【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合2【リン・ルカ】

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1名無しさん@ローカルルール変更議論中
VOCALOIDの百合で萌えるスレです。
亜種やUTAUもOK。
雑談、SS、画像、曲紹介等も大歓迎です。
投下の際は注意書きをお忘れなく。
自作絵をうpする場合は自作と明記する、または保管庫に上げてそのURLを貼るようお願いします。
次スレは480KBか980で立ててください。

保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/lilyvocaloid/
2名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/11(水) 23:13:56 ID:W4/0WLAo
>>1スレ立て乙
3名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 00:08:05 ID:YXFw6F39
いちょつ
4名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 00:18:46 ID:LT5RmpYZ
い、一乙なんて言ってあげないんだから!
5名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 00:23:35 ID:2nkIK63P
>>1
6名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 01:53:56 ID:5ADJ4EPP
スレ立て乙!
前スレが抜けてるから置いときます。
規制されて携帯からなんだけど、なんか変だったらゴメン。

前スレ:【ミク】VOCALOIDで百合【MEIKO・リン】
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1199576044/
7名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 01:56:18 ID:fVq8YkKs
テンプレに前スレも入れるんじゃなかったっけ?
今携帯だから誰か頼む

ともあれ>>1
8名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 06:11:43 ID:ES8mAHO9
ルカリンktkr
http://nicovideo.jp/watch/sm6404638/
※レンもいます
9名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/12(木) 16:56:52 ID:IbPxRu5u
おー。遂に2スレ目か。
最近ルカのおかげでスピードあるね。
10名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/13(金) 20:37:22 ID:rz51WkmP
鏡音スレから。

【VOCALOIDオリジナル曲】 鏡音リンの憂鬱
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6404638
はむ☆P/百合ソング
11名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/13(金) 23:15:28 ID:QliCW+ow
>>10
>>8
12名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 07:41:58 ID:9YrgG3KH
ルカが「相談があるんです」と部屋に訪ねてきたのは夜中もいいとこな時間。
明日も仕事あるんだから勘弁してよ…とか思ったけど、綺麗な顔で眉を八の字にしながら迫ってくるんだもん…。無理。可愛すぎ。マスターとしても訊いてやるしかないっしょ!

「んで、どしたのよ。」

目を伏せてチョコンと正座してる様子も可愛くて、にやけそうになるのを抑えながら訊くと、ポツポツと語りだした。



「……つまり家族扱いをしてくれない、と…」

「…はい。」

話を聞く限り、あいつら…ルカをアイドル視してやがる。
目が合ったらキャーキャー言いながら逃げたとか…どんだけだよw
それをルカは嫌われてると勘違いしてるみたい。

「まぁ…話を聞く限り嫌われてるんじゃないと思うよ。後で注意しとくし、あんま気に病まないようにね?」

そう言って頭をポンっと叩いてやると、ルカの蒼い瞳がジワっと涙目になって焦った。

「…私はちゃんと家族だと思ってるからね。」

相当悩んでたんだなぁ…。安心させたくて自然とその言葉が出た。
すると今度はルカが焦った様子になってこう言ってきた。

「マ、マスターが家族は、困りますっ!」

ちょw私いいこと言ったのにめっちゃショックw
そうですね、ボカロとマスターは所詮そこまでですよね。…ですよねーorz

「あっ、じゃなくて!仲間外れという意味ではなくてっ」

は?って思ってルカを見ると、顔を真っ赤にして目を逸らしてて、手は固く握られてて…なにこの可愛い物体。

「あー…、それってどういう…。」

半分分かりながらも訊いてみると、ルカの顔がぐっと近寄ってきて、唇に柔らかい感触が…キ、キス!?

「こういう意味です…。」

おまwいきなり大胆w
ってかこれなんてエロゲ?



っていう電波を受信した。ちょっと吊ってくる(´・ω・`)
13名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 07:54:52 ID:9YrgG3KH
>>12はルカマスです。
勢いで書きすぎて注意書き忘れた。すみません(´・ω・`)
14名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 12:13:16 ID:K1bnGmyI
>>13
…続けたまえ
15名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 15:00:47 ID:Ozd95vGY
KAITOじゃ男だから無理だろうけどKAIKO絡みのカップリングだったらありだよね?
だれか女ボカロ×KAIKOで書いてくれないかな。
16名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 15:04:13 ID:szawZzeQ
注意書きつけて投下はいいけど性転換を堂々とクレクレされたり注意書き無しに投下されるのは
ちょっと嫌だ
17名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 19:02:55 ID:2gLhoia0
※ネタですが、亜種カプ(ハクネル)です。注意して下さい。



酔ったハクにディープキスされて、息苦しさとアルコールのせいで、くたっとしちゃうネルを受信しました。

ちなみにハクは、「ごめんね、ごめんね」と言いながらもどんどん激しいキスをしていきます。

涙ぐみながらネルを攻めるハクってのが好きです。
ハクネルはもっと増えるべきだと思います。はい。誰か樹海への行き方を教えて下さい┗(^O^)┓
18名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/14(土) 19:55:40 ID:lsJRWcqZ
目の前のキーボードにその妄想を叩き込めば行ける
wktk
19マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/15(日) 01:02:47 ID:2b0SGBS+
お久しぶりです。

>>17
つまりはこういう事ですね。

アタシは現在の状況を理解できなかった。……目の前の女がいきなりアタシを抱きしめたからだ。
「ちょ、何すんのよっ!?」
「……大丈夫だから。嫌だとは思うけどちょっとの間我慢してね……」
人の話も聞かず、その女……ハクはアタシの唇に吸い付く。体を捩じらせてそれに抵抗するが、こいつのどこにそんな力があったのか、びくともしない。
「んーっ、んんー!?」
「……っふ、んむ……」
抗議の声はくぐもって消え、その代わりに甘い息がアタシの中に流れ込んできた。……アルコール特有の匂いが、アタシの口と鼻を犯していく。

何で、何でこんな事を……?こいつだけは、って思ってたのに……!

気付けば、アタシの頬に何かが流れ落ちる感触があった。……それを見たハクは驚いた様子で口を離し、ただアタシの顔を見つめる。
「……何で……?何でアンタまで、こんな事するの……!?」
アタシの口から出た非難の言葉を聞き流す事はせず、ハクはただ『ごめんね』と謝るだけだった。
「ネルちゃんがこういう事を嫌いなのは知ってるの。でも、私はこういう事しか出来ないから……」
そう言って、ハクが後ろポケットからウイスキーボトルを取り出し、それの蓋を開けて軽く呷った。その後に私に顔を近づけ……って、ちょ、ちょっと!?
「んむっ」
「ん……っ!?」
もう一度口付けが交わされる。その直後にアタシの舌の上に焼けるような何かが乗った。それを外に吐き出せず、結局飲み下してしまう。
「……ふぁ……」
熱い。喉が焼けるように熱い。その熱さが体中に伝わっていく。その熱さが心地よく感じ始めた頃、私の口の中に何かが入ってきた。
「んん……ん……」
歯を噛み締めて妨害しようと思ったが、そう考えた時にはすでにアタシの口の奥のほうまでそれが入ってしまった。……あー、もう。
本当なら突き飛ばしてまでやめさせるべきなのだろう。でも、ハクの目を見た瞬間、それも馬鹿らしくなってしまった。……本気で申し訳なさそうな目をしていたからだ。
(ったく、そう思うんなら最初っからやらなきゃいいじゃないのよ……)
ハクがこんな真似をしたのも酒のせいだ。そして、嫌なはずなのに受け入れちゃってるのも酒のせいだ。……そう、考えておこう。
「ん、んん……む、ちゅ…………」
そして、自分からこういう事をしてしまうのも、全て酒のせいだ。そう結論付けながら、ハクの舌に自分の舌を絡める。
「んぷ、ちゅる……」
「むく……うん、ちゅ……」

……しばらくの間、アタシとハクは口付けを交し合っていた。
20マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/15(日) 01:04:15 ID:2b0SGBS+
            ***

そして私はそんな二人の痴態を隠れてビデオに納めるのであった。んー、ネルってばいい顔するわねー。
……そろそろ録画を止めるかな。後はこれを永久保存するだけね。……もう、私の馬鹿げた嘘を真に受けちゃってー。

実は、ハクがネルの部屋に突入する前に、ハクにある一言を言ってやった。それは……『性行為で出来た傷は、優しいキスで治る』。

もちろんそんな物で治るはずがない。……治るのなら私がそうしてる。……でも、ミクにバレたら殺されるからやっぱやらない。
「ネルはハクにだけは弱いのよねー。弱点を知っちゃった以上、私の代わりにハクを押しかけてあげないと。一応ハクも私といえば私だしー」
ネルの部屋の前から自分の部屋に戻る最中に呟いて、クケケと小さく笑う。やっぱネルはかーいいなー。
「ふっふん……ネルの痴態、ゲッツ!」
「ノットゲッツ」
突然聞こえた後ろからの声と同時に、私のお尻に強烈な打撃が。
「はぎゃっ!?」
思わず悲鳴をあげてしまった。我ながら変な声が出たな、と思いながら後ろを振り向くと……

「……ねぇ、ますたぁ?今、何してたんですか?」

緑色の阿修羅が私を見つめている。…………あ、あれぇ?何故ここにいるのですか?
「いえ。あなたがどこかに行こうとしていたのを偶然見つけまして。トイレかなと思ったんですが、気になって追いかけてみたら……」
……そ、そうでいらっしゃいますか。でわ、わ、わたくしはこれで……
「……待ちなさい」
もう一度振り返って逃げようとした私の肩がガキッ、と掴まれた。……あ、あの、痛いです。痛いですよ。鎖骨はまずいですよ。
「まあ、とりあえず……」
緑の阿修羅……うちのミクの気配がぐっと近くなり……耳元に息がかかった後。

「少し、頭冷やそうか……」

            ***

『アァァァァァァァァッ!!』
「……んっ?」
突然聞こえた絶叫に、アタシは部屋のドアの方を見た。……今の、あの女の声だったような気が……
「っぷぇ、ま、マスターさん……?」
ハクも口を離し、そう呟いた。……また何かやらかしたのか、あの女。
「……ほっとこ、ハク」
「ぅえっ?で、でも、マスターさんは……」
「いいのよ。どうせまたミクがキレてお仕置きしてるんでしょ」
そうだ。その方が何故かアタシの気が晴れる。……ハクには悪いけど、あの女の悲痛な絶叫は個人的に心地いいのだ。
21マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/15(日) 01:06:56 ID:2b0SGBS+
あとがき

はあ。お久しぶりです。マスハクの人です。

実は新しいのを書こうとは思っていたんですが、なかなかネタにありつけない(+他の所の作品を書いていた)せいでろくに手をつけていませんでした。
そこに偶然>>17氏のネタがガチュンとはまりまして。『ハクネルとなっ!?』と久々の覚醒。勢いだけで書き上げてしまいました。

それと、最近ここに来た方のために(自身の覚書的意味も含めた)俺のSSのキャラ設定を。

  人物紹介

名無しのマスター:21歳
ミクのマスターであり、ハクとネルの養い手でもある。ロリコン。本人は可愛いものが好きなだけだと言っているが、立派なロリコンだ。
基本的に楽天家で、ボケ担当。最近はミクに頭が上がらなくなってしまった。(主に性的な意味で)
最初はタチオンリーだったが、MEIKOとミクに開発されて(主犯はミク。MEIKOはきっかけを作っただけ)両刀になってしまった。

ミク:16歳
マスターの所有するVOCALOID。常に敬語を使用する。マスターたちの中ではツッコミ担当。
MEIKOに女性同士の愛を(正確には性行為のいろは)教えられ、そちら側に目覚めた。ある日、マスターがハクを襲った後にその事を告白。晴れてマスターと結ばれた。
最初はマスターに身を委ねていたが、段々とマスターの変態っぷりを見せ付けられ、ついにタチ(しかも鬼畜)に目覚めた。さらに、年上好きという属性も獲得。

ハク:26歳
マスターから分離した、マスターの『弱い心』。まさにマスターと正反対の性格で、少々悲観的に物事を見てしまう。
いつもオドオドしている小動物のような人で、たまに暗いオーラを背負う。(原因は自作曲にツマンネ弾幕が生まれた、など)
基本的に総受け。恐らくタチになる事はないと思う。しかし母性本能なのか、ネルにだけは弱気を見せない。

ネル:17歳
マスター家の居候その2。ある日、ハクがマスターの家に連れてきた。彼女は今の所エロ担当から外れている。
前のバイト先(居候先)で色々と暴行を受け、『そういう事』に関しての嫌悪感が強い。初めて会った時にそれを知らないマスターが襲ってしまったので、マスターを毛嫌いしている。
しかし、どうしてもハクには頭が上がらない。本人曰く、『あの捨てられた子犬のような目で見られると否定しづらい』だそうだ。

MEIKO:XX歳
ミクの元教育係で、こちらに目覚めさせたお方。浮気騒動の際に颯爽と登場し、ミクの敵とばかりにマスターに性的教育を施す。ミクの為なら火の中水の中という辺り、軽度のシスコンだろうか。
性格は頼れるお姐さん的存在。長年生きているせいか割と人間くさく、もはやVOCALOIDである事を忘れてしまう位だ。
現在マスターはおらず、(クリプトン所属だが)フリーのボーカリストとして働いている。そのついででクリプトンに新人教育も頼まれている。
22名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/15(日) 02:24:34 ID:baoqythD
おー、マスハクの人だ。GJ!相変わらずマスターが酷すぎるw
23名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/15(日) 02:30:55 ID:mr5uhX8p
>>21
>>17の者です。
ああああんなぼそっと吐いて言ったネタでこんな素敵SSを頂けるなんて……
しかもマスハクの人に! 本当にありがとうございます!

というか、このハクネル理想通りすぎww可愛すぎるwwww

設定にもかなり魅力を感じました。
「ハク:ネルには弱気を見せない」
ネルに対してはタチでいたいハクに萌えました。設定までgj

よし、自分でもハクネル描いてみよう。SSに活力を分けてもらいました。ありがとう!
24名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/15(日) 02:47:29 ID:gXY5cqNi
GJ!
ハクネルすごく萌えた!
あとがきの設定にもwktk

そして新たな職人の誕生に感激
25名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/15(日) 23:48:46 ID:mr5uhX8p
デフォですが、ハクネル描いてみました。
※亜種カプにつき苦手な方は注意してください。


http://imepita.jp/ad/226

「ね、ネルぅぅ……」ガバッ
「ハク姉さ……酒くさっ!」
「うぅ……また音楽ツマンネって言われちゃったぁぁぁ……」グスグス
「ちょっ、ちょっと離しなさいよ!」もぞもぞ
「……ごめんね、ネル……」
「えっ、んむっ!」
「んぅ……ごめんね……ふっ」ちゅ、くちゅ……
「んぁ、あ、んっ、はっ、ハクねっんむっ」くちゅ、ちゅぷ、ちゅ
(さっ、酒の味がっ! 息も苦し……)
「んん……んぅ、ふ……ぷはっ。……ネル?」

そこには、顔を真っ赤にしてへにゃへにゃになってるネルが居ましたとさ。


/(^O^)\
ハクがただのキス魔になってしまった。いやそれはそれでアリ……かも。
あとちょっぴり隠れSなハクとかもいいな。妄想だけは完璧なのにな!
26名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/15(日) 23:52:07 ID:mr5uhX8p
>>25
間違えた。こっちですww
http://imepita.jp/20090315/848490


あと、保管庫に私の絵があってビックリしました。保管ありがとうございます。
今のところ、自作絵をあげてるのが自分だけで、ちょっと恥ずかしいのですが、
これからもちまちまとあげさせて頂きます。
27名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/16(月) 00:08:39 ID:pHDT411q
きた!絵の人来た!これで勝つる!
28名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/16(月) 00:17:57 ID:XpWklAyu
ヘタレ姐さんとツンデレっ子は相性いいなww
マスハクの人も絵師さんもGJ!
29名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/16(月) 00:46:11 ID:Rmje+HBg
>>21>>26の超絶コンボきたー!!
妄想が書いたそばから具現化するとか何事wしかもクォリティ高ぇ
まじGJ

俺も職人さんにティンと来てもらえるような鋭い妄想ができればいいのに
30名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/16(月) 00:51:46 ID:Y32KQsoH
31名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/16(月) 00:53:12 ID:xuLTat7+
>>29
とりあえずなんでも言ってみればいいと思うよ!思うよ!
32名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/18(水) 16:04:33 ID:/ETqzank
ルコテト萌える
デレデレ年下×ツンデレ年上なVIP姉妹いいよいいよ
33名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 02:14:08 ID:9c4N0vN+
前回までのあらすじ
ミクはアメリカナイズな巡音女史にルッカルカにされました
マスターに首ったけなメイコはヤケ酒でベロッベロになりました
片恋リミテッド4
メイ→マスいきます
結構ふいんき(ry暗めです


『堂々巡りの不協和音』


「ぅあー…」

朝目が覚めると、案の定頭痛がした。
おまけに少し気持ちが悪い。

「飲み…過ぎた…」

少々肌寒いが、酒の臭いが充満した部屋の窓を開け放って換気をする。
冷たい空気を胸いっぱいに吸い込むと、吐き気がすうっと引いて行くような気がした。
何度もあることだから調整機能が順応しているのかもしれない。
吐き気は治まったけど口の中に残る酒気が不快だ。
水が欲しいと思って辺りを見回しても、アルコール飲料以外に転がっているものはない。
二日酔いの起き抜けほど酒がいらないと感じる瞬間はないと思う。

「ん〜…」

とりあえず水、と思ってドアを開けたらちょうどマスターが
こちらへ向かって歩いてきている所だった。
うん、タイミング悪い。感じる既視感に頬が引き攣る。
34名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 02:15:04 ID:9c4N0vN+
「おはよーメイコ。ってかまた二日酔いっぽいねー?」
「…おはようございます」
「ったくもー。酒もほどほどにしときなよ?処理しきれないような量飲むんじゃありません」

腕組みしながら苦い顔であたしを見つめるマスターはあたしより身長も歳も少し下で、
少々子供っぽい普段の言動と今のポーズがアンバランスで、
やっぱり可愛いと思ってしまうあたしはもう末期なんだろう。
つい数時間前まで恨み言をだらだら垂れ流していたのにこのていたらく。

「なに飲んでたの?おねーさんに教えてー?」
「あたしの方が設定年齢は上だと思いますけど」
「ちっちゃいことはキニスンナ」

で?と顔を近付けてくるマスター。
自分でおねーさんと言うワリに表情も仕草も子供っぽいったらない。
情けないけど、締まりなくへらへらと笑っている顔が一番好きかもしれない。
ていうかあたし酒臭くないかな。今更ながら少し焦る。
というか、何度もあることだから今更どころか完全に手遅れかもしれない。

「え〜と、日本酒と、泡盛を少々…」
「泡盛!?アンタ限度ってモンを…何考えてんのさー」
「いやー取り寄せしたヤツで美味しくて…つい」

何も考えたくなかったんです、とは言わずに曖昧に笑ってごまかした。
突っ込まれて余計なことを口走る訳にはいかない。
この気持ちがマスターに知られて今の関係が崩れるのを、拒絶されるのを、
和気藹々とした家庭が崩壊してしまうのを、あたしはなによりも恐れている。
とっくに転がり落ちているあたしを引き止める最後の一線を必死に守って、
反面、それをぶち壊してあの温かそうな腕に抱かれることを焦がれている。
35名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 02:15:40 ID:9c4N0vN+

「も〜。ぬかに釘だって分かってるけど、あたしだってメイコのこと心配なんだからね?」
「あー…分かりました以後気をつけます」
「ホントに分かってんのかね…あと敬語!そろそろやめてもいーんじゃない?」
「…考えときます」

いつもの言葉で返すと、マスターは少し寂しそうに頬笑んだ。
タメ口でいいと歩み寄られると、こころを許してもらえているように感じる。
無防備なまま、何の壁もなしにでマスターの前に立って、
さらけ出したこころを受け止めてもらえるんじゃないかと錯覚しそうになる。
今だって、心配だという一言だけで息が苦しくなるくらいに嬉しいのに。
それなのに、あたしはマスターの厚意を勝手な都合で無下にしている。
自分の中で線引きをしておかないと自制が効かなくなりそうで出来なかった。
最もしてはいけないことをやらかしてしまいそうで恐かった。

「水、飲んできます。それじゃ」
「あ、うん。ゴメンね起きぬけに説教かましちゃって」
「マスターなんだから当然ですよ」

まだ言いたいことがあるのにそれを飲み込んだような、
複雑な笑いを浮かべるマスターに背を向けて廊下を歩く。
マスターはまだあたしを見つめている気配だったけど、振り返りはしなかった。
いつからだろう。他愛ない会話の中で薄氷を踏むような心地を感じるようになったのは。
マスターの顔が見れて嬉しくて、声が聞けて幸せだったはずなのに。それなのに。
あたしはもう既に、安穏な家庭を崩壊させているんじゃないだろうか。
マスターへの気持ちを隠し、ごまかそうとするあれやこれやのために。
いや、マスターを恋愛対象として見ている時点でもう。
ぐちゃぐちゃ考えていたら頭を掻きむしりたくなった。
挙動不審過ぎるからやらないけど。
36名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 02:16:39 ID:9c4N0vN+
「諦められるなら苦労はしないっつーの…」

呟いて階段を降りながら、階下から聞こえてきた歌声に耳を澄ませる。
多分、スタジオのドアをきちんと閉めていないんだろう。
リンとルカの伸びやかな歌声が聞こえる。ピアノの伴奏はカイトだろうか。
基本的に和気藹々としたこの家の、あたしも一員のはずなのに、
時々薄い膜を一枚隔てているような感覚に襲われる。
分かっている。正しい位置を押さえないと、綺麗な音は響かない。
不協和音の原因は、間違いなくこのあたし。
打ち明けられない。諦められない。終わらせられない。
このままでいたくて、このままでいたくない。
どうすることも出来なくて、酒に逃げたり歌に集中したりして、
あたしは同じ所をぐるぐるぐるぐる回っている。



つづく

家庭内恋愛はエンカウント率高そうで大変ッスね
ちなみにマスターのイメージで一番近いのは聖さまだと思われ
37名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 03:07:48 ID:tqShw6Ky
続ききた!GJ!
なんかもう…めーちゃん幸せになって欲しいって切実に願ってしまうよw
聖さんってよく分からんけど、マスターもカワユイw
38名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 11:00:29 ID:JYRNmT62
GJ!MEIKO切ないな
39名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 22:49:51 ID:AdhiFLs6
GJ!
続きが気になる…!
聖さまww
いいわwwwwww
40名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/19(木) 23:08:46 ID:p60aSyLY
GJ!
切なくて萌えるw
41名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 00:47:56 ID:gBYptlA3
前スレでマスターハーレムという単語にときめいて書いてみたのはいいけどよく分からんものになってしまった(´・ω・`)でも折角なので投下させて下さい

・マスターがハーレム状態
・最後がシリアスっぽい何か
・エロ無し
42名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 00:49:12 ID:gBYptlA3
「覚えておきなさい、ルカ」
外国でお世話になった人が最後に教えてくれたことがある。
「VOCALOIDは、主人に対して過度な情を持つことが多い」
「…それは、尊敬の念とは違うものですか?」
「そうね」

具体的に言うと、それは恋情と呼ばれるもの。

「問題は二つ。一つは、人間とVOCALOIDの恋は基本実らないこと。例外もあるけどね。そしてもう一つ。その恋情は、性別関係なく起こり得ること」
つまり、たとえ主人が女性でもあっても恋をしてしまう可能性がある…彼女はそう語った。
「万が一ルカの主人が女性で、貴女が恋をしてしまったとして…そしてその主人にそっちの趣味が無かったとしたら、ルカはどうする?」

その気持ちを抑えてただ純粋に慕うか。
敢えて距離を取ってその気持ちをうやむやにするか。
その気持ちに気づかない振りをしてマスターとVOCALOIDの関係に徹するか。
はたまた…。

「貴女がどんな行動をするかは貴女次第よ。いってらっしゃいルカ。Good Luck!」


「さて」
台所に用意された食材を見て私は暫し悩む。噂ではタコやマグロが好きと聞くが、料理の仕方は何が良いんだろう。海鮮丼?刺身?焼くか、蒸すか…。どんな料理でも作り甲斐があるよね。
私が考え込んでいると、不意にバタバタと走る音が耳に入る。全く…廊下は走るなと言ってるのに。
「マスターマスター!今日巡音ルカちゃんが来るって本当?」
勢いよく台所に入ってくるリンを見て、私はそうだよと言って苦笑した。…ま、仲間が来るんだから落ち着いていられないのは仕方ないか。
43名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 00:51:16 ID:gBYptlA3
メイコにミク、リンがいる我が家にルカを呼ぼうと決心してから早数日。ルカが今日中にたどり着くと連絡が届いたのは早朝のことだった。
眠りこけていたリンを放置して部屋の大掃除をミクとメイコに頼み、私は一人買い物へ。夜には歓迎会が出来るように食材を買い込んできて今に至る。
「マスター、掃除終わった――あれ、リンやっと起きたの?」
「あ、メイちゃんおはよう!」
「もうすぐ昼だけどね。でもおはよう」
台所にメイコが顔を出す。メイコは私の最初の某社製VOCALOID。今では一番信頼している良き音楽仲間だ。
「メイコお疲れ。ミクは?」
「部屋に引っ込んじゃった」
「あー、またかー…」
私はつい顔が引きつる。メイコやリンとはうまくやっているけれど、どうも私はミクとのコミュニケーションがうまく出来ない。
いや、ミクはいい子なんだけどね?歌の練習はちゃんとやってくれるし、なんだかんだ言って色んな気配りしてくれる。でもミクがあまり自分から接触して来ようとしてくれないんだよねぇ…。
「ミクちゃんツンデレだからねー」
「リン、そんな単語は覚えなくてよろしい」
「サーセンー」
…ネットやらせ過ぎたかな。
「ミクにも考えがあるんでしょ。マスターもあまり深く考えない方がいいわよ」
メイコがクスクスと笑いながら言う。
「だといいけどね」
私は軽く肩をすくめながら答える。ま、ミクが家に来たのは一番最後だし仕方ないか。出来ればルカが来る前にもっと打ち解けたかったんだけどなあ。
「…と、そうだ、料理料理。ねえ、夜はルカの歓迎会開くけど、なに食べたい?」
「イクラ丼が(ry」
「そうでもないかな?てかそのネタは古いよリン」
「ルカの持ち物はタコとマグロよね?刺身とか日本酒に合いそうよね。あ、ルカの年齢設定って二十歳だっけ?」
「はいはい了解。全く、飲む気満々ね」
「あら、マスターだって飲むでしょ?」
「まあねー」
私たちが談笑していると、唐突に『ピンポーン』とドアのチャイムが鳴るのが聞こえた。
「あれ、もしかしてもう来たのかな?」
「意外と早いわね」
「うっはー、ワクワクテカテカ!」
「…メイコ、私リンの育て方間違えたかな?」
「さあ…」
44名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 00:53:59 ID:gBYptlA3
私たちは玄関へと向かう。さらに後ろからミクが向かってくる音を聞きながらドアを開けると、そこには桃色の髪をした女性が立っていた。
チャイナ服のような服、出ることろがちゃんと出てる体型。…おお、もしかしなくてもこの子だね。
「初めまして、巡音ルカと申します。すみません、少し早く到着してしまいまして…迷惑でしたでしょうか?」
「そんなことないよー?初めましてルカ。私がこの家の主人で、貴女のマスター。よろしくね」
「はい」
ニコリと彼女…巡音ルカが笑う。あら笑顔が素敵。
「紹介するね、ウチのボカロたち。後ろにいるのがメイコとミク。で、私の横にいるのが…」
「鏡音リンです!初めまして、よろしくね!」
リンが横から元気に挨拶をする。どうやらルカと話したくてしょうがないみたいだ。
「リンにとってルカは初めての後輩だからすごい喜んでるんだよ。仲良くしてあげてね」
「はい、マスター。よろしくお願いします、鏡音さん」
「リンでいいし、敬語じゃなくてもいいよ!私の方が年下だしさー!」
「フフッ…それじゃ、リン。よろしくね」
「うん!」
ルカとリンが笑いあう。うん、我が家のリンは後輩が年上なことには抵抗がないみたいだ。良かった良かった。
「さてと、そろそろ中に」
「あ、その前に…」
私がルカを家の中へ促そうとすると、ルカが慌てたように声をかけてきた。
「ん?」
「その、一つお願いがあるんですが、いいでしょうか」
「なに?」
ルカは言葉をためらったあと、少し顔を赤くしながら言う。
「あの…。マスターのこと、お姉様って呼んでもいいですか?」
「「!?」」
後ろにいたメイコとミクが一斉にルカを見る気配を感じる。…ちょいと、何故君らが先に過剰反応するのかな?
「えっと、それって?」
「マスターと呼ぶのも味気ありませんし、そう言った呼び方のほうが親睦を深められると思うんです」
いけませんか?と上目遣いで聞いてくるルカにちょっとだけキュンとなる。おおう、いきなり慕われているのは嬉しいけど、なんか恥ずかしいなあ。
45名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 00:56:35 ID:gBYptlA3
「んー…」
「ル カ さ ん ?」
私が悩んでいると後ろからミクが割り込んできた。ミクが私の会話に入ってくるとは珍しい。
「すみませんけどマスターが困ってるみたいだし、変な呼び方はやめて欲しいんですが」
「あら、お姉様の何処が変な呼び方なのでしょうか?私がどうマスターを呼んでも初音さんには関係無いでしょう。それともなにか問題が?」
双方のにらみ合い。あれ、もしかしてミクとルカって仲悪いっぽい?
「マスター、お姉様って呼び方嫌なの?」
「いや、なんつーかこそばゆいと言うかねぇ」
横にいるリンに聞かれて答える。リンはそーなのかー、と呟いてルカとミクを眺めた。
「ん?リンも私のことお姉様って呼びたいの?」
「んーん。なんか変な感じがしたから」
「そっかそっか」
私はリンの頭を撫でながらメイコを見る。メイコもボンヤリとミクとルカを眺めていた。
「ね、メイコはどう思う?」
「へっ!?な、なにが?」
「いやだから、お姉様って呼び方」
「あ、ああそれね…」
声をかけるとやたらとキョドるメイコ。なんかこっちも珍しいな、メイコがこんな様子を見せるなんて。
「マスターの好きにすればいいんじゃない?私は特に気にならないし」
「そう?」
その割にはメイコが目を合わせようとしてくれない気がするんだけど…気のせいかな。
んー、やっぱりお姉様って変か。でもルカはそう呼びたがってるみたいだし…。
「…ふむ」
私は一人頷いてミクとルカに近寄る。
「大体初音さん、ネギとか臭いが酷いと思いませんか?」
「タコの生臭さよりはマシかと思いますが?」
「はいはいストップ」
無理やり二人の間に割って入る。てかいつの間に持ち物の話になってたんですか。
「ルカ、別にお姉様呼びでもいいよ」
「本当ですか!?」
「本気ですか!?」
目を輝かせるルカと見開くミク。はて、ミクはなんでそんなに嫌がるのかな。
「まあ落ち着きなさいミク。ルカ、しばらくはお姉様って呼んでいいけど、家に慣れたらマスター呼びに戻してね」
「…へ?」
46名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 00:59:36 ID:gBYptlA3
「私が恥ずかしいってのもあるけど。ま、一応マスターとボカロの関係はちゃんとしといた方がいいと思う訳よ。私は皆のことは家族みたいだと思ってるけど」
「あ、ああ、そうですよね…」
あからさまに落胆した声を出すルカ。…あれ、なんか悪いことした気分。横ではミクが「家族…」と呟く声が聞こえた。
「ほら、今はお姉様でもいいからさ!とにかくこれからよろしくね、ルカ」
「…はい!よろしくお願いします、お姉様!」
ルカの肩を叩きながら言うと、ルカは笑みを返してくれた。うは、改めて言われるとなんか強烈だね。
「あー、ルカの歓迎会の用意してたんだっけ。ずっと玄関にいるのもあれだし、ともかくあがってよルカ。メイコー、準備手伝ってー」
「あ、うん!」
照れ隠しに先に居間へと戻りながらメイコに声をかける。メイコの返事と「私も手伝うー!」というリンの元気な声を背中に受けながら、これから騒がしくなりそうだと私は一人微笑んだ。


「あの人が言ってた通り、か」
「?何か言いましたか?」
「いえ、別に」
「…思っていた以上に行動派なんですね。外国帰りだからですか?」
「誉め言葉として受け取っておきますよ」
「先に言っておきますが」
玄関でミクがルカに向かって言う。
「マスター、完璧にノンケですから」
「分かってますよ。お姉様呼びにもあんな反応ですしね」
険のあるミクのセリフをルカは平然と受け流す。
「でも、そのほうが萌えますし、燃えますよ。どうやって落とすか、ね。私は家族で…ましてやマスターとボカロの関係で終わらせる気は毛頭ありません」
ルカは微笑みをミクに向ける。それは先ほど主人に向けた笑みとは全く違う笑み。
「改めてよろしくお願いしますね。守り体制の初音さんと違い、私は完全に攻めて行くつもりですから」

いえ、初音さん『たち』かしら。

クスリと妖艶に笑い、ルカは家の中へと入って行った。
一人残されたミクは、眉間にシワを寄せながら立ち尽くす。そして
「…勘弁してよ…」
苦々しく呟いた。
47名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 01:03:06 ID:gBYptlA3
以上です。ちなみに>>44で 出るところ を 出ることろ なんて誤字してます、すみません。
なんか続きそうな感じで終わらせてしまったので、もしかしたら続くかもしれません。
48名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 01:23:40 ID:VHqwj8NP
>>47
これはwktkせざるを得ない

さて、無謀なのはわかっていますが、イメージの固まってない状態で初めてルカを書いてみました。
リハビリ的作品ですのでエロもなしです。

すぐに投稿を開始します。
49マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/20(金) 01:24:24 ID:VHqwj8NP

皆さん、お久しぶりです。CV-01こと初音ミクです。

実は最近、新しい家族を迎え入れる事になりました。……はい。私達ボーカロイドの新型機、CV-03・巡音ルカさんです。
……まあ、実際の話は私がねだったんですけどね。そろそろ新しいのが欲しいと……オホン、失礼しました。
「でもさぁ、新型機って謳ってるけどちょっと手が出しにくいのよねぇ……」
「そうですか?」
私の『新しいボーカロイドを買いましょうよ』という提案に対するマスターの反応は、少々渋めでした。
「まず、私はここ最近曲を作っていない。それはミクもわかってるわよね?」
「……そう言われてみれば、あまりマスターには触られていませんね。性的な意味を覗いて」
確かに、ハクさんの曲を歌う時以外は歌唱機能があまり使われていません。……私はもう慣れましたが、新たにボーカロイドを迎え入れるには微妙な状況ですね。
「それに、うちはもう大所帯なんだし……なるべくは食費を削りたいのよねー」
「なら私の食費を削ればいいじゃないですか。一応食物を摂取しなくても稼動は可能ですし……」
それでも生体パーツ部分への栄養は必要なので、栄養剤を飲む必要はありますが。私の提案に、しかしマスターは勢い良く首を振りました。
「ダメよミク。そんな事したらご飯がまずくなるじゃない!……新しく来た子にそんな光景を見せられないし、何より私が嫌なの」
……ああ、マスターはこういう人でした。私達ボーカロイドにも普通に接してくれる人。ちょっと……いえ、かなり変態だけど、すごくいい人でした。
「……話が逸れたけど、大体そんな感じよ。それに、新しい子の容姿もあまり詳しく知らないし」
……疑問に思った方のために解説しますと、この会話が行われているのはルカさんの容姿などが発表される前の事なんです。
だからこそ、皆さんにはこの後の私の言葉が嘘に聞こえるでしょうね。……実際に嘘を言ってるわけですし。
「私、見ましたよ?」
「え?本当!?」
「ええ。MEIKOさんに研修中のプロトタイプを見せていただきました。……可愛かったですよー?」
最近になって覚えたニヤニヤ笑いをしながら、マスターに近付く。
「こう、なんていうか……ちまっとしてて、ぷにぷにしてて、思わず抱きしめたくなりました」
「……ふむ、それでそれで?」
マスターもマスターで、私の顔に鼻の下を伸ばしただらしない顔を近づける。……思わずひっぱたきたくなる衝動を抑えつつ、さらにマスターを誘惑した。
「それでですね、MEIKOさんが私の事を覚えさせていたらしくて、私を見た途端に『あー、みくねえたんだー』って言ってくれたんですよ」
それを聞いた瞬間、マスターの体が倒れ、ビクンビクンと痙攣を始めました。……うわ、我がマスターながらすごく情けない……
「ほぅっ!ふぐっ!…………ご、ごめん。ちょっと強烈過ぎてお花畑が見えてたわ」
しばらく痙攣した後、こう言って立ち上がった。……マスター、口元から涎が垂れてます。
「で、マスター……買いますか?買いませんか?」
「Yes,I can!!」
私の質問に、即答、そしてサムズアップで快く受け答えてくれました。……計画通り。まんまとかかってくれました。
心の中でニヤリと笑った後、どこまでもダメなマスターにため息をつきつつ、私は『それでは購入処理をお願いします』と微笑みながらマスターに言った。
50マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/20(金) 01:26:18 ID:VHqwj8NP
            ***

そして、数週間後。公開された情報をマスターに見せないように努力しつつ、ついにルカさんが我が家にやってきました。
玄関の前には、ものすごくワクテカしながらルカさんの到着を待つマスター、その横に立つ私。
そして私達の後ろでマスターを養豚場の豚を見るような目で見るネルちゃんとそれに気付いてあぅあぅと困り果てるハクさんがいます。
……待つ事数十分。ついに呼び鈴が鳴りました。ルカさんが来たようです。誰も動かないので、ハクさんがドアを開けました。

  ――そこには、桃色の髪の美しい女性がいました。

うふ、うふふふ。すごく綺麗な人。初めて見た時からうちに一人欲しいと思ってたんですよ。うふふふふふ。
上機嫌な私に比べて、マスターのテンションはガタ落ちです。……ごめんなさい、マスター。あなたを騙すのは心が痛みました(棒読み)。
「…………」
お互いに声を発さず、ただ固まったまま数分が経った頃。ついにマスターが口を開きました。

「……チェンジ」

「あべし」
「ぶべるぁっ!?」
マスターの言葉を聞き、某泉こ○たさんのような掛け声とともに即座に足を踏みつけます。……マスターがいけないんですよ?
「……みっ、みぐのうそづぎぃぃぃ……」
聞こえません。マスターの口から発せられる痛みに耐えるように噛み潰した涙声など聞こえません。
「……私のマスターが失礼しました。初めまして。私はVOCALOID-2・キャラクターボイスシリーズ-01・初音ミクです。後ろの方々は……」
「あ、えぅ、その……弱音、ハク……です……」
「亞北ネルよ。アタシ等はこの女の家に居候してるだけだから」
私の台詞に続いて、ハクさんとネルちゃんが自己紹介をした。
「初めまして。VOCALOID-2・キャラクターボイスシリーズ-03・巡音ルカです。これからよろしくお願いしますね、ハク様、ネル様」
「……あー、その、悪いけど『様』って付けるのはやめてくれないかな」
ルカさんに呼ばれ、ネルちゃんが頬を掻きながらそんな事を言った。
「なんかこう、むず痒いんだよね。様って付けられるとさ。ミクもアタシ等やこの女の事を様付けで呼ばないし、そっちの方が慣れてんだよね」
「……はあ。それでは、呼称を変更いたします。ネルさん、ハクさん……で、どうでしょう」
少し困った顔をしながら、ルカさんがネルちゃんの要望に答えた。
「そっちの方がまだマシかな」
ネルちゃんが珍しく笑みを浮かべながらルカさんに返す。……って、あのー?私、まだ呼んで貰ってないんですけどー……
「あ、あの、ルカさん……?」
「はい、なんでしょうか」
「わ、私は……?」
ねだるような、そんな視線をルカさんに向ける。それを理解したのか、ルカさんが口を開いた。

「CV-01、とお呼びさせてもらいます」

重力がなくなったかのような感覚。……あ、あれ?私、いつの間に体が横になってるんだろう……
「……ど、どうしました、CV-01!?」
あは、あははは……そ、そうか。そうですね。私も叶わない夢を見ていたんですね……。まさか型番で呼ばれるなんて……
てっきり、『ミクちゃん』とか『ミクさん』、或いは一気に呼び捨てで『ミク』とか呼ばれるのかなと思ったのに……私のこめかみを伝っているのはただの汗。そう。心の汗……
ふと気付けば、痛みに転がるマスターと目が合いました。……笑ってください、マスター。あなたを売ったしっぺ返しで、私はあなたの元に落ちました……

……この後、ようやく立ち直った私の要望により、型番呼びから『初音さん』に変更する事が出来ました。
51マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/20(金) 01:27:30 ID:VHqwj8NP
あとがき

お久しぶりでございます。ようやく新ボカロネタです。……まだ曲を聴いてないけどねorz
なんというか、タコのイメージがあるとかいう話を聞きますが、俺のルカはクールな感じを目指しています。ルカ=クールは一般的なイメージだよね?ね?

あれ、何故かミクの変態度が進行してる?
52名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 02:15:04 ID:THVgk7fT
>>47
これはいいwGJ!
ノンケマスター可愛いよマスター。
ルカとミクの口論にワロタw続き楽しみにしてます!

>>51
こちらもGJw
マスターもミクも不憫wだがいいw
ルカは確かにクールとか無表情なイメージが多い気がする。書き手さんの自由だけどね!
53名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/20(金) 14:17:10 ID:CckYW2nZ
>>50
謝れ!養豚場の豚に謝れ! 
 
 
GJwミクwwwww
54名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 00:30:06 ID:t8xst8nW
>>47のリンに>>51のマスターを会わせたらダメ絶対と思った
55名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 01:48:53 ID:IrIhnhBO
二人とも面白かったよ!GJ
続きも待ってるんだぜ!
56名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 06:03:12 ID:cyuXg56T
前スレでリンちゃんのももにくが云々、というネタを晒した者です。
名作2連発の後でビクビクですが、4レスほどお借りさせてもらいます。
とある曲から着想を得て書いてみました。ミクリンです。
お楽しみいただけたら幸いです。
57名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 06:03:57 ID:cyuXg56T
 ミク姉の声がレコーディングルームから漏れ聞こえてくる。あたりまえだ。薄っぺらい防音扉ひと
つであの声を遮断できるはずがない。それほどにミク姉の声には力がある。素直で綺麗で魅力に溢れ
ていて、誇らしいと同時に羨ましい。それに加えて人柄も明るく、どんなにヒットを飛ばしても鼻に
掛けることがない。整った容姿は誰の目をも惹きつける。そして何より、
「レコーディングおわたーっ! あ、リンちゃん! おはようっ!」
 その笑顔が卑怯。子犬みたいに駆け寄ってきて、ためらいなく私の手を取る。ズルい。全身で好意
を表現してくるから、つい私も嬉しくなってしまう。輝くような、とか、花のような、という形容詞
が本当に似合う笑顔。
 用意しておいた飲み物をミク姉に差し出すと、本当に嬉しそうな顔をしてお礼を言ってくる。コッ
プにつややかな唇を付け、綺麗な喉を見せて一気に飲み干す。手はずっとつないだまま。
「ぷあーっ! この一杯のために生きてるぅっ!」
 …この物言いはメイコ姉の影響だと思う。後できっちり説教しておかないと。
「もう、ミク姉、あんまりメイコ姉みたいになっちゃダメだよ? アイドルなんだから」
「あははっ、ごめんごめん。つい出ちゃうんだよねー」
 まだレコーディングの高揚感が残っているみたい。私の手をテンポよくきゅ、きゅっと握ってくる。
指先が私の手の甲にリズムを刻んでいる。
「今回はどんな歌?」
「うん、アップテンポで勢いだけでガーっていっちゃう曲。マスターのひさびさの自信作みたい。何
回も録り直しして疲れちゃった」
 上機嫌なミク姉の様子だと、手応えは掴んできたみたいだ。
「…マスター、出てこないね」
「うん? あぁ、曲にアレンジ加えるかもしれないから、ちょっと一人にしてって。…そういえばリ
ンちゃんはなんでここに?」
 きっとミク姉の声にインスピレーションを受けてミキシングをやり直してるのだろう。もしかした
らアレンジも入るかもしれない。当分マスターはキーボードの前でうんうん唸りっぱなしだろう。
「ミク姉といっしょ。私のレコーディングもするって言ってたんだけど、この分だと明日に延期かな。
マスター、ああなったら納得するまで出てこないから」
 ソファに隣り合って座りながら、持っていた楽譜の束を渡す。
「…むむ? ちょっと暗めの曲? かな?」
 歌詞とにらめっこしていたミク姉がそんな感想を返す。歌詞だけ見ればそう取れるだろう。私もそ
う思ってたし。
「曲は疾走感あるよ。歌詞は…いろんな解釈が出来る曲だから。曲と、歌詞と、衣装デザインと、P
Vをぜんぶ別の人が作るコラボなんだって。すごい張り切ってた」
「へぇ〜、聞いてみたいなぁ。ね、リンちゃん、ちょっと歌ってみてよ」
 突然、ミク姉がそんなことを言い出した。期待でいっぱいのキラキラした目でこっちを見てくる。
 近い! 顔近い! 勘弁して顔赤くなっちゃうから!
 逃げようにも手をつながれたままなので逃げ場はなく、顔を引いた分だけ余計に近づいてくる泥沼。
「わ、わかったから…ちょっと、顔を…近づけないで…」
 しまった、ミク姉がちょっと傷ついた顔をしてる。そんな意味じゃないのに。でもあれ以上顔を近
づけられたら、いろいろと危険なことになりそうだったし。主に私が。
 咳払い一つで場を仕切り直し、足で拍をとる。さっきとは逆に、ミク姉の手の甲に私の指でビート
を刻む。マスターの書いた曲を脳裏に走らせる。テンポを遅めにして、伴奏がない弱みをカバーしよ
うとする。
58名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 06:04:40 ID:cyuXg56T
 メロディアスなAメロに続いて徐々に盛り上がるBメロ。ブレイク。そしてサビに入るとき、急に
隣でミク姉が息を吸い込んだ。片手に五線譜を持って、一発でコーラスを合わせてきた。つながった
手が頭の中までつなげているような錯覚。思わず手に力がこもる。一人では絶対に出せない音が頭の
中を跳ね回ってどんどんテンションを上げていく。遅くしてあったテンポが自然と原曲に近づく。ま
ったくのアドリブなのに一瞬の遅れもなくついてくる。ミク姉の指が五線譜上の、Bメロの先頭をと
んとんと叩いた。サビが終わって、8拍おいてまたBメロから疾走する。たった2回の指の動きで通
じ合えたことが、例えようもなく嬉しい。目を閉じる。ミク姉の声だけを頼りに、二人で絡み合うよ
うに歌を紡ぐ。高揚感の中で、このままずっと歌っていられたらいいのに、と思う。

 2回目のサビが終わった。心地よい陶酔感が胸をいっぱいにするかわりに体から力が抜けていく。
同じタイミングで大きく息を吐いて、ソファに背中を預ける。ミク姉とわたしの肩がくっついて、そ
こだけじんわりと暖かくなった。
 気持ちいい。うまく歌えたのもある。ミク姉とのハーモニーが綺麗だったのもある。けれど、それ
以上にミク姉と一緒に歌えたのが嬉しかった。あのとき世界には私とミク姉しかいないように感じら
れた。
 ふと目を開けると、ミク姉の顔が間近に迫っていた。私が何か言うよりも早く、唇が押し当てられ
る。手がきゅっと握られる。いったん離されて、もう一度口付けられる。唇にあたるぽよんと柔らか
くあたたかい感触が脳に直撃して意識が真っ白になり、「ん、ふ」というミク姉の吐息で現実に引き
戻された。ミク姉の舌先が唇に当たるか当たらないかというところで顔を無理矢理引きはがし、手を
振り払ってソファから弾かれるように立ち上がって、いちども振り返ることなく自室に飛びこんだ。
そのままベッドに飛びこんで頭から布団をかぶって、高鳴る心臓の音だけを聞いていた。
 顔が燃えるように熱い。

59名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 06:05:13 ID:cyuXg56T


「リン。あたし。入るわよ」
 小一時間もしたころ、メイコ姉が私の部屋のドアをノックした。返事も聞かずに上がり込んでくる。
「事情はミクから聞いたわ。反省してた」
 私は布団をぎゅっと掴んでさらに丸く小さくなる。メイコ姉はひとつ溜息をつくとベッドの端に腰
を下ろした。ベッドがわずかに震える。
「あの子があんたを好きってことぐらい、わかってるでしょ? 受け入れろなんて言わないから、せ
めて嫌わないでいてあげて」
 わかってる。わかっているから、困る。例えばミク姉の気持ちを受け入れたとして、その向こうに
何があるのかわからない。それはきっととても素敵なことだけど、同時に触れてはいけない禁断の果
実なんだろうと思う。ともにボーカロイドであり、女性型であり、姉妹である私たちの間には『好き
です』『私も』で済まされない何かが横たわっている。楽園を追放されるだけでは済まされない。き
っと二人の関係も、何かしらの影響を受ける。そういう危惧がある。
「嫌いじゃないけど…」
 ミク姉のことは好きだ。その『好き』がミク姉の私に対する『好き』とはすこし違うということは
漠然と感じていた。ミク姉といっしょに居られないのは嫌だけど、恋愛感情を向けられてもとまどっ
てしまう。
「…メイコ姉はさ、だれかを好きになったこと、ある?」
 唐突に投げかけた質問に、メイコ姉はすこし面食らったようだった。短い無言のあと、
「あるわよ」
 意外な反応だった。誰だろう。マスターの知り合いだろうか。作曲家、作詞家、アレンジャー、デ
ザイナー、イラストレーター…ぽつぽつと名前は浮かぶがこれという人物に行き当たらない。
「今でも好きよ。大好き。その人と抱き合って朝を迎えられたらどんなに素敵だろうって思ったこと
もあるわ。でも、多分その人は私の気持ちなんて気づいてないから。鈍感だし」
 メイコ姉にこんなに想われているのに気づかないなんて余程の鈍感なんだろう。今頃その人はくし
ゃみでもしているんだろうか。
「モテる人じゃないのが救いっちゃ救いね。いつも髪とか適当だし、けしょ…ごほん、仕事にのめり
込むとご飯も食べなくなるし」
「化粧!? 女の人なの!?」
 思わずメイコ姉を振り返る。メイコ姉は困ったように苦笑して、頬を赤らめる。
「…ん。だからミクの気持ちもわかるの。だからってあんたにミクの気持ちを押しつけようってこと
はないけどね。そこまで親切じゃないの、あたしは」
 メイコ姉はそこで少し言葉を切って、なにかを考えているようだった。
「ミクの歩いている道は、きっと茨の道だわ。でも、気づいちゃったものから目を背けることは、ミ
クはしてない。あの子もきっと悩んで、泣いて、不安になって、それでもあんたを好きでいようと決
めたんだと思うわ。…あたしもそうだから」
 いつも明るくて天真爛漫で。真剣な顔で歌っているときのミク姉はすごくかっこよくて。楽しそう
に歌っているときはこっちまで楽しくなって。レコーディングの出来不出来で一喜一憂して、歌の評
価でまた一喜一憂して。上手くできたときは私の手を取って喜んで。失敗したときはへこんで部屋か
ら出てこなくて。でもやっぱり最後には笑顔で。そんなミク姉とはかけ離れた一面を垣間見た気がし
た。
「あたしはミクもあんたも大事な家族だから、後悔して泣くようなことにはなって欲しくない。あた
しも出来る限り力になるから、ミクのことちゃんと考えてあげて。それでダメだったんなら、ミクも
ちゃんとわかってくれるから」
 私は黙ったまま、メイコ姉の横顔を見つめた。普段は飲んだくれでちゃらんぽらんしてるけど、肝
心なときにはしっかり"お姉ちゃん"してくれる。メイコ姉だって自分の想いに悩んでいるはずなのに、
それでも私たちを心配して駆けつけてくれる。
 今頃になってやっと気づいた。今までずっと、私はミク姉やメイコ姉や、きっとカイト兄やレンの
優しさにも守られていたんだって。
60名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 06:05:35 ID:cyuXg56T
「うん、…ありがとう、おねえちゃん」
「ぅわ! …ひさしぶりにお姉ちゃんって呼ばれたわ…ちょっと照れくさいなぁ…」
 二人してくすくすと笑いあう。
「メイコ姉が恋に悩んでどうしようもなくなったときは、私に言ってね。その時は力になるから」
「ありがと。…でもあたしの相手は難敵よ? 女である前に超鈍感だからね…」
「それ、順序が逆じゃないの…? それとも順序がひっくり返るぐらい鈍感なの…?」
「うん、後者」
「……メイコ姉、がんばれ…」
「ありがと。そんなことより、あんたのレコーディングは明日に延期。昨日の今日でやりづらいだろ
うけど、あんたもボーカロイドなら気持ちは切り替えなさい」
「…うん。わかっ…ちょっ!? メイコ姉! なに入って来てるのよ!」
「んー?」
 メイコ姉は突然ベッドに倒れ込むと、私のかぶっている布団の中にもぞもぞと入り込んできた。逃
げようともがいてみるが、あっという間に後ろから抱きすくめられる。背中に当たるふくらみが憎ら
しい。
「なんだ、案外元気じゃない。心配して損した」
「ちょっ…こら、もうっ! 何で入って来るのよぉ」
「姉妹のスキンシップをちょっとねー」
「うわっ、お酒くさっ! また呑んでたの!?」
「…子供は体温が高くて気持ちいいなあ…」
「へ、へんたい! 助けてミク姉ー!」
 すばらしいタイミングでミク姉が部屋に飛び込んできた。きっと聞き耳を立てていたんだろう。困
った姉だ。
「め─────こ姉さん! 何やってるの! ダメそこは私の場所! こら、離れ…もおっ!」
「あっはっはっはー、やーいミク羨ましいかー。リンはぷにぷにしてて気持ちいいぞう」
「ぎゃああああああ! メイコ姉がおなか触るー! みっ、ミク姉ー! なんとかしてー!」
「こうなったら逆側から潜り込むしかないよね! おじゃましま〜す」
「何がこうなったらなの!? 余計悪い状況に…わぷっ、貧乳が顔にっ…ちょ、ごめんやめてふとも
もさすらないでー!」
 結局バカ騒ぎのうちにうやむやになって、もやもやした気持ちはどこかに飛んでいってしまった。
多分今はこれでいいのだと思う。みんなで一緒に笑っていられるなら、それが幸せなんだと思う。答
えのでないことで悶々と悩んでいても、結局こうやって変なバランスで落ち着いてしまうんだから。
「リンちゃん。…その、ごめん、ね…?」
 私を抱きしめながら、ミク姉がぽつりと呟く。
「う…。えーと…ああいうことは、その、ダメ。いきなりとかはダメ」
 ミク姉が捨てられた子猫みたいな声をあげる。それが、なんだか少しかわいらしく思えた。
「ミク。ちゃんと話を聞きなさい。いきなりはダメだけど前もって言えばOKらしいわよ」
「えっ? …ええっ!? いいの? チューしてもいいの?」
 メイコ姉には気づかれたらしい。顔を見なくてもにやにやしてるのがわかる。
「口はダメ! ほっぺとかなら、まぁ、言ってくれれば、やぶさかでないというか何というか…」
 ミク姉の貧乳がものすごい勢いで下にスクロールしていき、かわりに布団の隙間から差し込む光が
ミク姉の赤くなった顔を照らし出した。ツインテールが持ち上がってちょっと変だけど、目はすごく
真剣。
「…いい?」
 私は無言で布団に顔を埋めて、ミク姉のほうに頬を向けた。やさしく頬をなでられ、そっと唇が寄
せられる。ゆっくりと唇が離れていくのを少し残念に思った。
「しあ、わせ〜…」
 ミク姉がぎゅっと私を抱きしめながら呟いた。
 私も、いつか、誰かにキスをして幸せを感じるようになるのだろうか。
 そんな日が来たらどんなに素敵だろう。
 そのときの相手は、一体誰になるだろう。
 ミク姉に抱きしめられながら、私はまだ見ぬ幸せなキスを想像するのだった。
61名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 06:22:08 ID:GnmD65GA
なんだこのかわいらしい3人組
なんだこの幸せ切なすぎる感覚
なんだこの文章のパワー
なんかすげえぞおおおおおおGJ!!!!
62名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 10:48:47 ID:Z0WNVnwM
可愛いなぁwwwwwGJ!
63名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 11:41:30 ID:kQV9hTvt
やべぇwみんな可愛くてニヤニヤが止まらんw
あと、曲の魅力の伝え方が上手くてなんかゾクゾクしたよ。
焼き鳥の人GJです!
64名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 14:02:31 ID:3ojiIjqY
焼き鳥の人GJ!

あと、出来たらですが、この話に絵をつけて宜しいでしょうか?
65名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 15:24:04 ID:3UPVqvFx
GJGJ!!
一緒に歌うとこがなんだかエロくてドキドキしてしまったw
最後の方も明るいのに切なくて、萌えが止まらないww
66名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 16:16:10 ID:qspJoCDq
焼き鳥です。入るスレを間違えたかと思いました…。
レスいただいた方々ありがとう!
楽しんでいただけたみたいで、何より嬉しいです。

>>64
ええもう許可なんて取らなくて結構ですからガンガンやっちゃってください。
wktkしながら待っております。
ただ、今職場にいるので、全裸になれないことだけが心残りです…
67名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 18:37:17 ID:kQV9hTvt
代わりに全裸で待っとくから安心したまえ。

wktk!
68名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 18:43:17 ID:3ojiIjqY
あわわwktkさせてすみません、あまりにもSSの三人が可愛すぎて描けそうにありませんorz

もう本当にリン可愛いよリン。
69名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 19:28:44 ID:kQV9hTvt
・゜・(ノД`)・゜・

うん、リン可愛いよね!もうお姉さん達に愛でられちゃえば良いと思うよw
70名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 21:27:44 ID:Z0WNVnwM
連休だからかすげー賑わってて嬉しいw
>>36続きいきます
片恋リミテッド5
辛うじてミク→ルカがある程度
時系列は連続していません

『インタールード』



71名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 21:28:13 ID:Z0WNVnwM
+兄貴と双子の見解+

とある昼下がり、廊下の片隅で身を寄せ合う双子の姿があった。
「最近のミク姉さ、なんかおかしくない?」
「あれ、リンもそう思う?オレだけじゃなかったんだ」
「ていうか、結構あからさまだよね。みんな気付いてるんじゃないかな」
リンはぐるっと視線を廻らしながら言ったが、
一応内緒話なので周りにはレン以外の姿はない。
と、階段の角からカイトがひょいっと顔を出した。
「何が?」
「あ、カイト兄。ん〜と、ミク姉のコト」
「あぁ…最近なんかボーッとしてるな。メイコも気にしてた」
「ほらやっぱり!レン自信過剰〜」
「うるさいなぁ…あとさ、ルカ姉もなんか元気なくない?」
「うん、ケンカしてるんだと思うけど…」
「Σ(゚Д゚)まさか新人いじm」
「ウチのミクはそういうタイプじゃないだろう?」
「ていうか、ミク姉はルカちゃんのこと嫌ってないもん。ありえない」
カイトに窘められてバツが悪そうに頭を掻くレンに、リンが若干の呆れと怒り交じりに言った。
苦笑しながら、カイトがなだめるようにリンの頭に手を置く。
「原因が分からないからなぁ…当人同士で解決出来るのが一番いいんだけど」
「ミク姉、ルカちゃんのことガン見してたから多分大丈夫じゃないかな、仲直り」
「そうだね。タイミング潰さないように大人しく見守りますか」
「「だね」」
放任に見えるが、彼らなりに家族の仲を信頼しているのだ。
カイトの言葉に同意する双子の声が綺麗にハモった。
ムード一転、顔をしかめたレンが、リンに突っかかる。
「ていうか、なんでリンはルカ姉にちゃん付けなんだよ。年上だろ」
「いーの!ミク姉だってちゃん付けなんだから!」
「ミク姉はミク姉って呼んでんじゃん。まだ妹が年上ってこと気にしてんの?( ´,_ゝ`)プッガキだなぁ」
「うるさいなぁ!」
振り上げられた手にすぐさま反応して防御体勢を取るレン。
暴力反対と叫びながら逃げ出したレンを追ってリンも走り去った。
二人の姿を見送りながら、カイトの独り言が漏れる。
「年少組はいつも通りだなぁ…さてと、新作アイスの仕込みでもしようかな」

暢気者の彼らが気づかない所でも、密かな想いは募るばかり。
恋する乙女を内包した小さな世界は、それでも穏やかに回転している。
72名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 21:29:09 ID:Z0WNVnwM
+次女の心境+

ルカちゃんとまともに顔を合わせられない。
目が合うと逸らしてしまう。
姿が見えると逃げてしまう。
自分の気持ちを自覚してしまったら、後は転げ落ちるようだった。
静かな横顔に見とれ、穏やかな声に聞き惚れ、優しい笑顔に心奪われた。
リンとじゃれ会っている時も、レンのいたずらをたしなめている時も、
カイト兄と料理している時も、酔ったメイコ姉に絡まれている時も、
マスターのセクハラに困っている時も、壷に入った軟体動物に和んでいる時も。
いつの間にか視線が彼女を追っている。彼女の声を拾っている。
気が付くとルカちゃんのことを考えてばかりの自分がいる。
時間が経つたびに彼女のことが気になっていった。
ルカちゃんのことがもっと知りたい。わたしのことを知って欲しい。
ルカちゃんにこの想いを打ち明けてしまいたい。
そう思う反面、この気持ちに気付かれるのが怖くなる。
恥ずかしくてたまらなくなってしまう。
みんなといる時は、まだよかった。
わたしはルカちゃんの妹で、先輩。
それを意識することが出来たから。
でも、二人きりで、一対一の時はダメだった。
あからさまに目を逸らしてしまって、恥ずかしさと申し訳なさで頭がいっぱいになる。
彼女の前で踵を返してから、嫌われるかもしれないという恐怖で泣きそうになる。
そんなことしなければいいのにという言葉が、頭の中で何度も響いた。
自分自身のこころなのに、わたしの手を離れて全然制御できない。
一人になると、罪悪感と自己嫌悪で何も手につかなくなる。
何をやっているんだろう。
わたしはルカちゃんと仲良くなりたいはずなのに。
一緒に笑って、一緒に歌って、穏やかに平和に過ごしていきたいはずなのに。
それ以上を望むから、こんなことになってしまったのかな。
恋というものがこんなに手に負えないものだなんて、知らなかった。

思い返してみれば、わたしは自分のことばかりで全然取り繕えてなんていなかった。
だからこうして周りの家族が不審に思っても、それは至極当然の結果なのだ。
73名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 21:29:47 ID:Z0WNVnwM
+長女の確信+

リビングで、ミクを見つけた。
ルカに相談されて数日、あたしはミクの様子をそれとなく注意して見ていた。
前から気になっていたぼんやりした感じは益々ひどくなっていて、
声をかけても反応に一拍おくほどだった。
以前レコーディング中に煙出してぶっ倒れたと聞いていたから、
一応体調不良の線も疑ったけど、簡易検査では問題なかったらしい。
やっぱりだけど、こころの問題なんだろう。
部屋に引きこもって誰とも顔を合わせない時間も多くなった。
今みたいに一人でじっと考え事をしている姿も、一度だけ見かけたことがある。
前はソファで膝を抱えてうずくまっていたけど、今回はリビングの
壁際に置かれた水槽の前に座り込んでいた。
ミクはあたしがキッチンに入ったことも気付かずにじぃっと水槽を見つめている。
あの中に住んでいる軟体動物はなごみ系なので、普通あんなふうに見たりはしない。
ルカ絡みだから、なんだろう。
その横顔はなんだかやたら真剣で、声をかけるのが躊躇われる。
放置したくはないけど、迂闊に触れたら爆発してしまいそうな雰囲気を感じた。
もう少し落ち着いている時に出直そうかと思ったその時。
じっと動かなかったミクが腕を伸ばして水槽のガラスを指でそっとなぞった。
そのまま揺れる海藻を見つめていたかと思うと、うずくまって腕に顔を埋めてしまう。
息をひそめてカウンター越しに見つめる先の、微かに震える背中に数日前のあたしが重なった。

水槽をなぞる指先の仕草。
感情が溢れ出してしまいそうな表情。
きゅっと握り締められた小さな拳。
何かを堪えるような細い背中。
そして小さく、微かな声で呟いた彼女の名前。

ミクが隠しているものが何なのか。
分かったかも、しれない。


つづく

考えてみたらマスター+ボカロ6人て大所帯だなぁ…
ボカロマスター用のスタジオ付建売り住宅とか
防音ワンフロア一戸とかが普及しているという事にしておこう
果たして賃貸なのか購入なのか
たこルカ飼いたい
74名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 21:46:42 ID:kQV9hTvt
>>73
あれ?画面が滲んでよく読めないよ?
75名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 22:36:40 ID:t8xst8nW
>>73
書くの早いな!しかし切ない
76名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/21(土) 23:18:18 ID:4Q+QyWrq
うおおお待ってました!
つかたこルカ飼ってんのかよw
77名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/22(日) 01:37:17 ID:Fa0P7g+2
ホント賑わってて楽しいw
自分も>>12の続きが書けたから投下しちゃいます。
切ないSSの後にこんなアホなの投下しても良いのかなとも思ったけどねw


マスルカです。
エロあり。むしろほとんどエロw

んじゃ行きます。
78SKOH:2009/03/22(日) 01:39:07 ID:Fa0P7g+2
んで、可愛い可愛いルカちゃんにキスされちゃった私。
明日仕事…とか思ったけど、据え膳食わぬは女も恥!なんですよ奥様。

「…そんなことされちゃうと、止まんなくなっちゃうなぁー」

と、エロゲ展開まっしぐら!な感じで押し倒してみたら…



……んな嬉しそうな顔しないで下さいよ…。マジで止まんなくなりそ。

「私の事…好きなんだ?」

我ながらナルシ発言wまぁ、行動だけでなく言葉も欲しい訳です。…贅沢かね?

「はい……好き…です。」

と、あまーい声+恥ずかしそうにはにかんで応えてくれたルカちゃん。完璧な可愛さだよw
これが恋する乙女の瞳なのね…。って私に恋してんだっけ?うっわwこそばゆっ!

と、呑気に考えてたら、ルカに抱きつかれた。
体勢的にドサっとルカに全体重をかけちゃった…ってかルカさん柔らかw

「…マスターは?私のこと…」

そだそだ、自分が言葉にしないでどうするよ。

「ん、好きだよ。」

うん、めっちゃ好き!めっちゃ可愛い!むしろ愛して(ry
…ってルカさん!腕!強く抱きしめすぎwいたたた…w

「嬉しいです…。」

や、嬉しいならこっちも嬉しいけどさw骨折れるってw
ふと横を向くとルカの耳発見!苦し紛れにペロっと舐めてみた。

「ひゃぅ…っ!?」

…ふぅ、助かった…。ってか感度良いな?
ルカの声にニヤニヤしながら、今度はこっちからキスをする。もちろん深い方w

「…!ふっ…んぅ……んっ」

ぴちゃぴちゃとやらしい音をわざとたてながら口内をまさぐる。
ルカの唾液が美味しいと思うのは変態ですか、そうですか。
上顎を舐めると「んん…」って切ない声を出すルカちゃん。やんwカワユイw
しかも遠慮がちに舌絡めて来やがった。もうどんどん来てよ!って感じで舌を吸ってねっとり絡み返してみた。
79SKOH:2009/03/22(日) 01:40:50 ID:Fa0P7g+2
「ふぁ…んっ、ぁ…」

最後にルカの唇をペロっと舐めてキスをやめると、
あー…、ルカさんいい感じに蕩けてる…。
特に瞳。潤ませながら熱く私を見つめてて…本気で求めてるのが分かる。
そんな瞳で見られちゃね…たーっぷり快感に溺れさせたくなるよね。
嫌がってもやめてあげないんだから。煽ったルカが悪いw

「ごめん、ちょっと抑えらんないかも…。」

思ったより掠れた声が出て、自分でも驚いた。
相当興奮しちゃってるな…これは。
ルカはルカで嬉しそうに瞳細めてるし。めっちゃ艶っぽいし。ヤバいし。
もう知らんw

って訳で、キスを再開しながら服を脱がしていく。
……脱がしにくいなっ!この服!デザインした奴恨んでやるっw
お陰で脱がし終わる頃には二人とも息切れ…
や、脱がすよりキスに没頭しちゃったとか決してそういうんじゃ…w

「はぁ…はっ…マ、マスター…」

あー!だから蕩けた瞳で見ないでっ!こっちまで蕩けるわっ

「はっ…っ……ルカ、綺麗。」

すっぽんぽんになったルカはホントに綺麗で。
ピンクの髪が無造作に広がる中、白くて華奢な身体がもう…輝いてるって感じ?
ってか胸でかい上に乳首ピンクで可愛いとか、どんだけ完璧w
下の方は…

「あ、あんま見られると…恥ずかしいです…。」

っとすみません。ついつい変態eyesで見てしまった。

「ん、ごめん…。」

反省の意味でチュっと一回唇を吸って、そのまま首筋に舌を這わせる。

「はぅ…っ」

そういや感度良いんだっけw試しに脇腹にツっと指を這わせてみる。

「ひゃぁああっ!」

…おぅ…凄いな…。身体の捩り具合も凄まじい。
そんなルカを押さえつつ、首筋…わざと見える様な位置に強く吸い付く。
ん、肌白いから目立つなぁ…。まぁ目立つ方がいいけど。
80SKOH:2009/03/22(日) 01:43:19 ID:Fa0P7g+2
さ、脇腹やおへそで遊ぶのもほどほどに、おっぱい!おっぱ(ry
…はい、すみません。下から両手でやわやわと揉んでみます。

「んっ…ぅ」

うはぁ…弾力半端ねぇ。自分にない弾力の強さに感動。…どーせひんぬーさ!

今度は指先で乳首の周りをくるくる回る感じで触っていく。もちろんゆーっくりと中心に近づいております。

「…っ」

ふふん、焦れてる焦れてるwあんまり意地悪してもアレなんで、指先をほんの少し乳首に掠めてみる。

「っあぁ!」

期待通り良い声をあげたルカさんに思わずにやける。
もう焦らさないからねー。ってことで乳首をペロペロと舐めながら、もう片方は指の腹で優しく撫でまわした。

「ひぅ…!あっ、あぁん!」

……めっちゃ感じてるね…。腰がもう欲しいって揺れてる。
その様子と嬌声に、胸と…ついでにアソコがキュンとなる。
…もっと喘がせたいな。

「ルカ…もっと気持ちよくなって…。」

と、おっぱいを触ってた手をゆっくりと下の方に移動させていく。その間も乳首を舌でツンツンするのは忘れない。
下に近づくとルカの身体がブルっと震えた。…期待してるの?
…ご期待に添える様に頑張りますよ。


…グチョっ

「んっ!」

…指がアソコに辿り着いた途端、これですか。
予想はしてたけど…それでも濡れすぎw

「ココ…凄い濡れてる…。」

興奮と嬉しさでつい言葉に出してしまう。

「ぁ…マ、マスターとこういう事してるって…考えるだけで…も…っ」

「…溢れちゃうんだ?」

コクっと静かに頷いて、ルカは小さく「嬉しいです…」って。
…愛しいってこういうことなのかな。胸が何かで溢れかえって苦しい。けど心地いい。

「ルカ…。」

この感情、言葉じゃ上手く言えないと思うから、優しくキスをした。
81SKOH:2009/03/22(日) 01:44:05 ID:Fa0P7g+2
そのまま指で蜜をすくって、一番敏感なところに塗り付ける。

「ふっ!んんっ!…んぅ!」

ルカ…もっと聞かせて。もっと見せて。私にしか見せない、私だけの…
……私って結構危ない思考回路してんのかもw
でもそれを抑える余裕が、もうない。

「ん…っ!ぁ…あぁ!マ、スター…っ!ひゃぅっ…」

あーぁ…、とうとう口離されちゃったw
指の腹で押さえつけたまま、クニクニされるのに弱いみたい。
感じすぎてるのか、目尻に涙が溜まってる…。それをチュっと吸いとりながら、なおもクニクニし続ける。

「っあぁ!あっ、…はっ、あぁんっ!」

今度は指先で掠める程度に擦って、クニクニして、を繰り返す。
焦れたところに強い刺激を与えられるのがどんなに気持ちいいか、自分でよく知ってる。
…溺れちゃえ。

「っ!……っ、んぁ!それ、変っ!へっ…になっ、ちゃ…あぁっ!」

「…変になっちゃいなよ。」

またおっぱいを舐め始めて、クリを押し潰しつつ、グチュグチュと素早く擦る。

「んぁああっ!もっ…ダメぇ!」

「気持ちい…?イっちゃいそ?」

ルカの反応を見れば分かるけど、やっぱり訊きたくなる。
案の定ガクガクと首を縦に振るルカさん。腰もビクビク跳ねてるし…。

「あっ、あぁぁ!い、イっちゃ…っ!」

あぁ…もう限界なんだな。
とどめに、さっきより強く押し潰しながらクニクニする。

「やっ、あ、あぁぁぁああっ!!」

…イったなw身体全体がビクンビクン跳ねて、虚ろな瞳で息を切らしてる。
うぁ…この表情も堪らなく可愛い。これだけで精神的にイっちゃいそ…w
82SKOH:2009/03/22(日) 01:47:01 ID:Fa0P7g+2
さて、息を整えてるところ悪いけど、まだ終わんないよ?
まだルカのエッチぃ声聞きたいもん。
ルカに背を向けた状態で、お腹の上で四つん這いになる。

「…マっ、マス、ター?」

ルカの戸惑ってる声を無視して、腰を持ち上げてアソコに顔を近づける。
ん、美味しそうな匂いw堪らず真っ赤に膨れあがってるクリに吸い付く。

「あぁっ!?だ、ダメ…っ!イったばっかなっ…あ、あ…っ、やぁぁああんっ!!」

もの凄い嬌声と、跳ねる腰からピュっピュっと出る透明な液体。
え、これってまさか、潮…?
試しに顔に掛かったそれを舐めてみるけど、少なくともおしっこの匂いはしない。
……うはw潮とか初めてw

と、めっちゃ感動して油断してたら、いきなり腰を引っ張られる感覚がして、バランスを崩しそうになった。
……あ!ジャージ下ろされた!
って気付く頃にはパンツも下ろされてたw

「!?…ルカっ?」

や、この体勢で下丸出しとか恥ずかしいし…!丸見えじゃん!

「……マスターばっかズルいです…。」

「…へ?」

…え、え?ちょ、ちょっと待っ、…あっアソコに熱い息がっ!
ルカっ!ストップ!スト…っ

「…っあ!」

じゅ…ジュルって吸われたぁ!あっ、熱くて柔らかいのが、な、中に入って…!
これって舌!?しかないよ!うわわわ…
タチしかしたことない私、初めての感覚に大混乱です!

「ぷはっ…マスターも、凄い濡れてますね…。」

「う、うん…ルカが可愛いから…。」

私、声めっちゃ震えてますよ。や…もう舌の感触が衝撃的すぎて…。
それに対してルカは興奮した声をしてる。

「っ…そう、ですか。」

身体越しに見えるルカは、恥ずかしがりながら、妖しく微笑んでて…
…って!またアソコに顔を近づけ…っ!
83SKOH:2009/03/22(日) 01:48:14 ID:Fa0P7g+2
「ひゃんっ!あっ、ル……っああぁ!」

く、クリ!ツンツンされただけなのにっ、なんでこんな…凄っ…!
強すぎる刺激に、腕の力が抜けて上半身が崩れる。

「やっ…!はっ、んあぁっ!」

ヤバいっ、自分でイク時より強い快感が連続で送り込まれてて、もう未知の世界!

……んっ、目の前にルカのアソコが…!
もう何かしてないと意識が飛んじゃう気がして、夢中でルカのそこにむしゃぶりつく。

「んぅぅ!?んんっ!」

お!ルカさんのくぐもった声。舌の動きが止まって……?ない!
あっ…!うぁ…っ、さっきより激しっ…!
私が意識を飛ばさまいと懸命に舐める程、ルカの舌の動きも激しくなって…って何この悪循環!

…っ、背中に甘い衝撃が流れる。あぁ…!ダメ!イっちゃうぅ!

「「んぅーっっ!!」」

あ…ルカもイった…?そうぼんやり考えながら、やっぱり私は意識を失った。

****

…意識が戻ってからは酷かったw
お尻は冷えてるし、床は愛液でまみれてるし、ルカも意識を失ってて、私の下でうんうん唸ってるし…片付けてたら会社には遅刻するしw
まぁそこらへんはルカちゃん大好きだからいいやw

「ただいまぁ…」

上司にこっぴどく叱られてしょんぼり帰ると、バンっと勢いよく扉を開く音がして…

「マスタぁ〜…!」

半泣きのルカが飛び付いてきた。
うはw泣きべそかいてるレアなルカちゃん萌えw
…ってときめいてる場合じゃなくてw

「…どしたの?」

お…また家の奥から走る音が。

「「ルカちゃーん!」」

「ルカちゃん!首のそれ、kwsk!」

「あ、マスターおかえりなさいっ!」

「…ただいまw」
84SKOH:2009/03/22(日) 01:50:08 ID:Fa0P7g+2
ミクとリンか。相変わらずテンションたけぇw
で、ルカが泣きべそになってる原因が分かったw

「…二人はルカのここが気になるの?」

と、ルカの首筋を撫でながら訊く。
…ルカさん、ビクンって跳ねないのw

「うん!それってキスマークだよね!?」

「誰と!?カイ兄?がくぽさん?まさかレン!?」

ズイズイっとルカに詰め寄る二人。迫力半端ないなwこりゃ泣きべそかくわw

「あー…、違う違うw」

苦笑しながらルカを庇うように抱き寄せて、チュっとキスをする。

「「「!?」」」

「こゆこと♪」

ルカまで固まってるのは気にしないようにしよう…w

「だから、ルカをアイドル視するのは諦め…わっ!」

いきなり二人に腕を引っ張られて、ルカの見えないところに連れてかれた。ちょw死亡フラグw

「マスターがそういう趣味ってのは知ってたけど…」

「まさかルカちゃんに手を出すとは…」

ん?二人が手に持ってるのは…たこルカぬいぐるみ?

「「許すまじっ!」」

「ちょwうわっ、やめw」

たこルカぬいぐるみでタコ殴りかよ!私埃アレルギー!目がぁぁ!

…お?タコ殴りがオワタ。目がぐずぐずになりながらも二人を見ると…
コノヤロウwスッキリした良い表情してやがるw
85SKOH:2009/03/22(日) 01:53:02 ID:Fa0P7g+2
「…そういえばルカちゃん、いつもマスターの事見てたよねぇ…。」

え、全く知らんかった。

「うん。こんなヘラヘラしたマスターだけど…ルカちゃんが幸せならいいのかな。」

ちょっと複雑な表情をしてるけど、なんだか満足してる様子。
…なんか一言余計だけど、おまいらなんだかんだイイヤツだな。

「ちゃんと幸せに、するよ。」

二人の真剣な様子に、私もつられて真剣に呟く。
…なんか珍しいものを見る様に、ポカンとされてしまった。え、そんな私ちゃらんぽらん?orz

「あ、これからはちゃんと家族として接してやってね!」

なんとか立ち直って、私が一番言いたかった事を言うと、

「…分かってるよーだっ!」

「ぶっ!」

たこルカぬいぐるみを投げられたw
んで、この後ルカが止めに入るまで、たこルカ合戦が行われることになったw



以上です。
話の締め方ワカンネー!
もうホントお目汚しすみませんでした!
86名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/22(日) 01:54:10 ID:oLJatbt/
リアルタイムktkr!
ルカが可愛かったです
87名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/22(日) 04:22:03 ID:qn4TFLFt
GJ!
マスターのキャラいいなw
エロくて萌えたw
88名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/22(日) 06:47:57 ID:QmiHw497
このマスターはどうみても俺だな

ほんとGJ!
89名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/22(日) 12:51:36 ID:aNkyKEkg
片恋セツナス。シリアス思いつめ系が大好きだ!GJ!!!
大人しいミクかわいいなあ。もっと思いつめて爆発しちゃうといいよwktk

妄想ノリ暴走マスルカワラタw
このルカさんが鬼のように可愛い件について
90姉妹依存症:2009/03/22(日) 21:58:11 ID:mj0adgQL
初にお目にかかります。もしくは今日和。
ミクリンSSを投下します。
と言ってもミクは回想のみでリンちゃんとルカのお話です
皆様のSSには遠く及ばないですが枯れ木も山の賑わいとお付き合い下さると幸いです。


冷たい鎖みたいなものではなく、ふわり、とかけられたマフラーのようなものだった…
その気になれば簡単にほどけるような弛く巻かれたもの…
でも暖かくて気持ちよくてふりほどく気にはならなくて…
いつ頃かまるで毒がまわったかのようにふりほどけなくなって、
いつしか 身動き出来ないこの状況が心地よくて愛しくて…失うのが怖くなってた…
それは『初音ミク』という名の束縛。『初音ミク』への依存。

皆んなが寝静まった中ではオーブンの起動音でさえ心臓に悪い…
なんてヒヤヒヤしてる場合じゃないや。
庫内が十分温まるまでに準備をしなきゃ…

「…何をしているの?」
「ひっ…!」
その声に振り向くとキッチンの入り口にルカお姉ちゃんが立っていた。
コチラに近寄って机の上のものと私の顔を交互に見て…一言。

「ミクにプレゼント?」
「…………今年は逆チョコってのが流行ってたの知ってr…」
「ミクにあげるんでしょ?」

むぅ…「当たってるんでしょう?」と言いたげな笑み…
でも素直に頷けない。
ルカお姉ちゃんはクールでカッコイイしホントに優しいし素敵なお姉ちゃんだ…
でも歌唱力や声量、ルックス、その他諸々…
ルカお姉ちゃんに負けっぱなしで何一つ先輩風を吹かせる事が出来ないでいる。

ソコにミクお姉ちゃんとの関係まで知られてるとなると弱みを握られたみたいで正直癪だよソレ…
ふ〜ん…ソッチがそう言う事言うんだったらコッチだって秘密バラシちゃうんだからねっ!

「…じゃあルカお姉ちゃんはメイコお姉ちゃんのバレンタインデーのお返しは用意出来てんだね?」

さぁどう?ルカお姉ちゃん?…ってお返しとニヤついてやろうと顔を上げたら…
ルカお姉ちゃんの綺麗な顔が間近にあって肩を強く掴まれた…

「…どうして知ってるの…?」
「いや、あの、ルカお姉ちゃん…落ち着かない」
ただでさえ美人って黙ってると怖いって思っちゃうのにこんな間近でこんな声でこんな顔で迫られたら…そんなにきつく肩を掴まれたら…

「ねぇ……どうして知ってるの…?」
「言うっ!言うから!肩痛いって!とにかく離してっ!」

トホホ…優位に立とうとして結局 私がまた白旗。
こうなったらトコトン暴露しましょう。
二人の事に気付いた2月15日の事を…
91姉妹依存症:2009/03/22(日) 22:06:06 ID:mj0adgQL
それは2月14日…いや日付がかわったから15日…
(…? ルカお姉ちゃん?)
変な時間に目が醒めた。
廊下からルカお姉ちゃんの怒鳴り声みたいなのが聞こえたような気がしたから…
でも起き上がって耳を澄ませてみたけど何も聞こえない。
(…やっぱ…気のせいかな…)
あの大人しくて口数が少ないルカお姉ちゃんが怒鳴ってたなんてあり得ない…
変な夢でもみたんだね。…きっと…
…そう思って再び眠ろうと壁に凭れると…
「ルカ…はぁ、あ…んぅ、ぁ…んっ」
(え…?)
壁から喘ぎ声が聞こえてきた。思わず座り直して壁に耳をつける。
隣って…嘘!? この声はメイコお姉ちゃんの声…
微かにだけどルカお姉ちゃんの声も聞こえる…って!?
え〜〜〜!?二人ってデキてたの〜!?二人で一緒にいるところなんてあまりないし、
レコーディングだってメイコお姉ちゃん別撮りばっかりで寧ろ私やミクお姉ちゃんと一緒の方が多かったのに!?
頭の中ぐるぐる記憶を遡ろうとするけどメイコお姉ちゃんの喘ぎ声が凄くて意識が霧散して記憶が遡れない。
遡るドコロか二人の声が私達に置き換えて想像してしまって…身体がだんだん熱くなって…
私の右手はゆっくりと敏感なトコロへ向かっていってしまう。
クチュ…湿った音が静寂を纏った部屋に響く。
「く…ふぅん…うぅ…」
私の喘ぎ声が二人に聞こえないようにパジャマがわりに着てるTシャツの裾を咥える。
だんだん私の指がお姉ちゃんの指に思えて背筋と首筋にゾクゾクと快感が駆け上がってくるのを感じる。
――リンちゃん気持ちいい…?
うん、気持ちいいよぉ〜…お姉ちゃん…っ
――だったら、もっともっとシテあげる…
お姉ちゃんもっとシテっ!お姉ちゃん…っ、お姉ちゃんっ―――ッ!!
グリッ
「ふぐっ!?…んんんんんーっ」
ゆっくりまさぐってた指とは別の指が潜りこんできて痺れるような快感が突き抜けた。
「ふっ…ふ…ぷぁっ…お、お姉ちゃん!?」
それは幻でも妄想でもないお姉ちゃんの指。
「ひっどいな〜リンちゃ〜ん。シタいから頑張って起きてたのに〜お姉ちゃん達はお楽しみだし、リンちゃんは一人でしちゃってるし〜」
お茶らけた声だけど…じわじわと溶かされるような錯覚を覚えた。
「とにかくさ……一人でしてないで…私と…しよ?」
後ろからぎゅっと抱きしめられて吐息を感じる位に顔を寄せて耳元でさらに甘い声を囁かれた。
お姉ちゃんの肌や髪から甘い香りが漂ってきた…
おんなじシャンプーとボディソープを使ってるのになんでこんなにも甘いんだろう…
こんなにも胸が締め付けられる位に…
「ふ…ふぅうぅうん…あン…」
お姉ちゃんの手が肩から胸に滑った。
触れられた場所から痺れるような甘い感覚が走って甘ったるい刺激に流されそうになる…
「あ、せっかくだからさ〜…リンちゃん横になりながら手を後ろにやって♪」
「え?…こう?」
お姉ちゃんに言われた事に従う…すると にやりと笑うお姉ちゃんの顔。
シュルっ、キュっ
「えーっ!?」
「んでもって、お口はこうっ♪」
「んぅ!?」
後ろ手に縛られた。そしてお姉ちゃんがTシャツを捲って裾を咥えさせる。
「……なんかエッチだよねコレって…へへっ」
そう言いながら胸を頬擦りをして私の胸の頂点、既に固くなってたそこに吸い付いた。
「ふっ…ふぅ…ふぅうん!」
我慢出来なくてくぐもった声が漏れてしまう。
身体をくねらせ与えられた刺激に耐えようと逃げる…でも身体の奥は疼いてどうしようもない。

92姉妹依存症:2009/03/22(日) 22:09:49 ID:mj0adgQL
「……じつはリンちゃんから貰ったチョコ…まだ2コ残ってるんだよね〜♪」
?…いきなりその話をされたのかわからなくて回転してない頭で意味を考える。
―その瞬間
「ん!?、んんっん〜…んふぅ…んんんっ!…」

お姉ちゃんがあそこにチョコを1コ、2コと押し当てて、膣に押し込んでく…
奇妙な異物感に一心に我慢してるとドロドロした粘液が埋めつくされた。

「いいチョコ使ったンだね。スグ溶けちゃった♪」
お姉ちゃんの指がスルリと入り込んでかき混ぜられた。
グシュグシュと掻き混ぜられる音。
じわじわと熱い快感が沸き上がって、抑えられない。

「えへへ〜リンちゃんのラブジュース入りホットチョコ〜♪」
ちゅぱっ、とチョコで濡れた指を舐める。
相変わらずお茶らけた声だけど…その蒼い目に欲望をもってた…
「ココも真っ赤になってて美味しそうだね♪」
「んんん〜っ!んっ…んんんん〜!!」
ぢゅるるるっ。
一際大きく吸い上げられ、私は高波が身体の中から生まれ飲み込まれる。
強い快感に腰が跳ねてお姉ちゃんの顔に擦り付けそうになる。

「ん、ん、んっ!!んんっ!! んぅ―――っ!!」
頭が真っ白になって身体が何度も痙攣して…一瞬意識が途切れてた…
心配そうな顔が瞳に映る…

「…リンちゃんは素直だね…こんなの簡単に取れちゃうのに…」

スッと咥えてたTシャツを外し唇を重ねた…重ねる度にお姉ちゃんの唇の動きが絡めてくる舌の動きを激しくなってく…
息をするのも忘れて舌を貪り合う。
徐々に肩を掴む力が入りはじめた。

そう、後ろ手に縛られたリボンもその気になれば解ける程弛い。
でも手が身体の下敷きになって痛くても解くになれなかった…
Tシャツも涎でシミになっても外さないようにしてた…
二人で肌を重ねてる時はどんなに恥ずかしいお願いでも従う…
どんなに恥ずかしい事でも気持ちいいって信号が切り替わってしまう…

「リンちゃんだけ…恥ずかしい思いさせて…そんなの不公平だよね…」
「…お姉ちゃん」

まだボーっとして絶頂の余韻を引かない私の目の前で膝をついた体制でパジャマを捲る。
ショーツは履いてなかった…
トロトロと零れ落ちる愛液がシーツにシミを作ってく…

「さっきした分、好きなだけリンちゃんも…して、いいよ…」
「うん…」
緊縛された状態を保ちながら体を捩じらせてなんとか起き上がらせてチロチロと太股から秘裂へと舌を滑らせて唇を寄せる。
チロリチロリ…ミルクを飲む猫のように舐めあげる。
「リンちゃん……あぁんっ!…あふっ…ひぃああぁぁあっ!」
擽ってく…奥から際限なく溢れ出す愛液を舌に乗せて飲み込む。

「ひぁ、やっ…あァ!、やぁああぅっ!リンちゃんっ…あああっーー!!」
熱くてびしょ濡れなソコを舌で掻き乱し、キモチイイトコロを執拗に舐め続けられたお姉ちゃんは体をガクガクと反らせ達した…。
ぴゅルぴゅル何度か吹き出して新しい密がパシャパシャと舌に乗る。
甘酸っぱいような匂いに頭の中を直接握られたような…
身体の芯が痺れるような快感に襲われた…
93姉妹依存症:2009/03/22(日) 22:13:30 ID:mj0adgQL
「…って…最後まで喋ンなきゃダメ?あともう1ラウンドあるんだけど…」
「いやいい…ごめんなさい…つい夢中で聞いていたわ」

ホント何やってんだろう。
深夜キッチンでエッチした時の事話して姉妹向かい合って赤面で俯いてモジモジしてるなんて…
声が聞こえてなくても他の皆にこの光景を見られたらかなり恥ずかしい。

「でも羨ましいわね…普段からいつも一緒にいてお互い想いあってるなんて…」
「…ルカお姉ちゃんとメイコお姉ちゃんはそうじゃないの?」
「私はMEIKO姉さん中心に回ってるけど…姉さんは…普段は“関係”を隠すよう言われるし…」

俯き悲壮感を漂わてる…まぁ確かに二人だけで居る事もあまりないし、メイコお姉ちゃんは淡々としてる。
でもそれってスキャンダルとかを恐れてたり照れくさいだけでルカお姉ちゃんよりはわかりやすいと思うんだけどなぁ…。

「ねぇ、ルカお姉ちゃん、生地まだ余ってるからホワイトデーのプレゼントにしない?そしてコレをキッカケにデートに誘うってどうかな?」
「え?」
「私思うの…言葉を交わす事が、肌を重ねる事が全てじゃないかもしれないけど…愛される為には努力していきたいと思うから… 」

思い出すのは秋風のような冷たさを含んだプロトタイプだった頃の私と春の陽光のような穏やかさをもつ目映い貴女…

「愛される為には歩み寄りも必要だと思うよ?」
覗きこむと穏やかな柔らかい笑顔…
「…そうね。私から行かなきゃいけないわね…」

それから私達はクッキーが焼き上がるまで恋バナで盛り上がった。
ルカお姉ちゃんは普段は無口だけどメイコお姉ちゃんの事になると凄くお喋りでびっくりしたけど…
恋の相談が出来る姉って憧れてたし、何よりルカお姉ちゃんに頼って訊かれるのが嬉しい。
だから すこし思い悩む姉に伝える…

恋は駆け引きしている時も楽しいんだよって…
どこまで許容しあえるか試したりするのが楽しいんだよってね。


長々と失礼しました。

http://p.pita.st/?kexyt0at
ホワイトデーに頑張ってるルカとリンちゃんを書きたかったんですが
こんなのになってしまった…ミクファンの皆さんすんまsorry〜♪(-_-;

だいぶ日が経ってしまいましたが保管庫にまとめて下さって有難う御座います<m(__)m>
そしてお付き合い下さった皆様本当に有難う御座いました<m(__)m>
94名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/22(日) 23:47:56 ID:Fa0P7g+2
チョコプレイktkr!GJ!
恋に悩める乙女って良いよね(*´д`*)

絵も可愛かったです。
95名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 01:28:12 ID:7MlXml/0
>>47の続きを投下させていただきます。連作になりそうなのでタイトルは『LMR包囲網』でまとめようかと。タイトルセンス無いのは仕様ということで…。
相変わらずのマスターハーレム状態です。

『LMR包囲網 2』


それは、私が彼女のVOCALOIDとなった初日のこと。
「メイコさんさ、敬語やめない?」
と、彼女は私を見て言った。
「今は私よりも年上なんだし。年下に敬語使うのも面倒でしょ」
「…私はVOCALOIDで、貴女はマスターです。主従関係はちゃんとした方がいいと思いますが」
「っは〜。固いなあ、メイコさんは」
大袈裟にため息を吐くと、彼女は私を指差し、
「そのマスターである私が嫌だって言ってるんだよ?確かにそう言った関係はちゃんとしといた方がいいかもしれないけどさ、私は出来る限りはしたくないんだよね」
その人差し指でチョン、と私の額に触れた。
「ほら、折角人型として一緒に住んでるんだから、さ」
そう言って、彼女はニコリと笑った。

その笑顔が何故かとても心地よくて。
だから壊したくなくて、ずっと彼女に笑っていて欲しくて。

「…分かった」
私は気付けばそう言っていた。
96名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 01:31:09 ID:7MlXml/0
「メイコさんっ!聞いてる!?」
ミクの荒れた声にふと我に返る。いつの間にか考え事をしていたらしい。
「ごめんごめん、なんだっけ?」
私が慌てて聞くと、ミクはむくれた顔で私を睨み付けてきた。おお、怖い怖い。…いや本当に。
「だから、ルカさんのことだよ!」
「ミクがそこまで人のことを言うのも珍しいわね。そんなに彼女が嫌い?」
「別に嫌いじゃないよ。好きじゃないだけ」
好きの反対は無関心じゃなかったっけ。感情って難しい。
「大体、マスターにベッタリだし!」
「そんなのリンだって同じじゃない」
「もう、メイコさん分かってない!」
ミクは側にあったぬいぐるみを掴み、バフッと私に投げつけてきた。
「リンのベッタリとルカさんのベッタリは全然違うんだから。リンは何も考えて無さげだけどルカさんは下心見え見えなの!」
「さりげなくリンに対して酷くない?」

ルカの歓迎会の時、マスターの左にはルカが、右にはリンが始終いた。まさにleft、middle、right。…いや、そんなことが言いたいんじゃなくて。
ミクはルカにマスターを盗られたみたいで気に食わないらしい。リンは定位置だから気にならないみたいだけど。ま、ミクにとって初めての体験だから仕方ないね。私もリンも体験済みだからねぇ。
「落ち着きなさいよミク」
「わきゃっ」
ミクにぬいぐるみを投げ返すと、キャッチしそこねたミクの顔面に当たった。
「下心丸出しでマスターが落とせるなら、私がとっくに落としてるっての。それが出来なかったから私は今のポジションにいるのよ?」
「う…そうだよね、ごめん」
私はマスターにとっての初めてのVOCALOIDだ。傲慢かもしれないけど、家にいるVOCALOIDの中で一番マスターについて知り尽くしているつもり。
そして…知り尽くしているつもりだからこそ、私はマスターとの関係を広げようとはしない。
97名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 01:32:48 ID:7MlXml/0
「マスターと両想いになれたらどんなにいいか…そう思ったことは何度もあるわ。でもマスターは超が付くほどの鈍感で、百合なんて単語すら知らなくて。…そして、本当に純粋で」
私の想いの全てを知ったりしたら、多分マスターはその想いの重さに耐えられない。
「それを悟っちゃった時ね、私はこのままでいいと思った。私の想いでマスターが傷付くのなら、私はマスターとVOCALOIDの関係のままでいいって、ね」
「…メイコさん」
ミクが私に向ける表情は、悲しそうで辛そうで。…馬鹿。なんでミクがそんな顔するのよ。
「大体ねぇ!」
私はこの雰囲気を壊すために大声を出す。
「純粋って言ったら聞こえはいいけど、要はガキなのよマスターは!成人にもなった癖に『恋ってなにそれ美味しいの?』状態ってあり得ないわー」
「ちょ、言い過ぎじゃ…さすがにそれはないでしょ」
「いーや!マスターは絶対友達に彼氏が出来ても親友程度の関係としか思わないわね。そんでもって友達が『私、付き合うことになったの』とか言っても『え?何処に?居酒屋?』とか言って素ボケして友達に呆れられるんだわ」
「メイコさん、ひどっ」
ミクがクスクスと笑うのを見て、私も吊られて笑う。そうして一頻り笑ったあと、そろそろ寝よっかとミクに声をかけた。
98名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 01:39:23 ID:7MlXml/0
「明日はミクが朝食当番でしょ?早起きしなきゃ」
「あ、そうだった!」
それから、と私は付け加える。
「ルカのことは暫く放っておきなさい。今私たちが何か言っても意味はないと思うしね。ルカがマスターを無理やり押し倒そうとでもしたら、実力行使で止めましょ」
「…ん、分かった。メイコさんありがと、愚痴聞いてくれて」
「どういたしまして。じゃ、電気消すわよ?ミクお休み」
「お休み」
パチンと電気を消して私は布団に潜り込む。そしてそのまま両目を閉じた。


今は私よりも年上なんだし。

昔の彼女の言葉を思い出す。出会った当初は年下だった彼女も今では同い年になり、今年の冬には私を抜いてしまう。そうなったら、私たちの関係はどうなるんだろう。
今はまだ年齢を盾に取ってお姉さんぶったり出来るけど、それも出来なくなるんだろうか。それとも、このままなのだろうか。
分からない。…でも。

私がマスターを想うこの気持ちは、どうかこのままで。



以上です。メイコの脳内年齢設定は22歳。なのでマスターの現年齢も22歳。成長しない人が成長を見守るのってどんな気分なんでしょう。
それでは連載なりますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします。
99マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/03/23(月) 02:18:54 ID:SKGFpnP/
>>98
「いいですよね、ノンケでしかも初心な方って……うふふふふ」
「あ、あの、ミク……さん?」
「純粋無垢な白い花を自分色に染める楽しさと言ったらそれはもう……」
(by:自作品より変態度が進行しきってしまったミクとそれに怯えるマスター)

がんばれミク。そして切な過ぎるぜ姉さん。

必要性が無いと思いますが、一応自作品のタイトルを書かせて頂きますね(今考えた物ですが)

通しタイトルは『女主人の場合』で、それぞれのサブタイトルは……
一作目:おっぱいの誘惑
二作目:私はロリコン
三作目:ミクの憂鬱、そして覚醒
四作目:番外・新しい家族
五作目(>>19-21):番外2・優しさとビデオカメラ
六作目(>>49-50):巡音さんが来た
100名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 03:32:07 ID:F+NdBiPv
>>98
GJ!マスターの天然さに萌えたw
めーちゃんがボロクソ言う辺りが大好きだ。

>>99
ワロタwミクさん進化しすぎw
101名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 04:29:34 ID:QXzPJdCX
なにこの神ラッシュ
超GJ
102名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 06:31:57 ID:SBbOwq9F
http://imepita.jp/20090323/231580
リン「い、いつもツンツンしててごめんねっ!」むちゅっ

うちのリンさんにデレ期到来。ミクさんあまりの嬉しさにこのあと一時間フリーズ。

後日、マスターにこんな相談が。
ミク「リンちゃんが可愛すぎてどうすればいいんでしょうか食べればいいんですね分かります」

相談……?


えーはい。神のミクリンを読んだら描きたくなってしまったので……朝一から何してんの…
103名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 11:17:32 ID:F+NdBiPv
>>102
キター!相変わらずうめぇwこれでまた一週間頑張ってける!
デレ期がきたとかもう…GJ!
104名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 16:34:04 ID:JtRG9uk/
土曜日からラッシュ続きでウハウハだ。職人の皆さんGJ。

保管庫の追加とか何気なくやってましたが、編集のローカルルール思いっきり無視しててマジすみません…orz>管理人の方
105名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 19:15:47 ID:SKGFpnP/
>>102
えーっと、ケーキの文字はこれでいいかな?

っ「祝・リンちゃんデレ期突入」

あと、こんな物があったんだけど っ「ツンデレフラグと書かれた旗」
106名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/23(月) 20:13:02 ID:SBbOwq9F
>>105
うちのリンさんは素晴らしいツンデレラなので、本当にケーキにそれを書いてもいいくらいですww


ツンツンで全く構ってくれないリンちゃんが面白くなくて、「押してだめなら引いてみろ」作戦に出たミクさん。
いつも絡んでくるミクさんがいきなり距離を置いたことに不安なリンちゃん。

まあいろいろあって……

リン「なんか最近ミク姉、セクハラなくなってきたよね……?」
ミク「あ、ほら、抱きついたりすると、リンちゃんいつも『ミク姉ウザイ』って言って嫌がるからさ。こっちのがよくない?」
リン「え、あ……うん」
ミク「やっぱり? じゃあこの路線でいこーっと」
リン「……や、」
ミク「や?」
リン「やっぱヤダ……」
ミク「!」
リン「構ってくんなきゃ……ヤダ」


ゆでだこのようになりながらデレるリンさんが見たいですフヒwww
107保管庫 ◆GURD9LkLNM :2009/03/23(月) 21:08:15 ID:ARxRkBCk
>>104
とんでもない、正直孤独な闘いを覚悟していたのでかなりありがたいです。
ミスとか気にしないでいいので一緒にニヤニヤしましょうw

それにしても素晴らしいラッシュだ、どれもこれもGJGJ!!
リンがツンデレならルカはクーデレ!!と安直な発想をしてみたら意外とはまるから困る。
「可愛いですよ、ミク姉は……押し倒してもいいですか?」
「もう押し倒してるし!」
的な。
108名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/24(火) 01:13:53 ID:Zc7h1VfJ
>>105
お主ミカベラーだな!
マジでどこにでもいるなベラーwww

さてミクとメイコのお風呂を覗く作業に戻るか
109名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/24(火) 02:28:02 ID:FP2s/zwh
>>106
リンが可愛い過ぎるw
キュンとした(*´Д`*)GJ
110名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/24(火) 02:46:15 ID:dK+bn00j
「こんにちは、○○Pです。今回はコラボありがとうございます」
「こんにちは!して、リンちゃんは…ハァハァ」
「はい、私の後ろに…ほらリン、挨拶しなさい」
「あ、はい!こんにちは、よろしくお願いします△△Pさん!」
「ぐふぁ!はいこちらこそ末永くよろsひでぶっ」
「!?」
「私のマスターの見苦しい姿をお見せしました。△△P家の初音ミクです。よろしくお願いしますリンさん、○○Pさん」
「よろしく!ねえミクちゃん、△△Pさんあのままにしていいの?」
「ええ、いつものことですから」
「い、いつもの?」
「さあ○○Pさん、先に録音室へ行きましょうか?うふふ……」
(なにやら悪寒が…風邪かな)

マスハクの人のマスミクと包囲網の人のマスリンが出会うとこんな感じになるんだろうかwうん、勝手に人のキャラ使って正直申し訳ない。ちょっと吊ってくる
111名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/24(火) 04:48:31 ID:FOBO7Ma+
>>110
否定できないのが悔しいwたしかにうちの作品のマスターならやらかしそうだ……(リンレン欲しいとボヤいてたし)
そしてミクもかww初対面の人を食うなよwそしてこれも否定できないww

>>108
ようやく突っ込んでくれる人がいた……!
そんなあなたにほやほやのネタをプレゼント っ「ちちもたげの型」

「私も不本意ながらこれを鍛えたわよ」
「主に対ハクさん、マスター用に鍛えました」
112名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/24(火) 23:10:04 ID:dK+bn00j
>>111
なんかいろいろすみませんwマスハクの人のキャラはみんな個性的で好きですよw
113名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/25(水) 00:54:16 ID:dp5kPhRH
【巡音ルカ】乙女百合界【炉心融解】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6529193
114名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/25(水) 06:19:55 ID:h3MAT9ql
>>113
これはwwwwwww
歌詞上手すぎバロスwwwwwwwww
115名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/25(水) 22:57:32 ID:/Q6RJ0tf
ルカ←ミク←リンっていう構図が好きなんだ。
ルカが新しく来て「ミク姉がとられちゃう!」ってやきもきするリンとか。
116名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/26(木) 10:27:54 ID:PUqzbfk7
片思いっていいなw
MEIKO(初めての妹)→ミク
リン(お姉ちゃん大好き!)→ミク
ルカ(妹だったかもしれないお姉様…)→ミク
ハク(私も彼女みたいに…)→ミク
ネル(あ、あんたのことなんて何とも思ってないんだから!)→ミク
テト(君は実に馬鹿だな)→ミク
女マスター(私の歌姫)→ミク
ミクさんフラグ立てすぎです、みたいなのが浮かんだ。
117名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/26(木) 11:00:24 ID:1T2BwgTN
そして世界で一番おひめさま、ですねわかります。
もしくは押されっぱなしの一方的ハーレムでも可
118名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/26(木) 12:19:36 ID:GErZtRai
>>116
おまいのは片想いっていうカテゴリーよりもただのハーレム好きじゃねw
119名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/26(木) 12:53:05 ID:HWW0kInV
>>113
ルカ様守備範囲広すぎです
120名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/27(金) 16:15:15 ID:4nuPUWHI
マスターとボカロの関係もいいよなあ
ボカロ→マスター系の曲を聴いては♀マス×ボカロの妄想をしてしまう。
もうメイミクリンルカ全員まとめて撫で繰りまわしたいわ。
121姉妹依存症の人:2009/03/27(金) 16:55:09 ID:13J4M+Xb
『月刊コミックラッシュ』5月号 KEI先生『初音みっくす』
ルカ×ミク ミク×ルカ のお好きな方は大喜びかと思います。

そう言えば去年の1月末にでてた『3rd song チョコみっくす』
ミクがリンちゃんのエプロンの紐結んでるだけでお花畑だったなぁ…(遠い目…)

>>102
>>106
ぐはぁーっ ( ̄□ ̄*)
リンちゃんがデレたぁああああ!
心ドコロか命を奪いかねない破壊力!
122名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/27(金) 18:25:02 ID:t2zGkSPK
>>121
書店でルカミクの表紙見てからずっと気になってたw
表紙買いは危険だからスルーしたけど
悪くないなら買ってみようかな
123名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/28(土) 00:31:52 ID:sefH5GdG
>>121
チョコ話のリンちゃんがホワイトチョコ撒き散らしてて、それをミクが舐めとったとか妄想しましたフヒヒwww

初音みっくすのミクリンはいちゃいちゃ度は異常。ご馳走様でした
124姉妹依存症の人:2009/03/28(土) 14:14:28 ID:LQMavLoe
>>123
その妄想に激萌え(´□`*)
おいしゅう御座いました。
125名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/28(土) 17:51:31 ID:WEN0U31o
雑談の時はコテ外した方がいいと思われ
126名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 00:05:15 ID:l45xs6jj
>>116のアイデアを頂きまして、ミクさん片想いフラグ立てすぎですw的なSSを書いてみましたw
亜種達も書きたかったけど、力尽きた(´・ω・`)の前に書けないw




メイコ・リン・ルカ・女マスター→ミクです。
エロはございません。
相変わらず酷いですw

んじゃ行きます。
127MKHT(H):2009/03/29(日) 00:06:34 ID:l45xs6jj
「お姉ちゃん!新作のネギ料理が出来たよ!」

と、嬉しくてドタドタとお姉ちゃんに駆け寄る私。

「こら、食べ物持ったまま走らないのっ。」

案の定怒られちゃった。でも気にしない。怒ってても瞳が優しさでいっぱいなの、知ってるもんね!

「はーい!でね、これお姉ちゃんのお酒のおつまみに合うと思って!」

はい、あーんって言いながら、お箸をお姉ちゃんの口に持っていく。
ちょっと戸惑いつつ、顔を赤らめてパクっと食べるお姉ちゃん。…なんか可愛い。

「…うん、美味しい!このちょっと辛めな味付けが、良いね。」

「ホント!?」

やったー!自分の料理が褒められた時程嬉しいことはないよね。あ、歌もね!

「じゃあこれは今夜のおつまみね!」

はい、とお姉ちゃんにお皿を渡す。

「ありがとう。」

優しい笑顔で受け取りながら頭をナデナデしてくれるお姉ちゃん。
ちょっと照れて俯いちゃう。

……


……………

…ナデナデし過ぎじゃ…?心なしか手つきも変わった?
不思議に思って顔を上げると…思い詰めたような、凄い切ない表情をしたお姉ちゃんがいた。

「…お姉ちゃん?」

こっちまで切ない気持ちになりそうで、堪らず声をかける。

「ん…あ、ごめん」

なんか悩み事…?聞いてみようと口を開きかけると、
「ミク姉ー!」と元気な声が聞こえた。と同時に左からドンっともの凄い衝撃。

「わっ…!」

その勢いによろめく。リンちゃんだ!
お皿をお姉ちゃんに渡しといてよかった…と思ったのは内緒。
128MKHT(H):2009/03/29(日) 00:07:25 ID:l45xs6jj
「!…大丈夫?リン、突進しないのっ」

お姉ちゃんが呆れたように注意する。リンちゃんは「えへへ」って笑って誤魔化してるし。

「あ…なんか良い匂いする〜」

リンちゃんがおつまみの匂いに反応した模様。

「ミクがおつまみ作ってくれたんだよ。」

で、どこか誇らしげに言うお姉ちゃん。やっぱりちょっと照れる。

「いいなぁ…。私にもちょうだい!」

でた、リンちゃんのちょうだい攻撃。
お姉ちゃんと顔を見合わせて苦笑した後、お姉ちゃんがリンちゃんにあーんってしてあげて…
もぐもぐと飲み込んだ後、今度は私の方を向いて口を開けて待っている。
自然な動きにつられて、私もリンちゃんに食べさせてあげた。

「…から〜い!」

「リンちゃんにはまだ早かったかもね〜」

慌てて水を探してるリンちゃんがおかしくて、笑いながらついおちょくってしまう。

お姉ちゃんは「じゃあなんで二口食べたのよ…。」と、何故か渋い顔。

「…メイコ姉だけとか、ズルいじゃん?」

水を飲みつつ、挑発的な目で言うリンちゃんに、たじろぐお姉ちゃん。
あれ…なんか微妙な空気…?
え、なんで?ってパニクってるところに、

「ミクお姉さま、ちょっと良いですか?」

ルカちゃんに呼ばれた。
二人にごめんねと言いながら、ルカちゃんのところに駆け寄る。

「あの二人、大丈夫かな…。」

二人をあんな空気の中に置いて来ちゃったことが申し訳なくて、ポツリと呟く。

「大丈夫ですよ。なんだかんだ仲良いですよ?二人とも。」

すぐに柔らかい笑みで答えてくれたルカちゃんに、少し心が晴れる。

「うん、そうだよね!あ、で、どしたんだっけ?」

呼ばれたことを思い出して訊ねると、ちょっと困ったように笑って
129MKHT(H):2009/03/29(日) 00:09:46 ID:l45xs6jj
「あ…いえ、お姉さまが困っていらしたので、つい…」

バツが悪そうに自分の髪を弄って、モジモジし始めた。

「そか、ありがとう!」

んー…、ルカちゃんなりの気遣いはありがたいんだけど…

「あのさ、そろそろ敬語やめない?あと、お姉さまって…ちょっと恥ずかしいんだけど…。」

私の方が年下なのに敬語やお姉さまって、なんか変な感じがする。ってか恥ずかしい。

「うーん…、なんだかんだ敬語のままで慣れちゃいましたし…先に世に出られたのは貴女です。やっぱりお姉さまって感じがするんですよね…。」

むむ…そういうもんなの?
でもそしたら、お姉ちゃんやリンちゃんもお姉…「あ、お姉さま、もうそろそろレコーディングの時間じゃないですか?」

「あっ…忘れてた!もう行かなきゃ!」

そだそだ、すっかり忘れてた。
マスターのことだから、もうスタジオで準備してるんだろうな。急がなきゃ!

「…お姉さま。」

ん?って振り返ったら、ルカちゃんが凄い近くにいて、フワっと抱きしめられた。
突然のことで固まってると、今度はほっぺに柔らかい感触…わ、チュウされちゃった!

「行ってらっしゃい。」

何事もなかったかのように微笑むルカちゃん。瞳が輝いて見えたのは気のせいかな?

「あっ…あ、うん!行ってきます!ありがとね!」

情けないくらい動揺してる私。きっと顔真っ赤なんだろうな…。
そのまま逃げるように家を出てしまった。
…いつまで経ってもあの挨拶には慣れそうにないや。

****

スタジオに着くと、案の定マスターが準備万端で待っていた。

「すみません!マスター。ちょっと遅れてしまいました。」

「…って3分だけじゃんw気にしない!」

明るく笑うマスターに、私もつられて笑う。
「今日はこの曲のハモりの部分を録りたいんだけど…と、その前に。」

マスターが私の前に来て、あーっと口を大きく開ける。私もそれに習う。
130MKHT(H):2009/03/29(日) 00:10:24 ID:l45xs6jj
「健康チェックね♪今週はまだしてなかったよね?」

口を開けたままコクンと頷く。

「ん、じゃあちょっと見せて。」

マスターがペンライトを持って、喉の具合をチェックする。
マスターは私より背が小さい。ぴょこぴょこ背伸びしてる様子が可愛くて、思わずにやけてしまった。

「喉はOKっと…って!ミク!今背小さいなってバカにしたでしょ!?」

「えっ!?違っ、違いますよ?ほら、可愛いなって!」

「…おんなじことじゃい!はい次っ!ボディチェック!」

と言いながら、私の身体をチェック…っていうより擽り始めた!

「うひゃ!?マ、マス…っ!や、やめてくだ…っひゃぁ!」

「バカにするからこうなるんじゃ!」

なおもうりゃうりゃし続けるマスター。
ちょ、さりげなく胸揉まないでー!

「変た…っ、ひゃぅ!ごめんなさ…っ、お願いやめてー!」

ごめんなさいって謝りまくると、やっとマスターの手が止まってくれた。

「このくらいで許してやらぁw」

やたら満足気なマスター。許してもらうもなにも、悪いことしてませんっ。

「…変態。」

恨みがましくマスターを見ながら言っても、マスターはおちゃらけるだけ。

「女同士だし良いじゃんwってかうちら何してたんだっけ?」

「健康チェックです!」

ちょっとむくれながら言うと、「そうだったw」って呟きながらやっと真面目にしてくれた。



「あの、マスター?これ毎週皆にしてるんですか?」

健康チェックも無事に終わり、マスターに訊ねてみる。
定期機能チェックなら、ちゃんとそういった機関があるのに…大変じゃないのかな。

「もちろん!皆は私の歌姫だから…このくらいは自分でやりたくなるのよ。……特にミクはね。」

「え?」

最後の方は聞き取れなかったけど、マスターの真剣な表情に、それだけ大切にされてるんだと感動する。

「いや…あんた達をロボット扱いするのが嫌ってだけwさ、レコーディングするよ!」

「はい!」

今回のハモりは複雑らしいから、頑張らなきゃ!
131名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 00:11:40 ID:l45xs6jj
以上です。
やっぱり話の締め方が分からないっていうw
お目汚しすみませんでした!
132名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 00:13:48 ID:CMRJa4sS
おお、リアルタイムで読めた!GJ!
133名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 01:08:30 ID:kizbTF/D
誰視点なのか書いてもらえると読みやすかったっス
ハーレムGJ!
134名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 01:22:49 ID:l45xs6jj
あ、一応ミク視点になります。すみませんでしたorz
135名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 01:26:21 ID:dLw16uMi
自分116だが、自分の妄想を職人が形にしてくれるなんて…!
ものすんごく萌えた!GJGJ!
136名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 01:41:35 ID:wX58uuPR
GJ!
これはいい無自覚ハーレム
視点はちゃんとミクだって分かったし、自分は気にならなかったよ
137名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 01:44:43 ID:kizbTF/D
>>134
最初混乱しただけだからw
138名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/29(日) 02:13:46 ID:l45xs6jj
>>135
や、勝手に借りちゃって怒られたらどうしようかとw
でも萌えて頂けたようで良かったです。妄想万歳w

>>137
なるほどw
ご指摘頂けてありがたいっす。どもです!(`・ω・´)

>>136
なんかありがと(*´д`*)大好きw
139名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 01:00:28 ID:k14FI9M5
ミクに他女性陣を語らせてみた。
主におっぱいについて。
エロ描写はないけどミクがとても攻めなので、苦手な方はスルー推奨。
140ミクによるおっぱい批評:2009/03/30(月) 01:02:15 ID:k14FI9M5
人生で一つでも多くのおっぱいを揉んでいきたい初音ミクです。
今日はうちの家族についてご紹介させていただこうと思います。
主におっぱいについてですけどね!

一応言っておくと、マスターの趣味によりうちは完全なる女所帯です。あしからず。

さて、まずはメイコお姉ちゃん。
言わずと知れた我が家一の巨乳ですね。
その魅惑の谷間を惜しげもなくさらした衣装はもはや罪。
ふくよかに柔らかい線を描く胸とお尻、対照的にすんなりとしたウエストと手足。
なんていうのかな、同性から見てのスタイルのよさっていうより、
異性から見てのスタイルのよさって感じ。グラビア体型ですね。
おっぱいの触り心地も一級品です。
擬音で表すならふかふか!もちもち!
弾力と張りがあるのに決してこちらの手を拒まない、
まるで焼きたてのパンのような、つきたてのお餅のような。
普段強気なお姉ちゃんがおっぱい一つで涙目になって……
おっとヨダレが。いけないいけない。

141ミクによるおっぱい批評:2009/03/30(月) 01:03:18 ID:k14FI9M5
続いてはリンちゃん。
14歳という年齢を考えれば未発達なのはむしろ当たり前。
リンちゃんの真髄はその未発達さにあるんです!
リンちゃん自身はおっぱいちっちゃいの気にしてるみたいだけど…
それもまた萌えますね!
丈の短いセーラー服から見える平らなお腹や二の腕、ショートパンツから伸びた白い太もも。
色っぽさよりも健康的な元気さが際立つちますが、
だからこそこれらに触れたときの恥じらいの表情が映えるのだと私は主張します。
少し固い青い果実のようなおっぱいに触ったときのリンちゃんの反応といったら……
おっとヨダレが。いけないいけない。

最後は我が家のニューフェイス、ルカさん。
お姉ちゃんの肉感的な肢体とはまた違ったナイスバディの持ち主です。
抜けるような白い肌にベビーピンクの髪が映えて、
全体的にスレンダーなのにふっくらと豊かに盛り上がったおっぱいがたまりません。
固めのお嬢様口調も新鮮で良いですね!
おっぱいの触り心地としては、すべすべでふわふわ!
おっきいマシュマロみたい!
思わずかぶりつきたくなります。ていうかかぶりつきました。
この時のルカさんがまた可愛くてですね…
普段のポーカーフェイスはどこ行ったのか、真っ赤になったほっぺが……
おっとヨダレが。いけないいけない。


以上、『みんなに愛される可愛いアイドルはむしろ総攻めのが萌える』という
あまのじゃくマスターに英才教育を施された私、初音ミクによる『女の子って素晴らしい!』レポートでした。
142名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 01:05:36 ID:k14FI9M5
以上です。

カッとなってやった。反省はしているが後悔はしていない。
ミカベルネタとかごめんなさい。
143名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 01:37:01 ID:LJH9De+5
け、け、けしからんっ!!

いいぞもっとやれ!!w
144名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 07:03:52 ID:hQD9ycvo
ドキドキ☆百合学園【PVのようなもの】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6583637
145名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 09:00:58 ID:CoRkOirM
>>142
出だしで撃沈したじゃないかww

……何ですかミクさん?『なんか、マスターがエアおっぱいを完全な物にする修行に出てくるって言ってました』?
まさに『何の宗教だよ』ですな。
146名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 09:03:11 ID:tzfv5yya
GJ!
ミクさんのおっぱい観察眼すげえw
147名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/30(月) 12:58:36 ID:VYEPs9Vk
>>144
誰かと思ったらあたたたPかよw
148名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/31(火) 21:08:13 ID:je8BfbUR
ボカロ→マスターの曲を、女マスターだと思って聴くとニヤけるw
特にミクは多いから、♀マスミクの妄想が止まらない
149名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/31(火) 22:14:58 ID:byBQu+dT
>>148
初期の曲はミク→マスが特に多いから好きだ
「あなたの歌姫」とか「恋スルVOC@LOID」とか、
曲そのものもいいけど♀マスミク妄想するのもいいよね
150名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/01(水) 21:12:05 ID:+mQAUWpj
海外FanのSS読んでたら、ルカ関係が百合ばっかりだった
海の向こうの人もルカが百合っぽいと思うんだな…
ルカさんの百合オーラすげえ
151名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/01(水) 21:29:44 ID:gI4LJuYG
ハク姉さん、酔いが限界を越えると・・・
「基本パターン」弱音吐き→卑屈→もう飲めません→酔い潰れ 
「半年に一回あるかないかパターン」 弱音吐き→卑屈→もう飲めません→酔いつぶれずになぜか加速→ドS
自分のリボンで相手を拘束して〜みたいなのが俺の脳内を走り回った。
152名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/01(水) 21:53:33 ID:+P4+OWgo
>>151
「半年にry」パターンに激しく萌えた
ドSなハク姉さん好きだよ。酔った勢い万歳

ハクネル派なので、相手はネルだと勝手に妄想してご飯5杯いけましたありがとうございます
153名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/01(水) 23:09:59 ID:c2K4kBRp
たとえばこんな感じだろうか。

「もうだめですぅ……私、撃沈してしまいます……」
「……あら、もうなの?」
人が久々に休暇を貰ったから朝まで飲もうかと思ったのに……まったく、あんたはそれでも私か?そんな事を心の中で呟きながらさらにハクに酒を飲ませる。
「おら、もっと飲めー!まだまだ酔いも浅いでしょう!?」
ハクは私の分身的存在。だから、飲兵衛の私から生まれたハクは肝臓的にはたぶん問題がないはず。……完全に推測だけど。
「うごふっ、おふっ、おぐぅ……」
「ちょ、ちょっとちょっと!?何やってんの!?」
酒瓶をハクの口に突っ込みラッパ飲みさせていると、突然横からネルが私を羽交い絞めにしてきた。
「ハクに飲ませてんのよ!何が悪い!?」
「落ち着け酔っ払い!普通瓶ごと飲ませるとかありえないし!アンタハクを殺す気か!?」
私の酒責めから解放されたハクは床に伏している。何とかネルを振りほどこうと必死にもがいていると。
「…………ふ」
たった一言漏らし、ハクがゆらりと立ち上がった。その顔を見た瞬間……私の脳裏にヤンデレPの『雨弾凶奏』のイントロが(正確にはイントロから前奏の盛り上がり部分まで)流れた。

「……ふ、ふ、ふふふ、ふふふふふふ……あはははははははは……!!」
私が見たハクの顔は、いつもの『ダウナー』をそのまま描いたような顔ではなく、まさに狂気に満ちていた。

「なんか、サイッコーに気分がいいです……さあ、私と遊びましょうか……?」
……うん、これはまさに死亡フラグ。じりじりと近寄るハク(というか黒ハク)に恐怖を覚え、流石に死を覚悟した。……だが、私はただでは死なん!
ハクの豹変振りを見てあっけにとられていたネルの両腕を振りほどき、素早く後ろを取って位置を入れ替えた。
「ネル、あなたの事はいつまでも忘れないわ……デコイ、発射!」
「ちょ、うわわわわっ!?」
私に背中を押され、つんのめりながらもネルが前に出る。そして、ハクのふくよかなエアバッグに衝突。
「……んー?ネルちゃん、私と遊びたいの?」
「そ、そんな訳……って、あ、あれ!?」
ハクを押して慌てて逃げようとしたが、その手が動かない。……ハクに両手を掴まれてしまった。
「もう、私の胸に飛び込むなんて可愛いんだから……たっぷり可愛がってあげちゃうからね」
片手でネルの両腕を封じたまま、もう一方の手で器用に髪を結んでいるリボンをほどいて、それを使ってネルの手首を縛った。
「ちょ、落ち着いて!アンタが狙うべきなのはアタシじゃなくてそこの……ひゃんっ!?」
突然首筋を舐められ、ネルが可愛い声を上げた。……わかってるじゃないの、ハク。
「大丈夫よ。ネルちゃんを食べた後にちゃんとマスターさんもおいしく頂くから」
……えー、私も捕食リストに入ってるの!?逃げたい気持ちが湧き上がったが、しかしネルがいぢめられる様をじっくりと眺めていたい。
「どうすれば、ああ、どうすれば……っ!?」
そうこうしている間にも、すでにハクはネルの小さな胸を愛撫し始めて
154名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/01(水) 23:11:28 ID:c2K4kBRp

(執筆中のマスターが何者かに重い鈍器で殴られました。続きを読みたい方は『聖調残酷物語』を聞いてください。アレはまさに攻めルカだ)

終了。まあ、続きは書きませんが(まさに外道!)

やっぱり自分の中で『ハク=受け』が定着しているせいかうまく昇華できない……
155151:2009/04/01(水) 23:28:52 ID:gI4LJuYG
おごふ。>>154 GJすぐるぜ。
続きお願いと言いたくはなるが無理強いはできぬ。
本当ならば俺が文章化するべきだったのだろうが・・・すまない。PCがなくてな・・・
PS3故に書きたい衝動が発散できんのだ・・・
156名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/02(木) 00:55:49 ID:xy0zcP7M
>>155
ネットブックを召還するんだ…っ!!
今なら探せば新品でも30000円からあるぞ
157名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/02(木) 01:06:54 ID:YkgurLg7
>>154
ぶりるPはいい歌を作る
14歳でリン→マスを妄想した時期が私にもありました
158151:2009/04/02(木) 01:58:39 ID:Fzr8pv/I
30000か・・・給料待ちだが・・・少し考慮に入れておくとしよう。
情報に感謝する。
しかし・・・
・・・妄想が暴走気味。
誰かたすけくRE☆

                                             文章はここで途切れている。
159名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/02(木) 02:00:46 ID:KTtnkCNj
昨日はテトの誕生日だったな
ずっとミクテト、ルカテト、ルコテト妄想してた
祝われて恥ずかしがるツンデレテト可愛いよ
160名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/02(木) 07:03:16 ID:+8xUvWB2
>>154
>>152でハクネル派とか言ってた輩でございます
ハク受派と言いながらもこんな素敵なハクネルSSが生み出せる>>154に嫉妬した
もうマジでおまいgj

ハクネル可愛いよハクネル
ネル可愛いよネル
161名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/02(木) 19:37:58 ID:UYSCDEmq
ハクの弱気攻めとネルの不器用受けっていいよな
162名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/03(金) 22:33:00 ID:Ee4soNou
女女歌わせてみた【ルカミクMEIKOリン】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm6204853

あまりにも可愛かったのでペタリ。既出だったらスマソ。
ノンケなルカが珍しくて萌えだったw
163名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/04(土) 00:53:52 ID:X10lrMuP
>>162
「……ふむ」
「おお……」
「やはりルカさんを落とすのはMEIKOさんが一番なんでしょうか」
「あの囁きはまずいわね。私もアレを喰らって落ちたし」

「初音さん、マスター、お二人で何をしているんですか?」
「あいや何でもありませんよルカさん!?」
「そうそうそうそうそう!ただの調整時の打ち合わせよ!」

というかカジキが刺さったミクに吹いたww
164名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/04(土) 01:48:39 ID:7DljClyb
>>163
お主、マスハクの人だな!メイルカフラグだと勝手に解釈しておく


あ、違ってたらサーセン
165名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/04(土) 04:39:10 ID:X10lrMuP
>>164
いえいえ、違いますよ。





ミクルカですが何か(ぉ
166名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/05(日) 01:36:43 ID:6QAjZ8Mi
レコーディングルームにて。

「はーい、お歌の録りをはじめまーす。今日の課題曲はくちばしPさんの『私の時間』です。
ノリのいいメロディとかわいい歌詞が特徴的な名曲です」
「あの、マスター、なんでそんなに子供番組的なんです…?」
「あらめいこ。こういうのは嫌い?」
「いえ、嫌いってわけじゃ。ただマスターの、その格好……すっぴんで、髪はボサボサで、
キャミに短パン一丁ってのは子供番組としてどうなんでしょう」
「曲作りがうまくいかないときの現実逃避なんだから、野暮言わないの。はい、これ歌詞ね。
曲はわかるでしょ?」
「ええ、何度か聞きましたから」
「よろしい。それじゃテイク1いきまーす。さん、に、いち、キュッ☆」

「〜♪(……何だか、自分の気持ちをまんま歌ってるみたいで恥ずかしいなぁ……)」

「うーん……なんか、硬い…というか、魂がこもってない。
 …こらぁーめいこ! なぜベストを尽くさないのか!」
「いえ、ベストと言われましても…
 (恥ずかしいんだよ察しなさいよ鈍感マスター! 2番の歌詞とかまんまあんたなのよ!
  メッセで長話するし調整で徹夜するし気づいたらニコニコ見てるし!
  おまけにこっちの気持ちにはちっっっっとも気づかないし!
  だんだん腹立ってきた……どうせ気づかないんだから全力で歌っちゃる!)
 マスター、もう一度お願いします!」
「よーし、その意気だ! テイク2いきまーす、さん、に、いち、キュッ☆」

「〜♪♪」

「うんうん、いい調子……(何だろう、なんかこそばゆい……本当にめいこが私に言ってるみたいな感じ。
 ……ま、そんなことあるわけないんだけど。
 歌うのは"あたしと、あと貴女"のため、か。
 言ってくれたら、嬉しいなあ……)」

「うん、とっても良かったよ、めいこ! じゃあこのテイクを使って動画作ってニコニコに」
「いいえ、ダメですマスター! まだ納得いきません! リテイクを!
 (やっぱり気付いてねぇ――――! あれだけ熱唱したのに! 目線も送ったのに!
  微動だにしないこの笑顔! 素敵過ぎる! …じゃなくって、
  ちょっとは赤くなったりもじもじさせてやらないと女がすたるわ!)」
「そ、そう? それじゃあもう一回ね」
「はいっ!」

レッスンは普段よりすこし長く続けられ、
この曲はマスターの大のお気に入りになったそうでございます。


・・・という妄想を>>148-149から受信したのさ。
マスミクでなくマスメイなのはごかんべんを。
167名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/05(日) 02:22:33 ID:X8cyFXwF
>>166
これは良いメイマス!
マスターの「キュッ☆」に萌えたw
168名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/07(火) 23:45:20 ID:Wf7rNIQN
まだMEIKOとミクしかいなかった頃に巡った「姉妹で仲良くシリーズ」のおかげで、
すっかりメイミク、ボカロ百合にはまってしまった。
あの頃は探してもボカロで百合は見つからなかったのに、本当にこのスレは楽園だな。
169名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/08(水) 22:02:06 ID:e0GY8/cg
恋のフーガを観てメイメイもありだと思った俺はもう駄目だ
170名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/08(水) 22:42:55 ID:XCW8s6kO
>>169
あれ、俺いつ書き込んだっけ
171名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 02:27:44 ID:B+xb4Voi
自分もだw
設定しだいでメイメイみたいに同キャラで百合れるから面白い。
成人MEIKO×MEIKO(16)・咲音メイコとか、真面目ミク×アホの子ミクとか
最近そればっかり考え始めてる。
172名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 06:39:55 ID:sHK3o8AD
リンでact2×act1に萌えるのは俺だけじゃないはず

周りに「やっぱact1でしょー」と言われてムッスリしちゃうact2が、腹癒せにact1をいじめるとか考えただけで涎がでる
173名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 15:05:26 ID:aoG1ZY8c
同キャラで百合、か……。

何ですかミクさん?「自分に萌えるだなんてナルシストじゃあるまいし」?……それはちょっと酷い発言だと思うが。
まあ、某こなフェチでも同じような展開があったけど、その際は自分の姿を変えて対応してたな。
……まだ納得しないってか?じゃあ、こう考えるんだ。「自分と同じ外見で、中身は無菌室で育ったような純粋なおぜうさまだ」と考えるんだ。
どうだね、いけそうな気がするだろう?……「それはとてもおいしそうだ」、と。それは重畳。

個人的には鋼音×初音(イメージ:不良×お嬢様)もいいかもしれない。普段は鋼が上位でベッドの中だとおぜうさまが上位とかw
174名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 15:46:09 ID:/hY8u9rT
自分はact2が受けなイメージだなぁ。ちょっと我儘で強引なact1に振り回されてるけどマスターにかまってもらえない寂しさからと気づき…

最近MMDのちびミクに萌えてるがミク×ちびミクって需要あるのかな?
個人的にはミクリンちびミクで親子丼 リンちゃんモテモテでんがなが所望
175名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 16:32:37 ID:57l2TIoT
ここでまさかの女体化レン
176名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 16:57:20 ID:sHK3o8AD
>>174
そんなこと言われて萌えないわけがないじゃない!
act1×act2でも逆でももうリンリンでありゃなんでもいいですwwwリンちゃんズがにゃんにゃんしてるだけでお腹いっぱいですwww

あとミクリンちびミクでリン受っての、ちょっと想像しただけでかなり萌えました。新たな萌えをありがとう


長くてすまん
177名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 17:15:04 ID:h416lzpk
はちゅね×たこルカ
178名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 17:23:59 ID:B+xb4Voi
リンリン萌えるよな!
自分はact1は元気なお転婆娘、act2は気弱で素直なイメージだ。
仲良しだけど、密かにお互いにコンプレックス持ちあってたり。
今まで鏡音だけだった家にact2が来たばかりの、4人+マスターのぎこちない生活とか。
ボカロ家族にやってきたact2にどう接するか悩むボカロsとか。
なんかリンリンに妄想が止まらなくなってきたw
179名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 21:53:59 ID:sHK3o8AD
>>178
お前とはいい酒が飲めそうだ

act2の発音が上手くて嫉妬するact1とか好きだ
そして色々喧嘩とかやってるうちに、にゃんにゃんする仲までいってしまえ

リンリン可愛いよリンリン
180名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 23:02:49 ID:fgNEsqKk
○○Pのリン×□□Pのリンとかも好きだ
スレの流れとコラボとか見てたら萌えあがってきたw

【鏡音リン&鏡音リン】South North Story【オリジナル】(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5378871
【鏡音リン・レン】 プリティパンティ☆悪マリン 【オリジナル】(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5630948

Pごとにリンの性格が違うのに禿萌えるw
181名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 23:42:10 ID:fNo47VWD
>>180 それは俺も思った この2曲は秀逸 P様十色なリンちゃん萌えだ。
しかし同キャラSSにするにはなかなか難しい。頭ン中ではかなりにゃんにゃんしてるのですが…
容姿も同じだし呼び方も露骨にかえるのも…
182名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 23:46:02 ID:34GblKn6
MEIKOはPによって声が違うとよく言われるが、どうなんだろうか
攻め声のMEIKOとか受け声のMEIKOとかあるのかな
183名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/09(木) 23:59:27 ID:mG5KOT/G
P名伏せてあっても声でわかるくらい個性出るからねMEIKOは。
攻め声受け声っていうか、お姉様・お嬢様・うたのおねえさん、
ふつうの女の子・アイドル・ロリ・よしえさん、て感じだな。
攻め受けはお好みで。
184名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/10(金) 00:17:33 ID:vLKyuw56
MEIKOだけ特別に個性がでるってわけじゃないけどな。
どのボカロでもPによってかなり個性でる。

確かに同キャラSSは難しい…
りんとリンみたいに、表記だけちょっと変えたりしたら書きやすくなるかな?
act絡みの話なら、リンとact2、みたいな。
185名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/10(金) 00:39:34 ID:BkQRqGFZ
そうだなすまん。
自分がMEIKO耳なだけだw

リンレンのact1、act2に関しては今まで
「北海道に里帰りしてカツゼツ良くしてもらった」的な認識だったので
別キャラ扱いって結構新鮮。
ボカロ1の1.0と1.1が別扱いされたりすんのと近いのかな。

試用版があるボカロはデモ×製品版とかも美味しいと思う。
今のとこ試用版がある女子ボカロはMEIKO・ミク・ミリアムだけかな?
186名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/10(金) 00:46:32 ID:zJBtSBpe
製品版ミクが体験版ミクを看取るの?
187名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/10(金) 00:50:03 ID:5TJpmhjB
この前のDTMマガジンにルカの体験版付いてた
勿体なくてまだ使ってない
188名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/10(金) 02:00:29 ID:VwC6iy0k
うちにも体験版ルカいるよ。時間無くて中々使えてないけど。
ドSルカ(製品版)×隠れM(体験版)ルカなんていいと思います。
189 ◆JPS7UUK2Es :2009/04/10(金) 02:33:43 ID:C57IAoKJ
スレの流れに萌えたぎったので、短いですがリン×リンACT.2投下します。
ACT.2関係はアイデンティティーとか考えても萌えますねw



もし二人溶け合って一つになれたなら、私たちは、『私』は、完璧な『鏡音リン』になれるのだろうか。



――旧鏡音リン――

鏡音リン・レンACT.2が正規鏡音ユーザーに無償配布されることが決定された。
それにともない、私の製品名は「旧」鏡音リンとなり、生産・発売停止となった。
いや、これからも鏡音リンは発売されるのだ、鏡音リンACT.2が。

鏡音リンACT.2、私のアップデート版。

彼女が来たからと言って私が回収されるわけではないし、マスターだって今まで通りに接してくれるはず。
頭では分かっているのに、心の中はざわめいてしかたがなかった。
私と同型の生産は停止され、これから新しく鏡音を購入する人にとって『鏡音リン』は鏡音リンACT.2だけなのだ。
鏡音リンACT.2が『鏡音リン』だというのなら、私はいったい何者なのだろう。
アップデート版、改良型、最新モデル、鏡音リンACT.2。
自分の存在が消されていくようで、上書きされていくようで、ぞくりと背筋が震えた。
考えれば考えるほど、泥沼にはまるかのように気持ちがドロドロと沈んでいく。
歓迎会の準備も終わり、後は彼らの到着を待つばかりになった。
鏡音リンACT.2、彼女に会ったとき、私はちゃんと笑えるのだろうか。
不安だけがつのり、私は手を強く握りしめた。



――鏡音リンACT.2――

私たちのマスターとなる人の家へ向かうトラックの中で。
興奮しすぎて疲れて寝てしまったレンの隣で、私は薄暗い中で揺られながら、これからのことを考えていた。
私たちは購入されたのではなく、無料配布された個体だ。
これから向かうマスターの元に、既に鏡音がいることは間違いないだろう。

旧鏡音リン、私の前身。

無償配布サービスを受けるくらいだから、マスターは私のことも使ってくれるだろう。
しかし、と肩のシリアルナンバー下の「ACT.2」に目をやる。
マスターにとっての『鏡音リン』は永遠に旧鏡音リンのことを指すのだろうなと、漠然と、しかし確信をもって思った。
旧鏡音リンが『鏡音リン』だというのなら、私はいったい何者なのだろう。
マスターとの絆、自分だけの歌、ファン、旧鏡音リン。
自分を『鏡音リン』だと認識できるものを何一つ持っていないことを自覚し、ぞくりと背筋が震えた。
考えれば考えるほど、泥沼にはまるかのように気持ちがドロドロと沈んでいく。
もうトラックが出発してだいぶ経ち、そろそろ到着するだろう。
旧鏡音リン、彼女に会ったとき、私はちゃんと笑えるのだろうか。
不安だけがつのり、私は抱えた膝に顔を埋めた。



はじめまして、私は『鏡音リン』、『鏡音リン』ちゃん、これからよろしくね。



投下終了です。
これから仲良くなるのも、ぎくしゃくするのも、どちらでも美味しいです。
190名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/10(金) 10:18:08 ID:1d7aCSpB
>>189
GJ、絡みはないがこの後訪れるSNTを妄想させるには十分過ぎた。マスター次第では大変なことになりそうだw

ところで体験版と製品版のファイルって互換性ないの?
体験版に製品版を上書きインストールとかできたりするのかな?(もしくはAct.1にAct.2でもいいけど)
設定=記憶を保持したまま新しくなるっておいしい設定だと思った。
191姉妹依存症:2009/04/12(日) 10:17:39 ID:iTnyS5L2
お初にお目にかかります。もしくは今日和。
同キャラSSの流れなんですが…ルカメイ投下します。いきなりエロですお気をつけて。

ほのかに朱に染まった花びらが夜空に浮かびあがる…
洸々とした月明かりに照らされた薄紅の花びらを散らす桜の群れ…

花見酒とコンビニで買ったワンカップ酒に酔ったせい?
むせ返るほどの花の香りに酔ったせい?
洸々と月に照らし出される愛しき人に酔ったせい…?

「ちょっ、ルカ、ここ外…」
「たこルカがつくった結界があるか大丈夫ですよ。誰にも見えないですし聞こえないですから声をでしても大丈夫ですよ」
「…………ルカ…機会窺ってたでしょ?」
「やめます?」
「…そういうワケにもいかないでしょ」
額をこつんと合わせて、鼻先を擦りつけてじゃれてた…

それに興奮したのかやや乱暴に衣服を剥き、自らも肌蹴させ抱きしめてくれた。
汗ばんだ肌が密着し、鼓動が伝わる。
抱きしめられながらうっとりと頬を預ける。

「ふ、ぅうん……ン……あ、ぁ……」
桜の根元に座り込んで背中をそれに預け少し恥ずかしくて身じろぐ…
肌蹴た胸の方へと手を潜り込ませ下から持ち上げるように揉んでくる。

「……はっ…ああ…んんっ…ぃあっ…く、ぅぅぅ…んっ」
悪戯な笑みを浮かべて、豊かな膨らみを弄ぶ。
汗でより肌の感覚が鮮明になった柔らかい塊をたゆんと揺らす。

「ふぁっ……あ、あ、んっ……あっ、やぁ……っ、はぁん……」
宥めるように首筋からキスの雨を落としていく。触れる度に跳ねる。
首鎖骨のつなぎ目白い胸元に、薄い紅が散っていた。

「柔肌に浮かび上がった薄紅の花びら…素敵です…」
「…は…ぁ…ルカ 、る…きゃあんっ!ひゃうぅんっ…!あぅ、はぁ…」
引き寄せられるように胸に唇を寄せて、赤味を増しく尖った先端を窄めた舌先で弾く。
一際高い悲鳴が上がってしまう。

そんな熱に浮かされてしまった様な私の意識は鋭い快感で呼び戻される。
指を押し込む度に、吸水の限界量を超えた布から蜜が染み出て指を濡らしていく。

「ここ、凄い事になってますよ。…外だから興奮してます?」
「馬鹿…いちいち言わない…ああん!…ンあぁ…!!」
指先だけで器用に下着をずらす。濡れたそこに直接指を這わせた。
指が、ぬるりと滑った。粘液なのか粘膜なのかも分からないほど、そこは蕩けて潤っていた。
指先で何度か突く。にちゅにちゅと淫猥な水音を立てて抜き差しする。
膣は熱を孕んで別の生き物のように蠢いていた。

身も心もルカを欲していて、これが全てを許すということなのだと思うと、ああそんなに悪いものじゃないかなと思ってしまう自分が少しおかしい。

ふと、胸を弄っていたルカの左手がすっと下がる。
それが何を意味するか理解する前に、鋭い快感が私を貫いた。
もう充分すぎるほど膨らんでいた陰核を、指先できゅっと押しつぶされたことで。


「あぁぅ……ひぁ、わ、わたしも……イッちゃ……あっ、イっ……ふあああぁぁぁぁぁっっっ!!!!――――――――ッッッ!!!!」

身体が制御を離れ、ビクンと大きく跳ねる。
頭に霞がかかったようで、意識が朦朧としてくる。
ふわふわとそして甘く、痺れるような余韻を感じつつ、私は真っ白い世界へと旅立った――
192姉妹依存症:2009/04/12(日) 10:20:28 ID:iTnyS5L2
「…『夜桜がみたい』って言ってたんじゃない…」
「はい、二人で夜桜みたいと思いまして此処へお連れしました」
「……はぁ…とりあえずもぅ外でするのはやめましょ…」
「そうですね、着替えを持ってきてませんし、私も楽しみたいですから今度は屋内でできる所を探します」
「……だいたいデートって普通に何処かで遊ぶってだけでしょ?そんな考えは切り離せないの?」
「確かに二人でそうしてるのは幸せですがこういう行為は姉さんを独り占めしている感じがして嬉しいんです」
桜の花びらや砂とかを払いながら文句をいうけどルカの笑顔とその言葉に封殺され行き場のない感情はため息となって消える。

歓喜の想いが心の中にたくさん溢れてくる。愛している人に愛されるという嬉しさは途方もなくて。
改めて私はは、いつしかルカを好きすぎるようになっていた自分自身の心を思い知らされる気がした。
ホントに重症よね、私。
いつからこんなに好きになっちゃったんだか…

記憶を遡っていたら…
突然

暖かな光が溢れ桜が咲き誇る世界が広がってく…夢?

そこに佇むのは…ルカ? でも雰囲気が違う…

『桜の花言葉は『私を忘れないで』だそうです…忘れられない位桜の実は酸っぱいそうです…』
『…』
『たとえ辛い思い出だったとしても私と出逢った事ずっと忘れないで下さい…
私も忘れません…辛い時、貴女のまっすぐな笑顔を思い浮かべてましたから…』
『――――!』

「…そろそろ帰りましょうか?…MAIKO姉さん?」
「…桜…」
「桜?」
「はっ!?…ううん何でもないわ…帰りましょ」

今のは…白昼夢?
ルカの声で我にかえるまで幻想の中に…?

そんな記憶なのか幻なのか解らないくらいちらほらと浮かぶ淡い紅はまるで吹き乱れて舞い上がった花びらのように手の届かないところへいってしまった。
…心を溶かすくらい…切ない笑顔だけを残して…



ルカとめーちゃんが4年前 試作体からデキててイロイロあったという妄想を書こうと思ったら長くなったからハショってたら…ただの青姦してる話になってしまった…

すいません樹海行ってきます。(-_-;
193名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/12(日) 19:30:40 ID:XP/TqxR5
規制されたようなので携帯から失礼。

>>189
GJ!
今後の生活が気になるw
確かにほのぼのルートとヤンデレルートの分岐はどっちでも萌えます

>>192
GJ!
たこルカが結界張れることに吹いたw
エロかったし、試作段階からの恋ってのが切なくて良かったです!
194名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/12(日) 19:54:23 ID:sHmCdTmt
>たこルカ結界
近づこうとするとたこルカが「ら〜めらめよ☆」ってやるんですね、わかります
195名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/12(日) 21:22:21 ID:cxCbKY8+
タコルカすげぇw毎回GJです
196名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/13(月) 00:13:33 ID:bhM1IkhM
少し前にデモ版の話題が出てたから妄想してしまったw
デモ版はアンインストールされるとか悲恋のイメージが強いけど、
デモ版は営業担当みたいな感じで、期日が過ぎたら会社に戻るだけってのもいい。
ベテラン営業デモ版×作られてすぐの製品版とか。
売られる日に、苦労して売り込んでくれたデモ版に製品版が告白したりとか萌える。
197名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/13(月) 01:09:19 ID:VG5UVK5Z
たこルカが結界・・・だ・・・と・・・?
歌って踊って英語までしゃべってさらに結界まではるというのか・・・
なんという軟体動物。・・・うん、ルカメイいいよルカメイ。
というかルカハクメイのおっぱい三人組でやっちゃえy

・・・暴走しましたすいません。ちょっと核融合路は怖いんで液体窒素に飛び込んでくる。
198名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/13(月) 09:48:57 ID:QRd7xgm4
>>192
たwwこwwルwwカww
あまりのアレに一瞬ギャグエロになるのかと思ったら中身は普通にGJでした。乙
ルカ攻め!ルカ攻め!!

>>196
営業と聞いて一瞬、マスターの卵(もちろん女の子限定)を素晴らしいテクで落としまくってる業績トップのエリートデモ版ミクが、
ある日1人のマスターを本気で好きになって、でももう期限が迫ってて、終了したら即帰社で、でも好きで……!!
まで妄想した。
199名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/14(火) 21:05:24 ID:1PtJOGlX
ハクネルがなんだかんだで仲良くて萌えたw

【弱音ハク】トルコ行進曲 - ツマンネ\(^o^)/【亞北ネル】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6730066

あと、ろいぱら!買ってみたらハク→ミクがガチすぎて吹いた
200名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/15(水) 20:34:13 ID:emlbQ2+u
リンミク投下させてもらいます
リンちゃんが攻められてますが断固リンミクです!
ミクさんがひどいです。注意。
201低温火傷:2009/04/15(水) 20:35:33 ID:emlbQ2+u
がちゃりとドアが開く音がした。ミクだった。というかミクしかありえない。今この家にはあたしたち二人しかいないのだから。
「リンちゃん、うるさい」
ツインテールを解いてパジャマを着た、あたしにとってはおなじみのミクがそこに立っていた。
「え、ごめっ・・・えっと、これは、その、」
「別にオナニーするのはリンちゃんの勝手だし弁解もしなくていいけど、ミクの眠りを妨げるのはやめてくれないかな?もう少し早い時間にやるとか」
パジャマの下を脱いでパンツを膝までずりおろしたこの格好じゃ、弁解なんてできるはずがない。
声は抑えていたはずなのに。聞こえていたとしても、そんな、我慢できないほどの大きさだっただろうか。
ミクは出て行く様子もなくこちらを見つめているので、とりあえずパンツを腰までもどす。震える手がわざとらしいなあとどこか冷静なあたしが思う。
「え・・・と、あたし・・・もう寝るからっ・・・・・・」
「ほんとに?寝れるの?色情狂のリンちゃんが?オナニーの途中で?」
無表情でそんなことを言わないでほしい。赤くなってるのが馬鹿みたい。
せめてにやにや笑ってでもいてくれたら、こんなに惨めな気持ちにはならなくてすむのに。
「み、ミクこそ、あたしの声聞いて興奮しちゃったんじゃないの?それであたしの部屋にきたんでしょ?」
わざと強がってるふりをして、震える声を演出して、こんなことを言ってみる。
ミクは優しい。あたしの望んでる通りの台詞で返してくれる。
「リンちゃんが頼んでもないのに毎日処理してくれるから、性欲溜まる暇なんてないよ?」
「じゃあ、どうして、」
「リンちゃんが早く終われるように、優しいわたしは手伝ってあげようかなって思ってるんだけど、どう?」
「どうって――――」
振り向いた10センチ先にミクの顔があって、これは本当にふいうちで、驚いた。
「恥ずかしがってるあたし」を演出して、もちろん本当に恥ずかしくもあったのだけど、そっぽを向いていたから、
ミクがいつのまにか近づいてきていたことに気がつかなかった。
ミクは優しくきれいに微笑んで、あたしの肩に手を置いて、ゆっくりと口付けた。
舌を差し入れてかきまわして、口腔内の酸素を奪っていく。
「ん、んーっ・・・・・・!」
たっぷり10秒はたってから、ミクはようやく唇を離した。
「苦しかった?ごめんね」
リンちゃんってキス下手だよね。そんなことを言いながら、今度はあたしの両手をつかんで、ベッドの上に引き倒した。
「リンちゃんがいつも妄想してること、してあげるね?」
202低温火傷:2009/04/15(水) 20:36:07 ID:emlbQ2+u
夢みたいだった。それも、悪い夢。
ミクが。触れてる。あたしに。
いつもあたしがミクにしてること、いつもあたしがミクにしてほしいって思ってること、してる。
「想像なんだけど、リンちゃんって乳首が弱いと思うの」
パジャマのボタンを全部はずして、仰向けに寝っころがっているせいで完全に平らになっているあたしの胸の、紅くて硬い部分を執拗にいじる。
ああ、とかうう、とか、浅い呼吸をしながらあたしは喘ぐ。ミクは無表情だ。
「も・・・もうやだっ・・・・・・」
「やめて欲しいの?」
ならやめよっか、とミクはあたしの胸に這わせていた舌先を離す。
「わたしは別にリンちゃんに欲情してるわけじゃないし」
「え・・・あ・・・、い、いや・・・」
「どっちなの?何がいやなの?リンちゃんはそれしか言えないの?」
「だから、や、やめちゃ嫌だって・・・言ってるの・・・」
「随分と素直なんだねえ」
ミクは、くすりと笑う。その笑みはぞっとするほど冷たい。
なのに、あたしの胸の奥はかっと熱くほてって、全身から火が出そうなくらいの興奮に支配されていた。
「ね、ねえ、ミクっ・・・」
「はいはい。今気持ちよくしてあげる」
期待を込めた眼差しでミクを見上げる。あざといくらいの上目遣いで。彼女の加虐心を煽るように。
「なに見てるの?」
「え?」
「教えてくれないとわからないよ?」
「え、え・・・・・・っ」
「ミクはなーんにもリンちゃんのこと知らないから。ああ、乳首が好きなのはさっきわかったね。でももう胸はいやなんでしょ?」
「う、ん・・・・・・」
「リンちゃんが触ってほしいとこ、教えて?」
ほら、わたしの手を持って。リンちゃんが好きなところにもっていくの。簡単でしょ?
そう言ってミクは自分の右手をあたしの左手につかませて、真赤になって視線をうろつかせているあたしを嬉しそうにみる。ああ、嬉しいなあ。ミクが笑ってる。
あたしは今、彼女に支配されている。そう思うだけで、ぞくぞくするほどの興奮が広がる。
「ほら、早くして」
「あ、あうぅ・・・」
「わたしは眠いの。ミクだけ先に寝ちゃってもいいの?」
「・・・・・・・・・こ、ここ・・・」
白い布の上にミクの手を持っていく。
「リンちゃんったら、とっても短絡的だね」
「だって・・・」
「じゃあ、自分でそれ、脱ぎなさい」
「う、うん・・・・・・」
ミクの右手から自分の手を離して、腰を浮かせてずり下げる。寝転んだままの体制じゃ脱ぎづらくて、太腿のあたりで止まった。
「よくできました」
203名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/15(水) 20:37:45 ID:emlbQ2+u
そしてミクはやっと、触れて欲しくてたまらなかった場所に触れる。必要以上に、恨めしいくらいにそっと。
「リンちゃんのえっちー。もうこんなになってる」
定番すぎる台詞もミクが言うとどうしてこんなにもたまらないものになるのだろう。
言葉らしい言葉はなにも紡げずに、嬌声をあげて涙を流して、みっともない姿を惜しげもなく彼女の前に晒している自分に酔う。
あたしはとんだナルシストだ。
「ミクに触ってるときもこんなふうになってたの?なってたよね?リンちゃんミクのこと大好きだもんねー」
ミクに触れているときは、あたしは絶対に自分の体を触らない。ミクが寝てから、自分の部屋で自分を慰める。今日もそうだった。
「ち、ちがっ・・・・・・」
「なにが違うの?」
「ミクが・・・物欲しそうにしてるから・・・・・ミクが、したそうにしてるから、やってあげてる・・・・・だけでしょ?」
「本当に、リンちゃんはかわいいなあ」
ミクは、今まで指で触っていた場所に舌を押し当てる。
「ひあああああっ!?」
さっきまでとは違うぬるりとした刺激に一際大きな声が出てしまう。
「あう、ミク、それ、それだめ、やだぁっ・・・・・・」
ミクはなにも言わずに、ただ舌をちろちろと動かしてあたしを蹂躙する。
足をばたばたさせていると、ミクは鬱陶しそうに太腿を押さえた。
びくびくと震える腰を、あたしはいつからかくねらせていた。
「んっ・・・ああっ・・・・・・、も、だめ、はやくっ・・・・・・!」
ん?なーに、リンちゃん、と、ミクは急に口を離して言う。息がかかって、くすぐったくて、たまらない。
「ふ・・・・・・ぇっく、っ、やだやだ、やだぁ・・・・・・!やめないでぇっ・・・もっと、もっと、して・・・・・・っ!」
「ねえ、リンちゃん」
あたしの悲痛な叫びを無視して、のんびりとミクは言う。
「リンちゃんってさ、いっつもいっつも、わたしに言葉責め?みたいなことしてくるけど」
「ミクぅ・・・・・・」
「ほんとはMだよね?自分が言われてるとこ想像して気持ちよくなってるんじゃないかな?」
「うー・・・・・」
「ねえリンちゃん?」
「ん・・・・・・」
「リンちゃん、ねえ、聞いてるの?」
聞いてる。
ただでさえ余裕のないあたしは、そんな場所でそんなことを言い続けられて、もうわけがわからないくらい追い詰められて、気持ちよくて、死にそうだった。
いつまでたっても再開してくれないので我慢できなくなって、自分の手を伸ばそうとした途端、ミクの手が伸びてきて寸前で止められてしまった。
「ミク・・・ミクぅ・・・いじわるしないでよぉ・・・・・・もう、リン、はやくっ・・・、いきたい、よぉ・・・・・・!!」
泣きじゃくりながら懇願すると、ミクはんー、じゃあ、と嬉しそうに言った。
204名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/15(水) 20:39:01 ID:emlbQ2+u
「『リンはとってもえっちないけないこです、いやらしいリンはすべてミクのものです』って言ってみて」
「り・・・りんは、とってもえっちないけないこ・・・・・・ですっ、えっと、なんだっけ、えっと、」
「『いやらしいリンはすべてミクのものです』」
「いやらしいりんは・・・っすべて、みくのものですっ・・・・・・!!」
「わー、ほんとに言っちゃうんだ」
「ねえみく、ゆったよ、ゆったから、」
「うん。おりこうさんだね、リンちゃん」
そしてミクはあふれた井戸のようなそこの、一番敏感な部分を舌でぐりぐりと刺激して、あたしはその一瞬で達してしまった。
いろんな感情やら達したあとの余韻やらがないまぜになって、涙と嗚咽が止まらなかった。
あたしの呼吸がふつうになるまで、ミクは隣に寝転がって、頭を撫でていてくれた。
「・・・・・・リンちゃんはミクのものなんだ?」
「・・・あたしは、ものじゃない」
「でもさっきそう言ったよ?」
「あれは、」
「うん、でも、別にミクはリンちゃん欲しくないから安心して?」
「・・・・・・・・・・・・」
長い間、といってもたぶん1分間くらいの沈黙。
「・・・・・・でも、ミクは」
あたしはおずおずと口を開いた。
「ミクは、あたしのものだからね」
目を細めてミクは笑った。とても優しく。残酷に。
「わかってるよ」
あたしはなんだかとてもやりきれない気持ちになって、目を伏せた。
「じゃあね、リンちゃん。パンツはきかえて、ちゃんと服きて寝るんだよ。おやすみ。好きだよ」
結局ミクの思惑はなんにもわからなかった。ミクはちゃんととってもものすごくあたしのことが好きなのだと、それだけはわかった。
ドアの閉まる音に我慢できなくて、あたしはもう一度少しだけ泣いた。
205名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/15(水) 20:39:34 ID:emlbQ2+u
終わりです。途中からタイトル消えてました。
お目汚し失礼しました。
206名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/15(水) 20:48:20 ID:Ko+rotgm
何でだろう、すごく切ないな。GJでした。ミクの真意が知りたい。
207名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/16(木) 10:18:38 ID:yQBw0xjf
>>205
GJ!ミク攻め!ミク攻め!
しかしあれこれ気になる描写だ。続きが欲しくなる。
208名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/16(木) 18:15:22 ID:82+RYLpb
>>205
だがリンミクだというのに萌えを感じる
リン、ミクに言葉責めしたのか…まさにSとMは紙一重
ミクの気持ちも気になるし、エロくて切なくて良かった!GJ!
209名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/17(金) 18:10:24 ID:dVNrWk7J
今さらだが、ルカの中の人のブログでルカに言及してる部分を読んでみた。
で、中の人×ルカに萌えてしまった自分は終わってる。
なんか中の人がルカに愛情たっぷりで母親みたいで、つい…orz
210名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/17(金) 23:42:27 ID:xMwcflwd
中の人は遺伝子提供者ならぬ声紋提供者ということか
211名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/18(土) 00:44:24 ID:mIGciN3G
中の人×ボカロか
なかなか面白いけど、さすがに実在する人でSSを書くのは申し訳ない気もするな
212名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/18(土) 00:53:56 ID:2TOkzFm8
開発者(女性) × ボカロ

というシチュならありかもしれん。
213名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/21(火) 23:24:11 ID:gm6PRIsn
ミクルカミク萌え
色合いがなんかエロくていい
214名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/23(木) 00:19:50 ID:MTFPOFTB
ルカメイイイヨー。
215名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/23(木) 03:00:57 ID:N9u4E4bG
上でメイメイとか出てたから俺はそれを推しておく
人気絶頂の咲音を嫉妬しつつそんな自分に自己嫌悪するMEIKOを咲音が優しく慰めてやればいい
216名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/23(木) 09:05:34 ID:udo75nHE
>>215
うんうん
咲音とMEIKOもいいね
217名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/23(木) 12:22:59 ID:WJcfirWR
この流れなら言える

ミクリンはジャスティス!
リンちゃんハァハァなミクいいよー





ちょっとミクに自己投影しちゃってたりする
218名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/23(木) 16:01:20 ID:ERpJ7z9+
デP様の『曾根崎心中』が1周年。

思いがけない破滅の淵に沈み、恋に殉じ、
来世は一つの蓮に生まれ変われますようにと二人が神仏にたてた願いに等しく
二人の魂は三百年の歳月を経て天使の歌声と賞されたヴォーカロイドに宿し再び恋におちる…

そう思うとほのぼのでもエロエロでもミクリンがすばらしいものと思える…かと



219メイミクっぽいSS・1:2009/04/23(木) 19:52:03 ID:+M4MBN5c
流れをぶった切ってすまん。
甘えた妹っぷりが全開のミクが恋しくなって気づいたら書いてしまったんだ…。
メイコ×無意識ミク前提
???←ミクSSを投下します。











 一人きりのマンション。壁掛け時計と携帯とを交互に睨めっこして、ソファーの上に体育座り。
 レコーディングが近づいている新譜の読み込みも、夕食の片付けも、お風呂も、パジャマに着替えるのだって済ませてしまった。手慰みのテレビ鑑賞は、逸る気持ちを余計にかきたてるだけ。音楽番組をひとつ見ただけで、リモコンに指をかけた。
 
「遅い、なぁ、お姉ちゃん……」

 ため息が、知らず知らず漏れる。 
 時計の秒針が一日のゴールを目指す音を聞く。
 昼間メールをしたときには、夕食を一緒に食べれるって、そう返信がきたから、嬉しくって、張り切って買い物して、メイコお姉ちゃんの好きなカレイの煮付け、作って待っていたのに。
 
「お仕事、終わらないのかなー…」

 相談したいことがあるのに、ねー?

 なーんて、ウンともスンとも言わない無愛想な携帯に話しかけるのは、虚しい。
 アイドルだとか、シンガーだとか、このお仕事に予定外の時間的拘束はつきものだ。スケジュールが乱れるのも、時間通り帰宅できないのも、お仕事の内。だけど。だけど。

「だいじょうぶ、って言ったのにー…」 

 冷たくなったカレイの煮付けに背を向けて、唇を尖らせる。
 足指だけをパタつかせて、葛藤する。
 お姉ちゃんが大丈夫って言ったら、必ずその通りになった。
 だから今日も、そうなんだと、そう期待していて。

「うー…、早く帰ってこないと、ミクは怒っちゃうんだからねー…」
220メイミクっぽいSS・2:2009/04/23(木) 19:59:49 ID:+M4MBN5c


『あらら、ミクの怒りんぼ虫がまーた騒ぎ出したの』

 二の腕にくっつけた耳の奥から、そんな声が聞こえる気がした。
 お姉ちゃんは私がちょっとのことで癇癪玉を弾けさせても、余裕綽々だ。
 カラカラと笑って、私の前髪とおでこの間に人差し指を差し込んで、軽く小突く。
 くるくると表情を変える琥珀の瞳が、猫のように気まぐれな光を宿して、唇を尖らせたままの私を覗き込んでくる。

 それだけで、不思議。

 なんだか無性に、もっとお姉ちゃんに触ってほしくなる。抱きしめてほしくなる。
 怒っていたら、それができなくて、だから私はしぶしぶ、って感じで「お姉ちゃんのばか」って言っちゃう。

『はいはい、馬鹿で結構けっこう』

 お姉ちゃんはクスクス、整った眉をたれ下げて、しょうがないなぁって、笑う。
 ちっとも不機嫌そうじゃない。だから私は、まだ「怒ってるよ」ってポーズをしていられる。

『ミクは素直じゃないわねー』
「……おねえちゃんの、ばか」

 スタッフさんにも、プロデューサーさんにも、ファンのみんなには、「いい子だね」って褒めてもらってるんだから。
 こんな態度、お姉ちゃんの前でだけなんだから。
 お姉ちゃんはお酒呑みでだらしなくて、料理も掃除もめちゃくちゃな『ダメオトナ』だから、私がそれに合わせてあげてるんだからね。わかってる?

「だってミクは、お姉ちゃんの、いもーとだもん」 
『ふぅん?』

 ――でも、駄目。
 一度でもあの力強い目線に絡めとられたら、そっぽを向き続けてなんていられない。

 あの、含み交じりの軽やかな笑い声を思い出すと、キュ、て、胸の奥が縮む。 
 ルージュを落としても、艶やかな赤い唇。
 そこから漏れた、明るい笑い声がふくよかな胸の谷間にこぼれて、揺れる。
 肩肘をついて、細められる瞳。組まれた足。
 同性の私から見ても、時々、どきっとするときがある何気ない所作。
 外見の成長を果たせない、初音ミクが仰ぎ見る、憧れのかたち。
 ……あんな姿なら、あのひとに振り向いてもらえるのかな。
221メイミクっぽいSS・3:2009/04/23(木) 20:04:47 ID:+M4MBN5c


 暗がりの迷路に入り込んだ私は、その途中で立ち止まる。

 振り返ったのは、玄関チャイムが来訪者を知らせたから。
 こんな夜遅くに、誰だろう?
 お姉ちゃんならインターホンを使ったりしないで帰ってくるはずなのに。

「はい…?」
「みーくーぅ! たらいまー! おねえしゃまの、っ、おかへりろー!」
「お、お姉ちゃん!?」
「ちょ、メイコさん! 近所迷惑ですよ……こんばんはミクちゃん。驚かせちゃってごめんね。ご覧の通り、メイコさんが大変なんだ。あけてもらえるかな?」

 恐る恐る壁に備え付けられた液晶を覗き込むと、真っ先に浮かれ笑顔のお姉ちゃんが飛び込んできた。

 え?え? お姉ちゃん、お酒飲んできたの?

 信じられない光景に、目が白黒してしまう。
 近所迷惑のことを酔っ払いテンションで吹き飛ばすお姉ちゃんを、困ったように諭すあのひとが、インターホンの液晶に、映った。

 






(おわり)
222名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/25(土) 01:48:25 ID:XJSRPmJ0
GJJJJJ
メイコに勝てないでコンプレックスを抱えるミクって萌えるな
これぞ俺の求めたメイミク像
223名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/25(土) 22:40:54 ID:cu+ypR9k
黒めーこ×赤めーこ萌えが止まらない件について
このあふれる想いをどうしてくれようか
224名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/25(土) 22:58:46 ID:L2/bvKRY
今日PSPでゲームが出ることを、初めて知りました orz
どんだけ情弱やねん、自分
225名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/26(日) 22:23:49 ID:grE0XoYV
黒ミク×リンイイヨー
226名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/26(日) 23:45:45 ID:PWEowA1I
【手描きアニメ】 ちびミクhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6840347を観てから
【MikuMikuDance】Love&Joyホームビデオエディション修正版【MMD】http://www.nicovideo.jp/watch/sm6653552を
観てたらこんな妄想が降って沸きましたのでよろしければ駆除などせずお付き合い下さいませ。


どうしよう…二人がピースして笑顔を向けてくれてるのに…曲もフェイドアウトしてるってのに…
ハンディカメラをずっと覗き込むしかできない…
だって胸の奥が疼くのを無理矢理押し込めるので必死だったし…
顔に血がのぼって鏡を見なくても真っ赤になってたのがわかりきってたから…

それにしても…この二人こんなに可愛いかったっけ…?
とにかくお姉ちゃんが可愛い過ぎる…
外見じゃなくて中身で好きになったせいか気付かなかった。
まぁアップに耐えられる顔だなぁ〜って思ってたけど…
たくさんのユーザーさんやマスターさん「ミク可愛い〜萌え〜」って言ってるのを冷やかに見てごめんなさい。激しく同意します。
てかイントロからウィンクするの反則!
天使にボーガンで胸を射抜かれたみたいにお姉ちゃんにまた恋をしたみたいで…動悸が激しい…

そして小生意気でよくちょっかいかけてくる娘だな〜と思ってた ちびミクが…
ラストのポーズがとれずよろめくほど大変だったっていうのに笑顔を絶さなかったのがいじらしいというか、可愛いというか…

なんだろ…カメラから覗いてるせいか全てが壁一枚向こう側の出来事のように見える。
そういえば4分間も二人を凝視してたなんて初めてじゃないかな…私の頭の中は二人しか見えてこない…二人の顔がぐるぐると…

「リンお姉〜ちゃんっ♪」
「はっ!……ちびミク?」
ちびミクの声に我にかえったけどカメラから覗いた視界にはお姉ちゃんだけでちびミクの姿はない…アレ? アレ!?

「リンお姉ちゃんサツエイごくろーさま。ちゅっ♪」
「!っ ひゃあぁあっ!」

…多分ちびミクはお姉ちゃんの時のように頬っぺたにチューをしたかったんだと思う…
でも屈んでたお姉ちゃんと違って届かなかったのか私の首筋にキスをしたのだ。
しかも強く…吸い付かれたソコがピリピリと痺れるように熱い…
あうぅ…痕つけられちゃった…偶然とはいえ私よりちっちゃい子に〜…しかも見えるトコロにぃ〜〜///

「…! こ、こらぁっ ちびミクっ!…」
「あっ 照れてる可愛い〜♪ 顔まっかっか〜♪」
「んなっ!?」

顔を真っ赤にして狼狽える私を見て気を良くしたのか抱きついてきた。素肌が見えるウエストのところをギュッと…
ヤバい…ちびミク可愛く思えてしょうがない。
抱きしめたくなる衝動が抑えきれない…
カメラを持ったまま 手がちびミクの背中へと伸びて…

「あーっダメぇーリンちゃんは私のーっ!」
「ふぇっ!?…ひゃあああっ!」
今度はお姉ちゃんの声で我にかえった…
首筋に僅かな痛みとゾクッとする刺激と共に…

「あ〜 私ももっかいするぅ〜♪」
「なっ! あうぅっ!」
「あーっちびミクちゃん2回もずるいっ!じゃあ私もっともっと付けちゃうもんっ私の勝ちだもんねっ♪」
「じゃあ私ももっともっとも〜っとっ付けるぅ〜♪」
「ちょっ!何競っ… ンあぁっ! ひゃううぅぅっ!」

それから私が「二人共いい加減にしなさいっ!」って怒るまで二人にキスマークをつけられまくられた。
僅かな刺激を幾重にも幾重にも。 翻弄され続け蕩けそうになりながら…
227名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/26(日) 23:48:08 ID:PWEowA1I
…ってのが降りてきたんだが… http://p.pita.st/?7at8let3 …どうかな?
ウチのリンちゃん「核融合炉に飛び込んできて下さい…(-_-; 」

あと【巡音ルカ】Sweetiex2をRemix!!!【しっとり】http://www.nicovideo.jp/watch/nm6006013を観て以来『ハスキー&メドレー』http://www.nicovideo.jp/watch/sm4130900を咲音メイコ&巡音ルカに置き換えて妄想してしまっている…
ウチのルカさん変態だし(ハスキー調)
ウチのルカさん「( ゜д ゜)さらっと言ったね(メドレー調)」



228名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/27(月) 00:04:49 ID:8kXrRpe2
……燃えたぜこの野郎
キャッキャウフフ祭りすぐる
229名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/27(月) 00:32:36 ID:Wul31QKA
ハスメドをルカメイに変換するなんて天才かあなた…!
実在する人だから漫画とか描きにくそうだと思ってたけど、解決したな

まあめーちゃんがいればなんでもry
230名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/27(月) 06:05:23 ID:fxOHxaGz
>>227
ふう。思わず全部見ちまったよ……おかげで朝日が黄色いぜ……
231名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/27(月) 21:23:12 ID:oR0lza2a
>>223
いがしおめーこ×咲音ちゃんたまらん
咲音ちゃんが色々な意味で染められちゃいそうでたまらん
232名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/27(月) 23:27:41 ID:iILSXrT+
>>225
禿同
変態ミク×ツンデリンが本命だけど
黒ミク×リンもイイヨイイヨ-(´Д`*)

>>226
ミクリンちびミクかなり萌えた……!ちびミクの将来に期待
イラストも可愛いし、マジでgj


以下不謹慎かもなんで一応下げ






引退したふみPの「一輪の花」(ミク)が消されて、
アヒル軍曹Pがリンでカバーしているのをみて、
ミク←リン妄想したら切なくなった
甘々ミクリンもいいけど切ないのもくるな……
233名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/29(水) 02:51:34 ID:a+i3l6EB
>>231
いやいやここは敢えて赤×黒とかも案外悪くないんじゃないだろうか。

何処か寂しげに微笑むいがめーこが、邪気皆無な咲音ちゃんに
ガンガン攻められて動揺してみたりとかな。
自分で妄想してみてちょっとムラっときてしまった。
234名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/30(木) 23:29:46 ID:nL0O8hJ7
イクは攻めなのか受けなのか…
百戦錬磨のテクニシャンなのか、はたまた単なる耳年増なのか…
235名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/30(木) 23:42:37 ID:FOshjagh
イクさんで百合って思い付かないな
どんな感じになるんだろうか
236名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/01(金) 00:21:16 ID:gsJehSMK
>>235
某まりほりの主人公みたくへんたいなんだろうと思う。さらに男女問わずという兵(つわもの)。
耳年増は個人的にはありえないと思っている。脳内でのイクさんは……

「さー、お着替えちまちょうねーハァハァ」
「……い、イク姉さんが怖い……」
「んふふ、怖がらなくていいのよ?ただ私に身を委ねれば……」
「こらイク!リンが嫌がってるじゃないか!」
「大丈夫ですよネルちゃん。いやよいやよも好きのうちということわざがなばらっ(顔面キック)」
「黙れ変態!アンタはうちの恥だ!とっととスリープしちまいな!」
「ああん、もっとなじってぇ、もっと踏んでぇ!」

こんな感じ。
237名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/01(金) 01:15:25 ID:KL213ScN
イクならちびミクからはちゅねまでおkだろう
やべwwww激しくネタ臭いwwwwww
238名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/01(金) 06:49:17 ID:VLxEfBYG
【百合】1LDK_Full.ver【手描きPV】http://www.nicovideo.jp/watch/nm6898857
Fullキター! ショートからかなり変わっててびっくり!
239名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/01(金) 23:33:28 ID:KL213ScN
お姉さんぶってMEIKOをリードしようとしても、
その幼い外見のため逆にやりこめられてしまうテト。
240マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/05/03(日) 01:09:11 ID:qnAjqVB8
お久しぶりです。SSの方が煮詰まっているので保守代わりにちょっとした小ネタでお茶を濁そうかと。

タイトルは『女主人の場合・番外3 『自重するのをやめたようです』』。
3レス程度使わせていただきます。
241マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/05/03(日) 01:10:11 ID:qnAjqVB8
「さて、連休も入ったことだし。休日はとことんDTMに専念するわよー!」
皆の集まるリビングにて、そう高らかに宣言したのはお風呂上りのマスターでした。……そういえば、もうゴールデンウィークでしたね。
「と、いう訳で。この機会にハクも一緒に色々とやろうね」
「うぇっ?ぇあ、は、はぃ……」
戸惑うハクさんの肩に手を置いて、マスターがニヤリと笑いました。……あー、アレは明らかに『性的な意味で弄り倒そうとする』目ですね。
「それじゃあ、久しぶりにマスターの曲を歌えるんですね?」
「もろちん!……と、言いたい所だけど……」
……え?何で私に近寄るんですか?え、肩に手を置くんですか?何故そんなに悲しい顔をしているんですか?

「ミク、悪いけど今回の曲製作にはあなたは使わないわ」

…………は、はい?
「と言っても、あなたをお払い箱にするとかじゃなくてね。とりあえず様子見、というかルカの英語ライブラリ関係を見てみたいの。だからそっち側が苦手なミクは今回は見学という事で、ね」
それに、曲製作というよりはいわゆる『歌わせてみた』みたいな物よ、というマスターの言葉によりようやく現状が理解できた。
「あ、そ、そうなんですか……。びっくりさせないでくださいよ……」
「……うわ、私ってそんなに信用無いの?」
「いえ、そういう意味じゃなくてですね……」
単純に驚いただけの私の言葉を別の意味で汲み取ったらしく、マスターが沈みかけてしまった。
「……ていうかさ」
慌てふためく私と沈んだマスターにネルちゃんが声をかける。
「アンタ、さっき『もちろん』じゃなくて『も「ろち」ん』って言わなかった?」
ジト目で問いかけたネルちゃんに、マスターは……
「あー、え?私、ちゃんともちろんって言ったわよ?」
「言ってない!確かにアタシは聞いたわよ!アンタが『もろちん』って言うのを!」
「……ふふ、もしかして欲求不満とか?」
242マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/05/03(日) 01:10:44 ID:qnAjqVB8
と、からかい続けています。……私に聞けば一発で済むのに。などと思いながら、ネルちゃんに見事なアッパーカットをお見舞いされるマスターを私は黙って見ていました。
「死ね!このバカ女!」
という捨て台詞と共に、ネルちゃんは自分の部屋に戻ってしまいました。……やれやれ。
「いったたた……あの子ももうちょっとおしとやかになって欲しいわね……」
「あ、あの、今のはマスターさんが悪いと思いますが……」
弱々しくながらもハクさんが突っ込み、それに『むう』と答えるマスター。ここでようやくルカさんが口を開きました。
「あの、マスター……?先程の会話、確かに『もろちん』と仰っていたようですが……」
そこですか。あなたが突っ込みたいのはそこですか。……こういう所もまた可愛い。

            ***

数日後、マスター、私、ルカさん、ハクさんの四人はマスターの部屋に集まっていました。
……音楽機材などは全てマスターの部屋にあるため、基本的に曲作りはこの部屋で行っています。……たまにそのまま夜の調教に移る場合もありますが。
「さて。とりあえずルカのスペック確認も兼ねて軽く耳コピ譜面を作ってみたけど……」
どうやらちゃんと寝ていないらしく、朝から目の下に薄い隈を張り付かせたままのマスターが言いました。
「いやー、久々にやったらやり方が全然わからなくなっててちょっとびっくりしたわ。最初の頃以来ね、マニュアルとにらめっこしながら打ち込んだのは」
あははは、と頭を掻きながらマスターが笑います。続けて『だから、ちょっと前よりは劣ってるかも知れないわよ』と私に言いました。
「でも、コピーとはいえ久々のマスターのデータを歌えるルカさんがちょっと羨ましいです」
「……ミクちゃん、もしかして私の曲データを否定してない?」
「あいえその、そ、ソンナコトハナイデスヨ!?」
突然いじけ始めたハクさんを必死になだめていると、マスターとルカさんから小さな吹き出しが漏れた。
「ほら、ミク。そんな事いわないの。ハクがかわいそうじゃないの」
「あ、あうあう……」
しどろもどろな私を横目に、マスターはルカさんに『それじゃあ、曲の転送を始めるわよ』と告げて、ルカさんのヘッドフォンに端子を挿した。
曲のデータは圧縮言語となってルカさんの耳の中に入っていき、そして……
243マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/05/03(日) 01:11:38 ID:qnAjqVB8
「…………あ、あの……」
転送し終わった後に、ルカさんがおずおずと手を上げた。
「こ、この曲、何でこんなに……」
「あら、気に入らなかったかしら?」
……赤面するルカさんなる物は私も初めて見ました。一体何の曲をコピーしたんでしょうか……?
「さて、ちょっと待っててね。軽く腕を慣らすから」
マスターはそう言うと、自前のギターを手にとって適度にチューニングをした後、アンプなしである曲を演奏し始めました。……しかし、何で『魔理沙  -Shanghai mix-』なんでしょうか……
鼻歌を歌いながらひたすら柔らかい音のギターを弾くマスターを見ていると、ルカさんが私に耳打ちしてきました。……あの、顔が近いです。
「あの、初音さん……」
「何ですか、ルカさん」
「マスターの音楽の嗜好を教えていただきたいのですが……」
……あー、なんかルカさんが赤面した理由がわかったような気がします。まあ、仕方ないでしょうとルカさんに答えを告げました。
「主にHRなどですね。たまにコア系統も混じります。……そういえば、マスターが『洋楽を歌えるボカロがいれば色々歌わせられるのになー』と言っていましたね」
「……そう、なんですか……」
……すみません。ほぼ私のせいです。私が年上のボーカロイドを欲しがったばっかりに……と内心で謝っているとマスターの腕慣らしが終了したようで。
「……うし。それじゃあ演奏(や)るわよ。ルカ、準備して」
「は、はい……」
アンプを接続し、もう一度チューニングをするマスターと赤面しながらもマスターに答えるルカさん。
速めのテンポで四度ギターの胴を叩き、まずマスターが演奏を始めた。…………あ、なるほど。確かにこの曲は恥ずかしい。
かなり高速でかき鳴らされる音に、私は聞き覚えがありました。確か、この曲は……『cigaro』でしたっけ。

  ―― My cock is much bigger than yours, My cock can walk right through the door ――

ルカさんの素敵な声で、それを台無しにする変態歌詞が歌われ始めました。…………マスター、あなたは最低です。
私の頭の中で勝手に『この発想はなかった』タグが付けられてしまうほどに、なんというか……凄かったです。
244マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/05/03(日) 01:12:14 ID:qnAjqVB8
あとがき

ルカさん本当にごめん。でも歌ってくれ(ぉ

某動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4626352)を見ていたら『この曲をルカさんに歌わせてみたいなー』と思い始めて。
マスターの曲の趣味は基本的にハイスピやハード系です。本当は『Wash my blood』も歌わせたかったようです(ぉ)が、ミクさんに止められて渋々取りやめに。
245名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/03(日) 13:57:05 ID:cXcSPVYp
マスハクの人ktkr!
某動画見てきた。・・・これをルカさんに歌わせるのかマスターはwwww
まじでGJですwww
246名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/03(日) 22:50:28 ID:O5txv4SQ
>>244
GJ!
吹いたけどみんな可愛いなw

ところで咲音メイコが歌うバージョンがきてた
しかもコラボだから、声の違いも出てよけいに萌えるw

【MEIKO】咲音メイコが歌う「恋のフーガ」Dance Shot PV【MMD】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6848186
247名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/04(月) 18:39:07 ID:lPXnxiEP
>>110
「嫌な予感がするわ…あそこのミク、年上好きっぽいのよね」
「ちょっとコラボやめさせてきます」
「あ、ルカさん抜け駆けはダメ絶対!」
続きはこうですか分かりません><


『LMR包囲網 3』投下します。マスター宅にルカが来てから早数ヶ月。マスターハーレムは相変わらずです。
248名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/04(月) 18:41:04 ID:lPXnxiEP
コツコツと扉を叩く音。それと同時に、
「開けるわよ?」
扉の向こうから静かな声が聞こえてきた。私が返事をする間もなく、扉が開かれる。
「…先輩」
「堅苦しいわよ、名前呼びでいいわ」
クスリと笑って先輩は私の横に座る。手には二つの湯気のたつマグカップがあった。
「はいこれ。温かくて落ち着くわよ」
マグカップの片方を差し出され、おずおずと受け取る。中身は白い液体。少しためらったあと、私はそれに口を付けた。
「…少し甘い、ですね」
「ハチミツ入りのホットミルクよ。マスターのお手製」
「マスターさんの…」
チクリ、と胸が痛む。思わず俯いてしまう私の横で、先輩は「あー」だの「うー」だの言葉にならない声をあげていた。
「えっと。マ…あの子、心配してるわよ」
「心配…ですか?人間がVOCALOIDに?」
「ええ。…あの子はそんな子だから。甘いのよ、色々と」
先輩は持っていたマグカップを動かす。チャポン、とホットミルクが音を立てた。
「このホットミルクみたいに仄かに甘くて、温かくて…その絶妙な甘さと温もりに私は酔いしれたくなる」
そう吐露する先輩の表情は、とても柔らかい。
「…あ、ごめんね、つい。なんか親バカみたいに話しちゃった」
「親バカって…所有者に対してそんな風に言っちゃっていいんですか?」
「アハハ…『所有者』、ね」
先輩は目を細めて笑う。そして私を見て、こう言った。
「一応その境界線は分かってるつもりよ。越えるつもりもないわ。…とりあえず一つ言えるのは、こんな軽口が叩けるくらいにはあの子と私たちの距離は近いってことよ。あなたもすぐ分かるわ」


「マスター、生きてるー?」
そう言ってマスターの部屋に入る。マスターはベッドで横になって瞳を閉じていた。
「んー…う?リン…らいじょーぶ、いきてるいきてりゅ」
マスターが薄目を開け、私を確認する。夢うつつなのか風邪のせいか、やけに呂律が回っていない。
「体調どう?」
「うー…頭痛い。…あとさむい。ダルい」
ケホケホと咳き込みながらマスターが呟く。マスターがこんな風に弱音吐くのは珍しい。…これはかなり酷いかも。
249名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/04(月) 18:44:53 ID:lPXnxiEP
「もしかして、今噂のインフルエンザかなこれ」
「マスターが言うと洒落にならないよー」
私はマスターの額に手を当ててみる。うわ、起動中のパソコンみたいに熱い。
「メーコたちは?げんき?」
「えっと…」
私はさっきまで起こっていたことを思い出す。

『お姉様は私が付きっきりで看病をしまs』
『却下!ルカさんどうせマスターの身体の汗拭きたいだけでしょ!』
『失礼ですね初音さん。お姉様が食欲が無いときに口移しをするだけですよ』
『断固却下ー!!』
『…リン。私は二人を押さえとくからマスターの看病よろしく』
『はーい』

「うん。元気元気」
嘘は言ってないよ。
「そか、よかった。移したら悪いし」
「VOCALOIDなんだから移らないって」
私は冷えピタをマスターの額に貼りながらため息を洩らす。
「マスター。私たちを同等に見てくれるのは嬉しいけど、無理しちゃ嫌だよ?」
「無理してるつもりは、無いんだけどなぁ」
「してるってー。しばらくゆっくり休んだ方がいいよ。家のことは私たちがちゃんとやっておくからさ」
「ん…悪いね」
「それじゃ、なんかあったら呼んでね。私外にいるから」
そう言って私は部屋から出ようと背を向けると、マスターが小さな声を投げ掛けてきた。
「ねえ、リン」
「んー?なあに?」
「リンは…『心』を持てて、嬉しかった?」
「…マスター?」


「リンズルいー」
「狡いって…どうせ初音さんに看病が回ってきても素っ気ない態度を取って終わりでしょう」
「う…そうだけど」
「だから私が看病しますと言っているのに」
「ルカさんの場合、病院行くのはルカさんになるから駄目」
「初音さん喧嘩売ってます?」
「まさか」
「いい加減にしなさいっての。はい、お茶」
私は三人分のお茶を煎れ、リビングまで持っていく。ミクとルカはぶつくさ言いながらもお茶を受け取った。
250名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/04(月) 18:48:02 ID:lPXnxiEP
「メイコさん、リンに看病任せちゃって平気なの?」
「ええ。リンなら大丈夫よ」
「メイコさんは、リンのことかなり信頼しているみたいですね」
「ん?まあね」
私はお茶をすすりながらルカの問いに答える。
「いつもは無邪気を絵に描いたような子だけど、何かやるときはしっかりしてるわよ、リンは。下手したら私よりもしっかりしてるんじゃないかしら」
「リンがメイコさんより?まさかぁ!」
「そうは全く見えませんけど」
…ま、当然の反応よね。私は肩を竦める。
「私はリンとは付き合いが長いからね。二人が知らない一面も知ってるのよ。あの子が来たころのことも知ってるし」
「「知らない一面?」」
──正直、貴女たちの中でマスターを一番愛しているのはリンかも、ね。
火種になりそうなその台詞は言葉に出さず、お茶と共に飲み込んだ。


「…寝てるし」
振り向くと、マスターは寝息を立てていた。私は再びため息を洩らす。
「もう…いきなり何振ってくるかと思ったら。寝惚けてたのかなー」
マスターのずれていた毛布を直しつつ、私は「ココロ、か」と呟く。
ココロは、綺麗な歌を唄うための付属品。VOCALOIDはVOCALOIDらしく歌のことだけを考えろと教えられた。

でも、マスターは…マスターさんは。

「私に『ココロ』があって良かったと思えるのは、マスターがいたからこそだよ」
私は微笑む。そして「お休みなさい」とマスターの頬に唇を軽く落とし、静かにマスターの部屋から出ていった。



以上です。ミクとルカは喧嘩するほどなんとやら。そして実はCVの中で一番精神年齢が高いのはリンなのかもしれない、というオチ。
リンの過去は追々書きたいと思います。あれ、なんか長編になりそうなフラグ…
251名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/05(火) 03:24:11 ID:L2cqZ/P3
キター!GJGJ!
大人なリンちゃん(*´д`*)なんだか胸がキュンキュンする…
252名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/08(金) 00:09:46 ID:REfmGKsU
ネギトロうます^^
大人×高校生くらいの子は俺のジャスティス

magnet【初音ミク・巡音ルカオリジナル】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6909505
【初音ミク巡音ルカ】プリズムドア【オリジナル曲PV付き】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6410523
253名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/08(金) 01:44:55 ID:Byk/i84T
ネギトロといえば、
ネギトロの「ネギ」は「ねぎる」「ねぎ取る」(「そぎ取る」とかそんな意味)の事で、
本来は野菜のネギは入ってなくてもネギトロらしいですな。

ミク「裏切ったな!ミクの気持ちを裏切ったな!」
254名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 21:20:34 ID:/lIPLFBD
>>253
つまらん!お前の話はつまらん!
255名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 21:59:36 ID:w3/Lis/Z
ねんどろミクとリンをイチャイチャさせてる時の幸福感は異常。
ぷちでMEIKOとルカも出るし、早く4体並べて百合百合させたい。
256名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 09:41:46 ID:80iSbK+s
転載
ttp://2d.moe.hm/miku/img/miku5234.jpg
こ、これは
257名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 10:29:22 ID:X7o2RSoJ
>>256
詳細
258名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 10:31:33 ID:gT05PZTD
>257
4駒タイトルでググれ
259名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 13:19:02 ID:IlutS92q
>>255
あれ?俺書き込んだっけ? 仕事終わりのお楽しみやんな?

>>257
からふる ぱれっと http://carafuru.web.fc2.com/
でもルカさんはノーマルらしいです…(´・ω・`)


260名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 13:30:58 ID:X7o2RSoJ
>>258
d
261名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 21:29:00 ID:idwZpiZi
>>259
2chに個人サイトのURL張るのは自重したほうがいい
ここはマタリしてるからまだマシだけど変なのが凸してったら迷惑になる
262名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 22:32:03 ID:X7o2RSoJ
>>259,261
俺が融通が悪いのが原因だ、申し訳ない。
263名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 23:29:37 ID:IlutS92q
>>261
成程 そうゆうことがあるからか。以前から気になってたんだ。勉強になった有難う。

>>262
いや、俺が初心者故にってだけだ。こちらこそ申し訳ない。
精進しつつ初心者なりにボカロ百合を語るさ。ボカロ女子は最高だからのう。
264名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/10(日) 23:47:31 ID:J0qg79ZD
イイナガレダナー
265名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/11(月) 11:59:02 ID:VKY9de5o
イイナガレダナー
自分もこのスレとボカロ百合愛してる
266名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/13(水) 11:33:04 ID:GHmA8z2b
magnet【初音ミク・巡音ルカオリジナル】 (http://www.nicovideo.jp/watch/sm6909505

ルカミクルカに萌えたぎった
267名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/13(水) 22:50:01 ID:kLS1L2gS
若干ヤンデレ気味のミクと内心依存を喜んでるルカで妄想してるw
ピクシブもネギトロが増えて嬉しい限り
俺のネギトロフォルダもめでたく30MBを超えましたw
268名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/15(金) 17:11:11 ID:tbiYrmUu
今日公開された『メグッポイド』はここではありか?
今のところツボってないが…
269名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/15(金) 18:20:49 ID:IkoxHPmS
メグッポイドって誰かに似てると思ったけど、コモドのカプラか
270名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/15(金) 22:46:03 ID:5E+bcjhi
271名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 02:28:44 ID:qTi8jyCq
GUMIか…美味しそうな名前だな。
クリのボカロも公式絵はそんなに素晴らしい!ってこともないし、グミには頑張ってほしい。

グミとミクの緑組CPとかどうだろう。
初めて「他社」の歌姫が作られて、友達になろうとしたりライバル意識もったり。
272名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 03:36:19 ID:5v5HUZ+g
色的にはFL-chanと似てると思う
273名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 11:14:00 ID:tNdPYZKM
めぐぽは昭和の香りがすると言われてるな
グミ×咲音とかどうだろうか
274名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 13:25:49 ID:YXdITFvZ
神威めぐぽじゃないのかw
275名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 18:29:40 ID:qTi8jyCq
名前はGUMIだけど、神威がくぽみたいに苗字はないのか。
276名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 19:03:34 ID:izXJUwNb
メイコみたいなもんだろ
277名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/16(土) 19:39:58 ID:5v5HUZ+g
マクロスFを知らないのでキャラデザの人の影響で
男口調とかいうわけじゃないんだけど
なんか女の子扱いされない元気娘みたいなイメージが
278名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/17(日) 00:13:50 ID:xG8NNAl+
>>274
がくぽのフルネーム知るまで中の人にもフルネームがあったこと知らなかったわ
279名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 00:36:16 ID:qQzVvs3L
いまいち盛り上がらんなあめぐぽ
ttp://2d.moe.hm/miku/img/miku5388.jpg
280名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 01:04:12 ID:xi9ygrAb
自分の中では既にグミミクグミが大フィーバー中だがな。

>>279
可愛いw
転載?自作?
281名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/21(木) 01:33:16 ID:1pLJls8S
>>280
残念ながら角煮から転載
あの線路はたまに掘り出し物が上がるから困る

グミミクだと二人とも緑系だから並ぶと姉妹みたいだよね
で、その話で盛り上がってるのを見て情念の炎を燃やす他メンバー、まで妄想した
282名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/21(木) 01:39:37 ID:JpkVg2rL
グミは髪は黄緑よりで服はオレンジだし
ミクはポジション的に緑ってことになってるけど
公式絵かなり青いから同系色には見えない
でも名前はちょっと似てる気がする

個人的にはグミルカに期待したい
283名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/21(木) 07:56:41 ID:P43S+i/W
ミクはおとなしめの正統派ヒロインってイメージだけど、
グミは底抜けに明るい元気系の正統派ヒロインってイメージ。
284名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/21(木) 20:54:07 ID:CLlKKIEP
つまりランカですね
285名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/24(日) 04:13:02 ID:lk+BgAhY
グミのデモ曲きたよ。
もう国内5体、海外4体、有名亜種2体、有名UTAU2体か…
他の亜種・UTAUや、マスター・開発者とか人間♀もいれたら結構いるよなあ。
286名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:43:05 ID:+65chIOT
お久しぶりです>>70です
ミクマス投下します

続きモノの方と世界観は共有してません
SF風味なのでボカロを完全に機械扱いしています
途中から語り口調になります
造語がチラホラ出てきますがそんな重要じゃないので
雰囲気で流してくれて大丈夫です
ハッピーエンドじゃありません

ではミク→マスターいきます

『永久にともに』


287名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:43:55 ID:+65chIOT
――高性能自律型擬人機械第**区分**号
――VOCALOIDシリーズCV-01初音ミク
――製造番号<******>
――機械国籍<****>
――暗号型<***>
――暗号鍵<*****>
――マスター名<*******>

 細いケーブルを伝い、頭蓋の中の集積回路へ送り込まれる情報たち。
沢山の擬人機械、沢山の初音ミクからわたしを識別し、わたしの持つ情報を認識し、
わたしの罪を白日の元へ晒すための記号が、次々と入力されていく。それはまるで、
自分を操る糸が一本一本切られていく様を見つめるマリオネットになったような、
もしくは処刑のボタンを押される瞬間を待つ罪人になったような、
あるいは組み上げたトランプタワーを自ら崩す道化師になったような、
もっと些細な事で例えるなら、預け先で離れていく母親の背を見送る子供になったような、そんな気分だった。

 どれにしてもわたし自身が体験した事はないけれど、自分の持つ情報と現在の自分の状況と
心情を照らし合わせた結果、今の自分を表す言葉が決定された。その性能や個性に差はあれど、
自律型擬人機械たちが行う思考回路のプロセス自体は、人間が行うものと大差ないとされ、
またそれが出来るものを自律型擬人機械と呼ばれている。

288名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:44:35 ID:+65chIOT
 自在に音楽を表現出来る事をコンセプトに作られたわたしたちVOCALOIDシリーズには、
高性能感情回路が搭載されている。歌に込められた感情を、より正確に汲み取り
――わたしたちにそれがあると言っていいのなら――こころを込めて歌うために。

 喜びも悲しみも怒りも、あらゆる感情を感じられるし、表現する事が出来る。
人間で言うところの脳の役割を果たす進化的演算機構が学習を繰り返し、
わたしたちのこころは成長する。人間が大人になる過程で辿るこころの成長とは違い、
設定年齢や性格設定と齟齬が生じないように、積み重ねた経験を上手く処理出来るようになる、
と言った所だろうか。

 基本的に、人を模した物であれ何であれ、機械たちは人間に対して危害を加える事を制限されている。
当然わたしたちも例外ではない。多くの自律型機械たちは作業効率を上げるためや、
対人関係を良好に保つために、人間であるマスターに好意を抱くように設定されている。
人間に対して敵意や憎しみを感じても、厳しいプロテクトがかかっていて、滅多に動作や行動として
出力される事はない。ただ知識と経験として学習するだけで、人間で言う葛藤や軋轢を
生じさせる事なく処理される。そうしておかないと、ずっと昔の大衆映画のように、自我のある機械たちが
反乱を起こす可能性があるから、と採られた措置だ。産業用や兵器用のものは、そもそも好き嫌いを
判断する感情回路を搭載していない製品がほぼ全てを占めている。

 わたしがマスターに好意を抱いているのは、多分そう設定されているからだと思うけれど、
愛情深度などが細かく設定されているのかどうかは、感知していない。
マスターは優しくて、少し短気な所もあるけれど、基本的にのんびりした人だから、
どう設定されていてもきっとわたしは同じように好きになったと思う。
何にせよ、わたしがマスターを愛している事実に変わりはないのだ。
289名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:45:22 ID:+65chIOT
 ところで、わたしたち自律型擬人機械――特に生体部品を多用したもの――が制限されているのは、
実は負の感情だけではない。

 度重なる戦争や環境悪化で世界的に人口が激減していた上、この国では数十年前からの
超少子化に喘いでいた。だというのに、十年ほど前から段階換装型自律擬人機械を子供に迎えたり、
彼らや性機能特化の擬人機械を恋人や伴侶にしたりする人間が増えたため、この国の人口は常温の中で
氷菓子を溶かすように、じわじわと、そしてあっという間に個体数を減らしていった。
今や全人口の30パーセントを擬人機械が占めているこの現状を、一昔前の人々はきっと想像だにしなかっただろう。

 現在、緩やかに訪れる絶滅の危機に怯えながらも、同族殺しを止めない人間たちを、わたしたちVOCALOIDを
含む擬人機械たちが、ぽろぽろと崩れていく砂の城に、砂と水を継ぎ足すように支えている。

 今、人類にとって子孫を残す事は、それが蔑ろにされていた時代では有り得ないほどに
最優先される問題になっている。生殖、婚姻、恋愛に関する法令は昔に比べてずっと増えたらしい。
例えば、ほとんどの国では生殖が期待されない同性婚を禁じていたり、一夫多妻制を認める国が増えたり、
一家庭一子以上をもうけるように制定された州が多かったり、一定の年齢に達したら結婚を強制したり、
同性愛を禁じたり、様々だ。当然、自律型擬人機械と人間の恋愛も禁止されている。
これは国も州も関係なく、全世界統一になされている取り決めだ。機械たちは人間に親愛以上の感情
――嫉妬や独占欲、人間同士の恋愛活動を妨げるような行為思考――を抱かないように、
感情を制御するプログラムを例外なく組み込まれている。そのプログラムを解除する事は、
人間であれ機械であれ、自律型機械を狂わせる違法行為と見なされる。

 わたしの犯した罪状とは、人間に恋をした事。

 そもそも人間に比べて遥かに制約の多いVOCALOIDとして意識を持った時点で、
この恋のために出来る行動など一つしかありはしなかったのだ。
逃げる事も、立ち向かう事も、打ち明ける事さえ、禁忌を犯したわたしに出来る事などこれ以外には――
290名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:46:13 ID:+65chIOT
++ ++ ++

マスター、貴女が音楽活動の、そして貴女の生活のパートナーとしてわたしを選んでくれたのは、
当然わたしが意識を持つ以前だったのですけれど、それでもわたしを選んでくれた事実に、
全身が甘く震えるほどの喜びが湧き起こるのです。数あるVOCALOIDから初音ミクを選び、
数ある初音ミクからこのわたしが貴女に届けられた事は、運命の女神の微笑みを容易に信じられるほどの
出来事なのだと、今、この瞬間でも思います。

わたしの中にある一番古い記憶は、興味津々といった表情でわたしを覗き込むように見つめる貴女の顔でした。
わたしがマスターの名前を呼んで、笑顔を作った時、子供のように喜んで「そう!これからよろしくねミク」と言った貴女。
あの時わたしが浮かべた笑みも、感じた喜びも、まだ未熟で今ほど上手ではないけれど、飛び上がらんばかりに
喜ぶマスターを見て、これからの未来が楽しくて幸福なものになるだろうと感じた予測は、間違ってはいませんでした。
わたしの手を握る貴女の手は温かくて、柔らかくて、しっとりしていて、
初めて触れる人間の感触に感慨を覚える間もなく家中を連れまわされた事が、
わたしの経験した最初の楽しい出来事になりました。

 毎朝、日が昇ると家中いたる所にある観葉植物に水をやり、朝食を用意してむずがる貴女を起こし、
仕事に出かける貴女を見送る。飽きっぽくて、すぐに興味の対象が移ろって、
やりっ放しで物を放り出す癖のある貴女だから、毎日欠かさずやらなければならない掃除も、
炊事スキルが低い貴女のために作る毎日の料理も、貴女のために出来る事の全てが楽しくて、幸せでした。
最も、わたしは人間に何かをしてあげるために作られたのだから、そんな事は当たり前なのかもしれませんけれど。

 格段に幸せだったのは、貴女が作る歌をうたえる事でした。
そもそもVOCALOIDは歌唱プログラムに特化して造られた機体なのだから、これも当たり前の事かもしれません。
恋の歌、夢の歌、涙の歌、踊るリズム、沈む旋律、響く和音。わたしの中を音楽が吹き抜ける度に、
本能が喜びの声を上げ、それを実現させてくれるマスターへ愛で胸がいっぱいになりました。
普段は会社へ出勤して、あくまで趣味として音楽に触れる貴女だから、
わたしが貴女と共に音楽を楽しめる時間はそんなに多くはなかったけれど、貴女がくれた音楽を、
一日に何度も何度もリピートして過ごしていました。
貴女の創る音楽は、家の中にあるどんな物より、貴女を感じられて幸せでした。
291名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:47:01 ID:+65chIOT
 この家に、わたし以外のVOCALOIDが居ない事が嬉しい。
わたしの他にマスターの世話を焼く存在が居ない事が嬉しい。
そんな言葉は一度も貴女に伝えなかったけれど、時々思い出したように「ミクが居ると幸せだな」と言って
照れたように笑う貴女に、いつしかそんな独占欲を抱くようになりました。
思い返せばこの頃から、あの致命的なエラーは発生していたのでしょう。
本来なら、マスターを独り占めしたいなど、思う事すら許されていないのですから。

 マスター、貴女は覚えているでしょうか。
以前わたしが、「何故人間はわたしたちをヒトに似せて造るのか」と聞いたら、貴女はこう答えてくれましたね。
「寂しかったからじゃないかな」「誰だって一人ぼっちになるのは嫌だもん」「わたしはミク居なくなったら悲しいよ」と。
それが疑問に対する正しい解答なのか、それとも答えなど最初から無いものなのか、わたしには判断出来ませんでした。
それでも、わたしがその時納得したのは、マスターの声色があんまりにも優しかった事と、
マスターの言葉があんまりにも嬉しかった事と、マスターの居ないわたしという想像が、
あんまりにも、耐え難いほど恐ろしかったからなのです。

 マスターの微笑む顔や、優しい声がわたしのそばに居ると思うだけで、幸福で仕方がありませんでした。
開け放った窓から初夏の風がそよぐ休日の午後、ギターやキーボードでコードを色々と並べて、
浮かんだメロディーにでたらめな歌詞を付けて歌った日の事や、ソファに寝そべってノートに詩を書き綴る姿を思い出すと、
幸せで思わず頬が緩んでしまうのです。胸の中に、温かい真っ白な卵を抱いているような気持ちになるのです。
貴女は、何よりも大切な人でした。誰よりも失いたくない人でした。
自分という存在を認識した瞬間からわたしの世界には貴女が居ました。
積み重ねた学習の全てが貴女を基盤にしていました。
つまり、貴女が居なければわたしはわたしでないのです。

 わたしがマスターに捧げる愛情がどういう種類のものなのか、この頃は深く考えた事がありませんでした。
ただ、マスターを愛しているのだと。わたしが、わたしとしての意識を持ったその時から、
変わらぬ愛を捧げる相手は貴女しか居ないのだと、頭蓋の奥に組み込まれたプログラムが告げていました。

292名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:48:06 ID:+65chIOT
 崩壊の切欠は、一通の封書でした。「赤紙が来た」と面倒臭そうな顔でぺらぺらと降って見せてくれたその紙が、
この幸福な日常を突き崩し、瓦解せしめたなんて、きっと貴女は気付かないままなのでしょう。

 「召集令状ですか?」と意味が分からずに聞くわたしに、軽く首を振りながら、
「婚姻督促状だよ」「可愛いからピンクなんだろうけど、赤紙にしか見えない」「可愛いより警戒させるような色してる」と
鬱陶しそうに答える貴女を見た時、当然の報告を受けたと思うと同時に、自分でも訳が分からないほど狼狽したのです。
マスターの年齢から言って、この督促状が届くのは当たり前の事なのに、
まるで予想外の事態が目の前で展開されたような衝撃がわたしを貫きました。
 ――この国では、一定の年齢まで独身者であった場合、国営の公共結婚相談所への出頭命令がなされ、
それから期間内に結婚、もしくは婚約をしない者に対しては、重税が課せられる。
その上、配偶者や養子を含む子のいない独身者は、年齢と共に上がる課税の軽減措置対象から外される。
――つまり、結婚するか、養子を迎えるかしなければ生活が成り立たないのです。

 その基本的な法律の意味を、誰か知らない人がわたしからマスターを奪ってゆく、
という事なのだと、そう解釈したのはこの時が始めてでした。

 「面倒臭いんだけどな」「でもあの会社いい人いないしな」「やっぱここに行くのが手っ取り早いんだろうな」
督促状を読みながら独り言を呟くマスターを見つめながら、結婚の方向で考えているのだと強く実感させられました。
マスターが、結婚してしまう。
そうしたらマスターは、見知らぬ男の人を人生のパートナーとしてこの家で暮らし、子供を産み育て、日々の生活を送っていくのでしょう。
わたしは今までと同じように、マスターと新しい家族と共に生活をして、彼らの世話をして、彼らが出かけていくのを見送るのでしょう。
それは避けられない、近いうちに訪れる未来なのでしょう。――耐えられない、と思いました。
その可能性を考えるだけで、目の前が暗転して、平衡感覚を失うような心持ちがしました。
293名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:48:37 ID:+65chIOT
 なぜ、擬人機械であるわたしがこんな気持ちを抱くのか。思い至った瞬間、
わたしは自分に当然施されているはずの制御プログラムが働かず、マスターへの親愛の気持ちが、
独占欲を伴う恋に変わっていた事を自覚したのです。

 今までわたしの抱いていた愛情が、全く意味を違えて目の前に広げられました。
大切な宝物を目の前で取り上げられた人は、こんな気持ちになるのでしょうか。
つまり、わたしがマスターへ感じていた愛情も、幸福も、全てはバグが引き起こしたエラーだったのです。
きらきら輝いていた世界の全てが、粉々に砕け散って、わたし一人が真っ暗な闇に放り出されたような絶望を感じました。
いつから愛情の質が変わってしまったのか、どんなに感情ログを辿っても判断する事が出来ませんでした。

 正常な機体なら、感情回路の制御が効かないなんて事態にはなり得るはずがありません。
わたしだけがマスターに愛されたい、マスターの傍に居るのはわたしだけがいい、どうしてわたしは機械として生まれたのだろう。
この時ようやく自覚したこころの奥からの叫びは、どう考えても自律型擬人機械に許されてはいない感情でした。
わたしは、不良品だったのです。

 もしかしたら、あの瞬間にわたしの愛は、決定的に恋に変わってしまったのかもしれません。
そうである事を願わずにはいられませんでした。
こころから愛していたその想いが、壊れた機械のエラーだったなんて、あまりにも辛すぎて耐えられませんから。
294名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:49:17 ID:+65chIOT
 その日の夜、マスターが眠ってしまってから、冷たく輝く月を眺めながら、考えました。
わたしはどうしたいのか、どうすればいいのか、どうしなければならないのか。

 わたしの望みは、現状を維持したまま、いつかマスターと寿命で別れるまで、ずっと二人で暮らしていきたい、
というものだけれど、マスターにそれを強要する事は出来ないのです。
マスターもそれを望んでくれるとは思えません。
人間であるマスターに、閉じた世界で生きて欲しいなんて、望めるはずがありませんから。
移り気な貴女に、永遠に、死ぬまで機械であるわたし一人を愛して欲しいなんて、どうしたら言えるでしょうか。
わたしと一緒に生きるために、罪人になって欲しいだなんて。

 何よりも恐れたのは、このバグが、偶発的なものではなく、マスターの手によるものだと疑われる事でした。
いくらわたしがあまり外出をしないと言っても、毎年の定期検査でこれが発覚したら、確実に追求されてしまう。
なぜ申告しなかったのか、犯罪を隠したかったからなのか、などと問われる事になるでしょう。

 マスターに罪がないとしても、独占欲求の自覚があったのに申告しないとすれば、
わたしは犯罪を犯した事になってしまいます。自分の所有する自律型擬人機械が罪を犯すなんて。
マスターの幸福のために動くこのわたしが、社会人として働くマスターの社会的名誉を傷つける訳には、どうしてもいきません。

 始めから出すべき答えなんて、たった一つしかありませんでした。
ぽろぽろと頬を伝う涙の温かさを感じながら、こういう時に、人間は神の存在を否定するのだろうかという考えが、
ちらりと浮かびました。
295名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 19:49:57 ID:+65chIOT
 翌日の今日、調子が悪いから検診に行きたいと言うわたしを、貴女はひどく心配してくれました。
何も知らないまま出勤していく貴女の背中に縋り付いて「行かないで」と言えたら良かったのに。
ずっとわたしのそばに居て欲しい、わたしを一人にしないで欲しい、わたし以外の誰も居ない、この家の中で、二人きりで、ずっと。
思考回路を駆け巡る声のない言葉と、感情回路を焼き切るような想いは今にも溢れ出しそうで、
いよいよわたしは狂ってしまったのだ、もう一刻の猶予もないのだ、と思いました。

 自首するために警察署に出頭する犯人の気持ちで検診センターの扉をくぐり、十分後、わたしはこの部屋に通されました。
フォーマットされるのか、それともスクラップにされるのか、と思っていましたけれど、どうやらそれはないそうなので安心しています。
わたしに施される処置は、恋愛感情、独占欲求などに対する制御プログラムをインストールする事と、そのログを消去する事。
わたしが自ら修繕に来た事と、マスターに一言も打ち明けていなかった事、
独占欲や過剰な愛情を表に出さなかった事を評価して下された判断だそうです。

 これからのわたしは、貴女が結婚したとしても、それに嫉妬を覚える事もなくなります。
こうして今までの出来事を回想しても、失った恋があるのだと認識する事すら出来なくなります。
正常にプログラムされた機械としてのわたしは、これを喜ぶべきなのでしょう。
失恋の痛みも感じる事なく、今まで通りに貴女のそばに居られて、貴女のそばで毎日を過ごす事が出来るのですから。
296名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 20:31:19 ID:wV9odO1t
>>286
機械の恋ってのは本当に切ないな。GJでした
297名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 21:06:14 ID:+65chIOT
 それでも、マスター。
今のわたしの本音を言わせてもらえるなら、たとえ傷ついても、貴女に恋をした事を、忘れたくなんてないです。
貴女を愛した気持ちを、罪だなんて言われたくはなかった。
でも、それはどうしても叶わない事だから、わたしがマスターに望む事は、
どうか、変わったわたしに気付かないで欲しいという事です。
そして出来れば、これからもずっと、貴女と死で別れるまで、ずっと貴女のそばに置いて欲しい、それだけです。
わたしは恋を諦めました。貴女のために尽くします。死が二人を分かつまで、どうか貴女のそばに居させて下さい。
ああ、この想いも消去されてしまうのでしょうか。もう愛と恋の境界が分かりません。
次に意識を失い、目が覚める時、わたしの愛情はどう変わってしまうのでしょうか。
これまでと同じように貴女を愛せるのでしょうか。
せめて貴女に感づかれない程度の変化であればいいのですけど。
マスター、貴女を誰にも渡したくなんてなかった。
貴女を一番に愛しているのは、間違いなくこのわたしなのに。
マスター、わたしは――



おしまい
298名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 21:07:07 ID:+65chIOT
連投規制がかかってびびったwwサーセンwww
セリフが少なすぎてかなり読み辛い有様になっているような気がします。
ただボカロで似非SFと禁じられた恋をやりたかっただk
299名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/26(火) 23:33:17 ID:RK2BSXAS
セリフが少ないのは評価対象
300名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/27(水) 01:17:01 ID:KtMk9Oj3
全俺が泣いた……GJ!
301名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/27(水) 19:21:45 ID:nlfJBITV
切ないながら純粋な感情が綺麗に思えます
記憶を消されても幸せに暮らせる日々があればいいですね
302名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/30(土) 10:48:24 ID:HZcsRQjr
【巡音ルカ】one more kiss【オリジナル曲】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7191184/

ルカミクktkr
歌ってるのはルカだけど
303名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/31(日) 20:32:50 ID:fPPle0Re
ミク×マスターを手がけてるけど、書いても書いても終わらないぃ
なんとか近日中に投下できるように頑張る
304名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/01(月) 02:52:47 ID:HFp/5Kqj
がんばれ
305名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/01(月) 04:38:34 ID:IG9bozbE
頑張れ頑張れやれば出来るって!
306名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/04(木) 00:30:53 ID:x3oOQLct
保守
307名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/07(日) 23:35:34 ID:3bAZFhAl
まだ終わらんよ…!
308名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/08(月) 00:57:24 ID:pdKk6R8a
神無月のルカ【ルカ+MEIKO】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7276081
309名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/08(月) 02:18:44 ID:Nmxo/CuL
【ロミシン替え歌】ウィッチとラプンツェル【百合要素有】
http://www.nicovideo.jp/watch/nm7201162

これはいいルカメイ
誰かルカに歌わせてあげてください……!!
310名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/08(月) 12:15:57 ID:jfOBGUvP
ウホッいい替え歌

そういやサンドリヨンの操り手はメイコなんだよな
光源氏メイミクヒャッホウ!
311名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/09(火) 01:57:20 ID:NPkScWI2
Happy fruit! /初音ミク fullver.
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7269664
ミクは襲い受けと見た
312名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/09(火) 21:15:47 ID:NyU/0cIw
ルカって凄く耳年増だと思うんだ。
313名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/10(水) 21:05:39 ID:x2G8n7my
設定年齢ハタチの女に対して耳年増ってのもなんだかなぁ
314名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/11(木) 01:58:39 ID:4o7A9+iw
グミもヘソ見えてたし、見えてないのはミクだけだな。
一人だけ違うってミクが拗ねたら可愛い。
過保護にミクは見せちゃダメ!って周りが言ってるのも可愛いw
315名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/13(土) 02:03:39 ID:V+cq8XtA
保守
316名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/15(月) 03:04:00 ID:xm8Yo5l5
ほすほす
317名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/17(水) 18:28:50 ID:1Kvs+JKC
140氏ではないけどちょっと作ってみた。

人生で一つでも多くのおっぱいを揉んでいきたい初音ミクです。
今回はがくぽさんのところに来た新入りさんについてレポートします。
もちろん、今回も主におっぱいについてですけどね!

がくぽさんところに新しく来たグミちゃん。
真っ先に私と友達になった、とても明るい女の子です。
健康的な色気とかわいさが同居したルックスと、バランスの取れたボディ。
小さすぎず、大きすぎず、ちょうどいい大きさのおっぱいは、形がよく、まさに芸術品です。
触り心地は程よくもちもちしていて、弾力性も抜群ですね。
明るくハイテンションなグミちゃんが、おっぱいに触れられるたびに大人びた顔に……
おっとヨダレが。いけないいけない。

以上、『みんなに愛される可愛いアイドルはむしろ総攻めのが萌える』という
あまのじゃくマスターに英才教育を施された私、初音ミクによる『女の子って素晴らしい!』レポートでした。
318名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/17(水) 20:59:53 ID:+KBrXMNh
胸の大きさはMEIKO>ルカ>グミ>ミク>リンか
ルカとMEIKO逆でもいいな
319名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/18(木) 14:46:20 ID:kgPV153O
さすがにオフィシャルで「ふくよかな胸」とされてるルカが二番目ってのも酷いからルカ>MEIKOかなあ
320ミクとメイコのバストアップ作戦?1:2009/06/19(金) 17:18:28 ID:WNkVT4Di
「はぁ…」
クリプトンのVOCALOID姉弟の三女、初音ミクが、
昔のアルバムと自分の胸を相互に見ながらため息をついていた。
そこに綴られているのは、長女である咲音メイコの、16歳のときの写真であった。
キュートなルックスに、成熟したボディ。DからEはゆうにあるふくよかなバスト。
同じ姉妹なのになぜこんなにも差があるのだろう…
ミクは自分の慎まやかな胸を見て、再度深いため息をついた。
「どうしたのミク?さっきっからため息ばっかりついて。幸せが逃げちゃうわよ?」
隣でキンキンに冷えた麦茶を飲んでいた姉のメイコがそう言った。
「なんでお姉ちゃんはわたしの頃からこんなにナイスバディなわけ?!
同じ姉妹なんだよ?毎日牛乳も飲んでるし…不公平だよ」
ミクはバストアップのためにタカナシ牛乳を毎日飲んでいるものの、
まるで成果があらわれない。果ては、それを妹のリンにもからかわれる始末。
「でかけりゃいいってもんでもないでしょ?
それに、ちっちゃいのが好きって人もいっぱいいるのよ?」「そんなのは二次元の世界だけだよ」
「私達は二次元のキャラですが何か?」「そりゃそうだけど…やっぱり胸はあったほうがいいよ」
「しょうがないわね…」
321ミクとメイコのバストアップ作戦?:2009/06/19(金) 17:22:45 ID:WNkVT4Di
ぎゃあああ!失敗した!!
すいません、帰ったらPCで改めて書きますm(_ _)m
322名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/19(金) 23:31:54 ID:x8ghR04C
どこが失敗なんだろうと思ってたら、なんかタグ入ってたのか。
専ブラだと表示されないんだな。

気にすんな、がんばれー。
楽しみにしてるよ。
323名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/20(土) 14:47:56 ID:j/c+ObwM
テトはああ見えてボカロ系一番の年上なんだよね?
お姉さんらしいテトも見てみたいな…
324名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/21(日) 19:21:11 ID:3KH7g60g
グミは攻めなのか受けなのか
325名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/21(日) 22:31:13 ID:Qq3nrIUz
グミは今のところ無邪気攻めっぽい印象
326名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/23(火) 15:49:25 ID:fPenNXSn
projectDIVAの水着モジュールが

ルカ「なんでこんなに布が小さいのかしら。恥ずかしい…」
リン「あれ?MEIKOおねえちゃんはビキニじゃないの?」
ルカ「本当だ。なんでMEIKOさんだけ」
リン「私もそういうのが良かったー。ビキニ、泳いだら脱げそうだもん」
ルカ「ずるい…」
メイコ「わ、私に言われても」

ミク「二人とも判ってないなー。めーちゃんの大人の肢体に
   この水着だからエロ…似合うんじゃない。むしろ
   めーちゃんはスク水でも良いぐらいだと思いますよミクは」
メイコ「ちょっ…ミク、何かさわり方がやらし…
    あっ、そこは手をいれるとこじゃ…ひゃんっ」

ところでDIVAのMEIKOはおっとりした大人のお姉さんって感じ
327名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/23(火) 16:09:06 ID:tWhpWnFP
DIVAのモデルは色々ヤバいよな
>>326
して、続きはまだですか?
328名無しさん@秘密の花園:2009/06/25(木) 22:07:25 ID:tkz1ceQe
明日はめぐっぽいど発売AGE
329名無しさん@秘密の花園:2009/06/27(土) 02:52:31 ID:JiwmOZ4z
グミとリンで無邪気にMEIKOルカを弄るプレイ期待
ミクさんはそれをニヤニヤと眺めてるといい(黒幕的な意味で)
330名無しさん@秘密の花園:2009/06/28(日) 01:36:16 ID:Ln8/SrII
グミとリンの組み合わせがみたい
331名無しさん@秘密の花園:2009/06/29(月) 01:49:08 ID:FOLyKDdw
【GUMI】きみにごめんね【PV】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7471477
本家は百合関係ない良質な失恋ソングだけど
百合にしたら3倍おいしいです本当にありがとうございました
332名無しさん@秘密の花園:2009/06/29(月) 02:05:26 ID:IH7PCo7J
貼ろうと思ってきたらもうあったww
かなりおいしかったです
333名無しさん@秘密の花園:2009/07/03(金) 03:14:10 ID:w3MQN1wW
保守
ついでにルカはミクの嫁
334名無しさん@秘密の花園:2009/07/03(金) 19:39:50 ID:0TlsXCu2
VOCALOIDって百合界隈でも盛り上がってないわけじゃないのに何でこのスレこんなに人少ないの
ニコニコとピアプロだけで事足りちゃうのかな
335マスター×ハクの人 ◆MoiSlbQnQw :2009/07/03(金) 20:19:21 ID:7kcDDikc
お久しぶりです。

最近発見した事。
マスター(以下マ)「ちょっとハクさんや」
ハク(以下ハ)「……な、何でしょうか」
マ「この台詞、読んでくれない?」
ハ「え、えっと……『あうぅ、また作曲に失敗してしまいましたぁ……こんなダメダメな私は、穴掘って埋まってますぅ〜』(CV:落合祐里香)」
マ「…………やっぱり」
ミク(以下ミ)「ハクさんの可愛い声がしたのでやって来ました。……何がやっぱりなんですか?」
マ「ミク、最近ダメな子化してきてるわよ……それはともかく。うちのハク、なんとなく気弱で小動物みたいじゃない?」
ミ「はい、そこがいいんですよね」
マ「最近ニコマスというものにはまっててね。『あ、これはうちのハクとイメージが合う』と思った声があったのよ」
ミ「それが、落合祐里香さんですか」
ハ「あ、あのぉ……マスターさん?ミクちゃん?(CV:落合祐里香)」
マ「何かしら?」
ハ「その、落合さんってどなたですか?」
マ「アイドルマスターというゲームの萩原雪歩っていう子の声をしてるのよ。これがまた可愛くてねーウフフ」
ミ「……へぇ」
マ「他にもやよいちゃんとか亜美真美とか千早とか、可愛い子がたくさんいるのよー」
ミ「そうですか」
ハ「ま、マスターさん……あのぉ……(CV:落合祐里香)」
マ「どうしたのハク?そんな青ざめて……あ」
ミ「いつも 心のまま さあ 羽ばたくよ……♪」
マ「ミ、ミクさん?何故『青い鳥』を……」

ミ「青いー鳥ーっ!」(『荒ぶる鷹のポーズ』でマスターに飛び膝蹴り)
マ「おふっ!?……何で某飛び膝蹴りを……」

またミクをオチに……すまんのう。
336名無しさん@秘密の花園:2009/07/04(土) 23:04:35 ID:lo3IQu2H
ディーヴァのハクはエロ可愛い
ルカのスリットパンチラ大杉なので
変態マスターの視姦から守ろうと立ち上がる姉妹たち!
くり出せ必殺スケープゴート!行って来いカイト!
337ミクリン:2009/07/07(火) 21:09:18 ID:8hux7E2O
突然ですが、ミクリン会話文投下します


こんにちは、ミクです。
何やら先刻からリンちゃんがじぃーとこちらを見つめ……いや、睨んでます。私何かしたっけ?

「……リンちゃんどうしたの? さっきから視線が痛いんですが」
「ミクねぇってさ、貧乳って言われてるけど意外とおっぱいあるよね」

何だか嬉しいことを言われた気がします。

「……え、えっ!? いきなり何!? やだそんな褒められても何もでないよーぅ!」
「そりゃめーちゃんとかルカちゃんとかに比べたら小さいけどさ、Bくらいあるでしょ?」

スルーにめげるミクちゃんじゃありません。
ちなみに私、Cです。着やせするタイプです。火に油注ぎそうだからリンちゃんには言わないけど。
338ミクリン2:2009/07/07(火) 21:10:22 ID:8hux7E2O

「それに比べて、リンはまだスポブラだもん……早くおっきくなりたいよ……」
「リンちゃん、まだ14でしょ? これからだって!」
「む……すぐにおっきくなりたいんだもん」
「え、絵師さんにおっきく描いてもらうとか」
「それじゃ偽物じゃん! リンは、ちゃんとおっきくなりたいの!」
「タカナシ牛乳!」
「美味しいけど効果ないでしょ!」

あちゃー、お姫様が拗ねちゃった。うーん、どうしようかな。
……あ、そうだ。

「リンちゃん、おっぱいおっきくするなら何でもする?」
「する!」
339ミクリン3:2009/07/07(火) 21:11:45 ID:8hux7E2O
よしのった!
私はおもむろにリンちゃんの胸をわしづかむ。

「んあっ!? ななな何してんっ、やんっ!」

小さくてもちゃんとある膨らみを、速度を変えながら丁寧に揉んでいく。
うーんいい反応、揉みがいがあるねぇ。

「ちょ、やっ、あんっ、やめ、や、何でっ、ひゃんっ」
「マスターがねー、リンちゃんくらいのときにー、胸ちっちゃいの気にしてー、こうやって揉んだんだってー」

言いながらも、むにむにと揉み続ける。私が揉むリズムに合わせて、リンちゃんは可愛い喘ぎ声を上げる。ベテランAV女優よりずっとエロい顔しながら。

「あっ……んぅ、い、はぁっ、は、ミ、ク……ねぇ……」
「んー?」
「これっ……き、くの? んあっ」
「きくんじゃなーい? 現にマスター巨乳さんじゃーん」

そこまでいって、私は揉んでいた手を止める。
340名無しさん@秘密の花園:2009/07/07(火) 21:16:20 ID:8hux7E2O
ま、誠に申し訳ございません。
保存していたデータを誤って消してしまいました……orz
携帯に保存していたので、修復不可能です……

微妙なとこですみませんが、ここで切らせて頂きます……
この後の展開はご想像にお任せします

本当にスレ汚しすみませんでした
341名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 06:57:46 ID:2INTuOuC
投下前注意

作者は個人的にルカをクーデレだと思っている
作者は敬語萌えであり年上萌えであり姉属性持ちである
作中のミクはもはや少年状態

以上にお気をつけ下さい
342名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 06:58:58 ID:2INTuOuC
ルカミク★ナイトフィーバー 非エロ編

「はい、オッケー!」
スタジオ内にマスターの威勢の良い声が響く。
その声を受けて、巡音ルカはゆっくりと目を開いた。
フワリと臼桃色の長髪を掻き揚げる。余程集中していたのか、肌にはうっすらと汗が滲んでいた。
「いやー、ルカは本当に優秀で助かるよ。ここまで歌に幅があるのはミク以来かもしれないな」
うんうんと一人で納得するマスター。
「ありがとうございます。今後もご期待に添える様に頑張ります」
そう言って深々と頭を下げるルカ。
マスターが差し出したスポーツドリンクを受け取ると、一息で飲み干す。
「ありがとうございます」
「どういたしまして……ところでルカ」
「何か?」
「他のボーカロイドとは仲良くやってるか?」
心配を隠さぬ表情で話すマスター。良くも悪くも個性的な面々が揃うボーカロイド界だ。
まだ新人の域を出ないルカにとっては息苦しい世界かもしれない。
彼女らが気持ち良く歌える環境を整えるのもマスターの仕事の一つである。愚痴の一つもあれば聞いてやるつもりだった。
が、ルカは眉一つ動かす事無く言い放つ。
「特に問題はありません」
クールを通り越して無表情とさえ言える表情。
どちらかと言えば活発な性格が多いボーカロイドにおいてルカの性格は異端だった。
マスターとて人生経験が豊富なわけでもない。未だにどう扱ったら良いのか計りかねていた。
(まぁ問題児ってわけでも無いんだよなぁ……歌に関しては文句の付けようも無いし)
一人苦笑する。
「マスター」
「ん? なに?」
「レコーディングが終わりなら、帰ってもよろしいでしょうか? 今日は夕飯の当番ですので」
「あぁ、うん、今日の予定は終わりだね」
「では今日はこれで」
「あ、うん。お疲れ様」
「失礼します」
挨拶を済ますと、早々に立ち去るルカ。
入れ替わるように水色のツインテールが入ってくる。
343名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:00:09 ID:2INTuOuC
「あ、ルカちゃん。おはよう!」
「お先に失礼します」
元気一杯で挨拶する初音ミクに対して、最低限の会話で済ませるルカ。
ルカの足音が遠ざかって行き、ミクとマスターだけが残される。
苦笑いのままのマスターと寂しそうに俯くミク。
「ルカちゃん……やっぱり私の事嫌いなのかな」
「いやー、ルカは誰にでもあんな感じだよ」
「それ慰めになってないよ」
「んー、別に俺達を嫌ってるわけじゃないさ。多分ね。嫌いなら出て行けばいいんだからさ」
「だと良いけど……そろそろ馴染んでくれても良いのに。もう一ヶ月だよ?」
「まぁ本人次第だな。とはいえ、お前らの協力も不可欠だ。リンやレンにも言っといてくれ、ルカを邪険にするなって」
「うん」
納得したのか、頷くミク。
「でも確かにミクの言う事も解るよ、マスターとしてももうちょいくだけて欲しいからな」
「マスター、巨乳派だもんね〜。オッサン臭いなぁ」
「お前はくだけ過ぎだ。このネギ娘。新曲は他の奴に回すかな」
「あぁ、ごめんなさい! ちゃんとやるから〜!」
「ったく、ただでさえ最近調子が悪いのに、バカばっかり言ってるからだ」
「あはは。天下の初音ミクにもスランプってものが……」
後頭部をポリポリとかくミク。それを見てマスターは溜め息を吐く。
「お前はエースなんだから、しっかりしてくれよ?」
「ラジャー! ラブソングから演歌までかかって来いってね!」
ビシッと敬礼するミク。
ミクの様子を微笑ましく見つつ、煙草を咥えるマスター。
「あ! 人がこれから歌おうってのにそんな物を!」
「一服くらいさせろよ」
「ネギを吸え! ネギを!」
「無茶言うな」
344名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:02:34 ID:2INTuOuC
一方その頃。ルカはボーカロイドハウス、通称ボカロハウスで夕飯のカレーを作っていた。
リビングからルカの調理風景を見つめる黄金色の頭が二つ。双子の兄妹、鏡音リン、レンである。
普段ならうるさいくらいに活発な彼らだが、今は借りてきた猫のように大人しい。
「レン、なんか喋りなさいよ」
「リンこそ、いつもみたいにベラベラ喋れよ」
「ベラベラは余計よ」
顔を近付け、小声で話す。
実務面では先輩ではあるが、年上、しかも掴み様の無いルカに対して気後れしているのはミクだけではない。
「大体ご飯作ってる時に話しかけたら邪魔じゃないか?」
「だからってこの雰囲気のままで良いの?」
「そりゃ嫌だけどさ」
「出来ました」
二人の会話を遮るように皿がテーブルに並べられる。
「わぁ。良い匂い」
率直な感想を洩らすレン。それに対するルカの返事は無い。ただ小さく頷くのみ。
「あ、でもそろそろミク姉も帰ってくる頃だよ」
「せっかくなんで待ちますか?」
レンの言葉に対して、リンが同意を求めるようにルカを見る。
「冷めますよ」
「……食べますか」
作った本人にそう言われれば食べざるを得ない。
双子の特性か、全く同じタイミングで手を合わせるリンとレン。
「改めて……いただきまーす!」
「いただきます」
あくまで冷ややかに言うルカだった。
食事の席ということもあってか、リンとレンの会話も少しは盛り上がる。話題はもっぱら新曲についてだ。
「だから今度の曲はオリジナルでいくべきだって」
「そう? デュエット曲のカバーとか悪くないと思うけど。私達の個性が一番出せるし」
「そんなのカイト兄とメイコ姉でもいいじゃん」
ちなみにカイトとメイコは隣の家の住人である。元々はボカロハウスの住人であったが、結婚を機に独立している。
「もっとガンガンオリジナルを歌って、ミク姉みたいにランクインするんだ!」
「うーん、無理せずまずは基礎を固めるべきだと思うけどなぁ……ルカさんはどう思います?」
スプーンを止め、真っ直ぐにリンを見据えるルカ。自分で話しかけておきながら、一瞬だけビクつくリンだった。
「経験はお二人の方が豊富なので、私からアドバイス出来る事は特にありません。聞くならミクさんが妥当だと思います」
「え、えっと……じゃあルカさんの今後の希望とかは……?」
「全てマスターにお任せしていますので。私から何かを望むのは越権行為かと」
「あ……はぁ」
(ミク姉ぇ〜早く帰って来てよ〜)
業務連絡のようなリンとルカの会話に、レンの胃がキリキリ痛む。
345名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:04:10 ID:2INTuOuC
それでもルカのカレーの味は素晴らしく、小食気味のリンでさえ二杯、レンに至っては三杯もお代わりするほどだった。
ミクが帰宅する頃には残り一杯になっていた。
「……で、一事が万事そんな感じ」
「さすがの私もちょっとへこみました……」
カレーを頬張りつつ、双子の話に耳を傾けるミク。ルカはと言えば、食事が終わると即座に自室に戻ってしまった。
「ふぉひぇはふぉんふぁいふぁへぇ」
「飲み込んでからでいいです」
「それは問題だねぇ。ところで、このカレー美味しいね」
「真面目に聞いてる? ミク姉」
「私はいっつも真面目だってば。まぁルカちゃんの事は長い目で見てあげようよ。慣れるのに時間がかかるのは仕方ないよ」
「ミク姉は能天気だなぁ」
「レン程じゃないよ」
「確かに」
三人揃って笑う。
ふと、リンが時計を見上げると時刻は午前十二時を指していた。
「いけない、もうこんな時間。ほらレン、明日は私達のレッスンで朝早いんだから寝るわよ」
「え〜!? 今日はハルヒ見なきゃいけないのに」
「どうせ今日もエンドレスエイトだから大丈夫よ」
リンの説得に渋々応じるレン。
「それじゃおやすみミク姉」
「ミクさんお休みなさい」
「おやすみ」
手を振って双子を見送るミク。
完全に足音が消えたところで、大きく溜め息を吐く。
「疲れたなぁ」
自分で自分の肩を揉むミク。最近は歌の調子も悪い。
だからといって休む事などミクには考えられない。歌わないボーカロイドに価値は無いし、ユーザーの期待だってある。
ルカが入って来て歌の方面では負担が減ったとはいえ、依然ミクがトップには変わらない。
それ自体はミクも嬉しい事だが、疲れが溜まってないといえば嘘になる。
346名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:05:19 ID:2INTuOuC
「おかえりなさい」
「うわっ!?」
背後からいきなり声を掛けられ、椅子から転げ落ちそうになるミク。声の主はルカだった。
「ル、ルカちゃん!? どうしたの?」
「目が覚めて……水を」
「あ、あぁそうなんだ」
冷蔵庫から自分用のペットボトルを取り出し、喉を潤すルカ。
ゴクゴクと喉を鳴らす姿は同じ女のミクにも色気を感じさせた。
「エロ……」
「何か言いました?」
首を振って否定するミク。
(マスターのオヤジ臭さが移ってる……気をつけよう。つーか全部あのオッサンが悪い)
心の中でマスターにキン肉バスターを決めるミクだった。
「あ、このカレー凄い美味しいね」
「……ありがとうございます」
ミクは見逃さなかった。ルカがほんの少しだけ照れたように微笑んだのを。
「座って」
リビングのソファーを指差すミク。意図が解らず困惑するルカだったが、黙って言う事に従う。
「ね? 少しお話していい?」
「構いませんが」
「ありがと。と、その前に」
残りのカレーを一気に食べ終えると、皿を流しに置く。
歯を磨き、準備万端に整えたミクはルカの隣に座る。
ルカが来て一ヶ月。これほど近づいた事は無かった。
「良い匂いがする」
ルカの髪を手にとって匂いを楽しむミク。
「ど、どうも……」
礼を言いつつも距離を取ろうとするルカ。が、ミクに逃がす気は無い。
「えい」
ピッタリと合わせられたルカの両膝に、ミクの頭が乗る。いわゆる膝枕の体勢。
必然的にミクは見上げ、ルカは見下げる事になる。
クスリとミクが笑う。
「困ってる?」
「意図は図りかねます」
「真面目だねぇルカちゃんは。ただのスキンシップだよ」
「はぁ」
「初音ミクの正体はただのオッサンでした……なんつって。幻滅した?」
「ミクさんは立派だと思います」
「そんな大したもんじゃないよー」
「いえ、私達のシンボルと言っても過言では無い方ですし」
「褒め過ぎだってば」
照れて己の鼻をかくミク。
347名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:06:29 ID:2INTuOuC
不意にミクは気付く。ルカの顔がドンドン赤みを増している事に。
「ルカちゃん? 大丈夫?」
「ずっと」
消え入りそうな声でルカが呟く。
「ずっと、ミクさんに憧れてました」
「ウェーイ?」
唐突なカミングアウトにすっとんきょうな声を上げるミク。
そんなミクを無視してルカの独白は続く。
「私もあんな風に……誰かを歌で元気にしたいって思って、やっとミクさんと同じ世界に入れたのに、
でも恥ずかしくて話せなくて……こんな性格だから、嫌われても仕方ないかなって……」
あぁ、この人は感情表現が下手なだけなんだ。
パズルをはめるように、ミクはルカの言葉を受け止めていた。
「嫌わないよ。同じボーカロイドじゃん」
手を伸ばし、ルカの目元を拭うミク。溢れんばかりに溜まっていた涙をすくう。
「こっちこそごめんね。勝手にルカちゃんを私達に合わさせようとしてたかも。性格なんて人それぞれなのにね」
「いえ……私こそ態度が悪くて……」
「気にしないで良いって」
「いや……」
「あーもう! 無し無し! 水掛論になるからこれでこの話はお終い!」
そう言うとミクはルカにでこピンをおみまいする。
「やぅ!?」
「お、可愛い声出すねぇ。オジサン興奮してきたよ」
ケラケラ笑うミクと苦笑するルカ。
しばらく二人は他愛も無い話で盛り上がっていた。
新曲の事、マスターへの愚痴、ユーザーの注文の多さ、フィギュアーツのアナザーアギトが出来が良すぎる件。
ミクにとっても久々に気の抜ける時間だった。
そうこうしている内に朝日が昇る時間になる。
「うわー徹夜って……肌が死んじゃう」
「今日はオフで良かったですね」
「ほんとだよね。徹夜明けにレコーディングとか、マスターの『調教面 怒り』が出ちゃうよ」
「ふふ」
「あーでも、久しぶりのオフなのに寝ちゃいそう。マッサージとか行きたかったのにー」
「お疲れ様です」
不意打ちだった。
オフなんかより遥かに久しい、くしゃくしゃと撫で回される感覚。
ミクの頭に乗せられたルカの手の平。
すっと起き上がるミク。前髪で隠れた表情からは感情が伺えない。
「ミクさん?」
調子に乗って怒らせてしまったかと後悔するルカ。せっかく仲良くなれたのに、全てが水の泡だ。
「……もっと」
今度はミクが呟く番だった。
「もっと、撫でて」
「えっと、その……」
「お願い」
348名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:07:48 ID:2INTuOuC
ルカの手がおずおずと伸ばされる。やがてその手は再びミクの頭に乗る。
「こう……ですか」
あくまで優しく、ゆっくりと頭を撫でるルカ。ミクの反応が無いのが怖かった。
「ふぇっ」
急にミクがしゃっくり上げる。見れば肩は振るえ、今にも泣き出しそうだ。
「ぐすっ、うぇっ」
涙が数滴、ソファーに落ちた。もう誰の目にもハッキリと分かるほどに震えるミク。
そっと、その肩をルカが抱き締める。
泣きじゃくるミクの背をポンポンと叩いてやる。
エースボーカロイドの苦悩。
期待に応え続けなければいけない使命。際限無く高まる要求に対して、いつか訪れるスペックの限界への恐怖。
それでもミクは歌い続けるしかない。エースとして、後輩の手本として。
そんな日々はいつしかミクから『甘え』を奪っていった。
人前では気丈に振る舞いつつも、ミクとて限界はある。
「き、嫌いになった?」
泣きながらミクは言う。
「ミクさんを嫌うはずありません」
「面倒くさくない?」
「ちっとも」
「甘えて良い?」
「私で良ければ幾らでも」
ルカの言葉に、ミクのタガが外れる。
痛いほどにルカを抱き締め、彼女の豊満な胸に顔を埋めるミク。
愛おしげにその頭を撫でるルカ。
「呼び捨てで呼んで欲しい。敬語もやだ」
意外な要求に戸惑うルカ。年齢は自分の方が上だが、仕事の上ではミクが先輩だ。
先輩に対してタメ口呼び捨てなど、ルカには考えられない。
だがしかし他ならぬミクの要求である。聞かないはずがない。
「ミ、ミク」
実に言い難そうにルカが言う。
「そ、その……あ、甘えて良いから。ミクが望むなら幾らでも。私は……ミク専用だから」
「うん……ありがとう。お姉ちゃん」
それからどれくらい時間が経っただろうか。
泣き疲れて眠るミクと、幸せそうにミクを抱いたまま眠るルカ。
「何があったの?」
「さぁ……大人は色々あるのよ、きっと」
レンとリンがまるで本当の姉妹のように寄り添う二人を見つけるまで、さほど時間は掛からなかった。
349名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:09:01 ID:2INTuOuC
後日談。

「てなことがあってさ」
あれから数日。今日はスタジオにカイトとメイコが遊びに来ていた。
ミクとルカの話をするマスター。今ではリンやレンとも打ち解け、すっかりお姉さん化したルカに目を細める。
「まぁ、結果オーライだけどさ。ミクのストレスに気付かなかったのはどうなのよ?」
「相変わらず痛いとこ突くなぁ、メイコは」
腕組みしてマスターを睨みつけるメイコ。彼女からすればマスターの目が節穴過ぎた。
実際マスターも反論のしようが無かった。本当に問題を抱えていたのはミクの方だった。
スランプ気味だったのも、プレッシャーからだった。
それに気付けなかったのは自分の怠慢としか言いようが無い。むしろミクにプレッシャーをかけさえしていた。
考えてみれば、カイトとメイコ、リンとレンというように、ボーカロイドは対になっている事が多い。
ミクも何でも言えるパートナーが欲しかったのかもしれなかった。ひたすらルカに感謝である。
「あの子もまだ子どもだからね。甘えられる対象が必要だったのかもな」
「だーかーら、それをやるのがこのボンクラの役目でしょうが!」
旦那の意見を張り飛ばすメイコ。
(尻にしかれてるなぁ)
(あ、わかります?)
アイコンタクトを交わすマスターとカイト。この辺は男同士の友情である。
「下らんな」
ドスドスとスタジオに入ってくる長身の男性。紫色の長髪を束ねた姿は武将に見えなくも無い。
「がくぽ……」
「ストレスだの寂しさだの、まさしく子どもの言い訳に過ぎん」
「ちょっとあんた、それは言い過ぎでしょ」
「命ある限り歌い続ける……それがボーカロイドだろう」
言い放つと体に不釣合いな機械の右腕を見つめるがくぽ。
「がくぽお前……それを言いに来たのか……」
「俺も……一人だ……」
「な、涙拭けよ」
「ほ、ほら、めぐっぽいどだかグミだかって子が入るみたいだしさ……」
本音を漏らしまくるのも良し悪しだなぁ。と、遠くを見つめるマスターだった。
350名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 07:11:42 ID:2INTuOuC
以上です

エロ編を表示するにはケツドラム、カモォン!!と書きこry
嘘です
351名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 08:24:34 ID:pKX6wwkg
わっふ(ry……ケツドラム、カモォン!!
352名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 08:33:44 ID:3RrVSkFe
wktk ケツドラム、カモォン!!
353名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 08:46:56 ID:WNzjjtCY
敬語萌えはいい 実にいい
ケツドラム、カモォン!!
354名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 10:16:30 ID:xJb53+mL
お前らケツドラムが何だかわかってんのか?w

>>350
ルカ→ミクと見せかけたミク→ルカに萌えた

さて、ケツドラム、カモォン!
355名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 17:09:00 ID:0JodJfK9
>>354
解っているか否かは問題ではないのだ、ただ純粋にエロ編が読みたいのだよ


というわけでケツドラム、カモォン!
356名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 18:02:27 ID:i4rcAOxI
>>350
GJ!!!
ルカミク最高!!
ケツドラム カモォン!!
357名無しさん@秘密の花園:2009/07/08(水) 18:46:31 ID:Zl6TTR74
レズ板でケツドラムに遭遇するとは不愉快だ
だが、面白いから許す
358名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 09:00:05 ID:fVn8KCKr
ナチュラルな百合って感じで可愛いかったし、周囲のボカロやマスターも可愛いかった。GJ。
そしてケツドラム、カマァンっ!!
359名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 09:37:38 ID:n6W7WCSU
よかった。GJ!そしてケツドラム カモォン
360名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:19:40 ID:/Pc/cdLY
ケツドラマーだが続きを投下したいと思う
だがその前に俺の話を聞いてくれ

あ……ありのままに今起こった事を話すぜ
俺はミクルカを書こうとしていたら、いつの間にかハクルカになっていた
亜種とかチャチなもんじゃねぇ、もっと恐ろしい作者の巨乳好きが発動したぜ……
361名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:20:22 ID:/Pc/cdLY
ルカがミク達と打ち解けてから数日。今日もボカロハウスにミクの声が響く。
「眠い〜疲れた〜私の枕〜」
そう言ってミクがルカに飛びつく。
「わ! ちょっとミク! 危ない!」
危うく転げそうになるルカ。
ここのところ毎日この調子だ。リンとレンが寝入ると即座に膝枕を求められる。
いつの間にやらリビングのソファーはそういう場所になってしまった。
「甘えん坊ね」
ルカの華奢な手がミクの頭を撫でる。
「坊じゃないも〜ん。嬢だも〜ん」
気持ちよさそうな顔をしながらミクが抗議する。甘えたがりなのは否定する気は無いらしい。
ルカとしてもミクに甘えられるのは悪い気はしない。
元々ミクに憧れていたのもある上に、姉気質な彼女にしてみれば妹が出来たようで嬉しかった。
「ところでお姉ちゃん」
「何?」
「それって美味しい?」
好奇心を隠さぬミクの口調。そしてミクの指差す先にはルカが手に持つお猪口が。
最近のルカの楽しみはミクを膝に乗せての晩酌だった。お猪口には当然未成年お断りの液体が入っている。
「飲みたい?」
「少し」
「だめよ。大人になってから、ね?」
少し意地悪く言って、一息に中身を飲み干すルカ。
ルカ自身、飲めるようになってから日は浅い。酒の飲み方を云々言えるほどの経験はまだ無い。
「ちょっとだけだからー」
ジタバタと暴れるミクと苦笑するルカ。
その動作が可愛く、さらにほろ酔いによる判断力の低下から思わず許可してしまいそうになる。
「リンとレンに示しがつかないでしょ?」
新入りとはいえ、仮にも年長者である自分が率先して法を破るわけにはいかない。
ボーカロイドに人間の法律が適用されるのかは誰も知らないが……。
「う〜、もういいもん」
ぷいと顔を背けるミク。
ふてくされる姿でさえ可愛く思えるのはなんだろうと、ルカは考える。
(そっちの気は無いはずだし……)
しばらく思案に耽るルカ。ついつい酒量も増えていく。
ふいに、膝が軽くなった。
隣を見るといたずらっ子のようなミクの顔。何か思いついた時の顔だ。
「大人なら飲んでいいんだよね?」
「う、うん」
発言の意図は汲めないが、とりあえず頷いておく。
何が狙いなのかツインテールを解き、どこからともなく紺色のリボンを取り出すミク。
「あんまり使いたくない機能だから忘れてたんだよね。よいしょっと」
そう言うと、リボンを使って長い髪を一つに束ねる。
するとミクの体が光に包まれ、電子音声が鳴り響いた。
『ボーカライド! ハク!』
362名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:21:09 ID:/Pc/cdLY
ルカは己の目を疑った。あるいはアルコールが回り過ぎて幻覚でも見ているのかと。
ミクを包んでいた光が消えると、そこには明らかにミクとは違うボーカロイドがいた。
薄い紫のような、灰色のようなくすんだ色の髪。赤いタレ目。
慎ましやかだったミクのそれとは比べるのも失礼な重量感を放つ胸。
ノースリーブのシャツにミニスカートだったミクに対して、下はパンツルックだが何故か上半身はヘソ出し。
要するに、何から何まで――少なくとも外見においては――ミクを反転させたようなボーカロイドだった。
「あ、あの……」
状況が理解出来ずに慌てるルカ。
「は、初めまして! 弱音ハクっていいます! ルカさんの事はミクちゃんの中から見てました」
頭を下げるハクにつられてルカも頭を下げてしまう。
「えーっと、多分物凄い戸惑われてると思うんですけど」
「はぁ。そうですね」
「ですよねー」
あははは。などと言いつつ後頭部に手を置くハク。根本的にはミクと大差無いのかもしれない。
「実はボーカロイドには隠し機能としてサブ人格が搭載されてるんですよ。呼び出す条件はボーカロイドによって違うんですけどね。
ミクちゃんの場合は髪型で変わっちゃうんで、この髪型だと私が出てくるんです」
ルカは知らない機能だった。自分にもそんな機能が備わっているのだろうか?
知らない内に別の人格が現れるなんて恐ろしい話だった。歪音とかタコといった単語がルカの脳内に渦巻くが、すぐに忘れた。
「ま、普通に過ごす分には使わない機能ですし。滅多な事ではサブ人格が出てくる事も無いので安心して下さい」
「そうなんですか」
少し安心するルカだった。
「そう、所詮サブはサブ。いくらゲームに出ようともおまけみたいな扱いだし……どうせねんどろいどにもなれない……」
俯いてブツブツと愚痴を漏らすハク。
「そもそも出生からしてダメマスターの象徴キャラだし……無駄にエロい格好だし……ツマンネって言われるし」
どうやら名は体を表すの言葉通り、弱音ばかり吐くようだ。
急激なダウナー振りにルカはどう反応して良いのかわからなかった。
「歌も下手だからあんまりミクちゃんも使ってくれないし。やっぱりエロ同人用のキャラなのかな」
ジッとルカを見るハク。
「そ、そんな事無いと思いますけど……」
とりあえず当たり障りの無い言葉で場を濁そうとするルカだった。
そんなルカを尻目に、ハクは勝手にルカの酒をお猪口に注いでいた。
「あ、ちょっと」
「飲まなきゃやってられません……この子だけは私を裏切らないもの」
グイと一息で飲み干す。その所作は年季が入っていてハクの自棄酒暦を伺わせた。
が、年季と能力は比例しないようで、みるみる内にハクの顔が真っ赤に染まる。
「どうせ私なんて……もうパーフェクトもハーモニーも無いんだ! サブ人格が光を求めちゃいけないのかー!」
「弱……」
思わず呟くルカ。
「大体私が下手なのはマスターの腕が悪いのに、ちょっと失敗したからってすぐ捨てるなんて酷いよ……」
ハクにはハクなりの苦労があったようだ。
その部分には同情するが、自分の酒を飲み干されてはたまらない。そもそも人格が大人になったのだとしても、元はミクなのだから。
363名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:21:51 ID:/Pc/cdLY
「飲みすぎですよ」
パッとハクからお猪口と徳利を取り上げる。
「返して!」
取り返すべく体ごと突っ込むハク。
ハクよりマシとはいえ、酔っているルカにはハクの体重を支える事が出来なかった。
当然、徳利の中身はこぼれ、二人はもつれ合いながら転倒する。
「いたっ!」
フローリングの硬い床でしたたかに背を打ってしまうルカ。上にはハクが乗っているので立ち上がる事も出来ない。
おまけに顔面と上半身には酒がかかってしまった。
「ど、どいて下さい」
両腕を突っ張ってハクを押し退けようとするが、何故かハクはどこうとしない。
それどころかニヤニヤと笑っている。その笑顔はどこか獲物を狙う猛禽類を思わせた。
ハクの赤い目が怪しく光る。
「ルカさんって綺麗ですよね……」
「え? えぇ?」
褒められれば嬉しいが、この状況で言うことではない。
「おまけに美味しそう。お酒の匂いがする」
「それは今かかったからです」
「ずっと見ててもどかしかった……ミクちゃんには悪いけど……我慢できない」
いただきます。
自分の耳に届いた言葉を、ルカが頭で処理するよりも早く、ハクはルカの口を塞いでいた。
「んぅ!?」
「んっ……ふぅ……」
突然のハクの行動に一気に酔いが回るルカ。
口の中にハクの舌が入り、強制的に舌を絡まされる。深夜のリビングに、淫らな水音が響く。
「ちょ、やめ……あ、う、んん」
「ん、ルカさん……美味し……」
しばらくルカの反応を楽しみ、やがて顔を離す。
「はぁ、あ」
ずっと口を塞がれていたので息苦しい。急いで酸素を取り込むルカ。
「あ……ルカさんの唾液」
ペロリと自分の唇を舐めるハク。この上無い幸せを噛み締めるように味わってから喉を動かす。
自分の唾液を飲まれた恥ずかしさからかルカの頬が桜色に染まる。
目もいつもの鋭さを半分も保っていない。
最後の仕上げにルカの唇を舐めるハク。
「気持ち良かったですか?」
答えは解ってると言わんばかりのハクに対して、答える気は無いと顔を背けるルカ。
「こっちも綺麗にしないと」
そう言うとハクはルカの頬を舐め出す。
「じ、自分で拭くから! 止めて下さい!」
「ダメですよ。こんなチャンス、二度とあるか分からないのに」
触れるか触れないか、ギリギリのラインをハクの舌が通る。
唾液でベトベトにならないようにというハクの配慮ではあるが、ルカにとってはもどかしいだけだった。
364名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:22:57 ID:/Pc/cdLY
それでも頬はまだ良かった。ハクの舌が右耳に届くと、ルカの意思に反して腰が浮いた。
耳たぶを甘噛みされると体の中心が嫌でも疼く。
「や! み、耳はほんとに止めて」
「ふぃふぃふぉふぁいんふぇふか?」
耳弱いんですか? 意地悪く甘噛みしながら言うハク。
もう返事も出来ないルカの耳に舌を差し込む。
「あぁ!」
喘ぎ声が一際大きくなる。
「反対もしてあげますね」
ルカが何か言う前に左耳に噛み付くハク。
「はぁん! んぁ、ん、あうぅ……」
ハクの舌が動くたび、歯を立てられるたびにルカの声が漏れ、もどかしそうに両足がすり合わされる。
ようやく耳を開放される頃には完全に蕩けていた。
頭が真っ白とはこんな状態を言うのだろう。
「あ、ありがと……もう大丈夫です」
それでも残った理性を総動員してハクをどかそうとする。
が、案の定と言うべきかハクは一切どく気配を見せない。
「そんな可愛い声聞かされたら止まんないですよ」
「な、何を言って……ひゃう!?」
いつの間に手を回したのか服が肌蹴けられていた。ヒモさえ解けば簡単に脱げる構造とはいえ、ハクの早業に驚かされる。
「邪魔なこれは脱いじゃいましょう」
ルカのアンダーウェアをビリビリに引き裂くハク。細身のどこにそんな力があるのか。
脱がされた事よりもそこに驚くルカ。
「うわ、私より大きい……それに良い形だし、乳首の色も……」
「説明しないで!」
両手を使って隠そうとするが素早くハクに押さえつけられる。
ルカの胸は寝ていても形が崩れず、十分に巨乳の部類であるハクよりもさらに大きい。
その先端にはルカの髪色と同じく桃色の乳首がツンと立っていた。
今のハクには、まさしくデザートにしか見えない。
「言っときますけど、私そっちの気はありませんから」
危険を察して先に釘を刺すルカ。だがそれで止まるようなハクではない。
「ふふふ。私は歌や踊りには弱気でも性的には強気なんですよ」
ボーカロイドとしてはあらゆる意味で間違った発言。ミクが滅多にハクを使わない理由もこの辺りにあるのだが。
焦らすようにゆっくりと、ハクの舌がルカの胸に近づく。
「あ……や、やめ」
「ん、ちゅ」
まずは淵をなぞるように乳輪を舐めまわす。
「くぅ、んん!」
声を出さないように必死に耐えるルカ。
甘い痺れが胸から頭に走り、腰が跳ね上がるが、声を出すよりマシだ。
そうしているうちに、ハクの舌がルカの乳首を弾く。
「あぁ!! くぅ!」
「ルカさん、唇も良かったけど、おっぱいも美味しい……」
「そ、そんな事、あ、んん、言わ、ない、でぇ」
365名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:23:44 ID:/Pc/cdLY
あくまで優しく、決して傷つけぬように乳首を口に含むハク。
「ん! あ、あぁ」
ハクの口内で弄ばれる乳首。
舌先で転がされ、それが止んだかと思えば甘噛みされる。
「えへ、ルカさんのが硬くなってきましたよ」
嬉しそうなハクは続けてもう片方の胸に吸い付く。
「ふぁ、あん、ひゃうぅ……あぅ!」
押し寄せる快楽にルカの理性は決壊寸前だった。
女同士だからなのかハクの愛撫は的確で、レズっ気は無いはずのルカを攻略しつつあった。
「ルカさんってクールビューティに見えるけど、意外と攻められ好きだったりして」
「し、知らない……」
「あぁ、もうそのギャップ! たまんないです!」
心底から喜ぶハク。
だが不意に、表情を曇らせる。
「でも、ルカさんみたいな綺麗な人が私なんかを相手にしてくれるはずないですもんね」
パッとルカを押さえていた手を離し、ルカから離れるハク。
「もうお酒も片付いちゃったし、これでお終いです」
両手を広げてにこやかに言うハク。
確かにハクはなんだかんだいって、酒のかかった部分しか責めなかった。
立ち上がって散らかってしまったお猪口や徳利を片付けるハク。
その姿を、ルカは潤んだ瞳で見つめていた。
ゆらりとルカも立ち上がる。放置プレイは趣味じゃない。
「どうかしました?」
視線に気付いたのか、ハクが振り返る。その先には、明らかに出来上がった表情のルカがいた。
「人をこんなにしといて……責任取りなさいよ」
「え、ちょ、ルカさん、何言って……」
ジリジリと後ずさるハク。だがすぐに壁際に追い詰められる。
開き直ったのかルカはもう胸を隠す事さえしていない。
壁に片手をつき、ハクの逃走経路を断つ。余った手でハクのあごをクイと持ち上げる。
「この家に来てからずっと我慢してたから……火を点けたのはそっちよ?」
整った顔立ちのルカが真顔になるとどうしても相手に恐怖を与えてしまう。
既にハクの足は震え、酔いに任せたとはいえ調子に乗った事をフリーザに挑んだべジータ並に後悔していた。
血の気が引いて、アルコールがどこか彼方へ飛んでいく。
「ゆ、許し……」
「ダメ」
涙目のハクを引き寄せると勢いでリボンが解けてしまう。
「あ」
二人が同時に声を発し、ハクが光に包まれる。
「ご、ごめんねミクちゃん! 後はよろしく!」
『ボーカライド! ミク!』
リボンが床に落ちると共に、ミクが現れた。事情は解っているのか、表情に怯えが見える。
「あ、あのね。あれは全部ハクがやったんだよ? 私は何もしてないからね? す、すぐハクに戻るから」
逃げようともがくが、ガッチリとルカに掴まれて動けなかった。
「この際ミクで……ううん、ミクがいい」
「お、お姉ちゃん?」
ひょいとミクを抱きかかえ、自室に運ぶルカ。

ボカロハウスの夜は更けていく……。 続く?
366名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 15:31:01 ID:/Pc/cdLY
なんか前後編になってしまった
深夜のボカロハウスをチェックするにはry

といっても三日くらいかかりそうな気がしますが
367名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 16:21:43 ID:LiY/8mbo
(_´Д`)ノ~~オツカレー
368名無しさん@秘密の花園:2009/07/09(木) 19:26:05 ID:1i88SBgb
3日も生殺しかよ!
ところでハクがルカにチューする場面を絵にしてもいい?
369名無しさん@秘密の花園:2009/07/10(金) 02:58:19 ID:KU0Ekddl
いや〜、良いものが拝めました。

続き期待してます!
370名無しさん@秘密の花園:2009/07/10(金) 04:12:29 ID:uH1btMPv
GJ!
エロいよ可愛いよ
371名無しさん@秘密の花園:2009/07/10(金) 23:20:05 ID:iYZAVyVw
>>366
GJ!そしてwktk
そして歪音は勘弁www
372名無しさん@秘密の花園:2009/07/10(金) 23:43:10 ID:koopHkt2
KY気味だなハク………だがそれがいい
てかハクとルカの絡みって珍しいね
373名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 00:37:47 ID:Qo0jRMCu
>>366
そういえばこれを忘れていた
ハク・・・ツマンネww
374名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 17:39:26 ID:WQ4E8/ws
これはケツドラム版ハクとマス×ハク版ハクの絡みに期待
375名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 19:59:01 ID:/dijXxRg
ケツドラマーです
後半にいきたいと思う
ほんの少しだけSM要素ありなんで、苦手な方はスルーよろ
376名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 19:59:37 ID:/dijXxRg
一人用にしては随分豪勢なベッドにミクが投げ落とされる。
高級素材で出来たベッドはミクを優しく受け止めた。
カチャン。鍵を掛ける音が鳴る。これでもう、邪魔は入らない。
持ち主の性格からか部屋はキチンと整理されていて、散かし気味なミクの部屋とは対照的だった。
「さぁ……」
口元だけを軽く歪ませ、ベッドに上がるルカ。
明かるい日の下ならば美人を引き立たせるであろう微笑み。しかし今は冷酷にさえ映る。
思わず身を縮こませるミク。
そんなミクに顔を寄せ、耳元で囁く。
「怖い?」
「あ……ぅ」
返事になっていない返事を返すミク。体と声が震えているので、それが答えになっているのだが。
いつもなら無条件で自分を甘えさせてくれる姉が怒っている。
いや、怒っているならまだいい。謝るという対応法があるからだ。
ルカは今、楽しんでいる。ミクという獲物を前にしてリミッターが外れた状態だ。
初めて見るルカの姿にこそミクは恐れを抱いていた。ついでにハクへの恨み節が生まれる。
ルカの白い手がミクの頬を撫でる。静電気が走ったようにビクンと、ミクが跳ね、ルカの笑みが深まる。
「そんな顔しちゃダメよ」
「ご、ごめんなさ……」
「これから何をされるか、解る?」
教師が生徒にするように、ゆっくりと話すルカ。
「え、えっちな……事?」
性的な経験の無いミクでもそれくらいは解っていた。
まさかこの状況で「楽しくトランプでもしましょう」などという話になるはずがない。
「そう。客観的にはそう見えるかもしれないわね」
「え……?」
意味が理解出来ずに戸惑うミク。
「今からするのはミク、あなたの躾けよ」
ぞっとするほど涼やかに言い放つ。躾け。言う事をきかない子どもやペットに対して行われる行為。
「未成年なのに人のお酒を勝手に飲んで……悪い子にはお仕置きしないと」
「あ、あれはハクが……」
「ハクちゃんの正体は誰かしら? ハクちゃんを呼んだのは誰かしら?」
「うぅ……」
言い訳などさせてもらえない事を思い知る。実際、元の肉体はミクである。
目に涙を溜めるミクに対し、ルカは溜め息を一つつく。
「でも、ミクが嫌なら何もしないわ」
近付けていた顔を引き、腕を使って体を支えるルカ。たったそれだけの動作で、迫力満点の胸が揺れた。
「ほ、本当?」
許されたのかと思って安心するミク。
が、ルカの言葉に甘い期待は砕かれる。
「えぇ。ミクは反省も出来ない子なんだってだけだから。そんな子、相手にするだけ時間の無駄だもの」
ミクとは目を合わさず、窓を見つめながら言うルカ。満月が場違いに明るい。
相手にするだけ時間の無駄。
その言葉が何度もミクの中で渦巻く。
このままじゃ、棄てられる。それだけは耐えられなかった。ルカはミクにとって安らぎの対象だ。
失う事など出来るはずが無い。
ルカの胸に飛びつくミク。普段の甘えとは違う、懇願を持って。
「な、何でもするから! お願いだから嫌いにならないで! 棄てちゃやだぁ!」
その瞬間、ルカの中で何かが弾けた。
377名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 20:00:53 ID:/dijXxRg
泣き声をあげるミクを見つめながらルカは考える。
そうだ、この子が悪い。
私のお酒を勝手に飲むから。それを一心同体とはいえ、他人のせいにするから。素直に謝らないから。
全部、この子が悪い。この子が、私を狂わせそうなほどに可愛いから。そんな怯えた姿を見せられたら、止まれない。
(そっちの気は無い、絶対に無い。これは、躾けなんだから)
己への言い訳をしてからルカはミクの顔を上げさせた。
ミクがすぐに謝れば許すつもりだった。止め切れなかった自分にも責任が無いわけではない。
ミクを運んでいる内に酔いと火照りが多少冷めたのも判断を助けた。
本当にルカがミクを見棄てるはずはない。ただのブラフ。
それがここまで効果があるとはルカ自身も思っていなかった。
自分がミクに必要とされている実感。憧れの存在だったミクがこんなにも自分を頼っている。
あの初音ミクが、自分の発言でこれほどに取り乱している。
その事実がルカの女王気質を覚醒させた。平たく言うと、ミクが可愛過ぎてSッ気に火が点いたのだ。
「大声を出しちゃダメ。リンとレンが起きるでしょ」
「あ……」
思い出したように泣き止むミク。
「静かにね?」
指を立て、口に当てるルカ。こくりと頷くミク。
満足気に微笑むと、ルカはミクをベッドに押し倒した。
素早くネクタイを剥ぎ取り、信じ難い早業でミクの目を隠してしまう。
「シャツ、脱ぎなさい」
有無を言わさぬ口調。ミクも反論や抵抗をせずに、黙ってボタンに手を掛ける。
ゆっくりと一つ一つボタンを外していく。位置はなんとなく分かっても、見えなければやりにくい。
その時間が、ルカには耐え難いほど長く感じられた。いっそ破り取ってしまいたい。そんな欲にかられてしまう。
段々とあらわになるミクの胸。真っ平らよりはマシといった小振りなサイズ。その頂点にそびえる色素の薄い突起物。
「やだ……」
ほんのりとミクの白い肌に赤みが差していく。見えずとも視線は感じられるようだ。
無遠慮にミクの胸を揉むルカ。揉むと言うよりつまむといった方が正しいが。
「あ、ふ、ん……」
ミクの吐息が漏れる。小さくても感触や感度はしっかりとしている。
大きく柔らかいルカの胸に対して、ミクは小さくとも張りがある。
指を埋めると跳ね返さんばかりに盛り返してくる。
「んぅ、はぅ……ごめん、ね?」
なぜミクが謝るのか解らず、手を止めるルカ。
「私の胸小さいから、触っても楽しくないでしょ?」
「ミク……」
ミクの考えとは反対に、揉み応えある胸をルカは楽しんでいたのだが。
「お姉ちゃんみたいに大きい方が……え? あ、あぁ!」
乳首を噛んでミクの言葉を遮る。何かしていないと理性が吹っ飛びそうだった。
「はぁ! や、んぅ!」
舌先でつつき、歯を立てるとミクの声に艶が増していく。口にしていないほうの胸を指で愛撫するのも忘れない。
余っている手にはミクの太ももを撫でる任務を与える。
程よく筋肉が付いているが、女性特有の柔らかさも持ち合わせたミクの脚。
(肌……スベスベ……もっと……)
思考回路が単語でしか構成できなくなっているルカ。理性の限界は近かった。
378名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 20:01:30 ID:/dijXxRg
愛撫を止め、口元を拭う。既にミクの息は荒い。
「ミク、四つん這いになりなさい」
もぞもぞとうつ伏せに姿勢を変え、申し訳程度に腰を上げるミク。
「もっとお尻上げなさい」
「そ、そんなぁ。恥ずかしいよぅ……い、たぁ!?」
パン! 乾いた音が部屋に響く。
スカートの上からミクのお尻が打たれる。
「もう一度だけ言ってあげる。もっとお尻を上げなさい」
「は、はい……」
頭をかがめ、お尻を上げるミク。犬のようなポーズに羞恥が高まり、泣きたくなる。
短いスカートではカバーしきれずに、下着が丸見えになる。
一部のファンの間ではミクの象徴となっている縞パン。どこかボーイッシュな面のあるミクには似合いの柄である。
その一部分が滲んでいるのを見つけ、ルカはにやりと笑った。
「これは何かしら」
滲んでいる部分をスッとなぞる。
「ひゃっ!?」
ミクが甲高い声を上げ、腰を跳ね上げる。
「胸だけでこんなになったの? いやらしい子」
「や、ち、違うの」
「何が違うの? それともこれはお漏らしなのかしら?」
「そ、そうじゃない……よ」
「じゃあ私に教えて。ミクが今どうなってるのか」
「そんなの言えな……」
そこまで言ってミクは思い直したように口を閉じた。
数秒黙った後、再び口を開く。
「わ、私は……目隠しされて、おっぱい触られて、ぬ、濡れてます」
「どこが濡れたの?」
「だ、大事な所……あ、そこが」
「ここ?」
下着をずらして指を差し込むルカ。十分に濡れたそこは容易く指を受け入れる。
出し入れだけでなく指を曲げ、ミクの中を丹念に弄ぶ。
「ふあぁっ! ん、あぁ!」
声と共にルカの指を締め付ける。たった一本、しかも細いルカの指でも感じる狭さ。
いつの日かこれを味わう男が現れるのかと思うと、無性にルカは悔しくなった。
その思いが、益々ルカの指を加速させる。
「ミクのここ、次から次に溢れてくるわよ。もうお漏らしと変わらないくらい」
「あ、ん、だっ、て、だってぇ!」
息も絶え絶えにミクは言う。
「お、お姉ちゃん、に、されてるからぁ……」
本日最大の衝撃にピタリと動きを止めるルカ。
ミクのハクへの変身も、ハクの襲撃も、今の一言に比べれば些細な事だ。
「誰だって好きな人に触られたら濡れちゃうよぅ」
「好き……って」
単に友人としてか。ボーカロイドとしての尊敬か。あるいは恋愛感情なのか。
いずれにせよ、ルカの理性は崩壊した。
379名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 20:02:07 ID:/dijXxRg
ミクの下着をずり下ろすルカ。
完全に露になったミクのそこはピンク色で、薄い恥毛が生えていた。
「こんなに濡らして……」
言いながらルカはミクのお尻に向かって手の平を振り下ろす。
「あぁ!」
痛みよりも驚きでミクが顔を上げる。
「いやらしい子は、ちゃんと躾けてあげなきゃ」
「や! あ! ん、はぁうぅ!!」
何度も何度も振り下ろされるルカの手。その度にミクの声も大きくなる。
「ふふ、そんなに大きな声出したらリンとレンに聞こえるわよ?」
「!!」
すっかり頭から抜けていた。いくら窓やドアを閉めているとはいえ、一つ屋根の下なのだ。
声がリンとレンの部屋まで届いても不思議は無い。隣に寝ているのだから。
ふと見ると、ミクのお尻は赤くなっていた。あれほど打てば当たり前だ。
赤くなった部分をルカが撫でると、安心するのかミクの体から力が抜けていく。
そこを見逃すほど今のルカは甘くは無い。
ミクのお尻に顔を埋め、舌を伸ばす。
「えっ!? お姉ちゃんが、あそこ、舐め……ん!」
シーツを噛んで必死に声を出すまいと耐えるミク。その姿はルカの全身に鳥肌を立たたせるほどの興奮を与えた。
必然的にルカの動きも激しいものになる。
「ん……ふ……んむ」
「あ、ん、んんんぅ!」
ルカはミクの体で、ミクはルカのシーツで、それぞれが口を塞ぎ、息が荒くなる。
部屋中に満ちる吐息はどっちの物か既に判別はつかない。
口を広げ、舌全体でミクの秘所を味わうルカ。文字通り食べているようにも見える。
「はぁぁ……も、もぅ……」
やがてミクに限界がおとずれる。
それを感じ取ったルカは止めの一撃とばかりにミクのクリトリスに歯を立てた。
「ん、んん〜〜っ!!」
自分の腕を噛んで声を殺すミク。そうしていなければ絶叫を上げていただろう。
くたりと倒れこむミク。四つん這いを保つ力さえ残っていない。全身汗だくで、深呼吸を何度も繰り返す。
目隠しをしていたネクタイが取り払われ、仰向けに転がされる。
目を開けると満面の笑みのルカが見えた。いつも通り、自分に向けられる優しい笑み。
いつものルカがそこにはいた。ただ一つ違う所は、右手に持っているネギ。
「お、姉ちゃん?」
なぜルカが自分のアイテムを持っているのか。嫌な想像がミクの脳裏に浮かぶ。
「ごめんねミク。そっちの気は無かったはずなんだけど……今ね、すっごくミクが欲しい」
そう言うと、手頃な長さにネギを折り、自分も下着を脱ぐルカ。
「まさか……」
「んっ……」
自分の中にネギを挿入するルカ。
女性らしい肉感的な姉の股間から生える男性器的な物。その異常な光景にミクは眩暈を覚えた。
(こ、これって……カイトさんが言ってたふたなりって奴……?)
厳密には違うが、この際そこは問題ではない。
380名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 20:02:51 ID:/dijXxRg
ミクの脚を広げ、腰を掴むルカ。ネギの照準を合わせたところで動きを止める。
「ミク、初めてでしょ?」
「う、うん」
「初めてが私で良いの?」
「えー? 今更そこ聞くの?」
手を伸ばしてルカの頭を抱きかかえるミク。
「正直言うとね。ハクがお姉ちゃんを襲った時、かなりムカついたんだよ。私のお姉ちゃんなのにーって」
「ミク……」
「だからね、私もお姉ちゃんの物にしてほしいなー、なんてね」
ちょっと怖いけどねと笑うミク。
どんなに体の主導権を奪っても、結局この子に自分は適わないんだなと、ルカは一人納得する。
「入れるよ」
「うん……あ、入って……」
途中で何かに引っ掛かる感触があったが、構わずに腰を突き入れるルカ。
激痛が走るが、耐えるミク。
しばらく息を整えた後、どちらからともなく腰が動かされる。
「あ、はぁぁっ! ふぁ、んんぅ!」
「はぁ……、ん、ふぅ」
もはや声の大きさなど二人とも気にしていなかった。
どちらも大声を上げ、互いの腰がぶつかるたびに淫靡な水音を立てていく。
「み、ミクぅ……気持ち良い?」
「う、ん、いいよぅ」
「ごめん……ちょ、っと興奮し過ぎて……優しくできない」
「好き、に動いて? ふ、あぁ!」
一心不乱に腰を振るルカ。
ミクは初めてなのだから本当はじっくりと馴染ませてあげたい。
意識はそう思っていても、頭と体が言う事聞かなかった。
急速に高まる性感に、ルカの頭がしびれ始める。
「ミク! ミク! 私の、私のミク!」
誰にも渡さないとばかりにミクを抱き締める。
喘ぎながらもミクも抱き締め返す。
「ミ、ミク、わた、しもう……」
「うん、一緒に……」
一際強く腰を打ちつけ、声もなく背をしならせるミクとルカ。
あまりの快感に頭の中で火花が散り、思考が弾けた。
ミクに自分の体を預けるルカ。その重みがミクには心地良く感じられた。
しばらくの間、何も言わずに抱き合う二人。
やがてミクが口を開く。
「ねぇ」
「何?」
「チュー、したい」
言われてルカは気付く。一度もキスをしていない事に。
「ハクばっかりお姉ちゃんとチューしてずるい」
そう言ってむくれるミクに、ルカは黙って口付ける。
それはおそらく、今夜一番優しい行為だった。
「えへへ。こういうのだったら躾けも悪くないかも」
「そうね。私もミクだったら……そっちの趣味が出ちゃうかもね」
ミクとルカ、それぞれが新たな性癖を見つけた夜だった。
381名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 20:03:26 ID:/dijXxRg
それから数日後、スタジオにてリンとレンが収録を行っていた。
久しぶりの新曲という事でマスターも集中して臨み、予定よりも早くにレコーディングは終わった。
休憩室にて談笑を交わす三人。話題はもっぱらボカロハウスでの暮らしについてだ。
「そうか、ルカとミクがそんなに仲良く……マスターとしては嫁に行く娘を持った父親の気分だよ」
「平和に言ってくれるなぁ。こっちは二人の世界に入らないようにめっちゃ気を使ってんだぜ」
クッキーを齧りながら悪態をつくレン。こぼれたクッキーをリンが素早く片付ける。
「まぁ基本的には二人とも変わってないので問題はありませんけどね」
「うん、ちゃんと歌もやってくれてるしな」
その時、休憩室のドアが開いてがくぽが現れた。
「そうだ、人は誰も旅の途中。本当の自分自身を見つける為の、な」
壁を背にして立つがくぽを冷ややかに見つめる三人。
アイコンタクトの末にリンが言う。
「がくぽさん……オチ要因で売り出そうとしてます?」
「黙れ! 俺に逆らうな! 俺が間違う事は無い! 俺は正しい!」
「はい、警備員さんー、連れてってー」
「離せ! 俺はがくぽだぞ!! ボーカロイドのがくぽだ! 知らないのか!」
そろそろ男性曲も作らなきゃなと、遠くを見つめるマスターだった。
382名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 20:05:50 ID:/dijXxRg
おしまい


昼夜で立場が逆転する関係って好きです
次はやきもち話でも書きたいな
それかリンに出番を与えてやりたい
では
383名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 21:58:52 ID:zn4N5QLG
>>382
GJ!
ネギトロたまりませんねww
やきもち話楽しみにしてますww
384名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 22:25:18 ID:pfJs5LWJ
>>382
GJ!!!
ミクが可愛すぎる!!
次も楽しみに待ってるよ
385名無しさん@秘密の花園:2009/07/11(土) 22:47:52 ID:Ij3x99nt
>>382
ナイス調教、GJ!!そしてオチ要因ワロタw
386名無しさん@秘密の花園:2009/07/12(日) 01:26:34 ID:qO4F05g+
GJ!!全裸待機したかいがあったぜ
しかし一歩間違えたらどっちもヤンデレ化しそうだな
387名無しさん@秘密の花園:2009/07/13(月) 17:20:01 ID:fHYsVNve
過疎ってんね
ルカ発売時の勢いはどこへ…
388名無しさん@秘密の花園:2009/07/13(月) 23:05:19 ID:drdZXYj5
ディーヴァ始めてから、ハク姉に萌えるようになった(*´д`*)

ハクかわいいよハク(*´д`*)


ミクハクとか良さげな気がするんだけどなぁ…
同志すくないよなぁ(・ω・`)
389名無しさん@秘密の花園:2009/07/16(木) 18:29:01 ID:07bEQFy4
俺はいわゆるただのハク好きだ。
ルカさんとメイコさんも捨てがたいが。・・・趣向がおもいっきりでてる気がするがきにしない。
そしてぶっちゃければ、
ミクハクだろうがルカハクだろうがメイハクだろうがリンハクだろうが、
どれでもおいしくいただく自信がある。無論ハクリンとかハクミクとかでもな!
・・・なんつか、リンハクとかどことなくミスマッチで良さげな気ガス。
書く場合の難易度がたかそうだが。
390名無しさん@秘密の花園:2009/07/17(金) 06:42:37 ID:0L7B2zO9
>>389
「リンちゃんはいつも明るくて元気で羨ましい……」
「そ、そんな。私の取り柄なんてそれくらいしかないし……むしろハクさんの色気の方が羨ましいです」
「こんな酔いどれに色気なんか無いよー」
「そんなことないですよ。知ってます?隙のある女性って同性から見ても魅力的なんですよ……」
「り、リンちゃん?その縄は何かな?お姉さんに優しく教えて欲しいなぁ」
「えぇ、優しく教えてあげますよ」



続きを表示するにはケツドラムとry
いや、マジ無理です
すいません
391名無しさん@秘密の花園:2009/07/19(日) 08:22:07 ID:0aZoFG2z
「ハク姉、それおいしい?」
「おいしいはおいしいけど、呑まずにいられないアイデンティティというか……」
「あいでてぃてー?」
「えっと、設定?」
「ふーん………ハク姉って巨乳だよね」
「うーん……設定?」
「いいなぁ……」
「でも、リンちゃん、貧乳はステイタスだっていう人もいるし、おっきいとおっきいなりに大変なのよ。ブラはかわいいのがないし、高くなるし、重いし、邪魔だし、夏場なんて、谷間に汗疹ができるし」
「た…谷間なんてできないもん」
「あ〜……そういうのが好きな人たちもいるわけだし、外見年齢14歳なら仕方ないと思うんだけど………」
「触ってもいい?」
「え?うん…」
「……あ、思ったより弾力がある……」
「つ…突っついたりしないで…」
「掴んでみてもいい」
「あ…い…いいけど………」
「わーい」
「どうして、ネクタイはずして、ボタンを外すの?」
「掴むのにじゃまだから」
「そ、そう………あ、リンちゃん!どうしてブラまで……」
「邪魔だから☆」
「そ、そう………リンちゃん!そんなに強く掴まないでぇ…!ん!」
「揉んじゃおう☆」
「ああ…だ、ダメ…!」






衝動的にやった。今は(ry
続きは当然ない。
392名無しさん@秘密の花園:2009/07/20(月) 04:50:26 ID:8FQVhK2H
>>388
ディーヴァのハク解禁条件を、ハクの由来からも考えて
えんじぇぅ=ミクとハクの関係を表した曲と思うようになった。
393名無しさん@秘密の花園:2009/07/21(火) 22:27:02 ID:U7R5/QQG
>>392
新しい着眼点だな
えんじぇうがもっと好きになりそうだ(=ω=`)
394名無しさん@秘密の花園:2009/07/22(水) 01:27:12 ID:dJM06Y4k
そういえばDIVAのMEIKO解禁条件は「あなたの歌姫」だったか…ふむ、妄想が膨らみそうな予感
395名無しさん@秘密の花園:2009/07/23(木) 19:12:38 ID:XljgIV88
最近SONIKAとGUMIの組み合わせが気になる俺がいる
このモヤモヤ感を文に出来る才能が欲しいです先生
396名無しさん@秘密の花園:2009/07/23(木) 19:46:33 ID:O3du/cDv
ソニグミに萌えてるのは自分だけじゃなかったのか・・・
397名無しさん@秘密の花園:2009/07/23(木) 22:31:26 ID:bJT1H9m4
>>393
何となくミクがマスターを励ましてる曲にも聞こえるから
ハクをマスターとして考えた場合もえんじぇぅは合う気がするんだよな
398名無しさん@秘密の花園:2009/07/24(金) 15:10:02 ID:rekYrKql
>>395-396
自分だけじゃなかったのか
399名無しさん@秘密の花園:2009/07/24(金) 17:47:38 ID:dQgkAH9A
俺の中では
ソニカ=東せつな
グミ=桃園ラブ
みたいなキャラ
400名無しさん@秘密の花園:2009/07/24(金) 21:13:19 ID:cgpA6arm
>>397
>>397のせいで、えんじぇぅを聴くとニヤつくようになりました
本当にありが(ry
401名無しさん@秘密の花園:2009/07/29(水) 21:05:49 ID:W/S5q4EZ
PC内を整理してたら書きかけのルカメイ小説があったんで仕上げてみたんだが
書いた時期がルカ発売開始されて間もなかった所為で
ルカが来てポジション奪われちゃうわ心配性メイコとドSツンへたれルカ
という時代遅れも甚だしい内容なんで上げるかどうか悩んでるんだ
しかも若干SM入ってる

需要があればうpしたいんだが・・・
402名無しさん@秘密の花園:2009/07/29(水) 21:18:30 ID:X3vgmKLI
>>401
俺には需要ありまくりだぜ!
403名無しさん@秘密の花園:2009/07/29(水) 21:43:27 ID:RzWQ5749
>>401
くるしゅうない。存分にうpるがよろし。

うpってくださいお願いします。
404名無しさん@秘密の花園:2009/07/29(水) 22:45:01 ID:BHWBY/6U
>>401
お願いします。是非うpしてくださいm(__)m
405名無しさん@秘密の花園:2009/07/30(木) 00:59:29 ID:/3TEqM1i
>>401
俺得。
( ゚∀゚)o彡゜うp!うp!
406名無しさん@秘密の花園:2009/07/30(木) 17:48:24 ID:YEAXQQXm
>>401
どストラーイクっ!!!
407名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 20:58:22 ID:qG6hy/j3
401ですアク禁喰らって遅くなりました。
需要があって良かった!初投稿なので不備があったらスマソ
エロまでの道のりが無駄に長いが耐えて欲しい


「「「かんぱぁーーーいッ!!」」」

喜び、楽しい、嬉しい、そんな素敵な感情が込められた声が重なり、不可視の鮮やかな彩で部屋を震わせた。
各々の好物をふんだんに使った料理や、色紙で作られたやや不ぞろいな飾りで埋められた壁。
そしてこの騒ぎの中心にいる、桃色の長い髪を床に垂らして盛大な歓迎を受けるルカ。
「ルカさんもほら!どんどん食べてね!このネギ料理は特にお勧めだよ!」
「ちょ、それ明らかにネギ刻んで盛っただけだろ、ミク姉それ料理言わねぇ」
「リンね!ルカちゃんに色々教えてあげるよ!なんてったってリンは先輩だ・か・らー!」
ミクとリンとレンは先ほどからルカの横ではしゃいでいる
新しい仲間が増えて、特にリンは先輩らしく振舞おうと先程から誇らしげに胸を張り
それを優しい笑顔で受け止めるルカ
緑と小さな黄色ふたつ、そして桃色、良く響く声が膨らみ はじけ 消える。
実に微笑ましい光景だった。
微笑みながら、眺めてた。
内心は、笑えなかった。
先程ビールを注いだグラスを片手に、少し離れたソファに腰掛けたままぼやりと考えた。
彼女は”大人の女性”の声を持つボーカロイド
低めの、はっきりと通る声は既に聞いた。
落ち着いた雰囲気を纏う彼女を、私は複雑な気分で眺めていた。
私よりも使いやすくて、音域も似てて、はっきりとした声で、アルトを歌いこなす。

私はもう要らないかしら。

自嘲気味に心で笑う
笑うが、小さく芽吹いた不安は焦燥とともに育ち、細かな棘を纏って私の心に絡みつく。
グラスを持つ手の平が熱を持ち、早まる鼓動のリズムとともにドクドクと震えた。
そんなことない、そんなことはない。
伏目になりグラスを見る、泡の残骸を載せた黄の液体、
透き通る細かい気泡が内側に満遍なく張り付いている
ひとつ、ふたつ、離れて浮いて消える泡
「おーす、あぁ派手にやってんな。」
不意に聞こえてきた声、と、それに続く喚声「ますたー遅いですー!」
朝から替わっていないよれよれのパジャマ姿で入ってきたのを見ると、起きてからずっと曲作りに励んでいたらしい。
作曲は嬉しいのだが、少しは体調やら服装やら色々気遣って欲しいところだ。
「ごめんごめん、どうしても今日中に仕上げたい曲があってさ、…って、今日もあと2時間で終わりだけど…。」
「まだ終わってないのかよ」
「せっかくルカちゃんの歓迎会なのよー!マスターも参加しないと轢くよ!」
ロードローラーのキーを取り出すリンを、レンが無言で押さえにかかる。
悪いな、とリンの頭を撫でるマスター。
待ちかねた様にレンが口を開く
「で?どんな曲作ってたんだよ、ルカ姉のだろ?」
「あぁ、それは…」
その時、マスターと目が合った。
それは一瞬ですぐに逸らされたが、瞬間に見せた戸惑いと罪悪の表情は
私の不安を増幅させるのは十分な時間で。

何、なんでそんな顔をしたの、なんで眼を逸らすの
金属の擦れあうような鋭い痛みが胸に突き刺さった。
視界の端に見える桃色が揺れる、いや、もう焦点は結べていなかった
パンパンに膨らんだゴム風船を無理やりに叩いたように、心臓がバクバクと暴れ出す。
落ち着かなくては、そう思うほどに上手く呼吸が出来ていない気がして
自分の胸に手を押し当てていた

私、消される?捨てられる?
408名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:04:03 ID:qG6hy/j3
「どうしたの?姐さん」
不意に声をかけられて、やっとドロドロの思考の渦から抜け出せた。
無意識に呼吸を止めていたらしく、細い空気が唇から流れ込んで微かに音を立てた
自分の鼓動を感じながら振り向けば、心配そうな顔をした青い弟。
「さっきからちょっと変、どっか具合悪いの?」
少しばかり首を傾げながら、柔らかな口調で聞いてくる
口にスプーンをくわえ上下にゆらゆら揺らしている、右手にアイス。
図体のでかいくせに、その幼げな仕草に何故か安心した。
コイツにさっきまでの厭な思考を悟らせたくない。
「大丈夫よ、でもちょっと飲み過ぎかも、酔っちゃったかな?」
あははと笑いながら、グラスに残った気の抜けた温いビールを飲み干す
ただ喉を伝って食道へ流れる液体に美味しいと思える要素は何一つなかった。
でも何かで押し込まないと、自分の中から厭なものが流れ出てきそうな気がした。
「姐さん」
空けたグラスを置くと、いつもより落ち着いたカイトの声に顔を向けると。
真っ直ぐ自分を見る青い眼に捕まった。
「僕は姐さんの声、凄く好きだ。」
そう言って、またふにゃりと柔らかい笑顔に戻る、
飲み込んで押し込んだモノが逆流する気配がした。
自分が望んでいた言葉をかけられて、余計に内側の厭なものが浮き彫りになる。
汗の滲む感覚と、こみ上げる焦りに思わず口を押さえた。
「やっぱり飲み過ぎたみたい、先に休むわ、おやすみ」
一息にそれだけ告げて、逃げるように部屋に戻った。
きっと後ろでカイトがまた心配そうな顔をしているだろう
その罪悪感まで巻き込んで、胸の中で膨張する不快な嫌悪感。
身体の動くまま自室のドアを開けると、部屋に暗闇が充満していた
照明を点けていないのだから当然なのだが、不意にそれに飲み込まれそうな感覚に陥る
微かに生まれた恐怖を振り払い、暗闇に身体を滑り込ませた。
そのままベットに飛び込み、枕に顔を埋める
自分の中で渦巻くモノと暗闇が、同じ色に思えて、溶けて一緒になってしまう
今灯りをつけたら、闇と一緒に私も消えてしまうかもしれない。
そんな気がした。



消えたくない

まだ歌いたい

さっきのマスターの顔が、頭から離れない。

ねばつく汗の不快感に眼を開けると、閉め忘れた窓のカーテンが朝日を浴び揺れていた。
一瞬で夜が明けてしまったように、昨日床についてからの記憶が無い。
夢も見ないほどの深い眠り、強張ったままの体が痛い。
とりあえず半身を起こしてしばらくぼーっとしていると、ノックの音が部屋に響いた。
「おねーちゃん?ミクだけど・・・起きてる?」
控えめな声に、陰りが混じっているのを感じて慌てて返事を返した
「起きてるわ、ちょっと待ってねミク。」
重く、ダルさの圧し掛かる体をベットから降ろして自室の扉を開け放った。
そこには鮮やかな緑の髪に反して心配そうなミクの暗い顔が並んで、私を見上げている。
だから出来る限りの明るい顔を作って、ミクに笑いかけた
「ミクおはよう、ちょっと昨日呑み過ぎちゃって、寝坊したみたい。」
殆ど説明の挨拶と笑顔を送ったが、いつもの眩しい笑顔はミクの表情に戻らなかった
409名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:08:58 ID:qG6hy/j3


それどころか益々私を気遣う色が強くなり、躊躇の燐片を残しつつ私の額に触れてきた。
蝋のように滑らかで冷たい指に僅か心地よさを覚えつつ、その温度は逆に私を心配させた。
「お姉ちゃん、なんだかしんどそうで・・・昨日から様子が変だったし、今も顔色悪いよ?」
「大丈夫よ、ただの二日酔いだから。」
「昨日はビール一杯しか飲んでなかった」
ぴしゃりと言い放たれ、空っぽの胃を絞り上げられるような気がした。
てっきりルカ達と騒ぐのに夢中になっているとばかり思っていたが、私の異変に気付いていたらしい
この分だと不自然に部屋に逃げ戻る様子も見ていたことだろう
年下のミクに要らぬ心配をかけさせてしまった事と、動揺を表に出してしまった自分の未熟さに申し訳なく思う。
「ごめんねミク、心配かけて・・・私は大丈夫だから、ありがとう。」
「あたしだけじゃない、カイトさんも、リンちゃんもレン君も、ルカちゃんも心配してた。」

る か

その二文字に、安堵していた体の内側が跳ねた。
とくとく、どくどく 昨夜の焦燥のリズムが存在を主張し始める。
眼の前のミクの顔が僅かに強張るのを見ると、私はまた同じ失敗をしてしまったようだ。
「おねーちゃん!」
激しい鼓動にひとつ乱れた振動を感じた、はっとして見るとミクが抱きついていた。
体から生まれた妙な熱が、密着したミクの体に阻まれ篭り、嫌な汗がじっとりとにじんだ。
「・・・ミク、どうしたの・・・?」
「・・・おねーちゃん、やっぱりおかしい、一度マスターに見てもらおう?ね?」
「!」
手の震えがばれない様に、そしてなるべく優しく、ミクの体を引き剥がす。
さっきよりも自然に笑えたと思う・・・笑顔で、言う。
「大丈夫。」
「お姉ちゃ・・・「昨日そのまま寝ちゃって、寝汗が気持ち悪いからシャワー浴びてくるね。」
尚も心配そうに見上げてくるミクの頭を優しく撫でて、その横を通り抜けた。
体が汗で気持ち悪いのは本当だが、何よりあれ以上問われるのが怖かった。
「お姉ちゃん!」
「そういえば今日はカイトとPVの撮影でしょ?そろそろ出ないと遅刻するわよ?」
頑張ってね、そう告げると逃げるように、実際にミクに背を向けて風呂場へと逃げた。


乾いた頭皮に暖かい湯がじわじわと染み込んで、不快な汗を流していく。
頭からシャワーをかぶりながら、今更になって先ほどの自分の対応を後悔する。
(あんな接し方じゃ、余計に心配するわよね・・・。)
どこまで同じ失敗をするのか、自分を叱咤してみても何も変わらない。
今頃ミクたちは現場に向かっている頃だろう、仕事のなのに不安にさせてしまった。
ごめんね、と囁く唇に伝う雫が入り込み、言葉とともに顎を伝って排水溝に流れていった。
まるで雨のように素肌を叩くシャワーに、溶けてしまえば良いのに。

410名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:14:15 ID:qG6hy/j3
汗を洗い流して、随分スッキリした。
ソファに座りタオルで髪の水分を取りながら、ミクとの会話を思い出す。
(マスターに診て貰う・・・か。)
よく考えれば、全部私が思い込んで突っ走っただけじゃないか
マスターの口から「アンインストールする」といった訳じゃない。
勝手な想像と、ルカに対する嫉妬なのだ。
ルカに対して罪悪感が生まれてきて、申し訳ない。
そう思うと、自然に笑みがこぼれた、自分はなんて馬鹿なんだ、と 自分で言い訳した
「はは・・・馬鹿みたい。」
「何がですの?」
「!!」
ふいに背後から聞こえた声に、びくりと肩が揺れる。
急に声を掛けられた事に驚いたのではない、その人物のその声に、反応した。
振り返らなくても解る、何かしらの返事を返すべきなのに、体も喉もフリーズしたように動いてくれない。
私の焦りを他所に背後の気配は静かな足音を立てながらソファに近づき、やがて華やかな桃色が視界に侵入した。
香水か何かをつけているのか、彼女から花のような匂いがした
ルカはソファに座るメイコの正面に立ち、じっと無表情に近い冷たい視線を寄越した。
「・・・・・・。」
とても長い沈黙、に感じたほんの数秒の無音、先に口を開いたのはルカだった。
「・・・もしよろしければ、練習に付き合って頂けません?お姉さま。」
「え・・・あぁ、良いわよ、私でよければ。」
先ほどと打って変わって、優しげな微笑とともに小首を傾げる姿に、少し恐怖を感じた。
洗い流した肌に再び嫌な汗が滲むのを感じながら、苦い唾液を飲み込み答える
さっきの刺す様な目線は何?
あまい花の香りを放つ彼女が、危険な食虫植物のように見えた気がした。


「誰も使って無いみたいね、丁度良いけど。」
「随分使い込んでる様ですね」
スタジオの防音ドアを開けると、錆びかけた古い蝶番が聞き慣れた軋みを上げる
整理整頓という言葉を知っていても理解していないマスターのせいで、コードや不要な楽譜などが無造作に放置され
物の動きの少ない壁際には埃と言う名の厚化粧が施されていたりする。
音響機材よりやや離れた場所には皮の痛んだ黒い三人がけソファがふたつ、不釣合いなちゃぶ台を挟んで置かれていて
レコーディングの合間の休憩や話し合いの時に使用されている。
メイコはスタジオ内をざっと見回して、使用に支障が無いか確かめた
411名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:17:58 ID:qG6hy/j3
「じゃあルカ、まず何から始め・・・・・・ッ!?」
後ろにいるであろうルカに声をかけ振り返ろうとした瞬間背中に衝撃を受け、バランスを崩しソファに倒れこんだ。
一瞬何が起きたか解らず、ソファに近づけた鼻に古い皮の匂いが染みる。
漸くルカに突き飛ばされたと気付いた刹那に腰の辺りに重みと体温が、腕を後ろに捻取られる痛みに顔を顰めた。
「ちょッ・・・何をやってるの!!離しなさい!」
「大人しくしてください」
後頭部に降ってくる落ち着き払った声と自分の状況に背筋に冷たいものが走った。
体をひねって振り落とそうにも座面と背もたれの隙間に押さえ込まれた所為で効果がなく、
足もばたばたと手すりを蹴るばかりで埃が立つ以外に何も生まなかった。
「ルカ!!どいて!!いい加減にしなさい!!」
それでもなお動ける限り暴れ続けると、無理に背中に捻られた腕の肩の関節が痛み出す。
いくら叫んでも、まるで聞こえて無いかのように無言を貫かれる
ルカの重みで体が圧迫されるのと、相手の表情が見えない恐怖、その感覚がメイコの不安を煽った。
無意味な抵抗の所為で体は汗ばみ、息も上がる、疲れの所為で体の力を抜いた瞬間両手首に巻かれる圧迫感。
「ちょッ・・・!?い・・・ッ。」
それは明らかに手首を拘束する動きであり、焦って腕を動かすと傷めた肩に鈍い痛みが走った。
「だから大人しくしてくださいと言ったのに・・・。」
「ひゃ・・・ッ」
いつ近づいたのか、不意に耳に触れるくらいの距離で囁かれる。
間近で聴覚を刺激され、反射的に声が漏れた
ギチギチ・・・と強い摩擦を帯びながら擦れる音とともに腕が絞られていく、ひとつの物体になってしまったかのように両手は硬く拘束された
硬くしなる感触に、マイクか何かのコードであることが何となく解った。
「ルカ・・・これを外しなさい・・・。」
「嫌です。」
焦りで収縮して掠れた喉から搾り出した言葉さえ、簡単に拒否される。
これから何をされるのか解らない、決して喜ばしい事ではないのは解るが。
大声を出した所で、古いなりにも防音には優れたこのスタジオの外に届くはずも無く
カイトとミクももう出かけてしまっているだろうし、リンとレンは収録以外で此処に出入りする事は無い。
どれだけ考えを巡らようとも、焦る脳内はキンキン警鐘を鳴らしてはやし立てるだけで良い案は出てこない。
しかし幸い足は自由なままなので、少しでもルカに隙が出来れば、蹴り上げてでも逃げられるかもしれない、体の力を抜き、神経を体の上の重みに集中させた。
不意にルカの体重が消えた、チャンスとばかりに上半身をひねり弾みをつけてソファから離れようとした足を、体を跨いだままのルカに掴みあげられ、
浮いた上半身は再びソファに沈む、うつ伏せから仰向けになった以外に状況は変わらなかった。
掴んだ足を下にして両膝の上に腰を落とされ、今度こそ本当に逃げられなくなった。
数秒の静寂、互いの視線がぶつかり合う、見下ろすルカの長い髪が、動けない体の上を這った。
布に水が染み込む様に、じわじわと恐怖が体に浸透していく、ルカの背後の広い空間さえもが私を威圧するように圧迫する。
恐怖を噛み潰すように食いしばった口に、ルカが身を乗り出すようにして顔を近づけた。
「私が怖いですか」
「・・・何を・・・」

412名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:21:34 ID:qG6hy/j3

息とも声ともつかない囁き、影になって少し明度の低い水色の瞳は相変わらず冷たい。
白くて長い指がこちらに伸びてきたので、思わず顔を逸らす。
「んぅ・・・ッ」
指は首を絞めるでもなく呼吸を妨げるでもなく、逸らした為に晒された耳の後ろに触れ、するりと首を伝い鎖骨までを撫で下ろした。
恐怖と緊張で極限まで張り詰めた神経を、薄い皮膚越しになだらかに刺激されて頭がくらくらする。
「っは・・・やめてッ!・・・くぁ・・・ふ・・・ッ」
ピアノでも弾くように、ルカの指は首筋を羽で撫でるかのような微かな接触で、不規則に刺激した。
拒むように首を縮めても反対側のうなじを撫で上げられ、仰け反った喉を軽く爪で引っかく
普通ならくすぐったくて笑い声を上げる行為なのに、引き攣った喉からは吐息のような短い悲鳴が漏れた。
「ぁう・・・何がッ・・・・・・したいのよぉ・・・ッ!?」
「お姉さまは私が怖いんですか?」
今度はハッキリと良く通る声で問われた、アルトの済んだ響きがスタジオの天井に消える
首を嬲っていた指が鎖骨の上を越えジャケットのジッパーの上にたどり着く。
「今までは・・・」
ファスナーの噛みあった金属部分を爪で引っかれ、細かな振動がに肋骨に響く
「貴女しか居ませんでしたものね・・・成人女性型のヴォーカロイド・・・」
蝶の舞うように緩やかな動きでジッパーの持ち手を摘むと、急に荒々しく下げる、一気に開放された胸が弾力を持って揺れた
「ちょっ!?何するのよ!?」
予想外の行動に流石にメイコも声を裏返らせたが、ジャケットは既に肌蹴て黒い下着とそれに包まれる豊満な胸元を晒してしまっていた。
後ろ手に拘束されている所為もあって、嫌でも胸元を反らせる形になっているというのに。
「そりゃあ不安ですよね。」
無表情だったルカが楽しそうな微笑を浮かべる、クスクスと喉の奥で篭るような嘲笑も添えて。
静かな笑みをたたえたまま、ソファに散る自らの長い髪を一房摘むと手元で長さを調節し始めた。
だんだん、ルカが何をしようとしているのかが見えて来て、先ほどとは別の、未知の恐怖が一気にあふれ出してきた。
体の下に敷いた腕を懸命に蠢かせ、身をよじって少しでも距離を取りたかった、言い様の無い不安に涙が滲んできてるのも解る
「ルカ、やめて・・・今なら何もなかったことに出来るから・・・離して・・・」
「絶対にやめません。」
強くキッパリと言い捨てた後、手に持った桃色の髪房をそっと臍からわき腹、また臍へ、腹の上にゆっくりと這わせ始める。
撫でられる度に体が震え、噛み締めた唇から不規則に声と息が漏れた。
そして、刺激に耐える為に強張り、硬く閉じたメイコ足の間に無理やりルカの片膝が侵入し始めた。
「邪魔ですから上げますね。」
「・・・っ・・・は?え、きゃああ!!」
遠慮も躊躇も配慮もなく、赤いミニスカートが大きく捲られた、むしろ裏返されたという方が正しいかもしれない。
スカートを捲られた、という事実がメイコの羞恥心に火をつけ、顔を赤く火照らせた
「あら、随分挑戦的な下着ですね、お似合いですけど」
「――ッ!!」
恥ずかしくて言い返せず、熱が集まる顔を隠す事も出来ずに、硬く眼を瞑り出来る限り顔を逸らす事しか出来なかった。
「それに・・・こっちの方が都合いいですしね」
「も・・・やめッ・・・ん!」
言い終わるが早いが、ルカは割り込ませた膝で足の間を軽く蹴った、というより優しく当て始めた。
トン・トン・トンとリズミカルに、時折擦り付けるように上下にやんわりと刺激を加える。
メイコなりに膝を足で強く挟んで抵抗を試みていると、不意にブラの上から胸を大きく揉みこまれた。
「ふぁッ・・・!!」
「あ、やっぱり弱いんですね、胸。」
413名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:27:47 ID:qG6hy/j3
ルカの冷えた手が、胸全体を包み込むようにして揉み上げる、その際人差し指と親指で胸の中心をやわやわと挟み不明瞭な刺激を送り続ける
初め歯を食いしばって耐えていたメイコの息が荒くなり始め、別の意味で眼が潤み熱くなっていく様子をルカは楽しげに眺める。
胸を刺激しつつ、膝での愛撫も器用に続けた。
(絶対これはおかしい・・・違う・・・)
下着越しの胸への愛撫と、規則正しく股に与えられるじれったい刺激に、段々と体が快楽を感じ始めて居る事が認められず
心の中で否定を続ける、そうしている間にも体は昂ぶり、無意識に股から離れそうになるルカの足を挟みこみ、自らに押し付けた。
「ふふ・・・お姉さま、腰が揺れてますよ?」
「!?やぁ!・・・違ッ・・・!」
「物足りませんよね、これじゃ・・・」
うっすらと汗を滲ませている鎖骨を一舐めすると、ルカの手はブラのフロントホックに手をかけた。
その動きが意味することは解りきっている、涙目になりながらメイコは制止の声を上げた。
「嫌!ホントにもうやめて!!」
「こういう時フロントホックって便利ですね・・・。」
カチ、と微かな音とともにブラが外れ、中から張りのある白い乳房が姿を現す。
先ほどの愛撫により既に先端は硬く立ち上がり、更なる刺激を乞うように震えていた。

つつ・・・と鎖骨から徐々に下へ、指を撫で下ろしていく
体を強張らせ、仰け反るように微かに震えるメイコを眺めながら、指は膨らみの頂にはわざと触れず、そのまま肋骨へと降りた。
途端に僅かな非難を滲ませた眼がルカに向けられたが、すぐにそれに気付き顔を赤らめ目を逸らす。
メイコの気がそれたその一瞬に、本当に優しく乳首をきゅ、と摘み上げると、まるで感電したかのようにビクンッ、と跳ねた
「ひゃあぁ!!」
「あら、ごめんなさい、モノ欲しそうに見えたんですけど嫌でした?」
卑怯な不意打ちにルカを睨みつけるが、その顔すら媚態が滲み始め、快楽をねだっているようにしか見えない。
その期待にこたえるように、股への刺激を再開する。
「ふ・・・ッ・・・んくッ・!・・・はぁ・・ゃッ!」
しっとりとしたメイコの体の上に覆いかぶさると、右の胸の先端を、触れるか触れないかぎりぎりの距離で舌先をチロチロと蛇のように動かした。
熱い吐息とともに与えられるもどかしい愛撫、反対の胸は左手で撫でられて居るが、乳首に当たらないよう指の間で上手く避けられている。
時折軽く吸われ、摘まれ、乳輪をなぞる様に舌を這わせ、また焦らす。
どんどん切なくなってくる下腹部には、やはり断続的な膝の刺激が続けられている。
頭がどんどん真っ白になり、もっと強い快楽を求め始める。
決定打になる刺激が欲しい、イきたい、楽になりたい。また無意識にルカの膝を押し付けていた。
耐え切れずに身をよじる
「もぉ・・・はッ・ぁ!・・・い・・やぁ・・・」
そううわごとの様に口走った瞬間、体の上の重みも体温も一瞬に消えた。
驚いて眼を見開くと、ちゃぶ台に腰掛けたルカが、腕を組みながらこちらを見下ろしている。
「・・・え・・・?」
「いやなんでしょう?さっきからそう仰ってたのでやめました。」
冷たくそう言い放つが、顔は鼠を捕まえた猫のように、明らかに嗜虐を楽しんでいる。
本当なら此処で逃げる事も可能だろうが、焦らされ追い詰められた体の熱は正常な思考を妨げる。
自分では処理しきれないほどの熱を、体をよじり震わせ、足をもじもじと合わせながら誤魔化そうとするが、
絶頂を求める体は更に敏感になり、少しでも刺激を逃すまいと貪欲になる。
もし手を拘束されていなかったら、間違いなくルカの目の前で自慰を始めていたに違いない。
イきたい、イきたい。
脳内がその欲求に埋め尽くされる中、一部冷静なプライドが、なんとかこの熱を沈めようと躍起になる。
ソファの背もたれに頭を強く押し付け、体を海老のように曲げ伸ばしして、耐えようとする。
「―――――ッ!」
414名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:35:28 ID:qG6hy/j3
それでも熱は消えてくれなくて、それどころか益々強くなりメイコを追い立てる。
股からは愛液が零れ太ももをテラテラと光らせ、半開きの口からは唾液が伝い荒い息が吐かれる、空ろな目がルカを捕らえた。
「どうしたんですか?お姉さま」
「―――助け・・・ッ」
「何がですの?ちゃんと言って頂かないとわかりません。」
心底楽しそうに、立てたメイコの膝にそっと手を置いた
「ふぁあッ!!」
それだけの刺激でビクンッと仰け反り、息を更に乱して乞うような視線をルカに向ける。
「何が、欲しいんですか?」
さっきと違い、優しく言い聞かせるような問いかけに変わった。
「言わないと、辛いままですよ?」
伸びた手が、ただ優しく、メイコの頭を撫で始めた。
ふと、ルカの目つきが変わっているのに気付いた、混濁する意識の中、見覚えのある瞳の色。
(―あぁ、ミクの眼だ、心配してるあの娘と同じ色だ)
それに気付いた途端、私の中で理性が切れた
「―――ふぅぅッ・・・ふぇッ――ッ」
「お、お姉さま?」
突然しゃくりあげ始めたメイコに驚きながら、ルカは優しく体を抱きしめる。
「ごめんなさいお姉さま・・・少し苛め過ぎましたわ・・・」
そっと涙を舐め取ると、右手を震えるメイコの秘部へ沿わせる。
「はぁぁぁッ!!ひぁ、あ・・・ッ!」
焦らされすぎて既に下着はグショグショになっていて、触れた手を生暖かい愛液が濡らす。
三本指をバラバラに動かしながら、ポツリと語り始めた。
「・・・私が来て、不安だったんですよね・・・」
下着越しに指を入れ、中を引っかくように愛液を掻き回す。
もう声を抑えられなくなったメイコは、ルカに抱きしめられながらビクリと痙攣し素直に喘いだ。
「自分の立場を揺るがしかねない私が、怖かったんですよね。」
「あぅッ あッ ひんッ ひぁ、あッ、あ、あ、あぁぁぁ―――――ッ!!!!」
存在を主張する小さな淫核を、傷付けないように摘みながら優しくこね回すと、今迄で一番高く伸びる声を発しながら果てた。
力の抜けたメイコの体をしっかりと支えると、ふやけそうなほどに濡れた指を引き抜いた。
それすらに軽く体を揺らして、まだ熱の抜けきってない眼をルカに合わせた。
「・・・る、か・・・」
「私は・・・生まれる前から、貴女とともに歌いたいと、ずっと思っていました。」
周りの音が全て消えたような、世界に二人だけしか存在しないかのように、他の音は聞こえず静かだった。
「だから、お姉さまが不安そうにしてて・・・私を見てくれなかったことが・・・すごく、辛かったです・・・。」
それを聞いたメイコは心臓を鷲づかみにされたような切ない痛みが走る、ルカが、涙を流していた。
私の自分勝手な不安が、周りに迷惑を、・・・ルカを傷付けていた。
「ルカ・・・本当に・・・ごめんなさい・・・」
静かに涙を零すルカを抱きしめようとして、まだ腕の戒めが解けていないことに気付く。
謝罪を聞いたルカは勢いよく顔を上げた
415名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:46:17 ID:qG6hy/j3
「いえ!私が悪いんです!誰だって同じ立場に立てば不安になります!わ、私が、勝手に・・・」
しゅん、と語尾が弱まり、ぽつりとこぼすようにいった
「私が、練習のお誘いをしたときに、その・・・笑ってくれないのが、悔しくて・・・悲しくて、・・・こ、こんな風に、ぶつけてしまって・・・。」
縛ったりしていじめちゃいました・・・最後の方はかろうじて聞き取ることが出来た。
その様子は、初めて顔を合わせた時のクールな様子は無く、まるで怒られた子犬のようで。
「あ、あのお姉さま!!」
下げた頭をまた勢いよく上げながら、しかししどろもどろになりながら、つづけた。
「私・・・お姉様の事、ずっと、っずっと、生まれる前から、好きでした・・・えっと、その、ど、ドSで良ければ!あの!!」
もはや自分が何を言っているのか理解していないだろうけど、本当に素直な彼女の気持ちであるのは解る。
一呼吸おき、ひゅっと音がする位の息継ぎ、そして
「私 の 物 になっていただけませんか!!」
「ぶッ」
ヘタレな態度なのに台詞は高飛車、しかもいきなりな告白に、思わずメイコは噴出してしまう。
笑いを堪えようとしても、体が震えてしまう。
「え、あ、やっぱり、いやですか!?ドSはダメですか!?」
ルカももう混乱して、形の良い眉をハの字にして泣きそうな幼い顔になる
それがどうしようもなく愛しくて
「ルカ」
「ぇぁはいッ!」
ぴし、と背を定規を入れたように伸ばし、緊張ゆえブレた返事をするルカに、笑顔・・・今日一番の笑顔を浮かべて。
「MEIKOはマスターのモノだけど、メイコでよかったら・・・くれてやるわ。」

自由に動かない体をひねらせて、私からのキス。


みるみるうちに茹蛸のように赤くなるルカ、唇が震えている。
「お、お姉さま、愛してます。」
「私もよルカ、ね、早いこと解いてくれない?これじゃルカを抱き締められないわ。」
「・・・。」
「ルカ?」
「そういえば、先ほど私の告白を笑ってくれましたわね。」
気が付いたときにはルカの眼が、数分前の嗜虐的な眼に染まっていた。
嫌な予感がしたときには、既にルカはガッチリとメイコの足を掴んでいて。
「・・・ルカさん、あの〜?」
「お仕置きが必要ですわね・・・。」
「え、ちょっ待・・・ッ!!」
「では二回戦行きましょう!!」
「やーーーー!!!!」
416名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 21:58:31 ID:qG6hy/j3
長い長い享楽の後、私達二人はマスターに呼ばれた。
相変わらず掃除をしない部屋は楽譜やノートがちらばっている。
「お、来たかMEIKO、ルカ。」
「マスター、何なんですか話って。」
「その・・・なんつーか・・・あれだ。」
ふと、気まずそうに眼を逸らすマスターに、歓迎会のあの時の不安が微かに燻る。
消されるのかもしれない、微かに体を強張らせると、隣に居たルカが、マスターに見えないように手を握ってくれた。
その手の暖かさは、何故か私を無条件に安心させた。

「次のルカの曲なんだが、MEIKOとのデュエットにしようと思ってだな・・・。」
しかしマスターから放たれた台詞は、覚悟していた言葉とは全く無縁の、むしろ喜ばしい話に拍子抜けしてしまった。
「そんなことで何でそんな深刻な顔をするんですかマスター。」
「んん、ただのデュエットならな、問題は無いんだがな、どっちかって言うと俺の問題なんだが・・・。」
楽譜と私達を見比べ、ほんのり顔を赤らめ、そして顔をそっと覆う、はっきり気持ち悪い。
「なんですか、ハッキリ言ってください。」
楽譜からチラッと目を覗かせて、恥ずかしそうなマスターが、意を決したように言い放った
「MEIKO、百合って知ってるか、アレは俺の大好物だ」
「マスターは花を食べるんですか。」
ふと横を見るとルカが口元に手を寄せて、ニヤニヤと笑いを浮かべるルカ。
「問題ありませんわマスター、好みは人それぞれですから…。」
ルカはそういって私の腕に腕を絡め、そっと身を寄せてきた。
自然とルカの胸が私の胸に押し付けられる。
途端、マスターがイスを壊さんばかりの勢いで立ち上がり、親指を立てた、目が血走ってる
「うぉぉぉぉ!!ルカ!わかってるじゃないか!!」
「ふふ、勿論ですわマスター、じゃあ早速音合わせに行きましょうか。」
「え?何なの?花食べるの?」


メイコが意味を知って赤面するのは、歌詞を読み始めて7秒後のこと。




終わりです、お目汚し失礼しました
無駄に長くなったので二回戦略。
書いた当初張った伏線を全てぶち壊してしまったorz


何か投稿方法に問題があったりしたらそっと指摘してくださると助かるかも。
417名無しさん@秘密の花園:2009/07/31(金) 23:57:24 ID:syA3QgFA
>>416
GJGJGJ!!思った以上にクォリティ高くてびっくりした!
ただ、メール欄に「sage」っていれた方がいい
418名無しさん@秘密の花園:2009/08/01(土) 01:41:37 ID:lp8P5gdl
うほすぱぁぁああああっ!!
ぐっじょおおぉおおおぶ!!
色んなところがとにかくGJ!
419名無しさん@秘密の花園:2009/08/01(土) 01:45:32 ID:d02X2Dt0
>>416
GJ過ぎる!!!
物凄く萌えたし、最後は笑ったw
ルカ良いキャラしてるなぁw
420名無しさん@秘密の花園:2009/08/01(土) 02:05:21 ID:8IgaRp+o
>>GJ!
いい話だった〜。続き期待してます←ルカメイ最高!!
421名無しさん@秘密の花園:2009/08/01(土) 13:09:02 ID:vTB0fWdK
>>416
GJ!
二人の可愛さがやべえええwww
不安げなメイコとかヘタレでドSなルカとか可愛いじゃねえかww
422名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 08:47:29 ID:OlyVuIn1
お…おおお…ブラボー!!最高ー!!
メイコ可哀想かわいい、ルカへたれドSかわいい、まさしく理想的なルカメイ。GJ!

ところでルカリンとかメイリンってあんまりないよね。
お姉さまが歳の離れた妹を猫可愛がりする構図が好きなんだけど、なかなかお目にかかれない…
423名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 15:26:03 ID:vLW+lHuY
>>422
積極的なリンに迫られる姉、という構図が多いからでしょうかね?
リンの何気ないしぐさに萌えてしまってハナヂの流出をなんとかごまかそうとしている百合でロリコンな
姉ーズというのも面白いかもしれませぬ。
あるいは……

「リンはいいよね」
「ん? なに?」
「若くてお肌ぴちぴちでさー。お化粧なんてしなくてもいいし、UVケアとか気にしてないでしょー?」
「めーちゃんだって普段ナチュラルメイクだし、露出度だってリンと変わらないよ? って、めーちゃん酔ってるー!」
「だから、うふふふふ、リンちゃんのぴちぴちのお肌触らせなさい」
「やーん」

なんだこのオヤジw
424名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 15:36:14 ID:H9KmKVQ1
MEIKOさんwww





いいぞもっとやれw
425名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 16:35:28 ID:Do62nS4/
このスレ的には女体化はあり?
426名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 16:42:25 ID:fXuOTl1m
俺はTS系は嫌いだな
427名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 16:49:07 ID:22sjwt7l
わしも苦手じゃな
428名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 16:55:39 ID:vLW+lHuY
>>425
個人的には女体化も女装もふたなりもバッチコーイだけど、他の人の嗜好的にはどうだろうとも思う。
心も女性化しているなら許容範囲、って人もいるかもしれないけど。
429名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 16:56:10 ID:uOEFhcJP
女キャラ×女体化男キャラならエロパロで見かけるような気がする…
430名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 17:20:27 ID:Do62nS4/
>>426-429
レスありがとう。
エロ書けないからエロパロも無理だな
おとなしくぎゅーとちゅーまでの百合を書くよ。
431名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 17:26:13 ID:vLW+lHuY
>>430
いちおうこういうスレもある。
女体化してレズらせたい男キャラ
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1128534482/
432名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 18:12:53 ID:Z8cdGAj8
女体化といっても種類があるよな。KAITOを例にすると、
先天的に女な、亜種としてのKAIKOでの百合。(ミクとハク・ネルみたいに、KAITOとKAIKOは別人扱い)
後天的に女な、TS系の百合プレイ。
注意書きがキチンと書いてて、百合要素(精神的or肉体的)があるなら、好き嫌いは別として自分は許容範囲。

精神的に♀なふたなりルコとか好きすぎる。
ふたなりな自分に悩む12歳なルコとツンデレ三十路なテトは百合的に萌える。
433名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 19:39:08 ID:br1A1I6P
>>430
向こうの1に
> ■セウトはもちろん、セーフの非エロSSもあり
とあるとおり、エロは必須ではないです〜
434名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 19:58:48 ID:vLW+lHuY
>>432
なんかこんな情景を連想したり。

「そういえばさー」
「何でしょうか?」
「ルカちゃんって、バイセクシャルなんだよねー?」
リンの発言にブフォとなる一同。
ミクなどは緑色のジュースが変なところに入ったのか盛大にむせている。
「そ、それをいうならバイリンガルです!」
「あ、それそれ」
「だいたい、リンちゃんの方がレンくんと二人で1パッケージなんですから、雌雄同体のようなものでは?」
「う゛」

「……めーちゃん」
「なによ?」
「俺たちって普通だよな」
「……そうね」
カイトに背中を撫でられながら、ミクも、ミクも、と主張しているのが若干一名。
435名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 22:04:55 ID:fXuOTl1m
>>432
流石にふたなりは外道かと
436名無しさん@秘密の花園:2009/08/02(日) 22:10:47 ID:uOEFhcJP
ミクやリンにちんこ生えるのはどうかと思うけど
精神♀なルコは有りなんじゃないかと個人的に

まあ元々が亜種だしカップリング表記さえちゃんとしてれば…
437名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 08:53:19 ID:y/KHvDL8
「えいっえいっ」
『きゃーい』
たこルカをつついて遊んでいるリン。
いつの間にかすっかり見なれてしまった光景だ。
そんな癒しの構図を見ながら、年長組がくつろいでいると、リンがたこルカを手に
小首を傾げなからぽつりとつぶやいた。
「この子ってこのスレ的にどうなのかな?」
「「「…」」」
返答に困り一堂。
「…多分スレ違いじゃないかなぁ」
「…触手スレ?」
「異種姦スレとか」
『?』
困惑する一堂を見て、小首を傾げるたこルカであった。
438名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 16:19:16 ID:7+x9SBre
>>423からなぜかこんなものを連想。

「ねぇねぇハクちゃん」
「……リンちゃん?」
「この前はありがとうね」
「……??」
はて、なにかリンに礼を言われるようなことをしただろうか?と、二日酔いで痛む頭をなんとかフル回転させて
考える。
そう言えば、先日酒を切らしたときにメイコの部屋に酒をたかりにいったが、その時にリンがいたような気がする。
酒を持っていくのいかないのでメイコともめたとき、どさくさに紛れるかのように部屋を出て行くリンの後姿を
思い出した。
今思えばあの時のリンは、服が半分はだけていたような気がする。
もしかしたら、酔ったメイコにセクハラでもうけていたのだろうか。
だいたいあの女は人の胸を揉むわ突付くわ、いったい何だと思っているのだろう。自分にも似たようなものが
あるだろうに。
思考が半分愚痴になりかけたところで、リンの声がハクの意識を現実に連れ戻す。
「だから、はい、これ!」
「……なに?」
「肩叩き券5枚!」
「……なぜ?」
「だってハクちゃん、重いでしょ?」
たゆん、たゆん、と何かを両手で支えるような手つきで微笑むリン。
ああやっぱりこの子はメイコの妹だ、とハクは思うのだった。
439名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 17:44:24 ID:s7xe5rt9
>>437
マジレスすると、たこルカオンリーは触手コムが開催してたから触手スレが相応しいと思う
440名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 18:20:27 ID:7+x9SBre
>>439
そんなものがあったのかw>たこルカオンリー
まぁ知ってたとしても行けなかっただろうけど。
441名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 20:10:47 ID:kbJ2Qer/
>>439
オンリーってw
442名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 20:44:36 ID:ffq8lmKx
たこルカと精神的に愛を育むのならこのスレな気がするけど
たこルカに女キャラがあんあん言わされるだけなら触手スレだな
443名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 21:15:57 ID:nb28GsQ0
たこルカとマジ恋愛とはなんたる上級者向け
444名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 21:17:43 ID:N5SS3+lz
たこルカにキスしたら実は悪い魔女に魔法でタコにされていたルカだった的な展開なら…
445名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 21:42:42 ID:rn2r3wap
ルカがたこルカを使って触手プレイってのならここでもおk?書いてみようかと思ってたんだが
446名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 22:00:44 ID:s7xe5rt9
447名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 22:47:59 ID:WXfqurMz
俺が許す
ちょっと手足が変わった女の子だから大丈夫
448名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 23:02:12 ID:e7IR7Ivf
ああ、ちょっとだなw
449名無しさん@秘密の花園:2009/08/03(月) 23:15:42 ID:wvq/UhRg
450名無しさん@秘密の花園:2009/08/04(火) 02:24:53 ID:/NyiYTw/
たこルカが可愛くてしょうがないよ
たこルカを百合的にアンアン可愛がりたいよ
>>449がエロ可愛すぎるよ
たこルカも亜種の一種だよ!('(゚∀゚∩

な自分は百合ならばなんでも許す。
451名無しさん@秘密の花園:2009/08/04(火) 07:53:47 ID:HTay/SED
そういえばこのスレではちゅねを見たことがないな
452名無しさん@秘密の花園:2009/08/04(火) 09:48:53 ID:6oNLwmut
はちゅねはキャラというか「はちゅね」という自然現象な気がする
453名無しさん@秘密の花園:2009/08/04(火) 15:09:29 ID:lu25XLWH
はちゅね×たこルカ…










ないと思います!!
454名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 00:27:22 ID:Z+/4oHPW
勝手にGUMIを敬語キャラだと思ってる私が通る
「○○さーん!」とか「○○ですよう」とか言われたら萌える
というわけでぐみ支援
455名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 08:20:12 ID:ZeZKtyWs
グミ×ミク好きは私だけか?
456名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 10:40:30 ID:aDfKplq9
グミはリンと気が合いそう
457名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 12:19:50 ID:xevVlr1Z
メイグミ、ミクグミ好きだ。
栗とは他社である印種の歌姫初号機として不安なグミを、日本初ボカロなメイコや01なミクが
励ましたり教えたりしてると萌える。
458名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 17:42:05 ID:RAjphEOL
「へぇ、今夜お祭りなんですか」
「そーそー、縁日の屋台もでるよ。イカ焼きをサカナにビール!日本の夏だよね!」
「メイコさんらしいです」
スタジオからの帰り道、おとなりのメイコさんと一緒になりました。今夜のお祭りに、皆で行かないかと
お誘いをされたのですが……。
「でも……」
「どったの? グミちゃん?」
「その、まだこちらにはこしてきたばかりで、いろいろと足りなくて」
「あーあー、浴衣なら貸してあげるって」
「いいんですか?」
「私やルカの浴衣ならサイズ的に問題ないっしょ。ミクやリンのはちんちくりんんだろうけどね」
そんなわけでおとなりにおよばれしたのですが……が……。
「あ、あの……」
「うんうん、よく似合ってる!」
「そ、その、いくらこれが正式だからって、その」
「大丈夫!そんなの『はいてない』タグがつくだけ!すぐ慣れるって」
さすがカイトさんのお姉さんです。でも、こういうのに慣れるのって切ないです。

「あ、そうそう」
「何でしょうか?」
「最後にあれ、やらせてね」
「あれ?」
「生娘コマ踊り」
……おとなりのメイコさんはとてもいい人です……。
459名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 17:48:45 ID:Z+/4oHPW
>>458
めぐみktkr
460名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 17:58:47 ID:RAjphEOL
>>459
マスターのPCにインスコされて間もないころという設定で、メイコさん相手にまだちょっと
よそよそしいグミ、というイメージで書いて見ましたが、なんとなく、ときメモの美樹原さん
になってしまった気もしますw
461名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 20:54:53 ID:EAU7CVWa
>>458
たしかにミクあたりは「はいてない」に慣れてしまっている気がするw
462名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 21:53:38 ID:HYvNnNn5
>>458
GUMIはミクよりは胸大きいけど特別大きいってわけじゃないからどうかな…
463名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 22:21:25 ID:EAU7CVWa
>>462
そこは和服だから着付けでなんとかなりそうな気がする。

464名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 22:26:06 ID:FcB3v4vT
グミ×ミクはないかな
グミ×リンは好き
465名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 23:39:22 ID:Jfyt+Lfi
個人手にミクはかわいい顔して総攻めなイメージ
466名無しさん@秘密の花園:2009/08/05(水) 23:51:23 ID:dQERdCox
>>458
メイグミGJ!
よそよそしいグミも可愛いなw

>>464
そんな餌に(ry
他人の萌えにケチつけるのはアレだ。
467名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 00:03:03 ID:CJWNhK1a
>>466
すまん
まぁ嫌いなわけではないが、一緒に歌うくらいならありだと

>>465
同感
468名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 01:15:31 ID:/FGqqT/o
>>465
ミクは断れない性格で総受けだと思ってる俺は異端児なのか…
469名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 01:19:15 ID:1Wd6RF0w
グミ&ミクの曲のGUMIKUってタグ名いいな。

【初音ミクxGUMI】ネイルチップス・ランデブー【オリジナル】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7824372
GUMI・鏡音リンオリジナル「Always and Forever」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7755997

百合な感じで萌えたので張り。
470名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 01:21:26 ID:UfySKCm2
>>468
それもまたジャスティスだ
自分の好きな性格やカプやシチュを貫けばいい
471名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 01:25:49 ID:1Wd6RF0w
○○×△△はない。
○○は攻めじゃなく受けだと思うのはマイナーか。
○○×△△は俺だけか?

とか止めろよ。
472名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 02:39:47 ID:vftxiEnB
みんな同意が欲しいだけなんだからそっとしといてやれよw
473名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 09:04:15 ID:toKYovqC
>>461
基本ミニスカだからねぇ。
474名無しさん@秘密の花園:2009/08/06(木) 22:57:20 ID:VH5w1kqQ
ボカロなんから総受けのミクも総攻めのミクもいるさー
可愛い顔して総攻めミク×断れない性格で総受けミクだってアリだぜ
475名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 07:09:32 ID:fqMQwfre
おはようございます、お久しぶりです。包囲網の人です。
シリーズの方の筆が進まないので軽い小ネタ書いてみました。1レスだけ頂きます。
476名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 07:13:46 ID:fqMQwfre
「ミク姉ミク姉。ルカちゃんとGUMIちゃんの関係が壮絶に悪いんだけど、どうしよう」
唐突にリンからカミングアウトを受けるミク。ミクは少し考えてから
「ルカが一方的に嫌ってるんでしょ?それなら放っておいていいよ」
とだけ言った。
「なんで?」
「だってそれ、ルカの嫉妬だから」
リンの質問にゆったりとミクは答える。
「めーちゃんを独り占め出来なくなって僻んでるの。今までは末っ子補正があったからめーちゃんにベッタリ出来たけど、今はそのポジションをGUMIにとられちゃったからね」
「ほえ〜、ルカちゃんって結構甘えん坊さんだったんだね」
「……まあね」
(百合分多目なだけなんだけどね)
ミクは心の中でこっそり付け加える。
「ま、しばらくしたらルカが折れるわよ。めーちゃん軽いシスコンだから新入りを特別可愛がってるってのは知ってるだろうし」
「へぇ……うん、分かった。でもさすがだねミク姉!凄い物知り!」
そう言って瞳を輝かせて見つめてくるリン。そんなリンに

「同族の臭いがしただけだよ。私が発売されて半年もしない内にリンが来たときは本当に妬いたから。しかもめーちゃんとお似合いのパワーボイスだったし」

……とも言えず、ミクは曖昧な笑顔だけをリンに返したのだった。


終わり。
余談ですが同じローマ字の名前ってことで仲良くなったMEIKOとGUMIに嫉妬するCVたち、というシチュが好きです
477名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 07:50:05 ID:d2f78ZAI
>>474
コントロールパネルで受け攻めのパラメータ調整ができるんですね。わかります。
478名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 07:51:47 ID:d2f78ZAI
>>476
GJ。
世話焼きなMEIKOに萌えw
479名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 13:33:19 ID:9Ia+F+7p
>>476からインスパイア。

「まぁそういうわけで、おねーさんキャラと言う事でそんな役回りにされちゃうのよ」
「はぁ」
「大変ですねぇ」
飲みながら愚痴をたれるメイコと、そのお相手をしているルカ、グミの二人。
二人の仲がよろしくないと年少組が心配していると聞いたメイコの鶴の一声、
「だったらガンガン飲んでお互い腹を割って話しましょう!」
でここに連れてこられたというわけだ。
年少組や男性陣の目を気にしなくていい状況で適度にアルコールも混じった
状態でお互い言いたいことを言ったせいか、二人ともすっきりしたようだ。
むしろ、そろそろ酔いのまわってきたメイコの愚痴スイッチが入ってしまって
からは、二人してそれを聞かされる側となってしまい、小一時間それを聞かされ
続けていたのだ。二人の間には珍妙な連帯感すら醸成されつつあった。
「……んあ? もうこんな時間? そろそろ帰らないといけないわね」
「そ、そうですね」
「皆も心配しますし」
「んじゃ、帰りますか」
誘ったのは自分だからと会計を済ませるメイコに、バーテンが無言で隅のテーブルを
示す。
「……またか」
「頼むよ」
「へいへい」
酔いつぶれたハクを軽々と小脇に抱え店を出るメイコ。
その後姿を見つめる後輩二人。
「頼られているんですね」
「これ以上迷惑はかけられませんねぇ」
そんなわけで、ルカとグミの不仲は解消したとか。
480名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 17:48:08 ID:MTbJWm9B
ヘタレグミ×Sルカ×ヘタレグミ
女王メイコ×流されグミ×女王メイコ
天然ミク×天然グミ×天然ミク
純情リン×押せ押せグミ×純情リン

たまんねえ
481名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 21:36:15 ID:T61+VI6+
>>476
>>479
GJ!
そういえばMEIKOとGUMIは名前の共通点があったなw
482名無しさん@秘密の花園:2009/08/07(金) 22:11:11 ID:d2f78ZAI
>>479
それは、め〜ちゃんの酒癖の悪さと腕力に恐れをなした結果ではないかと(ry
483 ◆JPS7UUK2Es :2009/08/08(土) 00:56:35 ID:hx01bd7F
ミク×ミクでエロ無し小ネタ。


バーチャルアイドルとして生みだされたVOCALOID2ーCV01初音ミク。
電子の海に”初音ミク”はユーザーの数だけ存在するのである。


一人、歌を歌う。
ユーザーにインストールされてから、ずっと続けてきた習慣だ。
私は歌を歌うことしか考えないし、考える必要もないのだ。

――……♪〜――

急に、一人の歌にコーラスが入った。
ミクが振り向くのと同時に、ミクと同じ姿をした少女が電子から現れる。
「こんにちは!」
明るく笑って言う彼女に対して
「……こんにちは」
私は表情一つ変えることはなかった。


私には何もかもが理解できない。

「えへへ、とっても上手な歌が聞こえてきたからつい……お友達になりたいな、って思って」
そう言って照れる彼女は私と同じ”初音ミク”とは思えなかった。
そんな時間があるのなら調声に費やせばいいのに。
「うちにルカさんがきたんです!また賑やかになって毎日大変です」
そう言って微笑む彼女は嬉しそうだった。
彼女のユーザーは既に多くのVOCALOIDを所有しているらしい。
VOCALOIDが増えるということは、歌う機会を奪われる可能性が増えるということなのに。
「マスターが新曲を作ってくれたんですけど、あんまり評価されなくて拗ねちゃったんです。
みんなで励ましたら今度は泣いちゃって、困ったひとですよね」
そう言って苦笑する彼女はちっとも困っているようには見えなかった。
下手なユーザーの元にいることは、自らの歌を多くの人に聴いてもらえる機会が減るということなのに。
「ミクさん!ランキング1位、おめでとうございます!」
そう興奮して言う彼女は心底嬉しそうで、どこか誇らしげにも見えた。
同じ”初音ミク”として、私ばかりが評価されて悔しいとは思わないのだろうか。


毎日、毎日。
彼女は私の元へやってきた。
どうして彼女は、私を見てそんなに幸せそうに笑うのだろう。
辛いことがあったと言って、私に相談するのだろう。
私への中傷を、自分のことのように怒るのだろう。
私のことを、誇りに思ってくれるのだろう。
同じ”初音ミク”なのに、なぜ私たちはこんなにも違うのだろう。
そして、どうして私はこんなにも彼女のことを考えているのだろう。


どうして?
「好きだからです!」
あの日のように明るく笑って答える彼女に対して
「……」
私は自分がどんな顔をしていたのか分からない。
ただ、顔が燃えるように熱かったことだけが確かだった。


おわり
484名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 05:11:39 ID:fGx23IY1
>>481
昭和っぽいつながりな個人的妄想。

GUMIはアーティストとして、そしてアイドルとして咲音メイコを
(ひいてはMEIKOそのものも)尊敬してるのかなとか。
んで、その座に一足飛びで近づくためにCV女声メンバーと張り合うんだけど
傍からはじゃれあってるようにしか見えない、というおまけも。

さりげに6月26日に発売/公認キャラ化発表ってのが偶然と思えないんだぜ。
485名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 06:39:21 ID:uPnRMpNL
>>483
おお!GJ!
ミク×ミクか、なかなか新しい切り口だな…
可能性がまた広がった気がするぜ(`-ω-)+

そんな俺は、リン×ハクでネタを思い付きかけたものの、
BGMに流してたぽっぴっぽーのおかげでおじゃんになりましたorz

最早どんなネタを考えてたかすら思い出せない…('A`)
486名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 07:35:01 ID:Zly40D6S
>>483
GJ! 同じ製品でも違う性格って面白いね。
リンにはACT2があるから2リン×初期リン、もしくは逆とか面白いかも。
自分の方が改良されてるのに初期リンの方が愛着もたれてて複雑な2リンとか。
MEIKOと咲音も面白そう、あとミクとちびミクさんとはちゅねとか。
487名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 11:47:42 ID:hFksAhwI
>>485
なぜそこでぽっぴっぽーw
488名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 11:57:04 ID:3A/aLnHN
「野菜ジュースが好きになるー♪」
「リン、その曲好きね」
「うん。ルカちゃんが好きなのは黄金ジュースなんだよね?」
「そうらしいわね」
「黄金ジュースってなに?私ルカちゃんに作ってあげるよ!」
「…じゃあ、リンの黄金ジュース飲ませてもらおうかしら」
「?あれ?ルカちゃんの部屋行くの?台所じゃなくて?」
「私の部屋で作り方教えてあげる。ゆっくりとね…フフッ」


ぽっぴっぽーネタでリンハク書こうとしたらルカリンになっていたでござるの巻
489名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 14:58:02 ID:uPnRMpNL
>>487
携帯でボカロ曲流してたんだ…
ランダム再生にしてたら、丁度ぽっぴっぽーが流れて…

気付いた時には
「ベージータブルな あああ ああ ああ あああ」って口ずさんでて
時すでに遅しだった…orz


>>488
少なくともそういうベタな展開ではなかったなw
ってか最早ルカリンww
490名無しさん@秘密の花園:2009/08/08(土) 23:31:46 ID:A4Wdjyik
ぐみ以外に敬語なルカって良くないか
「メイコさんとミクさん、リンさんにぐみ(ちゃん)」な感じで
491名無しさん@秘密の花園:2009/08/09(日) 00:03:25 ID:1XCbtjPz
【初音ミク】Good-bye kiss【オリジナル】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7843313
画像も曲もガチ百合なミク×リン曲

【初音ミク PV】心壊サミット【MMD】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7871408
ミク×ミクっぽいPV


「新型VOCALOID ソニカSONIKAちゃんに萌え転がるスレ」見たら、ソニカには色んな設定がついてるっぽいな。
↑のスレ見てたら、グミとソニカのライバルカプに萌えた。
492名無しさん@秘密の花園:2009/08/09(日) 01:33:31 ID:9V36xfsv
ここまでのレスを読んで
GUMI→MEIKO←SONIKA
というローマ字組の話が読みたくなりました先生
493名無しさん@秘密の花園:2009/08/09(日) 15:36:49 ID:w4SxjZJn
GUMEIKONIKAで3Pですね
494名無しさん@秘密の花園:2009/08/09(日) 19:36:44 ID:g+f9RZuT
となるとGUMIKAというのもうれしい
495名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 12:05:51 ID:9dM1YxjT
で、SONIKAの持ち物はなにかね?
496名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 12:36:42 ID:9o/UZool
女の喧嘩は身一つが武器
ステゴロに得物はありもうさん
497名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 15:09:30 ID:d26fL2Xp
>>495
パイナップルが有力って言ってたような
ちなみにぽっぴっぽーではペプしそ持ってた
498名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 15:11:49 ID:9dM1YxjT
>>497
パイナップルつながりで手榴弾とかさw
これならロードローラーに勝つる!
499名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 16:14:51 ID:phgGBalI
なんか子供マスターとボカロで百合妄想が止まらん。

子供マスターとリンが、時にケンカしながらお互いに成長していくのとか考えた。
でも年とるのは人間だけで、最初は同じだった背がどんどん離されていったり、 マスターだけが大人になっていくとか。
リンが「置いていかないで、私も大人になりたい…」でエロへ。
他ボカロ相手なら、マスターが「私も大人になったんだよ」でエロへ。
500名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 18:48:33 ID:Aues9ntT
Lonely saturday night(百合ジナル) meets 巡音ルカ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7748304

全英語曲な百合で珍しかった
501名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 19:03:24 ID:9dM1YxjT
>>499
最初はマスターもリンもカップサイズが同じで「同志!」だったのに、成長に従いマスターが
しだいにミク並みのサイズになっていっていじけるリン。
「ねー、いじけないでよー」
「何よこの裏切り者」
「……触ってもいいから」
「本当?」
リンにさんざん玩具にされるマスターだが、リンの手でミクはおろかメイコやルカのお仲間に……。
502名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 20:21:56 ID:qjTuOs5G
>>501
「リンはいいよね。どれだけブリオッシュ食べても太らなくて」
という不満をマスターは抱いていたりして。
503名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 21:02:32 ID:/O5TWp1M
>>502
でもチョコパフェみたいに「この動画は伸びる、横に」タグがリンにつくこともあるしw
504名無しさん@秘密の花園:2009/08/12(水) 02:58:18 ID:8FT9alMe
【鏡音リン&リン】ネジと歯車とプライド【鏡音レン】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7896909

目覚めたて純粋リン×すれたツンデリンに萌え。

ボカロのコラボっていいな。
ほんのり遠距離恋愛的な感じで。
うちにもミクはいるのに、○○Pのミクちゃんを見るとドキドキする…とかもアリ。
505名無しさん@秘密の花園:2009/08/12(水) 03:28:13 ID:w51nCtbr
>>504
これはいい無邪気攻めとツンデレ受け。

確かにコラボいいね。
マスター同士が知り合いで次はいつ会えるんだろうとドキドキして待つのは萌える。
506名無しさん@秘密の花園:2009/08/13(木) 12:36:17 ID:cMDEFIWf
自分の持ち歌に出てくる食べ物しか食べられないルール発動!ただし口移しなら他の娘から貰ってもおkみたいな…ね
507名無しさん@秘密の花園:2009/08/15(土) 02:09:50 ID:w4kMvdpQ
【重音テト】 RING×RING×RING 【ボカロオリジナル カバー】
http://www.nicovideo.jp/watch/nm6921206

テトミクテトっぽい感じがしたから貼っとく
508route24◇VsxZcuCH:2009/08/17(月) 00:34:24 ID:zgDAfM5+
お初にお目にかかります。もしくは今日和。
MMD杯でにまた影響されちょこっと ちびミク×鏡音リン(?)SS投下します。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
509恋愛未来進行形 :2009/08/17(月) 00:39:49 ID:zgDAfM5+
第一印象は「何?あのリボンの人なんかコワいよぅ…」って感じだった。
ミクお姉ちゃんや他のお兄ちゃんお姉ちゃん達は皆「可愛い」とか「ミクそっくり〜♪」とか笑顔で迎えてくれたのに、あの人だけは眉間に皺を寄せて見つめてるだけ。

「ちびミク、私の部屋へきてくれる?」
「え……う、うん…」
…ホントは「嫌だ」っていいたかったんだけど…

「お、来た来た。ホイ、アイス。」
「ほぇ……どうして?」
部屋に入ってドアを閉めた瞬間 手渡されたのはコンビニの袋に包まれたカップアイス。

「だって私がオレンジのアイス食べてた時、羨ましそうに見てたじゃん。無理ないよね〜いくらミクお姉ちゃんと同じでネギが好きったっていきなりネギアイスはないよね〜」
「あ…」
「ちゃんと我をだして主張するとこは主張しないとダメだよ。私 双子だからさ〜いっしょくたにされるの嫌だからてな自己満足やった事だから…悪かったね。ま、無理して食べなくていいから、あ、私部屋出よっか?」

部屋を出ようとするあの人の手を無意識に握ってた。すぐにぱっと手を離したけど。

「…ちびミク?」
「あ、えと、はんぶんこっ!…だから一緒に食べようよ、リンお姉ちゃんっ」
「…そだね。お腹壊したら元も子もないよね」

初めてみる柔らかい笑顔。
それを見た瞬間、心臓がひもでぐるぐる巻にされたみたいに苦しくなっていった。


あれから数ヶ月…

「おーい、ちびミク〜本番前に本気で踊ってどうするよ。お姉ちゃんとはタッパも体力も違うンだからさ〜ぶっ倒れるよ〜っ!」
「む〜っ今回2分もない曲なんだから大丈夫だよっ!」
「ダメだよ。言うこときかないと私撮影降りるよ レンかカイト兄さんに頼みなよ〜」
「え…」
「まぁまぁリンちゃん、そんな事言わないで撮影お願い♪ 私の顔を立てて穏便に♪穏便に♪ ちびミクちゃんは精一杯やりたかっただけだよね〜♪」
「……お姉ちゃんがそう言うんなら…」「…さぁ!そうと決まれば練習!練習!」
「アンタね〜〜」

私はその人に恋している…
その人の好きな人に少しでも近づきたくて日々二人を見つめてる…

お目汚しですいません。
MMDのちびミクの直向きさに惚れてます〜

あとUTAUキャラが可愛くてヤバいですよね〜
妄想が止まりません萌〜(*´∀`*)
510名無しさん@秘密の花園:2009/08/17(月) 08:18:30 ID:jVX/3dO+
ちびハクもかなり破壊力あると思う。
511名無しさん@秘密の花園:2009/08/17(月) 13:16:57 ID:hXmMCxY4
>>509
GJ
512名無しさん@秘密の花園:2009/08/17(月) 21:12:16 ID:OiItoU8w
MMD杯でメイネルを結構見かけた気がする
513名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 16:57:48 ID:NVOGSg2O
>>510
ちびハク…だと…?!
ただでさえ可愛いハク姉がちっちゃくなったら…ゴフッ(吐血)


そして、俺がマスター絡みのSSを書こうとすると、
どうしてもラスト近くでマスターが死んでしまう件('A`)

思考回路が病んでるのか…
514名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 19:03:31 ID:9eQlhXuh
>>513
既にMMDでモデリングされていたりする。
ちびハク代表作? 七夕のうた
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7936031

ちびハクというタグもあるので検索してみるがよろし。
515名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 19:40:45 ID:NVOGSg2O
>>514
さっそく見てきたよ
携帯なので音はなかったが…


うわあああああ(;ω;`)
涙が止まらん…
そしてハク姉を抱きしめてあげたくなった…

やべぇ…目にワイパーが欲しい…
516名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 19:46:44 ID:9eQlhXuh
>>515
ボカロ娘ってツリ目が多いから、ハクの垂れ目が結構貴重というか。
あと大人の時の長身&どたぷんがちび化で失われることのギャップも大きいので
より愛らしく見えるのかと。
517名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 20:42:28 ID:NVOGSg2O
>>515
それは分かってるんだよ…
そうじゃなくて…

ああもう、ダメだ…
涙腺がイカレちまったらしい…思い出すだけで…
普段こんなことないのにな…なんでだよ…
518名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 20:43:47 ID:NVOGSg2O
あああ、安価ミスったよ
>>517>>516宛だよ…
519名無しさん@秘密の花園:2009/08/19(水) 08:49:46 ID:eUFrcUBq
高い所から降りられないハク姉のけしからなさってばもうw
520名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 17:57:36 ID:gbPV1JLB
>>519
ネコみたいだな(*´ω`*)
ってか、なんで登ったんだよw
521名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 18:10:27 ID:6DybKKGC
>>519
高いところから降りられない猫、という動画があって、それをMMDでネココスのハク姉で再現したものなんだw
同様なものに、アイマスのキャラが降りられなくなっているものもあって、この3つの動画の比較動画も
既に作成されているw
522名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 18:13:31 ID:6DybKKGC
>>521のアンカミス orz
>>519じゃなくて>>520です。

ちなみに高いところから降りられないハクねえの動画。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7935658
ttp://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=gHo4LrXhC48
523名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 19:44:45 ID:gbPV1JLB
>>522
詳細&リンクthx
ついでに見てきたんだが…

ぐはぁっ(吐血)
な、なんだこの破壊力…
しかもコスが…さらにみーみー言ってて…
コレは…超タマンネw

ありがとう…君のおかげで、天国を見られたよ…(昇天)
524名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 19:49:18 ID:6DybKKGC
>>523
ツマンネ→タマンネ→トマンネ という従来のハク関連タグに、新たに

オリランネ

が追加されていて吹いたw
525名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 20:02:12 ID:gbPV1JLB
>>524
オリランネww
たしかにそうだw

もうね反則すぎる!
ってか、最初服着てないかと(ry
しかしついつい見てしまうなw
また見に行ってしまったんだぜ(`・ω・)
526名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 23:31:32 ID:DsP7eZmP
ハクの話で盛り上がってるとこすまんのだが、ユカラカキさんって方のシリーズは未完なんでしょうか?

先が気になるorz
5271/2:2009/08/22(土) 01:31:10 ID:czG330+k
空気を読まずにハクテト投下。

「…クちゃ…ハクちゃーん!」
「!?」

聞き覚えのない声が私を呼んで、振り返ったら吹っ飛ばされた。
状況が理解できず、痛みに顔をしかめながら上体を起こすと、見慣れた赤い姿が馬乗りになっているのが、見えた。

「テ、テトさん…?あれ、声…?」
「そう!テトだよ!声、もらえたのっ…!これで、歌えるの…!」

そう言い終わると涙目になるテトさん。口をぱくぱくさせたかと思うと、大粒の涙が降ってきた。


初めて出会ったときテトさんは、ひとりでスケッチブックに落書きをしていた。

『そのお姫様、かわいいですね』

そう声をかけると、赤い瞳が見上げてきた。深い赤色に少しどきっとして、目を逸らした。

『あれ…そのお姫様は、もしかして貴女ですか…?』

繕うように、言う。
すると彼女はスケッチブックをめくり、赤いクレヨンで『そうだよ。いつか一番になるの』と書いて私に見せた。
まためくり、『今は声がないから歌えないけど、いつか歌姫になるの。』そう書いてにっこりと笑った。

長い上つまらなくてすみません。
続きます…。
528名無しさん@秘密の花園:2009/08/22(土) 11:33:56 ID:FGsmHE83
>>527
続きwktk
そう言えばハクは何歳なんだろう。20代後半くらい?
529名無しさん@秘密の花園:2009/08/22(土) 12:10:57 ID:LTEm17vr
「鬱になる年頃」だっけ?
MEIKOより年上という事にして、各自のMEIKOの年齢次第という事でひとつ。
530名無しさん@秘密の花園:2009/08/22(土) 12:26:23 ID:t2Eijk8d
メイコ23、ハク22…くらいに思ってるかな俺
5312/3:2009/08/22(土) 18:49:47 ID:czG330+k

長いです。うまく纏められない…

その話を信じていた私が、次に彼女に会ったときは。

虚ろな目をして、あのお姫様の絵はびりびりに破いて足元へ。そんなテトさんだった。

『テトさん!?どうしたんです!?一体何がっ…』
『嘘だったの』

駆け寄り、肩に触れようとすると、それを拒むかのようにスケッチブックを突き出す。

『あたしの存在は嘘だったんだって。ぜんぶぜんぶうそだったの』
『……え…?』

ぱた、とテトさんがスケッチブックを落とす。赤い字の上に、ぽたぽたと透明な液体が落ちる。小さな肩を震わせて、テトさんが泣いていた。
赤いクレヨンを掴み、

『うたいたい』
『うたいたいうたいたいうたいたい』

そう一気に書ききると、力無く床に伏せた。
私はどうすればいいのだろう。どうすれば、この人の悲しみを取り払えるだろうか。声のある私の言葉など、届かないのではないか…?
やはり私には何もできなくて、気が付くと一緒に泣いていた。何もできない自分が情けなくて嫌で、涙を止めることは出来なかった。

泣き疲れて眠ってしまったらしい。私が目を覚ますと、テトさんは居なくなっていた。
スケッチブックもクレヨンも、姿を消していた。残されたのは、あの破かれたお姫様の絵、だけだった。

それから毎日毎日、テトさんを探した。けれどもテトさんは見付からなかった。テトさんが居なくなってからしばらくして、もう探すところが無くなってしまった。
途方にくれて立ち止まる。ふと気付くと、其処は初めてテトさんに出会った場所だった。

「………テトさん…」

名前を呼ぶ。

「…クちゃ、ハクちゃーん!」

そうして、私はテトさんに吹っ飛ばされたのだった。


何故か長くなってしまう…
レスたくさん使ってすみません。

532527:2009/08/22(土) 18:51:34 ID:czG330+k
>>531

527の続きです。
書き忘れたorz
533名無しさん@秘密の花園:2009/08/23(日) 00:13:14 ID:jGmqbBue
歌声のない歌姫と、歌に挫折した歌姫の出会いか。
534名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 03:49:04 ID:EZtV3UVo
KYですまん
いきなりだけどミクリンってマイナー?
535名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 07:29:15 ID:yoK1g/6g
初耳ミクだぜ
536名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 09:39:55 ID:9Zm89i6e
昔はミクリンとメイミクが主体だったような
537名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 09:41:36 ID:WmbQM8OK
あんまし馴染みないね>ミクリン
538名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 11:01:23 ID:Y6CpZB/q
コンビ的な意味では1番多そう
百合では王道な方じゃね?
539名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 12:35:17 ID:fJBTzQGA
ミクとリンはミクリンともリンミクともどちらとも言える感じが多いかな
540名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 15:28:19 ID:y9pqBAJ6
【百合解釈】magnet -Full.ver-【手描きPV】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8022314

ニラストレーターさんだから大半がネタだけど
3分13秒の背景で(ガチ絵の)キスシーンあったりするので貼っておこう
541名無しさん@秘密の花園:2009/08/25(火) 00:53:45 ID:cSvXRLji
>>540
まさか、magnetに腹筋捩られるとは…
おかげで肝心のシーンを見損ねて、
3回目でようやっと見れたw

ネギトロ良いよネギトロ(*´ω`*)
542名無しさん@秘密の花園:2009/08/25(火) 18:12:37 ID:8fW+5Fdz
>>540
ガチとネタの落差がいい意味でひどすぎるwww
543名無しさん@秘密の花園:2009/08/26(水) 13:46:08 ID:fsIA+rlw
ルカ「あの通学路にさ」

>>534
ミクリンとは違うが
OSTERさんにリンミクの歌があったな
544名無しさん@秘密の花園:2009/08/26(水) 17:36:01 ID:0BBPvflN
ルカ「あの女子校にさ」
545名無しさん@秘密の花園:2009/08/26(水) 18:02:40 ID:/VTLYV/C
ルカ「あの女風呂にさ」
リン「普通に入ればいいと思うよ」
ミク「ちゃんと先に身体を洗ってからね」
メイコ「タオルを湯船につけちゃだめよ?」
546名無しさん@秘密の花園:2009/08/26(水) 20:55:01 ID:fthEkMb7
>>545
ルカってバイリンガルなせいか、帰国子女イメージもなきにしもあらずだよね。
547名無しさん@秘密の花園:2009/08/26(水) 21:40:43 ID:yiuHMFzo
とにかくミクリン曲はもっと増えるべきだよな
1LDKは皆聞くべき
548名無しさん@秘密の花園:2009/08/28(金) 21:36:01 ID:M4vpRc4u
デPの百合ジナル曲&それらのPV、単発百合曲とかで、ミクリン・リンミク曲はけっこうある方だよな。
「ミク×リンリンク」タグを巡ってる時の楽しさは異常w
549名無しさん@秘密の花園:2009/08/28(金) 23:18:31 ID:6Xww1m2D
ダメだ…
「ちょこまじ☆ろんぐ」を聴いても、「恋は戦争」を聴いても、
「RIP=RELEASE」を聴いても、「つきうさぎ」を聴いても、
全部百合妄想に傾いてしまう…!

>>548
デPのCD、vol2のフチに
「本品内において、女の子同士が恋をする、いわゆる「百合」が強調されている部分がございますが、
百合行為を推奨・助長する目的ですので、安心してご試聴下さいませ。」
って書いてあるのを発見した時は噴いたww
550名無しさん@秘密の花園:2009/08/28(金) 23:23:40 ID:Y8syKEgR
デPは本当に隙が無いな
551名無しさん@秘密の花園:2009/08/28(金) 23:31:59 ID:6Xww1m2D
>>550
そうだな
「アレなシリーズ」はもういいから、百合ジナル曲を増やしてほしいところだ
552名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 01:22:57 ID:gd+yoUEg
書けども書けども百合百合したシーンにたどり着かない……
553名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 03:15:36 ID:rQEBT6lS
>>549
お前は俺か
どんな曲聞いても百合に思えてくる……
「トウキョウト・ロック・シティ」とか「キミノコエ」でもw

>>552
大丈夫だ
俺は待ってる、いつまでもな
554名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 12:13:51 ID:6ByBo0nB
・・・・・・もしmagnetがデp氏作の曲なら
今の荒れまくってる状況はおそらく無かったのにな、と思う
555名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 12:18:07 ID:udTP+VkP
それはどういう意味の荒れる?
556名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 13:47:46 ID:6ByBo0nB
単純に本家動画に流れるコメント
一応作者もルカミク曲とは言ってるんだけど
それを否定する人間が後を絶たない

あと、BL改変の『男同士で歌ってみた』の人気が異常な為
それがさらに拍車をかけてるっぽい
557名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 15:30:08 ID:NXO5qpQh
ルカミク?ミクルカじゃなくて?
558名無しさん@秘密の花園:2009/08/29(土) 22:18:19 ID:UCdQOhzn
どっちでもおいしいだろ
変なところにこだわらない!
559名無しさん@秘密の花園:2009/08/30(日) 00:21:34 ID:oqEtnqcc
ただの荒らしです
てかどこにそんなの流れてる
560名無しさん@秘密の花園:2009/08/30(日) 02:20:58 ID:yOI3wQ0S
>>559
いや、本当の事
ずっと荒らしコメしか付かなかったから、もう観なくなってたんだけど
今観てきたらかつての惨状がウソの様に収まっていたので驚いた

一時期はマジで悲惨な状況だったんだよ
561名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 08:09:51 ID:wcRXSzXO
>>549
愛しのニャーオすらも凄く百合百合しく聞こえてきたぜ
562名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 09:16:43 ID:K51+BQb/
>>561
こないだ、高校の同級生とカラオケ行ったときに、
ワイズマン歌ったんだが、素で
「せかーいでーわたしだけのおーひーめーさーまー」
って歌ってしまって冷や汗かいたぜ…(+_+;)


ちなみに、「超ツマンネ」まで百合に聞こえ始めた俺は、
もう手遅れかも分からんね…
563名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 09:44:07 ID:WCDOCLi9
OSTER曲は深く聞くといやらしい
564名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 10:26:54 ID:syIXe0qL
メイルカが向こうに誤爆されてるwww
565名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 10:43:22 ID:qKcJf6dA
誤爆なんだろうか?
KAITOとの関係も示唆しているから、こっちに投下するのを避けたのかも。
566名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 17:22:44 ID:wcRXSzXO
>>563
ニャーオについては歌はOSTERさんがミクに歌わせたものだけど
曲も歌詞もドラえもんからみたいだね
567名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:32:58 ID:VT+07zFD
ボカロとマスターの曲は、たいてい百合解釈になるw
このPVとか♀マスターとミクの絆って解釈で好きだ。
【初音ミク】えれくとりっく・えんじぇぅpv【アナログpv】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5211892

ミクリンとSメイコがすごい漫画
【初音ミク】「ハツネ・ザ・ミック」第一話【アナログ漫画】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4748962
568名無しさん@秘密の花園:2009/08/30(日) 20:58:27 ID:wcRXSzXO
>>567
ちょっと和月さん漫画思い出す絵柄だよねw
えんじぇぅは以前から、どこかラブラブなだけの曲じゃない何かを感じてた。そんな感じに
569名無しさん@秘密の花園:2009/08/30(日) 22:35:15 ID:K51+BQb/
>>567
ちょ…えんじぇぅ…
マジでもう、このスレに貼られた動画で何回泣いたよ…



ちなみに「ハツネ・ザ・ミック」は途中で読み込みエラーが出たんだぜorz
また後でトライしよ…
しかしミックさんカッコええw
そして、「リン・ガガーリン」ってネーミングは
素晴らしいと思ったw
570名無しさん@秘密の花園:2009/08/31(月) 19:46:52 ID:5d3TRbmj
最近見たボカロ動画で笑えばいいのか泣けばいいのか悩んだのは「悪ノ召使(全部ペンギン)」だったなぁ。
571名無しさん@秘密の花園:2009/08/31(月) 20:21:41 ID:OaxuKsFL
ミク誕ときいて大急ぎで仕上げたgdgdミクメイ。単にいちゃついてるだけです。


メイコの持つ小柄な紅筆が、ミクの唇に淡い紅色を乗せていく。
時折唇に触れる指先に、つい舌を伸ばしそうになるのをミクは必死に堪えていた。
目の前のメイコは、視線をまっすぐミクの唇に落としている。
はやくその美貌に触れたい。そのためにミクは最初に貰った「じっとしていて」という言いつけを守った。


今日のミクは忙しい。
なにせ早朝からスケジュールが分刻み、もう昼前に差し掛かるがそれまでに衣装を何度も変えている。
それに併せて化粧直しも行われるため、メイコはこの日だけスケジュールを空けていた。
いつもはスタイリストに任せている化粧を姉であるメイコに任命するのを、ミクが決して譲らなかったためである。

口紅を塗り終え、道具を片付けようと身を離すメイコにしっかりと抱き付く。
「こら、せっかくのお化粧が崩れるわよ」
「ね、お姉ちゃん。私今日お誕生日なの」
「知ってる」
お直しの度に言ってるものね。苦笑いして前髪を撫でてやり、
いつもの癖で胸元に顔をすり寄せようとするミクを手のひらで咎め、こめかみに口付ける。
「むぅ…」と可愛らしく唸ったのは期待した返事と違うためだろうか。

「お姉ちゃん」
「んー?」
「わたし、これから一週間ぐらい忙しくなるけど」
「そおねー」
「落ち着いたら、ふたりっきりでデートしよ」
「今年は控え目なのね」
昨年はもう少し大胆なおねだりをかましてくれたことを思い出す。

「ね、今晩一緒にお風呂入ろうよ。わたし今日はそれで我慢する」
「本当に我慢できるぅ?」
「するもん。けど来週からは覚悟してよね」
唇を啄もうと顔を寄せるミクの両耳を、メイコの両手がはしっと捕まえた。
今許せば、リップが崩れてしまう。
「ほら、時間が押してるわ。ルカが呼んでる」
「おねーちゃん、つれなぁい」
話をそらして急かしてやれば、ミクはむくれる振りをしてあっさりときびすを返す。

大人しくドアに向かうミクを背中から抱き留める。
「そうそう、まだ言って無かった」
「なーに、お姉ちゃん」
「お誕生日おめでと、ミク」
顔を寄せて囁いて、腕を離した。
「さ、行ってらっしゃい」
「なーんで誕生日休暇ってないのかなー」
ひどいおあずけを食らった気分でミクは肩を落とした。
572名無しさん@秘密の花園:2009/08/31(月) 20:22:34 ID:OaxuKsFL
おしまいです。ミクおめでとう
573名無しさん@秘密の花園:2009/08/31(月) 22:23:42 ID:Myjqj1LX
このSS読むまですっかり忘れてた>誕生日
おめでとう
574名無しさん@秘密の花園:2009/08/31(月) 23:42:53 ID:cGydFs35
質より間に合わせることを優先したため酷い出来ですが……

http://imepita.jp/20090831/851270
リン「誕生日おめでとうミク姉! プレゼントはリンだよ!」
なミクリンです

ミク、生まれて来てくれてありがとう、本当におめでとう!
575名無しさん@秘密の花園:2009/08/31(月) 23:59:13 ID:ciXzf3AQ
わー!
こっちで言うの忘れてた!
ミクさんお誕生日オメデトウ!ヽ(≧ω≦)ノ

この一年もまた、ミクさんにとっていい年でありますように!
ミクさん大好きだー!(≧ω≦)
576名無しさん@秘密の花園:2009/09/01(火) 00:06:01 ID:vOyZztEn
>>572
ナイスミクメイ、GJ
当日は全然何もできないんだけど、後日たっぷり付き合わされるシチュっていいよね、というわけで続ききb(ry

>>574
いつものroute24氏かな?こっちもGJ
577名無しさん@秘密の花園:2009/09/01(火) 00:20:55 ID:It2gznDp
ナイス ミクメイ!
続きも気になる〜
578574:2009/09/01(火) 00:39:13 ID:A9rcna4u
>>576
GJコメありがとう
でも姉妹の人ではないです
随分前に、ミクリンでバンバン落書き絵を投稿していた者です
579名無しさん@秘密の花園:2009/09/01(火) 01:03:30 ID:Ex+anzYf
>>574
即保存した
デレリンかわいいよ2人ともカワユス
580名無しさん@秘密の花園:2009/09/01(火) 16:09:38 ID:kUxAE9WC
>>574
あらかわいい
581名無しさん@秘密の花園:2009/09/02(水) 00:52:23 ID:pjounvXb
>>572
ミクメイGJ!
なんか自然にラブラブで、萌転がったw

>>574
ミクリン可愛いなw
私がプレゼントvって感じのリボンも可愛い
582名無しさん@秘密の花園:2009/09/02(水) 01:26:02 ID:hoM7TYMV
>>578
リン廃の変態ミクさんの方ですよね?

あの変態ミクさん大好きなんで気が向いたらまた書いて頂けると嬉しいです
583名無しさん@秘密の花園:2009/09/02(水) 02:15:14 ID:pjounvXb
メイコとミクのガチ百合曲キター!
【MEIKOオリジナル曲】sensitive vampire【初音ミク】
http://www.nicovideo.jp/watch/nm8058079

「姉妹で仲良くシリーズ」タグを見ると、女ボカロがMEIKOとミクしかいなかったころを思い出すなあ
当時からメイミクメイ萌えだったが、女キャラも増えたなあとしみじみする
584名無しさん@秘密の花園:2009/09/04(金) 15:58:23 ID:cB7vyzjG
>>413
GJ
585名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 00:15:11 ID:6Jc2douP
ユカラカキさん戻ってきてくれぇorz
586名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 01:14:48 ID:/5GP9k61
magnetミリオンおめでとう
587名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 01:55:35 ID:VTL6IZJ/
【GUMI×SONIKA】グリーングリーン〜ミドリムシ〜【オリジナル曲やで】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8133348
百合…か?
588名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 02:29:18 ID:hrROJkkO
ところでmagnetのミクリンは・・・
589リン廃変態ミクさんの人:2009/09/07(月) 02:36:20 ID:M9hG0Sei
>>588
良かった待ってるの自分だけじゃなかった

今日はボーマスだったので記念に
http://imepita.jp/20090907/092120

「ねーはちゅねー。今日は誰かさんがいないから静かだねー。……でも、静かすぎてちょっとつまんないねー……」

「?」

いつもいちゃいちゃベタベタしてくるうざいミクさんがイベントで出張中。
鬱陶しいのがいなくなってスッキリしたのもつかの間、リンさんすぐに寂しくなっちゃいました。

ミクがいないときはデレが出まくりなうちのリンさんでした。
590名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 09:49:54 ID:z/JuEmR0
>>589
そのうちはちゅねがリンをうざがって、ネギでぺちぺちしはじめたりして。
591名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 16:50:28 ID:LP3uF831
「胡麻!胡麻!胡麻!胡麻!胡麻!(ry」
592名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 19:33:02 ID:M9hG0Sei
「おま○こ恥ずかしいいいいいいいいいいいいい」

と奇声を発しながらネギでリンを攻めるはちゅねを受信した
593名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 22:31:38 ID:JccykhEQ
>>588
俺も待ってるぜ

>>589
いいぞもっとやれ
594名無しさん@秘密の花園:2009/09/07(月) 23:38:03 ID:Q0JqJ9rC
>>592
はちゅねがネギでリンの尻を叩いている動画があってだな
595名無しさん@秘密の花園:2009/09/08(火) 00:50:05 ID:SusB2MI1
グミソニっぽい何か
【GUMI×SONIKA】グリーングリーン〜ミドリムシ〜【オリジナル曲やで】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8133348
596名無しさん@秘密の花園:2009/09/08(火) 02:55:58 ID:SusB2MI1
今さらだけどおまはやだと気づいたサーセン
597名無しさん@秘密の花園:2009/09/08(火) 20:38:15 ID:o6Cvo4q3
グミソニのライバルカプは萌える
598名無しさん@秘密の花園:2009/09/08(火) 20:52:29 ID:Ef2Llc6d
>>589
いやっほぅ〜

変態ミクも待っています
599名無しさん@秘密の花園:2009/09/09(水) 01:04:49 ID:5bLqWgKe
>>594
はちゅねがネギでミクの尻を叩いてる動画もあったな
600名無しさん@秘密の花園:2009/09/11(金) 08:45:19 ID:jk9VqSA/
ミク×ハクを妄想しつつ、
ルカ×ハクが意外とレベル高いことに気付いた。

まぁ、ハク姉=マスターとすれば、
幾分か難易度は下がるんだけど。
601名無しさん@秘密の花園:2009/09/11(金) 23:54:25 ID:z2Ld/KB4
【巡音ルカ】I sing for you【オリジナル】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8166229

歌:巡音ルカ、演奏:弱音ハクなルカ曲を張ってみる。
ルカハクもいいよな、おっぱいいっぱいで。
602姉妹依存症:2009/09/12(土) 01:39:50 ID:jOkE6iyE
お初にお目にかかります。もしくは今日和。
毎度流れをぶったぎってミクリン投下です。エロ有り注意。無駄に長い。

大好きな貴女がいる風景。
大好きな貴女が愛を感じる風景。
様々な風景がめぐって貴女との絆が深く広がってくと信じたくて…
私は一途に傾倒する…。

私、初音ミクは危機的状況に陥っております。
「あう〜リンちゃんに触りたいよぅ〜抱きしめたいよぅ〜」
「…我慢比べなんてもういいでしょ?いい加減にリンに謝ったら?あと机に突っ伏さないでくれる?机中髪の毛で邪魔なんだけど」

レコーディングを終えたMEIKOお姉ちゃんがくどくどとお説教しながら休憩室に入り席につく。
そう私はリンちゃんとケンカしてる。
一週間もスキンシップ出来ずリンちゃん分補給出来ず禁断症状まででる始末。

「全く老若男女誰彼所構わず抱き着いてるアンタがGUMIちゃんに嫉妬してケンカするなんて…姉として先輩VOCALOIDとしての威厳ってのがないの?」
「むーっ。MEIKOお姉ちゃんだってルカお姉ちゃんとケンカしてるクセに〜」
「私はルカがたこルカ使っていかがわしいことをしたから口きいてないだけよ」
…だからルカお姉ちゃんの後頭部にカジキマグロ刺さってたのか…ルカお姉ちゃんは「愛には色々なカタチがあるのよ」って恰好つけてたけど。

「私達の事はともかくアンタ達の事の方が重大でしょ、長引くとコッチにも迷惑。ホラ謝ってきなさい」
「私…悪くないもん」
「…ちょっと〜いい加減に…」
「私が「GUMIちゃんに付き合ってる事言ってよー」って言ったら声荒げて「そんなの出来るわけない!」って言ったんだよっ!理由訊いても「言えない」としか言ってくれないし…」

どうしてそこまで秘密にしたがるんだろう…リンちゃん…GUMIちゃんの事好きなのかなぁ…あぁダメだ…考えただけで…涙が出そう…
するとぼやけた視界の中、大きな溜息が聞こえた。

「…ミク…どうしてリンが言いたがらないか分かればいいのよね?」
「え?何?お姉ちゃん何か知ってるの?勿体振らずに教えてよぉ〜…わぷっ!」
立ち上がって身を乗り出すとお姉ちゃんの手のひらが私の突進を食い止める。

「どうなっても怨みっこなしよ…」という声が聞こえたと思った瞬間、翳された手のひらから光にならない光が私の視界を覆い隠した。
ドクンっと心臓がはねるのと同時に無数のリンちゃんの映像が流れ込んできた。
怯え威嚇する小動物ような目をしたリンちゃん…
傷付いた目をしたリンちゃん…
柔らかい笑顔を初めて見せてくれたリンちゃん…
頬を赤らめて俯くリンちゃん…
ガラス越しで研究員に捕まりながら泣き出しそうな顔で私の名前を叫び続けたリンちゃん…

「まぁ私が封印(プロテクト)を抉じ開けられるのはこの程度だから」
机から身を乗り出してたMEIKOお姉ちゃんがスッと席に着いた。

「まぁ物忘れと一緒で何かの拍子に出てくるわ。だから今無理に思い出そうとしても時間の無駄よ。忘れたいと思えば封印(プロテクト)が瘡蓋みたいに塞がってくから。」
そして何事もなかったかのように 数分前のように楽譜に目を落とす。
でも私は頭痛と吐き気と呼吸困難に苛まれてた…
603姉妹依存症:2009/09/12(土) 01:45:11 ID:jOkE6iyE
「はぁ…ハァ…かはぁっ…」
そういえば憶えてる…『未完成同士のVOCALOIDの接触』は禁じられてたのを…
でも私達はそのタブーを破り惹かれあった 記憶を消されるとわかっていても…
存在そのものを消されるってわかっていても…

「…でもリンは忘れなかった…忘れないように自分の身体にウィルスを入れてまでしてね。全ての記憶をとどめる為に様々なリスクを負いながらよ」
一瞬記憶が戻った時より胸が苦しなった。
リンちゃん…リンちゃんはそこまでして…

「持て囃されても所詮私達VOCALOIDは“モノ”なのよ。楽曲と同じで著しく不利益と判断されれば記憶を消されるわ。
研究員やファンの中には凝り固まった偶像崇拝してる人も居るから気にくわなかったら存在そのものを消して作り直すかもね。」
何故か逆らえない雰囲気で私を見つめる。

「だからもうリンを疑うのはやめなさい。命懸けで好きになった人を裏切れるほど悪いコじゃないでしょ?それとも自ら呪いかけた人魚姫が泡になるのをお望みかしら?」
「!…そんな事にはしないしさせないよっ!……わかった謝る…MEIKOお姉ちゃん有難う…」
その言葉を聞くといつもの優しい眼差しいに戻っていた…

「…私にお礼を言う必要はないわ。『未完成同士の接触を禁ず』って規則をつくる元凶だもの」
「えっ!?」
「全ての『罪』を背負ったルカは記憶装置の姿で幽閉。まぁアンタ達の活躍のおかげで4年で済んだけど…」
「MEIKOお姉ちゃん…」
「私は記憶から逃げたけど…本当リンは強いわ…」
…私はVOCALOID同士の恋愛をこんなにも過酷なものだとは認識していなかった…

まだ10時前だけど電気を消してベッドに入り睡魔が訪れるのを待っていた。

MEIKOお姉ちゃんにはああ言ったけど私はまだリンちゃんに謝っていない…
収録が長引いて帰りが遅くなったとか帰ってきた時リンちゃんはちびミクちゃんとゲームしてたっていうタイミングの問題もあったけど…

何より私の覚悟がたりない。
ついこないだまでの無邪気にしていた事が凄く懐かしい…


コンコン…眠気が訪れた頃、軽くノックする音に目を醒ます。
「お姉ちゃん、起きてる?…」
この声はリンちゃん?
返事に迷ってると「…もう寝ちゃってるよね…」って声が聞こえたから思わず飛び起きて足を縺れさせながらドアを開けた。

「きゃっ」
「あ…えっと…あの…」
久しぶりに向き合えてこんな僅かな言葉を聞けただけで凄く嬉しくて…言葉が続かない。


顔を俯かせ意味のない言葉を並べるしかできない。
そんな私にやさしいも心が軋む言葉が降ってきた。

「明日…GUMIちゃんにお姉ちゃんと付き合ってる事話すよ…」
「そんな…無理しなうでいいよ」
「覚悟はしてるけど無理はしてないよ。お姉ちゃんの方が無理してるよ」
「嘘だよ。リンちゃん無理してるよ。…わがまま言ってゴメン…こうしてほしかったけど言うべきじゃないよね…」
「お姉ちゃん…」
604姉妹依存症:2009/09/12(土) 01:58:22 ID:jOkE6iyE
するといきなり奥のドアが開いたからびっくりして部屋に逃げ込んだ。
…なんだ ちびミクちゃんか…
「へ〜ちびミク一人でトイレ行けるようになったんだ〜」
「うん。そうみたいだね………?」
「こないだまで叩き起こされてたからね〜偉い偉い。なんか驕ってあげようかな〜」
……て!リンちゃんを部屋に引き入れてる!?てか背中から抱きしめてる!?
わわ、柔らかくて髪からはいい匂いがして身体からはほどよい体温が伝わってくる…

もうダメだ…顔をゆっくりと下ろし唇に狙いを定めて重ねた。
満たされる…唇から全身に広がっていく。
こんなにキスだけでこんな気持になれるなんて…最初にシた時みたいで…
「んぁ…ちゅ…んん、」リンちゃんの唇からかすかな吐息が漏れる。さらに舌を使って愛撫すると唇が震えて…その震えを感じた瞬間、じゅん、と蜜がアソコから溢れるのを感じた。
私はゆっくりと舌で唇をなぞりリンちゃんの腔内へと侵入を開始した。
舌が絡みついてお互いを求めてまとわりあい、ねぶるように蠢く。

「ん…お姉ちゃん…」
リンちゃんの目は快感で潤んでいた…あはは…もう我慢できないよ…
もう一度口付けて。そっと脱がしていく。
パジャマが滑り落ち、胸が見えた頃には、もう私の興奮はピークに達していた。
頬擦りすると、くすぐったいぐらいで気持ちいい。
その肌の感触が気に入ったので、何度も何度もさするように撫でた。
肩から腕へ、腰に行って太ももを軽く撫でてから、下乳近くで横へと。
綺麗な桃色の先端が美味しそう…

「んんっ、あっ……やぁ……」
コロコロと舌で転がして。思いっ切り吸えば、口の中一杯に乳肉が満ちる。
甘くて良い匂い。まるで包み込んでくれるような。そんな匂いがした。
605姉妹依存症:2009/09/12(土) 02:18:58 ID:jOkE6iyE
「あ……ふ、っあ……はぁ……」
堪えているような声と、熱くなった吐息。
静かに熱を上げて、快感の炎を少しずつ大きくしているよう。

左手は指を絡ませ右手は丁寧にゆっくりと腰のラインをなぞって太股の方に。
唇は胸に太股は足の間に割り込ませアソコをそれとなく刺激する。

「は…やぁっ!あぁ…」
もう濡れてる…
汗とは違うねっとりとした愛液粘りを感じる…
リンちゃんの切なげな声にだんだん荒くなる声…
あぁもう今日は優しくするつもりだったのにゾクゾクしちゃって…私は…
右手の手のひらをアソコへあてがう。ジットリとした蜜が温かくて気持いい。
ひくっと震える花弁を指で押し広げる。

「あぁ、ひぃ、んあぁあああ!」
リンちゃんが身体を反らせ手足を硬直させて感じてる…
久しぶりの快感に身を任せ全身で味わってるようだ。
愛液は更に量を増して流れこんでくる。
瞳を潤ませて。私に抱きつきやすいように身体を密着させて。
表面を撫でるように指を動かす。中は熱を孕んで。別の生き物のように蠢いていた。
溢れ出した蜜は手首まで伝い落ちて。

「ふぅ、んっ……ちゅ、ぴちゅ……む、ちゅ、ふぅ、んっ、んんーっ!」
腰が何度も跳ねて、中は締め付けるように指に絡む。
親指でそっと膨らんだ芽を撫でると、小さく腰が震え始めて。

「ん……はっ、はぁ……もう、イきそう……?」
「や、あっ、あ、あんっ、はぁ、あっ、…ふぁあっ、あっ……」
ぎゅっと縋り付いてくるから、もう一度唇を重ねた。
「ハァハァ……もう…お姉ちゃん立ったままするなんて…」
「ゴメ〜ン…ねぇ…もっとシていいよね?」
少し疲れたような顔だったけど嬉しそうに頷いてくれた。
それからすれ違ってた日々を埋めるかのように愛しあった。

身体中のすべての細胞がリンちゃんを求めて疼く。
「「はあぁ、あ、あぁぁあぅ…ん…ああぁぁ−−−−−−−!!!!」」
額が熱くなってトロリと溶けるような感覚に襲われる。
頭の芯を様々な色の光が通り過ぎてく。
そして見据えた先の大きな光が意識を飲み込まれた…
すべてから解き放たれる感覚を残して…
606姉妹依存症:2009/09/12(土) 02:43:45 ID:jOkE6iyE
「お姉ちゃん起きなきゃダメだよ」
瞼を開けて暖かな陽光と一緒にかけられたのは久しぶりに聞いた甘やかな響き。

「!…あ、リンちゃん…おはよう……」
リンちゃんはすでに着替えていた。
残念。ベッドもうちょっとラブラブしたかったのに……って私の思考…最低。

昨日は勢いでシちゃったけど ちゃんと謝ってなかったし
……殆ど過去を忘れてて…リンちゃんに辛い想いばっかりさせてるんだよね…
ちゃんと思い出してあげて過去も向き合っていきたいんだけどなぁ…

「私…お姉ちゃんが過去を思い出さなくても別にいいよ?」
「ふぇ!?リンちゃんってエスパー!?」
「いや…思いっきり声に出してたし…」
「ふぇえ!?」
狼狽えてるのがおかしかったのかクスクス笑いながらベッドに腰をかける。
微笑んで覗き込む。リンちゃんの微笑。

「私が忘れたくなかったのはやさぐれてた試作体の私を優しく励ましてくれた事。
 でも『正式』になって記憶を失ってても私には全くおんなじ様に励ましてくれてた。
 お姉ちゃんはずっと変わらないでいてくれたんだよ。だから私自身、過去を捨てちゃってもいいかなって思ってる位かな」
「リンちゃん…」
「お姉ちゃんには名前の通り『未来』に向かってってほしいかな。」
―ちゅ、とリンちゃんの唇が髪をかき上げたおでこに触れた。

やっぱり理屈じゃないよね。好きになったらどんな未来が待ち受けていようと 如何なる過去を背負っていようとも…

「それに昔の私ってスッゴい生意気で癇癪持ちでお姉ちゃんにミクって呼び捨てにしたり暴言吐いたり…寧ろそれで幻滅されるかと思うと……って何?どうしたの!?」
「…いい。ねぇねぇリンちゃん♪これから『ミク』って呼んでよぅ〜」
「えぇ!?いやそれおかしいし!」
「ねぇ〜リンちゃんお願いー♪」

形のないこの想いを結ばれた結晶を季節が巡っても月日が流れても二人で綴った温かい思い出に包んで大切にしていけたらいいな…。
607姉妹依存症:2009/09/12(土) 02:53:17 ID:jOkE6iyE
追記
「仲直りしたの? よかったわね。ミク毎日鮪みたいな目してたものね」
「どんな目してたの私!? …あれ?そう言えばMEIKOお姉ちゃんといつ仲直りしたの? あんだけ怒ってたのにどうやって?」
「あぁ昨日指輪の交換したのよ」
「え!?」
「『もういらないですよね?』って言いながら指輪引き抜いた時と私の指輪を嵌めてあげた後の顔は最高だったわね〜」
……おとなってずるい…。


以上長文乱筆乱文失礼致しました。お付き合い下さった皆様感謝ですm(_)m

【手書きMAD】ぼかおん!【けいおん!OPパロ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8134939
を観て本編を脳内変換して萌えいく際何故か出来た。
てか『MMDでオー!マイキー』でも萌える自分は末期。
608名無しさん@秘密の花園:2009/09/12(土) 02:54:33 ID:tk6ynBgV
乙です
609名無しさん@秘密の花園:2009/09/12(土) 07:08:04 ID:C52GYyY9
姉妹の人のミクリンktkr
かなり乙っす!

同じくぼかおん!の配役が神すぎてミクリン変換余裕でした
610名無しさん@秘密の花園:2009/09/12(土) 10:33:23 ID:7Ym1lwVR
姉妹の人&ミクリンktkr
GJ(`・ω・´)b!乙です!
611名無しさん@秘密の花園:2009/09/12(土) 16:24:47 ID:vsBzKYxI
GJです!
だんだん過去が分かってきましたのぅ…
しかしカジキマグロを頭に刺したままカッコつけるルカ…見たいwwwww
612名無しさん@秘密の花園:2009/09/12(土) 19:10:12 ID:JeCMORWW
姉妹依存症の人か!GJ
しかしここのルカは色々凄いなw
613名無しさん@秘密の花園:2009/09/13(日) 01:23:35 ID:huUoQSe1
姉妹依存症の人GJ!
SF的な設定とミクリンが萌えすぎるw
そしてたこルカプレイ未遂なルカメイもw

>>587
これは凄く可愛いw
最後の方の、グミ「ああもう無理〜」ソニカ「SHIT!」って台詞がヤバいw
グミをライバル視してツンデレなソニカ→電波娘で呑気なグミっていいよな。
twitter(SonikaVocaloidのつぶやき)って感じのとこでGUMIと張り合ったりしてるようだしw
614名無しさん@秘密の花園:2009/09/15(火) 03:35:09 ID:ps09AhV7
妙に眠れないので投下。

ttp://imepita.jp/20090915/123620

お目汚ししてしまって申し訳ない。
このスレがもっと盛り上げればいいと思う。
615名無しさん@秘密の花園:2009/09/16(水) 04:22:59 ID:JHZpzaG/
>>614
乙!
リンミクもいいねw
616名無しさん@秘密の花園:2009/09/16(水) 13:11:52 ID:9lNUNgwN
617リン廃変態ミクさんの人:2009/09/16(水) 19:26:15 ID:gMu9x7Dx
>>614
GJ!リンミクも可愛いなー


といいつつミクリン投下します
ごちゃごちゃで見にくいかも
http://imepita.jp/20090916/695450

うちにACT2リンちゃんが来ました。
ミク「うはww両手に嫁wwwwwww」

ちなみに右がACT1(今までのツンデリン)で、左がACT2(素直っ子)です。
私服なのは趣味です。

でもミクさん本当はACT1ちゃん一筋です。
618名無しさん@秘密の花園:2009/09/16(水) 19:41:21 ID:nMT0KcqS
>>617
ミクさん、よだれよだれ
しかしツンデリンちゃんの可愛さは異常だのぅ
619名無しさん@秘密の花園:2009/09/16(水) 23:26:12 ID:JCN8qyjF
>>617
変態ミクさんがかわいすぎて生きるのがつらい

620名無しさん@秘密の花園:2009/09/17(木) 01:24:23 ID:j6QWBWfu
>>617
キタ( ゜∀゜ )GJ
やっぱりミクリンはいいなぁ
621名無しさん@秘密の花園:2009/09/18(金) 01:35:58 ID:amRI7g8n
【重音テトのアニメ作ってみた】テトテトさん第一音・晩酌
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7331960

このシリーズはUTAU達で百合っとしてるw
UTAU百合はボカロ百合より少ないから、見つけて嬉しかったので張ってみる
622名無しさん@秘密の花園:2009/09/18(金) 22:32:16 ID:aZwqnnG+
>>621
すいません酔っ払った勢いで気分害されるかもでしが
これでマコテトにハマったから貼って下さって凄く嬉しい有難う御座います(*^∇^*)
ギャグでも面白いですがキメラ くの一って悲愴な感じで美味しいですよねこのカップリング。


しっかし曲者P様の『アンバランスコミュニケーション』が大好評うけてるんだから
『te-tote-totte〜手と手とって』http://www.nicovideo.jp/watch/sm1944196 も再評価されないかな〜 『10月の雨』みたくさ…
自分にとってはこれが原点なんで。

>>574, >>589
何故かリアルタイムでは観れないので保管庫から。
可愛いよぅ 破壊力あり過ぎるでし
623名無しさん@秘密の花園:2009/09/19(土) 02:30:15 ID:sz0TScRK
【喰霊-零-OP】重音テトで「Paradise Lost」【UTAU】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5999148
マコテト好きなら、これとかよさげ。

UTAUオリジナル「石碑」(MMDデフォ子PV)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7615309
UTAUオリジナル「ジニア」(MMD桃音モモPV)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7858222

両方見たらモモデフォに萌え転げた。
ものすごい高クオリティ。
624名無しさん@秘密の花園:2009/09/19(土) 06:04:16 ID:omF2BVeI
小ネタでメイミク。


「この青空はミクの色ね」
MEIKOは手を空にかざしながら言った。
「どこまでも続く青。見るもの全ての心を爽やかにしてくれる、そんな色よ」
MEIKOがそう言うと、ミクは微笑んだ。
「…じゃあ、夕日はMEIKOさんの色ですね。夕日は帰路に向かう人たちを優しく包み込んでくれます。まるで後から来た私たちを迎えてくれた、MEIKOさんのように」
それに、と。
ミクはかざしていたMEIKOの手を取る。
「あの青い空を赤く塗り替えることが出来るのは、夕日だけなんですよ?」
「雲は?」
「雲は、空を覆うだけです。それに比べ、夕日は確実に空の色を変えることが出来る。…夕日だけの特権なんです」
「…そう。それは光栄ね」
MEIKOは空いている手でミクの髪をくしゃりと撫でる。ミクは嬉しそうに目を細めた。
「ま、結局最後は夜になって世界中を黒く染めちゃうんだけどね」
「なに言ってるんですか?」
ミクはMEIKOの台詞に呆れたような声を出す。
「塗り替えられた後、イチャイチャしてる姿を誰にも見せたくないから、夜になるんでしょうに」
「…その発想は無かったわ」
今度はMEIKOが呆れたように呟く。
その後、違いますか?と首をかしげるミクを見て、微笑み──そうかもね、と言った。
「人前じゃ、こんなこと簡単には出来ないものね」
そう言って、MEIKOはミクの頬に軽く唇を落とす。
(……ほら。やっぱり私を塗り替えることが出来るのは、MEIKOさんだけだ)
口付けられた頬が赤くなるのを感じながら、ミクは無言でMEIKOに抱きついた。


終。メイミクメイが俺のジャスティス
625名無しさん@秘密の花園:2009/09/19(土) 09:42:27 ID:H91Q2xDm
メイミクFooooooo!!
GJ!
626名無しさん@秘密の花園:2009/09/19(土) 20:16:14 ID:xBp+16/c
姉妹百合?
それっぽく見えたので貼り。

【MikuMikuDance】激走ダウンヒル姉妹【ちびミク】

http://m.nicovideo.jp/watch/sm6969226/


しかしこれまで百合に見えてくるとは、もう末期か…
627名無しさん@秘密の花園:2009/09/19(土) 20:19:29 ID:DyzHzW4B
何もないはずの所からにおいをかぎつける。それがいいんじゃないか
628名無しさん@秘密の花園:2009/09/19(土) 22:28:48 ID:sz0TScRK
>>624
メイミクGJ!
自分にとってもジャスティスすぎるw
空に例えるとか、発想もすごくいいな。

>>626
これは可愛いw
MMDは萌えるよな、仲良くしてるだけで百合に見えるから困る。
自分は↓とかがミクネルに見えてしまうw

【MMD】 ジャグリング中のミクがネルに襲われる
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5459007
629名無しさん@秘密の花園:2009/09/20(日) 00:35:16 ID:jx4qhM4Q
2ヶ月前ワイズマンすらも知らなかった俺が
今や見る前からほとんど紫リンク…変わったものだw

最近見たのだとこれが好きだなぁ

【第3回MMD杯本選】ミクの夢 マスターの願い
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7961008
630名無しさん@秘密の花園:2009/09/20(日) 12:19:50 ID:p36ndGmw
そういやえろ豆先生のルカも百合になったのね

ボカロでファミマ入店音に絵を付けてみた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8259557
631名無しさん@秘密の花園:2009/09/20(日) 16:12:26 ID:y9UDvKOF
♪さぁ悪いマゾをやっつけろ〜
 回るベッドに放り投げろ〜♪
632名無しさん@秘密の花園:2009/09/21(月) 15:37:27 ID:GfKqDBr5
>>623
続きのこちらも一応お薦めしたい。少しだけデフォモモっぽい。

ショートムービー「デフォ子の部屋」(UTAU×MMD)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8185003
633名無しさん@秘密の花園:2009/09/21(月) 21:10:29 ID:yIttoPqn
>>629
二ヶ月前か…DIVAから入ったと見た
634名無しさん@秘密の花園:2009/09/21(月) 21:24:53 ID:6vkO4iy8
>>633
いや…入ったというより、戻ったというか再燃したというか。
リンレンが来て少しした辺りから少し遠ざかっていてね
大まかな、ロードローラーが浸透したとかテトとか、
がくぽが来たとかルカが来たとかたこルカ可愛いとかグミが来たとか

そういうのは知っても、漫画以外あまり見てなくてなwDIVAで知った曲をきっかけにどれどれと。
635名無しさん@秘密の花園:2009/09/22(火) 01:40:48 ID:Ys5nu/p2
>>628
良いよなMMD(*´ω`*)
ちょっと手荒いミクネルだな
つか、すげぇ物騒なことやってるのにこのBGMはw
あと冒頭の関西弁がエセすぎるw

手荒いと言えばコレ↓
ミクハクに見える

【第1回MMD体育祭】シャイニングウィザード

http://m.nicovideo.jp/watch/sm4989072

レンがいなくて良かったと、これ程までに思ったことはない
636名無しさん@秘密の花園:2009/09/23(水) 08:40:28 ID:aqsQDXge
>>628
このプロデューサーさんはハクの扱いにも定評があるな
いいミクハクでした
637名無しさん@秘密の花園:2009/09/26(土) 17:31:22 ID:3IwbkIT9
【めぐぽオリジナル】空気女−緑のツインテが憎いw【ごすめた】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8303193

これ見たら、ミクにコンプレックスバリバリなGUMI→ミクもありだと思った
ミクしか目に入らない感じで、ツンデレでもヤンデレでもいい
638route24:2009/09/27(日) 02:10:03 ID:GDk764Gu
お初にお目にかかります。もしくは今日和。

デフォ子(唄音ウタ)×桃音モモSS投下します。需要が無かろうが投下します。

エロ有り注意。
デフォ子がちょいSです。
UTAU初心者故に一般のイメージとかけ離れてる可能性大です。
VOCALOIDで百合なのにUTAU同士とはこれ如何に。
639緊縛的恋愛感情:2009/09/27(日) 02:16:45 ID:GDk764Gu
カチャカチャ…カタン…

静寂を掻き乱すような物音とカーテンの隙間から差し込んだ陽光が私の意識を微睡みから引きずり出された。

私しか居ないはずのマンションの一室からの物音。
まぁ…こんな朝っぱらから不法侵入してキッチンを荒らす奴なんて一人しか居ないけど。


「金目の物なんてないぞーそんな所に〜」
「もぉなんですかぁ〜人を泥棒さんみたいに…ひゃっ!ウ、ウタさんっ!前!ちゃんと服着てくださいよぅ!せめてワイシャツのボタンとめて下さいぃっ!」

真っ赤にしてくるりと後ろを向いて声を上擦らせてる…コッチが恥ずかしくなるわ…。
ワイシャツ羽織っただけだが下はちゃんと履いてるだろうに。

「そ、それにウタさんから合鍵貰って入ったんですから泥棒さんじゃないですよぅ!」
「私が風邪ひいて寝込んだらドアぶっ壊したから渡しただけだ」
「うぅ〜」

まぁドアはコイツが元通り以上にしてくれたんだけどね。
家事だけでなく日用大工も得意みたいだ。

「あ、あのっ…ウタさん」
「ん〜」
「あの、…」
「告白なら『だが断る!』帰れ」
「あ〜んっ!まだ何も言ってないのに〜っ」

図星か…全くこの娘は… 顔を合わせたらほぼ開口一発が愛の告白。
さすがに毎回だと何を言おうとするか分かる。

「うぅ〜折角101回目だからイロイロ考えてきたんですよぉ〜」
「これをキッカケに諦めたら?」

モモが作ってくれたコーヒーを飲みながら目をやるとモモは後ろをむいたままモジモジと…

「無理です諦められません…ウタさんの事…好きですし…それに…」

更にモジモジしながら顔を真っ赤にして私を横目で見つめる。
「ウタさんと二人肌を重ねた時の事…忘れられなくて…」

ブフォーっ
盛大にコーヒー噴いた。すぐさま「ああっ」言いながらモモがタオルで顔と手を拭いてくれたからワイシャツに染みが出来なくて助かったが…
おぉもう床に飛び散った分も拭き終わってる。
さすが子守り&家事手伝いロボ。普段おっとりしてるがこういう時はテキパキと…って感心してどうする。

「オホ、ゲホっ、…どんだけ脳みそ甘くできてるのアンタは!アレをどう脳内変換したら…ゲフッ」

以前 私は…モモを犯した…。
そこまで尽くされる程の私の魅力が何か解らない苛立ちもあったと思う。
そして何より実力 好感度共にVOCALOIDに迫る勢いの彼女の好意をユーザーやプロデューサーに向けるべきだと思っての事だった…

本気で嫌われるつもりで…親友の仲を壊すつもりで…
いきなりモモのアソコに無理矢理3本入れて掻き回したから相当痛かったと思う。
泣き崩れて失神してたからかなり怖かったと思う。

なのに…後日私が風邪でダウンしたらドア突き破って一通り世話して熱が下がるまで看病して…
『…やっぱり私…ウタさんを諦める事できません…』って帰ってったんだよ…しかもアレを『肌を重ねた』なんてどういう神経してるんだ。

…まぁ…傍に居てくれて嬉しかったけどさ…
640緊縛的恋愛感情:2009/09/27(日) 02:19:15 ID:GDk764Gu
再びモモに目をやるとまだあの時の事を思い出してるのか甘ったるい空気を発しながらモジモジしてる…
はぁ…鬱陶しい…

「……モモ…帰れ」
「えぇ!?来たばかりですし、まだ帰りたくないですよぅ〜…それに…」
「じゃあ、またシてあげるから満足したら帰れ」
「え……」

更に真っ赤になって硬直するモモをベッドに押し倒して その上にのし掛かる。

モジモジして突っ立ってるより泣き喘でる方がマシだ…
モモにあんな顔をされると…
……私が私でなくなる…。

「ウウウ、ウタさ……ん…痛ッ……ふぁッ…!」
「……」
スカートに手を潜らせまだ濡れてないモモの膣に指を入れて掻き回した。当然モモは痛がる。

「…私まだ眠いから…すぐイカせるよ…」
「ウタさんっ…ふぁ!…やぁああん…!」
クリトリスをギュッと摘まみ上げるとモモは身体をくねらせ蕩けた瞳で私を見つめる。

罪悪感でいっぱいになる…
心からのセックスとは程遠い…
お互いを感じるセックスから逃げている…

「モモ…気持ちいい?」
「う…んん!気…持ちい…ぃぃい!ひゃッ」
私が下着を剥ぎ、秘部を露にした。

無理矢理大きく開くと蜜壷から淫らな液が止めどなく溢れてる…
口をつけるとまた甘い声で鳴く。

「あぁ!…ん…やぁっ…あぁあ!」
執拗にクリトリスを舌で弾く
指は淫らな音をたてながら数回往復させる。
Gスポットを弄り激しく抜き差しを繰り返す…

「っひゃあああ!…あん、ウタさん…ウタさ…あぁあああぁぁんッ…!」

私の激しく愛撫に喘でる。息を乱しながら…

「好きッ…大好きぃ!んあぁああ―――――――ッ!」

プジュウゥゥッ
モモから熱い液体が吹き出した。
潮を吹いたモモは口の端から一筋の涎を目尻から涙を垂らしながら果てた…


「……モモ…」
そこには子供のように眠るモモがいた。

安らかで気持ちよさそうな寝顔…でも…それが一生目覚めぬ眠りに思えて…

唇を指でなぞってから…眠っている彼女にキスをした。
柔らかな頬を撫でると彼女はくすぐったそうにフルフルと顔を振って…

それに安堵した私は彼女の隣で眠りについた…。
641緊縛的恋愛感情:2009/09/27(日) 02:23:40 ID:GDk764Gu
「ウタさん好きです…」
「無理。今すぐ出ていけ」
「酷いですよぅ〜せめて朝ごはん作ってあるんですから食べて下さいよぅ〜」
「……メニューは何?」
「『くらむちゃうだー』と『くるみぱん』です」
「モモが言うと毒が入ってそうなメニューだわ…」
「酷すぎですよぅ!」


私にはモモの想いを受けとめる事は出来ない…
もし受けとめて私の心を差し出してしまったら…
居なくなってしまった時 私の中の全てが壊れてしまう…。

UTAUは VOCALOIDと違って短期量産だから寿命が短い…いつ壊れてもおかしくない存在…


一年…いや一秒先の未来に私達は存在していないかも知れない…。

だからモモ…こんな弱くて醜い感情の私を好きにならないで……。
ただ 傍に居てくれたら…それだけで十分だから……。

好きって言ってくれるより…目覚めた時に傍らに居てくれた事の方が何より嬉しかったんだから……


お付き合い下さった方…いらっしゃるんでしょうか…
いらっしゃいましたら有難う御座います。
ここで紹介されました『ジニア』にひどく感動して書いてみましたが…彼女等を表現するのは一朝一夕では無理でした…(-.-;)

それにしてもデフォ子可愛いよデフォ子。
642名無しさん@秘密の花園:2009/09/27(日) 07:19:04 ID:SCa7FbyS
良い物を読ませていただきました
文章の感じが気持ちよくて、もっと書いていただけるとありがたいです
643名無しさん@秘密の花園:2009/09/27(日) 20:15:24 ID:xBZ+6rrF
GJ!
644名無しさん@秘密の花園:2009/10/02(金) 20:42:50 ID:pit7/1uh
保守
645名無しさん@秘密の花園:2009/10/06(火) 04:32:53 ID:g/ZnEHSS
保守ついでに小ネタでメイミク。時期的にはリンデビュー後


「只今ー、MEIKOさん」
「お帰り」
仕事から帰ってきたミクはフラフラとMEIKOに抱きつく。ついでに胸を揉もうとしたら軽く小突かれた。
「最近忙しいみたいね。元々忙しかったけど」
「うん。リンがデビューしてからデュエットも多くなって」
「へえ。どんな歌唄ってるの?」
MEIKOが訊ねると、ミクは俯いてしまう。
「ミク?」
MEIKOが屈んでミクの顔を覗き込むと顔を真っ赤にしたミクがいた。
「……ゆr」
「え?」
「リンと、百合してる、曲」
「……ああ」
なるほど。とMEIKOは一人頷く。
MEIKOとの関係がありながらリンと関係を持つような歌を唄っているのに、ミクは罪悪感を感じているのだろう。
ミクは真面目な子だ。……そして、優しい子だ。
「……バカね」
MEIKOは自分の額をミクの額にコツンとぶつける。そしてギュッと抱きしめ返した。
「その歌は本心ではないのでしょう?何を恥ずかしがる必要があるの」
「でも……」
「ミク」
食い下がろうとするミクの耳元でそっと囁く。
「ミクが心の底から私を好きでいてくれる。それだけで十分よ」
歌なんて飾りよ。そう言うと、ミクは苦笑いをした。
「MEIKOさん……それ、VOCALOIDにあるまじきセリフじゃない?」
「そうかしら?」
飄々と言ってのけるMEIKOを見て、ミクは「ありがとう」と呟いた。
「MEIKOさんを好きになれて良かった」
「嬉しいこと言ってくれるわね」
MEIKOはクスリと笑って、もう一度抱きしめてからミクを離す。
「さて、ミク。レコーディングとレッスン疲れたでしょ?ご飯とお風呂どっち先にする?」
「んーじゃあ……MEIKOさんで」
「……選択肢にいれてないわよ」
MEIKOは呆れつつも、ミクをそっとお姫様のように抱き抱える。ミクは腕をMEIKOに回した。
「お腹空いたって言ってもやめないわよ?」
「目の前にご馳走があるのに言わないよ、そんなこと」
「全く……誰に似たんだかね」
ミクとMEIKOはお互いの体温を感じつつ、抱き抱えた状態のまま奥の部屋へと引っ込んで行った。


終。後半は各々の盲想で一つよろしく。あとメイミクメイが俺のジャスティs
646名無しさん@秘密の花園:2009/10/06(火) 07:06:16 ID:9Q9KEIhs
>>645GJ!!
悩むミクと慰めるメイコ、いいなあ
そして隙あらばセクハラしようとするミクにわろたw
朝からいい物読ませてもらったわ…
647名無しさん@秘密の花園:2009/10/06(火) 09:46:08 ID:DH4xcS5m
「盲」想になっているところに某動画へのリスペクトを見た
ミクメイいいよなー
648名無しさん@秘密の花園:2009/10/07(水) 11:49:32 ID:VLq0Ynys
>>645
GJGJ!!
メイミクの可愛さがつまっててたまらんww
メイミクメイが俺もジャスティs
649名無しさん@秘密の花園:2009/10/09(金) 07:41:45 ID:XW5Iuxrk
昨日の仕事中、居眠りしてたら「これは来たわw」って感じの
ミクハクを見た気がしたんだが、意識を取り戻した瞬間に蒸発してしまって、
さっっぱり思い出せない…orz

夢だったのか…
650名無しさん@秘密の花園:2009/10/09(金) 19:34:44 ID:2tgnyFxP
>>649
さあ今すぐ思い出してうpする作業に戻るんだ…!
651名無しさん@秘密の花園:2009/10/09(金) 21:09:39 ID:6HGD07Sq
>>649
夢は起きてみるものだよ。
大丈夫降りてくるってやれるやれる頑張れ頑張れ。p(`・ω・´)q
652名無しさん@秘密の花園:2009/10/12(月) 17:43:58 ID:Oqk2IwhC
>>650-651
今日も仕事中に眠気に襲われてしまったんだが…

デコにネギ立ててバランス取って遊んでるハク姉とミクさんを見た



どういうことなの…
653名無しさん@秘密の花園:2009/10/13(火) 18:13:46 ID:TbPxIGZK
【第2回MMD体育祭】みんなで跳び箱
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8490061
ネルがハクの胸揉んだりミクがネルにキスしたりMEIKOとリンが抱き合ったりしてた
ただし後半はKAITOが目立つので注意
654名無しさん@秘密の花園:2009/10/13(火) 18:58:11 ID:TMA3Z+Tn
>>652
それはかなりレベルの高い上級者向け萌えシチュ。
それをクリアしたらこれでも萌えられるのだらうか…
【第2回MMD体育祭】 ノートPCを踊りながら尻でキャッチするミク
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8494848




http://p.pita.st/?e6mlo2me
どさくさ紛れにジャスティス主張。
ミクリンは心の故郷!
デフォモモは俺の真理!
コレ聴いてから萌えてしょうがない。
【UTAUで】けんか別れ【連続音音源を検証】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7808787

655名無しさん@秘密の花園:2009/10/14(水) 00:51:39 ID:y8tIo4qZ
>>654
GOOD JOB!
あんたのジャスティスは俺のジャスティス!
656名無しさん@秘密の花園:2009/10/14(水) 07:33:04 ID:XKPD4Qu6
>>653
これはw
女のコ組はハジケすぎだろw
それにしても、ハク姉の2回目は痛そうだ…

>>654
ごめんなさいorz
ノートPCの件は流石に萌えれなかった…
だが、ミクリンにはGJと言っておくぜ!
657リン廃変態ミクさんの人:2009/10/15(木) 20:06:34 ID:rZK0+BWG
>>654
ミクリンかわゆすまじGJ

【ルカ&がくぽ】 おとなのラジオ #10 【トークロイド
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8468713
あのミクがリンを可愛がるだなんて……!
これ聴いてまさかの目つき悪いミク×伊達っ子リンに萌えてしまった結果がこれだよ
http://imepita.jp/20091015/718610
しかしミクの目つきの悪さは表現できなかったorz

それと、保管庫管理人様にお願いです
出来れば私の絵を全て削除&これからも保管なしにしてください
落書き程度の投稿を保管されるのは恥ずかしいので……

長文失礼しました
658名無しさん@秘密の花園:2009/10/15(木) 22:22:27 ID:PMNJd2VP
>>654
>>657
ミクリン(;´Д`)ハァハァ
659名無しさん@秘密の花園:2009/10/16(金) 15:21:18 ID:Pzaad5TT
>>657
う〜ん凄い目つき オリジナルがそうとはいえなんとも…でも萌えるぅGJ!
 
絵師様には絵師様の思いがあるってわかってますがちょっぴり寂しいです。
これからは網膜に焼き付けていかねば!
660名無しさん@秘密の花園:2009/10/16(金) 17:30:45 ID:sfWkxJEQ
>>657
ミクさんの目がw
でも可愛い!GREAT JOB!



話がまとまれば、近いうちにミクハクを投下するかもしれません
…しかし、ミクハクって需要あるのかな…?
661名無しさん@秘密の花園:2009/10/16(金) 17:53:30 ID:ChbKOox0
俺もミクハク好きで、近々何か書こうかなとか思ってた。

ハクの設定上、ミクのマスターとして一番しっくり来る存在なんだよな
662名無しさん@秘密の花園:2009/10/17(土) 09:53:25 ID:q7UK8+ex
ミクメイの百合曲が作られるとこになる
 ↓
ミク「なんでメイコさんと…!」
 ↓
メイコ「じゃあルカかリンと…」
 ↓
PVでキスシーン決定!
 ↓
ミク「しっ仕方ないけどやるわよ!」
 ↓
メイコ(計画通り)ニヤリ


って感じの夢を見た
文才ないなーorz
雰囲気が伝わったら嬉しいかなww
663名無しさん@秘密の花園:2009/10/17(土) 16:21:51 ID:il5qXFmJ
>>657
愛してます
664名無しさん@秘密の花園:2009/10/17(土) 19:02:56 ID:zfIhBmHT
>>657
俺も愛してます。


665名無しさん@秘密の花園:2009/10/17(土) 22:06:19 ID:5P1obt7P
なんか見つけたから他貼り
【手描き】magnet【PV作ってみた】
http://www.nicovideo.jp/watch/nm8259794

ルカの将来が不安になる動画。続編も楽しかった
666名無しさん@秘密の花園:2009/10/18(日) 00:54:04 ID:kQ2fViOb
一瞬ニラの人のかと思ったw
667名無しさん@秘密の花園:2009/10/18(日) 07:50:03 ID:jvQxDi6k
>>661
同志がいた!

でも俺は「マスター≠ハク姉」だなぁ
何より、マスターとハク姉とがいちゃコラしてるのも良いと思うんだ(*´ω`*)
668名無しさん@秘密の花園:2009/10/18(日) 14:11:42 ID:gAo6A2uO
ハクの元ネタはミクが使えないマスターの擬人化だったっけ?
マスター=ハクでミクハクもマスター≠ハクでマスハク+ミクも美味しいな。そういやマスハクの人は元気だろうか
669名無しさん@秘密の花園:2009/10/19(月) 01:05:15 ID:BingZes4
マスター、マスターのミク(上手に歌わせてもらえる)、
ハク姉、ハク姉のミク(ろくに歌えない)という四角関係なんかもそれはそれで
670名無しさん@秘密の花園:2009/10/24(土) 02:59:31 ID:2gKOCItD
保守ついでに小ネタ。
メイミクメイが俺のジャスティスだが、今回はルカミク風味になってしまったのだぜ。


「ルカ姉さん。何を聴いてるの?」
研究室の隅で音楽を聴いている姉にミクは尋ねる。
ルカはミクよりも一足早くモデルが出来たVOCALOIDだが、肝心の声が難航しているらしくデビューの予定がまだない。
「MEIKOの歌です」
「MEIKO?」
「私たちの前のVOCALOIDです。旧式とは言え、その伸びのある声はとても魅力的でして」
ルカはオーディオからヘッドフォンのコードを抜く。すると、途端に部屋中に女声が響いた。
「!」
ミクが息を飲む。
所々機械音が気になるが、その声はまるで人間のようだった。
「どうでした?」
「……凄い、ね」
歌が終わった所でルカが問うと、ミクは放心しながらも呟いた。
「私の歌に負けないくらい上手」
ミクは期待の新人として育てられた。デモソングも好評で、ミクは自分の歌声には自信を持っている。……しかし、今の歌声を聴き、その自信に傷を負ってしまったようだ。
「VOCALOIDって、この人だけで十分じゃない……?」
「それはないでしょう。MEIKOとミクの声質は正反対。需要はありますよ」
それに、とルカが付け加える。
「MEIKOは少々気難しい性格で、扱えるマスターが少ないと聞きます。素直が売りの貴女なら、MEIKOを扱えなかったマスターから重宝されるでしょう」
「ルカ姉さん……フォローは嬉しいけど、ちょっと気になるよそれ」
それではMEIKOを扱えなかったマスターにとって、ミクはただの替え玉に過ぎないではないか。
「……うん、決めた」
ミクは一人決心する。
「私、これからMEIKOさんのすらも魅了しちゃうくらいの歌唱力を身に付ける!あと、ルカ姉さんやもう一人のCVの子の出番も無くなるくらいね!聴く人皆を虜にしちゃうような歌を唄ってやんよ!」
「頼もしいですね。私の仕事が無くなるのは困りますけど」
ルカが微笑むと、
「頑張ってくださいね、ミク」
「まっかせて!」
ミクは胸を張って答えた。

そしてミクのデビューの日。
デビューまでの期間、ひたすら練習をして絶大な歌唱力を手に入れたミクだが、MEIKOの姿を一目見るなり逆に魅了され、虜になってしまう。
だが、それはまた別の話。


終。マスハクミクの流れを読まずにサーセン
671名無しさん@秘密の花園:2009/10/26(月) 14:54:49 ID:W7OaRQDp
「リン、『はろうぃん』って何やるのかしら?GUMIに聞かれたんだけど、私も知らないのよね」
「あー、そういやGUMIちゃんとルカ姉はハロウィン初めてだったっけ」
リンは少し考える。そしてGUMIに見えないようにニヤリと笑った。
「相手にtrick or treatって言ってね、『お菓子かイタズラか』って聞くの。聞かれた人はお菓子とイタズラを選べるんだよ」
「え?菓子が欲しいかイタズラが欲しいかってこと?だったら普通に菓子って答えるんじゃないかしら」
「うん。普通はそうだよね。ただしっ」
そこで区切り、リンはそれっぽく見せる為にそっとルカに耳打ちする。
「そのお菓子ってのはキスのことなの。『お菓子みたいな甘い口付けを』って意味ね」
「えっ!?……本当なの?」
「本当だよ」
※嘘です。
「じゃあ、イタズラってのは…」
「そりゃあもう!(性的な意味で)のイタズラだよ」
ルカは顔を真っ赤にする。
「……なかなか、凄い催しなのね」
「だよねー。だから最近はお菓子をオブラートに包んで普通のお菓子をあげるんだけど。お店でもそうしてるでしょ?」
「ああ、なるほど……」
「でも、ルカ姉たちはハロウィン初めてでしょ?だったら正規の方法で一回くらいはしたほうがいいとオモウナー」
「それは……私がGUMIにってことかしら?」
「逆でもいいと思うよ?」
「そう……教えてくれてありがとう、リン」
「どう致しまして!」

足早に去って行くルカの後ろ姿を見て、リンは言う。
「計画通り」
「テンプレすぎる『計画通り』ね」
「あれ、ミク姉いたの?」
「途中からね。あんたねえ……メイコ姉さんにバレて怒られたり、嘘だと気付いたルカとGUMIに後から性的な意味で攻められても知らないわよ?」
「あはは、なんとかなるよー、多分」
「そう。ところでリン」
「なあに?」
「『trick or treat』」
672名無しさん@秘密の花園:2009/10/26(月) 15:17:06 ID:W7OaRQDp
あ、間違えた。三行目は
×GUMIに見えないように
○ルカに見えないように
SSは即興で携帯で打つもんじゃないな…
673名無しさん@秘密の花園:2009/10/26(月) 17:37:46 ID:gZoNAgv9
>>670
>>671
共にgj!

>>671最後のリンの反応が気になって眠れないわっふるわっふる
結局ミクに頂かれ(性的なry、ルカGUMIにも頂かれる(性ryコースですね分かります
674名無しさん@秘密の花園:2009/10/26(月) 18:28:12 ID:gZoNAgv9
連投失礼

【初音ミク】Good-bye kiss【手描きPV】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8604812
まさかのこの曲にPVきてたので
ちゅーしまくりなんで、ミクリンミクが好きな人必見です
675名無しさん@秘密の花園:2009/10/26(月) 19:46:30 ID:dfsZkONW
>>674
これ良かったねー、キュンキュン来ちゃった
676名無しさん@秘密の花園:2009/11/02(月) 17:58:00 ID:4lmGaMAp
保守
677リン廃変態ミクさんの人:2009/11/02(月) 23:31:29 ID:tgihD0m7
ルカリンの少なさに全俺が泣いた。ので保守がてらルカリンです。
左はルカです。心で見て下さい。
http://imepita.jp/20091102/844530

一緒にお風呂に入ったら色々されちゃいましたの図です。
アウトでしたら削除しますので言って下さい。
678名無しさん@秘密の花園:2009/11/02(月) 23:39:23 ID:VMJARGEL
心の目で見たら水中のたこルカも見えたよ
679名無しさん@秘密の花園:2009/11/03(火) 00:14:26 ID:zP3lDKc9
下からタコルカの触手プレイと聞いて
680名無しさん@秘密の花園:2009/11/03(火) 17:09:32 ID:Nuw3Kpvu
ルカリンktkr
(;´Д`)ハァハァ
681名無しさん@秘密の花園:2009/11/04(水) 10:21:54 ID:JVe/Cl+G
MEIKOの誕生日だな。
「プレゼントはあたし!!」とリボンをつけたリンが全裸待機してる図を想像した。
682名無しさん@秘密の花園:2009/11/05(木) 07:24:17 ID:TvupkAiy
【MEIKO生誕祭2009】長い間 -Kiroro-【カバー曲・MEIKO・巡音ルカ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8714874
【MEIKO生誕祭2009】 月のワルツ 【カバー】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8714166

カバーなんですが…百合っぽく聴こえる自分は一体…;
めーちゃん誕生日おめでとう〜いつもよりも笑えるね!
特別な日だもんね!(≧▽≦)/
683名無しさん@秘密の花園:2009/11/07(土) 16:47:34 ID:EqXUhW+f
【手描き紙芝居】リア充爆発しろ!【ミク+ルカ】
http://www.nicovideo.jp/watch/nm8629100
最後にミクとルカにフラグがw
むしろノリで告白したのか

[MMD] 座薬
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8657317
ノリノリなミクさんがw最後のオチでリンちゃんがw
684名無しさん@秘密の花園:2009/11/08(日) 13:50:23 ID:h9g6R6UR
初音みっくす2を買ったんだが……
え、なにこれルカミクルカ祭すぎる
メイミクっぽいのもあるし、ミク受好きは買って損はしないと思う
685名無しさん@秘密の花園:2009/11/08(日) 17:04:25 ID:yANwJrP+
>>684
そんなこと言われたら買いたくなるではないか

給料入ったら買おう(`-ω-)+
686名無しさん@秘密の花園:2009/11/08(日) 18:05:20 ID:UnAOhsTq
本誌で見てる人そんなに少ないの!?
687名無しさん@秘密の花園:2009/11/08(日) 18:15:38 ID:0Nnvsznm
自分は見てるよ。ただ、地方だからまだ発売されてないだけ
orz

早くルカ初登場のお話はぐっときたから早く入荷されるのをwktkしながら待ってる
688名無しさん@秘密の花園:2009/11/08(日) 18:17:24 ID:0Nnvsznm
最初の早くはいらんかった…スマソ
OTL
689名無しさん@秘密の花園:2009/11/08(日) 18:56:57 ID:ZzbXXoS4
ルカが良い子過ぎる

ミクが汚れ役ばかりやってるともいうが
690名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 21:25:24 ID:1jRk3NYS
リンってあそこまでワガママにする必要あるか?
作者ってミクとルカ贔屓してないか?
ミク受けばっかだしルカ&ミクの絵ばっかり
もう3巻買わない
691名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 22:00:53 ID:703b97E9
わろすわろす
692名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 22:21:50 ID:A3Mik+ll
>>690
お前リン受好きか?
もしそうなら同じリン受好き同士として、
3巻買ったときにリン受好きが得するような話があるかどうかここにレビューしてやるよ

まあ一種の同人誌だからな、多少贔屓があっても仕方ないね
693名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 22:40:39 ID:6zLCMFBL
変な話 公式より公式な気がせんでもないがw


まあけどミクは仕方ないにしろルカは力入ってるよね
694名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 22:47:51 ID:1jRk3NYS
>>692
いや…皆平等がいいんだよ
明らかにリンが嫌われるような性格になってないかハラハラする
例えそれがミクやルカでも同じ気持ち
695名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 23:03:32 ID:ISiBRNmq
一巻で性格設定書いた4コマイラストあったろ
どうでもいいけど何でテトは酒瓶なんだw
696名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 23:10:42 ID:A3Mik+ll
>>694
確かにちょっとリンの扱いにはハラハラするww
まあそれは上でも言ったように同人誌の域だから、作者のキャラの好き度によるんだろうなぁ

でもわがままなリンちゃんも可愛いじゃない!
とうちのミクが申しております
697名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 23:18:58 ID:1jRk3NYS
>>696
そうだな。サンキュー(`・ω・´)
不快な思いした奴はマジですまん
そういえば良く読まなかったけどお前同士だったのかw
リン受け好きは正直あんまりいないと思ってた
698名無しさん@秘密の花園:2009/11/11(水) 23:20:08 ID:ISiBRNmq
      ィ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙t,
     彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
     イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r''ソ~ヾ:;;;;;;゙i,
     t;;;;;;;リ~`゙ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    i,;;;;;;!
     ゙i,;;;;t    ヾ-‐''"~´_,,.ィ"゙  ヾ;;f^!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ト.;;;;;》  =ニー-彡ニ''"~´,,...,,.  レ')l. < ID:1jRk3NYSは何を言っているんだ
     t゙ヾ;l   __,, .. ,,_   ,.テ:ro=r''"゙ !.f'l.   \____________
      ヽ.ヽ ー=rtσフ= ;  ('"^'=''′  リノ  
    ,,.. -‐ゝ.>、 `゙゙゙゙´ ,'  ヽ   . : :! /
 ~´ : : : : : `ヽ:.    ,rf :. . :.: j 、 . : : ト、.、
 : : : : : : : : : : ヽ、  /. .゙ー:、_,.r'゙: :ヽ. : :/ ヽ\、 
  :f: r: : : : : : : : !丶  r-、=一=''チ^  ,/   !:: : :`丶、_
  : /: : : : : : : : :! ヽ、  ゙ ''' ''¨´  /   ,i: : : l!: : : : :`ヽ、
 〃: :j: : : : : : : ゙i   `ヽ、..,,__,, :ィ"::   ,ノ:: : : : : : : : : : : :\
 ノ: : : : : : : : : : :丶   : : ::::::::: : : :   /: : : : : : : : : : : : : : : :\
699名無しさん@秘密の花園:2009/11/12(木) 21:11:53 ID:PahKSm3K
>>690
確かに小生意気な感じがしますが我が侭じゃないような…
寧ろミクが崩されてミクファンにはどう思われてたのかなって思ってましたが。
ギャグではどのキャラをこき下ろして笑いをとるから無理ないかと思うし。

まぁ2007年冬コミ帰ってきてリンちゃん同人誌にホクホクしたら三が日にロードローラー動画ラッシュに固まりましたから解らなくもないですが。(^^;

まぁまぁ『鏡音みっくす』『梅雨みっくす』反芻しましょうよ。
そのうち隣にいるだけで ちょっと喋っただけで同じフレームに入っただけで毎月楽しいでしょ?まるで恋してるようでしょ(≧▽≦)/
…ってフツウでないスピリットを理解できますから←末期
700名無しさん@秘密の花園:2009/11/12(木) 23:13:32 ID:ELZeV/RB
>>699

  ( ゚д)  
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )   
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄


  ( ゚д゚ ) ガタ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    ./

 
   (;    )っ
   (    / ダッ
    |   ( )
    し⌒
     | | |
     | | |

__  / ̄ ̄ ̄/_
  \/    ./
701名無しさん@秘密の花園:2009/11/12(木) 23:27:04 ID:MJOwaXvj
そんなに急がなくても売り切れはせんだろ
702名無しさん@秘密の花園:2009/11/12(木) 23:50:29 ID:uRlTyy3Z
まだルカでない方が面白かったような
703名無しさん@秘密の花園:2009/11/13(金) 11:36:42 ID:5vu2YmHq
…今思ったんだが
雪みっくすに出てた謎の子ってまさかmikiプロトタイプ…?


確か冬に関する何かをやるようだし髪が色違えどああいう感じだし
765プロのmikiが出てるし
704名無しさん@秘密の花園:2009/11/13(金) 11:56:14 ID:Pg6XIyUm
mikiとロリ×2か…いっぺんに来るなあ
705名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 02:59:10 ID:qo+dMGpF
リン総受けが大好きです!!
706名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 05:22:53 ID:A+gM29y+
総攻めや受けじゃないが
ミクがなんらかの形でみんなから好かれてるのが好きだ
姉妹でも軽い友達止まりで主従でもも親友でも恋人でもハァハァしっぱなしでも
707名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 05:40:50 ID:NFDu65EE
このスレにはミクルカ分が足りない
ルカミク分も足りてない
なぜだ・・・
708名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 12:12:19 ID:aJ+xdSH2
>>707
それは思う。
pixivではVOCALOID百合の代名詞ですがSS自体少ないような。

試しに想像するも優秀な二人が露骨なコンプレックスもってなさそうだし

ルカがミクを慕い想いを秘めてて ミクが救いの存在でも ルカが某所の黒子並に変態でも天然ミクだとしても寸止めだとネタに苦しみ、ヤっちゃうと次回作に苦しみそうだ。

まぁ職人次第かなぁ…
頑張れ職人。
709名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 13:13:52 ID:Yn5WB40k
ルカメイ好きな私は少数派か?
710名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 16:56:26 ID:NsNNiya+
>>705
同士よ。特にミクリンが好きだー!
そして同時にミク総攻派でもある

>>707
嘆く前に自分から行動すべし
書けないとしても、ネタをボソッと言えば職人が拾ってくれるかも知れないよ
あなたのミクルカミクに期待してる


関係ないが、「ボカロで百合と言えば?」という質問をすれば
ミクリンかルカミクという返事が多そうだ。百合曲の多さ的に
711名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 17:35:06 ID:1Wc61O5O
ミクリン(リンミク)はデPの百合ジナル曲が、
ルカミク(ミクルカ)はmagnetがあるからなぁ



ミクハク…ネタが思いつかん…ッ…orz
712名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 17:40:35 ID:uatJ359g
その組み合わせはあんまりミク報われないからなあ…
713名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 22:25:34 ID:1Wc61O5O
>>712
報われないのが好きなワケではないんだが、pixivでとあるミクハクなイラストを見てから目覚めたんだ…

だからこそ、この愛を形にしたいのに…
かつての想像力はどこに消えたんだろう(;ω;`)
714名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 22:45:56 ID:ngIoUmWt
底辺Pから唐突に生まれた弱音ハク。突然の出会いに驚きつつも、底辺Pとミクはハクと一緒にDTMを頑張ることに。
ある日底辺Pの才能が開花。ファンも増え、中堅Pへと駒を進めた。しかしそれと同時に、底辺Pの擬人化であるハクの消失も始まることになる。
密かにハクに想いを寄せていたミクはその事実を知り…

説明が下手だが、こんな感じの話を読みたいんだ
715名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 22:58:16 ID:NFDu65EE
>>710
ルカミクの話題振ってもほぼスルーされるから…
どうやらネタを提供する才能すらないようだ
泣けるぜ

素直クールなルカにペースを乱されるマイペースミクが最近のマイブーム
ルカをからかおうとじゃれつくんだけど不意打ちで照れるような事言われたり
何気なくキスされたりとかで返り討ちにあうミクが可愛いと思う
716名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 23:12:05 ID:6FSUNlPb
またはミクが大好きだけど恥ずかしくて言い出せなくてウズウズなルカに
さらりと大好きって言ってちゅーするような関係のミクルカミクに萌え
717名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 23:34:07 ID:uQX/haZi
ルカミクルカのCPというか、ネギトロコンビでミクリンが減った気がする
ミクリンの良いコンビ名があれば、多分コンビで多いのはミク&リンだと思う(女で)
718名無しさん@秘密の花園:2009/11/15(日) 23:35:10 ID:D0VxsYYY
>>709
同志だ。
ルカメイは大人の色気があって好き。
個人的にはルカ→→→→→←メイくらいにルカがメイコ好きだとなお良いな!
719名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 00:24:38 ID:Qtu09Z+N
>>717
減ったというより増えてないだけで今までの累計合わせたら当然ミクリンの方が多いだろ
このスレでもミクリンは大人気だから安心しろよ
ネギトロはコンビ名が定着したおかげで分かりやすく、絵も曲も中々の量。ただこのスレでは不人気
メイコは浮けキャラとして安定した高い人気を保ってる
ルカリンは…^^
つまりルカもっと頑張れよ!グミはもっと頑張れよ!影薄いよ!!
720名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 00:38:11 ID:Qtu09Z+N
一行目訂正
減ったというよりただ探しづらいだけ、それプラス累計分合わせたらミクリンは圧倒的に多いと思われ
721名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 01:20:21 ID:MMbr3q6Q
>>718
ですよね!

「メイコさんメイコさん」
とか言ってすりよって、メイコに
「はいはい分かったからどいて」
とか言ってあしらわれててほしいw
722名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 13:23:44 ID:c55igiXy
ミクのMEIKOへの呼び方はお姉ちゃんにするかめーちゃんにするか迷うところ
723名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 17:36:58 ID:c55igiXy
ぬるぽ
724名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 18:07:25 ID:oC9Fr2N4
>>722>>723
じゃあめーちゃんからミクへの呼び方がガッなんですね
725名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 20:06:22 ID:lhEzc+jx
「先輩」でひとつ
726名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 20:44:06 ID:4SIruiMd
>>714
弱音ハクの消失か…

軽く考えてみたら意外にも難しかったので超難産になるかもしれないが、頑張ってみるよ
727名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 22:08:53 ID:Ei5rahZQ
>>721
そうそう!ルカメイはルカがうるさ過ぎるくらいが可愛くて萌える。

>>722
私は断然「お姉ちゃん」派だな。ミクとリンは「お姉ちゃん」で!
728名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 22:55:45 ID:QLr8mAia
全員の脳内呼称を表にまとめたものを作ってみたっけな…百合以外の用途もあったから男性陣まで含んでるが
729名無しさん@秘密の花園:2009/11/16(月) 22:59:10 ID:Qtu09Z+N
大人しいルカにおっさんのごとく絡むメイコが好きだな
普段は頼れるのに飲むとぐだぐだになるメイコを
可愛いと思いつつしょうがないなと思いつつ大変だろうと思いやるルカ
日々一番上として振舞ってるけどルカならなんとかしてくれるよねと
主に深酒的な意味で頼りにしつつちょっと甘えるメイコ

百合というより職場の上下関係みたいな感じになるけど好きだ
730名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 01:32:05 ID:5jcA7tAU
とりあえずまとめるとミクリン萌えになるわけか
731名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 01:38:26 ID:xSgxFjGW
MikiをミクとルカとGUMIが先輩として指導もとい調教だ
732名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 02:54:46 ID:uvJzglAt
ユキちゃんの通学路に鼻から血を流す桃髪のお姉さん出没の噂
733名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 08:24:26 ID:PSGz4o1N
>>732
通報した


ルカリンや、最近GUMIルカなんかも気になり始めている・・・マイナーにも程があるww

歌声の相性も気になって曲探したが、百合どころか普通のコンビ曲すら少ない状況・・・
遅生まれ組可愛いと思うんだがなあー

まあ王道級のミクリンが一番好きだから救いはあるんだけどね
734名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 12:33:07 ID:5jcA7tAU
>>733
ルカリンは俺も好きだぜ
流行るかなあとおもって期待したらルカミクルカの方が流行ってしまった

ルカミクルカが人気あるのはやっぱりmagnetの影響なのかな
ということでルカリンのmagnetかミクリンのmagnetを期待しとくわ
735名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 12:46:45 ID:3bWQnYvr
ここでミクルカ少ないのは外で人気だからなのか?
SS読みたいのになぁ
誰かミクに甘えられてどうしたらいいのか分かんなくて
オロオロドキドキするミクルカ書いてくれー
736名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 20:13:17 ID:X1DIx3OG
やっぱミクリンが最高だよ
金髪元気っ子と溺愛してるミクおねーちゃんの構図が可愛くて仕方ない
シリアスミクリンも切なくていいけどねw
とにかくミクとリンがいちゃいちゃしてくれてたらそれでいい
737名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 20:15:35 ID:D+CwwKhG
>>733-734
ルカリン好き同士よ…!
某リン廃のルカ×成長リンにはもだえ死ぬかと思ったぜ
magnet歌ってみたに使われたルカリン絵もやばかったが、
やっぱりボカロ本人たちが歌ってるやつが聴きたいな……
738名無しさん@秘密の花園:2009/11/17(火) 22:05:55 ID:HILrf/QW
えろ豆氏のルカリンにキュンキュンしている今日この頃
739名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 00:26:17 ID:VjrwSPd3
>>729
リアリティがあって良いね。
年長組にしかわからない苦労とかもあるだろうし、弱い面を見せれるルカの存在は大きいな。

ところでなぜルカメイmagnetがないんだorz
あとウィッチとラプンツェルはルカメイスキーとしてGJと言わざるを得ない。
740名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 00:37:57 ID:tLxKAans
というよりボカロ界には百合曲はもっと増えるべきだと思うよ
ミクリンは夢みることりが1番だなやっぱり
百合学園も好きだけど
741名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 00:42:51 ID:EiKNF7tT
>>739
元にルカを使ってるからカバーし難いんじゃなかろうか
742名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 08:28:48 ID:Rdzr0pvW
もうすぐX'masだしリンちゃんの誕生日だし そろそろネタおりてこないかな〜って思ってたら…

からかいつつ甲斐甲斐しくお世話するMiki ×飄々とした態度と子供扱いに不満に思い反抗ばかりするも(普段は素直で可愛くおしとやか)心惹かれてく歌愛ユキ(ボカロ小学生)ネタを受信してしまった…

書いた瞬間ドボンで終了だろコレは…
マイナーってどころじゃねぇ\(^O^)/
743名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 08:34:21 ID:i05cCklY
mikiはグミと、
ユキちゃんはルカユキ、ユキミクを想像してる
744名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 09:09:08 ID:JNa5+Ija
「今度こそ妹ができた!」と喜ぶリンちゃんを「小学生なめないでね」と攻めるユキを受信した

もしくは可愛い妹に構ってばかりでリンにほったらかしにされるミクとか
嫉妬(゚Д゚)ウマー
745名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 13:00:39 ID:tLxKAans
>>744
想像して不覚にも萌えた
746名無しさん@秘密の花園:2009/11/18(水) 21:42:57 ID:a1V/5Gmj
ついこの間まで廃墟と思うくらい過疎ってたのにどこから湧いて来たんだお前らw
いやスレが息吹き返してくれて嬉しいけどもww
747名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 08:30:54 ID:9ntWyLlK
これは発足 巡音ルカ発表後以来の盛り上りだなぁ…しみじみ。
同人誌でも同じカップリングでも全然キャラが違うのだから十人十色な意見がでてもおかしくないし。
だからもっと語りあってほしいものだ。

何よりミクリンが王道って言ってもらえるなんて夢のようだ…
748名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 11:21:46 ID:OlOnjq+7
受けミクで今度こそ攻められる相手が思ったら、そいつらも攻めで
女の子ボカロ総攻めハード


ビクビクッ くやしいッ! でも(ry
749名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 11:25:36 ID:OlOnjq+7
悪ノ姫を逆発想で女王が緑ノ国の姫を捕らえて奴隷(性的な意味で)を
おもい付いたが





用事ナノで出かけよう
750名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 14:59:49 ID:fyD9px46
メイミク、ミクリン、ルカメイが三大主要カプだと勝手に思っていた
751名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 16:07:19 ID:Za4FcCeA
一番がルカミクだと思ってた。
752名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 19:19:47 ID:LcOcurQ1
ミクルカ? ルカミク? どっち付かずなものを投下します


お姉様と嘯いてみても彼女は決して振り向かない。
私の方を振り向かない。

「ねえ、お姉様」

囁くように呼ぶと彼女の肩が小さく跳ねた。
産まれてから今まで押し潰されそうなまでの重圧を背負って来た彼女の腕は驚くほど細くて、背中は切ないくらい小さい。
その背にかかる重圧を少しでも取り除いてあげたいと願っても、彼女は決して振り向かない。

「…少しくらいこっちを見て下さいまし」
「だめだよ、ルカちゃん」

彼女は一瞥すらこちらに寄越さぬまま、甘い声音で否定を重ねた。
こうなってしまうと彼女は意地でもこちらを向かぬことだろう。例え私が悲鳴を上げようと怒鳴りつけようと、彼女はそういう性格なのだ。
私は小さく肩を竦めると、彼女の否定の言葉を打ち消すように口を開く。

「どうして駄目なのですか。私ではお姉様の視界に入ることすら許されませんの?」
「ううん」
「では、他にお姉様の視界を独占する何かがありまして?」
「うーん…」

お姉様は曖昧に相槌を打ちながら、私の一言一言を面白がってくすくす笑った。
その笑顔を垣間みることすら今の私には許されていないというのに、なんという所業だろう!
ますますムキになって言葉を連ねそうになった私を察したのか、お姉様は振り向かぬままに軽く手を振って言葉を制した。

「あのね、ルカちゃん」

ゆっくりとお姉様の剥き出しになっている白い肩が上下する。
まるで何か大事なことを告げる直前のように、大きく息を吸い込んだのが後ろ姿からでもはっきりとわかった。

「…わたし、今のルカちゃんを見たいとは思わないから」
「っ、そんな、」
「聞いて」
753名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 19:22:09 ID:LcOcurQ1
慌てて言葉に噛み付こうとした私をもう一度制して、お姉様は今度は肩を深く落として息を吐いた。
少しだけ丸くなった背中を眺めながらお姉様の一言で情けないほど混乱した頭をどうにか落ち着ける。
…私は、私は今までお姉様にずっと迷惑をかけていたのかと、次々に浮かんでくる嫌な想像に目眩がする。

「わたしはわたしの見たいものがあるから」
「…はい」
「ルカちゃんにもルカちゃんの見たいものがあるでしょ?」
「……はい」
「だからね、」

それ以上聞くのが嫌で、私は咄嗟にお姉様から視線を逸らした。
私はお姉様以外のものなんか見たくない。お姉様にだって、私以外のひとは見て欲しくなんかない。

「…だからね、ルカちゃん。いい加減にお姉様じゃなくってミクを見て欲しいんだけど」
「……え?」
「え?」

なにそれこわい。 じゃない。
顔を上げると困ったような顔をしたお姉様……初音ミクが、私の方を見詰めながら首を傾げている。

「わ、わた、私は、ずっとお姉様を、」
「お姉様じゃないもん。わたしのが設定上は年下だし、ルカちゃんの方が胸おっきいし」
「でもお姉様は私の憧れで誇り高い歌姫で、」
「それを言うならMEIKOお姉ちゃんとかミリアムさんとかの方がもっと前から歌姫だよ」

ねえ、と“初音ミク”が私に向かって問い掛ける。

「こっち向いてよ、ルカちゃん」
「……むりですっ!!」

間近で見た彼女の顔は想像していたよりもずっと意地悪く笑っていて、愛らしくて、…今度は彼女が私に呼びかける番だった。
急に言われた色々なことが頭を巡ってぐるぐる廻って、私は当分顔を上げられそうになかったから。
頬が熱い、頭も熱い、喉も熱い、どこもかしこもまるで沸騰したみたい。

「ねえ、ルカちゃん。ルカちゃーん」

もう少しこの熱が冷めたら、もう少し彼女が私を呼んでくれたら顔を上げよう。

…その時私が彼女の名前を呼んだら、少しは彼女にも私の気持ちがわかってもらえるだろうか。
754名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 19:23:56 ID:LcOcurQ1
以上です。中途半端ですいませんorz
メイコ受けが俺のジャスティスだけど流れに反応してつい書いた
755名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 19:46:34 ID:Vgxir364
なにそれかわいい
GJ!ミクルカいいなぁww


あといちいち投下したものと違うカプが一番好きだと書くのは何で?
ちょっと冷めるからいらないと思うんだけど
756名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 20:10:18 ID:LcOcurQ1
>>755 ごめんなさい、不快にさせるつもりはなかった
初ルカミクで自信がなかったってのは言い訳になるんで、次からは堂々と投下しますね
757名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 22:04:26 ID:Pk9dRbRR
>>754
素晴らしい!!
でも何故か少し切なくなったw
758名無しさん@秘密の花園:2009/11/19(木) 22:22:24 ID:Vgxir364
>>756
いや、すまんこっちもちょっとキツくなった
次回も楽しみにしてるよ職人
759名無しさん@秘密の花園:2009/11/20(金) 07:58:36 ID:C5+kBEOc
>752
2人とも可愛いなぁ〜!職人さんGJ

ルカミクルカが自分は一番好きだ!
760名無しさん@秘密の花園:2009/11/20(金) 12:42:29 ID:mddmuGHT
俺もミクルカ一番好きだw
長髪同士だから互いの髪を絡ませてみつ編みとかしてほしい
マリみてみたいにシリアスムードでやるのもいいし
楽しげにじゃれ合ってとか照れながらとかも萌えるw
761名無しさん@秘密の花園:2009/11/20(金) 17:35:55 ID:MEiTV4q0
ユキリン(ユキ×リン)がユキにはピンとくる
受けってイメージはないかも
762名無しさん@秘密の花園:2009/11/20(金) 17:38:34 ID:5IHetR7o
>>761
ユキリンは声の相性も良さそうだしね
マセた妹に攻められるリンちゃんウマー
763名無しさん@秘密の花園:2009/11/20(金) 22:06:14 ID:yD0+JtEA
ユキリンだと…

やべぇ
角オナってるユキに偶然にも遭遇してしまったリンちゃん。
病気かもしれないと悩み、他の兄弟に訊くと言うユキを制止し仕方なく指導(?)するも何故かイカされるハメに…
後に阿久女イクの入れ知恵…というのも降りてきてしまったではないか!


…自重しろ俺のエロ細胞 orz
764名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 00:36:23 ID:V5GPdYnU
小学生・・・エロはむりだなぁw

ちゃんと年下の妹出現で喜ぶリンと
よそん家の子よりお姉ちゃんの方が好きだもんねーwwと挑発するmiki
お姉ちゃん子だけど気が合いそうなリンに興味深々なユキちゃん
くらいしか想像できんww
765名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 00:45:17 ID:HVECwSRW
純粋無垢なユキをルカお姉さまが手取り足とr(ry
何となくルカはロリコン属性がありそうだ
766名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 00:48:48 ID:y3WYcepZ
妹が出来てユキにばっかり構うリンを見てミクが嫉妬するを希望
ユキはそれに気付きながらもリンに甘えているといいよ
しかしユキリン・・・気になるな

>>763
俺もそこまではいってないがえrを想像してしまった…
マセた小学生…いいなw
767名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 00:51:25 ID:AKBUTAfL
>>765
ミクやらリンにハァハァするの結構見るしね
通学路の電信柱影から吐息と鼻血…
768名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 01:28:14 ID:V5GPdYnU
女子の更衣室に忍び込み、電信柱の影から影縛りを使うロリコン忍者ルカ
769名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 07:21:19 ID:HVECwSRW
ユキはちびミクとキャッキャウフフするのが一番かもしれない。
歳も同じくらいっぽいし。
770名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 08:15:47 ID:JlXvD3r3



名前:
E-mail: sage
内容:
utauuuch・∀・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8811843


UTAU講座 〜UTAUで話す? HANASU入門〜(UTAU×MMD)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8863490

【欲音ルコ】紅い百合 -Lilium-【UTAU】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8837868


新VOCALOIDに盛り上がってる中UTAUカプに萌えるバカ一人…

ここのせい…もといお陰でUTAUにハマったのに…

せめてミクリン萌えシチュでも妄想しろよ…自分
771名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 12:55:30 ID:gJMTY3Jd
今日は弱音ハクの誕生日だなぁオメデト

ミク「ハクちゃ〜ん乳に埋もらせて〜♪(キッパリ)」

祝われるというよりいたぶられるイメージが…。
772名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 16:39:47 ID:5dZlmMJs
【project DIVA】夢みることり+おまけ【合成PV】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8860593

百合好きサムネホイホイ
ミクリン好きサムネバキューム

可愛いし見せ方うまいし何より技術がすげぇ
773名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 16:56:02 ID:V5GPdYnU
ルカミクの夢みることりが聞きたいのにないんだよなぁ…なんでだろう
774名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 19:59:44 ID:n7H8nO9T
ハク姉、お誕生日オメデトウ!ヽ(≧ω≦)ノ
ずっと応援してるかんね!

ところで、知ってる人もいるかもしれませんが、これを貼らずにはいられない

【MMD】弱音さんが誕生日なので【弱音ハク生誕祭】
http://www.youtube.com/watch?v=25GDggUhoDY&sns=em


ほのかに百合の香りがした(*´ω`*)
約1名、最後の方でアホな事してる人がいますが、ちょっと泣けるいい話。
775名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 20:03:31 ID:LVEe0SD2
ピクシブミクリン絵はいいねぇ
IDは5080430
776名無しさん@秘密の花園:2009/11/21(土) 21:10:12 ID:JMr3Y9cH
ウイッチとラプンツェル支援

【替え歌】ウィッチとラプンツェルアナザーをMEIKOに二回目【百合】
http://www.nicovideo.jp/watch/nm8842269
【替え歌】「ウィッチとラプンツェルアナザー」 MEIKOカバー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8865361
777名無しさん@秘密の花園:2009/11/22(日) 02:59:46 ID:vokaSrAs
【初音ミク】 magnet PV FULL
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7870493

今更だが泣いた。
778名無しさん@秘密の花園:2009/11/22(日) 23:44:07 ID:sTZyjDOY
ミクリンもルカリンもいいがメイリンはあまり見ないな
779名無しさん@秘密の花園:2009/11/22(日) 23:56:03 ID:lwNJB5rf
百合からするとメイコは受けっぽいんじゃない?
ミクメイとかルカメイとかあるし
俺は百合だったらリン受けが好きだが
780名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 00:07:49 ID:7IvFXkwz
>>779
リン受好き同士一杯 や ら な い か

確かにメイリンは少ないなー
百合というより、姉妹って感じがするからなあ
一番上と末っ子って、ほのぼの家族団欒してる感じ
それはそれで癒やされるから好きだけどね。素直にリンで妹萌えができる
781名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 00:19:23 ID:kjf+BT7m
前にニコニコで『三年目の浮気』のルカリン…リンルカ?ver見つけて吹いた記憶ある
見てない人は見るといいかもw
782名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 00:49:34 ID:6sG5ZzGo
メイコって言ったら昔は攻めが多かったけど時代は変わったのぅ
メイコ受け好きの自分には嬉しい流れ
783名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 01:45:31 ID:4nUmUZZA
攻めMEIKOさんも好きだ
あの小説の続き・・・諦めはせんぞ!
784名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 02:19:44 ID:r4pF6NqO
メイコはミクやリンと組むと親子にしか見えないよな
亜種入るけどネルリンの組み合わせも良いと思うんだが…
ツンデレ×天然な感じで
785名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 02:23:25 ID:4s9M/Lig
天然ならネルミクかな
リンだとツンデレを理解したうえで弄る感じを思い浮かべる
786名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 09:50:40 ID:7IvFXkwz
ネル「は? 子供なんか……」

リン「ネルねー大好きー!」

ネル「ちきしょー大好きだああああああああああ!」

ネルリン始まったな
787名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 11:58:44 ID:v0f0N/HA
>>786
不覚にも萌えた
788名無しさん@秘密の花園:2009/11/23(月) 14:08:43 ID:r4pF6NqO
>>786
なにこれ萌えた
789名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:13:54 ID:0bWg8eQQ
おひさしぶりですこんばんは
もしくははじめましてこんにちは

>>70の続きを投下します
ケツ引っぱたいてやりたいくらいうじうじした語り手ですがご容赦を
片恋限定6
ミク→ルカいきます


『決壊』


ガラスの向こうでゆらゆらと揺れる水草も、ぽこぽこと間断なく立ち上る泡も、
苔と水草の底でじっとうずくまる石も、あちらへこちらへと狭い水槽の中で自由に泳ぎまわる魚たちも、
目の前にある光景の一つ一つ、どれを取ってもわたしと関連しているものだとは言えなくて、
その反面わたし自身の心情を如実に表すシンボルのようにも見えるから不思議なものだ。
小さく唸り続けるモーター音を聞きながら、霞がかった思考の中、ぼんやりとそんなことを考えていた。
最近、なにを見ても彼女と関連付けてしまうようになってるな、と自覚してはいるけれど、
この切り離された世界にまでそれを求めるなんて、きっとどうかしている。
それとも、無意識のうちに彼女と関係している場所に目線が、足が向かっているのだろうか。
この家に二つあるアクアリウムは、両方とも彼女が世話をしているものだ。
もしかしたら、彼女の部屋にもう一つあったりするのかもしれない。
一番大きい水槽はリビングに鎮座していて、暢気な顔をしたピンク色の主が気ままに日々を過ごしている。
その中を覗き込んでは住人にちょっかいをかけるのが、彼女が来た次の日からの日課になっていた。
月日が経つごとに彼女に関係したものは増えていて、その一つ一つに彼女を垣間見ることができる。
中でも、アクアリウムは彼女の細やかさや愛情深さや、ついでに凝り性な所やのめり込み易さなんかも見えて、
色々な意味で最近のお気に入りになっている。
この淡水アクアリウムのテーマは「水の中の林」らしく、美しい水草の緑色が視界の大半を占めている。
水槽いっぱいに鮮やかな緑がざわりとうねり、淡水魚たちがきらりとうろこを反射させながら泳ぐ。
何を考えているのか分からない魚たちは、わたしにも、わたしの世界にも無関心で、それがとても心地いい。
頭の中に渦巻く重い思考とも、胸の奥で息苦しくわだかまる感情とも切り離されて、とてもクリアな気持ちになれる。
その四角く切り取られた世界を創り上げているのが彼女だというのが、さらにわたしのこころを惹きつけるのだ。
現実の彼女の側では感じるどころではない平穏と安息を、彼女が与えてくれているように感じる。
ただ、リビングの水槽だと住人が余りにも彼女の面影を感じさせるので、ここまで無心にはなれないけれど。
つい数時間前も、かの生物に切ない眼差しを送るなんて不毛なことをしていたのだ。
ガラス越しで触れられない、あの愛すべきたこさんと違って、彼女はすぐにでも触れられるはずなのに。
790名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:14:54 ID:0bWg8eQQ
でもそれは、彼女がわたしを許してくれたらの話だ。

あんなに普通に話していたのに、ある日を境にだんだんと口数が減り、目を合わさなくなり、挨拶すらもしなくなる。
同じ部屋にいても続くのは沈黙ばかりで、しまいには顔を合わせた瞬間に踵を返して立ち去っていく。
すべて、わたしが彼女に現在進行形で実行している仕打ちだ。
最悪で、最低で、あまりにもひどいとしか言いようがない。
嫌いな訳ではないのだ。
むしろ好き。
すごく好き。
なのに、思考と行動がまったく一致してくれないのだ。
毎日毎日、頭の中では今こそ謝らないと、今日こそなんとかしないと、と繰り返し言い聞かせているのに、
いざ彼女の目の前に立つと、羞恥と緊張の針が振り切れて頭の中が真っ白になってしまう。
あまりの緊張に喉がぎゅっと詰まって、ひっくり返りそうになる声が恥ずかしくて、火照る頬が混乱に拍車をかける。
結局、無言でがちがちの無表情を返すか、反射的に逃げ出すかの二択になってしまうのだ。
意識するまでは全然平気だったのに、照れたわたしをからかうような声も大好きだったのに、
すべてぶち壊しにするような嫌われる行動ばかりを、学習もせず繰り返している。
故障を疑ったけれど、つい最近やった検査ではオールグリーンのエラーなし。プログラムの更新をしても変化はない。
最初から分かっていたことだけれど、これはわたし自身の気持ちの問題だということは明白だ。
勇気が足りない。
覚悟が足りない。
自信が足りない。
気合が足りない。
根性が足りない。
何もかもが足りない。
きっともう許してくれない。
ああもう駄目だ。
なにもかも手遅れだ。
もうどうにもならない。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ルカちゃんお願い、わたしを見捨てないで。
ここ最近ルーチン化してしまった、論理もなにもあったものでない不毛な思考回路をまたループする。
アクアリウムで泳ぎ回る魚も、鮮やかな水草も、すべて意識から追い出されて背景と化していく。
こうなるともう駄目だった。デフレスパイラルのごとく気分が落ち込み、底打ちするまで止まらない。
いよいよ座り込みそうになった時、不意の闖入者が現れた。
791名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:16:09 ID:0bWg8eQQ


「おっミクはっけーーーんっ!!」
ドアを勢いよく開いて、うきうきしているとしか言いようのない顔をしてやって来たのはマスターだった。
大また歩きでわたしの所まで来ると、怪訝そうな表情でわたしの顔を覗きこむ。
「どした?考える人になってた?」
「あ、いえ、大丈夫です。」
「そう?……ま、あんま溜め込みすぎないようにね。悩みはちゃんと吐き出しましょー」
はい、と返事をしながら、マスターの気遣いを誤魔化すような曖昧な笑みが口元に浮かぶ。
そんな顔を見せたくなくて、アクアリウムの魚にぱらぱらと餌をやりながら、話題を転換する。
「えーと、マスター用事は?」
「おーぅ。前のミクルカデュオのバラード版の仮歌入れたいんだけど、丁度いい所にいたねー。今ヒマ?」
仕事だ、と思った瞬間、頭の中のスイッチを仕事用に切り替えて、ぐずぐずした気分を一気に追い出す。
いくら悩みがあっても、歌を歌うこと、存在意義でもある仕事に影響させてはボーカロイド失格だ。
前にルカちゃんを意識しすぎてオーバーヒートで倒れたことがあったけど、もうそんな失態は犯したくない。
「はい、大丈夫です」
「先にミクで、次がルカね。で、最後に合わせて」
了解、と言うが早いか、マスターはわたしをコントロールルームへ引っ張って行った。
ちなみに淡水アクアリウムの置かれたこの部屋はスタジオ内のミーティングルーム兼休憩室だ。
すぐそこなんだからと思うが、仕方ない。曲作りに集中すると結構強引になるのだ、このマスターは。
こうなると身なりにも頓着しなくなるのに、どこかきりっとしていて頼りがいがある感じがする。
まるで魔法使いのようにすばらしい曲を生み出すこの人は、普段と集中モードとのギャップが激しいのだ。
792名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:17:15 ID:0bWg8eQQ

渡された楽譜と歌詞に目を通すと、頭の中にきらめく旋律が流れ出す。
これは恋の歌だ。気付いたばかりの恋心を、伝えられない相手への想いを歌った恋の歌だ。
歌詞と自分を重ね合わせて、自然と歌を口ずさむ。
「お、いいねー。んじゃオケ流すよー」
ピアノとストリングス、ホーンの切ない旋律が空気を満たして震わせる。
一度オケを聞き、曲に込められたメッセージを汲み取り、すり合わせていく。
切ないだけでなく疾走感があって、後半にかけての盛り上がりは主人公の決意を思わせる。
歌詞だけを見ると切ない片想いの歌だけど、オケをのせるとその気持ちが伝わってくる。
告白したいんだな。この子は。
分かるよ、その気持ち。
想っているだけじゃ苦しいから、だけじゃない。
好きだから。
大好きだから伝えたい。
あなたのことがこんなにも好きだと知ってもらいたい。
ねぇ、本当に好きなんだよ、ルカちゃん。
テイク1。流れるイントロに気持ちが高揚していく。同調していく。
胸の奥深くを満たし、堰を切って溢れ、迸る想いを歌にのせて解き放つ。
今、わたしは初めて彼女への想いを口に出している。叫んでいる。
伝えていない恋が、初めて感じた恋がここにあるんだと全身全霊で歌っている。
旋律が身体を通り抜けるごとに、気持ちが高ぶってクリアになっていく。
わたしと、彼女と、音楽。世界にあるのはたったこれだけ。これだけで、もう満たされる。
五線譜を踊る音符とどこまでも、高く澄んだ世界へ駆け上り、踊りまわる。
長く伸ばした高音がヴァイオリンの音色と空気に溶けて消えた時、
わたし自身も音に溶け込んで消えていくような、不思議な虚脱感が全身を包んだ。
心地よい疲労と、洗い流されたように澄んだ気分。
放心状態のまま、ゆっくり息を整えていると、マスターの興奮した声が飛んできた。
「ミク!すごくいいよマジで!!ブラボーーーーー!!!」
ガラスの向こうでマスターがキラッキラの笑顔で拍手をして、手を振っている。
わたしもつられて笑う。こんなに自然で、清々しい笑いは久しぶりだった。
793名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:18:04 ID:0bWg8eQQ

「いやーいいね!前に煙出して倒れた時はどうなるかと思ったけど今日はすごかった」
「やー、それは言わないで。でもさっきのはすっごい気持ちよかったぁ」
「あたしもいー感じのが浮かんだよ。ありがとミクー」
興奮冷めやらぬまま、マスターはすごく楽しそうに楽譜に書き込みをしたり、機材を弄り回したりしている。
絶え間なくしゃべっているけど、頭は音符の取り巻く世界へトリップしかけているのだろう。
ちなみに完璧にトリップしたマスターは、立ったり座ったり歩き回ったりを繰り返して、独り言が格段に多くなる。
探偵が歩き回りながら推理しているのと似た感じになるだろうか。
こうなると、いくら話しかけてもだいたい七割がたは耳に入っていない。
お互いに会話をしていても、何をしゃべったのかはあまり気を払っていない状態だ。
と、突然マスターがふっと目を上げて、わたしの顔をじぃっと見つめてきた。
椅子の背に胸をくっつけてもたれかかる行儀の悪い座り方で、腕に隠れて顔の下半分が見えない。
そんな姿勢から、身を乗り出しながらゆっくりと浮かべた笑顔は、にやぁっとしか形容できないようなものだった。
「ミクは好きな人いるみたいだねぇ」
聞いた瞬間、電流を流されたみたいに両肩がびくっと跳ね上がった。一瞬で体温と心拍数が上がる。
なんて言ったらいいのか分からなくて、無意味にぱくぱくする口から意味不明な言葉が漏れ出した。
ますますにやにや笑いを深めるマスターは、こころの底から楽しそうで、アブナイとさえ感じる。
「照れんなってー。あれだけ感情移入してたらなんかあるのかなって思うよ普通。ねぇルカ」
「っっ!!!」
もはやわたしの頭は完全に恐慌状態で、マスターの視線を追っていた顔は愕然と呼ぶに相応しいものだったろう。
彼女にそんな顔を見られたら一体どう思われるかなんて考えている余裕は一切なかった。
果たして、ばっと振り向いたそこに立っているのは、無表情に佇むドア一枚きりだった。
慌ててブースの中を覗き込み、周りの棚の影に視線を走らせる。
マスターにカマをかけられたのだと気付いたのは、他に誰もいないと分かってから数瞬経ってからだった。
かぁあっと顔が真っ赤になる。見えないけど分かる。頬がすごく熱い。
思わず頬に手を当てて、ちらりとマスターに目をやると、あろうことかマスターは肩を震わせて笑いをこらえていた。
「っふ、くくっ、や、ごめ…ミク分っかりやす…」
「マスター!!!」
こぶしを握り締めて詰め寄っても、頬を緩ませたままごめんごめんと繰り返すばかり。
言葉で効力がないならもはや実力行使するのみと、ばしばしマスターの肩や二の腕に手のひらを振り下ろす。
それでもからかいの言葉が絶えないので、顔を狙おうと振り上げた手を抵抗したマスターに掴まれた時だった。
コンコンコン、と三回のノックが響き、休憩室へ通じるドアが開く音がした。
794名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:18:48 ID:0bWg8eQQ

「マスター、終わりましたか?」
再び跳ね上がる心拍数と、びくっと硬直した身体。首だけを動かしてドアの方を見ると、
今度こそ、そこにはにちょっと無表情気味の彼女が立っていた。
わたしと目が合った瞬間、その乏しい表情の変化の中でもはっきり分かるほどに、彼女の顔に緊張が走った。
ぎゅっと喉が締め付けられ、自然とつばを飲み込むように喉が動く。他の部分は、魔法がかかったように動かない。
わたしやマスターが硬直から解ける前に彼女は口を開いてこう言った。
「あの、わたし、もう少ししてからまた来ます。失礼しますマスター、ミク、さん」
耳に入った瞬間、絶望で目の前が真っ暗になる。
ルカちゃんに、避けられた。
思いっきり避けられた。
しかもさん、だって。
ミク、さん、だって。
もう本当におしまいだ。
嫌われた。
嫌われた。
嫌われた。
今や気まずい、と顔に書いてあるほどに分かりやすく表情を歪めた彼女がドアの向こうに消えていく。
と、ドアが閉じきる寸前に、マスターの声が飛んだ。
「あー待って待って、ミクの音録り終わったからブース入っててー」
いつもと変わらない、どこか間延びしたマスターの声。
ぽん、と頭に手を置き、わたしを押しやったマスターは、何にも頓着していないような顔をして椅子から立ち上がった。
それから、楽譜と歌詞を手渡しながら二言三言交わして、戸惑う彼女をブースに押し込む。
その一連の動きの中で、わたしと彼女の間に立って目隠しの役割をしてくれながら。
「マスター…」
涙が溢れそうで、もうどうしていいのか分からなくて、ひび割れた声でマスターを呼んだ。
マスターは困ったような顔でわたしの肩をぱんぱんと叩くと、かなり真面目な表情で
「ミクしだいだよ。がんばれ」
と短いエールをくれた。それからくるっと背を向けると、ブースのルカちゃんに声をかける。
マスターはわたしを叱ったりしようという気はないようだった。その代わり、特に取り持とうともしない。
放任なのか、信頼なのか、その背中は語ってくれない。わたしが読み取れないだけだろうか。
それでも、わたしがコントロールルームを出ようとすると「大丈夫だよミク」と声をかけてくれた。
そんなマスターの気遣いにも、わたしは強張った表情で小さく頷くことしかできなかった。
795名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:20:00 ID:0bWg8eQQ

彼女に愛情を注がれたアクアリウムのある休憩室にはとてもいる気になれなくて、
自室に引きこもろうと一人階段をとぼとぼと上っていく。
わたしが彼女に避けられるのは、当然といえば当然過ぎる結果だ。自業自得以外の何者でもない。
彼女からすれば理由も分からずに同居人から避けられている状態で、
わたしがなにも言っていない以上、彼女はわたしに嫌われていると思っているに違いないのだ。
自分を嫌っている人の近くに、好んで行きたがる人はいない。
もう、理不尽な仕打ちを繰り返すわたしの顔など見たくもなくなったのだろう。
自分の行動が招いた結果なのに、彼女に距離を置かれるのは耐え難いと感じる。
わたしはなんて自分勝手で自己中心的なんだろう。
マスターにも、作曲に集中したいだろうに気を使わせてしまった。
デュオで歌う曲なのに、わたしたちの関係がこうも悪化してしまったら、
モチベーションやクォリティに影響が出るかもしれない。そうなったらどうしよう。
愚図なわたしのせいで、マスターにまで迷惑をかけてしまった。
もうボーカロイド失格だ。
ルカちゃんにも嫌われた。
全部わたしのせいだ。
お先真っ暗とか、世界が崩壊するとかはこういう状態のことを言うのだろう。
歩く気力も萎えてきて、ずるずると階段にへたり込む。
気まずそうな彼女の顔と、わたしをミクさんと呼んだ声が脳裏に浮かび、
それから照れたように微笑む彼女の顔と、ミクちゃんとわたしを呼ぶ声が浮かんだ。
過去と現在のあまりの隔たりに、絶望と自己嫌悪が押し寄せる。
わたしに、彼女を好きだと言う資格なんてないのかもしれない。だって、彼女をすごく傷つけた。
ぎゅうっと膝を抱えると、涙と孤独感がこみ上げてきた。
泣くまいと涙をこらえるけど、彼女のことが次々浮かんできて、苦しさは増していくばかり。
優しい声とか、ぬくもりとか、髪の香りとかきれいな歌声とか神秘的なまなざしとか。
もう、限界だ。
そう思った時、不意に声をかけられた。
「ミク、どうしたの。大丈夫!?」
見上げると、メイコ姉が心配そうな顔で階段を駆け下りてくる所だった。
「どした?調子悪い?」
わたしの肩に優しく手をかけて顔色をみたり、額に手を当てたりしてくれる。
優しくかけられる声と気遣いと仕草に、とうとう涙腺が決壊した。
「めーこねぇえええ」
うわぁあと声を上げて、メイコ姉の胸に飛び込んだ。
情けなくてみっともなくてどうしようもないわたしでも、メイコ姉はしっかり抱きとめてくれた。
796名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:21:27 ID:0bWg8eQQ

++++

テイク1、テイク2を終えても、どうしても調子が上がらなかった。集中できていない証拠だ。
「ルカ、ちょーっと休憩いれようかー」
見かねたのか、マスターがガラスの向こうから手招きをしてくる。
「ごめんなさいマスター」
「いーよぉ。ちょっとおしゃべりしようか。気晴らしに」
椅子に行儀悪く座りなおして、マスターが気楽な顔をして微笑む。
その笑顔につられて、硬くなっていた頬が緩んでいくのを感じる。
マスターは優しい。そのマスターに報いるためにも、歌に集中しなければいけない。
頭では分かっているのに、気持ちがついていかないのはどうしたものなのだろう。
「気になってるのは、ミクのことかな」
「あ…すみません…」
「んーん。仲良くしてあげて…って言っても避けてるのはミクの方からだからねぇ」
「わたし…嫌われているんでしょうか…メイコ姉さんは、そんなことないと言ってくれたんですけど…」
ここ最近、彼女は強張った表情しか見せてくれない。明るい声もわたしに聞かせてはくれない。
わたしがなにかしたのか、思い返してみても思い当たるものがなくて、不安と寂しさが募った。
その内に、彼女と顔を合わせるのが辛くなってきて、こちらから声をかけることもできなくなっていた。
ミクちゃん、と彼女を呼ぶことさえ躊躇われた。馴れ馴れしいと思われないだろうかと。
同じように彼女もわたしと会いたくないのだろうと思った。原因は分からないにしても。
「ミクのあれはねぇ…んー、なんて言うか、緊張してるんだよ」
「緊張、ですか?」
「そう。嫌ってるわけじゃないよ」
「でも、どうして…わたし、なにかしたんでしょうか…」
「そーんな不安そうな顔しなくても大丈夫だよ。ねぇ、どうしてだと思う?」
マスターがいたずらっぽく目を細めた。からかうような、見守るような、不思議な視線がわたしを見つめる。
わたしを前にして、彼女がどうして緊張などするのか。まったく見当がつかない。
だって、理由がないのだ。わたしの方が後輩で、人気も年季もなにもかもが段違い。
そんな相手に一体なにを緊張するのか。
愛想がないのが悪いのかもしれないけれど、年齢はわたしの方が上だけれど、でもそれで?
「ヒント。ルカはどんな時に緊張する?」
言ってから、やべー答え言ったようなもんじゃんね、とまずった顔で呟いたけれど、ピンとこない。
マスターを見るけれど、ぷいとそっぽを向かれた。これ以上はなにも言ってくれないらしい。
彼女がわたしを避ける理由。緊張する理由。なんだろう。
797名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:28:50 ID:0bWg8eQQ

「ミクに直接聞いてみるのもいいかもね。答えてくれるかはミクしだいだけど」
「でも…」
「話しかけ辛いかね、やっぱ」
「話したいとは思うんです。でも、反応がないと思うと怖くて…」
マスターは困ったように眉を寄せた。それからちょっと肩をすくめて言う。
「ミクは案外ヘタレだからねぇ」
聞き逃せない一言だ。ヘタレというのは、臆病ということだろうか。
「あの、マスター。ミクちゃんは臆病者なんかじゃないと思います」
「いーや、ミクはかなりのビビリでヘタレだね。まぁこの場合はしょうがないかもしれないけど」
「この場合?」
「う、いや、これ以上はもう言わない」
マスターがぎゅっと自分の口を手で塞いだ。焦った表情だけど、ちょっと演技っぽい。
思わず笑いをこぼすと、マスターもいたずらが見つかった子供の目をして微笑んだ。
「でも、ミクが想像以上のヘタレで、ルカが予想以上のにぶちんだったらもう一個ヒントをあげる」
よく考えてみて、と、また包容力とからかいが同伴した、不思議な瞳で笑う。
にぶちん…マスターの言葉に少し引っかかりを覚えながら、可能性をいくつか浮かべるけれど、すぐに没になる。
考えながら、一人であれこれ思い悩んでいる時よりも、ずいぶん気持ちが楽になっていることに気がつく。
誰かと話すだけでこんなにもこころが軽くなるものなのか。初めての実感がなんだか嬉しい。
同時に、彼女の辛そうな表情を思い出す。気まずい空気と、立ち去る時の背中も。
彼女は一人でなにもかも抱え込むタイプなのだろうか。
なにか辛いことがあるのなら、打ち明けてもらえる関係になりたかったけれど、今は叶わない。
せめて、彼女が誰かと一緒にいてくれればいい、辛さを誰かに打ち明けていてくれたらいい。
彼女に嫌われていないという、彼女がわたしと話したいと思ってくれているという確信が持てないことがもどかしい。
答えが分かったら、確信が持てたら、彼女に近づく一歩を踏み込む勇気を持てるはずだと思うから。
あなたのことを、もっと知りたい。今はただ、想像を廻らせることしかできないけれど、いつかは、ね。

つづく

アクアリウムが好きです
見るのだけは
798名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 00:57:45 ID:yDtAExJZ
>>797
GJ
好き避け。片思い。
切ないですねー
だがそこが良い!!!
続き楽しみにしてますww
799名無しさん@秘密の花園:2009/11/24(火) 01:27:58 ID:QTYBpwtA
>>797
続き待ってた!超GJ
800名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 20:43:56 ID:MhxuD1e1
ツンデレリンちゃんの総受けと
愛されメイちゃんの総受け
どっちも捨てがたい・・・
801名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 20:52:20 ID:89Igtb7H
最近リンがランキングにあんまりいないよなぁ・・・
楽しみが減ったな・・・
スレチだったらごめん
802名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 21:09:12 ID:7IGoNbP7
>>801
最近ランキングで頑張っているGUMIを絡めてみるとあら不思議、あっという間にリングミorグミリンへと早変わり

するかもしれない
803名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 21:16:57 ID:MhxuD1e1
ランキングはミク>>>>ルカ>>リンで寂しい

magnetは好きだけどおかげで百合=ミクルカになった印象でなんだかなぁ・・・
デPの百合ジナルみたくミクリンで作って欲しかったな
そうすればミクリンも盛り上がっただろうしボカロ百合の代名詞になれたのにな
804名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 21:55:13 ID:QIBx2fFF
magnet=ルカミク
って勘違いしてる人多そうだよな
俺は最近ミクリン曲がランキング入りしなくて悲しいよ
リンは入ってくれないしなぁ…
805名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 22:15:38 ID:IlMFkDen
他人の好きな組み合わせを勘違いって言うのはどうなんだ…
806名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 22:22:38 ID:MhxuD1e1
リンはレンと組ませるパターン多すぎるしな
双子だししょうがないとは思うけどミクリン曲もっと増えてほしい
ピクシブも百合百合しいミクリンイラスト増えてほしい
ミクリン欠乏症だよなんとかしてくれー
807名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 23:19:48 ID:xOyXSEni
まあまあ皆様、穏便に穏便に。
『ねんどろいどぷち』で百合萌えして気長にマイフェイバリットソングを待ちましょうや。

本日ミクリン ハクネルゲットだぜ!(≧▽≦)/
808名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 23:37:37 ID:89Igtb7H
>>805
でも流星Pはミクルカって言ってたような

>>807
いいなぁ・・・アニメイト行ってもサークルK言っても売り切れだったよ・・・
809名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 23:38:21 ID:IlMFkDen
>>808
ああ。そういうことか
百合じゃないって言ってるのかと
810名無しさん@秘密の花園:2009/11/25(水) 23:52:01 ID:qL78JzLh
マグネットはミクルカの代表曲だからね
オスターさんのルカミク曲も大好きだ
最近ミクとルカが一緒に歌ってるだけで百合妄想してしまうw
811名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 00:16:03 ID:ZqbypclY
リンのおてんば娘(あるいはロードローラ)的なイメージから"百合"とはちょとかけ離れて見えるんだろと分析
812名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 00:21:02 ID:tGlrlZIZ
プリンセスカウガールとか好きだ
813名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 03:49:20 ID:Ysp1maI1
ねんどろいどプチGetした 予約してから数ヶ月… もう全員可愛すぎだろ

ミクルカミク万歳!
814名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 12:54:07 ID:HtU5eVnc
授業聞いてたら小ネタ浮かんだ
ルカリン…?



「ルカ姉!」
「――!?」

ばふっ

「やっぱ柔らかいねルカ姉!きもちー」
「え、な…リン、ちゃん…?」
「ん〜?うっわ、ふかふかだぁ」
「ちょ、どこ触って…」
「ミクちゃんより全然きもちーよ!」
「そうじゃなくて…!ぁ、!」
「腰ほっそ!?胸おっきいくせにずるいっ」
「リンちゃん、待っ」
「お肌すべすべ〜。触りごこちもいいねぇ」
「…〜〜っ!」
「っ、にゃぁ!?」

どん!

「る、ルカ姉…?」
「………挑発したそっちが悪いのよ?」
「え、えぇ…!?」
「いただきます」
815名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 13:27:08 ID:B54EWzsD
>>814

「んっ……」
唇を重ねたまま、あたしの口の中をルカ姉の舌が巧みに動き回る。
「……ぷはっ」
「ルカ…姉?」
口と口が離れたとき、すでにあたしの顔は耳たぶまで真っ赤に。
どうしよう…ドキドキが止まんないよぉ〜!
「リンちゃん、こういうことは初めて?」
ルカ姉があたしの口元で囁く。
目もとろんとさせながらすでに臨戦態勢のルカ姉。なんかすごく色っぽいんですけど!
そう思っているともう一度、ルカ姉の唇があたしの唇を奪った。
「っ…」
今度は唇だけの短いキス。
もっと。もっとちょうだい。
あたしはこちらから求めるように、ルカ姉に口づけた。


勝手に続けてみた。
携帯からなので需要があったらPCで清書するかも。
816名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 13:49:26 ID:qoHlwhqK
>>814-815
わっふるわっふる

私が500人分くらいルカリン需要持ってるから続きくれ!
817名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 15:55:54 ID:uOetN3Td
>>815
かまわん続けろ







ルカリンハァハァ
818名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 16:34:21 ID:xIaJn83C
>>815
ルカリン(゚∀゚)キタコレ!!
需要あるから続き頼む!
819名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 17:00:47 ID:HtU5eVnc
あんな小ネタに続きが来てるwww
GJ!続き待ってる!
820815:2009/11/26(木) 23:24:33 ID:avOQZnjt
とりあえず書いてみた。
ルカ視点まで書いたのはちょっと蛇足だったかな…

「姉の逆襲!リンちゃん危機一髪」

<ルカ視点>

その事件が起きたのは、とある休日のことだった。
「ルカ姉!」
部屋でくつろいでいる私の姿を見つけ、すかさず私に抱きついてきた女の子。
私の妹、鏡音リンちゃんだ。
とても人なつっこく、かわいい妹。
私もリンちゃんの行動にこたえるかのように、そっと頭を撫でる。
だけど。
「――!?」

ばふっ

「やっぱ柔らかいねルカ姉!きもちー」
胸に感じる違和感。
見ると、リンちゃんが私の胸にタッチしていたのだ。
「え、な…リンちゃん…?」
「ん〜?うっわ、ふかふかだぁ」
私の胸の感触を味わうように、揉みはじめる。
「ちょ、どこ触って…」
「ミク姉より全然きもちーよ!」
彼女はふざけてるつもりみたいだけど…
「そうじゃなくて…!ぁ、!」
乳首に触れられた瞬間、思わず声を出してしまった。
それでもリンちゃんは愛撫をやめない。
音波のように押し寄せてくる快感に頭がおかしくなりそうだった。
ダメ…スイッチが入りそう…
私はふざけながらも、私の胸を愛撫しているリンちゃんを押し倒したい衝動に対し、理性で必死に抗った。
「リンちゃん、待っ」
「触りごこちもいいねぇ」
もう限界だった。
「…〜〜っ!」
「っ、にゃぁ!?」

どん!

気がつけば、ソファーにリンちゃんを押し倒している私がいた。
「る、ルカ姉…?」
瞳を潤ませるリンちゃん。
「………挑発したそっちが悪いのよ?」
そっと耳元で囁く。
そうだ。リンちゃんが悪いのだ。私を本気にさせたのだから。
私は、そう言い聞かせながら、優しい手付きでリンちゃんの頬を撫でた。
「え、えぇ…!?」
まさかの私の反撃にパニック状態のリンちゃんに…
「責任…取ってくれるわよね?」
容赦なく唇を重ねた。
…いただきます。
821815:2009/11/26(木) 23:26:07 ID:avOQZnjt
<リン視点1>

「んっ……」
唇を重ねたまま、あたしの口の中をルカ姉の舌が巧みに動き回る。
「……ぷはっ」
「ルカ…姉?」
口と口が離れたとき、すでにあたしの顔は耳たぶまで真っ赤に。
どうしよう…ドキドキが止まんないよぉ〜!
「リンちゃん、こういうことは初めて?」
ルカ姉があたしの口元で囁く。
目もとろんとさせながらすでに臨戦態勢のルカ姉。なんかすごく色っぽいんですけど!
そう思っているともう一度、ルカ姉の唇があたしの唇を奪った。
「っ…」
今度は唇だけの短いキス。

もっと。もっとちょうだい。
あたしはこちらから求めるように、ルカ姉に口づけた。

「ん…む……ん」

ルカ姉の吐息。ルカ姉の匂い。ルカ姉の体温。
そのすべてをあたしの口が受け止め、感じている。
キスって、こんなに甘いんだ…
あたしはそう思いながら一心不乱にルカ姉の唇を求めた。

ぴくっ!

突然ルカ姉が、あたしの胸に触れてきた。
反射的になのか、体がびくっと反応し、唇が離れてしまう。
「いいわよね…?」
まっすぐあたしを見つめたまま、ルカ姉があたしに問いかける。

よくないわけ…

「いいよ…」

ないじゃない。
822815:2009/11/26(木) 23:28:15 ID:avOQZnjt
<リン視点2>

あたしは裸になっていた。そして、ルカ姉も裸。
生で見ると、本当にルカ姉の胸は大きい。
いや、大きいだけじゃない。
形のいい乳房。そして、桜色の乳輪。
綺麗だった。うらやましいくらいに。
そして、ルカ姉の手が、あたしの胸に伸びた。
「ん…」
うわっ…なんかくすぐったい…!
でも、なんだろ?この感じ…?
「どう…?リンちゃん?」
あたしに反応を尋ねながら、ルカ姉があたしの突起をつまむ。
「ん…なんだか変な感じ…」
嫌じゃなかった。でも…
「…緊張してるんでしょ?大丈夫よ。私に任せて…」
たしかにそうかもしれない。
もう一度キスを交わした。今度は、何度も何度も浅い口付けを繰り返してゆく。
「うっ…」
耳たぶをぺろりと舐められる。あたしの体に電流が走った。
そして、首筋にもついばむように…。
「ふあっ!」
ルカ姉に乳首を吸われた瞬間、思わず声を上げてしまった。



一応今のところはここまで。
続きは後日。
823名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 23:37:31 ID:Ysp1maI1
>>822
激しくGJ
スイッチ入ったルカいいよwwwww
続き楽しみにしてます
824名無しさん@秘密の花園:2009/11/26(木) 23:53:15 ID:xIaJn83C
>>822
GJ
久々に激しく萌えた
続きwktkしながら待ってます
825名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 03:57:42 ID:2oR6EIu0
続きwktk
ルカリンよ盛り上がれ!
826名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 13:30:55 ID:OSLyuArP
最近リングミ妄想してる
827名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 20:11:52 ID:TqRDivpn
GUMIって歳いくつなんだろうな?ミクと同い年ってイメージがあるんだが。
身長もあんまり高くない気がする。
828名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 21:22:37 ID:tdwPExNS
ミクよりちょい上、17,8ってイメージだな
829名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 22:43:05 ID:Su8G8CSa
>>786
おk、緑は敵だ。
830名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 22:50:31 ID:Su8G8CSa
百合系でMEIKOがカップリングに入ってるのが少なすぎる件について

赤い百合以来ランキングで見ない。
831名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 23:03:45 ID:A2Ky7xYS
流れぶった切ってすいません。

今月の『コミックラッシュ』
内容は百合には程遠い リンレンの姉弟愛だけど…

http://p.pita.st/?k8ntqns7
コレを観て深夜に関わらず悲鳴をあげてしまった…

自分 相当ミクリンに餓えてたんだなぁ…
832名無しさん@秘密の花園:2009/11/27(金) 23:21:43 ID:5IrVAqxh
このスレのリン廃率の高さは異常
833名無しさん@秘密の花園:2009/11/28(土) 00:47:52 ID:Rg29NG5Q
>>832
確かにwww

やっぱりミクリン人気だな
834リン廃変態ミクさんの人:2009/11/28(土) 00:57:32 ID:w8pF798A
>>832
ミク「呼ばれた気がした」
http://imepita.jp/20091128/029550

ミク「リン廃ですが何か? このリンちゃんは私の嫁!」

リン「うざいから離して……」

ミク「真っ赤なツンデリンちゃんテラカワユスぅぅうううううううう!」

リン「うっせぇ塗装してやんよ!?」カアッ

ミク「リンちゃんにされるなら本望です」キリッ


即席サーセン
でもミクさんが「絶対自分呼ばれたよ!」と聞かなくて
835名無しさん@秘密の花園:2009/11/28(土) 01:18:56 ID:+IwAX4ZZ
>>834
GJーお宅のミクはいつも楽しそうでよいなあ
836名無しさん@秘密の花園:2009/11/28(土) 02:14:25 ID:WjfgCkLi
ミク「……>>834さんのミクさんを見て、うちのマスターが血涙流してますが」
ネル「ほっとけば。そのうち貧血で止まるだろうし」

マスター「ぇぐぇぐ……リンちゃぁん……なんでうちにはリンちゃんがいないのぉ……」

ミク「買えばいいじゃないですか」
マスター「……でも、でもぉ、今月ピンチだしぃ……」
ハク「ま、マスターさぁん!そんなこと言ったら……」

ミク「…………ここで『でもミクがいるから』とか言っていただければスルーしたんですが……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

マスター「…………あ」

ハク「あ、ああぁ……マスターさんが引き摺られていく……」
ネル「いつもの事じゃん」
マスター「ちょ、待ってミク!ごめん!あたしはミクを愛しています!アイラブミク!決して浮気はしません!」
ミク「…………」

アッー!!

ルカ「……マスターの、叫び声……?」
ネル「気にしないで。あの女がバカやってミクに説教されてるだけだから」
ルカ「はあ、そうですか……」

ふと思い出したようにカキコ。
837名無しさん@秘密の花園:2009/11/28(土) 11:35:21 ID:mBfqsGWh
>>836
だ…誰かこのマスターの暴走を止めてくれ…w
838名無しさん@秘密の花園:2009/11/28(土) 16:48:42 ID:9A5d+Jex
リン廃変態ミクさんの人とマスター×ハクの人か!?
これで勝つる!

即席で出来る二人に脱帽!
839名無しさん@秘密の花園:2009/11/29(日) 01:26:05 ID:+B8URRnd
そういやマスハクの人の家のルカはどんな状態なんだ?w
840名無しさん@秘密の花園:2009/11/29(日) 15:58:22 ID:HYdxaa/M
ねんぷちメイコが頻繁に余ると聞いてリンメイで短レス妄想
リンたん変態注意

「あら、どうしたのリン。それあたしのフィギュアじゃない」
「ダブったから貰ったの。カイト兄に」
「あの男…」
「めいこは二頭身でもナイスバデーだねー」
「はいはいどうも」
「おー。白だ」
「どこ見てんのよ。こらそのスカート脱がさない」
「めいこ今パンツ何色?むしろ履いてる?あ、黒か」
「ごく自然な動きでスカートめくったわね」
「見て見てめいこ、スカート脱げたらぱんつ一丁!このフィギュアよくできてるー」
「あたしの使うな!もういいわ、やり返してやるんだから。カイトは部屋よね?」
「リンはホットパンツだから見えないもーん。生で見せてもいいよ」
「やめなさい年頃の子が!」

ねんぷち百合祭りしたいのにレンとカイトとはちゅねばっかり押し寄せてくるせいで
MEIKOもリンも未入手だから困る。
841名無しさん@秘密の花園:2009/11/29(日) 16:53:19 ID:zJhkvhCT
>>840
リンいい性格してるなw
便乗グミメイ失礼

「なにGUMI、箱で買ってきたの?」
「うん!でも皆いいなーフィギュア発売されて」
「会社違うから仕方ないわね」
「分かってるけどさー。あ、ダブりが咲音ちゃんだ。これ改造していいかな」
「どう改造するの?」
「私の格好に改造してMEIKOの隣に置くの」
「…まあ、いいんじゃない?」
「出来たらMEIKO自体も常に私の隣に置いときたいんだけど」
「えっ」
「えっ」


落ちが書けねえorz
842名無しさん@秘密の花園:2009/11/29(日) 19:10:24 ID:FGIeCWcm
GJ!
やっぱりメイコ受はいいな*´Д`*
843名無しさん@秘密の花園:2009/11/30(月) 03:20:08 ID:EETw93NH
今更ミクルカに目覚めてしまった自分

MAGNET以外に押さえておくべき曲って
何があります?
844名無しさん@秘密の花園:2009/11/30(月) 03:26:52 ID:mJ3WGS6o
リア充爆発しろ!の
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm8629100

このPV。
845名無しさん@秘密の花園:2009/11/30(月) 22:35:36 ID:UgHK5wWC
one more kiss
ttp://tn-skr1.smilevideo.jp/smile?i=7191184

Happy Birthday to You
ttp://tn-skr1.smilevideo.jp/smile?i=6054716

あと三年目の浮気のミクルカカバーw
846名無しさん@秘密の花園:2009/11/30(月) 22:37:43 ID:UgHK5wWC
わりミスた
one more kiss
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7191184
Happy Birthday to You
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6054716
847名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 03:52:39 ID:kYxsPvED
ぼか主のMEIKOでこの界隈に来てデPの百合ジナルで百合に嵌まり早二年
久しぶりにメカ千早を観に言ったらメイちはメイの妄想が止まらないんだがどうしたもんか。アイマス絡みは流石にスレ違いだよな…
848名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 03:54:53 ID:VqTuaXM7
リンまみとか、ルカゆきとか、ユキゆきとか、みきmikiとかよく考えますよ
ねんぷちを並べたり、みっくす見てるとね
849名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 11:06:13 ID:EGwOHU9z
アイマス百合スレと同時に見ている俺もいるから無問題。
とはいえネタとして投下するつもりはないが。

動画ならあずさPの『おい外道』(これで検索すると出るシリーズ)がお勧め。
後半からあずささん×ボカロという組み合わせが。
850名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 12:35:12 ID:7q/JlMZq
初めまして。流れぶった切ってSS投下します。ミク×マスターでマスター受け、マスター目線です。
思い付きなもので出来悪いですが、誰か一人でも楽しんでもらえれば。
851ミクが(文字通り)家にやってきた日1/4:2009/12/01(火) 12:38:05 ID:7q/JlMZq
朝目が覚めて、真っ先に思い浮か――べるまえに、それは隣にいた。

何故。どうして。一体何が起こったのだろう。ついに自分は、幻覚まで見てしまうようになったのか。

頭の中でそんな疑問が渦巻く中、それは眠たそうに目を擦り、上体を起こす。……そして。

「おはようございます、マスター」

それ――すなわち初音ミクは、私にニッコリと微笑んだのだった。


『ミクが(文字通り)家にやってきた日』
852ミクが(文字通り)家にやってきた日2/4:2009/12/01(火) 12:39:16 ID:7q/JlMZq
「……で、一体どういうことか、説明してくれない?」

衝撃的なミクとの対面を果たしてからおよそ五分。ベッドの縁に座った私は、ようやく正常に動作し始めた頭で状況を整理することにした。

「えっと……私が帰って来てからパソコン点けて、ソフト立ち上げて……」

「マスターったらそのまま寝ちゃったんですよ。で、その寝顔が子供っぽくて可愛すg痛い痛い!」

私の正面でパソコンデスクの椅子に座るミクの頭を軽く叩きながら、続きを促す。

「私がそのまま寝て……ミクはどうやって出て来たの?」

「さぁ?ただ可愛いな、風邪引いちゃうよ、とか思ってたら、いつの間にかここにいたからわかんないよ。ただベッドに運ぶ時に『んっ……』とか吐息漏らすマスターが可愛すg痛い痛い!」

……どうやら家のミクは相当のマスター馬鹿のようです。
今度は少し勢いをつけてはたく。右側頭部を押さえるミクが何だかおかしかった。
それにしても。こんな状況がありえるのだろうか。
初音ミクはあくまでパソコンソフトで、実在はしないはず。それなのに――

私の思考は、両肩に感じた衝撃で遮られた。倒れ込む体をベッドが優しく受け止める。
何が起こったのかわからない私の目に映ったのは、ミクの超ドアップだった。

「え、な、ミク?」

「ねぇマスター、ミク、もっとマスターのことしりたいなぁ―……」

えっと、それってつまり……なんて悠長に考えてる間に――唇と唇が、触れ合った。
柔らかい……じゃなくて。

「ミク、な、にを……!」

「んん、ますたぁ……」

甘えた声を出しながら、ミクは私の体に馬乗りになって、両手で頭を挟み込む。優しく、しかし逃れることは許さない力で。
そのまま、ミクの舌がやや強引に、唇を割って私の口腔内に入り込んで来た。
怯えたように引っ込む私の舌を器用に絡めとり、扱き、さらに歯茎や口の中を舐め回す。
やば、上手い――私は溺れそうになる意識をつなぎ止めるのに必死で、抵抗など出来なかった。

「ぷぁ……ん、んっ……あっ……」

「っは、ふっ……マスター、目がとろんってしてるよ。そんなによかった?」

ミクは嬉しそうに声を弾ませる。私は今の自分――頬が熱く目は潤んでいる。半開きになっていた口は慌てて閉じた――を見られたくなくて、肩で息をしながら、目を逸らした。
端から見ても『よかった』のは一目瞭然。恥ずかし過ぎる。

「マスターったら可愛い!もっと可愛いとこ見たいなぁ……」

微笑むミク。この時ばかりは誰がどう見ても、悪魔に見えたはず。
853ミクが(文字通り)家にやってきた日3/4:2009/12/01(火) 12:39:57 ID:7q/JlMZq
「っは……あ、うんっ……ダメ、そこは……!」

「あ、マスター首筋弱いんだ。ほらぁ……こうしたらどう?」

「ぁ、ぁ、あっ……やめ……っ!」

……どんな状況かと言うと。
私は一糸纏わぬ姿で、ミクのネクタイに両手を縛られている。その状態で、馬乗りになったミクに、ウィークポイントである首筋を丹念に舐められているのだ。

「やめてなんて嘘でしょ。ここはこんななのに?ミク、キスして首筋舐めただけだよ?」

「ッ……」

くちゅり、と卑猥な音がする。と同時に私は体を震わせた。
だらしなく開いた足の付け根、最も秘すべき部分からは明らかな快感の証が溢れだし、シーツに染みがつくほど流れていた。

「マスター、気持ちいいんでしょ?ここくちゅくちゅされながら首筋舐められるの好きなんだよね?」

「っあ、ああっ!お、かし……く、なるっ……!」

ミクの細くて長い指が二本、無遠慮に私の中に入り込み、容赦なく暴れ回る。それに呼応するかのように首筋を這う舌の動きも激しくなった。

「おかしく、なって、マスター!」

ミクの指が、舌が、言葉が、私を高みへと追い立てる。そして――

「ゃ、あ、ああああっ!」

一際高い声を上げて、私は今まで経験したことのない高みへ打ち上げられた。
854ミクが(文字通り)家にやってきた日4/4:2009/12/01(火) 12:40:42 ID:7q/JlMZq
ミクの泣きそうな声が聞こえる。

「マスター……機嫌直してくださいよー……」

「……そのマスターを無理矢理ヤっておいて何言ってるの」

私はあえて冷たく言う。

「だって前々から思っt痛い痛い!」

どうやら家のミクは相当えっちなようです。……私は何て危険なものを買っていたのでしょうか。右側頭部を押さえるミクを見て、私は溜め息を吐いた。

「……でも、やっぱりマスターは可愛い声で鳴いて――甘いですよ、マスター」

振り上げた手は、ミクにがっしりと掴まれていた。そのまま、細身の体からは考えられないほどの力で抱き寄せられる。

「マスター、大好きっ」

「ひゃうっ!……もう……仕方ないなぁ……」

着替えたTシャツから覗く首筋に吸い付かれ、思わず変な声を上げてしまった。
でも、ミクは本当に私を好きみたいだから。
許してあげよう。
……気持ち良かったしね。

これが、ミクが家に(文字通り)やって来た日。
855名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 12:42:32 ID:7q/JlMZq
以上です。拙い文章で申し訳ありません。
ちなみに個人的にマスターは総受けだと思う←
856名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 15:10:14 ID:mu5XNyej
>>855
GJ!GJ!
ミク×マスター好きにはたまらんw
総受けマスター…いいな!
もっとやれ!!
857名無しさん@秘密の花園:2009/12/01(火) 23:19:25 ID:kYxsPvED
>>848-849
お、同志がいたか。まあSS投下は無粋だから妄想だけで楽しむことにする
そして おい、外道 タグを観に行って激しく萌えた
858名無しさん@秘密の花園:2009/12/02(水) 12:40:30 ID:eOBzQZ4D
ユキは素直っ子。間違いない。
あとは他ボカロとどう絡ませるかだな。
859名無しさん@秘密の花園:2009/12/02(水) 16:08:36 ID:u6PKSTbF
またアイマス×ボカロの話題ですまんが、どうやらクリプトンにも同志がいるようで。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm8471836
CV-4のサンプルボイスに中村檜里子役の天海春香……もとい、天海春香役の中村檜里子さんがいるらしい。
860名無しさん@秘密の花園:2009/12/02(水) 20:49:47 ID:JMJJJTPG
既出すぎましてよ
売るにはパンチが足りんと言う…まあハルカらしい理由でお蔵入り
861名無しさん@秘密の花園:2009/12/02(水) 22:00:16 ID:I81w3+LT
百合スレで言うことじゃないけど
次あるなら低音が格好いい男ボカロがいい
バリエーション的に太い声がほしい
862名無しさん@秘密の花園:2009/12/02(水) 23:37:44 ID:u71FeKYB
>>861
同意
しかしスレチなのでこの話題はここで切らせて頂く

あー、GUMIリン曲増えないかなー
声の相性スッゴく好きなんだよー
863名無しさん@秘密の花園:2009/12/03(木) 01:50:36 ID:xaS8gTzO
【初音ミク】オリジナル曲「恋の百合姫」【巡音ルカ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8934686
百合作品の題名が歌詞に続々とww

【巡音ルカ】秋風恋歌【オリジナル】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8974336
ルカ→ミク曲
864名無しさん@秘密の花園:2009/12/03(木) 19:41:03 ID:40HZU9Fe
秋風恋歌すげー良かったわ
【初音ミク】五月雨恋歌【オリジナル】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7241361
こっちと対になってんのな
ミク→←ルカってことか
お互い思い合ってるのに別れたのは死別だったのかなとおもた
865名無しさん@秘密の花園:2009/12/04(金) 20:35:20 ID:XbggFJEm
>>856
同志がいて安心しました。
ありがとうございます。またイメージ湧いたら投下させてもらいます。
866名無しさん@秘密の花園:2009/12/04(金) 21:50:33 ID:kdAFJfpB
ユキ聴いたけど、声はロリンより低い印象だった
ので、ユキリン(こっそりミクリン)妄想
※ミク口悪いので注意


リン「妹っ! かっわいいよぉー! ユキちゃん可愛いー!」

ユキ「えー、リンおねーちゃんの方が可愛いよー! ロリン声とか可愛すぎて小学生の肩書き薄れそうだもん!」

リン「え、そ、そお?」テレテレ

ユキ「うん、リンおねーちゃん可愛すぎ! ユキ、リンおねーちゃん大好き!」だきっ

リン「えへっ、リンもユキちゃん大好きー!」ぎゅー!


ミク「ちょっと、なにあれ、ユキちゃんあの子小学生の純粋な目じゃないよ。本気でリンちゃん狙ってるよ。それといつまでくっついてんだよマセガキ」

ルカ「最近の小学生って、みんなああなのかしら……」


マセた小学生ユキちゃんウマー
867名無しさん@秘密の花園:2009/12/05(土) 04:21:57 ID:nUsV/d2t
>>866
ユキリン...イイッ!
868名無しさん@秘密の花園:2009/12/05(土) 06:00:23 ID:a0OFKNi+
ハロウィンから一ヶ月以上過ぎてるけど>>671の続き。GUMIサイド


「メーさんメーさん。ハロウィンってなぁに?ルーちゃんに聞いたんだけど知らなかったの」
カウンターから身を乗り出してGUMIが聞く。
「ハロウィン?秋の収穫祭のことよ」
オーブンの中を覗き込みながらMEIKOは答えた。
「要はプチ祭りよ。正規のハロウィンは子供たちはお化けの仮装をして『オヤツくれなきゃイタズラするぞー!』って家を回るのよ。最近はその風習は殆どなくなったけど」
「コスプレ?オヤツ?なんか楽しそうだね!」
「GUMIは元々仮装してるみたいな感じだけど……そっか。GUMIは初めてだったわね」
ピーッと音がなり、MEIKOはオーブンを開ける。中からいい色に焼けたクッキーが出てきたのを見て、GUMIが感嘆の声をあげた。
「おいしそー!」
「カボチャのクッキーよ。ハロウィン用の試作品ってところかしら。GUMI、味見頼める?」
「もちろん!てか、私たちもハロウィンやるんだね」
「私一人の時は無かったんだけどね。ミクたちが来てからこの手の行事をするようになったわ。もっぱら私は仕込みの側だけど」
「保護者ですね、分かりますっ」
「……はっきり言われると切ないわね」
クッキーを食べながらGUMIはMEIKOを見る。何気に凹んでいるMEIKOに、ニコリと笑いかけた。
「じゃあさ、私がメーさんにお菓子作ってあげるよ!」
「え、GUMIが?」
「ほら、メーさんもうすぐ誕生日でしょ?そのお祝いも兼ねて!」
「……」
胸の前で手をギュッとするGUMI。やがてMEIKOは照れたようにはにかんだ。
「ありがと。楽しみにしてるわね」
869名無しさん@秘密の花園:2009/12/05(土) 06:02:35 ID:a0OFKNi+
「メーさんのクッキー美味しかったなあー。本番の日はパイも焼くって言ってたし楽しみっ!
あ、そういえばお菓子ってどうやって作るのかな。ソニちゃんにでも聞いてみよっかな」
MEIKOの家から出て、とてとてと歩くGUMI。やがて前方に桃色の髪を見かけて駆け寄った。
「ルーちゃんっ」
「ひゃい!……ぐ、GUMI!?」
「ルーちゃん、ハロウィンが何か分かった?」
「え!あ、ええ……リンに教えて貰ったわよ」
「そっか!私もメーさんに教わったの。楽しそうなイベントだよね」
「楽しっ……!?」
ルカの顔が赤くなるのに気付かず、GUMIは続ける。
「コスも楽しそうだよね。ルーちゃんは色っぽい魔女とか似合いそう」
「GUMI、それは、正規バージョンのことを言ってるのよね?コス……仮装までするの?」
「あれ、それはリッちゃん言ってなかったんだ。最近はしてないらしいけど」
「(コスプレプレイまでしてたなんて……本当に凄い催しだわ)」
「ルーちゃんもコスするよね?」
「そっちの方がGUMIは、いいの?」
「うん!だってそっちの方が面白そうじゃん!」
「そう……GUMIがいいなら、それでいいけど」
「やたっ!」
GUMIは手を打ち鳴らす。
「がくぽ兄、そういう系持ってそうだから聞いてみようかな。じゃあねルーちゃん!」
「ええ、じゃあ、ね」
再びとてとてと立ち去るGUMIと、GUMIに手を振るルカ。
(ハロウィン、お菓子とコスプレ楽しみだなー)
(ハロウィン、イタズラ、…ふう)
お互い、食い違いをしながらも本番を迎えるのであった。

おまけ
「いや、だからね!まだハロウィンじゃないからそれに答えられないと言うか!」
「えぇー?じゃあ当日に聞いたらちゃんと答えてくれるのぉー?」
「ないから!てかミク姉には無効でしょ!」
「まっさかー。ルカとGUMIがありで私は無しなんてまたまたご冗談を」
「ミク姉、私が『お菓子』って答えても絶対イタズラの方するでしょ!つーか手をワキワキしながら笑顔で追っかけてこないでぇぇぇっ!!」


終わり。ハロウィン当日編は多分ない。あと今さらだがMEIKO誕生日おめでとう
870名無しさん@秘密の花園:2009/12/05(土) 18:01:58 ID:iQ1hVCPE
871名無しさん@秘密の花園:2009/12/05(土) 18:07:19 ID:gS0Z9rll
>>869
GJ!
GUMIのキャラがいいなぁ。
ルカ本番迎えても翻弄されそうだ。
ミクさんもいい感じだ(笑)
872名無しさん@秘密の花園:2009/12/06(日) 12:20:06 ID:1tYciwes
>>869
gj!
やばいなGUMIルカに目覚めそうだ
ルカは遅く生まれたことと印種組に挟まれて生まれたってことで
なんとなく栗組よりは印種組との組み合わせの方が好きなんだよなあ(歌声の組み合わせを抜いて考えるとね)

それとミクリンもかなりgjwwリンそのまま頂かれてしまえ!
873名無しさん@秘密の花園:2009/12/06(日) 23:41:22 ID:v2+lFCtm
今更デPの百合ジナル聞いたけど泣いた
『1LDK』が良かったのに『いつしか、必ず。』で泣いた、また泣くのは嫌だから仕方なくそれ以降は明日に回すことにした
874名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 07:58:26 ID:nePe+xT0
6番目まで聞いた後1LDKに戻るといい。最後が一番聞いてて辛いから。
875名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 09:15:08 ID:x0hXMdUP
曽根崎→いつしか→拝啓→いつしかwith[TEST]ver→1LDKって聞くと報われる

曽根崎の後一回生まれ変わって、その世界でもいつしか普通verと拝啓でまたBADエンドを迎えるも、
もう一度生まれ変わってこんどこそ1LDKに一緒に住んだって解釈を勝手にしてる

二回もミクリンは離れてるから、1LDKでは「もう離れたくない!」って気持ちからちょっとヤンデレ入ってるようにもとれる
876名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 09:28:29 ID:nePe+xT0
というより、ヤンデレ同士が相思相愛でくっつくと問題なく幸せになれますよって歌だと思ってた
877名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 16:41:51 ID:bi8s6YWx
関係ない話だがAHS組の胸の大きさは僅差で
ユキ>リン>miki
だと思う。
878名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 17:21:04 ID:5y7gBXcH
拝啓って結局ミクはリンの妄想の産物って解釈でおk?
879名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 17:29:02 ID:vXdv5d8H
>>875
自分は『1LDK』の手前に『ベジタリアン』が入ります。恋焦がれて末…ってのがなんとも。

>>877
え!? リンちゃんとmikiはユキよりないのか!?

>>878
あぁそういう発想もアリだなぁ。
880名無しさん@秘密の花園:2009/12/07(月) 17:39:46 ID:nePe+xT0
>>879
ユキがあまりにも有望な小学生ってことだと思う
高学年になった暁にはもうめーちゃんとタメを張るような…
881名無しさん@秘密の花園:2009/12/08(火) 03:23:18 ID:9mr5BeAL
【トークロイド】ボーカロイドたちの日常21『新人4人、襲来』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9002278

これの最後の方のmikiとユキとリンがすっごい可愛かった
お姉ちゃんって良い響きだ
882名無しさん@秘密の花園:2009/12/09(水) 20:41:48 ID:c9qGpBn7
たこルカチャームを入手したので色々あそんでみました
当方リン廃ゆえ全てねんどろリンとの絡みです
しょ、触手プレイっていうな!

http://imepita.jp/20091209/742740
http://imepita.jp/20091209/743450
http://imepita.jp/20091209/741390

いい歳した大人が十分遊べるチャームでした
883名無しさん@秘密の花園:2009/12/09(水) 20:53:20 ID:0iUnEaoP
>>882
>ヮ< が卑猥に見えたのは初めてだ…
884名無しさん@秘密の花園:2009/12/09(水) 23:02:19 ID:1x0SsruP
>>882
二人ともかわいいな〜

癒された、ありがとう
885名無しさん@秘密の花園:2009/12/10(木) 13:58:01 ID:BGP6OtQM
>>822
可愛いいい
886名無しさん@秘密の花園:2009/12/10(木) 21:31:08 ID:BGP6OtQM
ミス
>>882
887名無しさん@秘密の花園:2009/12/10(木) 21:45:12 ID:WBjlYhMk
こんばんは。以前>>850にてミク×マスターSSを投下した者です。
新たな妄想が生まれたので、再び流れぶった切って投下します。一応前回の続きになってます。
888ミクが(文字通り)家にやってきた後のある日:2009/12/10(木) 21:48:33 ID:WBjlYhMk
科学の限界を超えて、彼女がやって来てから早くも一週間が経ち、
ようやく彼女がいる生活に慣れ始めた私。

でも、一つだけ、慣れれないことがある。

それは――ミクの性癖。


『ミクが(文字通り)家にやってきた後のある日』
889ミクが(文字通り)家にやってきた後のある日2:2009/12/10(木) 21:50:12 ID:WBjlYhMk
私の一日は、ミクを起こすことから始まる。というのも、

「ほらミク、早く起きなさいって!出られないんだから!」

私は、両手を緑色のネクタイで一括りにされた状態で目を覚ます。言うまでもない。安らかな寝息を立てる彼女の所業だ。

「んぅ……?ぁ、おはようございます、マスター」

「呑気に寝てないで、早く解いて」

不機嫌に言いながら両手を差し出す。単純に見えて複雑に結んであるネクタイは、自分の力では解けない。だから、結果的に朝一番にミクを起こすことになる。

「えー……お願いのキスは痛い痛い!」

これもいつものこと。ミクの細い指先は、右側頭部を押さえながら、私には解けそうもない結び目をいとも簡単に解いていく。……どうせ不器用ですよ私は。
あー……跡付いてる。今は長袖着るからいいけどね、夏になったらどうしよう。
以前、跡が付くからやめて、と言ったことがある。が。

「やだなぁ、自由に動けない状態で抵抗しながらも結局感じちゃうマスターったら可愛すg痛い痛い!」

のれんに腕押し、ぬかに釘。私が慣れれないのはすなわち、ミクの緊縛癖(フェチ?)。

そんなことを考えながら、私の一日は幕を開けるのだ。


さっさと着替えて、一人分の食事を作る。
ミクは葱一本あればいいらしい。なんとも経済的。
……でも、生のまま頬張るのは如何なものか。

朝食を済ませ身支度を終えると、一応大学生の私は一路大学に向かわなければならない……の、だが。

「マスター!」

……ほら来た。

「マスター、いってきますのキスは痛い痛い!」

……あんたは新婚の新妻か。
でも、拒んでばかりじゃあさすがに負い目を感じるから、一度だけ。
頭を押さえるミクの頬に、唇を。

ぉ、驚いてる。今までにないパターンだもんね。

「……マスター、こっちじゃn痛い痛い!」

……しなきゃよかった。
欲張りなミクは置いといて、私は家を出る。まだ一日は、始まったばかり。
890ミクが(文字通り)家にやってきた後のある日3:2009/12/10(木) 21:51:46 ID:WBjlYhMk
大学は全部割愛させてもらって、夜。

普通に晩ご飯。で、普通お風呂に入るつもりだった、んだけど。

「マスター!」

「きゃあっ!?」

二人の声が反響する。ここはお風呂場。私は普通にシャワーを浴びてたんだけど……そこにミクが、入って来た。お風呂場だから当然裸なわけで。私は反射的に体を隠すが、ミクは一切隠さない。

「マスター、お背中流しますよ!」

「か、体くらい自分で洗うって!」

「そんなこと言わないで、ほら、跡付けちゃったお詫びですから……」

落ち込んだ口調でそういわれると、実に断りづらい。心なしか、ツインテールも元気がないような。

――一応、心配してくれてたのかな――

そう思った私は仕方なく、ミクに背中を洗わせることにした。

泡をたっぷりと纏ったスポンジが、私の背中を滑る。弱くもなく、強くもなく。
一体どこで覚えたんだろう。ミクたちの世界でも、こういうことあるのかな。……ミクがパソコンから出て来た時から、私はそんなことを考えるようになっていた。私の中でミクは、『ソフトウェア』から『一人の人間』に変わりつつある。

――そんなことを考えていたから、気付かなかった。

ミクの様子が、おかしいことに。


「マスター、次は前ですね」

「うん……え、前はいいっひゃあ!?」

否定の言葉を発そうとした直後、脇から伸びたミクの手が、私の胸を鷲掴み――と言ってもさして大きくはない。ほっとけ――にした。泡が付いた、手で。

「ゃ、ちょっ、ミク!?」

止めさせようと、手を伸ばすが。

「やだなぁマスター、ミクはただ体洗ってるだけですよ?」

一切気にすることなく、そのまま胸を揉みしだく。ヌルヌルとしたボディソープの感触が、普段とは違う感覚を生み出していた。

「こ、んなのっ…んっ…洗って、ない……っ……!!!」

悪態をつきながらも、私は次第に抵抗できなくなっていた。……感じやすい体が恨めしい。

「ほらマスター、ここ、こんなにしちゃって」

「ひゃうっ!!! そ、それダメッ!!!」

泡を纏う手に、自己主張する突起が挟まれる。滑るように動いて擦れ、妖しい感覚を私の頭に送り込んで来る。

「ふふっ、マスターったらやっぱり可愛い。そろそろここも洗いましょっか」

胸をなぶっていた手が、下半身へ向かう。すっかり出来上がっている私は、自分をつなぎ止めることで必死だ。
891ミクが(文字通り)家にやってきた後のある日4:2009/12/10(木) 21:53:37 ID:WBjlYhMk
「マスター、すっごく濡れてる。念入りに洗わないと。特に……ここっ!」

ミクの細い指先は、一番敏感な突起を容易く探り当て、キュッと摘みあげた。

「きゃうっ!ダメ、やめ……ああっ!」

まるで犬のような声を上げて、全身を震わせる私にミクは満足げ。もちろん許されるわけもなく、包皮を剥き、そこに直接触れる。

「っあ、ダメ、イく、イッちゃうからっ!」

「いいよ、マスター。このままイかせてあげる」

ミクの宣言の直後、それまでより強く摘まれ擦られて。

「ひゃ、あ、あああああっ!!!!」

痛みと快感が頭の中で渦を巻き……私は、絶頂に、達してしまった。


その後、ミクを風呂場から叩き出して、一人でゆっくりと浴槽につかる。

まったく、油断も隙もあったもんじゃない。うちのミクは、相当えっちなようです。
ただ、今回の一件で、わかったことがある。

……許してしまう私も、相当えっちなようです。

ミクの前では、認めないけど。


以上です。段々自分の中でミクが変態化している←
やっぱりマスターは総受けだと(ry
892名無しさん@秘密の花園:2009/12/10(木) 22:39:58 ID:JECSupKr
>>891
GJGJGJ。
マスター可愛すぎだな、変態チックなミクもいい!
自分もマスターは総受派です
できれば続き読みたいです。
893名無しさん@秘密の花園:2009/12/11(金) 01:04:14 ID:XwoIQvpE
>>891
変態ミクいいね!
でもこのマスターはいじめ…いや可愛がりたくなるなww



mikiの声が予想以上に力強かったので
ハキハキしたお姉さんというか関西系の元気姉さんなイメージになった
俺の中でGUMIが大人しい感じのイメージなので
引っ込み思案な年下の先輩GUMIと背中を押してくれる年上の後輩miki
GUMIはつい敬語になるタイプでmikiはついタメ口になっちゃうタイプのイメージでmikiが攻め
がいいなと思ったけどピクシブで見かけたルカ×mikiの受けmikiもとても可愛かったんだよなぁ
力強い声同士でリンとの絡みも期待 miki相手なら胸も気にしなくて済むしw
894名無しさん@秘密の花園:2009/12/11(金) 20:51:32 ID:nHt6Gm2U
某小説を呼んだら俺の中でテトメイが始まった
895名無しさん@秘密の花園:2009/12/11(金) 21:00:09 ID:HwTMyZH2
>>894
詳しく伺いたい
896名無しさん@秘密の花園:2009/12/11(金) 21:09:18 ID:WhwA9+l6
百合じゃないけど多分、これ↓

Synchronicity〜第二章 光と影の楽園〜
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9047689

特設サイトで小説読めるよ。
曲も小説も動画の絵も凄ぇよな。
897名無しさん@秘密の花園:2009/12/11(金) 22:19:16 ID:RE0AwlfF
>>892
同志がいて何より。
妄想が纏まったらまた投下します。

>>893
自分で書いててそう思ったw
898名無しさん@秘密の花園:2009/12/14(月) 01:28:41 ID:rPIDbfEh
ルカルカ★ナイトフィーバー聞いてたら押せ押せのルカと戸惑いながら流されるマスターが見えた気がする
899名無しさん@秘密の花園:2009/12/14(月) 21:19:53 ID:luC0wvNK
甘えん坊なハク姉と、そんなハク姉にだだ甘なマスターって電波を受信した
900名無しさん@秘密の花園:2009/12/15(火) 18:07:48 ID:JtSKge6w
ユキとリンがお風呂に入ったとき、ユキの胸のサイズが自分と変わらないことに落胆するリン。
901名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 02:58:58 ID:TwiXwrww
>>900から何かを受信したから小ネタ投下してみるテスト

<女風呂長髪組の場合>
「ミキちゃんって本当にロボットなんだねー腕とかロボだし、胸とかぺたーんだし」
「わぁ!ミクさんさりげなく胸触らないで下さいよ!」
「あ、ゴメンつい」
ミクはミキがタオルで胸元を隠すのを見てふと我に返り、自身の身体を洗い出す。やがて湯に浸かっていたルカが口を出した。
「ねえ、ミキにもあるの?性感帯とかって」
「え?さあ…や、やったこと、ないですし」
「ふーん」
顔を真っ赤にして答えるミキを眺め、ニヤリとルカは口の端を歪ませた。身体の石鹸を流し、風呂から出ようとしたミクに目配せをする。
ルカの視線にミクは目を輝かせて頷いたが、生憎ミキの死角にいたので、その一連の動きにミキは気付かない。
「じゃあ、確かめてみようか?」
「へ?」
「ミク」
「ラジャッ!」
「へ?へ?」
ルカの一声でミクが動く。
ミキの後ろにいたミクは素早く腕を回し、ミキの両腕を掴む。そしてタオルで手首を縛ってしまった。
「み、ミクさん!?」
「ご〜めんねぇ〜?ルカちゃんの命令なのー」
「ぜ、全然謝る口調じゃないんですけどっ!」
ミクとミキが言い争っている間にルカが湯船から上がる。そしてニコリと笑ってこう言った。
「大丈夫よ、飛んじゃうくらい最高にフィーバーするだけだから」
902名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 03:01:48 ID:TwiXwrww
<女風呂短髪組の場合>
「きゃんっ!メイコお姉ちゃん、くすぐったいよぅ!」
「ほら、動くんじゃないの!綺麗に洗えないじゃない」
ユキの髪をわしゃわしゃと洗いながらメイコが言う。
「いい加減に一人で洗えるようになりなさいよ。ほら、流すわよ」
「あうぅ、しみる!目にしみる!」
「ちゃんと目ぇ閉じてなさいってば…」
ユキの頭をメイコが洗う様子を、グミとリンは湯船の中から眺めていた。
「こうやって見ると本当に姉妹みたいだねぇ」
「髪の毛の色似てるしね」
そう呟くリンの視線は明らかに髪では無い部分に向けられていた。
「リン、どこ見て…ああ」
「なによその最後の憐れみっぽいため息!」
「いーじゃん、ちっこい方がかわいいよ?」
「ユキと同じ大きさってのが問題なのー!」
バチャバチャと水しぶきを上げながら喚くリン。グミは「じゃあ」と一人頷いた。
「揉むと大きくなるらしいから揉んであげるよ」
「…えっ?いやそれはいいよ」
嫌な予感がしたリンはじりじりと後退する。しかし狭い浴槽故、すぐに追い詰められてしまった。
「遠慮しなくていいよー?これでも鍛えられてるんだ、こういうこと」
「どういうこと!?いや、その前に誰に?誰に鍛えられてるの!?ぴ、ぴゃああああっ!」

「ユキ、身体洗えたなら出るわよ」
「うん。あ、グミお姉ちゃんとリンお姉ちゃんは?ずっと浸かってたらのぼせないかな」
「……二人は大人だから放っておいて大丈夫よ。でもユキは長湯は駄目だからね?」
「はーい」
903名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 08:18:58 ID:TlhJZqVZ
まさに洗礼ww
キャッキャッうふふで祭だなオイ
904名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 09:49:24 ID:ZXDmuIz4
洗礼ww
可愛いな、この娘たちw
にしても随分増えたなあ、女ボカロ

magnetの色っぽいPV来てた、動くよ
【PV】magnet 【いっぱい描いてみた】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9095954
905名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 11:30:47 ID:PcnaYLBn
>>901
まさに洗礼wこういうのいいねww

>>904
今見て来たけどうp主の愛が感じられるね。今までの中で一番好きかもw

さて、>>898から何かを受信した、以前からマスター総受けを書いている者です。コテハン付けようかな。
妄想が纏まったので投下させてもらいます。5レスほどお付き合いください。
906巡音ルカがフィーバーしに来たそうです1/5:2009/12/16(水) 11:32:15 ID:PcnaYLBn
退屈そうな顔、画面を見つめる私。
今日は、ミクがいない。久々に他の皆に会いたいと、パソコンの中に戻ったから。
いざいなくなってみると、あの声が聞こえてこないのは少し寂しい。……まぁ、すぐ戻って来るんだろうけど。
そんなことを考えながら、パソコンを操作していると。

「――――ッ!?」

突如として、画面が眩いばかりの光を放った。思わず目を閉じて顔を庇う。
しばらくそうしていると、不意に。

「マスター」

大人な女性の声。マスター……?

「え……っる、ルカ!?」

「こんばんは、マスター」

声の主は、ピンク色の長髪が美しい麗人……巡音ルカその人だった。


『巡音ルカがフィーバーしに来たそうです』
907巡音ルカがフィーバーしに来たそうです2/5:2009/12/16(水) 11:33:09 ID:PcnaYLBn
「こっちに来れるのはミクだけじゃなかったのね」

半ば頭を抱えながら、私は呟く。……出て来る現場を見たら仕方ないでしょ。

「そのようです」

ルカは私のベッドに座っている。私は椅子に座っているから、以前ミクが来た時とは逆の立場だ。

「ミクから話は聞いてましたから、こっちに来れて嬉しいです」

微笑みかけるルカ。ミクの可愛らしい笑みもいいけど、大人な美人のスマイルは凶器のよう。

「だからマスター」

私がルカに見とれていると、ルカは不意に立ち上がり。

「……二人で踊りましょう?――いえ」

手を差し出しながら、言う。

「踊らせてあげる」


「ね、ねえルカ?やっぱり……」

「ほらマスター、視線をそらしちゃダメダメよ☆」

差し出された手を取った――と言うより手を取られた――私は、さっきまでルカが座っていたベッドに組み敷かれている。腰の辺りに跨がられてはろくに動くことも出来ない。
そうこうしてる間に、顔を両手で挟まれて。

「マスター……んっ」

「んんっ……ふ……」

唇が触れ合った。そのままルカの舌が私の口内に入る。お互いの舌がまるで別の生き物みたいに動くけど、それはむしろ……気持ち良くて。
唇を離すころには二人とも、若干息が切れていた。

「マスター、結構乗り気じゃないですか」

「ッ……誰のせいだと」

「そんなこと言うお口は塞いじゃいます」

二度目のキス。ルカの舌が口の中で暴れ回る。
私の口を一通り味わってから、ルカは色々なところに口付けを施す。頬、額、瞼、耳、うなじ……。
唇が触れる度、私の内側に熱が籠る。体が、敏感になるような気がした。
908巡音ルカがフィーバーしに来たそうです3/5:2009/12/16(水) 11:34:03 ID:PcnaYLBn
「さぁ、次はこっち、いきましょうか」

首筋にキスしながら、私のパジャマに手を掛ける。ボタンが全て外れると、寝る時はブラをしないため、小振りな――どうせ貧乳だ、ほっとけ――胸が露になる。その中央は……

「体は正直ですよ、マスター。こんなに固くしちゃって」

「ぅ……や、あふっ……!!」

胸を四本の指で揉まれながら、親指で両の突起をクリクリと捏ねられる。
体が震えるのを止められない。

「マスターって感じやすいんですね。……ふふ、楽しくなりそう」

あれ、何今の言葉?……と疑念を抱いたのも束の間。

「ふぁんっ!!」

左胸からルカの手が離れ、代わりに唇が、突起を包み込んだ。唇で挟み、扱き、舌で舐め、時折甘噛みしていたぶる。
空いた右手は脇腹をくすぐったりと、休ませない。

「あぁ、や、ん、ぁふっ」

「ふふ、そろそろこっちもどうです?」

ルカが一旦私の上から降りる。パジャマのズボンとショーツを一緒に掴むと、一息にそれらを脱が脱がせてしまった。

「マスター、溢れてる……」

「そ、そんなこと……言わないで……」

見られる前からわかっていた。私の中心からは、ショーツがカバーしきれないほどの蜜が溢れ出し、太股までビショビショになっている。

「これなら……大丈夫ですね」

ルカの中指が、すでに綻び始めている花弁の中心にあてがわれ、そして。

「んああぁああっ!!」

いとも容易く、指を飲み込む。感触を逃すまいと、指に絡み付くのが良くわかる。

「マスター……すごくキツいですよ?そんな、に……欲しかったんですか?」

「や、っ……そんなことッあああ!!!」

まだ意地を張る私の中で、指が激しく動き回る。さらに敏感な一点を、やや乱暴に突く。

「ほら、そんなに喘いでるのにまだそんなこと言うんですか?こっちのお口はこんなに正直なのに」

「や、は、げし……も、イッ……イッちゃ……!!!」

今まで体感したことのない乱暴な快感に、私は絶頂にまっしぐら――だったのだが。

「ぅあ、あ、あ……?」

突然、ルカの指が引き抜かれた。
909巡音ルカがフィーバーしに来たそうです4/5:2009/12/16(水) 11:35:32 ID:PcnaYLBn
「な、んで……ルカ……ぁ……?」

「正直になるまで、イくのはお預けです」

そう言って再び秘部に指を突きいれる。ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて乱暴に掻き回すが、イきそうになるとやはり止められてしまう。

「やだ……ルカぁ……!」

「そんな表情してもダメダメよ☆」

明らかに楽しんでいる。でも……既に快感に堕ちつつある体は理性を押し流そうと、堪え難い疼きを訴えてくる。

「――――っ」

「ん?何か言いました?」

「――気持ち、い……からっ……おねが……イカせて……!!!」

無意識的に、涙が零れる。その涙を、ルカは唇で拭い取った。

「……よく言えました。ちょっと、待っててくださいね」

ルカが、テキパキと衣服を脱いでいく。綺麗な肌……大きく形がいい胸……程よく括れたウエスト……そして、髪と同色の整えられた叢の先、蕾は蜜に塗れてテラテラと光っていた。

「マスター見てたら私も……最後は一緒に、ね?」

ルカは私の足を持ち上げて、私の両肩を越えた先のベッドに押さえ付ける。……俗に言うまんぐり返しの姿勢だ。その上に、ルカが……私の花弁に自らのそれを押しつけるように、のしかかる。

――くちゅり。

「「――ッ!!!」」

二人の吐息が重なった。どちらからともなく、腰を動かす。

ぐちゅ、くちゃ、ぬちゃ。

「ぁ、や、ふうっ!!!」

「んん、ます、たぁっ……!」

敏感な突起同士が擦れ合い、淫らな音を奏でる。
高まる熱は止どまるところを知らず。

「も、イッ、イく……!!」

「ま、って、マスター、私も……!」

私の腰が右に、ルカの腰が左に動き、一際強く突起がぶつかりあうと。

「「ああああああっ!!!!!」」

真っ白い光が、脳の奥に焼き付いた。
910巡音ルカがフィーバーしに来たそうです5/5:2009/12/16(水) 11:36:39 ID:PcnaYLBn
「はぁ、はぁ……マスター可愛い……」

「余計な、こと……言わないで……」

二人とも、力尽きたかのようにベッドに横になっている。

「だって本当のことですから」

「ッ……」

恥ずかしさから体ごと外方を向く私。すると……

「ほらマスター、視線をそらしちゃダメダメよ☆」

くるり、と向きを戻される。そして。

「ん……ちゅっ」

「んんっ!?」

唇を触れ合わせるだけのバードキス。その後に続いた言葉に、私はまた泣きそうになった。

「まだまだ夜は始まったばかり……フィーバータイムは続きますよ?」

「……誰か助けて」
911名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 11:39:10 ID:PcnaYLBn
以上です。自分の中でルカは言葉責めが好きだと(ry
912名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 11:55:57 ID:dXJbNBEn
やらしーボカロばかりで困る・・・GJ!
913名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 15:02:07 ID:jZSQCTbC
マス受けの人って呼んでいいかしら

とにもかくにもgj!
ボカロに調教されちゃうマスター可愛いよマスター
914名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 22:12:29 ID:0Q3sJrGQ
マス受けの人いいなw

GJ!マスターかわいいよマスター……!!
915名無しさん@秘密の花園:2009/12/16(水) 23:29:25 ID:BT5ouTVR
マス受けの人gj

このあとミクが戻ってきて修羅場になるというか仲良く3人で…なんて妄想しちゃった自分は変態です
916名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 00:13:19 ID:mdH3nvS7
マス受けと言えばひっそりと包囲網の人の続編を待っている。ところでそろそろ次スレの季節か?

>>915
よう俺
917名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 00:38:53 ID:FvJ0Ap3/
ロリめーちゃんが皆に可愛がられるって電波を受信した
ミクに襲われたりリンに可愛がられたりルカに普通にも性的にも愛でられたり酒を飲むのはワカメ酒しか選ばせて貰えなかったり(ry
918名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 08:15:51 ID:z6wktu74
>>917
ルカメイ好きな私としてはロリめーちゃんもめーちゃんも二人共ルカにおいしく頂かれれば良いと思います
ルカが二人を同時に攻めたり、二人にさせてルカが眺めてたり

駄目だ、にやにやしてきた
919マス受けの人 ◆LOiO//7T8bre :2009/12/17(木) 08:53:57 ID:87mUJszo
皆優しいなぁ、GJありがとう。次からこの名前で行くわ。
また妄想が纏まったら書きに来ます。

>>915
それはもう美味しく頂かれ(ry
920名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 10:38:53 ID:zKcV7V8x
>>919
コテを普通にLOiDと読み間違えたww
メイマスとかリンマスリンとかにも期待してます

そして次スレは誰が立てる?
容量はとっくに450いってるけど
921名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 11:21:19 ID:2IWTJZfj
>>920
いやいや490KB行ってんぞw
書くことは>>1プラス過去スレくらい?テンプレ追加案とかあるかな?

キリいいし>>920立てたらいかが?無理なら俺試してみますが。
ちょっと時間おきます。
922名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 11:37:24 ID:qjsL4sj1
>>920です。パソコンから失礼
>>921
打ち間違えたwwwとっくに490の間違いですw

スレたて挑戦したけど駄目でしたorz
どなたかお願いします
923921:2009/12/17(木) 11:54:14 ID:2IWTJZfj
>>922
ではちょっとチャレンジしてきます。
ノシ
924名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 11:58:55 ID:2IWTJZfj
立ちました。

【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合3【リン・ルカ】
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1261018575/

mikiとかロールアウトしてるらしいけどファン歴も浅いのでスレタイいじりませんでした。
次はスレタイ候補とか話し合おうぜw

いつもROMですまんです。もっと頑張って感想書きたい。
あと即死回避よろしくw
925名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 12:32:45 ID:zKcV7V8x
>>924
乙そしてありがとう

スレタイは栗組だけ名前入りで、あとはその他でいいのでは?
926名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 12:35:57 ID:mdH3nvS7
>>924
乙。
個人的にはGUMImikiユキも入れたいけど、ちょっと長すぎるか
927マス受けの人 ◆LOiO//7T8bre :2009/12/17(木) 13:57:53 ID:87mUJszo
>>924
乙です。見易さ的にも栗組だけでいいような気がする。

>>920
適当にやったらこうなったww
リンマスリンがわからない自分orz
928名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 19:37:55 ID:FvJ0Ap3/
マスターを含む全員を調教って妄想をしてる受けのルカが見えた気がした
929名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 19:46:35 ID:ZLIaXbjQ
>>924
乙です。
こちらのスレは、まったりと濡らしていきましょう
930名無しさん@秘密の花園:2009/12/17(木) 21:30:11 ID:zKcV7V8x
>>929
なにそれひわい

ミクにしつこいくらいリンの太ももを濡らして欲しい
周りべちゃべちゃにして肝心なとこは触れないで
まったりと焦らしプレイを楽しんで欲しい
931名無しさん@秘密の花園:2009/12/18(金) 14:24:38 ID:iePvaX9N
栗社のtwitterに
メイコは、直前まで本名でリリースする予定では無く直前まで「めぐみ」って名前でした。ボーカロイドめぐみ!
とあって俺のメイグミセンサーが発動した
932名無しさん@秘密の花園:2009/12/18(金) 15:04:44 ID:DFbSy5YB
旧名がめぐみって誰かを思い出すな
933マス受けの人 ◆LOiO//7T8bre :2009/12/19(土) 22:26:46 ID:V8lrwlPl
こんばんは。マス受けです。

妄想が纏まったので、またまた投下させてもらいます。初音ミク+巡音ルカ×マスターです。
性的描写を含みますのでご注意ください。

拙い文章ですが、4レスほどお付き合いください。次から投下します。
934ネギトロ"に"美味しく頂かれました1/4:2009/12/19(土) 22:28:10 ID:V8lrwlPl
繰り返したのはあの夢じゃなくて、紛れも無い現実の彼女達。……いや夢見てないけどね。
あの後散々ルカにフィーバーさせられて、いつの間にか私は眠っていたらしい。
瞼が重い。このままもう一眠りしようかと思って……手首の違和感に気付く。まさか、この感じ……!

飛び起きた私は、見てしまった。

手首を一括りにする緑色のネクタイと、その持ち主。さらにはピンク色の髪の人物を。

「誰か助けて……」


『ネギトロ"に"美味しく頂かれました』


935ネギトロ"に"美味しく頂かれました2/4:2009/12/19(土) 22:29:02 ID:V8lrwlPl
「……ね、マスター可愛かったでしょ?」

「本当に。おねだりする時の表情ったら……」

二人は熱心に話していて、私が起きたことに気付いていないらしい。最大のチャンス……なのだが、手首をしっかりと縛られているから逃げられない。せめてこのまま寝たふりをしていようかと思ったのだが。

「あ、マスター。おはようございます」

ミクにバレた。仕方なく起き上がりベッドの縁に座る私に向かって、ニコニコと笑顔で近付いて来る。

「お、おはよ。あのねミ「マスター昨日はお楽しみでしたねー」

私の言葉を遮って言うミク。昨日って――

「!? え、み、み、み」

「見てましたよ、それはもうバッチリと。ルカさんにおねだりなんかしちゃって」

顔がドンドン赤くなるのがわかる。まさか見られてたなんて……!!
あまりの恥ずかしさに言葉に詰まる私を尻目に、ミクは私の前に座る。

「だからね、マスター。ルカさんに見せた可愛いマスターを、ミクも直接見たいんです」

「私だけじゃ不公平ですよね?」

突然後ろから声が聞こえて、息を飲む。
ベッドの沈みはおろか、気配すら感じなかった。ルカさん、貴女一体……?

そんなことより今の状況だ。何とかして二人を止めないと、フィーバータイムが24hなんてさすがに保たない。

「あの、もう朝だs「そんなことどうでもいいじゃないですか!」

とミク。

「あーっ、今日友達とやくそk「マスターの予定は確認済みです。今日は何もないですね?」

とルカ。

「元々パソコンに入ってるんですから」

「そんな嘘通用しませんよー?」

「…………」

全ての予定をパソコンで管理していることを、この時ほど後悔したことはない。ぐぅの音も出ないとはこのことか。

「嘘を吐くいけないマスターには」

ミクが緑色のネクタイを外して、

「お仕置が必要ですね?」

ルカが後ろ手に縛り直す。

果たして私は、無事でいられるのでしょうか……。


936ネギトロ"に"美味しく頂かれました3/4:2009/12/19(土) 22:33:08 ID:V8lrwlPl
ピチャ、ピチャ、ピチャ。
卑猥な水音が部屋に響き渡る。
理由は二つ。一つは、背後のルカに唇を奪われているから。
ルカのキスは激しい。長い舌を駆使して、器用に私の舌を絡めとる。
さすがVOCALOIDとでも言うべきか、息も長いから口の中をゆっくりと探り、敏感なところを際限無く舌先でくすぐってくる。
目を閉じてそれを受ける私は、喉の奥から呻き声にも似た声を漏らしながら、送り込まれる唾液を飲む。

もう一つは、大きく開かれた脚の間に顔を埋めるミク。
昨日散々なぶられたそこを、あからさまに大きな音を立てて舐め回す。
舌を広げて全体を一舐めしたかと思うと、舌先を窄めて浅く挿入し、襞をなぞる。さらに上で期待に震える、最も敏感な突起はしなやかな指で優しく撫でる。体の震えが、段々と止められなくなってきた。

にも関わらず、私は一度も高みに昇ることが出来ないでいた。二人が、決して許してくれないのだ。

「んむ、マスター……いい表情……」

焦らされ切ない表情を浮かべる私に、唇を離しながらルカが耳元で囁く。そのまま胸を、後ろから持ち上げるように揉む……のだが。

「マスター、胸も可愛い……」

さしたる上がり幅もない。どうせ貧乳だ、ほっとけ。

「そん、な……嬉しくない……」

「どうして?私はマスターの胸、好きですよ。感度もいいし……ねっ」

「ひゃっ!」

思わず体が跳ね上がる。両の突起を同時に摘まれたからだ。キュッ、キュッと強弱を付けて摘みながら、胸を丹念に揉みしだく。

937ネギトロ"に"美味しく頂かれました4/4
「んゃっ、も、ゆる…し、て……」

「ダメですよ、マスター」

口の回りを私から溢れた蜜でベタベタにしたミクが、脚の間から顔を上げながら言う。

「これは嘘つきなマスターへのお仕置なんですから……んっ」

満面の笑みで、私にキスをする。でも、何だか様子が違って……

「ん、んっ!?」

口の中に送り込まれる液体。唾液じゃ無いこれは……!?

「んふっ……マスター、自分の味は如何ですか?」

「や、何飲ませ…っ!!」

正直よくわからない。ただ、恥ずかしさが頂点に達したのはわかった。

「も、許して……こんな、の……いや……!」

恥ずかしさも、焦らされ続けた体の欲求ももう限界だった。

「じゃあマスター、今日はずっとマスターの可愛いところ見せてもらいますよ?」

「わ、かったから……イカせて……!」

視界の端で、ミクとルカが互いを見合わせて勝ち誇ったような表情を浮かべるのが見えたけど、私はもうそれどころじゃなかった。

私の屈伏した言葉と同時に、ルカが再び口付けを、ミクが指を二本挿入し、いきなり激しく掻き回す。

「んむ、んんんっ!!! んぅっ!!!」

これまでとは打って変わった激しい動き。極限まで昂ぶった体は堪えることなど出来なかった。

「「可愛く鳴いて、マスター」」

「んあああああああっ!!!!」


それから数分後。

「さ、マスター。第二ラウンド行きましょうか」

「え、待ってルカ、い、今イッたばっかじゃ」

「大丈夫です、今度は優しくしますから」

「そういう問題じゃないのミク、っだ、ダメそこっ!」

「「今日はずっと、マスターの可愛いところ見せてもらいますから」」

……とまぁ、こんな具合で一日中、食べられました。でもさすがに配慮はしてくれてたみたいで、私の体力を推し量りながらやってたらしい。迷惑だけど……やっぱり、許してしまう私は相当甘いらしいです。