【十二国記発刊状況】
1. 2. 3. 4. 5. 6 7 8 9 10 11 12
1991 −−−−−−−−*−−− 魔性の子(09/25)
1992 −−−−−**−−−−− 月の影影の海(上)06/20(下)07/20
1993 −−**−−−−−−−− 風の海迷宮の岸(上)03/20(下)04/20
1994 −−−−−*−**−−− 東の海神西の滄海06/05 風の万里黎明の空(上)8/05(下)09/05
1995 −−−−−−−−−−−−
1996 −*−−−−−−−−−− 図南の翼02/05
1997 −−−−−−−−−−−−
1998 −−−−−−−−−−−−
1999 −−−−−−−−−−−−
2000 −−−−−−−−−−−−
2001 −−−−*−−−*−−− 黄昏の岸暁の天(上)05/15(下)05/15 華胥の幽夢9/05
2002 −−−−−−−−−−−−
2003 −−−−−−−−−−−−
2004 −−−−−−−−−−−−
2005 −−−−−−−−−−−−
2006 −−−−−−−−−−−−
2007 −−−−−−−−−−−−
2008 −△−−−−−−−−−− 丕緒の鳥(02/27 新潮社yomyom6号掲載)
2009 −−−−−−−−△ 落照の獄(09/26 新潮社yomyom12号掲載)
. N
十二国図 . 4
─┼─
r----------z ___ r---------、 │
| ./ / \ \ .|
| 芳 ./ / 柳 `、 \ 載 |
| / / `l \ |
| / r--−ー>、,_,,::'^'::、,,_,)ー--、 .\ |
|/ ;´ / } ~`、 .\_|
.| 恭 | 黒海 | 雁 .}
__,人 | ___ | |
ノ~ ゙';;-─ーー'/~ ~` 、`ー--、,,_,r'^'ー-、
/ ,r'″ / .| `丶、 丶.
〈 範 (, 白海 ( 黄海 | 青海 丿 慶 〉
゙'-、_ ゙'>v、,_ \ ノ ,,、r'′ _.,/
¨^'彳  ̄| ~ー-ー~ 厂 ̄ \,v‐'~
| 才 | / 巧 |
| `、赤海 ノ ./
|\ '、,,,_ _ ノ '、 ,ノ┐ ノ /|
| \  ̄~〔 ゙'-┘ 〕 ̄ ̄ / |
| 漣 \ ( 奏 ノ ./ 舜 |
| \ \ / / |
ヽ、 .\ \_/ / |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
虚海
(゚◇゚)ソクイ!
GPWを測位しました
>>1 スレ立て乙乙!
次に作品の中身を語れるのはいつになるんだろうな…
スレ立て乙悦!
>>1乙です
前スレ一気に埋まったけど、最後の方で来た人たちはこのスレの存在に気付いているかな?
前スレ終了。
んで前スレで
>王本人の苦悩や、傾いている理由なども書かれていれば満足できたと思う。
と、書いている人がいたが、このお話の不気味さは「王が何考えているのかわからない」
「国がなんで傾いているのかわからない」ところにあると思うんだが。
そして不気味なまま終わる。(−人−)
十二国記が始まる前に「魔性の子」を読み終わった時の感じにちょっと近い。>答えが無い。
::|
::| ____
::|. ./|=| ヽ. ≡三< ̄ ̄ ̄>
::|. / |=| o |=ヽ .≡ ̄>/
::|__〈 ___ ___l ≡三/ /
::|、ヽ|.|┌--、ヽ|/,-┐| ≡/ <___/|
::|.|''''|.\ヽ--イ.|ヽ-イ:| ≡三|______/
::|.ヾ |.::. .. ̄ ̄| ̄ /
::| ';:::::┌===┐./
::| _〉ヾ ヾ二ソ./ こ、これは乙じゃなくてスラッガーなんだから
::||ロ|ロ| `---´:|____ 変な勘違いしないでよね!
::|:|ロ|ロ|_____/ロ|ロ|ロ,|`ヽ
::| |ロ|旦旦旦旦旦/ロ/ロ|旦,ヽ
::|ロヽ 旦旦旦旦旦./ロ,/|::旦旦)
::|ヾ旦旦旦旦旦旦,,,/::::|、 旦旦|
乙悦、そして新作おめ。
責難は成事にあらず(おそらく当時の野党・民主党批判)でも伺えたけど、
十二国記に場を借りた主上の現実日本の政治風刺や社会問題論になってる感じがする
華胥は王や麒麟、宝重や国氏が絡むから十二国紀が舞台なのに違和感なかったけど…
読み始めた頃と違って自分も歳を取って社会的話題も後味の悪さも嫌いじゃないけど、
WH読者、FT系ラノベ系を好んで読んでいた頃の自分だったら今回の短編は?だったかも
yomyom短編は特に少女向け(WH)を意識しないで良いから書けるのかなぁ
もう主上にとってWHファンタジー枠が嫌/足枷で本編の筆が進まなくなってる?と心配してしまう
確かに、今本編再開したらもっとなんていうか、シビア?リアリティ?な進め方をする感じだと
昨年の短編から思った。
今の主上に当初の構成で十二国記書かせたらものすごく後味の悪いことになりそう
>>1乙
屍鬼に東亰異聞とか黒祠の島さらには魔性の子を思い出すような、後味の悪さが全面に出てたな
むしろ本来こういう作風の人で十二国記の方が例外というか・・・
月影上巻の状態がちょっと長く・・・何年か続いてるだけなんだよ。下巻に入ればきっと・・・。
>>17 そうだね。
ちゃんとハッピーエンド(一応)で終わるのはWHのシリーズくらいかも。
(ピンク込みで)
十二国記に何を求めているかというと悲惨な状況の中にもどこかに
隠されている希望なんだけど、そういうのがないという意味で、自分は
今回の話はきつかったな
丕緒では最後に救いとなる王が現れる、華胥では崩壊を食い止める
ことはできなくても自分達の過ちに気付くことで新たな道が示されていた
別に今回の話が面白くなかったという意味ではないし、十二国記で
書く意味がなかったとも思わないけど
それと単純に十二国記世界的な情景がもっと見たかったなってのがある
>>14 異端の排除という観点からみると「魔性の子」がそれなので
昔から好きなテーマなんじゃないかな?とも言える。
ラノベから卒業したから面白さがわかった
って人も居るけど、私は逆だったな。
ブンガクでも論文でも専門書でもなく、ファンタジーでもない。
死刑制度を書くにしても、下手に12国記のファンタジー性(仙籍など)を入れたことでリアリティさが無くなり、
ファンタジーを書こうとしたなら逆に著者の思想が全面に出過ぎて読みづらい。
バランスが上手くないと感じた。
23 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 01:28:11 ID:N6cLg04U
みんな!きっとこれは主上のウォーミングアップさ!
この暗いトンネルの向こうには明るい本編新刊というキボウの光が!!
・・・あってほしい・・・ナァ
いやいや下手にもくそも十二国記の世界での官の話なんだから
凌遅刑の罪人を仙籍に入れるってのは恐すぎる…
仙のシステムってこんなことに使っても許されるとは。
丕緒の鳥、落照の獄とも本編には絡みそうにない一官吏の話だったから
ヨムヨムに掲載される短編は今後もこうなんだろうな。
本編ではないし、王、麒麟はメインでは出てこないと思った方がいいかと。
丕緒の鳥は面白いと感じたけど今回はダメだ。
いや、なんつか興味深くはあるけど十二国記でやる必要も意味も
感じなかったって点で醒めてしまった。
せめて主題は同じでも、もうちょっと違う切り口や演出だったら…
なんかだらだらと説明だけを読まされてる気分だったよ。
>>24 うまくいえないんだが、
十二国記での官の話にしたから、「十二国記」という話の一端に加わったけれど、
このテーマでこの内容なら、「十二国記の官」じゃなくてもよかったんじゃないのと感じる人が多かったんじゃないかな。
今までも、現実世界の風刺っぽい話はあったけれど、
それぞれが十二国記の世界観じゃないと書けない内容に昇華されてたんだよね。
今回、王も官吏も法律も民衆も国そのものも、この世界でなければならないという書き方ではなかった。それが残念。
>>14 >WHファンタジー枠が嫌/足枷で本編の筆が進まなくなってる?
ありえる話だ…
編集との打ち合わせで色々念押しされるのかな?
もしそうなら、頼むから主上の好きなようにさせて差し上げてくれ
書いてもらえないままじゃ元も子もないだろうが(号泣
前スレに描いてた人もいたけど
十二国記という設定が好きでも作者の文体や話の内容が苦手な自分は今回立ち読みしてから買うか考える
どーもあの設定や主人公たち青少年の感情抜きにした文章だと苦手なんだよなこの作者
固い割には話が練りきれてなくてただの説明みたいで
柳の混乱っぷりが描かれたのには満足
柳の話だって分かってたから、本編に絡まないのは予想の範囲内
テーマが先に立ってたのは確かだけど、そんな事を言ってたら図南の翼すら読めなくなる
ほとんど動かないで会話してばっかりなのが嫌だったな、俺は
倒れたり、ビンタしたり、窓から家に入ったり、そういうシーンは無いのかと
あと、これはバレ解禁したら言おうと思っていた事
前スレ767は半年ROMれ
>>21 私も読後感が「魔性の子」と被ったので拝見して納得>異端の排除
官位がいろいろ出てきたので、
十二国記データベースの官位表見ながら読んだけど、
今回初登場の官位が結構あった。
しかし現実でもそうだけど、生きる希望が見いだせなくて死にたいけど
自分じゃ死ねないから、罪を犯して死刑にしてもらうって考えはずるい。
そういう人はやっぱり苦しみながら人生を全うすることが
一番の刑なんだろうけど諸経費がかかり過ぎだしなぁ…
>>30 >倒れたり、ビンタしたり、窓から家に入ったり、そういうシーンは無いのかと
フツーの王や麒麟はあんまりそういう事をしないんだと思うんだ。
>>27 テーマで言うなら他の話だってそうなっちまうし、内容で言うなら十二国の制度に則っての話になってるじゃん
本筋と関係ないのが残念というのならわかるんだが
多分、現代日本と明らかに被ってしまっているっていう印象を受ける人もいるのだと思う。
私は他国でやったら違和感ありありなんだろうけど、法治国家と言われてる柳の話だからこういうのも
あるんだろうな、と思ったけど。
こういう形で柳がどういう国かがわかったのも違和感を生じさせる原因なのかもな。
>>32 じゃあ脱走する王や麒麟は普通でいいんだよな
スレ住人は高笑いする主上をyomyomの向こうに残し、
眼を背けるように俯いたまま、重い足を引きずってスレを離れた。
>>30 >倒れたり、ビンタしたり、窓から家に入ったり、そういうシーンは無いのかと
ワロタw
そんな風には思わなかったけれど、今回舞台がものすごく狭かったから、最初から最後までどんよりした室内のイメージ。
ちなみに自分は、魔性の子のようには感じなかった。
あれには本来あるべき場所へ帰れるという安堵感があった。
もうちょっというなら、今回の読みきりにも絶望感や後味の悪さは感じなかった。
さんざん理屈や説明を読んだけど、なんかひねりのない普通の終わり方だったなーって感じだった。
死刑のある世界に起こり得る、宣告するものの苦悩。
多分、どっちの結末に転んでも同じ感想だったかと。
>>33 「十二国の制度に則っての話」じゃなくても、まったく同じテーマで書けるんじゃないかと感じさせてしまうのが問題かと思う。
確かに官吏は仙人で不老長寿だし、十二国世界独特のものだろうけれど、そこを普通の人間に変えてしまっても、ほとんど問題なく進行できる内容だった。
>>27で書いているように、他の話では十二国記の世界観じゃないと書けない内容に昇華されてた。
本筋と関係ないのは、自分は別に気にならないよ。
>>34 >現代日本と明らかに被ってしまっているっていう印象を受ける人もいるのだと思う。
それはかなり強烈に感じたなぁ
国の状況に沿ったテーマだし、話としてはありなんだけど
現実に当てはまりすぎてるが為に、読みながら現実に引き戻された部分がある
>>38 今まで常世と蓬莱の落差をさんざ描写してきて、ここでいきなりあからさまにリンクしちゃったからなあ。
ある意味十二国記の「同人」を読んでる気分にさせられるところもあるんじゃないかと。いや本人が書いてるけどw
今回の話で、柳が傾いた理由は何となく察せられる気がする。
要は、法は理で動くけど、人間は根本の部分で情で動く生き物だって所が問題なんだと思う。
理性的に見えた英庚ですらそうだった事に最後に気付くわけで。
なおかつ、人間の情そのものが矛盾していて、状況や立場によって簡単に揺らぐもの。
だから、法がいかに完璧でも、それを厳密に適用するのに人間は耐えられない。
で、最後には英庚の先妻のように法を憎むようになると。
本来なら、こういう矛盾を最終的に引き受けるのが王の役目なんだろう。
今回だって、劉王が裁下を下していれば英庚たちは責任を負わずに済んだし、
狩獺が死刑にならなくても、恨みは劉王一人に向かって英庚の家庭が崩壊危機になったりしなかった。
劉王はこの件で支持率を落としても他の部分でがんばれば挽回可能だし。
司法官は基本的に恨まれるばかりの職だから、そこに最終的な責任を負わせるのは酷だよ。
前に尚隆は柳の制度を、王がいなくても勝手に政治が進むシステムができてるみたいに言ってたけど、
実際には柳の法治主義でも王の存在は不可欠なものだったんだろう。
それが、劉王が重荷に耐えられなくなったのか、または別の理由で役目を放棄した。
そのせいで、今まで王が引き受けていた矛盾があちこちで噴き出してるんじゃないかと。
作者の作風が元と離れてきたような気はしてるけど、柳の問題とは関わりがある内容だから、ひしょよりは本編に戻ってきたのかな
ただ現実世界の問題と近すぎて、何の作品読んでいるのかっていう気持ちにはなるね
十二国のシステムの破綻を描いているなら、最後に納得させられるのかなと期待
と言うか「外伝」なんだから
期待しすぎてた方が悪いんじゃないか?
そりゃヨムヨムは散々十二国記新作で煽っていたけどさ
なら、文句言う宛先は主上ではなく煽った広報と編集宛じゃないかと
主上がどんな形で十二国記を書こうが自由だし、
自分は外伝でも新作が出ただけでありがたいよ。
あとリュウがどうして傾いたのかってのかも何となくわかって
一応十二国の世界にちゃんと絡んでるみたいだし。
読むのは単行本化してからだけどな
作者の自由だとか編集に言えとか、みんなが話してることと本質がずれてる気がする
ところでyom yomて他に読むものある?
なんか話が堂々巡りって感じで飽きてきて途中2回寝そうになったw
十二国記を読んでそんなことは今までなかったのになぁ…
もっと短く出来たのを無理に長引かせた感が否めない
他にも書いてるひといるけど
短編読んだら余計に本編読みたくなった
忘れかけてたのにまた禁断症状が・・・
47 :
855:2009/09/27(日) 04:27:58 ID:qyzevw+I
ヨムヨムを読んで、終始天帝(もしくは十二国システムを司る存在)を感じてゾクゾクした。
もしかしたら天帝も十二国に飽きているのではないかと。
わざわざ矛盾をついて国に波乱をもたらす存在を創り出すのも天帝だというぉぉ、考えがまとまらない。
>>前スレ988
処刑はしている。風の万里でも、斬首か晒し首が最高刑と祥ケイを用いて
説明しているし、昇鉱を捕まえに郷府に陽子が急襲した際も罪人の処刑に〜
という下りがあるんで。
まぁ、昇鉱達がどうなったかは書かれて無いので解らないけど。
主上、はやく本編の続刊をお願いします。。。
ヨムヨム楽しみにしてたけど
店頭でぱらっと見て、買うの止めた
孫が「姉さんと子供の事は僕に任せて下さい」みたいな事を言った時に
まさかの不倫展開か!?と思ったw
ワロタ
蒲月はいいキャラだね。端役なのが勿体無い。
「皆さんが望むものを書けそうにもないので
もう書きません」
いやそれは・・・
とりあえず、”面白かったです!”っていうファンレターでも送っとこうか
そうやって作品を放り投げた前例があるもんなあ…
つまんなかったとか余計な手紙送る気はないけど
面白かったと心にも無いおべんちゃらを送る気もしないわ
面白かったですなんて書いたら、今後この流れの話ばっかりになったりしてな…
それはごめんだ
別につまらなかったとか作者に手紙とか送ったりするつもりはないけど
今回の話は自分にとっては面白くなかった
ただでさえ動きがない話なのに長すぎなんだよね。
半分とは言わないまでも2/3くらいの長さで
引き締めて書いてくれてたらとは思う。
題材と「愚かな判断」が国を傾かせる、ってほのめかしが下手に現実とリンクしてるせいで
短編集発売のあかつきには巻末に解説者がついて
「だが考えてみて欲しい。現代日本の我々にとっても、耳の痛くなる警鐘が、読みとれはしないか?」
「作者は虚海のかなたから、現代社会の中で鬱屈感にあえぐ我々へと、幼い子供のいたましい死や
純真な、しかしそれゆえに根源的な問いかけという形をとって、あるメッセージを送ってきてはいないだろうか」
「今こそ、あなたも私も「十二国記」を読んで、陽子や泰麒、六太たちとともに、そして幾多の
真摯な子どもたちとともに、新たな魂の冒険に出るべきなのだ」
と、主上がとりあえずあからさまに言ってない部分をズバリ暴露しちゃいそうな気配がするw
いや絶対主上は意識してるでしょ。現実の蓬莱の裁判員制度や死刑廃止論議を。
1乙悦
r⌒\// ////:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;でてないよ/
(´ ⌒)\ ///:::: (y○')`ヽ) ( ´(y○') ;;|// //もう2009年9月・・・・
ポッポー || \|::: ( ( / ヽ) )+ ;| _/ /ヽ /ヽ
人 \ + ) )|~ ̄ ̄~.|( ( ;/ / ヽ / ヽ
(__) \ ( (||||! i: |||! !| |) ) /__/U ヽ___/ ヽ
まだー(__) K社 \+ U | |||| !! !!||| :U /__/ U :::::::::::U:
(・∀・#) マダー \ | |!!||l ll|| !! !!|/| | マ // ___ \ ::::::::|
_| ̄ ̄||_) \∧∧∧∧/ | | ダ| | | U :::::::::|
/旦|――||// /| < 新 > | | |..|U | | :::U::|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . | < 刊 > l ├―‐┤ U ...:::::::/
|_____|三|/ < の マ > ヽ .....:::::::::::::::::::::::<
─────────── <. 予 ダ >─────────────
へヘ < 感 | >斧じゃ!K社の麒麟じゃー
// ⌒丶 この無能 < ! >マダーなのは全部こいつらのせいじゃ!
(从ハ从) ∨∨∨∨\俺の後ろに転がってるDVDも
)§´∀`リ. | | ガッ. / マダ-マダ- \ 屍鬼もyom yomも
とハ† _ ) | | /〃〃∩ _, ,_ \こいつの仕業じゃ!
Y /ノ 人 〃⌒ヽ ⊂⌒( `Д´) <\ :::::::::.: .:. . ∧_∧ . . . .
/ ) < >ノ人ヽヽ `ヽ_つ ⊂ノ \ :::::: :.: .. /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : ::
_/し' //. Vノノ´∀`从 _人__,.イ.、._人_人_人 ::: :.: . ./ :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.
(_フ彡 {ハ Y ハ K麒の仕業じゃ! >\ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
/ ⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒ \
yomyom読みましたが、ストレスたまりますね、あれでは・・・新刊マダー
これ十二国記で書く必要なかったんじゃないのってのが正直な感想だ。
>>57 なにその予知w
すばらしい。確かにそんな解説あるある
今回の話、自分は面白くなさすぎた
死刑にするかどうか悩むのはわかるが堂々巡りの話で
ページ数稼ぎすぎ
>>52-54 悪霊シリーズの続編、ゴーストハントですね
あれは泣いた。自分は続編の方も普通に良かったと思ったから尚のこと
心にも無い事を言う必要は無いと思うけど
新作の全部が全部嫌いだったって人は極僅かもいないんじゃないか?
良いところを良かったって言って、良く思わなかった部分は黙っていれば良いと思う
良い反応が沢山来れば、良い反応が来なかった部分は自然と分かる
分かることなのにわざわざ気に入らなかったなんて言うなんて良くないこれは良くない
そんな事をすれば主上のモチベが更に下がるどころか
ゴーストハントと同じくむしろもう書きませんと意地になってしまう
>>63 まさかとは思うけどそれは「感想の手紙やメールを出版社や作者に送ることについて」だよね?
2や個人のブログでのことは範囲外だよね
それならいいんだが
ブログ検索で”十二国記”って検索してる主上がいたら・・・
書きたくないものを書くほど困ってない
つまり稼ぐ必要ないんだなと
>52見て似たような言動をしてたお寺のお嬢を思いだしたわ
>>64 そりゃ、ここや個人のブログ等でも「批判するな」って意味なら
ただの太鼓持ちじゃん。ファンだからこそ言いたいって事もあるのに。
良い事でも悪い事でも何も反応しないのは、作品にマジで興味無い層だよ。
>>65 www
するなとは言わないが(てかしてるよね、PCはワープロです!って時期は過ぎてるよね主上)
した結果が悪いようにしかならないだろうな
いまや話を進められずに突っ込まれる設定の間隙を埋める方向・自分がモノ申す方向に行く
あまりよくない意味で自己作品の二次創作してるような感じだし
だからと言っていい感想抱いた時だけ書け!ってのはないわー
>>67 うん。主上が太鼓持ち期待してたら(←そうファン(63とか)が思ってたら)あんまりだ。
流石に
>>63はそういう意図じゃないだろ。
誹謗中傷でもない限りブログや日記は書いてる人のもんだし、主上が見ようが見まいがそれは自己責任だし。
手紙も昔は度が過ぎた人が多かったんだろうと思う。
商業作家って、褒められるために書いてるわけじゃないでしょ
もちろんできれば良く評価されたいだろうけど…
読者が率直な感想を述べるのは大切なことだよ
感情的な批判や攻撃は論外だけどさ
>>70度が過ぎたと言うか、脅し等の犯罪ならともかくそうじゃないなら
賛辞も批判も感想だからな。送る・送らないは読者個々人の自由。
それを読む・読まないも受け取った側の自由。
だんだん作品と関係ない方向になってきた
本編読みたいね〜
いつか読めるのかな
生殺しを過ぎて、干からびていたところに、ちょろっと水を与えられる感じだ
別に批判送っても構わないと思うが、個人的には馬鹿だと思う
っていうか、お前らその歳で本気でファンレター書く気か?
すっかり忘れてたけど柳の太子って風万の楽俊の会話で出てたんだな。
主上としては、十二国記の話を通して、読者に政治や社会について考えてほしいんだろうね。
でも、読者の大半が求めているのはあくまで娯楽小説としての十二国記であると。
主上には、それにめげずに、娯楽とテーマのバランスを試行錯誤してほしいな。
本編と今回みたいな短編を交互に連載するとかさ。
最初は買う気が無かったけど、今までスレ読んできて手に入れてみようかなと思ってきた
なかなか面白そうな話題だ
終わり方がハッピーエンドではなさそうなのも良い
>>77 自分は、小野さんが自分の考えを述べようとしているように感じて、
そういう部分ではしらけてしまう。
世界感や設定はとても面白くて魅力的なんだけど、登場人物の発言が
痛いことが多い、ような…?
落照でより詳しい官吏の役割が描かれたよね
丕緒は冬官、 落照は 秋官
必要というか、描けてなかった部分を描いた感じがするね
外伝としたら十分かと思った
民達が狩獺死んだぜひゃっほー劉王万歳って笑ってるそばで
8歳の子供が妖魔に食われるっていうラストだったら十二国記っぽくなったんじゃないかなぁ
ツッコミ一瞬意味わからなかったんだが安価間違えてたのかww
>>76 そうそう、楽俊は褒めてたけど、実は問題児だったんだな。
てか、王の息子ってだけで高官について政治を引っ掻き回すんじゃ、公主時代の祥瓊よりずっと悪いじゃん。
この辺りや、帰山での柳は出だしでつまづいてたって話を考えると、劉王自体は大した人物じゃなさそう。
柳が傾いている事に裏があるってより、もしかしたら今までの柳の成功の方に何か秘密があるのかも。
マスコミのセンセーショナルな報道に踊らされてる小市民ならともかく
ちゃんと「数字」でものを考える現場の官僚なら
服役囚の中での比率が例外的なほどに少ない異常殺人鬼にかかる
税金を心配するなんて非現実的なんだけどな。
>>22 別に卒業してないよ、十二国記を含め昔読んでたラノベの新刊を待つ続けている時点でw
ただ単に年齢だけでなく、ラノベや封神みたいな話を好んで読んでいた頃の自分と、
文化大革命とかを読んだ自分では消化の仕方が変ったのかもしれない…
>>87 あれは税金の心配と言うか、凶悪犯を税金で食わせるのは納税者が納得しないってことだろ。
そもそもあの議論はディベートみたいなもので、
本音は「殺人犯を許せない」と「人を殺したくない」という情のせめぎ合いだったんだし。
面白かったという意見も、いやこれは十二国じゃなくてもいいだろうという意見も
どちらもそれぞれに納得できて、スレを楽しむためにyomyom買った気分だw
今後本編進む事が保証されている状態だったら十二国の世界が更にわかったという意味でも
いい外伝だけど、このまま本編放置プレイ・外伝もいつ出るかわからない状態でこの外伝は
きついかも。ヒショ以上に飢えが癒されない。余計に本編の新刊が望まれる_| ̄|○
今までのは、外伝でも、欠かせない意味があった気がする。
東の〜は、月影で普通の女子高生が十二国に来た場合と迷宮で麒麟を描いた後に、王とか、国を治めるということそのものを書く意図があったと思う。
根っからの王は尚隆しか居ないから、尚隆で無ければいけなかった。
図南が十二国記に不可欠なのはもちろん昇山を書いているから。
カショは、芳の区切りとか黎明から繋がる意味で、不可欠ではなくても意味はあった。だけど今回の話は、十二国記として出なくてもいいような内容だとは思う。
×尚隆で無ければ
○尚隆でなければ
あと尚隆の場合は胎果王の成功例の意味もあっただろうね
一番気になるのは王に選ばれる基準
全く想像もできない
ヨムヨム読了。
たしかにこれは十二国じゃなくてもいいテーマかも。
法治国家として名高い柳国だから秋官ってことだろうけども、官吏の苦悩は丕緒と同じ。今後春官夏官…はさすがにないか。
思ったほど劉王に関する掘り下げはなかったが、狩獺自身が劉王の鏡みたいな感じかもしれないなと思った。
どこかで躓いて、自分が無能だと感じられるようになって、周りにもそう思われていると感じて、ならいっそなんとなく成り行きまかせに無能でいるようになった…なんてね。
でも少なくともあの太子の存在が関係あるとは思えんのだが。
>93
わからないですね。それこそ雁の場合は、国情からして、新王に1から『王』たることを学ばせる時間が無かったから生まれながらの王である尚隆かなと思えば凄く納得なんですが、
才の前王の砥尚なんか思想だけで選ばれたんですよね。珠晶もそうだと思うけど。(子供に采配能力は無いだろう)
>>83冬官と秋官の仕事内容がわかった面白さはあるね。
これを読んで、秋官長になった花影がなんで
あんな弱弱しく泣き崩れちゃってたのかわかったよ。
こんな感じの事件でも事件詳細を聞いて
相手が酷い奴でも色々考えてやらなきゃいけない、
被害者の声に心を痛め、それでいて中立の立場で事を判断しないといけない。
動乱の時代にそれを担当するわけだから…こりゃ精神にくる。
珠晶に采配能力なんか無くても、ビンタひとつでみんな喜んで従うだろ
珠晶は人を集める才覚というか運気だろう<選考基準
ネタバレに行ってきたけどやっぱり評価割れてますね
>>99 そうか。なるほど。
ああそういえば珠晶→図南で思ったんですが、図南で更夜が言ってた
「玉座がどういうものか解っていたら自分が王に相応しいなんて口が裂けても言えない」ならば、
迷宮で王に選ばれた時に
「お前は小さいのに見る目がある」と宣った驍宗失格ですよね。
あくまでも更夜論ではあるけれどさ。
本編に関係ない、主要人物も登場しない、そういう短編だろうと予想していたし覚悟もしていたのだけれど、
想像以上にガッカリした。
現代世界の死刑や裁判員を題材にした普通の短編小説を読んだ気分。
これはこれで面白いけれど、十二国記シリーズとして期待していた物は個人的には何ひとつ得られなかった。
せめて本編復活の予告おまけ付きだったら
もっと明るく議論できたに違いない…
自分の場合、本屋が「遂に本編復活か!?」と煽ってて
柳国がもっと動くもんだと思って読んだので
少し期待を裏切られた感がある。
もうやる機内んだよw
>>104 本屋ひでえw 十二国記スレ裁判員は有罪判決を下します><;
どうせ主要人物出ないならコンロン(漢字出ない(汗))の話とかで最後の数ページで芳の麒麟ぽい胎果の少年か少女が出てきてくれたほうがよかったかな。
柳は傾き始めてるからこんなものかなと思ったんだけど……救いがないのは当たり前だし
秋官の仕事とか、今まであんまり出てこなかった国の話だったし、自分は結構楽しく読めた
確かに時事問題絡めすぎwとは思ったけどあんまりそういうの気にならない
賢君だったころの劉王とそのころの太子の話もちょっと見たかった
劉王にとっての太子は陽子にとっての剣みたいな物なのかな?
鸚鵡返しに盲目的に王の言葉を繰り返すその滑稽な姿で、客観的に自分の愚かさとかを見て
戒めにしてたのかなと思った
にしても瑛庚は嫁取り失敗しすぎだろう…
きっと美しくて自尊心ばかり高い平凡な知能の女が好きなんだろうな
祖父の再婚相手を「お姉さま」扱いする孫息子も十分、嫁取り失敗フラグ立ってると思うw
見た目の年齢と立場の呼称がかみ合わないなら名前で呼べばいいのに
女の扱いのわかってない男だ
もう二度と読めないだろうと思っていた十二国記を書いてくれているだけで充分。
テンションあがってくれるといいなあ。
yomyomがんばってくれー。
本編が続くなら、外伝として良い作品に仕上がってると思う。
本編で議論された天綱の在り様の一端が明らかになった訳だし。
光市の事件が影響しているように見られるテーマだけど、
ちょうど政権交代で私情に走りそうな法相やら、
中枢に爆弾抱えた人が多数いるので、
時事小説みたいになってしまったね。
読んだ
傾いてる国の話だけあって救われそうで救われない暗い話だったなw
12国の仕組みが股一つひもとかれて興味深かったぜ
新作は良いものだ
あの司法統括の仕組みは元々天綱に書かれている制度であって
特別法治国家である蛯フみに適用されてるわけじゃないんだよな?
秋官の仕組みは気になっていたが、大司寇の職務管轄がイマイチ把握しにくい
それにしても勢いがない、前回は数スレあっという間に使い果たしたのに
今更ながらyomyomに十二国記新作載ってるって知った
yomyomに何か書くってのは数ヶ月前にこのスレで話題に出てたから知ってたけど
ここではどうせエッセイとかだろって言われてたからてっきりそうだと思って
スレにも寄りつかずにいたら祭に乗り遅れたorz
さっき本屋で平積みされてるの見て、「そーいや何書いたんだろ」と思い手に取ったら
十二国記でびっくり予想外だった
今から読むぞー
確かに新作出た割には勢いないな
だからおまえらあんまり期待すんなって言ったのに・・・
前回は陽子がいたからだろう・・・
前回は陽子っていうよりも、あれだろ
「主上はひどく傷ついておられる」
>>108 自分も劉王は太子を己を戒める鏡にしてたんだと思った。
今回の話は十二国記世界ならではと、すごく面白いと思ったよ。
ただ、本編の続きを今まで以上に待ちわびる気持ちが強まった。
本編で今後の柳や劉王の姿が分かれば、
深みがさらにます話なんだろうと思ってる。
何が言いたいのかと言うと、新刊マダー?
『死なないラインハルト』を書いてみるのが目的なんだっけ十二国記って。
『死なないラインハルト』の成功例を尚隆で書いて(あと書かれてないけど藍滌も300年続いてるから成功例かな。奏は『ラインハルト』ではないけど)今は失敗例を書いて、最後に陽子に戻って主上なりの結論で終わりかな。
劉王は最初に死刑は許さずと言ってしまえるぐらいだから
誰かの死を背負うには心弱く優しい人間と見た
傑物であるし王の器たり得るが民や国全ての責任が自身に募るのに耐えられるほど強くはない
だからこそ法による囲いでごまかしてきたが
たった120年でその自分の責任回避の檻を容易く飛び出て
法の範疇に収まらない理解しがたい人間が出てきちまったんだな
それを容易く国の意向の枠に収まらぬ負の因子として取り払う決断をするには善良すぎるのかもしれん
民として愛しているとかね、瑛庚達が遺族の前に引き渡したいと思ったのと似た感じか
そういうところで色々鬱になってきてる感じはしたなw
そこを乗り越えるために悪く言えば成長しない、よく言えば変らない太子がいるのだと思うが
上の官吏はまともで立派な人が多いみたいだから王も官吏と同じ人なのだと言うことに気がついて
支えるなりして持ちこたえて貰いたいが、どうかね
>>120 すまないがこれが頭に
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ,
// ""⌒⌒\ )
i / ⌒ ⌒ ヽ )
!゙ (・ )` ´( ・) i/ 友愛
| (__人_) |
\ `ー' /
ノ \
おまえら責難は成事にあらずだぞ?
>>121 うーん、話ばかならず分かりあえる、性善説を信じるみたいな理想の高い人っぽい感じがしただけなんだが
韓非子は性悪説だから法でもって罰することを旨としているが
劉王は法に頼った統治だけど出所が逆っぽい感じ
善人尚もて往生をとぐいわんや悪人をやの親鸞とかと近いような
でもそうやって一つ一つの悪人だと思い込んでる人間に対処するには国はでかすぎるよな
腐ったミカンは無理して食べるよりも
他がどんどん腐る前に捨てるのが正しい判断で
ミカン一つ救えなかったと嘆くのならそれを忘れず己でその罪を背負うしか対処がなさそう
王や官吏は辛い仕事だね
柳王放置(ぷれい)国家かよ・・・
なんとなく、"太子元気で留守がいい"と思った。
利広は国にいれば国庫を湯水のように使うらしいしw(利達は国にいるけど)
>>111 >本編が続くなら、外伝として良い作品に仕上がってる
要するにこれなんだよ。例えば2ヶ月後位に新刊が出ると確約されていて
この内容だったなら、「12国記である必要がない」と
言っている人達もかなり大目に見たと思う。
取りあえず、乞うご期待、みたいな。
でも次に新作が出るのかどうかも不明な状態であの内容じゃね…
>>111,
>>125 やっぱりそこだよな
本編が進んでる脇でこの外伝なら何も問題ない
本編が見込めない状態で、世界観よりテーマを強く見せ付けられてしまうと
本編の続きを書く気ないんじゃないかって不安を煽られるというか…orz
yomyomに新潮社に載せるにあたり、
王や麒麟を前面に出すことをしないような契約でもしているのかな?
だから外伝でも王や麒麟が主人公でなく
官吏を主人公にした内容を掲載しているのか
>>127 『十二国記』のメイン出版社が講談社だから有りえる
129 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 18:27:05 ID:4WNPIUR+
そんな一十二国記いやだ。
>>125 その台詞は、過去に聞いたことが
黄昏の岸暁の天 の評価で 年末の新刊待ちだな・・・・ という
orz
だろうな。
新潮社に引っ張ってこれたのは、「魔性の子」という前例があったからだろうね。
本編がでるとしたら、やはり講談社からになるんだろうな。
もう8年か… キツイわ…
133 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 18:32:41 ID:4WNPIUR+
泣けてきた。
今回は誰にもこの話を、「新作だよ!」って貸すことができないよ
134 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 18:38:32 ID:bdA/4NnI
どこか投げやりな劉王→主上
死刑を求める感情的な民→続編を求めるファン
狩獺→今回の続編
ということで。。。
>>134 だれうま(つД`)
死刑が駄目なら仙籍に入れてプロメテウスみたいにすりゃいいじゃん
と思ったら物凄く酷い刑としてあってちょっと自己嫌悪したw
>>135 新刊を8年出版しない作家の処罰方法を考えようか?
そもそも貸すな
泰麒と陽子を主軸とした本伝になんら寄与しないだけで
内容とか組み立て方はいつも通りの主上だと思ったが
なんでやるきがないとか投げやりになるのかわからん
講談社じゃないしなんか規約はあるかもしれんってのは同意
もう一本ぐらい短編書いたら新潮から外伝が出せそうだな
私もそこまで悲観的にならんでも。とおもた。
流れ豚切るが、なんというかリアルな内容だな。
「どうせ俺は屑だ」という甲羅の中に逃げ込んで…のくだりで、
傾麒が脳裏に浮かんだw 民の心の安寧の為に排除すべしとかw
750円返してー!
太子は劉王の理想の鏡だと思うが、
理想だけでは政は行えないと、どこか客観的に見ることもできる自分も持っている
けど、あまりにも理想に猛進する太子にいささか呆れてるというところが見られた
恒久的な治世という理想より、一時の平和だけで満足している
もしくは、「劉王以上の劉王」と言われてる淵雅に無理難題を叩きつけたのかもしれない
劉王は太子に嫉妬をしたのか?
太子が大司寇という役職を担えるかというのではなく、
息子は王にあらず、自らが王であるということを示したかったのか?
「大辟を用いず」といったが、太子はどうするのか
秋官の長として責務を果たすか、斡由のように部下を売るか
劉王はそれを見たいのか・・・
民は不安を取り除くことに懸命だが、
劉王は目の前の不満をとりぞ退こうとしているのかもしれない
という妄想でした
明日月曜日だからな傾麒が来てもおかしくない。
>>141 さあ正体を(ry
145 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 19:55:35 ID:4WNPIUR+
次はいつ読めるのかなぁ?ガラスの仮面の連載がはじまったんだから、望みはすてない。
つーか、ただ感想を言いあえるのが久々で楽しいれす。
>>121 自分もそれは友愛だ!と思ったw
他社(yomyom)で王麒麟を書かない契約というより
講談社でないからこそ、WHFT読者を意識しないで自由に書いてるんじゃないかな
発売当初からの読者だけでなく、アニメの影響でリアル中高生まで読者層が広いから
WH向けとなると下(WHが本来ターゲットにしてた層)の方の読者を意識しないといけないから
魅力のあるキャラクターが前面に出てこない話は辛いと思うんだ
そもそも「少女向け・ラノベFT」は、主上自身が畑違いジャンルとして葛藤しる感があって
掘り下げすぎず終わらせるつもりだったのに、思っていた以上に人気が出てアニメにもなって、
それに伴ってかどうかは謎だけど、構想を練っていたら当初よりも書きたい事が出て来て…
>外伝のままにしておくわけにはいかない事情ができたんです。構想の上で。
これって当初は泰麒話を本編の時間軸・陽子に絡めて書く気もなかった?
構想が膨らむにつれて、元々の主上の「畑」に近づいて(戻って)しまって、
でもそれをWHFT枠でどうやって消化するのか、って所に来てそう
なんとなくyomyom短編は文庫化したらWH無しで講談社文庫か新潮文庫から出そう気がする
読み終わったーー
確かに現実的というか、この司法は古代の中国とかにモデルがあるにしても基本的だし議論のテーマは現実と変わらないし
清花にirirしたけど、今回に限ってあんな行動を起こしてしまったこと自体
すごく身近な傾きの顕れのひとつなのかね。あと蒲月が手をいたわるシーンが和んだ。
最後の勝者のような笑いと瑛庚たちの敗北感ってのはなんだろ、沈むことを防げなかったから?
狩獺のほうは昇紘思い出した
前スレで話題になった「風の噂」
思いっきり使われてたな
そもそも今回は当初はエッセイの予定だったんじゃない?
「日本の死刑制度と裁判員制度を考える」とかってテーマで。
それが、予告で小野不由美の名前が載った途端尋常でない問い合わせが殺到し、
真っ青になった編集が急遽「小説」という形で発表してくれと懇願、
どうせなら前回評判の良かった十二国記にしちゃえーと強行、
「一回だけって言ったじゃないですかー」と渋い顔の講談社も
ほとんど十二国要素のない梗概を読んで「まあこれなら…」と承諾したとか。
スレの流れが、ヨムヨムで出るぞっ
十二国記は確定だぞ。タイトル決まったぞ
って頃は皆、期待してはいけないだの
王や麒麟は出てこないどころか本編キャラもきっといない
本編とは全く関係ない話に間違いないとまでに言っていたじゃないか。
だがそれでも新作と言うだけで喜んでいたのに
いざ新作が読めたら、このありさま。あの謙虚さはどこへいったww
もちろん民意を反映していただくために、責難(ry
>>150 問い合わせの下りはともかく、当初はエッセイまたは違う作品だったものを
交渉して十二国記にしてもらったっつーのは自分も想像した。
一週間ぶりに来たんだけどウワサの新作はどーいうことになってるの?
31の
>しかし現実でもそうだけど、生きる希望が見いだせなくて死にたいけど
自分じゃ死ねないから、罪を犯して死刑にしてもらうって考えはずるい。
これってしゅだつだけじゃなく劉王もだよね
民を救うように法律、つまりシステムを作ってて思ったんじゃないの?
しゅだつのようなけだものでさえやり直す道を与えるために死刑廃止にしても、
自分はいずれ天帝によって死刑になるんだよ
見事な法治国家を作り上げた劉王だけに、天のシステムに
何か思うところがあったんじゃないかっていうのを感じた
だから王が何を考えてるか直接的に書かれるよりもなんかリアルかな
えいこうの考えてることも天帝が考えてることと変わらない気もしたし。
スレを全部読んだのだけれど絶望と呪詛の声しか見当たらないね
新作は柳の国の死刑論議みたいだけど
なんか秘書よりさらにアレみたいだね…マァある意味他社での制約だらけの仕事の中で
主上がスレの民の「柳国の話も読みたいです!」って声に耳を傾けてくれた結果かもね
だからさ、ある意味このスレの願いは叶ったはずだよ
…我々の願いとは違ったカタチでね…それなんて猿の手…
たまたま寄った本屋でyomyomが大量平積みで真っ黄色の山が出来ていて
「十二国新作掲載」とポップ付きだったから急いで買ってきた。
昨日発売だったのかー。長らくスレ見てなかったから知らなかった。
十二国記じゃない短編として見るとそれほど感銘は受けなかったけれど
十二国記外伝としては面白かった。柳の内情が気になってたから。
ちょっと予想外。王は生きて玉座にいて
再三再四求めれば会うこともできる状態だったのか。
誰かブレーンがいたのが消えたわけでもなさそうだし。
>>156 > スレを全部読んだのだけれど絶望と呪詛の声しか見当たらないね
そうですか
俺と同じスレを読んでるとは思えませんな
たぶん俺とも違うスレをみてる
個人的には十二国記の外伝として充分に面白かったけど
読みながら「納得できない声も多いだろうな」って気はした。
あんまり死刑の是非にとらわらず、ハズレしかない選択を強いられた国官と
それを強いる国状、どう足掻いても崩壊していく様みたいな感じで捉えたほうが
いいのかもしれない。物語通りでも、仮に別の結論を出したとしても
破綻の未来しかないし。
この話の後か、同種の事件をいくつも経た後に利広が柳に訪れて
柳の国民を「浮かれている」と評したのかと思うと背筋に冷たいものが…
戴はどうなった…
今だ回答はありません。
それはもうタイ変なことに…
万が一どうしても書きたくない場合は
結局のところどういうからくりだったかだけはお伺いしたいw
>>155 ん?
しゅだつは生きることや目的に対する手段が常人とは相容れないだけじゃねーの?
自分は変るつもりはないし生き方を変えられないし枠に収まるつもりもないが
ケダモノとされて他の人の倫理観じゃ相容れないのならさっさと排除すればいい
そういうのに見えたが
気力が萎えてるっぽい劉王とはまた違うんじゃねーか?
前回と比べるとこのレスの少なさは
この一年で減った民の数なのですね
168 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 22:02:20 ID:4WNPIUR+
そだね。読めないよりはいいやね。小野主上が生存してるのがわかったし。
あの冴えた文章を読めたのは嬉しかったし。
本編が書かれる望みがあるのならそれまで外伝で繋いでくれても個人的には嬉しいけどな。
まだ世界観に浸ってたいしいろいろつまみ食いもしたいし、
終わっちゃったら終わっちゃったで希望がなくなるからw
ただ本編を書かなければ書かないほど期待とそれに応えるハードルは高まる気もするけどなw
フツーの仕事だったら8年前やってたこと以上のことをするってカンタンなんだろうけど
創作活動はそうもいかんよな
まぁみんな薄々わかってたんだろうね
どーせ本編は進みはしないって
だから絶望のレスが少ない分前回より伸びないんだろうね
解ってたんだよ
みんなわかってた
もうとっくに信じることは止めてしまった
自分勝手な期待をすることは止めたはずさ
客観的に見れば本編は止まってもう八年で今更外伝ともよべない外伝をちまちまやるようなシリーズが
過去の面白さを取り戻して再開するなんてありえるハズがないもの
わかってた
そのはずさ、それなのにどうしてこうも悲しいんだろうね
あと何年かしたら、新作に期待をすることも、裏切られて涙することもなくなるのかな
悲しいよね
悲しめなくなることがさ
悲しい悲しいお話さ
ID:NfeAoU+U はどんだけがっかりしたんだよ、気持ち悪いな
いつもの妖魔じゃないの?
どんなに好きな物だって自然に任せていたらいつかその気持ちは消えてしまうから
好きで居続ける努力が必要なんだって
でもそれはやりすぎると偽りになってしまうよね
あれほどまでに愛した日々の残りカスを後生大事に抱きかかえて生きていく
それに何の価値があるのだろう
私だってこの作品を好きでいたかった
でももう苦しい
嘘をつき続けることが
そうだこれはもう愛じゃない
惰性と妄執の残りカスだ
私は十二国記を卒業しよう
それが私が愛した十二国記を綺麗なままで思い出にするたった一つの方法だ
さようなら十二国記
この作品は私の青春を確かに彩ってくれた美しい花だ
花は枯れてもその記憶だけはいつまでも忘れない
ありがとう十二国記
そしてさようなら
>171,174
その時花子は太郎の与える快感から逃れようと、まで読んだ
176 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 22:41:56 ID:iRPy16Ux
死にたい死なせて私の心は虚無
ところで今回死刑の是非についてみたいなテーマがそもそも
成立しうるくらう常世では人命尊重の意識があったことが意外
妖魔に襲われたり天変地異で人はゴミのように死んでいく世界のイメージがあったので
罪人一人の処遇にそこまでアタマを悩ますかね
まあ荒廃してる国と安全に繁栄してる国じゃ違うだろうケドさ
178 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 22:44:36 ID:4WNPIUR+
いろんな解釈というか、感想があって、読み直す時の参考にするよ。あと、とりあえず、既刊を読み直します。やっぱり好きだし。
正直なところ戴の話は、帰ってきた泰麒と李斎が戴に向かっていったところで終わってても良いわ
驍宗がどうなったか、どう混乱を治めて戴を再生に導くのか知りたくないわけではないけど、
読んでしまったらそれまでのような気がするし、単なる冒険活劇のような感じになりそうだし
それよりある程度国が治まった後の治世の難しさをやってもらいたい
連休明けだからきついのだろうね傾麒
>>179 「単なる冒険活劇」こそ読みたいね
俺が本編に期待してるのはまさにそれ
> 読んでしまったらそれまで
この気持ちはわかる
すごく良くわかる
だから、新作が番外編だと少し安心するんだよ
本編が読みたい気持ちの裏返しだね
ガラスの仮面連載再開したの?!
このスレに来て一番の収穫が↑だったorz
750円に見合うかどうか明日本屋で考えて来るお…
私はやっぱり戴の話読みたい・・・
驍宗がどうなったのか確かめたいし誰が裏切り者だったのかもはっきりさせてほしい
というか正直最後まで書けないのなら中途半端に終わらせないでくれって思って
しまうよ。
いたずらなkissの作者みたいに不慮の事故で死んじゃったらしょうがないけどさ
185 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 23:02:07 ID:uopcFg7f
読み終わったー!
外伝だと最初から解ってたから、十分面白かったよ
柳って麒麟が国政を布いている気がしてるんだが、そう感じたの俺だけ?
今回も天の矛盾に少し触れられていたけれど、麒麟や天のシステムには限界がある、っていうのを官の視点から描いた話なんだろうなと解釈
阿選の動機や劉王が政に対してなげやりになった理由を知りたいから
新刊を待ち続けてるけれど
今回の狩獺のような、いまいちスッキリできない答えで終わりそう
と内容うんぬんよりそういう不安を感じた短編だった。
>>184 自分も戴の話が気になる。
続編書いて欲しいよ。
作家が一番大変だろうけど、編集者も大変だろうなw
とりあえず今回の話で、天官・春官はテキトーな奴、地官・秋官は適当な奴を置くべし
ってのがわかったのがおもろかった
今回のを踏まえた上で、現在の柳の滅びたところを見たいかな
柳がある程度に滅びないと戴の話ができないと信じて・・・
新作マダー
延のトリオは将軍・地官・秋官と、大事なところの人だったのが
良かったんだな。
>>188 黄昏でも書いてあったが天官と春官は王宮の祭事や実務担当だから
国政に直接関わらないからじゃないかね
かといって考え無しにおいたら陽子みたいに王宮で襲われるし色々問題ジャネ?
まあ王が締めるとこしめとけば影響が少ないせいでテキトーでいいのも事実だが
今回の話には劉麒はかけらも出てこないんだな
当然死刑反対の立場なんだろうけど
>>191 だからこそ柳の太子みたいな人間にはうってつけだったかもな<春官
確かに傑物ではなさそうだったけど、マニュアルを実直かつ誠実にこなしてくれそうって意味で
>>179 混乱を収められるとは限らないんじゃないか?
李斎は殺されて泰麒も封じられるとか殺されるとかして
戴の民が死に絶える可能性もある
文庫本全部人に貸したまま、新作読んだ。
すまんがちと教えて欲しい。
ええと、今回の話に出てきてる柳の王は本編時系列ではもう死んでて、
柳はただいま滅亡中。劉麒か劉麟の卵は行方不明。
太子が「王を止められなかった罪を償う」と言って苦役についてる……
と、これでいいんだっけ?
196 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/27(日) 23:46:11 ID:4WNPIUR+
スレ違いだけど、ガラスの仮面は8月に新刊もでたよ。あと別冊花とゆめで連載中。しかし話は特に進んでいず。でも着実に連載してるよ。
麒麟が死んだ後、王が余命を知りつつがんばる話っていままでなかったし、
載がそうなる可能性もあるな。
劉麒の話題はもう言うこと言ったから会う気ねーわーという王に
劉麒に泣きついてやっと謁見できたってあたりぐらいか
失道すると采麟みたいに政治なんて無理な状態になるとしたら
劉麒は一応まだ失道には至ってないっぽいね
それで思ったんだけど景麒も失道したことがあるんだよな?
采麟の例を見ても景麒が当時どんな状態になってたのか想像がつかない
>>157亀ですが
>ちょっと予想外。王は生きて玉座にいて
>再三再四求めれば会うこともできる状態だったのか。
>誰かブレーンがいたのが消えたわけでもなさそうだし。
確かに意外だった。
尚隆と利広の会話で、劉王は玉座にいないのだと思ってたから。
>>195 > ええと、今回の話に出てきてる柳の王は本編時系列ではもう死んでて、
> 柳はただいま滅亡中。劉麒か劉麟の卵は行方不明。
それは芳
> 太子が「王を止められなかった罪を償う」と言って苦役についてる……
それは巧
> と、これでいいんだっけ?
よくない
>>195 まあ、なんだ。取りあえず既刊を回収して50回ほど読め。
そういえば、前スレで10回読み返してた人、終わった?
エロい記憶違いでワロタ
ID:4WNPIUR+
下 げ れ
>>193 太子は秋官だろ
大司寇って書いてたじゃん
>>再三再四求めれば会うこともできる
後宮にでも隠れてるのか?
もしや女に溺れてるのか?
>>193は太子が春官だと言っているのではなく、
「春官だったら」って意味だろう。よく嫁。
元々無能だったが、法の整備には長けていて、初期は傑物に「見えて」いた。
ところが法を無視する凶悪犯が現れ始め、王の手に負えなくなってきた。
自分が無能であることを悟られないため、実際に携わることはしなくなった。
と読んだ>劉王
十二国記で書かなくてもよいテーマだったが、十二国記で書いてもしっくりくるテーマだった
>>180 風の万里の十年、二十年くらい後かな
そこまでは朝廷の綱紀を一新したり、荒れてた国を建て直すのに忙しかったりするけど、
それが取りあえず一段落した時の話
だんだん目についてくる官吏や民の怠慢や、取り立てて罰する程ではない事をどこまで許容するか
国を治めるのに必要な柔軟性をどうバランスを取っていくかが見たい
>>194 あぁ、そう言われると戴の話も読んでみたいし、せっく面白い世界設定だから十二国記の設定を使った話をもっとみたい
影武者かもしれないけどな>劉王
あとは舜だけだなあ
いつ舜について話に出すんだろうか?
次の外伝は漣にしてくれんかな?
あの王が仕事してる所を見たい。
というより、仕事したがる官吏をどうやって抑えるのか興味ある。
>>102 驍宗の場合道理が分かってるから別格風味だと思ってる。
あくまで風味なんだが。
>>207 動きが鈍いだけで無能にはあんま見えない気がした
劉王は元々民や国の一切を背負うのが不安なタイプで法という第三の王を作り
完璧な枠組みでもって国を型にはめて統治しようとしたが
その枠を越える異端がぽつぽつ現われたり
その枠組みに疑問を抱くものがでたりと己の処理能力を超えてきたので丸投げって感じに見える
箱庭システムを再構築するSEに誰かがなるか
王自ら改めてシステムを再構築するしか道はなさそう
柳は小さい天みたいな国に見える
>215
その様子が官には無能に見えてるだけなのか、実際無能なのか、どっちかね。
無能の王はカショでもいたしな。
>>214 ギョウソウの場合は奢り・慢心ではなくてギリギリ自負や責任感だろうからな
まあ端から見て慢心ととられることもあるだろう
だから味方と同じく敵も作りやすい人なのかもしれんね
>>216 理想だけが高くても実現出来なければすなわち無能だからな
劉王は少なくとも120年は形にしてみせたから
真に無能かどうかはここが正念場ってかんじか
>>194 主上のインタが有効なら泰麒が戻ってもなお収拾つかせない可能性、
もしくは悲劇的結末の可能性もありえるよね…
あっけなく李斎や泰麒の死とか、王が出て来ても五体満足か(これは想像するとコワイが)、
王が王を続けないで死ぬ、麒麟は角無しですぐに次王を見つけられないから殺される、とか
なんとなく陽子の時間軸は、いきなり何十年後って飛ばないような気がする
その中で天へのジレンマみたいな話を進めるには、結構直近で更なる絶望的状況がありそう・・
しかしこのスレで無能と言うと某麒を思い出す。
おや…こんな時間に誰かきたようd
>>210 さすがに麒麟が黙ってないんじゃないか?
麒麟が率先してやってるなら別だが病みそうだ。
驍宗は重臣の一人として間近で王に接し、彼なりに玉座がどういうものか把握し
自分が玉座に座ったらどうするか、どうしたいかの着想も固まってたんだろうな。
ただキャリアが裏目に出て、王としての考え方、振る舞いが
「王権を持った将軍」の域を出られなかったことが綻びのもとになってる気がする。
223 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/28(月) 01:43:43 ID:WxBMQGP7
戴の話、少年ジャンプなら泰麒の前で李斉が死に
悲しみの余り泰麒の感情爆発。オ−ラと共に角再生でケリが着くんだけどな。
小説じゃ陳腐過ぎるか(^^;)
李斉の仲間が疫病が流行るみたいに裏切るってのはヒンマンに取り付かれてたりして
阿選は妖魔と取引して戴を滅ぼす気なのだ。
なんて想像。
ところでジョウユウって名は何から付けたんだろ?どうしても上佑を思い浮かべる…
>>222 おいおいおい
なんていい考察なんだよ
思わず鳥肌がでちまったぜ
久々に十二国記の空気吸えて嬉しかった
このまま本編につながってくれたら最高なのに(´・ω・`)
これ官吏シリーズとして毎号yomyomで連載してくれないかなぁ
サイドストーリーだけでも面白い話いくらでも出来そうな
美味しい素材なのに放置プレイはもったいないなぁ
とりあえず次は舜の夏官あたりでいかがでしょうか主上w
阿選はなんで謀反起こしたんだろうか
理由が気になる
あと、どんな王でも最後は国が荒れるのに
なんで名君と呼ばれる人がいるんだろう
特に長く続いた王朝ほど最後は悲惨なものらしいし
国が酷い状態になるまでに退位したんじゃね?
これなら麒麟もすぐ回復できて次の王を選ぶのも早くなるし
読んだ、ヒショよりも本編寄りだった気がする
この暗い気持ち抱えたまま新刊に続くとカタルシス最高になりそうなんだが
駿良を殺した理由が何て明らかになるんだろうとドキドキしてたら、酒と同じだけの銭がそこにあったからなんて
とても絶望的な気分が味わえました。ある種、快楽のための殺人よりたちが悪い
新しいスレ始まった時は悲観的意見多かったけど普通の感想も増えてきてよかったw
>>210 そういや二次で読んだわ、影武者っていうか宝重使って分身ネタ。
巧ネタだったかな。
官吏は誰も自分ではない写し身だという事に気付かない、それなら自分の存在など
なくてもいいんじゃないかと倦んでいく(つか、ひねくれてく中二病)話。
こんな時間に流れ切って範の話書いて欲しいと思った自分は藍滌様厨
週刊十二国記
毎号付いて来るアイテムで
自分だけの十二国記を完成させよう
創刊号は供麒が付いて280円(税込み)
>>230 そりゃ、面白くないと思った人は二回目以降書き込まないからじゃない?
>>226 長く治めるから名君なんじゃなくて、名君だから長く治まる。
「百万の民と百万と一の民なら〜」とか
「ここはお前の国だ」
「民に国を返す」
そんな言葉を当たり前に言えるような人だから名君なんだよ、尚隆は。
民はそんな言葉を直接聞くわけじゃないけど、例えば税として納めた分が形を変えて街の整備として返って来ているとか、そういう実感をさせてくれるから名君なんだと思う。
(作中で最も名君として書かれているのが尚隆なので尚隆を例に上げたけど、色んな形でちゃんと民に『還元』されていると実感させてやれるのが名君だと思います)
>>236 言葉だけ綺麗でも意味はないとは思うけどね。というかちゃんと『還元』を実感させてくれればいちいち言葉は要らないし。
尚隆は一度失敗してる経験が大きいよね
否定的なカキコを読んで買うのやめようかと思ってたけど
やはり書店へ行ってこようw
>>232 氾麟といちゃいちゃしてる日常生活について読みたい
ギョウソウって次の時代に備えて官吏を育てたり準備しておいたり凄いけど、
なのに、恥をかかされるのに慣れてないなんて理由で
王に選ばれなければ国を捨てるつもりだったわけで、
もし助かっても、王を再開するとは思えないな。
私は恥をかくことに慣れていない、華々しくないとヤダヤダ
国土がこんなに荒れて官吏もろくにいなくて、麒麟は角無しで
こんなボロボロ王なんてヤダヤダ!っつってサクっと禅譲しそうな気がする
>238
ただ、蓬莱での小松尚隆は国王としての経験があったのか疑問。
まだ先代が仕切ってて、若様の立場じゃなかったっけ。
あと、戦争とか外交とかがほとんど必要ない十二国の世界は
統治のテクニックそのものが蓬莱と違いすぎると思う。
>>239 「恥をかかされるのに慣れてないから国を出る」発言は本心じゃないと思うけどな
そもそも本心で思っていたら、そんな恥ずかしい事口に出して言えない
斡由のように昇山もできない
他の者が選ばれたとき、その王の統治の邪魔になったり、いらん疑念を持たれないように国を出るのかなと思ってた
>>242 例えばギョウソウファンがそれゆえに新王アンチするかもってことだよな
ギョウソウは確かに傑物だから、邪魔させず逆に軽く纏め上げて新王の助けになれると思うし
麒麟が天が王を選ぶって言うシステムに疑問を持つのは蓬莱人くらいで
現地人たちはさっくり受け入れられて当然と思うし
有能なギョウソウが国を出て行くことの方がデメリットじゃないかね。
>>240 若様だから軽い帝王学くらいは受けてただろうし
親父さんや周りから、空気くらいは学んでたんじゃないかな
心構えな器はばっちり王様であったんじゃないかと
育ちが違うって言うんですかね。
うーんどうだろう?
「お前は小さいのに見る目がある」だよ?自惚れはあると思う。
尚隆は、なんだかんだ言っても決断力はズバ抜けていると思うよ。個人的に尚隆の最期は何の前触れもなく(失道待たずに)蓬山行きだと思う。
蓬莱の経験上、自分から民を死なせるのは嫌で、だけど天に裁かれるのも嫌、みたいな。
何となく十二国を読み返しちゃって
何となくだったから順番バラバラで、黄昏読んでギョウソウやっぱスゲー!
って思ったのが、順番バラバラで次に風の海読んでエーッ!!ってなったんだな。
これが他の作家なら、月日が経って設定にちょこちょこ矛盾がで納得するんだが
(悪役が実は良いやつになったりとか、あの時の話にはこんな裏がな無理やりとか)
他の作家でなく主上だし、それに年月は経っているが
ギョウソウの絡む話ってのは別に特にそんなになかったわけでさ。
お前あれだけ色々準備しておいて、自分は王に選ばれなかったら出て行っちゃうのかよって。
>>245 そりゃあれだけ才能あれば自信はあるだろうなw
ギョウソウはそういうオーラみたいなのが形になって出ていそうだ
だから敵も多いが味方も多いカリスマタイプだと思う
出て行く発言は本心ではなく茶化しているようにもみえる
王がいなくなったあとの国の維持を考えていたギョウソウだから、
自分が王になれなかった時もことももちろん考えていたのではないだろうか
で、自分が王になれないなら彼にとってタイキは崇拝や利用できる存在ではなくなった、と
シュショウみたいに「とにかく行動あるのみ!」な昇山とは違って、経験と実績のある
キャリアの要領の良さを感じたよ>ギョウソウの昇山
ぎょうそうは本気で出ていくつもりだったと思う
自分一人が抜けても新王と優秀な官吏で国は傾かないと判断するだろう
そのへんのプライドの高さというか傲慢さが泰が荒れる遠因だった
…みたいな展開があっても驚かないなー
苦境にたたされ一皮むけて丸くなっての復活キボン
タイキだって変ったんだから驍宋も変わってるとおもうよ
昔は驍宋の覇気にタイキの弱弱しさがストッパーとなってよかったんだけど
(そのストッパーと手を取り合わず一緒にやらなかったから失敗したんだと思うけど)
タイキも大きくなって性格変わったし驍宋虜囚生活でも変わってると思う
生きてればだけど
驍宗の場合、自分以外の新しい王が立ってそいつがズブの素人だったりすると
「天はなんであんな奴を…」と事あるごとに悔しくなったり
王を見下したりする心を抑える自信がなかったんじゃね?
つか、もともと驕王に対しても表面上は従ってても内心は…だっただろうし。
劉王は海客で法曹家だったとか……
なんかポッと出でよくわからないとか尚隆と利広に言われてたし
新作発売2日目にして、もうすでに新作の話題は皆無なのか・・
>>251 劉王は元々はどっかの地方官だったとか言われてなかったっけ?
名前が知れ渡るほどの人物じゃなかったとか何とか
泰麒は性格が変ったというより10才(11?)の子供から成長しただけじゃない?
あのまま戴にいても、色々なことを知れば麒麟として王と異なる意見だって言うだろうし
驍宗が事を急いでたのには、麒麟が成長して麒麟として機能する前に、
麒麟が異を唱える粛正をして安定させてしまおうって意識があった可能性もある
>>250 >心を抑える自信がなかったって
なんか妙に納得。
驍宗は王宮の蔵に借用書しか残さなかった驕王が天意を失い死ぬと分かって備えつつも
驕王を命懸けで説得したり、討ったりはしなかった。この辺が驍宗を評価しにくいとこ。
民の血税を浪費してる王が斃れるまで待つより、数年でも早く倒す方が民の為だろうし
主君だから討てませんでした、だと、お前は主上の飼い犬か、ってなるし
自分自身が王不在の王宮に備える(活躍する・・)準備期間の為に、
あえて天意を失う王を放置したんじゃないかとも取れるんだよね
意地悪な見方だけども。
傑物と呼ばれると人間はやっぱり自惚れてしまうってことかな?陽子や珠晶にその心配は今のところは無さそうだけど。
尚隆は蓬莱のことを忘れない限り、どんなに名君と呼ばれても少なくとも自惚れで失敗することは無さそう。奏はもともと協議だしね
あと思うのは、驍宗って独裁だと思う。私欲には走らないんだけど、自分の中で国のために必要だと思ったら官吏の異論聞かない。
>251
胎果ならともかく海客は無理でしょ。
その国の民でなきゃダメだそうだし。
そんなこと言えば、登極時代の尚隆も、既存官吏の言うことどころか、
自身で選んだ官吏の言うことすら聞かずに自分でなんでも決めてる。
登極直後の陽子は「こうしたい」という方針がなく、既存官吏の言うこと聞きまくって
右往左往の暗君化してたし、「なんでも反対」の前の才王は盛大にずっこけた。
国のスタートのときには、結果として国を潰した官吏の意見よりも、たとえ独裁であっても、
「自分がこうしたい」という意見を通したほうが、少なくともその王を選んだ天意には適ってるだろう。
259 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/28(月) 12:35:15 ID:qII4pubO
>>215に同意
天と柳とを「完璧な枠組みで〜統治」する点で似ているとすると、
枠を越える異端→狩獺、阿選
枠組みに疑問を抱く者→清花(瑛庚の妻)、李斎
といったところだろうか
『黄昏〜』以降、主上の興味が、「(陽子・尚隆・珠晶の話で描かれる)リーダー論」から、
「矛盾したシステムの内部で生きる人間の苦悩」へと移り変わっている気がする
泰麒と驍宗の話も、王の素質云々の話ではなく、
むしろ「システム」の文脈で描かれるのでは?
実際国が混乱している初期の頃は独裁タイプの方がまとまりやすいしねえ
尚隆や驍宗、ついでに麒麟たちは世界のシステムを理解した上で
それに組みこまれることに同意している人ではないだろうか
全然関係ないんだけど蒲月見てるとカショの青喜思い出す
青喜はそれなりに能力ある設定っぽいのに
責任取りたくないからかわざと下男にあまんじてて
みんなが頑張ったけど失敗してしまった後にしたり顔で
ああ、やっぱり○○だったんですね〜とか
政を進める能力がみんなに無かったと考えたら?とかみたいに言うから
なんか好きになれないキャラだったなあ
外見年齢は少年とかかもしれんけど実年齢はいい年のおっさんなのに
263 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/28(月) 13:31:36 ID:GqrqbwaG
本編書きやがれですぅ
by翠星石
だがちょっと待て、あの無能集団に能力があると言われて、
本当にあるのか?
同輩だからいい役職に就けようとしただけじゃないのか。
セイキはそう思って辞退してたんじゃなかろか。
コウコが認めてるなら能力あるんだろうが、
あったってやりたくなきゃやらなくていんじゃない?
私ならやだ、政治家なんて。
>>226 考えてみれば達王なんて、300年続いたのはそりゃすごいけど
その後かなり民を虐げたんだから後世の評価はガタ落ちでもおかしくないのに
「最後にやらかした」んじゃなくて「途中まではよくやった」な評価なのが不思議だ。
人の中で過去の思い出は美化される、の典型かね
驍宗は王が斃れそうだなって思った瞬間から、
表向きはともかく内情は王の臣としての責務を放棄して
もう自分が次の王に選ばれる前提で準備を始めてた感じ
どの王でも最後は荒れるんだから
それまでの治世が良ければそれで評価されるのは当然じゃね?
>257
あ、海客じゃなくて胎果でした。間違えた…
>>258 尚隆の場合、省ける部分は確かに説明省いてるけど、詰め寄るとちゃんと官吏達に説明するし、官吏を納得させるだけの説得力を持っている(少なくとも、東の〜からはそう取れる)
驍宗が独裁って言ったのは(257は私)
説明を聞いた上でまだ花影みたいに不満もつ人間が重臣にすら居ても
(重臣は王の傍近くに使えていて王の意向を感じ取りやすいはず)自分の考えを一考し直すことがないってこと。
たとえば珠晶だったらもう一度考えて、それでも必要だと思ったら断行、だと思う。
ごめん。私の書き込みは256だ(汗)
>>266 だとすると仮に尚隆がブチ切れて、国民皆殺しにしてペンペン草も生えなくしても
それでも名君と呼ばれ続けるんだろうか
>271
そこまでいくとさすがに、国氏変更レベルじゃ?
あそこの人は王朝最後は荒れるものと知ってるから、
ある程度は許容範囲と思うが。
ID:OzsfkhQoが延好きのキモオタだということはよくわかった。
300年治世が続こうが、ラスト自暴自棄になってトチ狂った王になったら、その年に生きてる民からしたらたまったもんじゃないな
>>265 だって300年だぞ300年。江戸幕府と同じ期間なんだぞ。
幕末の衰退期だけで江戸時代を悲惨とは判断出来ないだろ。
それ考えると国王一代だけで100年保った方が異常な気がする。
大抵の国はそこまで至らないって書いてあったけどそれが普通だろ。
百年単位で国王やり続ける人物を並べてったらそら超超人列伝にしかならんわ。
>>269 驍宗だって詰め寄られたらちゃんと説明してる。詰め寄ったのはリサイが最初。
あと、文中にはないけど、どうやら泰麒にもいちいち説明してるらしいのは読み取れる。
花影の件も、リサイ経由で説明されて、ちゃんと花影も納得してるので、説得力はあるだろう。
あと「朝議ではみんなわかったふう」(花影談)らしいので、説明の要なしと判断されても仕方ないところ。
さらに、花影もとりたてて不満は言ってない。不安は訴えてたけど、王ではなくリサイにだな。
ずっと臣だった人なら、主君とツーカーに近いだろうし、構成上直臣が多く説明を省きやすい驍宗と、
新参の臣ばっかりで意図を伝えにくい尚隆という差は多少割り引いて考えないといけないだろうけどな。
阿選が裏切り者って確定なのかな
しばらく本編読み直してないけどなんとなくなんか裏がありそうな気がするんだけど
読み返したらまた続き読みたくて悶える羽目になるから読み返すのは勇気がいるw
単純に阿選が裏切り者だとは思えないんだよね
実は驍宗が裏切り者とかいう意味の分からない展開希望
他人を操る能力があるっぽいから、阿選じゃないかもね。
でも巻末の書き下しは犯人は阿選や って書いてるよね。
>>265 「どんな王朝もいずれ倒れる」というのが評価の前提にあるなら、どの王朝も悪い時期は
存在するのが当たり前になる。そのため、倒れるときの混乱期という悪い時期は評価から除かれて、
いい時期の期間が長ければ長いほど、その王のいい評価になるんじゃないかと思う。
別視点
A国を訪れた他国の芸人が「B国の王は名君だ」という話を流し続ければ、A国でのB王の評価は名君になる。
だが、B王朝の倒れるときの悪い期間は芸人もその国を訪れなくなるだろうから、悪い評価は他国に流れにくいのでは?
きっと阿選は他の人みたいに人格を操られてる一人で、
斬られて死ぬ直前に正気づいて
「はっ、ここはどこ?俺は何してるんだ?」ってなるんだよ。
黒幕は琅燦。理由は痴情のもつれ。
自分の体を弄ぶだけで正式な后にする気がない驍宗を恨んでた。
これでいいよ、もう。
>>273 特別に尚隆が好きというのではないですよ私。ただ256の書き込み辺りは尚隆と驍宗の話題が出ていたからそうなった。
でも確かに少し個人的に、尚隆が好きというよりは驍宗への苦手意識が先立ったのは事実ですので例に出した尚隆や珠晶よりの意見にはなっていましたね。すみません。
そういえば納得と納得しないで思ったんですが、芳の「子供が餅を盗んでも罪」まではまぁ一応罪だから解るんですが
「病で仕事を休んでも罪」は明らかにおかしいですよね。
こういう命令を出しているのに峯麟失道まで間があったっぽいのは実際に処刑者が一定数に充たなければ法が理不尽に重くても失道しなかったってことでしょうか?
アセンは実は重症のショタ好きで泰麒に一目惚れしたのに
泰麒キュンはギョウソウのことばっかり見てムッキー!!!!
「ギョウソウを選んだあなたが悪い」的痴情のもつれが原因
大きくなってもはやショタじゃなくなった泰麒を見て絶望して自害
こうして戴は平和になりました…自分で書いててキメエ
みんな痴情のもつれ好きだねww
痴情のもつれはなんでもありになっちゃうからなぁ
それこそ二次なんてなんでこの二人が?なんて山ほどあるw
新作のどっかで見たような犯人に白け気味だったが
オチはよかった
287 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/28(月) 17:24:53 ID:vlDAdfsQ
yomyomやっと手に入った☆
死刑うんぬんはともかく、「仙籍を返上し市井に下る」ことが書かれていたので
良しとしたい。
官吏の苦悩も、しつこい描写だが理解できるし。
何度も読み返すほど、文庫の読み直しをしなければならない焦燥感と
新刊が待ち遠しくなるのが 欠点☆
>>252 25日には出始めてたんだから、4日目ともなれば
思うことは 新刊マダー! くらいなもの。
今、新作読んだ
短編集の一つなら許容できるけど
これ単独だと十二国記を読んだ気がしないや
やっと読めた。面白かった!
前回から一年半なわけだけど、意外に早かったって思ってる自分がいるw
120年も続けば、十分よくやったじゃないか。
一人の人間にかかってるような制度なんだから、20年30年でもしっかり統治できれば十分だと思うのだけど、
120年でガタが出てきた→無能になったって、ひどい言い様だなあ……
何十年、何百年も続くってのを当然って前提に立って話をするから、劉王は無能ってなっちゃうのかな。
何百年も続いてるやつらは、有能っていうか異常なんだと思うが。
死なないラインハルトは手本としちゃいけないだろうに。
痴情のもつれで思い出した。
今回あれ、って思ったが、十二国記にしてはめずらしく夫婦間のずれとか諍いの描写があったねぇ。
性的なところはやっぱりないし愛情みたいなところもやっぱり書かれてないけど。
家系図がサザエさん家より複雑w
実年齢80近い差ってロリコンってレベルじゃねーぞ とか思いながら読んでたw
柳は法治国家と言いつつも、やっぱり王>法なんだな。
司法の独立よりも王の言葉の方が優先されるみたいだし。
劉王としては、自分の能力に自信がないから法治国家にしたのに、
結局は自分に最終的な責任が回って来る事で嫌気がさしたのかも。
下手に法を整備したせいで大抵のことは自動的に処理されるようになって、
王が判断を求められるのは今回の件みたいな難しい問題ばかりになったんだろう。
そういう難しい問題でいつも正しい解決策に行き着ける筈ない訳で、
失敗して恨まれたり民に被害が出たことがストレスとして溜まっていったとか。
法の整備が王が担当する問題の難易度を上げて勝率を下げる方向に働いた、みたいな。
今回の短編の読み方がわからんw
294 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/28(月) 19:04:14 ID:54Hg0ZWE
法治国家を築いて物事が自動的に進むようにしたが、王の判断が全く不要になるわけではない。むしろ、判断を求められるのは重要なものばかり。にもかかわらず丸投げしてさぼっているので、傾いてきた、という事かな。
>>290 >120年でガタが出てきた→無能になったって、ひどい言い様だなあ……
これものすごく同意。
各国史上に残る3百年以上のバケモノが3国もある
現代(?)の方が異常w
段々、12国記のシステムは色々と問題が有ることがシリーズ進むにつれ
見えてきたんだけど、どう風呂敷包むのか分からない。
>>289 12国記と関係ない短編だと考えたら
もし関係ない世界だったら自分は多分読んでる途中で投げ出したかも
この話だけ独立して面白い!とはちょっと思いづらかった
一応世界観の補足として、取り入れておくみたいなもんがないときつかった
そもそも風呂敷を畳むつもりがない、というオチだったりしてな!
笑えない
おいおい、120年統治するぐらいの王だぞ。
麒麟に選ばれた時点でそれなりの王気が備わっており、
且つ治世120年…
ちょっとやそっとで投げ出す器じゃないだろう。>劉王
なので、何か裏があるのではないかと深読み。
劉王も人格操られ〜そして戴の現状に繋がる。
むしろそうであって欲しい。
120年も持ちそうにない王だったってのがショウリュウの見解だがなー
主上は裁判員制度には反対のようだ
しかし、よくよく考えたら、あの世界のシステムの矛盾とか崩壊とか
その手の大きな話はどうでもいいと思う自分もいる
各国の歴史が動く様子や、国が成り立っていく姿みたいな感じの話を
全部の国で順番に時系列色々でいっぱいやってくれる方が良かったな…
具体的には、陽子達の国がどうなるかとか
タイキタチが国をどう立て直すかとか
話の流れから考えて柳と戴が無関係とは思えない…
法整備してたらたまたま上手くいって120年も保っちゃったでござるの巻
>>302 分かる〜
別にあの世界はあの世界で進んで行けば良いのに、と思ってしまう…
流れが前回よりも遅いね
今日あたりに手に入れる人もいるんじゃないか?
このシュダツの事件が、もしまだ柳が安定していた90年頃だったらどういう反応だったのかな。
エイコウも、柳が傾いてきてるから殺刑に悩んだなら、殺刑を支持する事にそれほど躊躇しなかったかも
読んでる途中で、狩獺は実は、劉王本人に違いないと思ったが、そういう落ちはなかった。
>>308 時間軸が確定してるわけじゃないし、90年頃の話だったのかもしれない。
この話の後に何人もの狩獺のような奴が現れ、その処刑を娯楽にして
浮かれている国民の姿を利広がみたのかもしれないじゃないか。
>>310 妖魔が出てる描写があったから安定している時期では無いと思う。
治世120年で、この100年死刑はやってないとかって書いてあったじゃん。
現時点の話だよ。
そもそも公式サイトのあらすじに帰山のころの蛯チて書いてあるな
90懇ろとかはない
陽子の初勅が出てすぐぐらいだろう
けっこう暦年アバウトだよね
治世120年あまり、とか500年あまり、とか600年あまry
時系列をうまいことぼかしてるから今回の話が帰山の話の前なのか後なのか気になるところだ
結局本編マダー!になったわけだけど
その本編の結末がハッピーエンドじゃなくて今回みたいに読後感悪いものになるんなら
本編無理して書かないでいいです、って言いたい。
ハッピーエンドにはならないってインタビューか取材かなんかで明言してなかったっけ?
>>295 だよね。
巧王もそんなこと言われて辛かったのかな、とか今更思った。
ハッピーエンドじゃなくてもいいよ、読みたい。
ていうかそもそもこの物語でハッピーエンドってどんなよ? 陽子の治世が500年続きました、とか?
それとも千年後とかの慶で、「昔、x00年もの長きに渡って慶を治めた女王がいてね」って名もない一市民が語るとか?
どちらにしろ陽子は他界しているからハッピーエンドではないか?
俺たちの慶はこれからだ!>ハッピーエンド
なんだかんだで、泰でギョウソウが見つかって、平常運転になった・・で完なら、いちおうはハッピーエンド?
陽子が最後、各国の王と麒麟を呼んでお茶会したらハッピーエンドなんじゃね?
勿論最後に一番遅れて驍宗と泰麒が来て扉をしめる。
奏・雁の化け物二国は天のシステムに懐疑的な王
天の枠組み以前に王として悩み苦しんでると
それどころじゃないし負けてる
ある意味世界を外から見てる冷めた奴だと長いことやれる
ギョウソウと尚隆、珠晶を比べてた人いたけど、
比較すると面白いな
昇山するにしても、本気で王になれるものならなるつもりだった人と
自分が王になるはずはないと思ってた人
自分は王でしかないって人と、準備して王になった人
ハッピーエンドじゃなくていいから構想書ききって完結までいってほしい。
今回の新作読んで一層思ったけど
続きに手をつけるのに時間がかかればかかるほど
斧主上の気分が失道的な方に傾いてしまいそうで心配。
救いのない終わり方である事と
ある種ヤケになって読者に叩きつける気分で書くのとは違うし。
ま、つまり、新刊まだー?
驍宗様がご無事なら
自分で書けないなら、プロットだけ人に渡してアニメなり漫画なりでも構わないのに。
ケリだけはつけて欲しいな。
いや、プロットだけ人に渡してってプロ作家なら絶対にやりたくないだろう
もしやるんだったらプロとしてのプライドはどこに…
個人的に読者としてもしてほしくないな
あくまで作者に書いてもらいたい
だって小野さん書かないんだもん…。
数えると恐ろしくなる程の年月待ち続けてるんだから
今更こっちが望まぬ展開になろうと読むのに。
もちろん自分も小野さんに書いて欲しいに決まってる。
でも悪霊シリーズの例もあるしさ。
他人の評価を気にして潰れてしまうようでは最初の器がすごかろうと
うん百年続く王朝は無理だろうな
よほど野太い神経かやる気がないのらりくらりじゃないと途中で切れたり飽きがきそう
やっぱどっかぶっ壊れてるか変人か、家族とかで精神のバランスがとれてなきゃきついよな
>>319>>320 それで終わったら本を投げ捨てそうだ
ちゃんと天帝と王たちが殺し合いしてくれないと
主上が昔ほのめかしたように、H瀬が蓬莱から重大キーパーソンとして再登場してきて十二国のきしみ解決!
H瀬のおかげでギョウソウも見つかって傷が癒えるわ泰麒もツノ生えるわサンシとゴウランも帰ってくるわ
国中に充満している妖魔を片っ端から下して使令わっさわっさGETして
泰の民も王と麒麟の帰還を見て希望と正気を取り戻して産めよ増やせよでバンバン増えるわ
芳の麒麟も無事実って孵ってさくさく5年経つやいなや一番乗りの一行に王がいてお持ち帰りで国の傾きが治まるわ
巧の麒麟も無事実って孵ってさくさく5年経つやいなや(ry
ってんじゃなきゃなんでもいいです
つまり十二国の世界の暗がりを「日本から流れてきた人」が寄ってたかって正すって方向は勘弁して下さい…
現代日本人キャラ(≒主上)の机上の空論的正義感が総てを変える!のは……
陽子達は胎果だからまだしも。H瀬はこっちの人間なんだよね?やめて来ないで><
>>330 えっ!そんな構想だったの?それはやだなぁ
天のシステムに疑問を持った王たちが反乱起こして
麒麟と敵味方になって…って構想じゃなかったっけ?
>>331で合ってるよw
H瀬はキーパーソンとされる予想人物じゃなかったっけ?
>>330 広瀬が常世に来たら、魔性の子の高里の言葉が台無しになるな。
そもそも広瀬って十二国のシステムあばけるほど聡明な人物とは
思えなかったしw
蓬莱と比べておかしいね、というのは陽子や泰麒や尚隆がいれば出来ることだし。
王は天の理に逆らったら覿面だが、広瀬は部外者なので、彼が天帝を殺して終了なのかもよ。
いつ天帝が生物であると確定したの?
>>335 してないんじゃないか?
マトリックスみたいな構想だったのが
先に映画でやられてしまって
書きにくくなったのかと思ってた
>>329 陽子には頼もしいねずみと友達がいるから問題ないお
あと爺とかクマーとか色々
王様より天仙がかっこいいよね
えんほ(変換できないもん)もなかなか
麒麟だけの国があれば良いなあ。
もめ事もなく平和で楽園みたいなんだろう。
何故かは分からないが、供麒が畑を耕し廉麟がお茶を入れてる絵が脳裏をよぎった
麒麟に畑仕事なんかやらせたら
作物につく害虫が殺せなくて全滅させそう
>>339 供麒「それは地獄だよ
いったい誰が
僕を叩いてくれるっていうんだい?」
その国で無能は何してる?
>>330 この構想発言と、H瀬は出ません発言とどっちが後だったんだろう?
発売知らなかった。
期待過剰は厳禁なようなので肝に銘じつつ明日本屋に行ってきます!
>>326 悪霊は絶版ピンクカバーを大幅改編して再出版後に続編という噂を
いまだに信じてる。
あと、今ふと思い出して調べたんですが声優さん朗読で
萩って小説出してた気がするけど消えちゃったんでしょうか?
検索してみたんですが声優さんが岡野浩介さんというとこ
までは見つかったけどリンク切れだった。
やっとゲットして読みました。
結論としては 『十二国記』である必要無くね? でした。
単体の作品としては楽しめたけど。
散々言われてることだったらすみません。
でも12国記外伝じゃないあの話だけ、ぽーんと投げ出されても
正直あんまり読みたいとか買いたいとか思わないタイプのような
外伝だからこそ、まあ、読むかみたいな
でも今回は丕緒に比べたって宣伝全然してないし発表から発売まで1ヶ月もなかったし
編集部としても「十二国記の新作ですよー!」って煽りは抑えてたほうなんじゃないのか
新刊でてそれが今回の柳の話だったってわけじゃないんだから
外伝で、しかも他社からの短編なんだから
どんなのでもありじゃね?
ヨムヨムの読者層を考えて、
それで今回みたいな硬めの話を選んだんじゃないかなーとか自分は予想してる
それが十二国の外伝でってのは、新作マダーな俺達へのサービスでさ
放置して本当に止まってる作家もいるから、もう続き絶対出ないだろって言う
短編でも外伝でも書いてくれてるだけでもほんとなんていうか救いだよ
いつか続きが出ることがありそうって言う希望を捨てずにいられる
生殺しですね
短編だけでて本編は出ないという
ヨムヨムの読者層を考えて固めの話って言うが
ヨムヨムの読者層ってそうなの?
格別固めの読者層の雑誌って感じ全くしないんだが
表紙パンダだしね
yomyomの読者層って20代30代の読書好き女性って聞いたこと有る。
椿の広告入ってたしw少なくともターゲット層はそうなんだろう。
読者層とか関係ないよ
小野の作風本来のものに近付いただけ
そこからそれぞれが読み取るのが読者の役割
役割とか言われても
単純にもっとおもしろいもの書けゴラアってことだろ
本来のものって言い方に違和感があるなー
あれに近いのは乗月とロンドンくらいじゃない?
要は書きたいものを自由に書いてるんだと思うけど、作家にとって制約っ必要だと思う。
悪霊も一人称少女小説という制限があったから生まれたわけだし。
制約の中、与えられた範囲、制限された中で如何に面白くするか
試行錯誤するの方が洗練されるんじゃないか。
喩えはアレだけど、エロゲーが規制の枠内で様々な趣向をこらし
手法を編み出し、新たな萌を生み出したように
作家にとって枷は創作の幅を広げる端緒になりえる。
自由に好きに、って良いことのように思えるけど
ただ放縦に書き綴ったんじゃ私小説のようになってしまう。
大家扱いされて好きに書いてもいいよ、って言われてるならちょっと心配だ。
>>325 海外小説ではそういうのあるけどね
共作として発行されてる
ただし原作者が年齢的にヤバい(から?)
自分も「十二国記でやる意味あるのか」と思った
前のyomyom読み切りは、一応慶の話で陽子がちらっと出てきたから
何度も読み返したけど、今回のは一回読めばいいかなって感じ
別スレで
「次の短編は多分、前王の治水工事を全て中止にする新政権の話だなw 」
ってあったのを見てワラタww
>>358 自分は小野さんは制約無しで自由に書くよりも
制約ある中で書いた方が面白い文章を書く人なのではないか?と
前々から思っていたので、何となく分かる。
制約が無いと、読者の予想通りに書きたくないし
言われるままに書きたくないみたいなあまのじゃく部分が出てきて
なんとなーく、書く物が肩すかし方向に行っちゃうみたいな
本が出れば読むし、読んだらそれなりに楽しむんだけど
ここ数年は、好きで嵌った本の続きだから読んでいるって感じで
「新しく出た物」でこれで自分は嵌ったんだ、みたいな部分は正直無い。
20〜30代の女性がターゲットとなると硬いのは確かに微妙ではあるが、
本が好きな普通のいわゆるスイーツさんたちがターゲットってことなら
やっぱりワクワク十二国冒険譚と言うか、そういうのも微妙になるんじゃね?
主上のことだから、真面目な女性が読むもんだとでも思ってる可能性だってあるw
ファンタジー小説扱ってる文庫ってホワイトハートのほかにも
電撃や角川や富士見とか色々あるが、皆それぞれ色が違うもんだし
やっぱターゲットが違うと、作る話も違うようにするもんじゃね?
少なくとも20〜30代の読書好きの女性はWHのターゲット層の10代女性とは違うだろう。
(実際20でも30でも40でも男でもWH読んでる人はいるけども、メインターゲットね)
ターゲットに拘っているようだが、別にヨムヨムは
こういうターゲット層向けの話以外は書けませんみたいな雑誌じゃないよ
単に今、主上が書きたいのが、ああいう話だったってだけだろ
それくらいは、今までヨムヨム読んでいたら分かると思うんだが…
>>357 「本来のもの」とは全然思わないんだが
主上本人が「私は本当はこういう作風」とは思ってそうだとは感じる
まぁでも正直主上は固い小説が上手い人じゃないと思うんだがなぁ
キャラクター小説としてのエンタメの才能はとてもあると思うけど(いい意味で)
でもそう言われるのは不本意だろうし難しいな
>>363 「今の私は本当はこういう作風」と思って書いているんだろうなとは確かに感じる
自分も本来の主上は、制約あるエンタメというかベタな話の方が上手い気がする。
いい意味でのライトノベルが一番才能が生きる作者というか。
でも、それだと本人は嫌なんだろうとは思うが。
固め文章も別に悪いってわけじゃないだけに、中々難しい
ズバリと言ってやれよ
本格的な社会派小説狙って書いても実力が追いついてませんよと
時代小説もファンタジーも本格的な犯罪小説も書いちゃうMやべMゆきにはなれないよ
ただその硬い(とおもってる)部分を自分で創作して完全エンタメを書けば十二国のように成功する
所詮現実的な犯罪や政治が描けるレベルじゃないんだよ いまだに学生っぽいし
>>362 漫画雑誌と違って文芸雑誌はわりとみんなそうだよ
色んなジャンルの作家が同じテーマで作品書いたりとかあるし
メインターゲットが明確なのはWHの方だよ
で、そのWH向けじゃないだろって流れだと思う
>>366 ID:wFtGfIyFは、ヨムヨムの読書層に合わせてって言ってるから
つっこまれているだけだと思うが
>>367 まったくもってその通りなんだが
>>366 を言いたかった。dクス
スレの流れからはどうでも良いことなんだが
今しがたWHの緑の我が家を今頃読了。すげーよかった
長編の中にそこをそんなに掘り下げなくてもって感じで
数十ページあんなエピソードが入るのなら
いかにも主上らしいって気がする
短編でほとんど全部ああいうのは勘弁してほしい
十二国記を読んだ気がしない
yomyom見てきたよ
予想通り、人生とか社会風刺をメインに置いたまさに十二国記だったな
そして本スレで、救いがないところや社会風刺を扱うあたりを十二国記じゃないと言う奴が溢れるのもやはり予想通り
前のyomyomが救いのある感じだったから今回は滅び行く国を扱うのは良かったんじゃないかな
本編との関係でいうと、劉王が王座にいるらしいことは分かった。ちょっと推理を変えないといけないかもな
死刑制度がメインだけど、安易に賛成反対じゃなく徹底して両論を描いたのがいかにも十二国記っぽい。陽子や尚隆ならこう言ったんじゃないかと想像すると楽しい
そしてラ板として言わせてもらえば……主上!李理は将来の柳国編ヒロインですよね?嘆願申し上げます
>>372 はいはい、オレ様の予想通りw通予想通りw
>>373 ん?執筆の方向性も反応もヒショの時と似たようなものだから、簡単に予想できるじゃん
>>365みたいな主上には無理だが俺は現実社会を語れるぜみたいな自称大人が出てくるとこまで前と同じ
新刊の予定は未だ無しか
李理が可愛かったので全て解決
長編の中にも、特定の言葉が出た後に
「○○とは▲▲の事であり、□□とも呼ばれる。××において○○は〜」
と長々始まる事が多々あるが、これだけの短編で頻繁に出ると流石に鼻に付いた。
あと、取り留めの無い議論を長々し過ぎて3人が無能な印象すら受けた。
まあ落ち着いて寂聴でも読めよ
十分楽しめたんだけど「十二国記の世界」で書く必要が無いな
中華風異世界ファンタジーという基盤が全く必要無い内容だから
小野不由実の新作短編!(でも十二国記じゃないよ〜)
ってことで現代日本を舞台にキャラも佐藤とか鈴木とか高橋とかでいいと思う
でも
>>365の言うとおりだから「十二国記」の看板を使わざるを得ないことを
本人も出版社もわかってるんじゃないかね
なんか「十二国記である必要がなかった」とかいってる奴がいるけど
十二国記シリーズは、十二国の中の出来事をほんの少し切り取って書かれている物であって
今回の話も、紛れもない十二国記なんだよね
本来の作風ってミステリ風味で引っ張っといて超展開でひっくり返すラストの事ですか
そんなに嫌いなら読まなきゃいいのにw
マンセー意見しか聞きたくないならこのスレ読まなきゃいいのにw
どんな主義主張をお持ちの方でもみんなウェルカムですよ
2ちゃんねるですもの
>>383 読まなきゃ好きか嫌いか判断できないだろw
まあ落ち着いて徹子でも読めよ
今日読んだんだけど、ここの感想見て、他の人もそう思ったのかと安心した。
>>383 嫌いだったら問題はないんだよ
それこそこんなに長くスレが続かないだろ
落照が十二国記じゃなく普通の短編小説として雑誌に載っていたら買うか?
十二国記や悪霊ほど人気が出るか?
そう聞かれると「NO」なんだわ
言ってしまえば本音は
>>365かもしれない
宮部とどっちが上手いかと言えば確実に宮部だろうと思う
でも宮部みゆきより小野不由美が好きなんだよォォ
しかし民がエンタメ作品ばかり誉める事によってますます
主上はひどく傷ついておられるとゆーかへそを曲げておられるとゆーか…
そう感じるから困っちゃうんじゃないかw
>>52 だけは作家として口にしちゃいけなかった気がする
読者にとってもだけど何より作家さん自身にとって
この言葉の後ではどんな好意的なファンレターも
懐疑の元になっちゃうような
加えて
>>389 みたいに好きな人はついつい考えすぎちゃうだろうしね
今回の話は柳を通して天のことを書いてるように思った。
天帝って確か前の世界の人間が道を説いても理解しなくてひどい有様だったから
世界を一旦滅ぼして十二国を創り出したんだったよな?
もしこれがただのお伽噺ではなく事実なんだったら、
天はそもそも王も含め十二国の人間達を
自分達とは相容れない存在=枠からはみ出た者だと思ってるんじゃないのか。
たとえどんな名君でも道を失えば天によって死刑。
麒麟の失道によってやり直すチャンスは与えられるけど
道を失った原因が王の性根なら、そもそもそんな人間がなぜ王に選ばれたのか、
考えてみると「屑だと思ってる」から、自分達の枠の中にうまく納まっている内は
いいけど枠からはみ出すと(=失道)、問答無用で死刑にしちゃうんだよ。
狩獺を死刑にして世界からはじき出すように。
392 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/29(火) 19:33:05 ID:ta2NivQU
十二国記じゃなくてもいいのでは…と思うところもあるけど
傾いちゃった国で、人々の心がだんだんと荒んでいく様を
主上的には書きたかったのではないかなぁ、と妄想しております。
劉王→小野不由美
瑛庚→出版社
柳国民→おまいら
十二国記→狩獺
394 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/29(火) 19:39:30 ID:aaN6ONBv
>>389 宮部みゆきの文章に、色気もエロ気も感じないが、
小野不由美の文章には、硬質な色気を感じる。
しかし、カショのユメや今回の落照の獄を読んで、
なんつーか、ダラダラしている部分が多いんだよな。
作者本人は、削って削って削った末の作品なんだろうけど、
読者にしてみたら、短編なんだから、一直線で十分な訳よ。
カショに犯人探し要素なんて、いらないわけよ。
ファンタジーなんだから、膨らますほど、余計な説明が増えて、
物語に引き込まれる前に、事前説明に飽きる訳よ。
ヒショは、余計な部分もあったけど、ラストの硬質なキラキラが、
文章との相乗効果で大きなカタルシスを生んだので、不満は帳消しにされた。
宮部みゆきは、一直線に進むための、ばっさばっさ切り捨て方が上手い。
でも文章に酔えない。
395 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/29(火) 19:44:16 ID:ta2NivQU
本編を書いてほしいのはもちろんだけど
どうせなら、天地春夏秋冬すべての短編をやればいいのにな〜
天官→陽子に対して謀反を起こした天官たちの心の葛藤
地官→田猟だったころの帷湍
春官→漂流のころの朱衡
夏官→熊将軍の日常
なんてどうだろうか。
範も描いてほしいな
あの主従を官吏がどう見てるのか・・・
>>395 いい案だと思うが、天は兎も角
既存キャラメインの短編はこの流れでは寧ろ邪道なのでは
>>389 俺は宮部は昔から作家買いしてるが、小野さんは十二国記しか読んだ事ないし
他の作品を読みたいとも思ってない。
自分の作家への評価は要するにそれなんだよなあ。。。
例えば『楽園』で最後の最後に夫婦が何を待っていたのかが明らかになるが
その察しが付いた段階で「この終盤でぽんと出すか?」と思ったもんだが
結局は終盤の描写だけで納得してしまったし、妻の行動も完全に理解できた。
宮部はやっぱり凄いと思ったよ。
でも小野さんが同じ様なネタの出し方で読者を納得させられるものを
書けるとは思えないんだよな。
>>377は俺も感じてて、読者が完全に置き去りかよって思った。
要はネタの出し方が下手なんだよな。
399 :
398:2009/09/29(火) 20:14:58 ID:Enav4LPn
>熊将軍の日常
三人娘にもふもふされるんですねわかります
主君のすとれす発散に付き合わされる日々を克明に描いた意欲作!!
司刑ってリビの元の役職でもあるんだよな
リビもこんなことで悩んだりしたのかな
あの時代は罪人多くてさぞかし大変だっただろう
>>379 だけど十二国記でなく普通のなんでもない話だったら更に書く必要がないと思うんだよね
>>377 > あと、取り留めの無い議論を長々し過ぎて3人が無能な印象すら受けた。
それは感じたw
情を排除できるって素質はいいかもしれないけど、この人たちはほんとに法曹に向いてるのか?って思った
現代は道なんて求められないからやはり十二国の世界で書かなきゃ話が成り立たないでしょ
殺刑(しけい)とか論断(しんり)とかルビ振ってあるのは
蓬莱で言うとこんな意味ってぐらいで読みとしては無視して読むべきなのかな
>>405 そうやってルビ振らないと、また
「殺刑とはすなわち〜」って長々始まるからだろうね
この解説が会話の途中途中に入るから会話がぶちぶち切れて
途中でちょっとイラッとした
>>391 それは自分も思った
がちがちに人工的なルール(法律)を決めて運営してるあたりが十二国世界そのものって感じで
そういう意味で、今回の短編は十二国らしい作品だと思ったんだ
死刑がどうのって話に目が行きがちになるが、今回の短編が見せてるのは十二国世界の不気味さや危うさ、
ルールからはみ出る人を簡単に切り捨てる残酷さなんじゃないかなと自分は解釈した
何となく書きたいのがこういうんだろうなとは思うけど
それを読みたいとは限らない
読んでいてそこまで面白くないわけじゃないけれど
何だかこれを求めているかと問われると違うような気がする
違うような気がするが、ひどく問題がある程崩れているわけじゃない
みたいな12国記の微妙になっていく国を再現してくれているような
昨今の流れだと思うわけでした
>>407 人工的なルール(法律)を決めて運営してる危うさって現実でも同じだと思うが
つか法って人工的なもの以外にあんの?
410 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/29(火) 21:26:25 ID:kwFqtdg/
「人工的なルール」全体が「法律」をさしてるんじゃ無いかなあとつまり世界そのものを律するルールも人工的なルールつまり法律のような存在であって非人工的なルールなど存在せず世界自体がルールに沿わないものを自動的に排除する残酷さがあるという解釈ってことでは無いかと
法律というよりプログラムと言った方がしっくりくるな
言われた通りに動くけど望んだ結果が出るとは限らないよって感じだね
やっぱりプログラムっぽいよな
>>410 うん、そういうことを言いたかったんだ
いまいちうまく言えなかったが…
現実でもそういうこと(=世界がルールに沿わないものを自動的に排除する)があるからこそ、
虚構であるファンタジーで描く意味があると思うな
でも、十二国世界好きの読者としてはこの世界観を壊してほしくない気もするし、壊さないと完成しないような気もする…
>>395 そういう既存のキャラクターが出てくる話だと
短編のテーマ以外にキャラクターの動向にも注目できて
読者としては楽しい
前回ただ一言ですべてを掻っ攫った無能のように
なるほどねぇ
やはり十二国記の完結は天への挑戦、破壊なのかな
しかしおそらくガチガチであろう天のシステムが綻ぶことがあるのかどうか
/ ̄\
|新潮社|
\_/
|
/  ̄  ̄ \
/ \ / \
/ ⌒ ⌒ \ まだこのスレにも妖魔が残っていたか
| (__人__) | 褒美として次号の『yomyom』を予約する権利をやる
\ ` ⌒´ / ☆
/ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、.
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ.
.l ヽ l |。| | r-、y `ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-'ヽ--' / 返本 /|
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/ ̄返本 /|  ̄|__」/_ 返本 /| ̄|__,」___ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ 返本 ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄|/ 返本 /| / .|
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>>410読みにくかった
「人工的なルール」全体が「法律」をさしてるんじゃ無いかなあと
つまり、世界そのものを律するルールも人工的なルール、つまり法律のような存在であって、
非人工的なルールなど存在せず、世界自体がルールに沿わないものを
自動的に排除する残酷さがあるという解釈ってことでは無いかと
金に困ってるならまだしも、書きたくないなら十二国記書きませーんって
宣言してくれよ…それか、十年以内に出す予定は無いとか
ある程度明言して欲しい
読者の望むものを云々とは言うけど、屍鬼や東京異聞や黒祠の
ラストもあんまりにあんまりな結末なんだから今更気にすることか?
所詮同人上がりの2流作家じゃこれが限界なんだろ
責めてやるなよ
>>419 読者の望む物=ハッピーエンドとか思ってる?
そういう意味じゃないと思うよ
>>407 >ルールからはみ出る人を簡単に切り捨てる残酷さなんじゃないかなと自分は解釈した
ルールが何のためにあるか理解してる?
王の死は失道という執行猶予期間があるから問答無用ではないと思う
困窮する民からすれば、その天の猶予だって待ちきれず、麒麟が死ぬ前に討たれる王もいる
そして力を合わせれば、王師を倒せる州軍編成になっているのも天の決めたこと
その仕組みを利用して殺された仲韃が王の間に死刑にして「世界からはじき出した」民は60万人
取りあえず主上は無能になったのとこで吹いた。
最初から無能なキリンさんはどうすれば…
>>419 少なくとも屍鬼についてはあのラストで何ら問題はない
新作評価割れてますなぁ
自分は結構楽しめた方だ、あの後味の悪さが正直たまらんかった
十二国記の世界じゃいつも天がひっかかる
気にくわん、までとはいかんけど…要るものなんだろうけど…邪魔くさい
>>422 それもある意味でルールの残酷さだと思うな
その例の場合、仲韃がルールを作った人(ちょっとした盗みでも死罪とか)だから、422が言うように
仲韃の法律を破った罪で殺された民は「(仲韃の)世界からはみ出した人」になる
そして、天のルールに則り民によって殺された仲韃は、
やはり「(天帝の)世界からはみ出した人」になるんだと思うんだ
要するに例のケースでは二重のルールってことになるのかな…自分でもごちゃごちゃしててうまく説明できないけど…
ルールってのはその枠組みの中におさまっている人を守るためにあるんだけど、
それから逸脱してしまうと自動的に排除されるし、またそうしなければ成り立たない
ルールは人を生かす一方で殺すってことなんじゃないかと
読了!
面白かった。
犯罪者を反射的に憎んで排除したいと願うのと、
システムを濫用して異物はとりあえず殺す、て考えは分けなきゃ危険だなあ。
自分は死刑肯定派で、もっと死刑のハードルさげていーじゃん、
と思ってたんだけど、それは今の平和な日本だから言えるであって、
将来、厳罰を推奨した状態で日本が北朝鮮みたいな国になってたら…
と思うとちょっとゾッとした。
十二の天は相変わらず不気味。
柳のその後が更に気になる。本編がよみたいなあ…
虐殺をした仲韃が排除されたのが、残酷と言えるのだろうか・・・
仲韃が排除されなければ、犠牲者がますます増えた訳だし・・・
今作のも同じパターンだよね。
更正の機会を、何度も与えたのに、殺人を繰り返す。
そいつを排除しなければ、殺される人が益々増えると。
現実世界でも、そういう例が沢山あったし・・・
加害者と被害者を同列に哀れと思うのには、ちと抵抗を感じる。
死刑反対派の人は、
>>426のような考え方なのだろうか?
人殺しは許せないって感覚が薄い?
私も結局死人増えるなら排除しなきゃ仕方ないじゃん。と簡単に思ってしまったw
死刑を許せないというか自分の決断で他人の死を背負うのが嫌ってのはあるな
さらに他人の死を背負いもせずさも正義のように
ためらいもなく切り捨てて裁くようなタイプもあんまり好きではない
理性で理解出来ても感情が付いていくかはその立場になってみないとわからんが
正直嫌だ
一人ぐらいならいいけど、何人もとなるときついと思うわ
排除するだけが目的なら終身刑でいいんだよね。
柳国民がそれで納得しないのは
税金の無駄以上のものがあるなと感じられたので
一層怖かった>新作
誰かWikipediaに書いてある筆者本人が書いた十二国記の同人小説についてどういう内容だったのか教えてください
>>429 仕方ないって簡単に言うけど
包丁持たされてじゃあ、貴方が異端者を排除してこいって言われたら嫌ジャネ?
社会の仕組みだと思うから異端なはみ出しモノは「誰か」が排除してみたいな意見に見えるお
判決が下れば職務とは言え正常な誰かが必ず人殺しになって泥を被るんだぜ
排除しなければどうしようもないこともあるのは分かるが、正直深く考えると難しい問題だ
正しいか正しくないかはその都度どれが最前なのか議論すればいいことで
こういう難しいことが何の反対意見もなく当然として機械的処理される国は病んでいる気がしてならん
>>431 そうそう、常人には理解が及ばない、どうやっても更生しない異常殺人者って言っても、
終身刑で十分「排除」できるし、治安的には「安心」できるはずなんだけど
なんかもう民が「コロセ!コロセ!」ってなってるところが既に傾きの徴候っぽかったよな。
>>433 いやいや何も全部殺したらいいとか言ってないw
私は
>>431の方法でもいいと思ってる。
ただ、小説読んでて色々ぐるぐる悩んでるよなぁって思って。
終身刑にしたら民の暴動とか考えられるとかなんやねんと思ってさ。
他の人が言っているように、上の人たちが流れを止められない方向へ来てるのが
恐ろしいんだろうな、これ。
新作つまらなかった。以上。
>>434 しかも1度死刑は廃止されたのに、それを復活してまでって結構な傾き方の現れだよな。
1回廃止しちゃってさらに120年も経ってるんならそうそう復活を希望できるものでもないと思うんだが
まぁ十二国の世界じゃ王とその宣旨ありきだから蓬莱とはまた違うかもしれないけど
>>433 日本の死刑でも、いつくかあるボタンを複数人で一度に押して
それのどれかが執行ボタンってなってるけど
そのボタンを押す役が裁判員みたいに無作為に選ばれた国民へ持ち回りって制度になったら
今ほど簡単に死刑でいいじゃん、って言えなくなるよなぁ
>>428 作中の主人公のように人の死ってのは自分で背負うには重すぎるって思うことはあるな
それが思いつきの殺人じゃなくてきちんと手順を踏んだ処刑であって、殺されるのが残虐非道な犯罪者であっても
人殺しを許せないという感覚が薄いんじゃない
むしろその感覚が強すぎるからルールが行う殺人にどうしても疑問を持ってしまう
犯罪者は生きる価値なしって感じる部分もあるけど、それをストレートに出し過ぎると怖い気もする
加害者と被害者は同列に扱えないとは思うが、どちらもルールの被害者なんじゃないかとも思う
被害者は加害者のルールに則って排除され、加害者は社会のルールに則って排除されるわけだし
仲韃の場合は、彼が責任とって殺されるのは残酷すぎる…とはいわないけど、
じゃあなんで天帝は虐殺するような王を選んだのか、殺人者に玉座を与えた天帝はなぜ罰せられないのか
とも感じてしまう
殺人者になるとは知らずに選んだんだとしたら神様のくせにそんな適当な選び方でいいのかと思うし、
知っていて仲韃に玉座を与えたんなら芳の民を殺したのは天帝だともいえる
刑っていうのは、社会の安寧のためもあるけど、
自分がやったことへの等価であるべきだと思うんだ。
何人も殺してる人間は、死刑で当然だと思うんで、
わざわざ減刑したうえ無駄な税金使うのは勘弁してほしいと思う。
民を殺すのはいつも天帝
>>439 > なんで天帝は虐殺するような王を選んだのか
いや、天帝もそこまでは分からないんだと思う
天帝の意志など本当はなくて
ただ単に麒麟の好みのタイプだったりして
>>431 そこらへんが、民が国を天の一部かなんかだと思ってる表れなんだろな
犯罪者は自分達の手の届かないところでお偉方が排除してくれるもの、みたいに思ってるっつーか。
まあ文字通り雲の上の人だからだけど
選ぶ時点での可能性を総合的に見るしかできないんじゃないの?>天帝
仙になるとはいえ結局もとは人で、ずっと永遠に統治できる人物なんているわけないだろうし
読み終えて、今スレ見てるけど
>>134の>どこか投げやりな劉王→主上
これは読んでて思ったわw
>>433 選択の自由がある程度あった結果で、皆それぞれの職についてるわけでしょ?
日本でも執行ボタンを押すような立場というのは、その職に就く段階でわかるわけだし、
辞めたくても辞めさせてもらえないものではない。
その立場なのだから、それに付随する責任の一切を、文句一つ言わずに負え!とも違うけれど、
ボタンを押さなきゃならない人間が哀れってのはちょっと違う気がするが。
とは言ったものの、人があまりやりたがらない、でも誰かがやらないとならない仕事に就く人が、
実際に職種を選べる自由があったかって議論をすることも可能だってのはわかってる。でもきりがない。
十二国の話にすれば、率由の友人の掌戮の人は仙籍持ってる官吏だってことを思えば、
選択の自由がなかったって話にはならない気がするし、そうなれば、その仕事が泥をかぶることだとは思えない。
天帝はぶっちゃけ「王は誰でもいい」んだと思う
名君で無くてもいいし、名君でもいい
選んだ相手がいまいちだったら、麒麟が病んで国を一旦リセットしてやりなおし
>>447 職つく時に、死刑のボタンを押す職につくと決めてつく人は多分あまりいないと思うよ
基本的に、ある日、次の処刑は貴方がって言われるだけなんだから
そもそも二十数人も殺す前に2番目くらいの犯罪で終身刑にしとけばよかった話では。
絶対に更生しない人間がいるってことにようやく気付いて、殺刑かどうかに悩む前にさ…
だいたい気づくの遅すぎるよな。ファンタジー世界だからしょうがないけど。
>>448 どこかで、ボタンが3つあって、三人で同時に押すと聞いた。
誰のが当ったかは判らないって。
>>450 貴方がって言われるのが数人いる
って書けば良かったか。
>>448 ごめん、それをやりたくてその職に就くってより、そうしなきゃならない場合もあるっていう可能性を知ってて就くんじゃないかってこと。
死刑判決出したいって裁判官になる人は多分いないだろうけど、そういう判決を出さなきゃならない場合もあるし、
犯罪者を死刑にしたいと思って検察官になる人も多分いないだろうけど、場合によっては法廷でそう要求する。例えばそういうこと。
まあ、覚悟がないならやめちまえって外野が言うのは簡単だし、実際そう嫌だからと簡単にほいほいやめられるほど世の中甘くないけどさ。
>>444たとえば現実の酷い殺人犯がいて
誰が見ても情状酌量の余地も更正の余地もなかったら
身内が被害者でなくても「死刑にしてほしい」と思うのと同じじゃ?
>犯罪者は自分達の手の届かないところでお偉方が排除してくれる
法治国家なんだから、一般の市民が私刑やったらまずいだろ…
>>453 段々スレ違いになってきたけど
>人があまりやりたがらない、でも誰かがやらないとならない仕事に就く人
として、死刑の執行者がいるんじゃなくて
執行官は、もちろん死刑執行するのが仕事じゃなくて
一度も執行に当たらず、通常の業務を行う為に職につく。
だから、死刑執行に担当する人へも何の予告なしに告げられる。
じゃないと、当日欠勤する人が多いから当日お前がボタンを押すんだと告知されるのが通常。
死刑日は、キホン変更にならないからね。
そして、執行した事は外部へもらさない。
>>449言われてみればその通りだww
そう考えると
サクッと厳罰(≠死刑)に処しておけば悲劇は拡大しなかった
という一例だと解釈できるかも。
今回のケースとして言える話だけど。
犯人にとってもずっと囲われの身で懲役する人生の方が
穏やかに生きられたかもしれない。
生活費が税金の無駄っていっても
「安全」という公共の福祉のためと考えれば…だしねぇ
新作読んだけど、この話は十二国記でなくてもよかったというより十二国記だからやらないほうがよかったと思った
だって王と天帝が存在する世界だから。
天綱と違って現実のように定まらない倫理と書き換え可能なルールの下で論ずるならともかく
巨大なリセットボタンを持った王や天帝が存在するのに議論しあう主人公達は茶番劇にしか見えなかった
だってあんだけ悩んで結論出しても、例えば王が不干渉を破って「やっぱ死刑は駄目」っていったら連中はそれに従うんだぞ
作中で法を運用する人間が度々「主上はどう思っておられるのか」って言ってるのはそういうことだろ
天綱に殺人は悪、最高刑は死刑って書いてあるんならそれが絶対の理だし、最終的に被告の罪を決めるのもその責任を負うのもみーんな王様。
議論自体は興味深かったけど、十二国記の世界には馴染まない話だったと思う
>>454 > 法治国家なんだから、一般の市民が私刑やったらまずいだろ
いや、今はそういう話はしてないと思うよ
「死刑にしてほしい」と要求する時には、死刑を執行する誰かの事なんか考えずに、ただ「あいつが死ぬ」と考えるから、あまり悩まずに要求できる
そういう話じゃないか
民衆は「生きる苦しみ」まで思い至ることはなかったのかな。
死にたがってる奴を殺刑ってホント思うが壷っていうか。
>>453 だから、つまりは執行の可能性のある職業だってわかっててその職に就いてるんだから、
自分の手は汚さないけどわかっててその職に就いてる人達がやるんだから死刑アリ、
って考えなんだね?
でも股割きの私刑は残しておかないと
終身刑の罪人は自分の食い扶持ぐらい労働で稼がせればいいんじゃないかな。
>>457 いや、今回の話は、王が一度決めた方針に対してそれを揺るがす事件が起き、その時に王が丸投げしたら大変な事になった、ってストーリー
王が何もしない国は、たとえ上手に仕組みが作ってあっても、このように滅びます、という実例
>>457 つか議論の中身ははっきり言ってν速レベルに見えた
つまり一般論なんだと思うけど
そこから派生して最後に天綱に言及してたろうに
国って多かれ少なかれそうかもしれないけど
必ずと言っていいくらい滅びへの道があるんだよな
どういう道を選んでもいつかは滅びます。
どんな王でも滅びへの道ヘイ!щ(゚Д゚щ) カモーン
ってのを12国記で延々とやってる気が最近してきたw
なんというか、それも別に興味深くないわけじゃないだけどさ
初期というか自分が面白いと感じたのは「滅びへ向かう話」じゃなくて
国が歪んでも、なおかつ、その後の再生というか、国が生まれ変わっていこうとする話だったんだよね
痛みの中にも、足掻こうとして少しでも良くなっていこうとする姿。
別にハッピーエンドが欲しいとかいうわけじゃないんだけど
>>460 九割言いたいことを言ってくれてるけど、二行目の最後の結論だけ違う。
だから死刑アリ、ではなくて、だから死刑の有無を誰かが泥を被るとかで議論はできない。それだけ。
賛成か反対かなら、賛成だが。
砂漠を歩いていたら海水をもらったような新作だった
次はボルヴィックが欲しい
砂漠が果てなく続いてもいいから
>>463 丸投げって言うか、下手に民の意見を優先させてしまう人だから、結果gdgdになってしまった感じ。
王としての考えは死刑廃止だけど、民がそんなに望んでるならそっち優先してもいいんじゃない? みたいな。
しかし民主主義で決断した政策が間違ってても、責任取るのは王なんだよね。
その辺が嫌になったとか。
>>468 > 下手に民の意見を優先させてしまう人だから、結果gdgd
いや、そうじゃなくて、あの時は死刑廃止に決めたけどもう何でもいいや、と丸投げしてるように見えるんだよね
あるいは、きっちり作り上げた仕組みが王無しでどれくらい持ちこたえるのか観察してるのかも
議論部分は殆ど様式美(美?)だよね
でも、議論してる当人たちも判っててやってた
読んでて違和感感じたのは、刑に対する価値観が、
自分たち読者の世界と変わらないことだった
遺族に仇を取らせる価値観だってアリなのに、
手足を折って再犯出来ないようにする価値観だってアリなのに、
「野蛮」だとか「残酷」みたいな感覚は、どこで誰が植え付けたんだろう
せっかくファンタジーなのに、変なとこで現代日本なんだよな
>>468 > 下手に民の意見を優先させてしまう人だから、結果gdgdになってしまった感じ。
> 王としての考えは死刑廃止だけど、民がそんなに望んでるならそっち優先してもいいんじゃない? みたいな。
この事件、この裁判自体に興味すらないようだと書いてあったじゃん
民の意見を優先してたなんてどこからも読み取れないぞ
>>469 そう見えて、120年の間に色々考えるところがあったんだと思うよ。
瑛庚と妻の関係が王と民との関係の縮図だったりするかもしれん。
>>433 嫌じゃない
少なくとも日本で死刑になるような極悪人に対しては
王が死刑やめろって言わなければ疑問無しに死刑にしてたんだから
3人が悩むのが無駄に思える。せめて王の意見が無いと
正直柳国に全然興味無かったから、どういう国だったけ?みたいな感じで読んだ
そこそこ面白かったけど、そこそこって感じではあった。
確か、柳国で分かっている事って、ほとんど無かったんだっけ?
滅びそうだなーって事くらいであってる?
>>472 瑛庚と妻の関係が王と民との関係の縮図ってのはよく分からんが、
少なくとも王が民の意見を優先してるようには見えなかったけどな
面白かった!
前評判悪いのばっかだったから想像以上に楽しめて得した気分。
京極さんの本の薀蓄部分好きなんだけどそれと似た感じで
ツボに来た気がする。
あと柳の王様も天に疑問を持つ一人で、
「王がいなくても立ち行く事」を考え法整備して、
その後官に判断を任せ国が立ち行くか実験中とかだったら
おもろいなーとか考えたりしつつ読んだ。
王が何もしなくても官や法などがしっかりしている状態なら国は傾かないのか、
官や法がきちんと機能していても王が何もしないと国が傾くのかとか。
王が職務放棄しても官がしっかりやっていける状態を作るのが
難しそうだから前提から無理ってことかもしれないけど、
名高い法治国家柳って事で考えてしまった。
>>467 >砂漠が果てなく続いてもいいから
そ、それはご勘弁を…!
新刊マダー
今回わかったことは
楽俊が引き合いに出すほど劉の太子は立派じゃないと言うことだ
>>481 すまないがこれが頭に
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ,
// ""⌒⌒\ )
i / ⌒ ⌒ ヽ )
!゙ (・ )` ´( ・) i/ 友愛
| (__人_) |
\ `ー' /
ノ \
昔はしっかりしてたんだろうな〜
達王みたいに
わろたw
>>478です
>>457 王が間違うこともあるし、王の判断に進言って場合もあるだろうし
官の考えが無駄ってことはないと思う。
王が絶対だと何も考えずに従うのと、
内容を理解して従うのでは大きく意味合いが違うとも思うし。
昔の刑罰が残酷ということでほとんど用いられなくなくなったとかって
記述と天の摂理は揺れるものという発言があったけど、
それじゃ残酷という刑罰をしないのが常識になって
用いないのが常識で用いるのは人道もとるというのが常識になった際に、
それを用いる王がいた場合国は傾くのかとか、
(過去には当然用いられていたので一度は天が許していた)
天の摂理は揺れるっていうので揺れるなら判断基準があるはずで
それは人々の「仁道」なのか、天の「仁道」なのかとか考えたりとか、
自分としては十二国記として十分楽しめた。
>>459 こちらの世界のように「動機については「人を殺して死刑になりたかった」などと話しており」
とかガンガン報道されてそれを家で余暇に「ふーん」と見て知る事も無い世界で
民衆は思い至る事はなかったのか(キリッ と言われても。エスパーじゃないんだからと。
柳は法治国家で名高いと言われるが、短命国家が多い十二国で、
結局120年続いて法治国家で終わってる所が劉王の限界でもあるかな。
官僚としては優秀で、統治する法や制度は素晴らしいものが出来るが、
国を発展させる産業なりなんなりのビジョンを描けず、五里霧中に陥り
行き詰ることは考えられる。
南の方の国は安定していれば農業で食っていけるが、北の方は鉱物資源が
ないとジリ貧になると、延王も言ってたしな。
十二国に火山て無いのかね
>448
ボタン押す人が刑務官かどうかは知らんけど
そういうことが業務に含まれる職を選ぶ人は
試験受ける前に試験勉強してて業務内容分かってると思うんだ
ボタン押すより死刑囚の落下を下で受け止める係がきついらしいよ
やっと読んだ
柳の過去編かと思ってたから、楽俊が偵察にきたのと同じ頃で嬉しい驚きだった
これは本編がくることを期待してしまう
しかし結局劉王はやる気がなくなっただけなのかw
一部の官吏は腐ってるっぽいが、今回の3人は真面目ないい官吏だなー
王の内面もちょっと知りたいな
>>489 刑務官採用試験の案内には乗ってないんだって
執行可能な設備がある所ばっかりじゃないし
実際内勤の指示が出て、行き先を聞いてその行き先に
刑務場があれば初めて可能性に含まれてくる。
当然自分の希望での異動は不可。
でも、こんだけ有名になったら刑務官になるって事は
その可能性があるって事は知っているだろうけど
>>492 十二国記の話に戻すけど、大辟を執行するのは兵士で、兵士になった時には大辟廃止されていて、自分が執行するとは思ってない
この辺り、うまく現代日本の制度から離したよね
劉王は官吏から王になったんだっけ?
法律作って八割方上手くいってるなら、たまに起きる珍しい事件はどうでもいいんじゃない
劉王の心情が一番知りたかった
そっちにスポット当てて欲しかったな
>>432 中庭同盟の十二国記短編なら
かしょの夢に収録されたから別に気にし無くておk
最近になって十二国以外の主上の本も読み始めたんだが
ホラー怖くて敬遠してたんだがなんとも勿体無いことをしていた。
面白いわ。
>495
人のやりたくない仕事を押し付ける気がするので誰にもさせられないって論理じゃ、
世の中なんにも立ち行かなくなるじゃない。
前の丕緒の鳥はきちんと外伝って感じだったけど、
今回のは本編に絡まりそうな分だけちょっと物足りない。
後々、柳国の王やら太子やら国の顛末が書かれて、
オムニバス形式だけど全体で1冊になる柳国の話だったら
あってもいい話だったかなー。という読後感想。
延王や楽俊が気にしてたしこれから本編には絡んでくるんじゃない?
続きが出れば…
>>439 加害者は、自分がやった行いの結果排除されるが
被害者は何の落ち度も無いのに、加害者に排除された。
加害者と被害者を同等に扱いたがる人っているのね・・・
こういうタイプの人が、人権屋になるんだろね。
実際にはガイシュツな事柄の焼き直しだけで
柳王に関して本当に新しい情報は何も無かった。
そこに現代の日本人の感覚で死刑廃止論とか
陪審員の話を単純に盛り込んだだけ。
やっぱ12国記の必要無いや。
>>502 劉王が玉座にいたというのは重要情報だが、それはおいておこう
十二国記は元々死なないラインハルトがいたらどうなるかという仮想国家の興亡を描く話だよ。これまで全て人生か国家がテーマだ
そして今回の話はどう見ても日本人の感覚ではない。死刑が存在しなかった仮想国家の話だ
ゆえに、どうみてもこれこそが十二国記。
>>503 同意
しかし、十二国でなければできない話だろうが
別に無くても何も困らん。いらねって意見じゃね?
意訳すると、「いるのは俺の好みの話です。それ以外はいりません。」だ。
お前の好みなんぞ知るか。って感じだ。
新刊マダー
自分もそんなに現実日本とリンクしてると思わなかったな。
あの手の真性キ○ガイ殺人鬼が100年以上もの間出なかったってのが
まず非現実的だし、ああいう理解できない犯罪と国の荒廃を結び付けて
苦悩するのもあっちの国ならではとしか言いようがない。
普通は世の中の荒廃と関係あるのは従来のありきたりな犯罪の数で、
それとは別にいつの時代も脳の異常とかでキ○ガイ犯罪者はいるもんだが。
別にあってもいいが、他にもっと読みたい部分があるような気がする
みたいな感じかと
本編(?)が進んでいたら、いくらでも枝葉なり細かい設定集かよみたいな
説明短編が出ても、世界観が深まる材料になっていいよね
こういうのもたまには面白いよね、こういうのも主上は書きたいんだろうねで済む気がする。
滅びるのも必然って国だと思ったな
ぬるい刑罰にぬるい官僚
王になると覚悟を決めた後の陽子の爪の垢でも飲ませたい
さんざん待たせて内容がこれかよ、ってのはあると思うけどな
確かに戴国編は魔性の子以来のある意味本編の一つだから完結させて欲しい、というのはある。
だが今回結構設定が明確になってきた柳国について、蒲月か李理あたりを主人公にした長編へと展開してもらっても構わない。
つまり、理も情も一致する法の理とは……新刊マダー
>>486 いや、別にそうかっこつけて書いたんじゃなくて。
やっぱりそういう犯人側の情報が少ないんかね、という事だよ。
なんか飛躍的に物事取る人多いな…。
>>509 柳国は謎に満ちていたから
柳国編の国の成り立ちとか、崩壊とか、再生とか
きっちり本編で書いてくれたら
それはそれで面白かったと思うよ
単に、あー枝葉の枝葉の枝葉だなって感じだから微妙感がチトあるだけで
戴で思い出したんだが、延王が、虚海があるからほっといてだいじょーぶ
そのうち王も麒麟も死んでで新しい泰麒か麟が生まれて
新王が現れてリセットされるって高を括ってたわけじゃん(大雑把には
新王が現れても、現王ですら手も足も出せない状況なんだから
新王どうこうじゃなくて、つまりは新しい麒麟とそのシレイなら
なんとか、なんとでもできるだろうって考えてたってことなのかな
王自体は今回のケースでは丸ごと無力じゃん
王がいようが妖魔は出まくり、民も臣もどういうわけか丸ごと偽王派
細かい事情は延王は知らなかっただろうけども。
全てをリセットできるのは麒麟、しかも力を持った麒麟だけってことだよね?
何もイレギュラーな事態が起こらなければ
無力な泰麒が戻っても何にもならず結局やられて
それによって泰王もとうとう亡くなって
奉山に新しい麒麟が生まれて、そいつがシレイ引き連れてアセン倒して戴を救って
新王が見つかって、延王もやっと一息つけるって感じ? 延王ってば黒っ!!
これまで何度もあったことなんだから、どうという事はない
という事なんだと思うけど
>>513 王も麒麟も死んでない、でも所在不明で
偽王?が立って荒らしているみたいなのは前例が無い
みたいな風に書いてたと思うんだが
丕緒の鳥は何度も読み返したけど今回のは一度読めばもういいって感じ
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ,
// ""⌒⌒\ )
i / ⌒ ⌒ ヽ )
!゙ (・ )` ´( ・) i/ 華胥の夢を見せてあげよう
| (__人_) |
\ `ー' /
ノ \
作品の感想は結構厳しいのね
こんなんで本編の続きを書いても大丈夫かな
>>517 厳しい意見の大部分が、内容というよりも「これは十二国記である必要がなかった」ってことだから、
普通に戴国の動乱の続きを書くならば問題ないんじゃないか
ファンからつまんねコール ←今ココ
↓
主上やる気無くす
↓
執筆凍結
>>519 本編に関しては今までと変わらない結果だな
>>518 >>509を書いたあとに気がついたんだが、昔から言われてきた話だけど
柳国の謎って戴国動乱と関係しているんじゃないの?
ネットの反応を主上が見たら、柳国・戴国編の続きを書く気なくしたりしてw
>>519 その手の意見よく見るけど
マンセーされまくっても、逆に皆(ファン)の望むような作品は
書く気にならないみたいになって、書かないだろうし
批判であろうが何だろうが、一緒なんじゃねーの?という気はする
つか、実際面白いモン書いてくれていたら
番外で12国記で無くても…みたいな話だろうが
本編だろうが、面白いという意見はほっといても出てくるw
>>519 どれだけチキンだよ
言いたくもないマンセー意見言う方がつらいわ
前例もあるし実際それやられたら一気に興醒めする
>>512 いや、延王がほしいのは泰王の援軍要請だと思う。
泰王が一言「助けて」と言ってくれさえすれば、覿面の罪を恐れず戴を救えるようになる。
>>522 文句が多いから、読者の望むとおりに書けないので、もう続きは書きません。
って言って実際に長編シリーズを止められたことがあるんだよ
マンセーしろとまで言ってないだろ
>>524 なるほど。状況に変化があれば王から援軍要請出せるかもしれないね
そういうことか
>>523 書きたくもないものを書けといわれればGHと同じく打ち切るかもな
だけど、基本的に反応はわりと良いじゃん
一部にある「十二国記ではない」という批判は
>>503以下のとおり勘違いだと思うし
>>526 援軍要請ってどういうものが認められるのかな
正式に書面を用意せず、口伝えか何かで来てほしいとか言うのは認められる?
やはり口で言ってても
相手(延王)までそれがちゃんと伝わらないと意味ない…よね
延王が援軍を出すのはいいとしても、
他国の為に軍を動かしてばかりだと離反するのが出てきそう
>>527 勘違いじゃないだろ、人それぞれ感じ方が違って当然
リアルな友人間では反応悪いよ、キャラの魅力で読んでる人にはつまらないだろう。
でも自分は、これが十二国じゃない設定で書かれたとしても、わりと好き。
渡鬼や24見てる時のイライラ感に似てるw
>>524 麒麟や王クラスがおkって言えば他国の軍が出せるシステムも問題だけど、それより
いまの泰麒が麒麟の性を失って王宮の地位も失ってるのが怖い、作中でも言われてたけど
泰麒が延王に頼んで軍を出してもアウトになる公算が大きい。
もっとも、泰麒が民の指示を得たり使令の扱いに慣れてからならセーフになるかもしれないし、
つまりは新刊マダー
>>501 被害者は加害者の理屈から見たら何らかの落ち度があったんで(作中の子どもは、「ちょうど12銭」持っていたわけでしょ)、排除されたって言いたかっただけ
それが社会的に認められる理屈とは思わないし、被害者に落ち度があるとも思わない
別に犯人を擁護してるわけじゃないが、犯人には普通の人たちが理解できない犯人ルールがあるってこと
加害者と被害者を同列に扱っているんじゃなくて、両者はすでに別次元でしか議論できない相いれない存在だと思う
まあそれが犯人の刑罰を軽くする材料になるとは思わないけど
>>532 自分以外に通用しないルールは、他者へ向けた時点でルールなどとは言えないよ
自分ルールは「この横断歩道の白線以外を踏んだらアウト」と決めて
自分だけでそれを守って「よしセーフ!」「残念アウト!」等とやるものであって
普通に横断歩道を渡る人達に「ハイ落ちたからアウト!!」なんて言うのは
通用しないだろう
今作の場合、「犯人にも『ちょうど12銭』持ってたという理由があったんだなぁ」
等と考慮されるものではとてもないし、
ましてや「12銭持っていた事」だけの事を「犯人側から見れば落ち度があった」
と言って退ける貴方の感覚が恐ろしいわ
この作者って身近にいたら理屈っぽくてプライド高くて気難しい感じね
お前は馬鹿だけどな
楽俊は後にこういった事件を扱い、そして迷宮入りした事件を解決する
おみやさんになるんだな、確信した
それが頭いい人の話す内容なの?
>>532 落ち度じゃあないでしょ。奴にとっては12銭道端に落ちてたから拾った程度の感覚でしょ。
むしろそこに12銭持って通りかかってくれてありがとうレベルだよ。
人の理を外れた振る舞いをしたから豺虎として死刑にする、ではいかんのかな。
>>529 そうだよそうだよダメじゃん
朝廷の方針が大事っぽいから、そうじゃないなら
王が直接エンにいるか軍を率いてくれないと
他国のために軍出して離反はないだろ
難民で困ってるし、500年続けてる大王様の指示だし
て言うかプラプラしてる王様っぽくない王だから今更だ
もう書かないなら書かないでプロットだけ見せてくれたらいいや
どういう謎だったのかだけ分かれば文句言わないから・・・
とりあえず続くのか続かないのか分からないのが一番辛い
ギョウソウがどこにいて黒幕が誰かわかれば後は脳内補完します
阿撰の動機と方法と仲間が誰かがわかればいいや
何気に阿撰以外の裏切り者が一番気になるかも
まあ操られただけかもしれないけど
>>512 確かに一番そうなることを願ってるのは尚隆だよね。
泰麒が死んでもゴウラン達が暴走する心配は無くなったし。
核兵器暴走させそうな北朝鮮の崩壊を望みつつ、
独裁政権崩壊で日本に難民が来たら困るしー
勝手に死滅してくれればいいのに・・的な?
>>543 思えばあの傲濫をあっさり預かったって事は、もし泰麒に何かあって傲濫が解き放たれても
自分達が襲われる事はない(押さえ込める)って自身があったって事だから
あのおばはん見かけは凡庸なのに流石は西王母と言うべきなんだなぁ
それとも天の理で、西王母等がいる所では妖魔は暴れられないだけかもだけど
ギョウソウの意志ではないとは言っても、戴がそんなに荒れてるのにまだ生きてるとは信じられん。
無能な王(才の前王みたいなの)が許されず天命を失うなら、ギョウソウも国が荒れるのを止められない無能って解釈で死んでいる。
そしてそれが泰麒にも感知されず、白雉が落ちるという形で現れないのが十二国のシステムの綻び始めで、柳でもまたシステムの綻びができて…
まで考えてやめた。
新刊マダー?
前回の否緒より今回のは確実に本編に繋がる話だから期待してしまう
新刊マダー
>>546 覿面の罪を除けば、天が王を直接殺すことはないはず。
王が無能ならまずは麒麟が失道して死に、その後に王が死ぬ。
ところが泰麒が角を折られたせいで、失道システムが機能しなくなったんだろう。
システムの綻びと言うより、阿選がうまいことシステムの隙をついた感じ。
でも泰麒の角が切られたのは偶然じゃなかった?
阿選は普通に泰麒を斬ろうとして、咄嗟に転変して逃げようとしたら刃が角にあたってしまったみたいな
550 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/30(水) 18:07:02 ID:ixFqfy4A
>>548 泰麒を通さず死んだんじゃ?ってことで。
死んでて欲しいわけじゃないけど、生きてる姿が想像つかん。
達磨になってたらやだなぁ
>>550 実は俺も達磨になってるんじゃないかと想像したことあるわ・・・
>>512 新しい麒麟が生まれたとしていったいあの国の誰が昇山するんだ?
>>546 国が荒れてるけど民は王を支持してるから失道しないのかもな。
十二国とか言うの抜きにして作品としてつまんなかったよ
全然読ませる文章じゃないじゃん
あの調子で本編が書かれた時のガッカリ感を思うと
十二国記はもう書きません宣言してもらた方が良い
そーゆー人は本編の新作が出た時だけ読めばいいじゃん。
何年かかるかわかんないんだから、もう打ち切りと思って、期待せず待たず、
いつか出た時読みなよ。
出さない宣言してほしいとか、小野さんに手紙書いたりするのは勘弁ね。
面白いと思ってる人の邪魔しないでよ。
同意ー。
文章のクオリティは悪いとは思わないけど
主人公の思想、行動にまったく共感がもてなくてイライラしたな
最後、更生の可能性とかで助けてたら本ぶん投げてたと思う
>>555 別に読んで面白くなかったという意見を封殺しなくてもいいと思うんだ
単なる一意見なんだし
>>555 お前2ch初心者かよ
この程度の煽りにホイホイ乗っちゃうなんて
>>559 横からだけど、このスレは割とマジレスするスレだと思うぜ
30代の厨二が多いからな
というか
>>554は煽りじゃなくて、正直な意見なのでは?と思ったりする
563 :
sage:2009/09/30(水) 20:58:21 ID:yxpCViLj
柳は法治国家と思いきや放置国家だったわけですな
誰うま
眠いヨォ
ライスト復活きたー
しかし選曲渋いなぁw
567 :
566:2009/09/30(水) 21:17:26 ID:iEugQlHl
誤爆申し訳ないです
どこのスレだか当ててみよう……洋楽っぽいけど
ベストアルバムでも出たのだろうか
>>534 プロ意識が無いんだと思う
作品を途中で投げ出すわけだから
新作読んだ!
マニュアル人間が柳の官に増えすぎてる印象を受けた
人を裁くってすっごく大変なことだ
人の一生を左右するんだから
それを死刑かそうでないかだけでここまで迷う
これまでどうしてたのかって話にならんか
死刑なら一生背負って終身刑ならルーチン仕事の一部で忘却の彼方
方程式に当てはめるように全ての人間に等しく通用する裁きをしようとする
それじゃ人間が人間を裁く意味ないよ
王から丸投げされたって嘆くエイコウたち自身が
他人を裁く重圧を王へ丸投げしてんじゃん
最終的に責任を取るのは王なんだから
各人自分の仕事に対する誇りがゼロな部下ばっかじゃキツかろう
という感想をここに書くくらいは楽しく読めた
作者さんへ感謝
>>570 小説だからそういうことを言えるんであって、十二国記をリアルな話を考えれば
死刑を私情でどうこうするってそうとう難しいと思う
そう考えれば今回の話は結構リアルかも、読んでないけど
そういえば、以前の読み切りはどんな話だったの?
>>516 そのAAでその台詞、マジでキツイです・・・orz
まあ確かになぁ…華胥の夢とは思わないけれど…
正直国民が支持していないマニフェストにまで固執して国債を発行するのはやめてほしい…
民主を支持した国民は別にマニフェストの条文全てを支持したわけじゃない
ただ自民党政権では思い切ったことはできないと思ったから
民主に投票しただけで
ただそれだけで
あれだけ法治国家の柳で、被害者が定められた司法官以外の
官との接見を禁じる法ってなかったのかな。
それがあれば、妻が僭越なことをしたときに
何もあんなにあわてたり激昂したりしなくても
「悪いけど、法律違反だから話せないよ。あんた達も逮捕されちゃうよ」
って穏やかにを妻や遺族を諭すことができたはずじゃん。
なんか、法律の冷厳とそれに置き去りにされる民情との剥離をムリヤリ演出してないか?
接見の禁止はあっただろうけど庶民が雲の上まで来るのが困難だし
官が会おうとしない限り会えない仕組みだったから官に対して厳しい罰則が下るようになっていて
わざわざ官の身内が連れて来るとかは想定外だったとか
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 華胥の夢を見せておくれよ
}ハ Y ハ {
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ そういえば仙籍に入ってる人の
ノノ 々゚从 家族って仙籍に入ってるのかね
}ハ Y ハ { ヘタすると親が仙籍に入って子供が成長して親のトシを抜いて先に死ぬなんてこともあろうね
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 まあいいんだけどね、どうでも
}ハ Y ハ { どうせ俺が常世にいたって仙籍入れないし
浮民か夜盗がせいぜいさ
582 :
イラストに騙された名無しさん:2009/09/30(水) 22:22:21 ID:z0r5xWKk
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ なあ、ひどく疲れたけど
ノノ 々゚从 どうしてだろう、安らかな気分さ
}ハ Y ハ { 涙も出ない、全部嘘だったんだ
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 おっと、ageちった…もう疲れたよ
}ハ Y ハ {
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 人間失格は電気椅子の夢を見るよ…
}ハ Y ハ {
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 黄海まであと何マイル…? 私を黄海までつれてって…
}ハ Y ハ {
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 死にたい
}ハ Y ハ {
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从
>>581んー…昔のこのスレは関係ない話題でも上手く十二国記に結び付けて
}ハ Y ハ { 楽しむ術を知っていたと思うんだ…
柳が気になって久々に風の万里読んでたけど面白れー
今作で別に新出の事柄は法律関係以外無かったと思うな。
確かに柳王は玉座にいたけど、帰山の段階で風漢は既に
王が実権を投げ出してしまった可能性を示唆してるし
それって描かれていた官への丸投げそのものだと思う。
〃⌒ヽ、 最近は連投規制が一段と厳しくなったなァ
〃ノ。人ヽヽ 俺のせいか
ノノ 々゚从 ところで
>>589柳は逆に言えば王が政務に飽いてもある程度機能する法による統治システムを確立しているとはいえないだろうか
}ハ Y ハ { 秦の商央による法治やローマのローマ法による統治のように
しかし常世で摂政や関白のような官が実権を握るような統治形態は
たとえそれが善政であっても天に許容されるのか興味深いところだ
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ 結局のところ常世の国家は王個人の資質にあまりにも依存しすぎている
ノノ 々゚从 この常世の国家のあり方の欠点を補う解決策の一つとして柳という法治国家のあり方は
}ハ Y ハ { 一つの可能性を示していたと思うのだ
だからこそ柳は荒廃に向かっているのか、いるとすればそのシステムのどこに過誤があったのか
そのあたりの描写を含んだ新作が待ち遠しい
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ
ノノ 々゚从 しかし主上はもともとそんな国家のシステム論に興味があるお方なのかは別問題なのだがな
}ハ Y ハ { もともと少女小説として始まった十二国記だし、個人の資質が国家の運命を左右するような物語世界の枠組みは
人間的なドラマを描くためには格好の舞台としてあるのは間違いのないところだ
陽子の慶の物語も、結局精神論に始終しているところがあると思う
陽子が政治システムの面で才能を発揮していたことはない
だが黄昏の最後で大使館を発案するなど、今後はその面での陽子の才覚も語られていくのかもしれない
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ しかし主上は単純な人間賛美をするようなお方ではないのもまた事実
ノノ 々゚从 ただ単に人間性だけで統治はできない、その事例は多く示されている
}ハ Y ハ { そのあたりの深みが十二国記と凡百のファンタジー小説とを隔てるものでもあるのだろう
主上はマキャベリストなのだ
だが人間の善性≒善政ではないと示してはいるものの、それでも結局は上辺だけの型どおりの善を越えた、
真の人間洞察に基づいた善=善政であるということは否定していない
そこでシステム論は閑却される
だがそれは仕方の無いことなのだろう
十二国記はあくまで人間を描く至高のファンタジー小説なのだから
統治論はあくまで副次的なものであるべきだ
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ だがそれを承知で今回明らかになった柳の法治国家としての姿をもう少し深めたいと思うのだ
ノノ 々゚从
>>589は官への丸投げと言ったが、所詮国王個人の事務処理能力には限界がある
}ハ Y ハ { だからこそ国王の権限を分割・委譲していくのは国家システムの整備する方向性としては間違っていないはずなのだ
もちろんそれは平時において
システムが磐石で安定している場合においてではある
戦時、非常時においては権限は国王に集中してあるべきであり、
その場合常世の国家システムは非常に有用であると言える
柳の本質的な問題は、システムは既に疲弊しているにもかかわらず
権限の委譲と国王独裁のバランスが状況に適したものになっていないところにあるのではないだろうか
〃⌒ヽ、
〃ノ。人ヽヽ だがふと思うのだ
ノノ 々゚从 我々は十二国記に政治論を求めているのだろうか
}ハ Y ハ { 確かに主上は年を取って老境に達し円熟して、
無知ゆえの若さ、その若さゆえのドラマに対して興味を失い、
社会、国家、システム論に興味が移るのは仕方の無いことだ
だが我々が十二国記に求めたのはそういうものであったのだろうか
我々は陽子や泰麒の苦悩する姿に共感し、そこに自らを見つけ励まし励まされ
そうやって十二国記とともに歩いてきたのではなったか?
十二国記はあくまで物語、人間を描く物語であって欲しい
だからこそ今回の新作には物足りなさが残るのだろう
なんかね…有名になり過ぎちゃったんだよきっと。
過大評価というわけではないけれども、
中年男性の熟読にも耐える作品にしようとして、肩に力が入ってるのが分かる。
そんなに過剰に期待にこたえようとしなくて良いのに。
> 中年男性の熟読にも耐える作品にしようとして、肩に力が入ってるのが分かる。
> そんなに過剰に期待にこたえようとしなくて良いのに。
「期待にこたえようと」っていうよりも、「こっちが元々の私なのよ」ってかんじがする
THの頃は無理してたって後年かなり必死になって否定してたけど、本質はあの時代の
あとがきのままなんだろうなと思う…
まあさすがに、素はあそこまでははっちゃけてはいないだろうけどw
>>589 風漢の読みが的確すぎだよねw
傾いていくのを強調しつつ、も変った型らしいから
何かが切っ掛けで結構持ち直しそうな予感w
結局、本筋的に目新しい事は何も出て来なかったって訳だ。
やっぱり予定ではエッセーとかだったんじゃね?ぬこかどうかはともかく。
厳しい出版業界で、前回思いもかけない増刷になってS社は味をしめたんだろう。
主上的にもガイシュツの焼き直し、つまり新ネタ投入せずに、
今回主張したい事を被せれたら楽に対応できるとかで譲歩。
あれだけギリになって12国だって明かされたのに小説の巻頭だし
裏事情は色々あると思うよ。
>>597 ちょっと違う例かもしれないけど
藤本ひとみなんかもライトノベル時代の自分を否定って感じだけど
文章のうまさは別として勢いはライトノベル時代の方があったと思うんだよね
おもしろさというか熱というか。
同じ事が主上に言えるかもしれない。
どこに出しても恥ずかしくない文章を今書いている(書きたい)
これが本来の自分と思っているかもしれないけど
それが面白い話を書きたいという方向かどうかは微妙みたいな
今回の話自体は自分は割と好きだけど
WHで書いていた時代の主上と
今の主上をどっちか選べと言われたら
絶対WH時代の文章を取りたいw
そりゃあ、悪いが比べるべくもなくWH時代だったりする。
でも、これが今の主上なんだから、しょうがないんだが。
と、愚痴っぽくなってしまった。スマン。
柳国自体は自分は結構気になる国なので
出来れば王の主観が見える形で又書いて欲しいなと思う。
滅びもいいけど、過去編でもいいや
根拠は無いんだけど、柳はそういう視点では描かれない気がする
もとの予定がエッセイだったってのはないと思う
出版社がお願いして外伝書いてくれるんなら
とっとと本編新刊でまくってたっておかしくないっていうか
出てないのがおかしいだろw
擁護になるが、今回のはあくまで外伝なんだから、過剰に期待したり
厳しすぎる目で評価するのはちょっとどうなのかなと思うよ。
最初は奥さん側な気分だったが、いつの間にか旦那側に。
やっぱ上手いよなあ…とオモタ。
最初からケダモノだと決め付けておいて、改心せよと言うのでは改心しようもない。
教化する事も可能かもしれないから狩獺に会ってみよう。
という理由で狩獺に会ったはずなのに、自分は屑だ、あんたらはそう思ってるんだろう?
という狩獺の問いに否定も肯定もせず、教化への術を模索するでもなく
通常通りの上から物を言う形での質問だけして「駄目だこりゃ」じゃ
あんた等結局何がしたかったの? って感じだ。
アメリカの交渉人ほどまで上手くとは言わないけど、
犯人の心を開くべく努力した結果で下した判決じゃないから
何の意味も持たなく思えた。
>>518 十二国である必要はなかったかもしれんが、
十二国じゃなかったら設定づくりも面倒だし話題にもならんし、
面白くもなんともない小編になったとと思うぞ
だから、十二国シリーズでこれを描いたのは、作者のナイス判断だと思うよ
もともと「柳が法治国家として名が知れている」という設定で、
しかも「すでに傾き出している」いるという話はすでに出ているんだから、
舞台設定としては申し分ないでしょう
>>603 しかし、本編が出ない以上は
外伝の話に期待するしかないわけでして
王は法を超えなければならない(だっけ?)みたいな台詞がどっかにあったと思うけれど、
官や民は結局法にしたがうことしか出来ないわけだから、法外の事象にはやはり王は不可欠だってことだよね
もしかして戴状況が放置されてるのは、玉帝も実質無能になってんじゃないのか・・?
そもそも。
本編がちゃんと出ていればWHでない他社のyomyom外伝でなに書こうが
お好きに〜ってなったようなw
十二国に黒人はいないのかな。
陽子の肌は褐色だけど。
今回の話は、12国の中の国の名前やシステムが出てきただけでドキドキだったけど、
ずっと重い気持ちで終わった。
次は救いを欲しい。
ちなみに、刑務官については江戸川乱歩賞受賞作「13階段」(高野和明著)を読むと
苦悩とかシステムとかが分かるかもしれないけれど(死刑執行をする職業と知らずに就く人もいるようだ)、
はっきり言って、読中の気持ち悪さ、重さは今回の話の比ではない(くらい重過ぎる)ので注意。
>>610 流されたばっかりの陽子の視点では、「明らかに日本人の顔立ち」で、髪の毛が様々な色があって奇妙に見えた
ってことだったんで、黒人的な人種的特徴のある人間はいないと思う
逆に白人っぽい人間もいないのではないかな
あくまで色白で目鼻立ちが洋風な…日本人、的どまりなのでは
陽子やギョウソウはじめ、「褐色の肌」と言われるものも黒人的なそれではなくあくまでよーく日に焼けた日本人
的な黒さと思われ
日本人は白人より肌が強いから地黒な奴がじっくり日焼けするとほんとに黒いけどなw
ちなみに日本で無能に出くわした陽子や教師は彼を「金髪の白人」とは一度も認識してないんで、
彼も実際は金髪ロン毛の日本人のアンチャン的な容貌と思われ。
柳を書いてくれたんだからきっと本編も書いてくれるはず><
楽俊や延王が疑ってたことの答えが一応出たわけだし
>>614 そうだ!そうだよね!><
もーマジで。主上頼んます。
不慮の事故とか病気で死ぬ事があったら
つい「あああ十二国記が読みたかったあー!」と思っちまうよ!
てか、この長い年月の間に、そう思いながら亡くなった人もいるんだろうな…
>>605 俺には王だけじゃなくて瑛庚達司法官も狩獺もみんな無気力で、審理だってずっとそれぞれ役割を
仕方なく演じてるだけに見えたから、狩獺に会いに行ったのも、さっさとこいつはどうしようもない奴だって
思いたいから行ったんじゃないかと思った。
さっさとこの重圧から解放されたいから、だから教化の方法も考える気はないと。
無能になったのは王だけじゃなくて、実は瑛庚達官吏も無能になってるんじゃないかと。
でも瑛庚達はまだそれには気付いてないから恐いよって。
上手く言えんけど、俺はそんな風に感じた。
刺青の刑の目的である、努力し周囲に認められ立ち直るというシステムが作動してなかったわけだ。
周囲から差別されるばかりだったという。それは制度の乱れなのか、最初からそうであって最近まで治安が保たれたのは別の理由なのか、
処刑するかどうかより大事なその点を、狩獺という重要証人から聞き出せていないのがそもそも問題だな。
日本にも時々いる、生きることそのものが苦痛な犯罪者にとっては、
殺して貰えた上に司法制度に大打撃を与えられるなら大勝利だろうな。
自分を理解してもらえなきゃ反省できないなんて奴は、
例え悔いたって長続きしないね。
世間からつまはじきにされた?
屑やけだものと呼ばれたら、それだけのことをしたんだと思えよ。
あなたにも辛いことがあったんだよね、なんて言葉、
酌量の余地のある者にしか与えられなくて当たり前だっつの。
一番辛かったのは被害者本人と遺族。
犯人が甘えるんじゃねーよ。
としか思えん。
現在日本も今回の短編も、加害者を気遣いすぎ。
別に加害者に気を使ってる訳じゃなく法律と判例を守っとるだけですがな
屑や獣と呼ばれ、それだけのことをしたと認識して
屑や獣として生きることにしたわけですな。その意味では狩獺は
>>618に忠実に生きている
>>618のやり方だと更正じゃなくて、犯罪者は犯罪を繰り返す道にしか進めない
社会復帰が困難なシステムだと、刑罰が寛大でも厳格でも再犯率は下げようがない。そして刑務所は再犯者でいっぱいになる
司法がそれを無理矢理何とかするとすれば、軽犯罪でも何でも再犯をする前に殺してしまえと言うことになるな
十二国記だからって内容の縛りは無いと思うけど
読者に「国記じゃなくても良かったじゃん」と思わせた段階で失敗だと思う。
自分はキャラに感情移入も出来なかったし、かと言って話的にも共感出来無かった。
死刑廃止論議自体が現実にもある論議だからそれと比べて
遙かに薄っぺらいのは仕方ないけど、フィクションとして「読ませる」内容でも無かったなあ・・・
少なくとも自分の場合は読後何かを考えさせられた訳でもないし。
>>621 別に。感情的な上に何かポイントを外れた長文で主上批判らしいのがあったから反応したまで。
>>622 まあ、十二国記の原点が死なないラインハルトだと知らない(思わない)人が、これを十二国記じゃないと思うのは勝手で考慮する必要もないと思う
この話が難解なのは、そういう十二国記の原点に関心がない人がいると言うこと。そして、一見日本にもある死刑廃止制度を扱っているせいで
まったく前提が違う十二国での話だと言うことを忘れて皮相的な死刑是非論で読みがちなところだろうな
>>617 前科者に対する差別が完全にゼロにするのは不可能でしょ。
それでも、柳は割と上手く行ってる方だったんだろう。
狩獺だって、しばらく我慢して刺青が薄れればそれなりに認められたはず。
でも、狩獺にはそのしばらくの我慢すらできなかったと。
ただ、こういう事件が何件か続けば、世間の前科者への目はどんどん厳しくなるだろうね。
それで再犯率増加→前科者への差別が更に強く→再犯率増加の悪循環に陥るかも。
>>623 この話が面白くないと思うのは
「そういう十二国記の原点に関心がない」からとかは
関係ないような?
>>624 本当に上手くいっていたのか、上手くいっていたとしたら何故だったのかを下界で調査すべきだったと思う
そこで答えが得られていれば、狩獺を処刑する自分でも納得がいく理由が見つかっていたのかもな
法や体制の仕組みも登場人物の年齢詐欺も12国記出安心した所々に不明だった詳細設定ちりばめられてて
よかった
感じ的には乗月やカショだね王があんまり出てこないところはカショや乗月まんま
外伝は官吏シリーズで王達は脇役ポイね
芳が民に指示されてて吹いた
実は今までタイオウが竜王に指示だしててタイオウと連絡取れなくなってああなったんだったりしてw
でアセンはそれを知って反逆と....なんてな
十二国記の世界だから、国が荒れたからああいう犯罪者が現れたってことなんだろうけど
現実世界では、比較的安定した国でも、稀に居るものだし。
国が荒れていることを暗示する出来事を出すなら、もっと別の例が良かった気がする。
民を拉致する国、核兵器を向けてる国、領土や資源を奪国との友愛を説くトップと、
法のトップなのに不法滞在を温かい目で見ろ(不法容認)と発言する法相(秋官長)
・・なんて国は荒れてるのか?
まー日本の場合、政治のトップを変えるのに
大逆って手段によらなくても済むから
それだけは、あっちの世界よりはマシだねw
柳の麒麟は、既に失道してるのだろうか?
631 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/01(木) 07:58:49 ID:ObAbardP
今朝の新聞。新刊の広告に「悪霊の島」スティーブン・キング、というのがあった。
…一瞬、トキメイタ。「悪霊」って字にさ。
新刊マダー
死なないラインハルト(笑)
景麒のことですね
十二国記ファンには設定は面白い。
一般の小説としてみたら、つまらない。延々議論してるだけ。新しい考え方もないし。
設定だけ面白い小説は、やはり小説としてはつまらないんだと思う。
つ[五星物語]
昨日本屋で偶然気がついて買ったから、
喜びもひとしおだわ
なんか、柳はこれから大変そう
今回の3人の官や、六官はまだ踏みとどまってる感じだけど、
これからドンドン国が傾いて行くと、
彼らみたいな人は排除されたり、辛い目にあいそうで怖かった
それこそ、秋官は復活した、なんか恐ろしい死刑方法で殺されたりしないかとか
あと、今回ちょい役だった新米国官の孫は
実は本編で活躍する前振りだと信じたい
本編書いてるのか・書く気あるのか?とてもそうは思えないが
エスパー登場
>>638 ああ、いいねそれ。
暗くて救いのない外伝での唯一の本編にも繋がる光になりそうだ。
京都のあちこちの本屋で十二国記のポップを出してyomyomが売られてる
主上にはこれを見て十二国記への期待の高さを確認してもらいたい
主上は失道しているのでは?
>>643 やだねぇ辛気くさい。
我らが主上がそんな失道なんてするわけがないじゃないか。
ほらほらもっとパーッと騒げば憂さなんて忘れるさあ。はっはっはっは。
読み終わった。考えさせられた。
死刑の是非を議論する場で交わされた内容がそのまま載ってたな。
その時自分は卒由の立場から意見を言った。
卒由と違ったのは、自分の意見に疑問を感じてなかったこと。
だけど、落照の獄を読んでかなり私情に偏った意見だったんだなと反省。
加害者になる可能性よりも被害者になる可能性の方が想像しやすかったから
まさに自分の不安を取り除くための反射的な意見だった気がする。
>>639 自分は落照の獄を読んで、主上は本編を書くつもりがあるようだと希望が持てたぞ。
芳のような国になってしまった柳を見て落照の獄を思い出し、あの判決は正しかったのかと
もう一度読者に考えさせるための伏線じゃないかなって。
どうか、そうであってくれ。
一冊分短編が溜まったら珠晶の話に戻るよ
あと何年待てば・・・
実際本編を待ち続けて死んだ民もいるんだろうな。
主上がいつまでも長く玉座に座り続けることを望む。
>638
8歳の娘が成長して新王に!
にいさまはちょうさい
今回の話=このスレ
>>649 王が長生きってのはそれだけで民にとってはいいことだから…
>>649 玉座に座っておられない期間のほうが長いんですが。
完全に柳と同じ状況だからな
死なないラインハルトの話だと知ってる、理解している人だけにしか十二国記の話だと
思えないような話書いてるんだな…ってことが理解できましたw
>>654 いや、他の作家に「全て任せるから代わりに書いて」と言い出してはじめて柳と同じ状況だろう
それに比べればまだ希望を持てる状況だと思うが
>>635 このスレの評価見て迷ったけど、
二次書いてるからその為だけに買って来た。
その意味では刑罰の設定等があって役に立つ短編だった。
でも話としては確かにつまらなかった。
つか、あれ「物語」じゃないしな。
何処のサークルか気になっちゃうじゃないかw
>>657 つまらないというのはいいけど
二次創作しておいて「役に立つ」って言い草はないと思うよ
>>659 さすがにそれは言葉尻捉えすぎじゃないか…
作者が二次創作に反対してる作品のスレなら必要以上にピリピリするのもわかるが
>>660 いや、役に立つって言い方は良くないと思うよ
わざと言ってるんだと思うけどな
つまらないけど資料として役に立つ、というのは、やっぱりいわゆる公式に対して失礼だよな
ていうか、わざわざ二次やってますとか言う必要がどこにあるのか
ああ、すまん。二次って書かないと
小説に対して「何が”役”に立つ?」と普通は疑問に思うだろうと考えた。
作品を描く上で役に立つと思ったのは事実だし、今の所予定は無いけど
刑罰関係のネタをちょっとでも扱わないとは限らない訳だから。
でも悪いけど二次者としてではなく
一読者としては面白いとは思えなかったって事。
>>659 凄く同意。
二次やってる人間は原作に対して最低限の礼儀というものをわきまえて欲しい。
まさに柳のような状態
参考になった
とか他にも色々表現があるだろうに、役に立ったなんて言葉を選ぶとか
文章サークルだったら致命的だがきっと漫画サークルなんだろう
>>620 > 軽犯罪でも何でも再犯をする前に殺してしまえと言うことになるな
昔の日本はそれやってたな
一銭斬りってやつ
死刑もなかったな、保元の乱かなにかで
復活するまで200年間ぐらいは無くなってたはず
治安は最悪だったようだがw
まああとあれだ、作者の政治的主張が入り始めると
どんな小説でも糞になっていくのはマジ
田中芳樹も見る影なくなっちゃったしw
十二国記はその轍を踏まないように祈る
泰の話しが再開したら、驍宗が拷問後のグリフィスみたいになってたりして…。
嫌な感じだなソレ……
泰麒が自分が何なのかすっぱり忘れてたのと同じく
阿選のもとでなんもかんもすっぱり忘れてアハハウフフと楽しく暮らしてるかもしれん
呪をほどこした隠れ家の地下ですっかり色白になって
>631
キングと言えば主上に「ミザリー」の感想を聞いてみたい。
物書きとしてどう思ったのかな。
虹漫画描いてる人を馬鹿にしないでください><
>>672 麒麟と同等扱いにしてあげたのです。これ以上何を?
>>668 なんとか玉座を取り戻しても猜疑心の塊みたいになってたり、
体が役立たずになったせいでもう人格が一変してたりで、
恐怖の圧制になったりして…
675 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/01(木) 22:17:59 ID:iIctq3DH
たしかに驍宗は悲惨な状況になってそうだ…
主上はそういうところ容赦無いからな…
>>621 必死になれない大人が嫌い
必死になれない子供が嫌い
必死になれない他人が嫌い
必死になれない自分が嫌い
何かもーだめだね…この人
作家ならさ、ちゃんと話を描いてくれとか思ったよ
これやったら、マジで驍宗に殺されるかもしれない状況かもしれないが
ちょっとだけ聞いてみたい
驍宗さん
∩___∩
__ _,, -ー ,, / ⌒ ⌒ 丶| 今、どんな気持ち?
(/ "つ`..,: (●) (●) 丶 ねぇ、どんな気持ち?
:/ :::::i:. ミ (_●_ ) |
:i ─::!,, ハッ ミ 、 |∪| 、彡____
ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● ハッ / ヽノ ___/
r " .r ミノ~. ハッ 〉 /\ 丶
:|::| ::::| :::i ゚。  ̄ \ 丶
:|::| ::::| :::|: \ 丶
:`.| ::::| :::|_: /⌒_)
:.,' ::( :::}: } ヘ /
:i `.-‐" J´ ((
>>672 別に漫画の方を下に見ているなんてつもりはないよ
読むのは小説の方が好きだが労力的には漫画のが大変だろうし
漫画よりも文字書きの方が文章力が求められるってこと。
俺の言葉の選び方もたいがいだな
>679
そもそも主上も二次創作やってたんじゃなかったっけ
今で言う腐女子というやつ
>>680 腐女子? ヤオイというかホモ書いてたってこと?
主上はむしろ率先して同人やってた感があるw
ただそれは女の同人界でいうところの「腐女子」とは違う
サムライトルーパーならリアルで畏きあたりの御方も手がけてごほごほ。
サムライトルーパーか……
筋金入りの腐女子っぽいな
>>683 その表紙見覚えがある。たぶん昔古本屋で手に入れた。
が、中身は忘れたw
>>680 ちと勘違いな横槍だったらスマンが、
>>657と
>>659-666あたりの話は
二次創作そのものがどうこうじゃなく二次創作をする上での、原作に対する態度の問題の話っしょ。
よりによって原作(内での情報)に対して ←※ココが重要1
【“二次創作してる自分”を中心に据えたかのような前提で】役に立つor立たない、 ←※ココが重要2
なんて上から目線での言い回し=単語選びをしちゃったから
気になった人達がいたってことじゃないの。
そして「二次の中でももし文章書きだった場合、↑みたいな言葉使うようではアチャー」てのが>666と>679。
今回のを読んで面白かったとかつまらなかったとか
個人的な感想を>657が述べることや、二次やること自体を問題視してる人はいないのでは。
>681
ごめん詳しくないから細かいことは他の人にきいて
新参者なので本当に知らないのですが、
死なないラインハルトって何ですか?
十二国記の原点とかわからなくて。
ちなみに図南の翼が一番好きです。
>死なないラインハルト
単なる比喩
今回の短編も「小野不由美が書いた」って示さず、何の先入観も持たせずに
いろんな人に文章だけを純粋に読んでもらったら「面白い」と感じる人は
どれくらいいるんだろう
図南とか月影とかは読んでると止まらなくなるんだけど
今回のは途中で止めたくなっちゃったんだよね・・・
俺が歳食っただけなのかな
狩獺みたいな凶悪犯が稀に存在することよりも
清花みたいに冷静な議論ができない自分の感情
最優先な人間がウジャウジャいることの方が
深刻な問題だと思う。
死なないラインハルトと言われているのをここで見て
あの人って死んじゃうんだ…と再放送を少しずつ見ていた自分は涙目だ
>693
いや、あれは、どんな名君でもいつか死んで、次は暗君かもしれない、
それを回避するために死なないように寿命をなくす、って意味だよ。
695 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 00:44:36 ID:LRifaW4k
銀英伝のネタバレぶちまけられて涙目って話じゃなかろうか
100年の間に法が形骸化して、綻びが出始めた。
王は、綻びは自身の無能さゆえだと思い直視できない。
丸投げされた臣下は、厳格な法の下で形成された硬直した思考で
判断を下そうとしたが故に、犯人の挑発に引っ掛かり殺刑に処した。
と、読んだ。
>>689 ラインハルトというのは「銀河英雄伝説」という作品に出てくる名君
小野さんは銀河英雄伝説を読んで名君でもいずれ死んでしまうものだが
もし死なない名君(ラインハルト)がいたらどうなるか、というところから十二国記の着想を得た
多分月の影影の海で延王が言っていたようなことを考えたと思われる
意味は良く分からんけどヤンのがよくね?
ヤンは政治に興味ないじゃん
このスレでは割と驍宗達磨説が出るけど、自分は目が見えなくなってる
可能性の方が高いと勝手に思ってる
>>692 無関係な民でいられるならともかく、自分の夫が責任者なんだから却って冷静でいられないんだろう。
いっそ嫁も自分と似たような冷静な官僚を選べばいいと思うんだが、
自分が枯れてて浮世離れしている分、嫁には純粋さを求めているから始末が悪い。
ラインハルトは戦争大好きだから欲求不満になりそう。
そしてガチガチに縛られた世界の不条理を解き明かそうとする。基本が革命家だから。
ヤンは早々に飽きて辞表を出したがるが、辞める=死なので、
優秀な官僚に任せてさぼりまくる……システムを批判するが、壊すタイプじゃない。
>702
ギョウソウとショウリュウじゃないか
まあ、「死なないラインハルトがいたらどうなるか」という命題に対して、
「いずれ統治に飽きて自滅する」という結論を出した。
ラインハルトは比喩で、意味としては「名君」なんだろうけど。
名君は名君であり続けるのが、人の一生ではともかく、永遠では難しいというのは賛成。
驍宗はなんかコケとか生えてそうな気がするな。なんとなく。
玉泉に沈められて、水晶とかルビーとかダイヤとかが全身にぶつぶつビッシリ生えてるかもしれない。
立ち読みした
十二国記を忘れたわけじゃなさそうなんで安心した
>>697 ありがとう
「銀河英雄伝説」ですね
読んでみます。
クレヨン王国シリーズを全部そろえた俺には14冊とか問題にならないぜ
銀英伝は和製スペオペの鉄板だし読むだろ普通
面白いしね
銀英伝は読んで損ないと思うね。すごく面白い。
確かに十二国記が好きなら読んでおくべきだな
野暮なことしてスマン
昔読みかけたが自分はあまり面白いと思えなかったな<銀英
十二国記ファンにもいろいろあるという事で
というかつきあいで読んでたけど、昔から田中が好きではなかったw
>>703 驍宗のモデルがラインハルトなら阿選のモデルはひょっとして…
キルヒアイスか
自分も好きじゃないから手を出してない
たまにこのスレで「読んで当然」といったレスを見ると
景麒なみにため息が出るw
前回のyomyom以降、久し振りに来たのですが
完璧に出遅れました
明日本屋を駆け巡りたいと思います
720 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 03:23:29 ID:O222JX4J
昔、銀英伝の文庫で解説してたよね。内容は忘れた。
死なないラインハルトが、話を考えたきっかけなのはいいんだが
前提が死なないラインハルトだと知らない人は誤解しているみたいな人や
十二国は死なないラインハルトの話だと知らない人は
そういう十二国記の原点に関心がないから、この話を理解出来ないみたいな
論調の人を見ると、いや、そこはあんまり関係ないんじゃとは思う
ヤン→楊→やなぎ→柳なのかもな
>>660 659じゃないけれど
作者の二次創作に対する姿勢は関係なく、
二次創作しているものがオリジナルに対して「役に立つ、立たない」という言いぐさは、
普通に失礼だろう
今さらのレスで失礼しました
目にした瞬間、脊髄反射で書き込んでしまいました
>>691 だからこそ、小野さんは十二国記(というより柳)を舞台にしたんでしょ
書きたいものがあって、
それを活かせる設定がある自分の作品を使ったということ
いい判断だと思う
727 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 10:08:29 ID:E1bi3a2H
個人的にはカショより面白かった
>>726 面白くないと感じる人が居るのも事実
十二国っぽくないと感じるのも事実
平行線なんだから、いい加減受け入れなよ
シリーズものなんて途中で面白くなくることもある
読者が変ったのかもしれないし作者が変ったのかもしれない
別に良い悪いとか関係ないし、価値観や意見の押しつけはよくない
人それぞれ自由な受け入れ方をすればいい
いきなり何をいいだしてるんだこいつはw
730 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 10:42:42 ID:5tgXJLOs
一方、楽俊は
>>729 あなたみたいなのが良くないって事でしょ
732 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 11:39:41 ID:O222JX4J
陽子の留守を見計らって
>>731 こんな破綻した文から汲み取れるなんてあなたは賢いな
お相手部爆誕
かしょ→ひしょ→今作とどんどん文体や作風が十二国記から離れてる感じ
ただの政治物で、従来みたいな独特のエッセンスが消えてくというか
年数があけばあくほど昔の自分の作品みて「私はもっと大人な作風で書けるの!」みたいな感じが…
悪霊シリーズは読んでないけどGHでかなり雰囲気変わったっぽいよね
シリーズ開幕したなら終わらせるまで同じ統一感だしてほしいよ
かしょ→ひしょ→今作とどんどん文体や作風が十二国記から離れてる感じ
ただの政治物で、従来みたいな独特のエッセンスが消えてくというか
年数があけばあくほど昔の自分の作品みて「私はもっと大人な作風で書けるの!」みたいな感じが…
悪霊シリーズは読んでないけどGHでかなり雰囲気変わったっぽいよね
シリーズ開幕したなら終わらせるまで同じ統一感だしてほしいよ
ポルナレフAA
…銀英伝、知らない世代がもういるのかぁ
とそっちにビックリした
もちろん、好き嫌い、読む読まないは別にして、
「銀河英雄伝説」自体何それ?なことに
ってことは、たまに他のスレや板なんかでみかける
オーベルシュタインとかのAAって不思議なんだろうなぁ
今回の話って、楽俊が柳を巡ってた時期とどのくらい離れてるのかな
今回の話が楽俊のかなり前だったら、柳はもう本当に崩壊寸前
王が倒れて初めて国が荒れるのを実感すると民と、
国が壊れて傾いて行くのを目の当たりにして、でも止めようのない官と
どっちがより恐怖を感じるんだろうね
治安のよい世が続いてただけに、反動が凄そう
今アラサーだけど、友達が貸してくれた創竜伝が初田中だった世代だ…
銀英伝は逆にその後知ったみたいな
時系列的には帰山や風の万里とは、そこまでタイムラグはない気がするんだが
帰山で言うところの、民衆が「浮かれて笑いはじめる」レベルまでは
まだいってなさそうな印象だったなあ
治安悪化という形で、亀裂が外部に見える段階まではきてそうだけど
みんなの深刻な鬱々感がたまりたまった爆発一歩手前、
官吏には踏みとどまっている人もいるけど
それも時間の問題なんだろうなと思った
十二国記らしくないとか十二国記でやる必要を感じないとか言ってる奴がいるが
何を基準に十二国記らしいとか言ってるのか意味不明
「銀河英雄伝説」自体何それ?ってのは世代関係ない気がする
知らん人は知らんし、知ってる人は知ってるってだけかと
新作読了。 そのとき夜の2時。
さぁ寝るか、と思ってパタンと表紙を閉じたら
表紙でパンダがげらげら笑ってた。
ラストで爆笑した狩だつと重なって妙にブキミだった。
おれみたいなやつはいるか?
なんで主上は舞台を中国にしたんだろそれこそドイツでもよかったのに
麒麟ネタは前から暖めていたとか?
745 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 17:04:16 ID:E1bi3a2H
746 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/02(金) 17:10:22 ID:YbdcXSj/
>>741 十二国記でなければ、そのテーマは語れなかったのか。
十二国記でなくても、そのテーマは語れたのではないか。
十二国記でなければ、そのキャラクターは活かせなかったのか。
十二国記であることで、そのキャラクターが活かせなかったのではないか。
狩獺でなくて狩鼠だったらと思うと恐ろしくてならない
楽俊に再会できる日は来るのだろうか
>>744 月の影〜のあとがきに書いてあるぞ
編集からファンタジーを書いてくださいと依頼
↓
ファンタジーをほとんど読んだことがないので悩む
↓
「異邦、あるいは異邦人の物語」と自分定義
↓
「異邦」という言葉を聞いて主上が最初に思いつくのは中国
↓
架空の中国の話に決定
>>744 主上が中国好きなんだろう
あと政治に絡んだ神話というか伝説は
中国物が圧倒的に多くなるだろうし、
十二国記そのものが中国的世界観に
インスピレーションもらったんじゃないかと
麒麟ネタは中国じゃなきゃ成立しないっぽいし
田中芳樹も中国好きだから
そっちからも影響受けてるのかも
>>749 主上、子供の頃から家にあった緯書や経書を読んでた上、
大谷大で仏教学やってたはず。その筋ではある意味エリート。
>>744 仏教だったかなんか中国系を専行していたかなんかで
それで漢文かじったりもしていて、で、それらの知識を利用してみたらしいよ。
夜中久々に月の影読んだらやっぱ面白かった
ケイキの無能っぷりとセリフが愛しかったw
サンスクリット語で卒論書いたらしいから中国というよりインドじゃないか?
「大学は仏教科だったけど、大学で勉強したことは今の仕事とは全然関係ない」ってあとがきでも書いてたし
>>750 経書はともかく緯書は初めて聞いたw
そんなのまで読んでたのか
>緯書(いしょ)とは漢代、儒家の経書を神秘主義的に解釈した書物。
らしいので、ということは
あの独特の世界観は緯書から来てるのかな……?
自分はガイエだったら
銀英よりもアル戦の方が読みやすくて好きだ
中東の紛争が激しかった頃は聞き覚えのある単語が多くて悲しくなったが…
という事で新刊マダー?
図南→黄昏の岸暁の天の間が凄く待たされた感があったけど
考えたら、黄昏の岸暁の天の後の新刊まだー状態のが
その期間よりも長くなっているのか…
何か今更だけど、本当改めて、全然続きが出ないなあと
しみじみと思った
勝ち気な女キャラが嫌いだから図南を読まず嫌いしてる。
でも評価は高いみたいだね。
>>757 気位の高い小学生くらいのお嬢様に罵られるのが好きな方には好評のようです。
>>757 でも終盤でぐしゃんぐしゃんに泣くんだぜ
ツンデレどころじゃなく気ぃ強いけど論理は通ってる
強者の論理
>>757 損な人生送ってる、とだけ言ってあげます
>757
面白いよ。アマゾンで著者名検索して売れてる順にソートすると、常に上位にいる。
十二国ファンなら、ぜひ読んでほしい作品。
でもまあ、合わないのはしかたないね。気の強い女の子出ずっぱりだから。
逆に考えると757は十二国記の新刊(?)をいつでも読めるということか
羨ましい限りだな
最新刊だな
新刊と言うとちょっと変だ。
短編出ているだけ以前よりはましじゃないかと思うが
主上のほかの作品はどうなってるんだろ
このスレはラノベ板だからスレチなんだろうが
出遅れたけど、主上が銀英伝を考察してたら十二国記になりますたって話は、
銀英伝徳間デュエル文庫版の解説(確か9巻)で明かされてる。
普通に銀英伝読むならどの版でも問題はないと思うが、この話はここでしか明かされてないので注意。
>753
実家が寺だって話聞いたよ
だからそれ関係の本がうなってたんじゃ?
地元で売ってなくて出遅れたが今日営業先近くで買った。
飯食いながら読んだ。
……微妙。確かに十二国記である必要を全く感じなかった。
分厚くて邪魔だったから
社に戻った後小説好きな女の子にあげた。
さて次の新作はいつかな……orz
銀英伝懐かしいなぁ他の田中芳樹作品は合わなかったのに、これだけは夢中になって読んだよ
十二国記好きなのってやっぱ好みだったのかな…新刊読みて〜
>>769 えーもったいない
落照以外の他の作家の作品も結構面白かったよ
個人的には何の期待もせず読んだせいかむしろ他の作品のほうが楽しめた
ビックリマンのシールだけ集めてチョコは捨てるを思い出したけど、ちょっと違うかw
そろそろ「これなら一部の二次創作の方が質は上だわ」とか言い出す間抜けが現れる悪寒
まあ、オレは既に延王・延麒の最期まで書いてるから、何の問題もない。
勝気な女キャラが嫌いな人は
図南に限らず十二国記全体的にダメなんじゃ…?w
主役級女子は全員気が強いだろ
>>728の上2行
そうだろうな。でも、それ726の書き込みと関係ないよ
>>774 なんだ雁史邦書の役人か
早く仕事に戻れよ
本日の産経新聞の投稿欄に
「責難は成事にあらず」
この言葉とこのセリフが出てくる小説を鳩山さんは参考にして欲しい。
という旨の記事が載ってた。
面白いって意見が多いから図南読んでみようかな。
>>776 珠晶以外の女の子キャラは好きだよ。
読んでもないのに、珠晶を嫌ってしまう理由がよく分からなくなってきた。
>>709 またまたありがとう
名前は知ってたけど読む機会が無かった
面白そうだからとりあえず1冊ポチった
驍宗のモデルがラインハルトなら、
阿選は猜疑され追い詰められて謀反に走ったケースかな…
驍宗本人を恨んでいるわけじゃないので、監禁されているだけで驍宗は無事ということもありうる。
達磨もつらいが、五体満足なのに何もできないのも辛いだろう。
五体満足なら自力で何とかしてんじゃね?
指で岩に穴開ける執念で。
無事な状態で大人しく監禁されているのは想像できんなあ。
>>763 へぇー、そうなのか。知らなかったよ。オレ、3冊も買ってしまったからな。
今、12回目読んでいる。召し上げられるまで読み続けます。
>>757 同じ理由で自分も避けてた
他の女の子は平気だけど珠晶は……
って思ってたけど、最初こそ辛かったものの読み終えたら嫌いじゃなくなってた
どうしても読む気にならなかったら、後ろから読んでデレ珠晶を見てみたら良いかも
>>782 珠晶には図南の始めの方、私もイライラした
というか陽子にも鈴にも祥瓊にも出てきたばかりの時はイライラした
けど一作読み終わると彼女たちをとても好きになっている不思議w
図南は一作だけ読んでもまとまりが良くてとても出来がいいと思う
ラインハルト オマージュ=景麒
十二国は大抵読んでて痛くて辛い気分になるんだが、
図南は、珠晶に感情移入出来ない分、読んでて辛くなかった。好きな作品だ。
傾麒乙
792 :
757:2009/10/03(土) 01:18:32 ID:YSyakMZi
決めた、明日図南買ってくる!
>>780 それは彼が野党時代に言うべきであって
総理になってからじゃ遅すぎるな
王になっちゃったらあとは華胥の夢を見るしかないじゃないか…
794 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/03(土) 01:23:02 ID:kBdSUR75
おっおーい!
今日本屋でヨムヨム見かけて
1年半位前に十二国記載ってたなーと思いつつぺらぺらめくったら十二国記あるじゃないか!
これから読ませていただきます
>>794 なんつう天の配剤
そういや図南読んでないと帰山と華胥(の奏国がらみの部分)の
面白みが半減してしまう気がするなw
運命それとも偶然か
死ぬまでにもう一度図南の様な物語を読みたいものよ
図南は一冊で終わる・筋道が一本・ラストも分かっているから
分かりやすかったよ
…汚らわしいとは思わんか?
>>798 あの話が初めて十二国記でメタ視点を大々的に表に出したものに見える
図南はなんか一本の映画見てるみたいな気分になる
滄海と違って、ひたすら人外の土地をゆく遠大な旅だったり
向こう見ずな子供が主人公だったり、
アクション的な部分が多いからかなんなのかわからんが
主人公があんま自分のことで苦悩してないのが十二国記にしては珍しいな
図南は子供視点だから黄海の旅がより一層恐ろしく感じられたな。
逃げる時に利広が前に座らせてくれて、読んでてこっちまでほっとしたりw
騎獣を失い、深手を追った本来頼れるべき大人に肩を貸しながら
辿り着ける見込みのない里を目指してる時の、口には出さない絶望感とか
う〜ん、また読み返すかな。
図南人気だな
読むと面白いけど読み返す回数は少ないなー
読み返すのは慶と戴絡みが圧倒的に多い
初めて十二国記読んだ時は、月の影、風の海、万里が鉄壁だった。
しかし年とってくると図南と海神の方が好きになってきた。
図南は、一冊で完結してるってのも大きいし
最後がすっきり爽快ってのも読み返しやすい要因かも
自分は、黄昏の岸暁の天好きだけど、何度読んでも
何か結局前振りで終わって、本編まだー?みたいな状態だよな…
と思って虚しくなったりするし。
昔十代で読み始めた頃は驍宗ファンだったから
黄昏読んだ後は王の安否が物凄く心配で
驍宗様早く帰ってきて!どうか無事でいて!(>_<)とピュアーに願いまくってた
今も、早く続き読みたい!ってのは変わってないが
「ギョーソーやっぱ達磨なのかなー、お、目潰し説もあるかあー」
などとスレ読みながら頷いている自分がちょっと哀しいw
>>807 そこに「阿選の性奴隷説」ってのも付け加えて
ものすごく出遅れてる、今新作の話知った…まだ売ってるだろうか
今月出るブルーレイボックスが欲しいけど再生する環境が無いので
PS3と一緒に買うか迷ってる
何よりもドラマCDが気になるんだよなぁ
DVDには付けない辺りセコイ
達磨はともかく、目潰しはできるのかな?
冬器の剣で傷つけても仙人なら治りそう
グーは効かないだろうから、冬器の棍棒で完全に潰すとかしないと
図南はなにより犬狼真君降臨が大きい。
シリーズ読んでるなら、ここは落としちゃ勿体無いところだよな。
また図南厨が・・・
うっかり黄昏読み返してたら朝にw
手紙を送った2人のうち芭墨は処刑されたから、裏切り者は霜元なのかなーとか久々に考えてた
驍宗は誰かに後ろから斬られたあとは
拉致られて監禁か、無数にあるという坑道に逃げたら入り口が塞がって生き埋めかなーと予想
新作が出るとつい読み返しちゃうねw
>>814 ( ´∀`)人(´∀` )
スレ見てたらむらむらと読み返したくなって
「ちょっとだけ」と読み始め風海と黄昏完読してしまって朝だった
出かけるつもりだったけど今日はもう引きこもって他のも全部読もう
短編1本に750円だすかどうか迷ったが
他の面子もみてヨムヨム買ってきた
早よ読まんと前スレからの未読が
溜まってきたしなw
>>815 読み返しちゃうと止まらないよねw
先行き不安なまま終わっちゃったから、泰麒と王が元気な頃の読んでくる
勝気な女キャラは苦手な人って結構いるんだな
自分もそういうキャラは苦手な方で珠晶は未だに好きになれないけど
図南自体は普通に面白く読めたな
>>806 「図南」はNHKもアニメ化して問題なかったんじゃないかなぁ
一冊でよくまとまっているから、2時間特番でもいいと思ったくらいだ
帰山の入った短編を読み返したいのに見つからない…
しょうがないからもう一冊買う
今度はイラストの入ったホワイトハート版にしよう
やはり新作は鴻慈でした
鴻慈は新刊に取っておけという人もおりましたが、新作は冬の夜の暖かみのようなもの
私は春を望んでいます。雪も溶け樹も芽吹き花も咲く新刊を望んでいます
柳国の長編を書けば戴国異変の全体像が分かるというのはどうですか?
>新作は冬の夜の暖かみのようなもの
ただ、まぁ・・・異常気象で冬なのに熱波がきたようなずれ方の新作だけどな
>>822 そうか。俺は月影や万里の序盤みたいな新作だと思った。危機は示されたけど解決がない。だから熱波ではなく鴻慈。
本当に春が来るには、そのあと様々な過程を経て新王の即位や初勅の発布まで描かないといけないと思うんだ
ここまで過去レス読まずに書き込み!
yomyom新作今初めて知った!!
買いに行って来る!!!
亜wせdrftgyふじこlp;「’」!!!!
アニメから入ったんですが、小説読んでも後悔しないでしょうか?
今までじゅうにこっきって呼んでたよ
「新刊」の前座て事が明らかになった上なら、
今回不満だったと言う様な内容を書いた人達もおそらく大目に見たと思う。
でもこれから次の新作がいつか、そもそも新作が出るかどうかも判らないまま
また放置されるかもと言う危惧があるから
内容の事もあって単純に単純に恵みの雨とは喜べず、様子見って感じ。
続作で何が書かれるかで評価を決めようて言うか。
続作があるっていう前提なのね
柳の続編は、無いんじゃないかな
あくまで、短編は、こういう風にどこかおかしくなっていく国がある
の一つというか
本編は、どっちにしろまずは大きな渦であるタイキあたりの
解決編が先のような気がする
そして、それが書けないでいるような気も
もう前回出てから何年だろ。7年か8年くらい?
>>825 十二国記は中国風の読み物だから
シーリャングォジーじゃないかしら
アニメから入ってくる人は多いみたいよ
出版順に読んでいって図南で止めておくことをお勧めするわ。
文章を読みなれていない人にはキツイんじゃなかろうか?
>>825 >>830 慣れてようが慣れてなかろうがページをめくる手が止まらないと思うけどね
まだ小説読んでないって人が羨ましくて仕方ない。あの興奮をもう一度ってね。
脇役2人がいない分、ストーリーはわかりやすいのかな?巧王とかは全く出てこないけど
ひと通り読み終わった後で感想を聞いてみたい
どの巻から手をつけるかで別の巻やキャラに対する印象が
少し変わるのが面白くてね…どう転んでもわくわくニヤニヤできた
あああいいなああああ
十二国記に関する部分だけ記憶喪失にならんかなw
そしたらまたまっさらな状態から読める…
>>811 冬器は仙に普通に傷を与えられる。眼球抉り出せばOK。
>>814 坑道なら穴掘って這ってでも出てくるだろうから、
生きてるなら監禁というのが一番ありそう。
殺さずに国を荒らして失道で死ぬのを眺める方が、王になれなかった復讐になりそう。
十二国記を忘れるのは嫌かもw
また月の影の上巻を読むのはツライorz
>>809 前の号は重版→供給過多な感じになってたから
今号は最初から多めに出してると思う
大きめの書店なら急がなくても残ってると思うよ
>>836 買えました!今読み終えたとこで、
なんか面白いんだけどすごい後味悪いですね。
今回の落照は、続編で楽俊が髭をそよがせながら
「柳は殺刑を復活させてから一気に傾いちまったんだよなぁ」
って呟いた時に切なくなるための作品かも。
>>835 十二国記が影も形も気配も無かった頃に
魔性の子を読んだ後に比べれば軽いもんだ。
新刊出るってマジ?
>>833 存在そのものを忘れたらきっと幸せになれるなw
本編主人公の陽子と要は、生真面目で自分をうじうじ責めるようなタイプなので
読んでいてスカッとしない。
図南と海神は主人公が明るくて竹を割ったような性格なんで読んでいて気持ちがいい。
十二国記らしい、水戸黄門的オチもこういう主人公の方が気持ちがいい。
狩獺が俺が詫びたところで死んだ者が生き返るわけじゃないって言ってたけど
狩獺が殺刑になったところで誰が生き返るわけじゃないし、
遺族の哀しみが癒えることはないと思う。
それに大抵の人は自分が死ぬのは嫌だから、殺刑が狩獺に対する罰だと言うけど
死を望む人に死を与えても望みを叶えてるにすぎない
それより仙籍に入れて人を殺めた手を自分で切り落としてもらって、
飲まず食わずでずっと生きてほしいって思った
>>843 犯罪被害者も犯人を憎み続ける人生は大変だよ。
死刑になれば殺された人間は生き返らないけど
なんらかのリセットが出来ると思う。
なんかのお話に、被害者もどこかで心理的決着を
つける必要があると書いてあった。
分からんでも無いけど
実際やるとエスカレートして国が傾くだろうな
>>828 同意だなー
柳はそもそも今回のような外伝があることすら予想しなかった
殺刑になれば誰かが狩獺を殺すことになる、
狩獺がどんなに残忍な形で人を殺しているにしても、狩獺に直接手を下す人は殺人を犯すことになると思う
わたしはカトリック系のキリスト教を学んでいたから
人が人を責め、殺してしまうことに対して抵抗がある
罪は一生赦せないし消えないけれど、人は罪を犯した人を赦すことをしないといけない
罪を犯した人を赦す日がくることがリセットだと思う
>>843そういえば
終身刑(こういう言い方じゃなかったけど)にしたら
税金がもったいないからダメ、だから死刑にって雰囲気だったみたいだけど>国民
単に仙籍入れてずっと酷使される懲役刑でもいいはずだよね。
というかその方が罰としては適切で過酷でグーだと思う。
今回の作品ではあえてその辺はスルーして
とにかく民がコロセコロセ状態になってる怖さを書いた感じ。
>>847 ごりっぱな信念ですな
犯罪被害者のご家族に説教されてはどうです?
>>847 人を殺しまくってきた宗教の教えで人を殺すなと言われても
852 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/03(土) 19:50:23 ID:WavJv0u5
岡村勲の話思い出したw
人類補完機構シリーズ(エヴァじゃなくてコードウェナースミスね)に
「悪夢刑」とか「苦痛刑」とかがある。殺さずに何百年も苦痛を与え続けるの。
>>851 異教徒の死体の山を累々と築いてきたからね
それどころか異端者も沢山殺してる
最近では文化の開けてないよその国を
教化という名目で荒らしまくり奴隷で儲けまくり
被害者や遺族がずっと加害者を憎んでいるかは他人には分からないことだがな
時間が経てば物事への捉え方も変わるかもしれないし
そもそも死刑は被害者側の為だけのものではないだろ
>>849 赦すべきだとは思う。だけど、大切な人を亡くしたやりようのない苦しみや哀しみを
ぶつけたい相手を赦せと言われて赦せる人なんていないと思う
矛盾してるけど私も大切な人が同じような目に遭ったなら、赦せと言われても赦せない
でも赦せる日が来てほしいと思う
>>857 最初からそう書いてれば、俺がアホみたいに
突っかかることもなかったのさ
何が言いたいかというとごめんねw
加害者は生きてて、罪を償って出所して更正したなんて言っても
殺された被害者は死んでて、加害者はこれから長い人生
もう被害者にできないことやるんだぜ
笑ったりドライブしたり風呂はいってまったり幸せな気分になったり
やっぱ被害者の近縁者が加害者が死ぬまで許せないってのは分かる気がする
>>855 聖書の教えには人が人を責めてはいけない殺めてはいけないと書いてある
それを信仰する教徒たちが教えを守るため人を沢山殺してる、戦争が起きる
落照の獄読んでどんなに法律や理を裁てたところで、
心がある人間にはそれを受け入れられないんだと思った
その気持ちはよく分かるけど、被害者に家族がいて極刑嘆願
したから罪が重くなるのはおかしい
天涯孤独の被害者だと罪が軽くなるということだろ?
贖罪なんてあり得ない。
どんな償いでもやったことは消せない。
唯一、罪人の心の持ちようだけが、贖罪の証。
罰には、まるで罰を受けたら罪が消えるかのような、錯覚を生じさせ、
贖罪を阻害する面もある。
いっそのこと
くすぐりの刑をずっと加え続ければいいんじゃね?
痛みよりも辛いだろ絶対
でも正直ラノベを読みながら死刑制度の意義とか考えたくな…
>>858 気にしてない。実際に偉そうなこと言ってるのはわかってる
教えをわかっていても赦せるほど私はできた人間じゃない
でもたとえ狩獺のような奴でも殺刑にしてほしいと望めば
また人が人を殺すことになるからやめてほしいと思った
>>865 日本語が読めてないんでしょう
ここは死刑の是非について話すスレじゃなくラノベスレ
そんなに語りたきゃ法律関係の板でもいけばいいのに
それをしないのなら、それはもう玉京の理を外れたただの妖魔
>863
天涯孤独の被害者だった場合は罪が軽くていいとは自分は言ってないけど
まあその場合加害者は出所後は晴れて誰からの責めも受けずに悠々世間を渡るんでしょうな
被害者の近縁者がいればずっと謝罪したり責められたりでうざいけど
被害者が天涯孤独なら刑を受けてしばらく殊勝な振りしてりゃいいわけで
むかつく話だけどね
>>866 奇麗事だな。
罪も無い身内を故意に惨殺されて同じ事が言えたら
誉めてやろう。
死刑執行人を慮っているようで、被害者の気持ちを
考えずに自分の奇麗事を押し付けようとしている。
こういう奴が被害者に
「犯人の許すべきだ」
とか得々と説教したりするんだろうな。
顔も知らない人間だろ
話をしたこともない人間のことだろ
法の解釈ならともかく加害者・被害者の内面なんて知る由もないのに
何故スレ違いの話を延々と
そろそろかな
ここで本編新巻マダーの流れへ
新巻なのか!
本編の続きを落照のテンションで書かれたらラストひどいことになりそうだな
まぁそれもいいか
>>873 つ新刊マダー?
いや冗談抜きで、主上がご無事かつ読者も健在なうちにせめて半端な放置分だけでも完結してほしい
yomyomの後についつい本編読み直して、また新刊マダー地獄に帰ってきてしまったよ…orz
>>875いや、何かもう新刊(の内容)に期待持てなくなってきたからこのまま放置でいい
>>875 もともとひどいラストだったような気もするので
それでいいです。
ということで新刊マダー?戴終了でもええでーー
放置というかもう書けないんだろなあ
書かないじゃなくて「書けない」のか…?
881 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/03(土) 21:32:25 ID:rL+/43hm
グインサーガやトリニティブラッドを見ると不安を感じてしまう
仮に自分が作家だったら、二十年前に考えた小説のストーリーを
十年ほど間を空けてからさあ小説に書けと言われたら「書けない」気もする
技術の問題じゃなく環境とか考え方とか気持ちの変遷で
でも本物の作家なら違うだろうとも思うので
主上はいつかは完結させて下さるだろうと期待はしてる
本質が腐○(ry
書けないっていうのは、文章が書けないっていうより、
十二国記への興味を無くして書けないのではないかと危惧している。
トルーパーの征当で腐萌えしてたのと同時期に
銀英の二次考えててできたのが十二国だろ?
二十年前の萌えで今も書けると思うか?
>>881 トリニティはまあ、前から時間との競争だって
判っていたしな。
なぁ、お前らいい加減諦めろよ…
主上崩御か自分が死ぬまで諦めきれんのじゃあ
>>886 あそこまで行ったし、最後まで書ききって欲しかったけどね。
カテ公が騎士団に行った後とかさ
>>866 たいして意味もなく、特定の宗教を出さないほうがいいよ
892 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/03(土) 22:26:39 ID:2Qao1gAM
落照の獄読んで本編に本格的に「柳」が登場するための
プロローグだと思った俺はオメデタイのでしょうか・・・
ついでに「魔性の子」を含み全巻久しぶりに読み返すと
驍宗が死んで李斎が王になる気がしてしょうがない。
丕緒の時は丕緒に主上をかさねて
やる気になってくれたかと期待感が膨らんだんだが
落照は
主上は無能にとか興味をなくしたとか・・・
やる気無くしてないといいなぁ
主上がもう出さない宣言をしたわけではないし
外伝とは言え出した以上、まだちゃんと続いていると考えるべきでしょ
新刊が「いつ」出るかは全くの未知数だが
現状では、新刊はいつかは出ると考えるのが自然ではないかな
で、新刊(本編続き)の前提と言うか、予備知識の一つみたいな形で短編が出て行く
今回の話は一応程度には新刊前提なんじゃねかね?
>>892 それは俺も思ったな。オレの場合、さらに飛躍して
戴救出に柳が一枚噛んでくるんじゃないかと…・・
むしろ逆に既存キャラが一切出てこない本筋に絡みようがない柳の話を書いたところから
主上はもう続ける気がないのだと俺は思ってしまった
次に出してくれるなら、天のシステムに疑問を覚える感じではなく
あの世界のシステムに乗っ取って頑張ってる国の描写を見たい
あんま黄昏や今回のみたいに深く突っ込んでるのばかりだと十二国全体が壊れていくような
余計な心配しそうで
なんとなく図南を読み返してしまった。
で、疑問。
WH版219ページで利広が頑丘に対して『頑丘は、・・・・・・でないから、分からない』と
言ってるんだが『・・・・・・』は何?
新刊は出ねえんだヨォ
を最近本筋はすすまねえんだヨォに変えるべきかと思ってる
ふと立ち寄った本屋でyomyomが積まれてた
開いて目次を見ると小野不由美の文字が!!!!!
ドピンクのyomyom以降このスレ見てなかったから逃す所だったぜ・・・
>>899 私は「王族」と思ってた。
王族として国を支える大変さとか
十二国一の長寿国としての重荷とか
未曾有の長寿国目前の重圧とかを指してんのかなって。
>>898 むしろ、北欧神話の神々の黄昏のように、世界が始まり、そして終わるっていう
話なのではないかな、って思ってた。
で、天帝はとうの昔に存在しなくて、理だけが生き続けているので綻び(バグ)が生じ
バグフィックスするする人がいないからそのうち滅びるのではないかと。
そんな気がする。
つか、「ルー○」みたいに実は現実世界じゃなくてすべてプログラム上の出来事でした、
とかだったらイヤだなぁ。
>>897 ところがどっこいそうは思わない者もいる
>>892、
>>896とも通じるところがあるが
自分は今回の柳短編、十二国記の一環として普通に嬉しかった
・倒れつつある絶望感は臭わせつつも
瑛庚みたいなマトモな官吏も複数残ってて心ある者達の姿が見られそうだし
・前例がないほど多国間協力姿勢に理解的な
慶雁恭範に囲まれてる地理的条件もおいしいし
・今回話中で活躍こそしなかったものの
キャラお披露目のために出てきたような(※個人的偏見)
若くて有能な設定の孫もいたし
(スレでたまに見る、柳国が戴のホニャララに関係あるかも〜とかいう予想を無しで考えたとしても)
今まで謎過ぎてワケワカメだった柳国にも、ようやく
どう本編に絡んできてももおかしくない素地、将来性が今回見えてきたと思う
正直 w k t k が止まらない
小野さんはもう続き書いてくれないんじゃ、なんて
ロクに根拠もない漠然とした不安などでは打ち消すことが出来ぬほどに
正直 w k t k が止まらない
大事なことなので2k(ry
ホントに書きたくないなら番外編なんて書かないだろうしねw
自分も楽観派。
ただ、前書きたかったものとは変わってる可能性はあるけど。
今回の柳が倒れるのは惜しいな
雁は建造物が盛ん
範は工芸、戴は玉泉、舜は薬泉、そして柳は法治国家、と国のキャラが立ってただけに。
ここから立ち直るかもしくは柳の特色としてずっと後の王朝まで続いてほしいもんだ
でも柳に新王が立ったら、前王の布いた法制度のせいで苦労しそうな気がする。
やっと読了。久しぶりにスレ来て新作のこと知った。
これから国が傾くにつれて、さらに狩獺のような「豺虎」と呼ばれる人間は増えるのだろうし、
そうなれば民は、今回のことを前例として必ず死刑を求めるだろうと思う。
瑛庚たちは民の暴動を恐れていることもあるし、罪状を見れば当人たちも死刑にせざるを得ないと考える。
芳は、王の意思で死刑が施行される恐怖政治だったけど、柳は芳と違って、死刑を求めているのは
民の方だから、箍が外れた時に暴走するのは国じゃなくて民の方かもしれない。
もしかしたら芳以上の惨い有様になるかもしれない。
読んでて思ったけど、もしかして主上は「淵雅・清花」と「狩獺・恵施」を似た存在として書いてたんだろうか。
自分が有能だと示すために越権行為をし、何が何でも全てを自分の思い通りに動かそうとする淵雅と、
自分が愚かではないことを示すために越権行為をし、何が何でも夫に死刑判決を出させようとする清花。
自分を屑扱いする世間に復讐するため(?)に、鬼畜と称されるまでの犯罪を犯し続けた狩獺と、
自分を愚か者扱いした(と思っている)元夫に復讐するために、犯罪に手を染めた恵施。
狩獺は復讐とは思ってないと思うよ。
殺人をそんなに重い行為と思っているくらいなら
もっと判り易い。
社会への復讐と言ったら、相手が嫌な気持ちを抱くのを
知ってるから言っただけだろう。
ヒショのときから思ってるんだけど、ホントに玉座に主上はいるのかね
十二国記以外は出てたりするからな。
>>914 けど十二国記以外の新刊もここ何年も出てないんじゃないか?
最後に出たのはくらのかみ?
あれだけまだ読んでないなぁ
おいらも「くらのかみ」だけ持ってないや
調べてみたら「くらのかみ」も六年前じゃないですかw
おい、主上は本当に玉座におわすんだろうな?
丕緒とか落照は宰舗が書いているんじゃあ……w
まさに柳状態
仙籍に入れて拷問し続ければよかったのに
上位の官って登用したら必ず仙籍に入れないといけないの?
王以外はみんなふつうの寿命の人間で回してる国は一つぐらい無いのかしらん
>919
誰がすんのよ
ある意味死刑にするよりいやだよそれ
特権を求めない役人がどこにいるかと?
使える(使えそうな)部下を手放したがる上司がどこにいるかと?
>>911 狩獺は
>>912が書いてる通りだと思う。それと
> 自分が愚かではないことを示すために越権行為をし、何が何でも夫に死刑判決を出させようとする清花。
これもちょっと違うんじゃないかと思うなぁ。
例えば家族や極親しい間柄に、今世間で大きな話題となっている事柄に関する重大な結論を
下せる人がいて、その事柄や、似た諸々に対して自分も憤りや不安など強い感情を抱いていたら
「自分に何かできるのではないか」という考えに至っても不思議じゃないと思う。
官吏でもない官吏の考え方のわからない清花に対して瑛庚は、自分の仕事を詳しく説明し
理解してもらうことをしてこなかったのだから、まさに瑛庚の望んだ通り清花は[単純に義憤を
感じ、率直に怒る、そのようであっ]たんだよ。
こういう仕事なのだからこういう事はしてはいけない、と知らないだろう人間が、自分にできる事
と考えて動いたものを、越権行為と評するのは違う気がする。
>>920 仕事の仲間が自分を置いてサクサク死んでくことになるんだぜ
モチベ下がりまくるわ。
優秀な部下を手放したくないのは勿論
優秀な上司に置いていかれまくるのも嫌だろ
久々に迷宮読んでた
驍宗は泰麒に選ばれなかったら国を出るつもりだったんだな
このプライドの高さが阿選との水面下の戦いに発展したんだな…
次の新作はyomyom18号ダナ
どいつもこいつも救われねえ
崩壊の序曲はこうやって始まるのかな
まあせっかくの人生、自分の国が滅ぶところを見たい気がせんでもない
滅ぶことよりも焼け野原から再興するのが見たい
新しい王にはみんなの期待が詰まってるんだ
それはすでにやってるからなあ
んじゃぁ、古い王が、隣の国の新しい王を妬んでつけねらう話を
500年とちょっと治めた古臭い王が、御政道に飽きて天帝に挑戦する話とか
800年治めた古い王が、うちの頃からか歯車が空回りしはじめて
何をやってもうまくいかず、一生懸命やろうとするんだけど全部裏目で
麟が病に陥るのをただ見守るしかない話とか
何もしないでもうまくいくように整備されてる国とか言われてたけど
やっぱり中の人は大変なんだねー
久しぶりに「華胥の幽夢」読んだ。
華胥で朱夏にいらついた。
十二国記は恐ろしい世界だなぁと実感…。
>>936 あなたもまもなく実体験することになるでしょう・・・
他国を侵略できないルールだから内紛だらけなのね
680年続いたっていう王朝の話とか読みたいな
あれは密に供王の話だと思ってるけどどこなのかな
>>940 法では「しちゃいけない」のに、行為としては「できない」わけではないのがまた怖い
王が何代目とか分かってるんだから
始まりの初代の物語が気になる
落照は自分的には駄作だったけど
書き下ろし100冊で出るのが十二国だったら
改めて評価を考えようと思う
うまくリンクしてたらいいな
上の方にあった一回忘れて読み返したいって話題で思い出したんだけどさ
初めてWH版で月影上巻を読み終えてうわあああ下巻下巻ってなったとき
本編の後ろに「既刊紹介」ってあるじゃん あれ読んじゃってさ
ひどいネタバレだった……人に貸すときはあのページ貼り付けて貸すようにしてる
そんなのがあるのか。
と、常にリアルタイムで読んできた人間がつぶやいてみる。
常にリアルタイムで読んでたって
新刊には既刊の紹介がある件w
ある程度出た状態から読み始めたが、月影から読んだから下巻の展開は燃えたなー
ウザいと思ってた陽子が変わっていって、景王ってわかった時はうわぁぁってなった
十二国のシステムを知らない陽子目線で新鮮に読めたことは幸運だった
12国のシステムの矛盾。
法の矛盾でどこかおかしくなっていくみたいな話もいいけど
やっぱり国が動いていく話が読みたいなあ…
ひょっこりひょうたん(ry
李斎・泰麟「戴が遠ざかっていくっ!?」
麟じゃなかった
>>952 黒髪の麟を想像して萌えたじゃないかどうしてくれる
954 :
780:2009/10/04(日) 17:40:52 ID:swJNnTU8
>>781 ごめん、記事というより読者の投稿
「鳩山首相はこの作品参考に」
「責難は成事にあらず」。人を責め、非難することは何かを成すことではない。
小野不由美さんの小説「華胥の幽夢」の中にある文だ。小説は―
王の施政を非難する人物が王になる。国権を欲しいままにし、国庫を食い荒らしてきた多くの官吏を罷免した。
と、国の業務が立ち行かなくなった。
また、猾吏の搾取によって困窮した民に重税を課すことはできない、と民を哀れみ税を軽くした。
すると、国を治めるだけの費用をまかなえなくなった。結果は、国を荒廃させたまま退位することになる。
高速道路無料化、ガソリン税などの暫定税率廃止、公共事業の見直し・・・
鳩山内閣がやろうとすることは、国民にはうれしいことの山盛りのようにめるが、本当はどうなのだろう。
自民党と官僚が行ったことを目くじらを立てるように排除するのではなく、きちんと考慮した上で施政にあたってもらいたい。
>>954 初出時は、村山社会党のことかって言われてたんだよね。
時が過ぎるのは早いね。
>>948 「魔性の子」から主上の本は発売日に全部ゲットしてるから、
最初に「ケイキ」が出た段階で、誓約前に陽子が王だとわかったからなー…
陽子目線で読めた人がちょっと羨ましい
最初に貸されたのが海神だったから、月の影下巻で尚隆が出てきたとき
一瞬でネタバレ状態になって噴いたw
十二国記を読むのに一番いい順番って
月影から始めて発売順にシリーズを全部読む
→黄昏まで読んだら「魔性の子」を読む
かなあ?
黄昏読む前に一回魔性の子読んどくほうがよくね?
黄昏単品だと、泰麒サイドで起きている事件の詳細がわけわかめ
逆に魔性を後で読むと、あのわけのわからない
じっとりした怖さが半減してしまう気がする…
迷宮の岸の前と後のどっちがいいのかは…悩むところだな…
960 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/04(日) 18:17:18 ID:iL/OVT7V
魔性の子だけはいざと言うときのために残してる
ホラーが苦手なわけじゃないよ
シリーズ始める前に別物ホラーとして魔性読むのがいいと思うな
今人に貸すんだったらそうするよ
>>925 あれはプライドの高さというより
王になれなかった自分が後の阿選のようになってしまうのを恐れたのではないかと思っている
自分一人のプライドの為に王のいない祖国を見捨てるような人ではないと信じたい
>>961 十二国記を相手が読む前に、十二国記関連だと知らせずに
読んでもらうのがベストなんだけど
そうすると挫折する人も多そうなんだよなあ。
悪霊からの儲だったけど、ちょっと躊躇したもの。当時。
>>942 しかも、その意図がまるでない難民支援でさえ
引っかかるから手に負えない
他国に軍を持って入ってはいけないけど
その国の王に「援助」として許可取れば入っていいんだから・・・
いきなり掌を翻して「出ていけ」となったら、どっちの国が傾くんだろう・・・
>>947 リアルタイマーの場合、月影が新刊で出た時には既刊紹介はないぞ。当たり前だが。
967 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/04(日) 20:19:30 ID:h6T9udgZ
ずれてますね
968 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/04(日) 21:35:05 ID:NEuIMjI1
誤爆かw
>>962 なるほどな
自分は玉座が不在のあいだ傍から国を支えてきたギョウソウは、
王として国を治めてみたかっただけなんだと思ってた
新王を迎えてからも、傍から国を支えるのは言葉は悪いが飽きた、という感じ
それくらいなら、一般人に戻って残りの人生どっか旅して回るかってところかな
>>962 そこまで考えてたのなら驍宗は凄いな
アッサリ戴を出て他国で拾ってもらうって言ったのは単純にビックリしたよ
今日はじめて図南の翼読んだ、めちゃくちゃ面白かった
図南厨がまた1人
図南を読まずして帰山とか読んでたのかと思うと、何か不思議な感じがする。
きっと、読まなかったんだよ。帰山も
アニメから入ってたんだけど、小説は黄昏しか読んでなくて
昨日落照の獄読んで今日図南読んで今から華胥の幽夢を読むとこ
>>966 「常にリアルタイムで読んできた」と言っているから
月影の事だけを言っているのではないのは明白。
「だったら既刊の紹介があるのは知ってるでしょ」と言ったまで。
>>962 それでも新王即位して落ち着くくらいまでは残ってもよくない?
て言うか王が出ないって大変なんだから、新王が出るまでの間支えるとかさ
ギョウソウは次の時代のために着々と準備までしてたような奴だぞ?
選ばれなかったら"即"戴を出て行くってんだから、極端すぎて自分勝手にしか見えんよ
アニメで一番不満だったのは、オリキャラとか設定無視じゃなくて
乗月の出来なんだよな。
あんなに美しい話を、あそこまでツボ外してgdgdにされたのが…
>>978 阿選も同じ準備をしてたって仮定は語られた事あるんだろうか?
>>978 阿選が選ばれると思ってたんでは?
阿選も選ばれず、胎果の陽子みたいなのが選ばれたら戻ってきたりして。
ただ、プライドが高いのも本当だろうから、思いっきり麒麟を疑問視しそう。
驍宗はなんとなく…とかとりあえず…が嫌いな極端なタイプだよね
反対派を消すのも改革進めるのも異常に早かったし。
もちろん悪い人ではないけど、凡人にはついていけなかっただろうね
迷宮ってなんか不吉な影が見えるよね。
この時点では誤解だけど、間違った王のいるこの国はどうなる?とか未来を暗示してるし
まあ、ギョウソウは確かに感じ悪い
王になりたかったのは国のためじゃなく自分のプライドのためっぽい
>>982 アセンにしろ誰にしろ確認くらいはしてもよくね?
それも何もしないでとにかく自分じゃないってだけで国捨てるってんだからさ
自分が王と仮定して色々と準備する
自分が外れたら、他の状況はどんなもんであれ、もうシラネ
>>983も言ってるけど確かに極端なタイプっぽく感じるから余計に
後の事を考えて、身を引いたとかそんな綺麗なものじゃなくて
極端に、よし王じゃない!じゃあ出て行く!って感じに思うんだよ
未練を残す己を許せないから
こんなに早く下山したとかあったような
国を出るのも似たような理由と思ってた。
全ては驍宗のあの性格のせいだ
だから仮に本人がそのつもりじゃなかったとしても
誤解されたり怖がられたり裏切られたりするんだよ
蓬山にいる間、景麒みたいに泰麒から柔軟性を少しでも貰ってりゃよかったんだ
そうすりゃ他の臣下が「感じ悪いよねー」と言おうと
阿選だけは「驍宗はそんな奴じゃない!」とかばってくれたかもしれない
>>979 確かに・・・
「たたき出す!!」は珠晶の声で聞きたかったよな
熊公め・・・
小説の乗月は月渓の心情が主なのに対して、
アニメ版はあくまで祥慶の話の延長線、という感じがしたな。
何となくだけど。
990 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/05(月) 00:24:22 ID:Lj+MVJQX
で?
新刊マダー?
991 :
イラストに騙された名無しさん:2009/10/05(月) 00:48:44 ID:0PObwCOg
新刊はまだ。
出るときには、既刊の12国記に新たな帯がかかるから。それが、復活の狼煙だ。
載があんなに傾いてるのになんで泰麒は失道しないの?
>>993 今んとこ只人で麒麟じゃないから
天からの失道ビームが届いていないと推測されます
角が復活したらどうなるんだろうね
>>954 ありがとう!まさか送ったのはこのスレの人かな?
なんにせよ十二国記愛されてるなーって思って、なんだか嬉しく思ったよ。
そしてこの国の行方が改めて恐ろしいような…。
>>992 乙
西王母が泰麒の額をチョンと指で撫でたらすぐ角復活しそうなのになぁ…
いや、それで失道→泰麒死亡ってのは悲しすぎるけど
失道発症?から死ぬまでの間に国を何とかしようと努力するっていうのは泰麒ならありえそう
もしそんなんなら読んだら泣く自信があるわ
>>978 自分勝手じゃないだろう
慶じゃあるまいし、
戴は王不在のあいだギョウソウをはじめ周囲がきちんと国を治めてたんだし、
人材もいるんだからギョウソウ一人くらい別に問題ないだろう
そりゃ、いたほうがいいだろうけれどサ
>>995 うーん、自分はむしろ恥ずかしい気がする
そもそも、その言葉は本当に小野さんのオリジナルなんだろうか?
何かのアレンジじゃないんかい? というのが一番の心配w
>>993 王が道を失ってないからってのもあるかも
驍宗は勝手だと思うなぁ
王の近臣でありながら王を命懸けで諫めた感じがない
成笙は命懸けで諫言したし、月渓は王を止める為に討ってる
王の不在の為に人材育成は自分の王朝の為としか思えない
別の人が新王だった場合、驍宗に染まった驍宗家臣団なんて邪魔だし
驍宗が出て行ったら王朝に居場所があるのか?
そもそも驍宗を慕ってるんだろうし驍宗だけ出て行くのを黙って見送るのか?
阿選が驍宗に何食わぬ顔で仕えている裏で周到に何かを計画遂行していたのと、
王に仕えつつ、裏で自分が新王になった場合の用意を周到にしていたって、
2人は似たタイプらしいけど、こういう行動も似てると思う
1001 :
1001:
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