>>135 『日本書紀』の、一書(あるふみ)ではなく、本文にはイザナキとイザナミの二柱が、共(とも)に
スサノオを産んだことになっているよ。
下記、参考までに。
> 伊弉諾尊・伊弉冉尊、共に議(はか)りて曰はく、吾(われ)已(すで)に大八洲国及山川草木を
> 生めり。何(いか)にぞ天下(あめのした)の主(きみ)たる者を生まざらむやと。
>
> 是に共に日神(ひのかみ)を生みます。大日靈貴※(おほひるめむち)と号す。此の子、
> 光華明彩(ひかりうるはしく)、六合(あめつち)の内に照り徹らせり。故(か)れ二神喜びて曰はく、
> 吾が息(みこ)多(さは)なりといえども、未だ若此(かく)霊異(くしび)なる児(みこ)は有さず。
> 久しく此の国に留めまつるべからず。自ら当(まさ)に早く天(あめ)に送りまつるべしとのりたまひ
> て、天上(あめ)の事を授けまつりき。是の時、天地(あめつち)相去サることを未だ遠からず、
> 故れ天柱(あめのみはしら)を以て天上に挙げまつりき。
> ※ 「おほひるめむち」の「靈」の字の「巫」の部分は「女」。
>
> 次に月神(つきのかみ)を生みたまひき。其の光彩(ひかりうるはしきこと)日に亜(つ)げり、日に
> 配びて治すべしと。故れ亦天に送りたまふ。
>
> 次に蛭児(ひるこ)を生みます。已に三歳(みとせ)になるまで、脚(あし)猶(な)ほ立たざりき。
> 故れ天磐豫(木扁+豫)樟船(あめのいはくすぶね)に載せて、順風(かぜのまにまに)放ち棄て
> たまひき。
>
> 次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みたまひき。