1 :
鵺:
このスレで思う存分妖怪について語り合ってください!(日本のに限定)
個人的に好きな妖怪は鵺です。
2 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 11:38:18
あ>>あずきあらい
3 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 11:40:37
い→一目入道 →う
4 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 11:41:31
う>>牛鬼
次:に
5 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 11:42:51
に>>人魚
6 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 11:43:59
よ>>夜泣石 →し
死人憑き→き
8 :
鵺:2005/10/08(土) 11:47:51
狐憑き→またまた「き」
キジムナー(キジムン)→な
>>1ずっと知り取りでいいの?w
10 :
鵺:2005/10/08(土) 11:55:01
確かに・・・・みなさんしりとりばっかりじゃなく妖怪についての
学問的な話を・・・キボン・・・
>>1の文章が曖昧だから話題といわれても。
>>1が立てたスレだし、
>>1が話題を振るべきでは?
>>8の狐の話なんかどうだろう?色々広がりそうだよね。
12 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 12:19:57
論証1:妖怪は実際にいるのか?!
妖怪を学問的に研究するには、まずその生態や行動様式を現地調査
する必要があろう。しかし文明科学社会の現代、妖怪はなかなかい
ない!
諸君等の愛してくれた妖怪はいない!!なぜだぁ!!(妖怪だからさ)
しかし、妖怪は実際にいるのか。いるのである。
さあ、ここにいって1はさっそく体験だぁぁぁぁ!!!
↓
ttp://www9.plala.or.jp/ryokufuso/
13 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 12:25:29
おおい、しょっぱなから緑風荘槐の間かよ。いいのかよ。まじかよ。
そんなに飛ばして。
>>1 部屋の予約とっとけ。あそこは出る。写るんですHAI。
14 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 12:29:20
緑風荘って座敷わら氏が出るところか?
17 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 17:33:49
緑風荘って、すごいんだね。日本の政治家揃い踏み。
そうか偉い奴は、ここで運をつけていくんだな。
ざしきわらしの妖力で日本の政治は動いていたとは。
しかし平成20年までもう予約はいってんじゃないか。
18 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 22:38:57
座敷童は家に憑きその一族に富をもたらす存在ですよね?
とすると、そこに居るのは座敷童でなく更に高位の何かでは…
狐は話題にもってこいかも
19 :
天之御名無主:2005/10/09(日) 00:42:36
これだけ凄い政治家や財界人がくる旅館だもの。住んでる一族が
うはうはでないはずがない。
このオーブの集まり方、霊的なスポットなんだろうな。いるんだよ。
妖怪は本当に。なんか用かい?とかいいながら。
>>18 てめえの狭く浅い知識で測るな。実際に座敷わらしがここで目撃
されているんだから、狐狸程度の使い魔動物霊じゃないんだよ。
妖怪様なのである。
21 :
天之御名無主:2005/10/09(日) 01:30:57
座敷童は狐では?と言う意味でなくこのスレの話題に狐は?と言う意味。
それにしても狐=動物霊や使い魔レベルとはおかしい。齢数百年の妖狐は単なる妖怪の一線を超える。
元々妖怪は荒らぶる神々であるとも捉えられるからそういった意味ても狐は多く神格化されているし歴史も古い。
単に座敷童が上とは言えない。と思いますが…
22 :
天之御名無主:2005/10/09(日) 09:58:11
狐にも上から下まであると思うよ。確かに。しかしお稲荷さんは
妖怪とはいえないよね。
もっと妖怪っぽいのないの?
ぬらりひょんの出る温泉とか、ぬりかべのでる城とか。
情報キボンヌ。
23 :
鵺:2005/10/09(日) 11:27:09
狐の稲荷は神でしょうが狐憑きは妖怪っぽい味があります
24 :
鵺:2005/10/09(日) 12:07:23
そういえば別府に怪物館というところがあってそこに人魚・鵺・河童
などのミイラがあったそうです・・・
25 :
天之御名無主:2005/10/09(日) 15:51:53
26 :
天之御名無主:2005/10/09(日) 16:49:25
磯釣りの帰り、函館の近くの漁師宿で地元の方に聞いた話です。
最近、台風が東北に多くくるようになったらしいのですが、まだGP
Sや気象レーダーの満足でない頃には、漁で時化た時や濃霧や夜にそ
れは音もなく現れるそうです。
見分け方があるそうで、それは白と黒に塗り分けられた美しい4本煙
突の姿をしていますが、汽笛もなければ、航跡の波ひとつ立てないの
でわかるそうです。また夜は赤緑の船灯が逆にみえるのもコツとか。
まちがっても声をかけたり、手を振ったりするとこちらに向かってく
るのでいけません。濃霧の中、光輝くように余りに美しい船体に見と
れていると、船を沈められるそうです。
地元の漁師がソレと呼ばれるのは青函航路客載車両渡船「洞爺丸」
(JTAP・3898.03トン)です。1947年(昭和22年)11月進水。戦後、
日本が国産で建造した最初の客船であり、日本復興の最初の一歩と
なる象徴的な客船でした。対ソ戦に備えGHQの指導の下、青函ト
ンネルが完成するまで北海道輸送に貢献したのです。定員一等44名、
二等255名、三等633名の計932名。車両甲板には2本の線路が敷かれ、
18両の貨車が搭載可能でした。
しかし昭和29年9月26日22時43分、洞爺丸は、台風15号(
マリー台風)のため函館港外で座礁・転覆し、死亡行方不明1155
名、生存者わずかに159名というわが国最大の大惨事になりました。
地元の方は今でもその姿を濃霧の津軽海峡で目にする事があるといい
ます。それは美しい船だそうです。恐ろしい位に。
うーん、狐を話題にしたらどうか、といったのは
狐って結構地方の民話に沢山出てきたり、妖怪としての
狐も沢山居るからなんですけどねー。
義経千本桜に出てくる白狐とか、玉藻前とか。
28 :
天之御名無主:2005/10/10(月) 14:03:24
>>26 幽霊船って、時代に合わせて船を新調してるのかなあ。
100石船や遣唐使船の幽霊船ってみたことある人もいるのだろうか?
鵺はどこ行ったの?
>>26 なんか、その船を題材にした話があったような・・・。
漫画だったかな?
30 :
天之御名無主:2005/10/11(火) 00:00:20
プロジェクト×で洞爺丸事故の話はあったよ。青函トンネル建設の原因に
なったとか。
31 :
天之御名無主:2005/10/11(火) 00:06:47
>>26 ホモサピエンスの頭部って・・・つまり生首ってこと?(> <;)
32 :
鵺:2005/10/11(火) 15:49:58
ひさしぶりです。狐で話題ふったんですが「九尾」の話の方が面白いかと思い
ます。みなさんはおそらく知っていると思いますが「九尾」は那須地方に伝わ
る話です。自分は殺生石の話しか詳しいことはわからないので情報気盆!
ちなみに修学旅行で那須の茶臼岳に行ったことはあります。ではでは ノシ
33 :
天之御名無主:2005/10/11(火) 21:43:20
死ぬほど前の昔、アニメでなかったっけ?>茄子の殺生石の話
34 :
天之御名無主:2005/10/11(火) 21:45:55
人魚・鵺・河童のミイラはあるのに、なぜ妖狐のミイラはないのだろう?
ニホンオオカミの剥製はあるのにw
九尾の狐は、『山海経』では青丘の山に住んで人を喰らうもの。
ダッキ=九尾の狐は、南北朝時代に成立した『千字文』の注によるものだと
言いますが、これは後で加えられたものだともいいます。
しかし、少なくとも『封神演義』よりは古い。
我が国では、院政期の『狐媚記』にダッキは九尾の狐であったと書かれてい
ますが、当時の宋では人を欺く人の事を「九尾の狐」と呼んでいたらしい。
それを大江匡房が故意に、或いは誤って記したものの様です。
ダッキ・ホウジ狐説は、覚一本『平家物語』や『十訓抄』に出。
室町時代の『臥雲日件録』になって、玉藻の前が登場しますが、現行の話と
なったのは近世になってからの様です。
松尾芭蕉以下の文人も那須を訪れていますよ。
飛び行くは 雲ばかりなり 石の上
・・・は、誰の作だったのか忘れましたが。
>>34 面白くもないからでしょう。偽者はかなり作られましたが、腕の振るい様も無い。
37 :
天之御名無主:2005/10/11(火) 22:42:51
>>34 見ため、ただの狐の剥製(藁
>>33 おそらくこれかな?
「九尾の狐と飛丸(殺生石)」 (1968 大映)
上映時間 81 分 製作国 日本 初公開年月 1968/10/19
演出: 八木晋一 製作: 中島源太郎 構成: 鈴木英夫 増村保造
原作: 岡本綺堂 脚本: 吉岡道夫 撮影監督: 岸本政由
美術監督: 影山勇 編集: 矢倉沢始 音楽: 池野成 ナレーター: 中田浩二
声の出演: 東恵美子 内山影夫 小沢忠臣 大塚国男 溝井哲夫 森塚敏
成瀬昌彦 弥富光夫 丹羽たかね 平田守 中台祥浩
38 :
天之御名無主:2005/10/11(火) 22:49:25
のぶすま先生に質問です。千字文のどこをどう注釈するとキツネの話が出てくるのでせうか。
>「九尾」の話の方が面白いかと思い
確かに九尾は尾も白い
40 :
39:2005/10/11(火) 22:57:20
Σ(゚Д゚:)はうぁっ!!
九尾は金毛だった・・・。orz
>>38 弔民伐罪 周發殷湯
發は、武王の名です。当然、ダッキの話も出て来る。
42 :
鵺:2005/10/12(水) 16:15:49
>>35 長文ありがとうございます。自分は殺生石について。
玉藻の前は正体を見破られた後那須に来て、領民等に被害を与えていたところ
退治されたんですね。そしたら「殺生石」になって毒をまき散らしていて僧侶
が成仏させようとしても、逆に彼らが毒で死んでいくという有様でしたが、
源翁和尚が来て石を三つに割ってようやく被害が少なくなったらしいです。
それでもいまなお硫黄ガスが噴出していて危険です。よほど九尾の怨念が
強かったということでしょうか。こわっ!ガクガクブルブル
43 :
時凪:2005/10/12(水) 19:00:09
死んでも何らかの影響…ヌエは死んで切り裂かれた体から犬神筋・猿神筋と言った一族(人間の)が生まれたとか。
誰か知ってませんか?
>42
当時の石のかけらとするものが、各地にあります。
唱導か、謡曲の流布に影響されたものでしょう。
>43
伊予の口承です。それで伊予には蛇神、讃岐には猿神、阿波・土佐には犬神
がいるという話ですが、阿波の犬神は15世紀、土佐の犬神は16世紀には
確認出来、やはりこの二国が本場らしい。
厳密に言えば、変化のものの方の鵺は鵺の様な鳴き声を出すものでしたが、
そのもととなったトラツグミ=鵺の鳴き声は凶兆とされ、院政期の歌論書や
『堤中納言物語』に、鳴き声を忌んだ例が見えています。
45 :
時凪:2005/10/12(水) 20:48:53
>>44 どうもです。
犬神筋…何か響きだけならかっこいいですよね(笑)獣化能力とかあれば尚更良し。
まぁ実際あると妖怪の末裔ですから扱いは酷いでしょうが…
46 :
天之御名無主:2005/10/12(水) 21:06:14
君達、もっと科学的に判断できるものないのか?
ざしきわらしだけか?
科学を全知全能な何かと勘違いしてやせんか。
大事なのは多角的且つ柔軟な発想…
つまりロマンだよ。浪漫。
48 :
時凪:2005/10/13(木) 02:48:53
そうですね。妖怪を科学的に見るのも良いですが、やはり妖怪は妖怪として捉えた方が楽しいですし。
妖を生むは人が闇、ですからね。そう言った意味では妖怪は妖怪としてでも科学的かも。
49 :
天之御名無主:2005/10/13(木) 05:54:00
妖怪まんこ嗅ぎ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1125118109 ,, --──-- 、._
,.-''"´ \
/ ヽ、
/ (※), 、(※) ヽ
l `ー ,,ノ(、_, )ヽ、,,. l まんこを・・・・
.| /// `-=ニ=-. /// |
l `ニニ´. l
` 、 /⌒⌒i /⌒ヽ /
`/ | | \ /
)、._人_人__,.イ.、._人_人_人
<´ 嗅がせろぉぉぉぉぉぉぉッ! >
⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;ヽ //
///// /:::: (y※')`ヽ) ( ´(y※') ;;| /
// //,|::: ( ( / ヽ) )+ ;| /
/ // |::: + ) )|~ ̄ ̄~.|( ( ;;;|// ////
/// :|:: ( (||||! i: |||! !| |) ) ;;;|// ///
////|:::: + U | |||| !! !!||| :U ;;; ;;;| ///
////|::::: | |!!||l ll|| !! !!| | ;;;;;;| ////
// / ヽ::::: | ! || | ||!!| ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: : | `ー----−' |__////
もし嗅いだ時、悪臭を放っていたならば?妖怪まんこ嗅ぎが悪臭を全部吸い取って
くれて翌朝にはほのかに薔薇の香りのするアロマまんこになっているという。
このように妖怪まんこ嗅ぎはやさしい一面を持っている。
(民明書房刊 「妖怪まんこ嗅ぎ」 より)
50 :
鵺:2005/10/14(金) 16:25:50
久しぶりです この数日スレ見てなかったんですが、漏れは「天狗」について
興味を持ちました。なんでも、高僧でも「天狗道」に堕ちた人もいるとかで・
・・なので天狗についての情報あったらレスお願いします。ではでは ノシ
51 :
時凪:2005/10/14(金) 16:51:49
天狗、医術・武術・呪術に長けたスーパー妖怪ですね(笑)
山で修行する山伏を里人が見間違えたのがそれだとか違うとか。
あの高い鼻が霊力の源と私は聞きましたが?
52 :
鵺:2005/10/14(金) 16:58:08
そうなんですか?ということはあの鼻には実用性があったということですよね
?
>>51さん?
53 :
時凪:2005/10/14(金) 18:25:44
>>52 自分も詳しくは知らないのですが(@@;)恐らくは霊力の貯蔵器や外界の霊力の吸収器官・放出器官の役割じゃ?
天使や悪魔の翼にあたると私は思いますが…違ってたらごめんなさい(-.-;)
天狗は『宇津保物語』では山中で管絃の遊びをする存在でしたが、『源氏物語』
では木霊と並んで怪異なるものとされ、11世紀になってからの『栄花物語』
後篇では、仏法を妨げる存在となっています。
院政期には鳶の姿をしたバケモノとされ、鎌倉時代になる頃には、浄土に行く
ほど良くも無く、地獄に行くほど悪くも無かった僧侶のなれの果てとされ、良
いものは善天狗、悪いものは悪天狗と呼ばれていました。
悪いものになると、『源平盛衰記』や『太平記』で天下に大乱を引き起こす悪
魔として登場しており、説話の中でも、個人レベルで高僧を落としいれようと
して退散させられたり、逆に人に恩を返したりしています。
中世の天狗というものは、半人半鳥で、仏教と縁の深い魔怪と考えると良い。
そもそも、中世は仏教というか信仰の時代ですから、その時代に語られた妖怪
も、当時の仏教や社会に対する知識無しには理解出来ません。
妖怪だけ抜き出しての妖怪研究が無理というのは、何時の時代も同じですが。
鼻高天狗というのは、16世紀にイメージされ始めたものです。
それと、鼻と霊力云々はオカルト板向きの話題でしょう。
>>34 まて、鵺のミイラって初耳なんだが。どこにあるの?
59 :
天之御名無主:2005/10/14(金) 22:18:10
天狗の鼻のなかにはシリコンが埋め込んであるので、高くなっています。
韓国エステサロン、整形外科で失敗した方が生霊となって、天狗に化けた
と伝承では伝えられているそうです。
(民明書房刊 「人体改造図鑑ハナターカダッカ」より)
天狗・・・。山海経では、猫のような狐のような姿に見えますね。
素人的に良く分からないのは、なぜ姿のイメージにこれほどの変遷
があるのに、漢字表記はずっと”天狗”のままなのでしょうか?
うーん、間抜けな質問ですいません(--;)
61 :
鵺:2005/10/15(土) 10:13:39
天狗ってもともとなんらかの超常現象に付けられた名前なんです。だから
「日本書紀」にもこういう話が載っています。
「舒明天皇9年に流星が東から西に流れた。そのとき大きな音がした。時の人
は、流星の音だとか地雷の音だとかいっていたが、そうみん法師は、これは
流星ではなく天狗(あまつきつね)だ。その吠える声が雷に似ているのだ。
と言った」
こうみると、飛鳥時代の人は「天狗」に対して明確なイメージを持っていなか
った、と思われます。
旻は、当時知識人として知られた留学僧で、古代史では著名な部類に
入る人です。『山海経』の天狗は、流星に似て轟音を立て、地に落ちる
と狗の姿になると解説されていますが、おそらく旻はこの記述を知っ
て「天狗」だと判断したものでしょう。
博識ぶったというより、留学僧としての知識を請われた結果か。
>もともとなんらかの超常現象に付けられた名前なんです。
単なる引用だと思われます。中国の史書には、天狗の例が多い。
『史記』にもほぼ同文がある。或いは目にしたのはこちらか。
それがどうして山の怪として出て来たのかは分かりません。
『聖徳太子伝略』は10世紀の書ですが、これには「天狐」とある。
後世につながる天狗とは、直接の関りは無いものと思われます。
ただ、旻より後の時代の杜甫が詠んだ詩の中に、天狗は猿に似た山の
怪として登場していますから、「山の怪」という作り物語のイメージは、
書紀では無くこちらに由来したものかも知れません。
日本では、それまでも嫌われていた鳶のイメージで捉えられたのでは。
63 :
天之御名無主:2005/10/15(土) 12:25:45
山海経にそんなこと書いてたっけ
ざっと見てみましたが、西山経の三に、白首で狸に似るとあるだけの
様です。天狗研究で知られた知切光歳先生の御本に、「天門山に赤犬あ
り」として、やはり流星の様であったと書かれているというのを読ん
だ事があるのですが、たまにある逸文の類でしょうか。
今ある本を読んでも、確かに出て来ません。調べておきます。
なお、流星関係の話は古代日本では何度も出て来ましたが、天狗が口
にされたのはこの時だけで、結局根付かなかった様ですから、やはり
後世の天狗像とは直接繋がらないものと思われます。
65 :
鵺:2005/10/15(土) 16:17:41
>>64 でも同じ漢字を使っているということが気になります。あと、もっと有力な
説が唱えられるように勉強しておきます。
中国の「天狗」というのは、古典によって翡翠・猿から、人参や女仙まで、
色々なものが呼ばれていたそうです。中国史上における「狗」の意味を考
える必要がありそうですね。
『聖徳太子伝略』の天狐を、『類聚名義抄』は「てんく」と発音を紹介してい
ますが、平安中期には人死にに関る怪異を鬼の、人が死なない怪異を狐
の仕業としていましたから、狐に似て狐で無い怪異を示す言葉として天
狗が使用されたのかもしれません。
すると、『日本書紀』からワンクッション置いて杜甫や伝略を経由してそ
こから作り物語の「てんぐ」になったのか・・・。
呼び名はともかく、性質は従来の狐に風雅を加えたといったところ。
私も、貴方を見習って勉強しておきます。
67 :
天之御名無主:2005/10/16(日) 11:15:37
あぼーん
68 :
天之御名無主:2005/10/16(日) 11:19:44
あぼーん じゃねえよ あぼーん
69 :
鵺 actkyo071067.adsl.ppp.infoweb.ne.jp:2005/10/16(日) 14:34:17
>>51 「遠野物語」読んでみたら>51の「山で修行する山伏を里人が見間違えた」
というのも有力な説かなと思います。
70 :
天之御名無主:2005/10/16(日) 17:16:49
雪女郎は裸だったのに、子供を寝かしつける夜語りの中で
気恥ずかしかった親たちが服を着せたという話を
信州で聞いたことがありますが、これって信州だけなんですか?
それとも他の地域の雪女も全裸なんでしょうか?
71 :
天之御名無主:2005/10/16(日) 17:29:16
72 :
?シンクロ:2005/10/16(日) 18:10:25
>>514 スイマセン
ネイティブ系の神話ほとんど知らないです
73 :
??V???N??:2005/10/16(日) 18:11:57
なんかまたヘンなとこにレスしちゃった…
なんでだろ…
>>72は無視してください
74 :
天之御名無主:2005/10/16(日) 21:49:58
>>70 明治初期の話で読んだのですが、東北で凍死体が見つかった場合、大体半分
が半裸、全裸状態でみつかったらしいです。寒いのになぜ裸のような姿でみ
つかるのか当時ではわからなかったでしょう。本では雪女に会ったのに違い
ないと村民は思っていると書かれていましたが、医学的には長時間の寒さの
限界を超えて、寒冷による血脈の衰えにより脳に異常が起き、精神錯乱を起
こした為ではないかといっています。異常状態で死んだ人体では、しばしば
エレクトした状態で見つかったり、臨死による精神興奮、錯乱状態を示す兆
候がみられる為、極低温による凍死体を学のない住民が発見した時にその異
常状態から雪女のような性的かつ怜悧な印象を凍死に関する経験的な妖怪伝
説として語り継いだのでしょう。
75 :
天之御名無主:2005/10/16(日) 22:03:05
>>70 法医学の分野では、凍死者が全裸状態で発見される事を矛盾脱衣
(paradoxical undressing)という異常行動であるとしています。
凍死者は時に着衣を脱いだ状態で発見され、これはアドレナリン
酸化物の幻覚作用によるとも,体温調節中枢の麻痺による異常代
謝によるとも説明されています。
また狭い空間に潜り込んだ状態(タンスの中や火のついていない
掘りゴタツの中など)で発見され,捜査員を困惑させることがあ
り、これも終末期の異常行動(hide-and-die syndrome)と呼ばれ
ます。
凍死と感覚障害の発生メカニズム
体温が35℃以下になると,戦慄や代謝亢進により熱産生を高め,
皮膚血管収縮により熱放散を抑制することにより,体温低下を
阻止しようとする。
失調期(33℃前後):感覚障害や運動機能の障害が起こる。
麻痺期:32〜33℃から自律神経系の麻痺が始まり機能が低下し,
32℃以下になると戦慄は止まり,意識障害,感覚鈍麻,幻覚等
の中枢神経障害が見られるようになる。
虚脱期(30℃前後):意識は失われ,心房細動などの不整脈が
出現する。
生命臨界点は26〜30℃。
>>74-75 また、スレ主さん達のお話とは別な意味で面白いお話が聞けましたね。
感服致しました。ありがとうございます。
77 :
天之御名無主:2005/10/17(月) 01:52:18
雪女は人間の脳の中に潜んでいたのかw
78 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/17(月) 15:01:32
>>75 長文ご苦労様です。そういえば雪女の話埼玉にもあるって知ってますか?
79 :
70:2005/10/17(月) 15:46:56
遅くなりましたが、お礼申し上げます。
>>74-75 大変為になるお話でした。ありがとうございました。
80 :
天之御名無主:2005/10/17(月) 20:55:22
厠についてちょっと調べてるんですが厠、便所の妖怪って多そうで案外少なくて・・・
花子さんとか都市伝説的なものではなく日本のもので厠、便所にかかわりの深い
妖怪や怪異についておもしろいものがあれば教えて欲しいのですが
こういう質問ってよろしいのでしょうか。
81 :
天之御名無主:2005/10/17(月) 21:16:47
雪女が旅人をたぶらかして、裸にしちゃうというのがオリジナルな
のね。凍死者が裸で発見される理由を昔の人はそう考えたんだな。
どうりでいい女でないといけない訳だ。
童話にする上で、服を着せるというのは、ある意味、本末転倒だ
ねぇ。
>>80 続百晦国書版にこんなのが→「大晦日の夜、厠にゆきて『がんばり入道郭公』
と唱ふれば、妖怪を見ざるよし、世俗のしる所也。もろこしにては厠神の名を
郭登といへり。これ遊天飛騎大殺将軍とて、人に禍福をあたふと云。郭登郭公
同日の談なるべし。」
郭公と書いてホトトギスと読みます。これは当時、二つの鳥が混同されていた
ため。便所の神とされていますが、便所でホトトギスの鳴き声を聞くと不吉だ
とされ『諺苑』ではその鳥を口から吐いている入道が本当に神かどうかと考え
ると甚だ疑問ですが、『甲子夜話』では、入道の頭を取って左袖に入れると小
判になる、とあります。必ずしも不吉な存在ではないかもしれませんが、日本
古来のものではなく、九尾狐と同じく輸入妖怪の一つですね。
>>78 横レスですが、小泉八雲の『雪女』の話は、青梅の農民に聞いたものだとか。
埼玉というか、あの辺でも割と聞かれた様です。
江戸時代の黄表紙でもメジャーな妖怪で、当時から美女扱いでした。
>81
ほととぎすは、黄泉の鳥とされていました。
平安時代以降の異名は「死出の田長」。鳴き声が好かれた筈なのに、聞けば
寿命が縮むという話もあり、『栄花物語』には、三条院が崩御された後、幼
い内親王が死を理解出来ず、父君にお手紙をお書きになったので、周囲にい
た女房たちが「ほととぎすに渡しましょうか」と述べています。
10世紀に日本で作られた『地蔵十王経』でも、烏とほととぎすは冥界の入
り口で番を務めている鳥とされていますね。
ほととぎすが昔は人間で、弟を求めている内に鳥になったという民話はよく
知られていますが、この話は9世紀には伝えられていました。
何者かを招くイメージがあったのかもしれません。
私は、以前雪女と雪男の話を同じ土地で聞いた事がありますが、やはり雪女
の話の方がよく聞かれたという事でした。
83 :
天之御名無主:2005/10/18(火) 23:19:41
うっ、ここ【12:540】 最強の妖怪・神・悪魔教えてください と違ってレベル
高い。書きずらいべ。
84 :
天之御名無主:2005/10/19(水) 02:43:09
映画の八甲田山でも、寒さと疲労で発狂して、服を脱ぐシーンが有るネ。
85 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/20(木) 12:34:09
>>82 「遠野物語」のなかに昔ある姉妹がいて姉がじゃがいもを焼いて、自分が堅い
ところを食べて、妹には軟らかい部分をあげたのに、妹が姉が食べたところ
はもっと美味かったと思って包丁で姉を殺したところ姉が郭公になって「が
んこ、がんこ(堅いところという意味)」と鳴いて、妹は自分の間違いに気
づいて、悔恨のあまり自分は時鳥になって「包丁かけた」と鳴くようになった
、という話があります。
86 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/20(木) 17:15:36
87 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/21(金) 15:52:09
でも、この話でもホトトギス(妹)は人に死を与えてますね
>>85 民話の分類を扱った本では、同系統に分類されている様です。
そちらでは姉妹ですが、兄弟という土地もある。食べたのは山芋とも。
根菜というのに土地柄が出ますね。
89 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/22(土) 12:46:33
自分はこれしか知りませんが、他に違う話を知っている人がいたら教えてく
ださい。
90 :
天之御名無主:2005/10/22(土) 13:47:50
>>80 厠の妖怪の話>
福島正則の屋敷の便所に化け物が出るようになり、便所に行こうとする
者の尻を毛むくじゃらで爪が長い手が撫でてくるという噂がたった。
ある日の夜、塙直之は正則の屋敷に出かけ、皆と話している途中で便所
に出かけた。そして直之が便所に入った時、何者かが便所の上の松の梢
から飛び降りてきた。便所から覗いてみると鬼のような顔をした者がい
たが直之は動ぜず睨み返した。するとその者が引っ込んだので直之が小
便をしようとすると、下から手が出てきて尻を撫でた。
怒った直之は手を掴もうとするが、すぐにひっこみ、屋根の上からその
鬼がじっとこちらを見ている。
睨むとまたひっこみはしたが、またも尻を撫でてきた。これを何度も繰
り返しているうちに、直之はやっと鬼の手を掴み便所の中に引きずり込
んだ。そして組み合って遂には脇差で刺し殺した。
よく見るとそれは大猿で、広島の者は噂の妖怪はこれだったのかと言い、
それと一緒に直之の勇気を褒めたという。『古老物語』
後に正則は改易されてしまうのですが・・・
天狗は不浄のものなので、加持を受けて焼かれた天狗の灰を便所に置
いたところ、蘇ったという話が『真言伝』にありますね。
『今昔物語集』に登場する天狗は、便所から出た直後で手を洗っていな
かった僧侶を襲ったり、便所の音を頼りに震旦から日本の比叡山まで
来ています。
逆に、便所の神という存在は、本土や沖縄で重視されていましたが。
入る前には、咳払いをして入れともいう。
92 :
天之御名無主:2005/10/22(土) 19:34:18
>>90 エロザルの妖怪ですか。尻が大好きだったんでしょうね。
なんか、ほほえましいような。しかし大武将、福島正則や塙直之の
屋敷にでたというのはまたなぜ?
案外、本当のところはご公儀隠密の伊賀者を成敗したのを妖怪と間
違えたとか皮肉たっぷりの流言だったのではないでしょうかね?
福島正則ならやりそうな気がする。
93 :
天之御名無主:2005/10/23(日) 09:31:41
お城にまつわる妖怪、幽霊譚はそういうゴシップを扱ったようなものが
多いですからね。天守物語とか播州皿屋敷とか。
現代のサラリーマンにも当てはまるかも。
歴史的事実は、あまり伝承化しないと思います。おそらく、黒田節などで知
られた豪傑の名を借りたかったのでしょう。
岩見重太郎のヒヒ退治などと同趣向だと思いますよ。
余談ですが、警備を司った(ただの武士化した模様です)伊賀組や甲賀組と
目付支配の公儀隠密、吉宗が設けた将軍直属のお庭番がおり、探索を行っ
たのは後の二者であった様です。
しかし、何も魔法めいた事をしたのではなく、普通に変装したらしい。
特殊技能も一部で伝えられていた様ですが、多くの大名家では訓練もお目見
えも無く廃れて行き、この板では有名な松浦静山の家臣にも伊賀に先祖をも
つ柘植某という者がいましたが、先祖はともかく何も憶えていなかったとか。
お菊伝説は室町時代の話が最古だそうですが、まだ一次史料に触れるに至
っておりません。家宝の鮑皿が出て来る話であったとか。
全国に伝わる話で、伝説地をまとめた本もあります。
今や半分ほどは、アスファルトやコンクリートに覆われていましたが。
余談で失礼。もう少し、目付配下の公儀隠密というものについて。
直接変装して探索に出かけたのは、小人目付という者たちで、中でも黒鍬か
ら上へあげられた人々が潜入役を務めたそうです。
黒鍬というのは、藤澤周平氏の小説などにも出て来ますが、十二俵一人扶持
の雑用係・土木工事に携わった連中。
公の場での帯刀や苗字の名乗りも許されていなかった様な人々です。
ただ、これらが即伊賀者であったという記述は見ておりません。
便所に入ったりは、しなかったと思いますよ。もっとも、正則の頃であれば
まだ伊賀や甲賀の忍者も現役であったでしょうが(島原の乱では活躍してい
る)、時代を経た事ですし史実がもとになっている可能性も低いかと・・・。
96 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/23(日) 13:58:42
>>91 天狗の話だと、「今昔物語」に、どっかの天狗が海がお経を唱えるのを聞い
て、仏教はすばらしいものだと思って、有明親王の子供として転生して、つ
いには比叡山の僧侶になったという話が出ています。この話は特殊ですが、
普通は天狗というものは仏教を妨げる存在である、というのが平安時代の人
の考えのようで、前述の天狗ももともとは仏教を妨害しようと考えていたら
しいです。
に、
仰られる通り、通常は、>54で申し上げた通りの魔縁です。
ただ、仏教を意識するという事は、時には肯定的に動く事にもなる。
『今昔物語集』の天狗譚でしたら、>91の便所の音を聞いたものと同じで、
巻20―1にあるのがそうです。
天竺の天狗だったそうですから、信心深かったのかもしれません。
明求という名で天台僧となられた方ですが、『今昔物語集』の中で天狗とな
られた真済という僧の生まれ変わりとする説があったのは、諸説紛々たる
様相を推測させるものです。
ちょっと思ったんですが、「今昔物語」の天狗の話は、仏教と関わりが深い
ですが、後世の天狗の話はあまり仏教と関連してないというのはどうなんで
しょうか?
>>98 民間伝承の天狗って仏教と関係なかったりするっけ?
そのへんが関係してるんじゃないかな?知らないけど。
どちらかといえば中世、それも鎌倉〜南北朝時代の天狗ですね、仏教系は。
それ以降は積極的に関る事をせず、自然と山岳信仰と結びついている。
山伏姿であったり、何時の間にか山岳寺院で祀られていたり。
『台記』に愛宕山に天公像があったとあるのを天狗祭祀と見做す人もいます
が、私は別物だろうと思います。当時の天狗像とずれている。
やはり、中世後期から近世にかけて、仏教の権威が低下し、合理的なもの
の見方が広まって、比例する形で反仏教としての天狗も意識されなくなっ
ていったものだと思いますよ。
16世紀にもなると、狂言で閻魔や毘沙門天が笑いの種になったり、加持
祈祷に頼らなくなったり、中世前期の古典である『平家物語』からくだくだ
しい仏教の解説が抜かれたりと、宗教権威の低下が著しい。
八大天狗の一人・鞍馬山僧正坊と、鞍馬山魔王大僧正ってどういう関係なの?
本によっては同一とされたり、僧正坊は魔王尊の配下と説明されたりしてる。
>>99 「遠野物語」の中に出てくる天狗は、民家に酒をもらいに来ているだけで、
仏教に関係がないように思われるんですね。ただ、遠野以外ではどうなの
かが今ひとつわかりませんが、大体「天狗の詫び状」の話が多いのではな
いかと思いますが、違う話(特に仏教に深く関わる話)があったら教えて
ください。
天子ってどんな妖怪ですか?
104 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/26(水) 14:02:16
>>103 それってどの地方に伝わっている妖怪ですか?詳細キボンヌ
愛宕山の太郎坊の情報。
役小角の末裔といわれる天狗の本拠地、愛宕山奥の院で、藤原頼長の
命を受けた修験者たちが太郎坊天狗の左右の目に釘を打ち込んで呪詛
を行った。このため近衛天皇は眼病を患って崩御したとも伝えられて
いる。(怪異・妖怪伝承データベースより)
107 :
天之御名無主:2005/10/26(水) 15:53:20
>>105 >>100で申し上げた、『台記』の記事というのがそれです。
しかし、原文には「天公」とあり、先にも申し上げました通り、これを天狗
とするのはいささか飛躍が過ぎる様に思われます。
愛宕山太郎坊が登場するのは、『源平盛衰記』が初見。
13世紀半ばから、14世紀の成立と見られています。
しかし、この時代の天狗は、まだ信仰の対象となっておりません。
>>104 ウィキペディアで妖怪を調べたところ天子(テンジ)の項目があったので
どんな妖怪かと思ってネットで検索してみたんですがなかなか情報がなくて…
「天子」で検索したところ目ぼしい情報はこれくらいでした↓
>八丈島の洞穴に、一人っきりで暮らす妖怪。
>14,5歳ということで一人きりは寂しいらしく、子供をかっさらって数日過ごしたり、
>山小屋へ遊びに言って山番をからかったりして遊ぶようだ。
>一度情を通わせた相手がピンチの時には助けてくれるらしい。
>寂寥感というものは妖怪にとってもつらいものかもしれない。
他にも八丈島にはテンジ、テッジ、テッチなどとと呼ばれる山姥がいるらしいです。
姿は老婆ですが、上の天子と行動がよく似ている点があります。名前も被ってますし。
他にはテンジメという森に出る妖怪がいるそうです。
八丈島という狭い範囲で3つも名前が被るなんて…もとは一つで
時代が流れるにつれ分岐したんでしょうか?
>>98 「図説日本の妖怪」(河出書房新社)の中で小松和彦氏が
「妖怪の原像」というタイトルで述べていますが、
宗教を広める上での宣伝手段として妖怪が用いられていたそうです。
より具体的には、
鬼は陰陽師たちによってとくに説かれた妖怪、
天狗は密教の僧が好んで説いた妖怪、
そして狐は化けるという特性を利用されて(鬼にも天狗にも変化可能ということで)
陰陽師・密教僧いずれにも利用された妖怪だそうです。
>>109 情報ありがとうございます。どうやら「天子」は八丈島の妖怪みたいですね。
>>108 >>105はただのコピペだったので原文は知りませんでした・・・orz
>>110はとても興味深いですね・・・ また太郎坊はどうやら天狗の普通名
詞みたいで、愛宕山以外にも「太郎坊」の名前を持つ天狗がいたみたいです。
もしかしたら信仰が厚い「太郎坊」が全国にかり出されたのかも・・・そう
考えると「宗教を広める上での宣伝手段として妖怪が用いられていた」とい
うのは正しい、ということになりますね!
ただ、小松先生のお話は極端過ぎる気も致します。御本人も一般向けにお書き
になっただけで、全ての原因を宗教家に求められた訳ではないと思いますよ。
鬼にせよ、天狗にせよ、狐にせよ、起源は一定しておらず、最初から日本に同
じイメージで語られていた訳では無い。
狐に至っては、陰陽道や密教確立前から語られていましたし。
せいぜい近世以降のお話では。あの先生(に限りませんが)はどうも超時代的な
説明をされる事が多いですが、わざとその辺の説明を省かれたものか否か。
鬼に対する守りを陰陽師が説いた説話や、天狗がその黎明期から仏教と関りが
深いだけに僧侶と関った説話は多いですが、だからといって宗教者の喧伝の成
果というのは飛躍が過ぎるのではないかと。
ただ、全国の天狗の名を読み上げた『天狗経』というものがあります。
どうも石鎚山系の様ですが、近世になった頃には利用するというより、自然と
伝わる形で修験が天狗も含めた情報の担い手になっていた可能性はあります。
尤も、元々村同士を行き来する存在というのは修験に限らなかった訳で、彼ら
が職務上天狗を語る事が多かったからといって、利用したと見るのには疑問が。
喩えて言えば、旅先で見た事を権力者が僧侶や商人に語らせた場合、それが諜
者になるかという様なもので、結局は受け手の判断するところでしょう。
要するに、伝達者に利用意図という程の計画性があったのかと。
単純に「太郎坊」という名を彼らが広めたというのであれば、賛同致します。
>>112を見たら、漏れはまだまだ勉強不足だということがわかりますた。もっと
有力な説が唱えられるように勉強しておきます。
>賛同致します。
単に己の申し分を述べただけでしたが、横柄にも見えますね。
そろそろ口出しが多すぎて追放されそうですが、どうか御寛恕を・・・。
115 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/10/31(月) 14:49:16
お久しぶりです。日曜日に「今昔物語」の岩波文庫版をゲットしますた!これ
でもうちょっと「天狗」について勉強できるかな、と思います。ではではノシ
ぶぶ漬け…
天狗といえば、あたしの中では羽黒山。
ちっちゃい頃、羽黒山に行く度に活き活きと天狗の話をしていたらしい笑
妖怪ってより神様に近いよね。なんとなくだけど。
>>117 羽黒山といえば長い階段ですねぇ。
出羽三山は山岳信仰の深い山々の様なので
天狗に纏わる話も多そうですね。
119 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/11/06(日) 10:12:02
お久しぶりです。「今昔」にいろいろ天狗の話がのってますた!詳細は後ほど
120 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/11/06(日) 10:50:23
やはり天狗は仏道を妨げる存在だったようです。「今昔」には、天狗が菩薩
にばけて、偉い聖人を連れ去ってしまい、その聖人は後に発見されますが、
天狗が化けていたことに気づかず、すぐ死んでしまった、という感じの話が
あります。
また、「屎鳶」についての情報を気盆
大体、「屎鳶」天狗ないしはそれの変じた鳶の事だと思いますが、愛媛県など
の方言では、ハイタカなど別の猛禽類を指して現在でもこの名称を使用して
いるということです。
鳶自体を天狗と見做す観念もあれば、天狗が人に見えない姿で乗っている時
があり、その時には鳶を傷つけると祟りに遭うとされていたのは、『比良山
古人霊託』の記すところ。
鎌倉時代初期に天狗の憑いた女房の言説を書きとめたものですが、ここでは
天狗は古人の霊とされており、九条兼実や慈円も天狗となっています。
その頃まともに往生出来たのは、兜卒天に行った明恵だけであったと。
鎌倉時代末期の『天狗草紙』や『沙石集』になると、僧の生まれ変わりとしての
天狗像がより強固なものになる・・・というのは、先述の通りです。
山岳信仰と結びつきの強いカラス天狗なるものがおりますが、
天狗が仏道を妨げるもの、という話は当時の幕府が流布したもの
じゃ無いですかねぇ?
鎌倉幕府といえば、仏教の一般大衆化を推し進めた時代ですし
山岳信仰を貶める様な流説を広める事もあったのでは?
>天狗が仏道を妨げるもの、という話は当時の幕府が流布した
『栄花物語』の成立は11世紀、『今昔物語集』は12世紀です。
>鎌倉幕府といえば、仏教の一般大衆化を推し進めた時代ですし
鎌倉幕府=鎌倉時代ではありません。幕府が信仰流布を推し進めた訳では無
く、時には黒衣の僧(遁世僧)の取り締まりも行っています。
>山岳信仰
寧ろ、平安時代から大衆の間で悪霊退散や治病などの面で支持されていたの
が、こうした山岳修行者たちでした。近世以降の山伏のイメージでも、治病
云々の役割はお分かりでしょう。
それと、あの時代に旧仏教→新仏教と転じた訳ではありません。
寧ろ地蔵信仰や観音信仰を中心に、まだ民衆の間でも所謂旧仏教が盛んな時
代でした。元々、旧仏教出身者も民間布教は行っています。
提唱以来批判が無い訳ではありませんが、黒田俊雄先生の顕密体制論という
のがありますので、御本を参照なさって下さい。
15世紀にもなれば、「新仏教」側も目立って活躍する様になりますが。
禅宗と浄土宗は大陸にその概念があったということから、八宗からもまだ好
意的に見られており、戦国時代には俗に「十宗」と呼ばれてもいますが、他の
宗派は近世まで「衆」の字が宛てられるなど、対等に見られておりません。
「座頭ころがし」についてご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
山口県の旧厚狭郡(現在の山陽小野田市あたり)に出た妖怪らしいのですが。
ネット等で検索すると、急な坂がひっかかるので
タテクリカエシのような山の妖怪を想像するんですが、
妖怪そのものに関する記述は見つかりませんでした。
>>124 『現行全国妖怪辞典』というものに載っているらしいけど、よく分からないっぽいな。
あと、「座頭転げ」という別名もついてるらしいよ。
ごめん。詳しいことは全く分かりません。
『現行』にはダトーコロゲという別名も紹介されてる。
でも、詳細は書いてない。
127 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/11/13(日) 15:40:06
約一週間ぶりです。屎鳶については、芥川龍之介が「屎鳶=天狗」だと思って
いたみたいです。
当然の事ながら、芥川は『今昔物語集』を読んでいる訳ですから、あれに出
て来る「屎鳶」像について述べた様だと思われます。
129 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/11/23(水) 09:10:35
お久しぶりです。自分は「今昔物語集」に出ている話では、屎鳶=天狗とは
出ていないと思います。
130 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/11/23(水) 09:41:08
>>129は間違いでした・・・orz 題に「天狗、仏と現じて木末に坐せる語」
と出てますた・・・でも、こうなると、後世の天狗に鳶みたいな翼がある
ことも理解しやすいのかな?
131 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/11/23(水) 09:42:52
>>124 知らないけど、それって野槌みたいな妖怪じゃないのかな?
132 :
天之御名無主:2005/12/04(日) 07:43:44
上げ
133 :
天之御名無主:2005/12/06(火) 03:39:58
ふはっ
134 :
天之御名無主:2005/12/10(土) 03:04:12
ここ的に押切蓮介のでろでろってどうよ?
135 :
天之御名無主:2005/12/10(土) 11:06:33
OK
136 :
天之御名無主:2005/12/13(火) 21:20:27
「のづち」って何ですか?
138 :
天之御名無主:2005/12/18(日) 17:03:01
それって、鬼太郎の奴か?
≒つちころび≒つちのこ
140 :
天之御名無主:2005/12/18(日) 23:42:57
そういや、鬼太郎ではかなり強い妖怪だった様な気がする。
俺はけっこう好きな妖怪だった。
FFで出てくるな
>>131 名前しかわからないからなんとも言えないよね。
>>137 「カヤノヒメ」の別名でもあった気がする。
143 :
鵺 ◆aV5RsggWb2 :2005/12/23(金) 11:40:32
「かやのひめ」って何ですか?
つグーグル
つフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カヤノヒメ(カヤヌヒメとも)は、日本神話に登場する草の神である。古事記では鹿屋野比売神、
日本書紀では草祖草野姫(くさのおやかやのひめ。草祖は草の祖神の意味)と表記し、
古事記では別名が野椎神(のづちのかみ)であると記している。
神産みにおいてイザナギ・イザナミの間に生まれた。古事記においては、山の神であるオオヤマツミとの間に、4対8柱の神を生んだ。
神名の「カヤ」は萱のことである。萱は屋根を葺くのに使われるなど、人間にとって身近な草であり、
草の代表として草の神の名前となった。
樽前山神社(北海道苫小牧市)では山の神・大山津見神、木の神・久々能智神と共に祀られている。
萱津神社(愛知県海部市)では日本唯一の漬物の神として祀られており、タバコの葉の生産地ではタバコの神として信仰されている。
別名の「ノヅチ」は「野の精霊(野つ霊)」の意味である。しかし、この「ノヅチ」は後にマムシの別名とされるようになり、
さらには蛇の化け物とされるようになった。ノヅチは、その名前から、頭と尻は同じ大きさで柄のない槌の形をしているとされ、
人の足に食いつくとされた。ツチノコも蛇の化け物としてのノヅチから派生したものである。
ノヅチは野の霊→蛇の事であり、『本朝文粋』では化物の意。
この場合は、魍魎という様なものでしょうね。
蛇としては、中世の辞書に蛇の当て字として登場している外、鎌倉時代の『沙
石集』に、出来の悪かった僧侶が目の無い蛇であるノヅチの生まれ変わったと
いう話があります。
鬼太郎に出て来たのは、鳥山石燕の妖怪画に描かれているものですね。
ツチノコという名称も、蛇(特別な蛇)をノヅチと呼んだのに由来する筈です。
>樽前山神社(北海道苫小牧市)では山の神・大山津見神、木の神・久々能智
神と共に祀られている。
ただ、記紀の神格が直接伝えられていたものとは思いません。
中世には神と言えば本地を備えた大明神や大権現であって、記紀の神名や神格
は、ほとんど知られていなかったのではありませんか。
記紀からノヅチが出て来る様になるのは、インテリ層を除けば近代からの筈。
そもそも、苫小牧の神社というからには近代に出来たものでしょうから、伝統
(という言葉も難しいですが)的世界観を伝えた例としては不適当です。
萱津神社の神が、草祖草野姫とされたのも、神仏分離後臭い。
久々に来たもので、お礼を述べるのが遅くなって申し訳無いです。
皆さんにはこんなにもご丁寧に教えていただき、本当に有難うございます。
それでは。
148 :
天之御名無主:2005/12/31(土) 13:20:48
あげ
鬼太郎が乗ってたのはオオノヅチですか?
150 :
天之御名無主:2006/01/17(火) 14:56:16
あげ
けっきょく妖怪関連のスレっていくつ立てても書き込みは増えないんだよね
いや、いくつも立てるから話題が分散してレスが溜まらないだけだと思う。
じゃあさ、妖怪の話題は
とりあえずどれか一つのスレに統一しませんか?
154 :
天之御名無主:2006/01/21(土) 09:02:28
>>151 つーか、>1 のスレの振りがいい加減。
妖怪について・・・ってなると只の情報としての妖怪の伝承・種類の出しあいっこ
になっちまうからWIKIでも見ろよと思う。怪獣消しやポケモンカード収集と変わら
ん。
このスレも最初は、その妖怪の正体探求的な面があったけど、他のスレのようにや
っぱ只の情報ネタ品評会スレに堕ちちゃっただけ。
学問的探求いうのは、他人の孫引きじゃないんだよ。
友人が「濡れ女」なんですが、人間になれますか?
ちなみに彼氏は「ぬらりひょん」なんです。
156 :
天之御名無主:2006/02/17(金) 16:13:28
三つ目小僧:インドの三つ目の神様がモチーフ?
一つ目小僧:大地への生贄の目印として片方の目玉をくりぬいた風習から
鬼:疾病罹患者?渡来人?
狐憑き:精神異常者
どっかの地方で山の中に迷い込むと妖怪に取り付かれる言い伝え:地形や気候の影響で酸素濃度が異常に上昇したことが原因
157 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 03:04:41
やっぱり雪女でしょ(*´ー`)ゆきめタンいいよ
_ヽ
. ´ ` ゙ー .
. (( __/ __ ミリ__ ` .
. 7 /´ `Y´ `ヽ .
. /// /// ハ l|! トト、 '.
i l l l ijLi{ {ト_LLij ハハ | _____
l l l l汗r‐、 r‐ミト トトトミ l /
ヽヽ| il 辷l 辷ソ}ヽ≧ ソ <楽しそうですね。
` 小 ゙゙゙`‐┐゙゙゙゙゙//ノ}ソ \______
. // ` 、_ ' イ /レ'
// l //{'
. // __ ノ // レ ´?ヽ
. //´ / /, / i
// / , // / ; |
158 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 03:31:40
新種の妖怪 油谷サン
これから妖怪を書きたいと思ふ
何分PCはズレると思う。
取りあえずAAの下に、このスレの携帯用リンクを貼る。
さするばズレることなしや
160 :
鳥山石燕 ◆ECSBlXEnS. :2006/02/24(金) 19:22:57
夢 お 形 照
の此もそをも魔 雲
中かひのうろ鏡 外
にヾし影つもと 鏡
おみにのすろ言
もの動うよのへ
ひ妖出つし怪る
ぬ怪るれなしハ
,・なまるれき
りゝにハ物
とにや の
と
,-―――-,
´ `
/ ヽ
. / ... ,〃, .. ',
| '._・;,;,'.・_' |
| :','゜゚',': .|
| ', :':': ,' |
. \ ': : :' /
ノ/ `、 : : : く@ヽ
/@ヽ ノ@-_: : :__-(@@ヽ
(ノヽ))ノ⌒@':'(ヽ@(@@@ヽ
@/ヽ@)´ヽ⌒@)@ノ´ヽ⌒)@)
(@(@@@(@J@@ノヽ@@@)
J@し@´ヽ(ノヽ)ヽ⌒ノヽ)
J@(@@@@ヽノ)@@し
JJ@J@(@ヽし@し@しし
161 :
天之御名無主:2006/02/24(金) 19:26:32
162 :
鳥山石燕 ◆ECSBlXEnS. :2006/03/05(日) 23:55:29
泥田坊
むかし北國に翁あり。
子孫のためにいさゝかの田地をかひ置て、
寒暑風雨をさげず時々の耕作おこたらざりしに、
この翁死してよりその子酒ににふけりて農業を事とせず。
はてにはこの田地を他人にうりあたへければ、夜な夜な目の一つあるくろきものいでゝ、
田かへせかへせとのゝしりけり。
これを泥田坊といふとぞ。
、
、
、
、
ゝ>ノ
(てノ
\\ _―.
\ヽ/ y ヽ
ヽro)(ζ))
ヽ。' ノ
〜'''ノヾ-~__
'⌒ヽ ノ⌒S、
. ヽ> `( ノヽ
ー'ヽ__ヽ/ノ`-|
ヽ___ノ .)
.⌒∴ .ヽ`-'ノヽ
ノ∴゛゛”''
'''''' ”゛⌒⌒⌒
http://c-au.2ch.net/test/-/min/1128738791/162
163 :
天之御名無主:2006/03/05(日) 23:57:11
164 :
天之御名無主:2006/03/07(火) 16:47:47
ゝ>ノ
(てノ
\\ _--.
. \ヽ/ y ヽ
ヽro) ( ζ))
ヽ。' ノ
〜'''''ノヾ-~__
'⌒ヽ ノ⌒S、
ヽ> `( ノヽ
ー'ヽ__ヽ/ノ`-|
ヽ___ノ )
⌒∴ ヽ`-'ノヽ
ノ∴゛゛”''
165 :
日本@名無史さん:2006/03/12(日) 21:54:51
六甲山の牛女。
167 :
天之御名無主:2006/07/08(土) 01:57:29
168 :
天之御名無主:2006/07/09(日) 11:52:58
垢舐めが怖い><
ポコチンの垢も舐められます!
169 :
天之御名無主:2006/09/24(日) 10:55:44
鵺の啼く夜は怖ろしい
170 :
天之御名無主:2006/09/25(月) 22:48:50
この世とあの世は地続きだ!!・・・ご冥福をお祈りいたしまつ (-人-)
171 :
天之御名無主:2006/09/30(土) 23:36:17
妖怪を現象と捉えると面白いものがみえてくるね > 雪女と凍死体
172 :
ゆき:2006/10/14(土) 17:40:02
皆さんは、妖怪の中で誰が好きですか。私は、座敷わらしです。
173 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 15:02:01
174 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 19:57:54
175 :
天之御名無主:2006/10/17(火) 23:10:15
兎の妖怪って誰か知らない?
探しても全然見つからないんだが
狩野派の絵巻になら兎っぽいのとかいたし
英一蝶の妖怪絵巻にははっきり兎顔の妖怪も描かれてたが
名前がついて伝承が残っているのっていうとちょっとわからない
兎系の伝承を集めたサイトもどっかにあったが
そこでも日本の妖怪にはいないようなことが書いてあった気がする
いきなりでスマソ。
最近「学校の怖い噂 花子さんがきた!」を読んでみたのだが・・・
あれの4巻だったっけにミンキラウワらしき話があるな。(ちなみに「O県の伝承」となってたので、ミンキラウワベースの可能性が高いかと)
「白い豚に足の間をくぐられると3日以内に死んでしまう」っていう話。
にしても最近のミンキラウワは過激な手段使うなヲイ。
配達員に変装して家宅侵入とは・・・
178 :
天之御名無主:2006/10/31(火) 21:56:17
>>175 「妖怪十二支参り」(村上健司)に何かあったような気がするけど、忘れちゃったな。
未(ヒツジ)も日本にない動物でネタに難渋してたような印象。
179 :
天之御名無主:2006/11/01(水) 00:59:28
日本古来からいる獣で妖怪化されてないのって何があるかな?
熊とか鮫の妖怪っていたっけ?
熊…鬼熊
サメ…影鰐、磯撫で
鹿は…神獣としての側面が強くて妖怪ってのはいなくないかな。
草食動物はやはりネタになりにくいのかも。
獣じゃないけどトカゲの妖怪もいないような気がする。
龍とか蛇の影に隠れちゃって見向きされなかった感じ。
181 :
天之御名無主:2006/11/01(水) 19:48:35
妖怪か何か知らんが山蜥蜴とかいうのがいるらしい
182 :
天之御名無主:2006/11/02(木) 13:55:41
動植物から妖怪になるのって何年も長く生きるという、絶対的条件的なものが多いから、ウサギとかはいないのでは?淋しいと死ぬ(ウソらしいけど)と言われるウサギが妖怪になっても…
183 :
天之御名無主:2006/11/02(木) 20:38:55
でも鶴と亀の妖怪って思い浮かばないな
陰摩羅鬼は、鶴に似てるってだけで鶴の妖怪じゃないもんな。
亀は…なんか城を背負ってた亀とかいなかったっけ。妖怪とは違うか。
あれ?佐藤有文だっけか。
海和尚は亀妖怪と言うより、海坊主の親戚?
186 :
天之御名無主:2006/11/03(金) 11:42:41
亀ではないけどスッポンの妖怪はいるよね。たしかスッポンの精?だったかな。
187 :
天之御名無主:2006/11/03(金) 14:07:31
風狸(ふうり)って妖怪が好きです。自由な感じの妖怪です。風狸を殺そうとして、何をしても仮死状態にはなるが、口に風があたったら生き返るらしい。ただし石菖で鼻を塞げば死ぬらしい……他に知ってる事がある人、恐縮ですが教えていただきたいです。
ウサギの妖怪ならイワイセポがいるけど
アイヌの妖怪だしなあ
風狸は和漢三才図会いあるはず
ヒヨケザルのことらしいけど
>>187 中国では風生獣と呼ばれていて、その脳を食べると500歳まで寿命が伸びると言われていたりする。
その姿は青い豹に似た獣の様な姿で、大きさは山猫ほどらしい。
あと伝わっている話だと、木に登っていた風狸が口に変な草を咥えて空を飛ぶ鳥に向ってそれを吹き飛ばすと、鳥が落っこちてきたところを目撃した猟師がいた。
これは使える!と思った猟師は、風狸が咥えていた草を取り返して、木に登って鳥に向って投げて見た所、鳥も猟師も地面に落ちたと言うお話が伝わっている。
ぱっと思いつくのはこのぐらい。
190 :
天之御名無主:2007/02/18(日) 09:56:46
尾が二本以上ある物の怪を好奇心で探してるんだけど誰か知らない?
猫又と九尾の狐と八岐大蛇と後は山海経に出てくるのが7つぐらいしか見つからなくて困ってる
191 :
天之御名無主:2007/02/23(金) 15:39:12
座敷童子って本来は恐ろしい妖怪だと聞いたんだけどマジ?
背丈は子供でも顔は爺っていうのもいるとか
頭脳は大人
193 :
天之御名無主:2007/03/06(火) 09:29:34
見た目は子供
194 :
天之御名無主:2007/03/07(水) 20:14:11
名探偵コナン!
バーロー
196 :
天之御名無主:2007/03/08(木) 22:50:50
小豆洗いって存在価値あるの?
197 :
天之御名無主:2007/03/09(金) 05:56:42
垢舐めとかもね
198 :
天之御名無主:2007/03/14(水) 16:36:49
三津田信三の「厭魅の如き憑くもの」読んだ人いる?
あれお薦めするな
199 :
天之御名無主:2007/03/14(水) 23:00:08
>>196-197 小豆洗いは、出現時に川に落ちやすくなると聞いたことがある。
垢舐めは、風呂に垢が溜まる→垢舐め出現、という流れから、子どもに恐怖心を持たせ(といっても無害ですが)、風呂掃除をさせる為の方便です。
垢舐めって画図百鬼夜行と百物語評判に載ってるのは知ってるけど
民俗資料に載ってることってある?
見たことがないんであるなら知りたい
201 :
天之御名無主:2007/03/15(木) 16:57:53
ここの人たち妖怪に詳しそうだからwikiの妖怪の項目もっと豊かにしない?
202 :
天之御名無主:2007/03/16(金) 13:15:44
鳥山石燕って妖怪を沢山創作してるそうだがなんでだ?
何で漫画家はオリジナルの漫画を描くのか? と同じ問いだと思う
204 :
天之御名無主:2007/03/19(月) 02:15:11
座敷童子→ダウン症
のっぺらぼう→ハンセン病
一つ目小僧→単眼症
鬼→外人
他に妖怪の真実みたいなのわかるひとおせーてぇ
205 :
天之御名無主:2007/03/19(月) 03:10:12
携帯から「204」と入力しようとするとまずはじめに「かわた」と表示される
よって
>>204=カワタ
207 :
天之御名無主:2007/03/19(月) 14:28:21
208 :
天之御名無主:2007/03/22(木) 02:24:39
アゲ
209 :
天之御名無主:2007/03/22(木) 14:04:58
210 :
天之御名無主:2007/03/24(土) 11:49:08
鬼婆 → 我が家の姑
211 :
天之御名無主:2007/03/24(土) 22:53:55
貉の妖怪って何がいる?
狐とか狸と違って名前のある奴が一つも思い浮かばないんだが
貉の妖怪? 袋貉とかそういうやつのこと?
213 :
天之御名無主:2007/03/24(土) 23:47:11
四天王なんてのがいるんだな>貉
寒戸ってなんて読むかわかる?
かんど? さぶと?
>袋貉
ほう、そんなのもいるのか
関の寒戸のことか?
読み方はサブトだな
寒戸の婆がサムトとよむからまぎらわしい
袋狢は多分石燕の創作だから民神板にはあわないな
215 :
天之御名無主:2007/03/25(日) 14:33:20
216 :
天之御名無主:2007/03/27(火) 00:30:34
皆さんかなり詳しいみたいですが
やはり専門的な勉強を大学等でやっていたのですか?
僕の場合は単なる趣味だよ。
関連書籍を読みあさったり伝承地を訪れたり等、個人的に追求しているだけ。
218 :
216:2007/03/28(水) 00:18:39
成程、そうですか
独学だけでそこまでの知識力を身につけるのは素晴らしいの一言ですね
僕は四月からとある史学科(主に古代史)に通う大学生なんですが
小さいころからどちらかと言うと妖怪や昔噺、最近は古事記などの神話に興味を持ってまして大学ではそれを中心に勉強しようかと
思っていた矢先このスレを開いて大きなショックを受け、いても立ってもいられなくなりレスしちゃいました。
219 :
天之御名無主:2007/05/04(金) 01:17:56
220 :
天之御名無主:2007/05/20(日) 09:52:55
今日の鬼太郎を見て、ふと思ったのですが、ぬらりひょんが妖怪の元締めみたいに言われるようになった原典はどこにあるんでしょう?
自分は水木しげるのオリジナル設定かと思っていたのですが、明治時代くらいにはそういう通説があった、という説明をアニメ板のスレで受けました
お詳しい方、ご教授お願いします
今のとこ1929年に出た藤澤衛彦『妖怪画談全集』に書かれている
「まだ宵の口の燈影にぬらりひょんと訪問する怪物の親玉」
って解説が原典。
人の家に勝手に上がりこむって設定もこれ以降できたもの。
(実は妖怪の総大将って設定のほうが成立が古い?)
ちなみにぬ〜べ〜でぬらりひょんが神だとかいわれてたのは、
白川まり奈『妖怪天国』で聖城怪談録をもとにして、
家に上がってくるぬらりひょんと客人神との考察をしているのがもとになってるらしいけど、
そもそもぬらりひょんは人の家に上がりこむ妖怪じゃなかったわけだから
この考察は意味がない。
しかも聖城怪談録にぬらりひょんは出ていない。
レスありがとうございます
石燕あたりは絵だけで、人の家に上がりこむ云々はずっと後世の記録からだったんですね
ぬらりひょんは「ぬらりひょん」という単語を擬人化した妖怪。
『広辞苑』には「ぬらり-ひょん(滑瓢)」の項で
@「ぬらりくらり」に同じ。
(『浮世草子』「好色敗毒散」より「その形ぬらりひょんとしてたとへば鯰に目口もないやうなもの」)
A瓢箪鯰(ひょうたんなまず)のようにつかまえどころのない化物。
またぬらりひょんは、“瓢箪で鯰を捕らえよ”の禅問答よろしく、つれない様子を意味するようになる。
『化物尽くし』などの絵巻に描かれるぬらりひょんの巨大な後頭部はひょうたんを、しまりのない顔はナマズをイメージしているのだろうか。
また『化物婚礼絵巻』にもひょうたん頭になまず髭の上下を着た化け物が描かれるが、これもぬらりひょんではなかろうか。
ttp://www.athome.co.jp/academy/culture/cul24ph9_10.html (上段中央部分に、ぬらりひょん<瓢箪鯰>と思われる姿の化け物がいる)
江戸語では駕籠から出ることを「ぬらりん」といい、また突然現れることを「ひょん」というところから、鳥山石燕は『』駕籠から降りて、玄関に上がり込む
通人の姿でぬらりひょんを表現している。また足元を照らす燭台や、通い帳などが同時に描かれるところから、ぬらりひょんに仮託して吉原通いをする楽隠居を風刺しているともされる。
ttp://www.linet.gr.jp/~kojima/Kyogokudou/Sekien/nurarihyon.jpg 後世に妖怪総大将とか、家に勝手に上がり込むとか、はては客人信仰まで持ちだして、ぬらりひょんが無意味に巨大化しているが、
まさに、ぬらりくらりとつかみどころがないという、元の意味からすれば面目躍進。
つれない様子なのに、根拠不明の情報に思いっきり現代人は「釣られている」。
まさにぬらりひょんは一級の釣り師ですね。
wikipediaの妖怪の項目が日に日に充実していってるな
お前らももっと頑張って編集しろ
226 :
天之御名無主:2007/06/04(月) 18:01:23
誰か「しい」という物の怪について知らないか?
漢字は 生 こんなんだが
月
黒生 だな
目
>>226 黒生
.目(或は日・月)
中華の『震沢長語』…1476年北京。形は狸か犬で風のように走る。
黒い霧状の雲の渦を起こして現れ、人の顔や手足に噛み付く。
『和漢三才図会』はこの記録を載せ、1701年に大和国吉野郡に現れた獣
を同類としている。このシイを『斎諧俗談』では…狼に似てそれより
大きく、毛色は白・黒・赤・斑ら、と様々。尾は細く頭や口吻は尖っていて、
牙は鼠、歯は牛で眼はつり上がり、脚太く指に水掻きがある――
229 :
続比礼:2007/06/05(火) 15:26:16
――落とし穴で数十匹捕らえて以降は目撃されていない。吉野ではシイ
と呼ぶが、志於宇ともいっている。
『大和本草』…周防や筑紫〔ここでは九州〕に時々いて狸に似ている。
戸締りした家にも侵入し、牛馬も害を受ける。鐘や太鼓の音を怖れる
ので、騒々しく追い、寄って集って打ち殺す。〔これは中華の『皇明
通紀』の説に拠ったもの〕
出現時の黒雲の様子からか、林羅山の『梅村戴筆』や『倭訓栞』では
源頼政が退治したスレ主をシイに比定している(楠)
もしかしてここまで書く必要無し?w
参考にしたのは…
笹間良彦『図説 日本未確認生物事典』柏書房
dd
ありがたい
232 :
天之御名無主:2007/06/06(水) 17:16:39
ぶっちゃけ鵺の正体って何だったと思う?
個人的には、志賀理斎『理斎随筆』にあるという、四隅を射るマジナイの儀…未「申」・辰「巳」
・丑「寅」を鵺の身体、戌「亥」を猪早太とする創作説に一票(面白味無し)。
鵺って一説には雷獣だとも言われてるらしいが理由はなんだ?
射落とされる←鵺→黒雲=雷雲→落ちてくるのが雷獣、とか?
鵺の鳴き声は不吉とされるが、雷獣を凶兆とする話は……どうだったろう?
「一説には」というが、誰がそんなことを言ってるんだ?
wikipediaに書いてた(`・ω・´)
せめて出典くらいは書いて欲しいよね。Wikipedia
wikiの妖怪のとこってたまに変な解説あるよな
wikiはあまり鵜呑みにせず、参考程度にしておいた方がいいよ
トンデモ本やネタ本の話をそっくり引用してるヤツが結構混ざってるから
お聞きしたいことがあってきました。
スレ違いでしょうが他にあった質問スレは
何だか専門的な話ばっかりで敷居が高かったので、
妖怪に詳しそうなこちらのスレで聞かせてください。
昔、実家に妖怪のいっぱい載ってる子供向けの辞典のようなものがあって
それが何だったのか気になっています。
分厚くて大きな(図鑑サイズ)本でした。
透明でぎざぎざの溝があるカバーがかかっていました。
中身は、大きな絵が載っていて(水木先生の絵ではなかったです)
ページの下2割くらいに縦書きで説明が載っている感じでした。
もう一度手にしてみたいので、心当たりのある方、
いらっしゃいましたらどうか教えてください。
ちなみに私は子供の頃、泥田坊が好きでした。
242 :
河豚比礼:2007/06/09(土) 13:19:50
>>241 京極夏彦『対談集 妖怪大談義』(或は『怪』0016号、共に角川書店)に、
幾つかあったから書く。
とてもこわい幽霊妖怪図鑑・いちばんくわしい日本(or世界)妖怪図鑑
・妖怪ミステリー・世界の妖怪図鑑・図鑑 怪談奇談・幽霊 お化け 妖怪
・大人を恐がらせる 大妖怪伝説・妖怪大全科・世界妖怪大事典?(
昭43少年画報1月付録)
を使ってググってみて。「札幌の六畳一間」ってブログで、だいたいの
本の表紙が(僅かに中身も)見れるから、それも合わせて。
ネット本屋系でも(表紙)見れるし。
243 :
天之御名無主:2007/06/09(土) 14:38:46
>>242 ありがとうございます。
それらのキーワードでググったり、
教えてくださったブログの写真を全部調べてみたのですが
残念ながら見つからなかったです…
引き続き探してみようと思います。
ありがとうございました。
245 :
天之御名無主:2007/06/12(火) 22:25:41
南方妖怪チンポあげ
246 :
天之御名無主:2007/06/14(木) 19:44:18
妖怪の講座開いてる大学とかないですかね?
247 :
天之御名無主:2007/06/17(日) 22:37:23
>>232 鳴き声の正体はトラツグミ
ttp://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-tora.html もともと鵺の名はこっちの方が先だし
平家物語では
「鳴く声鵺に似たりける」みたいだし
・・・・・・・・・・・
鵺に似た声出す『何か』って訳で、所謂キメラのアレが鵺じゃない
じゃあ実体の方は?て言うと源平盛衰記では「年老いたる毛未なり」らしい
(毛未=モモンガかムササビの古語)
以上朝川善庵とか言う江戸時代の儒者の説
トラツグミの声でびっくりしてその辺に居る生物見たらムササビで…って感じ
モモンガとかムササビなら訳の分からん生物の混ぜ合わせたキメラな感じでちょうど良いんじゃない?
↑248
『源平盛衰記』では、清盛の捕らえた鳥は毛朱(もうしゅう)であり、
中華でいう鼠の事だとしているみたい。これを朝川善庵(鼎)は、
毛「未」の誤写であろう、としたらしいね。それでモミ=ムササビ。
鵺の声は本来別物、というか鵺(ツグミの事?)でない鳥の鳴き声まで
鵺のせいにしていた、と本で読んだよ。
鵺が合成獣の名称と認識されたのは、『平家物語』によるそうです。
>>246 妖怪全般ということになるとさまざまなジャンル(民俗、民族、宗教、社会、病理、地球物理等)を
総合的にやらなきゃならなくなるから、単独に講座として開設するのは無理だろうな。
スレ違いかもスマソ
気になって仕方ないんで、詳しそうな方がいるスレで質問です
さっき嫁さんが自宅の洗面台の前で、小さい子供(茶っぽい服で髪はおかっぱ頭)が体育座りでうつ向いてたってマジな顔で言ってたんだが、これは座敷わらしなんでしょうか?
それとも悪い何かの類…?
>>251 オカ板で霊視してもらう方が良いと思われ
253 :
251:2007/06/24(日) 00:52:12
>>252 そうしてみます、アドバイスありがとです
254 :
天之御名無主:2007/06/29(金) 21:49:27
きっと
>>251のカミさんは小人さんや精霊が見えてしまうんだな
256 :
天之御名無主:2007/08/07(火) 21:16:46
マルチうぜー
>>251 本当に座敷わらしだった場合、家運が傾くから注意だな。座敷わらしが見えるのは、その家を去る時だって聞いた。
259 :
天之御名無主:2007/08/08(水) 16:03:14
鼠も家に幸福をもたらし、去ると家が不幸になるって聞きました。
鼠と座敷童子の関係について詳しい方いませんか?
欧米か!
261 :
天之御名無主:2007/08/09(木) 20:39:12
倭怪談頃日全書前編 現在の価格: 35,500 円
残り時間: 終了 (詳細な残り時間)
落札者: corydoras111 (188)
数量: 1
入札件数: 9 (入札履歴)
開始価格: 1,000 円
入札単位: 500 円
出品地域: 福岡県
開始日時: 8月 4日 14時 4分
終了日時: 8月 9日 19時 9分
262 :
天之御名無主:2007/08/16(木) 01:17:24
ゲゲゲィの亀頭郎
出演
亀頭郎
無玉のおやじ
メス見小僧
イったら揉めん
ぬり亀
根(こん)無きじじい
ブッかけばばあ
263 :
天之御名無主:2007/08/27(月) 23:10:00
水木しげる・佐藤有文・中岡俊哉…捏造妖怪暴露っていうスレが落ちたんだが、最後どうなったか知らない?
新スレとかは無い?
985レスでdatおち。最後のほうはバックベアードと次スレについて・・・
新スレはあったほうがいい?
265 :
263:2007/08/27(月) 23:54:58
>>264 どうも。
ていうことは、次スレは無しって前スレで決まったのかな。
うんにゃ、賛否が出る前に落ちたw
質問なんですけど、面妖って名前がつく妖怪って知ってます?面妖の前に一文字の漢字がつくんですけど。
長面妖女?
>>268 レストンです。なんですかね、あのニコニコとかようつべで上げられてる百鬼夜行のコスプレの動画で
ちょっと漢字が崩れてて、読みにくい妖怪の名前があるんですよ。○面妖の○の部分なんですけど。分裂する?妖怪ぽくて。二人いたんで。分からないんですけど。
雙面妖
272 :
天之御名無主:2007/09/27(木) 21:46:06
>>264 落ちちゃったのか。残念だな。
でも新スレはいらない気がする。
捏造妖怪暴露はこのスレや他の妖怪スレでやればいい。
273 :
天之御名無主:2007/10/01(月) 04:13:06
あみきりってどんな妖怪?
虫除けの為に部屋に吊られた蚊帳を切る妖怪
何か微妙な嫌がらせだな
日本の妖怪なんてそんなんばっかだろ
日本の妖怪の大半は、原因不明の不思議現象に名前と形を与えて、
『これこれこういう奴が原因なんだよ』と納得する為の物だもの。
微妙な嫌がらせに見えても仕方あるまいて。
それ日本の妖怪に限らないだろ
なめくじの妖怪ってなんかいたっけ?
280 :
織葉:2007/10/24(水) 19:15:28
突然ですがどうも!織葉と申します。ちょっと探し物をしていまして・・・
「シイ」という妖鳥を一目見たいのですが、なかなか見つからないので、
もし載ってっているサイトとか本とかあれば教えて頂けますか?漢字は上に
「生」下に「月」がつくんですが、漢字辞典に載ってないし、PC変換でも
出ないし・・広辞苑にはあるんですが・・・
>>280 >226-230辺りのとは違うの?
字面とか似てると思うんだけど、>226-230のは鳥じゃないみたいだし違うのかな…
282 :
天之御名無主:2007/11/14(水) 16:56:25
何それ?索引ってどんなの?
284 :
天之御名無主:2007/11/14(水) 17:41:23
「なめくじら」だっけ?
牛鬼と濡女のコンビプレイは凄いな。
まず、濡女が赤ん坊を獲物の人間に抱かせてその赤ん坊が重くなり、
動けなくなった所に牛鬼が襲い掛かり、食い殺すという物だからな。
287 :
天之御名無主:2007/11/23(金) 10:23:07
そんなのあったっけ?
赤ん坊を抱かせるのはうぶめか雪女だとおもうが・・・
ぬれ女ってヘビみたいなヤツだろ
濡れ女……(*´д`*)ハァハァハァアハァ
島根県石見の濡れ女ならそう言う伝承あるよ。
試しにぐぐってみなされ。
濡れ女
↓
ぐぐって
↓
縛って……(*´д`*)ハァハァハァアハァ
泥や土から生まれる伝承ってなにかあったっけ
293 :
天之御名無主:2007/11/26(月) 21:15:32
化け物双六の野衾とおぼしき絵に野伏魔と表記されてるのを見て
江戸時代にも厨二病というのがあったのかと感慨しきり
学術名ってわけじゃないが一般に言われる濡れ女は半人半蛇姿で人の血を吸うヤツらしいが
石見の濡れ女は「濡れ女」の呼称で呼ばれているが分類上ウブメという妖怪らしい。
海から現れてずぶ濡れだから濡れ女なんだろう。
ちなみにウブメも産女・産婦鳥と2種類いるとか
295 :
福の神:2007/11/30(金) 20:57:17
※僕らの知らない生活をする人たち 30人目※
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1194077872/175 175 :おさかなくわえた名無しさん:2007/11/12(月) 02:09:58 ID:d5o8TsOw
>>138 道に落ちていたワケアリを拾いました。
どこの誰かは知らないのですが(彼はたぶん唖)、割りと有名な福の神です。
今は1LDKに納戸として別についていた三畳にいます。
ただしそこは彼専用の寝室というだけで、たいてい居間や台所にいます。
もう二年になりますが、その間に昇進したり、返ってこないと諦めていたお金が戻ったりしています。
出て行かれたら泣くだろうなぁ…。
180 :おさかなくわえた名無しさん:2007/11/12(月) 08:35:45 ID:d5o8TsOw
>>177 冬の夜、うちのマンションのエントランス付近に薄着でいました。
仕事の帰りに見つけたのですが、夜コンビニに行く時もそこにいました。
高校生になったばかりくらいに見えました。
親と喧嘩したのかと思い、声をかけてみたら、そこではじめて口がきけないようなのがわかりました。
ちょっと軽い知的障害があるようにも見えました。
ただ、髪も爪も着ているものきれいだったし、人相に悪いものを感じなかったので、うっかり連れて帰りました。
その時は、親が探しているだろうからとりあえず保護してと思ったのですが、明るいところで見ると30くらいにも見えて、
口がきけないことから噂の福の神かと思い、警察にも届けないままです。
296 :
天之御名無主:2007/12/06(木) 10:05:17
>>294 ウブメはけっこう複雑だよな。
普通は子供を抱いた女の妖怪だけど、
地域によっては鳥の妖怪だったり火の玉だったりするし。
中国の姑獲鳥の影響なんかも受けてるっぽい。
297 :
天之御名無主:2007/12/07(金) 17:13:30
蛤女房
ハマグリ・・・・・女房・・・・・・ハァハァ
298 :
天之御名無主:2007/12/08(土) 02:19:17
食べ物とか生き物の名前とか、地域によっては違うモノでも同じ名前だったり、同じモノでも違う名前で呼ばれてたりするのはよくある当たり前の事なので
同じ名前の妖怪だからといって同じ種類とは限らないという事だろうね
299 :
天之御名無主:2007/12/08(土) 13:57:29
字伏
300 :
天之御名無主:2007/12/17(月) 09:26:34
>>297 たしかに蜃気楼出したりするし、貝類ってやらしいよな
301 :
天之御名無主:2007/12/25(火) 16:46:05
クリスマスイブの夜だった・・・
仕事終わりに終電帰り疲れて帰路をトボトボ一人歩いていた時だった
人通りのない暗い路地で街灯の下に一人のコート姿の女が立っていた
その横を通り過ぎようとしたときだった!
「うわー!!!」
ガバーッ!!!
女がいきなり奇声を発した
心臓が飛び出るほどおどろいて飛びのき転んでしまった
マジマジと女を見るとなんと女はマントをはだけてガニ股で立っていた
女のマントの下は全裸だった
「ワタシきれい…?」
開いたヌレヌレの股間がヒクヒクして目の前に迫ってくる
あわててその場をダッシュで逃げ去った
あれは妖怪股裂き女orぬれぬれ女に違いない
>>74 どこかで読んだ話だけど、
凍死する前に、服を脱ぐのは、凍傷になった時、皮膚が、焼ける様な熱さを、感じるのだそうだ。
凍死の寸前で、錯乱状態になって、全裸に近い状態まで、服を脱ぐということらしい。
303 :
天之御名無主:2008/01/17(木) 21:51:54
俺も聞いたことあるぞ!!!!
寒い時に寝ると死ぬのは何で?
305 :
天之御名無主:2008/02/12(火) 09:58:56
ちょっと前に荒俣弘が片翼の天狗の話をしてたんだけど、どこぞの話かか知ってる人おらん?
像かなんかがあるらしいんだけど
306 :
天之御名無主:2008/02/12(火) 21:46:17
>>305 恐らく群馬県の天狗の事かと。
宝川温泉の山奥の天狗堂に奉られており、
日露戦争に出陣した際に片羽をもがれたらしいです。
何処かに書き込まれていた筈。
思い出し方が中途半端スマソ
307 :
天之御名無主:2008/02/13(水) 17:36:07
誰か山ン本五郎左衛門などの魔王類で
何か知っている人は居ませんか?
308 :
天之御名無主:2008/02/13(水) 18:44:39
309 :
305:2008/02/14(木) 21:16:10
>>306 いや十分トンクス!
そーいや神様、妖怪が戦争行く話とかあるよね。
面白そうだし良さそうな温泉だから少し調べたら行って来るわノシ
肉吸いを検索していたら、Wikであって妖怪の名だった。
俺は吉本近くにある千とせの名物メニュー(肉うどんのうどん抜き)と思っていたぞ。
311 :
天之御名無主:2008/03/23(日) 14:01:24
昔、水木しげるの「妖怪の森」っていうパノラマ本で見た
母親が創作で子供に言い聞かせてた妖怪が本当に出てきて子供を食ってしまった、
っていう妖怪の名前が延々と思い出せない・・・
誰か類似する妖怪しらないですか。
>>312 あ、まさしくそれだ。ありがとうございますm(_ _)m
314 :
天之御名無主:2008/03/27(木) 21:39:17
なんか姫路の刑部姫が可愛い・・・
315 :
天之御名無主:2008/03/29(土) 15:19:08
こないだ東京迷宮ファイルって番組で鋸山の天狗の石仏がちらっと紹介されてた
これって高尾山の天狗と相関関係あんのかな? あったらおもろいなあ
>>314 声優は釘宮理恵できまりだなw
317 :
天之御名無主:2008/04/20(日) 19:05:54
319 :
天之御名無主:2008/05/15(木) 10:28:50
>>314 でも元々の主の名前は亀姫。
歌舞伎だと刑部姫のレズ相手。
320 :
天之御名無主:2008/05/15(木) 12:48:48
亀姫は会津じゃなかったか?
刑部姫の妹かなにかだった気がするんだが
妖怪座敷また子 東京多摩地方に出没
男性、特に童貞の性器そのものを好みます
絶対に男性は目を合わせてはいけません
ターゲットにされ最低2年はストーカーされます
既成事実なくても恋の遍歴にカウントされます
323 :
天之御名無主:2008/08/05(火) 17:26:26
亀姫w
妖怪とは明らかに心身障害者や貧民を、化け物扱いしたもので
少しでも異質なものを、とことんまで差別する日本の島国根性ムラ意識丸出しのしろものです
そんなひどい歴史を、現代人が置いていった古き良き日本と解釈するのはまさに鬼畜の所行といえます
あまつさえ、そんなゆがんだ精神の産物を、コミカルなキャラクターとして、商業ベースにのせ子供達にすりこんでるのだから
日本中で障害者を笑いものにする文化が生き続けてしまうのも頷ける。2chの乙竹ネタがいい証拠です。
妖怪愛好家=近代的慈愛を否定し、差別主義者で変態趣味の小世界にひきこもって傲岸を堅持する化け物
という事実をもっと自覚すべきです。
たしかに差別意識から生まれる妖怪というのも多々あるが、そればかりじゃないだろ。
そんなゆがんだ精神の産物を商業ベースにのせて子供にすりこんでる? んなことないよ。
差別から生まれた妖怪というのは、差別をコミカルなキャラクターに変換することによって無効化する装置とも言える。
妖怪がなければ世の中もっとおかしくなってたかもな。
いちいち相手にしないで良いのに
いや、すまん。
妖怪愛好家を罵倒する態度があまりにも許せなかったから・・・
328 :
天之御名無主:2008/08/24(日) 23:13:55
第13回世界妖怪会議に行ってきて今帰った
今回は水木さんは来なかったので残念でしたが
満席で八割は女性でしたよ
329 :
天之御名無主:2008/08/25(月) 00:31:22
誰も知らないとは思うけど、自分的には、妖怪好きのアナウンサーである三重テレビの一色アナが会場に普通にいたのがウケた。
330 :
天之御名無主:2008/08/25(月) 09:38:06
妖怪会議、隠れ有名人が何人か来てたでしょうね?
妖怪展はショボかったね、すねこすりのぬいぐるみ
再度販売してほしかった。昨年は10分で売り切れだったそうで
序に戻り橋と清明神社も行ったよ
戻り橋は場所を移設されて清明神社の中にありました
セーマングッズを少しと桔梗のお守り買った
さすがに符でもドーマン符は無かったなァ
ガシャドクロのガシャって何なんだ?
擬音でいいのかな
332 :
天之御名無主:2008/08/26(火) 15:56:02
ええと、その三重テレビの一色アナがブログに書いてます。
妖怪会議に行った様子を。
333 :
天之御名無主:2008/08/27(水) 09:56:11
>>332 330です!サンクス見てみます
京極夏彦さんの人気で女性が多かったんでしょうね?
9月は京都の観光バスツアーで
「京の異界伝説をたずねて」に行ってきます。
女性が多かったのは京極夏彦と畠中恵の相乗効果かもね
335 :
天之御名無主:2008/08/27(水) 22:28:20
荒俣さんのサインには凄い人が並んでたけど
近くに他の先生方々が居るとは気が付かなかったよ
カメラに撮れたのは荒俣さんだけだった
荒俣さんは次の日、境港まで講演に行ったそうだ
売店のぬこ娘のおねーチャンはヨカッタ!
売店のぬこ娘うp希望w
337 :
天之御名無主:2008/08/28(木) 21:53:41
うpの仕方しらんので許せ!
今日、境港から妖怪検定の申し込み用紙送ってきたよ
昨年、初級を受けマトモに勉強してなかったので
ヤバイとこだったが受かった!今年は中級だが
受けるか思案中
338 :
天之御名無主:2008/09/02(火) 13:41:56
昨年の妖怪検定の問題に「てっち」が
出題されていたんで笑ってしまった
俺が想うに普通の意地悪ばあさん?
八丈島居た実在の人物では?
339 :
天之御名無主:2008/09/02(火) 20:33:12
上記の一色アナって、会社のホームページに普通に妖怪の話を書きまくってる。
なんというか、おおらかなテレビ会社だな。
340 :
天之御名無主:2008/09/02(火) 20:51:28
三重といえば一番に大入道だな、8月の四日市祭りに
地元だし一色アナ来てたのかな
首の伸びる紙人形、買ったことあるよ
2番は桑名の一目連かな
341 :
天之御名無主:2008/09/03(水) 00:46:42
海女の妖怪もいたよね
342 :
天之御名無主:2008/09/03(水) 15:43:01
>>341 ホントだ、海女(うみおんな)は三重にもいたのか
え〜と、「トモカズキ」のことだね?
デ〜ダラボッチも三重だね!
今日、八幡書房で特価品の「稲生モノノケ大全陰之巻」を
買っちゃいました!
343 :
天之御名無主:2008/09/12(金) 23:06:25
河童といえばメジャーな妖怪ですが、筑後田主丸の河童って全国の河童からみて知名度はどの程度のものなんですかね?
地元では町興しに一役かっていますが、外から見た場合、はたしてどれほどのものなのか見当がつきません
河童ファン以外には殆ど無名
普通の人は河童=何処かその辺or遠野にいる、と思っている
岡山の津山に知人がいて、訊ねていくと街中で河童の町で売り出そうとしてる感が漂ってるんだが
県外からだとさっぱりわからんからな
ああいうのはひこにゃんみたいに上手く売り出せた自治体勝ちだと思う
河童自体は知名度が高いけど、土地の知名度が低かったらOUTだね
津山は有名じゃん
歴史に残る事件で
そう思ってるのはごく一部の県民だけだって、未だ気付かない?
だからいつまでたっても 田舎者 なんだよ
ああ、30人殺しの津山か。ぜんぜん気づかなかったよ
津山って言うより、一般には八墓村の方が名が通ってるからね
河童といえば遠野ってイメージが強いかな。
昔、電波少年ていう番組でいざこざがあったなぁw
352 :
天之御名無主:2008/09/17(水) 15:25:12
津山の「ごんご」て民話とかあるのかな?
調べたけど解らんかった
河童伝説は九州から東北まであるがイメージとしては
折れも遠野だな、
353 :
天之御名無主:2008/09/17(水) 15:49:14
田主丸は九州で有名かもしれないが
折れの棲む近畿では、九州河童ではまだ
ガラッパのほうが、まだ知名度があると思うよ
僅差だけどなァ、境港妖怪ロードにも無いだろ?
(たしかガラッパはアッタヨ)
普通に知らんだろな
>>352 『ごんご』って何?
>>353 ガラッパも普通は知らんだろう
まだ、水虎様の方がわかるぞ@大阪府
「がんぎ」がローカル変化したものかねえ
妖怪の事だけに限らず、地方にとっての常識は、日本全体の普遍的な常識ではない。
その事を理解して貰うのに、物凄く苦労する時がある。
357 :
天之御名無主:2008/09/18(木) 11:38:25
>>354 「ごんご」とは津山地方の方言で「かっぱ」のことだよ
田主丸を含め、海御前、河童地蔵、水天総本宮、福岡はカッパ処
上手く売り出せば有名なるだろうけどね。他の観光も多い土地柄
切り口が大杉で遠野のように目立たないんだよ。きっと
>>357 dクス!
>上手く売り出せば有名なるだろうけどね。
そうだなあ。
でも、河童の民話自体、どこもかしこもそう大差ないと思うんだ。
遠野の場合はやっぱり、柳田翁の知名度が一番物を言ったんじゃないだろうか。
359 :
天之御名無主:2008/09/18(木) 22:50:21
遠野物語の知名度だな
「寒戸の婆」は妖怪とはオモエン
遠野は柳田國男と佐々木喜善の出会いで幸運にも有名になったんだもんね。
他の地方でもできたわけで。
まあ柳田の個人的な価値観で改竄されたりなかったことにされた物語もあったけどな
遠野のタクシー運ちゃんもぶーぶー言ってたよ
「遠野物語だけ読んで遠野をわかったようなつもりになってる客が多いから困る」って
でも、そのお陰で、東北とは縁も因もなく、何一つ知らないような人達でさえ、遠野地方へ
観光に来てお金を落としてくれる訳だろ。
ちょっとロマンに浸ってるだけなんだし、あんまりひどく違ってる所は、地元の人がそれとなく
訂正すれば済むじゃないか。
地元の人が地域に代々伝わる昔話をする
↓
知ったかが「遠野物語にあったのと違う」と騒ぐ
↓
何度も続くと
a:イヤになっちゃった地元の人が語り部をやめる
b:根負けして古来の伝承を柳田アレンジに置き換える
↓
後からフィールドワークに来る民俗学蒐集者に甚大な被害
この件については國學院の柳田研究のゼミでも「困ったもんだね」と問題にしていた
364 :
天之御名無主:2008/09/21(日) 19:38:15
さっき枕返しにあった
枕探しでなくて良かったじゃないか
366 :
天之御名無主:2008/09/21(日) 22:00:53
かみきりも居たかもしれんぞ
枕に髪の毛が多量に付いてないか?
367 :
天之御名無主:2008/09/21(日) 23:59:38
最近抜け毛は多い
368 :
天之御名無主:2008/09/22(月) 17:04:19
明日小野篁さんに会いに逝って来ます
六道珍皇寺 井戸
道を間違えないようにね
踏み外してもだめだよ
気を付けてね
370 :
天之御名無主:2008/09/23(火) 21:35:34
今、六道珍皇寺から帰ってきた
特別拝館で非公開の井戸が見れた
お土産は幽霊飴だよ
371 :
天之御名無主:2008/09/24(水) 13:27:12
>>370 幽霊子育て飴か?どんなの?ミルク味?柔らかいの?激しくうpきぼん
372 :
天之御名無主:2008/09/24(水) 14:23:52
>>371 死後に墓の中で生まれた子供のために
幽霊が毎晩買い求めたという飴
店はこの世とあの世の分かれ道
六道の辻あたりにあるよ
飴自体は普通の鼈甲飴だね
373 :
天之御名無主:2008/09/25(木) 00:01:35
374 :
天之御名無主:2008/09/25(木) 09:57:27
自分の息子に買って帰ったら嫁に叱られた。
375 :
天之御名無主:2008/09/27(土) 21:50:07
京都にきたら北野天満宮宝物殿もお勧めだな
酒呑童子の首をはね、一条戻り橋で鬼の
腕を切り落とし、罪人も実際斬っている太刀
妖刀鬼切が展示されてるよ。
376 :
天之御名無主:2009/01/28(水) 10:51:10
三重テレビ一色アナウンサー。
妖怪についてホームページで熱く語る(笑)
377 :
天之御名無主:2009/03/05(木) 14:46:45
妖怪になんか用かい?
なんつってーwwwwwwwwwwww
え?今の笑うとこ?
最近、荒俣さんの「妖怪大戦争」を読みました。
妖怪どもが陰陽師にこき使われて治水工事を行ったような記述があったけど、
これって治水工事のために集められた流れの人足たちの事なのかな?
河原にプレハブ建てて仮住まいしている様子がカッパの原型になったりしたんでしょうか?
話は変わって、赤ん坊の泣き声を聞く怪奇現象は様々な場所で報告されていますが、
それだけ、当時の人々が赤ん坊の泣き声に関心を持っていた、と考えられないでしょうか?
ロールシャッハテストじゃないけど、正体のわからない音を聞いて、
それを赤ん坊の泣き声だと判断したことに意味があるんだと思います。
中には、小豆を洗う音もあるけど。
380 :
天之御名無主:2009/09/19(土) 20:29:31
カッパは、カワウソから考えられた妖怪
水中から顔を出したカワウソの頭の毛が
濡れてベターとしている様が、頭に皿を
乗せているように見えたところから生まれた。
こんな事を書くと、妖怪を否定しているように
思われるかもしれないが、妖怪大好きだし、信じたい。
豆腐小僧とか、白粉婆さん、雨降り小僧、座敷童
会ってみたいな。
>380
どうも
鬼が作った国って本なんかも読んでいたので、
都に住む階級の人、農作業に従事する人、それ以外の技能を持った人、などの分類があって
都に住めない人たちも、一時的に出入りする必要があり、
そういったものが百鬼夜行だったりしたのかな、とか思っていました。
陰陽師は、鬼を従えていたのではなく、技能者たちとつながりがあっただけ、って
なんとなくそう思ってました。
起源とは思いませんが、妖怪の性格の一部ではあるのかな?と
382 :
天之御名無主:2009/09/23(水) 12:00:55
ぬらりひょんが妖怪の総大将であることを記した一次資料ってあるのかね?
383 :
天之御名無主:2009/09/23(水) 20:51:19
ちょっとジャンル違うかもしれないけど、
昔日本にあると信じられていた女の人食い鬼ばかりが住む島で、昔は中国の日本地図にも載ってた
ってのをなんかの本で見た気がするんだけどこの島の名前知ってたら教えて下さい
>>383 羅刹國
ちなみに日本の古地図にも載ってる
385 :
天之御名無主:2009/09/25(金) 23:59:17
>>384 ありがとう、スッキリしたよ
何の本で読んだかは自分で悩むしかないけど
386 :
天之御名無主:2009/10/17(土) 19:44:31
あの、九尾の狐って日本最強なんでしょうか?
漫画の話ですいません
NARUTO、ぬらりひょうたん、結界師
元祖は、うしおとトラでしょうか
キツネが妖怪の親分的な扱いなんですが
何か、原点となる逸話があるのでしょうか
そもそもインド原産なのだから「日本」最強ではないと思う
>>386 玉藻の前(たまものまえ)は知ってるかな。まずそこから調べてみると良いと思う。
「九尾の狐」という表記が初出するのは古代中国の地理書と言われています。
390 :
天之御名無主:2009/10/22(木) 01:53:26
日本の妖怪→神田うのみたいな?
>>382 昭和4年に出版された藤澤衛彦の「妖怪画談全集・日本篇上」という本に書かれてるが、
それより昔の記述はないらしい
金田一温泉にある緑風荘は座敷わらしに見捨てられたのに一票
じゃあ座敷童のおかげで死者が出なかったに一票
再建できたら泊まりに行きたいな
話し切ってすまんが
いがみ合ってた3人の侍が、打ち首になって、頭だけに成っても罵り合う
そんな話し知ってる人いませんか?
絶対、どっかで見た記憶があるんだけど……
絵本百物語の舞首
397 :
注目:2009/10/28(水) 11:20:53
最近知った乳の親(ちーのうや)っていう沖縄の妖怪見たい
399 :
天之御名無主:2010/06/05(土) 13:20:42
本邦最強の妖怪て何?
ダイダラボッチ?
ヤマタノオロチ?
リョウメンスクナ?
下2つは妖怪と言っていいのか?
ダイダラは国作りの巨人。神とも言えるかな?
八岐大蛇はスサノオが倒した神話の怪物。製鉄技術を持った一族の事なんだっけか。
両面スクナは鬼の一族だったかな。めちゃくちゃ強かったような。
まぁ妖怪かw
日本の神様はみんな妖怪の範疇じゃないかねぇ
キリスト教信者からしたら他の宗教の神様は全部妖怪の範疇ってことか
八百万の神も妖怪もアニミズムだものね。
祟り神が妖怪として扱われてたり,明確な区別はなかったんじゃないかな。
405 :
天之御名無主:2010/06/11(金) 23:32:27
妖怪、特に百鬼夜行や九尾などについて知りたいんだけど妖怪初心者で何から手をつけていいのか解らない
取り敢えず『百鬼夜行絵巻の謎』あたりを購入しようと思ってるんだけど他にオススメあったら教えて下さい
406 :
天之御名無主:2010/06/13(日) 14:00:58
>>405 田中貴子『百鬼夜行の見える都市』とか。
15、6年前の本だが百鬼夜行関係の書籍ではいまだにこれを超えるものはないな。
あとは『図説 百鬼夜行絵巻を読む』あたりか。
『百鬼夜行絵巻の謎』は「百鬼夜行」というよりも「絵巻」が中心。
407 :
天之御名無主:2010/06/14(月) 00:55:54
>>406 ありがとうございます
謎は絵巻中心なのか・・・
明日その二つ買ってくる
>>406 謎の小松は田中説には否定的だったね。
物証がないというよりも、物証で整理した自分の説にそぐわないって感じだったけど。
409 :
天之御名無主:2010/06/14(月) 13:38:16
霊の世界では、人霊とも動物霊ともつかないものが居たりするそうですが、
本来は別々なのにどうして混じる?合わさる?のでしょうか?
411 :
天之御名無主:2010/06/16(水) 22:56:32
>>410 レビューが・・・・ない・・・!!
内容としては絵巻がのってるのかな
百鬼夜行を読むで"百鬼夜行"を知ってこれで絵巻を知るのもいいな
ありがとうございます
412 :
天之御名無主:2010/06/16(水) 23:32:37
妖魔ほっとくとえらいことになるぞ
413 :
天之御名無主:2010/06/17(木) 21:42:02
どうなるんだ
414 :
天之御名無主:2010/06/18(金) 00:59:04
えらいめするぞみんな
415 :
ぬらりひょん:2010/07/03(土) 02:27:34
僕は妖怪に興味があります。
妖怪それは
水木しげるがつくったもの
完
417 :
二つ目小僧:2010/08/12(木) 09:39:12
>416
正確には、水木しげるとその他多数(の人間)がつくったもの
だと思うぞ。
418 :
天之御名無主:2010/08/12(木) 13:16:31
古代以来の地中海世界の妖怪変化の類に関してなら
京都大学学術出版会『西洋古典学事典』に詳しく載ってるぞ。
419 :
天之御名無主:2010/08/13(金) 00:42:27
最近興味もったばかりで昨日「鬼の研究」というのを読んだんだがなにあれ
言葉とか文章が難しくて携帯片手に意味を調べながらなんとか読めた
420 :
天之御名無主:2010/08/13(金) 16:38:05
突然すみませんが、↓のような妖怪の学習まんがを知っている方はいませんか?
野球ボールを一つ目小僧に奪われた小学生の男の子と女の子が、妖怪に詳しい博士とその知り合いの座敷童と一緒に一つ目小僧を追って妖怪の棲む異次元世界や地獄を巡り回る、
というような内容でした。(ちなみに、その博士は実は幽霊だったということがラストで明らかになります。)
妖怪があらわれるたびに、その妖怪の絵と横に説明文がのせられる、というような形式でした。
小学校の図書室でこれを読んで、日本の妖怪にはまりました。
もう一度読み返したいと思っているんですが、タイトルがわからず困っています。
どなたかご存じありませんか?
それと長文もうしわけありません。
421 :
天之御名無主:2010/08/17(火) 01:06:55
>>420 おれも持ってた。
地下にある古墳を通って妖怪世界にいくんじゃなかったっけ?
博士の名前は「閻魔博士」だったような・・・
422 :
天之御名無主:2010/08/17(火) 12:31:02
>>421
そうそう、古墳かどうかは忘れてしまいましたが、たしかに地下からいきましたよね。
タイトルは、覚えてませんか?うろ覚えでもいいので、教えてください。
423 :
天之御名無主:2010/08/18(水) 04:29:21
424 :
天之御名無主:2010/08/18(水) 06:12:00
俺になんか妖怪?
425 :
天之御名無主:2010/08/18(水) 15:35:26
>>423
ありがとうございます!!さっそく探してみます。
426 :
天之御名無主:2010/08/21(土) 21:28:38
↑ キミも地下から行って妖怪になるっイイぞ!
427 :
天之御名無主:2010/08/29(日) 23:56:34
オカ板から誘導されて来ました。
オカ板には無いと思ったらここには大量にあるんですね。妖怪スレ。
京都の妖怪堂行った人いますか?
あと嵐電乗った人いますか〜?
428 :
天之御名無主:2010/08/30(月) 18:35:32
ダウンタウンの松ちゃんが
妖怪に関する雑談の中で
「タンコロリン」を口にしたことがある
黒い壁に、白い太い線を格子状に描くと、
線の交点に黒い点が見える事があるじゃん。
有名な目の錯覚なんだけど。
あれって、もくもくれんの亜種なんではないかと