妖精の定義って?

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1加速する猫
とある妖精に関する本を読んだのですが、
その本ではエルフ、ゴブリン、バンシーなどと共に
ドラゴンやライカンスロープも妖精として紹介されていました。
それを見て「妖精の定義とはなんだろう?」と思ってしまいました。

どなたか妖精の定義について説明してください。お願いします。
2天之御名無主:02/07/23 17:04
今に伝わるヨーロッパの妖精のイメージは、大まかには2つ。

主にイギリスで伝わったケルト起源と思われるもの、
グレコ・ローマン起源のニンフの類をルーツにしたもの。

この2つだけだと、北欧や、中欧の妖精に類した小人などの素性がわかりづらくなるのですが。
とりあえず、系譜が比較的明瞭なのはこれでしょう。

後、魔術伝承に関る自然精霊−−4大元素の精霊なんてのも別の系譜だろうと予想しといて構わないと思います。

これらはトレンドごとに別の定義を考えてかないと、話が混乱すると思います。

とりあず、イギリス・トレンドの「妖精」は、「ケルト神格など、ケルトの神話・伝説の超自然的存在が、オリジナルな素性を忘れられ零落したキャラクター」で大まかにはよいと思います。
3山野野衾:02/07/23 21:14
妖精と妖怪の違い自体、大正期にイメージで造られたものですからね。
「特定の行動をもって自分の存在を誇示する超自然的存在」、あるいは西洋
のモノのイメージを重要視・強調したいのならキノコ好きとか踊り好きとい
った属性を付け加えておけば良いでしょう。
4天之御名無主:02/07/24 18:23
>>2

自然現象の擬人化(精霊の類)は如何なものでしょう…。

5天之御名無主 :02/07/24 18:55
6天之御名無主:02/07/24 19:15
>>5
うん、面白そうだね。
持ってる人居ないかな?
7天之御名無主:02/07/24 21:05
>>5
この手の本にしては1800円というのは安いほうだし、買って
みようかな…。
8=2:02/07/24 23:45
>>4

>>2
自然現象の擬人化(精霊の類)は如何なものでしょう…。

えーと、これについては、私の個人的推測ですが……

中世〜近世に西欧に入った魔術的な象徴体系の内、近世新プラトニズム系の錬金術の体系が「俗化」したものがルーツではないか、との推測できるかと思っています。

この板に来る人には、私より西欧魔術の歴史に詳しい人もいるので、間違っていたら突っ込みが入ると思いますが。

西欧錬金術には、4大元素(elemental)と言う観念があって、象徴的に用いられています。
象徴が用いられるに際しては、主に、グレコ・ローマン古典にみられる、神話的存在の名辞が用いられました。
サラマンダーとか、ウンディーネとかですね。
これらは主に隠秘主義の知識人の間で閉鎖的に用いられたのですが。
長い間に、一般知識人にも断片的に盛れ伝えられたと思います。

具体例としては、西欧の世界地図では17世紀頃まで(場合によってはもっと後まで)地図の外縁に風の精(ゼピュロス)の図像が描かれたりしています。
このように、隠秘主義者サークル外に、錬金術系統の“精霊”のイメージが流布しますと、その段階で、古典学知識で知られたグレコ・ローマンの神話存在との再融合がなされたのではないか、

要するに、錬金術の象徴体系を離れ、古典神話を西欧人が再解釈したのではないか、
この辺が西欧における「自然現象擬人化」の内、非ケルト系のルーツではないか、と私見ですが思っています。
(ケルト系にはケルト的な自然現象擬人化存在の系譜もありますので)
9天之御名無主:02/07/26 22:07
天国に行くにはあまりにも邪悪で
地獄に堕とされるにはあまりにも善良な者
10天之御名無主:02/07/30 23:52
妖精の定義と言われてもね。
妖精とは元々、花の妖精とか木の妖精とか。
一種の精霊だな。
普通、精は姿を見せないが人間の姿とかに仮の姿を見せた存在が妖精。
そうとらえることが出来るな。
もっともキリスト教では>>9の指摘の通りのことを述べてるし。
子供や妊娠中に死んだ女性の幽霊だったりする場合もある。
特に定義はないと思うが
11サー・コナン・ドイル:02/07/31 01:05
妖精はいるに決まってんだろゴルァァァ!

漏れ、写真持ってるYO!

とか言い出した人がいたが。
12天之御名無主 :02/07/31 02:16
>>6
読んでみたよヽ( ・∀・)ノ

内容は、中世の文献、絵画に登場する怪人とか怪獣とか幽霊とかが簡単に紹介されてる。
このスレに関係あるとしたら小人と幽霊話かな?
読んでみて損はないと思う
13天之御名無主:02/10/09 00:52
風の精っていったらシルフとエアリアルどっちが一般的?
14山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/10/09 00:55
>5
読んでみました。
>13
シルフじゃありませんか。
15天之御名無主:02/10/09 05:27
プラグマティズムの本では妖精にブラウニー、妖魔にエルフと仮名を振っていた。
訳した香具師の脳内情報バレバレ。
16天之御名無主:02/10/13 19:09
友達で妖精を見たことがあるという人が2人いるのですが、見える人居ますか?
嘘をついているとは思えないほど詳しく教えてくれるので
本当だと思います。
17天之御名無主:02/10/13 22:10
18蝿皇子 ◆MLX/At3sMc :02/10/14 14:13
>>13
エアリエルは水精と読んだ記憶が・・・・・
確かシェイクスピアの『テンペスト』に出てくるので、サイトでちょっと
内容をかじってみると判りますよ。
(しかしELが付くから、元来天使系なのかも知れません)

シルフは男性ですので、シルフィードの方が、皆さんの思っている
風の精に近いのではないですか?

で、妖精の定義です。
妖精の出自を問うと、信仰を失った古代の神々、古い死霊、魔術系の
精霊とがありますね。
(これにUFO絡みを入れる説もありますが)
日本のかまどの神や、道祖神なども、イギリスでは妖精に入るわけで
す。

フェアリーとは、そうしたものをまとめて呼んでいるのであって、定義は
難しいです。
あるイギリスの妖精の本では、地獄に落ちるほどは堕落していない霊、
と言う風に定義しています。つまり悪霊(DEVIL、DEMON)ではない
霊ということです。

現代のフェアリーのイメージは19世紀のロマンティックな挿絵によって
作られたもので、実際の伝承とは違います。

ただ、人の心が妖精を作るのだ、と言われれば、現代の妖精は総じて
可愛いいたずら者ということになります。
19天之御名無主:02/10/14 21:25
妖精の中にも神っているんですかね。
20天之御名無主:02/10/14 21:32
ドイル卿がさ、妖精の実体的定義ってのをやってるんだよね。
つまり彼は目撃証言を集めてなんか経験的に妖精の実体を
把握しようとしたの。
で、彼によると「妖精とは漠然とした、移動する光点」だと
いうんだよね。
21天之御名無主 :02/10/14 23:27
>>18
シルフは、一般的に女性だよ。
ついでにエアリエルは空気の精霊で正しい。
22天之御名無主:02/10/15 03:15
>>19
日本でいう『神』ならごろごろと。
西洋の『God』、つまり妖精の神は・・・・・・知らん。
23天之御名無主:02/10/16 03:49
ティターニアやオベロンはシェイクスピアの創作だよね。
なんでイギリスの妖精の女王様がTitanなのかはよくわかんないけど。
24天之御名無主:02/10/18 22:58
>>23
ティターニアは月の女神ダイアナ(アルテミス)の別称。
ただし、妖精の女王としての位置づけはなされていなかったそうだ。

あと、オベロンは『ユオン・ド・ボルドー』が初出ではないかと(↓参照)
ttp://www.asahi-net.or.jp/~QI3M-OONK/tosyokan/fantasy/w-oberon.htm
25加速する猫:02/11/15 22:21
2から24までのレスの皆様、色々と教えていただきありがとうございました。

さて、また妖精ネタでスレッドをたてるのもなんだから、ここを再利用します。

えーと、俺は一応、妖精関連の書籍を幾つか所有しているのですが
知名度の低い妖精なんかはあまり詳しく書かれてなくて資料も少ないんです。
やはりこうゆうものは様々な資料を調べ、多くの人の意見を聞き、
イメージを明確にしていきたいので、もし次に挙げる妖精について情報を
提供してくださる方はどんな情報でもいいので書いていってください。
特に民話を絡めて説明してくださるとありがたいです。
「ガンコナー」「フォレ」「リュプー」「ヴォジャノーイ」
これらの妖精以外の妖精の情報でも結構です。
(上に書いたように多くの人から意見を聞きたいので)
(あと、個人的解釈でも構いません)(俺も調べたら書いていきます。)
では、よろしくお願いします
26山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/15 22:45
>25
「ヴォジャノーイ」はロシアの水怪ですね。「ロシアの妖怪たち」と
いう本などに出て来ました。
ガンコナーもどこかで聞きました。ちくま文庫の本はアイルランドが
中心なので東欧のものは分かり難いですね。
ところで何処で上記のものの話を?
27加速する猫:02/11/15 23:18
26>>早速ありがとうございます。
  (その「ロシアの妖怪たち」という本は簡単に手に入りますか?)
  
 「何処で上記のものの話を?」という事ですが、えーと、まず謝っておきます。
 すいません。一応「ガンコナー」をはじめとする妖精の名前を挙げましたが、
 知名度が低いと思われるもの(手元に資料が少ないもの)を書いただけで、
 妖精に関する情報なら何でもOKです。
 あと、ガンコナーは、たしかアイルランドと聞いたような・・・(違ったらすいません)
 ところで、妖精に関する資料はどのような物を持っていますか?
28天之御名無主 :02/11/15 23:20
>>25
フォレはカイトリー「妖精の誕生」、リュプーはサンド「フランス田園伝説集」にあります
29山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/15 23:32
>27
妖精の、というか持っている書籍自体が江戸後期の古書から新刊書ま
で数百冊ありまして・・・よく分かりません。分類も難しい。
「ロシアの妖怪たち」は1999年に大修館書店から出ています。
30加速する猫:02/11/16 00:09
28<<ありがとうございます。リュプーはフランスの方ですか。

29<<す、数百冊ですか・・・(唖然)
  「ロシアの妖怪たち」は比較的新しい本なんですね。
  (大修館書店か・・・メモメモっと。)

すいません、なんか広く浅くより、とりあえず一つの妖精の話を
深く突っ込んだほうがまとめやすい。(自分勝手ですね)
という訳でヴォジャノーイについて教えてください。
(別に他の妖精の突っ込んだ情報でもいいですが。)

あとお勧めの資料がありましたらお教えください。
31天之御名無主:02/11/16 00:16
ガン・コナーはたしかアイルランドの妖精で、
若い男の姿をして人間の娘を口説き焦がれ死にさせる、
とかそんな感じのモノです。

いまのところ講談社現代新書の『妖精学入門』(井村君江著)
くらいしか参考資料がありませんが。
32天之御名無主:02/11/16 00:17
>31補足
「私の手元には」それくらいしか参考資料が無いという意味で。
念のため。
33加速する猫:02/11/16 00:45
31<<「妖精学入門」ですか。俺のような初心者には良さそうなタイトルですね。
  口説き、焦がれ死にさせる・・・なるほど、そんな妖精もいるのですね。
  ところでその名前の区切り、「ガン」と「コナー」で区切ってありますが
  女という意味の「バン」と、妖精という意味の「シー」で「バン・シー」
  といった様に「ガン」「コナー」にもそれぞれ意味はあるのでしょうか?
34天之御名無主 :02/11/16 00:47
>>33
31じゃないけど、語源は「恋を語るもの」(Gean canogh)だからそういう意味じゃないの?
35加速する猫:02/11/16 00:49
エーと眠いんでもう寝ます。
明日は土曜で休みだし本屋をめぐって資料を探してみます。
ではまた・・・・。
36天之御名無主 :02/11/16 00:54
ヴォジャノーイ
http://www.asahi-net.or.jp/~QI3M-OONK/tosyokan/fantasy/w-vodianoi.htm

上の「ロシアの妖怪たち」のほかに青土社の「ロシアの神話」も。こっちには水木しげる画ヴォジャノーイの元絵がある
あとは「世界の妖怪たち」にもいくつか民話があったはず。それと「河童駒引考」にはヴォジャノーイを含めたスラヴ圏の
水の精霊がたくさん載ってる。

って寝てるね。
37えすてるはーつぃ:02/11/16 01:44
新紀元社というところから出ているTruth In Fantasyシリーズの中にいい資料がいくつはありますた.
あと式神って溶性?
38天之御名無主:02/11/16 06:15
>>1
「アイルランドで妖精と呼ばれているような花や空気、風〜」
「そう花や空気や風に妖精を感じるんだよね」
http://www.toshiba-emi.co.jp/yuming/radio/
35分以降。↑(金曜日午前11:00〜日曜日深夜3:00放送)

妖精の定義。。その人が妖精と感じたもの。
39山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/16 09:37
>37
妖精の定義によると思いますが。西遊記では悟空たちも「妖精」と呼
ばれていましたが、そういった意味では広義の妖精に入るでしょう。
40加速する猫:02/11/16 10:13
おはようございます。
>>36 その「河童駒引考」はどこの出版社ですか?
>>37 新紀元社・・・探してみます。
>>38 「その人が妖精と感じたもの。」何か納得。
>>39 「悟空たちも妖精と呼ばれていた」初めて聞きました。

さて、もう本屋も開いてるし買いに行ってきます。では。
41天之御名無主:02/11/16 10:33
妖げつ、妖怪、妖精の中国(道教)での定義ってなんだっけ?
42加速する猫:02/11/16 13:37
ただいまー。
買ってきました。3冊。
まず無難に井村君江さんの「妖精学入門」と「妖精の国の扉」
あと”えすてるはーつぃ”さんの紹介の新紀元社の「妖精」。
んで、ちょっとガンコナーの事が載っていたけど、
成る程、田舎娘を口説く口説き妖精・・・ってまるで
都会から来たプレイボーイじゃないですか(笑

43山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/16 14:48
>40
岩波文庫から出ています。>河童駒引考
>41
定義があるのでしょうか?漠然とした表現では無いかと。
44えすてるはーつぃ:02/11/17 02:26
>>37
どうも!
>>42
お役に立てて光栄です.
それからFairy tellsという百合の溶性に未来を聞くというのがありますが知ってます?
45天之御名無主:02/11/17 03:10
日本でfailyに「妖精」って訳を与えるようになったのは大正時代からで、
明治の頃には仙女とか訳してたんだよね。

「妖精」の元々の意味は中国での草木や鳥獣、石などが長い年月
天地の精を受けて通力を持ったもの、とかそういうアレなんだっけ。
たしかにそれじゃ孫悟空とかも妖精カテゴリに入るなあ。
46天之御名無主 :02/11/17 03:54
今ではFairyの訳語として定着してるからこのスレの今の話題だと
中国での意味はあまり考えなくてもいいのでは。
47加速する猫:02/11/17 10:18
>>44 Fairy tells?  聞いたこと無いですね・・。  
   それはどこで知ったのですか? 民話か何かの話ですか?
48天之御名無主:02/11/17 10:25
神と等価な存在なんだろ?キリスト教では
49山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/17 15:11
>48
天使ほど良くも無く、悪魔ほど悪くもない霊だそうです。
50えすてるはーつぃ:02/11/18 00:22
>>47
魔術書に乗っていたのですが,まず野山に1輪だけすらっと伸びている百合の花を見つけ棒か何かで60cm位の円を周りに描きます.
そしてミルクを円に沿って注ぎ,月が出たら百合の花びらにそっと振れます.これを7日間繰り返し8日目にミルクの代わりにワインを注ぎ,花にキスをして立ち去ると溶性が後ろから話しかけて来るというモノです.
日本ですと日の入り前に月の出がきてしまったりするのでやるとしたら難しいかも(藁
51加速する猫:02/11/18 10:37
>>50 へぇ、面白いですね。
   その、ミルクとワインを注ぐというのは
   百合の妖精に対して与えているのですよね?
   それで代わりに未来を教えてくれる、と。
52えすてるはーつぃ:02/11/19 00:56
>>51
そのようですね.
他にも釣り鐘人参や桜草,パンジー,ブルーベルなどにもいるそうです.
錬金術師の端くれとしては是非見てみたいものです.
53天之御名無主 :02/11/29 23:14
妖精の時代 キャサリン・ブリッグズ著 筑摩書房

こんなのが出てるぞゴルァ
54天之御名無主:02/11/30 01:23
>日の入り前に月の出
満月以降、新月までは世界中どこでもそーだと思ってたが、、、
そーか、日本だけなのか、、、
55天之御名無主:02/11/30 01:25
チャムは、りんご3個分
56加速する猫:02/12/02 15:14
<<53 それはどんなことが書いてあるのですか?
<<55 ??

そういえば注文してた
「妖精事典(1992)(キャサリン・ブリッグズ著)」がやっと買えました。
ウーム、最近資料をやたら集めてる気がする。
でも資料はあればあるほど良いと思うのですがどうでしょう?
57天之御名無主 :02/12/02 16:51
>>56
ちょっと立ち読みしてみたがかなり面白かったぞゴルァ
58加速する猫:02/12/06 17:50
>>56 内容を教えてほしかったんですが・・・(控えめに)ゴルァ。

ちょっと聞きたいんですが…
「なんでドラゴンが妖精なの?」という質問をされたと仮定して
答えてみてください。
俺は言葉に詰まってしまいます。どう言えばいいのやら・・・。
変なお願いでスイマセン。
59天之御名無主:02/12/11 18:26
アイルランド伝承では、神話の登場する半神半人の民族が、
その後やってきた民族(ケルト民族)に負けて住む土地を奪われて、
地下や湖なんかに住むようになって、
それが段々力を失って小さくなったもの・・・が妖精。確か。
60山崎渉:03/01/11 03:12
(^^)
61天之御名無主:03/01/13 15:47
62天之御名無主:03/01/29 00:11
重複スレ立ったのでage
63天之御名無主:03/02/17 15:05
妖精研究の泰斗キャサリン・ブリッグズの定義は「悪魔・天使・亡霊を除いた超自然的な生き物」
つまり、非宗教的な超自然的生物全般。なお、妖精=死者とする伝承も広く知られているが
幽霊と違い一般的な「死者達」として扱われる(○石原慎太郎の幽霊、×石原慎太郎の妖精)。
ただし、地獄に落ちるほど悪くなかった堕天使が正体とする説もあるが、ここら辺は微妙だろう。

なお、妖精はフェアリーの、生物はクリーチャー(つまり、クリエイターは含まれない)の訳語と解釈した。

>56
妖精たちの時代は、まあ文学史の類です。

妖精事典は中学生の頃、小遣いためて買った。
それだけの価値はあったと思う。
64天之御名無主:03/02/17 17:13
妖怪と同じってこった
65天之御名無主:03/02/20 14:00
妖怪の定義って?
66天之御名無主:03/02/20 23:08
超自然の定義を、いっそ宇宙人でも何でもいいけど
魔術とか妖怪とか神とかいった概念を持たない奴に聞かれたら何と答えますか?
67天之御名無主:03/02/20 23:27
処女のまま100歳まで生きると妖精になれると聞いたんですが・・・本当でつかね?
68加速する猫:03/02/24 21:26
>>67 ある意味妖精かと・・・w
69山崎渉:03/03/13 12:59
(^^)
70天之御名無主:03/03/20 20:49
ガンコナーとかスプリガンとか、コーンウォール系の妖精って
”Gan”て付いてるのがよくあるけど、なんか意味があるのかな?
71天之御名無主:03/03/25 00:04
あげとけ
72山崎渉:03/04/17 09:29
(^^)
73山崎渉:03/04/20 04:50
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
74天之御名無主:03/05/20 01:10
たまにはage
75NICE!:03/05/20 01:31
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76天之御名無主:03/05/20 11:40
たまにあげたらこうなる・・・
77山崎渉:03/05/21 21:50
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
78山崎渉:03/05/22 00:11
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
79天之御名無主:03/05/23 23:38
>>70 ガンコナーはギァン・カナッハで、意は「愛を語るもの」。
スプリガンは…知らない。
80山崎渉:03/05/28 14:55
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
81天之御名無主:03/06/23 00:15
なんかヨソの板で聞かれたんだけどさ、
「マブの女王」と「コナハトの女王メイヴ」は別モンだよな?
82天之御名無主:03/06/23 00:32
なんかの関係はあるかもしれないけど、別物でう
83加速する猫 ◆MiZjjjeHn. :03/06/30 23:52
【エルフに関する考察スレ】からこっちに来る人がいるかもしれないので書いてみる。

エルフとは本来、北欧やイギリス、ドイツなどで用いられる妖精の総称である。
しかしながら現在日本で一般的にエルフというと
「耳が長い(エルフ耳)」「美しい容姿」「弓が得意」「森に住む」
などのイメージを伴う。いわゆる亜人である。
これは「指輪物語」「ダンジョン&ドラゴンズ」「ウィザードリィ」などを経て
エルフ族という形が定着していった結果であるといえる。

書き切れてない所はあるがまあこんな所。
文章が下手なのはご愛嬌。ツッコミマッテマス。
84山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/06/30 23:57
>>83
要点を押さえた解説かと。醜いものもおりますし、何よりエルフとい
う名称を嫌うんですよね。
85天之御名無主:03/07/01 00:44
>83
まあ今現在日本国内のアニメ・漫画・ゲーム界隈で定着してるような
「横に細長い」形のエルフ耳にしたのは出渕裕なんですがな。
86天之御名無主:03/07/01 01:01
雑学っぽいの

古英語ælf, ylf, alve, alfe
オランダ語elf
フリジア語alve
ドイツ語elfe, alp
スウェーデン語älva, alf
デンマーク語alf, elv
ノルウェー語alv
北ウンブリア語 ?lf
中高ドイツ語alp
古ノルド語?lfr
87天之御名無主:03/07/01 01:04
あれれ、、、一部?になっちゃってますね
88天之御名無主:03/07/02 00:13
機種依存文字は2chの鯖によっては拒否されることがあるよ
89天之御名無主:03/07/02 03:30
機種依存というかUnicode文字っぽいです
90天之御名無主:03/07/11 02:32
前にテレビで見たけど、イギリスかどっかの姉妹が「妖精見たよ!」「写真もあるよ!」
つって、物議を醸しましたね。結局は合成だったみたいだけど。人騒がせな姉妹よのぉ。
でも、気持ちはわからんでもなし。
91天之御名無主:03/07/11 03:01
ていうかそれ自体は子供期にありがちなお遊びだったのに、
幻視家の家系に生まれながら自分にはその能力が備わってないことを
コンプレックスに感じていた某医師がその写真に執着して
騒ぎを大きくしたのが問題だったんじゃ
92山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/11 12:43
コティングリー妖精事件でしょう。この板では結構有名かと。最後に
「謎」を残したのも小説的。
93天之御名無主:03/07/16 01:47
ドイルも大人しく探偵小説書いてりゃ良かったんだよ
94天之御名無主:03/07/16 12:25
日本のあらゆるものに神が宿るという信仰って妖精に近いよな。
95天之御名無主:03/09/23 09:21
妖精というか、精霊のような。
96Tea:03/10/31 23:34
井村君江は,源を6つに分けている。
精霊、自然現象の擬人化、卑小化した古代の神々,
先祖の霊,死者の魂,堕天使。
象徴や自然現象を恐怖に感じて目に見える形で
人間の形を与えて安堵するという心理作用は、
古代人に共通した傾向である(井村君江「妖精学」)。
97天之御名無主:04/05/10 08:03
>>94
アニマニズムですね
98天之御名無主:04/05/10 22:45
アニミズムって普通はいうけどな。
アニミズムも、アニメも、アニマルも、まあアニマつながりだから別に気にするほどじゃないけど。
99虹のFairy:04/11/14 14:12:30
子供達がイタズラで妖精が写ってる写真を撮ったら
トリックを仕掛けてないとこにまで妖精が出現してて

「こんなの知らなーい!!!」って子供達が驚いたとゆー事件、

ですか?92の山野野衾さん?
100天之御名無主:04/11/15 02:54:18
100げと
個人的には、可愛い〜、萌え〜、が欲しい
101天之御名無主:04/11/16 12:15:00
妖精さんだれかみたことない?
102天之御名無主:05/01/05 13:56:33
あげてみます。
103加速する猫:05/02/24 19:50:24
・・・もう2年以上たったのか記念カキコ。
104未明 ◆vhxV9auhkE :2005/07/15(金) 22:15:37
妖精関連好きなんだが、何か話題が無いものか
105天之御名無主:2005/08/11(木) 16:19:35
妖精の定義か…。
レス読まずに書き込むが、

日本の妖怪→「妖怪」
西洋の妖怪→「妖精」

って感じか?
106天之御名無主:2005/08/15(月) 12:18:01
「妖精」と「精霊」の違いがわからん
107天之御名無主:2005/08/24(水) 12:59:52
妖精より自然に近いものを精霊って思ってたけど。
色々矛盾も出てくるので何とも言えない。
108天之御名無主:2005/08/24(水) 17:22:00
明確な意思を持つのが妖精
明確な意思を持たないのが精霊

どうでしょう?
109天之御名無主:2005/08/24(水) 18:30:12
でも確かニンフとかも精霊だったから意思があるのもいるんじゃない?
ていうか、もともと境界線があいまいなもの同士で違いをはっきりさせるのは無理じゃないだろうか。
両者の定義がしっかりされてないとできないと思う。
110天之御名無主:2005/08/25(木) 11:17:16
111天之御名無主:2005/08/25(木) 12:28:15
参考になんね〜
112天之御名無主:2005/08/27(土) 20:47:16
妖精は妖怪みたいなもん 精霊は霊的ななにか ではないか?
113天之御名無主:2005/08/28(日) 00:58:37
小人とドワーフって同類?
114天之御名無主:2005/08/28(日) 03:50:30
小人の中の一種がドワーフ、みたいな感じじゃないでしょうか。
115天之御名無主:2005/08/30(火) 20:34:58
↓嫁

『妖精を追い求めて』 
古谷哲夫著(1963年千葉県市原市辰巳台生まれ 現在は大阪府堺市泉北ニュータウン在住 独身)
116天之御名無主:2005/08/30(火) 21:04:40
妖精美術館いってこい
117天之御名無主:2005/08/31(水) 12:16:29
妖精美術館マジ山奥
118天之御名無主:2005/11/19(土) 21:28:36
deamon
神と人間の仲立ちとなる精霊、超自然的で非物体的存在であり
西洋では、客観的に存在するものだと信じられて生きた。
ダイモンは友好的なもの、敵対的なものとに分けられ 
友好的なものを天使 敵対的なものを悪魔とされ
ダイモン自体は、邪や悪という意味は持たない。
119天之御名無主:2006/03/12(日) 15:44:46
どなたか、このスレの前半あたりで出てるfairy tellsの
載っている本を知っている方はいませんでしょうか?
色々妖精に関する本を買ってはいるのですが未だにこの言葉を見たことはありません。
グーグルで検索してみても、具体的な本の名前が出てきませんし……
fairy tellsの載っている本、それとできたら初出も、
知っている方がいれば是非教えてください。お願いします。
120天之御名無主:2006/03/14(火) 20:17:56
「tells」だの「溶性」だの、どう見ても誤字です。ありがとうございました。
121天之御名無主:2006/03/15(水) 01:25:44
ニャンニャンは妖精なのか女神なのか微妙だとおもいませぬか?
122119:2006/03/15(水) 22:41:51
>>120
溶性はともかく、tellsも誤字なんですか?
123天之御名無主:2006/03/19(日) 06:09:41
はい、そうです。
124天之御名無主:2006/03/21(火) 17:25:50
私が聞いたのは木とか花とかはもちろん
川にも野原にも山道、町にもいるんだってこさ。雨にも風にも。
生命力の弱い生き物らしい。
なんでもないところですっころんだりするのは、妖精とか精霊のいたづら
だったりすることもある。でも怒って辺りを殴ったふうに腕を
ぶんまわしたりするとすぐ死んじゃうんだって。
バラには西洋のお姫様みたいな精霊が、菊の花には絣の着物をきた
精霊がいるんだって。
見たい。はげしく見てみたいよ〜
125天之御名無主:2006/03/21(火) 17:29:52
そうそう「花の妖精」ってよく聞くけど
具体的な民話とか伝承ってあまりきいたことがない。
どんなのあるの?
126天之御名無主:2006/03/21(火) 17:34:18
残念ながら
私の知識のすべてが124なんだよ〜
127天之御名無主:2006/03/22(水) 01:27:13
妖精とは、おまえの事だよ
128天之御名無主:2006/03/24(金) 21:48:57
妖精は自分を妖精と呼ばれるのを嫌がるらしいょ。だから呼ぶときは『小さな可愛い人』とか『可愛いお隣さん』て言わないと機嫌を損ねるみたい。
129天之御名無主:2006/03/30(木) 15:05:11
>>124
妖精は希薄な生き物だから、
ミルクとか花の蜜とか朝露とか、
液体のものしか食べられないって聞いたことがあるよ。
妖精が集まってきて牛からミルクを取ると
人間が飲む分が無くなっちゃうから、
窓辺に妖精の分のミルクを置くんだって。
あと妖精が入ってこられるように、
窓をちょっとだけ開けておくとか。
でも冬はちょっと辛いよね。

>>125
西洋の民話とか見てると、ある種の植物が妖精の住家だったり、
妖精の世界への門になってることは多いけど。
後代になるほどいろんな話が混ざったり、
創作が増えて来たりでよくわからないね。
どこかでおやゆび姫のイメージが混ざってる気がする。
あと、絵画とかでは花びらを服にしてたりするね。
舞台劇の影響とかもあるのかな?

>>128
good peopleって言うみたいだね。
130sage:2006/04/02(日) 06:48:17
>129
あと妖精は『フォイゾン』と呼ばれる食物のエッセンスを食べるとも言われています。
それがなくなった食べ物は外見は変わらないけど、そのまま崩れ落ちてしまうらしいです。
131天之御名無主:2006/10/28(土) 01:51:57
age
132天之御名無主:2007/09/21(金) 20:44:01
妖精は妖怪と重なる部分があるんだなぁ。
河童やぬらりひょんもヨーロッパに持ち込んで何世代か語り継がれれば、
微妙に変化して「これは間違いなく妖精」って雰囲気を帯びるようになるかもしれない。
133天之御名無主:2008/01/26(土) 23:25:08
>>132
古いと思われてた民話とか伝説も調べてみたら以外と新しいものだった
ってのも多いらしいですからね。意外とすぐに定着しちゃったりするんでしょうかね。
134天之御名無主:2008/01/31(木) 21:44:14
ちんこや陰毛は無い
135天之御名無主:2008/05/27(火) 08:30:48
でも髪の毛はある・・・

不思議だね
136天之御名無主:2009/07/08(水) 13:25:13
柳田国男によれば

 バリバリケルト汁出てる
137天之御名無主
ここまで東方のチルノ無し