1 :
天之御名無主:
みんなに嫌われる蛇ですが、古代においては、
なんかとっても尊敬され畏れられていたモノだっ
たみたい。蛇という神についてお話しましょう。
2 :
天之御名無主:2001/07/07(土) 01:44
3 :
天之御名無主:2001/07/07(土) 02:23
山を歩くとまず怖いのは蛇。
海でも蛇。
4 :
天之御名無主:2001/07/07(土) 04:41
蛇の絡み合う交尾の姿に、強靱な自然の生命力の象徴を見たんでしょ。
5 :
天之御名無主:2001/07/07(土) 12:15
クサナギが強い蛇っつー意味だと聞いた。
6 :
天之御名無主:2001/07/07(土) 20:47
昔はヘビをなんと呼んだ(発音)んでしょうか
7 :
天之御名無主:2001/07/07(土) 23:00
ナーガ信仰と関係ありそうじゃん。
8 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 01:51
日本に限らず、東アジア全般で蛇信仰があります。
特に台湾とか。福建省とか。
9 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 05:44
鏡餅もヘビの姿を模したものだとか?
10 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 12:13
>昔はヘビをなんと呼んだ(発音)んでしょうか
「へみ」または単に「み」
11 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 12:52
>クサナギが強い蛇っつー意味だと聞いた。
正しくは、「クサ→すごい・ナギ→毒蛇」って意味だったと思う。
12 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 15:54
13 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 17:27
ところでナーガ信仰って水神信仰なの?
日本の蛇信仰は竜神、水神とか呼ばれてるのが多いね。
14 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 19:59
ナーガについては、蛇以外に象を指す場合もあるようです。
仏典ではブッダをナーガと呼んでいる部分もあるみたい。
でも、圧倒的に龍蛇の意味に使われるよね。
蛇は水の多いところを好むために、水を司る神と考えられたようです。
15 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 22:16
ヤマタノオロチは河川の氾濫の神格化っつーのが今じゃ定説ですが、
この神格化された洪水ってのは火山が絡んで居る様な記述がありますな(オロチの姿の描写)。
16 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 22:53
>>10 「へみ」ってのはヘビの訛り。「み」ってのは「へみ」の略。
ヘビの古語は「はば」。
17 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 22:56
アメノオオハバリ
クサ・ナギ
或る意味、戦神としての神格もあるんだろうか?
18 :
天之御名無主:2001/07/08(日) 23:03
ネズミ(根の国の獣)を喰ってくれるからじゃない?
稲作文化圏では蛇や狐は神格化される。
しかし、草薙=凄い毒蛇とは・・・驚き。
19 :
ソソ:2001/07/09(月) 23:03
へびとSEXしたという神話があるよね。(よさそう)
へびをハハといい蛇から人間が産まれたなんて話もあるけど、
海から爬虫類が這い出て来て、蛇になり、類人猿とSEXして、人類が産まれたのか?
進化論と関係ないですか?
個人的には、へびは山の神様の使いであると思っています。
20 :
毎日骨太:2001/07/09(月) 23:11
へびは生殖の象徴でもあると考えられているみたいよ。
理由はなんだったっけ・・・?
21 :
ソソ:2001/07/09(月) 23:17
だって似てるじゃん!
22 :
天之御名無主:2001/07/10(火) 23:36
「蛇をハハといい、」で思いだしたけど
古語ではカカとも言ったらしいぞ。
やはり蛇はおっかあなのか?
23 :
天之御名無主:2001/07/11(水) 02:24
日本以外の蛇信仰に関しては
1脱皮から来る若返り、不死性との連想
(冬眠の習性も関わる)
2他の動物を丸呑みすることから、他を殺害せずに同化する
などが指摘されることがありますが。
この辺、日本の場合はどうなのでしょうか?
24 :
ロリ@ヲタ:2001/07/11(水) 02:28
25 :
ばりばり:2001/07/11(水) 13:56
アジアだけじゃなく世界的に蛇信仰ってあるじゃん
26 :
天之御名無主:2001/07/11(水) 21:45
蛇は善神だったり悪神だったり世界的に広く何等かの形で信仰はあるね。
27 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 20:25
へびはどこにでもいるからじゃなかと?
28 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 20:48
古い信仰なんだよ。
旧石器時代までさかのぼることができるんだってさ。
29 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 20:51
新しい宗教が入ってきたときに、悪神にされたんだよ。
30 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 20:54
でも東洋では龍として生き残った。
31 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 21:04
つーか日本じゃまんまヘビだけどな。
32 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 21:05
なんで蛇なんだろうな。
鳥や獣よりも。
インドの竜「ナーガ」とは
古代インドの先住民族の言葉で「象蛇」を意味するとか。
象のような蛇ってやっぱり恐竜のことでしょうか?
日本でも昔は蛇を「ナガモノ(長物?)」と呼んでいた地方も
あるそうですが、古代インドと日本は関係が相当あったんではないでしょうか?
>>32 蛇から鳥に進化したんじゃなかったっけ?
そんで鳥から哺乳類が出てきて・・・
先輩だから蛇のほうがえらいとゆーことでしょう。
畜生の世界にも年功序列が(藁
35 :
天之御名無主:2001/07/13(金) 13:35
蛇信仰は地母神信仰と深くつながっているらしい。
36 :
天之御名無主:2001/07/13(金) 14:02
>>34 古代人が進化論知ってるわけないじゃん。
例えばインドではナーガとガルーダは仇敵と観念されている。
>>36 なんで進化論を知らないって言い切れるの?
体験的にわかってたかもしれないよ・・・。
38 :
36:2001/07/13(金) 21:45
>>37 でもナーガとガルーダは宿敵だよ。
別に年功序列(
>>34)なんかじゃない。
39 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 00:14
ガルーダはナーガを喰うんじゃなかったっけ?
つーか、年功序列なら、魚>蛙>蛇になるべえ。
40 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 00:27
>>19 生物学的に可能でしょうか?
興味あります
41 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 02:24
その形態から男性器、飲み込む姿からは女性器を連想させるため、
創造、破壊、宇宙、といろんなもののメタファーとして語られているようです。
42 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 10:47
ガルーダの父バガワンカスヤパには、14人の妻がいました。
その妻の中のウィナタとカドゥルの2人には子供がいませんでした。
バガワンカスヤパはカドゥルに1000個の卵を与え、ウィナタに2個の卵を与えました。
1000個の卵からドラゴンが生まれました。
しかし、ウイナタはそんなに多くの子供は要らないけれども、ドラゴンよりも強い子供が欲しいと主人に頼みましたが、なかなか生まれません。
そこで、2個の卵のうち1つを地面にたたきつけると、割れた卵の中からアルナが生まれました。下に落ちたせいで少し障害を持ってしまいました。
ある日アルナは、自分のお母さんに復讐するため"ドラゴンの奴隷になれ"と言って呪いをかけました。
そして、ついにお母さんはドラゴンの奴隷になってしまいました。
その後ウィナタは、2番目の卵を生みました。大きな輝かしい鷲が生まれガルーダと名付けました。
43 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 13:27
>>41 旧石器時代の地母神は両性具有だったそうだから、つながるものがあるね。
44 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 13:43
「へび」は、和製インド語。
南インドでは、Pavu、Pabiと言う。
パヴ、パビが、沖縄ではハミ・ハブになり、ヘミ・ヘビになった。
ハミは、マムシのこと。PがHに対応する簡単明瞭な例。
45 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 13:46
神奈備 (かんなび)
「かん」は神、「なび」はインドのナーギ(へび)の音からきている。
かんなびの意味は神蛇となる。
うなぎの祖語はインド古代語。
あなごの「なご」も海蛇を意味している。
46 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 15:08
富田林市には「甘南備」という地名があるが?これも?
47 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 20:46
さあ・・(;´Д`)
48 :
天之御名無主:2001/07/14(土) 22:36
>>44 俺は「噛む→食む(はむ)→食み→へび」になったってどこかで
読んだけど。
インド…とおいトコロから来たって説もあるのね
49 :
天之御名無主:2001/07/15(日) 03:59
辞書には、へび(「へみ(蛇)」の変化)ってあるね、
「ハハ」は歯、「カカ」は角や牙を意味したんじゃなかったかな。
48も含めて意味が共通してるね。
インド→日本の可能性は低いでしょ。
50 :
天之御名無主:2001/07/15(日) 04:31
なんでもかんでもヘビにしちゃうのは問題かもだが、
あの案山子(カカシ)もカカで元はヘビだという話を
聞いたことがある。
51 :
天之御名無主:2001/07/15(日) 08:45
>45
観阿弥も、そう?
52 :
天之御名無主:2001/07/15(日) 15:11
53 :
ニューギニアのつちのこ:2001/07/15(日) 20:23
ペナンガラン=かまれたらしんでしまう!
54 :
天之御名無主:2001/07/15(日) 21:46
>>51 観阿弥はもじどおり「観・阿弥陀仏」。
当時そういう芸名が流行ってたの。
55 :
天之御名無主:2001/07/16(月) 02:25
昔の話ですが、私の家を取り壊すときに、白い蛇が
出てきました。一軒にひとり(?)必ず蛇が住んで
いるんだよと教えられたです。
56 :
天之御名無主:2001/07/16(月) 05:14
【ハハ】
天【羽羽】斬(古語拾遺、天蠅斫剣/紀一書、十握剣/紀、十拳剣/記)
※古語に大蛇を羽々と謂ふ/古語拾遺注
【トビ、トベ】【ナガ、ナギ】
草薙剣 クサ(強力な)【ナギ】剣
【トビ(ミ)】ノ【ナガ】スネヒコ
57 :
天之御名無主:2001/07/16(月) 07:02
先に天降ったニギハヤヒも、後に降ったイワレビコ(神武)も
「天羽羽(蛇)矢」を天孫の証としていたという。
蛇×2の名を持ちニギハヤヒに遣えたトビノナガスネヒコは、
無残にも後にイワレビコに従順したニギハヤヒに殺される。
スサノオにしろ、ニギハヤヒ、そしてイワレビコにしろ、
天孫の証とはすなわち、治水の王の象徴であったのではなかろうか。
草薙剣にしろ天羽羽剣、あるいは天羽羽矢にしろ、治水のイメージは
濃厚である。
一方、蛇を名に持つ者は、邪なコンテキストとして語られる。
ヤマタノオロチしかりトビノナガスネヒコしかり。
氾濫の、いや反乱の匂いがしてやまないのである。
恣意的にニギハヤヒが天孫として語られるとすれば、物部の祖と
して、天皇と同じぐらい歴史がありながら、ナガスネヒコという
存在のせいで、一段低く見られても、しょうがない、という書き
かたなのではないか。
絶妙な(偽)歴史として記述されたとするのが、妥当と思えるの
である。
58 :
天之御名無主:2001/07/16(月) 18:56
>>1 今でも三輪山の神様は蛇ですよ。
参拝客はみんな生卵を奉納してますよ。
59 :
天之御名無主:2001/07/17(火) 03:51
蛇信仰、鳥信仰、太陽信仰、
どれが最初なのかなあ、普通考えると太陽のような気がするんだが
蛇もずいぶん古そうだし。
60 :
天之御名無主:2001/07/17(火) 07:01
61 :
天之御名無主:2001/07/17(火) 13:27
地母神信仰→天父神信仰
というのが定説らしい。
ふと思ったが、九頭竜川とヤマタノオロチ伝承との関連ってなんかあるのかな
63 :
天之御名無主:2001/07/17(火) 23:06
64 :
天之御名無主:2001/07/17(火) 23:09
長野〜新潟だったかな?
65 :
投稿日:2001/07/18(水) 02:37
>>62 関係なし。由来は適当に調べるべし。
そもそもオロチは8の頭だしね。
66 :
63:2001/07/18(水) 13:14
67 :
天之御名無主:2001/07/18(水) 14:29
68 :
63:2001/07/18(水) 16:21
69 :
天之御名無主:2001/07/18(水) 19:49
ヤマタノオロチは頭が八つなのに何故、股が八つと書く?
股が八つなら頭は九個だから九頭竜にならんのか?
じゃあ、もうこれは各地にある九頭竜権現はヤマタノオロチと
解釈してなんの問題も無いと言う事だね?
70 :
変人:2001/07/18(水) 22:18
米を保存しておきますと、ネズミが食い荒らします。
家にいる蛇が、そのネズミを食べてくれるので、
マア神様みたく思えたのですね。
もうひとつ・・女性が田植えをしていて、小用をもようします。
茂みに座り、要を足しておりますと、穴に小さな蛇が潜り込むのです。
女性は驚き、抜こうとするのですが、鱗が逆立ちぬけないのです。
その後は問題の主旨でありませんので、かきませんが、
当時は、性器信仰がありまして「たたり」ということになってしまうのですね。
そういうわけで、蛇を奉り二度と穴に入らないように、お願いしたわけです。
71 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 06:09
やあ、待ったの? うれしぃ!
がなまって、ヤマタノオロチになったのだと思ふ
>>69 のび太みたいなこと言うな
だったら八つの首を円形に配置してみれ
ただのとんちなのでさげ
73 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 13:15
>>69 「やあた」が変化したものだという説を聞いたことがあります。
「あた」はどういう字か忘れましたが、長さの単位だそうです。
74 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 13:52
>>73 咫(あた)? 「やたのかがみ」は「やあたのかがみ」らしいけど、
オロチはどうかな? 八咫だと、せいぜい160cmくらいだろうし。
75 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 14:33
日本神話で「八」の数は八百万などのように「多い」ことを意味するから
ヤマタノオロチは「大きなオロチ」ってとこだろう。
八咫烏という鳥もいることだしな。
76 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 15:44
じゃあヤタガラスはたくさん居る?
大和の忍者とか隠密みたいな物かな?
77 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 15:45
蛇神信仰は世界中にあるけどな。
78 :
カレーやないでハヤシやで。:2001/07/19(木) 22:47
またフリダシじゃん。
79 :
名無しさん@1周年:2001/07/20(金) 03:33
>>69 「太股」って字、読めるかな?
あんたのいってるのは股間。
「八股間蛇」なら頭9だね。
80 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 05:14
サッカー日本代表のエンブレムは八咫烏だとずっと思ってきたんですが、
協会によれば、中国の「三足烏」が起源だそうです。
ですが、韓国の人が、三足烏は韓国起源で、日本にパクられたとかいって
るそうなんですが。
真偽のほどはどうなんでしょう。
81 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 10:47
82 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 11:23
あれは神武東制の際に道案内をして大和の軍勢を導いた逸話から勝利やワールドカップに導いてくれっつー意味で付けられたマークだよ。
83 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 11:29
1>
クンダリニーから来てるんじゃなしでしょうか?
世界中にクンダリニーと思える表現や神話、宗教画ってありますよね。
日本の神話にもクンダリニーの上昇を思わす話ありますし。
84 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 11:45
>>83 ちょっと例示してみて。
クンダリーニを「蛇」と表象するようになったのは、大分時代が
下ってからだと思うけど? 蛇信仰は石器時代まで遡れるだろうし。
85 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 21:11
>>82 記紀神話には三足烏は見えないと思いましたが?
86 :
天之御名無主:2001/07/24(火) 21:48
>>85ヤタガラスが三本足っつー伝承はサッカー以前からあるよ。
それにユニフォームのデザイナーがわざわざ記紀読んでまで作ったマークとは思えんしなぁ。
たしか何かの遺物に有る文様からだったはず。
87 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 01:08
88 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 02:19
太陽の中に鳥が居るという伝説は東アジア地域に広く流布された伝説であり、
別段珍しくは無い。三本爪の鳥というのは太陽黒点を指して居たらしいが後漢
末期に何故か三本足の鳥という事に変わったらしい。日本に八咫烏伝説が輸入
されたのはこの時代以降ということになる。
89 :
82:2001/07/25(水) 04:41
>>88 確かに日本サッカー協会のシンボルでは、三足鳥が太陽の中に居ますが。
記紀神話に八咫烏が三本爪と記述されてますか?
三本足と記述されてますか?
とすれば
>>86さんが示唆したように、後世に混同されたというのが
正しい解釈では?
90 :
天之御名無主 :2001/07/25(水) 04:51
高句麗代表象徴物 三足烏、日本サッカー協会エンブレムに化ける
高句麗古墳壁画に出てくる三足烏(上)と日本サッカー協会の象徴物である三足
烏(下)。 日本サッカー協会(JFA)のエンブレムの三つの足が付いた烏、すなわ
ち三足烏が高句麗の代表的な象徴物という指摘が出てきている。
学界によれば三足烏は高句麗古墳壁画に集中的に現れる高句麗の独特の象徴物
ということ。中国吉林地方の五〓墳(ごかいふん)4号墓、角抵塚、北朝鮮平
南の徳花里1,2号墳など高句麗古墳に描かれた三足烏を代表に選ぶことができる。
韓国古代史専攻のユン・ミョンチョル東国大教授は「日本サッカー協会は三足烏を
1930年代から象徴物として使用してきた」とし、「その間、我々が無関心だった
あまり、先祖たちのものを日本に奪われた格好」と明らかにした。
現在、このエンブレムは日本が2002年ワールドカップを広報するために作った
各種冊子と日本サッカー協会のインターネット・ホームページにもれなく載せて
いて、今後外国人たちが三足烏を日本の象徴物と誤解するのにもってこいである。
中国・韓国・日本を含んだ東アジア地域では古代から烏を太陽神として崇拝して
きたとは言え、三足烏だけは高句麗固有の象徴物ということが学界の共通した
見解だ。高句麗の人々が三つの足が付いた烏を崇拝したのは伝統的に我が民族が
「三」という数字を神聖な数字と考えてきたためだ。
ユン・ミョンチョル教授は「まず国民に三足烏の存在と重要性を知らせなければ
ならない」とし、「高句麗文化研究の集いである『高句麗連帯』を通じて、
この問題を公式に取り上げて論じて対応方案を模索して行く」と明らかにした。
<イ・グァンピョ記者>
[email protected]
91 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 13:29
>>87 にのってたけど、これは?↓
「三足烏」はアマテラスの祀られる神社の幟に描かれております。また日本でも千葉県北部の沼南町などで「三足烏」を打ち落とす神事として残っております。
92 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 22:47
つーか『三』を聖数とする信仰は神道にも基督教にもあるしなぁ。
93 :
天之御名無主:2001/07/26(木) 01:03
太陽神を三本足であらわすのは世界的に普遍の現象。
顔の回りに三本の足が回転する図像は中東から地中海圏まで多数あり。
またケルト人が海の波頭の輝きを神格化したマナナン・マクリルの図像を見よ。
94 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 01:34
PHP新書「森を守る文明、支配する文明」でも、
ギリシアの蛇信仰と、日本の蛇信仰が同じものとしてあげられていますね。
95 :
天之御名無主 :2001/07/27(金) 15:36
96 :
天之御名無主:2001/07/27(金) 23:03
あたりまえだ。三本足の鳥は黄河文明より古くからある図像だ。馬鹿馬鹿しい。
97 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 04:16
98 :
1より:2001/07/30(月) 18:59
じゃ、ま、山田の雄呂血は九頭竜権現だったということで締めましょう。
みなさん!ありがとうございました。
99 :
1ですけど:2001/08/01(水) 01:59
↑ちょっと待って。もっとお話しましょうよ。
100 :
天之御名無主:2001/08/01(水) 13:14
98は偽物か
僕が本物ですよ。なんですかあなたは、厚かましいですよ>99
さー終了、終了。
102 :
98=1:2001/08/01(水) 19:28
なにいってんですか!>99が偽者ですよ。
み、みなさんここにいるのが本物です。
103 :
天之御名無主:2001/08/01(水) 19:44
>99
しらじらしいって・・・・・・
104 :
103:2001/08/01(水) 19:44
もとい、>98
105 :
天之御名無主:2001/08/01(水) 22:14
いいよどっちでも・・・(;´Д`)
なにか話題を提供して下さいな・・・。
106 :
天之御名無主:2001/08/01(水) 23:32
ヤマタノオロチとラーフとヒュドラとキングギドラどれが一番つおいの?
(゚曲゚)凸カカッテコイヤゴルァ!
107 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 03:53
では、強引ですが……。
スサノオが助けたクシイナダヒメの両親は、テナヅチ、アシナヅチ
ですが、蛇に搾取されていた側に、手と足、そしてツチノコのツチ
を名に持つんですが、これって変じゃないですか?
108 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 04:06
……ってな妄想をひねり出したんですが。
「民俗学者、吉野裕子博士はアシナヅチ(ツチノコのツチ)・テナヅチ対ヤマタノ
ヲロチのように、敵味方の両方が蛇だったというケースのきわめて多いのが日本神
話の最たる特徴と断じておられる」っていうページ発見。
恥ずべきか誇るべきか逡巡……>俺の妄想
109 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 04:54
ほっほー、なるほど、両方とも蛇なのか。
それは鋭い指摘だ。うむ〜、奥深い、神話
110 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 06:35
蛇=渦
永遠性の象徴ですね。
111 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 13:00
テナツチ・アシナツチ
手がない・足がないってヤツか?
112 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 13:14
渦って言えば、縄文の象徴でもあるね。
んで、縄文時代から女神を生け贄にする信仰があったみたいね。
113 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 13:26
縄文土器って蛇がとぐろを巻いているのをモチーフにしているっていう説があったよ。
114 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 15:26
手長足長明神っていうのがあったよね
115 :
世界@名無史さん:2001/08/02(木) 20:05
>>20 DNAの螺旋構造。
二匹の絡みあったヘビ
カルドゥケスの杖。
ヘビは医学の象徴であるのは、紀元前2000年のハルマゲドンで、
放射能がばらまかれた西アジアの人間を助けた
ディンギル族のエンキの故事から来ていると考えられます。
話は変わって九頭龍川ですが、これは“崩れ川”が元々の呼び名です。
福井県郷土歴史博物館にいけば書いてあります。
116 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 20:18
頭の数の話だが、おおもとの中国では9つだったらしい。
だからまあ、いいんじゃないですか。
117 :
天之御名無主:2001/08/03(金) 11:50
中国がおおもととは限らないだろ、
ヤマタノオロチのヤマタは大きいって意味だが、
これを八つ又って勘違いすると九つ頭って解釈が生まれる。
つまりヤマタノオロチ→九頭龍ってのはアリだけど、
九頭龍→ヤマタノオロチってのは成り立たない。
>>117 >九頭龍→ヤマタノオロチってのは成り立たない。
でも、九つの頭を普通にイメージすると八つ又になりそうだけど。
>>72さんが言うみたいに、首を円形に配置する人はあまり居ないような。
119 :
天之御名無主:2001/08/03(金) 18:59
だぁからー、股だってば。
股が8つだから8頭でいいの。
120 :
天之御名無主:2001/08/03(金) 22:40
>>119 そうだね。
二股ってのは二つに分かれているという意味。
例えば二股に分かれた枝って三本あるわけではないからね。
121 :
天之御名無主:2001/08/04(土) 06:13
>>120さん
援護ありがとうございます。ただ厳密にいえば、「太股」って、「太モモ」ですよね。
ですから股っていうのは、膝から上、股間までの部位ってことになります。
現代語の辞書だと、「分かれている場所」なんて解説してるから、誤解もしょうが
ないんですが、漢和辞典を引けば、股って、枝って意味ってちゃんと書いてます。
それから、「又」を採った場合でも、おっしゃるように、「2又に分かれた道」
のように、道は3つには分かれません。
122 :
天之御名無主:2001/08/04(土) 14:54
よくわからん?
結局はヤマタノオロチは頭が八個だから九頭竜とは無関係って事?
>>106 キングギドラだろ。
ゴジラとモスラとラドンが束になってかからないと倒せなかったんだから。
124 :
天之御名無主:2001/08/05(日) 07:06
よくわからん
125 :
天之御名無主:2001/08/06(月) 05:39
>>123 いや、今度の「ゴジラ」はキングギドラとモスラが組んでゴジラと
やるらしい。
ってスレ違いね。ごめんね。
126 :
Be名無しさん:01/08/30 01:42 ID:28bQwOic
127 :
くいち:01/08/30 17:50 ID:msmGAwbg
ヤマタノオロチの神話とメドューサの伝説が酷似しているって本当?
128 :
126:01/08/30 19:28 ID:UIgPhzQQ
>127
素戔嗚尊のヤマタノオロチ退治の話と似ているというのは、ヘラクレスのヒュドラ退治のことだと思います。
129 :
天之御名無主:01/08/30 21:43 ID:y1270DwM
ヤマタノオロチの頭の数は確か8だと思いましたが、一言。
ヤマタノオロチ=八岐大蛇:八つの山と谷を越える大きな大蛇の意
ということで、名前と頭の数は関係ありません。股じゃないのよ。
130 :
くいち:01/08/30 22:24 ID:4sWOxITE
>>128 詳しく教えて!!
聞いた話だけど、三種の神器にも関連して、
「ヤマの方は、剣を手に入れた」に対して、「ヘラの方は、鏡を持っていた」になっていたそうですね。
あと、その課程での主人公の結婚(相手の境遇も?)とかも似ているらしいですが。
131 :
天之御名無主:01/08/30 23:07 ID:3wdokE3Y
地元(岐阜県)で昭和初期まで残ってた神事で、大蛇がすんでいるとされる山の上の沼に
鉄鍋で沸かしたお湯を流し込んで祈る(大蛇をおどす)とゆう雨乞いの儀式があった
そうなんだけど、同様の神事があるところってあるんでしょうか?
ちなみに、「鉄鍋で沸かしたお湯」とゆうのは大蛇が鉄を嫌うとゆうのに
ちなんでいるそうです。
132 :
天之御名無主:01/08/31 00:19 ID:JU9k8LjQ
>>129 >ヤマタノオロチ=八岐大蛇:八つの山と谷を越える大きな大蛇の意
>ということで、名前と頭の数は関係ありません。股じゃないのよ。
そういう説もあるというだけで、それが定説ではない。
133 :
天之御名無主:01/08/31 00:20 ID:SpZAgruQ
首がいっぱいってことだけなんじゃないの?
ヒュドラはヤマタノオロチみたいに生贄要求してないし
逆にヤマタノオロチはヒュドラみたいに不死身じゃないし。
首がいっぱいで生贄を要求するってのならバスク地方の
エレンスゲのほうが似てると思いますよ。
134 :
くいち:01/08/31 00:27 ID:d3.bmBJM
>>133 生贄の名前がアンドロメダって名前の女神だったかな。
じゃあ、やっぱりメドューサだ。
135 :
天之御名無主:01/08/31 00:47 ID:SpZAgruQ
136 :
128:01/08/31 03:02 ID:dJcx4dcQ
>134
メドューサと言われたのでピンと来なかったのですが、アンドロメダの話なら納得できます。
ただ素戔嗚尊の冒険とヘラクレスの冒険の類似も指摘されて居ます。
137 :
天之御名無主:01/08/31 09:02 ID:weKe.VPc
スサノヲとポセイドンも何か似てるね、
両方とも海の支配者であると同時に、冥界の王でもあるし。
138 :
天之御名無主:01/08/31 12:05 ID:bbWic0YA
>>137 冥界の王は、ハデス(プルートーン)だと思われるが・・・
139 :
天之御名無主:01/08/31 12:23 ID:6crSLxFs
似ていることにしたいと思われるが・・・(笑
140 :
天之御名無主:01/09/03 05:04 ID:vtuHx.os
141 :
天之御名無主:01/09/03 06:24 ID:Br1J9MDA
確か大阪と奈良の県境にある信貴山は蛇の神を祀ってるはず。
信貴山縁起絵巻って山川の歴史教科書で出てきたね。
あの信貴山よ。
142 :
Be名無しさん:01/09/04 23:07 ID:EKD.qlUE
143 :
天之御名無主:01/09/09 12:49
144 :
天之御名無主:01/09/09 14:53
大台ヶ原の大蛇ぐらには蛇が本当にいたのかゴルァ!
145 :
天之御名無主:01/09/09 21:55
メデューサは、神話の古い形では大地の女神だったものが凋落した姿という説が
あります。もとはアテナと同一神格の土地神だったものが、現在のギリシャ神話
に組み上げられてゆく過程で、ゼウスの娘である女神アテナと、そのアテナから
楯を預かったペルセウスに退治される恐ろしい魔女メデューサに分離されたとい
うものです。
アテナ像のモチーフにメデューサの頭をつけたアイギス(皮の胸当て)をつけて
いるものがありますが、これはアテナが二つの顔を持ってるという姿であり、大
地母神が優しい顔と恐ろしい顔を持つという二面性の名残です。
蛇はもともと土着信仰のレベルでは水の神・地の神としてまつられるものでした。
生殖力の強さから豊穣神、手足なく頭のみで進む姿から知恵の象徴でもありまし
た。
大きな集団の支配下におかれ、土地の信仰がより大きな集団の神話に習合してゆ
く過程で、土地神はもとの姿から、退治される魔物の姿に凋落する事があります。
二面性を持つ土地の女神が、その優しい面からアテナ、恐ろしい面からメデュー
サの姿に分離されてギリシャ神話の中に組み込まれて言ったと考えられるのでは
ないでしょうか? メデューサの頭髪が蛇である事は、もともと大地の豊穣に関
わる神性を帯びていた事の名残と考えられます。
146 :
天之御名無主:01/09/10 16:31
日本に蛇の女神なんていたかな?
147 :
天之御名無主:01/09/10 17:02
三輪の大物主は女体だという秘伝がある。
148 :
天之御名無主:01/09/10 17:20
つーか、白い蛇って蛇じゃないらしい。
149 :
天之御名無主:01/09/10 22:34
神社の注連縄は蛇の交尾の姿を象ったものだという説もありますな。
道通神社(祭神サルタヒコ神)のお使いは白蛇だそうです
あと出雲大社のお使いは竜蛇さま(セグロウミヘビ)
日本の古い神様は蛇と関係が在る様ですね
お稲荷さんや弁天さんも蛇の姿で表されたり、お使いが蛇だと言われてます
ヤマタノオロチ(八剣神)は大国主神(八千矛神)と同体との考え方も在ります
151 :
天之御名無主:01/09/11 15:55
>>147 三輪山には蛇神が巻き付いているという話しを聞いたことがあります。
>>146 山の神様は女だといいますよね、その化身が蛇だとしたらどうでしょうか?
152 :
天之御名無主:01/09/11 20:02
そういや、鹿屋野比売神って野槌だけど、いつのまにか
野槌ってツチノコと同一視されてたな。
賞金にかけられる神様かぁ。不憫じゃのう
154 :
天之御名無主:01/09/19 00:51
あげ
執念深い蛇の道と書いて蛇道と申します。
身なり、性格も蛇の様です。
何か、私に質問のある方、お答え致します。
156 :
天之御名無主:01/09/20 02:30
こわくて質問できません。
157 :
天之御名無主:01/09/21 08:46
>151
>山の神様は女だといいますよね、その化身が蛇だとしたらどうでしょうか?
146じゃないけど勝手にレス(w。
女神の化身というより、「女神+その穴に半分入れてる蛇神」の一対こそが山の神、ってな気はすれ。
あ、「半分入れてる」の意味は、日本でないのが弱いけど、中国の伏義・女渦とかメリジューヌとか(広く
とれば人魚とかも?)って、「下半身が」蛇だったりするし。
下半身から何か突き出てるよっ、てな意味では聖なる「ふたなり」みたいにも見えないこともないし、
そう考えると性崇拝とか蛇崇拝とか、つながるような。
勝手な空想レスだが、エロ全開スマソ(当然そういうつもりではないのだが)。
158 :
天之御名無主:01/09/21 15:34
とりあえず、蛇がSEXを象徴している事例は少なくないような気がする。
ところで、蛇の交尾は長時間ですごいって話がありますが、本当ですかね。
159 :
天之御名無主:01/09/22 02:16
>>158 二匹の蛇がからまりあって、なんかエロっぽいよね。
160 :
天之御名無主:01/09/22 14:29
>157
>エロ全開
やはり、生産と豊穣が深くかかわっているのでアリでしょう。大丈夫です。
161 :
天之御名無主:01/09/23 02:31
玄武は 亀 と 蛇 が セク スしてる んだよ
162 :
天之御名無主:01/09/23 06:32
>>161 亀がオスで蛇がメスだったけ?
よく、蛇は嫉妬深いとされるが、それが原因か(笑
↑
性差別的発言です。以後、気をつけましょう(先手)
163 :
天之御名無主:01/09/23 13:02
164 :
天之御名無主:01/09/23 22:22
なんか基本的に蛇って悪いイメージ多いよね。
聖書の話とか・・・。
哺乳類の祖先って、ねずみみたいなモノだったらしいから
そのときからの記憶が遺伝子に刷り込まれてるのかも・・・。
とか思ってしまう。
165 :
天之御名無主:01/09/24 09:39
>>164 それだったら、猫、犬、狐、猛禽類に対しても悪いイメージ持ちそうな門だが。
爬虫類で毛が生えていないからかわいくない、親しみにくいという言い方の方が、まだ納得しやすい。
>>165 いや、いちお「哺乳類の祖先」やから・・・。
猫、犬、狐は・・・ねぇ?
こいつらの前やし・・・。
>爬虫類で毛が生えていないからかわいくない、親しみにくいという言い方の方が、まだ納得しやすい。
で・でもトカゲ神様とか蛙の神様とか聞かんし。どうやろ?
167 :
天之御名無主:01/09/24 11:10
>>164 「哺乳類の祖先」の「ねずみみたいなモノ」が発生した頃は、まだ恐竜の
時代だったのでは?
神話などに出てくる蛇は「悪いイメージ」だけでは描かれていません
水の神として描かれることも多く、人間に恵みをもたらす存在とされています
時折、暴走して洪水などを起こすこともありましたが・・・・
>>167 まあまあ、恐竜もいたから蛇もいたかなーと思っただけやから(笑
でも良くも悪くも、蛇は昔から怖がられてきたんでしょうね。
あと上のほうのヤマタノオロチで思い出したんだけど、
ヒンドゥー教にもアナンタっていう蛇が出てきますよ。
だいたいが頭がいっぱい描かれています。
アナンタは(シヴァ派では)創生の時にシヴァ神が横たわってた
とされているそうです。
169 :
天之御名無主:01/09/25 01:11
>164
過去レスは読んだの?
うむ、ならばよし!
読んでなお、「悪いイメージ」と言ったのであれば、それなりの事があるんだろうと思う。
172 :
天之御名無主:01/09/25 14:27
イメージは時代によって変遷していきます
例えば烏は中世以降の地獄絵図に死体を食らう存在として度々出てきます
そこには記紀神話の八咫烏のような神聖なものとしてのイメージはありません
蛇もこれと同様に、イメージの変遷があったでしょう
>>171 悪いイメージだけ持ってるわけでもないけどね。
いい蛇の神様(ケツァルコァトルとか)もいるし。
悪いイメージが蔓延したのにはキリスト教の勢力拡大が、
一つの要因なのかな?とか邪推してみたり(藁
>>172 ヤタガラスは「死体の一番いい肝を喰らう」っていう話を
どこかで聞いたことがあります。
そして、死者の魂(肝の持ち主)を天に運ぶそうです
どこかの国でも鳥葬のときに「輝くコンドル」(ハゲワシかも)が
現れるという話があるので、「死体を咥えて飛ぶ」→「死者を天に運ぶ」って
思って神聖視されたのかもしれませんね。
鳥葬といえばチベットが有名。
「チベットの鳥葬は魂を天に運ぶ儀式る。鳥も神の使いとして
神聖視されている」と日本ではよく紹介されているようです。
ですが、実は、チベットでは死体=魂の抜けた肉の塊であり、
単に動物たちに布施しているだけだったりします。犬などに食
べさせる場合も結構あります。
この与太話を最初に日本に広めたのは誰でしょうか?
もしかしたら中沢○一氏かも(笑)
現在、蛇と女の異類婚について研究しているのですが人つてに巫女というのは元々神の花嫁で社には(神である)蛇が入っている壺が置いてあり夜な夜な蛇と交わったという話を聞きました、どなたか心当たりがありましたら是非教えてください。
176 :
ちょっと小耳に挟んだいい話:01/10/02 15:56
南方熊楠が蛇について書いた本がある。
「十二支略」って本。
その名の通り、12の干支の動物についての蘊蓄が一杯。
177 :
天之御名無主:01/10/04 07:20
アイヌのホヤウカムイも悪神かな。
蛇と鳥が同一視されるのは鳥の足に鱗が生えてるからだと思う。
>175
生贄とかじゃなくて?
あげ
木曽地方では崖崩れのことを蛇抜(じゃぬけ)と呼ぶそうです
蛇抜の際に、山から川に崩れていく土砂の中に白い蛇の姿を見たという
伝承が残されています
ここに出てくる蛇は山の神であり、水の神でもあることがわかります
| \
| )
|⊂
|
♪ Å
♪ / \
ヽ( )ノ
( へ)
く
♪ Å
♪ / \
ヽ( )ノ
(へ )
>
182 :
天之御名無主:01/11/05 15:00
お稲荷さん(うかのみたま?だっけ?)も蛇神という話を聞いた気が。
なんで狐と蛇?
183 :
○xantos:01/11/05 15:07
宇賀神ってのは蛇だからさ。
両者が穀物神であることの理由のひとつは、鼠取りに飼われたってこと
なんですよ。穀物倉に鼠が入らないように、一匹蛇を入れておいてそれを
「うがじん」様として拝んでいた。後に穀物から転じて財を授ける福徳の
神となった。弁才天とも同一視されるようになる。
狐は野生状態でもちろん鼠を取る。高麗犬の代わりに御稲荷さんが稲荷社の
ところに並んでいるんだけど、半島の犬は確か古代において鼠取りに使われて
いた。猫が日本にやってくるより前の話ですね。
185 :
天之御名無主:01/11/07 10:02
>184
いや、どちらかというと、分かりたくもない、そんなこと。
187 :
天之御名無主:01/11/07 20:05
いいからデムパは来るな。オカルト板で遊んでもらえよ。
学のないやつは去れ。
あー JAPでは全能の神ヤハウェイの名前が
関東の蛇神の名前にしかならない
やばーやはーやつ−谷津 ヤバー
しかし関東はつい最近まで天皇からは距離を置いていたような
JAP神話は天皇が絶対者とは書いていないような??・・・
その辺勘違いしたら 消えるよ JAPは
189 :
天之御名無主:01/11/08 00:29
うるさいよ バカ電波
190 :
天之御名無主:01/11/08 18:25
>184
おのれ爬虫人類!
ゲッターーービィィーーームッ!
こういうレスが欲しいのか?
>184
やはり、そうだったのですね、アメリカはロズウェルでもアフガンでも
色々隠蔽を行ってきていますしね、しかしもうそろそろ彼ら「世界政府」の陰謀も
明るみに出てきてもいいはずです、
といったレスがほしかったと思われ。
みなさん もう少し 日本の古代文明の研究をされたほうが良いですよ
一般に知らされる歴史は、真実ではありません。都合の良いように書き換え
隠蔽されていますよ
193 :
天之御名無主:01/11/09 00:55
はいはい。出てくる度にハンドル変えるのやめれ。
194 :
天之御名無主:01/11/09 01:12
>>183 そっかー。
映画「ネバー・クライ・ウルフ」でも、狼の主食がネズミだったっていう
話が出てきたもんな。犬がネズミ避けというのは盲点だった。
んじゃ、その神(爬虫類人)を作ったのはいったい誰なのさ?
んじゃ、その宇宙創造の神を作ったのはいったい誰なのさ?
199 :
天之御名無主:01/11/10 16:44
↑上手い!(笑)
パルプ紙ネタを真に受けてるやつは無視しませんか。せっかく
まともな情報があるのに読みづらくなるから。
みなさんこんにちわ、吉野裕子著 蛇 を読み感動した者です。
唐突ですが、私見を披露させて下さい。
蛇がネズミを捕食するから穀物神とされたのは、吉野氏も指摘されてまして、
みなさんも異論がないとおもいますが、ネズミを捕食する動物は他にもあり
蛇でなくても良い訳ですよね。ここに吉野氏も見落としてる、蛇とネズミの
生物学的な事実があるのですが、ネズミは蛇の匂いに非常に脅威を感じまして
近寄ろうとしません。ここが重要な点で、人間がいてもネズミは隙をついて
平気で、物をあさります。他のネズミを捕食する動物においてもネズミは警戒
はしますが、近寄らないことはありません。
まだ、高床の倉庫がなく、穀物の貯蔵が縄文式の住居だったころ、鼠害が甚だ
しかったはずです。よって、蛇を飼うことは、非常に人間に恩恵をあたえたことと
推測され、蛇を専門に飼育できる人間は容易に権威者になれたろうと思います。
案山子も、自分は、十字の棒に蛇を巻きつけていたのではないかと推測してます。
畑の中央にうやうやしく蛇を祭り、豊作を祈念する蛇巫女を自分は、想像してし
まいます。
長々とありがとうございました。
203 :
天之御名無主:01/12/04 14:25
蛇って脱皮するから再生・不死=神という属性を与えられがちなんじゃない?
204 :
天之御名無主:01/12/04 17:14
>>202 狐や猫も鼠除けの神として信仰されてますが?
というよりも、蛇を飼育して鼠を捕食させるというのは
可能なのですか?
いえ、捕食までいかない段階。つまり、へびがそこにいるだけで
鼠は、敏感に察知し行かない、近寄らないのです。
鼠はかなり図太く、猫でも集団で襲ったりしますが、へびだけは
こわがります。毒があるからかもしれません。
206 :
天之御名無主:01/12/04 21:29
ネズミが蛇をおそれるって初耳。ホントに事実?
207 :
天之御名無主:01/12/04 22:42
実験しなさいよ。
208 :
天之御名無主:01/12/04 22:43
難しいだろ。
209 :
名無史さん:01/12/05 02:24
「眷竜氏」ってネタにもって行きたかったりして>ヘビ飼い
>>206 事実です。
私は、蛇が好きで実際に飼っておりました。
日本の蛇で、圧倒的に美しいのは、ヤマカガシです。この名前のとうり
日本の山野に広く生息するこの蛇は、田や山の神として信仰の対象
だったのでしょう。最近しられた事ですが、この蛇は毒蛇であり、奥歯
に毒牙があります。ヤマカガシは亜種が多く、赤色、黒と体色が色々で
す。赤のヤマカガシを通称ジムグリといい、諏訪大社の神はこれであろう
と吉野氏は書かれています。白蛇は青大将が多く、白蛇信仰は山陰や東北
に多く、出雲の神は、自分はアルビノの青大将と思います。ちなみに青大
将は、体臭が物凄く、飼うには適しませんでした。
鼠が蛇を忌避する事実は、文献にもあり、実際、自分でも確認できる現象
を垣間見ています。鼠が多く出て困ってる家の天井裏に、自分の飼っている
蛇の匂いのついた布を置きましたところ、効果はありました。
211 :
「佐用姫伝説」:01/12/05 19:37
学生時代、この話に心を打たれ、福岡を訪れた折、この伝説の舞台である
唐津・呼子地区(旧末廬国)に足を伸ばしました。
この伝説のよく伝えられる形は、以下の通りです。
http://www.sashoren.ne.jp/kyuragi/tiiki/etc/sayohime/sayohime.htm 宣化天王の2年(537)、新羅の仁那侵攻に際し、仁那の請により勅命を奉じて、
大伴磐と狭手彦の兄弟は仁那救援のため出征することになった。
弟の狭手彦は松浦の地に来て兵船を整えるうち、篠原村(厳木町・笹原?)の長者の娘、
佐用姫と恋仲になり、将来を誓い合って契りを結んだ。
いよいよ狭手彦に出船の日、佐用姫は褶振峯(唐津市・鏡山)に登り、遠ざかり行く
狭手彦の軍船に褶を振って別れをおしんだが、なお隠れ行く船を追って
加部島(呼子町)に渡り、狭手彦を恋い慕うあまりに死に伏し、遂に石と化してしまった。
しかし、この伝説には、上記の石化説とは別の"異説"があります。
狭手彦と別れた佐用姫が、狭手彦に化けた(?)蛇と性交渉を持ち、
求婚され、なぜか殺されてしまう。(詳しくは下記URL参照)
http://www.cypress.ne.jp/asari/manyo/hire.htm この説では、佐用姫は鏡山神社に葬られたことになっています。
鏡山神社は住宅街に囲まれ鬱蒼とした林の中にある小さな神社で、二匹の狛犬が見守っています。
境内へ続く道すがら、マムシと数回遭遇しました。祭られているのは鏡であり、
これこそが佐用姫らしいです。また、当地は古代大陸貿易の玄関であり
大量の鏡が出土していることから、鏡が信仰の対象になるのは不思議ではありません。
盛夏だったためか、蛇が多く、マムシや青大将が道路を横切ったり、
車に惹かれて死んだ姿を、何度も目撃しました。
しかし、日本最大の松林である虹ノ松原には、蛇が生息していないそうで、不思議です。
とりとめのない長文失礼しました。
>>211 >鏡山神社は住宅街に囲まれ鬱蒼とした林の中にある小さな神社で
鏡山神社は鏡山の頂上にある神社で、祭られているのはお稲荷様だったと思います。
多分、それは鏡神社だと思います。
214 :
天之御名無主:02/04/04 00:00
チョト電波入っててすんませんけど、アイルランドでしたっけ?サーガっていう蛇の神がいる国って
“サーガ”と“佐賀”って似てると思うんですけど…ハイハイすいません逝ってきます
白蛇のお話って割とよくあると思うんですけど、
逆に黒蛇のお話って殆ど聞いた事がナイです…(私は1つしか知らない)
ここにいらっしゃる方々だったら何か知っていますでしょうか?
自分で出来る範囲では探し尽くしてみたんですケド
216 :
天之御名無主:02/04/04 19:22
>白蛇のお話って割とよくあると思うんですけど、
逆に黒蛇のお話って殆ど聞いた事がナイです…(私は1つしか知らない)
漏れは一つも知らないのでその一つってのをおせーて
黒蛇の話(実見談)を去年兵庫県の某山村で九十歳になる人から聞きました。
その土地には蛇が神様として祭られており、蛇を打って腕や足が腫れた話や話
かけてどいてもらった話などが聞けました。
218 :
天之御名無主:02/05/04 23:38
>>12 >ナギ
ウナギ、アナゴ、イザナギ・イザナミ、神奈備
219 :
天之御名無主:02/05/05 16:13
蛇は飼ってみたいが、騒ぎが恐い。
アパートなんかで飼うと、おとなりさんから夜な夜な悲鳴が...
大蛇のほうが動きが鈍くて良いか?
お値段どのくらい?
220 :
天之御名無主:02/05/05 17:31
175>
158の話が本当だとすると、女の方が先に絶息になってしまうのでは?
勝つお人がいたらそりゃもう...(以下略)
221 :
天之御名無主:02/05/09 22:41
age
牛信仰は中東発半島系?
蛇信仰も中近東辺りが起源なのだろうか。
それとも世界の各地域における蛇信仰は独立して発生したものなのかな。
223 :
天之御名無主:02/05/10 10:30
>>222 農耕民は蛇を信仰することが多いので、世界各地で独立して発生したのでは
ないでしょうか。
古代ギリシアでも、医神アスクレピオスは蛇の絡まった杖をもっています。
古い時代には、ゼウスを蛇の姿で表した浮き彫りもあります。
(おそらく、別の系統の神がゼウスと習合したのでしょう)
224 :
天之御名無主:02/07/13 12:57
>>222 >蛇信仰も中近東辺りが起源なのだろうか。
動物信仰に起源地を求める発想は的外れです。その動物が、何かをもたらして
くれる(と夢想する)から信仰するんですから。
>>223の言う様に、農耕民には、水が
大事なわけです。やまたのおろちが、島根平野の河川を表すようにね。
225 :
天之御名無主:02/07/25 01:58
古代日本にいた海洋民族隼人には体に入れ墨をする習慣があったとされます。
これは海ヘビのうろこの模様を体に描くことで、
海に潜った時サメに襲われにくかったのではないかという説があるそうです。
226 :
天之御名無主:02/10/17 09:49
このスレで何度か触れられている吉野裕子女史ですが、吉野裕子『ものと人間の文化史32
蛇 日本の蛇信仰」法政大学出版局 はオススメなのでぜひ御一読を。
>175 このことについてもこの本で触れられています。(第六章 蛇巫の存在)
蛇巫は蛇と性交するかわりに小蛇を甕の中で飼っていたそうです。(うろおぼえ)
実は私も卒論で異類(蛇と狐)についてとりあげるので勉強中なのです。
227 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/17 09:53
>226
「狐の日本史」でもお読みになられたのですか。
228 :
天之御名無主:02/10/17 10:18
>227
「狐の日本史」は買いましたがまだ読んでません(恥。これから読みます。
国文学科だというのに民俗学から入らなければならないので四苦八苦しております。
でも民俗学って面白いと思いました。特に吉野女史の本は論の展開が明快でわかりやすくて
面白い!(といってもまだ3冊しか読んでませんが。)
蛇に関しては『雨月物語』の「蛇性の淫」に、狐に関しては説経節の『信太妻』に
最終的に還元していくつもりでいます。
蛇は家とかに住んでるねずみを食ってくれるから感謝されただけの事。
230 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/17 12:50
>228
ただ時代ごとに受け取り方に変化が見られたこともお忘れなく。古代
から近世までを纏めるのはつらいのではないでしょうか。
それと吉野先生は何でも五行説その他あちらの理屈で説明しようとす
る傾向がありますので、注意が必要です。
蛇については鈴木正崇先生も書いておられますよ。
231 :
天之御名無主:02/10/17 13:12
>230
>それと吉野先生は何でも五行説その他あちらの理屈で説明しようとす
る傾向がありますので、注意が必要です。
たしかにその傾向はあるようです。一人の研究者に偏るのもよくありませんしね。
>蛇については鈴木正崇先生も書いておられますよ。
探して読んでみます。狐の方ともどもアドバイスありがとうございます。
あぼーん
233 :
天之御名無主:02/11/25 10:01
234 :
天之御名無主:02/11/27 12:23
蛇は水や天候を司るってな話があるけど、なんで蛇なんだろ?
蛇って水陸両生だっけ?
235 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/27 12:26
>234
蛙をよく食べますからね。形状から雨や雷や虹とも結びついた。
236 :
蝿皇子 ◆MLX/At3sMc :02/11/29 07:52
熾天使が天の赤竜と呼ばれたように、稲妻は竜と思われています。
日本神話でも、イザナミの腐れる体にまとわりつくのは八体の雷神で、
これは蛇体です。
稲妻は天と地をつなぐものであり、垂直の竜に擬されます。
雷のもたらす陰イオンにより植物は飛躍的に成長します。
蛇はその体や動き、脱皮、食餌の方法で人間に畏敬の対象とされると同時に、
人はそのモチーフを天に見出します。
世界の各地で虹と蛇は同一視されます。
太陽は蛇に運ばれるのは、長崎や中国の祭りで、竜が珠を追いかけるのに表されています。
太陽と月の軌道の交点が竜頭、竜尾と呼ばれるのは、理由があるわけです。
人体においてはそれは脊髄であり、クンダリーニの蛇となるわけです。
また、霊能者は、ある種の霊体を帯状のものと観ます。
237 :
天之御名無主:03/01/06 01:59
香香背男って、蛇と関係あるのかな?
238 :
参考までに:03/01/06 23:56
>>237 カガシの場合は明らかにヘビの古語だが、このカガシに近い語としてカガセがある。この
カガセの場合、アカカガチのカガチのほうに近い可能性があるが、『日本書紀』には星の神
「香香背男」という名の邪(あ)しき鬼神(ものかみ)が出てくる。このカガセヲは、『日本書紀』
の「神代下・第九段」の「一書」の中に「注」として出てくるだけの哀れなカミで、天孫降臨の
先発隊として天下った神々の中の倭文神建葉槌命(シトリガミタケハツチノミコト=鹿島神宮
の摂社の祭神)によって討ち取られている。その際に使われているのがヤマタノヲロチ退治
にも使用されたトツカノツルギという共通点もある。しかし、カガセヲのカガの場合は、迦具土
(カグツチ)や、カグヤ姫のカグと同じく、「輝く」の義である。カガセヲが星神だからカガなの
である。わが国では、なぜか星神は埋没しているが、本来、ホシという語は天の中で「秀」れ
ている義から生じているということを考えると、いわゆる「天つ神」系とは異なった《天の神》で
あった、と想像できる。いずれにせよ、ヤマタノヲロチとカガセヲは、どちらも退治された存在
であり、しかもヘビの古名のカガシを内包している点で相通じるところがあったといえよう。
ttp://www2.gateway.ne.jp/~bunno/sugatasenseisubarasii.htm
239 :
天之御名無主:03/01/07 20:02
ちょいとあげさせて。
>>238 なるほど、蛇の古名はカガシなんですね。
星の神で蛇みたいに長いというと、彗星かなんかだったんでしょうかねぇ。
241 :
天之御名無主:03/01/11 02:13
八岐大蛇はかわいそうだねぇ。
出雲が天孫族の侵略に負けちったから、魔物扱いで殺されちゃって。
そう言えば、夜、口笛を吹けば・・・も蛇系が多いな、
(^^)
244 :
天之御名無主:03/01/12 07:47
あげておきます。
(^^)
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
250 :
天之御名無主:03/06/19 22:09
日本最古の神社、大神神社の神が蛇神の大物主ってのが興味深いな。
古代日本には蛇神をあがめる一族があって、それを大和朝廷が滅ぼした。
でも祟りを恐れて祭っておいた・・・とか。
で、その一族の宝だったのが蛇の剣「草薙剣」…。
常陸国風土記に椎井の泉ってのがあり実家のすぐそばにありました。
「夜刀の神」(多分マムシ)が大和の兵に対し人と神の境界を宣言して
います。蛇神の記述としては最古の部類でしょう。
252 :
天之御名無主:03/06/26 10:48
日本のではありませんが、インドのマハーバーラタやラーマーヤナなどに代表される
インド神話においても、様々な蛇が登場します。
代表的なところで、クリシュナに退治された毒蛇や、ヴィシュヌを守護するアナンタという蛇
位置付けとしては、神や羅刹ではなく、精霊に近い考え方でしょうか(日本語での説明が難しいです)
インドでも、聖なる存在の時も、神や日とに仇成す存在である時もあります。
軍堕利明王なども蛇を手に巻きつけた姿が多いが仏教神って節操なく
色々と取り込んでいる。
仏教は、元になったバラモン教や各地の民間信仰を飲み込んでるから、色々混ざる。
そもそもバラモン教自体が、結構ごちゃ混ぜです。おまけに小乗が大乗に変化してるから、原型は無いです。
長生きしている宗教は、殆どがゴチャ混ぜですね。一神教も多神教も。
255 :
天之御名無主:03/06/28 03:28
国内において、《角や手足のある蛇》の目撃談は何でしょうか?
蛇の怪異談となると大蛇やツチノコ遭遇・目撃談、魅込まれた話(婚姻談)
などが多いのですが、各地の民俗誌にはごく稀にそんな蛇の話があります。
関東では(夜刀=谷戸)の神がよく知られた話ですが、栃木や福島にまたがる
奥日光山間のマタギ談に出てくる(オカバミ)という蛇は竜のような生き物と
されてますし、同じように秋田・仙北地方のマタギにもオカマミといわれる
手足の生えた黒い蛇の話があります。
また東北では有名ですが、山形・湯殿三山の月山の麓の池に目撃談のある、
角や手足の生えた白い大蛇の話や、『羽黒百話』に出てくる著作者の父が
月山登山道で目撃した、黒くて角と手足のある蛇の話など興味があります。
これらの怪物はツチノコほど遭遇後の後難を怖がられて語られないようですが、
いずれの地でも嫌がられる存在ではあります。
単なる先祖帰り的な宿命を背負ってこの世に生まれて来た蛇なのか、人々が
忘れつつある神威の象徴を人の目に顕在化させようとしているのか、謎です。
現存しない動物の存在そのものが、神や異なる世界の象徴の様に、
本来の種には備わっていない器官を付ける事で、特別な存在になるのでは?
猫叉見たく2本に増えたり、尻尾の多い狐もいる。どっちも神通力を発揮するでしょ。
あぼーん
258 :
天之御名無主:03/06/28 05:02
<<253-254
宗教は人気商売。
布教のためには妥協する。解りやすく説明するのに現地の神様使ったり、
現地の神様より強い事を証明するために、成敗や改心する物語を作るんだよ。
浄土真宗だって、親鸞は坊主である事を否定して妻帯したが、逆に象徴が消えちゃったから衰退しただろ。
それを蓮如が血縁者を引っ張り出して、大師様の血統はマンセーって言い出して
象徴が出来たから教団としての運営が出来て、めちゃくちゃ盛り上がったんだよ。
人気を集めるには象徴が必要で、土着の信仰を取りこむのは、現地人に理解しやすく人気取りにもなるから一般的な方法だ。
あぼーん
260 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/28 08:36
角や足のある蛇には神性が認められていたことは『中外抄』や『古今
著聞集』の時代から言われていたようですね。
261 :
天之御名無主:03/07/14 21:46
神話の源流
天孫降臨
北方系−神
天神としての太陽(日神)信仰。神が天から山上の巨石や巨木に降臨すると信じるのは垂直思考は北方的なもの。−天地の間を往来する龍神信仰(水神)。
太陽信仰---天神としての信仰
祖霊信仰
シベリアの乾燥した草原。石棺墓、積石墓
遊牧経済
卵生神話
南方系−鬼
祖先の精霊と、自然や動物・植物・鉱物の精霊とを鬼として祀る。海の彼方から川をさかのぼつて山上の巨石や巨木に精霊が宿ると信じるのは水平思考は南方的なもの−川を上下する蛇神信仰(水神)。
太陽信仰---最高の精霊
蛇神信仰---祖先の精霊
東南アジアの高温多湿の海辺、支石墓
農業経済
なんてのがありました。
ttp://www.eva.hi-ho.ne.jp/suruga/japankokogakunext.htm
262 :
天之御名無主:03/07/16 00:34
ageときます
263 :
天之御名無主:03/07/24 23:46
弁才天(弁財天・辯歳天)が女神にして蛇神であるという説が、書籍「弁才天信仰と俗信」笹間良彦(雄山閣出版、平成3年)にでている。
曼陀羅に蛇として描かれる弁才天も実在し、鎌倉の銭洗い弁天や江ノ島の弁才天様への奉納は、(お供え物)玉子と相場が決まっている。
お金の神様が蛇なので、後から弁財天なのか、弁財天が先にお金の神様で、蛇だから、後から蛇がお金の神様なのか。蛇皮の財布も
そういった所から、俗信から来ているのかもしれない。(錦蛇はいい迷惑・・)
あぼーん
265 :
ゴハッスン:03/08/07 22:49
○枚方市・春日
・五八寸・・・・周り五寸、長さ八寸の蛇。
こういう蛇がいると云われ、もしこれを殺すと捕った者は必ず死ぬと云う。
昭和の初年頃、ある者が酒ガメの中におびき入れて捕り、高津の黒焼き屋に
売りに行った。
黒焼き屋で高く買ってくれたが、何時家に帰るかと問うた。
「妙な事を問う」と思って帰路についたが、家に帰り着くやいなやコロリと
死んだ。
これは黒焼き屋が、この蛇を殺すと直ちに捕った男が死ぬと云う事を知って
いたので、途中で死なれると困るので家に帰り着く時刻を聞いたのだと云う
。
※枚方市春日は生駒山脈の東麓、交野丘陵の一角だが、葛城金剛山地一帯には
コロ(木呂からきている)の名でこの話は多い。
・山辺郡の山中にもゴハッスンと云う蛇がいる。
団子みたいな形の蛇で、草の中に居て毒を吹き掛けると言う話は多い。
・富田林でも無暗に野山(共有林)に入ると、ツチにあう事があると云う。
ツチとは槌の様な蛇であるという。
・月ヶ瀬村ではゴンジャと云う。
長さ一尺、径一尺位のもので蛇の仲間らしい。悪い事をすると云う。
267 :
天之御名無主:03/08/07 23:38
あぼーん
あぼーん
幾ら広告貼っても見ないよ、誰もね。(そろそろ気付けないかなあ・・・)
反応すると削除がしにくくなるので・・・
272 :
天之御名無主:03/08/08 13:55
今より180年前、奈良・吉野の出谷小壁の、狩りの名手・千葉菊左衛門なる人が
北又の奥へ秋鹿寄せに行った。
夜が明け初めて東の空が赤らんで来た頃、牡鹿を誘い寄せる鹿笛を吹き鳴らした
ところ、俄かに東の空が光り輝いたので驚いて仰ぎ見ると、大蛇が口より火焔を
噴いていた。胴回りが五升樽ほどもあった。
そこで菊左衛門はナベノシリの弾丸を填め、熊野牛王の宝印を握り添えて大蛇の
喉首を狙って発射すると一大鳴動と共に山の下に落ちた。
それ以後、菊左衛門はふっつり猟を止めたという。
後年、モチの木の皮取りがこの大蛇の遺骸を見つけ、その背鱗を持ってきて
玉置山の宝蔵に納めたという。
273 :
天之御名無主:03/08/08 21:20
昔、大塔村の某所に若い医者が居た。
ある時往診の途中、田の端で子供たちが蛇を嬲っていた。
医者は往診の先で貰ってきた菓子を子供らに与え、生き物を粗末にしては
いけないと言い含めて蛇を逃がしてやった。
明くる日、見た事もない綺麗な娘が医者の家を訪ねてきて、何も言わずに
上がり框に座っていた。
そして他の患者が帰った後で、医者に向かって『嫁さんが無いのか』と訊き、
そのまま嫁さんになった。
何年か仲良く過ごして男の子が生まれたが、ある日医者が往診から戻ると、
奥の座敷に大きな蛇が輪の中に子供を入れて寝ていた。
正体を見られて嫁は家を去ることになったが、『もし子供が泣いたら吸わせて
くれ』と何か袋に入った物を置いていった。
さらに『それを吸わせてもまだ泣く時は、お滝の端の弁天さんの祠に連れてきて
くれ』と言い残して姿を消した。
その後、どうしても子供が泣き止まぬので言われた通り連れていったが、戻って
こなかった。
後年、祠の側で医者の履いていた草履がきちんと置いてあるのを見た者がいた。
ナガモノに魅入られて命を取られたのだという。
大台ヶ原北麓の入之波では、日浦出の上のナカヤが野槌の本場と言われている。
昔、女の人が仕事に行ったら、上から横マクれにゴロゴロ転げてきた。
長さは一尺少々なのに、太さは藁叩き槌程もあった。
これはトリカゲ(トカゲ)のように短い足が四本あり、人間の足にでも当たれば
早く洗わぬと腐ると云う。
ここらの谷の上には大きなクラが多く、あんなものの入るような穴は幾らでも
あり、昔はちょいちょい居た。
あぼーん
山梨県南都留郡道志村では明治10数年頃まで付近の山に「野槌」というものが
棲んでいた。
胴体は五升樽ぐらいあって、頭と尾で転がるように地上を打って、矢のような
速さで目前を走り抜けていく。
丁度、藁打ちに使う木槌の型に似ているのでこんな呼び名を付けたのである。
村民は野槌を百獣の王と怖れ、山行きには警戒の目を一時たりと緩める事を
しなかった。
277 :
私見:野槌考:03/08/10 11:49
高知県幡多郡橋上村楠山などで云う『手杵ノ返シ』、同郡十川村広瀬で云う
『手杵ノ棒』などは杵状の怪物で、とんぼ返りをしながら錫杖の様な音をさせて
通る化け物と云われている。
降雪後の山道で丸い踏跡が続いてついている怪もこれらの仕業とされ、各々の
地方名がある。
『タテ繰リ返シ』なども車輪を回すように回転しながらやって来ると云われる
同様のもので、幡多郡以外でも大分県南海部郡宇目村木浦で同じ怪で云われる。
いずれにせよ、これらの話の(回転する化け物)の正体が、飛び跳ねたり転げ
たりする野槌の目撃談と重なる符合点が多い。
野槌が妖怪的な活動力を持つ生物であるなら、日常の姿を我々の普段目にする
蛇の形に変化させていて、何らかの活動条件の時にのみ体型を異様に変化させた
事も想像出来なくはない。
あぼーん
>>277 想像できません。
要するにいろんなタイプの転がり系妖怪がいるってことでしょ?
その一部が蛇とされているだけで。
>>277 もう一度読み直して思ったのですが、雪上に足跡を残す怪を転がる怪の同類と
みなすのはいかがなもんでしょう。なんぼツチノコが飛び跳ねたからって、
杵を垂直に降ろしたように丸い跡ができるわけでもないですし。
いいえ、降雪のある冬季でも活動できる蛇と仮定すればこそ、妖怪性(あるいは
悪魔性)のある怪生物と思われて来たのでしょう。
丸い跡が残るのは、おそらく切り落としたような尻尾側の着地痕でしょう。
雑誌・設楽民俗に載っているツト蛇の話も、山の斜面を頭と尻尾を交互に地を
打ちながら下ってくるとありますが、トンボ返りを打つとしたら尻尾側を支点
にし、頭を接地させず空に浮かせて再び尻尾から着地しなければ、高い跳躍や
長時間連続する回転運動は得られないでしょう。
因みに、ツト蛇の話の豊富な北設楽郡の隣、静岡県磐田郡水窪町の黒手山にも
『一本足』と云う足ばかりの形の様なものが、プロペラ状に回転しながら雪の
降った後に山道に丸い足跡を残していく話があります。
名称に至っても、京都北山の『杵ノ子』や、秋田県南秋田郡五城目町の『杵蛇』
も形状と行動形態からきたものですし、早い速度で回転しているものであれば、
視覚的には蛇様の頭部もはっきりと見定めがし難いと言えるのではないですか?
よって、『ユキンボ』なる怪もこれに属すと考えられます。
>>281 あのさぁ、蛇とされてない妖怪を蛇と言ってしまうのは、民俗学的には問題
なわけよ。喩えて言うなら、「狐火と狸火は同じ現象だから、狸火の正体は
狐だ」って言ってるようなもんなの。
たとえば四国にツチノコダヌキっていう妖怪がいるけど、これははっきり
「狸」って言ってるんだから、蛇じゃなくて狸なのね。
「高速回転してるから蛇と分からなかったんじゃないか」なんて馬鹿な推測は
立ちようがないのよ。
それから足跡を残す怪っていうのは、謎の足跡から人が想像したものであって、
だからこそ正体が杵状だったり一本足だったりするのね。それなのに杵状の形が
被るからっていう理由だけで同じ扱いしちゃったら、山に住む一本足の怪は全部
蛇になっちゃうじゃない。
そもそも回転運動の得方なんて考えてる時点で駄目。ツチノコ系の妖怪は
「転がって追いかけてくるモノ」なんだから。それじゃ片輪車の出発地点を
真剣に考えるようなもんでしょ。物語でも作るのならともかく、学問には
ならないよ。
それとも何? そういう蛇の実在を念頭に置いた上で論じているの?
だったらオカ板へ逝ってください。
283 :
天之御名無主:03/08/10 20:58
妙見信仰マンセー。
284 :
天之御名無主:03/08/10 21:51
回転する蛇という事だと、アメリカの伝承に「ホイールスネーク(車輪蛇)」
というのが有ると聞いたことがあります。
これは日本のツチノコ系と同じようなものなのでしょうか?どなたか詳しい人
情報お願いします。
>>282 どうやらあなたは妖怪伝承におかしな個人的価値観を持っていませんか?
『一本足』や『杵状回転妖怪』の正体が野槌とすることに、どう民俗学的問題が
生じますか?
またあなたが『野槌と一本足・回転妖怪同一説』を不都合云々するとする目的を
はっきり言って下さい。
そもそも『一本足』の単なる足跡自体や行動に、人が何かの恐れを生む必要性が
あったのでしょうか?
また回転に関しても、『南方柳田書簡集』に出ている猟師を襲い、谷底に人を
銜えたまま転げ落ちていく野槌の話からしても、捕食行動から起きる本能的な
行動から回転行動を起こしていると言えなくもありません。
西部開拓の最中、黒人奴隷の間で特別恐れられていた蛇で、『ホップスネーク』
というのを聞いた事がある。
林を切り開く時、藪から矢のような速さで飛び出して襲って来るという。
やはり普通の毒蛇と違う怖がられ方をして、噛まれたら即死すると云われた。
ホップスネーク、スティンギングスネーク、ジョインテッドスネーク・・・
色々いますな
>>285 伝承研究者が伝承に設定加えちゃいかんよ。
それはともかく、君の言う「野槌」ってのはどの野槌? 俺は和漢三才図会にあるような
「野槌蛇」と解釈していたんだが、実は違うの? 野槌蛇は回転妖怪の一種だよ。
一種であって全体じゃないけどね。だから回転妖怪=蛇ではないって言ってるわけ。
一本足は論外でしょ。回転妖怪じゃないし。
ラスト三行に関してはね、一つの事例を脳内で勝手に共通項にするなと言いたい。
比較研究こそが民俗学の基本でしょうよ。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
290 :
ユニコ ◆Czunico2y. :03/09/14 01:09
やだ
妙見信仰
蛇と亀です。
>>291 最近、東北某地方で聞き書きしましたよ。
293 :
天之御名無主:03/09/15 13:59
ア
蛇についてのこんな話について
********
ある人が山を歩いていると、蛇が沢山のかたつむりに取り囲まれていて、
身動きがとれなくなっている光景にであった。
かたつむりが包囲の輪を縮めると蛇は真っ赤な水になって地面に吸い込
まれてしまった。
あくる日、同じ場所を通ると、なぜか大きなキノコが生えていて、
笠の裏側を覗き込むと、小さなかたつむりがびっしりはりついていた。
*******
という話です。10年以上前に読んだんですが、出典がわかりません。
その後も探してみましたが類話にも出会えません。
ご存知の方どの地方の話なのか(何かタイトルがあるのか)教えてください。
295 :
天之御名無主:03/11/23 19:47
ナメクジじゃないのか。
296 :
viper:03/12/24 14:16
世界各地の蛇についての印象は地域によって異なっていますね
でも発想の根元にあるものは同じようです
キリスト教では旧約聖書の「蛇がイブをそそのかして禁断の実を食べさせた」という記述から悪いイメージが付いてますね
だから英語で「snake」と言えば「誘惑者」「悪魔」転じて「裏切り者」という意味も含まれているらしいです
「ハリーポッター」では蛇は完全に悪者扱いだし・・
古代エジプトでは太陽信仰が定着していて、蛇はその中で太陽神の遣いであり、大きな力(エネルギー)の象徴だったようです
また古代中国では川がくねくねと曲がって流れているのを蛇にたとえ、蛇は川の神とされていた
そこから更に蛇は「龍」へとデフォルメされていったわけです(「千と千尋の神隠し」のハクとか)
蛇という動物は確かに何か奇怪で不思議なイメージがあります
それが時に悪いものと捉えられ、良いものと捉えられ・・・
文化は違っても蛇に対して神秘的なものを感じていたのは万国共通のようです
>294
松谷みよ子氏の「あの世からのことづて−私の遠野物語」ですね。
蛇キノコ。
語り口が静かな分怖いお話満載。
あぼーん
>>298 >時に悪いものと捉えられ、良いものと捉えられ
両方の捉え方方があるというより、
良いものと捉える捉え方をする自然信仰へのアンチテーゼとして、
悪と捉える原理が成立したのかも。
弁天=蛇が眷属、宇賀神=蛇神だったり、狐が眷属だったりする農耕神、
では市き島姫とは別のいずも系の神も蛇だったわけか。
301 :
天之御名無主:04/06/16 03:54
七面明神もへび。弁天説がある。
七面さまは日蓮系の仏教からきた神、
梅原克文のカムナビって小説には、ヘビ信仰の正体はオルバースのパラドックス(宇宙空間を満たす暗黒物質)から漏れ出た光をヘビのようだと古代人が思ったから。
と書いてあった。
この説面白かった。
スレチガイスマン
305 :
天之御名無主:04/07/01 09:55
西洋でも、医学の象徴として
蛇の絡まった杖を使ってなかったっけ。
308 :
天之御名無主:04/07/01 16:57
チンパンジーとゴリラとヒトを同列視することはできないけど、
日曜日のみのもんたが司会してる動物番組をみてると(うちは甥っ子と同居なので毎週必ず見てる)、
チンパンジーもゴリラも蛇を本能的に蛇を怖がるみたいだ。
私は沖縄でハブが大量に入っている箱を覗きみた時、異様に怖かったのをはっきりと記憶している。
見た記憶というよりもその時の怖かったという想いを記憶している。
蛇信仰のはじまりは本能的に人間が感じる恐怖から来ているのかも。
309 :
天之御名無主:04/07/01 17:11
カドゥケウスは商業の象徴でもあるね。
有名どころだと、一橋大学(前身は商法講習所〜東京商科大学)の校章とか。
311 :
天之御名無主:04/07/01 20:33
>308
それと、咬まれたあとの死に方ですね。毒の種類にもよるが。
・手足も無いのにスルスル動く、一見して不気味なファルム
・毒の恐怖、何倍も大きな相手を殺す攻撃力
・脱皮からくる不死身のイメージ
このへんでしょ、蛇信仰の根源って。激しくいまさらだけど。
>>57 古代国家の建設においては田園のための治水整備が重要な意味をもった。
中国語では長いものは河も蛇も同じ数詞・量詞をつかって数える。
ということから大蛇は大河を意味し、河を治めることが支配のシンボルだった。
それがスサノオのヤマタノオロチ退治の逸話ということなんでしょうね。
つまり、河を治めることで王としての権力を手にしたというお話ですね。
ばかな。それで世界に伝わる大蛇伝説・神話のたぐいが説明できるならともかく、
ヤマタノオロチの相似形のおはなしなどごまんとあるのに、
なぜヤマタノオロチのみ治水伝承と混同されねばならぬのか?
あの神話に水と関係があるシーンなど、櫛くらいのものではないか?
横田健一の洪水説はイマジネーションによるところが大きく、科学的な実証とは程遠いと思われ。
316 :
天之御名無主:04/10/13 05:08:47
蛇を祭る神社って結構ありますね。
318 :
天之御名無主:05/01/22 20:52:32
テスト
319 :
天之御名無主:05/01/22 20:53:48
テスト
320 :
天之御名無主:05/03/01 00:30:59
ビギナーですが
講談社学術文庫『蛇』(吉野裕子)って
電波じゃないですよね?
なんでもかんでも蛇に結びつける論調が少々不安なのですが
321 :
天之御名無主:05/03/01 01:14:38
>>320 上代特殊仮名遣いを無視して語源解説する電波です。
甲類・乙類の違いをまったく無視。
音韻論としての甲乙は、なかなかむずかしいところ。つか、
>>321も甲乙の違いなど実際の音の違いとしてはわからないのでは?
俺はわからんです。
323 :
天之御名無主:05/03/01 03:45:33
>>322 実際の音に関しては色んな説がありますね。
しかし、万葉仮名での使い分けをみれば、
当時の人々にとって対立する音として認識されていたのは明白。
上代特殊仮名遣いを無視して語源解説した時点でもう電波認定していいでしょ。
なんでも蛇の語源にしちゃってるし。
324 :
天之御名無主:05/03/01 12:16:06
『蛇と十字架 ―東西の風土と宗教』安田喜憲著
Jusy My Opinionだけど古い宗教(地母神系の地球自体が神だとするガイア的思想)の
シンボリックなモノが蛇で新しい宗教(神様は天=宇宙にいるという思想)のシンボリックなモノが
猛禽類とか。天使の羽って鷲とかぽっくない?
んで蛇を食するの。孔雀とかもか。
>>320 『天皇の祭り』で担い手を物部氏にあてたのはマズかった。
326 :
天之御名無主:05/03/01 19:57:02
>>324 これも電波だな。
最近、ユーラシア宗教の古層を探り出そうという学者が増えてきてるが、
まだ早いんじゃないの? 19世紀じゃないんだから……。
327 :
天之御名無主:05/03/15 09:27:03
age
328 :
天之御名無主:05/03/19 11:26:42
>>213 鏡神社はうっそうとした林の中にはありません。
平地にある普通の古い神社です。
また、鏡山神社と鏡神社はもとは同じ神社で、本宮と里宮の関係です。
ですから、祭神も同じです。
329 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 17:17:27
6300年前に、長江中・下流域に成立した稲作漁撈民の長江文明は、太陽と鳥の信仰を持ってい
た。鳥が太陽を運ぶと考えられており、二羽の鳥で太陽を運ぶ出土品が数々ある。同じく、江
南に発生した道教の神仙思想の太陽神存思法では、瞑想が進むと3本足のカラスが現れる。西
遊記にも、「はじめ太陽星は10個あったが、弓で9個は射落とされ、残ったのが金烏(キンチョ
ウではないキンウだ、太陽の中にいるとされる3本足のカラス)星で、これが太陽となった。」
という記載がある。そして、日本神話では、神武東征の際に、太陽神である天照大神が現れ、
3本足の八咫烏(ヤタガラス)を神武天皇のために遣わしている。長江文明と記紀との関係を
示している。蛇についてはまたの機会に。
330 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 18:55:16
長江文明・・・
大河=蛇=龍=「千と千尋の・・・」とくるのか...
331 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 19:48:02
安田某のパクリだろ。
332 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 20:05:27
元々烏が金色だったという逸話は、ギリシャ神話にもある。
また、烏が神聖視されることでは、北欧神話もそう。主神ウォーダン、オーディンの化身、あるいは連れとして表れる。
333 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 20:45:58
ギリシャ神話で蛇と言えば、ウロボロス。
北欧神話で蛇と言えば、ミドガルズオルムか。
334 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 20:50:54
ギリシャ神話のどの物語にウロボロスが出てくるの。
教えて。
タイトルははっきりしてるのにスレの行先が蛇行しまくってるね。
336 :
天之御名無主:2005/03/22(火) 23:01:08
ウロボロスときたらグノーシス派ね。
337 :
天之御名無主:2005/03/23(水) 11:08:09
細長い日本列島 一様ではないことが自然です。
沖縄人なので沖縄的理解をせざるをえない。ここに書かれていることも地元的理解
と通念とのつきあわせが書く動機一般になっていると思う。
ヘビをミとしていることは和音は呉音なのか?十二支のミです。縄文語ではない。
HEBIのHがとれ清音化したからミだとは苦しい解釈。
呉音は和音とも言うそうだからこの理解でいいのか?
ヘビとハブはHとBの子音を使っている。パヴはアーリアが取り込んだ現地語
宮古ではそのままパヴ、ティンパヴ{天のヘビ}虹 南がヘビの本場
少なくとも沖縄までは「音」は土着ヒンズーと一緒です。
ナーガは又メコン川で畏敬の念で想像されている大きな蛇。
そのナギはウナギのナギと同じで古代の人は区別をしていない。
危険な毒がある、なしでもわけていない。
沖縄ではンナジャー、青大将はオーンナジャー
ナガーとパヴをどう使いわけていたかわからない。
もうすこし仔細に見る必要はあるだろう。
テレビでメコンのどこか?で旧暦10月の満月にだけ火の玉風がポンポン
あがる光景があったが、科学的解説では説明できないというようだった。
ナーガと関係づけされていたかどうかという事は忘れてしまったがメコン
の神秘ならおそらくナーガと関連しているだろう。?同じ番組で
蝙蝠1万羽が飛ぶと竜がくねったような編隊を組んで飛ぶのには関心した。
不思議な自然現象を「言い伝え」で語った好例だなぁ。
おろち、まむしという言葉は皆無。まむしはいないからわかるがおろち?
うるち米のうるちに似ている音だ。オロシとなると風
338 :
天之御名無主:2005/03/23(水) 12:32:55
やはり湿地帯系地域は蛇は神聖なもので砂漠では邪悪なものになってしまうのね。
339 :
天之御名無主:2005/03/26(土) 19:18:24
カラスを神の使いと考える神社が何処かにあったな
340 :
天之御名無主:2005/03/26(土) 20:47:53
熊野とか・・・
しかし、カラス好きだな。別スレたてれば。
341 :
天之御名無主:2005/03/28(月) 04:35:46
マイケルクライトン『ジュラシックパーク』で印象にのこったのは、
は虫類の狩りとほ乳類の狩りとの時間感覚の違い。
人類が、いまだには虫類を恐れるのは。古代期おいて、
狩猟者として、は虫類への恐れと敬意という心情があったのではないかと
ヘビさん好きだけど実物は怖い・・。
orz
小学校の通学路で車にひかれてミイラみたいになってたり、
振り回して殺して棒にくし刺しにするやつとか居たから・・。
シンプルな形状が美しくて脚もないのに素早く動くし
木も登れるし水も泳げるし脱皮するし毒によって命を奪う。
何だか神秘的ですよねー。
>>342 ジュラシックパーク(1作目)で印象に残ったのは素早く動く恐竜達。
僕が子供の頃のイラストでは恐竜は尻尾を地面に引きずっていて
体が大き過ぎるから神経の伝達が遅くて鈍重とか解説されてたのに
学説というのは色々変わっていくものなんですねえ・・。
>>324 それNHK人間講座でやってたような?
電波なんですかぁ? _| ̄|○
>>211 佐用姫伝説〔異説)に すごく似てる話を
誰かご存知ないですか?? 当方 関東なのですが
関東に まつわる事調べてて そんな話を聞いたので
気になってます
どんな話を聞いたの
346 :
344:2005/04/16(土) 04:28:10
>>345 ある山の民の男が、ヘビが溺れている(?)ところを助けると
ひどく感謝し、ヘビが 代々その男の末裔まで護るといい、
次の日 女の姿になって現れ、妻にしてくれと言い、本当に
末裔までまもられ、ヘビなどがよけて通ったり、家が栄えた
という話だった ような・・・?
347 :
天之御名無主:2005/05/04(水) 12:16:45
お諏訪さまは蛇?
348 :
天之御名無主:2005/05/07(土) 10:39:47
振姫は蛇神だったっけ?
女が蛇になる話は多いね。やはり執念深いからか。
稲妻を蛇の姿に擬えて水神として祀る風習が稲作とセットで日本に入って来たんじゃないか? って説もある罠。
もっと単純に、とりあえず「怖いものは祀っとく」ってのかもなーw
350 :
349:2005/05/09(月) 02:48:24
んで、稲妻=蛇 の蛇をさらに神格化したのが龍というわけさ。
351 :
天之御名無主:2005/05/11(水) 19:48:07
蛇のイメージが昇華=龍
蛇ってワニ・トカゲとともに、水の神だよね?
へび 龍 共に水の神だと思います
あと、ヘビは脱皮することから 生命力 医学→知恵?の象徴
竜は 雷 風の象徴とも
竜蛇というのは このふたつが合わさったものなのか
また別なのか いまだにわかりません
354 :
天之御名無主:2005/05/13(金) 23:39:55
関係ない話ですが、
昔、夢に白蛇が出てきたので、ばあちゃんに話したら
「そりゃあんた、白蛇様に守られとるとタイ。
ちゃんと御参りしんしゃいよ(しなさいよ)。」
と言われました。
でも、夢の中の白蛇はぐったりしてました。
355 :
天之御名無主:2005/05/14(土) 20:37:54
イエス・キリストは蛇使いであり蛇を殺すも生かすもイエス様の権限であります。蛇はイエスさまによって完全にその力を
抑えられています。イエスさま自身は霊であり体を持たない方でありましたが肉体を伴い人間として一度だけこの世に現れました。
実は日本の白蛇信仰はイエス様に対する信仰でやはりここでも日ユを私は持ち出すのです。
>>354 フロイトによると夢にでてくる蛇は男根を象徴しているそうです。
つまり夢に出た蛇がグッタリしているしているということは…
358 :
天之御名無主:2005/05/15(日) 18:31:40
重複というのは後に立ったスレのことを言うもんだが。
360 :
天之御名無主:2005/06/18(土) 12:50:27
>>321 なにそれ?
具体的になによ?
どこがどうおかしいのさ?
日本の蛇信仰は龍と関係あるが
本地垂水説を本気で主張するのでもない限り別の話題だろ
362 :
天之御名無主:2005/07/25(月) 21:01:54
ところで、寒いところ、たとえば北海道とかに、蛇っているの?
363 :
天之御名無主:2005/07/27(水) 14:30:24
蛇の死体の供養方法ってどうするんですか?埋めるの?川や海の流すのですか?
どっちにしろ、北方人種の信仰じゃないだろ。
365 :
天之御名無主:2005/08/02(火) 19:57:21
昔、母親とか祖母に死んでる蛇でも水に入れると生き返る
と聞かされたことがありました…何かそんな言い伝えとか
そんなものって関係あるんですかね?
366 :
天之御名無主:2005/08/04(木) 18:07:35
蛇の頭を潰しても池や川に投げ入れると泳ぎます。
マムシは、卵が腹の中で孵って、腹を食い破って生まれること
があるそうで、それでも親は生きている。
蛇の皮を剥いて、内臓を取り出しても、まだ動いている。
367 :
天之御名無主:2005/08/04(木) 19:32:59
>>365 子供のころ、同じこと(死んだ蛇は水に入れると生き返る)っていってましたね。
なんでそんな話が発生したんでしょうか。蛇と水の縁でしょうか。
>>366 マムシは卵胎生(卵が母体の中で孵化してから生まれる)なので、マムシは
卵を産まないで小さな蛇を産みます。
腹を食い破るんじゃありません。ごくごくあったりまえのことです。
蛇は最も原始的な自然信仰だろう。
世界中で古代蛇神信仰があったことは、様々な先人の研究によって明らか。
では何故に『世界中で古代蛇神信仰があった』のか?
毒を持つものもあるが決して自然界において最強ではないしな
蛇に限らず脱皮をする生き物は不老不死の象徴
とぐろを巻いて円となる蛇は更に永遠や世界のサイクルを表しているようにも見える
更に水場の周辺にいて人が生きるために必要不可欠な水を司る精霊に擬されることもあり
地中から這い出てくる事から地の精霊と見ることも出来る
男根を想起させる事から生命力(繁殖力)を加護しているという見立ても出来る
…って感じじゃないかな
371 :
天之御名無主:2005/09/09(金) 06:43:09
>>369 それって今現在有力な説ってあるのですか?
372 :
天之御名無主:2005/09/10(土) 11:45:29
蛇は南方モンゴロイド(台湾、アメリカ、南洋諸国の原住民)
の信仰の対象じゃないか?
日本人もその一派。
日本の神話で蛇退治が多いのは、
日本の渡来系の北方モンゴロイドによる征服の歴史だから。
373 :
天之御名無主:2005/09/10(土) 16:39:03
三輪山登ったら、黒蛇に出会いました。
うちの田舎ではマムシのことをくっちゃみ、ヤマカガシのことをヤマカカって言うな。
375 :
:2005/09/10(土) 22:18:18
>>374 おお、今は無くなった古い日本語かも。
地域はどちらですか。
>>375 千葉県の外房です。
「マムシに咬まれるぞ」→「くっちゃみにふっかかれっど」
みたいな感じで。老人の世代の人は普通に使ってます。
377 :
777:2005/09/20(火) 01:57:15
岡山県笠岡市の道通神社。西日本瀬戸内地域の蛇神信仰の総本山的
神社。
378 :
天之御名無主:2005/09/20(火) 04:12:07
(⌒─-⌒)
__ ((´・ω・`)) __
〔ノ二二,___ __,二二ヽ〕
|:::::::::::::::::::::::::::ヽ ゜ ゜ /::::::::::::::::::::::::::/
〉::::::::: :::::::::::::〉 ・ 〈:::::::::::::: ::::::::〈 バッ
|:::::::::::::::::::::::::/ (u) ヽ::::::::::::::::::::::/
〔:::::::::::::::::::::/ ノ~ヽ ヽ::::::::::::::::::|
ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
ノ:::::::::::::::::::| |_〜─〜-| |〜〜〜/
>374
岡山県北部ではマムシをクチャメ、それ以外の蛇をクチナワというであります!
距離にもかかわらず音が似てますね。
個人的にはクチャメは『朽つハミ(蛇の古称)』かな?と思ってます。クチナワは『朽つぬハミ』かなぁ・・・
380 :
:2005/10/11(火) 00:54:49
インドのヒンズー系寺院には
コブラの彫像が多いけど、日本の蛇信仰と
関連があるのかなあ。
でも世界中に蛇信仰はありますし、特別な関連は無いのではないかと。
382 :
天之御名無主:2005/11/26(土) 21:14:29
tajirogi
たじろぎ
383 :
:2005/12/15(木) 18:45:33
a g e
384 :
天之御名無主:2005/12/18(日) 22:28:51
蛇の種類って読み方の多様性?があるよね
○○蛇っていう安易な名前の付け方は「シマヘビ」位で
「アオダイショウ」「マムシ」「ヤマカガシ」「ヒバカリ」とかバリエーションがあっていいよね
385 :
天之御名無主:2005/12/19(月) 12:14:46
高校の時先生から聞いた話で
九州にある彦山(えんのおずぬ、孔雀妙王)が開いた?霊山で
岩に縄とかまいて祀ってる祠があってそこに蛇がいたらしく
あるとき大学生が酒によってその蛇をひっぱりだそうとして
蛇の尻尾?(胴かも)が切れたらしく
その後その大学生も足を切断されたと聞きました。
386 :
天之御名無主:2005/12/24(土) 14:30:45
白蛇は弁財天の遣いって聞くね
387 :
天之御名無主:2005/12/24(土) 14:40:15
白蛇は三輪山の使いぞ。
389 :
天之御名無主:2006/01/02(月) 14:01:57
出雲も関連が深いと聞いたが。
オオナムチは元々出雲の蛇神の名前だとか
391 :
天之御名無主:2006/01/03(火) 20:41:02
蛇って「カカ」って呼ばれていたそうです。
お正月のかがみ餅は上から見たかがみ餅が蛇の目に似ているから
カカ目→かかめ→かがみ、というのを本で読んだことがあります。
案山子も蛇と関係があるみたいで、だから一本足なんだとか。
山(田んぼ)を案ずる、で...
田畑の外敵を食べてくれていたのかな?
鏡餅はとぐろを巻いた白蛇に似ているからじゃなかったっけ?
ふと思ったんだが、カインとアベルの話からして、
神をきちんと敬う遊牧民と、不敬な農耕民
って図式があるよな、聖書には。
聖書で蛇が悪魔化されてるのは、
蛇を祭る、トーテム化してる農耕民と、
激しい接触(戦争・迫害など)が古代ユダヤの民にあったのかな。
まぁ、思いつきだけどさ。
蛇を祭る氏族っていた?古代中近東に
394 :
天之御名無主:2006/01/04(水) 17:36:13
>>392さん
とぐろ説もありましたね。カカ身→かがみ。
あとしめ縄が蛇の交尾とか。
>>393 氏族についてはよくわかりませんが
古代の農耕民は蛇を大地母神として崇拝していたそうです。
また遊牧民は天体を見て移動したり、
天を神としていたみたいです。天候も関係あったようです。
大きな気候の変化に伴って遊牧民たちは移動し農耕民族と
争いが起こり、もしくは農業には大地の善し悪しもさることながら
天候によっても左右されると気づいたのでしょうか、
次第に蛇崇拝は駆逐されていったそうです。
ここからはある本の受け売りですが
その争い(宗教間の争い)が古い神(蛇)を新しい神(天の神)が倒すエピソードとして
残っているそうです。なので大地母神に対する優越として
天使には羽(猛禽類の羽→蛇の天敵)があるそうです。
日本の蛇の話じゃなくてすみません。しかも長々と。
395 :
天之御名無主:2006/01/04(水) 18:16:21
天照も蛇神
396 :
名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 18:26:52
カイン=king=queen
398 :
天之御名無主:2006/01/05(木) 08:32:45
龍・蛇信仰ならインド・東南アジアだろ。キングコブラやコブラがナーガやアナンタになってるよ。
ニシキヘビとか毒のないやつはマホーラガだね
400 :
天之御名無主:2006/01/28(土) 12:27:29
インド北部、ヒマラヤの麓、チベット国境近くにキンノール地方がある。山間の険しい地形の中、広い地方に総人口約5万人。キンノールはインドより古い歴史を持ち、自分た
ちがキンノール人である事に誇りを持っている。
ここの有力者が93年3月、来日して京都の三十三間堂に参詣したとき、自分の村の神様が祀ったあるのでビックリしたと言う。
『国宝の仏像の前の案内板には、そのサンスクリットがローマ字で書いてある。この仏像は、鎌倉時代の有名な仏師運慶一派の作だ。仏を守護する神、二十八部衆として、仏教伝
来と共に日本にやってきたのだ。
「緊那羅王(Kinnara)・・インド、ヒンズー教の聖典、リグベーダにも出てくる神。インドの土俗神で、ヒマラヤ山中に住み、歌舞音曲をよくする神」という説明がついている。
まさに、「キンノールの王」なのだ。一瞬にして日本とキンノールがワープした。
さらに蛇を手にした「沙褐羅王(Sagara naga raja)」ナーガは「蛇」、ラジャーは「王」の意味、即ち「蛇王」だ。これは村の守り神。村人たちは自分たちを蛇族だ言ってお
り、社の木彫りにも蛇をモチーフにしたものが多い。
この地方にキンノール・カイラス山(6040)があるが、キンノール・カイラスは帝釈天で、インドラとも呼ばれ、雷の親分、雨の神として蛇ー竜ー水とつながる。キンノール王・
サガラ王は帝釈天に仕える神として、キンノールの村に祀られている。これは、ヒマラヤが出来る前から大海の中に聳えていたというキンノール・カイラス山の物語だ。』
山好きでとうとうヒマラヤ山麓に民宿を建ててしまった、元中学教師の著書で見つけた。なんとも不思議な面白い話だと思ったので紹介します。
『ヒマラヤ酔夢譚』 森田千里著 発行 シベルタ出版 (2001年初版)
401 :
:2006/01/29(日) 23:37:45
ブータンには、外壁に男性器を描いている家がある。
これって蛇と関係あるのですかね。
ブータンはヒンズーじゃないのでリンガ由来ではないと思う。
402 :
天之御名無主:2006/01/30(月) 00:04:00
ああ、そういえばあるね
男性器と蛇のつながりは、蛇が男根を象徴しているからであって
男根そのものが書かれているなら象徴もなにもないだろうから
あんま関係ないような気がする
>>394 板東眞砂子の「蛇鏡」でもネタにされてたね。
蛇を飼うのって蛇に失礼だから縁起悪いんでしょうか?
406 :
天之御名無主:2006/07/03(月) 02:20:49
407 :
天之御名無主:2006/07/28(金) 10:39:47
408 :
天之御名無主:2006/07/28(金) 15:25:49
名字が宇賀神の俺は蛇系って事でFA?
409 :
カルロス:2006/07/28(金) 22:55:29
白い蛇みたらどうかなるってあるね?
410 :
天之御名無主:2006/08/04(金) 07:19:12
蛇の皮も信仰されてる
411 :
天之御名無主:2006/08/15(火) 23:37:54
へびはおいしい
412 :
天之御名無主:2006/08/16(水) 12:56:56
>>394>カカ身→かがみ。
ゲームの「零〜刺青ノ聲〜」でもこのネタ有ったよ。
柊と、蛇についての話に萌えた。
ヘビは鉄と煙草のヤニを嫌うといいますがなんでですかね
鉄で作った刃物で斬られりゃヘビ以外の生き物だって死ぬだろうし
ニコチン毒も同様だし、なんでヘビに限定された弱点になるのか
414 :
天之御名無主:2006/08/23(水) 19:43:47
それ以外に弱点が無い、ってことでね?
唾液が苦手なのは…ムカデだったっけな
415 :
天之御名無主:2006/08/26(土) 16:25:36
清姫はなぜ蛇に化けたんだい?
なぜ蛇以外じゃ駄目ないんだい?
蛇っていうのがああいうドロドロした恋情とか独占欲とか嫉妬とかの象徴なんじゃないか?
蛇にとっては失敬な話だが。
蛇はちゃんと天日干しすれば、骨まで食える
嘘
>>404 似てるかぁ?
まあ俺はそんな顔だけど・・・・・
ブータンやらナシ族辺りから、大漁の移民が過去にきてるそうだ。
鏡餅はかがの体を現すってきいたことある
とぐろを巻いた状態だね。
かが御餅か
422 :
天之御名無主:2006/10/15(日) 02:37:46
>>415 川っていう場所からもイメージされ易かったんじゃないかな。
蛇神は天地創造にもよく出てきますね、アボリジニの虹の蛇、シュメールのティアマット、
アステカのシパクトリなど、後者二つはその身を裂かれて天と地を作りだしているさね。
ケツァルコアトルはシパクトリの神性を形式的に受け継いだもので、
本初的には蛇神ではなかったと思う。
水、生命、創造を司ることで後から蛇神とされたと推測されます。
さらにその名は「羽のある蛇」であるのと同時に「神々しい双子」と読むことができます。
対となる神があるのは神話上の特徴でもあり、この読み方はそんなに的外れでもないでしょう。
実際アステカにはテスカトリポカというケツァルコアトルと性質を対にする神がいますしね。
423 :
天之御名無主:2006/10/19(木) 20:33:05
某ホラーゲームで蛇に関する伝承等に興味をもちました。
図書館で色々読んでみたけど頭がこんがらがる…
424 :
天之御名無主:2006/10/20(金) 16:22:39
マムシを日本酒に漬けたものを傷薬として使っていました。
北陸地方ですが。もう入手は難しいですかね。
赤マムシドリンクに似てるかも?飲んだことないけど
425 :
天之御名無主:2006/10/22(日) 17:26:01
426 :
天之御名無主:2006/10/28(土) 17:46:05
ヤハウェも蛇神だろう。元は。旧約聖書のモーセのエピソードに出てくるよ。
炎の蛇=ヤハウェ
金運アップに何か皆さんの知識を一つ。
428 :
天之御名無主:2006/12/03(日) 15:52:46
蛇は龍に駆逐されたようなもんでしょ?
年末ジャンボ宝くじを前にして
白蛇さまを崇める神社が最近TV取材で引っ張りだこだけどな
430 :
天之御名無主:2006/12/03(日) 22:18:17
昇り蛇はいいとされるけど降り蛇はだめなんだよね
431 :
天之御名無主:2006/12/04(月) 20:53:20
昔、庭の草取りをしていて、家の角っこで60センチくらいの茶色い蛇(シマヘビか?)と
鉢合わせしたことがある。間合いは1m程。
びっくりしてどうしていいかわからなかったので、じっと見つめたまま動かずにいたら、蛇の方が退散してくれた。
これは神様に失礼なことをしてしまったのでしょうか?
俺はガキのころ、誤ってコンクリと土の隙間から出てきた白蛇を踏みつけちまったことがある
腰を抜かし、下半身がまったく動かなくなってびびったのをよく覚えてる
蛇にはすまなかったなあと今でもときどき思う
…蛇はガキの体重乗せたくらいで死んだりしないよね?
白蛇ってリアルじゃ見た事ないです。ふつうにいるものなのか
青大将のアルビノ個体ですから
435 :
天之御名無主:2006/12/05(火) 10:32:54
蛇は何故、山を七巻き半するのか?
436 :
天之御名無主:2006/12/17(日) 16:15:37
>>435 はちまきには少し足りない、ということだな。
『食わず女房』とかは蛇が正体と考えても良いと思うがどうだろうか?
古代、神だった蛇が妖怪に堕したのは龍が日本に来てからだと思う。
437 :
天之御名無主:2006/12/17(日) 16:57:56
伊勢神宮のアマテラスは出雲化している。
アマテラスは太陽神であるから、本来は天上にいるのが普通だが、
伊勢が気にいったので、ここに住みたいという。
まるで地神である。出雲化しているな。
438 :
天之御名無主:2006/12/24(日) 00:45:54
ヤマカガシ・・・一時期ツチノコと間違われた奴・・あれの『カガ』は蛇を意味する
んで十二支で蛇は巳・・・だからカガミ餅?
今更なに言ってんだお前
ばあちゃんから又聞き。じいちゃんの子供の頃は蛇を嬲って遊んでた。
弱ってきたら山椒水につけると元気になるらしい。そんでまた嬲る訳だが、
最後は殺さなくちゃなんない。蛇は半殺しにすると祟るから、と聞いた。
442 :
天之御名無主:2007/03/10(土) 14:42:25
ageて失礼します。
蛇で検索してこのスレに辿り着きました。
私は時折、蛇の夢を見るのですが、それがとても妙なのです。
子宮から巨大な蛇が這い出して、全身に絡みつく夢です。
蛇は内臓を食い破り、眼球を丸呑みしたり…。
でも痛みはなく、寧ろ喜びを感じるのです。
その夢を見た後は、しばらく心臓が苦しく、全身から快感が抜けず
手足が痺れて力が入りません。
性的欲求不満と言う事も、特別ないと思います。
質問スレじゃないのは重々承知しております。
エログロな話で大変申し訳ないのですが、蛇について詳しい方に
アドバイスをいただければ助かります。
>>442 アレクサンドロスの母親もアウグストゥスの母親も産む前に同じような夢みたってよ
444 :
天之御名無主:2007/03/10(土) 15:54:15
蛇が神様なのはクレタ島の古代文明にもあったな
蛇はネズミ食べてくれるんで神様になった
早くから猫飼うエジプトじゃ猫が神様
農民にとってネズミは敵だからねえ
445 :
天之御名無主:2007/03/15(木) 11:55:29
蛇神さまは、どこでも、いずれ人の形をした神々にとってかわられているのだ。
446 :
天之御名無主:2007/04/24(火) 20:34:48
はじめまして。今日103歳のおばあちゃんに会いに病院にいったら、おばあちゃんが寝る前に私に向かって蛇がいると言いました。夢かな?と思ったんですが、たぶん私に向かって言ったので私が蛇にみえたのでしょうか?どなたかアドバンスをお願いします。
447 :
天之御名無主:2007/04/24(火) 20:49:41
前進をお願いしてどうするんだ
448 :
天之御名無主:2007/04/24(火) 22:51:01
》447 どういう事ですか?蛇に見えても良かったって事ですか?
advance
(物事を)進める、前進させる
〜を促進する、増進させる
(人を)〜に昇進させる
(期日などを)早める、くり上げる
450 :
天之御名無主:2007/04/24(火) 23:02:17
アドバイスでした。ごめんなさい。蛇に見えたなんてショックで…゚
451 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 00:16:38
>>446 多分あなたの守護霊の蛇神様が見えたのでしょう。
とてもめでたいことですよ。
452 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 00:53:17
〉〉451さん
ありがとうございます。蛇神様が守護霊だったらうれしいです。気持ちが楽になりました。
453 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 01:25:12
454 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 08:20:49
マジレスってなんですか?本当なんです。ワロスとは悪い意味って事ですか?
455 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 20:33:16
>>454 あまり気にせんでいいよ。いちいち相手にするもんじゃない。
つーか、まあ、オカルト板向きだよ
この手の質問って
457 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 21:35:51
>>455 気にするのはやめますね。昨日のおばあちゃんの言葉も忘れます(^0^)みなさんありがと。
458 :
天之御名無主:2007/04/26(木) 18:07:15
アメリカのドラマを見ていると、アメリカの救急車のマークに十字架(剣?)
に巻き付いた白い蛇を見るが、あれはなんの意味があるんだろ?
アメリカでは白蛇は医療・快癒の象徴なのか?
ちなみに、今日見た我が町の救急車にも、白い蛇のマークがついてた。
459 :
天之御名無主:2007/04/26(木) 18:14:52
460 :
天之御名無主:2007/04/26(木) 19:39:32
461 :
天之御名無主:2007/06/19(火) 10:05:33
↑あと、クチナワ、カカ、カガ、ハハ等
462 :
天之御名無主:2007/06/20(水) 11:16:03
ヘビは田んぼの守り神とかいうね。農耕の神かな。
三輪明神さんとかは鉄とか文明的な意味があったみたいだね。
463 :
天之御名無主:2007/07/07(土) 04:29:40
>ヘビは田んぼの守り神とかいうね。農耕の神かな。
蛇が田んぼの守り神と言われるのは、蛇が水辺でよく見かけられるからでは。
龍神とまではいかなくても、田んぼにとって大切な水の神様と、捉えられていたんじゃないかな。
ねずみとかも食うしね
465 :
天之御名無主:2007/07/13(金) 01:03:59
蛇って見た目キモイとおもうけど、なんで崇拝すんだ?
ポジション的にはあの気味悪さは悪魔だろう?
466 :
天之御名無主:2007/07/13(金) 01:24:08
キリスト教では、悪魔の使いなんだろうが、
他の文化圏や地域では、別の意味を与えられている。
日本や韓国の旧家では、家屋敷に住み着いている蛇は、
その家の守り神と見なし、大切にした。
見た目キモイという意見に俺も賛成なので、よく理解できないが、
ともかく、崇拝されていた一面があったことは事実。
ねずみを食う→米作農耕文化にとってはありがたい
水場とかじめじめしたところに棲んでる→水や雨を司る力があるかもしれない
脱皮して新しくなる→不良長寿を持っているに違いない
毒を持つ→人間にはない力への畏怖
まあこんな理由とかじゃね
468 :
天之御名無主:2007/07/13(金) 06:40:21
キリスト教圏でのへび=悪魔(の使い)は違うと思うな。
もともとは古代ヘブライ人、つまり厳しい砂漠地帯で生活していたものたちは、
へびが夜中こっそり寝室に忍びんで、気づかれずに人を噛み殺した、または昼間気づかぬうちに
蛇にかまれた、なんてしょっちゅうだったんだ。そこからへび=賢いもの、ずる賢いもの、
=この考えがギリシャに渡って”知性”の象徴となったんだよ。
キリスト教での悪魔とは、ただ単に”悪者”ではなく、”誘惑者”=つまり
人間の欠点を見抜き、それを人に(神に)提示する者=結局賢い者なんだよね。
そこから善を引き出すか(イエス)、悪を引き出すか(エバ)は、本人次第なんだよ。
「また語源的には、ウナギ(Unagi)、アナゴ(Anago)など、nagとつく生物は「水中の長細い生き物(長魚)」を差す意味合いを持つとも言われている。イカナゴ(Ikanago)なども、水中を長細く群れをなしているのでnagと付くという説もある。」うなぎ@Wikipedia
ナーガとか、草薙(クサナギ)とか、その辺に関連するかな。
ウツボは?
まあ一神教以前の多神教だと
悪神も神で悪魔とかって明確な概念はなかっただろうし奈
畏れ多いものはみんな神でひとくくりにして奉ったんだろうよ
472 :
天之御名無主:2007/08/07(火) 06:32:04
九州の方でバスガイドに聞いた話ですが、
ある和尚さんが、男の蛇を助けた事により、
その蛇が和尚さんを好きになってしまった。
という、、、男色あるお話を聞いたのですが、
詳しく知ってる方います??
↑472
その蛇が毎夜、和尚さんの顔を舐めに来る、ってお話かな?
詳しくなくてごめんだけど。ちょっと違うか。
474 :
天之御名無主:2007/08/08(水) 05:44:27
↑私も詳しくはわからないんですよ。
そのお話ってどういったものなんでしょう??
いや、そんな話があったような……という程度でm(_ _)m
手塚治虫のまんがにヘビの話あったなぁ。
青白い、若い男の人がヘビの化身。
カエル捕まえたりが上手い。
少年がその若い人と知りあい、昆虫採集手伝ってもらったり。
ヘビの化身と仲良くしているうちに、少年にもヘビが乗り移る。
ある日少年が、お風呂に入ると、
少年の股の間にヘビがいたのだ。
というお話。
477 :
天之御名無主:2007/08/15(水) 17:14:09
ヤマタノオロチって何ですか?蛇?龍?何ですか?
オロチョン族です
479 :
天之御名無主:2007/08/17(金) 15:01:56
オロチヨン族とはどこの国の民族です?
オロチョンマン号で高志に入港したのか
蛇は春になると出てくるし脱皮するし
いろいろあって豊饒の象徴なんだな
農耕民族の多い東アジアでは信仰の対象となるのは当然
ちなみに日本では蛇は雷神の化身になったり、
龍の化身になったり大活躍
呪いの象徴になったりもするので両面ありだが
蛇って怖いよなー
小さい頃一度だけ川原でとぐろを巻いてる蛇を見たことがある
2メートルくらい離れてたんだけど目が合って、数秒間お互いに動けなくなった
幼心に異様な姿形だってのはわかったからそれ以来怖くてたまらん
昔の人もやっぱり怖かったのかな。恐怖と畏怖は紙一重なのか。
ときに、蛇巫・イザナミ・八雷神の関わりについて詳しく述べているような
本はどなたかご存じないでしょうか。関係ありそうな気はするんですが、はっきり
した論は書籍の形で見たことが無いので気になって。
484 :
天之御名無主:2008/04/13(日) 11:30:01
「蛇を踏む夢を見るとお金が入る」て話しは、どこから来てるんだろね?
485 :
天之御名無主:2008/04/19(土) 02:36:50
吉野裕子の本を読んだけど、
イマイチロジカルじゃない気がするんだよな。
色んな事例が挙げられてて、
読み物としては面白いけど
何を言うにも論拠が希薄で、強引な気がする。
諸星大二郎のマンガみたい。
おれも途中まで読んでやめたばかり。
有名な本だし、興味深いところもあったんだが、
論証の上に論証、それを納得する前にまた論証、って感じで先に進まれてしまう。
でも、蛇の交尾はマジで注連縄に似てるな。
487 :
天之御名無主:2008/04/20(日) 23:55:06
吉野さんのご冥福をお祈りします。
488 :
天之御名無主:2008/05/06(火) 01:31:46
小山市で伝統の「蛇まつり」
小山市で竹にシダなどを巻きつけて作った、巨大な蛇を担いでまちを練り歩く伝統行事、「蛇まつり」が行われました。
蛇まつりは小山市の間々田八幡宮に江戸時代から伝わる行事で、蛇が恵みの雨を降らせたという言い伝えにちなみ、五穀豊穣などを願って行われています。
神社の境内には、地元の人たちが竹にシダなどを巻きつけて作った、長さが30メートルもある7匹の蛇があつめられました。
はじめに蛇に水を飲ませる「水呑みの儀」という行事が行われ、地域の子どもたちが中心になって蛇を担いで境内にある池に入れました。
子どもたちは太鼓や拍子木の音が鳴り響く中、胸まで水につかって頭を盛んに動かして蛇に水を飲ませ、訪れた見物客からは大きな歓声や拍手が上がっていました。
このあと、子どもたちはたっぷりと水を含んで重くなった蛇を担ぎ、威勢のよい掛け声とともに町を練り歩き、1年間の無事や豊作を祈願していました。
489 :
天之御名無主:2008/05/06(火) 23:03:59
日本神話のカグツチもヘビと関係あるらしいね
イザナギノミコトがカグツチを殺した剣の名前は、天之尾羽張(アメノオハバリ)
そしてその死体からは雷や山などの、ヘビ信仰と関係ある神様が生まれてるし
490 :
天之御名無主:2008/05/09(金) 03:36:53
>>488 今でも、こんな行事をやっているところがあるんだw。
実際に見てみたいから、関連するような行事があったら教えてよ。
491 :
天之御名無主:2008/05/09(金) 14:43:59
彼らはホル山から、エドムの地を迂回して、葦の海の道に旅立った。
しかし民は、途中でがまんができなくなり、民は神とモーセに逆らって言った。
「なぜ、あなたがたは私たちをエジプトから連れ上って、
この荒野で死なせようとするのか。パンもなく、水もない。
私たちはこのみじめな食物に飽き飽きした。」
そこで主は民の中に燃える蛇を送られたので、蛇は民にかみつき、
イスラエルの多くの人々が死んだ。民はモーセのところに来て言った。
「私たちは主とあなたを非難して罪を犯しました。
どうか、蛇を私たちから取り去ってくださるよう、主に祈ってください。」
モーセは民のために祈った。すると、主はモーセに仰せられた。
「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上につけよ。
すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。」
モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。
もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。
旧約聖書 民数記 (21:4〜9)
492 :
天之御名無主:2008/05/09(金) 14:52:53
モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。
それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
(新約聖書 ヨハネ 3:14-16)
レプティリアン
蛇は形態的な恐怖ってのが大きい感じがするな。
手足とか翼とかひれとかそういうのが一切無いのはやっぱ異様な印象はある。
他の動物は、牛なら農産→豊穣って具合に割合想起はしやすいけど、
やはりその体形から、例えば雷とか川とかの線状の自然現象を重ねるのは
自然な発想だと思う
シュメール神話の地球で2番目に偉い神様って,
下半身蛇だよね.上半身は老人風.
もともと,この神が地球の支配者になるはずだったのに,
異母弟だけど,母親が高貴(王族として地位が上)なのが来て,
その神が支配者になってしまった.
弟への対抗心はあっただろうし,シュメール神話の中でも,
人間に生殖はじめ様々な知恵を教えていたはず.
聖書創世記の蛇,知恵の蛇ナーガ,中国の龍,日本の蛇信仰
そういうものの原形かもしれない.
496 :
天之御名無主:2008/06/13(金) 17:32:57
家は、大和大三輪氏族の大神部直の末流みたい。
祖父は、明治時代に白い蛇を殺してしまった。大三輪氏の氏神は蛇だ。
その後、祖父は川にはまって死んでしまった。
どっちかといえばそれはオカ板向けではないだろうか
498 :
天之御名無主:2008/06/13(金) 21:39:14
漢倭奴国王金印は蛇の形をしている
倭人に蛇信仰があったということだろう
しかも周辺諸国には銀印や石印だったのに倭奴国だけ金印
漢字では奴隷の奴を使うなどバカにしてるくせに、周辺国以上の金印の扱い
倭国は漢人からも何かの理由で一目置かれていたのは確か
499 :
天之御名無主:2008/06/13(金) 21:41:27
相澤仁美の「へび巻き股間」
500 :
天之御名無主:2008/06/14(土) 23:21:09
出雲風土記には、ヤマタノオロチの伝説が載っていませんがどうしてでしょうか。
501 :
天之御名無主:2008/06/14(土) 23:48:16
>>500
大和政権に消されたんじゃない?
都合の悪いものはすべて消されちゃったらしいよ
どんな都合があったら「消しとこう」って判断になるんでしょうか。
というか、記紀からは消さなかった都合もあるんでしょうか。
503 :
天之御名無主:2009/01/31(土) 16:28:35
八岐大蛇は、その地方の豪族という説があるな。
刀剣の材料となる砂鉄が採れる地方だから、
その地方の豪族を退治したら、出来の良い剣を手に出来たのだろうか?
しかし、
八岐大蛇の生贄にされそうだったというクシナダ姫は、
クシ=霊妙な ナダ=蛇 ってことだから、
蛇に仕える巫女の可能性が高い。
草薙の剣は、本当に草を薙いでそう呼ばれるようになったのか怪しい。
クシナダ姫を助けたら、クサナギ 霊気を宿した蛇 の剣が手に入ったとは
何を意味するのだろう?
教えて偉い人。
ウィキペディアの「クシナダ姫」の項目を読んだら、
「名前は通常、日本書紀の記述のように「奇し稲田(くしいなだ)姫」
すなわち霊妙な稲田の女神と解釈される。他に串蛇(くしなだ)とする説などもあるが、
否定されている。」
となってるんだよね。
吉野裕子先生の説は、いつ誰によってどのような形で否定されたのかな?
否定というか、肯定する証拠がそもそもない。
506 :
天之御名無主:2009/02/01(日) 06:48:04
流れぶった切って悪いがうちの裏山に「蛇」ってひとこと彫られた塚があるんだがなんなんだろう?
>>503 昔聞いた話では、
八岐大蛇=広大で肥沃な土地(山?)
理由:蛇はトグロを巻いている姿から山を想起させ、山の神として考えられていた。
古代では8は「たくさん」という意味で使われることも多かった(八百万神、八重桜等)
生け贄の女=巫女
理由:蛇信仰において、蛇と異類婚は切っても切れない関係。
男根及び土地を象徴する蛇と人間の女が交わることで、土地の繁栄を願った。
当時は望んでやっていたと思われるが、他文明から見たら望まぬ生け贄と見えたのかもしれない。
神と人との仲介役である巫女を助けることで、神から承認(土地を治めていいよという許し)を得ることができるようになった。
草薙の剣=鉄
理由:当時の主だった武器は青銅器。
八岐大蛇(土地)を支配下においたことで鉄が採掘できるようになり、切れ味が増したことで文明の向上と強力な武器が手に入った。
そんなわけで、八岐大蛇を倒す話は、
主人公の国が異文化人の治める肥沃な土地を攻撃し征服したことで国が驚異的な発展を遂げたという風に見ることができる。
という話をかなり昔に聞いた。
俺が大学の民俗学概論で聞いた時には
「山の神が里へ降りてきて稲田の巫女を妻とし恵を与える」神話が
高天原系の神話に取り込まれる過程で
「山の神」が大蛇とスサノオの二つの神格に分離した可能性があるという話だった
岩戸(やと)の神または十二支の巳タイプの神、
電光と樹木と鍛冶の神、創世記や現在普通の
曜日の意味での火曜神格〜稲妻の投擲者なら
氷川神社によくみられる固有性に対応している。
(宝瓶宮を電光色として表現する時のそれだ)
「もり」とは「もろ(群)」のイ語尾系であり、みもろ
=みわの神は英語のBLADE・EDGE等に当たる
歯=刃=端…の神で、森(=山)に関連している。
脱皮と再生の神としての蛇神は仏教等の研究に
ある通り十二支では子=天蠍宮の型を持つが、
この直線的な(一次元の)評価尺度としての神は
等価交換による順序性による上下型の関係性、
必然=善と力を統べる神であり、日本において
古代メソポタミアにおける最古最有力神と同型の
月の男性神格が担う…ただし後述の理由により
「この種の時の神」は語られない神となっている。
ウロボロス型は循環を一次元順序で代用する時に
顕れる構造だが、天円(=仏教用語の竜王)型と
地方(=仏教用語の大蛇、十二支の火鼠、つまり
「次代もいますよ」的な非‐終了を描写する)型
(例、乾坤一擲の乾と坤=八卦の天と地がそれ)
の二種類の構造は日本の言語・文化・伝承…でも
区別されているため、「存在する事ができない」。
日本では円を角度と色相の両方の型で使用する。
「当たり前すぎて語られない空白」である「必然」には
大きく分けて二種類あって、大が小を押さえる「力」と、
同じ物が結び付き違う物がそうならない「善」がある。
「弱者が強者を破った時」にはそれは語られるだろうし、
男女間など「違いによる結び付き」も「必然」ではない。
「とき」には意識の焦点を持たない「とき」TIMEと
焦点性を持つ「とき」TIDEがあって、古くから
TIME AND TIDE という対で語られて来た。
TIDEはまた潮のみちひきを表す言葉でもある。
日本のそれぞれ「いざなぎ」と「いざなみ」だが、
死と同様に誕生やそれにつながる異性間関係も
また「意識の焦点に値する非定常的な瞬間」で、
それは「事態の流れの中」では「別に扱われる」。
もっとも当人は誕生をイベントとして持ち得ない、
これから死ぬ生者はいても、これから誕生という
イベントを体験する生者はいない…はずである。
だから、「個人としては」二種類の「とき」があり、
「共同体としては」三種類の「歴史」があるわけだ。
月の男性神=時(FATHER TIME)の直属神でも
もしかしたら暇な人が最初の一回だけ記述して
くれるだろうが、二回目以降は書いてもこれだろう。
〃 または以下同文 ―『月並み』につき省略―
文法理論的には必然・数量的線形単純化尺度型
=動詞類型は花形のはずだが、日本は主格言語
ではなく、近接・焦点・集約・近似・近傍…型による
集合演算型構文であり、そこでは動詞類型とは
形容動詞類型や形容詞類型と同格の選択可能な
構文構造の一手段(=なくてもいい)でしかない。
現代日本語の基本となるオ列語尾格は焦点性として
イ列語尾格の「中央から遠方への投射・移動・角度」
と「直接に相補的な機能」であり、「ひと」・「み」・「よ」
などの「双数でない数詞」に使われている方の環境、
「お列orい列」(向き)環境で活用される(以下同様)。
メソポタミアで月の男性神が普通なら
アナトリア(トルコ)で日の女神イスタンが
普通に登場するのは別におかしくないし、
同様の構造を共有するアナトリアにおいて
「いったんは水のドラゴンにボロ負けして
女神の助言によって酒で酔い潰して
やっと勝った嵐の神」が現地で普通に
信仰されているのも特に疑問は…あるかw
ドラゴ座はりゅう座と誤訳されているけれど
どうみても仏教の八部衆などでいう所の
マホーラガ(まこらが)で、ナーガラージャ
(龍王)じゃありません、どうもあり(ry
ドラゴ座の神話のような、楽園における
若返りの果実とそれを司る乙女(達)の
守護者として出てくるのは「大蛇」で、
日本で出てくる「巳」ではありません。
日本の「へび」は泉=いづみ、水源の神、
匁の神でもないので、物々交換もなしw
代価や犠牲に関係した話に出てくるのは
上記の大蛇(=等価交換の法の化身)
だけれど、それは退治の対象になります。
なぜなら、「そちらの蛇」は日本の体系の
(稲穂・電光※または)樹木信仰の対象の
「へび」でない、異質な神話の名残だから。
※そちらはむしろ有名な『稲穂の女神と
「妻」電光男性神』達の性別反転版で、
(星の代表)金星神格と、妻の女神が担当。
=乾為天(:方向)=「マイナス相の降雨神」、
「泣く」と「雨が『降らない』」という記述がある。
というわけで「平地以外の植物豊穣神」という
ヨーロッパやポリネシアなどでは異質ながらも、
広く見渡せば同様の話があちこちにあるという
日本ならではの「森=山=へび」神格、という
「役割分担のシステム」が生まれたけれど、
日本各地で別の神話的な枠組ができたり、
岩戸(やと)の神=蛇としての性格(神格)を
日の女神が喪失したり、があったわけで。
日は沈んで昇るので「帰らずの国」から
出られるとする説話は各地にあるけど、
死後の世界が坂の下=地の下にある
説話は日本ではメジャーではなかった
(少なくとも古代には)ので、そういった
発想もなく、日と共に岩戸から出てきて
日が沈むと岩戸に帰るからといって、
蛇が日と結び付かない、ことになる。
<蛇は「夜は戸にいる」が。>
まぁ蛇じゃなくなった時点で現実的な
具象を失った日(≠火、日本では。)
の女神は、抽象になってしまって、
般若心経の空の解説にあるように、
「それは〜(形容など)を司るから、
それは〜のうちの特定の何か、で
有る、でもないし、無い、でもない。」
この場合「性別不明」※になった。
<三貴子は「個」じゃない。>
※日の女神=異性間関係(〜誕生)だから。
仏教の空は{漢字の空(空白や空虚)に
居場所があるのに対し}居場所がない。
一例は「有る」で、「何か」が「有る」とき、
居場所は「何か」が持ち「有る」は持たない。
513 :
天之御名無主:2009/02/04(水) 11:03:06
久々に咀嚼できない文章に出会った
携帯はこれだから
>512 現実の話をすると「神話学」ではなくなってしまうかもしれないが
民間信仰として自分が親や御婆さんから教えられた限りでは太陽とヘビはセットだよ。
ちなみに東北某地方。
太陽からの光が蛇みたいに波打って放射してる絵とか見ると
昔の人は光と熱が電磁波だって知っていたんだと思うような。
お天道様が見てるって言葉は大人はみんな子供に言うね。
白い蛇は神様とか。
あと、うねっててよく氾濫する川なんかは水の神の蛇を祀ってるか。
とぐろっぽいイメージでつながってるから太陽と蛇が別々のものとは思わないが。
むしろ太陽の遣いとか、、ヘビは太陽が地上に送りだしてくるものって感じで捉えてる。
「蛇 日本の蛇信仰」吉野祐子著
って誰か読んだ人いる?
へえーって思うようなことが多かったんだけど、
その一方で「『○○』はヘビのことだと思う」で
根拠もなくいきなり決めつけてるところが多くて眉唾な感じがするんだが。
彼女の説って民俗学会では支持されてんの?
517 :
516:2009/02/04(水) 23:25:41
と思って過去ログ読んだら、結構話題に出てたのね。スマソ
>>515 『人間と象徴』について語ったユングが、
『元型』=集合的無意識の存在に気付いたのは、
太陽と蛇が、象徴を想起する人間の習性? のレベルで関係していたから。
ユングはたまたま自分の患者が、太陽にシッポがあると語るのを聞いた。
変なイメージに支配されてる人がいるものだと、気にも留めなかったのだが、
ある日、古い神話を読んでいると、太陽にシッポがあるという記述に出会った。
そんな古い忘れ去られた神話を自分の患者が知っている筈がない、
その象徴的なイメージはいったいどこから来たのかと、追求していくうちに、
人類は、シンボルをイメージする元型の記憶を、無意識の世界に持っていて、
それは、神話や夢の中に、繰り返し登場するのだ、という大発見に繋がった。
現代では、象徴を想起する元となる、人類共通の元型は、
生得的にヒトの脳が持っているデータ群であり、
胎児のときに、遺伝子が命令を出してヒトの脳の神経回路が作られていく過程で、
『人類固有の思考パターンの雛形』の一つとして発現することが分っている。
というわけで、世界中の神話に存在する、
太陽と、尾を引くもの=蛇、というイメージのワンセットは、
人類共通の思考パターンを生み出す、生得的データに由来し、
その象徴を生み出す脳の神経回路が、遺伝子の命令で物理的にどのようにして作られて、
物理的にどのような形で脳内に存在しているかも、すでに判明している。
元型と象徴のイメージの生成について、
きちんと意識しながら神話を語る視点に立たないと意味がない。
「似てる昔話があるねー」では、
それらを体系的に分類して、科学的に研究していくことは出来ない。
519 :
天之御名無主:2009/02/05(木) 15:06:09
ついでに書いておくと、
神様というシンボルをイメージするメカニズム、
神様のイメージを生み出す脳の神経回路が、
物理的にどういう形で脳内に存在しているかも、
大脳の神経細胞の活動を、
磁気センサー(量子干渉素子)などの最新機器用いて詳細に調べることで分ってきたから、
神様のイメージを生み出す材料がヒトの脳の中に物理的に実在することが実証できるから、
神様を科学的に定義したり、分析することも可能になってきた。
これからの民俗学や神話学は、大脳生理学に基づくものに変っていくだろう。
おっと、量子干渉素子を用いて我々が
脳の発生メカニズムや、脳がイメージを想起する機能を調べているからといって、
ガンダムOOに登場する脳量子波で、
コンピューターとヒトの脳がダイレクトにリンク出来るなんて思わないでくれ。
あれは、現代の脳研究にヒントを得て生み出されたSFの設定だが、
量子脳理論などと、直接繋がる要素はあまりない。
生体磁気による情報伝達が気の正体らしいこと、
物質と生体磁気のシンクロ現象が波動の正体らしいこと、
ヒトの脳とコンピューターの間でのデータのやりとりに、磁気が使えそうなこと、
ぐらいしかまだ分っていない段階だ。
どうやら、脳量子波なんて未来科学は必要とせずに、
多くの宗教的現象(心霊現象)の説明が付くようになる可能性が高く、
オカルトやデムパの思考が生まれるメカニズムさえ解明し尽くしてしまえば、
そのうち、その系統の現代の神話に、人々が無駄に振り回される必要なくなると思われる。
>>516 従来の民族学会のやり方では、
神話の生成過程を科学的視点から説明も検証もできないから、
肯定も否定も無理。
遺伝子がヒトの体を生成し、
脳の神経回路を生み出すのに用いている、生体を構造化するパターンが、
神話の生成パターンの中にも認められるし、
人間の脳が作り出した、
思考を構造化するパターンや、言語を構造化するパターンや、
人の社会を構造化するパターンの中にも、共通して認められる。
フラクタルなどが生物の構造化のパターンの基本を成し、
散逸構造生成が働いた結果、
より複雑な構造化パターンのバリエーションが生まれているのだが、
こういう、人類が普遍的に持っている構造化のパターンは今後、
記号論を用いて数理的に処理されるようになる。
今後は、神話学もずっと科学的なものに変っていくと思うよ。
>>518-520 脳科学や認知科学系の学術雑誌からの出典を出せ。
正直、脳科学についての認識が30年前のレベル、記号論云々は半世紀前のレベルだから全然期待してないけど。
人の話に相槌が打てないで、30年も50年も古いと言ってるだけでは、
話の流れを作るのにまるで役立たないから、当惑するだけだよ。
神話の生成パターンは、フラクタルなんて古臭い理屈ではとうてい説明できない。
機能性新素材の分野はまだまだ未開拓だから、
散逸構造生成、自己組織化現象を説明するのに使えているが、
生物の構造解析のジャンルでは、すでに陳腐化してかなりの時間が経つ。
古臭いと言っても、それ以降のものは、一般にほとんど知られてないわけだから、
専門的なキーワードを出しても、ほとんど読みこなせる人がいないことになって
無意味だろう。
表現様式を自己組織化するパターン一つ取ってみても、
複雑すぎて、パソコンで組めるプログラムのレベルでは処理出来ないことが、
翻訳サイトの出来栄えを見れば明らかだ。
脳科学や認知科学系の学術雑誌に書いてあること自体が、
古くてどうでもいいことばかりになっている。
今、脳とコンピューターを繋ぐ技術の開発競争が激化している。
誰もが、ライバルを出し抜いて、実用になるものを世に送り出して、
シェアを獲得しようと必死だから、
最新の重要な研究は、ほとんど表に出て来ない。
いずれにしろ、
いろんな国の神話だけ読み比べて、
これは太陽を象徴している、これは蛇のシンボルだと、
自分勝手に決め付けて学者を気取れる時代は、何十年も前に終わってしまっている。
うん。ソースもなにもない単なる妄想だよね。
古いといわれて急に「陳腐化」などと言い出すところ、多少の理性があるらしいが、それが逆に哀れだ。
話の流れをぶったぎってるのは
>>522のほうだよ。
生物の構造解析の手法を用いて、神話の構造が解析出来る
ことをよく知らないから、適切な相槌が打てないで、
スレッドが荒れていることは、誰の目にも明白だよ。
私が書いた内容を、
「脳科学についての認識が30年前のレベル、記号論云々は半世紀前のレベル」などと
知ったふうな態度で勝手に決め付けて批判したあげく、
最新の脳科学や記号論と神話学の関係について触れた書き込みを読んでも理解できず、
『ソースもなにもない妄想』
だと一方的に決め付けて、攻撃して絡んでくる一連の態度からは、
明らかに尋常ではない発想を感じる。
知識不足のコンプレックスをむき出しにして、
虚勢を張って、相手の知識が古いと批判したり、妄想呼ばわりしておいて、
『スレッドの話の流れをぶった切ってる悪者は相手だ』と決め付けて、
身勝手に責任転嫁して、自分を正当化して見せても無駄だよ。
スレッドを見苦しく荒らして、正常な情報伝達を妨げる行為をしているのは誰か、
事実を見間違える人間などまずいない。
正当化する言動を取れば、自分が悪いことをしていると自覚したうえで暴れていると
読者に受け取られてしまうから、かえって立場が悪くなるだけだ。
ユングの『人間と象徴』の発見に始まった
神話を解析するアプローチは、すでに百年以上が経過している。
ところが、神話学へのフィードバックが十分になされていない。
この百年の間に何が蓄積されて来たのか、
文学畑で神話学を学ぶ機会しか持てなかった人々は、
科学的なアプローチが取れないで、完全に立ち遅れてしまっている。
だから、科学的な視点からの書き込みが、
妄想にしか見えなくても当然なのだと、
安易に納得させられたままでは、
この先進歩など期待できない。
ユングから始まって百年が経過した発展の歴史を書き進めて、
神話学から深層心理学が生まれた後に、
より科学的な解析手法を用いて研究されるものへと推移していった事実を、
文学畑の人々にも紹介して、
神話学の板全体の書き込みレベルを底上げする機会を、この場で暴れて奪う、
抵抗勢力めいた言動が、歓迎されることはない。
心理学が科学か
話を神話の内容に戻すと、
ユングが出会った、『太陽とそのシッポ(蛇)』のビジョン2つには、
「風が吹くとシッポがなびく」という、
非常に特徴的な事柄が含まれていた。
日本の太陽‐蛇信仰のなかにも、
この「風が吹くと太陽または蛇のシッポがたなびく」要素がなければ、
ユングが発見した西洋世界の『元型』と
同源のイメージの生成が
日本でも行なわれて神話が生まれているとは言い難い。
私が調べた限りでは、
『風』と太陽‐蛇信仰が結びつく神話や、小説や漫画を、
日本では見つけることが出来なかった。
なぜ、日本人は西洋人と同じ発想をしないのか、
このような違いが発生するのかだが、
ユングは、各種民族によって元型(アーキタイプ)に違いがある、
と指摘している。
もちろん、蛇信仰の一例だけでこれを語ることは出来ないが、
クサナギの剣の意味が「霊気を宿した蛇」の剣といった特徴的なテーマが
日本神話に色濃く伝わっているので、扱いやすいと感じる。
ユングがすでに明らかにしていた、
「民族による、集合的無意識レベルで持っている
発想(思考パターン)の遺伝的な違い」を、
具体的に追跡調査するうえで鍵になる重要な研究の一つが、
Y染色体を用いた、数万年間の人類の移動経路の解明だろう。
ttp://www.familytreedna.com/default.aspx ttp://bbs.jinruisi.net/blog/Famliy%E3%80%80tree%E3%80%80DNA1.html Y────┬─A(42,800)
(90,420) └─BR┬─B(36,800)
(82,000) └─CR┬─C(27,500)
(68,500) ├─DE──┬D(13,000)
│(38,300) └E
└─F─┬─G
(53,000) ├─H
├─I
├─J
└─K─┬─L
(35,600) ├─M
├─┬N(8,830)
│ └O(17,500)
└─P─┬─Q
(29,900) └─R
メソポタミアやギリシャなどの神話と、日本の神話の類似性を語るなら、
言語学的調査はもちろん、
今後は遺伝的な人の流れを辿る作業を行なう必要が出てくる。
>>524 いいからソース出せよソース。一つでも現在の遺伝学とユングの元型を肯定的に関連付けたやつを。
英語ドイツ語フランス語程度なら読んでやるから。
でも
>>525の
>ユングの『人間と象徴』の発見に始まった
>神話を解析するアプローチは、すでに百年以上が経過している。
みたいな基本的な間違い(『人間と象徴』は1964年の著作だ)をしているところからして、
自分が妄想していること自体理解できていないようだがな。
ユング心理学の神話学における最大の後継者は誰か?
その後継者とユングにおける元型概念の違いは?
そして現在、その概念を継承して研究している人間は誰か?
>>524 上の問いに答えてみろ。
>>529 相手の書き込みが奇妙な間違ったものに見えてしまい、
自分の認識のほうが間違っていることに、
まったく気付けなくなっている時点でアウトだと思う。
完全に不自然なバイアスが掛かって、
まともな思考が出来ていないように見える。
たとえば、『人間と象徴』と『神話の解析アプローチ百年以上経過』について。
ユングが集合的無意識を発見するヒントをつかんだ年と、
彼が晩年になってから、
自分の深層心理学を大衆にも理解できるように易しく書いた、
入門者向けの解説書『人間と象徴』が没後発刊された年が、
同じ1964年だと考えて、
相手を妄想呼ばわりしてしまう時点で、
すでにどうかしてると思う。
ユングは1961年にお亡くなりになっています。
ユングがその業績を評価されて、
『国際精神分析学会』初代会長に就任したのは、1910年。
とうぜん、研究成果を出したのはその前。
今から百年以上前という説明で、なんの問題もない。
>>530 心理学の板に行って勉強してきましょう。板違い。
アフリカで誕生した人類のうち、日本まで到達して住み着いた人々は、
大きく分けて6チーム。
日本に到達した時期に、かなり違いがあることが分かってきている。
1.C3 旧石器時代に日本までやってきた、最も古い系統。
2.C1 縄文期貝文文化の担い手。突然九州に出現しているため、
アフリカからの移動ルートが謎。船を使って素早く旅をしたのかもしれない。
3.D2 縄文人。アイヌ民族。新石器時代1万2000年前頃に日本まで到達した。
中国大陸中央部から駆逐されて、Dタイプはチベットと日本にしか残っていない。
4.N ウラル。新石器時代に8830年前頃、華北→朝鮮→日本とやってきた系統。
5.O2b 長江文明。弥生時代2400年前頃、一部は朝鮮半島経由で日本にやってきた。
6.O3 新しい漢民族。5000年前頃、日本に来ている。
以上、6系統の遺伝的差異によって、集合的無意識レベルの『元型』にも差異があれば、
思考パターンや、神話のイメージの想起などにも、
それなりの違いが生じてくる可能性がある。
夜見る夢のイメージを追っていては、目が覚めたときに忘れている夢のことが分らず、
第三者の視点から分類することが困難になるので、
客観視できる、小説、漫画、アニメ、ゲームなどの創作物を用いて、
イメージの想起やストーリーの構造化に差異が認められるかどうか追っていく作業が
やや先行する形で行なわれている。
533 :
天之御名無主:2009/02/12(木) 21:27:07
人類の発生系統による、思考の生成パターンの相違を分類する作業は、
非常に手間がかかり、答えが出るまでにまだまだ何年もかかりそうなので、
現時点では、中間発表のような形になる。
残念ながら、日本人6系統説を否定するような、思わしくない結果になってきている。
大きく分けて2パターンに分類でき、それに少数派の3つめのグループが加わってくる。
Y遺伝子は性別の決定にしか使われないため、
その他の複雑な要素が絡むと容易にピンボケするので、
そもそも、分類のしかたが間違ってないか?
といった指摘も出ている。
しかし、
神話の構造化のパターンからみると、
八岐大蛇の神話を生成したのは、
おそらく、O2bの系統に属するのではないかと思われるような、
特徴的な痕跡が複数見つかってもいる。
ただし、
神話のストーリーは、伝言ゲームのように変化していくことがありえるので、
神話が原型を留めている保証はまったくないし、
神話の担い手がどの系統の民族に属していたか、
ぐらいしか分らない可能性も指摘されている。
いずれにしろ結論が出せる状況にはなく、
今後の進展が楽しみなジャンルになってきている。
現在の遺伝学とユングの元型を肯定的に関連付けたソースマダー?
>>528 アフリカから出た各々の民族が持つ遺伝子の移動経路と速度は分った。
ならば、
民族のルーツを語る神話の移動もほぼ同じと考えていいのか。
悩ましいね。
新石器時代にアメリカ大陸に進出したCグループが
日本列島の真上を縦断して行ったということは、
日本人とアメリカインディアンだけに共通する
特異な神話を創作する『元型』が存在する可能性がある。
図を見ると、
Dグループは日本列島に来て大陸に戻った後、
アジア大陸をユーターンしてチベットに行き着いてる。
なら、チベットと日本に共通する神話があってもよさそうだ。
世界中に広まっている蛇信仰の地域による差を調べて
>528の民族の系統図と照らしてみると面白いことが分かるかもしれない。
一般の人は、神話はもちろん漫画の創作すらほとんどやらないので、
多くのサンプルを得ることが出来ない点が、
研究を進めるうえで大きなネックになる。
夜見る夢は、見たことを忘れていればサンプルすら取れないし、
寝ぼけた話などされても困るので対象外。
そこで考え出されたのが、
「ままごと遊び」(「ロールプレイングゲーム」の原型になったもの)を通じて、
即興で創世神話のストーリーを作ってもらい、
思考パターンの特徴を検出する方法だ。
メタバースの仮想世界に飛び込んで、
筋書きのない、ままごと遊びの冒険ドラマを、
その場のノリで楽しんでもらうスタイルになっているため、
十分な娯楽性があり、自由な連想の結果が、客観的データとして入手できる。
一般にネットゲームというと、
あらかじめ用意されたクエストを達成していくタイプが主だが、
それでは何のデータも得られないんだよね。
そういうありきたりの、ハイジンしか生まないような娯楽用の玩具と、
心理療法にも使われる心理劇(サイコドラマ)の高尚な手法を駆使して、
ゲームマスターならぬインストラクターがナビゲートする、
次世代型のメタバースワールドを、混同しない注意が必要だ。
神話は本来精神文化の伝承であると同時に、
帰属する民族の構成員として生きていくための道を指し示すもの。
ってわけだから、つまり、
自由な発想で、自分達だけの神話を新たに創作できるステージが、
メタバース上に用意されてるんだなぁ。
インストラクターに『あなたは創造神である』と催眠暗示をかけられて、
本気で神様になりきってしまったら、
君達は、架空の世界で自分がいったいどんな行動を取るか、予想できるかい?
ままごと神様ゴッコ遊び感覚で、創世神話をプレイするシステムを用いて、
全人類の民族別の思考パターンの差異を把握しようとする計画が立案されている。
名前すらまだ付いてない段階らしいから、
これも、今後どう転ぶか分らない、楽しみな研究プロジェクトの一つだ。
539 :
天之御名無主:2009/02/20(金) 09:02:19
スサノウの大蛇退治は、
もともと博多地方の話が、後世になって出雲の話とされたらしいんだけど、
元の話がどんなものだったのか、知ってる人はいませんか?
こんな時にはまずソースだ
スサノオは、高句麗の首都スサの王の意味だとする説がある。
モンゴル名を持つ一族なので、その神話のルーツを大陸に求めてみた。
見回してみると、4・5世紀頃、中国東北部に『オロチ族』がいる。
漢字を用いる弥生人が大陸から渡来して、
縄文人を教育、支配したという推理は以前からあったが、
まさか、大陸の地名がそのまま国内に持ち込まれているとは思わなかった。
>>518心理学はよく知らナインですが、
その、
人の生得的データにあるという蛇が、
蛇信仰とどのように結びつくとお考えですか。
レスお願い致しますね。
消えたふりしないで。、
どうも、コレまでの日教組は太古の日本で気候不順が起こったときに、
まぁ、生きる為の手段として止むおうえなかったとはいえ、歴然と物理的
動物学的にに、人喰い・共食いがあったことを、ひた隠しにしている感が
否めない。
まぁ、当然禁忌に当たることだから、祭祀として生贄のカタチで神の許しを
乞うたダロウ事は推測されるが。
その辺、どうなのよ?ぇ?
中南米・その他の地域では、ちゃんと生贄の風習認めて、歴史的事実として
表しているよな?
聖書でさえ、イサクの篇で、そういった当時の風習に、間接的に触れているし。
だから、国際的に舐められるンヂャ。
だがしかし、密かに戦時下よりハイブリッドシナジーオーヴァードライヴ?してたのは、
計画的か?悲劇ナ恋物語か・・。
んー。玉のような赤ん坊じゃ♪
石ころとその丁稚どもが大口開けて見ている様な公園では、遊ばせないことぢゃ・・(w
ぁー。ツレテカナイデクダサイ・・ヽ('A`)ノ
545 :
天之御名無主:2009/03/29(日) 14:46:06
蛇は知識・知恵の象徴
アダムとイブに善悪を知るきっかけを与えたから
グノーシス主義ではシンボルでもあるよね
546 :
天之御名無主:2009/03/29(日) 23:32:31
∩∩ 。・゚・。
(・ x ・)っヽニニフ
チャー飯作るの
547 :
愚公:2009/05/02(土) 19:12:30
ギリシャのヘルメスという医学の神様のステッキにも蛇が付いていたはずなんだけどなぁ。
548 :
天之御名無主:2009/05/03(日) 01:41:45
>>547 それ、豚インフルでテレビ出まくりのWHOのマーク
>>547 ヘルメスは医学神だっけか?
確かにケリュケイオンには2匹の蛇が絡み付いている
だが、医学神はアスクレピウスの方じゃないか?
その杖がWHOのマークの元になっているわけだが、こっちは1匹の蛇
まあ、どっちもギリシア神話だが
>>539 暴風神が強大な龍をごちそうで油断させておいて倒すという話が
ヒッタイトの神話にあるが。
蛇の古語はハバ
当て字では羽羽
なぜ数ある漢字の内から羽を選んだんだ?
そういえば、南米神話のケツァコクワトルって羽を持った蛇神だったような…
いや、ただの思い付きだけど
南米というか中米、メソアメリカだよ。
554 :
天之御名無主:2009/05/05(火) 23:52:16
蛇だって馬鹿デカイのが居ない国はつまんないかね.....
だって、馬鹿デカイのが道路とかに居ると初めてみる人もみんな感動するんですw
だから、ナニも知らなくていいんですよ。
そうでないと私 嘘だと思うの。。。
555 :
天之御名無主:2009/05/05(火) 23:58:07
スネークは男根!
メソのが大きく固く脈打つのが多い
欧米かっ てギャグやったヤクザの犬トシはネタもツラも死ねばイイぐらい大嫌いですけど
556 :
天之御名無主:2009/05/06(水) 14:30:38
>>551 フンババをエンリルが倒す話しか?うるおぼえ
ヒッタイト以来製鉄民の間で語り継がれてきた神話なんだろうか?
559 :
天之御名無主:2009/05/15(金) 00:06:13
蛇をいじめるなと祖母に叱られました。
皆さんも気をつけてください。
560 :
天之御名無主:2009/06/02(火) 00:15:50
吉野裕子さんの「蛇−日本の蛇信仰」を読んでふと思ったのですが、
遮光器土偶って蛇巫じゃないんでしょうか?
蛇のような文様が体にあるし、あのメガネは蛇の目を模した仮面なんじゃないかな〜と
吉野さんの節を敷衍すれば、縄文人の刺青も蛇と同化する手段だったのでは?
ここまでいくと論拠もなにもないトンデモですが…
このような主張をされてる方が他にいるんでしょうか?
ていうか吉野さんの持論もかなり危うい気が…
だったら蛇型の土偶とかは出てないのかよ?
さっき辞書読んでて発見したんだけど、ホオズキの古名はカガチなんだそうだ
カガチって蛇のことだよな
蛇のカガチとは当て字が違うんだが、音が同じというのが気になる
何か関係あるのだろうか?
565 :
天之御名無主:2009/08/09(日) 21:31:20
吉野裕子って民族学板的には評価が低いんだなぁ−。
日本の蛇信仰というのは、それなりに傍証があるから
特に天皇に絡む部分ではなにがしかの説得力があるのではないの?
とか感じていただけに・・・・・・。
天皇の顔をして竜顔と呼ばれたり、三輪山の神様が蛇であったり、
伊勢の斎宮の寝床に夜な夜な蛇の鱗が落ちていた、という伝説があったり・・・・・・。
「龍顔」は中国からの輸入だろ
567 :
天之御名無主:2009/08/10(月) 01:12:55
>>566 だが、蛇の鱗が落ちていた、という言説と共鳴している概念だとは思う。
三輪山とも関わってくるでしょ。
そもそもこんなに世界中に蛇信仰があるのは何故なんだ?
どっかに起源があるのか、皆同じような連想をしたのか
神話でいったら、シュメール文明のエンキが最古の蛇神なんじゃない?
蛇神ってか、エンキの象徴が蛇らしいけど
蛇神が知恵(知識)や水や命に関する神だってのは、おおよそこいつのせいだって思ってる
でも蛇が水や命に関するのはわかるけど、蛇と知恵(知識)はどうやったら結びつくんだろう?
a)蛇は脱皮をして生まれ変わる(不死性)→不老長生ならばあらゆるものを見聞きして知識を溜め込んでいるはず
b)蛇は待ち伏せをして獲物を取る(省エネのため)→ずる賢いイメージ
ふだんはじっとしていることが多い(省エネのため)→思惟に耽っているようなイメージ
c)姿形があらゆる意味で人間と異質でキモい→なんか人間には及びも付かない能力を持っていそう
このへんが適当に配合されてるんじゃね
神社の人がたまに、蛇をみい様と言ってありがたいめでたいと思われているが、
信じられない。みんなあれに納得できてる?
自分は無理。見ただけでもうオエッときて逃げたい。
っチンポコ
574 :
天之御名無主:2009/08/15(土) 04:15:58
>>563 ほおずきの形が蛇の頭に似てるからじゃね?
伊勢神宮は、
縄文文化と関係がある。
鱗が落ちてた、
といっても動物学的な話ではない。
あくまで比喩。
576 :
天之御名無主:2009/08/16(日) 21:45:08
今日帰ってきたら部屋に蛇がいた。
家には一日中母親がいて、玄関はしたがスカスカの蛇腹の網戸だったので入ってきても、文句は言えませんが。
黄土色と深緑を合わせたような細い奴でした。
タバコの煙りでテレビの裏から追い出し、トングで掴んだけどニョロニョロと逃げられました。
網戸の近くに行ったのでそのまま外にでていって頂いた。
誰かの使いかなぁ。丁重とはいかなかったけど、なんか気になってます。
日記かよ
578 :
天之御名無主:2009/09/02(水) 08:46:29
保守
580 :
天之御名無主:2009/09/03(木) 04:22:06
蛇を指差してはいけない。指が腐る。
みみずにおしっこかけたらチンコ腫れるってのは聞いたことある
583 :
天之御名無主:2010/06/09(水) 09:56:17
保守
蛇って漢字は虫偏なのは何故なの? 作りの方は象形文字が由来ってのは分かったのだけど
何で虫偏になったのかが、わかわないです。
585 :
584:2010/06/10(木) 10:03:02
すいません、改めて探したらあっさり見つかって自己解決しました・・・
586 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 06:01:08
蛇信仰は神道の原型。
しめ縄は交尾中の蛇、鏡餅はとぐろを巻く蛇を表す。
しかし、これは日本に限った事ではなく、よくも悪くも蛇は特別な存在で
蛇がただの動物の一種として扱われている地域は世界で一つもない。
この現象についてユングは、人類全体が共有する下層意識のイメージの指摘を行なったが、
更に一歩踏み込んで、その共有イメージは果たしてどこから来たのか、を検証しているグループがいる。
果たして人類は何時頃から蛇を特別な存在と認識したのか?文明の誕生から?それとももっと更に古い記憶なのか?
そして様々な検証の結果、人科の全て、つまりゴリラやチンパンジーは蛇に対し異常な反応を見せる事が解った。
最も多い行動パターンは蛇を発見したとたん、群れ全体がパニックに陥り、
慌てふためいて全速力で逃げ、距離を置いて監視する、というもので、その中にはボスも含まれていた。
天敵である犬科の補食動物に対してボスや体の大きなメスが見せる、威嚇や攻撃という行動は全く見られなかった。
この実験を更に分岐が古い猿科の多くの種に置いて行なった所、ある時期を境に明確にこの現象が起る事が解ってきた。
例えばニホンザルや東南アジア系のサルは人科と同様の振る舞いをみせ、キツネザル、マンドリルやヒヒはむしろ補食するか、無視した。
進化の分岐は2000万年前である。
この事は地域的にもはっきりと現れた。アフリカや南米の一部のサルは蛇を恐れないのに対しアジアのサルは全て非常に恐れた。
これは原始のサルがアフリカを旅立ち、アジアで生息域を拡げる過程で蛇が絶対的強者として立ちはだかっていた事を意味する。
研究グループは生息域が樹上生活者のサルとかぶっており、安全であるはずの木の上でも襲ってくる事の恐怖、子供の補食、毒、視認の困難さ、に加え、
蛇は自身が無音で行動するため耳が無く、目も悪いために威嚇が通じない、という点が大きいのでは分析する。
つまり生息域のかぶるもう一つの天敵、犬科と戦うときのように敵意を示せば引き下がってくれるようなことがなく、
動く物体に反射的に噛み付く蛇の習性は厄介で、自衛の方法は近寄らない、見つけたら見失わないように監視する、しかないのだ。
続く。
587 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 06:29:20
続き
この研究の結果から、蛇に対する人類の畏怖心は進化の過程で生まれたもの、と考えられる。
しかし,これは同時に人類の起源に対して多くの示唆を与えている。
研究グループは、樹上生活のアフリカのサルが蛇を極端に恐れない点を指摘し、
アフリカの原猿と猿の最大の違いは認識力、つまり知能である点に注目している。
キツネザルにとって蛇はただの天敵の一つに過ぎない。ライオンもコヨーテもみなひとくくりに危険な物、同じ生命を脅かす者、だ。
しかしアジアの猿は脳の発達によって、蛇が他の天敵とは全く別種の天敵である事を認識できるようになった。
つまり、猿は認識出来ないものにたいする恐怖、「不気味」という「感覚」を蛇という存在によって知ったというのだ。
この事は霊魂や宇宙人、神に対して持つ根源的な恐怖心と同じものだと考えられる。
驚くなかれ、神に対する畏怖心を人間は蛇によってもたらされたのだ。
つまり、人間がまだ人間でなかった頃、蛇は神と同じだったのである。
少なくとも現代人が神を見るのと同じ感情を持って、猿達は蛇を見ていたのだ。
そして、この感情の起源がアジアにあり、アフリカではない、という事は非常に深い意味を持つ。
現在、ミトコンドリアDNAの解析はイブの存在を南アフリカのある部族に特定している。
しかし、どんなに間違いが無いと思われていた神話も一朝のもとに崩されるのが現代科学だ。
人類発祥がアフリカであったという「神話」もやがて消え去る日が来るのかもしれない。
そしてもう一つ、ここまで読んでくれた奇特な諸兄に、
この「研究グループ」とは私の脳内でしか活動していないという事実を併記しておこう。
揺るぐとも、よもやぬけじの要石鹿島の神のあらん限りは
鹿島の神つまりタケミカヅチが押さえつける地震を起こすおおなまず
これは現代に於いても蛇神信仰の名残が強く残り
彼が腕をもいで蛇のような姿にした諏訪の祭神タケミナカタだろう
武神の霊威を持って之を制すというのは
やはりある種、蛇神というのには革命の象徴のような側面もあるのだろうか
最近では武神が石で押さえつけるよりも
人間関係の円満、水魚も交わりを呼ぶとされる大津絵の瓢箪鯰のように
猿知恵と、なまずと同じくらい
取り留めの無い形の瓢箪で押さえるのが善しとされているようだ
判然としない足元から湧き出す脅威を飄々とし判然としない理屈で抑える
古代から近世への政治の移り変わりの変遷の一端と云えるかもしれない
民意という深い淵に沈む手足の形もはっきりしない黒い蛇は
為政者達にとっていつの時代も大地震を興して地面をひっくり返す様な脅威だというところだろうか
人の腹には、見えない蛇がいて、
その蛇は宿主のエネルギーを吸っているって話を聞いたことがある
霊感ある人には見えるらしい
又聞きした話だし、こういう類の話は信憑性薄いけど、
こういうのも関係あるのかもしれないね
590 :
天之御名無主:2010/07/19(月) 01:49:29
クンダリーニだな。
インドのチャクラも、もともと蛇だよ。
591 :
天之御名無主:2010/07/19(月) 10:54:19
弁天も
出雲も
蛇の話が
592 :
天之御名無主:2010/07/21(水) 06:58:32
おい、おまえら!
わしも猿の時から蛇が怖かったです!
593 :
天之御名無主:2010/07/21(水) 21:33:44
ああ…猿だった頃を思い出す…へび好かん…
594 :
天之御名無主:
居酒屋でガラガラ蛇の唐揚げを食うたことがある。硬めの鶏唐て感じだった。
蛇を恐れず食うたわしは、メガネ猿の様な原始猿系なんだな。うむ。実際、メガネもかけておる。