>>61 酒呑童子は、ドイツ人の姓の一つ、シュタインドルフを音訳したものだと思われます。
酒呑童子ら大江山の鬼が、酒を飲んで不老不死の力を得た、というのは、
彼らがウィスキーを飲んでいたことから作られたエピソードではないでしょうか。
ウィスキーの語源はゲール語のウシュクベーハー(命の水)です。
一旦ドイツに侵出したバイキングの一部族が、大西洋を渡り、カナダ、アラスカ沿岸から太平洋に入って、
日本の丹後地方に殖民したが、しだいに日本人に追い詰められて大江山に登ったものでしょう。
なお、渡辺綱に左腕を斬られた茨木童子が、乳母に化けて腕を取り返すというエピソードは、
フィルボルグ族との戦いで右腕を切断されたヌアダが、
医術の神ディアン・ケヒトによって銀製の腕を付けられたというケルト神話に酷似しています。
(民明書房刊「バイキングの航海の足跡」より)