「インフルエンザ ウイルス 制圧」 「リバース・ジェネティクス ワクチン」
【「スペイン・インフルエンザ」から何を学ぶか】
(速水融−はやみ・あきら/慶應義塾大学名誉教授)
http://www.amazon.co.jp/dp/4894345021 >ウイルスは、遺伝子が不安定なRNAなので、変異しやすい。変異によってウイルスは、
ヒトの細胞のにとりつくようになる。そうすると、インフルエンザはヒトからヒトへ感染し、
大流行が起こる。すでに、鳥インフルエンザ・ウイルスの持つタンパクが、かなりの程度
ヒトにとりつきやすいように変異したという情報もある。
>そもそもインフルエンザ・ウイルスの表面には、H突起とN突起があって、その組み合わ
せは144種類にもなる。鳥類は、これらのウイルスのすべてを持っているといわれている。
しかも、鳥によっては、たとえばカモやアヒルは、ウイルスを消化器に持つので、その生命
には異常がない。ただ、その排泄物のなかでウイルスがしばらくは生きているので、他の
鳥類にうつる。ニワトリは呼吸器に持つので、ウイルスをうつされると死んでしまうし、ヒト
にもうつす。インフルエンザ・ウイルスを持ったニワトリが発見されると、何百万羽もが処分
されるのはヒトへの感染の可能性があるからに他ならない。
15 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 10:32:11
MM88ですね。
16 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 11:53:10
「ミクソウイルス群」(笑)
17 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 11:56:16
18 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 14:20:00
総説
人獣共通感染症をどのように克服するか −インフルエンザをモデルとして−
喜田 宏(北海道大学大学院獣医学研究科・教授、人獣共通感染症リサーチセンター・センター長)
http://nibs.lin.gr.jp/tayori/tayori543/rev543a.htm >1918年のH1N1新型ウイルスは,北米系統の鳥インフルエンザウイルスを起源とする。その伝播経路も,
カモ→家禽→ブタ→ヒトであろう。
>家禽のインフルエンザの早期摘発,淘汰によって,被害を最小限にくい止め,ヒトの健康と食の安全を守る。
鳥インフルエンザを鳥だけに止める。これが鳥インフルエンザ対策の基本である。
>インフルエンザAウイルスの起源と自然界における存続機構ならびに新型インフルエンザウイルスと
HPAIVの出現機構を踏まえて,それぞれの克服戦略を立てねばならない。
>以上に述べたように,家禽,家畜,野生鳥獣およびヒトのインフルエンザウイルス遺伝子はその全てが
野生水禽,特にカモのウイルスに起源がある。
19 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:34:10
20 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:35:20
● 講書始の儀でご進講の栄
「インフルエンザウイルスの生態」 喜田 宏
(人獣共通感染症リサーチセンター・獣医学研究科・獣医学部)
H5N1ウイルスのみに目を奪われて,他の亜型のウイルスも新型として出現する
可能性があることを忘れてはいけない。
「家禽のウイルス感染を早期に摘発,淘汰することにより,被害を最小限にくい
止めるとともにヒトの健康と食の安全を守る。鳥インフルエンザを鳥に止める。」
これが現実的な鳥インフルエンザ対策の基本です。
ヒトのインフルエンザもまた,予測と予防により克服を図らねばなりません。
インフルエンザの研究で培った方法論は,他の人獣共通ウイルス感染症を克服
するために応用することができます。まず,原因ウイルスの自然宿主を同定し,
伝播経路を解明しなければなりません。すなわち,自然界の野生動物とウイルス
の生態を解明することが,感染症の根本解決につながります。
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0802/647_01.htm
21 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:38:30
22 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:40:41
23 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:42:50
24 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:44:05
25 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:45:00
http://www.jsvac.jp/committe.htm 2008−2009年度日本ワクチン学会役員名簿
役 職
理事長 山西 弘一 (独)医薬基盤研究所
理 事(2006−2009年度)
浅野 喜造 藤田保健衛生大学
上田 重晴 (財)阪大微生物病研究会
大隈 邦夫 (財)化学及血清療法研究所
神谷 齊 国立病院機構三重病院
田代 眞人 国立感染症研究所
谷口 清州 国立感染症研究所
理 事(2008−2011年度)
清野 宏 東京大学医科学研究所炎症免疫学分野
高橋 元秀 国立感染症研究所
尾崎 隆男 愛知県厚生連合農業協同組合連合 昭和病院
岡田 賢司 国立病院機構福岡病院
石川 豊数 (財)阪大微生物病研究会
清水 文七 (財)日本ポリオ研究所
岡部 信彦 国立感染症研究所
推薦理事(2008−2009年度)
多屋 馨子 国立感染症研究所
堀井 俊宏 大阪大学微生物病研究所
監事(2008−2009年度)
倉田 毅 国立感染症研究所
中山 哲夫 北里生命科学研究所
26 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/08(日) 21:47:05
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/life/1198811399/809 809 名前:名無しゲノムのクローンさん[] 投稿日:2008/01/26(土) 21:16:49
分子生物学でも、ウィルス学は部外者だが
河岡の論文+関連海外論文を数種類、ペーパークラブで読んだところ
正直誰も再試で確認したとか、その結果に基づいて他のラボ(つまり
共著者に河岡が載っていない)の論文が見つからないんだよ。
ヒトと鳥の気管支上皮のシアリ酸結合形式の論文もそうだし。
peer reviewが成立するための土台がない分野としか思えん。でも、
だからと言って河岡ラボからの論文が捏造とはならんが。
In vitro and in vivo characterization of new swine-origin H1N1 influenza viruses
Nature 2009 Aug 20; 460:1021.
Yasushi Itoh Kyoko Shinya Maki Kiso Tokiko Watanabe Yoshihiro Sakoda Masato Hatta Yukiko Muramoto
Daisuke Tamura Yuko Sakai-Tagawa Takeshi Noda Saori Sakabe Masaki Imai Yasuko Hatta Shinji Watanabe
Chengjun Li Shinya Yamada Ken Fujii Shin Murakami Hirotaka Imai Satoshi Kakugawa Mutsumi Ito
Ryo Takano Kiyoko Iwatsuki-Horimoto Masayuki Shimojima Taisuke Horimoto Hideo Goto Kei Takahashi
Akiko Makino Hirohito Ishigaki Misako Nakayama Masatoshi Okamatsu Kazuo Takahashi David Warshauer
Peter A. Shult Reiko Saito Hiroshi Suzuki Yousuke Furuta Makoto Yamashita Keiko Mitamura Kunio Nakano
Morio Nakamura Rebecca Brockman-Schneider Hiroshi Mitamura Masahiko Yamazaki Norio Sugaya M. Suresh
Makoto Ozawa Gabriele Neumann James Gern Hiroshi Kida Kazumasa Ogasawara & Yoshihiro Kawaoka
http://www.nature.com/doifinder/10.1038/nature08260
29 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/10(火) 20:54:18
34 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/14(土) 20:21:15
35 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/14(土) 20:26:03
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1244795912/12 河岡義裕氏 プロフィール
昭和53年 北海道大学獣医学部卒業、獣医師免許取得
昭和55年 同大学院修士課程修了
鳥取大学農学部獣医微生物学講座助手
昭和58年 獣医学博士(北海道大学)取得
St. Jude Children's Research Hospital, Tennessee, Postdoctoral fellow.
昭和60年 同 Assistant Member (助教授研究員)
平成元年 同 Associate Member (準教授研究員)
平成8年 同 Member (教授研究員)
平成9年 ウイスコンシン大学獣医学部教授
平成11年 東京大学医科学研究所 細菌感染研究部教授
平成12年 東京大学医科学研究所 感染・免疫部門
ウイルス感染研究分野教授
学位 昭和58年 獣医学博士(北海道大学)
受賞暦 1991年、日本獣医学会賞
所属学会 日本ウイルス学会、日本獣医学会、米国ウイルス学会、米国獣医学会
専門分野 ウイルス学
Journal Editorial Board
1996 - 現在 Journal of Virology
1997 - 現在 Virus Research
2001 - 現在 Virology
1999 - 2001 American Journal of Veterinary Research
1999 - 現在 "インフルエンザ"
公職、その他
1992 Special Review Committee, NIH (Grant reviewer)
1994-1998 Virology Study Section Member, NIH (Grant reviewer)
2000-現在 国際ウイルス分類委員会オルソミクソ属委員長
36 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/14(土) 20:31:27
37 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/16(月) 00:28:06
農水省豚インフルエンザH1N1対策制度
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1242122519/5 根路銘,国昭
寺門,誠致
喜田,宏
清水,実嗣
大槻,公一
河岡,義裕
松浦,善治
伊藤,壽啓
西藤,岳彦
高田,礼人
迫田,義博
八田,正人
渡邉,登喜子
野田,岳志
村本,裕紀子
-学位論文一覧リスト- 北海道大学【大学院獣医学研究科・獣医学部】
http://www.vetmed.hokudai.ac.jp/library06.html
38 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/16(月) 00:34:29
In vitro and in vivo characterization of new swine-origin H1N1 influenza viruses
Nature 2009 Aug 20; 460:1021.
Yasushi Itoh Kyoko Shinya Maki Kiso Tokiko Watanabe Yoshihiro Sakoda Masato Hatta Yukiko Muramoto
Daisuke Tamura Yuko Sakai-Tagawa Takeshi Noda Saori Sakabe Masaki Imai Yasuko Hatta Shinji Watanabe
Chengjun Li Shinya Yamada Ken Fujii Shin Murakami Hirotaka Imai Satoshi Kakugawa Mutsumi Ito
Ryo Takano Kiyoko Iwatsuki-Horimoto Masayuki Shimojima Taisuke Horimoto Hideo Goto Kei Takahashi
Akiko Makino Hirohito Ishigaki Misako Nakayama Masatoshi Okamatsu Kazuo Takahashi David Warshauer
Peter A. Shult Reiko Saito Hiroshi Suzuki Yousuke Furuta Makoto Yamashita Keiko Mitamura Kunio Nakano
Morio Nakamura Rebecca Brockman-Schneider Hiroshi Mitamura Masahiko Yamazaki Norio Sugaya M. Suresh
Makoto Ozawa Gabriele Neumann James Gern Hiroshi Kida Kazumasa Ogasawara & Yoshihiro Kawaoka
http://www.nature.com/doifinder/10.1038/nature08260 >>27
39 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/16(月) 00:38:14
『インフルエンザ パンデミック』 (ブルーバックス)
堀本 研子 (著), 河岡 義裕 (著) 講談社 (2009/9/18)
内容紹介
世界的権威が新型インフルエンザの謎に迫る
世界初のインフルエンザウイルスの人工合成、スペイン風邪ウイルス
研究などで知られる世界的な権威が、豚由来の新型インフルエンザの
謎に迫る。緊急出版企画
内容(「BOOK」データベースより)
21世紀のパンデミック(世界的大流行)が突如発生、ウイルスは瞬く間に
世界に伝播した。はたして新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか。
ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威らが、最新の研究成果をもとに、
インフルエンザウイルスにまつわるさまざまなミステリーを解き明かす。
トップ研究者が最新の研究成果をもとに
新型ウイルスの疑問と誤解に答える!
@新型ウイルスは今年の冬、大流行する
A季節性インフルエンザと病原性は変わらないは「ウソ」
B新型ウイルスは、突如病原性が高まる可能性がある
C「60歳以上の高齢者は免疫があるから安全」は間違い
D肥満は、新型ウイルスの危険因子だった
http://www.amazon.co.jp/dp/4062576473 「私が書いたのは、序文とあとがきだけである。」(あとがき 河岡義裕)
40 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/16(月) 00:43:59
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090211ddlk08070136000c.html サイエンス最前線:研究者たちの素顔/9 新型インフルエンザ /茨城
◇変異前の抑え込みが重要「対策軽視すれば予防医学は崩壊する」
−−動物衛生研究所・西藤(さいとう)岳彦さん(46)
鳥同士で感染し、大半を氏に至らせることもある高病原性鳥インフルエンザウイルス。
人間同士で容易に感染する新型インフルエンザウイルスに変異し、世界中に広がるこ
とが懸念されている。「新型インフルエンザなど新興感染症の流行は、人間と自然界と
の境を、人間の都合で乗り越えた時に起きる」。つくば市の動物衛生研究所人獣感染症
研究チーム主任研究員の西藤さんは指摘する。
タイの国立家畜衛生研究所と共同の海外拠点「人獣感染症共同研究センター」のセン
ター長として、高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子解析に取り組む。流行の実
態を把握するとともに、日本への侵入や流行を防ぐ研究をしている。
「人と話すのが苦手で獣医を目指したのに、話をしないと研究が進まない」と苦笑いする。
北海道大獣医学部で微生物を研究。大学の恩師の推薦で米国の聖ユダ小児研究病院
に留学し、インフルエンザ研究の権威ウェブスター博士のもとで研究を始めて以来、
20年近くインフルエンザの研究を続けている。
センターがあるタイでは、水田にアヒルを飼い、稲作が終わると落ち穂を食べさせて遊牧
のように移動させる。これが高病原性鳥インフルエンザをタイ国内に広めた原因の一つと
みている。
42 :
41 :2009/11/16(月) 02:57:55
感染した鳥の遺伝子を解析し、以前に発見されたウイルスと同じ遺伝子型なら、かつて 発生したウイルス絶滅に失敗して広がってしまったと考えられる。日本では、宮崎や秋田 などでウイルスが確認されたが、二つの地点の型は別のものだったため、抑え込みに 成功していることが分かった。 高病原性鳥インフルエンザが発生した国や地域の多くは近年、国内消費や輸出などで 養鶏の生産が何倍にも増えたところだという。以前は感染があっても他の地域に広まるこ とは少なかったが、人間が感染した鳥と接触する機会が増え、新型インフルエンザが発生 しやすい環境が作り出されている。 大流行した場合、国は国民3200万人が感染し、最悪64万人の氏亡を予測する。97年 に香港で初めて人への感染が確認されて以来、世界で404人(2日現在、WHO調べ)の 感染と254人の氏亡が報告されている。 「香港での人間への感染は完全に抑え込んだ。あれから10年余の時間稼ぎができ、 ワクチン開発も進んだ。この10年は予防医学の成功の積み重ねだと思う」と話す。一方で 「大流行が起きていないからと対策を軽視したとき、予防医学の根本が崩れる」と危機感も 抱いている。【石塚孝志】 毎日新聞 2009年2月11日 地方版
49 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/17(火) 18:20:07
50 :
sage :2009/11/18(水) 06:52:06
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1247332873/8 次の新型インフルエンザに備え研究拡大―JST
6月9日17時29分配信 医療介護CBニュース
科学技術振興機構(JST、北澤宏一理事長)は6月8日、新型インフルエンザの発生とその後の
世界各地における流行・感染の拡大を踏まえ、インフルエンザ関連研究を拡大する方針を明ら
かにした。
拡大の対象となるのは、現在実施中あるいは終了間もないインフルエンザ関連研究のうち、
現在流行している新型インフルエンザや今後発生・流行の可能性がある新型インフルエンザに
対応した基礎研究である(1)戦略的創造研究推進事業ERATO型研究「河岡感染宿主応答ネット
ワークプロジェクト」(2)インフルエンザウイルスライブラリーを活用した抗体作出および創薬応用
に向けた基盤研究―の2つ。
(1)では、▽新型インフルエンザの宿主応答解析▽宿主内におけるインフルエンザウイルスの
病原性獲得機構の理解-の2本の柱で研究を進める。
(2)では、次の新型インフルエンザウイルスが出現した際に治療薬などの開発に活用できる
モノクローナル抗体を迅速に提供できるようにするため、「抗体ライブラリー」の構築を目指す。
(2)の代表研究者たちは、既にインフルエンザA ウイルスの全144通りの亜型のウイルスライブ
ラリー化を実現しているため、これを活用して各亜型ウイルスに対応したモノクローナル抗体を
作成する。またバイオインフォマティクス技術を用いて、将来起こり得る抗原変異を予測し、変異
ウイルスにも対応できる抗体も作成。さらに作成した抗体の治療などへの効果を動物実験により
確認し、抗体ライブラリーを創薬に応用するための基盤の確立も目指す。
研究費は、(1)が5億4000万円で、(2)が1億4000万円。
【モノクローナル抗体】
特定の抗原決定基だけと結合する抗体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000002-cbn-soci
54 :
インフルエンザの遺伝子は,すべてカモの腸内ウイルスに由来する :2009/11/26(木) 01:14:21
「インフルエンザウイルスの生態」
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0802/647_01.htm これまでの研究によって,家禽,家畜,野生鳥獣とヒトのインフルエンザウイルスの遺伝子は,
そのすべてがカモの腸内ウイルスに由来することが分かりました。したがって,当面,インフル
エンザを根絶することは無理であることを先ず認めなければなりません。
「家禽のウイルス感染を早期に摘発,淘汰することにより,被害を最小限にくい止めるとともに
ヒトの健康と食の安全を守る。鳥インフルエンザを鳥に止める。」,これが現実的な鳥インフル
エンザ対策の基本です。
ヒトのインフルエンザもまた,予測と予防により克服を図らねばなりません。
ヒトの新型インフルエンザウイルスの出現メカニズムと鳥インフルエンザウイルスの病原性
獲得過程を振り返り,現在の混乱状態を脱却して,鳥インフルエンザと新型ウイルスの先回り
克服戦略を策定,実施しなければなりません。
55 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/27(金) 17:28:53
56 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/27(金) 18:24:37
インフルエンザウルス
3.実施体制 研究項目 平成9年度 担当機関 1.新型インフルエンザウイルスの変異機構に関する研究 1)鶏と哺乳動物でのウイルスの病原性を支配する遺伝子の解析 2)ウイルスの進化機構と生物学的マーカーに関する調査解析 → 厚生省国立感染症研究所 2.新型インフルエンザの国内鳥類におけるウイルス疫学的研究 1)全国の鶏群の新型インフルエンザウイルス抗体解析 2)輸入鳥類、渡り鳥の保有ウイルス解析 → 農林水産省家畜衛生試験場 3.ヒト由来新型インフルエンザウイルスの鶏に対する病原性に関する研究 → 農林水産省家畜衛生試験場 4.研究推進 → 科学技術庁研究開発局
60 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/29(日) 01:53:23
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/student/1252006639/6 6 名前:学籍番号:774 氏名:_____[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 15:27:04 ID:???
>>2 参加申込
所属:米国国立衛生研究所
氏名:アントニー・ファウチ
連絡先:米国ワシントンDC国立衛生研究所
河岡先生に質問
1)新型ウイルスは鳥インフルエンザウイルスの組替えで生じると主張しておられましたが、予想がはずれた理由はなんでしょうか?
2)Natureのインフルエンザウイルスの再構成実験は異物反応のように見えます。感染と考える根拠はなんでしょうか?」
3)ワシントンポストに掲載された私の発言について間違った解釈に固執される理由はなんでしょうか?
所長代返
1)ロバートウェブスター博士の仮説を無批判に信奉していたため。
2)「結論ありき」の実験データをリーバースジェネッティクスを駆使してNature論文化するため。
3)英語力の不足と生来の意固地のため。
63 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/30(月) 16:09:27
64 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/30(月) 21:29:27
65 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/30(月) 21:39:44
地球温暖化詐欺同様のデータ捏造による、死ぬ死ぬ詐欺。
66 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/11/30(月) 21:48:45
67 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/01(火) 01:03:27
もう新型じゃないね。
68 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/01(火) 01:27:20
71 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/02(水) 01:23:51
>新型インフルエンザウイルスって何? つくり話。 以上。
73 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/03(木) 02:07:14
インフル重症化抑制に効果か
12月3日 18時55分 NHKニュース
北海道大学の研究グループは、糖の一種と特殊な乳酸菌をいっしょに投与すると、
インフルエンザが重症化するのを防ぐ効果があるという研究結果を発表しました。
副作用の心配も少ないと結論づけ、新型インフルエンザの新たな治療薬の開発に
つながるとしています。
この研究は、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの宮崎忠昭教授が
札幌市内で記者会見をして明らかにしました。宮崎教授の研究グループは
「βグルカン」と呼ばれる糖の一種を含む酵母の入った液体を特殊な乳酸菌ととも
に投与したマウスに、新型インフルエンザと同じ「H1N1型」の毒性の強いウイルス
を感染させて様子を観察しました。その結果、全体の75%が生き残り、投与しなか
ったマウスはすべて死んだということです。また、生き残ったマウスの中には、
体重が減らないマウスもいるなど副作用の心配も少ないと結論づけています。
研究グループは、「βグルカン」と乳酸菌によって免疫力が高まり、インフルエンザ
が重症化するのを防ぐ効果があるとみています。「βグルカン」は、酵母菌やキノコ
などに含まれているほか、食品添加物にも利用されているもので、宮崎教授は
「メカニズムが解明できれば、将来的に新型インフルエンザの新たな治療薬の開発
につながる」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014186591000.html#
75 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/04(金) 02:49:25
76 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/04(金) 19:00:41
◆新型インフルエンザ裏事情
http://www.nkskb.com/hatsugen.htm 2003年3月頃中国広東省で流行した新種のコロナウイルスによるSARS。1997年香港で鳥から人への初感染例が報告され
2005〜2006年に東南アジアで猛威を振るった高病原性鳥インフルエンザ。2009年4月メキシコでの流行に端を発した豚由
来の新型インフルエンザ。自然発生によるウイルスの突然変異で高々12年の間に人類への新感染症が3種も発生するもの
だろうか?
近年の遺伝子工学の技術革新は目覚ましく、タミフル開発に携わったオーストラリアの科学者エードリアン・ギブズ氏などは
新型インフルエンザウイルスの人為説を唱えている。またその一方で、米国のバクスター社は新型インフルエンザが大流行
する1年前の2008年8月28日に既に新型インフルエンザのワクチン製造の特許を申請している。
Baxter法という有名な熱傷の輸液法があるが、バクスター社は1931年に輸液メーカーとして創業、戦争の度に成長して来
た医療機器・製薬・バイオテクノロジーの国際的大企業で、薬害エイズで問題となった非加熱血液製剤の輸出にも関わって
いる。2009年2月27日付のカナダのTORONTO SUN紙が「バクスター社がヨーロッパの研究室用に輸出した季節性インフル
エンザウイルスの中に生きた鳥インフルエンザのウイルスが混入していた。」と報じていたが通常の研究ではあってはならない
ミスである。穿った見方をすれば「低毒性だが人から人への伝染性の高い季節性インフルエンザウイルスと強毒性だが人か
ら人への伝染性の低い鳥インフルエンザウイルスを一緒に培養する事により、強毒性で人から人への伝染性が高い新型イン
フルエンザウイルスを創ろうとしている」と考えられなくもない。
エボラ出血熱などもそうだが、致死率が高過ぎると局所で燃え尽きてパンデミックにならない。感染者が宿主としてある程度
動き回れないとパンデミックにならずワクチンが売れない ・・・・・続く
http://www.nkskb.com/hatsugen.htm
77 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/04(金) 19:03:07
>>76 ・・・・・・ 続き
エボラ出血熱などもそうだが、致死率が高過ぎると局所で燃え尽きてパンデミックにならない。感染者が宿主としてある程度
動き回れないとパンデミックにならずワクチンが売れない。鳥インフルエンザやSARSはやや毒性が強すぎてパンデミックにな
り難い。その点、致死率0.3〜0.5%の豚インフルエンザなら季節性インフルエンザの致死率0.1%よりも少し高く、且つ宿主も
ある程度活動可能でワクチン販売には最適である。
WHOは2009年5月14日にわざわざ新型インフルエンザウイルスの起源について「自然発生したものであり、研究施設に由
来するもではない」と人為説を否定するコメントを発表し、6月に早々とパンデミック宣言し、2009年9月25日に耐性ウイルスを
産むことを理由にタミフルの予防投与を控える勧告を出しているが、WHOのワクチン政策に関する諮問委員会にはバクスタ
ー、ノバルティス、グラクソスミスクライン、サノフィパスツール各社の役員が参加している。
細胞培養法によるワクチン製造の特許を取ったバクスターやその特許を買ったノバルティスはワクチンを売りたいのだろうが、
この細胞培養法というワクチン製造方法は生産効率は高いが、製造に使用される細胞に癌原性はないものの、腫瘍原性がある
とされ、使用には慎重を期すべきという専門家の意見もある。なるべく国産のワクチンを使用し、海外のワクチンを使用しない政
策を採っている厚生労働省はかなりの情報を持っていると思われるが、米国CNNはブッシュ政権時代の「元米国国防長官ラム
ズフェルド氏がタミフルで大儲け」という報道をしている。同氏はタミフルの特許を所有する米国のバイオ関連企業ギリアド社の
会長を1997年からブッシュ政権入閣の2001年まで務め、現在でも大株主だそうだ。「タミフルよりワクチンを」という流れはブッシ
ュ政権からオバマ政権に変わった影響があるのかもしれない。
http://www.nkskb.com/hatsugen.htm
78 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/04(金) 20:20:50
>>76 1997年の香港いんちきH5N1人鳥感染の情報が抜けてるのはなぜでつか? ワザとかな?w
79 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/04(金) 20:25:06
80 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/08(火) 17:30:46
81 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/10(木) 22:04:18
パンデミックに挑む:新矢恭子さん=神戸大准教授
◇人への鳥インフル感染、仕組み解析し対策探る−−新矢恭子さん(41)
<人の肺に鳥インフルエンザウイルスが感染する細胞があることを06年、証明した。
新型インフルエンザが季節性と違ってウイルス性肺炎を引き起こすのは、ウイルスが
鳥型の性質を残している可能性があるとみて解析を進めている>
季節性インフルエンザウイルスは人の上気道(鼻、のどなど)に感染する。ウイルスが
結合できる細胞上の受容体(レセプター)が上気道だけにあるからだ。一方、鳥に感染
するウイルスの表面は微妙に違う形をしている。このため通常は鳥から人に感染しない
が、ウイルスを深く吸い込むと呼吸器の奥(肺)で感染する。強毒性鳥インフルエンザ
ウイルス(H5N1型)が人に感染する原因の一つで、増殖にかかわるウイルスの遺伝子
が働いていることも突き止めた。
インドネシアと中国で鳥インフルエンザの調査を進めている。インドネシアは生鳥マー
ケットや家庭で鶏が放し飼いになり、豚舎を自由に動き回っている。
鳥と豚と人のインフルエンザウイルスが遺伝子交雑を起こすことで新型になることが、
今回も明らかになった。人と動物が濃厚に接触する環境から別の新型が生まれる可能
性がある。今回の新型対策を後世に伝えていく必要がある。
【聞き手・関東晋慈、写真は新矢准教授提供】
==============
■人物略歴
◇しんや・きょうこ
鳥取県生まれ。山口大大学院連合獣医学研究科修了。総合動物病院、製薬会社勤務
などを経て、99年から日本学術振興会特別研究員。07年から神戸大大学院感染症セン
ター准教授。専門はウイルス学。
毎日新聞 2009年11月18日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20091118ddm013100186000c.html
82 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/10(木) 22:09:50
パンデミックに挑む:中山哲夫さん=北里大教授
◇新型インフルワクチン、重症度と効果考えて−−中山哲夫さん(59)
<インフルエンザワクチンの国内4メーカーの一つ、北里研究所の付属大学で教鞭
(きょうべん)を執りながら、ワクチンの開発や製造、政策に提言を続ける。新型ワクチ
ンの効果には他のワクチンと同様に限界があることから、過度な期待を持たないよう
注意を促している>
小児科の臨床医を17年間務めた。多くの重篤な疾患を経験し、小児科治療が進歩
していないことを実感した。そのころ、週1回実験のため通って手がけたウイルスの
基礎研究に希望を感じ、のめり込んだ。主な研究テーマは麻疹(ましん)(はしか)。
全身が発疹状態になる麻疹のワクチンは、感染を予防する効果がある。それでも日本
は子どもの接種率が95%に達せず、制圧できずに世界から非難されている。
一方、インフルエンザワクチンは呼吸器のウイルス感染を予防できない。同じ製造
方法の新型ワクチンも同様だ。病気の重症度とワクチンの効果を比較すれば、子ども
と基礎疾患がある人だけ接種すれば十分と考える。
免疫がない子どもたちにすれば、季節性であろうと新型であろうと、インフルエンザは
毎年パンデミック(大流行)のような状況と言える。子どもにとって安全で有効なワクチン
を作り、感染症対策の長期的戦略を考える組織が必要だ。
【聞き手・関東晋慈】
==============
■人物略歴
◇なかやま・てつお
高知県生まれ。慶応大医学部卒。東京都済生会中央病院小児科勤務を経て、北里
研究所ウイルス部入所。01年から現職。共著に「鳥インフルエンザ−−農と環境と医療
の視点から」(養賢堂)。
毎日新聞 2009年12月2日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20091202ddm013100205000c.html
生物兵器の失敗作。 毒性が弱すぎる。 感染力も弱い。 騒ぐ奴バカ。
1918年のH1N1新型ウイルスは,北米系統の鳥インフルエンザウイルスを起源とする。その
伝播経路も,カモ→家禽→ブタ→ヒトであろう。
家禽のインフルエンザの早期摘発,淘汰によって,被害を最小限にくい止め,ヒトの健康と
食の安全を守る。鳥インフルエンザを鳥だけに止める。これが鳥インフルエンザ対策の基本
である。インフルエンザAウイルスの起源と自然界における存続機構ならびに新型インフル
エンザウイルスとHPAIVの出現機構を踏まえて,それぞれの克服戦略を立てねばならない。
以上に述べたように,家禽,家畜,野生鳥獣およびヒトのインフルエンザウイルス遺伝子は
その全てが野生水禽,特にカモのウイルスに起源がある。
http://nibs.lin.gr.jp/tayori/tayori543/rev543a.htm これまでの研究によって,家禽,家畜,野生鳥獣とヒトのインフルエンザウイルスの遺伝子は,
そのすべてがカモの腸内ウイルスに由来することが分かりました。したがって,当面,インフル
エンザを根絶することは無理であることを先ず認めなければなりません。
「家禽のウイルス感染を早期に摘発,淘汰することにより,被害を最小限にくい止めるとともに
ヒトの健康と食の安全を守る。鳥インフルエンザを鳥に止める。」,これが現実的な鳥インフル
エンザ対策の基本です。
ヒトのインフルエンザもまた,予測と予防により克服を図らねばなりません。ヒトの新型インフル
エンザウイルスの出現メカニズムと鳥インフルエンザウイルスの病原性獲得過程を振り返り,
現在の混乱状態を脱却して,鳥インフルエンザと新型ウイルスの先回り克服戦略を策定,実施
しなければなりません。
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0802/647_01.htm
88 :
政治の道具にされた科学は危険 :2009/12/12(土) 17:27:58
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1215362756/738 177 名前:名無しのひみつ [sage] :2009/12/10(木) 00:51:17 ID:wAlFwHp/
ここにひとつ、目前にせまった危機を警告し、その危機を回避する方法を説く
新しい科学理論があると思ってほしい。その理論が予測する危機は頻繁にメデ
ィアで報道され、ルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、グラハム・ベルや
H・Gウェルズら各界著名人、ノーベル賞受賞者たちも支持にまわった。研究資金
はカーネギー財団やロックフェラー財団がバックアップし、ハーヴァード、スタン
フォード等の各大学も、この研究において重要な役割を担っていた。この説が唱
える危機に対応するための立法措置は多数の州でとられ、米科学アカデミー、
全米医師会、米学術審議会の支援をも受けた。イエス・キリストも生きていてい
たらこの研究を支援していただろうといわれたくらいだ。
こんな調子で、この理論をめぐる研究、立法措置、世論の形成は、ほぼ半世紀
にわたって行われた。この理論に反対する者たちは批判の集中砲火で黙らされ、
反動的だの、現実に目を背けているだの、無知蒙昧だのと揶揄された。しかし、
いまの常識をもって顧みれば、この理論に反対した者がごく少数しかいなかった
ことには驚きを禁じえない。それどころか、この理論の名においてとられた行動に
よって何百万人もが死に追いやられた。
この理論とは、優生学である。その歴史は恐怖に満ちているため―そして、巻き
こまれた人々にとっては、あまりにも理不尽なできごとであったため―いまではめ
ったに語られることがない。
地球温暖化理論が優生学と同類だといっているわけではない。だが、それぞれの
構図に見られる共通点は、けっして表面的なものにとどまらない。注意を喚起したい
のは、データと問題のオープンで率直な議論が抑制されていることである。
マイクル・クライトン
『恐怖の存在』付録1「政治の道具にされた科学が危険なのはなぜか」
89 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/12(土) 19:53:19
90 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/15(火) 00:52:07
92 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/16(水) 17:15:07
93 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/18(金) 23:38:13
インフルエンザ パンデミック 河岡義裕・堀本研子著 - 09/12/16 | 08:00
東洋経済オンライン - ?2009年12月15日?
今年の3月にメキシコで発生した新型インフルエンザウイルスは、瞬く間に世界中に
広がりパンデミックを引き起こした。WHОは最悪の場合、この2年間に全世界で
27億人が感染すると予想する。
本書は、世界的権威である科学者らが最新の研究成果を基に、新型インフルエンザ
の謎を解き明かしたものである。新型ウイルスはなぜ誕生したのか、ワクチン接種で
完全に感染を予防できるのか、抗インフルエンザ薬は本当に効くのか、などタイムリー
なトピックを扱っている。
本格的な冬を迎えるなか、私たちはどのように新型インフルエンザに対峙し、被害を
最小限に食い止めるためには何をすればいいのかを知ることができる。
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/8d6c2f0d14a143791db6226c75882331/ p.231
「あとがき」(抜粋)
>本屋さんにいって、新書コーナーを見てみると、ブルーバックスが占める場所はそれほど
大きくはなくあまり目立ってもいない。昨今の理科離れの影響なのか、はたまた新書乱立の
影響なのか、残念ではあるが栄枯盛衰・盛者必衰なのかもしれない。
>本書は、今冬の流行に備えて、正しい知識を広めることを目的として執筆を計画した。一般
向けの本とはいえ、そこはブルーバックスなので、かなり専門的な情報もあえて加えた。
などとえらそうなことを書いているが、章立てと執筆は堀本さんと高月さんが基本的には行った。
>私が書いたのは、序文とあとがきだけである。
94 :
弟子が弟子なら師匠も師匠 :2009/12/21(月) 04:35:45
95 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/21(月) 04:37:07
>インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、
>それまで勢力を保っていたウイルスがその座を奪われて消える特性をもっている。
>詳しいメカニズムはまだ分かっていないが、古い型と新しい型のウイルスが争うと、
>必ず新鮮なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐するのである。
>ウイルスのこの動きを見ていると、まるで人間社会のポスト争いを見るようで興味深い。
河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.103〜
>>34
96 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/21(月) 04:39:29
>ところで過去に一度だけ、このポスト争いのメカニズムが狂ったことがある。1977年に、H1N1
ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、1918年に登場したスペイン風邪の
末裔として1950年代に流行していたウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。つまり27年
もたってから再び現れたのである。しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことは
あり得ない。インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、昔
流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。
>私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。人為的なミス≠セ。
可能性として考えられることは二つある。
>まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。もう一つは、
「どこかの国の研究者のフリーザーからもれた」というもの。いずれにしても、人為的にウイルス
が流出して広がったとしか考えられないのである。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1244795912/5
98 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/25(金) 16:29:08
>高病原性鳥インフルエンザウイルスもヒトの新型ウイルスもブタから分離されるウイルスも、
遺伝子は全部カモが運んでくる北の営巣湖沼水中に凍結保存されてずっと存続しているウイルスに起源
>従って過去の新型ウイルスも今回のウイルス(HINI)もブタから来ている
>昨年11月に自然界に存続しているすべてのインフルエンザAウイルス亜型のライブラリーができました。
>このライブラリーを使って研究開発を進めることを提案しています。
>インフルエンザといかに向き合うかということは、非常に地味なことをまじめにやるしかないのです。
>自然界、家禽、ブタとヒトのグローバルサーベイランス(疾病の発生状況や変化の継続的監視)をきちんとやって予測に役立てる。
>それから、鳥インフルエンザを家禽の中だけにとどめる、ワクチンに頼るようなことで摘発、淘汰を怠ってはいけない
>今回のブタ由来HINIウイルスが出てきたときに、これが季節性のインフルエンザになったときのことを考えて、
従来の季節性インフルエンザウイルスワクチンにこのウイルス抗原を入れてはどうかと提案した
>政府は動いてくれません。タンパク量が増えるから、などとどうでもいい理由によってです。
>ヒトの季節性インフルエンザ対策こそが新型ウイルス対策の基本になるべきですが、その季節性インフルエンザ対策が今のところなっていない
>ワクチンももっと効くものをつくらなければいけないし、抗原変異の予測もきちんとできていません。
>サーベイランス予測、迅速診断、ワクチン、抗ウイルス薬などの研究を地道にやるしかない
>こういう背景のもとで私たちはインフルエンザワクチン、迅速診断キットの開発、ヒト型化抗体の開発などをやってきました。
例えばH5NIウイルスを昨年 11月につくったライブラリーの中から選んで増殖させ、ヒト用のワクチンを試製しました。
この不活化ウイルスワクチンをサルの鼻から垂らし、器官に摂取させるといずれも十分にその効果を示しました。
H7N7、H9N2、H2N2ウイルスについても一部実験中ですが、サルできちんと効果があることを確認しています。
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview43/04.html
99 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/25(金) 16:33:59
100 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/26(土) 05:47:10
<速報>新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)オセルタミビル耐性株(H275Y)の国内発生状況 [第1報] (掲載日 2009/12/25)
http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3601.html >2009年4月中旬に、
これまでのA/H1N1株とは全く抗原性の異なる
ブタ由来のA/H1N1新型インフルエンザウイルス(A/H1N1pdm)
がメキシコ・北米を中心に発生し、
その後、日本を含む世界各国に広がった。
>国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター第1室
(独)製品評価技術基盤機構バイオテクノロジー本部生物遺伝資源情報部門
地方衛生研究所
101 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 01:59:40
新型インフルは絶対テロだと思います
102 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 04:12:36
103 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 04:14:02
哺乳類への感染の鍵解明 H5N1型ウイルスの変異 '09/12/24
高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型の一部の変異が、哺乳ほにゅう類の間で
感染しやすくなるのに重要な役割を果たすことをモルモットの実験で解明したと、東京大
医科学研究所の河岡義裕かわおか・よしひろ教授らが24日、米科学誌電子版に発表した。
H5N1型は現在は人から人への感染はまれだが、今回判明したウイルスの変異が起き
ると、人の間でも感染しやすくなる可能性があるという。
中国・ハルビン獣医研究所などとの共同研究。H5N1型はアジアやアフリカで鳥から
人への感染が続き死者も出ている。
河岡教授らは、2001〜05年に中国で鳥から採取された5種類のH5N1型ウイルスを
モルモットに感染させ、未感染のモルモットと同居させた。すると、うち2種類のウイルスは
モルモットの間で感染が広がった。
その仕組みを調べると、ウイルス表面にあるタンパク質「ヘマグルチニン」のアミノ酸の
一部の変異が、哺乳類への感染のしやすさに重要な役割を果たすことが分かった。
このタンパク質は、ウイルスが細胞に感染する際に重要な働きをする。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200912240204.html
104 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 04:14:49
人に感染しやすい特徴のウイルス発見 強毒の鳥インフル
2009年12月24日10時54分 朝日新聞
人に感染すると6割近くという高い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ
(H5N1)について、人の間で感染しやすい特徴を持つ種類があるらしいことが
わかった。H5N1の感染は、現状ではウイルスを持つ鳥と濃厚に接触した人
などに限られているが、人から人に感染しやすくなれば、世界的な大流行
(パンデミック)を起こす恐れがある。日本と中国の研究者が24日、米専門誌
(電子版)に発表する。
研究は、東京大医科学研究所の河岡義裕教授や中国農業科学院ハルビン
獣医研究所のホアラン・チャン教授らが、日本の「感染症研究国際ネットワーク
推進プログラム」の一環として実施した。
どんな特徴があると、ウイルスが人から人に効率よく感染するかを見極める
ため、2001〜05年に中国の野鳥や鶏から見つかった6種類のH5N1を、
モルモットで調べた。
モルモットは、インフルウイルスがまず最初に感染する、鼻やのどの細胞の
ウイルスとくっつく部位(受容体)が人と似ている。6種類のうち、2種類だけが、
モルモット同士で感染を起こした。この2種類を調べたところ、ウイルス表面に
あるたんぱく質(HA)に特徴があった。
HAは受容体にくっつくために欠かせないが、一部のアミノ酸に変異があり、
人型の受容体にくっつきやすいことがわかった。研究チームが遺伝子技術を
使ってこの変異を元に戻すと、受容体にくっつかなくなり、変異がないと感染し
にくいこともうかがわせた。
研究チームの河岡さんは「人に感染しやすくなる特徴は複数考えられ、今回
見つかったのはその一つ。今回の変異があるウイルスはすでに野鳥や鶏の間
で感染しているので、人に感染しないかどうか、注意して観察する必要がある」
と話す。(大岩ゆり)
http://www.asahi.com/national/update/1224/TKY200912240113.html
105 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 04:15:34
鳥インフル、2カ所の遺伝子変異なら哺乳類で感染しやすく
東京大医科学研究所の河岡義裕教授らは病原性の強い「H5N1型」
鳥インフルエンザウイルスの2カ所の遺伝子が変異すると、人間など
哺乳(ほにゅう)類の間で感染を広げやすくなることを突き止めた。
野鳥やニワトリなどの鳥インフルエンザウイルスを監視し、今回見つかった
遺伝子変異の有無を調べれば、大流行の可能性を見極めるのに役立つ。
神戸大、中国農業科学院ハルビン獣医研究所などが参加する日中共同
研究チームの成果。米科学雑誌プロス・パソジェンスに24日発表する。
(24日 16:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091224AT1G2400O24122009.html
106 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 04:17:10
<新型インフル>研究を強化 2チームに約7億円配分
6月8日20時10分配信 毎日新聞
文部科学省所管の科学技術振興機構は8日、新型インフルエンザの発生を踏まえ、
インフルエンザ研究を強化すると発表した。河岡義裕・東京大医科学研究所教授らと、
喜田宏・北海道大教授らの国内の二つの研究チームに3〜5年で計6億8000万円を
新たに配分する。
河岡教授らは、生体内でウイルス同士の遺伝子が混ざり合う過程などを詳しく調べ、
新型インフルエンザウイルスが病原性を獲得する仕組みの解明を目指す。喜田教授ら
は、どんな型の新型ウイルスが出現しても迅速な治療薬開発につながる候補物質の
リスト作りを急ぐ。【西川拓】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000101-mai-soci 科学技術振興機構が2大学に助成金、インフル関連研究拡充
科学技術振興機構(JST)は8日、インフルエンザ関連の研究を拡充すると発表した。
東京大と北海道大の治療薬研究などに3〜5年間で計6億8000万円を助成する。
東京大医科学研究所の河岡義裕教授らは新型インフルエンザに感染した人の体内
で起こる反応を解析。海外では若者で重症化するなど季節性インフルエンザにはない
特徴があり、病態の解明につなげる。複数のウイルスが遺伝子を交換し合って混合ウ
イルスが生まれる「遺伝子再集合」のメカニズム解明も進める。
北海道大の喜田宏教授らは理論上144通りの組み合わせが存在するA型ウイルス
すべてに対する抗体を集めた「抗体ライブラリー」を構築する。免疫の働きを利用して
ウイルスを攻撃する抗体医薬の開発などに結びつける計画だ。(08日 22:32)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090608AT1G0802C08062009.html >>51
107 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/27(日) 04:17:54
次の新型インフルエンザに備え研究拡大―JST
6月9日17時29分配信 医療介護CBニュース
科学技術振興機構(JST、北澤宏一理事長)は6月8日、新型インフルエンザの発生とその後の
世界各地における流行・感染の拡大を踏まえ、インフルエンザ関連研究を拡大する方針を明ら
かにした。
拡大の対象となるのは、現在実施中あるいは終了間もないインフルエンザ関連研究のうち、
現在流行している新型インフルエンザや今後発生・流行の可能性がある新型インフルエンザに
対応した基礎研究である(1)戦略的創造研究推進事業ERATO型研究「河岡感染宿主応答ネット
ワークプロジェクト」(2)インフルエンザウイルスライブラリーを活用した抗体作出および創薬応用
に向けた基盤研究―の2つ。
(1)では、▽新型インフルエンザの宿主応答解析▽宿主内におけるインフルエンザウイルスの
病原性獲得機構の理解-の2本の柱で研究を進める。
(2)では、次の新型インフルエンザウイルスが出現した際に治療薬などの開発に活用できる
モノクローナル抗体を迅速に提供できるようにするため、「抗体ライブラリー」の構築を目指す。
(2)の代表研究者たちは、既にインフルエンザA ウイルスの全144通りの亜型のウイルスライブ
ラリー化を実現しているため、これを活用して各亜型ウイルスに対応したモノクローナル抗体を
作成する。またバイオインフォマティクス技術を用いて、将来起こり得る抗原変異を予測し、変異
ウイルスにも対応できる抗体も作成。さらに作成した抗体の治療などへの効果を動物実験により
確認し、抗体ライブラリーを創薬に応用するための基盤の確立も目指す。
研究費は、(1)が5億4000万円で、(2)が1億4000万円。
【モノクローナル抗体】
特定の抗原決定基だけと結合する抗体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000002-cbn-soci >>52
108 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/28(月) 00:07:09
109 :
名無しゲノムのクローンさん :2009/12/28(月) 02:19:52
H1N1型は、H1回でN(妊娠)1回させる精子の事だろ。
111 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/01(金) 14:03:21
112 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/07(木) 20:19:00
113 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/07(木) 21:05:57
病原性強い原因を解明=肺炎多発のスペイン風邪−東大など
12月30日7時25分配信 時事通信
1918〜19年に世界で大流行し数千万人の死者を出したインフルエンザ「スペイン風邪」の強い病原性には、
ウイルスの自己複製(増殖)に関する遺伝子が重要な役割を果たしていることを、米ウィスコンシン大の渡辺
登喜子研究員、東大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームが30日までに明らかにした。
今後発生する同様の新型インフルエンザの治療薬開発に役立つとみられる。論文は米科学アカデミー紀要
に掲載される。
通常のインフルエンザウイルスは鼻やのどなど上気道で効率良く増殖し、気管や肺など下気道ではあまり
増えない。スペイン風邪ではウイルス性肺炎による死者が多かった。
研究チームは、ウイルスを人工的に合成する技術を用いて、現在流行するインフルエンザとスペイン風邪の
遺伝子を組み合わせたウイルスを10種類作成。インフルエンザウイルスに対する反応性がヒトと似ているモデ
ル動物フェレットに感染させ、鼻、気管、肺でのウイルスの増殖を調べた。
ほとんどのウイルスは鼻でしか効率的に増えなかったが、自己複製を担うたんぱく質「RNAポリメラーゼ」を
つくる遺伝子がスペイン風邪のものである場合、肺や気管でもよく増えていた。
研究チームは、このたんぱく質がスペイン風邪ウイルスの強い病原性に大きくかかわっているとし、「その
働きを抑えるような薬の開発が重要」(河岡教授)としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081230-00000014-jij-soci
116 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/08(金) 16:34:38
60代以上の多くに新型免疫か ウイルス分析結果を発表
現在の新型インフルエンザと過去に流行したスペイン風邪など、同じ
「H1N1型」のインフルエンザウイルスの遺伝子分析から、60代以上の
人の多くが新型への免疫を持っている可能性があるとの研究結果を
科学技術振興機構の西浦博さきがけ研究者(理論疫学)と米国の研究
者らのグループがまとめ、英科学誌に8日発表した。
グループは、11の国と地域で新型感染者の年齢分布を検討。75%
以上が30歳未満に集中し、10〜19歳がピークで、65歳以上は3%
未満と少ないことを確認した。
これを踏まえ、1918年以降に流行したH1N1型のウイルスについて、
人の免疫反応にかかわるウイルス表面のタンパク「ヘマグルチニン」の
遺伝子配列を分析。18年以降40年代までに流行したウイルスと新型
との間に、タンパクに付いている「糖鎖」と呼ばれる構造が一部脱落して
いる共通点があることを突き止めた。77年以降に流行したウイルスには
この特徴がなかった。
グループは、この流行時期によるウイルスの違いが、年齢による免疫
の差が生じた理由とみており、60代以上には新型への免疫があるが、
77年以降に生まれた人には免疫がないと考えた。
2010/01/08 10:51 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010801000190.html
117 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/08(金) 16:37:00
新型インフルエンザ:スペイン風邪と同じ構造 「高齢者に免疫」裏付け
新型インフルエンザが人に感染するかどうかを左右するウイルスの構造が、
スペイン風邪など20世紀前半に流行したウイルスと同じだったことが、科学
技術振興機構の西浦博・さきがけ研究員らの研究で分かった。新型ウイルス
では高齢者に感染者が少ないことが知られているが、その原因の一つが
解明されたことになる。また、日本で1人の感染者から広がるのは1・21〜
1・35人で、感染力は季節性インフルエンザと同じか弱いことも判明した。
7日付の英医学誌2誌に発表した。
ウイルスの表面にはヘマグルチニンという突起があり、この突起を使ってヒト
の細胞に侵入する。研究チームは、新型と同じH1N1型の過去のウイルスで、
ヘマグルチニンの先端構造を比較した。
その結果、1918〜40年代前半に流行したスペイン風邪や同時期の季節性
インフルエンザのウイルスは、先端の構造が同じだったことが分かった。これ
に対し、77年以降は同じ構造を持つウイルスが、ほぼなくなっていた。このため、
60歳代以上では新型に免疫を持つようになったと考えられる。
さらに、確定患者約3500人を対象に感染のしやすさを調査。20〜39歳を1と
した場合、19歳以下は2・7倍、40〜59歳が0・56倍、60歳以上は0・17倍と
なった。
西浦さんは「再流行が起きても、小規模な流行にとどまるのではないか」と話す。
【永山悦子】
毎日新聞 2010年1月8日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20100108dde041040018000c.html
118 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/08(金) 16:40:12
ウイルスの遺伝子分析で、ホストの免疫獲得(抗体産生能)がわかるなんてすごいね。
119 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/08(金) 16:44:15
昔流行ったウイルスが、いったん消えてしまって、流行のブランクがあると想定できると、 目の前で起こった流行はすべて、「新型」とみなすことができますね。
120 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/08(金) 16:48:26
「ヘマグルチンニン/ノイラミニダーゼ」ドグマは、ここしばらく有力な基本学説であり続けるのかな?
まだまだ、たっぷり研究予算がつくみたいだしね。
>>51 >>52
121 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/08(金) 16:54:40
「新型インフルエンザ/パンデミック」パラダイムのパズル解きごっこ
122 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/09(土) 23:42:34
123 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/13(水) 03:10:35
125 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/13(水) 19:08:29
126 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/16(土) 01:34:38
スーパーサプライズ | うんちくクン
http://www.ntv.co.jp/surprise/friday/unchiku/ 1月15日放送 新型インフルエンザ スタジオゲスト:久保純子 八代英輝弁護士 サバンナ
「実はこれからが危険!?新型インフルエンザのうんちく」
新型インフルエンザのピークは3月にもう一回くる可能性が!?
そう答えてくれたのは、東京大学医科学研究所 河岡義裕先生。
河岡先生はインフルエンザの謎をDNAレベルから解き明かし世界で絶賛された世界一のウイルスプロフェッサー。
127 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/20(水) 18:36:03
128 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/20(水) 18:37:40
129 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/22(金) 06:16:04
130 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/22(金) 19:18:45
てか、もともとは「豚インフルエンザ」と言われていたものが 「新型インフルエンザ」と改名されたんじゃなかったっけ? 逆感染があったというニュースだよね?
131 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/22(金) 20:24:08
132 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/22(金) 20:30:22
133 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/22(金) 20:32:36
134 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/22(金) 20:48:17
「ブタ→ヒト」ウイルスも、「ヒト→ブタ」ウイルスも、単なる戯言SFストーリー。
135 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/26(火) 22:30:25
136 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/26(火) 23:22:50
発症前にウイルス検出、唾液から 新型インフルで鹿大教授ら
新型インフルエンザの感染初期に、唾液に含まれる微量のウイルスを検出する
方法を鹿児島大の隅田泰生教授(生物化学)らのグループが開発、兵庫医大
(兵庫県西宮市)で検査機器の試験運用を進めている。
簡易検査キットと遺伝子検査の組み合わせによる確定診断方法に比べ、100分
の1から1000分の1のウイルス量で検出可能といい「発症前でも感染が確認でき、
早期治療で重症化を防ぐ効果が期待できる」としている。
隅田教授によると、ウイルスがヒトの細胞の表面を覆う糖鎖にくっついて感染する
ことに着目。患者の唾液に含まれるウイルスに、人工的に作った糖鎖をつけた微小
な粒子を付着させ濃縮、検出する方法を開発した。
新型インフルエンザの感染は通常、高熱などの症状が出た後、簡易検査キットで
診断されるが、一定量以上のウイルスがないと結果が「陰性」となるケースがある。
2010/01/25 06:10 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012501000010.html
137 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/28(木) 04:35:14
H5N1型異変 哺乳類感染の鍵 東大医研教授ら解明
1月12日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型の一部の変異が、哺乳(ほにゅう)類の間で
感染しやすくなるのに重要な役割を果たすことを、東京大医科学研究所の河岡義裕教授ら
がモルモットの実験で解明した。
H5N1型は現在は人から人への感染はまれだが、今回判明したウイルスの変異が起きる
と、人の間でも感染しやすくなる可能性があるという。
中国・ハルビン獣医研究所などとの共同研究。H5N1型はアジアやアフリカで鳥から人へ
の感染が続き死者も出ている。
河岡教授らは2001〜05年に中国で鳥から採取された5種類のH5N1型ウイルスをモル
モットに感染させ、未感染のモルモットと同居させた。すると、うち2種類のウイルスはモルモ
ットの間で感染が広がった。
その仕組みを調べると、ウイルス表面にあるタンパク質「ヘマグルチニン」のアミノ酸の一部
の変異が、哺乳類への感染のしやすさに重要な役割を果たすことが分かった。このタンパク
質は、ウイルスが細胞に感染する際に重要な働きをする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100111-00000020-fsi-bus_all
138 :
ウイルスの毒性? :2010/01/28(木) 04:39:49
講演したのは、東京大医科学研究所の河岡義裕教授▽国立国際医療センターの
工藤宏一郎・国際疾病センター長▽神戸大大学院医学研究科の新矢(しんや)恭子
准教授▽神戸市立中央市民病院感染症科の春田恒和部長。
国内では患者数が減少傾向にある新型インフルエンザ。再流行について、河岡教授
と工藤センター長は「終息に向かっており、この冬、再度の大流行の可能性は低い」と
口をそろえた。河岡教授は「(新型ウイルスが)季節性インフルエンザとなって定着する
のは確実で、今年秋以降、再び流行する」との予測を披露した。
インフルエンザウイルスは遺伝子変異が速いのも事実で、河岡教授は「ウイルス学的
に見て、もう少し毒性が強まっても不思議ではない」と指摘。極端な変化はないとしても、
今よりも幾分重い症状を伴う病気へと変わる可能性は捨てきれないようだ。
新矢准教授は、鳥インフルエンザの最大被害国であるインドネシアで、食用として売ら
れている生きたニワトリなどを調査。「これらの中に、ヒトに感染するタイプの鳥インフル
エンザウイルスが存在することが明らかとなった」とし、新たなパンデミックを起こす危険
性が引き続きあることを示した。
またインドネシアでも新型が流行しているといい、新型と鳥インフルエンザのウイルスが
混ざり合い、「新たなタイプのウイルス出現もあり得る」と警鐘を鳴らした。
(2010/01/25 11:55)
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0002665128.shtml 「新型と鳥インフルエンザのウイルスが混ざり合い」?
139 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/29(金) 00:04:43
140 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/01/31(日) 23:58:08
山積みワクチン 専門家「流行備え接種を」 新型インフル 「忘れ去られた」
厚生労働省によると、新型インフルエンザワクチンは国が一括購入し、卸業者
を通じて各医療機関に届く。返品はできない決まりで、厚労省血液対策課は
「予算がなく、余ったとしても引き取らない」としている。県は「健康な成人への
接種は需要がある。まだ余剰とは言い切れない」としている。
在庫は、本県を含む37都道府県で計654万回分に達することが、本紙の
取材で判明している。
東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は「子供の感染者が減少したが、成人の間
では流行が続き、年明け以降も週10人以上の死者が出ている。1万人以上が
死亡した米国のような大流行が日本で起きないとも限らない。国や自治体は医療
機関や業者任せにせず、接種を呼びかけるべきだ」としている。
(2010年1月30日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100129-OYT8T01394.htm >子供の感染者が減少したが、
>成人の間では流行が続き、
>年明け以降も
>週10人以上の死者が出ている。
>1万人以上が死亡した米国のような大流行が
>日本で起きないとも限らない。
>国や自治体は
>医療機関や業者任せにせず、
>接種を呼びかけるべきだ
141 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/01(月) 01:27:24
142 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/04(木) 03:12:42
146 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/12(金) 02:19:11
147 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/12(金) 02:23:52
ヒトのウイルスの起源を、鳥だとかブタとかに見立ててしまったところに、 致命的な間違いがあったということ。 生物の進化や起源について、科学的な証明は不可能なのに、 (統計学的な遺伝子配列の相関関係は因果関係ではない) ウイルスで、その科学的な証明をやれたつもりになってしまったんでしょう。 それとも、それをわかりながら専門外の人々を騙しつづけてきたのかな?
149 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/14(日) 13:39:53
ノロウイルスが猛威 新型インフルエンザと入れ替わり 2010年2月18日2時15 分 朝日新聞 新型の豚インフルエンザの流行が下火になってきたのと反対に、小学校や保育園、高齢者 施設などで、ノロウイルスを中心とする感染性胃腸炎が猛威をふるっている。新型インフルよ りも格段に感染力が強く、国立感染症研究所や保健所は、警戒を強めるよう呼びかけている。 国立感染症研によると、全国3千の医療機関(小児科)で感染性胃腸炎と診断された患者は 1月31日までの1週間で1医療機関あたり14.31人。同時期ではここ10年で最も高い。 多くがノロウイルスによるという。 保健所管内で1医療機関あたりの平均患者数が20人を超えると、警報発令レベルとなる。 警報レベルを超えた保健所がある自治体は36都府県に上る。集団感染は、小学校や高齢者 施設が目立つ。子どもが保育所や小学校に通う家ではトイレなどで感染が家族など大人に 広がる例もある。 例年、ノロウイルスを中心とする感染性胃腸炎は、秋に流行が始まって12月ごろにピークを 迎え、その後は減少する。それが今季は、11月にピークに達した新型インフルの波が収まっ たのを見計らったように上昇を始めた。 インフル流行中は皆が手洗いやうがいに気をつけていたから食中毒を中心とする感染性胃 腸炎が少なかったという見方をする人もいる。ただ裏付けるデータはない。国立感染症研の 岡部信彦感染症情報センター長は「強力な感染力で一度にバッと広がる」と警戒を呼びかける。 東京都世田谷区の区立松原小学校(児童558人)で昨年末、大勢の児童が下痢や吐き気を 訴えて小児科医院を受診した。学校側がメールで全校の健康状態を聞いたところ3日間で 児童74人、教師2人、給食の調理にかかわった1人が症状を訴えた。保健所の調査で、51人 の便からノロウイルスが検出された。
151 :
150 :2010/02/20(土) 00:06:37
前日の学校給食が疑われたが、給食サンプルからウイルスや菌は検出されず、ノロウイルス は感染から発症までに24〜48時間要するのに対し、飲食後すぐ不調を訴えた児童がいた。 このため保健所は、食中毒よりも外部から侵入したウイルスが人を介して感染した可能性が 高いとみている。 同小では春にも集団感染があり、区は秋に対策マニュアルを配ったが学校に危機感は薄か った。小林巧校長は「秋は、新型インフル対策で頭がいっぱいだった」と話す。 2006年12月に都内のホテルであった集団感染例はウイルスの手ごわさを示した。 宴会の利用客を中心に約440人が吐き気や下痢を訴え、発症者の便からノロウイルスが 検出された。保健所は分析で食中毒と断定できず、外部から持ち込まれた可能性が強いと 報告をまとめた。 調査で、ノロウイルスに感染した1人が、ホテルの3階と25階でじゅうたんに吐いたことがわか った。従業員が洗剤で清掃した。しかし消毒が不十分で換気の悪い場所だったため、じゅうたん の上を歩いた人が乾燥して舞い上がったノロウイルスを口から取り込んだ可能性も指摘された。 東京都健康安全研究センターの調査では、床上80センチから模擬嘔吐(おうと)物を落とした ところ3時間以内に床上160センチで成分が検出された。人が吐いたときにウイルスを含んだ 飛沫(ひまつ)が大人の目や口の高さまで届く可能性があるという。 じゅうたんに付いたウイルスは、1週間から10日程度もその場所に残るという報告や、ウイルス の大きさは細菌より30〜100分の1と小さく、掃除機の排気口から出てしまうという推測もある。 新型インフルの流行で常備されたアルコール消毒液では完全に除去するのは難しいという。 汚染された床は次亜塩素酸(塩素系漂白剤)の希釈液(0.1〜0.02%)に浸した布などでふき 取るのが有効だという。衣服などは85度以上の熱湯で1分つける。(熊井洋美、小幡淳一) ◇
152 :
151 :2010/02/20(土) 00:07:36
〈ノロウイルス〉 食中毒の感染源は主に二枚貝。感染した人の吐瀉(としゃ)物や便を介しても
うつる。10〜100個ほどのウイルスでも発症し下痢や嘔吐(おうと)、頭痛などの症状が出る。
治療は対症療法しかないが、水分を十分にとれば数日で治り、後遺症もない。感染しても発症
しない場合もあるが、乳幼児や高齢者は脱水症状などを起こして重症化、死亡する例もある。
1968年、米オハイオ州ノーウオークの小学校で集団発生した急性胃腸炎患者から検出。
02年に国際ウイルス学会で土地の名前にちなんで正式に命名された。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201002170533.html
153 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/20(土) 01:04:21
154 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/20(土) 01:06:27
腹痛おこすヒトのウイルスが、二枚貝(牡蠣貝)によって運ばれて感染伝播するって、完全にデンパだろ。
155 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/21(日) 22:58:27
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100221/trl1002210255001-n1.htm ■なにも疑問抱かず 研究チームはつっ走った
パンデミック事例の検討で、指導的研究者北広の見解を述べた講演の
レポートが科学技術振興機構サイトで発表された。
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview43/ ≪方向付けのリスク≫
ある夜、ピペドたちは酒を飲んで意見を出し合った。院生が「本当に人獣
共通感染だろうか」と疑問を口にした。とたんに怒号が飛んだ。
「ボス(研究ラボの最高指揮官)が人獣共通感染とおっしゃってるんだ!
人獣共通感染といったら人獣共通感染だ!」
≪「不自然」の認識はあった≫
この研究にかかわったピペドは「『これは人獣共通感染のはず』という思い
込みがあったからだ。科学に思い込みが入ると都合よくものを見てしまう。
その典型例だった」と気づいてそこを静かに立ち去った。科学に見立ては
必要だが、思い込みになると目が曇る。
科学者の職業的体質とは「疑う」ことであろう。実験結果を疑い、発表された
論文を疑い、自らの研究も疑う。その科学者ですら思い込みで目が曇り、
疑うのを忘れた。しかも個の研究者の思い込みは修正されることなく、
そのまま組織の思い込みになってしまった。
「関与した者がそれぞれの頭で考えることを放棄したがために妄想の坩堝
になっていたのではないか」。人獣共通感染症新型インフルエンザパンデ
ミックの妄想は、すでにありふれている鳥H5N1を人に感染する新型ウイ
ルスとしてしまっただけに衝撃的な愚かさだが、突き詰めてみれば、
組織が誤る典型的な理由が実は根本にあったように思えてくる。
156 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/24(水) 18:59:40
新型インフル諮問委、記録残さず=首相に答申の専門家会議−非公開の10回検証困難
2月21日2時34分配信 時事通信
政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)に、国が採るべき方針を
答申してきた専門家諮問委員会(委員長・尾身茂自治医科大教授)が、開いたすべての会議
で議事録などの記録を残していなかったことが20日、分かった。
実効性に疑問が残る空港での水際対策やワクチン輸入などは諮問委の見解に沿って実施
されたが、決定に至る過程の検証は困難になる可能性が高い。
諮問委のメンバーは、尾身委員長と感染症の専門家4人。新型インフルの発生を受け、昨年
5月1日に初会合が開かれた。会議はすべて非公開で、原則的に開催自体が明らかにされて
いない。
厚生労働省や内閣府の関係者によると、これまでに開催されたのは10回で、うち9回は前政
権下で開かれた。同省側が対策の根幹となる「基本的対処方針」などの原案を用意し、委員に
意見を求める形で議論は進められたという。
5月は機内検疫や感染者の隔離措置など水際対策を主な議題に5回開かれた。6月は冬の
流行拡大に向けて態勢を見直すため3日連続で開催。8月、9月は各 1回で、外国製ワクチンの
輸入や接種スケジュール、費用などの方針を検討した。
会議には同省幹部らが同席したが、類似の会議とは異なり、議事録は作らず、発言は一切
録音しなかった。残っているのは出席者の個人的なメモのほか、取材対応用に用意した数回
分の議事概要だけで、どのような議論が交わされたのかが分かる資料は内部向けを含めて
存在しないという。
世界的に異例だった水際対策は、諮問委の「一定の効果があった」との評価で継続されたが、
実際は潜伏期間の感染者が多数すり抜けた可能性があると指摘する研究者もいる。巨費を投じ
た輸入ワクチンは大半が余る見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000005-jij-soci
157 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/02/24(水) 19:01:20
158 :
これはすごい研究だ :2010/02/27(土) 11:15:39
【感染症】鳥インフルエンザと季節性インフルエンザ 混合で重症化も 東大など研究
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1267205177/ 鳥インフルと季節性、混合で重症化も 東大など研究
2010年2月23日5時4分
鳥インフルエンザが人の季節性インフルと遺伝子の組み換えを起こすと、哺乳(ほにゅう)類に
効率的に感染するだけでなく、重症化しやすいウイルスに変わる恐れがあることが分かった。
鳥インフルが、人の間で世界的大流行(パンデミック)を起こす新型インフルになる可能性が
引き続き高いようだ。東京大医科学研究所の河岡義裕教授や米ウィスコンシン大の
八田正人准教授らの研究で、今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。
これまで鳥と季節性との遺伝子組み換えでは、重症化しないウイルスしか生まれないと見られていた。
鳥インフル(H5N1)は鶏などに対しては100%近い致死率になるが哺乳類にはそれほど
強い症状を起こさない。世界でアジアを中心に300人近くが亡くなっているが、治療まで時間が
かかるなどウイルスの性質以外の要因が影響しているとみられる。
人から人へ効率良く感染するように変異もしていない。
河岡さんらは、鶏で流行しているウイルスと、季節性インフルのA香港型(H3N2)とで遺伝子が
混合する組み合わせを254通り想定。実際に遺伝子工学でつくって性質を調べた。
254種類のうちパンデミックを起こす恐れが強く、増殖能力の高い75種類をマウスに感染させた。
そのうち22種類は、ウイルス1万個を感染させたマウス4匹がすべて2週間以内に死んだ。
とくに致死性の高い3種類はわずか10個のウイルスの感染で半数のマウスが死亡した。
22種類すべてで、ウイルスの増殖に関係する遺伝子(PB2)は季節性インフルのものだった。
人の場合、季節性と鳥の両インフルに同時に感染すると、体内で遺伝子組み換えがおこり、
病原性の高いウイルスが誕生する可能性がある。
河岡さんによると、感染力は強くないが、PB2がヒト型の鳥インフルはすでに欧州で散発的に
見られる。鳥インフルの調査を継続的に実施することが大切だという。(大岩ゆり)
▽記事引用元
http://www.asahi.com/health/news/TKY201002220390.html
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091201-00000000-diamond-bus_all 英社製ワクチン使用停止騒動で日本が学ぶべき国内体制強化
ダイヤモンド・オンライン12月 1日(火) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合
日本に“良薬”となるか?
カナダで接種された、英グラクソ・スミスクライン(GSK)製の新型インフルエンザ
ワクチンの一部で副作用が相次いだ件である。同社は、複数の州政府に使用停止
を要請し、原因を調査中だ。
あわてたのが、日本政府である。12月に、日本も同じ工場製のワクチン3700万人
分(2回接種)を輸入し、来年1月から供給を開始する予定だったためだ。現地に
調査団を送り、情報収集するという。
それは結構だが、今回の騒動で日本はあらためて2つの教訓を得た。
第一に、国産ワクチン強化の重要性である。そもそも日本は近年、ワクチン開発
に消極的だった。副作用で国が訴えられると、ほとんど国側が敗訴してきた経緯や、
需要の変動が大きく収益性が低いとメーカー側が敬遠してきたためだ。
そこへこの新型インフルエンザ騒動である。今年は輸入による穴埋めも仕方がな
い。だが、国産体制が不十分なままでは、不測の事態に対応できまい。強毒性の
鳥インフルエンザが大流行した場合は、どうするのか?
161 :
160 :2010/03/03(水) 15:11:56
東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長の河岡義裕教授は「パンデミ ックインフルエンザ対応は、感染者数のピークを低くし、重症者数を減らすことが 重要。その一環であるワクチン強化は国防政策として取り組むべき」と強調する。 第二に、国内データの蓄積・分析の充実だ。冒頭のGSK製ワクチンの場合、17.2 万本の接種で通常1〜2例の割合で起こる副作用が、6例報告された。わずか0.003% の確率だが、安全性が疑われる特定のロットの調査を公表した。かたや日本では、 同種のデータは取れていない。過去、季節性インフルエンザではワクチン接種者の 入院者率や小児の死亡者も分析には至らず、今年初めてその体制が構築された。 上記のような、公衆衛生を守るための仕組みづくりや、そのための組織連携の 強化は焦眉の急だ。 (「週刊ダイヤモンド」編集部 柴田むつみ) --------------------------------------- ワクチン接種で、ウイルス感染をコントロールするんですね、わかります。 全部にワクチン打てば、不顕性感染も全部、感染予防阻止できるんですね、わかります、わかります。
163 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/06(土) 11:59:26
164 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/07(日) 17:10:17
166 :
AIDS、プリオン、SARS、インフルエンザ・・・ :2010/03/12(金) 02:46:49
167 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/13(土) 17:40:56
輸入ワクチン行き場なく 新型インフル一段落、期限切れも
2010年3月13日 06時28分
国内での新型インフルエンザ流行が一段落する中、政府がスイスのノバルティス社と英国のグラクソ・スミスクライン
(GSK)社から計1126億円で買い付けた輸入ワクチン9900万人分が行き場を失っている。
昨年10月の売買契約締結の発表時には2回必要とされていた接種は、その後、1回で効果ありとして回数が変更された。
この時点で国産の5400万人分と合わせると全国民分を超える量が確保され、ワクチンが余ることが確実になった。
厚生労働省は現在も、メーカーと余剰分の解約に向けた交渉を続けている。
有効期間が製造から6カ月とされるノバルティス社製のうち、2月3日に出荷予定だった234万回分は、引き合いの
ないまま今月末に使用期限を迎える。これまでに出荷されたのは、山形など4都県から発注のあった136回分のみだ。
GSK社のワクチンは有効期間が18カ月と長いが、販売単位が1箱50回分と大きいため「一度に使い切れない」と
医療機関から敬遠され、今シーズン中の出荷のめどは立っていない。
厚労省のまとめでは、1月末までに国産ワクチン接種を受けた人は約1800万人。国産の需要も急減している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010031301000036.html
168 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/14(日) 01:19:41
169 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/14(日) 09:03:20
新型インフルエンザの奇妙な点は、 1 患者数や死亡者数は季節性インフルエンザと殆ど同じだと言う点 2 冬ではなく、まだ暖かい9月10月にピークを迎えた点 3 ワクチンが一回で効果を発揮したこと 4 100年前のスペイン風邪に対する抗体が効果があること この点を総合して考えて妄想すると、 新型インフルエンザは、H1N1のスペイン風邪をもとに人工的に季節性インフルエンザと混ぜて 巧妙につくった人工的な新型季節性インフルエンザ、そして、誰かが広めるために故意に撒いて歩いた可能性がある そういえば、どこかに、新型は人為的に作成された可能性があるといってた教授がいたとおもうのだけど どの点を言っていたのかは一切報道されてなかったよね
170 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/15(月) 17:59:03
>>169 そういういんちきいかさま陰謀論も、真相を煙に巻くための陽動攪乱目くらまし印象誘導の目論見。
172 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/20(土) 12:53:58
インフルは終息したのか 警戒態勢に悩む自治体(1/2ページ)
2010年3月20日11時23分 朝日新聞
新型の豚インフルエンザは終息したのか――。研究者らが慎重に推移を見守る一方、
都道府県は国の対応に注目する。警戒態勢を解かずに第2波に備えるのか、いったん
緊張を緩めて新たな体制づくりをするのか。政府の動きや研究者の発言をにらみながら、
選択の道はさまざまだ。
国立感染症研究所の調査では新型インフルの流行による患者数は11月下旬にピー
クを迎えた後に減少。19日の調査結果では2週連続で流行水準を下回ったが、季節性
インフルならまだ流行シーズンのはずで、新型の再燃への懸念も残っている。
しかし、地域で医療に携わる自治体にとって、住民にずっと警戒するよう呼びかけ続け
るのは難しい。感染への注意を促すインフルエンザ警報は、発令した自治体の約6割に
あたる約20自治体が解いたのに加え、知事をトップに据え、自治体や医療機関、企業や
学校の連携を支える「インフルエンザ対策本部」を解散させる県が出てきた。
大分県は15日、滋賀県は17日、それぞれ県の対策本部を解散した。「『最高の危機
管理体制を敷く必要はない』との合意に至った」(大分県健康増進課)、「県民の感染予防
行動が行き届いていた」(滋賀県ウェブサイトでの嘉田由紀子知事のメッセージ)とし、
今後は「通常の危機管理体制」で応じるが、新型インフルウイルスの変異や、これまでと
異なる年齢層などで集団感染があれば、速やかに対策本部に戻すという。
残る45自治体は、対策本部を維持しているが、今後の政府の対応により、解散や規模
見直しを考えている自治体が多い。流行の沈静化後、対策本部解散を検討したことがあ
る北海道の山口亮・医療参事は、「ワクチンの在庫処理もあり、やはり国の動きを待たない
と動きにくい」と話す。愛媛県の担当者は「感染症法上、新型でなくなるのは厚生労働大臣
が宣言したときだ」と、判断を心待ちにする。
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201003190550.html
173 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/03/20(土) 12:55:21
インフルは終息したのか 警戒態勢に悩む自治体(2/2ページ)
次の流行に備えつつ、医療機関や学校、保健所などでの混乱が収まったこの時期に、
昨年4月からの対応を振り返り始める自治体も出てきた。千葉県は、今月、検疫関係者
への聞き取りに着手、病院や医師会へのインタビューも予定している。長野県も、夏前
に報告書にまとめることを目指し、委員会を開いた。
一方で、富山県など、厚生労働省の新型インフル対策の検証結果が出るのを待って
から県内対策のまとめに取りかかる、と考えている自治体もあり、検証のスピードには
差が出そうだ。
◇
厚生労働省の担当者は19日の会見で新型インフルは「終息傾向にある」との認識を
示した。ただ「季節性インフルが今後新型に取って代わることや、新型が再流行する
可能性は否定できない」として、ただちにいまの対策を見直す考えはない点を強調した。
今後は、今月中にも、検疫やワクチン供給など今回の一連の新型インフル対策の課題
を洗い出す専門家の委員会を開く。その上で、国内の情勢や世界保健機関(WHO)の
判断をにらみつつ、患者の発生状況の定点観測(サーベイランス)をいつまで続けるかや
対策本部の縮小などを具体的に検討していくという。
厚労省幹部は「いますぐではないが、いまの状態が続けば、どこかのタイミングで、
何らかの(終息に向けた)宣言はしなければいけないとは感じている」と話している。
(熊井洋美、武田耕太、北林晃治)
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201003190550_01.html
174 :
法螺吹き山彦 :2010/03/27(土) 20:08:19
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi [9402] 新型インフルエンザIII 投稿者:ヤマビコ 投稿日:2010/03/27(Sat) 17:00
新型インフルエンザも峠を越えた様です。
ここらでこれまでの経過を検討することが必要と思います。
1.このためのワクチンは、約1126万人分(約1250万人分)在庫となりました。
ワクチン準備の対応は適切であったかどうかが第一の検討課題です。
2.マイナーな遺伝子の変化は当然あったかも分かりませんが、
パンデミックを引き起こすような遺伝子の変化はこの広い世界中の流行でも1例も認められておりません。
従って、パンデミックなインフルエンザ発生の危険性に対しての適切な対応処置に
関して検討は必ず行なわなければいけないと思います。H5N1を含めて。
ワクチン準備はどのようにすべきかはこれまでの延長上で考えるべきでない、と思います。
ましてや、実際にH5N1ワクチンを接種するなどの考えは止めた方が良いと考えます。
(現状でもH5N1AIインフルエンザに対してワクチンをすべきと考える集団がありますが)。
3.このインフルエンザの疫学に対しては、十分に調査すべきと思います。
人から豚への感染は、水面下では多く見られた、と聞いております。
科学的な調査を実施することは必要です。
ただ、研究費欲しさのあまり大げさにこれを使用するのではなく、
このインフルエンザ感染の特徴を捉えなければいけません。
豚から人への感染がみられたのかどうかなど、重要な点がいっぱいあります。
この時に、変異が見られたのかどうかは最も重要な課題です。
このように、騒ぐことに対しては皆さんは声をあげますが、
過去を解析することに対しては皆さん、オカンムリです。
大いなる議論が必要です。
--------------------------------------------
>人から豚への感染は、水面下では多く見られた、と聞いております。
>豚から人への感染がみられたのかどうかなど、重要な点がいっぱいあります。
175 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/04/07(水) 00:38:59
176 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/04/23(金) 19:35:17
プリオン 鳥由来H5N1 豚由来H1N1 ダイオキシン 環境ホルモン オゾン層破壊フロンガス 地球温暖化温室効果二酸化炭素 ・・・ ・・・
177 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/04/26(月) 20:46:39
インフルエンザとはなにか (13) その顛末記
http://takedanet.com/2010/04/post_8c9b.html かつて国は「大変だ。新型インフルエンザと季節性インフルエンザの両方の
ワクチンを作らなければならない」といって大量の税金を使った。
一体、インフルエンザの専門家はなにか知っていることがあるのだろうか?
あれほどテレビで警告を発し、新型インフルエンザが恐ろしいのはウィルス
の種類が違うから、免疫が効かず、従って、新型も恐ろしいし、続いて起こる
季節性の流行も怖いと言っていたのはどうしたのか?
日本の専門家も薬品会社からお金を貰っていたのか?
日本の専門家はバカなのか?
バカなのに、偉そうにNHKでコメントしていたのか?
それに振り回された我々がバカなのか?
178 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/05/17(月) 02:05:01
平成9年度科学技術振興調整費「新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究」実施計画(案)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/10/01/980110b.htm 研究の趣旨
1997年8月、香港において同年5月に死亡した男児の検体から新型のインフルエンザウイルス
(H5N1型)が分離された。このウイルスは、従来、トリ型インフルエンザのウイルスであって鳥類
にしか感染せずヒトへの感染はないと考えられていたものであった。香港行政府は、この事態の
重大さに鑑み、感染者、抗体陽性者等の調査を行ってきた。その結果、これまでに明らかになっ
たH5N1型ウイルス感染者は、本年1月12日時点で既に17名(うち死亡者は4名)と増加傾向に
あり、また、抗体陽性反応者も9名見つかっている。これらの抗体陽性反応者は、主に養鶏場の
労働者やウイルスに直接暴露のあった者であったことから、H5N1型ウイルスによるインフルエン
ザはヒトからヒトへの感染ではなく、トリからヒトへの感染の可能性が高いと考えられた。
一方、香港では、昨年から鶏群にH5N1型ウイルスと近似のウイルスの感染による高病原性トリ
インフルエンザが大流行している。香港行政府は、これ以上の鶏への被害の拡大を防止するとと
もに、感染している鶏からヒトへの感染ルートを遮断して新型インフルエンザの伝播を防止するた
めに、150万羽の鶏の処分を余儀なくされた。
179 :
178 :2010/05/17(月) 02:10:42
我が国は、香港に地理的に近く人の往来が多いことや鳥類の輸入があっとこと、また、大陸から の渡り鳥の飛来も見られること等のため、もしこの新型インフルエンザウイルスがこれらの経路の いずれかを通って国内に持ち込まれることがあれば、我が国でも鶏への被害が発生し、さらには ヒトにも感染が拡大する危険性が高いが、有効なワクチンの開発体制がまだ整備されていないた め、新型ウイルスによるインフルエンザが発生した場合には被害が甚大になる危険にさらされて いる。 したがって、本研究では、この新型インフルエンザウイルスの国内への侵入・まん延を防止する 対策に資することを目的として、ウイルスの変異による種間伝播の可能性の検討、国内の鶏群及び 海外からの輸入愛玩鳥、渡り鳥等の野鳥を主とした鳥類の疫学解析、感染した海外渡航者からトリ への逆感染の可能性の検討等を緊急に行う。 担当機関 厚生省国立感染症研究所 農林水産省家畜衛生試験場 科学技術庁研究開発局
180 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/07(月) 18:19:08
http://www.2nn.jp/search/?q=%EF%BC%A8%EF%BC%95%EF%BC%AE%EF%BC%91&e= 【感染症】人に感染しやすい特徴のウイルス発見 高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1261839206/ 2009年12月24日10時54分
人に感染すると6割近くという高い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)について、
人の間で感染しやすい特徴を持つ種類があるらしいことがわかった。
H5N1の感染は、現状ではウイルスを持つ鳥と濃厚に接触した人などに限られているが、
人から人に感染しやすくなれば、世界的な大流行(パンデミック)を起こす恐れがある。
日本と中国の研究者が24日、米専門誌(電子版)に発表する。
研究は、東京大医科学研究所の河岡義裕教授や中国農業科学院ハルビン獣医研究所の
ホアラン・チャン教授らが、日本の「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」の一環として
実施した。
どんな特徴があると、ウイルスが人から人に効率よく感染するかを見極めるため、
2001〜05年に中国の野鳥や鶏から見つかった6種類のH5N1を、モルモットで調べた。
モルモットは、インフルウイルスがまず最初に感染する、鼻やのどの細胞のウイルスとくっつく
部位(受容体)が人と似ている。6種類のうち、2種類だけが、モルモット同士で感染を起こした。
この2種類を調べたところ、ウイルス表面にあるたんぱく質(HA)に特徴があった。
HAは受容体にくっつくために欠かせないが、一部のアミノ酸に変異があり、
人型の受容体にくっつきやすいことがわかった。
研究チームが遺伝子技術を使ってこの変異を元に戻すと、受容体にくっつかなくなり、
変異がないと感染しにくいこともうかがわせた。
研究チームの河岡さんは「人に感染しやすくなる特徴は複数考えられ、
今回見つかったのはその一つ。
今回の変異があるウイルスはすでに野鳥や鶏の間で感染しているので、
人に感染しないかどうか、注意して観察する必要がある」と話す。(大岩ゆり)
181 :
魔術的なロジック? :2010/06/07(月) 18:21:41
どんな特徴があると、 ウイルスが 人から人に効率よく感染するか を見極めるため、 2001〜05年に 中国の野鳥や鶏から見つかった 6種類のH5N1を、 モルモットで調べた。 これが現代の錬金術師のワザ?
182 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/18(金) 02:43:19
183 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/18(金) 02:46:22
orzミソクソウイルス
184 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/29(火) 13:49:32
インフルワクチン214億円分を廃棄
海外2社と購入契約を結んでいた新型インフルエンザワクチンについて、厚生労働省は28日、
スイスのノバルティス社から当初、輸入予定だったうち未納入の約3割を解約することで合意した。
グラクソ・スミスクライン社(GSK、英)とも3月に輸入予定の約3割の解約で合意。
厚労省は当初、2社から計9900万回分(1126億円)の輸入契約を結んでいたが、
解約により計273億円を節約できたとしている。
一方、使われないまま使用期限の切れるノバルティス社の1662万回分(214億円)は
廃棄される。
新型インフルエンザの流行は終息し、輸入ワクチンはほとんど使われなかったため、
厚労省は2社と一部解約の交渉を行っていた。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000620-san-soci
185 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/29(火) 16:50:17
186 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/30(水) 14:46:07
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/13557023 リバース・ジェネティクス法によるインフルエンザ生ワクチンの開発
Development of influenza live vaccine by reverse genetics
研究課題番号:13557023
2001年度〜2002年度
代表者
河岡 義裕
研究者番号:70135838
東京大学・医科学研究所・教授
研究分担者
高田 礼人
研究者番号:10292062
東京大学・医科学研究所・助手
五藤 秀男
研究者番号:50323639
東京大学・医科学研究所・助手
堀本 泰介
研究者番号:00222282
東京大学・医科学研究所・助教授
大隈 邦夫
財団法人化学血液療法研究所・第一製剤部長
187 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/06/30(水) 14:51:51
188 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/17(土) 18:01:59
サイエンス最前線:研究者たちの素顔/9 新型インフルエンザ /茨城 ◇変異前の抑え込みが重要「対策軽視すれば予防医学は崩壊する」 −−動物衛生研究所・西藤(さいとう)岳彦さん(46) 鳥同士で感染し、大半を死に至らせることもある高病原性鳥インフルエンザウイルス。 人間同士で容易に感染する新型インフルエンザウイルスに変異し、世界中に広がるこ とが懸念されている。「新型インフルエンザなど新興感染症の流行は、人間と自然界と の境を、人間の都合で乗り越えた時に起きる」。つくば市の動物衛生研究所人獣感染 症研究チーム主任研究員の西藤さんは指摘する。 タイの国立家畜衛生研究所と共同の海外拠点「人獣感染症共同研究センター」のセ ンター長として、高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子解析に取り組む。流行の 実態を把握するとともに、日本への侵入や流行を防ぐ研究をしている。 「人と話すのが苦手で獣医を目指したのに、話をしないと研究が進まない」と苦笑いす る。北海道大獣医学部で微生物を研究。大学の恩師の推薦で米国の聖ユダ小児研究 病院に留学し、インフルエンザ研究の権威ウェブスター博士のもとで研究を始めて以来、 20年近くインフルエンザの研究を続けている。 ◇ ◇
189 :
188 :2010/07/17(土) 18:02:57
センターがあるタイでは、水田にアヒルを飼い、稲作が終わると落ち穂を食べさせて
遊牧のように移動させる。これが高病原性鳥インフルエンザをタイ国内に広めた原因の
一つとみている。
感染した鳥の遺伝子を解析し、以前に発見されたウイルスと同じ遺伝子型なら、かつて
発生したウイルス絶滅に失敗して広がってしまったと考えられる。日本では、宮崎や秋田
などでウイルスが確認されたが、二つの地点の型は別のものだったため、抑え込みに
成功していることが分かった。
高病原性鳥インフルエンザが発生した国や地域の多くは近年、国内消費や輸出などで
養鶏の生産が何倍にも増えたところだという。以前は感染があっても他の地域に広まる
ことは少なかったが、人間が感染した鳥と接触する機会が増え、新型インフルエンザが
発生しやすい環境が作り出されている。
大流行した場合、国は国民3200万人が感染し、最悪64万人の死亡を予測する。97年
に香港で初めて人への感染が確認されて以来、世界で404人(2日現在、WHO調べ)の
感染と254人の死亡が報告されている。
「香港での人間への感染は完全に抑え込んだ。あれから10年余の時間稼ぎができ、
ワクチン開発も進んだ。この10年は予防医学の成功の積み重ねだと思う」と話す。一方
で「大流行が起きていないからと対策を軽視したとき、予防医学の根本が崩れる」と危機
感も抱いている。【石塚孝志】
毎日新聞 2009年2月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090211ddlk08070136000c.html
190 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/23(金) 00:22:44
191 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/23(金) 00:31:33
192 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/24(土) 23:33:32
新型インフルエンザっていうのはただの季節性インフルエンザ これは1980年代後半に一度アメリカではやった豚インフルエンザなので 20代以降の多くの人には既に免疫があったけど、都合が悪いので報道はおろか学会発表すらご法度だった 実際には日本ウイルス学会で多くの成人は一度、新型に感染したことがあるといわれていたけどね この件は全くマスコミには報道されなかった。 この話の根拠は、ワクチンが一回で効果があったこと 医学では、ワクチンは2回打たないと効果がないのは常識で 一度の接種で効く場合は、一度似たウイルスに感染したことがある場合だけ つまり通常の季節性インフルエンザと同程度の違いしかなかった
タミフルの販売はロシュで日本では中外製薬が行っているけど 開発したのはアメリカのGサイエンシズ社で、これはラムズフェルドが大株主の会社 おかけで、Gサイエンシズ社の株は急上昇でラムズフェルドは大もうけしたらしいので 一部の週刊誌はラムズフェルドが仕組んだとか書いているのもあったけど実際はどうかな? 研究者ってお金は欲しくないけど、研究費は欲しいんだよね これは名誉欲が強いから ついでに、自分の研究が世界中に認められたいという欲も非常に強い 製薬会社もだぶついたタミフルをはけさせないといけなかったし そろそろインフルエンザのパンデミックが起きてほしかった 製薬会社と研究者の思惑が一致したのが今回の新型インフルエンザ マスコミもネタが欲しかったからこれに便乗しただけ
今回のインフルエンザ騒動ではおかしな論文が多数でたからね 例えば、スペイン風邪に感染した経験のある老人は今回の新型インフルエンザに対する抗体がある なんて論文はその最たるもの インフルエンザはRNAウイルスだから遺伝子の変異速度はとても速い だから、いくらH1N1だからといって、半世紀以上の年月を超えてその塩基配列が保存されることはとても考えられない スペイン風邪のH1N1なんかより、最近はやっているソ連風邪の方がよっぽど新型に近いだろうにね それと研究者が絶対に認めたくない事実があってそれは 過去のインフルエンザのパンデミックは必ず衛生状態の悪い地域で流行していること スペイン風邪は第一次世界大戦後の劣悪な状態の時 アジア風邪、香港風邪、スペイン風邪、全て政治情勢が不安定な時期に流行していて たんに栄養状態が悪いからパンデミックになっただけなんだけど それは絶対に認めたくは無いらしい
196 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/25(日) 01:32:12
>>193 >これは1980年代後半に一度アメリカではやった豚インフルエンザ
「豚インフルエンザ」が人にうつったと言うのかな?
>>194 タミフルの化学成分の原料であった八角を仕切ったのは誰かな?
それと、フルウイルス増殖に関する基本研究を行い、アシクロビルをパクった、
ウイルス増殖阻害の基本設計に関する特許を有してる研究者は誰かな?
>>195 インフルエンザウイルスは、新型が登場すると、旧型は駆逐されて消滅するんだそうだ。
『インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、それまで勢力を保っていたウイルスが
その座を奪われて消える特性をもっている。1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪は、
大流行を起こしたあと世界中の人に免疫ができたため、1年後にはそれほど重い症状を引き
起こさないウイルスになった。しかしそののち40年ものあいだ、世界各地で流行をくりかえして
いた。
そのH1N1ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年で、この年に出現したH2N2、
通称アジア風邪ウイルスによって、取ってかわられたのである。そしてH2N2ウイルスは、
11年後に誕生したH3N2のホンコン風邪ウイルスによって消えてしまった。』
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1244795912/5-6
197 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/25(日) 01:43:42
198 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/26(月) 22:48:11
199 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/07/31(土) 23:12:13
200 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/02(月) 18:29:17
201 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/06(金) 18:01:37
202 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/08(日) 00:31:55
河岡 でぐぐれかす
203 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/08(日) 10:11:39
205 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/14(土) 02:38:30
米国科学アカデミー・国際安全保障と軍備管理委員会(CISAC)1994
Management and Disposition of Excess Weapons Plutonium:
原爆に不発は無い!?
計算によれば、核物質が初めて連鎖反応維持可能な大きさまで圧縮された時点、
つまり設計上最悪の時点で早期発生が起きた場合でも、長崎型の比較的単純な装置で1ないし数キロトン
(kt:TNT火薬1000トンに相当する爆発力)程度の爆発力になる筈である。このような爆発力は
「fizzle yield」と呼ばれるが、1ktの爆弾は、破壊力の半径が広島爆弾の3分の1程度に及び、
潜在的に恐るべき爆発である。厄介なアイソトープの比率が如何に高くても、爆発力はそれ以上低下しない。
より高度の設計技術を適用すれば、原子炉級プルトニウムでもより高度の破壊力を持つものが生産可能である。
そして日本は10,000発分以上のプルトニウムを保有している。
http://www.cnfc.or.jp/j/proposal/reports/ (P (゜д゜) P)
\/| y |\/
( ゜д゜) (P)
(\/\/
206 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/14(土) 19:15:11
>>1 創造創作感染症研究&対策事業のための熱増ウイルス。
208 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/08/23(月) 00:22:12
209 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/09/01(水) 14:47:03
In vitro and in vivo characterization of new swine-origin H1N1 influenza viruses
http://www.nature.com/doifinder/10.1038/nature08260 Yasushi Itoh Kyoko Shinya Maki Kiso Tokiko Watanabe Yoshihiro Sakoda Masato Hatta Yukiko Muramoto
Daisuke Tamura Yuko Sakai-Tagawa Takeshi Noda Saori Sakabe Masaki Imai Yasuko Hatta Shinji Watanabe
Chengjun Li Shinya Yamada Ken Fujii Shin Murakami Hirotaka Imai Satoshi Kakugawa Mutsumi Ito
Ryo Takano Kiyoko Iwatsuki-Horimoto Masayuki Shimojima Taisuke Horimoto Hideo Goto Kei Takahashi
Akiko Makino Hirohito Ishigaki Misako Nakayama Masatoshi Okamatsu Kazuo Takahashi David Warshauer
Peter A. Shult Reiko Saito Hiroshi Suzuki Yousuke Furuta Makoto Yamashita Keiko Mitamura Kunio Nakano
Morio Nakamura Rebecca Brockman-Schneider Hiroshi Mitamura Masahiko Yamazaki Norio Sugaya M. Suresh
Makoto Ozawa Gabriele Neumann James Gern Hiroshi Kida Kazumasa Ogasawara & Yoshihiro Kawaoka
Nature 2009 Aug 20; 460:1021.
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/life/1198811399/809 809 名前:名無しゲノムのクローンさん[] 投稿日:2008/01/26(土) 21:16:49
分子生物学でも、ウィルス学は部外者だが
河岡の論文+関連海外論文を数種類、ペーパークラブで読んだところ
正直誰も再試で確認したとか、その結果に基づいて他のラボ(つまり
共著者に河岡が載っていない)の論文が見つからないんだよ。
ヒトと鳥の気管支上皮のシアリ酸結合形式の論文もそうだし。
peer reviewが成立するための土台がない分野としか思えん。でも、
だからと言って河岡ラボからの論文が捏造とはならんが。
210 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/09/01(水) 21:10:28
211 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/09/01(水) 21:42:53
鳥?
216 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/09/06(月) 21:12:26
218 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/09/06(月) 23:13:42
219 :
名無しゲノムのクローンさん :2010/09/07(火) 00:45:47
木村盛世も二児の確か母だよな…突っ込まれたときのリアクションと言い…
221 :
名無しゲノムのクローンさん :
2010/09/07(火) 00:59:47 盛世はシングルマザーじゃなかったかな