1 :
細道:
細々と営業していた前スレ「-鬼伝説 2-」が鯖移転のゴダゴダで過去ログに
いっちゃいました。復旧の見通しが立たないので、復刻板を立てる事にしました。
平日の会社から業務の隙をみてチョコチョコアプするスタンスなもんで、
不定期&土日進展なしスレですがよろしく。
懲りずにsage進行で(w
●前スレ●
鬼伝説
http://piza.2ch.net/occult/kako/981/981691356.html ゴールデンウィークに9連休して帰省しました。
目的はもちろん、祖父の遺言の内容を確かめる事です。
それと、祖父の兄弟達のいくつかの家族が連休を利用して
実家にあいさつに来る、ということもあったので。
そしてなにより僕の興味は、今分かってる祖父の兄弟のうちで、
ただ1人生存している祖父の弟も来るということでした。
祖父と同い年の弟。。。
そう、祖父もまた、双子だったのです。
2 :
細道:2001/06/22(金) 10:48
1
ゴールデンウィーク初日の東北道は渋滞していた。
宇都宮の手前、もう20分同じ場所にいる。
5月に帰省するのは、そういえば記憶に無い。
毎年決まってお盆の週だったから。
「じいちゃんつながりの来客があるから5月の連休に
帰省してくれ。3家族来る予定だ。それと1人、まだ健在の
兄弟が来る。」
「それって、遺言でわかった人?」
「そうだ、皆動揺している。。。」親父の声が浮ついている。
「どうやら、じいちゃんの双子の弟らしい。」
3 :
細道:2001/06/22(金) 10:50
---この辺りでは昔から、双子が生まれるとその一族に災難が
降りかかるって言い伝えがあって、双子のうち1人はすぐ里子に出していた---
祖父が双子だなんて考えもしなかった。
東京を出発してから14時間以上経っていた。
車はようやく、深夜の大船渡にたどり着いた。
「お兄ちゃんお帰り」仙台から妹も来ていた。
専門学校に通っている妹と僕は12歳離れている。
「叔父さんから連絡なかったか?」
「うん。ないみたい。どこ行っちゃったんだろう」
毎年夏、一緒に帰省していた叔父さんは消息を絶っていた。
去年の祖父の葬式が、叔父さんを見た最後だった。
4 :
細道:2001/06/22(金) 10:51
「建物を壊すも土地を売り払うも好きにしていいぞ、もうお前の物なんだから」
親父が祖父の遺言を読んでくれた。財産分与で、越喜来(おきらい)の
祖父の実家の土地が僕の物になった。思いがけない事だったが、僕にはどうでもいい事だった。
遺言の最後のほうで、その双子の兄弟について書き記されていた。
『もし弟に会う事があったら、皆笑顔で迎えてやってくれ』
岩手の宮古に1人で住んでいるらしい。
5 :
細道:2001/06/22(金) 10:52
翌日から2日間にわたって、3家族が代わる代わる実家を訪れた。
「あとはじいちゃんの弟だけだな」というと親父はグラスを口に運んだ。
お茶はとっくに冷めている。あれこれ動いて、母親と妹も疲れきっている。午後3時。
「俺ちょっと越喜来に行ってくる」
「カギ持って行け。越喜来の家には去年の暮れから誰も行ってないから」
ちょっと前までは大船渡から越喜来までは車で30分以上かかったが、
道路整備された今は15分足らずだ。
「じいちゃんの弟はいつ頃来るの?」
「連休中としか聞いてない。まぁ明日か、明後日か」
茶の間を出て玄関に向かう途中、祖父の遺影が目に入った。
自分自身が情熱をそそいだ「写真」の中で祖父の眼差しは精悍なままだった。
6 :
細道:2001/06/22(金) 10:55
「○○さんの孫だね?」
越喜来の円満寺で祖父と田中の墓参りをした帰り道、
すれ違いざまに老人が話かけてきた。
「昔はあんたをよくみかけてた。小さい頃はもっと輪郭が丸かったが、○○さんによく似てきたね」
日は沈みかけていてすべての物の影が長い。
「そうですか。はじめて言われました」
逆光で、老人の表情ははっきりわからない。
「○○さんの若い頃に似てるよ。とても。昔はよく一緒にさわいだもんだよ」
7 :
細道:2001/06/22(金) 10:56
祖父の実家はひっそりとしていて中に入るとかすかに線香のにおいがする。
所々に祖父のいた形跡が残っているが、第三者によって整理されたためか
よそよそしい清潔感にあふれていた。
ちゃぶ台に買ってきたビールを並べて、1本目の栓を抜いた。
この家に2個しかないグラスのひとつについで一息に飲んだ。
ちゃぶ台の上に、たくさんのモノクロ写真が入っている木製の箱が置いてあった。
---あの時、峠の一本杉で会った男がその写真の男だよ---
あの夏の祖父の独白がよみがえってくる。
---じいさんの兄弟?う〜ん何人いるんだか、できれば全員に会いたいな---
人の気配に玄関を見ると、1人の老人が立っていた。
一目でわかった。祖父の弟だった。
8 :
細道:2001/06/22(金) 11:23
「赤鬼と青鬼。これは日本に漂流したロシア人を初めて見た時の第一印象が時を経て、
変に拡張されたんだよ。赤ら顔だったていうのが赤鬼に、青い目だったていうのが青鬼に」
日はとうに暮れ、外では時折犬の鳴き声がする。
「俺の事は、白井って呼んでくれ」
白井さんは宮古から、JRと三陸鉄道を乗り継いで3時間以上かけて1人で来た。
さすがに双子だけあって、祖父にそっくりな顔と体型をしている。
祖父より多少若く見える。とても90歳には見えない。
9 :
細道:2001/06/22(金) 11:24
「大船渡でみんな待ってますよ」
「トンネルを出て越喜来湾が見えたら、久しぶりにこの家が見たくなってな。
気付いたら三陸駅で降りてたよ」
「こっちには何年振りなんですか?」
「7〜8年振りかな。来る時はいつもお盆でな、いつも事前に連絡してないんだが
ここに来るといつも兄貴が出迎えてくれた」
白井さんは持参した一升瓶をコップに注いだ。
僕は2本目のビールの栓を開けた。
10 :
細道:2001/06/22(金) 11:25
「双子の片方を里子に出すのは、あの時代のこのあたりじゃ普通の事だった。
宮古にも自分と同じ境遇の人がけっこういた。小さい頃にはかなりいじめられたな。
露助(ろすけ)って、陰口もたたかれた」
白井さんは一つ一つ思い出しながら丁寧に話してくれた。
「ん?これはなんだ?」白井さんが写真入れの木箱のフタをあけた。
「じいちゃんのアルバムみたいな物です。中にはたくさんの古い写真が入ってます」
「ほぅ、こりゃまたすごい枚数だ。兄貴の若い頃か、なつかしいな。
隣は兄貴の奥さんかな?初めて見た」
おっ!
意外にマメですな!
ま、がんばってください!
期待してるよん!
読んでます、と意思表示。
13 :
細道:2001/06/22(金) 11:56
白井さんは微笑みながら1枚づつ写真を見ている。
今まで1度も祖父の祖父の家族を見たことがなかったらしい。
ふと、1枚の写真で手が止まった。あの塩釜の妹夫婦の婚礼写真だった。
「優作。。。」白井さんの顔から笑いが消えた。
「え!?優作?白井さん知っているんですか?
この時代頃からじいちゃんとは連絡は取れていたんですか!?」
僕は夏虫山で見つけた洞穴の事と祖父から聞いて知っている事を
全て白井さんに話した。
「優作と妹はしばらくしてから、自分が宮古に連れて行った。
兄貴にはその事を知らせなかった」
「宮古に。。。なぜじいちゃんに教えなかったんですか?」
白井さんは目を閉じ、ため息をついた。
それからゆっくり目を開けて、話はじめた。
14 :
細道:2001/06/22(金) 11:58
2
「わしが引き取られた宮古の白井家はけっこう裕福な家だった。
すくなくともわしが物心ついた頃からは。子供の無いやさしい夫婦は
わしを引き取って、わしの親になってくれた。なに不自由ない幼少時代を
過ごした。15歳になった頃、父親が落雷に遭ってあっけなく死んだ。
そのショックから母親も病気がちになっていった」
白井さんは持参したクルミを口に入れ、酒と一緒に胃袋に流し込む。
「ある日病床の母親がわしに言った。おまえには双子の兄弟がいて、三陸にいる。
いつかは言おうと思ってたけど、まさかこんなに早くなるとは」
「お母さんも。。。?」
「それから2〜3週間後に死んだよ」
15 :
細道:2001/06/22(金) 11:58
「何の連絡もせずに初めて越喜来を訪ねた時の兄貴の表情が忘れられない。
17歳になったあたりか。もっと驚いたり動揺するかと思ってたら、すごいやさしい
顔してた。まぁ双子だから一目見て分かったんだろうが、あれは事前に俺の存在を
知っていたと思うよ」
「母親から聞いてたんですかね」
「おそらくそうだろう。その時は母親には会わず宮古に戻った。気づかれないように
物陰から顔だけ見た。それから兄貴と連絡だけは取り合っていたんだが、19の時に
越喜来の母親も急死した。後悔したよ。あの時、面と向かって会ってればよかった」
白井さんの目は潤んでいた。
「駆けつけたら、当たり前だけど冷たくなっていた」
16 :
細道:2001/06/22(金) 12:00
「母親の遺言はその時に兄貴と一緒に見たんだ。父親からの古い手紙もな。
兄貴も俺も薄々分かっていたから、父親がロシア人だからって別段驚きはしなかった。
ただ塩釜にもしかしたら兄弟がいるかもってな、そっちの方に興味があった。」
「塩釜には白井さんは行ってないんですか?」
「行ったよ、兄貴と一緒に。妹にも会った。妹はびっくりしてたけど、喜んでいたよ」
僕はちゃぶ台に置かれている婚礼写真に目をやった。
「兄弟3人、よくお互いの家に遊びにいったもんだ。で、妹が結婚する事になった。
写真を撮りに来るから、それにあわせて俺も越喜来に行った」
「優作さん?も双子だったんですよね?」
白井さんは頷くと続けた。
「兄貴はびっくりしてた、後日撮影予定の吉浜の跡取り息子にそっくりだと。
俺は違う事でびっくりしたよ」
「え?」僕はちゃぶ台の写真から顔を上げた。
「優作は、13歳まで宮古にいた。俺の親友だった」
17 :
細道:2001/06/22(金) 12:01
「宮古には昔、鬼澤(おんざ)と呼ばれていた村があった。今でこそ俺がもらわれた家がある
○○町に吸収されてしまったが、その村に住む人達は皆ロシア系だった。
優作はそこにロシア人の父親と2人で住んでいた。」
「ロシア人の父親とですか?」
「そうだ。とにかく頭のいい人でな、日本語の読み書きもほとんど出来た。なんでも
秋田に居た頃に習ったと言っていた。」
外から雨の音がする。
「優作と俺は学校でもどこでもいつも一緒だった。いじめられても2人だとがんばる事
ができた。13になった頃、優作が養子に出される事になった」
「どうして?」
「その時代、まだまだロシア人に対しての偏見があったからなぁ。父親は優作の将来を
考えたんだろう」
18 :
細道:2001/06/22(金) 12:01
「塩釜に行ったというのは聞いていたが、その時まで一度も会う事はなかった」
「白井さんは、優作さんも双子だという事を知っていたんですか?」
「優作が塩釜に行って何年かしてから聞いたよ。優作の親父から。秋田にいた頃の事から、
なぜ宮古に来たのかも」
空になっていたグラスに一升瓶を傾けると、白井さんは手で僕の動きを制止し
かわりに水をくんできてくれと言った。
「秋田にも岩手と似たようなロシア人の置かれた環境があって、鬼澤のような村が
あちこち点在していたらしい。そんな中、2人は出会い結婚を約束した。
しばらくして双子の男の子が生まれて2人は静かに結婚生活を始めた。
まだ女学生だった母親は吉浜の実家には秘密にしていた」
19 :
細道:2001/06/22(金) 12:02
雨は降り続いている。
「お腹が目立つようになってからは学校に行かなくなった。卒業の時期になっても
全然連絡が無い事を心配して吉浜から両親が突然来た。あっけなく2人は引き裂かれた。
その時代縁起が悪いとされていた双子という事もあって、
吉浜に連れて帰るのは1人だけゆるされた」
「それが、殺された。。。優作さんの双子の兄弟」
白井さんは頷くとグラスを口に運んだ。
「できるだけ近くに居たかったんだろう。
それから何日もしないで親父さんは優作を連れて秋田から宮古に来た」
荒らされるからサゲてるのかな?じゃ。真似っこ。
私も読んでます、と意思表示。
メモ帳にコピペして保存もしてます、といらぬ意志表示。
21 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/22(金) 16:07
>>1 >平日の会社から業務の隙をみてチョコチョコアプするスタンスなもんで、
隙どころか仕事してないでしょう?(藁
細道さんじゅうぶんさがってますよ。
見にきてる人たくさんいるから、、、
へたれ
>>21の煽りなんか気にせず続きをお願いします。
23 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/26(火) 14:05
シスが現れたのは2000年前に遡る。
彼らはフォースの暗黒面に身を委ねたカルト集団で、
どんな力にせよ、それを否定するのは浪費だという概念を信奉していた。
これを創造したのはひとりのはぐれ者のジェダイ騎士、
調和のとれた信奉者たちの中にあって、ひとりの意を
異にする男だった。その反逆者は最初から、フォースの
真の力は光の中ではなく、暗闇にあるという真実に
気づいていた。そしてこの信念を評議会にはかり、同意を
得ようとして失敗した彼は、ジェダイ騎士団から離れ、
自分を放逐した者たちを<破滅>させてやると心に
誓って、自分の知識と技を頼りにジェダイ評議会と
袂を分かった。最初のうち、彼はひとりだった。
だがまもなく、彼と同じ思いを抱くジェダイたちが暗黒面の
フォースを極めようと、集まってきた。
24 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/26(火) 14:07
25 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/26(火) 14:10
まだやってたのかよ。
晒しあげ
26 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/26(火) 14:27
あるいは、彼らが発掘した者たちもいた。
そしてほどなく、シスの数は50人以上に
膨れあがった。協調と合意を軽蔑し、どんな形でも力を
獲得することは権力と支配をもたらすという信念のもと、
シスたちはジェダイの対極にあるカルトを作り始めた。
その目的は、銀河を支配することだった。
最後にシス騎士団を救ったのはこの忍耐だった。
そしてジェダイたちを一掃し、勝利を得るにも、この
忍耐が必要なのだ。仲間がすべて死に絶えるなかで
生き残ったシスは、それを心得ていた。彼はほかの
シスたちがそれを捨てたときも、忍耐を得として生きのびた。
彼は狡猾、ほかのシスが軽蔑していた”古い知恵”に
立ちまわった。この大虐殺のあと、好機を待って
野に潜んだ。
生き延びたシス、いまや1000年の時が経った。
そして、彼らが待っていた好機がついに訪れた。
「ようやくジエダイの前に姿を現わす時が来たのですな。
彼らに復讐する時が。」
27 :
細道:2001/06/26(火) 15:36
「優作自身、母親が生きていてしかも自分が双子だという事は知らされてなかったようだった。
吉浜の母親が帰ったあとこの家で兄貴が優作に話していた。お前の双子の兄弟も明日結婚式をすると」
台所から水滴の垂れる音がする。
「優作は最初とまどっていたが、夜には喜んでいた。明日朝一に吉浜に行ってくるって、兄弟に会って
おめでとうって直接言いに行くって言った。俺はその事を兄貴と妹には言わなかった。世間体もあるから
兄貴は行くなって言うと思ったからな」
白井さんにクルミを勧められて、ひとつ口に運んだ。
「そして。。。あの事件が起こった」
28 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/26(火) 19:43
ふ〜ん。それで?
29 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/27(水) 17:58
まだかあ?
細道さん、オカ板には珍しく粘着質がいるようです。
しばらく十分に下がるのを待つか、再度分かる人には分かるような題名のスレ
立てられる方がいいような気がします。
前回と違って煽り、荒らしが多いですね。めげないで。
31 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/27(水) 21:42
>>22 お前が煽ってるじゃねーか!オメーのせいで荒れてきてるだろ!
氏ねよまじで!ついでに
>>30もな
33 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/27(水) 22:12
35 :
33:2001/06/27(水) 23:40
36 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/28(木) 07:25
37 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/28(木) 15:28
?
38 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/28(木) 15:33
六人で写真を撮ると
六地蔵になる。
39 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/28(木) 16:59
40 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/28(木) 17:32
前スレって200いってないのに
よく立てたね(ワラ
ある意味すごいな
よって晒しage
41 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/28(木) 17:37
42 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 00:41
43 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 06:11
age
楽しみにしている人もいるという自己主張sage
45 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 16:10
明日カキコがあるんですね?
47 :
細道:2001/06/29(金) 20:06
「犯人は優作さんなんですか?」
白井さんはうつむき気味に続けた。
「優作が息を切らしてやっと吉浜の家にたどり着いた時には
もう犯行後だった。初めて会った兄弟は腹から血を流して倒れていた」
「じゃ、誰がいったい。。。」
「優作は。。。」そこまで言うと白井さんはグラスの水を飲み干し
再び一升瓶を手に取った。
「優作は、犯人を見ている。優作が着いた時、返り血をあびて呆然と立ちつくしている
男がいた。優作に気づいた男はすぐさま走り去った」
48 :
細道:2001/06/29(金) 22:49
ども。
なんか最近、煽り&晒されっぱなしですね。(W
それも一種の反響としてとらえましょう。
>>22 >>30 ありがとうです。まぁ、ここは2chなんでなにカキコされても
もうなれっこなんで大丈夫です。自作自演と言われるのはお約束。(W
本人同士が分かってればいいっしょ。
>>40 まぁそういう所が目的じゃないんで。。。
>>21 れっきとした社会人です(W
今残業中です。暑いです銀座は。。。
今日は突然忙しくなってちょっとしかアプできませんでした。
数少ない好意的な皆さんホントにすいません。
2ももう少しで終わりますので今しばらくお待ちを。
あ、土日家で進めますね。
49 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 23:01
晒しあげ
50 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 23:10
銀座もどきage
51 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 23:16
>>48 いちいち素でレスしてると正体バレるぞage
52 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 23:16
>2ももう少しで終わりますので
まさか…こんだけ評判よろしくないのに
3はないよね…。
イヤな予感age
53 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/29(金) 23:25
>>51 つまりはネタということで。
って言わなくても分かってるか(笑
54 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/30(土) 06:44
だ
55 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/30(土) 11:30
56 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/30(土) 13:44
”リリス(Lilith)”
支配領土;月、ルシファ−軍の第一副官。
バビロニア起源の女吸血鬼のの一種。
一説によると、アダムの最初の妻だともされている。
タルム−ド文献には、あらゆる悪霊の母として言及されている。
またグノ−シス/薔薇十字主義者は、アダムの邪悪な思考がリリスになったともいわれる。
しかし、女吸血鬼というのも一説であって、実はリリスは悪霊の母などとんでもない。
自分の領土の月で遊んでいるなどいろんな説がある。
57 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/30(土) 16:27
紀地方に伝わる妖怪・怪物に,「牛鬼」なるものがいます.普通の鬼とは
違って牛のような四つん這いの姿に角をはやした頭を伴って描かれるこの化け
物,原産地の紀州では牛というよりは巨大ななめくじのような生き物と考えら
れていたようです.海岸線の多い紀州ということもあり,牛鬼は海からあがっ
てくる海の妖怪であったようです.
さて,海の牛,といえばその名もずばり「ウミウシ」という軟体動物がいま
す.なめくじに大きな角を生やしたようなこの磯の動物.大きくするとちょう
ど牛鬼のような感じです.あるいは牛鬼のモデルだったかも知れません.
さて,巨大な有角ナメクジといって私が思い出すのは,有名なネス湖のネッ
シーです.かつては首長竜の生き残りかと騒がれたこの未確認動物,現在では
軟体動物ではないのかという説がかなり有力だそうですよ.(一昨年騒がれた
ニセモノ騒動は,多数の写真のうちの一部にすぎません.)夢のない話ではあ
りますが,中生代の爬虫類が生き残っているというよりはずっと信憑性があり
ませんか? そして以外に知られていないのがネッシーの角.水からあがった
ネッシーを目撃した(そう!ネッシーもまた水中から陸上へあがってくるので
す!)という人々が書いたスケッチのほとんどには,ナメクジかキリンのよう
な大きな角が頭部に描かれているのです.水からあがってくる角を生やした巨
大な怪物.江戸時代の南紀の人が英吉利(イギリス)でネッシーを見たら,腰
を抜かして叫び出すかも知れません.「う,牛鬼がでたー!!」
58 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/30(土) 16:28
59 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/01(日) 07:02
お疲れさん
60 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/01(日) 20:13
age
61 :
:2001/07/01(日) 21:06
UPしたと思った?(藁
チェックごくろーさん。ププ
63 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 19:45
↑はage荒らしのやつらにね。
荒らすためにタイトルマークしてんの?ププ
65 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:01
>>64 そうなの?
プププププププ
あ〜あ、またはじまった
ほんと粘着系がおおいね〜
67 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:08
>>66 この糞スレ立てた1には負けると思うけどな
ここの荒らしさんはなにげに話しの続きが気になるようで、、、
>>68アラシヲアオルノヤメヨウ。キリナイカラネ。
70 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:15
73 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:22
62が一番悪いね
いちいち煽らなくたっていいじゃん。
62が煽り?
すまん73です。sage忘れた。
75 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:29
______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (6 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| <
>>68正直、それだけはない
|| | | | \ ┃ ┃/ \________
| || | |  ̄  ̄|
>>74 62はサゲてるよ。
多分62=72。当たってたら、煽りを煽るのはやめよ。
77 :
イヒヒヒヒヒ:2001/07/02(月) 20:34
晒しあげ!!!!!!!!!!!!
またきた(藁
●オカルト板ではオカルトを学問的に追及したい人、娯楽として楽しむ人、
それぞれが異なる立場で参加しています。
互いを尊重し不快な思いをさせないよう心がけましょう。
●荒らし・煽り、板違いスレは一切無視。レスをつけたらあなたも荒らしになってしまいます。
80 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:39
>>72 自分で糞スレ、糞スレ言うなyp(ゲラ
晒しage
81 :
74:2001/07/02(月) 20:41
>>76 そうですね。
さげてても煽ってることは間違いないんだから、
アラシと判断してもいいよね。
82 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:42
今
>>79はいいこと言った!
>板違いスレは一切無視。レスをつけたらあなたも荒らしになってしまいます
yp?????
85 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 20:46
>>80 じゃあ72と一緒であなたも荒らし、そしてわたしも荒らし
晒しあげ
>>82 じゃ削除依頼でもだせばぁ?
そのほうがいいyp(藁
______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (6 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| < 正直、ヲッチ板で使われてる>yp
|| | | | \ ┃ ┃/ \________
| || | |  ̄  ̄|
______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (6 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| <
>>88正直、遅かった
|| | | | \ ┃ ┃/ \________
| || | |  ̄  ̄|
87.89ハタンナルヒキーダカラヤメトケ
>>90 だから、煽るのやめよ。
あと、87さんも89さん(同一人物?)もさげてるよ。
93 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 21:13
とりあえず晒しあげ
またきた(藁
そんじゃな。チェックはまかせたぞ(藁
95 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 21:26
62=94
いい加減煽るのはやめてくれませんか?
96 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 21:36
>>83-86
ypだけでこんなに釣れるとは(ゲラ
86=92=94にげないでyp
>>95 じゃあsageなきゃね(ゲラ
97 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 21:37
98 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 21:41
とりあえず晒しあげ
99 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 21:41
100 :
100:2001/07/02(月) 21:44
100
101 :
クソスレは:2001/07/02(月) 21:53
さらせ!!
102 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:01
>>90 でた!!必殺のヒキー云々(藁
そこまで言われちゃあ返す刀ないyp(藁
103 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:08
>>102 おっし!!!
がんばれ!!
応援あげ!!
でも、同一人物とか言うなよ!!!!!!!!
>>だれも知らないyp(藁
105 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:13
>>104 意味不明。怒りで自我崩壊寸前?
晒しま〜〜すっ
ガンバレー
このまま1000行くかな?
108 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:25
うん!がんばって1000めざすよ!!!
109 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:34
110 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:39
>>104 あと、他所でyp使う人がいても
俺だと思ってイキナリ噛み付くなyp
今日は興奮して寝付けないと思うが酒はやめとけ。
二十歳過ぎてからだからな。
いや、知らないと思ってさ。
親切だろ俺って、そう思ったら「ありがとう」って書き込め。
一言でいいからな。みんなもその事には触れないはずだ。
大人だからな、お前と違って。
なんで俺がそんな事をって思ったろ。
それが「人の道」ってやつだ。
111 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/02(月) 22:44
112 :
細道:2001/07/03(火) 13:17
すごい。。。レスが伸びてる。。。荒らし&煽りで(W
ageの方々、sageの方々どうもすみません。
元はこんな駄スレ立てた自分が悪いのです。
今日はいくつかアップします。さっさと終わらせますんで。
sageで煽ってる方、冷静にね。
113 :
細道:2001/07/03(火) 18:50
3
「兄貴が警察で足止めをくらっている2日間、優作はほとんどしゃべらなかった。
世界の終わりみたいな顔して俺と目を合わせようとしなかった」
トタン屋根に打ち付ける雨音が激しくなった。
「兄貴がここに戻ってきたらすぐに優作達は帰るって出ていった。俺も途中まで一緒に
歩いた。妹にお祝いの鏡台を渡して、また塩釜に遊びに行くからって言ったら優作は
塩釜には戻らないって言った」
「どうして?」
「いづれ警察が事情聴取に来るのは分かっていた。それがいやで逃れようとしていた。
越喜来にもいられない、塩釜にも帰れない」
雨はさらに激しくなった。
114 :
細道:2001/07/03(火) 19:23
「越喜来から4時間位歩いた山の中腹に小川が流れている場所があった。吉浜、越喜来、綾里の
リアス式海岸がきれいに見渡せて、首崎の方まで見えた。川にはイワナやヤマメが沢山いて、
木の実や山菜も豊富な場所だった。とりあえずそこに2人は身を潜める事になった。斜面に大人2人が
横になれる穴を掘るのに丸二日かかったよ」
「それが夏虫山のあの場所。。。」
「ああそうだ。。。それから俺はいったん宮古に戻った。で、ある事を思いついた」
白井さんはそう言うとビールの栓を抜き、僕のグラスについだ。
「2人を宮古に呼べないかってな。鬼澤の優作の親父さんの所に相談に行った」
僕はハッとした。もしかしたらと思いながら話の続きを待った。
115 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/03(火) 20:52
あげえええええ
116 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/03(火) 22:10
んで、どうなる?
117 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/04(水) 16:51
118 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/04(水) 20:30
終った?
119 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 00:17
age
120 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/05(木) 18:54
続き興味あるあげ
121 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 01:36
晒しあげ
122 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 11:28
おもろいやん
くだらん川島屋なんかよりよっぽどええわ
上げでいいんちゃう?
123 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 12:00
鬼王稲荷神社
新宿区歌舞伎町2−17−5
03−200−2904
124 :
細道:2001/07/06(金) 13:21
ども。
サゲても、荒らし&煽りは一緒なんで
もうアゲサゲ自由でいいですね。
って、もうすぐ終わりますけど。。。
125 :
細道:2001/07/06(金) 13:22
「親父さんは、鬼澤のこの家で3人で暮らしたいと言ってくれた。。。」
ふと、白井さんは天井を見上げた。
「それから俺はいろんな準備をした。宮古に来てからの優作の仕事もみつけた。
今日2人を迎えに行くと親父さんに言ったら、2人をよろしく頼むって。。。」
僕は白井さんの横顔に祖父を思い出した。
「2人を連れて鬼澤に到着したら、親父さんの姿がなかった。3人で探したが
見つからなかった。。。」
「もしかして、親父さんが。。。」
僕の言葉をさえぎるように白井さんは続けた。
「次の日、浄土ヶ浜で親父さんの遺体がみつかった」
126 :
細道:2001/07/06(金) 15:35
4
朝の強い日差しで目が覚めた。額に汗がにじんでいるのが分かった。昨日はあのまま
横になって寝てしまった。起きあがってみると白井さんはいなかった。ちゃぶ台の上は
昨日のままにグラスと一升瓶と空のビール瓶が転がっている。僕は一枚の写真を手にした。
白井さんが持ってきた写真、優作さん夫婦の両脇に祖父と白井さんがいる。婚礼写真の撮影
のスナップらしい。僕は立ち上がると玄関に向かいながら昨晩のやりとりを思い出していた。
「親父さんは吉浜にいる奥さんともう1人の息子に会いに行った。たまに連絡は取り合って
いて、結婚するって聞いてどうしても会いたくなった。会ってはいけないって暗黙の約束を
破ってしまった。案の定罵声を浴びた。新婦側の親戚から、どうなっているんだこいつが
父親なのか?って迫られて困惑する母親を見かねて息子が叫んだ。こんなやつ父親じゃない。
父親なわけが無いってな。それがショックだった。気づいたら手に血塗れの刺身包丁を
持っていた。」
僕は靴を履き、外に出た。
「俺は鬼だ。本当の鬼になってしまったってうなだれていた」
127 :
細道:2001/07/06(金) 15:37
快晴の空はかすかに初夏を思わせていた。遠くに三陸鉄道が走っている。釜石行き。
白井さんは乗っているんだろうか。
「1980年に優作は癌で死んだ。1人になった妹を東京で暮らす一人娘が引き取った。
最後に会ったのはもう5年以上前かな。兄貴に会いたいって言ってたが。。。今じゃ連絡も取れない」
汽笛を鳴らすと汽車はトンネルに入っていった。トンネルを抜けるとそこは吉浜だ。
「日本海に漂流したロシア人はなぜ山々を越えて太平洋側まで来たんだろう?」
「結果的に、鬼だ何だって迫害されて逃れ逃れて反対側の海に出たんだろう。。。すくなくとも
ロシア人と東北のこの辺りの事は伝説じゃあない。事実だ」
目の前の国道45線を学生のバイクの集団が通った。
海から吹く風は昨日の雨のせいかいつもより甘い匂いがした。
了
128 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/06(金) 16:01
うあ、さっき前スレから読み出した折れ・・・・
終わりに合わせたかのように読みおわった・・・・
ちょいこわ(w
細道氏
大変興味深く拝見しました。他にもあったら聞きたいものです。
お疲れさまでした。亡くなった方々の冥福をお祈りします。
129 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/07(土) 02:16
本当にお疲れ様でした。
いつのまにか細道さんのファンになってました。
>>128 >他にもあったら聞きたいものです。
余計の事言うなヴァカ
この1だったら次スレ立てるかもしれねーだろ
なんせ200いってないのに立てた伝説の1だからな(藁
131 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/07(土) 07:30
>130
倉庫いったスレにどうやって続き書くんだ(ワラ
>>130 駄スレしか立てたことない伝説のオマエには
言われたくなかろう・・・・
>>131 >倉庫いったスレにどうやって続き書くんだ(ワラ
うーん、何て言ったらいいんだろ・・・
次スレ立てるかもしれねーだろって書いただけなんだけど・・・
マセイデムパ君なのかな〜?
デムパ受信しちゃったのかな〜(ゲラゲラ
>>132 もしかしてちょうのうりょくしゃですか?
こあいよう…{{ (>_<;) }}ブルブル
しかもはずれてるんだけど(ゲラゲラ
君たちってほんと〜に
(・∀・)イイ!
やっぱ、次はヒ、ヒキー云々かな(ドキドキ
どうもお疲れさま、「細道」さん、、、
Pt.1の最後でこれはノンフィクションかフィクションかとたずねた者です
改めて読み直すと事実以上に、「細道」さんの文章がうまいのに感銘致しました。
私も、勉強しなければ、、、、
内緒ですが、去年の今頃かきこしていたんですよ。
マです。それではまた。
135 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/08(日) 01:27
136 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/09(月) 13:29
>>134 >内緒ですが、去年の今頃かきこしていたんですよ。
>マです。それではまた。
マ?マってもしや...
137 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:
マ?
ウマ〜