1 :
恋する名無しさん:
2get
3 :
恋する名無しさん:2005/06/22(水) 21:06:20
2ゲット
4 :
恋する名無しさん:2005/06/22(水) 21:06:47
5 :
3:2005/06/22(水) 21:06:58
う、無念。
マテルヨ
みんな、まず
>>1に乙と言おう。
前スレ埋まるまでマテルヨ!
10 :
恋する名無しさん:2005/06/22(水) 23:28:38
すごい悲しい経験してる人もいるけど、その恋愛とおまいさんの恋愛とに優劣なんかない!
11 :
恋する名無しさん:2005/06/22(水) 23:32:23
>10GJだけどやっぱり>52がよかったな
マテルヨォ
13 :
土曜日の星:2005/06/22(水) 23:46:00
2年半付き合った彼女が冷たい星になった日…
14 :
恋する名無しさん:2005/06/22(水) 23:53:11
なかよし
15 :
恋する名無しさん:2005/06/23(木) 00:13:33
17 :
恋する名無しさん:2005/06/23(木) 08:53:51
マテルーヨage
高校3年の冬休みに、友達と日払いのバイトを探していました。
引越しのバイトの面接帰り、「もっといいとこないかな?」
そう話しながら、コンビニで求人雑誌の立ち読み。
イベント売店の売り子の求人広告を発見しました。
18歳以上と書いてあり、18歳にはなっているものの
高校在学中では、採用してくれないんじゃないかと考えた私達は、
1つ年齢を誤魔化して、面接に望み、採用されることとなりました。
もともと接客業が大好きな私。
仕事はとても楽しいし、バイトの先輩も社員さんも
すごくいい人たちばかりで、すぐに皆さんと仲良くなれました。
いくつなの?と先輩に聞かれ、素直に「18です。」
と答えました。歳を誤魔化していたことを忘れて・・・。
社員さん(以後、彼orA)が私のいる売店に来て
「あいつ(私の友達、以後B)は19だって言ってるぞ?」
「お前ら同い年だろ。どういうことだ?」
と言われ、私は年齢を誤魔化していたことを思い出し
ハッとしましたが、素直に話し謝りました。
Aさんは、怒ったものの笑いながら許してくれました。
19 :
18:2005/06/23(木) 12:24:08
Aさんには、奥さんと子供がいて、
奥さんもバイトの助っ人に来ていました。
友達Bが、奥さんと同じ売店だったのですが
「怖い」と言っていました。
Aさんは、「結婚なんかするものじゃない」とよく言っていました。
奥さんとの仲は冷め切っているとも言っていました。
その当時、私にはお付き合いしている人がいて
恋愛の話になった時などは、私も彼氏の話をしていましたが
バイトを始めて1〜2ヶ月くらいで、彼氏とは別れました。
友達Bは就職をしたので、バイトには休みの日に来るくらいになりました。
私は進学も就職もしなかったため、専属で働いていました。
その頃からでしょうか。
友達Bが、「あんたたちお似合いだよ。付き合っちゃえば?」などと
はやしたてるようになりました。
私はAさんのことは大好きだけど、恋愛うんぬんで考えたこともなく
友達みたいな関係で、じゃれあってるのが楽しかった。
Aさんも私も、友達Bの言葉にいつもの冗談で返し、
取り合っていませんでしたし、考えることもありませんでした。
20 :
18:2005/06/23(木) 12:35:11
その日は、どういう経緯だったかは忘れましたが
私は、Aさんと社員Cさんと一緒に仕事が終わってから
本社へ行き、社員さん2人の仕事が終わってから
3人で呑みに行きました。私は酔っ払ってしまって、
「社員Cさん邪魔!!2人でいたいのにぃ〜・・・」
なんてことを口走っていました。
帰り道、社員Cさんを家の近くまで送り届け、
車の中には、社員Aさんと2人きりになりました。
信号待ちで止まった車の中、私たちはキスをしました。
酔っ払っていたので、よく覚えていませんが
多分、どちらからともなく、したのではないかと思います。
それから数日後、彼に家の近くまで送ってもらい
車の中で2人で話していた時。
「ちゃんと始めようか」
そう言ってくれた彼は、ペットボトルのふたを
カラカラと回しながら、少し照れた感じで可愛いと思いました。
マテルマテル
22 :
恋する名無しさん:2005/06/23(木) 19:18:57
マテル
23 :
恋する名無しさん:2005/06/23(木) 19:41:16
>>152 (参考)
http://www1.odn.ne.jp/~cad79480/syukyo.html 原田知世、田代まさし、工藤静香、常盤貴子、稲葉浩志(B’z)、五木ひろし(歌手)、
原日出子、小池栄子、おさる(アニマル)、富野由悠季(ガンダムで有名なアニメ映画監督)、
市川由衣(アイドル)、小林よしのり、山原義人(漫画家)、菊川怜、クリスタルケイ、木梨憲武、
ブライアン=アダムス、テイナ=ターナー、ロベルト=バッジオ(サッカー、イタリア)、中川家
(訂正・創価に確定)
山本リンダ 久本雅美 柴田理恵 岸本加世子 田中美奈子 島田歌穂 研ナオコ
桑野信義 上田正樹 雪村いずみ 朝比奈マリア 賀来千賀子 沢たまき(故・歌手・参議院議員)
彦摩呂 愛川欽也 坂上二郎 平尾昌晃 高橋ジョージ(The虎舞竜) クンタキンテ
近藤真彦 加藤高道・加藤久仁彦(狩人) 木根尚登・宇都宮隆(元TMN) 尾崎豊(故)
大森隆司(元サザン) アルベルト(元ディアマンテス) 相田翔子・鈴木早智子(元Wink)
ダウンタウン 小川菜摘 トミーズ雅 林家こん平 加藤茶 仲本工事 おさる(モンキッキ)
ダンプ松本 長与千種 ロベルト・バッジョ(サッカー)中村俊輔(サッカー) ロナウド(サッカー)の嫁
渡瀬悠宇(漫画家) 石井いさみ(漫画家) 山本和範(元野球選手) 阪神矢野捕手
中居正宏 香取しんご 草薙剛 菊川玲 加藤晴彦 滝沢秀明 トキオ松岡 トキオ城嶋
パパイヤ鈴木 石塚英彦(ホンジャマカ) 萩本欽一 ノブ&フッキー 原口あきまさ 青木さやか
中川家 長井秀和 山田花子 藤井隆 エレキコミック
前田健 竹平海南江 長井秀和 エレキコミック 清水國明 市川新之助
アジャ・コング 木の実ナナ 清水章吾(チワワの親父)牧瀬里穂 氷川きよし 水前寺清子
はなわ ドンドコ山口 中川家 さまぁ〜ず三村 くりぃむしちゅー ゴリ アリキリ石井 曙(K-1)
上戸彩 えなりかずき 林家こぶ平、いっぺい 吉岡美穂 石原さとみ 三船美佳 卓球(電気グルーブ)
氷川きよし 後藤真希 吉澤ひとみ 矢口真里
24 :
恋する名無しさん:2005/06/23(木) 19:42:35
>>23 ものすごい誤爆だな…
まぁワロタから許すwww
え?最高の誤爆だなぁwwwww
すごすぎてワロテしまったwまぁ、無害そうだからwいいかw
次の話マテルヨ!
連続カキコスマソ…
>>18さんのお話はそこでおしまいなのですか?
奥様とはどうなったとか、今はどうだとか…
なんとなく、その後が気になります…(´∀`)
話したくないようであれば無理しないでもいいのですがー(*´Д`*)
モウスコシマテヨ
29 :
27:2005/06/23(木) 22:45:04
あい。マテマス…
アセルヨクナイネ(*´Д`*)ゴメンナサイ。
大体カキコは遅い時間がおおいからねkawasakiとか特に
モスコシイッショニマトウヨ
31 :
18:2005/06/23(木) 23:07:28
私と彼は、バイトと社員。彼には家庭がある。
もちろん他人にも家族にも言えません。
唯一、友達Bにだけ言えました。
温泉に行こうと話したり、仕事場で他の人の目を盗み
「今度いつデートしてくれるの?」なんて話してくれたり。
お客も来ないし暇だから、ドライブにでも行くかと
仕事に使う備品を2人で取りに行ったり。
とても楽しく嬉しかった。
バイトの男の子で私のことを好きだという噂が立った男の子がいた。
彼の車で送ってもらっている時、その男の子から電話が来て告白された。
彼にも会話は聞こえていたようで、冷やかしをうけたけど
「俺と付き合ってるのになー」なんていう彼の発言が嬉しかった。
「Aさんが今度、18歳くらいの子と温泉へ行くって言ってるけど」
「それってQちゃん?」
そんな風に聞かれた時、彼も嬉しくて言っちゃったのかな?
なんて、とても嬉しく思いました。
32 :
Kawasaki:2005/06/23(木) 23:14:49
(戻ってきました。
前スレ残してくれてアリガトウ!本当にうれしいです!
本文は前スレの残り部分でなんとか頑張って書き上げてみます。
感想&励ましはこのスレでってことで、、、
今日でなんとか最後まで行くように頑張ります!)
最後までイッチャウノネ
34 :
18:2005/06/23(木) 23:19:25
彼の仕事が終わったら、会う約束をしていた。
私は、夜遅い時間に帰ることは出来ても
遅い時間に家を出ることは出来なかったので
家を出て、ファミレスで待っていた。
何分待っても、何十分待っても連絡が来ないので
電話したら、電波が届かない。
忙しいのかな?と、紙ナプキンに彼との相合傘を書いてみたり
彼へのメッセージを書いてみたりしながら待ってたけど
結局、その日は連絡が来ることはなかった。
次の日、彼は「携帯の電源が切れていた。」
「お前の家の前で、しばらく待ってたが帰った。」と言っていた。
私は、本当かな?と思いながらも、それを信じ
ファミレスで書いていた紙ナプキンを渡した。
35 :
生茶:2005/06/23(木) 23:28:42
前スレ生茶です
覚えている人はいらっしゃらないかもしれないんですけど(前スレ>>441-
>>445)
続き(?)というか続編を書いてもいいですか?
ごめんなさい、kawasakiさん!!
前スレにこれ書いちゃいました・・・
生茶続きヨロ
Kawasaki君興奮しちゃうよ〜
マテルヨ
38 :
生茶:2005/06/23(木) 23:32:55
好きな人から縁を切られた(前スレで見てた人がいれば幸いです)
友達の前ではあまり顔に出さないようにしていた。
周りの友達に心配をかけたくなかったから。
でも家に帰ればそればかりを貫き通すことはできなかった。
それが7月の出来事。
夏休みに入る頃、下宿の後輩と徐々に仲良くなっていた。
私の部屋にはエアコンがなかったので事あるごとに後輩の部屋に入り浸っていた
仲良くなってきたある日、私の過去の恋愛についてをポツリポツリと話しはじめた。
昔すごく好きだった人の話、元彼の話、そして縁を切られた先輩の話。
男の人の前で泣かない私でも先輩の話をしたときはすごくつらかった。
「泣いてもいいんだよ」
そのとき後輩は私の頭を遠慮がちに抱き締めた。
そのとき初めて後輩を「男の子なんだな」と実感した。
39 :
生茶:2005/06/23(木) 23:33:21
それからというもの受験生だった私は恋愛はもういらないと思っていたのに好きになってしまった。
学校から帰れば好きな人がいる。
朝起きて顔を洗っていれば好きな人に会える。
よほどのことがない限り3日以上顔をあわせない日はない。
こんな幸せな状況の高校生がいただろうかと思った。
でもその反面一緒にいすぎて相手は恋愛にみるのは難しいと言った。
とても付き合いたかった私は付き合ってほしいと頼んだ。
しばらく悩んだ結果「いいよ」との返事。
すごくうれしかった。
40 :
生茶:2005/06/23(木) 23:33:42
でもそんな幸せは長く続かなかった。
「付き合ったら俺がだめになる」
勉強との両立ができないという理由で付き合って1ヶ月で別れたいといわれた。
義理で付き合われていたんだと思った。
それからというもの毎日家に帰ればなく生活。
他の人のいるまえでは泣かないものの部屋に入れば涙。
しばらく食事もまともにのどを通らなかった。
とんでもないくらいにはまってるんだなと、そのとき実感した。
考えればおかしな話だけれど私たちは別れてからのほうが仲良くなった。
別れたのは12月。
その後私が一緒にいられる期間は4ヶ月しかないのだということを嫌というほど考えていた。
付き合っていた間も別れてからも下宿仲間の前では常に同じように接していた。
もともと仲がいいということをみんなが知っていたおかげでもあるが・・・
41 :
生茶:2005/06/23(木) 23:34:21
受験本番シーズン。
実家の近くの大学を受験したため、2週間ほど実家に帰っていた。
ほとんど毎日メールが来た。
たわいのない話だったり、明日が試験という日には自分に自信をもてとかの励ましであったり、向こうのテスト前なら頑張れって言ってやれというメールだったり・・・。
とにかく私の心の支えになった。
3月。
卒業後、同じ下宿仲間は浪人したため、早々と下宿を去っていった。
私のタメが何人かと後輩1人という下宿だったため、気付けば私と後輩の2人になっていた。
2人になった頃から後輩が変わり始めていた。
42 :
生茶:2005/06/23(木) 23:34:55
それまでは冷たいどころか普通の人が見たらありえないくらいにヒドイコトをされたりいわれたりばかりだった。
(ヒドイコトとはたとえば一緒にいたいみたいなことを自分も言ってたくせに時間が過ぎるとまた今日も勉強ができなかったとか、
楽しい時間を過ごした後に明らかに不快なため息をついたり・・・というようなことです)
それがトツゼン優しくなり始めていた。
私は別れたときにてっきり嫌われたものだと思っていたので口で何をいわれても信じることができなかった。
「好きな人にだったらこんなことしないよ」
別れた後、しばらくして言われたことだった。
ヒドイコトをされていた頃、そういう言葉を聞いていた。
だから私は好かれるどころか嫌われてるんだと思っていた。
でも「好きな人に優しくできない、そういうことしか出来ない人だって世の中にはいるんだよ」
といわれた。
「幼稚園児じゃあるまいし・・・ガキ」と言ってやった。
それでも恐くて「付き合ってほしい」とは言えなかった。
43 :
生茶:2005/06/23(木) 23:35:21
私が下宿から去る日・・・
これまでに何回もキスをした私たち。
私の母親が買いすぎたお土産を後輩におすそ分けしてあげるということになった。
後輩の部屋の前に独りで行き、説明をする。
少しだけ見つめあってやわらかくキスをした。
初めてのキスよりも幸せだった。
とても幸せなキスだった。
それが彼との別れだった
44 :
生茶:2005/06/23(木) 23:35:44
別れだったはずだが一人暮らしをはじめてから一晩中電話をした。
その中で「今はすごくすきだから付き合いたいよ。でも・・・」とそこでためらわれた。
「好きなら付き合えばいいじゃん!!なにが不安なの?遠距離だから?だめなら別れればいいじゃない。私たちは一度はだめになったんだもの。もう失うものはないよ」
私のその一言から再び付き合うことになった。
これは現在進行形の恋です。
離れてはいますが、私たちが「付き合う」と言う形をとるのであればこっちのほうがあっているようです。
つらさも増えてしまいましたがそれでも会えば幸せが増すのでプラスに考えています。
ここまで長々と読んでくださった方、ありがとうございます。
駄文でしたが・・・。
そして前スレで遠距離になってしまったという人たち。
遠距離で私たちは決して簡単に行ける距離ではありません。
それでもそれは不可能ではないのであきらめないでほしいです。
45 :
18:2005/06/23(木) 23:46:58
後日、彼がスーツに入れていた紙ナプキンを奥さんに見つかり
「うまく誤魔化したけど・・・。」と言っていた。
彼と仕事後に、デートをした。
連れて行ってくれた先は、私が前々から気になっていた店で
結構、お洒落な店だった。
仕事は、とても上手くいっているようだったけど
家庭も仕事も疲れている様子で息抜きがしたいと
海外旅行に誘われた。
だけど、その頃の私は貯金もお金もなく、
「頑張って貯めるから、半年後に誘って」そう言って断った。
その後、彼と初めてお泊りをした。
彼は結構酔っていたし、仕事で疲れていたので
スーツのまま、ベットに横になり眠ってしまった。
疲れてるんだなぁ・・・。と思いながらも嬉しかった。
しわになってはいけないと、背広は脱がせてかけたけど
シャツを脱がせることと、ズボンを脱がせることは出来なかった。
朝、起きて初めて関係を持った。
それは今まで体験してきたようなものとは比べ物にならなく
私は降参してしまい、彼は途中でやめてくれた。
その後、泡風呂に入ってはしゃいでる彼の姿が可愛いかった。
46 :
恋する名無しさん:2005/06/23(木) 23:48:00
kawasakiてめぇ〜!(笑)ヤリやがったな!
48 :
18:2005/06/24(金) 00:04:48
変な噂を耳にした。
彼が他のバイトの女の子と付き合っているという噂。
彼に聞いてみると、告白され気持ちだけもらっておくという意味で
「ありがとう」と言ったのが誤解されたのかな?と言っていた。
だけど、付き合っているという噂は消えなかった。
それどころか、噂はどんどんと大きく真実味を帯びていった。
その頃から前後して、彼があまり電話に出てくれなくなった。
「今日会える?」とデートの約束をして、彼の会社のある駅で待っていても
いつまで経っても彼からの連絡はなく、
何十分か何時間か過ぎて、私から連絡すると
「仕事が終わらず行けそうにない。」
そんな返事ばかりが返って来るようになった。
そして、仕事でも彼と同じ売店になることはなくなった。
噂の彼女(以後、彼女orD)は、彼と同じ売店になることが多く
私の不安も疑いも、どんどん大きくなっていった。
本当は、もう私に気持ちなんかなく、
彼女のことが好きなんじゃないか。
そんなことばかり考えていたけれど、それを肯定されるのが怖くて
彼の傍に居られなくなることが怖くて確かめることは出来なかった。
49 :
18:2005/06/24(金) 00:17:44
その日、彼と常務、そしてバイトの女の子(Dさんではない)と4人で
仕事帰りに焼き肉を食べに行った。
食べ終わった後、バイトの女の子は常務に送ってもらうことになったけど
私は「彼と電車で帰ります」と言って、2人で呑み直しに行った。
彼は「眠い。上司がいたから我慢してたけど寝そうだったw」
と言いながら、居酒屋で眠ってしまった。
私は「お前といると安心できる。余計睡魔に襲われる」
そんな彼の言葉に、彼の安らげる場所なのかなと嬉しかった。
終電もなくなり、2度目のお泊り。
彼はベットを見るなり、眠りこけてしまった。
前回と同様に、背広だけをハンガーにかけた。
しばらくして、彼の背広から携帯の着信音が鳴り響いた。
私は直感的に、Dさんからだと思った。
その着信音は、なかなか止むことはなく、
鳴り止んだかと思えば、またすぐに鳴り響いた。
長い時間なる携帯。彼のスーツから取り出せば
誰からの電話なのかが分かる。
眠っている彼を起こさないために、電源を切ればいいんだ。
そう思ったけど、人の携帯を勝手に触るのはいけないことだし
なにより、彼女からの電話だと確かめることが怖かった。
翌日、お昼まで眠っていた彼とは関係をもつことなく
ホテルを後にした。
50 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 00:23:56
(生茶頑張れ、、、)
51 :
18:2005/06/24(金) 00:33:52
夏になり、彼が熱を出した。
しかし、熱が出たからと言って仕事は休めなかった。
熱のある身体で雨に打たれた彼。
駆け寄ってタオルで髪や身体を拭き、怒りたかった。
だけど、周りの目が気になり私には出来なかった。
戸惑っている私の目の前で、噂の彼女は
私の我慢している行動を取った。
彼女の友達から、「DとAは付き合ってるんだよ」と言われていた。
Dさんも私の存在を気にしているらしかった。
相変わらず、電話もなかなか繋がらない。
デートの約束をしても、待ちぼうけのまま断られる日々だった。
そんなある日、彼と2人で呑みに行くことが出来た。
「Dに、Qちゃんのお古はもういらないと言われた。」
「俺は物か!!って怒っておいた」
(Dさんは当時の1年前、私が別れた男と付き合っていた)
「Dは、妻と別れろって言うけど、お前は言わないの?」
なんてことを彼に言われた。
私は奥さんと別れてなんて言えなかった。
言ってはいけないと思っていた。だから言わなかった。
「なんでDさんに、そんなこと言われなくちゃいけないの?」
私は怒ったけど、そんな風に私の我慢していることを
すんなりやってしまう彼女を羨ましくも思った。
52 :
生茶:2005/06/24(金) 00:33:57
>>50 ありがとう
今まだ付き合って間もないのでいい関係が続いています
相変わらずわがままだけど・・・(笑)
kawasakiさんも後ちょっとで終わりかな??頑張れ!!
53 :
18:2005/06/24(金) 00:54:24
売店に立っている時、お客さんに口説かれた。
裏に彼がいて聞こえてるはずなのに助けてはくれなかった。
「あいつがお前のこと好きらしいよ。今度デートしてみたら?」
彼から、そんなことを言われることもあり、
私の不安や疑いは確信になったが、彼から直接言われるまではと
不安も疑いも大きかったけど、彼を信じ続けた。
彼に問いただすことは出来なかった。
あるイベントの日。
彼の奥さんと子供が遊びに来た。
お子さんは可愛い男の子だった。
私がドジをすると、子供はダメでしょと怒った。
とても可愛いかった。
私の売店でお子さんを預かっていたのだけど
ママのところへ行きたいと言うので
私がお子さんを連れて奥さんのところへ手を繋ぎ連れて行った。
奥さんはビックリした様子だった。
それは私だったせいなのか、お子さんを連れてきたせいなのかは
分からないけど、やっぱり奥さんは気付いていると思った。
彼に「子供さん可愛いね」と言ったら、自分の子供ではないと言った。
結婚前、付き合って間もなくに「結婚しようね」と言われ
彼は、そんな気はなかったのだが、付き合っているので
話を合わせて返事をしたら、とんとん拍子に話しが進んでいったそうだ。
奥さんは、お腹に子供がいたから早く結婚をしたかったらしい。
戸籍上は彼の子供だけど、血の繋がりでは彼の子供ではなかった。
彼の冷めた家庭の理由が分かった気がした。
kwasakiさん…クライマックスですね。なにか感慨深いものがあります。
締め括りまで気合いいれてマテルヨ!
55 :
18:2005/06/24(金) 01:04:08
Dさんと同じ売店になった時、
彼女は私に聞こえるように彼との相談を社員Bさんにしていた。
私は必死に聞こえないように働いたけど嫌でも聞こえる。
その相談は、私の存在についてだったが、
聞かないようにしていたため、内容までは分からなかった。
私が邪魔だということだったんだと思う。
彼からの電話に気付かず、5分後にかけなおすと
「仕事が終わったから会わないかと思ったが」
「出ないから友達と会う約束をした。」
と言われ、Dさんに電話をしたんだと思った。
彼から「家を出たい。一緒に暮らさないか?」と言われたことがあった。
嬉しかったけど、家を出ることは出来なかった。
彼とDさんの関係は、もう分かっていたけれど
Dさんの前に電話をしてくれたこと。一緒に暮らさないかと言ってくれたこと。
私にも、まだ望みはあるんだと期待もあった。
私は他の部署の仕事へ行くようになり
彼と同じ仕事に行くことがなくなった。
電話もなかなか繋がらず、会える場所は仕事だけだった。
それさえも叶う機会がなくなってしまった。
彼からデートの誘いがあった。何ヶ月かぶりの誘いだった。
私は仕事を断り、彼からの連絡を待った。
だけど、いつものように仕事で会えないと言われた。
その日、私が断った仕事は、Dさんの行きたかった仕事で
私が休んだことでDさんが行った。
彼女に行かせたかったから、嘘ついて私を休ませたのだと思った。
56 :
18:2005/06/24(金) 01:16:15
彼に電話をしても出てくれず、電話もかかってこない。
音信不通の日が続いた。
私は、いよいよ捨てられたのだと思った。
仕事で本社へ行くのだが、彼は外に出てて、いつもいなかった。
しかし、偶然彼に会うことが出来た。
会えた嬉しさと戸惑いで、泣きそうになりながら
彼に尋ねると、仕事のしすぎで過労で入院していたらしい。
入院していても、連絡は出来る。
疑いはあったが、確かに仕事をし過ぎではあったため、
信じることにした。
彼と久々にデートが出来ることになった。
私の地元で呑んだのだが、彼は友達Bも呼んだ。
飲み終わった後、彼は電車に乗って帰っていった。
57 :
18:2005/06/24(金) 01:25:41
私は就職をした。
彼の会社で働くことはなくなった。
音信不通ではないものの、やっぱり
なかなか電話には出てくれないし、デートの約束も出来なかった。
そんなある日、彼の会社に用事があって向かっていた。
会社へ行く道は2通りあった。
いつもは悩むことなく、気が向いた方へ行くのだけど
その日は何故か、少し考えてしまった。
会社に向かう途中の道で、ばったり彼に会った。
お互い驚きだった。
前回偶然に会った時は会社のすぐ前だったから。
どちらかが違う道を選んでいたら会えなかった。
久々にデートが出来ることになった。
その後、約束どおりデートが出来たのか、
また断られたのかは覚えていないけど
多分、呑みに行けたんだと思う。
半年前の約束どおり、彼は海外旅行に誘ってくれた。
自分の生活でいっぱいいっぱいだった私は、また断ってしまった。
58 :
18:2005/06/24(金) 01:38:12
私の誕生日。
誕生日くらい、好きな人と過ごしたい。
私は彼に電話をし、「今日、会える?」と聞いた。
彼は「今日は特別な日だっけ?」と返してきた。
「そうだよ」とは恥ずかしくて言えなくて・・・。
強がって「違うけどw」なんて言ってしまった。
「30分後にかけなおす」
彼はそう言って、その場は電話を切った。
30分待ったけど、電話は来なかった。
私は、トイレに行っておこうと、デスクの上に電話を置き席を立った。
その間に、電話をくれていた。
慌ててかけなおしても、電話には出てくれない。
かけなおしてもくれない。
帰りの電車の中。人目をはばかることも出来ずに泣いた。
携帯電話を握り締めたまま。
その後、彼からの電話が鳴ることはなく、
電話をかけても、「電波の届かないところにあるか・・・」という
冷たい女の人の声が聞こえるだけだった。
彼は会社も辞め、私と彼との繋がりは電話だけだった。
その唯一の電話も女の人の声が聞こえるのみ。
音信不通のまま2ヶ月が過ぎた頃、
明け方に彼からの着信を知らせる「Lovin'you」の音楽が鳴った。
バッと起きて、急いで出たが間に合わず、
かけなおしても、やっぱり出てはくれなかった。
寝なおすことも出来ず、泣いていると
また鳴ったが取ったと同時に切れてしまった。
かけなおしてみたが、同じことだった。
それ以降、彼からの連絡はない。
冷たい女の人の声は、「電源が入っていない」から
「お客様のご都合により」に変わり、「現在使われておりません」となった。
59 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 01:40:11
(最後の一文書き込もうとしたら、、スレが、、、、
埋まってました(TT)、、間抜けだ、、)
60 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 01:42:03
(18さんの終わったら一文入れていいですか?
>>18さんも頑張れ!)
62 :
恋する名無しさん:2005/06/24(金) 01:43:51
なかよし
63 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 01:50:29
(それでは、急がせても悪いんで少し横になります。
18さんごゆっくりどうぞ、、)
64 :
18:2005/06/24(金) 01:57:36
「ちゃんと始めようか?」
その言葉から8ヶ月。
ちゃんとした終わりのないままに、私達は終わった。
私が彼とデート出来たのは、10回もなかった。
一緒に朝を迎えたのは2度。
関係を持ったのは1度きりだった。
幸せだと、恋人だと思えたのは最初の1ヶ月だけだった。
残り7ヶ月。私は不安と淋しさばかりだった。
半年経って、彼と彼女が続いていることを知った時には
やっと忘れられたと思っていたのに大泣きをし
まだ彼のことを忘れられないんだと実感させられた。
いつから彼の気持ちは無くなっていたのか。
「一緒に暮らそうか?」という言葉。
「愛してるよ」という言葉。
それらの言葉に気持ちはあったのか。
私には分からない。
「Lovin'you」の曲も、涙を零すことも溢れることもなく聴けるようになった。
でもやっぱり、彼を想い出す。
65 :
18:2005/06/24(金) 02:15:11
あの時 「うん」 と言っていれば、少しは変わりましたか?
いつから、私に気持ちがなくなり始めましたか?
言いたいことを言えていれば、何か違っていましたか?
最後の2回の電話は何だったのですか?
デートの約束は守ってくれなくてもいい。
だけど・・・。
『気持ちがなくなったら、言うこと。』
その約束だけは、守って欲しかった。
あれから6年半が経ちました。
あの頃の貴方の年齢には、まだ数年かかるようです。
その年齢になれた時、私にも貴方の気持ちが分かるのでしょうか。
貴方とのことは、今も胸に残っているけれど
私はいま、貴方以上に愛せる人を見つけることができ、
2人で幸せになるために頑張っています。
貴方に逢えて、少しは言いたいことも言えるようになりました。
いつかきっと、また逢える日が来る。
その時には、笑顔で昔のように・・・。
車の中でキスをする前に戻って、お酒でも飲みましょう。
そして、今度こそ
ちゃんと 『さようなら』 しませんか?
66 :
18:2005/06/24(金) 02:27:13
長々と、駄文を申し訳ありませんでした。
ここまで詳細を語らせてもらったのは初めてです。
話が前後していたりもします。
こうやって改めて思い返してみると、
あんなに大好きだった人との出来事なのに
覚えていない部分もあることに気がつきました。
こんなに辛く苦しい恋愛は、後にも先にもないかと思います。
少々トラウマも残りましたけど、
その分、私も大きく成長できた恋愛でした。
彼との恋愛があったから、今の私がいて今の恋愛があります。
つたない文章でしたが、
読んでくださった方がいらっしゃいましたら、
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
>>kawasaki さん
お返事出来なくて、すみませんでした。
kawasaki さんも、今の奥様とこれから産まれてくるお子さんと御幸せに。
67 :
前スレK:2005/06/24(金) 03:39:40
>>18さん
最後まで読ませていただきました。
よかったです。
ガキの頃は不倫なんてドラマの中だけと思ってたのですが、知り合にもたくさんいて身近に感じます。
お幸せに。
初めて前スレで1000取り合戦したやつらに殺意を覚えた…
kawasakiさんが話を書ききれなかったし。ほんと空気読めと…
今日の夜ラストかな。kawasakiさんマテルヨー!
>>67 K、マテタヨ
行動マテルヨ
>>68 涙と鼻水でグチャグチャになりながら激しく同意
この前、久しぶりに地元に帰った。
たまには母に私の手料理を思って、
大型店に買い物に行きました。
何を作ろうか考えながらお店の中を歩いていると、
ふとこっちを見ている男性に気づきました。
あまりにもじっと見ているので、心の中では気持ち悪いなと思いながらも
どっかで会ったことがあるように思って、思わず私も相手をじろじろ…。
すると男性がこちらに近づいてきて、「Aさん?」と声をかけてきた。
その名前はまさに私のことでした。
私が思いだせずに困って居ると、相手もそれに気づいたみたいで
「ああ、俺はMの兄です。覚えてる?」と言われた。
Mとは私が始めて付き合った男性でした。
そのお兄さんと言われて、思い返してみれば
昔見た面影が確かに目の前の人に残ってました。
「ああ、お久しぶりです」と挨拶をしてみたけれど、
Mと別れてから何年も経っているのに、なぜ声をかけられたのか?とか
まあ、昔住んでいた家が近所(歩いて15分だけど通学路の途中だった)だったので
良く知っているせいでかな?とか考えてました。
そしてその場で軽く雑談。
「ずっと姿見かけなかったね」と言われて、
「ええ、5年くらい帰ってきてないんですよ」とか返事してたら
なんでか妙に相手がしんみりしてきた。
71 :
70:2005/06/24(金) 15:11:15
なんだろうと思いながらも、買い物済ませたいし
そろそろ切り上げようかなって思ったてたら
「時間ある? あるならちょっとうちに来てくれないかな?」って言われた。
私、さすがに思いっきり警戒してしまった。
そうしたら「M、一昨年亡くなったんだ。知らないでしょ?」と
言われた。
Mと共通の友達とはすでに連絡なんて取り合ってないし
同窓会もないもんだから、知るはずもない。
とにかく驚いていると「ちょっと見せたいものがあるんだ。
だからうちに来て欲しい」とお願いされる。
Mの家ならばお母さんも知って居るし、
それならばとお邪魔することにしました。
Mの家は昔と変わらぬ場所に建ってました。
ここからもう少し行くと昔通った小学校が見えるんだよなと
思いながら家の中に。
当たり前だけど、記憶の中のMの家の間取りとそのままで
妙に懐かしさに浸ってしまう。
昔も良く案内された居間に入って、ソファに座る。
M兄さんが紅茶を用意してくれて、それから「ちょっと待っててね」と
二階に上がって行った。
72 :
70:2005/06/24(金) 15:15:25
紅茶を飲みながら待っていると、お兄さんは茶封筒を持って
戻ってきました。
一体何を見せれるのか緊張。
「これ、Mが君に書いた手紙」
そんなことを言われて、固まる私。
なんでMが私に手紙などを残すのか。
茶封筒はぱんぱんに膨れあがっていて、膨大な量の手紙に見える。
固まる私を余所に、お兄さんはテーブルの上で茶封筒をひっくり返しました。
ばらばらと落ちてくる茶封筒より小さい封筒たち。
封を閉じられた封筒には確かに私の名前が書いてあった。
「あいつね、最後にね。もしAさんに会ったら渡しておいてなんて
冗談ぽく言ったんだよ。渡せなかった手紙があるからって。
実際は本気で言ったんじゃなかったかもしれないんだけど
俺、ずっと気になっててさ。
Aさんとあいつがとっくの昔に別れたのに、なんで今頃って
俺も思うんだけど、あいつの最後の言葉みたいなものだから
良かったら見てやって」
私は断りたいとも思ったけれど、お兄さんの真剣な声と
真面目な顔に、頷いてしまって、そしてその場で手紙の封を切りました。
73 :
70:2005/06/24(金) 15:18:03
Mと私は、小学校から一緒。
小学校に入る前からも、一緒に共通の友人によって
良く鬼ごっことかして遊んでいました。
小学校に入ってからは、Mの家が通学路の途中ってことで
会えば一緒に帰ったりもしてた。
そんなわけで、友達だった。
小学校高学年にあると、クラスが離れているせいもあって
さほど話さなくなった。廊下でたまにすれ違う時に挨拶を交わすくらい。
そのまま卒業して、中学校一年。
Mと私は同じクラス。この一年の時のクラスは妙に
仲良くて、男子も女子もとにかく良く集まって遊びました。
そのおかげで、私もMと以前と同じように良く話すようになっていた。
それでも、別に恋愛なんて遠くて、やっぱり友達だった。
そして中学三年生。
Mと私はクラスが離れていました。
でも、廊下や教室で会えばその度にくだらないことを言い合ってた。
夏休みだったと思うけど、しばらく会えない日が続いてて
しばらくぶりにあったのは私がちょうど職員室を出ようとしたときに
Mが入ってきた。
すれ違う時、妙にMの背が伸びていることに気づいて
「あれ? なんか妙に伸びたよね?」
と話しかけた。
Mは「は? 今頃気づいたの?」と呆れてました。
それから三日後、なぜかMに告白された。
思いっきり下校時間の昇降口で。
周りの視線が痛くて、私は無言で校庭に逃げた。
Mが追いかけてきて「返事は待つから」と言われても
なんでMが私に告白してきたのかもわからず、ただ戸惑ってた。
74 :
70:2005/06/24(金) 15:20:13
それからは周りの方がうるさくて、
一ヶ月も経つ頃にはすっかりうちらは恋人同士と言われるように
なってました。
そんな感じで始まった私とMの付き合い。
小学校から知っているMのお母さんも簡単に公認してくれて
うちの母なんて「真面目なMなら安心だわ」と嬉しそうだった。
中学三年生の私とMは受験生だったので
会うのは学校の後一緒に帰るくらいだった。
でもMは私に気を使ってくれたのか、塾は違うけど
土曜日は二人とも塾があったので、その帰りにバス停で待っていてくれて
帰りがけに小さな公園とかでいろいろ話した。
丁度その頃、家がごたごたしていた私は
Mだけにはそのことを教えた。
Mは私の話を聞いて「良く頑張てるって思う。すごいよ」と
励ましてくれた。
受験が終わり、私とMは別々の高校に行った。
私は高校生になってバイトも始めた。
新しい学校の友達や部活、それにバイトで
私とMは中学校の時よりも会う時間がなかった。
もともとなんとなく始まった私とMの付き合い。
手を繋いだことも、1.2回しかない。キスなんてあるわけない。
中学の時と違って、学校に行けば会えるわけでもないし
なんとなくこのまま終わるんだろうと思ってた。
75 :
70:2005/06/24(金) 15:23:34
でも、Mは私と同じところでバイトを始めた。
何もしらなかったから、ただ驚いた。
そして、心の中で「嫌だな」って思った。
中学の時、二人が傍にいるだけだどれだけ周りにちゃかされたかわからない。
せっかくバイトの人たちとも仲良くなって、楽しくしているのに
また周りの目を気にしなくちゃいけないのかと、酷いことを思った。
私はMを避けるようになった。
バイトの人には一切、付き合ってることは言わなかった。
でも結局Mが言ったので、すぐに知れ渡った。
Mはバイトが終わると、店の外で私を待つようになった。
でも、私はその頃バイトで仲良くなった子と一緒に帰るのが
楽しくて、迷惑としか思ってなかった。
たまに一緒に帰っても、Mとの会話は弾まない。
ある日、Mが聞いてきた。
「俺と友達、どっちと一緒が楽しい?」
私は「友達」と答えていた。
次のバイトの日から、Mは私を待たなくなった。
あの答えが、私とMの別れの言葉になった。
Mと私は別れたが、バイトは一緒のままだったので
その後は友達としての普通に話すし、バイト仲間と遊ぶ時には
一緒に遊んだ。
うちで皆で騒ごうってなった時に、Mも来ていたし
年末皆で忘年会だとカラオケに行った時も皆と一緒だった。
76 :
70:2005/06/24(金) 15:26:30
年が明けて。
皆で遊んだ帰り、帰る方向が一緒なのでMと二人だった。
その時、Mに告白された。
「忘れたくても、目の前に居るから忘れられない」と言われた。
私にとってのMは傍にいるのがあまりにも自然になっていて
今度こそ私はきちんと返事をした。私とMの付き合いがまた始まった。
Mは前の付き合いでは駄目だと思ったのか
週末、時間のあるときにはうちに電話してきたり
デートに誘うようになった。
横浜に行ったり、近所をぶらぶら散歩したり、のんびりとした付き合いだった。
ある日、家の前で別れた時ふいにキスをされた。
驚いて何が何だかわからない私と、
ダッシュで帰ったM。
あの時の呆然と見た光景は今でも忘れらない。
Mの家に行ったとき、ちょっと変な空気になったこともあった。
でも、私たちはキスから先には進まずに
やっぱりのんびりとした付き合いを保っていた。
高校二年になって、私はやりたいものがはっきりとした。
将来何をしたいのかきちんと見えた私は
それに向かって突っ走った。
学校に通うために、バイト三昧の日々。
部活も辞めて、兎に角バイト、バイトだった。
Mとの時間がまた減った。
Mは自分の学校の文化祭に来て欲しいと言った。
私はバイトを入れてあったので、断った。
その頃からまたMから連絡してくることが減った。
77 :
70:2005/06/24(金) 15:31:12
高校卒業近くなると、私たちは自然消滅という
形で終わっていた。
私はバイト代の良いところにバイトを変えたので
バイト先でMに会うこともない。
4月までに入学金を溜めないとそればっかり考えていた。
4月、私とMはほとんど会うことなく
私はまた新しい生活に追われていた。
毎日朝早くから遅くまで学校の課題に追われた。
学校が家から遠いせいもあって、帰ってくると日付が変わるか変わらないかの時間だった。
家に帰って、夕食を食べてお風呂に入って寝る毎日。
そんな時、以前のバイト先(Mと同じ場所)の友達から
遊ばないかと声をかけられた。
週末ならば時間があると、私は出かけた。
待ち合わせた場所は、以前のバイト先。
まったく知らなかったのだけど、Mは大学に入ってからも
そこでバイトを続けていた。
久しぶりにMに会う。Mは友達のように接してくれた。
それから夏になって、ある日突然Mから電話があった。
車を買ったので、ドライブに行こうと言う。
私はてっきり皆も一緒だと思って、OKした。
行ってみたら、Mしか居なくて驚いた。
でも、楽しかった。久しぶりにMと思いっきり話して
昔みたいだななんて浮かれてた。そんなドライブを何度か繰り返して…。
Mに「また付き合えないか?」と言われた。
私はもう何度もMを傷つけたことをわかっていた。
絶対にまた私はこの人に甘えてしまうだろう。
だから、初めて「ごめん。付き合えない」と言った。
嫌いじゃないけど、駄目だと思う。私は甘えちゃうから
それで傷つくのはMだと思った。その日で、私とMのドライブは終わった。
78 :
70:2005/06/24(金) 15:32:57
地元が一緒なので、ふとした時にMと会うことはあった。
バス停で、ファミレスで、友達と遊んだ帰りの駅で。
Mはそんな時、声をかけて以前のように話してくれた。
それから、私は学校を卒業して就職した。
忙しい毎日に、地元に帰ることも忘れていた。
お兄さんから渡されたMの手紙。
そこには私と付き合った時のことや、別れた時考えたいろんなことが書いてあった。
読んでいて思ったのは、どうやらこの手紙は実際は私に渡す気はなかったのだろうということ。
昔を思い出して、思ったことを吐き出したような内容だった。
時にはすごくあったかい思い出だったり、
時には私に対する恨みみたいなことも書いてあった。
お兄さんからも話を聞くと、もしかしたら病気がわかってから
昔のことを思い出して書いたんじゃないかとも思った。
私の家のことを本気で心配してくれたM。
私が冷たくした時、すごく悩んだこと。
別れてからも、一緒にいる時間がありすぎて苦しんだこと。
もう一度付き合う時、今度こそは上手く付き合っていこうと意気込んでいたこと。
二度目の別れの時、私のことを応援したいのに放りっぱなしの私に結局我慢が出来なくなったこと。
自然消滅ていることを、何も言わない私に対する恨みつらみ。
ドライブしていて、実はすごく緊張していたこと。
三度目の告白の時、私が「嫌いでない」と言ったことで
また期待しちゃいそうだと、自分が情けなく思ったこと。
そして最後の方は、私に対する嫌な感情ばかり書いてあった。
私はMの手紙を読んで、今まで忘れていたことを
沢山思い出した。
過去の恋愛と割り切っていたのに、思い出してみれば
すごく温かくて、そして抱きしめたくなることばかりだった。
勝手に涙が零れて、お兄さんがくれたティッシュを思いっきり使った。
79 :
70:2005/06/24(金) 15:34:24
Mは私を恨んで逝ってしまったのかな。
そんなことを思った。
でも、読んでみればMは最後まで私の心配していた。
無茶をするから、元気だろうかとか。
意地っ張りだから、それで無理はしていないだろうかとか。
病気がわかってから、私にとても会いたいとか。
最後に話したいとかも書いてあった。
Mと私の恋愛は終わってなかったのだと思った。
デートだって数回。数えれるほどしかしたことない。
手はそれなりに繋いだと思うけど、キスは片手で充分。
それでもMは最後まで、私のことを気にかけてくれていたんだと
思うと、あらためて終わったと思っていた自分をバカだと思った。
沢山沢山、甘えて一杯傷つけた。
書いてあったたくさんの優しさ。
書いてあったたくさんの私への悪口。
付き合っている頃に、聞きたかったな。
私にそんな余裕がなくていえなかったんだろうな。
手紙を読み終わって、なんとか泣きやんだ。
お兄さんはとても申し訳なさそうにしていた。
「ごめんね」と何度も何度も謝られた。
こうなることわかっていたけど、どうしても弟が最後に頼んだことを
叶えたかったんだと言っていた。
私は「読めて良かったです」と返すのが精一杯だった。
でも、手紙は受け取らないことにした。
お兄さんもそれが良いだろうと言った。
気持ちは伝わったから、それだけで良いと思った。
80 :
70:2005/06/24(金) 15:35:57
本当に長々と書いてしまい、すみませんでした。
彼と同じように書き残したくなって、思うままに
書かせてもらいました。
まだ上手く言えませんが、
彼の気持ちが届いたように。
私の気持ちを書き出すことで、ちゃんと終わることが
出来るんじゃないかと思います。
ありがとうございました。
81 :
恋する名無しさん:2005/06/24(金) 17:24:44
82 :
46:2005/06/24(金) 18:12:01
kawasakiホンマごめん。一つになった。ってところで話がハッピーエンドで終わったんやと思ってあんなことを書きこんだんやけど、そんな悲しい終わりだったとは・・・・ごめんなさいm(__)mどうか幸せになってください。
>>70 天国できっとこのスレ読んでると思うよ。
最高の彼氏だったね。セツナスギルヨマッタク
マテールヨ
85 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 22:58:46
(戻ってきました。)
86 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 22:59:43
(昨日書いた最後の一文、カキコします。)
87 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 22:59:56
俺は、彼女の事が好きだった。
ずっと、好きだった。
あんなに誰かの事を思い続けた事は無かった、
きっと、これからも、、、
月日は流れ過ぎ去ってゆく、、、、
でも、思い出の中の彼女は、
あの夜のようにいつまでも色あせる事無く、、、、
「、、○○ちゃん、俺、、、、、、」
彼女に伝える言葉は、いまだ見つからない、、、、
(終)
88 :
Kawasaki:2005/06/24(金) 23:00:51
(長々と待たせながら書いちゃいました。
付き合ってくれたみんな、アリガトウ!)
アリガト
シンジンマテルヨ
kawasakiアリガトウ
凄く良かったです。
ここにカキコする人の人柄、文章どれも魅力的です。
本当にひきつけられます。
カワサキの奥さんはこの話しってるの?
そもそもバイクがカワサキという時点でセンスなかったんだよ
>>92 テニスラケットがkawasakiだと思ってた
94 :
ユウ:2005/06/25(土) 13:58:10
もう4年前の話です・・・妻に内緒で投稿します。
少し長いかもしれませんが・・・
当時俺は25歳・・・俺は女性不信だった。そう・・・最近女に騙されたのだ。
我ながら女難の人生だ。
今までの彼女も独りよがりの女が多かった。
5人と付き合ったが、自分からアピールして始まった交際は一つも無い。恋愛って、こんなもんかと思っていた。
俺が20前後の頃、母親の不倫(噂話だけだったから、真偽の程は不明だが)がキッカケで、父が母に暴力をふるっている姿を何度も目の当たりにした事もある。
歳の離れた妹がいたし、子供達には何の罪も無いからと離婚だけはしなかったものの、夫婦の関係は冷めていた。
いつ離婚してもおかしく無い状況だ。嫌気がさした俺は実家を飛び出し、一人暮らしをしていた。もちろん結婚願望など無い。
ただ生きているだけの毎日・・・俺の努めている会社は地元でもかなり力のある企業だ。学校の成績はよかったので、就職活動だけは死ぬ気で頑張り、俺は入社した。
ボーナスも相当出る。取引先の、いい歳したオッサンも俺に頭を下げ、陰であの生意気若造と言っている。しかし、そんな事俺にはどうでもよかった。金があっても使い道が無い。陰口?言いたい奴には勝手に言わせておけ。
俺は何にも関心が無かった。
友人、親、誰もが俺を羨む・・・学生時代、俺をいじめていた奴らは今では俺に頭を下げる。
自分で言うのもなんだが、俺は女にはよく声をかけられる・・・しかし、どいつもこいつもロクでもない奴らばかりだった。
でも・・・あいつだけは違ったんだ・・・
95 :
ユウ:2005/06/25(土) 14:10:06
平成13年の新年会・・・
当社はホテルの大部屋を借りなければ人が入らない。
ホテルの従業員だけでは足りないからコンパニオンも雇っている。
俺は隣に座っていた先輩と話をしながら歓談していた。
面倒くさいから早く終わればいいなと思っていた。
先輩が取引先の人間に挨拶に行くと席を立った。
俺が一人になった時、一人のコンパニオンが俺に声をかけてきた。
「顔赤いですよ。大丈夫ですか?お茶お持ちしますが・・・」
「ん?ああ・・・それじゃあお願いするかな?」
化粧の効果もあったであろうが美人だった。
でも相手はコンパニオン。単に給料がいいという理由で働いてるんだろ。
「お待たせしました。どう?水割りみたいじゃないですか?自信作なんですよ!」
「そうだな・・・びっくりした。どうみても水割りだな。ありがとう。(内心・・・ふん、どうせこうやって手当たりしだいに男に声かけてるんだろ)」
「失礼ですが・・・おいくつですか?」
「俺?25だけど(おいおい。こんな所で逆ナンかよ・・・)」
「え〜私と一緒ですね!!」
マジか?年上かと思った。
「この仕事、意外と出会い無いんですよ〜。」
「んなわけないでしょ。毎日出会いじゃないか。それに絶対彼氏いそうだよな。」つい声にだしてしまった。
「全然ですよ〜!飲みに行くにも遊びに行くにも女の子同士です。誰かいい人いないかなあ・・・」
ふざけるな。
あんたみたいな美人、他の男が放っておくわけ無い。俺はもう騙されん。
それでも彼女と少し話をした。
「よかったら・・・今度合コンしませんか?私はユウさん狙いでいっちゃいますけど!」
ユウ?なんで俺の名前を?
ああ、そうか、胸にネームプレートしてあるんだった。
・・・情け無い事に、押しに負けた俺は、彼女に連絡先を書いた名刺を渡した。
別に合コンがあったとしても、盛り上げ役の友達呼んで、そいつにすべて任せるさ。
彼女の胸のネームプレートを見る・・・名前は「カオリ」か・・・
・・・変な女。
初対面の人間にここまでできるとは・・・大抵の男はこういうのに騙されるんだろうな。
何度も言うが、俺は二度と騙されん。
カオリからの連絡はその日、帰宅して寝ている最中にきた。
「ユウさん今日は終わった?私はもう家だよ。今度マジで合コンしようよ。もし面倒なら二人でどこか遊びに行こうね!」
何だこの展開の早さは・・・ますます怪しい・・・まあいい、明日、適当に返事返してやる。
俺は、「まあ、そのうちな。」みたいな内容のメールを送った。(確か)
それから、カオリとは頻繁にメールのやり取りをするようになった。
96 :
ユウ:2005/06/25(土) 14:21:31
彼女に関して、色々な事が判明した。
まず、彼女が14歳の時に母親を亡くし、毎朝父親と妹に弁当を作ってあげているという事・・・
掃除、洗濯もしている・・・
つまりカオリはその家の母なのだ。
理由はわからないが、父親とは仲が悪いらしい。
俺は少し自分の家庭環境と重ねてしまった。
俺に声をかけた理由も判明した・・・
それは、外見がタイプ。優しそうに見えた。だった。
出会いが無いのはウソだろとの問いかけには・・・
ゴメン、それはウソになるかも・・・
出会いが無いというか、男運が無い。男が怖い。だからこそ俺が優しそうに見えたらしい。
しかし・・・人を外見だけで判断するなよな・・・
人を見る目が無いから男運がないとか悲観的な言葉がでるのだ・・・
まあ、これは俺も人の事言えないのかもしれないけど。
それとカオリは元美容師だった。
なぜ今コンパニオンをしているのかは教えてくれなかった。
ただ、今の仕事は楽しいと言っていた。
いろいろな人と出会えたし、なにより俺と出会えた事が嬉しかったらしい。
しかし・・・そのセリフ、他の男にも言ってるんだろうな・・・俺はそう思っていた・・・
カオリは俺の話もよく聞いてくれた。
さすがに過去の事は話さなかったが、猫を被る事もしたくなかったので、自分の性格、ありのまま話した。
しかし、軽蔑されるどころか、私に心を開いてくれているんだねと言ってくれた。
女からは今のうちに騙されておいたほうがいいよ。とも言ってくれた。
97 :
ユウ:2005/06/25(土) 14:29:27
俺はいつの間にかカオリに何でも話せるようになっていた。
カオリも俺に何でも話してくれる。お互い惹かれあっているのがわかった。
少し時間はかかったが・・・こいつなら信じる事ができるかも。そう思った。
いつだったか・・・深夜だったと思ったが・・・
「私・・・彼氏ができたら一緒に部屋で一日中まったりしたい。まっ!いつになる事やら!」
と言われた。
俺はその時、カオリが別な男とそんな状況になってしまうのがたまらなく嫌に感じた。
「その相手・・・俺じゃダメなのか?」
俺は無意識のうちに、そうメールを出してしまった。告白に近い。
・・・しかし返信は無い。
焦りすぎたか・・・そういえばカオリと出会って2週間。メールだけのやり取りで実際会っていない。俺はどうにかしていたようだ。
再び現実に戻り、いい加減疲れたので、その日は寝た。
98 :
ユウ:2005/06/25(土) 14:53:51
次の日・・・俺は少し後悔していた。やはり焦りすぎた。
どう考えても(遠まわしだったけど)告白するタイミングではない・・・
万一OKだったとしてもいきなり彼女として付き合えるのだろうか・・・
それにコンパニオンという職種に少し抵抗を持っていたし・・・。
しかし、昼近く、彼女からメールが来た。
「ねえねえ!私、昨日寝ちゃってユウからの最後のメール、今見たんだけど、これって彼氏ってこと?勘違いだったらゴメンね(T_T)」
俺は仕事終わった後に、
「いや・・・彼氏というか・・・そりゃカオリみたいなキレイな人が彼女になってくれたら嬉しいけど、お互い知らない事が多すぎる。俺はカオリの事たくさん知りたくて、あんな言い方してみた。」
と言った。
・・・すぐに返事は来なかった。まあ、俺もカオリを待たせたわけだし怒る場面ではない。色々考えているのかもしれない。
そして、約1時間後・・・
99 :
ユウ:2005/06/25(土) 15:04:23
カオリの返信・・・それは今でも鮮明に覚えている。
「私もユウの事、たくさん知りたいよ!また会いたいとも思ってる。でも・・・先に言っておくけど私バツイチだよ。引いたら引いたで構わないよ」
俺はショックと同時に、なるほどな。道理で展開が早いわけだ。それもこんな美人と・・・とも思った。子供はいないとの事。
離婚の理由は前の旦那との「性格の不一致」。
俺は呆れた。結婚する前に相手を見極めろと思った。俺の両親にも、そう思えるだけに余計そう思った・・・
俺は返事を出さなかった。
しかし、俺はある事を思い出した。
カオリは「男運が無い」と以前言っていた。
責める相手はカオリだけなのでは無いのかもしれない。
悪い男が寄って来る可能性も大いにあり得る。
カオリに幻滅するのは旦那の事を知ってからでも遅くはないと思った。
今思い出すと、俺はそれだけカオリに惹かれていたのだと思う。
俺って単純だな・・・
しばらくしてカオリから再度メールが来た。
「寝た?」
「いや、起きてた。事実を知ったらショックでさ・・・俺、自分でも単純だと思ってるけど、カオリに惹かれていたのかもしれない・・・」
「ゴメンね・・・言うかどうか迷ったんだけど、本当の事だから・・・。言うのがもっと遅かったらユウの事、もっと傷付けていたんだね・・・」
「うん・・・でも言ってくれてありがとう。なかなか言える事ではないと思う。それに、今は別れているわけだし何も問題ないだろ。今度・・・どうだ?俺の部屋にでも来ないか?」
「え?いいの?私、ユウの為に料理作ってあげるよ!」
「いいよ。それじゃ、詳しい事は後で・・・今日は寝るよ。疲れた。カオリのせいでな」
「ゴメンね・・・それじゃ、お休み」
「カオリのせいなのは冗談だよ(笑)。それじゃ、お休み」
100 :
ユウ:2005/06/25(土) 15:08:31
こうして俺はカオリと何度か会う仲になった。
時々コンパニオンの衣装のまま来る事もあったが、そんな事気にしなかった。
・・・カオリはいい女だった。
顔だけではなく、気配り、賢さ、生活力・・・どれも俺の上だった。
決して悲劇のヒロインを気取らず、一緒にいて楽しいし、色気もある。
二人きりでいるだけに、俺が勝手に何度も誘惑に負けそうになった。
それだけ心配な事が多かった。
コンパニオンは、金目当てで他の男といかがわしい関係になる話を聞いた事があったし・・・
それに俺自身、過去に色々騙されているだけに・・・臆病だったんだ。人を好きになるのが。
今の生活で満足してしまって告白できずにいた。
101 :
ユウ:2005/06/25(土) 15:18:42
しかし、好きだという気持ちはどうにもならなかった。
しばらくお互いの仕事が忙しくてあえない時期があった。
連絡だけは取り合っていたものの、俺はカオリに会いたくて会いたくて仕方なかった。
いつもカオリの事ばかり考えていた。
くそ・・・あの女・・・男を落とす技術に長けている・・・!
もちろん彼女がそうしているわけではなく、俺が勝手にそう思っていたのだが。
「今日の客は大丈夫なのか?帰ってきたら無事の知らせをくれよ」
「うん!心配してくれてありがとう!ユウも私の事ばかり心配して無いで自分の心配しなさい!そっちのほうが仕事大変でしょ!でもそういってもらえると嬉しいよ」
会いたい、好きだといい出せない・・・なんて勇気が無いんだ!!
「無事に終わったよ。ウチの会社、女の子を大事にする会社だからね。結構ガード固いんだよ!それより今日、会社の女の子にユウの事話したら、会いたいって言ってた人いるんだけど・・・彼氏募集との事だったし、紹介してあげよっか?」
その時の俺はカオリ以外の女に目がいく状態ではなかった。
あの時同様、無意識のうちにこんな返事を出してしまった。
「いや・・・気持ちは嬉しいんだけど、俺さ・・・ここの所、実はカオリの事ばっかり考えていた・・・」
「私も・・・ユウの事ばかり考えていたよ・・・初めて会った時からずっと気になっていたんだけど、私、事情が事情でしょ?私から何も言えず・・・はっきり言って苦しい。」
ずるいよ・・・カオリ・・・お前にそこまで言われたらこう言うしかないじゃないか・・・!
102 :
ユウ:2005/06/25(土) 15:40:25
「ゴメン・・・俺、ハッキリしなくてダメ男だよな。でも、もう迷わないよ!俺、カオリの事しか頭に無い!カオリの事が好きになってしまったみたいだ!」
「私も大好き!!もっともっと会いたいし、もっともっと!たくさんお話したい!!そう言ってくれて本当に嬉しいよ・・・!ユウに会いたい!!」
俺は幸せ一杯だった。
25年間生きてきて、この瞬間だけは忘れていない。
この日は時間を気にせずいつまでも語り合った。
最後に・・・
「おやすみ・・・ダーリン。早く会いたいよ〜・・・」
ダーリンか・・・他から見るとバカップルにしか見えなかったが、好きな人から言われるといいものだな・・・
(とりあえず、前半はここまで。後半は後ほど投稿します。)
103 :
恋する名無しさん:2005/06/25(土) 15:59:31
マテルヨ、ダーリン。
104 :
ユウ:2005/06/25(土) 16:38:05
カオリとの付き合いは順調だった。
多少ケンカになることもあったが、俺にはそのくらいのほうが丁度いい。
コンパニオン、バツイチの事は気にならなくなっていた。
不謹慎かもしれないが、子供がいなかった事だけは、本当によかったと思っている。
俺も元々仕事はキチンとしていたので、公私ともに充実していた。
今の職場に心から感謝したのはカオリと付き合ってからだ。
向こうは夜の仕事と家事があるから、なかなか時間をとる事ができなかったが、それでも幸せだった。
105 :
ユウ:2005/06/25(土) 16:44:35
付き合って数日後・・・彼女はたまたま、まとまった休みを取る事ができた。
その日は俺の部屋に泊まりにきた。
お互い恋人同士、歳だってもう20半ば。相手は魅力溢れる女性。
俺だって男だ。
もちろんそれなりの雰囲気になった。
俺は・・・この夜・・・カオリの全てを知る事になる・・・
俺は・・・俺は・・・!!
106 :
ユウ:2005/06/25(土) 16:47:42
すみません。
少し出かける用事ができました。
ちなみに妻は今、妻の実家にいます。
今日中には完結できると思いますので・・・
ではでは。
107 :
恋する名無しさん:2005/06/25(土) 16:49:53
だあー!すげー気になるじゃねーかよー!
早く帰ってきて続きキボンヌ!
108 :
恋する名無しさん:2005/06/25(土) 16:50:18
マテルヨマテルヨ
109 :
ユウ:2005/06/25(土) 18:24:23
俺は彼女の服を脱がした後、ショックを受けた。
部屋を薄暗くしていたが、体には所々、傷のあとや痣のあとがあるのがわかった。
「ゴメンね・・・でも私大丈夫だから」とカオリは言う。
「うん・・・」
俺はそれしか言えなかった。
その時は体の事を気にせず、カオリを精一杯愛した。
そして、事が終わった後、裸のカオリを抱きしめた。
「前の旦那との離婚の理由・・・性格の不一致だけが原因じゃないだろ。」
「うん・・・体の傷見たでしょ・・・?
本当はHに抵抗あったんだけど、変に隠してユウに嫌われたくなかったから。
私の前の旦那、結婚した後ギャンブルにはまって・・・借金作って私に八つ当たりして・・・
コンパニオンをしていたのも、それが理由。実は以前子供ができたんだけど、おろしたの。
私はもちろん産みたかったのに・・・。この事、誰にも言えず辛かった・・・!」
俺の腕の中で、彼女はそう告白した。俺は彼女を一生守っていこうと決意した。
俺も自分の過去の事を彼女に告白した。
イジメ、両親の事、過去の女性問題の事、カオリからしてみれば大した事ではなかったのかもしれないが・・・
「なんだ・・・ユウって、順風爛漫かと思ったのに・・・私と少し似てるかもね。あの新年会、運命的な出会いだったのかもね!」
「後から本当にそう言えるように、一緒に頑張ろうな!」
「そうだね・・・今はひっそりと愛を育もうよ・・・」
彼女の寝顔はすごく可愛い。安らかな寝顔だ・・・
前の旦那、バカだろ。そう思った。
俺は幸せすぎて興奮して眠れなかった。外も明るくなってきた頃・・・わざと意地悪な質問をした。
「そろそろ夜明けだな・・・もしかして、帰りたくなった?」
彼女は目を閉じながら無言で首を左右に振る。愛しくて仕方なかった。
こうして俺は彼女とともに一夜を過ごした・・・
110 :
ユウ:2005/06/25(土) 18:29:08
彼女と付き合ってから本当に世界が変わったようだった。
付き合ってから1年。
さすがに最初の頃のドキドキ感は薄れているが、別れたいと思った事など一度も無い。
人と接するのも楽しくなっていた。
彼女はコンパニオンを辞めた。
まだ借金が少し残っているので保険会社の営業の仕事を始めた。
俺の立場も考えての事だったのかもしれない。
もともと頭がいいし、なにより美人だ。仕事は順調だったみたいだ。
他の男の存在が心配には心配だったが、
言い寄ってくる男には、バツイチで現在彼氏持ちと言えば大抵引かれるとの事だった。
俺の親父のように相手を疑っても仕方ないし、彼女を信じていた。
時間も合わせやすくなったので、付き合いも順調だった。
そして更に1年が経った・・・その間大きなトラブルも無い。
俺はある決意をしていた。
どう考えても、この先これ以上の女と出会えるわけが無い。
そう・・・プロポーズだ。
111 :
ユウ:2005/06/25(土) 18:32:44
月並みなプロポーズだったが、彼女はあっさり承諾してくれた。
あっさりすぎて、俺にとって、付き合った時に比べインパクトのある思い出ではなかった。
もちろん、これは彼女には言えないが・・・
カオリを親に紹介するべく、実家に向かう途中、
「私、ユウの親にどう思われるかな?二回目だよ。」
「カオリなら大丈夫だ。それにあいつら、俺達の結婚に文句を言う権利はないよ」
案の定、親は俺達の結婚に文句を言ってくる事はなかった。
当たり前だ。自分達がお互い相手を間違えているのだから。
そんな奴等に文句を言われる筋合いもなかった。
それに事前にカオリの存在は言ってあったし、カオリがバツイチだって事、その理由も言ってあった。
こうしてお互いの親からもあっさり認められた。
俺の親父は
「お前は長男だが、無理に家を継ぐ事は無い。カオリさんと好きな所に住むといい。これがお前にできる唯一の事だ。」
そう言ってくれた。
112 :
ユウ:2005/06/25(土) 18:38:35
カオリは前の旦那と式を挙げていないとの事だった。
どちらも初めての結婚式となる。
カオリのドレス姿は、他の人達への自慢になるくらいの姿だった。
結婚式当日・・・友人、親戚、会社の人達、そして両親、カオリの父親・・・俺の両親はどちらも涙を流していた。
これが復縁のキッカケになってくれればいいと思った。
もちろん俺の関係者のほうが圧倒的に多い。
あまりの人数の多さに向こうの親戚達は驚いたであろう・・・
緊張はしていたが、みんなの前でカッコ悪い姿を見せるわけにもいかない。
最後の俺の挨拶の後・・・何故かツライ過去の記憶がフラッシュバックし、今の幸せを実感して涙を流してしまった。
・・・大失態だ!と思ったが、カオリは暖かい笑顔で見守ってくれた。誰も俺を笑う奴はいなかった。
それどころか、もらい泣きをしてくれる人までいた。心からみんなに感謝した。
113 :
ユウ:2005/06/25(土) 18:43:40
こうして現在に至る。
俺も少し協力はしたが、カオリは全て借金を返した。
カオリも今では、バイトをしたり、主婦をしたり、と安定した生活を送っている。
将来実家に住むかどうかはまだ決めていない。
今のようなご時世だし、おそらく実家に戻るとは思うが・・・
それと今は1歳の娘がいる。
多分カオリ似だ。いや、そうであってほしい。
カオリ・・・あの新年会の時、声をかけてくれて本当にありがとう!
あの時カオリと出会っていなければ・・・きっと俺・・・今頃まだ・・・
・・・今まで色々あったけど、もう大丈夫だよ。
俺がずっと守っていくよ。いつでもそばにいるよ。
先の事はわからない。
とにかく、今は寄り添って生きていていこう・・・
今までの分、今度は俺達が幸せになる番だよ。
カオリの事、それと子供の事、ずっとずっと愛していくから・・・!
カオリの事、信じているから・・・!
でも・・・できれば子供もう一人ほしいよな。俺、今度は男の子がいいな!
(終わり)
114 :
ユウ:2005/06/25(土) 18:48:27
以上。
私個人のラブストーリーです。
もっと伝えたい事もありましたが、要点だけまとめました。
過去レスを拝見する限り、皆さん、涙涙の物語ばかりで・・・切なくなりました。
私の話など物足りなかったかもしれませんが・・・
でも、私の中では一生忘れる事の無い、大切なストーリーです。
最後まで読んでくださった方々には、心より感謝申し上げます!
皆様方にも、素晴らしい出会いがありますことを・・・
115 :
恋する名無しさん:2005/06/25(土) 19:01:10
いいご両親だと思うけどね
大事にした方がいいよ
116 :
ユウ:2005/06/25(土) 19:14:50
確かに親は普段は優しいですし、今ではありがたいと思っています。
でも・・・またいつか、あのような状況になるのではないかと・・・
やっぱり不安なんですよ。
カオリだけにはその姿見せたくないです。
おそらく大丈夫だと思いますが、親とは慎重に接したいと思っています。
117 :
恋する名無しさん:2005/06/25(土) 20:08:03
カオリさんと今も一緒ナンデスネ。 お幸せに^^♪
カオリさんを幸せにしてやれよ
マテルヨ
119 :
恋する名無しさん:2005/06/26(日) 00:39:35
ああ、なんつーいい話
やっぱり最後はハッピーエンドで終わるのがええね
末永くお幸せに
マテルヨ
121 :
Kawasaki:2005/06/26(日) 01:57:50
>>ユウさん
カオリさんを大切にしてあげて下さい。
本当に、ハッピーエンドでよかった!
Kawasakiは、もうお役御免ってことで明日から恋する名無しになります、、、
それでは、Kawasakiとして最後の一言。
マテルヨ
122 :
恋する名無しさん:2005/06/26(日) 02:53:14
KawasakiはいつまでもKawasakiじゃなきゃだめだよ
俺の恋もマテルヨ
124 :
前スレT:2005/06/26(日) 08:57:49
>>18さん
今更ながらレスですが、当時の18さんが、
前スレの私の話(もう埋まっちゃってるけど)のヒロインのNちゃんと歳が一緒だったので感情移入してしまいました。
当時のAさんも、おそらく私と同じくらいの歳だったのでは?と思います。
すごく健気で・・・かわいそうに思えました。
歳の差というより、不倫に無理があったのかもしれませんね。
18さんが悪いのではなく、もしかしたら向こうが本気ではなかったのかも・・・
相手が好きな人なら、電話をかけなおしてくれた時点で普通は出ますよ。
気を悪くしたらごめんなさい。
今度こそ幸せになれるといいですね!!応援しています。
125 :
前スレT:2005/06/26(日) 09:00:27
>>ユウさん
いい話ですね〜!!お互い逆境に耐えて幸せになる!素敵です!
やっぱりハッピーエンドもいいですね!!
これはこれで感動しました!!
それでは、カオリさんといつまでもお幸せに・・・
126 :
恋する名無しさん:2005/06/26(日) 11:44:47
学生ネタもいいけど、社会人ネタもいいね。
マテルヨ
他のエピソードマテルヨ
774 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:04/06/03 22:33 ID:K+cG6zAd
どうして私がいつもダイエットしてる時に(・∀・)ニヤニヤと見つめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしてお小遣減らしたのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして交代でやる約束した洗濯をし忘れたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れると会社休んでまで看病しますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして妻の私に心配掛けたくなかったからと病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ!
おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
長期出張だと嘘言って知らない間に手術受けて助からないとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ!
正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんか居ませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
それと私みたいな女嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
775 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:04/06/03 22:48 ID:K+cG6zAd
もう一つ言い忘れてましたが私、お腹に赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたの子供なのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ!
そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大喜びで私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ!
生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な子だといいなぁってあんた自分の事は蔑ろですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で周りの患者さんや看護婦さんに何自慢してやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
病気で苦しいはずなのに何で姓名判断の本で名前を考えてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして側に居てあげたいのに一人の身体じゃ無いんだからと家に帰そうとしますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしていつも自分の事は二の次何ですか(゚Д゚)ゴルァ!
776 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:04/06/03 23:06 ID:K+cG6zAd
医者からいよいよダメだと言われ泣いてる私に大丈夫だよとバレバレの慰めを言いますか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちはあんたとこれからも生きて行きたいんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
それがもうすぐ終わってしまうんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
バカやって泣きそうな私を包んでくれるあんたが居なくなるんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
忘れろと言われても忘れられる訳ないでしょ(゚Д゚)ゴルァ!
死ぬ一週間前に俺みたいな奴と一緒になってくれてありがとなですか、そうですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちがお礼を言わないといけないのに何も言えず泣いちまったじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
あんなに苦しそうだったのに最後は私の手を握りしめて逝きやがりましたね(゚Д゚)ゴルァ!
何で死に顔まで微笑みやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!
そんなのは良いから起きて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
生まれてくる子供を抱いて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
子供に微笑みかけて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
たのむから神様何とかして下さい(゚Д゚)ゴルァ!
777 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:04/06/03 23:15 ID:K+cG6zAd
ダメ女な私にこの先一人で子供を育てろと言いやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
そんなあんたが死んで5ヶ月...
子供が生まれましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な女の子ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
目元はあんたにそっくりですよ(゚Д゚)ゴルァ!
どこかで見てますか(゚Д゚)ゴルァ!
私はこの子と何とか生きてますよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたも遠くから見守って居てください。
129 :
恋する名無しさん:2005/06/27(月) 12:56:07
130 :
恋する名無しさん:2005/06/27(月) 13:31:42
131 :
128:2005/06/27(月) 15:34:54
他スレのコピペですが。
132 :
恋する名無しさん:2005/06/27(月) 15:36:22
>>131 いいもの見つけてきたよ!
すごくいい話だったからめちゃくちゃ泣いたよ!
別にコピペでもいい話には変わりないから
全 米 が 泣 い た !!
>>128 これから学校行かなきゃなんないのに
号泣しちまったじゃないかゴルァ!!(゜Д゜)
アーンアンアン。・゚・(ノД`)・゚・。
>>128 ないた。
マジでないた。
奥さん頑張って。
超頑張って。
136 :
恋する名無しさん:2005/06/28(火) 21:48:41
>128
マジ泣きました。頑張って下さいね!!私も大切な人を亡くしてるので…切ないっす。
>>128 まじで泣いた・・・
ほんとに愛し愛され、いい旦那さんだったんだねぇ
頑張って・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
>>136 あなたも頑張れ!
138 :
136:2005/06/29(水) 18:23:11
>137
ありがとうございます。その一言で涙が出そうになりました。頑張ります!!
なんだよ似たようなスレたくさんあるなw
140 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:15:24
俺もここに書き込める恋愛したいよorz
141 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:16:32
>140君に>10を
142 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:18:35
>141GJ!
143 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:21:36
>142自演乙
144 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:23:33
>143オマエモナー
145 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:25:30
>144童貞おっさん乙
146 :
恋する名無しさん:2005/06/29(水) 20:27:02
>140->145ワロス
自演乙
引き続きマテルヨ
みんな頑張れ。みんなに幸せを。
マテルヨ
lovestory…何なんでしょうか。
他人からすれば「その程度か」かもしれないけど
俺にとってはいまだ短い人生で一番恋をした瞬間でした。
中学校の修学旅行での話なんですが、
俺は少学校の頃、二度の失恋をしてしまったせいで
相当前からだったけど女性が苦手なことに拍車がかかり、女子がただ笑っているだけなのに、
なぜか自分が笑われているように感じてしまう。
顔も微妙で、髪の毛も適当に伸ばすだけ、そんな風に適当に中一時代は過ぎ去った。
ダラダラ書くと思います。今日中にはまた書き始めます。
マテルヨ
支援
マテールヨ
153 :
150:2005/07/02(土) 11:11:21
書いていいってことかな。
中一の丸一年をすっかりドブに捨てて進級。
そして中二の夏ごろ、俺は小学3年辺りから作っていた大人しいキャラを諸事情あって廃棄、素の自分を出し始める。
そして素を出し始めてから数ヶ月。その頃からかクラスが二年になって変わった事もあったけど、
今尾思えば、微妙に女子の接し方が変化してきた気がする。
その頃は何も気づかずに、友人の男子と廊下でバカ騒ぎをして過ごしていた。
二年の秋、修学旅行の班決めをすることになって席替え、これで決まった班と修学旅行での班が一緒になるのだが、どうでも良かった。
窓側の最後尾と嬉しい位置につけて喜んでいると、
二年の最初に一緒の班になっていた女子とまたもや同じ班になる。
その女子の名前は全然覚えていなかった。最初、同じ班の時の記憶なんか欠片もなく。
「そういえば…」と徐々に思い出した。
その人にあとで恋をするとは思わなかった。カタカナでも実名が恥ずいんで名前は「M」で。
まだMは俺にとってただの同じ班員だった。
154 :
150:2005/07/02(土) 20:08:20
Mに対して特別な見方もしないまま、修学旅行への準備を着々と進めていく
東北の片田舎なので修学旅行は東京に決定されていた。
2泊3日の旅行中で息抜きの時間が設定されていた。その時間、野球を観戦するか、お笑いを見るか…。
ネズミの国か海、どっちにするか。ホテルの部屋決め。いろいろなことを決めた。
Mとは班ごとの話し合いで会話したりする程度、それ以外の状況でもMと会話する機会はたまにあった。
なんとなく「カワイイ人だな」とか思っていたが特別視することはなかった。
自分は女子と話すことが苦手な人間だが、Mは、会話しても平気な数少ない人だった。
そして、修学旅行の予定が決定していくうちに、ふと考えるとMと俺の予定はほとんど一緒だった。
「まぁ、被ることもあるよな」そのときも偶然と言うことで処理した。実際これは今も偶然だと思う。
そして3年に進級して、ほとんど間をおかずに修学旅行はスタートした。
マテルヨ
156 :
150:2005/07/03(日) 00:55:33
ありがとう。sageにしていたのでとりあえず消しました。それでは続き。
出発式を終了させて、新幹線に乗り込む。東京に行く楽しみに、窓を流れる景色を楽しみながら、
クラスメイトとゲームをしたり…する前に寝ちまった。遅い朝飯を食い終わると
この移動時間の半分以上を寝て過ごした。
班ごとに到着後の動きを確認するらしく、男子に揺すられて起こされた。
寝ぼけ眼で即席班会議に出席したので、Mも含めて女子に少し笑われた。
上野駅到着、とっとと解散して職場体験の開始。
157 :
150:2005/07/03(日) 01:01:45
落ちます。すんません
158 :
150:2005/07/03(日) 12:54:33
別にどうでも良かったか…。さて続き書いていこう。
職場体験は某水族館に決まっていて、上野駅から四苦八苦して到着。
職員のあとをぷらぷら付いて行ってメモったり、会話したり…。2時間ほどで終了
初日はほとんど何もない。何のアクションもなければ、リアクションも無い。
修学旅行の思い出なんか、「楽しかった」程度だろう…。そう思っていた。
上野駅に全員集合、あとは解散して野球見たり、お笑い見たりに分かれる。
見終わったらホテルに戻って初日終了。
2日目。バスに乗せられ、商店街の店を3時間手伝い。あとは自由に散策。
そしてディズニーへ。シーに入るのに別途で金が必要らしく、自腹で払ってシーに行く。
159 :
150:2005/07/03(日) 13:11:17
シーに到着したが、友達はおおむねランドへ。てなわけで一人でぶらぶらほっつき歩く
かなり空しく、二つのアトラクションを乗り終わり「どこいくべ」とか歩き出す。
そのとき進行方向のちょうど逆から、Mとその友達グループと遭遇。
確か5人だったはず。全員女子、男子はいやしねぇ。
最初に話しかけてきたのはMだった気がする。
少し話して最終的に「一緒に遊ぼう」との事になった。
…マジデかよ。なんだいきなり、浮かれすぎて考えがおかしくなっているんじゃねぇのか。
そうは思ったけど断るわけがなかった。女子5人、野郎は俺のみだった。
160 :
恋する名無しさん:2005/07/03(日) 17:40:03
まだか?マテルヨ!
ツヅキマテルヨ
162 :
150:2005/07/03(日) 19:08:09
17年の人生で起こった事のない状況に、心臓がバクバクと五月蝿かった。
だが思った。絶対あとで抜かされる事になるよな…。シーで遊べる時間は約4時間
グループに入れられた時点で残る時間は3時間ぐらいあった。
(いい思い出にはなるよな、少し女子と遊べたってことで)
それに俺以外の男子も入れるだろう。わざわざこんな奴を選ぶわけねぇよな。
女子5人に連れまわされるような状況で、俺がついていく形。
グループに入れられて数分、パフォーマンスをやっているピエロをしばらく見て、また移動開始。
女子が話しているのを聞くと火山からジェットコースターが出てくる奴に乗ってきたらしい。俺はと言えば地味なアトラクションに乗っていた。
「次は何に乗ろうか」と言う話になっていたので、軽くガイドブックを開いてみる。だが乗りたいものも見つからずに黙っていると。
「これはどう?」指差していたのは見るからに絶叫するための「インディジョーンズの…」
女子は乗ることに全員賛同。「150は?」聞いてきたのはMだった。
「いいよ」苦手だけど退ける訳がなかった。金曜の半端な時間だったので混んではいなかった。2列か3列になって進むので隣に女子が来ることに…
Mだった。何か話した気がするけど、そこいらへンは覚えていない。
そしてとうとう順序が回ってきた。
9時ごろに続き書きます。160,161待っていてくれてありがとうございます。
マテルーヨ
164 :
150:2005/07/03(日) 22:14:56
1時間の遅刻すいません。では続き。
3人が並んで乗り込む形で不思議な感じだった。先頭の一番左で隣がMだった。
なんとなく「だいじょぶ?」とか軽く会話したはず。そしてゆっくりと動き始める。
演出がはいって、そのあと走り出した。だが速さは速すぎる事はなかったので
余裕のある悲鳴が聞こえ、俺は笑っていた。最後にまた演出が入って急な角度で落とされた。
そして気がついたら最初の位置、案外余裕があって全員適度にテンションが上がっていた。
最後の急角度で落とされた写真が表示されていて、みんながみんなを笑っていた。写真にして買えたが高いので止めといた。
次は何乗ろうか、と話しているうちに、また新しいポップコーンを発見して女子が買いに行った。そこで足止めを食らったが、
ちょうど動き出すアトラクション。「ふーん」とか俺が見ていると女子の中で「あれ乗ろう」と決定。
別に悪い気はしなかったが、恥ずかしかった。そのアトラクション二人乗りだった。
そのときはMと隣同士にならず、違う女子と二度も一緒に乗る。
2度か3度それに乗って、違う場所に移動した。
165 :
150:2005/07/04(月) 19:24:03
その次に行ったのが洞窟をイメージしたであろう区画。
女子のテンションに合わせることは可能だったが、一人でいるおかげで疲れる。
途中で男子だけで組んでいるとグループと遭遇する。
「あっ入れるだろうな…」とか思ったが、軽く挨拶しただけで、終わった。
何で? 理解できないまま進んでいく。そしてまたもや乗り物、高いところで回される。
「どうする?」と聞かれて「乗るよ」。「乗らない」なんて言えるわけがない。
その後コーヒーカップ紛いに乗る。そのときはMと同乗、ただし他に2人乗ったはず。
回転もの2連発に軽く酔いながら、買い物することになった。
この区画での乗り物が最後で後は何にも乗らなかった。
買い物する場所に入るや、速攻で全員店内に散る。買い物の輪にまでは入れず、一人でぷらぷら物を見る。
何度か話しかけられて、アドバイスを返していた。買い物はやはり早く終わった…俺だけが。
何も買わずに店外のベンチに腰掛ける。歩きっぱなし、立ちっぱなし、文化部には限界が来てた。
座っていると、買い物を終了させて、そのベンチに徐々に集まってくる女子5人。
ふと、立っている女子を見つけたので俺はベンチから立ち上がってその女子に席を譲った。
そのまま休憩に入り、「そろそろ行こうか」と誰かが言って休憩終了。
残っていた時間は1時間半ぐらいだった。
166 :
150:2005/07/04(月) 23:49:39
残り時間的に遊ぶことは出来なさそうなので晩飯を食べようと言うことになった。
徐々に暗くもなっていたので早く食べようとするが、食べる場所が多くて迷い始める。そのまま迷い続けて20分ぐらい。
どれもこれも微妙に高いのが迷う原因だった。
だが安いハンバーガーなどを食べれる店を見つけ、そこに決定。
ただし、晩飯を食べてお土産を買うと考えると時間が足りない。てなことでDASH!
女子がスカートはいていても意外に早く動けるのだとそのとき初めて知った。
女子が3人やたら先行していて、後の二人は置いてきぼりを食らっていた。俺が中間ではぐれないように少し配慮していた。
とりあえず全員、店に到着。注文を済ませてテーブルに座る。
少し話しながら食事は十数分で終了。その頃には何故だかMのほうに目が向くようになっていた。
そして一番脳に焼き付いていたのがMなんじゃないかと自覚し始めた。
そのあとに土産買いのために店に入る。親に頼まれていた手前もあり、俺もここで土産を買うことにした。
素っ気無さ全開の食い物関係を4,5000円分買った。
途中Mと会話した。ミッキーの帽子をかぶって「似合う?」と聞かれた。バカみたいに緊張して「似合ってる」しか答えられなかった。
海兵がかぶるような帽子の形をしていたので「船長」といって笑顔で敬礼した。
そのときは「アハハハ」とか笑っていたが、今ならもっと面白いリアクションとってあげれたと思う。
全員の買い物が終了して、残り時間5分。集合時間に間に合わせるためにまた走り始めた。
次で最後です。長々申し訳ありませんでした。
167 :
150:2005/07/05(火) 00:05:09
集合場所に到着。意外に早く来たほうでまだ集まっていない班も幾つかあった。
気が抜けたのか女子はほとんどお手洗い。俺はベンチでダラリと待つ
徐々に戻ってきるがやはり女子グループ、男子グループと混合グループは見なかった。
そのうちに手洗い行っていた女子たちが戻ってくる。使い捨てカメラを買っていて、フィルムが残り少ないから。
「全員入るように撮ろう」
…ハアッ!? 女子に囲まれ記念撮影。ちなみに計3回撮影して、女子が最初に撮影、次に俺が女子だけを撮影、最後に最初に撮影した女子がはいって撮影終了。
修学旅行終了後、撮影した写真を持ってきて、見せ合いしていい事になったが、そのときの写真は見せ合いのとき出されなかった。
その後もMとは卒業まで比較的近い席にいた。修学旅行の一件以来、完全にMに惚れたが…何もしなかった。
一度選択授業をダチと抜け出して、Mのいる教室までちょっかいを出しに行った程度がせいぜい。そして高校は別々会う機会はなくなった。
だが公然と入れる文化祭があり、高校の修学旅行もMの高校とは同じ場所に行くらしい。
出会えるかどうかは分からないけど、Mを彼女にしたいので…がんばっていこうと思う。
168 :
150:2005/07/05(火) 00:11:42
最後にもう一回書かせてください。
長々とすいませんでした。最初に断りを入れたとおり、
ラブストーリーとは違います。スレ違いですいませんでした。
それではありがとうございました。
169 :
恋する名無しさん:2005/07/05(火) 01:11:45
いいや、それは君のlovestoryだ。とマジレスしてみる
150さんお疲れ様でした。
lovestoryは1人1人が心の中に持っているものなので、全然構わないと思います。
150お疲れMと会えるといいな
マテルヨ
マーテールーヨー
173 :
ユウ:2005/07/05(火) 17:59:46
>>150 羨ましいな。まさに青春真っ盛りだ。
その気持ち、大切にしろよ。
まだまだ若い、チャンスがあれば結果を恐れずアタックあるのみ!!
さてと・・・俺もKawasakiさんと同じく、匿名でこの良スレを見守っていく事にしよう・・・
マテルヨ
この良スレを毎日見守ろう。
マテルヨ
マテルヨ
ワレモ イツモ マテルヨ
マーテル
マテルヨ
マダマダマテール
良スレだけど、半角の「マテルヨ」とかキモ過ぎ
ズト、ズト、マテル・・・・・・・・・・・・・
ッテイッテンダローガヨ!!!!
182 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 19:40:55
これって失恋話でもよかとですか?
って言っても片想いの失恋だけどねw
ちょっと普通じゃないけど
183 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 19:43:21
184 :
歌恋:2005/07/09(土) 19:46:10
うん!!聞きたい!!!
185 :
182:2005/07/09(土) 19:49:30
サンクス!ちょっと書いてきます
186 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:05:52
マチクタビレタ〜
☆ チンチン〃 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < マダー?
マチクタビレタ〜 \_/⊂ ⊂_ ) \____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | マチクタビレタ〜
187 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:11:06
マダかよラーメンできちゃったよ
188 :
182:2005/07/09(土) 20:12:12
へいおまち
189 :
182:2005/07/09(土) 20:12:49
当時俺は高2年だった
セブンティーンですよセブンティーンw
ちょっと好きになり始めてた後輩に彼氏ができてしまって軽く落ち込んでた時、
小学生の時の友達から連絡がきた
「久し振り〜。こっちの区民祭り来ない?」
実は、俺は小学校卒業後に引っ越していて、
以来特別に親しかった友達と遊ぶ時以外はあまり向こうには行かなかったんよ
まぁ気分転換にはなるかな〜なんて思いながら行ってみた
190 :
182:2005/07/09(土) 20:14:02
誘ってくれた友達と祭の公園でぶらぶらしていると、後ろから俺を呼ぶ声がした
「N(俺)〜。」
後ろを振り向くと2人の女の子がいた。どうも一人は小学校の時の同級生らしい
「私のこと覚えてる〜?」うはw想定の範囲外w
どこにでも居そうな苗字を言ってみた。なんと偶然にも隣の子の苗字w
やべぇ全然覚えてねぇwなんて思いながらも他のありふれた苗字を言ってみる
「F?」
「当たり〜覚えてくれてたんやぁ♪」ミラクル!!!!wwww
一緒に喋っているうちに、だんだんとFのことを思い出してきた
ああ、あいつがこんなに可愛くなったのかぁ
多分このときに惚れた
それから小学校の時の友達が10人くらい集まって盛り上がった
191 :
182:2005/07/09(土) 20:17:03
そして、祭りで会ったのをきっかけに祭で集まったグループで遊ぶようになったんよ
でも、どうもライバルがいるらしい
そのグループの中で、もう一人多分狙ってるなぁってやつがいた
名前はY。Yの方がカッコいいし、Fと家も近い(俺は小学校卒業後引っ越したから家遠い)
かなり不利だなぁと思いながらちょくちょく遊んでた
ある日遊んでる時、Fに映画に誘われた
ライバルのYがいる前でね
こんなこと生まれて初めてだからめちゃめちゃ舞い上がってね
とりあえず靴買って映画の情報集めて
やべぇ服買わなきゃwとか思ったりしてウキウキだったんよ
んで、その映画に行く日は約束してからだいたい2週間後だったんだけど
映画に行く一週間前に、またそのグループで集まった
Fと自転車で2人乗りしながら映画のことを話したりして盛り上がった
ああ、付き合ったらこんな幸せな時間が続くのか〜なんて思いながら
192 :
182:2005/07/09(土) 20:19:23
でも現実は甘くなかった
夜遅くなり、もうそろそろ解散かなってときに衝撃の発表
(FとYが並んで)「私たち付き合うことになってん♪」
嘘だろオイ
193 :
182:2005/07/09(土) 20:19:41
今まで思いっきり舞い上がっちまったじゃねぇか
Fは俺を気遣ってか
「約束したんだから映画だけは行こう、Y君(彼氏)もいいって言ってくれてるし」
なんて事を言い出した
「いけるわけねぇだろボケ!俺はおまえのことが好きだったんだよ!」
194 :
182:2005/07/09(土) 20:20:17
なんてカッコいい台詞、俺には言えるはずもなくw
195 :
182:2005/07/09(土) 20:20:31
断りまくって
逃げるように帰って
家に帰る途中
泣いた
てか涙が勝手に出てきた
Fの前では泣かなかったけどね
その後、Fがしつこく「行こう」ってメールしてきた
あまりにしつこいので全部ばらした
絶対Yは嫌がってるだろうし。少なくとも同じ状況なら俺は嫌だから
今考えると、映画の誘いはYを焦らせるためのものだったのかな〜って思えてくる
こうやって夏から続いた2ヶ月の恋が終わった
196 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:20:59
恋は焼肉定職!!!
197 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:21:25
寺我ロス
198 :
182:2005/07/09(土) 20:21:55
実はそれからもツラかった
FがYとの事で色々と相談して来るんよw
Yが少し女たらしだったらしく、結構他の女と遊んでるらしい
何回「もうYとは別れる」ってメールが来てぬか喜びしたことか
次集まったらイチャイチャしてるくせにorz
しまいには「最初はN(俺)の方が好きだった」とか言う始末。ナニヲイマサラ・・・
こんな感じで2ヶ月くらい引き摺って、俺の恋は幕を閉じました
199 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:23:01
優しくされてるってことはまだ仲良くなりたがってたんと?
200 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:23:26
恋はアマゾンより奥深い!!!
201 :
182:2005/07/09(土) 20:23:56
あははwでも、今は大丈夫です
あれから4ヶ月、彼女が出来ました
実はその彼女、最初の方に出てきた後輩ですw
今は彼女のおかげで引き摺っていた事も忘れられました
今思うとあのこと付き合えなくてよかったかも
俺は今、幸せです(´∀` )
202 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:24:05
恋は宇宙より広い!!!
203 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:24:10
最後はマジでイラネ
205 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:25:41
恋って石ころ!!!
206 :
182:2005/07/09(土) 20:25:45
余計なこと言っちゃったか(;´Д`)
スマソ。でも聞いてくれてありがと
207 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:27:30
恋ってそんなもんなんだな…
まぁ女なら誰でもいいみたいだし…
>>206(182)
いいと思うよ〜失恋話なのにちょっとワロタけどw
210 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:29:02
ホントに好きなら諦めないでしょ?
>>203の言うとおり好きって言えば変わったかもしれないし
てかおまいら女の子で可愛ければいいもん?
212 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:39:40
可愛くて性格がいいなら誰でもいい
>>211 あきらめられないから2ヶ月も引きずったんじゃね?
てか俺は好きな人に彼氏できたら諦めるけどなぁ
相手に恋人できたのに、うじうじいつまでも思ってるってヤだから
214 :
恋する名無しさん:2005/07/09(土) 20:56:57
>>195の部分だけはいいよね
変に面白くしようとするから変になる
好きってそんなに軽いものなのか?俺よく分からん('A`)俺も一目惚れだけどずっと好きでいられたし。その間に好きな人は2人くらい付き合ってたけど諦めなかった
あぁ。これがいわゆるキモイ男ですかそうですか…
182。良かったな、その彼女を幸せにしてあげろよ。
マテルヨ
みんながsageててこのスレの存在があまり知られてないから書き込みがないんじゃ・・・と思ってしまう。
でもマテルヨ
221 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 18:49:10
じぁあageておく('A`)
222 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 20:40:05
マテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテルヨマテリアルワールドマテリアルワールドマテリアルワールドイノセントワールドイノセントワールドイノセントワールドMr.ChildrenMr.ChildrenMr.ChildrenMr.ChildrenMr.ちんMr.ちんMr.ちん
∧_∧
`∧( ´∀`)
( ⊂ ⊃
( つ ノ ノ
|(__)_)
(__)_)
223 :
男:2005/07/13(水) 20:49:28
昨日5ヶ月付き合ってたヤツにふられた。
なんかいいところも悪いところも知らないからこれ以上付き合っても意味がない
って言われた。顔がいいから見た目で告られることがよくある。
今回は違うと思ってたのに。ほんとに付き合うってなんなんだろうって思った。
224 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 20:58:37
225 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 21:07:18
テスト
226 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 21:09:11
>>223結局顔だけ良くて中身無しってことでFA!!ってか何でこのスレ?
キエロ!!
227 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 21:14:11
サイトで知り合った人と、
なんとなく気があって、仲良くなって、
なんか、自分でもびっくりするくらい好きになっちゃって、
けど、彼氏いて、そんな時、
丁度彼氏が病気で入院しちゃって・・・。
その人には、もうチャットするのやめようって言って。
で、もう話す事もなくなっちゃった。
私が悪いんだけどね。
いっぱい涙が出るくらい好きだったんだよなぁ。
++☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆幸せのレス☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆+++
これを見れた方は運がイイですw
絶対幸せになりたい!という方はこの文章を3つのスレに書き込んでください。
そうすると、7日後、貴方は好きな人に告白されるでしょう。
ただし、この文章を見たにもかかわらず書き込まなかった場合には貴方の身の回りで
よくない事が起きてしまう事があります。
必ず起こるわけではないのですが、ご注意下さい
229 :
27:2005/07/13(水) 21:47:30
age
230 :
220:2005/07/13(水) 22:54:23
やっぱりsageた方がいいのかな・・・・・・
231 :
恋する名無しさん:2005/07/13(水) 23:39:22
いや、俺は再びビックタイトルが来る事を信じてるよ。
232 :
恋する名無しさん:2005/07/14(木) 01:10:56
マテルヨage
233 :
恋する名無しさん:2005/07/14(木) 12:18:27
あの人が幸せならそれでいいです。
書いてみようかな?
あたしが経験した事を。
携帯からですいません。
あれはあたしが中学生の頃でした。夏に親にわがままを言って二週間語学&スポーツの留学に行くことになりました。海外は初めてではなかったのですが、ホームシックにならないのかな?とかいろいろ不安でした。
だけどそれ以上に楽しみなこともたくさんありました。もしかしたら出会いがあるのかもなんて考えてました。
参加するに週間前になり、参加者一覧が届きました。20人のなかでほとんどが男性。そしてあたし以外は高校生でした。
仲良くしてもらえるかすごく不安で行きたくないかもなんて言ったりもしました。
結局その二週間後にあたしは母と成田空港にいました。
初めての顔合わせ。みんなが大人に見えてすこしこわかったけど、高校生のお姉さんたちが優しく迎えてくれました。一時間もしないうちに仲良くなりました。
今は二十歳ですがあたしはこのころから体型も顔立ちも変わってないのでおとなっぽい子だったのかもしれません
出発の時間が近づき、母と別れました。飛行機のなかではおねえさんたちとトランプしたり、いろんな話をして盛り上がりました。
着いた時、雨が降っていました。
迎えのバスが遅れているとの事だったので空港の中でみんなで自己紹介を始めました。
自己紹介が終わるとリーダーを決めようと言うことになり、必然的に一番年上だった人(よう君)がリーダーに。よう君のイメージははじめの頃はそれだけだった。
着いたのが夜中だったので朝まで寝ることに。当然寝るわけもなく一部屋に集まりみんなで騒いだ。
朝起きるてみんなでバスで目的地に移動した。
あたしは一番後ろの席で眠っていた。着いた頃に起こしてくれたのはよう君だった。
昼はみんなでスポーツをして、夜になるとみんなで騒いだ。毎日毎日そんな日が続いた。夜になるとよう君はいつもいなかった気がした。
ある夜、あたしは疲れきって自分の部屋で一人で休んでいました。すると電話が鳴り、みんなから上に来るように誘われました。行くと、よう君をよんで来て。と言われたのでよう君の部屋に行きました。
よう君の部屋にはいるとよう君の姿はなく、ベランダが開いていました。そっと入っていくとヘッドフォンをつけたよう君がベランダのいすにもたれかかっていました。
声をかけると驚いてあたしの方をみました。
「みんながよんでるよ?」
「騒ぐのは苦手なんだ」
「そっかぁ…何してたの?」
「星をみてたんだ」
見上げるとものすごい星の数でした。あたしもいすに座りしばらく星を眺めていました。それからあたしは毎日夜になるとよう君の部屋に行くようになりました。そして毎日お互いのことをはなしていました
239 :
メイ ◆vcpa2/WCMA :2005/07/14(木) 15:38:14
よう君は女の子が苦手だと言う話をしていました。だけどメイなら平気といつも繰り返していました。よう君もあたしも気づかなかったけどきっとすでに惹かれあっていたんだと思う
でもあたしは幼すぎるからよう君の恋愛対象に入ってるなんて思いもしなかった。
一週間がたった頃よう君はあたしを海に誘いました。
ホテルの目の前は鳴き砂の海岸でした。裸足で海岸までいくとようくんはあたしの手を引いて砂の上を歩きました。
ようくんはあたしを横に座らせずっと手をつないでいました。
ようくんは不意に「好きだよ」といいました。
240 :
恋する名無しさん:2005/07/14(木) 15:39:45
━━(゜∀゜)━━キター!
生まれて初めての告白にあたしは動揺しました。よう君はあたしの後ろに回り、ぎゅっと抱きしめてくれました。あたしは具体的に何かを言ったわけではなかったけどよう君はあたしの気持ちをわかってくれました。帰り際にあたしの頬にキスをしてくれました。
それから帰る三日前まであたしたちは四六時中一緒にいました。
幸せを壊したのはあたしでした
日本に帰るとあたしとよう君は遠距離になるのがわかっていました。
あたしはそんな状況にきっとたえられないと思っていました。
その日からあたしはわざとよう君に冷たくし、困らせました
よう君に冷たくするのはすごくつらかったです。
大好きだし、失いたくないし。本当はすごくそばにいたかったし。
だけどそのころのあたしにはそれが精一杯でした。
帰国する日になり、帰りの飛行機の中であたしは何度も泣きました。
成田空港に着き、解散するとよう君は一人エスカレーターで降りていきました。今でもその後ろ姿を覚えています。
みんなに追いかけなよ!とかもうあえないんだよ!とかたくさんいわれたけどあたしはその場で涙を流すことしかできませんでした。
243 :
メイ ◆vcpa2/WCMA :2005/07/14(木) 15:59:37
何度も何度も後悔しました。
一ヶ月がたったある日彼から電話が来ました。
あたしの住むところまで行くよと言う内容でした。だけどあたしはそれを断りました。
あれから七年がたとうとしています。あたしはずっと後悔しているし、今でも彼に謝りたいと思っています。
でも何も手がかりはないし、もしかしたら結婚してるかもしれないし。探す勇気がでません。
これがあたしのLove Storyです。
ちなみに友達に自慢しているのはファーストキスは満月の海岸だったと言うことです。
読んでくれてありがとう
244 :
恋する名無しさん:2005/07/14(木) 16:07:19
書いてくれてありがとう(´∀⊂)その出来事があなたを強くする!そして一段人生の階段を上がるんだ!
245 :
恋する名無しさん:2005/07/14(木) 17:32:09
いい話上げ
泣きそうだ! いい話だ! 切なすぎる…。
満月の海岸でキスかぁ…いいねぇ
マテタマテタ
248 :
メイ ◆vcpa2/WCMA :2005/07/14(木) 19:59:28
みなさんありがとうm(__)m
この話はずっと書きたかったんだけどなぜかかけずにいたんだ。書いて少しすっきりした。
読み返すとおそろしくへたくそな文章だけどいつか彼がこれを読んでくれたらうれしいと思うよ
249 :
恋する名無しさん:2005/07/14(木) 23:33:24
age
マテルヨ
251 :
恋する名無しさん:2005/07/15(金) 07:28:01
マテルヨage
幼馴染の話ない?
自分で調べろよ
254 :
恋する名無しさん:2005/07/15(金) 19:54:50
255 :
南美:2005/07/16(土) 01:58:02
私はまさとの隣ということと、大阪の街に一人でテンション上がったままだったけど、虚しくなってきたので私も寝るマネをしていることにした。
そのうち本当に寝たらしく、前の二人が降りる音で目が覚めた。そこは天理のパーキングだった。まさとも起きたのか、少し動いた。「どこ?」「天理」
他の子を起こさないよう、小声で一言だけ交わした。今車内で起きているのは二人だけ、もうすぐ前の二人が帰ってくる。今だ!まさとの顔を伺いながら、思い切って言ってみた。「手繋ご」
マテルヨ
257 :
恋する名無しさん:2005/07/16(土) 03:26:04
253です。
≫252冷たく言ってごめんなさい。
そんだけ、マテルヨ
259 :
恋する名無しさん:2005/07/16(土) 09:57:51
260 :
南美:2005/07/16(土) 10:58:25
どんな反応が返ってくるか、とてもドキドキした。それは一秒か二秒のはずだっが、私には15秒はあった様に感じた。
まさとは「え?」という顔をしながらも、ブランケットの下で手を握ってくれた。その日初めてまさとと手を繋げて、とても嬉しかった。みんなにバレないか、すごくすごくドキドキした。でも、そのドキドキが心地よかった。
マテルヨ
このスレずっとロムってた俺だけど、俺の一番本気になった恋話、とりあえず第1部をまとめてみたのでうpさせて下さい。
起・承・転・転・結くらいの5部構成になる予定です。
1部ずつちゃんとまとめてからうpするから、どうぞ見守ってください。
当時の俺 29歳 彼女 22歳
第1部 きっかけは・・・ 第2部 同棲開始
第3部 彼女補完計画 第4部 上司の死
第5部 彼女の残したもの
真摯に、誠実にそして飽きさせないようにガンガって書くから、応援してください。
では、第1部いきます。
1年前の3月のある日、彼女が突然こう言った・・・。
『別れよう・・・。』
「ん?」と思わず聞き返してしまったが、彼女の表情で何の話かわかった。
付き合いだしてようやく1年を迎えようとしていた。
彼女と付き合い始めた頃、俺は思っていた。「この子と出会ったのも、こうして付き合うことになったのも
運命なのかもしれない・・・とことんこのこと向き合ってみよう。絶対、投げ出したりしない。逃げ出したりしない。
ありったけの優しさで、この子をつつんであげよう。ひょっとして、自分というものを取り戻したこの子が、いつしか
前を向いて歩き出し、自分の将来に光を見出して、俺を必要としなくなるかもしれない。
それでもいいじゃないか。今、この子は助けを必要としている。そしてそれができるのも、俺しかいない」と。
その時が来たのだ。
ちょっと出遅れた
マテルヨ
ガンバレ
#1 ファーストステップ
「ブブブ・・・ブブブ・・・」
携帯が着信を知らせる。知らない番号だ。
「はい。@です。」
『あっ、マリアです。以前お店で一緒だった・・・。覚えていますか?』
「あぁ、久しぶりだね。元気?」
『んん・・・まぁなんとか生きてます。』
「どうしたの? というより俺の番号どこで聞いたの?」
『番号はお店に聞きました。マネージャーに。@さん、お店辞めるんですか?』
「ん?まぁね」
『実は私、@さんに謝らなきゃいけないんです。』
「えっ?」
『お店にいるとき、@さんと私の駐車場隣同士だったでしょ? 実はその時、私、自分の車ぶつけたまま
@さんに言わなかったんですよ・・・。で、謝りたいのと、修理代のことで相談したくて・・・。』
「えっ!ホント?俺全然気づいてなかった!!」
数日後、休みを利用してマリアと会った。
イイヨイイヨ
マテルヨ
#2 背景
当時、俺はこの街に来て4ヶ月を迎えた頃だった。離婚やらなんやらで、ゴタゴタしていた俺の生活も
ようやく片が付き、違う空気を吸ってみたくなって、二十数年住んでいた街を出て、なんとなくこの街までやってきた。
知り合いもいない、土地鑑もないこの街で、家とメシにありつくため、俺はソープランドの面接を受け、寮に荷物を置き
早速、街についたその日から、ボーイとして働き出した。
マリアとはそこで出会った。といっても、風俗店でボーイと女の子が親しく話せるはずもなく、アイサツ程度しか
交わしたことはなかった。マリアはパッと見、お嬢様で、クラス委員長をさせられるような優等生のように見えた。
可愛いと美人のどちらかで分類するなら、美人。似ている女優もいた。
実際マリアは出勤もまじめで、ちゃんとした言葉遣いをしていて、他の女の子とも、相手をたてることでうまくやっていた。
ただ、なんとなく硬さがあり、思いつめているような素振りを見せることがしばしばあった。
最終的にマリアは店と何かもめたようで、無断欠勤の後、店を辞めていた。
電話があったのは、マリアが店を辞めて1ヶ月後くらいのことだった。
ごめんなさい…PCの調子悪くて…今携帯からです。もし待っているかたがいるならちょっと待ってね
#3 コンタクト
マリアとは何度目かの打ち合わせのあと、ある日の夕方、俺のいきつけのバーであった。
早い時間だったのでほかに客はいなかった。
「ひさしぶりだね。すこしやせた?」
『はい。ほんと今日はすみません。わざわざお休みの日に。それから車のこと、本当にごめんなさい。
あの頃私いろいろあって、言い出すきっかけもないままお店まで辞めてしまって・・・。まぁそんなの
言い訳にならないんだけど・・・。本当にごめんなさい。修理代、言われた額でいいんですよね?5万円。
用意してきました。確かめてください。」
「うん、これでいいよ」
『で・・・あの・・・領収書とかもらっていいですか?友達がそれだけはもらってきなさいって言うし・・・』
「あぁ、なるほど。いいよ。領収書よりもっとまともなやつ書いてあげるよ。」
そういうと俺はマスターから紙とペンをかりて、示談書兼領収書を書いて渡した。
「これでいい?」
#3-2
マリアはその文章に目を通した。
『はい。十分です。というか十分すぎますね。@さん、何でこんなちゃんとした書類つくれるんですか?』
「これでも一応、法学部出身だから・・・。」
『そうなんですか?でも、確かにあぁいう店にいるような感じじゃないもん。』
「そういうマリアちゃんこそ、いかにも優等生って感じで似合ってなかったよ」
『えっ?私評判わるかったですか?』
「いやいや、そういう意味じゃなくて。評判はよかったよ。風俗嬢にはなかなかいないタイプだって意味。」
『あぁ・・・確かに必死でしたねぇ、なんとか馴染もうと。がんばって、無理してましたね。
私だめなんですよね・・・すぐいい子ぶっちゃって・・・。』
「うん、そんな感じしてた。それはそうと、なんか頼もうよ。まだ時間あるんでしょ?」
マテルヨ
#3-3
『あぁ、緊張してそんなことも忘れてました。時間なら大丈夫です。でも車だから・・・。』
「じゃあソフトドリンクかなんかにしなよ。ここのジュースはおいしいよ。ちゃんと生の果物をその場で搾ってくれるから。」
『へぇ、そうなんだ。じゃあ何にしよっかなぁ。』
マリアはマスターに勧められたノンアルコールカクテルを注文した。
「こうしてちゃんと話すのってはじめてだね。」
『ですね。この街にこんなお店あったんですね。よく来るんですか?なんか隠れ家って感じでいいですよね。』
「はは。ここはね、この街にきてすぐに見つけて、以来、ほとんど毎日通ってる。ここのマスターがこの街での
最初で1番の友達。」
俺はマスターのHさんを紹介した。マリアの緊張もだいぶほぐれてきたようだ。
tesuto
#3-5
『突然、私から電話きてびっくりしたでしょ?』
「でよね。普通ありえないよね。辞めた女の子と辞めるボーイでも普通連絡とらせないよ。」
『実は理由があるんですよ。』
「どんな?」
『最初、マネージャーが間に入ってやり取りすることになってたんだけど、事情を友達に話したら、@さんには
一度ちゃんと謝らなきゃて言われて、電話に出してほしいって頼んだら、どうにも様子がおかしかったから・・・
そこをつっこんだら逆切れされて勝手にしろって@さんの電話番号を教えてきたの。多分ネコババするつもりだったみたい。』
「うん、確かにマネージャーが勝手に修理の見積もりをとっていたからびっくりした。」
#3-6
『やっぱり!!でもよかった…@さんがまともで…お金いっぱい巻き上げられると思っていたから…
それにマネージャーとも会いたくなかったし…』それからしばらくたわいもない話をしていたが俺はどうしても気になっていたことを聞いてみた。
「さっきマネージャーに会いたくなかったって言っていたけど…それって
マリアちゃん…マネージャーと付き合っていたから?」
『うっ…やっぱりわかりました?実は…そうなんですょ…』
「うん。気づいてた…第一、マリアちゃんの出勤がハンパじゃなかった…
昼・夜ぶっつづけで2週間も仕事したりしないよ…いくら女の子が足りないからって…
そしてマリアちゃんが体壊して休んだら、マネージャーが鬼のように怒ってマリアちゃんに電話してたの聞いたんだよね…
そのあと仕事辞めて…これは絶対何かあるなぁ…と」
『うん…どうしてもって頼まれてねぇ…私利用されてたのかなぁ…店辞める時に同時に振られたよ…』
思わず突っ込みそうになったが、俺は敢えてマスターに振った。
「Hさん、どう思います?」
マテルヨ
と考えるべきですね。#3-7
こういうお店のマスターはこっちの話を聞いてないようで聞いているのだ
「当然、利用されていたと考えるべきですね。あのお店の経営陣のいい評判を聞きません」
短いが適切な答えだ。Hさんは確か俺より2・3年上のはずだ。
はっきり自分の意見が言える大人の男だ。
『…ですよね…でもまだどっか期待してる私ってバカですか?
優しい言葉を信じたくなるんですよね…また戻って来いって言われてます…』
Hさんも俺も何も答えなかった。結局は本人が決めることだ。
沈黙のあと、マリアは自分の身の上を話し出した。
『私、中学にあがる時に両親離婚して、父親にひきとられたんです。
でも父親は女のところに入り浸りになってしまって…16まで弟二人の面倒をみてました。
といってもたいしたことはしてないんですが…母親は時々来ていろいろ世話してくれたけど復縁を迫る父親に
嫌気がさして、だんだん家に来なくなりました。
私は私で高校も辞め、母親のいるおばぁちゃんの家に住んだり、デリヘルで
働いてその店の女の子と一緒に暮らしたりして…プラプラしてました…』
#3-8
『18くらいから本屋やペットショップで働きました。これはちゃんと続きました。
でも、車の免許と車がほしくなって…あのお店で働きだしたんです。
…で、風俗の仕事って誰かに支えてほしくなるんですよね…誰にも言えないし…
それで、マネージャーと付き合いだして…まぁ最初はよかったんですけど…』
いつしか店には客が入っていた。マスターがキビキビ働いている。
マリアは消え入りそうな小さな声で続けた。
『@さん…摂食障害って知ってますか?そう…過食症や拒食症のことです。私、実は
小学校の頃から摂食障害で…ストレスが溜まるとそうなってしまいます。
一度にいっぱい食べて、すぐに全部吐いちゃうんですよね…マネージャーと付き合いだして
一層激しくなって…お店でも吐いてました。それでも仕事させられるし…
観かねた友達に説得されて…お店ともめつつもやっと辞めることになったんです…』
#3-9
マリアは、マスターがいつの間にかそっと置いていったチェーサーを飲み干してこう続けた。
『どうにもこうなも、今はボロボロですね…唯一ちゃんと免許と車を手に入れたのが救いかな…
私、2・3日うちに入院するんですよ…心療内科…ずっと嫌がってたんですけどねぇ…
1ヶ月か2ヶ月の予定です。こんな話にするつもりなかったんですけど…
なんか話しちゃいました。
@さん、退院したら、また会ってくれますか?このお店もまた来たいし…』
時々、相づちを打つことしかできなかった俺は、目一杯明るく、そして優しく答えた。
「もちろんだよ!!楽しく遊ぼうよ。今度はお酒も飲もうね。
Hさんのカクテル、すっごいおいしいんだよ。
でも、よく聞いてマリアちゃん。俺からは絶対連絡しないから。
マリアちゃんが会いたいって思ったときに連絡しておいで。何があっても、何もなくても連絡しておいで。
ずっと待ってるから…」
2ヶ月後、マリアからメールが届いた。
『元気ですか?@さん…会いたいんですが』
第1部 終了です。
途中、PCの調子が悪く、真ん中あたりから携帯からカキコしました。
見直しもせずに…
今から第2部をちゃんとまとめて来ます。夜あたりに再開するつもりです。
よろしくお願いします。
282 :
@ ◆5m18GD4M5g :2005/07/17(日) 08:41:34
見直してみると誤字いくつかありますね…
でもまぁなんとか理解できるかな…
ちょっと休んでまたまとまったらカキコします。
マテルヨ
284 :
恋する名無しさん:2005/07/17(日) 16:15:05
大型新人あらわる。って感じやな!マテルヨ
285 :
恋する名無しさん:2005/07/17(日) 16:16:02
ロムってたから新人じゃなかったな・・・・
ありがとう!今帰還しました。
PCの調子が悪かったので会社に来てます。
ちょっとまとめますのでお待ちください。
8時より前には第2部カキコしたいと思っています。
マテルヨ
マテルヨ
ありがとう。
第2部書き上げました。
今からカキコします。
あったことを書くだけでも結構難しいものですね。
ではいきます。
マテルヨ〜
大変だと思うけどガンバ
第2部 同棲生活
#4 街の実力者
マリアからのメールをもらった頃、俺の生活は様変わりしていた。
予定通りソープランドは辞め、Hさんのバーで知り合った料亭の店長さんの下で
働くことになった。この会社はこの街ではかなり実力のある会社で、運送業を軸に
不動産業、外食業、老人ホームの経営等、幅広く営業していた。
店長はその会社の次男で、俺の部屋を用意してくれた上に生活必需品も揃えてくれた。
「とりあえずこの街を知って実力をつけて来い。」と与えられた仕事は、店長の兄の選挙事務所での仕事だった。
店長の兄(運送会社の専務)は県議会議員に立候補していた。俺は常に候補の隣について候補を支える役を任された。
ゴルフのキャディみたいな仕事だ。朝から晩まで外回りだ。俺は確実にこの街に根を下ろそうとしていた。
#5 初デート
退院してきたマリアと連絡を取り合った。
初デートは洋風居酒屋だった。
「元気そうだね。」
『うん。もう元気ですよ。薬は飲んでますけど。』
「うん。じゃあ今日はいっぱい食べて楽しもう。」
敢えていろいろ聞くのは止めておいた。小学校から続いている病気だ。簡単に治るはずもない。
今はこの子を楽しませることだけだ。
2人でたくさん食べてたくさん飲んで、たくさん話した。
『@さん、例の彼女とはまだ続いているんですか?』
ふいにマリアが聞いてきた。
「いや、店を辞めてすぐに別れたよ。結局、婚約者を選んだみたい。まぁいろいろあった。」
前回、バーでマリアと会ったとき彼女の存在は話しておいた。どうもマリアとは知り合いらしい。狭い街だ。
『じゃあ、また遊びに連れてってくれますか?』
答えは明白だった。
#5-2
洋風居酒屋を出てこの街の夜景スポットに行った。
『わぁ、キレイ!!』
「うん。ここが一番のお気に入り。まだ育った街にいた頃、一度だけここの夜景を
観に来たことがあったんだ。街を出ようと思ったとき、一番最初に思いついたのがこの夜景だったんだ。
それでこの街に来ようと思った。」
『結構、大胆ですよね。知らない街にいきなり来るなんて。』
「はは。まぁ基本的に仕事さえしっかりしていれば、どんなところでも生きていけるもんだよ。」
『あぁ、私これからどうしよっかなぁ。とりあえず仕事かなぁ。あと、高校も卒業したい。』
マリアは通信制の高校に通っていた。通信制といっても月に何度かは学校に行かなければならない。
病気と風俗の仕事のせいでなかなか卒業できずにいた。あと1年は通って単位を取らなければならない。
「応援するよ。勉強も、息抜きも。」
マリアを家まで送って、この日は別れた。
#6 駆け引き
それから、マリアとは何度か会った。友達と遊んでいるところに混ざったり、昼飯を一緒に食べたり。
品定めだったのかな・・・。きちんとしたデートが出来たのは初デートから二週間ほど経ってからだった。
その日はマリアが住んでいる、隣の街で食事をした。
『もうちょっと一緒にいたいなぁ。@さんの家に行っちゃダメですか?』
俺は自分の家にマリアを案内した。
#7 初めての夜
「ずっとこうしたかった。」
ベッドの上で、マリアを抱きながらこう言った。
『私も・・・。初めて会ったときから印象深かった。ねぇ、@さんはもう覚えていないかもしれないけど
私がお店に出勤するとき、雨に濡れている私を見て、走ってきて傘を差してくれたでしょ。あの時ほんと嬉しかった。
ひょっとすると、あの時からずっと気になっていたのかもしれない。今、こうなれて、もっと嬉しいよ。』
「俺もだよ。」
俺は時間をかけてマリアを抱いた。全身のあらゆるところにキスをした。
『きたないよ。』
「平気だ。」
これは儀式だと思った。そうすることでマリアの全てを自分のものにしたかった。
マリアは、美しかった。
支援
#8 決心
風俗嬢を非難する人もいる。好きにしてくれ。俺はこの女を愛すると決めた。
マリアの病気はトラウマからくるものだった。父親に幼いときから殴られていたらしい。
幼いマリアは自分が可愛くないから殴られるのだと考えた。『痩せてキレイにならないとお父さんに
嫌われる』
小学生からダイエットをした。学校で何度も倒れた。リストカットもした。母親は世間知らずの
お嬢様だった。助けはなかった。
マリアは自分に自信がなかった。自分で自分を否定していた。みんなに嫌われたくない。
優等生的に聞き分けがいいのもそのせいだ。本当のマリアはもっとわがままなはずだ。
でも嫌われるから自分を出せない。
#8-2
反抗期と言うものがある。人間とって、必ず必要な通過儀礼だ。
反抗ができるのも反抗する相手があってこそ。それもしっかりそれを受け止めてくれる相手でなければならない。
マリアにはその相手がいなかった。
マリアには、全てをぶつけてもなお自分を愛してくれる存在が必要だった。
普通それは親の役目だった。でもマリアには帰れる場所がなかった。
このままではマリアは自分を傷つけ続けるだろう。
「そのままの君でいいんだよ。」と認めてあげることが必要だった。
俺はこの子を愛すると決めた。俺がこの子を救い上げよう。
#9 提案
マリアとはその後もデートを重ねた。楽しかった。
だが、デートの途中で突然帰って、しばらくしてまた会いたいと言って俺の家に来たりしていた。
俺はさとった。マリアは吐くために一度自分の家に帰っているのだ。そしてまた寂しくなって俺に会いにくる。
このままでは何も変わらない。俺はマリアに言った。
「マリア、俺に全部見せろ。目の前で吐いたっていい。俺は逃げたりしない。引いたりしない。
心配するな。俺に全部見せろ。支えてやるから。」
『だって、嫌われたくないんだもん』
「大丈夫。絶対に逃げない。ちゃんと傍にいるから。一緒に付き合うから。」
『うん。でも・・・。』
「マリア、一緒に暮らそう。俺の傍を離れるな。」
俺たちの同棲生活が始まった。
エエハナシジャノウマテルヨ
第2部終了です。
会社のPCだとさくさくカキコできますね。
第3部では彼女との生活が始まります。
なかなか壮絶なものでした。病気を治すって大変ですね。
さて、ではまたワードで書いてきます。明日朝5時から3時間ほどだけ仕事ですので
カキコは明日の午前中になるかと思います。
何とか連休中に5部まで書き上げたいと思います。
応援宜しくお願いします。
303 :
恋する名無しさん:2005/07/17(日) 21:42:14
ガンバデス!
304 :
恋する名無しさん:2005/07/17(日) 21:52:05
age
とことん応援するよ!
仕事&OCN問題でカキコできなかったよ。
とりあえず、第3部いきます。
第3部 彼女補完計画
#10 彼女の闇
この当時、俺はまた職を変わっていた。というのも選挙で負けたからだ。150票差だった。悔しいところだ。
新しい職場は運送会社。そう、候補が専務をやっている会社だ。俺は引越課に配属された。
マリアの荷物と一緒に黒猫もやってきた。デブ猫♂。だがかわいい。
摂食障害のマリアとの生活は壮絶なものだった。普段はあいかわらず優等生。夜遅くなるとおかしくなった。
マリアは俺に全てをさらした。
マリアの生活はまず、朝体重計を見ることから始まる。そして1日に何度も見る。
「十分痩せている。気にするな。」と言ってもムダだ。
一般の不特定多数の人の為に体重を気にしているからだ。俺の評価は意味を成さない。
コンビニで一度に5つくらいの弁当を買ってきて、アルコールと一緒に流し込む。そして一気に吐く。
『他の女がいいんでしょ?』『もっと好きになってから捨てられたくないから今別れよう。』
わめく、泣く、物を投げる。精神安定剤と酒の併用で本人も覚えていないくらい錯乱状態になる。
『もう死にたい。』と下着姿で外に飛び出したり、彫刻刀で自分のふとももを刺して俺にも同じことをしろと言う。
マンションから飛び降りようとする。眠れないから夜中にドライブに行こうとする。当然飲酒運転だ。
止めようとすると余計暴れる。ドライブから帰ってくるとその手にはまたコンビニ袋。
こういったことが毎日続く。酷いモンだった。
#10-2
友達にも迷惑をかけた。俺が仕事で県内でも少し離れたところに引越作業に行っていたときだった。
『苦しい・・・。』
マリアが電話をかけてきた。泣いている。
「どうした?何をした?」
『(げほっげほっ)・・・ハイター飲んだ・・・。』
「はぁ?漂白剤?何でそんなことした!!」
『・・・胃が壊れればもう物を食べなくていいかもって思って・・・。』
「バカ!!くそー俺今○○にいるからそっち行けないよ。ちょっと待て、とりあえず水をたくさん飲んで
全部吐け!!」
『@・・・助けて・・・。』
「わかった。何とかするから。カギ開けて待ってろ!!」
俺は友達何人かに電話をかけた。何人かが仕事を切り上げて助けに行ってくれた。
友達には「あの女は止めておけ。」と言われた。当然だろう。
#11 誘導
作戦を考える必要があった。それもゆっくりと、本人の意思で選んでいるようにみせかけて実は
俺の思惑通りに誘導しなければならない。以下のことを同時に段階を踏んでやっていくしかないと決めた。
@俺を信用させるA食事をちゃんと摂るB適度な運動をするC気分転換させる
D通信制高校の勉強を楽しむE痩せている=女として優れている という考えを切り替える
F仕事をするG食事を自分で作って食べ物の尊さを教えるHアルコールをおさえる
I睡眠をよく摂るJ卒業後の進路を決めるK将来の夢を持つL俺をもっと好きにさせる
大変だ。だが俺には確信めいたものがあった。「治せる」と。俺の不安は他にあった。
そう、マリアが本当の自分を手に入れたとき、俺を必要としなくなるという不安だ。
自分の全てを晒してしまった相手と恋愛は難しいということ、将来の夢を持ったとき、はっきりと
あらわれてくるマリアと俺の年の差。おそらくマリアと俺の未来はリンクしていないだろう。
それでも前に進まなければならなかった。
上記のそれぞれの行動目標に対する俺の作戦は次のとおり。実際このとおり行った。
@これはもう問題なかった。これだけ自分の醜態を晒しても俺は逃げなかったのだから。
A食べ物=敵 これがマリアの心理状態だ。食事=おいしい 楽しい をマリアに覚えさせることにした。
俺は実はすし屋の長男だ。おいしいお店は知っているし、おいしい食事も作れた。
BC適度な運動や気分転換は俺にも必要なことだ。休みの日には必ずマリアと出かけて少しでも運動をした。
そして県内のイベントにはどんどん参加した。遊園地の花火大会、海水浴、山の中の綺麗な川で泳ぐ
温泉、俺の育った街に行く、県内の観光・デートスポットめぐり。人がたくさんいるところに行くのも
よかったみたいだ。疎外感がなくなる。
D勉強は2人でやった。クイズ形式や罰ゲーム形式、いろいろやった。日曜の登校日には一緒に行った。
帰りに必ずスウィーツを食べた。学校が楽しみになった。卒業の見込みがついた。Eこれは複合技で乗り切った。
体重計を取り上げる→2,3,4,5を実行する→体重を量る→増えていない→安心する→俺への信頼→
俺の言葉を信用→俺好みの女を目指す。考え方を変えるのは簡単にはいかなかったがマリアは自分に自信をもてた。
Fこれはなかなかうまくいかなかった。勤めては止める を繰り返した。
一番大事なことではあったが病気を治すことに負担になりそうだったので好きにさせた。生活費は
俺の給料でまかなった。G最初は一緒に楽しみながら作った。だんだん自分で本を買ってきて研究するようになった。
ずっと家にいる自分の役目だと思ったようだ。始めはろくでもないものを作っていたが
俺がテーブルで微調整することでコツをつかんでいった。料理はマリアの趣味になった。
Hアルコールに関してはうまくいった。全体的に不安がなくなっていったのと自分の限界を知ったからだ。
Iこれも簡単だった。マッサージをよくやってあげた。緊張を緩ませて睡眠を促した。必ずマリアを先に
寝かしつけた。ずっと抱いていた。JKは後記にて。Lは当然努力した。上記の全てを誠実に行った。
以上の作戦の根底にあったのは「楽しむ」ということだった。苦痛を伴うものは長続きしない。
それは俺にも言えることだった。そして失敗を恐れないこと、責めないこと。
マリアはどんどん回復していった。
第3部はここまでって思ってカキコしていったけど、よく考えたら次の2つの
エピソードは第3部に含めたほうがいいみたい・・・。
んんんん・・・・ワードに書いて落とし込むか・・・直接カキコするか・・・
意見ヨロ
313 :
恋する名無しさん:2005/07/18(月) 18:49:53
マテルヨ
あんたネ申だよ
失礼だと思うが、問題のあった彼女を様々な方法で
回復にもって行く、並大抵のことじゃなかったでしょう?
ちなみに直接書き込んでもらいたい
ありがとう(ToT)今携帯からです。風呂〜飯のあと直接書き込みします。
応援もらえてよかった…
このあとまだまだ波乱があります。がんがって書きます。よろしくお願いします。
カキコします。応援してくれている方、ありがとう。
直接書き込みするので時間かかります。
おまけに携帯。でもがんがって書くのでよろしくお願いします。
では第3部の残りのエピソードいきます。
317 :
恋する名無しさん:2005/07/18(月) 20:29:38
ガンガレ@タソ!
なんかおかしいです。
携帯機種変更したので手間取っています。会社行って書き込みします。
俺とマリアは毎日ラブラブに暮らしていた。
『@…高校の文化祭があるんだけど一緒に行かない?』
日曜俺とマリアはマリアの高校の文化祭に行った。
『あった。あった。これだよ。』
そこには大きな手の上に一人の女の子が目をつぶってちょこんと座っていた。
手にはハートを抱き締めている。
マリアだった。そしてそのマリアをつつんでいる大きな手は…。
『@だよ…。タイトルは…もう一人じゃない…。』
涙が出た…。もうどうにもとまらなかった。
全て伝わっていると感じた。俺ハ泣き続けた。
↑のレス#13 文化祭
というタイトルです。携帯の使い方わかりました。
#14 ChristmasHanabiファンタジア
二人で過ごす初めてのクリスマスが来た。
この街ではイブとクリスマスの二日に渡って毎年花火があがる。
音楽と花火のコラボレートと題して、様々なクリスマスソングと一緒に何千発もの花火があがる。
毎年大変なひとでだ。
マリアと俺は花火を観ながらずっと手を握っていた。
「来年もさ来年もずっと一緒に観ようね。」
俺は握っていた手に力を込めた。
だが俺は気付いていなかった。マリアの心の変化に…。
3部終了です。第4部から一気に別れへと流れていきます。
第4部からは僕自身が醜態を晒していきます。決して神なんかではない普通の男です。
別れた後のエピソードも書くことにきめました。修羅場です。「二人は別々の道を歩いていきました。ちゃんちゃん」
ではなくちゃんと書くことがこの場所を借りて書くということに対する誠実さだと思います。
書き終ったとき、みなさんの心に何かを残せたら…と思っています。
明日は4時から仕事です。
明日中に4部5部をうpできるようにします。
応援よろしくお願いします。
待ってます!
やはり大型だ!待ち続けるよ。
即レスありがとうございます!(;-;)かなり力になります。
書きながら泣きました。文化祭…。あの絵は今も大切な思いでです。
早く仕上げてみなさんと語ってみたいです。この場所借りてこの話をみなさんに聞いてもらえてすごい嬉しいです。
まだ早いですがこの場を借りてお礼させてください。
ありがとうございます。
待つよ! 応援するよ!
マテルヨ
@ですm(_ _)m乙です(*^-^*)
昨日のを読み返してみましたが、直接カキコするのはどうしても説明不足になりますね。
思いのままにカキコするのも一興かなって思ったのですが、うまくできませんでした。
まあこれはこれで…よしとします。
クライマックスにさしかかっていますのでちゃんと整理した文章に心がけます。
第4部書きました。
うpします。
待ってました〜!
ハヤク〜
第4部 上司の死
# 新しい年、移り行く毎日
新年を向かえた。引越課に所属していた俺は徐々に忙しくなっていった。
引越業者は3月4月が稼ぎ時だ。1月2月はその為の見積りに追われる。
マリアはマリアで卒業が間近になり忙しくしていた。マリアは嬉しそうだった。
それはそうだろう、ここまで4年を要したのだ。社会的にも認められる。マリアにとって大きな自信になったようだ。
マリアは夢を語るようになった。だが俺からみればマリアの考えは現実離れしていて甘かった。
『@はいいよね。知らない土地でも生きていく力があって。私はどうかな…できるかな。』
「知らない土地ってどこ?」
『大阪とか東京。』
「行ってどうするの?」
『うん。私エステの仕事したい。@からマッサージしてもらって幸せ感じたり、お化粧のこととか
食事のこととか時間がいっぱいあったからずっと考えてたでしょ?それでなんか人を満たしてあげる仕事したいなって思ったの。
病気のこともいつか役に立つかもしれないし。それで専門学校行きたいの。でも近場じゃないんだよね。』
「ちょっと待って。学費はどうするの?生活はなんとかなっても学費はないぞ。
第一マリアは無職だよ。この街でまた働いて生きる実力つけてから、徐々にステップアップしたら?」
『いや…また働こうかって思ってる…それで学費貯めようって思って…』
「働くって…風俗か?いやいやいやいや、無理だって!!まずあの精神的にも体力的にもキツイ仕事が
今のマリアにはできないって。そして一番の理由は、そうなったらうちら、もう終りやろ!!」
一度風俗で多額のお金を手にいれた女の子は普通の仕事はできない…。
マリアが一般の仕事を続けられないのもその事が大きなウェイトを占めていた。
俺はいつかマリアこう言うのではないかという予感があった。
なんとしても止めなければ…。だが強く言ってはダメだ。大きな声を出すとマリアのトラウマが現れる。
「あんな〜マリア。俺は学校行くより現場で仕事覚えた方がいいと思うよ。
第一マリアは高校を卒業したとはいえ23歳だよ。今すぐ専門学校に入ったとしても卒業する頃は25歳だよ。
そこからまた見習いとして安い給料で働くなんてかなり厳しいよ。それより俺の知り合いに
個人でエステを経営している女の人いるから色々現実的なこと聞いてみたら?
そしてそこでまずはバイトしてみたら?女性としてかなり尊敬できる人だよ。
学校の事はそれから考えたらいいんじゃない?」
二人で遅くまで話した。マリアの言葉の端からマリアの真意がわかった。
今マリアを動かしているものは「憧れ」だった。都会での生活、輝いて見える学生生活。
ずっと一人ぼっちで、誰の助けも受けず、自分に自信もなく、あがきながら苦しみながら生きてきたマリアが
いまこうして過去の苦しみから解き放たれ、やっと自分を手にいれたのだ。
そして次の望みは青春を取り戻すことだった。
マリアは日頃から俺の大学生活のことや育った都会の生活のことをうらやましがっていた。
別にエステでなくてもいいのだ。それは口実だった。マリアは世界に飛び出して行きたいのだ。
そしてマリアの未来予想図の傍らに、俺の存在はなかった。
二人の歯車がこの時からくるい始めた。
そしてそんな二人のもとに次の進路を決める出来事が起こった。
# 上司の死
夜中に突然電話が鳴った。会社の同僚からだ。
「@くん、落ち着いて聞いてなぁ。引越課のIさんが亡くなったよ…。」
「はぁ?亡くなったのはI課長の親戚でしょ?親戚が具合悪いから課長はお見舞いに実家に帰ったんでしょ?
んで、その親戚が亡くなったんでしょ?第一俺夕方課長と電話で話したよ。普通に。」
「うん。だけどね。さっき息子さんが電話してきたんだ。亡くなったって。」
I課長は俺の直属の上司だ。(いやいや、ありえないって…)
だが次の日、会社でそれが事実だと知った。
「最後に話したのがお前らしい。」
常務に言われた。俺は泣きくずれた。
「今後のこともあるが、まずはIさんを見送ってやろう。」
悲しい葬儀だった。若くして死ぬという事はこんなに悲しいことだと知った。
俺は一気に多忙になった。I課長の仕事が全て俺に降りかかる。俺は事実上の営業責任者になった。
大変なことだったが俺は強い決意をもっていた。
年始に課長が立てた、3月4月の売上目標対前年比1.5倍 をなんとしても達成しようという決意だ。
部下はみな俺より年上。ある主任が俺にこう言った。
「@。現場は俺達に任せろ。どんなタイトなスケジュールも困難な作業もこなしてみせる。
だが、仕事をとれるのは@だけだ。@が仕事をとらなかったら俺達は必要なくなる。なんとしても仕事をとってきてくれ!!」
俺は今までの人生の中で一番忙しい思いをし一番死力を尽した。
結果が全てを物語る。それまでの俺の見積り成約率3割6分。
3月4月の成約率9割5分。3月の残業時間170時間4月190時間。
もう二度とだせない奇跡の数字だ。
だがその影でマリアはひとりになっていった。
第4部終了です。
かなり元々の原稿から内容がかわりました。マリアとの掛け合いの辺りです。
当時自分が考えていたことがリアルに蘇りました。
思い出せてよかったです。
I課長にはかなり感謝しています。課長と僕は同郷で何かと導いてくれました。
新年会の時「常務、@はいい拾い物でしたばい!!俺は期待しとる。」と言ってくれた事を思い出します。
ははっ生まれがわかっちゃいましたね。
今日も携帯からなのでみなさんからのレスに気付かずに書いていました。
途中で気付きました。すごく嬉しかったです。ありがとう。
>>340 @は九州か〜
ちょっと懐かしさを感じてしまう
頑張って最後まで書いてね
342 :
@ ◆5m18GD4M5g :2005/07/19(火) 22:44:51
>>341(≧▽≦)/素早いレスありがとう。ほんとかなり激しく嬉しいです。
あぎゃ!!下げ忘れ…
>>343 毎日更新してくれるの待ってるから、ファイトです
マジマテルヨ
久々にみたらこんなラブストーリーが始まってたとは…
@さんマテールヨ
みんなありがとう。
あとは5部6部+?ですね。ガンガルぞ〜。
では明日も4時起きなんで
(^-^)ノシ
/\___/\
/'''''' ''''''::\
|(●), 、(●)、.| >>@ さん
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:|
| `-=ニ=- ' .:::::|
\ `ニニ´ ._/
(`ー‐--‐‐―/ ).|´
| | ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/\___/\
/'''''' ''''''::\
|(へ), 、(へ)、.| ふふ、呼んでみただけ♪
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:|
| `-=ニ=- ' .:::::|
\ `ニニ´ ._/
(`ー‐--‐‐―/ ).|´
| | ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
頑張ってくれ
明日もマテルヨ
マテルカラガンガレ
乙です
わっ!!AAきた〜(≧▽≦)/
ムーミンじゃないとこがいいですね。
今日もガンガルつもりだったんですが、緒事情により明後日に書き込むことになりました。
またまた待たせてごめんなさいm(__)m
なるべく早くうpします。待っててください。よろしくお願いします。
待ってます〜
ウワワーン マテルヨ
ハピマテルヨ
ドラマ化ケテーイだなwwww
あ、その前にまずは書籍化かwwww
いずれにしてもマテルヨ
わぁ〜(≧ω≦)/こんなに応援がぁ…
…ドラマ化…書籍化…うわぁ嬉しいですね…。
夢みたいですね。
まぁとにかくガンガって書きます。応援ありがとうございます。
是非ともドラマ化してほしいね、全ての人に知ってほしいLOVEstoryだね
マテルガナ
帰還しますた。今、第5部まとめてます。一昨日、昨日はどうしても時間とれませんでした。
今日、upまでは無理そうです。明日5部6部一気にやります。さんざん待たせています。ごめんなさいm(__)m。
お帰りなさい。気長にマテルヨ
お疲れ、気にすることは無いさ。マテルヨ
おっ明日か思たより早いなマテルヨ
まだかな〜
お待たせしています。m(__)m
ちと残業してますが、今日中に5部をupします。日付は変わりますが朝までに6部も必ずupします。
OK、マテルヨ
おけ。帰還しました。第5部いきます。
みんなsageてるけど、このまま行くと、このスレ落ちたりしいひんやんな?
第5部 彼女の残したもの
#17 こぼれたミルクはコップに戻らない。
卒業を間近に控えた2月上旬、マリアはとうとう風俗の仕事をまた始めた。
話し合った結果というよりマリアひとりの意志だった。俺との関係は保留。だがマリアの「自立」への準備期間。
いずれ別れが来ることは明白だった。
彼氏としてのプライドは捨てた。最後まで支えるという信念だけは捨てなかった。
マリアの出勤初日はI課長の葬儀の次の日だった。
初出勤を終えたマリアはその夜、俺を求めてきた。過酷な仕事だ。癒しが欲しかったのだろう。
#17-2
「俺は喪中だぜ。そんな気分になれない。」
マリアは泣きそうな顔をして何度か食い下がったが、俺はきっぱり断った。
しばらくしてマリアは言った。
『ドライブ行ってきていい?』
後日わかったことだが、この日からマリアは浮気を始めた。
#18 ラストサムライ
ある休日、マリアと二人で映画を観に行った。俺はこの先2ヶ月程休みをとれそうになかったので、その日は目一杯楽しむことにしていた。
二人で映画の話で盛り上がった。プリクラも久々に撮った。それから大きな公園に行き、軽く「なんちゃってテニス」をした。
手を繋いで公園を歩いた。穏やかな風が吹いていた。
その夜、お互いの優しさを分け合った。
#19 卒業式
マリアの卒業式。そのは快晴だった。俺はどうにか休みを取れた。母親も一緒に出席。3人で写真も撮った。
感慨深いものがあった。毎月2回程一緒に通い、試験勉強も遅くまでつきあった。
授業を取り忘れて真っ青になったマリアを連れて、泊まりがけで県のはずれにある高校に行き、補習を受けて何とかなったこと。
そしてあの文化祭。
マリアはとても嬉しそうだった。俺も嬉しかった。
#20 別れの予感
卒業式を終えて一週間程たっていた。俺は少し遅く帰ってきた。マリアの作った料理を二人で食べる。
マリアはいつもより飲む量が多かった。
食事を終えてしばらくしてマリアが言った。
『別れよう…』
「ん?」TVを観ていた俺は聞き返したがワンテンポ遅れてマリアの言葉を理解した。
「何言ってんの?。まだ無理だって。」
『今の生活自体も無理なんだよ。@のことを考えつつ、自分の行動を決める
ってことができないの。全てを自分の為に使いたいの!そして考えたいの。ひとりになりたいの。@に頼りっきりの自分を変えたいの
ひとりになりたいの』
「俺は思ってたよ、最初から。いずれマリアは俺の元を離れていくって…でもまだ無理だって。
マリアの考えは甘すぎる。絶対つまずく。そこに俺がいなかったらどうなる?まだ無理だって。」
『知ってる。わかってる。でももう心が動き出している。私この街をでていきたい。』
「今、俺気付いた。マリア…ひとりってのはウソだね?マリア男できたろ。怒らないからはっきり言ってみろ。」
『…うん。確かにいる。でもその人のことを別に好きってわけじゃない。彼氏にするつもりもない。
だけど@と別れて完全にひとりに…』
ひとりになるのは無理だから…ただの軽い付き合い。気付いていたの?』
「別に気付いていたわけじゃない。マリアの考えそうな事はわかるさ。そしてその男は俺の知ってる奴だろ?」
『なんでわかるの?そう。Tさん。別にTさんと一緒にいたいから別れるわけじゃない。
@と別れて彼氏とかいらない。むしろ困る。でもひとりじゃいられない。Tさんは都合がいい。』
「ちょっと待って、Tは結婚してるでしょ?っていうか子供生まれたばっかりじゃん。」
支援
Tは顔見知りだった。バーのマスターHさんの店で何度か隣合わせた事があった。
Tはこの街で小さな食事の店を経営していた。俺がTに最後に会ったのはマスターのお店の新年会。
マリアもその席に出席させた。そこでわかったのは、
Tがマリアの最初の店の常連客だったということだ。なんという巡り合わせなのか…。
「それはあんまりだよ……俺納得いかない。そんないい加減な奴に渡せるはずがない。
だいいち赤ちゃんいるんだよ。二人とも何とも思わないの?」
『それは@には関係ない。@と別れるのは自立したいから。別にTさんと一緒になりたいわけじゃない。ただお互い軽い付き合い。それが不倫だろうと何だろうと@には関係ない。』
「いやいやいやいや。ちょっとあんまりだろ!!第一そんなこと、酔って言うけと」
『@には悪いと思ってる。ひどい事してるってわかってる。でももう決めた。やっとスタート位置にたてたの。@には感謝してる。』
「酔って感謝なんて言うな!今まで俺がどんな思いしてたかなんて、マリアにわかるはずがない。もうとにかく酔って話す話じゃない!!会社の仮眠室に行くから」
『@が出て行かなくていい。ここは@の家じゃん。私が出て行くよ。』
「馬鹿にするな。それは違うだろ。カッコつけたこと言うな。ここをでて
その男の店行くんだろ!!わかりきってんの。これ以上ウソつくな。」
だが結局マリアがでて行った。
泣ける
#20カウントダウン
別れが近いことは感じていた。冷静に受け入れようと思っていた。
だが実際には俺はボロボロになった。
今更ながら思う。これほどマリアが好きだったのかと。
同時にこの仕打はあんまりだろうとも思った。マリアの病気は治せたが性格の矯正はできなかったのか…
まぁあれ以上厳しくしていたら病気を治す前にマリアは逃げ出していただろう。
結局、予想通りということか。
次の日、マリアと話した。
俺は気持ちに整理がつかず、時折枕を顔に押し付けて叫んだりもした。
マリアが自分の誕生日やクリスマス、俺の誕生日などの時に俺からのプロポーズを待ち侘びていたことも聞いた。
俺もそれはわかっていた。だが結婚も甘いものではない。結婚による困難にぶつかった時、マリアが考えるであろうことは想像がついた。
「あの時@と結婚してなかったらあんな事したりこんな事できてたのに…」
この時マリアが結婚を考えていたのはただの逃げでしかなかった。働くことから、社会の中で風にさらされることから逃げていた。
今更「…たら…れば」と考えたところで何も変わらなかった。
俺は別れを受け入れた。
だが、別れるまでに現実的な作業が残されていた。まずネコがいた。それも3匹も。
(これまで書かなかったがマリアはネコを次々拾ってきた。捨てネコに自分をみていたのだろう。)
新しい家が決まるまでネコの世話はマリアがすることになった。
郵便物等の処置、生活費の清算。
ネコの臭いがひどかったのでプロのメンテナンスを頼んだ。
だが費用がかさむのでマリアが毎日徹底的に掃除して要所要所だけプロの力をかりた。
マリアは部屋が決まるまでビジネスホテルや友達の家を転々とした。
マリアは俺のいない時にネコの世話をすればいいのに、俺が仕事から戻ると必ずいた。
「ご飯食べに行こう。」お互いなかなかきっぱりとは別れられずにいた。
だが、それも部屋が決まるまでだった。
引越しは会社からトラックを借りて二人でやった。最後の共同作業だった。
二人で飯を食った。
俺とマリアは別れた。
別れてどうなるんだ
切なすぎて、心が痛いよ。
別れてしまって、その続きは?
#22 新緑
数日後、仕事から家に戻った俺は、マリアの残した手紙を見付けた。
@へ
おそくなったけど、鍵を返します。
今までありがとう。何度も言っているけど、今の自分があるのは、
本当に@のおかげだと思っています。
ボロボロだったまーに「一緒に住もう」と言ってくれてから
約一年間、社会復帰!?も出来たし、人間的にも成長出来た
様に思います。卒業も出来たしね!!(*^-^*)
本当に、今までありがとう。
お世話になりました。
まーより
4月も中旬をすぎていた。
桜はその花を全て散らしていたが
若葉がまぶしかった。
第5部終了です。
おそくなったけどやっとD部終了しました。もともとはここまでのつもりだったんですが、
このあとの話、E部もやります。もう一波乱あります。
明日なるべく早くupしますね
390 :
@:2005/07/24(日) 02:13:47
あっ明日じゃなく今日か!!
391 :
恋する名無しさん:2005/07/24(日) 02:24:32
俺の話書いていいか?
メモ帳にまとめた。
392 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:28:40
今から5年前の夏、俺は大学2年(20歳)彼女も居なくて毎日学校終わるとバイト三昧だった、土日も結構バイトに励んでいた。
夏休みに入り、7月の後半に何人かアルバイト新人が入ってきた。
そのうちの1人、高校生2年生(17歳)のM子に仕事を教える担当を社員に任された。
毎日のように朝顔合わせて、休憩も一緒、上がる時間も大体一緒だった、それだけ一緒に居たせいか1週間もすればお互い仲良く会話して
バイト帰りは一緒に隣町の駅まで帰る仲になった。
番号・メルアド交換はM子の方からバイト上がって一緒に駅まで歩く途中に声かけてきた。
@さんも391さんも頑張れ!!
394 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:31:46
『Aさん(俺)、携帯持ってますよねー?よかったらアドレス交換して欲しいです』
まー断る理由も無いので交換、メルアドだけじゃなくて携帯の番号も交換した。
早速その場でメールしてくるM子。
《こんにちわー、M子でーす、これからは電話やメールでも色々話してください。相談とかものってくださいねー》
メールで着たのだが、目の前にM子が居るので俺はその場で『まー宜しく、雑談でも相談でも電話でもメールでもしてきていいよ。』てな具合に直接返事をする。
『だめですよ、Aさん、ちゃんとメールで返事して下さい』
なんだコノのりは?いつものM子じゃねーな。いつもは真面目で落ち着いた感じで話すのに?
『へいへい、でも喋ったほうが早いよ、俺メールなんて滅多にしないから書くの遅いし』しかしM子は
『アドレス交換したらその場でメールしないと駄目なの〜返信してくださいよー』と甘えた調子で顔を近づけながら言ってくる。
ドキっとした、こいつ可愛いじゃねーか・・・
ドキドキ…てかてか…
396 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:36:33
『へいへい、ちょっとまってろ』駅まで歩く途中、歩きながらメール打つなんて出来なかった俺は立ち止まって携帯をいじりだす。
『Aさん、向うのベンチで座ってでいいから、それとも帰り急ぎます?』下から覗き込む形で首をかしげながらジ〜と俺をみるM子(汗
『いんや、別にはよかってもする事ってテレビみるぐらいやし、M子はええのか?21時やで?』駅の中にある喫煙コーナーのベンチに座りながら
携帯に入力しながら聞いてみる。
『大丈夫、今日は22時までバイトってお母さんに言ってあるし、バイト終わってもバイト友達と少し話したいから
0時までには帰るからって了承もらってるから、それに夏休みですよ、明日はバイトも休みだし、
普段は真っ直ぐ帰宅するから信用されてるんですよ』笑顔で答えるM子。
メール入力完了・送信《えーバイトお疲れ様、相談って何か悩みでもあんのか?なんやったら今聞いてしんぜよう》
M子は受信メールを読んでうなずきながら慣れた手つきでメールを打ち出す。
『まってくださいね、のぞいちゃだめですよ、メール送りますから』
俺はタバコをふかしながらしばし待つ。
wktk
398 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:40:39
返信《Aさん、今は彼女居ないっていってましたよね?私はまだ男の子と付き合ったりした事が無いので相談したいと思って・・・
実は私、好きな人がいるんですが、相手の男の子に彼女が居ないって事は知ってるのですが、好きな人が居るかどうかは知らないんです、
いきなり聞くのも恥ずかしいし変に思われるかな?Aさんなら好きになった女の人に彼女が居ないけど、
好きな人がいるかどうか気になる場合どうやって聞き出します?》
399 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:41:39
なーんや、恋愛相談か、男の子っていうことはおれじゃねーな、男の人って聞かれたら期待してまったけど。ん?こいつ女子高だぞ?
あーバイトの誰かかな?M子はバイト仲間の男連中に人気あるからなーたしかに可愛いしなぁ〜
『なんや、相談って恋愛相談か、しゃーないなー今は俺彼女も好きな子もいてへんけど、高校1年の時、高校3年の時から大学1年の夏まで彼女おったから
恋愛に関しては先輩やで、そうやなー』
『だめです、ちゃんとメールで返信して下さい』M子は真面目な顔で俺の言葉による答えを遮った。
《そうやなー俺の事は喋ったからええやろ、んじゃ本題やな、そうやな、俺ならその女の子の友達とかになんとなく聞いてみるかなー》と返信
《バイト先とか他の人に知られるの恥ずかしいし、もし告白して振られちゃったら辛いなー・・・》なんか笑いながら短い文で返信してきて俺の顔をみつめる。
『ん?バイト先の男の子?誰だって好きな人に振られたら辛いけど、好きなら思いを伝えた方がいいぞー』
『Aさん、メールで』なんだ?話した方が会話がスムーズだろ???
400 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:43:06
俺なら告白するね、恥ずかしいかもしれんけど、勇気だして告るよ》
《じゃー私も勇気をだして告白してみよいうかなー・・・でも勇気がでないかも・・・》
《しゃーないなー俺が聞いたろか?バイト先の男の子か?》
《・・・うん、Aさんに勇気もらちゃおーかなー》
《ガンバレ!M子は可愛いし、付き合ってっていいにくいなら定番の友達からで仲良くして下さいって言えばいいヨ》
俺のメールを読んでM子は大きく深呼吸をした。
『ありがとうございます、Aさんから勇気もらっちゃったかなー』笑顔で答えるM子、そしてまたもやメールを打ちだす。
401 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 02:49:01
それは一言のメールだった
《Aさん、好きです》
へ?俺?M子に顔を向ける・・・M子は下を向いたまま携帯を握り締めていた。
俺はM子の事は好だった、でも好きっても妹みたいで・・・俺女兄弟いねーし4つも年下だから恋愛対象と考えて無かった。
えーっと・・・返信やな!《俺もM子の事好きやで、でもコレだけは言葉でいわせて欲しいねんけど》
M子は顔を上げて俺をみつめる、目が潤んでいる・・・M子の表情を見て気落ちが固まった。
『M子、好きやで!これから宜しくな!』
M子が泣き出した、『ええー何泣いてるねん・・・』
『嬉しいから・・・』
俺はM子の頭をなでながら『勇気だしたなー頑張った!えらいえらい』
『えへへ、Aさん、宜しくね』涙を拭きながら手を差し出すM子
俺はM子の手を取り、立ち上がった『さて、今日は遅いから帰ろっか、送っていくよ、大事な彼女をね、それに明日は初デートやな
』手を繋いで改札へ歩き出す。M子はぎゅっと手を直握って嬉しそうに『んじゃーどこで待ち合わせしようかなー』
こうして付き合い始めた俺とM子。
恥ずかしがるのが可愛いな
403 :
391 ◆kmsMISalF6 :2005/07/24(日) 03:07:13
俺が就職して1年目に福岡へ移動になって、M子とは遠距離恋愛となる、俺はGW、盆、年末年始しか実家の関西に戻って来れなかった。
M子は短大を卒業後、地元関西の企業に就職。M子は土日も仕事があるので会える機会が難しかった。連休にっても中々都合が付かなかったが
お互い忙しい中でも毎日連絡を取り合っていた。
今年の3月に関西に帰ってきた俺。
7月7日の七夕にプロポーズしました。
『これからはもう離れへんって誓う、もうM子に寂しい想いはさせへん、俺とずっと一緒に居てくれ!』と用意してた指輪を差し出した。
M子は泣きながら『これからも宜しくお願いします』っと受け取ってくれました。
それからは二人で付き合い始めた頃を思い出して話してました。これからはM子と一緒に幸せになります〜。
長文・駄文ですみません。ありがとうございました。
良き話をありがとう
@マテルヨ
今サロンは荒れてるけどココは平和でうれしい
そして
>>391いい話をありがとう
@、頑張れ!
マテルヨ
目から水が流れているのは何故…?
391の話を読んだ途端に…あぁここ来ると毎回すげぇ話ばかりだ
@、頑張ってくれ。マテルヨ
マテルヨマテルヨマテルヨ
はい、お待たせしました。第6部いきます。
第6部 本音
#23 我慢の日々
マリアが俺と別れるのは仕方のないことだし、一般的によくある話だ。
だが別れ方に納得いかないところがいくつかあった。
まずマリアの新居についてだ。マリアの父親は全く連絡がつかなかった、母親は無職。保証人のなりてがなかった。
現在、弟経由で父親と連絡をとろうとしていたがいつになるかはっきりしなかった。
だがいつまでもネコと荷物を置いておくわけにもいかない。マリアは俺に保証人を頼んできた。
俺は断った。だが最終的には条件をつけて引き受けた。
@一ヶ月以内に保証人を父親かおじに切り替える
Aネコとマリアのために保証人になるのだから俺が保証人の間はTは部屋に入れない
マリアはわかったと言った。
まぁわかりきっていたことだがマリアは約束を守らなかった。
なんで俺がTとマリアの愛の巣の保証人なの?納得いかなかった。
ギャーギャー騒ぐのもみっともなかったので我慢我慢。
それからTについて、浮気発覚直後、今後もTとは顔を合わすことが考えられたので
一度話をつけようと思い、マリア経由で呼んだがTは逃げ続けた。
Hさんも「一度ちゃんとケリをつけた方がいい。会いにくいなら俺が間に入るから
女房子供もいる男が知り合いの女に手を出したんだから後々のためにも話し合いの場を持て。
@も無茶するような奴じゃない。もし無茶する気ならお前の店に殴りこんでいるはずだろう?」
と話し合いをTに持ちかけてくれたが、なんだかんだと理由をつけて逃げ続けた。
それがこの後の問題を引き起こしていく。
#24 摩擦
5月の中旬だった。俺はHさんからの電話を受けた。夜中の3時ごろだった。
「@。ちょっと会って話したいことがあるんだけど。」
「はい。今実家なんで今日は無理ですけど明日でいいですか?」
次の日、Hさんが俺の家にやってきた。
「Tの家に誰かが電話をかけた。そして奥さんにマリアのことをバラしたらしい。
Tはなんとかごまかしたらしいが@が電話したと思ってる。今バイク仲間集めて
許さない、コロシテやるってイキ巻いてる。今俺が押さえてるけど、@、お前じゃないよね。」
「ちょっと待って下さいよ。何で今更そんな話になるんですか?そんな極端な行動にでるんだったら
俺とっくの昔に店に乗り込んでますよ。奥さんにバラしたからなんになるって言うんですか?
ケリをつけようって言っても逃げ続けた男が今度は俺を殺すって言ってるんですか?
じゃあ殺しに来ればいいじゃないですか。Hさんも止めなくていいですよ。でもね、これだけは言わせてもらいます。
人を殺してでも守りたい家庭なら不倫なんかするなって。一番家族を傷付けてるのは自分だって気付けって。Tに言って下さい。」
Hさんはしばらく俺と話した後、店の準備があるので帰っていった。
俺は納得いかなかったのでマリアにメールした。
「俺を殺すって言って人を集めてるらしいけど、マリアも俺が死ねばいいって思ってるの?」
2時間くらいして電話がきた。
『今、Tさんの友達のFさんと一緒なんだけど、Fさんが@と話したいって言ってるから代わるね。』
「Fといいます。Tのすぐ近くで店をやってるものです。Tの一方的な話しか聞いてないので
@さんの話も聞いてみたいので会ってもらえませんか?」
やばい気になるけど寝たい!
俺はFとマリアとHさんの店で待ち合わせた。
Fはこの街でも有名なライブハウスの店長だった。
「Tとは毎日会うし、マリアちゃんとは何度か話してたんで@さんのことは聞いていました。
それで思ってたんです、@さんは気持ちの持って行き場がなくなってるんじゃないかと。
今日は@さんの思ってること全部話してくれませんか?」
Fはノートとペンを持っていた。おいおい、俺をカウンセリングする気かよ。
「何で知らないアンタに俺の心の中を話さなきゃいけないの?
別にいいって。俺はマリアに話があって来たの。」
第6部まだまだ続きます。話言葉が多いのでちょっと長いです。
本当は一気にいきたいけど、@も4時30に起きなきゃいけないので一旦寝ますね
明日朝手が空くので会社のpcで一気に書きます。
「明日」ではなく今日です。6時から8時くらいは空きそうなのでその時書きます。
仕事をおろそかにするなよ
でもマテルヨ
421 :
@:2005/07/25(月) 06:39:51
「じゃあ、横で聞かせてもらっていいですか?」
「別にいいけど。マリア、お前もはどう思っているわけ?やっぱり俺がやったと思っているの?」
『うん・・・まぁ奥さんがうそついてる可能性もあるけど、そうじゃなかったら@だと思う。』
「あっそう。でも俺じゃないよ。あのね、マリア。お前俺との約束破ってるよね。」
『えっ?』
「保証人のことだよ。あの時約束したよね。あの男を家に入れないって。」
『うん・・・・・』
「家に入れてるだろう?」
『・・・・・うん・・・・』
「この間、お前ベッド買っただろ?お前は気づかなかったみたいだけど、運んだの俺の友達だったんだ。
そして友達がベッドを組み立てている間お前Tとイチャイチャしながらしゃべってたらしいね。
(これで一緒に寝れるね)とかなんとかいいながら・・。友達は俺から一連の話を聞いてたから
かなり頭にきて俺に言ってきたよ。マリアお前どこまで俺をコケにしたら気が済むの?
俺はピエロか?俺のことなめてんの?」
『いや・・・そういうわけじゃ・・・』
422 :
@:2005/07/25(月) 06:51:23
「お前の自立ってなんなの?色々ちゃんとしたいとか言ってたけど全然出来てないじゃん。
まぁいいや、それから、いつになったら保証人切り替えるの?もう1ヶ月たつよ。
それと家のメンテナンス代いつ払うわけ?」
『いや・・・まだ父親と連絡とれなくて・・・』
「じゃあそのこと俺に説明しなきゃいけないんじゃない?なんでしないの?」
『ごめん・・・』
「それとお前Tに金貸してるだろう?携帯代とか店のガス代、電気代、おまけに家賃も。」
『何で@がそんなこと知ってんの?』
「お前気づいてないだろうけど、間違って俺にメールしてきてたんだよね。だから知ってんの。
お前また利用されてんのわかんない?自分のためにお金貯めるんじゃなかったっけ?
お前の自立ってなんなの?」
『うん・・・・』
「まぁいい。とにかく俺は納得いかないことだらけなの。でもずっと黙ってきたの。何でだと思う?」
『わからない・・・』
「それはね。マリアのこと本気で好きだったから。もし俺がギャーギャー騒いだら
どうなる?お前また苦しまなきゃならないでしょ?どうせ騒いだってお前は戻ってこない。
お前が夢をもって頑張ろうってしているなら、俺が辛くても見守ってやろうって思ってんの。
そしてもうどうにもならなくて俺を頼ってきたらいつでも助けるつもりでいるの。
そんな風に思っているのに、俺が揉め事おこしたらみっともなくてお前ますます俺から離れていくじゃん。
ホントこれだけはわかってほしい。どんな形であれ、俺はマリアに幸せになって欲しい。
いまでも、お前のこと思ってんの。
俺はTの奥さんになんか電話してない。」
最後のほうは泣きながら俺は話した。
Fが口を挟む。
「ちょっとじゃましてごめんなさい。マリアちゃん、Tにお金かしてるってホント?」
『はい・・・』
「@さん・・・だんだん俺わかってきました・・・・俺、Tに味方できない・・・」
「Fさん、俺からみたTは、とにかく中途半端な男なんです。
マリアに対する思いも中途半端。奥さん子供に対する責任も中途半端。
お店の経営も中途半端。全てにおいて中途半端。生まれたばかりの子供がいて
お店がうまくいってなかったら一生懸命に仕事を頑張るのが普通じゃないですか?
若い子とチチクリあってる場合ですか?知り合いの女に手を出して、話し合いに応じず
逃げて逃げて、その女に金をせびってその上「嫁と子供が大事だからお前とは遊び」って
はっきり言ってて、そしてそれが奥さんにバレたら、今度は俺に逆ギレ。それでも
自分だけじゃ自信ないから友達まで巻き込んで俺に脅しをかける。情けない。ホント情けない。
でもよく考えてみてください?奥さん子供を一番傷つけてるのは誰ですか?
俺を殺したからって何が変わるんですか?友達みんなもTに利用されてるんじゃないですか?
俺には一辺の曇もないです。」
HさんとFさんは完全に俺の味方になった。これからTのところに行って話してくるという。
俺はマリアを送ることにした。
車の中で2人で話をした。
「まだ俺のこと疑ってる?」
『わかんない。でも@の気持ちはわかった。』
「まぁそういうことだ。とにかく俺はマリアをいつまでも見守ってるよ。」
『いま、やっとわかったことがある。』
「何?」
『@の今までの彼女たちって@と別れてから、半年や一年でまた連絡してくるって言ってたじゃない?』
「うん。なぜかみんな連絡してくる。そのせいでお前に携帯のメモリー全部消された上に
一人一人に電話させられた。」
『そりゃそうだよ。あの時@はわたしだけのものだったんだから。でもね、今はあの女の子たちの気持ちが
わかるよ。自分が辛いときみんなやっぱり@のこと思い出すんだと思う。
一緒にいるときは
気付かない小さな優しさから、ここぞっていうときの大きな優しさ。@を失って初めて、その深さを知るんだと思う。
そして@の気持ちも少しわかってきた。@はひとりひとりを女としてだけじゃなく
人間として愛しているんだってこと。わたしはまだ無理だけど、いつかわたしも人を深く愛せるようになりたい。
今は自分のことで精一杯だけど。
ねぇ、@。私@と別れてからもちゃんと吐かずにいるよ。飲みすぎたりもしてない。
ちゃんと治ったよ。』
そう言ったマリアの笑顔は晴れ晴れとしていた。
ふと、うっすらかけていたラジオの音楽に俺は気付いた。今俺が言いたいこと全てを槙原が歌っていた。
『♪君がいないとなんにもできないわけじゃないと、ヤカンを火にかけたけど
紅茶のありかがわからない。
ほら朝食も作れたもんね。だけどあまりおいしくない。
君が作ったのなら文句も、思い切り言えたのに…
一緒にいるときは窮屈に思えるけど
やっと自由を手に入れた僕はもっと寂しくなった。
さよならと言った君の気持ちはわからないけど
いつもより眺めがいい左に少しとまどってるよ。
もし君にひとつだけ強がりを言えるのなら
もう恋なんてしないなんて、言わないよ絶対。
♪二本並んだ歯ブラシも一本すててしまおう。
君の趣味で買った服ももったいないけど捨ててしまおう。
男らしくいさぎよくとゴミ箱かかえる僕は他の誰からみても一番センチメンタルだろう。
こんなにいっぱいの君の抜け殻集めて、邪魔なものに囲まれて暮らすのも幸せと知った。
君宛ての郵便がポストに届いてるうちは片隅で迷っている背中を思って心配だけど、
二人でだせなかった答えは、今度出会える君の知らない誰かと見付けてみせるから。
本当に本当に君が大好きだったからもう恋なんてしないなんて、言わないよ絶対。
曲の途中から二人で歌っていた。いつも二人がやっていたように。
二人して目には涙を浮かべていたが、最後は笑っていた。
車はこの街を一望できるあの夜景スポットについていた。
二人で並んで夜景を眺めた。何も話さなかった。
長い沈黙のあと、マリアが言った。
『私、この景色を忘れない。』
俺も…と言いかけたが止めておいた。
変わりにこう言った。
「さぁ、帰ろう。」
第6部終了です。今仕事中なので夕方またきます。
オレももう恋なんてしないなんて言わないよ!
今昼休みです
やっと書き終えることができました。みなさんのおかげです。
応援ありがとうございました。ご希望があれば軽く後日談などやって終わりにしたいと思います。
感想いっぱいもらえるとすごく嬉しいです。あと質問も。よろしくお願いします。
(≧ω≦)
どうして涙が止まらないんだろう(つД`゚)゚。
また言うけどさ、やはりネ申だと思うよ。男として尊敬できるよ。
涙が…流れないけど、気持ちとしては止まらないぐらいです。
@さん出来れば後日談もお願いします。
書いてくれてありがとう、こんなにも感動させてありがとう。
<後日談>
Tについて
Tは友達に責められた後「ケジメをつける。」と言ってマリアと別れた。
その約半年後に店は潰れました。Hさん談「周りに大変な不義理をして消えていった。」
その後は誰も知りません。
Fさんについて
Fさんはライブハウス経営の傍ら、ミニコミ誌を製作。イベントを主催したりして
この街を元気にしようと頑張っています。
Hさんについて
Hさんのお店は今でもみんなに愛され続けています。
先日23日に旧店舗を閉めて300mくらい移動して29日より新店舗を立ち上げます。
今日、うちの会社で移転作業をしました。毎度ありがとうございます。(笑)
23日旧店舗最終日にHさんとしみじみ話しました。
マリア以外の色々な物語も「ここで始まり、ここで終わる。」って感じで
この店を中心に僕の人生がまわっています。
Hさん談「これからも新しい店できっとまた何かが始まりますよ。」
僕もそう思います。
@について
僕はマリアと別れた後会社で一つの部署を任されました。
引越とは違う部署です。でもいまだにお客さんがお客さんを紹介してくれるので
指名で引越見積り依頼がきます。ホント、頑張ってきてよかった。と思える瞬間です。
新しい部署も順調です。新しい恋はしていません。別にひきずってるわけじゃないですよ。
さて、この物語の主役、マリアについて
マリアはいまでもこの街の風俗店に勤めています。店も変わっていません。
なかなかお金は貯まっていないようです。
この1年、連絡は全くありませんでした。
ところが・・・1ヶ月前電話してきました。
1日目夜7時「ネコ飼わない?っていうか最近どうしてるの?」
2日目夜8時「昨日は酔ってた・・・ごめん(笑)
3日目明け方3時「今から@の家行っていい?ってか行く。」
4時ごろマリアがうちに来ました。ちょっと酔ってましたね。少し話した後
マッサージして寝かしつけました。6時から仕事だったのでそっと寝かせたまま出勤しました。
その夜の「ごめん。」と言う電話の後、連絡はありません。
別にやりなおしたいって感じでもありませんでしたよ。
ちょっと寂しかっただけみたいです。
実は僕に2chを教えてくれたのは付き合っている当時のマリアだったんですよ。
毎日顔出すようになったのは3週間くらいですね。
そんな僕がこのスレを通じて、この物語をうpしたのも運命なのかもしれませんね。
439 :
恋する名無しさん:2005/07/25(月) 18:39:48
なぜか涙が…
@さん、漢ですね
俺も@さんみたいな大きな男になりたいです
すいません、sage忘れました orz
最後になりますが、応援してくれたみなさん、本当にありがとうございます。
みなさんとマリアの物語を共有できたことで僕自身もとても満たされました。
重ね重ね感謝いたします。ありがとう。
すごく長い文章になったけど、書きたいことはほぼ書けたかと思います。
予告どおり書けなくて待たせてしまってゴメンナサイ。
待っててくれてうれしかったです。
物語の最後でマリアと2人で歌を歌っていますが、ホントいつでも2人で楽しくやってました。
病気を乗り越えるのは大変なことだったけど、いつも2人は笑っていましたよ。
(実質苦しかったのは3ヶ月くらいでしたね)
苦しいとき色々曲を聴いていたら「あぁこれ今の俺とおんなじだぁ」って思うときありますよね。
そんな時同じ状況の曲があるってことは、今の自分の苦しみは誰かが既に経験してることなんだなぁ
って思います。だからきっとどんな苦しみもきっと乗り越えられるんだって思えてくるのです。
@さん
本気泣きしました。
俺が今までしてきた恋がどんなにショボく浅いものかがわかりました。自分の弱さがわかりました。
@さんのような男になりたいと思います。これからは人を本気の本気で愛したいと思います。
マリアさんも@さんのこと一生忘れるわけありません心の隅でまだ@さんのこと好きだと思います。
最後に素敵な話を本当にありがとうございました。@さんに幸あれ…
長文スマソ
最新50ぶんぐらいしか読んでないけど@さん、お疲れ様
そしていい話をありがとう!がんがってくさい
うえーん
いま何かで苦しんでいる方もきっと明るい未来があるって信じてみてください。
信じている限り、きっとその日はやってきますよ!!
なによりあなたは2chの住人なんですから。
さて、そろA‘恋する名無しさん’に戻るときが来たようですね。
その前に、もう一度言わせてください。
お ま い ら み ん な あ り が と う
み ん な で 幸 せ に な ろ う ね ☆
ノシ
では、次の恋する名無しさん
マテルヨ
リアル@に遭遇w
@さん乙です。全部読みました。別れは辛いですけど
お互いが違う道に行く事で幸せをつかめる場合もあるのかも知れませんね。
@さんは何でそこまで人を深く愛せるのでしょう、性格?それとも
誰かにとても愛されて育ってきたのでしょうか。
その辺教えて貰えたら…。
人としてとても魅力的でしたw
時間かかったぶんいつも楽しみが出来てよかったです。
マリガトン
えへっ(*^_^*)ホントはまだ@としてもうちょい話したい…
仕事終わらせてきます。
9時前にもう一度来ます。もうちょっとだけいいかな?(≧ω≦)
今私も読み終わった。私も、風俗では働いていなかったけど
マリアと似た境遇で今まで来てたから、@の育ちがうらやましかったマリアの気持ちすごい分かる
でも@を手放すとは…
若さ故なのかもしれないけどね
@には幸せになってほしいです
>>448>>449 みんな最後まで読んでくれてありがとう
ロムってる方もありがとう
もう少しだけこの場所使わせて下さい
みんなと話すの夢だったんで…
>>446>>448 育ちが良さそう…よく言われます。
でも実はイロイロありました。中1両親離婚。父親を助ける。土日はすし屋の手伝い。部活もできない。弟にご飯を作ってあげる日々
高校母親再婚。義父のノー天気な生き方に影響を受けノー天気な考え方習得。
18父親再婚義母との確執。家出。学費は自分で払うことに。
22結婚。24第一子誕生。27離婚(嫁が作った借金を親戚に借りる。離婚が条件)
28育った街を離れる。
こんな感じです
@さん子供いるんだw
性格なんでしょうね、@さんの愛情深いのは。
書きたいことあったら書いて下さい。
マテルヨ
子供は今別れた嫁さんと一緒です。2週間に一度くらい話しますね。
マリアがいるときは時々しか無理でしたけど…
あっマリアというのは本名ではありません。源氏名を流用しました。
へぇそうなんだ…。マリアの由来ってなんなんだって思ってたらそういうことか
なにげに現在の@さんのスペックを聞きたい。
まぁ身長やら、恋愛経験やら…を
458 :
恋する名無しさん:2005/07/25(月) 21:46:15
マテルヨage
スペックですかw(゜o゜)w
身長175体重64年齢31
若く観られますね童顔です
離婚してから一気に恋しました
でもちゃんとつきあったと言えるのはマリアだけかな…
@さんは初対面でもその人がどんな人生歩んできたかわかりますか?
私にも人を見る目があったら傷付かないのに…
別れた直後はどうやって自分の生活ペース取り戻しましたか?
私はお酒とか仕事とかに没頭して自分なんてなくなっちゃいます。
だから今まで経験したことを自分の中で消化も出来てないし
そのまま他に色々な事が重なっていって生きていくほど傷付くばっかりだと思ってしまう。
@さんの一番好きな言葉は何ですか?
年齢以外はほとんど同じなんですか、
工房2年目で恋愛の経験0、@さんのこと神と呼んでたものです
461だがタイミングをミスった。スマン
>>460実はうちはスパルタで厳しい家でした。それでいつも人の顔色をみながら育ってきました。
そのせいで僕には反抗期がありませんでした。すごくよくないことだそうです。
いつもいい子を演じてました。だからマリアの気持ちがわかったのかもしれませんね。
今も人の顔を見て自分の出方を決めます。びくびくしたりはしてません。
相手に合わせて自分のやりたいことを伝えるって感じです。
マリアと別れた後、実はかなりお酒飲みました。でももともと大酒飲みなんでなかなか酔いませんでしたが…
解決してくれたのはチャットと友達と時間ですね…
好きな言葉は「笑う門には福来る」かな…
この際だからスペック追加します
鹿児島生まれの福岡育ち今は大分。
クリスマスの花火ぜひ観に来てくださいね
>>461ずっと見守ってくれてありがとう
>>460 2CHの住人みんなにも頼ってみたらいいと思うよ
僕もどっかにいます。
ミーハーなオレにも@さんのレスが欲しいです!いつも見てました!
Юヾ(▽≦)ピンポ〜ン
>>466ありがとう(≧ω≦)bほんとみんなの応援あってこそでした。時間かかりましたがやっと終わったょ
あと「さん」付けはなしで
@ ◆5m18GD4M5gさん!
初めから見てました。
とてもイイ人ですね(;´д⊂)感動しますた。
これからはもっと@さんにいい人が現れる事を祈ってます。
ちなみに、僕も大分県に住んでいます。
共通点を見つけてうれしかったので思わず書き込んでしまいますた(*´д`*)
>>468読んでくれてありがとう
突っ込んでくれてよかった〜誰も同じ産地の人いないかと思ってた(*^_^*)
さて、日付変わる前に名無しに戻ります
では…ノシ
マテルヨ
@乙!
っていうか、多分@と同い年wwwwうはwwwwおkwwww
男30過ぎると、いい具合にいろいろ経験が溜まってきてるよなww
と、記念真紀子
472 :
恋する名無しさん:2005/07/25(月) 23:29:19
マテルヨage
473 :
466:2005/07/25(月) 23:31:16
やった〜!@兄さんからレスもらったよ〜!明日みんなに自慢してくる
次の話マテルヨ
それではさようなら@
マテルヨ
@ケコーンしてください
マテルヨ
@もつかれ!!
マテルヨ
479 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:19:32
だれかマテルヨ
480 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:22:48
誰かいる??
481 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:24:56
いる
482 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:28:07
>481
恋してる??
483 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:29:11
484 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:31:19
>483
過去形なんだ(;_;)…どぉして過去形なの??
何か始まるのか?
486 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:36:48
>>484 フラれた女を、まだ忘れられないだけ。
もう二年も。w
487 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:37:15
>483
話すの嫌なら無理しなくて良ぃょ(>_<)恋バナしたぃだけだから↓
488 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:39:01
489 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:39:04
>486
今も??忘れられなぃのゎ好きなんぢゃなぃの??恋してるぢゃん☆
490 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:39:49
>488
♀だょ(。・ω・)ノ゙
491 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:42:07
私も、前に片思いした人…もう2年も引きずってます。ふられても追いかけてしまって、しつこすぎて嫌われました(*ノ-;*)グスン
492 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:43:53
>>489 好きでもオレじゃわからんことがあってな。
>>490 じゃ聞きたいんだが、
フッた男を友達からやり直したいと自分から飲みに誘って、
今彼を連れてくる♀の心理を教えてくれ。
493 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:45:28
>491
本当に大好きだったんだ…(/□≦、)今も好きなの??
494 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:48:53
>492
理解できなぃ…私ゎ絶対そんな事しなぃし…その心理ゎ分からないなぁm(__)m事前に今彼連れて来る事聞かされてなかったの??
495 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:54:59
>>494 その女は高校時代の同級生で、彼氏は大学で知り合った人。
彼氏がいるのも聞かされてないし、その飲みはプチ同窓会みたいのだったんだわ。
だから、その彼自体が飲みにくる理由は本来ない。
周りには自分から言うから彼氏いるのは黙っててもらってたらしい。
496 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:55:21
493
今は心の中だけでね。(*´艸`)
彼に俺じゃなくて、俺を追いかける自分が好きなんだろってフラレたの…まだショックだ
497 :
恋する名無しさん:2005/07/27(水) 23:56:56
498 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:02:13
>495
ょくそんな事出来るなぁ…ヾ(_ _。)関係なぃのに連れて来て…何がしたかったんだろ…自慢か…逆に気にして欲しぃかかなぁ↓↓結構ヒドぃょ(>_<)
499 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:04:28
>496 >497
絶対良ぃ出会ぃゎぁるょ☆私も今良ぃ人に出会ぇた@人だから!!
500 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:07:25
>>495の続き。
一度想いを告げてからは、
相手に友達でいることを強要されるたびに断ってきた。
その飲みがあった後、嫌われたんだと解釈して
彼女から連絡きても無視した。
しばらくして、女友達に会ったとき、まだ相手にその気持ちがあるってことを聞かされた。
501 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:09:14
なんかさー
今 泣ける2ちゃんねる 読んでたら 恋愛なんてくだらない次元で悩んでるのが
アホらしくなってきた
502 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:11:23
>500
相手もまだ好きだったって事??…もしかして…無視して手遅れになっちゃったの(゚∇゚ ;)??
503 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:19:26
>>502 手遅れっていうか、オレならフっても
友達関係でいれると思ってたらしい。
彼女的には、こんなはずじゃなかったらしい。
てかここ相談スレじゃないから別のところでやってくれない?
505 :
恋する名無しさん:2005/07/28(木) 00:23:27
だな。
折角の良スレが雑談スレに成り下がりかけていた事に対し、憤りを感じた。
>>506 ハゲド
やはりこのスレはsageでいかないとだめだよ…
ここで仕切りなおしマテルヨ
流れは元に戻ったようですマテルヨ
@に負けないような話を…なんて思わずに気軽にあなただけのlovestoryを聞かせて下さい
マテルヨ
誰かレスアンカーつけて今までのいい話教えて。
てゆか誰か、まとめとか作ってないん?
前スレの最初の方とか、結構いい話があったんだが…。
雑談スレじゃあるまいし、まとめとか必要ないでしょ
全部が全部いい話、不必要な部分などない
マテルヨ
最近ちょっと下がりすぎじゃない?(´・ω・)
と言いつつsage
オレもそう思うと言いつつsage
落ちるの嫌だから上げたいけど、また前みたいになるの嫌だからやっぱりsage
ここを定期的に覗いてるの人は自分の話を書いたのかな?もしかして全員、話が出きった?
定期的に覗いてる者ですが、ここにかけるような恋愛をしたことがないので
書きたくても書けません(´・ω・`)
私も定期的に覗いてます(・ω・)ノシ
私も
>>518と同じくなんとなく書き込めません…
恋愛にすらなってないやつもいたから…そんなに重く考えることも無いと思う
LoveStoryかどうかは自分次第じゃないだろうか
521 :
恋する名無しさん:2005/07/31(日) 21:42:30
シュ
522 :
恋する名無しさん:2005/07/31(日) 23:19:20
>>518>>519みんな
>>10だよ。
壮大な話じゃないとアカン!ってことはないし、と彼女がいたことがないオレが書いてみるテスト・・・orz
すいませんageてしまった
>>523のおかげで何事もなく再浮上出来たよ(`・ω・)
525 :
弁慶:2005/08/01(月) 18:42:36
俺は今でも好きな人が居る。
その人の事を、好きになったのは中三の冬
理由なんてわからない、ただ何時もいつも考えてしまう・・・
こんなに胸の中が痛くなるくらい人を好きになったのは初めてだ。
ある日俺がトボトボマタ―リ帰ってたら後ろから
「弁慶君(名前のかわり)〜〜〜まってぇ〜〜」って200メートルくらい離れてる所から全力疾走
友達からは「よかったなぁ弁・慶・君w♪」とか冷やかされてた。
正直あん時は、「恥かしいなぁ・・・・」とかおもってた
途中の曲がり角で友達は曲がってしまう「ごゆっくりwwノシ」
「うるせぇ〜〜」
「ふふっ何いってるんやろうね♪」
おまえちゃんのせいだよ・・・・・
「なんで走ってきたの・・・・はぁ・・」
「んっ?だって一人で帰るとつまんないじゃん♪」
と言って手と手を合わせてハァ〜〜〜〜と暖かい息をかけていた
そんな彼女の一つ一つの仕草にドキドキしながら、カバンの紐をギュッと握り締めて帰ってた
翌日から彼女は、よく話し掛けてくれるようになった。
「弁慶ちゃんwなにしてるの?」と彼女が言う
「弁慶お呼びだぞw」昨日、途中で裏切った友だ・・・(正直感謝
「んぁ?あぁ・・・封神演義読んでるの・・・へぇ?マンガ?」
「ちげーよ。一応小説?っぽいの」
「ふぅ〜ん私マンガなら持ってるけどなぁww」
って言ってたので受験勉強などせず封神演義のマンガを買いにわざわざ行った・・
今時から彼女に徐々に徐々に、惹かれていっていた
526 :
弁慶:2005/08/01(月) 18:51:49
もう、12月そろそろ受験勉強って時にも話がしたくてたまらなかった。
冬休みなんていらない!彼女と話をさせてくれる場所が欲しい!
とか願ってた。
しかしやはり冬休み、彼女とは、結局一度も会えず
ヒマで切ない時を過ごした勉強もせずに
冬休みが終って彼女とようやく話せた
席も席替えで斜め後ろショッチュウ後ろ向いて喋ってて先生に注意されてたよ。
この頃から俺はわざとマタ―リ〜マターリ帰ることを考えた
もちろん彼女と帰る為。たった5・6分間の為にかなりゆっくり帰った。
後ろをかなり向いていたので「お前まさかまたあいつと帰りたいとか考えてるの?w」
とか言われた。メッチャ焦ったし「ちちちち違うし!(汗」
だけど彼女は後ろから来てくれた。
何時もいつも来てくれたこんなマヌケな俺と帰ってくれた。
「今日はねぇ〜・・・・・・だったんだぁ」
とか一日の話をした席が近いからほとんど知っているけど彼女の隣にいるだけで幸せだった。
顔を近くで見れるだけで幸せだった。。。
いつからか・・多分2月くらいかな・・
君はもう俺とは帰ってくれなかったね・・
527 :
弁慶:2005/08/01(月) 18:59:33
最悪な事は考えたくなかった。
だけどこれ以外考えつかなかったのも事実。。。
あなたが、俺と一緒に帰ってくれなくなった理由
『彼氏』ができた。
なんだ・・簡単な事じゃん
諦めれば良いんだよな・・
何時もの如く直ぐに女の事なんて忘れれると思ってた。。
だけど今回は何時もと違った
悔しくて悔しくて・・もどかしくて・・何も出来ない無力感がたまらなく鬱にさせて
君が笑ってる・・・・何時もと違う顔でハニカムような顔であいつと話してる。
嫉妬した
情けない・・・・バカだよな・・・彼氏いるのに・・・
ここで友人からアドバイス『奪え』
相手が相手ですがな・・・学校で1位2位を争う相手ですよ・・・orz
『諦めろ』もう努力してる。だけどムリだよ・・もうたまらなくあいつの事が好きなんだ
答えは出るのに実行に移せないそんな日々が続いた。。
だけど決めた。あいつに俺の気持ちを伝えて必ず必ず・・・・
528 :
弁慶:2005/08/01(月) 19:08:28
『ずっとずっと好きだった。断られるのは、分かってるただこれだけ伝えたかった。』
これを言う必ず言う。
こう心に決めて二ヶ月・・・高校生になっちゃった(´∀`;)
ただ気持ちを変わらない。
たまに彼女とも会う事はある。
チャンスは必ず来る。
こんな事考えながら日々努力していた時友達の紹介でメル友が出来た。
相手の方は俺の事好きになったらしく「付き合いたいなぁ〜〜」とか言う
紹介してくれた曲がり角で曲がった友人は、「付き合ってあいつの事忘れさせて貰え」
っていってくる。でも・・・俺は多分好きになれない
どうしてもあの人に愛しい人に想いを伝えたい。
ふられるのは、分かってる。ただ気持ちを伝えて忘れたい・・・
最近涙が出そうになる事がある。
彼女が彼氏と俺が焼鳥屋の手伝い(出店)してる所に、ベッタベタにくっ付いて
挨拶してきた。「久しぶりだね・・・・・・・もう会えないかとおもったょ・・」
「んなこと言うな・・・彼氏が怒るだろ。」とすかしたこと言ってやった。
もうダメだ・・・あいつら仲良すぎる。。。
涙が止まりません・・・今も泣いてます・・・もう恋ができない・・
悔しいです・・・
529 :
弁慶:2005/08/01(月) 19:10:19
↑は現在の話しです。
悔しい・・・・・・諦めもつかない。。。バカだよな俺・・
長ったらしい話書いてごめんなさい。。これで終わりです。。
サウダ―ジが心に響く・・・
悲しい〜
>弁慶乙!!ありがと
切ないねぇ…悔しい気持ちもいつか思い出になってくんだろぅけど
今はその気持ちをしっかり胸に刻み込んで、もっといい男になってね
マテルヨ
弁慶乙。なんか…読んでて泣きそうになっちまった
まず、お前はバカじゃねぇよ。
そもそも気持ちを伝えること事態が大変なことなんだ
月並みな言葉でゴメンな 頑張れ!
弁慶乙!!
うああ切ない…そこまで仲良かったりしたら辛いよね。
なんか焼き鳥屋で出くわした時の弁慶のセリフが更に切ないよ…
まだ若いから、いい恋はいくらでも出来るよ!!
まだ当分は彼女の事思うだろうけど、彼女の事思い続けるにしろ、新しい恋をするにしろ、前向きに恋する事が出来る日は来る!!だから、頑張れ弁慶!!
では引き続き…
マテルヨ
弁慶はまだ高1やろ?だったらまだまだ先があるから大丈夫、今は悲しくて、悔しくてって思うやろうけどそれもいい思いでになる時が来るから。
とりあえず高校生活を絶対にだらだらと過ごさんといて欲しい。オレは積極的に動けなくて3年間を無駄に過ごしてしまったから。(一回だけ告白したけど・・・)
まぁ悔いのないように行動してください。
長文スマン
こんばんは。
書き込むまでにすごく勇気がいったのですが、
もし良ければ私の話を聞いて下さい。
どこかに書き出さないと、全て忘れてしまいそうで怖くて…
明日、改めて来ます。
微妙な書き込みごめんなさい。では、おやすみなさい。
540 :
536:2005/08/02(火) 12:52:31
>>536です。皆さんの優しい言葉もありましたし、今日の夜(夜中)頃に書き込ませて頂きます。弁慶さんより1つ下の子供の恋愛ですが、ここの皆様なら聞いて頂けると信じて…最後までお付き合い頂けると幸いです。
マテルヨー。
恋するカレン
542 :
弁慶:2005/08/02(火) 16:35:16
昨日返事できなくてごめんなさい・・・
>>530>>531>>532>>533>>534>>535 ありがとうございます。
マジで泣けてきました・・・・・
今日彼女に会いました。
「あっ!弁慶君久しぶりだねぇ〜って一週間前にあったか^^;」
「はぁ?へっ?あぁ・・焼鳥屋ね(イチャイチャしてたな・・・クソ・・」
「確かお婆ちゃん家が焼鳥屋なんだよね^^」
「うん。」
「弁慶君かっこよかったよぉ!ww」
「うるさいなぁ・・・(照」
みたいな他愛無い事を話しました
結局またあの言葉は、伝えれなかったけどそれはそれなりでよかったのかな・・・
楽しかった・・・笑った顔がたまらなく可愛いんだよな・・って変態ですね俺^^;
弁慶。そんなに自分のことを悪く言っちゃいけないよ
バカだとか、変態とかって…笑った顔が可愛いと感じるのはごく普通の事だよ
536マッテルヨー
544 :
恋する名無しさん:2005/08/02(火) 19:55:52
536マテルヨ
546 :
536:2005/08/03(水) 01:29:08
>>536です。ごめんなさい。
身内で急な集まりがあったため、今携帯から書き込みしています。
先伸ばしする様な話でもないのに…
皆様には今まで通りマターリ(・∀・)待って頂けると嬉しいです。
マターリマテルヨ
今夜に書くのかな?
マテルヨ
マダマダマテールヨ
壁‖∀¬) ジィ…
どうしたんだ536。マテルヨ
お待たせしました。
早速書いていきたいと思います。
さらっと読める話になるよう頑張って書きます。
それと、ちまちま進むようになると思うのでよろしくお願いします。
私の名前はムロ。相手はKで進めます。
553 :
ムロ:2005/08/04(木) 01:37:59
私が彼を意識し始めたのは中2の夏でした。
文化部総出のサッカー部の応援に参加した私。
スポーツは観戦のみ燃えるタイプの私は一人大声で応援していました。
その時目に入ってきたのが彼、Kでした。
それまで気にも留めていなかった彼のサッカーをしている姿。
何故だか目が離せなかった…
ここから、私の小さい恋物語が始まりました。
「頑張れ!K頑張れ!」
同級生の男子や後輩、先輩などまんべんなく応援していたつもりの私は
知らず知らずの内にKに偏りがちで応援していたらしく
それを一緒に応援していた男子にからかわれて
最初は恥ずかしかったりムッとしたりしたけれど
その内どうでもよくなってきて、私はやっぱり気付かぬ内にKを応援していました。
最初の話が長くなってしまいました(´д`;)
少しの間お付き合い頂けると嬉しいです。
ムロ、続きマテルヨ
マターリマテルヨ
マダマダマテールヨ
マテールヨ
558 :
恋する名無しさん:2005/08/04(木) 19:30:23
age
ん?(¬∀¬)浮上成功?
560 :
ムロ:2005/08/04(木) 22:31:13
Kとは、中1中2と同じクラスだったにも関わらず、殆ど話した記憶はありませんでした。
K自体あまり目立たないタイプだったし、私も別に好きな人がいたのが原因でした。
その部活応援があって以来、私は少しずつKを気にする様になっていました。
Kと話がしたいなぁ、と何となくいつも考える様になっていましたが、
Kは女子とは殆ど話さず、話しかける事は皆無。
話しかけられれば頷いたり必要最小限の会話しかしない人でした。
男子とは、やはり普通に楽しそうに会話をしていたので、
この時程男子になりたいと思ったのはないぐらいです。笑
そんな時、私は席替えでKの斜め前の席をゲットしました。
後ろばかり向いていてはクラスメイトに怪しまれるかなぁ、などと心配しましたが、
幸い後ろの席は仲の良い友達。
その子と話すフリをしていればいつでもKと話す為のスタンバイが出来る状況でした。
ここまで条件が揃えば、あとは私の努力と勇気次第。
なんでもないような事で話しかけたり、解らない問題を聞いたりと、
それなりにKと交流を持とうと毎日頑張りました。
その結果、Kは私に度々話しかけてくれる様になり、
私と話している最中でも笑ったり怒ったり、感情を見せてくれる様になりました。
この時の私はまだKを「気の合う男友達」程度にしか見ていませんでした。
友達以上好き以下、の様な状況で曖昧な気持ちでいました。
そんなある日、授業中教室に蜂が入って来た時がありました。
窓際の席だった私は驚き、ただそこから離れるしか出来ませんでした。
近くの席の男子は、蜂を逃がすどころか面白がっているばかりで、何もしてくれませんでした。
そんな時、立ち上がったのはKでした。
Kは何も言わずに窓に近寄り、上手く蜂を誘導して外へ逃がしてくれました。
皆が「K良くやった!」とか「K君すごいねー。」など言葉をかけてもKは無反応でした。
私は、そのKの行為に嬉しさだけを覚え少しだけ泣きそうになり、何も言えませんでした。
授業が終わったあと私はKに「K、ありがとう。カッコ良かったよ。」とありったけの感謝を込めて声をかけました。
やっぱり、Kは「別に…」のような薄い反応しか返してくれませんでしたが…
でもこの時、私は胸にしっかりとKへの恋心を感じていました。
562 :
ムロ:2005/08/04(木) 22:56:45
それからというもの、私はKともっともっと仲良くなりたいなと思う様になり、
以前よりも色々なことを試したりして、努力しました。
その結果、その努力に比例するようにKは心を開いていってくれた様に思います。
でも、そんな日々を変えてしまう事態が起こりました。
席替えのおかげで仲良くなれたと思ったら、今度は席替えの為に離れることになってしまったのです。
私は前から2番目の席。Kはその隣の列の一番後ろの列になりました。
Kの隣の席になったのはユウという子でした。
ユウはとても明るい子で男女関係なく気軽に話せるというか、男子によくいじられる人でした。
そして、Kの前の席になったのがシュウ。シュウはKともユウとも仲の良い男子です。
それからというもの、毎日の様にK・ユウ・シュウの三人の楽しそうな声ばかり聞こえてきました。
ユウはKに無視されようとなんだろうとシュウとのどさくさで話しかけたりするので、
Kもそれに日に日に答える様になっていっているようでした。
私は一人、それをすこし遠くの席から見ているしかないのでした。
マテルムロ
ワクワクテカテカ
マテルゼ
AGE
待つのがツライこと…やっとわかったW
マテルヨ
568 :
ムロ:2005/08/05(金) 23:06:15
私が日直だったある日それは起こりました。
放課後、友達と二人で戸締まりをしていると、何故か私は勢いあまって窓を外してしまいました。
友達も手伝ってくれて、直そうとしたのですがなかなか直らず困っていると、
廊下から、何故かKとKの友達の話し声がしました。
その日は部活がなかったので、二人とも校舎に残っていたようでした。
問題はその会話の内容でした。
友達「Kの好きな人ってムロだろ?」
K「そうだよ。良く分かったね。」
人のいない校舎に、Kの声はよく響きました。
569 :
ムロ:2005/08/05(金) 23:26:34
どうやら、友達は窓に夢中でその会話を聞いていなかったようで、
私が我に返ると、教室に入って来たKと友達に
「ちょっと!窓壊れちゃったんだけど!」と声をかけていました。
私は頭が真っ白になっていて、その時のことはあんまり覚えていません。
けど、Kが無言で歩み寄ってきて簡単に窓を直してくれた事だけは覚えています。
友達が後日言うには「なんかKがすごいムロに近くて、何すんのかと思っちゃったよ。笑」だそうです。笑
そんな事もありましたが、私もKも何事もなかったように過ごしていました。
でも、やはり会話の数は目に見えるように減っていき、
私よりもユウと話す事の方が多くなっていってるようでした。
このあたりから私は段々、恋の切なさというか苦しさを覚えるようになり、
『胸を締め付けられる。』という感覚を初めて覚えた時でもありました。
イイヨイイヨマテルヨ
571 :
ムロ:2005/08/05(金) 23:44:39
もうすぐ2学期も終わりというころ、担任がまるで神に思えた日。
「もう2学期終わりでやる事ないし、席がえするか。」
きっとあの日誰よりもそれを喜んだのは私だと胸を張って言えます。
一人一人くじを引き、皆楽しそうだったり悔しそうだったりして各々席に向かいました。
私が座った席。の斜め前…Kが座っていました。
Kはまた友達と席が近かったようで、笑っていました。
そして、勿論私も下を向いて一人笑っていました。
そんな頃もあったなw
マテールヨ
清いなぁ…
マママママ…マテルヨ
575 :
恋する名無しさん:2005/08/06(土) 22:18:57
新規参加者募集age
576 :
ムロ:2005/08/06(土) 22:57:03
それからの私はこれでもか!というほどKへアプローチを続けました。
Kもそれに答えてくれて、いつのまにクラスの皆が私を応援してくれていました。
冬休みも明け、三学期に入りバレンタインの時期が近付きました。
私は大分前から何を作ろうかどんなタイミングで渡したらいいかなどあれこれ考えていました。
結局はチョコプリンを作り、あとは渡すだけ!という所まで来ました。
しかし、あいにくその日は何故かKが一人でいる時がなく、なかなか渡す事が出来ませんでした。
友達は「もういいから今渡しちゃえ!」など無責任な事しか言ってくれず、ただただ時間は過ぎて行きました。
そして、本当に最後。
皆が帰りの支度をしている時でした。
ハヤクマテルヨ
578 :
ムロ:2005/08/06(土) 23:18:47
「今日はもう無理かなぁ…」などと半分諦めていた時です。
普段ならKの周りに友達がいたり、Kが誰か友達の所にいるはずなのに、その時Kは一人きりでただボーッとしていたのです。
これ以外にきっとチャンスはない。となんとなく思った私は勢いだけで「K!はい!」と必死にラッピングした箱をKにつきつけていました。
Kは最初はポカンと箱を見ていたのですが、少しして何も言わずにペコッと会釈だけをしてその箱を受け取ってくれました。
私は心臓が有り得ない位に脈打っていて、そのまま席に座り込んでボーッとしていたら、いつのまにか放課後になっていました。
その内友達が寄って来て「ムロ〜頑張ったね〜」とか「受け取った時のKなんか可愛かったよ〜」と言ってくれました。
そして、その中でも一番心に残ったのは
「ユウも笑って見てたよ」
という言葉でした。
ユウも応援してくれてるんだ。という思いでいっぱいになった私は少しだけ目が潤みました。
アワテナーイアワテナイヒトヤスミヒトヤスミ〜
580 :
ムロ:2005/08/06(土) 23:53:48
その次の日でした。
どうも体調が悪かったので病院に行くと、診断結果はインフルエンザ。
私はKにチョコプリンの感想も聞けぬまま一週間学校を休む羽目になってしまいました。
無事にインフルエンザを治し「さぁ!またKに会えるぞ!」と意気込んで行った矢先、それは起こりました。
Kの態度がおかしかったのです。おかしいというか、それは無視というやつでした。話しかけても何の反応も返って来ず、もちろんKから話しかけて来る事も皆無。
訳が分からなくなってしまった私は泣き泣き友達に相談しました。すると友達が「うぅん。Kからメール来なかった?」と言い出しました。何のことか全く分からない私は詳しい話を聞いてみました。
すると、友達が信じられない事を言ったのです。
「ムロがずっと休むって聞いてさ、寂しいんじゃないかと思って紙に『メールしてあげて!』って、ムロのアドレス書いてKの制服のポケットに忍ばせたんだよね〜」
私は耳を疑いました。人のアドレスを勝手に、しかも携帯を持っていないKに渡すなんて…しかもこっそりなんて、自分がやられる立場になれば気持悪いと思うのは一目瞭然です。
Kの態度がおかしかったのはコレのせいだ、と私はただの勘ながら何故かしっかりした確信を持っていました。
581 :
ムロ:2005/08/07(日) 00:06:54
私はそれからアドレスの話題には一切触れない様にしてKとなんとか仲直りしようと試みました。
試みといっても、今まで通り何もないようにして話しかける事しか出来ませんでしたが…
そして、それから2週間程たった日、唐突にその瞬間はやって来ました。
美術の時間に制作をしている時にKが「ムロ、ここどうすりゃいいの?」と話しかけてきたのです…
ですが、話しかけてくれた事以上に嬉しい事が同時に起こりました。
Kが私の事を『ムロ』と呼んだのです。いつも私の事は『ムロちゃん』と呼び、女子を呼び捨てる事なんてないKが…
その時の私はきっと周りやKの目から見たら異常なテンションでKにアドバイスをしていたと思います。
でも、そんな事も気にならない位私は周りが見えなくなっていました。
もうちょっとなので頑張って進めます。
今日中は無理かもしれませんが…
マテルヨと言って下さってる皆さん、本当にありがとうございます。
もう少し、お付き合い下さい。
582 :
ムロ:2005/08/07(日) 00:32:30
それからは二人、前の様に授業中話してばっかりで注意されるような、そんな仲に戻っていきました。
その頃の私は毎日が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
そして、そうしている間に段々ホワイトデーが近付いてきました。
もらえるかなぁ…と毎日カレンダーを眺めては溜め息をついていました。
あいにく3月14日は日曜で学校が休みの為、翌日3月15日私はなんとも言えぬ気分で学校に乗り込みました。
その結果…なし。
一日経ち、二日経ち、三日経っても何もおこりませんでした。
相変わらず普通に話してはいるものの、それだけ。
友達は「食い逃げじゃん!ビシッと言いなよ!」と私に言いましたが、しつこかったり、うざかったりするのをKがとても嫌う事を私は知っていたので「えー別に大丈夫だよ」とやんわりと流していました。
でも誰よりそれを言いたかったのが私であった事は言うまでもありません。
そのまま時は過ぎ、先輩の卒業式を間近に控えた頃も、私たちはいつも通りでした。
583 :
ムロ:2005/08/07(日) 00:38:49
もうすぐ一年も終わりに近付いていましたが、私だけはこの日常がいつまでも続くという訳の分からない気持ちを抱いていました。
そして、卒業式を終え、先生方の離任式も終わり、
皆が「また新学期に会おうね」などと会話を交わすはずの頃。
急なクラス替えが行われ、私とKの日常は唐突に終わってしまいました。
584 :
ムロ:2005/08/07(日) 00:58:55
三年も同じクラスだと思っていた私たちの学年はただ動揺するしかありませんでした。
なにも出来ずにクラス分けの紙を配られ、目を走らせてみると、私は一組、Kは三組でした。
二年間同じクラスなのでまた一緒になる確率は低かったのですが、「もしかしたら…」という考えを捨てきれなかった私はショックが大きく、涙も出ませんでした。
そして各々自分のクラスに机を運び入れ、とりあえずの先生のもと帰りの学活が行われ、そのまま春休みに入りました。
家でもボーッとして、まさかKと同じ空間に居られる最後があの時だったなんて…とか、最後に何話したっけとか、いろんな事が頭を巡り、気付くと学校では一滴も出なかった涙で私の顔はグシャグシャでした。
マターリマテルヨ
がんばれー
マテルヨ
mata-ri
マットルマトル
マテルヨ
マテルヨ
591 :
ムロ:2005/08/07(日) 22:34:47
新学期が始まり、いよいよ私たちは受験生になり、授業中の態度もどことなく違って見えました。
でも、私にとって何より変わってしまった事は、
どこを見渡してもKの姿が無い。という事でした。
今までは授業中にあれだけ見ていたKの背中も、ちょっとした冗談も、聞こえてはこないのです。
それを思うだけで胸がいっぱいになってしまう私は、
最初の頃はいつも人目を忍んで(トイレなどで)泣いていました。
Kのクラスに行く事も可能でしたが、Kのクラスには、私の友達がいなくて、頻繁に行く事は出来ませんでした。
でも、ある日を境にKの方から私のクラスを訪ねてくれる様になったのです。
別になにをするわけでもなしに、後ろの方に立ちその辺にいた男子に声をかけては話しているだけでした。
でも別に理由なんて気にしませんでした。ただ、少しの間でもKとまた同じ空間にいられる。
それだけで、私は救われました。
その頃、学校は間近に控えた陸上大会の話題で沸いていました。
592 :
ムロ:2005/08/07(日) 23:01:16
しかし。陸上大会の前に3年生には大きなイベントが待っていました。修学旅行です。
旅行先は京都か東京か迷った結果、東京になりました。
修学旅行は2年の時に計画を立てた為、2年の時のクラスで全ての行動を行う事になっていました。
そしてあっというまに日は経ち、修学旅行の日になりました。
旅行はとても順調に進み、私もKと久しぶりに沢山話す事が出来ました。
二日目に行ったディズニーランドで、「Kとなにか乗りたいなぁ」なんてアホな事を考えたりしていましたが、
何故か一度もK達のグループと遭遇することはありませんでした。
時間はすぐに経ってしまい、気付けばもう帰りのバスに乗っていました。
そんな時、友達にある事を言われました。
「今ね、話の流れ的に聞いたんだけど、何でムロにホワイトデー返さなかったか聞いたんだぁ。」
またこの子は余計な事を…と思いつつも先を聞いてみると、
「あげる気はあったんだけど、その時お金がなくて、それに何買えばいいか分かんなかったんだって。」
「あげる気はあった」という言葉だけで私は満足でした。
少しだけこれから先の自信もつきました。
その内、先生が「暇な奴の為にDVDでもかけるか。」といい、世界の中心で愛を叫ぶをかけ始めました。
見ようとしていた人が後ろの席だったので、前の席だった私はその子に席を譲り後ろに行きました。
その席は丁度Kも近く(それが目的の様なものだったのですが…)とりあえず私はその席の隣の友達と話を始めました。
話していた途中、段々その子が眠そうになってきたので「寝て良いよ」と声をかけ、
私も少し寝ようかな、と一人ボーッとセカチューを眺めていました。
その内にセカチューも終わり、皆が席を移動して友達と話し始めたので、私も移動する事にしました。
移動しようと腰をあげた時、ふいにKが横に来ました。
そして、「…ムロ。」と私を呼び、バッグから何かを取り出しました。
593 :
ムロ:2005/08/07(日) 23:16:17
Kがバッグから取り出したのはディズニーランドの袋でした。
「これ…。」と言うKは目を反らし、いつもと少し違って見えました。
もちろん、私はそれがホワイトデーのお返しだと分かりました。
しかし、その時私は頭が真っ白で何が何だか分からなくなっていて「ぁ…ありがと…。」と小声で一言返すしか出来ませんでした。
そのまま無言になった二人の空気に耐えられなくなった私は、無言でそこから移動してしまいました。
移動して友達と話していても私はどこか上の空で、段々正気に戻っていくとテンションがあがり、逆に変な人になっていました。
家に帰り着き、ドキドキして袋を開けました。
最初に触れた感じはクッキーか何かかなと思っていたら、クッキーの他にストラップも入っていました。
ディズニーランドの混んだレジに並んで買ってくれたんだなぁ、とか
買う時に私の事考えてくれたんだろうなぁ、とか
それよりも、なによりも、本当に返してくれた事が嬉しくて嬉しくて…
中学生最初で最後の修学旅行は、最高の物になりました。
マターリ マテルヨ
595 :
ムロ:2005/08/07(日) 23:33:20
帰ってくると、すぐ陸上大会が待っていました。といっても3週間位ありましたが…。
学校では、陸上大会の時は各クラス毎に学級旗を作る事になっていました。
文化部で、大会の為に頑張る必要のない私は自然と制作委員になっていました。
制作は、最初のうちは順調に進んでいましたが、段々メンバーがさぼるようになり、
いよいよ大会三日前、という所まで来ても完成していませんでした。
そして私はその頃「告白」をする計画を友達(ミユ)とともにたてていました。
ミユも文化部で制作委員になり、そちらの計画は順調にたっていきました。
そしていよいよ大会前日。旗は…出来ていませんでした。
担任が他の先生を説得してくれて、その日は遅くまで残る事を許され私たちは旗制作を進めました。
そして、出来上がり!となって委員の皆で雑談をしていたころ…。
トイレに行っていたミユが戻ってくるなり「ムロ!ちょっと!」といい私を廊下に呼びました。
何事かと思い、行ってみると「今、Kが一人で教室に残ってるの。告白…してきなよ。」
というのです。Kはバスで学校に来ている為、部活後バス待ちの為に教室にいたみたいです。
急な事だったのですが、私は「うん…分かった。」といい一人Kの居る教室へ向かいました。
教室に入るとKは一人眠そうにしてこちらを向きました。
そして私は今まで出した事のないような勇気を振り絞り
「あの…K…私、Kの事、好きだから…。」
Kはバレンタインデーにプリンを渡した時の様にポカンとしていました。
私はどうもその場に居る事が出来なくなり、「じゃあね」と逃げる様にその場を去りました。
少しだけ、あっけなく想いが伝わった瞬間でした。
青春だねぇ…
597 :
ムロ:2005/08/07(日) 23:47:09
翌日は予定通り陸上大会が行われました。
でも、私はそれどころではなく…。
Kは計時係で、ずっとゴール付近でゴールする人のタイムを計っていました。
そして、具合の悪いことに私の席は…ゴールの目の前でした。
前を向けば常にKのいる状況は、告白直後の身にはとても辛かったです。
私はチョクチョク席を離れ、少しKを避ける様にしていました。
その内トイレに行きたくなった私は席を立ちトイレに向かいました。
ふと後ろを振り向くと、なんとKがいました。
Kから離れて来たのになんで…と私は少し急いでトイレへ行き席に戻りました。
戻ると、Mが待っていて、私に「ムロ、Kがねムロの事探してるよ。」と言いました。
だからさっき…となんとなく私は納得しました。
私からも動かなきゃいけないのかな…と思いはじめたとき、ふと近くを通ったKに目がいきました。
すると、Kもこちらを見ていて、目が合いました。
このまま反らすのも何かな、と思い、思い切って笑いかけてみると、意外な事にKも笑ってくれたのです。
私はこの瞬間、なんだかすごく幸せになり、「返事…いらないかもな…」と思う様になっていました。
…そのまま陸上大会は終わり、通常の学校生活が始まり、そしてゴールデンウィークが終わり…。
それでも、Kから返事は返って来ませんでした。
もうすぐラストマテルヨ
青春マテルヨ
マテマテマテール
601 :
ムロ:2005/08/08(月) 23:40:03
我慢出来なくなった私はある日の放課後、Kが一人になった時に思い切って話題をふってみました。
以下、再現です。
「K!」
「…何?」
「あの…さ、返事、どうなったかと思って。」
「…?」
「ほら、あたし、その告ったじゃん…」
「あ、あぁ…」
「うん…」
「実は、俺、あのとき寝ぼけてたんだよね。」
…Kはあの日、教室で寝ていて、私が入っていった物音で目覚め、ボーッとしている所に何か言われた記憶しかないようで…
だから、返事のしようもなかったようです。
それで納得のいくわけない私は、その場の勢いでもう一度、思いを伝えました。
「…あの!あたしKの事、本気で好きだから!」
「…ぁ、あー…うー…」
「…………K?」
「俺はさ…何を答えればいいの?」
まさかそんな展開予想していなかった私は、
「あー…だから、その、あたしと付き合って下さい!!」と更に付け足しました。
そしてKがゆっくりと口を開くと…
「ムロー!!!」
私とKの間からいきなり友達が飛び出してきました。
「い〜感じの所ゴメンね〜。はい!落とし物!!」
そういって彼女は私の鞄についていた筈のキーホルダーを差し出しました。
私とKがポカンとしていると、彼女は状況をさっしたのか、
「あ…えーと、もしかして、告り真っ最中…?」
私が少しだけ頷くと、「わっ!わ〜!!!ゴメン〜!!」とだけ言い彼女は去っていきました。
一体何だったのか…と渡されたキーホルダーを見て、もう一度Kを見ると
Kは何か言おうとして、ついに来たか…と思ったら
「わりぃ。バス来た。」と走り去っていきました。
彼の去った方向を見ると、確かにバスが彼を待っていました。
その場には一人、私だけが残されていました。
602 :
ムロ:2005/08/09(火) 00:12:12
それから一週間…Kから返事はありませんでした。
同じ過ちは繰り返さないと固く誓った私は、ある日Kの家に電話をかけました。
「もしもし」
「あ、もしもし…K?」
「誰…あ、ムロ?」
「うん」
「…」
「…」
「え、どうしたの」
「あの…今度こそ返事…聞きたくて。」
「あ、あー…」
次の瞬間、受話器から聞こえていたテレビの音が消えました。
「…うん。」
「……うん。」
「…ゴメンなさい。」
「あ、あー…今、フラれちゃったね。」
「そうだねぇ…」
「誰か…好きな子でもいる?」
「いや…そういうわけじゃないんだ…。」
「そっかぁ。うん。分かった。」
「…うん。」
「うん。じゃあね。バイバイ。」
「じゃぁ。」
電話を切ったあとの私は泣く事も何も出来ずにただボーッとしていました。
小さな恋物語に、終わりが来た瞬間でした。
603 :
ムロ:2005/08/09(火) 00:28:31
それからは、学校に行ってもKと話す機会は無く何とも言えない気持ちのまま毎日を過ごしていました。
その状況を変えてくれたのは、他でもない、Kでした。
Kの方から、私に笑いかけてくれました。
今まで通りのKの笑顔の中に見つけたのは、前と同じ、私の気持ちでした。
クラスが違うから、最近、Kと仲の良い女の子の事を聞いても太刀打ち出来なかったり、
今までの様に、Kのことを知ったり、私の事を知ってもらったり、それは無理かもしれません。
でも、それにめげないで頑張っていきたい。
Kが笑いかけてくれるなら、私にもまだきっと望みは残っていると信じたいのです。
来年Kは、自分の夢を追う為にこの街を離れ、遠く、到底届く事のない距離の高校へ進学します。
でも、それまでに残された時間はまだ、多く残っています。
残されたこの半年を、無駄にしたくない。
離れてしまう前に、もう一度、気持ちを伝えたい。
もう一度、恋物語を続ける為に、私は今も頑張っています。
604 :
ムロ:2005/08/09(火) 00:32:50
私の話はこれでおしまいです。
こんな話ですが、マテルヨと言って下さった皆さん、何も言わずとも暖かく見ていて下さった皆さん。
本当に、ありがとうございました。
また、素敵な物語が読めます様に。
そして、ここにいる皆さんに幸せが訪れます様に…。
ムロ乙!!!!
切ない…うるっときますたよ
。゚゚(/д`)゚゚。
またKとの物語が生まれたら、語りに来てね!!
残された時間、悔いの残らないように精一杯ガンガレ!!
応援シテルヨ!!!
ムロお疲れ様!!
なんだか自分の初恋を思い出しました。
ありがとう!!
あと半年、楽しく過ごせるといいね
ムロ乙
ガンバレヨ!! 心の奥で応援し続けるぞ!
ムロ切ない…ガンガレ!応援しとるYO!
皆さんに頼みがあるのですが。前スレの焔さんの話貼ってもらえませんでしょか?
もう一回読みたい!
あと
どうして私がダイエットしてるとき(・∀・)ニヤニヤみつめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
のフラッシュ貼っていただけたら感無量です。
マテルヨ
610 :
目下休暇中:2005/08/12(金) 12:57:44
当方29歳、同じ派遣会社から派遣された同じ職場の経理担当の39歳の女性を好きになりました。
しかしながら、よく彼女とは出勤途上でしゃべる事はありましたが(彼女は)既婚子持ちなので
告白するのを躊躇してしまいました。
>>610突然始めたなぁ…それは相談なのかい?それとも恋話?
612 :
ムロ:2005/08/12(金) 15:24:52
お久しぶりです。しばらく顔を出さずすみませんでした。
>>605>>606>>607>>608ありがとうございます。
やっぱり、ここで話す事が出来て良かったです。
卒業まで頑張って、恋物語を続けていきます!
卒業後、もしかしたらまた書き込みにくるかもしれません。
では…皆さんの暖かい言葉を胸に名無しに戻ります。
マテルヨ
ムロさんの話を聞いて泣いた漏れがいる。
いきなりですが相談します。
私の好きな人は元カレです。何回も別れて、何回もヨリを戻した、元カレです。
私が別れ話を出すとカレはいつも別れてくれて、そしてその後またカレの方から告白をしてくれてました。
でも、7月20日に別れた時はカレから「別れよう」って言ってきました。
私はカレに対して、「甘え」がありました。
「どうせ、私の所へ戻ってきてくれるだろう」って・・・。
でも、違いました。カレは同じクラスのRちゃんに告白をしてました。
私の「強がり」は行き場を失くし、戸惑っていました。カレは結局Rちゃんにフラれました。
私は今のカレの状況を知りません。でも、好きなんです。忘れられないんです・・・。
どうしたらいいですか?(自分勝手な相談ですいませんorz)
長文&駄文ですいません。質問は受け付けますので、相談に乗ってもらえませんか?お願いします。
>>614 ん〜すごい長文だなぁ。でも分かるな。忘れられない気持ち。
616 :
ムロ:2005/08/12(金) 16:36:28
>>613ありがとうございます。
私なんかの拙い話が、少しでも心震わせられたのかなぁ、と思うと嬉しいです。
>>614 相談板じゃないから他に行ってくれ
ってか空気嫁
>>617に同意
相談板にいった方がいいよ。
この板のどこを読んで相談しようと思ったの…
619 :
恋する名無しさん:2005/08/12(金) 21:07:57
初診者が!本当にもっと空気嫁
はいはいマテルヨ
マターリマテルヨ
マテルヨ
あんまりおもしろくないけど書いてもいいすかね
どんと来い
マテルヨ
それは俺が大学2年の時だった。
実家通いだった俺は毎日片道2時間かけて隣県の学校に通っていた。
冬のある寒い日の早朝、俺はいつものように眠い目をこすりながらホームで電車を待っていた。
寒さと眠気でイライラしながら線路を眺めていると突然、背後から声をかけられた。
「やだ、超久しぶり!」
振り向くとコートを着た色白の女の子が立っている。
「あれ?忘れちゃった?」
「…ひょっとして、M?」
化粧と年月のせいですぐにはわからなかったが、それは中学時代の同級生Mだった。
中学を卒業後、市外の高校へ進学した彼女。今は別の市にある病院で看護婦として
働いていて、前日たまたま用事で地元にいてこれから帰るところだと言う。
すいません落ちます。続きは明日書け次第上げます。
OK。マテルヨー
マテルヨ
629 :
625:2005/08/14(日) 00:00:30
続きです。
女は化けるとはよく言ったものだ。
中学時代くりくりのクセっ毛とぽっちゃりしたほっぺたが印象的な
どちらかというとあか抜けない女の子だった彼女は、今や少し化粧っ気のある細面に長い黒髪が
よく似合う美人になっていた。
俺の心拍数は上がった。
元々仲の良かった俺たちはすぐに時間を取り戻した。
中学時代の思い出話やお互いの近況などを話してはケタケタ笑った。
彼女の駅が近づいてきた時、
「これ、私のベル番。Kのも教えて?」
Mは自分のポケットベルの番号を書いてよこした。
俺は持ったばかりのポケットベルに感謝しながら、彼女に番号を渡した。
またね、と言いながら彼女は電車を降りていった。
その日から俺は彼女を表す3桁の数字からの着信を心待ちにするようになった。
リアル遭遇
マターリマテルヨ
631 :
625:2005/08/14(日) 00:35:06
彼女からのメッセージは頻繁に届いた。
他愛のないことがほとんどだったが通学途中に届く夜勤明けで眠いとか、授業中に届く
何してる?のメッセージが俺にはうれしかった。
学校とバイトだけの乾いた日々を送っていた俺が彼女に夢中になるのに
そう時間はかからなかった。
俺たちはたまに会うようになった。
彼女は車で1時間かかる病院の寮に住んでいた。
当時実家と学校の間にある都市でバイトしていた俺の帰宅は毎日10時過ぎだったが
彼女に会う日は深夜の国道をひた走った。疲れは感じなかった。
ポケベル!!
同世代!!
マテルヨ
633 :
625:2005/08/14(日) 01:15:02
彼女の部屋は一人にはちょっと広い個室だった。
そこで俺たちは夜中から朝までいろんなことを話した。
時には何も話さずただ時間だけが流れていくこともあった。
一緒にいるのに核心には触れない、そんなもどかしい関係がしばらく続いた。
やがて俺は友人を介してある女性と知りあい、つきあうことになる。
自分の気持ちをしっかり確認しないままのスタートだった。
愛情を全力でぶつけてくるタイプの彼女は四六時中好きだと言ってくれた。
俺も彼女が好き、と思いこもうとしていた。
彼女とはうまくやっていた。
だがずっと欲しかったバイクを手に入れた俺が向かったのはMの寮だった。
メットは2つ買ってあった。まっさらのタンデムシートにMを乗せて走った。
自分の気持ちがわからなかった。
マテールヨ
ツヅキマテールヨ
= プロローグ =
30半ば過ぎなおっさんが書いてもいいだろうか。
厨房だった故のウジウジした話
後悔と懺悔の記録です。
中学のとき仲の良い友達 Y がいて、
そいつが学校の吹奏楽部に所属していた。
俺は吹奏楽部に所属していたわけではないんだが
そいつはよく昼休みに音楽室にいて練習やらしていて、
俺もそいつと一緒に音楽室でくだらない話とかいろいろしていた。
その音楽室には、他にも吹奏楽部の連中もいて
彼女との出会いもそこだった。
彼女は1つ下の1年生。
はじめのころは、俺は何の意識もしていなかった。
彼女は他に2,3人ほどの女友達とつるんでいて
彼女らはYとよく話をしているので
必然的に俺もその仲に入っていた。
= プロローグ(その2) =
このころの俺は
同じ年代の女の子に対しては、
どうも小学校の延長的な
異性の友達という感覚しかなかった。
たまたま性別が女の友達。ただそれだけ。
エッチに対する興味は確かにあったかもしれんが
どうもエロ本や深夜の大人向け番組の隠れ見の影響からか
エッチ→大人の女性というイメージしかなかったので
同年代の女性にそういう感覚はなかった。
あってもスカートめくりをして
相手が困るのを見て楽しむような感じしかない。
このころは、女の子もブラジャーをしはじめているから
ブラジャーの線がブラウスの背中から透けているのを
指摘してからかうようなレベルだ。
ほほえましいね。
= プロローグ(その3) =
そんなお子様感覚でいたので
恋愛なんてものへの興味なんか何にも無かった。
もし、xxが好きということがあっても
それは、子供が「誰か好きな子がいるの〜」と聞かれて
はみかみながら「xxちゃんがちゅき♪」というような
レベルとあまり変わらない。
だから、その吹奏楽部の1つ下の女の子連中との間も
単なる友達という感覚しかない。
たまたま性別が女の友達だった。
強いて言えば、自分に弟も妹もいなかったので
年下だったから妹みたいな感覚だったのかもしれない。
女の子と話をすることに楽しいという感覚もあったが。
今思うと、この年の男はお子様で、
女の子は生理やら何やらで一足先に大人びていた
ように思う。
つづく、かもしれない。
639 :
625:2005/08/14(日) 13:05:48
すいません。PC落ちてました。
結局彼女とは1月と持たず、別れた。薄々感づいていたらしかった。
独り身に戻ったからといって、Mとの間に特別な進展はなかった。
次第に以前のように足繁く通うこともなくなり、ポケベルが携帯に変わっても
関係が深まることはなかった。
ほどなく3年になり、俺は学校の側に下宿することになった。
引っ越し前に彼女に会ったような気もするが、会っていないのかもしれない。
それでも1年くらいは携帯変更の知らせなどが届いた。
ある日何気なくかけたMの番号から流れたお決まりのメッセージで、彼女との関係が
切れたことを知った。
640 :
625:2005/08/14(日) 13:27:29
結局彼女との間には何もなかった。膨大な時間を一緒に過ごしながら、何も。
今思えば奥手にもほどがあると思うが、当時はそれが精一杯だった。
ただもし関係を持っていたら、彼女の見方が変わっていたかもしれない。
俺はそういう男なのかもしれない。そう思うと、あれで良かったのかなとも思う。
何もなかったから、彼女は今も胸の奥にいる。
川縁の夜桜を一緒に見た時の横顔も、海外一人旅の出発の朝アポなしで押しかけた時の驚いた顔も、
帰っておみやげの熊のぬいぐるみを渡したときのうれしそうな顔も、全部思い出せる。
少ない俺の経験の中で、彼女だけが今も鮮やかに。
あれから8年。さすがにもう結婚しているだろう。
会いたいとは思わないが、ありがとう、とは叶うなら言ってみたい。
長々ととりとめもない文ですいません。
読んでくれた皆さんに感謝します。
>>625 あ、すみません。かぶっちゃいましたね。
ところで、つづいてもいいですか?
おっさんカモン!
おことばに甘えて、カモンします。
= 手紙 =
彼女ら(K子とN子。他にもいたんだが名前が思えだせない)
と会う機会は昼休み以外にもあった。
男子トイレが1つ下のフロアにあって、
Yたちとよくツレションに出かける。
そのフロアでちょうど階段を下りたところに
彼女らの教室があって俺らがとおりかかるのを
待っているかのように彼女らはよくそこにいた。
いつからか、そこを通るときに
彼女らから手紙のようなものを
受け取ることが多くなった。
手紙に書いてあることは、たわいもないことだった。
・親や家族のこと…怒られただとか。
・先生とのこと…xx先生が嫌いとか。
・友達とのこと… xxとどこどこへ行ったとか。
・俺に対すること… 昨日の俺の態度がムカついただとか。
大体は、グチめいた話が多かったかな。
あとは俺に対する質問みたいのも多かった。
これ、今思うと
彼女らは授業中に書いていたんだな。
= 手紙(その2) =
手紙には一度も返事を書いたことが無い。
冷たいね。>当時の俺。
「なんで返事くれないの?」
と手紙で突っ込まれたこともあったが
それにも無視して、ただ手紙を受け取っていた。
今でこそこんな長文書いているが、
小学校以来、俺は作文が大の苦手だったし
女に書いた文章が残るということに
恥ずかしさを感じていた。からだと思う。
今思うと、一方向な交換日記みたいなものだった。
一方向だから交換じゃないか。
それに交換日記なんて今や死語だろうから
みんなわからんか。
= 手紙(その3) =
それでも、俺はこの手紙をすごく楽しみにしていた。
だからよく頻繁にトイレに行っていた。
用を足すためというより、手紙を楽しみに。
それで「トイレ近いね」と突っ込まれたこともあったが。
彼女らも、俺が返事を返さないのに手紙を続けていたのは、
きっと俺が楽しみにしていたのを感じていたのかも知れない。
手紙の内容は前にあげたこと以外にも
相談事みたいな内容もあって
彼女らから頼りにされている感じもした。
そこから妹的な感覚を覚えたのかも知れない。
= 手紙(その4) =
返事は一回も出した覚えは無い。
けど、何かむちゃくちゃ心配させるような内容があって
それでそのことで真剣に話をしたらしい。
俺も当時、そいつらよりも
1年長い人生経験があるだけなので
本当に相談とか解決とかにはならなかったけど
すごく心配をして真剣に話をした。らしい。
「らしい」というのは、
古いことなのでよく覚えていないということ以上に
当時ですら今ひとつ印象に残っていないのだが、
これが後々の伏線になるので彼女らからすれば、
「真剣に相談にのってくれた」ということだった「らしい」。
今日のコピペ終わり。
つづく、らしい?!…。
続きマテルヨ!
まってるぜおっさん。
625、お疲れさんでした!
支援、感謝。
というかお約束か。
先が長いから。
まだ核心にぜんぜんぶつかっていない。
なんせ話は高2の夏くらいまである。
今の話は、中2の夏〜秋くらいだから
残り3年分か…
こんな長編でいいのだろうか…
>>625 俺も本当に同じような経験ある!!
看護婦ってとこも一緒。
もの凄くのめり込んで読ませてもらいましたよ。
暑中見舞いか年賀状かで結婚のお知らせ来た時は、、、
ショボーン でした。
オッサン マテルヨ
おっさん マターリマテルヨ
支援感謝。
非常に長くなりそうなので
なんとか飽きられないように
エンターティメント性も忘れずに。
記憶を整理して、
フィクションは入れないように。
それでも、昔の話なんで
間違いや自分に都合のいい部分も
入ってしまうかもしれないが。
という努力はしますね。努力だけなら。
まあ、そんな目で読んでください。
というわけで、日にちも変わったので
続きます。
= グループ交際? =
彼女たち(Yも含めて)とは学校が休みの日も、
会っていることがあった。
たいていはYの家やK子の家だった。
土曜が多かったかな?
当時、土曜は半ドンで、そのままYやK子の家だったかも。
何をしていたんだろう。覚えていない…
黙々と漫画を読んでいたり、テレビを見たり
音楽を聴いたりかな。(当時オフコース全盛期だったな)
くだらない話をしていたり。
そんなこんなで、そのうち、必然的に
俺の家にみんながくることになった。
お袋は、俺が女の子を連れてきたことに
ものすごくうれしがっていた。
どういうわけかか、俺とYだけが俺の部屋にいて
女の子たちはリビングでお袋と駄弁っていた。
お袋によれば、なんでも俺がエッチでスケベだとか、
俺からすれば「ええ!?そんなことしたかよ」
ということを聞かされていたそうだ。
= グループ交際?(その2) =
お袋にしてみれば
「息子もやるじゃないか」
という感じだったみたいだ。
今思うと、年頃の俺が年頃なりの成長をしていることに
喜んでいたんだろうか。
それとも、年取った婆さんみたいに
息子以外の若い子と話ができたことがうれしかったんだろうか。
俺1人と彼女らと
スーパーのフードコートみたいなところで
駄弁ってたことがあったな。
なぜかしらねど、おれはおごらされていた。
どうしてそんな状況になったのかよく覚えていないんだが
Yも含めてどこかへ行くつもりがYがこなくて
そうなったような気もする。
だったら、なんかの策略だったのかもしれない。
そんな感じで、グループ交際(死語?)みたいな
感じな日々があった。
いや俺個人はグループ交際なんて
感じではいなかったんだけど
傍から見たらそんな状況だったろうな。
今回のコピペ終わり。
つづく、だろうな…。
- 次回予告 -
グループ交際のようなほんわかした付き合いの中
バレンタインデーを迎え、
俺は彼女らからチョコレートをもらう。
そして、悲劇のきっかけとなる、姉からのアドバイス…
次回、「バレンタイン」をお楽しみに。
楽しみにしてるぜ
おっさん、書き方がなんかおもろくてイイ!(>∀<)b
ちょっとだけサザエさんを思いだしましたw
マターリマテルヨ
= バレンタイン =
バレンタインデー。アフォなイベントだね。
みんな製菓会社の口車に乗せられている。
でもこのバレンタインデーが、
彼女らとの関係を変えるきっかけになる。
女の子連中とぶっきらぼうにでも仲良くしていた俺は
当然、もらえるという確信はあった。(いやな奴)
で、やっぱり彼女らからもらった。
= バレンタイン(その2) =
当時、お子様だった俺にすればバレンタインなんて
女から男へのプレゼント遊びみたいなものだ。
あと、もらったチョコレートの数を
男同士で自慢しあう場だった。
もらったチョコレートといえば、
ギフト用包み紙に入った
中身はバレンタインで無くても売っている普通のチョコ。
これが普通だと思っていたし、そのとおりだった。
だけど、その中に、1つだけ、
大きさが違う、明らかに、普段売っているような
ものとは違うチョコが混じっていた。
= バレンタイン(その3) =
それはN子からのだった。
しかも手紙までついている。
手紙は、普段から受け取っていたから
その延長だと思っていたが。
手紙の文面の一つ一つは覚えていないが
中を読むと、ラブラブな内容だ。
・好き。
・スケベだけど。やさしい。
・真剣に相談にのってくれて、頼りがいがいがある。
・笑顔が素敵。
という内容は覚えている。
のろけ&過去の栄光自慢だね。
言っておくがこのスケベっていうのは
本当に身に覚えがないんだが…
なんか本人は気がつかないが年頃ゆえの
スケベエロエロ光線ハァハァ
見たいのがあったんだろうか。
たぶんあったんだろうな。
多感な厨房だったんだ。許せ。
= バレンタイン(その4) =
今までバレンタインに女の子からチョコをもらったことが
無いわけではなが、義理チョコみたいなパターンばかりだった。
なんせ「プレゼント遊び」と思っていたから
悔しくもなんともなく、それが普通と思っていた。
そこに、こんな思いの入ったチョコレートを
受け取ったことが無くて、よくわからないでいた。
ふふふん、はぁ?てな感じ。
うれしいことはうれしいが、
この状況をどう受け取っていいかわからんで
「ふーん」って感じで誤魔化してかっこつけていた。
そんなに重く受け取っていなかったが、
年の離れた(当時20歳くらいか)姉に
その手紙が見つかり、読まれた。
= バレンタイン(その5) =
はじめは弟をからかう姉の顔が
みるみるマジになってきて
この子、本気だよ。ちゃんと本気に受け止めてあげな。
と、さとされた。
姉の普段みせないようなマジな顔から、
なにやら事の重大性に気がついた俺は
何度も読み返して、いろいろ考えていた。
読んでいるうちに何んだかN子の気持ちが
痛いほど伝わってきた。
今書きながら、当時のことを整理していると
事の重大性に気がつかせたこの姉が
諸悪の根源なような気がしてきた。
いや、逆恨みなんだけど。
姉ぐらいしか怒りのぶつけどころが無い。
いずれにせよ、姉のおかげで(せいで)
N子の気持ちを本気に受け止め、
N子のことが俺の中でだんだん大きくなっていった。
今も書きながら、
話がだんだん大きく長くなってきた気がするんだが。
今日のコピペ終わり。
つづく、かもしれない…。
あ、「本気」は、「マジ」と読んでね。
- 次回予告 -
N子からチョコを受けた俺は
N子のことを本気で考え始める。
だが厨房ゆえに、おバカな心理におちいった。
次回、「N子」をお楽しみに!
おっさんマテリュオ
668 :
610:2005/08/15(月) 15:43:09
610はあれでおしまいなのですか?
とりあえずおっさんマテルケド
おっさん
マターリ(・∀・)マテマス
>>610続くなら…
マテマス
ふー、だいぶ書き上げた。なんか書きながら鬱。
というわけで、つづき。
= N子 =
N子はめちゃくちゃ可愛い。
N子の写真は今も当時も持っていない。
学年が違うから卒業アルバムにもない。
だから今、確認することはできないんだが
それでも当時の印象は、
めちゃくちゃ可愛かった。
当時の俺の感情的なフィルターを
通った印象なのかもしれないが、
そんなことはどうでもいい。
俺がそう感じたんだ。
まつ毛が長くて目がキラキラした感じが印象的だった。
きゃしゃな体で、背も余り高くなかったな。
要するにお子様体型だね。中1だから当たり前か。
髪はストレート。短くも無ければ長くも無い。
周りの子は聖子ちゃんカット真っ只中。
成績は、あまりいいとは思えない。
ちょうどガンダムブームな時代で、
今でいう、ちょっとアニオタ的なところもあった。
= N子(その2) =
そのN子が俺のことを好きと言ってくれた。
ものすごくうれしい気分だった。
俺を好きな女の子がいる。
それもこんなに可愛い子がだ。
実をいうと、このときまで、
彼女が可愛いということに気がつかなかった。
なんせ、たまたま性別が女の友達、
年下のかばってやるべき性別が女の存在(≒妹)。
としか見ていなかったんだから。
その手紙をきっかけにN子に対する
恋愛的な感情が芽生え始めた。
好きと言われて好きになるというところか。
よくあるパターンだね。
= 処理不能な感情 =
今思うと、これが俺の恋心への
最初の一歩って奴か?
ちょっと、女に対する感覚が
変わった予感がする。
今まで女友達か妹の感覚が、恋愛の対象になった。
その恋愛感情が、子供が言う「好きな女の子」とは
明らかに違った感情だったのは今振り返ってもよくわかる。
ものすごく愛おしくて、胸がはちきれるような思いだった。
当時の俺は、この状況を
うまく頭の中で処理できなかった。
俺にとっては初めての恋愛感情だったんだろう。
恋人同士になるのは簡単だ。俺が
「付き合え」とか
「俺も好きだ」とか
言えばいい。もう向こうは好きだって言っているんだから。
断られるようなリスクは一切ない。
でもその後どうすればいいのかよくわからなかった。
もちろんお年頃ゆえキスをしたいとか
エッチな妄想やらもあったが、
そんなこと以上に不安な感覚がいっぱいだった。
= 処理不能な感情(その2) =
「女と付き合うなんてクラスメイトから、からかわれる」
「中学生で付き合うなんて早いんじゃないんか?」
「付き合うってどうすればいいんだ?」
「先生や親に怒られる」
「そんなの不良のすることだ」
今思うと子供だね。
これからどうすればいいかや
周りからどう思われるかの不安があった。
もう1つ、そんなことよりもっと大きな不安もあった。
変に先々のことを心配するクセがある俺は
「もし仮に付き合って行くと、彼女に俺の本当がわかってしまう。
そうなったら嫌われるんじゃないか?好きな人に嫌われたくない。」
という今考えるとわけのわからんことを。
バッカじゃないの?ということを
不安に思い真剣に恐れ始めた。
= 処理不能な感情(その3) =
彼女に本当の自分をどう思われるのかが
すごく不安だった。
といっても、別に知られて困るようなことも無いのだが、
単なる自分への自信のなさからそんな不安が強くあった。
そう思い出した。彼女が俺を好きになった理由に
「真剣に相談にのってくれて、頼りがいがいがある。」
というのがあったのだが、
これは正直、身に覚えが無い。
自分でも頼りがいがあるなんて認識もない。
これは、何かの彼女の勘違いだと思っていた。
「やさしい」というのもよくわからんかった。
俺、彼女らにすごいぶっきらぼうなのに。
だから、その勘違いに気がついたときに
N子に嫌われるという確信があった。
今思うとアフォだね。
好きならOKして、突っ走って、
その後がんばればいいだけなのにね。
当時厨房とはいえ
自分のバカアフォの記憶が蘇ってきて
ちょっと鬱なんだが。
今日のコピペ終わり。
がんばれば、つづく…。
- 次回予告 -
N子に告白された俺。
N子を好きになった俺。
彼女の気持ちに返事をしなければ…
次回、「返事」をお楽しみに!
つまんなかったら、やめるけど…
>>おっさん
いや、読んでて面白いですよ。楽しみにマテルヨ
679 :
恋する名無しさん:2005/08/16(火) 02:50:39
>>おっさん
何か次回予告がエヴァっぽいよW
680 :
610:2005/08/16(火) 10:04:50
>>669 敢えて申し上げるならば、「次の逢瀬は何時なのか?」というところでしょう。
エヴァってアニメのあれか?
俺、最近のアニメ知らんのよ。
この話にでてくるガンダムだって話知らんし。
ところどころ出てくるフレーズやキーワードはブームで知っていたが
俺にとってのアニメは最近見なくなった
タツノコプロで止まっているんだわ。
それじゃあ、つづきね。
= 返事 =
N子のことを考えるにつれて、N子の存在が自分の中で
とても大きくなっていくのを感じた。
N子が好きだ。
N子が愛おしい。
N子と仲良くなりたい。
N子と一緒にいたい。
N子の顔を見ていたい。
N子と話をしていたい。
エッチな妄想もあったかもしれんが、
まあそれは置いておく。
今の俺が、時空を超えているとはいえ、
中1の少女にエッチな妄想を思い出したら犯罪だ。
そんな思いと
N子と仲良くなって自分を知ったら嫌われる。
だからやめよう。
という気持ちがずーっと自分の中で対立していた。
N子が好きだという感情が大きくなるにつれて
N子に自分を知られたくないという感情も大きくなっていた。
ハァ?だね。
= 返事(その2) =
例のバレンタインの後から、
俺とN子の間はすごくギクシャクした感じだった。
いや、
N子との間というより、俺がギクシャクしていた。
そりゃそうだ。
自分の感情が、相反する2つの感情が、
作用に対する反作用みたいに同じだけ対立していた。
それをうまく処理できないでいた。
どうしていいのかわからなかった。
そんな状況で、N子との会話なんて成立しないし
顔もまともに見ることができないでいた。
N子からすれば、もう告白はした。
あとは返事を待つモードだったのだろう。
それ以来、トイレに行く途中に受け取っていた
N子からの手紙は途絶えた。
= 返事(その3) =
俺はあの告白に返事を
しなければならない状況だった。
でも、
受けると最後には嫌われる。
断れば、元の仲にさえなれない予感がした。
だから返事なんてできないでいた。
当然、彼女らの中では、俺が返事をしないで
N子との間がギクシャクしている様子は
知っているから、K子からは
「よくCまで行くとギクシャクするっていうけど、したの?」
今でもいうのかな?SEXのことを
ABCの段階で最後をあらわす
"C"という言い方をしていた。
と、苦しんでいる自分の神経を逆なでするようなことを
言われたことは覚えている。
このK子というのは、マセたガキだったな。
= 返事(その4) =
「N子と付き合うの?どうするの?!」
彼女らの中の誰か(すまん名前おもいだせん。仮にA子としておく)が
いつまでも返事をしない俺にしびれをきらして
俺に返事を迫ってきた。
俺は、「付き合う」と、
苦し紛れな
その場限りな
反射的な
返事をした。
返事をしたのは、
N子本人を目の前にしてでは無かったから
できたのだと思う。
だが、その迫ってきた子は、
「N子〜、付き合うって〜♪」
とN子の元へ飛んでいってしまった。
俺:「あ!?あ〜あっ…(汗)」
= 返事(その5) =
正直、俺は「しまった」という感じだった。
返事をしなければ、
少なくともN子が返事を待っている状況が続くのに
と勘違いしているね当時の俺。
普通に考えればそんなのいつまでも
続くはずないのに。
待っている間は、
俺を知って嫌いになるという結果も
もう元の仲ですら許されないという結果になることも
無かったのに。
形はどうであれ、
互いが互いを思っている両思いに。
それを互いが知っているという状況になった。
コピペ終わり。
つづく…?!
- 次回予告 -
人を通してでも、N子に返事をした俺。
ここから、俺らの関係が変わっていく…
次回、「変わったこと/変わらなかったこと」を
…楽しみ?
688 :
恋する名無しさん:2005/08/16(火) 10:44:47
待ってます!
さげ忘れました。すいません
「おっさん」さん初ノシ
マテルヨ
ひとつ発見。タイトルの付け方がエヴァっぽいんだと思うW
そうなのか?
エヴァって会社のアニオタ上司が
「最後予算切れで、動かないアニメになっていた」
という話を聞いたのしか知らん。
なんかひどいアニメだなという印象しかない。
内容もなにも知らんのよね。
ちょっと、つづけるね。
= 変わったこと/変わらなかったこと =
A子からの突っ込みで返事をしてしまった俺。
当然、A子からN子へ話しは伝わっている。
だから何か進展があってもいいんだが
N子との状況は変わらなかった…。
ずっと話をできないでいた。
彼女が返事を待っているのと変わらなかった。
だが、彼女らとの付き合いは、かわった。
昼休みに会うことも少なくなったし
話をすることも少なくなった。
N子以外から手紙を受け取ることはあったが
どれも、N子との仲のことが多かったような気がする。
・N子が悩んでいるだの、
・N子の誕生日だったのに何も無くてガッカリしてただの、
・N子が俺との間の子供の名前まで決めているだの。
(これ厨房でなかったら怖いね)
それでも俺は状況を変えられなかった。
= 変わったこと/変わらなかったこと(その2) =
一度、休みにK子とN子に呼び出されて
近くの公園で話をする機会があった
おれは
「いよいよ、この状況を変えなくては」
と覚悟を決めていたのだが
N子が公園にいた小さな子(幼稚園児くらい)に
「あのお兄さんにエロって言ってあげて」
とか言って、からかわれたことに腹をたてて帰ってしまった。
俺、そんなにエロだったのかな…
N子からすれば緊迫した雰囲気を切るための
いたずらだったのかも知れないが
俺は覚悟を決めて意気込んでいたところに
そんなことをされてしまったので
怒って帰ってしまった。
怒ったというより、帰れる口実にしたのかもしれん。
= 変わったこと/変わらなかったこと(その3) =
帰ったのだったらまだよかったかもしれない。
その後、彼女らは家に俺を呼びに行っていたらしい。
でもおれは家には戻らずどこかへ
行ってしまっていた。
その後、N子との間は、ますます気まずくなった。
グループ交際のような状況もなくなった。
N子との間の手紙も途絶えていた上に。
クラスも学年も違うN子との間に
もうつながりの場も見出せないでいた。
レベッカのフレンズという曲の詩に
「他人よりも遠く見えて」
というのがあったが、まさにそんな感じだった。
(当時は、まだその曲、発表されていないが)
ますます鬱なんだが、コピペ終わり。
つづく…かな?。
- 次回予告 -
N子とますます気まずくなった俺。
彼女とのつながりの場も見出せなくなてきた。
そんな中、俺は彼女とのつながりの場を模索する。
次回、「つながり」を
楽しみにしてくれ。
仕事へ行ってくる。また夜だね。
おっさんマテルヨ
マテマス
オッチャーン! まだかい?
遅くなってすまん。
ますますウジウジ度が上がるが
厨房の行動記録なので許せ。
では、つづきです。
= つながり =
俺がよくYと話をしていて
音楽室に遊びに行っていたものだから
音楽の先生から吹奏楽部に入らないか?
という誘いを受けた。
なんでも近々、卒業式があって
入退場時に演奏をするのだが
同じクラスの吹奏楽部部長(Yでは無い)が
退部したのでそのパートの穴埋めを
さがしていたらしい。
後でもでてくると思うが、吹奏楽部部長は
代々途中退部するのがならわしらしい。(うそ)
彼が途中退部する理由の現場を目撃しているんだが
それはストーリと無関係なので省略。
俺にとって楽器といばギターとリコーダぐらいしか
しか触ったことがない。
当時、ギターは色気づいた男子厨房の基本だ。
吹奏楽部でよく使うような
木管、金管楽器なんてさわったことがない。
だが、そのギター(エレキベース)でいいという。
= つながり(その2) =
俺からすれば気まずくなったN子との間の
かろうじてのつながりのような気がして
引き受けてしまった。
卒業式までの間ということで。
それからN子とは放課後の、
吹奏楽部の練習という中で
会うことになった。
会うといっても、
ただ、同じ空間にいるだけなんだが。
N子との会話はない。
= 同じ空間 =
卒業式も終わり、そして俺は3年生になった。
普通なら受験なんで部活を引退する方向なのだが
おれは今までやっていなかった部活を3年になって
初めて始めてしまった。
吹奏楽部に正式に入部してしまった。
パートはチューバ。
ちなみにN子はクラリネットだった。
それしかN子とのつながりや
同じ空間にいられる理由が
見つけられなかったから入部した。
状況は何も変わっていないのに。
でもこの変わらない状況を維持し続けるには
同じ空間にいる必要もあった。
俺はN子と同じ空間にいることに
変な満足感もあった。
入学式、体育祭、とイベントがあるたびに
演奏の機会もあり、N子と一緒に演奏という
共同作業をしていた。
それが俺にとってのN子との
デートだったのかもしれない。
(なんだそりゃ)
= 同じ空間(その2) =
コンクールへ向けて夏休みの間も練習をしていた。
N子と同じ空間にいられるから。
俺、受験生なのに何やっているんだろう…
とは言うものの、
この間は今思い返しても
充実していたような気がする。
今までみんなと同じ目標に向かって
努力するなんてことは一度もなかったし。
練習と平行して、受験勉強もしていた。
すごい充実感。
変に充実していたので、
N子との間でこの状況が継続するのも
よしとしていた。
みんなと練習をし、笑い、その中にN子もいた。
だからN子との関係も、
まるで付き合っているかのような
勘違いをしていた。
これじゃまるで
片思いな状況での満足感だな。
両思いなはずなのに。
= 同じ空間(その3) =
時間がたつにつれて
だんだん、ますます、
彼女の俺を好きという気持ちへの
確信も薄れてきた。
もうこんな俺のことが
嫌いになったのかもしれない。
だからますます、彼女との状況を
変えづらくなっていった。
練習のおかげで夏休みの間も
N子と同じ空間にいられた。
が、N子との同じ空間といえ、必ずだれかと一緒だ。
吹奏楽部には他にもメンバーがいる。
だから
みんなと同じ空間でその中にN子もいる
というのが正確なところだね。
つづく、かもしれない。
- 次回予告 -
どうにか、N子との同じ空間を共有できた俺。
そして、2人だけになる瞬間が訪れる。
そこで俺は現状を打破できるのか?
次回、「2人だけの廊下」
706 :
679:2005/08/17(水) 02:49:53
>>おっさん
おぉ!リアル遭遇W
エヴァっぽさが増してるしW
おそらく世代が一緒だ。おっさんの気持ちよく分かるよ
好きなのに、話したいくせにわざと冷たい態度。と言うか
気にもしてませんみたいなW 俺なんか今も変わらんよ(鬱
おっさんマテルヨ
いやぁ…
私、今がおっさんの話の年と同じ年なんで全然バカらしいとか思えないw
めちゃめちゃ入り込んでます。
マテマス
おやおや、こんな時間にこのスレ見ている人いるんだね。
マテルヨ 以上の感想が増えてきて。おっさん、ちょっと安心。
おっさんおっさん
マテルヨマテルヨ
早く早く
マターリ(´∀`)マテマショ
しかしおっちゃんは奥手だな…
今までの状況で俺2度は告ってるわ
マテルゼ
>>710 んなに急かしても、俺にも仕事がるんよ。
誰かに食わしてもらっているなら楽だけど、
おっさんは生きてくのに大変なのよ。
かきこは基本的に夜と思ってくれ。
マテルより感想たのむわ。
>>711 そ、マターリ頼むわ。
>>712 奥手?まあ厨房の話だからね。ゆるしくれ。
たぶんのこの先読むと4,5度と思うよ。
では、つづき。
= 2人だけの廊下 =
一度だけ、俺は、みんなと同じ空間ではなく
本当の意味でのN子と同じ空間にいたことがある。
みんなと一緒の空間に好きな子もいるというより、
好きな子と二人だけの空間のほうがいいと思うだろ?
ところが、こんな状況のまま二人きりになったら地獄だ。
夏休みの学校。他に誰もいない廊下で
N子とすれ違ったことがある。
本当の意味でのN子と同じ空間。
二人だけの空間になる瞬間。
すごい緊張した。
N子が向こうから来る。後を見ても他には誰もいない。
N子との間に他に曲がるような廊下もない。
もしすれ違うのを避けるのであれば
Uターンするしかない。
N子が来るからという理由で
Uターンするのもバカだ。
もしUターンしたら、
それは「お前が嫌いだ」というメッセージだ。
バカな俺でもそれくらいは直ぐ判断できた。
だから俺はそのままN子とすれ違った。< 結局、バカだ。
= 2人だけの廊下(その2) =
すれ違うとき、N子はものすごく悲しい顔をしていた。
= 2人だけの廊下(その3) =
N子のこのときの表情は
今でもすごく印象に残っている。
このとき、自分のおバカさ加減や
自分が好きな子と一緒になれないことへの
憤りなんてこと以上に、
彼女がどれだけ悲しい思いをしているのか
ということに気がついた。
そのときの彼女の心境が、
テレパシーで伝わってくるかのように
わかった。
と同時に好きな女に悲しい思いをさせている
自分が悔しかった。
その状況を変えられない自分が悔しかった。
悔しくても、変えるすべをしらないことで
よけい悔しかった。
= 2人だけの廊下(その4) =
俺は、その日、泣いた。
彼女がどれだけ悲し思いをしているのかと
その悲しさから守ってあげられない
自分の悔しさでグチャグチャだった。
俺が今でも男のクセに涙腺弱いのは
きっとこれがきっかけだ。
コンクールが終わり、夏休みが終わり
おれは受験モードになった。
吹奏学部の練習も顔出すことが
少なくなっていった。
もうN子とのつながりも、かなり薄くなった。
受験生の俺は
N子のことを考えると鬱になる。
だからN子のことを考えないようにしていた。
勉強にさわるから。
いい言い訳だ。
だが、そうでもしなければ、
俺の精神は平静を保てなかったんだろうな。
鬱レベル最高潮!で今日のコピペ終わり。
つづけることができるだろうか…。
鬱なんで、
今回は予告なしです。
たぶん、他のさまざまな出来事を
時系列ばらばらに無秩序に書きなぐる
だけかもしれません。ではでは。
お疲れ様です。
おっちゃん頑張れ! マターリでいいんだから続けて下さい。
二人だけの廊下と全く同じ状況、
で、N子ちゃんの立場に立った事があります。
私も多分N子ちゃんと一緒の心情だったと思う…
潰れそうってこういう事か…って思ってた。
でも、相手もおっさんみたいな心境だったのかなぁ…って思うと…
恋って難しいですね。
マターリマテマス
・゚・(ノД`)・゚・。
おっさんのような状況さえ体験したことのない
彼女いない歴=年齢の大学一年の
オレはこの板にいるべきじゃないのかもしれないけど
おっさんの状況にもし自分がおかれたら
たぶんおっさんの様にうまく対応できないんだろうと思う。
だからおっさんがんばってください!
それとおっさんの文おもしろいです。
失敗により学ぶ訳さガンガレ722
724 :
恋する名無しさん:2005/08/18(木) 21:17:53
この話は中学校の二年生の三学期の時の話、義務教育もラストスパートへ差し掛かろうとしていたそんな中オレはひとつ年下の女子に恋に落ちた。
その女子はバレー部でバスケ部のオレとは部活の練習場所が隣同士という小さな関係しかなかった、多分彼女はオレの名前すら知らないだろう、もともと恋愛経験の少ないオレからすれば声をかける度胸もない。でも彼女が隣で部活を頑張ってる姿を見るだけでそれなりに幸せを感じれた。
彼女への片思いを続けて二ヶ月が経とうとしていた。べつに恋の進展なんてなかったし、遠くから見てるような存在を続ける毎日。
しかし今日はバレンタイン、それは彼女からもらいたいという気持ちもあった、しかし彼女がオレに惚れるキッカケがない以上そんなことありえない。今日は部活がなかったため早めに学校を帰ろうとしていた、「先輩!!」後ろから同じバスケ部の後輩の声
「なに?」テストシーズン中もあり少しイライラ「ちょっと・・・」(おいおい、バレンタインの日に男から呼び出し?!)
「なんだよ、オレ急いでんの」
「これ・・・」後輩のいたずらそうな顔
それは綺麗に包まれていたバレンタインだった・・
「なんだよ、これ」
「しらない○○が渡してって」○○とはオレの好きな子の事
「○○が?!!?」そういうと後輩はなにも言わずに去っていった。
ちょっとまてよ?なんで彼女がオレに?
725 :
恋する名無しさん:2005/08/18(木) 21:18:39
726 :
724:2005/08/18(木) 21:36:17
次の日
いまだバレンタインの事を信じれずにいた、しかし帰りの靴のなか手紙が入ってた。○○から・・・
信じられない、でも現実。こうなったらやるしかない。付き合う条件は揃った
次の日
今日の部活の掃除係はオレ。さっさと終わらして部活へ行きたかった、しかしそんな考えなんてすぐ消えた。バレー部の掃除係も○○だったのだ。
掃除用具室で二人っきりになるもの無言だった。(話そうなにか話そう)
「あの、返事なんだけど・・・」
「返事いつでもいいです、べつに無理に考えなくてもいいですから。」
「いいんだけど・・・」
彼女は信じられないという顔をして、真っ赤になって下を向いた。
「ありがとう」
そういうと彼女は掃除用具室から出て行こうといた。
(だめだなにかしないと・・・)
「キスしよっか」
言ってしまった、とうとう言ったというか出てしまった、今まで無理に抑えていた気持ちだった。
気づけば唇を重ねていた。オレはすべての愛で受け止めた、もう少しこうしていたい気分。
バレンタインってこんな事が起こるものだったのか…
728 :
恋する名無しさん:2005/08/18(木) 21:40:55
出会った時、俺は15才の高校生で相手は20歳の専門学生だった。
知り合ったのはバイト先で、告白してフラれた。
初恋だった。
それでも俺等は仲良かった。
バイト先ではかなり有名なくらい仲良い友達になった。
あれから五年経った。
お互い社会人になって、何年かぶりに久しぶりに会った。
あの頃は俺が助手席にいたのに、今はあの人が助手席にいる。
海行ったりして話した。
久しぶりに会って実感した。
俺はまだこの人が好きだ。
たぶん、これからもずっと。
たとえお互い恋人がいても、
たとえじいちゃんばあちゃんになっても、ずっと俺はあの人が好きだと思う。
あの頃の俺はまだまだ青臭いガキで今考えれば確かにありえなかったと今は思う。
久しぶりに会ったあの人はちっとも変わってなかった。
俺の好きなあの人のままだった。
「○○はオトナになったよ、ちょっとだけ(笑)」
…この言葉を聞いて俺は分かった。
あの頃、まだガキだったから
今、社会人になった俺をあの人に見てほしかったんだ。
あの頃の俺じゃないって認めてほしかったんだ。
俺が手をつなぎたいって言ったら「いいよ」って手を出してきた。
「○○、まだ私のこと好きなんやろぉ〜(笑」
あの人は笑いながら言う。
うん。
たぶん一生好きだと思う。
でも、俺がいくらオトナになってもダメなんだろう。
いくら頑張ってもダメなんだろう。
つないだ手を離したくなかった。
泣きそうになった。
あの頃の気持ちを思い出した。
一生好きでいても一生報われないんだろう…
今まで付き合った誰とも違う。
あの人だけは違う。
もう忘れたつもりでいたのに、会えばダメだった。
あの人と楽しい事や嬉しい事を分かち合うことが出来なくても…
辛いこと悲しいことなら、いつでも話を聞くから
使い古された言葉だけど
「たとえ世界中のみんながあなたを嫌っても、僕だけはあなたを好きでいます」
ずっと好きでいます。
730 :
724:2005/08/18(木) 21:52:15
過去ですけど実話です泣 戻りたいです
732 :
724:2005/08/18(木) 21:58:18
続きは明日出版します。ww
泣きたい過去を思い出すのは疲れます
あらあら、かぶっているんだけど、まあいいか。
とりあえず、つづく。
他のさまざまな出来事を
時系列ばらばらに無秩序に書きなぐる
だけかもって言いましたが、やめた。
ストーリー的に不要そうなので。
= 2人片思い =
両思いというのは不正確だね。
互いが互いの気持ちを知っていて
2人とも片思い
というのが正確だ。
こんなアフォな状況って
作ろうと思ってもなかなか作れないぞw。
= 受験 =
ここから受験までの間、
本当に何も無かったかのように思い出せない。
たぶん何も無かったんだろう。
時系列から考えて
体育祭の入退場演奏くらいはあったかもしれん。
あとは卒業写真の撮影のために
3年生全員がグランドに出ていたときに
2年の教室からN子が覗き込んでいたのを
見かけたことぐらいは覚えているが。
受験のため、俺が通っていた学習塾に
K子も通っていたものだから
なんか学習塾での様子も
N子に筒抜けだったみたいだ。
俺は志望どおり(実はランク下げた)の
公立高校に余裕で合格した。
= 受験(その2) =
私立の結構ランク高いところ
俺にはそうとう無理したところも
合格したんだが男子校という理由だけで蹴ってしまった。
親の家業を継げるよう、
将来行くべき大学まで見通して
受験して合格したところまで蹴った。
男子校というだけで。
これ、合格したとき親は喜んでいたのに、
親戚一同も昔からの友達の親も当然、
家の家業からしてそこに行くんだろうと
思っていたらしい。
俺ってなんて親不孝なんだろう。
さらに言うと、俺は長男の末っ子なのに
家業をついでいない。
親や先生、友達からは、アフォ?といわれたが
女との会話の楽しさを知った俺は、
男だけの教室なんて考えられなかった。
やっぱり俺はスケベか。
共学ならN子も入学するかもしれない
という淡い期待もあったし。
(いまさら何、彼女に期待してるんだ)
ランク下げたのもそんなところだ。
ついでにダブれば同じクラスか!?
後々N子が行く高校を考えると
本当は、さらにランクを下げる
必要があったんだが。
ちなみこのスケベな選択が、
後々、N子との間の状況に
ケリをつける間接的な要因になったりする。
= 受験(その3) =
公立高校への受験には内申点
3年1,2学期の成績でしかも非受験科目のウエイトが高い
ということと、部員が少ない吹奏楽部に
3年になって入ってくれたという負い目からか
音楽の点数が甘めにつけられていた。
俺は別の個人的な理由で入ったのにね。
3年の先生方全員、
なんか俺を好意的に見守ってくれていた感じがする。
3年になって初めて始めた部活。
それも先生の進め(たのみ?)で始めたものだから
もし受験に影響があったら責任になりかねないところに
俺が受験と両立させていたことに対して
よくやっている的な目で見ていたのかもしれない。
今の俺もよく書き続けたな。
なので今日のコピペは終わり。
もうすこしなのでがんばってみます…
= 卒業 =
受験も終わった中学生。あとは
何もしないで卒業を待つだけの日々がつづく。
本当に暇だ。授業に関しても先生ですら
やる気がない。制度上、授業があるだけ。
期末試験もあるだけ。
3学期の期末試験なんて
問題からして試験になっていない。
あとは、不良グループ(今でいうDQN)みたいのが
進路決まらずに2次募集を受けているのか
受けさせられているのか。
卒業をまじかにして、みんなと別れる日が近づくにつれ
なにやら、まわりがラブラブになる奴がちらほら。
暇だしね。
みんな、今までいえなかった思いを、別れを前に
ぶちまけているんだろうか。
= 卒業(その2) =
実を言うと、このとき俺も、クラスの一人から
アプローチされたことがあった。
でも断った。
N子との間のことがあったから、
N子に負い目があったから
そんな気持ちにはとてもなれなかった。
俺、よく漫画のラブコメ主人公にあるような
優柔不断なわりには、
訳もなくモテモテだったんだな。
他にも運動部のもてそうなかっこいい奴
いっぱいいたのに。
あまりかっこよくなくて敷居が低くて
ちょうどよかったんだろうか。
いやきっと、俺以外みんなモテモテだったんだろう。
その年頃の女の子って、ホルモンと精神の
バランスが取れなくてラブラブなのだろうか?
ま、過去の栄光なんで、話半分で聞き流してくれ。
あまりに鬱なことばかり書いていたから
このくらいのことも書くのは許せ。
= 卒業(その3) =
卒業式の日。
俺を含めた3年生がいない
吹奏楽部の演奏での入場。
N子は何を考えてどういう気持ちで
演奏していたんだろうか。
N子のことを考えると鬱になる。
だからN子のことを考えないようにしていた。
勉強にさわるから。
という言い訳だったが、
もうその言い訳が無くても
それが普通だった。
そして、俺は卒業式という式典を
終えてしまった。
N子との間のことを放置したままで。
= 卒業(その4) =
卒業式を終えた俺は、学校の門の外
20mくらい離れた門が見えるところで
友達と駄弁っていた。
周りも卒業生同士でそんな光景だ。
中には、女の子が学ランの第二ボタンをもらうだの
ほほえましい光景もあった。
ちなみに、俺は誰からも求められてもいない。
そんな中、俺の姿を探すかのように
門の前できょろきょろするN子が見えた。
クラリネットを持ったままだった。
でも俺は何もしないで帰ってしまった。
卒業式、しゅう〜りょぉ〜〜〜〜。
今日のコピペもしゅう〜りょぉ〜〜〜〜。
でもまだ話はつづく…。
あ、なんか途中で、「つづく」をいれちゃったよw
いつも、次の日の分までかいてあるんだが
今日は2日分コピペしてしまったわw
2日分やったなら明日は休んじゃえば?
とか言ってみた。
読んでて切なくなっていく…
いままでの関係と卒業式に勇気を振り絞ったN子の事を考えると、
おっさんに殺意さえ覚える・・・
おったん!おまえってやつは…orz
>>745 >>746 性別わからんが、
女として許せんってとこ?
同じ男として情けねぇなお前は!ってとこ?
最初に言ったとおり、
懺悔と後悔のストーリなんよ。これ。
でつづく。
= 卒業、その後 =
卒業して、春休み。
俺はなぜかYの家にいた。
K子も一緒だった。N子がいたかどうか。
ちょっと思い出せないのだが
たしかいたような気がする。
俺らは、ウイスキーのコーラ割りをのんでいた。
不良だな。しかもお子様のアルコール入門コース。
少し酔いがまわりつつ
K子は「N子、引っ越すんだって」って俺に切り出した。
後でわかるのだが、
引っ越すなんて結果は無かった。(と思う)
たぶん、俺に切り出させるための
K子の作戦なのかもしれない。
それでも変わらん。
俺は何のアクションもしなった。
今これを書いていて
つくづく思うんだが、俺ってアフォ?
今まで、さまざまな作戦が用意されていたのに。
厨房だもんな。しゃあない。
とうとう、あのバレンタインの後、
俺とN子は、まともに会話をしなかった。
= 高校生活満喫 =
K子と会うのは、これが最後だったと思う。
あれ?!、OB面して高校1年のとき
中学へいったこともあったかな。
N子が吹奏楽部の部長になっていたのを
知っていたからたぶん行ったことがあったと思う。
中学を卒業して俺が高1、N子が中3。
これで勉強見てやるとかなんとかという形で
付き合うこともできた状況だ。
それより、俺はN子の呪縛から解き放たれ
高校生活を満喫していた。
= 片思いの終わり =
高校2年になって、男女共学だった公立高校で
おれにはN子とは違う、クラスメイトの彼女(C美)ができた。
さすがに、N子とのことで色々学んだ俺は
C美と完全に彼氏と彼女になれた。
私立の男子校を蹴った甲斐があった俺。
あまり好きではなかったんだが、
告られてほいほいOKした。
俺、こんなのばっか。
もうそこで、俺の中では
完全にN子との間のことは終わりにした。
彼女の告白をきっかけにした片思い。
その片思いを俺は、C美と付き合うことで終りにした。
C美には、N子との間のことも話した。
自分の歴史を語る上で、
欠かせないストーリーだったから。
= 片思いの終わり(その2) =
高校の学園祭。
俺は、C美と模擬店か何かの係りで
廊下にいた。そこになんとN子が現れた。
俺がどこの高校に行ったかも周知だから
学園祭がいつ行われるかも調べたんだろ。
俺: 「エ?! N子? ひさしぶり。どうした?遊びにきたのか!?」
N子:「うん!」
たしか、こんな会話。
俺の知らない子(たぶん、N子の高校での友達)
も一緒だった。
N子はすごい満面の笑顔で、
ものすごくはしゃいでいた感じが印象的だった。
最後に見たときから、全然変わっていなかった。
(≒成長していない)
会話は本当にこんなものだけだったのだが、
バレンタインのあの日以来
まともに言葉の双方向通信(=会話)になったのが、
この日が最初だったと思う。
不思議なもので、N子との間の気持ちを
終えるという形で整理できたとたんに
なんでもなかったように会話になった。
つづく…
なんとなく、今夜中に終わりを迎えそう。
あ、呪縛っていいかたはアレだね。
まるで彼女が悪いみたいな。
俺からすれば、まるで「まじない」で
身動きとれんような状況だったもので。
(いや自分のせいなんだけど)
今夜中にって言ったが、朝になっちった。
寝てたよ。今起きた。おはよう。
んじゃ、つづき。
= 片思いの終わり(その3) =
一瞬、C美が側にいることなんか忘れていたが。
このときC美のN子を見る顔がすごかった。
俺は女のこんな顔を見るのが最初で最後だ。
N子も何かただならぬ雰囲気を察してか
「じゃあまたね」とさっさと帰ってしまった。
俺は笑顔で、C美の顔からただなる雰囲気を察して
引きつりながらの笑顔で、手を振って見送った。
C美:「もしかして、今のがN子?」
俺: 「ん?うん…」
C美:「何あの子?!あのなれなれしい態度!(怒)」
俺: 「(ひゃぁ〜)」
C美:「ねぇどっか行こう。『またね』って言ってたよあの子(怒怒怒)」
俺: 「……」
強い怒りがC美の全身から放たれていた。
女の又心と書いて「怒」とよむ。
その実例を目の前で見た感じだった。
結局俺は、係りとしての勤めもあるからという言い訳で
N子をまっていた。C美も一緒だったが。
= 片思いの終わり(その4) =
N子はこなかった。
おそらく、N子にしても
C美が俺の彼女というのも察したろう。
女なんだから女の表情から本能的にわかるだろう。
混雑した学園祭中の廊下で気がつかなかったが、
もしかしたら、あの後も、俺を見ていたのかもしれない。
C美と一緒にいた俺を。
(自分に都合のいい勝手なストーリーだけど。)
N子が、もしまだ俺を思っていたのであれば
俺に対する片思いも、そこで終わったろう。
互いが互いへの、
気持ちがわかっている片思いが
双方とも終わった日だった。
これがN子をみた最後。
告白されてから最初で最後の、
短いけれどN子とのまともな会話だった。
= 片思いの終わり、その後 =
C美とはこの後別れた。
というか振られた。
何度か、吹奏楽部のOB会のようなものに
出席したこともあるがK子もN子も会っていない。
うわさによれば、K子もN子も
中3のときに吹奏楽部を途中退部したらしい。
何があったのかは知らない。
なんか荒れぎみだったのだろうか。
それとも、「部長は途中退部」の伝統か?
C美とのストーリーも続きがあるんだが、
まあそれはいずれ。いや、やめておこう。
あまりにも情けなさ過ぎて書けないな。
= エピローグ =
2年くらい前、yubitoma.or.jpでN子の名前を見つけた。
しっかり結婚していたよ。そりゃそうだ。
挨拶程度のメールを送ったが、帰ってこない。
最終ログインがすごい前だったので、見ていないな。
いまさら、連絡つけてどうするってのもあるし。
以上、30半ば過ぎのおっさんが経験した
恋愛ともいえない厨房時代のアフォバカな、
ウジウジした後悔と懺悔のストーリーでした。
ラブストーリーじゃなかったね。ラブ以前だし。
これで終わりです。
長々とごめんなさい。
中身スカスカなんだが
---------------------------
読んでくれた方々、
ありがとうございました。
- 終わり -
---------------------------
758 :
恋する名無しさん:2005/08/20(土) 07:32:04
女なんてっつか,愛だの恋だのバカみてって思つて,ただただ何となく出会う女おとしては捨ての繰り返し,ま〜一生こんなだろ思うし結婚願望も皆無やから10代んころから将来は孤独死覚悟!…のはずが
759 :
恋する名無しさん:2005/08/20(土) 07:40:52
…のはずが,何気ない,いつも通りの出会いで人格,思想,人生までも変わっちまうことってあるんやね!出会う女に例外なく最低最悪男とゆわれ続けた自身が,いっちゃんびっくり(O□O;)
760 :
右翼男児:2005/08/20(土) 08:07:54
===メロンに生き甲斐===
私は天皇陛下をこよなく愛する日本共産党員でございます。
私の初体験は東京都八王子市にございます「琴」と言う
お風呂屋ですませ現在に居たっております。
「欲しがりません素人は」をモットーに生は未経験の27歳であります。
こんな私でも一度だけ感動的な恋愛談がありまして、ここに話たいと思います。
いつものように八王子にあります「琴」という風呂屋に行った所、
私のお気に入りの「メロンちゃん」が4時間待ちだと係り員に言われ
少々気分を害した私は「おのれ菊の門にぶち込むぞ!」と言い放った所
小指の無い長州小力似の係り員にシバれ終了でございます。
その一軒以来、お店に出入り禁止となり「メロンちゃん」と永遠の別れ
になったのであります。
ここで一言「メロンちゃん・生でやる事・夢を見て」
ご清祥ありがとうございます。
なんか質が落ちたな…
オッサン オツカレー
ヨカッタヨ
763 :
右翼男児:2005/08/20(土) 08:55:50
>>762
ご声援ありがとうございます。
私は生を求めて3000里
日本共産党員
インキンタムシの27歳でございます。
くたばれ小泉・くたばれ公明党・夢見る中出し
日本共産党員
インキンタムシの27歳でございます。
ありがとうございます。ありがとうございます。
マニフェストは「欲しがりません素人は」
でございます。
>>右翼男児
邪魔だ うせろ
765 :
右翼男児:2005/08/20(土) 09:34:13
私は天皇陛下をこよなく愛する日本共産党員でございます。
私の初体験は東京都八王子市にございます「琴」と言う
お風呂屋ですませ現在に居たっております。
「欲しがりません素人は」をモットーに生は未経験の27歳であります。
近頃、男と女のつがいについて真剣に考えるようになり
「つがいと生のエトセトラ」の会を立ち上げ精進いたしております。
>>764 ご声援ありがとうございます。当選したあかつきには
「菊の門にぶち込んでやります。」まことにご声援ありがとうございます。
マニフェストは「欲しがりません素人は」でございます。
766 :
おっさんストーリー愛読者:2005/08/20(土) 19:33:14
おっさん最高゚(゚´Д`゚)゚。 切ない気持ちが最高にいいです。小説だしてください。。
おっさん。鬱になりながら頑張ったんだな、ご苦労様でした。
次はどんなstoryが…
マテルヨ
おっさん、良かったです。
若い恋って言うのはやっぱりいいですね。
女として、おっさんの気持ちについていけなかったりもしたけど、男心ってこういうもんか、と少し男が分かった気がしますw
いい話をありがとうございました。
では引き続き…
マテマス
つい最近終わった話でよければ・・・
皆さんのように泣けるような恋愛ではないんですけど。
カモーン
771 :
769:2005/08/21(日) 15:51:53
「Sちゃん、お別れをしようか。」
つい先日大好きだった人の手を自ら手放しました。
もう潮時だと思ってしまった。
そんな弱い女の話です。
772 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 15:54:34
ガンガレ〜マテルヨ
ガンガレ〜マテルヨ
774 :
769:2005/08/21(日) 16:12:39
出会いは去年の秋。
この時期私はバイト先で30目前のH姐と50過ぎのSの女の人と仲良くなりよく飲みに行っていました。
大学3年のあたしにとってはとても新鮮で楽しかった。
Sさんは私がバイトしているところとは別に掛け持ちのバイトをしていました。
事の始まりは、Sさんの掛け持ち先のバイト先にかっこいい人がいるとの事。
H姐はすぐに反応し、あたしも見てみたいと話したことがきっかけでした。
それならと言うことで、
10月の終わりに私の働いているバイト先UとSさんが掛け持ちしているバイト先Tで飲み会をすることになりました。
775 :
769:2005/08/21(日) 16:25:15
簡単に言えばプチ合コン。
私は友達になればがんがん話すのですが初対面の男の人と話すことは得意ではなく、話しかけられなければ話すことはしない。
だから合コンと言うものも好きではありませんでした。
だからその日はかっこいいと言われている人と夕飯と食べるために参加しました。
4対4での飲み会。
自己紹介をしてもなかなか覚えられない。
そんな中1番名前を覚えられなかった人がSでした。
776 :
769:2005/08/21(日) 16:26:49
SさんとSって紛らわしいですね。ごめんなさい。
でもあまりSさん登場しませんから許してください(苦笑)
777 :
769:2005/08/21(日) 16:44:38
けれど飲み会。
みんなとも仲良くなり、そろそろお開きの予感。
そうしたら、オールをしようとの声が。
しかし、女性人4人中2人は帰らなければならない。
あたしが帰ってしまったら女性はSさんだけになってしまう。
せっかくの飲み会なのにそれは申し訳ないということで、私もオールに参加しました。
もともと、ノリがいいのは大好きな私。
そのオールで初めてSと話しました。
Sは私の1つ上。某有名大学生で、某有名企業に就職が決まっていました。
私は別にそんなことはどうでも良かった。
だだ2人で話していて、酒の効果もあり
S:おまえ〜(私の頭をビシっと叩く)
私:いたい!
S:ごめんごめん(私の頭を撫でる)
私は今まで人に(特に男性)頭を撫でてもらったことがなかったので、
この時初めて私はSを意識しました。
だからと言って私は自分から連絡を聞くことはなく、向こうも聞いてこなかったので交換はすることなく、その日は終了。
私はもうこの飲み会はないと思っていました。
778 :
769:2005/08/21(日) 16:53:12
そんな12月のある日、またこないだのメンバーで飲み会をしよう!と誘いがありました。
いいよと返事した私。
私は次の日朝1限から授業があったのですが、結局その日も夜通しに参加。
そしてまたSと話すことができました。
私は来年から始まる就職活動に不安がありました。
Sと私はお互い文系同士。
すっかり仲良くもなり就活の相談にのってくれるとの事でこの時初めて連絡先を交換しました。
779 :
769:2005/08/21(日) 17:04:43
私は今まで、友達以上の想いを男性に持ったことが余りありませんでした。
あったとしてももうかなり前の話。
しかし、Sのノリの良さや2人で話しているときは楽しくて
いつの間にか久しぶりに「友達以上恋人未満」の感情が私にできました。
それを知った友達は私に「メールしなよ!」と応援しすぎと言うくらいされました。
私は授業やバイトがあり、朝起きて夜寝る生活。
Sは大学もなく、卒業を迎えるだけなのでバイトの後飲み会とかで夕方起きて朝寝る生活。
でもお互いメールしたら返信し合ってたので、時間は合いませんでしたが毎日のように続いてました。
いつしかあたしはSのことを「兄さん」と呼ぶようになりました。
そして今度2人で遊びに行こうということになりました。
780 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 17:06:55
遊びは相手から誘われたの?
781 :
769:2005/08/21(日) 17:17:36
新年迎えて最初の土曜日・・・だったかな。
都内に2人で映画を見に行きました。2人で洋服見たりもして楽しかった。
2人で飲もうと言う話をしていて、H姐も呼ぼうという事になり、H姐含め3人で飲むことになりました。
Sがトイレに行った時、
H姐は「あんたたちどーなってるの?」と興味心身に聞くばかりでした。
実は私とH姐はよく2人で飲みに行く仲になっていました。
私とSとの事をみんなで飲んだ飲み会から知っていて、前々から「付き合えばいいのに、それくらい自然に見える」と言われていました。
しかし私は「どーにもなってないよ。」こう言うしかありませんでした。
その日は終電前に帰り、
「また遊ぼう」とメールが来ました。
とても嬉しかったなぁ。
782 :
769:2005/08/21(日) 17:19:12
783 :
769:2005/08/21(日) 17:29:25
次に2人で遊んだのは1ヵ月後。
また映画に行きました。お互い映画好きだったからかもしれません。
そしてその日の帰り道、電車が別々と言うこともあり、別れようとしたその時
S:あのさ
私:ん?
S:・・・好きなんですが、俺と付き合ってくれませんか?
私:・・・・・・えっ、えっ、え!!
S:・・・
私:えー・・・いいよ。
S:ほんと?!
私:こんな私でよかったら♪
S:やったー!
こんな感じで付き合いが始まりました。
Sは嬉しかったのか私に抱きつき、ほっぺにキスをしました。
2月の上旬。
寒かったのに熱くなったなぁ。
784 :
769:2005/08/21(日) 17:43:41
今思えば一番思い出に残ることがあったのが付き合って最初の2,3ヶ月だったかもしれません。
言い忘れましたが、お互いの地元は車で約15分の距離。
よく車で私の家の裏まで迎えに来てくれては遊びに行ってました。
1番の思い出は帰り道、私たちの近くの海に行った時のことです。
S:ここ降りれたらなー
私:ここ降りれるんだよ
S:え・・ほんと?どこから?
私:えっと・・ここ、ここ。ほら!
夜でしたが防波堤に行き、話をしていました。
そして軽くキスをし、お互いに抱きしめあいました。
「今度はここに2人で日の出を見にこよう」
そんなことを行ったのはSでした。
しかし、2月は就活が始まった時期。
平日はあまり会えませんでした。
Sは前の彼女を就活に集中しすぎて別れてしまったらしく、
「会えないのこんな気持ちなんだー」
とぼやいていました。
785 :
769:2005/08/21(日) 19:05:07
付き合うことになった時、
S:兄さんだけはやめてくれ
私:なんて呼べばいいの??
S:好きに呼んでいいよ
私:えー・・・
S:呼び捨てでも・・・ちゃん付けでも。
私:んー・・・じゃぁ、Sちゃんでいい??
今まで兄さんと呼んでいた手前、呼び捨ては恥ずかしくて言えなかった。
それから私はSちゃんと呼ぶようになりました。
付き合い始めの頃Sはよく私にちょっかいを出してきました。
しかし恥ずかしく、
私:セクハラ!!
S:違う!!スキンシップ!!
そんなやり取りをしていました。
そんな私達が初めて関係を持ったのは付き合って1ヵ月後。
全てが終わり2人でのんびりしている時、ぎゅっと抱きしめ頭を優しく撫でてくれたことは今でも忘れない。
786 :
769:2005/08/21(日) 19:22:30
季節はすっかり初夏。
4月から新社会人として働いていたSはGWに長期の休みが取れたとか自慢をしてきました。
しかし、研修中でもあり勉強もしなければならない。
5月のGW中の土曜日に映画を見に行く約束を前からしていました。
私は楽しみにしていましたが、毎晩友達と飲んでいて「勉強しなくちゃいけない」と映画の話をドタキャンされました。
Sは時間にルーズで、待ち合わせに間に合ったことはありません。
30分は必ず遅れます。
でも今まではしょうがないとしてきました。
しかし、今回は許せなかった。
何で友達と飲んで払いきれなくなった勉強のツケを私が払われなきゃならないんだろう??
言い合いになり話も平行線で、結局はその日のデートはなくなりました。
GWは1回しか会えませんでした。
そして次に会った時はあたしに
「会社が何を言ってくるか分からないから会えることを期待しないで。」
と言いました。
今思えばこの頃から私達はすれ違っていたのかもしれません。
787 :
769:2005/08/21(日) 19:33:08
学生と新社会人と付き合うのは大変と言う話を友達から聞いていました。
大変と言うより会えない。
Sはとても真面目な人でした。言い換えれば真面目すぎ。
私はそれを知っていた。
だからあまり無理はして欲しくなかった。
会えるのは土日。しかし、勉強があるとの事で会えるのは2週間に1回。
新社会人になって会えたのは月に2〜3回でした。
研修所は遠くて寮に入っていたし、あたしも就活が会って忙しかった。
会えない事に不満を持ったこともあった。
でもこの頃は自分で一杯一杯だった。
せめてたまに会えた日は楽しく過ごしたい。
私の本心だった。
788 :
769:2005/08/21(日) 19:45:19
5月終わりから6月半ばにかけてが一番辛い時期でした。
私は自分の希望していたところはGW明けからでした。
しかし自分の希望していた業界を含め選考していたところが、一回全て手元からなくなってしまった。
わたしが人生は甘くないと痛感した時期でもありました。
でも切り替えの早い私は頑張ろうと1から出直し。
この頃、Sは配属先が決まる直前でした。
全国勤務で転勤が当たり前の業界だったので、お互い地方に飛ばされると思っていました。
しかし、配属が決まる日になっても連絡が来ない。
「噂で」と言っていたので未だかなと思い待っていても来ない。
仕方なく私から聞いたら、決まったよとのこと。
「どうして教えてくれなかったの??」と聞いたら「何で聞いてこなかったの??」と来る始末。
結局第一希望の地域に配属されたんですが、私の不満は溜まる一方でした。
この頃から、友達にSへの愚痴を聞いてもらうことがかなり増えたのは言うまでもありません。
789 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 20:54:49
769さんうざいです、、おっさんのマネやめてね
790 :
769:2005/08/21(日) 21:04:45
>>789 そんなつもりなかったんですが・・・
気をつけます。
791 :
769:2005/08/21(日) 21:12:22
私はいつからか不満を言わなくなっていました。
もともと溜め込む性格で、私の改善点でもありました。
しかしなかなか会えない、連絡しても返信来ない、向こうから連絡は来ない。
そんな生活に慣れてしまっていました。
Sが現場に行ってからそれはエスカレートしたと思います。
次第に私の中で「この人は私のこと好きなのかな」と思うようになりました。
792 :
769:2005/08/21(日) 21:20:33
「忙しくても会いたいなら会おうとする。」
これは以前母と話していたときに聴いた言葉でした。
3週間会えなかった事が多くなり、「好きじゃないんではないか?」不安を抱えた私は小さな賭けに出ました。
次の日、会う約束をしていて「明日どーするの?」というメールを送っていました。
しかし、その後に「やっぱり明日会うのやめない?」と送りました。
私が今まで会うことをキャンセルしたことは1度もありませんでした。
どんな反応が返ってくるか、私はその反応を見ようと思いました。
「今仕事中だからまた後で連絡する。」
そう返ってきたので待つことにしました。
793 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 21:22:49
679さんうざくないよ!
馬鹿はほっといてどんどん書いて!!
私は見守ってるよ☆
794 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 21:23:39
まちがえたw
769だったw
795 :
769:2005/08/21(日) 21:30:30
「会えるの無理なら無理でしょうがないね。」
返ってきた言葉はこれでした。
私は「無理じゃないんだ。また以前のように突然会えなくなるのがイヤだったんだ。」と返しました。
「そーだったんだ。無理だと思って予定入れちゃったよ。」
そう返ってきました。
私はこの時もうこの人は私に会いたいと思っていないと思いました。
入れてしまった予定を変えるのは悪いので「じゃ、そっちに行きなよ」と送った後に私は「ちょっと距離をおいてみませんか?」と送りました。
前々から考えてはいましたが、言葉にしたのは初めてでした。
返ってきた言葉は「わかった」だけでした。
796 :
769:2005/08/21(日) 21:40:50
私はいきなり距離を置こうと言われたら少なからず「何で??」と思うと思います。
しかしSは受け入れただけでした。
私は家の外にでてSに電話しました。
私:もしもし?
S:ん?
私:なにこれ?
S:は?
私:なんであっさり認めちゃうの?!
S:は?なんでお前が切れてるの?俺はお前が言ったから答えただけだよ。なのにお前が怒るのはおかしくない??
この時私はこの人は私と一緒にいたいと思ってはいない。と思いました。
そう思ったら今までイライラしていた気分が落ち着きやけに冷静になりました。
そして私が話を切り出しました。
私:Sちゃんさぁ・・・私のこと好きじゃないでしょう??
797 :
ガード:2005/08/21(日) 21:52:11
俺(N)、21歳大学生。彼女A子、20歳社会人と現在同棲中。
毎年夏休み返上でライフガードをやっている。今年もその時期がやってきた。
7月の始め、俺は学校があったため土日だけ出勤していた。
こんな生活ももう3年目いい加減夏休み返上の苦痛にも慣れ、極普通の毎日を送っていた。
そんなある日、大学の友達の家に遊びに行った日、同じライフガードの友達(Y)がいた。
いつも道理家主の友達が授業で留守にしていたのでカップラーメンを食べ、適当に暇つぶしをしていると
Y「そういえばこの前B子ちゃんがお前に会いたいって言ってたぞ。」
と一言。俺の中でB子という名前を探してみるが誰だか思い出せない。
俺「B子って誰?」
と聞き返すとYは呆れた顔で
Y「去年散々かわいいって言ってたじゃねえかよ!忘れたふりなんかすんな!」
と叫んだ。しかし全く思い出せない。
俺「いや、まじでわかんねぇんだって。」
と答えると俺の発言は無視され
Y「昨日ガードやってたらB子ちゃんに会ったぜ。1年前に比べたら全然かわいくなってたぞ。」
Y「しかも今、海の家で手伝いしてるから今度話してみろよ!」
Y「B子ちゃんお前のこと好きだって言ってたぜ!!」
と言った。しかしそれでも思い出せずYにはバカにされたままこの話題は終わり
しばらくしてB子のことを思い出そうとしながら俺は家に帰った。
家に着くと彼女が先に帰っていたらしく夕飯の支度をしていた。
もちろんB子のことは一切口にせずいつも道理の夜を過ごしてその日は終わった。
798 :
769:2005/08/21(日) 21:53:26
S:・・・なんでそう思うの??
私:最近ずっと考えていたからさ。
S:・・・そうなんだ・・・
私:そうでしょう??
沈黙の後Sが話してくれたのは仕事が忙しくて私のことは分からないと言うことでした。
仕事が一杯一杯で、私に会えないし申し訳ないと。
そんな事を何度も言っていました。
途中私が「忙しいのは知ってる。だから何も言わなかった。」と言っても黙るだけでした。
私:そっか〜・・・じゃ、距離をおこうか。
私は距離を置いたら自然消滅することは目に見えてると思っていました。
前回の経験上、そんな曖昧な関係だけは避けたかった。
だから本心では距離は置きたくはなかった。
しかし、
S:そのほうがお互いのいい部分とか見えるだろうし、距離を置いたほうが良いかもね。
私はこの言葉はSが自分に言い聞かせてるとしか思えませんでした。
ちょっとムッとして
私:どんなに忙しくても会いたいと思ったら会おうとするんだよ?!
S:・・・・・・・・・・・・
私:・・そうでしょう??
長い沈黙を破ったのはSでした。
799 :
769:2005/08/21(日) 22:01:14
Sは本心を話してくれました。
実は私に対して恋愛感情がなかった時期があったと。
しかし、自分が就活中に振られて辛い思いをしたから、私にはそうなって欲しくはない、就活に専念して欲しいということでその気持ちを隠していた時期があったと。
私:今はそうじゃないの??
S:今はわからない。仕事が忙しいから・・・
私はもうこれの繰り返しだと、潮時だなと思いました。
私:Sちゃんさぁ・・お別れをしようか。
S:え?
私:私が振ってあげる。
S:え、あ、
私:ばいばい。
ガチャ。
電話かかってくるかな?と思いましたが、かかってくることはありませんでした。
私達は終わりました。
800 :
769:2005/08/21(日) 22:17:18
Sちゃん。
理不尽な切り方をしてごめんなさい。
あの時のあたしにはこれが一杯一杯でした。
あなたは「いいとこが見えると思う」って言ったけど、
私は見込みがないと思ってしまった。
話を切り出したのも別れを告げたのも私ですがあなたの事は大好きでした。
気持ちを隠していたこと。
話を聞いてるときは一番落ち込みましたが、今は感謝をしています。
怖くて聞けませんでしたが、たぶん貴方がそう思っていた時期は5・6・7月。
私にとっては一番辛い時期でした。
その時期に貴方に告白されて活動できるほど私は強くない。
実は別れ話をする前、私は貴方と行った海に行ってきました。
「2人で日の出を見よう」と言ったのを覚えてますか??
落ち込む事があると私はあの場所に行きます。
私のお気に入りの場所です。
相変わらず景色は綺麗でしたよ?
忙しくても会いたいのなら会おうとする。
これは本当だと思います。
だからあの時沈黙だったんじゃない?
貴方にも忙しさを忘れさせるくらい会いたいと思える人が現れるはずです。
私がその人になりたかったな。
この季節が終われば貴方に会った季節になります。
付き合って半年と半月。
周りからは批判の多い貴方でしたが、私は貴方に会えてよかったと思います。
もし、偶然会うことがあったら・・笑えるようになりたいな。
801 :
769:2005/08/21(日) 22:20:56
最後ですが、皆さん長々とお付き合いありがとうございました。
駄文で思い出しながら感情に任せて書いたので見づらいと思います。
皆さんが綺麗な文章で書いていること尊敬します。
それでは次の人に・・・
マテルヨ
最近このスレで泣く事が増えた気がする。
769さん。…涙で見づらくなっています。お疲れ様でした。
マテルヨ
803 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 22:45:11
まじ感動する!!泣いた!!
769さんありがとう!!
おっさんの話も最高!!
恋愛経験少ない私が言える立場じゃないけど、
おっさんや769さんはすっごいいい恋愛をしてるよ。
自分の次のステップのためになってる恋愛をしているよ!
これからもがんばって笑顔で会えるといいね!
わたしもいい恋愛をしたい・・・←できるのか?w
804 :
恋する名無しさん:2005/08/21(日) 22:46:39
ガードさんの話も楽しみなんだけど。。。。w
マテルヨ
805 :
ガード:2005/08/21(日) 23:18:17
数日後の土曜日、「B子って誰だ?」と言う疑問を残したまま俺は海へと向かって単車を運転していた。
海に着いて、監視所に入るとそこにはYとSがいた。
この二人、見た目はチャラけているがキャプテンと副キャプテンである。
今日も普段道理、監視台とレスキューボードを浜に下ろし監視所に戻ると
Y「おいN(俺)!B子ちゃんいたぞ!!」
と言われた。この話、とっくにガード仲間には知れ渡っていたらしくSが
S「N、行って話しして来いよ!」
と追い討ちをかける。正直俺の中ではB子の『好きだよ発言』しか頭になく、
どこか恥ずかしげに
俺「やだよ、それに今はさ!仕事中じゃん?」
と流すとYとSが
S「行って来いって!ほんとにかわいくなってるから!」
Y「じゃあ俺らが時間作ってやるから後で話して来いよ。」
と言い、勝手に話しに行くことを決められてしまった。
一方B子は朝から海の家の入り口で浮き輪の貸し出し係をやっていた。
まだ7月の頭ということもあり客足はイマイチらしく暇そうにイスに座っていた。
数時間後、話しに行くことになった。
Y「よし!行って来い!」
するとなぜか監視所にいなければいけないはずのSまで浜に下りてきて
S「大丈夫だって!お前のこと好きって言ってんだから気軽に話して来い!」
と茶化す。さらに追い討ちをかけるようにYが
Y「携帯聞いて来いよ!」
と一言言った。
806 :
ガード:2005/08/21(日) 23:19:11
俺はB子のことを思い出せないままB子の元へと向かった。
俺「久しぶり〜。」
顔を見た瞬間、
B子、確か近所に住む中学3年(去年)、友達とたまに海に遊びに来てたな。
ということを思い出せた。
確かに去年より大人びた顔立ちになっていた。
B子「久しぶりだね!元気だった?」
というお決まりの会話から始まり雑談をして10分位で話を終えてY達の元へ帰った。
Y「どうだった?」
といきなり聞かれ
俺「まぁ雑談程度で終わらせてきた。」
と答えると
S「はぁ!?それだけ?携帯は聞かなかったのかよ!?」
とSが言った。
俺「別によくない?つかいきなり携帯教えて、は気まずいって。」
と言い払ったら
Y「だからお前のこと好きだって言ってんだから平気だって!」
Y「もう一回行って聞いて来い!」
と言われたが
俺「どうせ口だけだって!高1なんて若い子が俺に興味持つわけないじゃん!」
続けて発言しようとしたがSが
S「え?B子ちゃんまだ中3だぞ?」
と言った。俺が勘違いしていたらしい。海の家で手伝いをしているから高1だと思い込んでいた。
勘違いはさておき気を取り直して、
俺「しかも俺よりもYとSの方が女の子ウケいいし。」
(男の目線で見る限りガードのメンバー10人の中でYはルックスが一番良く、
次にS、3番が新人のT、4番目に大学の友達のM…俺はいいとこ5〜7番目位のルックスだ。)
俺「お前らの言うことなんか絶対信じねぇよ。」
とかたくなに否定した。するとYが
Y「じゃあ聞いてきてやるよ!なんで俺よりお前なのかってな。」
と言い残しB子の元へ向かった。
3分位経ってYが戻ってきた。
Y「俺はタイプじゃないんだってよ…」
と一言。それを聞いた瞬間はかなりの優越感を味わった。
Y「Y君はタイプじゃない。N君はかっこいいし優しいから好き。だってさ。」
と言った。俺の中でB子の『N君のこと好きだよ発言』は確信に変わった。
S「じゃあ携帯聞いて来いよ。」
とSが言ったので間髪入れずに
俺「まだ早い。やだ。」
と答えた。結局その日はB子の携帯を聞かずにガードの仕事も何事もなく無事終わった。
しかし、俺は『好きだよ発言』が確信に変わりまだ中学3年のB子を少し意識してしまった。
(確かにかわいい…)と思いながら帰り、家に着くなり疲れて寝てしまった。
807 :
ガード:2005/08/21(日) 23:38:27
今日は勝手ながらこの辺で終わりにします。
読んで下さった方々、また書き込みますのでそのときはまたお願いします。
不定期になりがちですがご勘弁を…
>>769 辛くても、女性からそのような行動に出れるのは
769さんが素敵な女性なんだろうな。と思わせます
男の短所を知ってもなお好きでいられる程の想いは素晴らしいと思います
頑張ってください!!
809 :
769:2005/08/22(月) 00:04:00
>>802,803
ありがとうございます(^^)
泣けるような内容であったとは・・・
実はこの話、ここ1週間の話だったり(苦笑)
賭けに出た後、1人で海に行って覚悟をある程度したんですが、やはり1、2日は辛かったですね。
ここ数年ぶりに声上げて泣きました。
803さん
大丈夫ですよ、私も恋愛経験乏しいですから(苦笑)
傷心中ですが、今は前を向いて歩いています。
お互い頑張りましょう!
マテルヨ
自分勝手で悪いけど、誰かが
話を書いてるときは、他の人が話を書かないようにするのはどうですか?
見てる側としては話がごっちゃになって見にくいので・・・・
良スレを汚し気味スマン
>>810 確かに見るがわからしたらそうなってしまうけど
書く側が意を決して書こうとしたときにかぶってしまったら(たとえばほぼ同時とかね)
せっかくのいい話も聞けなくなってしまうかもしれない(気の弱い人だったら物怖じして書けなくなる場合だってある)
だから、そこは他人を尊重するという個人の意思に任せていいんジャマイカ?
俺も話書いた経験上意見させて。久しぶりにカキコ
確かに自分が書いてる途中で誰かが書き始めると「おっと…どうしよう…」と思うけど、書いてる人の気持ちわかるから
待つしかないと思ったよ…でその人が書き終わってからまた書き始めたよ
まぁ3人も4人も話す人いたらめちゃくちゃになっちゃうけど…
このスレの性質上長文になるしね…途中参加もある程度仕方ないかと…
書いてる方はいつもドキドキしてるからみんなどちらも応援してほしい…
もし混乱しそうな時は大人な誰か収拾つけてあげて
769とガードはうまくいった例だと思うよ
813 :
恋する名無しさん:2005/08/22(月) 07:59:06
>>812 じゃあ、いまはガードさんの話一本ってことでw
>>769さん!!803だけど一緒に本当に頑張りましょう!!
いま大好きな人がいて片思い中です!w
769さんも今は傷ついているだろうけどそれを乗り越えれば、
もっともーーーーっといい恋愛ができるとおもう!!
sageてマテルヨ
↑了解!!(▼▼ゞ)
ガード氏支援
818 :
ガード:2005/08/23(火) 00:54:59
次の日、日曜日、B子は昨日に引き続き入り口で浮き輪の貸し出し係をしていた。
俺は朝からB子の存在には気づいていたので多少意識してしまっていた。
もちろんB子の存在にYとSが気づかないはずもなく昨日のように茶化してきた。
S「今日もB子ちゃんいるじゃん!今日こそ携帯聞けよ。」
Y「聞いとけって!それが俺らのためになるんだからな!」
と言って来た。Yにいたってはもう意味もわからなかった。
その言葉を無視し、午前中はB子を意識してもできるだけ避けるようにしていた。
そして午後、浜に出て監視をしていると
?「N(俺)君!」
と後ろから声をかけられた。
誰かと思い振り返るとそこには太った小学生の男の子がいた。
俺(誰だこいつ…)
?「S君いる?一緒に泳ぎたいんだけど。」
と聞かれたので無線でSを呼び出した。するとその男の子は監視所の方へと消えていった。
俺(誰だっけ?)
そんな疑問を残しつつ俺はYと監視を交代し、監視所へと戻った。
監視所に戻るとそこにはさっきの男の子はいなく、Sが一人でいた。
俺「あれ?さっき男の子来なかった?」
とSに問いかけると
S「ああ、Uね。友達が来たから友達と泳ぎに行ったよ。」
と答えた。
俺「あの子Uって言うんだ。初めて見るな。」
とつぶやくと
S「何言ってんの?B子ちゃんの弟じゃん」
と言って来た。
俺「マジ?全然知らなかったよ。弟なんているんだ。」
S「あ、そうだ。Uに俺の携帯教えてって言われたからついでにYとNの携帯教えといたぞ。」
と爆弾発言。
俺「はぁ!?なに勝手に教えてんだよ!!」
S「ま、いいじゃん。これでB子ちゃんにもNの携帯教えられたし。」
俺「ちょっと待て!もしかしてUにB子ちゃんに渡せって言った?」
S「うん。」
俺「勝手に話進めんな!こっちは迷惑だ!」
と会話が続いてる中、Uが監視所に戻ってきた。
U「ねぇ、N君。N君の携帯これで会ってる?」
とノートの切れ端を持って聞いてきた。
俺「ほんとに教えてるし…」
と言うと
U「じゃあ姉ちゃんに渡しておくね!」
と言った。
俺「待てよ!ほんとに渡すつもり?」
と聞くと
U「うん。Sに渡してあげなって言われた。」
やはり小学生。うそはつかなかった。
俺「S!!やっぱりお前か!」
S「いいじゃん。善意だよ。」
この会話をしながら俺は心の中でB子に渡してほしいと思っていた。
多少嫌な気はしたがこれでB子から連絡が来ればラッキーだと思ったのだろう。
俺「いいけどさ…」
と言うと
S「な?じゃあU!渡して来い!」
U「うん!」
と言い残しUは走り去った。
819 :
ガード:2005/08/23(火) 01:11:47
夕方、業務終了約30分前、俺達が終了準備をしているとB子がUに連れられ監視所に来た。
Y「N!B子ちゃん来たぞ!」
S「いきなよ!」
といわれた。俺がY達の方を向くとそこにはB子がいた。
意識しているためなのか俺は
俺「あぁ、そう。」
としか言えなかった。
Y「何だよそれ。」
と言い残しYはB子と何か話し始めた。
Sの元にはUがいてなにやらゲームの話をして盛り上がっていた。
俺はYとB子の会話が気になり二人の元へ行くと
Y「おい、何二人して恥ずかしがってんだよ!」
と言われた。確かにB子の顔は見れなかった。しかし携帯が気になったので聞いてみると
B子「Uからもらったよ。ありがとう。」
と言われた。俺は正直ほっとした。
Y「Sが書いたやつか。良かったなN。これでB子ちゃんに伝わったな。」
俺(良かった…)
俺「よくねぇよ!勝手に教えんなって。」
Y「お前が聞かないからだろ?B子ちゃんもありがとうって言ってるしさ。」
と、ここで終業時間になったためUとB子を帰らせ俺達も監視所の鍵を閉め帰路についた。
俺(これでB子ちゃんに携帯が伝わった…後はメール来るの待つだけだな。)
と考えながら単車を運転し家に帰り、夕飯を食べいつものように疲れきって寝てしまった。
結局その日は待てども連絡は一切こなかった。
♪ソーリカラー? マテルヨ
821 :
ガード:2005/08/24(水) 22:08:19
数日後、学校が早く終わって台風で天気が悪かったため暇つぶしでパチンコをしていた。
すると知らない番号から電話がかかってきた。しかも、家電。
俺(N)(誰だ…市外局番も見たことねぇぞ。)
外に出て恐る恐る出てみると
?「あ、N君?」
と女の声。
俺「あ、うん。」
俺(だれだ…)
?「Uの妹の#$%&だけど覚えてる?」
とイマイチ聞き取れなかった。
俺(妹なんているんだ。覚えてないな。B子ちゃんじゃないし適当に流すか。)
俺「あぁ、うん。かろうじて覚えてるよ。」
?「そうなの?ひどいなぁ。」
おれは一言ごめんと言おうとしたが電話の主に先を越された。
?「今日海どう?荒れてる?」
俺が監視所にいると思っていたらしい。
俺「え?そんなんわかんないよ。海いないし。」
と答えると
?「そうなの?電話しちゃってごめんね。」
と言って来た。
俺「まぁいいさ。」
?「じゃあまたこっち来た時にね。バイバイ。」
俺「うん。じゃあね〜」
とここで電話は切れた。
俺(妹なんかいたかな…)
という疑問があったもののパチンコが途中だったためそそくさと戻ってしまった。
その後2時間位で切り上げ家に帰り、彼女が研修旅行で留守のため一人夕飯を済ませ、
適当に時間をつぶし床に就いた。
822 :
ガード:2005/08/24(水) 22:56:29
週末。台風も通過し夏らしい天気になった。
その日の朝、仕事の準備をしながらB子の働く海の家の方を見てみると
そこにはB子らしい人は見当たらなかった。
それから数時間後、俺が浜で監視をしていると交代の時間になったため後輩のTがやってきた。
T「おつかれです。」
俺「お疲れ。」
と監視台から下り、Tの横にいるとTが話しかけてきた。
T「Nさん、最近B子ちゃんとどうなんすか?」
俺「ん?別に何にもないよ。」
T「ほんとですか?だってSさんが携帯番号教えたらしいじゃないですか。」
俺「あぁ、電話だったらかかってきたぞ。」
T「あるじゃないですか!何話したんですか?」
俺「B子ちゃんじゃねぇよ。妹が家からかけてきたんだよ。」
T「え?妹?」
と問いかけてきた。
俺「そう。妹。」
T「あれ?妹なんかいないはずですよ。」
俺「うそだぁ。Uの妹って言ってたよ。」
T「そんなことないですって!俺Uが一番下だって本人から聞きましたよ!」
俺「マジで?俺、妹だと思い込んで話してたよ…」
T「それ、まずくないっすか?もしB子ちゃんだったら絶対謝ったほうがいいですよ。」
俺「だよな。今日U来てる?」
T「来てますよ。」
俺「そうか。じゃ、俺Uのとこ行ってくるわ。」
T「お疲れっす。」
俺はUを探しに向かった。
彼女?
>>823 ガードには同棲中の彼女いるよ…
ガード マテルヨ
825 :
ガード:2005/08/24(水) 23:20:25
俺「U!姉ちゃんどこ?」
U「姉ちゃん?海の家にいるでしょ?」
俺「海の家か、終わったら俺のとこ来るように伝えといてよ。」
U「いいよ!」
そういうとUはどこかへ走って行った。
完全に俺の勘違いから始まった事に他人を巻き込むわけにはいかなかったが
意識し始めている俺にはそんなことは関係なくなっていた。
Uに頼んでから少しして、俺が監視台に座っているとUが来た。
俺「どうした?姉ちゃん読んできてくれた?」
と聞くと
U「風邪で調子悪いみたいだからこれ渡された。」
そういって渡されたものはハート型に折られた紙だった。
俺「ん?そうか…ありがと。」
U「ラブレターだってさ!ばいばい!」
そういい残すとUはTの元へ行きあぞびに行った。
手紙をもらったものの読む時間がなく仕事が終わった。
帰りがけに大学の友達の家に寄ったときに始めて手紙を読んでみた。
そこにはメールアドレスが書かれていた。
迷わず携帯を取り出しメールを送信した。
しばらくしてメールが帰ってきた。
1ヶ月くらい前なのでどんな内容だったか覚えてないがはじめてのメールなんてたかが知れてる。
おそらく他愛もない会話をしてその日が終わった。
826 :
恋する名無しさん:2005/08/25(木) 19:36:55
何かゴチャゴチャしてて理解に苦しむ…
まぁマテルヨ
827 :
夏物語:2005/08/25(木) 19:41:49
去年の夏の物語を語ります。長くなるかもしれませんが単なる自己満足で終わるかもしれませんが最後まで読んでください。
夏物語、できればガードが終わるまで待っていただけると助かる。
>>828同意
しかも長編ということは確実にガーゼの話と混ざって見にくいと思う。
待ってくだされ(´・ω・`)
ガードまだぁーーーー???遅いぞー!!
マテルヨ(´^?u^?`)
>>828同じく。
ガードさんの話で一杯一杯で…。スミマセン。
ガードさん マテルヨ
>>夏物語さん
とりあえずテキストで書き進んでおいて、
ガードさんの話がおわったらアップし始めるのがよろしいかと、、、
余計なお世話だったらスイマせぬ。
ガードさん
夏物語さん
フタリトモ マテルヨ
ガードが帰ってこねぇ〜!
まさか自分がガードされてたりして
834 :
当スレッド610番投稿者:2005/08/27(土) 11:09:19
>>610並びに
>>669からの続きです
当方は転職活動中で、昨日面接を受けたオフィス街から最も近い図書館に寄りコンピューター
言語の本を借りました。その足で以前お世話になった派遣先の職場にあいさつに行きました。
そこで約半月ぶりに在職中好きだった彼女に逢うことができました。ちょうどランチタイムの
真っ最中で1時間だけでしたが彼女とゆっくりおしゃべりできました。ただもううれしかったです。
次の逢瀬に乞うご期待!
835 :
恋する名無しさん:2005/08/27(土) 12:21:34
836 :
ガード:2005/08/27(土) 12:38:06
遅くなってすいません。 ちょっと訳ありで来週にならないと書けそうにもありません・・・
837 :
恋する名無しさん:2005/08/27(土) 12:46:35
835は氏ね。
どうでもいいが、あげるな
ガードがしばらくかけないなら他の人が書いてもいいと思うが
>>834はちょっと待って…
前に書いたのも大分前だし、イキナリ出てきてもらっても…
要するに空気嫁って話なんですけどね
ガードさん分かりました。
その間夏物語さんっていいのも有りかな?
私も読んでもらおうと思って書いてるんですが、
ガードさんが終わるまでダメなんですか・・・
仮にガードさんが時々書くペースで終わるまでに1ヶ月とか続くようだと、
今書いてる人は困りますね。
この状況なら一気にアップできる人誰でも書いていいんジャマイカ?
長くかかるなら今は引いて書き上げてるなら文句もないだろ
自治厨的なヤツも書きたいと思ってるヤツのことを考えた発言してやれよ!
なんにせよマターリやろうぜ
一気に書けるなら今書いてもいいと思う。
ただ、書き込む前に一言欲しいかな…
>>842 書いていいですか?じゃなくて今から書きますがいいと思われ
同意を求めてそれに返すのがレスの無駄になってしまうから
ということでここでの話し合いも無駄にならないように
マターリヨロシク
845 :
恋する名無しさん:2005/08/27(土) 20:10:41
ぬるぽ
ガッ
847 :
ガード:2005/08/28(日) 11:39:11
>>836だれ?
すいません遅くなりました。25日からずっと海にいて書けませんでした。
皆さんの意見を考えると俺は書き込んでも良いのですか?
>>ガード氏
当然最後まで書き上げて下さい。
まだ物語は序章のようですね。あとどれくらい続きますか?@氏のように「第?章まであるよ」とか
「何時くらいから書くよ」とか予告するといいかも…長編ならば特に…
読者のためにもなるし、他の書き手のためにもなると思われ。
>>391氏と@のようにスムーズにいくことを望みます。
テキストをつくってから書くのも基本かと…
参考にして下さい
>>847 誰?と書くようならトリップをオススメします
別に予告とかはあまりしなくてもかまわないけど本編以外の部分でトラブルになるのとかはイヤなので
ただ、しばらくかけないなと思うときは「ちょっとかけないからしばらく他の人どうぞ」
というような言葉をかけるのがいいと思いますよ
私も一言いいかな…
こんなん書きたくなないねんけど…
ガード君の話は展開が遅いと思うねん。全く先がよめへん…悪い意味で…
事実を書くんやから無理にドラマチックにする必要はないねんけど…
ん〜うまく伝えられへん…
851 :
ガード:2005/08/28(日) 12:11:13
参考になります。ありがとうございます。
ではちょっとだけ書いてみたのでアップします。
852 :
ガード:2005/08/28(日) 12:13:56
それからB子とのメールのやり取りが続いた。
もちろん彼女にはばれずに…というか俺と彼女はお互いに人の携帯に興味がないので気にされなかった。
7月の最後の週、俺は彼女と夏祭りに行く予定があった。
この夏祭り、去年も行ったので恒例行事みたいな感覚だった。もちろん二人とも楽しみにしていた。
しかし、彼女に仕事が入ってしまい夏祭りに行くことができなくなってしまった。
彼女は俺に謝って来たが謝ったところで仕事が休みになるわけもなく『しょうがない』の一言で終わらせた。
その後なぜかB子に報告…
俺『彼女と夏祭り行けなくなっちゃった。』
B子『残念だね…私も夏祭り行きたいな。』
俺『暇になっちゃったからどこか遊びに行く?』
B子『うん!行く!どこ行こうか?』
って感じにスムーズに決まってしまった。
俺『一緒に祭り行く?』
B子『う〜ん。親がいいって言えば行きたいな。』
俺『じゃあ聞いてみてよ!OKだったら一緒に行こう!』
B子『うん!』
その日はこんな感じでメールが終わった。
次の日、OKが出たのか気になりメールしてみると
B子『行っていいってさ!22時までに帰らないといけないけどね。』
俺『じゃあ何時からにする?』
B子『塾があるから17時過ぎがいいな。』
俺『わかった。17時くらいに行くよ。』
遊びに行く計画のメールはここで終わってB子の話になった。
内容はイマイチ覚えていないが受験勉強や周りの交友関係でかなり悩んでいるようだった。
おまけにこんな内容のメールが来た。
B子『彼氏も自己中で困ってるんだよね…』
B子にも彼氏がいた…ショックというより逆に笑ってしまった。
俺には彼女がいる。B子にも彼氏がいる。俺は大学生。B子は中学生。舞台は海。
なんだそりゃ。恋愛小説じゃあるまいし。
などと考えてふと気づいた。
彼氏いるのに一緒に祭りに行けるのか?
B子に聞いてみた。
B子『大丈夫。彼氏は私より友達優先だからその日も遊びに行っちゃうし。』
人のこと言える立場じゃないので信じることにした。
ウンウンマテルヨマテルヨ…
sageてマテルヨ
854 :
ガード:2005/08/28(日) 12:34:56
夏祭り前日。
B子から連絡が来た。
B子『親が夜外出しちゃうから弟の世話をしないといけなくなったから行けなくなっちゃった。』
B子『ほんとにごめんね。でも20時に帰ればいいからほかのことしよ!』
正直ショックだったが仕方ないので
俺『何しようか?』
と聞いてみた。
B子『花火したい!』
俺『17時からだとまだ明るいから夕飯でも食べてから花火しない?』
B子『そうだね。そうしよう。』
決まった。
彼女に明日は仕事終わってから友達と遊ぶから遅くなると報告し床に着いた。
855 :
ガード:2005/08/28(日) 12:51:51
花火当日。
ガードの連中に気づかれないように高校の友達と遊ぶからと言ってB子の待つ駅へと行った。
B子と合流するとなんだかいつもと違う雰囲気があった。
俺「お待たせ!」
B子「仕事お疲れ様。」
俺「何食べようか?俺腹減った…」
B子「じゃあこっちだよ!」
ファミレスにつくと俺は人目を気にして隅のほうへ座った。
しばらく雑談をしていると夕飯時になったのか俺の隣の席に同い年くらいのギャルが4人座った。
しばらくしてギャルの1人がこっちを見た。
4人でコソコソ話している。
4人ともこっちをチラチラ見てきた。
だいぶ暗くなっていたので逃げるようにファミレスからでて花火をやった。
周りに人は誰もいなく2人きりだったので俺は花火を楽しむよりオスの欲求を抑えることに頭がいっぱいだった。
その帰り、ファミレスでギャルに見られていたことをB子に話すと
B子「そんなの関係ないじゃん!私はすごく楽しかったから良かったよ!」
その一言で俺は惨めな気持ちになった。
駅からB子を家に送る途中、恐れていたことが現実になった。
彼氏とばったり出くわしてしまった…
彼氏「B子!こんなとこで何やってんの?」
B子「塾の帰りだよ。」
彼氏「つか誰?」
俺「あ、俺?ライフガード。監視所行くついでに送っていくとこ。」
苦し紛れのうそでごまかした。彼氏が納得してありがとうと言ってきたので俺は逃げるように駅に引き返しそのまま帰った。
電車に乗ってからB子のことをずっと考えていた。『俺はどうすればいい?』の疑問しか残らなかった。
856 :
ガード:2005/08/28(日) 12:53:39
これから出かけるので夜、また書きます!
ガードいってら
マテルヨ
しかし・・・
このスレ仕切り屋増えたなぁ('A`)
かぶったら頭んなかで整理して読めばいいじゃん。
書く人が流れを読めばいいだけで、ルールまで決めて規制するのは
せっかくのLoveStory書きづらくなるだけじゃないのかな?
駄レススマソ
>>857 確かに
ただ、とにかく他のルールはどうでもいいんだが「sage」進行だけは守ってほしいとオモ
マテルヨ
仕切り屋…
書き込む人が増えたから仕方ないんじゃ?
しかも最近偽物とか出てきてるみたいだし…
そういう事はここの住人でなんとかするしかないんじゃね?
漏れも駄レススマソ
>>858同意
sageないと変なの沸くからな…
ガードもこれ読んだらsageて欲しい…
書いてみたんですが載せてもよい状況でしょうか?
ドゾー(・∀・)
863 :
861:2005/08/28(日) 23:18:12
高校二年の頃の話。
俺はバンドしてました。俺の友人がすごいやつ(以下Y)でそいつのお陰でなりたってるようなバンドだったけど。
で、ライブとか月2、3回してて、そのあるライブに来てた人の中に俺とメールしたいっていう人(以下K)
がいて友達を介してメルアド交換してメールするようになりました。あ、ちなみに俺は極度の人見知りで、かっこいいわけでもなく、
ほかのメンバーの方が断然かっこいいからなんで俺なの?と思った。だからメールが着ることが超幸せだった。今でもあの着信音聴くと当時を思い出す。
864 :
861:2005/08/28(日) 23:19:43
俺はまだKの顔を知らなかったから写メ送ってもらいました。ちっさくてかわいい系って感じ。
その他いろいろメールしてる間に会おうってことになり、お互い中間テストだから終わった日に遊ぼうってことになった。
とりあえず経験豊富なYに相談したりして二人乗りはした方がいいとかアドバイスもらっていよいよ当日。
テスト終わってダッシュで髪切りに行って待ち合わせの場所に行った。来た。言われた通り二人乗りした。
周りから見ると男女の二人乗りは付き合ってるように見える?やっぱり初対面は恥ずかしいし話しにくい。
865 :
861:2005/08/28(日) 23:21:37
俺「…ご、ご飯どうする?」
K「…う〜ん、何でもいいよ。」
俺「じゃラーメンとかは?」
K「え〜、暑いからラーメンはいやだな…。あ、なんか背中に髪の毛ついてるよ。(パッパッ←掃ってくれた)」
俺「髪切って来たから。じゃロッテリアは?」
K「あ、うんいいよ!」
で、ロッテリアで食べて、俺の当時のお気に入りの公園行ってまた長々と話した。
俺は女に対してかなり無口なんだけどKはえらい話しやすい子だった。普通に笑えた。確実に惹かれていった。
俺が夜から塾だったから6時ぐらいに別れた。また会おうねって俺から言った。
866 :
861:2005/08/28(日) 23:23:42
その一週間後ぐらいにファミレスで会った。
昼から夜8時ぐらいまで話してた。俺がここまで話題が尽きない相手も珍しかった。
帰りはKの兄さんが迎えに来てくれるとのことだったけど無理言って送らせてもらった。雨が降ってたけど。かなり遠かった。
俺は別れ際告ろうと思ったけどなんでか言えなかった。普通にバイバイした。
帰りながら言っときゃよかったってかなり後悔。急いで帰って電話した。
俺「さっき言おうと思って言わずに帰ったんだけど…」
K「うん。何?」
俺「好きになったから俺でよかったら付き合ってください。」
867 :
861:2005/08/28(日) 23:25:11
K「…なんでさっき言ってくれんかったん?(笑)私自分から絶対恥ずかしくて言えないからさっき言ってくれるの時待ってたのに。いいよ。」
俺「ほんまに!?ほんまに俺と付き合ってくれるん?」
K「うん!」
こうして俺とKは付き合うことになった。付き合って初めてのデートもファミレスだった。
帰りKはバスで帰るということで一緒にバス待ってた。待ってる横顔見てたらキスしたくてしょうがなかったけどできなかった。
Kは部活が忙しかったから平日は夜会う事が多かった。
868 :
861:2005/08/28(日) 23:26:45
2回目のデートは公園だった。
屋根付きの椅子に座って話してたら後ろで別のカップルがいちゃついてた。
俺も激しくキスしたくなったから普通聞くもんかな?って思ったけど聞いてしまった。
俺「…なあ。そのー、チューしていい?」
K「(笑)いいよ(笑)」
ムードも何もなかったけどキスした。そして思わず舌入れてしまった(笑)
Kにもなんで初めてがDキスなんよって笑われたけど。その日はその後もう1回と別れ際に普通のをした。
帰りのチャリを漕ぐ足がガクガク震えてた。
869 :
861:2005/08/28(日) 23:29:05
次のデートは休みの日にまた公園だった。昼は近所の子供が遊具で遊んでて、やたら無茶やってるの見て楽しんでました。
夜になってそういうムードになってまたキスとかしてたらやたら胸が当たってきて触りたくなったからヘタレな俺はまた聞いてしまった。
俺「なあ、お願いあるんだけど。」
K「何?」
俺「怒らない?」
K「なにーよ?」
俺「胸触ってもいい?」K「(笑)なんでまた聞くんよ(笑)いいけど?」
最初はブラの上からだったけど生でもいいって言われたから触りました。
小ぶりだったけどあんな柔らかいものだったなんて…。
870 :
861:2005/08/28(日) 23:30:49
思わず触りながらキスしてしまった。その日はそこまでだった。
次のデートは俺の家でした。
母さんも俺が家に女の子連れてきたことに驚いてたな。俺の部屋でKは部屋を捜索したり音楽聴いたりしてました。
で、夜になってまたイチャイチャモードになったのはいいんだが母さんがやたら部屋にお菓子持ってきたり隣が父さんの部屋だったりでなかなか継続的にイチャイチャできなかった。
結局普通にキスだけしてKは帰っていきました。
しばらくこんな部屋デートがしばらく続いてた。最高でもヤる一歩手前までで二人とも欲求不満が溜まってました。
871 :
861:2005/08/28(日) 23:32:43
いっそ公園とかでも俺はよかったんだけどKが初めてはちゃんとしたとこがいいって言ってたんでそれはなしだった。
今考えればなんでホテル使わなかったんだって感じだけど。で、そうこうしてるうちに地元の花火大会の日がきた。
Kは部活が終わってそのまま学校で浴衣に着替えるってことで俺はKの学校で待ってました。Kが来た。うーん、浴衣は誰でもいつもよりかわいくみえる。
俺はひとごみが嫌だしなにより暑いから花火も見えるひっそりした公園を事前に見つけてたから適当に焼鳥や飲み物買って移動しました。
872 :
861:2005/08/28(日) 23:34:41
ほんとに穴場って感じで誰もいなかった。花火はきれいだった。
K「来月私誕生日なんだけど。」
俺「あ、そうだね。何がほしい?」
K「真っ赤な大きい椅子がほしい!部屋に置きたいんよ。」
俺「いいよ。」
花火終わってもしばらく話してたけど11時になりそうだったからKを送った。
K「今日はほんとにいい日だったよ!ありがとう。」
俺「そう。よかった。あの公園よくなかった?」
K「だね!また来ようよ。…今日はほんと気分いいから外でしてもいいよ。」
俺「ほんとに!?」
873 :
861:2005/08/28(日) 23:36:35
Kの家の近くの川の土手でチャリをとめる。俺もとうとうここまできたか…。そう思ったのもつかの間、俺は大切な物を忘れていた。
そう、ゴム。気付いたのが遅すぎた。もう寸前までやってたのに…。そして追い撃ちをかけるように母さんから帰りなさい電話が…。
近くにコンビニもないからなくなくその日は諦めた…。ここらへんから微妙にすれ違いが起き始めた。
この頃俺は体育祭と文化祭の準備で学校にいっぱなしってのが続いてKの誕生日にも会ってあげることができなかった。
赤い椅子も探していなかった。
874 :
861:2005/08/28(日) 23:38:43
数日後何とか時間を作って夜会った。プレゼントは椅子じゃなくてお香セットにした。
俺は謝った。Kは普通に接してくれたけどきっとこの時別れを決心したんだと思う。俺は自分のことしか考えてなかった。セックスを強要してしまった。
Kは当然拒んだ。しばらくして体育祭も文化祭も終わってKと俺の家で遊ぶことがあった。
Kは俺に勉強がんばってっていうメッセージを書いた付箋をたくさん作ってくれた。
その数日後夜電話があった。
マテルヨ
876 :
861:2005/08/28(日) 23:40:54
K「今家に帰ってる〜。てか話があって電話したんよ。」
俺「何?」
K「ちょっと距離おこうと思って。」
俺「え?…え、どういうこと?」あまりに突然のことで俺は意味がわからなかった。自分勝手な俺は泣きに泣いた。
馬鹿な俺は理由がわからなかった。一週間ぐらい考えて、俺から電話して泣きながら会ってくれと言った。
会えば何とかなるという有り得ない期待を胸に。
季節はすっかり秋になって、Kの制服も夏服から合服に変わっていた。
二人でチャリを走らせた。俺は聞いた。
俺「やっぱりもうやり直すってのは無理?」
877 :
861:2005/08/28(日) 23:43:21
K「うん。」
俺「何が駄目だったの?」
K「やっぱり誕生日に会えないってのはいやだった。あの辺りからなんか好きじゃなくなっていった気がする。
あともっと早くにHしとけばよかったなってのもあると思う。」
俺「そっか…。じゃあせめて友達でいてもらえる?ここですぱっと二度と連絡とれなくなるのはつらいんだけど…。」
K「うん。それはいいよ。あ、じゃあもう家だから。」
俺「うん。じゃあね。バイバイ。」
878 :
861:2005/08/28(日) 23:47:02
失ってみないとわからないことはやはりあるのだということを身を持って体験した。
本当に俺は自分勝手でした。Kが自分の欲求を満たすだけの存在だと勘違いしていました。
本当にいくら謝っても謝りきれない。俺の人生の中で最大の失敗でした。
もしまた彼女が出来たときにはもっと相手の気持ちを考えて接したい。
なんて愚かだったんだ…。
>>861 お疲れ
これで終わりかな?
結局つらい結果になってしまったけどこの時点で大事なことに気付けたんだから前向きに考えていいんじゃない?
なんにせよ、自分のおろかさがわかったなら同じ過ちを犯さないようにね
では次の人マテールよ
880 :
861:2005/08/29(月) 00:25:12
あ、これで終わりです。
>>879 コメントありがとうございます。次こそはこんな過ち犯しません。
お疲れ!!
一回失敗すれば、後々その失敗は繰り返さない。
だからいいじゃない。
Kとの失敗が今のお前のプラスになってる。
何にせよ、お疲れ!!
次、マテルヨ
>>861 お疲れ様!!
若いときって思い出したら「なんであんなことしたんだろう?」とか「恥ずかしい」って思うこといっぱいあるよね〜
そうやって大人になってくのかな…
マテルヨ
883 :
恋する名無しさん:2005/08/29(月) 08:40:16
861さん!!まじ応援する!!これからもまじ頑張れ!!!
次の人、末永くマテルヨ
884 :
恋する名無しさん:2005/08/29(月) 08:45:56
昨日でやっと彼女ができました。
885 :
恋する名無しさん:2005/08/29(月) 08:49:48
886 :
884:2005/08/29(月) 09:01:58
漏れ今27で童貞でオサレにはあんまり興味なくて、それでも好きな人ができたのは
去年の冬でした。
887 :
ガード:2005/08/29(月) 09:05:26
今から続き書きます。
888 :
884:2005/08/29(月) 09:07:17
ずっと好きだったんだけど、彼女には彼がいて、とてもラブラブでした。
彼女(以後M)とはよく話をするんだけど、彼と昨日どこに行ったとか、彼からプレゼントもらったとか
そんな話が多く、聞くのがいやになるときもありました。
みんなsageましょう
お互い遠慮したのかな?
マテルヨ
890 :
ガード:2005/08/29(月) 13:29:59
花火以来俺とB子はたまにどこかへ遊びに行き、俺が仕事の日は早めに海に来て二人で話をする。というようになっていた。
8月の前半。その日俺は休みだったが先輩方が来ていたらしい。
夜になり彼女と夕飯を考えているとYから電話が入り今すぐ監視所に来てくれと言われ、俺は先輩の影が見えたので行くことになった。
監視所につくとそこには先輩の姿は見えず、代わりに女の子9人がいた。どうやらナンパしたらしい。
拍子抜けした俺は気乗りしない女の子との飲み会に連れて行かれ酒を飲み、ちょっと気持ちよくなっていた。
周りがだらだらと話をしている状態に飽き、俺はYにB子に会ってくると言い残しB子の待つ近くの小学校の校庭へ向かった。
B子と話し始めるとこの前の花火の時もそうだったが彼氏のこと、友達のこと受験のことで相当悩んでいて今にも泣き出しそうだった。
俺は必死になってなだめようとしたがそれも効果はなく今まで指一本触れなかったB子の肩を引き寄せ抱きしめてしまった。
するとB子はうれしさ?やさしさ?に泣き出してしまい反射的に離してしまった。
B子はどこか寂しげな表情をしていたのでまた抱きしめた。
そして、ついにキスしてしまった。
B子は急に泣き止み落ち着いた表情に戻ったのでここで分かれることにした。
帰り途中、B子と手をつなぐと
B子「どうしてそんなにやさしいの?」
と聞かれたから
俺「好きな女に優しくできなくてどうすんだよ。」
と答えたら少し泣き出しそうになっていてまたキスをして家に帰した。
しばらくしてB子からメールが来て読んでみると
『キスしてくれてありがとう。今はほんとにN君への想いとうれしさで幸せだよ。』
と書いてあった。
ここまで来てしまうともう互いに彼氏、彼女の存在は忘れていた。
それ以降メールするとき、あっているときはあまり彼氏、彼女の話はせず、他人から見たら付き合っているかのような会話しかしなくなった。
>>ガード
頼むからさげてくれ…
メール欄にsageって入れるだけだからそんなに難しいことじゃないだろ
892 :
恋する名無しさん:2005/08/29(月) 13:36:41
ガードが本物なのか偽物なのか分からなくなってきた…
つーか偽物でも何でもいいから、頼む、sageてくれ…
このスレはあがるとロクな事がないんだ…
次スレでは、sage進行ってテンプレに入れた方がよくないか?
>>893 ハゲド
思ってたことを書いてくれてトンクス
884の大人な対応に感謝
個人的には遠慮せずに書き込んでほしいけど
896 :
ガード:2005/08/29(月) 18:13:03
なんだか訳わからなくなってきたので書くのやめます
897 :
うらん:2005/08/29(月) 18:37:04
年下の男の子を好きになりました。年離れてるから、甘えられてばっかり。
それはそれで嬉しいんです。弟いるから、甘えられるのは慣れてるし。でも、
私の片思いなんだと思うと、時々寂しくなる。
こないだ、彼がちょっと調べ物を手伝ってあげた御礼に、と言って北海道チーズ
蒸しケーキ(100円)をくれました。
「ありがと!あとで食べるよ!」と喜んでると、
悲しそうな顔するんです。それで、
「どうした??」って尋ねると、「すぐに食べないで欲しい」って言うんです。
意図が分からず、
「じゃ、いつごろが食べ時ですかね。」と聞いてみました。彼はにやりと笑って、
「俺が死んだ時に食べてくれ。」と。はぁ?と思い、
「それは随分と先になるけど・・・それ食べて大丈夫なのか?私。」
そう尋ねてみたんです。そうすると、
「いいんだ、それで。俺が死んだ後に死んでくれ。」だって。
いや、片思いなんです。これもジョークだと思うんです。でも、不覚にもあの時の
にやりが忘れられなくて。嬉しかったんだと思う。私。
長文、読んでいただきありがとうございます。彼とは来年の三月にはお別れです。
3週間前に俺の人生で初めてできた彼女に別れを告げられました。
899 :
恋する名無しさん:2005/08/29(月) 22:45:30
>898
物語にせよ
文才無いので読みにくかったらすみません。
地元の百貨店で働いている、22歳、♂です。
俺が彼女と初めて会ったのは、去年の年末でした。
その日は年末だというのに、お客の数も少なく暇な一日でした。
そろそろ夕方になろうかという頃、1人の女性客が商品を持って
俺のいるレジにやってきました。
その女性は芸能人で言うと、今人気の伊東美咲にそっくりで、
スタイルがよく顔立ちもはっきりとした、本当にキレイな女性でした。
俺は内心『キレイな人だなぁ〜』と思いながらも、特に何をするわけでもなく
接客をして、女性は商品を受け取ると売場から去っていきました。
百貨店で働いていればこんなことはよくあるので、いつもはすぐ忘れてしまうのに、
この時はなぜかしばらく彼女の顔が忘れられませんでした。
年が明け1月も1週間が過ぎた頃、俺の隣の売場に新しい人が入るという話を聞き、
どんな人だろうかと気になっていました。
そして隣の売場の人が新しい人を紹介にやってきたとき、俺は自分の目を疑いました。
『今日からうちに入った、Nさんです』
そう紹介されたのは、あの時俺の売場で買い物をしたきれいな女性でした。
901 :
カズ:2005/08/29(月) 23:56:07
その日から彼女は、俺と数メートルの距離で、毎日仕事をすることになりました。
俺も毎日彼女の事を見ているうちに、その美しい容姿と、接客の時に見せる笑顔に
どんどん惹かれていきました。
しかしそれまで女性と付き合ったことの無かった俺は、話しかける事など全くできず、
お互い扱っている商品が全く違うため、仕事上の会話もほとんど無く、
1ヶ月経っても片手で数えられるほどしか話したことはありませんでした。
そして2月14日のバレンタインデー。
毎年のように、同じフロアのおばちゃん達からいくつかの義理チョコを貰い、
1人で売場にいると、Nさんが俺の売場にやってきました。
そして俺に『これ、どうぞ』と言って、ピンクの小さな紙袋を渡されました。
素でビックリしてしまった俺は『俺にですか!?』と聞き返してしまったけど、
彼女が小さくうなずいたのを見て『ありがとうございます』と、そのチョコを受け取りました。
ほとんど話したことも無い俺にチョコをくれるなんて、もしかしたら彼女も俺の事が・・・、
なんてありもしない妄想しか、その日は頭に浮かびませんでした。
しかし次の日、チョコを貰ったと言う話を売場の同僚(♀)にすると、
『Nさんって、10個くらいチョコあげてるらしいよ。』という事実を聞き、
俺は一気に落とされました。やっぱり売場が近いから社交辞令だったんだ、と。
しかしそれからも、彼女の事が気になってしまい、仕事中も常に彼女の方を
意識してしまうという日が続きました。
そんなに好きなら食事にでも誘えばいいのに、という友達のアドバイスも、
恋愛経験の無い俺にはとうていできるはずも無く、そんな日々が1ヶ月続き、
ホワイトデーがやってきました。
今日はこの辺で落ちます。仕事の関係で定期的に書き込めないかもですが、
なるべく早く更新しようと思いますので、ご了承くださいm(_ _)m
マテルヨ
903 :
恋する名無しさん:2005/08/30(火) 08:19:23
うらんさんの彼って三月に死んじゃうって事?!
失礼だったらほんとごめんなさい!!
マテルヨ
質問はしない方が…
905 :
恋する名無しさん:2005/08/30(火) 10:30:23
禁断のバイ
>>903…多分そういう訳ではないと思う
うらんさんじゃなきゃ分からんが…
それよりもなによりもあげるな。
俺が言いたいのはそれだけだ
907 :
うらん:2005/08/30(火) 19:42:14
〉〉903さん
あ、どうも。えっと、死にませんよ(-_-;)。
結構、彼にはドキドキさせられてますが、彼、元気いっぱいです。
すみません、何か書き方まずかったかもです。
ちなみに、パンは食べてしまいました。彼と半分こで。そして
パンについてた「わくわくプレゼント応募シール」をレゴに貼って
保存してます。
三月=日本では卒業シーズンですよね。そういうわけでお別れです。
どうもでした。
908 :
カズ:2005/08/31(水) 10:11:07
続きです。
ホワイトデー当日、俺は彼女(以下、Nさん)が売場で1人になるのを待って、
お返しを渡しに行きました。
俺『これ、どうぞ』
Nさん『えっ、私にですか!?』
俺『たいしたモノじゃないですけど・・』
Nさん『ありがとうございます』
その時の会話はこれだけでした。あまりに緊張していたので・・。
それから2日後、閉店後の売場でNさんの方から話し掛けてきてくれました。
Nさん『この間はありがとうございました、おいしかったです』
俺『それはよかったです、ハーブティーって大丈夫でした?』
Nさん『はい、私紅茶は好きなので、あれってどこで売ってるんですか?』
俺『この近くなんですけど・・・』
こんな感じで、その日はかなり色々話しました。
その日からお互いに話し掛けるようになりました。
俺の中では、少しづつ彼女との距離が縮まっているように思っていました。
しかし4月に入った頃から、微妙に彼女が俺を避けるようになりました。
俺は全く原因がわからず、1人で悩んでいたけど、さすがに耐えれなくなり、
ある日俺がNさんを好きだという事を、社内で唯一知っている同僚(♀)に相談しました。
すると、Nさんは誰にでも愛想がよく、それで勘違いしている男が社内に何人かいる、
という事を聞きました。あ〜、俺もその勘違い男の一人か・・、とさらに鬱状態になってしまいました。
その頃仕事でも色々としんどい日が続いていて、ある日体調を崩して会社を休んでしまいました。
結局丸2日会社を休んでしまいました。
そして体調もだいぶ戻ってきたある日、売場の裏の階段で同じフロアの女性に呼び止められました。
その人は、Nさんと同じ時期に店に入った人で、Nさんとかなり仲のいい人でした。
呼び止められた俺は、『黙ってこれを読んで』と1枚の紙を渡されました。
その紙を見ると、そこには思いもしないことが書かれていました。
とりあえず続きはまたにします。
恋文(゜∀゜)キタ━━━━━!!
マテルヨ
911 :
カズ:2005/08/31(水) 14:14:44
渡された紙には
『Nさんが〇〇君(俺)とお話がしたいそうなので、アドレスを教えてあげてもいいですか?』
と書いてありました。最初は信じられず『これ本当ですか!?』と聞き返してしまいました。
しかしどうやら本当のようだったので、俺はその女性に名刺を渡して、
Nさんに渡してもらうようにお願いしました。
ほどなくしてNさんからメールが来ました。
『アドレス教えてくれてありがとう。本当はもっと早く聞きたかったんだけど
なかなか機会が無くて・・。これから色々メールしてくださいね』
というような内容でした。
正直この日は、あまりにも嬉しくて仕事なんかどうでもよくなりました。
それから頻繁にメールをするようになり、初メールから1週間後に初めて2人で食事に行きました。
女性と2人で食事なんてしたことがなっかた俺は、どんな店がいいのか全然わからず、
とりあえず会社の人間に見付かってはまずいと思い、会社から少し離れたイタリアンの店に行きました。
最初は、俺はもちろん、Nさんも緊張していたようでしたが、お互い話していくうちに
緊張も取れてきたみたいでした。
そしてこの日は色々な事を知ることができました。
ずっと俺と話したいなと思っていてくれた事、ホワイトデーのお返しが本当に嬉しかったという事、
そして一時期俺を避けていたのは、俺の事を好きだという人がいてその人に遠慮していたからだという事。
でも遠慮するのも我慢できなくなり、友達に頼んでアドレスを聞いて貰ったという事。
この日で、俺の抱えていた疑問は全て解決されました。
それから何度か2人で食事に行くようになりました。
Nさんは電車で俺は車通勤だったので、シフトが同じ日には彼女を家まで送ってあげていました。
仕事中に売場ではなかなか話せないので、2人で会った時にはたくさん話しました。
そして1ヶ月くらい経った頃、俺が出張で3日会えない日がありました。
その3日目に、夜2人でメールをしていました。
お互い初めて会ったときのお互いの印象とかを話していました。
Nさん『前からずっと話したいな〜、って思ってたんだ。だから今はすごく嬉しい☆』
俺『そうなんだ、ありがと。でも年下とは思わなかったでしょ〜?』
俺がこう送った後、Nさんからの返信は少し間が空きました。
そして返ってきたメールには、こう書いてありました。
912 :
909:2005/08/31(水) 15:32:52
恋文じゃなかった・・・・OTL
今度こそ告白がくるはず!
913 :
カズ:2005/08/31(水) 16:18:17
Nさん『うん、少し年上かな〜って思ってた。〇〇君の事、いいな〜って思ってたから
年上だったらいいなって思ったのかも。でも別に今は年はどうでもいいよ♪
遊んでみて〇〇君の事わかってきて楽しい☆〇〇君いいなぁ・・って気持ちが
2人で会ううちに好きって気持ちに変わっていってるよ、私』
この時はホント死にそうになりました・・。女の人にこんな事言われたの初めてで・・。
でもよく考えたらちゃんとした告白じゃないし、どうしたらいいものかと。
ただこの時はほんとに思考が停止してしまっていて、ただ『ありがとう』としか言えませんでした。
しかし次の日、女性にあそこまで言わせといて何もしないのは、男として失格だと思い、
仕事が終わったら家まで送る、とNさんに言い、NさんもOKしてくれました。
俺はそこでちゃんと告白しようと、心に決めました。
仕事が終わり、いつもの場所にNさんを迎えに行き、彼女の家に向かいました。
この日だけは、家までの30分が異常に早く感じました。
そしていつものようにNさんの家の近くで車を止めました。
ありがとう、と言って車を降りようとするNさんを俺は引き止めました。
俺『昨日のメール、ありがとう。あんなこと言われたの初めてだから
ホント嬉しかった。俺もNさんの事、だんだん好きになっていってる。
もっと一緒にいれればお互いもっと好きになれると思うんだ。だから
こんな俺でよかったら、付き合って下さい』
前日に引き続き、死にそうでした・・。
914 :
カズ:2005/09/01(木) 10:05:37
Nさんの答えはこうでした。
『あたしの方こそ、こんなあたしでよければ・・って感じです。
あたしも〇〇君と付き合いたいです。お願いします。』
それからの毎日は、俺にとって初めての事ばかりで、そして幸せでした。
仕事上、休みが合うことがほとんど無く、デートといえばもっぱら
仕事帰りに食事に行くというのがほとんどでした。
初めて一緒に休みが取れた日は、ドライブで海まで行きました。
2人で寄り添いつつ、夕日を眺めていたときが1番幸せでした。
付き合って1週間、初めてキスをしました。
もちろん俺にとってはファーストキスでした。
恋をするというのは恐ろしいもので、俺に色々な変化をもたらしました。
それまで中途半端だった仕事にも身が入るようになり、成績も上昇しました。
同僚からは『最近雰囲気変わった』とか『なんかかっこよくなった』と言われました。
Nさんのことが大好きでした。
それまで何人かの女性を好きになったことはあったけど、ここまで好きになったのは初めてでした。
しかし皮肉なもので、悲しみは突然やってきました。
それは付き合って1ヶ月が過ぎようという頃でした。
マテルヨ
916 :
カズ:2005/09/01(木) 21:03:43
いつものようにNさんを家まで送って帰ると、彼女からメールが来ました。
Nさん『今日はほんとは話したいことがあったんだけど・・』
彼女がこんなメールしてくるのは初めてだったので、俺はあまりいい予感はしていませんでした。
とりあえず次の日仕事が終わったら、ごはんを食べに行くことにしました。
次の日、仕事が終わりいつものようにNさんを迎えに行き、とりあえずごはんを食べました。
そして、2人でよく行っていた夜景の見える駐車場に車を止めました。
Nさんはゆっくりと話し始めました。
Nさん『あたし最近、2人のこれからの事を考えてたんだ。そしたら色んな事を
考えてしまって、なんか先が見えなくなってきたの。あたしってなんでも深く
考えすぎてしまう性格で・・。だから〇〇君との事も、1度不安に思ったら
なかなかそれが消えなくて・・。こんな気持ちのまま〇〇君と付き合っていくのも
すごく悪いなって思って・・。だから、別れよ』
正直、こういう類の話じゃないかとは予想していました。
しかし実際その場になってみると、頭の中が本当に真っ白になってしまいました。
彼女がこういう事を冗談で言うような人ではないとよく分かっていたし、
Nさんなりにかなり深く悩んで出した答えだったようなので、これ以上Nさんを
苦しめたくないと思った俺は、この別れを受け入れてしまいました。
Nさんを家まで送り、自宅に戻った俺は、部屋で一人放心状態になっていました。
いつのまにか寝てしまっていて、起きたらもうお昼前でした。
そしてふと、昨日の事を思い出し、『もうNさん2人で会うことは無いのか・・』
そう思うと、さっき覚めたばかりの瞳から涙がこぼれました。
その涙はNさんの事を思えば思うほど、それに比例するかのように量を増し、流れ出て来ました。
1時間近く泣いた後、俺はNさんにメールをしました。
俺『昨日の事でもう一度話がしたいんだ。俺の気持ちを話したいから会えないかな?』
Nさんからの返信はすぐに来ました。
お互い仕事が休みだったので、夕方に待ち合わせすることにしました。
待ち合わせ場所にNさんを迎えに行き、軽く食事をしてから前日に話をした場所に行きました。
その日は俺の方から、ゆっくりと話し始めました。
917 :
カズ:2005/09/01(木) 22:28:45
俺『昨日Nさんの気持ちを聞けて嬉しかった。Nさんがそんなに悩んでたなんて知らなくて、
気付いてあげられなくてごめんね。でも俺との事をそんなに考えてくれてたって事が嬉しかった。
俺はね、やっぱりNさんのことが大好きだし、ずっと一緒に居たいと思ってる。
将来の事で不安になるのは仕方ない、だからそれを一緒に解消していくってのじゃだめかな?
これでNさんの気持ちが簡単に変わるとは、正直思ってないけど、それでも俺は好きだよ』
俺が思っていることを全て伝えました。
Nさんの気持ちは変わりませんでした。
その日Nさんは自分の過去について、色々話してくれました。
俺と付き合う前に、長く付き合っていた彼氏がいたこと。
未練は無いけど、俺と付き合いだしてからその元彼と俺を比べるようになってしまっていたこと。
そんな自分が嫌になり、俺にも悪いと思うようになったこと。
Nさんのやさしさに泣きそうになってしまいました。
俺は別れる事を受け入れました。
それは自分の本心に反するものでした。
でも、これ以上Nさんを苦しめたくなかったんです。
大好きだから。
その日は、付き合いだしてから初めてNさんを家まで送りませんでした。
別れるということを身をもって痛感しました。
俺が今までの人生で1番愛した人、そして初めて俺の事を愛してくれた人は、俺の元を去っていきました。
とりあえずひと段落付きました。ほんとはまだ先があるんですが、なんか予想以上に長くなってしまい
このまま続けると他にレスしたい方に迷惑になりそうなので、終わりにしようかと思います。
最後まで読んでくれた方いたら、ありがとうございます。m(_ _)m
ほんっっっとに、下手な文章ですみませんでした。
本気で愛したんだね…いつかきっといい思い出になると思うよ
文章もすらすら読めてよかったですよ
最後まで読みたいです
よかったら続けて…
カズさん続きがあるとか言われたらメッチャ気になりますやん!
続き書いてくれ〜!
920 :
カズ:2005/09/02(金) 09:45:47
>>918、
>>919さん
ありがとうございます。そしたらもう少しだけ書かせてください。
とりあえず仕事から帰ってきてからになるので、また夜にでも書き込みます。
921 :
610番並びに834番投稿者:2005/09/02(金) 10:36:49
>>920のカズさんへ
続きを読みたいので期待していますよ!
カズさんも
>>610以下数話をお読み下さい。
922 :
カズ:2005/09/02(金) 21:22:23
それでは続きに行きます。
Nさんと別れて1週間、お互い毎日顔を合わせながら仕事をしていたけど、
交わした言葉は事務的な『お疲れ様です』という言葉のみでした。
それでも、俺の方から気まずくしては悪いと思い、ある日携帯のアド変更メールを送りました。
彼女からの返信は、次の日に来ました。
Nさん『了解しました。今度またごはん行こうね。』
そのメールに俺は驚きました。
まさかNさんのほうから食事に誘ってくるとは思っていなかったからです。
別れたらもうそういうのは無いと思っていたから、正直Nさんの気持ちが分からなくなりました。
それでもNさんのことがまだ好きだった俺は、少しでもNさんの傍にいられるということが嬉しくて、
その誘いを受けました。
その後も何度か食事に行きました。
実際、付き合っていた頃とほとんど変わらない付き合いをしていました。
友達からは、キープされてるとか、次ができるまでのつなぎだとか言われました。
しかしそれでも俺は幸せでした。
大好きな人の傍にいられるなら、キープでもいいと、その時は思っていました。
しばらくして、Nさんから映画に誘われました。
923 :
カズ:2005/09/02(金) 22:35:38
映画を見た後、2人で花火をしました。
こんな時間がずっと続けばいいと思いました。
2日後、俺はNさんを地元の花火大会に誘いました。
始めは、行こうと言ってくれていたけど、当日が俺の誕生日だと気付いたNさんは、
『ごめん、あたしやっぱり無理だ・・。誕生日に花火なんてやっぱり行けない』
と、メールで言ってきました。
このとき俺は、自分がNさんに甘えていたことに気付きました。
そしてもう一度ちゃんと話がしたいと、Nさんを誘いました。
その日はNさんのほうから話し始めました。
Nさん『花火誘ってくれて嬉しかった。でも前みたいな気持ちに戻れてないに気付いて、
そしたら誕生日に一緒にはいけないって思ったの。あたし別れてから、〇〇君の気持ちを
中途半端に繋ぎ止めるような行動をしてしまった事を、すごく後悔してる。ごめんね。
だからこれからはもう誘ったりとかしないから』
本当はこの日、俺はもう一度やり直したいという自分の気持ちを話すつもりでした。
しかし、俺への気持ちがもう完全に無い、という彼女の言葉を先に聞いたため、言えませんでした。
そして家へ帰ってからNさんに、
『俺ももう気持ちの整理がついた。これ以上Nさんのことを好きでも迷惑かけるだけだしね』
と、メールを送りました。
それは、自分の本当の気持ちにも、彼女に対しても嘘をつく言葉でした。
大好きな人と、大好きだからこそ別れなくてはいけない・・・それはとても辛いことでした。
924 :
カズ:2005/09/02(金) 23:13:57
これが3週間前までの話です。
とりあえずその後食事とかには行っていません。
今でもNさんは俺の目の前で仕事をしています。
もちろん俺は今でもNさんのことが好きです。
気持ちを伝えられなかったことを今は後悔しています。
そのせいで俺は今すごく苦しいから・・。
でも改めて気持ちを伝えようとは思っていません。
俺の気持ちを伝えてNさんが苦しむ姿を見たくないから・・。
違う方法もあると思うけど、これが今の俺にできる、大好きな人のための精一杯なんです。
Nさんとの思い出を忘れることほど辛いものは無いから、俺はNさんのことを想い続けます。
Nさん以上の素敵な人が現れて、Nさんのことを本当に忘れられる日が来るまで・・。
以上で終わりです。
予想以上に長くなってしまいすみません。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
話してくれてありがとうm(__)m
不謹慎かと思うけどエッチはしたの?
926 :
カズ:2005/09/02(金) 23:57:35
>>925 してないですね。
いい感じになったことはあったけど、結局何も無いままでした。
今追いついた…
宣言通り夜カキコしてくれたんだね
新しい出会い、あるといいね
それより今はNさんかな…
まぁいずれにしてもカズの幸せを祈る。
マテルヨ
あっあと言い忘れてたけど
HAPPY BIRTHDAY
σσσ
ППП
|▽▽▽▽|
|∇∇∇∇∇|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(*≧o)=З
フゥ〜
ППП
|▽▽▽▽|
|∇∇∇∇∇|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(*≧∀)//゛゛
パチパチパチ〜
お誕生日おめでとう
(≧ω≦)b
自分でローソク吹き消した928に萌えたw
>カズさん
いい話をありがとう&お誕生日おめでとう
また新たなLoveStoryを紡げるといいね。
カズさん気持ちわかるよ
男ってなかなか忘れられないからねorz
そして、女って切り替え早いんだよね
カズさんの次の恋マテルヨ
みんなの恋もマテルヨ
931 :
610番、834番投稿者:2005/09/03(土) 11:16:24
>>925-926 割り込みスマソ!
私もカズさん同様エッチはしていません。それどころかキスさえしていません。
何せ相手は子蟻鬼女ですから。
932 :
連投スマソ、834です:2005/09/03(土) 12:17:35
カズさんの次の恋に乾杯!
当方は
>>610の彼女を慕い続けます。応援頼みまっせ!
933 :
カズ:2005/09/03(土) 21:22:27
みなさん、たくさんのコメントありがとうございます。
そして、まさか誕生日まで祝ってもらえるなんて・・・。
またそのうち、次の恋を書き込めるようになったら戻ってこようと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m
そういえばガードはどうしたんだ?
書き始めたからには最後まで書いてほしい。
ガード、最後まで書いてくれよぉ
あるいは途中で途切れたままの884
もしくは新しい人。とにかくマテルヨ
>>935 ガードはもう書かないって言ってたような…
確か偽者が出たんだよな・・
俺も読みたいけどね
なんでいきなりこんなに過疎?(´・ω・)
そして下がりすぎ?
カズ以降、誰も書かないな…寂しい…
939 :
恋する名無しさん:2005/09/07(水) 07:18:44
あげ
意見を聞かせてください。
塾の先生が、生徒好きになるっていう状況をどう思いますか??
941 :
恋する名無しさん:2005/09/07(水) 15:04:46
カズさんのストーリーってどっかの小説で読んだ事あるなぁ…orz
940、それはどこかの相談スレに行ってくれ
誰かLoveStoryを…聞かせてくれ
943 :
ムロ:2005/09/07(水) 20:59:00
こんばんは。この名前ではお久しぶりです皆さん。
私の物語に動きがあったので、書こうと思いしばらく名無しで板に潜んでいました。
今、書かれる方が誰もいないようなので、書きたいのですが…
もうすぐ次のスレになりますよね?
そうなると、初心者でスレ立てが出来なさそうな私は
物語の途中で次スレになってしまうのは避けたくて…
なので、次スレになり次第私が書き込んでも大丈夫でしょうか?
内容が分かりずらくてスミマセン…
じゃぁうめ
945 :
カズ:2005/09/07(水) 21:34:41
>>941 そうなんですか?それってなんていう小説ですかね??
でもこれは本当に俺の体験したことですよ(^^)
かなり詳しく書いてしまったんで、ドラマの電車男みたいに、
向こうがこれ見つけてたらやばいです・・。
946 :
恋する名無しさん:2005/09/08(木) 00:01:06
うめ?
じゃぁこっちのスレはショートストーリーで
みんな久しぶり ノシ
みんなのおかげで…新しい彼女できますた。
いますっごく幸せだよ。このスレの最後にこの報告できてよかった〜(^_^)v
みんなありがとね☆
@あんたって人は…
(⌒\:::::::::/⌒(⌒∨⌒)
( ̄>::( ゚Д゚)<(⌒\:::::::/⌒)
( ̄/:::::::: (_>::( ゚Д゚)::
/((⌒∨⌒(_/U::U\__)
/ (⌒\::::::::/ (_∧_)`∨⌒) 、@,
<(__>::( ゚Д゚)::<__し//J\::::::/⌒;@@^
|ヽ(_/::::::::\_)(_>::( ゚Д゚).つ|/`
| ヽ. (_∧_) // (_(ノ:::::::\_)
| \し|.|J ////(_∧_)
l `.:7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ し"J
ヽ / .:::/
/ ̄ ̄ヽ(,,゚Д゚) ~ ̄ヽ <おめでとう。
ヾニニ=/./ハゞ\=ニン
/ / /| |ヽ \
(__ ̄l/__U"U V`"
お幸せに
@もう書き込むな!!
もう悲しい話は書き込むな!!
幸せにな
あんたなら大丈夫だ
なんで前に書いた人の話を覚えてるんですか?
時間が経ってから出て来てもどんな人か忘れてません?
>>955ありがとうございます。・゚・(ノД`)・゚・。
このスレにはやっぱりいい人ばっかりだったよ、お母さん
957 :
恋する名無しさん:2005/09/15(木) 21:30:44
保守
埋めてしまった方がいいのでは?
うめーーー
うめうめ
埋め
埋めマテルヨ
徐々に埋め
ume
梅
毒
966 :
恋する名無しさん:2005/09/18(日) 01:36:32
熟め
うめ
969 :
恋する名無しさん:2005/09/21(水) 08:38:54
人を罵倒するときに使う「おたんこなす」の「おたんこ」ってなんだ?
というわけで調べてみました。
どうも、「おたんこなす」自体が「おたんちん」の訛ったものだと云うことです。
このおたんちんはもともと吉原など遊郭の言葉。
嫌いなお客を「おたんちん」と読んだのがはじまりだそうです。
では、「おたん」はなんだ? 「ちん」はなんだ?
かの「大言海」によると、「ボタモチヅラ(牡丹餅面)の転か」とあるらしいけど、これはちょっと苦しい印象。
それよりも発祥を考えるとしっくり来るのはおたん=「御短」 ちん=「珍」というもの。
ものすごい下ネタだけど、まあそういうことなんでしょう。
こうなると、「おたんこなす」に変貌を遂げたのも、
「ちん」という直接的な表現を婉曲した「小ナス」で表したと取ることができますね。
直接的じゃなくなったけど、こっちの報がダメージ大きいかも。
「おたんこなす」はオトコに向かって云わないと罵倒効果がないんだな。
970 :
恋する名無しさん:2005/09/21(水) 09:26:11
でっていう
で埋め
972 :
埋め:2005/09/21(水) 17:16:27
>>969 日本人ならたいてい「おたんこなす」じゃないのか?
>>969 人を罵倒するときに使う「おたんこなす」の「おたんこ」ってなんだ?
というわけで。どういうわけだよ、誰も聞いてねぇよ。
下ネタだから6ベェ
う
975 :
恋する名無しさん:2005/09/26(月) 12:06:52
埋めるのにどんだけ時間かかるんだよwwwwww
u
m
う
e
ume
め
ぼ
し
こ
ま
30秒規制があるなんて知らなかったよ…
ん
こ
ま
990 :
恋する名無しさん:2005/09/26(月) 16:54:28
ん
こ
992 :
恋する名無しさん:2005/09/26(月) 20:39:02
む
∧_∧ sage
( ・∀・)
( つ )つ sage
l⌒_ノ sage
し'し'
∧_∧
( ・∀・)
(○ )
(_)`∪ノ
994
995
996
998
もうすぐ終わり記念に携帯から
お世話になりました。
1000なら告白成功
1000なら戻れる・・・
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。