1 :
T:
2 :
文責・名無しさん:02/12/08 16:14 ID:qvSDd90i
>どちらが強いのかはつまびらかでないが、民主党の代表選に出馬する菅直人氏と自由党の小沢一郎党首とは碁敵(ごがたき)なのだそうだ。
>だから、思想・信条はかなり違ってもウマが合い、両党の合流問題などを突っ込んで話し合ってきたらしい。
合流したがってたのはポッポじゃなかった?(w
>ひと昔前の政治家には、打たない人が珍しいというぐらい碁好きが多かった。
>元棋聖、藤沢秀行さんの著書『碁打秀行』(角川文庫)には、そうした政治家と囲碁の話も出てくる。中でも興味深いのは、自民党の実力者といわれた河野一郎元農相の碁打ちぶりである。
角川の宣伝は珍しい
>河野さんの腕前は政界でもトップクラスで、藤沢さんらプロと打つときでも、ハンディとして黒石を四つか五つ置けば十分だった。
>それなのに、いつも八つも置き、必ず勝っては喜んでいたという。結果を何よりも重んじる政治家らしい話である。
>囲碁、将棋やゴルフなどは実力によりハンディが許される競技だ。そこで、下手(したて)があくまで勝負にこだわりハンディを多く要求するのか、
>名誉に殉じて少ない方を良しとするのか、オーバーに言えば人生観の問題だ。案外、河野さんとは逆に後者を選ぶ人が多い気もする。
ハンディ無しで玉砕するのも”すがすがしくて”良いね(w
>だが、それは趣味の世界であり、現実の場で「名誉」を優先させるのは難しい。特に税金など、たくさん納めるのを名誉なことと喜ぶ人は少ないだろう。
>一定額以上の納税者だけに選挙権が与えられていた時代はいざしらず、納税を誇りとする考え方も制度もないからである。
三田寛子のような人もいるし(w
>今年も税金や税制が話題になる季節になった。景気や産業の活力を左右する大事な問題である。
>しかし、そうした納税者の意識を根底から変えるようにしないことには「あっちを増やし、こっちを減らす」式の、潤いのない議論ばかりが続くだろう。
何に使われるか分からないから払いたくないんだよ
赤い羽根だって同じだけどね
3 :
文責・名無しさん:02/12/08 19:17 ID:3ITX8ALE
日経ビジネス最新号に法人5000社の2002年法人申告所得(総収入から総支出を差し引いた年間の利益相当額)が載っている。
そのデータを加工して、新聞業界のランキングを作ってみた。
@読売新聞G 368億3900万円(前年比19.0%減)
A日本経済新聞G 294億4700万円(同23.8%減)
B朝日新聞社 268億100万円(同32.5%減)
C中日新聞社 79億6300万円(同36.3%減)
D北海道新聞社 48億2800万円(同5.5%増)
E信濃毎日新聞社 34億9700万円(同0.1%減)
F新潟日報社 27億9200万円(同2.3%減)
G神戸新聞社 27億5900万円(同1509.5%増)
H北国新聞社 27億5800万円(同5.4%増)
I静岡新聞社 22億9500万円(同19.8%減)
法人税を払って国に貢献した新聞社を讃えよう
4 :
文責・名無しさん:02/12/08 19:27 ID:/ZSq9smg
つまり、あと3年で朝日は赤字に転落?
神戸新聞の激増ぶりはなんだ。
6 :
文責・名無しさん:02/12/08 19:38 ID:DLLyAHkO
>>5 2億くらいだったのが28億になったんでしょ。
つまり赤字すれすれから脱却したってこと。
額で見ればそれほど大きな増加じゃない。
8 :
文責・名無しさん:02/12/08 21:05 ID:j2hf+UiO
新スレ乙!
>>2 課税限度額を下げれば税収が増えるだけでなく、国民が税金の使われ方に
今より注目するようになって政治参加への意識も高まると思うんだけどな。
まぁ国民に寝てて欲しい自民党にとっては(゚Д゚)マズーな状態になるだろう
けど。
9 :
文責・名無しさん:02/12/10 05:28 ID:CDbxWKAT
10 :
文責・名無しさん:02/12/10 05:37 ID:rxVUzYvE
(´-`).。oO(だからギャグでーすって何?)
11 :
M:02/12/10 06:52 ID:zlNgeQsX
[十日付]
◆産経抄
八日付「紙面批評」で作家・高嶋哲夫氏が「悲しい言葉の言い換え」と
して、「『拉致』と『強制連行』は決定的に違う」と書いた小欄を批判さ
れた。「これは言葉の問題ではない」というご高評だが、しかしこれは
“言葉の問題”そのものなのである。
▼正しく書けば「強制連行」と「徴用」の違いだが、十一月十九日付の
小欄には“進歩的”読者から反発があるだろうと覚悟していた。ところが
それが一つもなく、逆に賛同のお手紙が数通届いた。拍子抜けの時の紙面
批評だから、再論の機会が与えられたことにむしろ感謝した。
▼この問題については、鄭大均・都立大教授も『諸君!』一月号で、再
び北の国家テロ・拉致と強制連行の歴史を並列で相殺することのおかしさ
を論じている。「強制連行」という用語をだれが最初に使ったか定かでは
ないが、鄭教授もご指摘のように、これは戦後の左翼イデオロギーの造語
なのだ。
▼言葉の意味するところは重大である。言葉がイメージを生みだし、事
実を規定していく。その言葉がやがて独り歩きをはじめ、歴史をゆがめて
いく。「強制連行二百万人説」も「南京大虐殺」と同じく、大手を振って
まかり通りはじめているのである
▼高嶋氏は「慰安婦問題」にも同じような趣旨で触れられているが、こ
れもまた情緒的な感情論で切るべきものではない。往時、売春への出稼ぎ
は高収入があって応募者は珍しくなく、日本人にもたくさんいた。悲しい
ことだがそれが現実である。
▼戦前だけではない、戦後の基地ヨコスカにも朝鮮戦争当時は五千人の
慰安婦が存在した(横須賀市史)。繰り返すが、「強制連行」は当時の労働事
情や戦時動員の実態と違っている。言葉が独り歩きしているのである。
12 :
M:02/12/10 06:56 ID:zlNgeQsX
ちょっとショック・・・、まあ、年が年だし・・・。
◆千葉茂さん死去 83歳
プロ野球、元巨人の名二塁手で、近鉄の監督を務めた千葉茂(ちば・しげる)
氏が九日、東京都新宿区市谷砂土原町三ノ八ノ四一の自宅で死去した。八十三
歳。愛媛県出身。通夜は十一日午後六時、葬儀・告別式は十二日正午、新宿区
神楽坂五ノ三六、毘沙門天善国寺で。喪主は妻の香澄(かすみ)さん。
九日午前九時四十九分に自宅から一一九番通報があり、消防署員が駆け付け
たが布団の中ですでに死亡していた。警視庁牛込署で調べた結果、病死とみら
れる。
松山商時代の昭和十(一九三五)年夏に中等野球甲子園大会で全国制覇し、十
三年に巨人入り。戦後は主将として巨人再建に尽力し、同期入団の川上哲治選
手(元巨人監督)、青田昇選手(元大洋監督=故人)らとともに第二期黄金時代を
つくった。内角球でもライト方向へもっていく徹底した右打ちで知られ、通算
九十六本塁打のうち八十一本が右方向。三十一年限りで現役を引退。プロ十五
年間で打率二割八分四厘、六百九十一打点。「猛牛」の愛称でファンに親しま
れた。
三十三年まで巨人二軍コーチを務め、三十四年に近鉄監督に就任。近鉄パー
ルス(当時)の監督になったとき、近鉄の新しいチーム名(バファローズ)が愛称
からとられ、今に残っている。五十五年に野球殿堂入りした。
◇川上哲治氏の話 (略)
◇長嶋茂雄・巨人終身名誉監督の話 (略)
故人のご冥福をお祈りいたします。
13 :
M:02/12/10 07:10 ID:zlNgeQsX
◆主張 査察協力以外に道はない
【イラクと北朝鮮】
「いま(世界の安全のための)核不拡散(条約の)義務に関して、二つの深刻
な疑いがある」−。国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)とともにイラ
クの大量破壊兵器の査察に取り組んでいる国際原子力機関(IAEA)のエル
バラダイ事務局長が来日、日本記者クラブでの記者会見でこう言った。い
うまでもなくイラクと北朝鮮をさしてのことである。
イラクと北朝鮮の大量破壊兵器の開発に関する疑惑はいま、国際社会最
大の懸念である。だからこそ国連安全保障理事会は十一月八日、イラクに
対してかつてない無条件、無制限の査察を迫る決議一四四一を全会一致で
採択したし、北朝鮮に対しては、日本政府が主導して、十一月二十九日の
IAEA定例理事会で、濃縮ウラン計画の全面開示と徹底査察、高官協議
などを求めた決議を採択した。
これに対し、イラクは国連決議を無条件で受け入れざるを得なかった
し、今回、その決議の要求に沿って、大量破壊兵器に関する申告書も期限
の今月八日までに提出した。しかし、北朝鮮の方は今月二日、IAEA決
議を「米国の対朝鮮孤立圧殺策動に追従し、米国の操縦で動いているも
の」などとして全面拒否した。
エルバラダイ事務局長は、北朝鮮が拒否したことについて、「明らかに
深刻な状況だ」と述べ、厳しい現状認識を示した。また、次回の定例理事
会が開かれる来年三月までに北朝鮮が前向きな回答を寄せなければ国連安
保理へ報告するという手段をとることもすでに表明している。
同事務局長は、今回のイラクの申告書については、「予備的分析だけで
十日はかかり本格的分析にはさらに時間が必要」と慎重姿勢を見せたが、
今後の査察には、「米国を含む国連各国の諜報機関の情報、資材の輸出入
記録、衛星写真、科学者の国外での事情聴取などあらゆる手段を駆使して
査察に取り組む」との決意を表明した。
イラクと北朝鮮は、大量破壊兵器の開発と拡散は許さないという国際社
会の決意を見くびるべきではない。事務局長はまた、「両国が国際社会の
正式メンバーとして復帰したければ、完全な査察への全面的協力以外に道
はない」と述べたが、その通りである。
14 :
M:02/12/10 07:12 ID:zlNgeQsX
主張、一本目。イラクと北鮮を一緒くたにすることで、話をすり替えてる気
がしてならないのだが・・・。
まあ、さすがに国際社会(アメリカ様を除く・・・って、産経にとっては国
際社会=アメリカ様なのだろうが)が戦争に乗り気でない以上、さしもの産
経もこのあたりのトーンで行かざるを得ないのだろうな。
正論欄では、佐伯啓思京都大学教授が「新しい戦争」の落とし穴と題してイ
ラク攻撃の正当性に疑問を呈しておられるが、ここら辺が一応産経のバラン
ス感覚とみるべきか。
しかし、ちょっと来ないうちに本文の長さ制限が厳しくなっているな。どう
せなら正論も転載しようと思ったが、面倒なのでやめた。
15 :
文責・名無しさん:02/12/10 09:55 ID:WGFdeiXk
>>14 主張、産経抄はweb読めるので主張をコピペ希望。
Mの視座はフェアで好感が持てるな。産経をまさに“批評”してるという感じがする。
それに引き換えTは・・・相変わらずワイドショー的な低能な見方しかできんのね(プ
T=M?
18 :
:02/12/11 01:07 ID:IOeI/O1o
批判を覚悟をして書いたが
↓
しかし批判は無く
↓
それどころか小欄にお褒めの言葉を頂き
↓
拍子抜けというか、嬉しい誤算であった
↓
そこできょうは、先日より一歩踏み込んだ(以下略)
こゆパターン飽きた。
19 :
M:02/12/11 05:55 ID:OCJAnutN
[十一日付]
◆産経抄
文藝春秋八十周年記念で大正十二年一月一日発行の「月刊文藝春秋創
刊号」というのが復刻された。定価十銭、ザラ紙二十八ページの薄い小
冊子である。発売元は春陽堂とあり、発行編集人兼印刷人はもちろん菊
池寛だった。
▼ときに菊池寛三十六歳、「私は頼まれて物を云(い)うことに飽きた
…」と創刊の辞をのせた。同時に自ら筆をとって「世相雑感」、そのな
かに「白蓮夫人」。そこで夫人を悲劇の主人公にし、恥をさらすことに
「兎(う)の目鷹の目をしている世間、その世間の好奇心を代表する新聞
をあさましいと思う」と書いていた。
▼白蓮夫人とはいうまでもなく柳原白蓮で、明治十八年、伯爵家の二
女に生まれ、北小路家に嫁いだが離婚。九州の炭鉱王と再婚し「あかが
ね御殿」で暮らす「筑紫の女王」と称された。しかし七つ年下の労働運
動家・宮崎龍介の元へと走る…。
▼それが新聞にスクープされ、夫への絶縁状が公になるや、たちまち
世間から袋だたきになった。「われはここに神はいづこにましますや星
のまたたき寂しき夜なり」「美しう君に背(そむ)くといふ事もいつか覚
えし悲しき誇」。
▼世間がそういう白蓮の歌を賛美したから、白蓮は因習の結婚に反抗
した。そしてその反抗心に従って行動した。ところが文芸上では賛美を
惜しまなかった世間は、彼女がそれを実生活に移すやたちまち顔をしか
めた。いまなら週刊誌やワイドショーの好餌(こうじ)にされたのだろう。
▼かくて世間は夫人をさらしものにした、思想界で一人として彼女を
かばったものはいないと、リアリスト菊池寛は断じている。「職業に貴
賤(きせん)はある」とは先日他界したコラムニスト山本夏彦の口ぐせで、
自ら戒めてこう言うのだった。「ジャーナリズムはしょせん賤業である」
と。
20 :
M:02/12/11 06:01 ID:OCJAnutN
この連載は比較的面白いが・・・、ヘギョ(以下略
◆’02メディア“事件簿”(4)
「配慮の」是非
NHK総合 『ERVI』 13、14話 放送中止
“偏見助長”恐れたNHKの対応/障害者めぐり日米TV事情に差
七月、NHK総合で放送されていた人気海外ドラマ『ERVI 緊急救命
室』で、統合失調症(精神分裂病)の疑いのある患者が医学生と医師をナイフ
で刺し、一人が死亡するというエピソード(十三・十四話)が放送中止になっ
た。「『精神に障害を持つ人は怖い』という偏見を助長する恐れがあるた
め」とNHK。この「配慮」は正しかったのか。(鵜野光博)
男は頭痛を訴えてERに来る。しかし診察中に独り言を始めるなど様子
がおかしいことに医学生が気づき、精神科医を呼ぶ。その到着が遅れるな
か、髄膜炎の検査を受けた男は「内臓を取られる」と思い込み、医学生ら
をナイフで刺す−。
このエピソードはBSでは昨年放送済みで、総合でも前週、十三話の予
告が流れていた。ところが放送日は番組の冒頭で医学生らが死傷したとい
う簡単な字幕が流れただけで、いきなり十五話を放送。視聴者からの問い
合わせや抗議は約千件に及んだ。
NHKが批判されたポイントは二つあり、一つは放送中止の理由につい
て当初説明がなかったこと、もう一つは「偏見助長」を理由とした同局の
放送中止の判断に対して「問題のエピソードは偏見を招くような内容では
ない」という指摘だ。
海外ドラマ評論家の岩井田雅行さんは「ドラマで差別・偏見を日常的に
取り上げる米国と、ほとんど取り上げない日本との事情の違いが背景にあ
るのでは」と指摘した上で、「患者の家族や医者の苦悩も描かれており、
米国人にとっては『なぜあのエピソードに問題があるんだ?』という話だ
ろう。NHKの対応は臆病(おくびょう)だ」と話す。
◇
六月末、「精神分裂病」の呼称を「統合失調症」に改めることが日本精
神神経学会で決定され、七月八日には日本新聞協会にも呼称変更が要望さ
れた。『ER』の放送中止問題は、こうした動きの渦中で起きた。
同学会によると、一生の間に統合失調症にかかる確率は百人に一人で、
近年の薬の進歩で「治癒(ちゆ)する病気」になったという。同学会の佐藤光
源理事長は「学会としてNHKの判断に感謝したい」とした上で、こう続
ける。
「米国では統合失調症について医者と世間とで認識に落差が少ないが、
日本ではまだ偏見が根深い。これは日本の精神医学の怠慢だったのかもし
れない。世間が正しい認識を持ってくれるなら、むしろ(放送中止で)隠す方
がよくない」
小田晋・帝塚山学院大教授(犯罪精神医学)は、逆の発想から今回の放送中
止を批判する。
「正しい知識を普及させるためには、プライバシーに触れる個々の事件
を詳しく明かすよりも、典型的な事件をドラマにして一般の人に考えても
らう試みの方が貴重だ。ドラマさえいけないというのでは、かえって世間
の理解を遅らせるのではないか」
◇
前出の岩井田氏は日米ドラマの違いについて身障者の扱いを例に挙げ、
「けが人が出るシーンでは、本当に手足のない俳優が米国では出演する
が、日本ではまずない。障害者への差別問題がきちんと考えられているか
ら、画面に障害者を出すことに憶病になる必要がないのだろう」と説明す
る。
「日本のドラマは精神障害の患者がいない架空の世界の話だ」と批判す
るのは、国立精神・神経センターの金吉晴部長。
「確率としては登場人物の一人が統合失調症になってもおかしくない。
しかし実際には患者がドラマなどで『生活者』として描かれることはな
く、ごくまれな犯罪報道の方が先行している」
『ER』のエピソードはさまざまな問題提起を含んでいた。放送中止で
注目を浴びるより、放送することであえて注目を浴びる選択を、なぜNH
Kはできなかったのか。
22 :
M:02/12/11 06:08 ID:OCJAnutN
では、ご要望にお応えして、正論欄転載。
◆正論 第3の大病としての閉塞感
作詞家・小説家 阿久 悠
現状維持繰り返し「壁」厚くするばかり
《「問題不解決」の言いわけ》
第三は、第一と第二があって三番目という意味ではない。どこにもあ
って、誰もが知っていて、しかも「大病」と認定しないものとして、第
三の、と呼びたい。それは時代と社会に蔓延(まんえん)する「閉塞(へい
そく)感」のことである。ここ十年以上、一日としてこの言葉が使われな
かったことはない。
ニュースキャスターが、ジャーナリストが、学者が、政治家が、とに
かく人前で語る立場にある人なら、必ず使った。今も使っている。
しかし、それは決して「第三の大病」の恐怖として語られているので
はなく、問題不解決の口実に使われる。弁論のジョーカーのように用い
られる。閉塞感というカードをきられてしまうと、責める手立てを見失
い、仕方がないかと思ってしまうのである。
それでいいのだろうか。何故の閉塞感であるのかを考えないと、少々
の息苦しさどころか、脳に酸素を送りこめない状態になってしまう。
要するにそれを解明しない限り、この国に活力は生まれないし、幸福
感も訪れない。子どもが未来を信じることもないし、女性が子どもを産
もうと意欲を持つことも、男性が自分以外の人間に対する責任を生き甲
斐(がい)にすることもない。幸福感や未来がなければ、人は必要以上の
ものを買おうとしないだろうし、とすると、経済が動くこともない。現
実に不必要な物を買おうというのは、幸福感の確認と未来の幸福の予約
であるから、その部分を塞いでしまっては、現実的必要性だけで足れり
ということになる。
《システム依存症に陥る危険》
それにしても、なぜこのような息苦しい、不機嫌な社会が出来あがっ
てしまったのだろうか。正義の不在だろうか。社会に価値観がなく、大
人に使命感がないためだろうか。聖職者が居直るからだろうか。NO.1を
リーダーにできないためだろうか。
ぼくらはそのことを、社会や時代のせいにする呑気(のんき)を選ばな
いで、もっと本気になった方がいい。人々の異義異論を聞いてみると、
すべてのことをシステムに帰結させようとするきらいがある。「何とか
せい」ばかりがあって、「何とかする」という人がいない世の中は、当
然のことに酸素が不足してくる。
そもそも、ようく考えてみると、法律とかシステムは必要悪である。
人間がもう少し行儀がよくて、もう少し利口であれば、なくてすむもの
なのである。しかし、どう考えてもそこまでの利口さに達しないし、欲
望のコントロールすら出来ない生物だとわかったところで、さまざまな
約束を知恵で作ったものであろう。そもそもがその程度のものであるこ
とを忘れて、システム依存症に陥るから、本来の人間の強さまで失う。
《自分自身は失敗の枠外》
さて、今の世を見て深刻に思うことが一つある。それを書く。システ
ムが変わると、人間は迷う。それも、子どもと大人が同じシステムの社
会にいるのなら、まだその中での幸福感も未来もあるのだろうが、これ
が途中で真反対になると絶望である。
日本の企業が終身雇用、年功序列で成立した時代であれば、学校教育
もこれまでのことでよかったのだろうが、終身雇用制度が解体してしま
うと、多くの子どもが迷い子になるということである。
つまり、悪平等に守られ、競争心を忌(い)み嫌い、順列を悪とし、自
立と孤立を同一視して、一人で生きる何らの訓練も受けていない子ども
たちが、長じて、己が力を信じ、己が才で生きよ、自己責任こそが現代
人の唯一の道徳である、といわれても困るだろう。
世界の大きな流れだからといって、終身雇用、年功序列の制度を解体
するなら、それは教育からそれに向けての変化を取り入れないと、どう
にもならない。将来何を選ぶかは子どもの自由だが、選んで生きるもの
なのだという環境に置かなければ、いざとなって、吸う酸素を探せな
い。もし、セーフティーネットというシステムがあるのなら、こういう
生き方に繋がる部分にこそ使われるべきだと思う。
閉塞感はこのように、既にあった生き方が否定された時に起こる。日
本はそれが、政治も経済も教育も生活も、家族も男女間の愛情も、すべ
てのところに一気にきた。
「大病」だと実は多くの人が気づいている。問題にし、変化させなけ
ればならないことも知っている。それなのに、誰もみな自分自身は失敗
の枠外において論じる。そのために、どのようなケースでも、総論賛
成、各論反対、結局現状維持を繰り返し、閉塞の壁をますます厚くする
のである。閉塞感は国の大病である。(あく ゆう)
25 :
文責・名無しさん:02/12/11 10:32 ID:hZ1gm/V6
今日の産経抄は間接的に”進歩的”な人を擁護していることになるかな?
ワイドショーがとっても嫌いなようだが、”ジャーナリストはしょせん賤業”
にご自分は含まれていないようで、今日阿久悠氏が書いている様に”失敗の
枠外において論じる”がすぎるようだ。
Tさんありがとう。
>>11 高嶋さん、朝銀問題のページ見てくれてありがとう。
でも、「国家が存在する以上、不条理も存在する。それに翻弄されてきた人々の心
も忘れてはならない」と作家らしく締めくくってほしかったね。
「拉致」と「強制連行」は石井の言うとおり、やっぱり言葉の問題だね。
高嶋さん、もっと勉強してほすィ。
27 :
25:02/12/11 10:40 ID:hZ1gm/V6
訂正
× Tさんありがとう
○ Mさんありがとう
28 :
M:02/12/11 23:54 ID:3if84iT7
29 :
文責・名無しさん:02/12/12 09:48 ID:w/SMLyCA
今日の産経抄、田島先生頭から火を出して怒りそう。
漏れはフェミニストじゃないけど最後の一文はよけいだと思うぞ。
30 :
M:02/12/13 07:59 ID:eWnwBWZs
時間がない、すまぬ
今日もアップでけへん
31 :
文責・名無しさん:02/12/13 08:36 ID:sV4EvHX6
「これはこれ。日朝交渉は日朝交渉で進めます」とは、小泉首相が記者団の質問にこたえた言葉だ。
“これ”というのは、イエメン行き北朝鮮船から多数のミサイルが発見された出来事をいう。
だがその言葉の能天気さに思わず耳を疑ってしまった。
▼船底のセメント袋の下に隠されていた北朝鮮産ミサイルが日朝国交正常化交渉に与える影響については
「直接関係するものではない」そうだ。ミサイル運搬と日朝交渉は切り離して考えるというのである。
そりゃないでしょう、小泉さん。
▼なぜって、日朝平壌宣言には「双方は、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題」の「解決を図る」とはっきり書いてある。
首相はその宣言文に署名もなさったはずだ。“これはこれ”ではない、これこそ重大な約束違反であり、解決を要する問題なのである。
▼ワンフレーズが小泉ぶしの特徴で、その言葉も日朝交渉が停滞している印象を与えたくないための“小泉語”だったかもしれない。
しかし考えても見て下さい。日本にとって交渉が停滞しようが、膠着(こうちゃく)しようが一向に差しつかえない。
▼むしろこれ(=ミサイル運搬事件)は日本にとって有効な交渉のカードである。
北朝鮮の譲歩を引き出す切り札でもある。大量破壊兵器拡散の脅威をとりのぞくために、
北に釘(くぎ)をさすべき絶好の材料ではないか。ずばり「直接関係するもの」であるはずなのだ。
▼米英によるイラク攻撃は必至とも伝えられている。もし攻撃が現実となったら、イラクは崩壊しフセイン独裁体制は終息を迎える。
金正日政権は次なる事態におびえることだろう。誤解を恐れずにいえば、日朝交渉再開はそれからでもよろしい。
そのほうが効果的で、本源的だからである。
32 :
文責・名無しさん:02/12/13 09:40 ID:T8iSDAjv
日朝国交正常化はほっといても良いけど拉致関係はほっとけないだろ。
いつも産経抄は交渉の必要がないって言ってるけど、拉致問題は解決
済みと言う立場なのかな?
33 :
文責・名無しさん:02/12/13 10:08 ID:vDvSKoSt
アメリカが国際法上問題なしとした事例を外交カードとして
使えるわけないやん。
どっちが能天気なのか。
34 :
M:02/12/14 03:48 ID:61E2Q9WJ
[十四日付]
◆産経抄
この十二月十四日は、赤穂浪士の吉良邸討ち入りからちょうど三百年になる
という。むろん旧暦と新暦は違うが、先日は東京にも大雪が降った。その「忠
臣蔵」の発端、浅野内匠頭長矩に与えられた刑罰は「家は断絶、身は切腹」だ
った。
▼決起した四十七士の目的は失われた家名回復だったが、平成の現代にあっ
ては“家の断絶”は日常茶飯の事、珍しくもない社会現象となっている。少子
化の波は音を立てて進み、子供のいない家庭、あるいは子供を産まない家庭が
ざらだからだ。
▼社会学者で「正論」メンバーでもある加藤秀俊氏の新著『暮らしの世相
史』(中公新書)によると、柳田国男はとうに「家」の問題で警告していた。祖
霊という観念がだんだん希薄になり、家庭から仏壇や神棚が消えていった。
「家の自殺」が大量発生していることを指摘していた。
▼『堕落論』の作家・坂口安吾などは遺書のなかで「養子はもらうな。家名
を断絶せよ」と宣言していたそうだ。宣言するまでもない。子供のいない家に
は跡とりがいない。そういう家々には好むと好まざるとにかかわらず、“断
絶”という運命が待ち構えている 。
▼そればかりではない。いま国家や家族や社会規範をぶっこわせという過激
なフェミニズム思想がはびこりだしている。ジェンダー(性別)を解放(フリー)
しろというおかしな運動も進められている。歴史と文化と伝統を破壊するばか
げた革命といってもいい。
▼「忠臣蔵」から三百年、“家名”などをうんぬんするのは時代遅れなので
あろう。保守党の党首なる政治家が、沈みそうな船からネズミのように逃げ出
そうとする時代だ。リーダーの大石内蔵助が討ち入りを前に行方をくらませる
ようなものではないか。
35 :
M:02/12/14 04:06 ID:61E2Q9WJ
◆正論 「有識者」の政策関与とは何か
評論家・東洋学園大学専任講師 櫻田 淳
有り様に一定の合意形成をする必要
≪「構造改革」の難しさ露呈≫
去る十二月六日、政府道路関係四公団民営化推進委員会は、異例とも
呼ぶべき紛糾の末に最終報告を発表した。この委員会の討議の中では、
必要な高速道路建設の継続を説く意見と今後の高速道路建設の抑制を主
張する意見とが激突し、最終報告は、今井敬委員長の辞任という事態を
経て、道路建設を抑制する意見の線で落着した。「聖域なき構造改革」
を標榜(ひょうぼう)する小泉純一郎総理の意を体する形で始まった推進
委員会の討議は、結果としては、「構造改革」路線が直面する実際の難
しさを世に知らしめることになったようである。
事実、推進委員会最終報告には、批判や不満の声が各方面から挙がっ
ている。十二月七日付読売新聞朝刊に拠(よ)れば、実に三十五もの道府
県知事が最終報告に反発する姿勢を示した。たとえば、平松守彦大分県
知事は、報告の中身に関して、「債務返済に目を奪われ、新たな組織の
採算性のみを目的とした非常に偏った考えだ」と批判した。
そして、多くの反発の中で印象的であったのは、自由民主党の最長老
議員たる江藤隆美氏が、推進委員会での議論を「素人の議論」と評し、
「われわれには推進委員会の最終報告に従わなければならない理由はな
い。物事を決めるのは国会である」という趣旨の発言をしたことであっ
た。江藤氏の発言は、小泉総理の「構造改革」路線に批判的な層の感情
を代弁しているのであろう。
(以下は産経本紙にて)
36 :
文責・名無しさん:02/12/14 09:59 ID:Zjdb36O7
産経抄は家とか父権とか大好きだね。お家断絶とか言っていたのは
ほんの一部の人だけで、産経抄子のような一般の人は、そんなこと
全く気にしていなかったと思うけどな。
37 :
文責・名無しさん:02/12/14 10:07 ID:jeXjc5H0
■第22回「つくる会」緊急シンポジウム■
「拉致被害者家族から話を聞く対話集会」
日時/平成14年12月26日(木) 午後6時30分開会(6時開場) 〜9時30分閉会
会場/大田区民ホール・アプリコ 大ホール(1400名収容)
交通/JR京浜東北線『蒲田』駅下車・東口徒歩3分(駐車場有り)
◇登壇者〈予定〉
●特別ゲスト
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」
代表 横田滋・早紀江ご夫妻
事務局長 蓮池透氏
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」
会長 佐藤勝巳氏(現代コリア研究所所長)
「拉致議連」
会長 中川昭一氏(衆議院議員) 事務局長 平沢勝栄氏(衆議院議員)
●「つくる会」登壇者
西尾幹二(兼・司会) 田中英道(東北大学大学院教授) 藤岡信勝(東京大学教授) 田久保忠衛(杏林大学教授) 八木秀次(高崎経済大学助教授)
◇入場料 2,000円 ※前売り券販売
・ローソン(Lコード:35716)・チケットぴあ・ファミリーマート・東京都内のセブン・イレブン(Pコード:803−613)
◇署名等 当日、参加者に「ブルーリボン」を配布、署名運動への協力を求める
とともに、会終了後、支援募金をつのり、「家族会」「救う会」にお渡しします。
◇主催 新しい歴史教科書をつくる会 TEL 03-5800-8552 FAX 03-5804-8682
http://www.tsukurukai.com/Rachi%20Shinpo.htm
38 :
M:02/12/15 03:16 ID:KUBvz0mW
[十五日付]
◆産経抄
ペルシャ湾の島で、法律通り選挙が行われるように女性担当者が
派遣されてきた。女性を乗せた車が砂漠の中で赤信号のためストッ
プする。「ほかに車はいないのにバカみたい」と言う女性に、運転
していた兵士は「これも法律だ」と譲らない。
▼試写会で見た映画「1票のラブレター」での一場面だ。それで
思い出したのだが、日本の自衛隊ほど順法精神を重んじる所はない
といわれる。防衛庁の幹部が公務で自衛隊の車を使ったところ、ス
ピードもきちんと守るから普段の一・五倍時間がかかったという話
もある。
▼ちょっとでも法を犯せば、袋だたきにしようとするマスコミな
どに対抗するための習い性なのかもしれない。何もない平時なら文
句なしに立派な姿勢だ。しかし万一、外国の軍隊やテロ部隊が攻め
てきたときに順法精神を発揮するとなると、どうなるのだろう。
▼自由主義史観研究会の機関誌で、中学校教師、服部剛さんが、
授業提案としてそのシミュレーションをしているが、読んで背筋が
寒くなる。今の法律だと、緊急出動する場合でも信号は守らなけれ
ばならないし、ジャマになる他の車を整理することもできないのだ。
▼私有地は通れないし、海岸に敵を迎え撃つ陣地を築こうとすれ
ば、役所から海岸の使用許可が必要だ。指揮所を作るには、建築基
準法の規定を満たさなければならない。壊された橋の修理すら自衛
隊ではできない。滑稽なほどの「できない尽くし」である。
▼遅ればせながら、そうした壁を除こうというのが有事関連法案
だろうが、国会ではまたも成立が先送りされた。内容に問題はあっ
ても、与野党で修正を話し合う機運すらなかった。そんな危機感の
ない人に限って自衛官の「順法」にはうるさいのだ。
39 :
M:02/12/15 03:22 ID:KUBvz0mW
正論の全文掲載はしない方針でしたが、なかなか香ばしい方がおられますの
で、みなさまの判断を仰ぐべく、転載させていただきます。
◆正論 デフレ経済を天の恵みと取ろう
早稲田大学名誉教授 鳥羽欽一郎
皆がバブル再来の夢を捨てるべきだ
≪悪いことばかりではない≫
現役の教員生活を離れて三年、暇ができたのでカメラ片手に各
地をブラブラ歩くことが多い。すると各地方都市やとくに熱海の
ような温泉街の商店街で、シャッターを閉めた店の多いのに気づ
く。また首都圏でも大田、品川、川崎といった中小企業の集積地
で、倒産などで無人化した工場を見かける。小泉首相の構造改革
のしわよせである。
新聞なども連日報じるように、いまリストラの進行による失業
率の上昇、株価の低迷などデフレの深刻化を懸念し、思いきった
財政出動を叫ぶ声が金融界や国会の中からも聞こえてくる。この
ところ大騒ぎになった道路関係四公団民営化問題の争点なども、
現在のデフレ経済への対応を巡っての意見の相違に基づくもので
ある。
ところでこの今日のデフレ状況は、将来の日本経済のみならず
社会の在り方にとって、良いことなのかそれとも悪いことなの
か。実は私は、必ずしも悪いことばかりではないと考える。と言
うのは、今日の状況が二十一世紀の日本社会の在り方のみなら
ず、日本人のこれまでの価値観までをも変革する、大きな転換期
だと考えるからだ。
戦後の日本経済は敗戦による大打撃から立ち直ると、以後は高
度成長の波にのって伸び続け、物価も賃金も高騰し、国際的にも
異常なほどの高物価、高賃金の国になった。とくに地価と物価の
高騰はものすごく、東京は世界で最も住みにくい都市とまで言わ
れるようになった。そしてその行き着く先がさきのバブル経済だ
ったのである。
≪抵抗なく進む賃金切り下げ≫
しかし反動は必ずやってくる。バブルに踊って放漫な貸し付け
を続けた金融機関、闇雲(やみくも)な放漫経営で本業を見失った
企業は泡のごとく崩壊し、歴代政府の度重なる財政出動による救
済措置や相次ぐリストラもさして効果を上げ得ず、今日に至るも
まだ不況からの脱出に成功していない。
しかし変化は明らかに表れている。たとえば消費者物価の下落
だが、卸売物価指数の恒常的な下落にも示されるように、すべて
の商品で値下がりが著しい。これは競争が激化したためで、各業
界ともぜい肉を切り落とさないかぎり生き残っていけない。また
製造業でもリストラが相次いでいるが、これで生産が維持できる
とすれば、これまでは過剰な人員を無駄に抱えていたことの証明
である。
それにはっきりとした変化は、賃金の切り下げが一般化したこ
とである。各企業ともリストラと並行して行われるのが賃金カッ
トだが、労働組合を含めてさしたる抵抗なく進んでいるのもこれ
までには無かったことだ。また先頃の人事院勧告で公務員の賃金
切り下げが行われたが、一昔まえなら日本中がゼネストの波で溢
(あふ)れていたはずである。
41 :
M(40の続き):02/12/15 03:27 ID:KUBvz0mW
≪健全な経済への「調整期」≫
いまマスコミなどではデフレ不況だと大騒ぎして、失業率の上
昇やホームレスの増加ばかりを取り上げているが、今日の不況が
これまでの不況、たとえば昭和初期のそれとは質的に違っている
のは明らかである。物価が下がれば賃金が下がるのはむしろ当然
で、逆にこれまでの日本の物価や賃金はむしろ異常だったと考え
たほうが妥当であろう。
現に不況だと言われながらも新宿などの盛り場の賑わいは相変
わらずだし、海外旅行に出掛ける若者達の数も減らない。また出
稼ぎにくる外国人不法滞在者の数も減ったとは考えられないか
ら、外国人の目から見たらとても日本が不況などとは思えないだ
ろう。要はいまの日本経済は、不況と言うよりも、健全な経済へ
の「調整期」にあると見なすべきなのである。
小泉首相の唱える「構造改革」は、民間企業に対する規制緩和
と特殊法人の統合・縮小によって財政を立て直すとともに民間活
力を再興させようというものだが、いまはまさにその調整期の
「きしみ」の真っただ中にあると言ってよい。現に活性化しつつ
ある商店街や工場街などでは、シャッターが再び開けられ、別の
店舗や工場にとって代わられているのを見かける。新しい活力へ
の模索が着々と行われているのだ。
物価や賃金が国際水準にまで下がれば、社会の在り方や国民の
考え方も大きく変わる筈である。ノーベル賞を一度に二人も出し
た日本である。これまでのような成長至上主義的な社会から、ボ
ランティア活動などにも余力をさけるような、ゆとりある社会に
移行しつつあるのではないだろうか。いってみれば、構造改革は
日本資本主義社会の質的な転換を、少し強引ではあるが進めつつ
あるのである。(とば きんいちろう)
正直、私はこの、あまりにも現実から乖離した脳天気な思考に怒りを覚えて
いますが、みなさまはどうお考えになられるでしょうか。
42 :
T:02/12/15 08:05 ID:11w6xolY
>ペルシャ湾の島で、法律通り選挙が行われるように女性担当者が派遣されてきた。女性を乗せた車が砂漠の中で赤信号のためストップする。
>「ほかに車はいないのにバカみたい」と言う女性に、運転していた兵士は「これも法律だ」と譲らない。
当然だね。きっと女性はアメリカ人なんだろう(w
>試写会で見た映画「1票のラブレター」での一場面だ。それで思い出したのだが、日本の自衛隊ほど順法精神を重んじる所はないといわれる。
>防衛庁の幹部が公務で自衛隊の車を使ったところ、スピードもきちんと守るから普段の一・五倍時間がかかったという話もある。
幹部が乗っているときだけじゃない?
自衛隊のトラックの後ろを走ると中の隊員と目があって気まずいんですけど。鉄砲持ってるし(w
>ちょっとでも法を犯せば、袋だたきにしようとするマスコミなどに対抗するための習い性なのかもしれない。何もない平時なら文句なしに立派な姿勢だ。
>しかし万一、外国の軍隊やテロ部隊が攻めてきたときに順法精神を発揮するとなると、どうなるのだろう。
「宣戦布告」の宣伝はしないの?
>自由主義史観研究会の機関誌で、中学校教師、服部剛さんが、授業提案としてそのシミュレーションをしているが、読んで背筋が寒くなる。
>今の法律だと、緊急出動する場合でも信号は守らなければならないし、ジャマになる他の車を整理することもできないのだ。
>私有地は通れないし、海岸に敵を迎え撃つ陣地を築こうとすれば、役所から海岸の使用許可が必要だ。
>指揮所を作るには、建築基準法の規定を満たさなければならない。壊された橋の修理すら自衛隊ではできない。滑稽なほどの「できない尽くし」である。
実際はそんなことはないけどね。訓練では医療行為をやっているし
>遅ればせながら、そうした壁を除こうというのが有事関連法案だろうが、国会ではまたも成立が先送りされた。内容に問題はあっても、
>与野党で修正を話し合う機運すらなかった。そんな危機感のない人に限って自衛官の「順法」にはうるさいのだ。
有事にあっても有事法に従わなくては成らない。”殺人許可証”を持っていても何をしても許されるわけじゃないでしょ
ダーティハリーは映画の中だけにしろよ
43 :
文責・名無しさん:02/12/15 08:17 ID:j0gghEdq
>>41 至極、まともなことが書いてあるとしか。
どこが問題なのか指摘すれば>41
44 :
文責・名無しさん:02/12/15 12:34 ID:w2gU5kEQ
>>43 41じゃないけど、年金生活を始めた人間が周りの賃金が下がっているのを見て
悪いことばかりじゃないと言いつつ、最後までよい点を上げないのがおかしいって
言ってるんじゃないかな?
45 :
文責・名無しさん:02/12/15 13:04 ID:ubYyL94v
この筆者は自衛隊法88条も知らないのか?
この手のデマは
46 :
文責・名無しさん:02/12/15 19:50 ID:Z38u1E4/
惨刑抄 2002.12.15
ペルシャ湾の島で、法律通り選挙が行われるように女性担当者が派遣されてきた。
女性を乗せた車が砂漠の中で赤信号のためストップする。「ほかに車はいないのに
バカみたい」と言う女性に、運転していた兵士は「これも法律だ」と譲らない。
▼試写会で見た映画「1票のラブレター」での一場面だ。それで思い出したのだが、
日本の教員ほど順法精神を重んじる所はないといわれる。高校の教員が公務で自家
用車を使ったところ、スピードもきちんと守るから普段の一・五倍時間がかかった
という話もある。
▼ちょっとでも法を犯せば、袋だたきにしようとするマスコミなどに対抗するため
の習い性なのかもしれない。何もない平時なら文句なしに立派な姿勢だ。しかし万
一、教育委員会や「日の丸・君が代」が攻めてきたときに順法精神を発揮するとな
ると、どうなるのだろう。
▼歴史教育者協議会の機関誌で、中学校教師、服部剛さんが、授業提案としてそ
のシミュレーションをしているが、読んで背筋が寒くなる。今の法律だと、式典で
「君が代」は唱わなければならないし、ジャマになる「日の丸」を排除することも
できないのだ。
▼年休は使えないし、校門前で反対のビラをまこうとすれば、役所から職務専免義
務の免除許可が必要だ。勤務時間中に組合新聞を作るには、地方公務員法の規定を
満たさなければならない。「日の丸・君が代」によって壊された生徒の精神のケア
はできない。滑稽なほどの「できない尽くし」である。
▼遅ればせながら、そうした壁を除こうというのが国旗・国歌法の廃案だろうが、
国会ではまたも成立が先送りされた。内容に問題はあっても、与野党で修正を話し
合う機運すらなかった。そんな危機感のない人に限って「日の丸・君が代」の
「順法」にはうるさいのだ。
47 :
文責・名無しさん:02/12/16 00:07 ID:jzZYT1l/
本当にこんな事書いてんの?
48 :
M:02/12/16 07:53 ID:smlwf6mP
[十六日付]
◆産経抄
黒メガネの男がストーブの前にしゃがみこんで、ミサイルの薪(まき)を
くべている。「パパが『寒くなったらこれを使え』って言ってたなぁ」と
つぶやきながら。ストーブは真っ黒い煙を吐き出し、周りで各国首脳が顔
をしかめている…。きのうの山田紳さんの傑作な政治漫画だった。
▼イエメンへのスカッドミサイル輸出につづき、北朝鮮は核施設の再稼
働と建設再開を言いだした。なるほど、パパが使っていたいつもの狡猾
(こうかつ)な脅しの手である。しかしこれは例によって例のごとき瀬戸際
外交の演出か、それともこんどこそ切羽詰まったヤケノヤンパチか。
▼その見きわめをきちんとする必要があるだろう。しかしそのどちらで
あれ、たとえていえばガソリンスタンドの前でたき火をするようなもので
ある。それが子供の火遊びだとすれば、決して甘やかしてはならない。子
供の頭をゴツンとやるくらいの厳しさが必要だ。
▼たき火でない“どんど焼き”なら正月十五日の行事で、正月の門松や
しめ飾りや書き初めの書きぞこないなどを集めて燃やした。左義長ともい
う。しかし江戸では大火事がたびたび起き、江戸市内では左義長は禁じら
れた。町中では危険きわまりないからである。
▼人道支援という名の北へのコメ援助なども、考えれば市中のたき火
だ。そのコメがだれの手に渡り、だれを助けてしまうのか。いずれにせ
よ、日本が抜けがけで北朝鮮と交渉したり、話し合いをしたりしてはなら
ぬことはいうまでもない。
▼ここで一つわからないことがある。9・17以来三カ月たつが、金正日
氏の姿が見えない。肉声も聞こえてこない。どうしたことだろう、気にな
ってならない。もっとも「たき火」と並んで「かくれんぼ」は冬の子供の
遊びだが…。
49 :
M:02/12/16 07:58 ID:smlwf6mP
珍しくナベショウ先生なので、全文転載。
◆正論 翻案表現の良否見分ける眼
上智大学名誉教授 渡部 昇一
悪質な“換奪翻訳語”に振り回されるな
《占領地の兵士の行動と対策》
ミッドウェー海戦で日本の主力機動部隊を全滅させ、戦後の日本占
領にもかかわっていたレイモンド・スプルーアンス提督は、平和にな
ってから異質の問題に直面した。それは日本に上陸したアメリカ人の
水兵や海兵隊員が強姦事件を起こしたり、泥酔騒ぎを起こしたりする
者や、花柳病患者になる者が激増したのである。それで医師の勧告を
容れて、兵士のための下半身問題処理所を作らせた。その結果は上々
で、花柳病にかかる率や泥酔者や強姦事件の数も最小限まで下がり、
将兵共に満足した。
これはそれまでのアメリカ軍が、占領地における兵士の行動に対す
る対策を持っていなかったことを示している。日本軍は日清戦争以来
の体験でそれに対する“良心的”な対策を持っていた。アメリカ軍は
慌てて被占領地である日本の女性をリクルートしたのであったが、日
本軍は被占領地の女性を使わずに、自国の紹介業者(江戸言葉では女衒
=ぜげん)に自国の女性をリクルートさせ、営業させたのである。アメ
リカ軍が日本軍ほど“良心的”であり、かつ“思慮深かった”なら
ば、サンフランシスコあたりのピンプ専門の業者に、アメリカの女性
をリクルートさせて横須賀あたりで営業させる準備をしておくべきだ
った。
《漢語の「換骨奪胎」に近い言葉》
日本軍の“良心的”な配慮の下に働いた占領地の売春婦は「従軍慰
安婦」と別の日本語に翻訳され、更に「性の奴隷(セックス・スレイ
ブ)」と英語にも翻訳されて日本人悪人説を世界に普及させるのに大き
な貢献をしている。
ローマの代表的雄弁家であるキケロは、その『弁説論(デ・オラチオ
ーネ)』において表現に輝きを与える最も有効な方法は、翻訳された単
語(verbumtranslatun(ヴェルブム・トランスツート
ム))を使うことであるとしている。「翻訳(案)された単語」とは、「比
喩的に用いた単語」という意味もあるが、「別の文脈になるように言
い換えた言葉」という意味にもなる。漢語で言う「換骨奪胎」に近い
と言えよう。ここでは仮に“換奪翻訳語”と呼ぶことにしておく。
ふり返って見ると、戦後の日本のマスコミ、世論、教育、政治など
は、悪質な換奪翻訳語に振り回されてきたような気がする。今あげた
「従軍慰安婦」などもそうである。最近では「日本植民地」とか「強
制連行」という言葉が、北朝鮮の拉致問題、大和言葉で言えば「ひと
さらい」問題をチャラにするのに用いられている。ワイドショーを見
ているお母さんたちは、北朝鮮の「ひとさらい」に激昂しているのに
その子供たちは学校にゆくと、日教組系の先生方に、「朝鮮が日本の
植民地だった頃に、大量の朝鮮人を強制連行したのだということも考
えなさい」と言われる。拉致問題に対する日本の少年・少女たちの怒
りは、この二つの換奪翻訳語によってチャラにされてしまう。そうい
う換奪翻訳語を書き続けている北朝鮮びいきの大新聞もある。ここで
用いられている二つの換奪翻訳語が問題なのだ。
《朝鮮は日本との「併合」なり》
「植民地」というのは昔からの日本語ではない。コロニーとかアン
ジードルングとかいう白人帝国主義国の用語であった。朝鮮は日本の
植民地になったのではない。「併合」だったので、当時の英語でもa
nnexation(アネクセイション=併合)となっていて、決してc
olonization(コロナイゼイション=植民地化)となっていな
い。サー・フランシス・ベーコンも、アネクセイションという単語を
イングランドとスコットランドの問題に使っているのだ。植民地は収
奪・搾取の対象だが、日本は朝鮮半島に対しては持ち出しなのであ
り、戦前の朝鮮総督府の統計でも、日本から朝鮮半島に行く人数よ
り、人口比にすると朝鮮半島から日本に来る人数が多いとしている。
こんな「植民地(コロニー)」があるものか。明らかなる換奪翻訳であ
る。
「強制連行」も「徴用」の換奪翻訳語であることは本紙でもすでに
指摘されている。北朝鮮の祖国帰還運動の実体がわかって、帰国する
者がなくなった時は、朝鮮総連側が、北朝鮮系の在日にアイデンティ
ティを与えるために普及させた言葉とされている。しかし「徴用」で
日本に来たコリア人は、戦後は占領軍の特別配船により、直ちに優先
的に帰国したはずであり、徴用で来た人が日本にいるとすれば自発的
に残って闇市場で活躍した人たちということになる。こんな悪質な換
奪翻訳語を使うマスコミに戦後の日本人は卑屈にされてきたのであ
る。(わたなべ しょういち)
52 :
文責・名無しさん:02/12/16 08:18 ID:shzh/4d5
黒メガネとはまた懐かしい言葉
53 :
T:02/12/16 22:14 ID:iVjAqym3
>黒メガネの男がストーブの前にしゃがみこんで、ミサイルの薪(まき)をくべている。「パパが『寒くなったらこれを使え』って言ってたなぁ」とつぶやきながら。
>ストーブは真っ黒い煙を吐き出し、周りで各国首脳が顔をしかめている…。きのうの山田紳さんの傑作な政治漫画だった。
まだ売る物があるうちは大丈夫(w
>イエメンへのスカッドミサイル輸出につづき、北朝鮮は核施設の再稼働と建設再開を言いだした。なるほど、パパが使っていたいつもの狡猾(こうかつ)な脅しの手である。
>しかしこれは例によって例のごとき瀬戸際外交の演出か、それともこんどこそ切羽詰まったヤケノヤンパチか。
自称核保有国だから今さら発電しても驚異には成らないんだが、実は「自称」だけだったのか?
>その見きわめをきちんとする必要があるだろう。しかしそのどちらであれ、たとえていえばガソリンスタンドの前でたき火をするようなものである。
>それが子供の火遊びだとすれば、決して甘やかしてはならない。子供の頭をゴツンとやるくらいの厳しさが必要だ。
武力行使か?(w
>たき火でない“どんど焼き”なら正月十五日の行事で、正月の門松やしめ飾りや書き初めの書きぞこないなどを集めて燃やした。左義長ともいう。
>しかし江戸では大火事がたびたび起き、江戸市内では左義長は禁じられた。町中では危険きわまりないからである。
今度は急に原発反対かい。おいらは東京に原発を作ればいいと思っているけど
>人道支援という名の北へのコメ援助なども、考えれば市中のたき火だ。そのコメがだれの手に渡り、だれを助けてしまうのか。
>いずれにせよ、日本が抜けがけで北朝鮮と交渉したり、話し合いをしたりしてはならぬことはいうまでもない。
日本は日本で独自の外交をすべきだ。外務省は信用できないが(w
>ここで一つわからないことがある。9・17以来三カ月たつが、金正日氏の姿が見えない。肉声も聞こえてこない。
>どうしたことだろう、気になってならない。もっとも「たき火」と並んで「かくれんぼ」は冬の子供の遊びだが…。
バカ息子がフランスに行こうとしたらしいけどね。ミッキーマウスに会いに
54 :
文責・名無しさん:02/12/16 22:23 ID:VMZGsqbr
産経抄って土曜だけ違う人が書いてるんだってね。初めて知った。既出かな?
Tってまだいたんだ。
55 :
M:02/12/17 02:40 ID:Uw4t3fig
◆産経抄
「えんび服着慣れたころにもう終わり」。ノーベル化学賞の田中耕
一さん(四三)述懐の句だそうな。授賞式から帰国し、成田空港でまた
もや記者団に囲まれた。「いま一番したいことは?」という質問に、
ぐったりして「早く自分の布団で寝たい」。
▼そりゃそうだろう、全くお疲れさまだった。あの日「作業衣です
いません」とわびた受賞直後の記者会見以来、田中さんは“サラリー
マンの星”として引っ張りだこになった。もはやしがないサラリーマ
ンではなく、「島津製作所フェロー」となったにもかかわらず…。
▼ともかく飾らぬ人柄と朴訥(ぼくとつ)なしゃべり様で、「タマち
ゃん」と並ぶ社会的人気をさらった。はやり言葉ふうにいえば“癒や
し系”である。田中さんがはにかんで話すだけで、何ともいえぬ安ら
ぎを与えられた ▼♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ…と植
木等が歌ったのは昭和三十六年から三十七年にかけて。『スーダラ
節』や『ニッポン無責任時代』は折から右肩上がりの風に乗って大ヒ
ットした。しかし平成の『田中耕一さん』『タマちゃん』は、長いト
ンネルの側壁にうがたれた小さな換気孔だろう。
▼その細い穴から息をつぐサラリーマン生活は気楽な稼業どころで
はないが、トンネルの向こうに光が見えないわけではない。上場企業
五百人のサラリーマン・OL調査によると、今年の忘年会は去年より
少し多くて三・三回。バブル崩壊後初めて前年を上回った。
▼一回あたりの費用は七千八百円。景気回復で懐が温かくなったわ
けでなく、会社の業績不振など暗い話題が多いから、「せめて友人と
楽しく過ごしたい」と。しかし一番癒やされたいと願い、年を忘れた
がっているのは、実は田中耕一さんかもしれない。
56 :
M:02/12/17 02:44 ID:Uw4t3fig
あまりにくだらないが・・・、まあ(フジがらみは)お約束みたいなものな
ので、転載。
◆フジテレビ、週刊現代に賠償求める
格闘技イベント「K−1」をめぐる脱税疑惑の記事で名誉を傷つけ
られたとして、フジテレビとK−1番組担当社員が十六日、「週刊現
代」を発行する講談社などに計一億円の損害賠償と謝罪広告掲載を求
める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、週刊現代は十一月二十三日号で、担当社員がK−1
を主催する興行会社社長の石井和義・正道会館館長(四九)から裏金を
受け取り、個人的に使っていたかのような記事を掲載。フジテレビ側
は「記事の内容は事実無根で虚偽」と主張している。フジテレビで
は、二度にわたって「週刊現代」側に謝罪と訂正記事の掲載を文書で
求めてきたが、誠意ある回答が得られなかったため訴訟に踏み切った
という。
「週刊現代」編集部の話「訴状が届いていないので、提訴の内容に
ついてはコメントできないが、記事は十分な取材に基づいたもので、
内容には自信を持っている」
57 :
M:02/12/17 02:54 ID:Uw4t3fig
まーた主張は、国民感情を思いっきり逆なでする「主張」を展開してくれて
います。「古来、日本人は・・・」と、毎度おなじみの論点ずらしを展開し
つつ、アメリカ様は・・・(あほくさくなったのでやめた
◆主張 学校の対応はよかったか
【ワドル元艦長謝罪】
米ハワイ沖で昨年二月、愛媛県立宇和島水産高の実習船「えひ
め丸」に衝突し、沈没させた米原潜「グリーンビル」のスコッ
ト・ワドル元艦長が、事故から一年十カ月後に、謝罪のため宇和
島市を訪れ、同校内に建立された慰霊碑に花輪をささげ、頭を垂
れた。
同校は当初、ワドル氏からの訪問申し出に拒否の意向を表明し
ていたが、この日は黙認の形をとり、学校関係者は校内で待機し
ていたという。
新聞、テレビで伝えられた地元住民の声の中にも、「遅すぎ
た」「いまさら謝罪に来ても」などといった厳しいものが多かっ
た。
学校側としては、遺族の気持ちを聞き、住民感情にも配慮した
判断だったようだが、対応の仕方はこれでよかったのだろうか。
艦長だったワドル氏の責任は確かに重い。許しがたい操船規定
違反であった。昨年四月発表の米海軍査問会議の報告も「前艦長
の怠慢が、深刻な事態を招いた」と断じた。遺族や被害者の気持
ちも察するに余りある。
それでもなお、謝罪のために訪れたワドル氏に対する今回の同
校などの対応の仕方には違和感が残る。古来、日本人は、たとえ
重い罪を犯した場合でも、その非を認め、謝罪するものに対して
は、法的処分はともかく気持ちの上では寛大であった。それが日
本人の美徳の一つでもあった。
ワドル氏は同校内に建立された慰霊碑に向かい九人の犠牲者の
名前を一人ひとり小声で読み上げた。また、事故で救出された実
習生のうちの四人と面会し、「自分も沈む船の中にいたかった」
と涙を流して謝罪したという。記者会見でも「この痛みとともに
残りの人生を生きる」と語った。
このワドル氏の謝罪を拒否し続けるというのであれば、それは
日本人の伝統的な価値観、美意識に沿うものとはいいがたい。
「礼のかたち」にも反するのではないか。
ワドル元艦長の責任とは別に、米海軍がえひめ丸の引き揚げ、
遺体捜索、その後の遺族との和解交渉などで示した誠意は認めね
ばならない。このほど完成した新えひめ丸も米海軍の補償金で建
造されたものだ。日本人としていろいろなことを考えさせられる
ワドル氏の謝罪訪問であった。
・・・しかし、読めば読むほど、これ、酷すぎるぞ(呆
59 :
M:02/12/17 02:59 ID:Uw4t3fig
正直、事故当時のワドルとかいうこのオッサンの態度からすると、俺にはこ
の「反省」ってヤツが芝居にしか見えないのだが。「黄色いサルがうるせえ
から、いっちょ乗り込んでしおらしい態度見せてやればおとなしくなるかな」
程度にしか考えていないように思える。
それにしても、産経氏は情けないね。そこまでアメリカ様が大事かい。その
ためにはいくら被害者とその家族をコケにしても、一向に構わないんだね。
あんたらにサヨを非難する資格は全くないよ。さすがに呆れ返った。
60 :
M:02/12/17 03:06 ID:Uw4t3fig
あ、一応正論も、さわりだけ載せておきます。基本的にはクソ(本当にクソ、
つかアホ)なのでさらしあげたいところですが、そんなことしてるとキリが
ないので・・・。
◆正論「構造改革か景気対策か」の選択は誤り
東京大学教授 伊藤 元重
不良債権処理速め政策を総動員せよ
≪経済問題を単純化する危険≫
最近、「貴方は構造改革派かそれとも景気対策派か」と聞かれ
ることが多い。
構造改革派は次のような主張をしている。「日本経済の不振の
原因は不良債権などの構造問題にある。不良債権処理のスピード
を速めないかぎり、経済はますます悪くなる。これまで十年以上
にわたって不良債権処理を先延ばしにして、累計で一〇〇兆円を
超えるような景気対策を行ってきたがそれで経済状況がよくなっ
ただろうか。これ以上の不良債権処理の先送りはできない」
これに対して景気対策派の主張は次のようである。「金融機関
は積極的に不良債権処理をしている。しかし、デフレと景気低迷
で次々に新たな不良債権が出てきている。こんな状況で不良債権
処理を加速するのはデフレと不況を悪化させるだけだ。まずデフ
レ対策と景気回復に努めるべきで、不良債権処理は先送りする必
要がある」
世の中のあちこちで展開されている議論を追っていると、どう
もこの二者択一の単純な見方が多い。しかし、そうした見方は危
険だ。現実には複雑であるはずの経済問題を単純化して理解し、
「構造改革か景気対策か」のどちらかの選択を迫ることになりか
ねないからだ。構造改革をすることが景気対策を避けることであ
るような議論になったり、逆に景気対策をすることが構造改革を
遅らせるような議論になったりするのである。
(後略)
61 :
文責・名無しさん:02/12/17 07:37 ID:/B3uaRAy
♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ…
と植木等が『ドント節』で歌ったのは〜
『スーダラ 節』や映画『ニッポン無責任時代』は〜
としたほうがいい。これでは
♪サラリーマンは、が『スーダラ節』の歌詞である、、
『ニッポン無責任時代』が歌の題名だ、と誤認される。
62 :
T:02/12/17 07:46 ID:fZPFU2yr
>「えんび服着慣れたころにもう終わり」。ノーベル化学賞の田中耕一さん(四三)述懐の句だそうな。
>授賞式から帰国し、成田空港でまたもや記者団に囲まれた。「いま一番したいことは?」という質問に、ぐったりして「早く自分の布団で寝たい」。
3k新聞は気を使って質問しなかったよね(w
>そりゃそうだろう、全くお疲れさまだった。あの日「作業衣ですいません」とわびた受賞直後の記者会見以来、田中さんは“サラリーマンの星”として引っ張りだこになった。
>もはやしがないサラリーマンではなく、「島津製作所フェロー」となったにもかかわらず…。
>ともかく飾らぬ人柄と朴訥(ぼくとつ)なしゃべり様で、「タマちゃん」と並ぶ社会的人気をさらった。はやり言葉ふうにいえば“癒やし系”である。
>田中さんがはにかんで話すだけで、何ともいえぬ安らぎを与えられた。
>♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ…と植木等が歌ったのは昭和三十六年から三十七年にかけて。
>『スーダラ節』や『ニッポン無責任時代』は折から右肩上がりの風に乗って大ヒットした。しかし平成の『田中耕一さん』『タマちゃん』は、長いトンネルの側壁にうがたれた小さな換気孔だろう。
>その細い穴から息をつぐサラリーマン生活は気楽な稼業どころではないが、トンネルの向こうに光が見えないわけではない。
>上場企業五百人のサラリーマン・OL調査によると、今年の忘年会は去年より少し多くて三・三回。バブル崩壊後初めて前年を上回った。
ただし自宅でね(w。軍資金が足りないもんで
>一回あたりの費用は七千八百円。景気回復で懐が温かくなったわけでなく、会社の業績不振など暗い話題が多いから、
>「せめて友人と楽しく過ごしたい」と。しかし一番癒やされたいと願い、年を忘れたがっているのは、実は田中耕一さんかもしれない。
7800?どこのお大尽だ?ノーベル賞貰ったわけでもないのに(w
63 :
T:02/12/17 07:51 ID:fZPFU2yr
>>57 罪を憎んで人を憎まずか・・
北朝鮮に言ってる威勢の良さはどこへ行った?(w
64 :
文責・名無しさん:02/12/17 09:48 ID:m298W96w
ここまで来ると産経のアメリカマンセーも気味が悪いな。
(゚Д゚)ハァ? だ。
65 :
文責・名無しさん:02/12/17 10:10 ID:AanuiO+a
すべての反省している人に対して同じ事を言ってほしいものだ。
66 :
文責・名無しさん:02/12/17 10:25 ID:MtemrEov
このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が
言語訓練のために立てたものです。
アイと研究員とのやり取りに利用するスレッドなので、
関係者以外は書きこまないで下さい。
京都大学霊長類研究所
67 :
文責・名無しさん:02/12/17 10:50 ID:SQSg2uqx
>古来、日本人は、たとえ
>重い罪を犯した場合でも、その非を認め、謝罪するものに対して
>は、法的処分はともかく気持ちの上では寛大であった。それが日
>本人の美徳の一つでもあった。
>このワドル氏の謝罪を拒否し続けるというのであれば、それは
>日本人の伝統的な価値観、美意識に沿うものとはいいがたい。
>「礼のかたち」にも反するのではないか。
(゜д゜)ハァ?そこまで云うなら
北朝鮮のキム豚総書記の「謝罪」にも
同じ対応をとるようにしたらどうですか?>産経新聞
68 :
文責・名無しさん:02/12/17 10:58 ID:ysm1GBI9
>67
マスコミはダブスタでいいんだYO
69 :
文責・名無しさん:02/12/17 11:06 ID:AanuiO+a
>>68 アメリカのやることはすべて正しいって姿勢を言ってるんでしょ。
70 :
産経読者:02/12/17 12:28 ID:4XWEnPOa
>>57 まったく今回の「主張」にはあきれたねw。>67の言う通りだ。
以前の記事でひっこみがつかなくなったんだろう。
一度アメリカマンセーしてしまったらもう、それに反する記事が書けない…。
これじゃ朝日と変わらないじゃないか。
アメリカは善、ソ連は悪。結局「冷戦思考」に捕らわれすぎているんだね。
先のチェチェンのテロにしたってそうだ。
ラディンの時はアメリカを擁護し、「テロは悪」って言っていたのに、
なぜかロシアの対応を批判的に書いていた。ガス使用の段取りの悪さで
人質に犠牲が出てしまったのは確かにミスであるし、ロシアがチェチェンに
やっている弾圧も批判されて然るべきだが、あくまで「テロ戦」としてみた場合、
マニュアルとしては正しい。読売はそこをおさえてちゃんと書いていたよ。
(これ、「ダ・カーポ」のサヨク・魚住にもつっこまれていた。ああ、ロシアは
旧ソ連だからなってさ。産経読者として思わず苦笑したよ。)
産経、「テロは悪」だと鼻息荒いけど、本当に戦略を考えてモノ言っているのかね。
大体、善悪でとらえているところが前提として間違い。
だから状況に対応できず、主張があっちに行ったりこっちに来たりする。
北朝鮮関連の記事が読売に遅れをとっているのも、そんなところが影響してきてるんじゃないの?
ところで、「正論」本家産経としては今回の配偶者特別控除問題についてはどう思っているのかね。
あれはフェミニズムがバックにいるんでしょうが。ちゃんと書けよ。
下らないアメリカマンセーしている暇あったらさ。
71 :
文責・名無しさん:02/12/17 23:25 ID:Y5Qr1UG4
>67に同意だな。こりゃ酷え(w
72 :
文責・名無しさん:02/12/17 23:44 ID:12ZGvsGy
今朝社説読んで、(゚∀゚)キタ? と思ってたら、
予想通りこのスレで晒しあげられてましたな(藁
全くもってM氏&>67に同意。あれがパフォーマンス以外のなんだというんだい。
ジョソイルが首脳会談で見せた「謝罪」と、その重みにおいてどれほどの差があるというのか。
確かあのとき産経社説は「賠償しる!」って論調だった気が。
左(アサピー)は中朝韓べったり、右(サンケイ)はアメリカべったり。
わが日本に真の中道マスコミはおらんのか。嘆息。
読売がまだましかと思われ
74 :
M:02/12/18 02:45 ID:2CGqh1Gc
[十八日付]
■産経抄
モンゴルで日本語を教えている学校が教科書不足に悩んでいるという
記事を、身につまされて読んだ。子供たちの日本¥語学習熱は旺盛だが、
教科書がそろわず思うように授業ができない。来日した女性の理事長さ
んが「ぜひ譲って」と訴えていた。
▼この学校は首都ウランバートルに二年前開校し、小学校から高校ま
で九十二人の児童・生徒が学んでいる。小学生で日本語を学べるのはモ
ンゴルでここだけ。日本語で書かれた教科書のほか副教材、辞書、図鑑
など使い終わったものでもいいそうだ。中古といわず新品を贈ってあげ
たい。
▼中国の少数民族は五十五とも五十六ともいわれるが、漢族にとって
万里の長城の向こうの遊牧民族はみな“夷(い)”である。彼らはまがま
がしく匈奴(きょうど)や突厥(とつけつ)や鮮卑(せんぴ)の名で呼ばれた。
中国古代史とはその辺境の民族との死闘と角逐の繰り返しだった。
▼匈奴の子孫であるモンゴル人がいかに中国人から差別と迫害を受け
たか。司馬遼太郎氏の『モンゴル紀行』には、二十世紀初めの一時期、
中国がモンゴル人に中国服を着ることを強要し、反乱を起こそうとする
分子を容赦なく殺した。中国兵による略奪、強姦が常習的に行われ た、
とある。
▼そんなモンゴルの古い唄は、節まわしが追分(おいわけ)に似て日本
の民謡を思わせる。「これだけ距離がはなれつつ、かつ自然環境を異に
しつつも、似たような発声の伝統を持ったというのは、どういうことな
のであろう」。司馬さんはそう述懐していた。
▼教科書寄贈の問い合わせ先を再録しておくと東京・中野の国際交流
協会ジャイスTEL.03-3389-5656である。書くまでもないことだが、
モンゴルの子供たちが日本嫌いになるような、反日的な偏向歴史教科書
はやめておきましょう。
75 :
M:02/12/18 02:55 ID:2CGqh1Gc
主張より
北朝鮮の核開発阻止に対しては、日米韓の一致結束が不可欠だが、十
九日に迫った韓国の大統領選挙で、北への太陽政策を維持し、反米の空
気に乗った候補者がいることには、率直に言って懸念を覚える。選挙の
結果がどうあれ、地域の安全と安定のため、日米韓の結束にひびを入れ
るようなことがあってはならない。
・・・まあ、言ってる内容そのものは間違いではないとは思うのだが、何か
気持ち悪ぃ・・・。仮に「反米」の大統領が選出されたにしても、それに対
して口を挟める筋合いはないし、「日米韓の結束にひびを入れるようなこと
があってはならない」という書き方にも違和感を覚える。せいぜい、「日米
韓の結束(これも嘲笑ものだが)にひびを入れるようなことがないよう希望
したい」程度が表現としては妥当ではないだろうか。
それにしても・・・(以下略
76 :
T:02/12/18 08:03 ID:D5OZgJ07
>モンゴルで日本語を教えている学校が教科書不足に悩んでいるという記事を、身につまされて読んだ。
>子供たちの日本語学習熱は旺盛だが、教科書がそろわず思うように授業ができない。来日した女性の理事長さんが「ぜひ譲って」と訴えていた。
たまには紙面をソースにしないとね(w
>この学校は首都ウランバートルに二年前開校し、小学校から高校まで九十二人の児童・生徒が学んでいる。小学生で日本語を学べるのはモンゴルでここだけ。
>日本語で書かれた教科書のほか副教材、辞書、図鑑など使い終わったものでもいいそうだ。中古といわず新品を贈ってあげたい。
以前小学校の英語教育にケチを付けてなかったか?
>中国の少数民族は五十五とも五十六ともいわれるが、漢族にとって万里の長城の向こうの遊牧民族はみな“夷(い)”である。
>彼らはまがまがしく匈奴(きょうど)や突厥(とつけつ)や鮮卑(せんぴ)の名で呼ばれた。中国古代史とはその辺境の民族との死闘と角逐の繰り返しだった。
モンゴルは独立国
>匈奴の子孫であるモンゴル人がいかに中国人から差別と迫害を受けたか。司馬遼太郎氏の『モンゴル紀行』には、二十世紀初めの一時期、
>中国がモンゴル人に中国服を着ることを強要し、反乱を起こそうとする分子を容赦なく殺した。中国兵による略奪、強姦が常習的に行われた、とある。
「、とある」がついているが・・
>そんなモンゴルの古い唄は、節まわしが追分(おいわけ)に似て日本の民謡を思わせる。「これだけ距離がはなれつつ、かつ自然環境を異にしつつも、
>似たような発声の伝統を持ったというのは、どういうことなのであろう」。司馬さんはそう述懐していた。
同祖論は昔から言われているね。根拠はしらんが(w
>教科書寄贈の問い合わせ先を再録しておくと東京・中野の国際交流協会ジャイスTEL.03-3389-5656である。
>書くまでもないことだが、モンゴルの子供たちが日本嫌いになるような、反日的な偏向歴史教科書はやめておきましょう。
おあとがよろしいようで(w
今日は天人風の話題だが落ちがよい
77 :
文責・名無しさん:02/12/18 08:26 ID:EryXpKBn
>(゜д゜)ハァ?そこまで云うなら
>北朝鮮のキム豚総書記の「謝罪」にも
>同じ対応をとるようにしたらどうですか?>産経新聞
船を引き上げ、賠償し、愛媛にまで足を運んで
被害者に謝罪しようとしたワドル艦長とおなじく
豚総書記が拉致被害者全員を帰し、賠償し、日本にやってきて
家族全員に謝罪し、総連も解散したら同じ対応を
とってもいいと思います。
78 :
文責・名無しさん:02/12/18 09:39 ID:mC9fXDxb
>77
厨房みたいな言い方だね。問題を摩り替えんなや・・
79 :
文責・名無しさん:02/12/18 11:10 ID:mUrqbnB4
今日の産経抄、モンゴルに対する中国の対応についての批判は賛成だが
最後の一文が浮いている。わざとかもしれないが、全体を読了したとき
小学生の作文を読んだような印象がする。まあいつものことだけど・・
80 :
文責・名無しさん:02/12/18 11:35 ID:w9bGYlqL
モンゴル人の皇民化を企んでいるんだろ、石井たんは。
81 :
文責・名無しさん :02/12/18 11:36 ID:kE5NSqXJ
82 :
文責・名無しさん:02/12/18 11:43 ID:EryXpKBn
>78
なぜ、過失による事故と確信犯罪の拉致を同じ視点で
語るのかわからんかっただけ。
まあ少なくともワドルと金正日を同じ次元で捉えているアホは殆どいないから
そのあたりは問題なかろう。
>(゜д゜)ハァ?そこまで云うなら
>北朝鮮のキム豚総書記の「謝罪」にも
>同じ対応をとるようにしたらどうですか?>産経新聞
同じ次元でとらえてると思われますが。
だからそう言う主張を支持するアホは殆どいないと言う意味。
圧倒的大多数の人間はちゃんと区別できている。
出来ないのかわざと区別しないのかは知らないがね。
86 :
文責・名無しさん:02/12/18 19:43 ID:UFXTB2ax
>中古といわず新品を贈ってあげたい。
他人が使う「あげる、あげたい」にはアヤをつけるが
自分が使うのはかまわない産経笑止。
言っちゃあ何ですが、
>>67は明らかに皮肉でしょ? これをそのままの意味
でとってしまったら、まさしくネタニマジレスカコワルイですぞ。
>>77 憂国総裁(ドラゴンロード)クン、いらっしゃい(w
88 :
M:02/12/19 02:49 ID:UHAw2zcH
◆産経抄
こんどの「正論大賞」の中西輝政氏(五五)と「正論新風賞」の阿
久悠氏(六五)には共通点がある。ともに関西のご出身で、中西さん
は商都大阪はキタの中心地・天満で生まれ育った。阿久さんは東は
大阪湾、西は播磨灘に面した瀬戸内海最大の島・淡路島である。
▼受賞の言葉で中西さんは「幼い日々、まだ残る焼け跡で見たあ
の夕陽にはなぜか大いなる希望があった」と語っていた。“朝日”
でないのは暗示的だなどと考えるのはむろん思い過ごしで、大阪は
西に向いている。夕日の美しい街である。
▼その街は海に向かってひらいており、道は瀬戸内海を渡ってア
ジアへ通じていた。中西さんの視点が断固国益に立脚しつつ、豊か
な国際性を持っているのもそのせいだろう。論旨と歴史認識は明快
そのもの、「新しい歴史教科書」の読後感で“なんだ、普通の教科
書じゃないか”と喝破された。
▼阿久さんのアンテナも小説『瀬戸内少年野球団』のように、海
に向かってひらけ、時代の風をとらえようとしている。その『正
論』の文章にはいつもアッと息をのむ思いになるのだった。一つと
して手あかのついた表現はなく、つねにユニークで新鮮な修辞が、
手品師の帽子から出るハトのように現れる。
▼いや、こういう陳腐な比喩こそこの詩人が最も嫌う言葉づかい
だろう。嫌いなものといえば、阿久さんは「他人の言葉を引き合い
に出して論ずることが苦手である」そうだ。何であれ、オリジナリ
ティーを尊ぶ。
▼その阿久流には反することになるが、一つ引用させていただき
たい。阿久さんは日記をつけて二十三年になり、余白にニュース短
歌をつづっているという。その一首に「子らよ子ら 書を読め 解
せ 文(ふみ)を書け 人の目を見て 言葉語れよ」。
89 :
文責・名無しさん:02/12/19 06:40 ID:ylP4o0iP
>正論新風賞
そういえば、雑誌の「正論」で
神奈川県警に逮捕された
極右政党新風党員の主張を掲載してたな
90 :
T:02/12/19 07:53 ID:XxLnZ7ba
>こんどの「正論大賞」の中西輝政氏(五五)と「正論新風賞」の阿久悠氏(六五)には共通点がある。ともに関西のご出身で、
>中西さんは商都大阪はキタの中心地・天満で生まれ育った。阿久さんは東は大阪湾、西は播磨灘に面した瀬戸内海最大の島・淡路島である。
>受賞の言葉で中西さんは「幼い日々、まだ残る焼け跡で見たあの夕陽にはなぜか大いなる希望があった」と語っていた。
>“朝日”でないのは暗示的だなどと考えるのはむろん思い過ごしで、大阪は西に向いている。夕日の美しい街である。
出た(w
>その街は海に向かってひらいており、道は瀬戸内海を渡ってアジアへ通じていた。中西さんの視点が断固国益に立脚しつつ、豊かな国際性を持っているのもそのせいだろう。
>論旨と歴史認識は明快そのもの、「新しい歴史教科書」の読後感で“なんだ、普通の教科書じゃないか”と喝破された。
この人ならもっと”正論な”教科書を書くって事だろね(w。扶桑社では物足りないのだろう
>阿久さんのアンテナも小説『瀬戸内少年野球団』のように、海に向かってひらけ、時代の風をとらえようとしている。
>その『正論』の文章にはいつもアッと息をのむ思いになるのだった。一つとして手あかのついた表現はなく、つねにユニークで新鮮な修辞が、手品師の帽子から出るハトのように現れる。
>いや、こういう陳腐な比喩こそこの詩人が最も嫌う言葉づかいだろう。嫌いなものといえば、
>阿久さんは「他人の言葉を引き合いに出して論ずることが苦手である」そうだ。何であれ、オリジナリティーを尊ぶ。
>その阿久流には反することになるが、一つ引用させていただきたい。阿久さんは日記をつけて二十三年になり、
>余白にニュース短歌をつづっているという。その一首に「子らよ子ら 書を読め 解せ 文(ふみ)を書け 人の目を見て 言葉語れよ」。
で、肝心の本の宣伝はどうした?土井も辻元も関西だぜ(w
91 :
文責・名無しさん:02/12/19 10:42 ID:6sw5037N
この人阿久悠が嫌いなのかな?
ほめてる割には、阿久悠のいやがる引用を繰り返してる。
っていうか、この人はほとんど引用だけどね。
92 :
文責・名無しさん:02/12/19 10:59 ID:G0GOOxY/
>この人はほとんど引用だけどね。
痛いとこ突いたな(w
93 :
文責・名無しさん:02/12/19 11:06 ID:L2dW5tWC
昨日の産経抄といい今日のといい
新しい歴史教科書ってそんなに売れ残りがあのるか?
94 :
文責・名無しさん:02/12/20 08:42 ID:fvnGiRVp
95 :
文責・名無しさん:02/12/20 12:04 ID:LobbKKUc
あれ、マンション業者は市の建築中止の声を無視したんじゃなかったっけ?
96 :
文責・名無しさん:02/12/20 13:16 ID:smNVEkqx
■■■第22回「つくる会」緊急シンポジウム■■■
「拉致被害者家族から話を聞く対話集会」
日時/平成14年12月26日(木) 午後6時30分開会(6時開場) 〜9時30分閉会
会場/大田区民ホール・アプリコ 大ホール(1400名収容)
交通/JR京浜東北線『蒲田』駅下車・東口徒歩3分(駐車場有り)
◇登壇者〈予定〉
●特別ゲスト
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」
代表 横田滋・早紀江ご夫妻
事務局長 蓮池透氏
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」
会長 佐藤勝巳氏(現代コリア研究所所長)
「拉致議連」
会長 中川昭一氏(衆議院議員) 事務局長 平沢勝栄氏(衆議院議員)
●「つくる会」登壇者
西尾幹二(兼・司会) 田中英道(東北大学大学院教授) 藤岡信勝(東京大学教授) 田久保忠衛(杏林大学教授) 八木秀次(高崎経済大学助教授)
◇入場料 2,000円 ※前売り券販売
・ローソン(Lコード:35716)・チケットぴあ・ファミリーマート・東京都内のセブン・イレブン(Pコード:803−613)
◇署名等 当日、参加者に「ブルーリボン」を配布、署名運動への協力を求める
とともに、会終了後、支援募金をつのり、「家族会」「救う会」にお渡しします。
◇主催 新しい歴史教科書をつくる会 TEL 03-5800-8552 FAX 03-5804-8682
http://www.tsukurukai.com/Rachi%20Shinpo.htm
97 :
文責・名無しさん:02/12/20 18:21 ID:Sk0Lwxf7
反産経系のスレで反産経の人間が自分の意見を書き込んでるのは
このスレくらいだな。あとは反産経がスレ立てるだけで産経支持者の書き込みで埋まってる。
まぁこのスレは応援してやるよ。長いこと続いてるし。
ただTの無学を救ってやることはできんがな(w
98 :
丁:02/12/20 19:39 ID:EcSvRi7m
東京・国立市の高層マンション訴訟問題は、どう書いても賛否両論が殺到するだろう。
“景観利益”を全面的に認めた東京地裁判決に、原告の住民は「感動的だ」と快哉(かいさい)を叫び、
建築主や入居者たちは「奇想天外な」と青ざめて絶句した。
▼建築家・芦原義信氏の著書『街並みの美学』(岩波現代文庫)のなかに、こういう言葉がある。
「街並みは、住みついた人々が、その歴史のなかでつくりあげてきたものであり、
そのつくられかたは風土と人間とのかかわりあいにおいて成立する」。
▼まさにその通りで、歴史と風土の景観を損ねる建物をつくることは“街並みの美学”に反している。
判決は景観論議に一石を投ずるものだった。日本の街はあまりにも無秩序につくられ続けてきたからである。
▼しかしまた、こうも言えるのではないか。狭い日本では、とりわけ東京のような大都会では、人間は重なり合って生きなければならない。
高層マンションや集合住宅で暮らすことを余儀なくされ、景観にも辛抱と譲り合いが求められている。
都心よりむしろ郊外こそ緑を残すために高層住宅が必要なのである。
▼そのためには自治体、住民、業者などによるルールづくりが不可欠だが、国立市ではそれがなかった。
そしてこのマンションをめぐる裁判は初めてではなく、そのつど司法判断が変わってきた。
早い話が、こんどの判決が示すような“高さ二十メートル超撤去命令”は現実に可能だろうか。
▼折も折、きのう本紙談話室に「一審の軽視は裁判ゆがめる」という投稿があった。
この地裁判決にも「理想論を展開しただけだ」とか「どうせ二審でひっくりかえるさ」などといううがった見方がある。
この問題には裁判への信頼もかかっているのである。
フライデーという、イエロージャーナリズムの象徴のような写真誌に載って
たけど、ワドルって、やっぱり・・・だったね。是非ともご一読を。
100get
フライデーなんて書いてあるの?
101 :
T:02/12/21 00:12 ID:ObzcY58r
>東京・国立市の高層マンション訴訟問題は、どう書いても賛否両論が殺到するだろう。“景観利益”を全面的に認めた東京地裁判決に、
>原告の住民は「感動的だ」と快哉(かいさい)を叫び、建築主や入居者たちは「奇想天外な」と青ざめて絶句した。
既成事実の「できちゃった不法行為」を許さない判決は画期的
ただし建設途中でルールー変更は困る
>建築家・芦原義信氏の著書『街並みの美学』(岩波現代文庫)のなかに、こういう言葉がある。
>「街並みは、住みついた人々が、その歴史のなかでつくりあげてきたものであり、そのつくられかたは風土と人間とのかかわりあいにおいて成立する」。
今日は岩波の宣伝
>まさにその通りで、歴史と風土の景観を損ねる建物をつくることは“街並みの美学”に反している。判決は景観論議に一石を投ずるものだった。
>日本の街はあまりにも無秩序につくられ続けてきたからである。
”ばかけんんちく”も風土と人間の関わり合いでできる(w
102 :
T:02/12/21 00:19 ID:ObzcY58r
>しかしまた、こうも言えるのではないか。狭い日本では、とりわけ東京のような大都会では、人間は重なり合って生きなければならない。
>高層マンションや集合住宅で暮らすことを余儀なくされ、景観にも辛抱と譲り合いが求められている。都心よりむしろ郊外こそ緑を残すために高層住宅が必要なのである。
元々からの住人と、転居してくる人の権利のぶつかり合い?
一家4人で東京都民かおめでてーな。住基ネットの入れてやるからそのマンションどけろと
>そのためには自治体、住民、業者などによるルールづくりが不可欠だが、国立市ではそれがなかった。そしてこのマンションをめぐる裁判は初めてではなく、
そのつど司法判断が変わってきた。早い話が、こんどの判決が示すような“高さ二十メートル超撤去命令”は現実に可能だろうか。
法律の話が結論で技術論になっているぞ(w
>折も折、きのう本紙談話室に「一審の軽視は裁判ゆがめる」という投稿があった。この地裁判決にも「理想論を展開しただけだ」とか
>「どうせ二審でひっくりかえるさ」などといううがった見方がある。この問題には裁判への信頼もかかっているのである。
何でも法律で縛るより「世論」というか「雰囲気」というか地元の反対を押し切ってもペイしない事になればこういう件はなくなる
103 :
文責・名無しさん:02/12/21 02:45 ID:GHDPA4sS
産経Webニュース速報より
01:17 JR東海道線が1時間半不通。兵庫県内の立花−甲子園間の踏切で人身事故。男性1人が死亡、10万人前後に影響。
甲子園→甲子園口の間違い。甲子園は阪神線です(w
104 :
丁:02/12/21 16:57 ID:p+L/tLty
「冬至」はあす二十二日なのだが、韓国では一足早く“一陽来復”の太陽がよみがえったらしい。
北朝鮮への「太陽政策」の継承を訴える進歩派・盧武鉉氏が、「北風政策」を主張する保守派・李会昌氏を破って大統領に当選した。
▼ふつう進歩派といえば反体制派であり、保守派といえば体制派であることが多い。
ところが韓国では進歩派が体制的、保守派が反体制的という「ねじれ現象」が起きている。
それにまた盧氏を支持した若年層は、体制派であって「変化を希望」したというのだから余計ややこしかった。
▼問題は北への対応である。米国は「すでに太陽政策は破綻(はたん)した」と明言し、日本もまた「北とは妥協しない」方針を打ち出している。
五人の拉致被害者も決別を宣言した。盧氏当選に北は笑いがとまるまいが、日米韓がぎくしゃくすることは必至だろう。
▼道にひっくり返って大声でわめいている子供がいる。あれが欲しい、これが欲しいとダダをこねている悪ガキに、甘やかしのアメを与えるのか。
それともごつんと頭をたたいて厳しいしつけをするのか。韓国はアメをしゃぶらせようとしている。率直にいって賛成しかねると申し上げたい。
▼この選挙では思わぬハプニングに驚いた。投票前日の深夜突然、サッカー協会長で国民統合21の鄭夢準代表が、盧氏への選挙協力を撤回した。
どこも政治は一寸先が闇、かたずをのむ思いだったが、ふたを開けてみればむしろ同情票が集中したらしい。
▼そして一夜明けるや、国民統合21の幹部ら六十人がどっと集団離党していった。存在感をねらった鄭氏は取り残され、元の木阿弥にもどってしまったそうだ。
誤って自陣にボールを蹴り込んだ“オウンゴール”みたいなものだろう。
105 :
M:02/12/22 02:55 ID:gvJQb8MO
◆産経抄
キリストの誕生は十二月二十五日のはずなのに、なぜ二十四日の
夜お祝いするのだろう。ささやかな疑問だったが、当時のユダヤ暦
は不定時法で、日没になると日付がかわる。つまり二十五日といっ
ても、今の暦の二十四日夜に当たるからだそうだ。
▼これはカトリックの司祭に聞いた話である。といっても、この
キリスト生誕の日付には異説がゴマンとある。聖書には、近くで野
宿していた羊飼いたちが御子誕生のお告げを受けたとある。だがこ
の季節は寒くて野宿などできない、というのもそのひとつだ。
▼敬虔(けいけん)なクリスチャンにとっては、きっと余計なお世
話だ。しかしクリスマスが、古代ヨーロッパの「冬至祭」と出合っ
てこの時期に定まったことは間違いないだろう。一年で太陽の力が
最も弱く感じられる冬至に、その復活を祈り、太陽神の誕生を祝う
祭りだった。
▼この冬至祭や、そこから派生した行事は世界中で行われてい
る。日本の民間行事としての新嘗(にいなめ)祭は、新たな実りの年
がやってくるのを祈る冬至祭の一種と考えられている。カボチャを
冬至の日に食べる風習があるのは、中が「お日さま」を思わせるか
らなのだろう。
▼各地で行われる火祭りも、太陽の一陽来復を祈るものだった。
クリスマスに教会で行われるキャンドルサービスやクリスマスツリ
ーの電飾にはその名残が感じられる。日本人の生活の中にクリスマ
スが定着した一因には、そうした季節感の一致もあったといってい
い。
▼そういえば今年、年末に街を光で飾るイルミネーションが急に
増えた気がする。私鉄沿線の小さな駅前にもあってびっくりさせら
れる。これも、経済をはじめ日本社会の来復を祈る気持ちがこめら
れているのだろうか。今日はその冬至である。
106 :
産経信者、きょうも言い訳に必死。基地外だな:02/12/23 02:52 ID:uQn5Nd/t
だから言ってるじゃん。
スレつぶしより、産経が潰れる方が早そうだって。
産経新聞赤字23億円の損失補填は、国税庁が目を付けていますよ。
ははは、ハズかシー。国会で誤報を取り上げられた産経新聞。
次は、脱税ですか。報道されたら、
「当局との見解の相違です」とか、言い訳するのかな?
見苦しいね。いつでも産経は。
北朝鮮拉致報道でも、産経は、
朝日の後追い報道を
リメイクしているだけなのがバレたのに
「我が社が一番」だって。何が一番だよ。誤報で国益を害した数かい?
まあ、産経倒産後は、2ちゃんマスコミ板で頑張ってくれ。
無職引き篭りの冴えない朝日信者が今夜もまた一人ぼっちで必死ですねw
朝日信者は早く説明責任を果たしてくださいw
>>特に
>>106のキチガイ朝日信者さん、拉致被害者への謝罪まだー?ww
【拉致】蓮池透氏、朝日・筑紫に宣戦布告【正犯】
12/17 発売 フラッシュ(12/31号)
「朝日の偉い人達、例えば論説委員のような方たちは北朝鮮シンパのような人ばかり
ですから」
「(週刊金曜日の件について)事後検証などまったくおこなわずにただ垂れ流した」
「(筑紫に対して)国民の総意として一致団結して問題解決に取り組もうとしている今、
これに水を差すなと言いたい。」
「透さんが一番許し難いのは・・(中略)テレビ朝日ワイドスクランブルのコメンテーターは
番組中『家族たちが被害者本人を洗脳している』とさえ言い切った。」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mass/1040225344/
108 :
M:02/12/23 06:13 ID:07kSEUXJ
◆産経抄
大山鳴動して赤毛のねずみ一匹…などと言ってはいけない。中村紀
洋選手(二九)の近鉄残留宣言を歓迎するファンは多いはずである。パ
の大砲だけは流出が避けられたことも、関西とパの灯が消えなかった
ことも、日本のプロ野球にとっては救いになった。
▼米大リーグのメッツ入りが確実のように伝えられ、中村選手も身
体検査まで済ませていた。それが一夜にしてドンデン返しになったの
は、一本の電話、一枚?のホームページだった。「合意に達したもよ
う」という情報もれに彼は赤毛を逆立てて激怒したそうだ。
▼阪神、近鉄にはきちんと筋を立てて断りたかった、義理を通した
かった、その「形」を踏みにじられたのが翻意の原因だという。それ
が「中村の哲学と理念だった」という報道があったが、少々きれいご
との気がする。
▼たしかにメッツ側に勇み足や不手際はあっただろうが、その程度
の観測や情報はこうした契約につきものである。激怒して話を白紙に
かえすほどのこととは思えない。FA宣言して四十数日を費やした事
態も長すぎた。人生の岐路に悩むのは当然としても長すぎた。白紙還
元も迷走の続きだったのではないか。
▼ベースボールと野球道は似て非なるものという言い方がある。あ
るいはこの問題にも日米の野球文化の違いがでていたのかもしれな
い。双方のある種の焦りが契約をこじらせてしこりを残し、日米間の
誤解のミゾを深めてしまったとすれば不幸なことだった。
▼後味のよくないこの問題にも救いがある。断りの電話を受けた阪
神・星野監督は「気にするな。しっかり近鉄、パ・リーグ、関西を盛
り上げたらいい」と励ましたという。無念と負け惜しみがにじんでい
るが、立派なはなむけの言葉ではないか。
109 :
M:02/12/23 06:20 ID:07kSEUXJ
確かに昨日の産経抄に比べると・・・、はるかに電波ゆんゆんだな(w さ
すがは石井タン。
>日米間の誤解のミゾを深めてしまったとすれば不幸なこと
と、お約束もバッチシV!
また、産経の特徴とも言える阪神&星野仙一に対する甘さときたら。フジサ
ンケイグループはヤクルトの大株主であり、横浜の元株主ではあるが、セの
各球団に対する扱いは 巨>神>>>>>>>>>中>ヤ>横 だな(何か
忘れてる気もするが
110 :
文責・名無しさん:02/12/23 08:16 ID:/4gaLA1M
いちばん強かったのは中村の電波
111 :
文責・名無しさん:02/12/23 09:03 ID:ajUxeKak
メッツのHPもそうだが産経もでかでかと「中村メッツ入り」と報道しただろ!
(産経しか購読してないので他の新聞は知らん)
112 :
文責・名無しさん:02/12/23 16:24 ID:jWcmrcn6
産経大阪は阪神マンセー一色
大阪の悪口は言えない
石井さんもいろいろ気を遣ってたいへんだね
113 :
文責・名無しさん:02/12/23 19:09 ID:bI6MfDqD
>▼たしかにメッツ側に勇み足や不手際はあっただろうが、その程度
の観測や情報はこうした契約につきものである。激怒して話を白紙に
かえすほどのこととは思えない。
プロ野球界に限らず先に情報が流れてしまって御破算になるのは
別に珍しくない話だと思うが。
俺は中村の気持ちが解るな。
114 :
産経信者、批判者はすべてサヨクだって(笑):02/12/24 02:12 ID:fudXvvAs
産経は「安かろう悪かろう」で月決め料金が安いから、
生活保護世帯か、そうか極右の財界人もどきがメイン読者で、
中間層(サラリーマン層)が、ごっそり抜け落ちている。
だから、広告を打つには大変不利な媒体だ。
購買力の高い良質読者は朝日1本、大衆商品は読売でOK。
嘘だと思うなら、新聞を読み比べてごらん。
外国ブランド(例えばシャネル、ヴィトンなど)の一面広告は朝日ばっかり。
携帯電話新機種の全面広告は、読売が強いのだ。
産経は論外。産経に広告を出すのは、お金にドブを捨てるようなものだ。
読売の5分の1、朝日の4分の1しか、部数がなく、低学歴低収入層が多い産経に
広告を出すのは、不況なのに酔狂な奴しかいない。
サラ金とか多いね、産経は。経営状態が悪いから金を出せば何でも掲載するのか!!!
反論できないだろう。産経信者諸君!!!!
具体的な反論があれば、いつでも聞いてやる!!!!
115 :
文責・名無しさん:02/12/24 02:14 ID:xUG5JEX8
116 :
産経信者、批判者はすべてサヨクだって(笑):02/12/24 03:01 ID:fudXvvAs
115は荒らしだね。無視しよう。さすが産経信者。
真実を突かれて困ったね。
無職引き篭りの冴えない朝日信者が今夜もまた一人ぼっちで必死ですねw
朝日信者は早く説明責任を果たしてくださいw
>>特に
>>114-116のキチガイ朝日信者さん、拉致被害者への謝罪まだー?ww
【拉致】蓮池透氏、朝日・筑紫に宣戦布告【正犯】
12/17 発売 フラッシュ(12/31号)
「朝日の偉い人達、例えば論説委員のような方たちは北朝鮮シンパのような人ばかり
ですから」
「(週刊金曜日の件について)事後検証などまったくおこなわずにただ垂れ流した」
「(筑紫に対して)国民の総意として一致団結して問題解決に取り組もうとしている今、
これに水を差すなと言いたい。」
「透さんが一番許し難いのは・・(中略)テレビ朝日ワイドスクランブルのコメンテーターは
番組中『家族たちが被害者本人を洗脳している』とさえ言い切った。」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mass/1040225344/
118 :
文責・名無しさん:02/12/24 05:52 ID:VbtyBXo6
たしかに朝日新聞は記事ではなく広告が主体の紙面作りとなっているな。
でも、新聞って広告で選ぶものだったか?
119 :
文責・名無しさん:02/12/24 09:59 ID:LLvubzHc
今日も引用だったね。
引用から独自の意見を述べるならまだしも
まるまる引用なら本の題名、作者、出版社、
定価を書いておくだけで良いんじゃないの?
120 :
産経信者、批判者はすべてサヨクだって(笑):02/12/24 10:35 ID:fudXvvAs
中国人強制連行記録などが記録された
28万4000ページの外務省の秘密文書が24日、公開された。
連行された3万8935人のうち6830人が死亡したが、
日本政府は、その事実を隠蔽し、死者数を小出しに
しようとしていたことも明らかになった。
ひどいねー。事実を認めた上で、外交戦略を練らないと、
拉致を長年認めなかった北朝鮮と一緒じゃん。
でも、もっとひどいのは、産経新聞の報道だ!!!!!
産経新聞は「強制連行なんかなかった。うそだ。
強制連行なんて中韓の回し者だ、サヨだ、過激派だ」などと、
くだらない愛国心をトバシまくっていた。産経新聞は、正真正銘の電波新聞だ。
事実を検証しようともせず、単に中韓嫌いというだけでは、
真の愛国心も生まれないし、国内読者や周辺諸国の信頼も得られない。
121 :
丁:02/12/24 20:09 ID:6cp0Tlyy
池波正太郎の『鬼平犯科帳』の主人公、火付盗賊改方の長官(おかしら)・長谷川平蔵は実在の人物である。
平蔵が活躍する江戸の中期は、天明の大飢饉(ききん)や浅間の噴火など世情不穏の時代だった。火つけや強盗がふえたという。
▼町奉行所というのは都庁と警視庁を兼ねたような役所だった。犯人が寺なら寺へ逃げ込めば、そこは寺社奉行の管轄になり、
江戸の外に逃げてしまえばまた手続きがいる。そこで捜査が自由にできる特別警察のようなものが「火付盗賊改方」だったらしい。
▼いま日本の治安は、江戸どころではない、異常事態と呼んでいいくらいだ。
この十一月までに全国の警察が認知した刑法犯は約二百六十万件。戦後最悪だった昨年を4%上回り、
全体の検挙率は21.2%というから、犯人五人のうち四人は捕まらない。
▼世田谷の一家四人殺しも一昨年の年の暮れだったが、師走は凶悪犯罪が多発する。先日も東京・銀座で、白昼に集金車が襲われ七千五百万円が強奪された。
大阪では相変わらずひったくり犯の発生が年間一万件を超えている。街頭犯罪は少年が七割を占めるそうだ。
▼鬼平がこう述懐するところがあった。「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。
悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」。池波さんの優しい人間観だった。師走にはそういう人の心もすさんでくる。
▼年の暮れといえば、これは亡き池正自身の述懐だが、原稿を書くのは万年筆で四十本持っていた。
「毎年、暮れになると使っていた万年筆の大掃除をし、休ませてあったやつを出してきて、次の年に使うペンを決めるんです」。
ちょっといい話ではないだろうか。
122 :
M:02/12/25 03:29 ID:tG470RVb
■産経抄
公開された外交文書のなかで、「日台断交」の舞台裏の話が興味深かっ
た。北京で日中共同声明が調印されたのは昭和四十七(一九七二)年九月二
十九日である。その十日前、首相特使として自民党副総裁の椎名悦三郎氏
が訪台した。
▼椎名氏は「省事(ことをはぶく)」を人生観にしていた。ものぐさとい
っていいほど小事にこだわらず、イブシ銀のような政治家で“おとぼけ”
を身上とした。それでいて人を見抜く目や、物事を判断する力は抜群だっ
たのである。
▼その椎名は台北空港で日中国交正常化に抗議するデモ隊に囲まれ、タ
マゴやトマトを投げられた。それくらいは蛙の面に水だろうが、交渉相手
は名にしおう蒋経国行政院長(首相)、互いに百戦錬磨のつわもの同士だ。
いうなればタヌキとムジナの化かし合いだったのではないか。
▼とにかく婉曲(えんきょく)な言葉で“顔を立てる”ことに腐心した椎
名に向かって、蒋はこういった。「鉄砲が支配した日本は内政不干渉の原
則を守らなかったが、今の日本はペンが政治を掌握している。今回の結果
が、鉄砲の支配よりさらに悪化することのないよう願いたい」。
▼敵もさるものひっかくもの、蒋の言葉は日本の中国偏向報道を指して
いたに違いない。それより五年前、中国は朝日を除く各紙の北京特派員を
次々に追放(のち産経を除いて解除した)。対日政治三原則をつきつけ、中
国に対しオベンチャラを書く新聞だけが入国を許可された。
▼こうして「北京の空は青かった」「ハエやカは一匹もいなかった」式
の偏向報道があふれたのである。椎名はどうこたえたか。「発言をしみじ
みと拝聴し、ますます置かれている場面が重大な関頭に…」。椎名の背中
には冷たいものが流れたことだろう。
123 :
M:02/12/25 03:32 ID:tG470RVb
・・・何が言いたいのかがさっぱり分からない、「悪文」の見本だと思うの
だが・・・
124 :
M:02/12/25 03:40 ID:tG470RVb
■正論 わたしの主張は平和祈念碑
ノンフィクション作家 上坂 冬子
「追悼懇」であれこれ思い考えたこと
《「次善の策」ないかと参加》
国立の、無宗教の、平和祈念碑を建てることに私は基本的に賛成である。
なぜなら、日本にこれまで無かったから。
碑の在り方を考える懇談会(追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り
方を考える懇談会=略称・追悼懇)に私は喜んで参加した。なぜなら、ここ
数年に及ぶ近隣諸国からの靖国参拝非難に対処する必要を切実に感じてい
たから。
(以下略)
・・・まあ、ここまでだとちょっと「?」のようにみえますが、全体を通し
てみると決してそうではないので、この引用の仕方は卑怯だ・・・だったら
よかったんですけどね。前編通して読んでも、やっぱり(以下自粛)
>「毎年、暮れになると使っていた万年筆の大掃除をし、休ませてあったやつを出してきて、次の年に使うペンを決めるんです」。
>ちょっといい話ではないだろうか。
どこがちょっといい話なのだ。
126 :
文責・名無しさん:02/12/25 09:42 ID:DxWwpFMp
今日の産経抄は要するに朝日を筆頭に日本の新聞はすべて
中国の手先の極悪人で産経のみが真実を伝える正義のペン
だって言いたいのかな?
127 :
文責・名無しさん:02/12/25 09:56 ID:0ePrwLmw
あれ?産経だって現在は支局があるんですが
この人は自分の会社の事も正確に記述出来ないの?
128 :
文責・名無しさん:02/12/25 14:31 ID:2YQjbJqy
>>127 暗に産経も中国におべんちゃらを言うようになったって言いたいのでは?
129 :
文責・名無しさん:02/12/25 15:25 ID:LePJ6Rx+
>>121 なんだかなあ。八州廻りと火盗改メがごちゃまぜになってるような。
>>128 悪口の才能しかない人間が産経の再開した中国支局の局長に就任した
(現在は既にワシントンに復帰)
古森さんに嫉妬しているだけだったりして。
130 :
文責・名無しさん:02/12/25 20:08 ID:auVCq0c9
>>124 へえ正論メンバーの上坂があの懇談会に入ってたのか。
亡くなった坂本さん以外のメンバーは知らなかったが
こりゃ以外。
毎月のように産経新聞から「坂本さん以外のメンバーは」って
非難記事載ってたから
131 :
M:02/12/26 02:57 ID:/HPjhtTy
◆産経抄
戦没者追悼懇の最終報告を読んで悲しくなった。失礼ながらば
かばかしく感じてしまうところもあった。「追悼・平和祈念を行
うための国立の無宗教の恒久的施設」というくだりもその一つで
ある。何のことはない、これはドンガラ(胴殻)ではないか。
▼都心のどこかに広い場所をとって、塔だか柱だかを建てると
いうが、それには戦没者の「霊」も「魂」も入っていない。つま
りドンガラなのである。そんな日本人の宗教観や霊魂観と相いれ
ない施設を作って、一体だれがおまいりするというのだろう。
▼外国の元首にも礼拝してもらうということだが、靖国神社に
は欧米や東南アジアの要人はおまいりしている。ようするに中国
と韓国の元首だけが問題で、両国の内政干渉に屈従してむだな施
設を作る…。日本人にとってこれほど恥辱的なことはない。
▼無宗教うんぬんを強調していることにも首をかしげる。日本
人はクリスマスに酒を飲んでお祝いし、お寺の除夜の鐘に悪業を
はらい、明ければ初日の出に手を合わせて神社に初もうでする。
他の民族から見れば目をむくような宗教行動かもしれないが、そ
れが日本人の生活習慣である。
▼宗教に無節操とのたもうた裁判官がいたが、無節操なのでは
ない、寛容なのだ。許容しているのだ。靖国神社はその名の通り
神道だが、これまで神道が他の宗教を目の敵にして迫害したり、
血で血を洗う虐殺をしたりしたことがあっただろうか。
▼靖国神社は心優しい日本人の祖霊観と精神文化の土壌に根を
おろしてきた。だからこそ小泉首相が来年も「靖国参拝」を明言
しているのだろう。超党派の国会議員二百六十三人も「施設反
対」の署名をしている。これ以上、屋上屋を架する必要がどこに
あるだろう。
132 :
M:02/12/26 03:02 ID:/HPjhtTy
◆正論 追悼するのに特定の施設は不要
大阪大学名誉教授 加地 伸行
追悼施設の「法制化論」は壮大な空論
《日本人が求めるのは〈慰霊〉》
十二月十三日、福田康夫官房長官の私的懇談会「追悼・平和祈
念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」が報告書を公
表した。
この報告書は、故坂本多加雄氏の「参考意見」の部分を除き、
日本人の原宗教意識や伝統をまったく踏んでいない空虚な内容で
ある。
と言うのは、戦没者に対するありかたとして日本人が求めてい
るのは〈慰霊〉であるにもかかわらず、同報告書は〈追悼〉を言
うからである。ここが決定的相違であり、かつ国民の意識と大き
くずれているところである。同報告書は無宗教の旗の下、文字ど
おり〈追悼〉に徹している。懇談会の名称の中にも織りこんでい
るほどだ。これは何を意味しているのか。
追悼とは、たとえば黙祷(もくとう)や敬粛という行為を通じて
亡き人を偲ぶことであろう。それは心のありかたの問題なのであ
るから、特定の場所でする必要がない。そもそもが追悼に施設は
不要なのである。
(後略)
133 :
文責・名無しさん:02/12/26 09:49 ID:rx998VIe
戦没者の中にもキリスト教徒、イスラム教徒、ゾロアスター教徒がいるんじゃないかな?
キリスト教徒についてはいるはずでたしか合祀してるれるな、という話を聞いた気がする。
自分の意見を絶対として他の意見を全く顧みないと言うのは産経抄子の大嫌いな中国に
にているような気がする。もう少し人の気持ちを察してあげてほしい。
134 :
文責・名無しさん:02/12/26 09:58 ID:cmvHeK3J
>これまで神道が他の宗教を目の敵にして迫害したり、
>血で血を洗う虐殺をしたりしたことがあっただろうか。
産経抄は歴史に無知なのか?廃仏毀釈すら知らないのか?
幕末維新についての無知ぶりが露呈した形だ。
つくづく産経の言う日本の歴史とはここ100年でしかない
ということがよくわかった。
135 :
文責・名無しさん:02/12/26 10:19 ID:rx998VIe
キリシタン弾圧ってのもあったよね。
136 :
文責・名無しさん:02/12/26 10:29 ID:/hUsdM8B
>>135 いや、廃仏毀釈は明らかに新道によるものだが
(幕末の水戸藩とか凄かったね。血をみたね。
幕府は責任を取らせて斉昭を隠居させたしね
維新後も凄かったけど)
キリシタン弾圧は違うんじゃないか?
137 :
文責・名無しさん:02/12/26 10:36 ID:kMbLSvAD
靖国の事になると頭に血が上るのか、はちゃめちゃになるね。
もうちょい落ち着け。と言いたい。
138 :
文責・名無しさん:02/12/26 11:20 ID:4XFgvJRB
産経はいいかげん宗教団体と手を切れ!
宗教団体の意を汲んで書いてるのが見え見えなんだよ。
戦没者を追悼する「権利」は靖国が独占すべきものなのか。
要するに、上坂冬子が言うところの「宗教宗派関係なく、皆が戦没者の慰霊、
もしくは平和を祈念する施設」が必要と考えるか、「んなもんは無意味だ」
「シナやキムチランドからの外圧に屈するのか」と不要論を展開するのか・・・と
いうのが本旨なのだが、何しろ福田が・・・(群馬県出身者を代表しておわ
びします。ごめんちゃい
141 :
M:02/12/27 03:14 ID:J0jj+xY4
◆産経抄
暦は一日早い週末の「仕事納め」となり、慌ただしい年の瀬がいっそう
せわしない気がする。こういう時こそ気持ちを落ち着かせなければ…。小
欄が試みるおまじないを一つご紹介。「葱買(ねぎこう)て枯木の中を帰り
けり」、大好きな蕪村の名句を唱えるのである。
▼「与謝(よさ)蕪村(江戸中期)の句は、作者の名を隠せば明治の人の作と
いっても人は決して怪しまない」といったのは萩原朔太郎だが、蕪村のみ
ずみずしい浪漫(ろまん)性は平成人といっても通用する。枯れ木の道を家
路に急ぐ男の後ろ姿には、リストラされたようなわびしさも?。
▼手に提げているネギも二、三本、風邪気味だからネギミソでも作る気
かもしれない。待てよ必ずしもそうとは限らない。背広にネクタイの亭主
が、会社の帰途、一家だんらんの寄せ鍋(なべ)用のネギの束を持っている
可能性もある。
▼ともかくこの句を口の中に転がすと不思議や慌ただしさが遠のいてい
く。そしてふと気づくと、冬晴れの空を背景にした冬木立のりりしさに目
をみはるのだ。落葉樹はすっかり葉を振るい落として裸木になっている。
「寒林の一樹といへど重ならず」(大野林火)という句もあった。
▼北風の吹く冬の空に向かって、裸になった木々たちは、意志を持つ生
き物のように雄弁な枝を張っている。くろぐろと逆光に浮かぶ木々のシル
エットは、巧まざる造形美に満ちている。あ、この木はこんな形をしてい
たのかと初めて気づいたりもするのである。
▼黒く枯れた枝先には、来春に萌(も)えだす芽が秋のうちから用意され
ていて、季節を越す。冬芽は寒風にそなえて、赤や銀や濃紫の硬い鱗片(り
んぺん)でよろわれている。木々は一歩も動きはしない。そういう植物のけ
なげな姿に、人は安らぎと励ましを受けるのである。
142 :
産経信者、批判者はすべてサヨクだって(笑):02/12/27 03:18 ID:ta6WKtu3
相変わらず、レベルの低いコラム(つーか愚痴?)で満足してるな産経信者。
産経は「安かろう悪かろう」で月決め料金が安いから、
保護世帯か、そうか極右の財界人もどきがメイン読\者で、
中間層(サラリーマン層)が、ごっそり抜け落ちている。
だから、広告を打つには大変不利な媒体だ。
購買力の高い良質読者は朝日1本、大衆商品は読売でOK。
嘘だと思うなら、新聞を読み比べてごらん。
外国ブランド(例えばシャネル、ヴィトンなど)の一面広告は朝日ばっかり。
携帯電話新機種の全面広告は、読売が強いのだ。
産経は論外。産経に広告を出すのは、お金にドブを捨てるようなものだ。
読売の5分の1、朝日の4分の1しか、部数がなく、低学歴低収入層が多い産経に
広告を出すのは、不況なのに酔狂な奴しかいない。
サラ金とか多いね、産経は。経営状態が悪いから金を出せば何でも掲載するのか!!!
反論できないだろう。産経信者諸君!!!!
具体的な反論があれば、いつでも聞いてやる!!!!
143 :
M:02/12/27 03:19 ID:J0jj+xY4
◆正論 韓国新政権と小泉路線の協調と矛盾
日本学術会議会員、慶応大学名誉教授 神谷不二
言うは易く行うは難しの日米韓連携
《北朝鮮は最大の不安定要因》
北朝鮮は、過去においても今日においても、朝鮮半島と北東アジアに
おける最大の不安定要因であり、脅威の源泉である。日米韓三国政府は
年来、この国に発するさまざまな案件に関して、十分に協議し協調して
対処する旨を、機会あるごとに表明してきた。
その回数は、大小通算すれば何百回を数えるほどである。しかしなが
ら、三国協調がそれほど繰り返し表明される所以(ゆえん)は、それが容
易に実行できるからではなく、それが言うは易くして行うは難いからで
ある。
日米韓三国の対北朝鮮政策協調には、これまでもさまざまな隘路(あ
いろ)があった。早い話、金大中大統領の「太陽政策」は、「拉致」問
題についての日本の強硬な態度や、核開発やミサイル輸出の凍結を求め
るホワイトハウスの厳しい姿勢との間に、越しがたい溝をもっている。
この場合重要なのは、こうした問題は「顕教」と「密教」の両面から
考察しなければならぬという認識である。小泉首相もブッシュ大統領
も、太陽政策を基本的に支持する意向を何度も表明してきた。だが、そ
れは両首脳の、多分に顕教的な立場であり、両者が密教として、金大中
ほど教条的、信念的にそれに傾斜しているわけではなかろう。
(後略)
無職キチガイ引き篭りの冴えない朝日信者が今日もまた一人ぼっちで必死ですねw
朝日信者は早く説明責任を果たしてくださいw
特に
>>142のキチガイ朝日信者さん、拉致被害者への謝罪まだー?ww
【拉致】蓮池透氏、朝日・筑紫に宣戦布告【正犯】
12/17 発売 フラッシュ(12/31号)
「朝日の偉い人達、例えば論説委員のような方たちは北朝鮮シンパのような人ばかり
ですから」
「(週刊金曜日の件について)事後検証などまったくおこなわずにただ垂れ流した」
「(筑紫に対して)国民の総意として一致団結して問題解決に取り組もうとしている今、
これに水を差すなと言いたい。」
「透さんが一番許し難いのは・・(中略)テレビ朝日ワイドスクランブルのコメンテーターは
番組中『家族たちが被害者本人を洗脳している』とさえ言い切った。」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mass/1040225344/
145 :
文責・名無しさん:02/12/27 03:27 ID:6LEThXgi
廃仏毀釈の最大の原因は当時、寺は金貸しをしていて恨まれていたところが
多かったからだよ。宗教対立と言うよりもっと下世話な理由なんだ。
146 :
文責・名無しさん:02/12/27 08:02 ID:quRQa9NN
廃仏毀釈のことなど何も考えずに書いたんだろう
批判は無視するか屁理屈考えるかどっちかだな
147 :
文責・名無しさん:02/12/27 08:53 ID:JYMCZsCP
物は言いようとはよく言ったものだ。145。
この人たちの一難困るところは歴史だろうと何だろうと
自分たちの都合によって改ざんすることに何の躊躇も無い
ことだ。そのくせ他人に対しては学問的通説に対しても
「改ざん」だの何だの口汚く罵るのに何の痛痒も感じない。
廃仏毀釈についての聞いたことの無い「超少数説」をとなえる
以上、もっと厳密に論証しろよ。
まあ、今日みたいな路線の産経抄で行くのが無難な気がする。昨日みたいな
学生さんが書いたようなのは見てて恥ずかしい。神道は寛容だと言いつつ、
靖国、靖国と押し付ける産経に果たして寛容さがあるのか疑問。神道をなんだ
か息苦しいものにしてしまっている。最近はスヌーピーの方が奥深い。
149 :
文責・名無しさん:02/12/27 11:33 ID:JYMCZsCP
確かに古の神道はアニミズム宗教として「一木一草」に生命が宿る
というふうに「心やさしい」宗教だった。だから仏教来伝によって
簡単に主役の座を譲ったりもした(何と寛容なこと)。
その本来の神道と明治政府が天皇制国家の精神的支柱として「新しく作った」
宗教としての「国家神道」とは明確に区別しないと。これは寛容どころの
話ではない。あらゆる人間の自由な精神の前に絶対的な壁となって立ち
塞がったのである。
保守の人も目覚めて欲しい。
>>148 靖国を戦前の遺物として認定したことが、すでに息苦しくしているんだよ。
そして、その存在の是非について右左がいがみ合っている様がますます息苦しくさせる罠。
自分としては無宗教の追悼施設は反対。追悼に無宗教はありえない。
だとすればカルト的な「国家宗教」が認められてしまう。左翼のみなさん、もっと反対
するべきでは?…あ、左翼はカルトの一種だったかw
しかし、靖国靖国と言いながら一方で靖国を焼こうとしたアメリカをマンセーする産経って…。
幕やとはホントに縁を切ってほしいね。
>>149 あなた的には「保守の人」とはどういう人を指すのですか?w
んー、どうなんだろうね。教科書的知識から言わせてもらうと、古代には物部氏と蘇我氏
の対立のように、仏教というものがそうすんなり受け入れられたって訳じゃない。
(その時、仏教寺院も焼き討ちにあったりしませんでしたか?)
仏教を採用したのだって、当然蘇我氏らの政治的思惑があったわけで。
宗教というものは「まつりごと」と言うように、政治と結びつくものでもあるんじゃないの。
宗教指導者=政治的指導者って構図は、案外あちこちに見受けられるからな。
(オセアニアとか?日本もそっちの系統、流れているらしいからな。俗説か?)
「国家神道」については勉強不足なもので偉そうなことは言えませんが、
「あらゆる人間の自由な精神の前に絶対的な壁となって立ち塞がった」っていうのは
ちょっと…物の見方が偏っている≠ニ思いますが。
硬直した思想や知識だけで見ない方がいいと思いますよ。
(追伸:ウヨサヨコピペ厨房うざいよ。)
151 :
149:02/12/27 16:09 ID:JYMCZsCP
あなたのような試行錯誤的思考のできる人が保守派です。
最近西部を見直した左系の人間より。
152のような無知で条件反射的反応しかできない人間は
保守派ではなく単なるアホです。
>>153 釣れたなw
だからアホなんだよ、お前がw
別に釣れたってかまいません。いろんなところでそんなつまらない
ことで勝ち誇っている人たちですから。
それに「だから」以降の文章との整合性はありません(オタクに論理学
のことを言っても始まりませんが)。
それより廃仏毀釈についてご教示ください。
156 :
文責・名無しさん:02/12/27 18:01 ID:LIPPbQq1
幕末の廃仏毀釈は水戸藩の国学者藤田幽谷に影響を受けた
水戸藩主徳川斉昭が藤田東湖たちと藩内の寺に行ったもので
仏教を卑しいもの、釈迦の教えは卑しき禽獣の類と同類の天竺人たちを
人並みにするの方便だとし寺院を次々と取り壊し、鐘は潰して武器に変え
僧侶は無理矢理還俗させたり追放したりした。
当然強い反発があり、最終的に斉昭は幕府によって隠居させられた。
以後、斉昭が歴史の表舞台に再登場するのは黒船の来航まで待たねばならない。
そして明治の廃仏稀釈はこの水戸学の影響をモロに受けた尊皇攘夷運動の
延長にあり全国に大きな破壊と混乱をもたらした。
157 :
即アポ中高生ヤレル完全無料:02/12/27 18:02 ID:UWOOPN8j
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>>149みたいな見方はGHQが描いた構図そのもの。
柳田国男を利用したGHQの掌に留まっている恥ずかしい香具師w
159 :
文責・名無しさん:02/12/27 21:55 ID:PtQMzYUH
廃仏毀釈は、神道を国粋主義の道具として利用した攘夷派の
仕業であって、神道の教義や信仰とは縁もゆかりも無い。
国粋主義者は、仮に釈迦が日本人で神道が印度発祥ならば、
逆のことをしただろう。
160 :
M:02/12/28 02:55 ID:RPGvdUXv
◆産経抄
「幸福な家庭はみな似ているが、不幸な家庭はそれぞれに違っ
ている」。トルストイ『アンナ・カレーニナ』の有名な冒頭だ
が、年末の犯罪の顔もさまざまに違っている。しかし京都の信用
金庫の立てこもり事件は、あまりにも違い過ぎていた。
▼この不況時に、不動産屋の容疑者はその金庫から九億円も借
りていたという。借りる方も借りる方、貸す方も貸す方だが、そ
の大借金を棒引きにしろとは無体な要求である。ゼネコンの負債
をチャラにして、なぜおれの借金をチャラにできぬかという理屈
かもしれない。
▼容疑者は「おれはこれから犯罪者になる」といって犯行予告
のビデオを作り、テレビ局に送りつけていた。世間に何かをアピ
ールしたかったのだろうが、ねらった目的がよくわからない。
“社会的自殺”としかいいようがなかった。
▼一方、顔の見えない犯罪もある。東京都内の医師や税理士や
馬主や会社役員らに脅迫文を送りつける奴(やつ)がいた。「あなた
は社会的に許されないことをしていますね」などと脅し、現金を
銀行口座に振り込むよう要求する。驚いたことに四人の医師が計
三百九十万円を振り込んでいた。
▼下手な鉄砲も数打ちゃ当たるらしく、世の中、“胸に一物”
抱える人がいかに多いか。ことわざに「脛(すね)に傷あれば、笹
(ささ)原走らぬ」というのがある。脛に傷があっては、葉が傷に触
れて痛いので笹原は走れない。女のことか、金のことか、それと
も。
▼後ろめたい何かを持つ人は少なくないのである。そんな時代
と世相を見すかしたように犯罪に走る奴は、なんと利口で、した
たかだろう。蛇足ながら、それぞれに違う家庭の不幸は人間の手
をもってしては救えない、トルストイはそう言った。救えるのは
神だけだ、と。
161 :
文責・名無しさん:02/12/28 02:56 ID:HbUukRAZ
「神道は心優しい日本人の祖霊感に合った平和的な宗教」などと、産経の
記者は本当に思っているのかな? つーかその程度の知能で新聞記者に
なれるものなのか?
162 :
M:02/12/28 03:01 ID:RPGvdUXv
◆正論 日本だけのデフレ・構造対策には限界
東京リサーチインターナショナル参与 真野 輝彦
地域的枠組みの中で進めるのが肝要
≪物価は国際的比較では割高≫
日銀総裁の後任人事とも絡み、デフレ対策への期待が大き
い。しかしグローバル化が進む状況下では、日本一国の対策に
は限界がある。自由貿易協定を積極的に進め、近隣諸国と新し
い枠組みの中で構造改革、物価対策が必要なことを、あえてこ
の機会に主張したい。そう考える理由は二つある。
第一は、物価の下落は日本だけの問題ではなく、欧米はもち
ろん、成長センターの象徴とされる中国をはじめ、香港、台
湾、シンガポールでも顕現していることである。ちなみに、中
国の直近三カ月の月別消費者物価は、〇・九%、〇・七%、
〇・七%といずれもマイナスである。
第二は、デフレとは言うものの日本の物価は、国際比較で
は、割高なことである。現状の高コスト体質が続けば、経済活
動はますます海外に押し出される。その回避のため、一方で賃
金引き下げを主張し、他方でデフレ対策が必要との主張は整合
性に欠ける。
物価下落の原因は、途上国への資本、技術移転による新生産
設備増加と競争力を失った先進国の設備整理の遅れによるもの
であり、金融は物価下落の主因ではない。
(後略)
163 :
M:02/12/28 03:04 ID:RPGvdUXv
おまけ
◆松井やよりさん
松井やよりさん(まつい・やより、ジャーナリスト、「戦争と
女性への暴力」日本ネットワーク代表)27日、肝臓がんのため死
去、68歳。自宅は本人の意向で公表していない。同ネットワー
クなど3団体の実行委員会による合同葬・告別式を30日午後0
時半から東京都渋谷区宇田川町19の5、日本基督教団東京山手
教会で行う。
産経にとってはしょせんこの程度か。朝日新聞での扱いが気になるところだ
164 :
M:02/12/28 03:12 ID:RPGvdUXv
・・・別に素晴らしくはないが、産経にしては珍しくマトモなので、転載し
ておきます
◆主張 高失業時代に合う制度を
【雇用対策】
十一月の完全失業率は過去最悪の前月より0.2ポイント改善し
5.3%となったが、依然高水準である。産業・金融再生策が進め
ば、失業圧力が高まり雇用保険財政の悪化も避けられない。対策
にメリハリをつけ、高失業時代に合った制度設計が求められる。
構造改革に伴うセーフティーネット(安全網)の一環である雇用対
策は、来年度予算案でも最重点分野の一つとして配慮された。し
かし、雇用問題は単純な財政措置では解決できないほど複雑かつ
多くの矛盾を抱えている。
財政危機に陥った雇用保険の保険料再引き上げは、今年度補正
予算での財源措置で当面、延期されたが、危機の構造は変わって
いない。失業増大への政府見通しの甘さが最大の理由だが、保険
制度の欠陥も見逃せない。
例えば、失業手当は結婚退職や多額の退職金を手にした早期退
職者などと、倒産で職を失った人も同様に給付されている。本当
に困っている人は失業者全体の三分の一弱の百万人、中でも困窮
している家庭の大黒柱は四十万人といわれる。
厚生労働省は失業認定のチェックを厳格化したというが、その
態勢は十分でない。来年度から給付上限の引き下げを実施する
が、むしろ恵まれた失業者の給付を大幅削減して困窮者に手厚く
するのが筋だろう。
パソコン習得など膨大な数に膨らんだ再就職支援メニューにつ
いても、場当たり的ばらまき対策との批判がある。助成率や助成
金額を引き下げるだけでなく、その効果を把握し真に必要な支援
策に重点化すべきだ。
雇用保険は安全網として持続可能でなければならない。だから
メリハリと効率性が不可欠なのだ。それなしに財源不足分を安易
に国庫負担という税金に頼れば、労使負担という保険制度の規
律・原則が崩壊する。
ただ、失業対策を雇用保険だけにしわ寄せするのは限界があ
る。失業手当で生活費から教育費、住宅ローン返済まではとても
まかなえないからだ。こうした視点からの多角的で体系的な対策
が重要になってくる。
高失業時代に入ったのである。この認識に立ち、ワークシェア
リングや新卒者就職支援などの失業防止策を含めて制度設計を考
えねばならない。
でも・・・、提言がしょぼしょぼ(苦笑
166 :
文責・名無しさん:02/12/28 03:23 ID:HbUukRAZ
産経の記者たちにとって失業問題は人ごとではないからな。
167 :
産経信者、批判者はすべてサヨクだって(笑):02/12/28 03:44 ID:LAlGo8UI
朝日新聞に興味深い検証記事があった。
1977年11月10日の朝日新聞社会面トップで、
三鷹市役所警備員(当時)の久米裕さんが「工作船で北朝鮮へ」と報道していた。
読売新聞は1978年12月に初めて報じた。クソ産経新聞は、1980年1月7日まで、報道していない。
いかに、産経新聞が、取材能力が低く、鈍かったかわかる!!!
朝日新聞は1985年8月19日にも「相次ぐ日本人拉致事件、北朝鮮工作員が暗躍か」と長文で報じている。
産経信者は、よく「朝日は北朝鮮拉致報道をまったくしていなかった」とデマを流すが、
それがまったくウソだったことがわかった。
1997年には、横田めぐみさんの話をアエラが報じている。
これは産経新聞やほかのマスコミと同時期であって、決して「朝日だけが報じていない」のではない。
2ちゃんに暗躍する産経信者は、この点でも大ウソをついている。
まあ、いい加減な産経信者。これは犯罪だ!!!!
さらに、産経新聞はさらに2002年秋には「有本さんら3人生存、帰国へ」と大誤報を流した。
もう、明らかだろう。朝日と産経、どちらが国益を害してきた新聞か。真の愛国新聞は朝日新聞だ。
産経は、エキセントリックに騒ぎ、お得意の薄っぺらな朝日批判をするために、
拉致報道や関係者を道具に使っているのだ。なんと卑怯な新聞だ。産経は。
こころの底からそう思う。反論して見ろ、クソ産経信者。
無職引き篭りの冴えない朝日信者が今夜もまた一人ぼっちで必死ですねw
朝日信者は早く説明責任を果たしてくださいw
特に
>>167のキチガイ朝日信者さん、拉致被害者への謝罪まだー?ww
【拉致】蓮池透氏、朝日・筑紫に宣戦布告【正犯】
12/17 発売 フラッシュ(12/31号)
「朝日の偉い人達、例えば論説委員のような方たちは北朝鮮シンパのような人ばかり
ですから」
「(週刊金曜日の件について)事後検証などまったくおこなわずにただ垂れ流した」
「(筑紫に対して)国民の総意として一致団結して問題解決に取り組もうとしている今、
これに水を差すなと言いたい。」
「透さんが一番許し難いのは・・(中略)テレビ朝日ワイドスクランブルのコメンテーターは
番組中『家族たちが被害者本人を洗脳している』とさえ言い切った。」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mass/1040225344/
靖国神社は、神道を国粋主義の道具として利用した明治政府の
仕業であって、神道の教義や信仰とは縁もゆかりも無い。
おめえ、なんでもwつけりゃ勝ったことになるわけじゃねえ〜ぞ。
wつけるぐらい余裕あるんだったら自分でちっとは説明してみぃ。あっはっは。
173 :
M:02/12/29 02:47 ID:JVYgN9XC
◆産経抄
今年もたくさんの人が鬼籍に入られた。その中で今も胸のつまる思い
がおさまらないのが十月末、五十二歳の若さで亡くなった坂本多加雄さ
んのことだ。「正論」などを舞台にした論客であり、「新しい歴史教科
書」の執筆者でもあった。
▼その坂本さんをしのぶ追悼冊子ができた。遺稿や葬儀での弔辞のほ
か、学問の仲間や先輩、後輩がそれぞれの思い出を綴(つづ)っている。
先輩の一人である東大名誉教授の芳賀徹さんは自分が海外に留学中、近
くに住む坂本さんに二人の男の子の家庭教師役を頼んだそうだ。
▼坂本さんが大学院生のころだが、ある日中学生の長男の勉強を見て
いると、小学生の二男が、相手にされないと思ったのか泣き出した。坂
本先生はキッとそちらを見て「男の子なんだから、泣くもんじゃない」
と叱った。二男はやがて熱烈な坂本ファンになったという。
▼国学院大学講師の高森明勅さんの思い出も鮮烈だ。坂本さんが精魂
こめて書き上げた「新しい歴史教科書」の草稿は編集の都合でかなりの
部分が削られた。その後「よくご辛抱いただけましたね」と声をかける
と、坂本さんはひとこと「大義だよ」と答えた。
▼高森さんは「“大義”といういささか時代がかった言葉を日常の場
面でさりげなく口にできそれが何ら奇異の印象を与えないところに、坂
本さんらしさがあった」と述べる。大義という観点で見れば、靖国神社
代替施設に反対などした坂本さんの姿勢がよくわかるのだ。
▼「男の子だから」も最近使われなくなった。うっかりすると「性差
別だ」と抗議されるかもしれない。だがそれも、坂本さんにとっては生
き方の規範だったに違いない。今も日本人に「泣くんじゃない」と言っ
ているような気がしてならない。
174 :
M:02/12/29 02:54 ID:JVYgN9XC
◆マスコミから消える「朝鮮民主主義人民共和国」
記事の簡略化/朝日も表記変更
「北朝鮮」略称が定着
北朝鮮報道をめぐり、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」と繰り返し表
記していた各マスコミが、単に「北朝鮮」とするなど、簡潔な表記に改め
る動きが進んでいる。二十八日には朝日新聞が社告で表記を変える方針を
明らかにしたほか、ほぼ全社がすでに見直したか、見直しを検討中だ。
この問題では「例えば大韓民国は韓国と表記するのに、北朝鮮だけ、正
式国名で表記するのはおかしい」との意見があった。
朝日新聞は二十八日付朝刊二面の「おことわり」で表記の変更を明らか
にした。これまで「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」と必ず表記していた
が、「北朝鮮の呼称が定着した」などとして「一部従来通りの表記もある
が、その他の記事では『北朝鮮』を使う」としている。朝日新聞社広報部
によると、今までの表記は札幌五輪のプレ大会が開催された昭和四十六年
二月に、北朝鮮側が正式国名で呼ぶよう申し入れたのがきっかけで始め
た。変更の理由は「おことわりで知らせた通り」と回答した。
共同通信社も北朝鮮の国名表記についてすべて記事のはじめに「朝鮮民
主主義人民共和国(北朝鮮)」と表記、二回目以降を「北朝鮮」としてきた
が、元日以降は原則、主要記事だけとし、関連記事などは略称の「北朝
鮮」だけに改める。
毎日新聞は九月の小泉首相の訪朝以降は見開き紙面の両方で正式名称で
表記するのを一カ所にするよう改めた。さらに十一月以降は全ページ中で
一カ所だけにとどめ、その他の記事は「北朝鮮」とした。東京新聞も同様
の表記変更を元日から実施する予定で三十一日付朝刊に社告を出す。
一方、「検討中」としたのは時事通信社。「記事の簡略化を目指し北朝
鮮の呼称も定着してきた。主要記事のみ来月から正式国名で表記するよう
検討中」(長田義明編集局次長)という。
現在、各ページで一カ所だけ「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」を使う
日本経済新聞社も「簡略表記に統一する方向で現在検討中」(秋山光人広報
担当部長)。
(以下略)
175 :
M:02/12/29 03:01 ID:JVYgN9XC
年末特別企画・正論全文転載 ・・・つか、何が言いたいのかさっぱり分か
らないので、皆で一緒に悩んでおくれ(w
◆正論 世界各地に広がる反米感情
英コラムニスト ジェフリー・スミス
底に唯一の超大国に対する強い妬み
≪同盟国からの心理的痛手≫
韓国大統領選の候補者が大規模な反米感情に助けられて権力を握ろう
としているのをみて、米国とその同盟国はこれで北朝鮮の核政策に圧力
をかけるのが一層、困難になるのではないかと懸念した。また、それは
米国が揺るぎない同盟国と信じていた国から受けた心理的痛手でもあっ
た。
米国は韓国を北朝鮮の侵略から守るために、冷戦の最初で本格的な軍
事衝突である朝鮮戦争を戦った。それ以来、米軍は北からの攻撃に備え
て韓国に駐屯してきた。ベトナム戦争では、韓国は軍事援助の感謝の意
を示すために、米軍とともに戦うべく五万の兵力を送った。
両国の紐帯(ちゅうたい)は強力だった。それなのに、今、何が起きて
いるのか。米軍兵士の運転する装甲車にひかれ死亡した二人の韓国の女
子中学生の事件は大きな関心を集めている。事故にかかわった兵士に対
する無罪判決は韓国の強い怒りを引き起こしたが、この事故だけでは反
米感情は説明がつかない。
韓国でいま起きていることは、九月のドイツ総選挙と強い類似性があ
る。シュレーダー首相は選挙で反米・反米軍感情を訴えて勝利した。選
挙中、首相は米国が戦争をもてあそんだり、イラクに対する軍事行動を
起こしたりすることに警告した。一方、大統領選に勝利した盧武鉉氏は
米国が北朝鮮と戦うのは韓国を防衛し、地域の安定を図るためだという
事実を無視して「米国と北朝鮮が戦争を始めれば、われわれが止めてみ
せる」とまで豪語したのである。
≪統一への助力忘れたドイツ≫
ドイツは韓国よりも米国の怒りを買った。冷戦中、当時の西ドイツと
英国は欧州での米国の強力な同盟国だった。とりわけ、西ドイツは冷戦
中、旧ソ連の脅威にさらされていた。西ドイツの安全保障は米国に依存
していたし、米国も約束を曲げることはなかった。ドイツ統一もジョー
ジ・ブッシュ大統領の下の米国の全面的な後押しと励ましがなければ、
あれほどスムーズには実現しなかっただろう。なのに、その息子のブッ
シュ大統領は今や性急で無謀なイラクとの戦いをやろうとしていると
散々である。
米国に幻滅を覚えているのは、ドイツと韓国だけではない。著名な世
論調査機関、ピュー・リサーチ・センターの最近の世論調査によると、
米国を好ましくない国とみるのは二年前に比べ、二十七カ国中、十九カ
国にも及んでいる。とくにイスラム諸国にこの傾向が顕著だが、最近で
は世界中に反米感情が広がりを見せている。皮肉なことに、こうなった
主たる理由は冷戦の終結にある。冷戦終結は米国の国際的な勝利だっ
た。ソ連の崩壊は半世紀に及ぶ戦いに血を見ない結末をみた。この結
果、米国の国際的な政策は正当化されることにもなった。米国は世界の
唯一の超大国となったが、権力の行使は時として米国に人気をもたらさ
なかった。権力は善意をもって行使しても他国に脅威を与えるものだ。
権力はそれをもたないものを辱(はずかし)め、脅かされていようがいま
いが、脅かされていると思わせるものがある。とにかく、成功した者は
成功しない者に妬(ねた)みを抱かせるものである。
≪「先制攻撃論」にも強い批判≫
冷戦が続いているときには、米国のパワーはソ連のパワーの脅威を防
ぐ不可欠な防衛措置として広く認められていた。しかし、国際的なテロ
リズムはある意味ではソ連よりも大きな脅威になっている。ソ連の場合
は、所在もはっきりしていたし、合理的に行動でき、封じ込めることも
できた。が、得体の知れない国際テロリズムは取り扱いがやっかいだ。
サダム・フセインに対して行動を起こす必要を受け入れた多くの国
は、この夏までは米国が独走するのではないかと真剣に心配していた。
しかし、その段階は過ぎた。ブッシュ大統領が九月に国連に行き、「イ
ラク」では国連と協調して行動することを明らかにしたからだ。多くの
国々はまた、米国が攻撃を受ける前に潜在的な敵を攻撃する権利がある
という先制攻撃ドクトリンにも怒りを覚えている。このドクトリンに従
えば、米国は世界中の国に次から次へと兵力を送り込むことになりかね
ないと彼らの錯覚じみた怒りをかき立てた。
米国の友人や同盟国が抱きがちな心配は、米国が数多くの地域で関与
するのではないかというものだ。古い格言に「人にものを頼むときは注
意しよう。いずれ自分の身にふりかかってくるのだから」とあるよう
に、もし米国が厳しい批判に耳を貸し、兵力を引き揚げれば、自由はや
がて多くの地域で危機に瀕することになるだろう。
(Geoffrey Smith)
178 :
M:02/12/29 03:13 ID:JVYgN9XC
「主張」は結構マトモ。長いので全文転載は・・・、一方だけはしとくか
◆主張 外国企業を日本に誘致を
(省略)
◆主張 厳罰化で児童買春を防げ
【出会い系サイト】
これだけ事件の温床になれば、法規制で犯罪防止に乗り出すのもやむ
を得ない。児童買春事件の続発で、警察庁は厳しい規制の枠をはめるこ
とにした。当然のことと評価したい。
出会い系サイトは、インターネットや携帯電話で、見知らぬ男女の出
会いの場を提供するもので、携帯電話の普及により急速に広まった。こ
れに伴い、このサイトを利用した犯罪が急増している。凶悪事件に発展
したケースもあり、社会問題化している。特に憂慮されるのが、出会い
系サイトを利用した「援助交際」である。高校生や中学生の児童(十八歳
未満)が携帯電話の出会い系サイトを使い、買春行為をしている。
警察庁によると、今年十月までの出会い系サイトが関係した児童買春
事件は、前年同期比で三百八十件増の六百六十件にもなり、摘発人数も
二百三十九人増の四百二十三人にのぼっている。また、被害者の児童約
千二百人のうち、約半数が出会い系サイトの利用者ということも判明し
た。
このように、児童買春事件の激増に危機感を持った警察庁は、早急な
対策が必要だとして有識者らによる「少年有害環境対策研究会」を発足
させ、被害防止策を検討してきた。
この結果、性的な交際を勧誘した成人だけでなく、児童の勧誘行為も
処罰対象にするとの厳しい中間検討案を公表した。児童買春を防止する
にはもう、厳罰化の方向しかないだろう。児童の性に対する規範意識の
低下、買春行為への罪悪感の薄さなどの風潮が、出会い系サイトによる
援助交際を助長しているといえる。
研究会がこのような厳しい姿勢を示したのは、児童買春事件の大半
が、児童の方から勧誘しているという事実である。このため、警察庁は
これまで、児童の方は被害者と位置付けていたが、勧誘すれば加害者と
して保護処分の罰則を科す案が有力である。
出会い系サイトは、警察だけの問題ではない。業界はこれを機に、サ
イトの規制策を検討すべきだし、学校、家庭でも、もう一度、性のモラ
ル、規範意識について真剣に考えるときがきている。性の対象を児童に
求める大人の責任が最も重大であることは、いうまでもない。
>>175 唯一の超大国米国のやり方気に入らなくて文句ばかり言うのは
結構な事だけど、いざ米国が引きこもったらどうするの?
って言ってるんじゃないの?
181 :
文責・名無しさん:02/12/29 09:19 ID:9iUK/vAT
>>175 アメリカの大統領がバカだということを忘れているな。
182 :
文責・名無しさん:02/12/29 10:28 ID:Sx7L4Bjx
>>182 僕もそう思います。
185が何を書き込むのか知らないけど
184 :
M:02/12/30 03:14 ID:UJTLDlXu
◆産経抄
天皇陛下の前立腺がんは周囲への転移もなく、根治可能ということ
である。ひとまず胸をなでおろした。とはいえ、例年にない厳しい寒
さが続く中で、手術や約一カ月といわれる入院生活が待っている。心
より、ご快癒をお祈りしたい。
▼陛下は検査結果の報告を受けられたあと、すぐに病名を公表する
ことを了承されたそうだ。国民に必要以上の心配をかけまいというご
配慮だろう。今がんと闘っている人たちにはむしろ励ましとなるに違
いない。その意味ではすがすがしい感じさえする発表だった。
▼それにしても、天皇のお仕事の多忙さは並大抵ではない。正月だ
けでも、元日の早朝、五穀豊穣(ほうじょう)などを神に祈る四方拝と
いった祭祀(さいし)は、医師の強い勧めで取りやめられるが、連日宮
殿での祝賀行事や講書始の儀、歌会始の儀などが続く。国民の一般参
賀にも応えられるという。
▼普段も日常の公務のほか、全国の植樹祭などへのお出かけや、外
国からの賓客のもてなしなどがめじろ押しだ。天皇になられてからの
外国ご訪問だけでも十回を数えている。よほど強靱(きょうじん)な体
力と精神力とがないとつとまらないハードさに思える。
▼ヨーロッパの王室がモデルだとされる映画『ローマの休日』で、
身分を隠して街に出たA・ヘプバーンの王女が、父親つまり国王の職
業を聞かれて「いわゆる広報係ね」ととぼける場面がある。そして
「私ならやりたくない」「(父も)文句を言っていたわ」と打ち明け
る。
▼これはむろん物語だが、王室や皇室の仕事の厳しさは真実だろ
う。国民の天皇への最大の願いはいつもご健康で、国民の幸福を思っ
ていただくことにつきる。この機に、もう少しごゆるりと働いていた
だけるよう、周囲が考えてほしいものだ。
185 :
真の売国新聞、それは産経新聞。:02/12/30 03:48 ID:dzEqaSIF
朝日新聞に興味深い検証記事があった。
1977年11月10日の朝日新聞社会面トップで、
三鷹市役所警備員(当時)の久米裕さんが「工作船で北朝鮮へ」と報道していた。
読売新聞は1978年12月に初めて報じた。クソ産経新聞は、1980年1月7日まで、報道していない。
いかに、産経新聞が、取材能力が低く、鈍かったかわかる!!!
朝日新聞は1985年8月19日にも「相次ぐ日本人拉致事件、北朝鮮工作員が暗躍か」と長文で報じている。
産経信者は、よく「朝日は北朝鮮拉致報道をまったくしていなかった」とデマを流すが、
それがまったくウソだったことがわかった。
1997年には、横田めぐみさんの話をアエラが報じている。
これは産経新聞やほかのマスコミと同時期であって、決して「朝日だけが報じていない」のではない。
2ちゃんに暗躍する産経信者は、この点でも大ウソをついている。
まあ、いい加減な産経信者。これは犯罪だ!!!!
さらに、産経新聞はさらに2002年秋には「有本さんら3人生存、帰国へ」と大誤報を流した。
もう、明らかだろう。朝日と産経、どちらが国益を害してきた新聞か。真の愛国新聞は朝日新聞だ。
産経は、エキセントリックに騒ぎ、お得意の薄っぺらな朝日批判をするために、
拉致報道や関係者を道具に使っているのだ。なんと卑怯な新聞だ。産経は。
こころの底からそう思う。反論して見ろ、クソ産経信者。
186 :
文責・名無しさん:02/12/30 08:48 ID:l5devf0L
そうか自作自演だったのか。ばーか。
188 :
M:02/12/31 02:42 ID:0usm2EJk
◆産経抄
「たいへんな一年でした。日本へ帰れたのは夢のようです」。暮れも
押し詰まって、曽我ひとみさんがそう述懐するのをテレビで聞いた。五
人にとってはまさに劇的な平成十四年だったろう。われとわが身をつね
って、青あざができているのではないか。
▼九月十七日、小泉首相の訪朝によって拉致事件の回り舞台はがらり
一転した。しかしこれほど悲惨な出来事がなぜ四半世紀も放置されてい
たのか。歴代の外務大臣、同じく自民党の幹事長、外務省の幹部、野
党、それに文化人や大学教授たち…。
▼早期解決をさまたげてきた罪、何もしてこなかった罪を含めて、そ
の責任はこれから厳しく問い直されなければならない。大晦日(おおみ
そか)のすす払いのように、これでさっぱりして新年を迎えられるとい
うものではないだろう。
▼それと同時にジャーナリズムの責任もなおざりにはできないはずで
ある。多くのマスコミは北朝鮮の拉致犯罪を見て見ぬふりをしてきた。
なぜだろう。一つには贖罪(しょくざい)史観にふりまわされたというこ
とがあるかもしれない。「強制連行」論のうそにわざわいされたという
こともある。
▼さらにいえば、教科書の「近隣諸国条項」の呪縛があり、冷戦時代
から続いた社会主義国への幻想があった。マルクス主義の残りかすもあ
ったろう。その源を遠くさかのぼれば、戦前の国際共産党組織の運動方
針「(一九)三二年テーゼ」が尾を引いたように見えてならない。
▼それが北朝鮮を見る左翼文化人やマスコミの目にウロコをかぶせた
のである。しかし拉致という国家犯罪の発覚や核開発再開という暴挙で
悪夢からやっと目がさめた? そうだとすれば彼らにとっても「たいへ
んな一年でした」ことになる。みなさまはどうかよいお年を。
189 :
M:02/12/31 02:50 ID:0usm2EJk
◆2002年の軌跡 産経抄(1)
≪もう1人の召人≫
「歌会始」のもう一人の召人、戦後を代表する女流歌人の斎藤史さん
も、九十三歳で四月に世を去った。「野の中にすがたゆたけき一樹あり風
も月日も枝に抱きて」。平成九年の歌会始の絶唱であった。
◇
新春「歌会始」では、どうしても皇太子妃殿下雅子さまの御歌に目がい
ってしまう。お題は「春」だが、「生(あ)れいでしみどり児のいのちかが
やきて君と迎ふる春すがすがし」。やはり愛子さまを慈しむお気持ちが春
の野のように萌(も)え立っていた。
▼かわいいこぶしをぎゅっと握っておられる愛子さまの手が目に浮かぶ
が、そのこぶしもやがてはワラビやゼンマイの若芽のようにおずおずと開
く。それが過ぎれば「万緑の中や吾子の歯生え初むる」(中村草田男)とな
るだろう。愛子さまは“春”の象徴だった。
▼生まれたばかりの嬰児(えいじ)を、赤児でもなく青児でもなく“みど
り児”と表現するのは日本人の季節感の表れだろうか。いかにもみずみず
しい響きがある。つやのある美しい髪を“みどりの黒髪”というように、
日本語独特の色彩感覚があるようだ。
▼ことしの入選歌の特徴の一つは、新鮮でユニークな題材が多いことか
もしれない。皇太子殿下は目白キャンパスの「新入生の声」に注目されて
いたが、入選歌には「青春のラガー」や「明日香の貸し自転車」や「トル
ストイの民話」や「春の章の朗読」が登場した。
▼選者の島田修二氏の歌「うぶすなの浦賀の海を言ふほどに春のうしほ
のただにきらめく」には、個人的な感慨をおぼえたのだった。島田さんは
横須賀の生まれ、ジャーナリスト(読売)のご出身だが、後輩の小欄も同じ
うぶすな(産土)を奉じているからである。
▼浦賀の港の岬には咸臨(かんりん)丸に乗る勝海舟が断食をした明神山
があり、頂上から眼下に浦賀水道が見渡せる。海域にはタンカーや外国船
が激しく行き来し、まばゆい逆光の向こうに房総の鋸山がギザギザに空を
画(かく)している。うぶすなの海もいま大きく変容してしまったが…。
(2002.1.16)
≪寄り鯨≫
“寄り鯨”とは座礁して浜に打ち上げられた鯨である。昔から“海の贈
り物”として皮や骨まで大切に利用され、親しく供養までされてきた。そ
れが世界に類をみない日本の鯨文化であった。
◇
鹿児島県大浦町につづいて、茨城県波崎町の海岸にも鯨が打ち上げられ
た。大浦町の巨大なマッコウクジラと違い、こちらは小型のカズハゴンド
ウで、懸命な救出作業にもかかわらず大量の鯨が死んだという。
▼かわいそうなことをしたが、ふびんにも死んだ鯨はどうすればよかっ
たのか。食用の習慣や文化の伝統のある地方なら食べればいい。こんなこ
とは書くまでもないだろう。ただし、すべては自己責任が原則で、かりに
腹を壊すなり何なりしようとだれにも文句や苦情をつけてはいけない。そ
れも当然のことである。
▼鮎川(宮城県)、和田浦(千葉県)、はたまた太地(和歌山県)など太平洋沿
岸の鯨とりの歴史と伝統をもつ町では、昔から鯨供養や鯨祭が行われてき
た。それは古くは勇魚(いさな)と呼ばれた鯨たちへの感謝と鎮魂の営みだ
った。
▼人間と動物の関係でいうと、人間だけが救済されるのではない。動物
の魂も救われなければならないというところに、日本人の心優しい民俗信
仰があった。鯨は食べられることによって成仏する。西欧にはない独特の
宗教観であり、町には石の供養柱が立てられていた。
▼いま水産庁は、漁網にかかったり座礁したりした鯨は、生きていれば
海へ戻し、死んでいれば埋めるか焼却かを指示している。「食品衛生上、
食べるのは適当でない」といっているが、環境保護団体などの非難や抗議
を恐れる姑息(こそく)な“アリバイづくり”であることは明らかだろう。
▼大浦町ではクレーン作業船などの処理費に六千二百万円もかけて海洋
投棄していた。これでは死んだ鯨も浮かばれなかったはずである。狂牛病
ならぬ恐鯨病(漫画家・高信太郎さんの造語)で、日本人の頭はスポンジ状
態になってしまっているらしい。(2002.2.26)
≪蟻の栄光≫
「慰安婦」とともに、左翼マスコミは最近「強制連行」というプロパガ
ンダ造語をしきりに使いはじめている。“強制連行二百万人”などと。こ
の言葉についても古山さんにお尋ねしたかった。
◇
古山高麗雄氏は真正面から「戦争」に向かい続けた作家だった。といっ
ても薄っぺらな“反戦作家”なんぞではない。いざとなると人間は何をす
るかわからないが、しかし戦争を悪とだけする図式から脱却しないと戦争
は見えてこない…。
▼それが古山さんの信念だったといっていいだろう。あの戦争は何だっ
たのか。ご自身が万年一等兵として転戦した東南アジア戦線の真実を、
“蟻(あり)”のようなものの目で淡々と記録した。そうした『断作戦』
『龍陵会戦』『フーコン戦記』の三部作は、平成十二年に菊池寛賞を受賞
した。
▼古山さんはその実体験から、一連の慰安婦論議への強い違和感を指摘
している。たとえばビルマ(現ミャンマー)では値段は兵士の階級によって
違い、兵が二円、下士官は三円、将校五円。「みんな少しでも慰安婦に気
に入られるよう、決められた料金以上に払うものが多かった」。
▼そんなわけで慰安婦の中には金銭面で余裕のある女性もいた。兵士よ
りもむしろ自由だった。「軍隊が組織をあげて“慰安婦狩り”をすること
などありえなかった」と本紙記者に語っている(平成九年三月二十三日
付)。新しい歴史教科書をつくる会の賛同人にもなっていた。
▼古山さんはこの一月二十六日付東京新聞夕刊に『孤独死』という一文
を寄せている。「私の場合も孤独死ということになるのかな。私には、発
作が起きても一一九番に電話をかけたり、セコムしたりする気はまったく
ありません。八十にもなればもういつ死んでもいいのです」。
▼その文通り、古山さんは相模原市の自宅でひとり死んでいた。訪ねて
きた娘さん(五一)に発見されたという。しかしこれは孤独死などではな
い。栄光にみちた文士の堂々たる“戦死”である。(2002.3.16)
≪あのフィーバーは≫
コラムで田中真紀子さん批判をするたびにすさまじい非難や抗議が殺到
した。読者サービス室の電話やファクスも鳴りっ放しだった。田中真紀子
首相待望論までまかり通ったのである。あの“熱病”は一体何だったのだ
ろう。
◇
テレビ時代の寵児(ちょうじ)というか、申し子というか。テレビの特性
をとことん利用したヒロインが三人いる。野村沙知代、田中真紀子、辻元
清美の各氏である。お三人に共通する点は、自分に全く甘く、他人にはや
たら厳しい“自分流”であることだろう。
▼三人ともワイドショーがつくり上げた虚像といってもよく、ともにい
いたい放題で“わが道を行く”。野村さんはテレビ出演料をほとんど脱税
し、田中さんは海外メディアにまで日本の悪口をいいふらし、辻元さんは
約束の記者会見をほごにして都合のいいテレビに出た。
▼彼女は社民党の土井党首の説得を振り切ってまでしてテレビ出演し、
そのあと携帯電話で「テレビの反響どうだった?」と秘書にたずねていた
そうだ。辞職会見のテレビカメラに向かって議員バッジをはずすパフォー
マンスも計算済みのものだろう。
▼この人の弁明を聞いていると「うそをついた」というべきところを
「ミスをした」といっていい逃れている。しかしあなたのしたことはミス
ではなく、犯罪なのである。被害者意識も強く、なぜ自分だけが辞職しな
ければならないのか、ほかにもいるではないかと主張してやまない。
▼あなたは被害者なのではない、加害者なのである。国民の税金を詐取
したという自覚が全くないのはどうしたことだろう。にもかかわらず地元
の大阪・高槻市には「やめないで」「がんばろう」「もう一度出直そう」
という支援者が多いそうだ。困った政治風土だというほかない。
▼お三人はテレビ時代が生んだ華麗な、あるいは独善のヒロインといっ
てよく、共通点はほかにもある。心から親身になって忠告してくれる助言
者がいないことだろう。だから言動にブレーキが掛からないのである。
(2002.3.28)
≪ピッキング≫
今年上半期の外国人犯罪は過去最高で、検挙人員は約七千六百人、前年
同期を15%も上回った。ピッキング盗の七割が中国人である。留置場も刑
務所も収容の限界を超え、日本の治安は危機に…。
◇
転勤や入学など四月は新しい生活の季節だが、例のピッキング盗の被害
に異変が起きているという。一時は沈静化したといわれていたが、大阪は
減ったのに東京は増えてきた。つまり警戒をゆるめたり、対策を怠ったり
したところに多発し始めた。
▼ピッキングとは特殊な工具を使ってカギを開ける手口だが、暗躍して
いるのは中国人窃盗団で、再び首都圏に舞い戻ってきたという。結局、防
犯のきめ手はカギを取り換えるなど自分で自分を守る、この鉄則以外にな
い。「備えあれば憂いなし」は我が家でも国家でも共通する“定理”とい
えた。
▼ところが、そうではないと説く人がいるから世間は広い。評論家の加
藤周一氏が朝日新聞夕刊「夕陽妄語」(四月二十二日付)で、「『備えあれ
ば憂いなし』ではなくて、多くの歴史的事例から『備えあるよりはない方
が憂いが少ない』と考える…」とお書きになっている。
▼有事法制と軍備についての評論だが、防衛のための軍備も戸締まりも
同じこと。どろぼうよけのカギは不要であるといっているに近い。しか
し、備えのない方が憂いが少ないとは、一体どんな歴史的事例を指してい
るのだろう。
▼「戦争は人間の本性である」といったのは十七世紀英国の政治思想家
ホッブズだった。ヒトラーの侵攻を例にとるまでもなく、平和主義者が戦
争を招いた歴史の逆説は数限りなくある。平和は営々とつくるべきもの。
備えあれば憂いなしは、ヨーロッパの思想的伝統であるはずである。
▼加藤氏といえば進歩的文化人の代表のようなお方。その“妄語”を世
間ではありがたい指導的言論のように受けとる向きもあるから困るのだ。
おそらく同氏は今夜もきっと、カギも掛けずにお休みになるのであろう。
(2002.4.25)
194 :
M:02/12/31 02:57 ID:3xiE7mFf
◆2002年の軌跡 産経抄(2)
≪一本の柱≫
司馬遼太郎氏もそうだったが、草柳さんも“筆まめ”だった。手紙魔
だったのかもしれない。多忙な日々のなか、丁寧な返書を出した。流麗
な毛筆や万年筆の返事をもらった読者は少なくないはず。
◇
評論家の草柳大蔵氏が静岡県熱海市の自宅で二十二日に亡くなってい
た。常々「死者は生者の時間をとってはいけない」ということを人生態
度としており、そのため葬儀は近親者の間ですんでいたという。七十八
歳の暑い夏だった。
▼草柳さんは産経新聞経済記者として若い日をスタートしている。新
聞の先輩だから小欄の厳しい批評家であり、優しい激励者でもあって、
熱海からしばしば手紙を頂戴した。万年筆のすべるような文字で、最近
は「言葉がどんどん失われていく」現状を憂えておられた。
▼若くして独立した草柳さんは、大宅壮一門下のルポルタージュ・ラ
イターになった。その第一作が世評高かった『山河に芸術ありて』(講
談社)である。各地の職人たちを“ひざづめ”で克明に取材した聞き書
きで、ノンフィクションの金字塔となった。
▼最晩年の『ふだん着の幸福論』(清流出版)はおそらく遺著だろう。
「人生デザインの見本帖」という一章があり、内モンゴルの砂漠で木を
植えつづけている人や、他人を喜ばせる物を作って“なんでも屋”の一
生を送った男の話が紹介され、道元禅師の言葉でしめくくられていた。
▼道元は中国から帰って京都の深草に興聖寺を建て、はじめて雲水に
座禅させる僧堂をつくった。しかし鎌倉幕府から撤去を命じられたと
き、こういったという。「柱一本でも残ったら、ここに勉学の道場を建
てようという意志があったことを、後世の人は知るだろう」。
▼人はそれぞれに生き方があり、幸福観も異なっているかもしれな
い。しかし「一本の柱を残して世を去る、人間の本懐でもあろう」と草
柳さんは書いている。草柳さんも「ルポルタージュ取材学」という一本
の太い柱を残して去っていった。(2002.7.27)
≪タママツリ≫
いわゆる「追悼懇」のメンバーで、唯一“反対”を明確に表明してい
たのは坂本多加雄・学習院大教授である。まだ五十二歳、胃がんだっ
た。もったいない死、としかいいようがなかった。
◇
柳田国男がライフワークともいうべき『先祖の話』(全集文庫版の第
十三巻)を執筆したのは、空襲警報のサイレンの下だった。昭和二十年
の五月から敗戦後の秋にかけてである。柳田の慧眼(けいがん)は、いま
の「靖国」をめぐる混乱を鋭く見ぬいていたというほかない。
▼『先祖の話』は、日本人の古来の霊魂観や死生観を取り上げこう書
いていた。「少なくとも国のために戦って死んだ若人だけは、何として
もこれを仏徒のいう無縁ぼとけの列に、疎外しておくわけには行くまい
と思う」。
▼敗色濃厚となった日々、国難に殉じた人びとのタママツリに強い危
機感をおぼえたのだろう。柳田は、国ごとに常識の歴史というものがあ
るといい、民族の年久しい慣習を無視しては英霊は安んじて眠ることは
できないと心底憂えていた。
▼その心配は、「靖国」をないがしろにする議論で悲しい現実となっ
ている。福田官房長官の下の「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の
在り方を考える懇談会」という私的機関もそれだろう。どうやら霊も魂
もない靖国神社の代替施設を同じ東京のどこかにつくるらしいのだ。
▼その代替施設には、なんと南京事件の犠牲者や不審船の死者までを
入れるなどというのだから、なにをかいわんや。「人は死ねば子や孫の
供養や祀(まつ)りを受けて祖霊に昇華し、故郷の村里をのぞむ山の高み
に宿って、人や家や国の幸福や繁栄を見守る」というのが柳田の霊魂観
だった。
▼靖国神社はその慰霊鎮魂の場として多くの国民に定着している。中
国や韓国の顔色をうかがい、屋上屋を架す愚をおかす必要がどこにあろ
う。『先祖の話』は“政治家の無関心”を憂えていたが、これは無関心
というより無知、あるいは錯誤と呼ぶべきではないか。(2002.8.15)
≪“歴史的”≫
九月十七日を日本外交の“歴史的”な日とみなす人もいる。日本の首
相が平壌で北朝鮮の独裁者と会見した。その成果は本当に歴史的だった
かどうか、もうすぐ審判が下るとみていいだろう。
◇
夏休みも終わりにきて小泉首相は“宿題”をいっきに片付ける挙にで
た。それもたまりにたまっていた積年の大宿題を。ひとの意表をつくこ
とこそ外交の神髄といっていいが、しかし北朝鮮訪問の決断は大いなる
賭(か)けにもなることだろう。
▼このニュースにはだれもが驚いたが、予兆がないではなかった。外
務省局長級協議の共同文書では「政治的意思をもって取り組むことが重
要」とトップの政治決断を促している。小泉首相の金正日総書記あての
手紙には「勇気づけられ、感謝したい」という返事が伝えられていた。
▼そこで先日も小欄で念を押したのだが、かりに訪朝が破談に終わっ
たとしても困るのはあちらであり、こちらではない。また政治的決断を
下すべきトップとは、金総書記であって小泉首相ではない。この二点は
しっかり確認しておくべきだろう。
▼幕末の勝海舟は希代の交渉家といわれた。対露外交でも鮮やかな手
腕をみせたが、のちに『氷川清話』でこう語っている。「きっと戦いに
勝とうというものには、なかなか勝ち戦はできない。人には余裕という
ものが無くては、とても大事はできないよ」。
▼“微笑と脅し”は旧ソ連の外交戦術だったが、北朝鮮も同じ全体主
義国家としてそれを踏襲している。こんどはその微笑戦術をえらんでき
たわけで、それにどう対応するか。日本はきちんとした外交方針と国家
戦略をもってのぞまなければならない。
▼小泉首相に限ってそんなことはないとは思うが、政治家がへんな功
名心を抱く時、国をミスリードする。これを仕上げれば歴史に名の残る
宰相になれる、などといった野心をあらわにする時である。“宿題”を
仕損じるどころか、国そのものを危うくさせてしまうのである。
(2002.8.31)
≪中秋無月≫
これまで北朝鮮の日本人拉致事件の報道に冷淡なマスコミ(たとえば
NHK、朝日)ほど、いまになって騒いでいるのは歴史の皮肉か。しか
し「朝鮮民主主義人民共和国」の呼称はそのまま。
◇
きょうは「中秋の名月」だが、夜空を仰いでみるゆとりや心境ではな
いかもしれない。拉致被害者の死亡リストをめぐる外務省の対応に、日
本国中で怒りがうずまいている。被害者家族の人たちにとっては“中秋
無月”あるいは“雨月”だろう。
▼「長安一片の月 万戸衣を擣(う)つの声」とうたったのは唐の李白
だった。この一片は物を数える言葉で、満月とか半月とかいう月の形で
はない。一片月は一つの月のこと。詩は「秋風吹きて尽きず 総(す)べ
てこれ玉関の情 何れの日か胡虜(こりょ)を平げて 良人遠征を罷(や)
めん」と続く。
▼戦場から帰らぬ兵士を待つ妻の嘆きの歌だった。佐藤春夫はこれを
「都は空に月冴(さ)えて 巷(ちまた)巷に打つ砧(きぬた) 野分にまさる
すさまじさ みな前線を慕ふ音 醜(しこ)の胡(えみし)をことむけて(小
欄注=服従させて) 君かへります日はいつぞ」と訳した。
▼長安でなく北朝鮮だったら「平壌一片の月 万戸かゆすする声」と
なるだろうか。飢餓と経済不振はいよいよ進んでいるようだ。拉致され
た日本人はどんな思いで中秋の名月を眺め、何度見ることができたのだ
ろう。横田めぐみさんは十三歳で連れ去られ、二十八歳で死んだという
ことだった。
▼ところでジャンパー姿の独裁者は日本人拉致を認め、謝罪したとい
うことだが、当人が直接テレビに出て語ったわけではない。小泉首相の
口を通じて明らかにされただけである。前言を翻し「そんなことは言っ
ていない」と舌を出すことはないのか。
▼その“事実”は北朝鮮のテレビも新聞も全く報道せず、北の人びと
は一切知らされていないことになる。独裁者から一方的に罪と責任を押
しつけられた軍部や特殊機関は反発しないのだろうか。今宵、平壌の名
月は何を映し出しているか知りたい。(2002.9.21)
≪死ぬの大好き≫
…とは山本さんの本の題名だが、これは逆説である。周囲の反対を押
し切って胃がんを手術し、死の直前まで執筆をつづけた。遺稿のタイト
ルは「遠きみやこにかへらばや」。コラムの鬼である。
◇
司馬遼太郎氏の急逝には丸太ん棒でなぐられたような衝撃を受けた。
だがもう一人の師・山本夏彦氏の訃報には覚悟ができていた。少なくも
そのふりをすることができた。なにしろ『死ぬの大好き』(新潮社)など
というコラム集がある人だったから。
▼その本には次のような趣旨の一章がある。歳月は勝手に来て勝手に
去る。女にはそれが承知できない。心は年をとらないのに、体がとるの
が不服なのである。私は十五歳にして心はすでに朽ちていた。だから死
ぬの大好き。私は飯を食うのも死ぬまでのヒマつぶしだと思っている。
▼『生きている人と死んだ人』(文藝春秋)という題名の本もあった。
生きている人と死んだ人を私は区別しない。むしろ死んだ人と親しいと
書いている。今ごろ死者たちと談笑しておられるだろう。タイトルとい
えば『何用あって月世界へ』『世はいかさま』『世は〆切』、ぼくはタ
イトル作家さというのがご自慢だった。
▼しばしば酒をご一緒した。よくあんな怖い人と飲めるねと友人にい
われたことがある。ところが評論家の徳岡孝夫氏はその怖い先生をつか
まえて「夏彦さん、夏彦さん」と呼び、山本さんも目を細めて杯を傾け
る。徳岡さんもすごい人だと舌を巻いた。
▼名文家・山本夏彦は文章のコツをこう説く。「文は削りに削って危
うく分らなくなる寸前でとどまるをよしとする。それを転瞬のうちに理
解する読み手の快いくばくなるを知らない」(『完本 文語文』)。
▼またこうも。「文はあんまりすらすら読まれると忘れられる。所々
むずかしい漢字をころがしてつまずいてもらう必要がある」。うーむ、
そうか。これあるかなとそのまねをし、読者より先に自分の方が転んで
しまうのだった。(2002.10.28)
199 :
M:02/12/31 03:08 ID:puhrMRPS
◆続続・産経抄のできるまで 石井英夫
二年続けて思わせぶりな文章上達法というのを口幅ったく書いてきま
した。慧眼(けいがん)の読者はとうにお見通しのように、野球のバッテ
ィング上達法と同じです。すなわちバットを短く、鋭く、素直に振るご
とく、ペン(文章)も短く、鋭く、素直に書く。
▼しかし文章がうまくなる法なら、別稿にあげた名コラムニスト山本
夏彦氏の教えがすべてでしょう。その文章のコツがあますところなく上
達法を言い得ています。また「およそ天下のことで三百字あって書けな
いことはない」というのが山本さんの口ぐせなのでした。
▼『生きている人と死んだ人』(文藝春秋)のなかで、こうも書いてい
ます。「そもそも長いものを短くするのがコラムで、三十二枚を十六枚
…八枚を四枚、四枚を二枚、軍中膏蝦蟇(ぐんちゅうこうがま)の脂はだ
んだんふやしますがコラムは減らします」と。
▼小欄がもう一つ心がけていることがあります。それは文章の終わ
り、つまり文尾にできるだけ変化をつけることです。「である」を続け
たり、「だった」ばかりにしたりしないこと。こころみに漱石の『猫』
の冒頭の文章を引き写してみます。
▼「わが輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたかとんと見
当がつかぬ。何でも薄暗い所でニャーニャー泣いていたことだけは記憶
している。わが輩はここで初めて人間というものを見た。しかもあとで
聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪(どうあく)な種族であったそ
うだ」(現代表記)。
▼なんと六つある文尾の表現はすべて違っている。そう変化させるこ
とによって、文章が多彩になり、ドラマチックに躍っているではありま
せんか。恐らく漱石は意図などしてないでしょう。無意識のうちに、文
章に天才的ないろどりが加えられていました。
200 :
文責・名無しさん:02/12/31 05:17 ID:yCGXpaan
神道一辺倒の産経抄子にしては珍しくキリスト教的な比喩を使っているね。
年の最後ぐらい自分を省みても良さそうなのにやっぱり産経以外のマスコミ
批判なのね。少しは謙虚になればいいのに・・・
201 :
文責・名無しさん:02/12/31 05:26 ID:yCGXpaan
漠山先生の年賀状はどんなんでっしゃろね
203 :
文責・名無しさん:02/12/31 09:40 ID:EflpAhyo
今朝の産経で産経抄自画自賛大キャンペーンをやってますな。
読んでてアホくさくなってきますた。
204 :
文責・名無しさん:02/12/31 12:22 ID:yCGXpaan
>>201 引用好きだよね、引用が嫌いだって言う文章を引用していたし・・
205 :
T:02/12/31 15:29 ID:fU0kyHb4
>>all おひさ!
>「たいへんな一年でした。日本へ帰れたのは夢のようです」。暮れも押し詰まって、曽我ひとみさんがそう述懐するのをテレビで聞いた。
>五人にとってはまさに劇的な平成十四年だったろう。われとわが身をつねって、青あざができているのではないか。
んなわけない(w
>九月十七日、小泉首相の訪朝によって拉致事件の回り舞台はがらり一転した。しかしこれほど悲惨な出来事がなぜ四半世紀も放置されていたのか。
>歴代の外務大臣、同じく自民党の幹事長、外務省の幹部、野党、それに文化人や大学教授たち…。
「自民党の幹事長」とは山崎ではなく当然「N」だね(w
田中真紀子の時は反田中、親橋本派だったけど
>早期解決をさまたげてきた罪、何もしてこなかった罪を含めて、その責任はこれから厳しく問い直されなければならない。
>大晦日(おおみそか)のすす払いのように、これでさっぱりして新年を迎えられるというものではないだろう。
太平洋戦争の責任は一切問わないけどね
>それと同時にジャーナリズムの責任もなおざりにはできないはずである。多くのマスコミは北朝鮮の拉致犯罪を見て見ぬふりをしてきた。
>なぜだろう。一つには贖罪(しょくざい)史観にふりまわされたということがあるかもしれない。「強制連行」論のうそにわざわいされたということもある。
石井さんまで拉致と”徴用”をリンクするのか?ショートトラックの敵をサッカーでとるチョンと思考回路が同じだぜ
>さらにいえば、教科書の「近隣諸国条項」の呪縛があり、冷戦時代から続いた社会主義国への幻想があった。マルクス主義の残りかすもあったろう。
>その源を遠くさかのぼれば、戦前の国際共産党組織の運動方針「(一九)三二年テーゼ」が尾を引いたように見えてならない。
はぁ?
>それが北朝鮮を見る左翼文化人やマスコミの目にウロコをかぶせたのである。しかし拉致という国家犯罪の発覚や核開発再開という暴挙で悪夢からやっと目がさめた?
>そうだとすれば彼らにとっても「たいへんな一年でした」ことになる。みなさまはどうかよいお年を。
今年はあくまでプロローグ。これから北朝鮮は崩壊へと進むよ。いかにソフトランディングさせられるかが本当の課題
207 :
真の売国新聞、それは産経新聞。:03/01/01 04:37 ID:kLWxu1CR
産経信者は、産経批判者はすべて煽りで荒らしだと レッテル張りして、朝日新聞を誹謗中傷しています。
朝日新聞に興味深い検証記事があった。
1977年11月10日の朝日新聞社会面トップで、
三鷹市役所警備員(当時)の久米裕さんが「工作船で北朝鮮へ」と報道していた。
読売新聞は1978年12月に初めて報じた。クソ産経新聞は、1980年1月7日まで、報道していない。
いかに、産経新聞が、取材能力が低く、鈍かったかわかる!!!
朝日新聞は1985年8月19日にも「相次ぐ日本人拉致事件、北朝鮮工作員が暗躍か」と長文で報じている。
産経信者は、よく「朝日は北朝鮮拉致報道をまったくしていなかった」とデマを流すが、
それがまったくウソだったことがわかった。
1997年には、横田めぐみさんの話をアエラが報じている。
これは産経新聞やほかのマスコミと同時期であって、決して「朝日だけが報じていない」のではない。
2ちゃんに暗躍する産経信者は、この点でも大ウソをついている。
まあ、いい加減な産経信者。これは犯罪だ!!!!
さらに、産経新聞はさらに2002年秋には「有本さんら3人生存、帰国へ」と大誤報を流した。
もう、明らかだろう。朝日と産経、どちらが国益を害してきた新聞か。真の愛国新聞は朝日新聞だ。
産経は、エキセントリックに騒ぎ、お得意の薄っぺらな朝日批判をするために、
拉致報道や関係者を道具に使っているのだ。なんと卑怯な新聞だ。産経は。
こころの底からそう思う。反論して見ろ、クソ産経信者。
それとも、産経信者、頭悪くて反論できないからなら、
これも「荒らし」のレッテル張りかい? もう、通用しないよ!!!
>>207 お前もホント分かってないね。朝日が先に伝えても
何で「継続」的に報道しなかったのかい?社会面トップ
で報じたということは、読者に大きく伝えたいからだ
よな。77年の後、朝日は産経ほど報道したかい?
産経が日朝首脳会談から言い続けていた「うちが一番」
を最近言わないのは、もちろん産経の「バカ」だけど、
ここまで継続してきた実績は消えないぞ。それが今現在
の拉致被害者家族のマスコミへの反応に表れてはいないか。
安っぽい朝日礼賛は、朝日を貶めているとしか俺には
見えない(笑)。朝日が語るべきことはただ一つ。なぜ
いち早くニュースを察知したのに、報道「できなかった」
のか。ま、キミは検証記事のように「取材困難だったから」
と言うのかな??(w。そこまで朝日を愛せる「愛国心」
には驚嘆だぜい(爆笑)。
209 :
文責・名無しさん:03/01/01 09:26 ID:/wlPx971
元旦から引用しまくり、人のふんどしで相撲取りまくり。
210 :
丁:03/01/01 10:52 ID:/ptQqFUf
明けましておめでとうございます。今年の干支(えと)は未(羊)。
昨年暮れ、秩父の山なみを見渡す高原牧場の雪原で、朝の逆光を背に雪を蹴立てて走るヒツジたちの写真(東京版「探訪」)が載った。
雪中に草をさがす姿は元気だったが…。
▼日本のヒツジの数は年々少なくなっている。羊毛は化学繊維にとってかわられ、ジンギスカンなべなどの肉需要もわずかだからだという。
昭和三十年代初めは九十四万頭いたが、いまはわずか一万頭余りに激減した。日本の気候風土が牧羊に適さないことがあるかもしれない。
▼十二支はもともと中国に由来するが、架空を含めて十二ある動物たちのうち、日本で最も縁の薄いのはヒツジだった。
博覧強記の南方熊楠に民俗誌の大著『十二支考』(岩波文庫)があるが、「羊」はわずか二十ページしかないのが面白い。
▼書家の榊莫山氏から毎年、干支にちなんだ色紙をいただく。ことしは右のような「羊雲燦々(さんさん)」だった。
羊の古代文字は、金属の器などに彫られた金文(きんぶん)で、ヒツジの頭角と尾をかたどったものらしい。
▼青く澄んだ空高く浮かぶヒツジ雲は高積雲である。白く光ってヒツジの群れのように重なっている。
そういえば「群」という漢字の中にもヒツジがいた。「美」「善」「義」などにも使われている。よいことの象徴だったのだろう。
▼「おうい雲よ/ゆうゆうと馬鹿にのんきさうぢゃないか/どこまでゆくんだ」と、雲に呼びかけたのは詩人・山村暮鳥だった。
ヒツジ雲のようにスローライフ、ゆっくり人生も悪くない。なにごとも自然で自在な“行雲流水”もいいではないか。
211 :
T:03/01/01 14:13 ID:oAo4yLma
あけましておめっとさんでした
>>207-208 まさに「月月火水木金金」だね(w
「金属の器の金文」とか意味不明なところがあるが
ひつじを始まりにしてなぜか「行雲流水」で終わるマジカルバナナ路線になったのは天声人語を目指しているのか?
212 :
文責・名無しさん:03/01/01 14:14 ID:BXXMHdrZ
213 :
文責・名無しさん:03/01/01 19:04 ID:59v7XE16
ひつじ雲のどこがスローライフ、ゆっくり人生なんでしょ。
ぽかんとひとつ浮かんでゆっくり流れてゆく雲ではないんでしょ。
214 :
文責・名無しさん:03/01/02 11:10 ID:b152BjNo
もし、「休刊日をやめます」が続いていたら
今日は、どうするつもりだったんだろう?
やっぱり新聞発行するのかな?
そこまで続くと最初から考えていなかったのかな?
続けるつもりだったでしょう。
2日に出すつもりはなかったでしょう。
216 :
M:03/01/03 02:52 ID:MAz4FM8E
◆産経抄
「砂漠」と「歌がるた」といっても、本来なんの関係も脈絡もな
い。中国大陸の“沙漠(さばく)緑化”をめざして内モンゴルなどでボ
ランティアの植林を続けている澤井敏郎氏(七一)が、たまたま百人一
首かるたの名人であり、全日本かるた協会八段ということである。
▼澤井さんはNGO(非政府組織)緑の協力隊・澤井隊の代表で、昨
年暮れ、京都から上京されたとき苦労話を聞くことができた。遠山正
瑛翁の大事業に初参加したのが平成六年。昨年は第四次の植林を猛暑
の夏、内モンゴル恩格貝(おんかくばい)の地で実践した。
▼ことし七月にも第五次を行うが、恩格貝では十二年をへて延べ七
千人の日本人が三十五万本の木を砂漠に植えた。全中国なら三百万本
を軽く超えている。投下総資本二十億円、すべて民間人の金と労働だ
った。
▼昨年迎えた日中国交三十周年の記念イベントでは、元首相はじめ
八十五人の国会議員が北京に招かれた。ところがNGOの団体にはな
んの連絡もなかったそうだ。「お祭り植樹などといった政治家パフォ
ーマンスで終わってほしくないものです」と、澤井さんは小さな声で
いうのだった。
▼有史四千年、中国人は偉大な文明を生んだ代償に森林を破壊し、
大地を砂漠化させた。日本人も飽食の時代を迎えて、樹木や森の心を
忘れてしまった。“地球にやさしい”などという広告の傲慢(ごうま
ん)なうたい文句を平気で使うような役人や、政治家が目先人気でする
植林の税金むだ遣いはまっぴら…。
▼と、これは澤井さんの主張である。ところで歌がるただが、百人
一首こそ日本の文学的近代スポーツであり、遊びの文化だという。
「吹く唐(から)に黄砂止めむとNGOクブチ沙漠にポプラ植へな
む」。クブチは四国ほどの砂漠、澤井さんの戯(ざ)れ歌だ。
>“地球にやさしい”などという広告の傲慢(ごうまん)なうたい文句
こういうこと書かれると迷惑なんだが。
今日のも意味不明。何が言いたいのかわからん。
つーか、筆者自身が浅い理解のまま書いてる感じ。
219 :
電波系産経信者が集うのは、ここですか?哀れですね:03/01/03 23:56 ID:o9thbMuk
産経って、1970年代当初、拉致報道に関してなーんにもしていなかった。自社で問題意識も取材せず、取材能力もなく、取材経費もなかったからだ。
それが、スクープの朝日や毎日、一部の地方紙に1977年にすっぱ抜かれ、読売にも日経にも抜かれ。
1980年になって、ようやく産経は拉致報道をした。
産経の卑怯なところは、拉致報道を販売拡張や朝日批判にすり替えたところだ。
朝日など良識メディアが、一時期、拉致被害者の人命を慮って、(実名報道を控えるなど)報道を抑制した。北朝鮮を刺激しないためだ。
これが、結果的に良かったかどうかは、評価は定まらないのはそうだろう。
しかし、産経のように、後から土足で人権やプライバシーに踏み込んできて、
他紙がとっくに報道した手垢の付いたネタで、「拉致報道」と称しデカデカと掲載し、
朝鮮半島系の嫌いな極右や国粋主義者、タカ派国会議員を煽って、厚顔無恥な反朝日キャンペーンに
結びつけようと、必死なのは、拉致に名を借りた産経の販売拡張活動以外にほかならない。
焦った産経は、揚げ句のはてに、昨秋、「有本さんら生存、帰国へ」「小泉訪朝政府専用機使わず」などの誤報を垂れ流した。
もう少しでホント国益を害するところだった。その意味で、真の売国新聞は産経だ。
それを追及されそうになった産経は逆ギレ。蓮池兄さんらを使って、朝日非難に必死だ。なんと卑怯、卑劣な組織だ、産経は。
(
220 :
M:03/01/04 02:36 ID:i5vBGvUq
◆産経抄
ことし一年をどんなふうに生きるか。もちろん前を向いて明るく乗り
切らなければならないが、月刊誌の『清流』一月号が「元気の見つけ
方」という特集を組んでいた。その見つけ方が二手に分かれていたのが
面白い。がんばる派とがんばらない派である。
▼がんばる派は、文字どおり意欲的に前進あるのみ。ぺしゃんこにな
ってたまるか、明けない夜はない。なくしたものより、あるものを数え
よう。できないことを嘆かず、できることを楽しむ。これは敷村良子さ
んの小説『がんばっていきまっしょい』(マガジンハウス)のあとがきの
言葉だという。
▼敷村さんは気が強くてプライドも高く、国際結婚に破れ、八方ふさ
がりの中で書いたのがその小説だった。それが受賞の知らせをうけ、む
しろ逆境こそ人を生かすと知る。人の一生はいろいろで、決して目をそ
らさず生きていくことが大切だとわかったそうだ。
▼一方、がんばらない派は長野県諏訪中央病院管理者の鎌田實氏で、
著書『がんばらない』(集英社)はベストセラーにもなった。病気とたた
かう患者たちに「がんばらなくたっていい。あなたは、あなたのままで
いい」と語りかけてきた。
▼鎌田先生によると、元気になれる特効薬なんてない。「人間が元気
になれるのは、人と人との絆(きずな)やコミュニケーションの中から生
まれるのではないか。毎日をていねいに生きる。誰のものでもない、自
分の人生なのだから」。それを患者から教わったそうだ。
▼ところでテレビ『笑っていいとも!』が五千回を超え、ギネスブッ
クに載ることになった名司会者タモリが番組長寿の秘訣(ひけつ)を尋ね
られ、いわく。「適当」と。そのこころは「疲れることは続かない」。
この人もがんばらない派だろう。
221 :
M:03/01/04 02:41 ID:i5vBGvUq
◆正論 日本に体質改善迫る二つの要因
杏林大学総合政策学部教授 田久保 忠衛
「イラク」「北朝鮮」前に防衛体制備えよ
≪大きな国際環境の変化≫
あの時期に、この人物が、このような発言をしたのかと暫(しばら)
く考え込んだ。日本海軍が真珠湾攻撃をして一週間後の昭和十六年十
二月十四日から十二日間にわたって、右翼の論客大川周明がラジオで
一連の時局講演をした。必要があってその講演録を読んでいたら、日
本人の外交、防衛音痴ぶりを罵倒(ばとう)しているではないか。幕末
に、外国船が日本近海に来ると血眼(ちまなこ)になって騒ぐくせに、
いったんその船が去ると「まるで忘れ果てて、外国船などは来ないも
ののように思う。これは今も昔も変わらぬ日本人の性分であります。
…ある時は過度に外国の侵略を恐れ、ある時は全く国難を忘れ去りな
がら、その日その日を過ごしてきたのであります」と説いている。大
戦果を挙げて胸を張っているポーズではないのだ。
国民性といってしまえばそれまでだが、戦後五十七年も経(た)ちな
がら、「全く国難」を忘れ去ったその日暮らしをしてきた日本にもど
うやら大きな国際環境の変化が訪れてきたように思う。残虐非道な北
朝鮮による日本人拉致が白日の下にさらされ、関係のニュースに大多
数の国民が神経を尖(とが)らせている。さらに大量破壊兵器を保有し
ているか、あるいは開発を進めている疑いで、イラクが米軍の攻撃を
受ける時期が切迫し、日本は海上自衛隊のイージス艦「きりしま」を
インド洋に派遣した。国家にとって大事なのは経済だけではないこと
に人々はようやく気付き始めたのではないか。
≪化けの皮はがれた「左翼人」≫
北朝鮮による日本人拉致問題は、平和を愛する国際社会の中で悪事
を働いてきたのは日本だけだとの日本国憲法の虚妄を木っ端微塵(こ
っぱみじん)に打ち砕いた。「拉致は日本人がつくり上げたでっち上
げだ」、「国交正常化に比べれば小さい問題だ」などとうそぶいてい
た一部政治家、外交官、学者、評論家、マスメディアがこれからどの
ような主張をするか楽しみだ。ぼつぼつ登場し始めているが、北に屈
してはならぬとの正論に「強硬論」のレッテルをはり、いかにも分別
あり気に「落としどころ」とやらを考えようとの提案だ。
大胆に分類すると、この系列に属する人々には一つの傾向がある。
欠陥だらけの憲法を改めようとの意見を排除する、首相の靖国神社参
拝には周辺諸国も戸惑うくらい熱心に反対を唱える、拉致問題を唯一
取り上げた中学校の「新しい歴史教科書」を採用させまいと反対運動
に狂奔して成功した、遅れた防衛政策を常識に近付けようとすると
「軍国主義化」と騒ぎ立てる−などいくらでも例を挙げられる。こう
した手合いの化けの皮がいまはがされようとしている。
≪日米同盟も変質のとき≫
国家としての日本に体質改善を迫るもう一つの要因がある。イラク
だ。米軍による攻撃の時期が次第に縮まってくるにつれ、日本はサダ
ム・フセイン後も視野に入れてどのような行動をするのか肚(はら)を
決めておかなければならない。第一に、民主主義国として国際テロお
よびテロリスト国家にどう対処するかであり、第二に、軍事力を行使
する米国をどう支えるかだ。九月十七日にブッシュ大統領が発表した
「米国の国家安全保障戦略」を読むと、今後の国際秩序は劇的に変わ
っていくとの印象を受ける。
大統領は中国の一党独裁体制と軍事力強化に若干の懸念を表明して
いるものの、対テロ戦争や朝鮮半島の安定で両国の利益は重なると明
言している。ロシアとの関係は「戦略的敵対関係」を脱し、「新たな
戦略的関係の構築がすでに進行している」と述べているのである。日
米同盟の枠という限定した思考に縛られていると、とんでもない見当
違いを犯す。テロリストあるいはテロリスト国家を見据えている米国
にとっては、対テロ戦争における協力の強弱が緊密さをはかる尺度に
なりつつあるのではないか。同盟も国際情勢の変化につれて変質して
いくだろう。
イラクと北朝鮮を前に、日本が国家として一番備えなければならな
いのは防衛体制である。国防に備えさえあったら工作船などは寄せ付
けなかったろうし、拉致事件も防ぐことは可能だったはずだ。イージ
ス艦一隻をインド洋に派遣する前の大騒ぎは、いまの国際社会の中で
奇観としか言いようがない。
日本がいまにも滅亡するような悲観論をよく見受けるが、私はそう
は考えない。国際環境の変化が、日本人に何ごとかを覚醒(かくせい)
させているのではないか。その日暮らしの防衛体制では時代に適応で
きぬと悟ったときから新しい日本は始まる。(たくぼ ただえ)
224 :
M:03/01/04 02:47 ID:i5vBGvUq
・・・何か、この人も相変わらずだな。
お年玉というわけでもないが、久々に「正論」全文転載してみました。
225 :
M:03/01/04 02:50 ID:LrJAg6C4
おまけ。
◆小林トミさん
小林トミさん(こばやし・とみ=市民グループ「声なき声の会」代
表世話人)2日、十二指腸潰瘍(かいよう)のため千葉県柏市北柏2の6
の2の自宅で死去、72歳。通夜は6日午後6時、葬儀・告別式は7日
正午、同市北柏4の3の17、ベルホール北柏で。喪主は兄、高(たか
し)氏。
60年安保闘争を機に生まれ、反戦を訴え続けた「声なき声の会」の
中心メンバー。「ベ平連」でベトナム反戦運動にも参加した。
一つの時代が終わりつつあるんだな・・・、つか、さっさと終われ。
226 :
文責・名無しさん:03/01/04 08:44 ID:ZBNp2Kao
今日の産経抄は何を言いたいのかよくわからない(ま、今日だけではないけど)。
産経抄のようにいい加減に生きるのを進めているのかな?
227 :
文責・名無しさん:03/01/04 10:43 ID:SnWVolYU
産経には今まで
“地球にやさしい”などという広告の傲慢(ごうまん)なうたい文句
が掲載されたことはなかったのかよ。
広告主を馬鹿にする石井の傲慢な態度には腹が立つな。
228 :
電波系産経信者が集うのは、ここですか?哀れですね:03/01/04 14:03 ID:fNm66XPQ
産経って、1970年代当初、拉致報道に関してなーんにもしていなかった。自社で問題意識も取材せず、取材能力もなく、取材経費もなかったからだ。
それが、スクープの朝日や毎日、一部の地方紙に1977年にすっぱ抜かれ、読売にも日経にも抜かれ。
1980年になって、ようやく産経は拉致報道をした。
産経の卑怯なところは、拉致報道を販売拡張や朝日批判にすり替えたところだ。
朝日など良識メディアが、一時期、拉致被害者の人命を慮って、(実名報道を控えるなど)報道を抑制した。北朝鮮を刺激しないためだ。
これが、結果的に良かったかどうかは、評価は定まらないのはそうだろう。
しかし、産経のように、後から土足で人権やプライバシーに踏み込んできて、
他紙がとっくに報道した手垢の付いたネタで、「拉致報道」と称しデカデカと掲載し、
朝鮮半島系の嫌いな極右や国粋主義者、タカ派国会議員を煽って、厚顔無恥な反朝日キャンペーンに
結びつけようと、必死なのは、拉致に名を借りた産経の販売拡張活動以外にほかならない。
焦った産経は、揚げ句のはてに、昨秋、「有本さんら生存、帰国へ」「小泉訪朝政府専用機使わず」などの誤報を垂れ流した。
もう少しでホント国益を害するところだった。その意味で、真の売国新聞は産経だ。
それを追及されそうになった産経は逆ギレ。蓮池兄さんらを使って、朝日非難に必死だ。なんと卑怯、卑劣な組織だ、産経は。
229 :
電波系産経信者が、ここですか?哀れですね:03/01/05 01:23 ID:tKGKBH+a
あげ
>スクープの朝日や毎日、一部の地方紙に1977年にすっぱ抜かれ、読売にも日経にも抜かれ
>1980年になって、ようやく産経は拉致報道をした。
朝日は1977年の報道では、「拉致」という言葉を使っていませんが何か?
しかも、あたかも自分の意思で北にいったかのように報道していたそうですが何か?
自分の意思で北にいったかのように報道していたとなると、それは誤報になるのです
がそれが何か?
いちはやく誤報をしたらよいのですか?
>産経のように、後から土足で人権やプライバシーに踏み込んできて、
被害者の会が、一度でも産経に対し人権侵害・プライバシー侵害を理由に批判をした
ことがありますか?
>他紙がとっくに報道した手垢の付いたネタで、「拉致報道」と称しデカデカと掲載し、
>朝鮮半島系の嫌いな極右や国粋主義者、タカ派国会議員を煽って、厚顔無恥な反朝日キャンペーンに
>結びつけようと、必死なのは、拉致に名を借りた産経の販売拡張活動以外にほかならない。
手垢が付いていようが、拉致の可能性が非常に高いことが判明した以上、大々的に報道
するのは同然ですが、何か?
というより、拉致の可能性が非常に高いことが判明した以上、大いに取り上げるのが当
然なのに、朝日は逆に北よりの報道をしていましたが、何か?
そもそも反朝日キャンペーンなど、それよりずっっっと前からやっていますが、何か?
231 :
M:03/01/05 02:46 ID:M4IyBwPd
◆産経抄
江戸幕府が慶長八(一六〇三)年に開かれてから、今年はちょうど四百年に
なる。江戸っ子の粋や意気地や元気のよさなど見習っていいところはいく
つもあるが、いちばん学ぶべき点は“モノを大切にする心”、いうならば
生活術だろう。
▼江戸の庶民の家といえば下町の裏長屋だが、そこではほとんど生ごみ
はでなかった。大根なら大根一本とっても、“大根飯”にして葉っぱまで
入れて炊いた。「町中の者、川筋へはきだめのごみ捨て申すまじく候」。
江戸でごみ処分の禁令が出されたのは三代将軍家光の時代である。
▼町中のちりあくたは船にのせ永代島に捨てにいった。いまなら“夢の
島”だからごみ処理は同じである。すでにごみ捨て賃を家々から徴収して
いたというから、時代はすすんでいた。
▼びろうな話で恐縮ですが、十六世紀パリの人口は約四十万、共同トイ
レが不足し市民は窓から排泄(はいせつ)物を捨てた。だから市内には悪臭が
たちこめていた。それにひきかえ十八世紀江戸の人口は百万を超えていた
が、屎尿(しにょう)は周辺農村の肥料に利用された。くみとられる下肥(し
もごえ)は“江戸肥”と呼ばれ珍重されていた。
▼町ではリサイクル商売がさかんで、千軒を超す古着屋があった。拾い
集めた紙くずを問屋に売る紙くず拾い。空きだるを買い取り、洗って酒屋
に売る空きだる買い。曇った鏡を磨いて再生する鏡磨き。ナベ、カマを直
す鋳掛(いか)け屋。ちょうちんの張り替え屋。馬のくそを集めて肥料にする
馬糞(ふん)拾い…(歴史読本・大江戸特集より)。
▼そんな江戸の生活環境の過大な評価はいけないが、彼らのライフスタ
イルとそこから生まれた活力には学びたい。少なくともわれわれの大量生
産、大量消費、大量廃棄の時代は行き詰まったのだから。
232 :
M:03/01/05 02:59 ID:M4IyBwPd
11 :M :02/12/10 06:52 ID:zlNgeQsX
[十日付]
◆産経抄
八日付「紙面批評」で作家・高嶋哲夫氏が「悲しい言葉の言い換え」と
して、「『拉致』と『強制連行』は決定的に違う」と書いた小欄を批判さ
れた。「これは言葉の問題ではない」というご高評だが、しかしこれは
“言葉の問題”そのものなのである。
(以下略)
・・・というわけで、高嶋センセイの「弁明」をお聞かせ願いましょうか。
転載は次のレスより。
233 :
M:03/01/05 03:02 ID:M4IyBwPd
◆紙面批評
粘り強い取材が特ダネ生む
作家 高嶋哲夫
前回(昨年十二月八日)の「紙面批評」では思わぬ反響を呼んでしま
った。
朝銀に関するものにはおおむね賛同するものが多かった。「本日、
日曜出勤しています。朝、駅で産経新聞を買って、電車の中で斜め読
みしたのですが、T銀行のことを書かれているので…」という書き出
しで始まる私のホームページ投稿欄に入ったメールには「この銀行か
ら日本の政治家に大量の金がばらまかれていることを告発している元
TSの人もいますし…」と続いている。そして、「しかし朝銀問題に
深入りすると、必ず身に危険が及びそうですね」と結んである。
≪きっちり事実掲載を≫
新聞が書き立てると、ある種の団体が押し掛けるとか、いたずら電
話がかかり続けるとか、異様なメールが来るとか…。小市民の私には
ただただ恐ろしいかぎりだ。しかし、こういう問題こそ、新聞を含め
マスコミには頑張ってもらいたい。
この問題については十二月十七日のテレビではしきりに放送してい
た。他紙では見た気がするがたぶん産経には詳しく載っていない。十
二月六日の掲載でよしとしたのか。せめてこの一兆四千億円がこの先
どうなるのか、「拉致問題」なみの粘り強さで取材してほしい。その
粘りがスクープ記事を生み、世論を喚起できるのではなかろうか。
また、「拉致」と「強制連行」「慰安婦問題」については十日の
「産経抄」で取り上げられたが、私が言いたかったのは「個人の問
題」ということである。百人のうち九十九人が自分の意思でそういう
状況に入ったとしても、一人でも意思に反して悲しい思いをしていれ
ば、その人に目を向け、その人の身になるべきだということだ。全員
を一つの言葉でくくるのはあまりに悲しい。
今回の拉致被害者の五人がなんとか帰国できたのは、個人に目をむ
けた粘り強い努力からではないだろうか。自分の身に置き換えてほし
いというのはそういうことだ。それが情に流されるといわれればそう
ですというしかない。私も「拉致問題」には大いに腹を立てている
し、北朝鮮にはこれっぽっちも肩入れする気はないことを付け加えて
おく。十三日夕刊の産経に「在外被爆者訴訟、坂口厚労相は上告断念
意向」の記事が載っている。「厚労省内には『上告は避け難い』との
意見が根強いが、坂口厚労相はそれとは別に、個人で考えをまとめる
ことを表明したとみられる」。これも相手の身になるということでは
ないだろうか。
≪具体的な指針が必要≫
文部科学省は十四日、「教育課程実施状況調査」の結果を発表し
た。
十六日の産経の主張「学力低下」「ゆとり教育の誤り認めよ」で
は、「もはや、子供たちの学力低下は動かしがたい事実といえる。そ
れにもかかわらず、文科省が今回の学力テストの結果を『おおむね良
好』としている評価は、理解に苦しむ」「思い切った学力向上策に切
り替えるべきである」と述べている。
大賛成だが、さらに具体的な指針とこのような混乱をもたらした責
任追及まで踏み込んでもらいたかった。
各新聞で「基本的公式すら理解していない」と象徴的に取り上げて
いるのは、小学五年生の半径と円周率を与え、円の面積を求める問題
である。この問題の回答率は53.7%だった。確かにひどい数字である
が、果たしてこの問題の正解率が百パーセントであったとしても「学
力がある」ということはできるのか。
昔、公立学校から業者テストを締め出して現場に大混乱をもたらし
た大臣がいた。
万事この調子で、平素は教育など考えたことのないような人たちの
「思い付き」で現場が振り回される限り何の改革もない。
最近の教育行政はあまりにも行き当たりばったりだった。マスコミ
の反応によって方針を次々に変える文科省に長期的展望、教育に対す
る方針などは皆無だろう。(大阪本社発行最終版による)
◇
前回の紙面批評については多くの手紙やメールをいただいた。この
場を借りてお礼を申し上げたい。
236 :
M:03/01/05 03:13 ID:WSn1PhZo
どうせだから、参考のために「問題の」12月8日の「紙面批評」も転載し
てみよう。
◆紙面批評
拉致報道に隠れた朝銀問題
作家 高嶋哲夫
「民族系金融機関、朝銀への破綻(はたん)処理に1兆4000億円投
入!」のタイトル。その下に、「私たちが納めた税金(1兆4000億円)
が北朝鮮のミサイル開発資金になっている!」のサブタイトル。「み
なさんご存じでしたか? 日本人との取引が皆無に等しいこれらの民
族系金融機関に、われわれの税金が巨額投入されています。北朝鮮へ
の送金疑惑が指摘されている朝鮮総連系金融機関(朝銀)へは昨年まで
に既に6200億円が投入されており、その疑惑が払拭されないまま、
3256億円が先日追加投入決定となりました。そして、現在4千数百億
円の追加投入が審議中です」と続いている。十二月四日現在のもので
ある。これは新聞記事ではない。インターネットのコラムからの抜粋
である。主催者はそれほどいい加減な団体でもなさそうだから、まっ
たくのでたらめでもないのだろう。
そしてこの記事は、「この様な重要な問題にも関わらず、朝銀問題
に関してのマスコミ報道は極めて少なく、我々は知る権利すら阻害さ
れているのです」と続く。確かにテレビなどは連日、拉致被害者たち
の近況を繰り返し繰り返し、これでもか、というふうに同じ場面を放
映しているが「朝銀の話」などまったくないのではなかろうか。
≪憤り感じる公的資金投入≫
その後の十二月六日一面に記事が載ったが、それ以前では十一月八
日付の産経朝刊二面にあった。「日本人理事長をハナ信組が容認、公
的資金投入へ」の見出し。その記事には「朝銀信用組合の破綻処理問
題で、政府が公的資金投入の条件とする日本人理事長の就任につい
て、受け入れを拒否していた『ハナ信用組合』が日本人理事長容認に
転じたことが七日、分かった」と出ている。他紙はどう扱っているか
知らない。この銀行のことを積極的に報道するとなにか都合の悪いこ
とが起こるのか? しかしやはり頑張ってもらいたい。
私はこの銀行に対して何の恨みもないが、本当であれば当然疑問と
憤りは感じる。日本中が不景気で倒産が相次ぎ、多くの自殺者まで出
ている。これだけのお金があれば…とつい思ってしまう。さらに日
頃、偉そうなことを言っている新聞を含めたマスコミは何をしている
と言いたい。
さほど前ではないが、ある新聞社の人と話していたとき、新聞は将
来、テレビとインターネットに取って代られるのではないか、と心配
していた。私はそんなことはないと言ったが、こんな調子だとはなは
だ心許ない。
≪悲しい言葉の言い換え≫
十一月十九日付の「産経抄」に「『拉致』と『強制連行』は決定的
に違う。昭和の戦争時代といえども、強制連行などという制度はなか
った。あったのは国家総動員法に基づく『徴用』である」「往時、朝
鮮人はすべて日本国民だった。徴用を強制連行というのであれば、国
家の命令で戦時動員された内地の日本人はみな強制連行されたことに
なる。嫌がる朝鮮人をむりやり“人さらい”で連れてきたようなイメ
ージのこの言葉は、明らかに意図的な虚構なのである」とある。
確かに「拉致」と「強制連行」を同じとは扱えない。私は学者でも
ないし、このことに関する知識もない。これが正しいかといわれれば
そうなのかもしれない。ただ、これは言葉の問題ではないと思う。大
切なことは相手の立場に自分を置き換えて考えることだ。それが文明
人の第一条件だと思う。日本と朝鮮半島を置き換えるのもいい。理由
はどうであれ、突然日本に外国の兵隊がやってきて、そして…。これ
を「徴用」などといわれるとやはり悲しい。
「慰安婦問題」もそういう女性がいたことは確かなのだから、自分
の身、家族の身になって考えることが大切だと思う。その当事者と自
分と置き換えてみて、また家族と置き換えてもいい。辛いことはやは
り辛いのだ。それを感じることができるのが人間だろう。言葉だけに
振り回されるのはあまりに悲しく寂しい。(大阪本社発行最終版によ
る)
239 :
M:03/01/05 03:18 ID:WSn1PhZo
・・・正直、2ちゃんねるで一番バカにされる類の物言いではなかろうかと
思うのだが。何なんだろうね・・・(呆&惑&嘆
>江戸の庶民の家といえば下町の裏長屋だが
裏長屋に住んでいたのは庶民よりも下の層ではないかな。
一般庶民は裏のつかない長屋に住んでいたのではないかな。
241 :
文責・名無しさん:03/01/05 12:34 ID:XKm+b5h+
16世紀のパリと18世紀の江戸を比べているが、
これじゃあ、比較としては不公平だよね。
江戸時代と今の韓国と比べて威張る韓国の学者のようだ。
242 :
文責・名無しさん:03/01/05 23:01 ID:4koiZiEc
産経の社宅ナメクジ長屋はつい最近まで存在した
243 :
M:03/01/06 02:48 ID:eyYHhtmw
◆産経抄
六日は暦の「小寒(しょうかん)」、厳しい冬の一つのピークにな
る。ただしこれをコカンと読まないでいただきたい。いつだったか、
ラジオで女性のパーソナリティーが「コカンだから寒いのよ」としゃ
べっているのを聴き、にわかに股間の寒さを覚えたことだった。
▼冗談をいっている場合ではない。日本列島は大寒波に包まれ、脊
梁(せきりょう)山脈を境に二分されてしまった。太平洋側は冬晴れ、
日本海側は豪雪に埋もれている。空の便や列車ダイヤは大混乱し、高
速道路は通行止めになった。
▼吹きつける北西季節風(シベリア風)がお天気にも明と暗の国境を
つくったということだろう。しかしそのシベリアも、ロシア大陸の内
部だから寒いことは寒いが乾燥している。深いところでも積雪は一メ
ートル程度、改めて日本が世界有数の深雪地帯であることを教えられ
た。
▼漢字の「雪」の字は、雨の下にヨがある。これは雨の凝り固まっ
たものだそうだ。こんどの関東北部のJR線で起きた架線凍結は、湿
度が高く、地表が冷え込んだ状態で降った雨が凍りついた“雨氷現
象”によるらしい。一種の“着氷”で、ことしの寒さは一筋縄ではい
かぬようだ。
▼同じく「寒」の字は、屋内で身をかがめ、草のしとねにくるまっ
ているところだという。昔から寒の水はからだにいいといい、寒ボ
ラ、寒ブリ、寒タマゴなども脂がのってうまいとされた。これから
「立春」の前日までが寒の内で、寒まいり、寒げいこ、寒びきなど精
進の季節でもある。
▼雪国の村の「はつらつ条例」を「つらいよ条例」と誤記した教科
書があったが、つらい雪害をあえて親雪、克雪、活雪に変えようと苦
闘する雪国の人びとよ。「降り昏(くら)む雪はこそとの音もなししん
しんとして鳴れるわが耳」尾山篤二郎
244 :
M:03/01/06 02:51 ID:eyYHhtmw
◆正論 日米同盟の将来はいかに?
駐米大使 前慶応大学教授 阿川 尚之
「同盟の市場価値化」にどう対処するか
≪全く相反する二つの見解≫
日米同盟について、最近ワシントンでは二つの相反する見解をき
く。一つは、現在この同盟がこれ以上望めないほどよい状態にある
という、米側の評価である。日米当局者間の協議体制は緊密であ
り、日本は対テロ作戦で実効ある貢献をなし、いままたイージス艦
の派遣に踏み切った。今後も日米は一致協力し、安全保障上の問題
に当たるべきだし、そうできるはずだ。
もう一つは、東アジアの長期的安全保障にとって、より深刻なの
は、中国の台頭よりも日本の凋落(ちょうらく)であるという、一部
論者の見方である。もし日本経済が引き続き停滞し、日本が国際社
会への総合的なコミットメントを落としていくのであれば、アメリ
カはアジアにおける安保政策を根本から考え直さねばならない。
二つの見方は矛盾しているようだが、どこかでつながっているよ
うに思う。両者の背後には、同盟一般に対するアメリカの新しい考
え方が反映されているからである。
二〇〇一年の同時多発テロ事件以降、アメリカの軍事戦略は大き
く変化したといわれる。一極覇権主義、単独主義、新帝国主義とい
った言葉で表される、能動的な安保戦略の採用である。必要であれ
ば、先制行動も辞さないとブッシュ大統領が新戦略構想のなかで述
べたため、危険なものと受け止める向きも多い。
≪新しい脅威に役立たない≫
しかしなぜアメリカがそのような思考に傾きつつあるかを考えれ
ば、彼らの言い分も理解できる。そもそも既存の同盟は、安全保障
上の脅威への抑止手段である。もちろん軍事力そのものが同盟の効
力を担保しているのだが、同盟締結によって軍事力行使の可能性を
できる限り低く抑えることが目指された。
ところがテロリズムなど新しい形態の脅威には、必ずしも国家間
の安全保障問題を念頭に置いた既存の同盟が役に立たない。もちろ
ん同盟国の援助は喜ばしいが、同盟の存在そのものが抑止となるわ
けではない。しかも欧州の同盟国は軍事的対応には消極的姿勢を見
せがちである。国連もいざというとき頼れる存在ではない。そうで
あればアメリカは自分自身の力に頼るしかない。共に新しい脅威と
戦う仲間がいるとしても、それは既存の同盟国ではなく、時と場合
に応じて利害を同じくする有意の連合国(コアリッション・オブ・
ザ・ウィリング)であるかもしれない。
さてそこで日米同盟である。最近の北朝鮮をめぐる情勢は、日本
の安全保障にとってアメリカの核の傘が死活的重要性をもっている
ことを明らかにした。古典的な抑止力を提供しうるアメリカとの同
盟以外に、こうした核の脅威に対抗する手段はない(日本自身の核
武装は、国民感情と費用対効果の点からして賢明な選択肢とは思え
ない)。
≪同盟は動的に変化するもの≫
ところがアメリカにとって日本との同盟の価値は、同盟の存在そ
のものではなく、同盟国日本がアメリカおよび国際社会が直面する
新しい安全保障上の脅威除去に今後どれだけ役立つかで決まるだろ
う。その点、対テロの戦いへの積極的な貢献は、在日米軍施設・区
域の有用性とともに、大きな助けとなった。しかし安全保障上の利
益の優先順位は不動ではない。在日米軍施設・区域や日本の貢献の
有効性も、米国の世界戦略全体の中での変数に過ぎない。
日本では日米同盟を静的に捉えがちだ。集団的自衛権行使の可
否、基地問題の解決、地位協定の運用改善、これらすべてを、同盟
そのものが変容しないという前提で対処している。しかし上述のと
おり、アメリカから見れば、日米同盟の価値はその世界戦略のなか
で動的に変化するものである。これを同盟の市場化と呼んでいいか
もしれない。同盟の価値がマーケットで決まるのである。
それでは日本はどうするか。無論一つの選択肢は、アメリカとの
同盟を解消することである。しかし北朝鮮の核脅威一つを考えてみ
ても、それは容易な選択ではない。アメリカへの依存を好むか好ま
ぬかは別として、日米同盟なしでの日本防衛を本気で考えたら、コ
スト面、効力面とも、とても実現性がない。
であるとすれば、日本が将来にわたってとるべき道はただ一つ。
日米同盟の市場価値を高めるよう、あらゆる努力をすることであ
る。付加価値が高い日米同盟は、アメリカにとって有意義で存続す
べきものであるだけでなく、世界の平和に資することも大である。
集団的自衛権などに関する論争も、憲法だけでなく、この観点か
ら考えるときが来ているように思う。(あがわ なおゆき)
247 :
M:03/01/06 02:55 ID:eyYHhtmw
今や「ミスター・ポチ」という称号がもっとも似合うこの人だけに、全文転
載をしてみましたが、いかがなものでしょうか?
感想をお待ちしております。
阿川さん マンセー
249 :
文責・名無しさん:03/01/06 05:59 ID:8Gk2x2To
こんな兄貴がいるから妹が見合い百回も失敗するんだ
250 :
T:03/01/06 08:03 ID:SG+PQLnv
@旧中山道(いちにちじゅうやまみち)
A雪崩の話題も入れればよかったのに(w
B海があるからね
C「ヨ」の意味は?(マジで分からん)
Dこじつけっぽい(w
Eこれは教科書の宣伝?
糞スレの皆様に、岡田克彦ファンクラブからの新春のご案内です。氏のホームページ(下記URL)
掲載の「朗読とピアノのための、ロバート・マンチ作、メルヘン『Love You forever』
OP.87」は氏の最近の傑作で、平野啓子女史の朗読と氏作曲のピアノ曲自作自演とのデュオは素晴らしく
、氏の優しい人間性の最もよく出ています。素直に聴いて、新しい楽しい毒舌エッセイと共にお楽しみ下さい。
(URL;
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/1091/)
ていうか今日の産経抄楽しすぎ。石井タンはこういうネタには手を出さないほうがいいと思うけど。
253 :
M:03/01/07 02:59 ID:9EOuQ3c4
◆産経抄
昭和の終わりごろまで日本人の外食(たとえば昼めし)の嗜好(し
こう)の最大公約数といえば、そば・ラーメン・カレーライスの三
つに絞られた。いまは、小欄の印象でいえば、牛どん・ハンバー
ガー・パスタではないだろうか。
▼このメニューで心配なのは、野菜の摂取はどうなっているか
ということ。実際、日本人の野菜の消費量は減りつづけ、昭和六
十年には一人一一一キロ食べていたのに、平成十一年には一〇二
キロに減った。ファストフード好みの米国人は、野菜をそんなに
食べていないように見えて実は日本人より多いという。
▼七日は「七草」だが、特に若い人たちの野菜離れが心配だ。
七草はスーパーへ行けばきれいなセットで売られている。八百屋
の店先の「七草あります」という張り紙を見て「シチグサって何
だ」ときいた高校生がいた、という話を聞いたのはだいぶ前のこ
とである。
▼「君がため春の野にいでて若菜つむわがころも手に雪はふり
つつ」(光孝天皇)。古代から伝わる七草の種類は、二、三を除けば
雑草のようなもの。万葉の時代の野菜はセリ、アオナ、チサ、ウ
リ、ワラビなどに限られていた。
▼ところが現代は、野菜は畑で作るものではないというから驚
く。中村靖彦氏著『食の世界にいま何がおきているか』(岩波新書)
によると、福島県の村にハイテクの野菜工場がある。野菜は斜め
のパネルの上で生育し、温度、炭酸ガスの濃度、液肥の濃度など
すべてコンピューターで制御する。
▼農薬は一切使わず、安全性と天候に左右されない安定供給が
はかられる、ただしコストはかかるそうだ。極端な話だろうがこ
れは良いことなのかどうか、にわかに判断がつかない。「食」の
世界からいよいよ目が離せないのである。
254 :
文責・名無しさん:03/01/07 06:51 ID:EHhDz9n1
>八百屋の店先の「七草あります」という張り紙を見て
>「シチグサって何だ」ときいた高校生がいた、という話を聞いたのは
>だいぶ前のことである。
わらた。
昨日の「股間が寒くなった」といい
最近の産経抄は妙におかしい。
産経抄子の印象はへんだな。
おおみそかにラーメン特番はやっていたが、
パスタ特番はやってないぞ。
256 :
T:03/01/07 08:07 ID:UsT1xC7T
@ソースは?半径10mが世界のすべてなんだね(w
Aそのかわりにサプリとか飲んだり(w根本的に間違っているね
B学校では習わないからね。地方によっても違うし
C米以外は採取作物?まあ人口も少なかったしね
D本の宣伝より自分の足で取材に行け
E農業とはそういうもの。ハウス栽培や水田などのように自然を改変して作物を作っている
自然の恵とかいっても実際は人間のたまもの
257 :
文責・名無しさん:03/01/07 10:10 ID:bXK+oaJY
主観が入っていないとすんなり読めるな。
“地球にやさしい”
この言葉の奥底にある思いあがりや不遜を感じ取れない奴はカス。
259 :
文責・名無しさん:03/01/07 17:18 ID:7cJZwy+l
リトル小岩井でしょうゆバジリコを食す石井氏
260 :
文責・名無しさん:03/01/07 23:09 ID:8N3HNyRO
パスタに日本人の三大外食からラーメンを外すとは産経狂ったか?
ラーメン板で、こんなこと言ったなら祭りだな。
261 :
文責・名無しさん:03/01/08 00:05 ID:Rzwdr9xw
すしとラーメンは外せない
262 :
M:03/01/08 02:50 ID:eeTvCue6
◆産経抄
正装して威儀をただした小泉首相が、六日、冬晴れの伊勢神宮に参拝し
た。扇国土交通相ら四人の閣僚もにぎにぎしく同行。小泉さんは参拝後、
記者団に「きょうの天気のように、冷たく厳しいなかにも穏やかな年であ
るように祈った」と語っていた。
▼かくて首相の神宮参拝は正月恒例行事とはなったが、おかしいではな
いか。昨年四月、小泉首相が靖国神社に参拝したとき、憲法違反だ、政教
分離だといって騒がれた。某仏教系や某キリスト教系の人びとは激しく抗
議し、反対した。両者は同じ神道なのに「伊勢」はなぜ合憲で「靖国」は
なぜ違憲か。
▼同行記者団から「公人か、私人か」といったばかな質問がでたという
記事もなかった。新幹線の運賃やボディーガードの出張旅費なども、国費
でまかなわれたに違いないのにである。
▼思うに、日本の歴代首相の伊勢神宮参拝をだれもあやしまないのは、
それが日本の伝統文化であるからだろう。神道にはよく知られるように教
義も教典もなく、定まった教祖すらない。日本の「神」はキリスト教など
の神とは全く違っている。それは長い歴史のなかで日本人がはぐくんでき
た心性なのだ。
▼緑したたる神域に足を踏み入れれば、何事のおわしますかは知らねど
も、身の引き締まる思いになって自然と頭が下がる。そうであるなら国の
ために殉じた死者たちにも頭を下げて当然ではないか。どうか天皇、皇后
両陛下靖国ご参拝実現の日の早からんことを願う。
▼神社のおまいりは右傾化でもなく、国粋化でもない。過激なナショナ
リズムでもなく、いわんや危険なファシズムとも無縁である。袋だたきさ
れた首相がいたが、何のことはない日本は“神の国”、正確にいえば“
神々の国”なのである。
263 :
M:03/01/08 02:55 ID:eeTvCue6
◆村上兵衛氏が死去
大宅壮一門下、評論家
戦中派世代として国家や戦争について発言してきた作家で評論家の村上
兵衛(むらかみ・ひょうえ、本名・村上宏城=むらかみ・ひろき)氏が六日
午前八時二十六分、肝不全のため東京都文京区の東京医科歯科大病院で死
去した。七十九歳。島根県出身。自宅は東京都中野区東中野三ノ一六ノ一
八。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻、登久江(とくえ)
さん。
近衛歩兵第六連隊の連隊旗手を務め、陸士区隊長で終戦。戦後、三浦朱
門氏らと第十五次「新思潮」に参加。昭和三十一年『戦中派はこう考え
る』で論壇デビューした後、大宅壮一門下に。著書に『国破レテ』『国家
なき日本』など。産経新聞読書面「時評」欄を担当したほか、月刊「正
論」に「大宅壮一と三島由紀夫」を連載した。大宅壮一文庫副理事長。
故人のご冥福をお祈りいたします。
264 :
M:03/01/08 03:00 ID:eeTvCue6
これは朝日新聞の投稿でしょうか。いえ、産経新聞です(w
◆ゆとり教育で孫ら積極的に
高橋妙子 69 (東京都足立区)
昨年の春から公立の小中高校が完全週休二日制になりましたが、家
庭にもなじんできたようにみえます。ゆとりある教育にまだ抵抗を感
じる親も多くいますが、子供の方が積極的に勉強を見つけているよう
な気がします。
小二の孫はサッカーに夢中で、今は泣き虫を返上して男らしい少年
に育ち、頑張っています。小五の孫もダンスに目覚め、親を説得して
ダンス教室に通いはじめて、先生や仲間とのあいさつもできるように
なりました。十一月の発表会で披露した踊りに感動を覚えましたが、
先生も「来年はもっと大きな舞台を」との励ましをくださり、本人も
「やった」とやる気を見せています。
孫たちは他人と心を合わせ、同じ目標に向かうことの喜びをどうや
ら知ったようです。これもゆとり教育の成果でしょうか。(主婦)
265 :
M:03/01/08 03:06 ID:eeTvCue6
小ネタですが、ちょっと笑えます。
◆「箱根」快走 歴代トップ 年末年始視聴率
「武蔵」初回はまずまず
年末 フジ3冠/年始 TBS2冠/年間 日テレ4冠
(省略)
昨年の年間視聴率(平成十三年十二月三十一日−十四年十二月二十九日)
は、日本テレビが全日、プライム、ゴールデン、ノンプライム(6−19、
23−24時)ともトップで、九年連続四冠を達成した。全日とゴールデンの
順位は二位フジ、三位NHK、四位TBS、五位テレビ朝日、六位テレビ
東京。
◆訂正
七日付「年間視聴率」の記事中、ゴールデンの順位は二位NHK、三位
フジの誤りでした。
神々の国か・・靖国新聞とか神道新聞とかに名前変えれば部数伸びるかもね〜
靖国は国家神道
268 :
kk:03/01/08 09:04 ID:gFnyuBJA
269 :
文責・名無しさん:03/01/08 09:48 ID:MHXkkrxr
>>264 政府の方針に阿る内容だからokじゃないの?
270 :
文責・名無しさん:03/01/08 20:04 ID:VE+4a8YE
天皇の靖国参拝は、アメリカ大統領が参拝した後じゃない?
271 :
M:03/01/09 02:58 ID:LbSRRZtf
◆産経抄
脅しか、はったりか、はたまた現実なのか、北朝鮮が“核のボート”を
揺さぶり続けている。国際原子力機関(IAEA)は北の核計画凍結を決議
し、日米韓も共同声明を出したが、どうにも理解に苦しむことがある。
▼ほかならぬ日本でこれまで盛んに反核運動を推進してきた人たちがい
た。かれらが一向に声を発しない。昨年の夏、広島と長崎で開かれた原水
爆禁止大会は、相変わらず二つに分裂したままだった。原水協(共産党系)
と原水禁(旧総評系)とだが、そのいずれも北朝鮮の核に対してウンでもス
ンでもない。
▼ワシントン古森義久記者のリポートによると、昨年十月十七日、秋葉
忠利・広島市長がアメリカン大学で「広がる核の脅威」と題するスピーチ
をした。しかし市長はもっぱら米国の核政策だけを非難し、中露の核兵器
はもちろん、北朝鮮の核には何も触れなかったそうだ。
▼反核運動をあおってきたはずの進歩的文化人諸氏も、北朝鮮には鳴り
をひそめている。ノーベル賞作家・大江健三郎氏もそのお一人だ。これは
谷沢永一氏のご指摘だが、平成七年元日の朝日新聞上で大江氏は加藤周一
氏と対談し次のように語っていた。
▼「戦後五十年の出発点の、日本人がなめた苦い経験を思想化しようと
すれば、日本が取り組むべき中心の課題は核軍縮だと思います。そのため
の国際的な委員会を作れば、広島、長崎の被爆体験に立って有効な発言が
できるはずです」。
▼いまこそ北朝鮮に対して“有効な発言”をする時ではないか。昨年の
春と秋、大江氏は同紙で外国文化人と往復書簡をかわし、確かに北の核に
ついて触れてはいる。ところがこれが例によってすこぶる難解であり、奥
歯にものがはさまったような文章なのである。
272 :
M:03/01/09 03:05 ID:LbSRRZtf
◆正論 精神科医・和田 秀樹
21世紀は柔軟な現場対応型で乗り切れ
実績ある「成功例」から学ぶことだ
≪理屈通りにいかない時代≫
先日、五年ごとに発表される都道府県別の平均寿命の最新版が明らか
になった。
それによると、長野県は男性が三回続けてトップ、女性も前回の第4
位が3位に伸びている。女性が1位である沖縄は男性が26位なので、長
野が日本一の長寿県といって差し支えないだろう。
それ以上に、注目しなければいけないのは、長野県の一人当たりの老
人医療費が同じ平成十二年で、五九万四〇〇〇円と全国最低、全国平均
の八割を切っていることだ。
要するに高齢社会においては、理屈先行の大学病院よりも、長野県の
ような現場に柔軟な地域医療のほうが、結果的に長寿のためにも財政の
ためにもよいのである。
二十世紀には、さまざまな形で科学が発達したし、多くの学問体系が
生まれてきた。しかし、いっぽうで現場と学問の世界が離れていく傾向
が強くならなかっただろうか?
ここでは、学者が、学問の立場から「理論上はこうなるはず」という
形で、国民の健康や医療、教育、経済政策などについて提案をしてきた。
たとえば、医療であれば、血圧を下げれば脳卒中が予防できる。コレ
ステロール値を下げれば、心筋梗塞(こうそく)を予防できるという具合
にである。
しかし、人口が高齢化してくると理屈通りにいかないことが増えてき
た。たとえば、コレステロール値については、むしろ低すぎるほうが寿
命が短く、正常上限よりやや高い値の人がもっとも長生きすることなど
がわかってきた。
(後略)
273 :
T:03/01/09 08:00 ID:72qZOcau
@アメリカが「外交で解決」と言っているから確実に持っているのだろう。イラクは持っていないから安心して攻撃できる(w
Aインタビューした?
Bアメリカ人向けに話したんだろ?
E大江の文章が難解なのは当然(w
274 :
文責・名無しさん:03/01/09 09:12 ID:HzpVD00Y
加藤周一の次は大江に噛み付いた
菊池寛賞ガンバレ
275 :
文責・名無しさん:03/01/09 09:50 ID:/88tLaDT
悪口書くときは生き生きしてるね。
“退歩的非文化人”である石井のえひめ丸の時のコラムを
また読みたくなってきたなぁ。
大江もどうしようもない人間なわけだが。
278 :
文責・名無しさん:03/01/09 21:22 ID:4k9dOgYI
279 :
文責・名無しさん:03/01/09 21:52 ID:TmtjnUVk
古森かなり捏造している。アメリカン大学でスピーチをしたとの事だが
秋葉がアメリカン大学で行ったことは
「拡大する核の脅威−今日の国際的危機に対する歴史の教訓の応用」というフォーラムに
パネリストとして参加しただけ。長々と講演でもしたかのような表現は事実の歪曲である。
だいたい前日にいきなりキャンセルして秋葉を怒らせたのはアメリカのほうだし
前月26日には臨界前核実験をしたブッシュ政権に抗議したばかりの時期だ。
おまけにカーターをヨイショしたのでブッシュ政権が臍を曲げでいきなり拒否したのだ。
さらに秋葉がまるで北朝鮮の核について抗議していないかの如き産経抄の表現も問題だ。
アメリカから帰国した後の22日には北朝鮮に抗議文を手渡している。
ことさら反核運動を貶めようとする嘘と捏造に満ちた産経抄だった。
ソース
http://www.city.hiroshima.jp/shimin/heiwa/protest/dprk.html 被爆者の果たしてきた役割に対してノーベル賞を与えるべきで
あ
る?
チョン経新聞とチョン経抄は今年もこうやって悪口、あら捜し、揚げ足とりを続けると。
そして自分達の事は自画自賛すると。
もうなんだかねぇ・・・・。
共和国の核は良い核
合衆国の核は悪い核
核にも貴賎があるのだなあ、大江には
283 :
文責・名無しさん:03/01/10 00:05 ID:CJN4lPWk
古森の詐術は毎日新聞仕込みか?
共同通信の石原談話捏造を思い出します
284 :
山崎渉:03/01/10 02:35 ID:nTE4ip6N
(^^)
285 :
M:03/01/10 03:03 ID:6q9fHIEN
◆産経抄
「笑い」が健康や人間関係にいいことはよく知られている。しかしビジ
ネスや金もうけにも効くのか。ちょっと疑っていたが、正月休みに『笑っ
て金持ちになる方法』(リック・シーゲル&ダレン・ラクロワ著、扶桑社)
という本を読んで、笑ってしまった。
▼長い不況下、がんばってもがんばっても売り上げが伸びない。そんな
嘆きをよく聞くが、米国の公認スピーカー(講演者)とコメディアンである
著者は、ユーモアには赤字を黒字に変えるパワーがあるという。客の財布
のひもをゆるませる最高の手段、それは「笑い」であると。
▼たとえば安売り競争は日々に激化しているが、客は「もっとまけろ」
とさらにいう。「それがぎりぎりの値段かね」と尋ねられたら、即座にこ
う答えよと教えている。「いいえ、ぎりぎりの値段だともっと高くなりま
す」。
▼時に客の緊張を和らげなければならぬ場合もある。航空会社では「い
つ霧が晴れて飛び立てるんだ?」と苦情をいわれる時もあるだろう。顧客
サービス係は気象学者でもないのに、「何年ここで働いてる? いつ霧が
晴れるのかわからんのか」とののしられることもある。
▼著者ダレンはサービス係と話して、次のような看板をだした。「当社
から神さまへのホットラインが一時的に不通になっております。したがっ
て、わたしたちにもいつ霧が上がるかわからないのです」。そして霧の晴
れる時間をゲームにし、客にあてさせ楽しませた。
▼いいアイデアは、パンツを下げて便器に腰かけている時や、裸でシャ
ワーを浴びている時などに浮かぶ。だから企業はシャワー休憩を設け、二
十分間の脱糞(だっぷん)を奨励しろ、と説く。下品な!と思われたら幸
い。それで頭の片隅に留めてもらえる、と。
286 :
M:03/01/10 03:05 ID:6q9fHIEN
◆社員(営業局)募集のお知らせ
産経新聞社は、営業局社員(広告担当)を募集します。営業局は、新聞広
告の営業や広告企画の立案、実施が主な仕事です。産経新聞のホームペー
ジから応募用紙を取り出したうえ、下記の要領で応募してください。
【募集職種】営業局社員 若干名。
【入社日】相談のうえ、決定します。
【応募資格】平成15年4月1日現在、35歳未満で、4年制大学卒業以上
の資格を持つ方。
【応募方法】所定の応募書類に必要事項を記入し、1月20日(月)必着で
「〒100-8077 東京都千代田区大手町1ノ7ノ2 産経新聞東京本社 人
事部採用担当」あてに郵送。応募者多数の場合は、書類選考を行います。
【応募書類】産経新聞社のホームページから、取り出してください。ア
ドレスは「
http://www.sankei.co.jp/」です。
【筆記試験】1月26日(日)、東京本社で、一般教養と作文を実施。筆記
試験通過者を対象に後日、面接を行います。
【問い合わせ先】東京本社 人事部採用担当(TEL.03-3243-8310)
産經新聞社
なんか最後の一文が妙に合点がいった。
むしろ、多少下品だったり珍奇だったりデムパだったりしないと
インパクトがないから我々の印象に残らないわけで。
朝日のデムパ投稿しかり、産経の(教科書をはじめとする)自画自賛キャンペーンしかり、
そして他ならぬ石井タソの文章もまたしかり。
288 :
文責・名無しさん:03/01/10 09:56 ID:E6FqGS5j
しかし、本の内容丸写しでイイなんって楽な商売だね。
289 :
山崎渉:03/01/10 14:29 ID:rldfLo2f
(^^)
290 :
パッとサイデリア:03/01/10 15:33 ID:PHd840Xu
>286
社員を募集するぐらいだから
産経新聞の経営状態が悪いという噂はデマでしょう
291 :
文責・名無しさん:03/01/10 16:02 ID:E6FqGS5j
取り込み詐欺かも・・
それがぎりぎりの産経抄かね
293 :
文責・名無しさん:03/01/10 21:40 ID:uI+gWsSt
夕刊なくしたのって、利潤率の悪い部門をなくしたってことかな?
あ、スレ違いか・・。
295 :
M:03/01/11 02:52 ID:YSsJzwwp
◆産経抄
真偽のほどは定かでないが、京都の人が「こないだの戦争」というとき、
第二次大戦を指すのではない。応仁の乱だという話を聞いたことがある。こ
の町の歴史の奥行きの深さを示しているのだろうが、それは商売の道にも表
れるようだ。
▼先日の本紙二面、下鴨茶寮の女将、佐治八重子さんのコラムによれば、
京都の商いは息が長いという。お得意さんとは、その家に子供が生まれたと
きから七五三、入学、結婚、そして葬式にいたるまで付き合っていく。そう
いうやり方だというのだ。
▼それを忘れて一時期のバブルに浮かれ、法外な高値で目先の儲(もう)け
に走るようだと、お得意さんとの信頼関係が崩れて、生き残れない。「青首
はん」という独特の表現で笑われるのだという。いかにも「千年の古都」ら
しい話だ。同時に、国の外交にも当てはまるようである。
▼小泉首相のロシア訪問で仕切りなおしとなった北方領土問題もそうだ。
一部の政治家が戦後の歴史を無視して二島返還という目先の利益に走り、四
島を取り戻すという国民の悲願を危うくするところだった。人の一生ほどの
時間をかけ付き合っていかねばならない問題なのだ。
▼だが、この話をいちばんに聞かせたいのは北朝鮮かもしれない。今度は
NPT(核拡散防止条約)からの脱退である。米国が話し合いの用意を表明し
たことで、折れてくるのではという一部の期待を裏切るどころか、ますます
狼藉(ろうぜき)ぶりをエスカレートさせてきた。
▼察するに、だだをこねればこねるほど米国が譲歩し重油ももらえるだろ
うという駆け引きのつもりかもしれない。しかし、たとえそうなったとして
も、失うものがはるかに大きい。それは誰の目にも明らかなのだが、あちら
には馬耳東風だろうか。
296 :
M:03/01/11 02:54 ID:YSsJzwwp
◆掲載20年…「朝の詩」が本になりました
113作品を再選考 あす発売
産経新聞朝刊で二十年にわたり掲載されている読者投稿詩「朝の詩」
が単行本になり、十二日、幻冬舎から発売されます。タイトルは『朝の
詩 1982-2002 父、母、わたしを守ってくれるもの』です。
昨年十二月までの掲載詩の中から、選者の詩人、新川和江さんが月間
賞などを中心に優秀詩百十三作を新たに選考しなおしました。
老婦人の孤愁を癒やすため庭の陰からのそりと現れるガマガエルの
子、死別した父の面影を追い求め街をさまよう息子…など、自分を支え
てくれる父母、家族が主なテーマ。「伝えたかった気持ち」「言い出せ
なかった言葉」を刻み込んだ万感のメッセージの数々が胸に響きます。
四六判ソフトカバー、228ページ。定価は1260円(消費税込み)。
マジ、イラネ
欲しい人いる?
297 :
M:03/01/11 02:57 ID:YSsJzwwp
◆戸田恒美氏
戸田恒美氏(とだ・つねみ=前日教組書記長)8日、急性心不全のため死
去、55歳。自宅は兵庫県西宮市樋之池町27の44。葬儀・告別式は密葬で行わ
れる。戸田家、日教組、兵庫県教組の合同のお別れ会は12日午後2時、神戸
市中央区中山手通4の10の8、ラッセホール(兵庫県教育会館)で。喪主は長
男、成行(しげゆき)氏。
何かコメントしづらいな・・・
あ、何か仰りたい方、別に止めはしませんので(w
298 :
M:03/01/11 03:00 ID:YSsJzwwp
◆正論 小学生に「武士道」の授業をしたら…
東京大学教授 藤岡信勝
「忠義」の観念に強い興味と関心示す
≪浪士討ち入りの前日に授業≫
昨年十二月十四日は、赤穂浪士討ち入りの三百年目に当たる日だっ
た。その前日の十三日、東京都内のある小学校で、「武士道」の授業が
行われた。授業にいたる経過は次の通りである。
勤務先の大学で「教材開発研究」という演習の授業を担当している。
今回、学生に与えた課題は、本紙に連載された記事をまとめた『地球日
本史3・江戸時代が可能にした明治維新』(扶桑社)の中から各自が興味を
持ったテーマを選び、実際に授業にかけることを想定して教材を開発す
ることだった。そのうち、笠谷和比古氏の「武士道とデモクラシー」を
選んだ二人の男子学生が、右の小学校のご好意で六年生の二クラスを借
りて特設授業をさせていただいたというわけだ。
授業は「忠臣蔵」の劇映画を五分程度にダイジェスト編集したものを
観ることから始まった。赤穂城主・浅野内匠頭は殿中松の廊下の事件で
切腹させられ、お家取りつぶしの処分を受けるが、ケンカ相手の吉良上
野介にはおとがめなし。浅野家の家老大石内蔵助らは他家仕官の道を捨
て、同志四十七人が翌年吉良邸に討ち入り主君の恨みを晴らしたのち、
幕府の命に従い切腹して果てる。このお馴染みのストーリーの細部まで
すでによく知っている子どももいたが、この話に初めて接する子どもも
多かったようだ。
(以下略)
要望があったら、続きも転載するかも・・・
299 :
文責・名無しさん:03/01/11 03:19 ID:3c55ldO1
>真偽のほどは定かでないが、京都の人が「こないだの戦争」というとき、
第二次大戦を指すのではない。応仁の乱だという話を聞いたことがある。こ
の町の歴史の奥行きの深さを示しているのだろうが、それは商売の道にも表
れるようだ。
間違ってます
まず真偽を確認するのがスジではないだろうか。
301 :
文責・名無しさん:03/01/11 08:31 ID:JLFEAJTV
全く忠臣蔵と史実の赤穂浪士の区別もついてないのか?
303 :
M:03/01/12 02:51 ID:8q47Hzek
◆産経抄
仏の作家、ジュール・ベルヌの『十五少年漂流記』は、船ごと大海
に流された子供たちが二年後に生還するまでの物語である。たどり着
いた無人島で、少年らが勇気と知恵を出し合って生きのびる。そこが
爽快(そうかい)で、日本でも長く愛読されてきた。
▼だがそれは、少年たちにスポットを当てて描いたからだ。両親や
兄弟の側から見たらどうなるだろう。ある日わが子が忽然(こつぜん)
と姿を消し、ようとして消息もしれない。最後にハッピーエンドが待
っているとはいえ、読むのもつらい話となることはまちがいない。
▼北朝鮮の拉致問題で「救う会」が明らかにした「拉致の可能性を
排除できない」失踪(しつそう)者のうち、実名公表者だけで十代が九
人もいた。横田めぐみさんも事件当時十三歳だったが、この少年・少
女たちがほんとに拉致されていたらと思うと、ひときわ胸がはりさけ
そうである。
▼青森県弘前市の今井裕さんは昭和四十四年、高校の卒業式で答辞
を読むことになっていて、制服のボタンを買いに出たまま行方不明と
なったという。むろん、拉致を確証させるものは何もない。しかし、
前途希望に満ちた少年がこんな風に姿を消すことがあるのだろうか。
▼昭和五十四年、前年に鹿児島から拉致された市川修一さんらの事
件を取材するため、現地を訪ねた産経新聞の記者に当時の警察署長は
「神隠しですな」と答えた。まだ拉致など信じられていないころ、市
川さんらが家出するような事情がまるでなかったからだ。
▼今回公表された人たちに共通しているのも、消息を絶つ理由が見
当たらないことだ。だが、これほど情報化が進んだ日本の社会でこん
なにも“神隠し”が起こるわけがない。戦後の「尋ね人」欄のような
昨日の紙面を見ながらそう思った。
304 :
M:03/01/12 02:54 ID:8q47Hzek
◆広島市長が金正日総書記あてに抗議文送付
広島市の秋葉忠利市長は11日、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)
から脱退すると表明したことに対し、金正日総書記あてに抗議文を
郵送した。抗議文では「国際原子力機関(IAEA)の査察官追放な
どの動きは、核兵器開発と一体との懸念がある」と指摘。「朝鮮半
島の非核化はヒロシマをはじめ、平和を願う人々の念願」と、脱退
宣言の撤回を求めた。
こないだの・・・、あれですな
305 :
M:03/01/12 03:00 ID:8q47Hzek
◆正論 行政に不可欠な戦略性と想像力
東京大学教授 坂村 健
ふたつの逸話から教えられたこと
≪二千円札と五千円札の長さ≫
千円、五千円、一万円の三種類の札を手元にお持ちだろうか。も
しお持ちなら、それを金額順に重ねてみてほしい。幅は同じで全部
長さが違うことに気づかれるだろう。これにより目の不自由な人
が、手探りで複数枚でも一度に触り分けることができる。もちろん
このことを知っていれば、誰でも暗いところで札を触り分けるのに
活かすことができる。当たり前のような工夫だが、聖徳太子の旧札
の時代には考えられていなかったアイデアで、すべての人に便利と
いうユニバーサルデザインの一つの成果でもある。
では、そこで二千円札をお持ちの方は、加えてみてほしい。なぜ
か二千円と五千円は長さがほぼ同じ−正確に計れば一ミリしか違わ
ない。
実は、私は十数年前からトロン・イネーブルウェア研究会を続け
ている。今で言うユニバーサルデザインをITの分野で広めること
を目的とした、障害を持つ人と技術者の交流の場である。二千円札
の問題はその場で、元筑波大学付属盲学校教諭の長谷川先生に教え
ていただいた話だ。
ご本人も全盲の長谷川先生の話では、五ミリずつの違いは容易に
認識できるが、一ミリはまず無理ということである。二千円札が出
ると聞いたときに五ミリの中に割り込まれてはと危惧(きぐ)した
が、そのとおりになってしまった、と苦笑されていた。もちろん担
当者がそれなりに検討したことは、二千円を千円より五千円札に近
くしたというところからわかる。どうせ流通量の少ない二千円だか
ら、受け取って五千円と間違えるケースより、千円と間違えて渡し
損するケースを避けることを優先したのだろう。
(以下略)
306 :
文責・名無しさん:03/01/12 10:31 ID:0I/1SkdU
蠅の王
307 :
文責・名無しさん:03/01/12 10:42 ID:uyr8Un+T
蠅の王おもしろかったね。
しかし、産経抄もいい仮想敵国を手に入れたね。
308 :
M:03/01/13 03:06 ID:QotS/ksC
◆産経抄
高知県土佐市の遺跡群から出土した人骨に“殺傷”の跡があった。
その時代は当初2800年〜2500年前と考えられていた。ところがその後
の科学的測定により約3200年前となる可能性が高まってきた。つまり
戦争は縄文人の時代からあった…。
▼骨の数は九人以上で、十五点のうち六点に鋭利なヤジリ(鏃(ぞく))
が貫通した跡や、金属で切られた跡などが残っていたという。考古学
の素人には少々疑問がないではない。それだけで部族や集団の命運を
かけたような“戦争”といえるのかどうか。
▼縄張りのいざこざや内輪もめや掟(おきて)破りの処刑のたぐい?
という心配である。しかし残された人骨の傷に、人間の敵意や憎しみ
のようなものを感じることは確かだ。じつは狩猟民族よりも農耕民族
のほうが好戦的で残酷だという説がある。食糧の蓄えをめぐる争奪が
命がけだからだという。
▼「縄文時代には戦争はなかった」と主張していたのは、昨年七
月、七十歳で他界した考古学者・佐原眞氏である。弥生時代になる
と、青銅や石の剣が骨まで突きささり、その先端が人骨に残っている
墓が九州北部などで数多く見いだされる。
▼ところが縄文人(佐原さんは“縄紋”と表記した)は人を殺傷する
武器はもたなかった。つまり日本において戦争は弥生時代から始まっ
たというのだった。佐原さんはどちらかというと“平和愛好”のリベ
ラル派だったから、平和的縄文人への肩入れがあったかもしれない。
▼人類の自然の姿は万人対万人の戦争状態である、といったのは十
七世紀英国の政治学者ホッブズだった。石器の英語もストーン・ウエ
ポン(石の武器)になっている。戦争は昔から人間に固有のつきもの−
属性だったという気がしてならない。
309 :
M:03/01/13 03:13 ID:TmwESbpo
◆正論 「金正日」追い落としの策はあるか
「月刊朝鮮」編集長 趙 甲済
国連が脱北者受け入れ経費の負担を
≪北政権の本質は犯罪者集団≫
ここ半年間続く北朝鮮の金正日の無法者のような行いを見ても解
決策が分からない国家と指導者がいるとすれば、それ自体が二十一
世紀の文明の危機といえる。韓国軍艦艇への奇襲と撃沈、日本人拉
致、秘密核開発など数多くの国際法と国際協定に違反するばかり
か、これに対し責任を追及する文明国家に向けて始終、脅迫する金
正日を権力の座から追い出さねば、人類と平和を脅かす要因を根源
的に除去することはできない。
問題は、国際社会が金正日追い落としを強行する勇気があるかど
うかである。北朝鮮政権内外を取り巻く状況は今、金正日を追い落
とし、人類平和の脅威の要因を永久に抹消できる好機だということ
を示している。
ブッシュ米政権は「住民を飢え死にさせる一方で、大量殺傷兵器
を開発している」金正日政権の悪魔性を見破っている。北朝鮮の住
民と政権を分離する対北戦略が出てきてこそ、まともで正しい力が
生まれる。米国は「核開発を放棄せねば対話はしない」と対北封鎖
に向かう第一段階の処置を維持しており、方向としては正しいとい
える。
北朝鮮政権との対話に巻き込まれれば、無理強い、恐喝、欺瞞
(ぎまん)の泥沼に落ち、失敗した一九九四年の米朝枠組み合意の二
の舞いになるだろう。そうなれば五年後、十年後に金正日はまた、
瀬戸際戦術を展開するだろう。核をめぐる脅迫は金正日政権の本質
から出てきたものであるため、その存在を中断させない限り必ず繰
り返される。金正日政権の本質は国家ではなく、狂信的犯罪者集団
なのだ。
(以下略)
Mサン早朝からありがとう
311 :
T:03/01/13 08:07 ID:UB/DDUCB
@
http://www.kochinews.co.jp/0203/020320headline01.htm A金属を使ったとすると本当に縄文人なのだろうか?中国の海賊とか
B縄張り=領土紛争、内輪もめ=内戦、掟破り=報復戦争
ところで「心配」の使い方が変?
C日本に元々居た縄文人は平和的で大陸から来た弥生人は好戦的?(w
奥底に差別が見えるね
D農耕民族だからと言う方が説得力がある。北海道のアイヌは統一国家を作ったことがなかった。メリットがないからだと思う
E戦争は動物としての本能だと言いたいようだが人間以外の動物は宇検かで相手を殺すまでのことはしない
312 :
M:03/01/14 02:55 ID:a/QrxbAk
◆産経抄
海軍から原爆の町・広島に復員してきた若者が、アメリカ兵の横暴に腹を
立てやくざの道に入る。警官もかれらに手が出せなかったからだ。ところ
が、はたから見れば任侠(にんきょう)のさわやかな世界は、実は醜く、こす
っからい殺し合いの社会だった。
▼十二日、前立腺がんのため七十二歳で他界した深作欣二監督の出世作
『仁義なき戦い』(昭和四十八年、東映)は、広島の暴力団抗争をリアルな実
録タッチで描いた。手持ちのカメラで新鮮な映像を生みだしたことも、人び
との共感を得て大ヒットの原因になった。
▼つかこうへい原作の『蒲田行進曲』は確かに秀作だったが、中学生が殺
し合う『バトル・ロワイアル』はさてどんなものだったろう。その続編製作
発表の昨年秋、骨がんに侵されていることを公表、「燃え尽きたら燃え尽き
た時のこと」といって精魂こめた撮影を続けていた。
▼深作さんは中学三年でゼロ戦の工場に動員され、艦砲射撃で仲間たちが
死んだ。一時は、反戦映画『軍旗はためく下に』を撮ったのだが、再び任侠
映画にのめりこむ。偽善ときれいごとを嫌う“深作美学”がそうさせたのか
もしれない。
▼映画とテレビは違うだろうが、いまテレビの連続ドラマの不振が指摘さ
れている。なぜドラマの視聴率が下がっているのか。北朝鮮拉致報道などド
ラマチックな現実がドラマを超えているからというのがテレビ局側のいいわ
けだった。しかし視聴者にアンケートをとったところ…。
▼「生半可な絵空事にうんざり」という答えが多い。連続ドラマがつまら
ないのは「下手な役者が多い」「脚本に現実味がない」「お決まりのキャス
ティング」を挙げていた。深作流情熱とともに、それらはドラマ作りに欠か
せぬ“仁義”だろう。
313 :
M:03/01/14 02:58 ID:a/QrxbAk
ダジャレがつまらないし、相変わらず前後の文章に整合性がない。
9・11まではこんな香具師の駄文を嬉々としてスクラップしてたんだよな
あ・・・、恥ずかしい>漏れ
そうそう、産経抄をまとめた単行本が文春文庫入りしました。それにしても、
今月配本の文春文庫は凄すぎ。何が凄いって、分厚い本が何冊も!
314 :
M:03/01/14 03:08 ID:a/QrxbAk
◆正論 なぜ日本は中国におもねるのか
明治大学教授 入江 隆則
昔の日本人の気骨をみならうべし
《「中国の影」におびえる現実》
昨年十一月に慶応大学の学生サークル「経済新人会」が、台湾の前総統・
李登輝氏を招いて講演会を開こうとして、結局果たせなかったという事件が
あった。三田祭で開こうとしたら、大学側から「大学と中国との間で学術交
流に支障をきたす」という横槍が入り、それではと学外で講演会を持とうと
したら、今度は外務省からビザが下りなかったというのである。中国と親し
く、慶大に影響力を持っている首相経験者の政治家が、陰で妨害したとも伝
えられている。
慣れない学生たちの準備の不手際もあったに違いなかろうが、根本にある
のは、大学人から外務官僚から政治家までの日本人の多数が、なぜか「中国
の影」におびえているという事実である。そのために毅然(きぜん)としてい
なければならないところでやたらに気を使い、独立主権国家としての日本に、
自分で泥を塗っているのである。まことに残念だというほかはない。
そう思っていたらふたたび昨年の十一月に、台湾人の金美齢氏の講演会が
東京・立川市で予定されていたのに、同市在住の中国人らの抗議によって、
中止させられたという事件が起こった。金氏が台湾独立派だからいけないと
いうのが反対の理由らしい。そういう抗議があること自体は、言論の自由の
建前上少しも構わないが、すぐに抗議に腰くだけになった立川市の対応には、
大いに疑問が残る。
(以下略)
315 :
T:03/01/14 08:03 ID:ZYLbTWay
A見たことがありません
B石井紘基が乗り移ったか?(w
一種の戦争映画じゃなかろうか。お互い恨みがない人間同士を殺し合わせるところなんか
C石井さんも同じ経験をしているはずなのになぜアメリカ様の言いなりになれるの?
D「現実がドラマを越えている」言い訳にならねぇよ
>>313 ほんと?
316 :
文責・名無しさん:03/01/14 08:27 ID:2bLod4DE
仁義無き戦いの第1部は
呉から『東』の阿賀や広でのお話ですが?
地理に詳しくないのだな。
広島が大きく話に絡んでくるのは2部以降。
産経抄は最初の部分から間違っているので全て無効だ(w
317 :
文責・名無しさん:03/01/14 08:41 ID:ZJoNJ7X3
呆れる内容だ。
柳生一族の陰謀も魔界転生宇宙からのメッセージも産経抄の頭の中にはないらしい。
産経抄が頭の中で勝手に作った美学とやらでこれらの作品をどう説明するのやら?
318 :
文責・名無しさん:03/01/14 09:03 ID:kCxS2GU1
深作さんは「軍旗はためく下に」をどんな映画に仕立てたんですか?
いや、原作は読んでますが。
厨房の時、心ときめかせて復活の日を見に行ってしまった漏れ。
二度と邦画は見ない、と誓わせてくれた深作さん、さようなら。
319 :
文責・名無しさん:03/01/14 10:14 ID:+TVslrkw
>>318 もし、深作を判断するのに「復活の日」でするのなら、それは不幸だ。
あまりに不幸だ。
320 :
文責・名無しさん:03/01/14 12:52 ID:WwuByVnw
アンケートは産経新聞が行ったもの
アンケートに答えたのは670人で、そのうち451人はドラマを見ていない。
産経抄が取り上げなかった他の主な意見
「タレント中心主義で視聴者に訴えるドラマはできない」
「トークやバラエティー番組に多くの役者たちが出演し、丸裸にされている。
役者は素顔を出さずに神秘性を大切にしてほしい」
「視聴率低下を拉致関係などの大きなニュースのせいにするのは、責任転嫁も甚だしい」
「暴力、セックス、不倫といったセンセーショナルなドラマが多過ぎる。
もっと地に足のついたドラマが見たい」
「景気低迷で、主婦層などドラマをよく見ていた人たちが働きに出て、家にいる時間が減った」
「どのチャンネルも同じようなタレントの使い回し。新鮮味がまったくない」
>>320 やっぱり主婦層が抜けるのが大きいんじゃない?
昔は世界で一番テレビを見る時間が多いのは日本の主婦だったらすぃ
322 :
M:03/01/15 03:44 ID:v9LxyBQE
◆産経抄
テレビさじきとしてはただ残念、本人としてはまこと無念だろう。横綱・貴
乃花の初場所三日目の休場がきまり、進退は危機的状況とはなった。しかしど
うだろう、無理を承知で書くのだが、いまひとたびの再起を促したい。
▼死闘といってもいい一番だった。左手で貴乃花の首を巻いた雅山が左足で
横綱の下半身を跳ね上げれば、二丁投げ、両力士は一体となって土俵に落ちた。
いや見た目には一八一キロ雅山の巨体の下になり、貴乃花は仰向けになってい
た。同体・取り直しの判定に、抗議の電話が殺到したという。
▼横綱はあきらかに死に体で、柔道なら払い腰の一本である。しかし相撲は
柔道とは違う。柔道ではひざをついての投げは有効だが、相撲では負けにな
る。
と、まあ理屈はつけられる。しかしこれは相撲協会としても捨て身の“うっち
ゃり軍配”だったのだろう。
▼「進む時は人まかせ。退く時は自ら決せよ」は越後長岡藩の家老・河井継
之助の言葉だった。人間の出処進退ぐらい難しいものはないというが、今場所
への貴乃花の出場には土俵生命がかけられていた。とすればこの休場は重い意
味を持つ不運ととられても仕方がない。
▼しかし現在の大相撲は大きな曲がり角にさしかかっている。横綱は武蔵丸
ただひとり。朝青龍は文字通り“昇り竜”の勢いだが、ただし横綱としての器
量や品格にはもう一つという声がある。相撲界の危機を救う「ボブ・サップ」
がまだ出てきていない。
▼貴乃花の“相撲人生哲学”がどんなものか、寡黙のせいもあってよくわか
らないところがある。しかし土俵に対する執念というか、意気地というか、彼
の強靱(きょうじん)な精神力はすばらしい。それをたのんで、もう一花咲かせ
てくれよと願うのは酷だろうか。
323 :
M:03/01/15 03:47 ID:v9LxyBQE
ちょっとワロタ
◆「ザ・フー」メンバーを逮捕
ロンドンの警察当局は十三日、児童ポルノ画像所持などの疑いで、英
国のロックバンド「ザ・フー」のギタリスト、ピート・タウンゼンド容
疑者(五七)を逮捕したと発表した。調べでは、タウンゼンド容疑者は児童
のわいせつ画像を所持したほか、作製もした疑い。同容疑者はインター
ネット上の児童ポルノのサイトに金を払ってアクセスしたことを認めて
いるものの、調べものをするのが目的だったと主張しているという。(時
事)
324 :
M:03/01/15 03:50 ID:v9LxyBQE
・・・まあ、やるだろうとは思ってはいたが
◆フジ、新「鉄腕アトム」
「ウラン」声優に公募の中3女子
フジテレビは十四日、アニメ「鉄腕アトム」の新シリーズで、四月
六日スタートの「アストロボーイ・鉄腕アトム」(日曜午前九時半)の概
要を発表した。
新シリーズでは、旧作に比べてロボットの「心」の問題を重視、ロ
ボットが心をもったとき、人間がどのように付き合っていくのかを描
く。映像には最新のCG技術を使い、スケール感やスピード感を増大
させている。また旧作にはいなかった新キャラクターとして、アトム
の保護者であるお茶の水博士の秘書の如月夕子、如月を補佐するダチ
ョウ型モバイルロボットが登場する。
アトム役は、フジ系アニメ「デジモンテイマーズ」の主人公の声な
どで活躍中の津村まこと。アトムの妹ロボットのウラン役には、一般
公募のオーディションにより、素人の中学三年、丸山美紀が抜擢(ばっ
てき)された。
325 :
M:03/01/15 03:55 ID:v9LxyBQE
◆正論 朝鮮半島有事という「狼」は来るのか
評論家 東洋学園大学専任講師 櫻田 淳
外交交渉の可能性ある限りは来ない
《歴史に名を残した論文》
丁度三十年前、一九七三年、米国の石油問題専門家であったジェーム
ズ・E・エイキンスは、国際問題専門誌『フォーリン・アフェアーズ』
誌上に「石油危機−今度こそ狼がやって来る」と題された論文を発表し
た。エイキンス論文の発表の半年後、同年十月、アラブ石油輸出国機構
加盟諸国は、第四次中東戦争の勃発(ぼっぱつ)に伴い、イスラエル支援
の西側諸国に対する石油の禁輸や供給削限に踏み切った。そして、この
「狼少年」の寓話に倣った論文は、第一次石油危機の到来を予見したも
のとして歴史に名を残すことになった。
ところで、一九九〇年代中葉以降の我が国において、その到来が大い
なる懸念とともに噂(うわさ)されてきたのは、「朝鮮半島有事」という
名の「狼」である。一九九四年二月に最初の北朝鮮核開発疑惑が浮上し
て以降、我が国の推し進めてきた安全保障政策は、この「狼」の到来と
いう事態を念頭に置くものであった。
「日米安保再定義」の流れの中での「新・日米防衛協力指針」関連諸
法の成立、あるいは集団的自衛権の行使を許容すべきだという議論、さ
らには有事法制の早々の整備を求める議論は、この「狼」が来るという
想定を抜きにしては考えられないものである。
その意味では、北朝鮮工作船による度重なる領海侵犯やテポドン・ミ
サイル発射といった事象を通じて予感される「狼」の到来は、我が国の
人々の安全保障意識を確かに覚醒(かくせい)させるものであったといえ
るであろう。
(以下略)
326 :
T:03/01/15 08:03 ID:D2J5dbXs
@稽古総見で土俵に上がらなかった時から有る程度予測できてたけれど無理を押して出場したのは立派
Bあれはテレビで見た限り同体で良いと思う。取り直しでは無言のプレッシャーがあったが(w
C前後が一致しない
D結局外人頼みか・・
E日本語がよく分からないんだよ(w
327 :
文責・名無しさん:03/01/15 10:16 ID:0T84JtZN
貴乃花って”横綱としての器量や品格”があるのか?
なんかゴタゴタしていてあまり良い印象がなかったけど・・
稽古総見で土俵に上がらない時点で引退勧告をすべき
だったのではないだろうか?
328 :
文責・名無しさん:03/01/15 14:52 ID:jtNmlm7h
産経今日の社説
盧武鉉氏はこれまで対米関係で「民族的自尊心」や「対等な関係」を
強調してきたため、あまりに民族主義的ではないかと心配する声が
あった。しかしケリー米特使との会談などを通じ、対米関係を中心に
国際協調を重視する姿勢を語っている。
「民族」という情緒に流れず、米国との同盟関係や国際関係の重要性に
目を向けていることは幸いである。
自分の胸に手を当てて社説を書いてもらいたい
329 :
文責・名無しさん:03/01/15 15:00 ID:TMcDK/6V
>>328 >自分の胸に手を当てて社説を書いてもらいたい
朝日に比べればまだかわいいものだが…。
難しいものだな、こういう物言いは。
330 :
文責・名無しさん:03/01/16 02:22 ID:GrHBxUKP
石井、本当はボブ・サップのファイトなんぞ見たこともないのに、
適当なこと書いてるな。外国人力士の品格云々に苦言を呈して
るけど、ボブ・サップ自体がK1や総合格闘技における「技術の
しのぎあいとは無関係に、体格と力に任せて暴れるだけの外国
人力士」そのものの戦い方の格闘家だっつーのに。
331 :
文責・名無しさん:03/01/16 02:29 ID:BSqa1vRT
ああ、糞スレ・・・・・
332 :
M:03/01/16 03:03 ID:FHCV+qzO
◆産経抄文庫本版を発売
平成八年から十二年までに掲載された「産経抄」のえり抜き二百
六十本と月刊誌「正論」のコラム「蛙の遠めがね」からの十編を収
録した「産経抄 この五年」(文春文庫)が発売。「オウム弁護団」
「ロス疑惑報道」「寂光院焼失」…と、著者自身が吟味した世事人
事が網羅されています。石井英夫著。
定価五百八十円(消費税込み)、発行・文芸春秋社。
333 :
M:03/01/16 03:04 ID:FHCV+qzO
◆産経抄
新春「歌会始」のお題は「町」だった。だれにもふるさとがあ
り、住む町がある。一人一人そこには遠い日の思い出があり、いま
暮らす感情がある。人びととの出会いがあり、別れがあり、それに
まつわる哀歓があり、苦楽がある。いいお題だった。
▼「君が住むただそれだけで愛(いと)しくてあなたの街と呼びて
親しむ」(三重県 岡本恵さん)。この歌にエコール・ド・パリの画
家シャガールの“街”を連想した。屋根が重なる街の上を、空に浮
かんだ恋人たちが手をつないで飛んでいく…。
▼「ふとわが名呼ばれし気持ちに振り返る路面電車の走るこの
町」(岐阜県 水野直美さん)。チンチン電車というとレトロな乗り
物と考えがちだが、そうではない。クルマと自転車と人とが道路を
仲よく共有する。都市の未来をひらく公共交通機関なのではないか。
▼選者の安永蕗子さんは「楠若葉はやくれなゐに炎ゆるなり城下
しばらく男(を)の町なれば」。また群馬県の関弘子さんは「坂のあ
る町が好きだと言ふ君の声柔らかく耳に響けり」と歌った。それら
に梶井基次郎の名作『城のある町にて』の情景を重ねて見たのだっ
た。
▼同じく選者の島田修二さんは元読売新聞記者で、昨年も書いた
が同郷で小欄の先輩である。「ふるさとは海辺の町の小さき駅少年
老いて再会約す」。三浦半島を南北に走る私鉄沿線の海辺の町も、
戦後は埋め立てられ住宅地に変わってしまった。元少年が再会を約
したのはどんな女性?だったのだろう。
▼この日の関東平野は季節風もやんで穏やかに晴れ上がった。そ
の冬空にぽっかり綿雲が浮かんではゆっくり流れていった。積雲で
ある。何かに似ていると思ったら、テレビに映った皇太子妃雅子さ
まの白く美しい帽子の形だった。
334 :
M:03/01/16 03:07 ID:FHCV+qzO
◆電話出演の小泉首相がタモリに約束
官邸に来ても いいとも!
小泉純一郎首相は十五日昼、フジテレビの「笑っていいとも!」に
電話で約三分間飛び入り出演し、同番組が生放送五千回を記録、ギネ
スブックに認定されたことを祝福した。
司会のタモリは昨年末、ギネスブックに認定された際、誰に感動を
伝えたいかを問われ「首相に気持ちを伝えたい」と話していた。今回、
約束なしで番組側が官邸に電話を入れ、突然の出演となった。
首相は、「五千回連続出場っていうのは大変ですよね。健康に気を
付けて、これからも大いに頑張っていただきたいと思います」とねぎ
らいの言葉をかけていた。
タモリが「これを機会に一度食事でも」と誘うと、首相は官邸での
食事を約束。「私、官邸に行ってもいいんですか」と水を向けるタモ
リに、首相は「いいとも」。
335 :
M:03/01/16 03:10 ID:FHCV+qzO
◆正論 北朝鮮を強気にしたのは誰か
青山学院大学 国際政治経済学部長 袴田 茂樹
意義あった首相のハバロフスク訪問
≪「NPT脱退声明」で冷水≫
小泉首相とプーチン大統領の日露首脳会談が行われた一月十日、
北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)からの脱退を声明し、国際原子力
機関(IAEA)の核査察を拒否して世界に衝撃を与えた。一月七日
の米・日・韓の政策調整会合(TCOG)で、日・韓の説得により米
国が政策を転換して北朝鮮との対話に応じるという意思表明をした
直後のことである。ロシアもブッシュ大統領の対北朝鮮強硬姿勢を
牽制(けんせい)して対話路線を説いてきただけに、国際世論を愚弄
(ぐろう)する北朝鮮の挑戦的声明は、日露首脳にも冷水をぶっかけ
彼らの面子(メンツ)をつぶす形となった。北朝鮮問題と小泉訪露の
意義について考えたい。
金正日はなぜここまで強気に瀬戸際外交を強行しているのか。そ
の自信はどこから来ているのか。一年前にブッシュ大統領が北朝鮮
をイラクなどと共に「悪の枢軸」と名指ししたとき、金正日は震え
上がり弱気になって柔軟姿勢を示した。日本人拉致を認めたのもそ
の一環だが、その理由は米国が北朝鮮を本気で武力攻撃するかもし
れないと恐れたからだ。
(以下略)
336 :
M:03/01/17 02:54 ID:4n8Oh5Iv
◆産経抄
小泉首相がタモリ氏『笑っていいとも!』に電話で飛び入り出演
したそうで、それ式に書くとすれば「首相が靖国に参拝してもいい
かな」「いいとも!」となる。しかしこの当たり前の問題に、世間
は騒ぎ過ぎているというほかない。
▼だってそうではありませんか。八日付の小欄で書いたことだが、
正月六日の小泉首相の伊勢神宮参拝に公明党は特別な反応を示さな
かった。ところが同じ首相の靖国参拝に同党・神崎代表は「憲法の
政教分離の原則に反する疑い」などという。同じ神道なのになぜ伊
勢参拝には反対しなかったのか。
▼ある新聞の社説にこうある。「戦争責任を問われて東京裁判で
断罪されたA級戦犯を一般の戦没英霊と合祀(ごうし)するのは理解
に苦しむ話である」と。しかし国際的にも批判が多い東京裁判を丸
のみにするとは、一体どこの国の新聞なのだろう。
▼新聞に載った談話で出色だったのは、毎日紙上の東京工大・橋
爪大三郎教授だった。「首相が参拝するのは当たり前だ。靖国神社
は宗教法人ではあるが、歴史的にみて公務に殉じた方々のために参
拝する慰霊施設だからだ。海外を見ても、中国の人民英雄記念碑な
ど同様の施設があり、外国の公人も施設を参拝する…」。
▼出色なのは主張が正反対の毎日に載ったからである。中国や韓
国の反発は、例によって例のごとくであり、慌てる必要は全くない。
金大中氏の川口外相会談中止も、ああそうですかと平静に受けとめ
ればいいだけのことだ。
▼中韓に対し「さらに理解を求める努力をせよ」という主張があ
る。正論だが、しかし永遠の正論というほかない。両国は理解しな
いだろう。なぜなら「歴史認識」とともに「靖国」は日本たたきの
永遠のカードだからである。
337 :
M:03/01/17 03:01 ID:4n8Oh5Iv
◆正論 学力低下は否定できない
京都大学教授 西村 和雄
「読み・書き・計算」を軽視したツケ
≪高校一年の数学ができない≫
コンピューターの分野の日本を代表する企業の一つの社長とお会いし
た時に、最近は、日本の大学院を出た技術者は使いものにならないので、
中国人技術者を採用することにしたとのことであった。石川島播磨重工
業の例では、「理工系の新入社員は約百五十人。そのうち修士以上の大
学院出身者が八割を占めるが、高校一年レベルの数学の問題が解けない
理工系社員が四分の一いた」という(『中国が日本を超える日』日本経
済新聞社編、二〇〇二年)。
二〇〇二年十二月、文科省は、一月と二月に行った小学五、六年生と
中学一、二年生の学力調査結果を発表した。
その結果、一九九四〜九六年に行われた教育課程実施状況調査の結果
と比較されている。算数と数学の結果は、すべての学年で正答率が低下
して、学力低下を裏付けることになった。
もし、一九八一〜八三年の実施状況調査の結果とも比較して発表して
いたなら、学力の低下傾向はより明白であっただろう。事実、一九八一
〜八三年に較べると一九九四〜九六年の調査結果では、正答率が下がっ
ていたからである。本来、ゆとり教育とは中身をしぼる代わりに、定着
率を高めるという謳(うた)い文句で行われたはずである。成績が、目に
みえて上がっていなければ、政策は誤っていたことになる。実際は下が
っているのだから、ゆとり教育は、即座に中止すべきであろう。
(以下略)
338 :
文責・名無しさん:03/01/17 09:58 ID:e2Bc1v9T
産経って”主張が正反対”の意見は載せないんだ。
産経は中韓の靖国たたきがなければ生きいけなんだよな。それしかないんだもん。
「歴史的にみて公務に殉じた方々」ねえ。
こんな雑な言葉の使い方高校生でもしないよ。
本当に産経抄は新聞記者が書いているのか?
342 :
文責・名無しさん:03/01/17 21:00 ID:58MR0u5q
戦後民主主義教育を批判する産経抄も、
貴乃花の個人主義的わがままは認めるらしいぞ。
遺族会に総理にしてもらったお返しの約束でなにがなんでもどんなに情けないやり方でも
靖国に参拝すればOKという、あまりにも嘆かわしい小泉首相の考え方には無批判ですか?
古賀がこの時ばかりは「大変ありがたい」。来年はクリスマスにでも参拝するんじゃなかろうか。
344 :
M:03/01/18 02:45 ID:vPoRCZgq
◆産経抄
北朝鮮情勢が緊迫の度を増すなか、貨客船「万景峰92」号(九、六七二トン)
がことし初めて新潟港へ入ってきた。昨年十一月末以来の寄港だったが、も
ろもろの黒い疑惑に包まれた船である。積み荷の検査態勢はきちんと実施さ
れたのか。
▼下船の乗客は百二十三人だったが、職員約六十人の新潟税関支署は東京
税関から二十人の入国審査官や警備官の応援を受けた。新潟県警や第九管区
海上保安本部も通常より職員を増員した。積み荷も初めて積み込み直前に移
動式エックス線車で検査が行われたというのだが…。
▼不定期貨客船「万景峰92」号は北朝鮮の元山港と新潟港を結ぶが、これ
まで北朝鮮への送金疑惑や対日工作が指摘されていた。いや“疑惑”ではな
い。朝鮮総連の元幹部、韓光煕氏が書いた『わが朝鮮総連の罪と罰』(文藝春
秋)が生々しい実態を明らかにしている。
▼韓氏は総連の中央本部財政局副局長だった人で、まさに不正送金の当事
者といえた。八〇年代には「三池淵」号が、九二年からいまの「万景峰92」
号が舞台になったという。一回につき十億円、二十億円という巨額の現金が
運ばれた。
▼目立たぬよう二千万円から三千万円くらいの紙袋に小分けし、親族訪問
などで船に乗り込む一般同胞に持たせた。彼らは何が入っているか知らな
い。すべて札束の現金で、それが後に証拠を残さないやり方だからだとい
う。しかもそういう献金はすべて税金のかかっていない裏金だった。
▼献金工作だけでなく、北朝鮮から朝鮮総連に対する指令はすべて「万景
峰92」号を通じて行われたと韓氏は証言している。この告白の意味は重い。
北の核恫喝(どうかつ)がエスカレートするいま、「万景峰92」号の出入りをこ
のままにしていいのだろうか。
345 :
M:03/01/18 02:56 ID:vPoRCZgq
◆正論 「日本とインド」を再考すべき時
評論家・作家 麗澤大学教授 松本健一
歴史的な友好国を軽視していいのか
≪国際シンポが開かれた意味≫
一カ月ほどまえの二〇〇二年十二月、インドのニューデリーで、
『岡倉天心とアジア主義』をテーマとする国際シンポジウムが開かれ
た。わたしはそこで、「岡倉天心とアジア主義の現在」と題した論文
の発表をおこない、併せてオーストラリア人学者からわたしへの「ア
ジア共同の家」(Asia Common House)に関する質問に
答えたのだった。
そのわたしの言説については別の機会にふれるとして、ここではそ
ういうテーマの国際シンポジウムがインドで開かれたことの意味につ
いて考えてみたい。
まず第一に、このシンポジウムは二〇〇二年が岡倉天心のインド訪
問の百年目にあたっている事実をふまえていた。天心は百年まえ、カ
ルカッタでタゴール一家と親交をむすんだ。日本国内でそのことを記
念した行事は、茨城での小さな催しのほかはほとんど見当たらなかっ
た。しかしインドでは、その百年まえの出来ごとを記念するために、
この国際シンポジウム(日本の国際交流基金の協力による)を開催したの
だった。
もちろん、インドの立場からすれば、こういう国際シンポジウムを
開催するにはもう一つの目的があったと考えられる。それは、昨年が
インド独立五十五周年で、そして日本との修交五十周年にあたってい
たことに関わっていた。
(以下略)
346 :
山崎渉:03/01/18 20:02 ID:MbwBLGLn
(^^)
347 :
M:03/01/19 03:55 ID:fM9//Q6W
◆産経抄
日本でテレビ放送が始まってまもなく五十年になるが、ラジオはそれよ
り二十八年早く大正十四年三月に放送を開始している。その初期のころの
ラジオの隠れた愛好家の一人が詩人の萩原朔太郎だったという(つくばね舎
『大正の東京100話』)。
▼朔太郎は大の音楽好きだが、音楽会の雰囲気は嫌いだった。だからラ
ジオが登場するとすぐに飛びつき、レシーバーで洋楽を楽しんでいたのだ
そうだ。酒もひとりでハシゴして飲むのを好んだというこの詩人にとっ
て、音楽もひとりで聴くものだったのだろう。
▼受験勉強の思い出のせいもあろうが、テレビや映画に比べ、ラジオに
は孤独なイメージが強い。いや、発信者と受け手が一対一になりやすいと
言うべきだろうか。それに画像の印象に左右されることがないから、言葉
や音がストレートに伝わるというのも持ち味である。
▼昨日からニッポン放送などで始まった小泉首相の「ラジオで語る」(毎
月第三土曜)も、こんなラジオの“魔力”で首相の思いを伝える狙いのよう
だ。パフォーマンスばかりで説明不足、ワンフレーズ政治といった汚名を
そそぐためのラジオ頼り、という見方もあるようだ。
▼もっとも首相のラジオ出演は、米国の大統領が代々行ってきた「炉辺
談話」を真似ている。その中でもルーズベルトが一九四〇年十二月に行っ
た放送が有名だ。「われわれは民主主義諸国の偉大な兵器廠たらねばなら
ない…」という訴えだった。
▼第二次大戦の初期、英国を支持、ドイツなどと戦う用意のあることを
明確に述べたもので、このラジオ放送で国民の圧倒的支持を得た。小泉首
相も国難のときに、どれだけハッキリと方針を示せるか。形だけの大統領
の真似に終わってほしくない。
348 :
M:03/01/19 04:00 ID:fM9//Q6W
◆正論 日本の新しい“ソフトパワー”の出番
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校歴史学部日本学科教授、ロナル
ド・モース
デジタル文化の強みを発揮するとき
≪新しいサービス産業の誕生≫
日本は経済改革と政治構造の近代化に取り組んでいるが、同時に将来
をにらんで文化的な目標を再考する必要がある。なぜなら、日本がこれ
から世界の目を引きつけるには、ビジュアルアートの分野で製造能力と
デジタル技術を融合して伝統的な文化を核にした新産業で勝負するしか
ないことは明白だからだ。この新産業はいくつかの才能の独特な組み合
わせであり、日本の新しいサービス産業の先端をいくものだ。つまり、
特筆すべきグローバルな“ソフトパワー”になりうるのだ。
日本の戦後のグローバルな“ソフトパワー”は印象的な経済成功をベ
ースにしていた。八〇年代に米国経済がつまずいた時に、世界は日本の
経済に学んだ。明治時代に日本が西洋に追いつこうとしたように、日本
以外の国々は“日本モデル”を求めて日本の言語、企業活動、企業文化
を勉強した。八〇年代を通じて国際的な出来事は日本に関連したもので
あり、日本のソフトパワーは影響力の全盛期を迎えた。
しかし皮肉にも、日本の経済力が九〇年代に衰退し、日本の経済活動
の信用が色あせると、八〇年代に築き上げた文化的影響力は“バブル時
代”の遺産となった。しかも、どうしたわけかこの文化的遺産は攻撃に
さらされている。それを反映して米国やその他の地域で人々の日本への
関心が急速に冷めていった。
(以下略)
349 :
文責・名無しさん:03/01/19 10:31 ID:XxNM1Zva
アメリカ万歳!
アメリカ最高!
350 :
文責・名無しさん:03/01/19 11:23 ID:Y35cBuvj
>こんなラジオの“魔力”
まず思い浮かべるのはヒトラー
351 :
文責・名無しさん:03/01/19 11:32 ID:3JFK4bOM
ヒトラーといえば朝日新聞が礼讃した
352 :
文責・名無しさん:03/01/20 01:03 ID:VvDRV2RX
こないだは「核兵器のことでアメリカを叩く連中は、なぜ北朝鮮を
同じように叩かない?」と吠えていたけど、イラクには今にも戦争
仕掛けようとしているくせに、似たような状況の北朝鮮には「核兵
器開発やめたら不可侵を保証する」なんてヘタレたことを言って
るアメリカに対しては何も批判しないのか、石井たん?
353 :
M:03/01/20 04:13 ID:zGVp0KPt
◆産経抄
「帰り来て駅より低き寒の街」(波郷)。二十日は暦の「大寒」にな
る。寒さもいまがどん底…いや本当はもう少し先かもしれないが、し
かし日脚は確実に伸びた。朝はともかく夕暮れの時間は少しだが長く
なり、空には春遠からじの気分が漂いはじめた。
▼寒の内のほっとする話題といえば、なんといっても天皇陛下の手
術が無事終了したことである。がん細胞がみつかった前立腺全摘出も
成功した。説明する医師団に、陛下は「ああ、どうもありがとう」
と。一日も早いご全快を、これは国民だれしもの祈りである。
▼オホーツク沿岸に流氷が到来する日はことしはやや早かったが、
十八日、豪快に流氷を割ってすすむ観光砕氷船の運航が網走市と紋別
市ではじまった。キタキツネが流氷に乗って流されたという話はよく
聞くが、この日のオホーツクはトドが氷の割れ目から顔を出したそう
だ。
▼伊豆・爪木崎からはスイセン群落開花の知らせが届く。何百万本
の満開はさぞ見ものだろう。スイセンは地中海沿岸が原産地で、シル
クロードを中国へと伝えられた。野生のスイセンといえば、淡路島や
越前岬でも海辺で潮風に吹かれている。かれらはどこからどうやって
運ばれたのだろう。
▼冬枯れの雑木林を見上げれば、細い枝先でわずかに冬芽がふくら
んでいるのがわかる。木々の皮は暗褐(あんかつ)色の深いしわを刻ん
でいるが、耳をあてればこんこんとわく樹液の音が聴こえてきそうで
ある。心に安らぎを与えてくれそうだ。
▼ことしの寒の内で気がかりなのは、インフルエンザの流行であ
る。子供だけですでに一万八千余人、昨年同期の十倍を超え、北海
道、九州、近畿で猛威を振るっている。ご用心を。「大寒のよき眠り
より覚めにけり」(林之助)
354 :
M:03/01/20 04:19 ID:zGVp0KPt
◆主張 衝撃越え強い米国を指導
【ブッシュ政権二年】
米国のブッシュ大統領は二十日で政権発足から満二年を迎える。
政権発足当初は、「思いやりのある保守主義」を掲げて内政重視の
小さな政府を築こうとした。しかし二〇〇一年九月の米中枢同時テ
ロで初めて米本土が打撃を受け、新たなテロと戦う日々に一変した。
ブッシュ大統領はその衝撃の底から立ち上がり「強い米国」の誇り
をよみがえらせたのである。
ブッシュ大統領に関しては、棍棒(こんぼう)を振り回す単純なタ
カ派イメージでしか日本では報道されない。しかし、ブッシュ政権
の機軸は、米国の繁栄と国民の安全を守ることにあり、米国の保守
中間層のブッシュ氏に対する支持基盤はなお強固である。
だから地球温暖化防止のための京都議定書ですら、米国経済のた
めにならなければ妥協を拒否した。まして三千人近い人々が犠牲に
なったテロに対しては、国家対テロ組織の「新しい戦争」と定義づ
けて、断固これを叩いた。聖戦観にとりつかれた狂気の集団と敢然
と立ち向かわなければ、殺戮(さつりく)は絶え間なく繰り返される
からだ。
さらに大統領はイラク、イラン、北朝鮮をテロ支援と大量破壊兵
器の開発を目指す「悪の枢軸」と呼び、米国の脅威になる敵対国家
には先制攻撃も辞さない宣言をした。この姿勢がイラクと北朝鮮を
動かした。イラクは国連査察を受け入れ、北朝鮮はひそかに核開発
を行っていたことを認めた。
ブッシュ大統領にとって不安材料は、米国経済の今後である。か
つて湾岸戦争に勝利した父親のブッシュ元大統領は、90%の支持率
を獲得したが、やがて経済の低迷に足をすくわれた。この苦い教訓
を持つブッシュ現大統領の景気テコ入れは、素早く大胆である。昨
年の中間選挙に勝利すると、減税に消極的な財務長官、大統領補佐
官らを更迭し、「史上最大の経済対策」を打ち出した。
ブッシュ政権の対日政策は、冷徹な計算から日米同盟の維持が米
国の国益にかなうと判断している。とくに中国の経済的、軍事的影
響力を封じる観点からも日本への期待が強い。しかし、期待が強い
だけに日本が「普通の民主国家」にふさわしい行動をとらなければ、
失望感もまた強くなることを肝に銘じるべきである。
・・・しつこいようだけどさ。アンタ(産経新聞)、朝日新聞を批判する資
格ないよ(呆
356 :
M:03/01/20 04:26 ID:zGVp0KPt
◆「北」賛美の過去清算されず
日教組は旧社会党が朝鮮労働党との関係を深めた昭和四十年代後半か
ら北朝鮮との「連帯」を強調し、たびたび訪朝団を派遣して北の指導者
を賛美してきた。五十二年九−十月の第四次訪朝の翌月には横田めぐみ
さん拉致事件が起きている。
組合員の中には、日本国内の主体思想信奉団体である「日本教職員チ
ュチェ思想研究会連絡協議会」に所属する者もおり、歴代会長は日教組
関係者だ。北朝鮮の歌を教えるなど偏向教育も各地でたびたび問題化し
た。
槙枝元文・元委員長は委員長在任中の四十九年の本に、北朝鮮につい
てこう書いている。
「この国には泥棒がいない。泥棒とは富の片寄ったところに発生する。
この国には泥棒の必要がないのである。泥棒も殺人犯もいないから警察
官もいない。交通整理や怪我(けが)人のために社会安全員が街角や交差
点に立っているだけ」(『チュチェの国 朝鮮を訪ねて』)
槙枝氏の北朝鮮礼賛は大韓航空機爆破や拉致などの国家犯罪が発覚し
た後も続き、平成三年には北朝鮮から「親善勲章第一級」を授与された。
昨年の金正日総書記誕生六十年の祝賀メッセージで、金日成元主席に
ついて「わたしは訪朝して以降、『世界のなかで尊敬する人はだれです
か』と聞かれると、真っ先にキムイルソン主席の名前をあげることにし
ています」と強調。
自衛隊を否定してきた槙枝氏だが、「強い軍隊を率いることは国の自
主性を堅持するうえで欠かせないこと」と北の軍備には理解を示し、金
正日総書記が軍を指導する姿だけでなく「人民のなかにはいって現地指
導されている姿などをもっと積極的に共和国は報道すべきではないでし
ょうか。キムジョンイル総書記のすばらしさをアピールしたほうがよい
と思います」と進言している(『キムイルソン主義研究』百号)。
現在の日教組幹部はここまで露骨な北朝鮮賛美はしないが、幻想から
抜けきれていないことは確かだ。
拉致事件を唯一取り上げている教科書を「北朝鮮敵視」と決めつけた
り(『教科書白書2001』)、今年度の運動方針にも、北朝鮮の官製教職員団
体である「朝鮮教育文化職業同盟」との交流を掲げている。
昨年の日朝首脳会談を受けて日教組は「拉致問題を含めた懸案事項に
ついては、日本の国民感情からも直ちに納得できるものではないが、日
朝の首脳が国交の樹立への交渉再開に合意したことを評価したい」とす
るコメントを発表。
「日本が侵略、植民地支配を行ってきた国々とのあいだで共有できる
歴史認識の確立、それらの国々の個々人を含めた戦後補償の実現、アジ
アの平和共生のための運動を引き続き推進していきたい」としたものの、
北朝鮮礼賛という自らの過去の清算は表明していない。(渡辺浩)
・・・これもだよ。国と体制が違うだけで、(日教組と産経新聞の)やって
ることは一緒じゃないか!
358 :
M:03/01/20 04:29 ID:zGVp0KPt
まあ、産経批判ばかりしていても何なので
◆「世論に迎合」政府対応を批判
拉致で民主幹事長
民主党の岡田克也幹事長は十九日のNHK「日曜討論」で、拉致事
件に関連し、「(拉致被害者)五人を返さないと政府が決めたことは間違
いだった。五人が『日本にいたい』というなら、日本人なんだからと
どめるのは当然だ。しかし、それを政府が決める必要はない。そのた
めに北朝鮮が態度を硬化させた。世論に迎合しすぎだ」と政府の対応
を批判した。
岡田氏は番組の後、記者団に「五人を北朝鮮に返さずに家族と引き
合わせるなどさまざまな選択肢もあった。(外務省は)そうした外交努力
を怠った」と語った。
・・・コイツ、ヴァカ?
359 :
M:03/01/20 04:32 ID:ZJr1MQbR
◆正論 個人データは最低限国家に登録する
作家 曽野 綾子
諸制度を享受するには不可欠の条件
《北朝鮮と呼称変更したわけ》
わざわざ「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」とごていねいに言い続
けていた朝日新聞とNHKが、いつのまにか北朝鮮と言うようになった。
オサマ・ビン・ラーディンの方はどうなったのか。ミスター・ラーディ
ンなどという国はない時にも、日本の新聞とテレビはこの奇怪な「尊称」
をやめなかった。
朝日新聞には、北朝鮮と呼称を変更した理由が掲載された、と知人が
教えてくれた。
第一は今まで「中国、韓国のように関係者が納得するような呼び方が
なかったから」なのだそうだ。全世界を略称で呼んでおいて、北朝鮮だ
けには顔色を窺ったのだろうか。
第二には、「北朝鮮という呼称が定着した」からだという。私の記憶
では、北朝鮮よりもっと簡略化した北鮮という言葉さえ昭和二十五年の
朝鮮戦争の頃には使われていた。
第三には北朝鮮ということによって「記事簡略化も計れる」からだそ
うだが、そんなことがわかるのに、これだけかかるわけはないだろう。
もっとも朝日新聞の場合は、読者が納得して購読料を払うのだから、
紙面にむだがあってもいいだろう。しかしほぼ強制的に受信料を払わせ
られている国民に対して、NHKは長い年月に亘って簡素化を怠り、時
間をむだにしたことになる。最低限こうした路線変更をしたことに対す
る正式な釈明くらいはあっても当然だろう。NHKも長い年月にかなり
おかしな偏り方をしてきたと私は感じているが、朝日のように傷が深く
ならない前に大改革をしないと、受信料の支払拒否運動も起きかねない。
《不思議な指紋押捺反対運動》
最近、拉致問題が明らかになるにつれて、北朝鮮の工作員が日本人に
成り済まして、国家的犯罪に加担していたことが次第に明瞭になってき
た。この時代に個人を科学的に判別できないままに放置しておいたこと
も、国家の怠慢だったのである。
もっともその背後には、「世論」があった。何年にも亘ってどれだけ
の「進歩的文化人や人道主義者」たちが、外国人の指紋押捺(おうなつ)に
反対してきたことか。カトリックの司祭までが、その運動に血道をあげ
ていた時代があって、私は大変不思議に思っていた。
私はその当時から、指紋登録に賛成だということを何度か書いている。
在留外国人だけが指紋登録させられるのなら「罪人扱い」に思えて非礼
になるかもしれない。しかし国民全員が二十歳になって選挙権を得る時
に、全指紋の登録を行えば、別に外国人に対して非人道的な差別をして
いることにはならない。
私は昔運転免許を取った時、十本の指の指紋登録をさせられている。
しかしその後、指紋が登録されていることに困ったことは全くない。そ
れどころか私は、自分が死体になった時には、それが私であることがわ
かる方が手数がかからなくていいだろうと思うから、最近では長い旅に
出る時にはDNA鑑定用の髪をきちんと小さな封筒に入れて残して行く
ようになった。DNA鑑定が個人識別を可能にしてくれて、ほんとうに
時代の進歩を思うのである。
《指紋が嫌ならDNA登録を》
その国民としての恩恵を受けるには資格の証明がいる。二十歳で成人
になり、将来とも日本人でいようと思う人は、指紋がもう古いなら、D
NAの登録をすべきだろう。成人式に振り袖を着てはしゃぐだけが、国
民参加の意義ではないだろう。
最近、国土交通省が、いわゆるパスポート・コントロールをスピード
アップするために、瞳の虹彩情報を一瞬のうちに電気的に読み取る装置
を試験的に使っているという。証明書の写真が実物と似ているかどうか
で個人を判別していたら、拉致された人によく似た偽者が長い年月その
人に成り済まして罪を犯すことができる。それこそ人権侵害の最たるも
のだ。
個人のデータを、国家が或る程度把握しなければ、国民の健康、財産、
安全を総合的に守り、かつ適切な教育の機会や、選挙権の行使の方法な
どを与えられるわけがない。
住民基本台帳ネットワークに反対した東京都国立市、国分寺市、中野
区、杉並区、横浜市(選択制)などの理由は、「個人のプライバシーを守る
ため」だというが、プライバシーは守れて、身の安全は守りにくくなる
状態を、私自身は初めから取らない。義務教育、種々の社会保障、個人
の財産の保全、その他多くの制度は、個人データを最低限国家に登録す
ることによって初めて受けられる。指紋押捺や住基ネットに反対した人
たちは、拉致事件以後どのように考えているのだろう。(その あやこ)
「曽野綾子にしては」珍しくまともだったので、全文転載してみました。
362 :
文責・名無しさん:03/01/20 06:03 ID:O2dHdy03
>361
どのあたりを指してまともと言ってるのか希望、とかいってみる
もしかして全部?
363 :
文責・名無しさん:03/01/20 10:12 ID:v51sfrR0
産経は公共事業垂れ流し賛成なのかな?
>>361 情報の管理がしっかりできるのであれば指紋登録も良いだろうが
住民基本台帳のようにダダ漏れでは賛成しかねる。
11桁の番号なら番号を変えればいいが、指紋は変えようがない
ので、一回漏洩したら取り返しの付かないことになる。
その辺をクリアした上で行うのであれば、考える余地がある。
>>363 漏洩しなければね。でも絶対って事はないし・・・。
指紋が漏洩したらどうなるんだろ
366 :
M:03/01/21 04:13 ID:66qiLoVm
◆産経抄
大学入試センター試験の二日目、「国語」問題を読んでしばし考えこ
んでしまった。野呂邦暢(くにのぶ)の『白桃』という短編小説から出題
されている。野呂は『草のつるぎ』で芥川賞を受賞、昭和五十五年に四
十二歳の若さで他界した作家だった。
▼この小説は戦後の食糧難時代を背景に、十二歳の兄と九歳の弟を主
人公にしている。妹が肺炎になり、医師にペニシリンが必要だと告げら
れた。そこでヤミ米を金に換えようと、親の使いで酒場の主人のところ
へ米を運んでいく場面だった。
▼ところが米はくず米のため主人に断られ、そこで兄がこういう。
「がっかりしたな。皆ぼくたちを見てたぜ、まあ何だな、出された桃は
食べなかったしさ」と。このくだりは試験問題にも出ているが、考えこ
んだのは少年の言葉遣いにである。
▼「まあ何だな」などという日本語独特の言い回しは、いまでは大人
も使いこなせない。せいぜい落語家が口にするくらいだろう。十二歳の
少年の表現としては、小説家の作為が過ぎている気がしないではない。
しかし、当時の読者がこの言葉を怪しまず受け入れていたとすれば、戦
後しばらく国語は多彩だったということになる。
▼当時、物は貧しかったが、言葉は豊かだった。いまは物はあふれる
ほど豊かだが、言葉は爪に火をともすほどつましく、貧しい。ケータイ
やインターネットがそれに拍車をかけ、人間同士の会話はさらに乏しく
なってしまった。
▼教育学者の斎藤孝氏によると、いまの子供が対話やコミュニケーシ
ョンができないのは日本語力が低いからだ、と。対話力の向上には要約
の力をきたえる「読み」の練習が必要だと説いている。それをカバーす
るには、“まあ何だな”読書のくせをつけるしかない。
367 :
M:03/01/21 04:14 ID:66qiLoVm
“まあ何だな”今日もくだらないな・・・
368 :
M:03/01/21 04:20 ID:66qiLoVm
◆正論 「昭和デモクラシー」の危機
初代内閣安全保障室長 佐々 淳行
平成・新民主政治への移行が急務だ
≪「ローマの終わりの始まり」≫
塩野七生さんの最新刊の「ローマ人の物語 XI−終わりの始まり」が刊
行され、たちまちベストセラーとなった。時、あたかも半世紀栄えた「昭
和デモクラシー」が制度疲労を起こして崩壊の危機に瀕(ひん)し、識者た
ちが新たな指導原理を求めてさまよっているという絶妙なタイミングの出
版だったから、ベストセラーになったのもうなずける。それにしてもモム
ゼンとギボンという二大歴史家が、それぞれローマ前史千年、後史千年と
二人がけで綴った二千年のローマ史を、ひとりで書き続けているのだから
偉い。
「昭和デモクラシー」とは、筆者の造語で「大正デモクラシー」との対
句である。それは戦後五十有余年の日本に空前の自由と平和と繁栄をもた
らしたが、この「パックス・ジャパーナ」は、今日政治・外交・経済・治
安・教育などあらゆる分野において破綻(はたん)をきたし、激動する国内
外の情勢に対応する能力を失って崩壊の危機に瀕している。
そしていま、これに代わる「平成デモクラシー」と呼ぶべき新民主政治
に移行するための意識改革と構造改革の必要性が声高に叫ばれている。書
評によれば著者は長く続いた「パックス・ロマーナ」と「勝者の混迷」と
がローマ衰亡の原因でもあるとし、後世の史家が“名君”と高く評した五
賢帝の掉尾(とうび)のマックス・アウレリウス帝の治世を「ローマの終わ
りの始まり」とする独自の史観に立脚しているという。この見方は正鵠
(せいこく)を射ているかも知れない。
(以下略)
369 :
文責・名無しさん:03/01/21 12:59 ID:hPNTIHfR
まあ何だな=てゆうか
だろ。
370 :
文責・名無しさん:03/01/21 13:18 ID:RxfR2YD8
パックスジャパーナ?普通はパックスジャポニカだろう。パックスブリタニカにかけて。
パックスロマーナからパックスアメリカーナの流れからパックスジャパーナなのだろうが。
371 :
文責・名無しさん:03/01/21 13:34 ID:I8ivYFIz
ジャパーナ?
372 :
日本茶ねらー:03/01/21 15:44 ID:o3Kxohbo
>>87 げげ、ここでもポチ憂国総裁=ドラゴンロードソンセンニムは
大活躍でしたか。
ウェー、ハッハッハッハ
373 :
日本茶ねらー:03/01/21 15:54 ID:o3Kxohbo
正直、このスレは産経信者はいないと思うぞ。
煽るならよそ行ってやってくれ、アサピーちゃん。
374 :
文責・名無しさん:03/01/21 19:02 ID:blSgik7Q
まあ何だな、今日のは正直( ゚д゚)ポカーンだったな
375 :
M:03/01/22 03:35 ID:ZwEennmg
◆産経抄
「貴乃花引退」をなぜ書かなかったのかという問い合わせをい
ただいた。一日待ったわけはこうである。「主張」はじめ紙面が
貴一色になるのを避けたためもある。しかし主な理由は、世間が
どう反応するか、ご当人が何をいうかを遠くから観察したいため
だった。
▼世間の衝撃と興奮と虚脱たるやなまなかではない。フランス
のシラク大統領もメッセージを発し、『サラリ君』の主人公のぼ
るはおろか、社長までふとんをかぶって寝込んでしまった。報道
も大フィーバーである。一大社会現象というほかなかった。
▼横綱の引き際について、各種の見方や論評がでていた。専門
の相撲担当記者にはおおむね「悔いの残る土俵」「散り際の美学
がない」「満身創痍(そうい)の最期」といった批判が多かった。
つまり、もっと早く引退すべきだったという意見のようである。
▼なるほど人の出処進退、なかんずく横綱の引き際は難しい。
人間を“サケの一生”になぞらえるのは変かもしれないが、天命
というべき産卵を終えたサケたちはぼろぼろのホッチャレとなっ
て力尽き、静かに川面にその身を横たえる。しかしそれは決して
ぶざまなのではない。貴乃花の最期も悲壮美に満ちているように
思えた。
▼寡黙な横綱の三十三分に及ぶ長い引退会見にも目をみはった。
小泉首相ではないが“注目”したのは「肩のけががなくても負け
ていたと思う。相手力士の強さを感じ、昨日(安美錦)は素早さを
感じた」と語った言葉だ。
▼大相撲人気のかげりが叫ばれるなか、相撲再興の願いと次の
世代への気配りが熱く感じられるからである。晩節を汚したなど
といわれながら、傷だらけの貴乃花はなぜ再出場までして土俵に
こだわったのか。そのなぞの重い意味を考えてみる。
376 :
M:03/01/22 03:39 ID:ZwEennmg
>宇多田ヒカルの夫でカメラマンの紀里
>谷和明が、昭和四十八年に放送された人気アニメ番組を実写映画
>化する「新造人間キャシャーン」も話題を呼びそうだ。
オイオイ、マジかよ・・・
377 :
M:03/01/22 03:41 ID:ZwEennmg
◆安原顕氏
安原顕氏(やすはら・けん=評論家・編集者、本名・顕=あき
ら)20日、肺がんのため死去、63歳。自宅は東京都台東区上野桜木
1の15の6の702。通夜は25日午後6時、葬儀・告別式は26日
午前11時、同区上野公園14の5、寛永寺輪王殿第2会場で。喪主
は妻、まゆみさん。
東京都出身。竹内書店などをへて、昭和45年、中央公論社(現中
央公論新社)に移る。「海」副編集長、「マリ・クレール」副編集
長を務め、文芸を中心にした名物編集者として知られた。平成4
年、メタローグで書評誌「リテレール」を創刊。7年、学習研究
社に移り、9年4月からフリー。“スーパーエディター”と名乗
り、辛口の評論に人気があった。
昨年秋、自身のホームページで肺がんを公表。「死ぬまで仕
事」と、入退院を繰り返しながらコラムを書いた。本紙読書面に
も連載を寄せた。
うへぇ・・・、驚いたな
故人のご冥福をお祈りいたします
378 :
M:03/01/22 03:44 ID:ZwEennmg
◆主張 許されない「時間かせぎ」
【イラク査察】
イラクの大量破壊兵器に関する国連査察団の国連安全保障理事会
への査察報告期限を一週間後(一月二十七日)に控え、国連安保理は外
相級会合を開き、意見交換した。
常任理事国五カ国の姿勢は、予想通り、国連は断固たる決断をす
べきだとする米英と、イラク攻撃開始には国連による新たな決議が
必要だとして慎重対応を主張する仏露中の二グループに分かれた。
フセイン・イラク政権は、過去の例から、放っておけば核兵器を
含む大量破壊兵器で武装する危険性が高いだけに、安保理の意見対
立は残念だ。
仮に仏露中の意見が通り、米英がそれに従う場合、査察期限は延
長され、イラク攻撃のための新たな安保理決議までには相当の時間
がかかるか、実現しないこととなろう。
そうなればフセイン政権が狙っているとされる“時間稼ぎ”が奏
功し、イラクの独裁体制は温存強化され、国際社会への「例のない
脅威」(フーン英国防相)は残ったままとなり得る。 イラクに大量
破壊兵器に関する無条件、無制限査察の受け入れと完全放棄を迫っ
た昨年十一月の国連安保理決議一四四一は、「イラクの申告に虚
偽、遺漏があった場合」と「イラクが決議履行を拒否するか、完全
な協力を怠った場合」は国連決議への「さらなる重大な違反」とみ
なし、イラクは「重大な結果に直面する」とした。
イラクを訪れた国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリク
ス委員長、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は、イ
ラクの大量破壊兵器の開発・保有を裏付ける決定的証拠はまだ見つ
かっていないとしつつも、イラク側の査察への協力は不十分だと不
満を表明した。
さらに、イラクが提出した申告書に含まれていない化学兵器用の
ミサイル弾頭も発見され、核兵器製造に必要なウランの「レーザー
濃縮」に関する約三千ページの文書も見つかっている。
米政府が昨年九月に公表した「欺瞞(ぎまん)と抵抗の十年」によれ
ば、フセイン政権が、いかに国連諸決議を欺き、査察をごまかして
きたかの実態は恐るべきものがある。
国連は今度こそイラクの「さらなる時間稼ぎ」を許すような結果
を招いてはならない。
・・・いったい、どこの国の新聞なんだろうな・・・
380 :
M:03/01/22 03:47 ID:ZwEennmg
◆正論 米国が凄み発揮するのは逆境の時
米ミューズアソシエイツ社長(在シリコンバレー)梅田望夫
不況乗り越えハイテク産業が復活へ
≪着々と進む新技術の仕込み≫
ドッグイヤー(七倍速)と称されるほどの猛スピードで疾走して
いた九〇年代後半の米国ハイテク産業は、二〇〇〇年のIT(情報
技術)バブル崩壊によって失速。そしてその調整にもがく真っ只中
で、二〇〇一年九月十一日の同時多発テロに直面し、さらに大き
な打撃を受けた。それから十六カ月が経過し、ようやく米国ハイ
テク産業に落ち着いた雰囲気が漂い始めた昨今である。
水面下ではイノベーション創出のための不断の営みが続き、新
技術の仕込みが着々と進んでいることが、将来への拠り所となっ
ている。米国の財産とも言うべき「イノベーション創出のための
壮大な社会システム」は、バブル崩壊後の今も、きちんと機能し
続けているのである。
このシステムこそが、米国が第二次世界大戦後に作り始め、特
にこの二十年間でほぼ完成の域にまで極めたイノベーション経済
の根幹である。イノベーション経済の本質は不確実性と予測不能
性にあるからこそ、社会システム全体の効率が重要なのである。
「研究開発行為によって新しい技術が生まれてから、その技術
が大きく花開き、社会に根づいて経済成長に貢献するまでのプロ
セス」というのは、日本の場合「一企業内の閉じた空間」の中で
執り行われるのが普通であった。
(以下略)
381 :
文責・名無しさん:03/01/22 10:03 ID:5vgb2M2E
M氏も書いているが、産経はイラク攻撃に無条件で賛成なんだね。
ビンラディンの時もそうだったが、爆撃で解決するとは思えない。
産経抄に出てくるシラク氏のいるフランスは慎重なんだが・・
382 :
文責・名無しさん:03/01/22 10:14 ID:z/zPz3HH
>>381 かといって話し合いでも解決しないよ。北朝鮮がその好例。単なる
北に時間稼ぎを与えただけだった。
383 :
M:03/01/23 04:26 ID:wIKb7w1G
◆産経抄
ヤスケン遂に死す−と心安立てに書いたが、面識があるわけではない。
辛口の文芸評論とユニークな編集で鳴らした安原顕氏が、とうとう亡く
なってしまった。まだ六十三歳。昨秋、がんを公表し、「死んでたまる
か」と最後までペンを捨てなかった男が…。
▼「肺がんで余命一カ月」と医師に宣告されてもヤスケンの舌鋒(ぜっ
ぽう)は衰えることがなかった。容体は刻一刻と悪化を重ねたが、ホーム
ページで発言を続けていた。たとえば月刊誌『清流』の二月号には「死
ぬまでパワーアップ」というタイトルで日記が載っている。
▼「11月2日(土)晴。巨悪は相変わらずぬくぬくと甘い汁を吸いつつ
生き続けていることを思うと、そう簡単にはクタバってやらねえぞ、と
ファイトが湧く」。ホスピス入りをすすめられたが、命ある限り仕事を
続けようと自宅に酸素ボンベを持ち込んだ。
▼しかし原稿を書きたいのに激痛で腕が動かない。右手の握力ゼロ、
ワープロもたたけなくなった。「11月4日(月)晴。タクシーで豆腐料理
『笹の雪』へ。久しぶりにしゃべる、楽しかった。右手は激痛、痺(し
び)れて字は書けぬが、他は『超元気!』、まだ死なねえよ(大意)」。
▼作家を見る目のまっとうさと辛辣(しんらつ)さは、次の人物月旦で
もあきらかだろう。同じく『清流』昨年十二月号に載ったI氏への批判
である。三十年前、初めて会ったとき同氏は全く無名の青年で、いろい
ろ原稿執筆を世話したり、処女作を出版したりした。
▼「しかしその後、中央公論新人賞や芥川賞程度の賞を取るや、たち
まち傲慢(ごうまん)な新人になった。むろん無名時代を知るぼくは真っ
先に切られて、現在は赤の他人である」と。I氏はむろん実名で登場す
る。名編集者・安原顕の目を信じよう。
384 :
M:03/01/23 04:29 ID:wIKb7w1G
◆大河ドラマ「武蔵」は七人の侍“引用”
NHK総局長認める
NHKの板谷駿一放送総局長は二十二日の定例会見で、大河ドラマ
「武蔵 MUSASHI」の第一話(五日放送)に映画「七人の侍」と
似た場面が多かったという指摘について「アイデアを借りたというこ
とはあるだろう」と認め、「事前に『七人の侍』の関係者の方にごあ
いさつをすべきだった。後先逆になったが、説明してご理解を得た」
と述べた。
一方で「『七人の侍』もいろんな本のエピソードを引用して作られ
ている。アイデアを使うことが法的に道を外しているとは思わない」
との認識を示した。
ださっ
385 :
M:03/01/23 04:33 ID:wIKb7w1G
◆正論 「サダム亡命」という解決策は可能か
英コラムニスト ジェフリー・スミス Geoffrey P Sm
ith
戦争回避になるも要は本人の決断
《亡命けしかけるアラブ諸国》
イラク危機の平和的解決の新しい可能性が出てきた。これまでだと、
人々はこういう動きが出てくると、いつも心の中で憶測をめぐらした
ものだ。恐らく国連で調停が成立し、イラクがすべての大量破壊兵器
の放棄を宣言し、二度と隣国への脅威にはならないという確たる証拠
を提供したのだろうといった類のものだ。
しかし、こうした動きには説得力がない。米国はサダム・フセイン
が権力の座に止まっている限り、イラクが将来、こうした善意の行動
に出てくるとは確信がもてないだろう。とはいいながら、現在、アラ
ブの隣国諸国がサダムに亡命するようけしかけている兆候がみられる
のだ。サダムの側近の一人でいとこのアリ・ハッサン・アルマジード
は亡命案をバカげたものだと一蹴したが。
しかし、サダムは今の段階でこうした亡命取り決め交渉をしようと
しても、そんなものはないと言わざるを得ないのだ。現段階で亡命の
ことで何か言えば、権力が著しく弱まるからだ。しかし、突然、亡命
に関して慌ただしい外交活動が展開されているのは事実で、亡命案は
真剣に検討すべきである。
(以下略)
386 :
文責・名無しさん:03/01/24 10:10 ID:aIcFtSwT
産経抄もたまには利害関係にない人をほめても良いとおもんんだけど
あまり無いね、今日のも人の口を借りてまで悪口言ってるし。
亡くなった人のふんどしで相撲とらなくてもいいのに
I氏って誰だ?
石原慎太郎
>>389 オイオイ
しんちゃんのがヤスケンより年上だっつの(w
391 :
M:03/01/24 05:27 ID:dQ1OlCTd
◆産経抄
メキシコ中西部が大揺れに揺れた。マグニチュード(M)7・6とい
う大地震で、少なくとも二十八人が死亡、三百人以上が負傷したと
いわれる。首都メキシコ市の西五百キロのコリマ州では建物が倒壊
し、多数の人びとが生き埋めになった。
▼メキシコ第二の都市グアダラハラには約三百人の日本人が住ん
でいるが、犠牲者は出なかったという。日本人に被害がないからよ
かったというのでは決してない。しかしひとまずほっとしたのは、
在メキシコ三十年、墨画家・島田正治氏(七一)の無事が伝えられたこ
とだった。
▼島田さんはメキシコ・チャパラ湖のほとりサンアントニオ村を
根城に、遠く離れたユカタン半島のマヤ遺跡にまで足を運び、水墨
の制作に励んでいた。マヤ遺跡は巨石文化の神殿や祭壇が多く、強
烈な太陽の下、原色の風景を白と黒の二色に写しとる画業だった。
▼代表作の一つに世界遺産の町「グアナファートの橋」がある。
丹念に石を積み上げた橋や家を、ぐいぐい力強いタッチの墨画で描
いていた。地図を見ると「グアナファート」は地震の震源から四百
キロほどの町である。世界遺産は大丈夫だったろうか。
▼環太平洋地震帯の向こう側、中南米の大地震は津波を伴うから
ひとごとではない。チリの大地震では三陸沿岸がしばしば大津波に
よる災害に見舞われた。明治二十九(一八九六)年には約二万六千人、
昭和八(一九三三)年には約三千人の死者を出している。
▼ひとごとでないのは、むろんそのことばかりではない。今後三
十年以内に東南海地震は50%、南海地震は40%の確率で起きるそう
だ。さらに駿河湾の太平洋を震源とする東海地震の可能性は日に日
に高まっている。明日起きても不思議ではないというのである。
392 :
M:03/01/24 05:30 ID:dQ1OlCTd
◆TVnavi 3月24日創刊
地上波テレビの月刊情報誌
産経新聞社は今春から、地上波テレビの月刊情報誌「TVnav
i」(テレビナビ)と「TVnavi関西版」を発行します。
発売は扶桑社。テレビ放送が始まって満五十年、年末には地上波デ
ジタル放送がスタートするという節目の年の発刊です。
創刊号(A4変型)はテレビ各局の春の番組改編期に合わせ、三月二十
四日に、東京、大阪を中心にした書店、コンビニエンスストアなどで
発売。以後、毎月二十四日に発行します。
「TVnavi」はテレビが大好きな“ちょっとミーハーで、ちょ
っと知的な”二十代から三十代の男女を中心に幅広い層の方々に読ん
でいただきたい雑誌です。
「TVnavi」には既存誌にない以下のような大きな特色があり
ます。
≪人物と番組に「こだわり」≫
毎号掲載の大型特集では、タレント、キャスター、プロデューサー
らに肉薄し、人気のドキュメンタリー番組やワイドショー番組の裏側
を潜入ルポなどの形で徹底取材。読者の「テレビのことをもっと知り
たい」ニーズにお応えします。
≪中川氏の斬新なグラビア≫
表紙、巻頭のカラーグラビアを飾るスターは、俳優、タレントから
大相撲力士までシャープで陰影のあるカメラワークで支持者の多い写
真家・中川文雄氏が撮影。
読者に新鮮な“男の魅力”や清潔な“女の色気”をアピールします。
≪映画情報も満載≫
地上波の映画はもちろん、WOWOWなど衛星で放送される映画の
全作品を写真と解説付きで紹介するほか、劇場で公開される映画情報
も先取りしてお伝えします。
このほか、人気の主役から個性的な脇役までのロングインタビュー、
番組をより便利に面白く見るためのDVD録画機やサウンドシステム
などホームシアター関連機器なども丁寧にやさしく紹介します。
◇
創刊号の発行部数は五十万部、定価は三百二十円の予定です。ご期
待ください。
394 :
M:03/01/24 05:34 ID:dQ1OlCTd
◆映画監督・松田定次氏死去 96歳
「鞍馬天狗」「旗本退屈男」など
「鞍馬天狗」や「旗本退屈男」などを手がけ、“時代劇の大御所”
と称された映画監督の松田定次(まつだ・さだつぐ)さんが二十日、老衰
のため死去していたことが二十三日、分かった。九十六歳。京都市出
身。すでに家族のみで密葬を済ませた。喪主は長男、寛夫(ひろお)氏。
二月下旬に東映主催で「お別れ会」を行う予定。
父は日本映画の祖といわれる牧野省三で、映画監督のマキノ雅広と
は異母兄弟。大正十年マキノ教育映画撮影所に入り、十四年にカメラ
マンとなったが、助監督に転向。昭和三年「かわいさうな大九郎」で
監督デビューした。
その後、日活や大映で嵐寛寿郎主演の「鞍馬天狗」シリーズなど、
時代劇を中心に活躍。戦後は東映に移り、大友柳太朗の「丹下左膳」
シリーズや、片岡千恵蔵の「多羅尾伴内」シリーズ、市川右太衛門の
「旗本退屈男」シリーズ、大川橋蔵の「新吾十番勝負」シリーズ、オ
ールスター出演の「赤穂浪士」などチャンバラ映画一筋に活躍、東映
時代劇の黄金期を築いた。
・・・さすがに、あまりピンとはきませんが、故人のご冥福をお祈りいたし
ます。
395 :
M:03/01/24 05:37 ID:dQ1OlCTd
◆正論 米国はイラクを武力攻撃すべきでない
外交評論家 岡本 行夫
米国説得には日本もテロと対決を
《国際法違反ではないが…》
アメリカのイラク攻撃の準備は着々と進んでいる。それもかなり
大規模に。イラクが湾岸戦争を終結させた国連安保理の停戦決議
687に違反している限り、アメリカの武力攻撃は、形式的には、国
際法違反ではない。もちろん政治的には十二年も前の安保理決議に
準拠して軍事行動をとることはよくない。攻撃のためには新たな国
連決議はあったほうがいい。しかし、それは政策論で法律論ではな
い。
しかし、である。いくら国際法違反でないとしても、やはりアメ
リカはイラクに進攻すべきでない。イラクが国際社会に与えている
危険との比較で過剰だと思うからだ。
誰のものであれ、核兵器も化学兵器も生物兵器も、究極的には地
上から廃絶されるべきだ。しかし、すべてを一時に廃棄できるわけ
ではない。大量破壊兵器のうち、最も危険なのは、テロリストが所
有するものだ。次に危険なのが、武器をテロリストに引き渡すかも
しれない国や、覇権主義的な国が所有するものだ。イラクのような
ケースである。なんとかして国際社会はイラクから大量破壊兵器を
とりあげるべきだ。
……そこまでは、多くの人が共有する考えだろう。
う〜ん、全文転載したいけど時間が・・・
396 :
文責・名無しさん:03/01/24 15:39 ID:jP1F7OeO
テスト
397 :
M:03/01/25 03:35 ID:71h7/+xG
◆朝鮮総連に課税を検討 都
「外交機関」認定見直し
固定資産税、年5000万円
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部=東京都千代田区=に対
し、東京都が固定資産税を課す方向で検討に入っていることが二十四日、
明らかになった。朝鮮総連に対しては日本と国交のない北朝鮮の“外交
機関”との理由から固定資産税、不動産取得税が免除されていたが、北
朝鮮への不正送金疑惑での関与が指摘されるなど、総連を“外交機関”
と認定したことを見直す必要があると判断した。都が課税した場合、総
連系の施設がある全国の各自治体にも影響を及ぼすとみられる。
課税が決定されれば、十五年度の納期がはじまる今年六月から固定資
産税を課すことになる。中央本部の土地、建物の固定資産税額は年間約
五千万円になる見込み。ただ、「これまでの未納分についての追徴課税
はしないことになる」(都関係者)という。
総連中央本部は東京・新橋、信濃町などを転々として、昭和三十八年
に現在の千代田区富士見に移転してきた。総連側は大使館や総領事館に
は地方税が免除されるとする昭和二十八年の自治庁(当時)通達を根拠に、
不動産取得税と固定資産税を納税せず、都も四十七年四月に美濃部亮吉
知事(当時)が総連を実質的な“外交機関”と認定、免除を追認した。
しかし、中央本部の土地および建物は、当時、「関東興業」という民
間会社の所有。同社は総連のペーパー会社とみられていたが、平成十年
に「合名会社朝鮮中央会館管理会」に所有権を移転、十三年には「合資
会社朝鮮中央会館管理会」へと名称変更されるなど、不明朗な資産管理
が問題視されていた。十三年十一月には、朝銀東京信組の理事長らが約
八億円を横領した事件で、警視庁が初めて中央本部を家宅捜索した。
こうしたことを受け、自民党都連の都市基盤部会小委員会は二十日の
会合で、「総連を“外交機関”と認定しているのはおかしい」と追及、
これを受けて、都側も見直し作業に着手した。都主税局は二十四日、産
経新聞に対し「いろいろ調査をしている段階だ」と答えた。総連には中
央本部のほか、全国四十八カ所に地方本部などがあり、施設のある各自
治体は都と同様に固定資産税の課税を免除している。
朝鮮総連中央本部 「産経新聞の取材は一切受けない」
◇
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連) 北朝鮮を支持し、朝鮮半島の統一
と在日朝鮮人の権利擁護などを目的に、昭和30年5月に設立された。総
連のホームページによると、都道府県ごと(東京都は2カ所)地方本部を
置くほか、21の傘下団体、31の事業体などを抱える。公安当局による
と、構成員は8万−9万人。
399 :
M:03/01/25 03:38 ID:71h7/+xG
◆産経抄
このところ国際ニュースは気が重いものが多かったが、これには
笑った。ハンバーガーを食べ過ぎて肥満になったニューヨークの若
者たちが、マクドナルドを相手に起こした訴訟である。ただし笑え
たのは、明るいユーモアでなく、悲しいギャグとしてだった。
▼しかしさしもの米国訴訟社会でも、普通の常識が勝った。先日、
ニューヨーク連邦地裁はこの訴えを棄却している。判事は「法律は
暴飲暴食した人を守るためにあるのではない。体に悪いかもしれな
いとわかりつつハンバーガーを食べたのだから、本人の責任」と述
べたそうだ。
▼そりゃそうだろう。日本にも「腹も身の内」ということわざが
ある。節制もできずにハンバーガーやフライドポテトを食べ過ぎた
責任は自分にはない、世間が悪い、他人が悪い、企業が悪いとする
風潮は“戦後民主主義”の典型のようなものである。
▼しかし、だからといってファストフードの肩を持つつもりもな
い。拡大と成長をつづけたこの巨大外食産業は“世界を食い尽くし”、
経済の構造を崩し、社会の姿を変えてしまった。「食」の安全を心
配する声もあるが、この外食産業もようやく曲がり角にさしかかっ
たらしい。
▼ただ判決は原告側の訴えも根拠を補強すれば一理ありと認めて
おり、弁護士は再度訴訟の構えだ。となれば紛争のゆくえはまだわ
からない。日本でも携帯電話の「出会い系サイト」禁止案で、売春
をもちかける少女も処罰対象にしようとした。
▼彼女たちにも何らかのおキュウ(灸)が必要だろうと思うが、日本
弁護士連合会は反対の意見書をまとめている。「法規制は子供の人
権擁護の視点から重大な問題がある」そうだ。“ハンバーガー訴訟”
にどこか似ているところがある。
400 :
M:03/01/25 03:43 ID:71h7/+xG
・・・いいニュースの後は、“まあ何だな”おきまりの(ry
401 :
M:03/01/25 03:52 ID:fQj857F3
結構気に入ったので、貼ります
◆主張 「反対」なら自立の道示せ
【小規模町村合併】
全国三千二百余の市町村を平成十七年度までに一千程度へ統合・
再編する「平成の大合併」構想をめぐって、新たな論争が沸き上が
っている。政府・与党内で、合併に応じない小規模な市町村は行政
事務を大幅に縮小したり、他の自治体の内部団体にするといった案
が検討されていることに、全国町村会などが「一方的な町村の切り
捨てだ」と猛反発している。
合併を加速させるための強硬手段だが、町村側も単に「合併反対」
を叫ぶだけでは、地域の未来を開くことはできない。町や村のまま
どう生き残りをはかるのか、地域自立への明確なビジョンを示すこ
とが必要だ。
総務省のまとめだと、昨年末時点で法定協議会を設置して具体的
な合併に進んでいる市町村は百五十団体(五百九十七市町村)に上る
が、目標通りの統合は難しい見通しだ。このため政府・与党は、合
併特例法の期限が切れる十七年度以降も合併を強力に推進する方針
を確認し、優遇措置に代わる新たな合併誘導策の検討に入った。
政府の地方制度調査会の西尾勝副会長(国際基督教大教授)が“たた
き台”として示した西尾私案は、小規模町村を事実上「縮小・解体」
する内容で、波紋を広げた。一定の人口規模に満たない町村は、窓
口サービスなど一部の事務だけにとどめ、都道府県がすべて処理す
る。首長と議会は置くが、議員は原則として無報酬とする。
さらに人口の少ない町村は、他の自治体の内部団体として編入し、
組織は大幅に簡素化して、法令で義務付けられた事務は行わない。
自民党の地方自治検討プロジェクトチームも、一万人以下の自治体
は住民票の交付など窓口業務に限定する案をまとめた。
今でも全国の市町村の約半分は一万人以下で、千人未満も五十一
村を数える。自治体の行財政基盤を強化し、「自己決定・自己責任」
の地方分権の推進をはかるという市町村合併の本来の目的を達成す
るためにも、合併路線から外れた小規模自治体のあり方は重大な問
題である。
人口規模で格差をつけることには批判もあるが、国依存の現状に
安住することは許されない。四月の統一地方選に向け、各政党も明
確な考えを示すことが求められる。
403 :
M:03/01/25 03:55 ID:fQj857F3
◆正論 過度の面接依存は疑問
精神科医 和田秀樹
医学部入試で大学評価機構に注文
≪「人間性をみる」は正論だが≫
国立大学の評価を行う文部科学省の大学評価・学位授与機構が、
京都大学の医学部の学生の受け入れ方針について最低の評価を与え
た。
理由は「入学者が学業成績のみで選抜され、人間性の育成にそぐ
わない学生がいる」ということだった。結局のところ、入試面接を
やっていないことに対する批判である。
実は平成十六年度から国立大学は独立行政法人化される予定であ
るが、この評価結果は予算配分に反映される。
文部科学省の意向に逆らうと十分な予算が与えられないため、こ
れまで入試面接に反発していた京大も、平成十六年から行うことに
なった。
医学部の学生について学力だけでなく、人間性もみるという考え
方は、一見正論に聞こえるが、少なくとも面接をやったほうが、よ
い医者になるという証拠はないし、人間的に不適格な医学生を予見
できる証拠もない。
たとえば、平成十一年には慶応大学の医学部の学生が女子大生に
集団レイプを行って、五人全員が退学処分となっているが、慶応医
学部は以前からずっと入試面接を行っているし、主犯格の学生は、
付属高校から学業だけでなく、全人的な評価を受けて推薦された学
生だった。ついでにいうと、その学生の父親は入試面接を行う大学
医学部の教授であった。つまり、入試面接で、人間性に問題のある
学生を見抜く立場の人間だったのだ。
(以下略)
404 :
M:03/01/25 04:00 ID:fQj857F3
・・・続き書かないと抗議が来そうだけど・・・、くだらないぞー。「面接
したっていくらでも変な香具師は入って来るんだぞプンプン」「面接なんかす
ると<批判精神>をもった香具師は入学できなくなっちゃうじゃないかゴルァ」
・・・アホくさ。
> 前回の正論で紹介した長野県の地域医療を支えていたのは、医局
>制度に批判的な、元学生運動の闘士たちである。
アカに対する批判眼も身につけた方がいいよ(呆
へたな落語家が謎解きをやると
どちらも○○がつきものです、という
おもしろくもなんともない解き方になりがちである
406 :
M:03/01/26 03:52 ID:jQRQaklB
◆産経抄
戦後の娯楽の王さま、チャンバラ映画を支えていたのは市川右太衛門、片
岡千恵蔵という二大スターだった。この二人、それぞれの主演映画のほかに
何本かの映画で共演もしている。『赤穂浪士』など時代劇俳優を一堂に集め
た「オールスター映画」である。
▼二人とも「御大」といわれたほどの実力者だった。それだけに、共演作
にはさまざまな伝説が残されている。「ポスターの名前の順序をどうするか
でプロデューサーが不眠症になった」「両御大が出てくるカット数とアップ
の秒数は同じだった」といった類(たぐい)だ。
▼だが、先日亡くなった映画監督の松田定次さんによれば、それはちょっ
と違った。松田さんはほとんどのオールスター映画のメガホンも握ったチャ
ンバラ映画の巨匠だった。その松田さんは、御大二人の共演といえども、き
ちんとどちらかを主演と決めた。
▼そのうえで「主演は最後まで残す考えだから、同じカット数なんてなか
った。それについて文句は全くありませんでした」(産経新聞『戦後史開封』)
と話していた。二人の大スターを妙に平等に扱うのでなく、競わせる。それ
が監督としての極意だったようだ。
▼チャンバラ映画に限らず、ライバル同士が競い合う世界は勢いが良かっ
た。王・長嶋もしくは巨人・阪神の野球、大鵬・柏戸の大相撲、大山・升田
の将棋など数えれば切りがない。そしてその陰にはきっと上手にはやしたて
るファンや松田さんのような演出家がいた。
▼現代にもそんな名監督が欲しい。そう言いたいのだが、周囲をわくわく
させるようなライバル関係が見当たらない。「丸投げ」「ワンフレーズ」な
どと揶揄(やゆ)されながらも、いぜん小泉一人芝居が続いているような政界
を含めての話である。
・・・まあ何だな、つまらないが、石井タンではなさそうだ
407 :
M:03/01/26 04:01 ID:jQRQaklB
◆正論 不況という「空気」を変えるときだ
東海大学教授 唐津一
経済専門家の空論に惑わされるな
≪企業業績は企業努力の賜物≫
日本の経済が今にも潰(つぶ)れそうな説がその専門家やマスコミの間に
横行しているが、その中で創業以来の好業績を出している企業が現実に
ある。キヤノン、リコーだ。IT産業は盛りを過ぎて低迷の域に入って
しまった。それに中国あたりの追い上げで大変だという評論家の論調を
読まされたことがあったが、現実の数字はまるで違う。この二社だけは
例外だとは言わさない。
企業の業績は企業努力によるものであって、世間でいう景気とは関係
ないし、会社の規模も無関係だ。わずか六人の会社からすごいヒット商
品が出た。先の方ほど細く、刺しても痛みを感じないという注射針を開
発した岡野工業である。これは世界中に普及するだろう。
前にこの欄でも書いたことだが、世の中は技術の進歩でどんどん変わ
っている。この進歩が明日の経済を支えているのである。ところが奇妙
なことに明日の経済を語る専門家の話の中に、このような技術の変化の
話がまるで出てこない。たまにでて来てもナノテクといった種類の話ば
かりだ。これらは、いつ、ものになってどんな経済的な付加価値が生ま
れるか見当がつかないような夢物語ばかりだ。だから世間からは相手に
してもらえないのだ。
(以下略)
名優とかけて名選手ととく、そのこころは
どちらも名監督がつきものです
くだらん
409 :
文責・名無しさん:03/01/26 09:35 ID:tzWZP57w
なんか監督とスターの役割が最後の方でぐだぐだになっちゃってる。
410 :
文責・名無しさん:03/01/26 19:36 ID:lE9GEbGj
ふたりとも東映の重役だったんですもん
411 :
M:03/01/27 05:57 ID:1UkW7Ndh
◆産経抄
新年になって秋田から思いがけぬ訃報(ふほう)が届いた。平成八年七
月、女流川柳作家の小諸索(本名・西鳥羽敏子)さんの『風紋』という句文
集をご紹介したことがある。その小諸さんが昨年十月に亡くなっていたと
いう知らせだった。
▼小諸さんは横手市生まれ、産経新聞秋田版の川柳壇選者。六年前に訪
秋の時お目にかかるはずだったが、ご主人の急病のためかなわなかった。
そのご主人・西はじめさんが亡き妻の川柳作品をまとめた遺句集『恋情』
を編み、訃報とともに届けて下さったのである。
▼「恋情の一夜の闇や風の盆」。この句から、題名が採られたのだろ
う。彼女の川柳の主題は男女の機微や情愛といった生やさしいものではな
い。女の愛憎がとろとろと妖(あや)しい炎を燃やしているといった体のも
の。あいくちやかんざしでぐさりと刺されるような怖さがある。
▼「見殺しにしますあなたの喉(のど)ぼとけ」「小骨かりかり男が溶け
ぬまま吹雪く」「泣き砂を踏みましょふたり骨になり」「咳をする咳の数
だけ男吐き」「大花火わが肉が散る男散る」「ざわざわざわ涙も蜘蛛(く
も)も飛んで冬」…。
▼秋田の女性は気が強いせいか、それとも美人が多いためか。いや自立
する女性が目立つからだろうが、離婚率は全国トップ級だという。写真で
みた小諸さんはあでやかな優しさのあるひとで、ご主人とは結婚生活四十
六年、あと四年で金婚式だった。しかしC型肝炎で長い闘病生活を送って
いたという。
▼『風紋』ではまだ女の情念が対象だったが、遺句集『恋情』では古井
戸のような人間存在の深い底をのぞきこんでいる。「母流しやがてわたし
も逝く銀河」。いのちの尽きる日を察知していたのだろうか。享年六十
八、生き急いだという気がしてならない。
412 :
M:03/01/28 04:29 ID:iPYOz7Dk
◆産経抄
連続優勝した朝青龍の横綱昇進は文句なしだが、初場所各段の優勝
力士の顔ぶれ一覧にはただ驚く。“青い目”一色だからだ。日本の国
技だった大相撲は、好むと好まざるとにかかわらず、国際化あるいは
多国籍時代に突入した。
▼東西の横綱がすべて外国出身力士になるのも史上初めてだが、初
場所優勝力士を眺めると十両は朝赤龍=モンゴル、幕下は黒海=グル
ジア、三段目は時天空=モンゴル、序ノ口は琴欧州=ブルガリアとず
らり外国人である。日本人は序二段の闘鵬ただひとり、“例外”のよ
うな観があった。
▼日本人力士の不振には新弟子の減少があげられ、背景には少子化
や相撲人気の低迷が指摘されている。さらにはハングリー精神の欠落
や上下社会の敬遠もある。兄弟子は「ムリへんにゲンコツ」と書く時
代ではなくなった。大相撲多国籍時代の到来は喜憂半々なのである。
▼しかしそういう時代の外国人力士に共通しているのは、しゃべる
日本語のみごとさ(書くほうはわからない)だろう。“必要が上達の母”
であったに違いない。とりわけ朝青龍の日本語は日本人と変わらない。
ただし、たとえばこんな言葉遣いをする。
▼優勝の喜びを「お父さんとお母さんや応援してくれた人に感謝の
気持ちでいっぱいです」などと。「そういう場合は、父と母といえ。
そうすれば立派な日本語だ」と、親方なり何なりが教えてやればいい。
また教えてやらなければいけない。日本の横綱の名誉のために。
▼その朝青龍が横綱伝達式のさい、たたみに両手をついて、どんな
日本語でこれを受けるかに興味がある。本人がさっぱりわからぬ舌を
かむような四字熟語を使う必要はない。できるなら日常的な表現でさ
わやかに言上してほしい。
まあ何だな、何のヒネリもないな・・・
413 :
文責・名無しさん:03/01/28 10:32 ID:rCgzBv8C
巧言令色って言葉もあるね。
415 :
文責・名無しさん:03/01/28 16:09 ID:rCgzBv8C
>>414 まあわざわざ“青い目”と書いてあるから外国人って意味で使って居るんじゃないの
許してあげて。
しかし、産経抄子の中では“外国人=青い目”なんだね。
結局朝青龍横綱昇進を歓迎してるんだかしてないんだか
毎度のことながらよくわからんな。
>親方なり何なりが教えてやればいい
何なりとは何なり?
418 :
M:03/01/29 03:57 ID:P/2ij5hT
◆産経抄
たまたま開いた『水明』という句誌の一月号に主宰・星野紗一氏の現代
俳句があり、「鯛焼ぞくぞくクローン人間生まれさう」と。なるほどタイ
焼きやタコ焼きなどのように、鉄板の鋳型でクローン人間が作られる悪夢
を見た思いになった。
▼しかしタイ焼きならばしっぽまであんこが入っていないのもあるし、
タコ焼きなら具のタコに大小の違いもあるだろう。ところがクローン人間
なら同じ遺伝子をもつ個体だから、寸分たがわぬものが生まれる。クロー
ン人間は“コピー人間”かもしれない。
▼スイスに本部がある新興宗教団体が、今度は日本人のクローン男児が
生まれたと言い出した。昨年暮れ、はなばなしく“世界初のクローン人間
誕生”のメッセージを打ち上げたばかりである。これまで羊や牛のクロー
ンはあったが、ついに人間になった。
▼話はうそかまことか。取材陣に応対した女性の博士は、「証拠は?」
と詰め寄る記者たちに笑いながら「それはのちほど」の一点張り。「DN
A検査は?」という質問にもノーコメントで通す。いかにも怪しい? い
や失礼、妖(あや)しい雰囲気を漂わせる女性だった。
▼クローン技術は不妊治療なみの施設でもできるという。しかしこれま
で動物実験では死産になる場合が多く、また奇形児が発生したり、免疫不
全を起こしたりした。安全性の点でさまざまな障害や不安を生んでいる。
しかしかりに安全だとして、安全なら科学は何をしてもいいのか。
▼新興宗教団体の話はたぶんに売名や宣伝のにおいがするまゆつばもの
だが、何であれヒトがタイ焼きやタコ焼きのようにつくられていいもので
はないだろう。人間の尊厳や社会の倫理をもてあそぶなかれ。法律で厳し
く規制されるのは当然である。
・・・まあ何だな、(以下略
419 :
M:03/01/29 04:00 ID:P/2ij5hT
つまらん話で悪いが・・・
>◆三菱マテ子会社捜索 不正受給容疑
一瞬、「マテ子」って何?と思ってしまった・・・(汗
420 :
M:03/01/29 04:05 ID:P/2ij5hT
主張は一貫しているが、少しトーンダウンしたかな・・・とも思った
◆主張 戦争回避はイラクの責任
【国連査察団報告】
イラクの大量破壊兵器の開発・保有に関する国連査察団の査察結果
が国連安全保障理事会に報告された。昨年十一月に採択された国連安
全保障理事会決議一四四一が「査察開始から六十日以内に査察結果を
安保理に報告する」と定めたのに従ったものだ。報告は「黒に近い灰
色」といえるものだった。決定的証拠は、特に核兵器分野において発
見されなかったとしているが、全体として多くの疑惑が残った。
安保理決議一四四一は、査察団に対し、「イラクの申告に虚偽、遺
漏があった場合」や「査察に完全な協力を怠った場合」は「さらなる
重大な違反」とみなして安保理に報告するよう義務づけ、イラクが違
反を重ねれば武力行使を意味する「重大な結果」に直面すると明記し
た。
ところが、今回の査察団の報告は、例えば化学兵器弾頭六千五百発
が行方不明、炭疽菌を廃棄した裏づけがないなど具体的な「虚偽や遺
漏」を指摘、また、U2偵察機による査察に抵抗するなど「完全な協
力」も行っていない−とした。厳密にいえば、それらは「さらなる重
大な違反」となる。少なくとも「イラク政府は査察団に十分協力した」
「米英のウソが明らかになっただけ」(サブリ・イラク外相)という反
論は説得力を欠く。
イラクが真に平和解決を望むのであれば、イラクに大量破壊兵器の
完全放棄を求め続けた過去十二年間の十六の国連安保理決議と、イラ
クに「最後の機会を与える」とした決議一四四一を再度、徹底的に読
み返し、文字通り完全に守る以外に道はない。
イラクがそれをせず、国連を通じた国際協調路線が独裁体制の前に
は結局は無力であることが確認されれば、米英らによる独自攻撃が正
当性を強めることになる。いま戦争の危機を回避する最大の責任はフ
セイン・イラク政権の側にあるといわねばならない。
米国は、査察報告を受け、これまで米政権内ではハト派とみられて
いたパウエル国務長官までが、「時間切れが近づいている」と強硬姿
勢を示し始めた。当面は査察の継続、何らかの新たな国連決議などを
含め、予断を許さない展開が続こうが、米国は国際社会の理解を広げ
るためにも、最大限の説明努力をすべきである。
422 :
M:03/01/29 04:08 ID:P/2ij5hT
西部さんだし、ちょっとサービス
◆正論 教育改革の要諦とは何か
評論家、秀明大学教授 西部邁
「アメリカ流理念」を排すのが先決だ
≪アメリカは一種の左翼国家≫
敗戦の翌年にアメリカから教育使節団がやってきて、その意向を受
ける形で教育基本法が作られたことはよく知られている。そうであれ
ばこそ、その法律の前文には、アメリカ製の日本国憲法と同じ趣旨が、
つまり「個人の尊厳」や「普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化」を
教育においてめざすべきことが、高らかに謳(うた)われている。
さらにその第一条では「人格の完成」、「個人の価値」そして「自
主的精神」が持ち上げられ、第二条でも「自発的精神」の大切さが強
調されている。総じていえば、この法律によって示されている教育理
念は、アメリカ流の「個人主義と自由主義」を普及させる点にあると
いっても少しも過言ではない。
いわゆる日教組教育における左翼的偏向が反左翼の牙城ともいうべ
きアメリカによって推奨されてきたのだ。この思想上の矛盾はどうす
れば解かれるのか。答えは簡単であって、アメリカは一種の左翼国家
であるとみなせばよいのである。それもそのはず左翼とは、自由・平
等・博愛をはじめとする近代主義の人工的な観念をできるだけ純粋に
追求しようとする立場のことにほかならない。そしてアメリカは、そ
の純粋の近代化をよしとする左翼的偏向を個人主義と自由主義の方向
に求めたのである。したがって冷戦構造なるものも、左翼の内部にお
ける個人主義・自由主義と社会主義・統制主義とのいわば内ゲバとみ
なければならない。
≪自主性の尊重と伝統の尊重≫
教育基本法に顕著にみられるアメリカニズムとしての左翼主義がい
わゆる「構造改革」の全域を覆ってきた。そんなことは、たとえば市
場機構を礼賛する動きのなかで「個人の自由」がどれほど尊ばれたか
をみれば、一目瞭然(りようぜん)であろう。そうならば、教育基本法に
根本的な改正を加えることと構造改革を相も変わらず推進しつづける
こととのあいだに、大きな矛盾があると察知したらどうなのか。
その改正の骨子は「日本国の伝統の尊重」という条項を付け加える
ことであるらしい。第一に問われるべきなのは、構造改革運動が、た
とえばグローバリズムへの迎合にみられるように、日本国の伝統を破
壊することに精出してきたのに、子供たちに伝統を尊重せよと教える
のは、二枚舌あるいは分裂症の振る舞いではないかという点だ。
第二に問われなければならないのは、自主性(あるいは自発性)の尊重
と伝統の尊重のあいだに、両者を単に並記しただけでは、矛盾が生じ
るということについてである。伝統の乏しいアメリカでは、「人格の
完成」などという夢想にふけって、立派な個性を立派に発揮するのが
自主性であるとする偽善的なヒューマニズムが通用している。必要な
のは、「健全な個性は堅実な伝統のなかで育つ」とみる視点である。
その視点を確立するには、まず、アメリカニズムという名の左翼主義
に骨がらみに染みついている反伝統的な傾向に根本的な疑念を寄せな
ければならない。
≪独創性教育という空語≫
そうわきまえれば、「独創性教育」などを軽々しく口にするな、と
いうことになる。オリジナリティー(独創性)とは、原義としては、「物
事のオリジン(源泉)であること」にほかならない。問題はその源泉を、
社会という空間や歴史という時間から独立した個人の自由な発想に求
めるか、それとも歴史のなかを流れ来たり社会のなかに保存されてい
る伝統の(現在の状況における)引き受け方に求めるか、ということであ
る。旧ソ連型のであれ現アメリカ型のであれ、左翼主義から訣別する
ものはもちろん後者をとる。
独創性教育は、少なくとも世間に流布されている種類のものは、ア
メリカ型の人間観に立っている。その観念にもとづいて、いわゆる創
造的破壊のことを「破壊から創造が生まれる」ことと解し、それに熱
中するヴェンチャー・スピリット(向こう見ずの精神)と称してもてはや
してきた。それが構造改革のいつわらざる姿であった。
創造的破壊とは、その語の創始者であるシュムペーターにあっては、
「創造は破壊を伴う」ということにすぎなかった。ここでも再び問わ
れなければならないのは、創造の源泉が個人の欲望にあるのか、また
は(欲望の優劣を判断する基準のことも含めて)歴史の伝統にあるのかと
いうことである。
アメリカニズムへの批判精神を愚かしくも持ち合わせない、あるい
は臆(おく)病(びよう)にもひた隠す連中の教育改革論は願い下げである。
(にしべ すすむ)
425 :
M:03/01/29 04:13 ID:d1RI9WUL
(相変わらず制限がきついな・・・ブツブツ)
426 :
文責・名無しさん:03/01/29 16:47 ID:ZiOMcsEd
ホントにクローンって全く同じものができるんだろうか?
遺伝子が同じでも全く同じ物になるとは限らないと思うが・・
427 :
文責・名無しさん:03/01/29 17:22 ID:NDDVU1A8
環境因子が大きいそうで
猫の実験だと色も違うそうです
ところでたこ焼きは大阪120万読者への石井なりの配慮か?
428 :
文責・名無しさん:03/01/29 22:06 ID:dkMAA4A7
>>427 そうだよね、一卵性双生児でも大人になるとだいぶ違いがあるもんね。
429 :
M:03/01/30 03:32 ID:F+LFaoYf
◆産経抄
国連査察団のイラク検証は、いわば“限りなく黒に近い灰色”とでた。
ブッシュ米大統領の一般教書演説も、「決断の時は近い」と強い警告にな
った。大量破壊兵器や化学兵器の武装解除というイラクの約束は、なぜ守
られなかったのか。
▼査察団の報告によると、化学兵器弾頭六千五百発が行方不明になって
いた。神経ガスや炭疽(たんそ)菌関連物質を廃棄したという裏付けがない。
U2偵察機による空からの査察も拒否された。また国外でのイラク人科学
者への聞き取り調査も、全く実現しなかったそうだ。
▼イラクで二十余年、核兵器開発に従事し、米国に亡命した核物理学者
ハディル・ハムザ氏が昨秋出版した『私はサダム・フセインの原爆を作っ
ていた!』(広済堂出版)という本を読んだ。湾岸戦争以降、イラクはいか
にして国連査察団をあざむいてきたか。
▼ハムザ氏はイラクの原子力庁の物理局長や長官顧問を務めた科学者で
ある。同博士によると、イラクは査察に「応じる」のではなく「応じるふ
りをする」戦術をとった。彼らはチームを作り、データを消したり、大切
な書類を抜いたり、事実を改竄(かいざん)したりしてきた。
▼破壊されたことになっている原子力装置の「破壊前」と「破壊後」の
ビデオテープを巧妙に編集もしたという。それを見て査察官は「もはやウ
ランを濃縮できないことは明らかだと思い込んだ。実はそうではなかった」
と。これは過去の査察だが、さて今回は?。
▼恐らく似たような手口が展開されたのだろう。パウエル米国務長官は
米国独自の“証拠”の開示を約束している。イラクの誠意に到底期待はで
きまいから、米国の持っているカードを見たい。国際社会の同意と協力を
とりつけるためにはそれが何より早道だ。
430 :
M:03/01/30 03:32 ID:F+LFaoYf
いや、さらしあげとこう
431 :
M:03/01/30 03:48 ID:F+LFaoYf
◆主張 支持できる決意と冷静さ
【米一般教書】
ブッシュ米大統領の一般教書演説は、国内経済の足元を固めながら
イラクをたたく決意と周到な配慮に満ちていた。特に、敵の邪悪な政
権には容赦せず、自由を志向するその国民には支持を表明するという
妥当な内容だった。
ブッシュ政権と米国民が置かれている緊迫した精神状況は、米中枢
同時テロ以来、少しも変わっていない。米本土がテロの標的になり、
抑止力の効かない敵対国が大量破壊兵器で脅しをかけてくれば、政府
には国民の生命と財産を守る義務が出てくる。
従って、同時テロを受けた前回の一般教書で大統領は、イラク、イ
ラン、北朝鮮を「悪の枢軸」と定義して、テロを支援する敵の姿を国
民に明示した。しかし今回は一転して、国内の経済不安やフランス、
ロシア、中国の攻撃慎重論に配慮して、政治レトリックを慎重に排除
しながら「なぜいまイラク攻撃か」の説明に力点をおいた。
政治目標はあくまで、米国と文明社会の脅威となる独裁者サダム・
フセイン大統領の打倒であり、倒すためには内外の反対因子を取り除
かなくてはならないとの判断からであろう。
432 :
M(431の続き):03/01/30 03:49 ID:F+LFaoYf
大統領はまず、父親のブッシュ元大統領が湾岸戦争に勝利しながら
経済の低迷に足をすくわれた経験を踏まえ、先に発表した総合経済対
策に詳細に言及して「戦争傾斜」批判をかわしている。対外政策につ
いても、「星条旗が力や国益以上のものを意味している」として、人
間の尊厳のためにアフリカでのエイズ対策など米国人ボランティアの
奉仕を期待し、ブッシュ政権が発足した際に掲げた「思いやりのある
保守主義」を再現していた。
その上で演説は、情報機関の現地情報や通信傍受によりフセイン政
権がテロリストをかくまい、兵器開発を手助けしているとし、対イラ
ク戦争の「攻撃正当化の根拠が希薄」との疑問にこたえようと試みた。
「なぜいまか」の説明が十分でなくとも、その第一弾として姿勢は評
価できる。
この演説で大統領は、米国民は他者の自由のために「犠牲を払う」
と述べ、唯一の超大国としての責務を明確にした。演説は北朝鮮に対
しても、秘密の核開発計画で「世界をだました」と厳しく非難してお
り、北朝鮮は心して耳を傾けるべきである。
433 :
文責・名無しさん:03/01/30 09:50 ID:IzgpJM5v
毎度のことながらアメリカマンセーですなぁ。
その一方で、藤原さんの「正論」は良かった。
最近、一部論客を出して反対の主張をさせているね。
なんだかんだ言って、自分らの主張と現実との整合性がなくなって、
バランスとろうと必死なのかな。産経は。
>>434 一応両論併記という産経の姿勢はマジなのかポーズなのか
わからないけど…
坂本先生が亡くなった直後に懇談会がインチキ答申だしたけど、
それについての上坂冬子の言い訳「正論」には笑ってシマタ。
ここまでアメリカマンセーだと楽しいな。
社説は誰が決めるんだろ?
437 :
文責・名無しさん:03/01/30 13:22 ID:yCjEgZ72
産経の社説はCIAの工作員が作ってます。
438 :
クソ産経信者が朝日にイチャモンつけている低レベル板はここですか?:03/01/30 14:15 ID:HBq+2VqI
産廃とは、産経新聞廃刊の略かな。だって、全然、うれてないもの。
200万部いったいかないで、騒いでいるけど、どちらにしても大赤字には変わりない。
昨年度は23億円の赤字だったよね?
記者クラブの金が払えず縮小したり、組合を弾圧して賃金を実質カットにもっていったり、
北朝鮮拉致報道で誤報を何回もしたのは昨秋のことでした。100円で駅売りしている分は、まずまず売れているけど、
もともと駅売りの新聞なんて、発行部数の数パーセント分だから、
赤字解消にはほど遠く、焼け石に水なんだよね〜。
ヘギョンさんインタビューでもあきらかになったけど、フジテレビより報道の機動力が劣るし、
産経の記者ってダサダサで格好わりいよ。ビンボー臭くて。
何かいいことあるのかなー、こいつらってかんじ。夕刊廃止につづいて、朝刊廃止も間もなくってかんじかな?
それとも、この場に及んで、まだ朝日に罵声を浴びせてオナ●ー
しまくるつもりかい。世間の認識は、朝日の敵は読売。
朝日は、産経に対して泰然自若としているね。いつも、無視状態だね。
439 :
T:03/01/30 22:59 ID:yF2LELg7
440 :
M:03/01/31 03:00 ID:eB5XLJ8c
◆産経抄
北朝鮮を逃れて日本人妻が四十四年ぶりに帰国した“脱北行”には、
胸のつぶれる思いがする。出国から保護まで異例ずくめの展開だった
が、胸のつぶれる思いがするのは、過去、北朝鮮は「地上の楽園」と
いう宣伝にマスコミも加担した責任があるからだ。
▼この女性は昭和三十四年の第一次帰国船で、在日朝鮮人の夫と北
朝鮮へ渡ったという。往時「北朝鮮は医療費も教育費もいらない地上
の楽園」と朝鮮総連は大宣伝した。文化人、評論家、マスコミもそれ
に同調、帰還運動は熱狂的なブームになった。
▼しかしそれは真っ赤ないつわり、地上の楽園どころか実態は悲惨
な“地獄”だった。ここに一冊の書物がある。歴史的な証言といって
もいいだろう。金元祚という在日二世が著した『凍土の共和国』。昭
和五十九年、亜紀書房から出版された。
▼“北朝鮮幻滅紀行”という副題がついており、金氏も帰国船「万
景峰号」で北朝鮮へ。ところが祖国はすさまじい荒廃の地だった。人
びとは飢餓寸前の苦しみにあえぎ、官僚は王侯貴族なみの特権を行使
し、猛烈な思想教育がしかれていた。
▼その絶望と怒りを「統一日報」に日記の形で連載したのである。
地上の楽園のうそをあばき、金日成・正日父子の神格化や世襲化をは
っきりと批判して、社会に衝撃を与えた。同書はベストセラーにもな
ったのに、世間はいつかその衝撃の警告と教訓を忘れてしまったらし
い。
▼小田実氏、大江健三郎氏をはじめ多くの文化人やマスコミが北朝
鮮を礼賛した往時の検証は、山際澄夫氏の近著『拉致の海流』(恒文
社21)にくわしい。新聞はだらしなかったが、しかしあの時代にも悲
痛な告発の書物はあった。それを世に問う勇気ある出版社はあったの
である。
441 :
M:03/01/31 03:04 ID:eB5XLJ8c
小ネタ。でも、ばかばかしくていい。
◆訂正
三十日付の「朝青龍・横綱伝達式」の写真説明で「浜村・明徳義塾高
監督」とあるのは「伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)」の誤りでした。
どうやって間違えるんだよ(w
442 :
M:03/01/31 03:10 ID:eB5XLJ8c
◆正論 米国のイラク攻撃批判に思う
元駐タイ大使、博報堂特別顧問・岡崎久彦
国民の利益を最大限に守るのが肝要
≪「反米は人畜無害」なり≫
一月に東京に降ったボタ雪は忽(たちま)ち消えてしまったが、年初
に頂いた年賀状に次の一句があった。−−反米は人畜無害、春の雪−−
たしかに旧社会党の村山首相までが「安保堅持」を明言し、いかな
る反米論者も日米同盟に代わる代案を持たない現状では、反米論は無
害であろう。
あたかも日本のサラリーマンが仕事後一杯飲みながら会社や上司の
悪口を言いつつも翌朝は善良な社員として会社や家族のために働くよ
うに、日本国民が、今後長い将来に亘る日米同盟の重要性の認識を失
わないかぎり、何も心配することはないのであろう。
ただ今のところ心配なのは、アメリカのイラク攻撃に際して、一部
に対米批判があり、それだけなら何という事はないが、それが政府の
姿勢に影響を与えるようになると、日米同盟の信頼関係に影をさす恐
れがある事である。
現在アメリカの同盟国では、ドイツとフランスがイラク攻撃に反対
しているが、NATO(北大西洋条約機構)の中では、英国をはじめ、
イタリア、スペインの南欧諸国、ポーランド等の中東欧諸国は米国支
持である。
ドイツの場合は日本にとって参考にならない。冷戦後の欧州では多
くの左翼中道政権が生まれた。それらは社会主義イデオロギーは当然
捨てねばならず、またそうでなければ政権は取れなかったのであるが、
ミサイル防衛反対、原発反対などに旧野党時代の尻尾を引きずり、反
米ムードもそのまま残っている。
443 :
M(442の続き):03/01/31 03:11 ID:eB5XLJ8c
≪近代国際社会の原則≫
とくにドイツは、多数連立政権を作るために緑の党と連立した。た
とえて言えば、村山政権が、自民党との連立でなく、野党を糾合し、
外相は左派反体制派から起用したような政権であり、ドイツ外務省も
内心は困り果てているようである。
フランスは、ドゴール以来の伝統的自主独立路線であるが、反対の
理由はもっぱら法的手続き論であり、安保理決議さえあれば攻撃にも
参加する余地もある姿勢である。
シラク大統領の発言を見ても、サダム・フセイン政権は邪悪な政権
であり、イラク国民にとってもその地域世界にとっても有害だ、と日
本の政治家が誰もそこまでいう勇気のないような認識をはっきり示し
た上で、十七世紀以来の国際社会のルールの上から国連決議なしの行
動に疑念を示している。
実は問題の深い本質はここにある。十七世紀中葉、宗教戦争を終わ
らせたウエストファリア条約以降近代国民国家が成立した。信仰は各
国自由、主権は平等となった。
444 :
M(443の続き):03/01/31 03:14 ID:eB5XLJ8c
≪秩序を守るのが大国の宿命≫
「悪の枢軸」のように、国には善い国と悪い国があるという考え方、
悪い国が先に攻撃して来る前に先制攻撃をしても良いという考え方、
これが近代国際社会の原則に反するというのである。
もちろんこれに対して法的にも是非の論はある。国際法といっても
そんなに確立した法でもないし、右の原則にしても、近代世界でこれ
が守られた例よりこれに反した例の方が圧倒的に多いであろう。
また、ウエストファリア条約以来三世紀半、国際関係の基礎構造は、
列強の、最後には米ソの、力関係の上に構築されて来た。現状の米国
のように一国がずば抜けた力を持った例は一度もなかったし、また、
デモクラシーのような特定の価値観が独り勝ちしてしまった例もない。
たしかに国際社会の基礎構造は変質したのであろう。状況が変わっ
たということならば、日本としては十九世紀に開国して以来習い覚え
て来た国際規範に固執するよりも、状況の成り行きを冷静に見極め、
その中で国民の利益を最大限に守る方策を見失わないことが肝要であ
ろう。
最後にフォーリン・アフェアーズ最新号巻頭のアジヤミ博士の論文
を抜粋紹介する。
博士は、米国はアラブの心を掴(つか)めるとか、戦争の正当性を納
得させられるとか、甘い期待を持つべきでないと、冷静かつ厳しく警
告を発しつつ、にもかかわらず、アラブ世界のひがみ、甘え、後進性
を脱却しようとしている心あるアラブ人は米国の介入に期待している
と述べた上、そして更に、たしかに戦争が引き起こす惨苦は甚大なも
のがあろうが、ここで攻撃を中止しサダム独裁の継続を許すことのも
たらす恐るべき結果と較べれば、それさえも卑小なものであり、力の
行使そのものに対する非難を甘受しつつ、世界の秩序を力で守るのが
大国の宿命だと結んでいる。
(おかざき ひさひこ)
ポチの総首領キター!
445 :
文責・名無しさん:03/01/31 03:26 ID:toclgBOC
なんだかなあ・・・、オイ
446 :
偏向クソ産経は報道せず、黙殺だろ!卑怯な新聞だ:03/01/31 03:56 ID:w+eg5dwQ
【毎日新聞1月31日朝刊】
従軍慰安婦:日本政府を名指しで批判 国連人権委特別報告官
【ジュネーブ大木俊治】第二次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐる日本政府の
対応を厳しく批判してきた国連人権委員会のクマラスワミ特別報告官は
このほど、「女性に対する暴力」に関する10年間の調査活動をまとめた
最終報告書を国連人権高等弁務官事務所に提出した。同報告官は報告書の中で
慰安婦問題に言及し、法的責任を否定してきた日本政府を名指しで批判した。報告書は3月17日からジュネーブで開かれる国連人権委員会で審議される。報告書に法的拘束力はないが、改めて日本の対応が国際社会に問われることになる。
「女性の人権とジェンダーの観点との統合」と題した報告書は、家庭内暴力
やセクシュアル・ハラスメント、紛争時の性暴力、性産業に従事する女性の
人身売買など「女性に対する暴力」の問題を幅広く取り上げている。そして
最近10年間で女性への暴力が人権問題として国際社会に認知されるように
なった点を評価し、各国が今後、一層積極的に取り組むよう要請している。
武力紛争時の性暴力では、国際刑事裁判所の設置など国際法体系の整備に
一定の前進があったと指摘。一方、従来の国際認識や法体系が不十分だった点
を説明する中で「多くの国が戦時下の性暴力は戦争犯罪や人道的な犯罪ではないと
主張した。この議論は“慰安婦”問題が浮上した際に日本の当局者が強く
行った」と述べ日本政府の対応を批判した。
447 :
T:03/01/31 07:41 ID:yq3eq4go
@3kも含めてね
A帰還事業自体はいいことではないか?中国残留孤児と同じこと
帰った先の政権が悪かったけれど
Bいいなぁ毎日読書だけで給料もらえて(w
E亜紀書房とか恒文社とからいくらもらったの?(w
岡崎久彦、「朝生」に出るって。
変なこと言わなきゃいいけれどな。
でも、「あの人」よりは分別がありそうだけれどw
450 :
お約束コピペ:03/01/31 16:18 ID:H6FRDERx
北朝鮮全土にあふれる喜び
島津さんに見せたい
「人道」の主張見事に実る
(産経新聞 昭和34年12月25日)
北朝鮮みたまま
村に続々文化住宅
落第や恋を忘れた学生
(読売新聞 昭和34年12月26日)
躍進する北朝鮮
焼土から立上がる
5年計画も二年半で達成
(産経新聞 昭和34年12月27日)
岡崎久彦の父親って、杉原千畝を馘首した人だろ
>>444 また反米たたき?もう最高。ていうか、何でここまで親米になれるか不思議
産経抄も含めていつも笑いながら読ませてもらってます
胸がつぶれる、ってのはなんだよ。
454 :
M:03/02/01 03:10 ID:mPU2LdQO
◆産経抄
ツルの一声もすごいが、有名女優の一言というのも怖い。「アンコー
ルワットはタイのものよ」と言ったとか、言わなかったとか。事実はつ
まびらかではないが、ためにカンボジアで反タイ暴動が発生、両国間に
緊張が走っている。
▼首都プノンペンのタイ大使館などが襲撃され、路上の車が焼き打ち
された。報復のためタイ政府は対カンボジア経済協力を凍結し、処罰や
賠償を要求している。問題の女優スワナン・コンジンさん(二四)は知的な
美人だが、テレビで涙をこらえて“無実”を訴えたという。
▼世界遺産にも登録されているアンコールワットは、十二世紀前半、
カンボジアに栄えたクメール族アンコール朝の首都に建てられた。カン
ボジアの国旗にも描かれているくらいだから、国民の誇りであり、財産
であり、象徴でもあるのだろう。
▼もともとクメール民族は誇り高い人びとだが、アンコール朝は十五
世紀半ば、タイのアユタヤ朝に滅ぼされた。そんな歴史的反発もあり、
金もうけもタイの後塵(こうじん)を拝して、経済支援をうけている。隣の
芝生はおおむね青い。市民の心の底には嫌タイの国民感情もあったろう。
▼英国の歴史家A・トインビーは一九五六年、世界をぐるりと回って
カンボジアへ。アンコールワットの壮観を森の中の“眠れる美女”にた
とえてこう記した。「人類の方形建築物作品のなかで最も偉大なもの」
で「祝福された天上の幻をこの世にいながら見たにひとしい」と(世界一
周記『東から西へ』)。
▼アンコールとは梵(ぼん)語で「都城」の意味だという。アンコールワ
ットはまぎれもなくクメール建築の最高傑作だが、カンボジアだけのも
のではない。人類共有の偉大な宝もの、といったらカンボジアの人たち
はまた怒るか。
455 :
T:03/02/01 07:58 ID:mrR0/9+R
@カンボジアの新聞がねつ造したらしい。東スポを真に受けるフンセンはもっと問題だが(w
A偉い迷惑だがかえって名前が売れたね
B遺跡を国旗に描いているのはカンボジアだけ。逆に過去にしか象徴するものがないのかもしれない
C誇り高い=ウリナラマンセー、他民族は低能だ>民族差別好き・・
D無理矢理本の宣伝
E室町時代の日本人の落書きがあるそうだ。モアイ像と言い珊瑚と言い(w)落書きが好きだねぇ
456 :
文責・名無しさん:03/02/01 08:53 ID:GMcU/ZTv
産経抄子はなんか気になる言い回しを好んで使うね。
「知的な美人」って言うのは嫌みかなんかかな?
男性に対しても「知的な美男」って言うのかな?
457 :
M:03/02/02 03:24 ID:8uY2dFwT
◆産経抄
イラストレーターの和田誠さんは大の映画好きである。その和田
さんがかつて「もしジェームズ・スチュアートがいなかったら、僕
たちはアメリカ人をとても恐れていたんじゃないか」といったこと
を書いたらしい(文春文庫『今日も映画日和』)。
▼らしいというのは、本人もよく覚えていないからだが、至言だ
ろう。スチュアートは「スミス都へ行く」などの映画で「良き米国
人」を演じ続けた往年の大スターだ。善良と誠実とが背広を着たよ
うな…といわれ、戦前から戦後にかけての日本でもたいへん人気が
あった。
▼その戦後、日本人は進駐してきた米国人を「何をされるか」と
怖がった。だが、スチュアートの映画に親しんでいた人たちは「善
良なアメリカ人」を信じていたというのである。むろん西部劇やギ
ャング映画ばかり見ていた人は別の感情を抱いたのかもしれないが。
▼イラク攻撃が一段と現実味を増し、核をめぐる北朝鮮と米国と
の緊張が高まるとともに、またぞろ各国で反米感情が強まってきて
いる。日本でも「アメリカはなぜ世界から嫌われているか、考える
べきだ」式の論法で、イラク攻撃や力の政策に反対する声も強い。
▼世界の最強国であるアメリカに対し、他の国民が恐れや嫌悪の
情を抱くのはある意味では当然だろう。だが、そうしたイメージや
感情は、一つの事件で強まりもし、一本の映画で和らぐこともある。
風の中の羽のように移ろいやすいことは戦後の日本が証明している。
▼今でも米国がいくつもの顔を持つように日本人の米国への思い
もさまざまだ。大切なのは感情でなく、日本の国益や長期戦略の立
場で米国の行動をどう判断するかだ。難しくとも、国際社会で生き
ぬいていくためにはそれしかない。
うへえ・・・、今日もポチだ。日曜日は石井じゃないんじゃなかったのかよ?
まあ、文体は石井っぽくないか。
458 :
M:03/02/02 03:34 ID:8uY2dFwT
◆旬発力 WOWOW編
「地獄の黙示録 特別完全版」8日(土)後8:00
予言性の大きさに“愕然”
巨匠フランシス・フォード・コッポラが全精力を注ぎ込んだ『地
獄の黙示録』(一九七九年)は、私にとって字幕翻訳者として本格的
デビューとなった記念すべき映画で、ロケ地となったフィリピンや
コッポラの住むサンフランシスコへと初めて私を海外に連れ出した
思い出深い作品です。さらにそれから二十数年後、五十三分の未公
開映像を加えた『地獄の黙示録 特別完全版』(二〇〇一年)の字幕を
再び手掛けることとなり、まさに因縁めいたものを感じています。
以前の『黙示録』は最後の部分が難解で、当時、議論が沸騰しま
した。当然、字幕のせいだという非難もありました。その後、撮影
現場をとらえたドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス』が
公開され、コッポラ監督自身がこの映画をどうまとめるか、迷いに
迷い、また時間的プレッシャーもあって、あのような形で出さざる
を得なかったという事実が明かされました。
そういう状況で生じた難解さが、今回の『特別完全版』では完全
に払拭(ふっしょく)されています。追加された入植フランス人家庭の
夕食シーンで、ベトナム戦争の根源を問い、大国が常に同じ愚かな
間違いを繰り返すという反戦メッセージが、見事にあの終局の場面
につながるのです。
さらに衝撃的だったのは、『特別完全版』を手掛けている真っ最
中に9・11事件(米中枢同時テロ)が起こったことです。アフガン攻撃
は『黙示録』のベトナム攻撃の映像そのものでした。米国はかつて
支援したビンラーディンを、今度は戦争をもって潰(つぶ)そうとして
いる。またも繰り返される悲劇…私は『黙示録』が持っていた予言
性の大きさに愕然(がくぜん)としました。最近、この映画の真価が改
めて世界的に評価されています。二十世紀の証となる、映画を超え
た映画だからでしょう。 (映画字幕翻訳者戸田奈津子)
459 :
M:03/02/02 03:35 ID:8uY2dFwT
↑
・・・世間(映画ヲタのみか?)的にはちょっとずれてるんだろうけど、正
直おいらも同意見だったりする。
しかし、改行制限厳しいな(呆
460 :
M:03/02/02 03:38 ID:8uY2dFwT
◆主張 原因を徹底的に調査せよ
【コロンビア爆発】
米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「コロンビア」に事
故が起きた。「コロンビア」は十六日間のミッションを終えて日本
時間一日午後十一時すぎに帰還予定だったが、高度約六万一千メー
トルのテキサス州上空で消息を絶った。NASAは爆発事故が起き
たことを確認した。時速二万キロメートルで飛行するシャトルから
安全に脱出する可能性は少ないといっている。
一九八六年一月にスペースシャトル「チャレンジャー」が打ち上
げ直後に爆発事故を起こし、日系のオニヅカ宇宙飛行士を含む七人
が殉職してからちょうど十七年、スペースシャトルの運航は常にパ
ーフェクトだったため、事故とは無縁のように考えがちだったが、
われわれが思っている以上にフライトは危険と隣り合わせ。飛行機
なら二倍以上の安全係数をとるが、重力との戦いになるスペースシ
ャトルはせいぜい一・二ぐらいだといわれていた。
今のところなぜ爆発事故が起きたのかは全く不明だが、専門家に
よると(1)これまで何度か指摘されてきた耐熱タイルの脱落により、
高熱で機体が損傷し瞬間的に爆発した(2)空力コントロールが始ま
る高度で、機体の舵などに何らかの損傷を受けてバランスを失い、
高速のために機体が分解した(3)コンピューターの故障(4)可能性
は少ないが燃料電池系統の爆発−などが疑わしいという。
今回の事故は、直ちに「チャレンジャー」の事故を思い起こさせ
たが、あの事故の後、レーガン大統領は「くじけないで前進しよう」
と国民に呼びかけ、国民もこれに呼応して再び宇宙開発に挑戦、幾
多の成果を上げてきた。今回事故は宇宙開発の難しさをもう一度わ
れわれに強烈に印象づけたが、宇宙開発は人類の将来に結び付いて
いる。事故が仮に最悪の結果になったとしても世界は宇宙開発から
後退しないよう望みたい。
今日本を含めた各国は、宇宙ステーション建設という大きなプロ
ジェクトに取りかかっている。宇宙ステーションの建設と補給には
スペースシャトルが大きな役割を果たすことになっており、この事
故でなんらかの影響があると思われる。米国だけの問題ではない。
各国は新たな知恵と勇気を出し合わねばならない。
462 :
M:03/02/02 03:41 ID:8uY2dFwT
◆主張 適切な同盟のあり方示す
【米英首脳会談】
ブッシュ米大統領とブレア英首相の首脳会談は、欧州の一部でイ
ラク攻撃に躊躇(ちゅうちょ)する声がある中で、米国には強力な支え
になった。ブレア首相は会談を通じて米英同盟の意義を示すだけで
なく、「国際社会全体が試されている」として欧州が一致して無法
国家イラクの武装解除に立ち向かうよう呼びかけた。
イラクのフセイン政権に対しては、攻撃やむなしとする米英と開
戦を延期したい独仏とが対立し、欧州が二分された印象で伝えられ
ている。欧州諸国には、自国の領土で戦うことが戦争であるとの認
識が根強いのは確かだ。欧州域内で頻発するテロでさえ、犠牲者も
せいぜい数十人規模にとどまる。
しかし、「9・11」の米中枢同時テロは、一度に三千人近い人々
が殺され、一千人規模の殺戮(さつりく)を戦争と呼ぶ国際政治の定理
からすれば文字通り「新しい戦争」である。テロやテロ支援国家を
このまま放置しておけば、やがては大量破壊兵器により数万、数十
万人の犠牲者が出る可能性がある。武力行使を避けたくとも、国民
の生命と財産を守る義務を負う米政府は目の前の脅威をこのまま見
過ごせない。
ブレア首相は首脳会談で、明確にブッシュ支持の方針を表明して、
米英だけでなく米国と欧州の関係強化にまで大きな役割を果たした。
首相はすでに、イタリア、スペインなど欧州の計八カ国首脳とイラ
クの脅威に一致して対抗する決意を一月三十日付で米英有力紙に寄
稿している。
寄稿文は、八カ国が民主主義、自由、法の支配などで米国と価値
観を共有しており、二十世紀にはナチズムと共産主義との戦いで米
国の勇気ある行動に助けられたことに謝意を表している。この寄稿
文の公表によって八カ国は、イラク攻撃に躊躇している独仏の方が
むしろ特異な存在であることを浮き彫りにした。
こうしたブレア首相の指導力に支えられて、ブッシュ大統領は米
英同盟を核にイラクの武装解除を実現する決意を明確にすることが
できた。この事態に、フランスが空母を地中海に派遣して、演習を
開始したのは孤立化を避けるためである。北朝鮮の核開発問題で米
国の支援が不可欠な日本も、同盟国として適切な時期に支持表明を
する必要がある。
産経必死だな、二連発でした
464 :
M:03/02/02 03:45 ID:llXww9ye
◆正論 金融・資産市場の「流通革命」おこせ
市場化・自由化へ計画的誘導が必要
尚美学園大学教授 丸尾 直美
≪従来型の銀行は大半が不要≫
経済は停滞を続けている。株価も一進一退でむしろ下降気味。小
泉内閣の経済構造改革は何のためだったのかとの疑念が高まってい
る。確かに停滞克服に連なる金融・資産市場の構造改革がまだ行わ
れていないというべきである。株価も経済も活性化しないのもその
ためである。
金融・資産市場化に必要なのは、三つの構造改革である。第一に、
金融・資産市場の「流通革命」とも言うべき改革である。貿易の自
由化や流通市場の構造改革は確かに豊かさをもたらした。
金融・資産市場について「流通革命」に匹敵する構造改革を、し
かも国際的規模で進めるのが金融・資産市場自由化である。
従来型の銀行は個人金融資産を預金として預かって企業に仲介す
る卸であるが、「流通革命」で大半は不要になる。自由化・グロー
バル化により巨額の資産がよりよい収益を求めて移動し、商品市場
化に匹敵する経済的恩恵をもたらす。
現に日本とは対照的に金融『流通革命』の恩恵を受けた一九九〇
年代の欧米は近年まれな経済的繁栄を享受した。金融・資産の自由
化が本当に行われることによる利益は計り知れない。過渡期の犠牲
は大きいが、それを緩和し転換を促すのが政策である。
(以下略)
小林信彦「僕たちの好きな戦争」では、戦前の日本人は映画の中のアメリカ人と、鬼畜米英のアメリカ人は分けて考えていました。
466 :
文責・名無しさん:03/02/02 10:03 ID:CjvRWvmo
結局今日のもアメリカに協力を惜しむべきではない、ってことだろうけど
いつもと違って他の意見を持った人への配慮も伺えるね。
自分と違う意見も大事であると気が付いたのかな?
>>466 そうかな?
「またぞろ」とかいう言葉は少なくともいわゆる「反米」という
立場を尊重するときには使わないし、
>大切なのは感情でなく、日本の国益や長期戦略の立
~~~~~
>場で米国の行動をどう判断するかだ。難しくとも、国際社会で生き
>ぬいていくためにはそれしかない。
「感情論」と斬って捨ててるわけですが。
(この文章自体は一つの論理だから「確かにごもっとも」ではあるけどね)
468 :
文責・名無しさん:03/02/02 14:48 ID:8VcQbS4C
469 :
文責・名無しさん:03/02/02 14:53 ID:Mq+FdjlD
470 :
M:03/02/03 05:32 ID:3M8yA+Ww
◆産経抄
「夕光(かげ)のすべてを海に溶かしたる陽は燠(おき)のごと山の端にあ
り」(岡山・牛窓町 向井太枝子)。これはきのうの産経歌壇に載った一首
である。唐突ながら、この短歌に米スペースシャトル「コロンビア」の悲
劇を重ねて思い浮かべてしまった
▼テレビの画面では、「コロンビア」がおき火のように赤く燃えるさま
は見えなかった。しかし西の海ではなく青い虚空に白い航跡を引きながら
分解し、飛散した。大気圏に突入するさい、何らかの破滅的事故が発生し
たのだろう。テロを疑う情報はないが、機体老朽化の見方はある。
▼現代歌人・高野公彦氏にも次のような歌があった。「あらし吹く冥(く
ら)き宇宙にみづひきの花のごと散る星座星雲」。七人の宇宙飛行士もミズ
ヒキの花のように一瞬に散った。勇敢だった彼らの冥福(めいふく)を心か
ら祈りたい。
▼身近な自然に宇宙を感じ、宇宙に没入した詩人・宮沢賢治には『冬と
銀河ステーション』と題する詩があり、こう始まっている。「そらにはち
りのやうに小鳥がとび/かげろふや青いギリシャ文字は/せはしく野はら
の雪に燃えます…」。宇宙が美しい冥土であることを祈るばかりだ。
▼日本人初の宇宙飛行士・毛利衛氏がテレビで語っていたが「七人はよ
く知っています。マックール操縦士ら三人は同期で、汗をともにした仲間
でした」と。搭乗経験からみて、「高度や速度からして乗務員の脱出は不
可能だ」とも述べていた。
▼ホワイトハウスの屋上には星条旗が“半旗”で掲げられた。米国人の
受けた衝撃は計り知れないほど大きく、国際宇宙ステーションの建設計画
も遅れるだろう。それもやむをえない。この尊い犠牲を教訓にして、宇宙
開発の“スローライフ”というものを考えてもいいのではないか。
471 :
M:03/02/03 05:37 ID:3M8yA+Ww
◆正論 岡本氏にあえて苦言を呈する
杏林大学総合政策学部教授 田久保忠衛
同盟国日本はイラク攻撃に賛成叫べ
≪説得不能が明白な凶悪犯≫
岡本行夫氏(外交評論家)が一月二十四日付本欄に書いた「米国はイラ
クを武力攻撃すべきでない」を読んで釈然としなかった。逆接の接続詞
「しかし」を多用しているので論理を追いにくいが、詰まるところは、
(1)イラクは危険な国だが、米国の武力行使は「過剰だ」(2)ハイパー
パワー(極超大国)となった米国は性急な善悪二分論を唱えるようになっ
た(3)日本が米国に武力攻撃をやめさせろと忠告するには自らテロに毅
然(きぜん)と対峙(たいじ)すべきだ−の三点だと思う。
釈迦に説法だが、イラクは凶悪な指導者が独裁者として君臨し、一九
九一年に国連の査察が開始されて以来どれだけ国際世論の非難を浴びて
きたか。国連監視検証査察委員会のブリクス委員長が一月二十七日に発
表した査察報告は、大量破壊兵器の実態をイラクが隠蔽(いんぺい)した
疑惑が濃厚だと指摘している。「VXガスが兵器化された形跡」があり、
「化学爆弾全体に含まれる約千トンの化学剤が行方不明」で、輸入した
培地により「炭疽(たんそ)菌五千トンを作り出す」国が隣にいたら日本
はどうするか。説得不能がはっきりした凶悪犯に対して警棒を振るおう
としている警察官を制止するには代案が必要だ。
≪巻き込まれ論の論理の倒錯≫
岡本氏は、米国の軍事力行使は「イラクが国際社会に与えている危険
との比較で過剰だ」と述べているが、警棒と凶器のいずれが険難か考え
ろ、と問うているように読める。まことに奇妙である。氏は「目的はイ
ラクの手術であって破壊ではない」と指摘しているが、ブッシュ政権が、
いやクリントン前民主党政権も「イラクの破壊」を目的にする、と公言
した例は寡聞にして知らない。米国の目的は、あくまでも大量破壊兵器
を作り、所有し、それをテロリストに流す恐れのあるサダム・フセイン
政権の打倒あるいは武装解除である。
「イラクへの攻撃は多くの市民を巻き込む」から反対だと岡本氏は説
く。いわゆる巻き込まれ論で、九・一一テロ後に一部の新聞や論者が「テ
ロへの報復は報復を招くから、アフガニスタン攻撃には反対だ」と唱え
た戦争反対論に似ている。テロは、いつ、どこから、いかなる方法で、
何を対象に襲ってくるかわからない。九・一一テロは一般市民を明確に
対象にした。米政府の代弁をする気はないが、一般市民に対する無差別
テロを防ぐための攻撃に「一般市民を巻き込むから」反対するという理
屈は論理が倒錯していないだろうか。サダム・フセインが打倒されたあ
とで、イラク国民の多くが亡き指導者を偲んで嘆き悲しむとは考えにく
い。
昨年春ごろ米国内には、ネオコンサーバティブ(新保守主義者)といわ
れる強硬派が議会の同意なしにイラクは叩(たた)けると主張した。確か
に海外の軍事力を動かすのは議会のOKを得なくとも憲法上は認められ
るが、ブッシュ大統領は上下両院で承認の決議を取り付けた。国連安全
保障理事会でも米国は根気強い説得を続けた。その結果、フランス、ロ
シア、中国、それにシリアを含む十五カ国が対イラク決議を全会一致で
可決した。そこには「武装解除の義務を遂行する最後の機会を与えるも
の」と明記されている。大統領は実に慎重で国内世論、同盟諸国、国際
世論に配慮してきたと私は観察している。イラク問題にかんするかぎり、
岡本氏の言う「性急な善悪二分論」はない、と考えるのだが、どうであ
ろうか。
≪官僚レベル思考への疑問≫
氏は、日本が米国にイラク攻撃をやめよと忠告するには「日本自身が
毅然とテロと対決し、圧制国家に対峙する国にならなければならない」
と書いている。全く同感である。しかし、そのような国にするには、イ
ージス艦をインド洋に派遣したり、国連PKO活動を強めるといった官
僚レベルの思考で役立つのかどうか疑問である。北朝鮮が日本全体を射
程に入れたノドン・ミサイル百基を展開しているのに、その備えがない
どころか、有事法制は「戦争法制」などと騒ぐ政治家が活躍しているの
が現状だ。岡本氏が、米国の政策はイラクと北朝鮮とで整合性がないと
問い詰めても空(むな)しく聞こえる。
米国とドイツはイラク問題をめぐりギクシャクが続いている。韓国の
次期大統領・盧武鉉氏は「米朝が戦うことになったら韓国は引き止める」
などと第三者発言をし、今後の米韓関係に暗影を投げた。そのような時
期だからこそ、米国が攻撃に踏み切ったときには一声高く同盟国の日本
は「賛成」を叫ぶべきだ。尊敬する岡本氏にあえて苦言を呈した。
(たくぼ ただえ)
まあ、工作員たっくんの言うことなんぞ今更相手にすることはないのだが、
今朝のNHKでは岡本氏はアメリカのイラク侵略に肯定的だったのだが・・・。
ん? ひょっとして、アメリカのイラク侵略は是だが、日本は参加するなっ
ちゅうことか?
474 :
M:03/02/03 05:48 ID:3M8yA+Ww
小ネタ
◆ひと言 幻冬舎社長・見城徹氏
(略)幻冬舎の見城徹社長は(中略)独自の哲学で数々のベストセラー
を生み出し、平成5年に自力で幻冬舎を設立してからも、石原慎太郎の
「弟」、郷ひろみの「ダディ」など数々のヒット作を送り出した。
(以下略)
あの・・・、『戦争論』は禁句ですか?(w
475 :
T:03/02/03 07:46 ID:TGpD1elI
なんだかノストラダムスの予言みたいな解釈の仕方だ(w
スローライフとはいうが・・
おいらが子供の頃は21世紀には宇宙開発が進み、当然日本も有人飛行をしていると思っていたんだが
いつになったら月面基地ができるんだ?
476 :
文責・名無しさん:03/02/03 10:05 ID:Dzz7yj8K
スペース1999って番組があったからもう月基地が出来ているはずだったんだよね。
やっぱり進歩のスピードが落ちてきてるのかな?
477 :
産経読者:03/02/03 12:05 ID:/hlntE00
>>473 正直言って、私も岡本氏の言ってることもよくわからんかったです。
全体的にあっちに行ったり、こっちに来たりで…。はっきりしない論でしたね。
「巻き込む」論を展開してしまうのはちょっといただけない。
田久保さん、「落としどころ」に苦慮しているように最近、見受けられるんだけれど、
(「諸君」であんな勇ましいことw書いちゃったものだから)
アメリカのどこが国際世論に配慮しているのか、そろそろ素直に見直した方がいいんじゃ
ないのかね?「大統領は実に慎重で…」って…w
朝生、見ました(ホントは生ではなかったのだが)。左翼陣営の相変わらずの石頭ぶりには呆れますが、
岡崎さんにも呆れましたね。ただ「アングロサクソンについていけばいい」論を振りかざすのみに終始している。
西部さんもインテリの高みからのみでなく、具体論を展開してほしかったです。
追伸:
「コロンビア」の亡くなられた乗員の方々のご冥福をお祈り致します。
この不幸な事故にしても、何が起こるのか、本当に判らないものですね。
本日午後1時ごろ東京中華学校裏の土手で朗読か演劇の練習の一環であろうか産経抄を大きな声で読み上げている若者がいた。
479 :
M:03/02/04 07:46 ID:ZtzgY1J3
◆産経抄
三日が「節分」、四日が「立春」とつづく二月の暦には胸をときめかせ
るものがある。しかし「花枝動かんと欲して春風寒し」(王維)。きのう、
「コロンビア」の運命を悼みつつ東京西郊の小平霊園を歩き、風の中にマ
ンサクの花を見た。
▼この花は文字通り“ほころびる”という表現がぴたりである気がする。
濃黄色をした細いひもの布きれがほどけるように開花するのだ。赤ん坊が
握ったこぶしをおずおず開くように、あたりを見回しながらひらひらと冷
たい風に吹かれていた。
▼霊園に冬枯れの景色が広がり、マンサクの木もまた貧しかった。ただ
水っぽくかすんだ空には甘酸っぱい早春の気配がうかがえた。マンサクの
名の由来は“まず咲く”からきているらしい。早春の花の色は黄が多いと
いう。
▼片隅ではロウバイも花をつけていたが、これも小さな木だった。ぽつ
んと開いた螺旋(らせん)形の花びらの外側が、ロウ細工のように光ってい
る。花の姿はつつましくさびしい浅黄色だが、かすかに香気を放っている。
季節に先駆けて咲くという誇りのようなものを感じさせるのだった。
▼『暮しの手帖』の編集者・花森安治は昭和五十三年、六十六歳で生涯
を終えたが、絶筆に「早春と青春」という短い文章がある。「青春は、待
たずにいきなりやってきて胸をしめつけ、わびしく、苦しく、さわがしく、
気がつけば、もう一気に過ぎ去っていて、遠ざかる年月の長さだけ、悔い
と羨(うら)やみを残していく」。
▼晩年の花森はひどく青春を悔いているが、早春には期待を寄せていた。
「春は、待つこころにときめきがある」と。しかし待っていた春は暦の上
だけに現れ、花はなお遠くにあって風の中の孤影である。「立春」はなん
と思わせぶりな暦であろう。
480 :
M:03/02/04 07:52 ID:ZtzgY1J3
◆正論 米の北朝鮮政策に誤算はないのか
評論家 西尾 幹二
日本の対応の危険な間違いに警告を
《日米安保に背信の匂い》
核不拡散条約(NPT)によると、核兵器保有が許されるのは第二次大戦
の戦勝国に限られる。それ以外の国は自国の核防衛に自己責任を果たせな
い仕組みになっている。日本はこれに署名させられている。従って同盟国
アメリカは北朝鮮の核問題を、日本のために無事に解決する「義務」を背
負っているのである。日本人はそのように理解しているし、そのように主
張する「権利」を有している。
核保有国の無責任ないし政策の失敗は、必然的に核の拡散につながる。
もし北朝鮮問題で米国が責任を果たさないのであれば、日本は不本意でも
NPTを脱退し、核ミサイルの開発と実戦配備を急がねば、国民は座して
死を待つ以外に手のない事態が訪れ得る。それは中国の核に対しても同様
である。そして、日本が核開発すれば、そのミサイルは確実に米大陸に届
く。
なぜ私があえて矢継ぎ早にそんなことを言うのかというと、米国の北朝
鮮政策が根元の所に迷い、戸惑い、誤算があり、日米安保に背信の匂いが
漂いだしたからである。そもそも北朝鮮の核脅威をここまで引き出したの
は、イラクと並べて北朝鮮を脅迫した米国の責任ではないか。
それなのに、今頃になって日本は八個から十個の北の核兵器を容認でき
ないかとこっそり問い質(ただ)しに来たり(一月二十日コーエン前国防長官
が来日、打診)、米軍の東アジアからの撤退と離脱と引き換えに、日韓両
国の核武装を奨励する案も出た(シンクタンク「ケイトー研究所」提言、
一月二十九日付『産経』)。加えて米マスコミは今年に入って、ブッシュ
政権の対北政策の混乱を一斉に指摘し始め、それをClash(不一致)で
あるとかCollapse(崩壊)といった否定語で批判した。日本政府は
このまま果たして黙っていていいのか。日本の言論界はなぜ反発しないの
か。
(以下略)
481 :
文責・名無しさん:03/02/04 12:16 ID:iSwgOsbm
今日の産経抄はどうって事無いことを書いていたな。
差し替えになったのかな?
主張で広島市長に北朝鮮に抗議すべきだって言ってるけど
都合の良いときだけこんな事言うんだね。当然言うべきだ
とは思うけど大きなお世話のような気がする。
アメリカの船が核を持ち込んでいるかもしれないって時は
こんな事言わなかったような気がする。
482 :
産経読者:03/02/04 12:25 ID:ImNhhfkk
>>480 西尾さん、一体どうしたのですか!?
実はまだ産経を買ってないのです。買ってこよう。
483 :
文責・名無しさん:03/02/04 13:24 ID:U4u+Jah8
別に西尾さんは、やたらにアメリカに擦り寄ったりしてはいなかったよ。
反米・反中だとはっきり言明してきた。
西尾さんにとって大事なのは日本の自主独立だとね。
もっと前からインターネット日録で、米本土を射程距離に収める核兵器の必要性も
ちゃんと論じていた。
田久保忠衛なんかとはまったく次元の違う人だよ。
484 :
文責・名無しさん:03/02/04 13:25 ID:iSwgOsbm
>>480 あれれ? いつもと感じが違うな。アメリカにこんなに強く言うなんて・・
485 :
T:03/02/04 22:17 ID:HlzXZdXT
アメリカを攻撃できる核兵器って・・金正日が書いたかとオモタヨ
再軍備と在日米軍の撤退は賛成だけど第二次太平洋戦争はごめんだね
今日のは
どちらも花がつきものです、ってだけのつまらんネタ
487 :
文責・名無しさん:03/02/05 00:09 ID:gsICyl3g
そもそも、西尾さんはよしりんを西部先生にとられたんで、男の嫉妬で狂ってた
だけだから・・・(イミシソ
488 :
文責・名無しさん:03/02/05 00:32 ID:N3Dzyhwi
不条理な採点には闘う
大学は大学令や設置基準で無学年制.
留年制は苦手科目をもつ自活者の
個性的生涯学習を妨げ,単位制による厳格な成績評価
より学力さがる.経済的弱者の国民国家に
弊害が多く廃止.違法には幇助しかねる.
留年学年制違憲訴訟は3月7日宮崎で公判.ぼったくり同様勝てる
489 :
M:03/02/05 03:09 ID:wMSSMhnr
◆産経抄
「がんばって」「はい、がんばります」は、日本人の大好きな言葉遣
いの一つで、なにかというと口の端に出る。これがないと会話が成立し
ないほどだ。競争社会のゴールをめざす合言葉、あるいは病気や運命と
たたかう姿勢でもあるらしい。
▼いや、そうではないという見方もあるにはある。それはあいさつ代
わりのようなもの、あまり気にすることはない、こだわることはないと
いう意見の人もいるだろう。しかし治療の目的で「がんばらなくていい、
あなたはあなたのままでいい」をモットーにするお医者さんは少ない。
▼長野県の諏訪中央病院管理者・鎌田實氏はそういう医師で、鎌田先
生のことは前にもご紹介した。その先生がこんどは『あきらめない』(集
英社)という本を書いた。ここにはあるがままを受容して自分らしく生き
た患者たちが登場する。
▼「がんばらない」と「あきらめない」という矛盾するような生き方
の谷間で、患者や家族はどう悩み、どう希望を探したか。医師はそれに
どうこたえたか。脳血管性痴呆(ちほう)とパーキンソン病を併発したきみ
さん(八五)の最期はこうである。
▼髪を洗って結い直してもらったきみさんを、じいさんがカメラに撮
った。手ブレしたピントの甘い写真だったが、「きれいになった」と喜
んだ。やがて終末段階が訪れ、先生は「ぼくが同じ立場なら、点滴なん
かしてもらいたくない」と自分の考え方を伝える。家族は本人の望みを
あれこれ推し量る。
▼話し合いを持ち、一日おきの点滴になった。二週間の訪問看護と家
族の介護が続く。きみさんは褥瘡(じょくそう)もつくらず、おだやかな顔
のまま、大好きな家で家族に見守られて人生の幕を閉じる。医療本来の
あり方と温かい家族の姿が伝えられて、感動した。
490 :
M:03/02/05 03:23 ID:wMSSMhnr
◆正論 政党のプロダクション化を憂う
作詞家・作家 阿久悠
政党の定義を失い甘えの構造に浸る
≪新党を結成するカラクリ≫
年末に駆け込みのようなかたちで旗揚げした新党が一つあった。年
末に駆け込まなければならない理由があり、わざわざ新党と名乗らな
ければならない事情もあったようである。それはたぶん、政党助成金
が受け取れるかどうかの問題と、そのままでの移籍だと党名で当選し
た比例代表選出の議員が認められないので新党とした、そのくらいの
カラクリは、ぼくのような素人でも読みとれることである。
ただし、この二つの理由や事情は、全く現職の当事者だけに必要な
ことであって、一般の我々の希望や幸福とは何ら関係がない。要する
に、妙な芝居を一つ見ましたというだけのことである。
まあ、この新党発足劇の一幕は一例として、政党とは一体何だろう
かと考えさせられることが多い。すべてがそうだともいえる。ぼくら
は、政党と選挙民の浮世離れのした関係にあまりにも慣れ過ぎ、厳し
く見つめ冷たく判断する、そのための材料としての政党ということを、
忘れてしまったような気がする。
(以下略)
491 :
T:03/02/05 07:45 ID:f3yydzMi
@3kもがんばって黒字にしてね(w
A石井さんがんばって
B今日も宣伝
E石井さんも誰か介護しているのだろうか?
だとしたら何度もこの話を書くのは・・ガクガクブルブル
492 :
文責・名無しさん:03/02/05 10:32 ID:BUrDrmwF
今日の「主張」はまた、どこの国の新聞かと思うほどアメリカマンセー
というか米軍の提灯持ちみたいな記事だったな。
主張 自治体のエゴは排したい【夜間離着陸訓練場】
493 :
文責・名無しさん:03/02/05 10:40 ID:75jLsWcu
厚木は市街地に近すぎるから広島に移せとは
まさに厚木市のエゴだな
494 :
文責・名無しさん:03/02/05 11:04 ID:OzF2UCaC
東京台場の空き地でやればいい。
話がちと逸れるが、地方自治体の米軍/自衛隊に対する態度はエゴ丸出し
だよ。
米軍/自衛隊駐屯による利益(経済効果や周辺対策費)は得たい、でも騒音や
危険はいや。
具体的に言うと、駐屯地の誘致はするが、演習場や基地を近隣に作るのには
反対するとか。
鹿追駐屯地なんかは、その例で悲惨なことになっている。最初は戦車部隊が
駐屯する>演習場への移動もあるし、演習場に隣接した地域に作ろうか、って
話で、鹿追町のはずれにある瓜幕地区に作られる予定だった。が、あれやこれや
横やりが入り、鹿追町の中心へ誘致する勢力が出てきた。
で、結果両者の中間付近という、まことに中途半端な所に所在するようになった
訳だ。市街地から離れており、しかも演習場もそこそこ離れている。全くの無駄。
で、そこには更に裏があり、最初は足寄町も誘致していたらしい。なぜ
それが鹿追になったかというと、ひとえに足寄が演習場設置を拒んだからだ。
足寄町は「日本一面積が広い町」だというのにな。(香川県の9割程度の広さだった
かな?)
ま、そゆことだ。ちなみに、この話は半世紀近く昔であり、ムネヲはさすがに関係ない。
496 :
文責・名無しさん:03/02/05 11:49 ID:BUrDrmwF
>>495 でも、そのようなエゴを許しているのは政府・自民党に大きな責任がある。
安全保障の重要性や軍隊の必要性を明確にし、自衛隊(軍隊)を国の政治の中に
きちんと位置付け、自衛隊に正当な名誉を与える。そういった当然のことをサボって、
あたかも自衛隊や軍隊が迷惑施設であるかのような扱いをしてきた為政者の責任を
見ることなく、自治体のエゴだといっても始まらない。
>>496 ハイ?
>安全保障の重要性や軍隊の必要性を明確にし、自衛隊(軍隊)を国の政治の中に
>きちんと位置付け、自衛隊に正当な名誉を与える。
それをさせなかった主犯格が誰かは言うまでもない。
>あたかも自衛隊や軍隊が迷惑施設であるかのような扱いをしてきた為政者の責任
原因と結果をすり替えるな。引き受ける地方自治体が「迷惑施設」と受け取るから、
政府側もそのような対応をせざるを得ない。それだけだ。
確かに自民には自衛隊を便利屋稼業を押しつける先&利権の種と見ている奴もいるが、
往年の野党やマスゴミに比べれば遙かに自衛隊の名誉と地位向上に役立ってきている。
その点では田中角栄は偉かった・゚・(つД`)・゚・娘はアレだが。
498 :
文責・名無しさん:03/02/05 12:47 ID:BUrDrmwF
>>497 国がマトモな安全保障政策をつくり得なかったケツを自治体にまわしているんだろ。
まずは政府のこれまでのいい加減で場当たり主義的な対応が混乱の原因であるのは
明らか。
>>498 しったかは止めようね。つーか、防衛政策について何も知らずに政府批判しているだろ。
仕事先だからくどくど書き込めない(携帯電源がヤバくなってきている)から夕以降に
書き込めたら書き込むが、とりあえずは防衛ハンドブックでも読んでみ。
これまでの防衛関係の国会答弁とかが載っているから。
あと一つだけ質問しておこう。まともな防衛政策を作り得なかったって
具体的にどこがどのように?
野党やマスゴミの責任を転嫁せずに、真摯な回答を願うよ。
500 :
文責・名無しさん:03/02/05 13:50 ID:BUrDrmwF
>>499 野党やマスコミが悪かったから政府の無為無策は免罪されるとでも?
501 :
文責・名無しさん:03/02/05 17:46 ID:LbcSFFeJ
>>492 今日の主張に言いたい。
瀬戸内の自然や風景、魚場とアメリカの意向のどちらを優先しますか?
502 :
文責・名無しさん:03/02/05 18:41 ID:BUrDrmwF
>>501 産経的には、対比する相手が何であろうとアメリカ様、それも保守派のアメリカ様
のご意向(ご威光)に逆らうなんて、とんでもない話ではないかと。ただのアメリカの
狗のくせに、自分は保守派、正論派だと思ってるから有害極まりない。
503 :
文責・名無しさん:03/02/05 20:59 ID:FRFl6x3Z
>>500 プ 結局具体性ある反論は出来ない訳ね。悪いが晒し上げさせてもらうよ(ワラ
例えば、自衛隊が世界に肩を並べうる戦力と言えるレベルに達したのは
概ね4次防あたりからと言えるだろうけど、そのころの政権与党はどこ
だろうね。
あるいは、世界でも珍しい医官(諸外国では軍医)養成専門大学である
「防衛医科大学校」が出来たときの政権与党はどこだろうね。
最近、自衛隊のステータスが上がってきたのは、不況による公務員
人気もあるだろうが、基本的には自衛隊が地下鉄サリンや阪神大震災
あたりで実力を示したことが大きな原因だが、それを担った部隊、
ことに社会党やらアカヒやらに「現代の731部隊」ぐらいに罵倒されて
いた大宮の化学学校なんかを維持してきたのは一体だれ?
自衛隊の後援組織である「隊友会」や「父兄連絡会」の役員なんかに、
「そっち方面」の名前が現れたこともないよね。
つーか、未だに「政府が何かしようとしているところに横やり入れて
無為無策に陥れている」勢力があるけど、あれって一体何?
まぁ偉そうに書きこむ前に、俺が言った「防衛ハンドブック」ぐらい
読んでみろや。防衛白書でもいいがな。
#ID:BUrDrmwFが、両者を混同していたら大笑いだな。
505 :
M:03/02/06 03:12 ID:IVElJyzv
◆南京犠牲「40万人」削除 高校教科書
「多数」表記 山川出版、563カ所訂正
昨年検定に合格し、今春から使用される高校日本史教科書「詳説日本
史」を発行する山川出版社(東京都千代田区)が、南京事件の犠牲者数と
して記述していた「四十万人」説を自主的に削除する申請を文部科学省
に行い、認められていたことが五日、分かった。同教科書の訂正個所は、
この記述も含め計五百六十三カ所に上っており、執筆・編集や検定のず
さんさも論議を呼びそうだ。
南京事件について、詳説日本史は現行版で「このとき、日本軍は非戦
闘員をふくむ多数の中国人を殺害し、敗戦後、東京裁判で大きな問題と
なった(南京事件)」と簡潔に記述している。
しかし、今春から使用される版では記述を大幅に増加。「占領から1
カ月余りの間、日本軍は南京市内で略奪・暴行をくり返したうえ、多数
の中国人一般住民(婦女子をふくむ)および捕虜を殺害した(南京事件)。犠
牲者数については、数万人〜40万人に及ぶ説がある。なお、外務省には、
占領直後から南京の惨状が伝えられていた」として検定に合格していた。
南京事件の犠牲者数をめぐっては、極東国際軍事裁判(東京裁判)が
「二十万人以上」と認定し、日本の「大虐殺派」の学者も同様の主張。
中国は「三十万人」としている。
一方、最近の研究で、戦闘による死者は数万単位あったが、民間人の
組織的大量虐殺はなかったことが有力になりつつある。このため、「四
十万人」説を記述するのは明らかな間違いだと批判の声が上がっていた。
訂正後の記述は、南京事件の時期と場所について「南京陥落の前後、
日本軍は市内外で」と拡大。「多数の中国人」の表記をそのままにして、
「数万人〜40万人」を削除した。
訂正の理由について、山川出版社は文部科学省に対し「生徒の適切な
理解を妨げるおそれがあるため」と説明した。
この部分も含めて今回、詳説日本史で訂正が認められたのは五百六十
三カ所で「老舗・山川としては異例の多さ」(教科書業界関係者)。ほと
んどが、ルビなどの表記統一や統計数字の更新だが、「創氏改名」を
「創始改名」としたり、「河北省」を「華北省」とするなどのミスも目
立っている。
山川出版社の話 「担当者と連絡がとれないので、コメントできない」
いやはや、なんとも(w
507 :
M:03/02/06 03:16 ID:IVElJyzv
◆≪記述の暴走、世論が監視≫
教科書に南京事件の記述が目立ち始めるのは昭和五十七年、教科書検
定基準に「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際
理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされていること」とする項目
が追加されてからだ。
この「近隣諸国条項」は、高校教科書検定で「華北への侵略」を「進
出」に書き換えさせた−とのマスコミの誤報に中国などが反発したのを
受け、宮沢喜一官房長官(当時)が発表した談話に基づいて設けられた。
旧文部省は南京事件について「混乱の中で発生した」との記述を求め
てきたが、これ以降は、執筆者側が教科書調査官に出所を示せば、犠牲
者数の記述は事実上フリーパス状態。
教科書採択に影響力を持っていた日教組も「アウシュビッツ・ナンキ
ン・ヒロシマといわれるほど、日本が行った残虐行為の代表的なもの」
(『教科書白書』)などと「虐殺」記述を求めた。
そのため、五十九年版の中学歴史教科書、六十年版の高校日本史教科
書で全社に南京事件が記述され、誇大な犠牲者数が検定を通過してきた。
これに対し、平成九年に新しい歴史教科書をつくる会が発足するなど
近現代史の見直しが進んだ。中学歴史教科書では七社中六社が「二十万」
「三十万」などの犠牲者数を記述していたが、昨春使用開始版では八社
中二社に減少。
そうした中、「穏健中立」と評価されてきた山川教科書が“逆コース”
を進み、「四十万人」説まで記述したことは大きな波紋を呼んだ。秦郁
彦日大教授や藤岡信勝東大教授が「山川よ、お前もか!」などと月刊誌
で疑問を提起。歴史教科書研究家の上杉千年氏は「理科の教科書に〈月
に兎(うさぎ)がいるという説もある〉と紹介するようなもの」と批判し
た。
山川出版が記述を訂正したのは、こうした指摘を受け止めたためとみ
られる。
今回の出来事は、検定が正常に機能しない中、世論のチェックがなけ
れば教科書記述は“暴走”するという実態を示しているといえる。(教科
書問題取材班)
508 :
M:03/02/06 03:17 ID:IVElJyzv
◆産経抄
北朝鮮の日本人拉致を戦時中の徴用と同列に並べる論議は、相変わら
ず後を絶っていない。拉致=強制連行という誤ったパターンの見方だ。
元日付朝日の社説がいう「日本による植民地時代の蛮行」も、たぶんそ
れを指しているのだろう。
▼戦後このかた、そう教えこまれた人、いまも思いこんでいる人には
『正論』三月号の「元朝鮮総督府幹部が『強制連行』に反論する」の一
読をすすめよう。元総督府警察部長・坪井幸生氏と同地方課長・大師堂
経慰(だいしどう・つねやす)氏が、徴用は強制連行とは違うという“歴
史的事実”を語っている。
▼「戦時中の朝鮮をあたかも抑圧と抵抗の歴史であったような記述や
発言があるが、事実ではありません。朝鮮の人たちは最後までよく協力
してくれました」と大師堂さんは断言する。教育出版発行の中学教科書
に「家で寝ているところを徴用令状をつきつけられ、手錠をかけられた
まま日本に連行された」という記述があった。
▼「ところがその日時にはまだ徴用は実施されていない。こんな教科
書が検定に合格し、世間に誤解をふりまいている」。当時は、朝鮮より
内地の方が給料がよかった。そのため日本に渡った人も多く、一時は内
務省が「渡航を制限したい」というほどだった。
▼やがて日本も労働力を必要とし、徴用令が敷かれるが、徴用では当
時の日本人はすべて同じである。それを国家犯罪というのなら、戦時中
の動員はすべて国家犯罪の蛮行ということになる。
▼大師堂さんによると、諸悪の根源は平成五年夏の河野洋平・官房長
官談話が“強制連行”を認めたウソにあるというのである。反日的、左
翼的な主張ばかりでなく、こうした証言にも耳を傾けてこそ初めてバラ
ンス感覚のある歴史認識といえるだろう。
509 :
M:03/02/06 03:24 ID:IVElJyzv
◆主張 「対中」戦略提携で打開を
【北方領土の日】
あす七日は「北方領土の日」だ。「四島一括返還」という日本の揺る
ぎようのない国論をここ数年、「歯舞・色丹二島先行返還」論にねじ曲
げた鈴木宗男衆院議員グループが対露外交舞台から完全退場して初めて
の「領土の日」となる。“曇りガラス”に煩わされることなく、新鮮な
気持ちで四島一括返還成就への決意を新たにしたい。
悲願実現に向けて日本側が本腰を入れるべき課題を二つ挙げたい。
一つは経済・軍事的台頭著しい中国を念頭にロシアとの戦略的な提携
を強めていくことだ。中国はロシアの武器輸出の最大のお得意先で見か
けの中露関係に顕著な対立はない。その実、クレムリンは中国の経済・
軍事的な急台頭に懸念と警戒感を募らせ、経済破綻(はたん)と人口急減
にあえぐ広大なシベリア・極東地域への中国からのカネとヒトの浸透拡
大に神経をとがらせている。
日露は中国を敵視する必要はない。しかし、ロシアが「中国の膨張」
に対抗するには究極的にシベリア・極東地域への日本の関与の強化、具
体的には同地域の開発に向けた日本の大規模投資が不可欠だ。従来、日
本経済界の大胆な対露進出を阻害してきたのがスターリンによる四島不
法占拠以来の根強い対露不信感だったとすれば、その払拭(ふっしょく)
には四島早期返還と平和条約締結が絶対的な前提条件なのだ−との認識
をロシア各界に幅広く植え付ける外交努力を活発化させる必要がある。
小泉純一郎首相が約一カ月前、クレムリンでプーチン大統領と署名し
た「日露行動計画」には「戦略的パートナーとしての対話と行動の推進」
との表現で日露公式外交文書として初めて「戦略的」という言葉が使わ
れ、戦略的連携の不可避性を盛り込んだ。その連携が向かう矛先は明示
されていないが「中国」であることは疑いない。
他の課題は「領土」を日露間だけの問題に押し込めず、ロシアを筋論
的な窮地に追い込むための国際的アピールを強化することだ。プーチン
大統領は来春の再選が確実視され、その二年後の二〇〇六年にはロシア
で初の主要国首脳会議(サミット)を開く。この時までに領土問題解決の
前提となる「法と正義」の原則のロシア側解釈が国際基準に達していな
ければ笑い者になるような国際環境作りを急ぐべきだ。
・・・面白い提言ではあるのだが、なにぶん隷米反中の産経であるだけに説
得力に乏しいというか・・・
今やすっかり機関誌だな
どことは言わないが
511 :
M:03/02/06 03:30 ID:UNm977tW
◆正論 今日、「先生」は何が出来るのか
京都大学教授 佐伯 啓思
社会から教育「丸投げ」され為す術なし
≪教室で飛び跳ねる子供たち≫
スペインの哲学者オルテガは、第一次大戦のヨーロッパを見ながら
「今日の世界が呈している状況は、典型的に子供っぽいものである」と
書いている。小学校では、誰かが、先生が帰ってしまったというと、子
供たちはわっと躍り上がって秩序がなくなってしまう。子供たちは、先
生という権威から解放されて自由になり、ようやく自分が自分の主人に
なったと思い込む。しかし、子供たちを規律からはずしてしまうと、彼
らは、彼ら固有の仕事も役割も果たさなくなって、ただいつまでも飛び
跳ねているだけのことだろう。
オルテガのこのイメージは、まさしく今日のわれわれの世界のもので
もある。まず、文字通り、学校では、先生の権威が失われてしまい、自
発性やら自主性やらという簡便な言葉で「自分が自分の主人だ」と思い
込んでしまった子供たちが、授業時間中も飛び跳ねている。
しかし、これは学校だけのことでもない。規制緩和や民活を唱える
「構造改革」においても、政府という「先生」を帰してしまった民間部
門は、規制からはずれて自由になったにもかかわらず、その本来の仕事
(長期的な投資や新たな事業や雇用創出)をせず、いつまでも教室で飛び
跳ねているだけ、というといいすぎであろうか。
(以下略)
512 :
T:03/02/06 08:00 ID:jiCDRwUF
@らち 【拉致】 (名)スル 無理やりに連れて行くこと。
れんこう ―かう 【連行】 (名)スル (犯人などを)つれていくこと。
ちょうよう 【徴用】 (名)スル (1)戦時などに国家が国民を強制的に動員して、兵役以外の一定の業務につかせること。
日本では1939年(昭和14)国民徴用令が制定され、敗戦まで行われた。「―工」「―船舶」「軍需工場の工員として―される」
蓮池さんたちは「徴用」とは言えないが「拉致=強制連行」で良いんじゃない?
A自主的に行ったのなら出稼ぎ。徴用なら強制
C徴用が実施されたときには手錠を使ったの?それともいっさい手錠を使ったことも銃を突きつけたこともなかったの?
Dそうだよ。石井さんも厨房だったから防空壕掘ったりしてたでしょ?
E「反日的、左翼的」って書き方が2ch的だね(w
職業選択の自由を認めない徴用を褒め称える石井さんの方が左翼的
513 :
文責・名無しさん:03/02/06 09:48 ID:HoBXepMs
>>508 「強制連行」については、徴用というのが正しいということに異論はない。だが、
終戦時に朝鮮地域から徴用した者の日本国籍を一方的に剥奪し、いわば梯子を外
してしまったという、戦後処理のやり方については、日本政府に非があるのでは。
514 :
文責・名無しさん:03/02/06 10:15 ID:29M+D2n+
>>513 そのときの手続きがよくわからないが、そのまま日本国籍にしておくと
敗戦国民になるのでそれを嫌って日本人でなくなった人が多いのでは?
515 :
PURE-GOLD:03/02/06 10:28 ID:+E7MfApr
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もしよろしければ、一方的剥奪の状況について教えていただけるとありがたいです。
日本政府が主体として剥奪したのでしょうか。
(煽ったり論争するつもりは僕はないです、知らないだけです)
日本国籍を云々できるのは日本政府だけなので「日本政府が主体として」
になるのは、どういう経緯であろうと間違いない。
それの是非については513他詳しい人に譲るけど、戦後成立した韓国・北朝鮮
も、当然彼らを自国民だと思ってたし、朝鮮人本人も「解放された」
「自分達は敗戦国民(日本人)ではない」って言い出してたから、さほど
問題視されなかったと思う。
「問題点は指摘できるが違法とまでは言えない」ってあたりに落ち着いた
ような...。
詳しい話は何度がハン版や総督府で出てきたけど忘れてしまったから、
興味があれば過去ログあさってみるのも良いかも。
今日の産経の読者欄「アピール」に、田久保くんも真っ青な親米論が載っている。
国際安全保障学会会員の堀 茂という人。
内容はとにかく@にアメリカこわいぞ!Aにアメリカに見捨てられたらいかんぞ!
そして、Bは
朝鮮半島は「米国にとっては死活問題ではない」と認識しながら、「優先順位の高い
イラク問題でわが国が消極的姿勢しかとれないならば、朝鮮半島で事あるとき、十全
には助けてくれない可能性さえあるのである」…???
…アメリカにとって死活問題でないなら、事あるときに十全に助けて「あげる」必要はないわなw
変な理想主義や人道主義でアメリカを決め付けるなといいたいw
まあ、今頃になってようやくアメリカも北に対してあわて始めたようですが。
519 :
文責・名無しさん:03/02/06 17:50 ID:WMF9ZtRH
前田一『特殊労務者の労務管理』(山海堂出版部,昭和18年11月)は,
中国人「苦力」および朝「鮮人」労働者に関する歴史的記録性:価値を評価され,
復刻版が発行された7)。
本書は,日本が占領植民地や支配地区に刻みこんだ蛮行に関して,
「体験させた側」が「黙して語らぬ」実像を復元するための媒体を提供する。
520 :
bloom:03/02/06 17:54 ID:8nTpov0T
>>507 神話を載せるどこかの歴史教科書にも言えるかも>「理科の教科書に〈月に兎(うさぎ)がいるという説もある〉と紹介するようなもの」
神話・伝承が、歴史上の出来事を幾ばくかでも反映していることを考えれば、
「理科の教科書に云々」と言い出すのは痛い訳だが。
#まさか、神話伝承が歴史と「完全に」無関係だと考えている低脳?
523 :
文責・名無しさん:03/02/06 22:35 ID:HoBXepMs
524 :
文責・名無しさん:03/02/06 22:56 ID:GxGP6D6X
>>521 低能発見!
「トロイの木馬」とか「慇」とか、かんぱってぺんきょうしる!
525 :
偏向クソ産経には絶対載らない『正論』:03/02/07 03:16 ID:dGOvmn5g
NLP移転:「誘致で潤うなんてまっぴら」 越智幸子さん
米空母艦載機による夜間発着訓練(NLP)の移転計画に揺れた広島県沖美町。
候補地となった無人島、大黒神島(おおくろかみしま)を一望する同町是長の高台で
夫と暮らす越智幸子さん(74)は58年前、母を原爆で亡くした。
その最期の姿は「人影の石」として、原爆資料館(広島市)に展示されている。
5日に移転計画が白紙に戻り、幸子さんは「ほっとした。町長は戦争を知らない世代。
お金があっても平和に暮らせなければ意味がない」と島を見つめた。
「人影の石」は爆心地に近い旧住友銀行広島支店入り口にあった御影(みかげ)石の階段の一部。
原爆の熱線で人が腰掛けていた部分だけが影のように黒く残った。階段に座っていて被爆死したとされる
越智ミツノさん(当時42歳)の一人娘が幸子さんだ。幸子さんは疎開していて被爆は免れた。
自宅から島まで約4キロ。曇天の日でも居間のガラス戸から島全体を見渡すことが出来る。
訪れる客は「別荘にいるように美しい眺め」とうらやましがるが、西へ約12キロの山口県・岩国基地へ
向かう米軍機が自宅上空を横切ることもある。ごう音が聞こえるたび、戦時中、バリバリと
爆音を響かせて広島に飛来したB29爆撃機の悪夢がよみがえるという。
先月30日、谷本英一町長が突然、NLPの誘致を表明。母の写真を原爆の熱線を受けた階段のかけらに張りつけ、
遺骨代わりにしている幸子さんは「原爆犠牲者の遺族として、積極的に平和を訴えたい」と
夫婦で反対署名に加わり、町役場まで出向いて町長に抗議することまで考えた。
幸子さんは「基地の誘致で町の財政が潤うなんてまっぴら。平凡な生活が一番なのよ」と笑った。
【竹内良和】[毎日新聞2月7日] ( 2003-02-07-03:01 )
>>526 自分の住んでる近所には迷惑施設(゚听)イラネ
という正直な気持ちを一寸飾って言ってみました
528 :
文責・名無しさん:03/02/07 07:13 ID:UHd3sm+/
今日の産経は主張・産経抄ともアメリカべったりのデムパ出しまくり。
イラクに戦争吹っかけることを「武装解除」だってさ。
産経にとってはアメリカの戦争は絶対正義で支持しなきゃいけないみたいだね。
529 :
文責・名無しさん:03/02/07 07:36 ID:Am+X7gI/
>>525 「人影の石」が母だとする根拠が全くわからない。
信仰宗教か?
530 :
文責・名無しさん:03/02/07 10:07 ID:kpjZeKZq
>>528$B$b$$$C$F$k$1$I(B
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531 :
文責・名無しさん:03/02/07 10:27 ID:kpjZeKZq
思いっきり文字化けしてしまった。昨日IEのアップデートしたのが悪かったか?
イラクの武装解除って誰か提案していたのか?そして誰が反対しているんだ?
532 :
青銅の魔人:03/02/07 11:11 ID:XwMz3zWH
>>521 お前はほんまモンの馬鹿だな!
「神話」を「事実」として紹介するのは滑稽だが、
扶桑社の教科書は「神話」を「神話」として紹介してるんだよ。
我朝日本には、「創生神話」が存在し、そしてそれを先人達が常に尊び、伝世させてきた事・・・
それは紛れも無い「事実」なんだよ!
533 :
文責・名無しさん:03/02/07 12:28 ID:6KcxWDnJ
>創生神話
荒唐無稽
奈良時代に作った天皇家中心の政治的意図見え見え
神功皇后なんて推古天皇の朝鮮出兵と関係ありあり
>先人達が常に尊び、伝世させてきた事
なんて洗脳される奴は「信者」
「誤った先入観を与える恐れ」が現実になった
神話を載せたいなら風土記のほうを載せるべきだね
時の権力によるバイアスはまだマシな方だから
534 :
文責・名無しさん:03/02/07 17:57 ID:QyjSOZEf
>>532 まあ同じようなストーリーの神話はアジア各地に残っているわけだが。焚書も
やってるから記録としての古さもあまり胸を張れるほどと言うわけでもないのだが。
別に揚げ足取るつもりじゃないが、もう少し肩の力抜けって。せっかく”神話”はあるんだから
楽しまなければ先人に申し訳ないではないか。
535 :
丁:03/02/07 18:01 ID:kqoHEj5W
米国のマスコミなどがよく使う言葉に「スモーキングガン」というのがある。
まだ銃口から煙が出ているガンのことで、「動かぬ証拠」「重大な決め手」を指す俗語だ。
パウエル米国務長官が国連に提出した“証拠”は、スモーキングガンではなかった。
▼ヤシの林の中に隠した生物兵器搭載可能なミサイル。査察二日前に運び込まれたクレーン車。
兵器の隠匿や偽装を指示する将軍と大佐の会話盗聴テープ。示された偵察衛星写真や通信傍受記録は
いずれも生々しいが、いうならば“物証”ではなく、状況証拠である。
▼しかし考えてみれば、国連の査察が入るとわかっていてイラクが重大なスモーキングガンを放置しておくわけがない。
手がかりとなる直接証拠なぞ残しておくはずがないのだ。一方、米国としてもわざわざ手の内を明かす愚は冒すまい。
▼昨年暮れ、和歌山・毒物カレー事件の裁判は林真須美被告に死刑判決を下した。
彼女は黙秘を続け、供述なし、目撃者なし、これといった直接証拠もなし。
しかし検察は状況証拠を緻密(ちみつ)に積み上げて「犯人は林被告以外にあり得ない」ことを立証した。
▼イラクに対する査察もまた「クロと断定するしかない」ことを、国際社会が認めればいいのである。
ともかくサダム・フセインが国連安保理決議一四四一(武器の申告と査察への協力)に違反していることは明白なのだ。
初めは「開戦反対」だった仏や独も、そのことは認めている。
▼これでもなおイラクの武装解除に絶対反対の空想的平和主義者は、サダム・フセインの亡命に尽力してもらいたい。
政権崩壊の手はずを整えてもらいたい。孫子の兵法にいう「戦わずして勝つ」、国際社会にとってもそれが実現すれば理想的なのである。
536 :
青銅の魔人:03/02/07 18:37 ID:XwMz3zWH
>>533 奈良時代ならもう十分に「古色」が付いていると思いますが何か?
天皇家中心の政治的意図・・・それがどうしたというんでしょうか?
朝鮮出兵と関係があったら一体何がいけないというのでしょうか?
百歩譲って、貴方の言うことがすべて真実としても、どうしてそれが「否定」の憑拠になってしまうんでしょうか?
そのわけの分からん思い込みって、どこから発生するんですか?
>先人達が常に尊び、伝世させてきた事
なんて洗脳される奴は「信者」
「誤った先入観を与える恐れ」が現実になった
↑
確かにそうかもね・・・神武天皇なんてクローズアップされたのは明治期になってからだからな。
でもそれは言い換えれば「近代国家日本の根源」ともいえるわけでしょう。
そしてそれは「本朝日本」「我朝日本」の命脈があってこそのことでしょうが。
神話を載せたいなら風土記のほうを載せるべきだね
時の権力によるバイアスはまだマシな方だから
↑
・・・・・呆れてものが言えないとはこの事です。
時の権力によるバイアスがかかっていない文物・・・・上位、善
時の権力によるバイアスがかかっている文物・・・・・・下位、悪
などという得体の知れない観念って一体どこから発生したんですか?
頭・・・狂っちゃたんですか?
537 :
文責・名無しさん:03/02/07 20:29 ID:ppgyh3jp
国語(古典)や地理の方がふさわしいような気が……>神話
あぼーん
539 :
文責・名無しさん:03/02/07 21:43 ID:UHd3sm+/
産経新聞は国民の敵。公害病の報道でも、最後まで企業の肩を持ち、訴えた国民を
批判していた。ハンセン病訴訟の国側上告断念のときにも、国民に自制を求める
などDQNな論説を垂れ流し。
540 :
文責・名無しさん:03/02/07 22:02 ID:7cBwQNfQ
該当する産経抄はこれしかないが?これか?こんな事すら他社叩きに利用する姿勢は
問題だ。何せ産経抄はいつも自分は棚上げして他者を批判するからなあ。
【産経抄】 [2001年06月02日 東京朝刊]
ハンセン病国家賠償訴訟をめぐって「マスコミの責任を問いたい」と書いた熊本放送
ディレクター・井上佳子(けいこ)さんの文章(東京新聞五月三十一日夕刊)が、胸に
突き刺さった。新聞やテレビには「世論が勝った」「国は猛省せよ」といった報道があ
ふれた▼しかし「反省すべき、謝罪すべきは私たちマスコミ自身だと思う。私たちは第
三者ではない。問題の解決を長びかせた責任の当事者なのだ」と告白している。取材す
る記者の側が、どんな病気か、感染の有無や隔離の不必要さなどもわからずに報道にあ
たっていた▼こちらは東京・足立区の読者Oさんからの手紙だが、産経抄を読み『砂の
器』をレンタルビデオ店から借りて見た。ところが驚いたことにその再映画化はハンセ
ン病に一切触れずに作られている。最後に流れるテロップでわかったという▼「ハンセ
ン病に触れないことで患者の人権に配慮したつもりなのです。しかしそうした“おため
ごかし”が、逆に問題の本質である差別や偏見を助長するということに気づいていない。
テレビ××の制作でしたが、系列からも偽善的な体質そのもの。なんと浅はか、なんと
愚かでしょう」▼Oさんの手紙は在京テレビ局と主演者の名前を明記しているが、小欄
はその映画を実見していないのであえて伏せた。明治以来、百年にわたってハンセン病
患者とその家族の一生を台なしにしてきたのは「らい予防法」による隔離政策である
▼その誤った施策が、なぜかくも長い月日、放置されてきたのか。怠慢だったのは国や
医療関係者ばかりではない。“臭いものにふた”をしてきたリメーク映画のようなマス
コミもまた同罪だった。過ちの経緯の歴史的検証をこれからしなければならない。
文章読む限りはマスコミ全体を批判しているようだけど。
ま、例として上げただけだしね。自社のを例にあげないだろう、流石にさ。
542 :
文責・名無しさん:03/02/07 22:55 ID:UHd3sm+/
【主張】ハンセン病訴訟 国民の理解得られる決断
2001/05/24 産経新聞 東京朝刊 P.2 881字
ハンセン病訴訟の一審で敗訴した国が控訴を断念した。小泉純一郎首相が最終決断したもので、
反省と謝罪の意を表明した。この上は社会復帰の困難な元患者の救済を強力に進めなければなら
ない。
熊本地裁の判決は、患者団体の法律改正運動や国際的な隔離廃止の動きにもかかわらず、国会
議員が隔離規定を改廃する責任を平成八年まで果たさなかったとして、「立法上の不作為」を認
め、損害賠償を命じていた。
政府は、立法上の不作為を認めた判決が確定すると、他の裁判に影響を及ぼして立法の責任を
問う訴訟が続出し、三権分立の原則が脅かされかねないとして控訴する方針だった。しかし、小
泉首相は最終的に、平均年齢七十四歳と高齢化している元患者の救済を優先し、国会の責任を重
くみた判決の問題点を指摘した上、異例の措置として控訴を断念した。
543 :
文責・名無しさん:03/02/07 22:56 ID:UHd3sm+/
>>542 (続き)
背景には、野党はもとより、自民党を含む国会議員の大半が控訴断念を求めたことから、党内
外の摩擦を回避するねらいがうかがえる。坂口力厚生労働相が辞意を漏らすなどの経緯もあった。
さらに、圧倒的な世論の支持を背景に政権を運営している小泉首相にとって、控訴や和解という
国民に分かりにくい方法を取りにくいという事情もあったのではないか。
ハンセン病訴訟の原告は、東京、岡山両地裁を含め、約千七百人に増えている。それでも全国
十五のハンセン病療養所に入所している約四千五百人の約四割にすぎない。
このため政府は、元患者の救済策として、退所者給与金(年金)の創設、ハンセン病資料館の
充実と名誉回復のための啓発事業、政府と患者の協議の場創設などを打ち出した。
政府は現在、月額八万四千円の入所者給与金や最高二百五十万円の社会復帰者支援事業などを
行っている。元患者の救済策を強化することによって納税者の負担は増加するが、元患者への偏
見から抜けきれなかった国民もその意味を理解し、ささやかながら痛みを分かち合うのではない
か。
ただし、政府が懸念するように、すべてを立法上の不作為として裁判に持ち込むようなことは
許されない。控訴を断念した教訓を生かすには、国民の自覚と良識が求められる。
544 :
文責・名無しさん:03/02/07 22:58 ID:UHd3sm+/
>>543 要は、産経が言いたかったことは、患者救済ではなく、最後の2行
すなわち「お上に歯向かうなんてとんでもないこと。今回はお慈悲が
あったから良かったようなものだが、オマエラ臣民はもっとおとなしく
してろ」ということだ。
ま、超法規的措置を連発すると国家としての秩序を揺るがしかねないという
至極もっともな論説だね。
まあ、某新聞社辺りなら感情論や観念論で論を張り、兎に角賠償しろと言う
弱者におもねるだけの社説になるだろうけどね。
産経記者の冷静な視点がよくわかる社説であると思うけどさ。
感じ方は人それぞれの様だね(笑)
>>544 すばらしい読解力ですね。
恐れ入りました。
そこまで奴隷、被支配者根性が染み付いているとは(藁
547 :
文責・名無しさん:03/02/08 00:22 ID:tnTPAM6Y
↓産経、また「国民の自制が必要」とかデムパ飛ばす?
【上告断念の方向で検討 在外被爆者訴訟で官房長官】
在外被爆者の健康手当の打ち切りが違法だとする福岡高裁の控訴審判決に
ついて、福田官房長官は7日の記者会見で「昨年12月の大阪高裁と似た
ようなことだ。現在厚生労働省で(手当支給の)実施のための準備をして
いる」と述べ、大阪高裁判決と同様、上告しない方向で検討していること
を明らかにした。福田氏はさらに、「若干、疑念が細かいところである
ようなので、その点は検討したい。だいたい(大阪高裁判決と)似たよう
な内容なので、大筋は同様のことになるだろう」と述べた。
(22:53)
548 :
神道:03/02/08 00:42 ID:ZrlCOf/L
マスコミの正義を信じるバカ。
アカまるだしだな。
プ
>国民の自覚と良識が求められる
無知からくる偏見は無くしましょうって事じゃないの?
551 :
丁:03/02/08 06:49 ID:93E06L/U
対イラク機密情報を公表したパウエル国務長官は、その翌日、米上院で次のような指摘をした。
「われわれはひとつ(イラク)のことにとらわれているわけにいかない」と。
そうなのだ、日本にとってはもうひとつの北朝鮮危機の方がより重大である。
▼ラムズフェルド国防長官とアーミテージ国務副長官はこもごもこう証言した。
「北朝鮮は日本に向けてミサイル発射をする可能性がある」「北はすでに一、二個の核爆弾を所有していると推測する。
さらに長崎型原爆六個の製造も可能」「その核をテロ国家やテロ組織に売ることもできよう」。
▼一方、朝鮮中央通信は「北朝鮮は戦争前夜の重大事態を迎えている」と報じた。
北の外務省高官は「(在韓米軍に)先制攻撃もありうる」と述べ、別のスポークスマンは核関連施設がすでに再稼働していることを示唆した。
▼かかる一連の北朝鮮の恫喝(どうかつ)を、相も変わらぬ瀬戸際外交の駆け引きととる見方もある。
しかしどうだろう、北は野望達成のために本気で核開発を志向しているのではないか。そうだとすると事態は“朝鮮半島有事”に近い。
にもかかわらず小泉内閣も与野党もなんと能天気であることか。
▼米国はイラクや北朝鮮を「rogue state」と呼び、それが“ならず者国家”と訳されることがあった。
温和な山内昌之・東大教授はそれはあんまりだと“無頼国家”と呼ぶようにしていたという。ところがこのところの北朝鮮の動きを見ていると…。
▼「やはり“ならず者”とでもいうほかない下劣さを感じる」と『諸君!』三月号で語っている。ならず者の脅しに屈するわけにはいかぬ。
そのためには、早急に集団的自衛権を含めた法の整備に取り組む必要があるのではないか。
552 :
T:03/02/08 07:48 ID:AHQOn7wZ
Aオオカミがくるぞ!(w
B米軍基地をね。「こもごも」の使い方が違うような
C瀬戸際外交以外は無理。腹が減っては戦はできない
Drogue n. 悪漢; [[戯言]] ちゃめ, いたずらっ子; 群から離れている猛獣.
− a. (群れから)はぐれて狂暴な; 一匹狼のような.
E集団的自衛権に行き着くのか・・
真珠湾攻撃もハワイ王国を開放するための集団的自衛権だよ(w
553 :
文責・名無しさん:03/02/08 09:53 ID:Vt8/bD1q
イラクや北朝鮮のみならまだしもあの「ならず者国家」にはイランが含まれるんだよな。
現在問題になってるのはイラクと北朝鮮のみだが悪の枢軸呼ばわりされた国を
「ならず者」と呼ぶことが妥当かどうかを記したいのであればイランの扱いについて
ちゃんと断りを入れてからにすべき。
それを誰もが納得する2カ国だけでさもこの2カ国を無頼と呼ぶことのみを批判するのは
明らかにおかしい。それとも産経抄はイランも悪の枢軸でならず者国家だというのかね?
これだからアメリカの狗とよばれるんだよ。
>>553 あかわらず低能が棲息しているな。
イスラム原理主義のメッカはイランだし、アメリカ大使館員人質事件
も知らないのか?
555 :
文責・名無しさん:03/02/08 11:05 ID:tnTPAM6Y
キリスト教原理主義者がイスラム原理主義者にケンカふっかけてるわけだな。
似たもの同士。どっちも世界の嫌われ者。
556 :
文責・名無しさん:03/02/08 11:18 ID:EYMx1ZTs
>>555 甘過ぎ。ユダヤに操られるキリシタンがイスラムを
叩いてるだけ。全てエホバを信じているカルト。
557 :
文責・名無しさん:03/02/08 13:38 ID:k+k9VqEy
>>554 そんなことがどうした?大使館占拠事件は当事者同士で解決して
大使館員がアメリカに帰国して何年になる?
恨みと「ならず者国家」呼ばわりや「悪の枢軸」レッテル貼りを
ごちゃまぜにしてどうする?
イスラム原理主義?ほほうアメリカはムスリムと戦う十字軍ですか?
558 :
文責・名無しさん:03/02/08 13:48 ID:DoyX0XJ8
>>553 イランこそならず者国家だと思います。
12イマーム派を都合よく解釈した基地外によって
民衆はシャーがいた頃の文化的な生活を失ってしまいました。
それからイランが影響力を持つのはシーアなので、
「メッカ」ではないですよ。
原理主義と呼ばれる思想を輸出しているのはサウジです。
そういうことは分けて考えないといけません。
折角今日の産経抄は山内昌之氏に言及しているのですから。
559 :
558:03/02/08 14:10 ID:DoyX0XJ8
すいません、
>>553と
>>554へのレスを分けないで書いてしまいました。
あとイランが「革命の輸出」をやっていたのは事実です。
560 :
文責・名無しさん:03/02/08 14:25 ID:6NzZxzGu
それを言ったらアメリカだってクーデターの輸出大国。
アメリカが介入して政権が変わると何故か前政権首脳の部屋からは
必ず麻薬とアメリカ製ポルノが発見されるとアメリカの
パブリック放送でいっていたな。(ノリエガの件の検証報道だったか)
561 :
文責・名無しさん:03/02/08 15:13 ID:DoyX0XJ8
私もノリエガのインタビューを見ました。
アメリカがいかにあこぎな中南米支配をやっていたかが
少しながら理解できました。
しかし、ホメイニが死んだ後もずるずるとwelayat i faqihを続ける
イランは非常に抑圧的であると感じます。
562 :
文責・名無しさん:03/02/08 18:51 ID:V97Oz2+B
9日と10日の産経抄が気になる(「あの」えひめ丸事件の日なので)
563 :
丁:03/02/09 08:41 ID:OBZpEYXB
東京文化財研究所の三浦定俊氏によれば、ある画家の絵が偽物であるかは科学的に証明することができるそうだ。
使われている顔料を調べ、絵の制作年代よりも新しく発明されたものだと実証できればいいからだ(廣済堂出版『古美術を科学する』)。
▼しかし、確かにその画家の作品かを証明するとなると難しい。顔料から布、紙までその時代、地域で入手できたことを明らかにしなければならないためである。
結局、本物か偽物かの決め手は、どんな題材をどんな筆致で描いていたかというところに戻るのだという。
▼それだけに、日本のコレクションの中にあった絵が「本物」のゴッホと分かったというニュースには驚いた。
しかも知らせがあったのは、あわや最低予想価格一万円でオークションにかけられる前の日だった。
まさに「小説よりも奇なり」のスリリングさだった。
▼オランダのゴッホ美術館が初期の「農婦」という絵に間違いないと鑑定した。それも科学ではなく専門家の鑑識眼によってだろう。
言われてみれば、素人目にも同時代の代表作である「馬鈴薯を食べる人びと」(一八八五年)の女性の顔によく似ている。
▼このころのゴッホはパリで印象派たちと出会う前で、暗い色調で農民らをよく描いている。宗教的で孤独、苦悩の中にいたとも言われる。
その時代のゴッホを理解するための貴重な一枚には違いない。日本で長い間埋もれていたことがいとおしく感じられる。
▼それにしても、ゴッホの真作だと分かっただけで値段が何千倍もハネ上がった。当たり前かもしれないが、ゴッホでなくとも良い絵は良い絵のはずだ。
これも、鑑定書や折り紙がないと価値を認めないというブランド社会の断面なのだろうか。
564 :
文責・名無しさん:03/02/10 23:22 ID:xDev1sjW
で、産経は日本人の命とアメリカ様の国益とどっちが大事なの?
565 :
文責・名無しさん:03/02/11 00:24 ID:0t8PkopU
>>557 ああ、低能は笑えるな。
大使館員を人質に取るというのは文明国の所作ではないということを
理解できていないな。北鮮ですらそんなバカなことはしないと思うぞ。
大使館員を人質に1年以上とり続けたイランは根性があって立派ですなあ。
アメリカは頭の悪いキリスト教徒じゃん。あんな荒唐無稽な宗教を信じている
のには笑えるとしか言えないな。ま、あんたも反米なんだろうが。
566 :
丁:03/02/11 08:11 ID:Ussak09O
「なにもなかったのじゃ…、言葉で言いあらわせるものは、なにも。あったのは、そうさな、うずまきみたいなものだったかいのう」。
そう書き出されている三浦佑之氏の訳・注釈『口語訳 古事記』(文藝春秋)は昨年夏に出版され、十万部近く売れているという。
▼語っているのは七世紀中ごろ、ヤマトの王権近くにいた古老という設定である。電車の中で開くには重く、値段も税込み三千五百円と安くはない。
それがなぜ売れているのか。『古事記』が日本の大古典であることは中学生でも知っている。
▼そのくせちゃんと読み通した人は少なかった。日本人として一度も読んでいないという気恥ずかしさと、日本人として一度は読んでみたいという知的好奇心の表れかもしれない。
『古事記』は稗田阿礼(ひえだの・あれ)という二十八歳の青年が“誦習(しょうしゅう)”した神話の語りである。
▼声に出して物語りした口承文化だが、いま学校で暗誦や朗読させることは少なくなった。
教育学者の斎藤孝氏が大学生に「好きな詩文で暗誦できるものを持っているか」とたずねたところ、ハイは5%に満たなかったという。
▼英国ならシェークスピア、フランスならラシーヌと子供たちが覚えるべき詩文がある。中国なら王維のシルクロードの詩『元二の安西に使いするを送る』は、
最後の一行「西のかた陽関を出づれば故人無からん」は三度繰り返して吟ずる。別れの感情がいっそう身にしみるからだ。
▼『古事記』も口と耳による伝承を文字に移しかえたもので、語りの暗誦文学ということもできる。
それがいまよく読まれているのは、日本人のルーツを求めんがための欲求かもしれない。われわれはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。きょうは「建国記念の日」。
567 :
文責・名無しさん:03/02/11 10:05 ID:uLMPzU7T
>>教育学者の斎藤孝氏が大学生に「好きな詩文で暗誦できるものを
持っているか」とたずねたところ、ハイは5%に満たなかったという。
俳句や短歌は除かれているのかな?
2月11日に何があったの?どなたか教えてください。
568 :
文責・名無しさん:03/02/11 10:43 ID:B/oOPXNa
あめつちのはじめしときゆかむさびて
とか言うのはあたりまえ。
2/11ってのは支那の思想に関係あるのでは?
1.
主張 古い歴史もつ国を誇りに【建国記念の日】 ( 2/11)
--------------------------------------------------------------------------------
きょう十一日は建国記念の日。初代神武天皇が奈良の橿原で即位したと伝えられる日である。
古い建国伝承をもつ日本という国に生まれたことの歴史的意味を考え、古代ロマンに思いをはせたい。
古い伝統文化に支えられた国は、それぞれの神話をもっている。日本には、天の岩戸や八岐大蛇
(やまたのおろち)、出雲の国譲り、山幸彦・海幸彦などの話が、古事記や日本書紀で言い伝えられて
きた。神武天皇が日向の国(宮崎)から瀬戸内海を渡り、紀伊、熊野を経て大和を平定したという言い
伝えもその一つである。神話は必ずしも歴史的事実でないかもしれないが、日本人の貴重な文化遺産
として子や孫たちに語り継いでいきたいものだ。
祝日法は建国記念の日の意義を「建国をしのび、国を愛する心を養う」としている。「国を愛する心」は
どの国でも重要な教育理念とされているが、戦後日本の教育現場では、なおざりにされてきたきらいが
ある。最近、ようやく教育基本法改正をめぐる中央教育審議会の論議の中で「国を愛する心」を日本の
教育に導入することが真剣に検討されるようになった。国の将来に向け、希望がもてる状況である。
今日の日本という国家は、戦争の歴史も含め、遠い昔からの先祖たちの尊い犠牲や汗と努力によって成り立っている。
鎌倉時代に日本が二度にわたって元の大軍に襲われたとき、北条時宗のような執権とそれを支える鎌倉武士がいなか
ったら、その後の日本はどうなっていたか。幕末から明治維新にかけ、日本が欧米列強の植民地にならなかったのも、
優れた指導者がいたからである。国を愛するためには、こうした先人たちの苦難の歴史を知ることが大切であろう。
今も日本に伝わる和歌や俳句、茶の湯や能・狂言などは、その道に秀でた先祖たちが大切に守り育ててきたものである。
そうした伝統文化を尊重し、後世に引き継いでいくことも、国を愛する心に通じよう。
神武天皇から数えて百二十五代目の天皇陛下は八日夕、がんの手術を無事終えて退院され、元気な姿を国民の前に
見せられた。その第一声に「今、病を得ている人々の回復を祈り…」というお言葉があった。そんな陛下のご回復を国民
とともに喜びたい。
うーん、今日の社説は当たり前すぎてちょっと。
572 :
文責・名無しさん:03/02/11 11:57 ID:WVkTLDLC
まあ、古代ロマンに思いを馳せるのなら縄文時代にまでさかのぼって
しまうからな。日本が国として成り立つ前に日本列島で生活していた
人が居たことは考古学上の基本知識だし。
大方の国民にとって日本国とは水と空気のような存在。特に強く
意識することもなく、国民の休日を満喫する一日になろう。
米国や韓国とは全く建国の意味が異なるからな。
573 :
文責・名無しさん:03/02/11 12:01 ID:2GXjkmZA
>>572 まあ、
建国記念の日に思う古代ロマン=建国神話
ってことなんだろうけど。
石井がハンバーグになってる画像キボンヌ
576 :
丁:03/02/12 00:44 ID:/JAYiGye
僕が暗誦したいのは
父上様、母上様、三日とろろ美味しゅうございました。干し柿、モチも美味しゅうございました。
敏雄兄、姉上様、おすし美味しゅうございました。
克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味しゅうございました。
巌兄、姉上様、しそめし、南蛮漬け美味しゅうございました。
喜久造兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しゅうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。
幸造兄、姉上様、往復車に便乗させて戴き有難うございました。モンゴいか美味しゅうございました。
正男兄、姉上様、お気を煩わして大変申しわけありませんでした。
幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、敬久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、光江ちゃん、彰君、芳幸君、恵子ちゃん、幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正嗣君、立派な人になって下さい。
父上様、母上様、幸吉はもうすっかり疲れ切ってしまって走れません。何卒お許し下さい。気が安まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。
幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました。
577 :
文責・名無しさん:03/02/12 01:36 ID:W/zRoG8V
>>576 ひょっとして1月19日に自殺した朝日社会部記者の遺書?
578 :
丁:03/02/12 07:04 ID:/JAYiGye
民俗学者・柳田国男の『遠野物語』『山の人生』には“神隠し”の話がでてくる。
たそがれの時分に家の前にでている女や子供が急にゆくえ知れずになる。三十年もたって、老いさらばえた女が帰って来、また姿を消すこともあったという。
▼拉致被害者の支援組織「救う会」が、第二次特定失踪者四十四人の公表に踏み切った。
これで二百十人になる。全部が全部“北朝鮮隠し”でないかもしれないが、疑うに十分のケースが多い。
捜査当局には拉致との関連を徹底的に洗い直してもらわなければならない。
▼鹿児島出身の佐藤益一さん=失踪当時(二五)=は、学生時代によど号ハイジャック犯のリーダーと同じ大学の学生寮で生活していた。
行方不明になったのは三十二年前のよど号事件から三カ月後、勤務先の大手電機メーカーのボーナス支給日で、銀行に振り込まれたボーナスは手つかずだった。
▼二十三年前、富山県高岡市で消息を絶った山田建治さん=同(三〇)=は、自動車で出勤して失踪、車は海岸近くで見つかった。
その一年前、付近ではアベックが四人組に襲われ、布袋をかぶされた事件が起きている。これなどはいかにもという感じではないか。
▼神隠しといえば、岡山の母親の実家で行方不明になっていた長野県の姉(八つ)、妹(五つ)は、隣村の山中で凍死していた。
痛ましくてならない。現場は実家から四キロの林道から百メートル入った雑木林の中だった。大人でも歩いて一時間以上かかる場所である。
▼姉は動物好きの子で、シカの足跡を追って迷い込んだという見方もある。
しかし五つのひよわな現代っ子の妹の足でどうやってそこまで行けたのだろう。どうも腑(ふ)に落ちない。ふびんな幼い姉妹の児童心理と行動を解明してほしいものだ。
579 :
:03/02/12 09:04 ID:cUN6fS/9
>>577 東京オリンピック、マラソン銅メダルの円谷幸吉の遺書
580 :
文責・名無しさん:03/02/12 09:53 ID:yu/p1MjU
産経抄子は物事をステレオタイプにとらえて型にはめようとするきらいがあるな。
今の子供がすべてひ弱とは限らないだろう。思いこみだけの文章でお金が貰える
なんてうらやましいな。
おいおい、「NATOが悪いニダ!」ってまんま某半島のメンタリティ
じゃねえかよ(w
米国内に強い反発大統領「失望している」マスコミは改編論主張 ( 2/12)
【ワシントン11日=古森義久】イラクの国連決議違反への対応をめぐり
北大西洋条約機構(NATO)のトルコへの対空ミサイルなどの配備にドイツ、
フランス、ベルギーの三国が反対し、さらにドイツ、フランス、ロシアが国連
査察の強化などを求める共同宣言を発表したことは十日、米国側で同三国
への強い反発を招き、一部には現在のNATOを改編する提案までを生み出した。
NATOが米国を主体にイラクに隣接したトルコにパトリオット対空ミサイルと
空中警戒管制機(AWACS)を新配備しようとしたことに対し、ベルギーは
フランスとドイツの同意を得て拒否権を行使する意向を表明したが、米国側
では十日、ラムズフェルド国防長官が「同盟国のトルコを予期しうる攻撃から
守るための措置をとることに同じ同盟国が反対するのは重大なミスだ」と非難した。
同長官は十日、ちょうど訪米したオーストラリアのハワード首相との共同記者
会見でさらに「ベルギー、フランス、ドイツの三国はNATOの残り十六カ国の
同盟諸国から孤立している」と述べ、「三国の異端」を強調した。
オーストラリアはすでに米国のイラク攻撃を全面支持して軍隊を中東に
派遣しているため、同長官のこのフランスなどへの非難は同盟国間の対照を
際立たせることとなった。パウエル国務長官も「NATOにはトルコの危機に
備えて支持をする責務がある」と述べた。
ラムズフェルド長官は同会見での「ベルギーなどの行動はNATOの崩壊を
意味するのか」という質問には否定の答えを述べたが、ドイツやフランスが
イラクの査察要員を三倍にするとか、イラクに国連平和維持要員を大量に
送りこんで米国の攻撃を防ぐという案を用意しているという報道はブッシュ
政権の高官たちを一様に硬化させた。
ブッシュ大統領も十日、「NATOによるトルコ支援の準備をフランスが阻んだことに
失望している」と表明。国連やNATOの支持を当てにはしない姿勢を再強調した。
フランス、ドイツ、ベルギー三国のこうした行動に対し大手紙のウォールストリート・
ジャーナルは十日付社説で「NATOの終わり?」と題し、「NATOという同盟が米国
の利益に寄与するか否かを問わねばならない」と論じた。同社説は「メンバーの自衛
行動を助けない同盟は無益だ」と述べ、いまのNATOを根本的に改編してドイツ、
フランス、ベルギーなどを除き、イギリス、イタリア、中欧、東欧諸国との新たな米欧
同盟の構築を考えるときだと主張した。
キッシンジャー元国務長官も十日のワシントン・ポストへの寄稿論文で「イラク
武装解除への道は大西洋同盟に発足以来の五十年間で最大の危機をもたらした」
と論じた。
どう考えたってこれこそ独善としかいいようがないんですがね…
こんなんでもまだ産経さんはアメリカさまマンセーですかい?
別にアメリカもロシアもフランスもドイツその他諸々の
国々も普通に利権争ってるだけ。善も悪も無い。
584 :
丁:03/02/12 23:19 ID:/JAYiGye
585 :
T:03/02/12 23:39 ID:gkso1MTN
@人知を越えた出来事を「神」の名で納得というか理由付けしている。
現代人はそんなことはない、必ず理由があるはずだと考えるが不思議大好き人間の場合はどうですか?(w
Aおそらくほとんどの人は関係ないだろうがリストに入ってない人が拉致されている可能性もある
C「いかにもと言う感じ」な新潟監禁事件の被害者も北朝鮮とは無関係だったし・・決めつけで捜査を混乱させない方がいいよ
D警察は事故で片づけたがいまいち腑に落ちない
Eふびん 【不憫・不愍・不便】 (名・形動)[文]ナリ
(1)かわいそうなこと。気の毒なこと。また、そのさま。「―に思う」「―な奴」「―でならない」
(2)都合の悪いこと。具合の悪いこと。また、そのさま。「御供に人もさぶらはざりけり。―なるわざかな/源氏(夕顔)」
(3)かわいいこと。いとしいこと。また、そのさま。「一芸あるものをば…―にせさせ給ひければ/徒然 226」〔元来「不便」で、「不憫」「不愍」は当て字〕
1の意味で使っているのだろうが母子家庭だからと言って「ふびんな姉妹」は決めつけじゃないかな
ひょっとして3の意味?
厨房のとき暗記した「雨ニモ負ケズ」を今でも暗誦できるぜ
586 :
がはは@泥酔:03/02/12 23:41 ID:sMsD3gG8
辻元清美ねえさんは真の愛国者かよ
辻元清美ねえさんは真の愛国者かよ
辻元清美ねえさんは真の愛国者かよ
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587 :
T:03/02/12 23:47 ID:gkso1MTN
>>583 日本だけは利権を争ってないのですが・・
イランイラク戦争の時はイラクに着いたアメリカに逆らって
イランを庇っていたんだけどね。今度イランとアメリカが敵対したらどうなるやら
>>587 政府レベルでは知らんが(3番目の敵と罵倒されたとか)、
イラクの国民がすげえ親日なのはどういうわけなんだろ。
589 :
文責・名無しさん:03/02/13 00:02 ID:vXrIUHm6
YAHOO!BBに加入すると料金が安くなるってのは今の現状のYAHOO!BB
の設備には無理がありすぎる。すべてYAHOO!BBの回線へつながるので
料金が安くなりますよと営業マンの人は言っていますが、実際のところそれは嘘で
半分以上がNTT回線につながっているので、YAHOO!BBとNTTの料金をたすと
今までより料金が高くなることがおおいにしてある。YAHOO!BBに問い合わすと
BB回線がつながらない時にはNTT改選につながるように説明しているといっているらしいけど
実際のところ営業マンも又は雑誌、HPなどにそんな言葉は1個とも書かれていない
590 :
文責・名無しさん:03/02/13 05:54 ID:/AWnuMfu
>>588 中東は押しなべて親日ですよ。
おしんがどこの国でも放映されてますからね。
橋田ドラマの苦労話が受けるんです。
湾岸戦争で日本が金を出したことも知らないでしょうし。
591 :
文責・名無しさん:03/02/13 05:58 ID:4xZFjsLT
592 :
文責・名無しさん:03/02/13 06:18 ID:NTPRvFS2
中東が親日なのは先人のおかげである。
真珠湾攻撃と特攻隊が受けているのであろう。
特攻隊の勇士は五千人で米畜を同数以上屠り去った(朝日調)。
巡行ミサイルは桜花の猿真似であろう。
593 :
T:03/02/13 07:51 ID:RX41xgPn
>西武池袋線の大泉学園駅から南へ少し下がったところに「牧野記念庭園」がある。その名のように日本が生んだ世界的植物学者・牧野富太郎の住まいを開放して庭園にした。
>練馬区営で、いろいろ資料をいただける上、入場無料(休園火曜日)というのがうれしい。
>つい先日、立ち寄ってみるとセツブンソウが白いかれんな花を咲かせていた。見本園と呼ばれる植栽畑で、身をこごめて見つめないとわからないほど小さい。
>キンポウゲ科の多年草で、「節分」の季節に咲く。また節分の季節でないと咲かないという律義な花だ。
>福島県から南の地方の山地に自生する。この見本園では二輪、三輪首を曲げて咲いていたが、花びらに見えたのは実はガク片らしい。
>暗い谷間の斜面や雑木林の林床で残雪のそばで咲いているさまを思い浮かべた。
>庭園には三百四十余種の草木が植えられているが、いまは冬枯れたまま、さびさびとして人影も少ない。花らしい花はこのセツブンソウと、
>ハツカリ(ワビスケ=ツバキ科)くらいかもしれない。静か過ぎる季節ですねというと係の人が教えてくれた。
>「まん中の小道を行って左手でニシキマンサクがそろそろ咲きます。博士ゆかりの木で学問的にも貴重なものです。マンサクの花は普通黄色ですが、
>これは名前とおりニシキ(錦)の色の花、赤いマンサクなのです」。高い木のこずえに、ひらひらつぼみが開き始めていた。
>博士はシーボルトがアジサイの学名に愛人お滝さんの名をつけたことに憤慨していた。
>ところが昭和三年に亡くなった寿衛子夫人の名をとってスエコザサとつけたことがある。唯一の例外だった。夫人を深く愛していたからだろう。そのスエコザサが記念館前に植えられてある。
人の振りみて我が振り直せ・・
594 :
T:03/02/13 07:59 ID:RX41xgPn
ラディンが日本を尊敬していると言ったりしてたしね
極東の島国でありながらロシアを破りアメリカと戦った日本は被植民地では希望の星
ゾマホンとかの留学生もそういう理由だろう
現在のポチぶりを見てどう思われているか・・
じゃあTよ。日本の生命線たるあまりに長大なシーレーンを
アメリカに頼らず独力で守る現実的な方法を考えてくれよ。
596 :
T:03/02/14 07:47 ID:QreYgekn
>しゃにむに核兵器開発をすすめる北朝鮮は、国連安保理の“お白州”に引き出されることになった。
>すでに米国は北が一、二発の核弾頭を持っていると見、韓国も北は二、三個の原爆を保有している(大統領特使の言葉)と踏んでいる。
小型化できなければ自爆テロぐらいにしか使えないね
>ところがそういう韓国の対北政策に混乱が生まれているのだから、また何をかいわんや。若い世代を中心に、北の核保有容認論さえ出てきている。
>「北朝鮮が自衛のために核兵器を持ってなぜ悪い」という言い分だそうだ。これも誤った太陽政策から生まれた偏見だろう。
「核による抑止」なんて存在しないしあれば使いたくなるのが人情(w
自衛のための核なら日本が核を持っても良いのか?
>金正日氏はさぞかしにんまりほくそ笑んでいようが、ここで確認しておかなければならない。もはや北朝鮮の戦術を「瀬戸際外交」や「外交カード」といった見方でとらえてはいけない。
>北は軍事目的のために核を、なかんずく核兵器を開発し、保有しようとしているのである。
正日は南進したいかもしれないができるはずがない(w
>その核弾頭長距離ミサイルは、日本はおろか米国の西海岸までも標的にしはじめた。かつて北は「ソウルを火の海にしてやる」といって恫喝(どうかつ)したことがあった。
>しかし間もなく「東京やサンフランシスコにテポドンを撃ち込むぞ」といって脅しをかけてくるだろう。
>その時になって右往左往しても遅い。震え上がって脅迫に屈することがあってはならない。早急にミサイル防衛システムづくりと、
>集団的自衛権の整備にとりかかるべきではないか。事態はなお流動的だが、一つはっきりしたことがある。
ミサイル防衛は日本から金を巻き上げるだけでなくアメリカへのミサイルが日本に墜落してくる罠
>「北朝鮮の核は人畜無害」(平成八年十一月号『THIS IS 読売』吉田康彦氏)などと北を弁護してきた文化人や評論家の言い分は、
>いかにナンセンスであったか。テロ国家・北朝鮮を甘く見ていたか。世迷い言であることが明白になったことである。
結局「放置」が一番効果的だよね。2chと同じで
597 :
T:03/02/14 07:52 ID:QreYgekn
>>595 昭和天皇も「油で始まり油で終わった」と言ったと言われている
結局バランス外交というか全方向に敵を作らないようにするしかないね
それができれば簡単だけど(w
598 :
文責・名無しさん:03/02/14 09:01 ID:6whbctii
吉田康彦を名指し批判するとは流石は産経らしい記事だ。
毎日新聞では、なかなか出来ないだろう。
産経の思考回路がチョンと同じレベルに達したというのは本当ですか??
600 :
文責・名無しさん:03/02/14 10:01 ID:SOuJy20Y
北の核も脅威だが、南が混乱に乗じて、日本に攻めてくる可能性もあるよね。
実際、前例があるらしいし。
今日の社説のタイトル
朝日:北朝鮮の核――米に直接対話を求める
読売:[北朝鮮核開発]「安保理は阻止へ迅速に行動せよ」
日経:安保理は北朝鮮の核廃棄へ結束を
中日:北への制裁も念頭に
クイズ:さて北朝鮮が一番喜ぶ論点はどれでしょう?
(クイズにならないか。)
602 :
文責・名無しさん :03/02/14 10:33 ID:KCWCj2Gc
しかしクソでもなんでも、どこの新聞の一面コラムも天声人語のパターン踏襲するって言うのは、
天声人語が汚物でも核廃棄物でも踏襲するだけの様式を備えているって事なのか?
と、また季節の風物詩を取り入れたコラム書いている石井を見て思った。
604 :
文責・名無しさん:03/02/14 18:18 ID:jiY1BjhL
>>603 元々じいさま向けだからな。20代とかは読んじゃいけないのかもw
605 :
T:03/02/15 07:51 ID:tBxCqVAs
>奈良は唐招提寺金堂で、国宝級の鬼がみつかったというニュースがあった。軒下の四隅に配された木彫りの邪鬼たちである。
>四つのうち三体が金堂創建時代の作だったという。縁の下から時代の移りかわりを眺めてきたのだろう。
>「せきばくとひはせうだいのこんだうの のきのくまよりくれわたりゆく」(会津八一)。唐招提寺は「天平の甍(いらか)」「絶塵(ぜつじん)の名刹(めいさつ)」などと呼ばれる。
>招提とは、仏のもとで修行するものの場のこと、つまり寺や寺院のことだという。国宝・金堂は折から解体修理中だった。
>その邪鬼は、金堂の軒を支える角材の間にはめこまれていた。高さ、幅ともそれぞれ三十センチ前後だというから、随分ずんぐりしている。
>新聞写真でみる鬼たちはほとんど裸で、行儀よく正座をしていた。文字通り“縁の下の力持ち”、魔よけの意味もあったのだろう。
>邪鬼は人の心にすむ邪心だといい、四天王の足に踏まれている。しかし東大寺戒壇堂の四天王の沓(くつ)の下の鬼たちは、どこか愛嬌(あいきょう)があり、
>憎めないところがある。増長天の下の鬼はくちびるをかんで苦渋し、持国天の鬼は口をあけてユーモラスで、広目天のそれは参りましたと嘆く…。
>唐招提寺の開祖である唐の名僧・鑑真和上は、日本の要請に応じて渡海難航五たび、六度目にようやく来日が実現した。
>潮風に痛めて失明したが、心眼を開眼。七六三年五月六日、結跏趺坐(けっかふざ)し西に向かって示寂(死去)したという。
>昨年暮れ、テレビ「ゆく年くる年」の中継で東大寺の国宝の鐘楼にくぎを打ちつける事件があった。NHKは責任者の処分を発表したが、
>鑑真や鬼たちはこれを何と聞いたろう。「とこしへにねむりておはせおほてらの いまのすがたにうちなかむよは」(同)
煩悩があってこその人間だと思うけどどうよ?
606 :
文責・名無しさん:03/02/16 09:54 ID:kYZKVree
英国の推理作家、アガサ・クリスティーにはイラクなど中東を舞台にした作品も多
い。夫のマックス・マローワンがこの地方を専門とする考古学者で、女史もその発
掘調査に同行し、しばしば中東を訪れていたからだ。一九三〇年代のころである。
▼イラクの発掘現場で事件が起きる『メソポタミヤの殺人』(早川書房)の解説で、
数藤康雄氏はクリスティーが「メソポタミヤの人々や風土をこよなく愛していた」と
書いている。一年の半分以上滞在し、砂漠の中に一人でいるほうが執筆が進む、
と喜んでいた。▼そのイラクの問題は、米国とフランス、ドイツの欧州二国とのせ
めぎ合いの様相になった。十四日の査察団報告などを受けた国連安保理も、フ
ランス主導の査察継続派が多数を占めた。早く攻撃の糸口を見つけたい米国は
仏・独の抵抗を持てあましているように見える。▼日本など極東には「欧州はもっ
と北朝鮮に目を向けてほしい」との思いがある。だが、クリスティーばかりでなく欧
州の人々にとって中東ははるかに身近な地域なのだ。国益上も重要だろう。「アメ
リカの言うがままにはさせたくない」との気持ちが強いのかもしれない。▼ただ、間
違ってもしてはならないのは、仏・独を平和愛好国、イラクの救済主、米・英を好
戦国とする見方をとることだ。日本などですでにその兆候がみられる。しかし、幾
多の戦火をくぐり抜けてきた欧州の国々がそんな単純な構図で動くわけがないの
である。▼そうではなく、欧米や“戦後”のイラクでの主導権をめぐり激しくかけひき
しているとみるべきだろう。そうしないと、かつて独ソ不可侵条約調印後に総辞職
した平沼内閣のように「複雑怪奇」と目を白黒させることになりかねない。
当然アメリカも石油目当てなんだが。
>ただ、間違ってもしてはならないのは、仏・独を平和愛好国、
>イラクの救済主、米・英を好戦国とする見方をとることだ。
反米サヨを皮肉ってるつもりだろうけどね。
プッ。
仏独などが2枚舌つかってどっちに転んでもいいように
狡猾な外交やってるのは知ってるし、
少なくともブッシュ政権が好戦的、というのは
当たってますが、何か?
ブ、「主体的」だってさ(w
主張 対米支持を主体的に示せ【イラク問題】 ( 2/16)
イラクの大量破壊兵器問題は、国連査察団の追加報告を受けて、
各国が最終的な態度決定を迫られる時期を迎えた。米欧間で足並みの
乱れが露呈しているが、日本としても状況を総合的に判断し、国益を
守る立場から重大な判断を下す時期を迎えている。
国連の安全保障理事会は、査察団の追加報告を受けて、これ以上の
査察は無意味とする米英などのグループと、査察継続を主張する仏独
露中などのグループとに分かれた。
査察継続派は、「査察の成果が出てきた。だから継続すべきだ。査察
強化で危険な武装解除は可能」(ドビルパン仏外相)といい、米国は、
「イラクは査察から逃れ通す考えだ。査察継続で時間稼ぎをし、国際
社会の関心が他に移るのを待っている」(パウエル米国務長官)と主張
した。
イラクの現フセイン体制には、国連決議を完全に順守する考えも、
査察に完全に協力する意思もないことはこれまでの査察結果からも
明らかとなった。そのような中での査察は、査察団を強化しても限界
があろう。
イラクはこれまで、米国が武力を背景に圧力をかけたときのみ、
譲歩の姿勢を見せてきたのが現実だ。さらに査察が必要だとしても、
期限を切って迫ることが重要である。
今回の危機を招いた責任は、繰り返すがイラクの側にある。イラクは
大量破壊兵器の完全廃棄を湾岸戦争の停戦条件とした決議をはじめ
とする国連決議をことごとく破り、「最後の機会」とされた昨年十一月
の安保理決議一四四一に対しても、同決議が明示して求めた「完全
履行」をしなかった。
----------------------------------------------------------
これに対し、一昨年九月、中枢同時テロを経験した米国は、自衛の
ための対イラク単独攻撃も辞さない構えを示しつつ、国連を通じた国
際協調に最大限の努力を続けてきた。
日本はこの努力を評価するとともに、日本の安全保障上の国益を
踏まえながら、同盟国である米国に対し主体的かつ積極的な支持を
打ち出す時期にきたと考える。
同盟国は必要な時に互いに頼りになる存在でなければならない。
日本は非常任理事国への対米支持を働きかけるなど側面支援の
行動も強力に進めるべきである。
----------------------------------------------------------
どうしてここまでアメ公を信じられるんだろ…わからん
ここまでマンセーできるのって、ある意味貴重です。
正論 敬意示したいブッシュ政権の対日姿勢 杏林大学総合政策学部教授 田久保忠衛
賠償問題にみる米国の良識 ( 2/16)
≪「講和で解決済み」と判断≫
ちょうど三年前の二月二十三日付産経新聞朝刊に、私は「昨年来
私の心を覆っている不気味なほどの重圧感と言い知れぬやり切れ
なさは一体何ゆえであろうか。多数の悪魔の跳梁(ちょうりょう)と
哄笑の中で日本という子羊がおののいているとしか思えないので
ある」と書いた。その七カ月前に米カリフォルニア州議会は、民主党の
トム・ヘイデン同州上院議員が第二次大戦中の強制労働に対する
賠償請求を認める法案を提出し、その法案が成立してしまった。これを
合図としたかのように、「ザ・レイプ・オブ・南京」の著者アイリス・チャン
女史などが関係する中国系米国人組織、元米軍捕虜グループらが
活発な動きを進め、在米日本企業に対して次から次へと訴えが起こ
されたのである。
ただ、いま私はこの問題について垂れこめていた霧が晴れたような
爽快感を味わっている。さる一月二十一日にサンフランシスコの連邦
高裁が、戦時中の賠償問題は五一年の対日講和条約で外交的に
解決済みとの判決を下し、ヘイデン法案は違憲との判断を示した。
さらに二月六日にはカリフォルニア州上級裁判所が、日本企業に
賠償を命じた州地裁の判決を破棄したのである。ヘイデン法の
合憲性には踏み込まなかったが、講和条約で決着しているとの
判断は連邦高裁と同じだ。二十八件に上っていた訴訟はすべて
棄却されたのである。
≪覆っていた反日の暗雲≫
私が陰鬱だったのは米社会の不可解さに起因していた。ヘイデン法
と同じ趣旨の法律が約十州で次から次へと成立し、一昨年九月には
シカゴの連邦地裁に元捕虜たちが一兆ドルというとてつもない賠償額
を掲げた訴訟を起こし、連邦議会の下院にはカリフォルニア州選出で
日系のマイク・ホンダ議員(民主)と、同じ州のデーナ・ローラバッカー
議員(共和)が対日講和条約の解釈変更を求める法案を提出、昨年
五月現在で何と二百二十五人もの下院議員が共同提案者として名前
を連ねていた。
さらに、米国の日本研究者の中には「敗北を抱きしめて」を書いた
ジョン・ダワー、「昭和天皇」の著者であるハーバート・ビックスといっ
たいわゆる左翼史観を貫いている人が相次いでピューリッツァー賞
を受賞し、いまごろ日本に対する戦争責任を追及するなど戦後補償
要求と歩調を合わせるような雰囲気が漂っていた。中国政府がこの
問題にどの程度関わっているのかは知らないが、昨年は上海の
華東政法大学とアイリス・チャンの支援グループが共催し「第二次
大戦補償問題に関する国際法律会議」を、一昨年は中国系、韓国系
の元捕虜団体が主催し「サンフランシスコ会議、日本の戦争記憶問題
に直面する」というおどろおどろしい名前のシンポジウムをそれぞれ
開催した。後者での基調演説は中国のサンフランシスコ総領事が
行った。日本でもいわゆる自虐史観を唱える人々や団体が同様の
催しをした。すべて相互に連動しているのだろう。
そこで、私はとくに敬意を表したい。反論も運動もできずに立ち
すくんでいる日本に対してブッシュ現政権は不動の姿勢を貫いた。
一昨年の九月八日にサンフランシスコ講和条約締結五十周年の
記念式典に当時の田中真紀子外相が出席したさい、中国および
韓国系の反日団体が「強制労働」の謝罪と補償を求めて押しかけた。
パウエル国務長官は外相に「対日講和条約で解決済みとの立場
をブッシュ政権は堅持します」と確約したのである。
≪気になる外務省の役割≫
式典の三日後に九・一一テロが発生した。その二週間後の九月
二十五日付ワシントン・ポスト紙に歴代の米駐日大使、ウォルター
・F・モンデール、トーマス・S・フォーリー、マイケル・H・アマコスト
の三人が連名で元米軍人らの賠償請求訴訟を促進しようとする
「二〇〇二会計年度歳出法案の修正法案」の成立に反対するとの
立場を打ち出した。国際テロとの戦いで日米同盟を強化しなければ
ならない時期に、米議会は何をしているのかとの批判文である。
サンフランシスコの連邦高裁ならびにカリフォルニア上級裁判所の
判断とともに、私は米国の良識を見た思いがした。
気になるのは日本の外務省だ。先日の産経新聞を読んで愕然
とした。外務省管轄下の国際交流基金が最近ワシントンで行わ
れた対日糾弾ゼミナール開催の資金を負担したというではないか。
出席者は賠償請求の活動家と重なる。反日の点で通底する人物が
外務省にいるのだろうか。信じられない。
(たくぼ ただえ)
…結局「アメリカさまに感謝しる!日本は『同盟国』として参戦しる!」
ってことかよ。
最後の文は同意だけどな。
それ以外はちょっと
小泉も川口も「日本が立場を鮮明にすることによって国際社会が2分化するのは避けなければならない」
と事ある事にお題目の様に言ってるけど、日本がこの問題に対してそんな存在感示せると
本気で思ってるんだろうか。北朝鮮問題からアメリカが手を引かない様にイラjク攻撃を支持しますとはっきり
いっちゃえばいいのに。
614 :
T:03/02/17 08:01 ID:g3fXhJ+9
>世界各地で反米、反戦の運動が盛り上がっている、と多くのメディアが伝えている。デモ行進や集会を全面的に支持するような形で…。
>しかしそういう報道姿勢は、ひょっとするとサダム・フセインに誤ったメッセージを与えることになるだろう。
http://www.sankei.co.jp/news/030216/0216kok042.htm<塊より始めよ(w
>「歴史は鏡である」と古人の言葉にあった。二十世紀を振り返っても、苦い“鏡”はいくつもある。一九三〇年代、ヒトラーはチェコからズデーテン地方を危険な賭けで奪ったが、
>米英ソは事態を放置した。宥和(ゆうわ)政策をとった英チェンバレンは帰国して「平和を守った」と国民に大歓迎された。
イラクはどこかを侵略した訳じゃないんだが。イランイラク戦争の時は3kはどーゆースタンスだったのだろ?
>一九七〇年代、ベトナム反戦は流行ファッションになった。日本でも「ベ平連」の進歩的文化人がもてはやされた。
>そして解放戦線の本質に目をつむった結果、ベトナムは共産化しボートピープルがあふれた。ともに“反戦”が悲惨をもたらしたのだった。
南ベトナム政権の腐敗には目をつむるんだね。ホーチミンは元々親米だったからやり方によっては・・
>戦後の日本人は頭のなかから「戦争」の二文字をはじき出せば「平和」が訪れると考えてきた。戦争と聞くとすべてを感情的に否定する思考停止に陥った。
>「非武装中立」と「反戦」を唱えれば票が集まったのである。
石井さんの頭の中から「平和」の二文字をはじき出せば「戦争」がおとずれると考えてきた
>いまイラク問題をめぐって欧米は分裂寸前だが、国際関係を考えるとき、善悪(道徳)のモノサシで計るのはナンセンスなのだ。
>たとえば仏独は正しくて、米英は間違っているといった判断は意味がない。計るべきモノサシはただ一つ、何が国益なのかである。
国益から言えば戦争はオイルショックの引き金になりかねず、日本には「負担金」ほかメリットは全くないんだが
>日本の国益はどうすれば守ることができるか、これである。いま考えるべき重要なカギは、北朝鮮の核恫喝(どうかつ)への対処だろう。
>どうやら本気な北の核武装に対し日本の安全をどう守るかといえば、日米同盟堅持以外に選択肢はない。観念的、偽善的な反米はナンセンスなのだ。
>イラクはどこかを侵略した訳じゃないんだが。イランイラク戦争の時は3kはどーゆースタンスだったのだろ?
戦争が終わって半世紀経っても「敵国条項」消してくれないのが「国際社会」。
10年くらいじゃダメダメ。
>>どうやら本気な北の核武装に対し日本の安全をどう守るかといえば、日米同盟堅持以外に選択肢はない。観念的、偽善的な反米はナンセンスなのだ。
フランスやドイツはアメリカとの同盟を解消してたのか・・・知らなかった。
よーするに、北朝鮮をアメリカにやっつけてもらうためにも、アメリカのやることには何
でも従えってことかい、石井たん。
あとなあ、アメリカのやることに反対したら何でも反米と切り捨てるのは思考停止だぞ。
WTOでアメリカの市場解放に応じないのも、石井にすれば反米なのかのお。
618 :
文責・名無しさん:03/02/17 12:19 ID:N/oQ7+kl
>そして解放戦線の本質に目をつむった結果、ベトナムは共産化し
>ボートピープルがあふれた
中越国境紛争、及びベトナムのカンボジア侵攻時の
産経の報道を検証する必要があるな
【人道の敵】産経新聞がポルポト政権支持【ジェノサイド】
【衝撃】産経新聞が中共のベトナム侵略を肯定【驚愕】
619 :
文責・名無しさん:03/02/17 12:54 ID:TF+rRZ1n
イライラ戦争ってホメイニ率いるイランと正義のイラクアメリカ連合じゃなかったっけ?
>>617 そうそう。反米と言って切り捨てるなら、おおいに市場開放せよと主張すべき。
>観念的、偽善的な反米はナンセンス
それじゃあ、論理的に国益を考えてイラク攻撃に反対しているフランスは認める
んですね?石井さん。
いやあ、石井さん冷静だなあw
621 :
620:03/02/17 13:19 ID:ZyjvUBSI
>>610-12 田久保さん。そういう反日勢力が受け入れられ、跳梁跋扈しているアメリカをそこまで
信用(というか信仰)できるというのはすごいですね。
まともな感覚ならば、その様にバラバラな国というのは危険であり、完全に信を置いて
はならない、と思うのが普通なのではありませんか?
日系人収容を正当化して問題になった議員はあなたがた親米保守の大好きな共和党です
よ(その件については田久保さんの文章にはありませんねw)。
アメリカであろうと中国であろうと、国家との関係は距離を置いてすべきではありませ
んか。
>>621 だって、田久保や森本らは米国の工作員(間諜・スパイ)だもの
サヨならともかく、石井さんの意識してる
「反米」さんたちは誰も「善悪のモノサシ」で
欧州をヨイショしてアメ公を貶めてるわけじゃないんだが。
「あざといよな〜、仏独は」というスタンスだと思う。
イラク攻撃に参加して、本当に日本にはトクなの?
本当にアメリカさまはイラクの次に北朝鮮をやっつけて
くださるの?
そこが大いに疑問なわけでしょうに。
624 :
文責・名無しさん:03/02/17 14:58 ID:HouzIuJa
今日のは保存版にしたいくらい電波飛んでますね。
「嘘」と「決め付け」と「すりかえ」がセットになっていておなかいっぱいです。
米は北朝とは話し合いで解決できるとゆーてるのだから、日米同盟堅持ってことは
日本は北朝と話し合いで解決しろと言っているのですよね?(藁
同盟国の意向を無視しちゃいけませんぜ。
ところで一連の米のテロ対策(という名の戦争)は、米の正義のもとに
諸悪の根源に鉄槌を食らわせるという建前で正当化しようとしているわけですが、
「国際関係を考えるとき、善悪(道徳)のモノサシで計るのはナンセンス」っていうことと
正反対なわけですが、その点を無視して「日米同盟堅持」などとほざくのは
いかがなものかと。国益考えたら、そんな国を信頼するほうが損ですって。
頭から終わりまで主張が一貫していないような文を紙面に掲載することが
できるなんて、なんてすばらしい新聞なんでしょう。(藁
今朝の正論(中西)からですが・・・
今回の北朝鮮をめぐる危機は、前回の九三−九四年の危機のレベルでは終
わらない、より深刻な契機を多分に持っている。当時でさえアメリカを中心
とする国際社会は北に対する経済制裁発動の瀬戸際まで行ったことを忘れて
はならない。そしてアメリカがあの時、ギリギリで“危機回避”という名の
先延ばしシナリオに屈した大きな理由は、日本という同盟国がアメリカとの
共同行動に応じられない、具体的には集団的自衛権の行使に踏み切ろうとし
ないことがはっきりしたためであった。
どこをどう縦読みしたらいいんでしょう(困惑
そもそも、米国が米朝開戦に消極的なのは、テポドンがどうとかの問題じゃ
なくて在韓米軍の兵士とその家族が危機にさらされるからだ・・・って、ご
存じなくて? 韓国駐留という利権は保持しつつ、あえて戦争は避けて避け
て・・・というアメリカ様の戦術をもう少し理解(以下自粛
産経疲れてるね。やっぱり右を日本で主張し続けるのは疲れるのかなあ。右の拠り所の
アメリカが基地ガ外だから産経も大変だよな。
むしろ、右の拠り所は日本の国家そのものなんだから
反米でも右は成立すると思うけど。
つーか、右=親米反共とか短絡した考えの持ち主ってだけで痛い。
629 :
文責・名無しさん:03/02/18 00:10 ID:O+qXn6Pk
2月17日
世界各地で反米、反戦の運動が盛り上がっている、と多くのメディアが伝えている。デモ行進
や集会を全面的に支持するような形で…。しかしそういう報道姿勢は、ひょっとするとサダム・
フセインに誤ったメッセージを与えることになるだろう。
▼「歴史は鏡である」と古人の言葉にあった。二十世紀を振り返っても、苦い“鏡”はいくつ
もある。一九三〇年代、ヒトラーはチェコからズデーテン地方を危険な賭けで奪ったが、米英ソ
は事態を放置した。宥和(ゆうわ)政策をとった英チェンバレンは帰国して「平和を守った」と国
民に大歓迎された。
▼一九七〇年代、ベトナム反戦は流行ファッションになった。日本でも「ベ平連」の進歩的文
化人がもてはやされた。そして解放戦線の本質に目をつむった結果、ベトナムは共産化しボート
ピープルがあふれた。ともに“反戦”が悲惨をもたらしたのだった。
630 :
文責・名無しさん:03/02/18 00:10 ID:O+qXn6Pk
世界各地で反米、反戦の運動が盛り上がっている、と多くのメディアが伝えている。デモ行進
や集会を全面的に支持するような形で…。しかしそういう報道姿勢は、ひょっとするとサダム・
フセインに誤ったメッセージを与えることになるだろう。
▼「歴史は鏡である」と古人の言葉にあった。二十世紀を振り返っても、苦い“鏡”はいくつ
もある。一九三〇年代、ヒトラーはチェコからズデーテン地方を危険な賭けで奪ったが、米英ソ
は事態を放置した。宥和(ゆうわ)政策をとった英チェンバレンは帰国して「平和を守った」と国
民に大歓迎された。
▼一九七〇年代、ベトナム反戦は流行ファッションになった。日本でも「ベ平連」の進歩的文
化人がもてはやされた。そして解放戦線の本質に目をつむった結果、ベトナムは共産化しボート
ピープルがあふれた。ともに“反戦”が悲惨をもたらしたのだった。
631 :
文責・名無しさん:03/02/18 00:11 ID:O+qXn6Pk
▼戦後の日本人は頭のなかから「戦争」の二文字をはじき出せば「平和」が訪れると考えてき
た。戦争と聞くとすべてを感情的に否定する思考停止に陥った。「非武装中立」と「反戦」を唱
えれば票が集まったのである。
▼いまイラク問題をめぐって欧米は分裂寸前だが、国際関係を考えるとき、善悪(道徳)のモノ
サシで計るのはナンセンスなのだ。たとえば仏独は正しくて、米英は間違っているといった判断
は意味がない。計るべきモノサシはただ一つ、何が国益なのかである。
▼日本の国益はどうすれば守ることができるか、これである。いま考えるべき重要なカギは、
北朝鮮の核恫喝(どうかつ)への対処だろう。どうやら本気な北の核武装に対し日本の安全をどう
守るかといえば、日米同盟堅持以外に選択肢はない。観念的、偽善的な反米はナンセンスなのだ。
親米反共
反共って・・・オイw
633 :
文責・名無しさん:03/02/18 00:13 ID:O+qXn6Pk
産経、必死ですね。「米英は正しくて仏独は間違っている」といった判断は
意味があるらしいです。
日米同盟堅持というのと、なんでもアメリカ様に尻尾を振るというのは違います。
それにしても、「英米」といわずわざわざ「米英」というあたり、いかにも
産経の米国崇拝が現れていて面白い。
634 :
文責・名無しさん:03/02/18 00:36 ID:eBwOmL/j
さっきNHK教育の視点論点を見ていて思ったのだが(論者は元イラク大使)、
どうも最近、「ここで戦争に協力しておけば北朝鮮問題で米国が手を貸して
くれる」という甘言と、協力しなければ米国に見限られる」という恫喝を振
り回す工作員が増えてきたね。しかも、毎回毎回言い分が「イラクが大量破
壊兵器を・・・」というお決まりの文句。お前らに「日本人としての」意見
はないんかと小一時間(言うだけ虚しい
635 :
M:03/02/18 03:58 ID:bzBTj+hv
◆産経抄
漫才で血糖値が下がったという記事を読んで、大いに笑った。国際科学振
興財団の「心と遺伝子研究会」の実験で、糖尿病患者たちに吉本興業の漫才
コンビ「B&B」のステージを見せ、大いに笑わせた結果だという。
▼「笑い」が血糖値の低下に何らかの作用をしたのは確実だそうだ。小欄
が大いに笑ったのはあやかりたいためである。笑いやユーモアが人間の健康
にプラスすることはますます確かになった。カズンズ著『笑いと治癒力』(岩
波現代文庫)も、思い切り笑うことは体内ジョギングと同じだという。
▼薬の本当の効果をためしたり、患者の気休めのために与えられたりする
「プラシーボ」というニセ薬がある。その語源はラテン語の動詞で「わたし
は喜ぶだろう」という一人称単数形であるそうだ。笑うこと、喜ぶことは昔
から人間の精神や肉体にプラスだったのだろう。
▼江戸小ばなしだったかに、医者「当分は絶食しないといけませんな。そ
れから薬はこれを飲んで」、患者「先生、この薬はいつ飲むんですか」、医
者「食後に飲んでください」。これではいつ飲むことになるのやら。
▼同じく。下手な医者、病家から帰ってくるといつもさじを拝む。女房が
不思議に思って「どうしてさじを拝むのか」と聞くと、医者のいうに「これ
がなければ、おれはとっくに殺人罪になっておる」。これからはさじ加減の
なかに「笑い」の粉でもふりかけてもらいたい。
▼この冬、猛威をふるったインフルエンザもようやく峠を越えたらしい。
しかしまだ怖いものがある。これはどなたの作だったか、「女性が一番おし
ゃべりでなくなるのは一年でいつか知ってるか」「二月さ、日数が一番少な
いから」。へい、おあとがよろしいようで。
636 :
T:03/02/18 08:01 ID:/1UbyIvx
@「大いに笑った」って研究者はいろいろ苦労しているんだよ!
A本の宣伝
B病は気から
CDE落語のコピペ
手抜きだ・・
産経抄子はとてもユーモアのセンスがあるなあ
638 :
文責・名無しさん:03/02/18 09:40 ID:D1mUeB1j
産経抄がくだらない戯れ言をあまり言わない月も2月かな?
639 :
文責・名無しさん:03/02/18 19:09 ID:hGfj6kgO
>>629-631 >「反戦」が悲惨をもたらしたのだ。
ベトナム戦争によるインドシナ半島全域における
死傷者765万人、戦争中の難民950万人は無視ですか?
>国際関係を考えるとき、善悪(道徳)のものさしで図るのはナンセンスなのだ。
おいおい、たとえどんなに米英様が無茶しようと、日本はそれに「犬のように従え!」
ということですか?
たとえば、ベトナム戦争に参加した韓国がそれによって
いかに国益にプラスになったのか教えてください。
しかし、国際問題で「善悪」はナンセンスなどと抜かす「アメリカの犬」なんかに
「日本の若者のモラルの低下」を嘆くコラムなんか書かれたくはないものだな。
>>637 毒のある季節はRのつかない月だけだったりして。
641 :
産経信者、妨やめro:03/02/19 03:16 ID:7Sne0TxN
スレたてるたびに、産経信者に妨害されるけど真実です。
産経新聞と北朝鮮は、ホントにそっくりな組織です。
北朝鮮は、金正日成や体制批判を絶対許さない。
産経も、社内の上層部批判を絶対に許さない!!!
北朝鮮からは、高収入で自由度の高い韓国や米国へ逃亡者が絶えない。
産経からは、高収入で自由度の高い朝日新聞や読売新聞に転職者が絶えない。
北朝鮮は、逃亡者の摘発に躍起で、連れ戻せば極刑が待っている。
産経も、逃亡者の摘発に躍起で、転職活動がバレルと社内で干される。
北朝鮮は、相次ぐ政策ミスでも謝らず、逆に手垢の付いた日本や韓国を責め立てる。
産経も、誤報を連発しても絶対に謝らず、逆に手垢の付いた朝日新聞批判を繰り返す。
北朝鮮は、累積債務が重なり、同じグループのロシアや中国からも距離を置かれている。
産経も赤字が重なり、同じグループのフジテレビからも思い切り嫌われている。
北朝鮮は、儒教思想に名を借りた金正日を頂点とするアナログ封建思想の維持に必死。
産経も、「天皇陛下万歳」と言って若者を戦場に追いやった靖国参拝をごり押し。
北朝鮮と産経新聞。ホントにどうしようもないところが似ているでしょ?
642 :
文責・名無しさん:03/02/19 06:51 ID:+cG2R14r
主張 独裁者を利する反戦主義
今日も産経はアメリカ様崇拝のデムパ出しまくり....
643 :
みっともねえな、朝日信者:03/02/19 07:57 ID:1hA2Q39X
>>641 お前が言うからには嘘なんだな(w
産経と北朝鮮は全く似ていない組織とカクテーイ(w
ものの考え方は北朝鮮とお前が同一なんだがな(w
644 :
文責・名無しさん:03/02/19 08:11 ID:1hA2Q39X
>>642 とは言っても
> 国際的な権力政治の駆け引きは、反戦・平和を唱える
>米国批判派の主張のように単純ではない。イラク向け武
>器輸出やイラク原油の利益享受国が、イラク攻撃を躊躇
>(ちゅうちょ)するロシア、フランス、中国であることも
>頭に刻む必要がある。まして北朝鮮が、反戦主義の流れ
>にのって恫喝(どうかつ)を強める愚行をみれば、「反戦」
>の唱和がイラクばかりか北朝鮮をも勢いづかせることが
>分かる。げに偽善的な「反戦イデオロギー」ほど独裁者
>に加担するものはない。
というのは正論だからな。中国様の奴隷になりたければ
この論まで否定してもいいけど?俺はいやだね。
645 :
文責・名無しさん:03/02/19 09:10 ID:xVbq347X
646 :
文責・名無しさん:03/02/19 10:10 ID:uINbv51a
>>639 本当だな。ベトナム戦争で死んだ一般ベトナム市民の方が幸せだったのかと
皮肉りたくなる気分だよな。だから朝日新聞すら死んでも追いつけないのだよ。
で、読売新聞に美味しいところ持って逝かれる罠。
強硬論もここまできたら頑迷としか言いようがない。
647 :
産経読者:03/02/19 11:52 ID:bUVBYMPv
>>639同意です。
また、
>国際関係を考えるとき、善悪(道徳)のモノサシで計るのはナンセンスなのだ
…それはごもっともですが、「テロは悪、正義の戦い」をアメリカ様と一緒になっ
て主張していたのはどこの新聞だったでしょうか?
国際関係は駆け引きが重要視されるのは当然ですが、最低限のルール(道徳)がな
ければ、無法地帯になってしまいます。ヨーロッパがアメリカに異論を表明してい
る理由の一つはそれです。産経は国際法というものをどのように解釈しているので
しょうか?
おまけに、アメリカの強引な市場開放に対して抵抗する日本政府や農業関係者に
「自制」を求めてしまう産経でしたw
>>641 スレ内容を見てカキコしてくださいね。「信者」と決め付けで煽る方は逝ってくだ
さいw。他の人たちも煽られないようにね。
648 :
文責・名無しさん:03/02/19 14:56 ID:qG73LmJM
>>635を見ているとタイトルに「天声人語」とか「素粒子」とか書いてあっても
不思議じゃないですね。内容はともかく。
いつもこういう感じの産経抄だったらいいのに。お堅い話は他に任せればよし。
649 :
文責・名無しさん:03/02/19 15:03 ID:mIk9ASI4
3/7宮崎高裁学年制大学違憲無効訴訟は新聞社しらないが,合憲なら
各教授の単位認定権が侵され科目独立制が崩れる.大学令で違憲なら
新聞にのる.学生権利を主張する校則裁判は増加する.封建的な学部
を民主化する.法を遵守し大学改革すべきでは?国民に生涯学習権あ
り.法務大臣等に裏工作して却下判決を狙う?訴訟技術で苦戦するも
,最高裁まで国民の法正義を貫こう.
650 :
M:03/02/19 16:51 ID:IqmNxHzA
◆産経抄
江戸に幕府が慶長八(一六〇三)年に開かれてちょうど四百年、いま
東京はちょっと“よそゆき”の顔をしている。晴れがましさもあるよ
うで、大手町も姿を整え、丸の内仲通りや丸ビルも新装成って魅力の
スポットに生まれ変わった。
▼しかしそんな東京にも、土地の記憶や歴史が何層にも埋め込まれ
たところがある。エッセイストの三善里沙子さんが新しく書いた『東
京魔界案内』(光文社知恵の森文庫)を読んで、妖(あや)しい東京の魅力
に引きずり込まれた。彼女は著書『中央線の呪い』などで沿線民俗学
研究家を名乗っている。
▼東京の魔界といえば、真っ先に指を折るのが千代田区大手町の平
将門の首塚だそうだ。いまを去る千年の昔、関東の独立を宣言した将
門は逆賊として戦死するが、はねられた首は獄門台から江戸へ飛んだ。
首塚は産経東京本社からも眺められるが、ビル街の一角に薄暗い森を
なしている。
▼この将門をめぐる祟(たた)りの話はあまりにも名高い。風水で守
られた江戸城、江戸の怨念が封じ込められた上野公園、墓の下に掘ら
れた千駄ケ谷トンネルの怪、フーゾクタウン新宿の光と闇などなど、
東京はもののけの巷(ちまた)であるそうな。
▼渋谷という街も、いまはやりの癒やし系とはいえぬ。それどころ
か“疲れる街”という見方がある。スクランブル交差点を行きかう人
の群れを見ると目まいがするという人もいる。さまざまな欲望がうず
まく現代の辻は、魔界そのものなのだ。
▼昨夏、北京の裏町・胡同(フートン)を歩いてみたが、歴史と由緒
ある路地裏は二〇〇八年五輪のための再開発で次々に取り壊されてい
た。東京の裏町ももっと整理せよという声があるようだが、三善さん
は「とんでもない。地霊を大切に」という。全く同感である。
651 :
M:03/02/19 16:54 ID:IqmNxHzA
◆主張 独裁者を利する反戦主義
【イラク問題】
国際社会で米国のように強大な力を持つ国家は、常に批判と反発に
さらされてきた。反米の理由はさまざまで、欧州が直面する経済的な
苦境のうさ晴らしであったり、グローバリズムという名の米国化が固
有の文化を破壊するという反発もある。しかし、短絡的な反米・反戦
主義は、国連決議に違反するイラクや核開発を振りかざす北朝鮮を利
するという決定的な視点が欠落している。
米国が描くイラク攻撃は、イラクのフセイン政権が湾岸戦争後も数
々の国連決議に違反して大量破壊兵器の開発・保有を続けていること
に制裁を加え、武装解除することにある。武装解除が狙いである限り、
外交交渉で粘ることもあれば武力行使もありうる。相手が独裁者でも
交渉で武装解除ができれば、それに越したことはない。
ところが、反戦主義の偽善性は武装解除を「イラク戦争」と言い換
えて矮(わい)小(しよう)化し、あたかも強い米国が弱いイラクを先制攻
撃するというシナリオにすり替えてしまう。実際には、米国は国連を
無視することなく、いくつもの安保理決議を積み上げてきた。昨年九
月にブッシュ大統領は国連で演説し、さらに安保理決議一四四一を全
会一致で獲得し、一月といわれた単独攻撃を踏みとどまった。
むしろ、ブッシュ政権の「先制攻撃論」はその強さのゆえに、イラ
クの小出しの譲歩を誘い、国連査察チームの作業に道筋をつけること
ができた。早急なイラク攻撃に反対するフランスやロシアもその効用
は認めている。それどころか、シラク仏大統領は「不戦主義国家でも
なければ反米でもない」と述べ、むしろそのタイミングを考えている。
フランスがすでに、空母を地中海に派遣ずみであることが、それを実
証している。
国際的な権力政治の駆け引きは、反戦・平和を唱える米国批判派の
主張のように単純ではない。イラク向け武器輸出やイラク原油の利益
享受国が、イラク攻撃を躊躇(ちゅうちょ)するロシア、フランス、中
国であることも頭に刻む必要がある。まして北朝鮮が、反戦主義の流
れにのって恫喝(どうかつ)を強める愚行をみれば、「反戦」の唱和が
イラクばかりか北朝鮮をも勢いづかせることが分かる。げに偽善的な
「反戦イデオロギー」ほど独裁者に加担するものはない。
653 :
M:03/02/19 17:01 ID:IqmNxHzA
・・・やっぱり、アメリカ様の戦争に荷担しなければ、対北朝鮮でアメリカ
様が手を貸してくださらないぞという脅しだよ。もう聞き飽きた。
そもそも、アメリカは在韓米軍兵士とその家族を戦火に巻き込まないために
北朝鮮と一戦交える気はサラサラないということを我々国民は肝に銘じてお
く必要がある。
故に、
>>644様
私はそれとこれとは次元が別だと思う。
654 :
文責・名無しさん:03/02/19 23:05 ID:+cG2R14r
アメリカ様は日本に恩義を感じるのだろうか?日本がいくら媚びたところで、
アメリカはアメリカの都合で動くだけだと思うんだが。
学校に不審な男が乱入してきたらたたき出して当然。
日本のマスコミは皆朝鮮人の手先なり。
656 :
文責・名無しさん:03/02/20 00:06 ID:8irXAnNz
>>655 不審な男をたたき出すのは当然だが、そのときに手伝って欲しいからといって、
隣町のガキ大将の喧嘩に加勢する必要はない。
657 :
T:03/02/20 07:47 ID:E03/m7z7
>地下鉄の電車はどこから入れたのか、それを考えると夜も眠れないという“地下鉄漫才”があった。
>だが本当に眠れないのは、地下鉄で火事になったらどこへ、どう逃げればいいのかという場合の心配ではないか。
飛行機やスペースシャトルよりまし(w
>しかしそれでは怖過ぎる。怖過ぎてギャグにはならない。だから考えないことにしていたのである。韓国の大邱市で起きた地下鉄の大惨事は、
>その考えたくない恐怖をまざまざと見せつけてしまった。被災者はどんなに怖かったことか。亡くなった人びとを心から哀悼する。
地下鉄サリン事件でもこれほど被害はなかった。ドアが開かなかったのがまずかったのだろうか
>火災といっても、自然発火ではなく、テロや放火といった無法な非常事態を想定して防火に備えている国は少ないだろう。
>しかし大邱で大惨事となった原因のなかには、燃えやすい素材の車両や不十分な排煙設備があげられるそうだ。
>電車の構造が生んだ悲劇といえば、昭和二十六(一九五一)年四月二十四日の桜木町事故を思い出さざるをえない。
>五両編成の京浜東北線電車が桜木町駅にさしかかったとき、パンタグラフと架線の故障で電車に大電流が流れて発火した。電車は戦争後期の昭和十九年製で、粗製乱造そのものだった。
>資材や機材は極端に不足し、ロクサン形と呼ばれる三段窓(中間の窓が固定式)で、屋根は木製だから車内はたちまち炎に包まれた。
>逃げられない乗客百六人が死に、九十二人が負傷。日本の鉄道事故史上、最大の火災事故となったのだった。
>それからもう半世紀たったというべきか。それともまだ半世紀しか過ぎていないというべきか。日本のいまの地下鉄は難燃性の素材を使っており、
>「防護無線」が装備されているからご安心をと関係者はいう。しかしテロや放火では…、やはり眠れなくなるから考えるのはやめておく。
犯人の動機の 「大勢の人と死にたかった」はチョン特有のメンタリティーだな
金正日が死なばもろともと思わなければいいが・・それを考えると夜も眠れない
658 :
文責・名無しさん:03/02/20 10:16 ID:+d7H7fl0
>>639に同意します。
しかし、アメリカ様のいうことは何でも「犬」のように従わなければならないなら、
即刻、イラクと同じ「ならず者国家」である「イラン」と断行すべきですよね、産経さん。
つーかサンケイ(もうカタカナでいいやこんなとこ)の基本方針は全てアメリカが
OKするかしないかだという事が本当によく理解できた半年だった。
あえて書くが靖国参拝や有事法制もアメリカが文句言ったら新聞社として主張しなかったんじゃ
なかろうか。だとしたらアサヒと並ぶ国賊であろう。
660 :
産経読者:03/02/20 11:34 ID:N7fNwJml
>>655 当然です。日本人学校に落ち度はないと思います。
あの場合、日本政府批判に世論誘導することは難しいと思います。
RENKは今回、しくじったねw
>>656 的を得ている。上手いw
ところで、難民に関する産経のスタンスがいまいち具体的でありませんね。
やおら「北朝鮮が攻めてきたらアメリカ様に助けて貰わなければならない」論法は
目に付きますが、朝鮮半島有事になった時、日本にどのような影響があるかまで
早急に分析する必要があるはずです。その時には難民どころか「武装難民」まで
押し寄せてくる可能性があるのですが、その覚悟で産経さんは北朝鮮攻撃を支持
しているのでしょうか?
北朝鮮が倒れてくれるのは大歓迎ですが、拉致された邦人保護(まずこれは優先)
や難民を受け入れざるをえない状況が当然出てくるわけです。
“愛国新聞”ならば日本としての姿勢を提言する義務があると思うのですが、
今のところ「アメリカ様」を唱えているだけでさっぱりですね…。
>>660 今日の紙面を見てる限りは新たな決議提案全面支援してるとしか思えない。シラクの
失言目立たせてアメリカ寄りに世界が動いているかのように見せかけたり。
662 :
M:03/02/21 02:53 ID:Yd+JQ0Hj
◆産経抄
「しかし、だからといって…」というのが、いま日本のマスコミ(とくに多くの
新聞)論調の決まり文句になっている。まやかしでへっぴり腰で偽善の常套(じょ
うとう)句といっていい。もっといえば右顧左眄(うこさべん)用語であり、世論迎
合言葉なのである。
▼たとえば、イラクは大量破壊兵器を隠している疑いがあり、国連査察の目を
くらませているふしが強いことは認めている。イラクに非があることを認めてい
ながら、「しかし、だからといって」武力行使をしたり、軍事行動を起こしたり
してよいとはならぬ、というふうに論旨を進める。
▼またたとえば、北朝鮮が核武装を構想し、北東アジアが重大な事態になって
いることは認める。それでいながら「しかし、だからといって」性急な対応は好
ましくない、話し合いを進めよというぐあいに議論を落としていく。
▼そういう新聞はイラクへの制裁や懲罰にわざわざ「イラク戦争」という詐術
的表現を用いる。戦争とくれば、けんか両成敗やどっちもどっちという印象を与
え、反戦運動が誘導されていく。反戦とくれば、だれもが反対しにくい。反戦デ
モが起これば待ってましたとばかり大々的に報道するのである。
▼しかし東西冷戦の谷間で起きた八〇年代の反戦・反核運動の多くは、ソ連が
画策した反米運動だったことは常識ではないか。進歩的文化人が総動員され、マ
スコミは謀略にまんまと乗せられた。その苦い教訓が全く生かされていないのは
どうしたわけだろう。
▼マスコミは世論につれ、世論はマスコミにつれで二人三脚のように合唱し、
“反戦の波、地球を回る”などとはしゃいでいる。二人の独裁者がにんまりほく
そ笑んでいるのに気がつかない。あるいは気がつかないふりをしているのである。
うわ〜、やってもた
もうアカンわ
663 :
M:03/02/21 02:57 ID:Yd+JQ0Hj
◆主張 今こそ日米の結束強化を
【米国務長官来訪】
パウエル米国務長官が週末の土、日に来日する。二十五日の盧武鉉・韓
国新大統領就任式に出席する途上に立ち寄るものだが、この時期の米国務
長官の来日は重要な意味を持っている。いうまでもなく、イラク情勢とと
もに北朝鮮情勢が深刻の度合いを深めているからだ。
日米の当局者はいまこそ、情緒的な平和主義や無責任な反米論に揺らぐ
ことなく、同盟関係の堅持と強化を図るべきである。それこそが日本と東
アジア、世界の平和と安定を守る賢明な戦略であることを再確認しなけれ
ばならない。
国連安保理は十九日、昨年来の北朝鮮の核開発問題を初めて協議し、当
面は専門家による事務レベルの監視を続けることとし、制裁などの決定は
先送りした。
緊迫のイラク問題をかかえ、北朝鮮問題にまで手が回らない事情がある
からだが、北朝鮮の核問題は日本あるいは世界にとっても、イラク以上に
危険だとの認識が広がりつつある。
これまで北の核開発は、外国から経済援助などを引き出す駆け引きのた
めの外交カードとの見方が多かったが、ここへ来て、米政府からも、北朝
鮮は核兵器の保有そのもの、核武装化を目指しているとの認識が示される
ようになってきた。
しかも、北の核武装化は遠い先のことではなく、「今年五、六月にも六
−八個の核兵器を持てる」(ラムズフェルド米国防長官)という。さらに、日
本を射程に入れる「テポドン」ミサイルの発射実験を近々、再開するとの
観測も強まっている。
北朝鮮が核武装化すれば、核をもたない日本としては、自国の安全を守
るためには、核大国米国の抑止力、あるいはその軍事力に頼る以外に道が
ないことはだれの目にも明らかだ。
朝鮮半島情勢の今後の展開は予断を許さないものがある。過去経験した
ことのないような事態がくることも考えておかなくてはならない。情勢認
識を誤れば、日本は取り返しのつかない危機につながる岐路に立つ時代だ
との認識が必要だろう。
このようなときに、日米同盟の結束が緩めば、北朝鮮に誤ったメッセー
ジを送ることになる。安易な反米論の無責任さ、危険性はここにある。
・・・まあ、まいどおなじみということで
665 :
M:03/02/21 03:00 ID:Yd+JQ0Hj
正論は・・・、いいね
哀しくなるだけだから
産経抄子、段々と「古代日本人はユダヤ人だった!」的な文体になってきたな。
667 :
文責・名無しさん:03/02/21 06:22 ID:rZr+yzvR
668 :
:03/02/21 07:53 ID:g/r5T1kL
天人スレから越してきました。
>>662 (・∀・)気持ちイイ!!
669 :
T:03/02/21 08:02 ID:xWWSSfvk
@うこさべん 【右顧左眄】 (名)スル
〔右を見たり左を見たりする意〕あたりの様子や周囲の思惑を気にして、決断できず迷うこと。左顧右眄。「いつも―してばかりいる」
一段落すべて使って石井節炸裂
Aイラクをつぶすならイスラエルの方はほっといていても良いのか?
そもそも戦勝5カ国が核兵器を独占していることを批判しないのか?アメリカ様の核はきれいな核か?(w
B性急な対応=核戦争
Cイージス鑑派遣の時にイラクのイの字も書かなかったコラムがあったね(w
Dアフガン戦争反対はCIAの陰謀だしね(をぃをぃ
Eブッシュとプーチンのこと?(w
そんなに戦争が好きなのかと小一時間問いつめたい
ならばなぜ日本を侵略しているアメリカにしっぽを振るのかと・・
670 :
文責・名無しさん:03/02/21 08:07 ID:y6Y93uTK
500以上の国連決議に従わず
核兵器を保有し
核査察に応じないイスラエルという国を放置して
何故イラクだけを性急に攻撃しなければならないのか?
不公平は許されない。
シリア国連大使の演説より。
671 :
文責・名無しさん:03/02/21 08:59 ID:AdVLBTJ5
>>662 何気に
>>639に指摘された、ベトナム反戦運動を外して、
1980年代に絞っているのが笑えます。
おれに迷惑さえかからなけりゃ、戦争でも平和でもなんでもかまわね。
天人スレから来た産経読者です(
>>668さんとは別人)。
以前の産経抄って、右電波が出てても結構骨太な文章だった
気がするんですけど、なんか最近は文章が変になってません?
「天人タミーが異動してきたのか」とも思うくらい。
それとも、駄文電波が全国に波及中なのでしょうか?
英語のNATOがフランス語ではOTANの略語になりまったく逆になっている、という
非常にうまい比較を持ち出して米仏の対立の根を強調した日経の春秋が今朝の各誌のコラムでは
一番光っていたと思う。がんばれ石井さん、株やの新聞なんかに表現力で負けるな!
675 :
文責・名無しさん:03/02/21 10:55 ID:81r1hmI/
>>670 やっぱりイスラエルには石油が出ないからかな?
676 :
文責・名無しさん:03/02/21 16:54 ID:tXLb8N0V
●ナチスのゲーリングが語った言葉とブッシュ大統領
元ナチス・ドイツの幹部で一時はヒットラーの後継者に指名されたこともあるヘルマン・
ゲーリングは、死刑判決を受けた1946年のニュルンベルグ裁判でこんな言葉を語っていた。
「もともと普通の人々は戦争をしたいと思っているのではない。しかし結局のところ国の
政策を決めるのは、その国のリーダーたちである。民主主義であろうと、ファシズムの独裁で
あろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『自分たちの国が攻撃されている。愛国心の
ない平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と訴えさえすればいい。この方法はすべての
国で同じように効果的だ」。
677 :
文責・名無しさん:03/02/21 18:20 ID:ubEPDQJG
678 :
文責・名無しさん:03/02/21 21:33 ID:T2/PbdWD
少し脇道に入りますが。
石井氏は、系列であるフジテレビの番組審議委員を現在も務めているが、
数年前、あるドラマが議題になったとき、登場人物がいわゆる「リストラ部屋」に
入れられてしまうという話があって、それについて、
「こんなもの(リストラ部屋)は現実に存在しない。現実をちゃんと描いてほしい」と発言。
しかし、当時既に「リストラ部屋」が現実に存在することは新聞等で報道されていたし、
審議会の模様がテレビで放送されると、視聴者からもそうした指摘が多く寄せられたため、
石井氏は次の番組審議会の冒頭で自らの無知を認め、謝罪した。
679 :
集えメーラー!:03/02/21 23:27 ID:WmZOeo7U
680 :
M:03/02/22 03:27 ID:JJs3venU
◆産経抄
「もはや戦後ではない」という名ぜりふは昭和三十一年度の経済白書で使
われたが、実は英文学者・中野好夫が同年の文藝春秋二月号に書いた文章の
題名だそうだ。戦後はともかく、いま“もはや昭和ではない”ことは確かで
ある。
▼平成生まれは人口の14%にも達し、昭和がだんだん遠ざかりゆくなか、
作詞家で作家の阿久悠氏が『昭和おもちゃ箱』(産経新聞社刊)というエッセ
ー集を出した。阿久さんはこんど正論新風賞を受けたが、つねに歌について
「時代を軸に置いて書く」という姿勢をとり続けている。
▼昭和十二年、淡路島に生まれた阿久少年の幼い心に残る“昭和”を語る
せりふは「ギブミーしてんか」。進駐軍が初めてやってきた日、仲間の子供
たちは変わり身の速さと恐るべき融通性を発揮した。GIたちにガムやキャ
ンデーをねだったのである。
▼阿久さんの兄は十九歳で戦死している。兄を殺した敵国の兵隊だから憎
んであたり前。しかし米兵の屈託ない明るさに、「憎みきれないアメリカ」
を感じてしまったという。阿久さんには『遠いアメリカ』という長い詩があ
る。何でも一番をめざすアメリカに反発を感じながら…。
▼やはり憎みきれない何かを覚えるそうなのである。先日、正論大賞の贈
呈式があり、会場で確かめてみた。「そうなんです、アメリカに対する思い
は複雑です。『センチメンタル・ジャーニー』(一九四五年ドリス・デイ)な
んか聴くと、負けるなあ、とてもかなわんなあと思った」。
▼常盤新平氏にも同じ題名の直木賞小説『遠いアメリカ』があった。貧し
かったあの時代、自分のみすぼらしさと対照的なアメリカを考えると、不思
議な活力になったと。この世代のアメリカ観は愛憎半ばなのである。
・・・嗚呼、愛すべきアメリカ様!
私にイニシエーションを!!
結局阿久悠はダシに使われただけなのでした
681 :
M:03/02/22 03:32 ID:JJs3venU
◆主張 主権侵す国籍条項の撤廃
【外国人公務員】
「脱ダム」に続いて、今度は「脱国籍」宣言である。長野県の田中康夫
知事が県職員の採用について、「日本国籍を有する」との国籍条項を職種
や昇進、職制に関係なく完全撤廃する考えを明らかにした。実現すれば外
国籍の副知事も可能となる。
高い支持率を誇る田中知事の「長野県は国籍の別などを問わず、生きる
意欲を有する方に公正なチャンスを与える」との熱弁に、県民は拍手を送
るのだろうか。
事は国家主権の根幹にかかわる重大な問題である。国、地方を問わず日
本国籍のない外国人に国民全体の奉仕者としての使命や政策決定の責務を
委ねることは、国の主権を放棄することにつながりかねない。受験資格の
決定権限を持つ県人事委員会や県議会には、時流におもねらない毅然(きぜ
ん)とした対応が求められる。
国籍条項については高知県や大阪府など十一府県が一般行政職を含め撤
廃しているが、「公権力の行使、公の意思決定に参画する職員は日本国籍
が必要」との政府見解に基づいて管理職などの外国人登用は制限している。
「全国初」のインパクトを狙ったとみられる田中知事の国籍条項完全撤
廃は、先の「脱ダム」宣言やパフォーマンス先行のユニークな言動とは違
い、看過できるものではない。
地域で共に暮らす定住外国人の人権や生活権を保障し、差別をなくす努
力は国、自治体ともに重要な課題だ。しかし、公務員の資格は、外国人の
人権や就労の機会均等といったこととは全く次元の異なる問題である。
国、地方とも公務員には国家に対する忠誠(ロイヤルティー)が求められる
のが当然で、国籍はその証しといえる。
日本国籍を持つことを公務員の大原則とし、技術・研究部門など特定の
職種に限定して外国人の任用をはかるという法秩序を堅持すべきだ。
北朝鮮の日本人拉致事件などで露呈したのも主権意識の希薄さである。
永住外国人の地方参政権問題を含め、十分な議論も明確なルールもないま
ま、国際化や人権の名の下に政治的思惑で外国人の権利拡大をはかる動き
は、国の行く末を危うくするだけである。
「国家のあり方」を国民全体で真剣に考えるときだ。
日垣氏のコメントが聞きたいものである
もう出てる?
次かその次のエコノミスト(毎日新聞社)には出るかな??
683 :
T:03/02/22 08:03 ID:8zhV1GyT
何か書こうと思ったが・・
カルト教団の信仰告白ですか?
684 :
文責・名無しさん:03/02/22 10:01 ID:DDDmnm95
そうか!チョコレートをもらった恩か。犬は恩を忘れないな。
685 :
文責・名無しさん:03/02/22 10:01 ID:O08nhnXx
最近、産経抄を読んでると嫌な気持ちになる。ここはアメリカかと錯覚してしまう
ような産経抄の米国追随姿勢には、日本人として納得できない。そんなにアメリカ
が好きなら、「日本はアメリカの属州になろう!」って言っちゃえよ。
686 :
文責・名無しさん:03/02/22 10:04 ID:DDDmnm95
ところで石井さんっていくつなの?
687 :
文責・名無しさん:03/02/22 16:13 ID:xAw+2F8h
>>685 禿同。
アフガン空爆のときもこんなだったな。
>>681-682 今回のこれは真っ当な主張じゃないかな?
右の面目躍如というとこだろう。
688 :
文責・名無しさん:03/02/22 21:47 ID:QCkbs0Lz
>>681-682 一つの正論として成立するが、保守的に過ぎないかという思いは残る。
失敗を恐れない開拓精神も必要だとは思う。
前の方で「イラク戦争」という「言い換え」に対して意義を呈しているけど、
おいらからすれば「イラク侵略戦争」としないところに不満があるけどね。
単なる反米じゃないんだよ。この「戦争」の裏にある石油利権というヤツが
あまりに見え透いているから、不快感を露わにしている人間が続出している
の。おわかり?
>>688 嫌韓厨で荒れるからネタとしてもヤミレ
もし本気だったらこの板には来ない方がいい・・・
691 :
M:03/02/23 02:56 ID:QcAn33XR
◆産経抄
ひたすら中高年をおちょくり、いたぶる。綾小路きみまろさん(五
二)の毒舌漫談がいま絶好調である。身の虚飾をはぎ取られることへ
の中高年自身の一種の快感もあるのだろう。しかし、人気の最大の
わけはその「言葉の力」にあるようだ。
▼昨日の本紙(東京発行)社会面のインタビューで、大事なことは
「言葉に魂を、毒舌に愛をのせられるかだ」と語っていた。察する
に、一人の中年としての綾小路さんの哀歓や情けなさといったもの
を言葉に包み込む。そのとき、初めて毒舌が共感を得るということ
らしい。
▼ついでにではないが、話芸のプロとして政治家の言葉について
も触れていた。田中角栄元首相は「たいしたこと言ってないのに言
葉に力がある」。対照的に鳩山由紀夫・前民主党代表は「テロップ
でみるとすごいこと言っているのに、説得力がない」と。
▼政治家に、政策や演説の中身だけではなく、民衆を引っぱる言
葉が必要なことはいうまでもない。俳優出身のレーガン元米大統領
は強いアメリカの復活に向け国民を導いたが、彼は「B級役者の名
スピーカー」だった(杉田敏氏『人を動かす!話す技術』PHP新書)。
▼世界史的にみれば名スピーカーは数え切れない。だが現代日本
に限ると、演説ベタが政治離れの一因となっているようにさえ思え
る。日本語の特性なのか政治システムの問題なのか。いや、やはり
苦労知らずの政治家が増えて言葉に魂がのらないせいなのでは…。
▼もっとも、エジソンが蓄音機を発明したのが十九世紀後半だか
ら、それ以前の人の「言葉の力」を知ることはできない。はて織田
信長はどんな語りをしていたのだろう。坂本竜馬は、ナポレオンは。
案外、歴史研究の盲点になっているかもしれない。
ひとこと
くだらない
692 :
M:03/02/23 03:02 ID:QcAn33XR
何か今日のは・・・
全体的につまらないな
正論&紙面批評のポチタッグも毎度おなじみな感じだし
693 :
文責・名無しさん:03/02/23 09:28 ID:0I6zgf7X
正論何が書いてあるの?webでは見れないんで・・
ナポレオンはいざ知らず、織田信長は民衆に対して演説なんてしたんだろうか?
だいたい「演説」って言葉自体明治以降の言葉だし。
694 :
文責・名無しさん:03/02/23 09:56 ID:KC06jNGr
Mってバカだな。くだらないって書けばくだらなく見えると思っている
のかな?なぜ、何処がくだらないのか?
Mは条件反射で朝日的号令に躍っているだけなのだろう。
695 :
文責・名無しさん:03/02/23 11:57 ID:0I6zgf7X
今皇太子のインタビューをやっていたが
「子供に離乳食をあげたり・・」って言ってたね。
明日の産経抄はこのあたりの話かな?
内親王とそこらの子どもを同一に語られても
697 :
産経読者:03/02/23 12:22 ID:mCdW4JfR
天人スレからおこしになった方もいるようですね。どうぞどうぞ。
最近は自称ホシュ君や産経荒らしがほとんどですから、マターリと「正論」を吐く
ことのできるこのスレはある意味貴重です。
昨日の石井さんは何が言いたかったのでしょう?自分たちは屈折した親米であると
言いたかったのでしょうか?確かに、日本国際フォーラムなんたらのような親米絶
対主義の人たちよりは屈折した親米の方がまだマシかもしれません。しかし、屈折
したまま今に至っている事の方が遥かに問題だと私は思います。
いつまでも「反共」を手放さず、古い価値観からでしかアメリカを見ることができ
ないのでは、世間一般の支持は得られないでしょう。新たな提言一つ「保守派」が
できないのであれば、薄甘いサヨクに毒されたままの今の日本はすぐに元に戻って
しまう危険性があります。左傾化の原因は左翼ばかりではなく、高みからの言葉に
満足していた保守派にも責任があるのですから。
ちなみに、アメリカは北朝鮮に食糧援助するそうですね。アメリカはあくまでアメ
リカのためにしか動きません。日本として覚悟が必要ですね。
698 :
文責・名無しさん:03/02/23 12:23 ID:I91aw+jL
>>693 人心掌握術のことじゃないかな。
現代の政治家みたいな演説はしてないだろうけど、家臣とか兵隊とか民を煽動するときは、
信長だって何か言葉を使っただろうし。
>>698 信長、案外太田牛一(「信長公記」作者)に演説の草稿書かせてたりして(w
紙面批評
学習院大学教授 藤竹暁
国益を考え威信をかけて
二月十七日の「産経抄」は、正論を述べていた。「いまイラク問題を
めぐって欧米は分裂寸前だが、国際関係を考えるとき、善悪(道徳)の
モノサシで計るのはナンセンスなのだ。たとえば独仏は正しくて、英米
は間違っているといった判断は意味がない。計るべきモノサシは、何が
国益なのかである。日本の国益はどうすれば守ることができるか、これ
である」。日本にとって国益は何か。日本の政治にはこの点が抜け落ち
ていることに、気づかされる。
イラク問題に対する米・英・仏・独・露など各国の動きを伝えるニュース
は、歴史の一ページに立ち会っていることを実感させる迫力に満ちてい
る。それぞれの首脳は、いかにして国益と威信を主張するかについて、
世界を飛び回っている。国家の将来を賭けて自国の考えを主張し、世
界の国々を説得している。日本がこうした主要国の動きから一人取り残
され、極東の隅でうずくまっているように、私には思われて仕方がない。
そうですよね。まったくそうですよね。アメリカについていくだけが
果たして本当に「国益」にかなうんだかどうだか、どっかの新聞は
検証してないですよね(w
正論
なぜ集団的自衛権の行使否認なのか
小泉首相にどんな政治的深慮が
評論家 東洋学園大学専任講師 櫻田淳
…書きません。
タイトルから想像してください。
ただ、櫻田さんは、ちょっと諦めが入った対米追従かな。
> しかし、われわれが冷静に確認すべきは、どのような異論の
>言葉が現在の我が国から発せられようとも、米国に対しては
>然程(さほど)の説得力も持たないということである。
> 対イラク軍事作戦の発動を急ぐ米国を抑えてきたドイツは、
>一昨年のアフガニスタン攻撃の際には三千名の兵士を派遣
>している。我が国がどのような言葉を米国に向けて発するにせよ、
>その言葉の説得力を裏付けるのは、諸々の危機に際して手を
>携えて行動したという具体的な事実しかない。我が国は、その
>ような具体的な裏付けを依然として手にしていない。我が国と
>ドイツが同じ立場に立ち得るなどと錯覚しないことが、大事な
>のである。
だから、アメリカにモノを言えるようになるために、支援すべきなんですと。
主張 児童に過激な内容は慎め 【性教育】
この辺は、いつもの保守おやじだね。
(ホメ言葉です)
日本は次の大統領選でブッシュが落選する事も想定して行動しないとな。
民主党の平和主義者みたいなのが大統領になったらコロッとイラクへのスタンスが変わる
可能性があるし。
綾小路やなんでだろうが売れてしまうほど、ぬるい世の中になってしまったんだよ。
綾小路セロニアス翔?
708 :
文責・名無しさん:03/02/24 00:01 ID:IddSpfFc
ところで、世界一大量の破壊兵器を保有しているテロ国家アメリカについて、
産経新聞はそういうスタンスなんだ?
710 :
文責・名無しさん:03/02/24 01:38 ID:IddSpfFc
で、世界平和への最大の脅威はブッシュだそうだけど、産経のコメントきぼんぬ。
711 :
M:03/02/24 04:33 ID:8Ru2S2Hb
◆産経抄
日本サッカー協会が中止を決めていた三月のアメリカ遠征を、一転、
予定どおり行うことにしたそうだ。遠征の中止は、イラク情勢の緊迫
化で日本の代表選手たちに万が一危険が及ぶ恐れがある、それを心配
したからだという。
▼日本の取りやめは「どんなことが起こるかわからない」という腰
が引けたためだった。それに対しアメリカは「国の威信にかけて全力
で選手の安全を守る」と返答してきた。日本の対応はこれも“反戦平
和”のためだったのかどうか、情けない話である。みっともない話だ
った。
▼来日したパウエル米国務長官と小泉首相らとの会談で、日本はよ
うやくアメリカ支持の態度を明らかにした。まさに、ようやくである。
“反戦平和”の言葉は美しく、理念は崇高だが、イラクに誤ったメッ
セージを与える恐れがある。いま外交圧力をゆるめるわけにいかない
のだ。
▼イラク問題では独仏を見習えという声が強いが、日本と独仏では
地政学上から立場も国益も違っている。朝鮮半島はいままさに“有事”
寸前にあるが、たとえば北朝鮮が日本にミサイルの照準を合わせ、軍
事行動を起こそうという時、独仏は何かしてくれるだろうか。
▼とても北朝鮮に対する抑止力にはならず、助けもしてくれまい。
それは国益が違うから当然なのである。北の脅威が高まる時、日本の
安全に深くかかわってくれる国はただ一つ、それはアメリカを除いて
ない。
▼そしてここが大事な点だが、日本はアメリカと同盟関係があるか
らやむをえず支持するというのではない。いやいや追随するというの
ではない。日本国民の生命財産を守るためにこそ断固アメリカを支持
すべきなのだ。つまり戦略的構想と哲学的洞察の上に立って支持する
のである。
712 :
M:03/02/24 04:36 ID:8Ru2S2Hb
相変わらず酷いな
サッカー協会への侮蔑に始まり、
「北朝鮮問題はアメリカ様の(以下略)」というお決まりの脅迫で終わるか
真面目な話、チョイルシンムーを批判するメディアは少なからずあるが、産経に対し
て切り込むメディアが一つくらいあってもバチは当たらないぞ
713 :
M:03/02/24 04:47 ID:8Ru2S2Hb
主張「イラク対応で結束強めよ」は、
>小泉純一郎政権は、経済再生に向け改革をもっとスピードアッ
>プしなければならない。
という一節に注目
なるほど、産経は「小泉改革」を支持し続けるのですね
今や日本のメディアでは貴重な存在となりつつありますな
714 :
T:03/02/24 07:58 ID:UYKitD19
>日本国民の生命財産を守るためにこそ断固アメリカを支持すべきなのだ。
きっと60年前同じ口調で対米開戦を主張してたんだよ
715 :
文責・名無しさん:03/02/24 09:26 ID:BKuAw3Ki
最近の産経は異常だ。意固地になって「ポチ保守」に徹しようとしているように
見える。産経にもユダヤ資本が入っているのかなあ?
716 :
文責・名無しさん:03/02/24 09:27 ID:1LYhJmvC
産経抄のアメリカマンセーがイタいね。
717 :
産経読者:03/02/24 09:48 ID:jKpLM5hK
>独仏は何かしてくれるだろうか
してくれませんw。ついでに、アメリカ様もしてくれる可能性低いです。
万が一、北朝鮮を「攻撃してくれる」場合でも、その後の戦後処理は日本に押し付け
てくること間違いなしです。
石井さん。アメリカの食糧支援の件、どうして触れないのですか?
718 :
文責・名無しさん:03/02/24 09:58 ID:ssPyiGtL
どうでも良いが、邦人を危険にさらして何が国益なんだろう?
それともサッカー選手の人権は無視しているのかな?
どうせならアメリカに産経の本社を移すのはどうだろうか?
719 :
文責・名無しさん:03/02/24 11:04 ID:8iOpwnLu
いままでROMしてやっと産経新聞とる気になりました
そして朝日は売国反日姿勢の新聞だとさとりました
低学歴・低所得ほど産経だと言う差別主義者のお勧めの新聞らしいし
ありがとう反日・在日の皆さん
産経つぶれないうちに取らないといけないので失礼します
サッカー選手の派遣取りやめ検討は
イラク開戦となればテロに巻き込まれる危険性があるからで
「反戦平和」とは全く関係のない話だろうに。
今朝の産経抄意味不明です。だれか分かるように解説しちくれ。
721 :
文責・名無しさん:03/02/24 12:07 ID:N1ZCTIBD
>>720 アメリカ様の言う通りにしろと言いたいのかな。
もし派遣して巻き込まれるようなことがあったら
サッカー協会は激しく叩かれるんだろうにね
723 :
文責・名無しさん:03/02/24 12:47 ID:iG0UGJq2
産経ってなーんでここまでアメリカマンセー路線なの?
支持者の人、教えて。
724 :
文責・名無しさん:03/02/24 13:19 ID:r+X8wfes
単に開戦した場合の試合運営に対する刷り合わせにいったのであって、中止を申し入れに
いったわけじゃないんだがな。自分の都合のいいようにニュースを歪曲すんなよ、石井。
>>723 幕やだからw。
あと、そもそも日本の戦後保守がアメリカに培養されてきたものだから。
戦後保守は冷戦時代のソ連の脅威に対抗する兵隊としてCCF(雑誌「諸君」参照)を通じて培養された。
左翼もまた、そうなのです。ソ連ばかりでなくニューディーラーによって培養されたとも言える。
右左対立させておけば日本が再びアメリカに楯突くことはないからです。
この国はアメリカと旧ソ連によって思想的な38度線が引かれたままなのです。
それで、未だに旧態依然としてその「線」を守っているのが左翼であり、産経をはじめとする保守なのです。
ソ連は消滅。左翼は未だ幻想の中にいる。
新米保守もアメリカ様からとっくに呆れられている。
>>725 ×新米保守
○親米保守
自分のミスに笑ったw
親米親日の産経と反米反日の朝日、
親日な産経のほうがマシなのは言うまでも無い。
ってか、代表のアメリカ遠征をめぐるゴタゴタは、
石井ちゃんの大好きなイラク攻撃、「親米vs反米」とはまったくと
関係ない話なんだが。
ただ単にJ開幕してすぐの遠征に川淵カピタンが難色示しただけ
の話で、テロ云々はあとからつけたこじつけなんだけどなあ。
729 :
文責・名無しさん:03/02/24 15:47 ID:JdMkN7Cf
730 :
文責・名無しさん:03/02/24 15:49 ID:JdMkN7Cf
Jリーグは朝日とくっ付いちゃったからね
731 :
文責・名無しさん:03/02/24 17:24 ID:2U3RmuqA
しかし、今日の石井はdでもなかった。
ついにCIA長官が議会で「テロの可能性が高い」と証言し、市民がガスマスクを買い求めてるような国に代表選手を
派遣しないのはけしからん!などと言い出した。
先のコロンビアで開催された南米選手権ではコロンビア国内の治安の悪さを理由にアルゼンチンなんかは派遣を
辞退している。当然、テロリストに襲われる可能性を国家の情報当局者が明言している国なんかに派遣なんか
しなほうが安全面の観点からもいいに決まってる。
いつもは「水と安全はただだと思っている」などという言葉を用いて国家の危機管理能力を高めるべき!的な
論調でありながら、アメリカ様のご機嫌伺いのために、代表選手に犠牲になれときたよ・・・・
もはや、石井の「アメリカの犬」ぶりは日本の国益の観点かもあきらかに国益に反する内容であると断じて
いいだろう。そんなに自国民の安全よりアメリカ様のご機嫌伺うくらい、日本よりアメリカが好きなら
とっとと自分がアメリカにでも逝けばいいのに。
732 :
文責・名無しさん:03/02/24 17:31 ID:dRsC+j/j
もし訪米するのが天皇陛下だったとしても「中止を検討するなんて情けない」
と言えたとしたら、石井を尊敬しよう(藁
733 :
文責・名無しさん:03/02/24 17:40 ID:naL0teyT
ひょっとして、親善試合の放映権って、フジだったりする?
>>686 昭和8(1933)生まれだから御年70かな? 生地は横須賀。
早大政経・新聞学科卒 産経札幌支局 社会部 サンスポを経て
昭和44(1969)から論説委員。俵孝太郎の後をうけて「サンケイ抄」
(のち「産経抄」)を担当。同欄執筆で日本記者クラブ賞・菊池寛賞。
社内でのニックネームは「ケロちゃん」なんだそうだ。
著書に「蛙の遠めがね」「ぶらり中国」「新聞記者司馬遼太郎」など。
サッカーなんかどうでもいいや
736 :
文責・名無しさん:03/02/24 23:08 ID:7a1t0JZ7
>>734 詳しいことは分からないけど、俵孝太郎は「産経抄」を石井に取られたと思ってるらしい。
以前から「日曜日は石井タンの担当ではない」という説があるけど、正直漏れ
もそう思う。
石井タンを擁護してるととられたくないけど、今朝の産経抄の文体は石井タンの
それではないよ。
738 :
文責・名無しさん:03/02/25 01:05 ID:GCli7nVU
>>736「まだ三十半ばの社会部ヒラ記者をつかまえ、『明日から’サンケイ抄’を書け』
と命じたのですから、新聞社とは無鉄砲なところであります。」
石井英夫著「サンケイ抄 自然と社会と人間と」(1977 サンケイ出版)
とまあ石井氏自身はあとがきでこう申しております。
>>737 読売「編集手帳」の竹内氏も日月曜日を除く週5日の担当だそうだから
そういうことなのかもね。
739 :
文責・名無しさん:03/02/25 02:05 ID:j2DOZkwO
おい、産経の営業局のやつよ。実家の富山で産経とったら、朝日の販売店が配ってんだよ。販売店つくるのやっぱ金ないのかよ。あんなビル立ててるくせにさあ。
富山朝日会とかの催し物の案内とか入ってくんの。どうにかしてくれ。
740 :
文責・名無しさん:03/02/25 02:46 ID:ReDecRF0
738を見る限りでは、
ほんと産経って、人材がいない会社なんだね。
そんなことで、打倒朝日なんて、お笑いだな
741 :
M:03/02/25 03:29 ID:VgN8jC48
◆産経抄
将棋の羽生善治さん(ただいま四冠)が、史上11人目のプロ通算800勝
(283敗)を達成した。達成してしまったと書いた方がいいかもしれない。
32歳4カ月、17年2カ月という最年少・最速である。天才の仕業というほ
かない。
▼田中寅彦九段にいわせると、“神の愛情を一身に集めた青年”だそう
である。羽生さんはどうしてそんなに強いのか。「ずぬけた情報処理能力
と検索能力」というのがその秘密の定説で、“パソコン棋士”の代表のよ
うに見られている。
▼しかし天才・羽生にとってコンピューターはどれほどの意味をもつか。
数年前だが、翻訳家の柳瀬尚紀氏が行ったインタビューがあった。そこで
は「ちょっと便利になったというだけで、それ以上でもそれ以下でもない。
パソコンで研究しているわけではない」と羽生さんは答えていた。
▼インタビューはすごい話を引き出していたのである。「将棋を指して
いて、ずっと考えていると、大海原を見た時のように人間の存在の小ささ
を感じる。山でもいいんですが…。将棋盤は非常に狭いんですけど、その
なかにある世界は人間の力ではとても理解できない(ほど広い)」。
▼つづいてこうも語っている。「その大海原のなかのただ一本、ある場
所からある場所に行くまでの航路をただ一つみつける…(注、それが将棋の
手だという)」「将棋の不思議なところは、それを具体的に頭の中で考える
とか、表現するとかいうのではない」。
▼ではそれは何なのか。「もう“感じ”なんですね。論理的なものでは
なくて、感性的なものなんです」(『対局する言葉』)。素人にわかること
は「深い」ということがわかるだけである。天才の異能感覚にはうーんと
うならざるをえないのだ。
ホントに、昨日の産経抄とは全くの別物ですな
文体がまるで違う
742 :
T:03/02/25 07:54 ID:57b9l90m
文体が違うと言うより地の文より引用の方が多い(w
快挙だけど”まだ”史上11人目、これから大記録を作るでしょう
いつも思うんだが3k記者もインタビューしているんだから昔の書籍を引っぱり出さずに
昨日の会見を引用すればいいのに
743 :
:03/02/25 09:49 ID:uDyaupWE
たまにはまともな読み物を。
アピール
通州事件は中共工作による悲劇
元陸軍第27師団参謀部付
長沢 浩 81(兵庫県明石市)
日中戦争開戦前夜のころ、在留邦人が多数虐殺された通州事件は、
日本軍機の保安隊兵舎誤爆が契機と述べておられた(昨年十二月
二十五日付談話室「盧溝橋事件の発端は六年前」)。しかし、影響は
あっても、契機ではない。
現地にいた支那駐屯歩兵第二連隊の戦誌や、北京特務機関補佐官
の寺平忠輔著「盧溝橋事件」、児島襄著「日中戦争4」記載の契機は
次の通り。なお、中国人民大学出版社発行の「冀東(きとう)保安隊の
決起について」も、誤爆には全く触れていない。
通州には殷汝耕長官の冀東防共自治政府が設立され、その下の
冀東保安隊が通州と天津に分駐し、また、宋哲元指揮下の国府軍も
通州と天津に駐留した。中共はかねて通州保安隊に、冀東転覆の
策士として郭鉄夫らを送り込み、第一総隊長兼教導総隊長の張慶餘、
第二総隊長の張硯田をひそかに宋哲元に服従させ、共産学生の一味
が合流した。
744 :
:03/02/25 09:50 ID:uDyaupWE
日本側の不拡大方針にかかわらず、郎防事件、広安門事件が発生
して、南苑・北京付近の国府軍を一掃するを決し、天津の駐屯歩兵第
二連隊は、七月二十七日まず通州の国府軍部隊を掃討した。この際、
協力の航空隊が近傍の保安隊兵舎を誤爆した。
これに対しては通州特務機関長が陳謝。死傷者に日本軍として最善
を尽くして、慰謝と療養の方法を講じて慰撫(いぶ)に努めた。そのかい
あって保安隊員に表立った動きはなく、安心して約百十名の兵力を残
して、南苑・北京方面に転進した。
二十八日、南苑の戦闘で敗戦した宋哲元が、北京から保定への退却
に際し、日本軍の北京占領を牽制するため、通州と天津の保安隊と国
府軍に“蜂起”を指令した。天津では二十九日、国府軍五千人が天津駅、
飛行場、日本租界などを襲撃したが、保安隊第三、第四総隊は参加せ
ず、いずれも撃退された。通州では保安隊第一、第二総隊、指導総隊
の三千人が、南苑の戦闘で宋哲元が日本軍を撃破し冀東に攻め込ん
でくるというラジオのデマ放送に踊らされ、工作員、学生に先導されて、
日本軍の隙(すき)に乗じて反乱を起こした。九死に一生を得た同盟通
信の安藤利夫特派員によれば、在留邦人に対する襲撃は、初めは保
安隊員ではなく、黒服の学生らしい一団であったという。
通州事件は、中共の工作に気づかなかったための悲劇である。
745 :
文責・名無しさん:03/02/25 09:54 ID:Ugk+2gVJ
>>736 >>738 俵孝太郎が、「サンケイ抄」の担当を不本意に外されたことに対しての恨みつらみを
何かで書いていたのを読んだことあるけど。
>>742 漠然とだが石井さんって自分のところの新聞からは記事の引用をあまりしないような気がする。
それも朝日からの引用記事がなぜか多いような気が。
747 :
産経読者:03/02/25 11:23 ID:osaKqP3M
>>727 残念ながら、「産経の唱える親米親日」は両立できないものになりつつあります。
「朝日の唱える反米反日」が両立できないのと同じです(反米を唱えながら一方で
アメリカ的な「自由」を称えたり、アメリカでの反日宣伝の後押しをしてきた。
これはアメリカにおける白人優位主義者を利する行為です)。
そもそも親米か反米かなんて議論がおかしい。議論すべきは国と国との付き合い方
の筈です。朝日・産経とも「距離」というものを知らなさすぎると思います。一方
の国に対する過剰な期待も結果としてよくない感情を招いてしまうことがあります。
新聞論調に関しては、ここは日本なのだから日本の立場から物を言うべきですね。
>>741 んー。本当ですねえ…。
確かに違和感はあるのですが、どうなんでしょう?産経抄を読んでいると、時々
石井さんの考え方がよく解らなくなる時があります。この方も仕事でしすから、
社の論調に合わせなければいけない事もあるでしょうから…w
あと漏れてしまいましたが、読売あたりも産経に負けず劣らずのアメリカマンセー
なのです。でも、産経と比べると時々アメリカに「意見」したり、デモの様子をちゃんと報道
したりと、「アリバイ作り」が上手ですねw。結果が現在の論調を裏切ったときの言い訳がで
きそうです。
「この方も仕事でしすから」→「この方も仕事ですから」
最近、どうも指の調子がw
749 :
文責・名無しさん:03/02/25 12:30 ID:r/sDj4W7
>>741 ついに石井が産経抄から降ろされたのかな?
750 :
文責・名無しさん:03/02/25 17:41 ID:XGnyRf5Q
>>731 とりあえず石井は売国奴であることはみんな異論はないようで。
>産経抄
つーか、将棋や暗算って右脳を使ってるんだよな。
752 :
文責・名無しさん:03/02/25 23:08 ID:5o7m8oK4
アメリカが北朝鮮にコメ支援することを表明、日本海へのミサイル発射は
訓練だから大したことではないとの認識
さあ、産経、どんなコラムにする?
産経など恥ずかしくて駅の売店でも買えないから、そっとネット上で
見てみた。その石井とかいう人のコラム。ビックリしたなぁー。
産経って一応というか猛烈に愛国者だと自己規定しているんでしょう。
ブッシュを後押ししている黒幕の連中(白人至上宗教極右、ユダヤ人脈、石油資本
等々)が、わが国に親近感を抱き、いざというときに心強い見方になってくれる
とでも本気で信じているんだろうか?産経をもって日本の保守勢力の代表だと
したら寒気がするな。ちゃんと利害得失を冷静に検討した挙句のヨイショならまだしも
、もうほとんど無条件に「命」という感じで操を捧げちゃっているね。
>>697 お言葉に甘えて
本日の産経抄、軽い読み物としては面白いものだと思います。
ただ、インタビューのみがベースなので今ひとつ広がりがない
なにかもう一つ素材があれば広がりがあるのになあ、と感じております。
こういう記事を見ると、反射的に主催が産経なんだと思ってしまいますが
今やっている竜王戦って毎日なんすね。なに考えてるんでしょう。
それとも、朝日がそういうのやりすぎ?
中身を見ましょう
1段目「起」・・・「天才の仕業といいうほかない
2段目「承」・・・天才というよりは「パソコン棋士」のようだ
3〜5段目「転」・・・パソコンではなく大海原をみている感覚だ
6段目「結」では、感性的すぎて素人にはわからない
きちんとつながってます。
当たり前と言われるかもしれません。
当たり前です。だって文章のプロが書くものですよ。
なんでこんなチェックをするかって?いや、いつもの癖で・・・
「うーんとうならざるをえないのだ。」
こういう泥臭い表現をみると、ああ産経抄だと思いますよ。
編集手帳だともう少し格調高いでしょう。
だが、思ったことをストレートに吐き出すという姿勢はなにか新鮮です。
朝日はもっとねじ曲がってますから・・・
755 :
M:
◆産経抄
全斗煥、盧泰愚、金泳三…と韓国の歴代大統領各氏が来日するたび、
日本の首相は「謝罪と反省」を繰り返した。天皇陛下もそのつど「痛惜
の念」を表明された。それに対し歴代大統領はそれぞれに「過去にとら
われず未来を志向する」と語ってくれた。
▼ところがどっこい、決してそうはならなかった。各大統領の施政下
で必ず日本の歴史認識が問題にされ、「過去の清算」がむし返された。
従って小欄は各大統領の言葉を信用したことがない。たとえば平成八年
六月、済州島での橋本・金泳三会談の折…。
▼金氏が「過去の桎梏(しっこく)から抜けだしたい」とあいさつしてく
れた時も、へそ曲がりの小欄は「マユにつばをつけ、おいそれとは信じ
ないことにしよう」と書いた。そしてもう一人の金氏、金大中氏が大統
領として来日した平成十年十月にも…。
▼「残念ながら今度も同じように書くことになるだろう」(十月七日付)
と記したのだった。不幸なことにその予測は的中したというほかない。
金大中氏もまた過去にこだわって対日非難外交を展開した。「靖国」で
も「新しい中学歴史教科書」でも、韓国マスコミの激情的な反日報道に
ひきずられたのである。
▼ところで五年前のその小欄は「日韓関係にきれいごとの幻想や期待
を抱かないことだ」と書いた。「君子の交わりは淡きこと水の如し」(荘
子)がいい。そうである限り、日韓友好は永くつづくと。いまもその感想
を書き改める必要を感じない。
▼金大中氏から盧武鉉氏へ、新政権のスタートに合わせて、北朝鮮が
日本海にミサイルを撃ち込んだ。ミサイルそのものは花火同然だが、意
味するものは小さくない。金氏から盧氏へリレーされた太陽政策の破産
を雄弁に語っているのである。
こと半島問題となるとマトモになるんだな
とりあえず反対意見はないよ