかい感触。絡み付く四肢が生暖かく夢だというのに妙にリアルだ。
「なぁ、お前はいったい……」
ピッと人差し指が僕の言葉の邪魔をする。
「……続きは夢で」
リーザの台詞で辺りは真っ暗になる。
あぁ、この感じ。奈落の底まで落下していく感じ。
だんだんと加速を増す、落下速度。ここには物理法則も常識もない夢の中。
それに比例するようにだんだんと遠く薄くなっていく認識。
やがて糸が切れるように僕はあっさりと意識が混濁した。
(ここでリーザ過去編)
「なぁ、いまのはお前の……」
気が付くと僕はいつぞやのもんじゃ焼き『けんぶんろく』にいた。
目の前で焼かれるもんじゃ焼きの匂いが香ばしい。
少し視線を上げると黙ったままのリーザ。客どころか店員も誰もいない。
それはきっとここも夢だから。そういうことだろう。
「そうだ。あれは私の遠い記憶(ユメ)……」
それだけ喋るとリーザはまた口を閉じ、もんじゃ焼きをひっくり返す。
聞きたい。聞けない。聞いていいのだろうか。
その質問の答えはもうなんとなく分かっている。頭では気付いている。
「お前の“それ”は私の呪いを緩和してくれた」
先程とはまるで違ったベクトルの話題。喉から言葉が出ない。僕の本能がそれをさせてくれない。あぁ――。
「リーザ、お前はっ!?」
全く卑怯はリーザだ。人の勇気を簡単に踏みにじる。
口の中が熱くなる。放り込まれたもんじゃ焼きのせいだ。
「んっんん……」
永久にも感じる時間。僕はこの刻を壊したいのか壊したくないのか。そんな気持ちになった。
リーザがふっと離れる。熱くなった舌はもんじゃ焼きだけのせいではないようだ。
そう、終わらないものはないのだ。
そして、夢も終わる。
「……きは“現実”で」
ぐにょりとリーザが歪む。テーブルが歪む。椅子が歪む。天井が歪む。
大気が歪む。身体が歪む。意識が歪む。
全てがぐにゃぐにゃとうねり歪んでいた。
「はぁ、っはぁ」
目覚めるとそこは学校。どうやら机に突っ伏して寝こけていたらしい。
見上げるとそこにはリーザが居た。
右手が頬をつねる。痛い。どうやら夢ではないらしい。
「お前……リーザは何者なんだ?」
「ふふ、夢の中で見て来た通り。私は化け物よ」
「違う!!」
ガタッと椅子が床に打ち付けられる。でもそんな瑣末なこと今は関係ない。
気が付くとリーザを抱きしている僕がいた。
「ありがとう。でも今は行かなくちゃ。思考を読んだ吸血鬼がやってきたみたい」
吸血鬼という単語でアンナを想起する。
「なぁ、お前は悪い奴なのか?」
いつもどおり「ふふ」とリーザは笑った。
「真面目な顔して悪い奴なのか? そうね、私は悪い女かもしれない」
リーザは窓を開ける。夕暮れ校庭に佇む人影があった。
「私の餌に手を出すな。夢魔」
「ふふ、ごきげんよう。真祖」
リーザは窓から飛び出す。
二枚の羽は空中を滑るよう進み、校庭に――アンナの前に舞い降りた。
続く
だいたいそんな感じ
気に入らなければ削除の方向で
風呂行く
あと試験やばいわ
以前に型月って言ってた訳がわかった気がするこの頃
>>661-665 投下乙ですー
えっと、早速ツッコミなんですけど、
アンナの一人称は「妾(わらわ)」ですw
それと「餌」というのは、他のヒロインに対する餌なので、
ここは「妾の道具」あたりで表現するのが適切かと。
合作って難しいですねーw
まあぶっちゃけおれ自身、アンナのセリフで「わたし」は何度か書いてしまって、
後から気付くなんて事は珍しくない訳でwww
倉庫に入る時に修正すればいいですかね?
もっとも、アンナ担当としては「妾の道具に手を出すな」よりは、
「……貴様、ナメたマネをしてくれるな」かな? って感じですが。
まあこれはリーザの話なので、表現に関してはリーザ担当ライターさんの方を優先で。
>>670 まあ、倉庫に入る方が多分早いでしょう。
その時に一人称は修正しますよ。
最後のアンナのセリフは、ライターさんの意向も聞くと言うことで。
ん?どこに行けばいいのかな?
やあ
ゆっくりしていってくれ
キター
ゆっくりした結果がギャルgおっと
ゆっくりしていきますよ〜
んん?
どったの???
>>676 アンナがらみの最後、どうしようか?
>>678 スカウトしてきた
マオシナリオとか焼き鳥の人が書き継げば合ってるのかなと思ったw
怪しい漢文も使えるしね
アイヤー
漢文は苦手アルヨw
えと、今必要なキャラの出てないテクストがあればそれをいただきます
◆X2aさん的に回せそうな部分はどこかいね?
>>678 んー……そおねぇ
会わせてみたけどどうしようか
漠然とやりたいことがないわけではないがまだよくわからない
>>683 ん、何言ってんの?
>>685 「で、ここはどこ
だけどそれがなんだというのだ。僕はリーザについて何も分からない――。
というのがスクリプト的に頭遺体w
>>686 過去編をそこに持ってくるのは全然おkだとおもうよー
>>686 把握です
だいたい見てたんだけれど長編は一部スルーしてたんで
まお関連把握して空気読みつつ投下しますね
>>684 そうさねえ。
一応アンナはメインだからいまさらブレるってのもね。
凛子はお気に入りだしwww
クララも気に入ってるが、何度か書いて固まりかかってるキャラではある。
となるとやっぱマオ?
魔法少女〜マジカル星凜〜私に歯向かう豚どもは〜♪
もはやお馴染みのアニソン。魔法少女マジカル星凜のオープニングソング
カラオケで七回は聞かされたそれは大音量で僕を呼ぶ。
「あ〜、はいはい」
携帯を手に取ると同時にバイブレーションが収まる。
「あれ」
折り畳まれた携帯を開くと着信表示の代わりにメールが受信されていた。
メールか。何だか拍子抜けしてしまったな。と受信フォルダを開く。
件名:なし
本文:私リーザさん。いま貴方の後ろに居るの。
簡潔。ただ簡潔にそう書かれていた。
「って、何だぁ」
ぐるりと首を回す。……見間違いだろうか思わず首だけ半回転してしまったような。
「ふふ、首だけこっち向いてる」
「いや、笑い事じゃねぇだろ! お前が何かやったのか!?」
アンナの“危険”という言葉が頭を過ぎる。どうやらおかしな死を迎えるらしい。
「おばぁか、普通そんな風になったら死ぬわ。はら」
リーザは頭を押さえ付け固定。僕にその場で半回転しろと指示をする。
「ほら、戻った」
「お……」
さっきとなんら変わりない首。一つ変わったとすればリーザと向かい合っている状況くらいなもんだ。
「で、ここはどこだ?」
「ふ、自室の形も分からなくなってしまったのか?」
微妙に哀れんだような目が少しむかつく。
「首がねじみたいに回ったり明らかにおかしいだろ」
「ふふ、特に私は何もしていない。ただお前の驚きがリアクションに反映されただけだ」
イマイチ言ってることが理解出来ないが、まぁいつものことだ。構わず状況判断をしよう。
「……どっから湧いた」
「ここは夢。私は夢を渡ることが出来る。……ふ、詩人だな」
遠い目。いちいち癪に触る奴だ。
「なんだ。じゃあ、ここは夢の中って訳か?」
「そうだ。ほっぺたつねってみ。痛くなないから」
そんな下らない方法で証明されてたまるか……ってマジだ。本当に痛くない。
「首が半回転したのは?」
「夢だから何でもありさ」
「でもやっぱ何かしただろ。ふつーじゃない」
「私は“夢”を視ているということを自覚させただけだ」
むんと胸を張る。これもアンナの言う“人外”の能力だと言うのか。
一連の不思議体験はどうやら真実らしい。
もはや信じざるえないだろう。否定は自分の体への否定にもなる。
だとしたら一体こいつは何なんだろうか。破天荒でちょっとおかしくて可愛いくて結構胸もある。
だけどそれがなんだというのだ。僕はリーザについて何も分からない――。
「なぁ、お前は一体……」
言葉を続けることは叶わない。僕の言葉はリーザの唇で蓋されてしまった。
「っは……。続きは夢で」
くらり。
世界が暗転した。
これが
>>691の真の姿
>>689 あいあい。
マオは一番白紙に近いので、一番いじりやすいかもです。
可愛がってやってください(お?
>>691 わかってるねえw
さて、とりあえずそろそろ凛子かクララの過去編でも考えるか。
錬金術師に関してなんだけど、
真子の設定で「ヘルメス・トリスメギストス」って出たじゃないですか?
件の錬金術師はこれでもう行っちゃう?
カリオストロって名前もあったけど。
というか出したのおれだw
マオは登場編しか上がってないのかな
クララ過去編ももう少し延ばしときたい気が
マオは、それからこのゲームは、結局どういう方向性で展開&ENDする構想ですか?
休息を諦めて、夜をただひたすらに。
歩き続けて、いつしか荒川に架かる橋まで来ていた。
時刻は払暁に近い。
歩きながら彼女は歌いかけている。
だれにともなく、ただ誘うように、問い求めるように。
このくらいの時間になれば橋上は人通りがある。
朝の日課に精励する人々が繰り返し彼女の脇を抜けてゆく。
だれも歌に気づきもせず、自転車や駆け足で。
もしも歌に応えるものがあれば彼女は歩みを止め、
手をさし伸べることもあるだろう。
元より生ある者は彼女が求めるものの範疇に含まれない。
それでも時には、寄り添って収穫を待つこともする。
たまさか彼女の歌に聞き入ってしまう生者がいるとすれば、
それは既に死に覆われている者だけなのだから。
しかし夜が白んでくるのに及び、眠りを投げうってまで
歩いた彼女の徒労は明白となった。
この長大な橋梁の上は言うまでもなく。
埋立地のどこにも、怨念の豊穣な蓄積はなかった。
肥沃な下町とは懸け離れて痩せていた。
わずかに、病院や火葬場近くで糊口を凌げたのみ。
広大な川面を引き裂く剣のように橙色の曙光が渡った。
冷え切った彼女の躰にも横から突きあたって散乱し、
たちまち肌を温め始めた。
歌を止めて呟いた彼女の言葉が、狂おしい微風に乗る。
「世界の王メルクリウス、三重に偉大なヘルメス、
三度の死を超えたその御名にかけて――」
声には隠しようもなく暗い愉悦がこもっている。
「地には破壊を、民には虐殺を、光には闇を。
横たわるそのすべてを、そして御名と御身をも。
九大地獄の王子の饗宴に供すると誓います」
彼女が唱えたのは祈りの聖句。彼女はヘルメスの使徒。
教義のために教祖さえ殺す、その深刻な傾倒と妄信。
--
>>696 これ真子の次のところの冒頭なんだけど、こんな感じで出してますねん
三重に偉大なヘルメス=ヘルメス・トリスメギストスで、ルーツはトート神なのね
呪文の元ネタはアレな方面だけどw
つまり錬金術師の実態とはあまり関係なく、信仰上の神錬金術師と
件の錬金術師を重ね合わせちゃってる的な
>>697 そう、その問いかけが欲しかったw
それをぼちぼちみんなで考えていい時期なのかなと
>>697 そうだ。クララ過去編はもうあったんだw
じゃあ凛子過去編で良いなwww
魅せますぜえw
>>698 ヘルメス関連はおれもネタとしては仕込んでますぜ。
オカルトには半分足突っ込んでるからな。
じゃあ錬金術師は別人だね。
ついでに、一応今までのスクリプト化したファイルの合計が約190KB
プレイ時間ゆっくりやって30分程度。
最終的にどの程度の規模にしたいかも漠然とでいいので聞いておきたいな。
今までなんとなくでやってて決めてなかった気がするし。
>>702 やあ
俺の感覚的には、「序」が出揃った感じなので1/3から1/4ぐらいかな?
と勝手におもってます
そうして考えると、スクリプトの規模は800KBから1MB程度になるんじゃないのかな
通算プレイ時間は2時間強?
見せ方考えないとダレるかもだ
時間的なことは何とも言えないけど、
一本道にするのが一番容量少なくて済むんだろうけど……。
あとで分岐どうするか決めるみたいな話もあったしね。
って、これもおれかw
あとグランドデザインっすね
ここは、いきなりタイトルが決まった某スレをちょっと見習いたいw
まあ明日の晩あたりにまた話し合えるといいかもですよ
その某スレもなんかいまいち世界観が食い違ってきたんで結局今のところ参戦せずじまい
どんな展開が望ましいのかわからんと書けないところも正直あるっちゃある
その某スレっちゅーのはこことややこしいあそこの事ですかいね?
あそこはなんか、こことは違う苦労してますな。
あと、タイトルはマジで「アイアイヤー」にするの?
>>707 構想はかなり人によってバラバラなところはあるでしょう
望ましい展開もそれによって異なってたり
わりとハッピーエンド志向で書いていってる人、虎視眈々と殺そうと狙ってる人w
それでも、主人公と錬金のおっちゃんがどう転がるかぐらいは見解をまとめないといかんかな
>>708 そのタイトルは意味がわからないのが最大の難点だなw
向こうが「谺する声」でこっち「アイヤイヤー」ってどうよ? というのもあるw
>>709 向こうは世界観先行? というか、中身自体がシリアスだから、
芸風自体が違うね。
とはいえこっちもねーw
「アイアイヤー」だとマオが主役みたいだwww
もうちょっと締まるタイトルにした方が〜とは思う。
いや、タイトルはあいあいさーじゃなかったっけ?
>>710には同意
いや、今出来てるテスト版は
>>344で仮になってるのでw
どっちにしろ、もうちょっと中身が見える方がいいだろうかね。
はっちゃけた案「ロリが好きだ!ババァ、結婚してくれ!〜あいあいやー〜」
案「永久の命と少女の瞳」
暗い案「不死を葬る、あるいは賢者の石」
なんてねっ!
テスト版確認したら、タイトルは「ロリバ!」だった;
仮とはいえ……。
タイトル、次のテスト版までに考えましょうや。
おれは凛子過去編考えつつ落ちますわ。
あと、クララ過去編は、あれでは短すぎるのと、文体が違いすぎるので、どうするかってとこだね。
あのまま伸ばすか、そっくり差し替えか。
もしおれが書いたら、全く別物になる可能性大。
ではでは。
>>715 あるいは厨ですな
そういうの大好き
「不死の死あるいは賢者の石」みたいな
>>716 うん、OPのタイトルはロリバ!だったw
乙ー
>>718 全然ゆっくりでおk
今日明日にまとめるとかそんな話ではないので
精進は俺もかもだw
>>709 最後に主人公VS錬金術師だと勝手に考えてる。
つーかこれでまだ1/4だと……。
ネタバレ
リーザは主人公の精気を吸うことで不死殺しの力を取り込み、
爆発(=暴走による自動無差別精気吸収)しかけた発情を抑えた。
(媚薬自体に賢者の石が使用されているため永遠に効果は消えない)
しかし、これによって媚薬の力は抑えられたがリーザ自身に使用されている賢者の石の力も抑えることになる。
しかも、媚薬よりも直接的に作用したため不老不死の力はなくなりかけている。
(媚薬は錬金術師の術で年月と共に拡大する作用がある。
故に不死殺しの混入した精気を持ってしても打ち消せない)
媚薬の効果を完全に打ち消すには不死殺しによる殺害(実質的にはリーザを殺害)
また錬金術師の言う例の解毒剤。
そしてリーザはそろそろ限界。(何百年と拡大されたそれが暴走すれば関東圏の人間の精気を死ぬまで吸い尽くすレベル)
さぁ、どうなるんでしょう。
今日は空いたので、朝からPC前
>>717 まあ内容が内容なんで、タイトル自体はもっと砕けてても良いと思う。
ただまあ、砕けたのって逆に難しいよね。
カッコいいタイトルの方がすぐに決まりやすいと思う。
というか、笑いに持ってくると下手すりゃスベるからw
>>718 おれ今まで勘違いしてたんですけど、いつもの串の人よね?w
自由に書いてもらって良いんだけど、あれセリフとか無かったからね。
とは言え、文体違いすぎるのはおれのせいでもある。
もし書く気があるならクララそっくり渡しますよ。
差し替えても良いし、変えてもらっても良い。
マオはゆっくりで良いですよ。
おれは一通り一本道で出来たら掛かろうと思ってたくらいですから。
もしおれのを周到するなら、クララの裏設定的なの書きましょうか?
>>720 うーん。
おれはね、まだ定まってなかったw
一番読者が驚く形は、「実は主人公が錬金術師だった」とかw
でも別にした方が、最後の対決には相応しいと思う。
リーザは主人公に殺されるのを望んでるって事かな?
そういう展開も入れようかな? とはおれも思ってたんだけど、
おれの脳内では凛子もクララもそういうタイプにならなかった;
まあ、こういうのは大袈裟にやって丁度良いくらいだと思いますね。
一番難しいのは、それをどう本編に反映させるかだと思う。
周到ぢゃなくて踏襲だあ!!
しっかりしろ おれっ!!
ぐっもーにん
>>720 リーザルート(仮)が佳境に入ってきたなら、
主人公や他のヒロインでリーザをどうにかするみたいなのが
話の中心にできそうな設定だわね
>>721 ひとこと「賢者の石」ぐらいのシンプルなタイトルでいいかもわからんね
ヒロインによっては主人公=錬金術師って流れもアリなんじゃない?
やっぱりほら、魔術結社の首領格は形而上の存在みたいなところがあるし
と
>>722 フヒヒッ
ぐーてんもーげん!
>>723 一応今までの話の流れで、こないだのアンナ編では「リーザは危険」宣言しちゃったからね。
まあ実際危険だと思うんだけど。
これに鈴那がイレナとして改めて登場し、真子が主人公に接触してくれば、
事態はどう動くかな? って感じだね。
凛子とクララが主人公を守る側に動きそうってのは、この二人を書いてみて、性格とかを鑑みた結果。
錬金術師の正体に関しては複数妄想はした。
ある意味ヒロインが絶望しそうな展開でそれぞれ変えてみると、
物語的には盛り上がるかもしれない。
ただ、全てそれってのも芸が無いしね。
なんか時々強烈にボケてるんだよね。
「うむ。やはりボケはどこまで行ってもボケだ」
うん、場合によってはギャグ的に腑抜けた錬金術師がいてもいいかとおもうのね
ていうか真子パートだとそんな感じになってくれたほうが、怒りのやり場がなくなってグッド
真子の主人公接触はお国の嘱託として、という感じかなと
>>720を踏まえると、リーザ対策名目で近づいてくるのもいいかとおもいました
でも凛子ちゃんとか不死殺しの存在とかを前にして、
お仕事をほっぽらかして自分の黒い部分全開になってしまうとかいうw
あー、真面目な奴にはある意味一番屈辱かもwww
そうか。国が絡んでるんだ;
凛子は神社関係者のネットワークなんで、規模は小さいながらもバックアップはある。
真子はどうなのかと思ってたんだよね。
なんせ神社がバックにいると、真剣とか手に入りやすいだろうから。
現代刀匠の最新作が入手しやすい。
仕事しましょう真子ちゃんw
そうそう
税金でニートですかwwwみたいに誰かから言われて、
顔真っ赤にして反論するみたいなw
まあお国そのものとなると話が大きいので、先に挙げた設定みたいに
独立行政法人とかで謎の予算がついてる、ぐらいのレベルかなと
普段放し飼いなのもお役所的に常勤で置いておける予算がないからとか?
でも収入源は別に持たせてよさそう、ロリババァだけにね
一応みんな、金は基本的に持ってるでしょうね。
凛子の場合は自分の金じゃないと思うけど。
お賽銭で中学生やってますみたいな。
一番謎なのがイレナなんだけど、そこはライターさんの話を聞かないとわかんないなあ。
案外主人公宅はイレナの個人財産で食ってるのかもしれない。
というか、主人公が飼われてる?
ああ、あと凛ちゃんが真剣とまで行かなくても、
剣術を持ち出さざるを得なくなるギミックも考え中です
やっぱり近接の殺陣もないとだからね
これは乞う期待ってことで
>>728 イレナは飼い主っぽいねえ
家計をコントロールしてそうw
あと例の軍医パパも絡めたくはあるんだけど、
あのパパってどうなってるんだっけかしら
と、ぼちぼち出かけまするん
またあとで戻ってきます
>>729 ありがたい。
やっぱり殺陣は生かさないと。
こっちとしては一応、一度負かしてもらえるとありがたいんだよね。
凛子の「牙」は既に妄想済みw
軍医パパか。
そういや家族の存在が謎の間はまだ生きてるって話もあったんだよなあ。
あいあい〜。
いってらっさー。
もうひとつくらいリーザの明るい話考えるか
>>721 いない間に伸びておる><;
ええ、そうです、いつもの串の人が板内共通トリを乗せただけです
クララは過去だけ過去うかな……と考えてました
少ないが台詞も入る予定
裏設定は欲しいです、おながいしますです
733 :
◆R4Zu1i5jcs :2008/12/09(火) 13:01:30 ID:R9tuGKkV
>>721 ※ネタバレ
若き日のリーザは永遠を求めた。
そして、現在のリーザは終焉を求めた。
数百年もの間、内と外から責め苦に遭い続けてきた。
拡大する発情、身体が本能的に精気を求める。
ただただ錬金術師を探すことに時間を費やした。
主人公に出会ったリーザは魂を覗くことで錬金術師がこの街にいることを確信する。
(主人公と錬金術師は何か共有してたとか?)
限界も近いリーザ。踏ん切りが付かなかったが、主人公のおかげで覚悟を決める。
夢の中で錬金術師と対決することに。しかし、案の定敗北する。
夢の中の傷が現実に発現。身体は生きるため(不死殺しの
効力で不死の効果も弱まる)に精気を欲する。暴走寸前。
主人公に暴走する前に「殺してくれ」と頼む。
錬金術師の対決はほぼ捨て身だったと語られる。(つまり殺して欲しい)
激しい葛藤、苦渋の決断の末にリーザを殺害。
「ありがとう。楽しかった」
この時、不死殺しの力が完全に覚醒。
とまぁこんな感じがリーザ死亡案かな。
せめて不死殺し覚醒くらいの役は下さい><
>>731 ある意味リーザの日常と言うか陽の話ってのは、破壊力抜群なんですよね。
バランスの問題もありますが、自由に書いていただければ。
>>732 素で気付かなかったんよ;
過去編だけですか、了解。
裏設定といっても能力的なもんですよ。
どうやって不老不死になったかとかはまだ詰めてなくてですね。
だからその辺描かれるなら、一番自由に書けるかもw
クララの能力は、魔術研鑽の過程で会得した「空想具現化能力」
無から仮初めの有を生み出し、自己と他者のイメージを合わせて固定化する。
つまり最初に見せた幻を信じる人間が多ければ、あるいは単独でもそのイメージが強ければ、
それは現実となると。
で、実際に物体がある場合は、その物体をコントロールする事が可能。
銃弾や砲弾のホーミング機能付加は、それの応用。
物があれば、余計なイマジネーションに気を遣う必要が無いので。
これは凛子の能力も非常に似ていて、
今んとこ明かしているのは「剣化」だけど、
実際に真剣を手にした場合は、その斬れ味が格段に増すという。
基本的に刀身の強化の方に集中しちゃうと言う感じですね。
あとまだ何かあれば。
>>733 重い話を自ら引き受けるとは。
でもそれがR4Z氏の書きたい事なら、是非もないです。
えー、一応この前のアンナデート編で主人公の中の何かが覚醒しかかってるみたいな事は、
前振り気味に書いてますので、
もし良かったら利用してやってください。
>>734 了解、
不老不死の鍵は例の村の泉辺りにありそうですが
空想具現化、把握です
マオはあくまで本篇から離れたエキストラでもいいのかな?
それとも本筋に絡めましょうか…?
>>736 うん、その辺はお任せします。
とりあえず錬金術師が関わってさえいれば、整合は問題ないでしょう。
だからあの城も、ぶっちゃけクララの能力で出現してるんですよねw
それが主人公の目に止まっちゃって、本格的に固定されちゃった。
ひょっとするとあの機構軍団も……?
メカなんかは本物なんですけどね。
マオはねえ、一応隠しキャラなんで、
本編が一通り終わってから出るようにしようかー? なんて話もありまして。
ぶっちゃけストーリーとの関わりあい方は最終決定が出てない状態です。
設定として決めてるのは、錬金術しがらみで不老不死化してないって事と、
錬金術師が日本へ至るまでのルート上で一度会ってるって事ですね。
他のキャラは出てきても問題ないとは思いますが、
いっそパラレルワールドにして、
死にそうな人とかも関係なく出すのも良いかもしれません。
この辺は早めに、最終的に決めましょう。
了解です!!
クララの能力SUEEEEEEE
よし、こっちも多少無茶しても怒られないな
>>733 そういう結末もまた一興
一本道完成後、いずれシナリオ内分岐できる余裕ができたとしたら、
救える選択肢もあるとかだといいねw
SUEEEEEってなんだよ俺w
>>739 凛子もぶっちゃけ同じなんだけどね。
使い方が違うだけで。
アンナもやる事は基本的に同じ。
ただ、元人間と最初から人外ではポテンシャルが違うわね。
一応人間二人に関しては、いずれも賢者の石というか錬金術師絡みで不老不死を得てから会得してるので、
過去編で出すならそこまで凄い事は出来ないでしょう。
クララが凛子に比べて凄いと感じるのは、年季と適性の違いでしょうねえ。
なるー
単発IDの子をいじるライタたちにw
で、リーザとアンナ会ったけどどうしようか
どうしようね><
R4Zさん的にはどう持って行きたい?
いやー何も考えてないんだよなー
戦闘? 対談?
それはそうとそろそろ時系列を決めないか
こんばんわ。今日はストーリー関係っぽいので私は待機組です。
あ、 ◆S4kd5lZr8I さん。統合スクリプト影舞の方にうpしておきました。
時間見て確認お願いします。
そうだよね
個人的にはマオは時系列から外れてるとありがたい
こんな質問をして申し訳ないが、人外はリーザ、クララ、マオ?
アンナは最初から不死だった気がするのだが
誰が元から不死なのかがいまいち把握できませんで
時系列か。
割と選択肢で前後する感じだったような?
イレナ登場編は強制的にクララ登場編の続きだけど。
>>749 えっとね。
最初から不死はアンナだね。
人外といえば、アンナとリーザだな。
マオは元人間の仙人様なので。
クララと凛子とイレナと真子は元人間。
了解です
ちょっとややこしかったので聞いてみました、ありがとうございます
>>748 ばんわ、ありがとうですー
影舞にレスしますた
>>750 真子は死体から再合成っぽいふんいきで
おっちゃんいろいろ試してるわけです
そして生き返らせられたので、おっちゃんはすごいいいことしたと思ってる
>>752 ナヌ!?
真子ちゃんは再生人間だったのか?
陰陽道だな;
まさか錬金術師とマオの出会いがその結果を生み出してはいないか?
マオって仙人だから、屍解を経てるんだよね。
前に行ったかは忘れたけど、マオのモデルは道教の媽祖神なので。
伝承で、「28歳で死んだ状態で海岸に流れ着いた」ってのがあって、
それで人間の身体を捨てたのだと妄想。
そこでロリ化したわけねw
凛子は生きた状態で不死化されてるな。
まだ完全に詰めてないけど。
霊能への適性が高いので目を付けられたって感じ?
そう、東洋との出会いがおっちゃんを変えてるはずなんだよね明らかに
マオのいる意味ってのもそこに尽きてくるかと
ありゃ、意外に繋がったねw
>>754 影舞の方でで返信しましたー。
今日はあっちも、ちょくちょく見るようにします。
>>754 おっちゃんが良い事したと自分で思ってる?
それとも真子ちゃんがそれを恩義に感じて傾倒してる?
そこで凛子の過去編が少し変わるなw
>>755 あいーどうもー
ビルド不具合は俺の故障でした><
>>756 おっちゃんは超良いことしたと自画自賛でしょ、そこは
さなちゃんは恨みこそすれ恩には感じないんじゃないかな、
傾倒はしてるけど殺したいし殺されたい的な?
>>757 なるほど。
じゃあ凛子へのアプローチも
「小さな親切大きなお世話」の方向で考えますか。
さなちゃんまさにヤンデレw
おっさんは阿呆だから目標以外はあまり興味ないし、
気紛れなんだよ。全てが実験とか思ってる。
なんか少しだけ四部の漫画家っぽいな。
>>759 まあ、極端な人っているけどねw
いっそ名前もただ「錬金術師」で良いような気がしてきた。
自分の名前もどうでもいい、みたいなw
>>761 忘れちゃってる説
「カリオストロ? あー俺俺」「ヘルメス? あーそんな風に呼ばれてたかもなー」
>>762 それホンマにアホですなw
忘れてると言うか、気分次第で名乗りが変わる?
いっそヒロイン全員で名前変えるとかwww
で、アンナは最後まで「あの男」
まさに錬金術の原理、万物照応だねw
いろいろと凄い事になってきたなw
まさにもう一つのスレとは対極www
決めるところはキッチリ決めるけど、
決めないところは全く決めないで突き進むw
ところで、分岐とかどうしましょうね?
シナリオの筋そのものは一本道としても、全部シーケンシャルにやるのかどうか
どこかで並列させて読者から見た場合にはしょらせるのか
大雑把に思いつくのがこんな感じかな。ライターさんに決めてもらいたいので案だけですが。
非常に説明しにくいけど。
案1:完全一本道(分岐なし)
案2:OPまで一本道でOP終了後キャラ選択して分岐。残りはキャラ毎で一本道。
案3:アンナシナリオをメインに据えて、所々にでる選択肢で各キャラシナリオに分岐。
案4:その他
確か、対決シナリオ時、各キャラ視点毎に分岐とか、主人公の行動を選択するとかいう案もあったかな?
思った以上に長いシナリオになりそうなんで、分岐とかあるとだれにくくなるかな、とは思います。
え、ないの?w
2はなし、と。
案4にあたるものってどんなのが出てきてたかしら
ていうか参加全員に意見聞いておきたいっすね
とりあえず俺は案3に一票
ただし選択肢をいくつか選んだ後は、特定キャラルートに入ってそのままEDまで進むという認識
そしてやり直しとかダルいので、一回EDまで行ったら直接ルート選択できるようにしたいかも
アンナメイン一本道で、逆にあちこちから各ヒロイン起点で合流してくる形はどうでしょ
クリア後マオシナリオ
>>772 ほうほう
プレイ順序としてはどんな感じのイメージ?
アンナメインの一本で行っててヒロインOPに飛んでというのを繰り返して、
ヒロインクロスしつつEDってことでいいのかしら
選択肢とかはなしね?
そんな感じです
メインの初期中に二択選択肢がいくつかあって、
片方は各キャラのOPにつながる、けれどそこからメインに入っていく感じですね
各キャラエンドへの分岐がなしで→ENDのイメージなんですが
なるほど
各キャラのOPを見ることもできるし飛ばすこともできる、という感じですかね
で単一EDに収束と
工数は案3より少なく済みそうだし、プレイ時間も圧縮できそうでいいかもだ
ただシナリオ流れの図は複雑かな?とは思います
木の根っこみたいに末広がりじゃなく一本の幹に並列回路が挟まるわけなので
ーー<=>――<=>――
みたいな
ー→ーーーーーーー→ーーーー
\op→___/
こうかな?
ふむむ
OPを出さないことによるメインシナリオの変化はあり?
「なし」が面倒にはならないですね
その場合新キャラが唐突に出ることにならないようにアンナシナリオを持っていかなくては
そうでない場合、こりゃ整合性を出すのが大変すぎる気がします
アンナ1→アンナ2→アンナ3→アンナ4→アンナ5
アンナ1→アンナ2→クララ1→アンナ3→真子1→アンナ4→クララ2→アンナ5
アンナ1→アンナ2→クララ1→アンナ3→アンナ4→クララ2→アンナ5
アンナ1→アンナ2→アンナ3→真子1→アンナ4→アンナ5
こんな組み合わせがいっぱいあるので、整合性出せるんですかねーー
ちなみに↑のは、1はOP、2以降はそこから合流したメインの一本道のシナリオってことです><
やべぇ……で、どういうことなんだ?
うん、それは無理かもw
じゃあ単線で電車ががーっと進んでいってところどころ待避線がある、
そんな感じでごわすね
今の役割分担のままやると、アンナ担当ライタが大変かもだ
>>781 >>780 そうなりもす
喩えがシンプルでいいですね、でもあくまで案で
しかしどうころんでもアンナ担当は楽にはならない希ガス
いろいろ大変だ―
各キャラ別一本道なんて無理だし
なら一本道なら?
ひぐらしがそうだよな?
主人公の前に代わる代わるヒロインたちが現れるんだよ
あれの何とか編、何とか編ってのは各ヒロイン別の一本シナリオかな
それぞれパラレルワールド(厳密には起点型ループシナリオ)で。
>>784 あるえー、なんかずれてるわ(俺の頭が)
ひぐらしという喩えは違ったな
ごめんごめん;
とりいそぎ意見と言うか思うところを。
>>767の案に対してと言うか、
最初おれはメイン話があって、その周辺にサブヒロインのがあると思ってたんだわ。
現状メインが薄いけどね;
で、とりあえず今は各担当のサブヒロイン話がある程度上がったところで、メインを総集編的に書いているという状況。
と言ってもそれまだ一回だけだけど。
これは書く順番を決めなきゃならんかな。
>>784 それはとりあえずタイトルだけで内容を判るようにしただけなので、
別とかパラレルとかってつもりは無い。
番号だけだと、中身がわかんないからさ。
まあおれは、現状一人分減ったし、
大変って言っても、中身さえ思いつけばそうかからずに書けてるし。
ある程度サブキャラの方進めてもらえれば、それに絡めてアンナは今のところ書けてる。
アンナに合わせるよりそっちの方がライターさん的には良くね?
わかんないんだけどねw
お疲れさま―
ところで、
>>784はひぐらしの…誤解を与えてすみません
やっぱ大まかな流れは必要?
既存のSSをどういう順番で入れるかとかも
おは
>>786 ◆X2aさんも単線イメージって感じかな
>>788 うん、チャートを組むためにその情報が必要
風邪ひいて今日は休み。薬飲んでるからあまりレスできませんが。
分岐について
>>771 ◆S4kd5lZr8I
選択肢をいくつか選んだ後は、特定キャラルートに入ってそのままEDまで進む。(案3)
>>772>>777 ◆LV2BMtMVK6
単線で電車ががーっと進んでいってところどころ待避線がある、そんな感じ
>>786 ◆X2al10SrKY
最初おれはメイン話があって、その周辺にサブヒロインのがある。(一本道?)
◆R4Zu1i5jcsさんは今のところ意見ありましたか? 決定待ちって感じでいいのかな?
◆314lD7qntEさんはまだ来てません。
今のところ、こんな感じで意見が出てる模様です。
>>788 >>789さんも言ってますが、あるとスクリプト・シナリオの順番等の管理ができるようになるからあると助かります。
これはある程度設定、シナリオができてきた今だから、そろそろ必要になってきた感じです。
それともライターさんとしては、もう少しシナリオできてからの方がいい?
このスレ、ロダまで出来たのか
参加はしてないけど完成楽しみにしてますよー
>>791 おー。助かります。これで夜も安心だね。
あいあいやー! ばんわー!!
おれも3Dの人同様風邪っぽいんだが、まあ大丈夫だろ。
普通に仕事してたし。
早めには落ちると思う。
>>789-790 うん、そうね。
まず軸にアンナを据えて、サブキャラ話を周辺に散らせる?
元々最初は一本道で作ろうって話だったから、そういう形でイメージしてた。
まあ、アンナはヒロインだから、もっと他のライターさんにも出してもらっていいんだよ。
イレナが謎だね。
まあ出せる時は出すようにしてるけど。
>>791 ロダ準備乙カレー様です。
やぁ、この時期風邪は流行るねえ
まあ、ひき初めっぽいから大丈夫。
対策はバッチリ!
薬は眠くなるからダメだw
精のつくもん食べてあったかくしておくのが大事だわな
まあ普段が食に気ぃ使う方じゃないからねw
で、改めて
>>767を見直したんだけど。
おれが言ったのって、案3に近いのかな?
基本、案2でも良いって感じなんだけど。
いえす
案3で、焼き鳥さんとそう見解かわらないかと
案2はまあ、テキスト量が足らなくなるおそれもあるからねえ
そうか。
案2だと各キャラの一本道なんだよな。
そうなると、ライターさん毎のテキスト量で差が出るな。
おれが書きすぎと言う話もあるが;
それに、アンナと絡める必要性が薄くなるね。
バトルとかもどうでも良くなってしまう。
そう、クロスはしにくくなる
作劇的にも進行上の調整的にも
クロスがどうとかってよりも、ゲームとしてどうかって話になるわね。
分岐があった方が、プレイヤーさん達は楽しいだろうし。
そうだなぁ
まあ最終決定はR4Z氏と314l氏の意見も聞くとして、
スクリプター的意見としてはどうなの?
>>805 無難に短くまとまった作りのもの
テキスト量が増えた場合には、ある程度以上は縦に繋げて伸ばすのではなく、
横に拡げていけばいい
って感じかな俺は
やばいねん縦増築や分岐しまくると
ゲームとしてより紙芝居と考えてる
なにもかも詰め込まず、リリースを分けてもいいわけだしね
ライタとしては分岐マンセー、とにかく大きく育てようよとおもう
うむ
言い換えると、とりあえず完成品を作りたいって気持ちと
まあ作ってる過程だけで楽しいからできるだけ長くしようぜってのが半々
>>806 ふむふむ。
やっぱり立場で意見は変わるやね。
今言われている案3はどっちかってーと大変な方かもしれないねえ。
とはいえ、例えばバトルなんかは、前にも言ったかもしれないけど、
何もサブヒロインが全員バトる必要は無いわけだ。
最小に抑えようと思ったら、事前に言われていた対戦組み合わせだけでも良いかと。
ここまで設定段階で戦闘力上げといて、バトルは無しって訳にもいかないしさw
案が決まったら、必要だけど足りない話を洗い出さなきゃね。
そうねえ、そうして話の分担を決めていってシステマチックに作っていくのが
本筋というものだし、スクリプトも多分やりやすい
とはいえ、作業感が出てきてしまって書いてる人が面白くなくなるのはこわい
リレーとか連作ぐらいの緩い捉えかたをするなら、
構成はそんなにしっかりしなくてもいいのかもとおもう
某ストーリースレでちょっと前に揉めてた、どれだけ人に見せることを意識するかってやつかも
>>809 うんうん、そうかー。
作業にしちゃうとそうなっちゃう可能性あるよね。
ただ、何をどうしようか迷うようなライターさんには、
ある程度展開を決めてあげる必要はあると思うね。
おれも今は自由に書いてるけど、他のキャラが絡んでくるとそっちを無視する訳にはいかないからさ。
ここをROMってる人の意見が聞けると良いな。
どういう感じが面白そうとか。
まあ製作上の都合もあるから、意見を取り入れるとかって感じでは無しに。
いまある案で多分大丈夫です
P.S.
自分も風・邪♪
>>805 案毎に管理方法が変わるから、なにがいいとは言いづらい所あり。
分岐多すぎると整合性やら把握やらで死ねるんで、余り分岐が多いのはきついかな、とは思います。
ただ個人的にはライターさんの好きにやって下さい。
私はそれにできるだけ合わせます、なスタイルでやってるんで。
作ることを楽しむのが第一、できたものをみんなで楽しめたらもっと楽しい。
そんな感じです。
ぶっちゃけライターさん毎でシナリオに多少矛盾があろうと別にいいやー、
大事なのは勢いだ的な物もありますw
>>811 みんな風邪かー。お大事に。
昼間寝て熱もさがったし、明日は大丈夫そうだ。
病人多いなw
>>812 矛盾が生じたら「パラレルだよ!」と言い張る方向でひとつw
>>811-812 大丈夫?
おれの人の事言えないけどw
>>812 それはありがたいですね。
ただ、エンドレスでやる訳にも行かないからw
ある程度コントロールは必要ですよ。
とは言え現状一番楽しんでるのはおれかもしれないw
それでもやっぱり大まかな流れは必要でないですか?
>>816 多分ね、必要なのは流れと言うより落としどころだと思うですよ。
>>816 いえす、誰がどうしてどうなるはある程度決めておかないとね
主人公と錬金おっちゃんとアンナぐらいは決めておく?
おっちゃんまだ現代に出てきてないし
あと不死殺しをどうやって出すのか。
>>820 そうね、それ絡みで予定されてる流れとしては、
リーザは主人公の踏み台で死亡なのよね
これは分岐でもってくるか必須にするかで、かなり主人公の今後を変えるわね
逆に言うと、不死殺しを「見せる」には殺すしかないわけだわ
不死殺しと呼ばれている…! みたいな名前だけのあれにするなら、
見せる必要はなくなる
あと、錬金術師が都合よく出てきてあっさり生き返らせちゃうって手もある
死亡フラグ消滅でおっちゃんも出せて話は進むよね
俺がひとりこと状態w
ストーリー関係だから、みーてーるーだーけーw
もう少ししたら寝ますが。
「不死殺し」ねえ。
R4Z氏は「不死の人間を殺してしまえる能力」と捉えてるようなので、
そうなると殺すしかないでしょう。
多分ライターさんそれぞれで捉え方は似て非なるものだろうと思ってますが。
おれは端的に言えば、「不死と言う能力を殺す(キャンセルする)」と捉えてました。
元々「死人は出さない」方向で考えてたのでね。
かなりヤバくなっても、殺しは無いなあと思ってた。
なるほどね
不死殺しの名前を前に出してそれをみんなで追っかけてるのであれば、
ライタ毎に違うものを想像してても一向に構わないとおもうよ
リーザが死亡する理由としては、不死殺しのアンチ能力の作用で
エナジードレイン能力をもってかれた、そして不死の力もなくなったので
栄養失調ってことでもよろしいわけだ
まあ俺はおっちゃんがさっくり生き返らせるのオススメだな
>>827 うん。
だからね、一人で三人持ってるライターとしては、
それぞれでどう変化させるかな? ってのが悩みどころだったりはするw
そこは変化つけないと、プレイヤーさんが納得しない。
おれが思ったのは、ぶっちゃけ「直死の魔眼」ですよ。
あれ自体は殺す能力じゃなくて、「殺す事が可能になる」能力だもの。
>>828 他作品と被りたくないというのはある
禁書とか
ググって理解した
なにげに型月用語はわからないのだったw
その一点を突くと物が壊れる的な能力ということでええかいな
>>829 うんうん。
気持ちはわかります。
それはみんな同じだと思うので。
とりあえず湯冷めしないうちに一度寝ます。
また早朝にレス出来るか、もっと遅い時間になるか。
とりあえず落ちますねー。
おだいじにーノ
>>830 うん。「直死の魔眼」そのものはそうね。
あれは殺し自体は七夜の殺人術だから。
そんな感じで、それ自体は殺しに直接絡む能力じゃないんじゃないか? って思ってた。
でわ!
人稲かい?
います。
ちょっとしたらクララ過去を〆たやつを上げますね
日が暮れると、村は闇に包まれる。たった一軒、酒場を除いて。酒場で潰れた者がどこかでドアを叩き、内側から金切り声が聞こえる、なんてことも珍しくはない。
今夜も酒場の建物からは喧騒が聞こえる。だがこの日に限っては、もう一軒、灯の揺らめきが漏れる建物があった。
鐘楼を構えた会堂の姿をしたそれは、件の少女の館である。そびえたつその一階、井戸の広場に面した窓辺に、二つの人影が差していた。
「さて、首尾を聞かせていただきましょうか」
「空し手で戻ってきたのを見れば見当はつきそうなものだが」
「ええ。それで?」
「幾つかのことはわかった。彼の女を手に入れることは叶わなかったが」
「聞かせていただきましょうか」
「俺にはどんな利点がある」
「こちらも耳寄りなお話をお聞かせすることができるかもしれませんの」
「ふむ、お前は偽るまい、敵ではあるが……そもそも今回倫敦を目指したはお前の言に依ったからな」
「何を言うのかわかっているようなお口ぶり」
二人は口を閉ざした。確かに彼らは敵同士であったが、求めるものについての利害は一致していた。
二つの影は揺れる。ちろちろと燃えていた燭台の芯がジジ、と音を立て、煤っぽい煙が室の奥へ流れた。
「……わかっているともさ……俺の考えが耄碌していないとしてだが」
「それでは口を合わせられますわね」
少女は言いさした。肩幅の広い影が無言に頷く。
二人は同時に口を開いた。音質の異なる声が小さく響いた。
「東」
少女は硬質の音で少し笑ったが、口元を引き締めた。
「それでは、また行くのですね」
「ああ。東へ向かう。しかしお前は年上とは見えないな」
「何を今さら。そちらも既に定命を超えているはず」
村のどこかから糸を引くような悲鳴が響き、あたりを包み込む森の闇へ消えていった。
「……賢者の石、か。俺は時々、お前に操られているような気がするよ」
「別にそれでも良いのでしょう?」
「ああ」
少女は立ち上がると、灯を吹き消した。
真っ暗になった。
翌日、中央の井戸の際に、出発準備を整えた一台の馬車がある。
「あの馬は?」
「ああ、汗血馬というのです。昨夜、馬が食われてしまいましたの」
「へえ、便利な能力をお持ちで」
「…………」
男は御者席に上がった。
「そういえば、お前が不老不死になった理由は何だったかな、クラリッサ」
少女は答えない。鞭の音が宙に鳴り、軋む音を立てて馬車は動きだした。
あたりはまだ、薄暗い――。
クララ過去編(了)
※突っ込みばんばんお願いします
把握し切れてないところがあると困るので……
「スタァリィン……? 貴女は『little girl』でしょお」
スタァリィンは『maiden』の問い掛けを無視し、マサキに時間を告げる。
「――四十秒」
四枚の赤い羽根が発現。
そしてその羽根を駆動させ、一呼吸の間もなく『maiden』に接近する。
「なっ……」
『maiden』は両腕を覆うように自分の身を庇いつつ後ろへ跳ぶ。
しかし、スタァリィンは手をかざし、赤い光弾を射出。
その防御、その回避をまるで問題としない強引な攻撃。
十数メートル吹き飛ばされるも『maiden』には致命的なダメージはない。
「杖も発現させないで……あぁっ」
恐怖からの感嘆。スタァリィンはすでに杖を展開し、
『maiden』を狙い打つ準備を進めていたのだ。
『little girl』専用装備、魔法杖ガンバレルによる中間砲撃。
『maiden』の頭脳がこれを回避せんと稼働する。
魔力収束に邪魔を入れるか?
いや、一番速い魔法とて間に合わない。届かずにかき消される。
こちらも魔法砲撃を行うか?
駄目だ、とっくに時間が足りない。それにあの威力には敵いそうにない。
出力全開でこの場から離脱するか?
否、おそらく『little girl』はこの閉鎖空間では外さない。
『maiden』がとった行動は単純明解な防御。魔法杖キャリバーによる一世一代の防御術式。
「Fire」
辛くも『maiden』はスタァリィンの砲撃とほぼ同時に防御術式を完成させた。
しかし、スタァリィンの砲撃を耐え切れるかは別問題。
「どれほど自信があると思ったら……」
スタァリィンはふぅとため息を付く。
「それは一番の悪手」
『maiden』の頭にカッと血が上る。杖を持つ手が震えた。
そして、それはそのまま死に直結する。
乱れた心は『maiden』を護る光の壁を乱した。
わずかな弛みから防御術式にヒビが入り、そのまま決壊。
「しまっ……」
赤い光の束が丸裸同然の『maiden』を襲う。
爆発。爆音。爆風。しかし、スタァリィンの姿勢は揺るがない。生死を確認するその時までが殺し合いだ。
「がはっ」
視界が晴れ、『maiden』はまだ生存していた。
吐血する彼女の姿が無事ではないことを物語っていた。
こつこつと靴音を立ててスタァリィンは『maiden』に近付く。
「痛い? 肺に肋骨が刺さってる? 内蔵の破損はどの程度?」
楽しそうに嗤いながらスタァリィンは言う。
「さぁ、死になさい」
「ぐっ」
スタァリィンは『maiden』の喉元に魔法の杖を突き付ける。
「そこまでだ!」
凄まじい戦闘に圧倒されていたマサキが叫ぶ。
「何?」
スタァリィンは首だけマサキの方へ傾ける。
「もういい。相手に戦闘能力はない。むやみに殺す必要はない」
マサキはその傷なら助からない、と付け足した。
「でも、これくらいなら日本の医術は簡単に“直す”わ。トドメは必要」
「いや、駄目だ」
「逆襲の可能性があっても?」
「あぁ、駄目だ」
マサキは揺らいでいた。ここで殺すのは明らかに合理的。イワンのこともある。
けれど彼女に人を殺して欲しくない。
どこからかそんな感情がマサキを支配していた。
「貴女がそういうのなら。ただ」
がぁん。がぁん。
スタァリィンは二発の魔弾を発射した。呻きにも近い『maiden』の悲鳴。
魔法杖キャリバーと右足の関節を破壊していた。
「杖の修復は容易ではない」
くるっと回転し、『maiden』に背を向ける。
「そして足は戒め」
そのままマサキの方までゆっくりと歩いていく。
「いつかまた会いましょう。その時は地獄に送ってあげる!」
語尾を荒げ、なじるように、吐き捨てるように『maiden』はそう言った。
しかし、スタァリィンはその言葉をまるで聞こえないかのように無視。
もうすでに『maiden』には興味がないかのようだった。
「行こうか。私に新世界を見せてくれ」
「あぁ……」
マサキには分からなかった。
自分はこの娘にさらなる修羅の道を歩ませようとしているかもしれない。
それでも、この娘が人を殺そうとするとなぜか捨てたはずの心が痛む。
矛盾の螺旋が交錯する。ただいまは何も分からなくていい。
マサキはその内スタァリィンの背中の上で考えるのをやめた。
了
結局休んでしまって、さっきまで死んだように眠ってたDeath;
>>839 クララと誰が会話してるのかわかんないのが最大の謎だと思うのですがw
何がどうなってるのかわかりにくいです。
>>840-841 ハードだなあ。
死の匂いしかしないwww
えっと、星凛は倉庫への収納、どうしましょう?
一応別枠で入れますかぁ?
クララと会話してるのはロンドンでアンナと会っている錬金術師ですね
倫敦帰りでここの森へ帰ってきたところまで書いてました
そこから東への旅の起点となるところです
ここでは錬金術師だと知らせないのがいいかなと。
進行してわかる感じに……
アレだったらやり直しますです
名前が戻ってなかった;
>>843 ああ、なるほど。
と言うことは、あの時点でクララはすでに不死化してると言う事ですね。
しかも結構錬金術師とは古い知り合いっぽい。
その辺おれと串の人との間のすり合わせはいるかな?
丸投げの方が串の人も自由に書けるかとは思いますが。
一応イレナが錬金術師の弟子というかそれに近い設定だったと思うので、
その辺の設定がイレナのライターさんから補完されればいいのですが。
やり直しと言うより、会話で半分以上埋め尽くされているので、
セリフとセリフの間に何か挿入されるとよりベターかな? とは思います。
他のライターさんの意見も聞きたいです。
そうですねー……クララ過去編の前スレの分もその辺
詳しくはしてなかったですし、
他のライタさん待ちで修正を入れましょうか
{755 名前: [―{}@{}@{}-] ◆LV2BMtMVK6 [sage] 投稿日:2008/11/21(金) 00:04:33 ID:nYRkRzAq
>>754 無視してくれて構わないんだぜ
時系列的には、錬金術師がロンドンから戻ってくる道程の終着点という設定
ここからクララの一言があって、ここから日本へ、また旅が始まる
クララ不老不死化→錬金術師ロンドンへ→ドイツへって感じか}
あの時はこう書いてました
来たよ(地獄少女風に)
でもクララのことはなー。しっくりくる形ならいいんじゃないでしょうか?
でも俺はアンナの次に出会って不老不死化された。と思ってました。
>>846 あー、前スレのその書き込みは、勘違いさせちゃったという印象しかなくて;
どうも錬金術師絡みの不老不死化って、全てアンナをベースにしてるって思い込んじゃってて、
まあそれ以前からアンナと錬金術師は出会ってるってのはあったんでしょうが、
クララがもし、錬金術師と昵懇なら、クララが主人公を助けるってのは無しかなあ……。
今後の話の展開次第なんだけど。
アンナ起源は間違いないんですが、いまいち初期の順序がはっきりしなかったものですみません
媒体が錬金術師かどうかがカギですね
錬金術師とクララは互いに認める同じ目的をもった競争相手、因縁の宿敵のイメージ
なんで、あからさまに衝突してないものの、たがいに蹴落とそう、出し抜こうとしてます
だからどちらも利用できるファクター(主人公)は欲しいはず
クララと主人公が組むのも当然ありかと
勝手なイメージですが……
現在、リーザの日常パートを模索中
昼寝てたんで夜眠れない;
とりあえず起きていよう。
>>849 多分串の人とおれでは、クララのキャラメイクが大分違うと思いますね。
これはどっちが良い悪いではなく、一キャラを担当ライターが一通り書いているという、
現状のやり方を考えて思うところを述べてみますが……。
クララ、串の人にそっくり差し替えますか?
統一感を出そうと思ったら、その方が良いと思うのですが。
もちろん串の人がクララを受け持ってくださるなら、今までおれが書いたクララの話は一旦没にして、
アンナ編のクララに言及している部分は修整と言う事になりますが。
これは他のライターさんの考えも聞きたいです。
マオは後からでも良いんですよね ハッキリ言って。
実はクララを描ききる自信はないんです
過去編だけ書ければいいかなっと思ってたので、アレはいかようにもイメージに合わせて修正いたします
没にするなら過去の方が断然少ないんで、ポシャっちゃって構わないかと思いますです
え? あれだけ書いてるのに;
うーん。
そんなに難しいですかねクララ。
むしろ俺のビジョンが若干みんなとずれてる部分が……
ずれてるところを修正していただければ幸い
書き手の手が回らない部分のシナリオライターをやるつもりで来たので
必要なやつを書きますです
そうですねえ。
というか、全部書くならズレも何も無いんですがw
描ききる自信がないと仰るなら、まあ無理強いはできないし。
個人的に考えてたのは、クララはお貴族様の趣味的に魔術をやっていて、
不老不死は錬金術師の実験の一環ですね。
多分錬金術師的には、それぞれのケースは求めるところが違うだろうと。
クララの場合は、いわゆる物理的な練成以外の手段である、
イマジネーションの現出に関わろうとしているクララに興味を持ったのだろうと。
錬金術師との関係は、利用し利用されると言うよりは、錬金術師の方が立場は上かな?
というか、串の人の過去編だとクララの方が年上となってたので、
最初は「え?」と思いましたw
まあそれでも構わないとは思うんですが。
>>856 kwsk
>>858 そっちのみーとぅーかw
R4z氏はどう思います?
そうですね……
いまある奴はそのまま使ってなおかつ串の人の考えも反映させる。
難しいけど相互に調整していく……没はもったいないですよ。
考えたらスクリプト化されてる部分もあるから、
簡単に没にするとかって言えないんだな;
あー危ない危ない。
ちょっと無神経でした おれ。
すり合わせるしかないかー。
とにかく他の意見も聞きましょう。
今日はまだS4k氏も来てないし。
きっと忙しいんだな。
おはよう!><
疲れて寝ちゃった。。。
>>861 うん、ぜひすり合わせていただければとおもうですよ
あと[―{}@{}@{}-]さんには、あとから総ざらえする立場を活かして
足りない舞台装置や設定なども提起していただきたく
ちょっとまとめ始めたから↓参考にしてね♥
http://lolibaba.jpn.org/
ちょw拝見いたします
はぁとできるのね……
キャラ紹介が便利だな
追加が進むにつれて便利になるとみた
とすると昔の錬金術師の一人称を私にしなくちゃね
擦り合わせのためにはまず現行でのシナリオ間の矛盾を拾わなくてはいけませんね
リーザは死んだあと夢で出て来ると想定
疲労ぎみ。今日は早く寝ると思います。
スクリプト分岐についてあれから考えたけど、
>>767の案3以上に分岐が多くなると把握が困難になりそうだと思った。
とりあえず、案3と仮定してスクリプト組んでいこうと思うのだけどいいでしょうか?
(もちろん途中で軌道修正することになるとは思います)
>>862 まとめ乙ですー!
そうさねえ。
おれとしては、串の人の加入は大いに歓迎だし。
すり合わせで行きまっしょい。
>>864 そうですね。
まずおれはクララって、串の人が書いたような錬金術師とのやりとりは想像してなかったんですよ。
過去編1にも無かったよね?
なので、隔たりが出ちゃったんだな。
まあ、互いが書いた文を互いに修正入れるという感じになると思いますが、ヨロシ?
>>865 死亡を免れると言う選択肢は無いのか?
>>866 現状、分岐から各サブヒロインの一本道ってのが現実的なんでしょうね。
ライターとしてもスクリプターとしても仕事量が増えるし。
その形で出来上がった後に、増えると言う事はあるかもだけど。
お晩ですー
ちょっとまたひと寝入りするので書き逃げだけど、
キャラの今後などを指さし確認
■リーザルート?
リーザ→しぬ
主人公→リーザトリガでトラウマと不死殺しゲット
アンナ→リーザと面識できたのでなんらか絡めそう
イレナ→立場的に動けそう
錬金→主人公変化後登場フラグ?
他の人→あまり出る幕ないかも
とりあえず1ルートEDまで持ってってみるのもいいかもだ
>>868 そうだな
まずルート(キャラ別ではない)毎に話作って
登場させるキャラもそのルート毎で違うとかにすれば
おは
>>868の続き
■凛子ルート?
凛子→いろんな人からいろんな意味で狙われる立場
主人公→いろんな人から使われる立場
真子→皆殺しそして自分も死ぬ的な
アンナ→邪魔したい(笑)
錬金→出てくるのか微妙
リーザ→二股……二股でいくのか……
イレナ→どうなの?
クララ→やっぱり出る幕ないかも
■クララルート?
クララ→まだやりたいことが見えてこない
イレナ→最大のライバルになるはず
アンナ→まあメインヒロインなので出てくるでしょ
錬金→ここでは出てくるでしょ
主人公→荒海に浮かぶ木っ葉のように翻弄される立場
他の人→出る幕ないかも
とかとか
おはよう
アンナ赤いドレス
ttp://lolibaba.jpn.org/up/bin/LO0003.png クララ軍服
ttp://lolibaba.jpn.org/up/bin/LO0004.png 誰?
ttp://lolibaba.jpn.org/up/bin/LO0005.png とりあえず色々やってみたけど、こんな感じでいいかな?
赤いドレスがなくてなー。みんなパッド入りになってしまう。
>>868>>871 今まで読んでの私見です。
アンナさんはメインだからきっとどこにでも出張るだろう。
クララは意外と他のキャラに関わらない?
真子さんはヤンデレだなーw OPのみなのでその他は保留。
イレナはどこにでも出張りそうで、でなくても問題ない位置かな? 出たら立ち位置的に中ボスっぽくなる?
凛子も他のパートだと余り出番なさそうだね。……二股w。凛子までヤンデレ展開になったらどうなるかw
リーザは衝撃的展開になりそうだな。読んでる限り内容的にリーザパートが一番進ん出る気がします。
後、真子さんとイレナの服装変更とか考えてますか? この二人だけ服装1パターンしかなかったw
もし変更あるのなら、早めに教えてもらえると助かります。
>>869 ルート毎ですか? 今いち意味が掴めてないんですが、
メインルート OP―――――ED
サブルート-1 OP―――――ED
サブルート-2 OP―――――ED
って感じで分岐じゃなくて、ストーリーラインが完全に別々にあるってことでいい?
で、キャラもそのルートに合わせて選択していくって形?
ちなみに案3の分岐だと
―――――ED メインルート
OP――――< ――――――――ED サブルート-1
―――<
――――――――ED サブルート-2
こんなイメージ
ぐーてんもーげーん。
本日は所用につき夜も参加が不透明なので、ここで書けるだけ書きます。
>>868 >>871 凛子&クララについて。
凛子は今まで書いてなかったと思うですが、
不老不死化してからは「八幡系神社で密かに祀り上げられている」存在なので、
いろんな人から狙われるというイメージはしてなかったですね。
国とかはわかんないけど。
他のキャラを出すってのは、状況次第でそこに持って行かなきゃなあとは思ってましたが、
悩みの一つであったのも確か。
ライター的に一番遠そうなのは実はリーザだったりw
錬金術師も出すつもりでいましたよーw
クララはねえ。串の人とも詰めなきゃならないので。
賢者の石絡みで動いているのは間違いないところで。
実は、主人公を守って大バトルという事になったらば、
凛子を前衛に立てて後方支援と思ってました。
むしろイレナがまだまだ謎なので。
だからクララは、キャラメイクから見直しかなあ。
難儀な娘や;
>>872 アンナの赤ドレス、もっとゴシックなのがあれば良かったんですが……。
なんせ十五世紀ですし。
でも最悪それで。
クララ軍服は、上着の上にぶっといベルトがあれば尚ベターです。
後は左胸の上に色とりどりのチップみたいなのがあれば偉そうなんですがw
もう一つは……アンナでしょ?
普段着っぽくてかわいい。
おれの思ってたのも後者ですね。
でわ。
見てますよー
クララに関してはX2a氏の設定でぐいぐい行っちゃってください
どうもそうした方が過去編を修正しやすいみたい
過去編リライトが入る(一部差し替え)のは避けられないと思ってます
>>872 やあ
真子さん服装ですが、普段の私服は寒々しい色合いの洋服なんかどうかなと
和服は過去編的なものがあればその際に
あと凛ちゃんにあわせた学校制服姿がほすいです、お願いします><
クララの軍服ブレザーは、緑にしたほうがそれっぽくなるかも?
>>873 やあやあ
そうね、神社本庁とかひいてはやんごとない方面とかそっち系の勢力だと思ってた
薩摩だしね
その意味で、狙ってる想定のひとつは真子のバック方面かな
あともうひとつは、真子側で凛ちゃんを知ってる存在
残りは主人公と凛ちゃんの周囲の男子二名と、あとは剣道部の先輩か
ほら、すごい人気じゃないのw
土日でぼちぼち書けたらと思います
>>874 どっちにしろこちらで一通り、
何か性格設定みたいなのを書き出した良さそうですね。
ちょっと今日中と言うわけにはいきませんが。
あと、過去編で汗血馬練成してたでしょ?w
出来るか出来ないかどうかはともかく。相当高等だなと思ってたwww
まあその辺も含めて。
>>875 ああ、狙われるってそういう意味かあwww
剣道部の先輩はどうだかわかんないけどw
凛子ルートはライターがどっちかっつーと苦手なラブコメルートになりそうだなw
さっきから笑いっぱなしだw
神社本庁と言うよりは、八幡限定ですね。
九州に縁が深いのと、あとは武の神様なので。
西郷どんの兜だかにも「八幡」って書いてなかったっけかな?w
神社本庁まで凛子の存在知ってたら大変だねw
それこそやんごとなき方のために実験台になりそうだ;
八幡っちゃあ源氏だねえ
うちの地元も八幡、俺が今住んでる場所のすぐそばも八幡でご縁があるなー
平家系なんだけどw
じゃあ八幡限定ってことで了解ですわー
一通りメイン&サブヒロインのルートと言うか、
基本的に「こうなりそうだ」というところを列挙。
クララ=割と横暴な女王様(ツンデレ?)
イレナ=妹(正体バレ後は?)
凛子 =こっ恥ずかしいラブコメヒロイン
真子 =ヤンデレ
クララ=庶民を生暖かく見守るお貴族様
リーザ=お色気ムンムン(抑制的表現)
なーんかバランスいいじゃないですかあwww
>>877 八幡って、全国にかなりの数あるからねえ。
あと、八幡って本物の業物クラスの日本刀が奉納されてるってイメージがあって。
凛子さん、戦力には困りません。
他の神社でも日本刀はあるんだろうけど、大昔の剣とかもありそうで。
それはちょっと戦力としてはーって感じ。
訂正。
一番上はクララぢゃなくてアンナだ;
>>873 善処しますとしか言えないのが悲しいところ。
最悪上のでいきたいと思います。
>>875 真子さん、普段は洋服だったんですか!
制服と合わせて了解しました。
軍服ブレザー、なぜかあの色しかないんですよねー。
自分で色変えに挑戦してみるかな。
青いブレザーって陸軍っぽくは無いですしねえ。
どっちかというと空軍。
海軍だと白だな。
>>882 乙かれさまです。
うん、緑はこんなもんじゃないですかね?
ベルトが腰に埋まるとは???
後は帽子があれば偉そうですが、美少女のパーツとしては遠そうだw
鉄兜も無いですよね?
>>884 うん、そう言うんではなくて、
パイロットとか船長さんとか警察官とかが被ってるような、
乗せる系の帽子です。
軍服が無いって言ってたからあまり期待してなかったんだけどw
ああ、上着の中にしかベルト出来ないんですね。
了解です。
伸びててびびったw
>>885 うん、なかった。という訳でクララは
>>882で決定にします。
アンナ赤ドレスも、あれより良さそうなのないし、決定かな。
>>886 いやはやすまんw
見て…るんだから…
残念!
ベレー帽とかだと偉そうではないしなあ;
それにドイツって感じでもないし。
>>890 これは…っ!><
できればどちらも採用でおk?
最初のほうは寒色で行って、後々男色(一発変換候補)もとい暖色で
変化をつけたい欲求がみなぎって参りました
制服についてなんですが、一緒でよろしいですハイ
当初初等部で転入って考えてたんだけど、会わせるの面倒になって
あまり意味ないかもなので、無理めの中学生でひとつ
>>891 おkですよー。
じゃ、これで決定ってことで、しばらくスクリプトはお休みして量産態勢に入ります。
ちょっと時間は掛かるのと初期の枚数は少なめになると思いますが。
久し振りにエヴァンジェリンを見て
胸がドキドキした
アルアジフもロリ婆だよな
というかデモベの魔道書は全てロリ婆だねw
ただいまー!
>>890-891 お!? 真子さんですか。
かわいいかわいい!
で、最終的には凛子と同学年にしちゃうって事でおk?
そういやあ、アンナなんかはエヴァちゃんにアルを少しブレンドしたってイメージだなあ。
あくまでもライター的に、だけど。
>>898 リーザとアンナが会ったあとのこと考えないか?
>>899 R4Z氏かな? はいはい。
この前のSSのラスト絡みでしょ?
言ってるのは、その後の展開をどうするか? って話かな?
そうさねえ。
ぶっちゃけ選択肢は、闘るか警告かの二択がガチだと思うんだけど、
それ以外の可能性って、何か思いつく?
今挙げた二択だと、あまりにも捻りが無いかな? って気もするんだよね。
>>902 俺も正直それくらいしか思い付かん
捻りとかはいいんじゃないか? 多分
まあ、捻ってややこしくしてもしょうがないしね。
どうも自分で書く分には、捻りとか入れようとしちゃうクセがあって;
ライターさん的にはどちらがお好みですか?
>>904 戦闘だとちょっとガチってリーザが途中で倒れて
おいおいみたいな感じだなぁ。
警告だとどうだろう?
>>905 え? リーザって人外だからさ、
そんなに弱くはないんじゃないの? って感じなんだけど。
弱ってるとは言っても、普通の人間よりは耐久力あるよね?
それに最初の段階だから、アンナにしてもそうそうマジで襲い掛かったりはしないかと。
警告だったら、アンナとしては、
余計な邪魔をしてくれるなよってところだと思うんですが。
リーザとしては生きるために必要な事でも、アンナからすりゃ邪魔でしかないし。
でもリーザはやめないでしょ?
その辺の駆け引きの部分よね。
まあ物分りが良い方だとは思うんだけど。
アンナはね。
>>906 いややっぱり弱ってて(抑制に力を割いてて)
そんなに戦えないんですよ。
そうですねぇ、どっちにしますかねぇ
>>907 もしおれがそのどちらかで書けと注文されたら……。
バトル突入の場合
側にいる主人公を介入させて、その場はリーザを逃がす。
警告の場合
逃げに入ったリーザを庇って、主人公がアンナを抑えてタコ殴りにされる。
うん、主人公の行動が鍵だな。
あと参考までに。
アンナ自身は、錬金術師そのものが目的であって、
他のヒロイン達は哀れなモルモットくらいにしか考えてないんですよね。
だから、本気で潰すような戦い方はしないと思う。
もちろん、逆らい方次第で機嫌を損ねて首刎ねようとしてもおかしくないんだけど。
一応弱ってても不老不死ではあるんだよねーってのが、おれの頭の中にこびりついてる。
おれだったら、なかなか殺せないと思うんですよね。
思い入れとかは別にして。
>>908 あぁ、主人公を使うのか。それもありだな。
俺はリーザが倒れてアンナが「おいおい無茶すんなよ」
的なこといって逃してくれると想定。
リーザはかっこつけて出て来ちゃったから逃げはないかなぁ。
まぁ、リーザも錬金術師が目的なんです。
主人公を利用しようと思ったけど情がわいたみたいな。
不老不死を殺すのが不死殺し
>>909 うーん。
普通はヤバイと思ったら逃げると思いますよ。
西洋人的感覚だと、メンツより目的達成を取るから。
それか逆に、アンナが逃がそうとしてくれても逃げないか。
格好つけて出てきたから逃げないと言うなら、相手が逃がそうとしても逃げないでしょうね。
それこそ主人公が説得でもしない限り。
ま、その辺の解釈はライターさん一任ですけど。
あのSSの時点で「不死殺し」はまだ覚醒して無いでしょ?
能力そのものはライターさんそれぞれで、これも解釈は一任なので、
そのままストレートに殺す能力でもおkですよ。
だから、こっちの方はどこで覚醒させてどう使わせるか。
そこがポイントですよね。
アンナは不死殺しじゃないですし。
ああ、そうそう。
そろそろみんなで次のスレタイも考えましょう。
「ノベルゲーム」と言うフレーズは他所とかぶってますから、一考しないとね。
>>910 気絶させるなりしちゃえば「やれやれ、勘弁してやるか」
みたいになるんじゃないでしょうか。
自分の考えでは精気に溶けた不死殺しの力で、
リーザはすでに不死が安定していないんです。
とりあえず書いてみましょうかね。アンナでミスるかもだけど。
>>912 そうですね。とりあえず書いてみては?
アンナの台詞回しなんかで不明な点があればお答えします。
といっても、基本男言葉に近いんですけどねw
最終的にはライターさんの腕の見せ所ですから。
>>914 候補の一つとして。
でもこのゲームが終わったら使いまわし出来ないから、どうかと思う。
書き込み控えまーす!
>>915 まだ終わらなくね?
ロリババァでノベルゲー
とか?
書き込み控えるわけにもいかないか;
>>916 終わらないと思うんだけどねw
でも、スレ立て毎に毎回タイトル考える必要が無くて、
尚且つ、いつかこの企画が終わった時に他の企画が動いても使える様に、今のタイトルにしたんよね。
だから、今の企画だけでタイトル決めるより、幅が広い方が良いと思ったの。
もちろん、これが終わったらもうイラネとか言う事なら、そういうのでも良いと思うけど。
おれ一人で決めるわけにもいかないから、他の人の意見も聞きたいです。
できあがったら読み手側としていろいろそのゲームについて語ったりなんなりしたいんで
出来上がった後もスレ消費すると思うよーと横からksks
>>917 他に企画があれば他で立てるんじゃない?
もう一つはそうしたし
>>918-919 うーん。
まあこういうのは乱立する心配はあまり無いけどね。
じゃあ、
【電影】ロリババァスレ発ノベルゲーム【小説】
とでもする?
やっほう
ってなんか伸びてるね!
>>897 はい、同学年でおk
>>920 タイトル決めようよこの際だからw
こないだの串案から思い浮かんだ「賢者の石」でどうかしらん
或いは、「賢者の石あるいはロリババァについて」みたいなw
あるいは厨ww
うんw一行で二度言ったしwww
・不老少女
・ドイツ語でかっこいい奴
・錬金術師が泣く頃に
・ロリババァ、ぶっ生きかえす
・意表をついて剣
どーよ?
そしてまだ書いてない……
「真・ロリババァ考察抄」とか書いてみる
・Ouroboros
・メビウスの少女達
・錬金術師世界一周の旅in日本
・immortal maidens
・ロリコン達の鎮魂歌
・永遠の結果
・スーパーロリババァ大戦
・ろりっ☆気になる彼女は不老不死!?
・死を越えた丘……にハイキング♪
どーよ? 自信作ばかりだぜ
>・immortal maidens
これ中二っぽくていいなw
気になった題名同士を合成してみた
永遠の少女達
永遠の少女たち - immortal maidens -
おおw
「あるいは」はどこに入れたらよろしいですか><
永遠の少女、あるいは終焉ーimmortal maidensー
でおk
やばい、なにそれかっこいいwwww
ふひひ
なんかヤバイ感じにカッコイイwww
でもなげぇ
永遠、あるいは終焉の少女ーimmortal maidensー
だとどうだろう
んんー…
どうでしょう…
長さまったく変わってないw
短くしようぜ!
永遠の終幕 〜immortal maidens〜
こんな?
略称はえいしゅうですな
うん、長さ的には全然おkかもだ
略称はいもーたるめいでんずから「いもでん」とかw
芋伝芋伝
タイトル議論に完全に乗り遅れてしまったマヌケです;
横文字タイトルを先に出して漢字を後付けにした方が厨二っぽくない?w
中二は狙わなくていいですwww
狙ってないのか。ちぇっ(嘘
タイトルはかっこいいからそういうので良いと思う。
「いもでん」の略称で「いんもらるめいでん」とか誤読してくれれば尚良しw
おれがもし議論に参加してたら、某ラノベレーベルみたいに、
しねない
とかそういうワケわからんの出しそうだしさw
しねないwwww
実にそのまんま名で体を表してるけどさw
タイトルに読点含むのはカッコ悪いよ
某緑の背表紙文庫はそういうタイトル多いんだ。
じゃあスレタイはそれを踏まえますかね。
【電影】immortal maidens製作スレ【小説】
とか?
まあ前後の囲みに芋伝って入れても良いと思うんだけどw
>>946 永遠の少女あるいは終焉ーimmortal maidensー
んー、読点取っ払ってみると終焉の意味がわからないなw
あるいは厨としては慙愧に耐えないが、シンプルに永遠の少女で止めておくべきか。。。
スレタイには「ノベルゲーム」って入れたほうが良い
じゃないと検索でヒットしないから見つけられなくて人が来ないよ
>>947,950
ノベルゲーム"immortal maidens"製作スレ
これなら文字数的に収まりそうかな
>>952 ゲームのタイトルは入れたいかもだ
【】内にタイトルとか?
終焉とか使うなら永遠は久遠の方が良いんじゃない?
>>951 シンプルだ。
そうする?
ノベルゲーム【immortal maidens】製作スレ
でも、囲みの中が引き立つと思うけど。
半角って意外と目立たないからねw
そうだね
>>955 ああ、収まればそれでいいかも
>>954 「終焉」自体どうだろうねえ
主人公を一言で表すべきキーワードなんだけど、繋げかたはむつかしいね
んー
音はフリー素材でゴリ押しできるっちゃあできるね
>>959 貼るよ。
とりあえず案だから。
>>960 じゃあ、とりあえずおおっぴらに募集はしないことにしますかね?
>>961 そうっすね
音の人や絵の人が来てくれるならウェルカムだけど、
当面募集するほどでもないかなとおもう
>>957 >「終焉」自体どうだろうねえ
じゃあ、「忌日」や「落日」とかどう?
色々ググってたら「SetCaretColor」なんていう便利ツール見つけたw
半角か全角か入力状態が視覚化されるのでタスクバーでイチイチ状態確認しなくてスゴイ便利だ
>>966 "試作品"とかじゃなくて"ゲームっぽいもの"ってのが2ちゃんっぽくていいなあw
じゃあ、それ追加で立てますか。
>>964 地味にマオと星凛も追加しといたw
>>965 >SetCaretColor
FEPの状態に応じてカーソルに色がつくのね
これ地味にいいなw
日本語タイトルはまだ一考の余地ありだわね
おk、立ててくるお
まとめサイト、地味どころじゃないよw
絵まで入っちゃってて、しかもかわいいよwww
全然地味じゃない。
むしろ白黒の絵がいい。
マオはなぜかミステリアスな中国美女みたいなカットがあったので、それでいったw
あと星凛のセリフは断トツで格好よすぎた
なんか初期の頃より、全体的に見た目年齢が上がって来てるような気がする。
まあおれは真性じゃないし、むしろ今くらいの方がストライクなんでいいんだけどw
だからマオに乳があるのも黙認w
というかさなちゃん揉まs(ry
星凛いいなあ。
おれもなんか考えようかなあ。
「スパッツ侍(仮)」とか。
あざとすぎてダメだ;
乳はレタッチで削る当初案もあるのだよ?w
「スパッツ侍」ってあざといというか、イロモノの匂いしかしないじゃんwww
マオなんかは本当は完全に小さい子のイメージで登場編書いてたから、
おれの中ではペッタンなんだけどね。
もう一つ「江戸の武瑠魔(ブルマ)」ってのも思いついたけどw
漢字はいま適当に当てたけどwww
どうもそういうネタ的なのしか浮かばないw
おお、出かけてる間に新スレになってる。
>>971 乙です!
まとめサイトの錬金術師の一言に吹いたw
あー、そういえば男制作不可問題が残ってたな……
ま、いいか錬金術師の絵はなくて。男なんて誰もみたくないだろう(暴言)
>>タイトル
immortal maidensが主タイトルになるのかな?
日本語の方が主タイトルかな?
>>マオ
マオはね……中華服でぺったんこなくてねー。
レタッチ等するとしても完全に決まってからかなーと手を付けてない状態です。
……今の方が個人的に気に入ってるのは事実なんですがw
>>980 某車田方式で、
全体シルエットにして目だけ光らせる。
でもかえって気になっちゃうから、
最初から出さない方がいいのかな?
>>891 まあ、そこら辺は実際に錬金術師が出てから考えるということで……
出さないのが無難だと思うけどね。
もうスレも最後だから、何でもやるぜ(爆
大江戸八百八町。
華やかに見えるこの大きな町の裏側で、
理不尽な悪に泣く人々がいる。
多くの人々は飢え、脅え、下を向く。
そして陰に潜む悪が、そこから吸い上げ、肥え太る。
そんな醜い浮世の化生を、人知れず斬るのを己の生業とする者たちがいた。
着物の内に紺色の輝きを秘め、江戸の闇を走る。
誰が呼んだかその名は、「江戸の武瑠魔」
今宵も闇に、怒りの白刃が迅(はし)る!
>>983 悪代官「武瑠魔? イカンヨ、そんな南蛮ものは! なんとしてもフンドシを穿かせるのだ」
こうですね?
悪代官に絶大なる支持を送りたいw
ふんどしもかなりマニアックなんだけどなあw
しかし着物にブルマとは……。
今までに多分ない組み合わせなんじゃなかろうか?
いや知らないけど。
「行殺☆新撰組」とかに出てても不思議じゃない。
武瑠魔って一発で変換出来てしまうようになってしまった自分のPCが悲しいw
または
西のフンドシ
東の武瑠魔
ですね?
ふんどしは西だったのかw
というか、武瑠魔に対抗できるのはスパッツだよね?
もう駆逐されてるしw
というか、当時の女性は腰巻なんだぞ本当はw
ぶっちゃけ何も穿いてな(ry
SS倉庫の「企画の概要」にある、タイトルの項目を変更しておきました。
ロリババァSS倉庫ってのは……もういいよねえ?w
燭台の灯りが揺れる一室で、質素な着物の娘が慄いている。
それににじり寄るのは、きらびやかな衣装をまとった年嵩の男。
その顔は好色そうな表情に溢れている。
「……いやっ! お武家様、お許しを!」
「ぐっふっふ……そうはいかぬわ小娘。さあ立てっ!」
男は娘を無理矢理その場に立たせた。
「お前はコマの様に回るのよ。そりゃあ!」
「ああっ! ……あ〜れぇ〜!!」
帯を力一杯に引かれ、クルクルと娘は回りだす。
その帯が完全に男の腕に収まった時。
「……むっ!?」
目が回っているはずの娘はその場に倒れる事無く、畳の上にすっくと立っていた。
白く合わせ目の無い、身体の線を浮き立たせるような服に……紺色の下穿きを着けて。
「……貴様は……まさかっ!」
娘は俯き加減で「くっくくく」と噛み殺しきれない笑いを漏らしている。
「勘定方、田神主膳! 夜毎か弱き娘に手を出して乱暴狼藉! 許せん!!」
そう叫び、クルリと身を翻すと、着流しの黒い着物に身を包んだ。
腰には二本の指物がある。
娘風に結われていた髪は解け、いつの間にか頭の高い位置で結ばれていた。
「貴様は……近頃噂の、あの……!?」
「……そう! 拙者大月武之進。人呼んで……」
大刀の鯉口がカチリと鳴った。
「江戸の武瑠魔! ここに見参っ!!」
■ ■ ■ ■ ■ ■
少女は手に汗を握って注視している。
「……これ……変だけど面白い!」
薬丸凛子であった。
久し振りに見る、荒唐無稽な痛快時代劇に興奮気味である。
「江戸の武瑠魔」……。
あまりに無茶が過ぎて、全四話で打ち切りになってしまった、幻の作品だと言われている。
やべぇ……寝てたぜ
ういっす!
もう次立ってるからね〜。
○○「江戸の武瑠魔……」
下っ端「如何致しやしょう――」
○○「南蛮モノにカブれる不届き者はワシ自らが漢というものを教えねばなるまい」
下っ端「いえ、はオナg」
○○「なるまい!!」
下っ端「はっは――っ!」
>>990 荒唐無稽すぐるw
ていうか毎回むかれるシーン入るのかなw
ぼくは購買で買ったジュースを片手に、凛子ちゃんの熱心な語りに耳を傾けていた。
「……すごいんですよね。侍があんな物を履いて戦うなんて」
どうやらこの前打ち切りになった、ローカル局の痛快時代劇の話らしい。
残念な事に、ぼくは一度も観た事は無い。
「おかしいな? って思ったら、その主役の侍は、実は女の人だったんですよ!」
すごいのか? それ……。
「かっこいいんですよねー。あたしもあんなになりたいな」
いや、凛子ちゃんがブルマ穿いて日本刀振るうなら、ぼくも見たいよ。
なんて事は言えない、チキンなぼくであった。
>>994 それがないと、主役はチャンバラシーンに入れないんです(力説
お約束シーンがそれなのは斬新w
西が男だったというツッコミはなしですかそですか
某プロデューサーが、台本を前にニヤニヤと笑っている。
「ふふふっ。まさか町娘をひん剥いたらその下に体操着を着てるなんて、誰も想像できまい」
本人は悦に入っている。
だが、重大な落とし穴には気付いていない。
そう、その舞台は江戸時代。
体操着、ましてやブルマなど、世界中のどこにも存在しないのだ。
だが昔、風雲ライ○ン丸などを観て育ったその男は、それに気付いていない。
「目指せ視聴率三十パーセント!!」
本人は本気だった。
結果は、あまりの荒唐無稽ぶりに、目標まではいかないまでも好評だったと言う。
ただし、視聴層が普通の時代劇とかけ離れすぎていた。
およそ三十代から四十代のお父さんに人気だったのだ。
特に最後のチャンバラに入る前が、一番数字が上がる時間帯であったとも。
そして結果、スポンサーからのクレームで、四週打ち切りの憂き目にあったのである。
合掌(チーン
1001 :
1001:
/■\
(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
(。'。、。@,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。@ ) )
∩ヽヽ∩ヽXXXXXXXX/ .∩
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