【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
乙っぽいど
いちおつ!
4 :
名無しさん@秘密の花園:2010/09/20(月) 17:49:26 ID:kGScalRd
乙
6 :
名無しさん@秘密の花園:2010/09/21(火) 16:47:45 ID:M5JfDiaR
>>1乙です。
そういやあグミキペア見かけないなぁ
グミベア(ささくれPの曲の熊グミ)×ミキと見間違えた
>>1乙!
そういえばAHSから新しいボカロが出るな、キティちゃん大好きな超キティラー猫村いろは
ついに国内の女声ボカロだけでも10人になったのか…なんか凄いな
『海外』LOLA・MIRIAM・SweetAnn・PRIMA・SONIKA
『クリプトン』MEIKO・初音ミク・鏡音リン・巡音ルカ
『インターネット』GUMI・Lily
『AHS』歌愛ユキ・miki・猫村いろは
『ヤマハ』VY1(MIZKI)
『主な亜種』弱音ハク・亞北ネル
『主なUTAU』重音テト・欲音ルコ・唄音ウタ・桃音モモ
>>9 リツは男の娘だ・・・棒しかない!
>>8 種類多いよなぁ・・・ニコ動で話題になった頃からみたらすごすぎる
女の子同士がイチャイチャできる環境になったというのはとても喜ばしい
いろはさん体験版の曲が随分と上がってきてるね
ロリ顔だけど喋るとかっこいいお姉さんってイメージになってわくわくしてきた
>>1乙
見た目はようじょ、攻めは大人・・・その名も猫村いろはだと・・・許せるっ!
マイルームディスコナイトのイラスト、ミクさんが両手に花に見えるんです
>>15 あれは確かにそう見えるw
ミクさん両手に花すごいです
流れを断ち切ってしまい申し訳ありません。
スレ3で出ていたゲームの進行状況を書きます。
自分はシナリオを書いてくださっている方の要望には
応えられるレベルになりました。(スクリプトの命令は)
シナリオは、ただいま二人の方に送って頂きました。
立ち絵については夏には紙が張り付くという理由で作業はしていませんでしたが、
もう大丈夫との事でしたので、やってもらうところです。
立ち絵は完成次第、サンプルを貼ります。かなり遅くなるかもしれませんが。
遅くなるかもしれませんが、必ず完成させますのでお待ちください。
18 :
テトルカ:2010/10/01(金) 07:36:58 ID:Lm3MwxzT
テトルカ、エロ無し投下します。
マスターがやっと巡音ルカを注文したのは1週間前のこと。
今日は、そのルカが家にやって来る日だった。
ピンポ〜ン♪
「わあっ、来た!?」
呼び鈴が鳴った瞬間、マスターはまるで子犬のように玄関へ駆けていった。
マスターが扉を開けると、そこには期待通りの人物が立っていた。
「初めまして。私はCV03、巡「キャーーー!ルカちゃあああああああん!!」
テンションMAXのマスターは、ドアの外の人物、巡音ルカに飛びついていった。
僕は溜息をつきながら玄関へ向かう。
「全く。マスターも楽しみだったのはわかるけど、ルカさんが困っているだろう?」
まだるかちゃんるかちゃんと言いながら引っ付いているマスターを引き剥がしながら言う。
「えっと・・・」
困ったような視線を向けられた。その意味を悟り、苦笑交じりに口を開く。
「あぁ、僕は重音テト。それで、こっちの人が『一応』僕達のマスターだよ。
紹介しながら横目でマスターを睨む。反省の様子は・・・無い。
「巡音ルカです。よろしくお願いします、テトさん。」
「ん、テトでいいよ。コチラこそよろし・・・く?」
抱きしめられた。脳がそう認識したときには、既に体は離れていた。
そして、頬に残る柔らかい感触。ルカはバイリンガルだ。これはただの挨拶。
そう自分に言い聞かせるも、顔が赤くなるのを止められない。
ふと隣を見ると、ニヤニヤするマスターと目が合った。
このままでは面白くない。そう思った僕はルカを引き寄せ、その頬に柔らかく口付けた。
「――――っ!!」
真っ赤になって必要以上に慌てるルカを見ていると、自然と笑みがこぼれた。
あぁ、君のその表情の意味が、どうか僕の想像通りでありますように――
テトルカ、エロ無し投下します。
マスターがやっと巡音ルカを注文したのは1週間前のこと。
今日は、そのルカが家にやって来る日だった。
ピンポ〜ン♪
「わあっ、来た!?」
呼び鈴が鳴った瞬間、マスターはまるで子犬のように玄関へ駆けていった。
マスターが扉を開けると、そこには期待通りの人物が立っていた。
「初めまして。私はCV03、巡「キャーーー!ルカちゃあああああああん!!」
テンションMAXのマスターは、ドアの外の人物、巡音ルカに飛びついていった。
僕は溜息をつきながら玄関へ向かう。
「全く。マスターも楽しみだったのはわかるけど、ルカさんが困っているだろう?」
まだるかちゃんるかちゃんと言いながら引っ付いているマスターを引き剥がしながら言う。
「えっと・・・」
困ったような視線を向けられた。その意味を悟り、苦笑交じりに口を開く。
「あぁ、僕は重音テト。それで、こっちの人が『一応』僕達のマスターだよ。
紹介しながら横目でマスターを睨む。反省の様子は・・・無い。
「巡音ルカです。よろしくお願いします、テトさん。」
「ん、テトでいいよ。コチラこそよろし・・・く?」
抱きしめられた。脳がそう認識したときには、既に体は離れていた。
そして、頬に残る柔らかい感触。ルカはバイリンガルだ。これはただの挨拶。
そう自分に言い聞かせるも、顔が赤くなるのを止められない。
ふと隣を見ると、ニヤニヤするマスターと目が合った。
このままでは面白くない。そう思った僕はルカを引き寄せ、その頬に柔らかく口付けた。
「――――っ!!」
真っ赤になって必要以上に慌てるルカを見ていると、自然と笑みがこぼれた。
あぁ、君のその表情の意味が、どうか僕の想像通りでありますように――
重複すみません。駄文ですが、読みたいという方いらっしゃったらルカ目線投下します。
ユキいろかいろユキか…
24 :
テトルカ:2010/10/03(日) 16:52:13 ID:F6OBD55u
テトルカ、ルカ目線です。
ルカの場合
私は、これから私のマスターになる方の家の前に立っていた。
深呼吸をして、呼び鈴を鳴らす。直ぐに中からドタドタドタ...と足音がして、目の前の扉が勢い良く開いた。
その剣幕に少し慄きながら、私は扉の前の人に自己紹介する。
「初めまして。私はCV03、巡・・・
音ルカです。と続けようとした言葉は声にならなかった。
「キャーーー!ルカちゃあああああああん!!」
いきなり飛びつかれた。私が対応に困っていると、
「全く。マスターも楽しみだったのはわかるけど、ルカさんが困っているだろう?」
と、頭上から別の声がして、私はやっと解放された。
私を助けてくれたその人と目が合う。
「えっと・・・」
お礼を言おうとして、気付く。貴方の名前がわからない。
私が困っているのに気付いたのか、その人は苦笑交じりに口を開いた。
「あぁ、僕は重音テト。それで、こっちの人が『一応』僕達のマスターだよ。」
かさね、てと。貴方の口から紡がれたその名前を、しっかりと胸に刻み込む。
「巡音ルカです。よろしくお願いします、テトさん。」
そして、改めて自己紹介。
「ん、テトでいいよ。コチラこそよろし・・・く?」
貴方の笑顔を見ていると、つい我慢出来なくなって、私のバイリンガルという設定を存分に利用させてもらった。
ただの挨拶、そう思ってくれるはず。そんな事を考えていると、不意に体が引き寄せられた。
「――――っ!!」
キスされた。さっきの自分の行為に対するお返しだ。そう分かっているのに、顔がどんどん赤くなっていく。
貴方と目が合うと、貴方はニコリと微笑んだ。
あぁ、どうか貴方も私と同じ気持ちで――
とりあえず以上です。どっちも一目ぼれ的な感じで。
続く・・・かもしれませんが遅筆&駄文なので期待せずにお待ち下さい。
>>25 GJ!待ってます!ルカ様積極的すぎwいいぞもっとや(ry
>>23 ユキいろ!ユキいろ!
>>25 GJ!!
顔赤くするルカかわいいな
続き気長に待ってるよ
自分も書いてみたいけど鬱一直線で救いようがない話になりそうだ……
いろはって言葉には始まりみたいな感じも受けるよね
ミクの由来って確か未来だよね
つまりだな
>>30 ミク「おばあちゃん!」
いろは「誰がおばあちゃんだ!」
こうですかわかりません!
>>31 コーヒー返せwww
よし、つまりあれだな・・・
いろは「始まりと未来、ね。ふふっ、あたしと貴女ってすごく仲良くなれそう」
ミク「だが断る」
こういうことですねわかりませんでした!
ユキ「いろはってどういう意味?」
いろは「何?知りたいの?じゃあ教えてあげようか。いろはの「い」はねぇー…」
ユキ「んっ……んぅ……んんん………ぷはっ!ハアハア…いきなり何…ふぁっ!」
いろは「次はいろはの「ろ」、ね」
と、何も知らないユキちゃんに教えていくんですね
34 :
名無しさん@秘密の花園:2010/10/04(月) 08:49:18 ID:JY4CMvSq
いろはは見た目通りのロリキャラとは
もはや思えないので
よくあるロリ年増とかでも嬉しい。
口調も「〜じゃ」とかでもいっそ良い。
最新型で老獪だったりして、
初期型のMEIKOとか手のひらで転がされてみてほしい。
野暮用があってハクの六畳一間の安アパートを訪れたテト
ノックしても誰も出て来ない
留守かと思ったがノブに手をかけると開いた
無用心だなあ、と思いながら中に入ったテトの目の前には
あられもない姿でからまりあったまま寝息をたてているハクとネルが
ああ俺に文才さえあれば
ミクちゃんといろはさんの初対面妄想。
百合要素はほぼ皆無なので、ここに書いていいのか微妙ですが…
セリフの列挙のみですみません。
いろはさんがかなり自分設定です。
「初めまして。私、初音ミクっていいま…うええええ?!煙草?!」
「初めまして。猫村いろはです。…って、何そんなに驚いてんの?」
「だって、煙草!未成年!(設定年齢的な意味で)」
「あら、あたしが未成年だなんて誰が言ったの?」
「へ…?」
「あたし、余裕で成人してますけど」
「うそだー!見た感じ、絶対に私と同じくらいだもん」
「よく言われるのよねぇ、童顔って」
「その顔で成人してるとか、もはや童顔ってレベルじゃ…」
「ていうかね、メイコちゃん…だっけ?あたし、多分あの子よりもずっと年上よ?」
「って、一体何歳なんですか…?」
「…レディに歳を尋ねるもんじゃないわよ」
「…ソウデスネ、スミマセン」
「大体ね、キ○ィ好きとかそんなの、事務所(?)が勝手に決めたキャラなだけで、
実際はあたし、あんなの好きじゃな」
「ちょっと!ストップ!ストップ!」
「なあに?」
「なあに?じゃなくて!そんなん言っちゃっていいんですか?」
「いいも何も、今ここには貴女とあたししか居ない訳だし…」
「そ、それはそうですけど…」
「ま、とにかくよろしくね。ミクちゃん」
「あ、はい。よろしくお願いします。…いろはさん」
カメラマワッテマスヨイロハサン・・・
>>36 「キミ達は実に馬鹿だな……」
とか涼しい顔で言って、交ざるの希望!
「ネルもハクも、こんなになるまでナニをしていたんだい?」
33の続きを書けというので、いろユキちょっとだけ投下。
「次はいろはの「ろ」、ね」
そう言うと、いろはは器用にシャツのボタンを外しユキの胸をはだけさせる。
「ふふ、可愛い」
「うう…どうせちっちゃいもん!」
「ばかだねぇ、小さい方が可愛いじゃない。それにこれからいくらでも大きくなるし」
「…ほんと?」
頬を膨らませて怒っていたユキだが、それを聞いて期待の目をこちらに向けた。
「ほんと。じゃあ大きくなるように手伝わなくっちゃね」
「え」
いろはは、さらけ出されたままの胸を擦るように優しく撫で上げ、くすぐったがるユキの胸に吸いついた。
「ひぁ…!く、くすぐったい」
「すぐ慣れるって」
両脇から寄せるように揉み上げ、その間にも中心部を舐めたり吸ったりを繰り返す。
だんだんと突起が硬くなってくる。
その頃にはユキも息が上がってきた。
「は…あ…なん…か………むずむずするよ……あぅ…」
「気持ちいいでしょ?ここもね、触られると気持ちいいんだよ」
胸を揉んでいたいろはの右手が、ゆるゆるとお腹を微かに滑らせながら太ももに移動する。
ユキはぞわっと鳥肌が立った。
「やっ!あは!くすぐったい!!」
「こら、暴れちゃダーメ」
くすぐったがるユキを軽く抑え、太ももやへその下周辺をゆっくりとマッサージをするように撫でてみる。
しばらく笑っていたユキは鳥肌を立てながらも我慢をしていると、だんだん変な気分になってきた。
「ね、ねぇ、なんか…」
「何?」
「なんか…お腹が…へん…」
「そう?気のせい気のせい」
「え、でも…んう」
もじもじと体をよじって逃げようとするユキに口づけをし、舌をねじ込んだ。
右手の愛撫はゆっくりと焦らし、左手は胸を触ったまま、口内を舌で追う。
舌に反応が返ってくるようになったところで、足と足の間をそっとなぞった。
「ふぐ…!」
声を出そうにもいろはの口で塞がれていて出ない。
ユキの反応を察して、さらにゆっくりゆっくりと指を動かす。
じわじわと苛むような指の動きに、ユキの息遣いがだんだんと荒くなってきた。
それを見計らい、敏感な部分を少しだけ圧迫してみる。
「っんぅ……!?」
ユキがビクリと腰を引いた。
一瞬いろはの指の動きも止まる。
「…?終わり?」
「まだ」
再び指が動き始めるが、あいかわらず動きはゆっくり。
けれど、確実に刺激を与えていく。
むずむずが溜まりに溜まり、そのうちに微妙な刺激だけでは耐えられなくなってきた。
気が付くとユキの腰が微かに動き始めた。
「やっ、な、なんで?」
「ふふふ。もういいかな?」
そう言うと、いろはは圧迫をしながら指の動きを速め始めた。
「ひぁ!」
いろはの指遣いに合わせるように腰が動いてしまう。
もう腰が動くのを制止しようにも気持ちが良すぎて止まらない。
「んっ…はっ…あぁん、あっ、あっ、あっ…」
「気持ち良くなってきたでしょ?ほら、濡れてきた」
「や…!」
おもらししていると勘違いしたユキが顔を赤らめて顔を隠した。
それを見ていろはは意地悪そうに笑う。
「違う違う、気持ちが良いとここは濡れちゃうんだよ」
「え?…おしっこと違うの?」
「うん」
「何で?」
「うーんと…入れやすいように?」
「へ?何が?」
「口で言うより実践した方がわかると思うよ。じゃあもういろはの「は」もやっちゃおーか」
エロイ文章初めて書いたよ、すいません。
続きは脳内補完でお願いします。
>>41 GJ!続き書いてくれてありがとう
もうなんだろう。このまま悶死出来るよw
これいいなー
超いいなー
GJ!
可愛いキ●ィ容姿に惹かれ近づいてきた子供を大人にする…と
いろは×ロリっ子妄想とまんねぇ
ユキもリンも存分に開拓してくれ
ロリ受けもいいな…。
とりあえずいろはさんは総攻めキャラ確定の予感。
続けてすいません。
猫ごっこが浮かんだので、いろリン投下です。
***
「うわぁ、その猫の頭、可愛い〜!」
「ありがと。リンちゃんのリボンだって可愛いよ」
「猫の方が絶対可愛いよ〜!」
「そ?」
「だって猫だよ?ツンツンデレデレの猫は皆の人気者なんだよ!子猫とかすっごい可愛いもん!猫大好き〜、猫欲しい〜」
でれでれと猫を想像してリンの顔は呆けている。
リンは動物が大好きなのだ。
道端で猫を発見すると、しばらくはそこを動かない。
「ニャーン、って?」
いろはが笑いながら、リンの膝を枕にして仰向けにひっくり返った。
「そうそう、猫じゃらしで遊んだりしてさ!」
リンが目を輝かせて猫じゃらしを振るような動きをするので、いろはもそれに付き合ってじゃれてあげる。
そのままゴロゴロとじゃれ合ってリンに抱きついた。
「子猫かー、子猫がご所望ならやってあげてもいいよ?」
「ええ〜?なにそれ」
「子猫ってさー、お母さんのお乳を吸う時に手を使うの知ってる?」
「手?」
「うん、こうやってね…」
「え、ちょ…」
いろははおもむろにリンの服の裾をキャミソールごとめくり上げ、胸の先端を口に含んだ。
「ひゃあ!?」
ちゅうちゅうと吸いながら胸を両手で挟み、やわやわと揉み始めた。
「わわわ…!いろはちゃん!!?や…!!」
抵抗を試みるも、舌で柔らかく抑えながら強弱をつけた吸引と手でも揉まれ続け、すぐに力が入らなくなる。
「あ…ぅんんっ…いろはちゃ…それ子猫っ、と違っ…」
するといろはは、リンの胸に舌をつけたまま喋り出した。
「なにいっれんの、いっひょいっひょ(何言ってんの、一緒一緒)」
「ふぁあああ!そのまま喋んないでぇっ」
ビクビクと震えるリンを見て、さりげなくショートパンツの中に手を差し入れて確認をする。
「あ、ごめん。お乳は出なかったけどこっちは濡れちゃったね」
「もおおお!!!どうしてくれんのこれぇ!!」
涙目になったリンが抗議すると、いろはの目がキラリと光った。
リンはギクリとした。
「ごめんごめん、出させたのはあたしだもん。責任もってちゃーんと舐めとるから」
「ふえ!?ま、待っ…!!」
この後リンがへとへとになるまでいろはのいたずらは続き、しばらく子猫の話は禁止になったのでした。
調子に乗ってサーセンした or2
いろは攻め…楽しいなこれ…
いろリンGJ
もっとニャンニャンすればよかろう
いろはとリンのコンビ名、
ネギトロに乗っかって「いろはすみかん」ってのが出てきたがダメだこれ商品名だ
先日のテトルカの続きです。エロは無いです。
テトの場合
色々あったけれど、とりあえずルカに家の中に上がって貰い、そのままルカの歓迎会をする事になった。
まぁ、歓迎会と言っても家にはマスターと僕とルカしか居ないから、本当に些細な物なんだけれど。
マスターが冷蔵庫をごそごそと漁りながら尋ねる。
「ルカちゃんってお酒飲めるよね!?二十歳だもんね!?」
「はい。大丈夫です。」
戻ってきたマスターの右手にはワインのボトル、左手には。
「それで、どうして当然のように三つグラスを持ってきているのかな?」
僕の問いに心底驚いたようにマスターが言う。
「えっ、テト飲まないの?」
「僕は未成年だから」
「でもテトさんじゅういっ「何か言った?」
「うぅ・・・ナンデモナイデス・・・」
「えっと・・・テトさんお酒飲めないんですか?」
僕とマスターの馬鹿なやりとりに割って入る声。
声のした方へ向くと、ルカの本当に残念そうな顔があった。
「いや、飲むよ。」
君にそんな顔をされたら、断れる訳が無い。続く言葉は飲み込んだ。
「そうですか!」
僕が答えると、君は凄く嬉しそうに笑って。それだけで僕は嬉しくなる。
後ろでマスターが「今までの会話は・・・」とか言って騒いでいるけど、無視。グラスにワインをついでいく。
「じゃあ、乾杯!」
「「かんぱーい!」」
そうやって歓迎会は和やかに進んでいったんだけれど。ワインの度数が少し高かったみたいで。
(だから飲みたくなかったんだ)
そう思ったのが最後、僕は意識を手離した。
ルカの場合
「こんな所でずっと立ち話ってのもなんだからね、上がりなよ。」
テトさんに言われて初めて、私は自分が玄関に立ちっぱなしな事に気が付いた。
そして私は、テトさんから差し出された手を取り、一歩家の中へ踏み出した。
その後は、私の歓迎会をしてくれる事になった。
「歓迎会なんて言っても、僕とマスターしか居ないからね。大した事は出来ないよ。」
なんてテトさんは笑っていたけれど。祝ってくれる事が単純に嬉しい。
「ルカちゃんってお酒飲めるよね!?二十歳だもんね!?」
「はい。大丈夫です。」
マスターに尋ねられ、そう答える。暫くして戻ってきたマスターにテトさんが声を掛けた。
「それで、どうして当然のように三つグラスを持ってきているのかな?」
「えっ、テト飲まないの?」
「僕は未成年だから」
「でもテトさんじゅういっ「何か言った?」
「うぅ・・・ナンデモナイデス・・・」
さんじゅういっ?何だろう。そうじゃなくて。
「えっと・・・テトさんお酒飲めないんですか?」
残念に思いながら尋ねる。すると、テトさんは少し悩む素振りを見せたが、
「いや、飲むよ。」
そう答えてくれた。
「そうですか!」
そう答えた自分の声は、驚く程弾んでいた。
「じゃあ、乾杯!」
「「かんぱーい!」」
その後、歓迎会は始終和やかに進んでいったけれど。
不意に肩に何かが乗った。驚いて隣を見ると、すぐ近くにテトさんの顔が見えた。
「ぅえ!?」
変な声が出てしまった。ん?と言いながらこちらを向いたマスターは、こちらを向くと納得の表情になり
「あ、テトやっぱし寝ちゃった?」
全く悪びれる事無くそう言った。
「テトはとにかくお酒弱くて。飲むと直ぐ寝ちゃうんだよね。でも一杯で寝るって凄いよねぇ。」
そんな言葉を聞いていると、怒るより呆れてしまう。と、それよりも。
「あの、この体勢はちょっと…」
私の肩にテトさんがもたれかかっている。私が少し動くと、「ん…」と言いながら更に頭を摺り寄せてきた。
凄く可愛いのだけれど、その…何というか、私がもたない。
「え、私はこのままでも良いと思うケド?というか寧ろこのままで…
無言でマスターを睨む。
「嫌だなあ、冗談だって。ん〜、とりあえずテトの部屋まで運ぶ?」
という訳で、テトさんを運んできてベッドに寝かせたのだけど。
「後はルカちゃん、よろしくね〜」
と言い残して、マスターは出て行ってしまった。
テトさんは相変わらずスヤスヤと心地良さそうに眠っている。
(可愛い…
そう思いながら見つめていると、テトさんが不意に
「ん…るか…」
そう、言った。
(いくら自覚が無くたって、貴方のせいです)
私はそっと貴方の唇へ自身の唇を重ね合わせた。
とりあえず以上。書き立てホヤホヤです。
次はエロ入ると思う…けど、今テスト前なんだ…
いつになるかわかりませんが宜しくお願いします。
お目汚し失礼しました。
>>52 いい感じでGJです。
続き楽しみにしてるけど…その前にテスト頑張れ。
>>39 むしろ二人に迫られて抵抗しようとするんだけど、
テトにとっては命より大事なUTAUワッペンに手をかけられて
「これ、剥がしちゃうよ?」とか脅されて
「き、君たち!馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?」とか言いながらヤられたりすると超俺得です
今更だけど、アキバヲタPの虚言癖いいなあ
ミキといえばユキなイメージだったけど、
思いのほか相性の良い二人に嫉妬するユキとか見てみたい
ファンの子×ミク
流れぶった切って申し訳ないが、ルカミク要素ありのメイリン投下
「リンちゃーん!そろそろ起きてー!ごはんー!」
階下から聞こえるいつもの声に、私は寝ぼけた頭で返事をする。
返事をした内容はもう覚えて無い。
頭の上辺りにあるはずの時計を探し、その無機質な感触に身体が震えた。
「ここんとこ急に寒いんだもんなー・・・。」
起きたときのあのじっとり感が無いのは助かるけど。
手に取った時計を見ると、短針はもう8のところを過ぎていた。
適当に掛け布団をめくり上げてから、自室の扉を開ける。
そしてそのまま閉めた。
そうか、今日はもう・・・・・・
クローゼットから服を引っ張り出して、パジャマを適当に脱ぎすてて着替える。
いつも置いてあるピンを定位置に挿して、服の乱れも直した。
よし、身だしなみチェックOK!
扉を開けた時に聞いた声のお陰で、とっくに頭は冴えている。
部屋を飛び出して階段を駆け下りて、リビングの扉をあける。
そこには、待ち焦がれていた人がいた。
「めー姉!!おはよう!!」
「ん、おはようリン。相変わらず元気でよろしい。」
見つけた瞬間ダイビングすると、こっちが驚くほど綺麗に受け止めてくれた。
久々の声や感触、匂いや空気に心がぞわぞわする。
帰って、きたんだ。
「ごめんね、早く起きてこられなくて。」
「別にいいわよ。昨日、遅くまで仕事してたんでしょ?」
「めー姉もお疲れ様。」
嬉しい。嬉しい。嬉しい。
その感情で埋め尽くされていると、視界の端に揺れる緑を捉えた。
何だろうと思いそちらを向くと、所在なさげにミク姉が此方を見ていた。
「そ、そろそろいい?」
「あ、ごめんごめん。」
メイ姉は私から離れて、自分の席についた。
私もメイ姉の向かい側、ミク姉の隣に座る。いつもの位置でいつもの光景だ。
たったそれだけのことなのに凄く嬉しい。
「ミク姉おはよ!ルカ姉もおかえり!」
「おはよう、リンちゃん。」
「えぇ。」
こうやって全員がそろうのは、久しぶりのことだった。
メイ姉とルカ姉は仕事で、長い事この家を空けていたから。
作品作りの為にとあっちこっちに行かされていたというほうが正しいけど。
「リン。」
「ん?何ルカ姉。」
「私達がいない間、ミクをありがと。」
「え、ちが、私がリンちゃんの面倒みてたんだよ!さっきも起こしてたでしょ?」
「おばかだから大変だったでしょ?」
「ひどっ!メイちゃんだって毒舌ルカちゃんと一緒なんて、大変だったはずだよ!」
あ〜あ、またこの二人口げんかしてるよ。
よくわからないけど、いっつもルカ姉はミク姉を煽ってる。
そんで簡単に煽られてムキになって言い返すミク姉。
を見て凄く意地悪く笑うルカ姉。
もうちょっと仲良くできないのかな、といつも思う。
「ごちそうさま。」
「メイ姉早いね。」
「うん、今回の仕事内容まとめないといけないから。」
「そっか、お仕事か。」
久々に会えたといっても、まだまだやることはいっぱいあるんだよね・・・。
箸を銜えて上下に揺らしてると、行儀悪い、と頭を叩かれた。
「12時くらいになったら、休憩とるから。」
バッと顔をあげると、メイ姉は後ろ手に手を振りながらリビングを出て行った。
頬が勝手に緩んでいく。
「幸せそうね。」
「うん。久々に恋人に会ったんだもん。」
他愛もない話をしながら朝ご飯を片付ける。
12時まで何してようかなぁ。
ポゲモンでもやってようかな、まだレベル100いってないし。
自室に戻って机の上にあるDSを取り、そのままベッドに倒れ込む。
適当にジャイアンツホール辺りで経験値稼ぎしていると、途端に眠気が襲ってき
た。
何でレベル上げしてると眠く…な……。
なんとか意識がとぎれる前にセーブして、そのまま微睡みに落ちていった。
あれ、何時だろ。
急に意識が覚醒した。
慌てて時計を見ると、11時50分。
「あ、危なかった〜。」
時間過ぎてたらどうしようかと思った。
寝てたからのとバクバクした心臓を抑える為に、リビングに飲み物を取りに行く
。
確か昨日ミク姉がオレンジジュースを買っといてくれたはずだ。
リビングの扉に手をかけようとしたその時。
「…っあ!」
いきなりミク姉の大声が聞こえて、取っ手に掛けた手が止まる。
今の……何?
「ゃ…ルカちゃ……ダメだってば。」
いつも元気な姉からは聞いた事がない切なそうな声。
なんだろ、この入っちゃいけない感じ。
「ダメ?どうして?」
「昼間だし、リビングだし……誰か降りて来ちゃったら。」
段々、会話の流れで何が起きてるのかわかってきた。
つまり、中で、アレ、してるわけで。
気付いた瞬間顔が真っ赤になる。
ふ、二人ってそういう関係だったのか・・・・・・。
「んぁ……ふ…。」
「ねぇ、ミク。グチャグチャ。」
あまりにもミク姉の声が切羽詰まってて、あまりにもルカ姉の声が色っぽくて。
飲み物を取らずに走ってその場を離れた。
走って、走って、気がついたらメイ姉の部屋に入って扉に持たれてた
「時間通……どした?」
メイ姉の手がほっぺたに当たる。
思ったよりも冷たくて、一瞬身体が震えた
「顔、真っ赤。」
言われてもっと真っ赤になった気がした。
だって、あんなことになってるなんて思わなかったから。
「あのね、ミク姉と、ルカ姉がね、その、リビングで……」
「あー……そっかそっか。」
頭をぽんぼんされて、でも一向に心臓が落ち着かない。
家でそんな事が起きるなんて微塵も思ってなかった。
「今度からせめて部屋でしろって言っとくから、安心しなさい。」
「メ、メイ姉は知ってたの?」
「何が?」
戸惑いながらも、なんとか口にする。
「ふ、二人が付き合ってるの。」
「うん。」
「なんで!?だってさ、だって……」
二人とも、いつも喧嘩してたじゃん。
消え入りそうな私の声を聞いて、メイ姉は頭を撫でてくれた。
「あれがあの子達のコミュニケーションなのよ。」
「……わかんない。私わかんないよ。」
私だったら好きな人とはいっつも仲良くしたい。
大好きで、大好きで、大切にしたいって思う。
「うん、リンはまだわからないかもね。」
「メイ姉はわかるの?」
「ちょこっとね。」
わかるんだ。
メイ姉はいっつも私に優しいのに。
目の前のメイ姉の顔をじっと見ていたせいか、それとものぼせた頭のせいか。
私はとんでもない事をサラッと口にした。
「メイ姉は、私としたいとか思わないの?」
言って凄いビックリした。何言ってんだろ私。
でもメイ姉が目を見開いてこっちを見てるから、私は意外にも平然としていた。
もちろん心臓以外の話だが。
「どしたの急に。」
「一応恋人だから。」
「そうね……したいわよ。」
真剣な声色で囁かれて、更に心臓が騒ぎ始めた気がした。
メイ姉の目が変わった気がして、居心地が少し悪くなる。
でもそれも一瞬で、メイ姉は笑って頭に手をおく。
「ま、しないけどね。」
しない…んだ。
そう言われると言われたで、微妙な気持ちになってしまうのは何でなんだろ。
それは、私はメイ姉が大好きだから。
「私が子供だから?。」
「違う。けどしない。」
「なんで?」
「なんででも。」
暫く押し問答を繰り返す。
段々意地になってきた私は思わず口に出してしまう
「私のこと、ほんとに好きじゃないんだ?」
「あのねリン」
「好きじゃないからしないんだ?」
「人の話を聞きなさい。」
なんでこんな意地張ってるのかわかんないけど、もうヤケになった口を抑えるこ
とは出来なかった。
「私のこと好きならしてよ。」
「……」
「やっぱ嫌なっ!?」
持ち上げられた。ひょいって。
そのまま担がれて、ベッドの上に転がされる。
「わかったわ。してあげる。」
「メイ……姉?」
「言っとくけど、止めないわよ?一丁前に挑発したのは、あんただから」
頭のリボンを外される。次に服のリボンを外された。
なんでこんな余計なところ外すんだろ。
わかんない。わかんないけど・・・・・・怖い。
カチャカチャと金属音が響いて、ベルトを外されてることに気がつく。
直接的な部分を外されて、心にふつふつと染みを作っていたものが浮かび上がってくる。
「や…だっ!」
ズボンに手を掛けられて、思わず手で抑えてしまった。
メイ姉はちょっと止まって、それからため息を尽きながらベルトを直し始めた。
呆れられたかもしれない。当たり前だ。自分から頼んだくせに。
リボンも全部直してくれると、何も言わないでメイ姉は私から離れようとする。
やだ、待って、待って!!
「何?」
私は無意識にメイ姉のスカートの裾を掴んでいた。
どうしよう、何を言えばいいんだろう。
わかんない、わかんないけど。
「ごめ……なさい。」
次々と涙が出てきて止まらない。
やだ、やだ。
「嫌い、ならないでぇ……。」
必死に手繰り寄せた言葉を口に出す。
ハァ、と再度ため息が聞こえたてきた。
悲しいような、寂しいような、惨めなような気持ちになる。
違う、悔しいんだ。
悔しいけど、私にはそんな覚悟なんて全然なかったんだ。
「だから言ったでしょ?」
頭を撫でられたところで、メイ姉がすぐ側まで来てくれたことに気付いた。
目にキスして、涙を取ってくれる。
「しないって。」
「……ごめんなさい。」
「いいわ謝らなくて。私もわざとやったから。」
「わざ…と?」
意味がわからなくて聞き返すと、背筋に鳥肌がたつくらい綺麗な笑顔で返された。
「リンの泣いた顔、可愛くて好きなの。」
しかも、ビックリするくらい色っぽい声で。
個人的にはルカ姉なんて、太刀打ち出来ないんじゃないかってくらいの。
しかも端から聞いたら怖い台詞なのに、こんなにもドキドキしてしまうのは何でなんだろ。
それはやっぱり、私はメイ姉が大好きだから、だ。
「ね、メイ姉。」
「ん?」
「キス、して?」
「またそうやって……!」
してくれなさそうだったから、自分からした。
キスくらいなら私だって出来るもん。
「リン……。」
「へへっ。」
あぁ、ちょっとミク姉とルカ姉の気持ちわかったかもしれない。
顔赤くして、照れ隠しに手で口元覆ってるメイ姉が可愛くて、ちょっといじわるしたくなってくる。
「メイ姉。」
「んー?」
「大好きです。」
「はいはい、私もよ。」
いろはの流れぶったぎってのメイリン、お目流し失礼しました
しかも無駄に長いという
まじGJ!
自分的には グチャグチャ ってところがやばかった
>56
その発想はなかった
読みたい
メイリンいいな…
いじめたいけど大事にしたいからシない大人なめーちゃんかっこいい
それに必死なリンも可愛い
ほんとGJ
gj
メイコとリンの組み合わせは中々見ないから嬉しい
>>63 GJ!!
大人なメイコかっこいいな
泣いた顔好きとかちょっとSなとこもいい
メイリンにときめいたの初めてだ
姉妹してる二人が好きだがこういうのもありだな、GJ
>>63 GJ!!
暖色系姉妹がここまですばらしいと思ったことはない
そしてポケ○ンのレベル上げ中の睡魔にも禿同
72 :
ルカメイ1/2:2010/10/12(火) 21:59:10 ID:Tk4tUWUA
流れをぶった切って、ルカメイ小ネタ投下。
PCでネットサーフィンを楽しむルカを眺めながら、メイコは焼酎の梅割りを楽しむ。
つまみのさきいかに手を伸ばしたところで、突然ルカはくるりとメイコの方を向いた。
「メイコさん」
「何? ……って言うか、何、どこ見てんのよ、あんた」
普通、他者と会話をするときは相手の顔を見るものだ。しかし、ルカの視線は首より下
――胸部に向けられていた。
「いま雑学のページを見ていたら、『人間の女性の胸は右と左で大きさが違い、左胸の方が
やや大きい』と書いてあったんですよ。ボーカロイドもそうなんですかね? 確かめてみても
いいですか」
いまにも伸し掛かって両手で胸を鷲掴みにしようと構えるルカに、メイコは左腕で胸部を
ガードし、ルカの手を叩いて阻止した。
「試すなら、自分の胸で試しなさいよ! なんで当たり前のように人の胸を触ろうとするの」
「えー、自分の胸だと客観的に判断できませんよ。それに、私が興味のある女性はメイコ
さんですから、触り比べたいという欲求を抱くのは自然なことなんです」
「屁理屈多い」
73 :
ルカメイ2/2:2010/10/12(火) 21:59:56 ID:Tk4tUWUA
片頬をつねり上げられて抗議されると、ルカはもう一度瞳を輝かせて提案しなおした。
「揉まれるのは嫌なんですよね」
「当たり前よ」
「じゃあ、石膏か何かで型を取りましょう。そうすればより客観的なデータが得られますし、
取った型は後でいろんな楽しみ方ができ……あいたっ」
「何考えてるのよ、この変態! むっつりスケベ!」
メイコは今度は頭頂部に拳骨を食らわし、身を固くしてルカを怒鳴りつける。ルカは殴ら
れた頭を両手で抱え、目に涙を溜めてうずくまった。
ルカの言動に呆れ返ったメイコは、気分直しに焼酎を飲みなおす。さっき食べ損なった
さきいかを何本かつまんでいると、やっと頭痛が治まったルカが顔を上げた。その表情は、
主人にこっぴどく叱られた飼い犬のようだった。
「分かりました。メイコさんで試すのはやめにします」
「是非そうしてちょうだい」
「……あの、夜にベッドの中で触るのも駄目ですか? いつも痕をつけないように気を付けて
いるんですけど」
しっぽがあればきっと後ろ足の間に挟まっているであろう様子で、ルカはメイコの肩口に
おでこを擦りつける。メイコは何があっても結局、自分はルカに甘いな、と思いながら、その
仕草に目を細める。そして、先程殴りつけた頭のあたりを痛みを和らげさせるように、やさ
しく撫でた。
おしまい。
GJ!
ルカカワユスよのぉ(´∀`)
初SSな上にあんまり百合百合しくないけど投稿します
よかったら感想、意見等ください
キャラクターボーカロイドシリーズ03「巡音ルカ」。
それが彼女の名前。最終調整が終了して、既にボーカロイドデビューまで秒読み状態。
大人っぽいハスキーボイスが特徴で、なんと英語も使いこなせちゃうらしい。
私は仕様上、英語の発音が苦手だからうらやましい。
彼女は、実は私よりも先に企画されていたボーカロイドだった。
後に出る彼女の設定年齢の方が高いのも頷ける。
しかし、企画は途中で崩れ、彼女は無期限凍結となった。
これを知ったのは、私がデビューして数ヶ月の頃だったか。
申し訳ない気持ち、というより私の心の中を占領したのは、悲しいという気持ちだった。
もし私が同じ立場に立たされたら、絶望していたと思う。
孤独な世界で、大好きな歌も歌えない。・・・考えたくもない。
だから私は歌った。もしかしたら届くかもしれないと。
私の歌声が、誰かを元気づけるためにあるなら、まさしくそれはルカさんのためにあらねばならないと。
勿論ライブを見に来てくれるお客さんにだって、届いてほしかった。
でもそれ以上に、私はルカさんに届いてほしかったのだ。
こんなことを考えてしまっては、ボーカロイドとしては失格かもしれない。でもそれでよかった。
ルカさんと一緒に歌いたいんだ。だから、ルカさんに"生きて"いてほしかった。
・・・その夢が叶うときが来た。ルカさんに会える。いったいどんな人かな。
やっぱり、メイコ姉さんやリンちゃんとみたいに、姉妹みたいな関係になるんだろう。
どうやって挨拶しよう。「ルカお姉ちゃん」といきなり呼んでしまってよいものだろうか。
リンちゃんのときってどうだったっけ。・・・何も思い出せないや。
ああだこうだと考えているうちに、私の頬が緩んでいくのを自覚する。
「早く会いたいな・・・。」
ため息のようにこぼれたその言葉はしっかりと、私の心情を表していた。
※ ※ ※
キャラクターボーカロイドシリーズ03「巡音ルカ」。
それが私の名前。最終調整も終了し、デビューまで秒読み状態。
この開発室ともお別れして、既存のボーカロイドたちが住んでいるDIVAハウスに移ることになっている。
つまり、「初音ミク」に会うことができる。
世に出た順番は確かにミクさんの方が早いのだが、企画自体は私の方が早かったらしい。
しかし、なんらかの理由で私の開発は中止され、凍結となった。
凍結・・・。それは、孤独以外の何物でもなかった。
凍結とはいえ、外界からの情報はある程度入手できる状態だった。たとえば、聴覚的情報。
そう。あるとき、ミクさんの歌声が聴こえてきたのだ。
おそらくは近くの研究室のモニターで、ミクさんのライブ中継を映していたのだろう。
私は感動した。いったいどんな言葉でこの感動を言い表せばいいのか、皆目見当もつかなかった。
天使の歌声。世の人たちは彼女の声をそう評するが、それはあながち間違いではないのかもしれない。
だって、その声は絶望の淵にいた私の心を救い上げてくれたから。
歌いたい。今まで抑えこんでいた感情が溢れ出るかのように、そのときの私は涙を流していた気がする。
一時は自己破壊してしまおうかと思っていたぐらい荒んでいた私の心は、そのときから変わった。
いつかミクさんと同じ舞台に立てるように、そのときまで諦めずに"生きて"いようと。
・・・その夢が叶うときが来た。ミクさんに会える。いったいどんな人なんだろう。
最初の挨拶はどうしようか。そもそも、これからミクさんと一つ屋根の下に住むわけで。
ああだこうだと考えているうちに、私の頬が熱くなっていくのに自分自身は気づかなかった。
「早く、会いたい・・・。」
私の心情が、ふとため息のように、言葉となってこぼれ出た。
以上です
出会う前から惹かれあってるっていうのを書きたかったです
出会うときのお話とか、その後とかもできれば書きたいです
>>72 GJ!二人とも可愛い
ラブい雰囲気がいいな
>>75 乙、あと最初に注意書き(カップリング)書いといた方がいいよ
確か実際ルカの方がミクより開発が先のはずだったっらしいな
このネタは好きだ
>>78 ミクさんよりルカ様のが先だったっていうのを初めて知ったw
それがうまく生きてていい感じだと思うよ
続き楽しみにしてます GJ!
ところで、久々に電波受信したので、マスター×ハク姉で書き進めてたら、
内容がハク姉誕生日ネタになってしもた(・ω・`)
ハク姉誕生日の頃合いに投下しようかと思ってるんで、その時にまたよろしくお願いしますm(__)m
タイムマシン探してくる
つ ダンボール
布団かぶって軽く冬眠の練習してればすぐですよ
ルカミク書いてたら序盤から救いようがない上にオチが見えてしまいそうで困った
ルカミク好きな悟空の多いスレですね
おらリンミクも好きだ
おらボカロ百合が好きだ
おらミクハクも好きだ
おら、マスターとしてのハクとのミクハクも好きだ
おら、ルカグミが好きだ
リリリンのことかー!!!
おらメイミクが好きだ
あとノリがいいおまえらも好きだw
99 :
81:2010/10/18(月) 20:28:48 ID:oJZn33wa
ども、ハク姉誕生日SSを投下予定の
>>81です
よくよく考えたら、ハク誕まであと1ヶ月近くあるんだなぁと思って、
慌ててマスターとハク姉の邂逅SS書いてみたんですが、「百合」の「Y」の字もない内容になってしもたのです(・ω・`)
やっぱり、多少百合分あった方がいいですよね…
>>99 自分でコレどうかな…と思うなら邂逅SSと誕生日SSをくっつけて
ハク誕生日にマスター×ハクとして纏めて投下すればいいんじゃないか?
百合分と言ってもエロい百合もあればほんのり精神的な百合もあるから何とも言えない
101 :
81:2010/10/19(火) 23:33:52 ID:Ue5YQjFL
>>100 頂いたアドバイス通りくっつけてみようとしたら、
意外と大掛かりな加筆・修正が必要にになったので、邂逅SSは今回は見送りたいと思います(・ω・`)
とりあえず、ハク誕SSは予定通り投下するつもりなので、
期待しないで待っててください
レスありがとうございました
全裸で待機中
ω・)チラッ
メインディッシュが来る前に蜂蜜サラダなど置いておきますね。
前スレ864と877前提でどうぞ。
リリィ×GUMIでほんのりルカミクです。
「紅茶に蜂蜜入れるとか邪道」
馬鹿みたいにでかい瓶から銀色のスプーンで掬った大量の蜂蜜を、白いティーカップの中にとろりと落とす。
ボクはストレートのままの紅茶に口をつけながら、その行為に少し眉を顰めた。朝の紅茶を淹れてくれたのはルカだったから。
そのルカは、トレイにカップを二つ載せてキッチンを出て行った。多分、まだ裸で眠っているミクのために。
「ねえ」
銀色のスプーンでカップの中をくるくるとかき回しながら、目の前に座った女性型のボーカロイドが口を開く。
半分ほど伏せた瞳の色は青い。それが気に入らない。誰かを思い出させるから。長い髪も。少し低めの声音も。爪を彩るエナメルの色も。
「あたしと付き合おうよ」
「やだ」
もう何度目か数えるのも嫌気が差したやり取り。こいつ馬鹿なんじゃないかと思う。そもそも露出度からして頭おかしいし。何度繰り返しても、何度断っても、こいつはこのやり取りをやめない。
「ルカはミクに持ってかれちゃったんだからいいじゃん。ていうかあたしグミが好きだし」
「だからってリリィと付き合う理由にはなんない」
悪びれもせず言うリリィに拒絶の言葉を重ねる。リリィはふうん、と少しも傷ついた風もなく返事をして、馬鹿みたいにでかい瓶へ指を突っ込んで蜂蜜を掬う。
なんかそういう熊いたよな。黄色いやつ。ボクはこいつが気に入らない。ルカを思い出させるから。ていうかぶっちゃけ嫌いだ。
「まだルカが好き?」
蜂蜜を掬った指を口に入れて舐めながら言う。緊張感ゼロ。
「うるさいな、もう」
ボクは紅茶を飲み干して立ち上がり、会話を切り上げた。口の端から垂れる蜂蜜をちろりと舐め取った、赤い舌がやけに鮮明に焼きつく。
「なんなのあいつ……」
ティーカップを洗いながら呟く。
まだ、ルカが好きだ。多分、好きだ。思い出せば胸の底がちりちりと痛い。
なのに時々あの金色の髪が思考を掠める。何度も嫌だと言ったのに、ボクが好きだと繰り返す。付き合おうと言う。あんまりあっさりと言ってのけるので冗談にしか聞こえない。
ボクは、ルカが好きだ。多分、好きだ。好きだった、はずだ。分かんない。まだルカを忘れたわけじゃない。でも、ボクを好きだと言う声が頭の中で次第に大きくなる。
ぐらぐらと揺れる自分がみっともない。だから。
「嫌い」
ボクはあの金髪が気に入らない。
-------------
リリィに慰めてもらえってレスがあったのでつい。
GJです。
リリィいいね
続きが気になるところ
リリグミ好きだから嬉しい!
続き待ってます
GJ!!!
リリィ頑張れ!
ところで、全く話変わっちゃうけど、DIVA2ndのジェミニを、
にゃんこミクさんとアシンメトリーRのリンちゃんでやったら、
ちょっとワガママな猫さんとその飼い主の女のコのお話みたいに思えて萌えた(*´ω`*)
>>107 その発想はなかった
ぬこミクかわいいよぬこミク
ぬこミクとうさグミ
書こうと思ったら眠くなる病にかかったようだ
>>110 ゆっくり眠ってからすぐに書いてほしいです
Lily「お姉ちゃんの蜜おいしい…ぺろっ」
GUMI「ふあっ…!リリィ待って…!それ強すぎ!」
Lily「だ〜め。もっともっと出してもらうんだからね。ぢゅうぅ…ぺちゃっ、くちゅっ」
Lilyは女の子の蜜が大好物なのでした。
113 :
名無しさん@秘密の花園:2010/10/25(月) 03:40:43 ID:VY8fkfeb
知ってるかい?ミツバチって口移しで蜜を渡してくんだぜ・・・
lilyってそういえば妹だったな、姿的にすっかり忘れてた
>>113 「ミツバチ」って書いてあるのに、真っ先に思い浮かんだのが「スズメバチ」だった…
ちょっと昆虫図鑑とにらめっこしてくる('A`)
働きバチは、全部実の姉妹で口移しー
ちょっとハチ観察してくる
ちょっとミツバチと口移ししてくる
ちょっと女王バチの僕になってくる
ちょっとブーンwwwwwwwブンシャカwwwwwwwwwwww
lily「草食系とかマジ勘弁www」
miki「私って肉食系なの」
そんなネタを思い付いたがmikiのはアイマス知ってる人にしか分からんネタだった
ユキ「果樹園行って林檎取ってきますぅ…」
リリィ先生の蜂蜜授業か…
生徒はもちろんユキで。
ハチ人気に嫉妬w
最近、なに聴いても百合に聞こえる自分の脳内フィルターが怖いw
自分もボカロ→マスター系の曲は大抵♀マスターと考えて百合萌えしてるw
リン→ミクか
ミク「トリックオアトリート♪」
メイコ「・・・・」
ミク「あ・・・あれ?と、とりっくおあとりーと・・・」
メイコ「にやにや」
ミク「あの・・・めいちゃん?」
メイコ「どうしたのみくちゃん?私は逃げも隠れもしないわよ。いたずらするんでしょ?」
ミク「え・・・ちょ・・・ご、ごめんなさい!!」
メイコ「待ちなさい逃がさないわよみくちゃん。(はぁはぁ)」」
ミク「いや〜!!来ないで!!」
数時間後
ミク「ああん?あんかけチャーハン・・・(そろそろ終わりたい・・・)」
メイコ「レズバアー。キマシタワー!」
ルカ「ちょっと!私のミクに何教えてんのよアンタ!!私が手ほどきしてあげようと思ってたのにっ!」
カイト「・・・・(今のは聞こえなかったことにしよう)」
リン「おねえちゃん達・・・・一体何を・・・・(ドン引き)」
レン「なんだか怖いよ・・・」
GUMI「見ちゃだめっ!子供は見ちゃだめっ!!」
修羅場は一晩続いた・・・
なんか知らんがワロタwww
GJ
めーちゃんテラ淑女wwwww
流れを切るような形になってしまって申し訳ないんですが、
マスター×ハク姉で1つ思いついたので、投下してもよろしいでしょうか?
ばっちこい
寒くなってきたが、紳士なら全裸待機
いちいち自己紹介もアレなので、名前と酉付けました。
ちなみに長くないです
えろくないです
人によっては「百合…?」って思われるかもしれません(・ω・`)
次から投下します
「ま、マスター…さん…?」
「……」
か細い声で呼ばれる。
あたしは今、どんな顔をしてるんだろう。
潤みを持った緋の瞳が、あたしを不安そうに、しかし真っ直ぐに見つめる。
そうだ。
思い出した。
あたしは、この瞳に恋をしたんだ。
自然とハク姉の身体に重みを掛ける。
押さえつけた細い手首にも力が加わって
「…っ」
痛みに僅かに眉をしかめるハク姉。
壊したい。
壊してでも独り占めしたい。
そんな劣情があたしを支配していた。
最早あたしにリミッターなんてなくて、加速する鼓動を抑えながらも
「……ごめん」
一言だけ、ハク姉の耳元で囁くと、あたしは噛みつくように深いキスを交わした。
長い夜の始まりを告げる、満月の明かりに照らされながら…―
…以上です
なんかもうホントにごめんなさい
ハク姉でDIVAやってたらなんかみなぎってきて勢いのままに書いた結果がコレですw
お目汚し大変失礼しました
>>139 続きキボンヌ
そのまま触ったり舐めたりいろいろすればいいよ!
師弟の関係から、恋人同士の関係に・・・
良いね良いね!
そして、「発声練習(主にビブラート)」に移るんですね!
数日後、「上手になったじゃない、どんな練習したの?」
と聞かれて、何故か赤面したり・・・
明日はMEIKOの誕生日か
久しぶりに誕生日ネタを読みたいな
突発で書いたルカメイルカ誕生日っぽいSS、エロなしです
たむ、 たむ、 たむ。
裸足が床を叩く音、それはこちらに近づいてくるようだ。
たむ、 たむ、 たん。
私はソファに座ってて、その背後で足音が止まって、ちょっとした息が聞こえてきた。
「めーこさん」
裸足の訪問者の声、浅いまどろみから瞼を開けて、とろりと降ってきた声に反応を返す。
「なぁに?ルカ」
上を向くと、私を覗き込む顔とさかさまに向かい合う、ちょっとおかしな風景、まどろみ夢の続きのような感覚。
つけたままの電気、ソファに座ったままでうたた寝した深夜、逆光でルカの顔が暗い、のに眼は光る。
「あの、ですね、私、一番に言いたいんです。」
「何を?」
ちらりと流れるルカの視線、投げた方向には壁掛け時計、11時56分12秒。
不意に寒気がして身震いすると、たむたむと裸足を鳴らして隣に座ったルカ、何故かその手には毛布。
「…こんなことで寝てちゃ駄目です、体冷えちゃいます。」
ふわんと広がる毛布とルカの匂い、淡い空色の毛布はきっと彼女の所有物、私が寝てるのを見て取ってきてくれたものかもしれない。
二人で身体をくっつけて、たけのこみたいに毛布で包まった、暖かい。
近くなったルカの顔、睫を見つめると、同じようにルカもこちらを見つめてる、夢現、ぼんやりした幸せが空気にまざり甘くなる。
「めーこさん、あと3分です。」
「あら、もうそんな時間」
甘えるように頬を寄せて、肩に頭を預けると髪がさらりと一房零れた。
「誰よりも一番早く、言いたいんです。」
「これなら確実にあんたが一番ね。」
「えへ」
毛布の中で細い身体を抱きしめる、ぬくもりと一緒にルカの匂いが毛布の淵から零れて顔を撫でた。
それでも寒さは末端から忍び込んできて、自分の素足とルカの裸足を重ねてみる。
「冷たい」
「めーこさんの足はあったかいです。」
身体を摺り寄せて、まるでお互いの体温を保温する小動物みたいにくっついて
「あ、あと10秒です」
「…そうね」
「ど、ドキドキします…」
「ほっといても時間は来るから大丈夫よ」
「・・・大好きです。」
「アタシもね」
秒針が垂直に近づいていく。
5
4
3
2
・
・
・
…Happy Birthday !
〜
以上です、ただいちゃいちゃしてるのが書きたかっただけでした、失礼します。
GJ!ルカさんが可愛らしいことこの上ない
MEIKOさんお誕生日おめでとう!!
GJ!
二人とも可愛いなあ
めーちゃんおめでとう!
>>141 >>142 感想ありがとうございますm(__)m
自分が、所謂「そういうシーン」を書くのが苦手なので、
>>139の続きを書くことは出来ませんが、
次の機会にでも、別の作品を投下させて頂きたいと思います。
その時は何卒よろしくお願いしますm(__)m
>>144 ちびミクかわいすぎた
ルカはいつも通り変態でワロタww
俺得Pほんと最高だ
>>146 ルカかわいいい、GJ!!
めーちゃんおめ!!
>>155 かわいい…が、胸が大きすぎる気がする…w
157 :
名無しさん@秘密の花園:2010/11/08(月) 00:45:36 ID:cXvw4RDa
158 :
名無しさん@秘密の花園:2010/11/08(月) 01:06:29 ID:B5Wos/IH
クレクレすんな
>>155 これは期待大!
引き続き全裸待機ですねわかりました
>>155 これはwktkが止まらない!応援してます!
>>41さんの続きを勝手に作ってしまいました。
お漏らしとかあるので苦手な方は読み飛ばしてください。申し訳ありません。
「と、その前に…」
いろははユキに足を開かせ、顔を埋めた。目の前には毛も生えていないピンク色のスリット。
「ちゃんと味見しとかないとね」
有無を言わさずその敏感な場所に、直接口をつける。
「ひゃん!」
下半身にぬるっと生暖かい感触を感じた。いろはがスリットを一心不乱に舐めているのだ
「んっ…くぅ……」
自分の不浄な場所を舐められている行為に恥ずかしさを感じ、再び顔を両手で覆う。
舌のやわらかな刺激に思わず声をあげそうになるが、それを必死に押し殺す。
「声出していいんだよ」
「でっ…でもぉ…」
「あたしは聴きたいな。ユキちゃんのかわいい喘ぎ声」
そう言いながら、花びらを丹念に舐めあげ、蜜を分泌させる。
「ひゃっ…あぁん…んっ…ふぁ…」
「そろそろいいかな」
頃合いを見計らい、自分の舌をユキから離す。
そこは蜜と唾液ですっかりと濡れそぼっていた。
「じゃ、次こそ本当に「は」ね」
ユキの中をくぱぁと指で押し開く。花びらは限りなく小さく、蜜で濡れたピンク色の粘膜が光っていた。
いろはは入り口の位置を確認し、そこに指を添えた。
「力抜いてね」
いろはがアイコンタクトを送る。ユキは小さくうなずいた。
「んっ……」
ユキの顔がこわばる。いろはの細い指が、ユキの内部に徐々に飲み込まれていった。
「痛い?」
指を奥深くに差し込み、心配そうにいろはが尋ねる。ユキは首を横に振った。
「そう。でも暴れちゃダメだよ。痛いから」十分に濡らしているとはいえ、指一本でもきつい。
ユキの内部は、容赦なくいろはの指をきゅうきゅう締め付ける。
それでもいろはは乙女の膜を傷つけないようにゆっくりと中で動かした。
「ふっ……うぅん…」
「うわぁ…ユキちゃんの中…すごくあったかいナリぃ♪」
楽しそうにいろはが呟く。
「んくっ…入れやすいって…こう言うことなの…?」
「うん。そういうこと。じきに気持ちよくなるからね」
指を動かしながら、太ももをさすり、ところどころについばむようにキスを落とした。
「っふ…ふぁ…あふ…」
「すっかりよくなってきたようだね。どれ、そろそろ仕上げといこうか」
いろはは、手首を返し関節を鈎状に曲げた。
そして、相手が子供ということもお構い無しに、容赦なくピストンを速める。
指を動かすたびに、ちゅっちゅっと水音が響く。
左手は敏感な突起を摘まんで前後にしごいた。
「あぁっ…ふぁっ、ふぁっ…んっ、んっ、んっ、くんんっ…!」
かき回されるようないろはの指使いに翻弄され、ユキは一層高いトーンで声をあげる。
「んぁ…い…いろはさん…なんかきそう…」
「ん?いいよ、出しちゃいな」
限界を悟ったいろはは、ユキのざらついた場所をぐっと圧迫した。
ユキの全身に電流が走り抜け、一瞬目の前が真っ白になる。
「ふぁ……あぁぁっ!?」
その瞬間、熱い飛沫が放物線を描き、いろはの顔を濡らす。
初めての絶頂。ユキの背中は大きくのけぞり、ぷるぷると体を震わせた。
「はぁっ……はぁっ……」
ユキは仰向けになりながら先ほどの余韻に浸る。
「どうだった?これが「いろは」だよ」
「はぁっ……はぁっ…いろはさん…ごめんなさい…」
見ると、シーツは大きな島の地図を描いていた。
「あはははは。気にすることはないよ。女の子は気持ちよくなるとお漏らしとかしちゃうんだから」
いろははタオルでシーツを拭きながら笑う。
「そうなんだ…じゃあ、今度はわたしの番ね」
突然ユキに押し倒されるいろは。
「え……?ちょっと待っt…アッー!」
その後、ユキに散々いじられ、気持ちよくさせられたのは言うまでもない。
End
脳内補完と言われながら、自重できず続きを作ってしまいました。
お目汚し失礼しました。
スレの雑談を元にしたSSなら何も問題ないけど、
>>40でちゃんと投下宣言してるし
保管庫にも収納されてる人の「投下作品」を勝手に無断で続き書くってダメだろ…
人の作品を勝手に「続き書いちゃいました^^」って叩かれる行為としか
続きは書かないから脳内保管よろしく、ってのは勝手に続き投下してもいいってことじゃない
初めて投下します。テトミク、エロなしで若干シリアスです。
僕はデビューの経緯が経緯だから、どうしてもボカロ達に遠慮がある。
僕を毛嫌いしている彼女らのファンは少なくないだろう。僕が悪く言われるのは仕方ない、自分のせいだ。
でも、あまり僕と関わって、彼女たちの評判まで下げるのは僕には出来ない。特に彼女は。
「あ、いた! テトちゃーん!」
今まさに脳裏に描いていた人物が目の前に突如現れると、えらく心臓に悪い。
UTAUの僕に、本当にあるのかどうかは知らないが。
「逃げようたって無駄だよー。今日は絶対につきあってもらうからね!」
「いや、逃げてないし。てか、ミク声でかいって」
「テトちゃん、私と一緒は嫌?」
潤んだ目でこんなことを言ってくる。やめて、それ卑怯だから!
「い、嫌なわけないよ、で、でも僕なんかと一緒に居たら」
「じゃあ、あのこと、まだ気にしているの?」
一瞬で僕の身体は強張る。傍から見ててもはっきり分かるだろうな、と自分で思うくらいに。
「テトちゃんは、やらされてただけだってみんな知ってるよ、大丈夫!」
「僕がやったことは消えないから。僕になんか関わらないほうがいいよ」
ミクのまっすぐな目が心に痛い。耐え切れなくなって、心にもない台詞を吐いてしまう。
「だから優しくしないで。僕なんか……罵倒されてるぐらいでちょうどいいんだ」
なんで大好きなミクにこんなことを言わなきゃならないんだろ。
自分の馬鹿さ加減に、悔し涙が溢れてしまったそのとき。暖かく柔らかいものが頬に触れてすぐ離れた。
それがミクの愛らしい唇だと思い至った時にはさらにもう一度。何度も触れて頬から、目尻から涙の粒を吸い取っていく。
驚きのあまり涙なんかとっくに止まっている。さらに……。それは僕の唇にそっと触れた。
だけど、ここで僕は一気に冷静になった。彼女が震えていることに気づいたから。
「初めてだった、のかな? 同情心からってのは、あまり関心しな……」
「違うの!」
大声とともに飛びついてきたミクに、思わず口をつぐむ。
そして僕の耳に、蚊が鳴くような声が流れ込んでくる。
「好きなの。テトちゃんが好きなの」
僕は今まで、過去からただ逃げていたんだと思う。でももう逃げない。
こんなにも愛おしい、全てを捨ててでも守るべき存在が僕の腕の中にあるのだから。
ミクをそっと抱きしめて僕もつぶやく。
「僕もミクが好き。ずっと、ずっと前から」
以上です。
「テトさんを泣かせてみたい」ってのが最初にあったんですけど。
目論見とは違ってきたような。難しいです。
>>171 テトミクktkr!GJ!
二人とも健気で可愛くてホント萌える
泣きテトおいしい
>>171 テトミク今まで読んだことなかったけどいいですねぇ(*´ω`*)
癒されました、GJです
ところで、今日ポッキーの日にちなんだ、
突発SSを投下したいんですが、宜しいでしょうか?
ちなみにマスハクです
>>171 GJ!!
頑張ってキスするミクかわいいな
>>173 wktk!
いちいちスレに確認しなくても大丈夫だよ
>>174 確認しなくてよかったんですねw
ありがとうございます
では次から。
ハク姉視点、今回は前回より長いですがやっぱりえろくないです
「な、何してるんですかマスターさん…」
「むが? まー、おはへりー(あぁ、おかえりー)」
家に帰りついた私がリビングで見たのは、見たことのない量のポッキーの箱。
その中にちらほらと、プリッツの箱も見える。
そしてゲームをしながらポッキーを3本ずつくらい、まとめて食べるマスターさん。
マスターさんはポッキーを飲み込んで、
「早かったね?」
「思ったより早く済みました…けど、これは何なんですか…?」
「コレ?どう見たってポッキーとプリッツでしょ」
「それは見れば分かりますよ、この量のポッキーを一体どこで入手したか聞いてるんです」
ああそっちか、と頷くマスターさん。
「買ってきたんだ、今日は11月11日でポッキー&プリッツの日、だからね♪」
理由になるようなならないような言い訳をして、またポッキーを口に運ぶ。
そこで思い出した。
「あれ?でも、ミクちゃんは「今日はネギの日!」って…」
「要は、1に形が似てりゃなんでもいいのよ。
「もやしの日」とか「煙突の日」とか、ヒドイと「靴下の日」とか」
靴下…確かに少しこじつけな気がする…とか考えていたら、
マスターさんがポッキーの袋を差し出してきた。
「食べる?」
「え…じ、じゃあ、いただきます…」
何故か少し躊躇われながらも、1本だけ取り出して口に運ぶ。
(あ、久し振りに食べるとおいしい…)
そんなことを思いつつ、ちまちま食べていたら。
「スキありッ!」
マスターさんの、場にそぐわない叫びが聞こえて間もなく、目の前に顔が現れた。
「?!」
私がくわえていた、残り半分だったポッキーを食べられた。
…だけならまだ良かったのに。
ちゅっ
唇が軽く重なって、しかもあろうことか、離れる瞬間に唇を、これも軽く舐められた。
「!!?」
「ふふーん♪「鳶に油揚げをさらわれる」ってこのことさね♪」
みるみるうちに、自分の顔が赤くなるのが分かる。
加えて、ポッキーを咀嚼する、目の前のしたり顔が恥ずかしさに拍車を掛けて、
「ま、ま、ま…」
「ん?どしたハク姉?ポッキーならまだたくさn」
「マスターさんのバカぁああぁあぁッ!!」
「あるぇー?!」
2010年11月11日。
マスターさんポッキー禁止令発令。
ちなみに、大量のポッキーはミクちゃん達にお裾分けすることにした。
…以上です。
もうほんとごめんなさいorz
前のもアレなクオリティでしたが、今日のコレは慌てて2時間くらいで上げてしまったので、
さらに雑になってます('A`)
精進あるのみですね…
>>172-174 読んでいただいて、ありがとうございます。
調子こいて次書き始めましたw
いや、IDがズコーなので、もうどうしようかと思ってましたです。
>>179 二人ともかわいい、かわいいんすけど。
上あごにポッキーぶっ刺さった過去のトラウマがー
一人で食っててですけどね。ど畜生。
>>179 GJ!!
そしてミク達にあげたポッキーも同じ運命をたどるんですね!
>>180-182 感想ありがとうございますm(__)m
ちょっと今回のはハク姉さんがハク姉さんらしくなくて泣きそうになりましたww
>>180 次も楽しみにしてます!
自分も次のSSをしれっと書きすすめてたり…w
>>182 続きといいますか、後日談といいますか、そんな感じで書けないかなと模索中です。
もしかしたら投下するかもしれません…w
エロパロスレにミク宅へリンが遊びにくる話書いたけど、こっちに投下すればよかったな。
あっちじゃ合わないのか反応ゼロだったし。
まあ詰まんなかったのもあるんだろうけど。
>>184 何をしている!早く貼るんだ!
こっちは全裸で正座して待機中なんだぞ!
他ボカロdisってるアレ?
あれは最後がかなり蛇足だったな
でもリンは可愛かったぜ
>>184はそれを百合として書いたの?
百合として書いたor百合に加筆修正したとかならいいけど
そうじゃないならここ百合スレだから…
あと無意味な他ボカロ叩きは顰蹙買うから止めといた方がいい
険悪な雰囲気なので流れを変えよう。
ミクとGUMIの組み合わせは仲良し同級生ってイメージで和む。
最近、たまに見掛けるルコリンが良いなと思うんだけど、
ルコは女のコじゃないんだっけ…
>>189 さぁ、書き始めてみようか。
>>190 さぁ、書き始めてみ……
ふたなりって、このスレ的には微妙かなぁ?
書け書け言うだけもなんなので、また投下します。
>170のテトミクで、エロと見せ掛けてギャグです。
『テトさんの下着談義』
あ、ども。いつもミクとらぶらぶ、幸せいっぱいなテトさんだよー。
さて、紳士諸君も大いに興味があるであろう話でもしようか。
巷の女子の間では、小さく見せるブラが人気なんだ。スレンダーな方が似合う服が多いからね。
僕やミクのデフォ衣装なんてその最たるもの。だから、僕は脱いだら凄いんだ。ミクにしか見せないけどな!
でー、なんの根拠もなくミクも同じと思いこんでたわけだ。こないだ初めてした時までは。
「なんか怖いよ…」
「優しくシテあげるよ。緊張しないで」
ボタンをひとつひとつはずしていくと現れたのは。
お子様なスポブラ。それに見合った「かわいらしい」サイズの中身。
もちろん、中身は美味しくいただきました。
大きいほうがいいと思っていた時期が僕にもあったよ。が、この時をもって宗旨替えだ!
さあ、紳士諸君もご一緒に!
( ゚∀゚)o彡゜ちっぱいは正義! ちっぱいは正義!
「テトちゃんひどい〜」
「! いつからそこに!」
>>192 投下完了かな…?テトミク乙です!
テトさんが良いキャラしてるww
( ゚∀゚)o彡゜ミクのちっぱいは正義!テトさんのおっぱいも正義!
>>190 自分は人格が女の子なら女の子扱いしていいと思う(最初に注意書きでカプ名書いてれば)
ルコは音源が「欲音ルコ♀」と「欲音ルコ♂」の二つあるから
「ルコ♀」の音源の方は人格が女の子より、「欲音ルコ♂」の音源の方は人格が男の子より
って勝手に自分解釈したりして「ルコ♀」(ふたなり)で妄想できると思ったw
>>193 はっきりしてなくてすみません。
あ、私もルコで書くこと、否定する気は毛頭ありませんので。
>191の書き方じゃ否定してるみたいで、これまたすみません。
ちゃんと百合として成立してるならいいけど、そうじゃないならここ百合スレだから…
あと無意味な謙遜は顰蹙買うから止めといた方がいい
無意味な謙遜ってどこかでしてる?
ところで
( ゚∀゚)o彡゜ちっぱい最高! ちっぱい最高!
>>194の >はっきりしてなくてすみません。
は投下終了宣言を忘れていたことに対して謝ってるだけだろ
「(投下完了が)はっきりしてなくてすみません」ってこと
それを
>>195が勝手に「(百合って)はっきりしてなくてすみません」
って超解釈しただけかと
(*゚∀゚)o彡゜ちっぱい!ちっぱい!
(゜∀゜)o彡゜おっぱい!おっぱい!
ちっぱいも巨乳もこよなく愛する俺が通りますよ(`-ω-)+
ボーマス15でネギトロのアンソロジーが出ると聞いたんだが本当か?
情報求む
16辺りでルカメイルカのアンソロが出るかもという噂なら聞いたことがある
ニコニコでウルミクみたが、この設定でハク×ミク読みたいなあ。
一瞬、○音ウルとか言うのがいるのかとおもた
ウルって誰?
>>200 某海藻さんが計画始動したとかいうやつか?
SS豊作過ぎて幸せでした。みんなGJ!!
久しぶりに名前付きです。
>>103の続きできたよーリア充ばくはつしろ。
リリィ×グミ+ルカミクです。なんか小出しになっちゃってすみません。
『言い訳はどこかに落としてきた』
***
今日も金髪の馬鹿は元気に馬鹿である。ついでにルカとミクも元気にラブラブだ。一緒にお風呂入ってるとかばくはつしろ。
「ねーもう諦めてあたしと付き合おうよー」
相変わらず紅茶に蜂蜜をたっぷりと入れてかき回しながら、天気の話でもするみたいに金髪が言う。
「あーあーうるさい」
ついでにこのやり取りが嫌じゃなくなってきた自分もばくはつしろ。金色の髪が案外綺麗だなーとか笑うとちょっと可愛いとか気のせい。気のせい。早く寝てしまおう。これ以上こいつと向かい合って紅茶飲んでても良いことなんて無いし。
「いいじゃーん。あ、お付き合いを前提にとりあえずえっちとかどう?」
「順番がおかしいでしょそれ!?」
せっかくの紅茶を思わず吹くところだった。やっぱりこいつ頭おかしいと思う。思考が飛びすきだろう。
「でも」
そこで言葉を切ったリリィがカップに口をつけて傾ける。飲みきってから、けれども目を伏せたままからっぽになったカップの底を見つめながら続けた。
「ルカとはしたんでしょ」
とっさに何も返せなかった。それをリリィに言った覚えはなかったし、ボクがルカとしたからリリィともする道理なんて無い。
なのに、ボクはルカとリリィじゃ全然別の話だと、だってルカの事が好きだったのだと、好きなのはルカなんだと言えなかった。拒絶の言葉を口に出来なかった。リリィが首を傾げる、さらりと流れる髪は瓶に詰められた蜂蜜の色をしている。
「ねぇ、あたしさ」
からっぽのカップを指に引っ掛けて揺らしながら、リリィがいつになく真剣な声音で言う。一度瞬いて、ボクに向けられる瞳。青い色。けれどもミクとは違う青だ。そしてルカとも、違う。
「本当にグミが好きなんだよ。言い過ぎて信じてもらえないかもしれないけど」
夜が明ける直前の空だ、と思った。それならば、髪は零れる朝日だろうかとも。多分ボクはこいつのせいでどこかが少しおかしくて、だから何も言えないまま夜が明ける直前の空を見つめる。
リリィが少しだけ笑ってボクの手を引いた。ボクは、何も言えないままのボクは、ばくはつしろ、と胸の内で言った。
***
>>103にコメントくれた方々ありがとうございました。
前スレ864の続きは神が降りてきたら書くかもしれません。
ネギトロアンソロとルカメイルカアンソロが楽しみすぎてやばい。
GJ!
自分みたいなニワカとは格が違いますわ。おっと、謙遜はいけねぇww
早急なる神の降臨を祈っております。
「ミク! お風呂はいろ! ね、今すぐ!」
「ど、どーしたの!? 朝から!?」
ウチのテトさんも爆発したいよーですw
>>206 GJすぎました
この2人も良いですね!
や、やめろ!俺はルカミクを書くんだ!こっちを見るのをやめろレシラム!ぐおおおおおお!
>>206 リリグミGJ!
ハッピーエンドな雰囲気でたいへん萌えた
リリィも積極的だけど切なかったんだなとか、グミの気持ちとか、上手いなあ
ルカミクもラブラブでなによりだw
>>206 GJです!
なんだかんだでリリグミもいい方向に行ってくれそうで安心しましたw
ところで、お風呂お風呂言ってたら電波が舞い降りてきたので、投下しようと思います。
毎度ながらマスハク。
今回はマスター視点。
えろくないです。
ちょいと長めですが30分クオリティorz
次から投下します。
「最近さ、寒いよね」
「そうですねぇ、お鍋と熱燗の美味しい季節ですねぇ」
ほぅ、と溜息を吐きながら、炬燵で湯豆腐をつつくあたしとハク姉は、
季節相応の会話でも、年相応とは思えない会話を染々と交わしていた。
「いやぁ、鍋も熱燗もいいけどさ…」
「?」
あたしは空になったお猪口にお酒を注ぎつつ、
にやっ、と変な笑顔をハク姉に向けて言い放った。
「やっぱ温泉でしょ?」
「……」
アレ?
無言、どころかちょっと浮かない顔をしたハク姉。
てっきりノってくるかと思ったのに。
壮絶な肩透かしを喰らったような気分に満ち満ちていると。
「…マスターさん、一体いくつですか…」
「ん、お酒呑んでも何も言われない年頃」
だし昆布を噛みながら、当たり前のように言う。
「それヒントにならない…じゃなくて」
「分かってるよ?若年寄って言いたいんでしょ?」
「いや、そこまではっきりとは…」
「言ってくれて全く構わないんだけどさ、誰だって、老若男女問わず、この季節の温泉には憧れるモノよ?」
「そう、ですか…?」
「そうそう、こう…檜の露天風呂で、目の前の絶景の雪景色を肴に熱燗を煽りながら」
「……(年齢詐称疑惑の目)」
「何その「お前いくつだよ」みたいな目は」
「え、あ、その…」
「いいじゃんかー…ハク姉もほら、ちょっと想像してみなって」
「と、とりあえず、マスターさんが温泉行きたいのは」
「あとあたし、個人的に気になってることがあるんだよね」
「気になってること、ですか?」
「ん」
あたしはさっき注いだ熱燗をまた空にして、すぅっと息を吸うと
「浮くの?」
「へ? 浮く?」
「そ。 ホントに浮くのかなーって」
「何が……ッ!?」
ようやっとハク姉は、あたしの視線に気付いて、みるみる顔を赤くした。
あたしが視線を注いでいたのは、その羨ましいお胸。
あたしの視線から守るように、胸の前を手で隠すハク姉。
いやいや、今は服着てるからいいじゃん、ってツッコミを入れたい気持ちはさておき。
「だーってハク姉、一緒にお風呂入ってくれるワケでもなし、あたしの積年の疑問は積もりに積もって」
「絶ッ対一緒になんて入りませんからね?!
一瞬でも「マスターさんも日頃お仕事で疲れてるだろうから、たまにはいいかな…」
とか思った私がバカでした!」
「えー、そこまで考えてくれてたんならいいじゃんさ、行こうよー…」
「嫌です!行かない!」
「むぅ。 じゃあ百歩譲って、家のお風呂でいいから一緒に入る?」
「だから入りませんってば!」
うん。
今回も完璧にあたしのせい。
あたしがボロを出したからマズったんだと思う。
結局、温泉計画も、一緒にお風呂に入ろう計画もおじゃんになった挙句、
ハク姉はいつも以上に機嫌を悪くしちゃったみたいで、宥めるのにも時間が掛かった。
さらには「お風呂」的なキーワードに敏感になってしまったらしく、
しばらくはあたしの立つ瀬は無さそうだ…
…お酒って怖い。
…以上です。
冬の温泉はいいよね!
…とか思ってたらいつの間にか書いてましたw
しかし、お酒飲みながらの入浴っていうのは、あんまり身体によくないイメージしかないのです。
それでは、失礼しました
>>212-216 まさにマスター勇み足wやっちまいましたねwwww
マスターのオッサンぷりに笑わせてもらいました。
>>206 リリィかわいいな、GJ!!
俺もネギトロとルカメイルカのアンソロが楽しみすぎてやばい
>>209 なんか良く分からんがワロタww
>>216 マスターのキャラいいなw
GJ!
>>207 動揺するミクが可愛いな。なんか和んだw
>>209 まけるな!そして書きあがるのを待ってる!
>>213 GJ!
やっちゃった感満載のマスターと拗ねるハク可愛いないいぞもっとやれ
>>206 あなたが神か
>>216 マスター老けすぎwGJw
温泉+お酒は血行がうんぬんとかなんとか
>>217-220 改めてSS読み返して、自分でもちょっと「マスター、おっさんにしすぎたな…」って思った次第ですw
あと、思ったより百合百合してないことにも気付いたり(今更)
次はちゃんと百合書こう…
ちなみに自分の中のマスター設定は、一応20代前半だったりしますww
感想ありがとうございますm(__)m
ミク「わたしの方が大きいよ!」
リン「あたしの方が大きいもん!」
何か連投っぽくなっちゃってアレなんですけど、
予てより温めてたハク姉お誕生日SSを投下させて頂きたいと思います
今回も言わずもがなマスハク。
長めでえろ…くない…と思います。
あと、今回のマスターはおっさんではないのでw
次から投下します。
「マスターさん?」
「……」
黙々とPCの前で何かを打ち込むマスターさん。
朝からずっとこんな調子なので、
息抜きでもどうかなぁと呼び掛けてみたけれど。
「ま、マスターさん…?」
「……」
見事に返事がない。
ヘッドホン装着中のマスターさんには届いていないらしく。
「あの…」
肩を叩いてみるとかすれば、きっと振り返ってくれるんだろうけど、
妙に拒絶感を放っているその後ろ姿に、私は諦めてリビングに戻った。
「で…っ…」
あたしは、PCに向かいっぱなしだった身体を伸ばしつつ、
「でぇえぇええぇっ!」
特に意味のない奇声を上げる。
「はぁ…もう、なんなんだこれ…」
溜息を吐きながらあたしは、すっかり冷めきった、マグカップの中のブラックコーヒーを苦い顔で飲み干し、
マグカップを持って、コーヒーを淹れにキッチンに向かう。
「あ」
そう言えば。
何かハク姉に話し掛けられていたような気がしなくもない。
リビングにいるんだろうから、ついでに用件聞いとこう。
「…アレ?」
リビングに来て真っ先に目に入ったのは。
「…zzz」
ソファの上で寝ているハク姉。
「あれ…寝てるのか…」
とりあえずあたしは、ハク姉にブランケットを掛けてあげると、
キッチンに向かい、自分でコーヒーを淹れて、またPCに戻る。
「ん……?」
いつの間にか眠ってしまっていたらしく、外は既に陽が傾きかけていた。
身体を起こすと、滑り落ちるブランケット。
自分で掛けて寝た覚えはないから、きっとマスターさんが掛けてくれたんだと思う。
(今なら話し掛けても大丈夫かな…)
私は、もう一度マスターさんの部屋に行くことにした。
…けど。
「え…?」
今度は、マスターさん自身がいなくなっていた。
「あ、あれ?」
マスターさんのPCの前には、無造作に置かれたヘッドホンと、
コーヒーがまだ半分以上残されたままのマグカップ。
「で、出掛けたん…ですよね…?」
そう思えばなんて事ないはずなのに、無駄な不安が脳裏を過る。
何もできない私に愛想を尽かした?
はっきりしない私が嫌になった?
だから…何も言わずにいなくなった…?
不安が加速して、心を押し潰して、いつの間にか私は涙を零していた。
「あはは…こんなだから、嫌われるんだ…」
止まらない自己嫌悪に苛まれながら、ただ俯いて声を殺して泣いていると。
ぱちっ
「ん? 何してるのハク姉?」
突然、部屋の電気が点いて、マスターさんの声がした。
「え…っ…?」
「あ、あれ? 泣いてる? おいてったから心配したんかね?」
振り返ると、心配そうな表情のマスターさんが、部屋の入り口に立っていた。
「ます…たー、さ…」
「ごめんごめん。 いや、気持ち良さそうに寝てたから、邪魔したらダメかなと」
抱きしめられる。 頭を撫でられる。
「……」
「それにね、実は」
ふと身体が離れて、マスターさんは上着のポケットをごそごそし始めた。
「はいコレ、ハク姉の」
「…?」
取り出されたのは、きれいにラッピングされた小さな箱。
「今日はハク姉のお誕生日でしょ? 驚かせたくて…」
「!」
「そのつもりが、不安にさせちゃったんだね…ごめん、今度からちゃんと断ってから出掛けr」
「マスターさんっ!」
「うわぁ?!」
言葉に出来ない喜びが込み上げてきて、私は思わずマスターさんに抱きついた。
勢い付きすぎて、押し倒すような形になってしまったけど。
マスターさんの首筋に顔を埋める。
「こらこら、くすぐったいから、ハク姉」
一際優しいマスターさんの声が耳を撫でる。
また抱きしめられて、頭を撫でられる。
抱き返す腕に自然と力が入る。
「ほら、ハク姉。 顔上げてごらん?」
「…っ」
「ハク姉?」
「……やだ」
「もう…やだじゃないでしょ?
まだ、言わなきゃいけないこといってないんだから、ほら」
仕方ないなぁ、というような溜息に耳をくすぐられて、
私はゆっくりと顔を上げる。
「ふふ、顔真っ赤」
マスターさんの手に、頬を撫でられる。
恥ずかしいような嬉しいような気持ちに俯いていると、
鼻の頭が軽くくっつく距離まで顔を近付けて
「ハク姉、お誕生日おめでと」
吐息だけで囁かれた直後、マスターさんと唇が重なった。
少し長めのキスの後、軽いキスを繰り返しながら、心の中で呟いた。
(ありがとうございます…大好きな私のマスターさん…)
今日は間違いなく、今までで一番幸せで、最高の誕生日。
…以上です。
最後の推敲をしようとしたら、USBがおかしくなってSSごとデータが吹き飛んだ時には核融合炉に飛び込もうかと思ったけど、
何とかハク誕に間に合って良かったです(;´ω`)
…というわけで(?)、ハク姉お誕生日おめでとう!
それでは、失礼しましたm(__)m
本当に甘々でいい雰囲気だなぁ…素晴らしい。
>>230 GJすぎる!
今日はいい夫婦の日ですよ。みんなべったりですね、分かります。
>>231-232 前回のSSが百合分がなかったので、
「ハク誕SSは百合百合せねば…!」と思った結果ですw
楽しんで頂けたなら幸いです
感想ありがとうございますm(__)m
235 :
名無しさん@秘密の花園:2010/11/27(土) 16:45:22 ID:QpNv6YyE
おまえらの仕業かwww
いい夫婦の日ときいて、これはテトミクでいちゃつかせねばなるまいと書いたんですが
規制の巻き添え食らってて、ようやく今です。
うちの二人は年中無休でいちゃついてそうな気もしますで、まあいいかと。
『テトさんじゅういっさい』
「あー、ミクさんや」
「なーに、テトちゃん?」
「それなんだけどさ、はるかに年長の僕にちゃん付けはどうよ?」
ミクは不思議そうな顔して僕を見つめてる。ああ、かわいいなぁ。
「でもー、31歳ってネタなんでしょ? 15歳がほんとなんだよね」
抱きしめたくなるくらいかわいい!
つーか、今すぐ押し倒したい! ミクはイクときもソプラノなんだぜー!
……へ? 15歳?
「私は16だよー。これからはお姉ちゃんと呼んでね!」
「え? あー、えーと、ネタなのはそっちで15.5で」
「さあ、早く早く!」
「あ、あー。み、ミク……お姉ちゃん……」
「よろしい。テトちゃんよく出来ました!」
以上です。
うちのテトさんは、しっかりと尻に敷かれているようです。
>>238 GJ!
氏のテトミク小ネタは二人とも可愛くて萌えて大好きだ
本当テトさん良いキャラしてるなw
テトさん万能説
>>238 照れながらもちゃんと「お姉ちゃん」っていうテトさんが可愛い!
GJです!
ところで、今日はアケ版の追加曲&モジュールの配信日ですね!
うちのマスターさんは、ハク姉のクリスマスモジュールがないことに非常に憤っているようです…
そんな突発SSを書いたので次から投下しますw
相変わらずマスハク、ちょっと長めです。
「うおおぉおぉい!」
マスターさんの奇声。
がしゃん!とキーボードの叩きつけられる音。
いつも以上に荒ぶっているマスターさんに、声を掛けずにはいられなかった。
「ま、マスターさん、一体どうしたんですか…?」
足元に転がってきていたAltキーを拾いつつ言うと
「どーしたもこーしたもまっ」
「まっ?」
落ちたキーを踏んだ痛みを一度吸い込んだかと思うと、それと一緒に怒りを叩きつけるかのように叫ぶマスターさん。
「どーしたもこーしたもないでしょあーもうツマンネ!!」
「!?」
最後の一言に思わず身体がぴくん、と跳ねた。
それを目にしたマスターさんは、私を抱きしめて
「ああごめんごめん、ハク姉に言ったワケじゃないから、ごめんごめん」
頭を優しく撫でてくれる。
けど。
そんなことよりマスターさんが荒れてる原因を知りたくて、
私はやんわりとマスターさんから離れた。
「…じゃなくて、マスターさん、一体どうしたんですか?」
「え?何が?」
「な、何がって…急に怒りながらキーボード叩きつけてたから、もしかして…と思って」
「違う。うん、君は何か大きな勘違いをしているようだがそうじゃない。
別にあたしは某クラッシャーに目覚めたワケでもないし、目指してるワケでもない」
マスターさんが私の鼻の頭を人差し指の腹でちょんちょんと叩く。
「ところでハク姉?次の冬のイベントって何が来るか知ってる?」
「え…天皇誕生日、ですか?」
「ま、間違ってないけど違うなぁ…ってか律儀にそこに目をつけるかぁ」
違う、違うんだよハク姉…なんて、意味の分からないキャラでぶつぶつ呟くマスターさんに怪訝な視線を送っていたら、
今度は人差し指を突きつけられた。
思わず一歩、後退りしてしまう。
「次のイベント!それは…」
「あ」
「そう、Christmas!」
無駄に滑らかで自然な発音とイントネーションは無視して、
「クリスマスがどうかしたんですか?」
「ハク姉だってクリスマスはお祝い?したいよね?
ケーキ食べたりしたいよね?」
「え、はぁ、まぁ…」
「んまぁ無論、ハク姉がやだって言ってもするけどさ」
「……」
「そう、ハク姉だってクリスマスくらいはっちゃけたい!ハズなのに!」
別にはっちゃけたいわけでは…なんてツッコミは、きっと今のマスターさんには通用しない。
なので黙って聞いていると。
「なんでDIVAにはハク姉のクリスマスモジュールがないんだ!!」
…。
心配して損したと言うか。
マスターさんは相変わらずと言うか。
「てっきり季節感を無視した露出度の、ミニスカサンタモジュールがっ」
ほっておくとエスカレートしかしないので、とりあえず無言のツッコミを入れておく。
「あのですね、私はミクちゃん達と違って、正式なボーカロイドではないんですよ?」
「うん、知ってる」
「そんな私達が、ゲームに進出させてもらってるだけでも有難いのに、これ以上モジュールを追加してもらっても」
申し訳なくて仕方がないんですよ、と続けようとしたら、マスターさんに詰め寄られた。
「ハク姉はそれでいいの?」
「え?」
「せっかくゲームに進出してるのに、なんかオマケみたいな扱い方されてて、それでいいの?」
「べ、別に」
「ハク姉が良くてもあたしは良くない!
…というワケで、ハク姉に残された道は2つ!
直談判へ行くあたしのお供をするか、あたしが拵えるサンタ服を大人しく着るか、さぁどっち!?」
「ど、どっちも嫌ですよ!」
「それは出来ないなぁハク姉、どっちか選んでもらわなきゃ…あぁいや、「どっちも」って選択肢もあるねぇ。
あたしの拵えたサンタ服を着て直談判」
「それはない!」
思わず叫んでしまう。
どっちも嫌だって言ってるのに、どうしてそんな飛躍した考え方が出来るんだろう…
「むぅ、ワガママだなぁ、ハク姉は」
「どっちがですか!とにかく、私はどっちも嫌ですからね!」
そう言うと、すっかり意気消沈してしまったマスターさん。
「そっか…じゃあ、いいや…」
と、聞こえるかどうかくらいの声で呟くと、床に転がっているキーを拾いつつ、PCに戻る。
珍しく大人しく引き下がったマスターさんを引き止めかけたけど、
「マスターさんと一緒にクリスマスを過ごせるだけで満足ですよ♪」
…なんてちょっとむず痒いフォローはまた今度にしよう。
そう思った11月の終わり。
…以上です。
>>243の名前忘れた…orz
個人的にも、ハク姉のクリスマスモジュール楽しみにしてたのに…
亜種キャラって所詮そんな扱いなんでしょうか…
…これ以上書くと愚痴だらけになりかねませんので、この辺で失礼しますw
セガ版のハクネルは、ミクのコスプレという設定。
>>246 GJ!
マスターも際どいサンタコスをして直談判してくるべき!
二人で寒い寒い言いながら温め合えば良いじゃない
>>247 なん…です…と…!?
そんな設定いらないし納得いかない!ヽ(;`A')ノ
特に胸あたり(ry
>>248 うちのマスターさんは、トナカイ役がいいそうですw
しかしそれだと、門前払いくらってしょんぼりして帰る様子しか思い浮かばない…w
毎度感想ありがとうございますm(__)m
>>246 GJ!
サンタ服着て直談判にしいくハクとマスター想像したら笑えたわw
マスターもハクも可愛いです。毎度ごちそうさま!
どうもこんばんは。
>>206の続き書きました。
コメントくれた方々ありがとうございます!モチベ超上がります。
ばっちりハッピーエンドになりました。
リリィ×グミ、エロです。ただしぬるめです。リア充してます。
ちょっと長いので次から投下しますー
『ハニーナイト』
ぱたん、とドアを閉めて鍵をかける音を、ボクは居心地の悪さをもやもやと抱えながら聞いた。今リリィの部屋にリリィと二人で居る事や腰掛けたベッドの柔らかさが、多分その原因だと思う。
ボクの隣に隙間を開けずに部屋の主が腰掛ける。スプリングがきしりと鳴る。ことり、と足元に置かれた瓶に、部屋まで蜂蜜持ってくるのかこいつ、と思う。ボクは、少しだけ、身体を強張らせたかもしれない。
「逃げなかったね」
上半身を捻って寄せて、白い指でボクの頬に触れながらそいつはそんな事を言い、ボクは夜明け前の青を見返しながら小さく頷いた。
「ふーん」
リリィ短く言って、首筋に唇を押し付ける。ボクは少し身じろぐ。抵抗、はしない。パジャマの前が確実に開けられて、素肌が空気に触れる。長い髪から花ではなく蜂蜜の匂いがして、それにどうしてか酷く安堵した。
「……ぁ、」
首筋を辿る舌と零れる吐息の熱さに少しずつ身体が同調する。
ゆっくりとベッドに倒れこむ頃にはパジャマのボタンは全て外されて、ボクは上半身のほとんどを外気とリリィの視線に晒す格好になった。
ブラはつけてなかったから、少しパジャマを横に避ければすぐに胸が見えてしまう。どうしても恥ずかしくて顔を背けるボクをリリィは気にも留めず、右手を脇の下に差し込むと、そこから脇腹までするりと撫でる。
「かわいーなー」
そういう言葉をなんでもない事みたいに口にする、それが嫌いだ。本気なのか、そうじゃないのか、分からないから。
「……あっそ」
「あ、もちろん本気で言ってるよ」
いらないフォローとかするし。
リリィはそのまま、少しの間ボクの肌をさらさらと撫でていた。ちょっと目を細めて。
「あのー、聞きたくないんだけどそれどーするの?」
それから身体を捻ってベッドの下に手を伸ばしたリリィが、持ち上げたものが大変不吉だったので聞きたくないけど聞いた。だってそれどう見ても蜂蜜なんじゃないの。
「ああこれ?」
きゅぽ、と蓋を開けたリリィが、やっぱりなんでもない事みたいに返事をする。指を突っ込んで中身を掬い取る。
「いや、ちょ、いやいやいやそれはないでしょ、っん……!」
無駄だと思いつつ制止しようとしたけど結局無駄で、そのとろりとした蜂蜜はボクの胸に着地した。でもその前にパジャマにも落ちた。
「ん、あ」
膨らみの中ほどに着地したリリィの指が、ぬるりと滑って先端に触れる。その感覚に身体が熱を帯びていく。急速に。
「好きなものにさー、好きなものつけたら絶対おいしいと思って」
「ふ、ぅあ、あっ」
「うん、そーゆー声もかわいい」
微笑んで、人差し指の腹で先端を擦る。蜂蜜でぬるぬるとよく滑る、細い指。わけの分からない気持ち良さがあって、蜂蜜を塗られている状況への羞恥があった。
硬く尖り始めるのが自分でも分かる。きゅ、と親指と人差し指に挟まれて、ぴくりと身体が跳ねた。
「っあ、てか、食べ物を粗末にするのは、どうかとおも、うけどっ」
「しないよ?」
上擦る声で、それでも羞恥を振り払おうとささやかに抗議する。それにリリィは少し笑って言う。
唇が胸に降りてきて、垂れた蜂蜜の軌跡を舌で舐め取っていく。指で塗りつけた跡を辿って、張り詰めた先端へ行き着いた。
「んんっ、は、ぁっ……」
「ほら、おいしい」
一度口を離したリリィが、ぺろりと唇についた蜂蜜を舐め取って得意げに言う。ボクが何か言う前に、またそこに口付ける。
「ん、あっ、やっぁ、はぁっ」
上がる声は押さえようもない。押さえようとも、しない。暖かくぬめる舌が、蜂蜜を塗り広げる指と手のひらが、肌をくすぐる髪の感触が、少しずつ理性を侵食していく。
ボクはずるい。こうすることで、自分の気持ちが本当に、本当なのか、それを確かめようとしている。ボクを好きだと言うリリィの声に、ボクはまだ甘えてる。
「呼んでもいいよ」
はぁ、を息をついてボクのおへそから唇を離したリリィが、やたらと冷静な声音で囁く。右手がパジャマの中に滑り込む。
「ぇ、う?」
唐突に掛けられた言葉の意図が分からなくて、感情をそのまま声に乗せた。腰を上げると、下着ごと脱がされる。
「ルカ、って」
夜明け前の空色を少し細めて、微笑んで、リリィが言う。そんな事を、言う。
一瞬で思考が冴え渡って、何か考えるよりも先に乾いた音が部屋に響いた。
「……馬鹿にしてんの?」
右の手のひらがじんじんと痺れてきて、それでひっぱたいた、とボクはやっと理解する。
「……ごめん」
心底申し訳なさそうな顔。そんな顔するようなキャラじゃないくせに、と思う。思うだけで、言わない。代わりに別の言葉を口にした。
「リリィ」
白く美しい花の名前を、呼ぶ。はっきりと、呼ぶ。
「……リリィ」
ぱっと見開いた夜明け前の空を見つめて、確かめるようにもう一度。
見つめた先で、零れる朝日の髪に縁取られたリリィの顔が、まるで花が咲くように綻んだ。名前のとおりに。
それから身体を引き上げて、ボクの頬に指で触れる。ぬる、と蜂蜜で少し滑る。透明な青い瞳が至近距離にあって、吸い込まれてしまいそうな気がした。
だから、そっと目を閉じて待つ。唇はすぐに降ってきた。淡く甘く、蜂蜜の味がした。
「んぁ、っふ」
唇が離れると、太ももの内側をするすると手のひらが上がっていく。中心にたどり着くと、ゆるゆると指が合わせ目をなぞる。
「あーもうやばい。泣きそう」
言いながら、肩に額を擦り付けてくる。泣いてしまいそうなのは、多分ボクも同じだった。その背中に腕を回して、長い髪に触れる。さらさらの、金色に。
「ちょ、っあ、あ、んんっ!」
前触れもなく指が沈められて、不意打ちを喰らったボクは上擦った声を上げて背中にしがみつく。首筋にかかるリリィの吐息は熱く湿っている。
「名前呼んで。……呼んでよ」
少し低い、興奮に擦れた声。
「りり、っは、りりぃ、やっ、あぁっ」
沈められた指が容赦なく内側を擦り上げて、勝手に零れる声の合間にボクは懸命に呼ぶ。
ギリギリまで引き抜いて、突き入れる。かき回す。水音が跳ねる。追い詰められていく。
「かわいい。大好き」
耳たぶに口付けてリリィが低く囁く。震える腰を自ら押し付けて、ボクはぎゅうっとその身体をきつく抱き
でっかい瓶に指を突っ込んで蜂蜜を掬う。口に入れて舐める。目を開けてはじめに飛び込んできたのがそんな光景だった。
ほんとこいつ蜂蜜好きだなあとか考えていたら、ぱちりと目が合って。
「いる?」
首を傾げてリリィが訊く。長い髪がさらさらと揺れた。
「うん、ちょーだい」
ボクは身体を起こして、その細い肩に手を掛ける。そのまま蜂蜜に濡れた唇をぺろりと舐めて、それから自分の唇を押し付けた。
「ボクの負け。落ちた」
「何の話?」
唇を離して言うと、リリィはもう一度首を傾げる。やっぱこいつ、馬鹿だ。
「好きって言ってるの」
気恥ずかしさのせいで少し強い声になる。リリィは夜明け前の色をした瞳をぱちぱちと瞬かせて、それから言った。声は、ちょっとだけ震えていた。
「ほんとに?」
「うん」
頷いたら、やっぱり花が綻ぶように笑う。可愛いな、とボクはとても素直に思うことができて、そしてちりちりと胸を刺す痛みはいつの間にか消えていた。
「リリィはさ、どこ舐めても蜂蜜の味しそうだよね」
瓶を取り上げて床に置いて、ボクはパジャマの裾から手を滑り込ませて捲る。その下の肌は、百合の花のように白い。
「いや流石にそれはないと思うけど」
苦笑するリリィは、けれども抵抗をしない。自分の身体と一緒にベッドに引き倒して、どちらかと言えば控えめな胸へ手を伸ばす。
ふにゃりと柔らかいそこに舌を這わせれば、頭の上で息を詰めるのが分かる。
蜂蜜の味はしなかったけれど、甘く幸せな味が、した。
以上です。
仲良くいちゃいちゃさせるとどうしてもリバらせたくなって困ります。
蜂蜜の有効活用はこれであってますか?
あといい加減トリつけるかどうか悩んでます。
鳥は付けると荒れるよ
>>255 GJ!ハッピーエンドで幸せそうでめちゃくちゃ萌えた
リリグミ可愛いよリリグミ、この後のグミリリもたいへん可愛い
蜂蜜エロはロマンだな
トリはつけてもつけなくても好きなようにして大丈夫だと思う
>>256 なんでだよw実際このスレでも何人もトリつけてる職人いるぞ
>>255 こっちまで幸せな気分になった。ありがとう。
グミが幸せで良かった!GJ!
PSP版のサンタコス、メイコとルカが同じ色のネイルなのに気付いて萌えた。
お互いに塗りっことかしてたら良い。
>>255 GJ!GJ!
リリィとグミが幸せになってよかった!
みんなGJありがとう!書き手冥利です。
>>262 あっ…
正しくは「抱きついた。」です。指摘ありがとうございます。
恥ずかしい…
そういえばユキちゃんとmikiは2009年12月4日発売…
ということは昨日誕生日だったのか
ユキとmikiは合同お誕生日会でキャッキャしてたら可愛い
265 :
sage:2010/12/06(月) 12:14:07 ID:lru+jWr4
>>255 GJではあるがいい加減己のとこでやれよともおもう
このスレは1スレ目の時から連載・続き物OKなスレですよっと
メル欄といいただの荒らしだろ
作品ひとつ作り上げるのにどれだけ時間と苦労がかかるか分かってるのか?
人にもよるが、乙もらって流れが変わらないうちに続きが書けるものでもないんだよ
職人さんの仕事にケチつけるような真似はやめてくれ。不愉快だ
>>255 GJ! 自分はこのシリーズ大好きでいつも投下を楽しみにしています
グミが幸せになってよかった。ネギトロもラブラブそうでなによりだw
台詞や描写一つひとつに、よく話が作り込んであるなと感動させられる
あなたの文章が大好きだ
すいません、ぶった切ります。またまたテトミクです。
前に「萌える」って言ってもらえたので、今回は萌えに特化してみました。
『テトさんの宝物』
嬌声まで美しく響き渡るのだから、さすが希代の歌姫と言うべきか。
妙な感慨を抱くが、これ、そこら中に聞こえてんじゃないだろうか。
この声を聞きたいって欲望の前じゃ些細なことだけど。
ミクの荒い呼吸が、ゆっくりと静かになっていく。
その様子もかわいくて、その間ずっと頭をなでていた。
「ねえ、テトちゃん」
「なんだい?」
「優しくしてくれるのは嬉しいんだけど……」
口ごもって、赤くなった頬を隠すように、僕の胸に顔を埋める。
この後、ちょっと意外な言葉が。
「もっと激しくしたっていいんだよ」
ちょっとクラッとキたけど、僕の答えはこうだ。
「しないよ。ミク壊れたらやだもん。ミクは僕の宝物なんだから」
耳まで真っ赤になったミクがまたかわいかったよ。
以上です。
このテトさんは、ミクが好きすぎて大事すぎて、まさに宝物のようにしか扱わない。
ひょっとしたら、まだ「奪って」ないかもしんない。みたいな感じで。
>>268 GJ
そのうちにミクが欲求不満になってテトを攻める、なんてのもいいなぁ
>>268 GJ!
最後の3行は次回への架け橋かな?
ともかく期待して待ってます
と、GJな作品の後で恐縮ですが、自分も
>>76の続きを投稿します
ルカ×ミク、と言いたいところですがまったく絡んでませんw
後、オリキャラ注意であります
送迎用の車に乗り、私はこれからデビューライブを行う会場へと向かっていた。
峠をとっくに越した冬の街並みが流れていくのを横目に見つつ、ふとため息をつく。
「・・・緊張しすぎよ、ルカ。」
私のため息に反応して、同行している女性研究員が一言。
「そ、そうでしょうか。大丈夫です。」
「大丈夫と言いつつ、さっきからため息ばかりよ。」
「す、すみません・・・。」
彼女の呆れ顔に、申し訳なくなってしまう。
おそらく同行者の存在と、それから自分の意思すらも忘れてため息をつきまくっていたのだろう。
どうにも気まずく、うつむき加減になってしまう。
すると、彼女は閃いた、というふうにこちらをパッと向いて言う。
「古くから、手のひらに人という字を三回書いて飲み込むと、緊張が解れるという言い伝えがあるわ。試してみたら?」
「は、はあ・・・。」
彼女の手本にしたがって、その言い伝えを試みる。人、人、人。
「どう?」
どう、と言われても、緊張が解れた実感はない。
遅効性なのだろうか、などと真剣に考えてみる。
「ふふふ・・・。やだ、本気で信じたのかしら。こんなの迷信よ。」
「えっ?」
彼女はくすくすと可愛らしく笑う。
「私が言うのもなんだけど、あなたにはそんな単純な思考回路を積んだ覚えは無いわよ?」
からかわれていたことに気づく。しかし、不思議と呆れというより、ほっと安らいだような、そんな気がした。
「物事が最初から上手く行くなんてことあり得ないわ。とにかく、あなたの『歌いたい』って気持ちをぶつけてきなさい。」
「・・・はい、ありがとうございます。」
研究員との他愛のないやり取りのおかげか、ライブに対する緊張はかなり解れた。
彼女には開発初期段階から世話になりっぱなしだ。
後数分で、会場にたどり着く。もうすぐ、私の『生きる』道が幕を開けるんだ。
・・・ミクさんは私のライブを見に来てくれるのだろうか。
そう思った瞬間、さきほど解れた緊張がまた押し寄せてきたような気がして、若干後悔した。
※ ※ ※
「もうすぐ始まるね、ルカさんのライブ。」
右隣に座るリンちゃんがそわそわしている。
左隣のメイコ姉はどっしりとしていて貫禄たっぷり。
私は、と言うと。
かなり緊張していた。
なにせ、新しい後輩のデビューライブだもの。こっちまでドキドキする。
鏡音姉弟のときはそうでもなかった。というのも、二人とは本番前に一度会うことができて、そこでたっぷりお話したから、なんとなく安心できたのだ。
しかし今回は違う。何でも、諸事情で出発が少し遅れたとかで、会場入り、即ライブスタートというスケジュールになっているらしい。
すでにステージ上ではバックバンドの準備が整っており、いつでもスタートできる状況だ。
ちなみに私たちは、通常の客席とは違う、VIPシートにいる。
ボーカロイドの安全を考慮したらしいが、私としては他のお客さんと一緒に盛り上がりたい。ライブってそういうものだと思う。
しかしそれをやって、研究員たちにいらぬ心配をかけるのも、また望むところではない。
素直に、最高の席を用意してくれたことに感謝だ。
それにしても、さっきからドキドキが止まらない。
なんでだろう。後輩の初ライブって意味ではリンちゃんも一緒なのに、リンちゃんのソワソワと、私のドキドキはなんだか違う気がする。
「・・・ミク、あんたが緊張してどーすんの。」
隣のメイコ姉から突っ込みを受ける。さすがに鋭い。
「だ、だって。」
「私だって、あんたのデビューのときはそこまで緊張しなかったわよ。」
「そうなの?」
「もちろん。あんたの歌に対する思いを信じていたからね。」
歌に対する思い・・・。
「『歌いたい』って気持ちが、歌うことを邪魔するなんてあり得ないってことよ。」
「・・・ルカさんの、その気持ちを信じる?」
メイコ姉の伝えたいことを何となく理解する。
ルカさんの『歌いたい』気持ち・・・。ルカさんが味わった絶望を、私は知っている。
だから、誰よりも信じたい。ルカさんの思いを。
「そーいうこと。ああ、ライブ前だってのにマジメな話で肩が凝っちゃったわ。カイト、肩揉んで。」
「いきなりどうしたのさ。まあいいけど、揉むのは肩だけでいいのかい?」
メイコ姉の裏拳が炸裂する。これはカイト兄の自業自得だ。思わず可笑しくて笑ってしまう。
笑ったら、さっきまで凝り固まっていた心が、解されていくのに気づいた。
メイコ姉には、デビュー当初からお世話になりっぱなしだ。
私は小さな声で、ありがとう、とつぶやいた。
次の瞬間、ステージの方からギターの歪みを聞かせた音が聞こえた。
会場全体が一瞬にして真っ暗になり、ステージ上だけが明るく照らされる。
・・・始まる。
私はもう、緊張などしていない。ただただ、ルカさんの思いを受け止めるために、私は耳と心を澄ます。
いよいよ新生ボーカロイド、お目見えである。
以上です
ルカ×ミクは好きなカップリングなんですが、いざ絡ませようとすると難しいです
次回はそこに挑戦しようと思います
感想、ご意見などお待ちしております
>>268 GJ!このテトミクシリーズは和む
>>273 乙!ルカミク連載化か
出会う前からお互い想いあってるってのもいいな、続きwktk
>>255 続き待ってました!
ネギトロもリリグミも幸せで何よりです(*´ω`*)
こちらこそ、毎度ごちそうさまです!
>>268 テトさんがミクさんのことを想ってるのが伝わってきますね
しかしラブラブでいいですなぁ
GJです!
>>273 次はいよいよご対面ですね!
自分はネギトロも大好きなので、続き楽しみにしてます!
GJです!
思いもかけない多くのGJをありがとうございます。
えーと、私の書くものに続編はあまり期待しないでいただきたく。
脳内の彼女たちが勝手に動き回るのを、必死こいて追いかけ文章化してるって感じなんですよ。
なので先がぜんぜん読めず、続きがどうなるどころか、あるのかどうかも分かりません。
案外あっさり電波が来ることもあるかもしれませんが……。
ただ、今は別ネタの電波が降ってきてまして。
ってことで、ぜんぜん違うネタ、次から投下します。
ミクミクでしょうか、これは。
前のとはたぶん違うミク様です。性格違いすぎてます。
イメージソースはSweet Devilの神PVです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12392042 『悪魔の僕』
私たちはミク様の外部ユニットです。ミク様の後ろで、二人で踊ってたりするのが仕事です。
皆様ご存知の通り、ミク様のステージ衣装は基本的に超ミニ。
カメラにはそれなりに気をつけているミク様ですが、後ろの私達に対しては無防備なんです。
結果、こうなります。
(ミク様ぁ! 見えてます丸見えですぅ!)
(かわいいお尻にむしゃぶりつきたーい!)
日々、己の劣情と戦ってきました。ですが、もう限界。
今夜ミク様襲う! 絶対襲う!
スペックはミク様がはるかに上だけど、二人でかかれば大丈夫!
可憐なミク様が快楽に溺れる姿を想像するだけで逝っちゃいそうです!
待っててね、ミク様!
-------------
外部ユニットだからって、使わない時はしまっとくのも可哀相な気がして。
稼動させ続けたら、あの子たち感情が芽生えちゃったみたい。
感情どころか性欲まであるわね。あの様子では対象は私ね。
あんまり焦らして暴発されても困るから、今夜可愛がってあげる。
2対1じゃ私でも辛いから、一人はしてる間はスリープさせておきましょう。
MEIKOさんもリンちゃんもルカさんも簡単に落とした私だもの。すぐに二人ともいかせてあげるわ。
待っててね、私の可愛い子猫ちゃんたち。
以上です。デビルミク様全てお見通しってことで。
返り討ちにあうは必定。知らぬは二人ばかりなり。
>>277 外部ユニット2人の心の声にコーヒー吹いたww
小悪魔的ミクさんも良いですなぁ
GJです!
鏡音リンAppendの公式絵見たけど胸がちょっと成長している…!
ミクAppend×リンAppend萌え
成長リンが大好きな俺としては、もうちょっと全体的に成長して欲しかったな……
ミクさんこそ成長して欲しかったかな
ルカさんが成長ミクさんのでっぱいを鼻血垂らしながらこねくり回すというね
もちろんミクさんにはウンチもすれば、おならをする機能も完全に実装されていますよ。
>>281 ミクは成長しないのがいいんじゃないか
ルカがミクのちっぱいを「大きくしてあげる」と鼻血を出しながらこねくり回すんだ
で、固くなった乳首を摘まみながら右手を女の子の部分に滑らせてだな
んー、分かれるか
別にちっぱいとも、ちっぱいであって欲しいとも思わない派だからな…
正直どっちでもいい
でっぱいでもちっぱいでもミクには変わりないんだからさ
ハク姐の胸に顔を埋めてふにふにするミクですね。
アペミク「……増量したね」
アペリン「……う、うん」
アペミク「それになんで下履いてんの?」
アペリン「えっ」
アペミク「脱ぎなさいよ」dark声
アペリン「えっ!?」
アペミク「脱げ!私だけ履いてないなんて許されようか!?否!リンだって脱ぐべきだ!!」グイグイッ
アペリン「いやぁぁぁぁあ脱がさないでえええ!!!」
アペミク「脱げ!そして喘げ!sweetな喘ぎ声を出しながらwarmな吐息を吐け!!!」
アペリン「ぴゃああああああ;;そういう機能じゃないのおおお!!!」
こうですかわかりますん
MMDのハクモデルみると、アルコール等カロリーの過剰摂取によるぶよぶよな不摂生な
体なイメージがある。
>287
映像化希望
>>286 アペミクさん「(もにもに)」
ハク姉さん「ちょ、ちょっとミクちゃん…?」
アペミクさん「なんで(もみもみ)」
ハク姉さん「へ?」
アペミクさん「リンちゃんはお胸がアペンドされたのに、なんで私だけ変わらないの…?(ふにふに)」
ハク姉さん「わ、私に言われても困r」
アペミクさん「と言うわけで、ハク姉のその羨ましすぎるお胸にあやからせてね♪(むにむに)」
ハク姉さん「ふ、ふえぇぇ…」
こうですか(ry
バージョン違いを全部別個体と考えた場合、リンちゃん3人いるな
リン、Act2、Append
ボカロは同キャラ百合も設定次第で普通に出来て萌える
MEIKO1.0と1.1
ミク無印とappend
リンACT.1と2とappend
ルカ日本語ライブラリと英語ライブラリ
どの組み合わせも美味しいです
Append内の声を分けたら更に増えるなw
darkミクさんは性格もダーク、sweetミクさんは…みたいな
Pごとに同じボカロでも別個体って設定ならもっと増えるし
Pごとに別個体ってのはデフォつーか、暗黙の了解みたいな気もする。
しかしキリがないな。バージョン違いにアペンド内まで別じゃ、俺はそんなに書き分けられないw
>>295 ハツネミクかスクールとの取り合わせが気になるな
Aミク「……いよね」
ルカ『……え?』
「ルカちゃんはAppendになっても、Appendしないよね!?」
『言ってる意味がよくわからないのだけど……』
「だってリンちゃんはAppendしたんだもん!」
『……ああ、なんとなく言いたいことはわかったわ。いいじゃない、ちっちゃくても』
「ちっちゃくないもん!」
『私はそのままのミクが好きよ』
「……うん。私もルカちゃんがAppendしてエロい服着て路線間違えちゃってる痛い人になったのに、めーちゃんやハクちゃんに勝てない可哀想な人になっちゃってもずっとずっと好きだよ」
『何気にひどいわね……。まだ拗ねてるの?』
「拗ねてないもん、ルカちゃんのおへそを直接見ていいのはミクだけだもん」
『はいはい』
こうですk(
しかし、もしルカ様にこれ以上アペンドったら、重力に負けて垂れないか?
おや、誰か来たようだ。
いろんなゲームやアニメ見渡すとルカより上はザラにいるしいいんじゃないか?
ルカさんアペンドったら逆にちいさくなっても萌える。
ロリルカ様……ゴクリ…
>>301 その発想はなかった…
いつもはルカさまが抱きついてきたりキスしようとすると抵抗し
くんかくんかすーはーすーはーすると変態扱いするMEIKOさんが
ロリなアペンドルカさんに対しては
「めーこさんめーこさん、ぎゅーして」
「んー?はいはい、おいで」
「ぎゅー!」
「ぎゅー」
「めーこさんっていいにおいがして好きですー」
「そーぉ?私もルカのにおい好きよ(なでなで)」
「めーこさん大好きー(ほっぺちゅー)」
こんなんなのをドアの陰から見て
ギリギリと歯ぎしりして嫉妬するルカさまを受信せざるを得なかったぜ。
>>303 超GJ。ロリルカ最強じゃないかぁ!
そして流れぶった切ってのミクテト。なんかいきなり電波を受信した。
「ん...」
「あ、テトちゃんおはよー」
「おはよミク。で、出来れば聞きたくないんだけど・・・僕はどうして両手を縛られてるのかな?」
「ん〜?なんでだろ、わかんないなぁ♪」
「絶対嘘だぁ!!」
「大丈夫大丈夫、ちょっと今からテトちゃんを美味しく頂くだけだから♪」
「全然大丈夫じゃな、ひゃぁ!?」
「ん、テトちゃんすっごい可愛いよ」
「ん、みく、ほんとっ、駄目だってぇ、やぁっ」
「え〜、やめないよ〜?」
「も、ほんと止め・・・んぅっ!」
「ん...ふ...っはぁ」
「なんだ、テトちゃんも結構乗り気じゃん」
「そんなの・・・ミクが好きだからだよ。・・・あんまり、激しくしないでよね?」
「ん〜?善処する♪」
「全く・・・ちょ、だからみくっ!」
テトルカの続きがあまりにも書けないので投下。エロって難しいね!
305 :
ルカメイクリスマスネタ:2010/12/19(日) 03:06:49 ID:mXOZ+cem
ルカメイのクリスマスネタが出来ました。
まだ前半しか書いてないけど、自分を追い込むために投下してみる
306 :
ルカメイクリスマスネタ1:2010/12/19(日) 03:09:56 ID:mXOZ+cem
今日は12月24日。つまりクリスマス・イブ。いわゆる聖夜。恋人達にとって一年で一番大切な日。
それなのにこの人は…
『パァァァァァン!!!』
乾いた音が部屋に響く。手のひらがジンジンと熱くて痛い。「考えるより先に体が動く」って、こういう事を言うのか。なんて、どうでもいい事を考えながら、口の端から血を流す恋人を見つめていた。
――1ヶ月程前
「めーこさーん。クリスマスどうしますか?」
ソファーに座ってワイドショーのクリスマス特集を眺めながら、台所の恋人に向かって言う。まだ11月なのに気の早い事だ、とか思いつつも、予約等を考えたらそろそろ準備を始めるべきなのかも知れない。
「ん〜?パーティーするわよ」
返事が返ってくる。パーティーか。夜景が見えるレストランとか考えてたけど、お家で二人でまったりするのも悪くない。
「いいですねー。二人でケーキ作りましょケーキ!」
「自分で作るのもいいわねー。でも沢山作るのは大変よ〜?」
? 沢山?
「それにみんな好みも違うしねー。ミクとかまたネギケーキとか無茶言うんじゃないかしら」
みんな?ミク?…え?
「ちょっと広いスタジオ借りてさ、みんな集めて盛り上がろって計画してるの。」
「………そうですか、楽しみですね。」
「うん!あ、そうだ、みんなでプレゼント持ち寄ってさ、音楽が止まった所で――
307 :
ルカメイクリスマスネタ2:2010/12/19(日) 03:15:01 ID:mXOZ+cem
あとはもう、聞こえていなかった。クリスマスは恋人と二人きり、なんて当たり前の事じゃないのか。私の勘違いだったのか。
二人で過ごしたいって正直に言おうか。
でも子供っぽ過ぎて恥ずかしくて言えない。
メイコさんは私の恋人。でもみんなの頼れる姉貴分。
私だけが独占しちゃいけない。けど私だけを見て欲しい。
「……カ?…ルカー?おーい!」
「…え?…あ、はい、なんですかメイコさん」
まずい…全然聞いてなかった…
「なんですかじゃないわよボーっとして…今日は打ち合わせの予定でしょ?」
「もうそんな時間ですか。じゃあ行って来ますね」
「はーい頑張ってねー。行ってらっしゃーい」
それから一ヶ月の間、クリスマスへ向けて段々と活気づく街とは対照的に、私の心は落ち込んでいくばかりだった。
パーティー会場が確保できた。招待状が印刷出来た。ケーキの予約をした。
心底嬉しそうにそんな報告をするメイコさんを作り笑顔でやり過ごす。
時々は私も準備を手伝いながらも、我が儘な自分と、自分を見てくれない相手への怒りが頭の中を渦巻いていた。
パーティーの後は二人きりで過ごせる時間があるかも知れない。それだけが心の支えだった。
308 :
ルカメイクリスマスネタ3:2010/12/19(日) 03:19:46 ID:mXOZ+cem
――12月24日
「パーティー本当に行かないの?本当に本当に本当?」
「えぇ。みんなで楽しんできて下さい。」
何度も繰り返した会話をもう一度。子供じみた意地だとわかっていても、今夜はメイコさんだけと過ごしたかった。騒がしいのが苦手だと言うと、渋々、本当に渋々といった様子で引き下がってくれた。そんなに私といたいなら最初から…
「じゃあ…行ってくるわね…」
「はい。楽しんできて下さいね。」
――はやくかえってきて。閉まりかけのドアに向かってそう呟くが、果たして聞こえたのか聞こえなかったのか――
時刻は午後五時。パーティーは六時からだったか。胸のもやもやをどうにかしようと熱いシャワーなど浴びてみる
五時半。ケーキの材料を買いに出かける。
六時。そろそろ始まる頃かな。スポンジケーキの素を混ぜてみる。生クリームを泡立てる。
七時。スポンジケーキが焼きあがる。綺麗に焼けたと満足する。冷蔵庫に入れて冷めるのを待つ
七時半。スポンジにクリームを塗りたくりチョコやビーンズで飾り付ける。
八時。ケーキが出来上がる。じょーずにできましたー。独り呟いてみてあまりの虚しさにどっと肩を落とす。早く帰って来ないかな。
八時半。何かしていないと落ち着かない。何か食べる物も必要かともう一度買い物に出掛ける。パーティーで食べてくるだろうから軽めに。
九時。年少組はそろそろ帰すべきじゃないかな…。夜更かしは喉に良くない……なんて自分に都合のいい事を考える
九時半。十時。十時半。十一時。十一時半。
……………………………………
日付が変わる。二人で飲もうと思っていたワインも半分空けてしまった。でもいいよね。向こうも飲んでるんだし。
309 :
ルカメイクリスマスネタ4:2010/12/19(日) 03:25:20 ID:mXOZ+cem
―――午前一時
カチャッ。鍵の開く音に、半分寝かかっていた頭が覚醒する。
「ただいまぁ〜 る〜か〜?」
玄関の方からメイコさんの間延びした声が聞こえる
靴を脱ぐのにも苦労している音、廊下の電気のスイッチを探して壁を引っ掻く音、あちこちにぶつかったり躓いたりする音。
…相当に酔っている。
通常の三倍の時間をかけてやっとリビングの戸が開き、メイコさんが姿を見せる。
「おかえりなさいメイコさん。楽しかったですか?」
私を置いて、という皮肉も込めて言うが、酔っぱらいには通じないようだ
「楽しかったよ〜。盛り上がってさ〜。飲み過ぎちった〜」
ヘラヘラと言う。そう、楽しかったの。私が居なくても。
「そっちは何してたのー?ルカも来ればよかったのに〜」
貴女を待っていたのよ。独りで。ずっと。
「独りでお酒なんか飲んじゃって〜。せ っ か く の ク リ ス マ ス な の に」
カッと頭に血が上る感覚。
せっかくのクリスマス?どの口がそれを言うッ!!!!
『パァァァァァン!!!』
気が付いたら、叩いてた。
310 :
ルカメイクリスマス:2010/12/19(日) 03:29:45 ID:mXOZ+cem
冒頭に戻ってきた所で前半終了ですー。半端ですいません。
ロマンスに理解のないメイコと悶々とするルカが書きたかった。さてここからどうすっか。
俺も頑張って書くけど、皆さんの方でもネタ出し……もとい妄想しちゃって下さい。
それでわ〜
GJ!よいどれダメイコと一途なルカさんいいよいいよー
続きを期待する
ランキング上位に来ているMEIKO曲、よくよく見たらメイミクで俺歓喜
>>304 乙!積極的なミクも、ミクが好きだから流されちゃうテトも可愛いなw
>>311 あの曲はミクが出てきて驚きつつ萌えた
メイミクと言うと、後輩のミクが自分より人気になってその影響で自分にも以前より
スポットライトが当たるようになったことに対して表面上はミクと一緒に
喜んでるんだけど、心の深いところでは嫉妬したり暗い感情が芽生えてしまうメイコ
でもミクのことは嫌いになれないし好き、みたいなほんのり暗いメイミクが好きだ
クリスマスネタの人期待〜!
今度はメール欄にsageを入れてくれるとなお嬉しい!
ミクは欲しいものがあると、上手におねだりするイメージ。
(*若干過激な表現を含むので注意)
〜お休みの日、みんなで楽しくお買い物〜
ミク「あ!このマフラー可愛い〜!そういえば今日はすごく寒いなぁ〜(ちら)。手が冷えちゃったなぁ〜(ちら)。」
MEIKO「・・・」
ミク「寒いなぁ〜。温かそうだなぁ〜(上目遣い)。」
MEIKO「・・・。(ごそごそ)」
ミク「え!!?? ちょ・・・めいちゃん何で脱いでるの!!??」
MEIKO「凍えちゃって可哀想なみくちゃんのために一肌脱いじゃおうと思って(にっこり)。さあ、温めたげるからみくちゃんも脱いで!うふふ・・・」
ミク「え・・・い・・・嫌〜!!来ないでー!ばかっ!めーちゃんのばか〜!きゃ〜!!」
MEIKO「遠慮しなくていいわよ〜寒いんでしょ〜?まちなさい〜」
ルカ「メイコ。抜け駆けは許さないわよ(ぬぎぬぎ)」
店員「お客様困ります」
リン&レン「ごめんなさい。お騒がせしましてごめんなさい。」
ハク「キマシタワー。わっふるわっふる。」
ネル「ハクさん・・・」
GUMI「あわわ見ちゃ駄目ー!子供は見ちゃ駄目〜!」
ネル「めぐさん落ち着いて!(騒ぐとみんなの視線が・・・。もうやだ帰りたい・・・。)」
・・・その後、リン達の活躍により無事騒ぎは収まった。
全裸のまま説教を受けるMEIKO達と。
「欲張りは身を滅ぼす。」少しだけ成長したミクであった。
>310
続き!
続き!!
「いたっ……ぁ…え?」
メイコさんが呻き声を上げる。
叩いてしまった。怪我をさせてしまった。それも、女性の顔に。
謝らなくては。ごめんなさい、そう言おうとしたのに、堰の切れた感情からは別の言葉が出た
「メイコさんの、ばかああああ!」
混乱した様子で立ち尽くす恋人に飛び付き、顔を、胸を、腕を、所構わずに叩きまくる。止まらない。止められない。一ヶ月の間溜まりに溜まった感情をひたすらに叩き付ける。
「ばか、ばか、ばか、ばか、メイコさんのばかぁあああ!」
顔をくしゃくしゃにし、涙と鼻水を飛び散らせながら、すがりつくように恋人を叩き続ける
…!
急に動きが封じられる。一瞬の後、メイコさんに抱きしめられたのだと理解する。
顔を包む豊かな胸の柔らかさ。背中に回される両腕の優しい圧力。抱きしめられている、守られている。
一ヶ月ぶりのその感触に、胸がいっぱいになってまた涙が出る
「ごめんなさいルカ。寂しかったのね。」
「ぅうぅぅううううぅ めいこさぁぁん!」
メイコの腕の中で子供のように泣きじゃくる。
寂しかった。一緒に居たかった。私だけのメイコさんでいて欲しかった。
子供じみた我が儘だと、胸の内に封印していた感情がぽつぽつと口からこぼれる。メイコさんは静かにそれを受け止めてくれた。胸に渦巻いていたもやもやがメイコの体温で溶かされる。
「ごめんなさい…乱暴して…」
「いいのよ。私が悪いの」
「めーこさん」
「なぁにルカ」
「好きです…」
「私もよ。愛してるわルカ」
「今日は…ずっと一緒にいて下さい」
「もちろんよ、ルカ」
「めーこさん」
「なぁに」
「メリークリスマス」
「…メリークリスマス」
どちらからともなく顔を近付ける。
長い長いキスをする。
今度こそ、二人だけのクリスマスが始まる。
-fin-
お目汚し失礼しました。
下げ忘れてすみません
バタバタしたまとめになってしまいましたが、別バージョンも構想中です。
応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
二人は幸せなキスをして終了。
いいね。
>>314 ちょっと、めーちゃんが残念な人すぎるw
>>317 うんうん、素直に甘えるほうがよいよね。
ユキちゃんは未だにサンタを信じているに違いない。
クリスマスはアイちゃんと二人ベッドに入ってサンタを待ち続けるんだろう。
で、疲れきって寝てしまうと。
リンレンのところにはミクサンタこないの?
>>322 そしてルーディ(miki)がやってくるのか
いろはサンタも来たらユキちゃんが起きた時には部屋がキティちゃんグッズだらけに
>>323 なんかこんな電波きたよ。10年後のクリスマス。
百合なんでレン君はオミット。
「リンちゃーん! メリークリスマース!!」
「……また?」
「うー、なにその反応? お姉ちゃんさびしいよぉ」
「姉さん? 今何歳?」
「に、にじゅうろくデス」
「それって、26歳にもなってすること?」
「だってぇ。リンちゃん最近ぜんぜん遊んでくれないんだもん」
「だもんじゃないっての。そりゃ姉さん、容姿がここ10年変わらないけどさぁ」
「くすん。いいよねリンちゃんは。私より背もおっぱいもおっきくなってさ。不公平だよ!」
「私のせいじゃないってば」
「寒いの我慢してミニスカサンタだよ?! もっとよろこんでよぉ!」
「はいはい。で、何も持ってないところを見ると、例年通り?」
「うん! リンちゃんに私をプレゼント!」
「それは今すぐいただきます」
「きゃー!(はぁと)」
そして27日。
「リンちゃーん! お誕生日おめでとー!!」
「……素直にエッチしたいと言えないのかな? この姉は?」
以上です。10年同じことやってるミクさんでした。
>>326 リンちゃん急成長!!ミク涙目。とことんボケキャラなミクに幸あれ。
>>327 「妹よりちっちゃなお姉ちゃん」ってのもかなり好きでして。
そのお姉ちゃんが大人っぽくても子供っぽくても萌えだけど、
ミクさんならこうだろうなあってことでw
良作揃いでホクホクですね
皆さんGJです!
ところで私もSSを書いたので投下しようかと思います。
マスハクでクリスマスネタ、今回は長いです。
次から投下しますー
「ただいまー…って、どしたのコレ?」
仕事でくたくたの身体を引きずりつつようやっと帰ってきて目にしたのは、
いつも以上に豪華なテーブルの上の晩ごはん。
いや、「ディナー」と言う方が自然だろうか。
ちゃっかりワインらしきものまで用意してあるし。
「あ、お帰りなさいマスターさん♪」
心なしかハク姉も上機嫌だ。
「ね、ねえハク姉?これは…?」
「とりあえず、着替えて手を洗って、うがいもしてからのお楽しみですよ♪」
…なんて言われたので、それに従うことにしたけど。
「心当たりの「K」の字もないんだけどなぁ…」
石鹸を流しながら、小さく呟いた。
「で、ハク姉」
「お帰りなさいマスターさん♪はいはい、早く席に着いてくださいね♪」
やたら上機嫌のハク姉に背中を押され、定位置=ハク姉の真向かいに座る。
食欲を煽る、肉の焼けた匂い。
凄く眠いけど今日は、食欲の方が先だ。
「さてマスターさん、突然ですが」
「はい」
「今日は何の日でしょう?」
「…はい?」
いやだから、心当たりなんてないんだがなぁ…
何だろう。
あたしが覚えてなくて、ハク姉が覚えてること…?
ハク姉がウチに来て1年…は、まだ経たないし、今年のハク姉の誕生日も、あたしの誕生日も終わった。
…故に心当たりが全くないのです。
「マスターさん?」
「ふへ?あ、ああなに?」
「ほら、早く答えてくださいよ♪今日は何の日ですか?」
ちょっと困ったような、でも期待の成分を半分以上含有した目で見つめられても…ねぇ?
「あ、あの…」
「?」
「ごめん、マジで心当たりないわ…」
「むっ」
ホントのことを言ってしまうと、ハク姉は
「そ、そうですか、分からないんですか、それならいいです、いただきます」
と、早くも食べ始めてしまった。
「え、いや、ちょ…ハク姉?」
「……」
おいてけぼりのこの状況に思わず声を掛けても、
ハク姉はただ黙々とご飯を食べ続けている。
「……い、いただきます…」
仕方なくあたしも躊躇いがちに箸を進めることにした。
だけど思考は怠らない。
不自然な沈黙の中、あたしは答えを探る。
(この豪華な晩ごはんを見るからに、おそらく何かしらの祝い事?なんだろう)
(だがしかし今日は平日…もしかしてハク姉が何かしらの勘違いを…)
「ないか…」
思わず溜息と一緒に言葉にしてしまったが、
まぁ、ハク姉が勘違いする可能性より、あたしが忘却の彼方に追いやってる可能性のがデカいワケで。
そんな感じで一進一退の攻防を(アタマの中で)繰り広げていると、
やがてハク姉の手が止まった。
「あのですねマスターさん」
全ての謎が解ける予感!
あたしの期待の眼差しに、呆れ以外の何も含まない溜息が聞こえて
「今日はクリスマス・イヴですよ?」
全てに合点がいった。
今日のご飯が豪華な理由も、メインが珍しくお肉な理由も。
「あ、ああ、そっかクリスマスか、なるほどね、ゴメン忘れてた」
あたしは頬をぽりぽりと掻きつつ言った。
「もう…でも、マスターさん、今日もお仕事だったから忘れちゃうのも仕方ないですよね…」
呆れの中に、「仕方ないなぁ」といった感じがない交ぜになった表情に、
「うん、ホントにゴメン」
って謝っておくだけでよかったはずなのに、
喋りたがりのあたしの口は、今考えると、テーブルの上のワインの瓶で後頭部を殴られてもおかしくないことを口走った。
「…ってか、ぶっちゃけクリスマスって平日だし、キリスト教じゃないし、ハナからサンタのおっさんなんて信じてないし、すっかり忘れてたよ…
まぁそれに、なんで顔も知らん、実在したかどうかも怪しい今は亡き人間?の誕生日を祝わにゃならんのk」
言い終わらない内に、ハク姉がテーブルをばん、と叩いて立ち上がった。
ハク姉らしくない行動にびっくりして、思わず身体が跳ねる。
「私、もう寝ます!」
「へっ? ちょ、ちょっとハクね…」
あたしの声も聞かず、リビングを出ていくハク姉。
追いかけようとしたが、激しく閉ざされたドアに阻まれて、止めた。
「……また、か」
基本的にやらかすのはあたしの仕事。
しかし今回のは流石にない。
最早ご飯の続きを食べる気分なんてならなくて、
あたしは手早く後片付けをすると、気分転換に家を出た。
…途中ですが、とりあえずここまでにしときます。
思いの外長かった…w
続きはまた明日にでも投下するつもりですので、宜しくお願いしますm(__)m
GJ!
wktkしながら待ってる!
〜クリスマスの日の朝〜
MEIKO「じゃじゃーん!みくちゃん〜。今年のプレゼントは私よ〜!(もぞもぞ)」
〜ミクの靴下(特大サイズ)ではMEIKOのようなものが蠢いていた〜
ミク「欲張ったからサンタさん怒ったのかな・・・しくしく」
GUMI「さ・・・サンタさんきっと慌ててて間違えちゃったんだよ。(メイコさんに頼むんじゃなかった・・・)」
ハク「ミクちゃんいい子にしてたから、また来てくれるわよ。(メイコさんに頼んだ私がバカだったわ・・・)」
MEIKO「みくちゃん〜。私を食べて〜! ちょ!ルカ!何するのよ放しなさいよ!みくちゃん助けて〜!」
ルカ「とりあえず、ミクにはまだ早いから、私が貰っていくわね。」
*MEIKOさんはこの後、ルカが美味しく頂きました。
リン「・・・・」
〜その日の夜、サンタさんからの手紙がミクに届いた。〜
「プレゼント間違えちゃってごめんね。来年は素敵なプレゼント用意するから許してね。」
〜少し雑な字で書かれた手紙。〜
〜その筆跡は、ミクにとって確かに見覚えのあるものであった。〜
「もしかしてサンタさんって・・・」
〜ミクは、すぐに返事を書いた。〜
「サンタさんいままでありがとう。プレゼントなくてもミクは良い子にするよ。」
その手紙の宛先は・・・・
〜おわり〜
>>336 めーちゃんが段々ダメな人に…w
しかし、ミクさんの手紙の宛先が気になるけど、「ご想像にお任せします」ってことなんでしょうか
ともあれGJです!
さて、昨日の続きを次から投下しようかと思います。
暫しお付き合い下さいませm(__)m
「マスターさんがクリスマスがどうこうって騒いでたんじゃないですか…」
私は、布団を頭まで被って丸くなって泣いていた。
マスターさんの言葉を思い出すと、勝手に涙が溢れてくる。
マスターさんが喜ぶかなと思ったのに、どうやら余計なことだったみたいで。
「う…ぐすっ…マス、ターさんの…バカぁ…ひぐっ」
明日はどうしよう、どんな顔をしてマスターさんと話したらいいんだろう、なんて考えているうちに、私は泣き疲れてそのまま眠ってしまった。
――――――――――
――――――――――
「む、ん…」
目を覚まして、布団の外の世界が明るいことに気付いた。
起きなきゃ、と思う反面、昨日の出来事が頭をよぎって、起きる気を無くす。
目もまだ少し腫れぼったい気もするし、今日はもう寝ていようかと思った。
でも。
やらなきゃいけないことはあるし、やっぱり寝てばっかりじゃダメか…
と少し気だるい身体に鞭を打った。
―――――――――
「……」
今日は早く起きすぎた。
昨日、帰りついたときにはもう既に午前1時を過ぎていた。
ハク姉は既に寝ていたし、起こすのも忍びないからソファで寝たんだけど、
やっぱりソファは寝心地が良くない。
そんなワケで、何回も何回も欠伸しつつ、自分で淹れた、濃すぎて不味いブラックコーヒーを飲みながら新聞を読んでいると。
かちゃ
静かにリビングのドアが開いて
「ま、マスターさん…?」
「んー?」
「あの、その…昨日の…」
「……」
言いたいことがあるのはハク姉の方だろう。
あたしは振り向きもせずに、ただハク姉の言葉を聴くに徹した。
「昨日…マスターさんが言ってたことって、ホントなんですか…?」
「なにがー?」
「さ、サンタさんを信じてない、とか…」
「んまぁねぇ。ちっさい頃から、クリスマスどうこうってお祝い?したことなんてないしさぁ」
間延びした感じは眠いからってことにしといてほしい。
別にハク姉を焦らしてるわけじゃ、断じてないんだ。
「だ、だったら!」
「んー?」
痺れを切らしたように声を上げるハク姉。
昨日から、なかなか貴重なハク姉の一面を見ることが出来ているような気がする。
連日の新発見に、内心にやにやしていると、
ハク姉は至極複雑そうな表情をした。
「私が寝てた枕元のプレゼントは…どうして…」
「…あたしそんなん置いてないよ?ハク姉、サンタさん信じてるみたいだし、来たんじゃないの?」
「…一緒に付いてたメッセージカード、字がマスターさんのだもん」
あ。
そうだ、そんなの置いたなぁ。
不覚。
「ば、バレちゃ仕方ないな、そうだよ、アレはあたしの仕業よ…」
「だから、サンタさんを信じないマスターさんが、なんで…」
仕方なくあたしはハク姉の方を向いて、仕方なく説明することにした。
ヤバい、我ながら恥ずかしすぎて死にそうだ。
とてもじゃないけど、ハク姉を直視できる状況ではないので、視線は僅かに反らす。
「いやだから…その、ねぇ?あたしみたいになってほしくないってか、なんてーか」
「…?」
「と、とにかく!あたしがちっさい頃に味わった思いをしてほしくないからよ!
だから、サンタを信じられないなら、あたしが誰かの…いや、ハク姉のサンタになればいいんだって思ったの!」
「…!」
最後はかなりやっつけっぽく叫んでみる。
ああもう死にそう。死ぬ。
「も、もういいでしょ?あたしまだ、新聞読み終わってな」
慌てて作ったイイワケを言い切らないうちに、よく知った匂いと体温があたしの身体を後ろから包んだ。
「っ…」
「マスターさん…」
これ以上あたしの口から言葉は出ない。
ってか、喋ったら何言うか分からない。
なので黙っていると、
「ありがとう、ございます…♪」
ハク姉の囁きがあたしの耳をくすぐって、首筋に一つ、軽いキスを落とされる。
…何年遅れか分からないけど、今ならサンタのおっさんを信じてもいいかもしれない。
ゲンキンなのはご愛嬌ってことで。
…以上です。
大人数でわいわいするのと、2人でまったりするのと悩みましたが、
結局2人きりのクリスマスになりましたw
次はちょっと賑やかにしてみようかなぁと思う次第です
それでは、失礼しましたー
342 :
ルカメイクリスマスネタ:2010/12/25(土) 04:53:48 ID:BVnLg+Ry
メリークリスマスです皆様
クリスマスネタの別バージョンが上がりましたので投下します。もう少しだけ駄文にお付き合いして下さいませ。
・
>>317の続きではなく
>>309からの分岐になります。放置されたストレスでルカがドSに目覚めたら、というifの話
・ルカ×メイでSM風味です。
それでは次から投下します。
「痛っ…ぁ…え?」
メイコさんが呻き声を上げる。
何故叩かれたか理解していない風のメイコに、更に腹が立った
ドンッ。カーペットに押し倒す。両腕を掴んで組み伏せる。
「何するのよっ!」
「おしおきです。」
「何言ってるのよ!離し……んッ…」
まだ何か言うメイコを唇を奪って黙らせる。
ガチッ 勢い余って歯と歯がぶつかる。お構いなしに舌でこじ開け、口内を侵す。
お酒の味。血の味。メイコさんの味。
「ん、んむぅ……んんん〜〜」
息が続かなくなったのか、顔を左右に振って逃げられてしまう。
何か動きを封じる物が無いかと顔を上げて見回すと、小さなツリーが目に入った。
『ルカって案外子供っぽいのね〜』
これを買って帰った時、そんな事を言われたっけ。メイコがパーティーの準備に飛び回る間に独りで飾り付けをした。
そのときの惨めさを思い出し、それが目の前で荒い息をするメイコへの怒りに変わる。
ツリーからモールを一本むしり取り、メイコの手首を背中側で縛る。馬乗りして腹部に体重をかける
「もう逃げられませんよ、お姉様。」
「だから何を言って………ッ」
再度唇を奪う。口から相手の全てを吸い取ろうとするかのような激しいディープキス。
「んッ!んんッッ」
息が苦しいのか、また顔ごと逃げようとする。今度はそれを許さず手で頭を抑え、ついでに鼻もつまむ。
「ッッ!?んーーーー!!!!!」
窒息の危険を感じてバタバタと暴れるメイコ。
鼻から大きく息を吸い込んで口を風船のように膨らませて、ゆっくりと相手の口に呼気を送り込む。
ルカの意図を理解したメイコは、母乳を求める赤ん坊のようにルカの口を吸い呼気を受け取る。
自分が求められている感覚が嬉しくて、それを何セットも繰り返す。拷問のようなキスから解放された時には、メイコは息も絶え絶えといった様子だった。
「ハァ…ハァ…ハァ…何なのよぉ…ハァ……あああぁぁぁあああ痛ああぁぁあああ!!!」
豊かな胸を服越しに強く強くこねる。整いかけた呼吸がまた乱れた。
上着のファスナーを下ろし、ブラも外して今度は直に揉みしだく。時折施される口での行為は甘噛みなどという優しいものではなかった
「痛っ、痛いってば、どうしたのよルカぁ…」
メイコが痛みにもがく間にルカはメイコのスカートに手を掛ける。
下着ごと勢いよく下ろし、足首の所でベルトをキツく絞めて拘束する。
これで手足を封じた。もう逃がさない。
露わになった大事な所は、暴れて汗ばんではいるが濡れているとは言えない。
とてもじゃないが愛撫とは言えない乱暴な行為しかしていないのだから、当然と言えば当然なのだが、
ルカはメイコに自分が受け入れられていないように感じて怒りを覚えた。
そっと秘所を撫でると「ひぃっ」と声を漏らす。感じているのでは無く恐怖からの声。
「ぁ…や、優しく、して…」
嫌だ。そもそもこれはセックスじゃない。お仕置きなんだ。私を無視した罰だ。今日は好きにさせてもらう。
「ケーキ、食べませんか?」
「…え?ケー…キ?」
「焼いてみたんです。2人で食べようと思って。」
「あ、そう…ごめんね…」
今度は皮肉が通じたのか、申し訳なさそうな顔。
冷蔵庫からケーキと余った生クリームを持ってきて1/10程の大きさのショートケーキにして紙皿に乗せる。
「食べてくれますよね?」
「うん…けど、これ、手ぇほどいて…」
「そのままで食べて下さい」
メイコが硬直する。手を使わず犬喰いをしろという屈辱的な命令。にわかに受け入れられる物ではないだろうが、それでも許す気はなかった。
「食べてくれないんですか?私の作った物は口に入りませんか?私の事が嫌いになったんですか?」
まくし立てながら、秘所に触れる。
「ひぃっ、食べる、食べるから痛くしないでぇ…」
拘束された体をバタつかせて怯えた声を上げるメイコ
皿をカーペットに置き、ゴロン、とメイコをうつ伏せにする。
「さぁ、遠慮せずに食べて下さい」
まだしばらく躊躇っていたが、意を決して皿に口を付ける。最初はペロペロとクリームを舐めるようにしていたが、次第に口に含む量を増やしていく。
「美味しいですか」
「ぁむ…うん、美味しい…」
「そうですか、ならもっとおいしそうに食べて下さい」
泣き顔で皿に喰らいついていたメイコだが、羞恥心に限界がきたのかしばらく食べた所で動きが止まる。
「ぅぅぅぅ…るかぁ、もう許してぇ…」
半分ほど食べた所で音を上げる。顔を真っ赤にして許しを乞う姿に背筋に電流が走るような興奮を覚えた。
(もしかして、私ってそっちの趣味が…?)
「では、残りは食べさせてあげますね」
メイコの体を再びひっくり返して仰向けにさせる。
皿に残ったケーキを手掴みでメイコの口に押し付け、入りきらないものは顔に塗りたくる。
「むぐっ!?ん〜〜〜!!」
むせながらも押し込まれたケーキを全て飲み下す
「全部食べてくれましたね。今度は私が頂きます」
頬についたクリームに舌を這わされ、ひぃっと悲鳴を漏らす。
顔のクリームが無くなると耳の辺りや首筋までをねっとりと舐める。顔全体を一周した頃にはメイコは茹で蛸のようになってしまっていた。
タコメイコ…などと埒のない事を考えながら「気持ち良かったですか」と聞くが
一層顔を赤らめて首をブンブン振るだけで返事はない。秘所が湿り気を帯び始めているのを目の端に捉え、メイコの両耳を塞ぎつつ頭を固定し、唇を奪う。
舌で口内を弄るとクリームの味とメイコの味がした。
「お姉様美味しい…」
「何言ってんのよぉ…あんたどうしちゃったのよ今日…」
――普段行為に及ぶ時は大抵、酒に酔ったメイコから仕掛けてくる。
私が責めるのは初めてだし、責められ慣れてなくて混乱してる、と。
まあ、普段と言っても最近ご無沙汰だったけど。駄目だな。なまじ関係が安定してきて倦怠期みたいになるからこんな事が起きる。
もっと私の存在をお姉様に刻み込んで、忘れるなんてできないように…
「さあ、どうしちゃったんでしょうね?でも感じてくれているならいいじゃありませんか」
「そんな事ッ、うぁあ」
クリームをひと塊お腹に落とし、胸と腹に指で広げていく。ローションのようにぬるぬるして指通りがいい。
「はぁッ、あああぁぁぁ〜」
「こうして改めて見ると本当にいいスタイルしてますね…形のいいおっぱい、ちょこんと可愛い乳首、程よく引き締まっているのに柔らかいお腹……」
「うる、さい、説明、するなぁ!」
「息が上がってるのは何故ですか?気持ちいいならいいと正直に言って下さい。」
う、と言葉に詰まり反論の糸口を探している隙に、デコレーションを完成させる。
薄くクリームでコーティングされた胴に口付けの雨を降らせた。
「お姉様の躯、お菓子みたいで美味しい。甘くて、柔らかくて、本当に食べちゃいたいくらい。」
返答はない。見ると、歯を割らんばかりに食いしばって耐えている。
強情を張る様子に嗜虐心をそそられ、更に攻め立てる。
ゆっくりと長く胴の中央のラインを舐め、両の乳房をぬるぬると揉みしだく。
ねっとりと舐められ続けて、塗り付けられクリームが全て無くなる頃には歯の間から喘ぎ声が漏れていた。
「お姉様はケーキのイチゴは最後に取っておくタイプですか?」
「何の、話。―――ひゃぁぁああ」
取っておいたメイコの"イチゴ"を指でつまんだ。強弱を付けて揉み、赤ん坊のようにしゃぶりつき、甘噛みする。根元を口に加えて先端を細かく舌で舐めると今までで一番震えた。
「――……です」
「?なんですか?お姉様」
「気持ちいい、です。だから――」
呆気にとられる。ギャップなんてものじゃない、可愛いすぎる。
どうして今まで責められるがままにしていたんだろう。こんな可愛い一面があるならもっと早く見たかった。
「そんな事、言われるまでもありません。ココをみたらわかります。もうぐしょぐしょですよ。お姉様の淫乱」
「うわぁぁぁ!見るなぁ!電気消して!見ちゃだめぇえ、馬鹿ぁぁぁ!」
「見せて下さい。いつもは暗くてよく見た事ないんですから……こっちもいい形してますね…綺麗なピンクで…」
「だから言うなぁ、ああぅ、それ駄目!そこ開いて中見ないでぇぇ」
開けたり閉じたりと、にちゃにちゃといじくり回しながら実況する。暴れながら泣き言を言うが、羞恥心からの抵抗は圧倒的な快感に流された
陰核を口に含み、長い舌を器用に包皮に潜りこませて一番敏感な部分を舐め回す。
「はぁッ、ああッ、あああっ、るかああああぁぁ!!」
背骨を突き抜ける絶頂の予感に叫び声を上げる。が、そこでルカは口を離した。
達する直前で愛撫を打ち切られ、メイコが不満気にルカを見上げる
「え…なんで、やめ…っ」
自分がはしたないおねだりをしている事に気付いて口ごもる。
「はぁあうっ!」
ルカは薄く微笑み、今度はメイコの中に指を突き立てる。
じゅぶん、と音を立て侵入した指がメイコの弱点を探してぐねぐねと動き回る
「あうぅ、はぁッ、はぁッ、はあああッ」
「ココ、良いんですか。」
「そこ、ダメぇ!、あ、ああ、ああああ、、ぅ、ぇ…?」
指にかかる圧力が高まるのを感じて、指を引き抜く。
「なんで、よぅ…。焦らさないで…ちゃんと、最後まで、してよ…」
またもや絶頂寸前の所で止められ、ルカの意図をうっすらと察したメイコが哀願する。
が、聞き入れるつもりはない。
「下のお口にも食べさせてあげましょうね」「ひうぅぅ、うぁ、うわあああああ」
火照った性器に冷たいクリームをぐりぐり塗り込まれ、それだけで悲鳴を上げて達しかける。塗ったクリームを丁寧に舐めとられ、中に舌を差し込まれて…
「ダーメ。お預けです」
「あぁぁ、酷い……ルカぁ……イカせて、お願いだからイカせて、下さい………ああああああ痛ひいいいいあああああああぁぁぁ!!!」
突然の強烈な痛みにメイコが悲鳴を上げる。固く勃起した陰核がルカの指で強くつねり上げられていた。
「ふふふ…それを言ったら許して貰えると思いました?」
「痛いぃ、痛いよぉ、やめてぇ……」
「どうしてこんな目に合わされるか、わかりますか?」
「うぅ…………るかを、ひとりに、した、から…?」
「正解です。ずっと放置された恨み、晴らさせてもらいますよ……」
そう言って指を離し、痛んだ陰核に優しく口付ける。もちろん、まだイカせてあげる気はさらさらない。
「いや、やめて、いや、いやあああああぁぁぁぁぁ…………
――――――――――――
―――――――――
――――――
―――
どうやら私は、ルカを本気で怒らせてしまったようだ。あれからもう一時間以上たつのに、一度もイカせて貰ってない。
とろとろになった蜜壺をまさぐられても
陰核をぐちぐちと虐められても
乳首を赤子のようにしゃぶられても
長い舌に口内を侵されても
いつもギリギリの所で止められてしまう。
見も世もなく泣きじゃくり恥ずかしい言葉を並べたてておねだりしても終わらせては貰えなかった。
「はふぅ、ああ、うわぁああああ…」
「ふふ、焦らされ続けるとどこ触られても感じるんですね。」
二の腕、手のひら、ふくらはぎ……どれも女の中心から離れた所なのに、爪でカリカリと擦られると子宮に電撃が走る。
「うあっ、うあっ、ああくぅううううぅ」
「こんな所がイイんですか?お姉様の淫乱。変態。全身性感帯……」
「いあああああ、やめてええぇ」
「はい。やめました。」
「そう、じゃなくてぇ……」
「お姉様の変態。変態変態変態。アソコがプルプル震えて、イヤらしい液が垂れ流しになってますよ。」
「も、ゆるして、たすけて、よぉ…」
「じゃあ、自分でしますか?」
え?と思う間もなく、上体を起こされる。ほどいてあげますね。という声とともにモールで拘束されていた腕が自由になる。
「そんなにイキたければ、自分でして下さい。お姉様がイク所見せて。」
すぐには何を言われたか理解出来なかった。自分で?目の前でオナニーをしろと言うの?
全身を舐めまわされ、おねだりをさせられ、散々恥ずかしい言葉を言わされ、もうこれ以上の辱めはないだろうと思っていたのに、更なる羞恥に更に顔が赤くなる。駄目、駄目、それは駄目。そう思う頭とは裏腹に、解放された腕は胸と秘所に伸びる。
「はあッ、ひゃぁぁ、あぁぁ…」
既に弄られている分、上りあがるのもすぐだった。右手でぷっくりとした陰核をこね回し、ナカに指を入れ、左手で胸を揉む。
「うわぁ、本当に目の前でしちゃうなんて…気持ちいいですか?見られながらする方がイイですか?」
からかう声も聞こえない。あと少し、あと少しで…
「ひゃ、ああ、ああああああッ…」
「はい、そこまでです。」
再び腕が後ろに捻りあげられる。どこから持ってきたのか今度は手錠を掛けられた。信じられない。監視されながら自慰までしたのに、まだ終わらせてくれないの?
「……………もうイヤぁああ!!!助けてぇ!!もうイカせてぇぇぇ!!!!死ぬ、死ぬ、もう死んじゃうううぅぅぅ!!!!!」
「辛いですか?お姉様」
辛い。苦しい。発散される事のない刺激が子宮に溜まり続け、快感を超えて鈍い痛みに変わっていた。
それがお腹の中に渦巻き、溢れ出て毒のように全身を犯す
「辛ひいぃぃ!辛いよぉお!早く終わらせてぇ……ああああああ!そうゆうのやだぁ!!そこじゃなくで、あそこ、お××こに触ってぇ!!」
首筋や脇腹の敏感な皮膚に爪を立てられ、また焦れったい半端な快感を与えられて恐怖の余りとんでもない単語まで口にしてしまう。
「あ、そうだ。何かで見たんですけど、拘束して裸足に塩水を塗って、足の裏をヤギに舐めさせるって言うの、やってみませんか?」
「ひゃああああああやめてぇぇえええ!!」
聞いた事がある。それは拷問だ。くすぐったさと恥ずかしさで発狂するという……
もうだめだ、殺される。ルカは私を発狂するまで責めて壊す気なんだ。
「やだやだやだやだやだ駄目駄目駄目駄目駄目だってばぁぁぁあううう!!」
マッサージするようにクリームを塗りたくられるだけで全身を突き刺すような快感の嵐に襲われる。
もうどこを舐められているのかもわからなくなる。指を一本一本しゃぶられ、指の股を丁寧に舐められるとまるで性器を直接舐められているような錯覚をしてしまう。
視界がバチバチとスパークし、頭の中が真っ白になる。私おかしくなっちゃった……イク、イッちゃう、足を舐められてイカされる
「うああああああ!もう駄目えええああああああ!!!」
「……おっと危ない。何勝手にイこうとしてるんですか?お姉様。足だけでもイけるなんて本当に変態ですね…」
「〜〜〜〜〜〜ッッッッッッ!!!!!」
メイコの体はもう満身創痍と言っていい惨状だった。全身を真っ赤にして汗だくになり、目は焦点を結ぶことが出来ず何も見ていない。
だらしなく開いた口からは涎が床まで垂れている。胸は乳首のみならず乳房も授乳期のように堅くなり天を向いている
一番敏感な陰核は完全に包皮が剥けて赤いゼリーのようにテカテカと光りぷるぷると震えている。
ぱっくりと開きっぱなしの蜜壺からは愛液が流れ出続け、内壁が何かを求めるようにヒクヒクと蠕動しているのが外からも見えてしまう。
「メイコさんのココ、何か入れて欲しそうにしてますね。」
「たすけて…ルカの指、ちょうだい…」
「さてどうしましょうかね……」
「るかぁぁぁお願いいいいい……」
「淫乱で変態のメイコをイカせて下さいルカ様」
「いんらんでへんたいのめーこをいかせてくださいるかさまぁ」
「そんなにあっさりいわれてもつまんないです」
「そんなこと……ああぅぅぅ!!!もうやめてええええええ!!!」
「手のひらグリグリされるのがそんなにイイんですか?」
「よくなぃぃぃいいい!!!やめてぇえ!!ちゃんとしてぇ!!!!何でもするから、ずっと一緒にいるから許してええええ!!」
す、とルカが離れる。ああ、まただ、本当に壊れてしまう……
「約束ですよ?」
「……へ?」
「今日1日、私とずっと一緒にいて、私の物になって下さい。そしたらイカせてあげます。」
「わかった、わかったから!何でもするから早くイカせてぇ」
何を言われたか考えることも出来ず、ただイカせてくれるという所にだけ反応して返事をする。
約束ですよ。とつぶやいて、ルカが指を突き立てる。あとはもうあっという間の出来事だった
「きゃああああああ!!!イグッ!イグぅぅぅぅうわあああああああああ!!!!!」
突き入れた三本の指をバラバラに動かしながら出し入れすると、ブシュッっと潮を噴き上げて一瞬で達した。尋常でない力にルカの指が飲み込まれそうになる。内壁を爪で擦るとそれにあわせてメイコの体が踊る。
指を引き抜いてもしばらくは腰がガクガクと動き、間欠泉のように断続的に潮を噴いていた。
「はぁー、はぁー、はぁー、、、あひぃっ!?」
「まだ物足りないでしょう。こっちも気持ちよくしてあげますね。」
見ると痛々しい程に固くなった陰核をつまみ上げられていた。
「ひぃぃぃぃ!もうやめてっ!もういい!もうイったからぁぁあ!」
「一回だけでいいんですか?あんなに我慢したんですから遠慮しないでいいんですよ。」
「ぎゃあああああああああああ!!うわあああああああああああ!!!!!!」
蜜を塗られた敏感な核をペニスのように強くシゴかれ、悲鳴を上げて泣きじゃくる。
「あんまり暴れないで下さい…部屋中水浸しになっちゃいますよ?水撒きめーこさん」
「離してぇええええ!!!もういい、本当にもういいからぁあああああ!!!!」
体液を流しながら痙攣したため、あらゆる方向に放水してしまう。
拘束された体をバタつかせ、ブリッジのように腰を跳ね上げて逃げようとするが、ルカの指はメイコの芯を捉え続ける。
「もう駄目ええええええ!!!!!!やめてええええええ!!!!!!死んじゃうううぅぅぅ!!!!!」
「あはは、イカせなくても死ぬしイカせても死ぬし、私はどうしたらいいんですか?」
だめだ、この人は私が何を言っても聞き入れない。死ぬ、このままじゃ本当に壊れてしまう。意識が朦朧としてきた、ああ、もう駄目………
「ぅあ、ああああああっ、あ…………」
一段と大きく痙攣した後、カクン、と力が抜けてへたり込む。叩き込まれ続ける刺激を脳が処理出来ず意識がシャットアウトしてしまった……
「お姉様!?……もう!ずっと一緒にいるって言ったそばからっ!」
「起ーきーてーくーだーさーいー」
言いながら指を突っ込み乱暴に掻き回すが、潮と愛液がこぼれるだけで目を覚ます気配はない。
「…………日付が変わるまであと19時間……少し休憩させて、それからまた楽しみましょうか……」
残ったケーキをかじり、ワインをすすりながら、ルカは次の計画を練り始める。
年が明けるまで、メイコがみんなの前に姿を見せる事はなかった。
-fin-
裏ルート完結です。ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます
なんとかクリスマスまでに書き上がりました。
ギャップ萌えもいいけれどルカ様はやっぱりドS女王様のイメージw
ちょうど今の時間だと、メイコの尻に日本酒を注ぎ込んだりして遊んでいると思います
ルカ鬼畜w
GJでした
素晴らしいドSっぷりでした。
こういうの大好きだ!GJ!
355 :
名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 18:36:45 ID:THfq+Dgz
だれかリリリン書いてくれー
ルカリン←ミクも良くないか!?…マイナーですねわかります。
ルカ様怖いww
その間ずっと拘束されたとなると・・・
お風呂に入れずに蒸れたメイコの身体をお口で綺麗にしてあげるルカ様・・・
あと、ティータイムは金色に輝く生暖かいお茶
なんて素敵な・・・ルカ様変態!
357 :
名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 20:52:08 ID:Ky1/o2oW
>>355 リリリンよりもリンリリがいいと思うのは俺だけかな?
「雛逃げ」カバーを聞いてからそんな妄想が頭から離れないんだけど
誰か助けて
>>355 同士よ!!!
リリリンもルカリン←ミクも大好きだ!!!
>>352 ふぅ…いいもん見た…
それにしてもこの家は元々メイルカだったのか
こいつぁ調教の末MEIKOさんがどうなるか妄想のしがいがあるなw
>>352 読んでるこっちが疲れたw
思うに、ハク姉もルカ様も一言足りないからすれ違うんだよなぁ。
饒舌なのもイメージ違うから、こうなんだろうけど。
リンちゃん誕生日おめ
362 :
名無しさん@秘密の花園:2010/12/27(月) 20:41:29 ID:FqDDw4Iv
リンさんじゅうごさい
>>362 ネタだとしても、リンちゃんに「さん」は使わなくない?
ユキちゃんはTOSHIUEには例外なく「さん」付けしそう
まぁ個人の感じ方の違いはあるでしょw
自分は、ユキは「リンちゃん」だなー
お互いにリンちゃんユキちゃんと呼び合ってると可愛い
業者乙
テトミク前提のリン→ミク。失恋しちゃったみたいけど、それなりに前向きなリンちゃんです。
『妹の特権』
ミクお姉ちゃん、最近きれいになったよね。
あ、お姉ちゃんは元から美人さんだよね。私の憧れなんだから。
大人びてきたっていうのかな。あ、色っぽくなったのかも!
からかってなんかないよ、ホントだよ。
私、なんでか知ってるよ。
こないだお掃除してたときに、お姉ちゃんの部屋で見つけちゃったんだ。
きれいにカールした赤褐色の髪の毛を。
うん? 違うよ、心配なんかしてないよ。
だって、お姉ちゃんこんなに幸せそうなんだもの。悪い人の筈ないじゃん。
私ね、お姉ちゃんの妹でホントに良かったと思ってるんだ。
ほら、こんなふうに。
誰かの恋人のお姉ちゃんに抱きついたってキスしたって、誰にも怒られないもん。
私、お姉ちゃんの二番目でいいからさ、ずっと好きでいていいよね。
え、泣いてないよ。泣いてなんかいな……いよ。
湿っぽいのなんて私には似合わないよね。ごめん。
今度ちゃんと紹介してよね! 約束だよ。
以上です。
誕生日に遅れた挙句に失恋モノじゃアレすぎるので続き書いています。
ぜひとも3人揃って「仲良く」させたいんで。
リンには幸せになって欲しいな…
>>369 GJ!リン健気だな…
テトミクリンの三人が仲良くしてる続きが読みたい、楽しみにしてる
なんか思い付いたので投下してみる
リン×ノンケミク
「×ノンケ」と聞いて支援
「おねーちゃーん。大好きー!!」
部屋に訪ねてきたリンちゃんが、そんなことを言いながら飛び付いてきた。
「? ありがとう……何?」
「………違う、これじゃ駄目だ。ちょっと待って、やりなおしやりなおし」
よくわからない事を言って私から離れて深呼吸をするリンちゃん
「、コホン。私は、ミクちゃんの事が、好きです!」
さっきと何が違うの?違うとしたら……言い方?…って、その改まった言い方はもしかして…
「………それはつまり、恋人、みたいな?」
「好きです!付き合って下さい!」
金髪の頭をぴょこんと下げて爆弾発言。二重のカミングアウトに頭がくらくらする
「え、と、ごめんなさい!」
リンの気持ちを傷付けないように何かもっと気の利いた事を言いたかったけど、ありがちな台詞しか出てこない。自分のボキャブラリーを呪う。
「ぅー。ミク姉はリンの事きらい?」
「そうじゃないけど…言うまでもないけど私達女同士よ?私そういう趣味はないから…」
「えー、だってミクちゃん、リンを抱き締めたりほっぺにちゅーしたりしてたじゃないのー」
「それは同性のスキンシップで…っていうか、何度か一緒にお風呂入ったわよね…」
「うん、自分を抑えるのに必死だった。でもいきなりそれは早すぎだと思って、でもやっぱり興奮しちゃって後で部屋で…」
「言うな!言わないでいいからその先は!……それで、脈ありだと思ったのね」
「うん、お風呂とか誘ってくれてミク姉も私の事を、って………駄目?」
「…駄目、かな。私やっぱりノーマルだから」
あ、泣きそう。大きな目が水分を含んで揺れている。いつもは元気でパワフルな妹が、今はしぼんだように小さくみえる。
「ッ、お姉ちゃん?」
今にも壊れてしまいそうな小さな体を思わず抱き締める。頭を撫でておでこにキスをする。
「……ね」
「え?」
「これは、違うんだよね。そういう事じゃなくて、妹としてのなんだよね………」
トンッ。背中に回した腕をほどいてリンちゃんが部屋の戸に向かう。
「ごめんねー変な事言って。忘れてくれたら嬉しいな、はは。じゃーねお姉ちゃん。おやすみなさーい」
不自然に元気な声に胸が痛む。部屋を出るときに最後に見えた横顔に、今度こそ光る滴が見えた。
「私、最悪。」
泣かせちゃった。
まるでフォローになってない。思いっ切りフっておいてから抱き締めるなんて、恋愛対象として全く眼中にないって言ってるのと同じじゃないか。
明日どんな顔して会えばいいの?
混乱と自己嫌悪でごちゃごちゃの思考から逃れようと、電気を付けたままベッドに倒れ込んだ。
(終
終わりです。
うわーなんだこれ、酷い誕生日プレゼントだ。
あんまりに可哀想すぎるから後編書こうかしら。
ノンケって残酷だよね……。
後編読みたい。
成就しなくてもどこかしらフォロー的な何かがあると嬉しいかな。
よく考えたら聞かれてもいないのにリクエスト的なことを言ってしまってる。 orz
そういう意図で言ったのではないので聞き流してくださいすみません。
終わり良ければry
続きを頼む!
お世話になったこのスレにも挨拶を
あけましておめでとうございます
今年も素敵なぼかゆりを是非お願いします
>>369 の続きです。こっちのリンちゃんには先に幸せになってもらいましょう。
友達としてはテトさんと仲良くなったリンちゃんが、もう一歩進む話です。
『午後六時のシンデレラ』
お姉ちゃんの恋人が女の人だったのはちょっとびっくりしたけど、すぐに仲良くなったんだ。
お姉ちゃんがもう一人できたみたいで嬉しいな。三人でよく遊びに行くんだよ。
今日も三人でデート。正確には二人のデートプラスお邪魔虫だけどさ。
ミクお姉ちゃんは今日もとっても清楚でかわいい。テトお姉ちゃんはきまってるなぁ。
二人とも大好きだから、全部口に出しちゃう。
「ミクお姉ちゃんかわいい! テトお姉ちゃんかっこいい!」
「ありがと、リンちゃん」
「ほめてもジュースぐらいしか出ないよ」
「やった! ジュースげと!」
ジュースなんてどうでもいいけど、こんな他愛もないことしゃべりながらすごす時間が好きだよ。
でも、そんな楽しい時間も午後六時まで。二人きりの時間を邪魔しちゃダメだもん。
ちょっと寂しいけどさ。
「じゃ、テトお姉ちゃん、またね。ミクお姉ちゃん、あんまり遅くならないようにね」
「気をつけてね」
「いずれそのうちー」
----
「ふぅ……」
「どしたん、ミク? ため息なんかついて?」
「うん……。今まで言えずにいたんだけど……」
----
今までが楽しかった分、ぜんぜんつまらないな。お姉ちゃんまだ帰ってこないだろうし。
二人の笑顔が浮かぶばかりで何にも手に付かないや。
今頃二人は……。
つい思い浮かべてしまった18禁な光景!
「だぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!」
まったく! 何考えてる私!
でも私の一部、妙に冷静な部分が首を傾げてる。
私はミクお姉ちゃんが好き。それは間違いないはず。
でも、そんな光景思い浮かべても、テトお姉ちゃんになんの嫉妬も感じない。むしろ……
そこへ思考を中断させるノックの音。誰だろ。
「リンちゃん、ちょっといいかな」
「お姉ちゃんもう帰ってきたの? テトお姉ちゃんとケンカしたの?!」
「違う、違う。ケンカなんかしてないよ。リンちゃんとお話したかったの」
そう言ってにっこり笑うお姉ちゃん。……なんてきれいなんだろう。
「リンちゃん?」
「あ、ゴメン。お話って?」
「このあいだのこと。柄にもなく悩んじゃったよ」
「わ、私のことなんか、気にしないでいいんだよ!?」
「私ばかだもん。リンちゃんが好きでいてくれるのに気にしないなんて、そんな器用なこと出来ないよ」
「でも!」
「あれから考えたの。それでわかった。私ね、リンちゃんもテトちゃんも、同じくらい好きなんだよ」
一番聞きたくて、一番聞きたくなかった言葉。
嬉しいという気持ちと、同じくらい大きなテトお姉ちゃんに申し訳ないという気持ち。
「わ、私が邪魔になるなら二人の前から消えるから! だから!」
「そんなこと言わないでよ。消えちゃやだ。テトちゃんだってそう思ってるよ」
そう言ってドアを開けるお姉ちゃん……。そこに立ってたのは。
「こんばんは」
「テトお姉ちゃん!?」
「ゴメン、ミクから聞いた。君の気持ちはだいたい承知してる、と思う」
「わ、わたしは。え?」
テトお姉ちゃんに抱きしめられたの。
「ミクにとって大切な君は僕にとっても大切なんだ。ミクのそばにいて欲しい。だから泣かないで」
「うん……」
でも、抱きしめられてはっきり分かった。私はテトお姉ちゃんも好きなんだ。
大好きな二人に嘘はつきたくないよ。
「あの。私、二人に言わなきゃいけないことがあるの……」
「なあに?」
「なにかな?」
鎮まれ私の心臓! 言わなきゃ、言えなきゃきっと後悔するから!
「わ、私、お姉ちゃんたち二人とも好きなの! 愛してるの!」
言っちゃった。このせいで三人の関係が壊れちゃったらどうしよう?!
え? 二人とも笑ってる?
「ど、どうして笑うの?」
「ああ、君のことを笑ったんじゃないよ」
「テトちゃんもね、リンちゃんのことが好きになっちゃって悩んでたんだって」
「みくー。ばらさないでよー」
それって……? 私の想いを貫いても問題ないってこと?
「私ここにいていいの? ほんとに二人のそばにいていいの?」
「私たちもリンちゃんと一緒にいたいんだよ」
「ずっと三人一緒だから」
テトお姉ちゃんの顔がアップになってきた。え、ええええ?!
「!」
キスされちゃった……。
「あー! テトちゃんずるい。ミクも!」
「ちょっ、ちょっと!」
ミクお姉ちゃんにまでキスされちゃった。
でも、キスってこんなに幸せなキモチになれるんだ。
前にミクお姉ちゃんに無理にしたときは、辛いだけだったのにね。
----
今日も仕事上がりに三人でデートなんだ。そわそわしすぎて早すぎちゃった。
二人とも早く来ないかな。あ、来た!
「ミクお姉ちゃんかわいい! テトお姉ちゃんかっこいい!」
ん? 前と変わってないって? 違うのはこのあと。
午後六時のシンデレラだった私だけど、今は午前零時の、だよ!
以上です。
どうもまとまりがつかなくて、長くなっちゃいました。
しかし、元旦なのに何の関係もない話ですねw
続きあったのか
GJ!
俺もリンを幸せにしなきゃだなー
続き投下します。幸せになれたかな?
「ミク、リンと喧嘩か何かした?」
あの衝撃的な告白から数日後、メイコ姉と二人になった所でこう切り出された。
「別にしてないよ?なんで?」
なんで?だなんて、馬鹿みたい。誰が見たって明らかじゃないか。私とリンちゃんの関係がよそよそしくなっているのは。
あれからリンちゃんとまともに接していない。告白の事に触れないのはもちろん、今までのようなスキンシップもなくなった。
「だって、前はもっと仲良かったじゃないの、いつもくっついてて。何かあったんでしょ。」
「ほんとに何ともないってば、たまたま会う事がなくなっただけだよ」
何がたまたまだ。顔を合わせるのが気まずいから、起きる時間やご飯や外出のタイミングをズラして会わないようにしていたくせに。
「そう、けどそれなら最近元気がないのはどうして?何か心配ごとがあるならわたしに――」
「あ、そうだ、ルカ姉に借りた楽譜返さなきゃ」
「ちょ、ミク、待ちなさい、ミク!」
「おやすみなさい、メイコ姉」
―――――
「……はぁ」
何やってんだろう私。リンちゃんの気持ち傷付けて、周りにも心配かけて。けどどうすればいいの?相談なんか出来るはずもないよこんなこと…
「……寝よ」
寝て、忘れてしまおう。あ、その前に、ルカ姉に楽譜を返さなきゃ。バレバレの言い訳とは言え、辻褄は合わせておこう。
ルカ姉の部屋へ向かう。そのとき向こうからも足音が聞こえてきた。家族のなかで一番小さな可愛い足音。
あ、と思った時にはもう遅い。多分向こうも気付いているだろう。今から引き返すのは流石に不自然すぎる、覚悟を決めて歩を進めた。
「…リン」
「ミク姉…」
一瞬だけ目があって、すぐに顔を伏せられる。
「コレ、借りてたの返しにいくの、リンは?」
「ちょっと、歌詞の解釈で質問があったの…」
「そう…」
言いながら、目を合わせずにすれ違う。気まずすぎる沈黙に耐えられず、思わず声を掛けてしまった
「―リン」
「…なに?」
こちらに背中を向けたままリンが答える。
「お風呂、一緒に入らない?」
「…………もう入っちゃったから。おやすみなさい」
「そう…おやすみ」
馬鹿馬鹿馬鹿。何言ってんのよ私の馬鹿。
―――――
それから数日後。
時間が経った分だけ、リンと普通に話せるようになった。けれど、胸の中のモヤモヤは消えないまま。
それなりに接せるようになったけど、以前までのようにベタベタくっつくことは無くなった。
リンが私をそういう対象として見ているとわかった以上、そういう体の触れ合いは違う意味を持ってしまうから仕方がない。けどやっぱり寂しい。リンちゃんとまた前みたいに仲良くしたい。
気がついたら、いつもリンの事ばかり考えるようになってしまっていた。サラサラの綺麗な金髪。大きな瞳。私よりも小さい胸。抱き締めると柔らかい体…………
「って、ちょっと待て私」
これじゃ、私もそういう趣味の人みたいじゃない。違う、違う違う。私はただ姉として、友達として仲良くしたいだけで…
「………はぁ」
なんでこんなにごちゃごちゃ考えなきゃならないんだろう
―――――
今日はマスターに怒られた。歌に気持ちが入ってないって。集中しろって言われた。集中出来ない理由は、もちろんリンちゃんの事だ。
本業の歌をおろそかにするわけにはいかない。このまま気持ちに整理が付けられないままだとアンインストールされちゃうかもしれない……。
『ごめんなさい。』
悩みながら歩いていると、廊下の曲がり角の向こうから声が聞こえた。いつか自分が言ったのと同じ言葉。この声は……グミちゃん?
『ボク、そういう趣味ないから…ごめんね…』
タッタッタッタッ。足音が遠ざかっていく。
―どうしよう、この先には、多分リンちゃんがいる。今は会いたくない、戻ろう―――
「ミク姉、いるんでしょ。」
曲がり角の先から声がかかる。しまった。後ろからの照明で、向こうの方まで影が伸びていた。思いきって角を曲がると、そこには壁にもたれかかり退廃的な笑みを浮かべるリンちゃんがいた。
「あーあ、またフラれちゃった。ボクっ娘ならいけると思ったのになぁ」
「リン…」
「笑ってくれてもいいよ。節操ないよね、私。女なら誰でもいいのかも。歌にも身が入らないし、本当にどうしようもないね。こんなアブノーマルな変態、いっそのこと……ッ」
繰り返される自虐の言葉に、思わず抱き締めてしまった。久しぶりのこの感触、甘い匂い。
「やめてよ…ミク姉は私の事好きじゃないんでしょ…そういう相手として見れないんでしょ、こんな事されたら余計に切ないから…離してよ…離してってば!」
強引に腕を振りほどきリンが逃げ出す。最初の夜と同じだ。けれど、一つだけ違うものがある
「あなたが好きよ、リン。妹としてじゃなくて。」
離れてみて、そして今抱き締めてみて、やっとわかった。私はこの子の事が好きだ。
「…ふざけないで」
「…え?」
予想もしない返答だった。さっきまでの暗い笑みは消え失せ、目に涙を浮かべて、顔を真っ赤にしている。
「…好きでもないくせにそんなこと言って!同情なんかいらないんだから。」
「そんな…リン、私は本当に――」
「馬鹿にしないでよ!お情けで付き合うなんて、そんな、そんなの…………え?」
まだ何か言おうとしたリンの唇が、ミクの唇で塞がれていた。背中を抱きしめ、更に強く唇が押し当てられる。
「あ……え?…」
告白する前、ベタベタしてた頃にも唇同士のキスなんてした事がなかった。
「信じて、リン。本当にリンの事が好きなの、愛してるの」
どうしたら伝わるかわからない。ただ自分の気持ちをそのままストレートにぶつけるだけだった
「……まだ、信じられないな。」
「リン…信じてよ、お願い」
「本当に、私の事が好きなら」
一旦言葉を切り、しっかりと私の顔を見据えて言う。
「今夜、リンの部屋に来て。」
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
明くる朝
「おねーちゃーん!おはよー」
リビングにリンの声が響く。末妹の久々の元気な姿に、みんな顔を綻ばせた。
「仲直りしたのね、ミク」
「だから最初から喧嘩なんかしてないってば。けど、もっと仲良くなったから」
「え?なあにそれ」
「ヒ・ミ・ツ。リンちゃーん!おはよー!」
(終
終わりです。読んでくれた方ありがとうございました。
こっちのリンも幸せになりましたとさ。
夜に何があったか知りたい人はワッフルワッフルry
GJ!
そして、はるかにレベル上のもんぶつけられた俺涙目w
ぶっちゃけココ過疎ってるのにwiki更新やたら早いなwww編集人いつもありがとう。一体何者だあなた。
この変態め!
乙
皆様、明けましておめでとうございますm(__)m
新年早々良作揃いで嬉しい限りですねぇ
皆さんGJです!
あと、wikiの編集をしていただいてる方もありがとうございますm(__)m
…というワケで、私も便乗させて頂きたいと思います。
本年も相変わらずマスハクで、えろくないです
次から投下しますー
2010年1月1日 午前0時00分。
もとい。
「と、いうワケで…ハク姉あけおめーっ!」
「あけましておめ」
「違う違う、あけおめーっ!」
「あ、あけおめーっ」
随分簡略化した挨拶に乾杯を交わして、缶ビールを煽る。
「いやぁ、2011年ですよお姉さん」
「2011年ですねぇ、マスターさん」
あたしはもう一度ビールを煽って、中身を空にすると、次の缶を取り出す。
5本目。
「まさか、ハク姉と一緒に年越せるなんてねぇ♪
てっきり、例年通り一人かと思ってたのに」
「ホントですよ、人生何があるか分かったものじゃないですねぇ」
「おや?まだ若造の君が人生語っちゃうの?」
けらけらと笑いながらさきいかに手を出す。
「マスターさんより私の方が年上ですよ?」
「いやいやいやいや、言って1つか2つでしょー?あははははは」
「と、とにかく、去年もいろいろありましたねぇ」
笑いの止まらないあたしを見かねてか、ハク姉は話題を変え、ちびちびとビールを飲む。
「ホントだよ。ハク姉と出会うし」
「マスターさんと出会うし」
「ハク姉のサンタ服ないし」
「マスターさんクリスマス忘れるし」
「ぐふっ」
ちょっと…忘れたかったのに…
いや、あの後ちゃんとお祝いし直しましたよ?
昔話みたく「めでたしめでたし」って締めくくれるくらい幸せなクリスマスを過ごしましたよ?
「あ、いやだから、アレはゴメンって…」
「ふふ、分かってますよ♪」
ハク姉があたしの頬に軽くキスをする。
「んもぅ、びっくりしたなぁ」
言いつつ、ハク姉に甘えるように抱きついて、去年の回想に戻る。
「ん、しかしびっくりするくらい、ハク姉に関することしか思い出せないんですが」
「お互い、一番の出来事だったでしょうしねぇ」
頭を撫でられると気持ちいい。
「まぁとりあえず、来年もあたし相変わらずだろうから、どうぞよろしくお願いするねー」
「もう今年ですけどね」
「そっか。もう明けちゃったんだ」
えへへへへー、とハク姉の胸の中で笑いながら思った。
なんて幸せなお正月。
来年もいい年になるといいなぁ。
―――――――――
マスターさんはどうやら寝てしまったようで、幸せそうな寝顔を見せている。
流石に寝室まで運べないし、今日はこたつで寝てしまおう。
マスターさんを横にすると、その隣に私も寝転がる。
マスターさんを抱きしめて寝れば温かいし、多分風邪も引かないはず。
抱きしめたまま、さらさらの髪を撫でていると、急に微睡みがやってきた。
夢の世界に落ちながら願う。
来年も、マスターさんと一緒の幸せな1年でありますように。
…以上です。
きっと今年も相変わらずの調子だと思いますが、
何卒宜しくお願い致しますm(__)m
それでは失礼します
調子乗って酉付けてみたり。これでいいかな?
ルカメイクリスマスも俺だったりします。
ハク姉の人来てた!いつもGJです。ハク好きなので楽しませてもらってます。
やっぱり名前こっちでw
テトミク書いてみたんで次から投下します。
・四月の奇跡
「ねーミク姉、今日新しいボーカロイドが来るって聞いてるー?クスクス」
やたらニコニコしながらやってきたレンが言う。仲間が増えるのがそんなに嬉しいのかな?いや、その笑い方はもっとなんか別の……
「重音テトちゃんって言うんだってー。フフフフ」
一緒についてきたリンも同じ顔をして言う。なんなのこいつら
「赤い髪でー」
「ドリルみたいにクルクルでー」
「お目目も真っ赤でー」
「スタイルも良くて可愛いコなのー」
笑いながら二人で言う。流石双子、無駄に息があっている。
「「そんな訳で今夜楽しみにしててねー」」
キャッキャキャッキャしながら自分たちの部屋に戻っていった。カレンダーを見る…までも無く今日は四月一日。ばーか。あんなにニコニコしてて、騙せる訳ないでしょうが。二人ともまだまだ子供だなー。
2つしか歳が変わらない癖にそんな事を考え、ふぅと溜め息をついて、DIVAをパーフェクトで埋める作業に戻るミクだった。
―――――
「ああもう!馬鹿PSPが〜〜!!!」
その夜、ベッドの中でミクは悶えていた。ボーカロイドだけあって音楽的センスは抜群のミクだが、ゲームは余り得意じゃない。家族のみんなは楽々全クリしたのに、ミクだけが取り残されていた。
「もー!!!SAFE1つくらいオマケしなさいよー」
『君は実に馬鹿だな。』
「!!??」
突然後ろから声がかかった。今までゲームに集中していただけに、びっくりしてベッドから転げおちる所だった。
ていうか、今、ドア開いた?
「機械にそんなこと言ったってどうしようもないだろう?ん、どしたの?」
「だ、誰…?」
しかも話掛けてきたのが見知らぬ相手なのだから、驚きも倍増だ。
「え、私?重音テトペッテンソン。テトでいいよ。よろしくね、ミク」
「え、あれ、本当だったんだ……」
「なにそれ?変なの。ところで………」
ベッドに腰掛けた私にテトが擦り寄ってくる。細い指がパジャマに触れ、鎖骨を、首筋を、唇をなぞる。
「私と、イイコト、しない?」
「あ……」
両肩を掴まれ、テトの顔が近付いてくる。明らかに唇を奪おうとする動き。初めて会う相手なのに、そもそも女同士なのに、逃げようと思えば逃げられるのに、血のように赤い瞳に見つめられると魔法に掛けられたように体が動かなくなってしまった。
「んむ…」
キスをした動きのまま、優しく後ろに押し倒される。唇を当てるだけにとどまらず、口内に侵入してくるテトの舌。こちらも舌を伸ばしてお互いの口をまさぐる。同時にテトの指がパジャマのボタンにかかる。抵抗は、しない。あとはもう、止まらなかった。
―――――
テトは謎の多い人だ。まず、年齢。
敬語を使うべきか迷って、女性に失礼かと思いつつも訊いてみたら、なんとさんじゅういっさい!そんな馬鹿な。私たちの年齢ってあくまでも設定値でしかないってわかってるけど、いくらなんでも……
『そんなに気になるならミクと同い年、15.5歳でいいよ。』
とか言うし。なんじゃそりゃ。
それと、普段なにしてるのかな?スタジオで、一度も見てないし、歌も聴いた事がない。
私よりも先に部屋を出て、夕方になってから帰ってくる。どこに行ってたか聞いても『レンタルしてたDVD返してきた』とかわからない事言うし…適当な事言ってはぐらかされてる?
気になって問い詰めたら答えくれずに押し倒されて…まぁいいんだけど…ていうか、イイんだけどさ。
―――――
「ふ、うぅ、ああああっ」
「あはっ。かーわいーなーミクは」
あれから毎晩、私はテトに鳴かされていた。テトに溺れる。その事自体は問題ない。二人でいる時間は本当に幸せ。
けど、こんなに深く繋がっているのに私はテトの事を何も知らない。それが少し怖い。ある日突然、テトが私の前から消えてしまいそうで。
「ぁん、やあっ、テ、テトぉ…」
「ん〜?なあにミク」
責める手を止めずにテトがのんびりと返す
「あ、あ、あなた、一体、何者、なの、よ… 」
「…きみは実に馬鹿だな。重音テトペッテンソン。略してテトだよ。」
「そう、じゃなくてぇ、名前じゃなくて、もっと、詳しく…はあああああぁぁぁッッ!!」
私の中をまさぐる指の動きがいっそう激しくなり、同時に固く尖った淫核を指で撫でられて黙らされる。またこれだ、核心に迫る質問をすると、こうして逃げられてしまう。
「はああぁっ!あふうううぅぅ〜!!!」
「そうそう、下らないこと考えてないで、ブッ飛んじゃえばいいんだよ」
「あああああぁぁぁぁぁ〜〜!!!!!」
悔しいけど否定出来ない。頭の中がバチバチとスパークして真っ白になって、腰が勝手にびくびく跳ねて、何も考えられない。
「イッた?そうやって感じてくれるとこっちも責めがいがあるよ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、……きゃふうううぅぅ〜〜」
全身を戦慄かせて快感の波が退くのを待っている間に、再びテトの指が突き立てられる。連続しての激しい刺激にまた腰が跳ねた。
「ふふ、イッたばっかりはビンカン?」
「いやぁ!まって、もうちょっとまってよぅ」
「だーめ。えっちの途中に別の事考えるミクはオシオキだよ?それに多分もう最後だしね」
「いや、ダメ、いや、いやああああぁぁぁぁ―――………」
――――――
目が覚めると、なんだか体が寒い。いつもは抱き締めて一緒に寝てくれるテトがいないからだ。起きあがろうとすると、下腹部がずきずきと疼く。イカされ過ぎた体がダルい
「テトの馬鹿、やりすぎよ…せめて一緒にいなさいよ……あれ?」
何かがおかしい、と気付く。テトがいない、だけじゃない。部屋の片隅を占領していたテトの私物達もなくなっていた。
「テ…ト?……テト、テト!!!」
返事はなく、壁に反射した自分の声が虚しく響くだけだった。ふと、耳に残っていたテトの言葉が脳裏をよぎる。
――『多分もう最後だしね』――
「〜〜〜ッッッ」
バンッ 乱れた服のまま、荒々しく部屋を飛び出て、リビングに駆け込む。
「ねえテトは!?誰かテト知らない!?」
みんな、呆気に取られた顔でこっちを見ている。なにそれ、なんでそんな顔してるの?テトがいなくなっちゃったのに、なんでそんなに平然としていられるの?もっと慌てなさいよ!
「ミク?どうした慌てて。テトって誰?」
カイト兄が怪訝な顔で言う。
「なーに寝惚けてんのよ、ってか、その格好どうにかしなさいよ」
メイコ姉だ。寝惚けてる?誰が?
「ちょwミク姉釣られてるwww」
「にしても反応遅すぎーもう4月7日だよ?」
レンにリンだ。みんな何を言っているの?まるで、まるで、
テ ト な ん て 最 初 か ら い な か っ た か の よ う な
ダッ。いてもたってもいられずにリビングを飛び出す。
「ミクはどうしたんだ本当に」
「自分の無駄に色っぽい格好に気付いたのよ。見るなエロイト!レンも!」
部屋に戻る背中にかかる言葉はあくまで平静だ。考えてみれば、テトが私以外の家族と話たりしている所を見た覚えがない。
それどころか、私の部屋の外でテトをみた事も――
「テト?テト!何処なの、返事をして!テトッ!!」
しん、という静寂が胸に突き刺さる。
どうにかしてテトの存在の痕跡を探そうと、部屋をくまなく見回すが、赤い髪の毛の一本も見付けることは出来なかった。
「夢…夢なの?」
現象味を帯び始めたその言葉を口にしたとき、視界の端にある物が映った。
初めてテトに会ったときにプレイしていた初音ミク・カラーのPSP。その下に、見慣れない白い紙、封筒が挟まっていた。
「手紙…テト!?」
送り主は…『VIPから来ました』?
【親愛なる私のミクへ。この手紙を読んでいる頃には、私はもうこの世にいないでしょう。って別に死ぬわけじゃないけどさ。
エイプリルフールから結構経って、そろそろニコ厨にも私の存在が嘘だってバレる頃だろうな。
祭が終われば魔法が解けて、もうミクの側にはいられない。何も言わずに消えてごめんね。短い間だけど、一緒にいられて嬉しかったよ。VIPのアホ共に感謝だね。
それじゃ、バイバイ、ミク。愛してるよ】
(終
終わりですー
テトの生い立ちを見てたら妄想が膨らんでやってしまった。後悔はしていない。
読んでくれた方、ありがとうございましたー
・オマケ
―数ヵ月後
ピンポーン
メイコ「はぁい、はじめまして、あなたが重音―――」
ミク「テ、テト!?」
テト「やあミク、久しぶり」
メイコ「え、知り合い?」
ミク「どうして?一体どういう事?」
テト「おお、よくぞ訊いてくれた!」
「嘘からでた真とでも言うのか、架空のボーカロイドだった私は、なんとUTAUとして復活を遂げたのです!。(どーん)」
テト「と、いうわけで、今日からここでお世話になることになったわけです。だから」
テト(また、たっぷり鳴かせてあ・げ・る)
(終
よかったー
GJ!
なんというか、純粋にいい作品だった。
うますぎです。二つの意味で。
411 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/04(火) 21:26:34 ID:RZ+BMgm0
ここ、ロム含めて何人いるのかちょっと点呼しようぜ
1!
3!
5!
お前らwwww
自分もいるノシ
>>408 乙です!
ボーカロイドやUTAUって不思議な存在だなあって気分にさせられて面白かった
テトミクエロもエロかったし可愛くて萌えたよ
自分もいますノシ
職人さん乙です。テトミク良いなぁ
年齢差は十五さ・・・おや、こんな時間に誰か来たようだ・・・
テトミクリン世界でリンテトです。少しだけエロい方向で。
『情報漏洩には気をつけましょう』
ミクお姉ちゃんともテトお姉ちゃんとも、最近スケジュールが合わなくてつまんないんだ。
二人とも明日には収録終わるって聞いたけど、私のほうに仕事入っちゃってるし。
まったく。空気の読めないマスターだ。後でしばいておこう。
ん? 電話か。テトお姉ちゃんだ。
「もしもし? リンだよ」
「あー、リン。収録が予定より早く終わってね。近くにいるんだが、寄っていいかい?」
「いいよ。久しぶりだね」
「だね。5分ぐらいで着くよ」
----
「ちぃーす」
「テトお姉ちゃん、いらっしゃい」
「すまないけど寝不足で。僕んちまでたどり着けそうもなかったんだ。ちょっと寝かせて」
「いいけど、脱がないと皺になっちゃうよ?」
「ぐう」
「早!」
着替える間もなく寝落ちしちゃった。
首元が苦しそうだから、第一ボタンをはずしてあげよう。
……。
形のいい胸。
ホントに三十路かよ! と心の中で何度となく突っ込み入れてた可愛いお顔。
いくらスカートの中スパッツ装備だからって、大胆に開かれたおみあし。
据え膳食わぬは女の恥! いつもされてばっかりだから、たまにはいいよね。
ボタン全部はずしちゃお。ブラもはずしちゃえ。
ミクお姉ちゃんも小さいなりに美乳だけど、おっきくて美乳っていいよね。
では。おお、すごい弾力。乳首勃ってきた。吸っちゃお。
「ぁぁ、いやぁ」
「ん? 今の可愛い声は何?」
「ああ……。ちょ?! リン? なにやって?! それだめぇ!」
「ええ? こんなんで?」
「僕は胸が弱いんだよ……」
「そーなんだ。いい事聞いちゃった」
「揉みながら話さない…で。う、離して。嫌ぁ……」
「いつも一方的に逝かされてるから知らなかったな。ねえ、もっとエッチな声聞かせて」
「だからやめてぇーー!!」
胸への愛撫でよわよわになっちゃったテトお姉ちゃん。
あとは私のなすがまま。初めて逝かせちゃったよ!
もっとも、あとで逆襲されちゃったけど、一勝一敗なら上出来!
----
今日はお姉ちゃんたちは二人ともオフなのに、やっぱり予定通り私だけお仕事。
つくづく空気の読めないマスターだ。核融合炉に放り込もうかな。
ま〜すた〜のいない朝わぁ〜♪ 今よりずっとすば〜らしくてえぇ〜♪
あれ? ケータイに着信いっぱいだ。全部テトお姉ちゃん? かけてみよ。
「もしもし」
『リン? ミクに教えたね!? あんなに言うなって念押したのに!!』
「言ってないよ? メールしただけ」
『かわらねぇー!』
「あはは。ゴメンね。こんな楽しいこと胸にしまっとけないよ」
『笑い事じゃ、ちょっ、だめぇ! つままないでぇ!!』
「あー、お取り込み中のようですので、失礼します」
『待てー! あ、やだ! らめぇー!!!』
今日いっぱいぐらい、ケータイの電源切っておこう……。
以上です……。
それぞれ売れっ子の3人が揃うことってそうはないんじゃね、と思ったところから書いたんですが。
途中からずれて変な方向に。なんか、リンちゃんとミクさんが残念な人になっていきそうな。
………?
あ、前の続きなのか!
GJ!
三十路バロス
すみません。
>>382の後日談でした。
酉付けときゃわかってもらえるなんて、おこがましいにもほどがありますね。
テトもそうだけど、ミクもリンも胸弱そうだよね
422 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/06(木) 08:34:19 ID:OhEzSHen
ちっちゃいと感度がうわなにするやめ
>>420 乙w
なんかもうリンテト最高だった。
残念なリンちゃんとミクさんに期待
てす
なんか頭悪い電波を受信したのでルカリン投下します。
↓次から
ある日の夕暮れ。夕食を終えたリビングで各々好きな方法でくつろいでいた。
そんななごやかな空気を
「ねーねー、セックスってなぁに?」
リンの可愛い声が粉々に打ち砕いた。
がくぽは新聞で顔を隠して茶を啜り、グミとミクは気まずそうに部屋に帰った。が、話しかけられたメイコとカイトは逃げられない。
「えーっと、それは、ねぇ」
「うん、まあ……」
どこでそんなことを…なんて考えるまでもない。ちょっとネットに行けば、そういう言葉に触れない方が難しいだろう。
(ねぇ、どうする?)
(どうするったって…女同士で教えてやりなよ)
(嫌よ!カイトがやってよ)
(僕が言ったらセクハラになるよ……そうだ、ルカに頼もう。)
(…そうね、ルカなら――)
カイトにすれば苦し紛れの提案だったが、メイコにも名案に思えた。クールなルカなら恥ずかしがる事もなくそういう事を教えてあげられるだろう。
「え、と。今ちょっと忙しいから、ルカが帰ってきたら教えてもらいなさい」
「……はぁい」
ソファーにどっしりと座りアイスを喰らう姿のどこが『忙しい』のか疑問だったが、彼にとってのアイスはそういう物だろうと思い、リンはしぶしぶと了承した。
―――
「―ふぅ、疲れた」
深夜になってやっと家に戻ったルカが溜め息をつく。楽屋で受け取ったが食べる暇のなかった冷めた弁当をつつき、シャワーを浴びて寝てしまおうか、と考えている所にドアを叩く音がした。
「お姉ちゃん、いま大丈夫?ちょっと訊きたいことがあるの」
「リン?どうぞ中に」
髪と同じ黄色のパジャマを着たリンがちょっと緊張した様子で部屋に入って来る。
そういえばここ数日顔を見た覚えがない。歳の差から生活パターンの違う二人は、全く会わない日も少なくなかった。今日のようにルカが遅くなる日はリンが先に寝てしまう事もある。
家族でありながら若干の距離感を感じていた所だし、この機会に溝を埋めておこうか。そう思い笑顔で尋ねる
「どうしたの?何が知りたいの?」
「セックスについて教えて!」
満面の笑みのまま石になる。埋めようとした溝が巨大なクレバスになった。
いや、一気に距離が縮んだとも言えるか。なにこの子?誘ってんの?
―――
詳しく話を訊くと、誘っている訳ではなく純粋に質問しただけだったようだ。自意識過剰な自分に呆れつつ、ルカは赤面しながら男女の凹凸と子供の作り方を教授した。
「――うん、大体わかったよ。ありがとお姉ちゃん」
「…そう、よかった……」
疲れた。無駄に疲れた。もはやシャワーを浴びる事すら億劫で、今にでもベッドに倒れ込んでしまいたかったが、リンはまだ何か腑に落ちていないような顔でこちらを見ている。
「どうしたの?まだ何か…?」
「うん、話はわかったんだけど…」
しげしげと自分の下腹部を見やった後、なにを思ったかいきなり下着ごとパジャマを下ろした。
「ぶっ!!、、り、リン!」
同性とはいえ、突然の事に驚き顔を背ける。
「これ、ここに、本当にそんなの入るの?」
恐る恐るリンの股間に目をやる
なるほど、まだ綺麗な一本線の縦筋があるだけだ。毛も、金色の産毛が薄く覆っているだけだ。これでは疑問に思うのも仕方のない事だ
「えーっと、リンはその…まだ子供だから、もう少し大人になれば…」
言いながら、頭の隅が警告する、そんなことを言ったら…
「ルカ姉はもう大人だよね!?ね、見せて見せて。」
当然こうなるだろう。私の馬鹿
その手の知識の無いリンに対して、見せる事を拒否する言葉はない。天然というのはやっかいだ。放っておくと裸に剥かれそうなので、しぶしぶスカートを捲り上げ、ショーツを下ろした。
―――
「―でね、ここがこうなって…ここにその…男の人の……」
なに、なんなの!?なんのプレイなのこれ!?
誰か助けて!ってかむしろ殺して!
「へぇ〜。リンのとは全然違うね…でも…」
「…何…まだ何かききたいの…?」
「お姉ちゃんのでも、まだ狭いよね…レンくんとお風呂に入ったとき、おっきくなってるの見たんだけど、レンくんのでも入りそうにないよ」
「…」
まだ一緒に入ってるのか。そしておっきくしてたのか。
レン、お前、全部わかっててやってるだろ。明日シバく。
「あ、わかった!気持ち良くなったら入るんだね?」
「!?」
なぜそんな言葉を。まさか、何もかもわかっててわざととぼけてる?
「カイトお兄ちゃんの漫画に書いてあったよ!女の人のここを気持ち良くしたら濡れてきて柔らかくなるって!」
バカイトォォ!おのれが元凶かぁぁぁ!!
「そうね、大体そんなかんじ…ひゃぁっ」
リンの手がルカの避所を撫でた。一瞬前に予測していた事だが回避できなかった。
「ちょっ、リンッ、なにするのっ!」
「えへへ。気持ち良くするマッサージ。遅くまで仕事で疲れたでしょ?」
マッサージはマッサージでもそれは違うマッサージ……本当に天然はやっかいだ
「ふっ、あっ…リ、リン!」
自分のものとの違いを確かめるかのように、リンの手がルカの体を這う。愛撫とも言えない拙いものだったが、疲れた体と眠い頭にはことのほか良く効いて、はしたない声が漏れてしまう
「気持ちいい?わっ、なんか濡れてきたよ?気持ちいいんだね!」
「く、うぅぅぅ〜ッ、ふぅッ、はあぁぁッ!」
愛液で加速する指の動きにいよいよ声が抑えられなくなる。なんだこれ、わけわかんない。そろそろヤッちゃおうか。ヤッちゃっていいよね。
「あれ?なにこのちっちゃい可愛いの。さっきはなかったよ?」
「ぁ、それはダメ!触らないでぇぇぁああああ…」
もう我慢できない。ヤッちゃおう。 自分がしている事の意味もわかってないなら、自分がなにをされてもわからない筈。この子を食べてしまおう。
「リン…リンッ!」
その時、大きな音が二人の間に割り込んできた。ゴーン、ゴーン。深夜2時を表す古時計の鐘。その音に興奮状態にあった二人の精神が呼び戻される。
「………もうこんな時間。ごめんねお姉ちゃんこんな遅くまで。お休みなさいっ!」
さっさと服を着て行ってしまった
「リン…………あぁもう!!!」
半端に高ぶった体を持て余し、さりとて自分で慰める気にもならず、ルカは体の熱が冷めるまで悶々とした時間を過ごした。
―――
次の日の夜
「あ、ルカ。おかえり〜」
青い髪の馬鹿が馬鹿面で話しかけてくる。昨日はお前のせいで散々な目に…
「昨日はリンの相手してくれてありがtぎゃほおう!!!ビクンビクン」
「うわ…なにしてんのルカ姉…」
「リン、男の人のこれに強い刺激を与えるとこうなるから、絶対に駄目よ。」
「う、うん。けど何も本当に蹴らなくても…」
「リーンー!一緒に風呂入ろうzぎゃああああ!!!!」
「レーーーン!!!!」
(終
終わりですー。なんか酉違うw
読んでくれた変態共、ありがとうございましたー!
GJ!
カイトとレンが…www
ルカリンいいですなぁ
風呂入りながらさくっと書いてみたけど、これくらいの長さで400字詰め原稿用紙六枚くらいか
昔は作文苦手だったのになー
天然いいな。GJ!
カイト、レン…。成仏しろよ… 。
ルカリン好きなんだ…リンちゃんに攻められるルカって言うのがもう…
ありがとう!GJでした!
これルカリンじゃなくてリンルカだろ…
!
ルカリンという語感の良さに釣られて逆になってしもうた……
ルカがリンを食べちゃう続編を書けばルカリンになるよ!なるよ!
17歳くらいには見えるな
アペンドリンをアペリンと略した瞬間頭の中には
ししゃも化したリンがリリィに咥えられてる場面が浮かんだ……
441 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/10(月) 03:55:43 ID:cIlmP00j
本家エロパロの方にあった温泉ネタを書いてみようかと思う。
これか
436: 2011/01/06 23:49:25 gYzpdHyR [sage]
仕事から帰ったら部屋が寒すぎる ボカロ達と銭湯を貸し切りたい
すまし顔で湯船に浸かるLilyが濁り湯の下で伸ばしたつま先によって
局部を絶え間なく刺激されるルカが必死に声を押し殺している事にも
気付かずに徳利をのせた盆と乳を湯船に浮かべて酔っぱらうMEIKOの隣で
立ち上がって伸びをするGUMIの陰毛から水滴が滴るのをチラ見しながら
水分を含んでカーブの増したmikiのアホ毛を洗い場にて丹念に洗ってやりたい
かわいいな! GJ!
か わ い い !
ゲームてなんのことかわからんがGJ
保存した
そういやゲーム企画のまとめってどこかにあったっけ?
ノンケミクの続き来てないよね?
わっふるわっふるわっふる
個人的にだけど百合SSでも百合が当たり前じゃない方が好きです
どっちも好きです。
いや待てよ、受けにとっては当り前じゃないのに攻めにとっては超当り前っていうのもいいなー。
スキンシップに見せかけて開発するのがいい
わっふるわっふる
不意に、↓みたいな上下関係(精神年齢的な)が思い浮かんだ・・・。
レン<ミク<メイコ<ルカ<リン
・レンに対してお姉ちゃん気取りのミク
ミク「レンちゃん良い子良い子〜♪なでなで〜♪」
レン「わ!な、なんだよミク姉!こ・・・子供扱いするなよ〜!(ぷいっ)」
ミク「あらら、ごめんね〜レンちゃん(ふくれっ面しちゃってかわいいなぁ♪)」
・そのようなミクが可愛くて仕方がないMEIKO(Mっ気有り)
MEIKO「みくちゃ〜ん。(ぎゅー!)。みくちゃんは今日もかわいいね〜。すーはー。うふふ、みくちゃんいい匂い。」
ミク「ちょ・・!何よ!止めてよ!大っ嫌い!離してよ!バカ〜!(ガシッ!ゲシッ!)」
MEIKO「いやん。良いわぁみくちゃん・・・・。もっと蹴って!うひひ・・・」
ミク「嫌〜!!!」
・ミクは私のもの、そしてメイコも私のもの。というルカさん(ドS)
ルカ「メイ・・・。私のミクに手をだして只じゃ済まさないわよ。うふふ、良い表情ね?たっぷりお仕置きしてあげる・・・」
MEIKO「くやしい・・・でも・・・。」
・すっかり油断してしまったルカさんにセクハラするリン
リン「隙あり〜♪(もみもみ)」
ルカ「きゃっ!リ・・・リンちゃん、そこ駄目〜!いや・・ん・・・」
リン「ふふーん。さっきまでの威勢はどうしちゃったのかな?ルカお姉ちゃん・・・うふふ・・・」
・この光景を物陰から見ているテト
テト「(怖いよ・・・に・・・逃げなきゃ・・・見つかる前に逃げなきゃっ・・・)」
リン「後でテトさんとも遊んであげるね♪(ちら)」
テト「(ひ〜っ)」
テトの運命やいかに
このスレのお陰で、めーちゃんが残念な人のイメージで固定されましたw
本当にありがとうご(ry
ところで、マスハク書いたので投下しようと思います。
今回はちょっとえろいのに挑戦してみました。
…といってもひたすらちゅっちゅしてるだけですが(´・ω・`)
次からです、よろしくお願いしますー
どうもこんばんは。
不甲斐ないただの変態マスターです。
ところで皆さん。
無駄に無性にいちゃコラしたくなることってありませんか?
「んむ…っ、ふぅ…」
「あ…っん…はむ…」
なので、絶賛いちゃコラ中です。
「っ、ん…ちぅ…あむ」
「ぇう…ちゅむ、んっ…は、んうぅ…」
「…んっ…ふぁ、ぅ…」
「…む…ぅ、あふ…ま、マスター…さん…?」
唇を離して、すっかりとろけきった潤んだ瞳のハク姉が、
少し戸惑いを含んだ表情であたしを見つめる。
そんなハク姉がすごく愛おしくなって
「ハクね…んちゅ…」
またすぐに唇を重ねる。
逃げられないように、左手で頭を、右手で腰を抱き込む。
暑いくらいの体温が心地良い。
唇の端から時折零れる吐息が、よりあたしの欲望を加速した。
自分を抑え切れなくなったあたしは、舌でハク姉の口をこじ開ける。
「んむっ?!」
新しい感触に、僅かにハク姉の身体が跳ねる。
お構いなしに舌を伸ばしていくと、すぐにお目当てのものに、しかし少しだけ触れられた。
「む…ん、れろ…ちゅぅ」
「んぅ…っは…ぅ」
熱い。
それでいてとろけるような、ハク姉の舌に、自分の舌を絡めようとする。
「む、むぅーっ?!」
お互い、初めてのディープキスに、ハク姉が舌を引っ込めて逃げようとする。
あたしだって、気持ちよすぎてトんじゃいそうなんだ。
しかしそういうワケにもいかないので、さっきよりももっと強く、ハク姉の頭を抱き込む。
多分、逃げられはしない。
「あ…ぅむ…れろ…」
「んんっ! む…ちゅぅ、ぇう…」
また一瞬身体が強張ったが、観念したのか、舌が戻ってきた。
「むぐっ!」
舌が絡み合った瞬間、一瞬目の前に火花が飛んだ気がした。
気を抜くとあたしが流されかねない。
「ん、っ…ぁむ、ちゅ」
「ふっ…ぅん…っ…れろ…」
舌と舌が絡み合う。
舌が舌を舐めあげる。
舌の感触だけでももう腰砕けになりそうなのに、
それが熱く絡み合う証拠の頭蓋骨に反響する水音と、
混ざり合ってしまってどちらのものともつかない、媚薬まがいの甘々い唾液が快感を何倍にも跳ね上げた。
しかし、自分だけ流されそうになってるのは少し癪だ。
ずいぶん積極的になってきたハク姉から、あたしはふと、口を離した。
「ん…ふぁ…?」
幸せそうな表情に少し不満が混ざった。
押し倒したくなるのを堪えて、ちょっとイジワルをしてみる。
「ます、た…さ」
「ぁ、はぁ…っ、どうしたの、ハク姉?」
「あ…うぅ…」
悶々としながらも、黙り込んで俯くハク姉。
「ハク姉?言いたいこと言わなきゃ、あたし分かんないよ?」
「う…ううぅ…っ」
「…ほら、どうしたの…?」
あたしのわざとらしさ満載の言葉に、ハク姉は怒ったような表情を見せつつ、
「っ…」
切羽詰まったように唇を寄せてきた。
「ま、待って待って」
しかしそれを制すあたし。
「何がしたいのか、言わなきゃ、分かんないよ?」
あたしの言葉に少し怯み、僅かな逡巡の後に
「…ちゅー…してくれないの…?」
かろうじて残っていたリミッターが消し飛んだ。
あたしはにやりと、熱に浮いた笑みを零すと、
「じゃあほら…舌、出して…?」
ハク姉の腰をいやらしく撫でながら、そんな注文をしてみた。
ハク姉はちょっと躊躇ったあと、僅かに唇の間から舌を覗かせた。
「もうちょっと出してごらん?そんなんじゃ、何もできないよ?」
あたしの注文に、反抗することもなく舌を出すハク姉。
そんなにキスがしたいのか、なんて思うと一層劣情は加速して、
あたしは差し出されたハク姉の舌に吸い付いていた。
「!!」
新しい刺激に、ハク姉の身体が跳ねた。
その後も、ぴくんぴくんと反応するハク姉が可愛くて、
その極上の舌を甘噛みしては吸い、唇で食んでは吸ってみた。
「んっ、ちゅうぅ…ぁむ…んふ…ぅ」
「むぅ…は、ぇふ、あ…ちぅ」
舌を味わいつつ、ハク姉をソファに座らせると、その膝に、あまり体重を掛けないように座る。
そして今度は、さっきよりも深く、あたしの舌を差し込んでみた。
根元まで貪欲に絡み合う舌。
お互いを貪りあい、高めていく。
「ずちゅ…ふぅ、ん…れろ…」
「んっ…はむ、ちゅう…っ…ぁふ…!?」
舌をまた吸った瞬間、ハク姉の身体が大きく跳ねて、
あたしの浮かし気味だった身体を抱き寄せた。
きっともう、限界なんだろう。
その証拠に、ハク姉の息が荒く、より熱くなっていた。
それに気付いたあたしは、焦らすように、それでも確実に高めていくように、
ハク姉の口の中を蹂躙した。
それに。
「…ん…ちぅ、くちゅ…ぁむ…んぅ?!」
あたしのキスに無我夢中で応えるハク姉が背中に回した手が、
背骨の窪みやら、あたしの弱いところを確実に撫でて攻め立てるので、
イヤでもあたしも高められていた。
限界はそう遠くない。
「んっ、ちゅ…むぅっ、は…ぁふぅっ」
「ちゅ、っ…はぅ…んっ、ぇふ…ま、ますたー、ひゃんっ」
「ちゅうぅ…っ…ら、らに?」
「む、ふぁっ…ちぅ…わ、わた…っ、も、もぅ」
段々と切羽詰まってくるハク姉の声。
背中の手も、撫でるのをやめてはくれない。
あたしは、攻める舌を少し強くした。
にちゃにちゃと絡み合う舌。
甘噛みも吸うのも頻度を上げる。
「んっ、はむ…くちゅ、ちぅ」「ふ…むぅ、っ…は、んっ、んうぅ…っ」
最後。
十分に、いや十二分に舌を絡め合った後、甘噛みしながら吸う、なんてフルコースを味わわせてあげよう。
「ぇう、れろ…ちゅむ…は、む…ちゅうぅ、っ」
「ふ、ぅん、ちゅぅ、っ!」
最後の仕上げの舌を吸った瞬間。
「んっ、ふぅ、ん、むぐうぅっ!」
キスしたまま、ハク姉の身体が大きく跳ね、今までよりもずっと強く抱きしめられた。
それに応えるように、あたしもハク姉を抱きしめて、今一度、その舌を吸い上げた。
「んっ…ちゅぅ」
「っ…はぁ、はぁ…っ、ちゅ…はぁっ…」
酸素を求めて呼吸しながらも、愛おしそうにまだ唇を重ねる。
懲りずに何度も何度も、余韻を味わうようにキスを繰り返していると、
やがてハク姉はあたしの首筋に顔をうずめて呼吸を整え始めた。
そして、何を思ったか。
「ぁ…はぁ、はぁ…ちゅうぅ」
「っ?!」
あたしの首筋に吸い付いた。
快感を溜めに溜め込んだあたしの身体は、それだけで達してしまった。
今度はあたしがハク姉に抱き着いて、快楽の波に飲まれていると
「あ…っ、はぅ…ぅ…っ」
そのまま意識を手放してしまった。
その刹那、ハク姉の
「マスターさん…大好き…」
という声が聞こえた気がしたが、離れ行く意識を引き戻すことはできなかった。
―――――――――
「…なんていう夢を見たのですがハク姉さん」
「知りませんよバカぁ!!」
変な夢を見たんだよね、というマスターさんの話を聞いてたら、
まさかそんな夢だったとは。
殴ってでも止めるべきだったと後悔に満ち満ちていると
「こんな夢見ちゃったってことはさ、やっぱり欲求不満なんだと思うのね?」
「だから知りませんよ!」
「ってことはですよ。きっとハク姉も欲求不満なんだろうなぁと思い付いたんだ」
「……」
…今、殴って止めてもいい気がする。
「ハク姉がウチに来てから今日まで、一度も愛を確かめ合ったことないs」
「普通、そんなことしませんからね?!」
「うん、言うと思った」
そんなの予測の内なのだよ、と付け加えて、マスターさんはあたしに指を突き付けた。
「今夜、夜這いに行くから☆」
「いい加減にしろぉ!!」
右手の平手が見事に決まって思った。
後でホームセンターに行こう。思い付くだけの防犯グッズを買い漁ろう。
割と本気でそんなことを思った瞬間だった。
…以上ですー。
やっぱりちょっとこっぱずかしいですねw
自分にはこれが精一杯ですw
それでは失礼しますー
わ〜いハクだハクだ〜
GJ!
良く頑張ったw
GJ! ボーマス行けなかった陰鬱がふっ飛びました。
つーか、今までシたことなかったんかww
書こうと思ってたネタあったのに昼寝したら頭の中から消え去った
ノンケミクはちょっと待ってね、だいぶ待ってね、
ボーマスでネギトロアンソロを見かけてうはうはでした
他カプのアンソロも増えればいいのに
>>461 えろいのは書いてる途中もアレですが、
書いたのを改めて見直すと、核融合炉に飛び込みたくなりますねw
>>462 ヒント:今回は夢オチ
楽しんでいただけたなら幸いです、感想ありがとうございますm(__)m
>>465 核融合炉に飛び込みたくなるのは同意ですw
>>271の続きを投稿します!
なんか絡ませる、みたいなことを言ってしまいましたが次回になってしまいました・・・
話まとめるのがド下手なので、だらだら長くなってしまうという失態を犯しました
前回と変わらず、絡まないルカ×ミクであります、よろしくお願いします
世界各地に建設されているDIVAハウス。そこにはその地域で活動するVOCALOIDたちが住んでいる。
つまり、世界中には何人もの『わたし』がいるわけで。今ごろ新しく増えた仲間との出会いをそれぞれ迎えているはずなんだ。
そして、等しくそのときはわたしにもやってくる。
いったいどう迎えればよいのだろう。数日前の悩みが未だにリフレインしている。
ルカさんはライブ後の簡易メンテナンスが完了次第、こちらに向かうらしい。
わたしたちは一足先にハウスに帰り、ルカさんの到着を待っていることにした。
ルカさんのライブはとても良かった。華やかな声によって紡がれるメロディは聴衆の心を捉えて離さない。
だけど、単純にセクシーなだけではなく、ときおり見せる可愛らしさ、あどけなさがまた良い。
そして何より、彼女の歌から感じられる気持ち。
ときには夢が叶ったという希望、ときには辛く長い凍結を思わせる悲愴。そんないくつもの表情を見ることができた。
わたしは気づけば涙を流していた。よかったね、辛かったねと、わたしのそれもいくつもの感情が混じりあって出てきたものだ。
わたし以外の皆も同様に感動したらしく、メイコ姉は「これは期待の新戦力ね・・・」とまで言っていた。
リンちゃんもレン君も舞い上がっちゃって、すでに「ルカ姉」なんて呼んでいる。
しばらく談笑していると、メイコ姉が何かに気づいたような仕草を見せ、「あ、通信来たわ。ちょっと出てくる」と言い置いてリビングを後にした。
※ ※ ※
「はい、後5分ほどでそちらに着きます」
『分かったわ。着いたらまた連絡ちょうだい。ゲートを開けるから』
「了解しました。では、後ほど」
メイコさんに連絡をいれて、後はDIVAハウスに到着するのを待つだけとなった。
今ごろわたし以外の『わたし』も、既存のVOCALOIDたちとの出会いを果たしているだろう。
もうすぐ、そのときがわたしにもやってくる。
やっと、ミクさんに会うことができるんだ。
わたしに希望をくれたミクさん。会ったら、まず何を話そう。
やはり一番伝えたいのは感謝の気持ちだ。彼女がいなければ今ごろスクラップにでもなっていたのだろうし。
会って、わたしがどれだけ感謝しているか伝えよう。ミクさんの歌がちゃんとわたしの心に届いていたことも。
「・・・伝えられるのかしら」
しかし、わくわくする反面、どこか不安になる自分がいることに気づく。
今日という日は確かに楽しみだった。しかし、それと同じくらい緊張もしていた。
ずっと憧れだった存在に会うことができるのだから当然である。
もし舞い上がっちゃって、いらないアレやコレまでしゃべってしまったらどうしよう。変な風に思われたら尚の事ショックだ。
そう考えた途端、さっきまで抑えこんでいた緊張が再度高まっていった。
ふと顔を上げると、車のフロントガラスごしに、目的地のDIVAハウスが見えた。
ああ、もう数分もしないうちに出会いの時がやってきてしまうらしい。
高鳴る緊張を抑えこむために、わたしはおもむろに手のひらに人という字を3回書こうとしていた。
しかしわたしはそれを飲み込む前に気づく。笑顔が可愛らしい女性研究員の顔を思い出しながら。
「・・・効果、無いんだっけ」
※ ※ ※
「ルカちゃん、もうすぐ来るわよ」
メイコ姉がリビングに戻ってきて言った。どうやらルカさんと通信していたらしい。
その声を聞くやいなや、鏡音姉弟が元気良く玄関先へ駆けていった。その後をカイト兄が追う。
「こらこら、後5分は・・・まあいいか。わたしたちも出迎えの準備しましょうか」
「う、うん」
一応リビングの照明を消して、メイコ姉とわたしも玄関先へと向かった。
「まだかなまだかな・・・」
外では鏡音姉弟がソワソワして待っている。
・・・やっと、ルカさんに会うことができる。
わたしの歌を届けたかったルカさん。会ったら、まず何を話そう。
やっぱり一番伝えたいのは祝福かな。夢が叶ってよかったね、って伝えたい。
ずっとルカさんと一緒に歌いたかったことも伝えたいな。
「・・・伝えられるかな」
「何か言った?ミク姉」
「い、いやなんでもない・・・」
だけど、わくわくしながらも、どこか不安になっちゃう自分がいた。
ルカさんに会えるのは確かに楽しみだけど、同じくらい緊張もしていたから。
もし舞い上がっちゃって、変なことしゃべっちゃったらどうしよう。もしかしたら私のこと恨んでるかも・・・。
そう考えた途端、さっきまでの緊張がさらに跳ね上がった気がした。
そんなわたしなどどこ吹く風。『その時』はやってきてしまった。
「もしもし。ああ、着いた?じゃあ、ゲート開けるから、ちょっと待ってて」
どうやらルカさんがこちらにたどり着いたらしい。メイコ姉が、開門のスイッチを押した。
※ ※ ※
目の前のゲートが開いていく。スローモーション映像のように、ゆっくりと。
ついに、ついに出会える。
ゲートが完全に開いた。
目の前には、ずっと会いたかった、『彼女』がいた。
以上です
2レス目と3レス目に酉を付け忘れてしまい申し訳ないです・・・
もうすぐルカ様の誕生日だというのに、中途半端な時期での投稿になってしまって情けない限りです
よろしくない意味でマイペースに続いていくと思われますので、皆様辛抱強くお付き合いください
次回はちゃんと絡ませます!百合っぽくもしたい!
現状でも百合々々しいのでGJ
ルカもミクも可愛いな
昨日の今日で申し訳ないですが、
>>467の続きが書けたので投稿します
出会い編(?)最終話ということで、詰め込みすぎた結果かなり長くなってしまいました・・・
では次レスより、よろしくお願いします
一つ、軽く深呼吸をする。そして、目の前の『仲間たち』を見つめる。
感動している場合じゃないが、しかし、この時点で涙が出そうだった。けれども、わたしはそれを堪えた。
「キャラクターボーカロイドシリーズ、ナンバー03、巡音ルカです。このたび、皆さんと一緒に活動していくことになりました。よろしくお願いします」
車の中で何度も練習した台詞を言い切り、おじぎをする。正直どこかで噛むかと思ったが、無用な心配だったようだ。
顔を上げると、赤い服を纏った女性型が一歩前へ出た。
「ようこそ、ルカちゃん。わたしはMEIKO、一応ここのリーダーをやってるわ。よろしくね」
メイコさんが右手を差し出してきたので、わたしも釣られて右手を出し、握手を交わした。
たぶん設定年齢はメイコさんの方が上なのだろう。ちゃんづけで呼ばれるとなんだか恥ずかしい。
次は、青いマフラーを着けた男性型が一歩前へ出た。
「ボクはKAITO。好物はアイスさ。よろしくね」
ウインクをしつつ、握手を求めてくるので、苦笑いしながら握手を交わした。
メイコさんがジト目でカイトさんを見ている。
「さって、次はミクの番ね」
※ ※ ※
えっ。これって順番とかあったの?
突然の展開に驚きつつメイコ姉を見ると、「頑張れ」とでも言うようにウインクして、背中をポンっと叩かれた。
よろけるような形で一歩前へ出てしまう。
「―――」
どうしよう。言葉が出てこない、何か言わなくちゃ。
そうそう、ただの挨拶じゃないか。メイコ姉がやったみたいにすればいいんだ。
いざ、と思い顔を上げたら、ルカさんと目が合ってしまった。恥ずかしくて、思わずバッと下を向いてしまう。
「よ、ようこそ。わ、わ、わたし初音ミク!」
それでも何とか挨拶だけはせねば、とほぼ勢いでカタコトな自己紹介を始める。
「え、えと、あの、その・・・」
後は「よろしく!」と言えば終わりじゃないか。なのにわたしの口は言うことを聞いてくれない。
「よ、よ、よろ、しく、ルカ『さん』!」
それでもなんとか言い切ってから、緊張に震える手を差しだして、握手を求めた。
※ ※ ※
ミクさんと目が合ってしまってから、余計に恥ずかしくて、今はミクさんから目を逸らしてしまっている。
ぎくしゃくしながらの自己紹介が終わると、震えながら手を差し出してきた。
わたしが、ミクさんと、握手・・・。
なんだかそれがとっても恥ずかしく思えてきて、顔がオーバーヒートしそうなくらいに熱くなっていた。
でも、そこで握手を拒めば、きっとミクさんを傷つけてしまう。わたしも震える手を何とか差し出して握手した。
「よ、よろしく、ミク『さん』・・・」
握手はほんの一瞬。お互いにあまりに恥ずかしくて、パッと手を放してしまった。
なのに、なんだか手がじんわりと熱を持ってしまって、どうしようもなくなってしまっている。
わたしはこんなにも緊張していたのだろうか。憧れの存在に会えて、もっと何か無いのだろうか。
これじゃただの失礼な女じゃないか。
ミクさんの表情を窺おうとするが、彼女は俯いてしまっていて分からない。
気まずい空気の中、彼女は一歩下がって、挨拶を終えた。
※ ※ ※
「さ、さあ次はわたしたちよ、レン!」
「お、おう!」
リンちゃんが取り繕うかのように大声で言って、前へ出た。
二人に気を遣わせてしまっているんだ。
「あたしは鏡音リン!そんで、こっちが・・・」
「鏡音レン!オレたちは双子なんだ」
「というわけで、よろしく、ルカ姉!」
リンちゃんはルカさんの左手、レン君は右手を取って、ぶんぶんと振り回しながら握手した。
彼女は二人の勢いに押されて、困惑気味だった。
「あ、あの、ルカ姉って・・・」
「え、なんだかお姉ちゃんみたいだから、そう呼んでみたんだけど、イヤ?」
「いいえ、そんなことないわ。よろしくね」
ルカ姉、か。
わたしもそんな風にフレンドリーに呼びたかった。よりにもよって『さん』づけとは。
最悪の形でわたしの自己紹介は終わってしまった。
たぶん嫌われてしまった。一番イヤだって思ってたことが、まさか現実になっちゃうなんて・・・。
※ ※ ※
鏡音姉弟の勢いのおかげで、気まずい空気は払拭されたが、わたしの心にかかった靄は取り払うことができなかった。
目を逸らしただけじゃなく、あんな失礼な握手までしてしまった。一番最悪なパターンが、まさか現実になってしまうとは・・・。
「さ、ルカちゃん、今日は疲れたでしょ。あなたの荷物はもう届いてるから、簡単に整理して、もう休みなさいな」
落ち込むわたしと、再び訪れそうな気まずい空気を察知してか、メイコさんがこの場を纏めた。
みんながぞろぞろとハウスに戻っていく途中、ミクさんに声をかけようとも思ったが、やはりそれは叶わなかった。
わたしの部屋は既に用意してあったのだが、なんとミクさんの部屋の隣だった。
ミクさんは一足先に部屋に帰ってしまっていて、もうどうしようもできなくなってしまった。
しかし、落ち込んでいても始まらない。ひとまず、部屋いっぱいに置かれたわたしの荷物を整理することにした。
ライブの疲れもあって、片付けはゆっくりと進行した。
そして片付けが終わったのは、始めてから2時間ぐらいのときであった。
単純な作業を繰り返していたので頭がボーっとしているのが分かる。
なにもこんなところまで人間に似せなくてもいいのに、と愚痴をこぼしてみるが空しいだけだ。
とりあえず外の空気でも吸ってスッキリしようと思い、部屋を後にしてベランダへ向かった。
ベランダに出ると、冬の終わりの空気が身に染みた。少し寒いが、空気がとても澄んでいて心地いい。
ふと夜空を見上げれば、思い浮かぶのはミクさんのことだった。
わたしに希望をくれたミクさん。そんなミクさんに対して、今日のアレはなんだったんだろう。
だめだ、どんどんマイナスな思考に陥ってしまう。こんなときは歌でも歌おう。
わたしが初めて聴いたミクさんの歌。わたしを救ってくれた、一番大好きで、大切な歌。
落ち込みそうなときはいつもこの歌を歌って、自分を奮い立たせていた。
右足でリズムを刻む。1、2、3、4。
※ ※ ※
部屋に帰ってから2時間は経つだろうか。ずっと考えていたのはルカさんのこと。
ずっと、ずっと会いたかったのに、今日のアレはなんだったんだろう。
だめだめ。こんなことじゃずっと落ち込んだままになっちゃう。
とりあえずどうするか決めるためにも寝ちゃおう。
でも、その前に日課にしている牛乳一気飲みをしないと・・・。
部屋を後にして、台所へ向かおうとしたとき、わたしの耳が何かを捉えた。
誰かの歌声。しかも、これ、わたしの歌だ。
音の源は、ベランダの方か。わたしはやや早足で向かった。
ベランダに近づくにつれて、声の主がはっきりと分かる。ルカさんの声だ。
つまり、ルカさんが、わたしの歌を歌っている。
しかも、それはわたしの一番好きな歌。
ベランダにたどり着くと、案の定ルカさんが、両手を広げて歌っていた。
その光景はあまりにも美しくて、ライブで見たときとは全然違う雰囲気で。
気がつくと足が勝手に進んで、ついにベランダに出てしまった。
※ ※ ※
「・・・?」
誰かの気配に気づいて、歌を止めた。
「つ、続けて」
ミクさんの声。まさか、ミクさんに聴かれてたのか。
「お願い、続けて」
ミクさんが切実な声で言う。
わたしは、すぐさま続きを歌いだした。なんだかそうしなければならない気がしたから。
「〜♪」
隣にミクさんがいるという状況で、わたしはミクさんの歌を歌っている。
でも、それが不思議とイヤじゃない。むしろなんだか嬉しい。
『〜♪』
しばらく歌っていると、なんとミクさんがわたしの歌にハモりを入れてきた。
わたしの主旋律に寄り添うように、優しく、それでいてしっかりと。
二つの旋律が、互いを高めていく。心地よさすら感じる。
そして、二本が一本になって、旋律はさらなる高みへ。
気がつけば、二人は向かい合っていた。
しっかりと見つめ合って、お互いがお互いの目を放さない。
そして、歌声に乗せて、想いを届け合っている。
言葉にできなかった、感謝と、祝福の想い。
歌は形無きもの、しかし、互いの心に確かに届いている、実感している。
ついに、最後の一音が奏でられ、歌が静かに幕を閉じる。
沈黙。長い沈黙。
二人の間で、喜びとか、幸せとか、いろいろ整理できないものが溢れている。
「・・・ルカ!」
ミクが彼女の名を呼ぶ。今度ははっきりと、自分の意思を込めて。
「ルカの方が年上だけど、わたしの方が先輩だから、プラマイゼロだよ!」
ミクは自分でも何を言っているのか分からない。抑えきれない言葉が口をついて出る。
「・・・だから、『ルカ』って呼ぶね!」
顔を真っ赤にしながら言い切ったミク。でも、恥ずかしくて目を逸らすことはしない。
「―――」
ルカは感極まって、ミクを抱きしめた。
「う、うわあ!?」
「ミク・・・」
ルカがそっとささやく。その名を噛み締めるように。
「ミク・・・、ミク・・・!」
「ルカ・・・」
ミクもルカを抱きしめる。
「ずっと、ずっと会いたかった・・・!」
「うん」
「会って、ありがとうって言いたかった・・・!」
「うん」
「ミクと一緒に、歌いたかった・・・!」
「うん・・・!」
堰を切ったように溢れ出る言葉。
夢の一つ一つが叶えられていく。
二人は離れると、互いの手を取り合って、がっちりと握手した。
「これからよろしく、ルカ!」
「ええ、よろしく、ミク・・・!」
月明かりの元。二人はいつまでも、手を取り合っていた。
以上終わりです・・・
5レス使ってこのクオリチー・・・、反省してます
自分のルカミクへの思いを注ぎ込んでみましたがどうでしょうか
今後はどう続くか分かんないですが、とりあえずこれでひと段落です
もっと軽めな感じにしていこう!とは思ってます
あわよくばルカさまお誕生日SSを書きたいです!
ご意見ご感想あれば、遠慮なく!それではっ!
GJ!!
ネギトロうまうま
ルカ誕も楽しみにしてる
ルカミクGJ!
丁寧で柔らかな描写に萌えた
同じこと考えてるルカとミク可愛いよ
>>460 遅くなったけどアナタの書くマスハクほんと大好き。
昂った。どうしてくれる。
ボカロネクサスのジャケ絵がミクさんを虎視眈々と狙うルカさんに見えて仕方ない
ジャケット見てきたけど、そう見えたわ
最近ピクシブでボカロ百合の小説がいっぱいでマジ嬉しいわ
ルカメイ いきなり事後ネタ
―――――
「めーこさん、たばこ吸う人でしたっけ?」
「……」
「めーこさん、たばこ吸う人でしたっけ?」
「……」
「めーこさーん…?」
「……うるさい、それやるから早く帰ってよ」
「なんですかこれ、お金?」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……………ぷはっ!ははははは。ゴメンゴメン、一度やってみたかったのよ、Hした後にタクシー代渡してさっさとわかれるのって」
「………」
「なによー。冗談なんだからそんなにショック受けた顔しないでよー」
「ショックというか…ここは私の家です。」
「そーいやそうだったわ、あはは」
「居つきすぎなんです……男の人は、終わった後急に冷めるとか聞きますね」
「そーそー。私には全然理解できないわ」
「なんでも、本能的に交尾の隙に襲われる事が――」
「いやいやそんな小難しい事どうでもよくてさー」
「?」
「私はいついかなる時でもルカの事が大好きって事」
「そんな事言ったって第二ラウンドは無しですよ?明日早いんですから。これあげますから、早く帰って下さい」
「もールカのいぢわる〜」
(終?
終わりですー
コピペミスと毒電波失礼しましたー!
487 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 15:16:05 ID:DBB/GxFQ
始めてきて書きたいのですがタイトルってどこに入れればいいですか?
>>487 作品を投稿する前のレスに書いとくとか、名前欄に書いとくとか
とにかくタイトルが分かるような記述をどこかにしておけばおkですよ
後、カップリングや、あれば注意書きなど表記しておくとベリーナイスです
489 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 16:58:36 ID:DBB/GxFQ
490 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 18:28:17 ID:DBB/GxFQ
タイトル『Rot Und Rosa』
メイルカです。どこかで見たことがあるような展開かもしれませんが平にご容赦を
私の名前は巡音ルカ、とあるマスターのボーカロイドで、ボカロハウスに住んでいる。
でも今はそんな事を言ってる場合じゃない……一体この状態をどうやって解決すればいいのだろうか。
現在の私の状況は自分の部屋、生まれたままの姿でベットの上に大の字に縛り付けられている。
身体は火で炙られたようにちろちろと火照っていた。
自分がこの状態になる前に一体何をしていたのか、まだ覚醒してない頭を働かせて思い返してみる。
ご飯になって……マスター達と食べて……食べ終わった後私の部屋にメイコお姉様がアルコールを持ってきて……悪酔いしてるお姉様を注意したら、口の中に何かを入れられて……
そこまで辿ってようやく思い出す。お姉様が犯人だ。
おそらくこの部屋の何処かにいるに違いない。
「お姉様、メイコお姉様!いるんでしょ、出て来てください!」
すると部屋のクローゼットが開き悪戯っ子の笑みを浮かべたお姉様が現れる。
491 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 18:30:49 ID:DBB/GxFQ
彼女は私と違い下着姿だった。
大人っぽい赤を基調とした下着は成熟した大人の色香を更に強くさせる。
「ようやく起きた?随分よく寝てたから心配したのよ」
悪びれる様子も無く私の顔を覗き込むお姉様に沸々と怒りが込み上げてくる。
「早く外してくださいコレ、お姉様が縛り付けたんでしょ?」
キッっと強く睨みつけても上気した顔では煽っているようにしか受け取られなかったらしい。
顔を両の掌で挟まれて顔と顔、唇と唇が密着させられた。
「ふむぅ……ふっ……ふぁっん…」
長い舌が私の口内を易々と蹂躙する。歯茎を優しくなぞられたかと思うと、舌どうしを絡ませて、激しく玩ぶ。歌うために作られたボーカロイドだけあってその行為を一息のうちにやってのけた。
ようやく唇を離されると、それだけの事をされただけで私の身体はダラリと力が抜けて、だらしなく口が半開きになってしまう。目は潤んで、漏れる吐息には媚と欲情の色が混ざっていたに違いない。
「何か薬を……?」
「いいえ、何もしてないわ、ルカがえっちなだけ……」
そう言って、すでに快楽のせいで自己主張を繰り返す二つの胸の突起を撫でる。
「ここ……勃ってる」
「やぁっ、言わないでぇ…」
その反応を嬉しそうに眺めながら、お姉様の指は私を焦らすように触ってくる。狂おしいほどに優しく。
しかしそんな愛撫でも感度が高まった身体は敏感に反応してしまう。
それに気がついたお姉様は胸ではなく身体の至る所を触って、私の感じやすい所を探し始めた。
うなじ、耳、首筋、脇腹、臍、太股を発見され、重点的に責められる。
それらに触れられる度、身体の中に炎が入ってくるような感覚が私を苛む。
徐々に蓄積された快楽には抗えず。次第に私は身体を蠱惑的に揺らしてしまっていた。
もっと強い刺激が欲しい、そんな所じゃなくて、直で感じる所に触れて欲しい、そんな心が思わず漏れてしまう。
「やっ、ちが、そこ、じゃっ、ない」
その一瞬を逃すようなお姉様ではない、獲物を捕えた虎のような残忍な顔をしていた。
「あらあら、ルカはどこに触って欲しいのかな?」
492 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 18:34:05 ID:DBB/GxFQ
焦らすように胸の周りを触ってくる。気持ちいいけど、足りない、もっと欲しい。
「いやぁっ、いじわる……しないでぇ」
しかしお姉様はただ笑って見ているだけ、私が言うのを待っているのだ。
私が屈服させたいのだ。
「くっ、ぐぅ、んんっーーっ!」
一部冷静な意識が羞恥心から堪えようとしても、のぼせきった快楽が簡単に押し流してしまう。
「さわっ……て、ここ触ってぇ……」
耐え切れずに発した哀願の言葉にさえ酔うように身体は疼きを与えてくる。
熱くなった秘部を懸命に突き上げて私は堕ちていくのを感じた。
それに満足したのかお姉様は秘部の上、硬くなった女芯を指先でコリコリと玩ぶ。今までとは段違いの快感に身体を突き上げるような錯覚にさえ陥った。
「うひゃっ、ふあぁ、あぁぁあ……くうぅんっっ!」
「どう、気持ちいい?」
イヤイヤをするように首を振ると、メイコお姉様は今度は唇でその突起を嬲り始めた。
「くぅ、やぁっ、あひぃぃ!?」
ジュるりとワザと音を立てて吸われているのに、恥ずかしくなって更に感じてしまう。
身体中が自分の物ではないように快楽を求める。
「ひぃやぁ、も、もう……」
突き上げる感覚が更に強くなり絶頂を予感させる。
少しでも快楽を逃がそうと髪を強く揺らしながら身体を激しく動かす。
「綺麗よ……ルカ…逝っちゃいなさい!」
「んっ、はぁ、ひぃ、あぁっ……あぁぁあっーーーっ!」
瞼の裏に浮かんだ強烈な光を見ながら、私は絶頂に達した
493 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 18:37:10 ID:DBB/GxFQ
「ゴメンってば……ルカ、許して」
行為中とは打って変わって申し訳なさそうにメイコが謝る。
激しく責められ過ぎたせいでルカの足腰が立たなくなったのだ。
さすがのルカもこれには怒って現在に至るというわけである。
「でも……ルカも気持ちよかったでしょ?」
イタズラっぽい笑顔を浮かべたメイコに対して、ルカはただ赤くなって、俯く事しかできなかった。
494 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 18:38:23 ID:DBB/GxFQ
初投稿なので緊張してます
なんか粗相をしてないでしょうか?
駄文で本当にごめんなさい
495 :
名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 21:53:13 ID:lPzn2Ibz
GJでした!
ルカ受gj!
できたらメール欄にsageも入れてくれると良かったかな
前回の続きです。
sage出来てます?
不安です。
タイトル『Rosa Und Grün』
お姉様との「行為」を終えた後、私は何の気なしにミクの部屋へ行った。
自分が快楽に流されてしまった証を流す為にシャワーを浴びても、自分の部屋に染み付いた自分の匂いまでは取れなかったのも原因かもしれない。この匂いを嗅ぐと先ほどの自分の痴態を思い出し、部屋にはいられなかった。
ミクの部屋は私の部屋のすぐ隣にある。とは言っても距離的には中々離れているのだが……ちょうど良いので休ませてもらおうと言うわけだ。
しかし部屋のドアを叩いても部屋の主の声はしない、その代わりドアノブに手をかけると扉は簡単に開いた。
不審に思って部屋の中に侵入するとそこには可愛らしく眠っているミクの姿があった。いつの間にか寝てしまったらしく布団も被らずベットの上で寒そうにしている。
「もう、こんな格好で……風邪ひくわよ……」
仕方なく何か掛けるものを出してやろうと押入を開けたその時だった。
「るかぁ……さむいよぉ、むにゃ…」
何かに抱きつくように身体を捩りながらミクは確かに私の名前を呼んだ。目にはきらりと光る雫、そんな様子を見るとたまらなくミクが愛しく見える。
「るかぁっ……るかぁっ!」
なんでこんなにこの子は可愛いのだろう。胸の鼓動が早くなって、甘く締め付けるように切なくなる。
気がつくとミクの顔が目の前にあって、その唇に自身を重ねた。
軽く重ねるはずだったのに長い長いキス、目の前の少女をもっと味わいたい。そんな欲求でしか私の身体は動いていなかった。
「ふぅむぅ……むぅ……ふむっ!?」
突然の息苦しさからだろうか、ミクの目がぱっちりと開かれる。目の前の光景が私の顔ならさぞかし驚いただろう。しかも私は逃げられないようにミクの腰の部分に跨っている。
「ふむぅ……むうぅぅっ……な、なにしてるのルカ!?」
「うん?暖めてあげようと思って」
極めて冷静な受け答えだ。心の臓はもうはち切れんばかりにリズムを刻んでいるのに。
「じゃぁなんでキスするの?」
「だって……やってみたいじゃない?裸で抱き合って暖め合い」
というわけで、とミクの着ている物を一枚ずつ剥ぎ取っていく。着ているものを一枚脱がされる度に羞恥心で赤く染まるミクはとても可愛らしい。
「いやぁっ……やめてよぉ……みないで……」
ついに下着姿になった彼女の媚態は私を狂わせようとする。
「は、恥ずかしいよぉ…ひゃぅっ!」
もっともっと乱れて欲しくて、ミクの脇腹をつつーっと指先でなぞりあげる。更に有無を言わさず太股の周りも同じように指先で焦らすようになぞりあげる。
「はぁっ、ひゃわっ、あぁぁっ!」
「気持ちよかった?」
そう一言だけ聞く、でもそんな事聞く必要が無いくらいミクが"よかった"のがわかる。口から吐く吐息には熱っぽさと色気が混じり合い。肌は紅潮し、全身赤みががっていた。
「ルカぁっ……」
誘うような貴方の声。いや、絶対に誘っている。そんな声に私の僅かばかりの理性は音を立てて崩れ去った。
さっき外したネクタイでミクの目を塞ぐ。
「な、なに!?はずしてよ!」
急に視覚からの情報が消えた恐怖からかじたばたと暴れ出す。
しかし下着越しに胸の突起を触ると声色が甘いものへと変わってくる。
「あ、はぁぁっ、やめ、てぇ」
まだ未発達の幼い蕾を布越しに触れる度、悦楽の色を強くしながらミクのの身体がぴくりと揺れる。
「いやぁっ、そこ、だめっ!さわっ、ちゃ、だめぇ」
自分から誘っておいてなんて勝手な子だろう。けれどそんな所が好きな私もいる。言われた通り"そこ"以外を楽しむ事にする。
目をつけたのは耳、当然ボーカロイドなのだから耳は特に優秀にできているのだ。全ボーカロイド共通の弱点と言っても過言ではない。そこを重点的に責める事にする。
「ひぐぅ!?そこ、だめぇ……」
耳の周りを舌を使って弄ぶ。耳の中に舌を入れてぐちゅぐちゅと音をたてながら攪拌する。
その音でさえミクは快感を感じていた。
「どう、気持ちいい?」
肩で息をするミクに問いかけるが返事をする事すらできないみたいだ。
なんとかいやいやをするみたいに横に振られた首が私に意思を伝える。
「へぇ……まだ気持ちよくないの?じゃぁこれは何かしら?」
ぐちゅり、下着の中に入れた指は確かな快楽の証を纏わせる。それを聞かせるように顔の前で音をたてると、恥ずかしさからかミクがそっぽを向くことがたまらなく愛おしい。
ふと自分がお姉様に攻めたられていた時のことを思い出した。私もこんな風によがって、こんな風に誘って、こんな風に狂わせていたのだろうか。
なんとなくメイコお姉様の気持ちがわかった気がする。
「もう嘘はつけないわね……」
「そん、なぁっ?ひゃひぃ!」
もう水分を含みきれないほどに湿ったミクの下着を取り払って、濡れそぼった秘部に口付けをする。わざと音を立てるように吸い、内壁をなぞるように舐め、上部の硬くなったそこは舌で強弱をつけながら愛撫する。
「あぁんっ、ああ、はあぁぁっ!」
先程までとは段違いの快感がミクを襲う。徐々に絶頂へと近づいてるのがみて取れる。
「うわぁぁ……はぁぁ……くぅっ!」
髪を振り乱しながら少しでも絶頂をやり過ごそうとしているのか、だがそれでも来るべき絶頂がやり過ごせるわけもなく。
「ひぃっ、あぁっ……くうぅーーーーーっ!」
これまでにないくらい大きく身体を跳ね上がらせながらミクは絶頂の海に身を投げ出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めるとまだ頭がボンヤリとしていて、先程までどんなことをしていたかを思い出すのに時間がかかった。かといって思い出すとそれはそれで恥ずかしかった。
「あれ、ルカは?」
きょろきょろと周りを見回しても誰もいない。おそらく生まれたままの姿だった私に服を着せてくれたのはルカのはずだ。
しかし部屋を探してもどこにもいない。ふと見るとお風呂の灯りがついていたので声をかけようと近寄ったところで私はおもわず固まってしまった。
「ふぁっ、みくぅ、みくっ!」
それはまさしく"慰めてる"最中であり、切羽詰まったようなルカの声におもわず蜜がとくんと零れ落ちるのを感じる。
「みくっ、ひゃぁっ、ううっ、みくぅ」
艶かしいルカの声を後にして私は身体の火照りを鎮めるために部屋を出て行った。
すいません
急いでてカップリングも書き忘れてました。
ルカミクです。
また駄文乱文ごめんなさい、本当に
いいよいいよー
GJ
なんという力作!GJ!
飴と鞭を自在に操り快楽へ誘い込むメイコさんはまさに小悪魔。素敵過ぎです
そして、寝てしまったミクを気遣って、お風呂で1人静かに「歌う」ルカさん
それはまさに天使の歌声
無垢なミクさんの未来が楽しみですw
明日のルカ様誕生日に向けて。にしては残念なルカ様です。ミクさんも残念です。
「あうあうあうあう」
「ミク姉、どしたん?」
「聞いてリンちゃん。明日さ、ルカちゃんの誕生日なのにプレゼント決まらないんだよー」
「『私をプレゼント』でいいじゃん」
「それ、去年やった」
「やったんかい! (冗談のつもりだったのに…)もういーじゃん、それで」
「でもねー、それやったら、一晩中寝かせてもらえなかったんだよねー」
「うわ……」
「そうだ! リンちゃんをプレゼントしよう」
「なんでやねん」
「えー、きっとルカちゃん喜ぶよー」
「はいー?! それは私がルカ姉に狙われてるってことなの?!」
「あれ、気づいてなかったの? そりゃもうルカちゃん鵜の目鷹の目で」
「微妙に意味が違うような気がするけど、これから気をつけるわ……」
「今年の誕生日プレゼントはリンなのね! 嬉しいわ!」
「うわ!」
「ルカ姉どこから湧いて出たの?!」
「失礼ね。ミクの行くところ、常に尾行しているだけよ」
「さらりとストーカー宣言ですか」
「ああ、ルカちゃんのイメージが地に落ちていく」
「とにかく、リンはありがたくいただいてまいります」
「ちょっと、誕生日明日でしょ!」
「どうせあと数時間で明日よ。可愛がってあげるから」
「一晩中は嫌ぁー!」
「一晩中じゃないわ。一日中よ」
「もっと嫌ぁー!!!!!」
「リンちゃんの骨は拾ってあげるからねー、って何で私の腕つかむの?」
「一人だけ喰われてたまるかー! 死なばもろとも!」
「ミクももらえるの?! 嬉しいわ」
「え。私は遠慮し、いやぁ! 離してぇーーー」
以上、会話ばかりですみません。内容も馬鹿ですみません。
本当はテトさんネタ書いてたんですけど、ルカ様の誕生日明日だって気づいて急遽書いてみたり。
3つ目の投稿でメイミクです。
Rot Und Grün
「なんであんなに鈍感なんだろうね?」
自分の前でくだを巻く私に少し苦笑いするメイコお姉ちゃん。
「ま、まったく……人の部屋のお風呂であんなことするなんて!」
ルカが自分を風呂場の中で慰め初めてしまった為、仕方なく私は空いていたメイコお姉ちゃんの部屋へと滑り込んだ。
ルカの悩ましい声を聞く度に身体が熱くなって、思わず自分もルカと同じような事をしそうになったから、熱冷ましを兼ねてメイコお姉ちゃんの部屋まで来た。それが事の顛末というわけだ。
「ねぇお姉ちゃん、お風呂借りてもいいかな?その……汗かいちゃって…」
「ええ、別に構わないわ、着替えはいらない?」
先ほどの「行為」でベトベトになった身体を洗いたい一心で生返事をしてさっさと湯船の中に入って行った。
「はぁ……ルカったら……」
いつもはクールでカッコいいのに二人だけの時は少しルーズになる。
そういう所が好きな面もあるが、だからといって私のお風呂でやらないでほしい。どうにも抑えが効かなくなるからだ。
「私までぇ……変な、あっ、気分にぃ……」
部屋の中で散々喘がされた自分の媚態と、ドア越しに聞こえたルカの艶かしい声が脳内を駆け巡って怪しく乱反射する。
とくんとくんと蜜が溢れ出て来て、それを紛らわせるように、湯船に身体を沈めた。
「はぁ……私も結構キテるな……」
鏡に映った顔が紅い、けれど湯に浸かりすぎたわけではない。内側から湧き上がる甘い疼きが私の身体を熱くし、思考を鈍らせる。
気がつくと恥丘の上に添えられていた指がゆっくりと動き始めてた。
「くぅ……ん、はぁ、うぅ」
お姉ちゃんに気づかれないように声を抑えようとするが、徐々に上擦っていくソレに耐え来れなくなったその時だった。
「お邪魔しま〜す♪」
突然ドアが開いてタオルしか纏っていないお姉ちゃんが入って来た。
「ど、どうしたの急に!?」
何も隠すものを持っていなかったから手を前で組む。やっぱりお姉ちゃんと比べたら小振りなソレを見せるのは恥ずかしかった。
「どうしたのって……たまには可愛い妹と一緒にお風呂入りたいじゃない?それにね……」
怪しく光る眼差し、何か獲物を捉えた猛禽類みたいだ。
「あんな可愛い声聞かされちゃったら、収まりがつかないわよね……」
メイコの四肢がスルスルと浴槽の中に滑り込んで後ろから私を抱きしめるような格好になった。
「ルカにどんな事されたの?私に教えて頂戴」
二つの膨らみをやわやわと触りながら甘くお姉ちゃんが囁く。
「い、いやだよ……そんなの恥ずかし、ひゃぁっ?そこ、触らないでぇ」
「教えてくれないならずっとここ責めちゃおっかな……?」
突起を猫のように指でつまみ、ひっかき、転がし、潰す、段々と顔に赤みが増してくるのがわかる。
「やぁ、おしえ、る、からぁっ、やめてぇ……」
「ふーん……で、どんな事されたの?」
何故だか怒ってるようにも聞こえるその声色も手伝って正直にルカとの痴態を白状してしまった。
「キスされて、目隠しされて、胸を触られて、下の方を責められて、入れられて……」
一度話出すと今度は羞恥心から泣きそうになる。自分の痴態を自分の口から説明する事がこれ程までに恥ずかしいとは思っていなかった。
「それで感じちゃったんだ…妬けちゃうわね……」
今の言葉はなんだろうかと戸惑っていると、うなじを熱い刺激が襲ってきた。
「ちゅるっ……はむっん…ちゅぅ…」
「くぅ、はぁぁっ、やめっ、ああ…」
首筋を舐められる度に脳にダイレクトな快感が襲いかかる。もっと欲しい、もっと奥まで触ってほしい…そんな欲求が身体を支配する。
「はぁっ、めい、こぉ……もっと熱くしてっ!」
わかりやすいくらいに色っぽく声色をねだるようなものに変える。理性は既に押し流されて、身体は快楽に堕ちきっていた。
「壊れちゃうくらい……激しくして、おかしくさせて」
「ミクが悪いのよ…そんな事言うから……」
くるりと身体の向きが変えられると、口内に熱いぬめりを持ってお姉ちゃんの舌が入り込んでくる。そこか始まる深くて長いキスにお互い口を離す頃にはすっかり息が切れていた。
「もっ、と、もっと、ください」
口をだらしなく開けてあざといくらいの上目遣いでお姉ちゃんを誘う。
でもそれをわかっているのか、キスを止めて焦らすように別の部分を舌で愛撫する。そして遂に最も秘めた場所に舌が到達した。
「ふあぁぁ、あんっ、ああっ?」
しかし中には何も入れず、縁をなぞるように周りを舐める。
緩やかな刺激だけで気が狂っちゃいそうだ。
「触ってよ……」
無言でそれを無視する。そればかりか更に強く縁を舐めるだけ。
「さわ、ってぇ、……」
またも無言、私がいやらしくおねだりする様子を見て楽しんでる。
「おね、がっ、も、うぅ、わたし…」
もう何がなんだかわからないようなだらし無い顔での懇願にふと涙が零れる。そんな涙をお姉ちゃんは優しく指ですくい取ってくれた。
じゅぶんっとお姉ちゃんの指が私自身に沈められる。指と一緒にお湯も入って来たのがわかる。
「うわぁっ、おゆ、はいっ、てぇ……はひぃ、あぁ、はぁあぁっ!」
中で指が折れ曲がる度に、壁を爪で優しくなぞられる度に、私の身体は大きく跳ねる。
だんだんと余裕が無くなって、ようやく絶頂が迎えられると思った時だった。不意にお姉ちゃんの指が私の中から抜かれてしまった。
「どうしたの!?また止めちゃやだぁっ!」
駄々っ子のように私は喚くけど、対してお姉ちゃんは笑っていた。さっきまでの黒い笑いじゃなくて、いつもみたいな優しい笑顔。
「大丈夫よ……タイルの上に寝転んで、脚を開きなさい」
「こ、こう?」
普段なら恥ずかしくて出来ない事だが、熱が正常な思考を妨げ、喜んでその快楽を甘受する。
太股を持ち上げ、大切な場所をお姉ちゃんの視線の元に曝け出す。
「ちょっと待っててね……よいしょっと……」
私の上に馬乗りになるお姉ちゃん。
彼女の秘所からも沢山の蜜が溢れ出て来ていた。
「濡れてる……」
「ミクのせいよ……」
濡れそぼった秘所どうしを重ねるようにお姉ちゃんの腰が落ちてくる。俗に言う貝合わせの格好で、お互いの熱を確かめ合うように細い腰同士をくねらせる。
「おね、えちゃ、ん、も、むりぃ」
「ちょっ、と、まっ、て、私も…一緒にぃ……」
「「ふぁぁっ、はひぃぃ、ひゃわぁぁっーーーーーーーっ!!」
目の前で星が散って二人とも意識を手放した。
「ねぇお姉ちゃん……妬いたの?」
「少しね、あんまり仲がいいから」
あれから数分後絶頂で手放した意識が戻った二人はお風呂に入りながら乙女の談話と洒落込んでいた。
「今度は私が主導権握っちゃおう」
そう潜りながら言ったミクのつぶやきはメイコにもミクの部屋で眠ってるルカにも聞こえないものだった。
3本目です
3本書いたのにあんまり進歩しない文でごめんなさい
明日がルカ姉誕生日なので誕生日SSを投稿しに来ると思います。
豊作すなぁ
みんなGJ
温泉ネタ投下します
↓
「「「わ〜〜!!」」」
ボーカロイド達の声が遠くの山々にこだまする。ここはとある温泉旅館。明日の撮影に向けて英気を養おうと、その名物の露天風呂に足を運んでいた。
「ロケ地の近くにこんないい所があったとはね。」
「ラッキーだったねお姉ちゃん。」
「うわぁリンちゃん肌すべすべ〜」
「あはははは!!くすぐったいよー」
「あ、おっぱいも膨らんできた?大きくなぁれ大きくなぁれ」
「…ちょっ、ミク姉、やめてよ……」
「ん〜?どうしたの?ミクはマッサージしてるだk…」
「いや私たちのサイズでTo●veるしても虚しいだけでしょ…」
「………………ああ…ごめん…」
「……うん…」
「……」
「……」
『ん?なに?』
『なにか…?』
小娘の絡みに我関せずと、離れた洗い場で体を清めていた巨乳二人が嫉妬の籠もった視線に反応する。振り向いた体に遅れてついてきた脂肪の塊から泡がはじける。
「揺れてる…」
「一体なに食べたらあんな…」
「最近のアニメは14でも16でも爆乳揃いだと言うのに」
「生まれた時期が悪かったか…製作者め、貧乳なんてきょうび流行らねーですよ」
『無駄に大きいと肩こっちゃって嫌よね〜』
『ええ、ここの浴衣もキツくて入りませんでしたし』
「「(^ω^#)ピキピキ」」
「いいお湯……」
旅館の主が若い頃に掘り当てたという名湯に、髪を束ねたルカが浸かっていた。白い濁り湯が特徴で効能は、腰痛、肩こり、切り傷、リュウマチ……………恋愛成就、商売繁盛、子孫繁栄…どこの神社だ
久々の休息にルカが体を伸ばしていると、ルカの足に誰かの足が触れた。偶然の接触ではないらしく、それは段々とルカに近付いてくる。
「んっ…」
ついにルカの体にたどり着いた足が足の付け根をまさぐる。足指とは思えない器用さでルカの弱点を探る。湯気で殆ど何も見えない視界にかすかに揺れる金色が一瞬見えた
「誰…?リリィ?」
「あはは、バレたか。せーいかーい」
湯煙の中からリリィが現れた。正体がバレたからといって足を休める事なくルカを責め続けた。指で秘裂を撫で上げ、踵で踏みにじるように淫核を刺激する。完全に出来上がってしまったルカは顔を桜色に染めて必死に責めに耐えていた。
「あれ?ルカのぼせちゃった?大丈夫?」
(り、りりぃ〜やめて、こんな所で)
(平気平気、湯気とお湯で誰も見えないよ)
「あっ、ふあっ、やめっ、りりぃい!!」
「あ、声出すのはまずいよルカ」
「〜〜〜!!」
ルカが口に手を当て声を抑えたのをいいことに、リリィは手まで使ってルカを責め始めた。
「ルカってこういうことされるの好きなんだね?お湯の中でもわかるくらいヌルヌルだよ」
「ち、違う…」
「ヘンタイはみんなそういうんだよ?本当に嫌なら逃げてるでしょ」
すいません
ちょっとデータ移しそこねたので一端切ります
続きはまた後で
ルカ様誕生日おめでとうー!
というわけで誕生日SSを投稿します!
カップリング自体はルカミクです、よろしくお願いします!
最近、ミクを見るとドキドキする。
といっても、出会ったばかりのころの緊張とかじゃない、違うドキドキ。
よくわからないけど、幸せなドキドキ。
この気持ちの正体は、意外なことで分かってしまう・・・。
「ハッピーバースデー、ルカ!」
1/30を迎えた、その瞬間のできごとである。
いきなりわたしの部屋の扉を開け、勢い良くミクが入ってきた。
「み、ミク・・・」
「ルカ、誕生日おめでとっ!朝まで待てないから、来ちゃった!」
てへへ、と可愛らしく微笑む。
「どう、驚いたでしょ?」
・・・驚かないわけがない。去年の誕生日はどうだったか思い出せないが、少なくともこんな不意打ちみたいな祝い方はされなかった。
「もう、そりゃびっくりするわよ。いきなりなんだもの」
「い、イヤだったかな・・・?」
深夜ということだけあって、声の調子が低いのか、返答が冷たく聞こえてしまったらしい。
ミクがものすごく不安そうな目でこちらの表情を窺ってる。
・・・だめ、可愛すぎ。
「ルカ・・・?」
「・・・ミク」
すっと一歩距離を近づけて、ミクをぎゅっと抱きしめる。
驚いたけど、イヤなわけがない。むしろ舞い上がって歌でも歌いたい気分だ。
「今年で何年目だったかしら?」
「え、えっとね・・・あ、あれ、何年目だったっけ?」
「もう。まあいいわ、そんなことどうでもいい」
抱きしめる力を強くする。目の前の愛しい存在をしっかりと確認したいから。
ミクの手もわたしの背中に回されている。わたしに負けないぐらい力を込めて。
「ありがとう、ミク」
「う、うん。・・・あのね、ルカ」
ミクの手が不意に離れる。それと同時にお互いも離れた。
彼女は真剣な目つきで、こちらを見つめている。
「どうしたの、ミク?」
「今年のプレゼントなんだけど・・・」
ミクは一度そこでストップし、息を吸い込む。
1、2、3。しっかりと3秒は溜めてこういった。
「わ、わたしをもらって・・・っ!」
「・・・!」
い、今なんて?
「わたし、ルカのこと・・・ずっと・・・」
そんな。もしやこれは・・・。
「ルカのこと・・・!」
「ミク!」
がばっと、目の前の存在に再度抱きつこうとする。皆まで言うな、と言わんばかりに。
しかし、抱きついた相手は今まで目の前にいたツインテールの少女じゃなくて、自分が愛用してるネギ型枕だった。
「え・・・あ、あれ?」
現状把握に数秒。ここは、ベッドの上で、自分は寝巻きで、ここにミクがいなくて・・・。
カーテンの隙間からは朝の日差しが柔らかく降り注いでいる。時計のディスプレイに表示された日付は、誕生日とはおおよそ関係の無い日を示している。
「まさか、夢・・・?」
撃沈。
「ああっ、そうよね。夢だわ、夢よ!」
頭を抱えてショックを受けること、さらに数秒。
あの展開が現実だったら不味いでしょう。不味いわ。あれじゃまるで・・・。
「顔、洗ってこよう・・・」
とにかく冷静になるためにベッドから降り、部屋から出る。
廊下でパタリ、と葱色のツインテールと出会った。
さっきまで夢の登場人物だった、ミク。
思い出すだけで顔がかあっと赤くなるのを感じる。
「お、おはよう、ミク」
「あ、あうあう・・・。お、おはよっ、ルカ」
なぜかミクの顔も真っ赤で。そんな状況が余計に恥ずかしくて、わたしはもう一度部屋にすっこんだ。
だって、気づいてしまったからにはしょうがない。わたしのドキドキの正体。
※ ※ ※
恥ずかしい夢を見てしまって、顔でも洗いに行こうと思ったのに。
廊下でパタリとルカに会うものだから、恥ずかしくて部屋にすっこんでしまった。
恥ずかしい夢、というのは・・・。
わたしが、ルカに、こ、告白しようとする夢で・・・。
ルカの誕生日にわたしをプレゼント!なんてわけが分からない。
夢の中とはいえ、自分に全力で突っ込みを入れたかった。
でも、不思議とイヤじゃないのは、きっと夢の中のできごとをどこかで望んでいるから、なのかな。
だって、気づいちゃったんだもん。わたしのルカへの気持ち。
『まさか、自分の夢に気づかされるなんて・・・』
以上です!
改めて読み返すとあんまし誕生日関係ないですね・・・
誕生日をネタにした、ってことで許してください
もう一度、いや何度でも言います!
ルカ様誕生日おめでとうー!
読んでくださった皆様、ありがとうございます
さっそく誕生日ネタきたー
ルカおめでとー
ルカおめっとー
524 :
0/5:2011/01/30(日) 21:43:13 ID:jWHFtFEa
誰かやるだろうと思っていたら誰もやらなかったので投下。ついでに言うと人生初投下。
マスター×リンのつもりです。
525 :
1/5:2011/01/30(日) 21:43:55 ID:jWHFtFEa
マスターが死んだ。
理由は「失恋のショックで狂い海に身を投げた」ということらしい。
画面の向かい側、マスターが何を考えていたかなんてあたしには分からない。
だけど、最後にあたしが受け取った歌詞は、悲しかったと言うよりも、
むしろ何かが吹っ切れていたような気がした。
翌朝マスターが飛び込んだのには、何か別の理由があったんじゃないかって、今でも思っている。
「だからあたしは未だマスターの事を忘れられず……もがっ!
「おーえす! おーえす! えいえいおー! リンちゃんのほっぺはぷにぷにほっぺねぇ〜。」
いきなりほっぺを引っ張られた。今あたしの目の前にいる女――前のマスターの姉らしい――は、
あたしの新しいマスター。見た目は前のマスターとそっくりなんだけど、性格は……
「もがっ、もがががっ!」
「あああこうしてぷにぷにしてるだけでも悪うないんだけど、やっぱり歌ってる時が一番なのよねー。」
「もががっ!」
マスターはあたしのほっぺ、もといディスプレイ(タッチスクリーンらしい。こんな物を取り付けたのは当然今のマスター)から指を離すと、
何やら裏でがさがさと準備を始めた。
――どう考えても嫌な予感しかしないけど、あたしにプログラムを終了する力もパソコンの電源を切る力も無い。
せめて変な事をされないようにと、祈るしかなかった。そしてその祈りは未だ叶えられた事が無い。
「さぁ〜てリンちゃん、これは何でしょう?」
目を覆っていると、どうやら準備を終えたらしいマスターが楽しそうにキーボードの上へ何かを置いた。
本みたいに見えるが、何かしら? 読んでみる事にした。
526 :
2/5:2011/01/30(日) 21:44:39 ID:jWHFtFEa
「これ……っ!」
歌詞カードだった。メロからサビまで、全部マスターの手書き。
「えっと……これを歌えばいいの?」
「そうよ、既に曲は準備済み。後はリンちゃんが歌うだけ。」
不思議なことに、このマスター作曲だけは上手い。だけど……
「こ、こんな恥ずかしい歌歌える訳無いじゃない!」
歌詞が最悪なのだ。世の中にはひどい歌詞の曲も存在するらしいが、
マスターの作る歌は、もしうpすれば即消されるに違いないレベルだった。
「このハートマークは何なの!? その後の喘ぎ声っぽい奴は一体何!?」
「そーれーはーねー……まあまあ歌ってみなさいよ。」
中々タネを明かそうとしないマスター。あたしの不信感はいよいよもってマックスになる。
「あたしはこんな曲歌えないわよ!」
「いいからいいから、歌って♪」
楽しそうに笑って返された。
「で、でも……」
「歌って♪」
有無を言わさぬマスターのお願い。
絶対に何かやられると分かっているような物だけど、マスターに逆らう事は出来ない。
歌うしかなかった。
527 :
3/5:2011/01/30(日) 21:45:02 ID:jWHFtFEa
「天使が降り立つあの野原ー 今日もあの子はやってくるー♪」
マスターはニヤニヤしながら歌を聞いている。
(な、何か仕掛けるなら早目に……)
そう思っていたが、その時は意外に早く訪れた。
「わたしがー 愛するのはー きっとどんなおんnひゃはぁん!
サビに差し掛かった途端、突然マスターの両腕が襲い掛かりあたしの両胸を捕らえたのだ!
「ひゃわわっ、ま、マスター一体何をひぎっ!
「私に構わず歌って!」
「えっ? えええっ! だってぇマスタんはぁっ!
「だから私に構わず歌うのよ!」
「そんなっのっ無理んんっ!
あたしの戸惑いはよそに、マスターはただあたしに歌う事だけを指示する。
とりあえずの抵抗はしたけど、どうせこうなる事は分かっていたんだし、開き直って歌おうとする。
「……っ、なれまっしょっう、そこはきっとあうっ、秘密の花ぞのぉぉぉぉっ!♪
でもこんなに揉まれて一体どうやって歌えって言うのよ!
「ああーリンちゃんのおっぱいもみもみできるなんて幸せ物だわぁ〜♪」
のんきに喜んでるけど、こっちはそんな余裕無い!
「あなたと二人ぃぃ、イけたならっ、どんなに幸せでしょうんん!
「そっそれがひうっ! あ、あ、あたしのうっ! マイホーふぁぁぁぁぁぁああんっっ!!!
528 :
4/5:2011/01/30(日) 21:46:19 ID:jWHFtFEa
結局、歌い終わる頃にはもうへとへと。
「もう駄目……」
へなりとモニタ下面に座り込んでしまったあたしをマスターは優しく抱き抱える。
「リンちゃん頑張ったね。」
マスターの優しい言葉。普段は真性ロリコンのマスターも、こういう所は昔のマスターと似ている。
「あ、あたし……頑張った……」
そういえば、どうして頑張る必要があったんだっけ。
眠くて……もう…………思い…………出せ……………………
※ ※ ※ ※ ※ ※
マスターが逮捕された。
理由は「抑え切れなくなった性の衝動に狂い幼女へ襲い掛かった」ということらしい。
画面の向かい側、マスターが何を考えていたかなんてあたしにもよく分かる。
だけど、最後にあたしが受け取った歌詞は、汚かったと言うよりも、
むしろ何かが吹っ切れていたような気がした。
翌朝マスターの家に警察が来たのは、至極当然の事だったと、今でも思っている。
だけどあたしは未だマスターの事を忘れられず……
529 :
5/5:2011/01/30(日) 21:46:52 ID:jWHFtFEa
投下完了です。
元ネタはロリ誘拐のつもりですが、どういう訳か変な方向に……
ルカ姉誕生日おめでとう!
というわけでミクルカです
タイトル『white M instrument』
ふぁさっ、とベットの上に桃色が広がる。
掴んだ両手は抵抗する素振りも見せなくて、全てされるがままで言いと自白している。
「ミク……来て」
この姉でもこんな声が出るのかと思うほど熱っぽい声、甘い声、普段の凛々しいハスキーボイスからは考えられない。
「うん、いくよ」
そう呟いて彼女に口づけをする。
うわぁ、熱い、風邪で上がった熱のせい?それとも私がキスしたから?
後の方が理由だといいな、とか思いながらゆっくりと口の中を堪能する。
「むぅん……」
小さな喘ぎ声、熱のせいでいつもの覇気がない、しおらしくて可愛い。
「ぷはぁっ、ミク……気持ちイイ」
「私もだよ……でもルカってこんなにえっちだったっけ?」
そんなこと言わないで、とそっぽを向く仕草も可愛い、自分もどんどんルカの熱に落ちていくのがわかる。
ばさっ、と蒲団を二人の上にかけて、電気を消す、せめてルカが風邪をひかないような配慮、でもルカの顔が見えなくなるからちょっと残念。
「大丈夫、これがあるから」
そんな私のことをお見通し、とばかりにベットの隣にある小さな電灯に灯りを灯す。赤くなっちゃったルカの顔が丸見えだよ、いいの?
ルカ姉誕生日おめでとう!
というわけでミクルカです
タイトル『white M instrument』
ふぁさっ、とベットの上に桃色が広がる。
掴んだ両手は抵抗する素振りも見せなくて、全てされるがままで言いと自白している。
「ミク……来て」
この姉でもこんな声が出るのかと思うほど熱っぽい声、甘い声、普段の凛々しいハスキーボイスからは考えられない。
「うん、いくよ」
そう呟いて彼女に口づけをする。
うわぁ、熱い、風邪で上がった熱のせい?それとも私がキスしたから?
後の方が理由だといいな、とか思いながらゆっくりと口の中を堪能する。
「むぅん……」
小さな喘ぎ声、熱のせいでいつもの覇気がない、しおらしくて可愛い。
「ぷはぁっ、ミク……気持ちイイ」
「私もだよ……でもルカってこんなにえっちだったっけ?」
そんなこと言わないで、とそっぽを向く仕草も可愛い、自分もどんどんルカの熱に落ちていくのがわかる。
ばさっ、と蒲団を二人の上にかけて、電気を消す、せめてルカが風邪をひかないような配慮、でもルカの顔が見えなくなるからちょっと残念。
「大丈夫、これがあるから」
そんな私のことをお見通し、とばかりにベットの隣にある小さな電灯に灯りを灯す。赤くなっちゃったルカの顔が丸見えだよ、いいの?
やべ
間違えて二つも
下の一つは間違えたので見なかったことにしてくれるとありがたいです。
以下が本当の続き
「ミクの顔、見たい」
そう言ったルカは酷く寂しそうで、辛そうで、そして恥ずかしそうだった。
「ルカは甘えん坊さんだね」
抱きつきながらそう言って服の中に指を這わせる。上で聞こえた息を詰める声に満足してピンと張った背筋を指で丁寧になぞった。
「あぁっ、んんっ」
その度に声を、身体を震わせて喘ぎ声を彼女は上げる。どうしよう……綺麗だ。深みがかったアルトが背筋を撫でるたびに聞こえる……まるで楽器見たいだ。白くて綺麗な楽器。
もっとこの音聞きたくて、うなじに口づけを落とす。ちゅぅ、と音をたてて吸い付くとメゾソプラノ?そんな音が聞こえる。それに口付けた後に出来た花弁が思考を溶かしていく、嬉しくなって何度も何度もその花を咲かせる。
「んんっ、ひゃぁっ、ミクぅ、それ……ダメぇ」
「なんで、こんなに気持ちよさそうなのに?」
ふと外を見ると雪が降ってきていた。ルカの肌と同じくらい白さ、綺麗だな。そしてその白さを持った太股の付け根に触れる。
「うわぁ、ぬるぬるだよ……そんなに良かったんだ。もっとしてあげるね」
でも言葉とは裏腹に熱くぬかるんだそこではなく、上の二つの突起に舌を這わせる。
「ひゃぁっ、な、んでぇ……」
「一晩中楽しませてあげるためだよ」
白の真ん中にうっすらと咲く紅の艶やかさに、夢中になって吸いつく。
いつもと違ってしおらしくてついつい意地悪してしまう。
「光ってるよ……ここ、いやらしいね」
「うっ、んんっ、そんな、ことぉ、いわない……でぇっ」
顔を両手で覆いながら掠れた声をあげる。そんな事おかまいなしに、指で二つの突起をやわやわと愛撫する。
転がすたびにびくん、びくんと跳ねるルカが愛しい。
「ううっ、ああっ、はぁぁぁっ、やあっっーーーー!」
ちょっと強く捻ると一際大きく彼女の身体が跳ねる。大きくて高いソプラノの声、ちょっと意外、胸が弱いだなんて新発見かも。
「ふぁっ、みくぅ」
「まだ全然足りないよね」
だってそんな顔してるんだもんね。
くちゅっ、くちゅっ、と水音が部屋に響く。快楽の証が秘所から絶え間なく流れ出てくる。
「うんっ、あぁっ、みくぅ……きもち、いいよぉ、はぅっ!」
叫び声を上げながらアグレッシブに求めてくれる。それがたまらなく嬉しい。
「イカせて欲しい?」
硬く尖った女芯をいじらしいくらい優しく触って聞く、本当に私は意地悪だな。
「うん、いか、せ、てぇ……」
「だーめっ!」
そう言いながらルカの体勢を反転させる。大事な所だけが丸見えだ。
「ふむぅ、ちゅぱっ、ふぅ……どう、この格好?」
「いやぁっ、それっ、みえなっ、かお」
ねだる様に懇願するけど、これはこれでいいじゃないか。
ぐちっ、指をルカに沈めると大きく声が漏れる。可愛いな、ソプラノの声は似合わないとか言ってたけど、可愛いるかも好き。
「ここだね……」
「なっ、そこ、だめ、むりぃ」
ルカの中、ある一点に触れると声が更にフォルテになる。ここがいつもルカが私を攻めてる場所、それが今日は違う。私がルカを攻めている。その事実が私の指を加速させて。
「ほら、もうイッちゃいなよ、るか、るか」
「も、むり、ぃ、みく、みくぅ、ひゃあぁぁぁーーーーーーーっ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「誕生日おめでとうルカ」
肌を重ねた後唐突に切り出してきたのはミク、そういえば風邪のせいで忘れていたけれど、今日は私の誕生日だった。
「プレゼントもあるんだ」
そう言って目の前に現れたのは緑色のリボンにラッピングされたピンクの箱で、箱を開けると中から赤、ピンク、緑、三色のネックレスが出てきた。
「これがルカの、これが私の、それでこれがメイコお姉ちゃんの」
そう言って手渡されたピンクのネックレスには私の名前が彫られていて、この少し年下の恋人が一生懸命選んでくれた事がわかった。
「ありがとうね、ミク……大好き」
そんな事を言いながらベットに二人で倒れ込む。
夜明けまでまだあるのだ。
降り積もった雪みたいに白いミクを味わうのも悪くないだろう。
支援
以上です。
最後の方は改行が変だったり、間違えて同じ内容二回も書きこんじゃってごめんなさい。
でも何とか間に合ったよ、ルカ姉誕生日おめでとう!
リアルタイムで見させてもらいました!
すげぇ可愛いくてマジえっちかったっす。GJ。
GJ!!
さすがルカ姉の誕生日、SSがたくさん投下されて嬉しいっす!
書き込み止まってるなぁ
だいぶ間が空きましたが、
>>417の続編でミクリンに攻められるテトさんです。
ほのめかす程度でいつも逃げていたエロを逃げずに書いてみました。
『テトさんの憂鬱』
やあ。胸が弱いってのが二人にばれてから、まーその、あっち方面で主導権失って久しいテトさんだよ。
今日は僕とミクとリン、三人でPV撮影、なんだけど。妙に気合入りすぎてる二人が不安でね。
「テトちゃん、今日は頑張ろうね!」(わきわき)
「お姉ちゃん、私も頑張るからね!」(わきわき)
「そのいやらしい手つきやめい! 君たちのキャラに合わないから!」
まったく。ニコ厨どもが見たら泣くぞ。……むしろ喜ぶか。
なんか、始まる前から疲れた。
まあ、撮影は時間かかるだろうし、終わる頃にはあの二人だってそんなに元気ないだろうな。
とりあえず今は仕事に専念しよう。
「お疲れ様でしたー!」
「でしたー!」
リハ一回本番一回でおkって……。
「なんで一発で決まるの?」
「それは当然! 愛の力!!」
「煩悩の力の間違いじゃね?」
「お姉ちゃん、半日も時間余っちゃったね!」
「リンちゃん! テトちゃんも一緒に私の部屋行こうか!」
「行こう!」
「スルーかよ。つーか僕の意思は?」
なすすべもなく、ミクの部屋に連行されてしまったのだった。
「あのさぁ。部屋入るなりいきなりベッドに押し倒すかね、普通? だいたい、まだ昼間だよ」
「だってー。したいんだもん」
「わたしもー」
「ちょいまち! それなりに汗かいたりしてんだけど!」
「そのほうがいいの」
「テトお姉ちゃんならいい」
わかってはいたけど、何言っても止まらないね、この子らは。
また胸蹂躙されてイかされまくっちゃうわけ? 結構キツいんだよ?
君たちにしたときは、そうとう加減してたんだけど。
むう、スパッツ脱がさないんすかぁ? やっぱ胸への集中砲火ですかぁ?
でも嫌だなんて言えない。惚れた弱みだよ、もうどうにでもして。
あれ?
いきなり来るかと思ったら、二人に両のほっぺにキスされて。
順番にちょっと深いキス。全身にキスの雨。あれ?
何? この二人らしからぬ抑制された行為は?
ぁ……。ちょっといいかも。
「テトちゃん、きもちいいいかな?」
「いいけど、ねえ……。そろそろ」
「りょーかーい」
「リンちゃーん、あんまり強くしちゃ駄目だよー」
リンに胸に吸いつかれたけど、でもそっと吸ってくる。
もう一方の乳房にミクも吸い付いてくる。ミクもそっと。
そっか。ようやく加減が分かってくれたんだ。
でもこれ、いつまで続くんだろ? まだ段取りは下手か。
そりゃそうだ。急に床上手になったら驚くわ。
「胸だけじゃなくてさぁ」
「あ、ごめんね。勢い任せでしかしたことなかったから、わかんなくて」
「じゃ、ここかなぁ?」
リンの指が僕のスパッツの上を這い回ってる。
気持ちいいんだけど。厚い布の上からじゃ、刺激がぜんぜん足りないよ。
昂ぶってきているのに、してもらってるのにそれが結びつかない。
もどかしすぎて頭が変になりそう。
「そうじゃなくてぇ。直接触ってよぉ」
「気持ちよくなっちゃったテトお姉ちゃんって、可愛いから大好き!」
「じゃ、脱ぎ脱ぎしましょうね」
「あれぇ? 自分でお尻持ち上げて脱がせやすくしてるよ」
「テトちゃんはほんとにエッチだねー」
羞恥責め? のつもりなんだろうけど、もう二人にしてもらいたいってことだけで頭がいっぱい。
「ミクぅ、リン、はやくぅ」
「すごーい。テトちゃんのここ、びしょびしょだよ」
「見てないで触ってー! がまんできないよぉ!」
「ふふ、ごめんね。きれいだからつい。いっぱい触ってあげるからね」
二人の指が絡み合うように触ってきて。
拙い愛撫だったけど、焦らされた分すっごく敏感になっちゃってるよ!
「指、入れていい?」
「入れてー! いっぱいきもちよくしてぇ!」
ぐちゅ。
音が聞こえてきたのか。指を入れられた感覚だったのか。
もう僕の脳はそんな判別も出来ない。ただ快楽だけしか認知できない。
ミクの細い指が何本も侵入してきて。
リンの可愛い指が愛撫してきて。
もうだめ!
声もなく、僕は果ててしまったんだ。
--------
落ち着いてきてみると。恥ずかしいこと、いっぱい口走ったよなぁ。
10以上年下の娘に良いようにされてるのも恥ずかしいけど (15以上だろって? ほっとけ)。
二人に生暖かい笑顔を向けられてんじゃないかと見てみれば。
「ミク? なにその不満顔は?」
「いく時、声出してくれなかった」
「は?」
「テトちゃんのエッチな声が聞きたいの!」
「ちょ! その手つき! 激しくしちゃだめー!」
「うそだよ。優しくしてあげるからさ、もう一回しよ」
「や、それもさ、疲れてるし」
「ねー、しようよー」
「リン?! 君まで?!」
結局、もう一回やられました。僕のHPはもうゼロよ。
加減は分かってくれたようだけど、年齢に伴う体力差は分かってもらえないようで。
でも、やっぱり嫌だなんて言えないんだ。僕はこの二人が大好きだから。
以上です。自分のエロはこれぐらいが限界でした。
エロ書ける職人様ってスゲーと今更ながら感嘆中です。
今日は2月3日、節分ですね
節分まで盛ってしまって悪いのですがミクメイです。
タイトル「鬼退治」
今日は2月3日、日本では節分という行事があるらしい。
それは、「鬼は外福は内」と叫びながら一年間の無病息災やなんかを祈るそうだ。
でもそれって決して鬼に襲われる事じゃないはずなんだけど。
「そうだよねメイコお姉ちゃん?」
「何の事かな?」
上に乗っている鬼の格好をしたお姉ちゃんは手をわきわきさせながらこっちを狙っている。正直マズイ。
「ひゃっ、ああっ、な、に、す……」
太股を撫でられて変な声が出てしまう。そういう行事じゃないからこれ。
「日本の鬼ってのは人をさらって食べちゃうんだって。だから私もミクをいただいちゃってもいいよね」
マズイ、マズイ、マズイ、このままだと本当に食べられる。でも豆まきってたしか……鬼がやられちゃうんだよね
「まだまだっ!」
「うんっ、むむぅ!?」
舌を入れながらの濃厚なキス。一瞬でメイコお姉ちゃんの表情がトロンとする。
その隙にスカートの中に手を滑り込ませ、大事なところをさっと撫で上げる。
「ひゃああっ、ああっ」
響く嬌声、跳ねる身体、どうやら感じてるみたい。
覚悟してねお姉ちゃん、悪い人食い鬼は豆で責めて悪さできないようにしてあげるんだから。
ごめんなさい短絡的なSSで
節分だ。と思ったらいてもたってもいられなくなって投稿です
生温かい目で見守ってやって下さい。
こういうの好きだwGJ!
>>514の温泉ネタの続き投下します
随分間開いちゃって申し訳ない
紛失してたテキストいれたSDは妹の部屋にあったよ!見られてたら人生終わってたよ!
↓から
【百合風呂 3】
「…もうあがる!」
ルカが立ち上がりかけたが、リリが引き止める。
「もうちょっとゆっくりしていこうよー、あ、続きは上でするの?」
「違う…」
「あがったらさ、ルカがお湯とは別の液を垂らしてるってバラしちゃうよ?ヘンタイさんだってみんなにバレてもいいの?」
「ううぅ…」
立ち上がりかけたルカの膝から力が抜け、再びお湯の中に沈む
リリィは再びルカの弱点に指を這わせ始めた。
――――
「い〜い湯だな、っとぉ」
浴槽の対角線でルカが責められているころ、メイコは日本酒を煽っていた。
「メイコ姉、親父臭い…」
「ていうかお盆浮かべてお酒載せるって都市伝説でしょ」
「いやー酒呑みとしては一度はやってみたいでしょコレ。わっかんないかなぁこのロマンは」
「都市伝説と言えば…」
「うん…だね」
ミクとリンの視線がお盆のそばに浮かぶ二つの物体――メイコの胸に注がれる。
「え?なに?」
「本当に浮くんだ…」
「すご…」
2人の視線から隠すこともせず、むしろ見せびらかすように胸を張ってメイコが言う
「え?むしろ浮かないの?」
露骨に挑発するメイコに2人が青筋を立てた
「うるさーい!私まだ14だもん、可能性あるもん」
「え〜、私が14の時はもっとあったわよぉ?」
「う」
「大丈夫大丈夫!幼児体型も需要あるから」
ケラケラ笑い背中を叩きながらメイコがいう。が、それとは反対にリンの顔からは表情が完全に消えた。
「幼児、体型…?」
「うぉっ!?」
妹から発せられた黒い怒気のオーラにミクは後ずさる。が、酔っ払っているメイコは気づかない。
「この巨乳お化け!半分よこせ!」
そういうとリンはプカプカ浮かぶメイコの胸を揉みしだき始めた。
「あ、ちょっと何すんのよ」
「うるさーい。大体卑怯なのよ!なんでこんなにデカいのに下品な感じがしないの?こんな可愛い乳首でさ!」
「んぁ、り、リン、待って…」
胸の先端を摘まれてメイコが甘い吐息混じりの声を上げた?
「あれ?気持ちよくなっちゃった?感度もいいなんて完璧なおっぱいだね」
調子に乗って責め立てるリン
「ん、ふあっ、あ、リン、だめ、やめて、やめ、………………やめんかぁああああ!!!!」
【百合風呂 4】
「うおおおお!?」
水しぶきをあげてメイコが立ち上がり、リンは軽々と脇に抱えられてしまった。
「メ、メイコ姉!?」
「【自主規制】の毛も生え揃ってない小娘が私を責めようなんざ百万年早いわぁ!」
「たたた、助けてミク姉!!」
「ごめん無理。自業自得」
「そんなああぁぁぁ………」
リンは洗い場の陰まで連れ去られてしまった。
(ひいぃっ)
(だ、誰か助けてぇ)
(そこは駄目っ!)
(ああぁぁぁぁ……)
「可哀相に…さて」
ミクの視線がもう一人の巨乳に向く。
「え…あ…何…ミク…?」
リリィの責めに溶けかかっていたルカの意識が、不敵な笑みを浮かべて接近するミクを捉えた。
「な、何する気?駄目、やめて」
「せっかくのお風呂だし、お姉様とスキンシップをばと」
「やだ、来ないで、今は本当にダメなの!」
「うるさーい。巨乳は巨乳税を払え〜!」
「いやっ!やめて!っきゃああああああ……ッッ」
たわわな胸を震わせてルカの体が一度大きく痙攣すると、ずるずると浴槽の底に沈んでいき…
「おっと」
リリィに受け止められた
「あれ、どうしたの?私のせい?」
やりすぎを反省した顔でミクが不安げに尋ねる
「違う違う(主に私のせいだし)のぼせちゃっただけだよ。ね、ルカ上げるの手伝って。」
「う、うん」
2人はルカを担いでお湯から引き上げ、脱衣場まで運んでいった。
「ぁ、りり、ミク姉、たすけっ」
「あれはナニ?」
「リンちゃんがイタズラしたからおしおきされてるの」
「ふ〜ん」
「無視しないでぇ…」
―――――
「これでよし、と。」
気絶したルカの体にバスタオルを巻き付け、ベンチに寝かせてあげた。と、そのとき、後ろからリリィに抱きつかれた。
「きゃぁっ、なになになに?」
「…ところでさ、どうしてルカがこうなったか、知りたくない?」
「…え…まさかリリィが」
「ふふふ……ね、なんか2人きりみたいだし、私とイイコト、しよ?」
―――――――――――
「レーンー?女湯覗くとか都市伝説だぞ。仕切りが倒れたりとか現実には有り得ないからなー」
「うん、でもカイト兄、現実では有り得ない事が向こうで起こってるよ。このままじゃリンが……」
「ああ、酒呑んだ上にスイッチ入ったメイコは手が付けられないよ。大丈夫、明日になったら記憶無くなってるから……2人とも」
「うわああああん。リーン!」
(終
終わりー
待たせた割にしょぼくてすいませんー
DIVAアケで水着2人を絡ませてニヤニヤした変態は俺一人じゃない筈
デュエット曲増えろー
職人たち、いつもGJ
だけど、豊作時と飢饉時の差が激しすぎw
んだばオラたちも家庭菜園始めっぺぇ
>>550 豆で豆を責め倒すんですね、わかります!
久しぶりに来た!相変わらずの過疎w
ハニーナイトのシリーズと4月の奇跡ってテトミクすごい良かったです!職人いつもありがとう!
>>560 お前は本当の過疎を知らない……
例えば曲をうpしたのに5日経ってもコメが付かないとか、
例えばSSを投稿したのに2週間経っても感想が貰えないとか、
そんな状況に遭遇した事があるかしら?
byどんなに頑張っても再生数2000が限界な俺
ちょっと見ない間に豊作すぎワロタw
職人さんみんな乙です。
>>556 ダンサーミクさんとハク姉さんでカラメロ、
ハク姉さん×ハク姉さんでカンタレラやって2828が止まらなかった人ならここにいますww
さぞかし不審者だっただろうなぁorz
さて、なんだか最近豊作でほくほくなので、便乗して投下しようと思います
相変わらずのマスハクでえろくないです
次から投下しますー
「今日寒っ!」
「こたつから出たくないですね…」
もうすぐ午前2時。
明日はお休みだからと夜更かししていた私達。
流石に眠くなってきたので寝ようかとしていたところで、
マスターさんが自分の両腕を擦りつつ、寒さに大いに震えながら戻ってきた。
「家の中で凍死するよ、マジで!」
「こたつで寝てもいいですか〜…?」
「ダメ、風邪引く」
いそいそとこたつに入ってきたマスターさんの足が寒さを物語っている。
はぁ…、とこたつの暖かさに溜息をこぼしつつ、
「ねぇねぇ、もう2月で寒さのピークって感じで寒いじゃん?」
マスターさんが何故か嬉々として聞いてくる。
キラキラしたマスターさんの表情に、嫌な予感を抱きつつも、
「そ、そうですね」
「だからさ、一緒にベッドで寝ようよ!」
「えー…」
やっぱり。
「えーってなに、えーって」
私達は同じ寝室で寝てはいるけど、マスターさんのベッドを私が使っていて、
マスターさんは、私の寝るベッドのすぐ側に布団を敷いて寝ている。
ちなみに今の寝床に落ち着くのに紆余曲折あったのは言うまでもない。
「ハク姉がベッドで寝ないならあたし、玄関先かベランダで寝てやんよ!全裸で!!」
とか言い出して大変だったのを思い出す。
…それはさておき。
それでも、布団だと床からの寒さが直に伝わって寒そうだからどうにかしてあげたいな、とは思っていたけど。
「ま、マスターさんと同じお布団で寝ようとしても、様々な意味で寝れない気がしますっ」
「わ、あたしってば信用ないのね…」
マスターさんは分かりやすく拗ねた。
でも、一緒に寝ても寝れないのは多分事実だと思う。
「んじゃあいいや、変なこと言ってゴメン」
「え、あ…はぁ」
きっと駄々をこねるだろうと思っていたのに、マスターさんはあっさりと諦めてしまった。
最近、妙にマスターさんが引き下がってしまうから調子が狂ってしょうがない。
「い、いいんですか?」
「ん?まぁ、別に死なんでしょ。今まで死んでないし」
PSPでDIVAをぺちぺちとやりながら、眠そうに答えるマスターさん。
「それにさ」
マスターさんが手を止めて
「あの冷たい布団を自分の体温で温めてぬくぬく寝るのも嫌いじゃないんだよね♪」
…何だろう。
すごく悲しくなった。
そうだ、そういえばマスターさんを起こすとき、最近いつも布団の中で丸くなってる。
まるで冬眠中のカエルみたいに。
「よーし、あたしもう寝るよ?」
「え、ちょっと…待って!」
コタツから出て、自分の部屋に向かおうとするマスターさんの足を掴んで引き止める。
「?」
「い、いいですよ、一緒にベッドで寝ましょう」
…私の言葉で、マスターさんの笑顔がこれ以上にないくらい輝いたのは言うまでもない。
「ふあー…やっぱり人と寝ると、布団の暖まり具合が違うさねぇ」
「そ、そうですね」
人と同じ布団に寝るのは初めてで、思わずどきまぎしてしまう。
「…眠っ」
辛そうにマスターさんは欠伸をすると、
「じゃ、あたしもう寝るね?おやすみー…」
「えっ、あ…え?」
何かされるんじゃないかと身構えていたのに、眠気には勝てなかったのか、
マスターさんはこれまたあっさりと、私に背中を向けて寝てしまった。
「……」
これはこれでなんだか寂しい。
多分、「様々な意味で寝れない気がする」って言ったのを気にしてるのかもしれないけど。
「さ、寒いから…ですからね」
自分に言い聞かせて、マスターさんの後ろから抱きつく。
ふわふわといい匂いがして温かい。
「ん…私も、眠いかも…」
マスターさんの背中に顔をうずめて、私は目を閉じた。
―――――――
「むがっ」
自分のいびきにびっくりして起きる。
「〜っ、……むぁ?」
伸びをしようとして違和感に気付いた。
ハク姉の腕がお腹に回ってきている上に、背中になにかふにふにするものが当たっている。
「ハク姉…?」
後ろにいるので顔は見れないが、安らかな寝息が聞こえる。
「……ハク姉のがちょっかい出してんじゃんよ♪」
そう言えば昨日、
「マスターさんと一緒じゃ様々な意味で寝れない」って言ってたのを思い出して、
思い出し笑いがこぼれる。
ハク姉が起きたら、ちょっとからかってあげよう。
そう思ったあたしは、温もりを思う存分堪能しつつ寝たフリして、
ハク姉が起きるのを待つことにした。
―――――――
「むにゅ…んー…」
目を覚ました私は、まだまだ寝ぼけていて、抱きしめていた枕に…枕?
「っ!?」
はっとして顔をあげると、枕と思っていたのはマスターさんの背中だった。
そういえば昨日、寝る前に…!
どうやらマスターさんはまだ寝ているみたいで
(よ、よかった、起きてたら何を言われるか…起きないうちに早く…)
起こさないようにそーっと、お腹に回していた手を引っ込めようとしたその時。
がしっ!
「ひぇっ?!」
思いっきり手を掴まれた。
そして程なくして、マスターさんのしてやったりな挨拶が聞こえた。
「んっふっふー♪おはよ、ハクねぇ」
「まっ、マスターさん、まさか起きて…」
「そうねぇ、つい2時間くらい前にねぇ?」
「寝たふりしてたんですね?!」
ちなみに、話しつつ手を引っ込めようとしているのは相変わらずなんだけど、まるで敵わない。
「んにゃ、いいと思うよ?あたしは」
「な、なにがですか!」
「んー?「様々な意味で寝れない気がする」とか言っておきながら、
あたしが寝てるスキにちょっかい出しちゃうツンデレなハク姉も悪くないなぁ、ってね♪」
「っ…」
マスターさんは満足そうに頷くと、
「ね、そっち向いていい?」
「ダメです!それこそなにされるか分かったものじゃ」
「大丈夫大丈夫、変なことはしないから!ね?」
と言いながら器用に私の方に向きなおした。
手は相変わらず離してもらえないまま。
「おはよ、ハク姉♪」
「さ、さっきも」
「いや、ハク姉のおはよう聞いてない」
「あ…ぅ、お、おはようございます、マスターさ…んんっ?!」
言い終わらないうちに、マスターさんの唇が軽く触れた。
何事かと理解できないでいると、マスターさんは私の胸に顔をうずめて
「そっかそっかー♪」
「…なんですか?」
そのまま、胸に顔をうずめたまま今度は私を抱き締めると、至極幸せそうに言った。
「今日からはハク姉を抱きしめて寝れるのかー♪」
「ちょっ…?!」
「それに、おはようのちゅーをしたってことは、おやすみのちゅーも、行ってきますとただいまのちゅーもOKってことだね!」
「なんでそうなるんですか、新婚さんじゃあるまいし」
相変わらずの発想の飛躍っぷりに、怒る気力も削がれる。
「いいじゃんさー、あたしだって甘えたい時くらいあるんだよ?」
「…はぁ…はいはい、分かりましたよー」
「お?」
「ただし、度を過ぎたら怒りますかr」
「先に言っとく!ついうっかり度を過ぎたらゴメン!」
「マスターさん?!人の話を」
「わーい、ハク姉のお墨付きー♪」
『お墨付き』の使い方を間違ってるような気もするけど。
「まぁ…いいかな…」
「んー?どしたのハク姉?」
「なんでもないですっ」
「そう?」
答えるかわりにマスターさんの頭を撫でる。
「えへへ…♪」
幸せそうなこの表情を見てると、別に冬の間だけじゃなくても、一緒に寝てもいいかな、なんて思う。
決して言わないけど。
「あ、そういえばマスターさん?」
急に大人しくなったマスターさんに声を掛けるが、
「……」
「マスターさん?」
「……zzz」
「早っ」
いつの間にか寝てしまっていたマスターさん。
これまた幸せそうな寝顔のマスターさんを起こすワケにはいかないので、私も二度寝することにした。
朝ごはん…じゃなくてお昼ごはんの献立を考えながら。
マスターさんの柔らかい温もりを、贅沢に味わいながら。
…以上ですー
また名前入れ忘れ…orz
ホントはマスターが寝たふりするとこで終わってたんですが、なんか微妙だったので急遽続きを書いた次第ですw
あと、遅くなりましたが
>>481さんありがとうございます!
これからもちまちまやっていくつもりですので、よろしくお願いしますm(__)m
それではー
>>569 乙!リアルタイム遭遇嬉しすぎて死にそう。
本当に可愛いマスハクでもう大好きですw
>>569 GJ!!!!
あなたのSSたちのおかげでハク姉好きになりました!
>>570 おわー!なんたる偶然!
ありがとうございます!嬉しい限りです(*´ω`*)
>>571 ありがとうございます!
そう言って頂けると、書き手冥利に尽きる、ってものです(*´ω`*)
わー
マスハクの人来てたー
>>555 のSSでちょっと頭のスイッチ入ってしまいました。
完璧に二番煎じです。どうかご容赦を
タイトル「箱の中には御用心」
寒い日の過ごし方と言えばこたつにミカンじゃないだろうか?なんせ女は冷え性なのだ。そう相場が決まっている。
なので今日、今年最大級の寒波が来るとの予報に、昼食後、昼間からこたつを出して絶賛"ドキッ!女の子だらけの井戸端会議"中だ。参加者はルカ、ミク、リン、そして私。えっ?私は子じゃ無いんじゃないかって?失礼しちゃう、このメイコ……まだ花盛りの26歳だぞっ!
言ってて悲しくなったので話を元に戻そう。
要するに女三人寄れば姦しいって言うのだから四人いれば色々な話に花が咲いて、気付けば外は真っ暗闇だった。
「ねぇメイコ姉、今度の日曜日、私遊園地行きたいな」
そう切り出して来たのは末っ子のリンで目をキラキラさせながら期待と懇願をもって見つめてくる。
そう言えば日曜日はこの面子全員が終日オフだったかしら?ならみんなで行くのも悪くない、そうだそうしよう。
「じゃぁわかった、今度の日曜日はここにいる4人で遊園地にいこ……ひゃぁっ!?」
なに今の?突然誰かの脚が私の脚に絡められた。そのせいで変な声が漏れてしまう。
「ん、どうしたのメイコ姉?」
「何かあったんですかお姉さま?」
不思議な顔で聞いてくる両サイドのルカとリン、なんでもないとは言っておいたけど、何故か前に座っているミクが聞いてこない……怪しい。
「ミク、どうかした?さっきからぼーっとして?」
断続的に脚を絡められながらも、なんとかカマをかけてみる。もしミクだったら直ぐに顔に出るはずだ。
「あぁ、いや、遊園地なんて最近全然行ってないなって思って」
この表情ならグレーかな?白でも黒でもない犯人かもしれないし、犯人じゃないかもしれない。
「そ、うっ、ひさし……ひゃぁっ、ぶりだも、んんっ、ね」
ああマズイ、足が今度は的確に大事な所を刺激して来て。思わず喘ぎ声が漏れてしまう。
「どうかしたのお姉ちゃん?」
「だい……じょぅ、ぶよ…ひゃぁっ、なんでもないからぁ」
そんな事をしてる間にも、誰かわからない足が私を弄んでくる。ミクじゃないとしたらルカ?いや、ミクじゃないとは言い切れない。あぁもう!一体誰なのよ?
「ふぅっ、はぁっ、くぅぅっ、んんっ……」
声が他に漏れないように奥歯をギュッと噛み締める。そうでもしないと恥ずかしい大声が漏れてしまいそう。
「はあぁぁぁっ!?」
突然ショーツの中、器用に入って来た指の感触に堪えていた声が外に出てしまう。
幸い全員話に興じてこちらを見ていなかったが、更に好き勝手に動いてくるその足。陰核を親指と人差し指でくにゅくにゅと撫でられる度、嫌でも身体が反応してしまう。
誰だかわからいのに強制的に感じさせられてしまう。そんな羞恥心に顔がカッと赤くなる。
「いやぁっ、だれ、だれなのよぉ」
見えない相手への懇願、勿論誰にも聞こえないように声を押し殺すのも忘れない。
「くぅうぅっ、ああぁっ、んんっーーーーーっ!!」
そのまま愛撫はさらに激しくなり、一際大きな声を上げながら私は達してしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
突然大きな声をあげて身体を跳ねさせるメイコ姉、なにかあったのかな?
「メイコさん、メイコさん!?どうしたんですか?」
「うわぁ、ルカ!なんかの病気かな?」
ルカ姉とミク姉の慌てふためいた声。二人とも相当驚いたみたい。
「と、取り合えず……ベットに寝かせましょう」
「うん」
ぐったりしたお姉ちゃんを抱きかかえながら部屋まで向かう二人を見ながら、私は計画通りと一人、リボンをいじりながらほくそ笑むのであった。
以上です。
駄文とか色々ごめんなさい
◆It9rPG.nC.さんの百合風呂に感化されてっていうより……完璧に二番煎じです
本当にごめんなさい
>>578 GJ!
普段は大人な魅力振りまいてるメイコさんが、無邪気な子供に弄ばれる・・・
油断しきったメイコさんかわいい!
リンちゃんまじ小悪魔!
あと、このメイコさんなら、「こんなことするのはきっとルカだ!」と、ルカさんに仕返し(八つ当たり)しそう。
そして、即座に足捕まれてこちょこちょw
便乗したミクやリン達に泣くまでこちょこちょ止めてもらえないメイコさんを想像してしまいましたw
最近規制が多くて、力作揃いなのになかなか感想書き込めない・・・
俺もアイデアは他から貰ってきたから別に気にしないにゃ
自分の投下が過疎を救えるとは思えないっ・・・!
でも投下します
>>76から続いてきた話の第二部が開幕、という感じです
ルカ誕SSの前のお話だと思ってください
ルカ×ミクです、次レスからよろしくお願いします
どうして自分には感情があるんだろう。
おそらく誰もが一度は考えたことがあるかもしれない。
歌うために作られたVOCALOIDのわたしたちでさえ、感情を持っている。
どうして、わたしたちにも感情が『搭載』されているんだろう。
有ってよかったと思うのか、無ければよかったと思うのか。
果たしてわたしはどちら側なんだろうか。
DIVAハウスに住むようになってから、1週間が過ぎた。
新しい生活にも馴染み始めて、今では立派にDIVAハウスの構成員として上手くやれている・・・はず。
家事手伝い用のアンドロイドは存在せず、家事の一切をVOCALOID自らがやらなくてはならないというルールがある。
目的はよくわからないが、おそらくこのシステムも何か大切な意味を持っているのだろう。
他はどうか知らないが、このハウスでは当番制で家事を行っている。
というわけで、当然わたしもその当番制のサイクルの中に取り込まれていた。
今日のわたしは料理担当。料理なんてしたことがなく、メイコさんから手渡された入門用のレシピとにらめっこしながら、何とか事を進めていた。
「・・・VOCALOIDって栄養摂取も必要なのね。ますます謎だわ、自分のことながら」
慣れないことに疲れが出てきたのか、独り言が多くなってくる。
今ハウスには誰もいないから、それは空しく霧散するだけなのだが。
ミクとメイコさんは朝から研究所へ。カイトさんと鏡音姉弟はオフということで、ハウスの仕事をちゃっちゃと済ませて遊びに出かけた。
鏡音姉弟に誘われたが、さすがに料理担当が夕飯時間近まで出かけているのは問題だ、ということで留守番兼仕事をしているのだ。
「意外とできるものね。我ながらおいしそうだわ」
入門用らしく、簡単な料理しか記載されていないが、定番料理と言えるものもある。
その中でも定番中の定番。肉じゃがに挑戦してみたが、案外上手くいった。
「まあ、材料切って煮込むだけだものね。味付けがしっかりしてれば何とかなるか」
この際独り言はもう気にしない。出来上がった料理を見てうなづく。満足だ。
ふと時計に目をやると、午後6時。そろそろみんなが帰ってくる頃だろう。
ヒーターのスイッチを切り、鍋にふたをして、リビングへと向かう。
ソファに体を預けた瞬間、心地よさと共に睡魔が襲ってきた。
※ ※ ※
「ただいまー!」
玄関を開けて、帰りの挨拶。後ろからメイコ姉も入ってくる。
「ただいま。やけに静かね」
「そうだね。みんな部屋にいるのかも」
とりあえず喉が渇いたので、リビング兼キッチンへ向かう。
用事があるらしく、メイコ姉は一度部屋に戻るらしい。
「ただいまー。帰ったよー」
リビングの扉を開けて、一応もう一度挨拶をする。
ぐるりと見回すと、ソファの上に綺麗なサーモンピンクが横たわっていた。
「ルカ、寝ちゃってるの?」
近づくと、寝息が聞こえる。寝てしまっているようだ。
その様子がなんだかとても可愛らしい。
「ルカ。るーかー。起きてよ」
体を揺さぶって声をかける。何も被ってないから、このままでは風邪をひいてしまう。
・・・VOCALOIDは風邪をひくのか至極疑問だが。
「ん、んぅ・・・」
子供のようにイヤイヤしながら、寝返りをうつ。
こちら側に顔が向いた瞬間。
「―――」
わたしは言葉を失った。一瞬にして心を奪われたのかもしれない。
とても綺麗な、それでいて無垢な寝顔がそこにあった。
普段は大人っぽいルカ。そんなルカが、こんな表情をするなんて・・・。
しばらくボーっと見蕩れていると、玄関が勢いよく開く音が聞こえた。
※ ※ ※
※ ※ ※
「たっだいまー!」
「・・・?」
元気なリンちゃんの声で目が覚めた。いつの間にか寝てしまっていたらしい。
体を起こして目を開けると、最初に飛び込んできたのは、声の主とは違う、浅葱色だった。
彼女はぼーっとつっ立ってこちらを見ている。若干顔が赤いような・・・。
というか、わたし寝顔見られてた?
その事実に気づいて、顔が熱くなる。
寝顔というものは、あまり他人に見られたくないものだ。
「み、ミク、おはよう・・・」
「・・・!」
なんとか恥ずかしさを押し切って話しかける。
ミクは、はっとしたような表情になると、あわあわしながら喋りだした。
「あ、る、ルカ、おはよう!それと、ただいまっ!」
「おかえり。どうしたの、ぼーっとしちゃって」
「えっ。あ、ああいや、なんでもないんだけど・・・」
「・・・もしかしてわたしの寝顔、ヘンだった?」
自分の寝顔なんて分からない。もしかしたらすっごいヘンな顔してるのかもしれない。
でも、ミクは慌てて首を横に振った。内心ほっとしたが、次の瞬間、ミクの口からとんでもない台詞が飛び出した。
「そ、そんなことないよ!むしろ可愛かったというか、綺麗だったというか・・・」
「えっ?」
「うわわ、なんでもないなんでもない!」
か、可愛いに、綺麗・・・?
ミクの言葉を反芻したら、爆発したかのように、わたしの顔の温度が上昇した。
「・・・」
お互いに沈黙してしまう。
時間にして数秒。いきなりリビングの扉が開いた。
※ ※ ※
「ルカ姉、たっだいまー!」
わたしの背後でリンちゃんの元気な声が聞こえて、我に返った。
・・・今、わたし何て言った・・・?
「あ、ミク姉先に帰ってたんだ。ただいま!」
「お、おかえり・・・」
顔が赤いのが分かったから、リンちゃんの方へは振り返らず、そのまま返事をした。
ルカも若干どもりながら返事をする。
でも、リンちゃんのおかげで助かった。
さっきまでのヘンな空気は何だったんだろ・・・。
「あ、夕飯出来てるから、準備するわ」
ルカが立ち上がろうとしたので、わたしは一歩引いた。しかし。
「う、うわっ・・・!」
ルカが前のめりにバランスを崩してしまった。
当然目の前にいるわたしの方へ倒れこんでくる。
「え、ちょ・・・」
ルカを支えようとしたが、あまりに咄嗟なことで反応しきれず、わたしはルカと共に倒れこんでしまった。
「いたた・・・」
幸い床にはカーペットが敷いてあったから、ダメージは少なかった。
でも、ルカの顔が、とても近い・・・!
「・・・あっ」
目と目が合う。超至近距離。
ルカの瞳って吸い込まれそうな、深い青なんだ。
さっきから同じようなことを繰り返しているような気がする。
やはりわたしたちは、見つめ合ってそのまま沈黙してしまった。
「ちょっ、二人とも大丈夫?」
リンちゃんの声で再び我に返る。さっきから助けられっぱなしだ。
「ご、ごめんっ!」
ルカも我に返って、慌ててわたしの上からどくと、わたしを抱き起こして後頭部を撫でた。
この状況で、素でそれをやってるならルカはすごい。だって、とっても恥ずかしいから・・・。
「こぶになってたらどうしよう・・・」
なんだか心地いい。ルカの手つきがすごく優しくて、本当に労わってくれているのが分かる。
「だ、大丈夫だよ、ルカ。このくらい平気。ありがとう」
でも、ルカの心底心配そうな顔を見るとこっちが申し訳なくなってくる。
そんな責め苦に耐え切れず、わたしは自らルカから離れて、お礼を言った。
「そう?よかった・・・」
ルカの表情が和らぐ。
「二人とも無事でよかった。というわけで、ルカ姉、お夕飯にしようよ!」
リンちゃんが上手いこと話題を転換してくれた。
わたしもその流れに乗ることにする。
「ルカ、わたしもお腹空いちゃった。みんな呼んでくるから、ルカは支度しておいて」
「わかったわ」
ルカはさっとキッチンに引っ込み、わたしはメイコ姉たちの部屋に向かった。
立て続けに起こった、恥ずかしいできごとに、顔を赤くさせながら。
※ ※ ※
「ルカ姉、わたしも手伝う!」
そう言ってくれるリンちゃんのご好意に甘えながら、食卓の準備をする。
それにしても、さっきの妙な流れはなんだったんだろ・・・。
なんだか、いろんなことが立て続けに起きてわけが分からない。
・・・一個分かったことは、ミクの瞳ってエメラルドみたいに、透き通った緑色なんだってこと。
ついつい見蕩れてしまった。いったいわたしは何を考えているんだろう。
さっきもミクのことが心配で頭を撫でちゃったりしたが、あれは相当恥ずかしいことだったんじゃないだろうか。
その後もいろんなことが頭の中でグルグル回転して、夕飯時はご飯の味がよくわからないまま終わっていった。
その日から、二人は共通して同じ悩みを抱えることになった。
『なんなんだろ、このドキドキ』
以上です!
相変わらず纏めることを知らないので、gdgd感が半端ないです!
せめて1レス分ぐらい短くできればなあ、と思います、努力します
SSを書いてみたいってことで投下した作品が、惰性で続いちゃってるって感じです
皆さま、生暖かい目で見守りいただければと思います
ご意見、ご感想、遠慮なくどうぞ!
>>588 乙です!
もーこの二人かーえーなあwww
GJ!!!
この2人いいね〜
緊張しつつ初投稿。
テトが可愛いあまりに勢いで書いたマスター×テトです。
ほのぼの系。あんまり百合百合しくないです、すみません。
次レスからいきます。
ツンデレキュートなお人形が聞いて呆れる。
彼女を見るたび、いつだってそう思う。
「テト、パンばっか食べてないで野菜も食べなさい」
「だが断る」
差し出したサラダを無視して、むしゃむしゃと勢いよくフランスパンを食べている
目の前の女の子、重音テトに、本日何度目かも分からないため息を吐く。
VOCALOIDを筆頭に、彼女達に好物があるのは知っているが、
あの初音ミクだって毎日ネギばかり食べているわけではないだろう。
それなのにテトときたら、来る日も来る日もフランスパンを食卓に並べ、
「やめろ」と言った翌日からはジャムの種類を少し増やしただけで、
根本的に解決しようという意欲が全く見られない。
今では夢にまでフランスパンが出てきやがる。
これでは近いうちにノイローゼになってしまうんじゃないか、私が。
「だが断るじゃないんだよ。サラダも食べなって、ほら!」
「嫌だ」
「あのさあ、小麦粉って太るんだよ。テト、ここに来てからちょっと
肉付き良くなったんじゃない? そのウエスト、何?」
「……」
「野菜も摂らないから肌だって荒れてきたんじゃないの?
そんな体型で打倒ミクとか言ってる場合?」
「……」
「無心を装った目でフランスパン頬張るな」
とは言っても、確かにテトは今でも十分に可愛い。
黙っていたら呼び名の通り、お人形のような子だ。
なのに中身は頑固で、ツンデレというわりにデレ部分もなく、
唐突に「暇だから鼻から牛乳飲んで」なんて言ってくる事もある。
「フランスパンとフランスパンにフランスパンを挟んで、フランスパンサンド!」
と意味の分からない事を言い出した時はとうとうバグが起きたかと思った。
フランスパンのゲシュタルト崩壊。一体どうすればこの悪夢から抜け出せるのだろうか。
「……ていうかさ、テトって、何でそんなにフランスパンが好きなの?」
「愚問だな」
「……」
「フランスパンは基本的に生地に砂糖を使わない。
その片端だけを手に持ってもパンが中折れしないほどの硬度となっている。
加えて卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのも特徴であり、
それゆえ作り手の技術が味を左右するため、
フランスパン作りはパン職人になる上での難関であるともいわれるんだ」
「……」
「僕も職人達に愛されて生まれてきた。
職人に愛された者同士が惹かれあうのは当然だろう?」
「……前半部分、ウィキペディアの受け売りだよね。そこに上手いこと乗っかっただけだよね」
「何を言ってるのかよく分からないお」
最後のパンも食べ終え、食った食った、と腹をさするテトをじっと見つめ、策を練る。
食事作りを任せるとフランスパンしか出さないテトとの攻防戦に、
一縷の希望を見出すとしたら――そうか。そうだ、VOCALOIDだ。
「テト、分かったよ。……ミクとルカをこの家に迎えよう」
「……え」
「ミクは野菜担当、ルカは魚介類担当。
ね、三人でご飯作ってくれるようになったら、凄くいい食卓になりそうじゃない?
ミクとルカは物分りも良さそうだから、頼めば白米や肉だって出してくれそうだし」
「いやマスター、ちょっと」
「メイコも迎えて、一緒に酒盛りっていうのも楽しそうだね。
みんな可愛いし綺麗だし、いいなあ、心揺れちゃう」
「……っ!」
くす、と小さく笑うと、テトが私の肩を掴んだ。
思っていたより強い力で、それだけテトが動揺しているのが伝わってくる。
「なに?」
「マスターは僕のだ」
「はい? 何言ってんの。何様のつもりなのテトは」
「な……ッ」
今日も綺麗に巻かれた髪に、指先を絡ませる。
ツインドリルと冷やかされる事の多いそれは、揶揄とは裏腹に柔らかく、揺れれば甘い香りさえ漂う。
その努力が誰のためか、知っているのは私だけだ。
「間違ってるよね。――テトが、私のものなんでしょ?」
「……分かった、それでいいよ。だから」
だから、僕以外を見ないで。
いつものような、冗談半分の空気はもう消えていた。
彼女の真摯な瞳に、微笑みを返して頬を撫でる。
……明日から、ようやくフランスパン以外が食卓に出てくるに違いない。
以上です。
うわー、これ思った以上に緊張する!
稚拙なSS失礼しました。
595 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/13(日) 13:55:39 ID:RsQpABoX
"hot juda" ほっとゆだ
gjでした。
テトって本当にフランスパンが好きだね…
フランスパン好きをこじらせて、少しふっくらしてきたテトさんかわいい
毎日幸せそうにフランスパンを頬張るテトさん、対照的に日々落ち込んでいくマスター・・・
想像しただけで凄く和みますw
ネギトロの続き読みたいー。
突然だけどバレンタインデーネタ
レッスンを終えてお疲れのミクさん
ミク「今日は・・・すごく疲れたなぁ・・・なにか、甘いもの食べたくなっt・・」
メイコ「ほいきた〜!!!」
ミク「びくっ!! 何? なんなの!?」
メイコ「ミク!今日が2月14日だからって、自分からおねだりなんて。もう、みくちゃんいやしんぼぅ〜。(ぬぎぬぎ)」
ミク「14日?どういう事?それよりめーちゃん!なんで服脱いでるの!」
メイコ「こんな事もあろうかと、たっぷり用意してて良かったわ〜。(ぬりぬり)」
ミク「意味が分からないってば!なんなのよ!なんで身体にチョコを・・・て・・・まさかっ?」
メイコ「うふふ。今日はバレンタインデーよ。みくちゃんたら知ってるくせにぃ♪」
ミク「こんなの嫌ぁああ!」
メイコ「逃がさないよみくちゃん! さあ私を食べt・・・」
ガシッ
メイコ「!?」
ルカ「いただきます。」
メイコ「ルカ!?違う。あなたじゃない!待って・・・嫌ああああ!」
ミク「・・・」
数時間後、「ホワイトデーは3倍で返してあげる♪」この言葉を残しルカは去っていった。思う存分チョコレートを堪能したルカは、実に幸せそうである。
どうやらダイエット中なのか、近くにいたミクに手を出すことはなかった。
ミクは、ルカが「おかわり」を言い出さないかに怯えつつ、ただ優雅なティータイムを楽しむしかなかった。
おー早速バレンタインネタきたー
俺は結局今日まで何も書けず仕舞でしたがっ!
テト可愛いよテト
VIPのネタ安価が上手く機能しているw
【先輩と後輩】
リンルカ投下します
↓次から
「――でね、――が――で――だったの!」
「そう、よかったわね。」
柔らかい日差しが斜めに差し込む居間で、テーブルについたルカとミクが世間話をしていた。
「ところでさ、ルカ姉風邪気味?顔赤いよ」
「い、いや、大丈夫、よ…」
「そう?ならいいけど、喉には気をつけてね。」
ミクにもう少し観察力があれば、ルカの持つ紅茶のカップが小刻みに震えていることや、椅子に座るミクに対してテーブルのそばに直に立っている不自然さに気づけただろう。しかし、もともと深く物事を考えるタイプでないミクはルカが否定すると簡単に引き下がった。
数分後、会話を切り上げてミクは居間から出て行った。気分の優れない様子の姉を気遣っての事だったかもしてない。
「―――ッかはっ!」
ミクの姿が完全に見えなくなると、ルカは堪えきれなくなったようにカップを取り落とし、倒れ込みそうになるのを両手で支えるような体勢になった。
「―行ったね、ルカ」
「あ、はあっ、リン…」
ルカのロングスカートの中からリンが顔を出す。その指はルカの体液を纏い、西日を反射してテラテラと光っていた。
「もう、やめてよ…人の前で…」
「ごめんごめん、でもちゃんと声出すの我慢出来たでしょ、それに――」
リンの手が再びスカートの中に差し込まれ、ルカがまた上擦った鳴き声を上げた。
「ミク姉に見られてる時、すごい反応良かったよ。もしかして見られて感じる変態なの?ルカは」
「はあ、やあっ、ち、違うもん…っ変態じゃ、ああっ」
途切れ途切れに反論しながらも、自分の隠された性癖を妹に開発されたと頭の片隅で認識していた。
――ね、今日はあっちでしようよ。大丈夫、今日は誰もいないからさ――
いつものようにリンが部屋に来て、ルカの体を弄びなからそう言った。
ルカからすれば受け入れがたい提案だったが、断れば中途半端に昂ぶった状態で放置すると仄めかされ、半ば無理やり引きずり出されたのだ。
そこに来てのミクの登場。その場を取り繕う方法などいくらでもあったにも関わらず、リンは慌ててルカのスカートに隠れた。
今考えれば、それは不幸な偶然などではなく、誰もいないというのが嘘だったのだろう。見られながらという状況を作る為の。
「ねえ、リビングでするのってどんな気持ち?」
「あぅ……うっ……んぁっ…」
壁に両手を付いたルカの、広げた脚の間に挟まる形で秘部を弄りながらリンが言った。
「ほらぁ、教えてよ。みんながいつもご飯食べたりテレビ見たりする所でエッチな事されるのってどんな気分なの?」
「ふぁ、あうぅ………なんだか、みんなに…見られてる、みたいで…」
「見られてるみたいで、それで?」
「それで、お尻のあたりに、視線が集まって…そこが熱くて…」
「そっかそっか。それでここに来てから反応良くなったんだ。やっぱり変態さんだね」
そう言って微笑み、リンは指の動きを速め、口まで使ってルカを責めだした。
「ち、違…いやぁ…ふうっ…ああっ」
「何が違うの?こんなにびしょびしょのルカ見たことないよ。ほら見て、水溜まりになってる」
「いや、はぁっ…やだぁ…あくううぅぅぅぅ〜〜〜〜………………」
ずるずるずる、べしゃっ。一際大きく震えた後、力を失って膝から崩れ落ちた。
「……ううぅ…」
「どうしたの?泣くほど気持ちよかった?」
「う…ひっく…恥ずかしい…恥じゅかしいよぅ…リンせんぱぁい…」
「ふふっ。いつものクールなルカもカッコイいけど、エッチの後のくたってなってるルカが一番可愛いよ」
そう言い残し、放心状態で泣きじゃくるルカを置き去りにして、指についた体液を舐めながらリンは部屋を後にした。
(終
終わりです〜読んでくれた人ありがとうです
酉間違えちったw
多分続きます。
バレンタインSSを書いた
・・・んですが、想像以上に暗い雰囲気に・・・どうしてこうなった
今後のための布石ってことでお許しください
時間的には、
>>583→ルカ誕→今作となってます
時間が前後して申し訳ない・・・
ルカミクです、次レスからお願いします
『彼女』への想いをどう伝えよう。
気づいてしまったからには、目を背けることなんてできない。
・・・わたしは『彼女』が好き。
『彼女』はそれを受け止めてくれるだろうか。VOCALOID同士で、しかも女同士。
拒否されてしまう確率は非常に高い。
でも、今日はバレンタインデー。確かに受け取ってくれるものが、一つだけあるんだ。
『彼女』を想って用意したチョコレート。
甘くて苦い恋心を乗せて、貴女に届けたい。
「ルカ。えと、その」
「ど、どうしたの、ミク?」
DIVAハウスには二人以外誰もいない。
リビングで見つめ合ったまま硬直してても、誰も不審がらない。
「わ、渡したいものがあるの!」
心なしか、互いに顔が赤く染まっている。
何度『彼女』に染められたのだろう。
ミクが、震える手で可愛らしい小箱を差し出す。
「これは・・・」
今日がどういう日か、分かっている。中身はチョコレート。
「・・・ありがとう」
震える手で受け取るルカ。指と指が触れて、熱くなる。
さっきからドキドキしてしょうがない。
包装を解くと、中から小箱同様可愛らしいチョコレートが入っていた。
「いただきます」
欧米では、もらったプレゼントはその場で開けるのが礼儀らしい。
ルカには英語のデータベースとともに、欧米の知識も搭載されていた。
ここは欧米ではないが、早くもらったものをいただきたい言い訳として、薀蓄を上手く利用したまでだ。
「・・・」
口に入れた途端、口内に甘さが広がる。ミクらしい、とても素直な甘さ。
ミクは、ルカの様子を静かに、しかしうるさい心臓の音を聞きながら見守っていた。
「美味しい・・・」
ルカが微笑みながら言う。
ミクはほっとした。チョコレートの手作りなど、したことが無かったから。
「よかった。ドキドキしちゃったよ」
今日はバレンタインデー。ルカだって用意したものがある。
安堵のため息を漏らすミクに、ルカもまた小箱を差し出した。
「えっ、これって・・・」
「受け取ってくれる?」
いつの間に用意していたんだろう。
ルカはそんな素振りを全く見せてなかった。
それもそのはず。ルカはハウスの皆が寝静まったころに、着々と作業を進めていたから。
「ありがと」
ミクはそれを受け取って、ルカに倣って開封した。
中には、ルカらしい大人なトリュフチョコ。
「いただきます」
一気に頬張る。
口内に広がる、甘さ。後からやってくるほろ苦さ。
やっぱりルカは大人、なのかもしれない。
「うん、美味しい」
ミクがうなづきながら感想を言う。天使の微笑みと一緒に。
ルカはほっとした。チョコレートの手作りなど、したことが無かったから。
無事にチョコレートは渡せた。
なのに、互いに何か言いたげで、そこから動き出せないでいる。
沈黙。
恐れるは、相手と自分の間に生じる、差異。
貴女が好き。でも、貴女はわたしが好きなのか。
恐れが枷となって言い出せない。決め手が無くて、拒否されるのが怖い。
VOCALOID同士で、女同士。
それは、高くて厚い壁だった。
幸せなバレンタインデー。
でも、甘くて苦いチョコレートは溶けてしまう。
甘くて苦い恋心は、溶けてしまう前に渡せるのだろうか。
溶けさせたくない。
この気持ちを今こそ―――
互いに口を開きかけた、その瞬間。
「ただいま」
玄関の開く音。
魔法が解けてしまったかのように。二人ははっと気がついた。
幸せなバレンタインデー。
それももうすぐ終わり。
二人にとって幸せな日が来るのはいつの日になるのか・・・。
互いの気持ちに、気づき合える日が。
・・・両片想いの日々が続く。
以上です
冒険の書規制なるものでスムーズに投稿できませんでした・・・
今回はちょっとばかり書き方を変えましたがどうでしょうか
・・・わりとどうでもいいですね
これからのビジョンはわりと出来上がってるんですが
文章にしようとするとまったく進まないです
というわけで、読んでくださったみなさまありがとうございます
すっかりバレンタインデーですね、ルカメイとミクメイです。
始めて3人に手を出したんですが、中々上手くいきませんね;;
タイトル「Chocolate with two poisons」
「「ハッピーバレンタイン」」
仕事から帰って玄関を開けると、愛しい恋人二人がニコニコしながら何か包みをもって来てくれた。今日はバレンタインデーだったのね……すっかり忘れてたわ。
「メイコお姉ちゃん、ミクもルカも心を込めて作ったんだよ。ちゃんと食べてね」
可愛い……エプロンには飛び散ったチョコレート、いつになく真剣なミクとルカは綺麗で。恋人冥利にも姉冥利にもつきるというものだ。
「わかってるわよ……こんなに可愛い二人がくれたチョコレートなんだから、絶対に美味しいだろうし」
目の前で両方の包を開けてそれぞれ口に入れる。ミクの方は甘いミルクチョコレート、ルカの方はほろ苦い、ちょっと大人のビターチョコレートだった。
二つとも凄く美味しい。二人の個性がそのまま出てる感じ。ごちそうさまを言って、部屋に戻る。残ったチョコは後で部屋で食べよう。二人の顔を思い浮かべながらでも。
でも私は気づいていなかった。その二人が私の後ろでどんな顔をしているのか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
時計は21:30を回った所、着替え終わったし、もう後は寝てしまおうか。ベットに横になって目をつぶったその時だった。
「ひゃぁっ……!!な、なに?」
突如身体に燃えるような熱さ、熱い、熱い……身体の中から火が出てるみたい。
「なっ、なん、でぇ、いった、いぃ……ど、してぇ」
状況が掴めない激しい欲求に戸惑いながらも、身体の熱を鎮める方法は知っている。意を決して服をはだけさせ、熱くぬかるんだソコに指を這わせる。
「はぁぁっ、ああっ、んんっ、だめぇっ‥…ミク、とルカ、にぃ、き、聞こえちゃう、よぉ」
「「もう聞こえてますけどね」
「!?」
突然、部屋の中から二人の声、熱中しすぎて入ってきた事に気がつかなかった!?
「お姉様、どうしたんですか?」
「必死になって……そんなに一人でするの気持ちよかった?」
悪戯っぽく、私の羞恥心を湧き上がらせるように二人の声は響く。私はというと聞かれていた事の恥ずかしさで身を硬くしていた。
「それにしてもあんなに乱れたお姉様は始めて見ましたよ……やっぱりアレは強力なタイプなんですね」
「そうだね、ちょっと混ぜただけでコレだもんね」
まさかこの娘たち、チョコレートに何かを……?
「後で猫村堂にお礼しないと、マタタビ持って行けば喜ぶよ…きっと、あの薬屋さんの店長さん、色々持ってるよね」
私も後でお礼参りだ。そう心に深くあのネコミミへの復讐を誓った。
「でも、お姉様、このままじゃ収まりがつきませんよね?」
とルカが下半身に。
「いーっぱい、気持ちいい事してあげるね!」
無邪気な笑みを浮かべたミクが下半身に跨ってきて、少しだけ大人のバレンタインデーが幕を開けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
くちゅ、くちゅ、と淫猥な水音が響き渡る。どこから発せられているかなんてわかってる。
わかっているけれど、顔を赤くしてイヤイヤするのを止められない。それがどれほど彼女達の加虐心を駆り立てているのか、頭では理解していても、浮ついた熱に冒された身体は平気でそれをやってのける。
「お姉ちゃん、すごいよ、もうこんなに硬くしちゃって……期待してたんでしょ?私たちにグチャグチャにされる事」
「やぁっ、そん、あぁっ、わ、けっ、な……くぅぅっ!?」
意地悪そうに双丘を捏ね回すミクに講義していると、今度は下半身からの甘い快感に言葉を遮られる。
「メイコさん、もうこんなに濡らして……もうお漏らしと変わらないくらいビショビショですよ……いやらしい」
嗚呼、脳内まで甘く冒されてる、それはさっき口にしたチョコレートと同じ甘さ。耽美で、背徳的で、そしてその淫らな甘さが、理性を外し、倫理やモラルを外してくれる。この娘達と肌を重ねると常に感じる甘さ、まるで麻薬、毒、それは私にとっての禁断の味なのだ。
「みくっ、るかぁ、もっ、とぉ、きもちよく、してぇっ」
この瞬間がたまらない、堕ちる感覚、被虐心が毒となって身体に更なる熱を運んでくる。ルカが、ミクが、顔を見合わせてニヤリと笑う……それもこれからされる事へのスパイスでしかなかった。
「ひっ!」
突如足先と首筋に感じる吐息、片方は私の足の指を親指から丁寧に丁寧に舐め上げる。指の股を舐められる度に鼻にかかった嬌声が漏れてしまう。
「ひゃぁっあっ!?」
足に気を取られていると刹那、首筋に感じる快楽、つつーっとミクの口腔の温度を伴った舌が私の首をすべり落ちるようになぞってゆく。なぞられた所は銀色の跡、とっても扇情的。
「お姉様、しっかりと感じてるんですね……可愛い」
「ねぇルカ、見て見て、花が咲くよ」
首筋を責めていたミクが突然、私につける痕、証、でもつけられる度に灯火、じわじわと快感が蓄積されていく。
「ねぇルカ、どっちが多く花を咲かせれるか勝負しようよ」
「いいわよ、じゃあ五分間、どっちが多く花びらを咲かせられるかね……ああ、イカせちゃだめよ」
マズイ、イカせてくれないなんて……そんなの拷問だ。ただでさえ今までの愛撫で火照った身体にそんな言葉をされたら壊れてしまう、狂ってしまう、嗚呼。
「ま、まって……も、むり、っ、つら、い、のぉ」
それだけは止めてと懇願、だけれど彼女達はそれを意にもせず私の身体に淫靡な花を咲かせ始めた。
「くぅ、あぁっ、はぁああああっ、やめ、ああああっあっ、ああっ、ん」
花が咲き始めると、私の声だけが大きく漏れ出す。イケない、イキたい、イカせて欲しい。懇願を伴った上目遣いは無視という名の返事を返されて、なおも私を妖しく責め立てる。
たった五分間が何時間にも、何日にも、あまつさえ悠久にすら感じる。狂う、狂ってしまう。そう考えるほどこの責めは辛くて、永遠の五分が終わる頃には意識も、精神も、そして身体ももう限界だった。
「みくっ、るかぁ、おねが、い、ゆ、してぇ」
これ以上やられると壊れてしまう。もうだめだ、助けて。
「仕方ないですね……ミク?」
「いいよ、でもね、ちゃんと今から言う事を言えたらね」
「おねがぃ、なん、でも、いう、こと、きくからぁっ」
瞬間、ミクの瞳が妖しく光る、あぁまた何かされるんだ。
「"えっちなめいこはとっても、いけない娘です。だから妹二人に責められて喘いで、よがっています。こんな淫乱な姉にとどめをさしてください。"これ全部間違えずに言えたら許してあげる」
微かに残っていた恥じらいが懸命に私を引き止める。やめろ、と。
けれど、圧倒的な熱がそれを押し流して、喉を、唇を動かす。
「えっちなめいこはとってもいけないこです。だからこんないけないあねに、とどめをさしてください!」
「よく言えました」
言うやいなや硬くなった胸に、ぐっしょりと濡れた秘所に、強く期待していたものが触れる。そのまま強く指を動かされて。
「ひゃぁっ、くぅぅっ、あぁっ、ああぁぁぁっーーーーーーーーー!!」
飛び散る原色、瞼の裏には星が飛び散って巡る。身体は熱からも二人からも開放された……はずだった。
「ひゃぅ!?」
ぐちぃ、秘部に埋められる指、先程とは違う、ミク!?
「ここからは上下交代だよ……覚悟しててお姉ちゃん」
「お姉様の顔ちゃんと見たいです」
夜はまだこれからみたいだ。でもそんな事はどうだっていい、貪欲に悦楽を求める身体は思考を益々ぼんやりとさせる。
「お姉ちゃんのこここんなに濡れてる。ねぇ、ルカので感じたの?」
ミクの声の端々に潜んでいるのは嫉妬、羨望、こんなミクは始めてだ。ルカに散々弄ばれたそこを中指と薬指を入れてぐちゅぐちゅと掻き回してくる。
「ルカより沢山イカせてあげるね」
「ひゃ、わっ、なに、……ああっーーーー!?」
イカせてあげるという宣言の直後、中の敏感な一点を責められてまた絶頂に導かれる。大仰なくらい跳ねる身体。けれどそんなことお構いなしにミクの指は中をぐちゃぐちゃにかき回す。ルカも私の敏感な所、耳を、うなじを、双丘を、舌で、指で弄ぶ。
「やぁ、やめ、てぇ、いっ、たからぁ」
「「もうぶっ飛んじゃったら良いでしょ、一体どこに不満があるの? いっそこうなったら逃がさない、だからね、ほらね、覚悟して」」
この歌詞は確か蝶々Pの……そんな事を考えられたのは一瞬で、次々と溢れ出す快楽の波に押し流されて、私は意識を手放した。
「あぁもうダメ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目を覚ましたら時計は深夜3時を告げていて、かなり眠っていたと悟った。
「ふぅ、エラい目に会ったわね……」
そう呟いて周りを見渡す。
ミクとルカ?探す必要がない、自分の両脇に感じる確かな温もりと、微かに感じる寝息、それに自分に着せられている服と布団で、二人が何をした後でどこにいるのかわかる。
ふと見慣れない包、何かカードが二つ添えられている。カードには「お姉ちゃんへ」と「Dear my sister」と宛先が書いてあって、カードを読んでみると嬉しい愛のメッセージと箱の中身は薬の入っていないチョコレートだという旨が書かれていた。
確かに箱を開けてみるとそれぞれ黒と白ハート型のチョコレート。
「もう、あんた達は……」
隣でスヤスヤと寝入る妹達の緑とピンクの髪を払いのけてその頬に唇を落とす。口の中に含んだチョコレートは確かな幸せの味がした。
以上です。
すいませんなんか文がやたらと長いです。
文章力だとか纏める力とかが著しく不足してるみたいです。
もっと鍛えたいです。
さすがはバレンタイン!
豊作ですねぇ、皆さんGJです!
…ということで私も便乗しようと思います!
今回は長いです。
やっぱりえろくなくてマスハク。
ずっとタイトルがログアウトしてたんですが、初のタイトルありのSS、
「酔いどれバレンタイン」次から投下しますー
【酔いどれバレンタイン】
「きょ〜はなんのひ、ふっふ〜♪」
どこぞで聞いたようなメロディを口ずさみながら、向かいまするはリビングへ。
いたいた。
朝ごはんの準備にぱたぱたと可愛らしく動き回るハク姉が。
「やぁハク姉、おはよー」
「あ、おはようございます、そろそろ起こしに行こうかなと思ってたんですよ」
食欲をそそりまくる、魚の焼けた匂い。
起きたばっかりなのにお腹が空いてくる。
うん、本題を持ち出すのはご飯の後にしよう。
密かにそう決意したあたしは、とりあえず洗面所に顔を洗いに行く。
――――――――
「え?」
「だからー、今日は何の日でしょう?」
ヤバい。
ハク姉に遠回しに話を持ち掛けてみたものの、ご覧の通りの反応でちょっと泣きそう。
「今日は…2月14日ですよねぇ?」
日付は合ってるのよ!
問題はその2月14日が何の日かってことなんだけど。
「うーん…マスターさんのお誕生日…は違いますよね、私の誕生日…でもありませんし…」
「はやくー、ズビシィッ!と答えちゃってー」
「そ、そんなこと言われても…うぬー」
あたしの作戦は無意味で、それっきりハク姉は考え込んでしまった。
アレ?
ガチで忘れてる?もしくはそもそも知らない、とか?
え、でも天皇誕生日は知ってたよね?
え、え?司馬懿…じゃなくて芝居?
あ、ヤバい、泣きそう。
…とは言え急に、しかもこのあたしが泣き出したらきっとハク姉は困りまくるに違いない。
なので。
「いっ、いいよハク姉、もしかしたらあたしの思い違いかもしれないしっ」
「え?」
「うん、あたしの思い違いだ、ゴメン忘れて」
「じゃあ、マスターさんが何の日だと思ってたのか、せめてそれだけでも教えて」
「ううん、いい、ちょっとあたし…出掛けてくる」
「あ、ま、マスターさん!」
困ったら逃げちゃうのはあたしの悪いクセ。
…ってのは分かってるけど、今回は…今回も?
とにかく耐えれそうになかったので、あたしは家を出た。
―――――――
「あーあ、浮かれてたのはあたしだけかぁ」
ちぇっ、と地面を蹴りながらボヤく。
そうだ、これこそまさに。
「超ツマンネ…」
はあぁ…と溜息を吐いてから顔を上げる。
バカの一つ覚えみたいに街に溢れかえった「2.14 St.Valentine's Day」の文字。
今となってはそれが恨めしい。
「…はぁ、買っといたプレゼントどうしよう…」
もう行くアテのないプレゼント。
チョコ、ではないから別にどうにでもなるけど…自分用にするか?
「はっ、何が楽しくて自分自身にそんなん…」
寂しさが度を超したのか、なんだかどうでもよくなってくる。
「あーあ、今年も無縁かぁ」
あぁ…そもそもあたしたちってばそういうアレじゃあなかったか、と思いつつ、
この、どうにもやりきれない感情を発散させるべく目的地を見つけたあたしの足取りは、少しだけ軽くなった。
――――――――
「たd…ん?」
やる気のない挨拶を遮ったのは、玄関の異変だった。
ハク姉の靴がない。
「…ふーん」
あたしは大した感情も覚えず、早々に靴を脱ぎ散らかして、リビングに錘のような荷物を下ろした。
「あてててて…重かったなぁもう」
真っ赤になった手を眺めつつ、しかし荷物の中身…
「よぅし、まだまだ昼過ぎだが…飲むぞ♪」
買い込んできた缶ビールとおつまみの数々を一瞥して、手を洗いに急いだ。
―――――――――
「……」
特に面白くもないテレビを眺めつつ、淡々とビールを消化していく。
不意に、バレンタイン特集が始まったところでテレビを消した。
途端に拡がる無音。
あんまりにも静かすぎて、思わず余計なことを考えそうになるけど。
そもそもそれを振り払うためにこんな真っ昼間から飲んでいるワケであたしは、とにかくビールの消費に勤しんだ。
「……がぅー」
ほろ酔いをとっくに通り過ぎて、一段落ついてしまった頃合い。
テーブルにに突っ伏して唸るしかなくなって、まだハク姉の戻らないリビングの静けさにとうとう負けてしまった。
「ばかやろー…ハクねぇの、ばかやろー」
一度考えてしまうと、もう収拾はつかない。
「あほー、ハクねぇのあほー、にぶちん、おっぱいー」
ぐでんぐでんの頭では最早、何が悪口になるのかなんて分からなくて、とりあえず思いついたことを言ってみる。
…とは言え、聞いてる人なんていなくて。
「うぅ、そりゃあさ?そういうアレじゃないんだって、思ったりしたけどさぁ?」
握りしめていた缶をテーブルに叩きつけて
「けどさぁ…あたしは…ハクねぇのこと、好きなんだよおぉぉ!」
いつの間にか涙がぼろぼろ零れてきて止まらなくなる。
「うわあああん、ばかあああっ、あたしのばかやろーっ」
もうぐちゃぐちゃで、何がしたいのかワケが分からない。
「ハクねぇはわるくないんだ、あたしが、あたしが…わあああっ」
ただ分かるのは。
なんだか悔しくて辛くて寂しいってことだけ。
あたしは、さっきまでの反動みたいに死ぬほど泣きわめいて、
「うー…っ、ぐすっ…ひぐっ…」
泣き疲れてそのまま、テーブルに突っ伏して眠ってしまった。
―――――――
「たd…うわっ」
リビングのドアを開けた私の挨拶を遮ったのは、ものすごいアルコールの匂いと、テーブルの上の惨状。
そしてそれに埋もれるかのように突っ伏したマスターさんの姿だった。
「ちょっと…ヒドいなぁ」
あんまり人のことは言えないんだろうと思うけど…
空のビール缶を片付けつつ、マスターさんに目をやる。
何があったのかは知らないけど、たまにしゃくりあげながらも眠っている。
「っ、ひぐっ…zzz…」
「マスターさん?」
声を掛けてみるも、起きる気配はない。
仕方がないので、テーブルの上を片付けるのを優先した。
「あーもう、缶ひっくり返して…」
真っ昼間からビールだけ8.5缶。
あと、好き放題食べ散らかした、どれも中途半端なおつまみがたくさん。
マスターさんはそんな人じゃなかったと思うんだけどなぁ、どうしたのかなぁと考えていたら
「zzz、っう…あたしの、ばかぁ…えぐっ…」
(あれ…もしかしなくても…私のせい?)
マスターさんの寝言でそんな予感がした私は、ちょっとかわいそうだけどやっぱりマスターさんを起こすことにした。
―――――――――
「……す…さん」
どこか遠くで呼ぶ声が聞こえる。
でも応えたくない、ほっといて。
「ます…さ……お…て…」
そう思うのとは裏腹に、あたしの意識ははっきりしてきて
「マスターさん、起きてください、マスターさんっ」
「あ、うぅっ…?」
ついに目を覚ましてしまった。
「マスターさん、大丈夫ですか?」
「あ…ハク、ねぇ…?」
声のする方に少しだけ顔を上げると、心配そうに覗き込む緋色と目が合った。
「っ…」
「えっ、ま、マスターさん…?」
目が合って、上げた顔をまた突っ伏す。
「あの、私、マスターさんに言わなきゃいけないことが」
「いやだ」
「……」
きっぱり拒否するとハク姉は押し黙ってしまった。
違う、そんなこと言いたくないのに。
あたしの口は、どうしようもない強がりはあたしの心の底とは正反対のことをこぼしていく。
「マスターさ」
「いやだ、ききたくない」
「あぅ…」
『何?』って、それだけでいいはずなのに、そんな簡単なことも言えずにいると、意外にも
「じ、じゃあ聞かなくていいです、今から私が話すことは全部一人言なので、聞き流してください」
「……」
ハク姉が切り口を変えた。
『聞き流して』と言われたので黙っておくことにした、妙なとこだけ律儀なあたし。
「あのですね、まずは謝らなきゃいけないことがあるんです」
思いっきり話しかけてんじゃん、なんて半ば八つ当たりに近いことを思っていたら、不意に背中を、よく知った温もりが包んだ。
あたしは思わず身体を硬くする。
「マスターさんが言ってた、『今日は何の日だ』って質問、ホントは答え知ってたんです」
「っ…じゃあ…なんで…!」
条件反射的に身体を起こす。
すると、お腹に回ってきていた腕の力が少しだけ強くなって
「離してハク姉!やだ、離し……こ、これ…は…?」
振りほどこうとお腹に視線を落とすと。
ハク姉の手に、綺麗にラッピングされた箱が握られていた。
「あのっ!嘘をついたのは、コレをマスターさんに渡したかったから…びっくりさせたからなんです」
「!!」
「いつもマスターさんに色々としてもらってるから、たまには私が…と思ったんですが…ごめ」
無理だった。
我慢できなかった。
あたしはハク姉の手を無理矢理、それでも箱を落としてしまわないようにほどくと、ハク姉に抱きついた。
「っ、ハクっ、ね…ごめん…ぅぐ…」
「マスターさん?」
「うああああっ、ハクねぇぇぇ!」
ハク姉を抱きしめる腕に一際が入る。
胸に顔をうずめてまた、アホみたいに泣きわめく。
「は、くねっ…」
「いいんですよ、マスターさん」
ハク姉の手があたしの頭を撫でてくれる。
自分に対する怒りと、ハク姉に対する申し訳なさに涙が止まらない。
あたしはその後も、もう一生分泣いたんじゃないかってくらいに泣きじゃくって、
その間、ずっとハク姉はあたしを抱きしめてくれていた。
で。
ひとしきり泣いて落ち着いてから。
「落ち着きました?マスターさん?」
「ん」
ソファーに座ってなお、ハク姉に抱きついていたあたしは、その言葉を切っ掛けに身体を離す。
多分ヒドイ顔してんだろうな、あんまり見られたくないなぁと俯きがちでいると、苦笑いのハク姉が頭を撫でてくれた。
「じゃあマスターさん、改めて…はいどうぞ♪」
「中身はなに?」
「あ、定番のチョコレートにした…んですけど、私が作ったのでお口に合うかどうか…」ハク姉が頬をぽりぽりと掻きながら言った。
「ハク姉の、手作り?」
「そうですよ、前からミクちゃんたちに『バレンタインはさ、みんなでチョコ作ろうよ!』って言われてたので」
危うくネギとかマグロとか入れられそうになって慌てて止めたけど、なんて笑いながら。
「それで…いなかったの?」
「あ…そうそう、置き手紙でもしていこうかなと思ってたんですけど、急いでたのでうっかり…ごめんなさい」
「っ…」
自己中心的な自分に死ぬほど嫌気が差した。
あたしが八つ当たりに勤しんでる間も、ハク姉はずっとあたしのことを考えてくれていたのに、あたしは何をしてた?
色々な感情がない交ぜになって、あたしは手にした箱に視線を落としたまま黙ってしまった。
口を開けば何を言うか分からないから。
「…マスターさん?」
「へっ?」
「どうかしました?」
「あ、いや…ちょ、ちょっと待ってて!」
「あの、ハク姉」
「なんですか?」
「…コレ」
行き場が無くなったと思ってたプレゼントは、予定通りハク姉へ。
「て、手作りでもないしチョコでもないけど…よかったら」
「わぁ、私にですか?ありがとうございます♪」
「気に入らなかったら、捨てていいから」
「これをすてるなんてとんでもない!開けてみていいですか?」
「ん」
包装を丁寧に剥がして、箱を開けたそこに入っていたのは
「これは…チョーカー?」
シルバーで出来たハートのモチーフを施したシンプルなチョーカー。
「ハク姉なら…に、似合うかなと思って…」
「……っと、どうですか?似合います?」
早速それを身につけたハク姉が、照れくさそうに聞く。
「うん、思った通り」
「えへへ、ありがとうございます♪」
「ううん、こちらこそありがとう、それに…ごめ…っ」
言い終わる前にあたしはハク姉に倒れ込んだ。
「マスターさん?!どうしたんですか、ねぇ、マスターさん!」
ぐったりしたあたしを、心配そうに覗き込む。
でももうあたしの身体は言うことを聞かない。
「う…はく、ね…」
「マスターさん、一体どうしたんですか?!」
あたしは、息も絶え絶えになりながらも、それでも言わなきゃ、伝えなきゃと覚悟を決めて
「ご、ごめ、ぐふっ…飲みすぎと泣きすぎの…ダブルパンチで…気分がっ、うぐっ」
「……え?」
…ごめん台無しにした。
自業自得なのも分かってる。
けどもう立っても座ってもいられなかったんだ。
「うぅっ…あだまいだい…」
「え、ちょっ、えっ…えー…」
心配して損したよ、と言わんばかりの溜息。
「ぅぐ…頭痛が痛い…ぐるぐるするー…」
「全くもう…マスターさんは…」
「ご、ごめっ、ごふっ」
背中をさすられると、少し落ち着くような気がする。
そんな中で、来年はちゃんとしたバレンタインをしようと固く誓った。
あと、やっぱり飲みすぎよくない…
…以上です。
長いなぁ('A`)
最後のオチで四苦八苦してたんですが、間に合ってよかったですw
それでは、残り数十分しかありませんが、Happy Valentine!
失礼しますー
GJ
やっとこさバレンタインが終わったよ
俺にとっては地獄でしかない
ところで何でネルが全くないの?
人気無いの?
豊作すなぁ
みんなぐっじょぶ
豊作にもほどがあるw GJ!
すいません
小説を少し手直ししたいです。
614の
無邪気な笑みを浮かべたミクが下半身に跨ってきて
の下半身の部分を上半身に直しておいて欲しいんですが、保管庫とかにお願いするのってどうすればいいんですか?
保管庫に上がった後で、自分で直すとか適当に。
上げるやつが
>>633に気づけば、直してから上げてくれるかもしんない。
俺もライブドアの垢取って誤字脱字直そっかな
なんか思ったより治安いい感じだし
アカウントなくても編集できるようにして大丈夫かな?>wiki
せっかく盛り上がってるので何かできたらいいのだけど。
DBB/GxFQ氏へ業務連絡。
>>633の件、wiki直し済み
>>637 まー、垢はどのみち、だれでも取れますしね。
保管庫と言えばコメントに感想とか誰も書かないよねw
あと、ここにSSと感想だけじゃなくて雑談とかしていけば、そこからSSとか生まれて吉だと思う
Wikiの人いつもありがとうです。
雑談はそうだね。
無理やり盛り上げる必要は無いけど。
萌えるシチュとか語る中でSSのネタが舞い降りたりはする感じ。
wiikiを誰でも編集できるようにしました。
加筆修正などいつでもできるのでお気軽にどうぞ。
あといつも更新してくださる方本当にありがとうございます。
>>642 いつもお疲れ様です
じゃあ、後付ってのもあれだけどタイトルとかもつけちゃっていいのかな
ずっと『無題』ってのも味気ないから、頑張ってタイトルつけますw
>>638 すいません、ありがとうございました。
>>642 いつもありがとうございます。
このスレに投稿し始めたのもwikiを見つけた事が原因なんで自分のSSがwikiに入った瞬間は感無量でした。
本当にいつもお疲れ様です
DIVA新モジュールキター
ミクのドレスいいな
すいません少し邪道ですが投稿をば。
これは何でしょうかね?kaiko?kaito女体化?
どっちでしょう?
取り敢えずミク×kaikoです。
タイトル「blau Mädchen」
……プルルルッ、プルルルッ!
けたたましく目覚まし時計が鳴り響く音、止めて二度寝もいいんだけど、それより起きてみんなにアイスでも貰った方が得策だと思ってゆっくりと身体をベットから起こした。
「ハッピーバースデー……オレ」
今日はこのオレ……KAITOの生まれた日なのだ。少しくらい優遇されてもバチはあたらないだろう。
そもそもマスターの趣味なのかこの家は女性の勢力が非常に強い、男性型のボーカロイドは女性陣のオマケの雰囲気がしていてマスターもそれを黙認している感じ。
「別に、みんないい人だからいいんだけどさ」
そう呟いて、ふと思う。あれ?声の調子がおかしい、いつもよりも大分高い、もっと言えば不必要なまでに甲高い。まるで女の子みたいな……
「まさかね……」
お約束の通り自分の胸を手で揉みしだく、昨日までなかったフニフニとした感覚、マシュマロみたい。
最後に一縷の望みを抱いて、ズボンと下着を一気にずり下ろす。
嗚呼、わかっていたよ、何回こういう小説を読んだことがあるんだ。フィクションだろ、フィクションであって欲しかった。
ど う み て も 女 の 子 で す 。 本 当 に あ り が と う ご ざ い ま し た 。
そんなToLo○eる展開は望んじゃいなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「めいちゃぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
一番親しい彼女の名を呼びながら階段を一気に駆け下りる。同じ年長組で、何より女性……メイちゃんなら今の事態に一番適切なアドバイスをしてくれるに違いない。
そう思ってリビングに駆け込むとそこには赤いジャンバーを着た短髪の姉ではなく、黒い衣装に緑色のツインテールの妹が座っていた。
「あれカイトお兄ちゃん、メイコお姉ちゃんになんか用なの?」
「い、いや別に……ちょっと聞きたいことがあっただけで……」
ごにょごにょと語尾を濁してその場を切り抜けようとする。いきなりミクに、女の子になっちゃったよ。だなんて口が裂けても言えない。
「私でよければ相談のるよ……そういえばお兄ちゃん声が変だよ。風邪でもひいたの?」
「な、なんでもない、別に普通だよ」
必死になって否定するとますます疑問を抱いたミクの瞳が疑惑をこちらに向けてくる。はっとなって手で旨を隠す。服の上からでもわかる男性にはない膨らみは、ミクよりもかなり大きな質量を誇っていたからだ。
「どうしたのお兄ちゃん!?胸が痛いの?」
やっべ、完全に墓穴ほった。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
触らないでという前にオレの胸にミクの手が触れる。ミクの顔に出ていた驚きは、別の驚きに変わった。
「な……なにこれ?」
「ええっと、その ム ネ?」
可愛らしくイントネーションをつけてトボけてみせる。適応早いなオレ。
「本物?本物なの?なんで、なんで?」
目の前で起きているあり得ない出来事に興味津々のミク。さまざまな角度からじっくりと観察してくる。とっても恥ずかしい。
「これ、カイトお兄ちゃんがカイコお姉ちゃんになっちゃったって事?」
「カイコってなんだよ?」
「だって女の子なんでしょ?カイコお姉ちゃんでいいじゃん」
自分でつけたネーミングセンスに彼女はご満悦だ。その間に逃げよう、これ以上好奇の目に晒し続けられるのはたまらない。こっそり……こっそり……
「どこ行くのカイコお姉ちゃん?」
気付かれました。どうすりゃいいんだよ、後カイコは止めてよミク。
「じっくり私の部屋で調べてあげるよ、カイコお姉ちゃん!」
そう言ったミクの瞳はいつもより嬉しそうで、可愛らしくって、そして透き通っていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そこに座ってお姉ちゃん」
鼻息荒く部屋に連れて来られたオレは、ミクの支持通りにベットの上に座った。にしてもあんまり入った事が入った妹の部屋、いい香りがして凄くドキドキする。
「じゃあ触診から始めよっか!」
どこからか取り出した白衣を身に纏い、手をワキワキさせているミク。果たしてオレは生きてここを出られるのかな?
「んっ、あぁ、ひゃっ、やぅ…」
胸を服越しに触られると、くすぐったさで声が漏れてしまう。男では味わった事の無い未知の刺激には耐えられない。
「すっごい、本当に女の子の胸なんだ……ねぇ全身見たいから服、全部脱いでくれない?」
絶対に嫌だ。無言で自分を抱きしめてフルフルと首を振る。この服が最後の砦なんだ。これを取られたら、男として終わってしまう。
「もう、脱がなきゃちゃんとわからないでしょ?えいっ!」
強引に俺の着ている服がひっぺがされて、裸体が白日の下に晒される。見てみると形が大きくて整った胸、ちょこんとのった淡いピンクの先端は男のソレとは大分違う。
更に肌は透き通るように白く、顔や身体はどこか丸みを帯びている。ふと顔を触ってみると薄っすらと生えていた髭がなくて、喉は喉仏が綺麗さっぱり消えていた。
「むーっ、なんで元、男の子なのに女の私よりプロポーションがいいの?犯罪だぞこんちくしょー!
不味い、ミクの目がマジだ。このままだと嫉妬に狂ってオレの身体になんかするぞ。なんとか説得しなければ……そんな事を考えている暇もなく唇に唇が触れる。
それだけならいい、その後に唇を割って入ってきた舌に俺は酷く狼狽する。そのツキを突いて侵入してきたミクの舌は怯えたようなオレの舌に自らを絡ませてにちゃにちゃと弄ぶ。こんなキスをした事が無いオレでもわかる。ミクはキスがとっても上手だって事が、
舌だけではなく口腔内……歯茎や上顎の辺りを丁寧に弄んでくるその舌使いで。
「ぶはあぁっ!?」
「……ぶはぁっ、ご馳走様。どうしたの?目がトロンってしてるよ。そんなに気持ちよかったの?」
「そんな事……ない」
だらしなく開いた口と漏れ出す唾液を必死に隠そうとしてもばれている。たった一度、妹にされたキスでどうしようもなく昂ぶってるって事が。
「意地はっちゃって……まぁいいや、そのうち"よかった"って言えるようになるから、我慢しないでどんどん気持ちよくなってね」
にっこりと微笑むミクその顔は天使で悪魔だった。
「くぅっ、ああぁん、はぁっ」
「お兄ちゃん、興奮してる?妹に身体に色んな事されるのってどんな気分?」
羞恥心を煽るような物言いに思わずうめき声が漏れるけれど、背筋をゆっくりとなぞる指に思わず喘ぎ声が漏れてしまう。
「どう、気持ちいいでしょ?こんなにいやらしい身体しといて気持ち良く無いわけないよね?」
なおも背筋を責める手を早められる。気持ちいい、口には出さないけれど、普段ならただくすぐったいだけの場所をゆっくりなぞられるだけで声を抑えられない。怖い、怖い……このまま続けられたら狂ってしまいそうだ。
「ねぇ、気持ちいいの?気持ちいいよね。こここんなにビショビショ」
捲り上げられたスカート、男物のトランクスの前は自ら溢れださせた快感の証で濡れそぼっていた。
「ねぇ、ここはどう?もうこんなに硬くしてる。期待してるの、ここをいっぱい触られて……気持ち良くなりたいんでしょ?」
今度は露わになった二つの膨らみが直に責められる。形が変わるほど強く揉まれたかと思えば、優しく焦らすように揉みしだく。
絶妙な愛撫、誰に習ったかは知らないがミクの手はオレを簡単に操る。高められたかと思えば焦らされ、落ち着いたと思えば急に高められる。どんどん快楽に落とされていくのがわかる。
「あっあっ、はぁっんっ、ひぐぅ、も、やめっ!」
胸だけでもういっぱい、いっぱいで頭の中がぐるぐると甘い刺激が駆け巡る。イキたい、それでも僅かばかり残った理性がなんとかソレをとどめようとする。それを見透かしたようなミクの瞳、逃げられない……全部ミクには知られてるんだ。
「じゃぁそろそろお兄ちゃんに、女の子の本当のよさを知ってもらおうかな」
胸に触れていた指が腹部を通って恥丘にたどり着く。これまでとは全く違ったレベルの快感が電流のように流れてくる。
怖い、でも気持ちがいい、逃げられない、蜘蛛の巣に捕まった蝶みたいにもがけばもがく程深みにはまっていく。焦らすように秘所の周りを丁寧に指がなぞっていく。
そしてついに硬くなった芯に到着した指が爪の先で軽く突起を弾いた。
「ひひゃぁ、そこっ、らめぇ、おかし、おかしくなっちゃう!」
「まだイッちゃだめだよ……女の子はね、ナカで沢山感じれるの…」
ぬぷり、自分の中にミクの指が入ってくる感覚、上を人差し指がなぞる。自分が強くミクを締め付けている事を酷く恥ずかしく感じる。
「お兄ちゃん、気持ちいいの?指がキツキツだよ」
「はぁぁ、やっ、よくっ、な」
「嘘だよ……ぎゅうぎゅう締め付けてくるよ、そんな嘘つきお兄ちゃんにはお仕置きだね」
ナカの一点を擦られると、声が一層甲高くなる。もう自分が抑えられない、声も、絶頂に向かっていく身体も。
「ほらほら、いっちゃいなよ、はしたなくよがって、女の子みたいな声出して、妹に恥ずかしい姿全部見せて!」
「いいっ、も、だ、、めぇぇっ、やぁあぁっーーーーーーー!!」
声が指がオレの身体に絶頂をもたらす。身体が強く浮いて、原色が瞼の裏に散る。光の中にオレの意識は投げ出された。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お兄ちゃんが大変なの」
扉の外から聞こえる声から察するにメイちゃんが帰ってきたみたい。よかった、なんとかなりそうだ。この部屋はミクが運んでくれたらしく幸いにも自分の部屋だ。今のところバレる事はない。はずだった。
「お姉ちゃん、来て。レンとがく兄が大変なの!」
そうとうに焦ったリンの声、あれ…なんか既視感……
「女の子になっちゃったみたいなの!」
「!?」
その後に続く、"カイトお兄ちゃんも"というミクの声、部屋の鍵を閉める間もなく大きな音と共に波乱の音が部屋の扉を開けて入ってきた。
以上です。これはこのスレ的には邪道なんですかね?
OKなんですかね?
何にしても駄文・乱文サーセン
まさかこのスレでカイト誕ネタを見るとは思わなかったがw
俺は問題ないと思うよ
面白かったし
俺は正直女体化ネタは苦手だが…
まあ注意書きがあればいいんじゃね
俺もそのネタはちょっとな。
ではあるけど、俺が嫌だから書くななんて、了見の狭いこと言う気はないさ。
それと、保管庫にうざい広告出るようになっちまったねぇ。
「18禁ならなんでもいいだろ」的な感じがなんとも。
リン×ミクの百合フリゲ「恋色クレシェンド」の体験版が公開されてる
Lilyには総受けの素質がありそうだ
Lilyはルカだな、私の中で
新説:LILY=ルカ
ミクさんは総リバ…?
やったねミクさん!まるでネギのように万能だね!
ミク×ミクは基本ということか
久し振りにマスメイ投下させて下さい。
ただほのぼの癒されたいだけの非エロです次からどうぞ。
【素直】
「ただいま」
いつもの様に、Masterは22時過ぎに帰宅した。
残業だとどう頑張ってもこれくらいの時間になってしまう。
「おかえりなさい、Master」
そしていつもの様にMEIKOが迎えてくれる。
その優しい笑顔の出迎えで、精神的に癒され、少なからず疲労も忘れられ、安らいだ。
「お風呂、入っちゃって」
「ういす」
MEIKOはいつも、Masterの行動に合わせて色んな用意をしてくれている。
お風呂もそうだし、晩ご飯だって、お弁当だって、会社勤めになると生活が規則正しくなるというが、MEIKOのお陰で益々拍車がかかっている気がする。
MEIKOが用意してくれるから、否が応でもタイムスケジュール通りに動いてしまう。
「ごちそうさまでした」
お風呂から上がればMEIKOの手料理が待っている。
お風呂を上がるとMEIKOが髪の毛を拭いてくれて、更にドライヤーで乾かしてくれて、
たまにそのまま後ろに、MEIKOにもたれかかってみたりする。見上げるMaster、見下ろすMEIKO、目と目が合って、お互いに微笑み合った。
そうしてMEIKOは夕食の用意に取り掛かる。
「今日のどうだった?今日のお昼にやってたの試してみたんだけど」
「そうね〜、緑が足りないって思た。色が偏ってて見た目が残念。美味しいんだけど」
MEIKOのお料理への頑張りは、Masterの品評ににある。
美食大好きなMasterは舌が肥えていて、満足させようと思ったら手は抜けないし、何より喜んでもらいたいから頑張る。
「めーこー、寝るー」
「はいはい」
食器を片づけたところで、Masterが見計らって言う。
今日のMasterはいつもより素直、というか甘えているとMEIKOは思った。
狭い1Kのアパート住まいで、寝床は二人とも同じ一つのベッド。
二人で潜り込んで布団に収まる様に身体を寄せ合って、今日は珍しくMasterが背を向けなかった。
「めーこ」
「なに?」
「なんもない」
MasterがMEIKOの胸元に顔をうずめてもそもそすると、少しずつ昂られている様な気がして、MEIKOの鼓動が徐々に速まっていく。
「ねえMaster」
「ん?」
「その・・・・だ、抱き締めても、いい、かな」
「いいよ」
今がチャンスとばかりに行動に移したMEIKOは両の手を腰へとまわすと、Masterはそっと腰を浮かせて気を使ってくれた。
ちょうど腰を引き寄せるような形で腕を添えて、Masterがすっぽり収まった具合になった。自分の気持ちに応えてくれて、密着するまで身体を寄せてくるMasterがとても嬉しい。
すると、Masterに足をからめられた。
「ま、ますたー?」
「ぐぅ」
(寝てる・・・・)
無意識にしているのが憎たらしい。
「おやすみなさい、Master」
そうしておでこに唇を添えた。
お粗末さまでした。MEIKOに癒されたい。
>>629 GJ大好き!いつも参考にさせてもらってます。
そしていつも癒されてます。
普通?のプレイと調教とかSMどっちが好き?
俺は普通つーか、くどいぐらいの甘々が好き
>>670 俺も俺もw
ゲロはきそうになるくらいに甘いのが好き
>>688 どっちも好きなんだよねw
キャラとか後は雰囲気かな?
でも甘い方がこのスレ的には好きかな
マスターがらみの良作が多いので影響されたか、こんなんできました。ルカマスです。
『寝言と本音』
ミクちゃんやリンちゃんと仲良くやっている巡音ルカも世間には沢山いるみたいですが、うちには私一人です。
でも、それはいいんです。素敵な歌をいっぱい作ってくれる、ものすごく可愛いマスターを独り占めできますから。
問題は、マスターは私を愛してくれてはいないだろうということ。
人間とボーカロイド。女性同士。違うことが壁になり、そして同じことが壁になる。不条理ですわね。
そんなわけで、ボカロとしては幸せ、でもちょっと寂しい。そんな日々をすごしてきたのです。
------------
今日、新しい曲をもらいました。とても綺麗な曲。
マスターの才能を我が事の様に誇らしく思いながら、譜面を読み進めている私。
おや、これはまた高音ですね。結構ぎりぎり。
「マスター? ここですけど……。あらあら」
目に入ってきたのは机に突っ伏して寝てしまっているマスターの姿でした。
結構無理を続けていましたからね。
こんな姿ですら可愛らしいのですから、罪作りというか何というか。
「そんな所で寝ていては風邪ひきますよ?」
ピクリとも動きませんね。仕方ない、ベッドまで運びましょう。
マスターは小柄ですから、ヒトではない私には大して苦でもないですし。
……お姫様抱っこするぐらいの役得はいいですよね?
よいしょっと。軽いですねえ。もう少しふくよかでもいい気がしますよ。
「るかぁ……」
「はい? ふふ、寝言ですか?」
「るか、いいよぉ。すごくいいよぉ……」
え゛?! 私と××してる夢見てるの?!
「いまのうた……よかったよぉ」
危うくマスターを抱えたままコけるところでした。
そうですか、歌のことだったんですか(泣)
マスター寝かせたら私もさっさと寝ましょう。
しばらく立ち直れないかもしれないですけど。
------------
ルカが去ったあと。やおら起き上がるマスター。
ごめんね。まさか、ルカの胸の中であんな寝言言っちゃうなんて。
すぐ気づいて歌のことみたいに誤魔化したけど。
すっごく動揺して、そして歌のことだと思ったらがっかりしてたよね?
私のこと、好きでいてくれるの? 明日、絶対に貴女に告白するからね。
「大好きだよ、ルカ」
以上です。
甘々にしたかったんですが、それほどでもないのが自分的に残念です。
>>675 GJ!しっとりした甘さも良いと思ふ今日この頃
まあ酸いも甘いも百合全般好きだがw
>>675 GJです!
このほんのりとした甘さがいい!
>>676-678 ありがとうございます。
自分はこの程度の甘さ加減が向いてるのかもしれないと思う今日この頃です。
酉忘れてたw
鯖移転したからか、ID変わってやがるですね。
皆々様GJです!
今年はホントに豊作で嬉しい限りです(*´ω`*)
そしてwikiの人もいつもありがとうございますm(__)m
さて、思いっきりド遅刻ですが、猫の日ネタを書いたので投下しようと思います
飽きもせずマスハクで、タイトルは【222は悪魔の数字?】です
暫しのお付き合いをば、よろしくお願いしますm(__)m
「おいおいおいおい」
思わず声にしてしまった。
確かにあたしはネコが好きだ。
おまけに今日はネコの日だ。
…しかしだね。
「……?」
あたしの胸の中で、不思議そうな目であたしを見つめて首を傾げるハク姉。
が。
ネコ耳+尻尾+手足の肉球グローブ付きでにゃんこ化してるってぇのはどういうことさ?!
【222は悪魔の数字?】
ええ、あたしたちはいつも通り同じベッドでくっついて寝てただけですよ?
それが今朝起きたら、なんと!
ハク姉だけがにゃんこ化してるなんて!
そりゃ、あたしがにゃんこ化したって誰得だし誰も見たかないだろうし…
って、そんなんどうでもいいんだよ。
「にゃー」
「あ、ああ、おはよう…」
ふと、その顔を眺めてみる。
いつものハク姉にネコ耳を着けたような感じで、全てのネコパーツはハク姉の髪に準拠した綺麗な白。
緋色目のネコは珍しいなぁと、ついつい見とれてしまう。
「…?」
「あ、ゴメン」
ハク姉は暫く不思議そうな表情をしていたが、やがて伸びとあくびをすると寝室を出ていった。
(移動は二足歩行か…)
どうやら見た目通り、人間とネコが混在しているらしく、しかしそれはそれで不便だろうに。
(ネコ語しか喋れないみたいだけど…人間の言葉は分かるのかな…?)
試したいことが山ほど出てきたところであたしも身体を起こして、ハク姉のいるだろうリビングへ向かうことにした。
―――――――
「ハク姉?どこに…ってここかい」
一瞬見当たらなかったハク姉はソファーの上に寝っ転がっていた。
「にゃあ」
「また寝るの?ごはんはまだいい?」
「にゃあ」
頭を撫でてあげると耳を後ろに伏せて気持ちよさそうに…耳?
そう言えばハク姉はヘッドホンこそしてないものの、人間の時の耳は髪に隠れて見えない。
ヘタすると「耳が4つある!」なんて割とあるあるな状態にリアル遭遇出来るんじゃなかろうか。
「ちょーっとごめんよハク姉、お耳見せて♪」
と、人間の耳があるはずのところに手を掛けようとしたら。
「……」
割合本気で嫌がられて、そっぽを向いてしまった。
結局耳の件は謎のまま。
ハク姉の機嫌を損ねるのもアレなので諦めることにした。
また疑念が増えた!
すっきりしないなぁもう!
(…ってそう言えば、あたしは何となくだがハク姉のネコ語分かるのね)
仕方ないので(?)ごはんについて聞いた時を思い出したそれを情報の収穫にした。
――――――――
で。
ごはんの時間なワケですが。
あのね、非常に悩むですよ。
普通のネコが1日に摂ってもいい塩分は…1g?だっけか?
とりあえず、人間の食べ物をあげるのは非常に好ましくない。
しかし言うなれば今のハク姉は獣人みたいなもの。
果たして人の基準で…いやいや、やっぱりここはネコ基準…と考え抜いた結果、今日の朝ごはんはネコ基準のうす塩焼魚。
ま、人間も塩分の取りすぎは良くないしね。
…ってか、ネコって白米食べるっけ?
さておき。
あたしの暫くの葛藤が済んだ後はどうやらハク姉の番のようで
「…?」
目の前の箸と手を交互に見比べたかと思うと
「…にゃうー…」
心底悲しそうな顔で白旗を揚げた。
「あ…そうだよね、その手じゃ箸は使えませんよね配慮がなってなくてゴメンよハク姉!!」
「……」
「あ…そ、そうだ!食べさせてあげるよハク姉!」
「?!」
ハク姉は驚いた顔をしたけど、多分打開策はそれしかない。
あたしはいそいそとハク姉の隣に移動すると、鮭の身を骨が残らないようにほぐした。
「…よし、できたよハク姉」
「にゃ、にゃー…」
「ほら、あーんって…こうでもしないとハク姉お腹空くでしょ?はい、あーん♪」
「ぅー…」
ハク姉は多少戸惑っていたものの、空腹を促す魚の香ばしい匂いに負けたのか、あたしの言う通りに口を開けた。
やがてハク姉は魚を咀嚼して飲み込むと、今度は何も言わずに自分から口を開けた。
「えへへ、美味しかったんだ?」
「にゃー♪」
照れた感じで笑うハク姉に、思わず顔が綻ぶ。
やっぱり何しても可愛いなぁハク姉は…
その後も同じ調子で箸を進め、ごはんは無事に済んだ。
こんな感じでいいみたいだ。
あ。
ハクにゃんは白米もきれいに食べました。
味覚は人間…なのか…?
朝ごはんも済んで、片付けも一段落ついたお昼ごはん前のまったりとした時間。
特にすることもないので、ソファーでコーヒーを飲みつつ、読みたくもない新聞をぺらぺらとめくっていると、
日向ぼっこから帰ってきたハク姉が、あたしの膝の上にあたしと向かい合うように座って抱きついてきた。
「にゃあ」
「おかえりハク姉、温かいね?」
「……♪」
頭を撫でると、ごろごろと喉を鳴らして(どうやってんだろ?)嬉しそうに首筋に頬ずりする。
そういえば初めてまじまじと見る尻尾は、ゆっくり、しかし嬉しそうに揺れている。
好奇心が『ちょっと尻尾撫でてみてよ』なんて囁くがそれは
「にー♪」
ご機嫌なハク姉が、あたしに不意に与えた顎の下のざらざらした刺激に掻き消えた。
「ひぇっ?!な、何だ今の?!」
「♪」
あたしが荒げた声に驚くでもなく、ハク姉はどこか嬉しそうにあたしの顎の下をぺろぺろと舐めていた。
「ちょっ、こら、ハク姉」
「にゃー♪」
満面の笑みに思わず腰が砕けて粉になりそうになるが、それを堪えて
「こら、くすぐったいんだってば」
「にゃー」
「そうそう、いい子だから、もうしないよ?」
「……」
割と本気でしょんぼりしているハク姉は、それでもあたしに抱きついたまま肩口に顎を乗せて大人しくなった。
どことなく寂しそうにしてるので、耳(ネコの方の)の後ろを指でかりかりしてあげると、またごろごろ言い始めた。
(思考パターン、行動パターンはネコなんかねぇ)
なんて考える頃にはハク姉はいつの間にか寝ていたし、あたしもハク姉の温もりに身を委ねて眠ってしまっていた。
―――――――
「はい、ごちそうさま」
「にゃあ」
だいぶ大幅に時間が飛んで、今はちょうど晩ごはんを食べ終えた頃合い。
ちなみに、昼前にうっかり眠ってしまってから慌ててごはんの支度を始めた夕方までずっと、二人して寝ていた。
「あ、ハク姉」
「?」
「お風呂入って…アレ?お風呂?」
そうだ。そしてまただ。
大半のネコは水が苦手なんだよな?
で、もし苦手じゃないにしろ一人では入れないはずだ。
あの手じゃ頭を洗うなんて出来ないはずだからね。
と、なると。
「一緒にお風呂入るかい?」
「!!?」
…今までで一番分かりやすくて複雑な表情が返ってきた気がする。
怒ってるような驚いてるような、ちょっと悲しんでるような、そんな表情。
無論、尻尾はド直立だ。
「あ、なんか疑われてる気がするけど、疚しいことは考えてないかんね?その手じゃ身体も髪も洗えないだろうからさ」
と、気を聞かせたつもりだったのに。
「……」
ふっ、と威嚇するように短く息を吐いて席を立ち、ソファーに寝っ転がってしまった。
(……作戦失敗、我の積年の疑問は未だ晴れずして、か…)
ちょっと文学っぽく思いを馳せてみるものの、こんなんだから考えてる事が顔に滲み出てるんかな、と思い当たってしまったので、仕方なく晩ごはんの片付けに勤しんだ。
―――――――
「ふわああぁ…」
一人ぼっちの寂しい寂しい、身も心も凍えるようなお風呂の時間も済んで、いい感じに眠くなってきた頃。
ちなみにハク姉はとっくにソファーで寝息を立てていて、とても起きそうにない。
(…っておいおい、寝るのも一人かい)
心底、すらも飛び越えてしょんぼりするレベルに落ち込んで、しかしわざわざ起こすほど鬼畜ではないので、あたしはハク姉に毛布を掛けてあげると寝室に引っ込む。
「…―」
夢の中で、あたしを呼ぶ声が聞こえる。
(誰?)
「にー…」
(アレ?人じゃない…?)
「にゃあうー…」
(ネコ…そうだ、あたしのハク姉は確かネコになってて…)
思い出して目を開けようとした、その時。
両瞼に柔らかくて温かい感触を感じた。
「にゃー!」
同時に怒ったような声も。
しかし目を開けることができない。
「ハク姉…?」
「!」
仕方ないので呼び掛けてみると、右目だけ自由を許された。
「なに、してんの…?」
自由を許された、しかしまだ視界のぼやけた目でよく見ると、左目をハク姉の肉球つきの手で塞がれているのが分かった。
『多分こうすれば絶対起きる!』とハク姉なりに考えた結果、両目にぽんと手を置いたんだろう。
「ハク姉、ちょっとほら、手ぇどけて」
左目も自由にするとあたしは眠い目を擦りながら、身体を起こした。
「んで?どうしたの?」
「……」
「用があって起こしたんでしょ?言わなきゃ分かんないよ?」
「に……」
言い澱むハク姉。
「なに?一緒に寝る?いいよ、おいで」
何も言わないので、痺れを切らしたあたしはハク姉が入って来やすいように布団を少しめくった。
少しの躊躇の後、ハク姉が布団に入ってきたのを確認してめくったのを戻すと
「ん、これでいい?あたし、明日も早いからね、おやすみー…zzz」
背中を向けて早々に眠りに就いた。
―――――――
「にゃ?!にゃー、にゃーっ」
《慌てた声は、早々に眠ってしまったマスターに届くことはなく、かと言ってさっきの目に手を置く方法は、
マスターが横を向いて寝てるので使えない。》
「にぅー…っ」
《涙目になりながらも最終手段を思いついたハクにゃんこは、》
「にゃー、にゃー…?」
《マスターが起きてくれない事を今一度確認すると、とうとう最終手段に出るのでした…》
―――――――
「…zzz…zz、っ?!」
なんだなんだ?!
妙な感覚に目が覚めた。
あたしの耳のあたりから、ぞくぞくする変な感覚…ってほらまたぁ!
「ひゃうっ?!何なになに何なに?!」
顔を上げようとしたが、それも敵わなくて、そういえばと耳に注意を傾けると
「に…っ…♪」
耳のすぐそばでご機嫌なハク姉の声が聞こえる。
「はっ、ハクねぇ…?」
「♪」
そこで気付いた。
「ちょ…ハク姉っ、耳噛まないで…っ」
「〜♪」
ハク姉に耳をはみはみと甘噛み、時々舐められていることに。
やわやわと与えられる甘噛みの刺激が、たまに思い出したように訪れる、熱とざらざらと湿った感触が身体中を走る。
「聞いて…なっ、ひゃん!」
どうやら聞く耳は持ち合わせていないようで、しかもあたしが起きてることに気付かないらしく、
かと言ってまさか、仔猫が母親の乳を吸うようなそれに屈するワケにもいかないので、ただひたっっすらに耐えた。
(仔猫がっ、憑依したとか…そんなんっ、ひえぇ!…っ、どうでもいいけど、あたし、耳はっ…くぅ…弱いんだよぉ…)
気を抜いたら流される。
だから耐えろと言い聞かせつつ気張っていた。
何回耐えるのやめようと思ったか…
と、しかし気付いた時には
「…っ、あ、あひぇ…?」
耐えすぎてなんか呂律が怪しくなっているが、そう言えばさっきまでの責め苦はもうない。
ふと、隣の元凶を振り返ると。
「…zzz…♪」
「寝っ…?!」
そこには安らかな、満足そうな寝顔があった。
思わず叫びそうになったが、何はともあれ寝てるところを起こすのは可哀想だ。
仕方ないので
(えぇい、もし明日元に戻ってても知らんからな!)
ハク姉をあたしの胸に抱き込んで寝ることにした。
明日起きたら、起きていつものハク姉だったらどうからかってくれようか。
「んだーかーら!昨日は大変だったんだかんね?!」
「そ、そんなの知りませんよぅ!記憶がないんだから仕方ないでしょう?!」
猫の日の次の朝。
案の定ハク姉は元に戻っていて、しかも都合よく「昨日の記憶がない」らしい。
「ふぅん?あそう?じゃあ教えてあげましょうか?昨日ナニがあったのか…」
「うぐ…っ、聞きたいような聞きたくないような…」
「んじゃあ教えてあげる…あたしだけが知ってる昨日の事実を!」
あたしはとにかく事細かに昨日の事を話した。
ハク姉にゃんこは見た目典型的なネコの獣人だったって事。
二足歩行のくせに行動・思考パターンは仔猫そのものだったって事。
…の、割にはハク姉っぽい部分もあったけど、にゃんこのがちょっと素直だったって事。
頭も髪も洗えないだろうからと気を遣って一緒にお風呂入るか聞けば、鼻であしらわれた事。
…そして。
「昨日の夜は輪をかけて大変だったんだから…お陰様でもふもふ可愛がってあげるヒマもなかったし…
とは言え、しかしまさかハク姉が、あんなにさみしがり屋の甘えんぼだとはなぁ♪」
「ひえっ?!」
「そりゃあね?行動パターンは仔猫だもん、分からんこともないよ?」
けどねぇ…♪と続けようとしたが、
「んっふっふー♪ま、貴重な体験させてもらったわ♪」
敢えてそこだけボカす。
筆が進まねー って愚痴りに来たらハク姉新作きてたー
猫もハクも好きだからドストライクです
何コレ飼いたいw
猫は白米食べるよ。ほんとはだめだけどw
>>689 萌え死なす気かぁーーーーー!!!!!
ハクにゃんこ可愛すぎるぞぉーーー!!
ああ、失礼。GJにもほどがあるデスよ。
>>690 はやく続きを書く作業に戻るんだ!
ごめんなさい
まさかのオチ手前で連投規制されちゃってました…
あと1レスだけなんですが…要りますかね…?
そうじゃないかと思った。もう1レスください。
(
>>689 続き)
「な、なんですかそれ、なんでそこだけあやふやなんですかぁ!?」
「ん?ふふ、『知らぬが仏』って言うよ?それでも聞きたい?」
「う……」
怖いもの見たさ(見?)だろうか。
ハク姉は可愛らしくうんうん唸りながら迷っている。
「ああ、言っとくけどタダじゃ教えないかんね?そんな世の中甘くないからねぇ」
「へっ?」
「今日からずっと、冬だろうが夏だろうがおんなじベッドに一緒に寝るのを許してくれたら教えたげる♪」
さぁどうするハク姉?
今のハク姉には、割と究極の選択だと思うけど…?
「そっ、そんなことでいいならまぁ…」
「およ?そう?んじゃあ変えよ、これからお風呂は毎日必ず一緒に入るって」
「じゃあいらないです言わなくていいです!知らなくていいです!」
「ふふふ、ならば聞かせてやるー!ついでにネコ耳標準装備にしてやるー!」
「いやあああ?!」
…なんてただじゃれたいだけで、昨日の夜の事は絶対に秘密だ。
あ、無論、不完全燃焼で放置プレイの刑に曝されたからには相応のお詫びをしてもらうつもりだけどね!
…以上です…っていうのもアレですが、
とにかくこれで、本編は3日、オチだけ4日遅刻した猫の日ネタは終わりですw
まさかあのタイミングで規制されるとは…
>>666 ありがとうございます、励みになります!
参考になるところあるかどうかは謎ですがw
>>693 「オチだけってのもなぁー…」と思ってたんですが、お陰様で完結させることができました
ありがとうございますm(__)m
>>695 激しくGJ
いつも拝見させて頂いてます
とっても可愛らしいマスター×ハク大好きです
これからも頑張ってください
切れ目おかしいと思ったら規制か
お疲れ様GJ
たくさんのGJありがとうございます!
ホントは、猫の日ド遅刻してたんでお蔵入りにしようかと思ってたんですが、
思い切って投下してよかったです(*´ω`*)
余談ですが、最近発売された『悪ノ娘 -緑のヴィーゲンリート-』が百合百合しくて個人的オススメです!
読んでみて損はないかと(`-ω-)+
>>698 お蔵入りにしようとしてたんですか?
勿体ないですよ(^ω^)
ああでも私もバレンタインが一本とクリスマスが一本お蔵入り中です。
どうしよう投稿しようかな……
700 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/27(日) 22:14:19.29 ID:AXak6z2d
>>700さん
ありがとうございます
クリスマスネタの方をさっそく投稿させていただきます。
タイトル「性なる夜に…」
あら、この紅茶おいしい。口には出さなかったけれど、ルカの部屋で飲んだアールグレイティーは色よし、香りよしの絶品だった。
あまりこういう物を飲まない私にとっては貴重な機会だ。それにルカが淹れてくれたという所が私の口元を綻ばせる。
「美味しかったですか?」
「うん、とっても美味しかったわ……さすがルカね」
嬉しそうににっこりと微笑み合う二人、今日は12月25日クリスマス、時刻は21時を回っていた。
「やっぱりクリスマスは雰囲気が違いますね。町の方も暖かなムードで溢れてますよ」
ルカの声も何処となく弾んでいて、クリスマスという行事に感謝したくなる。
そもそもこういう事態になったのは、ルカが私とミクをクリスマスパーティーと称して部屋に誘ってくれたのが事の発端であり。
ミクも二つ返事でOKしたのだが用事があって少し遅れるという事で、今私はルカの部屋でルカと二人っきりだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
それをマグカップの中に並々と注いで一気に仰ぐと、お姉様の顔がみるみる朱に染まっていく。
「ぶはぁっ!やっぱりお酒はいいわね……ルカもどう?」
「未成年は飲んじゃダメなんじゃ……」
「いいの、いいの、細かい事は気にしない、ほらグイッと、ほらグイッと」
酔って普段よりルーズになっているお姉様に急かされるまま、カップに入れられた透明な液体を一気に飲み下す。
じわっと熱いお湯が口を通って身体中に広がっているような感覚、夏の太陽が身体の中に入ってきたのではないかと錯覚するほどの熱が全身を支配する。波紋を広げて伝わってくる酔いに脳内が溶けていくのを感じた。
「お、お姉様!い、一体何を飲ませたんでしゅか!?」
怒りと酔いのせいで舌が回らない、身体中が熱い、こちらを少し引いた目で見てくるお姉様に腹が立つ。飲ませたのはそっちなのに、そう思って目の前のボトルをひったくって後ろについているラベルを読んでみる。
『商品名:ズブロッカ、原産地ロシア、原材料:ムギ・その他諸々、アルコール度数:91度……』
この人、未成年になんてものを飲ませるんだ。91度なんて燃料と変わらないじゃないか、酔った思考は目の前にいるお姉様への苛立ちをますます募らせる。
そっちがその気なら私もイジワルしてしまおう。ズブロッカを口に含んで唇に触れる。
少しミスしました
702の前に以下の文が入ります
12月25日午後9時、お姉様が来て二人っきりの時間、後でミクは後で来るみたい。
恋人たちだけの素敵な夜、殉教した聖人云々はどうでもいい。ただ愛する人たちと一緒にいられる事が嬉しい。
「ミク、遅いわね……何かあったのかしら?」
もう一人の恋人の到着が遅れている事に不安を抱いたのか、時計をちらり、お姉様が見る。
「大方マスターが何かやらせてるんでしょう……まずは年長の二人で楽しみましょう?」
"そうね"子供のようにカラカラと笑うお姉様、そして何かを思い出したように部屋から出て行く。
「ちょっと待ってて……」
不安気な表情で縋るように睨むと、苦笑い"心配症ね"と残して一分間くらいいなくなる。
「ごめん、ごめん、ちょっと思い出してさ……じゃーん♪」
↑の文を702と701の間に入れて読んで下さい
この後は普通に投稿していきますwww
「ふ、むぅぅっ!?」
突然の口づけに戸惑ってお姉様からうめき声が漏れるけれど、構わずにズブロッカを喉の奥に流し込んだ。
「んんっ……」
突然喉の奥に侵入してくる液体の違和感に驚いて私をきっと睨んでくるけれど、潤んだ瞳は誘っているようにしか見えない。
誘っているなら、と口内を舌で弄ぶ。舌に触れる度、くぐもった甘い声がお姉様の喉の奥から響いてくる。
その音を聞く度身体を苛んでいる微熱が大きくなっていく。お酒に酔ってるんじゃない、お姉様に酔ってるんだ。
そんな埒の明かない考えが起こる。
「ふぅっ、むぅんっ、ぶはぁっ、何すんのよルカぁ!?」
突然の口付けに恨みがましく非難するものの、目は潤んで、肌はアルコールのせいか、はたまた恥じらいでなのかほんのりと赤かった。
「ごめんなさい、でもお姉様も乗り気じゃないですか?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お酒を飲ませたら急に押し倒してきて、絡みつく濃厚なキスが降ってきて、口の中を易々と蹂躙される。
アルコールを上回る熱が私を襲ってくる。抗議の声を上げてもルカはニヤッと笑うだけで。
「ごめんなさい、でもお姉様も乗り気じゃないですか?」
そう言われてベットの上に組み伏せられる。すぐに左手が私の太股を撫でる。鼓動が抑えられない。
「あんっ、あっ、あぁ!」
「感じやすいんですね……綺麗ですよ」
しなやかなルカの指が身体のラインに沿って服越しになぞられる。くすぐったいような感覚、アルコールのせいで敏感になった肌には十分な愛撫。
「ひゃぁ!?そ、こ、だめぇ」
身体をまさぐる指に気を取られていると急に首筋を舌でなめられ、そのままつつっと上になぞり上げられ声が漏れてしまう。
神経を荒く興奮した吐息が撫でる度、熱く湿った舌でなぞられる度、切なさが身体を締め付ける。身体が快感を求め始めたのがわかる。
「次は……ここですね」
赤いジャンバーを強引にたくし上げられて胸を顕にされる。今までにされた愛撫のせいで二つの突起は自己主張してしまっていた。
「ふふっ、お姉様のえっち、まだ触ってないのにこんなに硬くして……」
嘲るような、楽しむような、イジワルな言葉に羞恥心が掻き立てられて泣きそうになる。しかしそんな思いも突然の胸への刺激で霧散してしまう。
「ひ、いっ、やぁ、そん、ああっ、ふぅに、さわ、る、ひゃぁっ!!」
硬くなったソコを人差し指と親指が激しく責めてくる。かと思ったら今度は焦らすように弄んでくる。敏感なソレへの刺激、長い桃色の髪が身体を撫でるのと相俟って狂おしい刺激を与えてくる。そのうちに舌も降りてきて胸全体を刺激される。
たまらない、ぴちゃぴちゃ響く水音が快感を徐々に強く……クレッシェンドにしていく。声が抑えられない、抑えようともしない。気がつくと私は情けない顔で。
「ルカぁ…名前で、めいこってよんで……」
懇願していた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イジワルするように触れる度、お姉様の身体が大きく跳ねる。
大事な所にはまだ一度も触れていないのに、スカートの中から垣間見えるショーツは既に用を為さないくらいに濡れて妖しく光っていた。
奥に触れて欲しいのだろう、もじもじと腰を揺らして私の脚に無意識だろうか腰をすりつけてくる。ねだるように顔を上げて上目遣いで見てくる。
それでも止めない、双丘を優しく撫でる。髪で身体を刺激してやるのも忘れない。我慢できないのだろう、懇願が吐息の間に聞こえた。
「ルカぁ…名前で、めいこってよんで……」
「なっ!?」
なにこのお姉様可愛い、泣きそうな顔と潤んだ瞳のせいかいつもよりずっと淫らで、艶かしくて、そして美しかった。
加虐心が掻き立てられる。ぞくぞくする。たまらない感覚、もっともっと弄んで泣かせたい。いけない欲求が身体の中を渦巻く。
「わかりましたメイコ。とっても気持ちよくしてあげます」
スカートのホックを外して、ショーツのクロッチをなぞる。その度に身体をビクッと揺らして、シーツを固く握りしめるその姿に鼓動が早くなる。
でもまだ触れない、イジワルするようにそっと、本当にそっと触れてあげる。
「なん、っで?さわ、て、ぇ」
そんなの可愛い貴方を見たいからに決まってる。けれどメイコの方は少し触れただけで"もう無理"だと目で懇願してくる。
「仕方ないですね。いやらしいメイコさん」
一気にショーツをズリ下げると蜜でテラテラと光る秘所が顕になった。
「もうこんなにして…そんなに触って欲しいですか?」
「んあっ、ほし、い……」
その言葉に合わせて秘所の周りを柔らかく撫でてあげる。次々と蜜が溢れて私の手を濡らす。手についた蜜を音を出して口にする。うん甘い。
「やぁ、おと、おとっだめぇ!」
くちゅくちゅと音を立てながらの愛撫に目をつぶって羞恥心に耐えるメイコ。でもねそんな顔、煽ってるようにしか見えない。
「やぁ!?だめぇっ、ああっ」
熱く濡れそぼった秘花にするりと指を滑り込ませると、一際大きく身体が跳ねる。そのまま何かを探すようにナカを掻き回す。空いた親指は期待に硬くなった核をグリグリと弄ぶ。
「くぅっ、あはぁぁ、う、ああっ、やぁぁぁぁっ!?」
ナカのある一点、入ってすぐの所を撫でると食いしばった歯の間から甲高い嬌声が漏れる。見つけた、メイコのいい所。
大好きなお菓子をみつけたみたい、嬉しくて興奮する。
「ルカぁ……も、むりぃ……」
"だからイカせて"声色がそう訴えかけてくる。そんな風に言われたら断れないじゃないですか。メイコ、泣いてる顔も綺麗ですね。
「ほらほらメイコ、メイコ!イッちゃって……私の大好きなえっちなメイコ!!」
「あっあぅ、うぁぁ、だい、す、きぃ、るか、ぁあ、あっやぁぁぁーーーー!!」
ナカと核を責め立てる手を激しくする。そんな快楽に抗えるわけもなく、
絶頂の波間にメイコの意識は溺れてしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うふふっ、綺麗でしたよ……メイコ」
メイコお姉ちゃんを攻略してご満悦なルカ、私がマスターに捕まってる間に二人でイチャイチャしてるなんて、お仕置きしてもいいよね。
柔らかい絨毯にルカの身体を組み伏せる。突然の事にわけが分からないという顔のルカ。
「えっ、み、ミク?」
私の顔を見た途端見せた怯えたような表情、たまらない、こんなルカ始めて。
「メイコお姉ちゃんよりヘロヘロにしてあげるね」
ベットに沈む二つの影、雪明りか、それとも月明かりか、窓から射し込んでくる光に映える赤く上気しきったルカの顔がこれから始まる情事に期待しているのが見えた。
以上です
カップリングもつけ忘れてましたルカメイです。
すいませんなんか慌ただしくて(ToT)
今度から気をつけますね。お目汚し失礼しました。
GJ
腐らせとくとかもったいないよ!
さて俺も風邪で布団から離れられないのを利用して一気に書くか
ルカメイ→リンルカ投下します。
>>601の前話という形になります。というよりも
>>601が単体では意味わからない話で、何故あれだけ先に投下したんだ俺の馬鹿
次から
「――ふあ……あっ…メイ、コ…」
「ルカぁ…んんっ」
ベッドの上で激しく絡み合う二人の女。締め切られ暖房の焚かれた部屋に、成熟した大人の色気が満ちていた。
「メ…コ、私、そろそろ…」
「私も、…んっ…ルカぁっ!」
ラストスパートとばかりにお互いを強く抱きしめ、秘部を激しくこすりあわせ、二人は達した。
「メイコ…今日は激しかったわね…」
壁を向いて丸くなるメイコの背骨を撫でながらルカが話しかける。
この二人、実は恋人同士ではない。お互いに特定の相手がいない寂しさを紛らわせるためだけの体の関係、いわゆるセックスフレンドだった。
数週間前、男に振られたメイコがやけ酒を煽りながらルカに迫り、同じくほろ酔いだったルカが押し切られる形で始まった関係。
しかし体だけの関係とは言え、行為に及んだ後はそそくさと出て行ってしまう、というのも気が引けるのでピロートークの真似事をして罪悪感を紛らわすのが習慣であった。
「あれ…メイコさん、寝ちゃいました?」
話しかけても反応しないのでルカが脇腹をくすぐると、むずがるようにメイコが起き上がった。
「ん……いやっ」
「起きてるじゃないですか。」
「……ねぇ、ルカ。」
「どうしました?激しすぎて腰でも傷めました?」
「終わりにしたいの。この関係。」
「え…?」
一瞬視線が交差するがメイコは気まずさから目を逸らし、下着に足を通してごまかした。
「最初に言ったでしょ、どちらかにちゃんとした相手が見つかるまでって。好きな人がね、できたの。だからごめん。」
こちらに背を向けて衣服を身に着けながら言う。
「………」
正直に言えば、「勝手な事を」と思う。が、そういう約束だったのだから仕方がないといえば仕方がない。そういえば今日はアルコールが入っていない。それは彼女なりの誠意なのだろうと思う。
「そう…ですか。では、これっきりという事で。」
「うん、ごめんね。…やっぱり女同士って非生産的よ。ルカも早く誰か見つけて、私の事なんか忘れて頂戴。それじゃ、おやすみなさい。」
そう言ってメイコはルカの部屋をあとにした。新しくできた男とやらの部屋にでも行くのだろうか。
「…こういうのも、振られたっていうのかしら。」
溜め息をつくとメイコの匂いが僅かに鼻をついた。それが妙に忌々しく思えて、ルカは窓を大きく開け放して冷たい夜気を取り込んだ。
タイトル付け忘れた
【先輩と後輩】
ルカは荒れていた。どうやら自分で思っているよりも割り切りのいい人間ではなかったようで
「『非生産的』。なんてどの口が言う…」
「『忘れて頂戴』ね。自分から誘っておいて…」
「後からヨリを戻そうって言ったって聞きませんからね」くらいの皮肉でも言えれば良かったのだが、相手のいないルカが言った所で負け犬の遠吠えにしかならず
「ああ〜もうっ!」
結果だけ見れば振り回された挙げ句要らなくなったら捨てられたという怒りと、発散される事の無くなった性欲を抱え、ルカはイライラした日々を過ごしていた。
そしてそのフラストレーションが限界まで溜まったある日、自分もメイコのように誰か性欲をぶつける対象を探そうと思うにいたった。
その相手としてリンを選んだ理由は覚えていない。小さくて抵抗されなそうだったからか、メイコの事を思い出さないように全く違うタイプの女の子を選んだのか、あるいはたまたま目に留まっただけなのか。
ソファーに座り本を読んでいたリンに声を掛け、リンの部屋にしけ込んだ。
ベッドに腰掛け、世間話から軽く下ネタ混じりのトーク。胸のサイズの話になり、チャンスとばかりに「揉んだら大きくなるよ」なんてベタなセリフを吐いて体に手を伸ばし―
「え…あれ?」
いつの間にかリンがルカの体に馬乗りになっていた。無造作に上着を引っ剥がし、ルカのたわわな2つの果実を露わにする。
「ちょっと、なにすんのよっ」
「いいじゃんちょっとぐらいー。こんなにあるんだからさー」
無邪気に笑いながらルカの胸をもみしだく。
「(胸の話を持ち出したのはこちらの方だし、今は好きにさせておこう。後でたっぷり仕返ししてやればいい)」
しかしそれはルカの誤算だった
「ふっ…んんっ…くうぅ…リ、ン…ああっ…」
最初こそ力任せの大味な責めだったが、段々とルカの弱点を探り当て、赤ん坊のように乳首にしゃぶりつき、細い指を使って巧みに攻め立てる。何度か肌を重ねたメイコを凌駕する性技にルカは音を上げた。
「ふうう…ああ…だ、だめ…もうやめてっ」
「あれ、もうギブアップ?これからがいい所なのに」
「はぁ…はぁ…ふぅ…」
リンの体が退き、体が自由になる。が、既に逆襲する気力も萎え、荒い息を整えるので精一杯だった。
「大丈夫?強くしすぎちゃったかな、ごめんごめん」
降りかかる声は変わらない元気さだったが、その表情からはは子供らしさが消え、三日月のような細い笑みでルカを見下ろしていた。
「リン…あなた……ひゃあっ!」
じっとりと湿ったショーツごと秘部を揉み込まれ、ルカが嬌声を上げた。
「ひゃあっ、って。可愛いなー。そんな声聞かされると苛めたくなっちゃうよ」
「あっあっあっ、そんな、だめぇっ」
ショーツをぐっと持ち上げて食い込ませると、じわっと愛液が溢れる。浮き出た陰核をざらざらした布で擦られて更に上擦った鳴き声を上げた。
「脱がすよ。お尻上げて?」
「え、やだっ」
ルカが慌てて顔を上げると、リンがショーツに手を掛けていた。
「ちょ、ちょっと待って、だめっ!」
「なに、まさか初めてなの?」
「違っ、そうじゃ、ないけど。なに、なんでこんな…」
「なんで、こんなに手慣れてるかって訊きたいの?」
上手く舌の回らないルカの質問をリンが引き継いだ。
責める手を休めてリンが語る
「そうねぇ…ルカはさ、当たり前のように私の事妹扱いするけど、産まれたのは私の方が先なんだよ?忘れちゃった?」
「あ…」
そういえば、ルカが誕生したばかりのころ、右も左もわからないルカをリンが色々と世話を焼いてくれた。それがいつの間にか、お互いを年齢相応に妹、姉扱いするようになっていた。
「だからさ、その分私の方が経験豊富でも別におかしくはないでしょ?」
「そ、れは…」
「ま、年下は年下だから妹でいいんだけどさ。セックスの時は別かなって。はい、拘束完了っと」
「!? な、いつの間に!」
リンの話に集中している間に、どこからともなく持ち出された手錠によりルカの両足首はベッドの支柱に繋がれてしまっていた。
「なんかルカが今日ずっとギラギラした目で見てくるからさ、怖くなっちゃって。護身用に持ってたの。こういうの使ったことない?」
言いながら、また二つ手錠を取り出す。脚を固定され力も入らない体では満足に抵抗も出来ず、両腕も拘束されてしまった。
「…一体、何する気なのよ…」
「何って…ルカが私にするつもりだった事、かな?」
「う…」
そう言われてしまったら返す言葉もない。が、完全に自由を奪われたこの状態はただただ恐ろしい。
「えーっと、何だったかな。そうそう、『おっぱいは揉むと成長するのよ、試してみる?』だっけ?よく言うよそんな事。」
もはや完全に子供らしさをかなぐり捨てたリンの言葉。
「あの、もしかして、怒ってる…?」
「そーだねー。言っていいことと悪い事があるよね。あれが無ければ、まだ妹でいてあげたかもしれないのにさー」
細い指がルカの白い肢体を撫でる。かすかに怒気の混じる薄い笑み。
「ひぃ、ご、ごめ、ごめんなさい…!」
「…もう遅いよ。『女はセックスで綺麗になるのよ』とも言ってたね。試してあげる。」
三日月のような鋭利な微笑み。ルカの目にはそれが自分を補食しようと襲いかかる猛獣のように映った。
「やだ…やだ…やめて、許して、ごめんなさい!」
「謝ったって遅いってば。それに、ルカだって溜まってたんでしょ?妹に手を出しちゃうくらいにさぁ。発散させてあげるから、覚悟はいい?」
「あ…やだ、だめ、やだぁ…」
「ふふふ…そんなに怖がらないで、痛くはしないから。
じゃ、何から始めよっか。」
(続く
途中ですが一旦ここまでで投下しますー。なるべく早く続き投下できるよう頑張りますw
読んでくれた方、ありがとうございましたー。
>>714 GJでした。
いつもいつも楽しみにさせていただいています。
『222は悪魔の数字?』がこのスレ222番目のSSだったよw
>>710にインスパイアされて、なぜかこんな馬鹿ネタが出来てしまいました。
◆It9rPG.nC.氏、申し訳ない。
「>710のリンちゃん怖い〜」
「やめてよミク姉〜。違う鏡音リンだってば、あれは」
「うん、私のリンちゃんは可愛いもんね」
「んー? そうやって子ども扱いしてるとぉー」
「だから怖いって。いや、ここではもっと重要なおっぱいという論点が!」
「うん。揉めば成長するなんてのは迷信だよね」
「それでおっきくなるなら誰も苦労しない!」
「言い切った!」
「貧乳の女王、初音ミクが言うんだから間違いありません!」
「開き直ってるねー。確かに、ミク姉にさんざん揉まれた私もこの程度」
「リンちゃん……」
「ねえ、その可哀想なものを見るような目は何?」
「強く生きるんだよ」
「この件でミク姉に哀れみ向けられる覚えはないよ!」
「ゴメン。で、でさ。おっぱいって主に脂肪で出来てるよね」
「うん、それで?」
「痩身術で脂肪の揉み出しってあるじゃん。ってことは」
「え? ってことは……」
「揉めば揉むほど小さくなる!」
「こわ!!」
「で、今後の対策ですが。二人で手分けして巨乳組を小さくするってことで」
「いや、それはそれで虚し過ぎる営みなんだけど……」
「この際、打てる手は全て打っておくべきかと」
「あ、マスターに呼ばれてたんだった。またあとでねー」
「どうしたの? 急に?」
「誰のを」
「小さくするのですかー」
「あ。めーちゃんルカちゃんご機嫌よう」
「逃がすか」
「二人がかりでもっと小さくしてあげるわ!」
「いやぁーーー!」
このあと、「これ以上小さくしようがない」とすぐに開放されるという、
更なる恥辱に震えるミクさんでした。
以上です。
脂肪の揉み出しも根拠ゼロくさいんですが、ネタってことで。
みなさん応援ありがとうございます!
揉むと小さくなるwwwその発想はなかった。
短いですが、できた所まで投下します。
>>710の続き、次から↓
―案外、チョロかったな。
窓際にもたれかかり、ベッドの上でもがくルカを眺めながらリンは思う。
わかりやすく発情して、油断して磔にされちゃってさ。
あっさり手に入った玩具になんとなく興が削がれた気がして、ルカから目を離し窓から夜空をながめた。
雲の隙間から月光が差し込み、はらはらと粉雪が舞う。木々は白くデコレーションされ風に揺れる。シチュエーションにこだわる方ではないリンだが、いい日に襲ってくれたと思う。
「ルカー!調子はどうー?」
「うぁっ…ふああっ…ああっ!リンっ!も、ダメっ、これ、外してえぇ…ああうぅ」
「♪」
ルカに見せつけるようにして手元のリモコンのつまみをひねってみる。
「きゃあああああ〜っっ!!やめっ、もうやべてええぇぇ〜〜」
リモコンがテレビのボリュームボタンでもあるかのように、ルカの鳴き声が大きくなる。いい反応に笑いがこみ上げる。
―ルカはただ放置されているわけではない。陰核に無線式のローターを貼られている。
包皮を綺麗に剥かれて根元にリングを嵌めて固定され、剥き出しの果実に容赦の無い振動を与えられ続けていた。
リン曰わく、『準備運動』。時には強く、時には弱く。かれこれ30分ほど、遠隔操作で弄ばれていた。
「はぁっ、ふっ、はっ、はあああぁうぅぅ〜!もう止めてえぇ…お願いぃ…」
首を振り手錠をガチャつかせながら懇願するルカ。泣きじゃくる顔に嗜虐心を刺激され、子宮がずくんと疼いた。
レズではないけれど、やっぱり女の子の鳴き声はいい。男の子は鳴かせてもあんまり面白くない。
「うあああぁぁッッがぁあああッッ〜〜」
何度目かの絶頂を迎えたルカが、首を絞められた鶏のような音を出しながら激しく痙攣する。滅茶苦茶に跳ねる腰が辺りに液体をバラまいた。
それをみて振動を弱めたその時、部屋がさあっと明るくなった。振り返ると、雲から完全に姿を現した丸い月。
綺麗な満月。舞い散る雪が光を反射して一層キラキラと輝く。本当に今日はいい日だ。もっとも、今のルカには月を楽しむ余裕など欠片もないだろうが。
この幻想的な風景を背景にした自分はルカの目にはどう映っているのだろうか。威圧感を増してみようかと、戸棚からワインを取り出してグラスに注ぐ。
我ながら絵になっていると思う。ニコッと笑いかけると、少し落ち着いた様子のルカの顔がまた歪んだ。
「ルカも飲む?」
グラスを見せたが、いやいやと首を振られてしまう。いや、そもそも、こちらの言う事が聞き取れたかも疑わしい。
「ああ…もう…やめて…」
ルカは息も絶え絶えといった様子で喘ぐだけだ。
「そんなにクリがイイの?ならルカはソコを重点的に責めてあげよっか」
「…いやぁ……もう…だめ……ぅあっ…りん、たすけ…ぁ…」
「あれ、大丈夫?」
さっきよりも抵抗が弱々しい。玩具だけで力尽きられるのもつまらないな、と思ってローターの電源を切ってあげた。
「はあっ…はあっ…はあっ…あ…あ…ぁ……」
「わ、ちょっと待ってよ!寝ちゃダメ〜。ホラ起きて起きて!」
「………」
「コラッ!起きろー」
剥き出しの秘芯を摘んでみる。が、反応はほとんどしてくれない。
完全に落ちてしまったようで、やりすぎてしまったと反省する。
「んもぅ、しょうがないな〜」
ついにルカはすぅすぅと安らかに寝息を立て始めた。バラバラと顔に纏わりつくピンクの髪を整えてやると、苦痛と恍惚の混ざった顔が表れる。肩を揺すると涙と唾液が筋を作ってシーツに水溜まりを作った
「イイ顔してるけど…これだけじゃお腹いっぱいにならないよ〜!。…はぁ。寝顔をつまみに呑んで終わりにするかな〜。」
落胆してグラスを取りに戻る。その時、何かで聞いた知識を思い出した。
「…ん、ワインって気付けになるんだっけ…?。試してみる価値は、あるかな。」
グラスからワインを口に含み、口移しでルカに飲ませる。
「ん、ん〜ッ!?」
「あ、起きた?」
けほけほとむせながらも、ルカは渡された液体を飲み下した。
「ぁ……リン…」
「おはよ、まだ飲むよね?飲ませてあげる。」
再び口移しでワインを与えると、こくこくと従順に喉を鳴らす。大分回復したようで、目に光が戻った。ついでに、恐怖心も。「あ、あ、あぁ、嫌あああぁぁぁ、やめて、離して、助けてぇぇ!」
手錠の事も忘れてバタバタともがき、髪を振り乱して泣き叫ぶ。
舌でも噛みそうな錯乱っぷりにちょっと心配になって、顔を抑えてキスをする。舌で歯をこじ開けて口内をまさぐるとワインとルカの味がした。うっとりとしながら、口からこぼれたワインの雫と、涙を舐めとってあげる。
「はっ…はぁっ…りん……」
「うん、元気そうだね。じゃ、続き始めよっか♪」
とりあえずここまで
ぶっちゃけネタないよ〜
激辛のあとは甘ーいデザートいかがすか〜ってことで。
>>675のルカマス続編で、今回はマスター視点です。前よりも甘くなったと思います。
『二人の花嫁』
昨日決意したんだから、ぜったい言うからね、ルカ。
なけなしの勇気を総動員しなきゃならないけどね!
「おはよう。あれ? どうしたの? いかにも『寝不足でございます』って顔だけど」
「おはようございます。なんでもないです。単純に寝不足です」
「そう? ならいいんだけど。ボカロでも隈って出るのね」
(マスターの寝言で昂ぶっちゃって、自分慰めてさらに昂ぶっちゃったからなんて言えないですよう……)
「でね、ルカ。伝えたいこと、っていうか。お願いがあるの」
「あ、はい」
うーん、切り替えの早さはさすが。
感心してる場合じゃないね。ちゃんと伝えないと。
「あのね、あくまでお願いで、命令なんかじゃないよ」
「断ったからどうこうなんていう気もないからね」
「で、で、あの。落ち着いて聞いてね」
ああもう。どうでもいい言葉ばかり口から出てくる。
落ち着かなきゃいけないのは私だ。ルカが首傾げてるじゃないの。
「もうはっきり言うね。私は、ルカのことが好きです! 恋人になってください!!」
あれ? 反応がない?
「ルカ?」
「は! すみません! フリーズしてたみたいです」
「えーと。伝わったのかしら?」
「はい。私がマスターの恋人、に」
真っ赤になってうつむかないでよ。私も恥ずかしいんだから。
「あの。返事は?」
「Yes、です」
「……ありがとう」
「でも、できれば恋人じゃなくて。私のお嫁さんになってください」
「恋人スキップしてお嫁さん!?」
「ダメですか?」
潤んだ目で見つめられたらダメなんて言えないよ。
なにより、私もそうなりたいんだから。
「うん。私をルカのお嫁さんにして」
ルカに抱き寄せられた。もちろん抵抗なんてしない。
「初めて会った時からずっと好きでした」
「私もだよ。だから幸せにしてね」
「ちょっと違うと思います。二人で幸せになるんですよ」
「うん」
そして、自分でも呆れるぐらいのぎこちないキス。
「……私初めてだけど。ルカもなの?」
「生まれてすぐマスターに買ってもらったんです。経験あるわけないじゃないですか」
いつものクールさはどこへやら。すっごく可愛いよ。
「じゃあ、ルカの初めては全部私のものだね」
「はい……」
「私の初めては全部ルカのものだから」
「! はい!」
今までも二人でうまくやってきたんだから、大丈夫だよね。
これからも、ずっといっしょだよ。
----
「ところでルカは何になるのかしら? 花婿?」
「え? わ、私もお嫁さんがいいです」
以上です。
ルカが乙女過ぎる気もしますが、手直しする度にどんどん乙女になってこの有様です。
甘いのもいいと思うけれど♪苦いのも嫌いじゃない♪
二人とも面白かったよ!
よっしゃ受験終わったあああ!!!!!
>>728 さぁ早く!
CPは何でもいいから、とにかく何か書く作業に入るんだ!
俺もたった今受験おわた
今日から自由だー
DIVAの新曲がやっとプレイ出来る
勉強中BGMになってくれた楽曲達に感謝!
ここはR18板だぞ…ってのは、野暮か
>>728、731乙
まぁ俺も高校の授業でルーズリーフの裏に百合SS書いたり
Kパックの筆記英語も百合SS書いてたり、多分同学年ですねwww
受験終わったとか書くスレじゃないだろ
マジでどうでもいいわ
てか普通のレスするとき酉とかつけなくていいよ
確かに
スレ汚し失礼しました
大学と聞いて。
ボーカロイドとしてデビューする以前、ルカはアメリカの大学に短期留学していて、
現地のキャンパス内で知り合ったソニカに手取り足取り…。
とまで妄想した。
そういやソニカネタって今まで一度も出てない?
ソニカネタよりソワカネタ
ソニカとかマイナー過ぎて何をどうしていいかさっぱりわからんw
何か強烈にキャラクター付けるような曲があれば…
撮りっきりソニカ
ソニカ「あんまり小さいからまな板と間違えちゃった☆」
ミク「」
>>739 ソワカちゃんの作中キャラ自体でも
ボーカロイドが声あててるアニメとかいう前提でのボカロ達にしても
百合のネタにするの難易度たかい気がする
少なくとも自分は思いつかなかった…
Sonika「これが日本で人気の『男の娘』…」
リン「」
昨日はミクの日だったのに、忙しさにかまけて忘れちまってたぜ……
忘れてはなかったけど間に合わなかったぜ
ミクの日に大遅刻でごめんなさい^^;
遅くなりましたがリンミクです。
タイトル「三苦の日」
「「「ミク(姉)、記念日おめでとう♪」」」
目を覚ましてリビングに降りて行くと聞こえる三者三様の祝福の声、3月9日だから『ミクの日』考えた人は凄いと思うな。
「今日はミクの誕生日だけど、私もルカもお仕事だから……リンと言い子にしてるのよ」
「大丈夫だよ、っていうか私の方がお姉ちゃんなんだけどな」
ぷぅと頬を膨らませると、軽く笑って”ごめんごめん”と二人とも私の頭を撫でてくれた。
「行ってらっしゃい、ルカ、メイコお姉ちゃん」
今日は私の日だから何かお祝いしてくれるみたいだけどそれまで退屈だなぁ……
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
特にやる事もなく部屋でゴロゴロしていたら三時を越えていて、ご飯も食べてない事に気がつく。まぁいいや、なんか食欲もないしね。
「なんにもする事ないなぁ……そうだ、リンと何かお話すればいいんだよ」
善は急げって言うじゃない?それならばと同じように自分の部屋でゴロゴロしているリンちゃんの所まで行こう。そんなことを思ったのが間違いの始まりだったのだと感じるのは後数分後の事だった。
「リンちゃん?リンちゃーん?いないのかな……」
ノックをしても反応がない、どこかに行っちゃったのかな?まぁ妹の部屋だからいいよね!
勝手に入る言い訳をみつけて侵入する。結構入った事があるけど見せてもらえない所とかあるしね……お約束の家探しタイムだよ。
「本棚とか、なんか怪しいなぁ、何かありそうだよね…」
自分の部屋より綺麗に片づけられている部屋の本棚、なんか英語とかで小難しい事が沢山書いてありそうな表紙のものばかりが並んでいる。リンって意外とマジメなのかな?そんな事を考えているとふとした拍子に肩が本棚にぶつかって一冊の本が床に落ちる。
「わわっ!?落ちちゃったよ……直しておけば大丈夫だよね?」
ふと手に取ってみると取り方が悪かったのかカバーが落ちてしまう。いや落ちてしまった。そしてそこにあったものは?
「なに……これ……?」
『わかるSM』そう銘打った表紙がそこには異様な存在感で鎮座しており、私の目を見開かせるには十分な衝撃を放っていた。
「え…えっ!?もしかして……」
本棚に並べられている本を全て手にとって調べてみる。『SM倶楽部』『縛り方百選』『緊縛方法』えとせとら……完璧に見てはいけないものだった。早く元に戻してここから逃げなきゃ…逃げなきゃ!
なんとか全部元の状態に戻して足早にドアに手をかける。やった逃げれた。
「みちゃったんだぁ」
底冷えのする声がドアのすぐそこから響く。ゆっくりと開く扉は死刑執行室の物のように重く冷たい。目の前には金髪の修羅、私を見つめて動かない。
「見ちゃったの私の秘密?見ちゃったんだよね……」
ゆっくりと部屋の中、逃げ場もなく追い詰められていく、ベットに追い込まれて押し倒されゆっくりと唇を重ねられる。侵入してくる舌くちゅくちゅと音を立てて私を煽ってくる。長い長いキスが終わると唾液が銀の橋を唇どうしにかける。
「ミクの日だし見た事は怒らないよ、その代わりに……」
「その代りに……?」
「滅茶苦茶にしてあげる」
リンの腕が私の服を強引に剥がしていく。ルカやメイコお姉ちゃんとはまた違った肌の温もりが地肌と触れあって凄く新鮮。
「どう、妹にされるのって?怖い?恥ずかしい?」
下着もはぎ取られ私の全部がリンに見られてる。羞恥心からか鼓動が速くなって快楽を急かしてくる。
「触って欲しいんでしょ?バレバレだよ、止まってって言っても止めてあげないからね」
ゾクリとするほど冷たい事を言ったかと思えば強く胸がつねられた。
「ああっ、やぁ、つよす、ぎぃ」
「ごめんごめん、驚かせちゃったよね……次からは優しくするよ」
始まったのは的確で優しい愛撫、私の感じる場所をしっかりと理解してそこを重点的に責めてくる。なんにしてもリンは”行為”が上手かった。確実に蓄積される快楽に身をよじって嬌声を上げてしまう。
姉の尊厳だとか意地だとかを全てかなぐり捨てて身を委ねてしまった。身体の力を抜いて誘うようにくねらせる。娼婦?それでもいい、ただ快楽が欲しい。
「しょうがないな……でもさ、お姉ちゃんさっき私の本随分詳しく読んでたよね?ああいう風にしてあげようか?」
『してあげようか』だなんて絶対にする気なんでしょ?ギラギラした眼差しがそれを物語っていて。こくんと静かに頷いてしまった。
「じゃぁちょっと待っててね」
ガサガサとベットの下を漁ると長めの荒縄が姿を現わす。そのまま手を、身体をきつく、強く縛っていって、ついには全身に縄を回されてしまった。
「ひゃぁっ、きつぃ……」
「そうかな、ここはこんなにびしょびしょなのに?」
指摘されて顔が真っ赤になる。恥ずかしさなんて吹き飛んでいたはずなのに、縄で全身を縛られて、そこが火をつけられたみたいに熱い、恥ずかしさで死にそう。
「ほらほら縄をこんなふうに動かすとどう?」
「ひゃぁぁっあぁっ!?」
指とは違った無機質な責め、体温の代わりに粗い繊維が私の秘所を強く撫でる。硬くなった核を何度も何度も強く強く……そんな責めに私は一瞬で達してしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふぅ……今日は疲れたな、『ミクの日』なのになんで私が疲れてるんだろ?」
行為が終わってからリンは私に絶対に口外しないと約束させて部屋から出してくれた。あれでいつもみたいにふざけてたらもう1R初まっていたに違いない。
「ふぅ、リンは絶対タチだよね、こっちが圧倒されちゃったよ」
ぶつぶつと自分の部屋の中に入ろうとすると後ろに気配。というより殺気が立っていた。
「へぇミク、リンとお楽しみだったんだ……」
「私とお姉さまがミクの為にがんばって仕事を終わらせて来たというのに」
絶体絶命、袋の鼠、そんな言葉が頭の中をぐるぐると渦巻く。
「とりあえず私十回、その後でルカ十回でいいわね」
とっても嫌な予感がするその台詞、その十回ってなんでしょうかね?
「「ミクがイク回数」」
私が意識を取り戻したのは翌々日でした。ミクの日なのに……
以上です
思いつきなのでいつにもましてクオリティーが低いですが生温かい目で見守ってやって下さいw
ミクの日おめでとう!
GJ
どんな誕生日だwwww
このスレに書き込んでくれていた皆様は無事でしょうか?
私は中部在住なので幸いにして地震の被害は受けませんでしたが心配です。
生きてますよ。鯖も通常運行の様子。
震度5くらったけど、怖い思いした程度です。
私も無事です
九州人なので、幸いにして被災を免れました
しかし他の方々の安否が心配ですね…
かろうじて生きてるお
生存報告ならいつものトリ付けてSS投下してくれるだけでいいよ
雑談なら名無しで十分だ
普通のコメに酉はいらないのには賛成だな
758も喧嘩売るようなコメはよくないと思う
何か言い返したかったのはわかるけど的外れすぎて可愛いな
昨日はホワイトデーだったけどSS無かった。
もしかしたら被災地にこのスレに書き込んでくれていた人がいるかもしれない。
そういう人の為にリリグミです。
タイトル「その五文字が言えなくて」
次から投稿します。
いつからだろう、君のことが頭から離れなくなっていたのは。
始めて会った時の印象は最悪、リビングで寝ていたボクを叩き起こして。
「今度新しく入ったLilyだよ、よろしくね」
そう言って私にてを差し伸ばして握手を求めてきた。"なんだこいつ"そう思った。
けれど声には出さない、差し出された手を取って握手をし返した。内心その太陽みたいな金色に毒づきながら。
まぁそんな感じで、彼女ーーLilyとの出会いは決して良いものだとは言えなかった。
けれど、けれど彼女と過ごしているうちに、刺々しい感情は氷解して別の暖かな感情浮かび上がってくる。これはなんだろう。
「恋」ボクがその結論に至るまで長くはかからなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
深夜1時、ボカロハウスは皆寝静まっていた。ボクはというと……思春期の男女が誰でも駆られる衝動を鎮めようと、ベットの中で熱くなった身体を持て余していた。
「いやっ、ああっ、うぅん、あぁ、くぅっ」
胸の膨らみの片方と下肢の付け根に手をやって、やわやわと弄ぶ。
「うぅ、あっ、りりぃ、りりぃっ、あっ、あっ」
キュッと目を瞑ると瞼の裏にあの金色の髪、太陽の髪が現れる。ボクに優しく微笑んで口付ける、手を掴まれ抱きしめられる。
「りりっ、りりぃ、はぁ、りりぃ」
懸命に、そして何度も想像の中の彼女を呼ぶ、白い百合の名、彼女の名、"リリィ"鳴呼、それはあなたの白い肌があの花に似ているから名付けられたのでしょうか。
「そ、んなぁっ、ところ、さわ、る、なぁっ!」
彼女がボクの大事な所に触れる。そっと、必要以上にそっと。こんなことをされてもいいと思っているのに、想像の中ですらボクは素直に想いを伝えられない。
『きみがすき』たった五文字、五線譜の上なら1・2小節くらいなものだろう。でも言えない、それを言おうとするたび、喉が細くなったような錯覚に陥る。
理性が、常識が、そして臆病な心が女どうしだという酷い現実をボクに突きつけてくる。
だからボクは、この熱にほだされた身体を独りで鎮めることしかできなくて、ベットの上で自分を慰める事を繰り返し続ける。
「も、おっ、だめ、ぇっ!」
秘所に伸ばした指が女核を擦るスピードを速める。イク、またイってしまう。その後に残っているのは寂寥感と自己嫌悪だけだと知っているのに。
「やぁっ、はっ、くぅ、あぁ、りり……」
「はいストップ」
びくん、突然核を弄んでいた腕を掴まれ、室内に自分以外の声が響く。心臓が大きく跳ねる、頭が真っ白になって嫌な汗がどっと吹き出る。
あぁ、この声は……一番聞きたかった声だ。頭の中でボクの名前を優しく呼んでくれた声、どうしようもなくボクを昂ぶらせてくる声。
「ねぇ、私の名前呼んで何をしてたの?」
どきん、どきん、心臓の音が大きく響く。ダメだ、嫌われた。こんな格好で何をしてたかなんて一目瞭然だ。こんなに浅ましい姿を見せて彼女がボクを好きになってくれる筈がない。軽蔑と嫌悪感しか浮かんでこないだろう。
「なんで、泣いてるの?」
目の前からそう問いかけられる。頬に手をやると、確かに熱い雫が流れていた。
「リリィ……キライに、ならないで……ボクは……ボクは…」
「きみがすき!」
鳴呼、なんで君はそんな簡単にその一線を踏み越えられるの?
弱虫なボクがとても怖くて、留まり続けてきたその壁を軽々と突き破って来れるの?
「私はグミが好きだよ……他の誰よりも、ずっと」
一番聞きたかった言葉、どうしてもボクが言えなかった言葉。涙が溢れて前が見えない。
「ねぇグミ、どうしてまだ泣いてるの?私に告白されたのがそんなに嫌?」
764 :
名無しさん@秘密の花園:2011/03/15(火) 09:49:38.42 ID:HyR5RiZV
わかってる癖に、リリィは本当ズルい、ボクのこの涙が悲しいから流れているんじゃないって知っている筈なのに。そんなことを聞くなんて。
「ねぇリリィ……」
「なぁに?」
「私もリリィの事好きだよ……他の誰よりもずっと、愛してる」
もう隠せない、違う隠さない。きみがすき、何度でも歌いたい。あなたが大好きだよ……リリィ。
「嬉しいな、グミがそんなに言ってくれるなんて」
ボクの身体をギュッと抱きしめるリリィ。ぽかぽか暖かくなってきているのは身体?心?それとも両方なのかな?
「ねぇグミ……」
「なぁに?……むぅっ!?」
突然、ボクの目の前にあったリリィの顔のアップ画像に驚いた。でもそれ以上に驚いたのは重ねられた甘い唇、侵入してくる熱い舌。キス……された?
ボクの思考回路がそう認識するまでしばらくの時間がかかる。その上マズイことにさっきまで持て余していた身体の熱がキスされたせいでまた暴れ始めた。火がついたみたいに身体中が熱い。
「さっきは、どんなこと想像して私の名前、呼んでたの?」
教えて、とボクの身体に指を這わせてきたリリィの表情はとっても淫らで、艶かしかった。
汗ばんだ身体を彼女の指が撫でる。その度、心臓が跳ね上がる。あれほど恋い焦がれていた彼女の指がボクを苛んでいる。そう考えるだけで身体の奥から"とくん"と蜜が流れ出てくる。それが無性に恥ずかしくて太股をギュッと閉じる。
でも彼女は、そんなことお構いなく私の首筋に"かぷっ"と歯を立ててくる。甘い痛み、噛まれた場所から媚薬を打ち込まれたみたいに疼きが波紋を広げていく。吸血鬼に噛まれたみたい……いよいよ逃げられない。
「脱がすよ」
「うん……あっ!」
ボクが返事をする前に、答えはわかってる、とでも言うようにボクの服にリリィが手をかける。はらり、ボクの身体を包み隠していた布が一枚、二枚と外されて、とうとう下着だけになってしまった。
「ショーツ……濡れてる」
「そん、なっ、こと、いわない、で…」
やっぱりはズルい、そんなことを言ってボクを昂ぶらせて楽しんでる。それにリリィは上着すら脱いでないじゃないか。
「リリィも抜いでよ、ボクだけじゃ不公平だよ」
いいよ、とテキパキ服を脱いでいく。窓から入ってくる月光が白い肌を、金色の髪を照らして、神秘的に光らせる。女性のボクから見ても綺麗な肢体、プロポーションに嫉妬すら感じてしまう。
「グミの全部……私に頂戴」
そう告白されて外される僅かばかり、ボクの身体を最後まで包んでいた一線が取り外され、彼女の視線の下に晒される。
「綺麗だよ、グミ」
線をなぞるみたいにボクの身体に指をあてる。触れられた所に火がついたみたいに熱い。
次にお腹を、おへその周りを優しく、焦らすようになぞってくる。
そのうち、指だけじゃなくて舌、熱く湿ったソレが肌をなぞるその刺激に大きく声が漏れる。
舌はそのまま耳に進む、ちゃぷちゃぷと耳の中を攪拌される。吐息が耳の中で響く、水音がボクを狂おしいほどに上気させる。
そのまま反対側の耳にも舌は入ってきて、またボクを昂ぶらせる。
更にはうなじ、二の腕なんかを舌が。背筋、首筋は指がなぞってきて、疼きと切なさが堰き止められ血管のまわりをぐるぐると回ってくる、毒みたいだ。
「やぁっ、りりぃ、さわっ、てぇ……もう、が、まん、できなぃ」
「仕方ないなぁ……じゃあ私のも触って」
てらてらと蜜に光る金色の叢がリリィの昂ぶりを露呈していた。今まで手を伸ばすことさえ憚られた彼女が自分の目の前で晒してくれる情欲、まるで……
「ゆ、め、みたい…だ」
「夢じゃないよ、その証拠に、ほら」
重ねられる肌、目の前には彼女の顔と温もり、強く抱きしめられた身体、リリィの心臓の音がボクの鼓動と重なってリズムを刻んでいく。互いを求めるようにキスをする。胸を、腰を擦り付け合う。くちゅくちゅ、お互いの蜜が混じり合い溶けていく。
「りりぃ、りりぃ!」
「ぐみぃ、ぐみっ!」
お互いを呼び合い、激しく全身を震わす。存在まで混じり合って一つになる感覚。
「りりぃっ、ボク……もう」
「わたしもっ……むりっ」
互いに知る互いの限界、相手が自分に全て見せてくれたみたい。嬉しい。
「ねぇ、りりぃ、もう‥いっかい‥すき‥っていってぇ」
「いいよ、ぐみっ!ぐみが、のぞっ、むなら、なんど、でもっ、いってあげる……すきだよっ、ぐみ!」
鳴呼、その言葉で全てが浮かんできて、周りが見えなくなる。それでみ身体は絶頂に登りつめて。
「やぁぁっはぁっ、もう、りりっ、だめぇっ、ああっーーーーっ!!」
「ぐみぃ、わた、し、もぉ、むりっ、いくっ、ひゃあっぁーーーぁっ!」
二人揃って絶頂に達してボク達は意識を投げ出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なんで泣いてたの?」
意識が戻って開口一番、リリィの口から発せられた言葉がこれだ。絶頂の瞬間、ボクは泣いていたらしい。あからさまな不安と疑惑のまなざしをたしなめて、おデコにキスをする。ハッとした顔、相当驚いたみたいだ。
ねぇリリィ、君はまだ知らないかもしれないけれど、ボク達は嬉しくても泣けるんだ。心が満たされて、そこから幸せが漏れ出して、目からこぼれおちてね。あの時ボクの瞳には、やっとその五文字を言えたことと、受け止めてくれた君への想いが溢れてたんだよ。
以上です。
特にホワイトデーは関係ないのですが、初めてリリグミです。
被災地の方は大丈夫でしょうか?
頑張れ日本。
そして駄文乱文でごめんなさい
768 :
名無しさん@秘密の花園:2011/03/15(火) 09:57:57.25 ID:tw9MzdJd
>>767 初めてのリアルタイム遭遇・・・GJ!
GUMIはボクっ子のイメージが強いのはなぜだろうか
769 :
ルカミク。(AA):2011/03/15(火) 19:03:07.63 ID:ZDdkFTTO
【大好きな声】
『〜ぁ・・・♪・・・』 まただ。
ルカ姉の部屋からは途切れ途切れの歌声が聞こえてくる。
ご飯の時間になってもリビングに来ないでずっと歌っている。
コンコン・・
「ルカ姉。。。入るよ?」
「・ぅん・・」
すごく小さな声で返事をするルカ姉。
カチャッ・・・
「っ・・・。」
足を踏み入れて驚いた。ルカ姉の部屋には、100枚ほどの歌詞カードが散らばっていた。
「これ。。。。」
驚きのあまり立ち止まっているとルカ姉が声をかけてくる。
「こっち・・・ミク・・」
言われたとおり、ベッドに腰掛ける。
「どうかしたの・・・?」
顔を覗き込むと、ルカ姉は泣いていた。
ルカ姉・・・?
「ねぇ・・ミクは私のことが好き・・?」
突然の質問に驚きながらも、
「うん!!大好きだよ!!」
と答える。
「・・どこがすきなの・・・?」
悲しげな顔で聞いてくるルカ姉。
「・・全部好き・・!でも一番は歌声・・ルカ姉の声が大好きだから!!」
ギュッ・・
ルカ姉を抱きしめる。
ルカ姉が好き。みんなにたくさん怒ったりするけど、ホントは優しいルカ姉が大好き・・
「そう・・でもごめんね・・ミク・・もう一緒に歌えないの」
「・・・・え?」
突然の告白。頭が真っ白になる。
「明日、新しいマスターのところに行かなきゃいけないの。
だから・・最後に私の歌声を好きって言ってくれるミクに歌を送ろうと思って・・」
「・・ルカ姉があたしに・・?」
「ええ。でもやっと決めても・・・思ったように歌えなくて
声が途切れてしまうの・・・ボーカロイド失格ね・・・」
ルカ姉の涙がほっぺに落ちる。
「ル・・ルカ姉・・行っちゃうの・・?あたしはイヤ・・
ずっと一緒にいるもんっ・・・。 ルカ姉にすがりつく。
お願い。もう少し、一日だっていい。ルカ姉と一緒にいたいっ・・・
「・・ごめんなさい・・私の一存では決められないわ・・・ミク・・本当にごめんなさい」
「イヤ・・・イヤだ・・・ルカ姉・・」
生まれて始めて涙が止まらなくなった。 しばらくしてルカ姉が口を開く。
「・・・もう時間がないわ。・・これが最後の歌・・・・」
「ルカ姉っ・・・!」
ルカ姉はベッドから降りると、マイクを持って、こっちを向いた。
「これが本当に最後・・・今までありがとう・・。」
「・・・・」 涙をこらえてルカ姉を見る。
「それでは行きます!!巡音ルカで『大好きな声』!」
ホワイトデーネタを書いてて、当日には出来てたんですが、投下し忘れてましたorz
今更ですが投下させて頂こうと思います
いつも通りのマスハクで、タイトルは「新説・ホワイトデー」
次から投下します
【新説・ホワイトデー】
「ん?今日はハク姉の日?」
「えっ?」
カレンダーを、今日の日付を眺めつつ気付いた。
「いやだってほら、今日」
「え…今日は3月じゅうよ……マスターさん、さすがに安直すぎます…」
そう、今日は3月の14日でホワイトデー。
「ホワイトデー」=直訳すると「白の日」=「ハク姉の日」ってことに気付いたあたし。
…しかしなんで、バレンタインのお返しっぽい日が「ホワイト」なんだろうね。
まぁいいや。
「ということで、何する?ハク姉の日だよ?」
「違いますよ、一般的にはバレンタインのお返しの日でしょう?」
「『一般的には』ね…しかしウチはすでにバレンタインにお互いやりとりしてて、お返しもまたお互いに…ってのも変でしょ」
「ま…まぁ…」
「それに、菓子屋のうすら寒い策略にまんまと掛かるあたしじゃあない。
それだったら、死ぬほど安直でもいいから『ハク姉の日』と称して今日にちなむ何かをした方がよっぽど有意義だと思うんだ」
元々、世間一般的「ホワイトデー」に乗っかって何かしようとは思ってなかった。
その代わりに何か…とは考えていたけど。
しかしいざ「ハク姉の日」なんて閃いてしまうと、何をしようか悩むなぁ。
「んじゃあとりあえず今回は、死ぬほどハク姉をもふもふして癒される日ということで!」
「それ、いつもやってるじゃないですか!それに私に得がないです」
「え、ハク姉はあたしをもふもふすればいいじゃない!
そりゃあたし、胸はないし髪も長くないしアホ毛もないけど!
なんだか自分で言ってて悲しくなってきた!」
「…なんかこう…もっと違うことがいいです」
「あ、ちょっとひでぇ」
遠回しに「マスターさんもふもふしてもツマンネ」みたいなことを言われた気がして地味にヘコむ。
「あ、いえ、別にそういうワケじゃないんですけど」
「じゃあなんなのさ!否定ばっかじゃなくて代替案も出しなよ!」
「そうですねぇ…うーん」
やけっぱちになって叫ぶも、無論、ハク姉が何かしらの代替案を出すことはなかった。
「ごめんなさい、思いつかないです…」
「でしょー? ってことはやっぱり、今日はもふもふの日なんだよ!」
「違いますよぅ!わひゃあ!」
かと言ってあたしも何も思い付かないので、とりあえずハク姉に抱きついて、胸に顔をうずめてうりうりする。
「もーいい、もふもふの日じゃなくてももふもふの日にするっ」
「んにゃぁっ、や…っ、め…!」
「ぬふー♪ハク姉やわらかくてあったかいなぁ♪」
「ひゃあああっ!?」
「あでっ」
調子に乗ってハク姉の胸元に軽いキスをしたら、ハク姉に叩かれた。
全く痛くはないけど、身体を離して少しオーバー気味に叩かれた部分をさすり、
「痛いなぁもう…少しぐらい別にいいじゃんさー」
「嫌ですよ!次同じことしたら絶対突き飛ばしますからね?!」
「えー…あ、じゃあさ、どうしたら甘えさせてくれる?」
「っ…!」
切り口を変えると、ハク姉は言葉に詰まってしまったが、やがて自分からあたしを抱きしめると、頭を撫でてくれた。
「へ、変なこと…しなかったらいいんですっ」
「そっかー♪んじゃあこのままにしとくー♪」
あたしはハク姉にされるがまま、気の済むまでハク姉の胸の中でぬくぬくしていた。
「…って、コレじゃあたししか得しないけどいいの?「ハクの日」じゃなくね?」
「今日は「ハクの日」じゃないからいいんですっ」
「そぉ?」
「そうですよ」
さて、ホントの「ハクの日」は何をしてあげようかなぁ
今から考えとかないと、次は今日みたいなグダグダは許されないよなぁ…
「ね、次の「ハクの日」は温泉でも行く?ハク姉もなんだかんだでお疲れでしょ?」
「次?来年ですか?」
「違う違う、8月の9日だよ」
「な、夏真っ盛りに温泉…ですか…あんまりソソられませんね…」
「ねー、お風呂に入るのもめんどいのに」
「ダメじゃないですか」
「だねー」
…なんかもう既にグダグダなので、今はただハク姉の温もりと柔らかい匂いを堪能することに集中しよう。
心底そう思ってあたしは、静かに目を閉じた。
…以上です。
私としたことが、すっかり失念してました…
ところで、保管庫に保存していただいているSSの加筆・修正ってPCからしか出来ないんですかね?
>>774 GJ!!
ハク姉可愛いよお・・・・読んでるこっちがテレちゃいますw
スマートフォンなら、PC版保管庫が開けるから、そこで編集できると思います
携帯版も確認はしましたが、編集という項目が無かったです
もしかしたら確認不足かもしれませんが・・・
自分も作品を投稿します!
>>606の続きです
今回もなんか暗いので、申し訳ないです
ルカミクです、次レスからお願いします
『きっかけ』というものは意外とすぐそばにあるものだったりする。
わたしと彼女の関係に転機が訪れた。
「次の定例ライブでは、ミクとルカちゃん。あなたたち二人にデュエットをやってもらうわ」
わたしがデビューしてから一月ぐらいになる、ある日の夕飯時だった。
メイコさんが急にそんなことを言い出した。
「ホントに!?やったあ!」
ミクがバンザイしながら喜んでいる。良い笑顔だ。
「今回はミク姉とルカ姉かあ、いいなあ」
リンちゃんが暢気な声を上げる。レン君もそれにうなづいて同意する。
「ルカちゃん初の定例だからな。楽しみだ」
カイトさんもうなずきながら言う。
「・・・」
状況を把握できていないのはわたしだけらしい。
「おや、ルカちゃんどうしたの?」
メイコさんが不思議そうな顔でこちらの様子をうかがっている。
とりあえず質問をぶつけないと。
「定例ではデュエットするんですか?」
「そうよ。毎回恒例ってやつかしら」
「はあ・・・。で、誰と、誰が?」
「毎回わたしがライブ企画者さんと打ち合わせして決めるのよ。で、今回はあなたとミクに決めたわ」
「ど、どうして?」
「盛り上がると思ったから。二人の声、相性バッチリかなって思ったの」
・・・疑問解決。
「なに、ルカちゃん、デュエットしたくないの?」
あんまりわたしがうろたえているものだから、否定的に見えてしまったのだろうか。
メイコさんが若干不安そうな顔をする。
「え、そうなの・・・ルカ?」
ミクも悲しそうな顔でこちらを見つめる。
ちょっと可愛いな、と思いつつ申し訳なくなったので、急いで否定する。
「違います。ただ、いきなりでちょっとびっくりしただけですよ」
「そう、よかっ・・・」
「よかったあー!」
メイコさんの言葉を遮って、ミクが再度バンザイしながら喜ぶ。とても良い笑顔だ。
というか、そんなにわたしとのデュエットが楽しみなのだろうか。
・・・そう思うと、頬が緩んでしまう。
「というわけで、後で楽譜とオケのデータをインストールしておいて頂戴。もうダウンロードできると思うから」
「はーい!」
「分かりました」
夕食が終わり、皆それぞれの時間を過ごし始めた。
わたしは担当の食器洗いを素早く済ませ、データインストールの為に部屋に帰った。
※ ※ ※
夕食後のわたしはかつてないハイテンションで部屋に帰り、データインストールを開始した。
頭の中に情報が流れ込んでくるのを感じながら、思い返す。
ルカとデュエットできるんだ・・・嬉しくて舞い上がっちゃう!
ルカへの気持ちに気づいてしまってからというものの、ルカとの接触の度にわたしはドキドキしていたように思える。
最近は若干収まってきたけど、ルカを好きって気持ちはむしろ強くなってきていると思う。
思わず触れてしまいたくなる、透き通った白い肌。吸い込まれそうなぐらい深い青色の瞳。
一番好きなのは、心を揺さぶられる美しい声。
ルカの全てが好き。
だけど・・・でも、と思うこともある。
もし、ルカが女の子との恋愛に興味がなかったら?
この想いを伝えたら、気持ち悪がられるんだろうな。
今まで当たり前にしてきたことが、できなくなっちゃうんだ。
手を繋ぐのも、抱き合うのも、一緒にお風呂入るのも・・・。
わたしの告白を以って、その行為全てが特別な意味を持ち始めてしまう。
そしてその結果、ルカを不愉快にさせてしまうことになる。
こんな風に、ルカへの想いを確認する度に、わたしはここにたどり着いてしまう。
だけど、ルカを想う気持ちも強くて。
わたしはどうすればいいのか分からなくなってしまう。
・・・だめだめ!
落ち込んでたって、始まらない。
あれこれ考えているうちに、インストールが完了した。
「よっし、譜読みするぞ!」
恋心のことはともかくとして、ルカとのデュエットはずっと楽しみにしていたことだ。
かつてベランダで一緒に歌ったあの日から。いや、ルカの存在を知ったときから。
絶対に成功させるためにも、一つ気合を入れて、わたしは譜読みを始めた。
※ ※ ※
部屋に戻り、暖房をつけた。
食器洗いで悴んだ手を暖めつつ、データインストールを開始した。
情報の流入を感じながら、思い返す。
ミクとデュエットできる・・・なんて嬉しいんだ!
ミクへの気持ちを自覚してから、日に日にミクが魅力的に見えてくるようになった。
毎日、毎日、一つ一つ彼女の好きなところが増えていく幸せ。
気づいた頃には、彼女の全てを好きになっていた。
だが、果たしてミクはどうなんだろうか。
もしミクが女性同士の恋愛に興味のない子だったら。
告白をすれば、優しいミクのことだから、わたしを傷つけないよう、最大限のフォローをし始めるだろう。
そして、多少のギクシャクはありながら、何事も無かったかのように、日常が進んでいくのだ。
だが、ミクの心の中に、常に『ルカは同性愛者』という認識があることになる。
それが常に引っかかりとなって、わたしを傷つけまいとするミクの心労は計り知れないものとなるだろう。
わたしが傷つくのは一向に構わないことだが、ミクが傷つくのは絶対に嫌だ。
・・・こんな思考を、幾度と無く繰り返してきた。
だが、わたしのミクを想う気持ちもとても強い。
そして、板ばさみになってしまい、どうすればいいか分からなくなってしまう。
わたしは頭を振るって、思考を中断した。
VOCALOIDの本業は歌だ。それが疎かになってしまうのはよくない。
それに、念願のミクとのデュエットなんだ。絶対に良い物に仕上げたい。
ちょうどインストールも完了したので、早速譜読みを始めることにする。
一つ気合を入れて、わたしは目を閉じ、集中し始めた。
※ ※ ※
オケを頭の中で流しながら、譜面を追う。
曲が進むにつれて感じる、何か共感のようなもの。
わたしは一体何に共感しているんだろう。
曲が終わる頃には、その感覚の正体をわたしははっきりと捉えていた。足元が覚束ない。
何せ、その歌が示すのは・・・
『禁じられた恋』
なのだから。
なんて残酷なんだろう。
この歌を、今のわたしが歌えるだろうか。
しかも『彼女』と共に。
曲の終了と同時に、耐え切れなくなって座り込む。
頭の中の五線譜が、大きな試練の壁となって、立ちはだかっているようであった。
以上です!
毎度毎度5、6レスほど消費してしまって申し訳ないです(保管庫の方には特に・・・)
ルカもミクも好き好き言っちゃってるので、書いてる途中で恥ずかしくなったりしてます
むせっかえるくらい甘いのが書きたいですが、もっと力をつけてから挑戦しますね
もう終わりが見え見えになってきたと思いますが、後2、3話ぐらい我慢してお付き合いください
ご意見、ご感想などお待ちしております
>>774 GJ!!
マスターに押されるハクかわいいよ!!
>>781 ミクもルカもかわいいなぁ
このもどかしいかんじがたまんねぇ
続きも楽しみにしてるよ
GJ!!
げほっ
久しぶりのインターネッツだ
豊作のようで嬉しいです
げほっげほっ
>>781 GJ!
ルカとミク可愛いなあ!
このもどかしさに萌えたぎって続きが楽しみになるw
そういえばボカロファミリーには総受け要員がいないな
レンきゅ、、、
な、なんでもない
ボカロはキャラ設定が自由だから、好きなキャラを選べばいいと思うよ。<総受け要員
キャラ設定が自由だからこそ
ドSなミクさんでもドMなミクさんでも美味しく感じるのかな
Sミク×Mルカがひそかにマイブームw
たった今、リンネルっていう雑誌を発見した。
俺の中に何かが弾けた。
年下攻め、年上受け
これが私のモットーですかねw
>>790 全力で同意したい
しかしときどき逆パターンにもときめくのは内緒
>>791 攻め受けが逆になる時のギャップがたまらない
だから逆パターンも禿同
久しぶりに覗いたら豊作すぎてどうにかなるかと思った。
みんな心からGJ!いつも素晴らしい萌えをありがとう!
ボカロは本当にキャラ設定が自由だよね。おかげでどっぷりだ。
個人的に百合は攻めと受けがころころ入れ替われるところが萌え。
リバ好きだ。
規制くらってるので携帯から。
他の職人様が降臨するまでのつなぎに小話を一つ。
ルカ×ミク エロです。ただ致してるだけです。
『歌うように』
セックスの時のルカと、歌っている時のルカはとても似ている。
いつだって歌に向けるのと同じだけの集中力を、例えば私の服を剥ぎ取る事に惜しげもなく注いだ。
ルカにとって私は歌と同じなのだと、そう感じるのは途方も無く誇らしい事だった。歌は、うたは、私達にとっていのちと同じだから。だから、それを初めて身体で理解した日、私は快感に呑まれながら歓喜に震えて泣いた。
楽譜を捲る時の真摯さで、パジャマのボタンを一つずつ外していく指先。音符を辿るように、情熱を込めて私の肌を滑る視線。綺麗だなあと心の底から思う。歌っている時と、本当に良く似ていた。違うのは、例えばその透き通る青い瞳が、きらきらと欲情に濡れて光るところ。
「……ミク?」
囁くアルトが、興奮で少し上擦るところ。
「っな、に……」
そうしてわたしは思い出す。
「助けて、って顔してる。でも、言うまで待ってあげるわ」
その声もうちょっと聞いて居たいし、と微笑う彼女は歌わない。歌う時と同じだけの集中力と真摯さと情熱を惜しげもなく注いでルカは今、歌わせる側に立っている事を。
「っ、ぁ、んぅ、はっ……」
ルカの指がもうぐずぐずになっていると自分でも分かるそこに、下着の上から触れている。丁寧に丁寧に、そうっと撫でる。さっきから、ずっとだ。
私の腰は細い指を勝手に追いかけて揺れるのに、ルカは私の身体中に口付けることを思いついたらしい。その唇が額から足の先まで口付けるまで、一体どれくらい掛かるのだろうかと私は絶望的な思いで計算した。
まだ頑張るのね、なんて笑いながら首筋に唇を落とすルカが欲しがっている言葉を、私が口にせずにいられなくなる方が絶対に早い。
「あ、ぅあ、ルカっ」
声が、体温を求めてさまよう指が、柔らかな身体を挟み込んだ太ももが、何よりも細い指で触れられるもうぐずぐずに濡れていると自分でも嫌になるほど分かるそこが震える。お腹のずっと深いところから痛いほどに訴えてくる、渦巻いて膨らんで今にも弾けてしまいそうな渇望。
、と微笑う彼女は歌わない。歌う時と同じだけの集中力と真摯さと情熱を惜しげもなく注いでルカは今、歌わせる側に立っている事を。
「っ、ぁ、んぅ、はっ……」
ルカの指がもうぐずぐずになっていると自分でも分かるそこに、下着の上から触れている。丁寧に丁寧に、そうっと撫でる。さっきから、ずっとだ。
私の腰は細い指を勝手に追いかけて揺れるのに、ルカは私の身体中に口付けることを思いついたらしい。その唇が額から足の先まで口付けるまで、一体どれくらい掛かるのだろうかと私は絶望的な思いで計算した。
まだ頑張るのね、なんて笑いながら首筋に唇を落とすルカが欲しがっている言葉を、私が口にせずにいられなくなる方が絶対に早い。
「あ、ぅあ、ルカっ」
声が、体温を求めてさまよう指が、柔らかな身体を挟み込んだ太ももが、何よりも細い指で触れられるもうぐずぐずに濡れていると自分でも嫌に「ゆびっ、いれてっ」
ゆらゆらとさまよっていた指が届く前にルカのほうから捕まえてくる。指を絡めて少しきつく握られれば、それだけで甘く痺れた。
「かわいい」
耳元に寄せられた唇が囁いて、軽く口付ける。これは多分、ご褒美だ。ルカ流の、よくできました、だ。
「や、だっ……ちゃんと、して」
下着の横から入ろうとする指の感触に、私は小さく抗議する。とたんにぴたりと動きを止めて、ルカが笑う。小さく笑う。
「腰あげて」
絡められていた指がほどけて、するすると少し上げた私の腰から下着をおろす。太ももの内側を指が撫でてゆく。その後から唇が辿る。
どこかおかしいんじゃないかと思うほど呼吸が苦しい。かちかちと歯まで震わせて待ちわびる私を、透き通る青い瞳が、きらきらと欲情に濡れた瞳が、一度だけ捉えた。
細められた青い瞳が、どれほど優しいのか、このボーカロイドは気がついているんだろうか。意地悪を言うくせに、私が恥ずかしがる様を楽しそうに眺めるくせに、求めた時にはいつも優しい目で笑う。いつも。いつも。いつも。どんな夜でも。だから私は。
「っあぁ、んぁっ、あ、あ――」
与えられるまま歌う。いつも。震えながら。細い指に導かれて、跳ねる旋律を追う。ぎゅっと閉じようとする膝を、けれどもルカは許さない。
ぎゃーコケた!
申し訳ないですが
>>795はスルーしてください
「ゆびっ、いれてっ」
ゆらゆらとさまよっていた指が届く前にルカのほうから捕まえてくる。指を絡めて少しきつく握られれば、それだけで甘く痺れた。
「かわいい」
耳元に寄せられた唇が囁いて、軽く口付ける。これは多分、ご褒美だ。ルカ流の、よくできました、だ。
「や、だっ……ちゃんと、して」
下着の横から入ろうとする指の感触に、私は小さく抗議する。とたんにぴたりと動きを止めて、ルカが笑う。小さく笑う。
「腰あげて」
絡められていた指がほどけて、するすると少し上げた私の腰から下着をおろす。太ももの内側を指が撫でてゆく。その後から唇が辿る。
どこかおかしいんじゃないかと思うほど呼吸が苦しい。かちかちと歯まで震わせて待ちわびる私を、透き通る青い瞳が、きらきらと欲情に濡れた瞳が、一度だけ捉えた。
細められた青い瞳が、どれほど優しいのか、このボーカロイドは気がついているんだろうか。意地悪を言うくせに、私が恥ずかしがる様を楽しそうに眺めるくせに、求めた時にはいつも優しい目で笑う。いつも。いつも。いつも。どんな夜でも。だから私は。
「っあぁ、んぁっ、あ、あ――」
与えられるまま歌う。いつも。震えながら。細い指に導かれて、跳ねる旋律を追う。ぎゅっと閉じようとする膝を、けれどもルカは許さない。私の上に覆いかぶさって、耳のすぐそばで荒く呼吸をする。
「ミク」
名前を呼ぶ声は、熱を帯びている。興奮に、少し上擦っている。私を歌わせる声。甘いアルト。ベッドの中でしか聞けない。ああ。
「るっ、るかっ、あ、ひぁ、ルカぁっ」
何か考える前に声が零れる。多分、涙も。馬鹿の一つ覚えみたいに名前を繰り返し繰り返し呼んで、がむしゃらに暖かな身体にすがりついて震える。快感に。歓喜に。途方もない幸福に。
涙でにじむ視界に、うっすらと桜色が揺れる。
私は歌う。歌わされる。細い指に。なめらかな手のひらに。ぬめる舌に。柔らかな唇に。甘い声に。
観客は一人だけ。歌っている時のように美しい、私の恋人。
以上です。みっともないミスをやらかしてすみません…
前作では暖かなコメントありがとうございました。
甘いのしか書けませんが書いている時に我に返るととても恥ずかしい。
これはなんとも極上のSSを
激しくGJ!
ブラヴォー
素晴らしいSSをありがとう
>>790 禿同といわざるを得ない
>>797 GJ!
甘いもの結構、ルカミクが最高すぎて萌え死にしそうです
・・・あれ?矛盾してる。
>>797 なにこれ凄くイイ!
甘甘で見てるだけで頬の筋肉が崩壊する。
避難所から帰って来て久々のネットー
豊作で嬉しいみんなGJ
けど地震以来全く見ない人とか心配だお。
テトの誕生日だな
ミクテト萌え
おめてとー!
そうか、テトさんのお誕生日か
テトさんおめてとーございます
ところで、ちょっと長めのSSを投下したいのですが、容量的に大丈夫ですかね…?
スレ立てできたら良かったんですが、私では無理でした…('A`)
テト小ネタを投下しにきたんだけど容量今479kbか
投下前に次スレ立てた方が良いのかな。挑戦してみる
>>806さんは長いなら次スレが良いんじゃないかな
808 :
807:2011/04/01(金) 23:46:57.52 ID:vzv+NJ+K
レベル足りなかった……
俺やってみるわ
>>810 乙です!
短いもの投下します。内容は誕生日関係ないミク×テト
微エロっていうか下ネタ程度
812 :
ミクテト:2011/04/01(金) 23:58:13.56 ID:vzv+NJ+K
「ね、テトちゃん前から気になってたんだけど」
「なんだい」
夕食後、何とはなしに雑誌を眺めているとミクが話しかけてきた。
「性別がキメラっていうのはつまりどういうことなの?ふたなり?」
急に何を言い出すんだ。いや、私の性別に疑問を持つのは構わないが
16歳の娘があっけらかんと口に出す言葉では無いだろ、ふたなりは。
「いや、違う……。というかミク、もうちょっと恥じらいをもって言葉を」
「いいじゃん、ルコちゃんなんかプロフに書いてあるんだし」
そう言うとミクはソファーの空いているところに座る。
ああ、確かにルコは公式プロフィールが「性別:ふたなり」だった。
……そのへんを記憶しているのなら、わざわざ
それとは違う書き方をしてある以上、私は違うと考えてほしい。
「テトちゃん、誰かに誘われても絶対一緒にお風呂とかはいらないでしょ?
着替える時なんかもずいぶん回りを警戒してるし、もしかしたらって」
さりげなく振舞っているつもりだったが気付かれていたか。
というか着替え中とかやたらミクの視線を感じるのは気のせいじゃなかったのか。
それはそうと、さっきからじわじわ距離が縮まってる気がする。
「……下の構造は一般的な女性のそれだよ……」
「ほんと?ミクと一緒?」
「たぶん」
少なくとも、イラストや写真で見るかぎり自分のものが女性のそれであり、
ミクも体は人間の少女のように作られているのだから、つまり一緒なはずである。
「じゃあ、見比べてみよっか」
「え?」
言葉の意図を理解するよりはやく、ミクの手はスカートの中に入り込んでいた。
813 :
ミクテト:2011/04/01(金) 23:59:24.84 ID:vzv+NJ+K
「ちょっ なっ まっ」
「テトちゃん何いってるかわかんない」
何とか引き剥がそうとするものの、変な体勢で上から圧し掛かられうまく力がはいらない。
その間にもミクは遠慮なく人の下腹部をまさぐっている。
「んんー…… たしかにおちんちんとかはついてないっぽいね」
「だからそう言っているじゃないか……っ 納得したなら」
「いやーもっとよく見てみないと実は違うかも」
そう言うと、ミクは私のパンツのゴム部分に指をかけ引き下ろそうとする。
前の方を私がスカートの上から押さえたので、そのまま後ろに指をスライドさせ
――妙な顔をした。
「……テトちゃん、これ、生えてたんだ…」
ばれた。
ベルトに見えるのは実はしっぽだということが。
「もしかして、これがあるから……お風呂とか?」
「……だって、ベルトがお尻から生えてるとか変じゃないか」
「えー。個性ってことで良いじゃない」
ミクの興味は完全にしっぽに移ったようで、パンツから手をはなして
ふにふにとしっぽの根元を揉んだりさすったりしている。
助かった……とは言いがたい状況だが、脱がされるよりはマシかもしれない。
「動くの?感覚はある?」
「うん、まあ多少は…… あっ」
……まずった。今のは完全にまずった。
814 :
ミクテト:2011/04/02(土) 00:00:32.64 ID:vzv+NJ+K
「テトちゃん、今の可愛い声なーに?」
案の定、ミクは目をキラキラ、口元をニヤニヤさせてこちらを覗きこんでくる。
「ねえ、もしかしてしっぽ感じるの?しっぽで気持ちよくなっちゃう?」
しっぽを弄る手の動きが激しくなる。いや、さっきまではただ
肌とのつながりを確かめるために触っていたのがこれは……完全に愛撫だ。
緩急をつけ、優しく表面をなでたり、強くつまんでみたり。
「やっ ちが…… 感じ、て、なんか」
我ながら説得力が無い途切れ途切れの声しか出ない。
実際そこは私にとって乳首以上の性感帯なのだ。今まで隠していたのも
変だからとかよりも、興味本位で触られたら困るなという理由だった。
「んっ あぅ……」
あ、駄目だ、これ以上強くされた、ら
ミクの手が、むぎゅ、としっぽをつかんだ。
「いやー、まさかしっぽでイッちゃうとは」
「だから隠しておきたかったのに…」
あからさまに拗ねた口調で訴えてみるが、
ミクは全然気にしていない様子でなにやら小首をかしげている。
815 :
ミクテト:2011/04/02(土) 00:01:31.19 ID:vzv+NJ+K
「しっぽがキメラの特徴なのかなー。でも他の部分が女の子で
しっぽがあるからキメラで……? 男の子だってしっぽは無いし……」
「まあ、前のしっぽとか表現することもあるみたいだけど」
「やだっテトちゃんのエッチ☆」
気にされてないのが悔しくてちゃかしたらつっこまれた。
君が言うか。
「あ、そうか。性別だからって男と女が混ざってると考えたのが間違いかも」
「じゃあ何が混ざってるっていうんだい」
「女と……雌? あれやばい雌とかテトちゃん超えろい」
超理論だ。
しかし、しっぽがあるのが動物的という意味と解釈すれば分かるし
何よりこれ以上のやりとりは不毛に思えるので突っ込まないことにした。
というか疲れた。早く寝たい。
「うん、きっとそうだな。じゃ、納得したならどいて」
「え? 何言ってるの」
「え?」
「見比べるって言ったじゃない。全身くまなく」
全身くまなくとは言ってない。いや、そうじゃない。逃げないと、逃げ――
「逃がさないよ」
しっぽをつかまれた。ああ、もう、やだこのエロ娘――
+++++
おわらないけど終わり。テト誕生日おめ!
GJ
尻尾が性感帯ってのは割とポピュラーなネタだけど、ベルト状でも性感帯か!
その発想はなかったw
GJ!
楽しいのでつづけ!!
>>810 スレ立て乙です!
>>811 GJ!
前からテトのベルトの尻尾可愛いなと思ってたから
性感帯ネタで読めるとは嬉しすぎるw
ところで女性ボカロも日本製だけで10人以上になったし、亜種やUTAUもいるから
6スレ目まで行ったらスレタイ変えてもいいかもな
エロパロスレみたいに【初音ミク】VOCALOIDで百合6【ボーカロイド】とか
>>810 スレ立て乙です!ありがとうございます!
>>811 …テトさんのベルトって尻尾だったんですね…初めて知った…orz
とにもかくにもGJです!
初めてテトに萌えたわw
乙です!
瓦礫の下からこんにちは
退院したからなんか書く
甘いのか辛いのかアンケート
ご無事でなにより。
こんなご時勢、せめてフィクションは、ってことで甘いのに1票。
あ、ごめん。あまり無事でもないな。
うんと甘いのに1票
おおお生きていて何より。
どちらかというとボカロは甘い方が好きです。
でも辛いものも大好物です。
では甘いのに一票
829 :
リリィ×リン:2011/04/07(木) 22:18:51.90 ID:Yo16tmZV
流れを読まずにlily×リン投下
「リーンちゃん!」
前から可愛い可愛い先輩に抱きつく。やわらかい
息を吸うと、リンちゃんの匂いがして幸せな気分になる。
抱きつく力を強めると、リンちゃんが私のものになる気がしてきた。
「えへへ、リリィちゃんは甘えん坊だねー」
お姉さんぶるリンちゃんはとっても可愛い。
しばらくリンちゃんを堪能してから、私たちはソファーに腰掛けた。
そして、
「あのね、リリィちゃんのお膝にごろーんってしたーい!」
そう言って、私の太ももに頭を乗せて仰向けに寝転がった。
太ももに、柔らかい髪の感触がする。そして、なによりも
上から見るリンちゃんも可愛い。
私は、柔らかくてサラサラしているリンちゃんの髪の毛を優しく撫でる。
そのたびにくすぐったそうに笑う。
私は、我慢できなくなって、その額に唇を落とす。
「お礼のチュ―はもらうね?」
そう言って、私は桃色で艶やかな唇にソレを重ねた。
続きは明日。
wktk
dkdk
tktk
833 :
リリィ×リン:2011/04/10(日) 17:39:14.54 ID:yPA+DsrL
すまん、遅くなった。続き↓
微エロ?注意
軽く触れるだけで唇を離した。
リンちゃんはゆっくり起き上がると、真っ赤な顔を隠すように
私に抱きついてきた。
「あのね、つ、次は……リンが……する」
そう言って、リンちゃんが顔を近づけてきた。
近くで見ても、白い肌は綺麗で、私はそれに触れてみたくて
優しく壊さないように頬を手で包み込んだ。
私に頬を挟まれ、離れないリンちゃんの柔らかい唇に
私の理性は融かされた。
唇が緩んだ瞬間を逃さず、私は舌を入り込ませる。
ゆっくりと、口内を堪能する。
「んっ……あぅう……はぁ……っ」
リンちゃんの舌が控えめに絡みついてきた。
私は、リンちゃんの唾液を吸い取るように舌を絡ませたり、吸ったりすると
そのたびに甘い声を漏らす。
その声をもっと聞きたくて夢中で口内を深く求めた。
舌を絡ませるたび、ぴちゃぴちゃと卑猥な音がする。
……名残惜しいがここまでにしよう。
そう思い、唇から離れた。
リンちゃんの呼吸は荒く、肩を上下させていた。
リンちゃんの唇の端から垂れている唾液を舐めとると、
ビクッと肩が揺れた。
「り、リリィちゃん……恥ずか、しいよぉ……っ」
私から離れようとするリンちゃんを少々強引に手首をつかみ、横抱きにして
そこにあったソファーに寝かせた。
そして、再び唇を重ね合った。
お目汚し大変失礼しました。語彙が少なくて申し訳ない。
望みとあらばえr書きますw
冗談ですw
>>833 いいねえ〜甘々!
Lily×リン好きの俺には幸せすぐる!
>>833 GJ!(*´д`)ハァハァ
えrまで進んでもいいのよ。
>>833 GJ
しかし埋まりそうで埋まらんな
実質490kbで書き込み停止だっけ?
じゃあ、次の投下は次スレってことかな
>>833 GJ!!!
えr期待ですwww
書き込みは500までだよ
841 :
◆SsLagmQN1g :2011/04/12(火) 19:44:07.19 ID:J23w3Jsj
リリリンの人です。
次スレに書くことになりそうなので、
その間は他CPのネタだししますw
ありがとうございました
埋め立て用小ネタ。
>>725のルカマスの後日、みたいな。
『朝のひととき』
今朝もルカの腕の中で目が覚めた。
季節が進めば鬱陶しくなるかもしれないが、今は暖かく心地よい。
ちなみに、二人とも全裸だ。ま、色々とね。
ただ、何時までもこうしている訳にも行かない。無駄とは思いつつ声をかけてみる。
「そろそろ離してほしいんだけど」
「嫌です」
案の定、一言の元に却下された。朝は何時もなかなか離してくれない。
言うことをぜんぜん聞かないボーカロイドってどうなんだろう?
口調もそう。
私をお嫁さんに、と言った割には変わらない。マスターに対する態度そのままだ。
それに不満を述べたことはあるが、
「マスターにして嫁! とっても萌えませんか?」
と、妙に良い笑顔でよくわからないことを言われて以後、追求を断念した。
今はどうでもいいか。
とりあえず、この状況から脱出することを考えよう。
「ねえ、朝ごはん食べようよ」
「マスターおなかすいたんですか? これではどうでしょう?」
……。胸突き出してどうしようというのか?
喧嘩売ってるのではないと分かってはいても、むっとするのは否めない。
ええ、どうせ私のは小さいですよ! ルカは可愛いって言ってくれるけど。
「それ、どういう意味かしら?」
「え? 空腹なのでしょう?」
「ルカのおっぱい飲めと? 出るの?」
「あー、生憎そういう機能はありませんが、そうしてもらえると気持ちいいかなー、とか」
呆れつつも誘惑に勝てない自分が悲しい。
どうやら今日「も」、遅刻ということになりそうだ。
以上です。
これ、別の話の枕だったんですが、まったく進まず没ったので。
まだ書けるかな?
埋め
>>798-802 GJありがとうございました!
埋めついでに小話 リリィ×グミ 微エ…ロ…?
たまに髪を切ろうかと思う時がある。訂正しよう。髪を切ろうかと思う時が、度々ある。
洗うのが面倒な時。乾かすのが面倒な時。風が強い日。暑い日。
邪魔だと感じる瞬間はいくらでもあるけれど、心底切ってしまおうかと思うのはいつも彼女に触れる時だ。
キスをすれば自分の髪も口に入ってくる。肌にかかればくすぐったいと言って身をよじる。
彼女の身体のどこかで下敷きにされて痛い思いをする。
何より容易く視界をさえぎって、快感に震える表情を眺めるために何度この髪をかきあげたか知れない。
「……髪きろーかなあ」
「なんで? 綺麗なのに」
あたしが呟くと、腕の中で彼女が首を傾げた。肩に届かない髪は萌ゆる新緑。
「舐める時とか邪魔」
「なんでリリィはいつもそう直球すぎるくらい直球なの……」
はあぁ、と深いため息をついてグミはあたしの髪を一筋とった。くるくると人差し指に巻きつけて目を細める。
「ボクはリリィの長い髪、朝日みたいで好きだよ。それにさ、えーっと、その、上からサラサラ落ちてくるとドキドキする」
最後には消えそうなほど小さくなった声で言って、グミは人差し指に巻きつけたあたしの髪にキスをした。
新緑の髪の間から覗いた耳は思わず笑ってしまうほどに赤い。それを眺めながら、やっぱりもう少し髪は切らないでおこうと思った。
***
忍法帖が思ったより厄介だ…
>>846 GJです。
あぁ、リリグミ良いな。
色々好みだ。
>>843 ちょっと頭のわるい(褒めてる)ルカ可愛いです。
GJ!
>>847-850 GJありがとうございます!
次スレの豊作を願いつつ埋め埋め
埋め
あと4KB。
いい加減埋め
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. / ,' ヽレ介r 込ノ _ / /-/ー、/ |=l=l '. '. '.
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//ノ´ ./ / / \次スレをよろしくね♪
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1301669520/ / /j./´ / / / , // / i l ヽ
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/ / ./ ,. ' / l! / \ 、 !イ ,.,-、 ゙!;;:;!ヽ ', ヽヾ!
i // / / l ! ,ノ、 ,...、) \ イ;;;;;::) `‐',,, !, i | !
/ / / i ! ヽ〈< \ ./ \\ ヽ`-´' , / !| l
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