きまぐれ オレンジ☆ロード

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401Mr.名無しさん
『きまぐれ オレンジ☆ロード 童貞争奪戦』


 春日恭介が鮎川やひかると知り合ってから、早いもの3年の月日が流れた。
その間にはいろいろなことがあったけれど、恭介は優柔不断のまま成長した。
高校生活最後の夏、恭介の童貞が奪われることになる。
争奪戦になった発端は、積極的なひかるの発言と従姉妹のあかねによるところが大きい。

 恭介達が通う高校も、明日の終業式で夏休みに入ることになった。
昼休みに、恭介とまどか会話していると、ひかるが教室に入ってきた。

 「まどかさん・・・話があるんだけど・・・。」

そういって、教室の外にまどかを連れ出したひかる。
 「私、ずっと悩んでたんだけど・・・先輩・・・キスもしてくれないんです。」
 (そうだったんだ・・・春日君らしいなぁ・・・。)

 「それで、この夏こそ先輩と結ばれようと思うんです!」
 「・・・うん。」
 「まどかさんも応援してくださいね!」
 「うん。わかった、ひかるがんばって。」

ひかるの前で、まさか自分も恭介が好きだなんて言えなかった。
積極的で素直なひかるがうらやましく思う。それでも自分を慕う妹のようなひかるの恋を応援しよう・・・。
まどかはそう思った。でも、胸の中には、なにか複雑な思いが込み上げていた。
402Mr.名無しさん:2005/08/24(水) 00:02:25
翌日。終業式のあと、恭介の家にまどかとひかるが来た。
夏休みにみんなで旅行する計画だった。

恭介、妹のくるみとまなみ。まどかにひかる。この5人でいくことになった。
かなり田舎の海辺の町が選ばれた。
期間は3泊4日。卒業旅行もかねて、ちょっとした旅行だった。

計画中に、ひかるの脳から 「先輩と結ばれる。」っという強い思念が漏れていた。
超能力一家の春日家では、強い思念は自然と伝わってしまう。
くるみもまなみも、強烈な思念に顔を赤らめていた。
恭介はきがつかない振りをして、そのことがまどかに伝わらないかといらぬ心配をしていた。

5人ともどきどきしながら話しを進めていた。特に部屋わりが大変だった。
ひかるが強行に大部屋を反対したのだった。
ギクシャクと話が進んでいくと、チャイムがなった。

 ピンポーン。

 「楽しそうだな!旅行か?」
明るい元気な声で入ってきたのは、従姉妹のあかねだった。
恭介と同じ年のあかねは、幼馴染だった。
一通り計画を目に通すあかね。ひかるからの思念も当然のように感じ取った。

 「恭介の童貞争奪戦だね!」
全員を凍てつかせる、率直な発言だった。
403Mr.名無しさん:2005/08/24(水) 00:03:09
 「おい!あかね!」

慌てて恭介がフォローをいれようとする。
あかね以外の女の子は全員顔が真っ赤になった。
ひかるは図星で、しばらくパニックになったけど、やがてこう言った。

 「争奪戦って、誰か他に先輩と・・・えっと・・・結ばれたい人いるんですか?」

ひかるは、まどかの気持ちを知らなかった。
みんなが自分たちを応援してくれている信じていたのだ。

 「ん?ひかるちゃん、わたくし、あかねも参戦します!」
一同が驚く、あかねはただ面白そうだとからかっていただけだった。
 「ほら私は従姉妹だし、恭介と結ばれてもいいんだよ。」

そういって、恭介に視線を合わせる。
あかねはひかるの耳元で囁いた。
 「ほら、競争相手がいたほうが盛り上がるし、大丈夫ちゃんと応援するよ。」
ひかるはその言葉にほっとした。一番のライバルはあかねではないのに・・・。

 「じゃあ、そういう訳で、部屋割りは3人3人で。恭介とくるみとまなみ!兄妹ではないでしょう?」
くるみとまなみが顔をあわせて、うなずいた。

 「では、決定!」

あかねの突然の参加によって、有無を言わさず勢いついてしまった。
404Mr.名無しさん:2005/08/24(水) 07:06:44
鮎川のバニーガールに萌えた。
405Mr.名無しさん:2005/08/24(水) 22:36:41
なに、このエロ小説
406Mr.名無しさん:2005/08/24(水) 22:47:36
この小説どっかのHPで見たぞ?
407Mr.名無しさん:2005/08/25(木) 18:28:53
>>406
どこのHPか、おしえて。
408Mr.名無しさん:2005/08/26(金) 00:24:25
 
409オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/26(金) 04:39:36
>>403からつづき。

終業式 (旅行七日前)

無事に?旅行計画が立った。
一週間後になった理由は、恭介に補習授業が行われるからであった。
妹とあかねにはバカにされ、ひかるちゃんは応援してくれて、鮎川はあきれていた。

そういうわけで、恭介は肩をを落としながら終業式を迎えた。
恭介は面目ない様子で、教室で窓から外を眺めている鮎川を見ていた。
鮎川は恭介の視線に気がついて、振り返ったが何も言わなかった。
セーラー服姿の鮎川は私服よりも幼く見えてかわいかった。
恭介はあかねの発言に鮎川が怒ってるのではないかと、気が気でなかった。

ホームルームも終わり、つまらない先生の挨拶が終わると下校になった。
鮎川はそのまま教室からで帰った。

恭介は居残って明日からの補習の説明を受けていた。
旅行の前日が最終日で、追試に合格しないとさらに補習が伸びるといわれた。
要約説明が終わって教室からでると、ひかるが待っていた。
「先輩!一緒に帰りましょう!」
いつものように元気がいい声で、明るい笑顔だった。
今年から学校の制服はブレザーに変更されていた。
新入生の一学年はみんなブレザーで、2・3学年は好きに選べた。
恭介は元気付けられて、ひかるに心の中で感謝した。
「うん。ありがとう、ひかりちゃん。」
ひかるは、恭介の手を引いた。いつもより積極的だった。
「ちょっときてください!。」
言われるがままに恭介はついていった。
410オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/26(金) 04:40:14
ついた先は屋上だった。
「今日で一学期が最後だから・・・。なんとく二人になりたくて・・・。」
とても晴れた日で、白い雲が風に流れていた。
ひかるの栗色の髪の毛は光を反射して輝いていた。
「先輩・・・あの・・・えっと・・・。」
ひかるは口ごもって言いたいことがいえなかった。
「どうしたのひかるちゃん?」
恭介も鈍くてストレートに聞き返した。
「えっと、先輩!私でいいですか?」

「え?」
恭介は何のことだかわからず、もう一度聞き返した。
「・・・私が先輩の初めての相手でいいですか・・・昨日の話です・・・。」
ひかるのほほはほんのりと赤くなってきていた。
「あっ、うん・・・。」
恭介はあいまいな返事をした、意識した相手はひかるではなかったから・・・。
「じゃあ先輩、ここでキスしてください。」
ひかるは思いつめたようだった。
恭介と付き合って3年。ずっと優柔不断な先輩だった。
今年こそとの想いが強かった。
しかもみんなにもばれてしまったのだ、正々堂々と先輩と結ばれようと思っていた。

突然の積極的なひかるの発言に恭介は驚いていた。
ファーストキス・・・好きな人としたいなと恭介は思っていた・・・
好きな人?ひかるちゃんのことは・・・もちろん好きだけど・・・
411オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/26(金) 04:40:49
ひかるは恭介に近寄ってきて、抱きついた。
上履きをつま先だてて、恭介の口に顔を近づけた。
「先輩・・・好きです・・・。」
そういうとひかるは目を閉じた。
恭介は改めてひかるの顔をみた。みんなに人気があるだけあってかわいい顔をしていた。
しかも、自分のことが好きだという。
恭介も目をつぶりキスをしようとした。

っとそのとき、扉の開く音がした。

二人は慌てて離れた。知らない生徒達だった。
「・・・もう。先輩つづき、またしてくださいね!」
そういうと、恥ずかしそうにひかるは入って階段を降りていった。
恭介はほっと胸をなでおろした。

(つづく)
412Mr.名無しさん:2005/08/26(金) 15:53:59
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
413Mr.名無しさん:2005/08/26(金) 18:29:38
>>409-411
GJ
続きを。
414Mr.名無しさん:2005/08/26(金) 19:22:56
オレンジロードまんまだなw
415Mr.名無しさん:2005/08/26(金) 19:27:15
オレンジロードって30代のおっさんしかしらんやろ。
416Mr.名無しさん:2005/08/26(金) 19:32:57
20代のおっさんもしってるやろ
417Mr.名無しさん:2005/08/27(土) 01:52:43
ここ最近、ちょっと機会があって
スクールランブル、ガチャガチャ、ぱすてる、涼風、いちごとか読んだんだが
これらと比べたら、きまオレは良い意味で凄いわ。。
何故も少年誌でここまで違うのだろうか?
約20年前?の漫画がここまでクオリティが高いのは何故だろうか
418Mr.名無しさん:2005/08/27(土) 03:43:38
めぞん、タッチ、みゆきなどと比べたらどうなのよ?
419オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/27(土) 20:48:52
体育館 (旅行6日前) くるみの性事情

「おはよぉー、お兄ちゃん遅刻するよ〜」
朝から騒がしい声で起こしてるのは、くるみだった。
双子の姉妹の姉のくるみは、元気がよく、学校でも人気の女の子だ。
妹のまなみはおとなしく、メガネもかけていて、一見して双子の姉妹だとわからない。

「んんっ・・・」
恭介は、寝ぼけた眼をこすり、背伸びをした。
補習二日目・・・だるいなぁっと思いながらも、学校に行く仕度をした。
用意してあった食パンをかじりながら、恭介のテンションは低かった。
まなみは朝食の準備を終え、洗濯にとりかかっていた。
母親のいない我が家で、家事全般を取り仕切り、末っ子なのに母のようにしっかりものだった。

「よーし、お兄ちゃん行くよぉ〜」
恭介が顔をあげると、ブレザーに着替えたくるみが待っていた。
妹も16歳になり、女らしさを自然と身に付け、美しく成長していた。
ついこの間まで、ガキだったのになぁっと、恭介は考えた。
420オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/27(土) 20:49:25
「って、くるみはなんで、制服きてるんだ?」
「ん?わたしは部活よ〜。朝練もあるからちょうどいいし、お兄ちゃんと行こうと思って〜。」

なるほど。っと恭介は関心した。
「じゃあ、いってきますぅ〜。」
くるみは元気よく挨拶をして家をでた、恭介も追うようにして靴をはいた。

夏の日差しは朝から強く、まぶしかった。
学校までの道のりを歩きながら、ひさしぶりに恭介はくるみと二人で話しをした。
「くるみとこうやって歩くのもひさぶりだな。」
「そうね〜、いっつもまなみがいるか、別行動だもんね。」
とりとめもない会話が続くかと思ったが、くるみは意地悪そうに話題を変えた。

「ねぇねぇ、お兄ちゃん、童貞なの〜?」
突然の質問に恭介は、どぎまぎしながら答えた。
「なんどよ突然。関係ないだろう・・・。」
くるみは、笑いながら話をつづけた。
「大有りじゃない、ひかるちゃんはわたしの大切な友達だもん〜。」
恭介が返す言葉もなく黙っていると、くるみは話をつづけた。
「だいたいなんでエッチしないの?ひかるちゃんだと不満なの?ああ見えてひかるちゃんは同級生からの人気は高いんだよ〜。」
恭介は、そんなこと知ってる・・・っと内心思った。ひかるちゃんはかわいいし、もててるのだ。
421オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/27(土) 20:50:45
「わたしね、ひかるちゃんに頼まれてるの協力してって。甲斐甲斐しいいい子よね〜。
それにね、エッチは気持ちいいよ〜?」

そっか、ひかりちゃんはみんなに頼んでるのか・・・やっぱり鮎川にも頼んでいるのかな・・・
って、エッチは気持ちいい?なんでくるみはそんな言い方をするんだろう。そう恭介は考えた。

「くるみ、まさか・・・その・・・経験あるのか?」
「ん?あたりまえじゃなーい。もう15歳だよ〜?」

恭介はショックだった。それに15歳で経験はあたりまえのか・・・?鮎川は今・・・17歳だけど・・・
まさかね・・・

「彼氏はいつのまに作ったんだ?」
一応兄として、くるみに質問をした。
「いないよ〜。」
くるみははっきりと答えた。

「別れたのか?」
恭介は自分のことを棚にあげて、くるみにばかり質問をした。
「ううん。最初からいないよ〜。」

まったく話が読めない恭介は、どう質問していいかわからなかった。
「あのね、お兄ちゃん。まなみとパパには内緒だよ〜。」
そう念をおされたので、恭介は約束をした。
422オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/27(土) 20:51:23
(つづく)

HPはこっち。
ttp://www.geocities.jp/dokuo_neta/index.html
423Mr.名無しさん:2005/08/27(土) 23:38:38
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
424Mr.名無しさん:2005/08/28(日) 02:17:56
GJ!!
期待してまってる。
425Mr.名無しさん:2005/08/28(日) 05:39:52
実家に帰ってオレンジロードのLD観ようかな
426Mr.名無しさん:2005/08/28(日) 17:30:10
>>422
乙。
427オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/28(日) 20:56:02
「気に入ったアイドルの男の子を催眠して、襲ってるのよ〜。」
恭介は唖然とした。だいたいくるみは性格が明るく前向きなのはいいが、物事を深く考えない。
超能力は使うなという家訓に反して、手軽に使う癖があるのもくるみだった。
そんな悪用の仕方が許されるわけがない。
恭介は怒ろうと口を開いた。
「くるみ!そんな超能力のつ・・・」
「ばれなきゃいいじゃない〜。」
くるみは、けらけらと笑いながら言った。
そしておどけながら、こう閉めくくった。
「心配しないで記憶も消してきてるし、危険日はゴムもつけてるから〜」

恭介は、怒りを通り越して、バカらしくなった。いつのまにこんな子になったんだろう。
それに自分が能力の悪用をしないように、いつも葛藤してることが虚しくなった。
428オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/28(日) 20:56:32
恭介が一人で考え込みながら歩いてると、学校についた。
「じゃあ、お兄ちゃんまたね〜。補習終わったら体育館に迎えに着てね。一緒に帰ろ〜。」
そういういって、手を振りながらくるみは走っていった。
ずいぶんとミニスカートで、あんなに動いたら、パンティーが見えそうだと恭介は思った。

恭介が教室に入ると、何人かの補習を受ける生徒がすでに座っていた。
まもなく先生が文句をいいながら入ってきて、授業を始めた。

恭介はさっきのくるみの話を思い返していた。
超能力を使えば・・・そうモラルさえ無くせば、やりたい放題じゃないか・・・
鮎川に催眠をかけて・・・だけど・・・それじゃ幸せになれない。してあげられない。
恭介は妄想でも優柔不断だった。
でも、なんだか下半身がむずむずしてきた。もうすぐ18歳の健康な男の子なのだから当然のことだった。
ろくに授業内容は耳にはいらなかった。そしてチャイムがなった。
教室のあちこちから、ため息やだるいという声が聞こえた。
恭介も教科書やノートをかばんにしまって、いそいそ教室をでた。

429オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/28(日) 20:57:03
くるみとの約束どおり補習が終わると、体育館に向かった。
近づくと、女の子の練習の掛け声やボールのぶつかる音がしてきた。
ひかるとくるみは同じバレーボール部に所属していた。
どちらも運動神経がよく、期待される選手だった。

恭介が体育館に入っても、気が付かれないほど練習は集中していた。
女子バレーボール部は20名ほどだった。
全員がブルマをはいた体操服で汗を流していた。
恭介はぷるんぷるんのおしりや、揺れる胸を眺めていた。
ひかるの胸は出会った頃よりもいくらか膨らみが増していた。
ジャンプをするたびに、胸がゆれているのがわかった。
一方のくるみは、まだまだ発展途上で小ぶりだった。

恭介はここ数日のせいで、性への欲求が高まっていた。
あのかわいいひかるちゃんのおっぱいを揉んだり、つまんだり、吸ったりできると思うと、
自然と股間が熱くなった。
430オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/28(日) 20:57:59
(つづく)

なにか、話に合う画像があったら、貼ってください。
HPに乗せる時に画像挿入するわ。
431Mr.名無しさん:2005/08/29(月) 07:04:20
>>430
是非、続きを。
432Mr.名無しさん:2005/08/29(月) 23:26:09
きまぐれオレンジロード以外にお薦めのラブコメ漫画ってある?
めぞん、I's、ラブひな、いちご辺りは読んだ
433オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/29(月) 23:57:34
ぴぃーっと笛がなり、
「練習終了、1学年は片付け、あとは解散。」
キャプテンらしい女子が指示をだしていた。
恭介は我に帰り、立ち上がった。
股間が少し膨らんでしまって、かばんで隠した。

練習が終わると、ひかるもくるみも恭介がいるこに気が付いた。
「あっ、お兄ちゃん〜。」
「せんぱーい。見にきてくれたんですか。」
二人ともうれしそうに寄ってきた。
「お疲れ、ひかるちゃん。」
恭介は適当に挨拶した、さっきまでこの子でエッチなことを妄想していて、
ごめんなさいと内心謝った。
434オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/29(月) 23:58:12
他の1年生も興味深そうに集まってきた。
くるみはみんなに紹介した。
「わたしのお兄ちゃんで、春日恭介3年生。童貞で〜す。」
恭介はその言葉に絶句した。
思ったより女の子達は話にひかずに、キャーとかワッーとかいいながら楽しそうだった。

ひかるが恭介の右腕に抱きついた。
さっきまで妄想していた胸がぴったりとくっついた。
恭介はそのやわらかさにどぎまぎした。汗をかいた体操服がやや絡みついた。
「わたしは先輩と付き合ってます!」
また、女の子達ははじけたように歓声をあげた。
「そして、この夏、先輩と結ばれたいと思います!」
堂々とした宣言に、再び恭介は言葉を失った。

無理やり笑顔で、みんなに答えた。
それからボールを拾い集めたり、ネットをはずす手伝いをした。
最近の女の子は積極的というか、進んでるんだなぁっと恭介は思った。

435オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/29(月) 23:58:42
片付けが一段落すると、集めたボールをいれた籠を倉庫にしまうだけになった。
くるみは、他の1年生には帰るようにいって、ひかるにも先に着替えるように伝えた。
くるみとふたりきりになり、ボールの籠を倉庫にいれた。
「さてっと・・・お兄ちゃん二人きりだね〜。」
ガチャンっと鍵のかかる音がした。くるみの超能力だった。

「わたし知ってるんだよ、いやらしい目で見てたでしょう〜?」
恭介は図星で言い返せなかった。
「ひかるちゃん喜ぶかな〜?幻滅するかな〜?」
くるみは、恭介をいじめるように言葉で責めた。

「内緒にしてほしかったら、お兄ちゃんいうこと聞いてくれる〜?」
恭介は薄暗い倉庫に、まだ汗にぬれた体操服すがたの妹を相手に緊張していた。
「なんだよ・・・。」
やっとの思いで口にする。どうも今朝の話のせいか、性体験が未経験だと立場が弱い気がした。
「ふふん・・・お兄ちゃんのち○ちん見せて〜品定めしてあげる〜。」
「何をばかな・・・」
っと、恭介が言おうとすると、金縛りになった。くるみのせいだ。
続いて、恭介のズボンのボタンがはずされ、ジッパーも誰も触っていないのに下がった。
ズボンがすとんっと、落ちた。恭介のトランクス姿になった。
「パンツは私が直接下げてあげるね〜。」
436オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/29(月) 23:59:37
(つづく)

ただでさえ過疎スレ読者なんかほとんどいないんだろうなぁww

ttp://www.geocities.jp/dokuo_neta/index.html
437Mr.名無しさん:2005/08/30(火) 07:25:51
>>436
GJ
続きが気になる。
438オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/30(火) 20:27:58
くるみが近寄ってきて、トランクスに手をかけて下げおろした。
恭介のち○こは、半立ち状態だった。
「あ〜、お兄ちゃん膨らんでるじゃん。さては妹に発情した変態か〜?」
口元に笑みをつくりながら、くるみが言った。
「ちがう・・・。」
恭介は否定した。さっきみんなを見ていた余韻・・・だと思った。
「本当?試してみようかな〜。」
439オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/30(火) 20:28:29
くるみは、体操服を左手でまくった。水色のブラを恭介に見せ付けた。
恭介は目線をはずした。
「あれれ?お兄ちゃん妹に興奮しないなら、目をそむけなくていいじゃん。」
溜まっているのか、ここ最近ずっと妄想から離れないため、恭介の理性はやや飛んでしまった。
妹のくるみの方に目をむける。
自分で服をめくり、小ぶりとはいえかわいい乳房の膨らみがわかる。
ブラはそれをやさしく包み、隠している。
くるみは、じぃーっと恭介のアレが反応しないか見ていた。
少し角度があがったのがわかった。

左手で服を抑えたまま、右手はブルマに手をかけた。
ゆっくりとずりおろしていく、くるみも恥ずかしくなり頬が染まってきた。
パンティーの上半分ほどが見えた。ブラと同じいろだった。小さなリボンもついていた。
440オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/08/30(火) 20:29:54
(つづく)

俺はいったい何を書いてんだろ?w

ttp://www.geocities.jp/dokuo_neta/index.html

名前をいちごの方にしておけば、もう少し人が増えそうだけど。
自己満足の世界やね
441Mr.名無しさん:2005/08/30(火) 21:28:47
続きまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
442Mr.名無しさん:2005/08/30(火) 22:00:25
>>440
乙。
続き、ワクワク
443Mr.名無しさん:2005/08/30(火) 22:17:34
おっきしたお('A`;) 
444Mr.名無しさん:2005/08/30(火) 22:56:45
438 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

439 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

440 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん
445Mr.名無しさん:2005/08/30(火) 23:05:08
鮎川フォ〜
446Mr.名無しさん:2005/08/31(水) 18:44:46
+   +
∧_∧ + 
(0゚・∀・)    ワクワク
(0゚∪ ∪ +     テカテカ
と__)_) +
447Mr.名無しさん:2005/09/01(木) 21:48:16
オレンジロードと現代の甘ったるい萌え漫画の違いはなんだろう…
「春日恭介」は超能力という「超」能力を持ちつつも凡人だと言うトコロがミソなのかな?
オレならもっと「超能力」を上手く使うのに!!
でも「春日恭介」って嫌いにはなれないし、それどころか「頑張れ!」と思ってしまう。。。
あと
鮎川も恭介も繋がってるからか。何かが。
448オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/01(木) 21:55:16
「ほら、お兄ちゃんどう〜?」
恭介は、目を見開いてくるみの体を上から下へ、下から上へと眺めている。
細い華奢な体のウエストは一段と引き締まっていた。
体は正直に反応して、完全に勃起してしまった。
「やっぱりお兄ちゃん変態だ〜。」
くるみは、そそり立った兄の一物をしげしげと見つめていた。
「自信もっていいよ。お兄ちゃんの大きいくて、たくましそう〜。」
恭介は自分がものすご恥ずかしい状況であることに改めて気がついた。
もう、くるみには頭が上がらないかもしれない。

「ねぇ?手で楽にしてあげようか〜?」
くるみが意地悪な提案をしてきた。
「やめてくれ。」
恭介は、妹の超能力に勝てず身動きがとれなかったので、謝った。
それに、このままだと本当に理性が飛びそうだった。

449オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/01(木) 21:55:54
「最後に立ち直ったのね。早くこれをひかるちゃんに入れてあげなよ〜?」
「うん。わかったから・・・」
恭介は応じた。こんなに苦しまなくてもひかるちゃんなら受け入れてくれる・・・。
そういう風に考えてしまっていた。

くるみは、その言葉をきくと、体操着を元にもどして、こう言った。
「お兄ちゃん着替えてくるから、校門でまっててね〜」
そして倉庫からでていった。

恭介は、妙な脱力感と嫌悪感に襲われていた。まだ興奮の余韻も残っている。
この場でヌいてすっきりさせたかった。だがそれもなんとか我慢した。
まさか、妹に欲情してしまうとは・・・。そう反省した。
450オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/01(木) 21:56:45
恭介は家でAVを見ることはできなかった。ときどき友達の家でみる程度だった。
掃除もまなみがするため、エロ本も置いていなかった。
いつも、溜まってくると風呂場で妄想しながら射精をするだけだった。
だから、突然の下着姿やブルマの半脱ぎなどに思わず反応しただけだと言い聞かせた。

恭介は、なんとか自分を取り戻し校門に向かった。
ちょっとまってると、ひかるとくるみが着た。
さっきまでの体操服姿とちがって、清楚なブレザーだった。
女は変わるなっと恭介は思った。

「先輩一緒に帰りましょう!」
そういって、恭介と手をつないだ。
くるみは、少し後ろからにやにやと笑いながら付いていった。

(体育館編完)
451Mr.名無しさん:2005/09/01(木) 22:49:52
オレンジロードの曲では「Night of Summer side」と「悲しいハートは燃えている」
が印象的かな
「Night・・・」の曲の影響か、買う車は全てクーペかスポーツカーです
プレリュード、フェアレディZ、RX−7。。。


アクセルの悲鳴さ きしむタイヤから
見知らぬ きみ乗せ飛び出したクーペ
追いかける影を振り切りドア閉めた
君は「どこでもいいから走って」と
出会いはハイウェイ・ジャンクション 港が見える頃
恋に落ちたと気付いた
Take me to Summer Side
くちづけより 優しさが欲しいと
Night of Summer Side
あどけなさで 隠した瞳は 大人だったね


452Mr.名無しさん:2005/09/01(木) 23:10:20
>>447-450
GJ
続きを待ってます。
453Mr.名無しさん:2005/09/01(木) 23:11:33
すまそ
>>448-450だった。
454Mr.名無しさん:2005/09/01(木) 23:40:33
>>450  +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
455Mr.名無しさん:2005/09/03(土) 15:43:16
きまぐれオレンジロードの漫画家の人って大変な病気になってたんだね。知らなかった・・・
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050903k0000m040138000c.html
456オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/03(土) 20:00:53
自宅編 (旅行5日前) まなみの仕事

「ねぇ、春日くん・・・抱いて・・・。」
薄い布をまとっただけのまどかが恭介に迫っていた。
恭介はがまんできずに、まどかを抱きようせようとする。
すると・・・
「先輩・・・。バカァーー。」
っとひかるに目撃されてしまう。
恭介が、慌ててひかるを追いかけると、まどかがふてくされて怒る。

そこで恭介は目がさめた。まどかとひかるに出会ってから、何度となく見た夢だった。
どっちに決めることもできずに優柔不断なのは夢にまで影響した。
恭介は、自分の下半身がいつもより、びんびんに立っているの確認した。
「このところ、ぬいてないからなぁ・・・。」
そういって、息子の先端をなでなでしていた。

457オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/03(土) 20:02:01
「お兄ちゃん。早くしないと遅刻するよ。」
まなみが起こしにきた。
恭介は目覚ましを確認する。ずいぶんと寝坊をしてしまったようだ。
「あれ、くるみは・・・?」
「くるみなら先にいったよ。早く準備して。」
そういって、まなみは制服をだした。

恭介はあくびをしながら、起き上がる。
「キャッ!」
まなみが軽い悲鳴をあげた。恭介のが大きく立っているのがパジャマの上からわかる。
慌てて恭介も隠した。
どたばたと着替えをすませて、恭介は家をでて学校へと走った。

残されたまなみは、ため息をついた。
「ひさびさに見ちゃったな・・・。」
ここ数日の童貞争奪依頼、まなみも例外でなく性への意識が強まっていた。
くるみのようにオープンな性格でなく、内向的で慎重なまなみは未経験だった。
静かに読書をして休み時間をすごすまなみには、友達もくるみほどいなかった。
男友達もほとんどいなく、しゃべるのは兄ぐらいだった。

まなみは、気を取り直して、掃除を開始した。
今日の晩御飯は何にしようかなっと、考えながらいつもの家の仕事をてきぱきと片付けていく。

458オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/03(土) 20:02:33
つづく。

夏がいつのまにか終わってた。
459Mr.名無しさん:2005/09/03(土) 20:06:48
>>458
GJ
続きを期待してます。
460Mr.名無しさん:2005/09/03(土) 20:43:05
テレビ版のまなみがめがねを外しての
場面は可愛かったな〜。
461Mr.名無しさん:2005/09/03(土) 20:43:43
【漫画】人気漫画家のまつもと泉さんが再び活動開始
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1125695577/l50
だって
462オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/04(日) 20:50:39
学校になんとか間に合った恭介は、息を切らして運動不足を実感していた。
ため息をついて、また耳に入らない授業を受けた。
こう人数がすくないと眠るわけにもいかなった。
はやく終わらないかと考えていると、先生がこう言った。
「今日ははやく切り上げる。宿題だすから明日までにしてくるように。」
補習を受けてる生徒からうれしい悲鳴があがった。
みんないそいそ帰っていった。
恭介もまだまだ早いのでひかる達を待つことなく、まっすぐ家に帰った。
まだ午前中だった。日差しは連日のように強く夏本番を迎えていた。

「ただいま。」
恭介は扉をあけた。
掃除機の音が響いていた。まなみが掃除機をかけているらしい。
恭介はいつも家のことをしているまなみを手伝おうかと考えた。

掃除機の音が聞こえるまなみの部屋のドアを開けた。
463オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/04(日) 20:51:24
つづく。
464Mr.名無しさん:2005/09/04(日) 23:19:45
>>463
乙です。
まなみが何をしてるか
想像してしまうが
続きを。
465Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 14:18:15
インターネットのサイトで、各話の内容が書かれてるサイトって有りますか?
出来るだけ詳しいやつが有れば良いんですけど(´・ω・`)ショボーン
466Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 20:46:09
467466:2005/09/05(月) 20:55:49
すまん、既に閉鎖されてた
468Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 20:57:46
小説スレになりきらないというか、共存してるというか、過疎スレなのか・・・
なんかすげぇな。

やっぱオレンジロード知ってるぐらいだといい大人なんだろうな。
469Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 20:59:48
そらー80'sのバイブルと称される、漫画だからなぁ
その時の消防、厨房は良い大人になってるだろ
470Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 21:32:37
バイブ はぁはぁはぁ
471オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/05(月) 21:37:32
掃除機の音が聞こえるまなみの部屋のドアを開けた。

そこには、鼻歌を歌いながら軽いステップのまなみがいた。
そして、恭介は一瞬固まった。まなみは、真っ裸にくまさんマークのエプロン姿だった。
思わず恭介は黙って見つめてしまった。
まなみの体は普段よくわからなかったが、くるみのようにちゃんと成長していた。
すらりと伸びた足は長く、小さなヒップは引き締まっていた。
胸はやはりくるみのように小さかった。運動をくるみよりしていないせいか、
ほっそりとした体つきはアバラや鎖骨も見えた。とても華奢な女の子だった。
恭介の下半身がとたん熱くなってきた。
472オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/05(月) 21:38:08
まなみは、ドアが開いていて恭介が立っているのに気が付いた。
「うわぁ!お兄ちゃん・・・」
慌てて掃除機を投げ出して、両手でエプロンを抑えた。
「あっ、ごめん。補習早く終わって・・・。」
「ちょっと、でてってよ・・・。」
恭介はもう一度謝って、部屋から出た。なんで裸だったのだろうと考えた。

ドアが開いてまなみがでてきた。
ちゃんとTシャツとスカートをはいて、その上にエプロンだった。
「驚かせないでよ。」
別に恭介は悪いことはしていないだけど、また謝った。
「なんて格好してたんだ?」
「洗濯全部しちゃおうと思って・・・暑いし・・・つい・・・」
まなみは真っ赤な顔を下にむけて、小さな声で言った。
恭介は思わず笑ってしまった。まなみの意外な一面を見た気がした。
473オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/05(月) 21:38:54
「くるみには内緒にしておいてね・・・。」
まなみはそういった。確かに知られたくない事実だろう。
恭介は他言しない約束をした。
それから掃除を一緒に手伝った。
さっきの裸姿が目に焼きついて、なんどもまなみのことを盗み見してしまった。
今回は妹だけに自分のち○こが反応してしまったことを恭介は理解した。
本当に自分は変態なんじゃないだろうか・・・そう悩んだ。
474オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/05(月) 21:40:26
ちなみに僕は28歳です。
オレンジロードの頃は小学生か幼稚園?
すげぇ見ちゃいけないものを見たような気分だった。

男の本能って幼少の頃からあるよな。
475Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 21:40:53
471 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

472 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

473 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

474 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん
476Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 21:42:04
鮎川とブルマが同一人物だとは
あまりにキャラが違いすぎるのでびっくりしました
477Mr.名無しさん:2005/09/05(月) 22:31:33
>>473
GJ
478Mr.名無しさん:2005/09/06(火) 01:03:14
>>476
あんた声優をどういう商売だと思ってんの?
479Mr.名無しさん:2005/09/06(火) 13:15:17
鮎川って生きていれば何歳くらい?
480Mr.名無しさん:2005/09/06(火) 21:32:02
続きまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
481オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/06(火) 22:02:43
掃除も一段落して、ふたりで昼食をとった。簡単なそうめんだった。
まなみはさっきのことが気になっているのか、うつむいたままだった。
悪いことしたなっと恭介は反省をした。
食事が終わって恭介は、部屋で宿題をみた。ぜんぜんわからなかった。
これを口実に鮎川の声がきけるなと思い、電話をかけた。
教えてもらおうとしたのだ。だけど電話は留守番になっていた。

恭介は内心がっかりして、ひとりで机に向かった。
さっきのまなみの裸が目に焼きついて、ここ数日のこともあり、悶々とした。
これは一度ぬかなきゃ落ち着かないなっと考えてシャワーを浴びることにした。

「まなみ、俺シャワー浴びてくる。」
一応一声かけて、バスルームに入った。
まなみは部屋で静かに夏休みの宿題を進めていた。
482オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/06(火) 22:03:36
裸になってシャワーをあびる。それからイスに座って息子の周りを石鹸であわ立てた。
恭介は目を閉じて、妄想を開始した。
さっきのまなみの裸・・・これはいかんと思い頭から振り払った。
昨日のブルマ姿のひかるちゃんもエッチだなぁっと思った。
揺れるおっぱいに・・・おしり・・・。そういえばくるみも・・・・。
いかん。くるみは妹だ。どうもいろいろ混ざってしまう。
やっぱり鮎川が・・・だけど、恭介は律儀にも鮎川とのことは妄想することを禁じていた。
自分の彼女はひかるちゃんなのだと言い聞かせた。
なんだか、葛藤するなぁっと。恭介は悩んでいた。エロ本の一冊でもあればいいのにと思った。

「お兄ちゃん。」
突然声をかけられて、恭介はびっくりした。
ガラス扉のむこうには、まなみの影があった。
オ○ニーしてる音が聞こえてたかと不安になった。
483オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/06(火) 22:04:08
つづく
484Mr.名無しさん:2005/09/06(火) 22:13:47
>>483
乙です。
続き待ってます。
485Mr.名無しさん:2005/09/07(水) 22:11:32
続ききぼん
486Mr.名無しさん:2005/09/08(木) 08:11:47
続き!続き!
487Mr.名無しさん:2005/09/08(木) 10:33:49
タイムスリップする話が好きだった。。。
488オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/08(木) 20:44:32
「あのね・・・。」
っと声をかけると同時に、まなみは風呂場に入ってきた。
恭介は慌てて手ぬぐいで前を隠した。
「な・・・なんだよ。」
くるみに続いて、まなみにも襲われるのかと恭介は身構えた。

「くるみちゃんに聞いたけど、お兄ちゃんの見たって・・・。」
恭介はくるみはおしゃべりなやつだなぁっと考えた。
「それで、えっと・・・私もみせて。」
まなみはそういって恭介の前にしゃがんだ。
エプロンをしていたが、スカートの中が恭介の目線に入った。
ち○こが大きくなって興奮しているときだった、恭介はまなみのパンティーに欲情してしまう。
「だめ・・・かな・・・?」
まなみはくるみのように超能力を使うこともなく、甘えてきた。
489オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/08(木) 20:45:03
つづくぅ
490Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 01:48:21
もっと普通の小説書けんの?
491Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 02:12:24
>>490

この作者HP
つ ttp://www.geocities.jp/dokuo_neta/index.html

普通の作品もあるよ。


てか普通に読めますが?

492オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/09(金) 08:07:04
>>490 よそで書いてる。
ここはレクリエーションみたいなもん。
493Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 08:11:44
乙です。
続き、楽しみです。
494Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 12:28:17
懐かしいな
今でいう所のツンデレ みたいなやつか。
495オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/09(金) 20:41:08
恭介は無言でそれに答えた。
まなみは興味深そうに、手ぬぐいをどけた。
泡がついてるとはいえ、そそりたった恭介の男根に、言葉を失った。
しばらく眺めていた。恭介は股間が破裂しそうだった。

「お兄ちゃん・・・いっつもこんな大きいの?」
とぼけたまなみの質問に恭介は困った。だけど、なかばやけ気味に説明した。
「ここのとこ、溜まってたからマスターベーションしてたんだよ。」
言った後に後悔した。妹に対して何をいってるんだろうと・・・。

「そっか、じゃあ続けて・・・。」
そういわれても困ると恭介は思った。
「いや、もういいよ・・・。」
恭介は立ち上がって、まなみを風呂場から追い出した。
いくらなんでも、妹の前でできるわけがない。
あるいは、まなみにしてもらうわけにも・・・。
496Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 20:41:37
つづくぅ
497Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 21:35:00
 +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
498Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 21:47:33
乙。
499Mr.名無しさん:2005/09/09(金) 22:40:37
 +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
500Mr.名無しさん:2005/09/10(土) 16:30:42
 +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
501名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:45:21
続きキボン
502名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:34:49
       |ハ,_,ハ
      |´∀`';/^l
      |u'''^u;'  |
      |∀ `  ミ  ダレモイナイ・・・
      |  ⊂  :,    モサモサ スルナラ イマノウチ
      |     ミ
      |    彡 
      |    ,:'
      |'' ̄''''∪


               l^丶            
        もさもさ   |  '゛''"'''゛ y-―,     
               ミ ´ ∀ `  ,:'     
             (丶    (丶 ミ     
          ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ
              ;:        ミ  ';´∀`';,  
              `:;       ,:'  c  c.ミ  
               U"゛''' ̄"^'丶)   u''゛"J
503名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:46:58
続きまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
504オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/10(土) 22:20:56
恭介は冷たいシャワーを浴びて、体を落ち着かせようとした。
体が冷え切ってから、寒いと思うようになる頃には、勃起も一応収まった。
そして、ため息をつきながら風呂場からでた。

着替えを済ませると、まなみがお礼を言ってきた。
二人の秘密にしようと約束をした。
恭介は、このまま家にいても、また悶々としてしまうので、散歩にでかけた。

夕暮れにもどってきた。くるみも帰ってきていた。
宿題をしなければと、机にむかった。
なんとか適当に終わらせてから、夕食を食べた。
505オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/10(土) 22:21:51
そのときに電話がなった。それをまなみが最初にとった。
「お兄ちゃん、まどかさんから電話だよ。」
恭介は、昼間に留守番電話に入れておいたことを思い出した。

「春日くん。留守番電話に電話がほしいと書いてあったけど・・・。」
電話口のまどかの声はちょっと暗い印象を与えた。
恭介は宿題がでて、手伝ってほしかったことと、もう終わってしまったことを伝えた。
「じゃあ、補習明日もがんばってね。」
そういってまどかは電話を切った。

恭介はまどかの声を聞いて少し元気になった。

(自宅編完)

506名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:26:40
507名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:01:38
 +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
508名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:29:13
>>505
乙です。
509オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/11(日) 23:15:01
バー編 (四日前)

夏のひと時、小雨の降った日のこと。
恭介は補習が終わったあと、ひかると待ち合わせをしていた。
くるみもひかるも部活を終え、着替えてから校門まできた。
ひかるの顔はやや赤く、調子が悪そうだった。
「ひかるちゃん、元気なさそうだけど、大丈夫?」
恭介が心配して尋ねた。
「なんだか、風邪をひいたみたいで・・・」
ひかるも弱々しく答えた。

今日の部活をひかるは雑用をして、練習には参加しなかった。
休めばいいのに無理をするのがいかにも彼女らしい。
「明日・・・お祭りなのに。」
夏休みに入ってからの最初のイベントは、地元の夏祭りだった。
神社には屋台が並び、ちょっとした花火もあがる。
ひかるは恭介とそれにいくことを楽しみにしていた。
「うん。ひかるちゃん。今日は早く帰って寝て、明日も無理しないほうがいいよ。」
恭介は傘をさしながら、そう言ってやさしくひかるを家まで送り届けた。
510Mr.名無しさん:2005/09/12(月) 07:18:50
>>509
乙です。
511オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/12(月) 18:44:17
その日の夜、恭介の家に電話がかかってきた。
いとこのあかねからだった。
「あっ恭介。わたしわたし。店にみんなでおいで。」
あかねは夏休みにはいってからアルバイトに精を出していた。
雨が降っていることもあり、どうやら暇をもてあましてるらしい。
「うーん、わかった。どこだっけ?」

恭介はあかねの言う場所をメモした。
隣町の繁華街にあるバーだった。
あかねは未成年だったが、持ち前の変身能力を使って採用されていた。
カクテルでも造っているのかと、興味もあったので恭介達はいくことにした。

「まどかさんも誘ったら喜ぶんじゃないかな?」
そう提案したのはまなみだった。
ひかるは風邪を引いているので誘うのは悪いと思った。
「そうだな・・・」
恭介は少し考えてから、まどかに電話をいれた。
512Mr.名無しさん:2005/09/12(月) 19:15:38
どうでしょう。少し宣伝して人増やしますか?
513Mr.名無しさん:2005/09/12(月) 19:35:26
>>511
続き、続き。
514Mr.名無しさん:2005/09/12(月) 22:20:07
 +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
515Mr.名無しさん:2005/09/12(月) 23:14:13
鏡の中のアクトレス♪
516Mr.名無しさん:2005/09/12(月) 23:49:12
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 続きまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
517オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/13(火) 19:16:18
だけど、まどかには予定があったのですぐには無理だといった。
恭介はがっかりした。どうも最近すれ違うようだった。
それがまどかによるわざとなのか、どうなのかはわからなかった。
会話を進めていくと、夜遅くなってもよければ顔を出せそうだといった。
だから、恭介は店の場所と電話番号を教えた。
明日の予定も聞きたいところだけど、我慢した。
夏祭りはひかると行く約束をしていたからだ。
恭介はそれ以上会話がつづかずに、電話をきった。

「鮎川は予定があるから、3人でいくか。」
恭介達は、少し大人っぽく装いをしてから、家をでた。

3人で電車に乗る。一番はしゃいでるのはくるみだった。
バーというところにはじめていくらしい。
まなみはカクテルの種類について、興味があっていくつか知っていた。
「こらこら、俺らは未成年なんだから、飲むなよ。」
恭介は一応兄らしく釘をさした。
518オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/13(火) 19:17:26
地図を見ながら恭介があかねのバイト先をさがした。
いよいよ雨が強く、人通りは少なかった。
ちょっといかがわしい夜の繁華街だった。

恭介は、地図と名前を見比べながら、ここに間違いないけれどと思案した。
想像していたようなシックなバーでなかった。
小さい入り口から、階段が地下へとつながっていた。
恭介達は、そこに降りていく。

薄暗い階段から、扉をあけると中にはミラーボールがまわっていた。
「なんなんだここは・・・」
恭介は不安になる。
店を囲うように置いてあるソファーには客が一組いるだけだった。

「おっ、きたきた。恭介〜」
あかねが店の入り口まできた。
恭介は最初あかねだと気がつかなかった。
バニーガールに扮したあかねの化粧は濃く、いろぽっかった。
519オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/13(火) 19:17:58
つづく

宣伝か・・・数人しかいなそうだもんなww
520オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/13(火) 19:21:55
小説スレが好きな、そこのあなた!
ちょっと暇つぶしに読んでみませんか?

毒男板住人がお届けする、恋愛小説「きまぐれオレンジ☆ロード」
ご存知の方は30歳前後でしょうか?
少年ジャンプに連載されていた、恋愛マンガの金字塔です。
そろをちょびっとエッチにしてパロディー書いてます。


きまぐれ オレンジ☆ロード  ↓ 原作読んだことない人はここから。
ttp://etc4.2ch.net/test/read.cgi/male/1122214291/277-

きまぐれ オレンジ☆ロード  ↓ 本編はこっちからです。
ttp://etc4.2ch.net/test/read.cgi/male/1122214291/401-


あのどきどきをもう一度♪

521Mr.名無しさん:2005/09/13(火) 19:23:13
読んで良かったら、自分の常駐してるスレにでも貼ればいいんでない。
522Mr.名無しさん:2005/09/13(火) 22:22:42
鏡の中のアクトレス はっきりすればいいのに〜♪
523Mr.名無しさん:2005/09/14(水) 21:12:04
はっきり言えばいいのに
ためらいが耳元でささやく〜♪
524Mr.名無しさん:2005/09/14(水) 21:23:05
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 続きまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
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       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
525Mr.名無しさん:2005/09/14(水) 22:37:38
まだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
526オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/14(水) 23:04:05
「おまえ、なんてかっこうを・・・」
恭介がおもわず言った。
「かわいいでしょぉ。」
そういって、あかねは後ろ向いて、白いぼんぼんのしっぽをふった。
あかねの尻はりっぱな丸みがあり、むっちりとしたふとももは編みタイツで妖艶だった。
「適当に座って。」
恭介達はうながされるままに、ソファーに座った。
「なんかすごいとこきちゃったね・・・。」
まなみはだいぶ緊張していた。
いっぽうのくるみは目を丸く見開いて、見るからに興味深そうだった。

「何飲む?」
あかねの質問に、恭介はジュースをオーダーした。
まなみもくるみも、恭介の指示に従わずにカクテルを頼んだ。
それを恭介が怒るが、誰も耳をかたむけなかった。

あかねがオーダーを通しに行く。
恭介はその後ろ姿を眺めながら、ため息をついた。
「何お兄ちゃんためいきついてるの〜?」
くるみは楽しそうだった。
527オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/14(水) 23:04:39
あかねは右手にカクテルをのせたトレンチをもって戻ってきた。
なかなかスマートでさまになっている。
胸元は大きく、引き締まった制服がよりそれを強調していた。
あかねは18歳らしいスタイルのよさで、十分にきれいだった。
恭介はどぎまぎしながら、あかねを眺めていた。
「あかねさんかわいい。」
「かわいいかわいい〜。」
しきりに二人の妹はあかねを褒めていた。
あかねもまんざらでないように、くるくると回って笑顔だった。



つづく。
528Mr.名無しさん:2005/09/15(木) 09:37:17
乙〜。
529Mr.名無しさん:2005/09/15(木) 21:54:58
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 続きキボン!!
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
530オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/15(木) 22:40:14
「こら、恭介もなにかいいなさい。」
あかねは恭介にも褒めてもらいたいらしく催促をした。
恭介は言葉がでなくって、自分の前におかれたジュースを半分ほど一気に飲んだ。
「ん・・・これ・・・酒はいってないか?」
恭介は飲んだあとに気が付いた。とたんに体が熱くなる。
まなみやくるみたちもショートカクテルを飲み干した。

「あはは、こんなとこにきてジュース飲んでどうするの。」
あかねはそういって、追加のオーダーをした。

それから空いているカラオケで歌も歌わせてもらった。
あかねの勧められるままに酒を飲み、陽気になった恭介達。
くるみもまなみもマイクを離さずに歌っている。

531オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/15(木) 22:40:52
恭介は酔い心地で、あかねの体を撫でまわすように見ていた。
エナメル質の赤い服がウエストを細くひきしめていた。
退屈そうにぼんやりしてる恭介の隣にあかねが座った。
「今日はもう仕事することないから、飲むね。」
そういって、水割りを二人ぶん作りながら言った。

恭介の目線からだと、座ったあかねの胸がのぞきこむように良く見える。
赤い胸の形に添ったぎざぎざの隙間から、胸が良く見える。
ノーブラなのが恭介にはわかった。
思わず頭を動かし、上からもっと覗き込む。
もう少しであかねの乳首がみえそうだった。
暗いので、奥のほうは良く見えない。

つづく
532Mr.名無しさん:2005/09/15(木) 23:19:02
GJ
533Mr.名無しさん:2005/09/15(木) 23:34:38
乙れす!続きよろしこ!!
534Mr.名無しさん:2005/09/16(金) 09:22:14
印象に残ってる曲は 鏡の中のアクトレス
と、悲しいハートは燃えているわ
です
ナイトオブサマーサイドも良かった
535オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/16(金) 21:42:38
「恭介のえっち。」

あかねは笑いながら言った。
「だいぶたまってるね。私に発情するなんて。」
そういって、ズボンの上から股間に左手を添えた。
「うう・・いろいろあってね。」
恭介はそれを拒否するころもできずに、すなおに答えた。
すでにだいぶ前から股間が熱い。
ゆっくりとさするあかねの手だけでも、出そうだった。

「ひかるちゃんと早くやちゃっえば苦しまなくてもいいのに。」
みんなと同じ意見をあかねも言う。そんなことは恭介にもわかっていた。
それからあかねもゆっくりと酒をあおった。
まなみとくるみは出来上がっていて、さきほど隅にいた客と歌っている。
「こっちは二人だけだね。」
あかねも顔をほてらせている。
あかねには彼氏がずっといなかった。
人の心が読めることと、意外と純なことが原因だった。
そして、男がみんな下心だらけなのこと知っていた。
しかし、いとこの恭介の心は同じ超能力者として読みにくかった。
微妙に伝わってくる恭介の想いが複雑なことは良くわかる。
だけれど、なぜひかるを選びきれないのか、知る由もなかった。
536オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/16(金) 21:43:29
「恭介、わたしでよかったらヌいてあげようか・・・」
あかねも少し興奮したように言った。
恭介のズボンのチャックを下ろし、トランクスごしに固くなったものを握る。
すでに酔いとここ数日のフラストレーションから、恭介には理性がほとんどなかった。
恭介は楽しそうに歌っている妹を見ていた。
机に隠れて、みだらな行為が行われている。
ここでこれ以上つづけることはできなかった。
恭介は無言で席をたった。そして洗面所に向かった。

あかねも少し立ってから追った。




(つづくぅ)
このスレの住人はきっと魔女宅みてると勝手に思う。
537Mr.名無しさん:2005/09/16(金) 22:04:54
乙れす!魔女宅見て
538Mr.名無しさん:2005/09/16(金) 22:28:28
乙です。
539Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 14:22:32
サイトでこれ読めるんですか?
hを抜かずに直接いけるようにしてください
どういう風に検索したらよいかわかんないし
ここを見てオレンジロードを読み返してしまった
あとセサミストリート実は4巻でてるらしい
本屋には置いてないから注文してみるかな
540Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 17:15:28
サ h ど こ あ 本
541Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 18:51:59
Music & Videos - Kimagure Orange Road
http://animeart.com/p/music?j/a/kimagure
542Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 21:08:43
491 名前: Mr.名無しさん 投稿日: 2005/09/09(金) 02:12:24
>>490

この作者HP
つ ttp://www.geocities.jp/dokuo_neta/index.html

普通の作品もあるよ。






543Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 21:50:09
 +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
544オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/17(土) 22:34:06
洗面所は少し広かった。
恭介は酔いながら、トイレに入り用をたす。
しばらくするとあかねがはいってきた。
あかねは手を洗うところでまっていた。
恭介がトイレからでると、洗面所全体の鍵を閉めた。

ここの照明は店の内部よりはいくらか明るかった。

恭介はぼんやりとした頭で、あかねを眺めた。
頭の上には片方だけ折れた白い耳がついている。
あかねの顔は凛々しく端正であった。
化粧は濃く、紫のアイシャドーが顔に似合っていない。
頬を赤らめたあかねの表情はかわいく、唇はリップでつややかにひかって、ぷっくりとしていた。
首は細くしなやかで、リボンが巻いてあった。健康的な肌が胸元まで曲線を描いている。
ほっそりとしたスタイル。バニーの赤い制服はいやらしいほどあかねの容姿を浮き上がらせた。
股間はやや盛り上がって、赤い服が滑らかに光を反射している。
恭介は股間まで目線を下げると、そこをじっとみていた。
編みタイツで形作られた足は長く見え、おしりから丸みをおびながらスラリと伸びている。


(つづく)
>>541 懐かしくって涙でるなぁ。DVD買おうかな・・・
保存できないね。
545Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 22:38:32
乙れす!
546Mr.名無しさん:2005/09/18(日) 01:01:49
【漫画】闘病6年、人気漫画家まつもと泉が活動再開【きまオレ】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1125737435/l50


>>544
保存できたよ。
547Mr.名無しさん:2005/09/18(日) 12:21:50
>>546
重さが48,9キロバイトじゃね?
接続用のソフトだけじゃないかな・・・
回線きって、再生できる?
548Mr.名無しさん:2005/09/18(日) 16:04:06
549オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/18(日) 22:31:14
あかねは無言で恭介の近くによって、膝をついた。
ズボンのチャックを下ろし、トランクスをずり落とす。
恭介は目線を下にすると、あかねの胸の中がきになった。
両手であかねの上半身の制服を下ろす。
「きゃっ・・・」
思わず小さな声をあかねがたてた。
くるみやまなみや・・・ひかるよりもやや大きい胸がこぼれ落ちた。
反動で揺れている。乳房は豊かな丸みを帯び先端にはぴんくの乳首がのっている。
恭介はそれを親指と人差し指で両方ともつまんだ。
あかねは声もたてずに、恭介の固くそそりたっているち○こを握った。


(つづく)
>>548ありがとう。
RAMをRMに変えると保存できる時あるから、イリアでがんばったけど・・・
本当ありがと。日進月歩やな。
まどかって丸顔なんだよね・・・。
550Mr.名無しさん:2005/09/18(日) 23:20:07
乙れす!明日も待ってまつ
551Mr.名無しさん:2005/09/19(月) 00:06:40
鮎川まどか@きまぐれオレンジロード
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083349258/l50
552Mr.名無しさん:2005/09/19(月) 09:42:30
懐かしいなぁ・・・
良くも悪くもこの漫画で女性観が決まってしまった気がするよ
553オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/19(月) 22:14:56
やわらかく両手で包み込み、やさしく前後させる。
恭介はすでにだいぶ酔っ払っていて、自分から小刻みに腰を動かしていた。
あかねは、恭介のやつはだいぶたまってるな・・・っと思いつつも巨大な一物をはじめて見た。
自分が興奮して、下半身がじわっと熱くなっていくのを感じた。
手を動かすと、恭介のものが脈をうっているのがわかった。
ゆっくりとゆっくりと動かすと、だんだんと恭介の息が荒くなる。

あかねも自分が我慢できなり、右手恭介のを強くにぎりながら、左手で自分の股間へとあてようとした。

そのとき、扉の向こうから店の電話の音がなった。
恭介もあかねも我にかえる。
「電話・・・でなきゃ・・・」
そういってあかねは、いそいそと立ち上がって、制服を元にもどした。
鍵を開け走っていく。

恭介は我にはかえったが、悶々とした衝動を抑えきれず、そのままトイレに戻ろうとした。
とりあえず、このまま出してしまわないことには収まりそうもなかった。

(つづく)
554Mr.名無しさん:2005/09/19(月) 22:24:46
555Mr.名無しさん:2005/09/19(月) 22:39:37
乙です。
続きを宜しく。
556Mr.名無しさん:2005/09/20(火) 19:54:09
期待ヽ(`Д´)ノアゲ
557Mr.名無しさん:2005/09/20(火) 21:58:22
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
558オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/20(火) 22:56:14
「恭介っ〜〜!!まどかさんから電話だよ。」
あかねの声が店に響く。

恭介は酔いが覚めるような思いをした。
慌ててズボンをはく。足取りはふらついている。
くるみもまなみも気が付かないまま歌を歌って踊っている。

「もしもし、鮎川・・・」
「春日くん。そっちはどう?」
電話の内容はたしたことなかった。
だいぶ遅くなったので、店にくるのをやめておくといった。
それを恭介は了解した。
残念そうな、まどかの声をきくと恭介も残念そうに肩を落とした。
ここのところまどかに会っていない恭介は、無性に会いたかった。

「あとね、ひかるが風邪をこじらせたみていで・・・。」
ひかるからまどかの所に電話があったらしいことを告げた。
明日は一日ゆっくりと寝るから、恭介と夏祭り行って欲しいと頼まれたことを伝えた。
恭介は複雑な気持ちになりながら、内心うれしかった。
そしてすぐにその気持ちを打ち消した。
自分の彼女が風邪をひいたのに喜ぶなんて・・・
「わかった。じゃあ、明日いっしょにいって、ひかるちゃんに綿菓子でもかっていこう。」
「うん。」
まどかも明るい声で答えた。こちらも心境は複雑だったけど、
やはり恭介に会えることは素直にうれしかった。
ふたりはしばらく電話口で無言だった。
もっとしゃべりたいことはたくさんあった。だけど今は話せない。
名残惜しそうに、恭介はおやすみを告げた。
「おやすみなさい。」
まどかの声はとても澄んでいた。
559オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/20(火) 22:57:12

恭介は、すっかりとテンションがもどり、いくら酔い心地ながらも理性を取り戻した。
振り返ると、あかねが不思議そうに恭介をみている。
「ふーん。まどかさんのことも好きなんだ?」
「バカ、ちがう。」
恭介は慌てて否定する。認めてしまうわけには行かなかった。

くるみとまなみはテンションが高いままなので、恭介は先に帰ることにした。
「妹はまかせるよ、何があっても平気な二人だと思うけど。」
「はいよ。」
あかねはつまらなそうに了解した。そして胸の中に恭介への想いがまた少し膨らむのを感じた。
童貞争奪戦・・・わたしも本気で参加しようかな。バカなことを考えた。

恭介は店から出て、薄暗い階段を上り、雨の降る外にでる。
めんどくさくなって、ついテレポーテーションで自宅へ帰った。
ぐったりとして布団の中に倒れこみ、そのまま眠った。

バー編 おしまい
560Mr.名無しさん:2005/09/20(火) 23:06:13
乙れす!続きよろしこ!!
561Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 00:11:43
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
562Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 07:25:24
乙です。
続きを宜しくです。
563Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 11:30:26
乙です。
コミックス全巻&アニメサントラBOX&
劇場版LDBOX&テレビ版LDを持つ漏れのためにもぜひ続きをw
564Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 18:04:23
>>563
すげ〜〜〜〜
565Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 18:14:27
島津冴子版はLD?VHS?
566Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 21:25:45
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 小説まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
567Mr.名無しさん:2005/09/21(水) 22:09:12
次は、まどかさんか〜〜
568Mr.名無しさん:2005/09/22(木) 07:01:53
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
569Mr.名無しさん:2005/09/22(木) 20:37:35
小説まだかな〜?
570Mr.名無しさん:2005/09/22(木) 23:37:19
まだ〜?
571Mr.名無しさん:2005/09/23(金) 21:05:36
まだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
572オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/23(金) 21:41:52
>>559

夏祭り(三日前)

「ふぅ〜〜」
恭介はため息つきながらノートを閉じた。
補習がやっと終わる。二日酔いのためかやや気だるかった。

今日、ひかるは風邪をこじらせていたため、部活を休んでいた。
恭介はくるみを待たずにいち早く帰宅した。
家には家事を終えたまなみが宿題をしていた。
挨拶もそこそこに、恭介はまどかへ電話をした。
昨日の約束どおり、一緒に夏祭りに行く予定だ。



(つづく)
573Mr.名無しさん:2005/09/23(金) 21:53:02
乙〜
574Mr.名無しさん:2005/09/23(金) 22:23:30
携帯からワクワク
575Mr.名無しさん:2005/09/24(土) 16:26:11
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
576Mr.名無しさん:2005/09/24(土) 20:04:46
ついにまどかと?
577Mr.名無しさん:2005/09/24(土) 20:55:47
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 続きまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
578オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/24(土) 21:33:25
「もしもし。」
電話にまどかがでた。落ち着いた声だった。
恭介は学校から帰ったことを伝え、待ち合わせの時間と場所を約束した。
まどかと会話してる時が、恭介は楽しかった。そして一抹の後ろめたさ。
夕方にまどかの家まで向かえに行くことになった。
恭介は少しでも早くまどかに会いたかった。そしてまどかもまた・・・。

恭介は電話を終えたあと、何度も時計を見た。
暑かったので、シャワーを浴びてさっぱりとした。
それから時間までぼんやりとすごして家を出た。

足取りは軽く、しぜんとやさしい顔に恭介はなった。
まどかの家の前につくと、やや緊張した面持ちでベルを鳴らす。

ピンポーン


(つづく)
579Mr.名無しさん:2005/09/24(土) 22:29:04
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
580Mr.名無しさん:2005/09/25(日) 19:26:53
続きはまだかな〜
581Mr.名無しさん:2005/09/25(日) 20:39:45
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < キボンキボン!
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
582Mr.名無しさん:2005/09/25(日) 20:41:40
まちくたびれた (・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
583オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/26(月) 20:56:18
ピンポーン

しばらく物音がしない、こういうときは少しの時間でも長く感じるものだ。
「ちょっと、はいって。」
玄関の向こうから、まどかの声が聞こえた。
恭介はノブを降ろして扉を開ける。
ひさびさのまどかの家だった。あがったことはまだない。
足元には、何足かの靴と紅い緒の下駄が置いてあった。

「お待たせ。少し手間どちゃった。」



(つづく)
未完で終わるに100ポンド。
584Mr.名無しさん:2005/09/26(月) 21:06:17
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 完結キボン!
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
585Mr.名無しさん:2005/09/26(月) 22:05:39
>>583
なんじゃそれ。
586Mr.名無しさん:2005/09/27(火) 00:28:48
乙 楽しみにしてます
次はまどかとだな
587Mr.名無しさん:2005/09/27(火) 00:46:58
>未完で終わるに100ポンド。
やっぱりそう来たか。なんとなく予感はしてたよ。
588Mr.名無しさん:2005/09/27(火) 10:28:38
そんな事をいいながらも書いてくれるに1000八田一也
589Mr.名無しさん:2005/09/27(火) 12:26:15
オレも完結を希望します
オレンジロードのアニメを見たくなってきた
こみっくと小説と映画は見たが
アニメとOVAはみてないんだ
レンタルにもないし
MXはとまったし
就職したらDVDをかうしかないか
590オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/27(火) 22:45:20
まどかがリビングと思われる方からでてきた。
深い紫に小さな紅い花文様の浴衣に、しっとりとした黄色の帯を締めていた。
手には和装の小物を持ち、髪も後ろで結っていた。
ちょっと古風な雰囲気を漂わせていたが、まどかにはしっくりと合っていた。
まどかの持つ落ち着いた良さが引き立っていて、恭介はどきりとした。

「母のなんだけど。つい着てみたの。」

そういってまどかは両手を広げて生地を見せる。顔はうれしそうに微笑んでいた。
恭介はすぐには言葉にでなかった。思わず見とれてしまう。
「うん。鮎川にとても似合ってるよ。」
かわいいとか、きれいだとか、そういう気の聞いた言葉は恥ずかしくて恭介は口に出せなった。
それでもまどかは礼を言って笑顔を作る。



(つづく)
まったりね。仕事がくそいそがしい時期になるのでね。
精神的には厳しい。小出しでつづけます。
パーマンみたいに、勢いで書くのは楽だった。
でも、読んでる人は少ないし、オレンジロードファンだから、丁寧に書きたいと思ってます^^;
夏おわったけどorz
591Mr.名無しさん:2005/09/28(水) 01:27:02
>>590
乙です。
時間はいくら掛かってもいいので完結させてほしいです。
592Mr.名無しさん:2005/09/28(水) 03:01:19
読んでる。ロムってるだけだよ
593Mr.名無しさん:2005/09/28(水) 07:14:38
乙です。
続きまってます。
594Mr.名無しさん:2005/09/28(水) 11:18:20
俺も楽しみにしてます
小出しでもいいんでがんがってくださいな
595オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/28(水) 21:50:38
数日会ってないだけなのに、どこか落ち着かない日が続いた。
電話だけの声では物足りない、こうやって会うとお互いの大切がわかった。
しかし素直な気分にはなれなかった。二人ともそうやって自分を隠しながら過ごしている。

二人はそれから神社の方へと向かっていった。
人が集まっていて、にぎやかだった。
屋台が並び、色とりどりの光が道を明るくした。

自然と気持ちがわくわくとして楽しくなった。
596Mr.名無しさん:2005/09/29(木) 06:59:18
乙。
597Mr.名無しさん:2005/09/29(木) 13:28:02

サンクス
次回も期待
598Mr.名無しさん:2005/09/29(木) 21:35:05
オレンジロードか懐かしいな。

中高生のときはまってました。
アニメを毎回録画したり、少ないこずかい貯めてOVAを買ったな。
その後の小説や映画も見た。
マンガを読んでるときは、恭介とまどかが付き合えばいいと思ってたけど、
その後の小説を読むと、オレンジロードの世界観が壊れてガッカリしたな。
あんなにはまっていたのに、いつの間にか忘れてしまっていた。
この掲示板を見ながら昔を思い出してた。 感謝
これからもここを覗かしてもらうよ。
小説も楽しみ。 是非続けて。
ちなみにもちろん、まどか派だね
599オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/29(木) 21:45:47
「鮎川これやろうよ。」
恭介が選んだ最初の屋台は、夏祭りのシンボルのような水風船ヨーヨーだった。
まどかは苦戦しながら取ろうとしたが失敗した。
続いて恭介もやる。センスがなく恭介も取れなそうだった。
まどかの選ぶヨーヨーを狙うがどうもうまくいかなかった。
恭介はちょびっとだけ超能力を使ってまどかに贈った。

「ありがとう。上手じゃない。」

まどかから笑顔がこぼれる。子供のように素直に喜んでいた。
浴衣姿にヨーヨーがよく似合っていた。
まどかの姿にすれ違う人が振り返る。それくらい綺麗だった。

恭介とまどかは射的もやった。
これも恭介の超能力のおかげで、まどかは熊のぬいぐるみを自分で落とした。
大きな落ちるはずのないのが落ちて、店の人も不思議がっていた。
そのぬいぐるみは大きいので、恭介が抱えるようにもって歩いた。

(つづく)
600Mr.名無しさん:2005/09/29(木) 22:14:13
懐かしい
ホントに・・・あの頃はよかった・・・
601Mr.名無しさん:2005/09/30(金) 20:40:36
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
602Mr.名無しさん:2005/09/30(金) 22:21:04
(・∀・)イイ!! 続きキボン!
603オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/09/30(金) 23:06:03
やがて屋台を抜けて境内に入る。ちょっとだけ人が少なくなった。
恭介とまどかは並んで大きな鈴をふった。
目を閉じて静かに願い事をする二人。恭介は横目でまどかを見た。
まどかはまだ祈っていた。
「何を祈ったの?」
恭介が尋ねる。二人とも秘密だといって教えなかった。
恭介は最初にまどかのことを、それからひかるのことを祈っていた。
神様も優柔不断を怒るかなと思った。
一方のまどかは、恭介の優柔不断が治るようにと、ふざけながら真剣に祈っていた。
恭介とひかるがうまくいくようにとは、祈ることができない自分がいた。

「おなかすいたね。」

まどかの意見に恭介は賛同した。恭介は屋台に食べ物を買いに行った。
神社の裏の石階段にまどかは座って待っていた。
ちょっと暗くなっていて、人は少なかった。
やがて恭介が手に焼きそばとかたこ焼きをもって戻ってきた。
それを二人で分けながら食べた。
604Mr.名無しさん:2005/09/30(金) 23:15:03
乙です。
605Mr.名無しさん:2005/09/30(金) 23:25:17
>>1
来てくれよ 新生深毒会
606オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/01(土) 19:52:22
食事をすませてから、二人はほっとしたように、そのまま並んで座っていた。
そして二人が回りの様子を見ると、木陰にカップルが何組かいるのに気が付いた。
こちらのことを気にもせずにキスをしたり、抱きしめていたりしていた。
恭介とまどかは、それをみて顔が赤くなった。

「そろそろ、戻ろうか・・・」

恭介が声をかけて横目をみる。まどかも恭介を見ていた。
二人の目が合う。しばらくじっと見ていた。
薄暗い闇を月が照らしていた。

まどかの肌は白く光を反射している。紫の浴衣がそれを強調していた。
恭介は唾を飲み込む。

二人は同じことを考えていた。伝えられない思い。

(つづく)
607Mr.名無しさん:2005/10/01(土) 22:36:58
この掲示板を見て漫画を読み返した。
あらためて完成度の高いラブコメと再確認。
今のジャンプに連載しても結構人気取ると思う。
色あせていないオレンジロードに感動。
608Mr.名無しさん:2005/10/02(日) 20:55:32
続きまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
609オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/02(日) 22:51:51
「鮎川・・・」

恭介が右手で、まどかの髪を軽く触れた。まどかもそれを拒むことはなかった。

「カキ氷食べようか。」

必死な思いでまどかは声を出した。
恭介も慌てて、うなずく。

ゆっくりと立ち上がって、いちゃつくカップルを横目に屋台に戻った。
それからカキ氷を買う。ちょうどそのとき、河原のほうから花火が上がった。

「きれい。」

まどかから自然に声がでる。恭介は花火を見ないで、いろいろな光に照らされるまどかの横顔を眺めていた。結ってある髪の毛の生え際から、うなじはほっそりと華奢だった。
何も言えず、何も伝えられずに過ごした。
二人はただじっと並んでいた。それがとても自然な恋人ように周りからは見えた。

(つづく)
610Mr.名無しさん:2005/10/02(日) 22:59:13
   +   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
611Mr.名無しさん:2005/10/03(月) 00:14:45
乙、また明日ね!
あっもう今日だった。
612オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/03(月) 22:58:57
最後の花火が大きく打ち上がり夜空を彩ると、その後に静かな闇が広がった。

「終わったね。」

まどかが恭介の方をみて、少し寂しそうに言った。

(春日くん・・・。)

まどかは顔を紅くしていた。恭介も顔を火照らしていた。
それ以上進むことのできない関係だった。
613オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/03(月) 23:00:19
いつも応援してくれるかたありがとん。

週末に少しはかけるかと思ったけど、文字などでてこない・・・orz
がんばるよ。
今回のスレも気に入ってるよ。
まったりはいいね。自分専用って感じ。
614Mr.名無しさん:2005/10/03(月) 23:06:51
乙れす!!今後もよろしこです!
615Mr.名無しさん:2005/10/03(月) 23:07:49
おつ〜
616Mr.名無しさん:2005/10/04(火) 02:41:00
>>613
あっちに来てくれてありがとな!
明日からは早めに集まることにしたから
たまには覗きにきてくれよな

ここも楽しみにしてる!
617800 ◆n.NewKbDMg :2005/10/04(火) 15:09:47
もう最高です
リアルに書籍化しないかな
買いたいぞ俺は
618Mr.名無しさん:2005/10/04(火) 15:20:16
>>616
あっちってどこよ?
619Mr.名無しさん:2005/10/04(火) 21:28:16
あっちって他にスレでもあるのですか?
620オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/04(火) 22:11:57
「ひかるに綿菓子買って帰ろうか。」

まどかから提案した。そうしないと自分を抑えるのが辛かった。
恭介もそれにうなずいた。

綿菓子を買って、恭介はまどかを家までゆっくりと送った。
祭りの後の静けさは、ふたりの今の気持ちを良くあらわしていた。

「今日はありがとう。楽しかったよ。」
「うん。俺も。今度の旅行も楽しみだね。」

名残惜しそうに二人はしゃべっていた。
素直になれればどれだけ楽だろう。

(つづく)
621Mr.名無しさん:2005/10/05(水) 20:05:21
いつも乙です!
622Mr.名無しさん:2005/10/05(水) 21:35:51
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
623オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/05(水) 22:21:58
恭介は帰り道にひかるの家を訪れた。
呼び鈴を鳴らすと、ひかるがパジャマでうれしそうにでてきた。

「先輩!まってまし・・ゴホッ。」

病気なのに元気よさそうな声をだそうとしていた。
恭介は思わず笑ってしまって、それから綿菓子を渡した。
夜更けだったので、すぐに帰ろうとしたけど、ひかるが寂しがっていた。
綿菓子を玄関に座って一緒に食べた。
ひかるは恭介といるときは楽しそうに笑っていた。
こういうひかるを裏切れないなっと恭介は改めて思った。

恭介が自宅に戻ると、まなみからまどかより電話があったことを聞いた。
それはお礼の電話だった。
まどかは恭介が早く家に帰るのか、少しだけ不安だったのかもしれない。

(夏祭り編 おしまい)
624Mr.名無しさん:2005/10/06(木) 00:06:51
全く読んでないが乙
625Mr.名無しさん:2005/10/06(木) 10:27:21
おつ
626Mr.名無しさん:2005/10/06(木) 22:59:15
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 続きまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
627Mr.名無しさん:2005/10/07(金) 13:12:01
628Mr.名無しさん:2005/10/07(金) 21:35:55
まだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
629Mr.名無しさん:2005/10/08(土) 22:48:29
続きはまだかな〜
630Mr.名無しさん:2005/10/09(日) 00:23:59
バシルーラ落ちたね
631Mr.名無しさん:2005/10/09(日) 11:03:50
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
632Mr.名無しさん:2005/10/09(日) 21:29:12
マチクタビレタ〜
633Mr.名無しさん:2005/10/10(月) 20:05:33
まだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
634Mr.名無しさん:2005/10/10(月) 21:48:38
続きを期待してます。
635Mr.名無しさん:2005/10/10(月) 21:56:00
おまいら何人居る ノシ
636Mr.名無しさん:2005/10/10(月) 21:58:55
10
637Mr.名無しさん:2005/10/10(月) 22:20:30
ドラクエのドク男読んだよ
エロンジロード続き待ってるよ

638Mr.名無しさん:2005/10/11(火) 18:22:57
まどか派
639Mr.名無しさん:2005/10/12(水) 19:05:30
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
640Mr.名無しさん:2005/10/12(水) 22:20:51
(;´Д`)ハァハァ 
641Mr.名無しさん:2005/10/12(水) 22:30:59
つづきまだかな〜♪
642Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 00:49:28
きまぐれ オマンコ☆ロード
643Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 02:26:07
きまオレを読んで初めて
ココアがホットチョコっていうと知ったw
644Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 02:28:02
なんか、忘れたけどこの主人公って確か超能力使えたよな?
最初はそんな設定だったけど、後半はほとんど超能力つかう場面が無かったような…?

っつーか、当時超能力が使えるってマンガ多かったよなw
645Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 02:31:53
食いたくねぇ
食いたくねぇ
食いたくねぇ
うまくもねぇ
646Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 19:59:03
まだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
647Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 22:47:15
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 小説まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/

忙しいのかな?
648Mr.名無しさん:2005/10/13(木) 23:40:10
ネタが枯渇の模様
649オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/14(金) 02:46:30
デパート編 二日前

ジリジリジリジリジリジリッ・・・・    目覚し時計が鳴り響いた。
「むにゃむにゃ・・・せんぱぁーい・・・。」
グリーンと白のチェックのパジャマを着たひかるはすがすがしい朝を迎えた。

二日ほど風邪をひいていたが、ゆっくりと休みをとったために全快した。
ちょっとした疲れからの軽い風邪だったのだろう。

ひかるは自分の調子がすっかり良くなったのを知って喜んだ。
昨日の先輩の綿菓子が効いたのかもしれないなと思った。
一人でにやにやして、今日も部活を休むことに決めた。

(つづく)
650オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/14(金) 02:48:18
ネタが尽きたというか、勢いが落ちた。
パーマンスレみたいに一気に書き上げるのがいいね。

脳内で構想ができると、自分で満足する。
金もらってないし、自己満足の域はでないもの。

でも、がんばるよ・・・・。
651Mr.名無しさん:2005/10/14(金) 06:47:31
おつかれ
652オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/14(金) 21:45:14
それから恭介に電話をかける。
電話にでたのは、まなみだった。寝坊してる恭介を起こしに行く。
「もしもし、先輩!今日なんですけど・・・」
寝ぼけている恭介に約束をとりつける。恭介はひかるが元気になったことを喜んだ。
学校の前で待ち合わせをした。

ベットにもどって少しごろごろしていたが、おとなしくしてるのが苦手なので起き上がった。
歯を磨き、顔を洗い、そしてゆっくりと朝食を摂った。
雑誌を取り出して、今年の流行の水着を見ていた。
まだ買っていない。旅行はもうすぐだった。新しいものを買おうと考えていた。
恭介の補習授業が終わったあとに、買い物に付き合ってもらおうと思った。

昨日は風邪でせっかくのお祭りに行くことができなかったのだ、
それくらいの埋め合わせはしてくれると勝手に決めていた。
653オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/14(金) 21:55:00
>>651
 ありりん
654Mr.名無しさん:2005/10/14(金) 22:35:04
乙れす!続き楽しみです
655Mr.名無しさん:2005/10/15(土) 12:49:18

続きも頑張ってくださいな
656Mr.名無しさん:2005/10/15(土) 20:54:31
みんな待ってるよ。

10人ぐらい・・・
657オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/15(土) 21:17:05
ひかるはまだまだ時間があるので、旅行の準備を仕度をした。
三泊四日となると、けっこう着替えも増える。夏だから薄着でいいとはいえ、そこは乙女だった。
お気に入りの下着もチョイスしていく。勝負用に買った新品の下着も入れた。
恭介がどういう趣味なのかと想像しながら、エッチな気分の自分に驚いた。

「これは・・・どうしようかな・・・」

ひかるが手にしているのは、ゴムだった。女の子が持つのはおかしいかなと思いつつも、
あの恭介のことだから、きっと用意もしてないしなと考えた。
生でもいいかとおもいつつも、かばんの底にゴムをしまった。別にかさばらないからだ。
658Mr.名無しさん:2005/10/15(土) 22:46:36
乙!がんがってくれ!!
659Mr.名無しさん:2005/10/16(日) 19:04:36
おつ〜
660オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/16(日) 21:57:24
そうこうしているうちに昼が過ぎた。明日は美容院で髪を切ってこようと予約をいれた。
そろそろ学校にでようかと、着替えた。
制服にしようか迷ったけれど、普段着にした。
黒のカットソーに、ベージュのミニスカート。
下着にはサポーターをはいてから、お気に入りの_熊のプリントしてあるものにした。
恭介に見られることも多少意識して、スカートは少し高めにはいた。
後ろからみたら、少しの段差でパンティーは見えるだろう。

ひかるはそれから、ゆっくりと学校の方へむかった。
恭介の補習が終わるは3時ごろだから、途中で本屋で立ち読みをした。
それから、学校にいって体育館に向かった。
風邪が治ったことを仲間に報告した。
時間が近づいたので恭介の教室に向かった。
夏休み中なので、先生も少なく、普段着を注意する人はいなかった。
661Mr.名無しさん:2005/10/16(日) 22:32:19
乙!!
662Mr.名無しさん:2005/10/17(月) 06:48:47
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +



663Mr.名無しさん:2005/10/17(月) 14:17:14
ん〜〜〜
乙です
続き期待します
664オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/17(月) 19:49:45
ひかるは教室の後ろの扉を少しだけあげてのぞいた。
恭介がまじめにノートを取っているのが見れた。
早く終わらないかなと思いつつ、教室の外で待っていた。

まもなくチャイムが鳴った。
先生が教室をでるタイミングで中にはいる。
周りの男子がすぐに気がついたが、ひかるは人差し指をたて、内緒の合図を送る。
上級生からも人気があり、恭介はよくうらやましがられた。
さっそくひかりの周りに男子生徒が集まってくる。

恭介はそんなひかるを眺めていた。ミニをはいたひかるはかわいくもありセクシーだった。
「先輩!帰りましょう。」
ひかるは元気よく声かける。昨日まで風邪をひいていたとは信じられないくらいだった。
恭介の手をにぎって、学校をあとにした。
665Mr.名無しさん:2005/10/17(月) 21:31:24
ワクワク
666Mr.名無しさん:2005/10/18(火) 12:44:11
どきどき
みにすか最高
667Mr.名無しさん:2005/10/18(火) 18:48:46
乙です
引き続きガンバw
668オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/18(火) 21:52:21
駅のにぎやかな方向に向かい、デパートにはいった。
恭介は内心明日の最終試験がちょっと心配だった。
でも、うれしそうなひかるをみていると、そんなことは言い出せなかった。

「水着を買おうと思うんですが、先輩どんなのが好きですか?」
ストレートな質問に恭介は困った。
エスカレータをあがり、夏の水着売り場に到着すると、恭介は目のやり場に困った。
こういうところや女性下着売り場は男性はいづらい。
669Mr.名無しさん:2005/10/19(水) 07:07:45
670Mr.名無しさん:2005/10/19(水) 14:46:51
乙です
671Mr.名無しさん:2005/10/19(水) 19:33:35
期待age
672オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/19(水) 21:16:52
ワンピースにしようか、ビキニにしようかひかるは迷っていた。
それから色や模様もみて、自分の気に入ったものをいくつか選ぶ。
恭介はただうなずくだけで、意見をいうことはなかった。
ひかるは何着か決めると、店員にいって試着室に入った。
恭介は周りに女性もいるし、小さくなりながらめだたないようにまっていた。
マネキンが着ているビキニの足から股をみるだけでも、顔が赤くなる。
673Mr.名無しさん:2005/10/20(木) 07:07:26
おつかれです
674オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/20(木) 22:43:23
ひかるは試着室のカーテンを閉める。鏡の前の自分を見る。
胸を自分で少し触ってみる。ちょっと小さいのがコンプレックスだった。
そのぶん、ウエストのくびれや足のラインは細く引き締まって、けっこう自慢で気に入っていた。
4着の水着を横にかけて、まずは服を脱ぐ。
無造作に上着を下に脱ぎ捨てる。
続いてスカートのボタンをはずして下ろす、スラリとのびた足は白く綺麗だった。
手を後ろに回して、ブラのホックをはずす。それもそのまま下に落とす。
小ぶりだが形の乳房が小さく揺れる。上をツンとむいた薄い桃色の乳首。
そして、熊のパンツをそっとぬぐ。下には薄いサポーターが一枚。試着用のものだった。

ひかるは水着を片足づつはいていく。
はじめに選んだものは、ひかるらしい淡い寒色のワンピースだった。
小さな水玉模様がかわいさを引き立てていく。

(つづく)
675Mr.名無しさん:2005/10/20(木) 22:49:03
乙れす
676Mr.名無しさん:2005/10/20(木) 23:10:43
乙です。
ここを見るのが毎晩の日課。
677Mr.名無しさん:2005/10/21(金) 07:13:43
>>676
オレも同じ。
大変だろうだけど頑張って
もらいたいね。

678Mr.名無しさん:2005/10/21(金) 11:03:31
がんがってください
毎日みてます
679オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/21(金) 20:29:00
カーテンを開けて、恭介に見てもらった。
「先輩・・・どうですか・・・。」
水着をはいているとはいえ、ひかるは少し恥ずかしそうに頬を赤くしていた。
恭介もひかるの健康的な肌が露出されている水着姿に目を奪われた。

ひかるは試着室の中で、後ろを向いて、少しおしりを動かした。
恭介に対して挑発的な態度をとってみた。
恭介の反応はいっつも少なく、ひかるにはものたりなかった。

「うん。いいよ。ひかるちゃんに似合っていてかわいい。」
恭介の素直な言葉に、ひかるは喜んで笑顔になった。
そして、また試着室のカーテンをしめた。

(つづく)
680オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/21(金) 20:30:07
うん。がんがるよ。
それにしても、俺って暇人だな。。。
681Mr.名無しさん:2005/10/21(金) 21:46:35
乙!!毎日楽しみにしてるyo
682sage:2005/10/22(土) 15:18:06
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
683Mr.名無しさん:2005/10/22(土) 18:08:43
サンクス
次も期待してます
とても楽しんでいます
684Mr.名無しさん:2005/10/22(土) 21:31:02
今日はまだかな〜
685Mr.名無しさん:2005/10/22(土) 22:13:39
期待age
686Mr.名無しさん:2005/10/22(土) 22:54:07
気体上げ
687オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/22(土) 23:17:48
恭介の目には先ほどのひかるの姿が残った。
やっぱりひかるはかわいくて、健康的な明るさが、人を元気つけた。
こんなかわいい子が自分の彼女なのだと、何度思ったことか。

ちょっとたってまたカーテンが開いた。
鏡の前に立っているひかるは、今度はだいたんなビキニ姿だった。
赤い露出の多い水着だった。ひかるの年齢にはまだ早いように思われた。
ひかるも鏡でみて、背伸びをしてるような自分がおかしかった。
それでも恭介がどういう反応をするのか見てみたかった。

恭介はひかるの大胆な裸に近い水着姿を見て、目が点になった。
ひかるは恭介の様子がどうやら、男心をくすぐったようだとわかると、
さらに前かがみになって、胸をよせて強調した。
688Mr.名無しさん:2005/10/23(日) 19:26:25
GJ
689オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/23(日) 21:19:30
みるみる恭介の顔が赤くなると、これ以上みていられないと顔をうつむいていた。
ひかるはそんな恭介がかわいいなっと思いつつ、自分にも魅力があるのだとちょっと満足した。
いじわるにさらに質問をする。
「ねぇ。先輩どうですか・・・?こういうのはいやですか?」

恭介はもう一度顔をあげる。ひかるは手を腰にあててポーズをとっていた。
確かにひかるは胸もまだ小さいし、子供っぽいところもあったけれど、
スタイルは抜群にいいし、足もすらりと長いので、こういう水着も十分に似合っていた。
「えっと・・・こういうのもいいと思うけど・・・ひかるちゃんぽくないような・・・。」
なんとか恭介が答えた。

(つづく)
690Mr.名無しさん:2005/10/24(月) 07:29:55
乙です。
いい仕事してますね。
691Mr.名無しさん:2005/10/24(月) 15:24:35

もう頭の中でキャラクターが動いてるのが
目に浮かんできます
これを呼んでいた頃は高校1年くらいだった
同学年の視線だったのが今ではもう懐かしい感情ですね

引き続きがんがってください
692オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/24(月) 20:43:49
「そっか・・・」
ひかるはちょっとがっかりした演技をして、また試着室の中にはいった。
そのときにいたずら心が芽生えた。
ひかるは試着室の中から恭介を呼んだ。

「先輩・・・ちょっと助けてください。」
声をかけれて恭介は少し慌てた。先ほどの余韻が消えていない。
「どうしたの?ひかるちゃん。」
一応答える。
「あの・・・ちょっと中にきてください。水着つけてますから平気です。」
カーテンを少し開けて、ひかるは顔をのぞかせる。じっと恭介を見つめていた。

(つづく)
693Mr.名無しさん:2005/10/24(月) 22:50:57
GJ!!
694オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/25(火) 21:07:25
恭介は少し迷ってから、試着室に近づいた。店員が近くにいないのを確認してカーテンの中をのぞく。
ひかるはさきほどのビキニをつけたままだった。近くで見るとひかるの肉感が伝わってくる。
「ビキニのホックがとれないので、はずしてください・・・」
ひかるは甘えた声で恭介におねだりをする。もちろん本当は自分ではずすことができた。
「・・・うん。わかった。」
恭介もそれくらいならっと了解した。
ひかるはじっと背中をむけて、手でビキニのブラが外れてもいいように抑えた。
胸がひかるの腕の形にへこみ、ちょっとはみでそうになった。
恭介は目のやり場に困るなぁっと思いながらも、試着室にあがりホックに手をかけた。
試着室の中にふたりきり、ひかるも恭介も鼓動が高まった。
音もなく、ホックは簡単に外れた。

「・・・あっ。」
695Mr.名無しさん:2005/10/26(水) 23:18:00
いつも乙です!
696Mr.名無しさん:2005/10/27(木) 14:47:52
おつで〜す
697Mr.名無しさん:2005/10/27(木) 21:53:09
今日は来ないのかな〜
698オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/27(木) 22:18:02
「・・・あっ。」

ひかるはわざと赤いビキニを下に落とした。胸があらわになって鏡に映った。
恭介もひかるの声に反応して思わず鏡をみてしまった。
15歳のはじけそうな肌がそこにあった。
恭介は慌てて目をふせる。
「ごめん。もういいね。でるね。」
「まって、先輩いまカーテン開けれても困ります。」
それもそうだなと恭介は思った。
ひかるは恭介は右手を握り、自分の右の胸に押し当てた。
恭介はとても柔らかい感触を感じた。
「先輩、目を開けてください。」
鏡を通して二人の目が合った。

(つづく)
699オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/27(木) 22:22:07
先日マンガ喫茶にいきまして。
オレンジロード読みなおして、I’Sも読んだことないし、読みたいと思ったんだけど。

大好きなドラゴンボールのフリーザ編をとりあえず読もうと読み始めたら
ブゥ編が終わるまで読んじゃったよ。やっぱ面白いのは10年たっても面白いな。
ジースとか、当時けっこう好きだったけどあっけないのな。

あー。オレンジロード買おうかな。
超能力が使えたら、月に行きたいのって、まどかだっけか?ひかる?
700Mr.名無しさん:2005/10/28(金) 11:16:39
まどかだったと思うよ
ってかオレンジロード今持ってないんですか??
想像でこんなにすごいのがかけるとは
すごいですね
701Mr.名無しさん:2005/10/29(土) 01:15:52
超能力が使えたら、月に行きたいのって何話だっけ?
702Mr.名無しさん:2005/10/29(土) 21:49:57
何話かわ忘れたけどタイトルで夏のフィナーレ!と
言う回だったね。
恭介の田舎で鮎川とふたりっきりになった時に
言った台詞だね。
703オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/30(日) 00:43:59
>>700 内容はともかく印象に残っているからね。
想像というより妄想に近い内容ですけど。
読んでくれてる人たちは、脳内にきっとオレンジロードのキャラを飼ってるんでしょう。
だから、僕の下手な文章でも上手に演じてくれているのだと思いますよ。

>>702 そうなのか。確かに田舎にいくよね。
今回、僕の作品もそこを舞台にしようと思ってます。
てか、あれだな。原作と内容同じかもw

まぁいいさ。まったりなぁ・・・。
704オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/30(日) 00:44:58
ひかるは恭介の手を開いて、自分の乳房を覆うように握らせた。
「いつでも、好きにしていいんですからね。」
ちょっと震えた声だった。
恭介はひかるのきれいな裸や、滑らかな肌の感触を感じて、股間がとたんにあつくなった。
二人の会話が止まった。

「あの・・・お客様・・・何か問題が起こったのでしょうか・・・。」

カーテンの向こうから店員の声が聞こえた。
恭介は慌ててしまって声もでない。
「あっ、大丈夫です。ちょっとホックをはずしてもらったんで。」
ひかるが何事もないように答えた。
恭介は逃げるようにカーテンの隙間から外にでた。
怪訝そうな顔で店員が恭介をにらんでいた。
「すみません・・・。」
恭介はしょんぼりと肩を落として、またひかるが着替え終わるまで外でまった。

(つづく)
705Mr.名無しさん:2005/10/30(日) 10:44:19
GJ
ワクワク
706Mr.名無しさん:2005/10/30(日) 10:49:31
GJ!!続きまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
707オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/30(日) 18:41:42
ひかるは、それから2着ほど試着をして、恭介の反応をみた。
先ほど恭介をからかってから、目が泳いでいるのがわかった。
ちょっとやりすぎたかなっと反省をしながらも、恭介をやや挑発するのを忘れなかった。
ひかる自身も、恭介のことを思いながら、体の芯が火照っていた。
恭介はひかるの水着姿に、ただうなずくだけで、意見は出せないでいた。
ひかるはずいぶんと迷ったが、胸を強調する水着では、まどかに勝てないと思いあきらめた。
だからといって、自分に似合ってしまうワンピースを選ぶ気にもなれなかった。
あれこれと悩んだ末に、3着目の水着にした。

水着選びが終わると、ひかるは恭介の手をにぎって、もう少しデパートないをあてもなく歩いた。
ぬいぐるみを見たり、文房具をみたり、服をみたり・・・
あれこれとあっちこっちにひっぱりまわした。

恭介は水着選びが終わったら、早く帰って明日の試験に備えたかった。
それを言い出すことができずに、夜になるまでひかると過ごした。

(つづく)
708Mr.名無しさん:2005/10/30(日) 22:31:16
GJ!!
続きキボン
709Mr.名無しさん:2005/10/31(月) 11:37:45
オレンジロードを読んでいたのは中学生のころ。
そんな俺も、もう30代。
この掲示板見てる人も30代が多いのかな?

710オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/10/31(月) 20:34:14

「さってと、そろそろ帰りましょう!」
ひかるは昨日の鬱憤が晴れたようで、すっきりと元気な様子だった。
恭介はそんなひかるの様子を見て、自分のことのようにうれしかった。
そしてひかるの家まで送り届けた。

ひかるは玄関に入ってから、振り返り恭介の方をみた。
そして、ミニスカートを片手でちらっとあげた。かわいいパンティーが恭介の目に飛び込んだ。
思わず股間のほうに目がいってしまう。
「先輩、いつでも好きにしていいんですからね!」
顔は真っ赤だか、真剣な目でひかるは言った。
恭介は圧倒されて言葉がでない。ひかるの股のくぼみが焼きついてた。
「先輩。今日はありがとうございました。旅行楽しみです!」
最後まで元気で明るかった。
恭介は手をふりながら、ひかるの家から遠ざかった。

ちょっと恭介はほっとして、家路についた。
明日のテストのことが頭をよぎった。なんとかしないと間に合わない。
家について、食事もそこそこに恭介は部屋に戻って勉強をはじめた。
しかしテスト範囲のところでいくつもわからないところがあった。
悩んだあげく、まどかに相談することに決めた。

恭介は受話器とってまどかの家に電話をした。

(デパート編 おしまい)
711Mr.名無しさん:2005/11/01(火) 07:40:48
おつで〜す。
まどか編ワクワク。
712Mr.名無しさん:2005/11/01(火) 11:25:59
まどか編に期待
がんがってください
713オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/01(火) 20:31:47
うん。明日からまどか編です。

ツンデレにならないのは、オレンジロードの後半を舞台にしてるからかな。
自分の限界を感じるわぁ。
キャラ設定が気になるようなら、はやめに見切るのがいいっす。
夏祭り編を読んで、違和感ないなら平気だと思いますが。
714Mr.名無しさん:2005/11/01(火) 21:06:01
乙です

楽しみにしてるので、がんがって下さい
715オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/02(水) 22:29:16
まどか 家庭教師編 (二日前 夜)

 夕食を食べ終えると、恭介は教材を持ってまどかの家に向かった。
呼び鈴を鳴らすとすぐに玄関の扉が開いた。
まどかは、シャツにジーンズとラフな格好をしていた。

 「はやかったね。」
 「ごめん、お世話になります・・・。」

恭介は、明日の補習最終テストを通過すべく、一夜漬けするつもりだった。
そのことを口実にして、まどかに会いにきていた。

 「誰もいないの?」
 「うん。うちも両親は出張が多いから。」

音楽家の親を持つまどかは、一人っ子として独立していた。
夜に男を入れるのはもちろん恭介だからで、これが初めてだった。

(つづく)
716Mr.名無しさん:2005/11/02(水) 23:08:56
毎回おつかれ様でつ!!

続き待ってまつ
717Mr.名無しさん:2005/11/03(木) 19:20:25
ワクワク、ワクワク
718Mr.名無しさん:2005/11/03(木) 23:41:11
続きまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン チン
719オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/04(金) 00:23:15
恭介はまどかの部屋に案内されて、四角いガラスのテブールに教材を広げた。
まどかはお茶を入れてきて、テーブルに置き、恭介の対面に座った。

 「さて、恭介くん。何がわからないのかな?」

まどかがからかうように笑いながらいった。
恭介もまどかのことを、先生と呼びながら勉強していた。

まどかは教えるのが上手で、恭介も真剣に取り組んでいた。
時間はすぎ、時計は九時を告げていた。
 「もうこんな時間だ・・・。」
恭介は少し焦っていた。まだまだわからないところがあった。
なんとか数学が終わったものの、まったく不得手な英語が残っていた。

 「いいよ、何時まででも付き合うから。次は英語だね。」

(つづく。)

遅くなりました。おやすみ〜
720Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 03:17:47
これって続編のOVAで恭介とまどかがヤッチャッテルのみんなは知ってるのか?
721Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 03:22:47
722Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 04:24:37
恭介がまどかと初めて結ばれるとき男泣きするシーンは名場面だ
723Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 05:36:19
>>720
ここみてるみんなはたぶん知ってるよ。
こっちの方が楽しいよ。
724Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 11:11:38
お疲れ♪
725Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 19:01:30
乙!!
726オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/04(金) 21:01:42
「いいよ、何時まででも付き合うから。次は英語だね。」

まどかもやる気が十分で、別に嫌な顔一つせず恭介の勉強をみていた。
そしてまた時間が過ぎていった。
11時を過ぎたころ。恭介も集中力がすっかり落ちてきた。
途中休み休み、雑談をしながら進めたものの、もう頭に入りきらなかった。

 「なにか夜食でもたべよっか。」

そういってまどかは部屋からでていった。
恭介は開放された気分に浸りながら、まどかのまじめさに感謝していた。
部屋を見回すと、女の子らしいぬいぐるみや、こないだの夏祭りの景品も飾ってあった。
勉強机もあり、恭介が何気なく古ぼけたノートをめくると、楽譜やメモが書いてあった。
そして、部屋のドアが開いた。

 「たいしたもんじゃないけど。」

まどかがつくってきたのは、ホットサンドだった。
恭介はそれを遠慮なく手を伸ばし、口にほおばった。


(つづく)
727Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 22:36:56
何でいつも過去形なん?
728Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 22:41:03
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
729Mr.名無しさん:2005/11/04(金) 22:41:52
730Mr.名無しさん:2005/11/05(土) 12:55:50
乙です。
731オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/05(土) 13:05:33

 「ちょっと食べててね。あたしはシャワー浴びてきちゃうから。」
 「・・・んっ。うん。」

口にサンドイッチがはいってるので、ろくに返事もせずにうなずいた。
確かにもう深夜といえる時間になっていた。
そろそろ女の子の家だし、帰らないといけないのかな。
っと、恭介は引き際もわからず、部屋に取り残されていた。
残りのサンドイッチも食べ終わると、トイレにいきたくなった。
部屋をでてトイレに向かうと、隣がバスルームだった。
扉がしまっていて、中の様子はわからなかったが、シャワーの水の音が聞こえてきていた。

(つづく)
732オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/05(土) 13:07:18
ちと、友人の結婚式で、今夜かえってこれないかもなので、先に貼っておきました。
ベタ展開が好きです。

>>727 きっと、遠い日を僕が思い出しながら書いてるからじゃないでしょうか。
うまくいえませんが。

733Mr.名無しさん:2005/11/05(土) 23:30:00
続きに超期待。
734Mr.名無しさん:2005/11/05(土) 23:54:10
乙カレー 

続き期待でつ
735Mr.名無しさん:2005/11/06(日) 02:48:25
お口でするのは童貞ゲットになるの?
736Mr.名無しさん:2005/11/06(日) 21:29:30
お口ではゲトーにならないYO
737オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/06(日) 21:56:31

 「・・・ゴクリ。」

恭介は唾を飲み込んだ。じっと扉の前で耳を立てる。
それから、そっとドアノブに手をかけて回した。
ガチャリ・・・ 小さな音ともに扉が開いた。鍵はかかっていなかった。

そっと扉を押し、開いた。隙間から中の様子をのぞく。自制心は最近欠落しつつあった。
角度はみにくかったが、バスルームの曇りガラスが見える。
中でシャワーをあびている、まどかの影がゆれるのがわかった。
更衣室の中は、洗濯機や洗面台があった。
そして、床においてある籠には、さっきまでまどかの着ていた服がいれてあった。
もう少し中に入れば、まどかの着けていた下着の色もわかりそうだなっと恭介は思った。
すっかり股間が熱くなって、さっきまでの純粋な感謝の気持ちがなくなっていた。

(つづく)
ああ、童貞争奪戦か・・・あんま考えてなかったな・・・orz
738Mr.名無しさん:2005/11/06(日) 22:05:19
乙です。
おお、なんかいい感じになってきた。
739Mr.名無しさん:2005/11/06(日) 23:28:26
本編は先に考えとけw
740Mr.名無しさん:2005/11/07(月) 12:55:42

さいこー!
741Mr.名無しさん:2005/11/07(月) 19:42:05
742Mr.名無しさん:2005/11/07(月) 20:45:19
わくわく
743オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/07(月) 21:18:57
恭介は我慢できなくって、罪悪感を感じる間もなく扉をさらに開け、中に入った。
曇りガラスを見ると、まどかの端正なスタイルがわかるシルエットが見えた。
バスルームの明かりと、シャワーの水滴と、まどかの肌の色が揺れていた。
恭介はしばらくぼんやりと眺めていた、ガラス一枚の先には・・・。
それから、下の籠を見る。さっきまでまどかの着ていたものが入っていた。
シャツを指でつまんで少しどけてみた。すっかり変態だった。

っと、そのときシャワーの音が鳴り止んだ。


(つづく)
744オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/07(月) 21:19:28
行き当たりばったりなのさ・・・
745Mr.名無しさん:2005/11/07(月) 21:44:30
いつもお疲れ様です。

わくわくw

746Mr.名無しさん:2005/11/08(火) 02:28:04
乙です
もう鮎川が恭介の童貞GETしちゃってください

>741
下の投票メーテルの人気凄いな。
747Mr.名無しさん:2005/11/08(火) 11:48:07
乙です
748オレンジロード ◆Q1DyZ4jFpE :2005/11/08(火) 22:18:51
っと、そのときシャワーの音が鳴り止んだ。
恭介は思わず慌てて、その場からテレポートし、扉の外側にいた。
扉をそっと閉めると、忍び足でまどかの部屋へと戻っていった。

なんだか妙に興奮してしまい。バカなことをしたと反省しながらも、先ほどの光景が頭に浮かんだ。
部屋にもどり、あたかも勉強していたかのように教科書を広げた。
それからはやく熱く膨張してしまったものを落ち着くようにと思った。
ほどなくして部屋の扉が開き、まどかが戻ってきた。

まどかは洗い髪に、淡いブルーのパジャマも着ていた。
うっすらと透けていて、下着の色も見えそうだった。
まどかはそんなことを気にもせず、自分の部屋の鏡の前に座った。

 「ごめん。ちょっとうるさいけど。」

そういってドライヤーで髪を乾かしていった。
恭介は、まどかは風呂場で髪を乾かさないで、部屋でするんだなぁっと、
自分の家とは習慣が違うことを驚いてた。
ドライヤーの風にゆれる黒い髪の毛を眺めながら、さっきまでとはちがい、
すっかり落ち着いた容姿のまどかは、それはそれで綺麗だった。

(つづく)
749Mr.名無しさん:2005/11/09(水) 07:26:51
乙。
なんか、ドキドキ。
750Mr.名無しさん:2005/11/09(水) 19:14:03
わくわく(・∀・)
751オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/09(水) 21:58:49

 「鮎川、いろいろありがとう。もう遅いしそろそろ帰るよ。」
まどかはドライヤーをつけたまま振り返った。それからスイッチを切って。

 「いいのよ別に。まだまだ英語終わってないでしょう?」

ぜんぜん時間を気にしていない様子だった。
だったら、シャワーなど浴びずにそのままでいたほうがいいのにと恭介は思った。
すっかりまどかはくつろぎモードで、ときどき欠伸をしていた。
恭介もそれが移ったようにつられて欠伸をした。

時計は深夜の1時になり、あたりは暗く静かになっていた。
恭介はまどかの洗いたての髪の香りにくらくらとしながら集中できずにいた。
パジャマのボタンは一番上が空いていたので、恭介の視点によっては、
まどかの胸元の谷間が見えた。そしてときどき真っ白なブラジャーが見えた。
恭介は深夜だし、だんだんと悶々となるのを抑えるので必死だった。


(つづく)
752オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/09(水) 22:01:08
トリ変わってるけど気にしないで。統一化してる・・・。

ぜんぜん関係ないけど、寒いね。もう冬だね。
暖房もついてない部屋で、ひとりコツコツと夏のバケーションのとこ書いてるんだけど・・・
自分はさびしい青春時代を送ったなぁっとときどき鬱になる。
海なんて女の子といったことないよ。妄想にも限界があるっていうのな。
でも、このスレだけクリスマスを迎えないで、真夏なのを目指している。
753Mr.名無しさん:2005/11/10(木) 07:00:27
おつ〜
754オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/10(木) 22:14:46

 「こら、恭介くん。しっかり勉強しなさい。」

自分の姿や仕草が、恭介を刺激してることにまどかは気がついていなかった。
そういうところは、まだまだ子供で経験があまりにも不足していた。
 「えっと、先生・・・今日はこの辺で、あとは家でがんばります・・・。」
恭介はもう一度、まどかに向かって申し出た。もう集中力も限界だった。

 「どうしたの?明日のテストは大丈夫そう?」

まどかの質問に、恭介は何を血迷ったか、油断をしたのか、こう言った。
 「先生の胸元が気になって集中できま・・・」
恭介は、自分の発言に途中で気が付いた。
まどかの方を見つめると、みるみるとまどかの顔が赤くなっていった。
まどかは、慌てて胸を隠すように手で覆った。

 「バカ。エッチ!」


(つづくぅ)
755Mr.名無しさん:2005/11/10(木) 22:36:37
いつも乙です。

毎日楽しみにしてます
756オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/11(金) 20:43:15
「バカ。エッチ!」

まどかは、突然我に帰ったように、自分のしていることに気が付いた。
確かに男性を家にいれ、時刻は深夜。相手が恭介とはいえ無用心だった。
 「ごめん。いや、そんなつもりじゃないんだけど・・・」
慌てて恭介も前言を撤回しようとした。
二人は気まずそうに見つめあったまま、無言だった。

恭介はノートと教科書をしまって、立ち上がった。
正座していたせいで、足がもつれてしまってよろめいた。
 「きゃぁ!」
っというまどかの小さな悲鳴とともに、まどかに覆い被さるようにぶつかった。


(つづく)
757Mr.名無しさん:2005/11/11(金) 22:24:12
グッジョブ!!
758Mr.名無しさん:2005/11/12(土) 01:39:49
きもぐろ おまんげ☆ロード
759Mr.名無しさん:2005/11/12(土) 12:58:53
ドキドキ
760オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/12(土) 21:56:18
まどかは絨毯の上に仰向けに倒れた。恭介はその上に倒れている。
なんとか手をついて、体は触れなかったが、すぐ目の前にまどかがいた。
まどかは先ほどと重なって、紅潮した顔で目は潤んでいた。
恭介はそれをみて、かわいいなっと素直に思った。
 「ごめん。すぐどくから。」
変な体勢になって、恭介はもたもたしながらまどかの上からどいた。

恭介が再び立ち上がると、まどかも半身を起こした。
なんだか驚いてしまって、まどかはきょとんと恭介を見上げている。

 「ごめん。帰るね。ありがとう・・・。」

まどかはうなずくだけで精一杯で声がでなかった。
恭介が部屋からでて、玄関で靴をはいていると、まどかもでてきた。
761オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/12(土) 21:56:42

 「えっと、明日、がんばってね。」
 「ありがとう。おやすみ。鮎川。」
 「うん。おやすみなさい。」

玄関を開けて、恭介はでようとした。ちょっと名残惜しかったが、
なんだか逃げるような気分だった。
玄関を閉めようとすると、まどかの声が聞こえた。
振り返ると、まどかが手を小さく振っている。

 「明日の朝迎えにいくよ。学校に早く行って少しでも勉強しよ。」

恭介は、お礼をいい明日の朝の約束を承諾した。
そして玄関を閉めた。
扉の向こうで、鍵のカチッとかかる音がした。

恭介は扉の前で、無事に?終わったことにほっとため息をついた。
まどかも胸の鼓動を抑えながら、ほぅ・・・っと息をはきだした。
それから、台所にいって冷たい水を飲み干した。
ちょっと慌てたけど、なんだか温かい気持ちになって、ベットにもぐった。
自分で思い出しながら、くすっ笑って、やがて疲れていたので眠りに落ちた。

(家庭教師編終わり。)
762Mr.名無しさん:2005/11/12(土) 22:05:43
おつです。

763Mr.名無しさん:2005/11/12(土) 23:02:36
「バカ。エッチ!」って言われてぇぇぇ
764Mr.名無しさん:2005/11/13(日) 16:04:14
まどかとセックスしたかった・・・_| ̄|○
765Mr.名無しさん:2005/11/13(日) 21:36:31
760 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

761 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん
766Mr.名無しさん:2005/11/13(日) 22:33:01
今日はまだかな〜
767Mr.名無しさん:2005/11/13(日) 22:34:33
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < まどかまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
768Mr.名無しさん:2005/11/14(月) 17:36:48
わくわく
769Mr.名無しさん:2005/11/14(月) 23:19:21
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    まだかな〜
 (0゚∪ ∪ +     
 と__)__) +
770Mr.名無しさん:2005/11/15(火) 05:19:16
乙〜。まどかがかわいい。
771Mr.名無しさん:2005/11/15(火) 20:51:38
乙です。
772オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/16(水) 22:34:09
追試テスト編 (前日)

 「お兄ちゃん、まどかさんだよ〜。」

(鮎川?・・・んっ・・・あ・・・)
恭介は、まだベットの中で寝ていた。朝から鮎川と勉強するのに準備ができていなかった。
慌ててベットから起き上がる。
 「くるみ。鮎川に家にあがっててもらってすぐ準備するから。」
 「は〜い。」
くるみもまなみも朝はちゃんと起きていた。
恭介が洗面所に顔を洗いに部屋をでると、まどかが家の中に入ってきた。
 「おはよう。鮎川。ごめんちょっと待ってて。」
寝ぼけた目をこすりながら恭介言った。

 「おはよう、春日く・・・キャッ!」

まどかの軽い悲鳴に、まなみもくるみも振り返る。
まどかはすっかり固まって、顔がみるみる赤くなっていた。
点になった目の先は、恭介の股間をとらえていた。
そのことに、恭介もすぐに気がついた。すっかり油断していた。
慌てて股間を隠して洗面台に走る。
まどかはそのまま微動だにしなかった。
 「あはは・・・お兄ちゃん慌ててるから気にしないでください。」
まなみが焦りながらもフォローした。
 「そっか、まどかさん男兄弟いないもんね〜。」
少し笑いを抑えながら、くるみがいった。
773オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/16(水) 22:34:36

 「ちょっと・・・突然でびっくりしただけ・・・ははっ・・・」

まどかはやっと口を開いた。昨晩のことといい、驚きが続いていた。

 「まどかさん、コーヒーでいいかな?」
まなみの言葉に、まどかはうなずいた。
 「ああいうの見るのは、まどかさん初めてですか〜?」
朝から下ネタを続ける、テンションが高めのくるみが言った。

 「あっ、うん。男の子だもんね・・・。びっくり・・・。」

まどかはまだ動揺が続いていて、思わず正直に答えた。
 「まどかさん、くるみの質問にそんなまじめに答えなくていいですよ・・・。」
まなみが、まどかの前にコーヒーをいれたコップを置いた。
まどかはそれを口に運びながら、顔真っ赤にしてうつむいてた。
774オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/16(水) 22:35:52
恭介は顔と歯を洗うと、股間を確認した。まだ立っていた。
困ったなと思いながらも、股間を隠しつつ洗面所から部屋に駆け足で戻った。
まなみとくるみは苦笑いをしていて、まどかはうつむいたままだった。

ほどなくして、恭介が学生服に着替えてでてきた。
 「ごめん。待たせました。」
 「いえ・・・。」
まどかは調子が戻らないまま返事をした。
 「じゃあ、いってきます。」
 「ごちそうさま。まなみちゃん。」
二人でいそいそと家を出た。
残された、まなみとくるみは顔を見合わせて笑っていた。

(つづく)

串規制などあり・・・orz
お待たせです。保守ありがとうございます^^
775Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 00:01:50
乙です。
776Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 04:50:37
乙です。
777Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 07:25:37
乙です。
続き待ってます。
778Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 15:32:02
原作でも実際ありそうな話で面白い
779Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 21:36:11
乙です!わくわくw
780オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/17(木) 23:11:28
その日もとても天気がよくて、学校にいくにはもったいないと恭介は思った。
まだ柔らかい日差しに照らされたまどかは、白いセーラー服がよく似合っていた。
夏服のセーラー服は、いつも大人びて見えるまどかを、年相応の少女に見せていた。

  「歩きながら勉強しよっか。」

そう言いながら、まどかは恭介に問題を出していた。
恭介はほとんど答えられなかったが、まどかに教えてもらいつつ笑いながら歩いた。
学校につくと、後ろから駆け足が聞こえてきて、声が聞こえてきた。
 「あっ、春日せんぱーい、まどかさーん」
向こうから手を振りながら走ってきたのは、いつもどおり元気なひかるだった。
 「まどかさん、今日はどうしたんですか?」
部活をしていないまどかを不思議そうにのぞきこむ。

 「うん、今日は春日くんが補習テストだから勉強教えていたの。」

そういう口実ないと、なかなか恭介と二人でいるわけにはいかなかった。
 「そっか、先輩。今日が補習最後ですものね。がんばってください!」
恭介は3人でいるときに、少しだけ後ろめたい気分になる。

(つづく)
781Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 23:21:58
GJ!!
782Mr.名無しさん:2005/11/17(木) 23:55:46
乙です。
783Mr.名無しさん:2005/11/18(金) 07:23:45
今日も続きをよろしく。
784オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/18(金) 21:22:00
3人は下駄箱で靴を履き替えた。ひかるはそのまま朝練のために、更衣室に行った。
恭介とまどかは、まだ誰もいない教室に入った。

 「試験まで時間があるし、がんばろね。」

 「お願いします、先生。」
恭介は昨晩の続きのように、ふざけてまどかに言った。
この呼ばれかたがまどかは別に嫌そうではなかった。
昨日、捗らなかった英語をすることにした。ヤマをはって集中して覚えるようにした。
恭介は、英語も不安だったが昨日覚えたばかりの数学も忘れてないかと心配だった。
ときどき窓ガラスから入る光に、映し出されたまどかを見ながら、がんばって勉強をした。

テストの時間が近づいてくると、ぞろぞろと文句をいいながら補習の仲間が入ってきた。
 「おっ、鮎川じゃん、どうしたんだ?」
普段、誰とも関わろうとしない まどかが、恭介とだけ仲がいいことは知られていた。
まどかは特に返事もすることなく、恥ずかしくなってきたので、

 「もう、いくね。」

っと、恭介に声をかけてイスから立ち上がると教室からでていった。

(つづく)
785Mr.名無しさん:2005/11/18(金) 21:28:13
おつ〜
786Mr.名無しさん:2005/11/18(金) 22:28:46
禿げしく乙です!明日もヨロシコです!!
787Mr.名無しさん:2005/11/19(土) 08:31:43
今日もヨロシコです
788オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/19(土) 20:54:05
周りのみんなもまどかどころではないので、無駄なあがきで教科書を開いていた。
恭介はまどかに、ちゃんと礼が言いたくて教室の外に追いかけた。
 
 「鮎川、ほんと、いろいろありがとな。」
 「いいえ。これで落ちたらしょうちしないぞ。」

まどかは少し照れくさそうに言った。
恭介はまだ不安が残っていて、弱気な発言をまどかに漏らした。
 「なんか自信なくってさ。落ちたらごめん。」
まどかはまどかで、試験の範囲が終わらなかったし、恭介のできの悪さに不安だった。
励ます言葉もいまいちでてこない。

 「きっと大丈夫だと思うけど・・・。そうだ!」

まどかは何かを閃いたようだった。これは名案とばかりに恭介に言う。

 「試験通過したら、ささやかなお祝いをしてあげるよ。」

 「どんな?」

なにしろその場で思いついた言葉で、先のことを考えていなかった。

(つづく)
789Mr.名無しさん:2005/11/19(土) 22:14:19
まどかのお祝いにどきどきしそう。
790Mr.名無しさん:2005/11/20(日) 06:59:52
乙です。
791Mr.名無しさん:2005/11/20(日) 08:09:26
ご褒美におっぱい触らせてもらえるのじゃまいか?
792オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/20(日) 19:07:15
そこで始業五分前のベルがなった。まどかは慌ててしまって、こう言った。

 「ん〜。じゃあ、受かったら願い事を1つだけ叶えてあげるよ。」
 「え?本当?なんでもいいの?」

っと会話が盛り上がってきたが、廊下の向こうから先生が見えた。

 「ほら、教室もどって、がんばってね。隣の教室で待ってるから。」
 「うん。いってきます。」

なんだか、試験の不安とはぜんぜん違うなと思いつつも、恭介のモチベーションが上がった。
教室にはいると、深呼吸をして、テストが配られるのを待った。

まどかは、隣で待っていると言ったものの、暇だったので校舎をふらふらと歩いていた。
図書室が空いていたので、そこで本を読んで過ごした。
テストの終了がお昼頃なので、ずいぶんと時間があった。
だけど、まどかにとって待つことは自然だったし、帰るなんて考えもしなかった。

(つづく)
793Mr.名無しさん:2005/11/20(日) 20:10:40
ギャルのパンティおくれー!
794Mr.名無しさん:2005/11/20(日) 21:11:37
恭介の考える願い事が、なんか
創造するだけでもドキドキものだな〜。
795Mr.名無しさん:2005/11/20(日) 21:15:58
オッス!オラ悟空
796Mr.名無しさん:2005/11/20(日) 22:21:03
アニメ版はヤムチャとブルマなんだよな
797Mr.名無しさん:2005/11/21(月) 00:23:24
OVAじゃ飲茶の代わりにべジータだった
798オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/21(月) 03:29:23
一番性的に興奮した経験 3回目
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/male/1130547416/302-336

寝れなかったので、書いてみた。
暇ならどうぞ。
誤字脱字は勘弁ね。書き下ろしなので。
つか、このスレはよく書くなぁ〜。
799オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/21(月) 22:33:03
恭介は配られたテストを見てほっとした。
さすが補習組みのテストだけあって、基本問題だけの簡単なものだった。
英語のほうも、ヤマをはったところも見事にあたり、なんとかなりそうだった。
適当に時間が余ると、恭介はどんな願い事にしようかと考えて、勝手に顔がにやけていた。
終了のベルとともに、テストが回収され、結果は2時間後に発表されるという。
それまで時間があるので昼食でもすませようと、教室をでた。
隣の教室に、ぼんやりと窓の外を眺めてまどかは待っていた。

 「おつかれさん、どうだった?」
 「おかげさまで大丈夫そう。2時間後に発表らしいから、ランチでも食べに行こう。」

まどかも恭介の大丈夫そうな様子に胸をなでおろした、先ほどいった約束のことは、
あんまり深く考えていなかった。
それでも恭介の気持ちが切り替わったようなので、良かったなと思った。
 「お礼の代わりに、ランチをご馳走しますよ先生。」
恭介もようやく肩の荷がおりて、素直な笑顔がこぼれた。
 「もう先生でなくっていいよ。さて、何をおごってもらおうかしら。」
まどかも笑顔で答えた。

そういうわけで、まどかはご機嫌なランチタイムを恭介と過ごした。
「本当にどんな願い事でも叶えてくれるんだよね?」
恭介はまどかが忘れていないか確認をした。

「もちろん。さてさて、どんな願い事なんでしょうね。」

まどかは恭介を見つめたまま微笑んだ。


(つづく)
800オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/21(月) 22:35:29
OVAやアニメの話されても、よくわからないやぁ。
鏡の中のアクトレスを聴いたけど、覚えてない。
たぶん、僕は見ていません。年齢的に子供だったのかな。
28歳。昭和52年だと、諸兄らよりも若いんじゃない?
801Mr.名無しさん:2005/11/21(月) 22:59:17
乙です。
802Mr.名無しさん:2005/11/21(月) 23:06:58
乙です!漏れは53年だけどテレビで見たの覚えてるよ
803Mr.名無しさん:2005/11/21(月) 23:20:34
恭介「鮎川おっぱい触らせて」
804オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/22(火) 19:05:23

優柔不断な恭介のことだから、きっと悩んでるに違いないと思った。
「ははっ。それは合格が発表されてからのお楽しみですよ。」
恭介はいろいろ悩んだあげくに、1つに決定した。
それは、まどかが叶えてくれるかどうかわからなかった。
だけど、その願い事が一番いいように思えた。
このチャンスに開き直るように、自然と思いついた願い事だった。

「えっちなことかんがえてるんでしょう。」

まどかが恭介の顔が赤くなるのを見て指摘した。
あんまりひどい要求だったら、ぶん殴ってやろうと決めていた。
だけど、そんなにひどいのはないのだろうなぁっと、まどかも思い悩んでいた。
恭介は、ギクッとしながらもただ不自然な作り笑いで答えた。

「ねぇ?もし鮎川だったら、どんな願い事をするの?」

少しまじめな表情で聞いた。
まどかは、しばらく考え込んでから、恭介を見て笑いながらいった。

「月へ連れてってもらおうかしら。」

それは、無理だなぁっと恭介はちょっと残念だった。
それでも、まどかがそういう夢があることを知って、ちょっとおかしかった。

(つづく)
805Mr.名無しさん:2005/11/22(火) 21:30:32
禿乙!!!

806Mr.名無しさん:2005/11/23(水) 08:15:53
乙です。
恭介の願いが、かなうのかな?
807Mr.名無しさん:2005/11/23(水) 16:01:15

続きを期待します
808オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/23(水) 21:53:52
2人はランチを終えて、学校に戻った。
校門をくぐると、ちょうど担任が見えた。
「先生、どうですか?」
恭介は、遠くから声をかけた。
「おう。春日か、お前は大丈夫だ。帰っていいぞ。」

「やったぁ!」「よかった!」

恭介とまどかは同時に歓声をあげた。
2人で手を取り合って、跳ねて喜んだ。
そのまま学校に入らずに、家路につくことにした。

「さーて、約束を守ってもらおうかな。」
「はいはい、なんなりとどうぞ。」
まどかも気になっていたようで、早く知りたかった。
「その前に、少し散歩しようか、ここじゃなんだし。」
そして2人は歩き出した。

「どこにいくの?」
「ついてくれば、わかるさ。」

(つづく)
809Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 00:28:23
ホテル
810Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 06:04:42
ホテルラヴアンドレディに連れ込んで

恭介「ヌードをとります!」
鮎川「・・・・・・だれの?」
恭介「はい、それではぬいでください」
811Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 07:33:58
アバカムでマスターと3P
812Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 07:48:02
乙です。
813オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/24(木) 22:00:30
恭介は黙々と歩いていた。日差しは強かったが風が吹いていて気持ちが良かった。
隣に歩いてる好きな子の髪がなびいていた。
恭介たちは、自分の街を歩きながら思った。この3年の間にいろんなことがあったなぁっと。
ちょっと郊外にはずれると、土の遊歩道がある。
恭介やまどかも大好きな、とても気持ちいい場所である。
「ねぇ鮎川、手をつないでいいかな?」
「なによ。それが願い事?」
「・・・ちがうけど、気持ちのいい天気だし、そういう気分になっただけ。」
「そうね、ずいぶんとひさしぶりね。」

恭介がそっと手を差し出すと、まどかは軽く手を置くように握った。
まどかの繊細な指が、心地よく恭介の手の中で遊ぶ。
いくらか自分より冷たいまどかの手の温度を感じながら、恭介の鼓動が高鳴る。
それはとても自然な状態で、自分に偽りのない気持ちだった。

「ここなんだけど、憶えてる?」
「・・・うん。」

夏らしい蝉の声や、風で揺れる葉の重なり合う音を聞きながら。
2人が出会った最初の場所。
ひっそりとたたずむ石の階段。
靴の音も軽やかに響く。
あの日出会ってから、3年の月日が経ち、2人は大人への階段をゆっくりと上がってきた。

(つづく)
814Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 22:13:52
どきどき。
815Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 23:05:30
乙でつ

わくわくw
816Mr.名無しさん:2005/11/24(木) 23:12:46
乙です。
wktk
817Mr.名無しさん:2005/11/25(金) 22:32:39
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
818Mr.名無しさん:2005/11/25(金) 22:38:20
原作の最終回を思いだすね。
819オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/26(土) 11:15:27
あの日出会ってから、3年の月日が経ち、2人は大人への階段をゆっくりと上がってきた。

「数えた?」
「うん。」
「100でしょう?」
「99よ。」

いろんなことを思い出しながら、2人とも無言で昇っていた。
階段の数なんか、本当は考えていなかった。
2人だけがしってる秘密の儀式のようなものだった。
一度だけ行った二人だけの大切な思い出。忘れることのない瞬間。

「鮎川は、頑固だね。」
「まちがってないもの。」

2人は見詰め合って笑った。静かな風が吹くと、蝉が鳴きやんだ。

恭介は唾を飲み込んで、大きく息を吐き出した。
「願い事の前に、聞いてほしいことがある。」

「・・・うん。」

まどかは、けっしてちゃかすことなどしなかった。
真剣になった恭介に驚いたけれど、自分もまた、この場所にきて真剣だった。

「春日恭介は、鮎川まどかが好きです。」

いい声が響いた。まっすぐにまどかの心に届いた。

(つづく)
820Mr.名無しさん:2005/11/26(土) 11:29:49
おつ〜。
次が気になる〜。
821Mr.名無しさん:2005/11/26(土) 23:45:06
 ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 童貞喪失まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/
822Mr.名無しさん:2005/11/27(日) 00:18:11
Love or Like?
823Mr.名無しさん:2005/11/27(日) 00:21:08
like!限りなくloveに近いne
824オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/27(日) 20:15:42
いい声が響いた。まっすぐにまどかの心に届いた。
虚勢も、体裁も、建前も、偽りの心も無駄だった。
まどかは、泣きたくなるような気持ちを抑えながら、必死に答えた。
忘れることのできない存在。自分を姉のように慕うひかるのことを。

「・・・ひかるのことは?」

恭介は、まどかのことで頭がいっぱいだった。
このあとの願い事をいう準備をしていた。
緊張の糸が切れてしまって、元の優柔不断な恭介に戻った。
慌てふためきながら、答える。
「ひかるちゃんのことも好きだけど、なんていうか、妹のようなかわいさで・・・
 でも、鮎川のことは、その・・・なんていうか・・・」

いつもの恭介の様子に戻って、まどかは少し気が楽になった。
ちょっと情けない、優しすぎる恭介のことが好きだった。
自分の鼓動を抑えながら、恭介の次の言葉を待った。

「・・・その・・・鮎川のことは、愛してる。」

空は突き抜けるように青くどこまでも続いていて、白い雲が早く風に流れていた。
温かい空気に包まれながら、二人の時間が止まったようにゆっくりと時を刻んだ。

(つづく)
825Mr.名無しさん:2005/11/27(日) 20:42:54
いい感じだね。
826Mr.名無しさん:2005/11/28(月) 07:01:40
乙です。
827Mr.名無しさん:2005/11/28(月) 13:04:40
2ちゃんねるの次の書籍かはこれに決定だな
828Mr.名無しさん:2005/11/28(月) 16:45:57
 
829オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/28(月) 17:35:18


「・・・うん。」

まどかはうなずいた。少しひねていて、偽りの中にいたあの頃の自分。
不思議と恭介の前ではいつも裸だった。
そして、いまこの瞬間にずっとずっと抑えていたものにはっきりと気が付く。
自分もまた、恭介と同じ気持ちであること。隠すことも消すこともできない思い。

「願い事はただ1つ。鮎川の正直な気持ちを聞かせてほしい。」

恭介は考えた願い事。いつも上手になんでもこなす鮎川の気持ちが知りたかった。
でも、この質問にたどり着いた時、恭介もまた自分の正直な気持ちを知った。
だからこそ、気が楽になって、この願いを伝えることを決めることができた。
そのために、自分を打ち明けることだけが何よりも勇気がいった。

「・・・私の気持ちは・・・」

まどかはすでに用意されている回答を、かろうじて踏みとどまった。
その前にどうしてもはっきりさせなければならないことがあった。
それに気が付いたとき、目の前にいる恭介の鈍感さに、改めて腹が立った。


(つづく)
830Mr.名無しさん:2005/11/28(月) 20:42:06
おつです。
831Mr.名無しさん:2005/11/29(火) 22:23:25
+   +
  ∧_∧ + 
 (0゚・∀・)    ワクワク
 (0゚∪ ∪ +     テカテカ
 と__)__) +
832オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/30(水) 01:20:22
それに気が付いたとき、目の前にいる恭介の鈍感さに、改めて腹が立った。

「私の気持ちは、ひかるのことがはっきりしてから答えるわ。ね?ひかるの彼氏さん。」

自分でも、本当に素直じゃない答えだなと思った。
すっきりしてから、告白してほしかった。なんでこの男はいつもどこか抜けているのだろう?
まどかは、そんなことを想いながらも、自分の目に涙があふれている事に気が付いた。

恭介の気持ちがうれしかったから?
自分のひねた気持ちが悲しくて?
ひかるのことを考えてしまったから?
ねぇ、どうして私は泣いているの?

恭介にみられない様に、後ろに振り向いた。そして歩き始めた。
これ以上この場所にいたら、どうなるのか自分でも怖かった。
833オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/30(水) 01:20:53
恭介はまどかの後ろ姿を呆然と見つめていた。そうだ、自分はひかるの彼氏だったんだ。
どうしても実感することのできない立場だった。
そして、まどかの言うように、はっきりさせなければならなかった。
まどかの瞳が潤んでいくのをはっきりと見た。自分の愚かさにやっと気がついた。

「鮎川!わかった。はっきりさせるから・・・。そしたら聞かせてくれ。」

遠ざかる まどかは、後ろ向きのまま右手をあげて、大きく手を振っていた。
恭介はまどかの姿が見えなくなると、その場にしゃがみこんだ。
自分の約束したことの重大さに、いまさらながらに気がついてため息をついた。
それは、まどかに告白する以上に苦手なことだった。
恭介のことを誰よりも好きだといってくれる、あの明るいひかるを傷つけることなのだから。
「・・・できるかな・・・」
ぼそりと自分でつぶやいて、頭も掻き毟った。逃げたかった・・・。

834オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/30(水) 01:21:27

その日の夜、みんなはそれぞれの想いを胸に抱きながら過ごした。

あかねは、明日以降に起こる恭介とひかるのラブロマンスを勝手に想像してにやけていた。
くるみは、すでにテンションが高く、気持ちは海にいっていた。
まなみは、忘れ物はないか気になりながら、頭の中で何度も点検していた。
ひかるは、大きな熊を抱きながら、熱い想いを叶える期待をもっていた。

まどかは、今日あったことを何度も思い出していた。夢見るような日だった。
      そして、「・・・バカ」っとつぶやいた。ちっとも寝付けなかった。

恭介は、「・・・うーん。」っとうなされていた。眠れなかった。


僕らは青春時代の日々に、何度も眠れない夜を過ごした。
痛みにも似た締め上げるあの子への想い。
恋をすることの楽しさと同じくらい、苦い苦い辛さを味わった。
それは思い返せば、甘い大切な宝ものになるけれど、
その真っ只中にいる時には、未来への余裕などなかった。

春日恭介と鮎川まどかの2人の18歳は、今そういう時の中に身を置いていた。

(終わり)

835オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/11/30(水) 01:23:18
っというわけで、波乱な予感を残しつつ、本編にはいります・・・。

スレッドの残りが微妙だね。
埋めるか落として、新しくたてるかね。
いっか、このまんまで。

しばらく休みます。

応援ありがとうでした。
836Mr.名無しさん:2005/11/30(水) 08:09:25
乙です。
早く本編が読みたいですね。
837Mr.名無しさん:2005/11/30(水) 16:48:12
乙です
838Mr.名無しさん:2005/11/30(水) 19:17:32
乙です。楽しかったです。

本編楽しみにしてるので、気が向いたらでもまた書いて下さい。
839Mr.名無しさん:2005/11/30(水) 20:03:15
お疲れです

さいかいを心よりお待ちしています
840Mr.名無しさん:2005/11/30(水) 22:06:45
832 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

833 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

834 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん

835 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん
841Mr.名無しさん:2005/11/30(水) 23:34:19
>>840
どうゆう意味なの?
842塩 ◆jkonqwrcaw :2005/11/30(水) 23:35:54
>>841
「俺は今こんなものをコピペするくらい暇です」だってさ。
843Mr.名無しさん:2005/12/01(木) 14:14:41
おー塩ちゃんもここ見てたの?
844Mr.名無しさん:2005/12/01(木) 23:26:00
塩は、まどか、ひかる、あかね、誰が好き?
845Mr.名無しさん:2005/12/02(金) 21:39:32
 
846Mr.名無しさん:2005/12/04(日) 00:44:00
 
847Mr.名無しさん:2005/12/04(日) 22:18:36
早く再開しないかな。
848Mr.名無しさん:2005/12/05(月) 22:31:46
まだかな
849Mr.名無しさん:2005/12/06(火) 00:05:06
期待age
850Mr.名無しさん:2005/12/07(水) 10:03:46
実写版ってあったっけ?
851Mr.名無しさん:2005/12/07(水) 10:20:39
そういやこんなスレあったな
852Mr.名無しさん:2005/12/08(木) 09:29:39
新連載期待あげ
853Mr.名無しさん:2005/12/08(木) 09:32:35
泉がんがれ超がんがれ
854Mr.名無しさん:2005/12/09(金) 23:18:16
うめようよ。
855Mr.名無しさん:2005/12/10(土) 08:59:41
このスレの火を絶やさぬように頑張ろう。
856Mr.名無しさん:2005/12/10(土) 12:36:18
毒男だが今年の5月に4LDKの中古戸建てを買った。
母親が年金だけで食えないので同居のためだ。

10月に、俺の生まれ故郷を後にして、母は引っ越してきた。
俺の荷物の中にオレンジロードのCDアルバム9枚組みがあった。
イラスト見てると恥ずかしくなるが、音楽はいまでも楽しめた。
857Mr.名無しさん:2005/12/10(土) 14:40:51
次スレ立ててください。

【スレタイ】

きまぐれ オレンジ☆ロード その2

【コメント】

オレンジロードの小説スレ。
このマンガ好きの毒男が、ちょっとエッチに仕立て上げる。


前スレ
きまぐれ オレンジ☆ロード
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/male/1122214291/

保存庫
http://www.geocities.jp/dokuo_neta/ORENGE/ROAD01.html

作者HP
http://www.geocities.jp/dokuo_neta/index.html
858オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/12/12(月) 00:45:25
どうしましょう?
859Mr.名無しさん:2005/12/12(月) 01:02:55
笑えばいいと思うよ
860Mr.名無しさん:2005/12/12(月) 01:35:31
>>856
このスレ、消化するか、dat落ちするかした後、新スレ立てた方がいいと思ふ。
ほっとけば、電車系スレの乱立ですぐ落ちるww
それまでに、次ネタあっためとけよ。wwww
861Mr.名無しさん:2005/12/12(月) 07:47:02
>>858
続きを期待してます。
862Mr.名無しさん:2005/12/12(月) 12:29:46
 
863Mr.名無しさん:2005/12/13(火) 00:24:13
鮎川まどかのAAないの?
864Mr.名無しさん:2005/12/13(火) 01:25:25
あったけどデカすぎてはいんないw
865オレンジ☆ロード ◆KIllY5p.ns :2005/12/14(水) 00:58:35
HPに地味に更新していくは。スレはもう落として、次スレもいらんわ。
866Mr.名無しさん:2005/12/16(金) 17:00:18
867Mr.名無しさん:2005/12/16(金) 23:57:27
じょーぶな赤ちゃん埋めなくなるぜ!
868Mr.名無しさん:2005/12/18(日) 16:11:44
我ら極悪非道のage ageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
869Mr.名無しさん:2005/12/19(月) 19:33:19
みんまは、しらないとおもうけど、
870Mr.名無しさん:2005/12/19(月) 23:03:13
>>867
ふっ、変なやつ
871Mr.名無しさん:2005/12/20(火) 23:28:38
連載復帰記念ぱぴこ
872Mr.名無しさん:2005/12/20(火) 23:50:56
GJ!!!!!!!!!
873Mr.名無しさん:2005/12/22(木) 09:54:43
 
874Mr.名無しさん:2005/12/22(木) 18:06:25
     'ii|'.,i'            、 .,!       |                 |   ダンスホール
       !.iリ !         、 ! .!   .,| . .l、 、           l
     !.! ! .{            ,! l} |   .|.! .!|, l.ヽ .l              ! 
     ゙!│ l          ! .! ! l .!   ,!.! .!ヽ ヽヽ ′ ヽ        !       
         ! .|     > .|,,, !-!ーーヽ.、  .! ヽV―'''''''''〜  ヽ.  -、    l     
       ヽ.l,     .ゝ .! __-'"''''┐ヽ''、,..l, ″'"⌒゙ワく...  `'-、 \   .!        
        ‘ヽ、        ! i,,."!   `’   .l,ゝ ./   .!.r''、 `'ー .`''ー.l,,  
             `'-,,、.__ ;ヽ .'''ー'''  .ゝ     `´    l/  .!       l, ゙゙̄^''''''ー''   
             ´│.∨l、     、          l,! ./        l    
            .... ッ′  .!.!      ___            /. ̄             ヽ      
               /.、   .ヽ.               ,/ ,l、            ヽ   アバカブは辞めたわ
           ,/,i ./      ゙'-..,、      ,..‐"  .".l             ヽ.  .ヽ   今は働いてないわ
             / /./          `゙''ッ  -‐'″      .l             \  ヽ
         / /./ . _,,, ―''''''''''''''^^゙゙ ̄l              ゙.l-          \  ヽ  ニートなの
            l l .| .|゛ .|         │              | `'-、  ^'ー..、    ゙'  .l. 少し酔ったみたいね 
        │ ! .!. |  !         /.!           !   `''ー ..,,,,,,_、    . l  しゃべり過ぎてしまったわ
875Mr.名無しさん:2005/12/22(木) 18:24:20
1日1オレンジロード(全18巻読破)してた頃がなつかしい
876Mr.名無しさん:2005/12/23(金) 20:07:38
>>874
昔はこれが好きだったんだよなあ。今で言うとこの萌えてたってとこか。
877Mr.名無しさん:2005/12/25(日) 13:49:37
ま、元祖ツンデレみたいなもんですし・・

アニメ版の二人で線香花火する話
自分をチラ見する恭介に気がついたまどかが、恭介のほうを見て
クスッと微笑むシーンに萌え死んだ厨房の頃・・

時は流れて、いま毒男・・・
878Mr.名無しさん
まつもといずみって生きてるの?