読売と朝日の比較スレッド

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1文責:名無しさん

前のスレッドが流れてしまったので、懲りずに再開します。

旧ログはこちらに入れてます。
http://user4.allnet.ne.jp/gikoneko/ya/ya1.html
2文責:名無しさん:2001/04/15(日) 01:38
14日の朝刊、両紙の社説は銀行再編とNKK、川鉄の再編についてという経済的な出来事についての社説でした。政治についての社説では、いろいろな意味で、切れのある朝日もこと経済問題については奥行きは浅いくなります。

・朝日
「巨大銀行船出 浮き立つ雰囲気がない」
「三井住友銀行、UFJホールディングス、三菱東京ファイナンスグループがそろって旗揚げをした。昨年秋に一足早く発足したみずほファイナンシャルグループとあわせて4つの巨大金融グループが並んだ。」
「政府に言われるまでもなく、各グループがなすべきことは、不良債権の規模を厳しく査定し直した上、その処理を内外に示すことであろう。」
「意識改革やリストラ策はとのグループも不十分だと言わざる得ない。」
「担保目当てに金を貸す。それが危うくなると一転して貸し渋りに動く。そんな金融機関ばかりでは経済はよみがえらない。」
「預金が全額保護される時代はあと1年で終わる。それまでに安心して資金を預けたり、取引したりできる金融機関に脱皮する。情報化投資をすすめ、利便性を損なわず低コストのサービスを提供する。そうした努力こそ日頃口にしている「お客様へのご奉仕」であろう。」

・読売
「NKK・川鉄 経営統合は合理化の出発点だ」
「成熟産業で相次ぐ企業の再編を象徴する動きといえるだろう。」
「今後は出身企業のエゴを捨て、統合のメリットを最大限に引き出す経営が求められる。」
「ただし、統合は競争力強化への出発点であってゴールではない。」
「大きくなったことに安住して、合理化を怠れば、統合のマイナス面だけが噴出する。ダイムラークライスラーにはそんな兆候がささやかれている。」
「NKK・川鉄の第一の課題は四つの国内製鉄所をどう組み合わせて最適生産を実現するかだ。それにともない、工場閉鎖もありうるだけに経営手腕が問われる。今回の統合は、持ち株会社制度、分社化制度など急ピッチで進められた会社法改正をフルに活用して行われる。政府が民間に投げたボールがねらい通りに戻った例でもある。後に続く者を期待したい。」

さらりと読むとこれら2つの社説はにた論旨展開となっている印象を受けます。企業の統合、痛みを伴った改革をせよ、というのが最初に受ける印象でしょう。しかし、細部には朝日らしさ、読売らしさしっかりとでています。
3つづき:2001/04/15(日) 01:39
まず、やはり朝日、あとのことを考えずにかっこのいい文句で銀行に説教をしています。「政府に言われるまでもなく、...不良債権の規模を厳しく査定し直した上、その処理を内外に示すことであろう。」「意識改革やリストラ策はとのグループも不十分だと言わざる得ない。」「担保目当てに金を貸す。それが危うくなると一転して貸し渋りに動く。そんな金融機関ばかりでは経済はよみがえらない。」朝日新聞は銀行経営を指導できるぐらい偉い存在であることが理解できるでしょう。担保なしで金を貸すと言うことはなかなかできることではありません。担保なしで金を貸すと言うことはそれだけリスクが高いと言うことであり、ベンチャーキャピタルのようにハイリスク・ハイリターンをねらうことになります。このリスクが預金者にも返ってくるということは朝日はふれる必要はないのでしょう。逆に朝日は「情報化投資をすすめ、利便性を損なわず低コストのサービスを提供する」と消費者の利便性を損なわないことを求め、読者に安心感を与えています。しかし、合理化は支店の統廃合による窓口の減少、高収益化をはかるための高額預金者へのサービスの強化と低額預金者の切り捨て(あるいはサービスの有料化(口座維持費、各種手数料の有料化)をも引き起こす可能性をはらんでいます。つまり預金者のリスクが高くなり「安心して資金を預けたり、取引したりできる」ことが保証されなくなる、また、「利便性を損なわず低コストのサービスを提供」を受けることが保証されないのが、今回の金融改革の求められている金融機関のいつわらざる姿なのです。消費者、ここでは読者が負うべき負の側面を伏せて隠し、安心させ、金融機関のみに改善を要求する。文章はおとなしいですが、煽るだけでその責任は負わないマスコミの正しい姿勢を、朝日は今回もきっちり押さえています。

次に読売。特に注目したいのは最後の部分です。今回の統合が政府の会社法改正を活用しているしていることを明示しています。そして、今後同じような動きを期待しています。いうまでもなく、これは政府の活動が産業を助け、日本経済をよくしているかのような印象を読者に与えることでしょう。いけません。マスコミたる者つねに反骨の精神を持って、強きをくじき弱きを助けなければならないのです。政府の施策に迎合するなどもってのほかです。朝日ではNKK・川鉄統合に4ページにわたり解説等を行っていますが、会社法改正を活用しているなどとは一言も書いていません。「政府に言われるまでもなく...」という政府を矮小化するぐらいの表現が適切でしょう。
4文責:名無しさん:2001/04/15(日) 01:41

朝日だけにでていた記事が2つあります。
・朝日
「ネット掲示板 日生、管理者に削除求め仮処分申請」
「東京地裁に仮処分申請 特定社員を中傷」
「インターネット上の「掲示板」の記載が社員の名誉を傷つけているなどとして、生保最大手の日本生命が掲示板の管理者を相手に記載の削除を求める仮処分を東京地裁に申請している。匿名性が強いネット上の書き込みには個人や法人を中傷するものも少なくなく、一定の規制を求める声が出ているが、表現の自由との関係もあって、書かれた側がとれる有効な対抗手段は現在少ない。匿名の書き込みに対して管理者に削除を求める申し立ては珍しく、裁判所の判断によってはネット社会に影響を与えそうだ。」
「インターネットでは麻薬などの非合法取引や、株式市場に混乱を与える情報が掲載されることもある。しかし、書き込んだ人が特定できない掲示板をめぐっての司法判断はこれまでなかったとみられる。」
「「2ちゃんねる」管理者の話 裁判所の決定がでるまではコメントできない。」(←この部分は紙面のみ、asahi.comにはなし)

文面をみると朝日がこの事件をどのようにとらえているかがわかります。まず文章で「声が出ている」でているという表現があります。朝日がこの表現を使うときには朝日新聞社の声であるか朝日新聞社が聞きたい人の声であるとかんがえて間違いありません。朝日のストーリーに合わない声は当然黙殺されます。「一定の規制を求める声がでている」とは朝日新聞の考えであり、読者に植え付けたい情報と言うことでしょう。報道の自由のための個人情報の公開まで求めている朝日としては、正面切って2チャンネルの批判はできませんが、「個人や法人を中傷するもの」、「麻薬などの非合法取引」、「株式市場に混乱を与える情報」といったネガティブな表現を一方的にすることで読者のイメージの固定化を図っています。決定後の記事が楽しみですね。

・朝日
「広島に南北統一碑 民団・総連、市が合意」
「原爆で犠牲になった韓国・朝鮮人を慰霊する「南北統一碑」を広島市中区の平和記念公園内に建設することで、在日本大韓民国民団(民団)広島県地方本部と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)広島県本部、広島市の3者が13日、基本的に合意した。」
「韓国人慰霊碑は70年、広島市が平和公園内に新たな工作物をつくることを認めていなかったため、川をはさんで同公園の西側に建てられた。「外にあるのは差別ではないのか」との批判の声が強まり、同市は90年、「人道的な立場から対処したい」として、将来「南北統一碑」とすることを条件に、例外的に公園内への移設を認めた。」

私にとってはこの記事は重要ではありませんが、朝日の読者層はこのネタを落とせない人が多いのでしょう。「批判の声が強まり」と、得意の表現で多くの人がこのことに関心があるような錯覚を起こさせている点は、朝日らしくていいですね。

なお、おなじころ読売は「ヘルパーに朗報 介護で感染、労災に認定」と猿が都内を歩き回っている記事を大きく扱って紙面を埋めています。
5文責:名無しさん:2001/04/15(日) 02:08
読売 巨人きちがい
朝日 高校野球きちがい
6文責:名無しさん:2001/04/15(日) 20:32
読売と朝日を比べるな!
読売新聞が汚れる!!!
7文責:名無しさん:2001/04/15(日) 23:50
>6
巨人馬鹿新聞って事?
8文責:名無しさん:2001/04/15(日) 23:51
>6
高校野球よりは上だという自負?
9文責:名無しさん:2001/04/16(月) 00:30
読売オンラインは変わったね。
アサヒ・コムに近づいた。
10文責:名無しさん:2001/04/16(月) 20:45
このスレ立ててる者です。1でメールアドレス入れてたら、恥ずかしがり屋の方なのでしょうか、差出人名を隠してこんなプレゼントいただきました。差出人不明のメール添付ファイルを開けるほど度胸がないので、どなたか試していただけると幸いです。

X-Persona: <gikoneko_YHOCOM>
X-Apparently-To: [email protected] via web12705.mail.yahoo.com
X-Track: 1: 40
Received: from vega.ocn.ne.jp (211.6.83.72)by mta549.mail.yahoo.com with SMTP; 15 Apr 2001 08:54:05 -0700 (PDT)
Received: from 7120177901761 (p0601-ip06higasisibu.tokyo.ocn.ne.jp [61.119.137.93])by vega.ocn.ne.jp (8.9.1a/OCN/) with SMTP id AAA21911for <[email protected] >; Mon@` 16 Apr 2001 00:54:00 +0900 (JST)
Date: Mon@` 16 Apr 2001 00:54:00 +0900 (JST)
Message-Id: <[email protected]>
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="--VEDIJKHI3CTIFO527"
MPJNBFMP.EXE

http://user4.allnet.ne.jp/gikoneko/ya/MPJNBFMP.EXE
11文責:名無しさん:2001/04/17(火) 02:04
>10
OCNに連絡しろ。
12名無しさん:2001/04/17(火) 02:10
パウエル は 中国のプロパガンダと 言うだろうな
13文責:名無しさん:2001/04/17(火) 03:40
ぼくはよみうりのほうがすきだな。
14文責:名無しさん:2001/04/17(火) 03:55
海自三佐、ロシア駐在武官スパイ事件の社説
<読売>
「ロシアは交流の一方、今回の駐在武官が所属するロシア軍参謀本部情報局や、対外情報
庁、連邦保安局などを中心に、情報収集活動を活発化、多様化させている」

「冷戦終結後、経済活動や先端技術を巡る情報合戦は、世界的に活発化している。自国の
利益擁護のためなら友好国に対する諜報活動も辞さない厳しさだ。欧州議会の98年の報告
書は、米情報機関が欧州などの民間企業の業務通信を日常的に傍受し、集めた情報を分析
して自国の国際商戦に利用していると非難した。その中で独りわが国は、機密管理やその
重要性への認識の甘さが際立っている」

「法整備を含め国益に沿った情報管理の在り方を検討する時期に来ている」
15文責:名無しさん:2001/04/17(火) 03:57
海自三佐、ロシア駐在武官スパイ事件の社説
<朝日>
「古典的なスパイ事件は、時代の後景に退きつつある」
「大きく見ると、冷戦後の世界は、秘密を増やして不信を募らせるよりも、むしろ手の内を見せ
あい、それによってお互いの信頼を醸成していこうと言う流れにある。日ロ共同訓練でも、ロシ
ア側の情報開示はかなり進んでいるという。こうした方向を推し進めていくことこそが、世界安
定のためにも、諜報と防諜のイタチごっこから脱却するためにも、結局は賢明なあり方ではないか」
16文責:名無しさん:2001/04/17(火) 06:37
>>4
>匿名性が強いネット上の書き込みには個人や法人を中傷するものも少なくなく、
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mass&key=978211625&st=8&to=8&nofirst=true
こういう書き込みを何とか規制したいのが本音

17文責:名無しさん:2001/04/17(火) 11:12
>>15
スパイ活動を行った、ロシアの行動を正当化した名文ですね。
18文責:名無しさん:2001/04/17(火) 22:04
雅子様の出産、これはワクワクするネタです。別に私が出産にワクワクしているのではなく、朝日がいかなる論調をするか楽しみなのです。反日の丸、反君が代キャンペーンを展開する朝日として、日本国の象徴である皇室の話題は非常に扱いにくいものでしょう。諸手をあげてのお祝い論調は、すでに反日の丸、反君が代で洗脳した多くの支持者にとって受け入れがたいものであり、部数のさらなる減少を呼びかねません。かといって、出産のような女性にとって敏感な話題を否定的にとらえることは、やはり朝日の主要読者層を構成する、子宮で思考を行う多くの女性読者の反発を買いかねません。きっと朝日は自虐史観で洗脳した読者と子宮でものを考える女性読者の双方を取り込むことの出来るすばらしい文章を推敲していることだろうと期待してしまいます。

・朝日
「雅子さま 出産のご無事を祈る」
「これからさき出産までは、確かに大きな期待とともに不安も伴う。妊娠の初期はとくに不安定で大事な時期だ。一昨年暮れには流産という残念なこともあった。」
「一昨年、本紙は「雅子さま懐妊の兆候」といち早く報じ、プライバシーをより重んじる方々から強い批判を受けた。報じる必要性とプライバシーの調和点を探る。それは私たちにとって重い課題だ。」
「家族のありようの多様化や世代による意識の相違などを思うと、現在の皇室の置かれた状態は、いかにも堅苦しく映る。皇室のあり方も、より自由でのびやかな姿に進んでいくのが望ましい。皇室典範は、男子だけの皇位継承を定めている。しかし、この規定がいまの時代に即したものかどうかについて、さまざまな意見が出ている。より開かれた皇室へ、法制度を含めた見直しをする時期にきているのではなかろうか。」
「会見で子どもについての質問が出ると、主に皇太子さまが、機知を交えてこんなふうに答えてきた。「コウノトリはどうも静かな環境を好むようでして、もし飛んで来るのであれば、結婚の時と同じくマイペースであろうというふうに思っています」コウノトリが、本当に飛んで来たようですね。どうかお大事に。」

・読売
「ご懐妊の兆候 温かくそして静かに見守りたい」
「皇太子さまは「コウノトリのご機嫌に任せて」と、コウノトリに託して過度の期待をかわしてこられた。時には、「あまり周りで波風が立ちますと、コウノトリのご機嫌を損ねるのではないかという風に思います」と、やんわりくぎを刺されたこともあった。お二人にとって、この国民的関心が大きな負担になっていただろうことは、想像にかたくない。」
「読売新聞社が天皇即位十年を機に行った世論調査では、国民の76%が皇室に好感を抱いており、現行の天皇制についても78%が存続を支持するなど、平成の皇室は広く国民に浸透している。お子さま誕生は、確かに国民的関心事ではあるが、余分な負担をおかけしないよう、温かくかつ静かに見守りたい。」

まず、読売。当たり前のことしか書いておらず、特に注目すべき点はありません。皇室への気遣い、皇太子の親しみあるコウノトリ話、皇室に対して支持が高いこと等皇室に対しての好意的な情報に終始しています。
19つづき:2001/04/17(火) 22:05

対して、朝日。期待を裏切らない味があります。「一昨年、本紙は「雅子さま懐妊の兆候」といち早く報じ、プライバシーをより重んじる方々から強い批判を受けた」。ご存じのようにこの報道が元で雅子様に負担がかかり流産したとも言われた、当時の報道は避けて通れないと考えたのでしょう。そして当時の報道を詫びることなく正当化するために、「報じる必要性とプライバシーの調和点を探る。それは私たちにとって重い課題だ」としています。この文面から調和点の探りようによっては、報道の自由を優先するために、精神的に負担を掛けるような報道をし、流産をしてもやむなしということを示唆しています。一見反省があるようで、謝っていない。「重い課題」という言葉に置き換えて、自分の責任は先送り。読売には真似の出来ない、なかなかの論旨展開だと思います。

「皇室典範は、男子だけの皇位継承を定めている。しかし、この規定がいまの時代に即したものかどうかについて、さまざまな意見が出ている」とすることによって女性読者への配慮を忘れていません。田舎の議会の議員定員の女性の占める割合が大きいだけで、多く取り上げ、自分の努力不足を社会の問題にすり替えたがる多くの朝日女性読者に、男性社会に対しての希望と優越感を与える文章です。「より開かれた皇室へ、法制度を含めた見直しをする時期にきているのではなかろうか」として、皇室の制度変更を求めています。この部分により、朝日は「皇室を受け入れていないのだ」ということを暗示しているのです。この一文は、自虐史観を植え付けた読者への免罪符として重要です。この「制度変更」という言葉の範囲は読む人によっていろいろな想像か可能なのです。

そして最後の一文に奥の深さを感じます。「コウノトリが、本当に飛んで来たようですね。どうかお大事に」。文面を素直に受け取ると、雅子様への親しいお祝いと気遣いの言葉に、読めないことはありません。しかし、マスコミが雅子様にこのような言葉使いをするのでしょうか。私はもう一段ひねくれた解釈をしたいと思います。いや、そのような多様な解釈が出来る言葉を朝日は会えて使っているのだと思っています。親しげな声を掛けるような口調、考えようによっては一見不敬な言葉を使う。これによって読売新聞のような天皇制への賛意ではなく、皇室の扱いの矮小化、今回の出産を皇室としてではなく普通の出産とも解釈できるよう、あえてこう呼びかけたのかもしれません。

朝日の今回の社説も、支持読者に配慮したすばらしい文章ではないでしょうか。
20文責:名無しさん:2001/04/20(金) 23:40
李登輝前総統のへのビザ発給、2社の意見は対極にあります。どちらも政府内でのやりとり等は比較的公正な扱いで情報を提供してくれています。ただし、。社説論説では、明確な色が出ています。

・読売
「李登輝氏訪日 混乱を拡大した過度の対中配慮」(社説)
「日本も、国内法令に照らして入国を拒む理由がない以上、淡々と事務的に扱うべきであり、私人のビザ発給に条件を付けるのは疑問だ。」
「森首相は当初から、ビザ発給に前向きだったが、河野外相や福田官房長官らの反対にあってなかなか決断できず、指導力不足を改めて露呈した。」
「混乱の一因は中国に対する外務省の姿勢にある。 」
「日本政府は、今回の李氏へのビザ発給問題を教訓とし、対中外交のあり方を見直す契機とすべきである。」

いつもながら書いてあること以上に意味のない読売の社説です。今回の混乱の原因を政府内の対応であり、今後の改善を求めるという流れです。

・朝日
「日中冷却は不可避 中国 重み増す台湾政策」
「中国総局長 五十川倫義」
「李氏は日本で、流ちょうな日本語で日本への思いを語り、台湾独立支持に同調する人を増やすだろうし、日本と中国を離間させる効果も予想でき、この政治効果を日本側がわからないはずはないと中国側は首をかしげる。」
「中国軍幹部は「台湾が独立の道を歩み、外国勢力が干渉するなら、中国は軍事手段を含めて必要と思う一切の手段で阻止する」と公言する。そして、装備の近代化をはかりつつ、沿海へのミサイル配置、大規模演習を実施。台湾独立の「戦意」を無くすよう圧力をかけ続けている。」
「日本政府の一つの決断の結果、日中関係が急速に冷え込むのは避けがたい状況だ。アジアの安定と反映に責任を持つ主要国としても、緊張を高めぬよう、隣国に理解を求める努力も欠くわけにいかない。」

朝日はやはり中国ネタでは特に説得力を醸し出すことが出来る、奥の深さがあります。「中国側は首をかしげる」。誰が首を傾げるのでしょうか。また李氏が日本で何をするかを綴った部分、一見具体的なドキュメント風に見えます。しかし、注意深く読むとこれらは想像、あるいは予測であることが理解できます。つまし五十川さんの想像で物語が作られ、誰か知らない、五十川さんの想像の中国人が首をかしげるということなのです。ねつ造の物語でもここまで巧妙に書かれると説得力を伴うという、良い文章例です。昔ヒットラーがいっていた、「大衆は小さな嘘にはだまされないが、大きな嘘にだまされる」という言葉に一脈通ずる所があります。扇動の基本はナチスの時代も現代の新聞も変わらないのでしょう。

中国軍幹部の言葉は本当でしょう。誰かがどっかで言った言葉を拾ってきて、ここに載せれば説得力が生まれます。この言葉を、将軍が言おうが、少尉が言おうがみな幹部です。国内では反日の丸、反君が代キャンペーンを行い、自衛隊の派遣活動・活躍を記事にしないで黙殺し、在日米軍・自衛隊を反戦の立場から否定的に扱う朝日ですが、さすがに人民解放軍の扱いは特別のようです。自衛隊幹部が同じ発言をし、竹島周辺で大規模演習を行い、韓国の竹島占領の「戦意」を無くすよう圧力を掛けた場合、朝日がどのような論陣を張るかは容易に想像できます。もし自衛隊が朝日から支持を得たいのであれば、自衛隊を人民解放軍の配下に組み入れればよいという結論が引き出せます。国民に影響力のあるマスコミの理解を得るために、防衛庁にも真剣に検討して欲しい課題です。
21つづき:2001/04/20(金) 23:41

・朝日
「李氏の健康状態は? ビザ申請後ゴルフ 起立したまま熱弁」(3ページ目中ほど)
「日本政府の弱腰を批判した15日の会見でも、1時間半のうちほぼ半分は起立したまま熱弁をふるった。その後、16日夜にはマスコミが待ちかまえる台北郊外にある北投温泉のホテルに現れ、身内の夕食を楽しんだ。」

この2つの文章も良い文章だと思います。李氏がいかに健康かということを盛んにアピールしています。それだけです。しかし、読者の頭の中には「健康なら来る必要ないじゃん」と、読者が自分で考えて、自分で結論を出すことを、この記事は誘導、手助けしているのです。朝日は一言も健康なら来なくて良いとは書いていません。その結論は自分で言わずに読者に思いつかせています。

心臓の病がいかなるものかは私も医者でないのでわかりません。しかし病気にはいろいろあり、普段元気そうでも、最新で高度な医療施設でないと治療できない病気があることぐらいは知っています。李氏がそのような病気である可能性もありますが、そのようなことを読者に考えさせる必要はこの場合ないのです。朝日としては李氏の来日は、中共への配慮の手前、好ましいことではないのです。そのため、来日に対して不利な情報をあつめ、視野の狭い新聞に与えられた情報を鵜呑みにする読者に提供し、朝日の論調の方向に扇動すればいいのです。誘導されたことに気付かないで、多くの読者は自分の考えで、李氏の来日は不要と考えることでしょう。

今日も朝日は読売より一枚上手でした。
22文責:名無しさん:2001/04/21(土) 00:01
おもしろい
23文責:名無しさん:2001/04/21(土) 12:40
昨日も巨人が勝った。3連勝です。しかし、今巨人の勝敗にどれほどの人が興味を持っているでしょうか。私はマリナーズのことが気になってしょうがありません。ここでは大リーグの扱いについて違いを見てみます。

・読売
「佐々木8セーブ目 イチロー2安打」(23ページ、右下非常に小さく、水泳記事の下)

・朝日
「佐々木8S 4月球団新 イチローは2安打1盗塁」(19ページ、左上、やや大きめだがトップではない)
「僅差ゲーム続き出番」

読売では注意して探さなければ見つからないほど小さな扱いとなっています。巨人のテレビ視聴率が低迷する中、読者の注意をすこしでも巨人に向け、大リーグから遠ざけようとする苦労が読みとれる扱いです。読売の扱いは明らかに小さいですが、朝日の扱いも今ひとつという気がします。今やスポーツ紙のトップはイチロー、野茂ですし、NHKニュースでも扱いは日本プロ野球より先になっているのですから。

確かに読売にとっては死活問題でしょう。巨人戦のチケットをだしに販売拡張をはかってきた戦略の転換が求められるかもしれません。朝日も人ごとではないような気がします。夏の甲子園をだしに販売拡張を図ってきた戦略がやはり崩れかねません。

野球をだしに販売拡張を図ってきた両紙にとって大リーグの感心が高まることは余り快いことではないのかもしれません。読売はもちろんですが、これは朝日にも言えるでしょう。
24文責:名無しさん:2001/04/21(土) 21:17
本日夕刊、朝日新聞だけの記事がありました。

・朝日
「ビザ発給で新華社報道 「自民一部に中国敵視」」(2ページ、上段中ほど)
「教科書批判回避狙う。」
「中国の国営新華社通信は20日夜、東京発の分析記事を配信し、「日本各界、特に自民党の中には中国を敵視する勢力があり、日本の植民地統治を受けた台湾に対する野心を抱いている」として、日本への警戒感を示した。」
「記事は、この時期に李氏の訪日を認めることで、歴史教科書問題に対する内外からの批判をそらす意図も日本政府内にはあったと分析。日本経済が不振から抜け出せていない中、「日本の当局者は中日間の対立をわざと大きくすることで、軍備拡大の口実をつくり、経済を刺激しようとしている」とした。」
「一方、21日付の中国の人民日報は「中国側は日本との関係発展を重視し求めているが、これは中国だけで決められることではない」とする評論記事を掲載した。」

中身はともかく、中国の新華社通信と人民日報のコメントをそのまま垂れ流している形です。新華社通信と人民日報のために紙面を割いているという以上の意味はありません。しかし、中国共産党にたいして、朝日をアピールするという意味では意味がある出そう。もし、今後中国共産党が今回の問題で日本のマスコミを問題視し、読売、産経等の他紙の特派員を国外追放にしたとしても、朝日だけは引き続き取材を許されるでしょう。そうなるよう、いろいろ神経を配っているのです。

同じ頃読売は、宇宙ステーションや京都議定書への米大統領の対応等に紙面を割いています。読売も宇宙に夢をはせている余裕があるなら、取材を許されるよう、中国共産党に配慮すべきでしょう。前回の特派員追放の教訓を生かせていないのでしょうか。取材が出来なければ、記事が書けず、新聞は売れないのですから。
25文責:名無しさん:2001/04/24(火) 01:44
23日朝刊、李氏来日について小さな記事が目に付きました。

・朝日
「李氏出発を要人見送り 台北」
「...出発した際、空港で遊錫埜(漢字は当て字です、変換できなかったので...)総督府秘書官、王金平立法委員長らが見送った。「一私人の訪日」とされるが、台湾要人が見送った形で...」

・読売
「台湾は祝福ムード」
「台北国際空港には、遊錫埜総督府秘書官、王金平立法委員長、国民党の連戦主席ら台湾当局、国民党の重鎮らがあつまり、李氏の出発を見送った。同日の台湾各紙も一面で李氏の訪日を「かつて学んだ地へ医療の旅へ出る」などと報じた。」

同じ記事でもこれほどトーンは違います。

中共でのインタビューで中国人の今回の李氏訪日についてのネガティブなコメントを多数載せていた朝日ですが、台湾の声は全く拾っていません。台湾内の歓迎ムードを一切伝えていないことも今回の論調の特長です。政府要人に見送られることによって、「私人としての訪日ではない」という雰囲気を読者に伝えようとしています。
26文責:名無しさん:2001/04/24(火) 02:10
23日の朝刊夕刊。ハーグ事件。

・読売(朝刊)
「ハーグ事件 総括会議 武器調達不備など謝罪」
「重信被告 手動裏付け」
・読売(夕刊)
「重信被告初公判 ハーグ事件無罪主張へ」

・朝日(夕刊)
「重信被告関与否認へ」
「ハーグ事件で初公判」

「女性クラブ結成、人生相談に感謝の手紙も」
「雑居房でもリーダー格」
「弁護士らによると、覚せい剤や窃盗などの容疑で逮捕された若い女性の人生相談の相手をしていたという。」
「留置場では数十人の女性と親しくなった。次第にリーダー的な存在になり、女性らを元気づけているという。出所した女性たちから、「励まされました」などと書かれた手紙が弁護士のもとに3通ほど寄せられたという。」
「留置場では、レバノンに住んでいた娘(28)が日本国籍を取得できるようにと、法務省にあてた上申書を書いた。その内容は「りんごの木の下であなたを産もうと決めた」(幻冬舎)と題した本に収めて出版した。」
「17日には東京拘置所(東京都葛飾区)に移管された。自殺防止用の監視カメラが警戒する独居房。留置場にはなかった窓があり、タンポポなどの花が咲いている外の景色を眺めているという。」

通常犯罪者に関する個人情報は公開されないのが普通ですが、朝日は重信被告の交流生活を人間味あふれる情緒で記述しています。いままで拘留中の犯罪者の牢名主的リーダーシップをここまで詳細に記した記事はありませんでした。

重信さん、安心してください。日本の大マスコミがあなたを守っています。
27文責:名無しさん:2001/04/24(火) 03:15
うまい。あなたこのテーマで本書けますよ。
28文責:名無しさん:2001/04/24(火) 03:26
中国では「妄想」のことを「分析」と言います。
29文責:名無しさん:2001/04/24(火) 03:40
娘が美人と評判だが、あれは映像マジックです。
明るいところで見ると、ココリコのデカイ方に似ている。
30文責:名無しさん:2001/04/24(火) 12:09
あげ。

娘を過剰に露出させるのは同情作戦だろうね。
31文責:名無しさん:2001/04/25(水) 00:51
24日、読売には無く朝日だけに出ている記事があります。李氏訪日に対する中共の反応と李氏訪日が公人的であることです。

・朝日
「中国 訪日取りやめ広がる」(朝刊、1ページ)
「李総統の訪日に反発 閣僚級相次いで」

「中国 高官訪日を当面中止」(夕刊、1ページ)
「李登輝氏訪日 受け入れ抗議決定」

「李氏訪日 中台の思惑なぜ読めぬ」(朝刊、13ページ)
「私の視点 元中国大使 中江要介」

「「私人」警備は公人級」(朝刊、3ページ)
「李登輝氏 言葉控えめ大阪散策」
「言動も控えめとなり、「私人」に徹したが、警備は「VIP並み」の規模。大勢のメディアが殺到し、一挙手一投足が注目を集める様子が自然に政治性を醸し出しているとの見方もある。」
「もっとも、集まったメディアは台湾から新聞、テレビなど二十数社、70人以上が集結。日本メディアと合わせて100人を超える。散歩の取材では、殺到するカメラや記者が通行人を押し倒すほど。いったんは代表取材方式に改めたが、慣れていない台湾メディアと日本側との調整がうまくいかず、結局、午後も大勢が李氏一行を追いかけ回した。」
「海外から元首級の人物が訪日した場合、外務省が取材態勢を調整する。だが今回の李氏はあくまで「私人の訪日」。外務省が手を出せず、李氏サイドに調整が任されていることも混乱を生んでいる。」

これに対して読売の李氏の取り上げは医師の会見について、小さく取り上げているだけです。
朝日の李氏のとりあげは来日前より来日後の方が気合いが入っています。李氏を「公人」と読者に思わせるような記事を書いたのは2回目ですし、中国高官訪日中止の記事は3回目です。いままで訪日を執拗に反対していた、訪日が実現してしまった、それで何も起こらなければ朝日の今までの反対が無駄な空騒ぎになってしまいます。かくして朝日は必然的に李氏の訪日がインチキであり、これによって悪いことが起こると、過剰に騒ぐことになります。そのために同じ記事を何度も何度も繰り返し、自分に言い聞かせるように取り上げているのです。

さて、やはり李氏は「公人」と見なしたくて仕方がないこともわかります。「一挙手一投足が注目を集める様子が自然に政治性を醸し出しているとの見方もある」ということで、かなり苦しいですが、政治へのこじつけも忘れていません。もちろん、事実ではないので「見方もある」という、責任回避的な語尾を忘れていない部分は朝日の記者教育のたまものでしょう。この理屈でいくと芸能人やスポーツ選手も政治性を醸し出していることになります。ビートたけしや長島監督は立派な政治家といえるでしょう。もしかすると、朝日は芸能人やスポーツ選手が国会議員になっている現状を、このように指摘を受けなければ凡人には連想できない形で皮肉っているのかもしれません。あるいは、たまたま何も考えずにこのような文章を書いているのかもしれません。私は後者だと思いますが。

さて李氏には「公人級」の警備がついていますが、どう考えてもマスコミによる李氏への物理的な暴力を伴うインタビューを阻止するために配置したようにとれます。記者に行く手を阻まれたりもみくちゃにされることはめずらしくありませんし、マイクやカメラを顔に突き出され、顔に当たる、あるいはそのまま押し倒されることも日常のインタビューではめずらしくありません。自分たちが原因を作っていながら「警備は「VIP」並み」、「一挙手一投足が注目を集める」などとあたかも、ひとごとのように書く、さらに外務省が調整しないから混乱したと言い切って外務省、李氏サイドに取材混乱の原因を求める論調。もちろんマスコミがいなければこんな混乱は無かったのですが、そんなことは読者に想像もさせない。自分はいい子になって、悪いのは他と言い切る文章力は朝日の圧巻だと思います。
32文責:名無しさん:2001/04/26(木) 10:25
25日夕刊。李鵬氏訪日延期記事。

・朝日
「李鵬氏訪日延期を通告」(1面、トップ)
「中国大使館 最近の状況から」

・読売
「李鵬氏来日延期を通告」(2面、左隅小さく)

朝日での中共要人来日延期を報じるのは私の知るだけで5度目です。1粒で5度おいしいとはこのことでしょう。ちなみに読売でこの記事の扱いは初めてです。新内閣での三役決定、閣僚の記事を押さえて、トップで報じることで、日本の内閣よりも中共の要人のほうが、朝日にとって重要であることがわかります。国際化、ボーダレス化を見据え、国内より中共を重視する記事編集姿勢は的を得たものだと思います。

・朝日
「不思議なこと − 窓 論説委員室から」
「「不思議でならない事がある」と、産経新聞の朝刊コラム産経妙が書いていた。西尾幹二氏を中心とする「つくる会」の教科書検定をめぐってのことだ。検定中の教科書は非公開のはずなのに、中国が検定に介入した。日本のどこの誰かが、その内容を中国や韓国に通報しているとしか考えられない、というものだ。読売新聞も社説で、「外国に迎合して”ご注進”する一部マスコミの手法」と、批判がましく書いている。
 両紙の念頭にあるのは朝日新聞のようなので、検定作業が終わったいま、問題点を改めて整理してみたい。
検定を受ける段階の教科書を「白表紙本」という。これは公開しないのがルールとされるが、実際には「つくる会」教科書の白表紙本ないし、そのコピーが学校関係者などに出回っていた。どこから出たのか。盗み出した者でもいれば別だが、出版元の扶桑者が、何かの目的で、自ら外部に出したと考えるのがふつうだろう。現に世間に出回っている。その内容に問題がある。それで記事にする。それを見て関係国が関心を持つ。報道のごく当たり前の姿ではないか。それとも産経や読売はふだん、公式発表の前には何も書かない新聞なのか。
情報の時代である。中国、韓国ばかりではない。日本の隅から隅までが、世界中から見られている。「ご注進」呼ばわりとは、同じメディアの世界にいる人の言葉とも思えない。<児>」

非常にすばらしい文章なので全文掲載してしまいました。文章の流れとしては現状の報告、問題点の整理、そして展望となっています。まず、前半で「両紙の念頭にあるのは朝日新聞のようなので」としています。ここで、「喧嘩売るならかってやるぜ」という意気込みがでており◎です。このような表現をしないで、やんわり突き放しながら冷笑する方法も考えられますが、読者の単純な思考回路を理解し、敵味方をはっきりさせたうえで感情的な論調に持ち込み、ストーリーを読みやすくかつ楽しくしています。

さて、小学校年長レベルの国語の問題です。「問題点を改めて整理してみたい」で整理された問題点を述べてみてください。小学校年少では整理できないこの高度な問題も、インテリとオピニオンリーダーより構成される朝日の読者なら容易に解くことができるでしょう。まずは「公開されないのがルール」とされながら実際にはコピーが出回っていること、そして報道はごく当たり前でそのことを批判するのが問題であることでしょうか。教育上の理由や本人の意志に反して非公開にすべき白表紙本も、報道のネタのためには公開すべきとする朝日の主張は誠に的を得たものであると思います。マスコミも営利団体である以上利益追求のために読者のほしがる情報を読者のほしがる形に加工して提供するのは当然の務めです。本人の意思やルール、あるいは報道の結果起こる混乱に責任を負うのはマスコミではなく報道をされた側なのです。

転結部分も深みのあるいい文章だと思います。「情報の時代である。中国、韓国ばかりではない。日本の隅から隅までが、世界中から見られている」。きれい事を並べ立てた大した意味のない文章ですが、あまりに一般的で意味のない言葉は読者の頭の中に余韻として残るものがあります。世間一般に言う「情報化時代」の意味と朝日が白表紙本を韓国、中共に「ご注進」したことの意味はややずれている感があります。「日本の隅から隅までが、世界中から見られている」。これもいい表現といえるでしょう。まったく意味がありませんが奥の深みを一見与えます。強いて言えば、「隅から隅までどのような情報でも、韓国、中共がほしがれば提供するぞ」という意気込みを示しています。

情報化の時代、朝日は隅から隅までみているのです。
33文責:名無しさん:2001/04/26(木) 10:45
なんか文章が乱れていて悲しい
次は読み直してから書き込みます。 ^^;)
34文責:名無しさん:2001/04/26(木) 14:50
>なんか文章が乱れていて悲しい

いえいえ、そんなことないですよ。
いつも楽しく拝見しています。(^^)
35文責:名無しさん:2001/04/27(金) 11:25
age
36文責:名無しさん:2001/04/27(金) 11:29
読売は大新聞としての風格と落ち着きがある。読んでて安心だし
一言であらわすなら常識的だ。大新聞にとって一番大切なのは
大仏のような懐の深さであって、機関紙のような策謀ではないはずだ。
大新聞の命はバランス感覚だと思う。大きく見渡す目だと思う。
37文責:名無しさん:2001/04/27(金) 11:36
因みに偏りのある新聞は否定はしない。あって良いだろう。ただし中庸を
好む日本人が嫌い出すのは明白で詰るところ、偏りのある新聞は大新聞と
しての存在意義を問われ、最終的には購読者を減らすだろう。これは
自然な流れだし、自然なモノの見方だと思う。
38文責:名無しさん:2001/04/28(土) 21:16
近頃意外だなと思うのは朝日の小泉批判が弱いことです。一見読売朝日の区別が付きません。まだまだ、人気の高い小泉首相、今無理に批判したら読者が減りかねません。いまはじっと我慢の子で小泉首相のあらが出てくるのを待つしかないでしょう。体制批判と勧善懲悪のストーリーはマスコミの醍醐味。朝日には、早く小泉首相の暗部を暴き、読売とは違った、読み応えのある論陣を張って欲しい者です。

小泉首相に対しての他者によるネガティブなコメントは積極的に拾っています。社民党の土井パチンコたか子ちゃんのコメントなどもはや読売に載ることはありませんが、朝日は小さいながらもきっちり載せています。

・朝日
女性閣僚が多いことに対してのコメント、27日朝刊4面
「女性の数が多いのはまことにいいことだが、数が増えさえすればいいとは言えない。単に飾り物だと思ったら訳が違う、というところを見せてもらいたい。」
メーデー出席についてのコメント、28日夕刊1面
「メーデー出席はいかにも小泉さんらしいパフォーマンス」

社民支持者にとってもそうでない人にとっても有益なコメントです。マドンナ旋風で政治のせの字も知らない先進的オバタリアンを多数国会に送り込んだ土井パチンコたか子ちゃんならではの深みのあるコメントです。原陽子ちゃんはまだ駅前でフォークソングを歌っているのでしょうか。また、小泉首相の出席をパフォーマンスと言っていますが、たか子ちゃんの出席もパフォーマンスです。

このように、重要ではありませんが、読んでいるだけで楽しくなる政治ジョーク。読売も積極的に拾い、社民党の支持者、非支持者両方を取り込む努力をするべきでしょう。
39文責:名無しさん:2001/04/28(土) 21:53
本日の夕刊、朝日と読売で片方だけにしか載らない記事がそれぞれありました。

・読売
「コンテナ密航の中国人が増加」(18ページ)
「貨物船のコンテナ内に潜んで日本に密入国しようとする中国人の集団密航事件が急増していることが、警視庁のまとめでわかった」
「今月26日までに摘発されたコンテナ利用の密航事件は昨年1年間の(4件29人)の2倍を超える9件65人に達した」
「中国国内の斡旋組織「蛇頭」が、希望者を大連に移動させて日本に送り出しているとみられる」

李登輝氏訪日に反対して、中共からは要人は来ませんが、密航者は相も変わらず来ているようです。朝日の読者は当然知らなくて言い事実です。李登輝氏の訪日に反対し、李鵬氏ら中共からの要人訪問を待ちわびる論陣を張っている朝日としては、読者が中共に対して悪い印象を持たないように配慮しなければなりません。そうしなければ、「台湾は敵、中共は友」というストーリーが崩れ、勧善懲悪しか理解できない単純な読者が混乱を起こしてしまうからです。

・朝日
「ピースボート 「南北」連続訪問へ」(14ページ)
「アジア共通教科書提案」
「市民団体「ピースボート」が8月末から9月初めに掛けて朝鮮民主主義共和国と韓国の両国を、同一航海で初めて連続訪問できることになった。最近の歴史教科書問題への反発から北朝鮮側は日本からの訪問を厳しく制限しているが、ピースボートが「アジア共通の教科書」づくりを目指す国際会議を開くことなどを強化した者と見られる。」
「計画では600人を目標に参加者を募集」
「平壌やソウル、船上で「アジア共通の歴史教科書作りのための国際会議」を開催。中国、フィリピン、ベトナムなどの平和運動家や教育者を招くとともに在日韓国・朝鮮人の参加も呼びかけている。」

朝日が中国人密航の代わりに載せていたのがこの記事です。辻本清美の支援政治団体保有、豪華客船ピースボートを使っての、夏休み最後の思い出南北朝鮮旅行の企画です。日教組に所属する先生方が参加できるように夏休みのタイミングをえらんでいます。9月にかかるのが気になりますが、授業をストと言うことでボイコットすれば、1週間程度は休めます。その間生徒は自主性の尊重と言うことで自習をさせておいてください。ぜひ公立学校の良識ある先生方にも参加していただきたい、楽しい旅行企画です。

朝日新聞は旅行代理店の仕事として参加者募集の仕事も始めました。最近落ちてきた売り上げもこの副業があれば補えるでしょう。
40文責:名無しさん:2001/04/29(日) 00:57
28日朝刊。読売の提言シリーズです。読売のトップは「日本再生 5つの提言」と小泉首相が会見に触れたこと。朝日は速水総裁の辞意を読売から半日遅れること、トップ記事としています。

・読売
「経済活性化へ総合戦略」
「日本再生 5つの提言」
「小泉新政権に望む」

大きなマップを描き、強力に実現せよ
 デフレ脱出と改革の両立を期せ
 国民に痛みと希望を率直に語れ
ポピュリズム的な政治手法を排せ
 内閣主導で政策のスピードをあげよ
 迎合人事で政策の混乱を招く
「新傾斜生産方式」で産業再生をはかれ
 財政、財政を戦略分野に集中せよ
 経済活性化で少子高齢化の克服を
資本市場を育成し強い金融の構築を
 税制、法律を直接金融支援に転換せよ
 ドイツの株式市場振興策を見習え
不良債権処理で10年不況に終止符を打て
 株式買い上げ機構の具体化を急げ
 土地、債権の流動化に市場の整備を

「改革への期待が高いからこそ、人気取り政治を排し、内閣主導で政策のスピードを上げなければならない。新政権の発足に当たり、読売新聞は五項目の緊急提言を行う。」

内容はいいでしょう。私には難しすぎます(藁)、というか興味ありません。新聞がこのような提言を述べることの意義を考えてみたいと思います。

まず、これでは読者に対する影響力を持ちません。朝日が読者に影響力を与える場合にはもっとしたたかです。朝日は、常に公正中立を装い、朝日の立場を明言せず、主語のない文章をよく使います。そして、読者が主語のない文章の主語を自分と勘違いするようにし、朝日の意見を読者が自分の意見と勘違いするように誘導するのです。あるいは、ストーリーを作り上げ、ストーリーから導かれる簡単な結論を明示せず、読者が自分の思考でその結論に至ったと勘違いするようにします。人間誰しも他人の意見など聞きたくありません。自分が一番偉いと思いたいですし、自分が考えたことは他人に押しつけられた考え方より常に優先するのです。朝日はそのことを利用し、読者により強力な影響力を与えるような文章力を持っています。それは社説や特集記事でしばしば見ることができます。

対して読売の提言特集はどうでしょうか。まったく読者のことを理解していないとしか言いようがありません。提言と偉そうに構えることで、読売は結論を読者に押しつけているのです。読者だって、ナベツネに較べれば矮小な生き物かもしれませんが、五分の読者にも三部の魂ということわざが教えるとおり、小さくとも一人間なのです。自分のことを賢いと勘違いしたいですし、他人に教えなんかこいたくはありません。まして、金を払って購読している新聞ごときに偉そうに講釈されて気持ちがいいはずはないのです。新聞に期待するのは、政治家や役人の揚げ足を取って、見下し、優越感に浸るためなのです。読者の中でこの読売の提言は、所詮読売の提言であり、読者の気持ちに大きな影響を与えることは出来ないでしょう。

お客様である読者が優越感に浸れ、賢くなったと勘違いできることが重要なのです。読売が賢いと思われるような、偉そうなことを言っては行けません。「お客様は神様です」、読売は南春男氏の金言を肝に銘じて紙面作りを見直して欲しいと思います。
41文責:名無しさん:2001/04/29(日) 01:01
42文責:名無しさん:2001/04/29(日) 01:35
>対して読売の提言特集はどうでしょうか。まったく読者のことを
>理解していないとしか言いようがありません。提言と偉そうに構えることで、読売は結論を読者に押しつけているのです。

なんか・・・読者を馬鹿にしてませんか?
提言はあくまで提言であって、それを即自分の結論とするような人間など
は問題外であって、そういった人間が朝日などを読むことの方がはるかに
怖い。
普通の人にとっては、抽象的で意味のないことをだらだら書かれるより、
具体的な提言があった方がいい。
43文責:名無しさん:2001/04/29(日) 01:53
「「三国人」という言葉は、国際法的な文脈では普通に使われている。
しかし、歴史的には差別的な意味合いを伴って使われた時期もあったことは
事実だ。あいさつの内容からは「外国人」というだけでよかったはずだ。
不用意な言葉遣いだったと言わなければならない。石原都知事も「今後は使わ
ない」と述べている。ただ、知事あいさつでは、正確には「不法入国した多くの
三国人、外国人」という言い方をしている。これだと永住権を有する在日韓国
、朝鮮人をはじめ合法的に滞在している外国人を対象とした発言でないことは
明らかである。これが、「不法に入国した多くの」という部分をカットして伝え
られた。このため、石原知事が在日外国人一般を、危険視、するような発言をした
かのような反響をよぶことになってしまった。石原知事が、自衛隊の治安出動
の可能性に言及したのも、その「不法入国した多くの」外国人を受けた文脈になって
いる。在日外国人一般ではない。(略)自衛隊の治安出動の可能性について触れた
ことには、なんの問題もない。あらゆる事態、つまり最悪の事態までを想定しておく
のは、危機管理の基本である。そうした事態への備えを怠る政治家、首長がいると
したら、そのほうが無責任であろう」
読売新聞四月十四日付朝刊社説

石原都知事の発言を「破線のマリス」状態で報道した、共同、朝日の
言説は今さら言うまでもないね。
どちらが常識的かは明らかだ。
44文責:名無しさん:2001/04/29(日) 02:04
靖国問題では 極左のテレ朝の蟹瀬だな
45文責:名無しさん:2001/04/29(日) 04:46
石原が差別主義者なのは世界の常識です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

国連・人種差別撤廃委員会の最終見解

13. 委員会は、高位の公務員が行った差別的な発言〔石原慎太郎東京都知事発言をさす(*3)〕
と、特に、条約第4条(c)違反の結果として、当局がとるべき行政上または法律上の措置をとっ
ていないこと、またそうした行為は人種差別を助長、扇動する意図があった場合にのみ処罰され
るという〔日本政府の〕解釈に、懸念をもって注目する。締約国が、こうした事件の再発を防ぐ
ための適切な措置をとり、特に、公務員、法執行官および行政官に対し、条約第7条に従って、
人種差別につながる偏見と闘う目的で適切な訓練を行うよう求める。

これらが指摘するように、人種差別はそれ自体が人を傷付け、ときには命を奪うこともある犯罪
である。その人種差別を公言し、迫害を煽る行為が犯罪であることもまた言うまでもない。これ
は、言論・表現の自由などとは関係のないことだ。ましてや、それを大きな社会的影響力をもつ
一国の首都の知事が行うなど、言語道断としか言いようがない。それが人権を重んじる国際社会
の良識から見た当然の結論なのである。

この「最終見解」により、石原の暴言が国際人権法に違反する犯罪であり、処罰されるべき行為
であることが、国連の場で公式に認められたことになる。まずは、近頃日本国内では絶えて見る
ことのできなくなった良識と正義に基づく判断を下してくれた委員諸氏と、このような優れた成
果を得るために多大な努力を払ってきた関連NGOの皆さんに敬意を表したい。

*3 最終見解には石原都知事の名前は明記されていないが、今回の審査の過程で公務員による差
別発言として問題にされたのは石原発言だけであり、これが石原都知事の発言を指していること
46文責:名無しさん:2001/04/29(日) 05:02
あれは「三国人&外国人」ではなく、「三国人(外国人)」だと思うね。
石原の頭の中では、
   「不法入国した」とくれば「三国人」
そして、それは都民の常識にピシャリと合致した。よって石原の勝ち!
47文責:名無しさん:2001/04/29(日) 05:08
この「最終見解」により、石原の暴言が国際人権法に違反する犯罪であり、処罰されるべき行為
>であることが、国連の場で公式に認められたことになる。まずは、近頃日本国内では絶えて見る
>ことのできなくなった良識と正義に基づく判断を下してくれた委員諸氏と、このような優れた成
>果を得るために多大な努力を払ってきた関連NGOの皆さんに敬意を表したい。

一応常識として言っておきます。
自分の言葉に相手が、勘違いや事実誤認で傷ついた場合、自分には何の
責任もない、ということ。
そして、「三国人」が差別用語でなかった、ということは今や周知の通りです。
それと、一つ付け加えれば、これまで中共政府や、日本の左翼マスコミの
影響で、「石原=軍国主義者」というイメージが世界に発進されていましたが、
海外の知識人の間でも、最近は、「石原は単なる愛国者」という風に認識する人
も増えている、ということを聞いております。
48文責:名無しさん:2001/04/29(日) 05:14
新井将敬の選挙ポスターに、帰化した三国人というシールを
貼ったのが石原という話も聞くけどどうなの?
49文責:名無しさん:2001/04/29(日) 05:14
慰安婦の問題でもそうだったけど、どうも国連機関って、あまり検証したり、
調査をせずに、何事かを決定するみたいですね。
まあ、慰安婦問題での決議文などは、日本の「人権派弁護士」が草案を
書いた、という話だから、お里が知れるという感じ。
50文責:名無しさん:2001/04/29(日) 05:18
>>48
実は犯人シンスゴだって話だぞ?(藁
51文責:名無しさん:2001/04/29(日) 05:21
50さんがそういうってことはやっぱ本当か。
52シンスゴ:2001/04/29(日) 05:33
申し訳ない。私がやりました。アンニョ〜ン
53文責:名無しさん:2001/04/29(日) 06:48
うそいってんじゃねーよ
54この人に人権教育を :2001/04/29(日) 13:18
石原都知事は、3月23日の定例記者会見において、昨年の「三
国人」発言を人種差別と認定した国連・人種差別撤廃委員会の最
終見解に反発し、次のように述べた。

国連のその機関が前後の事情をどう承知しているか知らないけども、
物事を正確にせいち(精知?)せずにね、そういう発言を軽々にし
ない方がいいと。
あれはね、まぁ、どことは言わないけども、ある通信社が、故意的
に歪曲して非常に多くの誤解を世間にあたえ、私は告訴に踏み切り
ました。(中略)

そういう事情も全然知らずにね、つまりそのせいち(精知?)せず
に、いたずらな浅薄なメディアがばーーとものごとを面白く書き立
てて、それがそのまま国連で受け止められて、そういうコメントを
発せられてもね、ちょっとあなたがたも冷静に前後の事情を精通し
てからものをおっしゃいと言う以外ないですね。
55この人に人権教育を(2):2001/04/29(日) 13:19
冷静に前後の事情を把握してからモノを言わなければならないのは、
知事のほうである。

当初から指摘しているとおり、そもそも「三国人」発言が批判され
たのは、「不法入国」云々が欠落して報道されたからなどではない。
大災害が起きれば、日本人と外国籍住民の区別などなく、みんなが
被災者となる。それなのに、何よりもまず救助と支援の手を差しの
べなければならないその住民の一部を一方的に犯罪者視し、差別と
迫害を扇動し、自衛隊という武力を用いてまで弾圧しようとする知
事の発想が、まるで関東大震災当時の官憲そのままの差別排外主義
だからである。

今回の人種差別撤廃委員会には、昨年の「三国人」発言の正確な内
容はもちろん、朝鮮人や中国人、パキスタン人、ユダヤ人、ロシア
人、アングロサクソン、ヒスパニック系やアフリカ系アメリカ人な
ど、ありとあらゆる人種・民族に対して知事が繰り返してきた大量
の差別発言に関する情報が提供された。前記の最終見解は、これら
の内容を十分に吟味した上での結論として採択されている。この期
に及んでまだマスコミに責任を転嫁しようとする知事の言動は見苦
しいとしか言いようがない。
56この人に人権教育を(3):2001/04/29(日) 13:20
こうした石原知事の無自覚さを見ていると、最終見解に盛り込まれ
た次の勧告の重要さがよく分かる。

…締約国が、こうした事件(「三国人」発言のこと)の再発を防ぐ
ための適切な措置をとり、特に、公務員、法執行官および行政官に
対し、条約第7条に従って、人種差別につながる偏見と闘う目的で
適切な訓練を行うよう求める。

石原氏の無知と偏見は、彼がこれまでの人生において、ついに適切
な教育を受けることもできず、多様な人々と豊かな交流を持つこと
もできなかったという不幸に由来している。石原氏にいま何よりも
必要なのは、人権教育なのである。

勧告が言う「適切な訓練」を一番必要としている人が、ここにいる。
57>50〜52:2001/04/29(日) 13:21
ウヨクの程度の低さの証拠だね。
58文責・名無しさん:2001/04/29(日) 13:36
>>56
日本は大震災時に略奪も暴動も起こらなかった国です。外国では当然のように起こってます。

阪神大震災時神戸には在日韓国・朝鮮人が多かったと思いますが、彼らは日本で真っ当な生活
をしてるただ国籍が違うだけの民度の高い人々でしたから大丈夫でした。

しかし、東京で大震災が起こった事を想定すると、まともな在日の人々の他に不法入国してる
日常から犯罪ばかり起こしてる人々が存在してます。

東京では神戸のように大災害発生後の秩序が保たれる保証はないと思います。東京都の知事と
して、コンテンジェンシー・プランを考えておく事は当然です。
銃器を保有してる集団が暴動を起こしたら警察では抑えきれなく、自衛隊に頼るしか方法は無
いのではないでしょうか。石原都知事の考え方は市民の安全に視点に立脚した正しい考えです。
59文責:名無しさん:2001/04/29(日) 14:36
>日本は大震災時に略奪も暴動も起こらなかった国です。

ウソをついてはいけません。
関東大震災の時に東京人が朝鮮人虐殺をやりました。
石原氏は東京の知事です。
石原氏は東京人のドキュソ達に外国人に対する先入観を与えてしまいました。
これでチョットしたデマで大惨事がおこる恐れがあります。

>外国では当然のように起こってます。

それは当地のドキュソ達がやっているのです。
圧倒的多数だからなせるワザです。

>銃器を保有してる集団が暴動を起こしたら警察では抑えきれなく、

銃器を保有しているとは誰のことですか?
不法滞在外国人はみんな武装しているんでしょうか(藁
マフィアが煽って大暴動を起こさせるでしょうか?(藁

>自衛隊に頼るしか方法は無
>いのではないでしょうか。石原都知事の考え方は市民の安全に視点に立脚した正しい考えです。

海外で軍隊が出動するのは民衆暴動の恐れのためです。
少数の不法滞在者の為ではありません。
石原氏は民衆を煽って回った危険人物です。
60やめられない名無しさん:2001/04/29(日) 14:37
うーん、あくまでも僕の印象
赤旗を、左に+10としたら朝日が+7〜8位で読売が−3、産経が−6位かなぁ

毎日はあまり読まないのでしらん・・・
61基地害左翼は:2001/04/29(日) 15:39
逝ってよし
62文責・名無しさん:2001/04/29(日) 16:07
>>59
海外の民衆レベルの不法滞在者が東京にもいるから自衛隊に頼るしかないのでは?
63名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/29(日) 23:04
>>59
>それは当地のドキュソ達がやっているのです。
>圧倒的多数だからなせるワザです。
59は石原以上に外国人を差別している (藁
64ASTORO:2001/04/30(月) 15:22
読売って・・・・・
http://www.papnet.ne.jp/~ako-jc/
65文責:名無しさん:2001/04/30(月) 15:27
国連に権威があると勘違いしている人ってまだいたんだ
66文責:名無しさん:2001/04/30(月) 15:29
やっぱり、歌舞伎町あたりにたくさんいる不法入国三国人は
いつか掃除しないとだめだろうな。
67文責:名無しさん:2001/04/30(月) 16:38
歌舞伎町あたりの三国人マッサージであそこを握られてしまった。
68文責・名無しさん:2001/04/30(月) 16:44
>>59
石原都知事は大災害(特に大震災)が東京に起こった時にいかに都民を守る
かという事に注力してます。

阪神大震災時の兵庫県の貝原県知事は自衛隊が出動準備が出来て、出動要請
をするように促しても仲々出動要請せずにその為に犠牲者を大幅に増やして
しまいました。即ち、知事が多くの尊い命を奪ったのと同じ事です。

石原都知事は有事の際に自衛隊と連携して人命を守る事を考えてるだけです。

69文責:名無しさん:2001/04/30(月) 16:45
=、
  ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
@`@`彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
ミミ彡゙         ミミ彡彡
ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` @`|ミミ彡
ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ |ミミ彡
 彡|     |       |ミ彡
 彡|   ´-し`)  / |ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ゞ|     、@`!    |ソ  < これは事実上の政権交代です!
   ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \________
    @`.|\、    ' /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
    \ ~\@`@`/~  /
     \/▽\/


70文責:名無しさん :2001/04/30(月) 17:17
>阪神大震災時の兵庫県の貝原県知事は自衛隊が出動準備が出来て、出動要請
>をするように促しても仲々出動要請せずにその為に犠牲者を大幅に増やして
>しまいました。即ち、知事が多くの尊い命を奪ったのと同じ事です。

あなたは馬鹿ですか?
自衛隊は災害救助においては大きな役割を果たすことができますが、
治安出動には不向きな存在です。
災害救助をほっといて、不向きな治安出動(銃器を使用するほか無い)
させるとは、25tトラックを使って路地裏で新聞配達をするような
ものです。
71文責:名無しさん:2001/04/30(月) 17:20
他国ではしょっちゅう軍隊が治安出動していたが。
72文責:名無しさん:2001/04/30(月) 17:35
まあ、軍隊がしょっちゅう出張らなくてもいいように、警察機動隊があるわけで。
73有田 芳生 :2001/04/30(月) 19:22
 93年8月に細川政権が出発した直後、世論調査では支持率が70パーセントを超えていた(「朝日」は71パーセント、「読売」71・9パーセント、「毎日」75パーセント)。しかしこの歴史的な支持率をほこった細川政権は、わずか8か月で自壊する。自民党政権でいえば、高い世論の支持を得たのは、72年の田中内閣で、60パーセント台(「朝日」62パーセント、「読売」60・5パーセント、「毎日」53パーセント)。おそらく小泉政権の支持率も相当に高い数字がでることだろう。しかし、だからこそマスコミの批評眼が試されるのだ。はたして小泉・田中ブームに浮かれていていいのか。

 辺見さんが言うように、経済だけではなく、外交から教育にまで論評は及ぶべきだろう。ところがきわめてアンバランスな報道が続いている。各紙の「社説」を読むと、一般的な評価ばかりが並ぶなかで、意外なことに「読売」がいちばん厳しいことに気がつく。タイトルを並べてみる。

「政策を重んじる風土をつくれ」(「毎日」)
「初心を大胆につらぬけ」(「産経」)
「品位と責任の政治を」(「東京」)
「危機の打開に絞れ」(「朝日」)
「経済再生へ失敗は許されない」(「読売」)
「小泉首相は政治の再生に死力尽くせ」(「日経」)

「産経」が手放しで評価しているのに対して、「読売」は「大胆な人事ではあるが、今後の政権運営にはやはり不安が残る」と書いた。他紙は青写真を示すべき、といった一般的注文だけ。具体的にいえば外相に田中さんを選んだことを、「朝日」は女性閣僚が増えたと評価したなかで「画期的で、歓迎すべきこと」とし、「威勢のいい言動」に「慎重な対応」を注文した。「産経」は「新鮮で華やか」、「東京」は「目をひく」、「毎日」は「画期的な小泉カラー」、「日経」は「最大の目玉」と高く評価。ところが「読売」だけは、小泉首相が、経済や外交・安保政策について「全くの未知数」で「不安がある」とする。しかも田中外相については、はっきりと「疑問もある」「懸念が伴う」と書いた。私の眼からすれば、「読売」だけがジャーナリスト精神を発揮していると見えるのだ。この生ぬるい空気はさらに蔓延していくのだろうか。
74文責:名無しさん:2001/04/30(月) 21:00
>>70
久々にちゃんとした人が来て嬉しいけど、スレ違い。他でやって。
その程度の常識はあるでしょ?
75文責:名無しさん:2001/04/30(月) 21:47
何かみなさん、読売好きなんですね。
と言うよりは朝日嫌いか。

「懸念が伴う」も「慎重な対応」を促すことも、先行きを注視するということではそんなに変わらないと思うんだけど。

76文責:名無しさん:2001/04/30(月) 23:13
ところで、森政権の顧問のようなことをしていた
中村慶一郎さんは今何しているのでしょうか。
さぞ、つらかったでしょうな。番記者と森さんの裏話でも聞かせてね。

77文責:名無しさん:2001/05/01(火) 01:49
>>70
馬鹿ですか?警察の手に負えない最悪の騒擾事件を想定してるんですけど?
そして、そんな場合、軍が出動するのは他国では「常識」なんですが?
78文責:名無しさん:2001/05/01(火) 02:04
馬鹿じゃなくて日本で一番エリートの朝日記者さまです
79名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/01(火) 02:16
>読売と朝日の比較スレッド

どっちも庶民の新聞という点で同じです。
江戸文化が花開くじゃないっすか、ほのぼのするよ。
80文責:名無しさん:2001/05/01(火) 07:32
>そんな場合、軍が出動するのは他国では「常識」なんですが?

相変わらずトリックに引っかかる馬鹿ですね。
「不法入国した」「外国人」に限定して軍が治安出動する国がどこにあるんですか。
81ななしさん:2001/05/01(火) 15:07
「不法入国した」「外国人」に限定して軍が治安出動しない国がどこにあるんですか。
82文責:名無しさん:2001/05/01(火) 17:47
「第2次大戦の戦時体制下で報道統制が強化され、言論・報道の責務を果たせないまま45年(昭和20年)の敗戦を迎えました。同年11月、朝日は戦争責任を明確にするため社長以下の役員、編集幹部が退陣。「国民と共に立たん」という宣言を発表して、「国民の機関」となることを誓いました。」

これはある有名新聞社の社史の抜粋です(名前が出てる ^^;)。だれしも思い出したくない過去があるものです。大戦中、大政翼賛に積極的な役割を果たし、「撃ちてし止まぬ」のキャンペーンを張り、他者が社説で軍の間違った方向を批判しているときでも常に大本営発表を垂れ流していたこの新聞社にとって、積極的な戦争への関与は今の読者に知らせたくない過去なのです。かくして、あたかも報道統制で自分たちがしぶしぶ従わされていたような文章となり、自分たちが大戦中に果たした積極的な役割は文中からかいま見ることが出来ません。また、「宣言」は紙上で非常に小さく取り上げられ(1面左下)、ほとんどの人が見落とすような内容だったにもかかわらず、あたかも大きく宣言したかという錯覚を起こさせるような文章となっています。だれでも思い出したくない過去があり、そこから目を背けてしまうものなのです。さて、この新聞社から「人間として過去を知り、明日の指針にする」という、教科書問題に的を絞った、「歴史を振り返ろうキャンペーン」が始まりました。社史では歴史を塗りつぶすが、教科書問題では振り返る。韓国から教科書の修正案がくるこの絶妙のタイミングを見計らった、まことに時を得た読者獲得キャンペーンと言えるでしょう。

・朝日社説
「鏡の中の日本1 歴史を学ぶ」
「日本人であり、人間なんだ」
「デイウィス氏は同じ著書で先輩達を批判する。ヨーロッパの歴史家たちは、自分たちの文明こそ最良と思いこみ、他の地域を省みず。自己満足にふけってきたと。同氏は、「悪質な」教科書などの特長を次のように数え上げる。「理想化された、したがって本質的に嘘の姿を、過去の真実の姿として描く。好ましいものは全て取り上げ、深いと思えばはじき出す」。最近問題になった日本のある教科書の編集者の態度にどこか似ている。」
「日本の過去は何でも立派と言いたげな教科書や歴史の本も、これまたおかしい。人間みな自分のルーツを知りたい。ご先祖はけなげで、立派だと思いたいのは人情である。だが、そういう記述だけを、誇張混じりで寄せ集めたのでは、歴史はただのぬぼれ鏡に終わってします。」
「日本人として、同時に人間として、いまの私たちは生きている。「お国のため」が当たり前とされていた半世紀前までに較べて「人間として」の部分が広がっている。これからもっと広がるだろう。父母の世代に起きたことが、様々に関連し合って、今日ただいまの社会が出来ている。何を維持し、何を変えてゆくのか。過去をきちんと知らないでは、明日のことは決められない。かつては弱肉強食は当然だった。今では人道が全面に出る。価値観は時とともに変わる。その時点までの人類の経験の相対から、新しい価値観が生まれる。その経験を整理するすべが歴史だ、とも言えよう。人間として過去を知り、明日の指針にする。いびつな自己満足を排し、大人の判断力を培う。それが本当の歴史教育だ。」
83文責:名無しさん:2001/05/01(火) 17:47

省略しましたが、前半は「歴史」の語源から始まり歴史教育が国民総動員のための手段であったことに触れ、上記のような今後は違うという起承転結を踏んだ見事な文章となっています。読者は知識を得て得したと勘違いできるようにもなっています。「日本人であり、人間なんだ」。まずこの呼びかけが最高です。「夕日に向かって走れ」的な感動と、誰も否定できない当たり前のことを読者に呼びかけることで、多くの受動的思考の読者が知らずに引き込まれます。まず、否定を起こさせない文句で読者を取り込むテクニックです。「日本のある教科書の編集者の態度にどこか似ている」。これも◎です。わかりやすい構図は建設的な意見ではありません。「敵味方」あるいは「勧善懲悪」がはっきりしたストーリーです。ストーリーの流れとしてデイウィス氏による「悪質な」教科書の条件を挙げ、その「悪質な」条件に合うのが「ある教科書の編集者」と導いています。かくしてこの教科書、編集者が「悪」で、あり暗黙のうちに朝日と読者の立つ側が「善」であるという構図ができあがっています。

いちど「悪」と決めつけた教科書ありは編集者に対する次のステップは「悪」のイメージの完成です。そのためには読者に混乱が起こらないよう、悪を補強する情報の追加提供と、単純化により疑問がわかない「決めつけ」が必要になります。「日本の過去は何でも立派と言いたげな教科書や歴史の本」。書籍ですから内容に強弱はあるはずですが、「何でも立派と言いたげな」ということにより、端から端まで、強弱無く朝日のイメージする「悪」であるということが読者の頭に奇想されるよう表現しています。「人間みな自分のルーツを知りたい。ご先祖はけなげで、立派だと思いたいのは人情である。だが、そういう記述だけを、誇張混じりで寄せ集めたのでは、歴史はただのぬぼれ鏡に終わってします」。ここの「そういう記述だけを」とすることで、他の記述がないかのようなイメージを読者に与えています。読者をこのような決めつけ表現により白痴化し、当該「教科書」にたいする単調な「悪」のイメージを植え付ける朝日の文章力は、やはり卓越しています。

「「お国のため」が当たり前とされていた半世紀前までに較べて「人間として」の部分が広がっている」としていますが、現在の教科書に対してクレームをつている国々は「「お国のため」が当たり前」の国々です。世界屈指の軍事力を誇り、その近代化に余念のない中共、徴兵制を持ち軍隊の社会的地位が高い韓国、そして国力のほとんどを軍事力に傾け、個人には国内移動の自由も与えられない北朝鮮であることをここで書いていません。「かつては弱肉強食は当然だった。今では人道が全面に出る」あまりにかっこのいい机上の空論なので多くの人が反論を忘れてしまうでしょう。中共が天安門事件で、戦車で人をひき殺したという事実や、北朝鮮がいまだにミサイルや核兵器開発に国力を注いでいるということは忘れ去られていい事実なのです。そのとき人道がどの程度表に出たかを問う必要はありません。「人間として過去を知り、明日の指針にする。いびつな自己満足を排し、大人の判断力を培う。それが本当の歴史教育だ」、自社の積極的な戦争支援を見えないように工夫している朝日だからこそこの言葉に重みが増してくるのです。

今日の社説はあまりにも重みのあるものです。文章中での敵味方の明確化、ストーリーの単純化。かっこいい文句の裏側に隠された矛盾を思い出させない、勢いある文章力。自社のことは棚に上げて、他者から反論しにくい机上に空論の振り回し方。

読売は同じ頃に「債権放棄 安易に延命策にしないルールを」、「首都圏空港 羽田再拡張に踏み切る条件」といったいかにも現実的な社説を掲載していますが。朝日のように夢のあるい読んでて気持ちよく、かつ賢くなったと勘違いできるようなすばらしい内容にして欲しいものです。
84文責:名無しさん:2001/05/01(火) 18:23
>>76
渡辺五郎さんも知りたい
85文責:名無しさん:2001/05/01(火) 18:28
>>83 なるほどなるほど。
86文責:名無しさん:2001/05/01(火) 22:25
>「不法入国した」「外国人」に限定して軍が治安出動しない国がどこにあるんですか。

オウム返しの使えるケースと使えないケースを学びましょう。
石原氏は「不法入国した外国人」に限定して治安出動を求めました。
87文責:名無しさん:2001/05/01(火) 22:41
>「不法入国した」「外国人」に限定して軍が治安出動する国がどこにあるんですか。

「法律を犯した人間」に限定して機動隊が出動しない国がどこにあるんですか。
88文責:名無しさん:2001/05/01(火) 23:33
さいたま市誕生。重要そうで重要でないこのニュースに読売朝日とも記事としての扱いに工夫が見られます。

・読売(夕刊1面、中ほど、わずか12行)
「さいたま市誕生 103万人」
・朝日(夕刊1面、トップの扱い)
「さいたま市誕生 ブランド先行100万都市」
「メリット未知数 合併三市、対立も/市民は淡々」
「2年以内に「政令指定都市」というブランドを目指すが、合併による行政改革効果などは示されないままだ。肝心なことの多くは、積み残したままの発足となった。」
「今月27日に投開票の初の市長選には、浦和、大宮の現職市長だった2人が立候補する。「負けた地域は植民地」とささやかれ、地域対立の様相が濃い。」
「東京に通う「埼玉都民」も多く、地方都市に較べれば、地元意識は弱い。「合併の必要性を感じない」と話す市民も多い。」
「ホームヘルパーの女性は「合併と言われてもぴんと来ない。浦和と大宮が一緒になってうまくいくのかしら」。別の女性は「何が変わるのかよくわからない。100万都市だから期待は持ちたいが...」。」
「大宮地区のある商店会会長は「祝賀ムードからほど遠い。大宮、浦和の綱引きを散々みせらたら冷え切った」と言った。」

このさいたま市の誕生は100万都市誕生という事実以外にはなにも目玉がありません。市民生活に影響など与えようがないのです。結果的に残ったものは準備不足のみ。ほかには何もありません。したがって、読売は事実のみを伝えて終わりです。何もないから記事もない...読売のジャーナリズムとしてのやる気のなさを感じてしまいます。珊瑚に傷を付けてでも記事を書き上げる気迫があってもいいと思うのですが。

朝日の記事は興味深く、無理してでも記事にしようと言う姿勢に好感が持てます。実はさいたま市の誕生などほとんどの市民に関係のないことなのです。市の名前以外何も変わらないのですから当然です。ですから市民が無関心であることはある部分止む終えないことです。それを逆手に取り「ぴんと来ない」、「何が変わるのかよくわからない」とあたかも市民と行政の間にすきま風が吹いているようなコメントを町から拾ってきて載せています。非常にネガティブな響きの町の声ですが、それで立派な記事になっています。何もないから記事にしない、何もないからこそそれを記事にする。珊瑚破壊、慰安婦、そして教科書ご注進とつねに新しいトピックスを生み出してきた朝日ならではのクリエイティブな想像力によって生み出された記事と言えるでしょう。

「植民地」と言う表現も言い表現です。場違いに物騒なこの単語は記事全体にアクセントを付けています。この様な言葉は朝日のコメントとして載せると批判される可能性があるので、「ささやかれた」という伝聞の形をつかって、朝日は中立の立場を装い、責任回避を図っています。記事の中身はネガティブな情報だけで明るい話は何もありませんが、ジャーナリストたるもの、反権力を掲げ、後のことを考えず批判だけをしていればいいのです。

100万都市の誕生。世の中の大勢に大きな影響を与えるわけでもないこの記事をトップで扱い、しかも記事のスペースを埋めるため無理に話題を押し込めた朝日。読売も朝日に負けないアグレッシブな姿勢で、話題が無くても記事を創造してゆく努力をして思います。
89やめられない名無しさん:2001/05/01(火) 23:41
>88
あなたの文章はとても面白く、朝日の偏向具合にはかなり辟易と
してる僕としてはとても良いんだけど。。。
あまり「朝日を悪く言いたいがための読売賛美」的文章の流れは
、かなり朝日的手法っぽいので感心できない。
90文責:名無しさん:2001/05/01(火) 23:53
>読売賛美

そうですか?
91文責:名無しさん:2001/05/02(水) 00:07
>「法律を犯した人間」に限定して機動隊が出動しない国がどこにあるんですか。

オウム返しの使えるケースと使えないケースを学びましょう。
石原氏は「不法入国した外国人」に限定して治安出動を求めました。
92文責:名無しさん:2001/05/02(水) 00:28
>89 >>82-83読め
朝日的手法を駆使して朝日を扱き下ろすのが主旨だろ
93文責:名無しさん:2001/05/02(水) 01:04
てゆうか、朝日と比べるってゆう時点で、
読売を持ち上げたいのね、とわかる。
2ちゃんで、読売なんて存在感ねーもんな。
産経と比べるのが普通だろ。

読売マンセー!!
94文責・名無しさん:2001/05/02(水) 01:09
>>93
朝日と比べるとどの新聞でも勝手に持ち上がってしまうのです。
95文責:名無しさん:2001/05/02(水) 01:10
>>86
不法入国した外国人の組織的犯罪は増えており、犯罪の形が昔とは変わってきた。
だから、災害時など、組織的な騒擾事件さえ想定できる。
そういった時は自衛隊の諸君、よろしく頼む。と、いうことね。OK?
警察が手に負えないような騒擾事件が勃発したときには、それは外人グループか?
日本人グループか?中に何人くらい外人がいる?なんて問題にはせんよ。
常識的に考えて。
96文責:名無しさん:2001/05/02(水) 07:20
>不法入国した外国人の組織的犯罪は増えており、犯罪の形が昔とは変わってきた。

うひゃひゃひゃひゃ、
マフィアが災害時に警察には手が負えない大暴動を起こすって?
マフィアを悪いコトしたくて堪らない集団だと思っているの?
戦隊モノの悪役だってもうちょっとマシだよ(藁

>警察が手に負えないような騒擾事件が勃発したときには、それは外人グループか?
>日本人グループか?中に何人くらい外人がいる?なんて問題にはせんよ。
>常識的に考えて。

そう常識で考えたら外人だけを目的に出動せよなんて言いませんよ。
なにが問題にされているかわかっていないようだね。
97文責:名無しさん:2001/05/02(水) 09:38
>>89 アハハ、痛いところを
>>92 それを趣旨にしてるつもりはないのですが、結果的にそうなってます。ストレートな批判じゃあ面白く無いじゃないですか。
>>93 産経取ってないので...
>>94 あたりです (^^;)
98文責:名無しさん:2001/05/02(水) 22:21
教科書についての記事、読売と朝日は今回もものの見事に切り口が違っていました。

・読売
(5月1日夕刊、1面、トップ記事)
「教科書売り込み過熱 厳正採択求め通知 文科省、各教委に」
「小中での一斉採択背景に」
「来春から小中学校で使われる教科書の選択(採択)に向けて教科書会社の販売競争の過熱が懸念されるため、文部科学省は一日までに、採択権を持つ各地の教育委員会などに対し、過当な宣伝活動に注意し厳正に採択するように通知した。教科書会社にも、関係者への教材提供などを慎むよう要望した。」
「都道府県教委の審議会が作成した資料や採択地区ごとに選任される「調査員」の調査結果を参考に採択するが、教育委員は五人程度のため、調査員の多くを占める現場教員の判断が採択を左右するという。こうしたことから、教員が攻勢の対象になりやすく、二〇〇〇年度の高校用教科書の採択でも、無償の教材が教員に届けられるなど、事実上の違反が相次いだ。今回は、教育委員自らの判断で採択するという動きも広まっており、文科省は「教育委員は販売攻勢に慣れておらず、個別に訪問することで影響を受ける恐れも強い」と懸念している。」
(5月2日朝刊、社説)
「新教科書 水ロケットと共に摘まれた「芽」」
「水を入れたペットボトルを飛ばす「水ロケット」の実験が、今回の検定で小学校の教科書から一斉に削除された。学習指導要領の範囲外の高度な要素が含まれている、という理由からだ。今回の検定ではほかにもこうした「不必要」「程度が高過ぎる」という検定意見が連発された。算数・数学、理科で特に目立ったという。来年から実施の学習指導要領は学習内容を従来と比べ約三割削減している。文部科学省が、それを厳密に教科書に反映させようと神経をとがらせた結果だ。」
「「三割削減」が子どもの学力低下に拍車をかけるとの懸念に対し、文部科学省は「指導要領は最低基準」という言い方を最近はする。指導要領に飽き足らない子どもにそれ以上の指導をすることを妨げるものではない、ということだ。であれば、教科書もそうした指導要領の位置づけにふさわしいものにしなければならないだろう。指導要領の範囲にとどまらない、発展的な内容を盛り込んだ教科書があってもいいはずだ。」
「今回の検定を見る限り、その点での文部科学省の頭の切り替えが、まだ十分できていない。長期的には教科書のあり様の見直しも視野に入れつつ、教師の発展的な指導を助ける仕組みの構築は、今すぐにも始めなければならない。」

売り込み過熱に対する文科省の対応についての記事、指導要領に縛られて自由度を失った教科書への警鐘と文科省に対しての対応改善の意見。いずれそれなりに有益な記事です。特に社説には建設的な批判が含まれており、すばらしい内容です。が、なにかもの足りません。人を見下げる優越感、他者に対しての怒りがありません。そうです、感情に訴えるものがないのです。では朝日の記事を見てみましょう。
99つづき:2001/05/02(水) 22:21
・朝日
(5月1日朝刊、トップ)
「教科書採択から「教師の意向」の排除が進む 本社調査 29都道府県教委が手続きを変更」
「「つくる会」に沿う形」
「公立小中学校で来年から使う教科書を市区町村の教育委員会が選ぶ「教科書採択」にあたり、教師らの調査機関が教科書を推薦したり、学校ごとに希望をとったりする制度を廃止する例が全国に広がっていることが朝日新聞社の調査で分かった。これらの変更は、歴史認識を巡って論議を呼んでいる中学歴史教科書の編集を主導した「新しい歴史教科書をつくる会」の主張に沿っている格好だ。実際に教科書を使う教師の意向が反映されにくくなる可能性があると、反発も出てきている。 」
「「新しい歴史教科書をつくる会」は、今回の採択に向けて(1)「絞り込み」や「学校票」をなくす(2)保護者らの参加や情報公開を進める−などを主張してきた。」
「採択の中心を担うのは教師 浪本勝年・立正大教授(教育法)の話」
「教科書採択で教師の意見を反映しにくくなるのはおかしい。採択では教師、学校が中心的役割を担うべきで、保護者や関係者の意見は参考として聞くべきだ。教室で自分が使う教科書を人に押し付けられるのでは、より良い授業はできない。教育の専門家である教師が採択で力を発揮しなければならない。」
(朝刊、34ページ、第2社会面、トップ)
「教科書選びで教師外し 教委まかせ、大丈夫? 不安と反発、現場に充満」
「教師たちが授業で使う教科書選びに、自らの希望が届かない。来年4月から小中学校で使われる新教科書選びでは、そんな状況が多くなりそうだ。教科書選びの権限を握る教育委員会の採択過程で、教師や学校に使いたい教科書を推薦してもらうのを止める動きが全国的に広がっているからだ。」
「「教科書採択の民主化を求める神奈川の会」の本間昇代表は「教育現場の意見を聞くのに整理委員は役立ってきた。授業をやったこともない教委委員が教科書を選べるわけがない」と反発する。」
「出版労連教科書対策委員会の吉田典裕さんは、「教師らの間では「つくる会」教科書への反発も予想される。その意見をなるべく排除し、同会の教科書が選ばれやすくするのが目的なのは明らかだ。保護者参加なども教員の影響力を弱める方策に使われてしまっている」とみる。」

教科書採択の問題を「つくる会」の教科書に縛り、教科書問題キャンペーンを張る朝日の記事には迫力と感動があります。建設的な意見ではなく、やり場のない怒り。多くの読者が冷静な論調よりも、怒りの感情に引き込まれることを朝日は理解して論陣を張っているのです。「不安と反発、現場に充満」、読者の感情を揺り動かすいい表現です。昨日の社説で「悪」のイメージを植え付けた「つくる会」を引き合いに出し、「つくる会」の画策で、教科書採択が「悪」に支配されかけているとするストーリーです。ここでは現場の教師達が「悪」に敵対する無力な同情を引く「善」の被害者として描かれています。もちろん教委が「つくる会」息のかかった人というわけではありませんが、ストーリーの都合上教委は教科書を選ぶ権限を独り占めする、無能な、「つくる会」の太鼓持ちのイメージで見られる必要があります。

「善」である現場教師の意見を聞かないで、「悪」の教委が勝手に教科書を選んでしまうことについて、さらなるイメージの固定化のために権威者による、公正な立場を装ったコメントが必要になります。そこで選ばれたのが家永訴訟の際に検定反対の立場で大騒ぎした浪本教授です。三流大学であっても一応大学教授ということであり、世間向けの肩書きとしては問題ありません。大学予算も少なく貧乏であり、アルバイトには前向きです。それでいて、朝日好みのコメントを書いてくれる最適な人物です。また、記事中にコメントを出している吉田氏は、韓国から日本の良心勢力と褒め称えられた(*1)「子どもと教科書全国ネット21」に所属する人です。

今日の朝日もさえています。記事もコメントを求めた3流権威者の選び方も計算され尽くしたものでした。

(*1)下記参照
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2001/04/26/20010426000006.html
100文責・名無しさん:2001/05/03(木) 09:42
>>99
昨日の韓国KBSのニュースでは「朝日新聞によると」で教科書のニュースが始まった
よ。よっぽど韓国側が引用するのに都合の良い記事みたいだな。
101文責:名無しさん:2001/05/03(木) 17:30
朝日の単独インタビューです。韓国から「日本の良心的勢力」と絶賛されている、朝日ならではも強力な取材能力、情報収集能力を他紙に見せつけた形です。

「「日本文化開放凍結も」 教科書問題で韓国文化相が示唆」
「韓国のキム・ハンギル文化観光相は2日、日本政府との歴史教科書問題の協議などのため来日し、朝日新聞記者とのインタビューに応じた。韓国政府が進めてきた日本大衆文化の追加開放は「歴史教科書問題と分離して考えられない」として、韓国側の再修正要求が受け入れられない場合、日本文化の開放を当面、凍結することを示唆した。金大中政権下で進めてきた日韓文化交流はサッカーの02年ワールドカップを控えて冷却を余儀なくされる見通しで、発足したばかりの小泉新政権にも重い課題になりそうだ。」
「日韓間で「歴史の共同研究を活性化し、歴史認識の共通点と相違点を明記した両国共通の歴史教科書作成などが重要だ」と話した。」

別に韓国が日本文化の解放を止めたところで日本に何ら影響はありません。せいぜい韓国に大勢いる日本アニメのファンが嘆くづらいのものでしょう。しかし、これを「発足したばかりの小泉新政権にも重い課題」と位置づけ、あたかも、日本に大きな影響があるかのような記述にしています。韓国の読者が喜ぶよう韓国の対応とその影響を重視する姿勢は、今後も朝日が韓国にとっての「良心勢力」と位置づけられ、朝鮮人、在日関係者の読者層に喜びを与えるとともに、今後も単独インタビューを行って他紙を出し抜く記事を書き続けるために当然行わなければならない論調です。

また、両国共通の歴史教科書提案を載せている点も見逃せません。韓国がもはや独立国としてやっていけないほど経済、文化とも破綻した状態であり、改めて日本に併合されて同じ教科書で勉強したいということを朝日は他紙に先駆けていち早くリークしているのです。

普段の扇動、キャンペーンは無駄ではありませんでいた。朝日には今後も読売等他紙にはマネの出来ない、情報収集力を駆使して濃い情報を提供し続けて欲しいと思います。読売もそろそろ建前論を振り回すばかりではなく、韓国から「日本の良心勢力」と賛美され、濃い情報を他社に先駆けて提供できるよう、編集方針を考えてもいい時期なのではないかと思います。
102文責:名無しさん:2001/05/05(土) 00:26
金総書記のご子息訪日記事、以外というかやっぱりというか、両紙の記事は結構違っていました。

・朝日
(1面、トップ)
「成田空港 金総書記の長男?拘束 偽造旅券で入国容疑」
「外交問題への発展回避 国外退去の方針」
「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性が、偽造旅券で不法入国しようとしたとして成田空港で東京入国管理局に拘束されたことが3日、分かった。」
(3ページ、総合面、トップ)
「なぜ 戸惑う政府 金総書記の長男?拘束」
「本人だとすれば、目的は何なのか。日本と北朝鮮との外交関係が微妙な時期だけに、政府などに波紋が広がった。」
「なかったことに・・・」
「政府筋の一人は「今回の問題はなかったことにし、政治問題にしない方がいい」」
「福田康夫官房長官も「確認していない、今の段階では法相が判断される問題だ」と述べた。国内法規に沿って通常通り対応すべきで、政府として政治問題化させないとの判断を示したものとみられる。日本政府には「北朝鮮との国交正常化交渉がこう着状態にあるなか、今回は北朝鮮に恩を売っておいたほうがいい」との声もある。人物を特定しないまま事を落着させた方が、北朝鮮との国交正常化交渉で日本人拉致疑惑などをめぐる交渉を好転させる材料になるのでは、との期待感もある。」

・読売
(1面、トップ)
「金総書記の長男?拘束 成田で偽造旅券所持 今月1日 入管当局 国外退去へ」
「「私は息子だ」「観光に来た」2女生と男児同伴」
「男性は調べに対し、「私は(金総書記の)息子だ」「東京ディズニーランドに遊びに来た」などと話しているという。法務・入管当局は、男性らの身元の確認を急ぐ一方、三日、四人を国外退去処分にする手続きに入った。」
「日本の公安当局によると、金正男氏は過去にも数回、極秘来日したことがあるという。」
(総合、3面、トップ)
「金正男氏?拘束 政府、水面下で「退去」交渉 身元は公表せず 政治問題化避ける」
「“金王朝の皇太子”?なぞの素顔」
「成恵琳さんのおいで正男氏と親交があった李韓永氏(韓国亡命後の一九九七年にソウル郊外で狙撃され死亡)の著書によると、正男氏は金総書記のちょう愛を受けて育ち、性格は「人一倍わがまま」だったと述べている。金総書記の執務室で日本のテレビ放送を視聴しプロレスラーではアントニオ猪木、アクションスターでは千葉真一のファンだったとも伝えられる。」
「今回の事件で注目されるのは北朝鮮側が偽造旅券所持で拘束された男性を、正男氏であることを認めるかどうかだ。認めてしまえば国際的なイメージダウンは避けられず、正男氏は表舞台に登場する前にその経歴に大きな傷がつくことになるだろう。」
「平壌の通訳「でっちあげだ」」
「平壌市内の30歳代の男性通訳は、拘束事件について問われ、「ありえないでしょう。でっちあげでしょう。」と否定。だが、気になった様子で「先ほどの話ですがやっぱり嘘ですよ」と何度も話しかけてきた。北朝鮮に入ってきた記者には通兼監視役がつくことになっているが、担当の案内役でない別の男性に金総書記の息子の名前を尋ねたところ「知らない」と回答。とがめるように「あなたの案内役はだれですか」と執拗に迫ってきた。」
(社会、27面、トップ)
「金正男氏?不法入国 事前に情報キャッチ 空港審査上で張り込み 政府ピリピリ何も言えぬ」
「成田空港関係者によると、金正男氏と見られる男性の一行が来日するとの情報は、関係当局が事前にキャッチしていた。今月一日午後、シンガポール発の日本航空便が成田に到着する時間に合わせて、入管職員らが空港第二ビル二階の入国審査場周辺を張り込んでいた。 」
「観光目的、過去にも極秘入国」
「公安当局は、金正男氏が一九九五年前後に、偽造旅券で極秘入国していたことを確認している。この際には入管で偽造は発覚せず、正男氏は複数の北朝鮮関係者と一緒に関東周辺を観光旅行していたという。」
103つづき:2001/05/05(土) 00:27
朝日は敬愛する金成日主席様に細心の注意を払って記事を書いています。まさか敬愛する主席のご子息がいきなり来日するとは予想していなかったでしょう。びっくりしてしまって、記事は目の前の事実と当たり障りのない事実、コメントに終始を載せています。正男君について余り書けないので、政府に批判に矛先を向けてみたようです。「なぜ戸惑う政府」と得意の政府批判に矛先を向け批判してみようとしていますが、政府の方針は政治問題化させない事で方向で早くから明確にされていました。そのため、文面から「それほど戸惑っているのか」あるいは「戸惑ったからどうなのか」と言う点がはっきりわかりません。むしろ戸惑ったのは朝日の記者だったという印象を受けます。この話題について朝日はいつもほどキレのある記事を書くことは出来ません。

今回の読売は得意の政府内部情報網を駆使し、ストーリー的な記事を含めて、楽しめる情報を押さえています。事実はどうか知りませんが、この男が「私は息子だ」と言う情報をつかんでいます。この言葉により記事の信憑性は非常に高く感じられるようになっています。朝日にはこのような情報は一切記載されていません。また正男君のプロファイルについても詳細に記述しており、アントニオ猪木のファンであったことまで載せています。また、当局が事前に情報をキャッチしていた点、取り押さえの現場、また過去に日本に密入国している事実まで載せています。これらの情報も朝日には一切掲載されていません。ナベツネの顔色以外特に気にすることが無く記事を好き勝手に書ける読売は今回の事件では多くの情報を紙面に載せていました。

しかし、一点読売は今後の北朝鮮取材を難しくする要因をつくったかもしれません。記者に付けられた通訳兼監視役に取材をし、それを記事にしてしまったことです。実は2日前に朝日が北朝鮮が多数の記者の受け入れて、外部への開放路線が進んでいると評価記事を載せたところです。その際には監視役がついているなどとは一言もついていませんでしたし、監視役以外に質問をすると迫ってくるなどとはどこにも書いていませんでした。読売もこんな事な記事を書いていては次回の取材の際に記者の入国を拒否されても仕方がありません。もっと、取材のために、朝日と同じく、敬愛する金成日主席に配慮する姿勢があっても良いと思います。また、朝日は今回の記事で読売に情報量で負けた部分は、北朝鮮との独自のパイプの太さを生かし、敬愛する金成日主席あるいは正男君の単独インタビューと言う形で汚名の挽回をして欲しいと思います。
104重箱の隅つつき君:2001/05/05(土) 06:41
×金成日→○金正日
×汚名を挽回→○汚名を返上

このスレッド面白いっす。
105つづき:2001/05/05(土) 10:25
>>104
指摘ありがとう (^^;)
106文責:名無しさん:2001/05/05(土) 20:06
両紙が正男君についての社説を載せていました。

・朝日
「金正男氏 それにしても不可解だ」
「法務省が小泉純一郎首相に不法入国を報告し、首相が政府首脳らと協議するなど、政府の対応の物々しさから考えると、正男氏本人に間違いないと見るのが素直だろう。」
「金正男氏の詳しい経歴は明らかにされていないが、金総書記の後継者と目されている北朝鮮の最重要人物の一人である。政府が事態を長期化させず、一般の不法入国者と同様の国外退去処分にして素早く収拾したことは賢明な対応といえよう。」
「男性の身柄拘束を続けることが、果たして問題解決の近道だろうか。むしろ従来通り国交正常化交渉のなかで粘り強く解決を図っていくべきではないか。」
「旅の目的や動機がどうあれ、偽造旅券での不法入国は国際社会では許されない行為である。...こんなことを続けていれば、北朝鮮は不可解な国だとの見方を増幅させるだけではあるまいか。」

・読売
「「金正男」拘束 事件を「藪の中」にしていいのか」
「金正男氏は、金総書記の後継者として最有力視されている人物だ。もし本人であるなら、日本になぜ不法入国する必要があったのか。観光目的と言っているようだが、なぜ偽造旅券を使ったか。」
「「確認できなかった」という説明だけでは、釈然としない。これだけ大きなニュースとなった以上、多くの国民も疑問を抱くことになるだろう。法務省はまず、この不審な事件を藪(やぶ)の中に入れないで真相を国民に説明する責任があるのではないだろうか。」
「日本国内で面倒を見ようとしていたグループがあるはずだ。この男には過去にも入国歴があったという。今回、国内滞在予定場所など徹底的な調べは行われたのか。」
「確かに日朝交渉の進展はわが国の外交上、重要なことである。だが、一連の拉致(らち)疑惑事件の解明は進んでいない。今回の措置で日本側が配慮したからといって北朝鮮の好意的な行動を期待できるかどうかはわからない。北朝鮮はこれまで、日本人になりすました工作員による大韓航空機爆破事件や、工作船の領海侵犯事件などを起こしても、関与は認めていない。」
「微妙な問題があるにせよ、北朝鮮相手には、筋を通した姿勢を貫くことも肝要だ。それなしには、日朝関係の真の進展はあり得ないだろう。」
107つづき:2001/05/05(土) 20:07

普段なかなか見ることのできない朝日による政府の提灯論調です。北朝鮮の提灯をしている結果、北朝鮮に配慮した日本政府にたいしても提灯持ち的な論調になっている、面白い社説です。外交機密費のときは朝日、読売の論調が全く逆と言った感じでした。もちろん感情に訴える表現力では読売は朝日に追いつくことは出来ませんが。

まず、「政府の対応の物々しさから考えると、正男氏本人に間違いないと見るのが素直だろう」という文章。不自然さを感じる人も多いと思います。北朝鮮、総連関係者に最大限配慮した表現です。つまり、本人が目の前にいるという否定しがたい事実を突きつけられ、「朝日は積極的に認めているわけではないが、政府の動きからそう考えざる得ない」と言い訳がましく書いているのです。これなら、事実を否定している総連の人々も朝日新聞の立場を理解し、今後も購読を続けてくれるでしょう。読者の立場を考えた末に編み出された、見かけ以上に奥の深い文章です。

「素早く収拾したことは賢明な対応といえよう」、朝日ははっきりと今回の政府の対応を評価しています。報道の自由、知る権利を立てに常に政府に情報公開と、事件の内容の徹底追及とその公開を、飽くなき執念で追求する朝日も、正男君の事については「君子危うきに近寄らず」といった対応です。今回の朝日の特長は「偽造旅券での不法入国は国際社会では許されない行為である」、と問題を偽造旅券による不法入国に限定している点です。これが政府や自民党の落ち度なら、もてる情報網を全て総動員をして、他の問題点を調べ上げ、引っ張り出し、何から何まですべて悪いという論陣を張りますが、正男君については、見かけ上の問題点以上の追求をしない姿勢を明確にしています。

対して朝日はいつも朝日が政府や自民党に対して張っているような論調を、朝日的な扇動テクニックこそ使っていませんが、しています。一連の意志決定過程についての情報の公開、正男君の日本側受け口の問題、過去の北朝鮮の起こした重大事件等を引き合いにだしつつ、最後に「筋を通した姿勢」を政府に求めています。

今回の朝日の文章が歯切れが悪く、政府の提灯論調だったのは、有力読者層である北朝鮮、総連関係者への配慮によるもので、一概に悪いとは言えないでしょう。新聞も読者合っての商売ですから、有力読者の欲しがらない情報を掲載しないのは当然のことです。逆に読売も読者層を総連関係者に広げるために、朝日的な配慮があってもいいような気がします。正男君のことをあれこれ細かく書いたところで、部数が増えるわけではありません。

ところで正男君顔写真を見て思ったのですが、よくあんな人、メッセサンオーで見ませんか?
108訂正:2001/05/05(土) 20:12
×対して朝日はいつも朝日が政府や自民党に対して張っているような論調を、
○対して読売はいつも朝日が政府や自民党に対して張っているような論調を、
109朝日は済んだか?:2001/05/05(土) 20:43
読売のことは知らんけど朝日(つき合いで嫌々取ってる)はもうどうしようもないって感じがする。
最近は特に情報操作が露骨で焦っている感じが見え見え。
新聞社としての誇りなどは遠の昔に捨てたのだろう。
110文責・名無しさん:2001/05/05(土) 23:28
公平に見て、朝日新聞より読売新聞の方が新聞として優れてるな。
guestguest
112文責:名無しさん:2001/05/06(日) 00:16
>>111

良かったね 全角で
113文責・名無しさん:2001/05/06(日) 13:38
>>109
まともな新聞としては見てない人が多いね。
11489:2001/05/06(日) 16:13
>ところで正男君顔写真を見て思ったのですが、
>よくあんな人、メッセサンオーで見ませんか?

(・∀・)!スゲーワラタ
115文責:名無しさん:2001/05/06(日) 16:52
今回は読売と朝日の比較ではなく、純粋に朝日のすばらしい社説を鑑賞したいと思います。底の浅い読売には比較できるような記事、社説はありません。

・朝日
「社説 鏡の中の日本4 空海はスーパー国際人だった」
「弘法大師として知られる空海は西暦804年(延暦23年)、遣唐使船で唐に渡った。31歳のときだ。首都長安(いまの西安)で密教の秘法の伝授を受け、2年後、仏教経典や、詩、書、工芸品など唐代文化の精髄を携えて帰国する。」
「だが、空海の入唐から90年後、遣唐使は廃止される。以来、今日に至るまで、日本が中国文化の吸収にたぎるような情熱を見せる時代は二度と訪れなかった。」
「日中国交回復にわいた70年代の中国ブームの熱気は消え、声高に語られるのは、いちだんと存在感を増す中国の「脅威」である。中国をのさばらせるな、といった偏狭なナショナリズムがじわりと頭をもたげ始めてもいる。梅原さんの目には、いまの日本の姿が、遣唐使の廃止後、大陸との往来がしぼみ、内向きになった10世紀の「国風文化」初期の時代と二重写しになるという。」
「四海に臨む日本は外に向かって開き、開かれた、多種多様な文化の結晶体である。自分の殻に閉じこもり、目を閉じる国に未来があろうはずもない。大宇宙の真理と世界文明の精華をわが手でたぐり寄せる。そうした壮大な理想を抱いて波涛(はとう)を越えた空海ら古代人たちの伸びやかさが、まぶしい。」

文章に対するまともな反論は、一部現在の中国を語っている部分を除いては、誰もできないでしょう。1000年以上の前の話し、誰も空海にはあったことはありませんし、紙の上に残った空海の足跡しか現在は残っていません。その数少ない足跡から、空海を想像し場合によっては美化し、そのことを論じられても、読者の頭の中には美しい作文の余韻しか残りません。そしてその余韻を現在の中共に対する畏怖の念に結びつけ、外に向かえというストーリーとなっているのが今回の社説です。

社説の前半は空海が「スーパー国際人」としていかにすばらしい人だったか、当時の中国がいかにすばらしい場所だったかにスペースを割いています。そこでは空海が「語学力がネイティブ顔負け」といった、当時の伝説を揺らぐことのない真実という前提で話を組み立てています。ここで、「といわれている」といったような伝聞形を取らず、断言口調にすることによって読者の頭の中にはより強い空海のイメージができあがってゆきます。
116つづき:2001/05/06(日) 16:52
後半は、読者に美化したイメージを確立した空海の中国に払った畏怖の念を読者が引き継ぐ流れになっています。「声高に語られるのは、いちだんと存在感を増す中国の「脅威」である。中国をのさばらせるな、といった偏狭なナショナリズムがじわりと頭をもたげ始めてもい」として中共に警戒感をもつ「悪役」がいることを示唆しています。中共の軍事費増大に周辺国が「脅威」として危機感を募らせている中、中共の軍事費増大を「情報の透明性」の問題にすり替えて、軍拡そのものは許容する姿勢を示した朝日としての基本姿勢がここにも表れています。「偏狭なナショナリズム」と言う表現は、中共を非難する人間はいかなる理由、理屈があろうとも「偏狭」であるという、決めつけをおこなうことができるいい表現です。新聞の社説ですから、客観公正な表現より、このような自分と異なる意見を持つ他者を見下げ、頭から否定するような表現の方が、読者を喜ばせることができるでしょう。「自分の殻に閉じこもり、目を閉じる国に未来があろうはずもない」という表現、これもなかなかです。余りにも汎用的で具体性のないこの表現も朝日の都合のいいように読者は想像を張り巡らし、決めつけを行うことができます。誰が、何をしているから「殻に閉じこもり、目を閉じる」と言えるのか、また、明示していない相手はその指摘を認めているのか?相手の反論など聞く必要はありません。美しいストーリーの中で「悪役」は反論の機会なく、読者にそのイメージを確立されなければならないのです。

「いまの日本の姿が、遣唐使の廃止後、大陸との往来がしぼみ、内向きになった10世紀の「国風文化」初期の時代と二重写しになるという」、としています。これはつっこまれやすい文章に見えます。10世紀前の日中と現在の日中を同じ尺度で測ること自体乱暴であると。もちろん朝日はそういった洗脳されにくいひねくれ者に対する反論も当然準備しています。「梅原さんの目には」と書いてあるのでわかるとおり、この文章は他人の意見の引用であって、朝日自身はこんな乱暴な意見は言っていないのです。

「壮大な理想を抱いて波涛を越えた空海ら古代人たちの伸びやかさが、まぶしい」....美しいエンディングです。空海が坊主だから頭がまぶしいと言っているのではありません。社説中「偏狭なナショナリズムがじわりと頭をもたげ始めている」また「自分の殻に閉じこもり、目を閉じる国に未来があろうはずもない」と書いています。これらが唯一のこの社説での朝日が想定する「悪役」に対する非難を表しています。具体的な問題や対応を示して建設的な提言をする必要はないのです。人間は感情の動物です。意味ありげな言葉の方が心に残ります。だから、「まぶしい」でエンディングなのです。

この美しい朝日のストーリーの中で読者は中国に脅威を感じている「悪役」に対してのイメージが確立することでしょう。また、中共の立場に立って李登輝氏の来日を反対し、教科書を中共にご注進し、新華社通信の日本非難記事を垂れ流す朝日にたいして、読者の好感がより高まることでしょう。もちろん中共の方々は今夏の社説に対しても好感を持ってくれることに疑いの余地はありません。

今日も、まさに「まぶしい」朝日の社説でした。
117文責:名無しさん:2001/05/06(日) 17:18
菅原道真も嘆いてるだろうな(笑)
118文責・名無しさん:2001/05/06(日) 18:22
前半と後半と結び付けるのは無理があるぞ。
せめて、天声人語で書く位なら許容範囲だが。
こんなものを社説で書くセンスが馬鹿としか思えない。
119文責:名無しさん:2001/05/06(日) 19:06
>>118
ここでは抜粋になっていますが、社説ではもっと巧妙に空海とナショナリズムの話を結びつけています。やはり不自然さがあったのは否定できませんが(藁
120文責・名無しさん:2001/05/06(日) 19:29
>>119
本当に笑える新聞だよ。
121文責:名無しさん:2001/05/06(日) 19:48
最近フリマ会場で朝日のキャンペ−ンが多い。
マジで経営大丈夫かな?
122つづき:2001/05/06(日) 21:36
>>118
ご指摘のように、今回は天声人語がそのまま社説になったような文章でしたね。
123文責:名無しさん:2001/05/06(日) 22:34
>>115

そのうち同じ内容で文体だけ変えて
中学生の投書としてリサイクルするだろう
124朝日逝ってよし!:2001/05/07(月) 01:41
遅レスで悪いが
>>59
その関東大震災後の日本人による朝鮮人虐殺を扇動したのは
他でもない朝日新聞である。
当時朝日新聞は震災直後一面に鮮人の暴動の恐れありって書いたんだよ。
そして9/1〜9/4の新聞は国会図書館のマイクロフィルムにも縮刷版にも存在しない。
朝日によると震災で消失したと言うことだが、当時何十万部も発行されていた
新聞が全て無くなるなどということがありうるだろうか。明らかに何らかの
言論統制が行われたと見るべきである。
125文責・名無しさん:2001/05/07(月) 06:51
>>124
在日朝鮮人に「地上の楽園」への帰国を勧めた新聞は台風で消失してないか?
126文責・名無しさん:2001/05/07(月) 19:32
どう見ても読売の方が朝日より優れてる。
127文責・名無しさん:2001/05/08(火) 00:00
朝日を誉める意見は無いね。
128ベンチ:2001/05/08(火) 00:08
最近朝日が右翼化してませんか?昔から大衆迎合だったけど、
小泉の支持率に恐れをなしたか?
129つづき:2001/05/08(火) 00:32
>>128 小泉の支持率に恐れをなしたか?

私もそう思います。本当にすごく気を使っていると言うのが文章の節々に感じられます。「国会では歯切れのいい答弁をお願いしたい。」なんていうへりくだりを思わせるようなソフトな表現は予想政治家にはほとんど使ったことがないでしょう。田中外相のこともべた褒め。右翼の定義が個人的に思い入れのある人が多いので、「右翼化」という表現は使いたくないのですが、今のところ大多数の読者に支持される小ネズミ首相の提灯になっている印象は拒めません。

憲法改正、靖国参拝について小ネズミ内閣の言動、実行をどのような形で揚げ足を取ろうとするか、今後の論説に注目したいところです。当面は野党側の言い分を対立論調として掲げ、読者の様子や世論調査の動向を見ながら、論調を変えてゆくことが期待されるのではないでしょうか。
130つづき:2001/05/08(火) 00:33
>>129
× 予想政治家
○ 与党政治家
131文責:名無しさん:2001/05/08(火) 12:43
age
132文責:名無しさん:2001/05/08(火) 12:50
流れちゃったね。たった半日で...
133文責:名無しさん:2001/05/08(火) 18:23
..
134つづき
昨日見たときには消えていたので新しいスレッドに移動しました。

http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mass&key=989324195