1 :
天之御名無主:
イザナギとイザナミって!旧約聖書のイザヤと関係あるの?
知っている人教えてきぼんぬ!
おい、臭いぞ!
今で言うならヒロシとヒロコみたいなものか。
4 :
天之御名無主:2001/06/26(火) 07:42
便とルー氏
5 :
天之御名無主:2001/06/26(火) 12:14
おせえて
ネタくさいな。こわくて答えられんよ。ヴァカひかっけ〜とか言われそう。
7 :
天之御名無主:2001/06/26(火) 23:17
お願い教えてきぼ〜ん
>>7 いや、だから日本神話の一番最初に出てくる神様の夫婦です。
イザヤとは関係ありません。子供向けの日本神話の本を図書館ででも
読んでみてください。
この二人からアマテラスだのスサノオだの、いろんな神様が生まれたのです。
・・・書いていてもなんか、笑われそうで不安。「こいつネタにマジレスしてやんの。ヴァカでえ」とか笑われてそう。
9 :
大日本共産党員:2001/06/29(金) 15:22
10 :
天之御名無主:2001/06/30(土) 02:24
11 :
WORLD:2001/06/30(土) 07:55
むしろ印度神話と共通点は多く見付かるかもしれないです。日本神話。
12 :
大日本共産党員:2001/06/30(土) 09:04
>10
革命後の宮内政策立案のため。
13 :
天之御名無主:2001/06/30(土) 17:24
はいあげです
14 :
天之御名無主:2001/06/30(土) 19:31
ネタにマジレス〜とか以前に。
最初に出てくる神じゃねェェぇぇぇ!
15 :
天之御名無主:2001/06/30(土) 19:34
>>14 雨のみ泣かぬ氏とか高見結びとか神結びが最初つーか
だけど、あれは後付っぽいよな。
16 :
天之御名無主:2001/06/30(土) 21:06
「雨のみ泣かぬ」というのは実にいいな
17 :
15:2001/06/30(土) 22:19
うん。ファースト変換がこれだった(ATOK14)んだけど、
気に入ったからあとも全部ファースト変換でいってみた。
18 :
名無しさん:2001/06/30(土) 23:04
>>11 日本神話とインド神話の共通点というのは?
イザナギ・イザナミみたいな物語がインドにもあるんですか?
神話のせーく巣、家系図は人間の佐賀。
共通性云々ではないと思うが。
20 :
WORLD:2001/06/30(土) 23:59
>>18 イザナギイザナミの様な
最初の人神話は一寸憶えてませんが(済みませぬ(^^;)。)
海の攪拌により大地が生まれ云々・・・辺りはそうですね。
日本では海を攪拌し大地を作ったのがイザナギ・イザナミです。
その後交わり、多くの子を生したのは有名ですね。
印度でも大地は神々が攪拌する事によって生まれます。
ただしこちらはこの時点で既にかなりの数の神々が存在していますが。
天地創造神話は結構あっちこっちの神話にありますが
それを比べてみると結構色々な発想があるみたいで面白いかもしれませんよ。
また、日本で崇められている神々のルーツには、
印度の神々を持つ物も数多く含まれています。
七福神は印度の神々が巡り巡って日本でこういう形になっている
と言うのは有名な話ですよね?
などなど、と。
ちょっとイザナギイザナミからちょっと離れつつあるようですが(^^;)。
ちなみに、逆にイザヤ書との共通点、という事ですが、
はっきりと「有り得ない」、と申し上げておきましょう。
キリスト教に関する神話、説話の類はほぼ人類統治を目的とした物が多く、
神なる存在は唯一無二、即ち天の偉大なる父・ヤーヴェ(エホバ・イェーヴァ)のみです。
また、その伝説の類は全てキリスト及び、
キリスト教に深く関わった聖人の行動を記した物である点で神話、と言うのは如何なものか、という疑問が起ります。
また、日本や印度の神話・ギリシャ・ローマなど世界に無数に存在する神話の類というのは
多くは自然に対して古くから人間が持っていた畏れ、感謝の念が神格化した物が殆どだ、という事を
合せて考えて見ると、キリスト教に伝えられる聖書の中の物語は唯単なる奇跡であり
神話とは全く性格が違うものであるということが言えると思います。
21 :
8:2001/07/01(日) 14:34
>>14 >>最初に出てくる神じゃねェェぇぇぇ!
そりゃあわかってるどお、厨房相手に教えるんだからあれでいいじゃない。
最初の方の日本書紀とか古事記ってデムパ文書みたいだし。厨房がよけい混乱するって。
ええやんええやん。あれで。
22 :
えみ:2001/07/01(日) 19:35
昔の人はタケミカズチとかイザナミとか言ったような名前だったのですか?
何とか衛門とかは室町くらいから?
弥生時代の名前かっこよかー
23 :
天之御名無主:2001/07/02(月) 09:49
>22
そりゃ、現代で云えば役職の様なもんだよ、タケ防衛庁長官
とかね。
24 :
WORLD:2001/07/05(木) 01:52
>>20 補足。
キリスト教の説話の類はどちらかと言えば「神託」、
他の神話の類は「伝承」の性質が強いのでは、と。
補足其の二。
イザナギ・イザナミは最初の神様ではありません。
文献を目下捜索中ですが日本神話において最初は三柱の神がこの世に顕われ
以下この神々が他の神々を幾柱か産み、
その内にイザナギ・イザナミを人として産み、
イザナギとイザナミに以下の生殖を任せ、
最初の神々は去っていったのだと思いました確か。
一寸うろ覚えなのでツッコミ・訂正お願いします(^^;)。
>>21 ・・・電波でしょうか?
あとその厨房ってなんでしょうか(^^;)?
人類の祖と教えるのと神々の祖と教えるのでは
また意味が違ってくるのでは・・・?
ヨーニーもまれなるごリッパなご身分のかたのよーだ根ー。もしもし・・・ああたのもし、も鹿してー・・・
直、無き波若しくは泣き波かなんかなのかも試練床炉の「ナギ・ナミ」さまのその太いなる親神さまはいったいだれたらーんや・・・といつも明確なる「コとつタへ」をもと目て気て織りますが。では。
27 :
天之御名無主:2001/07/05(木) 09:12
>>24 天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神。次高御産巣日神。
次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
最初の三柱の神は独り神で、神を生んだりはしてないね。
と言うか、イザナギ・イザナミ以前の神々はみんなそう。
28 :
天之御名無主:2001/07/05(木) 10:48
>>27 タカミムスビはオモイカネを、カンムスビはスクナヒコを
産んでましたよ。
ついでに、身を隠してもいない。特にタカミムスビは出しゃばり過ぎ。
29 :
27:2001/07/05(木) 11:16
ありゃ?言われてみれば・・・ 逝って来る。
ううん。わからん・・・。とりあえず原典にあたってくるわ。
31 :
>>1:2001/07/05(木) 17:52
どちらかというとギリシャ神話系では??
黄泉の国行きなんてもろそうだね。
ついでに倭健とオイデプス王との関係があるような話を基にした
豊田有恒の小説があった。
32 :
WORLD:2001/07/06(金) 01:01
>>27 >>28 ・・・あ、そうでしたか。
うーん、かなり記憶が曖昧になってましたねえ。
早く探し出そう(^^;)。
有り難う御座います。
タカミムスビって名前、かっこいいなあ。
区切って読むとすればどう読むの?
タカミ・ムスビ? タカ・ミムスビ?
34 :
天之御名無主:2001/07/06(金) 12:33
「竹内文書」については誰も触れないの?
古史古伝は板違いですか?
ナギ・ナミを道教の伏儀・女禍に照らし合わせて議論する本を
以前に読みました。どちらも夫婦になった兄妹神らしいです。
36 :
天之御名無主:2001/07/06(金) 14:35
ナギ・ナミと伏儀・女禍の違いって
ナミは神々を生んで
女禍は人間を作った てとこかしらん。
日本神話っていつのまにか人間がいるよね。
37 :
天之御名無主:2001/07/06(金) 15:10
そうそう。イザナギが黄泉から逃げるとき、「うつしき青人草」って
人間が突然出てくる。どこから出てきたのやら。
もともとナギ・ナミが人間のいわばアダム・イヴだったのが神に格上げ
されて、そういう矛盾が出たという説を読んだことがある。
38 :
天之御名無主:2001/07/06(金) 16:01
>>37 おれはナギ・ナミに始まる日本神話に人間創造がなく、国生みから始まるのは
もともと征服民の神であったから、もともと島に人はいた>でも国家はつくった
という説を読んだことあるよ。
日本の古代神ってほら「どっか」から来たことになったるじゃん。
39 :
天之御名無主:2001/07/11(水) 09:03
>>33 ka-mi と ta-ka-mi。
対だよ。
40 :
ななし:2001/07/11(水) 13:53
中国のなんとかという古文献に「天は左旋し、地は右動す」というのがあるそうです。
国生みの時、天の御柱を回るいざなみ・いざなぎの動きはこれに共通するそうです。
後にかれらがそれぞれ生んだ神の性格を考えると、天空神・地母神とも考えられますよね。
41 :
反省汁:2001/07/13(金) 15:22
>>1 結婚式の時に神主さんがイザナギ・イザナミの話をするから良く聞く。
42 :
天之御名無主:2001/07/17(火) 20:58
愛する男よ、私は1日1000人、人を殺しませう
愛する女よ、私は1日1500人、人を生ませようぞ
有名な言葉。
(最初の「愛する〜よ」の部分は小学生向けの本には載ってないね)
「男心」・・・それは女が男を求人笛にオンコロコロなされん気と身の心のこととか。「女心」・・・それは男が女を求人笛にオンコロコロなされん気と身の心のこととか。では、うーむ。直し左右のじょうにこそ掟ありときく門でもございますが・・・
44 :
天之御名無主:2001/07/18(水) 01:49
いい気になって他所のスレ荒らすなおやじ
45 :
':2001/07/18(水) 01:54
>>42 この数字が、当時の平均的な死亡率と出生率だと仮定すると、
この話が成立した当時の人口とかが計算できそうですが、
誰かやってます?
46 :
天之御名無主:2001/07/18(水) 22:43
アホか。
分かってるのは死亡and産まれる数!
どうやったら実数と率を混同できるんかね。
みつること泣きみずこのかずはいかがか・・・ああ、いかんせんいかんせん。その「供養」を看板にしてかねがねかねもうけしすぎの輩はどうしてくれるのかなァ・・・
48 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 01:59
イザナギとイザナミの婚姻の儀の話しはスッゴクロマンチックだよね
49 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 13:45
>>21 名前:8 投稿日:2001/07/01(日) 14:34
>>14 >>最初に出てくる神じゃねェェぇぇぇ!
>
>そりゃあわかってるどお、厨房相手に教えるんだからあれでいいじゃない。
>最初の方の日本書紀とか古事記ってデムパ文書みたいだし。厨房がよけい混乱するって。
>ええやんええやん。あれで。
前の発言ほじくり出してすまんけど、こいつ自分のミスを記紀になすりつけてやんの。
一番電波なのはこいつだねえ。
50 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 16:05
>>46 率と実数を混同して言ってるのは、その通りだと思うが、
>>45の言いたい
ことは、「成立した当時の人口とかが計算できそう」ってことだろ?
形式的には、約18万人/年の増加数×経過年数で、人口は計算できるかな。
年数計算の起点となるのはいつか?とか、初期値はどうなってるのかとか、
問題はあるけど。つーか、意味ないよなぁ。こんな計算してみても。
51 :
天之御名無主:2001/07/19(木) 16:27
>>50 いやぁ、でも面白いからやってみて欲しいな
>>51 「年数計算の起点となるのはいつか?とか、初期値はどうなってるのか」
んじゃ、ちみがこれ↑担当ってことで。後は漏れがやるわ。
53 :
46:2001/07/20(金) 03:46
アホやなあ。
年間18万人少なくなるとすると、666年前に人口がゼロになる。
54 :
天之御名無主:2001/07/20(金) 06:52
>愛する男よ、私は1日1000人、人を殺しませう
>愛する女よ、私は1日1500人、人を生ませようぞ
1日500人増えるやんけ。
55 :
天之御名無主:2001/07/20(金) 06:54
ん? 今から過去に遡って計算するとってことか>年間18万人少なくなる
57 :
天之御名無主:2001/07/25(水) 05:33
で、計算できたの(笑)?
イザナギ・イザナミ神話は、アルタイ痴呆の「潜水神話」と
似ている、って話があるよ。
ちなみに、「イザナ」の意味を、「誘ふ」にとるのが一般的だけど、
これって、ちょっと変じゃないっすかね。(大野普だっけ?)
原田大六は「イザナ(イサナ)」を「クジラ」の意味にとってる。
この創世2神を巨大な神ととらえる向きもあるが、どうなんだろ?
漏れは、「伊邪」って字が「魏志倭人伝」に記録されてる
「伊邪国」と共通なのが気になったんだよね。
邪馬台国=近畿説のひとは、伊邪国=伊予にとる場合が多い。
「邪」を邪馬台国同様、「ヤ」と読ませたら「イヤ」となる。
「ア音」と「イ音」は転訛する場合が多い。(黄泉⇒闇など)
イザナギ・イザナミと対応するような「アワナギ・アワナミ」という
名前もあり、こうすると、「伊予」と「阿波」で隣接する四国の国名に
なるんだよなあ〜。
国生みの時は、四国から先に産んでるし。イザナギも確か四国の方に
祀られてるんじゃなかったっけ?この2神は四国と関係ないのかな。
だけど、これだと、ツラナギ・ツラナミっていうこれまた対応するような
名の神の解釈を置き去りにしてしまうから、ダメなんだよ(ぅぁぁ
59 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 04:37
>>58 伊予「Iyo」⇒ 伊邪「Iya」
黄泉「Yomi」⇒闇「Yami」
とすれば
×「ア音」と「イ音」
○「ア音」と「オ音」
ではないかな??
違う?
60 :
高野聖:2001/07/29(日) 08:54
>58
四国の対岸 岡山にはイザナギを祀った山「那岐山」がありんす
61 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 10:02
河内に王朝ができる前には四国になにがしかの政治的中心があった
可能性なきにしもあらず。
淡路島が「阿波路」であって「河内路」「大和路」でないところからして。
62 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 14:38
63 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 14:40
↑淡路島
64 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 15:22
>>59 「ヨミ」「ヤミ」の「ミ」の字は上代特殊仮名遣いからいってどうだろう。
59さんのおっしゃる通りです。訂正します。
64さんのおっしゃる通り、「ミ」は上代特殊仮名遣いで、
音が別れるようですね。だけど、「ヤミ」と「ヨミ」の「ミ」は
違うのかな?「闇」とか「黄泉」の表記以外に、万葉仮名の表記が
それぞれにあればわかるんだけど。
でも、ア音とオ音の転訛に関しては、
山城の愛宕、「アタゴ」⇒「オタギ」なんかもありますよ。
履中天皇が淡路島で狩りをしていたとき、
神官にイザナギが神がかりした、という伝承がありますね。
四国は広型銅矛が、九州(北部・中部)同様、大量に発掘されてる
みたいです。矛って「天の沼矛」を連想しちゃうんですが、
高知の四万十川流域、高岡神社では、今でも巨大な銅矛(弥生タイプ)を
祭器に使っているようです。
そういえばイザナギが禊ぎをしたところも、
「アワ」木原じゃん。九州だけど。
66 :
天之御名無主:2001/07/29(日) 22:56
>>58 記によれば、四国は一身四面で、それぞれ
愛比賣(伊豫)、飯依比古(讃岐)
大宜都比賣(阿波)、建依別(土佐)。
伊豫と阿波をイザナギ、イザナミに比定しちゃうと、
両方女になっちゃいます。
67 :
天之御名無主:2001/07/30(月) 00:42
邪馬台国は四国にあった!・・みたいな本があったなあ
68 :
天之御名無主:2001/07/30(月) 00:45
未だ日本が地方豪族達の政権争いによって泥沼の混乱を極めていた頃、当時としては画期的だった鉄の矛を持って南の海から来てオノゴロ島からから支配を広げ、この国の支配体制を形作ったって解釈はどうよ?
>国生み
いやいや、そういうわけじゃないんすよ、66さん。
神話を神話のまま受け取るというより、68さんみたいに、
なんかの事実が反映されてるのでは?ってな感じなんです。
で、68さんの解釈は面白いっす。
「鉄の矛」ってわけじゃないのですが、加藤真司さんの、
「古事記が明かす邪馬台国の謎」という本で(素人臭い本ですんません)、
65で述べたように、九州と四国両方で、「広型銅矛」が発掘されて
るのは、後の九州勢力(安本説信者です)が、四国から移ったことの
あらわれではないか、と。わかんないけど。
ちなみに、福岡の能古島をオノゴロ島に比定する説があるが、
古田武彦さんの勘違いかな。四国じゃないし。わかんないけど。
僕も、何かの参考になるかと思い、大杉博さんの四国説は
ちょっと触れてみました。しかし・・・
70 :
天之御名無主:01/09/13 21:33
挙げろ
71 :
天之御名無主:01/09/15 01:32
マターリ
72 :
天之御名無主:01/09/15 18:48
無知ですいませんが、イザナミ、イザナギの子供である蛭子と
エビスにはどんな関係があるんですか?
誰か教えて下さい。
73 :
天之御名無主:01/09/27 23:14
>65
阿波岐原ですね〜。
イザナギ、イザナミが祀られていると言う
江田神社があります。
近所なのに1回も行った事ないなあ。
74 :
天之御名無主:01/10/05 03:04
>邪馬台国は四国にあった!・・みたいな本があったなあ
旧約聖書の契約の箱は四国にある!・・っていう本もありましたね。
1さんが旧約聖書のイザヤと関係があるのかと質問されてますが
宇野さんという方の本(トンデモ?)にそんな仮説が書いてあったような気が・・・。
75 :
天之御名無主:01/10/05 14:07
多賀大社へ行こう。
76 :
天之御名無主:01/12/06 06:39
>72
二人の間の長子が蛭子で、奇形児だったので葦(?)の船に
乗せて流した。流れ着いたところの住人が拾って、エビスと
名付け育てた。
じゃなかったっけ?
嘘です。1ではありません。
79 :
天之御名無主:01/12/16 18:24
みんなイザナギって訓んでるけど
今の訓みの主流はイザナキだよ。清音。
80 :
天之御名無主:01/12/23 22:20
イザナギ・イザナミは
縄文人(東南アジア人)と弥生人(中国人)だった!
サンカが結婚するときいざなぎいざなみというそうです
イザナギ−「風が凪いだから、さあ漁に出よう!」「いざ!凪!」
イザナミ−「さあ行こう!こんなのは並みの風さ!」「いざ!並み!」
イザナギは主リーダーで、イザナミは副リーダーである。
いかがでしょうか。
83 :
天之御名無主:02/01/27 09:23
84 :
天之御名無主:02/01/28 01:53
イザナミはまんこが焼け爛れて、それがもとで氏んだ。
足りない部分(凹んでる)と余った部分(凸)をドッキングさせる神話=
日本で最初のSEXですよ>イザナギ&イザナミ
>>85 デッカイアソコちゃんとデッカイアソコくんはセクースしなかったの?
勿体ない。
この二神の黄泉行き神話、オルフェウスの黄泉行き神話と、結局は
世界中に同じような神話が伝承されているのですか?
詳しい方、是非教えていただきたいのですが。
よろしく。
>87
少なくとも黄泉の国の食物を食べてしまうと帰れないというのは良く聞かれ
る話。日本、中国、ギリシャ・ローマ、アイヌ、イヌイット等。
三途の川やその渡し賃もそう。
またこの手の話は岩戸隠れと重なりそうなものも多い。それで宜しければ御
紹介致しましょう。
89 :
天之御名無主:02/02/05 16:33
>>88 そういうのって「人間の発想はよく似たもの」と解釈するのか
「人と人との交流で伝播した」と考えるのかどちらでしょう?
またその根拠は?
>88
伝播径路が推定されているものもありますが、人間という生物に共通して見
られるものもある、という事で一方にのみ偏っては言えない事です。
91 :
天之御名無主:02/02/07 23:53
あいまいな答えだ。
確かに精確にはそれしか答えようがないのだろうけど。
92 :
天之御名無主:02/02/08 03:36
93 :
天之御名無主 :02/03/09 16:06
イザナミは淡路島どころか本州まで生んだデカま○このくせに
火の神を生んだ時にま○こを火傷して死んでしまった。
94 :
天之御名無主:02/03/09 22:10
イザナミがお○こを火傷して寝込んでる時の
ゲロとオシッコとウンコから神様が生まれました。
95 :
天之御名無主:02/03/25 03:51
イザナミが死んだときに“アラキの儀礼”ってやつが行われたんだよね?
これを行えば死者が蘇るってやつ。
2〜3ヶ月くらいだったかな?
そんくらいの間やるもんだから死体に蛆がわいてえらいことになるらしい。
んで、結局蛆がわいた死体の姿を見て「あぁ、この人は本当に死んでしまったんだな」と確認するための儀式だったような。
うろおぼえだからよくわかんなーい。
伊藤先生help!
97 :
天之御名無主:02/04/05 01:43
>>96 さすが民俗板だ。そこを突っ込むとは・・・。
しかし、関西人は「ウンコ」を「ババ」と言わないか?
詳しそうな人が多そうなので、ちょっとレスの趣旨と違うけど聞きたいのだが
石原慎太郎の「太陽の季節」が出版された頃で、
神さまのエピソードが収められた本を知りませんか?
そんなに、大掛かりな神様じゃなくて、土着的な神様のエピソードを集めた本なんだけど、
例をあげてみれば
「母親が荷物を持っていたので、子供を近くに居た女性に手を引いてもらったら
目的地に着いた時に『母さんこの人に連れて来てもらったよ』と言った。
そしたら母親は腰を抜かした。その子供は喋る事のできない子供で、手を引いてくれた女性は神様だった」
とかっていう感じの話しなんです。
「日本の神々」だったかなぁ〜と、微かに記憶してるんだけど調べても出て来ない。
似たような名前の本も沢山あるんで・・・
作者も石原だったような気がするけど、全然定かじゃない。
だれか、こういう本知りませんか?
どうしてももう一度買いたいんです。教えてください。
>>98 に付け加えてですが、ちょっと間違っていました。
石原慎太郎の、新興宗教の教祖のエピソード的な本です。
知ってませんか??!
100 :
通りすがり:02/04/10 19:38
今だ!じゃーんぷ♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
ヒョイ , ∧∧
( _(,,゚Д゚) ミ ___
⊂___,.つつ て. ) クルリ
彡 ⊂ .ノ
(" ) ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ∨∨ 彡 (,,゚Д゚) < 100番ゲット!
/ ,つ \_______
〜、 ノつ スタッ !
.(/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
101 :
天之御名無主:02/04/11 18:39
>縄文人(東南アジア人)
縄文人はどちらかというとポリネシアンやアイヌに近いんじゃない。
東南アジア人は掘りは深いけど直毛で毛が薄いでしょ。
102 :
日本@名無史さん:02/05/03 00:33
島根のうちの近所に比婆山って山あるけど、イザナミの墓がある。
103 :
天之御名無主:02/05/03 08:30
>97
関西人だがウンコのことを「ババ」ともいうよ。 というか
ババというのは日本の共通語彙ではないのか? いままで
日本全国どこでも通じると思ってたよ。 関西限定の方言なの?
「シシババの始末をする」というのは「大小便の始末をする」と
いう意味で シシが小便、ババが大便。 汚いことを「ババっちい」
というのも関西限定なのか?
104 :
天之御名無主:02/05/03 09:38
>>103 オレは関西人だが、シシ、ババとも聞いたことなし。
嘘つき野郎!
>103
うちのほうじゃ
じじばばの始末をするとは
祖父と祖母を山に捨てに行く
おばすてやまですが
106 :
天之御名無主:02/05/03 17:18
107 :
天之御名無主:02/05/03 17:45
うち、関西人やけど大便のことババといってました。
小はシィといってました。
面倒くさい事をババくさいっていうのもあった。
日本列島を生みました
109 :
天之御名無主:03/01/09 19:50
age
イザナギとイザナミは400年前くらいに結婚しています。
まあ、相性がいいし、周りも望んでたからよかったよな。
ああなりたっかものだ。
(^^)
イザナキ・イザナミについての良い本があれば教えて下さい
114 :
天之御名無主:03/02/23 18:40
あのゲームはどっちが女でどっちが男かわかんないよ。
あぼーん
ってかイザナギとイザナミって兄妹だろ?
近親相(ry
117 :
天之御名無主:03/03/04 21:28
女の方から男にアタックしてつきあう
っていうのはそのころはタブーだったから
天罰が下って障害者(蛭子=脳性マヒの子=後の七福神の恵比寿)
を生んじゃったって言うのは聞いたことがあるよ
(^^)
119 :
キアリーブ:03/03/23 22:21
>72
>77
もっとくわしく言うと二人の間に骨のない奇形児が生まれたので(日本書紀では
三年たっても歩くことができなくて)葦の船に乗せて川に捨てたが、西宮の住民に
助けられ、西宮神社でエビスさんになったという。
ヨモツヒラサカって何?
黄泉平坂?
多賀大社へいけよ
123 :
天之御名無主:03/03/31 00:21
黄泉の国とヤマタノヲロチ、どっちが論文書きやすい?
結局の所、黄泉比良坂ってどこにあるのよ?
125 :
トールマン:03/04/12 00:33
竹内文献調べりゃ出てくるでしょ
イザナギとかさ
126 :
天之御名無主:03/06/13 02:35
>>75-76 淡路の伊弉諾神宮と淡海の多賀大社 本家はどっちなの?
ちなみに、伊弉諾神宮のあるあたりも「多賀」という地名があるけど、
「多賀」の地名の由来についても知りたいです。
ついでに「多賀城」との関係も…。
よろしく、おながいします。
127 :
天之御名無主:03/06/13 02:42
ナギーとナミー
128 :
天之御名無主:03/06/14 04:51
イザナギとイザナミは神世七代の神々の一番最後に生まれた
天つ神の命に従って海水からオノゴロジマを誕生させた(淡路島付近の島?)
でこの島に降り立ってセクースした。ヒルコに続いてアハシマも不完全で失敗したので
天つ神に伺いを立て再度結婚し直し、日本を生んだ。
この神話の特徴として大地は海洋を漂う島という考えと兄妹始祖という2点が挙げられる
前者はヨーロッパから北アメリカまで広く見られるスタイルで、取り分け東アジアや
一部東南アジア(インドネシア、ポリネシアとか)には顕著に表れている。
後者は中国や東南アジアにかけてみられる兄妹始祖の洪水神話と考えられる。
これらは性交の方法を鳥類の動きから学び取ったという細部にも類似が見られーる
ちなみにイザナギの左目から天照、右目からツクヨミ、鼻からスサノヲらすぃ〜
(これも中国の盤古神話と被ってるね)
129 :
天之御名無主:03/06/14 18:15
イザナミの持ち込んだア−クて何
130 :
天之御名無主:03/06/15 13:57
イザナギ、イザナミって信仰されている範囲が瀬戸内海の東部周辺に限定されていて、これは古事記に出てくる他の神々より遥かにせまい。
そこでイザナギ、イザナミの2柱はもともとは地方の小さい神に過ぎなかったのだが、たまたま2柱を信仰していた一族が権力を握ったので、
国造り神話として神話冒頭に強引にねじこみ、国土創生の大神として祭り上げた、という学説があるそうだ。俺もこれが真実なんじゃないかと思ふが……
131 :
天之御名無主:03/06/23 11:18
イザナミに反魂香使ったら死体ぐちゃぐちゃでゾンビになっちゃったんだっけ?
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
133 :
天之御名無主:03/08/03 22:13
イザナギとイザナミとで作った子供のうち、
性交で生まれた子供と、分泌物などから生まれた子供の違いって何でしょう。
また、アマテラスら三貴人みたいに
イザナミの手を借りず、イザナミの死とその穢れを払ったことによって
産まれて来たような印象を受ける(自分は)神が、天皇の祖先となってるってことは
日本の大地を創造=男神と女神の仕事
国のなりたち=男神だけの仕事
てことになるんでしょうか?
この2人って日本を生んだだけ?
それとも日本も含む大地全てを生んだの?
いや、神話中では日本=全大地?
なんでスサノオがイザナミをおっ母さんとみなしてるのかわからん。
136 :
天之御名無主:03/08/06 00:18
>>135 根の国に帰りたかったからじゃない?
もともとそっちの神様みたいだったし。
その理由づけかと。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
138 :
天之御名無主:03/08/17 12:38
>>135 『日本書紀』の、一書(あるふみ)ではなく、本文にはイザナキとイザナミの二柱が、共(とも)に
スサノオを産んだことになっているよ。
下記、参考までに。
> 伊弉諾尊・伊弉冉尊、共に議(はか)りて曰はく、吾(われ)已(すで)に大八洲国及山川草木を
> 生めり。何(いか)にぞ天下(あめのした)の主(きみ)たる者を生まざらむやと。
>
> 是に共に日神(ひのかみ)を生みます。大日靈貴※(おほひるめむち)と号す。此の子、
> 光華明彩(ひかりうるはしく)、六合(あめつち)の内に照り徹らせり。故(か)れ二神喜びて曰はく、
> 吾が息(みこ)多(さは)なりといえども、未だ若此(かく)霊異(くしび)なる児(みこ)は有さず。
> 久しく此の国に留めまつるべからず。自ら当(まさ)に早く天(あめ)に送りまつるべしとのりたまひ
> て、天上(あめ)の事を授けまつりき。是の時、天地(あめつち)相去サることを未だ遠からず、
> 故れ天柱(あめのみはしら)を以て天上に挙げまつりき。
> ※ 「おほひるめむち」の「靈」の字の「巫」の部分は「女」。
>
> 次に月神(つきのかみ)を生みたまひき。其の光彩(ひかりうるはしきこと)日に亜(つ)げり、日に
> 配びて治すべしと。故れ亦天に送りたまふ。
>
> 次に蛭児(ひるこ)を生みます。已に三歳(みとせ)になるまで、脚(あし)猶(な)ほ立たざりき。
> 故れ天磐豫(木扁+豫)樟船(あめのいはくすぶね)に載せて、順風(かぜのまにまに)放ち棄て
> たまひき。
>
> 次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みたまひき。
>>128 >イザナギとイザナミは神世七代の神々の一番最後に生まれた
[ 古事記 ]
★別天神(ことあまつかみ) 五柱
(1)天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
(2)高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)
(3)神産巣日神(カミムスヒノカミ)
(4)宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)
(5)天之常立神(アメノトコタチノカミ)
★神世七代
(1)国之常立神(クニノトコタチノカミ)
(2)豊雲野神(トヨクモノノカミ)
(3)宇比地邇神(ウヒジニノカミ)・須比智邇神(スヒジニノカミ)
(4)角杙神(ツノグヒノカミ)・活杙神(イクグヒノカミ)
(5)意富斗能地神(オホトノジノカミ)・大斗乃弁神(オホトノベノカミ)
(6)於母陀流神(オモダルノカミ)・阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)
(7)伊邪那岐神(イザナキノカミ)・伊邪那美神(イザナミノカミ)
[ 伊邪那岐命(いざなぎのみこと) ・ 伊邪那美命(いざなみのみこと) ]
『古事記』では伊邪那岐命・伊邪那美命、『日本書紀』では伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・
伊弉冉尊(いざなみのみこと)と記されている。
神名の意味はイザナは誘(いざ)なうの意味で、ギが男性を表し、ミが女性を表す。
同時期に生まれた国之常立神、豊雲野神、宇比地邇神、須比智邇神、角杙神、活杙神、
意富斗能地神、大斗乃弁神、淤母陀琉神、阿夜詞志古泥神、伊邪那美命と並んで「神世七代」
と称される。
『記紀神話』では、伊邪那岐命は伊邪那美命と共に天津神に国造りを命じられ、はじめて
夫婦となって交合し大八島国(日本の国土)と大事忍男神ら35の神々を生んだ。これらの神は、
家屋、海、山、川、風、草、木、土地などの神である。最後に火神を生むときに伊邪那美命が
火傷を負い死んでしまう。
伊邪那美命を忘れられない伊邪那岐命は黄泉国(死者の国)に行き戻ってくるよう説得するが、
伊邪那美命は黄泉国の食べ物を食してしまったため戻れないという。
しかし黄泉国の神に相談してくるので、その間自分の姿を見ないようにと御殿の中に帰っていっ
た。その間がたいへん長くて、伊邪那岐命は待ちきれなくなり御殿の中へ入っていった。すると蛆
がたかり、ごろごろと鳴って、頭には大雷、胸には火雷、腹には黒雷、陰部には析雷、左手には
若雷、右手には土雷、左足には鳴雷、右足には伏雷、の合わせて八種の雷神が伊邪那美命の体
にいた。
これを見た伊邪那岐命はその場から逃げ出し、夫に姿を見られた伊邪那美命は恥じて夫を殺
そうと追いかけるも、追いつくことが出来ず、夫の世界(人間の世界)の住人を一日に千人絞め殺
すという呪いをかける。これに対して伊邪那岐命は千五百もの産屋を建てることを誓った。この
ことより、世界では一日に千五百人が生まれ、千人が死ぬことになったという。
黄泉国から帰った伊邪那岐命は、筑紫国の橘の日向(ひむか)の小門(おど)の阿波岐(あわき)原
で禊祓いをした。身につけていた杖や帯、衣を投げ捨てると、そこから神々が生まれた。そして水を
かぶると、またそこから神々が生まれた。最後に左目をすすぐと天照大御神、右目をすすぐと月読命、
鼻をすすぐと須佐之男命の三神が生まれた。この三柱の神を「三貴子」という。
「三貴子」を得た伊邪那岐命は天照大御神に高天原を、月読命に夜食国(よるのおすくに)を、
須佐之男命には海原を治めさし自分は隠居する。伊邪那岐命の終焉の地については、『古事記』
では近江の多賀とも淡路の多賀ともいわれ、『日本書紀』では幽宮を淡路に造り、静かに長く隠れ
住んだとも、総ての仕事を終え天に上ったともある。
『古事記』には伊邪那美命の埋葬地は出雲国と伯耆(ほうき)国の境の比婆山(ひばやま)と記され、
『日本書紀』には一書に紀伊国の熊野の有馬村とある。
[ 伊邪那岐命を祀る主な神社 ] 多賀神社(滋賀県犬上郡多賀町)/伊弉諾神社(兵庫県津名郡)
[ 伊邪那美命を祀る主な神社 ] 多賀神社(滋賀県犬上郡多賀町)
ttp://www.loops.jp/~asukaclub/kami/kami_016.html ttp://www.loops.jp/~asukaclub/kami/kami_017.html
「古事記」や「日本書紀」に記述されている神話は、当時の日本列島(の西半分)に
存在していた様々な神話のうち、大和の王権を打ち立てた一族と、彼らに関係の深い
氏族が持つ神話を中心に体系化してまとめられたものです。
そこには様々な要素の複合が見られます。
その中で、国の始まりに関する部分に関しては、
「高天原系の神話」に属する部分はアルタイ系の神話を採用した北方系の要素が
強いものと推定されています。
それは、大陸から渡ってきて大和王権を打ち立てた民族がもたらした神話で、
日本列島の神話においては比較的新しい要素となります。
一方、「イザナギ・イザナミ」の系統に属する部分は、より古い時期(縄文時代末期から
弥生時代初め)にもたらされた要素で、中国南東部や東南アジアとの関連性が深い
南方系のものと推定されています。
(更に、「穀物起源神話」の部分に関しては、縄文時代中期の文化とのかかわりが
深いと推定されている)
ttp://www.kt.rim.or.jp/~yami/hateruma/fuka.html
[ 抜穂女が古式にのっとり 多賀大社で小雨の中 抜穂祭 ]
多賀大社(滋賀県多賀町)の神田で21日、稲刈り神事「抜穂祭(ぬいぼさい)」が営まれ、古式に
のっとり抜穂女が稲を刈り取った。
同大社の祭神、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命に収穫を感謝する祭で、6月の
御田植祭で植えたイセヒカリを刈り取った。
抜穂女は、御田植祭の植女(うえめ)とほぼ同じメンバーで、町内の中学生から大学生までの
13人が務めた。
あいにくの小雨だったが、すげがさ、あかねたすき、はかま姿の抜穂女が約1000平方メートル
の神田に実った背丈約50センチの稲を鎌で丁寧に刈り取った。収穫したコメは11月23日の
新嘗祭で奉納する。
Kyoto Shimbun 2003.09.21 News
ttp://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003sep/21/W20030921MWD2S200000040.html
伊邪那美についてた八種の雷神って伊邪那美から生まれたのか
もともと黄泉国にいたものかどっちだろ?
伊邪那美に従っていたからやはり子供なのか?
145 :
天之御名無主:04/01/16 14:10
イザヤとはやはり関係ないのか
146 :
天之御名無主:04/01/19 23:04
つまり
天照…左目くそ
月読…右目くそ
須佐之男…鼻くそ
ってことだな?目くそ鼻くそは笑えないということだ
147 :
天之御名無主:04/01/20 05:02
んで、尻くそが天皇ってわけだな。
チンカスとマンカスが、イザナキ・イザナミ。
うわっ、チョッパリってみんな糞だったんだあー!
148 :
(* ̄д ̄)y─┛〜〜:04/01/20 07:11
149 :
天之御名無主:04/01/20 13:17
八くさの雷神は蛭子の子・・・とか言ってみる。
150 :
天之御名無主:04/01/21 12:35
なんかさあ
記紀神話って日本を支配した勢力を順に追って説明しているんじゃないかと
オモタ。
で首都は大和でありつずけたと・・・
まず人間扱いされている神はイザナギイザナミ。この勢力が大和で強大になる。
本拠地は淡路島一帯。次に、3貴子勢力が争いツクヨミは早くから脱落、
アマテラス・スサノオの争いは一旦スサノオが勝つが、アマテラス勢力に
追放される。スザノオ勢力の根拠地は出雲。やがて本拠地もアマテラスに
征服される。そして次にアマテラス勢力は九州系ニニギ〜神武勢力に実権
を奪われる。舞台は全て大和である。神話は大和の実権を各地勢力が争った歴史
であり、各地勢力が持ってきた神話を統合した物である。
邪馬台国は大和であり、卑弥呼はアマテラスだ。しかし、天皇家とアマテラス
=卑弥呼は実際には血がつながらない。実際はアマテラス勢力は天皇家=九州
勢力に国譲りをさせられた。「天壌無窮の神勅」は実はニニギに対する国譲りだ。
卑弥呼は中国から倭国の正当な統治者として認められていた。ゆえに天皇家=
九州勢力は卑弥呼から正当に権力を譲り受けた事にしなければならなかったのである。
しかし後日、日本書紀においては隋がこれを見る可能性がある。日本書紀は国内
向けであると同時に隋に対し見栄を張る必要上編纂した面もある。
ナショナリズムが強くなっていた当時、国内に向けては、魏に朝貢していた過去は
消したい。故にアマテラス=魏に朝貢した卑弥呼とは公表したくなかったし、
隋に対しては歴史が浅いとも思われたくなかった。故に、卑弥呼については注釈みたく
ちょろっと言及しただけでお茶を濁し、且つ卑弥呼をつい最近の神功皇后
にあてはめ、アマテラスをはるか悠久の太古時代に設定したのである
151 :
天之御名無主:04/01/21 12:38
補足
高天原も実は大和=邪馬台国のことなのだよ。
>日本書紀においては隋がこれを見る可能性がある。
日本書紀が編纂されはじめたころ、すでに隋は滅亡してるけどな。
揚げ足取りスマソ
153 :
天之御名無主:04/01/26 13:54
>>150 チョット反論させてね。 (1)
>まず人間扱いされている神はイザナギイザナミ。こ
の勢力が大和で強大になる。本拠地は淡路島一帯。
これを信奉する勢力の統一が畿内で始まり、淡路島
に祭祀場を設け、更には神戸の垂水、播磨の氷上な
どに吉備に向けた「言向け」祭祀場が設置され、吉
備がヤマトと密接な関係を持つようになる。
>次に、3貴子勢力が争いツクヨミは早くから脱落、
ツクヨミを奉ずる部族(月氏関係の渡来人か)は食
習慣の風習の違いからか保食神部族に対して残忍な
武力行使事件を起こし、失脚、東国に追放される。
>アマテラス・スサノオの争いは一旦スサノオが勝つ
が、アマテラス勢力に 追放される。スザノオ勢力の
根拠地は出雲。やがて本拠地もアマテラスに征服さ
れる。
姉弟の神が天上にいるとする神話はアイヌに伝承さ
れているが、縄文時代のこの神話に対し、弟を縄文
、姉を弥生の文化のシンボルとし、その格差をつけ
る神話の作成が行なわれる。
154 :
天之御名無主:04/01/26 13:56
(2)
>そして次にアマテラス勢力は九州系ニニギ〜神武勢
力に実権を奪われる。舞台は全て大和である。神話
は大和の実権を各地勢力が争った歴史であり、各地
勢力が持ってきた神話を統合した物である。 邪馬台
国は大和であり、卑弥呼はアマテラスだ。しかし、
天皇家とアマテラス=卑弥呼は実際には血がつな
がらない。
公孫、楽浪(魏)との国際外交が始まり、後漢滅亡
によって金印の効力消失と共に貿易圏を失った奴国
に代わり、邪馬台国が外交主体となる必要が生じる
。このため九州から近畿に政権が移動したことを正
当化する内外向けの大義名分の必要が発生。豊前、
又は、周防灘、(宇佐辺りが中心だろうか)で神武
神話が作られ、近畿に受け入れられる。卑弥呼歿す
。崇神はこれをアマテラスとする。(河内、カツラ
ギのアカルヒメ、丹後、尾張の天の火明命を一緒に
した政治的な神)
155 :
天之御名無主:04/01/26 13:56
(3)
>実際はアマテラス勢力は天皇家=九州勢力に国譲り
をさせられた。「天壌無窮の神勅」は実はニニギに
対する国譲りだ。卑弥呼は中国から倭国の正当な統
治者として認められていた。ゆえに天皇家= 九州勢
力は卑弥呼から正当に権力を譲り受けた事にしなけ
ればならなかったのである。
国譲りは前方後円墳、鏡などの受け入れと、銅鐸、
銅剣の禁止なども伴う邪馬台国の国策を神話の形で
示したもので、出雲の抵抗が激しかった。そのうち
に東海地方の一部、九州などで武装蜂起するものが
出始め、これを「狗奴国」と称した。
この背後には呉、半島南部、九州南部裏日本、東日
本を結ぶ巨大な陰謀があり、魏は倭国に大量の鏡を
初めとする軍事経済協力を行なった。
(*´д)ヒソ(*´д`*)ヒソ(д`*)
158 :
天之御名無主:04/12/27 20:33:55
最近は、記紀の説話も交えて邪馬台国を論じるようになった。
私はこれは良い傾向と思う。だいたい、中国や朝鮮王朝の文献
や考古学だけでなく、日本の文書とも比較することは大事だと
思う。
この視点が欠けていたから、いつまでも九州と畿内で空虚な
論戦が続き、邪馬台国の比定ができなかった。空虚に時が流れ
ただけでなく、日本人の心の軸となるルーツ問題が不安定だか
ら対外的にも弱腰で、日本人らしくない、洗脳されやすい日本
人が増えた遠因にもなっていると思う。
159 :
スサノオの子孫:05/01/03 15:42:23
俺やアンタの先祖。
160 :
波羅密多パープル:05/01/03 16:28:02
旧約聖書で失楽園(エデン追放)以前の人類の始祖は
「アダム」「エバ」ではなく「イシュー」「イシャー」
と呼ばれていた。「人」「女」の意。
二柱の神の名前の前半部分に似た音だ。
1本の木をめぐる善悪二者の対立というモチーフは
古代からあるらしいが、
旧約聖書では「女が先に」「罪を犯し」
国産み神話では「女が先に」誘ったことが「悪いこと」
とされている。
161 :
出雲伯耆:05/01/23 18:10:26
日本母神伊邪那美の神陵はいずくぞ
とたずぬれば、大和島根の安来といいける
そうか!
古代人は我々の想像をはるかに超えた知識を持っていたんだ!
イザナギ、イザナミの神別れは有史以前
地球創世記のジャイアントインパクトの事だったんだよっ!!!
ここで『ナンだってーー』のAA
↓
_ -―- _
, ', -、ヽ'´ `'´, -、ヽ
! { / ゙ } i
ヽ`ー,' ● _ ● ゙ー'ノ
` ! , '´ ▼ ヽ l" な、なんだってーー!?
/ `ヽ i 人 i ノ ヽ
ヽ./ `==ァ'⌒ヽ==' ヽ/
ヽ, {(^) } 〈
! ヽ!l__,ノ ゙
164 :
天之御名無主:05/02/13 10:06:17
そうだ、八雲熊野大社=熊野神社=久米神社だったのだ。
いざなぎは天空神、いざなみは大地母神。人間じゃないよ。
166 :
天之御名無主:05/02/14 06:47:16
shinwa.com 9万だって。
167 :
天之御名無主:05/02/16 13:16:10
みなぎる、いざなう、せくーす
あまのいわとは近親相姦
やまたのおろちはやまった(おおきくなったおなか妊娠)おろし
は産んだ
あまくものつるぎは姉弟の両親(アマ曇る怒る?つるぎ)
に出来た子供を殺された
すさのおが取りだしてアマテラスに返したのは子供を殺されて
両親に復習した?親殺し
近親相姦と親殺しを戒める言い伝えとか
つまり道徳のはじまり
168 :
天之御名無主:05/02/18 15:03:59
群馬県の地方新聞のタブロイド紙で日本神話の解説みたいなコラムが先日から
始まった。今日のはイザナキとイザナミの話だったよ。
子供も見る新聞っぽいので畸形やセクースなんかには触れないだろうけど、
日本神話好きとしては、ちょっと楽しみ。
挿絵のイザナキとイザナミが結構かわいいよ。
169 :
天之御名無主:05/02/18 16:30:52
>つまり道徳のはじまり
いざなみといざなぎの最初の子供「ヒル子」は奇形のため
川に流された。
堕胎や子殺しは道徳に引っかからんのだな。
神様がこれだからな日本は、堕胎天国のはずだ。
基本的に神話と人間の道徳は関係がない。神々の世界は人間の理解を超えた世界。
そう?
172 :
天之御名無主:05/02/24 00:23:20
昔の道徳だと奇形の子は育てないとかだったりしない?
173 :
天之御名無主:05/02/24 01:16:45
>>170 科学の名のもとに、人間語のソフトウェア-学を
否定する古いタイプのいわゆるサヨクだろう。
>>173 神々の世界を人智で理解できるという方が傲慢。
それこそがサヨク的近代合理主義です。
175 :
天之御名無主 :05/02/26 21:19:37
最終的にはイザナミはどうなったのですか?
黄泉国の女王になった。
黄泉津大神にクラスチェンジ。
178 :
天之御名無主:05/02/27 18:47:41
ということは、悲しい話ですが、いざなぎと離婚してしまったのですか?
>>178 離婚はしてないし悲しくない。
いざなぎ(父なる天空)といざなみ(大地母神)が分かれるのは
「天地開闢(世界の誕生)」の神話的表現。
天と地との相互作用によって自然界は営まれている。つまり
今もいざなぎいざなみは協力して生命を養い続けているのです。
180 :
天之御名無主:05/02/28 20:48:40
アマテラスオオミカミはイザナギの左目から生まれたのですよね。
黄泉の国で再会した後、イザナギとイザナミは最終的に仲直りしたのですか?
イザナギとイザナミが一緒に祀られている神社ってあるのですか?
>イザナギとイザナミが一緒に祀られている神社ってあるのですか?
どうなんだろ?
記や紀別伝はともかく、「正史」たる書紀本文は
両神は仲睦まじいままであるわけだから、
そういう社があってもいい気もするけど、よく知らない。
いぱーいあるよ
一緒に祭られてる神社は全国にいっぱいあるよ。
三貴子に世界を分け与えた後、
いざなぎは最初の子供である淡路島から天に昇って「日の少宮(わくみや)」に鎮まり
いざなぎは比婆山(出雲説と大和説あり)から地下に降りて黄泉国へ。
別居はしてるけど離婚はしてない。
天地に分かれたという意味では人間の目からみると別居にみえるが
地球というひとつの家の中のお父さんの書斎(天)とお母さんの台所(地)
みたいなものだとすれば、実は別居もしていない。
少なくとも古事記では
イザナキイザナミは殺し合いをするほどの完全な敵対関係となる。
書紀はといえば、
・紀本文 そもそも別れず。
・紀一書第一 そもそも別れず。
・紀一書第二 イザナミ早世。
・紀一書第三 イザナミ早世。
・紀一書第四 イザナミ早世。
・紀一書第五 イザナミ早世。
・紀一書第六 イザナミ黄泉へ。イザナギと敵対(古事記と同)
・紀一書第七 (言外にイザナミ早世)
・紀一書第八 (言外にイザナミ早世)
・紀一書第九 イザナミ黄泉へ。イザナギとやや敵対
・紀一書第十 イザナミ黄泉へ。双方了解のうえ別居承諾(?)
・紀一書第十一 イザナミ無視
書記編者の方針など不明だが
まず元伝承としては「イザナミが先に死んだ」てのが根強くあった気がする。
「死んだイザナミが黄泉国へ行った」というモチーフは
それとはまったく別の物語があって、それが混交したのではないだろうかと?
そうじゃなくて死後の世界を訪ねる神話のパターンでそ。
死後の世界(黄泉)をたずねるパターンは
古事記および書記別伝の一部のみ。
黄泉伝承を持つ古事記と
持たない書記本文系とは、元伝承が別と考えたほうがいいんではんないでしょうか?
もと伝承がバラバラの断片になったんじゃないの?
イザナミの司法解剖が必要だ
イザナギは重要参考人として事情聴取汁!
ところで
鯨=イサナの雄雌がイザナミ・イザナギって本当?
イザナミとイザナギは最初後背位で交わるが、その時に生まれたのは発育の悪い(障害児)ヒルコ
二人はヒルコを海に流し、今後から正上位で交わる事にしたとか
黄泉で決別し、黄泉平坂で
イザナミが「お前の国の人間を毎日1000人殺す」と言ったのに対し
イザナギが「毎日1500人、女に子供を生ませる」と言い返し
それが人間の寿命となったろか
何処かわかりやすい神話を紹介してるサイトがあればいいのだが
>>190 勇魚(いさな)=鯨は関係ない。
「いざな」は「誘う(いざなう)」で「誘い出す」意味。
国生み・物生みは何もない大地から万物を誘い出したこと。
>>191 体位の違いじゃなくて声をかけた順番のちがい。
193 :
天之御名無主 :05/03/04 20:25:26
イザナギは死後黄泉の国でイザナギと再会したのですか?
再会して、口論して別れた。古事記にあるじゃん。
イザナギは岩手県の出身で宮城で育った。イザナミは飛騨高山で育った
。イザナギは大倭日高見国皇子であり、イザナミは邪馬台国皇女だった
わけで、それによって、両国が争わずして日本が統合されたわけだ。
わかりりますか?あまりりすじゃないんですよ。
196 :
天之御名無主:05/03/05 12:01:56
ひどく勘違いしていました。イザナキは一応男性神と考えると、
あるいは両性神の男性的能動性としてもいいのだが、
そのイザナキが三貴神を目と鼻から産んでいる。このあたりの
何故イザナキとしたのか解釈が難しい。
イザナミと産んだ系列神の後ヨミから帰ってひとり三貴神を産む
ミソギで産む?ヨミに関係したらミソギ?
イサナミは火をうんで根の国にいったのか?
根の国、ヨミの国は何故封印されたのか?
イザナキも結局根の国へ行くとされている。
必ずいかなければ行かんのなら「封印」はどんな意味があるのか?
カアチャン思慕のスサノオが真実をしっていた。しかしスサノオも
キャラクターとしてはカアチャンを訪ねて3千里というテーマのほかは
理解しにくい。
イザナキは根の国にいかないだろ。なにいってんの?
198 :
天之御名無主:05/03/07 09:23:12
スサノオが母に会いに、根の国に向かう姿を優しいまなざしで見送ったイザナ
キは一人、近江の国、多賀の地に座り込んだ。
「ふぅ、私はもう疲れてしまった。スサノオのことは心配だが、高天の原には
アマテラスが、夜の世界にはツクヨミがいる。私の役目は終わったようだ。
我が妻、イザナミよ。今から私もそちらに参るぞ。」
イザナキはどこへいったのですか?そこまで理解しているのなら
なにいってんの?という資格はある。
イザナキは根の国にいかないだろ。なにいってんの?
>>198 大八洲という世界と森羅万象八百万の神々を生み終えたイザナキは、
天上をアマテラスに、夜の世界をツキヨミに、海をヒルコに、
地上をスサノオに、地下をイザナミに委任した。
イザナキ本人は嫡子アマテラスの側近くに住むため
淡路の多賀から昇天して「日の少宮(ヒノワクミヤ)」に至り、そこに今も住んでいる。
根之堅州国と黄泉国は同じかどうかは議論がわかれてたような…。
決着がついたのかどうかは知らないが
根之堅州国は地上と黄泉国の間にあるところ。
だから場所はちがうが地上なり天上なりから見れば方向は同じ。
203 :
天之御名無主:05/03/09 19:44:19
神話に理屈をもちこむのはどうかとも思うが、直感的理解でないと
理屈は必要だ。イザナキは死なかったという不合理はどう理解しますか?
死んだのだが行く場所がちがっていたと理解したらいいのか?
ヨミとネの国の違いも漠然としているが、少なくともそこではないということだね。
幸ある、不吉ではないところをちゃんと書かないとおかしいんじゃない。
にたりよったりの場所としか思えない。日の少宮(ヒノワクミヤ)???
>>203 日本書紀にはいざなきは「あつしれたまふ(熱病で死んだ)」とあるが。
神様なんだから死ななくても不合理でもなんでもないだろ。
アマテラスは死んだか?スサノオは死んだか?
>幸ある、不吉ではないところをちゃんと書かないとおかしいんじゃない。
>にたりよったりの場所としか思えない。日の少宮(ヒノワクミヤ)???
なにをいってるのかさっぱり意味がわからない。
205 :
天之御名無主:05/03/11 19:52:40
いや不合理なのはイザナミだけが閉じ込められ、死んだという印象があるからだ。
理屈は理屈だから、好き勝手な解釈でいいんだが、合点がゆかないことを
かいてみたまでだ。てっきりイザナミが三神をもうんだと思っていたのだ。
イザナキなのかと思ってね。盤古の神話はすっきりするのだがね。
ヒロシです、、、、、ずっとイザナミが生んだとおもっていた。ヒロシです。
206 :
天之御名無主:05/03/12 03:51:25
記紀間の最大の齟齬は
オオクニヌシとイザナミですね
207 :
天之御名無主:05/03/12 22:15:14
なんかこんな話読んでいると
スコップもって出雲へ行ってみたくなったな。
208 :
天之御名無主:05/03/14 03:27:35
こんな解釈もある。個人的には好き。
アマ---われわれが認識できる宇宙全体のこと。
イサ---われわれの宇宙を構成する究極の素粒子のこと。
ナギ--凪、静かな様子
ナミ--波だっている様子。
黄泉--われわれの宇宙の裏にあり、それゆえ、われわれの
宇宙が常に変化するもととなっている別宇宙。陰陽だね。
カタカムナ電波だろ。
211 :
天之御名無主:05/03/17 14:28:44
ナギとナミは空間と時間、とするとせきとめるものと流れるもの。
ここまでは物理に疎くてもわかる。
盤古 平凡社百科事典より。
巨人の死体から万物が生ずるという説話の形式は,
インドや北欧にもみられ,日本の大気津比売神(おおげつひめのかみ)の
説話も同じ形式をとり,おそらく朝鮮経由のものであろう。
たとえば〈陰(ほと)に麦生(な)り〉は,朝鮮語では陰は
poji,麦は pori であるから,両者はその音の類似によって
結合されたと考えられる。この説話形式は農耕地帯に行われ,そ
の農耕文化とともに伝播(でんぱ)したものであろう。
となっているが、卵、巨人は東洋では主にインドである。
だからイザナギ、イザナミは合体神 開闢神盤古「インドではなくても」
であると理解してもよい。
イザナギから改めて展開する日本神話は編集の意図を読まなければいけない。
と思うのだがなにせその後の民族神系アマ、ツク、スサもムチカシイ。
212 :
天之御名無主:05/03/17 14:42:12
213 :
天之御名無主:05/03/17 22:45:52
古代のことだし、科学的な語彙も少ないし、
本人たちもそれほど難しくは考えてなかったでしょ。
ただ、古代人は自然に近い生活してたし、直感は
するどかったと思うよ。そのように読んでみたら
人の生活が見えてくるかな。
214 :
天之御名無主:05/03/18 01:03:42
安来さんはイザナキのナキは「汝斬る=なきる=なき」
イザナミのナミ「汝見る=なみる=なみ」という。ナキは
兵士=男を示し、ナミは高台での見張り=予言する巫女を
示すという。イザナミとイザナギは武断的王朝と宗教的
王朝の共同作業で日本の広域を支配し始めた話という。
広域支配の重要な交通機関は 刳舟で、精神的なつながり
を宗教で、経済的つながりを出雲の鉄でつなぎとめた。
ナキの勢力は出雲西部で現在の出雲市周辺、ナミの勢力
は出雲東部の安来市周辺ということである。
215 :
天之御名無主:05/03/19 01:07:42
あの、くだらない質問かもしれませんが
神が死ぬってのはどういう風に解釈すればいいんですか?
イザナミとイザナギに生と死を「与え」たのは誰なんですか?
それともそういう捉え方が根本的に間違ってるんでしょうか?
216 :
天之御名無主:05/03/19 01:10:47
神が死ぬ=黄泉の国に行く
でいいじゃん。いる場所と境遇がかわるだけ。神話そのまま。
「与える」とか「奪う」という捉え方は根本的に間違ってるかと。
人間的な意味での生死は神様にはないでそ。
天上界に昇ったり地下の冥府におりたりまた地上にでてきたりするだけ。
地上に姿を表わす時と人間からは見えない時があるだけ。
死んだのなんのというのはあくまで喩えみたいなもんじゃないの?
死んだ神って、記紀神話の場合
どのくらいいるの?
イザナミとカグヅチくらいか?
オオゲツヒメも死が確認されている
220 :
天之御名無主:05/03/20 12:35:46
イザナミとイザナギの国創りの話は、大和朝廷の日本統一の流れ。
イザナミの死とイザナギの黄泉の国の封印の話は、火山に人身御供を、
奉げることで災いを鎮めていたことあらわす。
221 :
天之御名無主:2005/03/21(月) 10:36:12
>220
あまり説得力がない
222 :
天之御名無主:2005/03/21(月) 10:41:42
イザに包まれるようにナギとナミが渦巻いている。
としたらイザは盤古である。盤古は開闢神、生ずるために死ななければ
ならなかった。無と有の事は哲学にまかせたほうがよい。
所詮わからない。日本神話ではイザナミは火の神をつくりそのために
死ぬとある。人が死ぬという事は骨「無機物」になることと
同時に連絡が取れなくなること。
しかしイザナミは神なのでイザナミの死はなにを指すのかわからない。
神学にまかせたらよい。所詮わからない。わかることは
盤古が死ぬこととイザナミが死ぬことの意味が違うということです。
これなら子供に教えることができる。三貴神は盤古から生まれている。
盤古の日本名はイザです。正確にいうとイザナミイザナギ神合体神
だからスサノオは開闢神の陰イザナミに思慕は残る。
三貴神は民族神なのだがスサノオがより世界、地球をまとめる力がある。
原初の一者思慕はスサノオに強いが、引き裂かれた感情を強く持つものは
哀しく、強く儚いものの日本人原像がスサノオです。各文化の内にはスサノオ
の役割をもつ神が必ずいるはずだ。
223 :
ななしのこさん:2005/03/21(月) 14:55:43 ID:??? BE:138364496-#
ここでも質問してみよう。
キクリヒメ
と
ヨモツシコメ
の話ですが、
詳しいかいませんか?
>>222 1.なんかを言いたいのだろうけど、文がへたでうまく書けない
2.なんかを言いたいのだろうが、それは「文章」にはなじまない。
そのような解釈ができるのなら、こうも言えないだろうか
原初の神々の一柱としてイザナギ・イザナミの2神が活動していた。
これらの原初の神々の名はエロヒムとして人間に明かされた。この2神は
やがて地上に暮らす、堕落を通して苦しみに結び付けられた人間、
そして地球における創造に関わる神として、エロヒムの中でも特別な
存在となった。
イザナギは人間と共に堕落した神である。2神で一柱であるために
イザナギも堕落への誘惑に襲われる。しかし深淵に堕ちていくイザナミ
の一方で、イザナギは堕落の際で立ち止まることができた。
イザナギはその内に原罪から救いの可能性を見いだそうとするものに
啓示を与える神となった。
そしてそのような人物の中からノアに、ヤハウェという名が初めて
示された。イザナギはヤハウェである。この神は原罪から開放する
ためにイザナギの誘惑に目を向けぬよう、ただ自らのみを信仰する
ように強いる。
堕落をかわしたヤハウェは苦しみから開放する生命、導きを与える
ことができる。他の神の信仰にはそのような可能性はなかった。
救済はその民に父と子と聖霊として与えられた。
228 :
天之御名無主:2005/03/27(日) 20:00:51
失礼
ノア→モーゼ
ここは何時からお花畑になったの?
230 :
天之御名無主:2005/03/28(月) 23:16:48
NHKの人気番組 「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」にて、「千年の秘技・たたら製鉄 復活への炎」と題し、島根県のたたら製鉄の復活がとりあげられます。
番組では日本刀の素材である和鋼(わこう)の製造法であるたたら製鉄の復活に取り組む安来-奥出雲地方の人たちの奮闘が描かれています。
ぜひ、ご覧ください。
放送予定
・放送日 3月29日(火曜日) 21時15分〜21時58分
・再放送 3月31日(木曜日) 00時15分〜00時58分
詳しくはNHKのホームページをご覧ください。
test
232 :
天之御名無主 :2005/04/06(水) 22:19:49
仲直りさせた神っていましたよね。
233 :
天之御名無主:2005/04/06(水) 22:29:31
234 :
天之御名無主:2005/04/07(木) 00:22:28
イザヤの末裔なのか
235 :
天之御名無主:2005/04/09(土) 02:56:54
すいません。
民俗学の右も左も分からない、全くのドシロウトなんですが、
菊理媛というのは、イタコの神様ですか?
236 :
天之御名無主:2005/04/12(火) 20:42:20
237 :
天之御名無主:2005/04/15(金) 01:30:59
238 :
天之御名無主:2005/04/23(土) 01:30:24
赤いトラクターは大好きですね。
239 :
天之御名無主:2005/04/26(火) 22:09:55
240 :
天之御名無主:2005/05/12(木) 18:44:28
懲りないな大同マンセー君は。
241 :
天之御名無主:2005/05/17(火) 02:12:36
うそだ
園児も信じないよ
242 :
天之御名無主:2005/05/17(火) 03:29:03
真偽は別にして、腹たつよなあ。
大同マンセー撲滅法を可決成立したいと思うが。
いかがか?
243 :
天之御名無主:2005/05/21(土) 14:35:10
イザナギ厭わずに黄泉世にすわと行きなさい
イザナミ黄泉帰りへ神よ見なさい
↑回文だ
「おにいちゃん」と「いもうと」か……
すばらしいですね、日本の神話は!
246 :
天之御名無主:2005/06/26(日) 11:24:51
島根県安来市にあるイザナミの神陵地は
昔は母里藩という松江藩の支藩だったらしい。
やぱり、母(イザナミ)の里ということで
母里(もり)ということになったらしい。
ここを母方の出身地とする母里太兵衛という
武将は黒田節にも歌われ有名ですね。
247 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 16:29:50
ユング心理学者の河合隼雄氏は、古事記の神話研究を通して、日本人の深層に、西
洋の一神教世界とは違う心理が働いていることに着目しています。そこで、「中空
・均衡構造」という概念を提示しています。それによれば、西洋型の思考の特徴は
「『統合』への要求が強い」ということである。それに対して、東洋型の思考の特
徴は、対立するものを『均衡』させる力が働くというものであるらしいです。
たとえば三貴神といえば天照大神、須佐之男神、月夜見神ですが、月夜見神は
殆ど活躍せず、アマテラスとスサノオの間でまるで中空のような存在になってい
る。天皇制と幕府の関係もそうで、中空部分は出雲がその役割を担っていたのか
もしれません。
「島根県と鳥取県って日本のどこなの?」という問いが日本各地で「印象の薄い
県」の代表として扱われます。しかし古事記の修理固成の段にどの律令区分の国
(今の県名)よりも先にこの両県名は出てきます。しかし目立たないのは目立たな
い理由があって近代日本のインフラを作るときもわざと投資を避けてきたような
ふしが感じられます。廃藩置県直後の東京よりも島根県の人口は多かったらしい
のです。
その古事記に書かれている内容ですが、出雲と伯耆の国境に伊邪那美神を葬った
というくだりです。どうも私には日本の文化の中空の中心がここにあったような
気がします。更に付け加えると、出雲と大和朝廷はこの両者にとって神聖な地を、
目立たないようにする文化的企てを千年以上に渡り行うことにより、アラブと
イスラエルのエルサレムを廻る悲劇をあらかじめ回避してきたと考えたりもする。
それって考えすぎでしょうか?しかし、こう考えると中心を持たない日本精神の
構造ゆえ、自然状態では諸外国と渡りあえないと考え明治政体は天皇に強い権限
を与えたものにした。戦後はまた自然状態に戻ったため中空部分はアメリカナイ
ズされたり、中空構造のせいで上手な外交手腕を発揮できず、最近ではアジア
近隣国になめられ始めてもいるのではないでしょうか。
248 :
天之御名無主:2005/07/15(金) 22:11:36
加具土神って、半凝固の鉄塊のイメージがある。
白赤色に輝いて熱くて柔らかくて切り裂くと
その切れ端が有用な鉄器になった。それに神様
の名前をつけたのでは?
249 :
天之御名無主:2005/07/15(金) 22:35:49
迦具の「カグ」は、かがやくという意味があると、ものの本には書かれてたりするからな
250 :
天之御名無主:2005/07/28(木) 16:16:31
夫婦による子殺し第一号
障害児の育児放棄
251 :
天之御名無主:2005/07/28(木) 17:23:29
>>1明らかにクサナギとにてるだろ
チョン神話だよ。
253 :
天之御名無主:2005/08/03(水) 19:18:05
>248
なんのために神様にするのか‥
説明が不足してるよ
補足カモン
イザナミ死亡時に生まれた神々は大陸の五行説の影響が濃厚ではないか?
カグツチー火
カナヤマビコ、カナヤマビメー金(属)
ハニヤスヒコ、ハニヤスヒメー土
ワクムスヒー植物の生成ー木
ミツハー水
モロに大陸だな
イザナキ イザナミ 夫婦寄り合い
満々たる綿津海に 天の逆矛下ろさせ給い 引き上げ給う
その滴りを 凝り固まって一つの島を
月読 日読 水蛭子 須左之男 もうけ給う
水蛭子と申すは恵比寿のことよ 骨無し 皮無し 益体無し
三年足立ち給わねば 手繰りくり来る くる舟に 乗せたてまつれば
青海原に流し給えば 海を譲りに受け取り給う
西の宮の戎三郎 いとも畏き釣り針下ろし よろづの魚を釣り
釣った姿は サテしおらしや
256 :
天之御名無主:2005/08/04(木) 11:11:46
>254
五行という観点も、もともと日本にその思想の端緒はあって、
表現する際、中国から来た言葉を借用しただけなんじゃないの?
日本の五行と中国のそれを比べてみて本当に同じといえるかどうか?
いや、なかったよ。
258 :
天之御名無主:2005/08/06(土) 08:17:41
>254
五行は説じゃない
その当時の人が世界の中に5つの要素がからまっていると見たのははっきり
とした現実だったのだから。
今の人が『説』なんていうのはそれをもう理解する術を失っているから。
>>258 五行説が「説」じゃない、てことは、
自然発生的に生まれるであろう自然観であって、
どっかから輸入されて観念ではないってことかね?
五行説的な自然哲学観は、各地で自然発生的に生じておかしくないし、
素朴で汎地域的なものだろうと思う。
だがそれを5つの要素に還元する哲学は、素朴で
自然発生的で汎世界的だとまでは
なかなか言い切れない。
虹の色を七色とする民族もいれば、
三色にしか見れない民族もいる。
木火土金水は、大陸的な個性をもっているといっていい
261 :
天之御名無主:2005/08/09(火) 16:53:00 BE:420269478-
Zavtoneの愛知ソニアのチャネリングによると、イザというのは
13を表し、イザ波、イザ凪というのは、宇宙(オリオン、シリウス、プレアデス)
から放射されてる、宇宙波みたいらしいよ。ちなみに、聖書のヨブ記(第38章31〜35)
にそれをにおわす記述がある。
262 :
天之御名無主:2005/08/09(火) 23:55:14
なんかオカルトっぽいな
五行説じゃないだろ。順番がめちゃくちゃじゃないか
264 :
天之御名無主:2005/08/27(土) 23:51:19
漢字でイザナミって書く場合に伊耶那美と伊邪那美と
伊弉冉っていうのを見るけど最初のは誤字?
>>264 伊弉冉は『日本書紀』や『古語拾遺』で用いられ、伊耶那美や伊邪那美は『古事記』で
用いられている用法。
現存する古事記の最古の写本は『真福寺本』といわれるもの(古事記の原本は残って
いない)で、この真福寺本ではイザナミは伊耶那美と記されているので、真福寺本の
表記に従っているのでしょう。
266 :
264:2005/08/30(火) 21:01:17
>>265 こんなに詳しく教えてくれるとは思ってなかったyp
ありがd!
267 :
天之御名無主:2005/09/23(金) 21:47:05
八百万の神々は今も日本を見守っているのだろうか。
どこかの本で、日本の神は八世紀頃に異界に追いやられてしまったと読んだんだけど。
それとも外来種の神々に駆逐された?
268 :
天之御名無主:2005/09/24(土) 00:19:52
でも、八百万って要するに森羅万象のことだよねぇ。
そう考えると、日本の宗教観は一神教じゃないわけだし、
いると思えばどこにだっているんじゃない。
それに、日本の神さんって人(神?)良さそうじゃない(笑)
だから別々のものとして存在してるなら、一緒に仲良くしてる気がする。
269 :
倉乃男:2005/09/24(土) 00:28:55
>>267 本地垂迹説によれば、神は仏の姿として、現世にご利益をもたらしているので、
ある意味現在も見守っているといえるのではないでしょうか。
270 :
天之御名無主:2005/09/26(月) 00:17:11
なんかむかつく韓国の学者がいるんだよね。イザナミとイザナギが
韓国人だというやつ。だったら何で島根県安来市に伊邪那美神の墓
があり、それが韓国では到底望めないような昔に書かれた、日本最
古の歴史書「古事記」にその場所までちゃんと書いてあるのかな?
神と実在の人間との区別のつかないやつってのは、何国人だろうと
イカレている。
272 :
天之御名無主:2005/10/25(火) 22:04:44
アゲ
イザナギ・イザナミは、単に現世と死後の世界、つまり『死に関する神さん』だったんじゃないかな?
もしかしたら元は1柱だった死に関する神の話に後付けで『死の対極である生』つまり出産=万物の生成の話を付け足す際に
2柱の神格というか神に分けたんじゃなかろうか
で、大地の成り立ちを含め種々の自然現象等の成り立ち=『万物の生成』つまり無から有を生じる典型といえば
やっぱり妊娠&出産だからこの2柱の神さんに限ってはセックルするわけよ。
大体この話の前にせよ後にせよ、直後の3貴神の誕生に関する逸話にせよ、当のイザナギも含め神さんはみんな単体繁殖しまくってるじゃない。w
後は最近になって、こんなこと思い付いたんだけど…
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/min/1063709041/186-188
275 :
天之御名無主:2005/11/07(月) 15:40:15
>265
それでかあ。島根県東出雲町に揖屋(いや)神社というのがある。
ここが古事記での葦原中国と黄泉国の境目だと言われている。
昔、出雲では伊耶(いや)那美と発音していたのだろう。
>>275 それは、ちょっと……
『古事記』の該当部分に「故、その謂はゆる黄泉比良坂は、今、出雲國の伊賦夜(いふや)坂と謂ふ」と
あるから、一足飛びに結びつけるのは疑問。
277 :
天之御名無主:2005/11/27(日) 19:09:37
しかし神話の、特に神代の部分なんかは今の人間の思考を越えてるわな。
ヨモツヒラサカもそうだが、神話に出てくる場所をそのまま現在そう
呼ばれる場所に当て嵌めてもいいんじゃろうか?
なんというか、霊的な出来事を単純に物質的なものに対応させるような
受け取り方は慎重さに欠けてるんじゃないかと、こう思うんだが。
278 :
天之御名無主:2005/11/27(日) 20:00:52
そういえば、ホツマツタエのスレッドってどっかある?
他の板でもいいんだけど、知ってたら教えて。
279 :
天之御名無主:2005/11/27(日) 22:34:36
>>277 書紀をちゃんと読むと良いよ。
場所では無く…って意味ならば、1書に曰くとして『黄泉津平坂とは場所では無く、ただ息を引き取るその瞬間のコトというものもある』ってな感じの記述もあるよ。
例えば『〜の方』という意味で『〜のヒラ』という古い言い方があるけど、これを黄泉津比良坂にあてはめれば、
(概念的な)生と死の世界を分ける峠(峠ってのは国の境目だわな)の黄泉のほうの坂。ってな意味にもとれますね。
個人的には書紀にイザナギは『イザナミがモガリ(風葬)してある場所に行った』とあるから、四方(よも)が平らたい坂になってる『方墳』なんかもかんがえてみたり、つまりクナト神は棺を納めた石室を塞ぐ岩を神格化したもの。ってねw
281 :
天之御名無主:2005/12/05(月) 22:42:02
>>276 出雲風土記の言屋(いふや)社が伊賦夜でしょ?
だったら、この言屋社が今の揖屋神社であるのだからOK
だと多くの書物は訴えているよ。中には宇佐八幡の宮司
のものもある。
282 :
天之御名無主:2005/12/06(火) 02:35:57
283 :
天之御名無主:2005/12/07(水) 01:01:16
小学1年辺りの時、学校でも可也古い(その時〜20年位昔)本棚に
『黄泉のくに』という絵本が有った。
興味が有ったから友達と一緒に読んだら当時としては物凄い絵が怖杉(((((;゚Д゚)))))ガクブル
内容も意味不明で怖さが増したし今まで読んだ中で一番不気味でヤバかった・・・。
後で調べたら内容もオカルトっぽかったし、超暗かった。
本の出版社調べたいけど思い出せない、、多分相当昔だからもう誰も知らんしもう無いと思うが。
285 :
天之御名無主:2006/01/12(木) 15:40:40
286 :
天之御名無主:2006/01/13(金) 01:16:22
>>284 黄泉の国の前の火神被殺が大切なんだ。
「もののけ姫」という神殺しのアニメ覚えている?
その結果が夜見なのだから。
287 :
天之御名無主:2006/01/13(金) 11:07:58
イザナギイザナミは神様の元祖だしょ?天照大神やら素戔嗚尊やら神々の親なんじゃん?
>>287 天照の親はイザナギだけだよ。
イザナギの禊で生まれたんだから、
二人が親というのはおかしいんじゃ…。
あれでもスサノオはイザナミを母って呼んでたっけ。
ここんとこ謎だ…
289 :
天之御名無主:2006/01/13(金) 19:15:31
別に生物学的な(でも神って生物なのか?)母親だけが母親じゃないってことでしょ
『日本書紀』の、一書(あるふみ)ではなく、本文にはイザナキとイザナミの二柱が、共(とも)に
スサノオを産んだことになっているよ。
下記、参考までに。
> 伊弉諾尊・伊弉冉尊、共に議(はか)りて曰はく、吾(われ)已(すで)に大八洲国及山川草木を
> 生めり。何(いか)にぞ天下(あめのした)の主(きみ)たる者を生まざらむやと。
>
> 是に共に日神(ひのかみ)を生みます。大日靈貴※(おほひるめむち)と号す。此の子、
> 光華明彩(ひかりうるはしく)、六合(あめつち)の内に照り徹らせり。故(か)れ二神喜びて曰はく、
> 吾が息(みこ)多(さは)なりといえども、未だ若此(かく)霊異(くしび)なる児(みこ)は有さず。
> 久しく此の国に留めまつるべからず。自ら当(まさ)に早く天(あめ)に送りまつるべしとのりたまひ
> て、天上(あめ)の事を授けまつりき。是の時、天地(あめつち)相去サることを未だ遠からず、
> 故れ天柱(あめのみはしら)を以て天上に挙げまつりき。
> ※ 「おほひるめむち」の「靈」の字の「巫」の部分は「女」。
>
> 次に月神(つきのかみ)を生みたまひき。其の光彩(ひかりうるはしきこと)日に亜(つ)げり、日に
> 配びて治すべしと。故れ亦天に送りたまふ。
>
> 次に蛭児(ひるこ)を生みます。已に三歳(みとせ)になるまで、脚(あし)猶(な)ほ立たざりき。
> 故れ天磐豫(木扁+豫)樟船(あめのいはくすぶね)に載せて、順風(かぜのまにまに)放ち棄て
> たまひき。
>
> 次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みたまひき。
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/min/993454577/138
291 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2006/01/16(月) 14:31:21
>>280 ( ̄ー ̄)同じような考えを持っているんだが、山口県に残っている方言で「ひら」というのがある。
共通語にニュアンスをそのまま訳すのは難しいが、「(真ん中に対して)側(がわ)」のような意味で使う。
例えば「顔の両ひら」と言えば両頬を指す。
したがってもっとダイレクトに「黄泉津比良坂」は「黄泉の国の端(辺境)の坂」という意味ではないかと考えている。
神話の物語中、「平らな坂」であるという解釈に必然性が感じられない。
上記のように取ればしっくり来るのではないかと思う。
ちなみに綿密にフィールドワークしたわけではないが、山口、島根、広島は方言がかなり共通語彙圏だから、可能性は大いにあると思う。
あるいは子音を同じくする「へり」と同根か?
292 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2006/01/16(月) 15:02:05
>>249 上代古語では「輝く」は確か、「カカヤク」と清音だったね。
「kag」で成る語に「かげ」、「かぎろひ」、「かがよふ」がありいずれも光の作用を表す語のはず(恩師の受け売りだが(^_^;))
293 :
280:2006/01/21(土) 23:41:56
>>291 当方は吉備の国の北東の角のほうであります。
>山口、島根、広島 (岡山も足してくださいw)
するってーと吉備・出雲の文化圏内に話の原型があったのか?ヒラはただ単に上代語が方言として生き延びているのか・・・
>四方(よも)が平らたい坂になってる『方墳』なんかもかんがえてみたり、つまりクナト神は棺を納めた石室を塞ぐ岩を神格化したもの。ってねw
は>280を書き込み中の思いつきだから、上半分の部分に同じような考えを持っている方に出会えて光栄です。
294 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2006/01/22(日) 12:33:17
>>293 >山口、島根、広島 (岡山も足してくださいw)
イントネーションからすると当方の感覚からすると岡山は大幅に関西に近いと思うのですが、同じ中国地方ではあるし、共通の方言も多いと思います。
岡山へは大学の友人がいた関係で市内しか訪れたことはありませんが環境が整備されていて好感が持てます。
九州から近畿地方へ文化の中心が移行する過渡期に中国地方に政権が留まった時期があったのでしょうか?
それともそれとはまた別に中国地方に独自の文化圏が栄えていたのでしょうか?
興味は尽きないところです。
しかし、いずれにせよイザナミと中国地方は縁深いように思えますね。
295 :
天之御名無主:2006/01/22(日) 13:20:25
>したがってもっとダイレクトに「黄泉津比良坂」は「黄泉の国の端(辺境)の坂」
でかした!それたぶんアイヌ語(ビラ=辺境、崖)だよ
どうりで、沖縄・鹿児島に「ひら」が多いかと思った
296 :
天之御名無主:2006/01/23(月) 08:11:53
平氏(赤旗=先住民の色)はどこに拠点があった?
源氏(白旗=朝鮮人の色)はどこに拠点があった?
南朝はどこに拠点があった?北朝はどこに拠点があった?
水神と共に祀られる平氏、水神といえば西日本だよね。
平氏も貴族だから朝鮮の血は濃いよ、しかし先住民の
反乱だったんだ。あれは単なる権力闘争じゃないんだよ。
南朝しかりだ。よーく考えよう。
記紀、倭人伝、東夷伝、風土記をよーく読もう。
先住民はいま朝鮮人(源氏=東日本人)により根絶やしに
されようとしているのである。
297 :
天之御名無主:2006/01/24(火) 11:33:10
イザナギとイザナミ=アダムとイブ
>296
デムパは自分の星に帰れ
(・∀・)/
299 :
天之御名無主:2006/01/26(木) 16:24:56
>>296 八切止夫にでも毒されましたか・・・。
はい はい。
300 :
天之御名無主:2006/01/26(木) 16:32:56
日本人と挑戦人、箸の長さを比べてみれば起源の前後は一目瞭然
みんな悩んで大きくなったんだい。
301 :
天之御名無主:2006/02/02(木) 17:38:17
古代の箸は、竹を曲げたピンセットの様なものだったのでは?
302 :
天之御名無主:2006/02/07(火) 03:10:41
イザナキとイザナミは「海の上を漂ってる国を作り固めろ」と命じられたのに、なんでまた国を生み出したのかね。
固めればいいのに。
303 :
ぴる来る ◆cRinn.D6KE :2006/02/08(水) 13:21:56
別系統の伝承の複合だからと思われ(  ̄ー ̄)
304 :
天之御名無主:2006/02/08(水) 20:38:34
欲望に負けたんでしょう。
305 :
天之御名無主:2006/02/09(木) 20:16:01
良スレage
306 :
天之御名無主:2006/03/32(土) 08:50:57
イザナギイザナミって日本列島だけを生んだのかな?
他の国の存在を古代の人はどう考えてたんだろ?
307 :
天之御名無主:2006/04/11(火) 21:51:14
安本美典著「邪馬台国と出雲神話」に日本の国学がひっくりかえる
ようなことが書かれていたな。
308 :
:2006/04/12(水) 03:39:42
アダムとイブ=イザナギとイザナミ
310 :
天之御名無主:2006/04/12(水) 17:36:59
むしろイザナギ・イザナミ=ヤハウェ
312 :
天之御名無主:2006/04/13(木) 22:30:42
イザナギ・イザナミは広島県北部の話じゃけえ
313 :
mafoid:2006/04/13(木) 22:55:25
314 :
天之御名無主:2006/04/14(金) 16:56:28
イザナミ・イザナギって最初しか出ないよな?
天皇家の守護神は御巫八神だし、延喜式(祝詞)も然り。
余りに軽ーい扱いな希ガス。
その辺どーよ?
315 :
天之御名無主:2006/04/17(月) 23:53:37
イザナギ・イザナミは万物の根源の2元、陰と陽みたいなもんだと思う。
だから八百万=ナギ・ナミ
ややこしいのは造化3神よりも、ナギ・ナミよりも天照大御神のほうがなぜか上位にあるってこと。
前に「天照大御神の研究」って本読んだんだが、そういうことが書いてあった。
著者忘れてもた
日本人なんて卑弥呼の昔から
お姉さま萌えで
委員長萌えで
ひっきー萌えで
巫女さん萌えですから。
317 :
天之御名無主:2006/04/20(木) 13:46:49
ヤマタノオロチとは斐伊川のことであり、毎年いけにえを捧げ悲しんでいる老夫婦は
農民である。
更にいけにえを捧げていた季節はおよそ6〜8月あたりである。
この時代斐伊川には堤防らしき物が未だなく梅雨になると大洪水が毎年のように起きていた。
この事態を収拾すべく農民たちは堤防を作ることになる。
堤防を作る道具は斐伊川で取れる砂鉄から作る(多々良)。
更に斐伊川河口(大蛇の頭の付近か)此処では酒つくりが盛んであったため
神酒を造り、安全を祈願しながら工事に着手した。
この工事により洪水が起こらなくなる。
更に農民たちは、多々良で剣を作り悪天候にならないように祭ったのである。
アマノムラクモノツルギいわゆる雨雲の剣。
これを祭ることで豪雨による災害が発生せぬように願ったのかもしれない。
そしてその堤防こそがスサノオなのである。
これが出雲に住む人間に伝わっている真実である。
318 :
天之御名無主:2006/04/21(金) 13:32:28
全くナンセンス
319 :
天之御名無主:2006/04/22(土) 22:00:23
>>317 の話しにヤマタノオロチって言葉で思ったんだけど、確か国宝に草薙の剣ってあるんだよね?
かなり昔に草薙神社に行った時にそんな話し聞いたんだけど…
320 :
天之御名無主:2006/04/23(日) 10:28:52
>>319 ソンナモンある分けない
ただの作り話に過ぎんのに・・・・・・
321 :
天之御名無主:2006/04/23(日) 13:48:47
イザナミ、イザナギが淡路の海人の伝承が元になった後付けの話ってのは既出?
イザナギ・イザナミ=兄と妹で結婚ってモチーフは南洋の方から入ってきた話が転じたものじゃないかって聞いたことがある。
323 :
天之御名無主:2006/04/23(日) 14:30:01
既出か・・・・・・ではさらば
>>314 俺の姉ちゃん、結婚式は神前で挙げたんだけど、そん時ちゃんと神主の人が
「かくもかしこきイザナギの神とイザナミの神……」って夫婦神の結婚から始まる祝詞あげてたぞ。
人生の大事な時に最初に出てくる神さんなんだから、軽視されてるってことはないんじゃね?
少なくとも民間の間では。皇室関係じゃ、どうか知らないけどな。
325 :
天之御名無主:2006/04/23(日) 21:36:14
>>314 >>324 イザナギ、イザナミの話は海人の間の伝承が元で、
本来の日本の神話とはちょっと系統が違うそうです。
昔の朝廷の中では海人はある種の権力を持ってたからこういう話が出たんだと思う。
ちなみに国生みの伝承は東南アジアでも見られる話とか言うのを聞いた事がある。
元々天照の話があったところに、国生みの話がくっ付いて
神様を作ったイザナギ、イザナミ=天照等の親みたいになったんだと思う。
皇族は天照の子孫だったから後付のイザナギ・イザナミとは縁が薄いんだろ。
(三原郡史って本による。昭和54年発行。古い・・・大丈夫かな?)
だからイザナミ・イザナギのナミ、ナギと海に関係のある言葉がついてるとか言う話も
読んだことがあるけどこれはどうだかわからない(これは「淡路の古代地名」だと思う)
誰か他に詳しい人情報希望。今ちょっとそういうこと調べてますんで。
>>325 ある種の権力も何も
「瀬戸内海を掌握している」
てことは九州やその先の大陸との海運も外交・貿易すべて掌握している。という当時としてはとてつもない権力者でしょ?
海人ってそんなにすごかったんだ。
瀬戸内海に海人が少数乱立状態で、そん中の淡路周辺の海人の集団が刈り出されてたのかと思ってた・・・・・
海人についての資料とかどっかに有りますか?
>>327 ネット出来るんだから国会図書館で調べてみたら?
もしかしたら参考になるような資料もデジタル化されてweb閲覧できるかもよ?
>>327 歴史街道の2月号か3月号だったか(も少し前後するかも)をチラ見した時にそんなのが出てた気がするよ。
まぁこの雑誌自体「なんだかなぁ〜」って気もしますけどね。
国会図書館で資料見られるのは知らなかった・・・
今まで図書館まわってたのがばかみたいだな。
どうもありがとう。
もうちょっと勉強してから来るよ
あ?
国会図書館で資料見るなんて、国会図書館に行ったことない奴だろw
332 :
天之御名無主:2006/05/08(月) 01:31:11
多賀大社へ行くべし。
>>331 んあ?この手の資料は見れないのか?
だとしたらスマンかった。この板とは著しくジャンル違いな方面のことだけど、過去数回web閲覧したことがあるもんでな。
あれから何年も経つし、全体に可能なんかと思ってた。
吊ってくる。
335 :
334:2006/05/08(月) 10:13:37
すまん、直行は無理だったジャンプしたさきのトップへ戻るをクリックしてから、検索してみてくれ見れるから OTL
336 :
天之御名無主:2006/05/08(月) 11:13:00
>>335 登録するともっといろんな資料も閲覧可能なんか?
>325
横から補足しますです。
長文失礼
そもそもイザナギ・イザナミについては、2通りの考え方がある。
・日本独自の神話である
・海外説話の影響がある
日本独自の神話であるとするのは、
淡路島を中心とした国生みをメインと捉えた場合の考え方。
(岡田精司)
海外説話の影響があるとするのは、
オノゴロ島を、海をかき回して島を作るという、
ポリネシアの島釣り神話の影響があるという場合の考え方。
(松前健・松本信広)
イザナギ・イザナミの結婚と出産・黄泉の国の説話は
世界の広範囲にわたって見られる
という考え方。
(村松武雄)
記紀は、編者が存在し、神話を再構築している。
諏訪春雄『日本王権神話と中国南方神話』から
この編者があって、神話を再構築しちゃってるのが、
記紀を考えるのを難しくしてると思ふ。
338 :
天之御名無主:2006/06/04(日) 18:47:31
それは編者の意図がどこにあったかの見方次第でわないか?
いろんな時点で編集は重ねられてきたわけで、古事記も日本書紀もその一断面にすぎないってことだろ
その後古語拾遺も先代旧事本紀も中世日本紀もいろんな神社縁起、微妙に異なった神話を伝えてるしな
340 :
天之御名無主:2006/06/05(月) 14:00:18
イザナギとイザナミ=クロスとクリス
341 :
天之御名無主:2006/06/06(火) 20:42:58
342 :
:2006/06/11(日) 03:15:56
太平洋戦争で日本はアマテラスを祭っていた
アメリカはイザナミ(自由の女神)を祭ってた
だからアメリカが勝利したらしい
344 :
天之御名無主:2006/06/11(日) 23:18:04
まあ戦争っていうのは利用できるものはなんでも利用するからな。
しかし神々まで動員したのは、イスラムテロリストは除くとして、国家としては
日本くらいじゃないか?
官軍という意識はそれ以前からあったの
だろうけどもね。国と国との関係にそれを持ち出したのはその延長線上
みたいなもんなんだろうかな?
いずれにせよ、このスレの目的はよくあるような〜の神様は商売の神様
というような低いレベルにはないことを、わざわざスレを立てたという
行為そのものが示していると、おれは信じているよ。
イザナキ/ミ神話は、記紀成立以前の
古い説話を素材にしている可能性はおおいにある思う。
たしかに一連の「北方系」高天原神話にはない南方系の色合いが濃厚だ。
ただ少しひっかかるのが、「アメノヌボコ」で。
いったい矛や玉を聖器とする伝承が南方系であるのかどうかと。
矛も玉も性器じゃね?
347 :
天之御名無主:2006/06/18(日) 18:39:17
>344
別になくてもいいじゃん?
348 :
天之御名無主:2006/06/20(火) 09:31:05
アメノヌボコで大地を固めるのは、土器で塩作りするときに棒でかき混ぜて
いた事を参考にしたとゆう説があるけどね。
349 :
天之御名無主:2006/06/20(火) 14:11:19
そんな神話に何の意味が?
>344
国家が戦争に神を利用するのは日本やイスラムに限らずよくある。
ナチも北欧神話を戦争に利用した。
キリスト教だとユダヤ教やイスラム教との繋がりが絶てないから。
「英雄が死ぬとワレキューレに連れられ、ヴァルハラ(天国)に行く」
国が危機に瀕すると特別な事(神風)が起きたり、英雄(アーサー王等)
が蘇り、国難を救うという伝説がある国はよくある。
神話は論理的な批判を受けつけないから、戦争での大義名分や権威付けや
特別視させるために、人々が崇める神は戦争に利用されやすい。
351 :
天之御名無主:2006/07/09(日) 13:27:40
まあ、宇宙や地球を創造したのも人を生み出したのは伊弉諾伊弉冉だしな
オノコロシマと自立再生論
記紀によれば、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の二柱の神が「修理固成」の御神勅を受け、
天の浮橋に立って天の沼矛を指し下ろし、掻き均して引き上げて出来た島が「オノコロシマ(淤能碁呂島、オノゴロジマ)」です。
この島に天降り、天の御柱と八尋殿を見立てて国産みが始まるのです。この「オノコロシマ」については、ひとりでに凝ってできた島だとか、
あるいは、神皇正統記によれば、「おんころころせんだりまとおぎそわか」という薬師如来真言による説明まで紹介されていますが、
実際のところ、この島がどこにあるのかわからないとされています。
ところが、それほど難しく考えることはありません。「オノ」というのは、ひとりでに、自ずと、という意味の大和言葉です。
また、「コロ(ゴロ)」というのは、物が転がる様を現す擬音語です。
そして、「シマ」というのは、島宇宙、星のことです。いずれも大和言葉です。
そうであれば、「オノコロシマ」とは、自ら回転している星、自転星、そうです「地球」のことであると私は確信しています。
青い鳥のように、どこにあるのかわからなかったオノコロシマは、我々の足元そのものであったわけです。
古事記の此場面を呼んだときに
藤子・F・不二雄の創生日記や
ドラえもんのび太の創生日記の宇宙創生の場面
を思い出したのは私だけでしょうか?
352 :
天之御名無主:2006/08/14(月) 04:46:36
元来、淡路島一帯の海人族が崇拝する海洋神が、朝廷側に取り入れられ、
国土創生神としての属性を付与された神格。
353 :
天之御名無主:2006/08/14(月) 12:52:31
仁徳の時代には、淡路島で汲んだ水を、船で河内まで運んでたって話がある。
その水は、今でも湧いてる。「御井の清水」
354 :
野良猫:2006/08/14(月) 13:03:21
禊ぎの契り。
清めの儀式。
太古のケガレ受けの儀式。
陰と陽、二亟的儀式の極み。
混沌の儀式。
生と死の岐れ道。
……ぐわ!
フィルター無しじゃ危険だぜ!!
大胆すぎるのも、考えものね( ̄^ ̄)
355 :
天之御名無主:2006/08/14(月) 14:53:55
【趣味は】疋田紗也のファッション【SeXッッ】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/fashion/1155457566/l50 192 :名無しさん@3周年:2006/08/14(月) 13:20:15 ID:7F7Xtz23
他板からのコピペ
http://www.naispo.net/entertainment/20060810/04.php ◇プライベートのブログが流出 趣味はSEXッ!!
美少女アイドルの疋田紗也(17)がブログで「趣味はSEX」と告白した騒動で、思わぬ影響が広がっている。
そもそも、この騒動は疋田が携帯ブログで衝撃的な書き込みの数々を行っていたことに始まる。
「もともとは疋田自身がプライベートサイトとして作ったものなんですが、
インターネット上に流出してしまい疋田のファンが騒然となったんです」(アイドルライター)
例えば、疋田とカレシとのツーショットプリクラの紹介のほか、「一緒に寝たのぉ、Aの腕枕〜幸せぇ」などと、
カレシへの思いをつづっていた。もっとも驚くべきは「【趣味】SeXッッ笑」との書き込みだ。
「現役アイドルとしては、前代未聞。イベントでは急きょ『お騒がせしてすいません』とファンの前で謝罪することになりました」
(前出のアイドルライター)
356 :
天之御名無主:2006/08/21(月) 16:31:12
>>261 昨日は熱い中、一日立ちっぱなしでお疲れでしたね。
357 :
天之御名無主:2006/08/22(火) 01:34:29
どうにも思弁的な色が濃い高天原神話に比べると
イザナキイザナミ神話は素朴な感が否めませんな。
>>352 >元来、淡路島一帯の海人族が崇拝する海洋神が、朝廷側に取り入れられ、
国土創生神としての属性を付与された神格。
中村啓信さんの本でそのようなことを読んだ気がするが
この説ってどのくらい有力なのでしょうか? 学界的というか
360 :
天之御名無主:2006/08/23(水) 12:28:40
>>359 想像に想像が重なっただけの、
根拠のない偉い人の電波だね。
偉い奴からして電波大国だから、
罪の意識がゼロの奴が多いんだよ!
欧米じゃ軽く排他される程度の説です。
日本では神話を歴史学者や国文学者が扱っており
世界に通用しない電波説を学界の身内でオナニー的にやっている。
神話学者(文化人類学者)は排除されている。
世界では神話は歴史学者ではなく
神話学者(文化人類学者)の扱うものとされ
歴史学とごっちゃにやるのは電波扱い。
いや、別に欧米でも歴史学者や文学研究で扱うことはあるぞ。
とくにギリシャ神話(文学研究)やローマ神話(歴史学)なんかは。
神話は歴史と密接に関連しているから両者を切り離して研究するよりも
両者の視点を持って研究する方が妥当。
363 :
天之御名無主:2006/08/27(日) 19:00:37
>>360 それじゃ、古事記に載ってるままの神格で最初から崇拝されてたと思ってるのw?
ここは学問版だが?
根拠の無い妄想信仰は迷惑だから、宗教版で主張してろ
>世界に通用しない電波説を学界の身内でオナニー的にやっている。
365 :
天之御名無主:2006/12/13(水) 23:54:59
ところでイザナギ景気ってどうしてそういう名前なんでしょう
>>365 第二次大戦後の復興期に、実感を伴って景気が回復・継続したので、「神武景気」と名づけられた好況期がありました。
これは神武以来(有史以来)の景気ということです。
その後、神武景気を超える好況の波が来て、神武を遡るのだからということで、「岩戸景気」とされました。
そのまた後に、岩戸景気を上回る好景気に沸いたのが、戦後最長の「いざなぎ景気」ということなんじゃ。
昔、昔のお話だよ・・・。
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|::::: " ゝ ヽ__ノ (__(Д` ) ::
\:::::__ )// // っ⊂L∧ ∧
∧ ∧ ( ;;;;;;)
Y>>>>>ルシファー>>>>>(超えられない時空の壁)>>>>>イザナミ>>>>>イザナギ
イザナギとイザナミより偉い神様が居るのかよ
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/min/1063709041/190 190 :天之御名無主[sage] :2005/10/31(月) 20:50:07
【神武景気】 じんむ-けいき
1955年(昭和30)から翌年にかけての景気の好況。有史以来の好景気の意で用いられた俗称。
【岩戸景気】 いわと-けいき
1959年(昭和34)から翌年にかけての景気の好況。神武景気をしのぐ好況の意で用いられた俗称。
【伊弉諾景気】 いざなぎ-けいき
1965年(昭和40)から70年に至る景気の好況。岩戸景気を上回る長期の好況の意で用いられた俗称。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
369 :
天之御名無主 :2006/12/18(月) 21:45:59
イザナギとイザナミ
凪と波
370 :
天之御名無主:2006/12/20(水) 03:19:04
>>361 >>362 初学者なので詳しくはわかりませんが、
日本では国文学者が神話論や古代史論の論陣を張ってるケースが多いようですね。
今受けている古事記講読の教授は「史実は語らない」がモットーだそうですが、
カルチャースクールとか講演とかで質疑応答の時間になると、
「高天原は具体的にどこなのか」「神功皇后は卑弥呼か」「邪馬台国は九州か畿内か」
みたいな質問が多くて辟易してるらしい。「わしゃ国文学者じゃっちゅうねん」とか…
371 :
天之御名無主:2006/12/27(水) 22:54:28
古事記の書き方でも、スサノオの母はイザナミでも良いと思う。
イザナギが単独で生んだというけど、イザナミの瘴気を
払っている最中で生んでいるんだよね。
つまり、3貴子の出生にイザナミは関与していることになるのじゃ?。
372 :
天之御名無主:2007/01/07(日) 20:39:44
スサノヲは「ママンに会いに根の国に行きたい」って泣いてたから、母はイザナミでいいことは確かだな。
373 :
天之御名無主:2007/01/07(日) 23:07:47
修理固成とは鉄作りの合言葉で、産みだした国々に
鉄を供給しだした。それが実質的な開けた自分たちと
交流できる地=国、という暗喩ではないだろうか?
374 :
yk:2007/01/08(月) 14:38:17
すみません。素人がすごい反論の山を築くことを覚悟して、投稿させて貰います。
考察間もないので、裏づけを取ってない段階ですが、第一子を海に流した行為は、現代の我々でも
行っている、初物を神に捧げる(神棚に供える)行為であったと考えられないでしょうか。海自体
が、聖なるものと考えれば、このような行為がありうるかも知れないと考えております。そしてそ
れを拾い上げて育てる。西宮で拾い上げて、育てたということではないでしょうか。
この風習が、少し違った方向で残ったのが、厄年に生まれた子供を一旦捨てて、拾ってもらうよう
な行為に残ったのではないでしょうか。秀頼の「お拾い様」が顕著化と思います。
そして、海が神聖視されたのは、すべての(言い過ぎかも?)文化は海のシルクロードを経由して
伝播されて来た。そして旧来の常識に反して、日本から朝鮮半島に文化が送出されたのでは無いで
しょうか。このようなことを研究して行きたいと思っております。なお決して兼韓論者ではありま
せん。ただ純粋に、こんなこともありえないかと考えている段階です。何卒、皆様のお知恵やご教
示を頂きたく、お願い申し上げます。
375 :
天之御名無主:2007/01/08(月) 19:35:58
預言者が昔、日本に来たんだろう
376 :
天之御名無主:2007/01/08(月) 22:43:44
>>374 海が神聖なるものっていう考えはどうだろうか。
むしろ海(海原)とは穢れを祓い流す場所だろう。
377 :
古本屋:2007/01/09(火) 10:55:01
イザナキとイザナミは祟神だ。証拠として彼らが奉られている神社の名前の『多賀』は『箍』からきていて〔束縛する,封印する〕と言う意味があるからなんだ。
378 :
天之御名無主:2007/01/10(水) 14:49:17
>>376 海は、根の国あるいは常世につづくものだろ。
楽園なのかどうかいまいちはっきりしないが、沖縄だとニライカナイは楽園ってことになってるな。
根という言葉からは、祖先の地、黒潮の源流の方向を指す希ガス。
379 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 03:19:09
常世だと楽園。長寿。みな幸せ。
常夜だとまったき闇の世界。さばえなす満ち、よろずのわざわいことごとに
おこる世界。
まあ「世」は上代特殊仮名づかいの乙類。「夜」は甲類で、
明らかな使い分けがなされてたわけだが。
380 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 06:08:15
ニライカナイは元々の概念では地底だったらしい。
それと太陽信仰から派生した東方信仰が合わさり、沖縄の
東方に海が広がっていたことからニライカナイは東の海の彼方
もしくは海底とされたらしい。
381 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 06:13:07
沖縄の信仰はむしろ太陽信仰と関連が認められる。
東方は陽が昇る聖なる方角であり、生命や豊穣と関係する。
対して日が沈む西方は忌む方角であり、死と関係する。
たとえば斎場(風葬)は西方に作られた。
こうした観念はやはり太陽信仰だった古代エジプト王国の
信仰と共通点を見いだすことができる。
382 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 10:38:04
383 :
古本屋:2007/01/12(金) 19:13:41
僕は沖縄が何故“龍”にこだわるか知りたい。後 琉球は竜宮城と言われていたと云う文献があるからして浦島伝説が関係していると思う。豐玉姫や恵比寿や弁財天……そして亀甲墓や亀甲舟も名前が竹富島と云うのも興味深いな。
384 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 20:32:46
みωなは何が関係∪τると思う私は………ヤッパリ 亀甲船かなぁ
385 :
天之御名無主:2007/01/13(土) 08:58:16
>>383 竜宮城伝説と沖縄をメタファーさせていたのは大和であって沖縄ではないよ。
沖縄には沖縄で、竜宮城のような伝説が残っているが、もちろんそこは
ニライカナイと重ねあわされる楽土の概念であって沖縄自体のことではないし、
それ自体が近世になってから大和から渡ってきた逸話の可能性がある。
沖縄が龍にこだわっているのは宗主国明・清の影響。中国皇帝は龍に象徴
されるわけで。ちなみに中国の影響で風水が根強いが、首里城が沖縄最大の龍脈の
上にあるのはよく知られている。
竹富島はもちろん当て字なのでそれを元に語るのは無意味。
タキドゥンというのがもともとの八重山での呼び名。
386 :
古本屋:2007/01/13(土) 09:39:34
では 聞くが何故 首里城に弁財天堂はあるのに恵比寿堂はないんだ?
竹富島の当て字は君の意見に賛成だ。
だが、琉球が竜宮城と言われたのは事実だ。浦島伝説と重ね合わせなくとも そこには必ず“竜王”がいるはずじゃなか?
ちょっと君にとってはムカつく云い方かもしれないけど皮肉じゃない。まともに話してくれるから嬉しいんだ。君の此処での名前は?
387 :
思兼:2007/01/13(土) 10:49:11
>>386 弁財天堂があるのは首里城ではなく円覚寺の円鑑池だろ。
そもそも琉球王国には仏教も儒教も大和神道もほとんど根付いてない。
琉球神道があるからな。首里城には京の内をはじめ10の御嶽があるんだよ。
首里森ほど御嶽の集中した場は沖縄にない。
それと、だから琉球と竜宮を重ね合わせたのは大和側の勝手な想像だし、
どうしてそういわれたのかは大和側の史料にあたるべきでは?
まあ、琉球=竜宮説自体が、学説の一つでしかないんだが。
ただし、琉球王は太陽王であると同時に水の属性を持つ王だった。
琉球王の剣である千代金丸は水蛇の剣という説もある。
沖縄は現在でも水に恵まれない土地だから、王は水を司る者でもあったわけだ。
それが竜王とメタファーできるといえばそうかもしれない。
それもまあ、大和側の勝手な妄想でしかないけど。
388 :
古本屋:2007/01/13(土) 14:19:53
思兼さんは何故 大和は勝手にそんな想像をしたんだと思う?単に龍が多かったからじゃないんだと思うんだ。
思兼さんは“琉球八社”についてはついてはどう考えてる?豐玉と云えば龍だ。思兼さんはニライカナイは龍に関係してると思うかい?
389 :
思兼:2007/01/13(土) 14:45:09
大和側がそんな想像をした理由は知らない。少なくとも自分が知る限り、
大和にその裏づけになるような史料があったとは聞かない。
いったように、沖縄にも竜宮城と似たような逸話が昔からあり、自分は
大和と琉球に共通してニライカナイのような海の楽土という観念があったのではと
考える側に近い。沖縄を楽土とみなす考え方には同意しない。
龍が多かったというが、そんなに多いか? どこに多い?
首里城に龍のモニュメントがあるのは中国の属国だったからだよ。
確かに琉球の神には竜神もいる。しかし別段特別扱いはされていないはず。
海神を祭る北山文化圏ではやや知られているかもしれないが。
魔よけとしてもシーサーや石敢當やサンの方がずっとメジャーだろう。
龍と琉球を絡めるという視点が琉球神話をいくら調べてもメジャーな観念ではない。
そもそも龍を特別視するという逸話があまりない。民話レベルでなら龍が登場する
逸話もあるが、琉球王国開闢神話に関わるような存在ではなかった。
ニライカナイが龍と関連しているとも思わない。
琉球八社は単に近世になって大和神道の神社が持ち込まれただけで、
特別な意味は感じないな。逆に言えば、琉球にはたった八つの社しか
持ち込まれなかったわけで、琉球神道の方がずっと根強かったということだろう。
琉球八社にしても、実際は御嶽の場所におかれたものだったりするし、
琉球神道を排したわけでなく、むしろ混交したものと理解している。
現在では御嶽にも大和神道の鳥居が設けられたりしているしな。
390 :
古本屋:2007/01/13(土) 15:01:17
と云う事は思兼さんは龍を特別視しなくていいと云うんだな?指摘されて思ったが龍だけを見ていると首里城しか出て来ないな。
ニライカナイについては同意見だ。
思兼さんは もし竜王がいたらそれは何だと考える?今 重要なのはニライカナイかな?
例外だが無理に竜宮伝説とメタファーさせるとしたらシーサーなどは排除されてしまうな。
391 :
思兼:2007/01/13(土) 15:02:15
琉球八社については、むしろ熊野系神道だけがなぜ琉球に渡ってきたかを
掘り下げたほうが面白いのでは。為朝伝説との関連があるのかもしれないが、
自分はあまり詳しくない。
ちなみに、安里八幡宮が祭る八幡神は昔から琉球王国と縁がある。
八幡神は東シナ海に隣接する国々で、中世から近世にかけて広く信仰されて
いたので、短絡的に大和にルーツを求める見方はあまり適切といえないだろうな。
392 :
思兼:2007/01/13(土) 15:12:44
>>390 というか、自分が読んだ琉球民俗についての書物を思う限り、
龍を特別視する話はほとんど記憶に無い。神が龍の姿で現れるという話も
ぱっと思いつかないしな。
竜神とか、竜王という概念は中国にルーツを求めたほうがいいんじゃないか?
鯉が龍になったりとか、そういうのは中国の神話なんじゃないかと思うが。
そもそも龍とは何なのかというのは、調べ始めたら結構やっかいだと思うぞ。
自分はよくわからない。
むしろ、ニライカナイのような海底や地の底に異界があるという観念が
おそらく大和にもかつてはあって、それが大和では本土神道の普及によって
上書きされたり消されたりしていった一方で、琉球には残っていたと
考えるべきなんじゃないかと自分は思う。
393 :
古本屋:2007/01/13(土) 15:30:22
思兼さんはなかなか鋭いじゃないか。君に聞いて正解だったな。だんだん楽しくなってきたぞ。
今 此処で龍を切り離してシーサーなどについて話そう。思兼さんはどういう考えを持ってるんだ?
395 :
思兼:2007/01/13(土) 22:08:45
>>393 うむ。話がずれすぎだろ。根の国まではともかく。
根の国は大和でも琉球でもほとんど同じ概念だからな。
てか、鋭いとかいうならおまいの中に考えがあるんだろうから、
わざわざ人に聞くなってw
396 :
天之御名無主:2007/01/13(土) 22:38:34
根の国と黄泉の国との相違について意見を聞きたいな。
397 :
思兼:2007/01/14(日) 02:03:53
相違というのは自分の考えとはちょっと違うのだが。
根の国と黄泉の国の概念は重ねあわされているというべきかと。
根の国はすべての源、原初の地という概念だから、人間の命だけでなく
作物もそこに由来する。転じて古代社会においては豊穣を与える場所であり、
生命力に溢れた場所であるわけだ。そして異界であり神界でもある。
生命、神といった、ポジティブな概念であり、楽土として扱われるのはこのためだ。
一方で、原初の地であるから、死んだ魂もそこに還る。琉球の場合は太陽信仰の
影響で、東から日が登り西に沈む繰り返しから、魂が現世と異界を循環するという
宇宙観を生み、それが死者の魂がニライに還る、という観念になったのだろう。
大和でもそれはおそらく同じだ。
ここで根の国は黄泉の国の概念と重なる。根の国は死者の国でもあるわけだ。
ただし琉球の信仰にも大和の古代信仰にも「転生」という概念はない。
琉球では死者の魂は(主に神人だが)ニライで神性を獲得し、守護神として
現世にやってくる。つまりニライカナイからの来訪神になる。
奄美のヒラセマンカイ、竹富島のユーンカイのように、お盆に神様を海(ニライ)から
迎える祭祀が今でも沖縄・奄美にはある。これはいうまでもなく大和にもあった。
大和では黄泉と海とのつながりは無いし、お盆の意義はそれほど強烈では
なくなってしまったが、おそらく同源の概念だろうと自分は思う。
因みに沖縄においても概念上、もともとニライは地の底にあったとする説が根強い。
余談だが、元ちとせがハイヌミカゼで歌っているのは、ヒラセマンカイのような、
お盆に海からご先祖を迎える祭祀の風景だろう。
398 :
思兼:2007/01/14(日) 04:03:24
補足すると、太陽が昇る=誕生・生 太陽が沈む=死という概念上の投影がある。
つまり太陽の運行=生と死が循環するという概念。いうまでもないことだが。
399 :
さゆり:2007/01/14(日) 10:21:12
太陽τ゛思い出すことはありませωかぁ古本屋さんは大部分を見失っτるっτ言っτましたよこの題目の確信になるかもしれないそうτ゛すデワ゛
400 :
天之御名無主:2007/01/14(日) 15:42:53
401 :
思兼:2007/01/15(月) 03:59:52
>>399 アマテラスのような太陽神のことをいいたいのかな?
民俗学者は、そういう天空にある神を垂直の神、
水平線の彼方のニライにいるような神を水平の神と定義する。
水平の神と垂直の神は別の神話系統、別の民族の神話体系と
考えた方が自然だし、分けて論じた方が齟齬がないと思う。
琉球では水平の神概念はニライ。垂直の神概念はオボツカグラ。
大和では水平の神概念は出雲。垂直の神概念は日向(大和皇統)。
琉球の垂直の神概念は王国期になってから、王国権威の強化のために
輸入されたものだろう(古い史料に垂直の神概念はほとんど登場せず、
オボツカグラ信仰は王国になってから強調されている)。大和でも
出雲の方が日向より古いことが知られている。
両者は共に後世になって混交したか、政治的に同一化されたのだろう。
イザナギ・イザナミは神話的にみて垂直の神概念と水平の神概念の
境界に位置する。そこにはかなり作為が入っていると思う。
ところであんた誰w
垂直か水平かみたいなのは特に俺みたいなしろうとには
とても食いつきやすい話なのだが、たとえばそれは
シャーマンの脱魂型とヒョウイ型の違いとも関係するのでしょうか?
403 :
思兼:2007/01/15(月) 06:02:42
シャーマニズムとの関係は自分にはよくわからんのだが。
琉球ではニライの神を迎えるノロも、死者を迎えるユタも憑依する。
ただ、確かにいわれてみると、オボツカグラの神に対しては
どうだったのかわからない。王国がなくなって、もうそういう
ノロが現在に残っていないから。今度調べてみる。いい視点に感謝。
404 :
天之御名無主:2007/01/15(月) 11:15:49
>>389 >首里城に龍のモニュメントがあるのは中国の属国だったからだよ。
属国の王が龍をシンボルに使ったらただじゃ済まないはずだけどなあ。
>>401 >民俗学者は、そういう天空にある神を垂直の神、
>水平線の彼方のニライにいるような神を水平の神と定義する。
太陽は水(地)平線から昇降するのに、そんな区別意味なくないか?
だいたい、ニライカナイがもともと地底だったというなら、垂直じゃ?
405 :
思兼:2007/01/15(月) 12:49:00
>>404 中国皇帝は属国の王に対して階位付けをしていた。
琉球王は覚えがよく、皇帝の孫と同格の扱いを受けていた(時期がある)。
琉球王はそのため、自分の城のモニュメントに使う龍の爪の数を4本にすることを
許されていた。ちなみに中国皇帝は5本。日本が朝貢をやっていた時期は3本だった。
そゆこと。
ちなみに今の日本の神社の龍をみても、爪の数はばらばら。
でも沖縄では4本。首里城にいってみてみればいい。
意味なくないか?といわれてもな。
垂直の神というのはヒエラルキーの概念といえばわかりやすいか。
垂直の神は得てして国権強化のために利用される。これは世界中で見られる。
対して、水平の神はヒエラルキーと疎遠で、家族や地域社会と身近な祖霊崇拝とつながる。
これは背景となる古代社会の社会構造が、原始的だったと考えた方がいいわけ。
だから、両者には混交があると考えたほうが理解しやすい。
ニライの場所にしても、地の底、海の彼方、海の底などいろいろ変わっているのは、
おそらく異なる信仰概念の流入や、あるいは政治的介入があるんだろう。
それは大和も同じで、天津神と国津神の関係は混交があると考えた方が
自然だし理解しやすいと思うね。
406 :
天之御名無主:2007/01/15(月) 15:41:12
>>405 >琉球王はそのため、自分の城のモニュメントに使う龍の爪の数を4本にすることを
>許されていた。ちなみに中国皇帝は5本。日本が朝貢をやっていた時期は3本だった。
ふーん、そういうことか。
菊の花弁の数みたいなもんだな。
じゃあむしろ、中国の顔を立てるために龍は使わざるをえなかったわけだな。
>意味なくないか?といわれてもな。
民俗学者のこじつけじゃ?
>垂直の神というのはヒエラルキーの概念といえばわかりやすいか。
「日出所」とか、水平のヒエラルキーだし。
王権の象徴なんか、太陽だったり龍だったり、国によってばらばらだし。
407 :
思兼:2007/01/15(月) 19:57:34
こじつけかどうかは主観だわ。自分は理解しやすいし納得できる。
日出所はもともとはヒエラルキーではなく太陽が上る方角を神聖視する
原始信仰ととらえるべきでは。琉球でも東方を聖域と考える概念としてある。
国家体制が整備されると、それが垂直の神概念によって補足強化されたと
考えるべきと思う。いってるけど両者は混交するし、政治的にも操作されうる。
>>406 日出所って中国宛の書簡に書かれたフレーズでしかないのでは。
太陽信仰が下敷きにはなってるだろうけど。
垂直→水平もおもしろいが
東→西へ「浄土」的なる方位が移って行くのもおもしろい
410 :
天之御名無主:2007/01/17(水) 09:32:52
>>407 >日出所はもともとはヒエラルキーではなく太陽が上る方角を神聖視する
ヒエラルキーの前半のヒエロって、神聖って意味なんですけど、、、
>いってるけど両者は混交するし
最初から分かれてないんじゃ?
>>409 仏教的には死が穢れじゃないからかな。
>ヒエラルキーの前半のヒエロって、神聖って意味なんですけど、、、
ここでいってるヒエラルキーは権力階位構造。
>最初から分かれてないんじゃ?
天津神と国津神は別の系統というのは定説。
というか、天空の異界を神聖視するからこそのヒエロなわけだから、
反論になってない。
413 :
天之御名無主:2007/01/17(水) 11:33:52
>>411 >ここでいってるヒエラルキーは権力階位構造。
>>405 >垂直の神は得てして国権強化のために利用される。
といっときながら、政教分離すんなよ。
>天津神と国津神は別の系統というのは定説。
古代の国津神信仰の実態なんてわけわからんし、大国主なんてヒエラルキーの
てっぺんにいるだろうに。
>>412 >というか、天空の異界を神聖視するからこそのヒエロなわけだから、
ヒエロの語源が天空の異界なのか?
>>413 政教分離してないだろ?
天空の神が地上の権力構造の強化に使われるといってるわけだから。
>古代の国津神信仰の実態なんてわけわからんし
わけわからんのならレスしなくていいんじゃね?
他の日本神話のスレでも国津神と天津神の関係に触れている意見は読める。
あと、ヒエラルキーの語源にヒエロ(神聖)が入っていたという意見は、
>日出所はもともとはヒエラルキーではなく太陽が上る方角を神聖視する
という意見を補強してるってことだよ。
階位構造の形成には宗教性が背景にあるということなわけだから。
異論があるなら、学説や史料を引用するなりして、他人も検討評価できる
まとまった自分の意見として発表してくれんか?
今のままならどこまでいっても茶々でしかないぞ。
分かりにくいので訂正。
ヒエラルキーの語源にヒエロ(神聖)が入っていたという意見は、
階位構造の形成には宗教性が背景にあったという証左なわけだから、
結局、垂直の神信仰が、国権強化、階位構造の形成に影響したという
傍証にしかなっていない
ということで。
そんなのヒエラルキーの語源であるギリシャ語系統の宗教に通用しても
日本宗教には関係ないじゃん
>>416 >>405 >垂直の神は得てして国権強化のために利用される。これは世界中で見られる。
といっているのに。
またそういうんだったらそもそも
>>410の
>ヒエラルキーの前半のヒエロって、神聖って意味なんですけど、、、
これは否定のための難癖だったってことだね。
何処にも証拠の無い事連発ですねw
垂直の神は国権強化に利用されないことも多い。
そんなのトゥアン『空間の経験』、エリアーデ『聖なる空間と時間』『イメージとシンボル』『シャーマニズム』あたり読めばわかること。
ついでに言うなら中央アフリカやアマゾンの「原始部族」には垂直的な観念はあっても
水平的な観念はほとんどない。理由は……わかるよねw
大体、古代信仰については証拠なんて示せないじゃん。
資料自体が記紀、風土記ぐらいだろ?
その上で、既存の資料を用いてどう説得力のある考察ができるかが重要で、論証の有無は無意味じゃね?
>大体、古代信仰については証拠なんて示せないじゃん。
頭わるいだろw
フヒヒッ、頭悪くてサーセンw
証拠と断言できるような例を示してくださいw
頭悪系なので
垂直水平議論についてまとめてくれないか
426 :
天之御名無主:2007/01/25(木) 21:05:57
イザナキって、ヒルコだろ。
イザナミは死んで死者の国の支配者になったという神話が語られているが、
本当はヒルコが死んだんだろう。
ヒルコ=死後の世界の支配者だろ。
アマテラスは昼の世界を支配。
ツクヨミは夜の世界を支配。
スサノオは海を支配。
そういう神話だったんだろう、最初は。
それが、なんでか知らんが、イザナミが死後の世界の支配者にされた。
ヒルコとイザナキ・イザナミは性格が重なっているな。
427 :
天之御名無主:2007/01/25(木) 22:06:25
はいはい┐('〜`)┌
428 :
天之御名無主:2007/01/26(金) 02:48:39
理屈っぽい事に拘る動機なら、日本書紀ひとつで充分。
古事記をもっと素直に読めばいいじゃん。
漢文調じゃどうも調子悪いと、わざわざ「漢字」をこじつけて書いたのに。
実証主義的感性では、事実が書かれてさえいれば日本書紀一つで充分。
しかし、日本の文字が無い時代に苦労して古事記を書いた人達にしてみれば、
そんなものよりもっと大事なものがあったということじゃないのかな。
429 :
天之御名無主:2007/01/26(金) 05:08:44
無知が知識のある人に絡むだけのスレになってるな。
430 :
天之御名無主:2007/01/26(金) 20:55:43
>>426 なんでイザナキ=ヒルコになるかなー。
意味不明過ぎて笑った
431 :
天之御名無主:2007/01/26(金) 21:11:58
日本書紀の記述が事実かどうかは…ね?
民俗学的指標にはなりうるとは思うけど。
432 :
天之御名無主:2007/01/27(土) 02:10:37
日本書紀が事実だとは思ってないよ。
日本書紀は「事実かどうか」に拘りたい思考回路の産物であるのに対し、
古事記は違った感性の産物だと言いたいの。
立ってる土俵が全然違うので、議論にならない。
モーツァルトの「魔笛」の成立背景を幾ら精査したところで、そうした予備
知識を全く持たずとも心底感激出来る人に、かなう訳無いでしょと言っている。
433 :
天之御名無主:2007/01/27(土) 15:57:11
>>430 イザナキは盤古だから、じゃない?
ヒルコも盤古に似てるしな。
まあ、ヒルコは本当は海底火山を神格化したものだろうけど。
古代人は海底火山を見て、ヒルコ神話を考えたんだろうな。
古代人が海底火山を見れたんか?
435 :
天之御名無主:2007/02/01(木) 10:31:01
430
陳腐な話だ
436 :
古本屋:2007/02/06(火) 15:36:49
イザナギはヒルコじゃない。ヒルコはイザナギとイザナミのあいだに産まれた子だ。こいつは恵比寿となり再生する。《えべす》は”蛭子“と書きヒルコともよむ。
恵比寿に関して詳しく云うと恵比寿は耳が聞こえにくい(つんぼ)と云う伝承がある。此れはとても面白い。
437 :
天之御名無主:2007/03/14(水) 18:52:54
エビス神とヒルコが集合したのは中世からだろ。
ヒルコは『死者の国』の支配者だろう。
438 :
天之御名無主:2007/03/14(水) 21:28:17
>>437 >エビス神とヒルコが集合したのは中世からだろ。
事代主(ことしろぬし)と蛭子(ひるこ)のことですか?
なんで習合しちゃたのかな。
439 :
天之御名無主:2007/03/15(木) 02:32:07
エビスは海の向こうからやってきた神と言われているからだよ。
ヒルコも川に流されて、やがて海に行きどこか(西宮近辺か)の
浜辺に流れ着いたと言われている。
話しが似通ってるだろ?
それでこの伝説がくっついてエビス=ヒルコってなったのさ。
ヒルコのまたの呼び名をエビス三郎とか言ったりね。
440 :
438です。:2007/03/15(木) 18:29:56
なるほど、手持ちの本によれば、エビスは古くから漁民が信仰していた海の彼方(常世)からの
来訪神であって、もともとはヒルコでもコトシロヌシでもないんだね。
蛭子(ひるこ)
伊邪那岐と伊邪那美の最初の子供。奇形児だったので葦の船で流された。
事代主(ことしろぬし)
大黒主の子供。大黒主から国譲りの判断を任される。タケミカズチが高天原からの使者として
出雲に来たとき釣りに行っていた。鯛と釣竿を持ったエビス様の姿はこの神様がモデル。
国譲りを了承したあと海中に隠れる。
同じ日本の神様なのに何故エビスとして同一視されているのか、以前から不思議に思っていた
んだが、エビスはエビスでまた別に居たんだ。
441 :
438です。:2007/03/15(木) 18:53:01
440の大黒主は大国主のマチガイ。スミマセン。大国主=大黒天だからね。
エビス三郎というのは、蛭子は伊邪那岐と伊邪那美の第三子という日本書紀の
一説からきているのかな。(アマテラスとツクヨミの弟でスサノオの兄)
えびす総本社の西宮神社では蛭子命を祀っているが、大阪の今宮戎神社なんか
では事代主命をエビス様として祀っているね。
442 :
438です。:2007/03/15(木) 19:13:53
で、思いついたんだが、蛭子=事代主ならば、伊邪那岐=大国主も成立する。
(自分でも暴論だと思う。)
大国主(大黒さま)は、インドの破壊神シヴァと習合して同一視された。
シヴァの妻で暗黒の女神カーリーは、殺戮を好み時間を支配する。
黄泉津大神となった伊邪那美とイメージが重なる。
>>440 確か伊豆七島の方の神社の縁起か民話で、
事代主かその子が天竺に転生して舟で伊豆七島に来た。
というのがあったはずだよ。
445 :
天之御名無主:2007/03/17(土) 17:15:22
>主だった神々を産み落としたイザナミは、最後に火之迦具土神(ホノカグツチ)を産んだ。
>ホノカグツチは火をまとってうまれたため、イザナミは陰部を焼かれ、死んでしまう。
>激怒した伊弉諾尊(イザナギ)は、携えていた剣でホノカグツチを斬り殺してしまう
>(ここからまた、何柱かの神々がうまれている)。
>イザナミを恋しく思ったイザナギは、黄泉国へ降り、イザナミを連れ帰ろうとした。
>しかしイザナミは「黄泉国で食事をしてしまったので、もう帰ることはできない」と言った。
>気落ちしてしまったイザナギを不憫に思ったイザナミは、
>「黄泉国の神に、もう一度戻れるかどうか聞いてみます」と慰めた。
>イザナミは「相談している間、決して中を覗いてはいけません」と言い置いて御殿に入ったが、
>なかなか出てこないのでしびれをきらしたイザナギは、約束を破って御殿を覗いてしまった。
>かくしてそこにいたのは、八柱の雷神がまとわりつき、蛆がわいたイザナミの死体だった。
>イザナギは驚き、恐ろしくなって逃げ出した。
>「黄泉国の神に、もう一度戻れるかどうか聞いてみます」
↑ ↑
この神、ヒルコっぽいね。
446 :
天之御名無主:2007/03/19(月) 22:25:59
第8章 イザナギ神話の謎に潜むイスラエルとイザヤ一族の影
ttp://www.naritacity.com/journal/japan/journal_japan_030915.asp 預言者イザヤと日本の古代史は切り離して考えることはできません。日本書紀には初代神武天皇が大和を平定した時、
八咫烏がエシキとオトシキの元に遣わされ「天神の子、汝を召す、イザワ、イザワ」と鳴いたと書いてあります。
大言海によるとイザワは「イザヤと同じ」とあり、イザヤと神武天皇の間に何らかの関係があったと考えられます。
また日本の皇祖である天照大神をまつる伊勢神宮の奥宮である「伊雑(いざわ)の宮」ではイスラエルのシンボル、
ダビデの星が正式な紋となっています。更に伊勢神宮の参道沿いに設置されている石灯篭にはそのダビデの星と、
皇室の紋である菊の紋が一緒に彫られています。日本建国の神である天照大神を祭る伊勢神宮のシンボルとして
イスラエルの紋が採用され、その奥宮が「イザヤの宮」と呼ばれている事実こそ、古代日本史にイザヤが絡んでいる
証拠です。
447 :
河豚比礼:2007/04/02(月) 17:37:46
三百番台後半からまるでついてけない…
古事記の現代語版の、黄泉の帰りに禊をしたシーンで、イサナギは裳(女性が腰から下に纏う衣服)を脱ぎ捨ててるんだけど、何故に女装なんてしてたんだろ?
>>447 辞書引いてみましょ。『大辞泉』では、
も【裳】
1 古代、腰から下にまとった衣服の総称。
2 律令制の男子の礼服で、表袴(うえのはかま)の上につけたもの。
3 平安時代以後の女房の装束で、表着(うわぎ)や袿(うちき)の上に、腰部から下の後方だけにまとった服。
4 僧侶が腰につける衣。
なので、上代では男女とも用いる用語で、女性のものというイメージが強まるのは平安時代以後のよう。
ついでに、原文では禊のシーンで「裳」は用いられていないよ。
450 :
河豚比礼:2007/04/02(月) 19:41:59
>>448 >>449 ありがとーです。
え〜っと、じゃあ、道之長乳歯神(ミチノナガチハノカミ)は、普通にぶくぶくと生まれた感じ?
間違えた〜!
時置師神(トキオカシノカミ)ですね。
駄目だ俺…
452 :
449:2007/04/02(月) 20:31:10
>>450-451 イザナキが何を投棄してどの神が化成したかを下に記すと
御杖 → 衝立船戸神
御帶 → 道之長乳齒神
御嚢 → 時量師神 ←←←←← ここね
御衣 → 和豆良比能宇斯能神
御褌 → 道俣神
御冠 → 飽咋之宇斯能神
左手の手纒 → 奧疎神、奧津那藝佐毘古神、奧津甲斐辨羅神
右手の手纒 → 邊疎神、邊津那藝佐毘古神、邊津甲斐辨羅神
こうなんだけど、「時置師神」という表記があるのなら、訳者が真福寺本ではない
別の写本をテキストにしているのかもしれない。
453 :
河豚比礼:2007/04/02(月) 21:31:41
>>452 有難う。資料もう少し集めよう、うん。
調子に乗って後一つ。(板違い?)
月の満ち欠けとか見ると、何かが覆い被さってるイメージがあるんだけど、ツクヨミ女神説とか無い?
ツクヨミとスサノオの関連から、この二人夫婦?なんて思った事あるんだけど。で、日蝕が浮気ね。
454 :
天之御名無主:2007/04/03(火) 18:29:58
古事記神話は失敗作らしい。
それで、日本書紀で新しい神話が創られたわけだ。
古事記神話の何が失敗かというと、イザナミを死なせたこと。
その後、イザナギとイザナミを喧嘩させたこと。
イザナギとイザナミは、陽(先=因)と陰(後=果)の関係にあるから、
この2神が分裂するのはマズイと気がついたわけだな。
つまり、奈良時代の神道は、道教の『陰陽思想』だけでなく、
仏教の『因果思想』の影響を受けているのだ。
古事記しか読んだことないんだけど、日本書紀ではイザナミ死んでないの?
456 :
河豚比礼:2007/04/03(火) 19:40:48
>>454 むしろ、意図的にイザナギにイザナミの復活を失敗させたんじゃ?イザナギに出来ない事を物部は出来るってのをアピールする為に。
死んではないかもだけど、快復させられるのはカミムスビ、大国主、十種神宝を持つ神ぐらいで、
物部が必要だって証にしたのかなとか。
旧事本紀が一級資料ならだけど。
458 :
河豚比礼:2007/04/04(水) 20:03:57
阿波のオオゲツヒメと、スサノヲ(かツクヨミ)に殺されたオオゲツヒメノカミは、同一神なの?
459 :
天之御名無主:2007/04/06(金) 20:34:00
>>457 >イザナミが黄泉に行くことで成り立つのかも。
>汎世界的に見られる天父(=イザナキ)・地母(=イザナミ)の関係になるわけで。
古事記神話の創作に参加した神官たちは、間違いなく『天父神・地母神=神話』を
意識していただろうけど、その天父神・地母神の設定を古事記に取り入れたことが失敗だな。
なぜなら、イザナキとイザナミはどちらも『天』から降りてきた神であり、天に属しているから。
イザナキとイザナミが喧嘩別れしたから天地が開闢したのではなく、2神が地上に降りる前に、
すでに天地は分離している。
また、中国の陰陽思想そのものに、理論上の欠陥があるようだ。
つまり、生死・善悪を、陰陽と結びつけている理論がそもそも誤りだろう。
陰陽はどちらも『天』に属する「気」であって、「生命」を支えるものだろう。
「死」は、陰陽の消滅と考えるべきだろうな。
陽=生=善
陰=死=悪
古事記神話を創作した神官たちは、中国型・陰陽思想の影響を受けて、
こういう発想をしたから、イザナミを死なせ、悪神にしてしまったんだろう。
「1日に千人の人間を殺してやる」
こんなセリフを、神々の母=イザナミに言わせたら駄目じゃん。
だから、日本書紀で神話を修正したんだろう。
460 :
天之御名無主:2007/04/06(金) 20:38:09
>イザナギとイザナミは、陽(先=因)と陰(後=果)の関係にある・・・
こういう『因果思想』で陰陽の性質を解釈するのが、日本型・陰陽思想なんだろうね。
461 :
天之御名無主:2007/04/12(木) 16:51:02
>>459 古事記(神話)を思想的書物か、昔の人が作ったファンタジー
小説程度にしか考えてないんじゃない?
>>459 > 「1日に千人の人間を殺してやる」
『日本書紀』中でも同様の台詞は言うちょるけどね。
言葉の感じから
>>462は下関近辺の人間。
と民神板風に推理してみたんじゃけど、どんな?
464 :
天之御名無主:2007/04/15(日) 20:02:07
>>462 異伝(一書)でだろ。古事記からの引用だろ。
日本書紀の本文では言ってない。
>>461 仏教思想への対抗意識から、当時の神官たちは神道神学の研究に励んでいたんだろうね。
自分たちの地位と生活がかかっているからね。彼らも必死だよ(笑
九州の女系王権=邪馬台国=イザナミ
畿内の男系王権=前大和朝廷=イザナギ
このふたつの政権の婚姻による結びつきを象徴する神話なのである。
巨大な二つの王権が協力に結合することで、ほとんど全国制覇を完了した大和朝廷が誕生する。
吉備王朝や出雲国など、もはや間に挟まれた弱小連合にすぎない。
ここにはじめて大和朝廷というひとつの統一王権ができたのだ。
二柱神が国を作る行為は、それを象徴すしているのだ。
だが、やはり二人の王はいらない。
九州系の女王は、幾人かの王子(神)を生んだ後、毒殺されたか粛清されたかして葬られ、
男系王(天皇)のもとに全ての政治権力が集中するに至る。
これがイザナミが黄泉送りになる神話である。
神話のもっていきかたからすると、殺されたってより幽閉された臭いな。
>>465 好意的に読むなら…むしろ畿内・四国連合とみたいな。で、四国から九州に渡る(天孫降臨)と日向が適地になる。
↑青銅器の分布の様子も参考になる。
で、日向から最初に薩摩を攻めて九州を南から攻略して北九州に至った後に、
瀬戸内海沿いに攻略して、出雲→吉備を取りこんだ。んじゃないかな?
四国っていつの間にか大和に組み込まれてるのが、不自然でしょう。
467 :
天之御名無主:2007/04/16(月) 09:50:48
>>465 神話はとりあえず無視したらいいじゃん。
頭であれこれ神話の意味をを考えたって結局全部
脳内電波の妄想よ。
神様から離れて、考古学なら考古学なりのやりかたを
通じて古代を調査したらいいよ。
単なる思い付きと事実とを混ぜくらない姿勢が大事だ
と思うんだけどな。
>>467 じゃ
貴様が
その論理の下で展開してくれ
469 :
天之御名無主:2007/04/16(月) 13:54:26
ここは怪しいかなって思える神社ってたいてい祭神がこの二柱!
470 :
天之御名無主:2007/04/17(火) 21:08:54
>>465 奈良の都の『ナラ』の意味だけどな。
平す(ナラす)が語源らしいのな。
ナラす=平定する、という意味な。
おそらく、神武天皇が平定した(ナラした)土地に造られた都だから
奈良(ナラ)という名前になったんだろう。
朝鮮語の国(ナラ)も、日本語のナラ(平定する)が語源かもな。
韓(カラ)はもともと日本領だっただろう。あの土地では日本語が公用語だった。
新羅との領土戦争が絶えない土地だったが、ヤマト朝廷が平定(占領)した土地を
ナラ(支配地)と呼んでいたのを、朝鮮人が国の意味だと勘違いして、
朝鮮語でも国の意味で、ナラという言葉を使うようになったんだろうな。
ナラという言葉の本来の意味は、「天皇が平定した土地」という意味なんだが。
471 :
天之御名無主:2007/04/18(水) 16:10:48
毎週、発売の週刊ヤングジャンプ読め!!!
孔雀王を読め!!!
472 :
天之御名無主:2007/04/20(金) 12:43:06
天照大御神の父と母にあたる
古事記で検索してみればよくわかるぞ
474 :
天之御名無主:2007/04/21(土) 01:33:33
>>471 今週のヤンジャンは、イザナギが黄泉国から逃げかえるとこだったけど、ククリヒメが登場しないのは何故だ?
475 :
天之御名無主:2007/04/21(土) 02:28:29
沖縄県の方へ(命に関わる注意事項です)
沖縄県での選挙ですが、どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります。
民主党の最大の公約は一国二制度(※)ですが、一度「一国二制度 沖縄 三千万」等で検索をお願いします。
この際、民主党のHPで調べても良いです。以下の注釈↓と矛盾することは書いてないはずですから…
※一国二制度
簡単に言えば沖縄を中国と日本の共有物にし、そこに3000万人の中国人を入植させます。
(つまり沖縄人口の 96% を中国人にして、実質、沖縄を中国人の居住地とします。)
さらに「自主」の名の下、沖縄で有事が起きても自衛隊は干渉できません。
3000万人の中国人が、少数派となった130万人の日本人に何をしても、です。
そして反日教育を受けた中国人の反日感情の強さは、ほとんどの日本人の理解を超えるものです。
今回の選挙で民主党が勝った場合、「自主」「発展」を連呼しつつ段階的に進めていくことになります。
自主と言っても、自主を認めるのが「住人の96%が中国人となった」後だということに気をつけてください。
発展と言っても、新沖縄の少数派となった「少数民族日本人」の発展ではないことに気をつけてください。
476 :
天之御名無主:2007/04/21(土) 08:55:11
>>465 邪馬台国が九州??
畿内っていう説でほぼ固まってるこのご時世に
479 :
夢幻獣:2007/04/26(木) 06:06:53
恵比寿様のご両親です。
おまいら、祝詞も調べてみれ。
記紀と微妙に違う神話っぽくて面白いぞ。
481 :
天之御名無主:2007/04/26(木) 23:26:34
祝詞は神社神道
記紀は国家神道です
近似のもの同士を比較した相違点を探ることに、何ら意味が無いとおっしゃるのですか?
483 :
天之御名無主:2007/04/28(土) 23:43:22
うぉぉぉぉぅ!
今週号のヤングジャンプも孔雀王やってない!
あの作者は休載多すぎw
484 :
天之御名無主:2007/04/29(日) 10:44:48
★古文版ウィキペディアの成立のために同志の協力を仰ぐ★
《古文版ウィキペディア(テスト版)》
http://incubator.wikimedia.org/wiki/Test-wp/jpn-classical 《古文版ウィキペディアのメタウィキ内の提案ページ》
http://meta.wikimedia.org/wiki/Requests_for_new_languages/Wikipedia_Classical_Japanese_2 いまメタウィキで古文版ウィキペディアを作ろうという提案がなされています。
成立には多くの人の賛成意見が必要なので、簡単ですのでぜひご協力ください。
日本語は長い歴史を持つ言葉です。古文版が成立すれば日本語は古典を有する偉大な言語だということを
世界に知らしめることになります。
今の日本語は多くの漢語を交えますが、平安時代には漢語が殆ど使われず、多く和語を用いていました。
これぞまさに大和民族の精髄といえましょう。
日本を愛するなら、この企画にご協力ください。上にあるのは飽くまでテストウィキであって、
提案が承認されなければなくなってしまいます。古文が書けなくとも、
賛成意見を書いていただければよいのです。賛成は多ければ多いほどいいのです。
【簡単】協 力 の 仕 方【短時間】
1、「古文版ウィキペディアのメタウィキ内の提案ページ」(上のリンク)に行く。
2、画面の右上の「Log in / create account」という所をクリックし、メタウィキのアカウントを取得する。
3、ログインし、古文版のArguments in favourという項目に'''Support'''と書き込み、
後ろに理由を書き込む(英語でも日本語でもどちらでも良い)。理由は一言でもよいので必ず書いて下さい。
末尾に必ず--~~~~と書いて署名する。(--~~~~と書けば日付とアカウントが表示される)
■□■その他、宣伝等■□■
1、ブログやウェブサイトなどを持っている人はそこで宣伝して頂ければ嬉しいです。
2、記事を書きたい人はテストウィキに行ってください。
485 :
天之御名無主:2007/05/05(土) 01:13:32
私、岩波文庫の古事記伝を入手しました。出雲の地で、伊邪那美を葬った
場所へ行きたいと思ったからです。地図には故意のようにその地名や神社名
が排除されている感じを受けましたが何とかたどり着きました。
487 :
天之御名無主:2007/05/08(火) 22:07:35
安来の神社めぐりで謎は解明できるのか?
488 :
天之御名無主:2007/05/12(土) 13:21:29
日本人初の子殺しをやってのけた夫婦
489 :
天之御名無主:2007/05/12(土) 14:08:21
491 :
天之御名無主:2007/06/09(土) 16:02:41
492 :
いざや:2007/06/10(日) 00:17:48
いざなぎはいざや本人。
いざや書8:3
わたしは女預言者に近づいた。彼女が身ごもって男の子を産むと、主はわたしに言われた。・・・
この女預言者がいざなみ。
しかも、いざなみ=あまみく。
493 :
天之御名無主:2007/06/16(土) 19:24:43
イザナキとイザナミは、同一神の2面性だろ。
イザナキ=誘う地気
イザナミ=誘う地霊
なんでイザナキ・イザナミの属性が「地」になるんだよ。
どう考えても海洋系の神だろ。
ってか上代特殊仮名遣いを勉強しなおせ。
イザナギ・イザナミは霊的な地球が物質化する際に働いた神様である。
そのある種の濃縮化の仮定がアメノヌボコの下りに描かれている。
他の7柱のエロヒム達から離れ、言わば正常な神々の進化の流れから
リタイヤし、地球濃縮・物質化の役割を担ったのは重大な出来事であった。
地球の物質化に次いで太陽、そして月が地球から分離した。
これはそれぞれ過去に起きた人類の分岐点であった。
地球に留まった人間の霊を指導した神は太陽存在に逆らう神であったため、
次第に人類はその影響を受け本来持っていた霊的観照を失っていった。
496 :
天之御名無主:2007/06/17(日) 14:57:56
>>494 イザナキとイザナミは、天から降りて地上世界を作ったから、
『地の創造神』と言える。
497 :
天之御名無主:2007/06/17(日) 15:23:48
降りてたっけ?
498 :
天之御名無主:2007/06/19(火) 13:39:13
地上世界を造ったんじゃなくて、国土を形成したんだろ。
「地」は天地開闢の段階で成立している。
499 :
天之御名無主:2007/06/21(木) 19:39:37
「地」は天の下の意味だろ。天とは違う空間。
「地上世界」は、「地」の中にある物質世界だろ。
500 :
天之御名無主:2007/06/21(木) 19:42:54
油のような『形』が無い世界に、具体的な『形』を与えたのが
イザナギとイザナミだろう。
だから「地上世界の創造神」という解釈は正しい。
501 :
天之御名無主:2007/06/21(木) 22:18:59
「地上世界」の定義が曖昧だから議論が噛み合わんね。
502 :
天之御名無主:2007/06/23(土) 13:01:41
>「地上世界」は「地」の中にある物質世界
という定義じゃね?
地は「アメの下」の意味なんだろ。
503 :
天之御名無主:2007/06/23(土) 13:08:07
古代の妄想キャラに惑わされる現代人
504 :
天之御名無主:2007/06/23(土) 15:08:25
↑浪漫と言え
505 :
天之御名無主:2007/06/24(日) 12:05:12
事実でもある
506 :
天之御名無主:2007/06/24(日) 12:10:28
墓は何処にあるの、神社とか。
507 :
天之御名無主:2007/06/24(日) 21:52:18
墓は何処にあるの?って言ってる。
509 :
天之御名無主:2007/06/25(月) 19:57:06
誰のだよ?って言ってる。
510 :
天之御名無主:2007/06/26(火) 21:09:41
墓、ないだろ。神様なんだから。
儚い神様といったら?
512 :
天之御名無主:2007/06/28(木) 23:36:50
513 :
天之御名無主:2007/06/30(土) 08:52:47
>>484 >平安時代には漢語が殆ど使われず、多く和語を用いていました。
とはいうものの平安時代10世紀なかばには万葉集が極普通の教養レベルの
貴族にはチンプンカンプンになったので梨壺の五人衆が読みを研究した。
つまり9世紀を堺に和語の電灯は切れてしまった。
514 :
天之御名無主:2007/07/14(土) 11:40:39
515 :
天之御名無主:2007/07/22(日) 19:51:46
516 :
天之御名無主:2007/08/10(金) 21:53:51
日本人は、なぜ、天と海をアマと言うのか?
これは、天皇家と日本人の原型となったアマヒト族が海洋民だったからであろう。
つまり、アマとは吾間なのだ。吾(ア)とは私であり、間(マ)は、島・山のマである。
マは、上代日本語で「場所」の意味である。
したがって、アマとは「私の場所」「私がいる所」という意味だ。
自分たちが生きている世界、存在する世界をアマと言ったのだ。
517 :
天之御名無主:2007/08/12(日) 17:03:45
よく、朝鮮人が、
「古代日本に高句麗人が移住した。埼玉県の高麗郷には、高句麗人が建てた神社がある」
と主張するが、三国史記=高句麗本紀には、高句麗人が古代日本に移住したという記録は無いね。
埼玉県の高麗神社は、百済移民が建てた神社であって、高句麗とは無関係。
百済の旧名はコマ。百済と書いてコマと読む。
韓国の首都ソウルの辺りに、最初の百済は建国されたのだが、あの地域の古名がコマだった。
楽浪郡(コマ国)が滅びた後、楽浪郡の漢人たちが帯方郡(今のソウル地方)に百済を建てたので、
百済は、楽浪郡の日本名=コマを受け継いで、コマの名で呼ばれた。
【高句麗本紀】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/sangokushiki/nf_koukuri_menu.htm 高句麗人が日本に来ることは不可能だな。
途中で唐軍に捕まるし、船で日本に着いたとしても、
沿岸部で待ち構えている大和朝廷軍の弓兵が、矢を射るからね。
殺されてしまうから。
そもそも、事前に使者を送って移住許可をもらわずに、いきなり他人様の国に上陸しようとしたら
敵だと思われるのは当然。
おまけに日本語とは異なるミョーな言葉を話すから、よけい警戒されるだろう。
518 :
天之御名無主:2007/08/13(月) 10:12:49
世界中の神話がよく似ているのは言われている通り。
でななぜ、日本人は一方的に外国から→日本へでしか考えられないのか??
逆に日本から→世界へで考えてもよいんじゃないのか?
日本神話が世界へ拡散したのである。
同様に
ハワイ→世界
マダガスカル→世界
フィラデルフィア→世界
ヨハネスブルグ→世界
で考えてもよいんじゃないのか?
520 :
天之御名無主:2007/08/21(火) 18:22:28
それはないナ
521 :
天之御名無主:2008/02/18(月) 21:03:33
でも、統合の学もあってよいかと
安来の金属精錬神が言っておられます。
522 :
天之御名無主:2008/02/20(水) 21:47:21
>>508 三重県熊野市、花の窟神社は、イザナミの墓だと言われている。
523 :
天之御名無主:2008/02/21(木) 20:58:09
「はなのいわや」と読みます。
524 :
天之御名無主:2008/03/10(月) 20:45:49
国土と神々を生んだ二神だけど、
神話や姓氏録を見ると、二神を祖とする氏族はないんだよな。
525 :
天之御名無主:2008/03/12(水) 13:43:32
それは神々の親神になるからでしょう。
人間の氏神になる存在にあたる神とは何らかの区別があるんでしょうね。
成る程。でも別天津神五柱は豊雲野神を除いて子孫がいるんだよね。
あと、よく調べたら姓氏録にはイザナギの子のスサノヲの末と名乗る氏族が一件だけあった。
527 :
天之御名無主:2008/03/18(火) 08:45:06
盛名著しい「あたご(愛宕)」の“宕”とは、「いわや」の意。
528 :
天之御名無主:2008/03/24(月) 21:18:59
最近は「ギ」って濁らないの?
このスレでもみんなイザナギと濁って書いてるけど?
530 :
天之御名無主:2008/07/21(月) 08:03:02
鉄の旧字体「鐵」
のつくりをばらしてゆくと
鉄は「金(属)の王なる哉」と読めます。
やはり日本文明の根源が眠っていそうですね。
531 :
天之御名無主:2008/07/26(土) 21:05:32
>>528 正式には「イザナキ」と濁らないらしいね。
「イザナギ」の方が古い言い方。
532 :
天之御名無主:2008/08/06(水) 08:58:13
でイザナギはマハジオいつ覚えんの???
俺のイザナギはマハジオダイン覚えとるよ
ウチの嫁はテンバツ覚えてて機嫌が悪いと俺におt(Ry
536 :
天之御名無主:2009/01/29(木) 16:52:35
イザ=誘う
ナ=ノ(助詞
キ・ミ=男・女…翁(オキナ)・媼(オミナ)と同じく、性の別を示す
源流としてはヘブライ語も有りかもしれないが、イザヤ個体とは無関係じゃない?
537 :
天之御名無主:2009/01/29(木) 21:09:25
君が代=イザナキ・イザナミの代
538 :
天之御名無主:2009/01/30(金) 20:22:26
金太郎は誰に殺された?
539 :
天之御名無主:2009/01/31(土) 03:03:32
リンク先、アンサイクロペディア(の真似っこサイト)。
正しくはウィキペディアのパロディサイトね
そこ(アンサイクロペディア)にはネタ記事しかないよ
542 :
天之御名無主:2009/03/03(火) 09:44:38
イザナキ=誘気=勇気=有気=アキ
イザナミ=誘美=優美=有美=ウミ
神示の読み替え方。
543 :
天之御名無主:2009/03/14(土) 16:12:28
伊弉諾神宮(淡路島)はイザナキ大神の『幽宮』
陵墓の墳丘を整備し人工基礎の上に現在のご本殿が有ります。
日本最古の神社。
口伝、噂ながら本殿改築に際して恐れ多くも墳墓を拝察した時、畏くも二柱がお鎮まりなのが確認された為に、ご祭神は神社創建よりイザナキ大神一柱でしたが、これにより後にイザナミ大神を合祀する様に成った。と
伊弉諾神宮は伊勢の内宮とは飛鳥(古都)を中心に東西同距離、全く同一緯度上に有り。『太陽の道』を形成。
伊勢神宮が『日の出の神格』に対して、伊弉諾神宮は『日の入り、夕日の神格』を持つ為に『日の少宮(ワカミヤ)』ともいいます。
伊弉諾神宮は、伊勢神宮と共に、西日本の神社配置の要(センター)で
天変地異(地震・神成り(異常気象等)・火事(火山噴火)・オヤジ(津波))を神霊的呪術的に抑える為に
古代の国家的な大プロジェクトで、膨大な時間と費用と動員〜綿密な測量の基に、コチラにご鎮座しています。
(特に、九州地方の火山と南海〜東南海沖地震)
544 :
天之御名無主:2009/03/14(土) 16:39:09
淡路島には、イザナキ、イザナミ大神が祭神の神社や史跡が多数有ります。
淡路市岩屋地区
名勝、『絵島(オノコロ島?)』『大和島』
岩屋『恵比須神社』元エビス神社。
その裏手、磐壁の洞窟『岩楠神社』幽宮伝承地(伊弉諾神宮の摂社)
石屋(イワヤ)神社。(『天地大明神』として国常立尊と共に鎮座。真東対岸は住吉大社。)
淡路市多賀
伊弉諾神宮。(幽宮、日の少宮)/西ニキロに浜宮
付近には巨大磐倉も
洲本市
先山。(国産みに際して他に先がけて出来た不二の山)
南あわじ市
オノコロ島神社。(社伝には降臨〜八尋殿と)
沼島。オノコロ神社
545 :
天之御名無主:2009/03/17(火) 08:47:05
住吉の神は、本来は男女二神だったと言う説があるが、住吉もイザナギ・イザナミのモデルとなった神様が祭られてたのかもね。
謡曲「高砂」は、住吉・男女二神説を補強する存在だ。
546 :
天之御名無主:2009/10/03(土) 14:18:48
いざなぎ=天智天皇、いざなみ=蘇我遠智媛、すさのお=天武天皇、あまてらす=持統天皇、たかむすび=藤原不比等。
548 :
天之御名無主:2009/10/06(火) 17:45:50
紀元一世紀〜三世紀頃当時、鉄の遺跡が近畿地方の何処にもなく謎とされてきましたが、
その鉄のたたら製鉄〜精錬所〜鉄製品、武器等製作の工廠(コンビナート)が淡路島の伊弉諾神宮の北側五`播磨灘側の
淡路市室津地区の山手丘陵地の『黒谷』地区に先年発見され、発掘調査されました。
『垣内(かいと)遺跡』とと呼ばれます。
それもいきなり近畿地方最大(=日本最大)規模が出現して歴史的大発見のようです。
(現在は現状保存のため埋め戻し。)
現場の谷川が鉄の精錬や製造などの廃液、鉄サビなどで黒く染まっていたのかも?=黒谷。
国生み神話に、いの一番に挙げられ、
また往古には何故か幾度も天皇がヤマト〜わざわざ海山越えて行幸(狩り名目ですが)した、
淡路島の歴史的重要性がクローズアップされています。
549 :
天之御名無主:2009/10/07(水) 09:05:13
加工だけでしょ
550 :
天之御名無主:2009/10/07(水) 19:59:33
倭国大乱と言われた、青銅武器が主流のこの時代に鉄、鉄製武器を制する事は現代の核兵器並みのインパクトが有ります。
播磨灘を海運で原料を運んで来て、製鉄〜製品化まで一貫大量生産して、供給していたようです。
大量運搬が比較的用意な海沿いの立地と外界から遮蔽された秘密工場ような場所。
工房跡に加えて、多数の住居跡も
国重要文化史跡の申請中。
551 :
天之御名無主:2009/11/06(金) 09:00:58
イザナギTaRO
神話と現実を混同してるやつってなんなの?