カミ殺し((((;゚д゚))))ガクガクブルブル
ふざけんなよ
家の父が感動してた。
4 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/15 00:42
傘に足駄と来て、袴などもつければ商人(当時は主に行商人のこと)や山伏
と同じ格好。当時覆面をしていたのは犬神人やイタカなどの特殊な(差別さ
れていたような)人間が中心。
近世以前にざんばら髪をしていたのは主に賤民(主人公が出発時に髪を切っ
ていた)・・・など気になることは多かった。
6 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/15 00:53
>5
恩師が怒っておられましたよ。踏鞴(たたら)関係者は別に自然と対立して
いたわけでは無かったと。山というのは半分入らず半分入ってその分殺して
来たようなものですからね。
>>6 そういや、そうですね。
「皆伐」なんてごく最近のことですし。
製鉄は周りの森の木を切って燃料に使うから自然破壊だよね。
関西人は悪人どす。
10 :
天之御名無主:03/02/15 01:02
アシタカは、蝦夷人ですか?
11 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/15 01:02
>7
山形の林業関係者の老人曰く「山は半分殺してちょうどいい。」と。下手に
理想化するのもその反対のことを考えるのも不味い。
12 :
天之御名無主:03/02/15 01:05
しし神の森のモデルは、屋久島?
13 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/15 01:06
>10
蒙古襲来の頃、蝦夷が反乱を起こして安藤氏の当主が殺されていました。そ
の系統(という設定)ではありませんか。
14 :
天之御名無主:03/02/15 01:08
しし神はカナダのへら鹿に似てる。
15 :
天之御名無主:03/02/15 01:19
1000年近くも前の下世話な人間が自然との対立構造を意識してたなんて・・・・うそつけ
あれの時代設定って室町時代後期じゃなかったっけ?
17 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/15 10:27
>16
監督自身がそう言っていましたね。16世紀前期でしょう。
荒唐無稽な展開で歴史考察もないだろう
>>12 島根県の奥出雲らしいです。
あの辺はかつて製鉄の技術もあったらしいですから。
>>8 「小金七里に炭三里」といわれたそうですが、ちゃんと「資源更新」はしてましたよ。
恒常的に木炭が得られなければ、当時の製鉄産業なんて発達・存続できません。
>>11 「自称自然保護派」の方々は、『山は放置しとけばよい』とか仰る人もいますが…、
日本の「自然」は人が手を「かけ続ける」(数百年単位で)ことを前提にしてたんですけどね。
屋久島や白神山地みたいに神格化・観光地化されたところは別として、
普通の人は天然林よりも人工林(雑木林を含む)に「安心感」を得やすいという研究を読んだことがあります。
>>19 島根のたたら製鉄、「存続」してないこともないですよ。
日本刀用の玉鋼をたまにつくっているとか(技術伝承が目的でしょうけど)。
>19
森自体のモデルは屋久島ですよ。
22 :
天之御名無主:03/02/15 12:18
>>20 奥出雲のたたら製鉄、年一回くらい行われているらしいです
日本刀剣保存協会の委託かなんかで
日本刀向けのきわめて上質な玉鋼ができるそうですね
一度資料館をはじめあのあたりを見に行きましたが、たたら製鉄ってやっぱすごい
七日七晩火を燃やしつづけるとか今でも実際にやるんだなあと
23 :
天之御名無主:03/02/15 13:50
自然タイ人間て構図は、むしろ中世〜近世のヨーロッパが該当すると思う。
日本は自然を根こそぎ破壊する思想はなかった。
24 :
天之御名無主:03/02/15 13:56
猪の神と製鉄といえば、岐阜・滋賀県境の
伊吹山(いぶき=鋳吹き・神々の息吹き)もそうですね。
熊襲や東国を平定した日本武尊も
伊吹山の神には勝てなかった・・・
25 :
天之御名無主:03/02/15 14:03
26 :
天之御名無主:03/02/15 14:55
>>24 そうだ、ヤマトタケルも「神殺し」の英雄だった…
乙事主が、「我らの一族も段々小さく馬鹿になってきてる」みたいことを言ってた。
零落した神→妖怪 脅威ではなくなった自然てことかしらん
27 :
天之御名無主:03/02/15 18:41
あのアニメは
動物殺し>人殺し>神殺し っつー順番で話がすすんでるようで怖い。
巨大イノシシ…、
「イノゴン」というUMAもいたりします。
突然変異で大型化したものらしく、数十人分のシシ鍋の材料になったとか。
29 :
イノゴン って:03/02/15 20:52
>>28 初耳ですな。何処の話ですか?
名前のセンス的に日本の話ですかねw
30 :
天之御名無主:03/02/16 08:08
>>27 鋭い指摘。
それ、当たりなような気がします。
宮崎監督はそういうことやりそう。
スケールの大きいアニメなんだなあ。
31 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/16 16:32
しかし馬上で長刀なんぞ振るったら落馬の危険性が。刀さえ滅多に無かったというのに。
32 :
天之御名無主:03/02/16 18:28
それ以前にあんな高いとこから飛び降りたら死ぬ
33 :
天之御名無主:03/02/16 19:02
まあ、アニメなので・・・と言ってはダメか
34 :
天之御名無主:03/02/16 19:04
35 :
天之御名無主:03/02/16 20:10
もとネタはミヤサキ本人がいうとおり梅原猛(もののけ姫はこうして生まれた)
アシタカは、人を救った英雄がそれがために必ず苦難に陥る話。
エボシゴゼンはギルガメッシュで、あの森はチグリスユーフラテス上流からレバノン一帯。
森を切ってメソポタミア文明が生まれ、山を丸裸にして天候異変が起き文明が滅びた。
だから日本神話よりむしろ聖書の大洪水に連なる話のはず。
>>29 まぁ、マイナーですから。
丹波地方で何回か捕獲されたことがあります。
たしか昭和30年代にもあったはずです。
世田谷の代田ってダイダラボッチからきてんだよね。
38 :
天之御名無主:03/02/17 04:38
>31
あれ、斬馬刀ってんじゃないの?戦国以前にあって、馬ごと武士を切ろうって
やつ。でも重量やなんかの関係で使い手は少なかったんだよね?まあ、出典は
るろけん、だが。
あぼーん
森は屋久島だよ
41 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/17 11:00
>38
実際には馬の足を払ったそうですよ。勿論使い手は歩行(かち)だった。
で、アシタカは東の果ての国から来たとか言ってたからアイヌなんでしょ
あぼーん
44 :
天之御名無主:03/02/19 12:04
あぼーん
あぼーん
47 :
天之御名無主:03/02/19 14:20
杉林は、人間が適当に切ってやらないと、森が死ぬんですよ。
都会の人は何もわかっていない。
戦後、政府主導で、大規模な植林をおこない、
自然保護団体が、割り箸撲滅キャンペーンをやったから、
日本の間伐材企業が壊滅して、割り箸はほとんど中国からの
輸入になった。
おかげで、杉の間伐ができなくなって、森の腐葉土が大量に流れ出し、
日本の森が壊滅的打撃を受けました。
日本の自然破壊をしているのは、宮崎ら自然保護団体です。
杉林が増殖すると森を殺すこともしらない。
48 :
天之御名無主:03/02/19 14:37
>>47 宮崎は自然保護団体じゃないよ。
あなたが言ってる事を十分理解してるよ、あの監督。
49 :
天之御名無主:03/02/19 15:19
>>48 知ってて猟師を悪者に描いたり、
営林署の人の言い分を一方的に描いたような事するなら、
宮崎先生もお人が悪いですね。
あのとき、取材に来られた雲水峡の名付け親も
営林署の所長だしね。
村人から国が強制的にタダで取り上げた雲水峡・・・・。
本当の屋久島の自然を見るなら、西部林道を歩かなきゃ。
まあ、自然愛護団体の方たちは大切な観光のお客さんたちだから、
表立って非難するつもりはございません。
50 :
天之御名無主:03/02/19 16:08
まあ、「我々は、生きるためにやむなく木を切っているんだ!」
という営林所の言い分そのまま出してるのには笑ったわな。
国から給料もらってるのに、それはないだろうと。
それから、営林所が山の木を根絶やしにしたのは、
国からのノルマがあるからですよ。
絶対、自分たちが生きるためなんかじゃない。
ノルマをこなして、給料に上乗せして贅沢するために、
使えない不用の雑木を根こそぎ切り倒して、そのまま捨てた。
長年森を守り抜いてきた村人たちにしたら、
面白くないわな。
まあ、宮崎先生は、屋久島を宣伝してくださって、たくさん
自然を愛する学生さんたちがお金を落としてくださるので、
やはり宮崎先生は素晴らしい方だという点は変わらないだろう。
>>49 大人になれ。
51 :
天之御名無主:03/02/19 16:33
自然保護など都会に住む人間のエゴ
○ギルガメシュ叙事詩
53 :
天之御名無主:03/02/20 11:32
>>49 あの爺さんは人が悪いよ。今更言う事じゃない。
高畑ほどじゃないけど、映画に悪意を詰めるのが大好きな人でしょ。
大抵の場合インタビューも適当に語るし、相手によっては思ってないこと吹いて終わったりする。
その悪意が楽しかったりもするけど。
あぼーん
もののけ姫の中で、自然破壊してる張本人の連中を善意で描いて、
(たぶん営林所の連中)
里にする村人を下世話で浅ましい悪人として悪くかいてるけど、
あれは、屋久島で最初に入った某宿に、鹿の毛皮を貼り付けてた
からでしょ。
あれには、かなり宮崎先生ご立腹みたいだったからね。
あそこの主人はいい人なのに、あれ以来、びびっちゃって、
観光客が来るたびに「いや、これは牛の皮なんですよ、い、いや、
人工皮革です。」と言い訳するしまつ。
背中に鉄砲玉の穴が2つあいてるのに、牛の皮のはずないだろうに(笑
村の人にとっちゃ、鹿撃って食うとか、自然破壊じゃなくて、
ただの日常なんだけどね。
俺に言わせりゃ、国営の営林所のほうがよほど人間が悪いって。
雲水峡の名付け親の所長なんて、
東京に帰るとき、屋久杉トラック3台分根こそぎ切り倒して
もって帰っていったしね。
「我々は生きるために木を切ってるんだ!」なんて
笑わせるんじゃねえっつーの。
縄文杉も、昔はコケで覆われてたのに、東京の自然保護団体が、
縄文杉の保護を強硬に訴えた圧力とかで、
縄文杉の周囲の雑木を全部切り倒しちゃって、おかげで、
縄文杉の周囲の土は流出しちゃうわ、縄文杉にかぶさってたコケは
全部枯れちゃうはで、困ったもんだよ。
56 :
天之御名無主:03/02/20 15:19
島根まんせえええええ
58 :
天之御名無主:03/02/20 16:57
つーかあのアニメを見て多様性を認められないアホ共が
林業をやってる人とか熊の中の人とかを批判してるんだろうね
あぼーん
あぼーん
61 :
天之御名無主:03/02/20 19:00
元々、営林署とマタギは仲が悪いんだよ。
マタギが親の代から木に印つけて目印にしてる木を
営林署の連中が平気で切っちゃうからね。
マタギにしたら、山で道に迷ったら命取りだし、
獣の通り道が分からなくなって猟ができなくなる。
宮崎先生にしたら、動物を射殺して自然破壊するマタギが
悪者で、彼らの邪魔をする営林署が正義の味方に見えちゃったんだろうね。
もののけ姫で
悪い侍が利権を求めてタタラ場に攻め込んでくるシーンみても、
「あーなるほど」と思ったよ。
村は、国から無理矢理タダで取り上げられた山の返還請求の裁判起こして
国や営林署と対立してたからね。
観光業者はみんな宮崎先生に感謝してるでしょ。
旅館や売店に「もののけ姫」のポスター貼ってる所もあるし。
自宅には「まんてん」のポスター貼ってるけどね(笑
屋久島の宿のボンボン?
お前、折角、話の中身は面白いのに
なんかもったいぶったような口調でキモイから、
もっとハッキリと書けよ。
63 :
天之御名無主:03/02/21 10:22
営林署やめて島にいついた人も、自然保護団体に弾圧されて里に
降りた猟師も、今はみんな環境保護団体とかの学生さんたち観光客の
落とす金で生活してる。
自然保護団体とかの大口のお客さんが来なけりゃ、島は他の
田舎同様過疎になっちまう。
でも、東京とか都会からきた自然保護団体の学生さんとかが、
大自然について地元の人間にウンチク語ったり、説教したり、
罵倒したりするとイライラする。
でも、お金はほしい。
あーーーーー、
なんでだろ〜、なんでだろ〜、なぜだなんでだろ〜〜〜。
64 :
天之御名無主:03/02/21 10:48
>>62 そのことは俺がちょっと書くよ。
もののけ姫に、森の妖精が出てるよね。
あれは、屋久島へ東京から来たアーチストの方が、海に流れ着いた
流木や人面石とかをつかって作ったオブジェがモデルになってるんだ。
でも、屋久杉って昔から希少価値があって、当時屋久島を支配してた
島津家が、村人に命令して切り出しをさせてたんだよ。
しかし、山奥に入って屋久杉を取るのは危険で、事故でたくさんの人も
死んだんだ。
人面石って、無念をのんで死んだ人の魂がこもってるって考えがあるから、
寺に納めて供養するって考え方があって、
オブジェにして売り飛ばすってのもどうかなって思うところもあるんだけど、
アーチストの人とか、アニメやってる人たちは、反戦平和運動とか
いいこともしてるし、山の返還請求の闘争をするには、共産党しか
助けてくれないし、色々難しい問題があるんだよ。
だから、はっきり書けないよ。
65 :
天之御名無主:03/02/21 11:01
お客様が怖がるから、くだらんことは書くな。
だいたい、誰かわかってるぞ。
二度と書くな。
地元民同士の抗争をこんなところでやらないでくださいよー。
まあ、ネタなんだろうけどさあ。
67 :
天之御名無主:03/02/21 23:15
>>66 共産党の話が出てきたからって、必死にいきり立つなよ。
68 :
天之御名無主:03/02/21 23:18
>>66 実際に屋久島いって裏とってからネタだって決め付けてるの?
ネタでこれだけ詳細な固有名詞が出せるか。
あぼーん
70 :
天之御名無主:03/02/21 23:52
>>66 >>67 お前らたぶん地元民なんだろうが、醜い煽りあいはやめろ。
俺は別に、あの人らが悪いとはいってないよ。
反戦平和運動っていっても、別に爆弾テロとかやってるわけじゃない。
パレスチナ人を救済する募金とか、アメリカのイラク攻撃に
反対する非戦活動だ。
いわば慈善事業だ。
暴力的活動じゃない。
俺の描き方がわるかったのかもしれんが、あまり過剰に反応しないでくれ。
>66
別にオイラは赤やヒノマルにゃキョーミねえし。
>68
ネタってことにしといたほうが無難じゃん。
>70
ハズレでっす。オイラは本州在住
72 :
天之御名無主:03/02/22 08:23
通りすがりの者ですが、71にはひどい不快感を感じました。
真面目に議論してる所に、なんなんでしょうね、この人は?
まあどうやらただの煽りのようですけど
74 :
天之御名無主:03/02/22 22:08
杉の植林で何で土地が痩せるかっていうと、
杉の葉にはヒノキチオールっていう殺菌成分が含まれているのね。
だから、杉の下には雑草やコケが生えない。
広葉樹みたいに落ち葉もいちないから腐葉土もたい積しない。
だから保水効果がうしなわれて肥沃な土が雨で流出する。
屋久島は1年に365回雨が降ると言われるほど、雨が多い。
しかも土壌は表層だけで地盤は花崗岩で上にたい積している土は
非常に薄いのね。
だから、よけいに杉の植林には神経質になるし、
アニメ作品みたいに、禿山に隣接した湖の急斜面に建築物立てるなんて
考えられないだろう、とか思うわけね。
75 :
天之御名無主:03/02/22 23:02
屋久島の神様は天津日高彦火々出見命だよ。
益救神社の神様だよ。
配祀は大山祇命,木花開耶姫命,塩土翁,豊玉彦命,豊玉姫命,玉依姫命
だよ。
屋久島には、釣り針を探しにこられたそうだ。
>>74 杉林の中に他の草木や生き物が少ないのはそういう理由だったんですね。
納得しました。
ヒノキチオールは、天然の防虫剤という触れ込みで利用されているようですが
こんな弊害もあったとは。今まで考えもせずに、製品を利用していた自分が
恥ずかしくなりました。
いったい何が正しく何が間違っているのか。都市に住む私にはよくわかりません。
屋久島は一度は訪れてみたい場所だったのですが、生半可な気持ちで来訪
したら申し訳ない。勉強して出直します。
77 :
天之御名無主:03/02/23 05:31
age
78 :
天之御名無主:03/02/23 10:33
>>76 生半可な気持ちで来訪してください。
生半可な気持ちで娯楽目的だけで遊びにきてくださる
お客様が増えることを村人は切望しています(笑
79 :
天之御名無主:03/02/23 10:45
杉やヒノキは、直接人間には有害ではありません。
また、カビ除けや防虫効果もありますので、うまく
使えば人間の役に立ちます。
最近、風呂に増殖したレジオネラ菌などでの死亡例が報告されて
いますが、昔の人がヒノキ風呂を珍重したのも、
ヒノキや杉に殺菌効果があるからです。
杉やヒノキは悪者ではありません。
自然世界では、あるものにとっての悪者があるものにとっての
善者、あるものにとっての善者があるものにとっての悪者です。
森には、そうした自然の構図がたくさんあります。
それから、屋久島には勉強しないで来てください。
山岳ガイドが色々教えますから。(笑
どうもありがとう。
何事も中庸が大切なのかもしれませんね。
「杉」(多すぎ)たるは及ばざるがごとし、なのかしらん。
81 :
天之御名無主:03/02/23 13:11
屋久島では、自然に杉の群生林とかはできないんです。
屋久島には、地元の人間が「絞め殺しの木」と呼んでいる
葛の仲間のツタのような木があって、杉の木に巻き付いて
絞め殺しちゃうんですね。
だから、もののけ姫のアニメで神の森として描かれていた
杉の群生林には、笑っちゃったというか。
どうゆう状況か目にうかぶので。
屋久島で自然林に入り込もうとすると、山岳部出身とか
猟師とかのガイドを付けないと危ないんですね。
人間が歩く道のほかに獣が歩く獣道があって、間違ってそっちに
行ってしまうと遭難しちゃいますからね。
それに、山道は足元が非常に悪くて歩くのが大変なんです。
そこで、楽に森を見て回ろうとすると、営林署のトロッコの線路
を歩かせてもらうことになるんですが、
当然ながらトロッコ道沿いの森は、すべて植林された杉林なんです。
だから、あの作品を見ると、ああ、舗装された綺麗な道や階段の
ところだけ見てまわったなと分かって、なんかほほえましいんです。
自然林は恐ろしい場所なんですね。山というと、人の手が入った里山しか知らないもので。
樹齢1000年を超えるような大杉は、捕食者の「絞め殺しの木」に
屈しなかった強い木だったんでしょうね。植物の世界にも動物同様の弱肉強食の世界が
存在するといったところなのでしょうか?
人にとって利用価値の低いクズ木だったから生き残ったって事もあるよ。
縄文杉伐ったとしてもあんな節だらけの材木なんて建築資材にならないでしょ?
84 :
天之御名無主:03/02/23 21:20
もののけ姫のモデルは、猿にさらわれて山に
消えていった愛子の民話がモデルのような気がする。
愛子がさらわれていった山は、愛子岳と呼ばれている。
85 :
天之御名無主:03/02/24 00:51
江戸時代、1本の木を切り倒すのには大変な労力がかかったし、
命がけだったので、きるまえに、まず長方形の覗き穴を
杉の木にあける。
そして、木の中心部が腐っている木は切らない。
木は、表皮が細胞分裂して生長するので、
木の中心部が腐って抜け落ちてしまっても、
表皮さえ生きていれば成長する。
86 :
天之御名無主:03/02/24 03:42
楠系の木の葉は手ですりつぶすと、防虫剤みたいな
匂いがするよ。これが樟脳の原料。
日本での最初の製造は元禄年間(1700年頃)に当時の琉球(沖縄)から
生産技術が伝えられてきたとされています。
また、これらの木は、セルロイドの材料としても
重用されたんだけど、
可燃性の強いセルロイドは、石油製品の台頭とともに市場から
駆逐されてしまった。
かつては、日本で生産されるセルロイドをキャラクター商品として
世界に輸出するために開発されたのがセルロイドの
キューピー人形。
このキャラクター商品の人気によって世界に大量に
日本製セルロイド人形が輸出されたんだ。
もののけ姫みたいなアニメのキャラクター商品の
走りだね。
87 :
天之御名無主:03/02/24 13:51
屋久島には三岳信仰があるが、この山岳信仰の神は
天津日高彦火々出見命ではないんだろうなあ。
あくまでも天津日高彦火々出見命は来訪神で、
天津日高彦火々出見命をもてなしたのが三岳の神なんだと思う。
もののけ姫では鹿を神の使いとしていたが、あれは
むしろ春日大社や吉田神宮の藤原氏の氏神の眷属で、
天津日高彦火々出見命の眷属じゃなかったと思う。
ちなみに、屋久島には猪や山犬はいません。
屋久犬ってちっこい茶色の犬はいるけどね。
屋久の動物は、本土の動物より小型で色が濃い。
日本の猿や鹿の亜種らしい。
88 :
天之御名無主:03/02/24 15:54
キューピー人形の元はアメリカだよ
90 :
天之御名無主:03/02/25 10:05
>>89 キューピーもビリケンさんも共に元はアメリカだけど、
キャラクター商品として大量に輸出してたのは日本だよ。
日本が開発したのはセルロイド製のキューピー人形。
91 :
天之御名無主:03/02/25 16:31
海上アルプス 椋鳩十 著 八重岳書房
を昔、夏休みの読書感想文で読んだ。
感慨深いものがあった。
92 :
天之御名無主:03/02/25 17:42
test
あぼーん
94 :
天之御名無主:03/02/25 22:31
アシタカビコって実在のエゾの反乱者じゃん
95 :
天之御名無主:03/02/25 23:59
アシタカヒコ(可美真手→アジスキタカ彦)
なのかな?
>>94 アシタカビコはどんな人ですか?
聞いたことないもんで。
ナガスネヒコのもじりかと思った
97 :
乱交は日本の文化です!:03/02/26 00:55
99 :
天之御名無主:03/02/28 09:30
アシタカビコについて誰か教えてくれ〜
ものすごく気になるぞ。
100 :
天之御名無主:03/02/28 19:12
もののけ姫に出てくる火砲兵器の石火矢は、あきらかに
琉球のヒャーだな。
首里城後の発掘現場から出てきた火砲と形状が同じだ。
ただ、琉球製は石弾を使うのが通常だったが。
本土で、類似の火薬兵器が登場したのは、室町時代の
京極氏の内乱で、矢に火薬筒を巻きつけて発火させて
敵陣に打ち込む形式だったと思う。
種子島以前に関しては、「てつはう」とは
鎌倉時代の蒙古襲来で蒙古が使用した炸裂弾をさした
言葉なので、「鉄砲」と混同しないようにしなきゃいけない。
火薬燃焼によって武器を長距離飛ばすロケット兵器はたしか
火龍と呼ばれていたと思うが記憶が定かではない。
琉球は、ヒャーの圧倒的火力を原動力として近隣諸島を侵略し、
植民地化して勢力を拡大していった。
最終的に琉球が島津に侵略されたのは、種子島に最新式火砲が
上陸していたのに、自前の火砲に固執したことも一因と言えるだろう。
あぼーん
102 :
天之御名無主:03/03/01 15:17
ぽんぽこに繋がるところがあるように思えた。
もののけ→ぽんぽこ→耳をすませば
103 :
天之御名無主:03/03/02 03:47
耳をすませばの続編の猫映画のおまけについていた、
ジブリーズとかいう短編アニメ、わけがわからなかった。
はっきりいってつまんなかった。
猫アニメのほうは、まあまあだった。
104 :
天之御名無主:03/03/02 03:50
バロン伯爵のシリーズの猫は、猫らしくないから
おもしろくない。
猫に対する観察なら、小林まことのファット、マイケルのほうが
猫独特の性格を詳細に観察してて面白かった。
ぽんぽこは面白かった。
105 :
天之御名無主:03/03/02 10:47
阿波の金長大明神の現在の祠は、
映画会社が建設したもの。
昔のお狸さまの説話をもとに制作した狸合戦シリーズが
大当たりしたことへの御礼として、映画会社が
寄進した。
現状では、おたぬきさまの祠は区画整備により移転を余儀なくされている
場所もあるが、移転した祠は、
徳島市の椎宮神社脇に密集して祭られている。
すこし、神社から横道にそれた場所にあるので、
注意して見なければ見逃してしまう。
また、椎宮神社は、お菓子作りの神様が祀ってあり、
神社の石段の下には、湧き水の雲龍水がある。
106 :
天之御名無主:03/03/02 10:59
>>99 まず、石火矢とかアサノ公方なんてキーワードに反応してみると、舞台は室町中期、15世紀
ぐらいなんじゃないかな。(応仁の乱の前なのか、後なのか判らん)
で、オープニング間も無くアシタカの村のばっちゃんが、500年昔に朝廷との争いに敗れて、
隠れ住んで云々見たいな台詞とアシタカが北の果てから来たって台詞で思いつくのは、
源頼義+八幡太郎義家による、前九年、後三年の役かね。
あるいは、実際に奥州藤原氏が滅びる源頼朝による奥州征討。
まあ、どっちにしろ奥州藤原氏の末裔って線は濃厚で、旅の途中で米の代金を砂金で
払っているのも見逃せないポイント。
108 :
天之御名無主:03/03/02 11:45
見張り台、堀のようなものがあったことを考えるとあの村の周りには何か外敵が居たと考えられるが
集落同士の小競り合い等ということで納得して宜しいでしょうか。
砂金の存在、獣ではなく対人の闘い方を見るとあったっぽいな。
というかアシタカが人間相手に何のためらいもなく射殺してるところでかなり戦闘なれしてるな。
「日本書紀」
東の国の人々は性質が凶暴で乱暴ばかりしている。
国を治める人がいないので、領地争いばかりしている。
山には悪い神、野には悪い鬼が住んで、道を通る人に悪いことをしたり、苦しめたりしている。
中でも最も強いのが蝦夷である。蝦夷は男と女が雑居して暮し、親子の礼儀を知らない。
冬は穴に住み、夏は木の上で暮らしている。
獣の皮を着て動物の血を好み、兄弟は中が悪くて争ってばかりいる。
山を登るときは鳥のように速く、獣のように野原を駈けまわっている。
人から恩を受けてもすぐに忘れるが、人に恨みを持つと必ず仕返しをする。
自分の身を守ったり、仕返しをするためいつも頭の髪に矢を差し、刀を隠し持っている。
仲間を集めては、朝廷の国境に侵入して農家の仕事を邪魔し、
人を襲っては物を奪ったりして人々を苦しめている。
征伐するため兵士を差し向けると、草に隠れたり、山に逃げたりして、なかなか討つことができない。
こちらの視点で書いたのでかなりの偏見があるけど五行目辺りはアシタカの村のようだ。
112 :
天之御名無主:03/03/02 17:13
アシタカの村は、農耕基盤が見受けられないし、
風俗がアイヌとは異質だったので、おそらく近隣の奥州藤原氏の
残党や交易に来たアイヌを襲撃して略奪したり、狩猟をなりわいとしていた
蝦夷に思える。
もののけ姫でアシタカが持っていた金は砂金というよりは
精製された粒金だったが、砂金と違い、工業基盤がないあの村では
粒金の製造は無理だろ。
多分、近隣の金掘り村から略奪してきたものだと推測がたつ。
また、馬上弓は非常に高度な技術を必要とし、
専門の戦闘訓練やかなりの実戦経験がなければ、
あれだけの命中率は無理。
コストとリスクを考えれば狩猟には馬上弓は不要なので
、ある程度の規模の対人戦闘をかなり経験していると思われる。
113 :
天之御名無主:03/03/02 17:22
奥州藤原氏は、日本海ルートで大陸と交易を盛んに
おこなっており、経文の代金を多額の砂金で支払い、それが後に
マルコポーロの耳に入り、ジパング黄金伝説となったという
説もある。
通商国家的様相が強く、ファッション情報には敏感で、
風俗は京の都風の風俗を好んだらしい、アシタカの村の風俗とは
大きく違うとの推測がたつ。
114 :
天之御名無主:03/03/02 17:34
実は、戦闘の名人といわれる源義経は、馬上弓ができなかったと
言われている。
馬上弓は、幼少より特殊な戦闘訓練を受けていなければ、
一長一短にできるものではない。
幼少期、捕虜として生活していた義経はそれを経験していない。
そこで、源義経は少人数による白兵奇襲攻撃を好んだ。
だが、白兵戦では戦闘による死傷者の数が増大し、
死者への保障と負傷者への福利厚生に莫大な経費がかかる。
だから、参謀についた梶原景時は、源義経の
奇襲作戦にことごとく反対したと言われる。
歴史物語では悪役に描かれる梶原景時であるが、
思えば気の毒な役回りである。
115 :
天之御名無主:03/03/02 18:05
>>107 情報ありがとうございます。
わざわざ、検索、サンクスです!
116 :
天之御名無主:03/03/03 17:59
不遇の死をとげた賢者や勇者、被征服者の長などを神として
お祭りする通例は多いのですが、動物の祟り神というのは
さほど数あるわけではありません。
有名なのはお松大権現でしょうね。
やっぱり猫ですね。
117 :
天之御名無主:03/03/04 21:03
こうしてみると、宮崎駿は蝦夷をかなり詳細に研究してたんだな。
よくアイヌと混同されるが、
アイヌはシシャモや鮭をとったり木の実を採取するとともに、
日本人やロシアの原住民と広域的に貿易をしていた通商的民族
で、豊かな経済基盤をもっていた。
昆布、鮭の干物などが輸出産品で、ロシアの原住民から
アザラシの毛皮を買って日本の戦国大名に売却するなどの
商社的売買もしていた。
近隣にそうした大きな経済基盤をもった民族が存在したので、
蝦夷が略奪によって生計が立てられたという背景がある。
118 :
天之御名無主:03/03/04 22:00
そうか・・・うち土地的に蝦夷の歴史があるけど、
アイヌとは違うってソコなのか。
金山の跡地もあるけど、略奪したりしてたんかなあ・・・
蝦夷に征服されてた原住民ってことかな。
縄文土器もバリバリ出土します。
アシタカの蕨手刀も・・・
119 :
天之御名無主:03/03/04 22:11
>>118 「日本書紀」の記述にある蝦夷はそうですが、
地元の蝦夷が何をやっていたかは分からないので、
地元の図書館の古文書とか郷土史家の文献を読んで
研究してみてはどうでしょうか?
アシタカの村は農業基盤が無かったので、略奪によって
生計をたてていたとしか考えられませんが、
東北地方の縄文遺跡には、栗の巨大な栽培林を保有していて、
栗の採取によって生計をたてていた集落もあります。
ケースバイケースだと思いますよ。
120 :
天之御名無主:03/03/04 22:29
蝦夷は幼少より対人戦闘に熟練していて、
その戦闘力にも定評があった。
大和朝廷が全国の要所の防衛に当たらせた防人も
その多くが蝦夷や隼人じゃなかったのかな。
百人一首にもとか平安時代の歌にも
防人の歌とかが多くあるので、
文化程度は高かったんじゃないかな。
121 :
天之御名無主:03/03/04 22:59
阿弖流為は、有能な人物らしかったが、
阿弖流為が坂上田村麻呂に討たれてから蝦夷は
散り散りになってゲリラ化してしまったので、
不可抗力ともいえるのだが。
122 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/03/04 23:17
渡島蝦夷について南北朝時代に書かれた某縁起は
「男は骨製の鏃に毒を塗って放つ。女は合戦の時には後方で木の棒を削った
幣のようなものを振りながら奇声を発する。男女共に馬が無くても風のよう
に山野を駆けめぐる」と述べています。
津軽海峡は古代からしょっちゅう人の渡るものであったらしいので、アイヌ
と完全に分けて考えることは難しいでしょうね。
東北地方の蝦夷も(最初の方に記した通り)反乱を起こしたり交易を盛んに
行ったりと意気盛んでした。安東氏も蝦夷の出であったという。
>>119 京都の支配権だとどうしても情報が偏るからね。
蝦夷の土地なら郷土資料館等に本当の蝦夷はどのようなものだったのか、分かる気がする。
こちらのは余りにも偏見がありすぎる。昔の絵巻に蝦夷が載ってたけど鬼のような顔してたし。
124 :
天之御名無主:03/03/05 14:12
冒頭のシーンで村が深刻な若者不足でアシタカに
村を捨てられるのは困るといっていたが、そうなると
略奪で生計を立てていたとは考えにくい。
125 :
天之御名無主:03/03/05 14:19
>>124 普通に農耕生活していて、どうして深刻な若者不足に陥るの?
しかも映像では豊富に女性はいたし。
男性だけがアンバランスに不足するのは、戦闘による死傷者が
多いからでしょう。
しかも、農業基盤もないのに、どうやって生活しているんですか?
126 :
天之御名無主:03/03/05 14:22
>>124 どの文献を元に、そのような発言をしているのですか?
完全に理論破綻しているのですが。
127 :
天之御名無主:03/03/05 14:29
日本はそもそも天照大神を崇拝する女系中立型の
文化形成がなされていたが、それが男性中心主義に
傾いた次期が2度ある。
1度は戦国時代、2度目は第2次世界大戦時。
いずれも、極端に男性が不足して男性が貴重な
存在になったから。
アラブにおいて、一夫多妻制が奨励されたのも
戦闘による男性の死亡によって、男性に希少価値が
出たから。
女性が多数いて、男性が貴重視されるのは、男性の
数が不足しているから。
成人男性が貴重視される傾向をとりあげて、
戦闘による生計がないと正反対のことを言う
理論が分からない。
128 :
天之御名無主:03/03/05 14:35
>>124 先のレスを読めば、対人戦闘にしか必要でない
馬上弓を習得している点や、人を殺傷してもまったく
動揺しない状況から、かなりの数の人間を
殺傷しているのは明らかだと思うが。
馬上弓の問題と経済基盤の問題の矛盾をどう考えているんだろうか?
129 :
天之御名無主:03/03/05 14:40
まあ、これはアシタカの村の個別のケースであって、
貿易や農耕のようなことをやっていた蝦夷の村も
当然あったでしょうね。
これは、あくまでもアシタカの村の個別のケースです。
130 :
天之御名無主:03/03/05 14:56
そういえば、ナウシカが激怒してはじめて人を殺したときも
かなり恐怖に震えていたな。
宮崎先生、けっこう心理描写の芸が細かいな。
131 :
天之御名無主:03/03/05 16:38
まあ、
>>124 にあまり突っ込みまくるのもかわいそうなわけだが(笑
132 :
天之御名無主:03/03/05 21:19
自然人類学の見地からいくと、当時の蝦夷は
反っ歯でエラがはった顔立ちをしており、
都人は、細面であごが小さい顔立ちをしていた。
時期的には鎌倉時代前期の村落の発掘調査だったが、
遠方地域と交流の少ない近親交配を繰り返している
地域ほど、反っ歯とエラ張りの傾向が強い。
だから、昔の絵巻物に描かれている蝦夷の姿は
あたらずとも遠からずという感がある。
これは血統的要因ではないので、蝦夷でも、
対外交流が盛んな地域から発掘された人骨は
細面の顔立ちである。
民族板とは思えぬスレの伸び
>>124えらい!
おいらこの映画最初に見たとき、設定の上手さにビックリした。
まず、森光子の説明によると、時代は朝廷の力が衰え、それに代わった
将軍も実力を失いつつある時代。
つまり、天孫降臨の神話や伝説の時代に変わって実力のみの時代が
始りつつある時代に、舞台は木を大量に消費して水を汚す公害の代表格
たたら場、そこで作っているのは武器だし、主人公は朝廷=神に逆らい、
国を失った蝦夷の末裔。
そして、物語は神殺し・・・いいねぇ。
その割に中盤だれるんだけど、ラストは結構好きだよ。
「会いに行くよ、ヤックにのって」
地元の図書館の郷土資料は結構いっぱいありましたね。
学生当時は関心薄くて読んでなかったなあ。(そういやアテルイブームが)
帰省したときにでも親父が詳しかったりするので聞いてみます。
戦闘民族とタタラで思い出したのは、高橋克彦の説との関連性。
製鉄民として出雲地方と蝦夷地方の民族に繋がりがあるとかないとか。
日本刀発祥の地は平泉で、族長レベルは蕨手刀でなく日本刀(の走り?)
だったそうです。・・・アイヌ蝦夷スレかなんかに書いたかなこのネタ。
あと竈神(カマドガミ)発祥地って言われてるけどこれもタタラっぽい。
私の実家のある市の名前ははアイヌ語で「戦の最前線」という意味らしい。
アシタカの村はやはりうちのあたりからもっと北の気がします。
まさしく根絶やしにされた場所なので。アシタカが渡ってる川は北上川?
おまけ
前九、後三は言葉の行き違いからのトラブルだったらしくてなんか悲しい。
135 :
天之御名無主:03/03/05 21:51
アシタカの村の女が市女笠かぶっていたのは妙だったな
136 :
天之御名無主:03/03/05 23:22
>>133 細かいことだが、鉱毒を出すのは銅山と思われ(笑
鉄は、茄子のヌカヅケや黒豆の色だしに使うくらいだからなあ。
タタラが公害の代表格ってのはいくらなんでも無理がある。
>>136 それがなぁ、そうでもないだよ。
確かに鉱毒とかは、銅ほどじゃないけどタタラ製鉄から排出されるノロの投棄は、
水を汚すし中々の環境破壊っぷりなんだよね。
138 :
天之御名無主:03/03/05 23:32
出雲はよく知らないが、少なくとも吉備は
山を丸ハゲにしたような古文書は知らない。
それから、血吸川は最初から山から流出した酸化鉄で
赤褐色で、もののけ姫で出てきたような澄んだ水の
清流なんて考えられない。
どうみても、あれは鉄鉱石の産出する山じゃない。
139 :
天之御名無主:03/03/05 23:46
吉備で製鉄に関わる温羅伝説があるのは総社だが、
刀剣作りは備前長船が盛ん。
玉鋼の製造と刀剣作りは分業されていたから、
もののけ姫の描き方には違和感がある。
刀剣作りは昔から神道と密接な関係があって、
全員、地元の神社の氏子でもある。
鍛冶場にも神棚が必ず祀ってあるし、
刀剣を鍛える前には必ず神に拝する。
森の神がその気になれば、
地元の神社の巫女に神が神がかりになり、
特定の森の木を切るなと告げれば、絶対に
神山には手をつけない。
事実、全国には信仰の対象となっている山が沢山ある。
神殺しなどという状況は、まったく考えられない。
むしろ、タタラに関係しているのは温羅やスイートンや
一本ダタラなどの鬼や妖怪だろう。
140 :
天之御名無主:03/03/05 23:53
九州の有田に関して言えば、
有田を支配下におく鍋島家は山林の過剰伐採を防ぐために
窯元の数を削減し、許認可制にして、非常に神経を
使っている。
歴史の現実を見ると、
自然破壊には程遠いと思うのだが。
むしろ、山林破戒が激しかったのは、中国王朝だろう。
コビ砂漠の拡大は中国王朝による山林伐採が起因している。
141 :
天之御名無主:03/03/05 23:57
>>137 タタラ製鉄でどんな毒素が流出してるの?
タタラ製鉄で毒素が流出してるって話は聞いたことないんだけど。
142 :
天之御名無主:03/03/05 23:59
143 :
天之御名無主:03/03/06 00:04
>>137 ひょっとして
歩ケラから出る銑のこと言ってるのか?
何で、銑が環境汚染になるのか、分からないんだが、
大鍛冶場の火窪で脱炭し鍛冶して割り鉄にすれば、
釘の材料にはなるだろ。
144 :
天之御名無主:03/03/06 01:19
もののけ姫で登場したタタラ場はエボシ姐が率いた独立勢力として存在している設定じゃないのか?
「通常のタタラ場では考えられない事やってるから効率いいんだよウヒャヒャ」みたいな状況が語られてるから、
皆伐して土壌流出して水中の栄養素が欠乏してって事も劇中のタタラ場に限っては言えると思うが。
それから、アシタカや蝦夷が憎んでるはずの神と、シシガミは別でしょ。
帝も神殺し許可してるし。
だからアシタカは「エボシ姐さん、そりゃやりすぎですぜ」って側面と
「山削らないと繁栄しないってのも分かる」って側面があったんだと思う。
神派と人派の間で葛藤してる。
山犬とかは神派、タタラ勢力は人派、アシタカは「見極める」って言ってるんだから中立。
サンは元々神派だったけど少しずつ人っぽく。
完全に分けるのは問題あるかも知れないけど両方の間で主人公が揺れてるから
あの映画は面白かったんだと思う。
145 :
天之御名無主:03/03/06 01:28
>>144 ここのスレで、実際に山に住んでる人たちが書いた
鉄砲水とかのレスも読んどいたほうがいいと思うぞ。
146 :
天之御名無主:03/03/06 01:40
刀鍛冶は本来、神派なわけだが。
147 :
天之御名無主:03/03/06 01:44
迦具土神から派生した武甕槌神が剣刀神なわけで、
神座を荒らす者に刀鍛冶が刀剣のノウハウを
教えることはありえない。
148 :
天之御名無主:03/03/06 01:51
>>144 日本で、タタラ製鉄のために神山を皆伐したって記録は
今まで見たことがないんですが、何か参考文献はありますか?
出雲の製鉄だと尼子氏縁起録とかそういう本かな?
もののけ姫に出てきたタタラで皆伐してるって>144は言ってるんじゃないのか??
150 :
天之御名無主:03/03/06 02:01
山の神といえば大山祇命なわけだが、
その総本社が三島大社の海洋神社なのは面白い。
大山祇命の娘婿が邇邇芸命で、
邇邇芸命の天孫降臨を助けるために
出雲の国譲りをおこなったのが武甕槌神、伊波比主命
なわけで、これに反抗して東国に逃げたのが建御名方神
なので、ある意味、意味深だわな。
151 :
天之御名無主:03/03/06 02:05
>>149 地盤が鉄鉱石で表層土の累積が薄い地域で、
皆伐なんかやったら、タタラ場が鉄砲水でやられるだろう。
まず、現実と照らし合わせてリアリティーはない。
152 :
天之御名無主:03/03/06 02:38
まぁノンフィクションじゃないんだしな。
153 :
天之御名無主:03/03/06 02:41
たたら製鉄でつくってたものは、平時は打刃物、農具や包丁、
やっとこといった平和なものの材料。(今はかみそりと刀)
末端消費者の農地の地質や癖を察して
野鍛冶がいろいろ製作するその材料だ。
なんで消費者の住んでいる環境破壊をするはずがあるのか。
むしろ木地師が山の7合目以上を無許可で丸裸にしていたほうが問題。
また、たたらは一度に一山の木を使ってしまうので、
回復年限を見据えながらやらないと自分が廃業する羽目になる。
また毎回木のある山に移動して製鉄するので、外部の敵からは真に弱い。
ひたすらお客さんである地元の人といい関係を保たざるを得ない。
154 :
天之御名無主:03/03/06 05:52
つまらない流れになってるな。
155 :
天之御名無主:03/03/06 10:53
>>152 まぁ、それを言ってしまえば、
歴史上を舞台にして作品を作った意義自体を
否定してしまうことになるのだが。
156 :
天之御名無主:03/03/06 14:26
自然保護団体の方々が乗り込んできた伊予柑
>>131 なんとなくだけど、「アシタカが略奪なんて悪事を働くはずがない!」みたいに
読めちゃったもんで、個人的に
>>124にカチンときた。
158 :
天之御名無主:03/03/06 21:04
蝦夷すべてが略奪をやっていたわけではないが、大和朝廷と
交易をおこなっていた蝦夷は、貿易に相応した防人の分担をしていたので、
大和朝廷との行政が隔絶されたアシタカの村のような組織は、
略奪でもしなければ生きていけないということだ。
この当時の村の自給自足率ってどのくらいだったのかな?
160 :
天之御名無主:03/03/07 02:12
自給率に関する詳細なパーセンテージの文献は見たことないなあ。
誰か詳細な資料もってる人います?
162 :
天之御名無主:03/03/07 16:26
もののけ姫に出てくる神に山にはイワクラが無いのが不思議だなあ。
163 :
天之御名無主:03/03/07 16:37
もののけ姫に出てくる自称神は、ただの妖精だろ。
神の眷属にすら及ばない。
だいたい、神が本気で怒ったら、人間と直接戦闘なんかしない。
高千穂の神々の所以は、瑞穂を司るところからきている。
高千穂の神を軽んじればたちまち稲穂を枯らし、人々を
飢餓に陥れ、疫病を蔓延させて貴人も殺し、
雷を落として御所すら崩落させる。
人間たちが、恐れおののき、ひざまずいて許しをこうまで
それをやめなかった。
もののけ姫にでてくる弱ちい自称神は神じゃない。
まだお狸様の金玉のほうが強い。
164 :
天之御名無主:03/03/07 16:44
はあ。すべての神々が同一の体系に属してるわけないだろ。
もののけの神は別に怒ってなかったろ。
シシガミとかはひたすら善悪のない感じだった気がする。
モロとか乙事主とかより獣に近いやつらは文句なく怒ってたけどね。
やつらは長く生きた動物って雰囲気だから確かに妖精みたいなもんですな。
166 :
天之御名無主:03/03/07 16:48
高千穂の神々の祟りの話や、為政者の神への謝罪は過去のものではない。
今から10年ほど前に年初の伊勢神宮への公式参拝のさい
農林水産大臣が「この飽食の時代にいまさら稲穂の豊作でもない。」
「米余りで減反政策が大変なので、ほどほどにしていただきた。」と
稲穂の神を軽んじる発言をした。
その年、米は近代史上希にみる大凶作に見舞われ、
日本の米倉庫はカラになり、緊急にタイ米を輸入する結果になった。
政府関係者は慌てて伊勢神宮に謝罪にいったそうだ。
おぼえている人は少ないかもしれないが。
167 :
天之御名無主:03/03/07 16:54
>>164 神と妖怪と妖げつと妖精の違いが分かってる?
168 :
天之御名無主:03/03/07 17:01
>>164 もしかして、日本神話の世界観の中に
ゾロアスターとかヒッタイトの価値観も
含むと思ってるの?
169 :
天之御名無主:03/03/07 17:09
>>168 >>167 道教の観念を入れている段階で、君もアウトなわけだが(笑
つーか、妖げつとか、封神演義の読みすぎ。
170 :
天之御名無主:03/03/07 17:11
171 :
天之御名無主:03/03/07 17:26
日本の神話の世界観の中に道教の話を持ち込んできた
>>168 >>167 は痛いが、
>「日本」とひとくくりにできるあなたがうらやましい。
とか言ってる
>>170 がいちばんうらやましい(笑
たぶん、
>>168 >>167 は、おそらく封神演義の価値観を下敷きにして
発言してるんだろうが、
>>170 は、何の文献を元にして発言しているのか?
たしかに、日本のスタンダードな祟りの形式は、
凶作、疫病、落雷、洪水だ。
人をそれだけ見下しような発言をするなら、
それ相当の学問的基盤があるんでしょうね?
172 :
天之御名無主:03/03/07 17:34
「乙事主鎮西猪族総大将」
という名称を自ら名乗っている段階ですでに日本神道の
価値観で物語が推移しているのであり、
多様な価値観の世界観ならば、当然、
「熊襲の総領」となのるべきだろう。
>「日本」とひとくくりにできるあなたがうらやましい。
と言ってる人は、ホントにうらやましい人なわけだが。
173 :
天之御名無主:03/03/07 18:26
たしかに、お狐様は合戦をしないが、
お狸様は合戦が好きだな。
お狐様はお稲荷様の統括の元に統制されているが、
お狸様は独立勢力だからなあ。
神道の眷属ではなく、独立勢力として
神格をもっているのは、お狸さまがほとんどだろう。
例外的にお松大権現は猫だが。
大権現というからには、お松大権現は仏教系なのだろうか。
温羅は総社にお祭りされてるが、あれは、鬼神の系統だしなあ。
174 :
天之御名無主:03/03/07 18:33
本当の鎮西総大将は九千坊なわけだが。
175 :
天之御名無主:03/03/07 19:25
176 :
waiwai:03/03/07 19:35
177 :
天之御名無主:03/03/07 23:44
>>175 そういう事で騒ぐと、神道の効力を宣伝することになると
思ったのか、左翼マスコミは無視してたみたいですが。
178 :
天之御名無主:03/03/08 15:37
>はあ。すべての神々が同一の体系に属してるわけないだろ。
>「日本」とひとくくりにできるあなたがうらやましい。
とか、高千穂の神から外れた神にえらくこだわってる人がいるが、
中国地方で高千穂の神の範疇からはずれる神で、しかも
もののけ姫に出てきた生き物に該当するけもの神って・・・・・。
ひょっとして犬神か?
それって、呪詛の蠱毒じゃないか。
うわ〜、
呪われるのがイヤだから、詳しくは言わないけど、
うわ〜、
179 :
天之御名無主:03/03/08 15:42
もし、宮崎駿がそれを意図としてわざと描いていたとするなら、
最悪なわけだが。
道理で蝦夷だったり呪いだったりするわけだが。
181 :
天之御名無主:03/03/08 22:43
ここに書き込んでらっしゃる方の多くは文化人類学の研究とか
してるんでしょうが、四柱推命や神道関係の人間から
見ると宮崎氏のやり方は冷や冷やする。
神道では言葉には言霊がこもっていると考えるし、
式神を飛ばすとか呪詛とかも信じているので、
そういう話題が出てくると緊張する。
182 :
waiwai:03/03/08 22:45
>>181 むふ、面白そうなんで釣られてみよっと。
>神道では言葉には言霊がこもっていると考えるし、
>式神を飛ばすとか呪詛とかも信じているので
これって、もしかして陰陽五行道のことかいな。
まあ、晴明神社とか在って陰陽師が神格化されているんで、神道って
逝っているのかもしれないけど、本来まったくの別物でしゅ。
神主や禰宜は式神を飛ばしたり、占いやったりはまあせんわね。
184 :
天之御名無主:03/03/10 00:42
>>183 いや、山陰の某秘密結社のこと言ってるんですよ。
そっち系の言葉を発しただけで、言霊に反応して
式神飛ばされるって言われてるので、係わり合いになりたくないって
言ってるだけです。
神主が式神を飛ばすとは言っていません。
迷信といわれるかもしれませんが、
私は言霊を信じているので、そちら系の言葉を
軽々しく発するのは危ないと思っているだけです。
あんまり、係わり合いになりたくないんですが・・・。
あぼーん
186 :
天之御名無主:03/03/10 21:29
>>183 先生が、深追いはしてはいけないと今日、お叱りをうけた。
怖いので、もうここのスレには描かない。
キーワードを言ってしまった人、護身の法を知らない人で
呪詛が怖いと思う人は、
近隣で沢山人が行く大きな神社で浄砂を買ってお譲りいただき、
使い方を神社の神官の方にお伺いになり、
結界をはって身を守るように。
それでは。
187 :
天之御名無主:03/03/11 00:59
宮崎さんは「ちょっと危ない」のが好きなのかも。
188 :
天之御名無主:03/03/11 01:06
アシタカは蝦夷
189 :
天之御名無主:03/03/11 08:11
>>181 こういうのを信じている人がいるなんて、ちょっと感動!
でも、そういう人をこうやってまのあたりにっしちゃうと何だか気持ち悪いね。
190 :
bloom:03/03/11 08:35
193 :
天之御名無主:03/03/12 14:37
>>191その言い方は失礼だと思わんか?
2ちゃんねるの水準では189の「倫理審査」は乙種合格ぐらいか
194 :
天之御名無主:03/03/12 16:41
アシタカがどこから来たのかと尋ねられた時、「東と北の間より。それ以上は言えない。」
見たいなことを言ってたけど、あれは自分が蝦夷の民族である事を知られると
大和の人間に迫害を受けると知っていたからだったんですね。
(^^)
196 :
天之御名無主:03/03/26 20:35
age
>194 具体的な氏族や集落の名前を出すことで故郷に迷惑の及ぶ可能性を危惧したのでは?
一緒じゃん?
199 :
天之御名無主:03/03/28 11:46
もののけ姫=山姫伝説
200 :
天之御名無主:03/03/28 13:23
オパーイLOVE
201 :
(。・_・。):03/03/28 14:13
イラクの人はここ見てます
http://www.k-514.com ,.-、
/.n l /⌒ヽ
| l l | ,' /7 ,'
, '' ` ー ' '-' /
/ 、_, `ヽ
l , .-. 、`´ l
ヽ ヽ ̄フ /
丶、 ̄____,/
/ ,. - 、 )
(( ( n ([N],ハ_う
ゝ)ノ  ̄ ヽ
/ _ l ))
〈__ノ´ `(_ノ
202 :
天之御名無主:03/03/28 21:18
★一重★目が細いか小さい★目頭がほとんど無い★ツリ目かトガリ目★
★ヨリ目★眉毛がかなり薄い★目と眉毛の間が広い★ハの字眉★
★肌が茶色い★ヒゲが薄いか生えない(男性限定)★
★歯が大きい、または出っ歯★スネ毛など体毛が薄いかほとんど生えない★
★頬骨が強く張っている★彫りが極端に浅く、起伏に乏しい★
★うりざね型の面長★絶壁頭(過短頭)★
以上のうち4つ以上該当すれば朝鮮
203 :
天之御名無主:03/03/28 21:57
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
209 :
天之御名無主:03/10/16 01:42
エボシが帝と取引(利用する)点に注目したい。
エボシの神殺しは帝に認められている。
つまり、シシ神は国振りのまつわろぬ神であり、
帝のオオミタカラのあり方に服さないカミである。
その点、アシタマとしし神は、共に帝からは
抹殺されるべき存在であるわけだ。
アシタカ
アシタカって名前、スネナガヒコからヒントを得たのではないかと思う今日この頃。
212 :
天之御名無主:03/10/20 20:09
>211それは宮崎駿も言ってました。
アシタカは劇中大和語を話していましたが、エミシは独自の言葉と
大和語を使い分けることができたということでしょうか?
それと、アシタカは自分の故郷をうやむやにしていましたが、仲間を
迫害から守るためだとしても、この間アイヌの写真集を見たら、かなり
和人とは違う顔立ちをしていました。混血が進んでいない16世紀の西日本なら、
タタラ場の人間たちとアシタカの違いは歴然だろうのに、それでもばれない
もんなんでしょうか?映画だから都合よく作っているだけ?
213 :
天之御名無主:03/10/24 02:14
そうそう。いくら自分の故郷を隠そうとしたって、訛りで蝦夷出身かどうかくらいわかるだろ。
それともアシタカは発音矯正でもしたのか。
214 :
天之御名無主:03/10/24 09:58
もののけ姫の元ネタはギルガメッシュ叙事詩ですよね?
エボシ=エンキムドゥ
シシ神=フンババ
シシ神の森=レバノンスギの森
違うのかもしれないが。
215 :
天之御名無主:03/10/24 22:39
>>212 たしかにアシタカは宮崎アニメではやや眉が太いかも。
でも、アイヌの方で和人ぽい顔立ちの方は少ないかもしれないけど、
和人でアイヌぽい顔立ちの人はいっぱいいそうですよね。
和人は遺伝的にも混血種なわけだし。
とはいえ、服装、乗り物、武器、髪型、発音などからバレるでしょうけど。
216 :
天之御名無主:03/10/24 22:46
当時の大多数の日本人(=百姓)は生まれた村の中だけで人生を終わったと
想像すると、村訪問者である旅人、商人、芸人などの「客人(まれひと)」
はみんな「Stranger(変わり者、異国人)」と見えてたのかも?
ジコ坊(字不明)には「古の種族がいると聞く」と正体を見破られてるけど、
彼は見聞が広く、学識もありそうだし。
でも、市場やたたら場なら色々な地方の人間が集まってきてるから、
そこの住民なら、さすがに和人の最大公約数からはずれているアシタカが
「変わり者」というのを超えて「異国人」だって見抜かれるかな?
217 :
天之御名無主:03/10/26 13:13
だけどもともとタタラ場ははぐれ者や社会のはみ出し者の集まりだから、
異国人にも寛容なんじゃないの?
218 :
天之御名無主:03/10/26 23:43
>>217 作品中の雰囲気はそんな感じだったね。
女郎屋から女たちを買い取り、不具者にも優しい(障害者になるまで鍛冶仕事に
打ち込む自己犠牲があったからこそ愛情を注がれたともいえるかな)
烏帽子御前を中心とした組織には差別意識を許さないものがありそう。
なにより、あの時代に男が女衆にコケにされても笑って見過ごしてるし。
女衆がハンサムで紳士的なアシタカにすぐに打ち解けて親切になっているなど
許容し包み込むような母性共同体が描かれているように思いますた。
そして、それとは正反対ともとれる武装化は、烏帽子がユートピアを
防衛するための手段。たたら場は強固な要塞と見えて常に周囲につけ狙われ
脅威にさらされているがゆえに、侍やもののけと争い、ミカドに利用されて
いると知りながらも敢えてそれに乗ることで、たたら場の存在を死守する。
烏帽子御前の存在は、「大菩薩峠」(中里介山)のお銀に重なります。
命をかけて守るものを持ちながら、それも泡沫の夢と相対化してしまうような
醒めた感じ、いい味だしてますよねえ。
>>218 母性共同体
武装化は、肝っ玉おっかさんが我が子(ユートピア)を守るときの
勇ましさみたいなもんですねw
烏帽子が鍛冶仕事による労災者(?)に優しいのは、勤労に対する
高い評価だと思う。というか自ら道を切り拓くタイプの烏帽子にとって
怠慢は軽侮すべき罪なのではないかな?
だから落籍れた女衆はタタラを踏み、男衆は戦ったり牛方をする。
身分や生まれではなく、人物の器によって職責は与えられ、与えられた
職務には忠実に従うものが尊ばれる。働かざる者食うべからずの精神。
憲法13〜14条の精神です。ただし、「人物の器」を判定するのが
烏帽子御前という絶対専制君主なところが現代民主主義とは違いますけど。
まあ、現代民主主義なんて衆愚政治の一歩手前だから優劣はつけがたいですね。
で、憲法14条1項により、
「すべて国民は、法の下に平等であって、
人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、
政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」
を適用すればアシタカは暖かく迎え入れられる、と。
(現代日本には外国人に参政権がないなど、憲法14条解釈には議論のあるところですけどね)
>219 帰化すればOKじゃないの?>参政権
外国でも自国民以外に参政権与えてるところあるのかな?
>>220 やはり自分のアイデンティティに関わることですので、
帰化まではしたくないという方が多いようで。
しかし、市民として過ごし、税金も払っているのに参政権が
ないってのは納得がいかないみたいで。
アメリカとかは何年以上在住で市民権が得られたりするらしく。
日本でも三重県あたりで北川前知事が諮問委員会つくってて
参政権付与の方向で動いてたけど北側さん辞めちゃったから
どうなったのやら、その辺はうやむやむにゃむにゃ・・・
222 :
天之御名無主:03/11/02 23:51
サンについてだけど、サンは生贄である話が劇中にあったけど、
サンのもとの身分はどういう生まれだったのでしょうか?
223 :
天之御名無主:03/11/04 18:42
普通の村娘だろ。
224 :
天之御名無主:03/11/06 22:43
タタラ場のおなご衆が鞴踏みながら歌う歌の歌詞知りたい
225 :
天之御名無主:03/11/07 00:10
>>224 一つ二つは赤子も踏むが 三つ四つは鬼も泣く泣く タタラ女は黄金(こがね)の情け 溶けて流れりゃ刃に変わる だったと思う。 手元に資料がないのでうろ覚えでスマソ
226 :
天之御名無主:03/11/08 02:12
既出で、大したことじゃないかもしれないが、タタラの中に児童から
下の年齢の人間がいなかった気がするんだが、これは何か、監督の
意図と関係あるのかな?
227 :
天之御名無主:03/11/08 17:55
>226
「子どもがいたら話がややこしくなるので、今はまだタタラ場は
そういう段階じゃないということにした。これからたくさん生まれて
来るんでしょうけど」だそうだ。
夫婦はいるみたいだけど、あんな共同の寝床じゃ子どもを作るプライベートなんて
ないなw。
タタラ場内にラブホテル施設が完備されてたりしてw
229 :
天之御名無主:03/11/09 00:02
アシタカの故郷の村の娘達、被っていたのは「市女笠」のようだが、
蝦夷の子孫が被るのはおかしくないか?
230 :
天之御名無主:03/11/09 02:39
>227
ほぉ、そうだったのか・・・
これからってなると、エボシはゴンザに食われちまうかもね。
231 :
天之御名無主:03/11/09 02:45
233 :
天之御名無主:03/11/26 00:32
もののけ姫は折口でも宮本でもなく、明らかに柳田寄りである。
構造自体は単純で、自然(森)と文明とその中間という三層に分けている。
・山人=妖怪、もののけ姫
・里人=侍、みかど
・中間=たたら場、蝦夷
これに柳田民俗学の「零落した神」等のオカルト・テイストを存分にからめる。
・だいだらぼっち(鍛冶神)+隻眼の老鍛冶(一つ目小僧)+アイヌ(山人)
※ さらに穿って見るなら、妹の力、サンカ、木地師、御霊信仰なども含まれる
大きなテーマとして自然 vs 文明(環境破壊)を主軸とする。
ディテールについては、理論武装せずにあえて曖昧な部分を残しておく。
この条件の中で自然・文明・中間層の三ツ巴の争いをさせる。
あとは登場人物たちが所与の世界観のなかで自ら意思をもったかのように
生き生きと動きだすという感じなのではあるまいか。
234 :
天之御名無主:03/11/26 00:32
「千と千尋」のときもストーリーの中では答えの出ない謎が多く提示されている。
(例:湯婆への署名に誤字、苦団子の役割、銭婆の存在、髪どめの意味、など)
プロット自体も未完成ともとれる部分が多く残る。これは反面、各自なりの解釈の
余地を残すものであり、世界各国で評価された所以となっているのだろう。
つまり、日本人とフランス人では同じものを見ているのに、全く別のものを見ている
のである。いや、たとえ日本人同士であろうとも年齢、性別、生まれ育った環境など
によって皆違うものを見ているのである。各文化・各個人のもつコンテキスト(文脈)
の中で、それぞれ別の読み解かれ方をしながらも、誰もが一様に感動を覚えるのだから
ある種驚異というほかない。
畢竟、芸術の奥義は「言い尽して何かある」の境地にあるということなのだろう。
そしてまた、これは芸術のみならず人間社会一般に敷衍できる考え方なのだ。
学問というものが混沌を秩序へと変換する作業だとするならば、
宮崎駿の作品は、秩序を混沌へと還元する作業だと言える。
だからこそ宮崎アニメは複雑にして単純であり、
極めて個人的な体験を想起させると同時に、皆を共同幻想へと誘う力があるのだ。
宮崎駿。巨匠と呼ぶにふさわしい男である。
235 :
補足トリビア:03/11/26 00:40
三層構造をあえて細分化するならば次のようになるか。
シシ神 > モロ・乙事主 > サン > アシタカ > 烏帽子、たたら場 > 侍 > 帝
そしてジコ坊は各層を自在に行き来することができる道化役っと。
236 :
天之御名無主:03/12/02 19:19
サンは処女ですか?
>>236 でないとしたら、相手はだれよ?イヌやイノシシと獣姦?
238 :
天之御名無主:03/12/09 21:14
では、アシタカは童貞ですか?
漏れは童貞ですがなにか?
240 :
天之御名無主:03/12/12 06:32
>218
>不具者にも優しい(障害者になるまで鍛冶仕事に
>打ち込む自己犠牲があったからこそ愛情を注がれたともいえるかな)
タタラ場でも隔離されていることと、全身に包帯(のようなもの)をまき四肢が欠損
していることからも、タタラ場での労働による労災者ではなく、元々らい病患者の集団だったのでは?
当時らい病患者は忌み嫌われ、乞食などして河原者として生きていくしか術がなかったのを、
エボシがタタラでの労働力として採用したのでしょう。
らい病患者、売られた女郎達など、タタラ場で働く人々は当時の社会からのはみだし者、
いわゆる被差別者たちですね。
当時は製鉄の技能集団事態が賎民身分に分類されていましたし。
スマソ訂正
当時は製鉄の技能集団事態が賎民身分に分類されていましたし
↓
そもそも製鉄の技能集団自体が賎民身分に分類されていましたし
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう
あぼーん
244 :
天之御名無主:04/01/17 01:03
今日ナウシカやってたね。やっぱり、もののけを彷彿とさせる(逆か)シーンが多いなあ
245 :
天之御名無主:04/01/17 01:35
>>26 なんか十年後ぐらいには放送コードに引っ掛かって
「我らの一族も段々小さく**になってきてる」
となっていそうな悪寒
概出だったらスマソ。
今さらふと思ったんだが、もののけ姫は元々ナウシカのパロディだということはあり得る罠。
十数年前にはアニメそのものの社会的地位や、観客の対象年齢、環境問題への関心などから
ナウシカはハッピーエンドという形での妥協をせざるをえなかった。
十数年後の環境変化により、今度こそ妥協なしで描ける。ナウシカでの妥協を自ら否定するような
ストーリーとするため、あえてナウシカのパロディともとれるシーンを多用したとは考えられないか?
ヒロインのキャラクタ設定を、次のように対比させると明確?
●ナウシカ
自分のことより他人のことをまず考えてしまうような慈愛に満ちた存在。同様に自然も愛する。
ときに怒りや憎しみで我を失うことがあるが、ヒロイン自身そうなることを恐れている。
●サン
人間全体を憎しみと怨みをもって見ている野生の怒り的な存在。自然と動物のみを愛する。
ときに優しさや慈しみで相手に接することがあるが、ヒロイン自身そうなることを恐れている。
>>216 おそらくジコ坊は信州などで「ハナイグチ茸」を指す「時候坊(ジコボウ)」から採ったかと。
250 :
天之御名無主:04/01/17 21:59
アシタカの村の集会所(?)には、大きな岩があってそれに礼をしたりしていましたが、
どういう宗教なのでしょう?実際に岩を崇める宗教はあるんですか?
251 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/17 22:13
246だが、漫画版ナウシカもざっと読んだことあるよ。
映画版の世界観が全然小さいことを知らされるよね。
でも、映画版ナウシカとして作品は残っちゃってるわけじゃん?
その中途半端なナウシカに、監督自身なにか思うところがあったんじゃないかって思うわけさ。
だからといってあれはあれで一つの完成されたストーリーだから、続編とかまた中途半端に
作ってこれ以上汚したくないみたいな気持ちがあったんじゃないかと。
そこで、ナウシカとは別の世界観で、かつ漫画版ナウシカで真に言いたかったテーマを映画にする。
それこそが「もののけ姫」の製作意図だったんじゃないかと、ね。
イワクラ信仰はもっとも原始的な神道の形ですよね。
たとえば初期の神社の形態を残す、大神神社(三輪山)などでは山そのものが神なわけですが、
とりわけ頂上付近の巨岩のいくつかは注連縄が張られてご神体として祭られています。
それ以外にも、遠野をはじめとする東北各地で巨岩信仰(弁慶岩とか)がみられ、
東北に住む蝦夷に巨岩信仰があったと宮崎監督が考えるのもゆえないことではありません。
カムイイワキ モイワ
255 :
天之御名無主:04/01/27 00:29
256 :
天之御名無主:04/01/27 17:43
漫画版ナウシカはキモ過ぎる
7巻最低
252だが亀レスすまそ
>>255 そうなのか。じゃあ別に漏れの洞察力がするどいとかじゃなくて、
そう気づくように描かれてるから、気付いただけなのか (´・ω・`)ショボン
,、 ,、
γ⌒/^^/^-_
,ゝ`/~ /~ /~ /⌒ / ̄\
_〈(_)| |~ |~ |~ |~ /^ \_ ドドドドドド
(丿 /~ /~ /~ /~ /~ /~ /~ /^\
()/()/~ /~ |~ |~ |~ .|~ |~ |~ /⌒\
へ^〈,|,,、,,|,,、,~|、、、|~,,,,,,,,|~,,,,、〈~,, 〈~ 〈~ |~ | /⌒|
259 :
天之御名無主:04/02/26 19:25
実際にエミシ(アイヌでも)には、カヤがアシタカに送っていたような黒曜石の首飾りなどの装飾品を
意中の異性に送る習慣があったのでしょうか?
260 :
天之御名無主:04/03/04 03:28
歴史を忠実に再現するアニメじゃないんだから
あれが違うだのこれが矛盾してるだの言うのって可笑しいよね。
ヒントにした事実はあっても、もののけ姫自体ファンタジーなんだから
ただ事実をそのまま再現したって面白くないじゃん。
「この部分はあれをヒントにしたんじゃないか?」「いや、こっちかも?」
ってのは面白いけどさ、ヒントとなったものとここが違うって言って
素直に楽しめない人って頭堅いのかな?
例えると宮崎駿は色んなプラモデルのパーツを集めてきて、足りないパーツは
自ら作って、よりカッコイイと思うものを作ってる訳でしょ?
一部に使ったパーツの本来の完成型と違うって文句言ってもしょうがないじゃん。
それとも違うだのなんだの難くせつけてる人はそんな事は最初から
わかっててあえてウダウダ言って楽しんでる?
だったら頭堅いのは私でしたスミマセン。
>>259 アイヌでは、男性が女性に−マキリ 女性が男性に−手甲というのがありました。
>>260 > それとも違うだのなんだの難くせつけてる人はそんな事は最初から
> わかっててあえてウダウダ言って楽しんでる?
学問板だし
263 :
天之御名無主:04/03/06 11:14
>>262 あ、ゴメン。そこ学問バカに対する嫌味だったんだ。
その前に『「この部分はあれをヒントにしたんじゃないか?」「いや、こっちかも?」
ってのは面白いけど』って書いてあるの読めないかな?
>>263 人にもよると思うが、
ほとんどが「あえてウダウダ言って楽しんでる」と思うよ。
俺の周りの学問好きな人ってそういう事言うのが大好きな人結構多いから。
クレヨンしんちゃんの時代考証を評価してみたりね。
理系でも空想科学読本(まあこれもインチキ科学らしいけど)ってのがあるでしょう。
そういう遊びも学問板だったら許されるんでない?
それが嫌な人ならアニメ板もあるんだし。
網野善彦氏合掌。
266 :
天之御名無主:04/05/22 17:41
民俗学はおもしろいのか?
267 :
天之御名無主:04/05/22 20:54
アシタカおじさん。
あしたかある、
アシタカある、アシタカあるさぁ
268 :
天之御名無主:04/05/22 21:35
最近見たんだけど面白いね。このスレみたいな考察があるのは知らなかった。
269 :
天之御名無主:04/05/23 20:48
宮崎パヤオは民俗学詳しそうだよね。
優秀な物書きは資料集めを怠らない。
学問にも好奇心と創作力は不可欠だと思うし。
271 :
天之御名無主:04/06/09 08:09
最近もののけ姫観ました。
んで疑問なんですが。。。。
たたら製鉄の作業についてです。
あの村ではハンセン病の方たちが作業に加わってる場面がありましたよね?
中世では実際そのような職業に加わっていたという事実があるのでしょうか?
ぐぐってみたんですが、わかりません。
鎌倉〜室町時代の間、日本では彼らはどういう職業につけたかわかる方いますか?
それとも差別などがあり職業にはつけず、家に閉じ込められていたというのが本当でしょうか?
映画ではハンセン病患者も職業を持っていたので実際にも職人的な職業についていた事実があったのかな?
と思ったのです。
宮崎氏は何かを資料に作ってるのですよね?
なので何を見てそのような場面を作ったのかと思ったのです。
批判とかではなくて純粋な疑問です。
>>271 遅っ!つか過去レス読んだか?
ハンセン病じゃなくタタリ神の呪いによる
侵食だった気ガス
>>272 呪いですか?
過去レスちゃんと読んでみます!!
呪いという表現で時代背景にまつわる差別などを表現とかではないのですか?
あの場面での包帯を巻いていた状態と隔離されているという事、
時代背景などで判断してしまいました。
ぐぐったら、もののけ姫サイトなどでハンセン病だと書いているところも多かったです。
宮崎氏がハンセン病施設に足を運んでいたようだし映画に取り入れたのかな?って思ったのです。
あとジバシリについて詳しい方っていますか?
あの行動の意味合いや背景、いつ頃の風習なのかとか。。。
ジバシリについて詳しく書いた本なんてないですよね?
宮崎アニメ観たの初めてで変な勘ぐり表現だったらスミマセン。
274 :
天之御名無主:04/08/03 18:20
この国の体裁が整ってきた大化の改新以降、関東や東北に棲んでいた御上にまつろわぬ民を蝦夷(えみし)と呼び、都から何度か大掛かりな討伐隊が派遣された。
そのときに最後まで隷属を拒み抵抗した者たちを、御上は危険分子と判断し、反乱を防ぐために小人数に分け各地に移配した。
移配された俘囚たちは当時の重労働である鉱山採鉱に従事させられた。
彼等が最初の被差別民であるとする説。
この説は市井の歴史家である菊地山哉により提唱された。
この市井の好事家の説は案外世の中に浸透しているらしく、アニメ「もののけ姫」は、この説が下敷きになっているように思う。
時代設定は室町時代だが
アシタカは7〜8世紀の討伐をまぬがれた山奥の蝦夷の末裔。
そのアシタカがエボシ御前率いるかつての同胞、いまはたたら製鉄に従事する者たちと邂逅する話として見れる。
また、『ダイダラボッチ』は全国の鉱山に伝承されたフォークロアである。
HUHHUHHUHHU
277 :
天之御名無主:04/09/07 20:13
なんかさー話の腰をぶった切る見当違いな意見でスマソなんだけど
あのたたら場ってけっこう新しいんだよね?
・子供の姿があまり見当たらない
・都暮らしをしていた記憶のある女たちがほとんど
エボシって旦那食われてから半分復讐みたいな感じで
都の生活になじめない人間とか、病気の人間とか売られた娘とか
そういうマイノリティ?っていうの?みたいな人たちを連れて
あそこに来たって解釈でFA?
それにしても見ている途中はものすごく他人事で甘ちゃんな言動を繰り返すなと思ったけど
ぜんぜん現地の利権とか関係無い異邦人だからああいうことできたんだよな…>アシタカ
もしどっちかと交流があったらどんな話になってたんだろうか。
エボシが片腕を失うのは水木しげるのオマージュ?
279 :
天之御名無主:04/09/08 10:41
280 :
天之御名無主:04/09/17 20:50:08
もののけ姫と現代をつなぐ本をみつけた
「金融崩壊・日本の呪縛―しし神のいない金融の森」(徳間書店)
なんと現代日本の金融界にしし神さまがでてくるのだ。
たんなるオタッキーでなければ、さらにある程度のインテリなら、おもしろい
この作者は、柳田國男派だね。
>>280 去年まで金なし君だったけど
のノリだね。ご苦労様
282 :
天之御名無主:04/09/30 22:39:16
>旦那食われてから
なに?食われたって・・・。
エドシが旦那(倭寇)を殺して、配下だったゴンザを連れて今の土地に移住したのでわ。
>>282 高橋留美子の「人魚の森」と混同してないか?
285 :
虹のFairy:04/11/13 13:01:14
狼に育てられた娘って実際実話あったよね?外国で
286 :
天之御名無主:04/11/13 23:05:11
カマラとアマラだね、あとフランスのアヴェロンの野生児とか
287 :
虹のFairy:04/11/14 12:22:26
名前はわかりませんがそれです、たぶん
身体には狼みたいに毛が生えてて
人間の手で保護されたけど
ストレスで死んでしまったと・・・
この話は宮崎さん特に意識してないのかな?
288 :
天之御名無主:04/11/19 20:21:04
再放送あげ
アシタカの故郷の村のおなご衆が市女笠かぶっているのは妙じゃないか?
289 :
天之御名無主:04/11/19 21:25:52
二匹の狼を連れた山姫の話など、千葉徳爾の狩猟伝承研究本編に
山姫の話が多く出ている。九州地方の話だ。
宮崎がこれを読んだのだろう。
290 :
天之御名無主:04/11/20 00:05:40
何が凄いって、このスレが前回放送日(03/02/14)から1年10ヶ月続いているのが凄い・・・
291 :
天之御名無主:04/11/20 00:19:18
アシタカは、シャクシャイン級のいい男。
292 :
天之御名無主:04/11/20 01:00:39
神話板には、こんな長寿のすれは珍しくもなんとも無い。
2000年ころからのスレもあるはず。
もののけ姫見てたら『重右衛門の最後』に出てきた野性女児を思い出した。
そして幸せ回路突入(。A。)
294 :
天之御名無主:04/11/20 02:12:24
黙れ小僧!
295 :
天之御名無主:04/11/20 02:19:08
オッコトヌシって乙事主?
296 :
天之御名無主:04/11/20 04:52:04
ソウダヨ
297 :
290:04/11/20 05:53:31
>>292 不勉強でした
今日初めて神話板に来たもので・・
しかし皆凄いなぁ、と素直に感心
298 :
天之御名無主:04/11/21 07:34:36
忠鹿ヤックル
監督の宮崎勤って素晴らしい方だね
301 :
天之御名無主:04/11/21 11:29:53
ところで、「エボシ御前」の名は立烏帽子から採ったんですよね?
>>301 ああ、人喰った事のある鱶が見せるノビアガリの幻覚ね。
きっとそうだな、間違い無い。
それにしても宮崎勤監督、凄いな。
303 :
天之御名無主:04/11/21 12:20:23
>>302 いや、そっちではなくて鈴鹿御前の方です
その監督作品ならもっと低年齢でなくてはw
サンもエボシも育ちすぎです
304 :
天之御名無主:04/11/21 16:44:56
アシタカの村の御神体の大岩って、アラハバキ?
>>304 それは漏れもちょっと気になった。
石神であることからおそらくはその可能性は高いのではないだろうか?
そーすると、物部にゆかりの・・・?などと思ってみたり
外物部?
でもそこまで考えて作られていたとしたらちょっとすごすぎる
高橋克彦の『炎立つ』にアラハバキの神体が出てくるね
奥州のお話で、蝦夷やら物部の末裔が…
たしかアシタカの一族は大和で戦に敗れて逃げてきたって設定でしたよね
311 :
天之御名無主:04/11/29 22:12:46
島根県安来市の和鋼博物館でたたら製鉄の勉強したよ。
いつもこんなのが、課外授業であればみんな参加すると
思うんだけど。
もののけ姫は
菅田正昭さんの世界ですね。
313 :
天之御名無主:04/12/10 23:11:55
ごめん。301に対する
>>302の意味が分からないんだけど。
特に「人喰った事のある鱶が見せるノビアガリの幻覚」というのが。
315 :
天之御名無主:04/12/19 23:37:31
せっかく「たたら製鉄」が出てきた物語なのに、日本神話
との関連性を考えた考察が極端に少ないのは残念だといつも
思う。古事記などには比売多多良(ひめたたら)・伊須気余理
比売(いすきよりひめ)など、古代の製鉄に関わる話や神名
が多くあるんだけど。
それとも、探し方が足りないだけかも。知ってたら教えて。
製鉄関係に関しては色々と後ろめたい部分が多いんだろうな・・・
習合や改変なんてざらだし
317 :
天之御名無主:04/12/20 00:07:43
のけもの姫
318 :
天之御名無主:04/12/20 01:07:11
けものの姫
もものけ姫
320 :
天之御名無主:04/12/20 12:02:32
>>21 どう見ても島が設定場所には思えないが。
なにか陸と海が入り組んだような場所では
なかったか?
あれ湖だったろ
絵づくりのための取材場所は屋久島。
映画の設定は、本州西日本のどこか。
過去ログ読めばそのあたりも出てたような……。
323 :
天之御名無主:04/12/20 23:03:32
当時の妄想軍団たちだろ?
324 :
天之御名無主:04/12/20 23:18:04
音響収録が愛知県鳳来町だったとは。
たしかに鳳来寺山、仏坂より奥の深い森は
適してるだろうな。
325 :
天之御名無主:04/12/21 17:45:11
おどろきもものきさんしょのきって知ってる?
知ってたらオッサンだよ
326 :
天之御名無主:04/12/21 22:58:53
>>315 思金命(おもいかねのみこと)って青銅器?鉄器?
比売多多良・伊須気余理比売(ひめたたら・いすきよりひめ)
の「たたら」ってたたら製鉄のこと?
などなど、妄想ネタに尽きないね。
327 :
天之御名無主:04/12/27 13:29:36
アシタカの西の地への旅の様子はほんの数カットでしか描かれてなかったけど、
実際は何週間もかけていったのかな。アシタカって蝦夷の民族の人っぽいし、
蝦夷っていったら奥羽山脈の東部一帯だったらしいし・・・。
そこから西日本への旅が数カットだったのがちょっぴりショボン。
湿地帯を突き抜けてるシーンって尾瀬かなぁ〜
328 :
天之御名無主:04/12/27 19:18:42
浅野の城下というか領国は、どのあたりだろ?
天下を望んだと言えば、米沢の伊達?
329 :
天之御名無主:04/12/28 01:08:15
>>327 いわゆる蝦夷と呼ばれた人々は、北海道以外の地域では近世になっても
陸奥国の下北半島や津軽海峡に面した値域にアイヌとして居住していたので
更にそれ以前の時代においては、もっと南の地域に住んでいたと仮定しても
おかしくは無いんですよな…。
それと、明治九年に著わされた「新撰陸奥国誌」北郡・易国間村の項に
「(前略)昔アシタカと云蝦夷種住居し村を夷語にイコンクマと云しよし。
そのアシタカの子孫今に奥戸(おこっぺ)村に住せるとぞ」
などという記述も実際にあるので、ひょっとしたらここからヒントを得たのかも…
330 :
天之御名無主:05/01/06 21:34:12
331 :
天之御名無主:05/01/07 19:22:17
>>328 浅野内匠頭といえば播州赤穂藩。
これは、安芸の国(広島)の浅野氏からの分家
本家の浅野家は安藝国広島城主
さらに遡ると土岐氏の支流で
尾張国丹羽郡浅野村 または
美濃国土岐郡浅野村 のどちらかという説が濃厚。
豊臣秀吉に仕えた浅野長政をもって、歴史上の浅野家の始祖といえる。
ttp://www2.harimaya.com/sengoku/html/asano_k.html 長政は秀吉に仕えて、近江坂本城主、若狭小浜城主、甲斐府中城主と出世し、
秀吉晩年には、五奉行のひとりとして活躍しており、関ヶ原の合戦には東軍に属している。
正妻は「ねね」の妹。
長政の長男が幸長で、関ヶ原のときは東軍に属し、戦後その恩賞として紀伊一国三十七万六千五百石を与えられ、和歌山城主となった。
子孫は、福島正則が改易されたあとを受けて広島四十二万六千石を領して広島城主となる。
浅野公方が浅野長政であるとすると、どうも時代背景があわない気がする。
いや、まてよ。そうでもないぞ。
そもそも秀吉が天下を制した飛び道具は「種子島」なわけだし、
銃の製造技術をめぐる戦いはこの時代にぴたりとはまる。
だとすると
近江坂本城主
若狭小浜城主
甲斐府中城主
のどれか、あるいは、紀伊国和歌山城主、浅野幸長
のどれかだろうか。
「浅野公方」と呼ばれるからには、既に秀吉政権の中心にいた時代のはずだから、
尾張国丹羽郡浅野村 または 美濃国土岐郡浅野村 ではないはず。
って、おい、宮崎駿の時代考証すごいぞ。
333 :
天之御名無主:05/01/11 12:39:10
【デイダラボッチの時代考証】
日本書紀、古事記にはないが出雲国風土記に
巨人の神が、島を寄せ集め出雲の国を作った
いわゆる「国引き神話」だ。
八束水臣津命(やつかみずおみつのみこと)
とかいう神様だ。
あーそうか国引き神話があったかぁ
すっかり忘却の彼方にあった
335 :
天之御名無主:2005/04/04(月) 20:51:16
先週のプロジェクトX、安来-奥出雲のタタラ製鉄の
の話があり興味深く見させてもらいました。
日本刀はやはり日本独自のものだと思いました。
336 :
天之御名無主:2005/04/22(金) 23:17:25
デイダラボッチの正体って何なんですか?
良い神様?悪い神様?
まあしばし言われている菊地山哉の「別所論」が
下敷きになっとるなあ。
学会ではドンデモ扱いだったけど、
六十年代に小浜基次って医学者が頭長の全国的調査行って、
ある程度菊地説を裏づけしてしまったらしい。
もののけ姫ってギルガメッシュ神話をパクってるって聞いたけどほんと?
339 :
元信者:2005/04/25(月) 22:31:36
ギルガメッシュと言うより、「ナウシカ」のゆがんだ焼き直しじゃない?
もののけ姫←ナウシカ
アシタカ←アスベル
エボシ御前←クシャナ殿下
正直、あの無理やりなハッピーエンドに愕然とした。
あれをハッピーエンドと見るかが評価の分かれどころ。
アシタカともののけ姫の物語、みたいな表面的ストーリーだけを追えば、まあベターエンド。
自然と文明の対立というマクロな主題に沿ってみれば、むしろ悲観的な余韻をのこす。
室町末期(という設定らしい)は中世が終わって近世がはじまった時代。
あの映画の 「神殺し」 はその時代を境に、「カミ」 が死んだということを象徴している。
ここでいう 「カミ」 とは、自然への畏れであり、それは恐怖であると同時に崇拝の対象だった。
文明の利器(映画では、石火矢とタタラ)と、恐怖に立ち向かう勇気とが自然の脅威から人間を解放した。
それは人類の偉大なる一歩であると同時に、生物の掟から人類がひとり飛び出した瞬間でもあった。
生物は、自身も含めて大いなる自然に育まれている。そこを飛び出した先に永続的な発展はあり得ない。
エボシ御前は面白い存在。彼女の意識には近世をも超えて、近代的自我が設定されている。
らい患者をも労わり、女性の人権を認める人権主義的な側面。
タタラ場を経営し、近代兵器の効果を正当に評価し、自ら兵器に改良を加える合理的な実業家としての側面。
その一方で、職務遂行のためにはときに仲間を見捨て、非道の輩と手を結ぶ、非情な政治家としての側面。
文化人であり軍人であり政治家であり実業家でもある。まるでケルトの森を征服したカエサルのようだ。
宮崎駿は、ただひたすらに自然賛美をし、文明批判をしたわけではない。
文明は、多くのものを我々から奪うと同時に、多くのものを恵むという功罪両面を意識しなければならない。
自然と文明とは、単純な対立軸のみによって理解されるべきではない。共生する関係を模索していくべきなのだ。
だからこそ、映画のラストで、もののけ姫とアシタカは別々の道を歩いていったのだろう。
しかし、絶望のなかにアシタカという希望を最後で見つけたもののけ姫に対して、
アシタカの心に去来したものは前途洋々たる未来だけであったろうか?
彼は、あのとき、不吉な予兆を抱きはしなかったか……?
やっぱあの状態で「はなさか爺かい」はないなあ。
普通に大悲劇招くラストだったのに、首かえしてもらえばすべてOKつのは。
かと言ってアン・ハッピーエンドは嫌だし。
個人的には「もののけ」を頂点に
「千と千尋」→「ハウル」とどんどん劣化していった気がする。
つうか御大、年取ったか。
強引な展開、納得できない最後なら「紅の豚」だってそうだけど、
あれはなんかカンドーしたぞ。エンディングは涙でそうだったし。
344 :
天之御名無主:2005/06/04(土) 20:24:47
アラエッサッサーと安来節。
アシタカは好きだ…でも人間は嫌いだ…
かといって山犬も… クサイ…
346 :
天之御名無主:2005/06/13(月) 01:13:49
通りすがりのものですが、一気にレス読んじゃいました!
ここすっごくおもしろかったです!
で、ずずず〜っと前の方に「たたら製鉄が川に毒素を流して自然破壊」って
いうレスが有ったのですが、最近読んだたたら関連本の引用から一言。
たたら製鉄に使う鉄は運良く鉄鉱石の状態で見つかる地域も有りますが
奥出雲と呼ばれる島根、鳥取の南部山地で使われていたのは砂鉄が主でした。
砂鉄を多く含んだ地層を発見したら、その山を崩し大量の土砂を
川の流れで洗い砂鉄を採取していたそうです。
砂鉄を多く含む土砂はたいてい赤土で、その色が溶けだした水は
まるで血の色だったらしい。
吉備の血水川、奥出雲に流れを発する斐伊川(緋ぃ川)もその色から付いた名前では?
347 :
天之御名無主:2005/06/15(水) 12:57:57
うん。漏れも初見。ここ面白いね。
↓以下チラシの裏
東名走ってて、静岡の愛鷹あたりを通った時に思ったのだが、アシタカの村はああいった日本中部の
山岳地帯にあってサンカのように隠れ棲んでいたのかな。
あのへんだって当時は十分東の果てだし、たたらばの山までの行程の描写の短さも納得行くよな。
とっくに古本屋行きなのだが「王と天皇」だったか、ナウシカ(漫画版)を熱く語ってる文化人類学の本があったな。
どんな内容だったのかすっかり忘れちまったよ・・・・orz
348 :
天之御名無主:2005/06/15(水) 14:39:40
ワ ワヌシー (火の鳥のオババ調)
349 :
天之御名無主:2005/06/16(木) 00:45:11 BE:25334382-
350 :
◆gesQM65JYg :2005/06/16(木) 13:22:37
これ、ギルガメシュか何かが原案だろ?
もののけ殿
この映画の最後、アシタカは自分の村に帰りませんでしたが
その理由はなんだと思いますか?
353 :
天之御名無主:2005/06/26(日) 00:20:26
>>352 エミシの村は遠まわしに呪いを受けたアシタカを追い出したんだよ
354 :
天之御名無主:2005/06/26(日) 01:33:52
>>352 呪いを受けたら一生村を出なければいけないのが掟だから。
もののけ姫はこうして作られたによると、髪の毛を切ってアシタカは村を出たが、
これは人間をやめるという位の重要な意味をもっているらしい。
>>353 >>354 なるほど、そういう事だったんですか。
帰らなかったことが特に重要な意味を持っているわけではなかったんですね。
ありがとうございました。
356 :
天之御名無主:2005/06/27(月) 22:47:05
鹿の形のシシ神はどういったところに影響されてデザインされてるんだろう。
357 :
天之御名無主:2005/06/27(月) 23:04:04
東北の方の博物館にシシ神そっくりの鹿の剥製が飾ってあったぞ。
目のうるうるした感じがそっくりで、宮崎はこれを見たのかなと思った。
たしか岩手あたりのストーンサークルの近くだったと思うが。
358 :
天之御名無主:2005/06/28(火) 04:40:35
神事の最高責任者というか頂点にいるはずの天皇が
神殺しを許可するというのはどういう意味なのでしょう。
ジバシリと呼ばれた猟師は存在したのですか?
アシタカの村は神道の影響を受けているようなので
アイヌではなく、歴史に出てこないような、それか
架空の部族とも考えられませんか。
359 :
天之御名無主:2005/07/01(金) 20:58:34
それは出雲神だからだよ。
あの後、田村麻呂のような武将が現れ
阿屋須(森光子)らは討たれるんだろうな。
361 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 00:29:54
天皇の神殺し許可=シシ神等の征伐は、シシ神などが出雲神であったかどうかは定かではないが
(でも成程、有力な解釈。地理的にも合致する)まつわろぬ神であったため。
「もののけ姫」は、サンやアシタカの物語は単なるエピソードだと考えれば、
骨格が分かりやすい。あれはジコ坊とエボシの「まつわろぬ神征伐=神殺し」のお話し。
「森と里・・」だの花咲爺(深い森にいるはずのコダマが何故か最後に草原に出現したり)
などという思わせぶりなことをとりあえず無視すれば分かりやすい。
ジコ坊は、首は持ち帰れなかったものの、まつわろぬ神の征伐という目的は
ともかく達成できて朝廷への面子が立ち、エボシは、神殺しを実現して、
一帯の山と森を神の領域からもぎ取って強引に人間の領域にしたわけだ。
相当の犠牲を払ったが、結局エボシとジコ坊は目的を達成した勝者。
エボシの特徴は341の言うとおり。
しかし、宮崎監督の思想はともかく、あの映画は「共生」の讃歌ではなく、
「共生」が不可能である、幻想であるという歴史の事実をシビアに描いたもの。
里の山への浸食に他ならない山の里山化はあっても、山と里の共生など、
日本の歴史上なかった。
362 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 00:37:20
オコット主っていうのは、宮崎さんの別荘がある、八ヶ岳の
蕎麦屋のオコット亭からつけたんだって.
363 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 01:04:44
宮崎アニメを神話的にとらえると、エボシは天皇、つまり出雲をディオニソス
的と見た場合のアポロ的、秩序や文明化する方だと思う。それはナウシカでは
クシャナであり、二人とも自然の化身に腕をもぎ取られている。
まるで因縁のように。そして、そのイメージの元型は卑弥呼(手塚治的)にある
と思う。また、片腕がなかった皇女和宮が思い出される。
364 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 09:51:50
実際の映画の中でもそうだね。エボシ本人は朝廷の権威など
みじんも認めていないが、神殺しのために最大限に利用し、
行動の大義名分を得ている。そういう点では、やはりエボシも
己の目的のためには天皇の権威が必要であったわけだ。
シシ神退治や猪の抹殺も、勅許状で正統化されているわけだから。
石火矢衆という名だったかな、鉄砲軍団も、元来ジコ坊から派遣された
集団であって、エボシの部下ではなかったらしいし。
365 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 16:05:50
366 :
天之御名無主:2005/07/10(日) 22:00:03
>>363 >片腕がなかった皇女和宮が思い出される。
ほんと?生まれつき?
367 :
天之御名無主:2005/07/11(月) 01:03:06
368 :
天之御名無主:2005/07/11(月) 14:08:36
369 :
天之御名無主:2005/07/11(月) 18:39:42
写真ではあるように見えるね。ゴメンね。
370 :
天之御名無主:2005/07/20(水) 03:28:45
デイタラボッチって紀州熊野の民話にもあるらしいけど
熊野にある新宮の殿様が浅野だった。
でもたたら場はない。と思う。
371 :
天之御名無主:2005/07/22(金) 18:49:50 BE:210134674-
あれ?デタラボッチって浜乙女で浜松でないの?
で、タイタン族、巨人族を思い出す。タタラで。
だれか、もののけ姫の起承転結とミッドポイントを教えて下さい・・
13さいのエボシタソの新鮮な膣口べろべろ舐め回したい。。。
>>373 その事件がきっかけで
あぁいうエボシになったんだお
375 :
天之御名無主:2006/01/30(月) 23:05:25
もののけ姫の舞台はどこから室町ってわかるの
テストででます。教えて
376 :
天之御名無主:2006/01/31(火) 14:25:10
テスト終わったからいいです
377 :
天之御名無主:2006/01/31(火) 15:53:01
上の方で「アシタカのムラには農業基盤が見られないから
略奪だけで生計をたててるんだ」みたいなのあったけど、
略奪でムラ一つの生計間に合うものですか?
てかアシタカ登場シーンに田圃の脇を通ってない?
378 :
天之御名無主:2006/02/03(金) 23:02:36
なぜ室町か?どこか?ヒント@「明からのてつはう」A「家の形(例;草戸千軒)」B「神=出雲」C「砂鉄の島根」この中世の蝦夷の定義は曖昧である。中世の蝦夷を東北北海道と指す文献は無い
379 :
天之御名無主:2006/02/04(土) 00:00:14
D浅野氏(広島)Fおっこと主G天朝
380 :
天之御名無主:2006/02/04(土) 00:05:11
H白のわんちゃん三匹
381 :
天之御名無主:2006/02/04(土) 11:39:46
I漆の茶碗と美味そうな味噌
382 :
天之御名無主:2006/02/07(火) 11:46:39
まだやってる?ここ。
ナウシカももののけ姫も同じモチーフを使ってるよな。
片腕の女頭領
権威に闘いマイノリティーを守る少女
少女を助ける少年
特にもののけには異国の文化に対する葛藤のほかに
十二支にも言及してると思うんだけど。
だってなんでいのししと犬なの?
エボシはヘビの具現者だよ。
なんか判る香具師、教えて。
383 :
天之御名無主:2006/02/07(火) 14:47:52
なぜエボシが蛇? 十二支に言及してるってどの辺?
384 :
天之御名無主:2006/02/07(火) 15:07:25
烏帽子(えぼし)エボシ貝ってのがある。
385 :
天之御名無主:2006/02/07(火) 18:53:56
386 :
天之御名無主:2006/02/08(水) 03:01:13
伊勢様やすらかなれ
土に根をおろし、風ともに生きよう。
種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう。
>>382 他にもあるよ
オウムの大群が押し寄せてくる=いのししの大群が押し寄せてくる
自然界に奪ったものを「お返し」して終わる…ナウシカではオウム・もののけ姫ではしし神の首
しかしナウシカに比べるとかなりメッセージが虚無的なんだけど、
それは原作のナウシカを読むと、宮崎駿自身の考えが10年のうちに変わっていったのが分かる。
388 :
天之御名無主:2006/02/11(土) 15:44:28
もののけは
手塚のシュマリのパクリ。
389 :
天之御名無主:2006/02/13(月) 13:47:30
てか権威と戦う少女プラス助ける少年てのはいつも同じでしょうが
シュマリとかぶってるのなんてアイヌってことくらいじゃない
片腕が凶器なとことか
392 :
天之御名無主:2006/02/14(火) 15:40:46
アイヌと蝦夷はちがうぞ〜 アシタカは蝦夷。
393 :
天之御名無主:2006/02/14(火) 18:42:15
一緒の可能性が高い。
東北から関東北部にかけて、アイヌ語とみなせる地名が多くある。
例、猪苗代イナワシロ=巨大な焚き火(アイヌ語)
※磐梯山の噴火に因んだ?
394 :
天之御名無主:2006/02/14(火) 20:27:04
アシタカは足高氏のこと。奈良県の葛城氏の一派で現在も地元の有力者である。
縄文時代からこの周辺は葛城・二上山系から産出するサヌカイトの一大生産地
であり、ここで生産された石鏃等は日本各地に流通し「葛城の道」ができた。
御所市北部丘陵から奈良盆地にかけて広がる斜面一体は「高天原」丘陵で盆地
を一望できる葛城氏の根拠地であり、代々一言主神を祭っていた。
彼らは天毎氏と関係を深め、大和朝廷の基盤となったのである。
宮崎氏は作品を作る前にこの「葛城の道」を散策しているので、その中でイン
スペクトされたのであろう。
395 :
天之御名無主:2006/02/15(水) 12:45:06
東北にアイヌ語地名が残っていたところで同じ民族とするのはムリ
蝦夷は資料がすくないし
396 :
天之御名無主:2006/02/15(水) 13:34:45
しかし、地名は少なくとも傍証にはなる。
物証がなくても状況証拠があれば、有罪になったり、社会的制裁を受けることもあるよな?
まあ、その類の判決がすべて真実だとは言わないが、頭のどっかに
保存しておくべき落とし所の一つにはなりうる。
少なくともアイヌ=蝦夷じゃないよ、と断じ切り捨てるべきじゃないと
思うんだが。
さておき、蝦夷≠アイヌて傍証が何かあるのか?
確証は無いはずなんだが。
397 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 01:15:50
素人の意見だが…もののけ姫の時代背景を室町後半としよう。これには理由が幾つかあるが説明は省略しようか。中世での蝦夷の表記で多いのが安東氏、他に集団、地域により夷、または蝦夷とよばれていたと言うのが一般説。
398 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 01:16:36
続き→今の蝦夷=アイヌが定着したのが松前藩の成立かな?理由はあるが省略。
399 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 01:18:42
続き→えっと蝦夷は夷とも表記できるから漢字の意味としては「未開の人」。という事は蝦夷≒未開の人≒服属しない人or違うグループ、になるわけだ。ここからは個人の判断にまかす。漏れの知識はここまで…反論あればよろ。長文すまそ
400 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 01:27:17
続き→ちなみに足高氏では無理がある。作中にある火縄銃らしきものの説明希望。他に浅野氏、たたら、刀、鎧…どうみても武士でしょ藁
401 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 02:08:15
まあ足高氏云々のレスは考証レベルの話ではなく、宮崎駿の命名秘話
程度の話じゃないの?
俺的にはナガスネ彦由来かな?と思たが、これもいい加減だわなw
まあ、単なるファンタジーでも、それを素材にして擬似考証してみると
作者の手を離れた新たなストーリーが生まれてくるから無為とは言えないが、
あまりに厳密に分析すると突っ込みどころ満載で、辻褄合わんだろうな。
402 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 10:51:52
ナガスネ彦か…聞いたことないな!こりゃ調べなきゃ!。俺はアニメを面白可笑しく考える事で日本史を好きになれたらいいな程度に考えてた。もののけ姫は過去レス見るとうり考証できる強者アニメw
403 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 18:28:55
アイヌと蝦夷に関係がある可能性はあるけど、アイヌ語地名だけで同一と
するのは無理。アイヌ語地名なんてアメリカにまであると聞いたこと
あるけど、アメリカ人=アイヌてふうには言えないでしょ。
アイヌ≠蝦夷と言ってるのでなく、=の証明がないものをハッキリ言い
切るのは危険、というかナシでは?ってことです。
404 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 20:34:17
反論する時はアンカー付けようね。
流れが分からないがエミシがアイヌと同じ民族かどうかを考える場合、
>>403は地名は参考にならない、
>>396は地名は有力な証拠・・・・
で良いのかな。
405 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 20:45:19
つけたし
まあ、どちらも言い切ってるわけではないから、その点は同じだけど、
前に言い切ってるレス
>>392があるみたいだから、それに対しての
反論に対し別の人が反論し、て感じかな?
アンカーはちゃんと付けようね!
406 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 21:33:54
>404地名は参考にならない、とまでは言いませんが証拠にはたりないかと。
「同じ民族」というには「民族」の定義をどう考えるかによりますが、
自分としては「共通の文化をもつ大きな集団」ととらえた上で蝦夷の文化
がアイヌと共通しているか調べようがないため アイヌ≠蝦夷 と書き
ました。重なる部分は大きいのかもしれませんが「=」というと100%
同じであるかのようなので・・・
なんかモノノケと離れちゃった感が・・・
>>406論点はアシタカがアイヌであるか、なので話はそれてない気ガス。
408 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 21:57:46
だといいんですけど。宮崎が服装のデザインなどにアイヌのものを参考とした、
と言ったのを聞いた記憶があります。
409 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 22:13:49
あれはブータンの山岳民族の衣装が大元らしいが。
どうせ、中世東北の異民族の衣装なんて残ってないので
どっかから引っ張ってくるしかない。
410 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 22:21:39
つーか、宮崎駿作品で、ボデコンやルーズソックスや半ケツズボンの
デザインがでてきた事があるか?
あのキャラに似合うデザインが逆に絞られるだけだ。
411 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 22:32:37
夷は見ての通り、弓持つ者だ。
蝦夷と言う言葉には元来差別的意味はなかった。
証拠は、蘇我蝦夷。
蘇我家は朝廷で大権力を誇っていた。
権力者が蝦夷と名付けたわけだから、多少ユーモアがある程度
[赤髭の弓武者]程度の意味合いではなかったのか?
坂上田村麻呂と争った蝦夷の首領で有名なのは、アテルイ、モレ、
アザ麻呂、大多鬼丸、鬼五郎、幡五郎などが知られているが、
田村麻呂自身が蝦夷の流れを組む者だったと言われている。
後に東北で覇を争った安倍、安藤、秋田、藤原家も蝦夷の血が濃い様だ。
伊達家にも薄い血は入ってるはずだ。
だから、名家の末裔のDNAを解析すればアイヌの血との類推が可能
だと思う。
412 :
411:2006/02/16(木) 23:03:50
宮崎駿自身は蝦夷=アイヌや縄文人の願望があるようだ。
何かで読んだが、残念ながら手元に資料はない。
自分は眉が濃く体毛も濃いので帰化系ではないと書かれていた。
さらに衣裳ではハバキ(脚絆)が一番重要なポイントだと。
混交神アラハバキを祠り、反朝廷の狼煙を挙げた長脛彦の元に結集した全国の土着勢力。
宮崎にはそんなファンタジーも見えていたかも知れない。
全国の荒脛(アラハバキ)社の祭神にはナガスネ彦他、スクナビコナ、
オオクニヌシ、冶金の神(男女)他が祠られていることが多い。
林業、冶金、脚絆の三位一体を感じる。
因みにオオクニヌシは医療とタタラの神。
スクナビコナはオオクニヌシのブレーンで一寸法師の様な小人で、
最後は海を渡り異郷に去ったと言われている。
コロポックルとのアナロジーを云々する説もある。
<<411面白いこと言いますね。なら僕も蝦夷かな?
そもそも坂上田村麻呂の祖先は弓束直で、伝説上は
漢高祖皇帝だしwww
DNAを考察に出したのは芳しくないな。
414 :
411:2006/02/16(木) 23:17:31
補足
宮崎駿は手甲脚絆を蝦夷の大発明と言ってた。
松前藩が北海道の覇権を握る遥か以前、古来よりアイヌに伝わる
重要な装束でもある。
415 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 23:27:16
<411差別的意味で蘇我蝦夷なんて後に記されたということはないのですか?
416 :
411:2006/02/16(木) 23:40:18
>>413 安倍晴明の母は狐だしなw
福島県田村郡(今は市かな?)辺りの伝承では母方が蝦夷系だよ。
田村麻呂は弓と騎馬戦の名手で赤髭赤ら顔の大男、布団から足が出る程の。
田村氏は田村麻呂の落胤の流れとも言われる。
伊達政宗の側室は田村愛姫。
とにかくあの田村郡周辺には異常な程田村麻呂にまつわる伝承がある。
案外田村麻呂はあの辺りの出身ではないのかと思いたくなるほど・・・
案外アテルイやモレ、オオタキ丸、オニ五郎、ハタ五郎は知己の仲
じゃなかったのかな?
真田家の様に敵味方に別れて一族を滅亡から守った。
そんな気さえしてくるよ。
417 :
411:2006/02/16(木) 23:45:24
>415
それはないと思うが、後に段々差別的な意味合いが濃くなったのは確か。
結局、アシタカは蝦夷でアイヌなの?
それともアシタカは蝦夷だがアイヌではないの?
もしくはアシタカは白?
419 :
天之御名無主:2006/02/17(金) 00:12:10
アシタカ一族はアテルイの子孫という設定もあったりしたので蝦夷だろう
420 :
天之御名無主:2006/02/17(金) 00:29:59
唐突だがタタラ場は出雲、備中、備後あたりだと思う。
長脛彦は土着民系なのか?
422 :
411:2006/02/17(金) 06:31:31
>>419 へえ、なるほどね。宮崎氏がそう言ってたの?
だったらアシタカの里は北上山地の奥あたりにあったのかな?
>>420 同意。
隠れ里のおひぃ様は「かのシシ(祟り神になった猪)は遥か
西の国からやって来た」って言ってたね。
>>421 長脛彦は朝廷への忠誠をよしとしない反逆者だが、渡来系か土着系か
は分からないな。
記紀を見ても微妙なんだよね、天津神と国津神の縁故や関係が。
渡来系と言っても一時に大挙して渡って来たわけじゃあるまい。
たとえば縄文人を土着とするなら弥生人は渡来系かもしれないが、
両者は長い間仲良く(?)共存していたと言う説が唱えられ始めている。
長脛彦は、そんな感じで土着化した渡来人だったかもしれないし、
あるいは天津神の謀反者アマツミカホシみたいに、朝廷内部の
セクト争いに破れはじき出された一派にくみしてたかも知れない。
極論すると、国津神自体がすべて渡来系の可能性も捨てがたい。
土着系は蛇や百足、虫や獣に例えられている可能性もある。
記紀の編纂者藤原不比等は自己の権力闘争と一族一門の繁栄のために
史実を大きく歪めた可能性を忘れてはならないと思う。
423 :
天之御名無主:2006/02/17(金) 11:28:46
>>422 出雲は砂鉄もあるしな。アシタカの出身は陸奥のどこかかな?室町での漆の産地(アシタカが漆の茶碗を使ってた)。金の豆粒(アシタカが使用)なら東北かな?越後金山、雌鹿半島の金ってとこかな
424 :
天之御名無主:2006/02/17(金) 22:10:44
鉄砲でもう時代なんてメチャメチャだが・・・
425 :
天之御名無主:2006/02/17(金) 22:29:47
>>424 いやそうでもないぞ?室町後半では根来衆が鉄砲隊だったよ?宮崎氏はこれを参考にしてたのでは?
下がりすぎアゲ
428 :
天之御名無主:2006/02/18(土) 07:48:26
アイヌは鉄砲なんてもってないよ。チチハルとママハハだ。
429 :
天之御名無主:2006/02/18(土) 12:18:08
>>428 勘違いじゃない?アイヌは鉄砲を持たないがエボシ一味は天朝より鉄砲隊を借りてたんじゃなかったか?
430 :
411:2006/02/18(土) 20:00:03
>>423 雌鹿半島てどの辺り?
牡鹿半島のことなら、地形的に隠れ住むには
不安だし、アニメ冒頭の風景とも違いすぎるね。
アシタカが持ってた粒金は世間知に長けたジコ坊が[ほほーっ!]と
感心してた程だから普通の精製金ではなくレアな天然粒金なんだろうな。
東北地方のメリサーマル型金鉱床からは普通の塵クラスの砂金より
はるかに大きな粗粒の金が発見されやすいと聞く。
蝦夷軍の最終決戦の根城が多賀城だったから、気仙沼付近にある
矢越山(メリサーマル型金鉱床がある)の付近(北上山地)か、
日本最古の金山のある涌谷町付近の山奥(奥羽山脈)かも知れないな。
漆塗りの椀に関しては、丈夫さで定評の川連漆器がイメージにぴったり。
因みに川連(かわら)は奥羽山脈の秋田側の裾野にある町。
しかし、アシタカ一族が福島県田村郡の大多鬼丸の流れを組む残党で
あったなら、南会津の只見から新潟県の奥只見にかけての山中も
隠れ里の有力候補になりうると思う。
只見は銀鉱床で有名だが、銀の出る山では必ず金もでる。
さらに時代は違うが漆器会津塗りもある。
因みに大多鬼丸は鬼&幡五郎兄弟と言う勇猛な手下を右左腕にしていた。
阿武隈山系の大滝根山の鬼穴に籠もり、坂上田村麻呂との最終決戦を
迎えるにあたって兄鬼五郎は弟幡五郎に[俺は存分に戦って死ぬ。
お前は一族を守ってくれ。]と言い、幡五郎は泣く泣く戦列を離れた
という伝承が残っている。
この幡五郎が当地に留まったのか、一族を率いて安住の地を求めて
何処へか去ったかは分からないが、この幡五郎がアシタカの先祖と考える
のも面白い。
参考迄に、この地付近には有名な軍馬の産地、相馬があり、また
安達太良山は万葉集にも歌われている如く、名弓(安達太郎檀弓)の
産地でもある。
431 :
天之御名無主:2006/02/18(土) 23:29:21
烏帽子って元々夫がいたのか!?
432 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 07:33:47
正式か内縁かは知らんが、性同一障害でもなきゃ、いただろうよ。
433 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 09:18:18
でもあんな嫁さん、扱いづらいよな…
434 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 09:57:07
不妊症かもな。でなきゃ浮浪者なんてひろわない。
435 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 10:05:13
とても普通に扱える相手じゃないから、百戦錬磨のジーコやタタラ場の
荒くれ衆も下手に出てる。
間違っても懸想し手ごめにしようとしたら、自殺行為になるだろw
が、ひょんな事で命を救われたりしたら、妻として尽くす可能性あり
一旦盃を交わしたら簡単に反古にしたりしない女だと思われ
山内一豊の妻みたいに、先ずは男を世に出そうとするかも知れないな
本気浮気したら、、、男を殺して消えそうw
436 :
天之御名無主:2006/02/19(日) 23:59:57
荒ぶる女神、イザナミを髣髴させる。
437 :
天之御名無主:2006/02/20(月) 01:07:26
現代のフェミよりは数倍賢い。
438 :
天之御名無主:2006/02/20(月) 17:52:19
こじつけだが、烏帽子=えぼし=えびす(恵比寿・夷・戎・蛭子)
=アビス=アビュッソス(深淵・黄泉)とギリシャ語に。
そこで妄想一話。
室町末期、命知らずの伝導集団、イエスズ会の神父が日本に辿り着いた
のもこのこの頃だった。
バサラ衣裳はキリシタン指導者に良く似合う。
さらにハンセン氏病、遊女、孤児等、棄民に対する施しと洗脳、慈愛と
残酷、手付かずの自然に対する憎悪、禁欲、、、等々もキリシタン的。
天朝をスポンサーに資金と人材(火薬部、唐笠衆)を借り受け、
銃(大砲)は烏帽子の子飼い技術部が開発改良していたのだ。
技術部はハンセン氏病を患い全身を包帯で隠しているので定かではないが、
あの患者の一部は紅毛碧眼の異人だった。
烏帽子は、武家娘、しかも娘しか出来なかった剣豪(文武に秀でた)
の娘だった。
父は彼女を後継ぎにすべく、己の全てを伝えた。
しかし父亡き後、彼女の人生は男社会の中でスポイルされてしまった。
彼女のトラウマ、重篤なファザコン、ジェンダーコンを癒してくれた
のは、破船により流れ着いた神父一行だった。
神父は辛酸を舐め尽くした彼女を哀れみ、深淵=アビス=烏帽子と名付けた。
やがて神父は彼女を人として愛し始め、世俗に還る。
二人は夫婦の契りを結ぶが、夫や連れが異人であるが故に隠れ住まねば
ならないことになってしまう。
そこでハンセン氏病を隠れ蓑に、全身を包帯に隠すことにしたのだった。
そして神父は、還俗したものの、方便でキリスト教を大黒天信仰に
アレンジし布教に励む。
さらには集めた信徒達とタタラ場を起業することになる。
ジコ坊は密教立川流の嗜みがあり、荼吉尼天や大黒天を信奉していたから
大黒天繋がりで接近することになったのであった。
439 :
天之御名無主:2006/02/20(月) 20:13:36
伊達、もしくは最上の軍勢にひれ伏すのが結末。佐竹だったら面白いかも。
440 :
天之御名無主:2006/02/20(月) 23:10:02
439
アシタカの故郷ですか?
441 :
天之御名無主:2006/02/20(月) 23:58:20
430
間違えた!牡鹿半島。ん〜自分は隠れ家じゃなくて金鉱のことを言ったつもりだったけど省略しすぎた。しかも間違えだらけ、ごめんm(_ _)m。4
442 :
430:2006/02/21(火) 06:15:52
>>441 あるある、よくあるw
たまたま手元にかなり詳しい地図があったから、索引見たが、雌鹿半島は
記載されてなく[牡鹿じゃないかな〜?]って解っただけの話。
今見たら、昨日書いた
>>438レスで自分もイエズス会をイエスズ会って
誤記してるしw
443 :
天之御名無主:2006/02/22(水) 12:30:31
タタラ場は何処にあったかについて。
444 :
天之御名無主:2006/02/23(木) 10:32:34
自分は中国地方説。
445 :
天之御名無主:2006/02/23(木) 10:38:46
でも東北の餓鬼がヤックルのって出雲まで行けるか?
途中で何かにひっかかりそうだ。最初の祟り神も同様に。
せいぜい飛騨くらいなもんじゃねーの?
446 :
天之御名無主:2006/02/23(木) 15:41:46
>>445 1000kmくらいだ、行けるだろ。
奥の細道によると、芭蕉は徒歩で一日50km陸奥を移動してるよ。
アカシシは架空の生き物としても、馬程度にはタフで速いって設定だろ?
飛騨高山程度ではチョト西の国とは言い難いし、浅野家は広く関東、
北陸、関西、中国地方などに分布してるから無問題。
浅野公房は中国地方なら赤穂や広島の浅野家になるんかもな?
時代は微妙に違うかも知れないが。
浅野家、もともとは陸奥とか紀伊から転封された一族のようだ・・・
さておき、烏帽子のタタラ場は普通のタタラ場でなく、城塞都市
みたいな超巨大タタラだから、やはりタタラ遺蹟の密度が濃い
中国山地が舞台じゃないんかと思う。
447 :
天之御名無主:2006/02/23(木) 20:34:14
突然失礼。
タタラ場は現在の鳥取砂丘だと監督が語っていませんでしたか?
448 :
天之御名無主:2006/02/24(金) 01:09:51
447
作品に海は出てないし。モデルは屋久島と白神山地と聞いたが、場所は出雲だと思う
449 :
天之御名無主:2006/02/24(金) 01:22:53
横田荘って言う荘園が出雲にあったんだけど年貢が鉄だつた。それだけ出雲は砂鉄がとれる(特に斐伊川上流)。しかし1317年に一部が皇室領になった。なぜ作品でジコボウは天朝の許可を必要としてたか?そこは皇室領だったからじゃないの?
450 :
446:2006/02/24(金) 02:15:16
449
同意
451 :
天之御名無主:2006/02/24(金) 20:47:04
このスレももうダメか…
452 :
天之御名無主:2006/02/25(土) 07:54:56
>>451 1:天之御名無主 :03/02/14 23:24
カミ殺し((((;゚д゚))))ガクガクブルブル
2003/02/14から続いてるんだ。
ループしながらもささやかながら新ネタも積まれてる。
案ずるな!
荒らされなきゃあと1〜2年は続くだろう。
さておき、タタラ衆と言えば、戦中に実際起きた津山30人殺し事件
(参考※ 西村望作:八つ墓村)を思い出すな。
453 :
天之御名無主:2006/02/25(土) 09:38:13
>>452の
「さておき、タタラ衆と言えば、戦中に実際起きた津山30人殺し事件
(参考※ 西村望作:八つ墓村)を思い出すな。」
は八墓村→横溝、丑三つの村→西村、あと島田荘司が書いてたな。
三十二人殺戮した犯人の都井睦雄はタタラ衆の末裔であることを
悩んでたんだったな。
454 :
天之御名無主:2006/02/26(日) 00:25:55
死亡31人負傷が2人かな???
455 :
天之御名無主:2006/02/26(日) 00:49:35
454
うはっ。何で二人は負傷ですんだの?
456 :
天之御名無主:2006/02/26(日) 01:16:41
殺したい本命が居たらしいが、なんとその妻が体をはって夫を庇った
らしい。
都井睦雄は妻にはむしろ善意を持ってたらしいから、手心を加えて、
その妻は一命を取り留めた。
あと一人は、殺したい本命二人が見つからないので焦ってし損じたか、
あるいは手心加えたか、どちらかかも知れないね。
唯一、見逃された老人に対し睦雄はこう言ってにっこり微笑んで去った
「じいちゃんは、俺の悪口言わなんだけ、許しちゃる。まあ、俺が死んだ
後は悪口言うんじゃろけんどな」
初めてトキを見た時、真っ先に胸に目が行ったのは俺だけ?
458 :
天之御名無主:2006/02/27(月) 00:45:01
457
気にするな…人妻はヤラシク見えるものだW。
459 :
天之御名無主:2006/03/01(水) 08:34:14
今日、高校卒業します。部活、恋愛、行事、留学、色々あったけど自分の根本を支えたのは『もののけ姫』だと思う。これからの人生も、もののけ姫っぽくやって生きたい。感動をありがとう、そして今日の夜も『もののけ姫』
460 :
天之御名無主:2006/03/01(水) 12:23:34
>これからの人生も、もののけ姫っぽくやって生きたい。
どんな人生だ?
>>459 (´・ω・`) 人(´・ω・`)
一昨日見たばっかだけど私も今日また見ようかな。
463 :
459:2006/03/01(水) 22:21:03
461
もののけ姫の見方はそれぞれ違うけど、自分はこの作品を見て強くならなければと感じた。この感情は力強さでも精神的にでもない…何か別な意味の強さだと思う。もののけ姫の生き方をしていれば…
って長すぎ臭すぎ意味不明文で申し訳ない。
464 :
459:2006/03/01(水) 22:23:46
462
ナカーマ!友達とも会わず一週間は宮崎アニメを見続けるよ('-^*)
映画の感想を語り合うだけなら、映画板へどうぞ
466 :
天之御名無主:2006/03/07(火) 10:10:45
あのタタラ場のあった山中の湖のモデルはどこなんだろうか?
467 :
天之御名無主:2006/03/11(土) 00:46:09
ものすごい問題提起してるけど解決策はわかりません
って映画だと思った。
そうゆう意味では左翼っぽく見えた。
468 :
天之御名無主:2006/03/11(土) 01:15:16
>>467 善悪などの価値判断を放棄し、歴史とはそんなものだと諦観している映画だと思った。
そういう意味では評論家っぽく見えた。
でも宮崎監督はノイローゼになる程悩み、考え抜いたらしいから、
彼がおのれの限界をあえてさらけだしたと言う点は率直に買いたい。
ちょっとスレ(板)違いになっちゃうけど、この映画のメッセージは
「環境破壊反対」と言うのは簡単だが、文明の発達は止められるものではないし
人間は文化的生活を捨てることはできない、何やっても無駄かもしれない。
良かれと思う方向が正しいのかもわからない。ただの偽善なのかもしれない。
だがそれでもやってくしかないんだよなという…そのメッセージを監督が映画の中で体現させてるのが主人公のアシタカ
470 :
天之御名無主:2006/03/25(土) 01:21:43
アシタカは井の中の蛙じゃないか?
471 :
天之御名無主:2006/03/25(土) 08:16:54
472 :
天之御名無主:2006/03/32(土) 16:50:05
乙事主について教えてください
一体どういう神様なんですか?
474 :
天之御名無主:2006/03/32(土) 23:33:31
乙は地母神,事は牛神=天神でこりゃ出雲っていうかシュメールざんすねーーってか。
475 :
天之御名無主:2006/04/02(日) 14:16:14
476 :
天之御名無主:2006/04/02(日) 14:43:24
>>472 あれは一言主命がモデルだろう。
確か日本書紀だかどっかで猪に化身した一言主が帝に退治される話があったよ。
千と千尋にも出て来たしな。
>>476 古事記や日本書紀の一言主は、その姿が雄略天皇に似ている神として出てきたような。
478 :
天之御名無主:2006/04/06(木) 07:06:57
あれはコダマかな?
479 :
天之御名無主:2006/04/06(木) 21:04:04
>>477 一言主はその雄略天皇の話が初登場だからそれよりもっと後の話な。
帝が一言主が化身した猪を蹴り飛ばしてる図絵をどっかの本で見たよ。
乙事主のことを尋ねた人(
>>472)はなんで応答しないんだろうか・・・
態度が悪すぎるなあ。
言代主コトシロヌシ
乙事主オツコトヌシ
一言主ヒトコトヌシ
なんだかメガテン2を思い出した。
国津神てジャンル分けされてたな。
_.. ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、 / : :!
i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;' ;,.!
i., ..;;;ヽ ヾ ,,;_ , /
ヾ_:::,:' -,ノ
ヾ;. 、, ノ_ ヽ,,._ ,.、;,
;; ≦゚≧,ミ::,≦゚≧ ;:
`;. ⌒( ._.)⌒ ,; '
,;' (,,,,,,,,,,人,,,,,,,_ノ,;
;' ヽ 王王王ツ ;:
;: ';;
だまれこぞう
押し通る!
いやーまいったまいった、馬鹿には勝てんW
[武要辨略]には1551年に南蛮人が大友家に石火矢を献上したと書かれちょるな。
[豊薩軍記]には1576年に大友宗麟が石火矢を国崩と命名したとも。
「怖や、怖や。烏帽子様は国崩しをなさる気だ…」
確か大阪の陣で豊臣軍が使った兵器らしいな。
震天雷かな?
秀吉の第一次朝鮮出兵の折は破裂弾を使用したそうだから。
しかし殺傷能力に劣るこけ嚇し的代物に過ぎなかったらしい。
大阪の陣では城内一町歩につき一門の大筒を配備したそうだね。
488 :
天之御名無主:2006/05/12(金) 21:20:33
金曜ロードショーあげ
489 :
天之御名無主:2006/05/12(金) 21:44:30
いしびやあげ
490 :
天之御名無主:2006/05/12(金) 22:33:37
久しぶりにあがってきよったな。
491 :
天之御名無主:2006/05/13(土) 11:26:57
「しし」ってどういう意味?
鹿も「しし」猪も「しし」獅子も「しし」
492 :
天之御名無主:2006/05/13(土) 11:33:12
たしか太股のことを「ししむら」とかいう呼び方があったような気ガス
>>466 湖とか谷は愛知県の鳳来町ってところじゃないっけ?
495 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 05:00:17
>>491 シシガミ=鹿神だよ。
ヤックル(トナカイ)のことをアカジシ(赤鹿)って呼んでたしね。
496 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 12:32:26
>>495 いや、それは分かるんだけど
漢字は違えど鹿も猪も獅子も
「しし」って呼び方するから
「しし」になんか意味があるのかなと思って
>>492が正しいのかな
497 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 13:20:14
>>494 鳳来湖いったことあるけど、そこから程近い浜名湖にはデイタラボッチ(タラって音もはいってるから関係あるかも)
の伝説もあるから静岡周辺かも・・
498 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 13:22:51
そんでしし神ってのはインドの死と生を司るシバ神の化身じゃないかな?インドではシバの化身として
黄金の角のある鹿ーパシュパテっていう神がいる。
499 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 13:39:38
そういえばシシガミに首を返した時には斜面の中腹て感じだったのに
アシタカたちが目覚めたときはなだらかな丘に移動してるのは何故ですかね
>>496 獅子だけは切り離したほうがいいんじゃない?
仏典漢籍を訳したものだろうから。
鹿、猪、宍の「しし」は肉や食用獣類と考えて、OKかと。
501 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 14:32:38
食べれる獣をシシと考えてたならなんでライオンもシシと訳したんだろうか
ふと思った
502 :
天之御名無主:2006/05/14(日) 21:10:04
503 :
天之御名無主:2006/05/15(月) 15:15:58
確証はないけどそんな気はするね どうもです
504 :
天之御名無主:2006/05/16(火) 06:30:09
獅子はライオンでなく、架空の動物。
とは言え鵺や河童や麒麟やキメラみたいな数種の生物のツギハギでなく、
鳳凰と同様何らかの実在動物にそのプロトタイプがありそうな形態。
多分沖縄のシーサーや神社の狛犬みたいなパグ、シーズー(スツ)タイプ
の犬じゃないかな?
日本には原始タイプの犬しかいないから、例えば狆みたいなスツタイプの犬は
とても貴重だった。
だから好んで退魔招福のモデルに使ったんじゃないかな。
さらに中国では古来よりチャウチャウ等このタイプの犬を好んで食に供する
習慣もあったから、獅子に食肉と言う意味があってもおかしくない。
別に獅子を除外する必要はないかも知れない。
>>493 大辞林によると、「ししむら 【肉叢】 肉のかたまり。肉塊。また、肉体。」らしいっす。
>>504 日本でも獅子(シーズー)タイプの犬を好んで食していたのでしょうか?
>>505 縄文時代から野犬を食べる習慣はあったが、ずっと後に渡来して来た
大陸系スパニエルなど貴重種を食べたりはまずしないだろう。
薬としての利用ならあるかも知れないけど。
507 :
天之御名無主:2006/05/18(木) 00:16:17
映画『もののけ姫』でアシタカやカヤが着ていたのは民族衣装ですよね?
あーゆーのってなんて呼べばいいんですか?
着物?浴衣?はっぴ?
どなたか教えてください。
ブータンの[ゴー]って着物を参考にした様だよ。
日本で言えば[どてら]が近いかな?
[ 大辞泉 ]
しし【肉・宍】
(1) 人のからだの肉。
(2) 猪(いのしし)・鹿(しか)などの食用肉。
しし【獣・猪・鹿】
《「肉(しし)」と同語源で、それをとる獣をいう》
(1) けもの。けだもの。特に、肉の美味な、猪(いのしし)・鹿(しか)。《季 秋》
(2) 「猪狩(ししが)り」の略。
し‐し【獅子】
(1) ライオン。古来、百獣の王とされる。
(2) 高麗から伝来したとされる、1に似た想像上の動物。木・石・金属などで作り、狛犬(こまいぬ)と対にして神社社頭などの左側に置いて魔よけとした。後世、狛犬と混同。
(3) 「獅子頭(ししがしら)(1)」の略。
(4) 「獅子舞」の略。
510 :
天之御名無主:2006/05/19(金) 00:14:06
>>504 吉村教授も言ってるけど獅子の起源を辿るとエジプトのスフィンクスに行き着くらしい。
スフィンクスも狛犬とかシーサーとかと役割は一緒だからね。
エジプトから中東、インド経由で日本に伝わったらしい。
>>510 アラハバキ神族には、獅子神族と蛇の地母神族といたみたいですね。
512 :
天之御名無主:2006/05/19(金) 03:09:44
ライオンってのは現在でもインドに生息してるわけだしもっと昔はもっと生息範囲が
広かったんだよね。(ヨーロッパや東南アジアにも)だから日本人や朝鮮人がライオンを
知らなかったと考えるのは早計。
513 :
天之御名無主:2006/05/20(土) 05:36:22
早くチンチンしゃぶってよ〜
ぼくのチンチン早くしゃぶってよ〜
「東の果ての赤獅子に跨り石の鏃を使う勇壮な一族」って作中に出てきましっけ?
516 :
sage:2006/05/20(土) 14:44:41
あの場面って御大の現場じゃないかと思うんだよね。パートのオバチャン。
どうでもいいかも知れんが、アシタカの名前って長脛彦を意識してんのかね。
足=脛、高=長、みたいに。
よく見たら既出だった…orz
スレ汚しスマン
520 :
天之御名無主:2006/05/22(月) 02:58:14
>>518 アシタカっているでしょ?オオク二の主の息子で。アシタカナンタラヒコってのがいたはず・・
>>518 愛鷹山(あしたかやま,足高山,芦高山)も関係あるかも。
>>520 もしかしてアジスキタカヒコネ?
522 :
天之御名無主:2006/07/06(木) 23:42:09
鎮西のオッコト主
あげ
523 :
天之御名無主:2006/07/07(金) 19:22:51
土蜘蛛っぽい名前だね
524 :
天之御名無主:2006/08/02(水) 20:34:45
そうだね〜
8月あげ
525 :
天之御名無主:2006/08/26(土) 14:38:22
千尋、ハウル、ゲド・・・どれも「もののけ姫」を越えられない。
続編が見たいもんだが、駿さんは老衰したかな?
そんなことじゃ宿敵治虫を越えられないぞ〜上げ
526 :
天之御名無主:2006/08/31(木) 01:47:36
治虫て手塚?
あれは糞に近い古代人じゃね?
527 :
天之御名無主:2006/08/31(木) 02:16:38
イマオレハスベテヲウバワレタ
デモドロロガアル
オレハヒトツヅツ
ウシナッタカラダノイチブヅツ
トリモドシテイル
オレハコダイノ
フルキモノタチノココロヲ
ウケツグオマエモオモイダセ
ココロノナカニアルタマシイノキオク
528 :
天之御名無主:2006/08/31(木) 03:57:18
夏休み終了あげー
529 :
天之御名無主:2006/08/31(木) 18:59:38
530 :
天之御名無主:2006/08/31(木) 19:58:44
平成版もののけ姫が見たい
531 :
天之御名無主:2006/09/08(金) 12:35:07
昭和末期には【桃の毛姫】っつAVがあった
532 :
天之御名無主:2006/09/08(金) 13:26:48
ということはもののけのほうがパクリ?(タイトルの)
わかちがき ぉ きちん と ほどこせば よみ=やすく なった ん だ が な。
イマ オレ ワ スベテ ォ ウバワレタ
デモ ドロロ ガ アル
オレ ワ ヒトツ ズツ
ウシナッタ カラダ ノ 1ブ ズツ
トリモドシテ イル
オレ ワ コダイ ノ
フルキ モノ タチ ノ ココロ ォ
ウケツグ オマエ モ オモイダセ
ココロ ノ ナカ ニ アル タマシイ ノ キオク
535 :
天之御名無主:2006/10/03(火) 02:11:04
10月あげ
536 :
天之御名無主:2006/10/03(火) 11:00:32
実写版もののけ姫が見たい
537 :
天之御名無主:2006/10/26(木) 01:33:48
ボボの毛姫
538 :
天之御名無主:2006/10/28(土) 15:40:25
ソソの毛姫
539 :
天之御名無主:2006/11/02(木) 05:38:04
横スレ失礼します。
アシタカが長老たちと話している所は奥州平泉にある毘沙門堂かと思われます。
建物がそっくりでしたし、何せそこはみなさんがお話しになられていた蝦夷の
族長であった悪路王(アテルイ)の本拠でした。
また、アシタカが漆塗りの椀を持っていたのも東北は上質な漆の産地であったからだとおもわれます。
浅野の軍で思いつく東北の歴史では南部藩の九戸政実を討った豊臣方の浅野長政が思い浮かばれます。
そしてタタラ製鉄も東北地方では奈良時代には入ってきてます。その製鉄の遺構も見つかって
ますのでありえない事ではない気がします。
540 :
天之御名無主:2006/11/02(木) 22:49:33
>>539 アシタカが住んでたのはそこでいいかも知れんけど
エボシのタタラ場やシシガミの森があったのは出雲だよ。
デイダラボッチは元々出雲神話の神だし、浅野軍の旗に毛利家の家紋があったじゃん。
乙事主が初登場した時鎮西から来たって言ってたし、流石にわざわざ九州から東北へはこんだろ。
>>539 たまたまもののけ姫封切り前に
その堂に行ってたので(達谷の窟だよね?)
もののけ姫みたとき「あれだ!」と思ってうれしかった。
アシタカが最初いたところは東北だが
そのあと西に旅してるので
タタラ場は西日本
>>540に追加してタタラ製鉄も出雲だし。
542 :
天之御名無主:2006/11/03(金) 03:18:59
541>はいその通りです。
私も見たときは嬉しく思いました。
540>言葉が足りなかったようでした。
541さんがおっしゃってくれたように
まず初めはアシタカは東北地方に居て
それからヤックルに乗って西に向かったと
私は思ってます。
543 :
天之御名無主:2006/11/27(月) 23:27:54
久しぶりに覗いたけど過疎が進んでるな
子供の頃捨てられたのに、サンはどこで服を手に入れたんだろう?
545 :
天之御名無主:2006/12/14(木) 06:08:09
>>544 モロは喋れるし並々ならぬ知恵もあるから、
毛が生えないサンのために里を脅して奉納させた。
546 :
天之御名無主:2006/12/21(木) 10:38:41
エミシの村→白神山地
ヒイ様→シャーマン (巫女)
タタラ場の人→マージナルマン
時代は室町
って今日授業で習った。
宿題で出たんだが、アシタカは何故エミシの村に戻らなかったんだ?
みんな意見下さい!!
547 :
天之御名無主:2006/12/22(金) 01:01:00
古風な考え方で言うところの[祟(タタ)り等で身が忌み汚れた]は、
現代風に翻訳するとある種の致死的な伝染病や、共同体の秩序を乱す
精神病にかかった場合が多く含まれると思います。
だから共同体の存続を保守するためにタタられ人を里から永久追放する
のは、ある種の合理的な掟であったのかも知れませんね。
なぜなら当時の医学レベルではほとんどが治癒の可能性が極めて低い
業病なんですから。
548 :
天之御名無主:2006/12/27(水) 17:01:06
四枝、四つ足だろ?
549 :
天之御名無主:2006/12/27(水) 18:54:49
>>546 ヤックルに乗ってサンとセックルするため
550 :
天之御名無主:2006/12/29(金) 05:33:08
>>546>>547 アシタカは死んだことにされたらしいね。
アメリカ版のだと
>>547の概念を欧米人に説明するために
「お前は死んだこととする」っていうヒイ様の台詞が付け加えられてる。
共に生きよう
逢いに行くよ
イノシシに乗って
明けましておめでとう
平成亥年
552 :
天之御名無主:2007/01/03(水) 07:23:38
なんで最後のシーンではげ山が多いの?
553 :
天之御名無主:2007/01/03(水) 08:54:43
その前に なんでサンは日本語理解出来てるんだ??
って初歩的なことを聞いてみる
554 :
天之御名無主:2007/01/03(水) 09:22:28
恐らくあの白い犬に教わったんじゃん
美輪さんおそるべし
556 :
天之御名無主:2007/01/06(土) 14:21:49
確かにサンの周囲にヒト語を教えてやれそうな存在は
モロしか見当たらないが、それにしてはモロの美輪訛りが
サンには全然ないのが不思議だな。
[黙れ小僧!]
はいはい、黙ります。
557 :
天之御名無主:2007/01/09(火) 02:27:13
ヒント
禿げ山
だいだらぼっち
558 :
天之御名無主:2007/01/09(火) 10:10:19
でいたらぼっちだろ?
559 :
天之御名無主:2007/01/09(火) 10:12:31
でいたらぼっちのせいで原生林がはげ山になっていまったのか? しし神の森がはげ山になってしまったのか?
560 :
天之御名無主:2007/01/10(水) 16:19:55
シシ神の首を返したから甦る芽は残されたって感じかな?
561 :
天之御名無主:2007/01/11(木) 05:52:00
時代は室町時代だね
562 :
天之御名無主:2007/01/11(木) 14:30:29
だいだらぼっちって本来はなどではタタラバ(製鉄や鉱山)の神だったけ?
563 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 08:18:15
だいだらぼっち
だいだぼっち、ダダ坊、ディラボー、大太法師とも呼ばれている。
伝説の巨人で富士山を一夜で作り、榛名山に腰かけ利根川で臑をあらったなどの伝承がある。
564 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 08:27:47
でもしし神の首をとったらでいたらが出てきたのはなぜ? あの女達が勘違いしたのかな?
565 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 10:22:23
1:天之御名無主 :03/02/14 23:24
カミ殺し((((;゚д゚))))ガクガクブルブル
この通り宮崎は神殺しの映像化を試みた訳で、それを目撃した当時の人々が
勝手にディダラと思い込んだと言う設定でしょう。
手塚の火の鳥殺しも、火の鳥と総ての生き物の生死と輪廻転生の摂理が
三位一体となっていたが、宮崎もシシ神として具現したものの背後に、
大自然の生命の流れを象徴してたんでしょうかね。
俺的にはディダラボッチでなく、他の何かが良かったと思いますな。
アラハバキとかw
566 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 14:20:30
>>564 しし神ってのは生と死、破壊と再生の両義を司ってる神ってことでしょ?
だから昼はしし神、夜はでいたらって特性があるんじゃまいか?
ちなみにインドで破壊と再生の神シヴァの化身はパシュパティ(黄金の鹿)
なんてのがいるな。
567 :
天之御名無主:2007/01/12(金) 15:46:20
>>564 もっともっともののけ姫をじっくり見ましょう。
ヒント:出雲、シャーマニズム、室町
568 :
天之御名無主:2007/01/16(火) 21:43:15
>>564 つーか酷すぎ。
レスの内容があまりにも低脳すぎる。小学校1年レベルの理解力。
本物の1年生がレスするとは思えないから
日本の将来マジ不安だわ・・・
学者がウンチクたれがいのある映画って
作品としてはたいてい出来損ないなんだよなあ。
570 :
天之御名無主:2007/01/23(火) 05:27:51
>>569 妖怪大戦争のことかーーーーーーーーーーー。
571 :
天之御名無主:2007/01/23(火) 19:02:12
572 :
天之御名無主:2007/01/23(火) 20:03:34
>>571 まずは荒俣の書いた原作(小説版)を読んでくれ。話はそれからだ。
>>572 映画の話を原作に引っ張るな。
ジーゼスクライストスーパースター≠新約聖書
574 :
天之御名無主:2007/01/24(水) 23:45:06
>ジーゼスクライストスーパースター≠新約聖書
これは例えが悪すぎだろう。聖書はあれの原作でも何でもないし。
575 :
天之御名無主:2007/02/04(日) 08:11:35
あげぃ
576 :
天之御名無主:2007/02/19(月) 01:32:39
聖書物語のミュージカル仕立て
577 :
天之御名無主:2007/02/19(月) 14:25:55
神食いしき村
過疎あげ。
戦うヒーローが物語終盤になってくると段々と裸に近いような
格好になってくるのは何故か。
580 :
天之御名無主:2007/02/24(土) 00:44:21
疑問
・アシカタがいた東北地方(岩手県に実在したエミシ族のアテルイがモデル?)に大和政権から隠れたエミシの隠れ集落は実在したか?
・自侍が戦をしてたので室町後期の時にアシカタが米を市で買う時に
貨幣経済の浸透が見られたが一地方で貨幣経済が浸透してたか?
・種子島の鉄砲伝来以前に日本に鉄砲型火薬武器が明から流入してきた可能性はあるか?
581 :
天之御名無主:2007/02/24(土) 04:40:23
>>580 >疑問
大した量ではないんだから1から全部読んで味噌。
582 :
天之御名無主:2007/02/24(土) 21:26:49
>>580 >・種子島の鉄砲伝来以前に日本に鉄砲型火薬武器が明から流入してきた可能性はあるか?
wikiに解説があったよ。
583 :
天之御名無主:2007/02/25(日) 02:27:05
アシタカフンドシ…
ウホw
584 :
天之御名無主:2007/02/25(日) 12:32:59
>>582 >種子島の鉄砲伝来以前に日本に鉄砲型火薬武器が明から流入してきた可能性はあるか?
火器は宋、元、明の時代には中国にあっただろ。
元寇では火器による攻撃を受けてるだろ。
近年、九州での戦場跡から陶器製の
爆裂弾破片がたくさん見つかってる。
585 :
天之御名無主:2007/02/28(水) 20:09:03
>>584 馬驚かすだけの兵器だから対した破壊力ないし
鉄砲だろ重要なのは…
586 :
天之御名無主:2007/03/01(木) 04:29:41
馬は家畜中でも神経過敏な種だから、高い確率で馬驚かせられたと
すれば相当な効果があったと評価可能じゃね?
今で言えば電子部品をパンクさせる電磁波兵器みたいな物。
昨日現場で指3本無くした俺が着ましたよ・・・・
左手の小指と親指残ってるからスペースとAキー
は打てると思ってたところ
手が以上に軽くて打ちにくい・・慣れだろうけどね
一言いわせてくれ・・俺いま泣いてんだぜ
588 :
天之御名無主:2007/03/10(土) 15:56:03
そのせいで先の人生何%ダウンとか思うなよ。
>>587 一言言わせてくれ
いろいろ思う事はあるだろうが、強く生きろ
>>587 慰めにならないと思うが、
俺なんか仕事で顔面ぶつけて網膜剥離だ、
どんな奇麗な景色や映画みても視界がゴミだらけwやんなるぜw
モロは登場シーンでエボシに喰らった弾丸が致命傷だったのか。
今更気付いた。
593 :
天之御名無主:2007/03/16(金) 00:24:25
憶測だがモロは体内に残った鉛でやられた。
モロの名はパヤオが敬愛するモロ星へのリスペクトと考えて良かですか?
595 :
天之御名無主:2007/03/16(金) 03:15:54
≫587
仕事でだから、ちゃんとした保証はおりるの?
知り合いで足の指を無くして「お前がボーッとしてるから悪い」
と、凄く安く済まされた人がいました。
今はショックだろうけど、前向きに、そして冷静に保証のこと考えて。
かくゆう私も医療ミスなのに「失敗じゃなくて事故だ!」と都内N野K立病院の外科のU川先生に言いくるめられた口です。
当時はショックで言葉がでなかったけど未だに何の保証もされず入院も延びたことが心の傷です。
スレ違い失礼しました。
あと、私もモロの体の中に鉛が入ってたのが致命傷だと思います。
モロは鉛中毒で死んだのか
597 :
天之御名無主:2007/03/16(金) 07:20:02
アカシシは架空なのか?!
もののけのパンフ買ったらアカシシ=絶滅した生き物と書いてあったのに…
ちなみにアオジシ=日本カモシカは知ってる
598 :
天之御名無主:2007/03/16(金) 12:10:48
>>597 トナカイの類じゃない?
トナカイ(トゥナッカイ)ってアイヌ語だし。
599 :
天之御名無主:2007/03/16(金) 23:02:27
ひいさまが言ってた西の国の王って足利の事?天皇?
天皇家っしょ。
601 :
天之御名無主:2007/03/26(月) 20:52:15
ゴンザの付き人の黒覆面、萌え〜。
みやびな目をしてるから、朝廷のスパイかしらね〜。
602 :
天之御名無主:2007/03/28(水) 15:47:24
室町時代は初期以外は朝廷の力が弱かったから足利だべ
もののけって室町なのか、
って事は、アシタカ達が人と神の命懸けの陣取り合戦を繰り広げてる横で、
一休さんとバカ殿が「屏風のから虎を外に追い出さいまし!」とか言って遊んでる訳だな。
>>603 それよりはもっと後だね。戦国時代初期だから。
やっぱ、火の鳥の影響ってあんのかな?
ナウシカに鳳凰編と乱世編足して割ったみたいな…どっちも大好きだけど。
>>605 宮崎駿は手塚のこと嫌ってたからそれは無いだろうな。
てゆうかあれはまんまナウシカだろ。王蟲が猪に変わっただけじゃん。
607 :
天之御名無主:2007/03/30(金) 17:16:55
宮崎駿はTVでもののけ姫を一番嫌いな作品とも言ってた様だから、
対手塚治虫コメントを額面通りに受け取るのもナイーブ過ぎないか?
608 :
天之御名無主:2007/03/30(金) 18:01:27
紅の豚が一番好きだった
飛行機が飛ぶところがいい
>>608 宮崎駿作品のファンタジーでは空を飛ばない稀な作品がもののけ姫。
宮崎駿作品の官能は飛ぶシーンにほとばしるのではないかと思うが、
その意味ではもののけ姫は禁欲的な作品ですな。
自分は船に乗るので、紅の豚で不調の飛行艇を騙し騙ししながら、
次第に天候の悪化するアドリア海上空を飛ぶシーンには、時化行く海を
小舟で渡る時の様な臨場感があってぞくっと来ましたお。
ハリポタVの、森でのシーン、
「しし神様!!」とおもた。
ぱくってるよね。
611 :
天之御名無主:2007/04/10(火) 02:30:24
うん、パクリだよね。
でも駿も治虫やケルトからいっぱいパクってるから
お互い様かな?
>>606 そう。宮崎から手塚の影響を感じることは皆無だよね
613 :
天之御名無主:2007/04/11(水) 20:28:30
宮崎駿は手塚治虫のかなり忠実な後継者だと思う
614 :
天之御名無主:2007/04/11(水) 23:55:58
俺もくれないの豚が1番
615 :
天之御名無主:2007/04/12(木) 21:19:36
>>607 なぜ?失敗作ってことなのか?
作り手が嫌いなんていった日にゃあ、おれらどうすりゃいいべ
やっぱ火の鳥に似ちゃったからじゃね?w
617 :
天之御名無主:2007/04/15(日) 19:18:28
>>615 ファンタジーとは言え出来るだけ史実には齟齬しないってスタンスで創った
作品だから、考証や歴史認識など広い分野で格闘せざるを得なかったらしい。
ファンタジーを具体的な素材から紡ぐとイメージとの折り合いが付きにくく、
しかも子供にも解る様に創らねばならぬとなると、えらい苦労の割りには
不満が残る作品となったんじゃないかな。
「欝になり、死ぬか生きるかの苦労の連続だった。あの作品を観ると、
その苦悩がフラッシュバックするから、観たくない」てな風に語ってたよ。
逆にそれだけ価値ある作品と言えないかな?
たとえば試験を例に採るとあれもこれも間違ったと、出来なかった所が
はっきりしてる人程結果が良かったりするw
アニオタキモス(紀元前510〜紀元前440)
古代ギリシアの詩人・軍人・政治家。
アテナイの鍛冶屋に生まれ、幼くして下級兵士の家に養子に出される。
軍人としての教育を受け、成人後は重装歩兵としてペルシア戦争に
従軍し各地で戦功を立てた。やがて一兵卒としては異例の早さで
指揮官となり、同時にテーバイの東の小都市アキハベラの執政官に
任命される。その後は海軍に移りここでも目覚ましい活躍を続け、
紀元前480年のサラミスの海戦では50艘のアキハベラ船団を率いて
参戦し、目や胸や尻を強調した女性の絵を結びつけた矢を多数放ち
ペルシア軍の士気を下げるという独創的な戦法でギリシアを勝利に
導いた。それ以後は政治家として活躍を続けながら多数の著作を発表、
爆発的な人気を得るが、煽情的な挿絵と官能的な文体の一大叙事詩
「ドジンシン」を発表したことから風紀を紊乱したとの批判を受け、
紀元前460年に陶片追放でギリシアを逐われシチリアの植民地で
寂しく余生を過ごした。生涯独身であった。代表作として先に挙げた
「ドジンシン」の他、「ギルガメシュの騎士」「アキハベラ天王組」
「月に代わりし者の仕置」「銀色のオリンポス」等がある。
619 :
天之御名無主:2007/04/17(火) 05:07:25
>>618 君は最早、今後の2チャンには向いてないよ。
2チャン辞めた方が良いな。間違いない。
コピペにマジレスハズカシイ ってやつかな
それともこれもネタの一環かな
>>618 同人オタの自分はよくできたコピペだと感心してしまった。
アシタカって自分のカーチャントーチャンのことなんて呼んでたのかな。
トトさま、カカさま、もしくは父者人、母者人あたりかと
蝦夷は分からないが、アイヌ語の父母をググったら、母=ハポ、父=アチャらしい。
〜さんてのは頭にアンを付けるそうだからアンハポ、アンアチャが母さん、父さん。
しっかしアイヌの着物はかっこいいよな。
関係ないからsage
〜からsageって久々に見たw
アイヌとかクマソが縄文人の子孫ってのは史実なの?
628 :
天之御名無主:2007/05/14(月) 01:52:55
629 :
天之御名無主:2007/05/14(月) 12:15:48
ナウシカと似てるよな。特にセルムとアシタカは顔も思想も似てるしどちらも悟り開いてる。
セリフも似てる。
630 :
天之御名無主:2007/05/15(火) 00:57:24
ぶっちゃけこれ単なるナウシカの焼き直しだからな。
戦国時代版ナウシカなんだよ。
631 :
天之御名無主:2007/05/15(火) 01:41:13
ホルスとナウシカともののけは同じ話のリメイクです
オウム=鹿神って事か。
クシャナもいるし、ダイダラは巨神兵、そういや最後に粘菌も出てきたな
633 :
天之御名無主:2007/05/16(水) 02:14:03
>>632 王蟲=猪神達だろ。大群で押し寄せてくるとこがそのまんまだし。
634 :
天之御名無主:2007/05/17(木) 11:09:44
>>630-633 クシャナはエボシでクロトワはゴンザか。本当に似てるね。
ナウシカの最後のセリフは生きねばだしもののけはキャッチコピーは生きろだよね。
竹熊健太郎が前からよく言ってることだが「シュナの旅」も忘れるな。
クロトワはジコ坊じゃないか?
密かな野望持ってるニヒリストキャラって事で。
637 :
天之御名無主:2007/05/21(月) 21:07:59
ジコ坊はあの変な子供といる僧侶に見える。
638 :
吉野ヶ里の民話:2007/05/30(水) 19:25:02
>>617 監督が自分の過去の作品について話すときは
最後までよく聞かないと真意が汲み取れない言い方をするよね。
ちなみに紅の豚も「なかったことにしたい」って言ってるよ。
イタリア、飛行ヲタだし不満点がたくさんあるんだろうね。
640 :
天之御名無主:2007/06/09(土) 03:27:17
>>629 あー、連載終了は94年か。書店で見つけて最後まで読んだな・・・。
ありゃ、ひろった不良女子高生にくれてやったんだっけな・・・。
拾ったってか、飛び込んで来たってか。いや、従姉妹だったっけか。ま、いいや(汗
エボシとクシャナって宮崎キャラの中で一番好き
645 :
天之御名無主:2007/06/27(水) 08:18:49
エボシしか萌えどころが見つからない
最初はつまんねえなって思ってたけど
エボシが画面に現れたとき、180度見方が変わった。
あの美しさには衝撃を受けたね
エボシもいいが、クシャナと較べるとどうしても見劣りするなあ
中の人もクシャナと同じ人でいいのに
647 :
天之御名無主:2007/06/30(土) 14:16:19
声優だけでいうなら榊原さんの方がいい。
どうせキャラが被ってるんだし
648 :
天之御名無主:2007/06/30(土) 16:22:18
エボシ御前は紅の豚で、フィオの従姉として特別出演をなさってます。
アレクサンドラ・ピッコロだっけな。見てみ、顔同じだから。
649 :
天之御名無主:2007/06/30(土) 17:18:51
アレクサンドラ・ピッコロじゃなくて
サンドラピッコロ これも間違い。
フィオの姉のジリオラの方に似ている。
クシャナは原作がいいだけであって、映画ではガキ丸出し。
外見的な好みで言えばエボシ。
エボシにあってクシャナに無いものは色気。
クシャナの凛とした美しさも好きだけどね。
クシャナさんは色気もあるよ
「寝室に来てみな。ブチ殺される勇気があるならな!」
なんて挑発してくれる女性は他にはいない
原作クシャナは準主役な扱いで見せ場も多いからね、
終盤のスケールメイルに帯剣した姿がチョーカッコイイ。
原作クシャナは惚れたよ。
スケールがでかいな いた違いですんません
655 :
天之御名無主:2007/07/02(月) 02:34:27
みんな詳しいね 気持ち悪いくらい
遠まわしな煽りレスいらねえんだよくそばばあ
LV0 もののけ姫?どうせ典型的宮崎アニメだろ?どうでもいいよ…
LV1 絵はあんまり萌えアニメっぽくないな。ってかこの主人公何で愛想が無いの?
LV2 エンディングは綺麗だな。サンってのはなんか淫乱ぽくて結構いいかも。
LV3 サンって犬神じゃね?理想のツンデレって感じ・・・
LV4 えぼし様もドジっ子でかわいいな。サンとかトキとかもいい・・・
LV5 山神様って別にかわいくないのにカリスマ扱いされててうぜぇ。死ね!
LV6 エボシ御前結婚してくれ!
LV7 やべぇエボシ御前最高!エボシ御前と水さえあれば生きていける!
LV8 エボシ様と結婚した!俺はエボシ様と結婚したぞ!!
LV9 やっぱサンのツンデレは最高だわ
MAX アシタカとちゅっちゅしたいよぉ〜
LV6,7,8に当てはまる。やれやれだぜ
>>651 ヒント:クシャナは処女だけど烏帽子は非処女。
クシャナもエボシもいい匂いがしそう
「ウホッいいにおい」ってクロトワさんも言ってたし。
宮崎アニメにおける3大美女はクシャナ、ジリオラ、エボシ
>>659 同意
ジリオラもチョイ役だったけど、いい女だったな〜
全然似てないフィオより萌え。
エボシはオリエンタル系、クシャナは柑橘系、ジリオラはムスクの香水が似合う
大佐じゃないよ。
662 :
天之御名無主:2007/07/03(火) 18:58:39
ジリオラって誰だっけ?
紅の豚のフィオの姉がジリオラ、ちなみに一度しか映らない。
フィオはかわいい系だけどジリオラの方はいかにもなイタリア美人って感じだよね。
ジーナも良いけど痩せすぎだから。
そうそう。ジーナもS級美人だけど
痩せ過ぎて不健康な感じがちょいと萎える。
ジリオラはかなりそそる。洋風の烏帽子様って感じ
665 :
天之御名無主:2007/07/04(水) 11:48:37
デマやウソはいかん。
ジリオラはすくなくとも2どはうつる。
上玉ともちあげながら、実は本心ではなんとも思っていないんだろ?
その内実をともなわぬソラゾラしいホメ言葉にジリオラはどんなにキズつくことだろうか。
663には猛省をうながしたい。
いやいや、紅の豚を見たのが遠い記憶なんで
一瞬しか写らないと思ってたんだよ
紅の豚じゃ一番そそるってば
667 :
天之御名無主:2007/07/04(水) 15:34:20
遠い記憶だと?
録画もなく、ビデオもなく、DVDもなく、それを借りてこようともせんというわけだな。
そんな書きこみをよんだら、
ただでさえ663の書きこみで深く大きな悲しみにくれてるさなかのジリオラに、
あたかも今こそとばかりに追討ちをかけてるようなもんだぞ。
わかっとるのか? あ?
ウソでもいいからそうか、そうだったよな! ウッカリとはいえ、すまないことを書きこんでしまったよ!
とか何とか、どうにでも書きようはあるだろうに……
そのクセまた「一番そそる」などと書きくさりおる。
こうなるともはやジリオラのアンチとしか思えんな、これは。
顔がわかるように映るのは一度だよ
そんなことよりエボシとおまんこしたい
重箱の隅をいちいち突く基地外婆は去れ
>>667 まじでうぜえよ加齢臭漂う おえええ
豚スレがあるから巣にもどれ糞婆
甚だしくスレ違いだ
まずは自分が話題振れ
673 :
天之御名無主:2007/07/06(金) 13:43:50
ジリオラの顔がそれとわかるように映るのは1どだけじゃないっていうの。
わからんヤツラだな。
けがらわしいゴミどもめ、ジリオラの苦しみと憎しみを知るがいい。
基地外婆乙。
なんでここの煽りはいつもババアって言うんだ
女限定?
676 :
天之御名無主:2007/07/09(月) 19:06:17
もうどうなってもいいからアシタカと結婚したい
677 :
天之御名無主:2007/07/10(火) 17:23:38
ジブリで美術を担当している男鹿和雄って人は↓マジでこの人?
・・・・・・・
風の陣: 紀伊國屋書店BookWeb黄金をねらい、陸奥を支配下に置こうとする押勝に対し、官人となった蝦夷・牡鹿嶋足、
そして物部天鈴は… ... 都で官人になり、その地位を利用して蝦夷を守ろうとする牡鹿嶋
足、嶋足を陰で支える物部天鈴。そこに帝や先帝、恵美押勝、弓削道鏡などの思惑が ...
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4569628427.html - 22k - キャッシュ - 関連ページ
エボシやサンは生理の時どうしてたの?
これはよく知られたことですが、
宮崎監督は『もののけ姫』のたたら場に子供の姿を描かなかった理由として、
面倒だったから、とか、わずらわしくなるから、などと説明した過去があります。
宮崎監督は対談などでもそうですが、ご自分の語る言葉の中に、
裏の含意や言葉にはしない真意などをこめることがよくあります。
このたたら場の子供の件もその一つと見られており、要するに、
言葉として表れた「子供」の事だけではなく、それに関わる全部、
つまり生殖や性に関わる事柄の一切を「面倒」「煩わしい」としてすべて切捨てたのだ、
という見方が現在の業界での『もののけ姫』のごく般的な解釈です。
その領域の話は宮崎監督にとって二の次三の次(サンの次?笑)なのかもしれませんね。
× ごく般的な
○ ごく一般的な
もののけ姫に子供を出すのを避けて通ったのは正解だったと思う。
ハウルのあのガキですらちょっと「いてもいなくてもいい感」があったんだから。
水子の霊は山ほど出てたけどな
683 :
天之御名無主:2007/07/28(土) 18:31:59
>>682 デラワロスw
あのシュールな可愛さが理解できんのか
最後、木からボタボタ落ちてくるのは可愛かったw
ほほう。コダマの正体は水子の霊だったか。そいつは初耳だ。
俺はまた、あの没個性的で生っちろくて奇怪きわまる人間未満の姿かたちに、
てっきりお前ら2chねらを重ね合わせていたよ。コダマすなわち2chねらである、とな。
鏡をのぞいてるようだと思うだろ、お前ら。ん、どうだ?
恥かしい子が来てるな
夏ゆえか
俺は選挙には行かないよ。
与党・野党どっちにもつかず、アシタカのように中立の立場を貫く覚悟だ。
689 :
天之御名無主:2007/07/30(月) 19:22:57
アシタカは「中立の立場」ぢゃねえだろ。
いうなれば「第3の道」をめざし模索したのがアシタカの立場だったわけで、
第1の立場にも、第2の立場にも、第3の立場にも、また、
そのほかのどんな第nの立場にもくみしない「中立」というのとはまったくちがうよ。
いってみればアシタカはあらたな政治的地平をきりひらくために、
みずから立候補した立場だったんだよ。なにが「俺は選挙には行かないよ」だ。
1回死んできたらどうだ。かんちがいしてんじゃねえって。
690 :
天之御名無主:2007/07/31(火) 15:58:10
アシタカはどうして故郷に帰らず、タタラ場に残ると言ったかが疑問。
タタラ場にとどまる理由って別にないんじゃん。カヨに会ってあげようよ…と思った。
691 :
天之御名無主:2007/07/31(火) 20:12:23
呪いも完全に消えた訳じゃないし帰れないよな
693 :
天之御名無主:2007/07/31(火) 21:30:43
>>691 ありがとうございます。
でも煮え切れないなぁ。個人的には村に帰って欲しかった。
もののけ姫って深い…
カヤに小刀をサンにやっちまった事言えないし、
帰るに帰れないんじゃw
695 :
天之御名無主:2007/08/03(金) 12:44:43
>>694 あれはさすがに酷いと思った。
カヤは許嫁なのに。
696 :
天之御名無主:2007/08/03(金) 20:34:29
髷を切った時点で、アシタカはもう村に住める人間ではなくなったんじゃないの?
そういう覚悟も含めた行為だと思ってた。
呪いが解けようが解けまいが、覚悟を決めて一度村を出た以上のこのこ帰って来るわけにはいかないんだと思う。
アシタカが小刀をサンにやったのをみなさん非道い非道いっていいますけど、だからこそ、
シシ神の首チョンパのときサンがその小刀でアシタカの胸を突き刺すんですよ。
あれはアシタカの非道への仕返しの意味もあるんです。
すくなくとも作者としてはそのつもりも一つこめたんですよ。みなさん、
そのぐらい理解してください。お願いしますよ、ほんと。
ここまでいつまでも無理解がつづくと、作者としてきついんですよマジで。
やってらんないって気になっちゃうんですよ、もう私もこの年ですしね。
ほんと冗談じゃないんスよ。スタッフや関係者とは違うんですから、
みなさんぐらい作品を理解してくださいよ。私の味方が誰もいないじゃないですか。
イジメですか?
698 :
天之御名無主:2007/08/05(日) 16:19:34
この際はっきりさせておきますが、
私はロリコンじゃありませんよ。
そういう趣味は一切ないですから。
冗談にしてもそんなことを書き込むのはやめてくださいね。
ペドフィリアだもんな
私は書き込まないでくれとお願いしたんですけどね。
ペドフィリアもロリコンも意味は同じじゃありませんか。
いい加減にしないと本当に告発しますよ?
書き込むなら覚悟してやってくださいね。
くりかえしますが、幼女性愛の趣味は私にはありません。
例えば『もののけ姫』に子どもは1人も登場させませんでした。
この事実は私が幼女性愛者ではないことの証拠ではないですか?
もしそうでないと言うなら、なぜ『もののけ姫』に子どもがいないか、
そのことを矛盾なく説明する必要がでてきますよ?
そんな説明があなたたちに可能ですか? どうですか?
!神殺し装置機械の回転連鎖鋸の魔界闘士SAGAサガシリーズのチェーンソーデスヨネ画ーん!森林の獣神はもののけ姫のシシ神でファンタジー路線でUPLの宇宙戦艦ゴモラは宇宙の彼方から遣って来た破壊の獣神でSF路線奈のデスヨネエー!
704 :
天之御名無主:2007/08/09(木) 22:46:59
カヤはアシタカに「生きて」という意味で、あの小刀をあげました
そしてアシタカはサンに「生きろ」という意味で、あの小刀をあげました
「生きろ」という気持ちがこめられた、あの小刀がどんどん渡っていくんですよ
最初にカヤが思いを込めた時点で、とても大きなものが籠もっていたでしょうから、それにアシタカの気持ちも加わり、サンに渡った時点でとても強いお守りになっていたでしょう
気持ち、というものは何か不思議なものがあります。
そして気持ちが籠められた小刀(物)にもヒトや動物と同じ、命があります
こんな感じのことを、以前どこかで見た記憶があります
705 :
天之御名無主:2007/08/09(木) 23:54:07
みるがいい。人がゴミのようだ・・・
706 :
天之御名無主:2007/08/20(月) 01:48:01
707 :
天之御名無主:2007/08/26(日) 02:42:59
>>702 こういう人ってリアルでもキチガイなんだろうなぁ…
よくもまぁここまで他人に成りすませるもんだ。
なんですか、犯罪行為である幼女性愛の立証ができなくなり、
それについて何もいうことがなくなってしまうと、
つぎは「リアルでキチガイ」の「成りすまし」ですか?
差別用語まるだしですね。だけどそれが恥ずかしくもないんでしょうね。
すこしまえの日本(人)だったら、こういうとき、
こんなこと書き込む奴の「親の顔がみてみたい」なんていう慣用表現をよくつかったものですが、
このごろは残念なことにクソ親もまたふえてますからね、さしずめあなたの親も、
あなたのその書き込みを読んだとしても、きっとそれを恥とも思わないんでしょうね。
というより、あなた自身がよくある糞ガキの親かもしれませんね。
いや、きっとそうでしょう。クソ親ということです。かりに今は未婚だったとしても、
地球と人類にとってまことに不幸なことにいずれあなたがまかりまちがって結婚してしまったら、
そのまままっしぐらにクソ親になるということです。
そのクソ親のあなたの子である糞ガキの顔までが目に浮かんでくるようです。
親子そろってクソですから「クソ親子」「クソ家族」ですかね。
こういうときは「この親にしてこの子あり」というのが古くからの日本の慣用表現です。
「このクソ親にしてこの糞ガキあり」、あなたのための慣用表現です。(笑)
ところで、スレ住人のみなさま、これからもジブリと私の作品をよろしく。
ああ、そうだね。
710 :
天之御名無主:2007/08/31(金) 06:14:02
>>708 キチガイく〜ん
脳味噌詰まってる?
お前マジで頭イカレてるよw
乙事主とモロがかつていい仲だった、
という裏設定がパヤヲたんの中にはあるらしいんだけど
神話学的にはアリなの?そういう現象
712 :
天之御名無主:2007/09/08(土) 22:59:21
モンゴリアンは鹿と狼の間に生まれたんだぜ。
713 :
天之御名無主:2007/09/09(日) 19:48:27
八犬伝は獣姦だしな
>>624 亀だが、アイヌ語における敬語、というか敬称というかそういった類の扱いを考えると、「アン(an、か?)」なんて使わない……と思う
ニュアンス的には、そのまま(千歳・沙流方言では)「totto」「hapo」で問題ないかと
かしこまった言い方(雅語)は「unuhu」「onaha」があるしね
読み辛いだろうが、申し訳ない
715 :
714:2007/09/10(月) 00:26:38
>>624 すいません
見当違いなレスをしてしまった
千歳・沙流では「totto(母)」「hopo(父)」です。以下も同様。
「アイヌ語」と一くくりにしても、結構方言があるので……
民神板の住人で文化人類学専攻の若輩ですが、ご参考までに
716 :
天之御名無主:2007/10/11(木) 13:20:29
717 :
天之御名無主:2007/10/11(木) 14:18:11
いのししと思ったけど、豚か。
肉として狩られた訳だな
向こうの奴らは食いもしないんだろうが
719 :
天之御名無主:2007/12/03(月) 21:39:31
720 :
天之御名無主:2008/02/23(土) 19:19:53
サンてあの毛皮のマントとったら原始人そのものだね
721 :
天之御名無主:2008/03/04(火) 00:51:53
久しぶりだな
722 :
天之御名無主:2008/03/04(火) 17:12:36
市の辺りをもっと見たかった
723 :
天之御名無主:2008/03/05(水) 12:31:21
主題歌を唄ってた米良さんがホモだと聞いて、ガチホモ板からすっ飛んできますた!!!!
724 :
天之御名無主:2008/03/09(日) 16:06:18
宮崎=神道的、日本的、自然的、エコロジー的
手塚=仏教的、インド的、宇宙的、華厳的
思いつきです
宮崎の場合、自然を大きく俯瞰して、人間は特別なものではなくその一部、というスタンス。
霊的であるが、ときに人間を描くのがドライに思える。
全体を把握し、人間主義に立脚せず、調和に傾向する世界観。
手塚の場合、人間をミクロにとらえ、しかもその人間がマクロな宇宙とつながっている。
人間の描写はウェットでセンチメンタルだが、時にそれが反対に突き抜け、超個人的、宇宙的な広がりを持つ。
華厳経的な、ミクロの中にマクロをみる世界観。
726 :
天之御名無主:2008/03/09(日) 20:45:29
庵野秀明と長谷川町子の赤塚不二夫の場合はどうなりますか?
727 :
天之御名無主:2008/03/10(月) 02:22:40
庵野秀明は十字軍的
長谷川町子は金光教的
赤塚不二夫は踊り念仏的
赤塚不二夫は踊り念仏的
ワラタ
赤塚とジョージ秋山は禅だよ。
ジョージ秋山、、、、。
「浮浪雲」は禅っぽいイメージがあるな。無常観と浄土真宗の悪人正機が混じってるような。
「アシュラ」は浄土宗っぽいね。
でも本人は、読めば超能力がつく、とかいって「空海」の漫画書いてるんだよね。
と思えば、「旧約・新約聖書」漫画化してるし、、。
河合隼雄が「アシュラ」をかなり批判してたけど、まあ奥深いんだかなんだかわからん人ではあるね、、、。
731 :
天之御名無主:2008/03/12(水) 15:40:53
デロリンマンを忘れるな
732 :
天之御名無主:2008/03/12(水) 15:44:19
松本大洋の鉄コン筋クリートはキリスト教。
733 :
天之御名無主:2008/03/12(水) 23:34:11
でわミトラ教的なアニメは何ですか?
734 :
天之御名無主:2008/03/14(金) 08:03:06
難波金融伝ミナミの帝王
735 :
天之御名無主:2008/03/14(金) 08:03:55
アニメでなく漫画やけんどな
736 :
天之御名無主:2008/03/18(火) 17:12:44
最近たまたま見直すまで
アシタカが蝦夷っていう設定さえ知らなかった。
(公開当時小3くらいだった)
すごく流行ってたけど、当時の大人も分かってない人多いと思う。
ほとんど知らないだろ、というか気付かないだろう
昔のこと興味ない人間だと、学校の授業で習った
蝦夷=大昔の東北・北海道に住んでた人という認識はあっても
見た目や言語のイメージは近代〜現代の東北・北海道人だろうし
アシタカから蝦夷のイメージには結びつかないんじゃない?
服装からアイヌっぽいとかは思っただろうけど
738 :
天之御名無主:2008/03/23(日) 18:19:46
顔・体型を蝦夷の系統らしくしたんでしょ
久しぶりに見てみるか。
見てきた。
一つ疑問
サンやモロはなぜ崇り神になることをあんなに拒否ってるんだろう?
動物のくせに綺麗に死にたいとか思ってるわけ?
それからシシガミ様というよく分からない変なのが出てくるが、あれは恐らく宮崎駿の化身だね。
742 :
天之御名無主:2008/03/26(水) 05:11:25
>>740 忌、今際、禁忌、毛枯れ=災害、致死的病、致命傷、死、腐敗
だから、哺乳類なら嫌がるだろ。
743 :
天之御名無主:2008/03/31(月) 23:47:02
祟り神かわいいよ祟り神
744 :
天之御名無主:2008/04/05(土) 04:19:00
斃れ蛆に集られ朽ち果てた獸の屍=祟り神
それが可愛いのかね?
745 :
天之御名無主:2008/05/24(土) 12:32:57
age
747 :
天之御名無主:2008/05/26(月) 02:25:32
なんか「もののけ姫」の話に同性愛要素があるって聞いたんだけど、
具体的にどのへんがそうなの?
748 :
天之御名無主:2008/05/26(月) 02:37:15
同性愛要素…丸山明宏が山犬の声やってる程度くらいしかわからん
でもあれはオカマジジイであってホモとは違うのか?どうなんだあれ
あと思いつくのはタタラ場のお頭と女共か?
それを匂わせるシーンがあったかは思い出せないけど
749 :
天之御名無主:2008/05/26(月) 17:54:00
レズの方だろ。烏帽子はそれ風。
750 :
天之御名無主:2008/05/29(木) 05:18:09
アシタカは修験者のイメージ。顔がピクピク痙攣したり、髪が逆立つようなシーンがあったけど 霊と気線が通ずると実際あんなかんじになるよ
751 :
天之御名無主:2008/05/30(金) 01:17:45
お願いします。オカルト板へお帰り下さい
752 :
天之御名無主:2008/05/31(土) 19:26:13
タタリ神のかわいさは異常
黙れ小僧!
このアニメ面白いけど、民俗学的な要素を取り入れたファンタジーというだけで、
真剣に考えるような内容か?
宮崎駿は文明と自然の対立を描きたかっただけだと思うけどな。
755 :
天之御名無主:2008/06/14(土) 23:31:40
黄金の鋼とは?
756 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 11:48:35
一本糞のこと
757 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 14:20:32
長脛彦は縄文人ではないな。ユダヤ人だろう。
だから脛が長いのだ。
758 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 14:23:41
古代のアラム地方にはギリシャ系(ゲルマン系)の金髪碧眼も
多くいて、キリストもギリシャ系ではないかといわれている。
考えて考えて考え抜くゲルマン人の素質がよく出ている。
759 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 21:23:47
大昔のギリシャ人って金髪碧眼じゃないだろ
っていうかもののけ姫と何の関係が
760 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 23:39:50
十三湊を支配していた蝦夷、安東氏ともののけ姫の物語は大いに
関係がある。しかも荒覇吐一族には神武天皇と争って都落ちした
長脛彦などのユダヤ一族が合流して来たと思われる節が多々あるのです。
761 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 23:41:47
なぜ長脛彦などという名がついているのか民族学的に大いに
興味があるわけです。
762 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 23:43:43
つまりほんとに弥生人より際立って脛が長かったのだろうと。
763 :
天之御名無主:2008/06/15(日) 23:46:37
つまりほんとに弥生人より際立って脛が長かったとすればそれは
スファラディユダヤではなく、ゲルマンだろうという・・・
トホホ
764 :
天之御名無主:2008/06/16(月) 02:40:03
荒覇吐の読みはアラファトを想起させられちゃうね
脛が長い=異様に強い という、異民族すげえ観の表れ
エンゲルスも
「アメリカの土人強ええ」
といってた。
766 :
天之御名無主:2008/07/20(日) 02:07:44
この映画、ナウシカと一緒と言う声が良く聞かれる。確かに、共通点が多い。
キャラに相関もあって、
ナウシカ=アシタカ
クシャナ=エボシ
クワトロ=ゴンザ(もしかしたらジゴ坊?)
オームの子供=サン(たぶん)
しかし、決定的に違うのは、ナウシカでは自然が勝利するのに対して、もの
のけ姫では人間が勝利する点。
森は一応再生はするが、弱弱しく、もはやシシ神のいない森である。シシ神
やイノシシ、オオカミはおそらく古代の人間が持っていた、自然への畏敬の念、
畏れ、に対するメタファーと思われる。その神(畏敬の念)が失われた自然は
もはや、人間の都合により切り倒されたり、植えられたりする脆弱な存在でし
かない。
唯一の希望は、かすかに現代人にも残されている、自然への畏敬の念への残
滓であって、それが、最後に一匹だけ登場するコダマなのである。
767 :
天之御名無主:2008/07/20(日) 11:05:16
今白鳥伝説読んでたら、
十七世紀に、下北半島の辺で津軽のえみしを仕切ってた
アシタカ酋長がいた (単行本p27)
てのをハケーンしちゃって いや恥ずかしいったらありゃしない
大海嘯やったら ジバシリは禁止!
768 :
天之御名無主:2008/08/28(木) 17:43:38
769 :
天之御名無主:2008/10/19(日) 19:11:32
いま、薮田絃一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが
それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興
されたとの説になっています。
そうすると、がぜんあの有名な出雲の青銅器時代がおわり四隅突出墳丘墓が
作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と
安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと
考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。
770 :
天之御名無主:2008/12/02(火) 13:52:13
>>766 結局ナウシカももののけ姫もゲド戦記が下敷きなんじゃないかな?
>>770 もののけ姫はゲド戦記とは遠いと思う
ナウシカは世界設定にゲド戦記が結構入ってるが
もののけ姫は日本が舞台だし
772 :
天之御名無主:2008/12/02(火) 21:04:25
>>771 もののけ姫は材料やデティールこそ日本史的だがコンセプトや世界観は
ケルティックだと思うよ。
今ライドウってゲームやってんだけど、もののけ姫思い出したよ。
たたら製鉄、技術集団に対する差別、畏敬、迫害…
マカミという山ノ神、土着の神。もちろん舞台は山陰の山奥。
あげく、柳田國男が出てきて山人論っぽいこと語るしw
もののけ姫でそのへん理解したから、このゲームもかなり楽しめた。
最初見たときの印象と、ある程度知ってから見たときの印象が
ぜんぜん違う映画だったな。もののけは。
774 :
天之御名無主:2008/12/03(水) 04:39:22
>>773 確かに勉強になるで。もしまだやったら
>>1から通して読んでみ。
これ創るのパヤオほんましんどかった思うわ。
私的ファンタジと史実と自己史を整合させつつ、ビジネスとして
成立させなあかなんだみたいやし。
ま、ゲド・ハポネスの現時点最高傑作っても過言ではあるまいな。
775 :
天之御名無主:2008/12/04(木) 16:55:10
776 :
天之御名無主:2008/12/19(金) 22:52:06
スサノオ鉄神論
777 :
啓蒙社:2008/12/19(金) 23:36:35
778 :
天之御名無主:2009/04/16(木) 21:03:57
出雲安来には鉄王の王陵があるらしいね。
鳥取にある三徳山三佛寺は蝦夷の隠れ里の空中楼みたいだね
宮崎御大も荒俣宏も、
先住民族に対する「思い」があるけど、
肝心要の「なにか」を押さえ込んでるような歯がゆさを感じる。
カヤ→オナリ
782 :
天之御名無主:2009/07/03(金) 16:20:44
宮崎も荒俣も不細工な方だから自分は先住民の血を引いてるかもって思ってるんだろ?
美意識は歴史によって形作られる一面があるからね。
DNAがアイデンティティーを顕にする時代に差し掛かり始めたから、不用意に妄想
を垂れ流すことが憚られてもごもごした表現しかし難いんだろう。
783 :
天之御名無主:2009/08/09(日) 09:54:38
神とか蝦夷とかタタラ場とか、いろんなところからごちゃ混ぜで借用
してるんだから、あまり熱を入れて議論しても意味ないね
784 :
天之御名無主:2009/08/23(日) 01:18:40
アシタカが市で米買ったときに、調理器具持ってないっぽいし
ジコ坊いなかったらどうやって食うつもりだったんだと思ったが…
アシタカの村がスレの前のほうにあるように略奪で生計たててたんなら、
鉄釜じゃなくて土器で煮炊きしてたのかな?
鉄足りなそう
というか東日本ぽく家に囲炉裏みたいなのがあって、そこに鍋かけて調理してたんかな
786 :
天之御名無主:2009/08/26(水) 07:34:42
>>783 もののけ姫を契機にして、ちょっぴり上等な知的ゲームを楽しんでたんじゃね?
もうこの眩学ゲームも終わったみたいだけど…
787 :
天之御名無主:2009/08/27(木) 01:22:06
農耕基盤というのがイマイチよくわからないけど
アシタカの村の隅に畑のようなものが見えてるんだぜ。
788 :
天之御名無主:2009/10/04(日) 02:33:15
>>784 蝦夷地では1877年まで稲作が存在しなかったからね。
アシタカがアイヌならば米なんて食わ無いだろ。
789 :
天之御名無主:2009/10/04(日) 12:27:35
3世紀頃、
やっぱ九州に倭国があって、
近畿には「倭の別種むたる銅鐸連合、
東海より東は毛人国
ではないかなあ。
790 :
天之御名無主:2009/11/03(火) 17:13:51
児童向けのたき火に関する本に
もののけ姫の舞台は戦国時代の中国地方の山間部って書かれてた
まだちょっと重いな
792 :
天之御名無主:2009/12/08(火) 21:36:43
もののけじめ
793 :
天之御名無主:2010/01/16(土) 22:11:57
>>788 そうだよね。でもヒイさまは顔立ちがアイヌっぽい。
十月ころ
諏訪に行くと、
ジコボウ が食べられまつ
ダイダラボッチが鍛冶神とされるのは
製鉄技能集団の祀っていた神と関連があるからなのかい?
山をレイプしてボロボロにする様がそっくりだから
797 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 10:21:53
倭寇がシナ人なのは、世界の定説だと思ったが、
もののけ姫の何たらによると なんか倭寇=日本人らしい
パヤオはサヨ系だから 日本人倭寇の可能性がないではないけどなあ
と思っていたら、岩波の回帰点だか転回点だかで、
「倭寇の頭目の 中国人の旦那をぶった切って」
とあった。 おし。
799 :
天之御名無主:2010/03/07(日) 12:58:53
>>47 >杉林が増殖すると森を殺すこともしらない。
適当に植えとけばいいと思っていた自分がいかに浅はかだったか…
>>49 >本当の屋久島の自然を見るなら、西部林道を歩かなきゃ。
気になって画像とか調べてみたが、もののけ姫に出て来た風景と大差なかったような。
調べ方間違えた?
>>798 悪いのはみんな他国人なんて考えで事実を曲げるのはよくない
倭寇に関する文献には日本の侍の装備と戦術で戦ってる記述がちゃんとある
初期は日本人だったが後期は中国人だった、で双方折り合うべき
801 :
798:2010/05/13(木) 12:29:57
ああっ!かきわすれてる!
はい、
日本人の海賊である倭寇は、もののけ姫の頃チャイニーズ コリア化
して、広辞苑の王直にみられるように中華大将の可能性高くないか
でした ちなみに倭刀(日本刀)はそういう賊としての倭寇の
メインウェポンとして長く愛用されたそうでつ
パヤオの岩波の本は 折り返し点 はいどうも
大将は 中華系の可能性。
大変ややこしいのだが、倭寇=単純に悪 でなくて 当時の物の流れを
一手に引き受けたりしてた人たちらしい。
しかも種子島に鉄砲の方を持ってきたのが、倭寇=シナ人説がある。
確か根拠として、
>>種子島のGUNは、倭寇風なアレンジがあるので、ポルトガル系じゃないらしい
とか 意図的な劣化コピーのAK拵えて売ってる某NORINKOの国の
ドロップアウト組とは思えない アレなナニが。
パヤオはオッコトヌシをイノシシじゃなくクマでやりたかった。
でもそれだとアイヌ系とか朝鮮系とかがはっきりしすぎてで
いろいろ面倒くさくなりそうだからやめたんだよ。
と妄想
オイコスのロゴス(続けていうとエコロジー)に基づいて 話を作るのは
白土三平もやってた。
白土漫画の赤目とか見ると
ナメムジナやヒネネズミやミノノハシをでっち上げただけのもののけ姫に
なんだか悲しいものを感じる。
806 :
天之御名無主:2010/06/12(土) 23:12:32
サンは俺の嫁
807 :
天之御名無主:2010/06/13(日) 04:25:55
貴様にサンが救えるか
808 :
天之御名無主:2010/06/13(日) 20:18:30
愛、それが証だ
我、生を得るは、サンを愛すに有り
809 :
天之御名無主:2010/06/14(月) 05:07:34
>>793 ヒィさまもアイヌじゃないと思う。
もののけ姫の時代設定って明国とか将軍の牙が折れた云々から室町末期頃だと思うけど
その頃にはもう、北海道に移住した和人とアイヌとの間にコシャマインの戦いが起こってるし
アシタカ達がアイヌだったら「えみし」じゃなくて「えぞ」と呼ばれるはず。
カヤだかなんだかが持ってる山刀は、ブータンかどっかの土人が使ってる香具師で
アイヌ系じゃないはず
811 :
天之御名無主:2010/06/28(月) 14:21:15
ファンタジーアニメを肴に蘊蓄を披露するスレだということを忘れてる人が結構いるね
りょ