鬼(特に鬼女)について調べたいと思っているのですが、
オススメの文献・情報等有りましたら教えて下さい。
馬場あき子『鬼の研究』 ちくま文庫より
》2さん
レス有り難うございます。
実は馬場あき子さんの「鬼の研究」については
すでに読了済だったりします・・・。
むしろこの本の影響で鬼女に興味を持ったと言っても
過言では有りません。
本文を読む限り、中世の変身モチーフを持つ鬼女について
思い入れたっぷりに書かれている印象を受けました。
反面ちょっと「女の悲哀が・・・」という感じの文章が
ウエットかなあ、という気もしたのですが。
鬼女でも「紅葉狩」みたいに、からっと「魔物」なのもいますし。
また改めて読み返してみます。
》3さん
レス有り難うございます。
まさかセンター試験に出題されていたとは。
この文章の典拠ってどこから出てるんでしょうか。
馬場さんは歌人でもあるので、歌に関する本(エッセイとか)
から来てるのかもしれませんね。
探してみます。
よく覚えてないが・・・。
蛇や鬼、五行思想などだったら「吉野裕子」さんが詳しく書いていたような・・・。
鬼メインの話はなかったようです・・・。すいません(汗)
>>5 芸能に登場する鬼について書いてあるので、
能に関する本の可能性の方が高いのではないかと思います。
「鬼の研究」を手に取ったときには、これが典拠かと思ったんですが…
9 :
Be名無しさん:01/10/04 00:32
『百鬼夜行の見える都市』(田中貴子、新曜社、1994)が、お薦めです
5年ほど前に鬼について調べた時に読んだのですが、読みやすく、
よくまとまっていたような記憶があります
内容は・・・・よく覚えていません、ごめんなさい
11 :
天之御名無主:01/10/05 12:17
高橋 昌明「酒呑童子の誕生―もうひとつの日本文化」中公新書
値段は手頃だし、面白く読んだ記憶があるのに、
私もどういう訳か内容はさっぱり…読み返そうかな。
酒呑童子ならば、『酒呑童子異聞』(佐竹昭広、平凡社選書、1992)もお薦めです
なぜ鬼が「童子」の姿で表現されるのかがよくわかる本です
>>10 この本には橋に関する論考が多く、一条戻り橋や宇治の橋姫などに関しても
記述があったと思います
13 :
天之御名無主:01/10/05 21:37
和田アキ子が鬼女について書いてるのかと思ってビビった。
民俗学に詳しい人にお薦めできるかわからないけど、
端戸信騎著「鬼女紅葉伝説考」って本があるよ。
日本中にある紅葉伝説のレパートーリーについて書いてる。
age
15 :
天之御名無主:01/10/08 04:23
てっとりばやく、能の原本よんでみれば?
16 :
天之御名無主:01/10/10 21:39
17 :
天之御名無主:01/10/12 15:36
>>15 手っ取り早いという点では、謡曲より
今昔物語を拾い読みいした方が良さそう。
18 :
天之御名無主:01/10/13 06:00
19 :
我輩は名無しである:01/10/13 06:32
漫画ですが、山田ミネコ『異形列伝』はなかなかに
面白いですよ。
鬼の話ばっかです。
酒呑童子 もでてきます
しばらくこのスレッドに来れなかったのですが
たくさん紹介していただいて嬉しいです〜。
映画「陰陽師」にも出てましたね。鬼女。
謡曲「鉄輪」をモデルにしたと思われる鬼女(祐子姫)が
出てましたが。
しかしなんで鉄輪をかぶるんでしょう?
角の擬態?
でも3本角の鬼ってあんまり聞いた事無いよーな。
21 :
天之御名無主:01/10/23 04:08
22 :
天之御名無主:01/10/23 05:25
「葵上」「鉄輪」「道成寺」「紅葉狩」「山姥」
が謡曲で有名どころですかね。
23 :
天之御名無主:01/10/23 14:06
「黒塚」をお忘れですよ!これは能楽堂へ観に行きました。
あと、有名どころではない(と思う)けど、
「舎利」では足疾鬼が韋駄天に追っかけられていました。
24 :
天之御名無主:01/10/23 15:25
聞きかじりですが、
『渡来外人説』とか『高山病説』って言うのも
あるとか?どなたかご存知ないですか?
それとも、単なる『噂』かな?
25 :
天之御名無主:01/10/23 17:00
>23
あのー
観世の「山姥」が他流の「黒塚」なんですけど。
それから、「舎利」は鬼女の話ではないし。
>>25 ん?山姥と黒塚は違うよ。
観世では安達ヶ原でしょ?
それに鬼女じゃなきゃ駄目なの?
スレのタイトルは鬼の話だよ。
27 :
天之御名無主:01/10/23 19:03
そうだよん。観世の安達原が金春の「黒塚」だよん。
鬼なら、興福寺の点灯鬼とかはどう? 字が合ってるか
どうかはわかんない。
28 :
天之御名無主:01/10/23 19:27
30年前にキャンプで覚えた
「鬼のパンツはいいパンツ」
子供が覚えて帰って来た。
嗚呼。
29 :
天之御名無主:01/10/24 18:20
何だか懐かしい話題が続いてるなぁ。
>27
点灯鬼・竜灯鬼と言えば、修学旅行で興福寺に行って、
ポストカードを買ったのに、お土産として分捕られてしまった。
確か日本史便覧に載ってた筈だが、どこにあるのやら。
造形美術における鬼というのも面白いテーマかもね。
>28
そのかえ歌、小学校の節分集会で歌ったよ。
ところが運動会では元の歌詞が流れるんだよね。
おかげで、「はこう、はこう、鬼のパンツ」と、
「いこう、いこう、火の山へ」がごっちゃになった。
それにしても、一体誰が作詞したんだろう。>鬼のパンツ
>27,29
申し訳なくも、横レスなんですが
当方、>27さんの餌に嬉々として食い付いた仏像オタクですので(笑
「天燈鬼」「龍燈鬼」について、少々、蛇足をば。
鎌倉時代の興福寺再建時に製作されたと言われています。
(確か、龍燈鬼の作者は康弁(慶派)じゃなかったかな…?うろ覚え、申し訳なし)
この2体、突っ込んでいくとなかなか深いものがありまして。
まず、大抵の仏像、神像には必ず造形の元となる教典があります(後年の捏造であっても、
ですが)が、この像にはそれが一切ありません。
つまりは、何かに縛られる事なく、仏師が好きに造ったのでは?、ということですね。
それと、形態も毘沙門天や四天王に踏みつけられた所謂「邪鬼」(仏敵として弾圧される存在)と異なり、
献燈と護法の意図を持って製作されたとゆーのが非常に面白く。
また、その造形そのものが何ともユーモアとウィットに富んでいるところもまた良し、だったりします。
(さりげなく「阿吽」の呼吸を行っているとか、天燈鬼像は明らかに東大寺の執金剛神像を
意識した格好をしている所とか、はまるで良質なパロディを見ているような感じすらします)
単体の鬼系の造形としては、仏教では深沙大将やら薬叉神像ぐらいしか思い当たらないんですが、
実存のその系の造形とは一線を画す作品であるのでは、と。
興福寺というと、奈良時代の傑作「天龍八部衆」が有名なんですけど、
こういう隠れた名作もあるという事で。
興味のある方は、是非一度ご覧下さいまし
神社仏閣板向きのレスですね(汗)
すいません。
>20
>しかしなんで鉄輪をかぶるんでしょう?
>角の擬態?
んで、こっちもついでに横レス。
うろ覚えなんですが、確か、昔読んだ何かの本に、
「通常足を下側にして使う鉄輪を逆さにして、しかも、頭に載せる事によって
『此の世』とは違う世界の存在になりきって、呪いを貫徹する」
というよな事が書いてあってよーな。
要するに、普通の道具をその用途以外に使うことによって、
その道具を呪具に転化させる、とゆーことなのでは、と思うんですが(汗)
32 :
天之御名無主:01/10/24 23:37
面白い。
>>30氏の言われる通り、「天燈鬼」「龍燈鬼」ってユーモアが
あります。大和絵の妖怪絵みたいな造形でもあるような気もしてくるし。
話変わって修験道の「前鬼」「後鬼」ってどうですか。
護法善神とは厳密には違うのかもしれないけど、東洋文庫『修験道史研究』なんか
では現代のシェルパみたいな土着民だと書かれていたようです。
前鬼、後鬼の子孫の家もあるとか。そういや、大江山の鬼の子孫もいましたな。
33 :
天之御名無主:01/10/24 23:45
>>31 >要するに、普通の道具をその用途以外に使うことによって、
>その道具を呪具に転化させる、とゆーことなのでは、と思うんですが(汗)
箒を逆さまに置いておくと客がすぐに帰る、というのも同じ発想だと思います
葬送の湯灌に使うお湯は水に湯を足していく、死装束は右前に着せるなどの
事例もありますし、日常性を非日常性に変える効果があると考えられていた
のではないでしょうか
34 :
天之御名無主:01/10/24 23:47
謡曲 紅葉狩
35 :
天之御名無主:01/10/25 00:03
痕やれば?
エディフェルマンセー!
36 :
天之御名無主:01/10/25 01:19
>>35 あれは、むしろ柳川シナリオで民俗学に強烈な嘲笑を向けている気がするのだが。
37 :
天之御名無主:01/10/25 11:17
『鉄輪』の三本角の鬼についてですが
今のところ文献上で探れるのは
『梁塵秘抄』に掲載された歌だけみたいですね。
「我を頼めて来ぬ男 角三つ生ひたる鬼となれ」だったと思いますが。(うろ覚え)
男女関係にまつわる鬼として三本角の鬼が出てきてますな。
その関係で『鉄輪』に影響した・・・とは言えませんが。
絵画資料とかまでチェックしてないので何とも言えませんが。
でもやっぱり鉄輪をかぶるのって、角の擬態というより
「逆転の発想」みたいなことなのかな?
皆さんがおっしゃってるように。
鉄輪は火に関係する道具ですが、火回りって物事の更新とかにけっこう
関連する場所ですね。そういや。
そういう火の更新能力みたいなのが、鉄輪が変身能力をもたらすものとして
採用されたことの背後にはあるのかなー、などど考えてしまいました。
深読みしすぎかなー。
38 :
天之御名無主:01/11/04 20:22
鬼伝承には山中を歩き回って鉱脈を探す鍛冶採鉱民が投影されているという説もあります。
大江山の酒呑童子には中国の「斉天大聖」という猿の伝承が日本に入って転訛したのではないかと。
39 :
天之御名無主:01/11/08 14:06
40 :
天之御名無主:01/11/08 14:12
>>37 ふと思いだした。鬼のことを隠語で「三角」と呼ぶことがあるようです。
情念の鬼は蛇に近いのかもしれない。
鬼を隠す花ってなかったですか?
山吹の花って、違いましたっけ・・・
42 :
天之御名無主:01/11/09 18:09
スレ違いだけど、能の「土蜘蛛」で頼光が病気になってたが四天王見舞いにもこない
冷たい奴等だ。
43 :
天之御名無主:01/11/12 12:04
>>42 で、土蜘蛛がきた。
もしかして、いいやつなの・・・?
44 :
天之御名無主:01/11/12 14:37
>>38 孫悟空の「斉天大聖」じゃなくて、白猿のやつね。
ちょっと苦しいけどな。
45 :
天之御名無主:01/11/12 15:08
>>40 そう言えば道成寺の鬼女は蛇体だよね。
>>43 で、せっかく見舞いに来たのに、誤解されて退治されてしまうと。
何か「ごんぎつね」みたいだ…
土蜘蛛も広い意味では鬼?
46 :
天之御名無主:01/11/12 16:25
>45
近江女の泥眼で、蛇紋三角の唐織やね
47 :
天之御名無主:01/11/13 16:51
48 :
天之御名無主:01/12/03 11:15
年末になり、鬼の出没する季節になりました。
しかし小松和彦さんが「怪異の民俗学」シリーズの
鬼の回のあとがきで「なまはげは鬼とは言いきれない」
というようなことを言ってましたが
そうなの・・・?
鬼らしい格好をしているからといって
鬼とは限らないってことでしょーか。
49 :
天之御名無主 :01/12/03 13:12
>>48 ああ、たしか京極夏彦の『百鬼夜行-陰』にもそんな話のってました。
なまはげは、あの子供を震え上がらせる容姿、恫喝するにたる形相が
重要なのであって、それがたまたま鬼のようなものが都合がよかった
とかなんとか。
そして鬼は、中央―地方、都市―農村という視点から成り立っているとか
そういう展開をしていたはず
50 :
縞栗鼠(シマリス)の親方:01/12/03 13:15
51 :
天之御名無主:01/12/05 16:45
しかしなまはげ面の研究をされている方が
以前テレビに出てたとき、大陸の仮面の影響が見られる、
とかなんとか言ってた気が。
番組名・研究者の方の名前は忘れてしまったのですが、
ここ2,3ヶ月の間に放映されてたと思います。
なまはげの神を表現するのに
大陸系の仮面とは・・・。
てっきり日本のものだとばかり思ってましたが。
大陸の影響ってあったのかな。
52 :
天之御名無主:01/12/05 19:37
>>51 東北はかつては中央とは違う独自の大陸との流通ルートがあった。
・・・という説は聞いたことがあります。
奥州藤原氏の財源なんかも、単に金が豊富だったからではなく
独自に大陸と交易していたから・・・みたいな。
薩摩の密貿易みたいなものかな。
ついなの儀式や、節分の鬼もなまはげと関係あるみたい。
恐れじゃなくて、畏れのほうの考え方がひつようだね。
鬼は大人(おに・魂の成長した姿)だし。
54 :
天之御名無主:01/12/05 20:53
ナマハゲは南西諸島のアマメハギとよく似てるんじゃなかったっけ?
55 :
天之御名無主:01/12/05 21:01
追儺の鬼の方向にいってるんですね。
薩摩の「としどん」って言うのは鬼じゃなくって
来訪神でいいんですか。
56 :
うんこ手づかみ:01/12/05 21:31
神って基本的に訪れる存在だし、鬼=悪ではないよ。
それにしてもこの板もマターリしすぎてて面白くないから
ちょっと逝ってくる。
さようなら。
57 :
天之御名無主:01/12/05 23:37
58 :
天之御名無主:01/12/06 00:59
>>54>>55>>57 アマメハギは能登半島でトシドンは鹿児島の甑島
だったと思うのですが。
ナマハゲが「鬼」になったのは折口が何かで書いたから
じゃないかって言う話も聞いたのですが。(「春来る鬼」ってのかな?)
本来「ナマハゲ=鬼」でなくて、ナマハゲはナマハゲなのでは
という話です。
このあたりの来訪神に関しては難しいですね。
蓑が来訪神の象徴であるとか色々ありますが・・・・
大きすぎる問題ですね〜。
>>48に出てましたね。すいません。そういえば自分も小松先生から
聞いたような気がします。
>>57 >>58 南西諸島のはトシドン、アマメハギは能登半島だったね
間違ってたみたいで、ごめんなさい
61 :
天之御名無主:01/12/06 14:05
ところで鬼って怖いの?
ココ ノ オニ モ サンコウ ニ シテクレ
ちょっと脱線するけど、
「(一部)の鬼=欧米人の漂流者」という説についてどう思う?
例えば、「桃太郎の鬼退治」の話は「日本近海に流れ着いた海賊VS住民」の
童話化ではないかとか・・・
64 :
天之御名無主:01/12/09 07:59
一部の可能性としてはあり得ないでも無いけれど、
全部をそれで片付けるのは乱暴じゃないかと。
65 :
天之御名無主:01/12/09 12:00
ちょっと違っちゃうかもしれないけど、板東真砂子の『山妣(やまはは)』は
鬼に興味のある人が読むとおもしろいよ。
新潟の山に住む、「山住の人」の話や、鉱脈を探す山師の話が絡み合って、
もしかしたらこんな人が“鬼”って言われてたのかも、と思える。
なかなか読み応えがあります。とってもよくお調べになって書いてるしね。
66 :
天之御名無主:01/12/10 22:42
>65
大江山の酒呑童子伝説も、山にある鉱脈を巡っての
鍛冶採鉱業者と大和朝廷との争いだ、という説が
あるらしいです。
>>63 某漫画には酒呑童子の子孫のシュテンドルフというロシア人が
登場し、桃太郎や金太郎の子孫と戦うというのがある
酒呑童子はロシア人だったんだよ、知ってた?
鬼は、地球に不時着して還れなくなった宇宙人とその子孫です。
69 :
天之御名無主:01/12/14 23:57
70 :
既出参照文献統合:01/12/15 01:54
馬場あき子『鬼の研究』 ちくま文庫(
>>2-9)
田中貴子『百鬼夜行の見える都市』新曜社(
>>10)
高橋 昌明『酒呑童子の誕生―もうひとつの日本文化』中公新書(
>>11)
佐竹昭広『酒呑童子異聞』平凡社選書(
>>12)
端戸信騎著『鬼女紅葉伝説考』オフィス・エム(
>>13)
他に、「葵上」「鉄輪」「道成寺」「紅葉狩」「黒塚」(「山姥」)などへの言及もあり。
それは、痕だろ……いい加減ゲームネタはやめろよ……
72 :
天之御名無主:01/12/15 02:03
>>70 『酒呑童子異聞』は岩波の同時代ライブラリーでも出ています
現在ではそちらの方が入手しやすいでしょう
74 :
天之御名無主:01/12/15 23:11
>67
シュタン・ダッジという名のオランダ人だった
という珍説もあります。
75 :
天之御名無主:01/12/16 11:37
陰陽師読んでから、“鬼”観が変わったよ。観念の鬼。
普通に生活してて謡曲に触れる機会って、少ないしな。
陰陽師重要。
>>6 つか吉野裕子って、どうよ?
何でも五行で説明しようとするよな、あのヒト。
大槻プラズマ論みたいな気がしてきた。
>74
あの時代はまだロシアもオランダもありませんから確かに珍説ですね。「今昔物語
集」に佐渡に来た異人達が幻術を見せたという話がありましたが、無理に人間にし
なくてもよいと思います。
ついでにオススメ本の紹介を。
「鬼の研究」著者の知切光歳氏は天狗研究家で内容は記紀から中世までの鬼伝説。
版元の大陸書房は倒産してしまいましたが探せば見つかる良書です。
鬼のふんどしには魔力みたいなのがあるんでしょ?
78 :
天之御名無主:02/01/17 13:19
今年の恵方は、北北西か。
節分が近いのでageとこう。
79 :
天之御名無主:02/01/17 14:15
鬼って漂着した白色人種が日本で隠れ住んでいたら日に焼けて
真っ赤になった状態なんでしょ?鼻が高いのも柄がでかいのも
力が強いのも、みんな白色人種の特徴でっしょい。
80 :
天之御名無主:02/01/28 14:44
節分行事で面白いやつあります?
去年俺は法隆寺と長谷寺(だだおし)に行ったが
すげえ寒かったな・・・。
広島県福山市の北部にある駅屋町では昨日「鬼追い」がありました。それと
京都御所の近くの櫨山寺の節分行事、姫路の書写山のものも面白いかと。
鬼に扮装した人々が登場します。
82 :
天之御名無主:02/01/28 22:48
鬼はタタラ者やら漂泊の民(山窩とか)、それから漂着した外国人、色々でしょうね。
鬼伝説の残ってるところ割とタタラ製鉄所の跡が出てくるんが興味深い…
サイクロプスも鬼でしょうか?一つ目、角。そんで、サイクロプスも元々製鉄にたけた民族。
タタラ者は片目で融鉄みるから片目が潰れるって聞いたことありますし。
あとこれは全然関係ないですが単眼症の子供ってサイクロプスっぽいですよね…
なんか目の上に角っぽいのがあるし、鼻がないし(鼻の変化したものかも、角っぽいやつ)。
ビジュアル的に単眼児が影響したのかななどと妄想してみたり。
∋oノハヽo∈
( ´D`) <・・・・・・
_ つ ⊂_..∬
|\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 旦.\
./..\\ \
/ \|=================|
\ ノ ののたん \
>タタラ者は片目で融鉄みるから片目が潰れるって聞いたことありますし。
ちがうよ。。。。
実家は吉備の秦廃寺(未発掘だが岡山県最古で重要文化財指定、法隆寺規模)の跡地に
建ってるが、近くで国内最古の巨大タタラ跡が見つかり、ほそぼそと発掘してるらしい
7世紀頃の地元の納税者の70%が渡来系で(苗字所有者)、秦氏の拠点のひとつ。
桃太郎伝説で有名な吉備津彦神社には、ウラ(鬼)伝説があり、連合していた大和朝廷派遣軍の
統治将軍(吉備津彦)の部下に犬、雉、猿の名前をもつ部下がいた。
ウラは新羅系(百済系ともいわれる)亡命王族で、当時百済亡命政権と連携していた
大和の前線の水城(先端的朝鮮山城)の中核、鬼ノ城城主であったが、
地元の人民をさらっては食っていたので、懲罰され憤死している。
鬼が島は瀬戸の海賊のはなしと融合している、当時はガイジンだらけだから地元住民は
怖かっただろう。渡来系のなかには、大陸、西域のツンングース系、トルコ、ペルシャ系
もうようよいた、その子孫は北陸、関東に流れていったらしい。
羊なんか当時、群馬にまで連れて行って繁殖した記録もある。
5.15で「話せば分かる」といって軍事クーデターに倒れた犬飼首相は、その時の
部下犬飼氏の子孫、地元では有名なはなし。吉備は騎馬民族末裔で、大和よりも
歴史は古い。合理的でクール、末裔のひとり、橋本龍太郎なんか典型的
鬼って韓国では頭の”ノ”が取れた字で表記されて、魂や霊魂を表すそうですが、
丑寅の方角が鬼門といわれてますよね
鬼の姿を想像するときに頭に角が生えてますが、角といえば牛にも生えていますね
また、鬼のパンツって、虎皮ですが、それって鬼門を表すとされる動物の特徴の
ミックスって言う捉え方は深読みですかね??
渡来人説では、バイキングのイメージが個人的には強いです、、
頭に角の生えたかぶとをかぶってるし、北欧系の方が肌の色が赤いように思え、、、
あと、鉄輪(三本角)と鬼を三角と呼ぶ事と死装束で、頭に白い三角をつけることって、
霊魂の象徴みたいで関連性を感じる気がするのですが、、、
87 :
天之御名無主:02/01/29 01:30
>>86 >鬼の姿を想像するときに頭に角が生えてますが、角といえば牛にも生えていますね
>また、鬼のパンツって、虎皮ですが、それって鬼門を表すとされる動物の特徴の
>ミックスって言う捉え方は深読みですかね??
孵化黄泉? むしろ、あまりに人口に膾炙した説ではないかと。
ヴァイキング説は?????です。
88 :
天之御名無主:02/01/29 02:19
>>86 韓国というか中国ですね「鬼=幽霊」
丑寅(艮)と鬼(日本での)では鬼は牛角をもち寅皮のパンツをはいていますね。
鬼門が霊の通り道である事を考えると元々の鬼(中国流)が日本に伝来してから
単なる幽霊の意味が無くなっていったのではないでしょうか。
89 :
天之御名無主:02/01/29 15:33
何故「オニ」に『鬼』の漢字を充てたのかが疑問だね。
90 :
天之御名無主:02/01/30 04:23
つーか今一般的に鬼のヴィジュアル的イメージとされてるのも
仏教の獄卒色が強いような。
日本本来の「おに」のイメージはもうちょっと自然霊とか器物や動物の
魂みたいなもんで、要するに今「妖怪」と総称されているような
存在なのではないかと思ってみたり。
鬼と書いて「もの」と読ませる例もありませんでしたっけ。
91 :
天之御名無主:02/01/30 06:10
かみ、とも読むが。
検非違使の配下として、警吏・行刑に当たった中世期の「非人」が
身につけていた服には、茶赤系統と青灰系統の二つの系統があり、
それが赤鬼と青鬼に繋がっていくのではないか、と網野義彦氏が
『異形の王権』(平凡社、1986)で少しだけ書いておられるのですが、
その方面からの追求はあまりされていないようですね
絵巻物が数多く作られ、そこに描かれた「非人」の姿が一般的な「鬼
のヴィジュアル的イメージ」として定着したというのは、可能性としては
高いのではないかと思います
江戸時代の「賎民」に渋染めの衣類が強要されたこと、染色業を行う
青屋が卑賎視されていたことなども考慮すると、民衆にとっての「赤」
と「青」に対するイメージが、鬼の異人性と結びついたとも考えられる
のではないでしょうか
93 :
天之御名無主:02/01/30 11:55
鬼=オニ=隠 とも言うね。
94 :
天之御名無主:02/01/30 12:02
なんで鬼の原義(死者の霊)が強調されなかったのだろう
もののけ、等は初めは生霊・死霊を意味していたものが中世以降精霊・妖怪
を指す様になったとか。(隠・神といったもの)
後から貧民等のイメージが(社会の発展と共に)付け加えられる事はあった
でしょうね。ただそれをもって「鬼の起源」と見なすのはどうでしょうか。
猫も杓子も為政者の陰謀というのには無理があるのでは無いかと。
>>92 「網野義彦氏」 → 「網野善彦氏」
『今昔物語集』には、死者を地獄へと連行する「青き衣を着せる官人」が
登場し、「罪の軽重を定」める「閻魔の庁」が「検非違使の庁に似」ている
と表現する説話がいくつか収められています
このことから、平安末期の人々が地獄をイメージする際には、検非違使
とその支配下にあった官人が想起されやすかったことがわかり、後には
絵巻物の描写などを通じて「鬼のヴィジュアル的イメージ」として定着した
という推測が成り立つのではないでしょうか
97 :
天之御名無主:02/05/15 01:29
age
「今昔物語集」等に記されている
百鬼夜行とはどういう現象?
ネェイティブアメリカン・ポピ族の社会に、ナマハゲと瓜二つの
風習があるんですけが何か関連は有るのでしょうかね?
確かマサウという神とオグニという名前の2神なのですが
しかも片方の神などは追放されたスサノオの神話とも
よく似てるのですが。
鬼=末端肥大症の人って説、どっかで聞いたこと有りますが・・・・
一つ目小僧が小坊主の格好なのも奇形の子供を寺でこっそり引き取ってもらってたから
って話も聞いた。本当にそうだとしたらもの悲しい話だなあ。
102 :
天之御名無主:02/08/20 22:31
古事記に鬼女に桃を投げたら逃げていったとあって、
その事が「桃」太郎に由来するって話を聞いたことがあります。
(桃から生まれた子供だから鬼退治が出来た)
あんまり鬼女とは関係なくてごめんなさい。
あんまり関係ないけど
「思う」に角(ノ)をつけると「鬼」になりませんか、カタチ的に。
怨み辛み嫉み、喜怒哀楽。思い(想い?)が強すぎると鬼(或いは神)になる、みたいな話を京極夏彦がしてましたな。
地元青森県は岩木山は、鬼が作った山、という伝承があります。詳細忘れたけど、なんか「作らされた」が正しいようだけど。
尚、鬼を御神体とした「鬼神社」なるものも存在。地名にも「鬼沢」ってあるし。青森は鬼と仲が良いような気が。
106 :
天之御名無主:02/10/19 18:40
鬼は、政治的意図を抜きにしては語れないのでは?
古事記、日本書紀を編纂した中央にとって都合の悪い存在を「鬼」として
悪者扱いし、排除しようとしたという経緯がもともとあったのではないか
と思うんだが。
107 :
天之御名無主:02/10/20 00:41
キリスト教が他の宗教の神々を悪魔に仕立てたのと同じということでしょうか。
鬼は排除と歓待。これ大切。
っていうの考えはもう古いのかな?
109 :
天之御名無主:02/10/20 09:23
>>107 卑近なところでは、今の北朝鮮だったら、アメリカ人も日本人も、鬼
のようにデフォルメして描くでしょう。
110 :
天之御名無主:02/10/20 14:25
鬼を歓待するというのは、鬼=まれびと ということでしょう。
まれびとを歓待して福を授かるといった内容の民話は数多くありますからね。
なまはげとかもそうなのかな。
111 :
天之御名無主:02/12/04 02:52
『古今著門集』読んでたら鬼関連の記事が色々出てきますね。
スレ前半で出ていた「鬼=外国人」説に関連するものも。
599話「承安元年七月伊豆國奥島に鬼の船着く事」なんですが、
「杖を持った鬼たちが船で島にやってきて、島民が持っていた弓を欲っして島民を打ち殺す」
なんて話は初耳で興味深かったですね。
112 :
天之御名無主:02/12/07 18:12
(^^)
115 :
天之御名無主:03/02/17 17:21
116 :
天之御名無主:03/02/18 01:32
山と里の間に、昼と夜の間に、この世とあの世の間に・・・オニはそこにいる。
っていうか、オニ=神でしょ。
まぁ、先祖霊=神でもあり、田の神=山の神でもあったようだが
でも、こりゃ境界を抜きに語れないなぁ。道祖神しかし、地蔵菩薩しかり。。。
117 :
天之御名無主:03/02/18 02:35
>116
いきなり、オニ=神って言われてもな
でも韓国語では、神のことを「鬼神」と言うね。
118 :
「鬼」という呼び方について:03/02/18 10:14
『鬼=隠』『鬼の住処=山の中』ゆえに・・・
鬼とは、山の中などの隠れ里に住んでいた人々や、そこに追いやられた人々のこと。
醜いと言われていることや、
(書をみるとけっこう美男美女っていわれるのが多いから、
本当は単なるやっかみなのだと思うのだが・・・)
鬼に共通する強い超能力を持っている事から考えて、
鬼と呼ばれた彼らは、当時の大抵の人と少しばかり違っていた人々のことと考えられる。
彼らは、山という、人にとって生きる上での危険な場所に追いやられ、
そこに追いやられた人々はあつまって、『普通』の人の社会から隠れ住んだ。
119 :
「鬼」という呼び方について:03/02/18 10:15
そのため、『隠れたるもの』の意で『隠』と呼ばれ、それが『山』という、
人の死者が行くとされる場所に住む者であったために、同音の字で中国で死者を表す語であった『鬼』が
混ざって(もしくは彼らを蔑むために人々が意図的に変えて)使われていった末、
蔑称として使える『鬼』の方がポピュラーに使われていった。
そのため、本来『隠れたるもの』の意であった『隠(オニ)』が、
蔑みと『人ではないもの』しての意を込められての『鬼』が一般的になった。
・・・すなわち、鬼とは山に追いやられた人々であり、彼らが山に追いやられたのは
文字通りの醜さや、逆に美しすぎたことへのやっかみ、
人以上と思われる能力(異常筋力やそれこそ超能力)を持っていたため特別視されて迫害されたのが原因と思われる。
(朝廷に従った者たちは迫害された者たちとは逆に神や陰陽師として尊重され、
彼らは朝廷に従わなかったり、あくまで個としての自由を求めた者達・・・だと思われる)
120 :
「鬼」という呼び方について:03/02/18 10:16
・・・というの考えてみたんですけど、どう思います?
皆さんのご意見お聞かせおねがいしまーす。
121 :
天之御名無主:03/02/18 11:41
逆じゃないか
あぼーん
123 :
天之御名無主:03/02/18 15:06
>118-120
「異端者は鬼と呼ばれた」と「鬼は異端者だった」じゃ意味合いが全然違うよ。
ていうか鬼を一括りにしすぎ。
以前これと似た説をどこかの掲示板で読んだけど、その時は文献に見られる
鬼の身体部位の異常を「奇形を表している」とか主張していたような。
同じ香具師か?
124 :
天之御名無主:03/02/18 18:28
うちの母は鬼ですが何か?
125 :
天之御名無主:03/02/18 18:59
>123
そういや時々角が生えた人間って生まれてくるよね
126 :
天之御名無主:03/02/18 20:43
>125
中国でとか?
127 :
天之御名無主:03/02/24 09:31
>>116 一概に「鬼=神」ではないと思うが、どちらも何か特別な力が具象化した存在としての共通点はあるよね。
そういった力が形を取って現れても不自然でないと考えられたのが「境界」としての空間ってことじゃないかと。
>>125 尻尾とかならわかるけど、角?
奇形の一種で生まれうるものなのかな・・・?
128 :
天之御名無主:03/02/24 10:08
てかNeurofibromatosisが頭に発現しただけでしょ
あと年寄ってからなら真菌類の感染もあるなぁ
129 :
天之御名無主:03/02/24 21:24
モーゼって、確か額に角が生えてたんじゃなかったっけ?
前に単眼症の写真を見たんだけど、
目が真ん中にあって、鼻が額のところについてるんだよ。
それで、もしかして鬼って単眼症をイメージしたものなんじゃないかな、と。
生まれたばかりの赤ん坊は文字通り赤くて、赤鬼みたいだし、
死産だと青くて、青鬼みたいに見えなくもない。
昔の人が単眼症の赤ん坊を見て「妖怪だ」と思って、それが鬼として広まった、
なんてことはないかな。
131 :
天之御名無主:03/02/27 09:13
妖怪だと思ったことはないだろうと思うが
「妖怪だということにした」ならありうる。
だから奇形児→鬼ではなく鬼→奇形児ならあると思う。
132 :
天之御名無主:03/02/27 13:57
>>129 『イタリア美術鑑賞紀行4』宮下孝晴著 美術出版社によると、
モーゼの角は当時ラテン語訳のウルガータ版聖書の誤訳あるいは誤読で、
石板をかかえてシナイ山からおりてきたモーゼはcornutamだったそうで、
これは正確には「光り輝く」だったのですが「角のはえた」とも訳せた
からだそうです。
あぼーん
134 :
天之御名無主:03/02/27 20:47
役小角って、角あったんだよね?
135 :
天之御名無主:03/02/27 20:59
136 :
天之御名無主:03/02/27 21:31
137 :
天之御名無主:03/03/01 20:12
>119
15年くらいの+少女漫画で似たような設定の話がありました。
古代の超能力者たちが、山に篭って修行した。
役の小角はもしかして、鬼と呼ばれる者の元祖かもしれませんね。
(^^)
1 名前:おなまさま 投稿日:01/10/01 13:50
鬼(特に鬼女)について調べたいと思っているのですが、
オススメの文献・情報等有りましたら教えて下さい。
141 :
天之御名無主:03/03/16 21:19
鬼族の血は万病に効くってホントでしょうか?
142 :
天之御名無主:03/03/17 23:44
酒呑童子とかってお寺から逃げて山賊になったた小僧さんなんでしょ?
143 :
天之御名無主:03/03/22 09:33
このスレを見ていて、
「我々」と隔離するために「鬼」という呼び方をッしていたのではないかなと思った。
隔離される対象は
「マレビト」であったり「異邦人」であったり、「異能者」であったり、その他様々。
特に昔は、身体的に普通の人とは、「違う」ものとして隔離されていたはずなので、
一般人と区別するために「鬼」という呼び方をしたのではと思いました。
ちなみに役小角は生まれた時に、
小さな角が生えていたためにその名が付いたと何かの本で読みました。
あぼーん
145 :
天之御名無主:03/03/22 12:04
宇宙皇子かよ
大日本帝国軍人は生きては「断じて行えば鬼神のこれを避く」と恐れられ、死しては「護国の鬼」となり、
支那人からは「日本鬼子」と50年以上も恐れられつづけている「鬼の中の鬼」である!!
あぼーん
エルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥエルクゥ
149 :
天之御名無主:03/04/03 18:37
要するに今の鬼の概念って、
いろんなもの取り込みすぎて単純には表せないってことなのかな?
sage
151 :
天之御名無主:03/04/07 00:23
152 :
天之御名無主:03/04/17 00:56
個人的にはそう思っています。
日本各地には、「鬼」と呼ばれるものに関する伝説がたくさん残っています。
しかし、それらの伝説に共通することは「鬼」と呼ばれるものが出てくると言うことだけです。
鬼の性質にしても、桃太郎や一寸法師のように人に害をなす鬼もいれば、
人のためになることをしようとする鬼も出てきます。
もちろん、前者の割合の方が多いのですが。
「鬼」という言葉はもともと「隠」が変化したもの。
つまり、よく分からないモノという意味であった。と言う説があります。
「我々」とは異なるもの、自分たちには理解できないもの。
それらが各地固有に伝わる鬼で、
そういうものを全て引っくるめたものが合わさって
現在の鬼の概念ができあがったのではないかと思います。
あぼーん
よく聞くのは鬼って、欧米の人だった説でしょ
天然パーマ、でかい体格、ごっつい鼻、大きな目
赤ら顔(白人が何らかの理由で日本に漂着し日焼けしたためとも言われる・・ホントかよ)
(^^)
157 :
天之御名無主:03/04/17 13:30
>>155 うそ臭いよね。
鬼のそういう特徴は後から固まったイメージだし。
どっかに役小角が外人を使ってた記録があるとかいうレスがあったけど興味深いな
つーか上見ると役小角自体かなり興味深いけどw
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
161 :
「鬼」という呼び方について:03/05/11 00:27
オニの語源は「小丹」ではないでしょうか。
オニの正体は、弥生期に中国から流入した神仙思想を持つ鍛冶採鉱者とみて間
違いないと思います。魏志倭人伝にいう全身朱塗りの風習は赤鬼を連想させま
すし、実際に能登地方には有名な全身赤漆塗りのオニの伝承が伝わっていま
す。またオニの赤、青、黄、黒、白は神仙思想と密接に関連しています。不老
不死の仙薬朱丹を服用しつづけ、奇形となった神々の末裔がオニであり、こぶ
とり爺さんのこぶを取ったり付けたり出来るのも水銀系鉱物薬をオニがもって
いたからでしょう。その系統の薬はつい最近まで、赤チンという名前で売られ
てましたが。
162 :
天之御名無主:03/05/11 00:36
もうまったくだめだめの説です。
163 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/11 00:36
>161
「鬼」とは元々かなり変幻自在な存在で一くくりには出来ません。今
あるイメージから逆に考えても理解出来ませんよ。それにこぶとり説
話なら古代ギリシャの時代から世界中にあります。
164 :
天之御名無主:03/05/11 00:46
どうしてこのスレは珍説ばかり出ますか。
165 :
「鬼」という呼び方について:03/05/11 10:47
>163
変幻自在の鬼のイメージできあがったのはむしろ後世の事ではないで
しょうか。馬場あき子のいう鬼の類型の最古の原像がツヌガアラシト=
天日矛=天一目神という系譜の中で、説話や伝承に製鉄神として反映さ
れていったと考えても何の不思議もないと思いますが。
ついでに説話で言えば一寸法師の打ち出の小槌は採鉱道具そのものだと
いわれていますし、東北地方では鬼が製鉄製品をプレゼントする話は数
多くあります。また、説話の類型を世界に求める手法は何の解決策にも
ならない点であまり興味がありません。
この板で真面目に発言しても意味がないのは承知の上ですが・・・
あぼーん
167 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/11 12:17
>165
馬場氏の「鬼の話」(でしたか)を読んだのはもう随分前のことでう
ろ覚えですが、あなたは馬場氏の考えが妥当であるという前提、製鉄
に関わりがあるという前提のもとで話したうえでその為の証拠固めを
しておられるでしょう?
打出の小槌にしたところでそれで魂が抜けたとか、病になったとかい
う例の方が多いのですが。小槌とセットになった隠れ蓑・隠れ笠は姿
を消すための道具ですが、これは祖霊・来訪神の象徴とされている。
とにかく「鬼」にせよ「妖怪」にせよ起源は色々と考えられるもので
あって一つには限定出来ません。
あぼーん
169 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/05/11 12:20
いずれにせよ、結論を設けたうえで言うのでは無くソースをはっきり
させたうえで『○○』によれば・・・と引用、解説して戴かないと。
170 :
天之御名無主:03/05/11 14:07
>>165 類話を世界に求めるのは何の解決策にもならないと仰いますが、
>こぶとり爺さんのこぶを取ったり付けたり出来るのも水銀系鉱物薬をオニが
>もっていたからでしょう。
これを否定するには充分だと思いますよ。
それと
>この板で真面目に発言しても意味がないのは承知の上ですが・・・
と仰いますが、真面目な内容でもそれに誤りがあれば、否定されるのは当然です。
むしろマジレスしてくださっている方に失礼ではないかと。
171 :
天之御名無主:03/05/13 23:00
マジレスじゃなくて申し訳ないんだけど...
以前オーストラリアのヘリポートに行った時そこの係の人(白人)の肌の色が
緑と言うか青と言うか...その人を見た時「鬼」を連想してしまいました。
病気だったのかな〜??
172 :
天之御名無主:03/05/15 04:09
平安時代とかにボブサップみたいなのがわけわからんけど漂着したら黒鬼って言われるかな?
あぼーん
あぼーん
>>171 化け物扱いはされるだろうが、ボブサップだと
鬼というより何とか入道って感じじゃないか?
おにぎりワッショイ!!
\\ 鬼 切 ワッショイ!! //
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
177 :
天之御名無主:03/05/28 19:59
>>175 それは時代によるだろうよ。
と、ホシュついでにネタにマジレス
178 :
天之御名無主:03/06/03 16:29
近世でも「ペリー」を庶民は「天狗」だと思った人もいたとか。
全然似てないけど、天狗に見立てたペリーの似顔絵は有名。
鬼の原像に対する私の見解は違うけど、学説の追従や現代人の鬼の解釈より
当時の人が鬼のことをどう感じていたかという可能性を考えるほうが私は面白い。
179 :
天之御名無主:03/07/01 16:59
アテルイ(≠悪路王)について調べてるんだけど、なんか祭りというかイベント
みたいなものってねぶた位しかないでしょうか?
北上市の鬼剣舞はちょっと違うし。
180 :
天之御名無主:03/07/02 07:53
ボブサップの性格・人柄なら、初めて発見されたときに恐怖で殺し合いにならず
生き残れば、案外朝廷に迎え入れられ、死後は神社に祭られるような気がする。
181 :
天之御名無主:03/07/02 07:58
ボブサップは検非違使に徴用され、絶大な実績をあげそう。
でもって死後は「神」
ご神体に木像も造られるよきっと。
うちの地元は鬼を奉ってる
税金使ってでかい像までたててる
細かい伝承云々は覚えてないが
こういうトコってけっこうあるのだろうか?
地獄の牛鬼
江戸時代の中ごろ、えらい武士(侍)が、無実の罪で将軍 家重に打ち首にされた。
その侍は、本来ならば天国へいけるものを、危険をおかしてまで地獄に探検にいった。
地獄では、「天界人が地獄を見物に来た」と、うわさになり、鬼を初めとする全ての者が
もてなしてくれた。そこで、侍は、仲良くなったある赤鬼にこんな話を聞く。
「この世界には、絶対X100に足をふみいれてはならない場所がある。」
「?」
「そこは、”聖域”と呼ばれている。」
「、、、、、、、、、聖域?」
「ああ。そうだ。
そこには、”地獄の牛鬼”がいる。」
「地獄の牛鬼?」
「地獄の牛鬼は、聖域にあしをふみいれた者を、おいかけまわし、
さらに天界人だと、怒りがおさまらず、ついには地球上の人々全てを
食い尽くす魔物だ。」
その話を聞いた侍は、「聖域へいきたい」という欲望と好奇心がむくむくとわいてくる。
もうこれ以上お話するワケにはいきません。
「知りたい」という気持ちだけで死にたくはないでしょう?
184 :
鬼の話がありました ↓:03/07/30 22:06
江戸時代の中頃に「地球上」という概念が果たしてあったのかどうか
186 :
天之御名無主:03/07/31 00:22
あぼーん
あげ
皆さんの地元で、全国的に有名では無いオニなどいますか?
悪さをして退治されてしまったとか。
聞かせて下さい。
ウチの婆ちゃん食べた
>>190 ばあちゃんが鬼にたべられたの?
ばあちゃんが鬼だったの?
age
鬼って隠忍が転じた物と聞いたことがある。
だから、迫害された人や底辺の人間じゃないの?
御所の近くによく出るのも中央に異議を訴えに来た人間を
排除するのに人間相手と言うと気が引けるから化け物相手だと
言い聞かすことで容易にするという嫌な感じがヒシヒシと。
言葉や音を転じることで属性を変えるという嫌な感じがね。
こういう入れ知恵するヤツが今も昔も中央にはいっぱいいたんだろう。
言葉を弄ぶ輩がウジャウジャと。
>>194 煽りではないですが、一つに絞らないとすると他にどんな説があるのでしょう?
197 :
天之御名無主:03/12/25 16:39
199 :
天之御名無主:04/01/02 21:39
「鬼」って漢字は「思」って漢字に角が生えて「鬼」っていう文字になったんだと
自分は勝手に解釈してます。
つまり「怒り」「憎しみ」「悲しみ」などの人の思いが鬼になると。
鬼とは人の心なのだと。人の心に潜むものなのだと。
そういう風に自分は思います。
200 :
天之御名無主:04/01/02 23:30
>>199 鬼という漢字の原義は、「無念を残して死に切れない幽霊」だからなぁ。
今でも鬼籍に入る=あの世に逝くという言葉が残ってるし。
201 :
天之御名無主:04/01/03 19:22
>>183 その「牛鬼」ってうちの田舎(愛媛県宇和島地方)の祭りに登場する牛鬼と同じもの?
元は恐ろしい怪物だけど、そのうち悪霊払いとして祭られたとか。
かなりデカくて、酔っ払った荒々しい男たちが担いでいるので子供の頃は怖かったな・・
202 :
天之御名無主:04/01/04 16:31
203 :
天之御名無主:04/01/05 00:52
204 :
天之御名無主:04/02/02 22:06
漫画などに鬼を登場させると悪いことが起こるという話を聞いたことがあるがどうなんだろ?
205 :
天之御名無主:04/02/02 22:13
>>204 「四谷怪談を演目にすると、役者に凶事が起きる」ってのと同じだな。
そーいうのは気にしすぎないほうがいい。
206 :
天之御名無主:04/02/10 14:22
>>204 長井豪なんか
「鬼に取り付かれて体調崩した」
って主張してたなぁ
207 :
天之御名無主:04/02/14 23:36
208 :
天之御名無主:04/02/15 00:11
209 :
天之御名無主:04/02/15 20:58
>>204 うる星やつら、は鬼がモチーフでしょ、ラムちゃん一族。
あんまり関係ないと思う。
>>209 高橋留美子はそれで巨万の富を築いた。
>>204 永井豪だけじゃないの。
ちなみに鬼のマンガは2セットあるぞ。アニメのLDもあるし。
鬼と話題がはずれるがゲームだと
源平討魔伝
女神転生II
真・女神転生
はクリエイターに不幸がおきてる。
悪魔城ドラキュラは開発中にデータが良くトンだくらいだったかなぁ?
213 :
天之御名無主:04/02/16 12:17
さくまあきらは今でも元気だぞ
カプコンは鬼武者4まで出してるけど普通に儲かってそうだし
215 :
天之御名無主:04/02/19 10:14
補足
一日目
不燃草は、ばあちゃんの家の蔵の掃除中に巻物のような物を見つける。
その巻物「三代木縁起」には、高僧が鬼を宝珠で塚に封印した事が書かれていた。
それを見た不燃草は裏山に塚がある事を思い出す。
そしてその塚を探索し宝を手に入れ鬼の正体を暴くために再び週末にばあちゃんの家に行く事を計画するのだった。
二日目
電話で巻物の内容をばあちゃんに聞くとそれは大正13年に書かれたものであることがわかった。
死体を食べる鬼が出現し村が荒れたが高僧が現れて宝珠で鬼を塚に封印したらしい。
封印した時に鬼は焼かれたが高僧も亡くなってしまったということだった。
巻物は門外不出であるため、ばあちゃんに書き写してもらいそれを郵便で送ってもらうことになった。
また不燃草は、裏山の塚の状況をばあちゃんに見にいってもらう計画をたてたがスレ上で叩かれ自信を失ってしまう。
しかし思いやりのなかった自分を反省し週末に探索に行く事を再び心に誓うのであった。
なんでこのスレの珍説を説く人は「〜〜なんでしょう?」とか「〜〜と聞いたことがある」
とか伝聞調なんだろうとふと思った
鬼の話はそれこそ地域や時代によってかなり多岐に渡るから
起源を一つに絞ることは不可能
むしろ先に鬼という漠然とした概念があってそれが「漂流した外国人(白人)」とか「単眼の子供」とかを
鬼という枠に閉じ込めたと考えた方が自然である
つまり理解の範疇を超えたものに鬼という名前をつけて概念化する事で理解可能なものにする
これが中世の人間の考え方だ
ところが科学的な思考を取る現代人にとっては鬼という存在そのものが理解の範疇を超えてしまった為
今度は逆に鬼に理解可能な概念を当てはめる必要が出てきた。そのために出てきたのが前記の
「漂流した外国人」などであると私は考える
ようするに理解が難しいものに無理やり既成の概念を当てはめて理解しようという姿勢においては
中世の人間も現代の人間もそう大きな違いが無いのである
彼らが伝聞調なのも自分でたいして考えることもせず理解可能な範囲に事象を閉じ込めてしまうという
学術的でない姿勢の表れなのだろう
218 :
天之御名無主:04/02/19 12:06
219 :
天之御名無主:04/02/19 14:47
漏れもそれ、きいたことあるよ
220 :
天之御名無主:04/02/19 23:52
>>218 >>219 ? ? ? ? ?
なぜ
>>217タンが引きこもりなの?
漏れは共感できる説なのだけど・・・
というか、217の仮説の信憑性と引きこもりであることは関係ないわけで・・・
ちなみに、漏れは217じゃあないよ。ただ218、219の意見にギモンを感じただけです。
ごめんなさい
「〜聞いたことがある」ってのを使ってみたかっただけです
ああ、ナットクw
そういうことですね。まあ2ちゃんで多少の煽りはアリでしょう?
とくにこの板の場合、煽りすらも山の賑わいだったり・・・と聞いたことがある。
223 :
天之御名無主:04/02/20 07:22
大和岩雄『鬼と天皇』(白水社)は皆さん読まれましたか?
これ面白かったのでおすすめしたいんですが、一般的な評判はどうなんでしょう?
224 :
天之御名無主:04/04/12 12:23
古文、漢文、漢字@2ch掲示板
スレ立てるまでもない質問にするまでもない質問
61 名前:名無氏物語 :04/04/11 05:59
なぜ、しゅてんどうじは、酒顛童子、酒呑童子などのいろいろな表示があるのですか。どれが正しいのですか。
66 名前:リバティ ◆dXgNZ2yJ32 :04/04/12 12:00
>>61 酒呑童子は、ドイツ人の姓の一つ、シュタインドルフを音訳したものだと思われます。
酒呑童子ら大江山の鬼が、酒を飲んで不老不死の力を得た、というのは、
彼らがウィスキーを飲んでいたことから作られたエピソードではないでしょうか。
ウィスキーの語源はゲール語のウシュクベーハー(命の水)です。
一旦ドイツに侵出したバイキングの一部族が、大西洋を渡り、カナダ、アラスカ沿岸から太平洋に入って、
日本の丹後地方に殖民したが、しだいに日本人に追い詰められて大江山に登ったものでしょう。
なお、渡辺綱に左腕を斬られた茨木童子が、乳母に化けて腕を取り返すというエピソードは、
フィルボルグ族との戦いで右腕を切断されたヌアダが、
医術の神ディアン・ケヒトによって銀製の腕を付けられたというケルト神話に酷似しています。
(民明書房刊「バイキングの航海の足跡」より)
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1079976101/61-66
61>シュテンの語源は古代ペルシャ語のシャイターン(又はシュイターン)、英語読み
でサタン。悪魔の意味。大江山の洞窟に住み着くことから、古代の鉱山民と考えられる。
イラン系渡来人か。茨木童子のイバラキはアラハバキが転じたもの。これも北摂の鉱山民。大江山は
蛇紋岩複合岩体でニッケル・チタン・モリブデンを産する。抗張力鋼の原料。何故、源氏が
目を付けたかがよく判る。
民明書房か・・・じゃ、しゃーないな。
>失礼。大江山の特産は他にクロムがある。昭和40年代まで河盛鉱山というのが稼工していた。
クロムも高張力鋼材料。
なお、役行者が使役していた前鬼・後鬼も古代の鉱山民だろう。地下から水を汲み上げさせて
いたが、大峰山には石灰岩の鍾乳洞があり、そこから水を汲むのは不思議でもなんでも
ない。
民明書房ではなくて、男塾と同時期にジャンプに連載されていた「THE MOMOTAROH」ネタなのでは?
アホな歴史学者や考古学者がいくらわめいても日本んぽ古代史は開明できんよ。
藤村なんてしローとの何年も騙され続けていたんだから。とにかく文科系の連中は
頭が悪くて怠け者ぞろい。どうにもならんよ。
藤村は旧石器方面なんで。
専門化の進んでいる歴史学考古学を一緒くたにされても困るんだが。
やあ、自称地質学専門家のKKK君じゃないか。
考古学板の与那国スレでみんな待ってるよ。
こんなところで油売ってないで、専門家としての見解を披露しにきてくれよ。
>KKK
クロム鉱やモリブデン鉱の発明は19世紀以降だっつーの。
オーパーツスレと勘違いしてないか?
×鉱→○鋼
鉱石発明してどうする
クロモリ
>>228 THE MOMOTAROHに出てきたのは、「イワン=シュテンドルフ」ですよ。
イワン=シュテンドルフが、ヨハン=シュタインドルフになろうとも、ネタとしては同系だろ?w
鬼女といえば鈴鹿御前がまだでてないな
カリブソングはダートの鬼。
こういう用法は他にもありますかいのう?
土蜘蛛に興味を持ち調べているのですが、なかなか資料がみつからないものですね。
頼光の伝説関連はよく出てくるのですが地方の風土記に出てくる
速来津姫などの詳しい資料や原文を見たいものです。
鬼について現実的に語れ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/1089329757/ 1 :天之御名無主 :04/07/09 08:35
各地の民話や伝説に登場する鬼。
たいていは大和朝廷に滅ぼされた地方豪族だったりする。
そういう検証を現実的にして行こう。
4 :天之御名無主 :04/07/09 12:40
A自分とは違うテリトリーのもの=鬼と呼んで畏怖した
B普通は身内であるが、自分のテリトリーから外れたとき(反乱)
軽蔑と畏怖の念から「鬼」と呼んだ。
と定義したら全部当てはまる。
1漂白した白人、2奇形、3反逆者、4特殊技能者(鉱山系)
1、バイキング説、シルクロード経由、シベリア経由、ワインを飲む―A
2、差別と畏怖、畏敬の念―A
3、大和朝廷の反逆者、蝦夷、朝鮮系賊―B
4、山から鉱物をとる民、鍛冶職人、―B
5 :天之御名無主 :04/07/09 12:59
鬼はもともと道教の用語で「死者」もしくは「死者の霊魂」といった意味。
道教が日本に伝わった当初も、上記の意味で使われていた。
卒論に取り上げるなら、ここから入っていかなきゃいかんだろう。
そしていかなる変遷をたどり、現在の鬼のイメージができあがったのか、
と結論付けるべきだね。
6 :天之御名無主 :04/07/09 13:09
卒論レベルでそんなことやっても駄作ができるだけ。やめたほうがずっとマシ
8 :天之御名無主 :04/07/09 13:46
鬼が作った国・日本
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/buakf907/books084.htm 9 :天之御名無主 :04/07/09 14:52
おに 【鬼】
2 (名)
〔姿が見えない意の「隠」の字音「おん」の転という〕
(1)(天つ神に対して)地上の国つ神。荒ぶる神。
(2)人にたたりをする怪物。もののけ。幽鬼。
(3)醜悪な形相と恐るべき怪力をもち、人畜に害をもたらす、想像上の妖怪。
仏教の影響で、夜叉(やしや)・羅刹(らせつ)・餓鬼や、地獄の獄卒牛頭(ごず)・馬頭(めず)などをさす。
牛の角を生やし、虎の皮のふんどしをつけた姿で表されるのは、陰陽道(おんようどう)で丑寅(うしとら)(北東)
の隅を鬼門といい、万鬼の集まる所と考えられたためという。
(4)放逐された者や盗賊など、社会からの逸脱者、また先住民・異民族・大人(おおひと)・
山男などの見なれない異人をいう。山伏や山間部に住む山窩(さんか)などをいうこともある。
(5)子孫の祝福に来る祖霊や地霊。
(6)死者の霊魂。亡霊。
「護国の―となる」
(7)(ア)人情のない人。冷酷な人。
(イ)(「心を鬼にする」の形で)気の毒に思いながらも冷酷に振る舞うこと。
(8)非情と思われるほど物事に精魂を傾ける人。
「文学の―」「仕事の―」
(9)鬼ごっこや隠れんぼなどの遊びで、人を探しつかまえる役。
(10)貴人の飲食物の毒味をする役。おになめ。おにくい。鬼役。
10 :9 :04/07/09 14:55
goo辞書にすらこれだけの意味が載っている。
それに対し
>>4は上記のうち(4)しか言及できていない。
各地の民話や伝承には、あきらかに(4)以外のものを捉えているものも
あるというのにな。
これでは論文の体をなさないよ。
11 :十頭の熊 :04/07/09 19:48
昔は今みたいに細かい法律がきまってなくて道徳やモラルが今の法律に近いんじゃないかと思う、
そこからはみ出た人たちが始まりじゃないかな。
手におえない子供を「鬼っ子」とか「鬼子」って言うもんね。
このスレで既出ばっか
鬼をモチーフにしたゲームを作りたいんだなょ
245 :
天之御名無主:04/11/04 05:07:36
鬼武者
246 :
天之御名無主:04/11/04 06:21:54
oni
247 :
天之御名無主:04/11/28 19:33:03
来年の仮面ライダーが鬼
太鼓のばちが武器ってのは雷神っぽいかもな。
先日、今回の仮面ライダーを初めて見たのだが
やっぱり前鬼・後鬼がモチーフなんか?
もう一匹の紫のライダーが敵方にいることから、
まったく検討違いかもしれんが…
251 :
天之御名無主:05/03/15 05:12:07
age
252 :
天之御名無主:05/03/15 07:06:40
岩手県北上市の鬼の博物館に行くと面白いよ
253 :
天之御名無主:05/03/15 17:59:50
>250
鬼の人は3人以上いるみたいだしあんまり関係無さそう
重傷のザンキさんの得物は弦
ギターライダー?
蟹にやられましたから!
255 :
天之御名無主:05/03/19 08:59:53
せっかく仮面ライダーが鬼なんだから
あげてみるか。
256 :
天之御名無主:2005/07/09(土) 16:53:44
鬼と桜
257 :
天之御名無主:2005/07/15(金) 17:22:27
今、民俗学の授業で、鬼退治したのが、
桃太郎でなければならない理由についてって書かないといけなくて(´Д`)
誰かわかる方いますか??
259 :
天之御名無主:2005/07/16(土) 22:38:47
DTP・印刷板を観ろ!DTP・印刷板を観ろ!DTP・印刷板を観ろ!
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260 :
天之御名無主:2005/09/16(金) 18:51:38
胸がなくて料理が下手
261 :
天之御名無主:2005/09/16(金) 19:16:55
262 :
天之御名無主:2005/09/17(土) 00:18:14
鬼ってUMAなわけなの?パンダみたいな感じ?
つーか今鬼って流行ってんの?
263 :
天之御名無主:2005/09/17(土) 02:26:46
264 :
天之御名無主:2005/09/22(木) 12:42:52
映画が昔話みたいで面白い。
ID"Oni"記念パピコ
266 :
がいやまん:2005/10/17(月) 20:02:13
埴輪の世界に鬼はない。ところが仏教、神道などと共に鬼が出てくる。キリスト教にも
悪魔があり、宗教的に神と表裏一体の否定的なものとして必然的に生まれるものの
ようだ。また、古墳時代の銅鏡は辟邪といって邪気、悪霊をはらうもののようである。
これは、古墳時代においても相当鬼のような邪気の概念が発達したことを意味する
のだろう。しかし、埴輪は古墳時代のものである。すると、古墳時代はまさに鬼の誕生
する頃、活発化する頃なのであろうか。鬼と同じように埴輪にはなくてその後に生まれる
動物の形をとるのものは龍であるが、これも鬼と同様に角を持つ。動物版の鬼ともいうべ
きものであろうか。更に又、白人、黒人、凶暴な顔つきの黄色人種等の風貌、言語、習慣
の異なる民族との遭遇も鬼ということになろうか。又、東北の山地に行くと明らかに農業を
生業とできない地方と農業地帯との境界のようなところに鬼の伝承があるが、これは
生業の異なる部族のことであろう。
たのむから他のスレを荒らすのはやめてくれ
巣に帰ってくれ
268 :
天之御名無主:2005/10/24(月) 10:05:36
鬼=泉ピン子立ち
270 :
天之御名無主:2005/11/14(月) 00:51:32
鬼の絵ばかりを集めた画集とかないでしょうか?どなたかご存知じゃないですか?
271 :
天之御名無主:2005/11/14(月) 18:18:38
筒井康隆の小説で「鬼」(だったかな?)というのがあったです。
うろ覚えでスマンが、
(1) 鬼というのは「オヌ」、つまり目に見えないモノノケ、ということ。
(2) また陰陽では北東方面を悪いことが起こりやすいと考えていた。
(3) つまり北東方面から怪しげなモノノケが入り込むのではないか?とのこと。
(4) 北東方面、すなわち「丑寅」の方角からオヌはやってくる。
(5) ここから本来目に見えないオヌは「牛の角」と「トラ皮のパンツ」をはいているとされた。
これを読んだときはへぇ〜となったんだけれど、
この「牛角」「寅パンツ」のイメージが定着したのはいつぐらいからなんだろ?
あ、ちなみに小説(SSだけれど)はなかなか面白かったのでお勧めしておきます。
272 :
天之御名無主:2005/11/18(金) 10:55:07
よく鬼神て言うけど鬼(オニ)と何か関係あるんか?
鬼神だと中国の方じゃないかね
道教系とかの
大喪の礼の時、輿(棺)を担ぐ八瀬童子は鬼の子孫といわれてる。
275 :
天之御名無主:2005/11/27(日) 14:44:23
山にいるのか 怨霊なのか 地獄のいじめっ子なのか はっきりしろよ
276 :
死者を笑うレッドデビルス:2005/12/02(金) 01:48:41
阪神淡路大震災の時、韓国で良いニュースです!と世界初『天罰だ!』の号外新聞を出す国。またJR事故では『プライドの脱線』の見出しの新聞。抗議するどころか大喜びでネットでもお祭り状態。同じ反日国でも中国は韓国のように公務員が国旗踏み付けないし、死者を喜ぶ新聞は出してない
277 :
天之御名無主:2005/12/02(金) 22:19:19
鬼はトラの皮のフンドシをしている。トラと言えば加藤清正のトラ退治。
トラ退治の舞台はもちろん、朝鮮だ。
つまり鬼は朝鮮系渡来人のこと。そういえば吉備の鬼・ウラも百済の
王族の出身だったとか。
鬼は僕らの心の中に…
279 :
鬼の子孫:2005/12/04(日) 19:39:58
oni(ゲーム)・鬼武者(ゲーム)・ライダーヒビキ
これらの元がある事は知っています
この事、特に変身する為の物について何か聞いたことがありませんか?
一族に伝わっている物でそういったものはありませんか?
酒呑童子や茨木童子は、女から貰った恋文に何かしらのことをしたら
(酒呑は手紙を焼き捨てて、茨木は血で書かれた手紙の血を舐めた)、
その場でいきなり鬼と化したとのこと。
281 :
鬼の子孫:2005/12/05(月) 10:06:37
呪いや人肉食による変化ではない方面のもので聞いたことはありませんか?
282 :
鬼の子孫:2005/12/05(月) 10:16:09
確かに文という分類はありますね。 巻物かもしれませんが
少し前にテレビでやつていたけど弥生時代(?)に天皇が地方で暴れていた鬼(村の女を食べる)と呼ばれる背の高い人達を子供に征伐させたらしい。それが後の桃太郎伝説
284 :
鬼の子孫:2005/12/05(月) 10:31:50
後、女性の恨みによる変化(貴船の伝説等)とも違う種類のものなのですが
書く必要ないかも知れませんが
役行者の前鬼・後鬼が神である手力男命の子孫だという伝承を聞いた時は意外に感じたねえ。
287 :
天之御名無主:2005/12/10(土) 17:02:12
鬼は渡来人の内、朝廷に逆らう者を指す言葉だった。
言語がまだ習得できない渡来人は、国人達にとって"異郷"の者だった。
盗みや強盗等を働く不逞渡来人を捜索・逮捕・殺害するもの、同族の渡
来人にさせたのは、朝廷の統治政策だった。
金太郎の「金」はキム(朝鮮系)、桃太郎の「桃」はリー(李:中国系)なの
は、スラングなのである。
はいはいわろすわろす
289 :
武水無彼方:2005/12/10(土) 19:06:31
日本最古の鬼の記述は「目一(まひとつ)の鬼が風を起こして家を破壊した」というもの。
確か出雲の風土記だったと思う。
『韓人(からびと)の地、出雲に最古の鬼在り』ってのはなんかできすぎてないか?
古代日本人は台風の目がひとつしかないということを知っていたんだなぁ
291 :
天之御名無主:2005/12/10(土) 19:14:31
>>289 それ子供のころ読んだ!!人間の何十倍もある一つ目の大鬼が家を壊そうとしてるやつ!!(人間を食べようと?)
障子の穴から目がギョロっとしていたことが印象的だった……。
293 :
天之御名無主:2005/12/11(日) 23:25:39
さて、鬼を『ヒロイン』にしたゲームを作りたいんだが
鬼というひとくくりにしてしまうと曖昧すぎる。
シナリオ設定しやすいシチュエーションをとっていくのもありかもなぁ・・・。
(例:鬼の正体はロシア人とか適当な奴で。
294 :
天之御名無主:2005/12/12(月) 00:15:24
ニュー速からきますた
295 :
天之御名無主:2005/12/12(月) 02:13:06
>>289 日本最古の鬼の記述はツノガアラヒトだろうが。
296 :
天之御名無主:2005/12/12(月) 02:15:02
>>293 「うる☆やつら」のラム鬼でおなかいっぱい。2匹目のどじょうはいないぞ。
297 :
天之御名無主:2005/12/12(月) 02:17:21
>>295 あれは「鬼」って表記されてなかっただろ
|A__A
| M ヽ
|从 リ)〉
|゚ ヮ゚ノ|
ミ)} i !
|_/ヽ|」
|'
牛鬼がヒロインのゲームならもうあったぞ
千鶴さんこんなとこまで…
楓ちゃんがこんなとこまで…
刀子さんこんなとこまで…
初音ちゃん(;´Д`)ハァハァ
梓はいらない子
306 :
天之御名無主:2006/01/10(火) 20:48:22
牛鬼がヒロインなんてどんなゲームなんだろう?
「あやかしびと」でぐぐれ
308 :
天之御名無主:2006/01/11(水) 20:31:04
エロゲーってなにげに伝奇ネタ多いよね
ヒロインが天女だったり妖怪だったりするし
Vシネにも多い罠
311 :
天之御名無主:2006/01/13(金) 16:01:50
時は何時だって流れるもんだから、時代が変わったわけじゃなくて
人が変わってるんだと思う。風の吹き方も感じ方も、ね。
緊張感が感じられない時代で、ボクだって銃を撃った事なんて無いけど、
やっぱり、そんな事ばっかり言ってたって何が変わるわけでもないんだ。
だって浮き足浮き足立った人がこの国の主流で、やれ何だかんだとやんややんや騒いでる。
山だってもう未開の地じゃなくなった。山に魅入られ、山を畏怖した日本は消えたのかな。
おじさんが言うんだ、日本も変わったって。
でもお互い、棚の上にあがってただ文句言ってるだけ。
わからないものはわかんない、だけどそれじゃ、すっきりしない。
ずっとひねくれてばかりじゃ能がない。ボクだって波風のない空気は吸いたくない。
それから突然ちっぽけな世界が開いて
いつもの納得の世界にさようなら
312 :
天之御名無主:2006/01/25(水) 21:45:10
age
313 :
天之御名無主:2006/01/26(木) 04:42:51
酒天童子は京まで上る前は比叡山その以前は越の国の鬼女の子だった
って記述もあるけど紅葉と関係あるのか?
314 :
天之御名無主:2006/01/27(金) 23:03:18
酒天童子の話が私の町にもある。
昔、とても美しい男が山奥に住んでいた。美男子には街の娘達の恋文が何通も送られてきた。
しかしその男は恋文を読みもせずに箱に入れてほったらかしにしていた。その事知った娘達は崖から飛び降り自殺した。
男はその話を聞き恋文を見ようと箱を開けると娘達の怨念が黒い煙となり男を包み込み、鬼にさせた。
男は自分の母を喰い殺した街に出て暴れた。
という話。
まぁどこの町にもある伝説だね。
315 :
天之御名無主:2006/03/01(水) 20:29:39
どなたか知っていたらぜひ教えてください。
お坊さんのような格好をした猫の鬼のようなのが、奉加帳を持っている画
なんですが、誰の何という画なんでしょうか?
背中には雨傘?をさしていて(背負っていて)、左手には奉加帳を持ち、右手には
杖?のような物を持っている画です。
ぜひ!ぜひ!!教えてください!!!
そしてこのような質問に答えてくれる掲示板のような所があったら、ぜひ教えてほしいです。
316 :
天之御名無主:2006/03/01(水) 20:36:12
317 :
天之御名無主:2006/03/01(水) 20:38:23
大津絵?ちょっとみてみる!
ありがとう。
318 :
天之御名無主:2006/03/01(水) 21:02:31
みてみたけど、なんか安っぽい土産物みたいな絵しかない・・
やっぱり描く人によって違うのかな・・
でも、大津絵という種類の画であることが分かって、本当によかった。ありがとう!
画に字がいっぱい書かれてるけど、難しくって読めない。こうゆうの
くずし字っていうのかなあ?
美しくて恐ろしい感じ(ちょこっと愛らしい感じもする)の大和絵っぽい大津絵なんだけど
どなたか知らないかなあ?
319 :
天之御名無主:2006/03/14(火) 01:15:32
320 :
天之御名無主:2006/03/14(火) 19:18:38
嫉妬深い女を裏切ると鬼に変わるとか。鬼やらい、鬼やらい。鬼は外、鬼は外。
321 :
天之御名無主:2006/03/15(水) 10:59:57
大津絵って、みやげ物だよ。
鬼=隠=おんぼう
ガイシュツ?
323 :
天之御名無主:2006/05/02(火) 21:16:23
鬼か
鬼だよ
325 :
天之御名無主:2006/05/09(火) 06:23:28
江戸のほうでは
「箱根より西には鬼が住む」とか言う。
近畿では昔から
「焼津より東は鬼の国」と言うらしい。
沼津から静岡にかけて、何がいたのだろう?
326 :
天之御名無主:2006/05/10(水) 23:49:16
関所
327 :
天之御名無主:2006/05/11(木) 18:15:40
この前某ゲームをプレイしていて気になったのですが、しったる童子って何者?
多分酒呑童子のもじり
330 :
328:2006/05/30(火) 21:29:05
331 :
天之御名無主:2006/06/09(金) 10:30:47
誰か京都の鬼の交流博物館にいったことある?
興味あるんだけど、具体的にはなにがあるのかな?
332 :
天之御名無主:2006/06/09(金) 16:46:53
鬼、怖いですね。子供の頃、夜になると本当に出るって信じていました。
イメージはなまはげですねぇ。
333 :
天之御名無主:2006/06/10(土) 00:39:39
自宅近くに、ハニベ岩窟院ってのがあって笑える鬼たちが陳列されてる話のネタに一見あれ
(ファミリーには不向きかも・・・知らないで見に来た家族連れが、怪訝な顔で出てきたのを目撃したことがある
特に奥さんの怒りようは見ものでした)
334 :
天之御名無主:2006/06/10(土) 16:18:32
日本史辞書に源ヒロマサが鬼に出会うとあるが…どうなんだ?記録ではこれだけみたいだが、後世まで伝えられているところ事実か!?鬼ってどんなだろうな。やはり角とか赤青の肌とかか?祐姫のことか?
朱雀門の上に住んでて龍笛を交換した鬼の話だろう
声と笛の音だけで姿は見えない(平安時代の「おに」はこういうのがスタンダード)
夢枕の小説以外も読みなさい
336 :
天之御名無主:2006/06/16(金) 04:56:34
多分既出でしょうが、鈴鹿御前が好き。
滋賀出身なんだけど、地元にこんな伝説があるとは知らなかった。
337 :
天之御名無主:2006/06/16(金) 07:44:12
>>366 関係ないけど畠山鈴鹿思い出した。
あれも鬼女だな。
どこへロングパスしてるのかと
339 :
天之御名無主:2006/06/18(日) 02:08:15
かつて迫害された鬼。でも今の日本人こそ鬼の子孫に違いない。かつての人は、先祖が食い尽くしてしまった。かつての人こそが今や伝説となったのだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫁を見てて思う
なんだ、ノロケか
角ってどっから来たイメージなんだろう。
牛が強さや恐怖の象徴であったならば側頭部に生えていてしかるべきだが、
大体イメージ的には額か頭の上に生えてる。
角そのものも、強さの象徴であるならもっと長く立派な角が相応しいと思うが、
子鹿みたいな短さの物が多い(近年作られたイメージか?)
342 :
天之御名無主:2006/06/29(木) 22:45:48
鬼門
343 :
天之御名無主:2006/06/29(木) 22:56:24
丑寅の方向=鬼門で牛の角に虎革のふんどしですな。
344 :
天之御名無主:2006/06/30(金) 15:40:57
今現在の鬼の起源を一つに絞ることは無理やね。
でももともと特殊能力者や技術者など未知の者を鬼としたってのは固いと思う。
やはり鬼は人であるんやし。
京で陰陽云々で流行った「鬼」という概念的なものが地方へと流れ、それによって各地の妖怪や神も鬼の属性を与えられてしまい、そのうち今現在鬼という属性のみが残ってしまったというのが妥当じゃないのかな・・・
河童とかみたいな感じで。
ん〜まぁそんなんは皆分かってるねんなぁ・・・なんか間違ってる気もするけど。
文字や芸能の鬼と云うものと各地の民俗学的な鬼を一緒ぐたにして考えるのは何か抵抗あるなぁ・・・
345 :
天之御名無主:2006/07/21(金) 02:37:32
今昔物語以外でたくさん鬼の話がでてくる文献はありませんか??
いま読んだのは、日本霊異記と宇治拾位物語です。
これ以外に、よい文献ありましたらおしえてください。
鬼女とかでもよいです
>>344 何故でしょう。
僕は貴方のしゃべり方が好きだ。
多分、僕の大好きな某バンドのボーカルにしゃべり方がそっくりだからでしょうね
↑
ホルモン?
沢山じゃないけど御伽草子の「酒呑童子」は必読、って言うまでもないか。
鬼から死体のいいとこ取りツギハギの美女貰った話って何に載ってたっけ?
『長谷雄草紙』?
御伽草子の酒呑童子を原文で紹介しているサイトありませんか?
誰か本物の鬼退治の仕方知らないか?
何か嫌がることでもいいんだけどな
>>1 鬼は死んだ女の霊が鬼化したもの
男の鬼は聞いた事がない
周りへの、恨み・妬み・怒り等から成る(もっといろいろある)
鬼が憑くのは、同じ思いを維持しつづける者に憑く
その憑いた本人を不幸にするのではなく、周りを不幸にする。
肌の色は白くて爪がやたらと長い、角も生えている。
酒呑童子は?
ああ、あれは鬼という名前を借りた人間だったっけな?
でも源の頼光が退治したような…
油壺の鬼は女ですか?男ですか?
平安時代には女性が笛を奏でることはなかったと言いますが源博雅と笛比べをした鬼は?
魏石鬼八面大王はどうよ>男鬼
女の情念が鬼に「喩えられ」てるものでしかないととれば、男女分けに意味があるのかどうか
358 :
天之御名無主:2006/10/10(火) 01:21:16
鬼の絵ばかり載っている
画集みたいなものはありますか?ずっとさがしていますが鬼ばかり載ったものがありません。どなたかご存じありませんか?
359 :
天之御名無主:2006/10/20(金) 18:43:38
鬼と女 の関係について調べたいのですが何かよい資料ありますか??
360 :
よろずこ:2006/10/21(土) 19:20:52
>358
>359
高橋留美子先生の作品だな。
361 :
天之御名無主:2006/10/22(日) 11:47:00
楠桂の「鬼切丸」ってこのスレ住人から見てどう?
鬼の伝承を全く知らない私は楽しめたんだけど…
べつに
普通にオカルト漫画として面白いし
そんなにトンデモな珍説を押し出しているわけでもないし
ぶっちゃけアレを読んだ厨ちゃんがしたり顔で間違った知識撒き散らしたりするほど
影響力のある漫画じゃないから特に問題はないと思う
363 :
天之御名無主:2006/10/25(水) 16:29:58
鬼の正体について論文をかきたいのですが・・・
>>1 般若
能面 嫉妬に狂った女性を表しています
安達が原
鬼婆の舞台 東北地方だったと思います
大江山
これは女性ではありませんが酒天童子(鬼)の主な舞台です
茨木童子の由来も面白いですよ 発祥は新潟です
ググってください既出ならスマソ
365 :
天之御名無主:2006/10/26(木) 13:58:03
茨城童子は女説もあるよね。
酒呑童子の恋人だったっていう…
366 :
天之御名無主:2006/10/26(木) 16:50:22
>>363 鬼の本みっけますた
『鬼の研究』
馬場あき子 著
ちくま文庫
鬼オンパレードな内容です 勿論鬼女も!
>>365 茨木童子が女性だったなんて なにやらロマンを感じますね
綱のママに化けてきただけって話じゃないのか<茨木童子
368 :
天之御名無主:2006/11/06(月) 13:12:23
吉備さんは古代たたらという言葉を造語してネット上を
席巻しましたが、昔の研究者の間では、野ダタラといってい
ました。
369 :
天之御名無主:2006/12/15(金) 20:12:23
子供の頃に読んだ 『泣いた赤鬼』を 思いだした。
370 :
天之御名無主:2006/12/24(日) 01:03:10
いつかテレビでみたことあるけど・・
時の権力者の敵はみな鬼と呼ばれ退治されたそうな・・・
さても正しい鬼退治・・・・酒呑童子も頼光たちに倒された盗賊たちという説もあるお
鬼やらいは今の節分の起源で、昔村八分の人間に石を投げて日ごろのウップンをはらして、気持ちすっきり的な儀式だったと夢来鳥ねむの漫画にあったお
漫画だけど・・・この解釈結構なっとくできるんだなぁ・・
まぁ鬼神を祀る神社だと「鬼は外」とはやらないけどね
大分時間が経っているが
>>364 そういえば何故新潟に酒呑童子と茨木童子の伝説が残っているんだろう
弥三郎婆の伝説が関わってくるんだろうか
373 :
天之御名無主:2007/05/04(金) 01:05:24
鬼か
374 :
天之御名無主:2007/05/04(金) 06:50:02
ウラって鬼いる?
376 :
天之御名無主:2007/05/05(土) 04:45:35
温羅って名前から見るとそれほど悪い感じしないな
むしろヒーローっぽい
377 :
天之御名無主:2007/05/06(日) 18:00:49
東北(特に青森の岩木山周辺等)では鬼は守り神としての色合いが強い
有名所だと青森白木神社の鬼っ子とか船引の屋形様とか、ナマハゲもそうか
378 :
天之御名無主:2007/05/07(月) 02:03:39
>>341 亀レスだが
角てのは、牛信仰から来てる
たとえば、古代シュメールのバール神なんかは牛の角を生やした神だ
出エジプト記にると、黄金の雄牛として祀られていたそうだ。
読んでないから知らんけど。
そういう中央世界の雄牛の角を生やした神が
荒神の図像としてインドで使われ
→中国→日本と経由したんじゃないかな
ヨーロッパに移った側は悪魔の角として図像に取り入れられた
まあ、あちらは山羊の角って場合もあるけど
ここでは大和の鬼の話ばかりしているようだが。鬼は琉球の文献にも出てくる。
沖縄、久米島の祝女(琉球の信仰の神官)、君南風(神職名)は文献「おもろさうし」に
「鬼」の二つ名を振るわれている。君南風は16世紀の八重山征討に軍功を上げたことで
名を上げ、久米島の最高位の祝女として現存している。
「おもろさうし」は琉球王国王府が編纂した17世紀の文献で、沖縄学上最重要史料として
知られる歌集。王国が薩摩に制圧された後の文献だし、琉球と大和の交易はさらに古い
ことから、大和から「鬼」の概念が渡ってきた可能性は当然ある。だが、ここで君南風に
冠せられた「鬼」の名はいわゆる魔物の意味ではなく、「超常的な力の持ち主」という意味と
考えられている。というのは、祝女自体が神女といわれる神職であり、実態として祭政一致の
琉球王権の一部を司る権力者だから、ネガティブイメージのわけはなく、「鬼」は神がかり的な
力を持っている君南風に対して与えられた「尊称」だったというのが定説だ。
これを踏まえると、大和、すくなくとも琉球において「鬼」という言葉には17世紀以前、
おそらく君南風が八重山を討伐した16世紀当時から、尊称としての神聖な意味があったと
考えるべきだろう。
また、これからは
>>269に引用されている縄文系との関連を指摘する推論も展開できる。
琉球人が縄文系であったがゆえに、その超能力者を鬼と尊称したのかもしれない。
なお、琉球において鬼が角と同一視されるものであったかは知らない。
>>379 鬼と言うものは、大陸に於いても日本に於いても、元々は荒ぶる霊ではなく、不可思議な存在を
しめす言葉であったようです
それが本土では奈良末期から平安初期にかけての世相不安、民衆の不満とあいまって荒々しい、
実体を伴った怨霊へと変化を遂げました
このスレでは度々馬場氏の『鬼の研究』が取上げられていますが、近年ではかなり批判せられて
入る事を付け加えておきます
>>370 追儺の鬼の話ですな。孔雀王の漫画で昔読みました
382 :
天之御名無主:2007/05/19(土) 06:03:57
鬼は白人だろうな。角は獣の魂を持つという象徴だろう。藤原氏は
人種は知らないけど、獣の魂系の人達だという情報がある。だから、
有力な勢力に入っている程だから鬼の皆殺しなどはあまり無かったん
じゃないだろうか?詳しい人に聞かないと実態は分からないけど。
383 :
天之御名無主:2007/05/20(日) 00:47:38
子供の遊びの鬼ごっこで最初に捕まった子が次ぎの鬼になるのは
吸血鬼に血を吸われて吸血鬼になるようなイメ−ジなんだけど
日本の鬼が人を喰うって話は聞いた事あるけど喰われた人は
どうなっちゃうんでしょか やっぱり鬼になるのかなぁ
384 :
天之御名無主:2007/05/20(日) 01:27:59
食われた人は死ぬだろ
385 :
天之御名無主:2007/05/25(金) 21:49:50
>>382 鬼の角は牛(丑)の角だ。
>>383 鬼の属性は伝染する。
属性を伝染させた奴は元の人間に戻る。
ここ見てて思い出した。オカルトになるのかもしれないが
子どもの頃、母と兄と3人で四国のとある大きな公園に行き、写真を撮った。
兄と母が鳩に餌をやっているところを私がシャッターを切った。
出来上がった写真は高い生垣の木のこずえに青々とした女の顔が浮かんでた。
頭に角がくっきりと生えて薄く開いた口が耳まで裂けてた。
あごを引いてにらみつける表情が焼きついて今でも忘れられない。
遊びや昔話の中の鬼しか知らなかったので、こんなものが写ることが心底怖かったな。
このスレ読んでて、小2の頃に担任の先生から聞いた話を思い出した。
鬼に村の女がさらわれた。
鬼の村で洗濯をする娘を見つけた若者が、「助けに来た、帰ろう」と言う。
それでも女は断って、言った。
「今さら帰れないわ。もうずっとここで洗濯をしているのですもの」
「慣れというものは恐ろしいものだ」ということを教訓として教わったんだけど、
小学生にする話じゃないような気がするんです、中村先生…。
あと、誰かこの話のタイトルわかるかなぁ。 改めて読み直したい。
鬼の鼻って団子っ鼻でいいんだっけ?
390 :
天之御名無主:2007/10/08(月) 08:35:00
鬼ヶ島の鬼はバイキングっぽい。略奪した宝を積んで流れ着き隠れすんでいた。角は兜、武器は鉄棒、風貌は天パやら金髪やらの白人、肌は赤ら系や青白系、ガタイは言わずと知れずデカイ。
391 :
天之御名無主:2007/10/08(月) 13:09:26
そして、奴らが年取ってよぼよぼになったのを見計らって財宝横取りに言ったのが
桃太郎。
とんでもねー奴だ
……突然どうした。
昔話を実話だと思っているらしい
394 :
天之御名無主:2007/10/08(月) 20:47:04
ひぐらしを実話だと思ってるヤツよりはまし。
395 :
天之御名無主:2007/10/08(月) 21:52:54
396 :
天之御名無主:2007/10/09(火) 10:26:47
93年ころに図書館で読んだ古めの美術書に
こんな食人鬼の日本画みたいな絵が載ってたんだけど、
知ってる人いない?
本も絵の詳細も何も覚えてなくて気になってる。
本の見開きで
女は全員裸、
左ページに、女押さえつけてるか髪つかんで、手足をぶったぎってる鬼がいます
女は口からも血をたらして恨めしそうな目
右ページは続いて、他の鬼たちがいる柱と六角形の屋根だけの建物があり、
中には鬼と、手足を切られた女や手足が大皿に盛られて血を流しています
浮世絵とは違うし、昔の地獄を描いた絵巻物とも違う。
ちゃんとした絵で、エログロい
398 :
天之御名無主:2007/10/21(日) 14:34:42
>>398 そういわれればそうかも
って知ってるなら詳細を
お願いします
>>387 >>400 確かに酒呑童子で帰れなくなった老婆がでてくるものがあった
酒呑の魔力?のおかげで寿命以上に生きてしまって、それが消えれば死んでしまうってのが
何本だったかは忘れたけど
>>398 お願いします、教えてください
もう10年以上気になってる。他の方でもご存知の方どうか
403 :
天之御名無主:2007/11/06(火) 01:45:40
鬼の巨大な陰茎やその陰茎が挿入されて裂けた女陰がリアルすぎて禁書になったはずです。
そこまでは見た記憶がないです。あったら覚えてるはず
図書館においてあったせいぜい数十年前までの美術本で紹介されてた絵の一つなわけで。
その美術書か絵そのものについて知りたいんです。タイトル作者など。
【芸能】元ボクサーの俳優 大和武士を殺人未遂で逮捕
1 : ◆SAMPOnNj/k @二代目とりあたまφ ★:2008/08/03(日) 18:22:30 ID:???0
飲食店店主の男性に包丁を突きつけ殴るなどしたとして、警視庁碑文谷署は3日までに、
殺人未遂などの現行犯で、東京都目黒区目黒本町、俳優大和武士=本名江口義光=
容疑者(42)を逮捕した。
大和容疑者は元ボクシングミドル級の日本チャンピオンで、俳優として映画などに出演している。
調べでは、大和容疑者は2日午後8時半すぎ、目黒区内のすし店で、一緒にいた女性と
口論になり、店主の男性(41)に注意されたことに腹を立てて店内にあった包丁を持ち出して
店主に突き付け、顔に頭突きをしたり殴ったりするなどの暴行を加え、10日間程度のけがを
負わせた疑い。
通報を受けて駆け付けた碑文谷署員が取り押さえた。
サンスポ,コム
http://www.sanspo.com/geino/news/080803/gnd0804000-n1.htm
407 :
天之御名無主:2008/09/15(月) 17:56:40
>>397 地獄草紙の原家本とか益田家本甲巻にその場面あったと思いますよ。
すみません、どなたか
沢 史生 鬼の日本史上下
と、同著者の
鬼の大事典
両方読んだ方いらっしゃいますか?
内容がかぶってそうで、買うんだったらどっちかにしたいのですが…
どっちがよりオススメですか?
409 :
天之御名無主:2008/10/12(日) 05:43:56
日本神話の鬼
仏教のアスラ神族と同一
式神=鬼は
仏教の方位神=十二神将を操る事に由来する。
従って
日本における鬼とは
陰陽師が放った式神が
制御を失い彷徨い
人々に悪さをする事から発して居る存在。
410 :
天之御名無主:2008/10/12(日) 05:45:50
ギリシャ神話の神々/北欧神話の神々/仏教の神々/八百万の神々は同じ神々だよ!
時代と場所が違うだけ
元を正すと、ユダヤ教の駄天使ルシファー=ゼウス=オーディン=大日如来=イザナミが天界を追放され
ギリシャのサンクチュワリに住着き、ゼウスを名乗り
人間への悪さが過ぎ、絶対神ヤハウェに海へ落され、オーディンを名乗り
更には、人の影=地底=アスラ神界へ落された地がチベットの桃源郷奥地の地底王国シャンバラで、シャンバラに閉じ込められて、大日如来と成ったのですよ。
大日如来とヤハウェの仲介するのがサタン、サタンの上司が第2級天使ガブリエル
絶対神ヤハウェ=天之御中主神
第1級天使、聖ミカエル
第2級天使、聖ガブリエル‥片翼の天使ガブリエル
第3級天使、聖ラファエル
第4級天使、聖ウリエル
要は、ギリシャ神話の神々と北欧神話の神々を語る視点は、人間が神々を観て語って居て、仏教の神々と八百万の神々は、駄天使としての一族として、神々の側から語って居て視点の違いだから、時代と場所‥背景=神々の世界観が見え難く成って居るのだ。
西洋は、追放した側の視点
東洋は、追放された側の視点の違い。
結果、西洋人には、神々が高みから見下ろす縁遠い存在と成り‥
東洋人には、神々との同化=人と神々との交わり、交配して来た背景もあり、生活に密着した身近な存在と成ったのだ。
その証しが、日本人であり
八百万の神々の直系の荒人神天皇家である。
411 :
天之御名無主:2008/10/12(日) 06:02:10
ルーン魔術←密教→陰陽師の関係とも同じ事が言える。
密教→中国
ルーン魔術→西欧
陰陽師→日本
黒魔術←ルーン魔術→白魔術に枝別れしジプシー(日本ならイタコ)を通じて西欧全体に浸透して居る。
412 :
天之御名無主:2008/10/12(日) 06:09:12
正確には
ルーン魔術
↑
メソポタミア時代の古代宗教↓
インド密教
↓
中国密教
↓
日本密教
↓
陰陽師
413 :
天之御名無主:2009/05/23(土) 21:43:59
鬼とは精神障害者の一種とは考えられないか?
一つ目小僧が弱視という身体障害者を意味していたという説があるように
まぁ語源の中国で考えると死霊だろう
本来形がないから好きに格好を想像できると
415 :
天之御名無主:2009/06/05(金) 16:22:49
鬼って何で人を攫っていくの?
416 :
天之御名無主:2009/06/05(金) 22:46:33
むしゃくしゃしてやった
まんざら間違いとは限らないから困る
気にするな
後悔はしていない
419 :
天之御名無主:2009/06/06(土) 22:27:26
>>409 十二神将は、ヤクシャです。でも仏教に帰依したので、角がありません。
ちなみに、明王は全員ヤクシャ、すなわち、鬼です。
420 :
天之御名無主:2009/07/12(日) 14:21:15
age
421 :
天之御名無主:2010/04/29(木) 11:25:22
>>409 >日本神話の鬼・・・・
って、記紀のどの篇部分に登場していたっけ?
422 :
天之御名無主:2010/04/29(木) 22:56:45
伊弉諾尊が黄泉の国の軍団(黄泉シコメや八十雷神ほか)に追撃される行は鬼的モノの初出かと。
災厄をもたらす神と言う意味では、
黄泉の国から脱出した伊弉諾尊が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓なさった際に
最初に生成した大禍津日神。八十禍津日神。
神代〜上代には鬼的な神やモノは有っても鬼の概念や言葉は無かったの鴨。
庚申の祝詞に『怒弐(オニ)の神』と表記されるのが『猿田彦大神』。
・・・まつろわぬ神やモノ(反逆、不服従)を払い除け従える。云々
423 :
天之御名無主:2010/05/04(火) 08:09:15
友人の家では節分の時に「鬼は外」と言ってはならない
らしい。なんでも先祖が鬼に助けられたということらしいが
後智恵という感じもする。
そういう地域とか謂われってあるのかな。
424 :
天之御名無主:2010/05/04(火) 14:04:22
『福は内!鬼も内!』
425 :
天之御名無主:2010/05/04(火) 14:17:06
九鬼/久喜さん(鬼の角「`」が無い国字)・・・熊野の宮司さまや熊野水軍〜大名と成った末裔
前鬼村の後鬼さん(字は佳字、良い字に変わっています)=役行者(修験道の開祖)のお弟子さん夫婦(前鬼が♂、後鬼が♀)の末裔。
426 :
天之御名無主:2010/05/04(火) 17:45:28
鬼女なら半井小絵さんのスレいけば
いっぱいいるよ
427 :
天之御名無主:2010/05/06(木) 13:39:42
このスレの人たちは女神の鬼は読んでる?
鬼ってああいう隔離された者じゃないのかな
集汁 (あつめじる
魚鋤 (うおすき
黄檗[料理] (おうばく
小肌粟漬 (こはだあわづけ
[鯖の]糠漬け (ぬかづけ
釣瓶ずし (つるべずし
飛龍頭 (ひりょうず
稲庭[うどん] (いなにわ
治部煮 (じぶに
卓袱[料理] (しっぽく
須古[ずし] (すこ
稲花餅 (いがもち
葱鮪鍋 (ねぎまなべ
緋の蕪漬け (ひのかぶらづけ
献残焼き (けんざんやき
430 :
天之御名無主:2010/05/29(土) 11:13:00
説法聞いたか
431 :
天之御名無主:2010/07/28(水) 21:04:53
?
432 :
天之御名無主:
>>423 男鹿半島とか水沢市とかはそうみたいだよ。
なまはげを追い出したらあかんだろ。